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【R18】八幡「…………しっぽ?」沙希「……見た?」京華「みたー?」【俺ガイル】

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647 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/18(火) 01:08:05.93 ID:CgrNeXQQO
乙です
648 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/18(火) 16:49:18.44 ID:q9P7dmeYO
?ナニを言い訳するん?エロすぎる事とか?
649 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/18(火) 17:34:36.90 ID:vik3PEGAO
たぶん投下期間があいちゃったことじゃないかな
エタることはなさそうだからちょっとくらい伸びても全然気にしないんだが
650 : ◆zO7AQfurSQ [sage saga]:2017/07/26(水) 21:39:44.74 ID:xZWKHj44O
「はっ……はっ……はっ……」

 脱力した小町は荒い息を短く繰り返しながら手足をだらんとさせる。
 ちら、と川崎を窺うと軽く頷かれ、許可の出た俺は小町を横たわらせた。
 そのまま脚の間に割って入り、秘所に肉棒を擦り付けて愛液でまぶし、亀頭を秘口に押し当てる。

「! お、お兄ちゃん、今、小町、イったばっかで…………あああああああっ!」

 小町の抗議を無視して腰を進め、容赦なく俺の肉棒は小町の体内に侵入した。
 久しぶりに異物を受け入れるはずのそこはあっさりと挿入を許したが、小町が身体を仰け反らせた途端にぎゅうぎゅう締め付けてくる。

「どう? 小町がずっと欲しがってた八幡のチンポ、気持ちいい?」

「は、はいっ! いいですっ! お兄ちゃんのチンポ、ずっと待ってました!」

「八幡も妹まんこが気持ちいいってさ。今からずぽずぽ出し入れしてもっともっと気持ちよくなるからしっかり受け止めるんだよ」

「お兄ちゃんっ! お兄ちゃんっ! 小町のおまんこで気持ちよくなってぇ!」

 川崎に誘導されて小町が懇願してくる。
 俺はその望みを叶えるべくゆっくりと腰を動かし始めた。
 が、精力を底上げされてて昼にも出してないために早くも射精感が近付いて来てしまう。
 抽送の速度を上げて小町の膣内を抉り、幾度も奥を突く。

「小町っ…………小町っ…………」

「お兄ちゃんっ…………お兄ちゃぁんっ!」

「う……く…………もう、出る…………小町……中に、出すぞっ」

「うんっ……沙希さんからお薬もらったから、平気っ…………小町の中に出してぇっ…………んむっ」

 川崎が小町の胸を揉みながら顔を寄せて唇を合わせる。
 唾液を啜り合いながら舌を激しく絡める音が俺にまで聞こえ、それがまたさらに俺を欲情させた。
651 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/07/26(水) 21:40:54.20 ID:xZWKHj44O
「小町っ、小町っ…………出すぞっ、一番奥で受け止めろっ…………!」

 俺は小町の腰を掴んで肉棒を最奥部に突き込む。
 一瞬だけ堪えたあと、一気に欲望を解放する。

「うっ! ううっ! うああっ!」

 小町の中に大量の精液を吐き出す。
 実の妹に。兄である俺の精液を。

「あっ……! あっ……!」

 薄暗い背徳感と快感が全身を襲い、俺は何度も射精した。
 それを受け止めた小町も川崎にしがみつきながらびくんびくんと身体を震わせる。

「小町、中に出されるの気持ちいい?」

「はいっ……お腹の中熱くて、ふわってなって、気持ちいいですっ…………」

「ふふ、よかったね」

 川崎は再び小町と唇を重ねた。
 膣内がうねり、精液を搾り出そうと蠢く。この年齢ながらこんな淫乱に育ってしまったのか…………いや、原因は俺と川崎なんだけども。
 俺は遠慮なく腰を揺すり、最後の一滴まで中に注ぎ込んだ。

「はあ…………気持ちよかったぜ、小町」

「うん……ありがとうお兄ちゃん」

 小町が頬を上気させながら手足を投げ出し、とろんとした目で俺を見る。
 俺が手を伸ばして頭を撫でてやると、小町は嬉しそうにはにかんだ。
652 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/07/26(水) 21:41:35.74 ID:xZWKHj44O
 しばらく余韻に浸ったあと、俺は肉棒を抜くべく小町の腰に手をかける。
 でもその前に……えーっと…………な、名前でいいか。

「さ、沙希…………」

「ん?」

「その、抜くから」

「はいはい。よっ、と」

 川崎は身体を反転させ、俺と小町の結合部に顔を寄せる。
 それを見計らって俺は小町の中から肉棒を引き抜いた。

「ん、あむ…………」

「うっ…………」

 びん、と跳ねた肉棒をすかさず川崎が口に含む。
 そのまま舌を這い回し、付着した体液を舐め取っていく。

「う、ああ…………」

 その心地よい感触に思わず声が出る。
 俺は無意識のうちに川崎の頭に手をやり、労るように撫で回した。
 川崎はくす、と目で笑ったあと、きゅっと唇を締め付ける。
 吸われる前触れだ。俺はとっさに歯を食い縛った。

「ん……ぐ、うっ…………」

 ちゅううっと尿道に残っていたものを吸い出され、漏れ出る声を必死に抑える。川崎だけならともかく、小町の前で情けない声をあまり出したくないからな。
 それらをすべて飲み干し、川崎はゆっくりと口内から肉棒を解放した。
 そしてそのまま間を置かず、今度は小町の股間に顔を埋める。
 指で広げて晒された膣口に唇を付け、舌をねじ込みながら溢れてきた蜜と精液を啜っていく。

「はっ! あっ! ああっ!」

 突然のことに小町が悲鳴を上げて身体を仰け反らせる。俺は暴れないように小町の両足をしっかりと押さえ付けた。
 結果として、当然のようにまたもや小町は絶頂に達してしまう。
653 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/07/26(水) 21:42:47.04 ID:xZWKHj44O
「ん…………美味しかった…………」

 目を虚ろにさせて全身を痙攣させている小町を尻目に川崎は身体を起こす。
 ぺろりと自分の唇を舌で舐める仕草が実に妖艶だった。

「あんたも、御馳走様…………って言いたいとこだけど、まだ出し足りないみたいだね」

 俺の股間でいきり立つものを見て川崎が言う。
 それは感心したようにも呆れたようにも見える。が、どっちにしても川崎にとって損ではないはずだ。

「その……口でもあそこでもいいから、御主人様に直で飲んでほしい…………」

「ん、何を?」

「お、俺の、奴隷精液…………小町にも出しちまったけど、御主人様専用精液製造機としての役割を、果たさせてください…………」

「うん、いいよ。あたしの御主人様まんこで飲んであげる」

 小町に聞こえないよう互いの耳元で囁き合う。
 川崎は小町に覆い被さるように身体を重ねて四つん這いになり、俺に向けて尻を突き出す。
 眼前で物欲しそうにひくひくと蠢く秘所に理性が飛びそうになるのを耐え、まずは口を付けてその溢れ出る蜜を啜った。
 そんなはずないのに物凄く甘く感じられ、許されることならこのまま蜜を啜りながら自分でしごいて出してしまいたい。
 が、そんなことをしてしまっては自分の存在意義に関わってしまう。俺は名残惜しみながら顔を上げ、膝立ちになって肉棒を秘口に押し当てる。

「沙希……入れるぞ…………」

「ん…………」

 さすがにこの距離で御主人様呼びはまずいので、やはり名前で呼び掛ける。
 短い返答で許可が下り、俺は川崎の腰を掴んで一気に奥まで突き入れた。

「んんっ!」

 子宮口を突かれてぐうっと川崎が仰け反る。
 肉襞が絡み付き、収縮を繰り返して肉棒を離すまいと締め付けてくる。
 小町で一回出してなかったらこの時点で俺はあっさり射精してしまっていただろう。それほどまでに川崎の中は気持ちよくて心地よかった。
 とはいっても今でももうそんなには持ちそうにない。俺は更なる許可を川崎に求める。
654 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/07/26(水) 21:44:38.97 ID:xZWKHj44O
「さっ、沙希っ。動いて、出していいかっ?」

「んっ! いいよっ、好き放題動いて、好きな時に、好きなだけ出しなよ!」

「沙希っ、沙希ぃっ!」

 俺は腰を振って肉棒を出し入れし始めた。
 引くと逃がさないと言わんばかりに襞が絡み付き、突き込むと嬉しそうに締め付けてくる。
 早く出してしまいたい衝動を堪え、その動きを繰り返す。

「う、く……出る…………沙希っ…………いくっ…………」

「出してっ…………あんたの精液、全部あたしの中でぶちまけてぇっ…………」

「う、あ、あ…………ああっ! あっ! ああっ!」

「んんっ! 美味しいの来たぁっ…………下半身蕩けるうっ…………中出しされてイかされちゃう……あ、あ、あ…………ああっ!」

 俺が絶頂に達して射精し、それを受け止めた川崎が身体を仰け反らせながらイく。
 互いに腰を揺すり合って快感を求め合い、イき終わったあとも離れずに余韻に浸る。

「はあ、ん…………気持ち、いい…………八幡のチンポと精液、最高…………」

「沙希……沙希…………沙希のまんこ、すげえ気持ちよかった…………」

 ようやく人心地が付き、俺はゆっくりと肉棒を抜き始める。
 完全に引き抜いたあとはすかさず川崎の傍らに立ち、眼前にそれを晒す。
 いとおしそうにその肉棒を見つめ、舌を這わせて体液を舐め取り、お掃除フェラで綺麗にされていく。

「ん、く…………御馳走様」

「ああ、ありがとうな…………ところで小町は寝てんのか?」

「みたいだね。さっきので気を失っちゃったっぽいよ。すごく満足そうな表情してるけど」

「まあイったあとにもあんだけ責め立てたから仕方ねえか…………ちょっと小町を綺麗にしてやってくれるか? 服着せてついでに小町のベッドに寝かせてくる」

「はいはい」
655 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/07/26(水) 21:45:48.47 ID:xZWKHj44O
 後始末を終え、服を着て川崎は帰り支度を始めた。
 送るために俺も出掛ける準備をする。

「そういやここまでは自転車か?」

「うん、そうだけど」

「じゃ、俺も自転車で送る。ついでにちょっとだけ話があるから」

 家を出て鍵をかけ、暗くなった夜道を自転車で走る。
 いや、田舎というわけではないし外灯も点きまくりだからそこまで暗くはないんだが。
 川崎の家の近くまでやってきて、自販機とベンチのあるところで一旦止まった。

