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【まほいく】女騎士の淫靡な戦い【魔法少女育成計画】
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101 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/07(火) 02:27:17.98 ID:n6JTHJOao
・・・・・・
優しい音色だった。だけど冷たい音色だった
ここはどこだろう。月明かりが差し込む窓が見える。視界の端には白いピアノが見える。このピアノが音を奏でているのだ
岸辺颯太は気だるさの中、目が覚めた
クラムベリー「起きましたか」
颯太「えっ…………ッッ、き、貴様!」
クラムベリー「初めまして、岸辺颯太さん」
颯太「っ!? な、なんで……」
クラムベリー「覚えていませんか? メス堕ちしたんですよ。あなたはこの試験に脱落したんです」
思い出す。昨日、港の倉庫でクラムベリーに抱き着かれ、弱点を狙われた振動の嵐で何度も絶頂し、最後は指で秘所とその後ろの穴を責められ、ついに屈服したのだ
102 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/07(火) 02:29:12.73 ID:n6JTHJOao
クラムベリー「今朝あなたがメス堕ちし、限界が訪れ変身が解けたあなたをここに連れて来たんですよ。あれからたっぷり寝てましたね。もう夜の10時ですよ」
颯太「な、なんで僕をこんなところに……どこなんだここ、山小屋?」
クラムベリー「昨日のじゃ足りません。あなたをもっと凌辱したいのです」
颯太「っ!」ダッ
ドアに手をかける。ガチャガチャとノブを回したが、開かない
無駄ですよという声を無視して、今度は窓にタックルした。映画だとこれで窓が割れて外に飛び出せるはずだが、やはり無駄だった
クラムベリー「さて、目を覚ましたところで……続きといきましょうか。そこにベッドがあるでしょう」
颯太「誰が……!」
クラムベリー「人間が魔法少女に勝てるとお思いで? あなたの端末は預からせてもらってますから変身もできませんよ」
103 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/07(火) 02:31:01.85 ID:n6JTHJOao
ピアノを壁にグルグルと逃げようとしたが、無駄だった。クラムベリーに首を絞められ、声にならない声を出す
クラムベリー「私に従った方がいいと思いますよ。魔法少女同士で暴力は振るえませんが、人間相手なら殺すことも可能なのですから」
颯太「っ!? ぁ……かっ」
クラムベリー「おや、失禁ですか。情けない……あなたは本当に情けない男ですね。いや、もうメス堕ちしたから男でもないのでしょうか」
颯太「う、ぐっ……ぅぅぅ……」グスッ
クラムベリー「また泣いてるんですか? 上から下から、大変ですね。泣いたら誰か助けてくれますか? 愛しのスノーホワイトは今頃あなたを待って処女を散らす準備をしているというのに」
ベッドに投げ捨てられた。クラムベリーの言う通り、クラムベリーと死への恐怖から失禁し、自分の情けなさに涙が出た
クラムベリー「今度は大泣きですか。私は涙に弱くありませんよ。あなたを犯します」
なにより、もう脱落してしまったという事実がどうしても受け入れられず、嘘だ嘘だと喚いた。だが嘘ではない。ラ・ピュセルはメス堕ちし、脱落したのだ。もう魔法少女として誰かを助けることはできない。変身したら恐らく子宮のあたりに淫紋が刻まれていることだろう
104 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/07(火) 02:31:47.46 ID:n6JTHJOao
昨日と同じようにクラムベリーに衣服を剥かれ、今度は彼女も自らの服を取り払った
颯太「…………」ゴクリ
クラムベリー「何欲情してるんですか。恋人を裏切って私に乗り換えますか?」
颯太「っ、ち、違う!」
クラムベリー「まぁ、これからそうなるんですけどね」
ベッドに裸の男女。そういうことになる
仰向けになった颯太に馬乗りになったクラムベリーのそこは既に濡れていた。腹に愛液が付く
男子中学生が裸の女性に跨られて、興奮しないわけがない。恐怖と憎悪の相手でも、おっぱいがあってオマンコがある美少女。男というやつは正直だ
105 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/07(火) 02:34:09.29 ID:n6JTHJOao
クラムベリー「ふふっ、あなたも準備万端ですか。それよりいいのですか? 私で童貞を喪失して」
颯太「嫌だ、よぉ……」グスッ
クラムベリー「あらあら。よしよし、嫌ですよねぇ。本当は今日、この時間にあなたは私ではなくスノーホワイトを相手にしていたはずですものね」
言葉とは裏腹に、クラムベリーは颯太のペニスを自らの穴へとあてがう。腰を落とせば間違いなく挿入されるだろう
颯太「っ、やだ! いやだ! やめて、お願いだからっ! 初めてはっ!」
クラムベリー「やめませーん」
颯太「やだぁっ! 助けて、小雪ぃぃ!!」
小雪と言い終わってから、クラムベリーが腰を落とした
ニュルンと、狭い膣内へと颯太のペニスが入っていく
106 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/07(火) 02:35:21.36 ID:n6JTHJOao
クラムベリー「んっ……ぁ……久々の……挿入っ…………」
颯太「ぁ…………あ、っ!」
クラムベリー「私のは、浅いっ、ですから……あなたみたいな、小さいのは大歓迎ですよっ……」
根元まで入り、射精した。童貞仮性包茎ショタチンポには魔法少女の膣内は気持ちよすぎた
クラムベリー「んんっ! あっ……もうですか? こんなっ、勢い…………よく……」
颯太「ぁ……っ、ひっ、グスッ」
クラムベリー「ん……情けないチンポのくせに、射精だけはやりますね。まだ出て……」
童貞喪失も射精もあっけなかった。どうしてこんなことになってしまったのかと、走馬灯めいたものが脳裏をよぎる
107 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/07(火) 02:36:15.83 ID:n6JTHJOao
クラムベリー「いい……ですね。これ。あなた、私の好みですよ」
颯太「いやぁ……」
クラムベリー「スノーホワイトはいい幼馴染みを持っていますね。こんなに可愛い男の、子っ!」
ズンッと強引に膣奥に誘われ、再び射精した
颯太のペニスはクラムベリーの膣内すべてを埋めるような大きさを持っていない。それでもクラムベリーは気持ちよさそうに腰を振る
ウネウネと竿全体を締め付ける魔法少女の膣内に、3回目の射精はそう遠くなかった
颯太「ぁ……はぁっ、はぁっ……」
クラムベリー「おや、もうダウンですか? 駄目ですよ」
キスをされた。舌を吸われ、唾液を入れられ、胸を押し付けられる
もうどうでもよくなってきていた
108 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/07(火) 02:36:50.52 ID:n6JTHJOao
颯太「ぁ……」
クラムベリー「知っていますか? 魔法少女は変身前の状態で射精できなくなったりメス堕ちしても脱落扱いなんです。メス堕ちはもうしてますから……今度は射精できなくなるまでシましょうか」
颯太「こ、ゆき……ぃ……」
クラムベリー「ここに来て別の女性の名前は、相手にとってあまりよろしくありませんよ」
不意に膣がギュウと締まり、痛いくらいに締め付けられた
颯太「ごっ、ごめんなさいっ! ごめんなさいぃ!」
クラムベリー「あなたの相手は?」
颯太「くりゃ、クラムベリ……」
クラムベリー「よく言えました」
「嘘、そうちゃん……」
颯太「っっ!!? こ、小雪!?」
109 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/07(火) 02:37:20.61 ID:n6JTHJOao
起き上がろうとしてクラムベリーに再び押し倒された。自由な首だけを回し、キョロキョロと周りを見る。小雪の姿は無い
だが間違いなく小雪の声だった。窓あたりから、覗かれているのか
「いや……」
颯太「ち、違うんだ! 小雪、いやだ、行かないで!」
クラムベリー「あらあら、彼女さんに見られてしまいましたね」
颯太「やだ…………やだ、小雪ぃぃ!」
何故この場所に小雪が、何故知っている、何故、何故
そんな疑問を浮かべる余裕は颯太には無い。クラムベリーは目を細くし、口角を上げた
110 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/07(火) 02:38:32.82 ID:n6JTHJOao
クラムベリー「そういえば魔法少女の愛液には媚薬成分もありましたね。飲んでください」
颯太「っ、やだ……だって」
クラムベリー「自分の出した物でしょう。嫌ならここで……っ」
クラムベリーが膣に力を入れ、ペニスを抜いてから精液をゴボッと出す。颯太はその淫猥な光景にさらに興奮した
クラムベリー「ほら、これでいいでしょう?」
顔に跨られ、雌と雄のにおいが颯太を襲う。舌を出すと、トロッとした愛液が口に入った
青臭いにおいが混じっている。精液だ。嫌悪感を示しても、クラムベリーは動いてくれない
クラムベリー「拙い、舌も……んっ、たまにはいいですね。私も……」
クラムベリーは反転し、颯太の様々な液で汚れたペニスを陰嚢ごと口に含んだ。69の状態になる
111 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/07(火) 02:39:35.93 ID:n6JTHJOao
颯太「んっ、ピチャッ……ジュル」
クラムベリー「ジュポ、レロッ……その調子」
颯太「は、い……っ」
クラムベリー「大人しくなってきましたね。気持ちいいですか?」
颯太「もう……いいよ……だって、やめてくれないんだもん……」
クラムベリー「あなたが射精できなくなるまでシますよ。終わるころには私のことを大好きになっているのでは?」
颯太「やだぁ……」
愛液を摂取し、クラムベリーのフェラで再びペニスに固さが戻る。今度は自分でやってみろと言われ、颯太はバックでクラムベリーに挿入した
クラムベリー「下手ですねぇ。まぁ初めてで上手くても困りますが」
颯太「すご、い……小雪ぃ……」
クラムベリー「……またですか?」
颯太「怒らないでよぉ……小雪ぃ……僕、頑張ったんだよ……」
112 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/07(火) 02:40:35.84 ID:n6JTHJOao
涙を流し、見えない小雪に許しを懇願しながら、颯太は腰を振った。膣を締め付けるとすぐに射精する。情けないペニスには変わりない
