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長門「ふにゃぁ〜……」グデー 提督「……本当に下戸なんだな」

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122 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/04(月) 20:20:43.00 ID:L4zze42A0
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/04(月) 20:25:31.14 ID:Ya2xi+R5O
久々の確定00
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/04(月) 20:50:18.80 ID:FT8Tfjt7O
秒奇数だから0じゃね?
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/04(月) 21:46:44.35 ID:H516lzZRO
121に加えて
提督を正面から抱いて羊羹を口移し&ディープキスする武蔵
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/05(火) 08:25:57.64 ID:+/pQPf/ko
加賀(いけ好かないロシア女に対抗していたらだらしないところを大和と武蔵に見られてしまった……!えぇい!こうなりゃヤケよ!むしろ見せつけてやるわ!提督の左手が空いているわね……恋人つなぎを敢行するわ!こうやって指と指を絡めてっと……)

加賀の反応を書くのを見落としていたので一応。間に合ってるかどうか分かりませんが……
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/12/06(水) 02:06:21.44 ID:vxc86VCZ0
加賀「……!!」ボン グルグルメ

提督(加賀はもともと赤かった顔をさらに赤く染めた。見開かれた目、その虹彩の中に渦巻きが見えるようだった)

加賀「っ!!……!!」スッ ギュッ

提督「!!」

提督(そして何を思ったのかいきなり俺の手を取ると、そのまま指を絡めて握ってくる。あっという間に俺と加賀は恋人つなぎをしていた)

大和「……っ!!〜〜〜!!……!!」ジワァ ソワソワ オロオロ

提督(そして武蔵を窘めつつ俺が加賀にあーんをしているのを目撃した瞬間の表情で固まっていた大和がそれに反応する)

提督(ジワリと目にいっぱい涙をためたかと思うと、そわそわおろおろと落ち着きなく何かをしようとしてできていなかった)

武蔵「……ふむ」チラッ ズカズカズカ

提督(一方、武蔵は無表情で視線を俺と加賀から机の上の羊羹の残りに向ける。そして机の所まで歩いて来た)

武蔵「あむ。……」ヒョイパク ズカズカ

提督(そしてそのまま素手で羊羹を一切れ摘まむと口に入れ、俺の目の前に立つ。武蔵に真っすぐと目を見下ろされた)

提督「む、武蔵……?」

武蔵「……んっ」グイッ チュッ

提督「んんっ!?」

「「「「!?」」」」

提督(武蔵に胸倉を掴まれて強引に立ち上がらされ、そのまま唇を奪われる。口移しで羊羹を食べさせられた)

武蔵「んふっ……れろれろれろ……」ギュッ

提督(そして胸倉が離されたかと思うと、今度は正面から強く抱きしめられる。そのまま口移しがディープキスに移行した。武蔵の舌に咥内を蹂躙される)

ジリリリリン ジリリリリン

「「「「!!」」」」

提督(そんな武蔵の行動に驚愕し、呆然としていたガングート、加賀、大和が気を取り戻して何かの行動を起こそうとした瞬間、電話が鳴った)

加賀「っ!!んっ……ごくん。はい、こちら執務室、加賀です」スクッ スタスタスタ ガチャ

提督(加賀がはっと立ち上がり、電話の下へ向かいつつ口元を手で押さえながら羊羹を噛んで飲み込んだ。そして電話に出る)

加賀「……来客ですか?提督に、イギリス軍から?分かりました、少しお待ちください。……提督、来客者です。イギリス軍の方とのことです」
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/12/06(水) 02:12:35.45 ID:vxc86VCZ0


提督「……」スタスタスタ

イギリス軍重巡娘「……」スタスタスタ

イギリス軍重巡娘『……もう、貴方しかいない。貴方しか……だから私は提案した。貴方を頼ることを』

イギリス軍重巡娘『幸い、貴方に話す許可も何とか得ることができた。どうかこれから話すことは他言しないと誓ってくれ』

提督『っ……いきなりそう言われても判断できないな。申し訳ないが』

イギリス軍重巡娘『っ……!!無礼なのも、無理を言っているのも分かっている……!!だがこれは……あの方の……ウォースパイトの……っ』ジワァ

提督『っ!?ウォースパイトに何かあったのか……!?』

イギリス軍重巡娘『誓ってくれ……!!これはあの方の尊厳に関わることだ。我が王立海軍の中でもこのことを知っている者は少ない』

イギリス軍重巡娘『緘口令が敷かれている。だがこのままではウォースパイトは……貴方はあの方の恋人なのだろう?なら』

提督『誓う。このことは他言しない。教えてくれ。ウォースパイトに何があった……!?』

イギリス軍重巡娘「……ここだ」

提督(彼女が俺を連れてきたのはイギリス軍の使用している病院の一室だった。その部屋は警備が最も厳重な一角にあった)

イギリス軍重巡娘「……ウォースパイト、入りますよ」コンコン

ウォースパイト「Ah……Welcome. うふふっちゃんと持ってきてくれたぁ?ふふっ持ってきてくれたわよねぇ!?」

提督(部屋の中から聞こえてくるウォースパイトの声。久しぶりに聞く声に、しかし生きていてくれたと安堵することはなかった)

提督(あんな話を聞かされれば安堵なんてできない。事実、確かにウォースパイトの変にテンション高めな喋り方は俺の知っているウォースパイトのものではなかった)

提督(俺は努めて何も考えないようにしながら扉に手を伸ばす。すると、彼女がその手を掴んできた。彼女の顔を見る)

イギリス軍重巡娘「頼む。何があってもあの方を見捨てないでくれ」

提督「そんな事、するわけないだろう」

提督(彼女が俺の手を離す。俺は扉を開いた。大きな個室だった。その真ん中に置いてあるベッドの上に、ウォースパイトがいた)

ウォースパイト「もうあれがないと私はぁ、あははは……!!私は生きていけないのぉ!!お願い、早くモルヒネを!!Please!!……hum?」

提督(久しぶりに会ったウォースパイトは少しやせていた。そして……そして変に爛々としている焦点のあっていない目をしていた……)

提督(心が締め付けられるようだった。思わず涙が出そうになるが、何とか耐えて無理矢理に微笑みを浮かべた)
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/12/06(水) 02:16:27.95 ID:vxc86VCZ0
提督「ウォースパイト……久しぶりだな……」ジワァ ニコッ

提督(半笑いを浮かべたウォースパイトの虚ろな目と、恐らく目が合った。ウォースパイトがピタリと動きを止める)

ウォースパイト「……!!Admiral……!!」スゥー

提督(ほんの少しだけ正気の光が戻った気がした。そして次の瞬間、ウォースパイトの絶叫が響く)

ウォースパイト「っ!!Noooooooo!!いやぁ!!いやぁああ!!来ないで!!来ないでぇ!!」

提督「っ……!!」

ウォースパイト「お願い!!どこかへ行って!!もう二度と私の前に現れないで!!こんな私を見ないで!!」グッ ブン

提督「う、ウォースパイト……」

提督(ウォースパイトが顔を歪め、手当たり次第にモノを投げてくる。枕、コップ、置き時計)

ウォースパイト「いやぁ!!現実の貴方はもう嫌なの!!貴方との思い出は綺麗なままにしておきたいの!!」

提督「うっ……くっ……!!」ポロポロ

提督(それ以上耐えられなかった。涙が溢れる。聞いた話によると、ウォースパイトは撃たれた直後の俺との会話の記憶がないそうだった)

提督(そのために、ウォースパイトにとってはザラとポーラのことをふまえて俺がウォースパイトをどう思っているのか分からない状態だったのだろう)

提督(得てして、そう言うときは物事を悪い方向に考えてしまうものだ。どれほどの精神的ストレスがかかっていたのか想像できない)

提督(それに加えて身体的にも重傷を負ったことでウォースパイトは心身ともに打ちのめされた)

提督(そんなウォースパイトは……救いを薬物に求めてしまった。鎮痛剤として使われたモルヒネを乱用するようになってしまったのだ)

提督(モルヒネは、阿片だ。そしてヘロインだ。薬も過ぎれば毒となるを地でいく薬物だ。ウォースパイトはモルヒネ中毒になっていた)

ウォースパイト「だから早く消えて!!お願いだから何も言わないで!!私のAdmiralを殺さないで!!私達を終わらせないで!!」

提督「っ……ウォースパイト……!!」

↓×1〜3 提督の行動
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/06(水) 02:51:54.05 ID:afIFOZE7o
狂乱が終わり疲れたところを見計らってウォースパイトの手を取り
あの時の様に跪いて手の甲にキス
言葉を詰まらせるベッド上の彼女に覆い被さり
面と向かって「愛している」と伝える
すかさず抱き締め&ディープキスをこれでもかとし続けて蕩けさせる
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/06(水) 02:55:07.86 ID:UqZK8Zbno
130
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/06(水) 03:01:11.50 ID:roHYQWGsO
うえ
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/12/06(水) 08:06:07.26 ID:vxc86VCZ0
提督(ウォースパイトの狂乱はしばらく続いた。俺は、その間ずっとウォースパイトと向き合っていた)

提督(しかし、重傷を負ってここ最近ベッドの上で過ごしていたウォースパイトの体力は落ちていたようだ)

ウォースパイト「はぁ……はぁ……」グッタリ

提督(少しすると、ウォースパイトは疲れ切ってぐったりと脱力した。それを見計らって俺はウォースパイトへ歩み寄る)

ウォースパイト「っ!!いやぁ……来ないで……言わないで……終わらせないで……そうするぐらいなら、いっそ殺して……!!」ブルブルブル

提督(体の震えは、麻薬の為かあるいは恐怖の為か。俺は、俯き、耳を塞ぐウォースパイトの手を取る)

ウォースパイト「〜〜〜!!」ブンブンブン

提督(ウォースパイトはまるで子供のように頭を振りつつ必死に耳から手を離さないように抵抗していた)

提督「……」スッ

ウォースパイト「!!」

提督(俺は、ウォースパイトのベッドの脇に跪いた。それに気がついたウォースパイトが顔を上げ、目を見開いて俺を見つめる)

提督(ゆっくりと手を引っ張る。今度は抵抗なしに耳から手が離れた。そのまま、ウォースパイトの手を口元まで持ってくる)

提督「んっ……」チュッ

ウォースパイト「……!!」ジッ

提督(その甲にキスした。そう、あの時のように。ウォースパイトが息を呑んだのが分かった)

提督(暫くしてから口を離す。そしてウォースパイトを見上げた。ウォースパイトは信じられないと言った表情で俺を見つめている)

提督(何かを言おうとしているようだったが、言葉を詰まらせているようだった。俺は立ち上がるとそのままウォースパイトのベッドに上がった)

ウォースパイト「っ」

提督(そしてそのまま押し倒し、ウォースパイトに覆いかぶさった。至近距離で見つめ合い、目をのぞき込む)
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/12/06(水) 08:06:54.44 ID:vxc86VCZ0
提督「愛している」

ウォースパイト「ぁ……Admiral……!!」ジワァ

提督(涙を流すウォースパイト。俺はそのままウォースパイトを抱きしめ、唇を奪う。久しぶりのウォースパイトの匂いを堪能する)

提督(ウォースパイトは始め、されるがままだった。しかし途中から俺の身体に手を回し、体を擦り付け、脚を組み付かせ、舌を絡ませてきた)

提督(お互いの気持ちを確かめ合うように濃厚に絡み合う。今までの埋め合わせをするようにずっと一つになっていた)

提督「っ……」

ウォースパイト「んっ……ぁ……Admiral……」トロン

提督(お互いが満足し、自然と唇が離れるまでにウォースパイトの表情は蕩け切っていった。不安を孕んだ声音で言葉を紡ぐ)

ウォースパイト「いいの……?私、ひどいことしたわ……」

提督「そうだな。だが、それでも俺は君を愛している。大切な人だよ」

ウォースパイト「Admiral……!!で、でも……私……モルヒネに溺れて……」

提督「大丈夫だ。長く大量に投与していたわけじゃない。きっとすぐよくなる」

ウォースパイト「っ……けど、私……もう貴方に相応しくない……きっと他に相応しい立派な人が」

提督「んっ……」

ウォースパイト「んふっ!!」

提督(あれこれ言うウォースパイトの唇を塞いで黙らせる。そして唇を離した。俺はウォースパイトの目を見つめて伝える)

提督「何があっても、君が心から俺を嫌って拒絶しない限り、俺は君と共にある。それだけは、絶対だ。誓うよ。俺から離れていくことはありえない」

ウォースパイト「Admiral……っ……うぅ……!!」ポロポロポロ

提督(ウォースパイトの目から再び涙が溢れる。俺はウォースパイトを強く抱きしめた。泣きじゃくるウォースパイトをずっと抱き締めていた)
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/12/06(水) 08:08:40.00 ID:vxc86VCZ0


提督「もうすぐ撮影場所だ」

駆逐古姫「すごい人だかりじゃのう」

提督(その後、やはり期間が短く容量も少なかったためにウォースパイトは特に問題なく全快し、戦列に復帰した)

提督(それとほぼ同時期にとうとう我が連合国軍はトブルク攻略を完了させた。そのために実行された大規模な攻勢作戦の為に再び死ぬほど忙しかったが)