「で、話って何?」

「あー、実は海老名さんの事なんだけどな」

 俺は帰宅中にあったことをかいつまんで話した。
 川崎は呆れたように溜め息を吐く。

「ちょっとやりすぎたかな……あんまり相手増やしちゃうと比企谷の負担も大きくなっちゃうね」

「いや、別に」

「えっ?」

「御主人様さえ一緒にいてくれれば俺は誰だって何度だって出来るからな。まったく、サキュバスの奴隷になったら肉体まで変えられちまったぜ」

「…………ふふ、サキュバスにそんな能力はないってば。じゃ、今度は海老名の相手もしてあげなきゃね」

「あ、でも…………」

「ん、何?」

「その、時々は、御主人様一人でじっくり搾り取ってほしいんだが…………」

「…………もう。またあたしを欲情させる気? だったら今度の土曜日は覚悟しときなよ」

「ああ。よろしく頼む」

 ここまででいいからと言って俺の頬にキスをし、川崎は自転車に乗って行ってしまった。
 さて、俺も帰るか。
 …………また土曜日までは溜めとくことになりそうだな。
 それまでの我慢が辛いけど、楽しみだ。
656 : ◆zO7AQfurSQ [saga]:2017/07/26(水) 21:46:26.83 ID:xZWKHj44O
一旦ここまで

小町編もあっという間に終わり
そろそろ三人でなく四人以上も書こうかと思ってるけど組み合わせに四苦八苦

またノシ

657 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/26(水) 21:59:44.23 ID:HFasiTIqO
おつ!
658 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/27(木) 00:40:54.24 ID:PtaHJwobO
乙です
海老名さんの相手期待してます
659 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/27(木) 18:40:28.66 ID:w2EwPAj0O
エロ同人では定番の三人がいないのも珍しい
660 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/30(日) 19:28:02.32 ID:JFT3BNYmo
乙です
661 : ◆zO7AQfurSQ [sage saga]:2017/08/16(水) 22:42:18.46 ID:hTh29M/AO
「海老名がヤバい」

「はぁ?」

 金曜の昼休み、いつもの屋上で弁当を差し出してくると同時に川崎は言葉を放った。
 海老名さんが、何だって?

「ヤバいって、何がだ?」

「すごい溜まってる。今のあんた以上に」

「えー…………」

 溜まってるってのはアレのことだろう。男の俺と違って物理的に溜まるものはないが、海老名さんも性欲強そうだしなあ。
 というか今の俺だって相当なもんだが、それ以上なのかよ。

「何か言ってきたのか?」

「それは何も。この前あんたが言った通りに大人しくしてるよ。周りにも特に何か気付かれたりはしてないみたいだし」

 例のあの日の翌日、海老名さんは由比ヶ浜や三浦にチョーカーを見せていた。
 その時に一瞬だけ意味深な視線を俺に向けたが、誰かに気付かれることもなく会話を続けていた。
 気になることと言えばそれくらいで、俺には変わったところはないように思えたが。

「うん、傍目にはわかんないだろうね。でも溜めすぎるとツラいし身体に良くないのもあんたならわかるでしょ」

「まあ、な…………でも溜まってるって、自分でしてないのか?」

「してないねあれは。どうしてかは知らないけど」

「ふむ……」

「だから悪いけど明日は二人じゃなくて海老名も混ぜるけどいいよね?」

「……………………」

「何? 嫌?」

「嫌っていうか…………」

 俺は川崎から受け取った弁当を掲げる。
662 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/08/16(水) 22:43:20.48 ID:hTh29M/AO
「これさ、洗って明日返すから、放課後に食べていいか?」

「え?」

「その、俺が今日まで溜めたやつは、御主人様だけに搾り取って、欲しいです…………」

 川崎が虚を突かれたような表情になる。
 こんな恥ずかしいセリフを吐く俺だってどんな表情をしていることやら。

「ん、いいよ…………搾り取ってあげる…………」

 言うなり川崎は身体を寄せてき、俺と唇を合わせながらズボンの上から肉棒を撫でてくる。
 弁当を傍らに置き、俺も川崎の背中に腕を回して抱き締めながらスカートの中に手を入れて秘所をまさぐった。

「んっ…………」

「んむ…………」

 唇の端から呻き声が漏れる。
 舌を絡めながら互いの唾液をすすり合う。
 もう俺の肉棒はガチガチに固くなっており、川崎の秘口からはトロトロに蜜が溢れていた。

「はあ……もう、御主人様の中に入れて、出したい…………」

「ん……チンポちょうだい…………精液、あたしのおまんこに飲ませて…………」

 俺は肉棒をさらけ出し、川崎は下着を脱ぐ。
 そのまま俺を跨ぐようにし、蜜壷の入口に亀頭を押し当てた。
 いつものように声が漏れないよう唇を重ねながらゆっくりと腰を下ろしていく。
 が、俺は早く川崎の柔らかくてドロドロな蜜壷に包まれたくて、背中に回した腕で身体を押さえ付けながら腰を突き上げた。

「んんっ!」

 ズンッ、と最奥を突いた瞬間川崎の身体がびくんっと跳ね、唇が離れないよう俺にしがみついてくる。きゅうきゅうと襞がうねりながら肉棒を締め付けて射精を促す。
 前戯だけでだいぶ昂っていたし今のだけで達してしまったのだろうか、全身をびくんびくんと痙攣させていた。
 かくいう俺ももう限界だ。腰を揺すって快感を享受し、絶頂直前まで自分を押し上げる。
 川崎の身体を思い切り抱き締めながら腰の角度を調整して亀頭を子宮口に押し当て、一気に精液を解き放って子宮内に叩き付けた。
663 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/08/16(水) 22:43:54.48 ID:hTh29M/AO
「ん、はあ…………おいし……気持ち良かった…………」

 しばらく二人とも絶頂の余韻に浸り、唇を離した川崎が満足そうに呟く。
 思った以上に早く達したため、まだ昼休み半ばといったところだろうか。

「ふふ、早く終わっちゃったからまだあんたがお昼食べるくらいの時間はあるね…………んんっ!?」

 川崎が身体を浮かせて肉棒を引き抜こうとしたところで腰を掴んで押さえ、沈めさせると同時に自らのを突き上げる。
 声が出ないように必死に口を閉じて堪えたあと、抗議の言葉を発した。

「い、いきなり、何すんの……?」

「まだ、出し切ってない」

「え」

「御主人様に、全部搾り取ってほしい…………御主人様まんこに、飲ませるから…………」

「ちょ、ちょっと…………んんっ」

 俺は川崎と再び唇を重ねて舌を絡め、何も喋れなくさせてから身体を揺すり始める。
 川崎も嫌がることなく俺の行為を受け入れ、首に腕を回して俺にしがみつきながら同じように腰を揺すった。
 動きが合うことによって二倍どころか二乗の快感が互いを襲い、あっという間に限界がやってくる。
 それをギリギリまで我慢してこれ以上無理だというところで一気に解放し、川崎の最奥部にたっぷりと精液を注ぎ込んだ。
664 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/08/16(水) 22:44:49.29 ID:hTh29M/AO
「あんな短い間に二連続なんて、ホントに大量に溜めてたんだね」

「ああ。でも海老名さんてこれ以上なんだろ? すげえツラい気がするんだが…………」

「ま、その分明日は可愛がってやんなよ御主人様」

「俺がか?」

「あんたの奴隷でしょ」

「まあそうなんだが…………俺と海老名さんて相性そんなに良くないだろ?」

「そう? 仲良くやってるじゃない」

「性格とかじゃなくて、その、俺も海老名さんもM気質だろ?」

「海老名は『ド』が付くくらいね。でもベッドの上じゃ別って言いたいんだろうけど、そんなことないよ」

「そうか?」

「M同士だったらしてほしいことがわかるでしょ。あんたがしてほしいことをそのまま海老名にしてあげたらだいたい合ってるよきっと」

「んー、でも俺と海老名さんとじゃ方向性がなあ…………そもそも俺は川崎相手じゃないと攻められんのもやだし」

「……………………」

「? どうした?」

「ふふ、何でもない。じゃ、昼休みも終わるしそろそろ教室戻ろっか。後始末は大丈夫?」

「ああ」

 俺は弁当を制服の陰に隠し持ち、校舎に入る。
 川崎も続き、扉を閉めて尻尾で鍵を掛けた。

「海老名にはあたしから連絡しとくから。じゃ、また明日」

「おう、また明日な」
665 : ◆zO7AQfurSQ [saga]:2017/08/16(水) 22:45:46.03 ID:hTh29M/AO
一旦ここまで

コミケ前後は忙しかったという言い訳にもならない釈明
次回からまたもや海老名さん編
御主人様と性奴隷とそのまた奴隷が絡み合います

またノシ

666 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/16(水) 22:50:30.35 ID:ZEkrp6rYo
おつ!
667 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/16(水) 22:51:58.07 ID:3K6clLIPo
乙です
楽しみ!
668 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/20(日) 01:57:01.42 ID:M5dWor9Mo
乙です
669 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/20(日) 18:52:43.21 ID:hhHfgpBXo
乙!海老名さんくるの楽しみすぎて次の更新までオナ禁するわ
670 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/20(日) 20:28:19.52 ID:+Y4wwbCNO
オナったあとにここが更新されてるのを見つけるとすごく損した気分になる
671 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/25(金) 01:06:27.28 ID:2aJGUYvKo
>>670
激しく同意
672 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/31(木) 23:35:08.85 ID:K1DxrHREO
今回は遅いな・・・
673 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/01(金) 22:32:48.59 ID:CW4+tSPio
もんそいいまさらな話、かわさきゅさきゅっていう駄洒落だったのかしら
674 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/02(土) 00:21:04.88 ID:0T8bouFRO
落ち着け
冷静に次の投稿を待つのだ
675 : ◆zO7AQfurSQ [sage saga]:2017/09/03(日) 20:17:48.52 ID:y4udZTXTO
「あれ、ヒッキーまた今お昼ここで食べんの?」

「ああ、昼メシ食い損ねてな」

 放課後、部室で弁当箱を取り出すと由比ヶ浜が訝しげに訊ねてくる。
 雪ノ下も読んでいた本から目を離し、こちらに顔を向けた。

「お昼を食べ損ねるほどの用事なんてそうそうあるとは思えないのだけれど」

「俺もそう思ったけど、図書室で本を探すのと調べものに時間かかっちまってな」

「ふーん」

 さして興味もなさそうに由比ヶ浜が相槌を打つ。
 そのまま雪ノ下の方に振り向き、少し申し訳なさそうな表情をしながら話し掛けた。

「ねーゆきのん……その、明日暇かな?」

「特に用事はないけれど…………」

 このパターンは由比ヶ浜が何かお願い事をして雪ノ下が押し切られるパターンだ。何だかんだ由比ヶ浜に甘いし。
 つっても何でも言うことを聞くわけじゃない。ちゃんと奉仕部の理念に基づいて、本人のためにならないことはきっちり言い聞かせるけども。

