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長門「ふにゃぁ〜……」グデー 提督「……本当に下戸なんだな」

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22 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/10/15(日) 10:44:58.38 ID:VuJLIbGQ0
提督「祥鳳……嬉しいよ」ダキッ

祥鳳「っ!!」ビクン

提督「今夜、俺の部屋に来てくれないか?話したいことがある」

祥鳳「こ、今夜ですか……!?もちろんです……!!お伺いします……!!」パァッ



祥鳳「〜♪じゃあ瑞鳳、私行ってくるわね♪」

瑞鳳「んー、行ってらっしゃい」

祥鳳「ありがとね、貴女のおかげで私、幸せになれそう♪」

瑞鳳「祥鳳次第だよ、それは。まあ頑張ってね」

祥鳳「うん、頑張るわ♪ありがとう♪」ガチャ スタスタスタ

瑞鳳「……明日提督のとこ行こ」ムラッ



提督「よく来てくれた、祥鳳」

祥鳳「は、はい、お邪魔します……!!」ドキドキドキ

提督(約束通りの時間に部屋に来た祥鳳は、浴衣に着替えていた。祥鳳らしい清楚な白いい浴衣だ)

提督(とても緊張しているようで動きがぎこちなかった。俺はとりあえず緊張をほぐすために飲み物をだしながら雑談に興じる)

提督(そして祥鳳の緊張が解けたところで……話をすることにした。俺は祥鳳に向き直る。俺の真剣な様子に祥鳳が居住まいを正す)

提督「まず初めに言っておくことがある。俺は、君を好いている。当たり前だ。君のような女性に惹かれないほうがおかしい」

提督「真面目で清楚な大和撫子だが、少し子供っぽくてお転婆な所もある。それが親しみやすさをそえている」

提督「そして戦闘の際には凛々しく、女武者のような戦い様は君に任せておけば大丈夫だという信頼感がある」

提督「それに加えてその美しく整った顔だち。濡羽色の長い髪。引き締まりつつも女性らしい体つき」

提督「そんな君が俺と添い遂げてくれると言うのであれば、これほどうれしく名誉なことは無いよ」

祥鳳「……!!提督……!!」パァッ

提督(祥鳳は感極まったと言うように目を潤ませ笑顔を浮かべる。……陸奥の時のことが頭をよぎる。だが、言わなくては)

提督「だが、君と結ばれる前に話さなくてはいけないことがある。どうか聞いてくれ」

祥鳳「?」

↓×1〜3 例の話を聞いた祥鳳の反応と心境
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/15(日) 11:17:42.28 ID:kZ9fxZv7O
姉妹揃って愛してもらおうと躍起になり、至急瑞鳳を呼び出す
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/15(日) 11:26:40.02 ID:rCpOTLA2O
表向きは平然としているが内面はグチャグチャ
他の艦娘への嫉妬や増悪が芽吹く
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/15(日) 11:31:27.81 ID:IZrrGDAPo
提督はモテるから仕方ないよね?体が疼いて自分から襲っちゃう
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/10/15(日) 20:22:59.74 ID:VuJLIbGQ0
祥鳳「そ、そうですか……」

提督「……ああ、そうなんだ」

提督(俺の話を聞いた祥鳳はさすがにショックを受けたようだった。だが、陸奥の時のように怒りやその類の感情は見えない)

祥鳳「……提督は、人気がありますからね。仕方ないのないことかもしれません。……それに、私も自分で思っていたほど普通じゃなかったみたいです」スクッ シュルシュル

提督「……祥鳳?」

提督(祥鳳はいきなり立ち上がると、何故か浴衣の紐をほどき始めた。あまりにも堂々としているので止めるのを忘れてしまう)

祥鳳「普通の女の子はこういう話を聞いても受け入れられないんじゃないかと思いはするのですが、私は……それよりも……嬉しいんです」ジッ バッ

提督「っ!!」

提督(そしてどこか妖艶な、まるでサキュバスのような妖艶な流し目で俺を見つつ祥鳳が浴衣の前を広げる。その下は、全裸だった)

祥鳳「貴方に抱いてもらえると考えるだけで、私は他のことがどうでも良くて……ですから、提督?」ジッ スタスタスタ

提督(固く張った乳首、内股を伝う滴、祥鳳は明らかにできあがっていた。俺を正視した祥鳳がこちらへ歩み寄ってくる)

祥鳳「私を抱いてください……そして、貴方の寵愛をください。私を……貴方のモノにして……?」ヒシッ サワッ

提督「……ああ、いいだろう」

提督(祥鳳が俺にしなだれかかり、俺の固く張り始めていたモノを撫でる。耳元で囁く祥鳳に、俺はそう答えた)

祥鳳「提督……!!」

提督「祥鳳、脱がしてくれ」

祥鳳「はい……」

提督(俺の言葉に、祥鳳が俺の部屋着に手をかける。ズボンがずり下ろされ、パンツもまた同じようにされる)

提督「……」ビキン

祥鳳「はぅ……すごいですね……///」

提督「舐めろ」

祥鳳「はい……んっ……はむ……」

提督(祥鳳は躊躇うことなく俺のモノに口をつける。この子がこんなに性に貪欲だったとは……世の中、想像できないものだ)

提督(これが他の男に対してだったらただのビッチになるが、俺に対してなのだからそれも魅力の一つとなる)

祥鳳「んちゅ……ぺろぺろ……」

提督「それにしても、キスをねだることもなく俺のを咥え込むとはな、祥鳳」

祥鳳「っ!!ぁ……その……」

提督「気にするな。自分のしたいようにして見ろ。俺は君の全部を受け入れる」

祥鳳「提督……!!愛しています……!!」

提督「ほら、咥えてくれ。調教してやろう」
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/10/15(日) 20:24:21.38 ID:VuJLIbGQ0
提督(俺の言葉に祥鳳が再び俺のモノを頬張る。祥鳳は性に貪欲だったが、しかしやはり経験は無いようだ)

提督(俺はじっくりとフェラのテクを仕込んでいく。舌使いはもちろん、唇の使い方や吸い方まで)

提督(祥鳳は俺の教えをよく理解して吸収していく。どんどんと調教されて行った。無垢な処女を俺の女にしていく満足感)

提督「っ……いいぞ、祥鳳……」

祥鳳「はひ……んはっ……提督……?」

提督「俺の腰に跨るんだ。膝立ちでな」

祥鳳「……!!は、はい……!!」ゾクゾク

提督(俺の言った通りに祥鳳が俺の腰に跨り、膝立ちになる。位置を微調整、モノをもはや前戯の必要が無いほど濡れたそこにあてがう)

提督「フェラしただけでこんなに濡れるとは……君はヘンタイだったんだな?」

祥鳳「っ……そうなのでしょうか……?」ドキドキ

提督「ああ、ヘンタイだ。こんなヘンタイの相手はそうそう務まらないだろうな。安心しろ。俺は全てを受け入れて満足させてやる」

祥鳳「ぁ……!!」キュンキュン

提督(俺の言葉責めから一転、逆に肯定し受け入れる言葉に祥鳳は明らかに幸せを感じているようだった)

提督(基本は普通だが若干マゾの気があるのかもしれないな。俺は祥鳳の腰に手を添え、腰回りと臀部を撫でまわす)

提督「腰を下ろせ。自分で俺に処女を捧げろ」

祥鳳「分かりました……んっ……つぅ……!!」ピトッ ググググッ

提督(祥鳳は言われた通りに腰を下ろす。しかし破瓜の痛みはさすがに祥鳳を躊躇わせたようだ)

提督「ふんっ!!」グイッ グッ

祥鳳「っぁああああ!?」ブツン ズププププ ビクン

提督(そんな祥鳳に、俺は腰に添えた手で祥鳳に腰を下ろさせつつ自らの腰を突き上げる。一気に貫通した)

祥鳳「あぁ……あはぁ……!!」ゾクゾクゾク

提督「その顔、痛みに歪めつつも感じているように綻ばせている。やはり君はマゾだな」

祥鳳「ま、マゾ……?」

提督「普通、自分の好きな男が他の女ともと言うのは、受け入れがたいものだ。他の子たちは、ほとんどが受け入れても最初は怒っていたり嫌がっていた」

提督「だが君は、何もしていないのに濡らすほど興奮していた。恋人が寝取られることに興奮するのかもしれないな。業が深い子だ」

祥鳳「んっ……///」ゾクゾクゾク

提督「言い当てられて悦んでいるな?そういうところだ。では相応しい扱いをしてやろう」グッ グッ グッ

祥鳳「あぁ!!つぅ!!あっ!!あぁん!!んはぁ!!」ピクンピクン

提督(対面座位で腰を振る。祥鳳をまるでオナホのように扱った。相手のことは考えないただ自分が気持ちよくなることだけを考えた腰振り)

提督(祥鳳の嬌声が響く。押し付けられる柔らかな胸の感覚。祥鳳が俺の身体に手を回し、強く抱きしめる)

提督(それは俺の温もりを求める女の本能か、あるいは痛みを和らげようとする生き物としての本能か)
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/10/15(日) 20:26:12.92 ID:VuJLIbGQ0
提督(だが、その行動が俺の腰ふりを阻害することはなかった。押し付け、ぐりぐりと腰を動かすと伝わる快感)

提督(祥鳳の中の媚肉が俺のモノを嬲る。膣圧に襞の1つ1つが分かる程押しつぶされ、その襞が裏スジや亀頭、カリに快感を与える)

提督(高まる射精感、構わず俺は中にぶちまけるように祥鳳の身体を押さえつけ、腰を振った)

提督「っ……いくぞ、祥鳳!!」グッ ビュルルルルルルルル

祥鳳「ああああっ!!来てる!!熱いのがたくさん……!!んはぁああああああ!!」ゾクゾクゾク ビクンビクン

提督(祥鳳の中で果てる。それとほぼ同時に、中に出されたと言う事実に絶頂を迎える祥鳳)

提督(その快感に背を反らそうとする祥鳳の身体をがっちりと抑え込んだ。腕の中で悶える祥鳳)

提督(祥鳳の中が俺の精液を搾り取るように蠕動していた。座位で深く挿入しているために、なすすべもなく絞られる)

提督(素晴らしい快感だった。やがて、脱力する俺と祥鳳。至近距離で見つめ合い、祥鳳がキスをねだるように目を閉じ、顎を上げる)

提督「……」グイッ

祥鳳「あん!!て、提督……?」

提督(俺は、そんな祥鳳を体の上からどかす。俺の隣に座り込む形となった祥鳳が俺を少し寂しそうに見つめた)

提督(俺は、クローゼットの所まで行き中からベルトを持てるだけ取り出す。そして不思議そうに俺を見つめる祥鳳の所まで戻った)

提督「……」スッ

祥鳳「て、提督……!?何をするのですか……!?」

提督(そしてベルトで祥鳳を拘束する。足首、手はもちろん、太腿も縛り、腕が動かせないように腰や腹に腕を縛った)

提督(祥鳳はされるがままに拘束された。身動きが取れなくなった祥鳳は不安そうに俺を窺う)

祥鳳「て、提督……?」

提督「瑞鳳、入って来い」

祥鳳「っ!?」

瑞鳳「……やっぱり気がつかれてた?」ギィ

提督「ああ。気がつかないとでも思っていたか?」

瑞鳳「思わなきゃやろうと思わないよ」

提督「そうか」

提督(瑞鳳は、祥鳳が俺にフェラし始めたあたりから俺たちを覗いていた。少しだけドアを開いてな)

提督(それ以前から音は聞いていたのだろう。何かに集中していると案外ばれないこともあるが、さすがに俺は気がついた。来るような気がしていたのもあるが)

提督(部屋に入ってくる瑞鳳に、目を丸くして驚く祥鳳。そして、全てを察したようだった)
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/10/15(日) 20:27:21.65 ID:VuJLIbGQ0
祥鳳「瑞鳳……貴女も提督と……?」

瑞鳳「うん。インド洋の時からね」

祥鳳「インド洋……そんな前から……!!」

提督(驚愕する祥鳳。俺は、そんな祥鳳の前で瑞鳳を抱き寄せると、キスした)

瑞鳳「んっ……!!ふぅ……れろれろ……」

祥鳳「っ!!」ゾクン

提督「っ……さて、祥鳳……俺はこれから瑞鳳を抱く。そこで見ていてくれ。なあ、瑞鳳?」

祥鳳「っ!?」

瑞鳳「ぁ……うん、そうだね。ごめんね、祥鳳。提督、貰っちゃうね?」

祥鳳「ず、瑞鳳……!!提督……!!」



瑞鳳「あっ!!あんっ!!あんっ!!あんっ!!あぁ〜〜〜!!」ズッチュズッチュズッチュ

提督「いいぞ、瑞鳳……!!いい締まりだ……!!愛しているぞ!!」

祥鳳「はぁ……はぁ……はぁ……!!」ゾクゾクゾク

瑞鳳「わ、私もぉ!!私も愛してる!!大好き!!大好きなのぉ!!」ビクンビクン

提督「っ……瑞鳳……!!」バチュン ビュルルルルルルルル

瑞鳳「っぁあああああああ!!」ビクンビクン

祥鳳「っ!!あぁ……そんな……!!んくぅ!!」キュンキュン ビクン

提督(バックで瑞鳳を責め、限界を迎えた。俺は瑞鳳に後ろからのしかかるようにしてその小柄な体に覆いかぶさる)

提督(そして抱きしめる。それを……目を見開き、頬を染めた絶望と快感の入り混じった表情で見つめている祥鳳)

提督「瑞鳳……んっ」

瑞鳳「はぁ……はぁ……んっ……んちゅっ……すきぃ……はむぅ……」

祥鳳「……」

提督(そんな祥鳳に見せつけるように瑞鳳と濃厚なキスを交わす。唇を離し、蕩けた表情の瑞鳳を撫でモノを引き抜く)

提督「っ……」ズルッ

瑞鳳「あん……」ドロッ

提督(声をあげる瑞鳳。その秘所から漏れだす白濁液。俺は、祥鳳の方に向き直った)

祥鳳「……」

提督「祥鳳……どうして笑っているんだ?」

祥鳳「えっ……?っ!!」ハッ

提督(祥鳳は、俺の言葉に初めて自分が笑みを浮かべていたことに気がついたようだった。俺は、祥鳳に近づく)

提督「目の前で好きな男が他の女を抱いているのを見せつけられたのに笑顔を浮かべてこんなにはしたなく濡らしているとはな」スッ クチュクチュ

祥鳳「ぁ……」

提督「さあ、君の番だ。安心しろ。俺は君の全てを受け入れるよ。祥鳳」

祥鳳「提督……!!」
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/10/15(日) 20:29:47.95 ID:VuJLIbGQ0


提督「進捗はどうだ?」

大和「問題ありません、順調です」

提督(祥鳳とのことがあった三日後、我々はかねてより予定されていた視察に来るイギリスの高官による閲兵の準備を行っていた)

提督「わかった。いよいよ明日だ。既に高官は王立海軍の援軍と共に到着している。街中で会う事があるかもしれない」

提督「その時には帝国海軍として恥ずかしくない礼節を以てして挨拶するように通達しておいてくれ」

大和「分かりました」

提督(秘書艦の大和に指示を出す。大和はつい昨日帰還したばかりなのに暇を見つけて秘書艦をしてくれているのだ。ありがたい限りだった)

提督「ではイギリス側との打ち合わせに行ってくる。後は頼んだぞ、大和」

大和「お任せください、提督」ニコッ

提督「ではな」

大和「行ってらっしゃいませ。……あぁ、正装の提督もカッコいい///」ポッ



提督「……!!ウォースパイト!!」

ウォースパイト「っ!!Admiral……ごきげんよう」

提督「ああ、こんにちは。その……久しぶりだな」

ウォースパイト「ええ、そうね。ずっと出撃が続いていたから」

提督「そうか……これからちょうど打ち合わせなんだが……終わった後、話がしたい」

ウォースパイト「そう……そうね。いいわ、私は今日休みなの。終わったら……私の部屋に来て」ニコッ

提督「……!!ああ、もちろん!!行くよ!!」ニコッ

ウォースパイト「待ってるわ。打ち合わせ頑張ってね。また後で」

提督「ありがとう。また後で」

ウォースパイト「……。いつまでも避けているわけにはいかないものね」フリフリ ボソリ

ウォースパイト(どんなに気が進まなくても、私はあの人から永遠に逃げ続けることはできない。したくない)

ウォースパイト(どんな結末になるとしても、私は向き合わなくてはならない。とりあえず、お茶菓子でも買いに行きましょうか)
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/10/15(日) 20:33:40.91 ID:VuJLIbGQ0


イギリス軍艦娘「化粧水は売っていないの?乳液は?売ってる?どこで?」

イギリス軍艦娘「なんてことなの!?私はアールグレイしか飲まないのに!!売り切れですって!?」

ワイワイガヤガヤ

ザラ「イギリスの艦娘が増えたね」

ポーラ「なんでも偉い人が来るらしいですよぉ〜」

ザラ「へぇ……そうなんだ」

ポーラ「はい〜提督がそう言っていましたぁ〜」

ザラ「そんな事私達に話しちゃっていいのかな?一応イタリアの捕虜よね?」

ポーラ「お酒が入っていましたからぁ〜それぐらい私達のことを信頼しているんでしょうねぇ〜」

ザラ「そっか。……早く買い物を終わらせて帰ろう」

ポーラ「そうですねぇ〜」

イギリス軍駆逐艦娘「You, Zara and Pola, right(お前ら、ザラとポーラだな)?」

ザラ「っ!?」バッ

ポーラ「っ!?」バッ

ザラ(いきなり背後から英語で名前を呼ばれる……変装しているのにバレた!?しかも、恐らくイギリス人に!!)