提督(ガングートによって巻き起こされた波乱もその攻勢作戦の為に収まっていた。それが再燃しないことを祈るばかりだった)

提督(一航戦と大和型を中心とした関係を持っていない子たちのアピールが激しくなり、関係を持っている子たちは容赦なく俺を求めてきていたからな……)

駆逐古姫「ニュース映画を撮るのは初めてじゃな」

提督「ここで撮影した映像は全世界に公開されることになる。そこに君たち元深海棲艦が映ればきっと君たちに対する意識の改善につながるはずだ」

提督(トブルクへ向かう道中、帝国海軍司令部のトブルク入りが宣伝用のニュース映画に使うために撮影されることになっていた)

提督(しかも俺がずっと訴え続けていた元深海棲艦の出演がようやく政府と軍に許可されたのだ)

提督(ハワイの元深海棲艦の動員からずっと訴え続けていたが、認められていなかった。しかし、ようやくこの時が来た)

提督(俺たちを乗せた車列がトブルク市街の新たな司令部へ向けて進んでいく。俺が乗っているのは豊田・ABR型というオープンカーだ)

提督(一緒に乗っているのは駆逐古姫。もちろん共に車両に乗ることで深海棲艦もまた日本人だと言う事を見せつけるためだ)

提督(人だかりの中を車列が進んでいく。そして撮影地点に到着した。まず映画用の映像を取るために少し減速した)

提督(次に新聞用の写真を撮るために停車する。日本やその同盟国の新聞社の人間に写真を撮られる)

提督「……!!」ハッ

提督(それに気がついたのは、本当に偶然だった。人だかりの中にその子は居た。最後に会ったときとはまるで別人だ)

提督(北アフリカの女性のようなミルハフに身を包んで、髪を黒く染めている。露わになっている顔は随分と日焼けしていた)

提督(我ながらよくわかったと思う。目が変わっていなかったからだろうか?肌の色が変わっていても造形は変わらないしな)

U-511「……」チャキッ

提督(そこに居たのはU-511だった。無表情で俺に向けて小さな拳銃、ワルサーPPKを構えていた)
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/12/06(水) 08:10:28.48 ID:vxc86VCZ0


U-511『U-511, ただいま出頭いたしました』

ドイツ海軍高官『Vielen Dank für Ihr Kommen.(よく来てくれた)今日君に来てもらったのは君に特別な任務があるからだ』

U-511『特別な任務、ですか?』

ドイツ海軍高官『ああ。……本当はあまり好ましく思っていないのだが、国家保安本部が君を指名してきた』

U-511『!!……親衛隊ですか?』

ドイツ海軍高官『そうだ。忌々しいことに奴ら、詳細について何も説明してこない。だが、残念ながらこの出頭はOKM(最高司令部)からの命令だ』

U-511『そうですか……分かりました』



U-511『これは……アトミラール……』

SS高官『君が以前日本に居た時の上官だろう?』

U-511『Ja. アトミラールがどうしたのですか?』

SS高官『スエズの戦いはこの男が指揮していた。また、さらに前のアルハンゲリスクでのソ連海軍の指揮もこの男が執っていたらしい』

SS高官『この男は邪魔だ。消さなくてはならない。君なら、それができるはずだ』

U-511『!!』

SS高官『簡単に北アフリカに潜入でき、敵に警戒されない少女だ。そして何よりこいつの顔をよく知っている』

SS高官『我々にとって馴染みの薄い日本人の顔を判別できるのは非常に重要だ。チャンスは一度きりだからな。失敗は許されないのだ』

U-511『私に……アトミラールを暗殺しろと言うのですか?』

SS高官『敵を殺すのに躊躇う必要があるか?君にはこれから我々の下で暗殺者になる訓練を受けてもらう』
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/12/06(水) 08:14:44.32 ID:vxc86VCZ0


U-511(親衛隊でユーは潜入工作員としての訓練を受けた。そして暗殺者になった。アトミラールを殺すために)

U-511(感情を殺す。これは任務。すべてはドイツの為。戦友の為。家族の為。守るべきものの為)

U-511(肌を焼いて、服を変えて、完璧に北アフリカに溶け込めるようになっていた。潜入して現地の協力者である反英民族主義者たちのグループと合流する)

U-511(じっと機会を待つ。そしてそれはやってきた。アトミラールがトブルクへ来る。その途中で撮影があるらしい)

U-511(諜報員が入手した情報は本部で検討されすぐに作戦の実行命令が出た。感情を殺す。ユーは暗殺者。すべては大事なものの為)

U-511(これは戦争だから。アトミラールは敵だから。仕方ない。やるしかない。……。やるしかないんだ……)ギュッ

U-511(人ごみに紛れてその時を待つ。永遠のように感じる長い長い待ち時間。静かに待つ。……来た)

U-511(日本軍の車列。オープンカーに乗るアトミラールを見つける。アトミラールだ……っ……大丈夫、やれる)

U-511(写真撮影の時アトミラールの車は止まる。その時が終わりの時だ。カメラを持った報道員の位置で大体の見当がつく)

U-511(予想通りの場所でアトミラールが止まった。何も考えない。服の下に隠してあった拳銃を取り出す)

U-511(それを構えて狙いをつける。その時、アトミラールが明らかにユーを見た。まさか、気がつかれた……?でも、もう遅い)

民間人「おっと」ドン

U-511「っ!?」バン

提督「うぐっ!?」バスッ

U-511(そ、そんな……!!民間人がちょうど引き金を引く瞬間に押してきた……!!狙いが少しずれて肩に当たる。飛び散る鮮血)

U-511「Verdammt……!!」バンバン

提督「……!!」グラッ バスッ

U-511(肩じゃ死なない。撃たれた衝撃で後ろに倒れていくアトミラールに続けて発砲。一発が胴体に当たる)

U-511(けどそれで仕留められたかどうかは分からない。致命傷かもしれないし、そうじゃないかもしれない。最悪だ)

U-511(押されなかったら仕留めていたのに……!!けどこれ以上ここには居られない。離脱を始める)ダッ



駆逐古姫「えっ……」

提督「……」ドサッ

↓×1〜3
提督が撃たれたことに対する艦娘達の反応
駆逐古姫、戦艦棲姫、防空棲姫、空母棲姫、ヲ級、大和、アイオワ、テスト、ザラ、ポーラ、陸奥、一航戦、五航戦、大鳳、那智、足柄、鈴谷、熊野、川内、神通、浦風、浜風、天津風、島風の中から強調したい子が居れば何人でも強調可
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/06(水) 08:43:35.98 ID:NnXmOORSo
川内「私には見えてたよ」
と速攻でユーを取り押さえる

大鳳、鈴谷、熊野は狼狽えるものの
神通の掛け声により迅速に救助、手当に向かう
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/06(水) 09:13:55.10 ID:8ocL5hHIo
島風「おっそーい」
と速攻でユーを取り押さえる

大鳳、鈴谷、熊野は狼狽えるものの
神通の掛け声により迅速に救助、手当に向かう

ヲ級の目に青く焔が立っていた
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/06(水) 10:04:14.58 ID:XPLiH3zRO
>>139
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/06(水) 13:37:11.54 ID:I2sOhWY3O
138と139、同一人物っぽいな
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/06(水) 14:07:19.30 ID:MDOLwvXDO
それな
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/06(水) 14:12:05.20 ID:jQs0BVqyo
>>141
単純にコピペしただけだと思われ
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/06(水) 17:30:19.87 ID:RbWTrFAA0
そもそも初手コンマ98の時点でほぼ決まりみたいなもんやし…
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/12/07(木) 03:35:50.27 ID:qK0pvIRv0


バン

「「「「!?」」」」ゾワッ

川内「っ!!」

バンバン

川内(偶然、見えた。発砲した奴が視界に入っていた。一回目の発火炎で気がついて、二回目三回目で確信した。アイツが撃った)

川内(ミルハフを纏ったそいつは、恐らく子供だ。背丈が小さい。誰を撃ったのか?アイツが構えていた方を見る)

提督「……」ドサッ

川内(気がついたら車輌を飛び降りていた。そしてあいつに向かって走る。心より先に体が反応した)

川内(あいつを逃がさない。それ以外考えられなかった。絶対に逃がさない……絶対に……!!)

伊19「っ!!どれなの!?どれがやったの!?」ギリッ タッタッタッタッタッ

伊168「分からない……分からないよぉ……あぁ……ぐすっ……あはは……!!あはははは!!もう私ダメかも!!」タッタッタッタッタッ ポロポロ ニタァ

伊58「イク、イムヤ!!待ってよ!!危ないよ!!」タッタッタッタッタッ

川内(声がした。ふとそちらを確認すると潜水艦娘達が私と同じように車輌から飛び降りて駆け出していた)

川内(でも誰が撃ったのか分かっていないみたいだ。群衆が悲鳴と共に蜘蛛の子を散らすように逃げていく)

川内(どこら辺から撃ったのかが分かっても、それでは誰が撃ったのか見当をつけることもできないと思う。けど、)

川内「私には見えてたよ」タッタッタッタッタッ

伊19&伊168「「どれ(なの)!?」」

川内「あれ。あの繋がれたラクダの所を走ってるカーキ色っぽいミルハフを着てるやつ」

川内(潜水艦娘達が私が言ったラクダの方を見る。するとそこで衛兵がそいつに向けて銃を構えた)

日本兵「クソ!!」スッ

U-511「……」スッ バンバン

日本兵「うげっ」ドサッ

川内(しかし彼が撃つよりも早くあいつが走りながら衛兵を撃つ。彼の頭から血が噴き出したように見えた。頭を撃たれたんだ。もう、死んでいる)

伊19「分かった」

伊168「あはっ!!見ぃつけた!!あははは♪逃がさないから♪」

伊58「っ……もう……!!」
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/12/07(木) 03:38:59.13 ID:qK0pvIRv0


鈴谷「こうしてると有名人になったみたいで悪い気しないよね?」

熊野「鈴谷、私たちは紛うことなき有名人ですわよ」

鈴谷「そっかぁ……まあ確かに、よく考えたら鈴谷たちの写真とか売ってるし、もう有名人だったかぁ」

熊野「ええ、それはもう。今撮られている写真もきっと新聞に載ったり、売られたりするのでしょうね」

鈴谷「……提督の写真も売られるのかな?」

熊野「……おそらくは」

鈴谷「……いくら?」

熊野「……少なくとも買えない値段ではないのは確かですわ」

鈴谷「……バッチリ決めたアフリカ仕様の提督の写真」チラッ

熊野「……とりあえず観賞用と保存用に十枚ほど。足りるかしら?」チラッ

バン

提督「うぐっ!?」バスッ

バンバン

提督「……!!……。」グラッ バスッ ドサッ

鈴谷&熊野「「ぇ……?」」



大鳳「えっ……」

大鳳(カメラに向かって微笑んでいたところで銃声が響いた。前の車輌の方だった。提督が居る方。自然と提督の無事を確認するために提督の方を見る)

大鳳(すると提督が見えなかった。おかしい。今は写真撮影中だ。あの車の上に居なくちゃおかしいのに)

大鳳(提督の隣に居たはずの駆逐古姫しか見えなかった。その駆逐古姫は呆然とした表情で何かを見下ろしていた)

鈴谷「ぁ……いやぁああああ!!提督!!」

熊野「そんな……そんなぁ!!提督!!」

大鳳(群衆の悲鳴に交じって聞こえる鈴谷と熊野の叫び声。もう、自分を誤魔化せない。察せざるをえない)

大鳳「……う、嘘。嘘……!!」サァッ

大鳳(もう二度とごめんだと思ったあの感覚。すべてが終わってしまった。暗い奈落に落ちていく)

ザワザワ

神通「狼狽えない!!誰がこんな時に狼狽えろと教えましたか!?」

大鳳「っ!!」

大鳳(二等駆逐艦たちの引率をしていた神通の怒声が響いた。いきなりの銃撃と大混乱に狼狽える駆逐艦娘達を叱咤するその声に私も落ち着きを取り戻した)

大鳳「っ!!」バッ タッタッタッタッタッ

大鳳(追撃は今のところない。つまりこれは提督の暗殺が目的の攻撃だ。さもなければまだ攻撃は続いているはず)

大鳳(それに大勢の銃で武装した部隊が入り込んでいるのなら衛兵が見逃さない。今私がするべきことは一刻も早く提督のもとに向かう事だ)
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/12/07(木) 03:40:56.92 ID:qK0pvIRv0


