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長門「ふにゃぁ〜……」グデー 提督「……本当に下戸なんだな」

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471 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/01/11(木) 15:53:53.37 ID:Y8o1Uf+i0
提督(俺はU-511のことが気になった。あの子がトブルクで俺を撃った。そして捕まり、その後収容所へ収監されたと聞いていた)

Z3『あれはIXC型……!!』

船員『Oh my God!!あれは艦娘だ!!Uボートだ!!』

提督『馬鹿な……しかもあれは……』

U-511『……』ニタァ

提督(だが、実際は違ったようだ。あの時、俺たちの乗っていた客船を攻撃してきたのは間違いなくU-511だった)

提督「情報が意図的に改竄されている……?詳しく調べてみる必要がありそうだな……」



計画概要

様々な要素を検討した結果、戦後の為には今戦争においてドイツに対して完全な勝利を収めることは必須である
具体的にはドイツ全土は連合国によって占領されなくてはならない。それも、できれば共産主義者の介入をさせずに

しかし、現在の戦況を鑑みるにドイツに対して完膚なきまでに勝利するためには英日を中心とした現状の連合国ではその目標を達成するのは極めて困難である
数々の大きな勝利を経てなおドイツ軍は未だに健在であり、戦況は一進一退としている

よって、連合国は再びアメリカ合衆国を対ドイツ戦争の戦列に復帰させなくてはならない

作戦概要

本作戦は計画に基づいて立案された多くの作戦のうちの一つである

我々は先日の事件でドイツ海軍所属のU-511を捕らえることに成功した
U-511に対する拷問の結果、隠匿されていたUボートIX C型の艤装の確保も無事成功した

我々はU-511に対して考えられる限りの手段を用いて従順な手駒とし、アメリカ船籍の民間船を襲撃させることとする

それによりアメリカの対独感情を悪化させ、計画遂行の助けとする



「……」ガチャリ

U-511「ひっ!!Neiiiiiin!!B……bitte!!もう爪を剥がさないで……!!酷い事をしないで……!!知っていることは全部話しました……!!」ガタガタガタ

「安心しろ。お前がこちらの言う事を聞く限りはそんな事はしないと約束しただろう?」

U-511「っ……」

「移動だ。ついて来い」
472 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/01/11(木) 15:55:37.84 ID:Y8o1Uf+i0


「他のスパイは誰だ!?どこにいる!?吐け!!」ドガッ ドガッ

ドイツ軍諜報員「っ!!ぐぅ……!!Scheiße!!誰が言うかクソ野郎どもめ!!」

U-511「あ、あれは……」

「君のお友達だよ。だが情報を吐こうとしない。君が、拷問するんだ」グイッ

U-511「あうっ……」ドサッ

ドイツ軍諜報員「っ!?こ、子供……?」

「さあ、これの使い方は身をもって知っているだろう?」ゴトッ

U-511「ひっ!!そ、それは……」ガタガタガタ

「そう、君の大好きな爪を剥ぐ機械だ。これでそいつの爪を剥げ」

U-511「っ!?そ、そんな事……できません……!!」フルフルフル

「なら、そいつの代わりに君が爪を剥ぐか?」

U-511「いやぁ!!それは嫌!!」ビクン

「喚くんじゃない!!このクソガキが!!やるかやらないかどっちか答えろ!!」ドガッ

U-511「うっ!?っ……や、やります……やりますから殴らないでください……!!」ドサッ ブルブルブル

「よし、いいだろう。さあ、早くするんだ」

U-511「は、はい……っ……」スッ

ドイツ軍諜報員「何だそれは……お前は誰だ?」

U-511「わ、私は……」チラッ

「余計な事は言うな」

U-511「っ!!……」ビクッ ガチャガチャ

ドイツ軍諜報員「っ!!そう言う事かよクソッタレ……やればいいさ、俺は何も喋らない……!!」

「……準備ができたようだな。ではまず一枚目だ。早くしろ」

U-511「……!!」ガタガタガタ

「……ほう、痛いのが好きなようだな」

U-511「っ!!や、やります!!」

「なら早くしろ!!」

U-511「は、はい!!っ……Verzeihung(ごめんなさい)……」ボロボロボロ グイッ

ドイツ軍諜報員「うがああああああああ!!」

U-511「っ!!は、剥がれてない……」

「ほぅ、残酷な奴め。あえてちゃんと剥さずに痛めつけるか」

U-511「そ、そんなつもりじゃ……!!」

「ないか?だが見ろ。お前のせいでそいつは苦しんでいるぞ」

U-511「っ……!!」ゾクン

「全部お前のせいだ!!お前が悪い!!分かったらさっさと剥さんか!!」

U-511「ひぃ!!わ、分かりました!!っ……Verzeihung……!!」グイッ バンッ

ドイツ軍諜報員「ぐわああああああああああ!!So ein Mist!!」
473 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/01/11(木) 15:57:27.06 ID:Y8o1Uf+i0


U-511「はぁー……はぁー……はぁー……」

「よくやったぞ、U-511。だが残念ながらそいつは情報を吐かなかった。よって殺すことになる」

U-511「っ!!わ、私が……!?」

「それは君次第だな」



ドイツ軍諜報員「この悪魔どもめ!!地獄に落ちろ!!」

U-511「……!!」ガタガタガタ

「さあ、どうするU-511?火がついた。すぐにあの男は火だるまになる。焼死は苦しいぞ?君だけが、彼を解放してやれる」

「さあ、撃つんだ。さもないと彼は苦しみもがいて死ぬことになる。終わりにしてやれ、U-511」

U-511「そ、そんな事……できないです……!!」フルフル

ドイツ軍諜報員「っ!!撃ってくれ!!Bitte!!いいから撃ってくれ!!」

「ほら、ああ言っているぞ?はやく撃ってやったらどうだ?」

U-511「お願い……私は敵以外を撃てない……!!止めてあげてぇ……!!」フルフルフル

「目を閉じるな!!ダメだ!!ほら、もうそろそろ火が到達するぞ?撃ってやれ」グイッ

ドイツ軍諜報員「撃ってくれ!!」

U-511「うぅ……無理……無理です……!!」ボロボロボロ

ドイツ軍諜報員「っ!!熱い!!Hilfe!!ああああああ!!Hilfe mir!!Hilfe!!ああああ!!ああああああああ!!」ボッ

U-511「うううううう!!」ギュッ

「撃て!!さもなくば最後まで見ろ!!これがお前の選択だ。目を逸らすな」

U-511「Nein!!いやぁ!!」

「また痛くされたいのか!?次はお前をああしてやってもいいのだぞ!?」

U-511「っ!!」

ドイツ軍諜報員「撃ってくれ!!撃ってくれ!!早く撃ってくれ!!頼む!!早く殺してくれ!!」

U-511「っ……Verzeihung……Verzeihung……」ガタガタガタ ボロボロボロ



U-511「……」

「今日はもう寝ていい。だが、これからは寝る前にあることをして貰う」

U-511「あること……?」

「この三面鏡に映るお前に向かってお前は誰だと百回聞いてから寝るんだ。監視カメラでちゃんと確認している」

「もしやっていなかったら、もう一度手の爪を全部剥いでやる。せっかく生えそろってきたんだ。また剥がれたくはないだろう。いいな?」

U-511「は、はい……」



U-511「Wer bist du?Wer bist du?」

ドイツ軍諜報員『ああああああああ!!ああああああああ!!ああ……ぁ……』

U-511「っ……Wer bist du?Wer bist du?」ポロポロ
474 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/01/11(木) 16:01:16.09 ID:Y8o1Uf+i0


ドイツ軍諜報員「っ……地獄に落ちろ……」

「爪を剥げ」

U-511「っ……わ、分かりました……」ハイライトオフ



ドイツ軍諜報員「撃ってくれ!!頼む!!」

「さあ、撃つか焼くか、お前が決めろ。お前の責任だ」

U-511「っ……!!」ハイライトオフ ボロボロ ジッ

ドイツ軍諜報員「いいから……撃ってくれ……!!」コクリ

U-511「……っ!!」パンッ

ドイツ軍諜報員「っ……D……danke……」ガクリ

「撃ったな。撃ってしまったな。これでお前はもう軍人ではない。敵以外を殺したのだからな。お前はただの殺人鬼だ」

U-511「……」ブツン



「これからはこれを鏡の中のお前に読み聞かせるんだ。分かったな?」

U-511「……」コクリ



U-511「貴女は誰ですか……?私は殺人鬼です……私は殺すのが好きです……私は命令に忠実です……私は決して逆らいません……」ハイライトオフ

U-511「貴女は誰ですか……?私は殺人鬼です……ふふっ……私は殺人鬼です……私は殺すのが好きです……私は命令に忠実です……私は決して逆らいません……!!」ニタァ



ドイツ軍諜報員「お願い、もう止めて!!これ以上本当に何も知らないのよ!!」

「爪を剥げ」

U-511「はい」



ドイツ軍諜報員「助けて!!殺さないでお願いよぉ……!!死にたくない!!」

「選べ」

U-511「はい」パンッ

ドイツ軍諜報員「」ガクリ

「早いな……どうして撃った?」

U-511「選べと命令されましたから」

「俺を撃ちはしないのか?」

U-511「私は決して逆らいませんから」

「撃たなければお前が殺したことにはならないのに撃つのか?」

U-511「Weil ich das Tötung mag(だって私は殺すのが好きですから)」ニタァ
475 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/01/11(木) 16:03:54.10 ID:Y8o1Uf+i0


アメリカ人「It is sinking(沈んでいくぞ)……!!」

アメリカ人「What the fuck!!俺たちはアメリカ人なのに!!何処がやりやがったんだ!?」

U-511「……」チャプ

アメリカ人「っ!!何だ!?誰だ!?」

アメリカ人「そのハーケンクロイツ……!!お前ドイツの艦娘か!?」

アメリカ人「俺たちはアメリカ人だ!!中立国の人間だ!!」

アメリカ人「よくもやりやがったなナチめ!!地獄に落ちろ!!」

アメリカ人「救助を要請する!!」

U-511「ふふっ……Heil, mein Führer!!死んでください、アメリカ人。お前たちは中立国とほざきながら連合国を支援している敵です」バッ チャキ パンパンパン

アメリカ人「」

アメリカ人「うっ」

アメリカ人「ぐはっ」

アメリカ人「何しやがるBitchめ!!」

アメリカ人「助けてくれ!!撃たれた!!」

アメリカ人「逃げろ!!殺されるぞ!!」

U-511「あははははは!!皆殺しです!!私を楽しませてください!!」ニタァ パンパンパン



アメリカ海軍軍人「生存者を確認!!救助します!!」

アメリカ人「た、助かったのか……」

アメリカ海軍軍人「大丈夫か!?何があった!?」

アメリカ人「Goddamn……ナチの奴が俺たちの船を沈めて……そして生き残りにむかって発砲してきやがった……!!」

「「「「!!」」」」



提督「……」

提督(情報収集の結果、俺はU-511に何があったのかを知った。巧妙に隠されていたが、何とか情報を得ることができた)

提督(そして、現在U-511はこのアゾレス諸島の島の一つに作られた秘密基地に配属されているらしい。俺は……)

↓×1〜3
476 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2018/01/11(木) 16:30:51.16 ID:W9zLElyxO
何とかして助ける
477 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/11(木) 16:56:41.36 ID:KBR3RlkTo
U-511をコマンダン・テストの時と同じ様に助ける
また、アメリカを連合国側に引き込む作戦計画を逆手にとり、他の元配下独艦娘を奪うチャンスとする

対潜が得意な軽巡・軽空母・駆逐(潮は確定)・海防艦等と、比較的U-511に憎悪を抱いていない伊号潜水艦との編隊にて、出撃中の彼女を戦闘不能状態にし鹵獲、匿う
478 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/11(木) 17:00:01.88 ID:asOQ9qkho
洗脳だと……イギリス軍にこんな暗部があるとはな……情報操作もおてのものか……とにかくユーに会って彼女の洗脳を解かなくてはな
479 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/11(木) 17:00:28.52 ID:4iUuqEH+O
うえ
480 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/11(木) 19:46:37.87 ID:KBR3RlkTo
ホントだ、よく読んでみたら英軍主導だ
481 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/01/11(木) 20:47:15.62 ID:Y8o1Uf+i0
提督「さすが恋愛と戦争では手段を選ばない連中だ……とにかく、ユーに会って彼女の洗脳を解かなくてはな」

提督(しかし、普通の方法では無理だ。これはイギリスの諜報部による作戦だ。介入しようものならいろいろ不味いことになるだろう)

提督(ではどうすればいいのか。答えは簡単だ。U-511を撃沈したことにして保護すればいい)

提督(これは極秘作戦だ。U-511がそれに従事していることも当然機密情報となっている。俺は、ウォースパイトの協力もあって何とか情報を入手できた)

提督(だが本来は知りえない事なのだ。つまり、我々は大西洋で活動中だったドイツ軍潜水艦娘を撃沈する)

提督(そこに何の問題もない。どうやら奴らは護衛のつかないアメリカ船籍の貨物船や客船、及びアメリカ人の乗っている連合国側の船舶を狙っているようだった)

提督(簡単だろうな。なぜなら奴らは我々の船団護衛の計画を知っているのだから。しかしそれももう終わりだ)

提督(容易いぞ……お前らが狙うであろう船舶を特定して罠を仕掛けておくことは……!!)