「その、ね。ちょっと勉強を教えて欲しいなー、なんて」

「え…………」

 少し身構えていた雪ノ下が虚を突かれたような表情をし、ページを押さえていた手を離してしまってパラパラと本が捲れていく。
 かくいう俺も箸を動かす手が止まってしまった。いや待て、聞き間違いかもしれん。

「えーと、すまん由比ヶ浜、ちょっと耳が遠くなったみたいでな。もう一回言ってくれ」

「そ、そうよね。空耳に決まってるわ。ごめんなさい由比ヶ浜さん、あり得ない言葉が聞こえてしまったわ」

「二人ともひどくない!? あたしだって勉強くらいするよ! でも最近微妙でさー」

 由比ヶ浜がぷんすかと頬を膨らませる。
 くそっ、あざと可愛いじゃねえか。一色かお前は。
676 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/09/03(日) 20:19:39.71 ID:y4udZTXTO
「まあ冗談は置いておくとしましょう」

 えっ、雪ノ下さん冗談だったんですか?
 俺はそこそこ本気だったんだけど。ああいや、でも以前ファミレスで勉強してるとこに出くわしたこともあったっけ。
 そういや川崎と知り合ったのもその辺りからか…………。

「別に構わないわよ。やる気があるのならきちんと教えてあげるわ」

「ホント? ありがとーゆきのん! じゃあお昼ご飯も一緒に作ろ! あたし材料買ってくから!」

 正気か!?、と思ったが雪ノ下はあっさりそれを了承した。
 話を聞く限りではどうやらここ最近の由比ヶ浜はちょくちょく家で練習し、その成果を雪ノ下に報告しているようだ。
 さしずめ明日はその特訓の集大成といったところか。

「でも三浦さんや海老名さんはいいのかしら? 休日はだいたいそっちと遊んでいるようだけれども」

「あ、優美子は隼人くんと二人で出掛けるんだって。姫菜も何か用事があるって言ってたし」

 葉山が?
 珍しいな。何だかんだ女子と二人で出歩くなんてしないと思っていたが。
 いや、それを言うなら俺と川崎だってそうなんだろうけど。

「でね、姫菜がどことなくウキウキしてたの。もしかすると姫菜にもいい人ができてたりして!」

「海老名さんも美人だしそういう人がいてもおかしくはないわよね」

 その用事の相手が俺や川崎だなんて夢にも思わないだろうな。
 そして候補にも思われていない戸部がちょっと哀れである。いや、同じグループなんだから違うことくらいはわかるだろうけど。

「あ、ヒッキー。明日ヒッキーも来る? あたしとゆきのんの手料理を御馳走するよー」

「…………まあどうしてもというなら振る舞ってあげないこともないわ」

「ああ、気持ちはありがたいが俺も明日は野暮用があるんだ。次の機会に頼む」

「そっかー、残念。でもヒッキーが休日に用事って珍しいね。何があんの?」

「ちょっと図書館や本屋を廻る予定でな。さすがに学校の図書室にはマイカ・クラークや白衣の騎士団はなかった」

「あら、シャーロキアンでなくドイルファンになったのかしら?」

「まだわからん。興味が出たから読んでみようと思っただけだ。てかよく知ってるな…………」

 とりあえずこれ以上この話題は今はやめておこう。
 置いてきぼりの由比ヶ浜が拗ねそうな表情だし。
677 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/09/03(日) 20:20:51.52 ID:y4udZTXTO
 そんな具合にだらだらとダベったり本を読んでるだけで今日の部活は終わってしまった。
 いや、珍しい光景でもないけど。
 帰宅すると愛しの妹が出迎えてくれる。つっても夕食の準備をしているのでキッチンから声だけなのだが。
 着替えて手を洗ってから多少なりとも手伝い、食卓で手を合わせる。

「いただきます」

「いただきます」

 うん、旨い。
 由比ヶ浜も練習したとはいえ、ここまでのレベルにはまだほど遠いだろう。

「そういえばお兄ちゃん、明日のご予定は?」

「川崎と会ってくる」

「ですよねー」

 わかってることをわざわざ聞くまでもないだろうに。
 でも確かに川崎と今の関係になってからは出ずっぱりだよな。うちの両親も俺が帰宅するとニヤニヤしてるし。

「小町は何かあるのか?」

「んー、クラスの友達と出掛ける予定」

「男か? 男じゃないだろうな?」

「女子だけだよー…………えへへ」

「どうした?」

「お兄ちゃんが嫉妬してくれてるなあって」

「…………そんなんじゃねえよ」

「照れない照れない」

 小町が嬉しそうに笑いながら揶揄してくる。
 うぜえ…………。でも可愛い!
678 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/09/03(日) 20:21:35.72 ID:y4udZTXTO
 次の日、俺は両親の追及をかわすべく朝早いうちに家を出た。そこまで早朝ってわけでもないが、大抵昼過ぎまで寝てるからな。
 小町だけは起きてきたが、何も言わずに見送りだけしてくれた。
 だいぶ早いが別にいいか。俺は待ち合わせ場所へと向かう。

「はろはろー、ヒキタニくん早いね」

「…………何でもういるんだよ。いくらなんでも早すぎだろ」

 待ち合わせ場所にはすでに海老名さんがいた。
 まだ出歩く人もまばらな時間だぞ。
 俺はこのもう少し向こうにあるコンビニで時間を潰そうと思ってたのに。

「んー、ちょっと楽しみすぎて我慢できなくてね。ついでに放置プレイを堪能中」

「命令されたわけでもないのにプレイにならないだろ…………」

 俺は呆れつつもスマホを取り出して川崎に連絡を取ると、もう準備は終わっているからすぐに行くと返事が来た。ならここで海老名さんと待つか。
 って言っても話題とかないぞ。俺と海老名さんなんて所詮身体だけの繋がりなんだし…………。
 しかし海老名さんの方は気まずさなど微塵も感じていないようで、にこにこしながら俺と並んでベンチに座っていた。

「あ、サキサキだ」

 しばらくすると海老名さんがそう言い、顔を上げると川崎がこっちに向かって来ていた。
 軽く手を振ってきたので、わかる程度にこっちも振り返す。
 合流して朝の挨拶もそこそこに海老名さんが少し急かすように言ってくる。どんだけ興奮してんだか…………。
 俺と川崎は海老名さんに先導されるように歩き出した。
679 : ◆zO7AQfurSQ [saga]:2017/09/03(日) 20:22:17.40 ID:y4udZTXTO
一旦ここまで

なぜ間が空いてしまったのか俺自身わからない…………
とりあえず導入
ついでに影の薄い奉仕部描写
次回からエロいことします
そんなにエロくないかも

またノシ

680 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/03(日) 20:28:12.92 ID:s1TFdMOUO
乙です
エロい事期待
681 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/03(日) 21:59:54.86 ID:OI2lBT1so
乙です
682 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/04(月) 06:27:18.74 ID:tXEoertRO
今の海老名さんの心境を読み手に味わわせるために投下を遅らせた説
683 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/05(火) 14:32:16.12 ID:31NXxT5io
乙です
684 : ◆zO7AQfurSQ [sage saga]:2017/09/15(金) 23:23:02.54 ID:OUGuS3ujO
 いつものラブホテルに到着し、受け付けを済ませて三人で部屋に入る。
 ちなみに料金は海老名さん持ちだ。
 もちろん俺も川崎も割り勘くらいで払おうとはしたが、海老名さんの『二人の時間を邪魔しちゃってるんだからこれくらいは出させて。そうでないと申し訳なさや罪悪感で楽しめなくなっちゃう』とまで言われてはこちらが無理を押し通す必要もない。

「んんっ…………」

 靴を脱いで上がるなり突然海老名さんの口から艶っぽい声が漏れた。
 何だ?

「ふふ、どうしたのさ? お尻撫でただけでしょ」

「う、うん。でも、すっごい、ビリってきた…………」

 あー、そりゃそうだ。
 海老名さんには見えてないだろうけど、川崎の手と同時に尻尾が海老名さんの股間をまさぐってるからな。

「ひょっとして溜まってる? 自分でしてないの?」

「し、してない…………我慢してた」

「どうして? 比企谷にも自分でしてろって言われたでしょ?」

「でも、私のおまんこ、八幡くんのだから…………本当に我慢できなくなるまでは、って」

 …………うむむ。その辺の思考回路はなんか俺と似通ってんな。
 相性がいいんだか悪いんだか。

「そうなんだ。だけどそろそろ限界なんじゃない? お尻撫でられただけでそんなに感じちゃってさ」

「うんっ…………身体、火照って…………もう、私、ヤバい…………サキサキぃ…………」

「あたしにそんな顔見せても知らないよ。自分の御主人様におねだりしたら?」

 え? 俺?
 海老名さんがその言葉に俺の方に顔を向けた。
 その色っぽい表情にどきりとしてしまう。

「御主人様の手を煩わせたりしませんから……自分でしますから…………御主人様専用の雌奴隷おまんこ、いじっても、いいですか…………?」

「…………その前に、服を脱ぐんだ。ベッドの上でな」

「は、はい……」
685 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/09/15(金) 23:23:45.50 ID:OUGuS3ujO
 海老名さんはベッドに座って自分の服に手をかけ、するすると脱いでいく。
 下着も取り払い、身に付けているのは眼鏡とチョーカーと靴下だけという実にマニアックな姿になった。

「もう濡れてるんだろ? 見てくださいって言いながら脚を広げて見せてくれよ」

「わ、私の、おまんこ……見て、くださいっ…………」

 海老名さんは俺の言葉に従い、脚を広げる。
 予想通りそこはとろとろと大量の蜜が溢れていた。
 ノリノリな海老名さんのセリフと行動に嗜虐心が刺激される。そんな性癖は持っていないはずなんだが。