駆逐古姫「わ、我が主……?」

提督「……」グッタリ ドクドク

駆逐古姫「ぁ……血が……」

運転手「なんてこった……!!提督が……!!」

大鳳「提督!!」

鈴谷「明石!!早く!!」

明石「分かってます!!私の装備を持ってきてください!!」

熊野「分かりましたわ!!分かりましたから早く!!」

帝国陸軍将校「安全を確保しろ!!誰も近づかせるな!!第一小隊はあの諜報員を追え!!捕まえるか、無理なら殺せ!!」

日本兵「了解!!行け行け!!早く追うんだ!!」

日本兵「周囲を確認しろ!!」

日本兵「群衆が大混乱になっております!!秩序を維持できません!!」

帝国陸軍将校「っ!!何とかしろ!!発砲も許可する!!」

赤城「そんな……慢心していたというの……!?」

浦風「嘘じゃ提督……!!嘘じゃよね……!?」

浜風「あぁ……そんな、提督……そんなぁ……!!」

足柄「ね、ねえ、大丈夫よね?那智姉さん?提督、死んじゃったりしないわよねぇ!?」

那智「あ、ああ……きっと大丈夫だ……」

陸奥「提督……!!」

明石「脚を上げて!!服を切って脱がせて!!早く!!」

駆逐古姫「わ、わかったのじゃ……!!」スッ

鈴谷「鋏!!くまのん!!」

熊野「少し待って!!引きちぎれないの!?」ガサゴソ

大鳳「っ!!そうね……!!すいません、提督!!」ビリッ

アイオワ「Oh my God……That cannnot be happening……(ああ、神様……こんな事、あっていいわけないわ……)」ペタン

テスト「Non, pas question……tu……(そんなまさか……貴方が……)!?」

ザラ「Non è vero(嘘でしょ)……」

ポーラ「っ……!!うぅ……ぐすっ……ひっく……」ポロポロポロ

提督「っ……ぐっ……」

明石「提督!!意識が戻った!!提督!!起きてください!!寝ないで!!」

「「「「!!」」」」ザワッ

提督「……?」

大和「本当ですか!?提督!!私です!!大和です!!」

天津風「提督!!私よ!!天津風よ!!分かる!?」
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/12/07(木) 03:47:25.97 ID:qK0pvIRv0
島風「頑張ってよ提督!!私、まだまだ提督と一緒に居たいよ!!」

加賀「あぁ……提督……!!お願いだから逝かないで……!!何でもするわ……!!」

霞「提督!!死なないで!!私をおいて逝かないでよ!!やだ!!やだやだぁ!!」

朝潮「何か……何か私にできることはありませんか!?」

明石「水を!!水をかけて!!傷口に!!あとサルファ剤も!!」

朝潮「は、はい!!提督、失礼します」

村雨「ほら、大丈夫よ提督?今サルファ剤をかけるわ。すぐよく……なるからぁ……」ジワァ サラサラ

提督「……げほっ、げほっ」パクパク

明石「血を吐かせて!!窒息する!!体起こさせていいから!!熊野、点滴!!早く!!」

熊野「点滴!?点滴点滴……」

ヲ級「これだと思う」スッ

熊野「これ?これですの!?明石!!」

明石「そうそれ!!持ってきて!!」

ヲ級「はい。お願い……この人を助けて……」ポロポロ

明石「言われなくても!!呼びかけ続けて!!止血!!肩の傷を強く抑えて!!骨が折れるくらい!!早く!!」

翔鶴「提督、翔鶴がここに居ます。聞こえていますか?大丈夫ですよ」スッ ナデナデ

瑞鶴「分かった、抑える。提督、何があっても私がずっと一緒に居るからね」グッ

明石「くぅ……!!腹部の出血を何とかしないと……!!何か……っ!!火薬!!火薬を!!」

荒潮「か、火薬って……そんなものどこに……」

満潮「っ!!車見てくるわ!!何かあるかも!!」ダッ

鈴谷「っ!!銃弾!!貰ってくる!!」バッ

アイオワ「っ!!Bullet(弾薬)!!Yes!!弾なら」

「はああああああああ!!」ドスッ

帝国陸軍将校「あぐっ!?っ……」ビクンビクン ドサッ

鈴谷「!?」

「うらあ!!うらあ!!」ブンッ ブンッ

日本兵「うぐっ!?うわああああっ!!」ドムッ ゴシャッ

「えあああ!!」ザシュッ

日本兵「あっ」ボトボト ドサリ

鈴谷「敵襲!!敵襲!!」

「「「「!?」」」」

パルチザン「イギリスの飼い猿どもを皆殺しにしろ!!一人も生きて返すな!!」

「「「「うおおおおおお!!殺せ!!殺せ!!」」」」

「「「「!?」」」」


↓×1〜6
パルチザンの襲撃に対する艦娘達の反応

また、鈴谷、熊野、大鳳以外は
目の前で陸軍の将校が槍で突かれて痙攣しながら死んでいったり
兵士が棍棒で殴られて仰け反ったところを頭部に一撃を喰らって文字通り頭が割れていろいろぶちまけられたり
剣で切られて内臓が地面に零れ落ちたりしたのを目撃したことに対する反応も

敵は警戒が敷かれていたために銃のたぐいは持ち込めなかったらしく見当たらないが、簡素な槍や民族的なシャムシール、釘を打った棍棒、スコップ、斧などの近接装備で武装している

だが艦娘達も銃を携行していない。本国の一部の人間が艦娘だから多少は仕方ないとはいえ、子供に銃を持たした写真を撮るのは一般の子供の教育に良くないとの意見が出るので撮影時だけ装備していなかったのだ
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/07(木) 04:19:04.52 ID:tA6ijP6UO
何で6なんだと思ったらテンキーなのか?
まあ別にいいけど

戦わなくては生き残れない
それに提督が重症を負っていて逃げられない
と言うわけで応戦する

グロは提督がやられた怒りで今は気にならない
むしろその怒りをパルチにぶつけてグロを量産する
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/07(木) 05:30:16.35 ID:8q0zJ69Ro
提督を守る一心で、惨状は特に影響なし
そこらにある物や武器を拾い暴動を鎮静化せんと臨機応変に立ち向かう
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/07(木) 06:20:54.67 ID:SO7V/1C5O
150に加えて

雪風
瀕死の提督の手を取り大丈夫です、私がついていますと声をかけ続ける
その背中には激情が感じ取れる

その後、何故か敵の動きが鈍ってくる
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/07(木) 06:34:52.04 ID:9TXzMWMuo
加賀(野蛮な戦い方をする敵だわね……!私の大切な提督や仲間たちを殺させはしないわ!最小限度にて艤装を顕現させる……!それから戦闘機で敵のみを狙って精密射撃を行うわ!無力化させる!赤城さん!翔鶴!瑞鶴!反撃開始よ!)アイコンタクトで意思疎通して攻撃準備に入る正規空母たち
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/07(木) 09:37:11.39 ID:0vN3gZr0O
鈴谷は悲しみと怒りに身を任せて艤装を展開、発砲しようとするが、熊野から敵味方が混在する状況や一般人を巻き込みかねない危険性を指摘され、今は避難を先導すべきだと諭される
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/07(木) 13:30:17.10 ID:QwOUze+xo
艤装展開は大変な事になるので、控える方向で、あとは151
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/12/07(木) 18:28:43.25 ID:I377jDpU0
大鳳「提督、すぐに戻ります。また後で……」スクッ バッ

熊野「後をお願い。明石、借りますわ」スクッ バッ

鈴谷「提督は私が守る……かかって来なよ!!アリ一匹通さない!!」

パルチザン「えやああああ!!」ダッ

鈴谷(直線的な槍を構えての突撃を交わす。難しい事じゃない。そのまま脚をかけて転ばせる)

鈴谷「っ!!」バッ ドスッ

パルチザン「んぎ」ボキッ

鈴谷(そしてそいつの首めがけて全力のストンプ。ジャンプして思いっきり踏みつける。骨が折れる音と感触。まず一つ目)

パルチザン「死ね!!」スッ

熊野(釘バットのようなものを振り被ったそいつに逆に跳びかかる。それを持っている手を掴んでからメスを突き立てる)

熊野「絶対に赦しませんわ……!!死んでも償えないと!!知りなさい!!」バッ ドスッ ドスッ ドスッ

パルチザン「ああ!!んぐっ……」ドサッ モゾモゾ

パルチザン「民族の為に!!アッラーフアクバル!!」ブンッ

大鳳(大ぶりな斬撃を身を反らすことで避けつつ引き絞った右手を強く握り込んでそのままそいつの顔に叩きこむ)

大鳳「邪魔だぁああああ!!」ドゴォ

パルチザン「ぶっ」ゴン

大鳳(顎が砕ける感覚。相手の勢いと私の勢いが乗った渾身のカウンターを喰らったそいつはそのまま一回転するぐらいの勢いで後頭部を地面に叩きつけて沈黙した)

パルチザン「なんだあいつら!?」

パルチザン「落ち着けただの子供だ!!態勢を立て直される前に殺れ!!」

パルチザン「銃を拾え!!撃ち殺せ!!」

パルチザン「わかってるっ!!」スチャッ ダンッ

運転手「」バシュッ

「「「「!!」」」」

雪風「大丈夫です、私がついていますよ」スッ ギュッ

ゴォォ

パルチザン「クソッ!?風が……!!」

パルチザン「砂が目に……!!」

アイオワ「……」チャキッ ダンダンダン

パルチザン「」バスッ ドサッ

パルチザン「うっ」バスッ バタッ

パルチザン「おぅ」バスッ ドタッ

アイオワ「ポケット砲兵ここにありよ!!45は最高の拳銃!!地獄に送り返してやるわ、Fuckin` shitども!!」

大和「っ!!提督を守ります!!白兵戦準備!!提督を撃ったのはあれらの手のモノに違いありません……!!目にもの見せてやる!!」

赤城「覚悟を決めましょう!!武器は何でもいいから拾って調達しなさい!!なければ素手で戦うのよ!!」

パルチザン「怯むな!!数で押せ!!子供なんかに負けるな!!アッラーフアクバル!!」

「「「「了解!!」」」」

「「「「アッラーフアクバル!!」」」」
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/12/07(木) 18:31:23.82 ID:I377jDpU0


明石「っ……!!早く火薬を!!誰か!!」

アイオワ「っ!!Wait!!……ほら、45ACPよ!!一発分で足りるかしら!?」

明石「分からない!!もう一発!!ちょっと待って、ペンチ!!よし……傷口の周りを布で拭って!!」

天津風「分かった!!これでいい!?」フキフキ

明石「よし!!火!!早く!!私のカバンに入ってる!!」サラサラサラ

島風「火!?火って……マッチ!!はい!!」

明石「点けて!!点火させて!!」

島風「おぅ!?いいの!?」

明石「早く!!」キッ

島風「は、はい!!……!!」シュッ スッ シュボッ

提督「っ……」

明石「……よし、止まった!!出血が止まった!!」

提督「……」ガクッ

駆逐古姫「っ!?よ、様子が変じゃ!!」

翔鶴「っ!?提督……!?提督!?提督!!」

瑞鶴「い、息してない……」

雪風「明石さん!?」

明石「っ!!あぁ……駄目駄目駄目……!!そんな……逝かないで!!フ薬!!フ薬を早く!!」

島風「何それ!?」

明石「鞄を貸して!!人工呼吸と心臓マッサージを!!してて!!早く!!」



パルチザン「えああああああ!!」

大和「っ!!はっ!!」ヒョイ ガシッ

パルチザン「うぐっ!!離せメスガキが!!」

大和「……!!」ゴゴゴゴ ギュゥ

パルチザン「っ!?うげぇ……!!や、やめ……!!」

大和(そいつの喉と手を掴んだ手に力を込める。人の力を越えて。喉に食い込んだ指が皮膚を裂いて、血管を破って、食道を潰す)

大和(痙攣する敵の体。溢れ出る血液、漏れ出る断末魔の呻き。今はただそれが私の心を慰めた)

大和(死体を投げ捨てる。私はそいつが持って行ったスコップを拾った。そして次の敵に向かってそれで切りかかっていく)
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/12/07(木) 18:33:39.29 ID:I377jDpU0


パルチザン「へああああああ!!」ブン

浦風「当たるかぁ!!よくも提督さんを……!!」スッ ブン

パルチザン「ぐっ!?うぅ……」ドサッ

浦風(棍棒で殴りかかってきた相手の攻撃を避けて、一撃頭に喰らわせる。そいつは倒れた。次じゃ)

浦風「死に晒せおどりゃ!!」ブン ブン

パルチザン「あぐっ!!ラー!!」ボキン バキッ

浦風(よそ見しとったそいつに、怒りに任せてスパナを叩きつける。腕が折れたはずじゃ。続いてそいつの頭を殴る。そいつは物言わぬ屍となった)

浦風「皆殺しにしちゃるけん覚悟しいや!!」



足柄「いやああああああ!!」ドスッ

パルチザン「うぁああっ!!」ドサッ ビクンビクン

足柄(銃剣の訓練で習ったように槍で相手の胸を一突きにする。大の字に倒れた敵。痙攣が槍を通して手に伝わってくる)

パルチザン「よくもやりやがったな!!ぶっ殺してやる!!」ブン

足柄「っ!!ふっ……はぁ!!」

足柄(別の奴が私に釘を打った棍棒で殴りかかってくる。私はそれをそいつの手を掴んで軽くいなしつつ、その棍棒を捻じり取り、それで一撃を加える)

パルチザン「っ!?」

足柄「あはは!!もらった!!」ブン

パルチザン「」グシャァ

足柄(釘がそいつの体を削り取りつつ棍棒が致命的な一撃をそいつに加えた。むき出しになる肋骨、心臓がつぶれたのか吹き出る血液)