4回射精し、ペニスがしなだれる
クラムベリー「ドーピングもここまでですか。じゃあ最後の手に出ましょう」
颯太「おっ、ご……おひ、お尻……ぃ!」
クラムベリー「前立腺アクメ決めちゃってください」
指を入れられ、振動がオスアナルの中で爆発する。前立腺が刺激され、フル勃起した
ハッキリ言って、もう出ない。さっきの射精だってなんか水みたいなのが出ただけだ。なのにクラムベリーは執拗に射精させてくる。もう子宮も膣内もパンパンのはずだ
今度はまた騎乗位になり、キスをされながら最後の射精をさせられた
心臓が早鐘を打つ。颯太は最後にクラムベリーの汗まじりの微笑みを見て意識を失った
113 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/07(火) 02:42:21.51 ID:n6JTHJOao
・・・・・・
ファヴ「今週の脱落者発表の前に、いいお知らせが2つ、悪いお知らせが1つあるぽん」
ファヴ「まずはいいお知らせの1つ目から! 新しく魔法のアイテムが追加されたぽん!」
魔法の端末に5つのアイテムが表示される。次いでファヴからの説明があった
ファヴ「『武器』、『透明外套』、『四次元袋』、『精液がドバドバ出る薬』、『兎のディルド』が買えるようになってるぽん」
ファヴ「武器は買ったら5種類の内1つから選ぶことができて、効果は購入者にのみ教えるぽん」
ファヴ「透明外套は被れば姿を消すことができるぽん」
ファヴ「四次元袋はその中に色々入れられるぽん」
ファヴ「精液がドバドバ出る薬は、生えている魔法少女専用ぽん。その名の通り、飲めば1回の射精で500mmくらいの精液を吐き出せるぽん」
ファヴ「兎のディルドは持っているといいことがあるかもしれないぽん」
ファヴ「それぞれ先着1名様限りぽん」
114 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/07(火) 02:43:15.13 ID:n6JTHJOao
ファヴ「次に悪いお知らせぽん」
ファヴ「ラ・ピュセルがオナニーのし過ぎで自滅メス堕ちしてしまったぽん」
ファヴ「マヌケぽん、淫乱ぽん」
ファヴ「もう1つのいいお知らせは、ラ・ピュセルが脱落したので今週の脱落者はナシ! それじゃまた来週〜」
鉄塔にラ・ピュセルは来なかった。鉄塔だけじゃない。担当地区すべてを回ってもラ・ピュセルの姿は無かった
魔法の国の娼館に送られたのだろうか。ファヴに問い合わせても機密事項の一点張りだった
ラ・ピュセルを探し彷徨い、行きついた先はとある埠頭だった
スノーホワイト「…………そう、ちゃん……っ、なんでっ……!」
115 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/07(火) 02:44:19.26 ID:n6JTHJOao
1日経ったらさせてあげたのに。そう思い泣く
長い間泣いていたせいか、ファヴが見かねて出てきた
ファヴ「いつまで泣いてるぽん。そうやって泣けば誰か助けてくれるぽん?」
スノーホワイト「だって、だってぇ!」
ファヴ「スノーホワイトがそんなんじゃ、ラ・ピュセルの犠牲は無駄ぽん」
スノーホワイト「っ、犠牲…………? どういうこと? ラ・ピュセルは自分でって……」
ファヴ「……」
スノーホワイト「そう、なんだ……誰かが、そうちゃんを……」
ファヴ「さぁ〜」
スノーホワイト「ファヴ、教えて。誰がラ・ピュセルを!」
ファヴ「他の魔法少女の動向は教えられないぽん。チクリ魔とズブリ魔は嫌われるぽん」
116 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/07(火) 02:44:53.68 ID:n6JTHJOao
・・・・・・
どこかのビル、ヤのつく組織から献上されたその建物の中に魔法少女が2人いた
メアリ「四次元袋……寿命10年ってのは微妙だが、いい買い物じゃないか」
マジカロイド「ソウですカ?」
メアリ「あんたは買わなかったのかい」
マジカロイド「寿命は惜しいのデ」
メアリ「ふふっ、保身大好きだねぇ。だから私に擦り寄ってきたんだろう?」
マジカロイド「ハイ。そりゃ、カラミティ・メアリについた方が一番生き残レルじゃないですカ」
メアリ「死ぬわけじゃないんだがね」
マジカロイド「娼館で一生奉仕なンて、死んだも同然でショウ」
117 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/07(火) 02:45:44.22 ID:n6JTHJOao
メアリ「そういう考え方嫌いじゃない……が、カラミティ・メアリにお前を信じろと言うのは無理がないかい?」チャキ
マジカロイド「……銃を向けたところで、撃てまセンよ」
メアリ「そう。バトルシステムがこんなんだから、私みたいな戦い専門な魔法少女はコイツに頼るしかない」
マジカロイド「っ、ソレは……しまってほしいデス」
メアリ「舐めろ、と命令されたくなけりゃ、誰か1人やってきな」
マジカロイド44は命と金と自身の貞操を重んじる。以前はシスターナナに色々未来のエログッズを売りつけていたが、こんな戦いが始まってからは寄り木を変えることにした
カラミティ・メアリは強い。そして金もある。絶好のパートナーだ
マジカロイド「(マァ、誰か……弱そうなのヲ狙いましょうか。スノーホワイトなんてラ・ピュセルがいなくなって1人ですシ、手頃かな)」
メアリ「どうなんだい?」
マジカロイド「分かりマシタ」
マジカロイドは飛び立つ。今日のエログッズは「当たり」だ。これならスノーホワイトをとれるだろう
118 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/07(火) 02:46:10.53 ID:n6JTHJOao
・・・・・・
ファヴ「それよりもアイテム買わなくていいぽん? 確かに寿命は高いけど、買わないとこの先やっていけないぽん」
スノーホワイト「アイテム……武器……!」
ファヴ「武器があれば襲ってくる魔法少女にも対抗できるかもしれないぽん」
スノーホワイト「か、買う……買う!」
武器の欄をタップする。買えない。SOLD OUTという文字が目に入って来た
スノーホワイト「売り、切れ……? こっちは、売り切れ……売り切れ、売り切れ……全部……!」
魔法の端末が手から落ちる。駄目だ、これでは、狩られる。もうラ・ピュセルはいない。自分でやっていくしかないというのに
足音が聞こえる。ザッ、ザッ。誰だ。まさか、ラ・ピュセルか
もう会うことはできない。そう思っていても恋人のあの顔を期待してそちらを向くと、それはラ・ピュセルではなかった
119 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/07(火) 02:47:20.96 ID:n6JTHJOao
「見つけた……」
黒いドレス、黒い髪、真っ白に青みがかった肌、目の下のクマ……誰だ。魔法少女だとは分かる。だがこんな魔法少女は見たことが無い
スノーホワイト「だ、誰……いや……!」
スノーホワイトは拒否反応を起こした。黒い魔法少女はそのドレスの裾を上げ、ギンギンに固くなったソレを見せつけて来ていたからだ
「私も……生えてる。同じ……」
スノーホワイト「い、いや……来ないで!」
「色んなので、試した……あなたを、気持ちよく……」
使い込まれているのか、青白い肌と正反対のドス黒い陰茎は平均的なサイズながらも、ズル剥けで先端からは透明な液が垂れている
そんな陰茎に目線をやると、上から振ってきた何かがそれに食らいつくのが見えた
120 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/07(火) 02:48:34.90 ID:n6JTHJOao
「……?」
その何かは筒状だった。どこか機械的な印象を抱かせるそれが黒い魔法少女の陰茎を包み込み、ギュイィィンという駆動音を響かせる
「ッ!」
ドピュッ、と聞こえた。射精音、初めて聞いた。それだけ多くの精液が吐き出されたのだろう。それが瞬く間に10回ほど続いた
黒い魔法少女が気を失ったように仰向けに倒れこむ
ペニスからソレが抜け、大量に発射された精液が周りに飛び散り、一部がスノーホワイトにもかかる
スノーホワイト「ひぃっ!」
「オヤ、助けた形になってしまいマシタか」
今度は上からチャットで見たことのある魔法少女がやってきた
121 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/07(火) 02:50:38.78 ID:n6JTHJOao
マジカロイド「チャットでは何度かオ会いしましたネ。マジカロイド44デス」
スノーホワイト「ぁ…………」
マジカロイド「イヤー、今日のエログッズはなかなか使えるモノでよかったデス!」
今度はスノーホワイトの陰茎にソレが襲い掛かって来た。「2度と射精できないくらい搾精するオナホ(衣服除去機能付き)」が勃起していないペニスに食らいつき、吸いつく
スノーホワイト「ぁっ、ひぃっ!」
マジカロイド「これがどこの魔法少女かハ知りませンガ……しかし、他の魔法少女を絶頂させるというのは……なにか吐き気とか生理的嫌悪感とか催すものでスガ……エクスタシーだけデスネ」
スノーホワイト「い、イクっ、イッちゃっ、うっ!」
マジカロイド「これで何回も絶頂させて射精できなくなるまでやっちゃイます。それじゃ、サヨナラ」
その言葉の直後だった。マジカロイドが背後からうつ伏せに押し倒され、股の間に強引に何かをねじ込まれたのだ
使用者の集中が途切れたことにより、オナホも機能を停止する
122 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/07(火) 02:53:20.24 ID:n6JTHJOao
スノーホワイト「へっ……」
マジカロイド「オッ、アッ、な、んで……っ、くひっ!?」
「…………っ……」
ドピュッ。さっき聞いた音だった。黒い魔法少女の、射精
マジカロイドに生殖器があったのかよというツッコミは誰もしない。実際マジカロイドのロボ部分はガワだけで、内蔵や生殖器は人間そのものだ。入口こそ機械のようではあるが、膣内は愛液で満ち、子宮はしっかり子を生すことができる
黒い魔法少女は早漏だった
三擦り半で射精し、復活。再び三擦り半で射精
その責めが延々続き、ついにマジカロイドは連続射精を叩きつけられメス堕ちした。黒い魔法少女の絶倫テクニックの勝利だ
変身が解け、マジカロイドがニット帽の少女になっても腰は止まらない。むしろこれからが本番だとでも言いたげに射精される
黒い魔法少女は少女を犯しながら、スノーホワイトをジッと見た。まるでスノーホワイトをオカズに少女というオナホで自慰しているように
少女は失神していた。焦点の定まらない虚ろな目が自然と助けを求めるようにスノーホワイトを見る