「ふふ、いい格好だね」

「やあ……恥ずかしい…………」

 川崎が揶揄し、海老名さんが羞恥の言葉を放つ。
 が、表情がまったく一致していないぞ。

「ほら、ボーッとしてないで、望み通り海老名をいじめてやりなよ」

「あ、ああ」

 川崎に促されて俺は自分の服を脱ぎ始める。
 トランクスを下ろすと、びん、と肉棒がそそり立ち、それを見た川崎がくすりと笑った。

「ん、頑張ってきな」

 身体を屈ませ、ちゅ、と肉棒にキスをし、れろりと舌を這わせる。
 あ、これ。感度上げられるやつだ。
 暴発するのを耐えられるものなら耐えてみろということなのだろうか?
 昨日たっぷり川崎の中に出したから多少の余裕はあったのだが、これだとヤバいかもしれないな…………。
 ぎしりとベッドを軋ませながら上がって海老名さんのそばに立つと、口で御奉仕しろと受け取ったのか口を開けて舌を肉棒に伸ばしてくる。
 それを制し、片手で海老名さんの頭を、もう片手で自分の肉棒を掴む。
 俺はそのまま海老名さんの顔に肉棒を擦り付け始めた。

「んっ……すご……熱くって…………固い…………」
686 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/09/15(金) 23:25:47.33 ID:OUGuS3ujO
 もっと、というように海老名さんは眼鏡を外し、望み通りに俺は顔全体に肉茎や亀頭を擦り付ける。
 頬や額、こめかみや眉間、もちろん閉じさせた唇にもだ。

「姫菜。自分でいじってもいいぜ」

「んんっ!」

 身体を震わせる海老名さんにそう言うと、すぐに両手を自分の下半身に持っていってもぞもぞと動かし始める。
 たぶん達するまでそんなに長くないだろう。

「これ、好きにしていいぞ。そのまま顔に擦り付けるのも、舐めるのも、くわえるのも、姫菜の自由だ」

 ぺちぺちと頬を叩くように肉棒を当てると、海老名さんは大きく口を開けて一気に喉奥までそれを口内に含む。
 肉棒をくわえながらの自慰、というシチュエーションに興奮したか、海老名さんはあっさりと絶頂へと登り詰めてしまった。

「んんっ! んっ……! んっ……! んんんっ…………!」

 びくんびくんと身体を痙攣させ、断続的に荒い息を吐く。肉棒を締め付ける唇がもごもごと蠢いて俺に快感を与えてくる。
 俺は両の手を伸ばし、海老名さんがイき終わるまで頭を撫でながらむにゅむにゅと柔らかな胸を揉んでやった。
687 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/09/15(金) 23:26:41.67 ID:OUGuS3ujO
「ん、はぁ…………すご……良かった…………」

 肉棒から口を離し、恍惚の表情になる。
 相当激しくイったらしく、目がとろんとして焦点が少し怪しい。

「うふふ、ありがとうございます、御主人様」

「……………………」

「? 八幡くん?」

 返事をしない俺を海老名さんが訝しむ。
 が、それに反応する余裕は今の俺にはなく、ベッドの縁に座っている川崎に懇願するように振り向く。
 川崎はくくっとおかしそうに笑いながら許可を出すように海老名さんの方に顎をしゃくり、同時に尻尾が伸びて俺の肉棒を撫でる。
 射精禁止を解除された俺はそのまま海老名さんを押し倒し、覆い被さった。

「えっ、あ…………ああああああっ!」

 下半身を海老名さんの脚の間に割って入れ、肉棒を秘口に押し当てて一気に奥まで埋める。
 達した直後で敏感になっている蜜壷は抵抗なくそれを受け入れ、すぐにきゅうきゅうと締め付けてきた。
 すでに海老名さんの口で刺激されて結構なまでに高まっており、感度を上げられていた俺の肉棒はそれに耐えきれず、あっさりと精を放ってしまう。

「あっ……ああっ…………出されてるっ…………精液出すためだけにおチンポ突っ込まれて、中出しされたぁっ…………私、今、精液便所にされちゃってるぅっ…………」

 離れないように海老名さんの脚が俺の腰に巻き付き、両腕も俺の背中にしっかりと回される。
 嬉しそうな海老名さんの声が俺の耳元で囁くように漏れ出て、その声を聞きながら俺は腰を揺すって射精し続けた。
688 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/09/15(金) 23:27:53.81 ID:OUGuS3ujO
 長い射精が終わってすべて海老名さんの中に出し切り、俺は身体を起こす。
 海老名さんは身体を震わせて四肢を投げ出しながら余韻に浸っていた。

「ああ…………また、イかされたぁ…………気持ち、いい…………」

「ふふ、お疲れさま海老名。ちゃんと使ってくれたことを感謝しなよ」

「うん……御主人様、私のおまんこを使っていただいて、ありがとうございます」

「あ、ああ」

 おかしいな。俺が勝手に好き放題やってしまっただけなのに礼を言われた。
 いつもなら川崎にこの欲求がいくところなのだが、さすがにまだ身体の準備も出来ていないだろう。
 そもそも自分の欲望のためだけに御主人様を襲うなどもってのほかだし。あくまで海老名さんを襲ったのは完全な自己都合だ。

「あんたも立派な御主人様してたじゃない。海老名すっごい喜んでたし」

「うん、言葉や行動の全部がヤバかった。八幡くん、受けばっかりじゃないんだね」

「いや、あれは…………」

 基本的に俺が川崎にしてほしいことやしたいことをなぞっただけだぞ。
 川崎のあそこを舐めながらオナニーしたいし、俺の都合などいっさい気にせず自分が気持ちよくなるためだけに俺を犯してほしい。
 もちろん川崎以外にそんな願望は抱かないし、こちらから要求もしないが。

「じゃ、お掃除しよっか。あたしと海老名、どっちの口でお掃除してほしい?」

「川崎」

「そ、即答…………そんなにサキサキのっていいの?」

「ふふ、ほら…………」

 川崎が俺と海老名さんの繋がってるところに顔を寄せて口を開ける。
 俺は腰を引いて海老名さんの中から体液まみれの肉棒を引き抜き、そのまま川崎の口内に突っ込む。
 舌が這い回る感触や尿道に残ったものを吸い出される快感にうち震えながら川崎に綺麗にしてもらった。
689 : ◆zO7AQfurSQ [saga]:2017/09/15(金) 23:28:32.17 ID:OUGuS3ujO
一旦ここまで

海老名さん編スタート
力関係の都合上八幡の立ち回りが難しい

またノシ

690 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/16(土) 01:53:27.94 ID:xfOCsAm9O
ふぅ……
乙です
691 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/16(土) 02:31:04.33 ID:5ycNhvDso
待ってた!いやー...好き
692 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/16(土) 05:56:12.29 ID:50YaEDY3o
乙です
693 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/16(土) 17:50:20.59 ID:IfxPUD5vo
更新来てた!
ほんとおつ
694 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/16(土) 19:59:27.84 ID:qea7aZSgO
八幡羨ましすぎそこ代われ
695 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/16(土) 23:54:34.94 ID:le8hYXJro
乙です
696 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/17(日) 23:45:07.78 ID:bzs7eS+mO
海老名さん好きの俺にとっても素晴らしいスレ
697 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/18(月) 09:16:45.95 ID:NO4MAhVZo
前スレ一気見して追い付いたー
けどまさかまだ続いてるとは思わなかったw
698 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/18(月) 10:37:03.36 ID:gcZXBxtSO
一気読みしたのかすげえな
俺途中で抜いて怠くなるから一気に読めない
699 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/18(月) 13:02:51.99 ID:rRV05fq0O
あれを抜かずにここまで読めるとか中々の強者やな
700 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/18(月) 22:29:04.64 ID:OQ6JGDIvo
読んで抜いたことないわ
むしろ少数派だったのか
701 : ◆zO7AQfurSQ [sage saga]:2017/09/20(水) 18:30:57.08 ID:xAroBvsCO
 川崎は俺への掃除を終え、今度は海老名さんの局部に吸い付く。
 快感のあまり暴れる海老名さんの脚を二人で押さえつけ、川崎はそこをじっくりと貪った。

「はっ…………はっ…………あたま、おかしくなっちゃうよぉ…………」

 川崎が顔を上げると海老名さんがか細い声を出す。
 そうは言っても表情は嬉しそうなのだが。

「ふふ、じゃ、順番変わっちゃったけど、シャワー浴びよっか…………って言っても海老名はつらい?」

「うん、ちょっとだけ休ませて…………さすがに腰抜けちゃってるし」

「そう? じゃ、比企谷と行ってくる。無理はしなくていいからね」

「んー、了解ー」

 海老名さんはひらひらと手を振り、それを見届けながら俺と川崎は浴室へと向かう。
702 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/09/20(水) 18:31:49.24 ID:xAroBvsCO
 俺はすでに全裸なのだが、川崎はまだ服を着たままだ。ちょっと間抜けな光景ではある。
 脱衣場に入ると川崎は俺を振り向き、両腕を広げた。な、何だ?
 えっと、こうか?
 俺は川崎に寄り、背中に腕を回して抱き締める。すると川崎がくすくすと笑い始めた。

「服を脱がして、って意味だったけど…………これはこれでありかな」

 慌てて俺は離れようとしたが、その前に川崎も抱き返してきたのでやむなくその状態でいる。
 片方だけが全裸ってのがますます奇妙に見えてくるな…………。

「ん、じゃあ改めて」

 川崎が離れて腕を上げる。
 俺は川崎の服に手をかけて脱がしていく。ていうかわざと脱がしやすい服を着てきているな。あっという間に生まれたままの姿になった。
 抱き締めたい衝動を堪えて浴室に入ると、すでに浴槽にはお湯が張られていた。いつの間に…………。

「ねえ、比企谷」

「な、何だ?」

「そこに座んなよ」

「?」
 
 もしかして何か悪いことや気に障ることをしでかしてしまったのだろうか?
 俺は恐る恐る正座するように座る。

「ほら」

「え?」

 川崎は軽く脚を開いて局部を俺の眼前に持ってくる。
 そこはすでに蜜が溢れ始めていた。
 何だかよくわからないが、無意識に俺はそこに口をつけてしまう。

「んっ…………ほら、自分でしごきなよ」

「!」

 これは。
 先程海老名さんにさせたことを俺にも、ということなのだろうか。
703 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/09/20(水) 18:33:08.12 ID:xAroBvsCO
 もう考えるより先に身体が反応し、いきり立った肉棒を自分の手で握ってしまう。
 もちろん口は川崎の蜜を啜りながら。

「あんっ……ほら、自分で動かして…………しこしこ、って」

 尻尾が伸びて俺の手首に絡み、上下に動かさせる。
 さらに川崎に頭を撫でられて、物凄く幸せな気分になってしまう。
 俺は尻尾の導きがなくとももう肉棒を激しくしごき始めた。

