【まほいく】女騎士の淫靡な戦い【魔法少女育成計画】

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201 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/15(水) 06:42:57.36 ID:cuTRV1oFo

リップルは手先が器用だ。簡単にトップスピードから魔法の端末を奪い返すが、トップスピードは姿勢を崩し仰向けに倒れこんだ

それを黙って見過ごすリップルではない。トップスピードの腰に手を当て、近付くことで姿勢を安定させてやる


リップル「ったく……」

トップスピード「っ……ん……」

リップル「っっっ、帰る!!」


呼び止める間もなく帰ってしまった

適当な理由を付けてリップルの何かを取って奪われたところを近付いて挑発、という作戦は上手くいった。我ながらなかなかな策略だ

可愛いリップルがまた見れた
202 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/15(水) 06:43:25.45 ID:cuTRV1oFo

・・・・・・


リップルは自宅に帰ると窓を閉め、戸締りを確認し変身を解除しないまま布団に入った

しばらくして、水音が暗い部屋に響く


リップル「うっ、なんで……アイツ…………っ」


いつもしているオナニーだが、今日は違う。トップスピードと接近しすぎて既にヌルヌルだしいつもより感じる

ペニスの方もいつもより固い気がする。リップルは秘所をいじりながらしごいた


リップル「私の……気持ち、気付け、よぉ……っ」


すぐに絶頂した。いつものようにティッシュで受け止める暇も無い。上を向いていたペニスから発射された精液がリップルの腹と胸を汚す
203 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/15(水) 06:43:52.46 ID:cuTRV1oFo

リップル「っ……はぁっ、はぁっ…………」


キャンディーレースが始まってから、ずっとこんなだ。それまでは毎日耽るなどということはなかった。全部キャンディーが悪い

いや、トップスピードも悪い。リップルはトップスピードに欲情している。どちらかというとリップルの方が悪い気がしないでもないが、近付いたり、ボディタッチしたり、挑発してくるのが悪いんだと棚に上げる

トップスピードは裏表とは無縁のいい奴だ。いい奴を妄想と性欲で汚す。背徳感がリップルの背中を駆け巡り陰茎と膣を疼かせる


リップル「トップスピード……っ、トップスピード……」


2回目の絶頂にも、そう時間はかからなかった


変身を解き、布団を被る。リップルの発した雄と雌のにおいが残っている


華乃「ううううう……私は、最低だ!」

華乃「…………でも、いつか……」


いつか、機会があれば、きっかけがあれば、トップスピードと結ばれたいという思いは細波華乃に戻っても変わらなかった
204 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/15(水) 06:44:41.01 ID:cuTRV1oFo

・・・・・・


翌朝、颯太は胸の中で目を覚ました


颯太「ん…………」

クラムベリー「起きましたか?」

颯太「寝なかったの……?」

クラムベリー「魔法少女に睡眠は必要ありません。それに、あなたの寝顔を見ていたら時間がすぐ過ぎてしまいました」


微笑みにドキリとした。今まで見ないように聞かないようにしていた彼女の姿と声はこんなにも美しいものだっただろうか

昨夜から、クラムベリーが優しい。裏を感じずにいられないとは分かっていても、その疑念を抱かせる暇も無い「スノーホワイトに見放された」という事実が蘇る


颯太「っ、う……」グスッ

クラムベリー「昨夜、あなたが聞いたことは残念ながら本当のことです。彼女はどうやってか分かりませんが私の居場所を突き止め、私に質問をした。『ラ・ピュセルをメス堕ちさせて飼っているのはあなたか』と」
205 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/15(水) 06:45:21.04 ID:cuTRV1oFo

クラムベリー「私はそうだと答えました。ですがこうも言いました。私のお手付きですが返してあげましょうかと……彼女の返答はあなたが聞いた通りです」

颯太「ぅ、ぁ……うわぁぁぁぁぁぁぁ!」


胸の中で泣いた。一晩寝て落ち着いたはずだったのに、全然気持ちの整理ができていなかった


颯太「お前の、お前のせいだぁ! お前が、僕を……あぁぁぁぁっ!」

クラムベリー「ええ、そうですね……」

颯太「返せ、僕の、小雪をっ! 全部、返せよぉ! 魔法も、人生も……全部、返してくれよぉ……」

クラムベリー「時間は不可逆なもの。私からあなたに返せるものは何もありません。ですが……」
206 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/15(水) 06:46:09.17 ID:cuTRV1oFo

頬に手を添えられ、上を向く。クラムベリーの唇が迫っていた

颯太はそれを拒むことができない。涙を流しながら、キスをされる。いつものように強引に舌を入れ口内をかき回すキスではない、優しいキスだった


クラムベリー「あなたにあげることはできます」

颯太「何を……」

クラムベリー「愛情です」

颯太「今更、なんなんだよ……」

クラムベリー「同情……という陳腐なものです。この私がそんなことをしてしまうくらいに、あなたに思い入れがあったようです」


再びキスをされ、今度は舌を優しく入れられる
207 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/15(水) 06:46:49.35 ID:cuTRV1oFo

クラムベリー「ん……、こうして……あなたを、愛してあげたい。いいえ、愛するだけではない。包んであげたい、癒してあげたい、受け入れてあげたい、認めてあげたい。そう思わずにはいられないのです」

颯太「僕は……」

クラムベリー「私はあなたを愛します。颯太」

颯太「っ!」


突如、颯太がガバッと起き上がり、クラムベリーに覆いかぶさった。乱暴に緑色の上着をはぎとり、白いレースのシャツの全貌が明らかになる

反抗的な行為をした。これで「お仕置き」が来るだろう。だがそれでもこの行動をとらずにはいられない。この空間で、クラムベリーに対しての反抗といえばこういう強引な行為のみだ

見るとクラムベリーは微笑みを絶やしていなかった。それどころか普段は白い頬が上気し、息も熱い。見たことがある顔だ。発情したラ・ピュセルもスノーホワイトもこんな顔をしていた


クラムベリー「いいですよ。あなたの好きなように……」

颯太「なんで……」

クラムベリー「今だけ、あなたをオスと認めます。私はメスです。オスの赴くまま、シていいですよ」
208 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/15(水) 06:47:32.36 ID:cuTRV1oFo

颯太「…………なんで、なんでなんだよ……なんで、そんなに……優しいんだよ……っ」

クラムベリー「言ったでしょう。私が、あなたを愛してしまっているのです。あなたは私が好きですか? お嫌いですか?」

颯太「っ、嫌いだ、嫌い、嫌いなんだ! お前なんか、大嫌いなんだ! なのにっ、嫌いなのに……優しくされたら…………っ、甘えるしか、ないじゃないかぁ……っ!」

クラムベリー「ふふっ、甘えていいのですよ。今のあなたは、私以外に甘えることができないのでしょう」


今度は颯太の方からキスをした。求めるように舌を出した。クラムベリーの舌が絡まる。唾液を交換しながら、彼女の手がズボンへと伸びる


クラムベリー「苦しそうに。でもまだ駄目。まずは服を脱がさないと」

颯太「……」コクッ

クラムベリー「このボタンを外して、脱がせてください」


レースの下にボタンがあった。それをぷちぷちと外していき、前を開ける。薄緑色のブラが目に入った
209 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/15(水) 06:48:06.24 ID:cuTRV1oFo

クラムベリー「ブラは後ろのホックを外すのです」


開いたシャツの隙間から手を入れ、背中を浮かしたクラムベリーの後ろまで回す。片手で外せず、両手を使ってホックを外した

そこには何度も見たはずなのに初めて見るかのような美しい肌で作られた小さな膨らみがあった


クラムベリー「あまり、男性に喜ばれる胸ではないですが……」

颯太「……綺麗だ…………」

クラムベリー「前戯はどうやるかなど思わなくていいですよ。あなたの好きなように、胸でも、こちらでも、お好きな方を責めてください」


胸に伸ばしかけた手を掴まれ、スカートの中へと誘われた。指先が湿った布に触れる
210 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/15(水) 06:48:41.80 ID:cuTRV1oFo

颯太「濡れてる……」

クラムベリー「あなたのオスに、私のメスが反応してるのですよ。挿れてほしいと、支配してほしいと」


右手でパンツ越しにクラムベリーのそこを責めた。ぴちゃぴちゃと水音が鳴り、無音の小屋の中に響く

左手では胸を触った。柔らかい白の中にピンと自己主張をする部分をつまむと、声が漏れたようだった


クラムベリー「っ、焦らすのは上手いですね」

颯太「焦らしてるわけじゃ……」

クラムベリー「スカートも、いいんですよ?」


言われるまま、スカートを脱がし、下半身の布という布を取っ払った。これでクラムベリーが身に着けているのは前の開いたシャツのみだ

颯太も服を脱いだ。途中何度も「かわいい」と言われ、赤面しながらパンツまで脱ぎ、正常位の形でクラムベリーのそこへと自身をあてがう
211 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/15(水) 06:49:10.69 ID:cuTRV1oFo

颯太「手で、いじる必要もないだろ……」

クラムベリー「ええ。私はあなたに犯されると思うと興奮しています」

颯太「挿れる、よ……っ」


簡単ににゅるんと入った。そしてこれは本当にクラムベリーの膣内かと思った

感触が全然違う。いつも跨られ、強引に搾精するギュウギュウな膣内ではない、ペニスを受け入れ、包み込む印象を受けた


颯太「っ、あ、なに、これぇ……」

クラムベリー「ふふっ、いつもと違いますか? 今はこうしてあなたを気持ちよくさせるための道具みたいなものなんですよ」

颯太「これ、腰が、勝手に動いちゃうっ」


パンパンと肌と肌がぶつかり合う。包み込む膣内は実はいつもとそう変わらず、芯に締め付けようとするものを感じた

すぐにピタッと止まり、腰を思い切り突き出して射精した。クラムベリーも射精時に高い声を出していた
212 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/15(水) 06:50:37.40 ID:cuTRV1oFo