黒い魔法少女、ニット帽の少女はスノーホワイトを見ている。2つの視線と目が合い、スノーホワイトは悲鳴をあげた
123 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/03/07(火) 04:42:05.96 ID:ljpYUoVp0
乙
もう素晴らしいとしか
理想のおねショタNTRクラそう読めた
124 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/03/07(火) 05:40:14.62 ID:O5S+byQD0
乙、ロボっ娘もちゃんと子を成せるとかなんて優しい世界なんだ()
あとズブリ魔は嫌われるってそれただの強姦だから…
125 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/03/07(火) 06:46:21.01 ID:nXjtKG0aO
シュールでワロタ
126 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/03/07(火) 07:11:48.84 ID:pQ5EN9uqO
乙ー
タイトル的に脱落サイドも少し描写あるのかな
127 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/03/07(火) 08:19:23.42 ID:cb6mijB5o
乙です
128 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/03/07(火) 10:50:29.38 ID:6l+rSQPc0
最後怖すぎるわ
原作より怖いでしょ
129 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/08(水) 15:41:42.66 ID:JzYM8xbho
・・・・・・
日の光で目が覚めた。あれからどれくらいの時間が経ったのか、そのまま放置されたのか服は無い
颯太「……」ムクッ
ドアに手をかける、開かない。窓に手をかける、開かない
連続でたっぷり寝たおかげか、気を失う前ほどの焦りは無い。だが焦りを失った心の空きスペースを埋めるのは喪失感と絶望だ
もう元の生活には戻れない。中学に通い、サッカー部で汗を流し、母の作ったご飯を食べる。それらのすべてと突然お別れをした
変身できても魔法は使えない。記憶を消されて娼館へ送られるという確定した未来が待っている
颯太「っ、う……うっ……ううっ……」
今まで「すすり泣く」という表現を見てもピンと来なかったが、理解した。これがすすり泣くということだ
泣いたところで時間は戻らず、事実も変わらない。だが泣く以外にやることがなかった
130 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/08(水) 15:42:34.93 ID:JzYM8xbho
小屋の隅に颯太の服があった。魔法少女の力で強引に脱がされたためところどころ破れているが、まだ着ることができる
メス堕ちし、射精できなくなるまで搾られた。もう尊厳もクソもないことは分かっている。それでもまだ自分は人間だと、クラムベリーのような低俗なサルではないと。それを自分に言い聞かせるためにも服を着た
いつも親が選択してくれているだけに、1度着た服をそのまま着るというのは不思議な感覚だった
クラムベリー「おや、もう目覚めていましたか」
颯太「っ……」
クラムベリー「ここの家主は私ですよ。家主が帰ってきたらおかえりと言うべきでは? ああ、私もただいまと言っていませんね。ただいま戻りました」
颯太「どうやって……」
クラムベリー「この小屋のドアと窓にちょっとした細工をしているだけです。あなたに逃げられないよう、私にしか開け閉めできないように」
颯太「家に、帰して……」
クラムベリー「それはできません。あなたは表向きには魔法の国の娼館の娼婦になっているのですから」
131 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/08(水) 15:43:08.02 ID:JzYM8xbho
「表向きには」
そう言われてから違和感を覚え、思い出した。確か脱落したその日いっぱいまでは魔法を使えるが、日付が変われば娼館送りのはずだ。ならば何故自分はこの小屋に留まっているのか
クラムベリー「本当は戯れに試験が終わるまでここで性欲処理に使おうかと思っていたのですが、あなたの具合が思ったより良かったので……試験が終わってからも魔法の国にバレないように飼ってしまいましょうか」
颯太「…………」
クラムベリー「あなたに残された道は2つ。魔法の国の娼館に送られて記憶を無くして顔も知らない誰かに奉仕するか、ここで私の性欲を満たす人形になるか……ああ、娼館はN市から遥か遠くのどこかにありますが、ここはN市の中にありますよ」
颯太「………………」
クラムベリー「魔法少女の中には過激なプレイを求める人がいますからね。私なんか優しい方かもしれません」
クラムベリー「前者を選ぶならこの小屋を出てください。外に出た瞬間あなたは気を失い、目覚める頃にはまっさらな状態でピンク色の部屋です」
クラムベリー「後者を選ぶなら……今ここでその服を脱いでください。そして今日も愛し合いましょう」
誘導されていることは分かっていた。片方に脚色しまくりであろう情報を付け加え、もう片方をマシに思わせる。正直どちらも絶望しかない。だが颯太にはどちらかを選ばねばならない
せっかく服を着たのに……颯太はそんなことを思いながら上着に手をかけた
132 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/08(水) 15:43:59.87 ID:JzYM8xbho
今日はクラムベリーは服を着たままだった。どこから取り出したのかローションなんて持っている
クラムベリー「あなたが自らの意思で私のもとに残ってくれて嬉しいですよ」
颯太「……」
クラムベリー「今日はいやに無口ですねぇ。昨日はあれほど泣き叫んでいたのに」
颯太「うるさい……」
クラムベリー「ふふふっ……さて、今日はあなたのお尻の穴を開発しましょうか」
颯太「っ、お、お尻……? なんで……」
クラムベリー「昨日のアレでまだあなたは男を名乗るつもりですか? 情けないチンポを持つあなたはもうオスではない。ならメスになる訓練をするのは当たり前ですよ」
133 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/08(水) 15:45:19.82 ID:JzYM8xbho
ベッドに上にうつ伏せにさせられ、腰を上げるよう言われる。颯太は諦観と共に言う通りにした
恥ずかしい。あまりにも恥ずかしい。これが敗者だ
ローションを纏わせヌルヌルになった指を入れられる。思わず声が出てしまう
颯太「ひっ、あ、……! そこ、きたなっ……いよっ!」
クラムベリー「大丈夫。あなたが寝ている間に諸々の処理と下準備をしてありますから。こうして指がすんなり入るのも浣腸したり腸内洗浄したり拡張したり、色々した結果ですよ」
なんでも颯太は12時間くらい寝ていたらしい。ならば今はもうすぐ夕方だ
浣腸され拡張された時の反応も見たかったと煽るクラムベリーの指が2本入り、颯太は初めての感覚を味わった
颯太「おっ……ぁ、くっ……!」
クラムベリー「ここを押すと前立腺が刺激されるんですよ。昨日もそうしたでしょう?」
ある場所でグニッと指を曲げられ、颯太はペニスが自分の意思に反して固くなるのを感じた
134 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/08(水) 15:46:36.99 ID:JzYM8xbho
クラムベリー「生えている魔法少女が敗北した時、最悪EDになったりするのですが、あなたは人間なのになんともないようですね。テクノブレイクもしませんでしたし」
颯太「くっ、ぁ……なに、これぇ……」
クラムベリー「これがアナルですよ。男がメスになることのできるところです」
颯太「め、す……い、いやだ……僕は、男だ……っ」
クラムベリー「まだそうでしょうね。自分でそれをいじるくらいですから」
指摘され、ハッとした。颯太の手は自身のペニスへと伸びていたのだ
既に恥ずかしいところまですべて見られているというのに、颯太は親に自慰しているところを見られたかのような恥ずかしさを覚えた
135 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/08(水) 15:47:09.91 ID:JzYM8xbho
クラムベリー「今はコッチだけでイクのですから、直接いじってはいけませんよ」
颯太「そん、な……」
クラムベリー「それともいじりたいですか? そうですね……私に一生忠誠を誓う。とでも言えたらいじらせてあげますよ」
颯太「ッ、誰が……!」
クラムベリー「嫌ならアナルにのみ集中しなさい。ちゃんとイカせてあげますから」
指が出し入れされたり、奥の方をグリグリとしてきたりと様々な責め方で颯太のアナルを刺激する
颯太の口からは最初こそ困惑の声が発せられていたものの、時間が経つに連れ、別の声が漏れ出そうになっていた
颯太「んっ……ぁ」
クラムベリー「あらあら、もうアナルイキを覚えそうなんですか?」
颯太「ち、が……ぅ」
クラムベリー「ではこんなのはどうでしょう」
136 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/08(水) 15:47:42.92 ID:JzYM8xbho
颯太「っ、んあっ、あぁぁぁぁぁっ!」
振動が来た。ラ・ピュセルと颯太を何度も絶頂させ屈服させたものだ
勝てるわけがない。颯太は情けなくベッドを精液で濡らした
クラムベリー「ふふっ、イッてしまいましたね。でも続けますよ」
颯太「ひぐっ、あぁっ、や、やめっ! やめてっ! 連続じゃ出な――」
振動が強まった。前立腺を刺激され、さらには陰茎にまで及ぶ刺激に颯太は耐えられない
ビュルッ、ビュルルッ、ブシャッ
連続絶頂に精子の製造が追いつかず、透明な何かがペニスから発射された
クラムベリー「もう潮吹きまでしてしまうなんて。メスの才能ありますよ。もうオスなんてやめたらどうですか?」
颯太「ぁ……も、やめ……」
クラムベリー「ええ。今はここまでにしましょう。時間をかけてもっと気持ちよくなるように開発すれば、あなたも晴れてメスショタになれますよ」ナデナデ
137 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/08(水) 15:49:09.37 ID:JzYM8xbho
・・・・・・
カラミティ・メアリはいつまで待っても帰ってこないマジカロイドに業を煮やし、ファヴへと問い詰めていた
チクリ魔は嫌われるなどとのたまうファヴだったが、メアリにはこのゲームの真意を少しだけ分かっている