「ん、いい子だね。そのまんまぴゅっぴゅって精液出しちゃっていいからね」

 いやいや。
 御主人様専用精液製造器たるこの俺が。
 そんな無駄撃ちを。

「ちゃんとイったら後で素敵な御褒美をあげるよ」

 …………御褒美。
 川崎のことだ。当然普通の代物じゃないだろう。だけどそれに対する期待にぞくぞくしてしまう。
 俺はさらに手の動きを早めた。

「ふふ、必死になって可愛い…………んんっ」

 川崎のあそこを舐めながらの自慰行為に俺は夢中になる。
 さぞかし今の俺の顔は情けない表情になっていることだろう。海老名さんがいなくて良かった。もしかして風呂場に誘導したのもそのためか?
 いずれにせよ、俺はそろそろ限界を向かえそうだ。

「んっ…………八幡、もうイきそうなんでしょ? 空いた手、こっちに」

 何だ?
 俺は左手を上げる。
 すると川崎はその手を取り、自分の手と繋ぐ。ただ握るのではなく、正面から指同士を絡めるやつだ。
 あ、ヤ、ヤバい。
 出る。出る…………。

「んんっ! んううっ!」

 俺は全身を震わせ、無駄になるだけの精液を肉棒の先端から吐き出した。
 びゅくっ、びゅくっ、と飛び出ていく無駄な精液に多少の罪悪感を覚えながらも快感に身体を委ね、最後の一滴まで搾り出す。
704 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/09/20(水) 18:34:52.06 ID:xAroBvsCO
「う、ああ…………」

 イき終えて川崎が俺から離れると俺は力なくへたりこみ、そのまま横たわってしまう。
 それを見た川崎がくすりと笑った。

「あたしのおまんこ舐めながらのオナニー、気持ち良かった?」

「はい……ありがとうございます……御主人様…………」

「ん」

 川崎は満足げに頷くと、そのまま俺に顔を寄せて唇を合わせてくる。
 差し込まれる舌を口内に受け入れると唾液を流し込まれ、俺はそれを飲み込んだ。

「っ…………あああっ!」

 唾液の効果で俺の肉棒は一瞬で固さを取り戻す。そしてその肉棒は俺を跨がる川崎の蜜壷の柔襞に包まれた。
 達したばかりで敏感になっている肉棒がだ。

「あんっ……気持ちいい…………八幡も気持ちいいでしょ? あたしのおまんこでごしごし擦られるの大好きだもんね」

「あがっ! ああっ! いいっ! 気持ち、い゛い゛っ!」

 川崎が腰を上下させて肉棒を体内に出し入れさせる。
 これもさっきの再現か?
 達した直後にさらに犯されるという快感のあまり俺の言葉が掠れてしまう。

「じゃ、一緒にイこっか。あんたに舐められてからあたしもイきたくてしょうがなかったし」

 川崎が身体を反らす。肉棒が自分の気持ちいい箇所に擦れるようにする体勢だ。
 尻尾が陰嚢に絡み付き、精液を充填させてたっぷり発射できるように促してくる。
 短いスパンでの射精なんてそこまで珍しい事でもないのに俺は凄まじい快感に翻弄されていた。サキュバスの能力で感度を底上げされているからか。自分が犯されている側だからか。
 とにかく川崎に好き放題犯されている今の状況が嬉しくて仕方ない。

「あっ! あっ! ああああっ!」

「んんっ! 美味しいのきたぁっ…………! 中出しされて、イくぅっ……!」

 俺は堪えきれずに川崎の中に精液を放ち、それを受け止めた川崎がぐうっと身体を仰け反らす。
 無意識に二人とも両手を伸ばし、指を絡めながら強く握り合う。
 きゅうきゅうと締め付ける襞の感触を肉棒全体で味わいながら俺は射精し続けた。
705 : ◆zO7AQfurSQ [saga]:2017/09/20(水) 18:35:37.39 ID:xAroBvsCO
一旦ここまで

個人的には八幡受けの方が書きやすい
でも時々はサキサキを攻めさせたい
次回はお風呂でゆっくりしてお昼御飯タイムかな

またノシ

706 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/20(水) 19:08:47.94 ID:/6Dbd2yJO
乙です
原作最新巻と関係なくてむしろほっこりする
707 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/21(木) 16:38:11.16 ID:DhtqKtqh0
更新来てた乙

ま、まあ原作ではたぶんどうやっても勝ち目ないから・・・
708 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/21(木) 17:42:05.18 ID:2TcWe0IkO
むしろこれでいい
こっちがいい
709 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/22(金) 17:23:43.05 ID:q0J6s/sWo
乙です
710 : ◆zO7AQfurSQ [sage saga]:2017/09/27(水) 19:16:11.60 ID:7KT8nh8dO
「あ、ああー…………」

 俺は手足を投げ出して快感の余韻に浸る。
 思わずため息のような声が出て、身体を震わす。

「ん……あはぁ…………八幡……好きぃ…………」

 背中を反らしてゆっくりと腰を揺すりながら川崎がそんな言葉を漏らす。
 ぼうっとした頭にもそれは浸透してどくんと心臓が跳ねる。
 引き寄せて抱き締めたい衝動を何とか堪え、緩めた手の力を改めて入れて川崎の手を握った。

「んっ……ああ…………はぁ…………ね、比企谷は気持ち良かった?」

「ああ、もちろん」

 さっきの自分の言葉など気にしていないように川崎が聞いてくる。
 もしかしてあれか、俺がよくやるという無意識に言ってしまったセリフだったり?
 …………もしそうなら。どんなに。

「ん、あたしもすごく良かったよ。お疲れ」

 繋いでいた手を離してちゅ、と唇を俺の頬に口付ける。
 俺は思考を停止させ、寄せられた川崎の頭をそっと撫でた。
711 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/09/27(水) 19:17:24.75 ID:7KT8nh8dO
 二人の体液にまみれた肉棒を川崎の口で綺麗にしてもらい、汚れを弾いてもらったあと浴槽に浸かる。
 今は思いきり手足を伸ばすために少し離れた位置にいた。うーん、極楽極楽。

「はろはろー」

 浴室のドアが開き、ようやく足腰が復活したらしい海老名さんが入ってきた。いや、まだちょっと足元がふらついてるか?
 かけ湯をして軽く身体を洗い、石鹸を流して浴槽に入ってくる。

「おっ邪魔っしまーす」

 陽気な声で俺と川崎の対面で肩まで浸かった。
 しかしあれだな。こうして改めて見ると海老名さんもなかなかのスタイルをしている。
 いや、知ってたし目だけでなく手や身体でも確かめてるけど。
 川崎なんかそれ以上の素晴らしい身体なんだよなあ…………俺、マジで最近だけで一生分の女運を使い切ってる気がしてならない。

「なーに?」

「どしたのさジロジロこっち見て。欲情した?」

「違えよ。いや、俺はこんな美女二人と関係できて幸せだなあって」

 …………ヤバい。思ってることがストレートに出てしまった。ちょっと疲れてるせいか?
 しかし危惧したような揶揄とかはなく、二人は真顔のまま近付いてくる。
 何をと思ったり立ち上がったりする間もなく、俺は横から川崎に頭を胸に抱えるように抱き締められた。当然その豊満な二つの柔肉の間に顔が埋まってしまう。
 が、それだけでは終わらず、反対側から同じように海老名さんに抱き抱えられた。
 俺の頭が四つの乳房に挟まれるという通常の人生では有り得ない状況に狼狽えてしまった。もちろんそれから逃げ出したりはしないが。

「なんかさ、ヒキタニくんの言葉って時々すごい胸に来るよね。何でだろ?」

「普段が誤魔化しや嘘ばっかりだからね、その分ぽろっと出た本音が心に響くんでしょ」

 それはむしろさっきの川崎みたいなのの方が心にくるんだが。俺みたいな薄っぺらいやつの本音とか別に重くもないだろうし。
 しかしそんなことよりいい加減ヤバい。むにゅむにゅと多方面からの胸テロに頭がくらくらしてきた。
 酸欠とかでなく、このシチュエーションに理性が飛びそうなのだ。

「ほら、されるがままになってないで、おっぱい吸ったりしてもいいんだよ?」

 知ってか知らずか川崎が挑発するようにさらに胸を押し付けてくる。
 海老名さんも負けじと同じようにしてきた。俺はなけなしの残った理性を総動員させる。
712 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/09/27(水) 19:18:43.09 ID:7KT8nh8dO
「はあっ…………はあっ…………」

「どうしたのさ突然立ち上がって」

「私たちのおっぱい、気に入らなかった?」

 二人ともクスクス笑いながら聞いてくる。もうわかってんだろうが…………。
 ちなみにもちろん肉棒はしっかりと固くそそり立ち、二人の前でびくびく震えながら晒されていた。

「あ、もしかしておチンポの方をおっぱいでしてほしかったとか?」

「なるほど、比企谷はパイズリ大好きだもんね」

 そう言って今度は俺の下半身に集ってくる。
 めちゃくちゃ名残惜しくて勿体無いけど俺は二人を押し止めた。

「と、とりあえずちょっとのぼせそうだから風呂から出ようぜ。ていうか少し休みたい」

「えー…………あ、もしかしてサキサキ、ヒキタニくんとヤった?」

「ここでヤったよ。二発搾り取った」

「二発って…………どんなペースなの…………」

 海老名さんが呆れたような表情になる。
 俺が早漏だと勘違いしてないだろうか? 川崎の搾り取り方が半端ないだけだからな!