足柄「勝利が!!私を呼んでいるわ!!提督、見ててね!!貴方に勝利を捧げるわ!!」



赤城「……」シュッ

パルチザン「」ズバァ ドサッ

赤城「……」

パルチザン「うらあ!!」ビュン

赤城「……」ガキン シュン

パルチザン「うぐっ!?」ズッ

赤城「……」シュン

パルチザン「」バシュッ ドサリ ゴロン
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/12/07(木) 18:35:54.38 ID:I377jDpU0
パルチザン「く、首が……」

パルチザン「話と違う!!ただのガキじゃないぞ!!こいつらなんて強さしてやがるんだ!?」

赤城「……」スタスタスタ

パルチザン「っ……うわああああ!!」ダッ

パルチザン「っ!?逃げる」

赤城「……」ザッ ヒュン

パルチザン「な……?」ドサッ

赤城「……逃がしません」スッ ブン

パルチザン「っぁ!!」サクッ ドサリ



翔鶴「ふー……ふー……提督……提督……!!」グッ グッ

天津風「明石さん!!まだなの!?」

明石「あった!!翔鶴、どいて!!」

島風「注射器……?」

明石「心臓の位置に……提督……助からない傷じゃないでしょ……日本男児なら戻ってきて!!」ドスッ ギュッ

提督「かはっ!?」ドクン

瑞鶴「提督さん!!」

明石「戻った!!よし!!車出して病院へ!!誰か……ザラかポーラ……ザラ!!」

ザラ「っ!?ちょっと……何!?」ググググッ ザシュッ

パルチザン「」

明石「トブルクの病院まで運転して!!貴方なら場所分かるでしょ!?」

ザラ「っ!!分かった!!」

ゴリマッチョ「ザラ!!」

ザラ「っ!?」

ゴリマッチョ「迎えに来たぞ!!俺の所に戻って来い!!お前は俺の女だ!!」

↓×1〜3 民族主義者のパルチザンに紛れて現れたゴリマッチョに対するザラの心情と行動
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/07(木) 18:47:52.72 ID:8q0zJ69Ro
お前も提督を殺しに来たのかと激昂し
ゴリマッチョに発言させる間すら与えず息の根を止める
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/07(木) 18:50:34.84 ID:wvMx0oFzO
上の後、さよならと吐き捨てる
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/07(木) 18:53:31.79 ID:eF49v7dfO
↑+息の根を止める前に股間を撃つ
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/07(木) 18:56:24.52 ID:2lf0bEkbO
過去のゴリマッチョの所業と一刻も争う状況で現れたことに対して忌々しく思うも、こんなことに気取られる訳にはいかないので無言で振り払っていく
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/07(木) 19:03:39.31 ID:tA6ijP6UO
殺意やばすぎw
なんだこれは…たまげたなぁ…
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/07(木) 22:10:11.63 ID:aaxJRwXV0
怒涛のボスラッシュみたいで笑う
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/07(木) 22:20:58.47 ID:uxebhGeA0
流石にゴリマッチョ先輩は敵側だよね?
味方サイドからのアレな仕打ちもある意味オイしい気はするが
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/08(金) 00:51:06.78 ID:GtmDLQo4O
パルチザンに紛れてってあるからパルチ側では?
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/12/08(金) 09:24:07.03 ID:zjW+Vg1O0
ザラ(血に濡れた棍棒……!!こいつも……!!)

ザラ「提督を殺しに来たのか!!」バッ ブン

ゴリマッチョ「まぁああっ!?」ザシュッ

ザラ(渾身の力を込めて首元に振り下ろしたPiccone(つるはし)が鮮血をまき散らして根元まで突き刺さる)

ザラ(驚愕に目を見開いたまま膝をついたそいつを蹴り飛ばしてPicconeを引き抜く。ドレッドヘアを振り乱して倒れる体)

ザラ「さよなら、私の汚点……!!ごめん、待たせた!!」

明石「すぐに出発して!!」

翔鶴「天津風、島風、提督を頼んだわよ!!」

瑞鶴「お願いね!!死んだら赦さないって伝えておいて」

天津風「分かったわ、任せて!!」

島風「翔鶴さん達も気をつけてね!!」

ザラ「出すわよ!!捕まって!!」

翔鶴「……さて、このような大それたことをしでかした方々にはこの翔鶴がたっぷりとお返しして差し上げましょうか」ニコッ ドドドド

瑞鶴「絶対に赦さない……一人残らずぶち殺してやる……!!」ギロリ



日本兵「チッ……民間人が邪魔だ!!」

日本兵「これでは撃てないぞ!!」

U-511「っ……!!」クルッ バンバン

日本兵「」バシュッ ドサッ

日本兵「うぐっ!?ああああああ!!」バシュッ ドサッ

川内「っ!!よくも……!!」

伊19「……!!」

伊168「あははっ!!逃げられるとでも思ってるの!?無理に決まってるじゃん!!」

U-511「くっ……!!っ!?よ、避けた……!?」チャキッ バン

川内(狙われたら撃たれる前に避ければいいだけ。この距離なら難しくない。特に今、アイツは焦ってる。狙ってすぐ撃つ。予想通り)

U-511「そんな……!!っ!!弾切れ!?うぅ……!!」バンバン クルッ ダッ

川内(逃げるそいつは道を曲がった。姿を見失う。けど逃がさない。追いかける。道を曲がったところで無事走っていくあいつが見えた)

川内(しかしさすが暗殺者と言うべきか。アイツ、逃げ足が速い。差がなかなか縮まなかった)

伊168「イク!!」

伊19「まだ殺さないでなの!!」

伊168「頑張る♪」

川内「!!」

川内(いつの間にか伊号潜水艦が歩兵銃を持っていた。さっきやられた兵士のを拾ったのか。トリプルテールが立ち止まってその場に伏せた)

川内(ポニーテールと私はそのままアイツを追う。直後、銃声。逃げていくあいつの脚が弾けた。そいつは悲鳴をあげて転がる)

↓×1〜3
イムヤと川内が暗殺者に追いついた。そう時間はかからずにそこにイクも加わるだろう
イムヤ、イク、川内の暗殺者に対する行動
例)凄惨な復讐が始まる。殺さないように気をつけながら骨を折ったり指を切り取ったりと残酷な仕打ちをする
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/08(金) 09:43:27.54 ID:/Z8vtyDBo
捕縛するだけで酷い事はしない
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/08(金) 09:51:57.26 ID:0UVqyXYVO
川内、倒れた暗殺者に覆い被さり捕縛に成功
イムヤとイク、司令官がされたことを思えば今すぐこの場で凄惨に殺してやりたいが、残念ながらその決定権は私たちにはない
アンタをどうするかは司令官に決めてもらう、せいぜい震えてなさい、と殺意100%の眼で睨みながら連行する
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/08(金) 09:52:18.75 ID:5IK5QTLSo
裸にひん剥き、拳銃ファック
イケ!といわれたら絶頂しないと引き金を引くと脅され、足の痛みと恐怖と快楽で心が折れ、ろーちゃん化する
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/08(金) 12:58:22.83 ID:nnUunjyA0
捕縛して回復した提督と艦娘による快楽拷問でろーちゃん化させてこの時空のドイツ陣営を挑発
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/12/08(金) 13:45:52.74 ID:zjW+Vg1O0
伊168「あははっ♪捕まえた!!鬼ごっこももう終わりだね?どうしてくれようかな!?」ニタァ

川内「無様にのたうち回って可哀そうに。けどまだ楽にはさせないよ。報いを受けさせてやる」ギロリ

川内(悲鳴をあげながらのたうち回っているそいつに近づいて行く。そこで気がつく違和感)

川内「!?し、硝煙の匂いがしない……!!」

伊168「っ!!ま、まさか……!!」サァッ

川内(ポニーテールが嗜虐的な笑みを消し、顔を真っ青にしてそいつの身体を探り始める。トリプルテールの方が到着した)

伊19「イムヤ、どうしたの!?」

伊168「銃を持ってない……!!持ってないよ……!!誰だお前は!?誰だ!!」キッ

少年「ラー!!ラー!!ミン・ファドラック!!ラーティルミー!!サーイドゥーニー!!」ガタガタガタ

川内「アラビア語……!!Parli italiano(イタリア語は話せる)!?」

少年「Non sparare(撃たないで)!!助けて!!私、何もしてない!!お金貰う!!この服着て走れと言われる!!」

↓×1〜3
この少年はおそらく提督を撃った奴の仲間にお金をもらってこの服を着て走れと言われたと言っている
つまり奴を見失ってどこに言ったのか分からない。逃げられた!!
という事をふまえて川内、イムヤ、イクの反応
加えてイクはこの少年の脚を撃ったことに対する反応も
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/08(金) 13:56:54.16 ID:NrCtAJCfO
必ず捕まえてやると一層強く願う
まだ近くにいるだろうと、ゴーヤと連絡を取り合うも、ユーと対峙中だった
すぐさま合流を目指す

脚を撃ったことを謝罪、治療費の足しにと手持ちのお金を渡す
174 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/08(金) 14:00:27.90 ID:/Z8vtyDBo
畜生……逃してしまった……提督の容態が気になるし一旦戻って皆と合流しよう……間違えて撃ったこの子供の手当てもしなきゃ。お金を渡した奴の特徴を聞いとかないと。少年兵の可能性が全く無いわけじゃないから十分警戒しとこう
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/08(金) 14:03:08.36 ID:0UVqyXYVO
↑+今回は特別に助けてあげるが、相手が私達で無ければ君は惨たらしく殺されていたかもしれない
悪い大人には気を付けるようにね?と念のため念押ししておく
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/08(金) 14:06:14.78 ID:0UVqyXYVO
一応、↑は>>173の事です
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/12/08(金) 18:42:40.85 ID:zjW+Vg1O0
伊168「……うぅ。うぁああああああああああ!!ああああああああん!!」ボロボロボロ

伊19「っ……嘘なのね……このイクさんが獲物を……しかも提督にあんなことした奴を逃がすなんて!!嘘なの!!」ダンッ ギリッ ブツ

川内「畜生……!!畜生!!」ジワリ

少年「ぐすっ……ひっく……助けて……助けて……」

伊19「っ……とりあえず、戻るしかないの……提督が気になるし、この子もこのままにしておけないのね……それに、いろいろと聞くことがあるの」ジッ

川内(そう言うと伊号潜水艦は少年が何か武器を持っていないか確認してからぶっきらぼうに謝り、横抱きにした)

川内「そうだね……戻ろう……」

伊19「イムヤ……行くのね……泣いてる場合じゃないの……」

伊168「あぁああああああ!!うわああああああん!!ぐすっ……ひっく……うぅ……うふふふっ……あははは……!!」ニタァ ハイライトオフ



U-511「……」

ドイツ軍諜報員「確認しよう。協力者の商人の馬車でここを脱出する合流地点は分かっているな?」

U-511「Ja」

ドイツ軍諜報員「よし。万が一そのルートが使えなくなった場合はポイント・ドーラで合流して強硬脱出する。いいな?」

U-511「Jawohl」

ドイツ軍諜報員「では幸運を。さらばだ」

U-511(私と同じ服装で走らされたあの子供がどうなったかは努めて考えない。無心でそのまま歩いて行く)

U-511(民間人たちは落ち着いたようで今は不安そうにそこかしこで話したり足早に歩いていたりする)

U-511(どうやら民族主義者たちは本当に襲撃を実行したみたいだった。追手の数が少なかったもの)

U-511(いくら陸だとは言え艦娘相手に格闘戦を挑むなんて……きっと返り討ちにあっているだろう)

U-511(そんな事を考えてながら人通りのない路地を歩いている時だった。いきなり声をかけられ、肩に手を置かれたのは)

伊58「ユー!!」ガシッ

U-511「っ!!」バッ

U-511(反射的にその手を掴んで日本時代に習った柔術で投げる。気がつかなかった。何者……!?)

伊58「うわぁ!?痛ぁっ!!」ドサッ

U-511(ナイフを抜いて、そいつの上にのしかかるようにしてそれを相手の心臓に突き立てようとする。そこで気がついた)

U-511「っ!!で、でっち……!!」ググググッ ハッ

伊58「ゆ、ユー……!!」ググググッ

↓×1〜3 
U-511の伊58に対する行動
例)悲しいけどこれ戦争なのよねとゴーヤに謝りながらナイフを心臓に突き立てて殺す
さすがに殺せないので脚を刺して無力化する
※投降するとか捕まるとかの場合は安価下
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/08(金) 18:50:12.31 ID:WtImbvFFO
理由は聞かないで、追っても来ないで
…でないとこのまま殺さないといけないから、と念押しした後に解放して逃走
179 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/08(金) 18:51:11.96 ID:+66UG8dAo
すぐにゴーヤを放して自分はバックステップでゴーヤと距離をとる
180 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/08(金) 18:56:47.65 ID:C+EUf9WYO
[ピーーー]しかないと思うが日本にいた間の師匠には動きが丸わかり
捕縛された
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/08(金) 19:09:47.98 ID:WtImbvFFO
投降した、捕縛されたは安価下になるぞ
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/08(金) 19:41:01.04 ID:hJPoY1KMO
でっちとの思い出と自分が背負っているものを天秤にかけてでっちを[ピーーー]ことにする
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/08(金) 19:42:09.43 ID:hJPoY1KMO
あー
結局BGMあんなに一緒だったのにか
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/12/09(土) 16:06:16.87 ID:M9DUctVP0
U-511「っ!!」バッ タンタンタン

U-511(飛び起きてバックステップで距離を取る。意識していなかった。思わずそうしちゃった)

伊58「っ……はぁ……はぁ……ユー……どうして泣いているんでちか?」

U-511「っ!?ぁ……っ!!」ポロポロ ダッ

伊58「っ!!ユー!!待って!!っ!?」グッ ズキン

伊58(あ、足首が……投げられた時に痛めたんだ……!!)