要は何も考えず魔法少女を犯せばいいのだ。ファヴにそんなことをにおわせると簡単になにが起こったのかを話してきた
メアリ「やっぱりねぇ……ファヴ、あんたはつまるところ、犯されてる魔法少女が見たいのかい?」
ファヴ「そうぽん。もうmagicalvideosのじゃ満足できないぽん。かといって娼館に行くことのできないファヴはこうして生の犯し合いを見るのがなによりの楽しみぽん」
メアリ「いかれてるよアンタ」
とはいえゲームは完全にファヴの掌だ。やりたいことと望まれていることが一致しているのは幸運と言える
ファヴに教えられた情報をもとに、メアリは埠頭へと向かった
138 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/08(水) 15:49:58.17 ID:JzYM8xbho
ハードゴア・アリスは念願の白い魔法少女に会えて満足していた
突然の呼び出しでも快く受けた。どうせ奇襲レイプされても自分はメス堕ちしたり射精できなくなったりしない
アリスの魔法は「どんなケガでも治る」魔法だ。色々試した結果、死んでしまうようなケガでも治った
そしてその魔法はセックスバトルにも使えることがマジカロイドとの戦いで判明した。精子を出しても出してもなんともない。絶倫になったのだ
陰茎が生えているなどという事実に戸惑いはしたが、もう受け入れた
だからこうして突然カラミティ・メアリに押し倒され、長いペニスを挿入され射精されてもなにも心配することはない
139 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/08(水) 15:51:16.66 ID:JzYM8xbho
メアリ「なんだい、マグロか?」
アリス「……」ガシッ
メアリ「なっ……!」
膣奥を貫ききってもなお余るペニスの根元を掴み、引き抜く
ブピュッと膣内から出てきた精液も気にせず、アリスは自分の陰茎をしごき、精液をメアリの顔にかけた
メアリ「ぐっ、コイツ……!」
アリスは早漏だ。試しにオナホに挿入したら挿れた瞬間射精するくらいに早漏だ
だが絶倫に加え、アリスは半分マグロのようなものだった。快楽は得ているのだが、自分ではない、別の世界の出来事のように感じてしまう
それは魔法少女同士の戦いに置いて非常に有利に立てるものだ
今度はこちらが挿れる番だ、とメアリを押し倒そうとすると、頬を弾丸が掠めたのが分かった
ばかな、魔法少女は魔法少女に危害を加えられないはず
140 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/08(水) 15:52:15.36 ID:JzYM8xbho
メアリ「当てなきゃ暴力じゃないんだよ!」
再び押し倒された。今度は口にペニスが深々と突き刺さる
口、喉、食道。上半身の器官がまるでオナホのように扱われ、胃に直接射精される。アリスは思わず吐いた
メアリ「クッ、ククク……カラミティ・メアリに顔射とはいい度胸だ。お前は徹底的に犯しつくしてメス堕ちしてもさらに犯して変身が解けても犯し続けてやるよ」
アリス「……」
服を破かれ、青白い慎ましやかな胸が露わになる。メアリはまるで死人とヤッてるみたいだと呟くと、再び膣へと挿入した
メアリ「体通り小さいねぇ。でも名器とは呼べないか」
アリス「……」
141 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/08(水) 15:53:19.25 ID:JzYM8xbho
メアリ「泣き叫ぶぐらいしたらどうだい。レイプされてるんだよ」
アリス「……あなたも、下手」
安い挑発だったが、メアリのこめかみを動かすことに成功した
腰使いが荒くなり、子宮を壊す勢いで膣を抉られる
射精が訪れた。メアリと同時に、アリスも膣からの衝撃で陰茎を刺激され、ピンと上を向いていた勃起ペニスが自身の顔にかかる。アリスは自分の精液が口に入ったのを感じて少し顔をしかめた
メアリ「クッ、コイツ……!」
アリス「……」
142 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/08(水) 15:54:10.31 ID:JzYM8xbho
戦いは3時間に及んだ。一方的にメアリが犯すだけであったが、倉庫の屋上に四散した大量の精液が壮絶さを物語っている
結果としてメアリはアリスを倒すことができなかった。すっかりしなびた陰茎を見下ろし、精液だまりの中でピクピクと虚ろな目をするアリスを睨む。腰が抜けているようで、しばらくうごけないだろう
だが淫紋は無い
メアリ「…………クソがッ!」
メアリは気晴らしに会社帰りのOLを路地裏に連れ込んでレイプすることにした
143 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/08(水) 15:54:45.72 ID:JzYM8xbho
・・・・・・
〜廃スーパー〜
シスターナナ「ラ・ピュセルのことは残念でした……私も胸が痛みます」
スノーホワイト「っ、はい……っ」グスッ
ウィンタープリズン「娼館送り……果たして今生の別れなのかな」
スノーホワイト「どういうことですか?」
ウィンタープリズン「その娼館に客として行って指名すれば……また会えるのかと思ってね」
シスターナナ「会えたとしても、相手は記憶を失っています」
ウィンタープリズン「そうか……」
スノーホワイト「っ、うう……」
ウィンタープリズン「あ、す、すまない。悪気は……」
144 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/08(水) 15:55:21.30 ID:JzYM8xbho
シスターナナ「クラムベリーからは良い返事が貰えませんでした……ですが、新しく仲間が加わったんです」
スノーホワイト「仲間、ですか?」
シスターナナ「はい。16人目の魔法少女というのはご存知ですね?」
スノーホワイト「ええ、まぁ」
シスターナナ「その方がもうすぐ来るはずなんですが……」
影から足音が聞こえた。スノーホワイト達のものではない。つまり来たのだろう
シスターナナ「あ、来ましたね。こんばんは、ハードゴア・アリス」
スノーホワイト「ハードゴア・アリス………………っっ!!」
アリス「……」
ウィンタープリズン「?(精液のにおい……)」
145 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/08(水) 15:56:22.72 ID:JzYM8xbho
スノーホワイトは現在もっとも会いたくない魔法少女に会ってしまった
忘れられない昨夜の記憶。既に変身が解けた少女を延々犯し続けた黒い魔法少女
その時スノーホワイトはあまりの光景に気絶し、目覚めたら見知らぬアイテムが手に握られていた
ファヴ曰く、ハードゴア・アリスが購入した兎のディルドらしいが、返そうにも会いたくないというのが本音だったところにこれだ
兎のチンコを模したものを渡してきた。まったくいやがらせにもほどがある
シスターナナ「ハードゴア・アリスも私達の意思に賛同してくれますよね」
アリス「はい……」
スノーホワイト「(な、なんでずっとこっち見てるのぉぉ)」
146 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/08(水) 15:57:00.48 ID:JzYM8xbho
シスターナナ「喜ばしいことです。こんな犯し合いを一刻も早く終わらせなくては、私達は女性の尊厳すら守れません」
アリス「はい……」
ウィンタープリズン「……おい、聞いているのか」
シスターナナ「ウィンタープリズン、いいんですよ。彼女は頼れる味方ですし」
スノーホワイト「み、味方……」
シスターナナ「それでは、私達はこれで」
スノーホワイト「えっ!? どこかに行っちゃうんですか!?」
シスターナナ「スイムスイム達と話をしてこようかと。彼女達はルーラに命令されてあなたを襲ったにすぎないでしょう。わだかまりはあると思いますが、もし同志になってくれたあかつきには、仲直りしてくれると助かります」
スノーホワイト「えぇぇ……」
147 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/08(水) 15:57:35.98 ID:JzYM8xbho
元ルーラ組のことはどうでもいい。今2人に去られたら自分はこの気持ち悪い魔法少女とふたりきりになってしまう。「下手したらレイプされるから置いてかないで」などと言えるわけもなく、スノーホワイトはアリスと共に廃スーパーに残された
スノーホワイト「…………」
アリス「…………」
スノーホワイト「…………じゃ、じゃあ私はこれで」
スノーホワイトは廃スーパーから出た後、走って帰路についた。早くあの場所から、アリスがいる場所から離れたい
スノーホワイト「(こ、これくらい離れれば……)」
後ろを見る。ついてきていない。よかった
安堵して再び前を見ると、いた
昨日と変わらない。ドレスの裾を上げ、ギンギンに反り返ったペニスを見せつけてくる
148 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/08(水) 15:58:37.89 ID:JzYM8xbho
スノーホワイト「ひぃっ!」
アリス「………………」
スノーホワイト「や、やっぱり私を……」
アリス「…………喜び、ませんか……?」
スノーホワイト「えっ?」
アリス「魔法少女は、皆……こうすれば喜ぶって……」
スノーホワイト「誰が?」
アリス「ファヴが……」
スノーホワイト「喜ばないよ!!」
アリスが初めて表情を崩した。目と口が思い切り開かれ、明らかにガーンという効果音のつく顔をしている
149 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/08(水) 15:59:20.25 ID:JzYM8xbho
スノーホワイト「だ、だから……しまってよ、それ」
アリス「…………」
恥ずかしそうにアリスはドレスの裾を手放す。どうやら話の分かる奴ではあるらしい
スノーホワイト「あ、あの……あなた、昨日……凄くしゃ、しゃせぃ……されてたよね」
アリス「はい。限界まで出されました」
スノーホワイト「その、生えてる魔法少女って……しゃせ……できなくなったら、脱落じゃ……」
アリス「魔法です。私、回復が早いので……」
スノーホワイト「そ、そう……………………あ、そうだ。これ……あなたのでしょう?」
アリス「違います」
150 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/08(水) 15:59:50.27 ID:JzYM8xbho
兎のディルド。ファヴは確かにアリスが買ったものだと言っていた
ならば何故それがスノーホワイトの物になるのだ
アリス「それは私が買いました。ですが、あなたにあげました」
スノーホワイト「なんで……」