「あ、じゃあちょっとだけ」

 俺の肉棒に顔を寄せた海老名さんがちゅ、と亀頭にキスをする。
 ただ触れるだけの、優しいキス。

「さっきは、ありがとうございました。このあとも、これからも、よろしくお願いします」

「じゃ、あたしも。いつもいつも、気持ち良くしてくれてありがとう。これからも、よろしくね」

 二人がキスの雨を降らせてくる。内容が内容なだけにやめさせにくい。
 その二人の感謝の言葉と行動が終わるまで俺はわき出る衝動と本能を抑え続けた。
713 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/09/27(水) 19:20:18.59 ID:7KT8nh8dO
 おっ立てたまま晒し続けるのもどうかと思ったので、浴槽から上がるとさっさと身体を拭いて下着と備え付けの浴衣を纏う。
 川崎と海老名さんは少し濡れてしまった髪を互いにドライヤーで乾かし合っていた。といっても川崎はこっそり途中で能力を使ったようだが。

「じゃ、身体動かして体力使ったし、お昼にしよっか」

「今日は私も作って来たよー」

 三人でソファーに座ると、川崎と海老名さんが鞄からタッパーを出して並べていく。
 全体的に精の付きそうなものが多いな。もちろん大歓迎だ。

「海老名さんのも旨そうだな。料理できたのか」

「サキサキほどじゃないけど人並みにはね。私もお腹空いちゃったし、早く食べようよ」

 三人揃っていただきますの挨拶をし、箸を取って思い思いに伸ばす。
 川崎は俺からエネルギーを摂取したのでそこまででもないが、俺と海老名さんは実によく食べた。もしかして俺に使った精力回復能力を海老名さんにも使ったんだろうか?
 あれ意外と体力使って腹減るからな。
 やがて持ってきたものを全て綺麗に平らげ、手を合わせた。

「御馳走様。いやー食べた食べたー」

「御馳走様。川崎のも海老名さんのも旨かった」

「御馳走様。二人ともいい食べっぷりだったね」

「なんかすっごいお腹空いちゃってね。二人の前じゃもう取り繕うこともないかなって」

 まあ確かに恥ずかしいとこなんかいくらでも見てるけど、そんな割り切れるもんなのか?
 俺はいまだに川崎に対して色々あるんだが…………。
 片付けを終え、川崎が俺たちを振り向く。

「それじゃ、ちょっとお昼寝しよっか。食べたあとすぐに動くと身体によくないし、少しは休ませないとだし」

「そだねー。少し眠いかも…………」

「じゃ、比企谷は真ん中ね。鬱陶しいから服は脱いでね」

 ベッドでポンポンと中央部を叩きながら川崎が浴衣を脱ぎさる。
 海老名さんも裸になり、眼鏡を外してにこにこしながら俺が来るのを待っていた。俺、眠れるかな…………。
714 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/09/27(水) 19:21:21.96 ID:7KT8nh8dO
 下着くらいはいいだろうと思って浴衣だけ脱いでベッドに上がったらすぐさま押し倒されてトランクスを奪われた。
 二人の裸を見て固くしてしまった肉棒がさらけ出される。

「ん、お昼寝のあとにたっぷり可愛がってあげる」

「私はこれに可愛がってもらいたいかな」

 またもや二人とも肉棒にキスをしてくる。といっても今度はすぐに離れたが。
 右側に川崎が、左側に海老名さんが寝転がり、枕の位置を合わせつつ脚を絡めてきた。
 俺の左右の脚がそれぞれ二人の脚の間に挟まれ、腕にしがみつくように組んできて四肢を完全に拘束されているような状態だ。
 もっとも、太ももや股間、胸の柔らかさから逃げようなどという気は一切起きないのだが。

「お休み、八幡」

「お休み、八幡くん」

 二人はそう言って目を閉じ、しばらくすると寝息を立て始める。
 その寝顔を見ているうちに俺もすぐに眠くなり、いつしか夢の中へと旅立っていった。
715 : ◆zO7AQfurSQ [saga]:2017/09/27(水) 19:22:06.84 ID:7KT8nh8dO
一旦ここまで

ちょっと御休憩
エロなしはつまらん
次回は頑張る

またノシ
716 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 19:28:22.03 ID:Jtb7VRvRO
乙です
この二人の組み合わせも最高!
717 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/29(金) 23:42:12.80 ID:R8SytgMTo
乙です
718 : ◆zO7AQfurSQ [sage saga]:2017/10/04(水) 22:35:07.35 ID:WjOBkz7BO
 ゆっくりと覚醒し、意識が戻ってくる。
 俺はすぐにどこで寝ているか、寝る直前がどんな状況だったかを思い出した。
 なら、この下半身から全身を駆け巡る快感は。また川崎が俺の眠っている間に犯してくれているのだろうか?
 気取られないようにそっと薄目を開けて目の前の光景を確認し、それを見て驚愕の声をあげそうになったのを何とか堪える。

「んっ…………! んっ…………!」

 目隠しと猿轡をされている海老名さんが俺の上で腰を振っていた。つまり騎乗位だ。しかも腕はどうやら後ろ手に縛られているらしい。
 俺に体重をかけないよう膝立ちになりながら膣内の襞で俺のギンギンに固くなっている肉棒をしごく。

「んっ、んっ、んん…………んんんんんんっ!」

 びくんっと海老名さんの身体が跳ね、きゅううっと蜜壷が肉棒を締め上げた。
 どうやら達したらしい。痙攣しつつも動きを止める。

「まったく。偉そうなこと言ってこのザマじゃない」

 海老名さんの後ろから川崎の声がした。これは川崎が仕向けたことじゃないのか?
 猿轡を外された海老名さんが荒い息をする。

「はあっ……はあっ…………ご、御主人様おチンポが、凄すぎて…………」

「そのチンポを苦しそうだから鎮めてあげたいって言い出したのは海老名でしょ。それなのに先に二回もイっちゃうなんて」

「うう…………」

「しかもおまんこに集中したいから手も目も口も塞いでくれって、自分が気持ちよくなるためじゃないのさ」

「はい、否定しません…………」

「これは罰を与えないとダメかな?」

「え、ば、罰!?」

「何でちょっと嬉しそうなのさ…………比企谷、起きてるんでしょ? あんたがイくまでたっぷりと犯してやんなよ」

「え……むぐっ…………」

 海老名さんが驚きの声をあげかけるが、それより先に川崎が猿轡をし直す。というか起きたのバレてたのか。
 俺は海老名さんの尻を掴み、下から思いきり肉棒を突き上げた。
719 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/10/04(水) 22:36:13.76 ID:WjOBkz7BO
「んうっ! んんんんっ!」

 海老名さんが呻く。
 腕を縛られて目隠しと猿轡をされた状態で、腰を俺に、肩を川崎に押さえ付けられていては逃げるどころか僅かな抵抗すらもままならない。
 傍目から見たら二人がかりで強姦しているように見えかねないな、これ。
 ベッドのスプリングを利用して何度も海老名さんの最奥部を亀頭で突く。

「んっ! んっ!んんっ! んっ…………」

 全身をびくんびくんと痙攣させていた海老名さんの動きと呻き声が唐突に止まった。
 川崎もそれに気付き、目隠しと猿轡を外す。

「あー…………気を失っちゃった」

「快感でか? 酸欠、とかじゃないよな」

「うん。ちょっと人様に見せられない表情になってる」

 川崎は海老名さんの腕の拘束も解いてやったあと、ぐにぐにとマッサージするように顔を撫でる。
 それにも特に反応せず、そのまま川崎に体重を預けるように海老名さんは倒れ込んだ。
 さすがに入れたままにするわけにもいかず、俺は身体を起こして肉棒を海老名さんの中から引き抜き、横たわらせた。

「ちょっと感度上げすぎたんじゃないか? ここまでとは」

「上げてないよ」

「えっ?」

「これ、海老名の素のまんま。よっぽどこのシチュエーションに興奮したみたいだね」

「マジか…………」

 元々がエロくてそういう方面の資質があったってことなんだろうか。
 とは言っても本職には敵わないだろうけど。
720 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/10/04(水) 22:37:12.92 ID:WjOBkz7BO
「ところで比企谷」

「ん?」

「あんた本当はさ、海老名の中でイきそうだったのを堪えてたでしょ」

「…………何の話だ?」

「とぼけなくていいって。寝てる間に回復して溜まった精液、できることならあたしに出したいって思ってギリギリまで我慢してたんじゃないの?」

「……………………」

 何だよそれ。
 サキュバスに読心術の能力なんかないはずだろ、何でピンポイントで俺の思考を当ててくんの?
 誤魔化すタイミングも逃し、そんな女々しい考えをズバリ当てられて恥ずかしくなった俺は顔を逸らすくらいしか抵抗を見せられなかった。
 が、すぐに川崎が俺の顎に手を添えて自分の方に振り向かせる。

「いいよ。あたしのおまんこ、オナホールにしなよ。もうあたしのお腹もあんたの精液欲しいって疼いちゃってる」

 川崎はそう言って俺とキスをしたあと横たわって脚を開き、濡れそぼってひくついている局部を見せ付けた。
 俺はごくりと唾を飲み、川崎の脚の間に身体を入れて肉棒を秘口に押し当てる。

「あー、その…………」

「ふふ、いいよ、入れた瞬間に出しちゃっても。限界近いんでしょ?」

 さっきから言いたいことや隠してることがズバズバ当てられる。もう開き直るしかないのか。
 俺は腰を沈め、肉棒を一気に根元まで川崎の中に埋めた。

「んんっ、チンポ入ってきたぁ…………」

「く……う…………」

 柔らかな肉襞が包み込んでき、今にも暴発しそうだ。
 嫌だ。嫌だ。まだ、川崎の中を感じていたい。そんな感情と射精への欲求がせめぎあう。

「ほら、我慢しないで出して…………あたしのおまんこでチンポごしごししごいて…………どろどろに濃くなった精液、中出ししちゃお…………」

「う、うあっ! ああっ!」

 川崎が囁きながら蜜壷をきゅうっと締め付けてくる。
 俺はもう我慢が効かず、射精目掛けて腰を振り始めた。
721 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/10/04(水) 22:38:14.39 ID:WjOBkz7BO
 ヤバい。ヤバい。気持ち良すぎる。
 理性が飛びそうだ。また、余計なことを口走りかねない状態だ。
 でも、もう。自分が抑えられない。
 沙希…………沙希…………。

「あ……あ……出る…………沙希の中に、出す…………」

「来てっ…………一番奥に、出してっ…………!」

 俺は川崎の手を握り、腰を進めて亀頭を子宮口に押し当てる。
 自分で動かずとも充分な快楽が得られるように川崎の膣内の襞が蠕動し、射精を促してきた。
 俺は溜まった欲望を一気に解放する。

「うあっ! あっ! ああっ!」

 身体を密着させながら腰を小刻みに揺すり、川崎の中に精液を放つ。
 すさまじい勢いと量なのがわかる。正直自分でも引くくらいだ。

「あっ…………あっ…………沙希の中に出すの、気持ちいい…………沙希に受け止めてもらえて、嬉しいっ…………」

「あんっ…………な、何、これ……美味しっ…………あっ、あっ、あ…………ああんっ!」

 しがみつくように俺の首に腕を、腰に脚を巻き付けながら川崎は身体を跳ねさせて達する。
 キスをしたい欲求もあったが、それより声を聞きたい方の気持ちが勝り、自然と漏れ出てしまうらしい川崎の喘ぎ声を聞きながら俺は絶頂の余韻に浸った。
722 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/10/04(水) 22:40:12.58 ID:WjOBkz7BO
「…………はあ。今回の、特に美味しかった。海老名の中で熟成されたって感じなのかな?」