伊58「っ!!ユー!!待ってよ!!」

U-511(無我夢中で走る。走って合流ポイントへ向かう。何も考えちゃダメだ。考えたら……)

時雨「ねぇ、そんなに急いでどこに行くの?」

U-511「!?」



パルチザン「ターゲットが逃げた!!クソ!!撤退だ!!逃げろ!!」ダッ

パルチザン「こいつら化物だ!!悪魔の使いだ!!」

パルチザン「撤退!!撤退!!撤退!!」

浜風「させるか!!一人も逃がさない!!皆殺しにしてやる!!」ダッ

霞「逃げるな臆病者!!待て!!」ダッ

熊野「っ!!待ちなさい!!深追いする必要はありませんわ!!危険よ!!」

大和「砂漠の果てまで逃げようが追いかけて嬲り殺す!!」ダッ

テスト「お前らの穢れた血でこの砂漠を潤してやる!!」ダッ

大鳳「止まれ!!私達の目的は何!?奴らを皆殺しにすること!?違う!!提督を守ることでしょ!!」

「「「「っ!!」」」」

陸奥「……っ!!夕立!!時雨!!待ちなさい!!」

神通「姉さんが戻っていません……」

伊8「イクとイムヤも……」

アイオワ「……Hey, ザラは分かるけどポーラはどこ行っちゃったわけ?」

鈴谷「……!!深海棲艦たちもいない!!」

185 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/12/09(土) 16:07:45.58 ID:M9DUctVP0


パルチザン「ああああああ!!」

時雨「逃がさない、死んで」ブン

パルチザン「」ゴシャ ドサッ

時雨(逃げるそいつの後頭部にメイスを叩きこむ。頭蓋骨が砕ける感触、人形と化したそいつは地面に倒れ込む)

時雨(割れて陥没した後頭部からは脳みそが見えていた。確実に仕留めた。これでまたひとり提督に危害を加えようとした奴を殺した。よかった)

パルチザン「来るな悪魔め!!止めろぉおおおお!!」

夕立「あはははは!!死んじゃえ!!」グイッ サクッ

パルチザン「ぁ」ビクンビクン ドサリ

夕立(逃げる背中に切り付けて、転んだそいつに飛びつくようにしてナイフで心臓を一突きにする)

夕立(肉体を貫く手ごたえ。温かい血が噴き出て体が痙攣する。これでまたひとり殺せたっぽい)

日本兵「はぁ……はぁ……」

時雨「っ!!大丈夫ですか?」タッ

日本兵「君たちは……艦娘の……」

夕立「お兄さん、撃たれたっぽい?」

日本兵「ああ……提督を撃った奴を追っていたらあいつ、民間人が居るのに撃って来やがった……」

時雨「どんな奴だった!?」

夕立「教えて!!」
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/12/09(土) 16:11:15.84 ID:M9DUctVP0


時雨「硝煙の匂い……上等兵さん曰く子供だった……服装は聞いていたのと違うけど、君でしょ?」ブン

U-511「っ!!」ヒョイ

U-511(隣を並走し、話しかけてきながら棍棒を振るってくるそいつ。紙一重で避けつつそのまま一回転しながらカウンターの裏拳を叩きこむ)

時雨「君だね……君がやったんだ……!!」 ガッ ギラリ

U-511「くぅ……!!」

U-511(それを手でガードされた。私を睨みつけるそいつの目を睨み返す。そこで気がついた)

U-511(そいつの瞳の中、映っている私の後ろに人影が見える気がする。決断、その場でサマーソルト)

夕立「っ!?」

時雨「なっ!?」

U-511(上下が反転した視界の中、ナイフを突き出して突進してくるもう一人が見えた。突き出されたナイフを持つ腕を弾く)

夕立「ちぃっ!!」

U-511「やぁああああ!!」バッ

夕立「いっ!!」ズキン

U-511(着地と同時にバク転で距離を取りつつナイフで追撃を試みるそいつの腕を蹴り上げてナイフを弾き飛ばす)

時雨「……!!」バッ

U-511(ナイフを持っていたプラチナブロンドが怯んだ。そしてもう一度バク転をとったところで黒髪の方が迫る)

U-511「ふぅっ!!」ダッ グルン

時雨「!!」ゾクッ

U-511(そこで私は逆に側転を取りつつ踵落としを仕掛ける。思わぬ反撃に黒髪の方は何とか防御を取ろうとした)

時雨「うぐっ」ゴッ ベシャ

U-511(だけど間に合わせない。そのまま踵を脳天に叩きこむ。呻き声を上げて潰れるように地面に倒れ込んだ)

夕立「時雨!!っ……殺してやる……!!」バッ

U-511「はぁっ!!」ゴロン バッ

夕立「うわっ!?」

U-511(悲鳴じみた叫びを上げて跳びかかってきたプラチナブロンドを、私は後ろに倒れ込みつつ脚を出してそいつの胸に当て、巴投げのようにそのまま投げる)

ガシャーン

夕立「っ!?いやああああああああ!!」バタバタバタ

U-511(そいつはそのまま何か食べ物の屋台に上下逆さになりながら突っ込む。盛大に屋台を破壊した)

U-511(屋根が落ちてきてそいつの上半身が埋まる。そして響く尋常ではない悲鳴。どうしたのだろうか)

U-511(スカートがめくれて下着が露わになるのも構わず足をバタバタと振り回している。何かが刺さったかそれとも熱した鉄板でもあったのか)

時雨「ぅ……あぁ……!!」モゾモゾ

U-511(もう一人ももぞもぞと呻きながら身を捩ることしかできていない。頭に踵落としを入れられたんだ。このまま死んでもおかしくない)

U-511「っ……逃げなくちゃ……」

U-511(先を急ぐ。そんなに時間はかかっていないはずだけど予定より遅れている。その後、何事もなく集合地点までついた)

U-511「貴方が協力者?」

デブ「君が例の子かい〜?早く乗ってねぇ〜出発するよぉ〜」

U-511(見た目は太っていてひげを蓄えた典型的なアラブ商人といった感じの男だった。そいつに促されて馬車に乗り込む)

パルチザン「クソッ……あいつら本当に何なんだ……いくら軍人とはいえあんなメスガキに歯が立たないなんてありえるか……?」

U-511(中には既にパルチザンのリーダーが居た。遠くから襲撃を監視していただけだから尾行されていたりする心配はないはず)

U-511「ふぅ……」

U-511(なんとかなった……あとはこの男に任せておけば……)

ヲ級「止まりなさい……!!」ギラリ
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/12/09(土) 16:14:28.02 ID:M9DUctVP0


ポーラ「やあぁ!!」ブン バリン

パルチザン「うっ」ドサリ

ポーラ「っ……割れちゃった……もったいない……何か武器……っ!!」ドクン

ポーラ(視界に入ったそいつに心臓が一際大きく跳ねた。それが何のためなのか分からない)

デブ「……」クルッ スタスタスタ

ポーラ(まるでこの襲撃を確認するように見ていたそいつは、背を向けると他の群衆に紛れてその場を後にしようとする)

戦艦棲姫「どこに行くの!?まさか逃げるつもり!?ごしゅ……提督がやられたのよ!?」

ヲ級「提督のことは明石に任せるしかないし、私達が居なくてもあの人数なら提督にこれ以上の危険はない!!それよりもあいつが怪しい!!」

防空棲姫「ぐすっ……ひっく……あいつって誰……!?」ギロリ

ヲ級「あの今背を向けて歩いて行く男!!あいつはアレクサンドリアにも居て何故か提督のことを睨んでた!!」

空母棲姫「あいつね?今も一目散に逃げていく他の人間と違って暫くこちらを観察していたわ。私も怪しいと思ってた。後をつけましょう」

戦艦棲姫「……なら、気をつけないと。私達は目立つわ。気がつかれたら……」

ポーラ「な、なら私がつけますぅ!!だから貴方達は私の後をついてきてくださぁい」



戦艦棲姫「馬車で待っているという事は待ってればきっと犯人が現れる。まさか本当に貴女の読み通りなんてね……」ギラリ

空母棲姫「まだ犯人かどうかは確定していないけど……怪しい事この上ないわね」ギラリ

防空棲姫「ぐすっ……痛い……心が……心が痛いよぉ……お前たちも痛くしてやる……!!」ギラリ ポロポロ

デブ「ひぃ!!目、目が燃えて……何だお前たちはぁ!?」

ポーラ「日本軍ですぅ。そしてU-511、聞こえていますよねぇ?貴方が提督を撃ったんですかぁ?」

デブ「ポーラちゃん……!!」

ポーラ「返事してくださいよぅ、ユーちゃん?同じ遣日艦だったポーラですよぅ。お久しぶりですねぇ」

パルチザン「クソッタレ!!このキャベツ女尾行されやがったな!?ふざけやがって!!こんなところで終われるか!!」バッ

防空棲姫「逃がすかぁ!!」ブン

パルチザン「うがぁ!!畜生!!足が!!」サクッ ドサッ

防空棲姫「あははっ……!!命中……痛い?痛いでしょ……?でも私の方がもっと痛い!!」

U-511「っ!!尾行なんてされてないはず……どうして!?」バッ

防空棲姫「お前だぁ!!お前が提督を!!」ブン

U-511「こんな筈じゃ……」ヒョイ

ヲ級「避けた……!!」

戦艦棲姫「逃がすかぁ!!」

空母棲姫「待ちなさい!!」

ポーラ「U-511!!」

デブ「待ってポーラちゃん!!君はおじさんのだろう〜!?いい子だから戻っておいでよぉ〜!!」

↓×1〜3立ちふさがり戻ってくるように言うデブに対するポーラの心情と反応
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/12/09(土) 17:09:59.89 ID:kJmAs6qeo
私は提督のものだあああああ!と咆哮し、やはり反応すらさせずに息の根を止める
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2017/12/09(土) 17:13:03.12 ID:XTaGb+RSO
無表情で殺す
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/12/09(土) 17:16:55.10 ID:NTXKeG5uO
188
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/09(土) 18:42:09.09 ID:CCO21zxHO
私を受け入れてくれる提督はこんなスタイルなんですよぉ〜と生きたまま脂肪や肉をスライス
パルチザンに関する情報を聞き出そうとするも残念ながら[ピザ]は途中で事切れる
仕方ないので他の協力者や残党に同じ措置を施す
あらかた終わったところで正気に戻る
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/12/10(日) 03:16:53.67 ID:aCXad7YP0
ポーラ「っ!!」

ポーラ(U-511が逃げていく。こんな奴に構っていられない。けど、その言葉についに自分を抑えきれなくなった)

ポーラ(認めたくなかった。提督が危ないのにそっちに気を取られてしまった事を。けど、もう認めよう。私はこいつを、殺したくて仕方なかった)

ポーラ「ポーラは提督のモノだああああああ!!」グッ

デブ「ひぁっ!!ごぽっ」ズブシュッ

ポーラ(硬く握りしめていた割れた瓶でそいつの咽喉を切り裂く。頸動脈を切り裂かれて吹き出る血液。倒れる体を横目にしつつU-511を追う)

民間人「何だお前!?それは俺のラクダだ!!」

U-511「下がって!!」チャキ

民間人「ひっ!?ま、撃つな!!撃たないでくれ!!」

U-511「行って!!」バシン

ラクダ「んごぉぉぉぉおおおお!!」パカラ パカラ

ヲ級「っ!!あいつ、ラクダを!!」

戦艦棲姫「あぁ!!駄目!!行かせない!!待ちなさい!!」

空母棲姫「くっ……ラクダか馬か居ないの!?」

防空棲姫「ああああああ!!うわああああああ!!」

ポーラ「っ……!!Troia(売女め)!!」



U-511(ラクダで集合地点へ向かいながらフレアガンを上に向かって撃って合図する。目立って仕方ないが、どうしようもない)

U-511(これでポイント・ドーラの廃屋に隠されていたKübelwagenがすぐに発進可能な状態にされているはず)

U-511(それに乗って海まで逃げる手はずだ。そこからは地中海を渡ってヨーロッパに帰る。帰るんだ)

ドイツ軍諜報員「来たか、U-511!!準備は出来ているぞ、早く乗れ!!荒い運転になる!!ヘルメットをつけるんだ!!」

U-511「Jawohl……!!」コクリ

U-511(車に飛び乗る。そしてすぐに発進する寸前、そいつは現れた)

夕立「あはははははは!!逃がさないっぽい!!」ガシャン バッ

U-511(全身ボロボロで頭から血を流し、見開いた目から赤い涙を流しながら窓から飛び込んできて、車に飛びついてきたのはあのプラチナブロンドの艦娘だ)

U-511(その髪も紅く染まっている。漂ってくるキツイ香辛料の香りに納得した。なるほど、傷口にすごく染みると思う)

ドイツ軍諜報員「っ!!出すぞ!!U-511、何とかしてそいつを蹴落とせ!!」

U-511「っ!!やってみるけど……!!」

U-511「倉庫の扉を突き破って車が出発する。扉の破片を何とか手に取ってそいつの顔面に投げつけた」

夕立「いったああああい!!絶対に赦さないっぽい!!この手は死んでも離さないっ!!」ギロリ

U-511「っ!!」ゾクッ
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/12/10(日) 03:19:58.14 ID:aCXad7YP0
U-511(爛々と殺意に輝く瞳は同じ人間とは思えなかった。この子は獣だ!!ケダモノだ!!やらなきゃ殺られる!!)

