【安価】男「魔法少女狩り?」【たまにコンマ】

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28 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/08(土) 13:45:35.22 ID:Yfijwrxlo

博士「宿ならホテルにでも泊まったらいいじゃん。自宅よりむしろ豪華♡」

男「そんな金ないッスよ。給料とか出張費とか、そういう扱いで出るの?」

博士「いや、我が社に金銭の俸給制度ないけど。作れば?」

男「働かせておいて、この上アルバイトしろと!?」

博士「『改造』スキルなら、形を真似して作るくらい余裕でしょ。石でも葉っぱでも材料にしてさ」

男「うわっ、通貨偽造! 重罪じゃねーか!!」

博士「男くんが人間ならね。もう人権ないから。戸籍にも、家族親類友人の記憶にも存在しない人だから。

   裁判を受ける権利もないし、その場で殺されても誰も罪に問われないし、

   人間社会の外にいるものだと思って、生きて。

   触れ合えて会話が成り立つことを除けば、幽霊とか妖怪に近い存在だから。」

男「最悪だ……。最悪すぎて怒りが追いつかない……」

博士「そうそう、男くん。キミすごいね!

   初日なのに、容量いっぱいまで魔力集めてきてくれて!

   期待以上の働きだ!……あ、想定内ではあるけど!

   支援物資として、5匹の低級使い魔と、魔力の容量を増やせる貴重なアンプルを送ります。

   扱える魔力量が増えれば、より高度な『改造』もできるようになるし、消滅しにくくなるからね」

男「魔法のような力を得ても、心に空いた寂しさは埋まらない。

  失って初めて分かる家族の愛おしさ」

博士「ノリノリで怪人活動してきたくせになにを……。

   ……んー。じゃあ、こんな任務はどう?

   何人か、魔法少女の正体に当たりを付けたから、彼女らの身辺を探って、弱みなり弱点なりを見つけてきて。

   別にやっつけちゃっても構わないけど、今までに何十人もの怪人が倒されてるから、オススメはしないよ」

男「普通の人間として近づけってことか?」

博士「そうしたいなら任せるよ。

   資料を送るからプランが纏ったら後で連絡して。

   下準備(イッパンジン ノ キオクソウサ)は明日までに済ませておくから」
29 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/08(土) 13:47:17.53 ID:Yfijwrxlo

シュワワワワァァァン ドササササッ

男「早いな。もう着いたのか。高さが雑な所を除けば完璧な仕事だ」

男「どれどれ」

男「写真を見る限り、美少女ばっかりだ……」

男「うまくやれるかな」


【安価下2】調査対象を選んでください
@アグニス -萌木女学院 高等部
 体力[C+] 攻撃[E+] 防御[B ] 魔攻[A+] 魔防[D ] 敏捷[B ] 幸運[D ]

Aスターディライト -清歌第一高校
 体力[A ] 攻撃[B ] 防御[B ] 魔攻[D ] 魔防[B ] 敏捷[S ] 幸運[B ]

Bナイトブレード -清歌第一高校
 体力[E ] 攻撃[E ] 防御[E ] 魔攻[E ] 魔防[E ] 敏捷[E ] 幸運[E ]

Cルナーラビット -萌木女学院 初等部
 体力[C ] 攻撃[S+] 防御[S ] 魔攻[E ] 魔防[S ] 敏捷[EX] 幸運[B ]


(能力査定:E=0,A=12,S=15 EX=計測不能,暫定20)



【安価下3】役割を選んでください(魔法少女の記憶は操作できません)
@転校生として
A新任教師として
B役割などいらない、透明化して物理的に潜入する
Cその他
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/08(土) 13:48:38.32 ID:7DuDqa+W0
2
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/08(土) 13:49:08.13 ID:MImd+GJzO
2
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/08(土) 13:57:05.79 ID:zH/gqeygo
2
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/08(土) 14:16:56.00 ID:d0IW/XjYO
ナイトブレードがわかっちゃいたけど酷い
34 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/08(土) 17:07:23.01 ID:Yfijwrxlo

翌日・清歌第一高校】

学年主任「えー、三久先生は今日から産休のため、2-A組は新任の先生が受け持つことになりました。」

男「陣之 改(じんの あらた)です。気軽にカイ先生と呼んでください。短い間になるかと思いますが、よろしくお願いします」ペコ

パチパチ            パチパチ
        パチパチ
  パチパチ                     パチパチ


生徒A「ミッチー(三久先生)って、男じゃなかった?」ヒソヒソ

生徒B「……そうだったっけ? 女の先生だった気がするけど……」ヒソヒソ

生徒A「先週まで毎日会ってたはずなのに、なんか印象が曖昧」ヒソヒソ

生徒C「影の薄い先生だったからね」ヒソヒソ


学年主任「ノゥ トーキング! 静かに!
     ……はい、Mr.改 陣之先生にはフィジカルエディケーション……つまり、体育を受け持ってもらうことになっています。
     みなさん、若いティーチャーだからと言ってはしゃがないよう、シリアスに……真面目にやってくださいね」

男(『改造』で大人になってても、中身は同学年だしな。

  今は体育くらいしか勝ってる部分がない。

  それに清歌第一高校といえば実力主義で有名な県内屈指のエリート私立高。

  盆陽高校中退で最終学歴が中卒になってしまった俺に教えられる事なんて……

  …………いや、体育すら教えられるのか?)

学年主任「ここのクラス・オフィサーはMs.星宮でしたね。」

星宮あかり「あっ、はい!」

学年主任「忙しいとは思いますが、お昼休みになったらMr.改に校内を案内してあげてください」

星宮「わかりました!」
35 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/08(土) 17:08:37.36 ID:Yfijwrxlo

【昼休み・職員室】

男(つっかれたー……)

男(体育教諭なんて運動の指示出して見てるだけで良いと思ってたが、実際なってみると記録物多いし、用具の出納にも気を遣うし、大変だな)

男(でも、スポーツの手本を上手くやってみせるのだけはできるからな。当分は怪しまれないだろう)

男(事務仕事はコイツラ(低級使い魔)に任せておけば良いし……)

教師A「タセンセー、改先生」

男「あっ、はい!」
 (そうか、俺だった。……呼ばれ慣れてないな)

教師A「2-Aの生徒が呼んでいますよ」

星宮「呼んでいますよ!」ヒョコッ

男「おぉ、もう来たんだ、飯は食べたか?」

星宮「まだです! 先生は?」

男「俺もまだだ」

星宮「じゃあまず学食に案内しますね!」

男「俺の受け持ったクラスの委員長は随分と元気な子なんだな」

星宮「それだけが取り柄ですから!」ニコッ




男(この屈託無く笑ってる娘が、魔法少女・スターディライトの正体と目される『星宮あかり』

  サイドテールに纏められた鮮やかな金色の髪と、大きな碧い瞳から、やたらと元気な印象を受ける。

  健康に服を着せたような見た目だが、1年時の学業成績も良く、所謂文武両道の親友系イインチョー。

  ……あれ、こいつ完璧超人じゃね?)
36 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/08(土) 17:10:19.55 ID:Yfijwrxlo
【学食棟・3F】

星宮「で、ですね。3Fのイタリアンのオススメは、このカチャトーラなんですよ!

   鶏肉をガッツリ食べられるので、運動部の子から人気が高いんです!」モグモグ

男「ちょ、ちょっとまて!」

星宮「ふぁんでふふぁ?」(なんですか)モグモグ

男「さっきから、ずぅーーーーーーーーーっと学食のターンが終わらないんだが

  一体何軒あるんだ?」

星宮「ゴクン……えっと、この学食棟だけで12軒、一般の校舎にも各2店舗ずつ入ってるので

   20軒くらいです!多分!

   でも安心してください! ちゃんと全部案内しますよ!!」

男「まだ半分以上残ってるじゃないか。昼休み終わっちゃうぞ」

星宮「なので急いで食べましょう!」モグモグペロリ

男「いや、その理屈はおかしい。俺はもうお腹いっぱいだよ」

星宮「……あれ、そうなんですか。成人男性はもっと食べるものかと思っていました」

男「俺も、女子はもっと小食だと思ってた」

星宮「仕方ないですね。続きは明日にしましょう」

男「そうだな、明日からは1日1軒で頼む」

星宮「それで足りますか?」

男「足りる足りる。むしろ星宮の方が心配だ。

  その小さい体のどこに、ラーメンとカレーとハンバーグとビーフストロガノフとフィッシュ&チップスを仕舞っているのか、不思議でしょうがないよ

  まるで魔法みたいだ」

星宮「えへへっ、実は私、魔法使いなんですよ!」ドヤァ

男「……口の周りにケチャップ付けながら言っても説得力ないな」ニヤニヤ

星宮「んなっ!? 気付いたときに言ってくださいよ!」/// フキフキ


男(うん、……全然完璧超人じゃなかった。 カタログスペックはあてにならないね、やっぱり)



男「あと、多分だけど、『学校案内』ってこういうことじゃないと思う」

星宮「……えっ、でも、学食以上に重要な施設って他に何かありましたっけ?」キョトン

男「なるほどなー、そうきたかー」
37 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/08(土) 17:11:48.71 ID:Yfijwrxlo