U-511「……あれが今回の目標。すっごくおっきくて素敵。たくさん殺せそう♪Los……!!」バシュッ バシュッ

シャリシャリシャリシャリシャリシャリ

シャリシャリシャリシャリシャリシャリ

U-511「……っ!!」ハッ スイッ

U-511(あの船の方から魚雷!?向かってきてる!!あの船がうるさくて気がつかなかった……!!誰が撃ったの……!?)

伊14「この音……!!姉貴、アイツも気がついたわ!!」スイー

伊13「命令は捕獲……見逃さないで、イヨちゃん……」スイー

伊14「了解!!さあ、狩の時間ね!!はぐれ狼を捕まえちゃうよ!!」

U-511「っ……」スイー

ゴォーン バッシャーン

伊13「当たった……っ……撃たれる前に気がつければ良かったのに……」ギリッ

伊14「あの船の真下に潜航してたら、アレがうるさすぎて魚雷でもないと気がつかないからね。仕方ないよ」

伊13「分かってる……イヨちゃん、浮上して合図を送って……」

伊14「分かった!!」
482 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/11(木) 20:54:11.24 ID:Y8o1Uf+i0


『万が一襲撃中に艦娘に遭遇したら逃げろ。連合国のであれ枢軸国のであれ交戦は許可しない』

キーン キーン キーン

漣「見つかんねぇ〜……!!」

朧「ちっ……」

曙「絶対このあたりのはずよ。逃がさないんだから」

潮「……」

U-511「っ……駆逐艦……!!」

U-511(どうしてこんなに……待ち伏せされてた……!?このままじゃまずい……!!でも……反撃できないし……どうしよう……)

瑞穂「敵艦を、捕捉しなくては……!!瑞穂、しっかり!!……居た、そこ!!爆雷投下!!」

ブーン カチャカチャカチャン ドボンドボンドボン

U-511(っ!!航空機まで!!爆雷を投下された……まずい、これは……避けられない……!!)

U-511「Nein!!」

ゴォーン バッシャーン ゴォーン バッシャーン ゴォーン バッシャーン

U-511「っぁ!!」ボロッ

U-511(やられた……潜航していられない!!浮上するしか……でも、そうしたら……!!)

『万が一逃げきれない場合は、君は死ななくてはならない。そのときは躊躇わずにこの毒薬を服用して死ね。捕虜になることは赦さない』

U-511「し、死にたくない……!!でも、私は……私は命令に忠実です……私は決して逆らいません……けど、死んじゃうのはいや……!!」ブルブルブル

伊14「捕まえた!!」ガシッ プシュッ

伊13「随分足が速い奴だった……でも、これで私達の勝ち……」ガシッ プシュッ

U-511「うっ!?な……油断……した……っ……」ガクッ



提督「よくやってくれた、ヒトミ、イヨ!!君たちのおかげでU-511を保護することに成功した!!」

伊13「ありがとう……ございます……!!」

伊14「いぇい!!やったね!!大戦果!!」

提督「彼女の持ち物を調べた結果、おそらく自殺用と思わしき毒薬を所持していた。君たちが誤爆を恐れず肉薄して保護してくれなかったらU-511は死んでいた可能性が高い」

提督「本当にありがとう!!本来なら勲章ものだ!!だが、任務前にも言ったが、これは極秘の任務だ。申し訳ないが公式に表彰することができない……」

提督「よって、君たちには私から個人的に褒賞をあげたいと思う。私に用意できるものなら何でも用意しよう。何が欲しい?遠慮せずに何でも言ってくれ」

↓×1〜3 伊13と伊14の反応

それと、遅ればせながらあけましておめでとうございます
483 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/11(木) 21:02:46.48 ID:FwS8DpFJo
伊14
ご褒美と言ったらいいお酒と…いい男だよね、と提督に意味深な目配せをする

伊13
イヨちゃんったら…とイヨをたしなめつつも期待するような目で提督をチラチラ
484 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/11(木) 21:17:58.78 ID:IAtHZ5a60
じゃあ今度提督の持ってる一番いいお酒飲ませてよ!勲章より酒のほうがいいイヨ。わ……私は……提督とデ、デートしてみたい……です……消え入りそうな声で精一杯のアピールをするヒトミ
485 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/11(木) 21:20:25.71 ID:KBR3RlkTo
483
ついでに部屋の外で様子を伺う潮にも気を遣るイヨ
486 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/12(金) 07:45:49.64 ID:lGQoYUP70
伊14「ホントに!?じゃあねーイヨはねー今度提督の持ってる一番いいお酒飲ませてよ!!」

提督「一番いいお酒か、分かった。任せてくれ」

伊14「やったぁ!!期待してるよ提督♪」

伊13「わ、私は……ちょっと……考えたいな……」モジモジ

提督「そうか。では何か考えついたらいつでも言ってくれ」

伊13「う、うん……」

提督(二人が退出していき、俺はU-511に会いに行く準備を始めた。そして少し経った後、ヒトミが戻ってくる)

伊13「失礼します……提督……」

提督「ヒトミ?どうしたんだ?」

伊13「あの……私……ヒトミ……欲しいもの……思いつきました……」ジッ

提督「そうか!何なんだ?言ってみてくれ」

伊13「あの……わ……私は……ヒトミは……提督とデ、デートしてみたい……です……」カァッ チラチラ

提督「!!」

提督(顔を真っ赤に染め、恥じらうように視線を落としながらもこちらをちらちらと窺ってくる)

提督「……それでいいのなら、もちろん。喜んで」ニコッ

伊13「……!!うん……!!」パァッ ニコッ

提督「では予定をたてようか」

伊13「えへ……どうしようか……?」

伊14「ふーん……」コソッ



提督「失礼、入るぞ。……ユー、久し振りだな」コンコン ガチャ

↓×1〜3 ユーの状態と反応
487 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/12(金) 08:39:22.22 ID:5gEsMKVmo
この人……知ってる……提督だ……ユーの標的だった……ユー殺されちゃうのかな……それともまた爪を剥がされるのかな……もう痛いのは嫌だ……虚ろな目で入ってきた提督を見つめるユー
488 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/12(金) 10:18:23.32 ID:P2nxn9U/O
記憶が混濁しておりターゲットである提督を何とかして殺そうとする
489 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/12(金) 10:33:34.39 ID:eGttweiTo
状態
過去の拷問を思い出し、蹲る事も出来ずに直立したまま震えている

反応
殺されない為に脳をフル回転させた結果、精一杯媚びて肢体を晒そうとするが
如何せん幼児体型な上に性知識もないので悲壮感がマッハ
490 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/12(金) 11:17:34.60 ID:QLzn9jiSO
>>470
きもい
491 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/12(金) 12:50:46.55 ID:lGQoYUP70
U-511「ひっ!!はっ!!はっ!!はっ!!っ……!!」ハイライトオフ ガタガタガタ

提督「っ……」

提督(ユーは直立して目を見開いたまま震えている。……あまりの恐怖に体が動かないのだろう)

提督(その表情は今にも泣きそうなほどに歪んでいて……心が締め付けられる……一体どんなことをされたのか……)

U-511「な……何でもします……!!何でもしますから殺さないでください……!!Bitte!!」

提督「殺しはしない……ユー……私だ!!もしかして分からないのか!?」スタスタスタ ガシッ

U-511「ひぃっ!!」ビクッ

提督(俺はユーに歩み寄るとその肩をしっかりと掴む。震えを止めるように。しかしユーは涙を溢すとより一層表情をひきつらせる)

U-511「はっ!!はっ!!はっ!!っ……そ、そういう事がお望みですか……!?分かりました……頑張ります……」スッ ガサゴソ

提督「っ!!」

提督(大破したせいでボロボロになっている自らのボディースーツに手をかけ、脱いでいく。その所作には色気は全くない)

提督(ただ、一刻も早く脱いでしまわないと殺されるかもしれないという悲壮な雰囲気に包まれている……見ていて痛ましかった)

提督「止めるんだユー!!」グイッ

U-511「Nein!!大丈夫です!!できます!!っ……どうぞ、好きにしてください。言ってくれれば何でもします」グイッ バッ ギュッ

提督「……!!」

提督(止めようとした俺の手を強引に振り払いボディースーツを脱ぎ去る。そして震える手で俺に抱き付いて来た。俺は……)

↓×1〜3
492 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/12(金) 12:56:01.34 ID:8ZED0R/go
落ち着くまで抱き締めてヨシヨシ
伊58とまるゆに極秘任務としてU-511の介抱を命じる
493 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/12(金) 13:04:47.78 ID:eLEqu3WgO
492
提督は絶えず「君は俺の大切な人の一人だ」「君は殺人鬼なんかじゃない」と声をかけ続ける
494 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/12(金) 13:11:53.34 ID:JQeX1CoA0
子守唄を歌ったり心の落ち着くことをやってあげる

その辺はマックスから色々聞き出せないかね
495 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/12(金) 14:00:36.25 ID:lGQoYUP70
提督「……」ギュッ

提督(震えるユーの身体を優しく抱きしめる。そして頭を撫でた。ユーが震える声で何かを呟く)

U-511「貴女は誰ですか……私は殺人鬼です……私は殺すのが好きです……私は命令に忠実です……私は決して逆らいません……」フルフルフル

提督「っ!!ユー!!俺を見ろ!!」グイッ

U-511「貴女は誰ですか……私は殺人鬼です……私は」

提督「違う!!君は殺人鬼なんかじゃない!!」

U-511「っ!?」ビクッ

提督「君は殺人鬼なんかじゃない。君はU-511。俺の大切な人の一人だ。ユー、君は絶対に殺人鬼なんかじゃない。君は君だ」ギュッ ナデナデ

U-511「ぁ……あ、アトミラール……?」ジッ

提督「そうだ、俺だよ」

↓×1〜3 提督を認識したU-511の心情と反応
496 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/12(金) 14:06:34.36 ID:gL3y9A+2O
提督と再開できたことに安堵の涙が止まらない
彼を固く抱き締め返すが、そこで先日彼を殺そうとした事を思い出してしまい顔面蒼白に
497 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/12(金) 14:24:13.77 ID:8ZED0R/go
498 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/12(金) 14:36:26.03 ID:gqTMVU8zO
496
499 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/12(金) 14:41:49.26 ID:7avETKtFO
罪悪感でいっぱい
500 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/12(金) 16:46:04.21 ID:lGQoYUP70
U-511「アトミラール……!!アトミラール!!」ポロポロポロ ヒシッ