イギリス軍駆逐艦娘「I never forget your faces(その顔忘れない)……変装しても無駄だ!!私はお前たちを見たことがある!!国王陛下の戴冠記念観艦式でな!!」

ザラ「わ、私達は……」

ポーラ「……!!」

ポーラ(誤魔化すのは無理……失敗でしたぁ……イギリス人が増えている間は買い物になんて行かなければ良かった……)

イギリス軍駆逐艦娘「この悪魔め!!穢らわしい魔女め!!よくも……っ……よくも私の姉妹たちを……!!死ね!!」ポロポロ チャキッ

ザラ「っ!!」

ポーラ「っ!?」

ザラ(イギリス人が、銃を向ける。私に。怒りと悲しみが渦巻く瞳で私を睨みつけながら。ああ、その瞳は知っていると思った)

ザラ(私がウォースパイトに向けていたような、絶対に赦せない相手を睨みつける時の目だ)

ウォースパイト「Stop(止めなさい)!!」ドンッ

ザラ「きゃっ!?」ドサッ

イギリス軍駆逐艦娘「っ!?」ダンッ

ウォースパイト「っ」ドサリ

ポーラ「えっ」

ポーラ(状況を把握できませんでした。殺されると思う暇もありませんでした。銃を向けられたと思った瞬間、ザラ姉様が突き飛ばされて倒れる)

ポーラ(それと同時に銃声。走り込んでザラ姉様を突き飛ばして助けて、代わりに撃たれて紅い鮮血を散らしながら倒れたのは……ウォースパイトでした)
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/10/15(日) 20:36:12.78 ID:VuJLIbGQ0
イギリス軍重巡娘「No!!Oh my God!!Warspite!!」ダッ

イギリス軍駆逐艦娘「そ、そんな……っ!!」チャキッ

ポーラ「っ!!」

イギリス軍艦娘「止めろ!!何をしているんだ!!」バッ

イギリス軍駆逐艦娘「っ!!離せ!!」

イギリス軍艦娘「銃を渡しなさい!!渡せ!!」グイッ

イギリス軍駆逐艦娘「返せ!!っ!!止めろ!!離せ!!私はこいつらを殺さなくちゃいけないんだ!!」

イギリス軍重巡娘「なんということだ……!!ウォースパイト!!しっかりしてください!!っ!!衛生兵は居ないか!?」



提督「銃声!?」

日本軍将校「何事だ!?」

日本兵「分かりません……工作員でしょうか?」

提督(イギリス軍の高官と食事に出かける途中、市場の方から銃声が響いた。次いで悲鳴、怒号。群衆が走って逃げている)

イギリス軍重巡娘「No!!Oh my God!!Warspite!!」

提督「っ!?」

提督(ウォースパイト。そう聞こえた気がした。嫌な予感がする。俺は車を飛び降り、銃声のした方向へと駆け出す)

日本軍将校「提督!?危険です!!戻ってください!!」

提督(同乗していた将校の制止の声も気にせず、群衆の流れに逆らって走っていく。どうか杞憂であってくれ!!)



イギリス軍衛生兵「脚をあげさせろ!!押さえろ!!押さえるんだ!!強く!!もっと強く!!」

イギリス軍艦娘「サルファ剤は!?サルファ剤を!!早く!!かけろ!!かけるんだ!!」

ウォースパイト「ごほっ!!ごほっ!!っ……」

イギリス軍重巡娘「あぁ、ウォースパイト……!!しっかりして下さい!!」

イギリス軍艦娘「モルヒネよ!!うつわよ、いいわね!?……よし、うったわ!!」グッ

イギリス軍艦娘「車は!?早く呼んできてください!!」

ザラ「な……なんで……」

ポーラ「……」

イギリス軍駆逐艦娘「っ……ウォースパイト!!何故邪魔したのですか!?そいつらがしたことを忘れたのですか!?」キッ

ザラ&ポーラ「「っ!!」」ビクッ
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/10/15(日) 20:38:34.12 ID:VuJLIbGQ0
イギリス軍駆逐艦娘「そいつらは私の姉妹を殺したんですよ!?皆、貴女の部下だった!!ウォースパイト!!貴女の部下だった!!」

イギリス軍駆逐艦娘「私の姉妹たちは貴女の下で戦えることを喜び、光栄に思っていた!!なのにどうして!?」

イギリス軍駆逐艦娘「どうして貴女がそいつらを庇うのですか!?そのクソッタレのイタ公をどうして貴女が庇うのですか!?」

イギリス軍駆逐艦娘「貴女はそいつに殺された部下たちのことを、私の姉妹たちのことを忘れてしまったのですか!?ウォースパイト!!答えてください!!」

ウォースパイト「っ……これは……げほっ……戦争なの……誰も殺したくて殺しているんじゃないのよ……げほっげほっ」

イギリス軍駆逐艦娘「っ!!」

イギリス軍重巡娘「ウォースパイト!!喋らないでください!!っ!!車はまだか!?」

ウォースパイト「貴女には……迷惑をかけたわね……ごめんなさい……いままでありがとう……」

イギリス軍重巡娘「あぁ、そんな……!!今そのようなことを言わないで下さい!!大丈夫です!!出血はそれほど多くありません!!」

イギリス軍衛生兵「すぐに車が来る!!助かるぞ!!気を強く持て、艦娘!!」

ウォースパイト「わかった……」



ザラ「……」

ポーラ「……」

提督「ザラ!!ポーラ!!」

提督(ようやく騒動の中心に到着する。そこに居たのは呆然としているザラとポーラ。たくさんのイギリス軍の艦娘や兵士。そして……)

ウォースパイト「……」グッタリ

提督(血だまりの真ん中で血を流して倒れているウォースパイトだった……頭の中が真っ白になる。背筋がぞわりとした)

提督「ウォースパイト!!」タッタッタッタッタッ

イギリス兵「止まれ!!何者だ!!」

提督「日本軍の者だ!!そこをどけ二等兵!!」

提督(周辺を警戒しているイギリス兵に怒鳴りつけ、ウォースパイトのもとに向かう。ウォースパイトは大量に出血しているように見えた)

ウォースパイト「Admiral……」

提督「そんな……ウォースパイト……」ジワァ

提督(ようやくウォースパイトのもとに辿りつくが、周りはイギリス軍の艦娘達が取り囲んでおりすぐそばに行くことはできない)

提督(ウォースパイトは俺に気がつくと力なく俺を見つめる。その顔は青白く、血の気が無かった。出血は……)

提督(俺が見る限り、ソ連での経験からして助からない傷ではないと思う。だがすぐに処置しなくてはならないだろう)

提督(しかし病院までどうウォースパイトを運べばいいのか……歩いて行くのは論外だ。早急に車が必要だった)
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/10/15(日) 20:42:48.69 ID:VuJLIbGQ0
ウォースパイト「ごめんなさい……げほっ……この後話をする予定だったけど……こほっ……無理そうね……」ニコッ

提督「っ……とりあえずまた今度にしよう……」ニコッ

提督(何でもないように微笑むウォースパイト。しかしその口からは血が垂れている。俺はなんとか微笑んで見せた)

ウォースパイト「本当にごめんなさい、Admiral……私は愚かだった……好きよ……永遠に愛しているわ」ジッ

「「「「!?」」」」

提督(ウォースパイトが愛を伝えてくれる。イギリスの艦娘の一人がどいてくれた。俺は正装が血に汚れるのも構わず膝をつく。ウォースパイトの頬に手を添えた)

提督「っ……俺も君を愛しているよ……!!」ポロポロポロ

ウォースパイト「私、今幸せよ……死んでもいいくらい……My knight, 私を重荷にしないで……他の人を見つけることを躊躇わないでね……?」スッ ナデナデ

提督(ウォースパイトが血に汚れた手で俺の頬に触れた。震える手は力弱く、俺はその手を取って自らの頬にあてる)

提督「馬鹿なことを言うな……!!死ぬみたいなことを言わないでくれ!!」ギュッ

ウォースパイト「……」グッタリ

提督(ウォースパイトが目を閉じる。手から力が抜けた。恐怖に飲み込まれる感覚、俺はウォースパイトに呼びかける)

提督「ウォースパイト!?っ!!ウォースパイト!!」

提督(無意識のうちに鼓動を確認する。弱々しいが鼓動があった。まだ死んではいない。だがこのままでは本当に……!!)

イギリス軍衛生兵「っ!!車はまだ来ないのか!?」

日本軍将校「提督!!どうされたのですか!?」

提督「っ!!」

提督(俺を追ってきたのだろう。将校と運転手の上等兵が車ですぐそこまで来ていた。全員がそちらを向く)

提督(銃声が聞こえたために、多少遅れようとも武器や応急処置用品を積んだ車を降りずに来たのだ。それが今回、吉と出た)

提督「大佐!!重傷者だ!!至急病院まで運ぶぞ!!」

イギリス軍衛生兵「担架に乗せろ!!ゆっくりだぞ!!」

イギリス軍重巡娘「持ち上げろ!!スリーカウントだ!!3!!2!!1!!Go!!」

日本軍将校「っ!?よ、よく分かりませんが分かりました!!上等兵、病院までの道は分かるか!?」

日本兵「ええ、分かります!!」

提督(イギリス人たちがウォースパイトを車に乗せる。が、イギリス軍の衛生兵やら艦娘やらが乗り込んで俺の乗る場所がなかった)

イギリス軍重巡娘「出せ!!早く!!」

提督「っ!!行ってくれ!!ウォースパイトを頼んだぞ!!」

日本軍将校「了解です!!行ってくれ!!」

日本兵「出発します!!」

提督「ウォースパイト……っ……」ギュッ

ザラ「……」

ポーラ「……」

↓×1〜3 ウォースパイトが向けていたような一応は取り繕っていた殺意ではなく、姉妹艦を殺された艦娘の純粋なむき出しの敵意と殺意、復讐心を向けられたことに対するザラとポーラの心境
及びそれによって殺されそうになるも、ウォースパイトに庇われ、その結果ウォースパイトが生死を彷徨っているという一連の流れ受けてザラとポーラの心境と行動をそれぞれ
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/15(日) 21:10:34.31 ID:IZrrGDAPo
何よ……何なのよ……!!ザラやポーラ達の戦友だっていっぱい殺されたんだからね!……でもあいつは前に土下座して謝って今度はザラ達を庇って……あいつがザラ達にしたこと絶対に許せない!……けどあいつが庇ってくれなきゃ死んでた……何も考えられない……!とにかく提督にウォースパイトが撃たれた経緯を説明
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/15(日) 21:25:51.88 ID:J/UQrXOwo
ザラ >>35
ポーラ ウォースパイトの血が流れた床を見て、イタリアの戦友達が戦闘で傷ついていた光景や、イギリスの艦娘達の断末魔を思い出し涙をこぼし始める。
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/15(日) 21:30:26.44 ID:aqeZ0hm8o
両者共に思考停止
涙が止めどなく続くがこの感情がなんなのか、理解が追い付かない
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/10/16(月) 11:42:33.88 ID:IS97Lg760
ポーラ「血……紅い……紅い……」ジッ

ポーラ『しっかりしてください!!大丈夫ですよぅ!!』

イタリア軍艦娘『はっ……はっ……か……家族に……げほっ!!家族にこの手紙を……!!Per favore(お願い)……ポーラ……!!』スッ フルフルフル

ポーラ『っ……自分で渡して下さい……!!衛生兵!!衛生兵!!』

ポーラ「……」

イギリス軍艦娘『あうっ!?っ!!Help!!誰か!!大破した!!助けて!!』ドガァン

ポーラ『Colpo efficace(命中弾)!!逃がさない!!止め!!』キッ ドゴォン

イギリス軍艦娘『Noooooo!!Mumっ!!(いやぁああああ!!ママぁっ!!)』バッ ドガァン

ポーラ『Benissimo(良し)!!どう!?まだやりますかぁ……!?』

イギリス軍艦娘『』ドクドク プカプカ

ポーラ『っ!!ライム女め……いい気味!!タラントの復讐ですぅ……!!』ニタァ

ポーラ「……っ」ジワァ ツゥー

提督「っ……何があったか説明してくれるか、ザラ、ポーラ?」

ザラ「……っ!!なんであいつ……!!もう嫌!!どうして私達だけが悪いみたいに思われるの……!!ザラの仲間だっていっぱい殺されてる!!」

ザラ「なのにウォースパイトもその子も皆ザラだけが悪いみたいに……!!っ!!どうしてウォースパイトは私を……!!」

ザラ「あんな酷いことしたのに!!なんで助けたの!?どうして謝ったの!?意味わかんない!!」

提督「落ち着いてくれ、ザラ。何があったんだ?」ギュッ

ザラ「っ!!ポーラと買い物に来たら、あのイギリスの駆逐艦娘が姉妹の仇って……私たちを撃とうとして……」

ザラ「そこにウォースパイトが走ってきて……わたしを突き飛ばして代わりに撃たれて……!!」

ザラ「あいつのせいでザラは!!っ……けど……あいつが助けてくれなかったら……死んでた……もういやぁ……何も考えられない……」

↓×1〜3 提督の心境と行動
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/16(月) 12:40:18.30 ID:Kt/klTSXo
ウォースパイト……君って奴は……!頼む!生きててくれ……!ザラとポーラを拠点に送ってから自分はウォースパイトが運ばれた病院へ
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/16(月) 13:07:05.89 ID:bQ8Jj/lIO
ザラ、ポーラをそれぞれ強く抱き締める
気持ちが落ち着いてから、ウォースパイトの行動の理由をゆっくり考えるように伝える
自身はウォースパイトのもとへ走る
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/16(月) 14:11:19.16 ID:sw/AnaLkO
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/10/16(月) 17:16:58.60 ID:IS97Lg760
提督「そうか……二人共、無事でよかった」ギュッ

ザラ「っ!!提督……提督……!!」ギュッ

ポーラ「うぅ……ううぅ……!!」ギュッ

提督(俺は二人を抱きしめる。二人は俺を強く抱きしめ返してきた。もう少しそうしていたかったが、ここに居ては良くない)

提督「とりあえず……家に帰ろう……」

ザラ「うん……」

ポーラ「……」コクリ

提督(二人を連れてこの場を離れる。方々へ事情を連絡しながら歩き、途中で車を借りることができた。家に向かって運転しながら二人に話しかける)

提督「ザラ、ポーラ……」

ザラ「……何?」

ポーラ「……何ですかぁ?」

提督「……ゆっくりでいい。無理はしなくていい。だが……どうかウォースパイトの行動の理由を考えてみてくれ」

ザラ&ポーラ「「……」」

提督(暫く、無言の時間が続く。帝国海軍司令部に着き、二人を下ろした。二人共疲れているようだった)

提督「では、俺はウォースパイトの所に行ってくる。家で待っていてくれ」

ザラ「分かった……」

ポーラ「はい〜……」



提督(ウォースパイトは意識不明だった。だが医者の話では命は助かる見込みとのことだ)

提督(しかし暫くは絶対安静で面会謝絶らしい。俺は、面会を諦めて病院を後にするしかなかった)

提督(高官には病院で食事に行けなかったことの謝罪ができた。俺は午後の執務に戻るべく司令部へと蜻蛉返りすることになった)

提督「今戻った。ありがとうな大和」

大和「お帰りなさいませ、提……と……く……」バサッ

↓×1〜3 提督LOVEであることを踏まえて、乾いてはいるが血まみで頬にも乾いた血がこびりついている提督に対する大和の反応
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/16(月) 17:37:35.83 ID:I99AVAhxo
お顔が大変なことになっていますよ、と冷静に指摘
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/16(月) 17:44:21.15 ID:Kt/klTSXo
一体どうなさったんですか?!まさかどこかお怪我を……?!動揺してアタフタ
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/16(月) 17:46:58.91 ID:0dQHwgMTo
マジギレ戦闘態勢になりつつ何があったのかお淑やかに聞く
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/10/16(月) 20:42:49.42 ID:IS97Lg760
提督「大和?」