クラムベリー「んっ、思い切り出しましたね……きっとこれ、子宮口にかかってますよ」

颯太「はぁっ、はぁっ……」

クラムベリー「もっと出していいんですよ。人間の精子が魔法少女を孕ませる可能性は低いですが、もし私を妊娠させることができたら……その時はあなたの子供を産んでます」

颯太「っっ!」


ドクンと心臓が高鳴った。クラムベリーの挑発的でない微笑みにキスをし、ペニスが固さを取り戻す


クラムベリー「ふふっ、孕ませていいと知って興奮してましたか? さっきよりも固く、降りた子宮を亀頭がキスしてます」

颯太「孕ませ……っ、くっ!」


颯太は動きを止めた。クラムベリーの膣内がうねり、子宮がきゅうきゅうと亀頭に吸いついてくる動きだけで射精してしまいそうだからだ

クラムベリーが足を上げ、奥まで挿れやすい体勢にしてくれる。颯太は体重をかけてクラムベリーの腰にのしかかった


クラムベリー「ぁ、っ……! いいですよっ、孕ませて……!」

颯太「で、るぅ!」
213 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/15(水) 06:51:21.72 ID:cuTRV1oFo

膣内がギュウと締め付けられ、限界が訪れる

ビュルビュルと精液が注がれた。ピッタリと子宮口にくっつき、連日の調教で鍛えられた精力が爆発する

クラムベリーも軽く声を上げ、足をダランとさせた


颯太「クラムベリー……軽く……イッた?」

クラムベリー「はぁっ、はぁっ……そういうのは、性行為の相手でも聞かないのがデリカシーというものですよ」


ズルズルと膣内から引き抜くとコプッと精液が漏れ出した

見ると窓から差し込んだ日の光がペニスに当たり、愛液と精液はそれを反射していた


クラムベリー「私のこと、好きですか?」

颯太「嫌いだ……」

クラムベリー「なら何故こうして私を愛したのですか?」

颯太「愛してなんか……」
214 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/15(水) 06:52:02.57 ID:cuTRV1oFo

抱き寄せられ、頬と頬を合わせる

魔法少女は汗のにおいすら人を不愉快にさせない。汗ばんだクラムベリーの首筋を舐めると咎めるように頭を撫でられた


颯太「なんでこんなに、居心地がいいんだ……」

クラムベリー「何故でしょうね」


ストックホルム症候群という言葉を耳にしたことがある。それに似たものなのだろうか、それは分からない

だが颯太はまだクラムベリーを求めていた


颯太「まだ、シたい」

クラムベリー「いいですよ。でも柔らかくなってしまいましたね。どうしますか?」


言いながらクラムベリーは指を颯太の尻に這わせた。徐々に陰嚢の後ろの部分まで迫る

颯太は拒むでもなく、コクリと頷くとクラムベリーの指を自身のアナルに侵入させた
215 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/15(水) 06:52:37.78 ID:cuTRV1oFo

・・・・・・


リップルはトップスピードと共にN市内のとあるホテルの屋上に立っていた。約束の時間まではあと1時間。満月が照らす屋上は十分に明るい

近くにある高速道路の車の音を聞きながら、カラミティ・メアリを待った


トップスピード「その、昨日はゴメンな」

リップル「別に……」

トップスピード「そういや俺達ってお互いのこと何も知らないよな」

リップル「知る必要がないからじゃない」

トップスピード「それじゃなんか上辺だけみたいで嫌だろ。年は言ったし……あとは家族構成とか?」

リップル「一人暮らし」

トップスピード「え、そうなのか」

リップル「……」
216 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/15(水) 06:53:52.01 ID:cuTRV1oFo

これ以上聞くなと顔で語ってくる。トップスピードはそれを見て空気を変えるために自分の話を始めた


トップスピード「俺は2人……いやもうすぐ3人か」

リップル「そう」

トップスピード「ああ。あと半年もすりゃそうなる」

リップル「…………待って。前からずっと言ってた半年って、弟か妹のこと?」


そうきたか。無理もない。19歳といえばまだまだ現役で遊んでいる大学生か就職したての学生気分が抜けない社会人かだろう。妊娠しているとは思わないだろう

これを明かしたらリップルはどう思うだろうか、既婚の妊婦に欲情していたと知った彼女の反応が見たい。その上で受け入れて、あわよくば結ばれるのもいい


トップスピード「なぁリップル、俺さ――」

リップル「ッ」


不意に押し倒された。おいおい早すぎるぞ。まだ衝撃の事実(当社比)も明かしていないのに。未来予知か? シックスセンスか?

だがリップルの顔はとても性欲から押し倒したものには見えない。険があり、まるで敵を前にしたときのような――


トップスピード「敵!?」
217 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/15(水) 06:54:19.21 ID:cuTRV1oFo

銃声がした。次いで屋上の床が抉れる。間違いない、カラミティ・メアリだ


リップル「トップスピードは隠れろ! 私は……」

トップスピード「何言ってんだ! アイツの姿も見えねぇ、一方的に撃たれてるんだぞ! いつどこから組み敷かれてヤられてもおかしくねぇ!」

リップル「喧嘩を売られた! なら買うんだ!」

トップスピード「馬鹿野郎! こんなの喧嘩じゃねぇ!!」


近くの床が抉れ、破片が2人にかかった。完全に挑発している

破片くらい魔法少女には痛くも痒くもないが、目に入れば多少の目つぶしになる。それを狙ったのか


リップル「(アイツ、戦い方が分かってるのか……)」


魔法少女に直接的な暴力はできない。ならば間接的な暴力だ。極論、相手の軌道を予測して何もない場所に銃を撃てば「事故」として当たる可能性もある。それを分かっているようだ
218 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/15(水) 06:54:46.65 ID:cuTRV1oFo

トップスピード「逃げるぞ! 話がしたいなんて大嘘だ。アイツはお前を――」

リップル「……………チッ!」


悔しいが、トップスピードに従うしかない。ラピッドスワローに跨り、全速力でその場から逃げ出した


2人が飛び立ってから少ししてメアリが屋上に姿を現した。スナイパーライフルのスコープを覗き、ラピッドスワローを捉える


メアリ「知ってるかい、お嬢ちゃん達。ファヴが言うには、魔法少女本体は狙えなくても、魔法少女が持つ道具には……攻撃していいってさ!」


2、3発撃つ。当たらない。まぁいいだろう

ライフルを別の方向に向けた。高速道路が見える

車の速度に合わせて引き金を引くと、弾は車に吸い込まれていき、爆発した

魔法少女は魔法少女に暴力を振るえないが、人間相手なら暴力を振るえる。殺すこともできる。こうして人を殺そうと、車を破壊してしまおうとなんのペナルティも無い


メアリ「ククッ!」
219 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/15(水) 06:55:13.41 ID:cuTRV1oFo

ホテルを降り、高速道路に移動した。爆発炎上した車、横転した車、立ち往生する車、そして人

メアリの目に一組の若いカップルが入った。目の前で車が横転し、先に進むことができず車から降りたらしい。最初の犠牲者になってもらおう


メアリ「よう、お2人さん」

「えっ、誰?」「魔法少女?」


男をマグナムで撃ち殺し、女の服を剥いた。悲鳴を上げる女に構わず、いきり立ったペニスを挿入する。濡れていない、当然だ


「いやああぁぁぁぁ!! い、いやっ、誰か!」

メアリ「ほらもっと抵抗して締め付けろ! 大人しくガキ孕みな!」

「い、いや! 妊娠いやっ!」

メアリ「くっ、はははは!!」
220 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/15(水) 06:57:26.61 ID:cuTRV1oFo

圧倒的な力で相手をねじ伏せる。その快感にメアリは射精した。まぁ本当に妊娠する確率は低いが、孕んでいれば地獄を見てもらおう

他にも女はいた。会社帰り、旅行帰り、遊び帰り――この時間はそんな連中が沢山高速道路を使ってくれている

男は殺した。女は犯した。何もなかった高速道路を瞬く間に地獄絵図にしてやった


「や、やだ! 放して!」

メアリ「悪いがそうはいかないねぇ」

「っ、あああ……っ、い、痛いぃ! 助けてぇ!」

メアリ「最高だよ魔法少女ってのぁ!」


いつしか高速道路は股から精液を出す女性が増えていった。最高だ。魔法少女は最高の力だ


メアリ「っ、あっははははははは!! あはははははは!! やっぱり犯すのはいいねぇ。オナホより人だ」

メアリ「そして人より……魔法少女。だろう? お嬢ちゃん」

リップル「…………!」
221 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/15(水) 06:57:53.41 ID:cuTRV1oFo

リップルは高速道路に立っていた。突如起こった爆発に引き返してきたのだ。そして案の定、カラミティ・メアリの凶行があった

性欲の赴くまま一般人を殺し、レイプする。クズだコイツは

リップルは湧き上がる殺意を抑えない


メアリ「おーおー怖い怖い。でもお前には殺せない。魔法少女は魔法少女を殺せない。クッククク」

リップル「…………」

メアリ「さ、ホテルに戻ろうか。あそこにゃベッドなら腐るほどあるしねぇ」


これ以上コイツをここに置いておけばまた一般人の被害が増える。それを避け、リップルはメアリを追い、ホテルの屋上へと戻った
222 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/15(水) 06:58:56.54 ID:cuTRV1oFo

・・・・・・

〜王結寺〜


スイムスイム「ユナエルは?」

ミナエル「もう、いない…………」

スイムスイム「……そう」

たま「これからどうするの?」

スイムスイム「ルーラが使えることが分かったし、また魔法少女を襲う」

たま「なんか遠くから爆発音したんだけど……」

ミナエル「見たよ。高速道路の方が燃えてた」

スイムスイム「……行く」

たま「行くの?」

スイムスイム「うん。人助けをしてる魔法少女を犯す」

ミナエル「ふ、ふふふ……いいね。どいつもこいつも犯してやる……!」
223 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/15(水) 06:59:24.49 ID:cuTRV1oFo

・・・・・・


スノーホワイトはラ・ピュセルを失った後もひとりでキャンディーを集めていた。いや、困った人を助けていた。悲しみは拭えるはずがない。だが、魔法少女は人を助ける存在だ。ラ・ピュセルが成し得なかったことを自分だけでもやり遂げてみせる