アリス「気が、向いたので……」
スノーホワイト「ぶっちゃけいらないんだけど……」
アリス「いらない、ですか……?」
スノーホワイト「…………や、やっぱりもらっておくよ」
スノーホワイト「(不気味すぎて突き返せない……)」
151 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/08(水) 16:00:51.02 ID:JzYM8xbho
まさかコイツ、ストーカーかなにかかと思ったところで、アリスが頭を下げてきた
アリス「また会ってください……」
スノーホワイト「えっ?」
頭を下げながら、グワングワンと色んな角度からこちらを見てくる。メトロノームかコイツは
アリス「…………」
スノーホワイト「あ、えーっと…………う、うん。じゃあ、また」
あんまり会いたくないんだけど、とは言えないのがスノーホワイト――小雪の性分だった
152 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/08(水) 16:01:19.54 ID:JzYM8xbho
・・・・・・
〜公園〜
トップスピード「なぁリップル、悪かったって〜謝るよ」
リップル「チッ、なにがこの公園には人が集まるだ……」
トップスピード「いやぁ今日はアレだっただけだって。な、煮物作って来たんだよ。これ食って機嫌直してくれよ」
リップル「いらない」
トップスピード「そう言わずに。はい小皿」
リップル「おい!」
屋根つきベンチの屋根の上に腰かけながらトップスピードがガサゴソとバッグをまさぐる
トップスピードが厚かましい奴だ。いくら拒んでもずかずかとパーソナルスペースを侵害してくる。まったくもって迷惑なやつだ。という建前を作る
だがリップルにはその距離感がありがたかった。こんな不愛想な奴、トップスピードくらいでなければコンビなんてやっていられない
153 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/08(水) 16:02:08.74 ID:JzYM8xbho
煮物も適当に食って適当な感想を言おう。いつも通りに。と思っていたところにリップルの腿の上に小皿を置くトップスピードの手が股に近いところに触れた
リップル「ッ!」バッ
トップスピード「っ、あ、ご、ごめん」
また過剰に反応してしまった
隠しているつもりだが、トップスピードは感づいているのかもしれない
リップルは生えている魔法少女だ。サイズは誰かと比較したことないが、普通なのかもしれない
魔法少女になってキャンディーを集め始めてから、リップルは今までの人生、細波華乃の味わったことのない感覚を得ていた
154 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/08(水) 16:03:19.30 ID:JzYM8xbho
まずトップスピードをいやに意識するようになった。迎えに来たときや去るときなど、下から見上げると腿やもっと根元のほうが見えそうになり、ドギマギする。近付いてきた彼女の胸が腕に触れたとき、感触を覚えようと脳が勝手に動き出す
こういう感情は知っている。かつて華乃の家に代わる代わる上がり込んではクソッタレな目を向けてきた義父達。おそらく彼らの持っているものと同じ感情を持っているのではないかと思い、リップルは自分を何度も殴ったことがある
たとえ生えているとバレていようと、この感情だけはバレるわけにはいかない
トップスピード「どうよ! 今日の煮物。ちょっと出汁変えてみたんだけどさ」
リップル「別に」
トップスピード「そうかそうか! うまかったか! いや〜よかった」
リップル「べつにうまいとか言ってない」
トップスピード「え、じゃあ……まずかったか?」
リップル「……別に、まずくない」
トップスピード「じゃあうまいな!」
リップル「1か100かしかないのか」
155 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/08(水) 16:03:59.87 ID:JzYM8xbho
こうしている間にも、トップスピードの腋や脚を見てはムラムラが溜まっていっている
キャンディーの副作用だとは分かっている。2人で細々と地道に集め、こうして脱落していないくらいのキャンディーを持っているからこうなっているだけだと自分に言い聞かす
トップスピード「…………なぁ、リップル」
リップル「なに」
トップスピード「お前は、さ。こう……魔法少女になってる間、妙にドキドキしたりとか、しないか?」
リップル「ッッ!!」
トップスピード「どうなんだ?」
リップル「別に……いつもと変わらない」
トップスピード「そっか。ならいいんだ」
リップル「どうかした?」
トップスピード「いや別に! どーもしねーよ!」
リップル「(あからさまにどうかしただろ……)」
156 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/08(水) 16:04:30.23 ID:JzYM8xbho
・・・・・・
シスターナナ「ここがルーラ達のアジトだったところですね」
ウィンタープリズン「ああ。ルーラの部下だった奴らがいまだにいるはずだ」
シスターナナ「一応会いたい旨のメッセージに明るい返事もありましたし、このままお邪魔しちゃいましょう」
ウィンタープリズン「ナナ、気を付けて。ルーラの部下だった奴らだ。何かしてくるかもしれない」
シスターナナ「何かあったら、守ってくれますよね?」
ウィンタープリズン「もちろんだ。そのために私がいる。誰にもナナを穢させたりはしない」
王結寺の門をくぐり、本堂へと歩く2人を、スイムスイムは見ていた
157 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/03/08(水) 16:40:56.76 ID:9rboee9eo
乙です、なぜか分からないがすごい引き込まれてしまうなぁ
158 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/03/08(水) 18:47:34.91 ID:jSzAJtZ90
乙
内容に反して文章がしっかりしててツボにはまる
そうちゃんが生存してクラムベリーの男娼にされつつあるのが嬉しい
159 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/03/08(水) 22:32:36.94 ID:Vk0k2Ufw0
乙ー
原作の流れを踏みつつ、そうちゃんどうなるのだろうか
160 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/03/10(金) 20:01:43.78 ID:JEP5TaanO
なんだこの洗練された狂気のSSは…そうちゃんはもう戻れない
161 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/11(土) 16:19:29.33 ID:MIzFBHLFo
スイムスイム「作戦、分かってる?」
ミナエル「もち!」
ユナエル「いつでもいいからね!」
たま「……」コクコク
スイムスイム「じゃあ、透明外套被って」
シスターナナ達が本堂の襖を開ける。中にはスイムスイムだけがいた
いつもいるはずの連中が1人しかいないことにウィンタープリズンは警戒する
162 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/11(土) 16:20:00.62 ID:MIzFBHLFo
シスターナナ「お会いしていただきありがとうございます。こうして会うのは初めましてですね。スイムスイム」
スイムスイム「……」スタスタ
シスターナナ「要件はメッセージで伝えた通りです。是非私達と共に、魔法少女のあるべき姿を――」
スイムスイム「……」スタスタ
ウィンタープリズン「ッ、止まれ! スイムスイム。それ以上近付いて何をする気だ」
スイムスイムが右手の親指と人差し指を使い、輪を作る。OKのサインだ
シスターナナがまぁと喜んだが、ウィンタープリズンは次の行動を見逃さない
OKサインは右手で作ったその輪に、左手の人差し指を通すサインに変わる
スイムスイム「ゴー」
163 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/11(土) 16:20:34.95 ID:MIzFBHLFo
ウィンタープリズン「なに……」
シスターナナ「きゃっ!?」
ウィンタープリズンの背後から声と音。何かがぶつかり転んだ音だ
すぐさま振り返るとそこにはシスターナナがいた。2人
ウィンタープリズン「なん……だと……!」
「助けて、ウィンタープリズン!」ダキッ
ウィンタープリズン「ナナ………………ッ!!」
抱き着いてきたシスターナナ越しに、もう1人のシスターナナを見る
それはミナエルが変身した拘束具によって身動きの取れないという様子だった
164 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/11(土) 16:21:06.72 ID:MIzFBHLFo
透明外套で2人まとめて隠れたピーキーエンジェルズは見事シスターナナへの奇襲を成功させ、こうしてウィンタープリズンの動きも封じた
だがそれでは足りない。例のアレをヒットさせるためにはまだ隙が無い。それほどにウィンタープリズンは強敵だ
故に透明外套を使い回す作戦をとった。姿の無いたまはバレずにウィンタープリズンの足もとだけに穴を開けた
ウィンタープリズン「くっ!」
シスターユナエル「おっと、落ちちゃだめだよ」
ウィンタープリズンの両腕を掴み、奈落へと落とさないようにする。それこそが2重の隙を作るための2枚目だった
スイムスイムが何かを持っている。槍の先に出刃包丁を付けたような薙刀状の武器。魔法の国のアイテムだ
ウィンタープリズン「(暴力、だと!?)」
スイムスイム「……」ズバッ
ユナエルに支えられたまま、ウィンタープリズンは避けることもできずその一撃を喰らった
コートが弾け飛んだ
165 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/11(土) 16:22:20.61 ID:MIzFBHLFo
ウィンタープリズン「!?」
スイムスイム「次」ズバッ
二撃目が決まる。ボトムが弾け飛んだ。黒い下着が露わになる
シスターユナエル「うっわぁなさけなっ! 恥ずかし〜!」
ウィンタープリズン「これは……!?」
シスターユナエル「さっすが魔法の国の武器! 斬った相手の服を一枚取り除くっていうのはすごいねぇ剥く手間が省けて」
ウィンタープリズン「(武器……そんな効果が……!)」
スイムスイム「(これでやっと犯せる。お姫様、犯す………………お姫様? 王子様? まぁいいや)」