【初日終了】

男「初日から接触できたのはラッキーだったな」

男「弱点は食いしん坊……、これだけじゃ弱いか」

男「とはいえ、博士から他の情報は何も貰ってないしな」

男「他に何か、もう少し探ってみよう」

男「明日以降も話す機会を取り付けられたし」



【安価下2】明日以降の作戦
@昼休み、一緒に食事するのを一週間ほど続ける
A体育の授業で何か仕掛ける
B下級の使い魔を『改造』して、学校を襲わせる
Cその他
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/08(土) 17:13:41.43 ID:kBX05e/A0
1 さりげなく探りを入れる
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/08(土) 17:15:12.44 ID:ZHLXV/VGO
2
40 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/08(土) 20:21:59.43 ID:Yfijwrxlo

【数日後・体育の授業・水泳】

男「つくづくプールと縁があるな」

男(今日は体育の授業で仕掛けようと思っていたんだが……)

星宮「先生、ごめんなさい。体調不良で見学します……」

男(……星宮がこれではやりづらい)

男「ん、わかった。……しかし星宮は、前から水泳を休みがちだな」

男「このままいくと水泳の単位だけ足りなくなるから、どこかで纏めて補講をしないと……」

星宮「……!」ビクッ

男「どうかしたのか?」

星宮「いえ、なんでもないです。……わかりました」

男「なんだ、いつもの元気がないな」

星宮「もぅ、体調不良なんですよ!」

見学女子A「先生!無神経すぎ!」

男(お前ら元気じゃん!)
41 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/08(土) 20:22:25.58 ID:Yfijwrxlo

〜〜〜〜〜


男「はい、じゃあ番号順で二人組作って柔軟体操から」

男「みんな、柔軟はしっかりな」

男「特に体が硬い人ほど、無理のない範囲でしっかりやるように」

男「体が硬いのは筋肉のバネが強い証だ。劣っていると不貞腐れずに鍛えれば、強い才能に変わる」

男「……というのは剣道の話だったかな?」

男「まあ、とにかくよくほぐしておけ」

男「体を柔らかくすればこんなこともできるんだ」ヨガノポーズ

生徒B「あははっ 先生きもーい!」

生徒C「自慢したいだけじゃーん!」

男「お、自慢と言ったな。しかしこの程度、単なる小技でしかない!

  見せてやろう、本当の自慢というものを!」ドプーン

男「これが関東最速のバタフライだ!」ザブザブザブザブザブッ

生徒D「速ぇー!」

生徒E「先生格好いいー!」ケラケラ

生徒B「着衣泳でバタフライとか、すごい(バカ)」



〜〜〜〜〜
42 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/08(土) 20:22:53.53 ID:Yfijwrxlo

見学女子A「ふふっ、まるで水を得た魚ね。

      あんな奔放な先生、みたことない」

星宮「うん……」ポケー

見学女子A「……改先生格好いいね?」

星宮「うん……」ポケー

見学女子A「……先生のこと、好きになっちゃった?」

星宮「うん……。

   ……――ふぁっ!?なってない!!なってないよ!!」///

見学女子A「みんなー! あかりちゃんがねー! 先生のktmgg」モゴモゴ

星宮「な、なんでもないでーす!!」///


男「……?

  見学組は、あんまりはしゃがないよーに!」

星宮「服のままプールに飛び込む人に言われたくないです!!」
43 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/08(土) 20:23:59.41 ID:Yfijwrxlo
【昼休み・学食棟】

星宮「……あの! 体育の授業の時のこと、違いますからね!」///

男「えっ、泳いでて殆ど聞こえてなかったけど」

星宮「そ、それならいいんですけど」ホッ

男「先生が好きとか嫌いとか」

星宮「き、嫌いとは言ってませんっ」

男「じゃあ……」

星宮「違……っ! 誘導尋問! 誘導尋問ですよこれは!!」///

男「あー、やっぱ嫌われたんだ。悲しいなー」ニヤニヤ

星宮「全っ然悲しそうじゃない! からかってますね?! からかう人は嫌いです!」///

男「……じゃ、『案内』もやめる?」

星宮「……引き受けた仕事は全部やりますし!」/// ムッスー

星宮「えっと、コホン、……ここ4階食堂Cはビュッフェ形式になっていて、お昼休憩の時間だけ定額で食べ放題になっています!

   オススメは目の前で焼いて貰うステーキですが、早い時間に来ないとすぐになくなってしまうので」

生徒A「あっ、あかりがいる!? なんで!? ここ出禁じゃなかったっけ!?」

生徒B「先生同伴で特別に許可が下りたらしいよ」

生徒A「まさか、そこまでして食べ放題を……」

星宮「……くっ」プルプル

男「オーケー、落ち着こう星宮。他愛もない誤解だ。気にすることはない。

  先生はダシに使われたと思ってない。

  トレー3つに山盛りされた料理を見ても、それは明らかだ。

  これしか持ってきてない。星宮は手加減している。本気で食べに来てない。

  それは分かる。理解してる」

星宮「しぇんしぇ……(先生……)」ウルウル

男「さぁ、食べよう。星宮オススメのステーキが冷めないうちに」
44 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/08(土) 20:24:26.84 ID:Yfijwrxlo
星宮「……その、あの」モジモジ

男「ん?」

星宮「水泳の補習のことなんですけど……、別の内容で代替することってできませんか?」ジッ

男(あれだけ食いしん坊キャラ見せつけといて、上目遣いが可愛いって反則だよなぁ……)

男「水泳、苦手なのか?」

星宮「……いえ、あの、っ、苦手って訳じゃないんですけど……。

   えーっと、やっぱり苦手といいますか……」モジモジ

男「……」

男(これは、弱点に関係しているのか? もう少し粘ってみよう)

男「……俺も、学校に来て日が浅いからな。あまり融通は効かないんだ。すまん。

  もう少し星宮の事情が分かれば、上に掛け合えるかもしれないが」

星宮「そんな……」

男「意地悪で言ってるわけじゃないんだ。(多少は)

  星宮も進級できないのは嫌だろ」

星宮「そうですけど、そうですけど!」

男「なんでそんなに水泳が苦手なんだ?水が怖いのか?」

星宮「………………じ、実はそうなんです! 水が怖いんです! だから――」

男(――!)

男「そうかそうか、だったら来週の月曜日の放課後、プールに集合な!

  水泳の補習をしよう!」

星宮「なっ、なんでですか!」

男「大丈夫だ!ダルマ浮きから丁寧に教えるから!水と友達になろう!な!」

星宮「ぐ……っ ぐぐ……っ!

   じゃ、じゃあ! じゃあ、せめて! 補習は、先生と私の二人きりにしてください!

   他の人に見られるの、恥ずかしいので……」/// モジモジ
45 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/08(土) 20:26:10.46 ID:Yfijwrxlo

【仮の住まい・ホテル】


男「なんか、意外だったな、あの星宮の弱点が水だったとは」

男「博士に報告するべきか……?」

男「でも、その情報で星宮がやられたら寝覚め悪いな……」

男「……我ながら情の移りやすい」

男「最終確認するまで保留で良いか。月曜には分かることだし」



【安価下2】星宮との約束と取り付けた。

@まだ魔力には余裕がある。月曜の放課後までゆっくり過ごす。
A念のため魔力を補充しておきたい。土日に怪人活動。
Bその他
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/08(土) 20:34:23.28 ID:zH/gqeygo
3 星宮の家族について調査
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/08(土) 20:58:11.41 ID:IPFoFjHYO
1
48 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/09(日) 01:01:18.53 ID:Bx6L1WGGo

【月曜日・放課後・プール】


艶やかな金色のサイドテールを持つ少女が、プールサイドに上がってきた。
タオルで全身をガッチリ隠す様は、まるでてるてる坊主、少しばかり品良く呼ぶならパリコレのようだ。

彼女の頬が赤く上気して見えるのは、初夏の日差しのせいだろうか。
瞳が潤み、睫毛が濡れているように見えるのは、塩素の香りがキツいからだろうか。
その心の内を知るのは、今はまだ彼女だけだった。

星宮あかりは青年の方を向くと覚悟を決め、若干上擦った声色で挨拶する。


星宮「…………お、お、お待たせしました!」

男「ん、時間通りだよ」

星宮「じゃ、出席したので私はこれで……」クルリッ

男「おいおいおい、そうはいかない」


冗談めかして踵を返す少女の細い肩を、青年の両手が捕まえる。
ズルリッ、とタオルが剥けて、スクール水着を着た彼女の後姿が露わになる。
そして滑り落ちるタオルに追従するように、少女もしゃがみ込んでしまった。

星宮「ひゃぁぁああっ!?」///

男「うぉっ!?」ビクッ

星宮「な、な、なっ、なにするんですかぁっ

   私にも心の準備ってものがあります!ありますよ!」///

男「わ、悪かったけども、泣くことないだろ

  そんな、タオル脱ぐのにも心の準備してたら日が暮れてしまう」


星宮「そうですけど!強引なのはダメです!強引なのは!

   私、先生になら良いと思って……! だからせめて、私のタイミングで」

男「待て待て待て! なにかいかがわしく聞こえるんだが!?」

星宮「いっ、いかがわしいですよ! そうですよ!

   最低で! 下劣で! 卑猥で! 最悪です! こんなの私だって大嫌い!