大和「……」ブワッ

提督「!?」

提督(や、大和の髪が逆立つ。そして何か恐ろしい雰囲気を纏った。目の前に居る子が戦闘力世界一の座を争う戦艦娘であることを改めて思い出す)

提督(大和は、あくまで冷静を保っているように見えた。しかしその内心は逆鱗に触れられた竜の如く怒り狂っていることが丸わかりだ)

大和「……どうされたのですか?血で汚れています。いったい何があったのですか?誰がそのようなことをしたのですか?」ドドドド ジッ

提督「っ!!しまった……すっかり忘れていた……大和、大丈夫だ。これは俺の血じゃないんだ」

提督(大和に何が起きたのか説明する。もちろん、言わなくていい事は言わずに。それを聞いた大和は、ひとまず怒りが収まったようだ)

提督(先ほどのあれが勘違いだったのではないかと思うほど一瞬で元の大和撫子に戻った。痛ましそうに顔を歪める)

大和「そうでしたか……ウォースパイトさんの一刻も早い回復を祈るばかりです……」

提督「そうだな……とりあえず、少し体を流してくる。もう少しだけ頼めるか?」

大和「お任せください、提督」ニコッ

提督(惚れ惚れする様な微笑みでそう返してくれる大和。何と甲斐甲斐しく心優しい子なのだろうか)

提督「ありがとう、大和」ニコッ



不知火「起立、礼、着席。これより陽炎型裁判を開始します。なお、話に関わり合いのない早潮と夏潮は欠席です」

不知火「では被告人、陽炎型十一番艦、浦風。及び陽炎型十三番艦、浜風。間違いありませんね?」

浦風「とりあえずこの縄解いて欲しいんじゃけど……」

浜風「そうだ、これは酷い横暴だ。異議を申し立てるぞ」

不知火「拒否します。本人で間違いありませんね?では罪状認否です。検察官、天津風。お願いします」

天津風「分かったわ。被告人、浦風及び浜風は某月某日某所にて……卑劣にも司令と体の関係になるという抜け駆け行為をしたものである……!!」

不知火「ありがとうございます。では被告人浦風、浜風。貴方には黙秘権があります。黙秘権については説明するまでもありませんね?」

不知火「では確認します。検察官の言った事に間違いはありませんね?」

浦風「……」

浜風「……」

不知火「黙秘、ですか……では検察官。冒頭陳述をお願いします」

天津風「任せて。被告人浦風及び浜風は去る某月某日、他の姉妹たちが堪え難きを耐え忍び難きを忍び提督の返事を待っている中……」

天津風「は、はしたなくも司令官に……夜這いを仕掛けて……強引に……か、体の関係になったものである……!!」ギリッ
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/10/16(月) 20:46:08.08 ID:IS97Lg760
不知火「分かりました。では検察官は立証してください」

天津風「はい。証拠は、被告人浦風及び浜風の自白よ。両被告は昨日の早潮と夏潮以外の陽炎型で行われた提督はいつ返事してくれるんだろう会議」

天津風「その後の飲み会で酒に酔ってこのことを声高に自慢したものである……!!証人はここに居る全員よ!!」

不知火「証拠として認めます。では弁護人、黒潮。弁護側の立証を」

黒潮「はい。と言うてもな……ともかく、これは浦風と浜風の自白以外の証拠があらへんよね?」

黒潮「被告人に質問するで?二人は自白したとされる時、酷く酔っていたと思うんやけどどうかなって」

浦風「事実かどうかはともかく、素面でそんな事言わんて」

浜風「同感だ。私達は全員酔っていた。それはここに居る全員が分かっていることだろう」

不知火「黙りなさい。余計な発言は許可されていません。……ですが、よろしい。被告人は酔っていた。検察側は異議がありますか?」

天津風「……無いわ」

不知火「分かりました。では認めましょう。被告人は酔っていた。それで、それがどうしたと言うのですか?」

黒潮「よっしゃ!!ほなら言うけど酔っていたなら被告人の自白内容に対する信憑性に疑問があるやろ」

不知火「なるほど。つまり黒潮、貴女はこの二人がなんとも痛くて微笑ましいことにありもしない提督との関係をでっちあげていたと言いたいのですね」

黒潮「言い方に悪意があると思うけど、まあつまりはそう言う事やな。弁護側は被告人の無実を主張するで!!」

浦風「……」

浜風「……」

不知火「何ですかその顔は?いたく不満そうですね。貴女方は裏切りを認めるのですか?それともただの痛い子なのですか?」

浦風「……」プイッ

浜風「……」プイッ

不知火「ほぅ……裁判官の心証を悪くしない方が身のためですよ?どちらにせよ、手遅れですが。論告の時間です」

天津風「検察側としてはどちらにせよ被告人は有罪と主張するわ!!卑劣な抜け駆けには報いを!!罪には罰よ!!」

黒潮「弁護側の主張は無罪や!!というか考えてみいや!!司令はんがそないなことするかいな!?」

天津風「フカシでも言語道断よ!!していい事と悪い事があるわ!!これは明らかにギルティよ!!」

黒潮「それはもはや私的な報復や!!それを認めたらもう何でもありになるで!!それでホンマに良いんか!?」

不知火「静粛に!!……では、被告人の意見陳述です。これで審理を終えますが、最後に何か言いたいことはありますか?」

浦風「……」

浜風「……」

不知火「よろしい。では裁判長。判決の言い渡しを」

陽炎「うーん……」

↓×1〜3 判決内容
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/16(月) 20:55:40.90 ID:aSREvOjSO
有罪
司令官と接触するときは2人の陽炎型をつける
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/16(月) 21:02:21.98 ID:I99AVAhxo
無罪
今から全員で司令官と関係を持てばよし
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/16(月) 21:03:35.57 ID:mM7hT1g8o
うらやまけしからん罪により30分間くすぐりの刑
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/10/16(月) 22:17:27.19 ID:IS97Lg760
陽炎「ここは無罪で」

浦風「!!」

浜風「!!」

黒潮「っしゃ!!」グッ

天津風「異議あり!!」

不知火「裁判長……!?」

ザワザワ ザワザワ

陽炎(私の無罪判決に被告人が驚いたように顔を上げ、黒潮がガッツポーズ。天津風が抗議の声をあげ、不知火が驚愕に目を見開く)

陽炎(傍聴席で裁判を見ていた親潮たち傍聴人たちがざわめいた。私は、判決理由を述べる)

陽炎「司令官が一気に二人と関係持ったりするわけないし。これはまあ、完璧なフカシじゃないにしろせいぜい抱きしめられたとか一緒に寝た程度だったと判断するわ」

天津風「異議あり!!異議あり!!あの話生々しかったもん!!浦風が咥えたとか浜風が挟んだとか!!」

不知火「天津風に賛成です。裁判長の判断には疑問が残ります。これは明らかに有罪の事案では?」

黒潮「もう判決は下ったんや!!大人しく判決を受け入れたらどうなん?それが道理やないの?」

天津風「異議ありったら異議あり!!絶対に認めないんだからぁ!!」

親潮「あの……私も異議ありです!!」

磯風「そうだな、納得できない所がある」

嵐「いや、裁判長の言う通りだろ。司令がそんな事するとは思えねえよ」

野分「確かに。司令はそんな人じゃない」

ワーワーギャーギャー

陽炎「はぁ……やっぱこうなるか……」

陽炎(会議は踊る……いや、裁判は踊るか。無罪派と有罪派が口論を開始する。もう滅茶苦茶だわ。どうにか収拾しないと……)

陽炎「よし、分かった!!こうなったら司令と話をしに行きましょ!!真相を聞きに行くのよ!!」

「「「「!!」」」」

陽炎「何もないならそれでよし!!ついでに返事を聞ければなお良し!!もし二人としてたりするなら……今から全員で司令と関係を持てば良しよ!!」

陽炎(まあ、そんな訳ないけどね。まさか司令が一気に二人もそう言う関係になるなんてしているわけないもの)



提督「という訳だ。話をするのが遅れて申し訳ない。もし君たちがこの話を聞いてまだ俺のことを想ってくれているのなら、俺は我慢するのを止めるよ」

陽炎「……!!」

↓×1〜3 
例の話を聞いた陽炎型の心境と反応
特に強調したい子が居れば名前をあげて
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/16(月) 22:42:50.19 ID:I99AVAhxo
雪風
じゃあこれで晴れて皆でしれぇの側にいられますねと無垢な笑顔で提督に抱き付く

親潮
モジモジしながら抱き付いて消え入りそうな小声で愛していますと告白

天津風、不知火
もう待てない、私の体の全てを貴方で満たしてと真っ赤になりながら告白してキス

陽炎
言い出しっぺだし、有言実行しちゃおうということで率先して皆提督のお嫁さんになりたいとぶっちゃけ、もじもじする他の娘の迷いに発破をかける

他の陽炎型も雪風、親潮、天津風、不知火、陽炎に続いて提督に雪崩れ込む
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/16(月) 22:55:16.00 ID:z+Cgw3S1O
52
秋雲
新刊はハーレムものに変更しようと躍起

黒潮
あの神通と那珂をも虜にしたこと、白露型を8人斬りしたことに驚愕し思考停止
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/16(月) 22:57:33.45 ID:z+Cgw3S1O
途中送信しちゃった

思考停止するも、内なる性欲には勝てない

ぜかましも入れたげて欲しい
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/16(月) 23:40:31.90 ID:5+hFrmE1O
ここで00きちゃうか
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/18(水) 16:03:54.80 ID:ElIvrZTro
白露たちに続く、倍近くの17人斬りに挑む絶倫提督の運命やいかに
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/10/18(水) 16:49:38.65 ID:nHmQ8L/C0
陽炎(まさかそんな……けどやりたい放題女の子喰いまくり放題とかそう言う訳じゃないみたいだし……)

雪風「正直よく分かりませんでした……どういうことですか?」

嵐「……提督が他の子とも仲良くするのを我慢できれば、提督に愛してもらえるってことだよ」

雪風「他の子とも?じゃあこれで晴れて皆でしれぇの側にいられますね!」ニコッ

「「「「!!」」」」

提督「それは、皆次第だ。だが、俺は君たちのことが好きだよ。もし受け入れてくれるのなら、幸せにできるよう全力を尽くす」

初風「でも……そんなの……まるでハーレムじゃない……」

親潮「ぁ……っ……そ、それでも親潮は……司令が……すき……です……あいして……ます……」モジモジ

秋雲「こ、今度の新刊は……ハーレムものにしよう……」

黒潮「あの神通はんと那珂ちゃんまでも……というか白露型の連中八人斬りかいな……嘘やろ……どんな絶倫やねん司令はん……っ」ドキドキ ゾクゾク

島風「ねぇ……どうして島風を連れてきたの、天津風?私……ちょっとついて行けないよ……」

天津風「だって来る途中に会っちゃったんだもん……それに、こんな事になるなんて思わなかったし……」

陽炎「……決めた。私は受け入れる。司令、好きだよ。だから私をお嫁さんの一人にして。いいでしょ?」

「「「「!!」」」」

提督「陽炎……ありがとう。もちろんだ。むしろこちらから頼むよ」

陽炎「ん。という訳でよろしくね司令♪」

提督「ああ、よろしく頼むよ」

嵐「……陽炎姉、いいのかよ?」

陽炎「もちろん。話聞く限りそんなアレじゃないし、何より司令のことはよく知ってるもの。信じられるわ」

陽炎「というか、実際あんなことしたんだからここに居る皆司令のお嫁さんになりたいんでしょ?」

陽炎「迷ってたらいつまでたってもずっと決まらないわよ?こんな話聞かされてズバッと断れない時点で答えは分かってんじゃないの?」



天津風「っ……!!バカ!!大好き!!愛してる!!」バッ ダキッ

「「「「!?」」」」

提督「天津風……!!」ギュッ

提督(陽炎の言葉に吹っ切れたのか、切なくて辛いと言うような表情で俺に抱き付いてくる天津風。俺は、天津風を受け入れるように抱きとめる)

不知火「っ!!んっ……」ダキッ

提督「んむっ!?」

「「「「!?」」」」

提督(そんな俺に、不知火もまた抱き付いて来た。不知火の身体に手を回そうと思ったところで不知火に唇を奪われる)
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/10/18(水) 16:52:57.30 ID:nHmQ8L/C0
天津風「不知火……!!貴女……!!」ギリッ

不知火「っは……司令官。不知火はずっとお慕いしておりました。どうか私の体全てを司令官で満たしてください」カァッ

提督(いつも通りに振舞おうと努力していた。口調は完璧だが、真っ赤に染まった顔がそれを台無しにしていた)

提督「ああ、分かった」

天津風「っ!!んちゅっ」

提督「んっ」

提督(そして不知火が口を離した隙を突いて天津風が目をぎゅっと瞑りながら唇を押し付けてくる)

「「「「……」」」」

不知火「天津風……!!」ギュッ

天津風「っ……貴方なしじゃ生きられ無くして……貴方だけしか見えなくして……私の全部、貴方で染めて……!!」

提督(うるんだ瞳でそう懇願してくる。恥ずかしいのを我慢して必死に訴えてくる様に、男心がくすぐられる)

提督「任せてくれ。……っ!!」

提督(ふと、周囲の他の子たちが俺を熱っぽい妖しい光を湛えた瞳で見つめていることに気がつく。ああ、分かる。これは……)

提督(これは白露に唆されて俺に襲い掛かってきた村雨達と同じ目をしている。さすがにこの人数は……)

提督「とりあえず、冷静に話し合おう。さすがに一度にこの人数を相手にするのは……それに、君たちも嫌じゃないか?」



時津風「わーい!!司令と一緒に寝るなんて初めてだねー!!」

雪風「そうですね、よろしくお願いします、司令」

提督「ああ、よろしくな」

提督(話し合いは紛糾した。結局、今日はまだそういう事をするつもりのない時津風と雪風と一緒に寝ることになった)

提督(他の子たちは今も順番やらなんやらについて話し合っているのだろう。男冥利に尽きるが、申し訳なくもあるな)

提督「では電気を消すぞ。お休み、雪風、時津風」

雪風「お休みなさい、司令」

時津風「おやすみ司令ー」

提督(俺の左右に寝そべっていた雪風と時津風が俺の両腕に抱き付いてくる。子供ができた気分だ)

提督(二人はすぐに寝息をたて始める。寝つきの良さと言い完璧にお子様だった。あどけない寝顔を見ると、心が洗われる)

提督(暇さえあれば誰かしらかと夜の約束が入る俺にとって、今は時間に余裕があるとはいえこんな早い時間に本当に寝るのは貴重だった。こんな日もいい)

提督(俺はそう思いながら目を閉じる。両脇に感じる二人の体温の中、俺は心地よい眠りの中へと落ちていった)
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/10/18(水) 16:55:07.25 ID:nHmQ8L/C0


陽炎「あっ……はぁ……ん……結構いい感じかも、司令……何か満たされるっていうか……」

提督(翌日の夜、俺は陽炎を膝に乗せていた。その成長中の身体を可愛らしいパジャマの上から存分に堪能する)

提督「良かったのか?あんなこと言って」サワサワ

陽炎「んっ……ふぅ……正直ちょっと熱に浮かれていた感はあるかもね……ふぁっ……けど、結局は皆が自分で選んだのよ」

提督「そうか……ともかく、俺は君たちを幸せにするのに全力を尽くすよ……勃っているぞ?」モミモミ クリクリ

提督(年齢相応のふくらみかけの胸に手を伸ばす。柔らかさを堪能しつつその先端を指でつまんで弄った)

陽炎「そこは信用してるわ……勃たされたのよ、司令に……ヤバッ……これちょっと想像以上かも……」

提督(熱っぽい吐息を吐く陽炎。その肩は少し震えていた。陽炎に、腕を握られる。まるで縋るように)

提督「怖いか?」

陽炎「少しね……けどそれ以上にドキドキしてる……ぁん……手、大きいね……」

提督「まあな。陽炎、こっちを向いてくれ」

提督(俺の言葉に、陽炎が肩越しにこちらを向く。見つめ合うだけで全てが通じた。陽炎が目を閉じて顎を上げる)

陽炎「ん……」



親潮「んふっ……んん……」

提督「……」ニュル

提督(初めてのキスに興奮している様子の親潮。俺はその咥内に舌を挿入した。唇は抵抗なく開かれ、歯が行く手を阻んだ)

親潮「んっ!?んん!!んあ……」

提督(しかし、すぐに口が開かれて俺の舌を阻むものが消え去る。俺は、そのまま親潮の舌を探った)