166 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/11(土) 16:24:23.66 ID:MIzFBHLFo
スイムスイム「ユナエル、そこにうつ伏せにさせて」
シスターユナエル「オッケー。変な真似したらそこのシスターナナがどうなるか分かるよねぇ?」
シスターナナ「あ……あ、ぁぁ……!」
ウィンタープリズン「っ、わ、分かった……シスターナナには手を出すな」
ウィンタープリズン「(あの拘束具がミナエルなら、下手に壁を出せない……!)」
スイムスイム「パンツ、邪魔」ビリッ
ユナエルがウィンタープリズンを引っ張り出し、その辺の床に転がす
スイムスイムが下着を乱暴に破ると自身のスク水をずらし、その大砲を取り出す。それをウィンタープリズンは見てしまった
ウィンタープリズン「ひっ……!」
シスターユナエル「おっ、スイムちゃんのデカいのにビビッちゃった?」
ウィンタープリズン「(な、なんだあれは……あんなのを挿れようとしているのか? 無理だ、入るわけ……)」
167 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/11(土) 16:24:50.05 ID:MIzFBHLFo
スイムスイム「濡れてる」
シスターユナエル「じゃあ早速挿れちゃいなよ」
スイムスイム「うん」
ウィンタープリズン「なっ、そんなこと!」
事実だった。ウィンタープリズンは股を濡らし、スイムスイムに両腿をわし掴みにされ、寝バックの体勢で挿入されようとしている
シスターナナ「そんな、ウィンタープリズンっ!」
ウィンタープリズン「な、ナナ……み、見ないでくれ……」
ミナエル「駄目だよ〜! せっかくのNTRなんだから、ちゃんと全部見せてあげなきゃ!」
拘束具が自分で場所を移動し、シスターナナを挿入がよく見える位置へと置かせる
シスターナナにもスイムスイムの陰茎が見え、息をのんだ
168 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/11(土) 16:25:38.26 ID:MIzFBHLFo
スイムスイム「…………ん……」ズッ
ウィンタープリズン「っ!? ぐ…………は、いら、な……!」
スイムスイム「狭い……」
濡れているのをいいことに、スイムスイムは構わず根元まで挿入する勢いで腰を突き出した
ウィンタープリズン「が、い、ぐ……ぁぁぁっ……!」
スイムスイム「……痛い…………」
ミナエル「そういう時はちょっとずつ挿れていけばソレに愛液が付いてスムーズになる……らしいよ!」
スイムスイム「ちょっとずつ……」ズッズッ
中々突き入れることができなかったペニスを、まず亀頭まで挿れる。そこから少しずつ奥まで入るように出し入れしていく
169 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/11(土) 16:26:12.33 ID:MIzFBHLFo
ウィンタープリズン「う、くっ……も、う……全部入った、だろう……! 抜けぇ……!」
スイムスイム「まだ半分も入ってない。足りない」
ウィンタープリズン「っ!?(ま、まだ半分も……だと……!? 馬鹿な、ナナのはもう……この辺で全部……)」
シスターナナ「そん、な……うそ、嘘……!」
ウィンタープリズン「ナナ、たの、むっ! 見ないで、見るなぁ!」
2人の心を攻める。その作戦は成功していた
スイムスイム自慢の巨根でウィンタープリズンを犯し、貪る様をシスターナナに見せつけるというピーキーエンジェルズ発案のこの作戦はルーラが抜けてから初めて魔法少女をレイプする行動だ。成功したということは幸先がいい
シスターナナは抵抗も無くウィンタープリズンの秘所を見つめ、ウィンタープリズンはいやいやと首を振りながらなおもスイムスイムから逃げようとしている
170 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/11(土) 16:27:03.08 ID:MIzFBHLFo
シスターユナエル「あーなんかムラムラしてきた。ほら、しゃぶってよ。私って優しいからシスターナナの姿のまま生やしてあげたんだよ」
ウィンタープリズン「っ、ナナ……の、じゃない……」
シスターユナエル「え、大きさが違う? でも私、シスターナナなんだよぉ?」
ウィンタープリズン「(ナナじゃない……でも、ナナ…………ナナ……)」
普通サイズのペニスでも、シスターナナのソレからしたら十分大きい。ウィンタープリズンはパクパクと口を開け、吸いよせられるように口をつける
スイムスイム「んっ……またキツくなった。でも、これで……全部……」
最後のひと押しは今までの生ぬるいピストン運動とは打って変わって、ズシンと、全体重をかけたものだった
171 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/11(土) 16:27:34.95 ID:MIzFBHLFo
ウィンタープリズン「か……っ、あ、くっ、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
シスターユナエル「ちょ、せっかく咥えてたのにやめないで、よっ!」
ウィンタープリズン「むごっ、ふ、ぐっ!」
スイムスイム「………………出る」
ウィンタープリズン「むぐっ!? ふぁ、ふぁれっ!」
今まで挿入を焦らされた分、スイムスイムの1発目は早かった。製造されていながら行き場の無かった精子が尿道を通り、ウィンタープリズンの最奥へと発射される
ウィンタープリズンは既に1度達していた。子宮が優秀な子種を求め、降りてきている。この状態で精液を出されたら確実に子宮内に溜まってしまう
最後の力のようなもので、ウィンタープリズンは自らの子宮口に極小の壁を作り出した
172 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/11(土) 16:28:00.52 ID:MIzFBHLFo
ウィンタープリズンの壁はその壁を作る場所と同じ物質の物が精製される。コンクリートの上で壁を作ればコンクリートの壁が、木なら木の壁が
今作る壁は膣内と同じ物質の壁、文字通り肉壁だった
幸いそれは間に合い、スイムスイムの射精は膣止まり。子宮だけは守り切った
ウィンタープリズン「(あ、危なかった……ナナ、お願いだ……せめて、これが終わったら……っ、また……私とっ)」
ウィンタープリズン「んっ、ぁ……っ、あっ」
シスターユナエル「あれ、ウィンタープリズンもしかして犯されて気持ちよくなってる?」
ウィンタープリズン「そん、なわけ……あるか……っ、あっ……!」
シスターユナエル「ならその喘ぎ声はなんなんだろうねぇ〜」
ウィンタープリズン「これ、はっ……声が、自然に出る、だけっ」
シスターユナエル「ふーん、ホントかな〜? まぁどっちでもまた口塞いじゃうけど」
ウィンタープリズンは目の前のユナエルをシスターナナだと思うことでまだ精神の安定を保とうとしている
今まで接してきた彼女のものではない邪悪な笑顔と口をいっぱいにするペニスよりも、シスターナナに強引に犯されているという状況はむしろ興奮の要因ですらある
173 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/11(土) 16:28:52.04 ID:MIzFBHLFo
スイムスイムの方はといえば1度射精したにも関わらず、いまだその剛直をウィンタープリズンへと出し入れしている
寝バックという尻肉が深い挿入を邪魔しそうな体位ではあるが、スイムスイムはウィンタープリズンを極限まで開脚させ、さらにそのモノの長さを利用して十分に楽しんでいるようだ
掘削機のような突きで奥を抉られ、カリでヒダを削られ、ついにウィンタープリズンは喘ぎ声を隠さなくなってきた
ウィンタープリズン「んっ、おっ、あ……っ、!」
シスターユナエル「やば、気持ちいい。うますぎでしょ」
ユナエルが射精する。ウィンタープリズンは吐き出されたそれをすべて嚥下した
ウィンタープリズン「(ああっ、ナナっ……ナナの、精液……)」
シスターユナエル「おおー! まだできそう!」
ミナエル「いいなぁユナは。チンコ生やせて」
ピーキーエンジェルズはどちらも生えていない魔法少女だったが、ユナエルの「生き物に変身」する能力はたとえ元が生えていなくても構造さえ理解すればペニスをつくり、射精のメカニズムも再現できる。元々こっそり2人でエロ本を読んでいたガキだったミナエルとユナエルにはその程度雑作もないことだ
174 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/11(土) 16:30:16.22 ID:MIzFBHLFo
ミナエル「どう〜? 目の前で恋人が犯されてる気持ちは」
シスターナナ「ぁ……あ、っ……!」
ミナエル「あれ、もしかして勃ってる? ねぇ皆ー! シスターナナ、ウィンタープリズンがレイプされてるってのに勃起してるんですけど〜!」
シスターユナエル「マジウケる〜」
スイムスイム「また、出る……」
ウィンタープリズン「っ、くっ!」
スイムスイムの2発目が壁にぶつかる。射精の圧でウィンタープリズンは絶頂したが、再び子宮を守ることに成功したのだ
ウィンタープリズン「(お、おかしい……こんな、ナナのと違う、大きな……モノに、イカされっ……)」
スイムスイム「……まだ」
ウィンタープリズン「(なっ!? う、嘘だ……まだ、こんなに……大きく……)」
175 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/11(土) 16:30:45.33 ID:MIzFBHLFo
ウィンタープリズンは自覚したくない感情に気付いていた
スイムスイムの巨根はシスターナナのものより自分を満たしてくれる……そんなこと、認めたくなかった
愛の無いセックスが気持ちのいいはずがない
なのに膣は痙攣し、はしたない声が出る。大切の人の前で、ウィンタープリズンは堕ちようとしている
ミナエル「シスターナナのちっさ! なにこれ、本当にチンコなの?」
シスターナナ「っ……」
ウィンタープリズン「プハッ、やめろ! シスターナナをもがっ!?」
シスターユナエル「シスターナナはこっちでしょ! 出そうなんだから途中で止めないでよ!」
スイムスイム「ん……っ」
シスターユナエル「スイムちゃん、アレやっちゃえば?」
176 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/11(土) 16:31:31.27 ID:MIzFBHLFo
ユナエルの言葉に、スイムスイムは魔法を使った
「アレ」とはなんだ。ウィンタープリズンがそう思うと同時に正体に気付く
壁でピッタリと閉じられた子宮口の向こう側に異物を感じたのだ
ウィンタープリズン「ふぐっ、ぐぅぅぅぅぅっ!!?」
シスターユナエル「お、この反応はもう子宮入っちゃったね」
ウィンタープリズン「(子宮!? い、痛い……なんだ、これぇ!)」