   本当はこんなこと……、でも先生しつこいし……、先延ばしにするよりは……」

男「……星宮?」

星宮「……とっ、とにかく!

   絶対驚かないでくださいね!? 絶対笑わないでくださいね!?

   先生に、何かちょっとでもリアクション取られたら、私、立ち直れなくなります!」

青年をキッと睨め上げていた少女が、意を決してスックと立ち上がった。
両手を腰に当てての仁王立ち。しかし膝は笑い、脚も力なく震えている。
眉を吊り上げ、強がった笑みを浮かべているものの、薄皮一枚向こう側には今にも泣き出しそうな表情を感じ取れた。
……水着を着た彼女は、いつもよりも殊更美しかった。
滑らかな鎖骨のライン、綺麗な形の胸、流れるようなシルエット、雄々しい股間、引き締まった美脚……。

……なにか今、ありえないものが目に映っていた気がする。


男「……――ま、負けた」ガクッ


そして長い沈黙の末、心折られ膝をついたのは青年の方だった。
49 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/09(日) 01:01:52.37 ID:Bx6L1WGGo

【プール内・バタ足練習】


男「なあ、星宮って男だったのか?」ジャブジャブ

星宮「先生といえどぶっとばしますよ?」バシャバシャ

男「骨格や肉付きは女の子だよな」ジロジロ

星宮「このっ、セクハラ変態教師!」バシャッ

男「ぶっ ……今のはただ、保健体育の先生としての見地を述べただけで」
50 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/09(日) 01:02:21.23 ID:Bx6L1WGGo

【プール内・仰向け浮き練習】


男「そう、そのまま力抜いて、頭を耳まで沈めて、胸を突きだすように

  怖くないよ。背中とお尻支えてるから、怖くない」

星宮「どさくさで変なところ触らないでくださいね!」ニヤニヤ

男「よしじゃあ手ぇ離すぞ、自分で浮けよ」

星宮「待って待って!まだ無理です!浮く感じしないです!」バシャバシャ

男「ていうか、泳げないのはマジだったんだ。

  水が怖いっていうのは流石に嘘だったけど」

星宮「……あんなことになってたら、泳ぐ機会ないですし」

男「あれは生まれつきなのか? それとも後天的に?」

星宮「私が魔ほu……いや、えっと、10才くらいのときに……、言っても分からないですよね」プカー

男「それは聞いてみないと分からないな」

星宮「……じゃあ話しますけど、信じてくれなくてもいいです。

   10才の時、怪人に襲われて、あんなの付けられちゃったんです」プカプカ

男「…………怪人?」

星宮「怪人……。知らないですよね。怪人が起こした事件は、何故か皆の記憶から消えてしまうんです。

   だから、街や公共の場で暴れてても、誰もその存在に気が付かないで、被害は事故や気のせいってことにされてしまう。

   私のこれも、お医者様には偶発的な突然変異って言われました。そんなはずないのに……」プカプカ

男(そういえば俺も、怪人にされる前は、怪人の存在を知らなかったな。

  正確に言えば、覚えていなかっただけか)

星宮「……うん、でも、聞いてもらったらスッキリしました!

   今日のことは私の戯言だと思って忘れてください!」ニコッ


男(……ああ、少し長く付き合いすぎた。

  あの屈託のない笑顔が、こんなに寂しげに見えるなんて)



【安価下2】
@男「俺は信じるよ」
A男「星宮の話には、一つ矛盾がある」
Bここで仕込みの『改造』低級使い魔くん、ドーン!!
Cその他

51 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/09(日) 01:06:26.28 ID:y5zGZVvtO
1
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/09(日) 01:10:38.73 ID:tZPn9Mjn0
3
53 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/09(日) 02:04:56.65 ID:Bx6L1WGGo
【安価下1-5】 低級使い魔5匹を募集します。(今回使うのは1〜2匹)

名前:
形状:(例、タコ型、クモ型、コウモリ型など)
改造:(例、『ハイパワー』『メタル装甲』『高速化』『透明化』など)
能力:(エロ系の場合はR-17くらいのラインでお願いします)
特徴:(自律行動する際の習性、特技、口癖、弱点など何でも)

総合的な強さは、投稿時のコンマ2桁/2になります。
54 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/09(日) 02:05:31.38 ID:Bx6L1WGGo
あ、形状は○○型に拘らなくても良いです
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/09(日) 02:14:51.87 ID:H3EJ+gBeO
名前:吸いつき触手
形状:バキューム機能を備えた触手型
改造:吸い付いた相手に母乳分泌体質化する機能追加
能力:潜伏能力
特徴:おっぱい、おちんぽに吸い付いて離さない習性
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/09(日) 02:22:38.64 ID:y5zGZVvtO
名前:注入蝙蝠
形状:犬歯が細い小さめのコウモリ
改造:あらゆる液体を体内生成出来るようにした
能力:噛みついた相手に体液を注ぐことが出来る
特徴:野生の蝙蝠と共に行動しがち
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/09(日) 02:27:03.94 ID:3pVCQsFOo
名前:ペロ
形状:小犬
改造:大型化
能力:舐めた相手を痺れさせ、行動不能にする
特徴:基本的に犬。女の子を優先的に舐めるが、大概誰にでも懐く。ボールや骨っこなどのおもちゃを見つけると、舐めるのをやめておもちゃで遊ぶ。
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/09(日) 02:27:32.76 ID:jIg9/aza0
名前:アラクネ
形状:クモ型
改造:単純に戦闘力が高い
能力:見えないほど細く強力な糸が出せる
特徴:普通の蜘蛛よりやや大きい
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/09(日) 02:42:35.26 ID:m3PUgaLIo
名前:メディカルスライム
形状:スライム型
改造:体内薬品生成
能力:張り付いた相手に皮膚から薬を侵透させる
特徴:纏まるとバケツ一杯程度の体積
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/09(日) 07:23:32.40 ID:JwdbccBfo
名前:下着もぐもぐクワガタくん
形状:大勢のクワガタ虫 目付きがいやらしい
改造:飛行速度超強化&衣服を食べて消化する機能追加
能力:時速200kmを超える飛行速度で女の子に飛び付き、凄まじい速度で下着を食べてしまう
特徴:群体で行動する。アゴのすさまじい力を使えば
相手の肉を集団削り取ってしまうことも可能だが、
下着以外は食べたくないらしい
61 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/09(日) 20:12:32.60 ID:Bx6L1WGGo


【プールサイド】


男(怪人の事件に関わった一般人は、怪人のことを忘れる)

男(しかし星宮は、怪人の存在を覚えていた)

男(それは何故か? 理由は一つしかない)

男(組織は、魔法少女の記憶を変えられないからだ)

男(……ここまで状況が揃ってしまったら、もはや確定だ)

男(彼女は疑い通りに魔法少女で、その弱点は――)


男「……」

星宮「先生、さっきから静かですね!

   何か、考え事ですか?

   悩みがあるなら私も聞きますよ!」

男「……悩みか、そうだな……。

  悩みといえば、かなり複雑な悩みだ。聞いてくれるか?」

星宮「はい!」

男「少し長い話になる」

星宮「いいですよ!」
62 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/09(日) 20:13:50.62 ID:Bx6L1WGGo

男「……教え子の一人に、酷い劣等感に苛まれている生徒がいるんだ。

  その子は自分の短所が大嫌いで、恥ずかしいとさえ思っているんだが

  短所というのは、裏を返せば長所になる。

  例えば、意地っ張りは意思が強いとも言えるし、引っ込み思案は思慮深いとも言える。

  性格に限った話じゃなく、例えば、ニキビができやすい子は免疫力が高いし、近視は老眼になりづらい。

  物事の良し悪しは一面だけで判断すると、そのメリットまでも見逃してしまう。

  ……実際の所、その生徒のコンプレックスは、他人から見れば羨ましいほどのポテンシャル。

  なのに本人は気が付かず、劣等感の塊としてひた隠しにしている。

  どうしてやればいいと思う?」

星宮「……えーっと? 本当になんだか複雑な話。

   でも、そうですね。

   やっぱり、他の人がそれとなく良さを教えてあげるのが良いと思います!」


キラキラとした表情で答えていく星宮。
青年はそれを聞きながら、ゆっくりと少女の背後に回り込み、小さな体を抱き寄せると、
彼女の股間に屹立する雄々しい膨らみに指を這わせた。


男「……なるほど、つまりこういうことだな」サスサス

星宮「ひゃうっ!? ちょっ、どこ触ってるんですか!」///

男「折角、本人が希望してくれたんだ。

  この生意気なサイズの男根に、たっぷりと良さ≠教えてあげよう」サスサスサス
63 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/09(日) 20:15:24.20 ID:Bx6L1WGGo

星宮「わ、私の話だったんですか!? あ……♡

   そんなことされたって……♡

   やめ、やめりぇ……♡」ハァハァ

男「これで、お互いの悩みが一気に解決する、良いこと尽くめだ」コスコス シコシコ シコシコ

星宮「あ、はっ……♡ ぃ、いかげんに……怒りますよ!

   んっっ♡ あれ? 体が……!?」/// ギチギチ

男「長話に付き合わせて悪かったな。

  大人しく聞いてくれたお陰で、簡単に縛ることができた。

  もう指一本たりとも動かせないだろ?