親潮「んちゅ……れろれろ……んふぅ……にゅるにゅる……」

提督(そして舌を探り当てると、獲物を捕らえた蛇のように絡みつかせる。親潮もまた、ぎこちないが舌を使って俺の舌を絡める)

提督「……」サワサワ

提督(初々しい舌使いに興奮した。俺は咥内で親潮と濃厚に絡み合いながら手を親潮の身体に伸ばす)

親潮「ん……んはぁ!!あっ……あむ……れろれろえろ……んん!!んぅ!!」ピクンピクン

提督(その手が親潮の背中や後頭部から脇腹や太腿。そして形の良いヒップへと伸びるに従って親潮が反応した)



初風「はっ……はぁ……はぁ……っ……」キロリ

提督(唇を離すと荒い息を吐いて顔を真っ赤に染めた初風が俺を睨んでいた。その瞳には怒りが渦巻いている)

提督「……止めるか?」

初風「何でよ!?意味わかんない……」

提督「嫌そうにしているからな」

初風「アンタが手馴れてるのが悪いんでしょ……このバカ提督……」

提督(俺の言葉に怒りと悲しみが入り混じったやるせない感情を込めた表情で俯き、そう呟く初風)
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/10/18(水) 16:56:43.94 ID:nHmQ8L/C0
提督「そうか……すm」

初風「謝んないで!!……ホントは、ちゃんとした関係になりたかった……私が大きくなったら、普通に提督と結婚するの……」

提督(つい謝ろうとしてしまった俺に、初風がぴしゃりと言い放つ。そしてどこか遠いところを見るような目で、語り始めた)

初風「普通に付き合って……十八歳くらいで同棲したりして……旅行とか一緒に行ったりして……」

初風「私が成人したら結婚するの……もし平和になってて親が大学行けって言ったら卒業まで待ってもらうかもしれないけど」

初風「年齢差があるから、子供はすぐに作ってもいいわ。欲を言えば二人っきりの時間をもっと楽しみたいけど」

初風「でも、子供も欲しいもの……男の子と女の子が一人づつ……もしもっと欲しければ頑張ってあげる……」

初風「頑張って子育てして、子供が大人になって、私達の所を離れて行って……悲しいけど、貴方が居れば耐えられるわ……」

初風「それでいつか孫ができて……その時には私達、お爺ちゃんとお婆ちゃんね……どんなんだか想像もできないわ」

初風「それで、老後は静かに二人で暮らして……そして……っ……きっと幸せだわ。間違いない」

提督(本当に幸せそうな笑顔を浮かべる初風。しかし、それでもやはりそれは作り物だった)

提督(次の瞬間には、初風は再び儚い表情を浮かべて虚空を見つめる。まるで自分に言い聞かすようにつぶやく)

初風「でも……それはもう無理なのよね……だって提督は……他の子とも……私だけと一緒に入られない……」

提督「初風……」

初風「お願い、提督……私を幸せにして……こんな筈じゃなかったなんてもう思わせないで……お願いよ……」

提督(俺の呼びかけに、初風が真剣な表情で俺を見つめる。初風が、多くのモノを妥協して俺を選んでくれたのだと思った)

提督「ああ、もちろんだ。絶対に幸せにして見せる……」

初風「うん……続き、して……」



萩風「あっ……あぁ……提督……気持ちいいです……あん!!あぁ……そこ……だめぇ……!!」

提督「もう下着越しにも濡れてるのが丸わかりだな……割れ目に沿ってシミが出来てるぞ?」ツゥー

萩風「ひゃっ……それは……」カァッ

提督(下着越しに萩風の秘所を愛撫する。指先が濡れるほどにそこは濡れていた。ワレメをなぞり、柔肉を弄る)

提督「すごい柔らかいな……くにくにしてる。それで、この硬くなってるのは何かな?」キュッ クリクリ

萩風「んはぁああ!!や、そこはぁ……!!んっ……ふぁ……!!」ビクン ピクンピクン

提督(硬く勃起したクリトリスを摘まむ。その瞬間、萩風の身体が跳ね、嬌声が響いた。そのままクリを責める)
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/10/18(水) 16:58:34.65 ID:nHmQ8L/C0
提督「言ってみろ、萩風。これは何だ?」

萩風「あっ……あぁ……い、言えません……恥ずかしいです……!!」カァッ ブンブン

提督(俺の命令に萩風は顔を真っ赤に染め目を見開いた。そして顔を横に振りながら拒否する)

提督「ダメだ、言わなくちゃここで終わりにすることになる」

萩風「そんなぁ……!!司令……酷いですよぉ……!!」

提督「言ってみろ、萩風」

提督(言うか中断かの二択を迫られた萩風は酷く悲しそうな顔をする。しばらく悩んだが、やがて意を決して口を開く)

萩風「っ……ク、……リス……です……」ボソリ

提督(だがか細い声は聞きとるのに苦労するほどだった。それだけ恥ずかしがっているのか。嗜虐心がそそられる)

提督「聞こえないぞ、萩風?」

萩風「クリトリス……です……」カァッ

提督「もっと大きな声で。はっきりと言うんだ萩風」

萩風「っ……クリトリスです……!!」ギュッ フルフルフル

提督(目をぎゅっと瞑り、震えながら声を張り上げて自らの持つ快楽を得る為だけの器官の名称を言う)

提督「よく言ってくれた。頑張ったな。ほら、では一度イかせてやろう。ご褒美だ」クリクリクリ

萩風「あぁん!!やっダメ!!司令!!そんな激しく!!あぁ!!あ、頭やけちゃう!!おかしくなっちゃう!!」ビクッ ビクッ

提督(俺は萩風のクリを下着越しに愛撫する。体を振り乱し快楽を貪る萩風。髪が乱れ、嬌声が響く)

提督「我慢するな。快楽に身を任せろ、萩風」

萩風「んはぁ!!待って!!司令!!お願い待って!!あっあぁ……あぁ!!」



嵐「っぁああああああああ!!」ビクンビクン

提督(絶頂を迎えた嵐が悲鳴のような嬌声を上げ、体を痙攣させる。その下着はもはやお漏らししたようにびしょびしょだった)

提督「いいぞ嵐、よく頑張った。……下着がびしょびしょだな」

嵐「はぁ……はぁ……はぁ……っ……誰のせいだよ……」キロリ

提督(恨めしそうに俺を睨む嵐。しかしその顔は蕩けており、熱っぽい視線には怒りとは反対の感情が込められている)

提督「俺のせいか。すまないな。ではお詫びに脱がしてやろう」スッ

嵐「っ!!ま、待っ!!っ!!」ズルリ カァッ

提督(嵐のショーツを下ろす。愛液が糸をひいて千切れた。生えかけの陰毛、見事なスジマンが露わになる)

提督「普段男らしく振舞っているが、やはり女の子だな、嵐」

嵐「……いっそ殺してくれ。頼むよ……」スッ

提督(恥ずかしそうに両手で顔を覆う嵐。俺は手を嵐の秘所に伸ばし、愛撫する。ワレメをなぞると指先が蜜で濡れた)
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/10/18(水) 17:00:38.52 ID:nHmQ8L/C0
提督「ほら、見てみろ嵐。お前の愛液でびしょびしょだ。溢れてきているぞ?糸を引いているな」スッ ネトォ

嵐「お願いだから止めてくれ……死にたくなる……」

提督「ダメだ、嵐。死なせないぞ。お前は俺の大切な部下だ。そして今は大事な俺の女でもある」

嵐「っ……そうかよ……」キュン

提督(俺の言葉に不愛想にそう応えた……つもりなのかもしれないが、嬉しそうな声音を隠せていない。かわいい奴だ)

提督「どうしていつも男っぽい話し方なんだ?」

嵐「性格だよ……いいだろ、別に」

提督「なるほどな。君は明瞭快活で男に負けない強さを持っている。だが、それでもやはり女だ」

提督「見ろ。ここは男を受け入れるためのモノだ。女の印だ。この奥には、男に孕まされ、子供を宿すための場所がある」スッ ナデナデ

提督(そう言って嵐の下腹部、ちょうど子宮のあたりを撫でる。柔らかく滑らかな肌はしっとりと汗で濡れている)

提督「俺が、そこに子種をくれてやろう。今は無理だが、いずれは俺の子供を産ませてやる。楽しみにしていろよ」

嵐「……結構ヘンタイなんだな、司令。正直キモいぞ」

提督(俺の言葉にそう言う嵐。正直ちょっと心に刺さる言葉だったが、構わず言葉を続ける)

提督「だが興奮するだろう?隠そうとしても無駄だ。現に、こんなに溢れさせてる。想像したのだろう?俺にされて、孕まされるのを」

嵐「っ……最悪だ……自分が嫌になる」

提督「これが生き物の本能だ。男は女を征服したい。女は男に征服されたい。今はただ本能に身を任せろ」

嵐「……俺、ヤバイ人を好きになっちまったな」

提督「そうかもな。とりあえず、もう一度イかせてやろう。ほら」クチュクチュ

嵐「っふ!!くっ……くぁ……!!あぁ!!ち、畜生!!や、すごっ……!!おぉ!!いい!!畜生!!気持ちいい!!」



浦風「ああああああ〜〜〜!!」ビクンビクン

提督「イったか、浦風」

浦風「はぁ……はぁ……っ……結局皆に手ぇだしよって……酷い男じゃ……」キロッ

提督(快楽に蕩けながらも鋭い視線で俺を睨む浦風。その瞳に渦巻くのは姉妹に手を出した俺への怒りよりも俺と関係を持った姉妹たちへの嫉妬だ)

提督「誰も彼も受け入れる訳ではないが、俺が好ましく思っている子が向こうから来たら拒まない主義だからな」

浦風「何でもするけぇウチだけの提督になって欲しいって言うたのに……」

提督「……ごめんな」

提督(俺の謝罪に、歯を食いしばる浦風。そして俺の股間に顔を近付けると上目遣いで俺を見つめる)

浦風「っ……口でしちゃるけぇね。はよだしんさい」

提督「ああ、わかった」
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/10/18(水) 17:03:13.18 ID:nHmQ8L/C0
提督(言われた通り硬く張ったモノを露出させた。ビクビクと震えるソレを見た浦風がモノを睨みつけた)

浦風「憎たらしいモノじゃこれは……これで何人の女の子狂わせたんか……あむ」

提督「っ……」

浦風「れろれろ……じゅるじゅる……っ、少なくとも陽炎型の中じゃ口でするのは一番じゃけぇ搾り取っちゃる。あむ、じゅるるるるるる」

提督「くぅ……!!」



提督「つぁああ……!!」ビュルルルルルルルル

浜風「うっ!?っ……ふふっ、相変わらずすごい勢いですね?胸の間から飛び出てきましたよ?顔がべとべとです」

提督(浜風の豊満な胸に挟まれ刺激されていたモノが伝えてくる快楽に、限界を迎えた俺はそのまま出してしまった)

提督(勢いよく噴射された精液は胸で止まり切らず、その間から噴出して浜風の顔面に白いデコレーションを施した)

提督「ふぅ……さすがだな、浜風……」

浜風「貴方に仕込まれましたから。どうですか、私の胸は?良かったでしょう?私だけの提督になってくれてもいいんですよ?」

提督「すまないが、それはできない。君の男に違いはないが、君だけの男にはなれないんだ」

浜風「っ……そうですか……」

提督(俺の言葉にとても悲しそうな表情浮かべた浜風。罪悪感を覚えるが、ここで浜風だけのモノになったら他の全員が悲しむことになる)

提督「そんな顔をしないでくれ……っ……見ろ浜風。君の胸の間が俺の精液でドロドロだ」グッ

提督(浜風の胸に手を添え、押し開く。ねっとりとした白濁液が糸を引くそこは、俺の精液まみれだった)

浜風「すごく熱いです……そしてすごいエッチな匂い……」ゾクゾク

提督「浜風、全部指で取って舐めてくれ」

浜風「分かりました。……んっ。すごいねばねば……ちゅる」

提督(俺の頼みに躊躇うことなく白濁液を指で絡めとって口に運ぶ浜風。俺を上目遣いで見つめる瞳には妖しいものが渦巻く)

提督(妖艶に指についた精液を舐めとって見せる浜風。明らかに俺を挑発していた。大人びた体つきとはいえ、この年齢の子がしていい仕草ではなかった)

提督「……!!」ゾクゾク

提督(それに興奮する。浜風はもはや純粋無垢な子供ではない。俺専用の娼婦へと変わり果てていた)

浜風「ちゅるちゅる……はっ……提督のが……私の一部になるんですね……?」

提督「そうだな……!!よし、浜風。次は俺が君を気持ちよくしてやろう。脚を開くんだ」グイッ

浜風「あっ。あぁ……♪は、恥ずかしいですよ……!!」ゾクゾク
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/10/18(水) 17:05:17.63 ID:nHmQ8L/C0


提督「……」ジュルルルル

不知火「やっ!!駄目です!!司令!!そんなところ……汚い……!!」

提督(不知火の秘所にクンニする。舌で柔肉をこねくり回し、ワレメに舌を侵入させ、クリを弄ぶ)

提督「っ……汚いなんてことがあるか。んっ……」レロレロ ジュルジュル

不知火「んふぅ!!はぁ……はぁ……あぁん!!し、司令……!!司令!!あぁ、司令!!んはぁ!!」

提督(いやらしく下品な水音が立つほどに強くそこを吸う。不知火の太腿が俺の頭を強く挟んだ)

提督「……」ニュルニュル ジュルルルル レロレロ

不知火「司令がぁ……私のそんなところに……はぁ!!口をつけて……!!やっ!!来る!!司令!!来る!!来ちゃいます!!」

提督「……」ジュルルルル カリッ

不知火「っぁああああああああ!?」ビクンビクン

提督(クリを甘噛みした。その瞬間、不知火が絶頂する。一層脚に力が籠められ、大きな嬌声と共に背を仰け反らせた)

提督「っ……どうだった、不知火?」

不知火「ぁ……はぁ……凄すぎです……」ピクンピクン

提督「悦んで貰えたようで何よりだ。では、いよいよ本番といこうか」

提督(俺は不知火の下腹部に埋めていた頭を離し、体を起こす。不知火の脚を掴んで広げさせ、上にのしかかった)

不知火「!!」ゾクゾク



天津風「ぁ……貴方……」

提督(うるんだ瞳、垂れさがった眉、紅く染まった頬。不安そうに俺を見つめる天津風。俺は優しく声をかける)

提督「天津風……いくぞ?」ピトッ

天津風「っ……うん……来て……?」スッ

提督(俺はモノの先端を熱く火照る天津風の秘所にあてがった。天津風は意を決したようにそう言うと、両手を俺を迎え入れるように伸ばした)

提督「っ……つぅ……!!」グッ

天津風「っ……うっ……くぁああああ!!」ググググ ブツッ ズププププ

提督(抵抗があった。俺はそれをゆっくりと味わうように貫く。ブツンと強い抵抗が無くなった)

提督(その後は締まる媚肉の抵抗にモノを蹂躙されながら奥まで挿入していく。襞襞がまるで生き物のように絡みついてきた)

提督「っ……天津風……君の中は最高だ……!!」

天津風「あぁ……私……やっと貴方と……ずっと夢見てたわ……私、今死ぬほど幸せ……!!」ギュッ

提督(歓喜の表情を浮かべ俺に強く抱きつく天津風。十分濡らしておいたからか、痛みはあまりないようだ)

提督「天津風……嬉しいよ……」ナデナデ

天津風「んっ……ねぇ、キスして……?」

提督「ああ……んっ」
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/10/18(水) 17:06:45.36 ID:nHmQ8L/C0
提督(天津風のおねだりに応えて多少無理な体勢になるが天津風に口づけした、懸命に顎を上げてキスを受け入れる天津風の舌に舌を絡ませる)

天津風「んふっ……んちゅぅ……れろれろ……」

提督(暫くキスを交わし、唇を離した。軽く開いた口から熱い吐息を吐き、瞳にハートを浮かべながら俺を見つめる天津風)

提督(その表情は蕩けており、ああ、この子はもう戻れない所まで、魂の奥底まで俺に染まってしまったのだと思った)

提督「っ……そろそろ動く。いいかい?」

天津風「ええ、お願いね……?」コクリ



黒潮「し、司令はん!!あかんて!!堪忍や!!そない突かれたウチ……壊れてまう!!ウチおかしなる!!司令はん!!」ズッチュズッチュズッチュ

提督「黒潮!!黒潮!!壊れろ!!狂ってしまえ!!」パンパンパンパン

提督(快楽のままに必死に腰を振る。四つん這いになった黒潮の腰に手を添え、前後に激しく振らせた)