提督「ああ、俺だ、ユー」

提督(安心したような嬉しいようなといった感じの表情を浮かべ、涙を溢しながら俺を抱きしめてくるユー。愛おしかった)

U-511『……』チャキッ

バン

提督『うぐっ!?』バスッ

バンバン

提督『……!!……。』グラッ バスッ ドサッ

U-511「っ!!!!ぁ……ぁぁ……!!」マッサオ ワナワナワナ グッ

提督(だが、ユーは再び硬直すると声にならない声を洩らす。そして顔を真っ青にして絶望に目を見開きながらゆっくりと俺から離れようとした)

提督「ユー……?」

U-511「ユーは……アトミラールを……!!」

提督「っ!!そう言う事か……戦争だった、ユー。仕方がなかったんだ。気にするな」

U-511「でも……!!」

提督「ユー。余計なことは、今は考えなくていい。いいか?今考えるべきことはただ一つ。俺は、何があろうとも君の味方だということだ」ギュッ

U-511「……!!」

提督「俺が君を守る。だからもう大丈夫だ。安心してくれ、ユー」ナデナデ

U-511「うぅ……!!うぁ……!!うわぁああああああ!!」ダキッ ギュッ

提督(再び俺に抱き付き、今度こそ痛いほどの強い力で俺を抱きしめるユー。抱き返し、しゃくりあげるユーを優しく、労わるように撫でた)



提督(その後、ユーのことは俺が用意した部屋で匿いつつ、伊58とまるゆを呼び寄せて介抱を命じた。極秘の任務として)

提督(残念ながら俺はまだ忙しく、他の子たちのこともあって常に一緒には居られないからな……)

伊13「あっ提督!!っ……こんにちは……」

提督「すまん、待たせたか」

伊13「全然大丈夫……今来たところだっ……ですから……」

提督(そう、ちょうど今日のように。俺は前に約束したヒトミとのデートに来ていた。街に繰り出して買い物や食事に行くのだ)

提督「ではいこうか」

伊13「はい……」

提督(アゾレス諸島は今、多くの軍属の人間が住んでいる。この島を領有するポルトガルの商人たちが目を付けないわけがなかった)

提督(臨時に店を開いたり、行商人のように露店を開いたりする商人が多くいる。もともとあった店も品ぞろえが豊富になっていた)

提督(日本では買えないようなイベリア半島の伝統的な服飾や工芸品が並んでいる。全部見て回ろうと思ったら一日ではとても足りないほどだろう)
501 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/12(金) 17:08:50.38 ID:lGQoYUP70
伊13「これとかどうですか……?似合ってますか……?」サッ

提督「ああ、似合っているよ。ボーイッシュな感じのは着こなすのが難しいが、君は完璧に着こなせている」ニコッ

伊13「そうですか?えへ、ありがとう……///」テレテレ

提督「それにするのか?」

伊13「はい、これにします……」

提督「分かった。すいません、これをください」

店員「Thank you!!全部で5000エスクードスです」

提督「これでお願いします」

伊13「えっ!?」

店員「ちょうどお預かりします。包装しますか?」

提督「どうする、ヒトミ?着ていくか?」

伊13「あっ……じゃあ着て行きます……じゃなくて、自分で払うよ!!」

提督「おぉ……!?まあ、気にするな。今はデート中だろう?つまり私は君の彼氏という訳だ。プレゼントさせてくれ」ニコッ

伊13「……!!あ、ありがとう……」カァッ

提督(そんな感じで服を買ったりアクセサリーを買ったりする。いつも大人しいヒトミも、こういう時はとても明るく元気になるようだ)

伊13「〜♪あの店、オルゴールを売っているみたいですよ……あっちの店はアロマですって……すごい!!」

提督(鼻歌を歌い、笑顔でこちらを振り返り楽しそうに様々な店に興味を示すヒトミ。微笑ましい光景だった)

提督「おっと、もうこんな時間か。つい時間を忘れてしまっていたな。そろそろ夕食にするか」

伊13「そうですね、そうしましょう……」

提督(二人で飲食店の並ぶ通りに向かう。そこには上品な感じのレストランから大衆食堂、酒場のようなところまであった)
502 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/12(金) 17:11:24.24 ID:lGQoYUP70
提督「さて、どの店にしようか」

伊13「あの店とかどうですか……?」スッ

提督「あの店か?」

提督(ヒトミが指をさす。その店は三階建てぐらいの大きな建物で、レストランというよりはバーといった感じの店だ)

提督「あれは食べると言うよりは飲む店だぞ?いいのか?」

伊13「もちろん……だめですか……?」シュン

提督「そんな事はない。よし、ではあそこにしよう」

提督(ヒトミと一緒にその店に入る。小さな丸いテーブルに通された。やはりバーだなここは)

提督「まあ、食べ物もあるか。どうする、ヒトミ?……ヒトミ?」

伊13「どれにしようかな……?えっ?あ、ああ、そうですね……とりあえずやっぱりポートワインを」

提督「まず酒か。まあ食前酒としてはポートワインはいいのか?シェリーはそうだしな」

提督(そんな感じでポルトガルの酒と料理を堪能する。こういうざわめきが絶えない賑やかな店も良いものだ)

提督「おっと、こんな時間か」

提督(そんなこんなで夕食を楽しんでいたら夜もかなり更けていた。あと少しで日付が変わる)

提督「そろそろ帰るとするか」

伊13「……。帰りますか……?」

提督「もう時間が時間だしな」

伊13「一応、外泊しても大丈夫なんですよね……?」

提督「……一応な」

伊13「この店の上って部屋を貸しているそうですよ……?いっ……私……今日は帰りたくありません……」ジッ

提督「ヒトミ……?」

伊13「泊まっていきませんか……?」

提督(色気を感じさせる上目遣い。紅く染まった頬はアルコールのせいなのだろうか?気がつけば、いつの間にか胸元はまるで誘うように開かれている)

提督「……!!」ゴクリ

提督(思わず息を呑んでしまう。潤んだ瞳に見詰められた。そうだ。泊まって行こうと思えば今日は泊まっていける。俺は……)

↓×1〜3
503 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/12(金) 17:19:24.43 ID:MLngybdco
ヒトミが勇気を出して誘ってくれたのだ……お泊りしちゃうか……でもそうするとまた例の話をしなくてはな……ヒトミは受け入れてくれるだろうか?最近この話をするのが少し億劫になってきたぞ……
504 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/12(金) 17:27:07.92 ID:P7mbz41BO
据え膳食わぬは男の恥
筋通さぬは雄の名折れ
きっちりハーレムのことを話して合意の上いただく
2人で部屋へ向かうとそこには伊14が
そして伊13も全然酔っていない
やられたと思いつつ姉妹丼を堪能
505 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/12(金) 17:38:58.51 ID:R6V30hmIo
504
506 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/12(金) 18:12:18.02 ID:7avETKtFO
これヒトミじゃないよね?
507 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/12(金) 18:28:14.00 ID:8ZED0R/go
双子トリックか
508 :504 [sage]:2018/01/12(金) 19:23:41.95 ID:dfcha0HIO
うわマジだ
提督が伊14の変装を見破った後に
504の伊13と伊14を入れ替えた流れにできますかね?
509 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/12(金) 22:17:22.52 ID:eGttweiTo
ユーは銃持ってたのか?提督撃たれてるよな?どうなのイッチ
510 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/12(金) 22:18:34.53 ID:eGttweiTo
あ、すまん。あの部分回想か
511 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/13(土) 09:39:43.35 ID:OcS2xgkR0
提督「……一応確認しておくが、こんな風に泊まっていこうと言う事がどういう意味か分かっているだろうな?」

伊13「はい、もちろんです……けどその確認はちょっと無粋ですよ……?」

提督「分かっているが、君は若いからな。いや、幼いと言い換えてもいい。未成年だ」

伊13「そうですか……そんな幼い私に手を出しちゃうんですね……?」ジッ

提督「……部屋に行くか。話さなくてはいけないこともある」

伊13「っ!!は、はい……!!」ドキドキ

提督(バーマンに宿泊したい旨を伝えて部屋の鍵を受け取る。そして上の階へ続く階段へ案内された)

バンッ ジャランジャラン

「「「「!?」」」」

提督(そして階段を登ろうとしたところで乱暴にバーのドアが開けられる。ドアベル代わりのインテリアが鳴り響いた。店内が静かになる)

提督(迷惑な客もいるものだなと思って振り返る。そして驚愕。見たこともないような険しい表情で店内を見渡すその子に覚えがあった)

伊13「はぁ……はぁ……っ!!居た……提督……イヨ……!!」ギロリ

提督「なっ……ひ、ヒトミ……!?じ、じゃあ君は……!!」

伊13?「……あーあ、見つかっちゃったか。目が覚めるの早いね、姉貴」



伊13『あの……わ……私は……ヒトミは……提督とデ、デートしてみたい……です……』カァッ チラチラ

提督『!!』

伊14『……!!』

伊14(不自然にどっか行こうとするから何かと思ったら……姉貴はこっそりと提督の所に戻ってそんな事を言った)

提督『……それでいいのなら、もちろん。喜んで』ニコッ

伊13『……!!うん……!!』パァッ ニコッ

伊14『……』

伊14(イヨたちは提督が好きだった。規律規律ってうるさくないし、融通が利くし、優しいし)

伊14(私達に本当に自由にやらせてくれた。特に、お酒について甘くしてくれたのは本当に感謝している)

伊14(一般的に任務前や任務中にお酒を飲むのはありえないって考えなのは分かる。けど、イヨにとっては必要なことだった)

伊14(前の上官はそれを分かってくれず散々叱責された後、提督の所に異動されてきた。あれは、左遷だった。だって、提督は水上艦担当だったから)

伊14(私を庇って一緒に左遷されたヒトミに申し訳がなかった。ヒトミは気にしないでって言ってくれたけど、正直死にたい気分だった)

提督【初めまして、伊13、伊14。私はこの艦隊の提督だ。よろしく頼む】

伊13【よろしく……お願いします……】

伊14【よろしくね】

伊13【イヨ……提督に失礼……!!】

伊14【っ……ごめん……よろしくお願いします】
512 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/13(土) 09:43:04.16 ID:OcS2xgkR0
提督【気にしないでくれ。言葉遣いを気にしたりはしない。さて、君たちは潜水艦娘だ。そして私は潜水艦娘を指揮したことがない】

【【……】】

提督【だから俺は君たち二人に全権限を与える。大まかな司令は与えるが、その遂行に関して君たちが思う通りにやってみろ】

【【えっ……!?】】

提督【門外漢が口を出すのは良くないからな。君たちがやりたいようにするがいい。責任は全て私が持とう】

【【……!!】】

伊14(提督は、本当に自由にやらせてくれた。提督が気にしたのは、結果だけだった。それ以外の過程に口出ししてきたりすることは決してなかった)

伊14(規程は、もちろん重要だ。けど、それは臨機応変に対応するときに足枷となる。私達はその足枷を外してもらった)

伊14(それまでは規程の為に歯がゆい思いをすることが少なくなかったけど、そのおかげで私達は規程を無視して行動することができた)

伊14(その結果、私達の戦果は劇的に向上した。無意味に魚雷を温存したりすることなく、哨戒航路に縛られることもなく行動できたから)

伊14(敵の無線や行動パターン、そして時には勘に従ってどこへでも索敵できた。そして補足した敵に適切な方法で攻撃する。私達は本当に自由に戦えた)

伊14(それまでの燻りが嘘のように私達は活躍できた。イヨ達が提督を好きになるのにそう時間はかからなかった)

伊14(そしてあの日、それまで隠していた任務前や任務中の飲酒が提督にバレた。酒臭いと他の士官バレて、提督に報告されて)