「いや、俺に聞かれても…………」

「ふふ……じゃ、チンポお掃除しよっか」

 川崎は口を開けて舌を淫らに動かした。
 もうしばらくは川崎の膣内の感触を味わっていたいと思ってたが、その舌とピンク色の口内に意識が持っていかれる。
 俺は川崎の中から肉棒を引き抜く。
 身体を起こして座る川崎の前に立ち、眼前にそれを持っていくと、すぐにそれを口に含んだ。

「うっ…………」

 敏感な肉棒に這わされる舌の柔らかさと暖かさに思わず呻く。
 指で優しくしごかれながら軽く唇で締め付けられ、吸い出されるまでもなく尿道に残っていた精液がぴゅっと川崎の口内に放たれてしまう。

「ん…………こら、まだこんなに残してたなんてひどいじゃない。全部あたしのおまんこに出したんじゃないの?」

「あー、えっと……さっき出したあとすぐに頑張って作ったんだよ」

「能力も使ってないのに…………それが本当ならあんた常時溜まりまくっててムラムラしっぱなしだよ」

「あ、ああ。だから、御主人様に、いつも搾り取って、もらわないと…………」

 しどろもどろにそう答えると川崎はくすりと笑い、啄むように肉棒にキスをする。
 いや、肉棒だけでなく陰嚢にもだ。

「仕方ないね、一生面倒を見てあげるよ。あんたも、あんたのチンポも」

 え…………。
 それって…………。
 いや、この場のノリで言った軽口かもしれない。
 過去の経験からかどうしてもそういうことには臆病になってしまい、真意を問うのを躊躇われる。

「ん、んんー…………」

 ごくりと唾を飲んだところで傍らの海老名さんが身動ぎし、目を覚ました。
 すぐに状況を理解したようで、身体を起こしてこちらににじり寄ってくる。

「おはよう海老名」

「うん、おはよーサキサキ、御主人様」
723 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/10/04(水) 22:42:33.53 ID:WjOBkz7BO
 そう言って海老名さんは俺の肉棒に唇をつける。
 それだと俺自身じゃなく、そっちが御主人様みたいだぞ…………だいたい合ってるか。

「海老名、また八幡がギンギンにしちゃってるから今度は二人の口で慰めるよ」

「うんっ」

 二人が肉棒に舌を這わせ始める。
 仁王立ちして二人を見下ろすこの光景は少し落ち着かない。海老名さんはまだしも、御主人様である川崎を支配下に置いているみたいだからだ。
 もちろん川崎の方は気にしてないのだろうが。今回が初めてってわけでもないし、俺が勝手にそう思ってるだけで。

「ん、ちゅ、あむ…………」

「れろ、んう、じゅ…………」

 交互に亀頭をくわえるのと陰嚢をしゃぶるのを繰り返し、的確なタイミングで尿道口とカリ首を舌先で責めてくる。
 同時に川崎が精力回復を行い、これ以上ないくらい大きくなった肉棒は今にも精を放ってしまいそうだった。

「ふふ、もう出そうなんでしょ。いいよ、好きなタイミングで出しなよ。どこに出したい?」

「あ、う…………」

 美少女二人のどこに出しても許される状況に背中がぞくぞくと震える。
 それでもやっぱり川崎に飲んで欲しい。そう思ったところで海老名さんから懇願の声がした。

「あの、出来れば私の口がいいなぁ、って…………」

「海老名の口? おまんこじゃなくて?」

「うん……おまんこは何回もしてもらったけど、口はまだオナホにされてないから…………こっちも御主人様専用オナホにしてほしいなって…………」

 そういえば海老名さんの口でしてもらったことはあっても口内射精はなかったか。
 川崎は目線でゴーサインを出してくる。俺は海老名さんの頭を掴み、肉棒を口元に寄せた。

「姫菜、口を開けるんだ。俺が気持ちよくなるためだけに使わせてもらうからな」

「は、はい…………」

 海老名さんはうっとりとした目で俺を見上げながら口を大きく開ける。
 俺はそのピンク色の口内に肉棒を差し込んでいった。
724 : ◆zO7AQfurSQ [saga]:2017/10/04(水) 22:43:13.04 ID:WjOBkz7BO
一旦ここまで

あんま長くなると俺が海老名さんがお気に入りってバレるので次回くらいで今回の海老名さん編は終わる

またノシ

725 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/04(水) 23:02:29.79 ID:Mcr9hv6Po
乙、もうバレてるから安心して書いてくれ
726 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/04(水) 23:06:11.60 ID:lIsuuNdco
乙です
727 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/04(水) 23:48:58.91 ID:ekRZAYAo0
新刊も出たしそろそろ幼馴染ss書いてくれそう(希望的観測)
728 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/05(木) 00:38:23.59 ID:dp6IddFsO
乙です
長くなってもいいんで
729 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/05(木) 19:05:16.15 ID:phzaG7cSO
あまり長くなるのもなあ・・・
20スレ以内にはおわらせてほしいわい
730 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/05(木) 21:07:33.78 ID:UWLcrI1qo
そうだなぁ……
後100スレ位は続いて良いんじゃねーかな
731 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/06(金) 21:10:21.94 ID:+0RmfUfOO
これ以上はハーレム要員増えないんだよな?
でも5人もいれば組み合わせは無数だからあと10スレくらいは余裕のはず
732 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 12:16:05.94 ID:lqVS5hvKo
ここの海老名さんと静ちゃん好き
733 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/08(日) 21:19:02.03 ID:1wzbL5IOo
乙です
734 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/10/09(月) 08:53:59.77 ID:sCAKtFIqo
むしろ一生書き続けて♡
735 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/10/12(木) 12:45:14.75 ID:eNVjXcoQ0
乙。これを学校の昼休みに見る俺って異常?
736 : ◆zO7AQfurSQ [sage saga]:2017/10/17(火) 21:26:40.63 ID:jsg03ZcmO
 暖かくねっとりとした感触に包まれ、俺は出そうになる声を何とか押し留める。
 動かないようにしっかり海老名さんの頭を押さえ、腰を前後に振って肉棒を唇の輪でしごき始めた。

「うっ……姫菜……唇、もっと締めてっ…………」

「ん…………」

 海老名さんは言われたようにきゅっと唇を締め付けてくる。
 舌の動きも疎かにせず、亀頭や茎を這い回って刺激を与えてきた。
 絶頂直前まで押し上げられていた俺はあっさりと限界を迎えてしまう。

「ぐ、う…………姫菜、出すぞ……全部、飲めっ…………うっ! ううっ!」

「んんっ!」

 俺はびくんと身体を震わし、海老名さんの口内で精を放った。
 その勢いと量に驚いたか目を見開いたが、逃げたり避けたりはせずに喉を鳴らして精液を飲み込んでいく。
 射精が終わるまで小刻みに腰を揺すってすべて出し切り、そのあとも頭を押さえ続けて後始末を要求する。

「姫菜、口で綺麗にしろ…………残ったものも、全部吸い出して飲むんだ…………」

「んぅ…………」

 ちゅうっと尿道内の精液を吸い出される。
 舌を這わされて体液を舐め取られていく。
 命じた後始末が気持ち良すぎて、一旦鎮まった肉棒はもうすでに海老名さんの口内で大きさを取り戻していた。
 が、そのまま続けさせるわけにもいかず、俺は海老名さんの口から肉棒を引き抜いた。

「んあ…………もっと、しゃぶらせて、下さい…………」

「いや、何でだよ。する方は別に気持ちいいわけじゃないだろ」

「そんなことないよ。特に海老名は口の中にも性感帯あるみたいだし」

「そうなのか…………って、おい」

 横から川崎が言ったことに反応してそっちを見ると、川崎がスマホをいじっていた。
 どうやら今の今まで動画を撮っていたらしい。ていうか今回もやっぱり俺のスマホじゃねえか。

「あ、見せて見せて」

 うっとりした表情だった海老名さんが目を輝かせてスマホを覗き込む。
 そんな食い付くようなもんじゃないだろうに。
737 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/10/17(火) 21:27:17.47 ID:jsg03ZcmO
「うわ、こんなに奥までくわえて…………私の顔がヤバいことになっちゃってる」

「すっごくエロい表情してるね。それにしても直接出されてよく噎せずに飲めたね。結構な量だったでしょ?」

「うん、実は家でも色々練習してたし」

「性奴隷としていい心構えじゃない」

「うん……でも今回はされるがままのおくちオナホだったからいいけど、こっちから気持ちよくさせるのはまだよくわかんなくて…………」

「ま、それは実践あるのみだね。でもちょっとしたアドバイスくらいならできるよ。とりあえずチンポしゃぶってる間に手が空いてたら玉を揉んだり撫でたりしてあげな。八幡は玉をいじられるのが大好きだから」

「あ、それはわかる。さっき二人でしたときに八幡くんの玉を舐めたら気持ち良さそうな声出してたもんね」

「そう、それとね…………」

 女子二人が談義に華を咲かせるが、内容がとんでもないものだった。
 というかいい加減俺のスマホを使わないでくれますかね。撮ったものを一人で見ると欲求抑えるのめっちゃ大変なんですが。
 じゃあ見るなと言われてもそこにあったら見たいに決まってるし。

「あ、そうだ」

「あん?」

「さっきは、御主人様のおチンポを鎮める前に気を失ってしまって、申し訳ありませんでした」

 海老名さんがそう言って俺の前で手を付きながら頭を下げる。
 そんなことされると出すのを我慢したのが凄く心苦しい…………。

「そんなわけで、躾のなってない雌奴隷にはお仕置きが必要だと思うの!」

「それが狙いかよ! 目をキラキラさせて言うセリフじゃないだろ…………」

「いいからいいから。はい」

「? 何だ?」

 海老名さんは紐みたいなものを俺に差し出してくる。
 とりあえずその端っこを受け取ると、反対側に付いていたフックを自分の首に着けてるチョーカーの金具に取り付けた。

「…………おい」

「一回だけ! 部屋を一周するだけでいいから」
738 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/10/17(火) 21:28:06.49 ID:jsg03ZcmO
 川崎が面白そうに声を押し殺しながら笑っている。
 俺は溜め息を吐きながら了承した。