黒潮「あぁ!!もうダメや!!ウチ狂ってもうた!!こんな後ろからケモノみたいに突かれてぇ!!」

提督「それでいい!!お前は俺のモノだ、黒潮!!俺の女だ!!」

黒潮「もう戻らへんよ!?ええんやな!?ウチもう司令はん居らんかったら生きていけへんよ!?責任とったってな!?」

提督(快楽に蕩けた声でそう聞いてくる黒潮。肩越しに俺を振り返り俺を見つめた。半開きの口からは唾液が垂れている)

提督「取るに決まっているだろ!?いいからイっちまえ!!お前の魂に俺を刻み込んでやる!!」

黒潮「んはぁ!!もうウチ司令はん専用になってもうた!!ウチの中、司令はんの形にされてもうた!!あぁ!!」

提督(俺の責任を取る発言に、まるで喜ぶように黒潮の中が締まる。その結果、俺のモノは更なる快楽に襲われた)

黒潮「ダメ!!イってまう!!ああ!!すごいの……すごいの来てまう!!ああ、あかん……っぁああああ!!」ドサッ ビクンビクン

提督(だがそれと同時に俺のモノはより一層黒潮の弱点を強く突くことになった。黒潮がぺしゃりと潰れ、絶頂を迎える)

提督「っ……黒潮ぉ……!!」ビュルルルルルルルル

提督(それと同時に俺も限界を迎えた。腰だけ突き出したような体勢の黒潮に覆いかぶさり、一番奥に遺伝子をぶちまける)

黒潮「っは……はぁ……はぁ……あっついのが……ぎょうさんウチの中に……司令はんのが……ウチの中染めてる……」ゾクゾク

提督「っ……ふぅ……」
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/10/18(水) 17:08:27.69 ID:nHmQ8L/C0


提督「では綺麗にして貰おうか、谷風」

谷風「はぁ……はぁ……えっ……綺麗に……?」

提督(荒い息を吐きながらも体を起こした谷風が不思議そうな表情で俺を見つめていた。俺はそんな谷風に言葉を続ける)

提督「舐めてくれ」

谷風「本気!?……本気みたいだね。……しゃあないなぁ」

提督「頼んだぞ」

谷風「……ええい、女は度胸!!あむ……れろれろれろ……じゅるじゅる……」

提督(しょうがないといった表情を浮かべて俺に這いよって来た谷風は、精液と自らの愛液にまみれた俺の逸物に少し躊躇ったが一思いに咥える)

提督(そして丁寧に舌で俺のモノを綺麗にしていった。白濁液を舐めとり、俺が指示すると尿道に残った精液を吸い出す)

提督「っは……くっ……いいぞ、そのまま続けるんだ……」

谷風「じゅるる……っ!!っ……提督、また大きくなってるよ……?」ジッ

提督(谷風の濃厚なフェラに俺のモノは再び戦闘に備えて怒張した。それに気がついた谷風が口を離すと期待と不安が入り混じった表情でそう聞いてきた)

提督「ああ、そうだな……では、責任を取ってもらおうか?」



島風「あっ!!あっ!!あっ!!あっ!!んはぁ!!あぁん!!っ……!!」ズッチュ ズッチュ ズッチュ

提督「どうした島風?遅いぞ?もっと早く腰を振れ」

島風「そ、そんな事!!言ったって!!これ以上は!!無理だよ!!」

提督(俺の腰に騎乗位で跨る島風を煽る。島風に腰ふりを任せているが、快楽に堪える島風の動きは鈍い)

提督「それでいいのか?誰も君に追いつけないんじゃないのか?このぐらい誰でもできるぞ?」

島風「だって!!だってぇ!!気持ちよすぎるんだもん!!」ピクンピクン

提督「そうか……なら、本物の腰振りを見せてやる」ドチュン

提督(俺は蕩けた表情でそう訴えてくる島風の腰に手を添える。そして、一度、強く腰を突き上げた)

島風「おうっ!?」ビクン

提督「どうだ?これが早さだ!!ついてこいよ、島風!!」パンパンパンパン

提督(そして全力で腰を突き上げる。それと同時に島風の腰を動かさせて島風の一番奥を責めて責めて責めまくる)

島風「んはぁ!!や、だめぇ!!早すぎる!!早すぎるよぉ!!」ビクンビクン

提督「誰よりも早いんじゃないのか!?このくらいこなして見せろ!!」

提督(髪を振り乱し、汗を迸らせ、唾液を垂らしながら島風は快楽に堪えていた。その口からは熱っぽい嬌声が洩れる)

島風「早い!!提督早い!!だめ!!島風、過熱しちゃう!!溶けちゃうよぉ!!」
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/10/18(水) 17:10:26.90 ID:nHmQ8L/C0


秋雲「あぁ!!ヤバいってコレ!!はぅ!!こ、こんなの味わったらおかしくなる!!おかしくなるって!!」ズッチュズッチュズッチュ

提督「どうした秋雲?資料用に写真撮りたいんじゃなかったのか?全然撮れてないぞ?」パンパンパン

秋雲「そんなのぉ!?と、とってる暇ないって……!!カメラ落としそうっ!!お、置かせてくれない……!?」

提督(背面立位で秋雲を抱え、姿見の前で秋雲を突き上げながら秋雲に質問する。始まりは秋雲の一言だった)

秋雲『参考にヤってるときってどうなってるか見てみたいんだよね。あと資料用に写真も撮りたいなぁって……だめかな?』

提督(それによって、秋雲の羞恥プレイが確定した。姿見越しに俺のモノに秘所を貫かれ、淫らに悦がる自身の姿を見せつけられる秋雲)

提督(いつもの飄々とした余裕ぶりは鳴りを潜め、羞恥と快楽に真っ赤に顔を染めて悦がっていた)

提督「ダメだ。ほら、鏡を見ろ。君の中に俺のが出入りしているのが丸見えだぞ?これで一層リアルなマンガが駆けるな」

秋雲「っぁ!!や、恥ずかしいって!!そんなに見せつけないで!!」

提督「ほら、こんなに広がって俺のを咥え込んでいるぞ?愛液やガマン汁でぐちょぐちょだ。こんなにいやらしい音がしている」

提督「匂いも俺の匂いと君の匂いが混ざって……これが男女の絡みの匂いだ……癖になるだろう?」

秋雲「あっ!!あぁ!!見せないで!!聞かないで!!嗅がないで!!お願いだからぁ!!」

提督「ダメだ、ちゃんと見ろ!!聞け!!そして嗅ぐんだ!!AVやアニメ、マンガじゃない本物の性交を!!」

秋雲「っ!!ほ、本物の……!!す、すごいよコレ……!!あぁん!!すごい!!本物凄すぎるってぇ!!」



提督「っ……そろそろ……限界だな……!!」

磯風「んふっ……っ……あぁ!!お、お尻でなんて……こんなの……!!おかしい……!!」

提督(磯風のアナルの強い締まりに、俺のモノが扱かれて射精感が高まってくる。磯風もまた限界が近いようだ。息が荒くなってきている)

提督「そうかもな……だが君のアナルは悦んでいるようだぞ……?こんなにきゅんきゅんと締まって締め付けてくる……!!」

提督「それに前は愛液でトロトロじゃないか……おまけに君の顔は快楽で蕩けている……好きなんだろ、アナルセックスが……」クチュクチュ

磯風「違う……私は……」

提督「嘘を吐くな!!」バチュン

磯風「ひぎぃ!?」

提督(強く、後ろから腹へと貫くように突き入れる。俺のモノが肉壁越しに磯風の子宮を貫いた)

提督「初めてなのに拡張されてこんなに咥え込んではしたなく悦がっておいて、違う訳ないだろう!?認めろ!!自分に素直になれ!!」バチュン バチュン

磯風「あっ!!あぁ!!っ……わたしは……!!」

提督「君は!?」

磯風「わたしは……いそかぜは……あなるせっくすだいすきです……!!」ゾクゾクゾク

提督(鏡越しに見る磯風の表情は、いわゆるアヘ顔だった。だらしなく開かれた口からは舌が垂れ、虚ろな瞳には淫らな光が燈されている)
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/10/18(水) 17:15:07.66 ID:nHmQ8L/C0
提督「よし、良く認めた……いい子だ」ナデナデ

磯風「だって……こんなにきもちいいのに……こんなの、すきにならないわけない……おかしいのに……」

磯風「おしりのあなでなんて……おかしいのに……なのにこんなにきもちいい……しれい……きもちいいんだ……!!」

提督「磯風、こっちにも出してやる!!前も後ろもマーキングしてやろう!!お前の全ては俺のモノだ!!」

磯風「っぁ!!あぁ!!しれぇ!!そんな、はげしい!!はげしすぎだ!!あぁ!!いい!!いいぞ!!」

提督「磯風……受け取れぇ……!!」バチュン ビュルルルルルルルル

磯風「んはぁああああああ!!あ、あついのが……たくさん……そそがれて……」ビクンビクン プシャァ

提督(俺が最後の一突きとして思いっきり腰を打ち付ける。それと同時に射精。締め付けられたモノの中)

提督(尿道を精液がドクドクと押し通っていくのが手に取るようにわかる。磯風もまた絶頂を迎えた)

提督(体を痙攣させ、なんと潮を吹いた。アナルセックスしたと言う事実が磯風のタガを外したのかもしれない)

磯風「あふぅ……しれぇ……わたし……こんなのしらにゃい……こんなきもちいいのしらないぃ……」



提督「んっ……」

野分「んちゅぅ……れろれろ……んっ……舞風……落ち着いた……?」ジッ

舞風「んふっ……れろれろ……っ……うん……提督に突かれて、野分とキスして……どっちとしてるのか分からなくなるよ……」ジッ

提督(射精後の倦怠感のままにしばらくぐったりとする。今、野分が俺に顔面騎乗し、舞風が騎乗位で咥え込んでいる状態だ)

提督(せっかくだからと俺は舞風と野分は同時に相手にすることにしたのだ。二人きりもいいが、3Pもまたいいものだからな)

野分「私も……司令に舐められて……舞風と舌絡ませ合って……同じ感じ。……舞風のここに、司令の出されたんだね」スッ ナデナデ

舞風「んっ……うん……出されちゃった……私のココ、提督に染められちゃった……」ピクン

野分「そっか、おそろいだね……舞風、もう一度キスしよ……?」

舞風「うん……いいよ……んっ」

野分「んちゅ……れろれろ……ぺろぺろ……」

提督(完全に二人きりの世界だ。……この二人はもともと仲が良かったが、今回の3Pでいけない関係に目覚めさせてしまったかもしれないな)

提督(美しい百合の関係もまたそそるものがあるが、今は俺も含めた3Pをしているのだ。それを思い出させてやる必要がある)

提督「……」カリッ

野分「んはぁ!?」ビクン

舞風「っ!?の、野分……?」

提督(クリを甘噛みする。嬌声を上げて背を仰け反らせる野分と、驚く舞風。野分の様子に舞風は事態を把握したらしく頬を染めて野分を見つめる)

提督「悪いが俺を忘れてもらっては困るな。さて、どいてくれ」

野分「す、すいません……分かりました」スッ

舞風「忘れてないよ、提督。うん、了解。っ……はぁ……!!」ズルン ブプッ ドロリ
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/18(水) 17:17:35.92 ID:4WmLaWTA0
みんな忘れてるかも知れないけど雲龍、天城、葛城のことはほったらかしでいいのか…?
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/10/18(水) 17:18:57.42 ID:nHmQ8L/C0
提督(野分が俺からどき、舞風もまた腰を上げて俺のモノを引き抜く。秘所からは白濁液が垂れていた)

提督「さて、野分。今度は君の番だ。舞風のソコをきれいにしてやれ。舞風は、俺のを綺麗にするんだ」

野分「はい」

野分「うん」

提督(舞風が四つん這いで俺のモノを口に含み、野分がその舞風の秘所に顔を埋める。舞風は俺のモノの、野分は舞風のソコの白濁液を舐めとっているのだ)

提督「っ……いいぞ舞風……」

舞風「んっ……れろれろ……っ……あ、ふぁ!!あ、ありがとう……ございます……んぅ……!!」ピクンピクン

野分「んちゅ……ぺろぺろ……れろれろ……ちゅる……ちゅるる……じゅるじゅる……」

提督(さすがに今日はもう打ち止めだな。舞風のお掃除フェラと野分のお掃除クンニが終わった俺たちは灯りを消して三人でベッドに横になった)

提督「さて……今日はもう寝るとしようか」

野分「そうですね」

舞風「賛成。私も、もう眠いや」

提督(両脇に二人の体温を感じつつ眠気に任せて眠りに落ちる。そのまま、朝までぐっすりと眠った)



川内「……」

川内(決まりだった。提督は陽炎型の子複数人と関係を持っている。最低最悪のヤリチンだ。いたいけな駆逐艦を性欲のままに毒牙にかけたんだ……)

川内(そんな人じゃないと信じていたのに……女の子の純粋な想いを欲望のままに利用して踏み躙る女の敵だった)

川内(報いを受けさせてやらなくちゃならない。あのクズ男に天罰を与えてやる。私がだ。あの子たちの上官として、私がやってやる)

時雨「川内さん、こんにちは」コンコン ガチャッ

夕立「お邪魔します。聞きたいことがるんですけどっぽい」

川内「っ!?ああ、何だ白露型駆逐艦か。驚かせないでよ」

時雨「すいません。ところで、何しているんですか?」

夕立「大きなバッグですね。お出かけですか?」

川内「まあね。という訳で私は今忙しんだ。申し訳ないけど用事ならまた今度にしてよ。じゃあね」

川内(もちろん嘘だ。これからあいつをシメに行く。バッグに入っているのは、それに使う道具だ)

川内(けどそんなのこの二人が知るわけない。私はこれで話は終わりとばかりに二人に背を向けて机の引き出しを開ける)

川内(中身に用事があるわけじゃないけど、何か忙しそうって感じを出せば二人も帰るだろう。……その判断が間違いだった)

時雨「そんな事言わずに教えてくれませんか……?」ニタァ ガシッ グイッ

川内「なっ!?」

夕立「提督さんに何しようとしているのかとか、教えて欲しいっぽい」ニタァ ガシッ ギュッ

川内「あんた達……!?まさか……!!」

川内(拘束されて首を絞められる。完璧に入っちゃった……抜け出せない……強引に対抗しようにも二人に押さえつけられて満足に身動きもできなかった)

川内(怒りに血が頭に上っていて接近に気がつかなかった……まさかこの二人にそんな事されると思っていなかった……)

川内「っ……そんな……」ガクリ

川内(そのどれもが全部私自身の落ち度だ。私はそのまま意識が遠のくのを無駄に足掻きながら待っていることしかできなかった)
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/10/18(水) 17:28:28.16 ID:nHmQ8L/C0


提督(結局、二週間ほどで全員と関係を持つことになった。これで俺はあの時の全員と話をつけることができた)

提督(陸奥とはアレだったが、それ以外の子たちと深い関係になれたことは嬉しかった。だが悪いこともあった)

提督(ウォースパイトは未だに面会謝絶だった。意識は戻ったらしいが、病院に言っても会う事ができなかった)

提督(せめて手紙を渡したかったが、王立海軍の艦娘が艦娘を撃ったという重大事件にイギリス側が介入して情報統制しているようだった)

提督(手紙を渡すことすら赦してはもらえなかった。だが意識は戻ったのだ。本当に良かった。いずれ話ができる時が来る)

提督(それまで俺は俺のできることをするまでだ。戦争は個人の事情を待ってはくれない。まあ、戦争に限りはしないが)

提督(ひとまずは、北アフリカの戦いだ。戦力を大幅に減らした敵アフリカ軍団に対して我々は順調に進軍を続けている)

提督(だがいいニュースだけではない。フランスがドイツ側に立って宣戦布告してきたのだ)

提督(フランスはドイツに敗れたことで新独政権が樹立されていた。今までもドイツの戦争遂行に労働力や資源の提供などで協力していた)

提督(しかしあくまで参戦はしていなかった。イギリスがフランスの艦隊がドイツに渡ることを恐れてやらかしたりしたことはあった)

提督(だがそれでも交戦国として本格的な戦闘をしたことはなかったのだ。しかし、これからは違う)

提督(ドイツは未だ強力な軍事力を有している。対ソ連の戦闘でもアルハンゲリスクでの反攻以降、モスクワを失いこそした)

提督(しかしそこまでの巧みな防衛、撤退戦でソ連軍の戦力を大きく減らし、それに加えて戦力の再編を実行したことで戦況を五分五分にまで立て直していた)

提督(また、アフリカではスエズ以降敗退を続けてはいるがヨーロッパでは未だにドイツの強力な軍隊は健在だ)

提督(ソ連での戦力再編及びアフリカや南欧での戦闘に備えての戦力再配置の結果、英本土上陸作戦は無期限延期された)

提督(しかし戦況が少しでも改善されれば再び実行が準備されることになるだろう。油断は禁物だった)