  星宮が優等生で良かったよ」シコシコ クニクニ シコシコ ギュッギュッ

目を凝らせば、星宮の周囲には極細の糸が張り巡らされ、身体から足の指先に至るまで、隈無く絡め取られていた。
使い魔:アラクネの仕業だが、クモ本体は視界の外に隠れ、姿が見えない。

星宮「……これは、粘糸っ?

   くっ……、先生、あなた一体何者なんですか!?」

男「改めて説明する必要はないと思うが」

星宮「…………こんなことできるのは、怪人しかいません!

   私を騙してたんですね!?」

男「騙してたわけじゃない。

  今初めて打ち明けただけだ、星宮の秘密と同じようにな」スリスリ サスサス
64 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/09(日) 20:16:29.58 ID:Bx6L1WGGo
星宮「私っ、怪人は……! んっ……♡」

男「嫌いなんだろ、分かるよ

  こんなの付けられちゃったらな。

  でももし、この体が好きになったら?良さに気が付いたら?

  怪人も好きになるかもしれないな」シコシコ シコシコ

星宮「しょっ、……そんなの、ありえない! ありえませんよ!」/// ジタバタ ギチギチ

男「でも、気持ち良いよな?

  こんなにイヤらしく大きくして、水着越しでも形が丸わかりだ」シコシコ シコシコ

星宮「嘘ですっ、私、こんにゃの知らないっ……♡

   っ弄らないで♡ やだ、怖い、ゴシゴシされると頭が変に……♡

   っ……♡ はぁ♡ はぁ♡ はぁ♡」///

男「ほらっ、ラストスパートだ!」シコシコシコシコ シコシコシコシコ

星宮「――――あ゛ぁっ♡ ダメっ♡ 先生♡ なんか来ちゃう!

   待って♡ とめて! 変になっちゃう! やだやだやだ♡」///

男「我慢せずに認めれば、楽になるぞ。

  ほらっ、(自分の身体を)好きと言え!!」シコシコシコシコ シコシコシコシコ

星宮「しゅ、好きらからっ しぇんしぇ♡ しゅきらから♡♡

   んんんん――――♡♡♡」ドピュピュピュピュッッ ビクンッビクンッ
65 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/09(日) 20:18:07.28 ID:Bx6L1WGGo

【プールサイド】


男(……星宮が絶頂した瞬間、すごい量の魔力が回収できてしまった。

  一般人とは、比較にならないほどの量だ。

  魔法少女からは多くの魔力が回収できるって、このことだったのか)


男「もういいぞ、アラクネ。御苦労様」

青年がそう言うと、周囲に張り巡らされた糸が緩み、支えを失った星宮は力なくへたり込んだ。

星宮「はぁ……♡ はぁ……♡ はぁ……♡

   この、変態セクハラ淫行教師ぃ……っ♡」

男「そんな蕩けきった顔で睨まれても説得力ないし。

  それより、一回出したら消えたみたいだけど、ふたなり」

星宮「えっ……あれ!? 嘘っ!? なんで……」

男「……? そこは、やったー、じゃないのか?」

星宮「あ! そ、そうですよね! やったー!」


男「本当はガッカリしてる?」

星宮「してませんよ!!」

男「……この様子だと、星宮が受けた改造は、1回出したら消えるタイプだったのかもしれないな。

  星宮、いままでオナニーしたことある?」

星宮「あ、あ、あるわけ、ないじゃないですか……!

   ……なんてこと聞くんですか!!」///

男「それはそれで奇跡的だな……。

  使い捨ての改造を6年も維持したのか……」

星宮「ちょっ、なんですか、その目は!

   まるでアホを見るみたいに! 変態のくせに! 怪人のくせに!」

男「うん。確かに星宮は成績いいけど、抜けてるところ多いな

  変身する前に、罠に掛かって負けちゃったり」

星宮「し、知ってたんですか?! 私が魔法少女だって!」

男「いや。たった今、確証を得た」

星宮「う゛……。 ま、また嵌めましたね!」

男「なんにせよ、これで明日からは普通に水泳の授業に出られるな。

  よかったよかった」

星宮「……っ

   い、言っておきますけど、今回みたいな不意打ちは二度と通用しませんからね!!

   みんなに危害を加えようとしたら、絶対絶対ボコボコにしますし!」
66 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/09(日) 20:19:17.88 ID:Bx6L1WGGo

【翌日・空き教室】


男「――――って、昨日は啖呵切ってたのにな」

星宮「…………」///

男「朝一で 『どうしましょう!また生えてきちゃいました!』 って」

星宮「だって、だって! 仕方ないじゃないですか!

   こういうこと頼れるの、先生しかいないんですよ!」

男「どういう状況でそうなったんだ?」

星宮「…………それは、言えません」プイッ

男(その答えから、なんとなく察しはつくけど)


【安価下2】
@また手で鎮めてあげる(ただし内緒で映像を記録する)
A治療と称して、使い魔:吸いつき触手を1日付けることを提案する(治らない)
B自分で鎮められるよう、オナニーの仕方を教える(ただし内緒で映像を記録する)
Cその他
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/09(日) 20:33:50.86 ID:yulhh+Rh0
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/09(日) 20:34:08.44 ID:ZztPGPdyO
2
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/09(日) 20:57:15.09 ID:9MGm5d3Xo
いいゾ〜
70 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/10(月) 01:14:14.04 ID:I9kNArh8o

星宮「……今日の午後の授業、水泳あるじゃないですか?」モジモジ

男「うん」

星宮「できれば、みんなと泳ぎたいですし?」モジモジ

男「うん」

星宮「でも、生えたままだと……」モジモジ

男「うん」

星宮「……だから、ですね?」モジモジ

男「うん?」

星宮「……なっ、なんで察してくれないんですか! 意地悪!」

男「具体的に言ってくれなきゃ分かんないし」

星宮「…………だから、昨日みたいに」モジモジ

男「昨日みたいに?」

星宮「………………私の、を、ですね……」///

男「やっぱり癖になってるじゃないか」

星宮「違っ! ちがいます! 仕方なくです!! 本当は嫌だけど、治すには仕方ないんです!」///

男「相談に来たとき、ちょっと嬉しそうだったもんな」ニヤニヤ

星宮「そ、そんなこと!」///
71 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/10(月) 01:14:58.30 ID:I9kNArh8o

男「まぁいいや、始業まで時間ないし始めよう」

星宮「ぉ、お願いします……」ドキドキ

頬を朱に染めながらそう言うと、星宮は青年に背を向けた。
その仕草に一瞬戸惑い、首を傾げる青年。

男(もしかして昨日のことがあったから、後ろから弄られるのが普通だと思ってるのか。……可愛いな、こいつ)

星宮「……えっと、何か変ですか……?」

鮮やかな金髪のサイドテールを揺らしながら振り返る星宮。
青年と目が合うと、気恥ずかしそうに前へ向き直ってしまった。
無垢ながら、覚えたての快楽に期待する彼女の様子が、殊更に嗜虐心を刺激する。
本人がこれを治療行為と思っているなら、尚更だ。

男「いや、なんでもない」

男(……悪戯心を持て余す)ムラァ

男「じゃあ今日は、直接患部≠ノ触れるからな」モゾモゾ

星宮「…………ぁ♡」ドキドキ

男(めっちゃエロい顔してるの、自分で気付いてるのかな、星宮は)モゾモゾ

少女の背後から手を伸ばし、スカートの中をまさぐる青年。
柔らかな太ももや内腿に触れ、シルクの下着の中に潜り込み、手探りで獲物を捕らえる。
円柱状、と呼ぶにはあまりに禍々しいソレは、青年の手の中でビクビクと熱く脈打っていて
目の前の、向日葵のように可愛らしい少女とは全く結びつかない、凶悪な逸物であった。

しかし、シコシコと優しく擦りあげると、呼応するように少女も切ない吐息を漏らし始め、小さな体をびくびくと震わせる。
青年は、星宮あかりという少女の操縦桿を握ったような気分になった。

星宮「はぁ……♡ はぁ……♡ はぁ……♡

   先生ぇ……♡ それぇ、すごく良いです……♡」トローン

男「嫌いじゃなかったのか?」クリクリ シコシコ

星宮「ん……♡ 好き、好きになりましたよ♡ 先生……っ♡」ハァハァ

男(……? なんか、語順がおかしい気がするけど……。 まあいいか)シコシコ クニクニ

星宮「――――――ぁっ♡ 来ますっ♡ だめなの、来ちゃう♡♡♡」///

男「あ、待て、ストップ!」ピタッ

星宮「――……♡♡ ……ふえっ!?」

男「そのまま出して、制服を汚すのはまずいな」シラー

星宮「ひ、酷いです! いま、もうちょっとで……!」/// モジモジ

男「これを使おう」

吸い付き触手「ウネウネ」

星宮「……その、生きたシリコンゴムみたいなものは……?」モジモジ

男「体の毒素を吸い取ってくれる使い魔だよ」(大嘘)

男「これに吸い取らせれば、ふたなり化を暫く防げるかもしれない」

星宮「そ、そうなんですか、……それでいいので、早く……!」

男「よし、じゃあ付けるよ」ヌチュッ ヌチュチュッ

吸い付き触手「グッチュ!グッチュ!グッチュ!ズチュチュチュチュチュ!!!」

星宮「ひゃ……♡ これ、すごいです……♡」

男(追加改造、『静音化』+『寸止め』)

吸い付き触手「………………」クチクチ クチュチュチュ ズゾゾゾゾ ……ピタッ

星宮「んっ♡ ふっ♡ あはっ♡ はぁぁあああ♡♡♡

   ……っっ??」ビクッ ビクッ
72 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/10(月) 01:15:30.01 ID:I9kNArh8o


 『キーンコーンカーンコーン キーンコーンカーンコーン』


男「おっと、もう時間だ。教室に行かないと」

星宮「……んっ♡ はぁ……♡ はぁ……♡

   しぇ、しぇんしぇ、これ、おかし……#9825;

   はぁ……♡ 外れにゃい、ですよぅ……♡」

男「出せば取れる。

  というか、出したら星宮のはなくなるから、吸い付く場所なくて勝手に外れるよ」

星宮「えっと、そうじゃなくて……」

吸い付き触手「………………」ズッチュズッチュ!!! ズゾゾゾゾ!!