提督【……ふむ】

伊14【……】

伊14(前の上官に何度も叱責された記憶が蘇った。また他に回されるのかと思うと悲しくて泣きたかった)

提督【どうして飲んだんだ?】

伊14【それは……イヨに必要なことだから……】

提督【今までもずっと飲んでいたのか?】

伊14【っ……うん……】ビクッ

提督【そうか……一つ確認する。大丈夫なのか?任務前や任務中に飲酒して】

伊14【もちろん。自分ではそう思ってるよ。私にはお酒が必要なの。……それは、今までの私の戦果で考えてみて欲しいな】

伊14(何を不遜なと怒鳴られる覚悟だった。けど、提督に分かって欲しかった。だから、そう言っていた)

提督【分かった。なら、この件は不問とする】

伊14【……えっ!?】

伊14(けど、本当に分かってもらえるとは思っていなかった。その後、その件が問題にされることは二度となかった)

伊14(あの時に、私は心に誓ったんだ。何をしてでもあの人と……提督と一緒になるって……提督に選んで貰うって)

提督『では予定をたてようか』

伊13『えへ……どうしようか……?』

伊14『ふーん……』コソッ
513 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/13(土) 09:46:08.38 ID:OcS2xgkR0
伊14(けど、当然のようにライバルはたくさんいて……不文律があった。抜け駆けは禁止って……)

伊14(だからイヨは……けど、姉貴はそれを……破った。分かってた。こんなチャンス、もう二度とないかもしれない)

伊14(けどその不文律があったからイヨは今回もお酒で我慢したのに……姉貴は……だから、イヨも破ることにした)



伊13『〜♪』

伊14『姉貴、今日なんかあるの?随分機嫌良さそうだけど』

伊13『えっ……?そうかな……ちょっと買い物に……行ってくるの……』

伊14『ふーん』

伊14(間違いない。今日、デートなんだ。まあ姉貴が寝ている間にスマホのロック外していろいろと確認させてもらってたけど)

伊14(予定に変更はないみたい。さて、じゃあ始めますか。私はコーヒーを淹れて用意していた睡眠薬を混入させる)

伊14『姉貴、コーヒー入れてみたんだけどさー、一緒に飲まない?』

伊13『コーヒー……?イヨちゃんが……?うん、じゃあ頂こうかな……』

伊14『ホント?はい、どーぞ。感想教えてねー』

伊13『分かった……頂きます……っ……』ズズッ

伊14『どーよ?』

伊13『乱暴な味……苦く淹れすぎだし……それをミルクと砂糖で誤魔化そうとして……甘ったるくなってる……』

伊14『そっかー……ん、分かった。ありがとね。次の参考にさせて貰う。それ、捨てちゃっていいよ』

伊13『捨てないよ……だって、イヨちゃんが淹れてくれたコーヒーだもの……』ニコッ

伊14『……んっふふ〜そう?ありがとね♪』

伊14(心が痛まないわけじゃない。姉貴がイヨときっと同じくらい提督のことを想っているのは分かってる)

伊14(けど、それでもイヨの想いの方が強いし、この勝負に負けるわけにはいけないんだよね。ごめん、姉貴)



伊13『すぅ……すぅ……』

伊14『……先に破ったのは姉貴だからね。悪く思わないでよ』ボソリ
514 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/13(土) 09:49:16.93 ID:OcS2xgkR0


伊13『……んっ』モゾッ

伊13(……あれ?寝ちゃってた……?いつの間に……疲れてたのかな……今何時だろう……外も暗くなってる……)

伊13『……っ!!??』バッ

伊13(頭の中が真っ白になった……提督とデートの約束……寝過ごしちゃった……!!ど、どうしよう……!!)

伊13『っ……ぐすっ……スマホ……私のスマホ……は……!?』ジワァ

伊13(見つからない……部屋中をひっくり返す勢いで探す……悲しくて……情けなくて……涙が溢れてきた……)

伊13(提督に何て謝ればいいんだろう……こんな事したら……嫌われちゃうよね……っ……なんで寝ちゃったの……私……!?)

伊13『ない……ない……ない……!!っ……!?こ、こぼしちゃった……何、この粉……?睡眠薬……?っ!!』ガサゴソ ガサリッ

伊13(間違って紛れ込んでいないか……イヨちゃんの荷物の中を探していた時に……偶然見つけたそれ……雷に打たれたみたいだった……)

伊13(震える手でそれを舐める。不味い。独特な味。そして少し残っていたイヨの淹れてくれたコーヒーを舐める)

伊13(乱暴な苦みと甘みの暴風雨の中でその味を探す……心のどこかで見つからない事を祈って……そして、見つけた)

伊13(何も考えられなかった……気がついたら街に飛び出していた……そこら中の人が奇異の目で見られる……)

伊13(でも気にならなかった……私の心を占めるのはただ一つ……提督とイヨのことだけだった……!!)

伊13(この時間になっても帰ってきていない……けどまだ遅すぎはしない……ならきっとイヨのことだからお酒を飲んでるはず……!!)

伊13(バーやパブ、酒屋をしらみつぶしに探す……迷惑そうな顔をされてもどうでも良かった……)

伊13(絶対見つける……!!それだけ考えていた……そして一軒の大きな建物のバーを見つける……)

伊13(体当たりするように扉を開ける……中を確認……そして、とうとう見つけた……二人は、ちょうど階段を登って上の階へ行こうとしている所だった……)

伊13「はぁ……はぁ……っ!!居た……提督……イヨ……!!」ギロリ

提督「なっ……ひ、ヒトミ……!?じ、じゃあ君は……!!」

伊14「……あーあ、見つかっちゃったか。目が覚めるの早いね、姉貴」

伊13(驚いている提督……無表情のイヨ……着ている服は、見たことないヤツ……きっと今日提督に選んで貰ったんだ……!!)

↓×1〜3 伊13の心情と行動
515 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/13(土) 10:31:28.52 ID:scz80hQV0
大好きな提督を取られたという焦燥感 しかもそれが妹の策によるものという悲しみ、怒りが渦巻いて
今まで出したことのない大声で威嚇して詰め寄る
516 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/13(土) 11:56:57.40 ID:2vnq3SYxo
抜け駆けをしようとした自分にも非があるのはわかるけど、何もこんな見せつけるようなことをするなんてあんまりだ、と泣き崩れる
517 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/13(土) 12:45:51.92 ID:LikXL71go
ひどいよ……イヨちゃん……あんなことするなんて……私ずっと……提督とのデート楽しみにしてたのに……私に成り代わって提督とデートを楽しんでたの……?本当は私が提督の隣にいるはずだったのに……!どいて……イヨちゃん……!今すぐ提督の隣からどいて!泣きながらイヨに本気ビンタを御見舞するヒトミ
518 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/14(日) 01:23:14.94 ID:hAGfjg0W0


伊13「……!!」ズカズカズカ

提督「……!!」

伊14「……」ジッ

提督(全く気がつかなかった……違和感を覚えたこともあったが、それでも俺は最後まで気がつけなかった……)

提督(イヨを睨みつけたヒトミが圧倒的な威圧感を放ちながら歩いてくる。それを逃げも隠れもせずに迎えるイヨ)

提督(交差する視線。店員もヒトミを止めることができなかった。ヒトミがイヨの目の前に立つ)

伊13「酷い……イヨ……どうしてこんな……私ずっと……提督とのデート……楽しみにしてたのに……!!私に成り代わって提督とデートを楽しんでたの……!?」ギロリ ジワァ

伊14「……」

提督(涙を一杯に溜めた上目遣いの瞳には、激しい憎しみが込められている。怒りに歪んだ表情。食いしばられた歯が見えていた)

提督(この子がこんな表情をするのかというほどに敵意を露わにしている。そんなヒトミに対して、イヨは未だに無表情だ。何の反応も示さない)

伊13「本当は私が提督の隣にいるはずだったのに……!!どいて……イヨ……!!今すぐ提督の隣からどいて!!」キッ ポロポロポロ

伊14「……ぜったいイヤ。先に抜け駆けしたのは姉貴じゃん」

伊13「っ!!」グッ パァン

伊14「っ……!!」ドサッ

提督「っ!!ひ、ヒトミ……!!流石にそれはやり過ぎだ……」

提督(イヨの言葉に、ヒトミは涙を溢しながら思いっきり手を振り被ってイヨの頬をひっぱたく。イヨは避けなかった)

提督(明らかに手加減していない。その威力はイヨが倒れてしまうほどだった。窘める俺に、ヒトミは泣きそうな顔で向き直る)

伊13「提督……気がついてくれなかったんですか……?イヨが私のふりしてたのに……提督にとって私は……ヒトミはその程度の存在なんですか……?」クシャリ ポロポロポロ

↓×1〜3 提督の心境と反応
519 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/14(日) 01:33:32.82 ID:Wp+Zrojjo
気付いてたよ、でもイヨに恥はかかせられなかったからのったんだ
話があるとは言ったが、手を出すとは言っていないだろう?
3人で部屋へ移動した上でハーレムのことを話す
520 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/14(日) 01:45:22.77 ID:HVzT2+5YO
気がついていなかったのに実は気がついていたってどういうことなの……

安価は申し訳なく思い正直に謝る
その後とりあえず場を納めて例の話をする
521 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/14(日) 01:53:02.61 ID:PzSX59SPO
心配しなくてもいい、ヒトミのことはこれから身も心も覚えていくつもりだ
できることなら『3人で』、な
(ここで例の話挿入)
522 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/14(日) 01:53:58.26 ID:F4zg0EWFo
すまないヒトミ……本当に気付かなかったんだ……でも君が俺にとってその程度の存在なんてことはない!俺は君が好きだし大切だ。でもイヨのことも同じくらい好きなんだ……卑怯なことを言っているのは分かっている……ただ君たちどちらか一人だけを選ぶことはできないんだ……俺の話を落ち着いて聞いてくれるか?いつもの……提督に想いを寄せる子にとってある意味最低の話をする提督
523 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/14(日) 08:08:24.66 ID:hAGfjg0W0
提督(最初は正直に気がつかなかったと話して謝ろうと思った。だが、ヒトミの尋常ではない様子にそうしてはいけないと本能的に感じ取った)

提督「気付いてたよ。でもイヨに恥はかかせられなかったからな。その話にのったんだ」ジッ

提督(だから俺は嘘を吐くことにした。そうしないと、ヒトミを永遠に失ってしまうような気がして……しかし、俺の言葉にヒトミが怒声を発する)

伊13「嘘を吐かないでください……!!そうならなんで私を見てあんなに驚いていたのですか……!?」キッ

提督(嘘を吐いて誤魔化そうとしたなというヒトミの怒りが痛いほど伝わってくる。ああ、そう考えるだろうな)

提督(しかし、最初の不意打ちの時の動揺は今や完璧に収まっていた。俺は冷静にヒトミの目を見つめて言葉を続ける)

提督「なぜなら、君が来たからだ。イヨのことだから、君にとって全てが手遅れになるまで君を介入させないようにしていると思ったからね」

提督「現に、イヨは目が覚めるの早いねと言っていた。つまり、本当は君はまだ寝ているはずだという事だろう?」

伊13「……!!っ……なら……なんでイヨを連れて……上の階へ行こうとしていたのですか……!?」

伊13「上の階は……泊まるための部屋があるのでしょう……!?そういう事をしようとしていたのではないですか……!?」

提督「……イヨ。部屋に行くかと俺が言った後、さらに続けて何て言った?」

伊14「……確か、話さなくてはいけないこともあるって言ってたね」スクッ ジッ

提督(張られた頬を赤くしながらも立ち上がり、そして真っすぐと俺を見つめながらそう言うイヨ)

提督「そう、『話さなくてはいけないこともある』だ。手を出すとは言っていないだろう?」

伊14「……まあ、そうだね」

伊13「……!!ほ、本当に……じゃあ提督は……イヨが私のフリをしていることに……気がついていたの……?」

提督「ああ、もちろん」

提督(すまんな……ホントは違和感があったはあったが気がつかなかった……なんてことはおくびにも出さない)

提督(全部嘘だった。さっきの俺の素の驚きを聞いていた、唯一それを崩せるイヨは動かない)

提督(ならば押し通してやる。このぐらいできなければ、汚い大人の世界を戦えないのだ……!!)