ドイツ軍諜報員「振り落とすぞ!!しっかりつかまれ!!」

U-511「うっ!!」グラァ

夕立「あはっ!!無駄無駄無駄!!無駄っぽい!!」

U-511(大通りを激しく蛇行しながら進んでいく。逃げ惑う民間人、響くそいつの咆哮のような叫び声)

U-511「うぅうううう!!」ガンッ

夕立「いぃいいいいいい!!死んじゃええええ!!」ブン

U-511(私はシートに寝そべるようにして、何とか車体につかまるそいつの腕を踏みつける。悲鳴、そして叫び。ナイフが私の足に突き立てられた)

U-511「ひぎぃ!?いいいいいいやぁああああ!!」ドスッ ギュッ ガンッ ガンッ

U-511(脚に焼鏝を押し付けられたような熱、刺激、激痛。けどそれに負けずに無事な方の脚で何度も踏みつけた)

夕立「あっ!?ああああああぐぅっ!!」ズルッ ドサッ ゴロゴロゴロ

ドイツ軍諜報員「っ!!いいぞU-511!!よくやった!!」

U-511「はぁーっ!!はぁーっ!!」ドクドク ポロポロ

ダンッ バスン

ドイツ軍諜報員「なっ!?しまった!!タイヤを撃たれたか!?っ!!Scheiße!!」ギュッ

U-511「っ!?Nein!!」フワッ

ガッシャーン ゴロゴロゴロ ガツン

U-511「うぅ……あぁ……」

U-511(何が起こったのか分からなかった。気がついたら車から放り出されて地面を転がっていた)

U-511(頭を打ったみたい。ヘルメットがなかったら死んでいたとぼんやりと思った。思うように体が動かない。声も出ない。どうして……脳震盪……?)

ドイツ軍諜報員「くっ……」

U-511(すぐ近くに大尉が倒れていた。横転した車も見える。そして……歩いてくる……悪魔)

夕立「あ、あはははは……!!つぅかまえたぁ……!!」ヨロヨロ ニタァ

U-511(口と鼻から血が垂れている。頭からの出血も止まっていない。自分の血で全身を染めたそいつが壊れた笑みを浮かべた)

U-511(足を引きずりながら歩いてくる。私を見つめて視線を離さない。狂っている。本能的な恐怖に堪えられない)

U-511「うぅ……!!うあぁ……!!」モゾモゾ

U-511(けど体が動かない。嫌だ……嫌だ!!死にたくない!!殺されたくない!!)

U-511「あぁ……!!あうぅ……!!」ポロポロポロ

ドイツ軍諜報員「っ……」ズリズリ

U-511「っ!!」

U-511(視界の端で大尉が落としたであろうワルサーP38に向かって這って行く。それを見てしまった。悪魔もまたそちらに目を向ける)
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/12/10(日) 03:25:10.82 ID:aCXad7YP0
夕立「そうなのね……じゃあまずはお前っぽい!!」ガバッ

ドイツ軍諜報員「くそっ!!」グルッ ガシッ

U-511(悪魔がゾンビのように大尉にのしかかる。そして手にした血や砂で汚れたナイフを胸に突き立てようとした。それを手で押し返そうとする大尉)

U-511「たい……い……!!」

U-511(助けなくちゃ……!!けど体が動かない!!いやぁ……いやぁああああ!!動いて!!動いてよぉ!!)

ドイツ軍諜報員「Scheiße……!!Scheiße!!Scheiße!!止めろ!!よせよせ!!」

夕立「あはぁ……!!あははははぁ!!死んじゃえ死んじゃえ!!」ニタァ ズププププ

ドイツ軍諜報員「あっ!!がっ!!がふっ!!がはっ……!!ぁ……」ビクンビクン ガクリ

U-511「うぁあ……!!うぁああ……!!」

U-511(ゆっくりずぷずぷと突き刺さっていくナイフ。大尉が痙攣して、抵抗が弱くなっていく。そしてそのままナイフが柄まで大尉の胸に突き立てられた)

U-511(大尉はもう生きていなかった。見開かれた目、壮絶な表情のまま死んでいる。悪魔がナイフを引き抜くと同時に吹き出る血液。死にたくない一心で私は這って逃げる)

夕立「死んだのね……!!次は……お前っぽい……!!っ!?」グググッ ガクリ

U-511「うぁあああ……!!あぁああ……!!」ズリズリズリ

夕立「……!!うっ……ぐれ……時雨ぇ!!」ググググッ ベシャリ ボロボロボロ

時雨「分かってる。よく頑張ったね、夕立」タッタッタッタッタッ ヨロヨロ



時雨「逃がさないよ」スッ ドゴォ

U-511「うげぇっ!!」ドサッ

時雨(ふらつくのを何とか耐えてそいつの身体が浮くくらいの力を込めて蹴る。もう一発。そして体を起こさせて横転した車に押し付ける)

時雨「覚悟しなよ?楽には、死なせない、から」ドガッ バキッ ドゴォ

U-511「うっ!!なぁっ!!Nein!!」ボタボタボタ

時雨(口が切れようが鼻血が出ようが関係なかった。激情のままに何度も殴る。嫌がるように横に振る顔に拳を叩きこんで、庇うようにあげられた手を折る)

U-511「やぁああ!!やめてぇ!!いやぁああ!!」

伊168「あはぁ!!追いついたぁ!!」ニタァ ドゴォ

U-511「うぅ!?」ガンッ

時雨(そこで走り込んできた潜水艦娘……確かイムヤさんが満面の笑みでラリアットを喰らわせる)

時雨(後頭部を車に強打したそいつが意識を朦朧とさせた。なるほど、僕はそいつの頭を掴んで思いっきり車体に叩きつける)

時雨「目、覚ましなよ。まだ夜じゃないよ?」ダンッ

U-511「うぐぅ……!!」グッタリ
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/12/10(日) 03:26:59.82 ID:aCXad7YP0
伊168「あれ?お前、ドイツの……へぇ♪時雨ちゃんだっけ?そいつの口、開かせて」

時雨「イムヤさんだよね?分かったよ。どうするの?」グイッ

U-511「うぁあ……」ガタガタガタ

伊168「それはね、こうするんだよ♪」グイッ ドガッ

U-511「んぐぅ!?んんっ!!んぁああああ!!」ボロボロボロ ダバァ

時雨(イムヤさんは開かせたそいつの口の中に落ちていた車の破片、それも大きめで尖ったモノを押し込める)

時雨(そして口を閉じさせると思いっきり殴った。くぐもった悲鳴。破片がそいつの咥内を切り裂いたみたいだ)

時雨(口を開いたそいつは血と唾液が混ざったものと破片を吐き出す。開いたままの口からは出血が止まらない)

イムヤ「もう一回いこうか?いや、頬っぺたに穴が開くまでにしようかな♪どうする?」

夕立「しぐれぇ……!!起こして……!!」

時雨「おっと、ごめんよ夕立。大丈夫かい?」スッ グッ

夕立「大丈夫じゃないっぽい……けどまずこいつの目を刳り貫いてやらなくちゃ……」スッ ギラリ

伊19「待つのね!!その前にこいつの手足吹き飛ばしてやるの。自分の腕が無くなるところ、よく見てるのね……!!」タッタッタッタッタッ ガチャガチャ カラン スッ

U-511「うぁああ……!!ああ……!!だれか……たすけて……」ブンブン



鈴谷「っ!!あれは……!!」

熊野「何てこと……っ!!」

伊58「ゆ、ユー……!!」

↓×1〜3 凄惨な虐待を受けてボロボロになっているU-511が今まさにイクに撃たれようとしているのを目撃した、
皆を探しに来た鈴谷と熊野
そして途中で足を引きずっている所を拾われたゴーヤの反応と行動
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/10(日) 05:41:11.56 ID:TEH1N/Bdo
すずくま
かつてガングートから、提督にかつての戦友を[ピーーー]なと言われた事を聞いていたのを思い出し
提督の命令だ、もうこれ以上はやめろと割って入ってユーを庇う
勿論ユーが抵抗できないように拘束も施す

ゴーヤ
すずくまと同じく割って入る
最早抵抗できないユーを抱き締めて庇い、彼女と共にわんわん泣く
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/10(日) 05:46:00.70 ID:YR5PClZOO
196
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/10(日) 06:43:00.68 ID:4eG586j/o
うえ
199 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/12/10(日) 21:44:42.28 ID:aCXad7YP0
熊野「止めなさい!!一体何をしているのですか貴女たちは!!」ダッ

鈴谷「今すぐ銃を下ろしなよ!!それはしてはいけないことだよ!!」

伊58「お願いだから止めてくだち!!ユーを殺さないで!!」

熊野(足を挫いた伊58を背負っている鈴谷をおいて私は駆け出した。剣呑な雰囲気で私を睨む四人。私も四人を睨みかえす)

伊19「こいつに代償を支払わせているのね……!!邪魔しないでなの!!」ギロリ

伊168「こいつが何をしたのか知らないわけないよね?当然の報復だよ♪」ニタァ

時雨「熊野さん……お願いだから止めないで。僕はこいつを赦せない」ジッ

夕立「こいつだけは……殺さないとダメっぽい……」ギリッ

U-511「……!!」ガタガタ ポロポロ

熊野「っ!!この子は……U-511……!!」

熊野(……伊19たちは絶対に譲らないというような威圧を放っている。これではこちらがいくら説得しようと聞く耳を持ちませんわね……なら)

熊野「これは、提督からのお願いですわ。以前提督はその子を殺すなとお願いされました」

「「「「!?」」」」ピクッ

熊野(かつてガングートに言ったという提督の頼み事。それを使わせてもらうわ。私の言葉に四人はピタリと硬直した)

熊野「それでも殺すと言うのなら、いいでしょう。お殺りなさいな。ですがそのことを提督に話したら、果たして提督はどんなに悲しまれるかしらね?」

鈴谷「そうだよ。提督にとってその子も大切な部下なんだから。そんな子を貴方達が殺したと知ったらどう思うんだろうね?」

伊19「……!!っ……」ガクリ

熊野(鈴谷の援護射撃も入り、どうやら場は収まったようだった。まず歩兵銃を構えていた伊19ががっくりと銃を下げて項垂れる)

伊168「……」バンッ

U-511「ひっ……!!」ビクッ ブルブルブル

伊168「提督にもしものことがあったら……その時こそ……ね……♪」ニタァ

熊野(伊168は横転している車の車体を殴りつけ、獰猛な笑みを浮かべながらそう呟いた)

夕立「……わかった。なら、もうこれ以上は何もしないっぽい」トサリ

熊野(夕立が脱力してその場に座り込み、疲れ切った声でそう言うとそのまま手を床について肩を上下させる)

時雨「……」ツゥー

熊野(そして時雨は無表情で何も言わず私と鈴谷を見つめるとそのまま空を仰いで目を閉じる。そして涙を流し始めた)

伊58「鈴谷さん、おろしてくだち……」

鈴谷「ん、分かった」

熊野(私達の所に着いた鈴谷と伊58。伊58は鈴谷に下ろされると挫いた足を庇いながらU-511の所まで歩いて行く)

U-511「で……でっち……」

伊58「ユー……もう大丈夫でち……もう大丈夫でちよ……」ダキッ ギュッ

U-511「ぁ……うぅ……うぅ……!!うわああああ!!」ギュッ ボロボロ

伊58「っ……ぐすっ……ユー……!!うぅうううう!!」ボロボロ



パルチザン「っ……くそっ……」

パルチザン「頼む……誰か助けてくれ……」

↓×1〜3 
襲撃現場には多くの死体と、幾人かのパルチザンの重傷者が残されている。
こいつらは陸軍の兵士を殺した上に提督の命まで狙った奴らだ。赦せない。
という事をふまえて待機している艦娘達の彼らに対する仕打ち
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/10(日) 21:54:53.16 ID:oWNY3q3Ho
軽傷ですんでいるものは連行できれば連行する
助からない重傷を負っているのはとどめを刺す
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/10(日) 22:17:50.99 ID:MKEIhq6to
武器は全て没収し、あとは200の通り
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/10(日) 22:24:07.69 ID:8Hxcbe/+O
うえ
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/12/10(日) 23:13:20.53 ID:aCXad7YP0
大鳳(鈴谷と熊野が戻って来ない皆を探しに行った。残された私達のするべきことは後処理だ)

大鳳「とりあえず、助かりそうな奴は手当を。いろいろ聞かなくちゃいけないことがある。助かりそうにないなら……楽にしてあげよう」

大和「……そうですね。武器は全部没収してください。不意打ちにも気をつけて」

大鳳(私の言葉で皆がそれぞれ後処理を開始する。息のある者を確認して助かりそうなら手当をして助かりそうもないなら止めを刺す)