透過魔法で子宮口をすり抜け、直接子宮を犯す亀頭から精液が出るのに、そう時間はかからなかった
魔法少女は都合がいい。子宮を犯されれば痛みをすぐ乗り越え、快楽へとたどり着く。それはウィンタープリズンも例外ではない
子宮壁に叩きつけられる今日一番の射精に、ウィンタープリズンは絶頂し、失神した
177 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/11(土) 16:31:59.02 ID:MIzFBHLFo
ウィンタープリズン「ぁ……へ……」ピクピク
シスターナナ「そんな、ウィンタープリズン、そんな……!」
シスターナナは自分でも気付かずに射精し、パンツを精液で濡らしていた
スイムスイムは1度ペニスを抜くと、ポッカリと空いた穴から精液がボビュッと出る卑猥な音を聞いた
それを見届けた後、脚を持ち、うつ伏せにさせたまま下半身をのぞき込む。そこにはメス堕ちの証――淫紋があった
スイムスイム「おへそのとこに、なんか出た」
シスターユナエル「おっ、出る……っ!」
ミナエル「もう帰っていいよ。ウィンタープリズンもメス堕ちしたし」
ミナエルがシスターナナを開放し、本堂から突き飛ばす。シスターナナは力無くその場に倒れこみ、涙を流した
障子が閉じられ、中から再び行為の音が聞こえてくる。もう1度戻ることもできるだろうが、とてもその気にはなれない。シスターナナは敗北したのだ
彼女に残された選択肢は、みじめに逃げることだけだった
178 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/11(土) 16:32:29.46 ID:MIzFBHLFo
ウィンタープリズン「ナナ、ななぁ……」
シスターユナエル「うおっ、急に積極的になってきた! シスターナナは逃げたよ。もうウィンタープリズンとは別れるってさ!」
ウィンタープリズン「嘘だ、だってナナはここにいるじゃないか……」
シスターユナエル「えっ」
再びスイムスイムに突かれ、意識を取り戻したウィンタープリズンは光の無い目でユナエルの変身した姿を見て発情していた
一心不乱にペニスを貪り、あふれ出る精液を1滴たりとも逃すまいと口を窄めて吸い込む
シスターユナエル「や、やばっ、気持ちっ、よすぎっ!」
ウィンタープリズン「ナナ、ナナ……っ! こんなに大きくなって、ナナっ!」
シスターユナエル「ちょ、出たばっかだって!」
スイムスイム「こっちも出る」
同時に射精。ウィンタープリズンが更に汚れる
それでも愛しのシスターナナのペニスは離さない。もうやめてと言われても咥え続けた
179 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/11(土) 16:33:02.05 ID:MIzFBHLFo
ミナエル「……ちょ、ヤバくない? ウィンタープリズンマジ正気じゃないって」
シスターユナエル「誰か止めてよ! これ、また出、くううっ……!」
ミナエル「放しなよ! ちょっと聞いてるの!?」
ウィンタープリズン「じゅぽっ、ちゅるうっ、がぷっ」
ミナエル「おい、放せっての!」
ウィンタープリズン「んっ、ぐ……はな、さない……ナナ……!」
シスターユナエル「だ、だめっ、無理ぃ!」
ミナエルとたまが2人がかりで引き剥がそうとしても、ウィンタープリズンはユナエルの股から離れない。スイムスイムはいまだに中出しに夢中だ
そして、ついにウィンタープリズンが力尽き、変身が解ける。スイムスイムはズルリとドロドロのペニスを抜いた
シスターナナの姿への変身が解け、ピクピクと痙攣するユナエルが仰向けに倒れこむ
180 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/11(土) 16:33:51.38 ID:MIzFBHLFo
ユナエル「ぁ……」
ミナエル「ちょ、ユナ大丈夫!?」
ユナエル「も、出ない……」
たま「ね、ねぇ……これ」
たまがユナエルの服をめくり、中を見せる
そこには見間違いようのないものが、あるはずのないものが
ミナエル「嘘…………ユナ、ユナ!」
ユナエルは淫紋をさらけ出し失神していた
181 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/11(土) 16:34:18.92 ID:MIzFBHLFo
ミナエル「…………嘘だ、ユナが…………」
たま「そんな……っ」
スイムスイム「はぁっ、はぁっ……ユナエル?」
ミナエル「コイツ、コイツのせいだ!!」
ミナエルが変身が解けたウィンタープリズン――雫の髪を持ち、虚ろな目を睨む
口には飲みきれなかった精液がまだ残っていた
ミナエル「お前、最初からこれが……お前ぇぇぇ!!」
ウィンタープリズンに策略は無い。ただシスターナナに奉仕をしていただけだ
だが結果として、ユナエルを道連れにする形となった
ミナエルは怒り狂い、ディルドに変身すると雫を犯し始めた。もう夜も更けようとしている。スイムスイムとたまが帰っても、ミナエルは犯し続けた
182 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/11(土) 16:35:40.70 ID:MIzFBHLFo
・・・・・・
あれから数日、颯太は知らないがウィンタープリズンとユナエルが脱落してから3日ほど
クラムベリーは毎日、颯太を調教していた
ある日は射精できなくなるまで搾り取られ、ある日はお尻を開発され、たまにラ・ピュセルに変身させたと思うと夜の街で壁尻をさせられた
クラムベリー「今日は随分と汚れてますね。ラ・ピュセルのお尻もポッカリと開いて……」
ラ・ピュセル「ぁ……ひっ……ぁ」
クラムベリー「前の方は無事ですね。まぁ使用禁止にしてありましたし間違って挿入されないよう貞操帯を付けておきましたから当然ですけど」
ラ・ピュセル「も、やめてぇ……」
クラムベリー「どうでしたか? 顔も見えない、誰かも分からない人間に犯された感覚は。たまに見学に来ましたが、さっきのは会社帰りの小太りのサラリーマンでしたよ」
魔法少女だから性病の心配もいりませんしね。とクラムベリーはラ・ピュセルを壁から外し、山小屋へと持ち帰った
183 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/11(土) 16:36:10.62 ID:MIzFBHLFo
変身を解かれ、再び魔法の端末を奪われた颯太は部屋の隅で体育座りをする。それがこの空間での颯太の定位置だ
クラムベリー「今日はここまでにしましょう。ご飯はしっかり食べてくださいね」
盆が置かれる。上にはたくさんの小鉢だ。納豆、オクラ、レバーのニンニク炒め、とろろご飯、どういう目的の飯かはすぐに分かる。これが出るのはもう5度目だ
最初これが出た時、クラムベリーは「料理など初めてしましたが私って才能ありますね」と言っていた。手作りだ
颯太は礼を言わない。そもそも、どうやっても逃げ出せないと分かってから、颯太は喘ぎ声以外の声を発していないのだ
犯すときは徹底的に、だがそれ以外の時間で、クラムベリーは優しかった
着替えを用意し、シャワーを用意し、料理を用意し、颯太が寝るときに子守歌など歌われた
だがそれが作戦だと、颯太は分かっていた
だから絶対に心は開かない。少しでもつけ入られたら確実に心まで奪われる。そう理解しているからこそ、心を閉ざし、会話もせず、クラムベリーを見ようともしなかった
184 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/11(土) 16:37:17.39 ID:MIzFBHLFo
颯太「(小雪…………)」
頭にあるのは恋人のこと
美人に性奴隷として飼われ優しくされるという男なら1度は夢見る状況にも負けていないのは、ひとえに彼女の存在があってのことだ
だが、同時に頭から離れないのはクラムベリーの調教初日、小屋の外から聞こえた声
あれはたしかに知った声だった。彼女の声だった
だがちゃんと理由を話せば、きっとまたやり直せる。それを希望に颯太は耐えた。たとえテクノブレイクしかけても、気絶するまでアナルを犯されても、尿道にパールを突っ込まれても耐えた
颯太「(……でも、こんな僕を、小雪は……どう思うんだ)」
颯太「(って、駄目だ! そう思ってしまったら、僕が耐えられない……!)」
185 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/11(土) 16:37:44.28 ID:MIzFBHLFo
今日もクラムベリーはピアノを弾いている。落ち着く音色、それだけで連日の疲れが抜け、今にも寝てしまいそうだ
だが今日はそうはいかなかった。コンコンコン、と。扉を叩く音がしたのだ
クラムベリー「おや、こんな場所に訪問者とは……誰でしょうか。少し行ってきますね」
颯太「…………」
返事を待たず、クラムベリーはガチャリと扉を開け、閉める。これで外には出られない
1度だけクラムベリーの外出を狙って彼女が扉を開けた瞬間に外へと飛び出たことがあったが、無駄だった。どこかも分からない森の中、なんとか逃げようと試みたがすぐに捕まり、「お仕置き」をされた。それ以来颯太は怯え、外に出ようという考えすら浮かんでいない
「――――!」
「――」
颯太「っ、この、声……」
186 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/11(土) 16:38:19.00 ID:MIzFBHLFo
知っている声だった。今もっとも聞きたい声だった
颯太「小雪!」
窓にへばりつく。クラムベリーの姿が見える。話し相手の姿を見ようと、思い切り顔を押し付け、なんとか見た
間違いなくスノーホワイトだった。ああ、スノーホワイトがここにいる。会いに来てくれた。颯太は涙を浮かべ、自分はここだと気付いてもらえるよう窓を叩いた
クラムベリー「いいのですか? ラ・ピュセルとは恋人だったのでしょう?」
スノーホワイト「……別に、もう恋人じゃありませんから」
颯太「――――えっ……」
スノーホワイト「私を裏切ってあなたのところに行った人なんて……私、知りません」
クラムベリー「酷いことを……ラ・ピュセルが聞けば泣きますよ? 彼女はあなたのために、あなたのところに戻るために頑張っているというのに」
スノーホワイト「大きなお世話です。もういらない……ラ・ピュセルなんて、もういらない。あなたの好きにすればいいでしょう。もしラ・ピュセルが私に会いたがっても、会わせないでください。顔も見たくない……もう忘れたい」
187 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/11(土) 16:38:47.33 ID:MIzFBHLFo
颯太は窓から離れ、よろめき、倒れた
嘘だ、嘘だ、嘘だ、嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ!