大量の心の声を聞いた。「助けて」「犯される」「妊娠したら困る」

その方向に行くと夜の空を赤く染める炎が目に入った。あれは高速道路の方だ


スノーホワイト「っ、行かなきゃ……!」

アリス「私も行きます……」

スノーホワイト「うわっ!? あ、そ、そう」


アリスがいつの間にか傍らに立っていた。手にはいつもの白いウサギのぬいぐるみだが、なんか不自然だ。なんというか、濡れているような汚れているような
224 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/15(水) 07:00:47.25 ID:cuTRV1oFo

スノーホワイト「あの、それ……」

アリス「…………これですか」ベチャァ

スノーホワイト「うん。その、それ……なんでそんなに汚れてるの?」

アリス「スノニーをしていたので」

スノーホワイト「なんて?」

アリス「スノーホワイトでオナニー、略してスノニーです。射精した直後に爆発音が遠くから聞こえてきたので、洗わずに来ました」

スノーホワイト「そ、そう……ちゃんと洗おうね」


藪蛇だった


スノーホワイト「と、とにかく行こうか」

アリス「はい」
225 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/15(水) 07:01:13.67 ID:cuTRV1oFo

・・・・・・

メアリ「これがなんだか分かるかい?」

リップル「……」

メアリ「分からないか。オナホールっていうらしいよ」


メアリが四次元袋から取り出したのは、ピンク色の筒だった。材質は柔らかいようで、握られた部分が沈んでいる

リップルはそんなものを知らない。どういう物で、何に使う物かも


メアリ「それは、こうやって使うんだよ……!」ダッ

リップル「ッ!」


メアリが駆け出し、手を伸ばす。反撃ができない。忍者刀で反撃しようものなら体が動かなくなる

肩を掴もうとする手を避け、距離をとる。だがそれでも追ってくる

背を向けて逃げればまた高速道路でのようなことをする。それが分かっているから逃げられない。ついにリップルはメアリに捕まり、立ったまま後ろから拘束された
226 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/15(水) 07:03:05.05 ID:cuTRV1oFo

メアリ「くくっ、捕まえたよ。随分大きいのを持ってるじゃないか」


胸を揉まれる。乱暴に円を描くように

それだけでもリップルのペニスはピクリと反応し、キャンディーの副作用による性欲の増加ですぐに固くなった


メアリ「こっちは普通サイズか。まぁいい」


スカート状の忍者装束を捲られ、ペニスが露わになる。メアリは胸を揉むのをやめ、再び四次元袋からオナホを取り出しリップルのそれにあてがった


メアリ「安心しな、ローションはやってある」

リップル「まさか、それ……く、あああぁぁぁぁっ!?」


オナホがリップルのペニスの根元まで入る。今まで手でしごいてばかりのリップルを未知の快感が襲った。なんだこれはと脳内で色々な言葉が出てくる
227 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/15(水) 07:03:41.17 ID:cuTRV1oFo

メアリ「こういうのは初めてだろう。ほらほら、派手にイキな!」


貫通型のオナホはリップルの亀頭を外気に触れさせている。リップルは耐えきれず射精した

ホテルの床に白いものがビチャビチャと飛び散る


リップル「っ、ぁ……はぁっ、はぁっ……!」

メアリ「いい声で鳴くじゃないかお嬢ちゃん。さて、コイツをブチ込んでみるか」

リップル「っ、くそっ!」


腰が抜け、四つん這いになった尻にメアリの長いモノがピトとあてられる。リップルは入らない力をなんとか振り絞って逃げるが、メアリはしっかりと腰を掴み、今にも挿入しそうだ


トップスピード「うおおおおおぉぉぉぉっ!!」


頭上から叫び声がした。トップスピードだ

ラピッドスワローが猛スピードで迫っている。体当たりでもかますつもりか。魔法少女を狙えない以上、彼女の狙いはホテルの屋上の床だろう

案の定、ラピッドスワローはホテルの屋上をブチ抜いた
228 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/15(水) 07:04:35.86 ID:cuTRV1oFo

メアリ「チッ、邪魔を…………ん? いない」


トップスピードはすれ違い様にリップルを回収していた


リップル「っ、ここ……」

トップスピード「馬鹿! 考え無しに突っ込むなっつったろ!」


リップルだけラピッドスワローから降りたことに鈍感なトップスピードは気付かないだろうと思ったけど、馬鹿にしすぎだったようだ

トップスピードも反転して戻って来ていた。ホテルの中をブチ抜き、再び上空へと舞い戻っている


リップル「って、これ……ラピッドスワロー? バイクみたい……」

トップスピード「ヘッ、こっちが元の姿だぜ!」
229 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/15(水) 07:05:06.61 ID:cuTRV1oFo

メアリを見下ろす。銃を構え、撃って来ていた


トップスピード「大丈夫大丈夫、威嚇だ。魔法少女に当たるわけ――」


するとラピッドスワローの後部からボスンという音が聞こえた。おい、これ当たったんじゃないのか

当たったようだった。急に出力が落ち、高度がどんどん下がっている


トップスピード「マジかよおおおぉぉぉ!?」

リップル「トップスピード!」

トップスピード「なんだよ!?」

リップル「アイツに寄せろ! で、近付いたら飛びついて!」

トップスピード「お前……」

リップル「2人で倒す……!」

トップスピード「へっ、おう!」
230 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/15(水) 07:06:01.27 ID:cuTRV1oFo

残ったコントロールでラピッドスワローをメアリへと向ける。不安定な軌道ながらもなんとかホテルの屋上についた

トップスピードはハンドルを手放し、メアリに飛びつく。どうやら意外だったようで、簡単にメアリの上半身にしがみつくことに成功した


メアリ「わ、っぷ! この、放せ!」

トップスピード「誰が離すか! これは暴力じゃねぇもんな〜!」


メアリの顔が腹に当たり、手はマントを引っ張り引き剥がそうとしている。だが離さない。リップルは2人で倒すと言った。なら、やることはひとつだけだ


リップル「(よし、あの中に……!)」


メアリが尻餅をついた。リップルは前の見えないメアリの四角を突いて、真正面から肉薄し、四次元袋に手を突っ込む

柔らかい感触、これだ。先ほどのピンク色とは違う白いオナホール。この長さならメアリのモノを十分に刺激できるだろう
231 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/15(水) 07:08:06.87 ID:cuTRV1oFo

メアリ「ッ!」

リップル「ヤりたいんだろ! これでいいだろうが!」


挿入させた。ブヨブヨとした感触の奥に固いものを感じる。非貫通型のこのオナホは根元まで突っ込む度に反対側がボコッと浮き上がっている

ジタバタするメアリの足を避け、逃げようとする腰を掴んでオナホを動かす。ビクビクと腰が跳ね、メアリが呻いた

オナホを抜く。中からローションと共に白いものも流れ出してきている。射精したのだろう


メアリ「こいつら、許さ――」

リップル「まだ、終わりじゃないだろ」

メアリ「っぐ、ひっ……ぃぃ!」


また挿入させた。これじゃだめだ。魔法少女を脱落させるには、もう出ないほど射精させる。その為にリップルは再び四次元袋をまさぐり、また別のオナホやバイブを取り出してメアリを責めた

メアリは先程一般人相手に射精していた。つまり残弾を自分から減らしたということだ。これはチャンスだ。凶悪な魔法少女に、リップルが勝つための道
232 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/15(水) 07:09:26.94 ID:cuTRV1oFo

数十分後、精液とローションでベチャベチャになったメアリの下半身から力が抜け、露出した腹の下部に淫紋が浮かんだ


メアリ「ぁ……あ、くっ、お前達……絶対……っ!」


メアリはそれきり気を失った。リップルも精液で汚れた手をプラプラとさせる


リップル「やっとか……腱鞘炎になるかと思った」

トップスピード「俺も疲れたぜ……でも、やったな相棒!」

リップル「…………うん。ありがとう。トップスピードがいたから、倒せた」

トップスピード「お、いつになく素直だな」

リップル「うるさい!」

トップスピード「ははは! そうムキになるなって!」

リップル「ったく……」
233 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/15(水) 07:10:36.59 ID:cuTRV1oFo

トップスピード「ヘヘッ、よし、ハイタッチするか!」

リップル「……」

トップスピード「なに仏頂面してんだよ。別に手が汚れてても関係ねーって! ほら、ハイターッチ!」

リップル「……ん……」


手が触れる瞬間、トップスピードの服が弾け飛んだ


リップル「えっ?」

トップスピード「は?」


トップスピードはブラをつけない。それは普段リップルに意識させるためだったが、それが裏目に出たか、2回目の斬撃で下着も弾け、マントを残し全裸になった

そのままトップスピードは後ろからドンと背中を押され、前かがみになってリップルに抱き着く形になる

リップルはトップスピードを受け止めながら、彼女の後ろにいる存在を見た。槍を持ったスイムスイムが立っていた。そしてスイムスイムの巨根が勃っていた
234 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/15(水) 07:11:07.22 ID:cuTRV1oFo

トップスピード「何が――んひぃっ!?」

リップル「っ、トップスピード!?」

スイムスイム「……狭い。けど、気持ちいい」


容赦無しに貫かれた。比較的小柄なトップスピードの下腹部がボコッと小さく膨らんでいる。スイムスイムのペニスを根元まで受け入れたのだ

元々リップルのためにいつでも準備万端だった膣がまた裏目に出た。トップスピードは突如侵入したモノに快楽を感じ、望まない喘ぎ声を出してしまう


トップスピード「ぐ、あぁ、く、み、っみるなっ! おねがっ、い!」

リップル「ぁ、……なんで…………」


リップルは何が起こっているのか分からない。カラミティ・メアリを倒し、トップスピードとハイタッチしようとし、トップスピードが犯される。目まぐるしく変化する状況に、認めたくない現実に脳がついていかない

トップスピードもそうだ。誰に犯されているのかも分かっていない。後ろを見ることができないくらい激しい動きをされ、膣内を抉られ快楽を得ている。ただひとつだけ、リップルに見られたくないという思いしかない
235 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/15(水) 07:11:42.04 ID:cuTRV1oFo