パルチザン「こひゅー……こひゅー……」

大鳳「……」スッ ゴシャッ

パルチザン「」

大和「……」スッ シュルシュル ギュッ

パルチザン「うぅ……」

那智「……」スッ

パルチザン「」ドスッ

霞「……」スッ グッ

パルチザン「ぐぁ!!クソッタレ……」バキン

霞「そのぐらい我慢しなさいよ、情けない」

村雨「……っ」スッ ブン

パルチザン「」ゴスッ

↓×1〜3
敵を手当てしていることに対する心情
助からない敵とはいえ止めを刺すことに対する心情
戦闘が終わって落ち着いてきたことで鈍器で骨を砕いたり刃物で肉を貫いたり、死に逝く者の身体の痙攣などの人を殺した生々しい感覚を思い出したことに対する反応と心情
以上三つをそれぞれ
それに加えて特に強調したい子は名前をあげて
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/10(日) 23:30:18.66 ID:addpML890
助けるのはあくまでもこいつらの背後にいる親玉の正体を探るため仕方なくよ……そうじゃなければ誰が提督を傷つけた奴らなんか!助からない奴らはせめて一思いに死なせてやろう……血液や破壊された人体から漂う匂いが体や服にまとわりついて凄く不快だわ……こんな残虐な場面でも冷徹に思考している自分が嫌になるわね……
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/11(月) 00:20:07.55 ID:deFxUIK7o
(提督の呼称については各艦娘に準ずる)

204をより詳しく

手当て
駆逐古姫、朝潮型
こいつらの怪我など提督のそれと比べれば些末な事だと悪態をつくも
もし提督が健在であれば彼はこの場でどうしていただろうかと逡巡する

止め
大鳳、陸奥、一航戦
人間は脆い、それは提督も同じ事だと思い知る
止め自体は賛否あるだろうが、提督を守る故の行動なんだ、私が彼を守らないとと自分自身に言い聞かせる
特に陸奥は提督を再び喪いかけた事で、かつて関係を断った彼の存在が自分の心中の多くを未だ尚占めている事に気付かされる

生々しい感覚
時雨、夕立を除く白露型
今に至っても然程嫌悪感を覚えないのは、やはり提督のピンチがトリガーだったからかと認識
後から合流する猟犬コンビがやけに落ち込んでいるのを不思議に思い、鈴熊に事情を尋ねてみる
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/11(月) 00:24:06.98 ID:oofWoDVwO
205

というか137にある名前以外の艦娘も本文中に沢山出てるのね
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/12/11(月) 15:36:18.16 ID:ba5XFMYh0


駆逐古姫「……」ギュッ

パルチザン「痛っ!!化物め……もっと丁寧にやりやがれ……」

駆逐古姫「っ!!口を閉じよ軟弱もの……うぬの傷など我が主のそれと比べれば些末なことであろう!!」ギロリ

パルチザン「っ……」

荒潮「あらかた終わったかしらね」

朝潮「荒潮……私は……悪い人間なのかも……私……このひとたちを助けたくない……」

荒潮「……敵だもの。それに、こいつらは提督を……っ……」ジワァ

朝雲「……もし司令がここに居たら、どうしていたかしらね」

山雲「朝雲姉ぇ……」

霰「……」

大潮「まだ、助けられそうな人がいます。手当しましょう」

満潮「そうね、司令官ならきっとそう命令するわ」



大鳳「……」スッ ゴシャッ

陸奥「……」ブスッ

加賀「……」ザクッ

赤城「……」ドスッ

大鳳(まさかここでソ連の時みたいな修羅場を経験するとは思わなかった……止めを刺すなんて気分が悪いけど、仕方がないことよね……)

赤城(人とは……なんて脆い生き物なのかしら……こんなにも簡単にあっけなく死んでしまう……)

加賀(私が……私があの人を守らないと……たとえ人を殺すとしても……私が……だからお願い……どうか無事でいて……)

陸奥(私……こんなにも心が締め付けられてる……っ……やっぱり私……まだあの人のことを……)



白露(その後、陸軍の犯人を追いかけていた部隊の生き残りと負傷者、捜索に出ていた部隊、脚を撃たれた少年を連れた川内さん)

白露(同じく足を刃物で貫かれていたパルチザンを連れた深海棲艦とポーラさん、そして重傷を負った……提督を撃った犯人を連れた鈴谷さん達が戻ってきた)

伊19『下ろすのね。気をつけて』

夕立『っ……ありがとうございました……』

白露『ちょっ!?夕立!?血だらけじゃない!?大丈夫なの!?』

夕立『大丈夫じゃないっぽい……』

白露『っ……すぐ手当てするわ……!!』

伊168『はい、到着。下ろすよ』

時雨『……ありがとう、イムヤさん』

村雨『時雨?気分が悪そうだけど、どうしたの?……時雨?』

時雨『……ちょっと頭に踵落としされてね』

村雨『っ!?見せてみなさい!!』
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/12/11(月) 15:38:38.00 ID:ba5XFMYh0
春雨『な、何があったんですか!?』

時雨『……話したくない。今は放っておいてくれるかい?お願いだよ』

夕立『……』

江風『放っておいてって時雨姉貴……』

白露(二人共、何があったのか話したがらなかった。そのことについて事情を知っていそうだった鈴谷さんと熊野さんに話を聞いてみると)

鈴谷『あの子を捕まえるのに戦闘があってね……頭に血が上っちゃったのが醒めてちょっとアレなのかも』

熊野『すぐに助けが来ますわ。今は何も聞かずにあの二人に寄り添ってあげていて』

白露(とのことだった。あの二人の激情の激しさは知っている。だって、姉だもの。そしてあの犯人の惨状)

白露(何があったのかは大体察しがついた。まあ、うちの時雨と夕立を痛めつけたのだから私が殴ってやりたかったところだけど)

白露(その後、すぐに応援の部隊がたくさん到着した。私達は護衛されながらトブルクの新拠点に何とか到着できた)

白露(そして病院から提督が一命を取りとめたとの連絡が入ってようやくみんなの緊張が解けた)

白露「何て一日だったんだろう……最悪の日だよ……」

村雨「そうね……長い一日だったわ……」

五月雨「皆無事でよかった。でも、まさか提督があんなことになってしまうなんて……」

涼風「あたい達は任務からそのままこっちに来たからね……お前さん達と一緒に行動していればよかったよ……」

春雨「……私、初めて人を殴り殺しちゃった」

「「「「っ……」」」」

春雨「あの感覚、今さっきのことみたいに覚えてる。あの、骨を砕いて内臓を潰して、生き物を殴り殺す感覚……」

春雨「なのに、全然何も思わないの……私、おかしくなっちゃったのかな……」

山風「あ、あたしも……」

海風「けど、提督のことを考えると心が痛くなる。でしょ?」

春雨「っ!!うん、なる……」

山風「……」ジワァ

海風「なら大丈夫。おかしくないわ」

江風「提督を守るために江風たちは戦ったンだ。敵を何人殺そうが、初めてあンなふうに鈍器やら刃物やらで殺そうが、何も思う事はねぇよ」
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/12/11(月) 15:40:24.62 ID:ba5XFMYh0


テレビ「トブルクにて日本海軍の提督がドイツのスパイと民族主義者のパルチザン部隊に襲撃されました。〜」

自由フランス軍士官「なんとまあ!!日本の提督がトブルクで襲撃されたらしい!!」

自由フランス軍士官「それは酷いな……まあ死んでいないなら良かったじゃないか」

自由フランス軍士官「そうだな。……っ!?おい、見ろ!!」

自由フランス軍士官「何だよ?」

自由フランス軍士官「ああクソ!!映像が切り替わりやがった!!もう一度映してくれ……」

自由フランス軍士官「どうしたんだ?何が映ったんだ?」

自由フランス軍士官「かわいい子でもいたんだろ」

自由フランス軍士官「っ!!映った!!この子だ!!この子を見ろ!!」

「「「「!!」」」」

自由フランス軍士官「C'est dingue(なんてことだ)……まさかコマンダン・テストなのか!?」



アメリカ軍艦娘「Look!!アイオワよ!!」

アメリカ軍艦娘「本当だ!!アイオワだ!!」

アメリカ軍艦娘「あの子、北アフリカで何してるのよ!?」

アメリカ軍艦娘「日本軍と一緒に居るの?信じられない!!」

アメリカ軍艦娘「とりあえず上官に報告しましょう!!」

アメリカ軍艦娘「Nice idea!!早く行こう!!」



明石「提督、失礼しますね。……寝てますか」

明石(襲撃から一週間経った。いろいろなことが起きているけど、とりあえず提督は負傷の為に総司令官を解任された)

明石(世界情勢はいろいろなことが起きている。だけど、せめて入院中くらいはゆっくりと何にも煩わされずにいて欲しい。きっとこの後また大変なことが待っているから)

明石(提督が病院について、医師に引き継いで、集中治療室に運ばれていくのを見送って以来の再会だった)

明石(ずっと任務で会いに来られなかった。意識が戻ったと言うのも話を聞いただけだ。今日やっと時間を見つけて提督のお見舞いにこられた)

明石「とりあえず、お見舞いの品は冷蔵庫に入れさせてもらいますね」

明石(という訳でプリンを冷蔵庫にしまわせてもらう。中には他にもお見舞いの品と思わしきものがたくさん入っていた)

明石「まったく、ダメじゃないですか提督。こんなにたくさんの人を心配させて……私も、辛かったんですからね……」スッ ナデナデ

提督「……」

明石「……。……。……ちゅっ」ジッ キョロキョロ

明石(キスした。してしまった。体が先に動いていた。寝顔を見たらしたくなって……気がついたらキスしてた)

明石「っ……はぁ……提督……」キュン

明石(……まあ、いっか。一度タガが外れたらもう止まらなかった。提督の唇に自分の唇を押し付ける)

明石(舌を伸ばして強引に咥内に舌を挿入する。すごい……私、今、提督とディープキスしてる……)
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/12/11(月) 15:42:34.92 ID:ba5XFMYh0
明石「はむぅ……んふぅ……れろれろ……っは。あぁ……提督……好きです……ずっと好きだったんです……」

明石(見ている人は誰もいなかった。おかしい。私はおかしくなってる。けど止められない。だって……気がついてしまったから)

明石(いつ提督が居なくなってもおかしくないと……だから私は……もうこの感情を押さえられない)

明石「んっ……ふぅ……」スッ クニッ

明石(手がスカートの中にのびる。ああ、最近溜まっていたから……我慢できない……指が……動いちゃう……)

明石「提督……提督……!!はぁ……!!」クチュクチュ

明石(ありえないぐらい気持ちよかった。寝ている好きな人の前で、その人を思って自分を慰める……興奮する)

明石(本当は襲ってしまいたいけれど、提督の気持ちが大切だから……だから今はこれで我慢する)

明石「けど……これくらいはいいですよね……?」スッ ゴソゴソ

明石(提督の布団を剥いでズボンと下着を下ろす。露わになった提督の男の象徴に息を呑む)

明石「こ、これが提督の……!!」ゴクリ ツンツン ニギニギ

提督「っ……」ムクムク

明石「えっ……?あっ……大きくなってく……!!」

明石(むせ返る雄の匂い。提督のそれは触っていじればいじるほど大きくなっていった。すごい、こんなに大きくなるんだ……!!)

明石「……あむ」

明石(咥えてみる。雄の味と匂いに蹂躙されちゃう……大丈夫、これぐらいは平気。一線を越えていない……)

明石(子供ができるような行為をしない限りは大丈夫……だから大丈夫……大丈夫なんだ……!!)