↓×1〜3 提督のハッタリに対する伊13、伊14の反応
※特に伊14は提督が嘘を吐いていると分かっていて、さっきまであんなにいい雰囲気だったのに抱くつもりがなかっただなんて嘘だと思っていることをふまえて
524 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/14(日) 09:25:09.77 ID:F4zg0EWF0
じゃ……じゃあ提督はヒトミじゃなくてイヨちゃんのほうが好きなんですか……私じゃないって気付いてて……それでも……そういう事をする気じゃなかったって言っても……イヨちゃんを上の部屋に誘ったってことはそういうことでしょ?イヨちゃんと私……同じ顔……同じからだ……私とイヨちゃんの何が違うっていうんですか……?提督に悲痛な訴えをするヒトミ。嘘だよね……イヨとエッチする気じゃなかったなんて嘘だよね?私!提督のためなら何でもしてあげられる!どんなエッチなことでも応えてあげる……!だから嘘だって言って!今からイヨと愛し合うんだって!姉貴に教えてあげて!俺が好きなのはイヨだって!お前じゃないんだって!泣きわめくイヨ
525 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/14(日) 09:29:52.16 ID:ces6fkmJO
伊13 提督と伊14がそういう関係でない方がいいので無条件で提督を信じる

伊14 場合によってはこの気持ちは醒めるのだろうなと感じつつ様子を見ようとするが、やはり女として耐えがたいので伊13に気がつかれないように提督に真意を確認しようとする
526 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/14(日) 10:47:37.12 ID:8X0y6RxVo
>>524
527 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/14(日) 10:56:38.07 ID:iFcHuaucO
ヒトミ
嘘だと叫びたいが提督の主張を覆せるほどの材料も力もないので、口を閉ざしてしまう
しかし、イヨとヒトミ、どちらを好きかはこの際ハッキリさせておきたいので、そこは食い下がる

イヨ
正直抱く気持ちが無かったことには失望したが、自分も提督を騙していたのであえて追及しない
しかし、何もなしに引き下がるのは癪に触るので、ヒトミと同じくどちらが好きかを問い詰める
528 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/14(日) 14:52:33.90 ID:hAGfjg0W0
伊13「じゃ……じゃあ提督はヒトミじゃなくて……イヨちゃんのほうが好きなんですか……?私じゃないって気付いてて……」カタカタカタ

伊13「それでも……そういう事をする気じゃなかったって言っても……イヨちゃんを上の部屋に誘ったってことは……」

伊13「そういうことでしょ……?イヨちゃんと私……同じ顔……同じからだ……私とイヨちゃんの何が違うっていうんですか……?」

提督「ひ、ヒトミ……それは……」

伊14「性格でしょ。分かったらさっさと帰りなよ、ヒトミ」

伊13「っ!!」ゾワッ

提督「っ!!」ビクッ

提督(こ、ここに来てそう出るのか、イヨ……!!)

伊14「嘘だよね、提督?イヨとエッチする気じゃなかったなんて嘘だよね。……イヨは提督のためなら何でもしてあげられる!!」

伊14「どんなエッチなことでも応えてあげる!!だから嘘だって言って!!今からイヨと愛し合うんだって!!」

提督「……!!」

伊13「提督……どういう事……!?」

伊14「あんな雰囲気だったのにその気がなかったなんて通らないよ!!姉貴に教えてあげて!!俺が好きなのはイヨだって!!お前じゃないんだって!!」

伊13「……!!黙って……イヨ……!!」バッ

伊14「黙らない!!姉貴が黙りなよ!!」バッ

提督「や、止めるんだ二人共!!」

伊13「絶対に赦さない……赦さないんだから……!!」ググググッ

伊14「赦されなくていいよ!!それぐらい覚悟してきた!!提督は渡さない!!」ググググッ

提督「止めろ!!」

「「っ!!」」ビクッ

提督(俺の怒声に掴み合って声を荒げていた二人が動きを止める。そして顔だけで俺を振り向いた)

伊13「……」フルフルフル

伊14「……!!」キロリ

提督(ヒトミは単純に恐れている。自分が選ばれないことを。俺がイヨを選ぶことを。そしてイヨは、俺を脅していた)

提督(俺を睨みつけるその瞳は語っている。俺の顔を立てるために、俺が入れ替わりに気がついていたという嘘を指摘しはしない)

提督(けど俺の行動次第ではそのことを暴く。そう警告してきていた。……やはり嘘は吐くものではないな)

提督「二人に、話さなくてはいけないことがある……頼む、二人共。まずは黙って俺の話を聞いてくれ」

提督(周囲からの視線が痛かったが、俺はバーマンにもう一人増えたことを伝えて新しい鍵を貰うと三人用の部屋へと移動する)

提督(その間、二人は一言も話さなかった。部屋につき、二人をベッドに座らせる。そして俺も向かいのベッドに座った)

「「……」」

提督「ありがとう、俺の頼みを聞いてくれて。すまない。最初からこうしていればよかった……」

提督(そして俺は話し始める。あの子から始まって、今、マックスまで続いているあの話を……)

↓×1〜3 二人の心境と反応
529 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/14(日) 15:42:50.39 ID:F4zg0EWF0
そ……そんな……提督がそんなことをするひとだったなんて……でも……それでも……提督と一緒になれるなら……提督と愛し合えるなら……私……提督のハーレムに完全に納得したわけではないが今は自分の恋路を優先し立ち上がってフラフラと提督のそばに行くヒトミ。え……じゃあ提督はイヨだけのものにならないってこと!?嫌だ!そんなの嫌!姉貴と提督……?何しようとして……?何してんのよ!やめて!イヨにそんなの見せつけないで!イヨの目の前でおっ始める提督とヒトミに圧倒されて動けないイヨ
530 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/14(日) 15:47:54.00 ID:oUi7M1KcO
二人とも案外すんなり受け入れる
531 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/14(日) 15:55:11.38 ID:8X0y6RxVo
偶数秒00は確定だっけか
532 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/14(日) 19:03:49.12 ID:hAGfjg0W0
伊13&14「「……!!」」



【病院……行きましたか?いいお医者さんなんですよ】

【っ!?……行ってない】

【どうしてですか?】

【あなたに紹介してもらった病院なんか行かない……!!】

【嘘……だからですよね】キロリ

【えっ……!?】

【彼の気を惹くために赤ちゃんができたなんて嘘ついたんですものね】

【っ!!違う……!!】キッ

【何が違うんですか?】

【私は本当に……!!】

伊14『うわぁ……酷いね……ドラマとか映画とか、よくこういうの普通に放送するよね』

伊13『うん……そうだね……』

伊14『好きな人に選ばれるためとはいえ、普通ここまでするのかな?』

伊13『うーん……まあ、一人しか選ばれないから……する人もいるのかもね……』

伊14『そっかーまあそういうものなのかもね』



伊13「一人しか選ばれないんじゃなくて……全員と……!!」

伊13(目から鱗が落ちた……そういうものだと……一人しか選ばれないものだと……ずっと思っていた……)

伊14「そういうのもアリなんだ……そうかーそうなんだ……!!」

伊14(けど、もしそうじゃないなら……一人だけじゃなくて皆を選ぶというのがあるのならイヨは……!!)

提督「もちろん、まともじゃないのは分かってる。だが、俺にはそれでも受け入れてくれた子たちが居るんだ」

提督「だから俺は、まともじゃなくても俺を好いてくれていて、俺を受け入れてくれる子たち全員を幸せにする。そう決めたんだ」

提督「君たちは、この話を聞いたうえでどうする?それでもまだ俺が好きか?この話を受け入れるか?」

伊13「はい……好きです……!!受け入れます……!!」コクコク

伊14「もちろん!!大好きだよ、提督!!ずっと一緒に居てね!!」バッ ダキッ スリスリ

提督「っ!!」

提督(救われたような表情で何度もうなずくヒトミ。そしてイヨは俺に飛びかかって抱き付いてくる。頬を擦り寄せてきた)
533 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/14(日) 19:05:08.61 ID:hAGfjg0W0
伊13「イヨ……!!ズルい……私も……!!」バッ ダキッ スリスリ

提督(そしてイヨの行動を受けてヒトミも俺に飛びついてきた。見た目がうり二つの美少女にこうして抱き付かれると……男として反応してしまう)

提督「ひ、ヒトミ……イヨ……ありがとう。約束する。必ず幸せにしてみせる」ムクムクムク

伊14「うん!!……っ!!んっふふ〜♪」ピクッ ニタァ ナデナデ

提督「っ!!」

提督(そしてそれをイヨに気がつかれる。妖艶な笑みを浮かべるイヨ。そしてその綺麗な白い手でズボン越しのそこを撫でてくる)

伊13「うん、信じてるよ……提督……!!……?っ!!」ニコッ チラッ ビクッ

提督(そしてそんなイヨの行動に気がついたヒトミ。肩をびくりと震わせ、顔を真っ赤に染めた)

伊13「な、な、何をしてるの……!?」

伊14「何って……見れば分かるでしょ?」チラリ

伊13「……!!」

提督(妹の妖艶な流し目に目を見開いて信じられないと言うような表情をす
るヒトミ。俺はイヨに話しかける)

提督「イヨ、その前にするべきことがあるはずだ」

伊14「っ……うん、そうだね」

提督(俺の言葉にイヨは俺から離れるとバツが悪そうな表情を浮かべながらもヒトミに向き直る)

伊13「……」

提督(そんなイヨに対してヒトミもまた俺から離れてイヨに向き直る。少しの沈黙、そしてイヨが瞳に頭を下げた)

伊14「酷い事してごめんなさい」

伊13「……。さっきの一発で……赦してあげる……」

伊14「ホント?ありがとね」

提督「よし。では、とりあえず三人で飲みなおそうか」

提督(ルームサービスで酒とツマミ、そして何も食べていなかったヒトミに軽食を注文した)



提督「ん……っ……」

伊14「すぅ……すぅ……」

伊13「……」ジッ

↓×1〜3 一日デートしていた提督とイヨが眠ってしまったヒトミの心境と行動
534 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/14(日) 19:46:00.13 ID:F4zg0EWF0
提督とイヨちゃんが寝ちゃった……イヨちゃん……ごめん……お姉ちゃん……先に提督いただくね……意を決して提督の寝込みを襲うヒトミ
535 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/14(日) 19:56:07.85 ID:Wp+Zrojjo
伊14を起こして二人で提督を夜這い
536 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/14(日) 19:59:34.94 ID:8X0y6RxVo
今度は抜け駆けなんかせずに一緒にしようとイヨを起こす
537 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/14(日) 22:45:45.11 ID:hAGfjg0W0
伊13「……イヨ、寝ないで」ユサユサ

伊14「んん……何……今何時……?」

伊13「まだ夜だよ……私……これから提督とするね……他の子はもうしてるらしいし……抜け駆けするつもりはないから……するなら一緒にする……?」

伊14「何を……っ!!ちょっと待って……何かキツイのない……?」パチリ ノソッ

伊13「キツイの……ウイスキーが残ってる……はい」

伊14「んっ……くぅー……目ぇ覚めた……!!」グビッ

伊13「ん……じゃあ……し、しようか……」ドキドキ

伊14「うん、しよう。……」

伊13「……」

伊14「……姉貴?」

伊13「な、何……?早くしよう……?」

伊14「うん。だから、ほら。しよ?」

伊13「っ……」

伊14「……もしかして姉貴、どうすればいいのか分からない?」

伊13「っ……イヨちゃんは……分かるの……!?」キッ

伊14「ま、まあ……」

伊13「っ!?そ、そう言う経験……あるの……!?」

伊14「な、ないよ!!けどそういうのって自然とこう……学んでいくもんじゃん!!」

伊13「そ、そうだね……」

伊14「でしょ?まあとりあえず……下、脱がせちゃおっか」

伊13「わ、わかった……」

提督「っ……」ボロン

「「!!」」ドキッ

伊13「……。それで……?これからどうすればいいの……?」

伊14「て、提督のコレを扱いたり……な、舐めたりして大きくしなくちゃ……」

伊13「!?」



提督「……っ」ムクムク

伊13「お、大きくなってきた……!!コレを舐めるの……?」ツンツン

伊14「そうらしいよ」フニフニ

提督「!!」

提督(いつの間にか寝落ちしていたようだ。何か気持ちいいと思って目を覚ますとヒトミとイヨが俺のモノを弄っていた)