トップスピード「ぁ、んっ、く、あぁぁぁぁっ!」

スイムスイム「っ、また狭く……」


リップルを尻目に、2人は絶頂した。トップスピードは子宮を小突かれてイキ、スイムスイムはさらに締め付ける膣内にイッた

ゴポゴポと精液が飛び出し、膣とペニスの間から収まりきらなかった精液がブピュッと下品な音を立てて飛び出る

それを見てリップルはやっと動いた


リップル「お、お前!」

スイムスイム「…………もっと」


トップスピード越しにスイムスイムを突き飛ばそうとした手は、スイムスイムをすり抜けた
236 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/15(水) 07:12:49.50 ID:cuTRV1oFo

リップル「やめろ……」


再び手を伸ばす。すり抜けた

やめろ、トップスピードを犯すな


リップル「やめろ……!」


私のトップスピードを犯すな。私以外がトップスピードを犯すな

何故すり抜ける。何故引き剥がせない


リップル「やめろッ! スイムスイム!!」

スイムスイム「やだ」
237 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/15(水) 07:13:16.90 ID:cuTRV1oFo

トップスピード「す、いむ……しゅいむぅ……っ?」


精液でまみれた膣内を再び抉られ、変な声が出た。トップスピードは失いそうな気をなんとか保ち、リップルを見た


トップスピード「り、っぷるぅっ! お、おれぇ、本当はっ!」

リップル「ぁ、嘘だ…………あぁぁ……ぁ……!」

トップスピード「おまぇ、のことぉっ! く、んああぁぁぁぁぁぁっ!!」


トップスピードは再び絶頂した。息も絶え絶えに、リップルに何かを伝えようとし、遮られた

スイムスイムは手短に済ますつもりだった。何度も何度も射精し、一気にメス堕ちさせる手立てだ。そしてその策は成功する


スイムスイム「堕ちて」

トップスピード「い、やだぁっ! ぐ、かっ、あああぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
238 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/15(水) 07:13:51.49 ID:cuTRV1oFo

またイッた。そしてスイムスイムも

今度はそろそろお決まりの技となってきた子宮内直接射精だ。少しだけ膨らんでいた下腹部が、少しずつポコッと膨らんでいく

トップスピードはその快楽に負け、気を失った

手から力が抜け、リップルの足もとに倒れこむ


スイムスイム「ふぅ」

リップル「ぁ、き、き、さまぁぁぁぁぁ!!」


忍者刀を抜き、スイムスイムを斬りつけようとし体が止まる。魔法少女に攻撃できないということを忘れ、リップルは吠えた


スイムスイム「…………」

リップル「くっ、動け! 動けぇぇぇぇぇ!!」


腕は動かない。殺意を持ち、傷つけようとするリップルの動きを、リップルの体が認めない
239 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/15(水) 07:14:42.89 ID:cuTRV1oFo

スイムスイム「リップル」

リップル「ッ! お前ぇっ……!」

スイムスイム「結構良かった」


それを捨て台詞に、スイムスイムはホテルへと文字通り沈んでいった。残されたリップルがトップスピードを仰向けにし、腹を見る

そこにはメアリのものと同様の模様が刻まれていた


トップスピード「り、っぷる……」

リップル「っ、そんな……嘘だ、嘘だ……!」
240 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/15(水) 07:15:09.44 ID:cuTRV1oFo

トップスピードは意識を取り戻すことなく、うわごとのように呟いた


トップスピード「ごめ、ん……おれ、けっこん……て、もうすぐ、うまれ……ほんと、は……おまえ、の……こと、おまえ、と……したか、った……」

リップル「………………ぁ、ぁ……ぁぁぁぁ……!」


断片的な言葉ですべてが分かった

先程言っていたもうすぐ3人になる。それはトップスピード自身が母親になるということだった。そしてリップルの気持ちに気付いていた

それなのに、2人は結ばれなかった

今トップスピードの膣に挿入することは簡単だ。リップルのペニスはこんな状況だというのに極限まで勃起している

だが、そんなことできるものか。自分は負けた。浮かれていたところを突かれ、トップスピードを奪われ、負けた
241 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/15(水) 07:18:12.21 ID:cuTRV1oFo

リップル「なんで」


なんでトップスピードは犯された


リップル「なんで……」


なんでトップスピードは私の気持ちに気付いていながら


リップル「なんで……!」


なんでトップスピードは結婚してるくせに、妊娠してるくせに


リップル「なんで!」


なんでトップスピードは私を挑発してきた


リップル「あああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!!!!」


なんで私は、トップスピードに気持ちを明かす勇気を持てなかった

慟哭が夜空に響いた
242 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/15(水) 07:21:37.82 ID:cuTRV1oFo

トップスピード「(リップル……泣くなよ……)」


なんとなく、おぼろげな世界でリップルの叫び声が聞こえた気がした


トップスピード「(バチが、当たったのかな……)」


リップルを弄んだバチか、浮気をしようとしたバチか

どちらにしろトップスピードは今になって自分はバカだと思った

リップルに謝る。旦那に謝る。返事は無い


トップスピード「(子供、どうなるんだろ……晩飯の……カレーの材料、買わなきゃ……)」

トップスピード「(ごめんな、リップル……気付いてたのに、答えてやらなくて)」

トップスピード「(多分今、俺……動けないから…………好きにしていいんだぞ。お前の好きに……)」


トップスピードはそれきり、完全に意識を失った
243 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/15(水) 08:27:18.52 ID:wyc2GY300
なんて理不尽な世界だ
244 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/15(水) 10:37:45.40 ID:cmXeb7xTO
乙です
245 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/15(水) 11:50:20.80 ID:c4D5Pfy20
この世界観のせいでトップスピードが堕ちるの早過ぎぃって思う
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/15(水) 16:24:17.39 ID:PGEN0RfX0
順調にそうちゃんがクラムベリーに寝取られていってますねえ、こういう逆NTRめっちゃ新鮮です
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/16(木) 09:13:12.18 ID:BVr7LFXw0
どうするどうなるスノーさん
248 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/20(月) 11:57:46.59 ID:Peyv6EG+o

・・・・・・


スノーホワイト「ッ!?」

アリス「どうしましたか……?」

スノーホワイト「あっちの、ホテルの方から声が……」

アリス「……?」

スノーホワイト「(でも、今は聞こえない…………)ううん、やっぱりなんでもない」

「ううっ、ひっぐ……」「いやぁ……」

スノーホワイト「…………(精子が溢れだしてる……誰がこんな)」ムラッ

スノーホワイト「っ!」ブンブン

スノーホワイト「(何考えてるの! アリスだって頑張ってる。私もちゃんとやらないと!)」

スノーホワイト「こっちです! ここはいつ車が爆発するか……)」
249 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/20(月) 11:58:14.59 ID:Peyv6EG+o

炎上する車から人を出す、服を破られた女性を背負う、虚ろな目と銃殺死体を見ながら、スノーホワイトとアリスは魔法少女として人命救助に勤しんだ

2人だけとはいえ魔法少女だ。迅速に事故現場から人々を避難させた


スノーホワイト「ふぅ、あとは、困ってる声は……」


そこに、頭上から気配があった。見上げると片翼の天使がいる。たしか、ミナ、ユナ……どっちだったっけ


ミナエル「……」

スノーホワイト「あ、あの……」

ミナエル「……」ニコッ

スノーホワイト「(敵意は無い……?)」


不意に横から衝撃を感じ、スノーホワイトは地面に尻餅をついた。誰だ、アリスだ

見るとアリスは拘束具に変身したミナエルに立ちながら動きを封じられていた
250 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/20(月) 11:58:45.18 ID:Peyv6EG+o

ミナエル「お前が16人目……お前が加わらなければ、ユナは……!」

アリス「……?」

ミナエル「お前、生えてる奴か」

スノーホワイト「大丈夫!?」

アリス「来ないでください」


スノーホワイトにできることは無い。アリスは拘束され、ミナエルに暴力は振るえないのだ

と、魔法が発動するのを感じた


「(うう、どうしよう……事故現場にいる魔法少女を襲えだなんて)」

スノーホワイト「えっ……?」キョロキョロ

「(ミナちゃんが動きを止めてるから、私があの子をヤッちゃうのがいいのかなぁ……でも、せ、セックスなんてしたことないし……)」

スノーホワイト「誰か、そこにいるの?」

「(えっ!? み、見えてるの!? まずいよ!)」
251 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/20(月) 11:59:27.70 ID:Peyv6EG+o

スノーホワイトの目の前に人影が現れた。透明外套を羽織ったたまがそこにいる

たまは自身を見破ったスノーホワイトを恐れているようにも見えた


たま「う、ううっ……」

スノーホワイト「あなたも魔法少女?」

たま「ひぃっ」

ミナエル「ちょ、なにやってんのたま!」


ミナエルが変身を解き、たまの横へと移動する。無能、役立たずと罵る

アリスはそれを逃がさない。ぬいぐるみを投げ捨てミナエルの翼を掴み、空いた手でスカートを捲る。パンツをはいていない股間のソレは既に固さを持っていた
252 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/20(月) 11:59:55.59 ID:Peyv6EG+o

ミナエル「ッ!」

アリス「(ロボのときと同じ……スノーホワイトに見られながら……)」ハァハァ

ミナエル「そうはいくか!」


今度はスライムに変身した。にゅるんとアリスの手から抜け出し、たまの近くで元に戻る


ミナエル「それ貸せ!」

たま「へっ? えええぇぇ!?」


ミナエルはたまから透明外套を奪うと姿を消してしまった。残されたたまも困惑し、アリスに一睨みされるとすぐさま穴を掘り逃げ出す

なんとか撃退できたことにアリスが一息つき、スノーホワイトに近寄る
253 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/20(月) 12:01:37.23 ID:Peyv6EG+o

アリス「ぬいぐるみ……」

スノーホワイト「あれでしょ?」

アリス「はい……乾いてる」

スノーホワイト「炎で乾いたのかな……?}

アリス「まぁ、帰ったら洗います……もっと、助けに行きましょう」


その日の事件は「N市高速道路爆破事件」として全国ニュースに連日取り上げられたが、被害者達の希望により強姦等の報道は避けられた

だがその場に居た者達の発言で、後のインターネットではふたなりによる強姦事件などと眉唾な怪談となった
254 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/20(月) 12:02:28.80 ID:Peyv6EG+o