提督(状況をまとめる。現在、ドイツとイタリアを中心とした枢軸国に対して海軍では大きく差をつけられてはいるが、枢軸国の陸軍は未だに連合国に対して劣っていないのだ)

提督(そして空軍はドイツのジェット機や新型のHo229など非常に強力であり、質の面では我々をはるかに上回っている)

提督(戦況は正直こちらが少し優勢だという程度だった。そこで、枢軸国にフランスが加わる。最悪のニュースだ)

提督(列強の一国。その軍事力は強力だ。ドイツに簡単に敗れ去ったとはいえ、それは戦闘力と言うよりは指揮の問題だった)

提督(むしろ早い段階で降伏したことによりフランスの軍隊はそこまで被害を受けていない。未だに健在なのだ。それが敵に回る)

提督「厳しい事になるな……」

提督(翔鶴と瑞鶴と一緒に昼食を食べた俺は、二人と別れて執務室に戻りながら今後のことについて考えていた。部屋についてドアを開ける)

時雨「あ、提督、お帰り。待ってたよ」ニコッ

夕立「お帰りなさい、提督さん」ニコッ

川内「ん〜〜〜!!んん!!んんんん!!」モゾモゾ

提督「……!?」

提督(中には可愛らしい笑顔を浮かべる時雨と夕立。そして縄で縛られ、口を封じられている川内が居た)

提督「ど、どういうことだ時雨、夕立!?何をしているんだ!?」

時雨「提督、ちょっと迂闊だよ。川内さんにあのこと気がつかれるなんて。もし僕たちが気がつかなかったら少し厄介な事になってた」

夕立「川内さんは提督が陽炎型の子たちと仲良くしてるのに気がついて、提督が酷い事してるって勘違いしたっぽい」

提督「っ!?」

時雨「それで怒った川内さんが提督に酷い事をしようとしていたから、僕と夕立で先手を打ったんだ」

夕立「大好きな提督さんの為に頑張ったっぽい!!褒めて褒めてー♪」

↓×1〜3 提督の行動と心境
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/18(水) 17:39:15.21 ID:4WmLaWTA0
とりあえず川内の口を開放して会話する
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/18(水) 17:39:31.27 ID:OZjQCZrco
仲間になんつー事を……すぐに自分に知らせるとかもう少し穏便に出来なかったものか……でもここで怒ったりしたらこの二人多少危ういとこあるから後でどうなるかわからんからな。とりあえず二人を良くやったと褒めといて川内に謝りつつさるぐつわを外してあげる。俺たち事は放っていてくれ見逃してくれと説得を試みる
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/18(水) 17:43:06.65 ID:4zMEqMGFo
川内を独りにしても逃げ出せないことを確認して、一旦時雨と夕立を連れて仮眠室へ
自分の為にしてくれた事に礼を述べ抱き締めつつ、仲間に手荒な真似はしないようにと叱る
川内とサシで話がしたいので暫く無言で側にいるように指示
取り敢えず会話はできるように川内の口は解放する
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/10/18(水) 18:45:20.91 ID:nHmQ8L/C0
提督「そ、そうか……」

提督(俺はとりあえず殺意を孕んだ視線で睨みつけてくる川内の様子を見る。さすがと言うべきなのか、川内は抜け出せそうにない)

提督「時雨、夕立、ちょっと仮眠室へ来てくれ」

時雨「うん、わかったよ」

夕立「了解っぽい♪」

提督(俺は執務室の扉に鍵をかけて誰も入ってこれなくなったことを確認してから二人と一緒に併設されている仮眠室へと移動する)

提督「とりあえず、二人ともありがとう。俺の為に頑張ってくれて嬉しいよ」ギュッ

時雨「……!!どういたしまして、提督。提督の為なら僕は何でもできるよ」ニコッ ギュッ

夕立「ん〜♪褒められたっぽい!!頑張った甲斐があったっぽい♪」ギュッ スリスリ

提督(時雨は嬉しそうな笑顔を浮かべると、控えめに抱き付いてくる。一方の夕立は喜びを一杯に表現して抱き付いて頬を擦り付けてきた)

提督「だけど、仲間にあまり手荒な真似はしてはいけない。俺に事前に知らせるとか、もう少し穏便な方法を取るべきだった」

時雨「っ……ごめんなさい……」シュン

夕立「で、でも夕立たちもぎりぎり間に合ったんだよ?最初から縛り上げてやろうって思って行ったわけじゃないもん」ジッ

提督(俺の指摘に悲し気な表情でうつむいて謝罪する時雨。しかし夕立は分かって欲しいと言った感じの表情で俺を見つけて反論する)

時雨「夕立、止めなよ」

夕立「川内さんが何かしてるって知って、川内さんがしてたこと調べて……なんとなく何しようとしてるっぽいか分かったから」

夕立「とりあえず様子を見てみようって話しに行ったら明らかに殺気がある川内さんが忙しいって。それに妖しいバッグとか用意してたっぽいし」

時雨「夕立!!」

夕立「っ……ご、ごめんなさい……」

提督(時雨の怒声に夕立が悲し気に表情を曇らせる。そしてしゅんと俯いてごめんなさいと呟いた)

提督「そうだったのか……なら、仕方ないかもしれないな。いいんだ、夕立。思った事はちゃんと話してくれ」

夕立「提督さん……!!」パァッ

提督「時雨も、素直なのはいいことだよ。ただし、こうだと思ったら恐れず自分の意見を言ってくれ。俺は、別に怒ったりしないから」

時雨「提督……!!うん、分かった」ニコッ

提督「まあ、もちろんなるべく穏便に済ませる努力をしては欲しい。けど仕方のないこともあるさ」

提督「とりあえず、俺は川内と二人で話をしたい。何か言いたいことがあっても、俺の話が終わるまでは無言でいてくれ。いいかい?」

時雨「分かったよ」

夕立「はーい」

提督「よし。ではいくか」

提督(俺は二人を連れて執務室に戻る。川内が殺気と敵意を発しながら俺を睨みつけた)
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/10/18(水) 18:49:38.62 ID:nHmQ8L/C0
提督「とりあえず、口のテープを取るぞ」スッ

川内「っ……がぶっ!!」ガチン

提督「うおっ!?」サッ

時雨「……」ピキッ

夕立「っ!!」ザワッ

提督「っ!!だ、大丈夫だ二人共!!」

提督(痛くないようにゆっくりテープをはがしていたら、川内が手に噛みつこうとした。何とか回避に成功する)

提督(しかしそれを見た時雨と夕立が川内に向けて殺気を発し始める。俺は何とか二人を宥めて川内に向き直る)

提督「川内……」

川内「私はあんたを言い上官だと思っていた……なのに、あんたは駆逐艦娘達に手をだしまくりの屑だった!!」

提督「言いたいことはいろいろあると思う。だが、まず俺の話を聞いてみてくれ」

提督(俺は川内に例の話をする。だが、川内の敵意は収まらない。話をしている途中から気がついていた)

提督「というのが俺の話だ。俺は、本気だ。必ず責任を取って幸せにする覚悟がある。だからこのことは放っておいてくれないか?」

川内「ふざけんな!!要はあんた、何も知らない女の子たちを犯して洗脳してハーレム作りたいだけでしょ!?この変態が!!」

川内「そんな事がまかり通ると思っているの!?今は中世や近世じゃない!!そもそも道徳的に間違ってる!!そんなこと赦さない!!」

川内「あんたが洗脳した子たちも、必ず洗脳を解いて解放する!!そしてあんたには報いを受けさせてやる!!覚悟しろ!!」

提督「……」

提督(和解することは不可能だった。川内の意志はあまりにも強すぎる。これが世間一般の正しい反応なのだろうな)

提督(川内に世間一般的な正義があることは明らかだ。だが、俺はそれでも……俺には俺の正義がある。信念がある。決断しなくてはならなかった)

提督(川内をどうにかするしかない。俺は俺を受け入れてくれた子たちの為に何でもすると誓った。その覚悟がある)

提督(もちろん、殺すことは論外だ。だがどうにかして川内がこのことを告発したりすることをできなくさせなくてはならない。さて、どうするか……)

↓×1〜3 提督の決断
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/18(水) 18:55:25.82 ID:OZjQCZrco
不本意だけど川内を堕落させて隷属させるしか……
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/18(水) 18:57:29.05 ID:4WmLaWTA0
神通と那珂を呼んで一緒に説得する
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/18(水) 19:10:31.67 ID:+vocEWTCo
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/18(水) 19:13:05.71 ID:9lF2/NFoO
殺りたければ殺れ
お前の気が済むのなら
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/18(水) 19:25:50.56 ID:4zMEqMGFo
駆逐艦娘ばかりどころか他にも沢山種蒔きしてるけど、そんなこと言ったら火に油を注ぐことになりかねないな
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/18(水) 19:28:03.10 ID:f82BIxIAO
こんなに砲撃してたらそろそろ着弾して建造開始になる娘出てこないんかね
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/10/18(水) 20:46:36.78 ID:nHmQ8L/C0
雲龍たちは大西洋で戦っているので登場はまだ先です
しばしお待ちください

また行為の後はアフターピルを服用しているのでさせようと思わない限り妊娠はしないという事でお願いします
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/10/18(水) 20:48:09.24 ID:nHmQ8L/C0
提督「……」

提督(スイッチを入れ替える。こうなってしまっては迷いや躊躇いは禁物だ。川内、君を始末させてもらう)

提督(だがもちろん殺しはしない。お前を堕とす。堕落させて、俺に隷属させてやる。そのかわり最後まで責任を取ろう)

提督「時雨、夕立、少し取ってくるものがある。悪いがその間川内を見ていてくれ。頼む」

時雨「うん、分かったよ」

夕立「任せて欲しいっぽい!!」



川内「時雨……夕立……目を覚ましなよ……!!こんなの絶対おかしいよ……!!気がつかないの……!?」

時雨「おかしい?」

川内「そうだよ……!!提督は、あんた達以外にも何人もの子とそういう関係になってるんだよ!?おかしいと思わないの!?」

夕立「何で?」

川内「何でって……そんなの常識的にダメじゃん!!それにあんた達は自分の恋人が他の子ともそう言う関係になっていてもいいの!?」

時雨「それは……」

夕立「正直嫌っぽいけど……」

川内「でしょ!?あの人がしていることはホントはとても酷くて絶対に赦せない事なんだよ!!」

川内「だからお願い、二人共……縄を解いて?一緒にあの人と戦おう……?」

↓×1〜3 時雨と夕立の反応
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/18(水) 20:57:30.25 ID:OZjQCZrco
わかってないないなあ……もう時雨と夕立は提督のものなのにとため息。ものわかりの悪い川内さんにはイタズラ(エッチな)しちゃおうかな?もうすぐハロウィンだし
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/18(水) 21:14:15.11 ID:4zMEqMGFo
夕立
これは恋の戦争、戦争に常識なんて関係ない、勘違いしないでとピシャリ
私達は自分の気持ちに従って提督を襲った、にもかかわらず受け入れてくれるどころか自分達をも上回る愛で接してくれた、だからこの関係を認めているし、これからもそうだと意思表明

時雨
むしろ川内さんこそ、駆逐艦娘の監督という立場に固執しているし、提督への恋を自覚していないせいでムキになっているようにも見える
駆逐艦娘だけじゃなくて、もっと大人な長門さんや鶴姉妹、神通・那珂とだって提督は正直に全てを話して関係を築いている
聞いてみなよ、彼女達がどういう覚悟でこの関係を認めているかを、と他の視点からこの事をとらえ直すようたしなめる
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/18(水) 21:15:21.91 ID:yM+jcC0XO
86
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/19(木) 07:35:33.56 ID:dRAnOOvYO
まーたフランスはタイマンで負けてるのか
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/10/19(木) 21:49:04.10 ID:bNnKh/hVO
フランス…
リシュリュー登場フラグかな?
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/10/21(土) 09:15:40.10 ID:+re+ScFM0
提督は何を取りに行ったのか
ヲ級に投与したイケなくする薬とかかな
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/23(月) 11:49:12.84 ID:KJhNkNefo
時雨、体を許した女の余裕。
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/01(水) 18:24:13.11 ID:YWDxNWu3o
達観してるなあ
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/07(火) 19:05:59.34 ID:XofMlrOPo
年末だし忙しいのかな、待ってる
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/20(月) 02:13:43.25 ID:phLj9uuxo
せめて生存報告だけでも…
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/26(日) 19:55:19.06 ID:nUpkrbUdo
続き待ってるー
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/12/01(金) 19:32:28.72 ID:qirD9FoD0
夕立「……川内さんに教えてあげる。夕立と時雨はね、一番最初、提督を襲ったんだよ?」

川内「……えっ?」

夕立「ハワイで提督さんが皐月ちゃんとできた疑惑があってね。それは誤解だったんだけど、その時決意したの」

夕立「これが現実になる前に動こうって。だから、提督さんがマッサワに来た時に、襲っちゃったっぽい」

川内「……!!」

夕立「酔わせて、連れ込んで、脱がせて、縛り上げて……我ながら酷いことしたっぽい。……けど、提督さんは受け入れてくれたの」ニコッ

夕立「それだけじゃなくて、あたし達よりもすごい愛を夕立たちに向けてくれた。だから夕立は、この関係を認めているし、これからもそうだよ」

川内「あんた達もおかしい……!!」

夕立「川内さんはおかしいっていうけど……じゃあ何がおかしくないの?正しいの?」

川内「常識的に考えなよ!!」

夕立「常識的って何なの!?意味わかんないっぽい!!川内さん……恋は戦争でしょ?戦争に常識なんて関係ない。勘違いしないで……!!」

時雨「……川内さん。どうしてそこまで怒るの?」

川内「はぁ!?こんなの怒って当たり前じゃん!!」

時雨「そうだね。じゃあ言い方を変えるよ。どうしてすぐにこのことを告発したりしなかったの?」

川内「そんなの、あの人が赦せないからに決まってるじゃん!!直接ぶん殴ってやらないと気が済まない!!」

時雨「何で?」

川内「何でって……!!」

時雨「どうしてそこまで提督さんにこだわっているの?普通、こういうことがあったらすぐしかるべき人に言うべきじゃないの?」

川内「だからそれじゃ」

時雨「気が済まないんだよね?……どうしてそんなに赦せないの?ただ告発するだけじゃなくて、直接殴らなきゃいけないほどに」

川内「っ……それは……」

時雨「……知っているか分からないけど、提督さんとこういう関係になっているのは僕たちだけじゃないよ」

川内「!?」

時雨「もっと大人な、長門さんとか翔鶴さんとか瑞鶴さんとかもそうだよ。聞いてみなよ。皆がどういう覚悟でこの関係を認めているのか」

川内「そんな……!?」ハッ

時雨「それに……神通さんや那珂さんもだよ。あの人たちも提督とそう言う関係なんだよ」

川内「っ!!」ギリッ

川内(なっ……!!神通と那珂も提督とシたの!?)

時雨「ふふっ……今どう考えた?」

川内「っ……どう考えたって何!?何が言いたいの!?」

時雨「川内さんが感じたのは、神通さんと那珂さん『まで』っていう怒り?それとも神通さんと那珂さん『も』っていう……嫉妬?」

川内「!?」ドクン

時雨「嫉妬……だよね……?」

川内「ち、違う……!!」

時雨「僕には、むしろ川内さんこそ駆逐艦娘の監督という立場に固執しているし、提督への恋を自覚していないせいでムキになっているようにも見えるよ」

川内「こ、恋……そんなの……違う……これは恋じゃない……」

時雨「どうかな?自分の心に素直になりなよ」

川内「っ……」
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/12/01(金) 19:34:03.22 ID:qirD9FoD0


提督「待たせたな」

川内「っ!?」ビクッ

時雨「お帰り、提督」ニコッ

夕立「お帰りなさーい♪」ニパッ

提督「……?」

提督(笑顔で迎えてくれる時雨と夕立。そして、何故か先ほどまでの殺気が無くなっている川内)

提督(その目は大きく見開かれ、少し開かれた口が呆然としていることを伝えてくる。何かに迷っている?一体何があったのだろうか?)

提督「……」スタスタスタ

川内「っ……!!こ、来ないで……!!」タジッ

提督(歩み寄る俺に力なく拒否の言葉を口にする川内。先ほどまでの川内なら殺意の込められた本気の拒絶をしていたはずだ)

提督「さて、失礼するぞ川内」スッ グイッ

川内「っ!?な、何するつもり!?」ビクッ

提督(俺は、噛まれないように川内の口をテープで封じる。噛みつかれたら大変な事になるからな)

提督(そして川内を横抱きにする……時にさりげなく惜しげもなくさらされている二の腕に無針注射器でかつてあの子たちに使った媚薬を注射する)

提督(痛みはなくとも違和感は感じるだろうが、それを誤魔化すように体を撫でた。川内はびくりと反応する)

川内「……!!」キッ

提督(俺を睨みつける瞳は何故か潤み、少し頬を染めている。さすがにここまで早く回るものだったか?)