星宮「あっ♡ また♡ いまはっ♡ いまは話してるからぁ♡♡」///

男「使い終わって外れたら、そのまま持っててくれ。

  俺の授業の時に返してくれれば良いから。星宮もHR遅れるなよ」スタスタ

星宮「しょ、しょんなっ♡ まっ、待って♡ あぁぁ♡♡」ビクンビクンッ

男(待ちませーん)



【安価下2】
@そして時間は水泳の授業の前まで飛ぶ
A他の授業を受けてる時の様子を、透明化して見に行く
B星宮の無力化に成功したので、校内で怪人活動
Cその他
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/10(月) 01:18:52.30 ID:E5ZEV0msO
1
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/10(月) 01:20:47.53 ID:yrcflR9l0
3
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/10(月) 01:21:05.18 ID:j8H8v59DO
2
76 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/10(月) 02:40:23.92 ID:I9kNArh8o

【朝・ホームルーム】

男「2-A組の5・6時限目は水泳なので、集合場所はプールです。間違えて体育館に行ったりしないように」

男「……ということで、朝の連絡は以上」

星宮「――――……ッッ♡♡」///

男(いつも真っ直ぐに教卓を向いてる星宮が、机に突っ伏して動かない……)

男(……1日保つかな?)
77 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/10(月) 02:40:49.35 ID:I9kNArh8o

【廊下】

男「さて、邪魔が入らなくなったところで」

男「久しぶりに怪人活動しようか」

男「昨日回収した魔力を博士ちゃんに送ったら、面白いものも貰ったし」



【安価下 8:00まで多数決】

プラン@:
マラソンの授業中に、使い魔:メディカルスライムを『通り雨』化させて散布。
女子達を濡れ透け+一時的な母乳体質に変化させる。

プランA:
使い魔:下着もぐもぐクワガタくんを校舎内に放ち、女子ノーパンデーにする。
また、床を全面鏡張りに改造する。

プランB以降:
その他、案があれば




【安価下 同時募集】 新しく貰った(これから貰う)使い魔の案を募集します。
こちらは、機会があれば登場させていくので、締め切りはありません。

名前:
形状:
改造:
能力:(エロ系の場合はR-17くらいのラインでお願いします)
特徴:(自律行動する際の習性、特技、口癖、弱点など何でも)

総合的な強さは、投稿時のコンマ2桁/2になります。



今夜はここまでです。お付き合いありがとうございました。

78 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/10(月) 02:59:48.76 ID:TCB3FrSGO
B
ノーパンデーなら鏡張りよりアラクネの糸でめくったり脱がせたりするほうがいいかな
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/10(月) 06:33:35.75 ID:cpjtsNBh0
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/10(月) 07:35:17.64 ID:FKGVUFR8O
>>78
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/10(月) 07:35:48.91 ID:HlsZWgESO
1
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/10(月) 07:49:51.04 ID:u56mapF3O
B 注入コウモリ使って軽めの毒でもばらまけないかな
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/10(月) 11:25:54.52 ID:ANn0tfA5O
名前:ムマウサギ
形状:燕尾服をきた小さな黒ウサギ
改造:侵入した夢の操作が可能
能力:夢への侵入
特徴:あざとかわいいが慇懃無礼な毒舌を吐く。知能は高く、基本夜以外はやることがないので日中は雑務をこなす。
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/10(月) 16:48:53.55 ID:S+gOULSA0
なのはやまどマギかと思ってたのに…オリジナルっていれて欲しかった
85 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/10(月) 17:03:38.93 ID:I9kNArh8o
>>84
>>7にも書きましたが、スレタイはもうちょっと考えれば良かったですね
戦う魔法少女は比較的近年の概念で、どちらかといえば美少女戦士の系譜なんですよね
次スレまで行くようなら変更します
86 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/10(月) 17:05:36.45 ID:I9kNArh8o

【中休み・校舎屋上】

男「では久々の……、変……身ッ!」ジャギーンッ

男「ふふはははっ! 気分が、高揚する!」(※怪人化の副作用です)

男「いけ!我が使い魔よ!平和ボケした学舎に絶叫と混乱を……」

下着もぐもぐクワガタくんの大群「ブブブブーン!!」

男「あっ、聞いてないな、こいつら……。めっちゃ張り切ってらっしゃる」


放たれたクワガタ達は50〜100単位で編隊を組み、黒い旋風のように学舎の内外を駆け巡った。

いやらしい目をした甲虫の群れは、女子を見かけるとつむじ風の如くスカートに潜り込み
くぐり抜けるような早業で下着を貪り喰ってしまう。
慌ててスカートを押さえても、無防備になってしまった恥部に、スカートの裏地が触れるだけだ。

黒い風が過ぎ去った場所からは黄色い悲鳴があがり、混乱は各所に広がっていく。


女子A「きゃぁぁあああああ!?」///

女子B「いやぁあああああっ」///

女子C「あれっ!? ないっ! 嘘でしょ!?」///

女子D「虫っ! 虫キモい! こっち来ないでーっ!」バタバタ




男「ここでいつもの『魔力回収』」ズォォォォオオオオオ!!


男「おぉ、いいぞ! どんどん魔力が集まってくる!

  やはり大勢を相手にすると、効率が良いな」

男「よし、もう一押し、悪戯してみるか」
87 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/10(月) 17:06:12.93 ID:I9kNArh8o

【校舎内】

男「自己改造:『路傍の石』」

男「……これで、雑魚戦闘員っぽい外見で校内を歩いても気にされない、はず」



女子A「…………」/// シズシズ

女子B「…………」/// モジモジ


男(この辺は殆どノーパンにされてるみたいだ。

  不安そうな歩き方を見れば、一発で分かるし)

男(答え合わせ)クイッ

女子B「ひゃぁあっ!?」///

青年の指示に合わせてアラクネの糸が動き、女子のスカートを前後からペロン♡と捲りあげた。
無毛の股間が、白日の下に晒される。
一瞬の出来事だったが、予め分かっていた青年の目には、写真のように焼き付いていた。

男(……合ってたけど、パイパンとは思わなかった)ハナヂタラー

男子A「おい、今、見えたか?」ヒソヒソ

男子B「……いや、惜しかった」ヒソヒソ

男(……、男子達からも、僅かに魔力が回収できるな。

  屋内プールのときもそうだったが、もしかすると……)クイッ


女子A「……?」ペローン♡

男子A「ぶはっ」

男子B「…………」ガンミ

男子C「……」パシャッ ピロリン♪

男子B「あ、バカ、音消せよ!」

女子A「……?? あっ」///

いつの間にかスカートがめくれ、白いお尻が丸見えだったことに気が付いた少女。
撫でつけて直したものの、時既に遅く、男子達にケータイカメラを向けられていて

女子A「ちょっ、今!」///

男子C「いや、撮ってない撮ってない!」/// ブンブン

男子B「なぁ、あとで俺にも」

女子A「け、消して! 消しなさい!」/// ドタバタ

男子C「撮ってないって! ていうかなんで履いてないんだよ!」ドタバタ



男(……やっぱり。

  『大きな感情の発露』が魔力回収の条件だから、このやり方なら男女両方から魔力を取れるんだ。

  とはいえ男子からは微量だから、まあ、おまけとして考えればいいか)


男(そういえば、さっき撮ってたノーパン写真も消えるのだろうか?)
88 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/10(月) 17:06:51.86 ID:I9kNArh8o

【校舎内・3年のフロア】


ジャージ女子A「あれ? なんでみんなジャージに着替えてるの?」

ジャージ女子B「……そういう貴女こそ」

ジャージ女子C「もしかして、みんな……」


男(小癪な真似を……。これではノーパンデーの意味がない。

  悪い文明の芽は、早めに摘んでおこう)クイッ


ジャージ女子A「ひゃあっ!?」ズルン♡

ジャージ女子B「……わ?!」ズルン♡

ジャージ女子C「……――――っ!?」ズルン♡

青年が指を動かすと、三人娘のジャージが一斉にずるんっ♡とズリ下がってしまった。
粘着性の糸で床にしっかりと縫い付けられ、履き直せない。
おまけに足も動かせず、三人仲良く尻餅をついてしまった。


男(ふふふ……。暫くそこで見せしめになってもらおう。

  男子達の目の保養にもなるだろう)
89 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/10(月) 17:14:07.08 ID:I9kNArh8o

???「そこまでだ!」

男(…………?)キョロキョロ

???「お前だ! お前に言っている!