・・・・・・


シスターナナはアレ以来自宅のマンションに籠り、休むことなく自慰に耽っていた

スイムスイムにウィンタープリズンが堕とされた。その事実に興奮していた


ファヴ「まーだやってるぽん? もう何日目ぽん」

シスターナナ「はぁっ、はぁっ、うっ……」


ピュッピュッと射精する。もう部屋の中は何日もずっと射精された精液で床も壁もベトベトだ

脳裏に焼き付いて離れなかった。自分以外の男根をその股に咥えさせられる姿、自分の姿をした自分より大きなモノで口を塞がれた姿、子宮に精液を注がれ絶頂した姿

どれもこれも、悔しいはずなのに、悲しいはずなのに、勃起が止まらない


シスターナナ「はぁっ、はぁっ……!」

ファヴ「今日はシスターナナにお知らせがあって来たのに、聞く耳持たないんじゃ意味ないぽん」
255 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/20(月) 12:04:38.20 ID:Peyv6EG+o

あの時、目の前にいたウィンタープリズンは確かに感じていた。スイムスイムの巨根に貫かれながら、罪悪感と背徳感の中、堕ちた

ああ、興奮する。大事なものが奪われた。大事な人が奪われた。興奮する


ファヴ「まぁ言うだけ言うぽん。魔法の国の娼館は新しく送られて来た魔法少女――商品の体を色々とチェックするぽん。お客さんに不良品は出せないからね」

ファヴ「そこで分かったことがあるぽん」

シスターナナ「はぁっ、はぁっ!」

ファヴ「ウィンタープリズンは妊娠したぽん」

シスターナナ「ッッ!!」


この数日で一番濃い精液が大量に出た

妊娠した――つまり子宮に出された精子が卵子を犯し受精し、着床した

相手はスイムスイムだ。彼女を犯していたのはスイムスイムしかいない

その事実だけでシスターナナの心は抉られる

シスターナナは寝取られの快感に目覚め、そのまま何も出なくなるまで射精し、果てた
256 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/20(月) 12:05:13.63 ID:Peyv6EG+o

・・・・・・


翌朝、一晩かけて人命救助を終えたハードゴア・アリスは自宅に帰り、服を脱いだ


アリス「…………スノーホワイト」

ミナエル「(…………えっ!?)」


ぬいぐるみに変身したミナエルがそのイチモツを押し付けられ、うっかり声を出しかける

ミナエルは透明外套で隠れた後、アリスが持っていたぬいぐるみに変身し、本物のぬいぐるみには透明外套を被せた。今頃たまあたりが回収しているだろう

彼女にとってアリスはある意味仇敵といえる。彼女が加わらなければもしかしたらこんな脱落レースが無かったかもしれない。ユナエルが娼館送りなどというふざけたことにもならなかったかもしれない。そういう理由をとりあえずつける

本当は誰でもいいからとにかく脱落させて自身の味わった絶望を叩きつけてやりたいという気持ちもあった

そして隙を見せたアリスを狙ったが予想外すぎた
257 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/20(月) 12:06:53.70 ID:Peyv6EG+o

ミナエル「(ま、まさか……バレて……!?)」

アリス「スノーホワイト……スノーホワイト……いいにおいだった…………可愛かった」


頬のあたりにズリズリと押し付けられ、擦られる。カウパーが付き、ミナエルは顔を青くした

変身したとはいえ顔と胴体と手足のあるぬいぐるみだからミナエルの感覚器官もそれに準拠する。胴体から顔にかけて押し付けられたペニスのにおい、感触すべてを味わってしまうのだ


アリス「うっ」

ミナエル「(ぎ゛ゃ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!)」


アリスが射精した。青臭い精液があまさずぶっかけられ、全身がベトベトになる

ミナエルはぬいぐるみに口が無いことを感謝した
258 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/20(月) 12:07:25.09 ID:Peyv6EG+o

アリス「っ、誰……?」

ミナエル「(や、やば……バレるバレる!)」

アリス「…………………………気のせいか」

ミナエル「(ふぅ……)」

アリス「ふぅ」


アリスが変身を解く。まだ中学生くらいの少女だった

なんだガキかと心の中で口角を上げるミナエルを撫でると、そのままどこかへ行ってしまった。トイレだろうか


ミナエル「(肌身離さず持ってたから、このままここに居たら洗われる……逃げるなら今かな)」


ミナエルは変身を戻し、イカ臭いまま窓から飛び出した

それから体を洗い、変身を解除してもう1度洗い、また変身してから王結寺へと戻り、スイムスイムにハードゴア・アリス襲撃の話を持ち掛けた
259 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/20(月) 12:07:51.14 ID:Peyv6EG+o

・・・・・・


ファヴ「えっとぉ〜、今週の脱落者はかなり多くなってるぽん」

ファヴ「マジカロイド44、カラミティ・メアリ、トップスピード、ユナエル、ヴェス・ウィンタープリズン、シスターナナ」

ファヴ「以上の6名が色んな理由で脱落してしまったぽん。よって今週の脱落者は無し! ということでまた来週ぽん〜」

スノーホワイト「ぁ……」


こうしてマジカルフォンを落とすのは初めてではない。ファヴからのお知らせで喜ばしかったことなどないのではないかと思うほどに、魔法少女になってからは絶望してばかりだ

今日は鉄塔には来ていなかった。人助けがてら、砂浜に来てたまたまお知らせがあっただけだ

自分が人助けをしていた裏で、多くの魔法少女が脱落した。メス堕ちか、射精できなくなったのか、どちらにしろ誰も彼もがオナニーのしすぎで自滅するわけがない


スノーホワイト「もう、嫌だ……」


今週もキャンディーの数はトップだった。また陰茎が大きくなる今週だけで長さは20cmを超えた。太さだって指が回らないのに

こんな禍々しくて気味の悪いモノ、もう嫌だった。誰かが誰かを犯す。それのどこが魔法少女だというのか。正義の味方ではなかったのか。こんなレイプ合戦をする存在だったのか
260 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/20(月) 12:08:33.31 ID:Peyv6EG+o

アリス「スノーホワイト……」


背後からやってきたアリスの声にも振り向かない

アリスはこうやっていつの間にか近くに居て、相棒のようなポジションに入り込もうとしている。それくらいスノーホワイトにも分かる。迷惑だ

スノーホワイトの相棒はラ・ピュセルだけだった。相棒になりたいのなら何故もっと早く現れなかった。何故ラ・ピュセルをみすみす脱落させた


スノーホワイト「来ないでよ!」

アリス「っ……」


……分かっている。これは八つ当たりだ。もしスノーホワイトがラ・ピュセルに付きっきりだったら、恋人だからと言ってこっそり一緒の寝床に入っていたら、アリスが早く現れて隙を作らせなかったら……たらればだ

だがスノーホワイトに自分の感情を抑制はできない
261 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/20(月) 12:09:00.16 ID:Peyv6EG+o

スノーホワイト「もうこの街に魔法少女なんていない……誰かを助けて、誰かのために、誰かを守る……そんな魔法少女はいない。いるのはただのレイプ魔だけ……」

アリス「いいえ、います」

スノーホワイト「いないよ! いたらこんなことになってない! シスターナナだって、ウィンタープリズンだって脱落した! あんなにいい人達だったのに、トップスピードまで……もう残ってないんだよ、魔法少女なんて!」

アリス「残っています」

スノーホワイト「っ、あのさぁ!」


ドンと突き飛ばし、押し倒した

アリスは意外そうな戸惑った顔をしていたが、自分が何をされるか分かったのか、喜びと期待の混じった少しの笑みを浮かべる


スノーホワイト「っ……!」

アリス「…………」

スノーホワイト「ぁ、ご、ごめん……」

アリス「……続きは、ないんですか?」

スノーホワイト「……」
262 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/20(月) 12:09:46.02 ID:Peyv6EG+o

このまま衝動に任せアリスを犯すこともできる。生えているとはいえ女性機能が無いわけではないのだから

だがそんなことをしてしまえば、他の連中と同じだ。ルーラと、マジカロイドと

愛の無い無責任な行為など、とてもできない


アリス「この街に、魔法少女はまだいます」

スノーホワイト「……」


せっかく落ち着いた心がまたフツフツと泡を立てた。煽ってるのかコイツは

スノーホワイトは心に浮かんだ罵詈雑言をアリスに叩きつけ、最後に兎のディルドを投げつけてから帰宅した。アリスから貰った物など、持っていたくはなかった

アリスが寂しそうな顔をしているのを見ようともしなかった
263 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/20(月) 12:11:53.33 ID:Peyv6EG+o

・・・・・・


鳩田亜子は困っていた。大切にしていたぬいぐるみが無い。同居している叔父や叔母に聞いても知らないという

どこで無くしたのだろう。ちゃんと部屋に置いておいたのに。そういえば最後にスノニーをして洗おうと思ったら無かったような……夢中になりすぎてどこかにやってしまったのか


亜子「はぁ……」

「見つけたら言うから、学校行ってらっしゃい」

亜子「うん、お願い叔母さん」

「亜子ちゃんが物を大切にするのは分かってるから、きっと物も答えて見つかってくれるわよ」

亜子「だといいなぁ」


困りごとはもうひとつあった。それは父と母に面会を拒絶されたことだ。今までは定期的に刑務所と精神病院に通っていたのに、それもできなくなった
264 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/20(月) 12:13:22.22 ID:Peyv6EG+o

「もう、会いに来ないでくれ」

「もう、来ないで……」


父は生粋のレイプ魔だった。近所の路地裏に女性を連れ込みレイプすることが生きがいだと知ったのは彼がブタ箱にブチこまれてからだ

母はその被害者の1人で、運命のいたずらで結ばれたといっても過言ではない女性だった。レイプされて心が壊れ恋が始まり、父に付きまといついに籍を入れるまでに至り、結婚後も出産後も夫のレイプ癖を直そうとも咎めようともしなかった

そんな生活が亜子が中学生になるまで娘に気付かれずに続いていたのは奇跡といえよう

父は「女がレイプできないなんて地獄だ」と、母は「あの人のいない世界なんて……」と、2人の世界に亜子は存在していなかったのだ

父が捕まってからすべてが明るみに出た。事件の内容が内容だが、人の口には戸が立てられない。亜子の父がレイプ魔で母親もレイプされて亜子を生んだという噂は近所――学校にも広まった