提督(即効性だが、まだ薬が回り切っていないはず……恥ずかしいのだろうか?暴れられるかと思ったが、しかし大人しいものだった)

提督「さて、時雨、夕立。ベッドに行こうか」



時雨「はぁ……はぁ……はぁ……」ピクンピクン

夕立「あん!!あん!!あん!!あん!!あぁ〜〜〜!!」ビクンビクン

提督「っ……夕立……!!」バチュン ビュルルルルルルルル

提督(夕立が背を反らし、ぴんと体を張って絶頂に堪える。その小さく可愛らしい口からは淫らな嬌声を響かす)

提督「っ……ふぅ……」ズルン

夕立「あん……ていとくさん……だいすき……」ブプッ ドロリ

提督(すでに時雨は秘所から白濁液を垂らしながら息も絶え絶えに体を震わせている。虚ろな瞳で虚空を見つめていた)

提督(そして四つん這いで俺に後ろから突かれていた夕立もまた、モノを抜くとうつ伏せに倒れ込んだ)

提督(肩を震わせながら余韻に浸っている。その秘所から白濁液が漏れだしてきた。俺は一呼吸ついてからソファーに横たえられた川内に向き直る)

川内「……!!」

提督(俺が時雨と夕立と絡み合い始めた時には再び殺意を放ちながら暴れ、唸っていた。しかし事が進むにつれ大人しくなっていくった)

提督(そして頬を染め、たまに切なげな吐息を洩らしながら体を捩っていた。完全に発情している)

提督(媚薬を盛られた挙句、目の前で濃厚な男女の絡みを見せつけられたのだ。誰でもそうなるだろう)
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/12/01(金) 19:34:38.25 ID:qirD9FoD0
提督「……」スタスタ

川内「……!!」ギロリ

提督(無言で歩み寄る俺に、川内は再び怒りを思い出したように顔を歪ませて俺を睨みつける)

提督(しかし縛られているので怖くない。俺はそんな川内のスカートに手をかけ、躊躇うことなく捲った)

川内「っ!!んん〜〜〜!!」ビクッ モゾモゾモゾ

提督(唸り声を上げてもぞもぞと身を捩っている。明らかに激怒していた。俺を睨みつける瞳の中に激情が燃え上がる)

提督「……びしょびしょじゃないか。こんなにいやらしい匂いをさせて……まさか俺たちがしているのを見ただけでこうも発情したのか?」

提督(しかし俺はそれを気にせずに川内を言葉責めする。川内の動きがピタリと止まった。そして体を丸め脚をぎゅっと閉じる)

川内「っ……!!」カァッ

提督(恥ずかしがるように顔を赤く染める川内。俺は、そんな川内の引き締まった太腿を撫で上げる)

川内「んん!!」ビクン

提督「俺は、誰であろうと俺の大切な人たちとの関係を脅かす者は赦さない。決して」クチッ

川内「んふっ!!」ビクッ

提督(しかしどうあがいてもその秘所を完璧にガードすることは不可能だ。俺は指先でそこに触れた)

提督「君を快楽で堕とさせてもらう。君を抱いて、愛して、このことを告発できなくなるまで……身も心も堕としてやる」

川内「んんっ!!」キッ

提督「絶対に屈しないとでも言いたそうだな。いつまでその態度が続くか見ものだ」クチッ

川内「っ……!!」ビクン

提督(川内のソコは大洪水だった。気力で俺を睨みつけ敵愾心を燃やしているが、体はもうすでに出来上がっている)

提督「……」クチュクチュクチュ

川内「んっ……んふぅ……んっ……んん……!!」ビクン ビクン

提督(俺は下着の下に指を滑り込ませて軽く愛撫する。ただそれだけで川内の表情が蕩けた。さすがあの媚薬だな)

提督(川内自身の想いと関係なく体は反応してしまう。そして、その体に心が引きずられていく)

提督(心と体は二つで一つ。そのどちらかが強い影響を受ければ、もう片方も作用される。それがいいことであれ、悪いことであれ)

提督「気持ちいいか?」

川内「っ!!……!!」ハッ ギロリ

提督(俺の言葉に川内は俺への怒りを思い出したようにハッとして俺を睨みつける。しかしその表情には綻びがあった)

提督「……」スッ

川内「っ……」

提督(ショーツをずらす。物欲しげにひくつくそこは、しかしまだ少女のモノだ。生えそろっていない陰毛がそこを彩っている)

提督「女の悦びを教えてやろう、川内」
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/12/01(金) 19:35:51.55 ID:qirD9FoD0


提督「またイきそうか?いいだろう、イくんだ。快楽に身を任せろ」ジュップジュップジュップ

川内「んふぅ……!!ふうぅ……!!っん!!んん!!んん〜〜〜!!」ギリッ ビクンビクンビクン

川内(体がおかしい。気持ちよすぎて頭がおかしくなる。電撃のような気持ちよさに脳を貫かれる)

川内(下半身が溶けてしまったみたいだった。ただ気持ちいいという感覚があるだけでそれ以外は何も分からなかった)

川内(知っていた。私だって馬鹿じゃない。セックスや自慰ぐらいこの年なら誰でも知っている)

川内(けど私は恋愛にもそれにも興味がなかった。だからこそ知らなかった。ただ気持ちいいと聞いたことしかなかった)

川内(気持ちいい。死ぬほど気持ちいい。麻薬みたいだ。この気持ちよさの為なら何でもしていい。悪魔にだって魂を渡してしまう)

提督「もうソファーがびしょびしょだ。こんなに溢れさせて……随分と気に入ってもらえたようだな?」

川内「っ……!!」キッ

提督「どうした川内?そんなに熱っぽく見つめてきて。もっと気持ちよくしてほしいのか?」

川内「っ……」ドキン

川内(知ってる。もう睨んでるつもりでも睨めてない事ぐらい。もっと気持ちよくしてほしいと言いたくなってしまう)

提督「ふっ……そうか。なら、口でしてやろう。んっ……」ジュルルルル

川内「んふぅ!?」ビクン

川内(提督が、私のソコに口を……そんな汚いトコロ……舐めてくれるんだ……っ……気持ちいい……!!)

川内(私のソコに顔を埋めている提督を見ると、提督が愛おしくなってくる。心の奥底が暖かくなってしまう)

時雨『どうかな?自分の心に素直になりなよ』

川内(提督が、時雨が付けていった小さな傷からどんどん私の中に入ってくる。私は……提督が好きなのかも……っ……しれない)

川内(心当たりが……ある……私はよく……提督を見ていた……っ……あぁ、ダメだ、イっちゃう!!気持ちいい!!好きっ!!)

川内「んふぅうう!!」ビクンビクン プシャァ

提督「っ……盛大に噴いたな。悦んで貰えて何よりだ」

川内「ふぅ……ふぅ……」

川内(……っ!?なにを考えたの、私!?違う……私はこの人なんて好きじゃない!!私は……!!)

提督「……」ニコッ

川内「っ……」キュン

川内(この人なんて……好きじゃ……好き……私は……だって……こんな……酷い人なのに……)
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/12/01(金) 19:37:54.54 ID:qirD9FoD0


川内「っ……」ジッ

提督(はだけた胸は荒い息と共に上下している。女の子から女へと変わりゆく体はもうすでに女性らしいふくらみを持っていた)

提督(そして白い肌の先端、桜色に色づいている硬く張ったそこは俺の唾液に濡れている。両方とも俺が征服した印をつけてある)

提督(川内は俺を熱っぽい瞳で見つめていた。快楽で蕩けた頭は俺への怒りをだいぶ忘れてしまったようだ)

提督(だが、それでもその潤んだ瞳の奥でものすごい葛藤が渦巻いているのが分かった。もうひと押しかな)

提督「さて……ではそろそろ俺も気持ちよくしてもらおうか?」スッ

川内「っ!!」

提督(俺は縛られた川内の両足を抱える。そしてあげさせた。閉じられた脚、しかしトロトロに蕩けた秘所は丸見えだ)

提督「……」ピトッ

川内「……!!」

提督(俺はモノをそこにあてがう。川内が目を見開いて自らの下腹部に視線を落とし、そして俺を見つめた)

川内「んっんんっん……!!」

提督(ちょっと待ってと言いたいのは分かった。だが俺は、構わずに腰を突き出す。ぬめったそこに先端は吸い込まれるように入った)

提督「っ……!!」グッ

川内「んんー!!んんんん!!っ……んん!!んん〜〜〜!!」ググググッ ブツン ニュププププ

提督(処女膜を突き破ると、未だ誰の肉棒も入ったことのないそこへと突き進んでいく。そこはきつく締まっていた)

提督(だが溢れんばかりの愛液がまるで飲み込むように俺のモノを奥へと誘った。しかし、反撃と言わんばかりのザラザラが俺のモノを刺激し、快楽を伝えてくる)

提督(川内の秘所から俺のモノに押し出された愛液が噴き出た。そしてモノが川内の一番奥にまで達する。先端に触れるコリっとした子宮口)

提督(破瓜の衝撃に体を仰け反らせている川内。その白く細い咽喉が丸見えだった。そのまま体を硬直させている)

提督「っ……君の中、最高だよ川内」

川内「っ……!!」ジッ ポロポロ

提督(涙を流しながら俺を見つめる川内。罪悪感を感じる。が、覚悟の上だ。しかしそれよりも……)

提督(興奮の方が強い。この行為は無理矢理だ。が、媚薬をうっていたおかげで川内の反応が良く、それを忘れていた)

提督(しかし、処女を奪われたと言う事実に泣いてる川内をみてそれを思い出した。むりやりというのはこうも興奮するものなのか)

提督(深海棲艦と戦っていたころ、俺は相手を篭絡してその気にさせ、体の関係になるという事を何度もした)

提督(しかし嫌がる相手を自分から組み伏せて強引にという事はしたことがなかった。初めての感覚)

提督(黒い喜びが電撃のように俺を貫いた。しかし、自重しなくては。この欲望は封印しなくてはならない)

提督(こうしていいのはこういう時だけだ。だからこそ、今は楽しませてもらおう。俺は、腰を振り始める)

提督「さて、そろそろ動くぞ?」ズッチュ ズッチュ
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/12/01(金) 19:38:56.17 ID:qirD9FoD0


川内(確かな痛み、そして異物感。私の中に提督のアレが入ってきている。すごく大きい……痛いけど、気持ちいい……)

川内(こんな形で私ははじめてを失った……その事実に涙があふれた。もっと……もっと幸せに、優しくロマンティックにして欲しかった)

川内(そう考えたと気がついた時点で、もう私は自分の本心を認めた。無理矢理提督にされて、嫌とかそう言う感情ではなく……)

川内(もっと幸せに、優しくロマンティックにして欲しいか。もう素直になろう。私は、提督が好きだ)

川内(恋愛なんてって醒めたふりして、その実提督が好きで目を離せなかった。ほんと馬鹿だった)

川内(スエズの時の告白劇にもプライドのせいで参加できず、どうせ私は恋愛に興味ないからって誤魔化していた)

川内(浦風の下着が大人びていた時、浦風をこそこそと観察していたのは、気になったから。提督が浦風を選んだという事実が私の心を乱したから)

川内(それがほぼ確定だと確信した時、興味がないと自分に言い聞かせずにはいられないほどショックだった)

川内(それから浜風やほかの陽炎型と関係を持っていることに気がついて、私があれほど怒ったのは……)

川内(好きな人がそう言う人で……好きだったぶん失望が大きくて……そして私に手を出してくれなかったから……悔しくて、周りに嫉妬して……)

川内(そんなぐちゃぐちゃな感情を全部ひとまとめに怒りにして、提督にぶつけたかったんだ……)

提督「さて、そろそろ動くぞ?」ズッチュ ズッチュ

川内「っ……んんっ!!」ビクン

川内(気持ちいい!!お腹の奥から頭まで快感が奔る。これがセックス……私、提督としてるんだ……!!)

提督「っ……ふっ……」パンパンパン

川内「んっ……!!んっ……!!んんっ!!んふぅ!!」ビクンビクン

川内(気持ちよくて幸せで、おかしくなる!!好き!!好き好き!!大好き!!キスしたい!!して欲しい!!)

川内(抱きしめたい!!抱きしめて欲しい!!あぁ、どうして私はこんな風に縛られて……早く解いて欲しい……!!)



提督「っ……川内……そろそろ、お前の中に出してやろう……!!」パンパンパン

川内「んんんんん!!んんんんんん、んんんん!!んんんんんんんん!!」トロン ビクンビクン

提督(川内が何事か唸っていた。罵りだろうか?しかしその瞳は快楽に蕩けさせ、もはや愛情すら感じるほどだ)

提督(頬を赤く染め、体を悶えさせている。もう川内の身体は堕ちている。これだけ快楽を教え込まれればそうなってしまうだろう)

提督(そして心もほとんど堕ちているだろう。俺は、最後の仕上げにかかる。川内の心を仕留める)

提督「川内……ずっと好きだったよ……」パンパンパン

川内「!!」ドキン

提督(川内が目を見開く。中がさらに強く締まった。俺から精を搾り取ろうとしているかのように蠕動する)
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/12/01(金) 19:41:56.76 ID:qirD9FoD0
提督「っ……!!」

提督(危うく暴発する所だった。川内が驚きに力を込めたのだろうな。しかし、この反応は……)

提督(勝機が見えた気がした。俺は、あえて一度腰を振るのを止める。そして川内の目を真っすぐと見つめた)

提督「……俺は、こんな事をしているからな。普段は自分から声をかけないと誓っている」ジッ

提督「だが、こういう時だけは手段を選ばないようにしている。川内、俺のモノになれ」

川内「んふ……」

提督「俺は君が欲しい。君は裏表がなく、いつも元気だ。俺は君をとても信頼している」

提督「興味のあること以外には無関心な子供っぽいところがあるが、逆に言えば興味があることにはとことん熱中する」

提督「そんなひたむきな様に俺は君をいいなと思った。そして、その整った容姿にも惹かれている」

提督「特に俺を惹きつけてやまないのは君のその目だ。強い情熱と意志を秘め、確かな自信に満ちたその瞳に、心奪われる」

川内「……んん」クイッ

提督「!!」

提督(川内が顎を上げた。テープを取れという事だろう。先ほどまで事後の余韻に浸っていた時雨と夕立の雰囲気が変わる)

時雨「……」ジッ

夕立「……」ジッ

提督(何かあればいつでも川内に跳びかかることができる準備をする。それを横目に見つつ俺は川内の口のテープを取った)

川内「っ……提督……」

提督「川内」

川内「私……気がついた……許せなかったのは……提督が好きだったからなんだね……」

提督「!!」

川内「時雨にそう言われて迷って……今、提督にされて……嫌じゃなくて、もっと優しくロマンティックにして欲しかったて思って」

川内「それで自覚したよ……ねぇ、提督……お願い……余計なこと考えられないぐらい私を滅茶苦茶にして……?」

提督「川内……!!ああ、分かった……。必ず責任を取る。幸せにして見せる」

川内「うん……お願い……私を、虜にして……んっ……」ギュッ チュッ

提督「んっ……っ……」

提督(川内の手が俺の首にまわされる。そして川内から口付けされた。俺はそのまま川内と咥内を貪り合いながら腰を振り始める)

川内「んふっ……!!んんっ!!んぁ!!はむぅ……んふぅ……んくぅ……!!んはぁ!!」ビクンビクン

提督(媚薬の影響ですぐに絶頂を迎える川内。搾り取るように締まる川内の中に、先ほどまで限界ギリギリだった俺はすぐに限界を迎えた)

提督「っ……川内ぃ……!!」バチュン ビュルルルルルルルル

川内「ああああああああ!!あぁ……ていとくぅ……だいすきぃ……」グッタリ

提督(川内の中にぶちまける。征服欲が満たされた。俺の舌でぐったりとしている川内が愛おしい)

提督「川内……俺もだ。俺も愛しているよ」

川内「……♪」ジッ ニコッ

提督(俺の言葉に川内が心から幸せそうな微笑みを浮かべた。そしてその様を明らかに嫉妬に駆られた時雨と夕立が見つめていた)

時雨「……♪」ニタァ

夕立「……」ジッ
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/12/01(金) 19:44:21.24 ID:qirD9FoD0


ガングート「提督……!!っ!!」パァッ ハッ キリッ

提督(乗っていた輸送機から降りてきたガングートが俺を見つけると嬉しそうに破顔した。が、周りから注目を浴びていることに気がついてキリっとした表情を浮かべる)

提督(そして堂々とした様子でこちらへ歩いてきた。俺はガングートに笑顔を向け、声を張り上げた)