「はあ、わかったよ…………ほら、行くぞ」

「はいっ!」

 俺は紐を持って部屋を壁沿いに歩き始め、その後ろを四つん這いになっている海老名さんが着いてくる。
 何だこれ?
 全裸の眼鏡美少女を犬のように連れ回すとか、俺がすごい特殊な性癖を持っているみたいじゃねえか。
 ……………………いや、川崎になら俺もこうされたいなんて考えてないぞ、うん。深く想像すると戻ってこれない道に走り出しそうだったので、一旦止まって海老名さんの頭を撫でて誤魔化す。
 海老名さんは嬉しそうにすりすりと俺の脚に顔を擦り付けてきた。
 そうこうしているうちに部屋を一周し、ベッドに戻ってくる。

「えっと、満足したか?」

「ん……すっごく…………」

 海老名さんは顔を紅潮させ、息を荒くしながら答えた。
 きっとあれだな、慣れない四つん這い歩きなんかしたから疲れたんだな、うん。

「海老名、あんた何で濡らしちゃってんのさ」

「あんっ…………」

 川崎が海老名さんの下腹部に手を伸ばしながら突っ込みを入れた。せっかく俺が目を逸らしたのに。
 海老名さんはせつなげな表情になり、身体を震わす。が、川崎はすぐに手を引っ込めてしまい、俺の方に寄ってくる。

「ま、関係ないけどね。今からあたしと八幡がするんだし」

 そのまま俺と唇を合わせ、唾液を流し込んできた。
 あ、これガチなやつだ。精力を満タンにさせて、気が狂う直前まで感度を上げて、俺から濃厚な精液を搾り取るつもりだ。

「沙希っ…………沙希っ…………」

 搾り取ってもらえる。
 御主人様に必要とされてることに嬉しさを覚える。
 もう俺を好き放題にしてくれと言わんばかりに、俺は離れかけた川崎の唇に吸い付いて唾液を啜った。
739 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/10/17(火) 21:28:51.92 ID:jsg03ZcmO
「ん……ふふ…………ね、八幡。あたしを犯したい? それともあたしに犯されたい?」

 何だその質問。回答なんて一択じゃねえか。
 が、俺が答えるより早く川崎は俺を押し倒す。答えなんて分かりきってるからだろう。

「ほら、見てよここ。あんたの大好きなあたしのおまんこ、あんたのチンポが欲しいって言ってるでしょ?」

「あ……あ…………」

 川崎が指で開いた秘所を見せ付けてくる。そこはすでに愛液で濡れまくっており、ひくひくと蠢いていた。
 俺はごくりと唾を飲み、肉棒をぴくんと震わせてしまう。

「今からここにチンポ入れていっぱいごしごし擦ってあげるからね」

「あ、さ、沙希っ…………」

 俺が懇願するような視線を向けると、川崎はすぐに理解したらしく、再び俺と唇を合わせる。
 そのまま流し込まれた唾液を飲み込むと、射精禁止の呪いがかかったのがわかった。こうでもしないとまた入れただけで達してしまいそうなほど興奮しちまってるからな。

「ん……よっ、と」

 川崎が俺の身体を跨ぎ、肉棒の先端を秘口に押し当てる。
 俺は腰を浮かせて早く中に突っ込みたい衝動を堪え、川崎の動きを待つ。
 ゆっくりと腰が下りてき、ズプズプと肉棒が川崎の中に飲み込まれていく。

「う、ああ…………」

「あんっ……おっきぃの…………来るぅ…………」

 やがて根元まですべて挿入され、川崎は心地良さそうな頬の緩んだ表情をしていた。
 俺はというと、与えられる快感に翻弄され、全身をがくがくと痙攣させる。射精禁止の呪いをかけられてなかったらもう一瞬で果てていたことだろう。
 いや、射精出来ない今の状況だってそれはそれで苦しいのだが。長くこの状態が続いたら気が狂いそうだ。

「御主人様、気持ち良さそう…………んっ」

「んむ…………」

 海老名さんが俺の顔を覗き込み、そのまま唇を合わせて舌を絡めてくる。
 ぐちゅぐちゅと音を立てながら舌を擦らせ、互いの唇を激しく貪った。
740 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/10/17(火) 21:29:49.77 ID:jsg03ZcmO
「はぁ…………御主人様、どうかこの私を好きなように使って下さい…………御主人様が気持ち良くなるために、何をすればいいですか?」

 唇を離した海老名さんがとろんとした目で尋ねてくる。
 内腿を擦り合わせているのは自分で弄りたいのを我慢しているからだろう。

「お尻の穴、舐めましょうか? 玉を、しゃぶりますか? 何でも、お言いつけ下さい…………」

「…………じゃあ、俺じゃなくて沙希を気持ち良くしてやってくれ」

「えっ?」

 俺の提案に川崎が意外そうな声を出す。
 正直これ以上快感を与えられても射精出来なかったら苦しいだけだし、川崎にもたくさん気持ち良くなってほしいし。
 海老名さんは川崎の後ろに回って背中から抱き付き、手を伸ばして両胸をむにゅむにゅと揉み始める。
 川崎もそれに抵抗せず、お返しと言わんばかりに海老名さんの秘所に指を這わせていく。

「あんっ…………サキサキの指、気持ちいぃ…………」

「んんっ…………乳首、感じるっ…………」

 俺の身体の上で始まった女子同士の絡みに俺はさらに興奮を高めてしまう。
 連動してきゅうきゅう締まる川崎の蜜壷は早く精液を寄越せと言うようにうねりを激しくする。
 いつもだったら俺が川崎の最奥を突くことで射精禁止は解けるはずだ。でも俺はそうせず、歯を食い縛って堪えた。
 俺が我慢すればするだけ川崎は精液を美味しく感じてくれる。今の川崎は回数や量より質を求めている。
 だったら精液製造機としては耐えねばなるまい。

「はう……んっ…………サキサキ……私、もうイきそ…………」

「ん、いいよ。ずっと興奮してたんでしょ? チンポは今あたしが使ってるから貸してあげられないけど、好きな方法でイかせてあげるよ」

 しかし海老名さんはその言葉に首を振る。
 川崎は一旦腰の動きを止め、訝しそうに首をかしげた。が、すぐに何かに気付いたようでクスクスと笑い出す。

「希望するんじゃなくて、命令されたいの?」

「う、うん…………」

「ふふ。じゃあ八幡の顔を跨いで、おまんこ見せ付けながらオナニーしなよ。海老名が八幡のオカズになるのさ」

「はい…………」
741 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/10/17(火) 21:30:44.46 ID:jsg03ZcmO
 言われるがままに海老名さんは川崎と向き合いながら俺の顔を跨いで膝立ちになり、超至近距離の眼前で濡れそぼった局部を晒す。

「ご、御主人様……オナニーして、イっても、いいですか?」

「…………指で開いて、中を見せろ」

「は、はいっ…………」

 海老名さんが指で自分の秘口を広げ、ピンク色の中を見せ付けてくる。
 そこから溢れる愛液が指や内腿を伝わいきれず、俺の顔に滴ってきた。
 舌でそれを掬い取り、俺は海老名さんに許可を出す。

「いいぜ。好きなようにして、イってしまえよ」

 少し頭を上げて舌を伸ばし、蜜壷を軽く一舐めしてやる。
 海老名さんは身体をびくんと震わせたあと、指で自分の秘所をいじくり始めた。

「はぁんっ…………いいっ…………こんなの、すぐにイっちゃうよぉ…………!」

「んっ…………ふふ、八幡も海老名のオナニーで興奮してるよ。あたしのおまんこの中でチンポがびくんびくんしてる」

「嬉しいっ…………御主人様ぁ……雌奴隷のオナニーなんかをオカズにしていただいて、ありがとうございますっ…………! んんっ!」

 海老名さんのいやらしい指の動きが激しくなっていく。
 川崎も腰の動きを再開して肉棒を膣で擦りあげる。
 もう俺は限界だった。両手で川崎の腰を掴み、肉棒を奥まで突っ込もうと試みる。
 それを受けて川崎も腰を深く落として、亀頭をぐりぐりと自分の子宮口に押し付けた。

「あはぁっ! いいっ! 八幡のチンポ、気持ちいいっ!」

「さっ、沙希ぃっ! 出る……出るっ…………!」

「いいよっ! 中に出して! あたしももうイくから! あんたの精液、あたしのイきまんこに飲ませてぇ!」

「あっ、あっ、イく、出るっ…………姫菜っ、お前も、イけっ…………」

「は、はいっ! 御主人様たちと、一緒に、イかせていただきますっ…………!」

 卑猥な音が響き渡り、快感のあまり漏れ出る三人の声が木霊する。
 まず海老名さんが絶頂し、それを目の当たりにした俺が射精し、勢いよく放たれた精液を受け止めた川崎が身体を仰け反らせながら達した。
742 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/10/17(火) 21:32:18.72 ID:jsg03ZcmO
 三人とも感極まった声をあげ、全身を震わせて快感の余韻に浸る。
 とさっと俺の横に海老名さんが倒れ込み、川崎が弛緩しきった表情で俺に覆い被さってきた。

「はあ…………はあ…………すご、かった…………八幡、ありがと」

「私も、今起き上がれないくらい激しくイっちゃった…………ありがとう八幡くん」

 二人が俺の頬にキスをしてくる。照れ臭くなった俺は何も言わず、無言になってしまう。
 何か気の利いたことを言えれば格好いいんだろうけど、身体に染み付いたぼっち特有のコミュ障はそうそう治らないようだ。
 川崎はくすっと笑い、腰を上げて肉棒を抜き、舌を這わせて付着した体液を舐めとる。それは奴隷の役目だと言わんばかりに海老名さんも股間へと顔を向けた。
 やがて二人に綺麗にされ、そのまま左右に伸ばした俺の腕を枕にしながら柔らかい身体を押し付けるように引っ付いてくる。
 ホテルを出る前にシャワーを浴びる時間になるまで俺たちはずっとそうやってくっついていた。
743 : ◆zO7AQfurSQ [saga]:2017/10/17(火) 21:33:04.92 ID:jsg03ZcmO
一旦ここまで

次回からはそろそろ溜まった平塚先生を慰めるか人助けの一環でけーちゃんに精液を飲ませてあげるかかな
投下ペース遅くてすまない

またノシ

744 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/17(火) 22:08:19.85 ID:/o4vFCvCO

遅くても良いから長く続いておくれ……
745 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/18(水) 00:44:13.02 ID:Q/V2dzflO
乙です
個人的には後者希望
746 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/18(水) 06:06:51.99 ID:OjNfx9yqO
海老名さんの変態さにドン引きだよ(いいぞもっとやれシコシコ)
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