「アイツの父ちゃん、レイプ魔なんだってよー!」

「レイプってなんだ?」「無理やり女とセックスすることだよ!」


肩身が狭かった。引き取られた叔父宅では優しくされたが、やはり迷惑をかけてるのではと思わずにはいられなかった
265 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/20(月) 12:14:35.09 ID:Peyv6EG+o

亜子「はぁ……」


今日も憂鬱な学校だ。降り注ぐ雨が心の雲を増やしていく

足もとばかりを見て歩いていた。人にぶつかりかけた。危ない危ない、ちゃんと前を見て歩かねば


亜子「………………?」


通学路の人ごみの中に、変わったものがあった。黄色いレインコート、それ自体は不思議ではないが、他の中学生達と違って頭一つ大きい。まぁそれも身長の高い生徒だと思えば不思議ではない

そのレインコートは、人の流れに逆らうように逆方向を向いていた。亜子をじっと見つめていた


「ハードゴア・アリス……」

亜子「…………っ!」
266 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/20(月) 12:15:39.66 ID:Peyv6EG+o

亜子が気付いた時にはもう遅かった。そのレインコートは薙刀のような物を持ち、人ごみを器用に分け、亜子に殺到する。周りの人間はソイツのことが見えていないかのように見向きもしない

魔法少女の認識阻害だ

亜子は背を向けて逃げ出そうとしたが、薙刀で斬られワンピース型の制服が弾け飛んだ

下にもう1枚スカートをはいているわけでもなく、亜子はワイシャツに下はパンツに学生鞄を背負うという変態ルックになってしまう


亜子「っ、うううっ!」ダッ

「えっ!?」「お、おい今の見た!?」「痴女!?」


亜子は耳まで真っ赤にし、さしていた傘を投げ駆け出した。このままでは公衆の面前で剥かれ、犯される

あの武器はただの武器ではなかった。一瞬背中をバッサリ斬られると思ったがそんなことはなくて安心した
267 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/20(月) 12:16:14.38 ID:Peyv6EG+o

亜子は走った。なるべく人目を避けるように、路地裏や道ではないところ。土地勘をフルに働かせた

そして辿り着いた。どこかも分からない場所へ


亜子「はぁっ、はぁっ、はぁっ……! ここは……」


夢中になってとにかく人に見られない場所を走ったら迷ってしまった。後半「こっちなら人がいなさそう」とやみくもにルーティングした結果だ

だが幸い、人通りはまったくない。とにかく変身していつ襲撃されてもいいようにしよう。襲撃者がこのまま一太刀で諦めるとは思えない

変身さえすればどんなに射精しようとイカされようと回復する。オマケにマグロのアリスなら長期戦に持ち込み、疲れた相手を返り討ちにできるという強みがある。変身さえすれば、負けることはない

マジカルフォンを取り出し――手を掴まれた


亜子「えっ?」

スイムスイム「……」


その時、亜子は見てしまった。スイムスイムの目を

朝方、どこに行っていたかも分からない父親が帰って来たとき、亜子はたまたま起きていたことが何度かあった。そのときに見た父親の目、あの頃の亜子には正体の分からなかった濁った目と同じ――

レイプ魔の目だった
268 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/20(月) 12:16:42.95 ID:Peyv6EG+o

動揺して一瞬だけあっけにとられた。人間にとっての一瞬は魔法少女にとっての数秒に値するほどの隙だ。その一瞬でスイムスイムは亜子の魔法の端末を奪い、薙刀を振るう。ワイシャツが吹き飛んだ

なんとか逃げようとし、背負っていた鞄をスイムスイムに投げつけたが、それは彼女に当たることなく、後ろへとすり抜けた。その間にもう一太刀いれられ、ついに亜子は靴とソックスを残しすべての衣類を失った


亜子「ひ、いや……!」

スイムスイム「大丈夫」

亜子「え……?」

スイムスイム「ルーラもウィンタープリズンも、変身が解けても裂けなかった」


亜子の目に勃起し自らの臍を叩く陰茎が見せつけられた
269 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/20(月) 12:19:02.70 ID:Peyv6EG+o

冷たい壁に押し付けられ、片足を持ち上げられた。片手で足を持たれ、もう片手を腰に添えられる抵抗ができない。魔法少女は力が強い

それに変身前なら魔法少女は魔法少女に暴力が振るえる。いつ首を折られても不思議でない状況に、亜子は見開かれた目から涙を流した

あらわになった毛の生えていない割れ目にソレがあてがわれる。どう見てもサイズが合っていない。スイムスイムの巨根を受け入れられると思えない


亜子「む、無理……ほんとに、無理、だから……!」

スイムスイム「可愛い。お姫様みたい……」


亀頭が入りかける。既に痛い。濡れていないのだから当然だが


スイムスイム「……今度は全然入らない…………」

亜子「ぬ、濡れるわけない……あなた、なんかに……!」

スイムスイム「ミナエルが言ってた。濡れてない相手にはキスしたり胸を揉んだり指でいじれって」

亜子「え、ンッ!?」
270 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/20(月) 12:19:58.44 ID:Peyv6EG+o

不意にキスをされた。乱暴に舌が口に侵入し、歯をスリスリと擦ってくる

腰に添えられた手は胸へとあてられ、ふにふにと揉まれた。「ルーラと同じ」などとのたまう声の意味はよく分からない

前戯のつもりだろうが、全然気持ちよくない上に不快感しかない


スイムスイム「どう?」

亜子「なにが……っ」

スイムスイム「……じゃあ、こっち?」


胸から移動した指がピッタリと閉じた割れ目を這う。今度はただ気持ち悪いというわけにはいかなかった

プニプニと触られ、少しだけ突出した陰核に当たると少しだけ体がビクビク震える

雨で濡れた指が割れ目に侵入し、スリスリと外側を責められ、ついに穴へと入った
271 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/20(月) 12:21:19.73 ID:Peyv6EG+o

亜子「ぁ……く……っ!」

スイムスイム「狭い……」


第二関節まで入る。痛みを感じた。当然だ、中学1年生の体は性行為をする適正年齢には早い

すぐに膣奥へとたどり着き、グリングリンと動かされると喘ぎ声ではなく痛みによる声が出た


スイムスイム「濡れて」


まったくもって勝手な言い分だ。だが膣内は彼女にとってもいいように出来ている。膣内が傷付かないよう、潤滑のために愛液が分泌されるのだ。感じていなくても、濡れてくる


スイムスイム「濡れた……」

亜子「うそっ、嘘……!」
272 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/20(月) 12:21:57.18 ID:Peyv6EG+o

スイムスイム「もう入る………………でも、こっちも気になる」


1度解放された。が、すぐに立ち膝にされた

視点が下がり、陰茎が目の前に来る。何をさせられるか、なんとなく分かってしまった

分かった途端に怖くなる。だがスイムスイムはやらせる気だ。亜子の口に亀頭をあてがい、強制的に挿入した


亜子「ご、が……っ!」

スイムスイム「ん……歯が当たって、ちょっと痛い……ユナエルはこれが好きだったの?」

亜子「ンーーーー! ンーーーーー!!」


息ができない。急に口内の空間を占拠され喉まで塞がんとする陰茎に気道すら奪われ、パンパンとスイムスイムの足の付け根を叩くと意思が伝わったのかズルリと粘性のある唾液が付着したモノが抜かれた
273 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/20(月) 12:22:33.58 ID:Peyv6EG+o

亜子「ゲホッ、ゲホッ! う、ゲホッ、オエェェ……!」

スイムスイム「……全然気持ちよくない…………でも、ユナエルは気持ちよさそうだった。続けたら気持ちよくなる?」

亜子「む、無理……む、ぐぅぅぅ!!」

スイムスイム「歯、当てないでね」


無理な注文すぎる。やめて、やめて

そんな声は出ない。出るのは自分でもおかしな声だけだ

ズリ、ゴリ、ググッと何度も出し入れされ、陰茎がブルッと震えるのと共に太さを増すのを感じた


スイムスイム「んっ……あ……意外、と……」

亜子「(ま、まさか……!)」


予想は的中した。最後に根元まで咥えさせようとスイムスイムが亜子の頭を掴んだままに腰を突き出し、喉を圧迫したペニスから精液が出るのを感じ、亜子は白目をむきかける
274 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/20(月) 12:23:00.02 ID:Peyv6EG+o

食道に当たり、胃にドボドボと溜まっていく精液の存在を認識しながら、亜子は自分の臍の下が疼くのを感じた


亜子「っ、ゴホッ、ゴホッ、エェェェ……!」


魔法少女の精液や愛液は媚薬になる。それを一滴残さず摂取した。それは未成熟な亜子ですら、飢えた肉壺へと変えるほどに


亜子「ぁ、っ、く……!」


疼いた。疼いてしかたなかった。自分で触ってしまいそうなほどに股とその奥が疼く

スイムスイムのペニスは衰えていない。準備万端だと言わんばかりに既にカウパーが溢れている

今度は壁に手をつき、立ちバックの体勢になった。今度こそペニスがズズズと挿入される


亜子「ふ、ぐ……」

スイムスイム「っ、狭い……一番狭い……」
275 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/20(月) 12:24:00.53 ID:Peyv6EG+o

愛液に満ちた膣内であっても、スイムスイムのソレは規格外だ。もう挿入を諦めるか、強引に最後まで挿れるかしかない。そしてスイムスイムが前者を選ぶはずも無く――


スイムスイム「……っ!」ズッ

亜子「あ、ぐ、おぉぉぉ……ぁぁ……っ!!」


ズドンと思い切り腰を突き出された

無理やり膣を開き、抉り、根元までミチミチと入り、破瓜なのか裂けたのか分からないが血が出て、亜子の下腹部が異様な膨らみを発生させる


スイムスイム「狭すぎ……」

亜子「ぁ…………」


ついに白目をむいた。意識が遠のき、雨の冷たさすら感じなくなる間際に現実に戻される

スイムスイムが動き始め、グポ、ガポと音がする

最早暴力と言える行為の中に快楽を感じそうになったのを亜子は媚薬のせいだと思わずにはいれらなかった
276 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/20(月) 12:27:54.76 ID:Peyv6EG+o