明石「んちゅっ……じゅる……れろれろ……ぺろぺろ……」

明石(提督のを咥えて口でしちゃってる……!!イきたい……イっちゃいたい……指……動いちゃう……)

明石「はむぅ……んふっ……にゅるにゅる……」クチュクチュ

響「司令官、来たよ」ガチャッ

暁「ちょっと、まずはノックしなさいよ」

雷「そうよ響。失礼でしょ」

電「ご、ごめんなさいなのです、司令官さん」

↓×1〜3
目撃された明石の反応と心情
明石さんとそう言う関係とは聞いていない。提督は寝てるし明石さんがそういうことしようとしてるんだと思った第六駆逐隊の反応と心情
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/11(月) 15:57:02.20 ID:deFxUIK7o
明石
流石に場を取り繕うとするも、見られて尚淫蕩に耽りたい気持ちは隠せない
下の六駆の提案に二つ返事で了承

六駆
明石の行動に対しやんわりと自重を促すも、最近スキンシップがご無沙汰な為に性欲が首をもたげる
流石に司令官に負担はかけられないので肉布団もとい添い寝を提案
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/11(月) 16:20:46.84 ID:DLWW6Un4O
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/11(月) 16:23:36.81 ID:/RcV+Vsgo
第六駆逐隊「何をしてたの……」ジト目で追求。明石「っ!?あははっ!こっ、これはねっ!そ、そう提督を触診してたのよ!意外と下半身は見落としがちだからね!あぁ〜診察も楽じゃないにゃ〜……」苦しい言い訳をする明石。
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/12/11(月) 20:26:51.68 ID:ba5XFMYh0
響「ごめん、つい……っ!?」ハッ

明石「っ!?んちゅぱっ!!」バッ

明石(いやぁああああああ!!見られた見られた見られた見られた!!もうダメ、私死んじゃう……)

暁「なぁ……!?」

雷「えっ!?」

電「はわわわわ……!!」

明石「あ、こ、こんにちは、皆さん!!どうしたんですか?今、提督の身体を拭いてあげている所でして……」フキフキ

電「袖で口元を拭いながら言ってもあまり説得力がないのです……」

明石「うっ」

響「電、口に出てるよ」

電「は、はわわわわ!!ご、ごめんなさいなのです……」

雷「ここ、病院なのに……」ムスゥ

明石「っ……そ、そうですよね、あはは……」ムラムラムラ

明石(というかもう少しでイけそうだったのに……!!どうしてこのタイミングで……せめてここまでのる前かイった後に来て欲しかった……体が疼く……)

暁「……あ、そうよ。提督に負担をかけるのはダメだけど添い寝くらいならいいんじゃないかしら?」

明石「添い寝?」

雷「な、何言っているのよ!?」

響「明石さん、これ私達からのお見舞いの品です。ここに置いて行くので後で提督に渡しておいてください」

明石「あ、はい。わかりました」

暁「帰るわよ、皆。司令官も寝てるみたいだし、私達にも次の任務が待っているわ」

雷「そりゃそんなに居られない予定だったけど……でもぉ……」

暁「ほら、雷、帰るわよ。お邪魔しました」

電「し、失礼しましたなのです」

明石「い、いえ。次の任務、頑張ってくださいね!!……」

明石(確かに、やっぱ負担かかるよねこれ……私は無言で提督の下半身、特に私の唾液で凄い事になっている所を拭くと下着とズボンを戻す)

明石「お、お邪魔しますね、提督」スッ ゴソゴソ

明石(そしてゆっくりと提督の隣に潜り込んで提督の匂いを堪能しながら事を致すことにした)

明石「提督……提督ぅ……あっは……すごい……気持ちいいよぉ……!!」

明石(一番敏感なそこを弄る。また高まる気分。のってくる体。我慢する必要はない。そのまま限界まで……!!)

明石「んっふぅうううう……!!あぁ……提督……!!」ビクンビクン

明石(絶頂を迎えて、そのまま余韻に浸りつつ汚さないように腰の下に敷いたタオルで指を拭く)

明石(一気に眠気が襲ってきた。任務帰りだからかな?ダメだ、ここで寝ちゃ……でも、暖かくて提督の匂いがして……)



提督「っ……寝てしまっていたか……」

明石「すぅ……すぅ……」

↓×1〜3
明石が隣で寝ていることに対しての提督の反応と心情
215 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/11(月) 20:34:53.64 ID:+CsjnotYo
死を目前にした時生物は己の子孫を残す本能が強まるという…のが真実かどうかはさておき
明石の頭を撫でつつ、何故かやたらとムラムラするのをどうすべきか悶々とする。
216 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/11(月) 20:54:18.91 ID:wPWmSCqB0
なっ!どうして明石が俺のベッドで一緒に寝ているんだ?!状況がわからんが安らかな寝顔だ。それに凄く可愛い。すぐに起こすのは可哀想だ。もう少し寝かせててあげよう……それに俺も明石の体温や匂いで不思議と安心する……
217 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/11(月) 21:01:31.05 ID:deFxUIK7o
216
218 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/12/12(火) 12:31:04.92 ID:zw1eL/Bw0
提督「っ!?なっ、明石……!?ど、どうして俺のベッドで一緒に寝ているんだ?」

提督(状況が分からない。だが、明石の安らか寝顔を見ていたらどうでもよくなった。すぐ起こすのは可哀想だし、もう少し寝かせてあげよう)

明石「すぅ……んん……すぅ……すぅ……」モゾモゾ

提督「っ!!」

提督(寝返りを打った明石が俺に抱き付いてくるような体勢になった。前から思っていたが、明石はすごく可愛い子だ)

提督(明石の体温や匂いで何故か不思議と安心する。聞いた話では、俺の命を繋いでくれたのは明石らしい)

提督(撃たれた後の記憶はないが、無意識のうちにそれを覚えているのかもしれないな。とりあえず、俺は明石の存在を感じつつ本でも読むことにした)



明石「……はっ!?寝てた!?」バッ

提督「うおっ!?び、ビックリした……驚かさないでくれ、明石」ビクッ

明石「っぎゃああああ!!」

提督「っ!?ど、どうしたんだ……!?」

明石「あっ……て、提督……これは……その……」

提督「……?」

明石「勝手に添い寝してしまってすいません……あのですね?決してやましい気持ちは無くてですね?」

提督「ああ。気にしないでくれ、明石。誰かと一緒に居ると安心できるからな。むしろ嬉しかったよ」ニコッ

明石「っ!!う、嬉しかったんですか……?」

提督「ああ」

明石「そ、そうですか……!!」ドキドキ

提督(明石は俺の言葉に嬉しそうに顔を綻ばせると、何かを期待した目で俺を見つめてくる)

提督(他に誰もいない病室。窓の外の空は茜色に染まっていて、部屋の中は薄暗い。……雰囲気があった)

明石「ん……あっ!!じ、時間は!?今何時ですか!?」

提督「っ!!まずいな……もうすぐ六時になる。すまない。すっかり忘れていた」

明石「大変、すぐに拠点に戻らないと……!!」

提督「ああ、届け出ていないと門限は六時だからな。すぐ戻った方が良い。まだ間に合うはずだ)

明石「すいません、提督。騒がしくて……」

提督「片づけはいいよ、明石。俺がやっておく」

明石「っ……すいません。ありがとうございます。では失礼しますね」

提督「ああ、気をつけてな」

提督(カバンや私物らしいタオルを手に明石が慌ただしく部屋を出ていった。門限が煩わしく思ったのは初めてではないが、これほどそう思ったことはそうないな)

提督(とりあえず暇をつぶしながら食事を待つかと思ったところで来客者があった)
219 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/12/12(火) 12:33:04.07 ID:zw1eL/Bw0
暁「失礼するわね、司令官」

電「お邪魔します、司令官さん」

提督「暁、電、よく来てくれた。しかしどうしてこの時間に来れたんだ?」

暁「それはね、じゃーん!!外泊許可証よ!!」

電「その……最近提督さんと一緒に居られていないなと思いまして……今日は司令官さんの所にお泊りできたらなって思ったのです。いいですか?」

提督「なんとまあ!!ああ、もちろんだよ。ありがとう。最近夜はずっと一人だったからな。寂しかったんだ」

暁「安心しなさい、司令官。今日は暁と電が朝までずっと一緒に居てあげますからね」ナデナデ

電「ありがとうございます、司令官さん!!ずっと……ずっと怖くて、寂しかったのです……」ギュッ

提督「すまない……心配をかけたな」ギュッ

提督(思わず二人を抱きしめる。シャンプーの香り。そうか、風呂にはもう入ってきたのか)

提督(その後、一緒に夕食をとった。そして今までの埋め合わせをするように二人とたくさん話して、三人で一緒にベッドで寝た)

提督(病院の一人用のベッドではさすがに子供が二人とはいえ三人で寝ると若干窮屈になる。だが、今はむしろそれが心地よかった)



響「やあ、司令官。今日は私と雷だよ」

雷「司令官……無事で本当に良かった……!!もし司令官が死んじゃったらって思うと夜も寝られなかったわ……!!」ダキッ ギュゥゥ

提督「響、雷、ありがとう。本当に嬉しいよ。心配をかけてしまってすまない」

提督(暁と電が来た翌日、今度は響と雷が来てくれた。二人とも食事を一緒にとって、いろいろなことを話した)

提督「おっと、もうこんな時間か。さて、今日は寝るとしよう」

響「分かった。お休み、司令官」

雷「お休みなさい、司令官」

提督(二人が俺の隣に横になった。俺は電気を消して目を閉じる。こうして大切な子たちと一緒に寝ることのなんと幸せなことか)

提督「……!!」

提督(そのまま眠気に身を任せようと思ったところで二人が同時に俺の手に触れた。恐る恐ると言った感じで伸びてきて、手に触れてきた)

提督(そして手を握ってくる。微笑ましく思ってその手を握り返し、さあ今度こそ寝ようと思ったところで握った手を解かれる)

提督(そしてその手がさらに伸びてくる。俺の下腹部に向かって。察した。この子たちがしようとしていることを)

提督(響と雷は俺のソレを求めている。そして探るように伸びてくる手が俺のソコの上で触れ合った)

響「雷」

雷「響」

提督(お互いが自分も同じことをしていたことを棚に上げて、非難を込めてお互いの名前を呼び合う)
220 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/12/12(火) 12:34:48.01 ID:zw1eL/Bw0
響「そう言う事は提督に負担がかかるから止めようって話したじゃないか」

雷「あら、どの口がそう言っているのかしらね?きっと酷い抜け駆け女だわ」

提督「二人共、喧嘩は止めてくれ」スッ クチッ

響&雷「「あんっ……///」」

提督(俺はそう二人を諫めつつ、手を伸ばして二人のパジャマの下、そして下着の下まで手を伸ばし、秘所に触れる)

提督(意識した瞬間にもう俺のモノは張りつめていた。それほどまでに溜まっていたらしいな)

提督「二人で仲良くやってくれ。どうやらすごく溜まっていたらしい。ここで抜いてもらった方が良さそうだ」

響「う、うん。わかったぁ……!!」ピクッ

雷「任せて。あんっ……すぐに良くしてあげるからぁ……!!」ビクッ

提督(二人の指が俺のモノを掴み、扱き始める。カリの部分を刺激され、鈴口を撫でられ、玉を揉まれる)

提督(俺も二人の秘所を手で責める。スジを撫で、開き、クリを弄び中に指を入れて二人の弱いところをそれぞれ責める)

提督「っ……いいぞ……」

響「司令官……今日は……激しいね……!!」ピクッ ピクッ

雷「あぁ……だめぇ……そんなにされたら……すぐにきちゃう……!!」ビクッ ビクン

提督「っ……もっと激しく……もっと……くぅっ……出すぞっ!!手で受け止めろ!!」ビュルルルルルルルル

響「っぁあ!!やっ、そこはぁ!!あぁ!!」キュゥゥッ ビクンビクン

雷「らめぇ!!そこぐりぐりしちゃらめぇ!!」ビーン ビクンビクン

提督(激しい快感と共にぶちまける。布団の中、片手でしごきつつもう片方の手を俺の亀頭を包むようにした二人の手のひらを穢した)

提督(受け止めきれないものが下腹部に垂れる。それと同時に二人をイかせるためにクリを摘まみつつGスポットを刺激する)

提督(響は足を閉じ体を丸めるようにして絶頂に堪えようとする。逆に雷は体を張ることで耐えようとした)

提督(響と雷の荒い息遣いが防音対策された部屋の中で唯一聞こえる音だった。俺は、指を引き抜く)

響「っ……司令官……相変わらず……すごいね……」

雷「あん……しれいかぁん……すき……だいすきぃ……」

提督(暫く、余韻に浸る。そしてまず響が受け止めた俺の精液を握り込んだ手を布団から引き抜き、舌で精液を舐めとった)

響「んっ……ぺろぺろ……ちゅる……」

提督(すると雷も同じように俺の精液まみれの手を舐め始める。暗い部屋の中、はっきりとは見えない)

雷「れろれろ……あむ……あむあむ……」

提督(だが逆にはっきり見えないからこそいつもとは違う妖艶さがかもしだれていた。二人が再び布団の中に手を入れる)

提督(そして俺の下腹部に垂れた精液を掬いとると、またまたそれを口に含んだ)

提督「美味しくはないだろうに」
221 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/12/12(火) 12:35:56.09 ID:zw1eL/Bw0
響「でも司令官のだから」

雷「こうしてあげたいの。もったいないもの」

提督「そ、そうか」

提督(女にここまで言わせていると言う事実に満足感を覚えた。俺も二人の愛液に濡れた指を舐めると二人の身体に手を回す)

提督(二人が俺の身体に抱き付いてくる。そのまま俺たちは眠りについたのだった)



友提督「よし、ではその資料を運んでおいてくれ。それは処理済みなんだ。俺は作戦会議に出席してくる」

夕雲「分かりました友提督さん。行ってらっしゃい」

夕雲(提督の後を継いだ友提督さんに言われた資料を処理済みの書類を入れる箱に持っていく)

ビュゥ

夕雲「あっ」バサバサ

夕雲(その途中に窓から風が吹き込んできて書類が少し飛ばされてしまう。慌てて書類を拾い集める)

夕雲「しまった……換気しっぱなしだったわね……あらっ」

夕雲(珍しい外泊許可証だわ。これは……暁さんの?どこに言っていたのかしら?気になって少し確認してみる)

夕雲「っ!?提督の病院……!!まさか提督の所に泊まったの……!?っ!!」

夕雲(他の書類を確認する。すると残りの暁型の外泊許可証も発見できた。宿泊場所は、やはり提督の病院だった)

↓×1〜3
他の駆逐艦娘に提督と同衾されたされたかもと思った夕雲の心情と行動

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