    そこの、雑魚戦闘員っぽい格好をした、如何にも怪しいお前!!」

凛とした声が廊下に響き、周囲の視線が一斉に集まった。
怪人態の青年を指さしていたのは、ビキニアーマーを纏った黒髪ポニーテールの少女。
その容姿は、博士のデータの中にあった、魔法少女・ナイトブレードのものと合致する。

そして、皆に注目されたことで『路傍の石』の改造は融けてしまった。

男「よく俺が分かったな」

ナイト「私を侮るなよ。

    これだけ大きな魔力が一箇所に流れていけば、察しもつくさ」

男「なるほど、次から気をつけるよ」

ナイト「貴様に次などない。

    今ここで、我が剣のサビにしてくれる!」カチャリッ

そう言うと、ナイトブレードは長大な太刀を構え、地を這うように跳躍。
両者の間合いが一息で詰まる。
いかに万能じみた青年の能力を以てしても、防御を講じる時間がなければ、無力そのもの。
軸足の踏み込みと同時に白刃が閃き――

男(――――くそ、速いっ!)


ぽっきーん、と刀が折れた。
廊下の壁に当たって、飴細工のように脆く、根元から逝った。

思いがけないところで突っかかったナイトブレードは体勢を崩し、もんどりうってひっくり返る。

ナイト「きゃわっ!? そん、に゛ゃっっ」ドテッ ゴロゴロッ ゴツンッ

男「…………」

ナイト「……くっ、またしても卑劣な真似を……!」ボロ

男「まだなにもしてないんだが……」



【安価下2】どうやって戦うか
@使い魔:ペロを呼び出して、じゃれつかせる
A普通に組み敷けそうだから、特に何も使わない
B可哀想になってきたから、わざと負けてあげる
Cその他
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/10(月) 17:16:23.12 ID:E5ZEV0msO
1
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/10(月) 17:16:31.90 ID:COB2e3E9O
3
92 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/10(月) 23:51:31.74 ID:I9kNArh8o


男(そういえば、ナイトブレードのステータスって、オールEだったっけ……)

男(良く今まで生きてこられたな)

男(怪人が温いのか運が良いのか……、あっ、運勢もEランクか……ミステリーだ)

男(……魔力も十分集まってるから、わざと負けてあげてもいいけど)

男(一応調査対象だし、力を見てからだな)


ナイト「……先程は運良く避けたようだが、二度目はない。

    我が学舎に蔓延る悪は、一つ残らず断ってみせる! この刃で!」シュワーン

男「お、新しい刀が出てきた。……クリエイト系の魔法か?

  言ってることは強そうなんだけどな」

ナイト「ゆくぞっ!」ヒュンッ

男「自己改造『合気』」アシバライ-

ナイト「きゃぅんっ!?」ズベー

ナイト「……せいっ! はぁっ! とりゃぁあ!!」ブンッ ブンッ ブォンッ!!

男「……」ヒョイッ ヒョイッ ヒョイッ

ナイト「はぁ……はぁ……。どーして当たりませんの……。……ぁ、違う。

    っと……正々堂々、逃げずに戦え! それでも男か!」

男「さっきから武人キャラがちょいちょい崩れてるぞ」

ナイト「う、うるさい! 黙れ!」ヒュンッ

男「自己改造『カットパース』」

大上段に構えた刀が真っ直ぐに振り降ろされる。
青年は一刀両断、幹竹割りにされる

……はずもなく、ポニテ少女が握っていたはずの刀は、何故か青年の手元に移動していた。
文字通り、空振りさせられた少女は、そのままの体勢で呆気にとられる。

ナイト「――っ?! 貴様、一体何をした!」

男「……なるほど、こりゃぁ、とんだナマクラだ。

  廊下の壁にさえ負けるのも納得だな」マジマジ
93 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/10(月) 23:52:29.52 ID:I9kNArh8o

ナイト「う、うぅぅぅぅっ!!

    うまく武器を奪ったくらいで、勝った気になるなよ!

    そんなもの、いくらでも作れますのよ!」シュワーン

男「ほら、またキャラが……。

  粗製濫造したってダメさ、俺を倒したかったらもっと強い武器を出しな。

  こんな風に」

青年は盗みとった刀に『電光刀身』『如意延伸』『魔力砲』の改造を施してみせる。
鈍ら鋼の焼刃が殻のように破け、中から青白く発光する神秘的な刀身が現れた。

紫電を侍らせるその武器は、素人目に見ても恐ろしい力を持っているように窺え

そんなものと対峙させられている少女は、内心、今すぐにでも逃げ出したかったが
背後には、学校の守るべき友人たちがいる。
震える声を押し殺して、強がって見せた。

ナイト「……こ、虚仮威しだなっ!

    そんな見え透いたハッタリで、私が驚くとでも思ったか!」

男「なんなら自分で使って試してみると良い」ポイッ

ナイト「ひっ――」ビクッ


ナイト「……え?」

青年が投げて寄こした刀を反射的に受け取ってしまい、きょとん、と彼と刀を交互に見る少女。

ナイト「ど、どういうつもりだ!」

男「お手本だ。作る武器の参考にしろ。

  武人風に言うなら、敵に塩を送るというやつだ。

  こうも弱いと、張り合いがない」

ナイト「ばっ…………」ワナワナ

男「ば?」


ナイト「バカにしてぇぇぇええええっっ!!」ブッチーン

男(やべ、キレた)

ナイト「ハァァァァアアアッ!!!」ブォォオン!!


ポニテの魔法少女が、光り輝く刀を構え、渾身の力で……敵を薙ぐ。
魔力で構成された刃、飛翔する斬撃が怪人の体を更に吹き飛ばし、校舎の壁ごと、跡形も残さずに粉砕してしまった。

……あまりの威力に出した本人も腰を抜かし、茫然としていたが

ナイト「勝った……のか?

    ……勝った! 勝ったぞ!」


ナイト「みんな、もう大丈夫だ! 不埒な悪は去った!」タユン♡


そう言いながら振り返った少女に待っていたのは、惜しみない拍手だった。
しかし、その視線の殆どは、剥きだしになった彼女の巨乳に向けられている。

勝利に酔いしれる彼女が、ビキニアーマーを剥ぎ盗られていることに気が付くのは、もう少し先の話。
94 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/10(月) 23:53:30.72 ID:I9kNArh8o
【校庭・木の中】


男「あっぶねー、流石に死ぬかと思った……」

男「勢いだけで、握ったばかりの武器を使いこなすとは……」

男「あの娘、今はヘナチョコでも、潜在能力は高そうだ」

男「やはりカタログスペックだけで判断しない方がいいな」


男「……それにしても、デカいなー。おっぱい。

  まだ温かいし」ハナヂタラー




【安価下2】
@水泳が始まる前に星宮の所へ行く
Aナイトブレードの正体を探る
Bその他
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/10(月) 23:54:26.81 ID:cpjtsNBh0
1
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/10(月) 23:54:33.79 ID:UrS1BHhPO
1
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/10(月) 23:54:37.24 ID:LKu19iNho
2
98 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/11(火) 00:46:50.33 ID:4Qcow7Jqo

【教室・2-A】

男「……あれ? おかしいな。

  あの様子なら出歩けないと思ったんだけど」

男「どこ行ったんだろ」


教室を出ようとした瞬間、廊下側から「どんっ」とタックル気味に抱き付かれた。
見覚えのある金髪のサイドテール。
半ば縋り付くように、ぎゅっと腰に手を回されている。


男「…………、ほ、星宮か?」

星宮「せ……、先生ぇ……♡

   どこ、行ってたんれすか……はぁ……♡ はぁ……♡

   お、おそい、れすよぅ……、ぁ、私……もう……っ もぅ……♡」/// ガクガク

男「いや、ちょっとな……。それより星宮こそ、こんな状態でどこに」

星宮「だ、だって……っ……♡

   みんな、騒いで……ましたし……♡ 怪人が、出たのかと、思ってぇ……♡」///

男「おま……っ よく見たら変身したままじゃないか!?」

星宮「そんなことより、早く……早く外してくだしゃい♡」/// ハァハァ

吸い付き触手「クチュクチュ……ズチュチュッ!!……ヌチュヌチュ……」(静音)

星宮「あ……っ♡ また動くっ♡ イかせてっ♡ 今度こそ、今度こそ……♡」/// ヘコヘコ

男「……完全に出来上がってるな。

  でも、こんな往来じゃどうにもできないぞ」

星宮「そっ、そんな……私、もう一歩だって……♡」ガクガク

男「だろうな。……なら、こうしよう」ヒョイッ

星宮「ひゃあっ!? 先生、これ、お姫様抱っこ……」/// ハァハァ

男「俺が運ぶ、これなら一歩も歩かなくていいだろ?」

星宮「…………はい」///
99 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/11(火) 00:48:09.02 ID:4Qcow7Jqo

【保健室】


真っ白いベッドに寝かされた、ヘソ出しチアガール服の魔法少女。
顔は茹で蛸のように上気し、普段の元気いっぱいな表情からは想像できないほど、蕩けきった顔付き。
くったりと力なく投げ出された手足に、腰だけが時折びくんびくん、と跳ねる様は、正にまな板の何とやらである。