↓×1〜3 提督の行動
538 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/14(日) 22:51:58.83 ID:Wp+Zrojjo
寝たフリをして二人の自主性に任せてみよう
539 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/14(日) 23:08:09.63 ID:F4zg0EWF0
二人で俺が寝ている間に致そうとしているようだが……いかんせん未経験なせいでじれったいな……ここは一つ俺が手ほどきしてやろう。何も知らない無垢な女の子にテクを仕込むのもハーレムの醍醐味だからな。起き上がって二人に色々教え込む提督
540 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/14(日) 23:28:04.92 ID:zFOCGYqB0
>>538
541 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/15(月) 16:26:00.54 ID:Kf61w9orO
>>532
実写版スクイズとはなかなかハードなものを放送するなあ…
542 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/01/15(月) 19:11:29.45 ID:o6TWCOxd0
提督「……」

提督(俺はあえて寝たままを続ける。ヒトミとイヨがどうするのか見させて貰おうか)

提督(初々しい手つきで弄られ、快感というよりはシチュエーションに興奮した。生娘二人が俺のモノを弄っている)

提督(たまらなかった。ヒトミは全くそう言う知識がない感じが素晴らしい。もはや扱くでもない。突っつくだった)

提督(ヒトミを性的に調教していくのが楽しみだ。いったいこの子はどうなるのだろうか?待ちきれない)

提督(そしてイヨは乏しい知識を基に何とか頑張っている所が最高だ。とりあえずこうだろうかという感じでモノを扱いてくる)

提督(あの白魚のような指で俺のモノに触れているかと思うと、穢れてはいけないものが自ら穢れていくのを見ているような背徳感が背筋を震わせた)

伊13「わ……も、もっと大きくなってる……!!」

伊14「っ……すごっ……!!」

提督(モノが完全に戦闘態勢に入る。二人はそれに圧倒されているようだ。手が止まり息を呑むのが分かった)

提督(暫く、二人は動かない。いや、動けないのだろうか?本能的な恐怖を感じ、圧倒されているのかもしれない)

提督(そう考えるとさらに興奮する。……が、長く続くわけではない。早くしないと脱力してしまう……)

伊13「……。ねえ……?やっぱりそういう経験も無いのに……そう言う事するのって……無理かも……」

伊14「っ……そ、そうだね。また今度にしようか」

提督(な、なん……だと……お前ら……ここにきてまさかの展開だぞ……それでいいのか……!?)

提督(だが二人は俺の下着とズボンを穿かせようとする。起きてやろうかと思ったが、閃く。俺はそれよりも面白い事を思いついた)

提督(着衣を直され、されるがままに二人がかりでベッドに運ばれる。俺をベッドに寝かしつけた二人は交互にシャワーを浴び、歯磨きを済ませるとそのままベッドに入った)

提督(逸る気持ちを押さえて耐える。二人が寝静まるまで待つ。そして、とうとうその時が来た)

伊13「すぅ……すぅ……」

伊14「ん……すぅ……」

提督「……」ムクリ

提督(俺は起き上がると、取り合えず口を濯ぎ、残っていたひとかけらのチョコレートを食べて目を完全に覚ます)

提督(そしてそのまま無防備な寝顔を見せる二人に向き直った。あどけないその寝顔。これからすることを考えると興奮した)

提督「先に寝込みを襲ったのはお前らだからな……覚悟してもらおうか……!!」

提督(俺は、まずヒトミから頂くことにした。布団を剥ぐ。部屋に置いてあったのだろう大きめのバスローブを着ていた)

提督(遠慮することなくバスローブの腰紐を解き、はだけさせる。ブラとショーツが露わになった)

提督(シンプルなヒトミらしい下着だ。俺はまず軽く体を愛撫する。素肌に指を這わせ、軽く撫でまわした)
543 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/01/15(月) 19:16:59.06 ID:o6TWCOxd0
伊13「んふ……」

提督(しかし起きる様子はない。俺はヒトミのショーツに手をかけ、そのまま脱がせる。窓から入る外灯だけが光源の暗い部屋の中、ヒトミの秘所が露わになった)

提督「素晴らしい……!!」

提督(生えかけのそこはピッチリと閉じており、顔を寄せると石鹸の香りが漂ってくる。俺は脱がしたショーツをヒトミに被せる)

提督(自分のパンツを被っている美少女と言うのもなかなか乙なものだ。俺はヒトミに添い寝するようにして隣に横になると。その秘所を手で責める)

伊13「っ……んっ……っは……ぁ……」ピクンピクン

提督(割れ目をなぞり、自慰の経験すらないであろうぴっちりと閉じたそこへ指を挿入。軽く中の具合を確認した)

提督(いい締まりだ。入れるのが楽しみだった。そのまま、俺はヒトミに手淫を続ける。クリを摘み、弄る)

伊13「ぅ……はぁ……ん……っ……ぇ……?」

提督(暫く快楽を与えていると、ヒトミがゆっくりと目を開いた。そして俺を認識する。目を見開いて、声をあげようとした……)

提督(ところで俺が手で口を塞ぐ。混乱したヒトミは身体を硬直させ、俺に何が起こっているのか視線で問いてきていた)

提督「先に寝込みを襲ったのは君たちだろう?」

伊13「っ!!」ビクッ

提督「静かにできるね?さもないと俺は君の口を塞がないといけなくなる」

伊13「っ……」

提督「そして、イヨを先に抱くことにしよう。どうかな?静かにできるかな?」

伊13「っ!?……!!」コクコク

提督(イヨに俺を盗られるわけにはいかないと言った感じで力強くうなずくヒトミ。俺は手を離す)

伊13「提督……その……っ!!ぅ……はぁ……!!」ビクン

提督(それと同時に手淫を再開した。何かを言いかけたヒトミはその言葉を自らの喘ぎ声に遮られた)

提督(容赦なく、本能と欲望のままにその体に快楽を刻み、開発、調教していく。ヒトミは頑張って耐えていたが、限界を迎えた様だ)

提督「……」キュッ スッ チュッ

伊13「ぁあん!!あああむぅ……!!んん〜〜〜!!」ビクン

提督(強くクリトリスを摘まむと同時にヒトミが絶頂を迎える。恐らく人生初めての絶頂にヒトミは声を抑えることを忘れて嬌声をあげる)

提督(それを、俺はヒトミに口付けすることで遮った。イヨは今ので起きただろうか?まあ、どちらでもいい。今はヒトミだ)

提督(舌を挿入して咥内を蹂躙する。口を塞がれてなお、唸るようにして喘ぐヒトミ。俺が手を止めないからだ)

提督(瞳は腰を引き、股を閉じるようにして逃げようとしている。そして俺の身体に腕を回し、強く抱きしめることで耐えようとしていた。だが、そうはさせない)

提督(そのまま絶頂の波に乗せて何度もイかせる。それと同時に濃厚なディープキス。それが終わるころにはヒトミは息も絶え絶えで放心していた)

伊13「んっ……はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……」トロン

提督(唾液の糸を引きながら口を離す。ヒトミは胸を大きく上下させ、口からは唾液を垂らしている。そして、その秘所はびしょびしょだった)

提督(俺は身体を起こし、ヒトミの脚の方へ移動する。そして蜜の溢れるそこへ口を付けた。舐めとり、吸い取る)
544 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/01/15(月) 19:19:31.49 ID:o6TWCOxd0
提督「……んっ」レロレロ ジュルル

伊13「ふあぁ……!!んはぁ!!」

提督「あまりうるさくするとイヨが起きるぞ?」

伊13「っ!!っ……!!」バッ

提督(再び大きな嬌声をあげるヒトミにそう告げる。俺の言葉にヒトミは両手で口を塞いで喘ぎ声を抑えた。再びヒトミの秘所に口付けする)

伊13「んん……!!っ!!ん……!!んん!!」ピクピク ビクン

提督(容赦のない口淫。ヒトミは俺の頭を足でがっちりと挟み込むようにしていた。力を込めることで快楽に堪えようとしている)

提督(だが、そんな事で耐えられると思うなよ?舌でクリトリスを刺激した、快楽により足をもじもじと動かしたり、力を抜けさせたりするヒトミ)

提督(ヒトミの身体が開発されているのが分かった。快楽を与えられ、それに対する反応が段々と大きくなっていっている)

提督(穢れを知らぬ少女が今、俺の手で女へと変えられていっている。これほど興奮することはそうそうないだろう)

提督(俺は、そのままヒトミの身体を楽しみつつ口淫を続けていく。この子の身体と心を作り替えていくように)



伊13「〜〜〜!!っ!!んふぅ……!!んん!!」ビクンビクン

伊13(頭が……溶けそうだった……体がおかしかった……こんな気持ちいいことが……あったなんて……)

伊13(私の中にあった扉が……こじ開けられていってる……目覚めさせられてる……それが怖くて……でも……求めちゃう……)

伊13(そうなんだ……これが……女ってこと……なんだ……でも……激しすぎるよ……!!こんなの……!!)

伊13「んん〜〜〜!!んふぅ!!っ……ん……っ!?!?」ビクッ

伊14「っ……!!すぅ……すぅ……」パチッ

伊13(イヨちゃん……起きてる……!!見られてる……!!寝たふりしたって……目が合ったのに……誤魔化せるわけないでしょ……!!)

伊13「て、提督……!!んはぁ!!あぁ〜〜〜!!」ビクンビクン



提督「イヨが起きてしまうぞ?いいのか?」

伊13「ま、まって……!!ダメ、提督待ってぇ!!ふぁああああっ!!」ビクン

提督「ダメだ、待たない」

伊13「そんなぁ!!っ!!んふぅ……!!んん!!」ギュッ

伊14(姉貴は、提督にイヨが起きてることを伝えるのを諦めたみたいだった。必死に口を手で塞いでる)

伊14(分かる。今、姉貴はイったんだ……最初、姉貴の声で目が覚めた時、止めようかと思った)

伊14(ズルい、イヨも!!イヨが先!!そう言おうかと思った。でも、初めて見る生のそれに……動けなかった……)

伊14(自分の下着を被った姉貴と服を着たままの提督が絡み合っていた。いけないものを見ていると本能で理解した)

伊14(けど、姉貴と提督のそれから目を離せなかった……姉貴がそんな顔するんだ……そんな声出すんだ……)

伊14(姉貴のそこに顔を埋める提督。何度もイかされてる姉貴。提督がようやく顔を上げた時には、姉貴は半分トんでいた)
545 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/01/15(月) 19:22:02.83 ID:o6TWCOxd0
提督「さて、そろそろ入れるぞ、ヒトミ」

伊14「っ!!」

伊13「ぁ……て、ていとく……」

伊14(ぐったりとしている姉貴の身体を抱き起す提督。そしてそのまま前に倒してうつ伏せにさせた)

伊14(そのせいで上下が逆さになって……良く見えた……服を脱ぎ捨てた提督の……ソレが……姉貴の震える腰が……)

伊14(提督が姉貴の腰を浮かさせる……そしてソレを……ソコに……触れさせたんだと思う……くっついた)

伊13「っ!!ま、まって……ていとく……!!イヨちゃんおきてるから……!!」

伊14「っ!!」ドキン

提督「イヨが?」チラリ

伊14(寝たふりをする。心臓がドクドクしているのがうるさい。提督に聞こえないか怖いぐらい)

提督「……寝ているぞ」

伊13「ねたふりしてるの……!!だからまって……!!ばしょかえて……!!」

提督「ダメだ、もう待てない。行くぞ、ヒトミ……!!っ!!」グッ ググググッ

伊13「っ!!〜〜〜!!っんんんん!!」ブツン ヌププププ

伊14(姉貴の声にならない声が聞こえて、びたんって音がした。ゆっくり目をあける。大丈夫、みられてない)

伊14「……!!」

伊14(姉貴の腰と、提督の腰がくっついていた。あぁ……そんな……い、入れられたんだ……!!)