優しいスノーホワイトがそんなこと言うわけがない! なにかの間違いだ!
だが現実は現実。事実は事実。スノーホワイトはクラムベリーに言い切った
颯太「う、ぁ、ああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!!!」
壁を殴った。ピアノを蹴りつけた。シーツを舞わせた
なにひとつ傷付かない。傷付いたのは颯太の拳と足だ。もういい、折れてしまえ、こんな腕、こんな足。呪詛を込めてすべてを殴り、蹴った
188 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/11(土) 16:39:16.97 ID:MIzFBHLFo
拳から血が滲み、足に青あざが出来、シーツを被って床に泣き崩れたところにクラムベリーが帰って来た
クラムベリー「どうしたのですか?」
颯太「ぁ、くっ、あああぁぁぁぁぁ!!」
颯太の怒りはついにクラムベリーへと向いた。渾身の右を振りかぶり、クラムベリーの頬に入れる
クラムベリーは避けなかった。閉じたドアを突き破らん勢いで吹っ飛んだ
颯太「ぁ…………」
クラムベリー「っつ…………どうしたと、いうのですか」
颯太「ご、ごめんなさい……ごめ……ぁ、あああぁぁぁぁ……!」
クラムベリー「…………もしかして、聞いていましたか?」
颯太「聞いてない! 僕は、僕は…………こ、ゆき……こゆきぃぃ……!!」
クラムベリー「…………」
189 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/11(土) 16:39:44.02 ID:MIzFBHLFo
抱きしめられる。なんども嗅いだにおいが鼻についた。そしてこのにおいは、もう颯太に染みついている
クラムベリー「颯太」
初めて名前を呼ばれた
今までどんなときにもラ・ピュセルかあなた呼びだったのが、初めて
優しい声だった。優しい腕だった
颯太は縋るように泣いた。甘えるように抱き返した。涙と鼻水で服が汚れても、クラムベリーは優しく抱いてくれた
クラムベリー「……今日は、寝なさい」
颯太「…………」コクッ
クラムベリー「一緒に寝ますか?」
颯太「…………うん」
初めて添い寝をした。ここに来てから、眠りといえば調教の後の気絶のみだった颯太にとって、突如もたらされた安らぎだった
魔法少女は寝ない。クラムベリーは床についても、ずっと颯太を抱きしめ、頭を撫でたままだった
脱落した身だ。もうキャンディーの数に怯えることもない。もうなにもかもどうでもいい。そう思うと信じられないほど安らかに眠れた
190 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/11(土) 16:40:14.62 ID:MIzFBHLFo
クラムベリー「颯太?」
颯太「……」Zzz
クラムベリー「………………くっ、ふふふふっ、はははははは……っ、くくくくくく……!」
駄目だ、大笑いして颯太を起こしてはならない。このまま朝まで耐えなくては。朝起きた颯太を安心させるため、ずっと抱きしめていなくては
だから、ここで声を出して笑えばすべてが台無しだ
クラムベリーは心の中で爆笑した
191 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/11(土) 16:41:09.61 ID:MIzFBHLFo
・・・・・・
久慈真白はクラムベリーが大好きだ。信奉者といってもいい
だから呼び出しとあればどんなに遠くてもその日のうちに変身してクラムベリーのもとへと赴くのが彼女の信念だった
この日も突然呼ばれ、ある魔法少女の写真を見せられ、「この魔法少女の姿をして私の前に立っていてください」と言われ、なんだそれと思いながらも言う通りにした
言われた通り白い魔法少女の姿を自分に重ねて作り、クラムベリーの前に立つ。たまに怒った顔や困った顔をしろと言われ、頑張ってその表情を作った
声は出すなと言われた。全部こっちでやるからホントただ立ってて! と言われたのでそうした
クラムベリーが何を思ってそうしたのかは分からないが、自分と対峙しているときのクラムベリーの顔はなんとも言えないにやけ面だった
もういいですよ。ありがとうと言われクラムベリーの戻った小屋を覗くと、そこには年端もいかない少年を抱きしめる彼女の姿があった。ああ、あの顔は見せちゃいけないやつだ
まったく、趣味が悪い。そう思いながら真白は「N市って都会なんだな〜」と思い帰路についた
192 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/03/11(土) 17:33:21.96 ID:V0LfN2z7O
ちょっと原作ストーリーのアレンジの仕方が天才すぎませんか
そうちゃんも頑張ったけどクラムベリーにここまでされたら堕ちざるおえない
193 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/03/11(土) 20:03:05.13 ID:84U9iEhKo
乙です、素晴らしすぎる
194 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/03/11(土) 23:06:19.69 ID:0BrkhyCY0
乙!
安価スレの方での手腕健在だねぇ
195 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/03/12(日) 03:51:33.07 ID:fyQ8iLPp0
乙です
颯太くん惚れちゃったかー突き落とされちゃうのかー
196 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/03/12(日) 06:41:24.99 ID:ea8AcyEh0
乙!もしかしてまほいく史上最高に幸せなクラムベリーエンドがありえるのでは
197 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/15(水) 06:41:05.77 ID:cuTRV1oFo
・・・・・・
リップル「これは私の問題だ!」
トップスピード「そんな見え透いた罠に行ってやる必要はねぇって言ってんだ!」
2人は誰もいない公園で言い争いをしていた。原因はファヴにより告げられたカラミティ・メアリからの誘いだ
明日の夜10時、大事な話がある
あのカラミティ・メアリが呼び出しておいて話だけで済ませるわけがない。特にリップル相手には
リップルが魔法少女になった初日、トップスピードは彼女の教官として出会った。そこにやって来たのがメアリだ。力で何でも押し通そうとするメアリと反抗的なトリーズナーのリップルの相性が良いわけがない。2人は一触即発だった
いまだにそのことを根に持っているのかと思うが、おそらくそれはきっかけに過ぎないのだろう。メアリは誰でもいいから犯したいのだ。魔法少女を。リップルはたまたまメアリの敵だった。それだけにすぎない
198 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/15(水) 06:41:32.46 ID:cuTRV1oFo
故に、今リップルを行かせれば確実に犯される。それだけは駄目だ
トップスピード「相棒が危険な目を見ようってんだ、止めねぇわけがねぇ!」
リップル「っ、相棒なら……気付け……」
トップスピード「……?」
リップル「なんでもない」
なんでもないわけがない。何に気付けと言っているのか、トップスピードには分かっている。分かった上で分からないふりをしている
トップスピード――室田つばめは既婚者でそれなりな恋愛の末に結ばれ、新しい命をその身に宿した女性だ。そういうことに関して、初心な小娘ではないつもりでいる
キャンディーの副作用。それ自体は知っていたがまさか自分が思ったよりそれに毒されていると知ったのは最近だった。魔法少女になるといつも濡れている。箒に跨るとそれが付き、リップルにバレないようにいつもマントで拭いていた
そして、リップルの気持ち……自分に欲情しているのも承知している。分かったうえで、トップスピードの中にはある種歪んだとも純粋とも言えるものがあった
199 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/15(水) 06:42:01.85 ID:cuTRV1oFo
トップスピード「(こういうの……翻弄っていうのかな)」
リップルを弄びたくなった。リップルは可愛い。魔法少女が可愛いのは当たり前だが、自分のそれよりも大きい胸、艶やかで流れる黒髪、際どい衣装。これが乱れるのを見たい
それもただ直接的なものでは駄目だ。もっと違う、焦らされて爆発し、自分にその欲望が叩きつけられるのが見たい。それがトップスピードの考えるリップルとの結ばれ方だった
生えている魔法少女と生えていない魔法少女。そしてキャンディー。くっつくにはうってつけだ。そしてその相手がリップルなら、嫌ではない。魔法少女トップスピードは室田つばめではないから、これは浮気ではない。そう思うと早くリップルが自分を襲ってくれないかと待つようになった
トップスピード「なぁ、心配なんだよ……アイツがお前に酷いことをすると思うと……」
リップル「っ、ち、近い!」
トップスピード「近くしねぇと聞かないだろ!」
リップル「わ、分かった! 聞くから、離れてくれ……!」
わざと近付き、腋に近い二の腕を掴み、唇が触れそうなほど顔を寄せる
このままくっつくのは理想だが、そうはいかない。リップルにはまだ理性がある
200 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/03/15(水) 06:42:28.66 ID:cuTRV1oFo
トップスピード「行くにしても俺を連れてく。いいな?」
リップル「う、うん……」
トップスピード「それと、俺を巻き込みたくないとか言うな。相棒として情けないぜ」
リップル「うん……」
トップスピード「あと、どんなリップルでも俺は受け入れる」
リップル「うん…………ん?」
トップスピード「ならよし!」
リップル「ちょっと待て! 最後の何だ!?」
トップスピード「さぁ? あ、リップルの魔法の端末からカラミティ・メアリ挑発してやるよ!」
リップル「ちょ、お前! 返せ!」
トップスピード「へっへーん! 返してほしけりゃ力ずくでってね」
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