亜子の目に兎のディルドが入る。鞄を投げつけた時に中から出てきたのだろう。今はアスファルトの上で雨に濡れている

スノーホワイトの顔が浮かんだ

すると罪悪感と同時に言い訳がましい言葉が心の中に溢れた


亜子「(も、無理…………これ、おかしいよ……)」

亜子「(だってぇ、気持ちよく、なって、きて……)」

亜子「(私の、オマンコ……嘘みたいに、開いて、ぇ)」


魔法少女は変身前であっても淫乱になってしまうのだろうか、いや違う、これは精液を飲んだせいだ、膣内に出されたせいだ

そうじゃないとこの気持ちよさは説明できないはずだ。痛いのに苦しいのに辛いのに

だめだ、このままでは堕ちる。堕ちてしまう


亜子「ぁ、あっ、っ……あ、っ……!」
277 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/20(月) 12:28:27.74 ID:Peyv6EG+o

スイムスイム「っ……!」


腹の膨らみが増した気がした。スイムスイムが射精したのだ

ビュルビュルと吐き出され、溜まり、逃げ道は外か子宮口のみ

諦観と快楽が襲い掛かる。精液の媚薬効果は想像以上に効いていた。下手をすればメス堕ちだってありうる

亜子は既に初潮を迎えている。妊娠だってする。魔法少女の精子が人間の卵子を殺すために子供は出来にくいというのが唯一の救いだった


亜子「えへ、えへへへ……へえへぇ……」

スイムスイム「もっと……」


自然と喘ぎ声と笑い声の混じった物が出た。多分、自分はここまでなのだろう


亜子「(スノーホワイト…………せめて……会い、たい……)」


作り物である兎のディルドが光り、先端から何かが飛び出すのが見えた
278 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/20(月) 12:28:54.68 ID:Peyv6EG+o

・・・・・・


『スノーホワイト……』

小雪「っ、誰!?」


小雪は自室で、変身していないというのに心の声を聞いた

幻聴だったかもしれない、が、あまりに生々しい

そして、頭の中にある場所が浮かんだ。ここは、どこだっけ。N市のどこかだった気がしないでもない

不思議だ。呼ばれている気がする。誰が呼んでいるのかは分からない。だが、困っているなら助けたい

小雪はスノーホワイトに変身すると、雨の中に飛び出した
279 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/20(月) 12:30:34.13 ID:Peyv6EG+o

・・・・・・


スノーホワイト「ここ、なの? なんとなく、ここだという確信がある……」


そこは路地裏だった。人通りはまったく無い

だが異質だった。雨のにおいに負けないイカ臭さがあった

においを辿ると1人の女の子が裸で仰向けで倒れていた。そこは雨で薄まった精液だまりが出来ていて、その女の子の股からは血と精液が混じったピンク色の液体が出ている


スノーホワイト「うっ……酷い……って、この子……あの時鍵をなくして困ってた……」

亜子「ぁ………? スノー……ホワ、イト……?」

スノーホワイト「えっ……どうして……あなた、魔法少女なの?」

亜子「…………」ガクッ

スノーホワイト「ど、どうしよう……こんなところに放置もできないし……このままじゃ風邪も……」


スノーホワイトはとりあえず落ちている鞄とぶちまけられた中身を拾い、亜子を自分の家へと連れて行くと親にバレないように風呂に入れ、体を洗ってやった
280 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/20(月) 12:31:17.01 ID:Peyv6EG+o

その日の夜、亜子は目を覚ました


亜子「(……ここ、どこ……?)」


知らないベッドに寝かされ、知らない天井がまず目に入り、知らない家具が知らない部屋にあった

記憶を探ると、スイムスイムに犯された光景が蘇って吐きそうになった


小雪「よかった、気付いたんだ」

亜子「………………スノーホワイト?」

小雪「え、分かるの?」

亜子「面影が……」

小雪「そうなんだ……あなたは、アリス……だよね。この兎の……落ちてたし」

亜子「はい……」
281 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/20(月) 12:32:18.90 ID:Peyv6EG+o

気まずい空気になった。だが亜子にはやらねばならないことがある。伝えなければ。自分の思いを

この街の魔法少女はいなくなってなんかいない。スノーホワイトがいる。あなたが、この街の最後の魔法少女だ。どうか悲しまないでほしい。この街の魔法少女を消さないでほしい

その思いを吐露し、小雪は戸惑いながらも受け取ってくれた


亜子「多分、私は……もうここまでですから、どうか……」

小雪「そんな、なんで? だってアリスはどんなに射精しても……」

亜子「メス堕ち、です……私、スイムスイムに負けたんです……いっぱい射精されて、子宮にいっぱい出されて、気持ちよくなって……」

小雪「スイムスイム、が……? 変身前の状態のまま、犯されたっていうの……!?」

亜子「はい。でもよかった……あなたに会えて。鍵を無くした私を助けてくれて、私に救いをくれた……生きる希望を与えてくれた、魔法少女……」

小雪「そんな、私はそんなんじゃ……」

亜子「私は犯罪者の娘なんです……父にも母にも、もう会いたくないと言われて、この世にいる資格なんて無いと思ってました。けど、あなたのお陰で、私は生きようと思えた。あなたに会いたくて、あなたの役に立ちたくて……魔法少女になれて、嬉しかった。あなたに会えて、嬉しかった」

小雪「…………」

亜子「…………スノーホワイト、私の最後のお願い、聞いてくれませんか?」
282 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/20(月) 12:35:49.01 ID:Peyv6EG+o

亜子はスノーホワイトが回収していた魔法の端末を返してもらうと、変身し、服を脱いだ。小雪は淫紋の刻まれた彼女の裸を見て察した


アリス「お願いします……私、反応無くて、ちんちくりんで、気味悪い肌の色で、あまり気持ちよくなれないかもしれませんが……」

小雪「でも……」

アリス「全部忘れちゃうんだと、思います……けど、最後に、思い出だけ、欲しいんです……心が忘れても、体が忘れないよう……お願いします。私に、刻んでください……」


小雪はスノーホワイトへと変身し、服を脱いだ。恥ずかしかったが、向こうも脱いでいる以上こちらも脱ぐのが筋ではとなんとなく思った

アリスがベッドの上で脚を開き、ペニスの下にある女性の象徴を手で広げる


アリス「ありがとうございます……私、穢れてるのに……あなたと、こういうことをする資格は無いと分かっているのに……」グスッ

スノーホワイト「ううん……アリスこそ本当にいいの? 私、その……すごく大きいんだけど」

アリス「長いのも大きいのも、経験済みです。それに、あなたを犯すことはできないから……」

スノーホワイト「……ごめんね、私、処女で……その、奪われる度胸も無いの……あげたかった相手も……もう……」

アリス「よかった……あなたは穢せない。そのままでいてください」
283 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/20(月) 12:36:23.63 ID:Peyv6EG+o

アリスのそこはもう濡れていた。「濡れてる……」と言うと「あなたに犯されると思うと……」と返してきた

おそらくスノーホワイトの陰茎はメアリのより長くスイムスイムのより太い。今週の更新で既に腕並に太くなってしまった

正常位でおそるおそる亀頭を挿入し、竿部分も沈めていく。狭い。下腹部の膨らみ具合でどこまで挿入されたかが分かるのは見ていて不思議な光景だ


アリス「大きい……スイムスイムより、ん……っ、あ……っ」

スノーホワイト「だ、大丈夫?」

アリス「おかしい、です……いつも、声、出ないのに……」

スノーホワイト「魔法が消えてるから?」

アリス「私の魔法は消えたでしょうが、マグロなのは元々…………もしかしたら、大好きなあなたが相手だから……」

スノーホワイト「っ、アリス!」

アリス「んっ! もっと、もっと動いてください。好き、好き……スノーホワイトっ」
284 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/20(月) 12:37:18.42 ID:Peyv6EG+o

結合部の上ではアリスの陰茎がピンと勃ち、震えている

覆いかぶさったスノーホワイトの腹とアリス自身の腹に挟まれ、アリスに膣以外の快楽も与えていた


アリス「っ、う……っ!」


先に射精したのはアリスだった。ビュルビュルと精液が飛び、2人の胸を汚していく


スノーホワイト「きゃっ!?」

アリス「ぁ、す、すみません……」

スノーホワイト「…………」


謝る必要なんてない。その意味を込めて動きを再開した

1度イッたアリスは喘ぎ声を隠そうとせず――それでも小さな声だった――膣を締め付けてくる
285 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/20(月) 12:39:21.88 ID:Peyv6EG+o

スノーホワイトにも限界が訪れた。抜こうとしたがアリスの足が腰に絡みついて離さない。駄目だよと言ってもアリスは首を横に振るだけだった

体は正直だ。ラ・ピュセル以降手でしごくだけで何にも挿入していないペニスはやっと獲物を見つけ、種を植え付けることに歓喜し精液を吐き出す


アリス「ぁ、ああっ、あぁぁぁぁ……!」

スノーホワイト「まだ、出る!」

アリス「いいんですっ……いっぱい、いっぱいください……! もっと欲しい……あなたの……ああっ、嬉しい……赤ちゃんの素……」

スノーホワイト「っ……!」

アリス「赤ちゃん、出来ても……大丈夫っ。あなたが望めば産みます、あなたが拒めば堕ろしますっ」

スノーホワイト「だ、だめだよ!」


とはいっても1度出してしまった。今まで隠そうとしてきた欲望が命じるまま、結局スノーホワイトはそのまま5、6回アリスの小さな体へとぶちまけた
286 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/20(月) 12:39:51.29 ID:Peyv6EG+o

・・・・・・


小雪「………………ん……」


ベッドには残り香が残っていた。スノーホワイトとアリスの雄と雌のにおいが

これは親にコッソリ隠れて洗わなくてはならないだろう。おねしょしたのかとからかわれても、どんな名誉と引き換えにしてでも守り抜かねばならない秘密だ


小雪「…………ファヴ、アリスは……」

ファヴ「娼館に送られたぽん」

小雪「………………そう……」


多分、今自分は悲しんでるんだと思った

アリスの伝えてくれた思い、言葉。忘れたりなんかしない。たとえ誰かを犯すことになっても、誰かに犯されることになっても、自分だけは魔法少女でいよう。強く優しく、誰かのために。そんな魔法少女に
287 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/20(月) 12:41:28.08 ID:Peyv6EG+o