提督「ようこそガングート!!我々は君の到着を歓迎する!!」

提督(川内と心を通わせ合ってから数日、なんとソ連からガングートが派遣されてきた。おそらく政治的な理由からだろう)

提督(だが、それはどうでもいい。修羅場を共に潜り抜けたガングートとの思いがけない再会はとても嬉しい事だった)

武蔵「あれがロシアの戦艦娘か」

大和「武蔵、失礼でしょう。静かにしなさい」

提督(整列している我が軍の艦娘達が興味津々と言った様子でガングートを見ている。残念だが、大鳳たち元遣ソ艦隊の面々は出撃中で居なかった)

提督(ここは最前線だ。大仰な式典などはできないが、せめて時間が取れる艦娘達を集めて歓迎することにした)

提督「ガングート、こちらへ来てくれ。皆に紹介する」

ガングート「ああ。分かった、提督」

提督「っ!!完璧な日本語だ……!!どうしたんだ?」

ガングート「勉強したんだ。貴様の所に行くためにな。提督、少し内密に話したいことがある。耳を貸してくれ」

提督「どうしたんだ?」

ガングート「愛している。んっ……」ダキッ ギュッ

「「「「!!??」」」」ザワッ

提督「んっ!?」

ガングート「んちゅ……れろれろ……」

提督(ガングートの言葉に少し身を屈めガングートの口元に耳を寄せた俺に、ガングートはそう囁いた)

提督(そして本当に自然な流れで俺に抱き付き、キスしてくる。ガングートの舌が咥内に入ってきて、俺の舌を絡めとった)

提督(予想外の事態に俺は反応できなかった。ガングートとの濃厚なキスを皆に見せつけてしまう)

↓×1〜3 
ガングートと提督が濃厚なディープキスをしたことに対する帝国海軍の艦娘達の反応
強調したい子が居れば名前を上げても可
※ただし、大和型、赤城、加賀、妙高型、川内型、陽炎型のみ
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/12/01(金) 19:54:33.38 ID:peo54F21O
ktkr!!
大和と加賀はブチギレる
赤城はそんな二人を嗜めるが内心穏やかでない
武蔵はいきなりやらかしたガングートを気に入る
それ以外はざわめくも自分達も関係を持っているのですぐに落ち着く
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/01(金) 21:15:59.40 ID:jDofbTjv0
加賀(何よあの女……!いきなりやってきて私の提督に接吻なんて……!私だってまだしたことないのに……!許せないっ!!!)殺気がダダ漏れ
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/01(金) 22:09:39.83 ID:YEIuvz8nO
駆逐・軽巡・重巡組
やっぱり他に女を作っていたのかと提督をいじる

戦艦・空母組
殺気を放つも大人の対応
後で徹底的に提督とスキンシップしようと決意
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/12/03(日) 04:01:57.24 ID:2gR1hzcT0
大和「……!!」ドクン

加賀「……!!」ゾクッ

武蔵「……!!」ハッ

赤城「……!!」ギュゥッ

足柄「はぁ……お熱いですね、提督?美人なロシア人と知り合えたようで」ジトォ

神通「提督がソ連へ送られた時は大層心配したものですが、大変よろしくやっていたようで何よりです」ニコッ

天津風「……!!良かったわね、綺麗な人と仲良くなれて……!!ま、まあ?私は別に全然大丈夫だし?気にしないわ?」ギリッ チラチラ

提督(一連の流れを見せつけられたことで、俺と関係を持っている子たちはなんというかものすごく微妙な表情を浮かべて俺をいじってきたりしている)

提督「っ……が、ガングート……!!」

提督(口を離してガングートを窘めつつ、その他の子たちを確認する。早潮と夏潮は顔を真っ赤にして驚愕していた。そして……大和型の二人と一航戦の二人が……!!)

ガングート「っは……ふふっ。初めまして諸君、三連装主砲を持つロシアの弩級戦艦Гангут級、その一番艦、Гангутだ。よろしく頼む」

提督(ガングートは唇を妖艶に舐め、妖しい笑みを浮かべて俺を一瞥、そして整列している皆に向き直り、誇らしげにそう名乗りを上げる)

大和「は、初めましてガングートさん……大和型一番艦、大和です。どうぞよろしくお願いします」ニコォ

提督(ガングートの名乗りに応える大和たち。大和は、笑顔を浮かべているが笑えていない。表情が引き攣っていた)

武蔵「……二番艦、武蔵だ。よろしく」ジッ

提督(武蔵は真顔で真っすぐとガングートを見つめる。さすがにいきなり喧嘩が始まる訳ではなかったが、そうなってもおかしくないような雰囲気だ)

赤城「航空母艦、赤城です。よろしくお願いしますね」ニコッ ワナワナワナ

提督(赤城は、大和のように笑顔を浮かべている。しかし大和とは違い自然な笑顔だった。これで小刻みに体が震えていなければ完璧だっただろう)

加賀「航空母艦、加賀よ。それなりに期待はしているわ、ガングートさん」ギュッ タラリ

提督(加賀は、いつものように落ち着き払った態度だった。しかし強く握りしめた手から、なんと血が垂れている!!)

提督(衝撃の余り自らの爪で皮膚をさくほどに強く手を握りしめていたのだろう。そこまでなのか!?)

提督「か、加賀……!!血が出ているぞ……!?これを使ってくれ」

加賀「っ!!あ、ありがとうございます、提督……」キュン

提督(慌てて加賀にハンカチを渡す。その後、提督として簡単な挨拶をしたりすることでなんとかこの場を収めることができた)

提督「ガングート……どうしてあんなことをした?」

提督(皆を解散させ、事務的な手続きの為にガングートを連れて執務室へ移動しつつそうガングートに言葉をかける)

ガングート「申し訳ない。だが、久し振りに貴様と対面して自分を抑えきれなかった。もしかしたらもう二度と会えないかもと思っていたのだ」スッ キュッ

提督「っ」

提督(ガングートは悲しそうな声音でそう言うと、俺の袖を指でつまんだ。その不安そうな仕草に俺は先程の騒動でそれどころじゃなかった気分が一気に変わる)
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/12/03(日) 04:08:44.97 ID:2gR1hzcT0
提督(ガングートが愛おしかった。そうだ。きっとまた会えると思っていたが、どちらかが戦死したりする可能性もあったのだ)

提督(戦争のこと、ザラたちのこと、ウォースパイトのこと。いろいろとあってそれ以外のことを考える暇がなかった)

提督(だがガングートはあの心まで凍えるようなロシアの地でずっと不安だったのだろう。配慮が足りていなかった)

提督「そうか、そうだな……すまない……」ギュッ

提督(俺は俺の制服の袖を摘まんでいたガングートの手をとり、しっかりと握った。そして謝る)

ガングート「っ!!提督……いいんだ。こうして一緒に居られれば、十分だ」ギュッ スッ

提督(ガングートはそう言うと俺の手を強く握り返し、寄り添ってきた。俺の肩に頭をそえる)

提督「ありがとう、ガングート」

ガングート「……今夜、貴様の部屋に言ってもいいか?」

提督「ああ、もちろんだ」



提督「よし、区切りがついたしそろそろ休憩にしようか」

提督(ガングートとの再会の翌日でも、執務は無くならない。一区切りがついたところで俺は秘書艦の加賀に休憩を提案する)

加賀「そうね。ではお茶を入れるわ」

提督「ありがとう、加賀」

提督(台所のある仮眠室へお茶を入れに行ってくれる加賀。俺は間宮の羊羹を用意すると応接の時にも使うソファの方へ移動した)

提督(机の上に置いて切り分ける。そして加賀がお茶を入れてくるまでの間くつろぎながら待っていた)

加賀「提督、お茶が入ったわ。!!これは、間宮羊羹?」

提督「ああ、偶然手に入ってな。他の皆には内緒だぞ?」

加賀「ええ、分かったわ」パァッ

提督(お盆にお茶を乗せて歩いてくる加賀の顔が喜びに綻んだ。そして加賀は俺の前と、その隣にお茶を置く)

加賀「失礼しますね、提督」

提督「ああ」

提督(そして俺の隣に腰を下ろした。体が密着する。……ってちょっと待ってくれ。どういうことだ?)

提督「……?」チラッ

加賀「……どうかして?」

提督(加賀の方を見ると、心底不思議そうな表情で俺を見つめ返してくる。その反応に俺がおかしいのかと思いかける)

提督(だがすぐに冷静になった。いやいやいや、そうじゃない。いつもなら加賀は俺の向かいに座っていたはずだ)

提督(なのに今日は俺の隣に座っている。しかも、こんなに密着して。このソファは大きいから二人掛けしてもそんなに密着する必要はないのに)

↓×1〜3 提督の行動
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/03(日) 06:10:56.76 ID:fCigYfL4o
そっ……そんなにおっぱいとか色々密着されたらっ……加賀からいい匂いがしてっ……ついつい提督のジュニアが大っきくなっちゃう
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/03(日) 07:31:07.68 ID:X/Mrw/5DO
はずみで加賀さんの尻を撫でてしまう
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/03(日) 08:00:34.93 ID:mVIHBZRYO
109
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/12/04(月) 00:51:02.45 ID:yapOAC0w0
提督「その……今日は隣に座るのか?」

加賀「……だめかしら?」シュン

提督「っ!!いや、ダメという訳ではないぞ?」

提督(悲し気な加賀の様子に、慌ててそう応える。すると加賀は一転して笑顔を浮かべた。その表情に見とれる)

加賀「そう、ありがとう。……羊羹、いただきましょうか?」ニコ スッ

提督「そうだな」スッ

提督(何とも言えぬ雰囲気の中、加賀の言葉に俺達は同時に菓子楊枝に手を伸ばす。そして、お互いに同じものを取ろうとして手が触れあった)

提督「おっと、すまない……っ!?」バッ

加賀「あっ」

提督(反射的に謝って手を引っ込める。その際に菓子楊枝を落としてしまう。カランと音を立てて俺の足下に堕ちた)

加賀「いえ、こちらこそ。んっ……」スッ グイッ ムニュッ

提督「っ!?」

提督(加賀は謝って楊枝を拾おうとする。しかし、楊枝は加賀から見て俺の脚の向こう側に落ちていた)

提督(それを拾おうとすると、自然と俺の脚に加賀のその豊満な胸が押し付けられることになる)

提督(押し付けられる豊満な胸、密着する体、加賀のいい香りが漂ってくる。そんな事になれば、男などひとたまりもなかった)

提督「……!!」ムクムクムク

加賀「取れた。失礼したわね、提督。……!!」ハッ カァッ

提督(楊枝を拾って体を起こした加賀が、ズボンを膨らませる俺の男の象徴に気がついた。目を見開いて顔を真っ赤に染める)

↓×1〜3 加賀の行動
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/04(月) 01:05:48.98 ID:18Njj0KPo
顔を真っ赤にさせたまま、何事もなかったように振る舞う
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/04(月) 01:28:38.67 ID:LaEVD3Bdo
黙って抱き付いてみる
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/04(月) 01:41:11.80 ID:lQmNlePOo
気付かない振りしてさらに誘惑
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/12/04(月) 16:58:19.84 ID:jFrTKuss0
加賀「……ふ、フォークを取ってくるわ」

提督「あ、ああ。わかった」

提督(加賀はまるで何事もなかったかのように立ち上がると、落とした楊枝を捨てて代わりにフォークを取りに行った)

提督(顔は赤いままだが……その後、俺と加賀は気まずい空気の中羊羹を食べてお茶を飲む。すると、来客があった)

ガングート「提督、失礼する。報告書を持ってきた」

提督「ガングートか。ありがとう。入ってくれ。すまない、加賀。君は休憩を続けてくれ」

提督(俺は立ち上がり、そう伝えつつ扉を開けてガングートを迎え入れる。ありがとうガングート、いいタイミングだった)

加賀「ええ、分かったわ」

ガングート「おっと、休憩中だったか?申し訳ない。……」ピクッ

提督(ガングートはすまなそうな顔をすると、視線を机に向けて一瞬固まってから顔をこちらへ向ける。どうしたのだろうか?)

提督「気にしないでくれ。どうだった試験は?」

ガングート「やれることは全てやった。それを評価するのは貴様だろう?」

提督「確かにな。どれ、では確認させてもらおうか」

提督(受け取った報告書を確認する。この子の実力は知っているが、改めて確認するために簡単な試験を受けてもらったのだ)

提督(基本的なことに加えて艦隊行動、艦隊戦の演習などだ。こちらでの海戦の規模はむこうとは比較にならないからな)

提督(これはその結果をまとめたものだ。それを踏まえてガングートの配属先を決定する。さてさて……うむ、ガングートの経験から考えると非常に優秀な成績だ)

提督「よし、問題なしだ。よくやったぞ」

ガングート「そうか!!それは良かった。ところで提督、それは何だ?」

提督(ガングートは安心したような笑みを浮かべると机の上にある羊羹に目をむける。そういえばガングートは日本に関する知識はゼロだった)

提督「ああ、あれか?あれは羊羹だ。日本のお菓子だよ。和菓子と言うんだ。食べてみるか?」

ガングート「いいのか?それはありがたい!では一口頂こう。あーん」

加賀「!?」

提督「!!」

提督(ガングートは嬉しそうにそう言うと目を閉じて下品になりすぎない程度に口を開けて見せた。そしてそのまま待っている)

提督(それまで若干居心地が悪そうにしながら静かにたたずんでいた加賀が反応する。驚愕、そして怒りを抱いたのが丸わかりだった)

提督(しかしそれは俺が加賀をよく知っているからだ。今の加賀の様子は他から見れば少し驚いたぐらいにしか見えないだろう)

提督(修羅場になりかけている気がするが、やむを得まい。俺はフォークを手に取ると羊羹をひと切れガングートに食べさせた)

提督「ほら、どうぞ」

ガングート「あむ。んむ……なるほど。ゼリーかなにかと思っていたが、どちらかと言うと食感は……硬めのケーキに似ているな?」

提督「硬めのケーキか……うーん分からなくもないな」

ガングート「どんな味なのかと思ったが、甘くて美味しい♪これは何でできているんだ?」

提督(ガングートは満足げに微笑みながら羊羹について質問してくる。良かった、気に入ってもらえたようだ)

提督(そしてその質問に答えながらちらりと加賀の様子を窺う。加賀の方もひとまずは大丈夫そうだな)

ガングート「なるほど。気に入ったぞ、ようかん。ロシアの皆にも送ってやろう」チラッ

加賀「……!!」ピクッ

提督「ああ、それはいいな。用意しておこう」

ガングート「ありがたい。Спосибо, товарищ. ……♪」フッ

加賀「っ!!」ピシッ

↓×1〜3 ガングートに勝ち誇った笑みを向けられた加賀の心情と行動
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/04(月) 17:54:14.40 ID:Ya2xi+R5O
悔しさを気取られまいとすました顔をする
内心は屈辱とどう仕返ししてやろうかと嫉妬の炎に燃えている
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/04(月) 18:21:42.98 ID:0GgDBzBcO
なりふり構っていられないと思い、自分にもあーんを要求する
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/04(月) 18:30:04.97 ID:hBuUlrd/O
その前のズキューンもあいまってプッツン
けど提督の前なのであくまで提督に悪い印象を持たれない程度に窘める
その後、二人きりでガングートが泣くまで殴るのを止めない
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/12/04(月) 19:54:42.60 ID:jFrTKuss0
加賀「っ……提督」ジッ

提督「ど、どうした?」

加賀「……あーん」カァッ フルフルフル

提督「!?」

ガングート「ほぅ……」

提督(あ、あの加賀が……感受性豊かとはいえ、基本はクールな加賀が……まさかそんな事をするなんて……)

提督(加賀は再び顔を赤くしながらも目を閉じて口を開けている。しかしその体は羞恥の為か小刻みに震えていた)

提督(ガングートがこちらを見つめてくるが、それに応えられなくては男ではない。女の子に恥をかかせるような行動をする訳にはいかない)

提督「ほ、ほら加賀、どうぞ」

加賀「あー……む」

武蔵「失礼するぞ。提督、ガングートの評価は終わったか?」ガチャン

大和「こ、こら、武蔵!?ちゃんとノックして入室の許可が出るまで待ちな……さい……」ピタ

加賀「!!」ドキン

ガングート「むっ?」

提督「!?」

↓×1〜3
恥ずかしながらもなりふり構っていられないとあーんをして貰ったところを目撃された加賀の反応と慕っている提督が加賀にあーんしている所を目撃した大和の心情と感想
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/04(月) 20:02:57.11 ID:v6FHDarU0
ずるいずるい!私だって提督にあーんして食べさせてもらいたいのにぃ!でも私は帝国海軍最強の戦艦・大和……こんな恥ずかしいお願いを提督にするわけには……!でもでもっ!プライドとか見栄が邪魔して素直になれない大和
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