男(こんな状態で怪人と戦おうとしてたのか……。

  アホの子ながら、なかなか芯の強い……)


男(さて、どう料理すべきか)


【安価下2】
@吸い付き触手を盛大に弄くり回して、一気に取ってあげる
A使い魔:ムマウサギで、エッチな夢を見せる(見せたい内容を具体的に)
Bその他
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/11(火) 00:50:11.53 ID:1ry84I6h0
1
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/11(火) 00:50:43.05 ID:54p5uN9j0
1
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/11(火) 00:50:49.88 ID:IeenC94SO
触手追加 胸でイカせる
103 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/11(火) 04:44:49.86 ID:4Qcow7Jqo

【保健室】

チアガールコスのミニスカートを、摘まんで捲り上げる。
むわっとした熱気が解放され、フリルの下着と、そこから食み出るように反り立つ、触手に覆われた男根が露わになった。

男「……そういえば、こうして患部を直接見るのは、初めてだったな」ドキドキ

星宮「あ、あんまり、ジロジロ見ないで……。恥ずかしいです……」///

顔を逸らし、所在なさげに手元のシーツをぎゅっと手繰る星宮。
青年が星宮のパンツを下げ始めると、頬に差した朱色は、より一層濃くなった。

秘所からはとめどなく蜜が溢れ、脱がされかけの下着には糸が引いている。
好奇心を抑えられず、青年が少女の割れ目をスリスリと撫でると
不意打ちを食らった少女は、面白いように腰を浮かせた。

星宮「――ひぃんっ♡!? せっ、先生!?」

男「悪い、間違えた」

星宮「間違えるわけ……っ ぁ……♡ んぁ……♡

   へ、変なこと、するから、……あぁ……っ♡

   また、動き出しちゃいましたよ……♡ ん、んぅ……♡

   先生ぇ、はやく、早く取って……♡♡♡」/// ハァハァ

吸い付き触手「ヌルヌル……ズッチャズッチャッ!!……ズゾゾゾゾゾッ!!」(静音)
104 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/11(火) 04:46:06.45 ID:4Qcow7Jqo

『寸止め』用に改造された触手は、星宮の状態を観察しながら、快楽責めとお預けを交互に繰り返す。
何度も何度も、絶頂寸前まで昂ぶらせながら、一度たりとも絶頂は与えてくれない。
しかし、それも今この時までだ。
青年が触手に触れ、『寸止め』と『静音化』の改造を解除する。

そして更に吸い付き触手をギュッと握り締め、まるでオナホールを使うかのように、少女の陽根をグチョグチョに扱き始めた。


星宮「あ……♡ あ゛あぁ……!♡♡

   せ、先生っっ! ちょっと、スピード……♡ あぁぁっ、だめっ♡」

男「すまん、遅いよな。もっと速くする」シココココ グチュチュチュチュチュチュ

星宮「逆っ♡ 逆です……っ♡ ふわぁああああああ♡♡♡

   しゅごぃ♡ しゅごいのキちゃう♡♡ もう、イっ――――――♡♡♡」///

男(触手改造:『絶頂禁止』『快楽2倍』)シコシコシコシコシコ

星宮「――――ぅ? ――――ぁ? ――なんでっ♡♡

   せ、先生、待って! 違う、昨日と違うぅぅ♡

   こんにゃ、こんにゃの、しらないっ♡♡」///

男「やっぱり昨日のを期待してたんじゃねーか。

  とうとう白状したな。自分の変態性を棚上げしやがって」

男(触手改造:『快楽3倍』)シコシコシコシコシコシコ

星宮「そん、にゃあっ♡ おぁっ♡ んはっ♡

   やっ、やらぁ♡ き、気持ち良いの、とまんないっ♡

   変にっ♡ 変になっちゃうっ♡」///

男「いま思ったんだが、俺達は敵同士なのに、一方的に星宮を助けるのはおかしいよな?

  ギブ&テイクであるべきだよな? 俺のお願い≠煦黷ツ聞いてほしいな?」

男(触手改造:『快楽5倍』)グチュチュチュチュチュチュ

星宮「ズりゅいっ♡ いまっ♡ いま言うことでしゅかっ♡

   ん゛っ♡ あぁぁあああ゛あ゛あぁぁぁあっ♡

   ま、ま、待って、一回、一回とめましょ♡ とめましょうよぉおお♡」///

男「え、なに? なんて言ったの? 聞こえない。

  『もっともっと速くしましょう』って言った?」ニヤニヤ

男(触手改造:『快楽10倍』)シコシコシコシコシコシコ

星宮「聞く聞くっ♡ 聞きましゅからっ♡ しぇ、先生ぇっ♡

   とめっ、とめてぇぇぇえええ♡♡」

男「はい、よくできました」

男(触手改造:『絶頂禁止』解除)グチュチュチュチュチュチュ

星宮「――――――はふぅっっ♡♡♡」ドピュッ ドピュッ ドピュッ ドピュッッ

105 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/11(火) 04:48:28.30 ID:4Qcow7Jqo


【保健室】


星宮「はぁ……っ♡ はぁ……っ♡ はぁ……っ♡」ビクンッ ビクンッ

男「昨日の今日で、凄い量でたな」

星宮「せ、せんせー、デリカシー……」///

男「褒めてんだよ」

星宮「もっと問題です……!」/// ゴソゴソ

脱がされた下着を履き直し、湿った感触に僅かに眉をしかめる、チアガールの少女。
ベットの淵に座ると、青年を睨め上げて、少し怒った風に言った。

星宮「というか、あんな状況で交渉するなんてズルですよ。

   無効ですからね!」

男「いやいや、そんな、話も聞かずに。

  何か勘違いしてるかもしれないけど、難しいお願いじゃないんだ」

星宮「……ホントですか?」イブカシゲー

男「ホントホント」

星宮「…………うーん、それじゃ、聞くだけなら、いいですよ」





【安価下 8:00まで多数決】 星宮さんにお願いごと(成功率 1>2>3)

@男「明日から1週間、お弁当作ってきて」
A男「ナイトブレードの正体って知ってる?」
B男「セックスしよ!」(直球)
Cその他

106 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/11(火) 04:52:37.85 ID:4Qcow7Jqo
【安価下 1-5くらい】 魔力が結構溜まったので、新規の使い魔募集です。

名前:
形状:
改造:
能力:(エロ系の場合はR-17くらいのラインでお願いします)
特徴:(自律行動する際の習性、特技、口癖、弱点など何でも)

総合的な強さは、投稿時のコンマ2桁/2になります。
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/11(火) 05:25:41.80 ID:de9EnC5HO
4 星宮の事が気に入った仲間にしたい
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/11(火) 06:00:22.40 ID:jYXlPDpc0
@ 量は人並みにしてくれよ


名前:ナハト
形状:カラス型
改造:暗所視覚(わずかな光でも見えるように)、赤外線視覚(熱を見ることができるように)、拡大視覚(望遠鏡)
能力:視覚共有で監視カメラのような働きができる
特徴:普通のカラスと同様だが、繁殖期が無いぶん大人しく冷静で素直。かわいい。もふもふ。
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/11(火) 06:12:53.44 ID:EZ4JYzPS0
1
一緒に昼御飯食べよう
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/11(火) 06:43:16.66 ID:1ry84I6h0
名前 モノ・マネー
計上 人型
改造 対象の液体を接種するとその部位の情報をえられる(例 涙は数日間分の視覚情報、唾液は数日間分の食べ物や好きなもの、愛液は[田島「チ○コ破裂するっ!」]の回数や性感帯の場所等)
能力 みた対象の姿形をマネて変身する
特徴 変身するときに、報酬として魔翌力を要求する

111 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/11(火) 06:50:13.53 ID:6+39Irloo
名前:スパサビ
形状:ムササビ
改造:知能を強化し、ステルス迷彩を完備
能力:透明化、ベストショット(撮る方)
特徴:更衣室等に潜入し諜報活動(盗撮)を行う優秀な使い魔だが、買収されやすい
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/11(火) 08:09:00.46 ID:ZSAypbFHO
>>107
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/11(火) 08:10:43.48 ID:EBUD2iBBO
>>109
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/11(火) 11:32:52.31 ID:sncq0GMdO
名前:スケベガミ
形状:着物を着た幼女
改造:起きるハプニングの調整(パンチラから某T○lo○eるぐらいまで)+気配遮断
能力:彼女がいる建物の敷地内にいる女子は、必ずエッチなハプニングの被害者となる。男子はすべてが某リ○さんみたいなハプニングを巻き起こす。
特徴:黒髪おかっぱの身長120cmぐらいの幼女。着物の柄は毎日変わる。
115 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/12(水) 00:23:19.06 ID:BKtu8FdXo
【安価下 残り1】 使い魔募集。連投でも大丈夫です
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/12(水) 00:32:51.28 ID:fV/777Al0

名前:花瓶お化け
形状:花を飾った見た目は普通の花瓶
改造:入れた植物を自由自在に操れる、地球上に存在しない植物も精製できる
能力:蔓を伸ばしたり、植えてすぐ育つ拘束に使える植物の種を出したり
特徴:花瓶だから動けない
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/12(水) 00:53:59.48 ID:WICGM6Iv0
>>107
118 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/12(水) 16:27:45.66 ID:BKtu8FdXo