提督「動くぞ、ヒトミ」

伊13「〜〜〜!!」フルフルフル

伊14(姉貴が顔を振った。のに、提督は腰を振り始めた。目が離せない……ぱんぱん音がする)

伊14(提督の苦しそうな気持ちよさそうな吐息……姉貴のそういう声……これが、セックスなんだ……!!)

伊14(圧倒された。腰が離れてはくっついて離れてはくっついて……押し付けられて、ぐりぐりしてる……姉貴の身体が跳ねる……)

伊14(どのくらいそうしてたのか分からない。魅入っていた。提督が、姉貴に後ろから覆いかぶさる)

提督「君に……謝らなくてはいけないことが……ある……!!」パンパンパン

伊13「んっ!!んっ!!んふぅ!!んっ!!んはっ!!」ズッチュズッチュズッチュ

提督「下で……君とイヨの入れ替わりに……気づいていたと……嘘を吐いた……すまない……赦してくれ……!!」

伊13「っ!!んん……!!」

提督「もう二度とそんな事がないように……これから君のことをもっと知っていきたい……赦してくれるか……!?」

伊13「っ……!!」コクコク

提督「そうか……!!ありがとう、ヒトミ……愛しているよ」

伊13「……!!ひ、ヒトミ……もぉ……!!」キュンキュン コクコク

伊14(提督が腰の動きを加速させる。唸り声をあげていた。姉貴も布団に顔を押し付けて声にならない声をあげている)

伊14(体のぶつかり合う音と、ずちゅずちゅという音が響いていた。そして、一際大きな身体を叩きつける音を最後にそれが止む)
546 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/01/15(月) 19:24:04.97 ID:o6TWCOxd0
提督「っ!!ヒトミぃ……!!っは……!!」バチュン ビュルルルルルルルル

伊13「んくぅ……っ〜〜〜!!」ビクンビクンビクン

伊14(提督が声を洩らして、震える。腰を押し付けてぐりぐりとする。姉貴が唸るような声をあげた)

伊14(その後、二人は暫くそのままだった。何かぼそぼそと言っていたけど、聞き取れない)

伊14(そしてさらに暫くしてから提督が体を起こす。姉貴から離れた。姉貴はもう限界みたいだ。ただ肩を上下させてその場に寝そべっている)

提督「さて、次はイヨか」

伊14「!!」ビクッ



提督(イヨが起きていることには気がついていた。手淫をしていた時に、姉の秘所を弄る俺の手をガン見していた)

提督(そして今、寝たふりをしている。俺はゆっくりとイヨに近づく。そしてその頬に触れた)

伊14「……」

提督「寝ているか」

提督(イヨの寝たふりは完璧だった。だが本当は起きているのだ。その胸中を考えるとなかなか滾るものがある)

提督(俺はイヨの布団を剥ぐと、ヒトミにしたようにバスローブをはだけさせる。そして下着越しにイヨの秘所へ触れた)

提督「ん?おかしいな……濡れているぞ?これはどういう言う事だ?」ツー

伊14「っぁ……!!」ビクッ

提督(下着越しに割れ目を撫でる。湿っているソコの、硬く自己主張している突起に触れた瞬間、イヨが反応する)

提督「おや?もしかしてだが……起きているのか……?」

伊14「……」

提督(俺の言葉に、しかしイヨは寝たふりを止めない。ほぅ……素晴らしい。ならまだまだ楽しませてもらうぞ)

提督「……寝ているか?まあいい。さて、では頂くとするか。寝込みを襲ったのは君が先なんだ。悪く思うなよ」スッ

伊14「……」スッ

提督(下着をずらす。少しだけ足を閉じるように動かしたイヨ。だが、それ以上の抵抗はしない)

提督(いや、できないというべきか。俺はそこに直接触れる。もうすでに愛液が漏れ出ている)

伊14「っ……ぅ……んぁ……!!」ピクンピクン

提督(俺の手淫にイヨはしかし、あくまで寝たふりを止めずにされるがままになっている。俺は容赦なくイヨをイかせにかかる)

提督(ああ言っていただけあり、イヨは自慰したことがありそうだった。異物を拒むきつさはあるが、指ならある程度は受け入れる)

提督(俺はそのままクリを全力で責める。もはや、イヨは寝たふりができていない。目こそ閉じているが、体を捩り、喘ぎ声が洩れていた)

提督(イヨの身体の反応が段々と絶頂のそれに近づいて行っている。容赦しない。クリトリスを摘まんで、弄る)
547 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/01/15(月) 19:27:49.24 ID:o6TWCOxd0
伊14「っぁ……あぁ……!!うぅっ……〜〜〜!!」ビクンビクン

提督(イヨが絶頂した。足を閉じて背中を反らせる。喉が丸見えになった。そして、脱力。なんとまぁ、まだ寝たふりを止めないのか)

伊14「っ……」

提督「イヨ……起きているだろう?」

伊14「……」

提督「そうか……んっ」

伊14「んふっ……!!」

提督(俺はイヨに口付けする。抱き締め、唇をはみ、舌を挿入した。それを受けて、とうとうイヨも寝たふりを止める)

伊14「んふっ……れろれろれろ……にゅるにゅるにゅる……」ダキッ ギュッ

提督(イヨが俺の身体に手を回し、自らも舌を絡ませてくる。濃厚なキスを交わし、そして口を離した)

伊14「提督……いつからイヨが起きているって気がついてたの……?」

提督「さあ?いつだろうな」

提督(そのままイヨの首筋を舐め、舌を這わせて鎖骨、胸の谷間、臍を経由して蜜壺へ口をつける)

伊14「ふぅ……っはぁ……!!あぁ……!!提督!!そこ……ダメだよ……!!」

提督(ダメと言われたらやりたくなるのが人というものだ。俺はそのままイヨの感じるところを責める)

伊14「っぁ!!あぁ……!!や、ダメ!!ダメだって!!っ!!っぁああああああ!!」ビクンビクン

提督(イっている間も口淫を止めない。強く吸うとイヨの腰が跳ね上がる。そのまま何度もイかせた)

提督(口を離すと、イヨは足を開き気味にしてぐったりとしていた。俺を見つめるその瞳には期待の光が満ちている)

提督(俺はそのままはち切れんばかりに回復しているモノをあてがう。正常位でハメる体勢になった)

伊14「提督……来て……?」

提督「っ!!行くぞ、イヨ!!」グッ ググググッ

伊14「っ……ぅぁああああ!!」ブツン ズプププププ ビクン

提督(誘われるがままにイヨの中に己をぶち込む。処女膜をぶち抜く感覚、これでこの子も俺のモノだ。最高の気分だった)

提督(本能のままに腰を振る。俺の身体にしがみ付くイヨを押しつぶさんばかりに腰を叩きつける)

提督(イヨの口から嬌声が洩れた。中がきゅんきゅんと締まる。淫らな音が響いていた。俺は限界まで我慢する)

伊14「あっ!!あっ!!あぁ!!提督……すごい……!!」

提督「っ……イヨ……愛しているぞ……!!今、お前の中にぶちまけてやる!!」

伊14「うん!!うん!!教えて!!イヨに男の人の……提督の味……教えて!!それなしじゃ生きられなくして!!」

提督「っ……いいだろう……いくぞイヨぉ!!」バチュン ビュルルルルル

伊14「きてぇ!!きてぇええええ!!ああああああああ!!」ビクンビクン

提督(イヨの中にぶちまける。思いっきり注ぎ込む。まるで搾り取るようにイヨの中が締まり、蠕動した)

提督(そのまま、イヨに覆いかぶさるように倒れ込み、口付けを交わす。暫くそうしていた)
548 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/01/15(月) 19:29:46.00 ID:o6TWCOxd0
提督「っ……ふぅ……」ズルン

伊14「んぁ……」ヌポッ ブプッ

提督(そして身体を起こしてモノを引き抜く。俺の精液やヒトミとイヨの愛液でテカっていた。俺はその場に座ると、イヨに声をかける)

提督「イヨ、口で綺麗にしてくれないか?」

伊14「えっ……く、口でって……」

提督「そうだ。さっき俺がしてあげたみたいに、今度は君が俺のを咥えてくれ」

伊14「っ……」

提督(さすがに自発的にフェラさせるにはまだ初々しすぎるか。イヨはかなり困った感じで俺のモノを見つめていた)

提督「……まあ、嫌なら大丈夫だ」

伊14「っ!!だ、大丈夫……できるよ」

提督(しかし俺のその言葉にイヨは焦ったようにそう言うとゆっくりと体を起こす。そしてそのまま俺の方に這い寄って来た)

提督「そうか、ありがとう」

伊14「……んっ」ピトッ

提督(そして躊躇ってから……ゆっくりと提督のアレを口につけた。しかし、咥えるとは程遠い状態だ)

提督「それじゃキスだぞ?もっと咥え込むんだ。こういう風に」グイッ

伊14「んぶっ!?」

提督(イヨの後頭部に手を当てるとイヨにモノを咥えさせる。苦しそうにしながらも、俺の言う通りにするイヨ)

提督「よし、それで根元から先端の方へ舌を這わせるんだ。裏スジと借りを唇や舌で刺激しろ」

伊14「んっ……れろれろ……あむあむ……じゅるるるる」

提督「ぅ……おぉ……!!そう、いい感じだ。ありがとう、イヨ」ナデナデ

提督(イヨに優しく声をかけて、頭を撫でる。それだけでイヨは嬉しそうに目を細めた。そして今まで以上に丁寧にモノを舐める)

提督「っ……よし、それで大丈夫だ。ありがとう、イヨ」

伊14「うん、どういたしまして」

提督「さて、そろそろ寝るとしよう。明日の朝には出なくてはいけないからな」
549 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/01/15(月) 19:32:18.86 ID:o6TWCOxd0


少し前

曙「クソ提督……なんであんなに忙しいのよ……せっかく久しぶりに指揮下に戻ってきたのに……全然一緒に居られない……」

曙「何か調べてるみたいだからこっちから執務室に行ったりするのはちょっとアレだし……本っ当にクソ提督だわ……」

曙(夕暮れ時、屋上で悪態を吐きながら茜色に染まった空を見上げる。提督奇跡の生還から数日、少しは休めばいいのにあのクソ提督は忙しそうに何かをしている)

曙(あたしが行方不明って聞いた時にどんだけ心配して、死んだって聞いた時どんだけ悲しんだかも知らないで……)

曙(でも、あの真剣な顔は本当に大切な時……大きな作戦の前とかにしてる顔で、今は邪魔しちゃいけない時だって分かった)

曙(まあ、それでも気に食わないものは気に食わないんだけどね!!クソ提督が忙しくなくなったら、思い知らせてやる)

曙「はぁ……それにしても、憎らしいくらい綺麗な空……んっ?えっ……?」

曙(本当に偶然、向かいの建物の一室が目に入った。カーテンが半開きになっていて、中が見える)

ガリメガネ「んちゅぅんちゅぅ」

潮「っ……!!」ポロポロ ピクンピクン

曙(その部屋の中では、どんな状況かは分からないけど上半身裸の潮が船団護衛を指揮する士官の一人)