・・・・・・


颯太「おっ……お、おお……っ!」

クラムベリー「どうしました? アナル気持ちいいですか?」

颯太「だ、れがぁぁ……っ」


颯太は今日も今日とて調教されていた。今日はペニバンで犯されている

この生活にも少しの変化があった。クラムベリーに泣きついてから颯太は状況を素直に受け入れ始めた。今まで来ていた服も洗濯してからは部屋の隅に畳んで置いたままだ

基本的にこの小屋の中では女性用のネグリジェを着ていた。透けた布地は颯太の体を隠すどころか、より煽情的な見た目にさせ、クラムベリーを興奮させる

パンツも女性用だ。しかも布面積が少なく、颯太の小さいモノすら隠すことができないほどの


颯太「だ、だめっ、イク……また、イクからぁ!」


情けなく射精した。クラムベリーのペニバンに犯されて数時間、4度目の射精だった
288 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/20(月) 12:42:19.08 ID:Peyv6EG+o

クラムベリー「ふぅ……今日はここまでにしましょうか」

颯太「う、ん……」モジモジ

クラムベリー「どうしました?」

颯太「…………なんでもない……」

クラムベリー「正直に言いなさい、颯太」

颯太「っ……も、もっと……」

クラムベリー「もっと?」

颯太「もっと、シてほしかった……から……」

クラムベリー「…………」ニコッ


颯太の嬌声がふたたび響き始めた
289 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/20(月) 12:43:19.13 ID:Peyv6EG+o

クラムベリー「やれやれ、これでは調教になりませんね」

颯太「うう……(ぼ、僕は何をしていたんだぁぁぁ……! じ、自分から……なんて……)」

クラムベリー「まぁ、今までの成果と言うべきですかね」

颯太「も、もう寝る!」

クラムベリー「今日も添い寝しましょうか」

颯太「い、いいよ別にっ」

クラムベリー「分かりました。では私は出かけてきます」

颯太「えっ……」

クラムベリー「寂しいですか?」

颯太「…………うん」

クラムベリー「ではどうしてほしいですか?」

颯太「…………添い寝、してほしい……」

クラムベリー「ふふっ、最初からそう言えばいいのですよ」

クラムベリー「(心まで完璧に堕ちるまで……あと少しといったところでしょうか)」
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/20(月) 15:42:37.77 ID:YvOtMuWW0

原作のアレンジが巧みすぎて何度も笑ってしまったわ、でもしっかりエロいのがすごい
そうちゃん完堕ちカウントダウン
291 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/21(火) 01:03:00.98 ID:5hF+tgYco
乙です
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/24(金) 21:20:22.33 ID:+74CNJY2O
裸・ピュッセルさん・・・
293 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/26(日) 05:57:37.92 ID:GZGcgQ4lo

翌日の夜、颯太はここに来て初めての外出許可をいただいた

たまには外の空気でも吸ってリフレッシュしたいだろうという言葉もいただいたが、疑問を生じさせずにはいられない


颯太「なんで今更?」

クラムベリー「今まで壁尻や首輪で全裸散歩しかしてきませんでしたからね、それにあなたはもう逃げ出したりしないでしょう」


耳元でささやかれ、蕩けた

顔を赤くし、大げさに「近いよっ」と引き剥がす


クラムベリー「ここをこんなにしておいて、拒むのですか? 帰ってきたらまたお楽しみの時間ですよ」


固く勃起し女性用パンツから頭を出した陰茎を撫でられ、透明な汁が出てくるがおあずけをされた。颯太は静かに小さく首を縦に振ると着ていたネグリジェを脱ぎ、久々に畳んでいた私服に腕を通し外に出た
294 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/26(日) 05:58:06.25 ID:GZGcgQ4lo

魔法の端末も渡され、いつでもラ・ピュセルに変身できるようだ。試しに変身してみると、いつもと変わらない美しい魔法少女になる。淫紋も服で隠れているため、脱落者だとは分からないだろう

魔法は無くなったのだろうか。ファヴ曰く魔法が完全に無くなるか極限まで弱くなるかは運らしいが、どうやらラ・ピュセルは運がいい方だ

剣は出た。普段から使っている大きめな両手剣のサイズの物が一振り

サイズを変えようとしたができなかった。どんなに念じても剣はうんともすんとも言わない

試しに木を斬る。刃が幹に食いこみ、そこで止まった


ラ・ピュセル「あれっ、ふっ、ぐっ!」


力を込めたら剣が折れた。慌てて食いこんだままの刀身を木から離し、まじまじと見る。脱落する前と違い、とても頼りない

まさかと思いその刀身に少しの力を込めるとこれまたパキンと折れた。これではとても魔法少女との戦闘では使い物にならないだろう。まぁ魔法少女同士が戦闘になることはないが


ラ・ピュセル「剣の大きさが変えられない上に、強度はハリボテ並かぁ……」
295 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/26(日) 05:59:10.57 ID:GZGcgQ4lo

街に出て困っている人がいないか探した。身体能力はそのままだ。家と家の間を八艘跳びのように行き来することもできるし、車を持ち上げることだってできる

今夜という短い間だけ、また魔法少女をやれる

まだ深夜というには早い。人通りもある。ということは困っている人がいる

スノーホワイトと組んでからは彼女がレーダーになってくれていたために楽だったが、やはり久々のソロ活動は効率が悪化する。コンビでいた頃なら10人は助けられる時間にまだ3人しか助けられていなかった

とはいえ人を助ける度に得られる充足感は変わらない。颯太が思い描く高潔な騎士魔法少女ラ・ピュセルが蘇った


ラ・ピュセル「(……クラムベリー、何してるかな)」


が、心はすっかり娼婦だった

人助けをしながらも帰ったらどういう風に犯してくれるのか、気になり、楽しみににしている

その思考をすることすら、颯太には不自然に感じなかった

296 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/26(日) 05:59:39.05 ID:GZGcgQ4lo

深夜まで人助けをして、日付が変わった頃に山小屋へと戻る

その道中、森の中に人影を発見した


ラ・ピュセル「(こんな時間に、こんなところに……? 迷ったのかな)」


声をかけようと近付き、声をかけてはいけない相手だと分かった


ミナエル「ホントにこっちで合ってるの? 文明の気配しないんですけど」

スイムスイム「会ってる」

ラ・ピュセル「ッッ!」

スイムスイム「……?」

たま「どうかした?」

スイムスイム「……ううん、気のせい。早くクラムベリーのところに行こう」
297 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/26(日) 06:01:32.54 ID:GZGcgQ4lo

急いで身を隠し、やりすごした。だが、あれはどういうことだ

考えればすぐ分かる。クラムベリーは身分を隠しながらも参加者だ。スイムスイムが物騒な物を手に持って彼女のところへ行くということは、決まっている


ラ・ピュセル「(クラムベリー……!)」


駆け出し、別ルートで山小屋へと戻った。小屋の中にはクラムベリーが変わらずピアノを弾いている


ラ・ピュセル「クラムベリー、スイムスイム達が!」

クラムベリー「ええ、分かっていますよ。呼び出したのは私ですから」

ラ・ピュセル「なんで……」

クラムベリー「向こうが会いたいと言ってきたものですから。私を脱落させようという算段でしょう、スイムスイムは既にルーラとウィンタープリズン、トップスピードを手にかけています。ああ、間接的にはシスターナナもですね」
298 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/26(日) 06:02:09.21 ID:GZGcgQ4lo

列挙された名前を聞いて、ラ・ピュセルは驚愕した

知った名前、親しかった名前が出てきたのだ。クラムベリーの言うことが本当なら、もう彼女達はN市にいない


クラムベリー「安心してください、スイムスイム達が何をしようとも、私には勝てません。ですがあなたを人質だなんだとされるのは面倒なので、少しの間この小屋を離れてください」

ラ・ピュセル「え、でも……」

クラムベリー「どうかしましたか?」

ラ・ピュセル「約束……帰ったら、するって……」

クラムベリー「…………ふ、ふふっ、大丈夫ですよ。終わったら呼びます。適当に街でブラブラしててください」

ラ・ピュセル「うん……」
299 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/26(日) 06:03:25.33 ID:GZGcgQ4lo

クラムベリー「あと、これを」

ラ・ピュセル「これ、端末じゃないか」

クラムベリー「私のです。普段はマスター用端末を使っててこっちは滅多に使わないので、差し上げます」

ラ・ピュセル「なんで今?」

クラムベリー「おあずけにしたお詫び、的なものですかね。信頼の証ですよ」


ラ・ピュセルには信頼という言葉が嬉しかった。何故嬉しいのか、それは本人すら忘れた


クラムベリー「3人も堕とすのだから時間がかかるかもしれません。その間お暇ならその端末からメルヴィルという魔法少女を呼んでください。彼女ならすぐ駆けつけて相手をしてくれますよ」

ラ・ピュセル「うん、分かった……」


もうスイムスイム達が来るから早くと言われ、ラ・ピュセルは小屋を出て再び街へと向かった


クラムベリー「さて、私も少し散歩しましょうか」
300 : ◆IPYIJYmMYgAf [saga]:2017/03/26(日) 06:03:54.76 ID:GZGcgQ4lo

スイムスイム達は小屋にたどり着いたが中に誰もいないことを見るとすぐさま散開して森を捜索した

クラムベリーはすぐに見つかった。たまが発見し、ミナエルと共に尾行し、スイムスイムに報告する

スイムスイムは精液がドバドバ出る薬を飲むとすぐさま森へと入っていった


クラムベリー「………………」スタスタスタ

たま「(あれがクラムベリー……)」

ミナエル「(アイツも脱落させる……私は隠れて隙を見て……)」

クラムベリー「(……羽音が消えた。まずはあっちの犬から……)」


クラムベリーは音を自在に操る魔法を使う

音とは空気の振動により起こる現象だ。それを紐解き、クラムベリーは音――つまり振動を操れる魔法を持っていた

振動は空気を伝い、物から物へと伝う。強い振動、例えば衝撃だけで物を破壊する振動などは直接触れるか数cmくらい近寄らねば伝えられないが、そんな破壊目的でない振動なら離れた場所に居ても伝えられる
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