【保健室】

男「明日から1週間、お弁当作ってきて」

星宮「……え?」キョトン

星宮「それくらいなら、やってあげなくも、ないですけど……」

星宮「ぜーったい、何か企んでますよね!?」

男「いやいや、何も。

  ただ学食は殆ど周りきっちゃったし、これから星宮とお昼食べる機会がなくなるのは寂しいなーと思って」

星宮「…………ふ、ふーん」

星宮「……別に、先生が寂しくても、私には関係ないですけど」

星宮「お昼休みに私が見張ってれば、悪いことできませんし」

星宮「先生がそこまでいうなら……作ってあげても、いいですよ?」

男「お、頼んでみるもんだな。ありがとう。期待してるよ」

星宮「ふふん、良い機会ですから、私の実力を見せてあげましょう!」

男「……量は普通で良いからな?」

星宮「……? どういう意味ですか?」

男(不安だ。)



男「この際、組織の仲m」

星宮「お断りします☆」

男(食い気味に言われた……)
119 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/12(水) 16:28:25.82 ID:BKtu8FdXo
【夜・仮住まい・ホテル】


男「さて、今日回収した魔力を博士ちゃんに送ったら、新しい使い魔と、補助アイテムを貰えたぞ」

男「星宮の件は、まだ報告してない」

男「あのあとの水泳の授業、楽しそうに受けてたしな……。もうちょっと様子を見たい」

男「魔力は定期的に送ってるし、怪人としての役目は果たしてるから問題ないだろう、多分」

男「……それから、吸い付き触手が行方不明になったから補充してもらった」

男「どこいったんだろ、あいつ」



男「じゃあ、夜は夜の仕事でもやっておくか」


【安価下2】

@使い魔:注入蝙蝠とモノ・マネーの裏工作で理事長と校長に休養を取らせ、スケベガミを新校長に据える。
A女子寮に使い魔:ムマウサギを放ち、ナイトブレードの胸当てがピッタリ合う女生徒を探す。
B使い魔:ナハトで夜の街を監視。活動している魔法少女がいないか探す。
Cその他
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/12(水) 16:29:07.30 ID:Kr4+WfgSo
1
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/12(水) 16:36:28.41 ID:weDanovG0
1
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/12(水) 16:47:36.45 ID:1i7wic6pO
1
男天才やな
123 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/12(水) 21:03:36.52 ID:BKtu8FdXo

【深夜・理事長宅】

閑静な住宅街、大きな庭付きの豪邸の窓から飛び出すの影が三つ。
雑魚戦闘員っぽい格好をした青年が一人。
少し満腹そうな、丸っこい蝙蝠が一匹。
そして、水色で半透明なスライム娘が一体。

男「これで明日、理事長は体調を崩して学校に来られない。

  あとはモノ・マネーが理事長のフリをして、学校の主導権を握れば良い。

  本物の理事長達には、長期休養でハワイかどこかにでも行ってて貰おう。数ヶ月単位で」

蝙蝠「キー」バサバサ

男「よしよし、蝙蝠くんもよくやったな」

モノ「こんナ、まわりクドイやりかタ、しなくてモ。

   マルのみさせてくれればキオクもノーリョクも完こぴできたヨ?」

男「そんなことしたら理事長死んじゃうから……」

モノ「シなせたら、ダメ?」

男「……う〜ん、俺の気分が萎える」

モノ「ヘンなゴシュジン」


スライム娘が怪訝そうな顔をして、自らの主人を眺めた。
それから注入蝙蝠を呼び寄せて、マウストゥマウス。
蝙蝠の膨れたお腹を絞るように、紙パックのトマトジュースでも飲むかのように
理事長の血液を飲み干した。

モノ「ぷはぁ……♡」

蝙蝠「ギー……」フラフラ

モノ「ほんとはボク、カワイイおんなのこセンモン、なんダケド……」

モノ「マリョクは、3ワリマシではらってよネ」

スライム娘の背丈がニュルニュルと伸びていき、透明感がなくなっていく。
肩幅が大きくなり、背筋が伸び、骨格がガッシリする。
そして2秒後には、スライム娘の代わりに、黒いスーツをびしっと着た、ダンディなおじ様が立っていた。

モノ「どう? 似てる?」キュピーン☆

男「おぉ、流石! そっくりだ! そのあざとい決めポーズさえしなければな!」

モノ「とーぜんだよねっ、じゃあ魔力、いただきまーすっ」チュー

男「い、いやいや、待て待て! か、肩を掴むな! 離せ!

  その姿とは……嫌だーーー!!!」 ブチューーー
124 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/12(水) 21:04:16.55 ID:BKtu8FdXo

【朝・校庭・全校集会】


理事長(モノ)「……というわけで、校長先生は昨日づけで辞任され、民間から新たに校長先生をお招きすることとなりました。」

モノ「ご紹介します。助平 好実(すけひら このみ)先生です」

スケベガミ「うむ。紹介にあずかった、妾がすけb……助平 好実じゃ。

      妾が校長となったからには、より明るく楽しく、色々なこと≠ェ学べる高校になること約束しよう。

      矢庭なる頭目変えに戸惑うこともあるかもしれんが、生徒の諸君、よしなに頼むぞ」


生徒A「……あれ、小学生じゃないか?」

生徒B「可愛いー! 着物着てる! すっごい可愛い!」

生徒C「……なんだか、聞いてて気持ちの良い声」トローン

理事長「好実先生はこうみえてアメリカのMITを飛び級で首席卒業された才女で、教員の養成に関する研究で博士号も(ry」ペラペラ

校長「妾の話はその辺でいいじゃろ。スピーチとスカートは短い方が良いと言うしの」


男(……二人とも言ってることは滅茶苦茶だが、実験としては、むしろそれでいい)

男(昨晩はかなり時間をかけて、『両舌』『催眠音波』『口車』の改造を調整したし)

男(この場の違和感を丸め込めるレベルなら、今後の活動はかなりやりやすくなるが……)


生徒B「MITだって! 小さいのにすごいね」

生徒A「長話をしない校長なら歓迎だ」

生徒C(あぁ……、もう話が終わっちゃう。もっと声を聞いていたい)トローン

男(問題なさそ……)

星宮「…………」ジトッ

男「……」

星宮「……」ジトーッ

男(星宮が、俺と新校長を交互に指差してる。なにかの暗号か?

  ちょっとなに言ってるか分かんないデスネ。首振っとこ)フルフル



理事長「さて、本日は新しい校長の就任と、学校の新たな節目を祝して、全校生徒の集合写真を撮影致します。

    上空のドローンが見えますか?

    はい、そうです、空撮です。

    校長先生がカウントダウンしますので、みなさんはドローンに向かって、両手を振り続けてください」


校長「妾か!……なるほど、ではゆくぞ♪」ニコニコ

校長「3……」

金魚柄の夏っぽい着物を着たロリ校長が数字を数え始めると、生徒達は一斉に、ドローンに向かって手を振り始めた。
校長を疑うような目で見ていた星宮さえも、その場の空気に飲まれ、空撮機械に向かって万歳する。


校長「2……1……」

校長「ぜーろ♪」

と言った瞬間、地を這うような突風が吹きつけ、女生徒達のスカートは一斉に、ぶわぁっ、と大きく捲りあがった。
みな、偶然@シ手をあげていたために、咄嗟の反応が間に合わない。
――パシャリッ、とシャッターが切られ、写真には地上の花園が収められていた。


校長「にしし♪ 役得じゃの」

生徒達の悲鳴と歓声を背にロリ校長は演台から退き、その後、全校集会は混乱のままに幕を閉じた。
125 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/12(水) 21:05:05.30 ID:BKtu8FdXo

【校長室】

モノ「ゴシュジンー!

   ぼく、もう、ベロがつかれちゃったヨ!

   ニンゲンのことばって、しゃべりヅらイ」ブーブー


男「おぅ、よく頑張ってくれたな。良かったぞ」ナデナデ ヌチャヌチャ

モノ「ぼくえらイ? ぼくえらイ? えへへー」ニコニコ

男(あっ……、手がベトベトに)


校長「……今日のえむう゛ぃーぴーである妾には何もないのかの?」

男「なでなで、いるか」ベトベト

校長「いらんわ! 近寄るでない!」

男「嘘だよ。ほら、スパサビが撮ってきた、さっきのベストショット」ヒラッ

校長「……にしし♪ 流石じゃの。真上からも良いが、やはりろーあんぐるは風情が」ムフフ

男「……」ジー

校長「な、なんじゃ?」

男「いや……、ちっちゃい大和撫子みたいな可愛らしい姿なのに……、中身むっつりだなって」

校長「あったりまえであろう。妾を誰だと思ってるんじゃ」

男「ですよね」





【安価下2】 次の行動
@昼休み、星宮と一緒に食事
A新しい校則を発布(校則の内容も具体的にお願いします)
B校長権限で学内改造(作りたい設備、仕掛けたいものなども併記してください)
Cその他
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage ]:2017/04/12(水) 21:07:20.74 ID:bvS2ni/A0
3 魔法少女を捕える為の罠を学園内に設置してみる
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/12(水) 21:13:49.86 ID:06mFkArpo
1
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