曙(私達の今の直属の士官だけど、人と目を合せないし陰険で本物のクソ士官に胸を吸われている所だった)



曙「潮!!っ!!この……開けなさい!!開けろ!!」ガンガン

潮「っ!?あ、曙ちゃん!?」

ガリメガネ「な、何だ!?」

曙「っ!!この……やぁ!!」バガァン

ガリメガネ「ひっ!?」

潮「っ!!いやぁ!!見ないで!!」バッ

曙(扉を蹴破ったあたしを見てクソ士官が情けない悲鳴をあげる。そして潮が手で胸を隠した)

曙(潮は泣いていた。それだけでこの行為が無に等しいくらいの確率であった実はこの二人が恋人同士という可能性が消え去った)

曙「クソ野郎……潮に何したのよ……ぶっころしてやる……!!」

ガリメガネ「や、止めろ!!そんなことしたらお前もただじゃすまないぞ!!」

曙「そんなの知るか!!」

ガリメガネ「ひぁっ!?っ……う、潮!!止めさせるんだ!!さもないと君がひた隠しにしていたこの事も皆に知られるぞ!!」

潮「っ!!あ、曙ちゃん……お願い、止めて!!そ、そんな事になったら私……お願いだから止めて……!!」

曙「っ!!う、潮……この下劣なクソ野郎……!!」

ガリメガネ「っ……いつもいつも上官に向かってお前は……お前こそクソガキだ……!!」
550 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/01/15(月) 19:36:26.37 ID:o6TWCOxd0
曙「はぁ!?聞こえないわよ!!目を見てはっきりと言ったらどうなの!?」キッ

ガリメガネ「うひっ!?っ……だからお前は嫌いなんだ……ともかく、何か誤解しているようだけどな……」

ガリメガネ「俺と潮は恋人同士なんだ……!!それこそ、そう言う事をするくらいにはね……分かったらさっさと消えろよ……!!」

曙「何言ってんのよクソ野郎!!潮の顔見て見なさいよ!!これが恋人に向ける顔なの!?」

ガリメガネ「っ!!お、お前が乱入したせいだ……!!さっきまではちゃんと感じて気持ちよさそうな顔してたんだよ……!!顔赤くしてさ……!!」

潮「っ……」キュッ

ガリメガネ「あと、このことは内緒にしないと保存してきた今までの俺と潮の愛の記録をばら撒くからな……!?」

潮「っ!?」ビクッ

曙「っ……!!」ギリッ

ガリメガネ「分かったらさっさと消えろ……!!クソガキめ……!!潮、そのクソガキに言ってやれ、消えろってな」

潮「っ……あ、曙ちゃん……この人の言う通りだから……帰って……私は……大丈夫だから……」

曙「潮……!!っ……結局、お前はそういうことをしたいんでしょ……!?なら、取引よ……!!」

ガリメガネ「はぁ?」

曙「本当ならこんな事続けてたら状況が悪くなるだけなのは目に見えてるんだし、潮が何と言おうとあんたを憲兵に突き出してやるところだけど……」

曙「でも、そうしたら潮も大きいダメージを受けるのを避けられない……だから、あたしが潮の代わりになる……!!」

潮「あ、曙ちゃん!?ダメだよそんなの!!」

曙「あんたは黙ってなさい、潮!!潮に比べれば、あたしは女としては……っ……アレでしょうけど、でも、それでも女だし、そのうち成長するわ……」

曙「お前が性欲処理に使う女が潮からあたしに変わるだけで現状をほとんど維持できるんだから、いいでしょ!?分かったら潮のことは解放しなさいよ……!!」

ガリメガネ「何言って……っ!!」

ガリメガネ(待てよ……潮はそのうち嫁にするから無茶できないけど、こいつならそんな事気にせず自由に使えるぞ……!!)

ガリメガネ(潮とヤる時には失敗しないように経験を積んでおかなくちゃいけないからな。かといって娼婦は汚いから嫌だし)

ガリメガネ「ふひっ……いいだろう……その取引、受けてやろう……!!」

曙「っ……分かったわ……じゃあ、潮を解放して。お前が保存したとかいう潮の動画とか画像とか、消しなさいよ!!」

潮「曙ちゃん……お願い、私は大丈夫だから……!!」

曙「っ!!大丈夫なわけないでしょこの馬鹿!!いいから黙ってなさい!!」

潮「黙らない!!」

ガリメガネ「潮、ちょっと静かにしてろよ。今俺が話してんだろ」ジロリ

潮「っ!!ぅ……」ビクッ

曙「っ……さあ、早く消しなさい!!」

ガリメガネ「その前に、お前が裏切らないための保険が必要だろ?」
551 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/01/15(月) 19:39:08.03 ID:o6TWCOxd0


曙「こ、これで全部脱いだわよ……満足……!?」フルフルフル

ガリメガネ「ふひひ!!何言ってんだよ、まだだよ。このぐらいじゃお前はばら撒かれてもいいと思って裏切りかねないからな。もっと撮らせてもらう」カチャカチャ ボロン

曙「っ!?」

曙(そう言ってそいつはズボンとパンツを下ろすと……気持ち悪いぐらい長いソレを露出した)

曙(前に勉強の為にって何人かで見たそういう画像のアレとは全く違った……体形に不釣り合いな長さのソレ……)

曙(気持ち悪い。怖い。吐き気がする。目を逸らしてしまいたかった。この後、何をされるのか考えたくない。体が……震える……)

ガリメガネ「おい、クソガキ。しゃぶれよ」

曙「はぁ!?」

ガリメガネ「早くしろよ。俺の気が変わらねぇうちにさ」

曙「っ……ントに最悪……」ジワァ

ガリメガネ「絶対に歯をたてんじゃねぇぞ?噛んだりしたらどうなるか分かってるだろうな?」

曙「……分かったからちょっと黙ってなさいよ」

ガリメガネ「……さっきから気になってんだけどさ、まともな言葉遣いできないわけ?」

曙「っ……分かりました……」

ガリメガネ「謝罪は?」

曙「……。ご……ごめんなさい……」

ガリメガネ「すいませんでしただろ?」

曙「……すいませんでした」ギリッ

ガリメガネ「何だよその間は」

曙「っ……すいませんでした」ポロポロ

ガリメガネ「ちっ……まあいいや。早くしろ」

曙「……」スッ

ガリメガネ「返事しろよクソガキ」

曙「わ、分かりました……」

ガリメガネ「返事とか基本中の基本だろ。どういう教育受けてんだか……まあいいや。よし、じゃあまず手で大きくしろ」

曙「て、手でって……」

ガリメガネ「扱くんだよ早くしろよ!!」バシン

曙(どうやらこいつの中であたしは完全にこいつより下の存在になったみたいだった。さっきまで目も合わせなかったのに、今は普通に暴力を使ってくる)

曙「っ……こう……ですか……?」シコシコ

曙(考えると死にたくなるから、もう止めた。無心で言われた通りにする。熱くて、びくびくと気持ち悪く痙攣するそれが、どんどん大きく硬くなって……)

曙(私がそれを扱いている間にも、クソ野郎は私の顔と気持ち悪いソレが映るように写真や動画を撮る)
552 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/01/15(月) 19:41:24.35 ID:o6TWCOxd0
ガリメガネ「ヘタクソだけど、まあここまでできたから及第点にしてやる。ほら、さっさとしゃぶれ」

曙「っ……!!」

ガリメガネ「早くしろって言ってんだろ!!」グイッ

曙「んっ!!っ……んぁ……ぁぁ……!!」

曙(そいつに頭を掴まれてソレに顔を押し付けられる。口の所に合わせられると口の中に入れるようにされた)

曙(私はそれ以上抵抗しなかった。嫌なことを先延ばしにしても結局は来てしまう。なら早く終わらせたかった)

ガリメガネ「ほら、こっち見ろよ。笑え、ダブルピースしろ」

曙「っ……」ポロポロ ニコッ

ガリメガネ「よし、いい画が撮れた。いやぁ、潮には嫌われたくないからこんな事できなかったからな。さて、じゃあ一発抜くか」

曙「……!!」



潮(最初は、ただの軽いセクハラだったと思う。我慢できたから、我慢していた。それがどんどんエスカレートしていって……)

潮(盗撮された恥ずかしい画像や映像で脅迫されて……気がついたらこんな事になっていた……)

ガリメガネ「入って来いよ、潮」

潮「っ!!」

潮(頭が真っ白だった。アレの部屋に二人で入っていった曙ちゃんが心配だったけど、何も考えられない)

潮(そして気がついたらそう言われた。私は、言われるままにその、できれば入りたくない部屋へと入る)

潮「曙ちゃん……!!」

曙「寄らないで!!……そいつのスマホとパソコン、それだけなの?」ハイライトオフ

潮(曙ちゃんは口元を抑えながら鋭くそう言う。曙ちゃんの様子に、私は……見ていられなかった……)

潮「っ……曙ちゃん……わ、分かった……うん……たぶんそう……それ以外は見たことない……」ジワァ

曙「そう……じゃあ、そいつがそれ以外のデータをその新品の記録装置に移すから、それを監視してて」

曙「あたしが来てから電源付けただけで触ってないから、偽装して避難とかできてないはずよ。そしてそれが終わったら……さっさと全部消して……」

潮「わ、分かった……っ……」ポロポロポロ

潮(あれが普通のデータを転送していく。そして、曙ちゃんのデータの番になる。私のが混じっていないか確認しろと曙ちゃんに言われ、確認していく)

潮「……!!」

潮(酷かった。裸の画像やサムネイルからしてこれから脱ぐ感じの動画だけでなくて……アレを……握らされて……く、咥えさせられて……)

潮(私は裸を撮られたり胸に触られたり吸われたり、下を触られたり……それだけだ。最悪だと思ったけど、これよりは全然マシだった)

潮(泣きたくなる。データの転送が全部終わって、私は無言で私とあれを見ていた曙ちゃんに声をかける)

潮「お、終わったよ……ぐすっ……あ、曙ちゃん……」

曙「そう。じゃあどいて」

潮「うん……」

潮(机から離れる。すると、曙ちゃんが足を高く振り上げて、机の上のスマートフォンに踵落としをきめた)
553 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/01/15(月) 19:43:52.61 ID:o6TWCOxd0
ガリメガネ「はぁ!?」

潮「……!!」

潮(そしてそのままパソコンの本体に回し蹴りをいれて粉砕する。あれが悲鳴のような奇声をあげた)

ガリメガネ「ほああああああ!!何するんだお前!!」

曙「これであたしたちの知らない方法で復元とかもできないでしょ。はい、これで取引成立」

ガリメガネ「ふざけやがってこのクソガキが……!!ぶっころしてやる!!」ドカッ

曙「っ!!」ドサッ

潮「曙ちゃん!!」

ガリメガネ「俺のマシンを……!!あぁクソ……!!曙、この落とし前つけてやるからお前は今日俺の部屋に泊まれ!!」

ガリメガネ「じゃないとお前のストリップとフェラと手コキばら撒いてフリーのオナペットにしてやるからな!!」

潮「っ!!」

曙「……わかった」

潮「曙ちゃん!!」

曙「潮……あんたもう帰りなさい。この件にこれ以上関係ないわ」

潮「そんな……!!」

曙「お願い、行って。……あと、もう知ってると思うけどあたし、とんでもない弱み握られちゃったから……この事絶対に秘密にしておいてね」

潮(私にできることは……無かった……気がついたら部屋まで戻っていた。今、曙ちゃんが何をされているのか……考えたくなかった)

ブーブーブー

潮「……?」

潮(スマホがメッセージを受信する。放置したかったけど、もしかしたら曙ちゃんかもしれない。開いて確認する)

クソガキにマシンは壊されたけど君と俺の愛の記録はオンラインストレージに全部保存してあるから

その証拠に俺のお気に入りを添付しておく。あとこの事は曙はもちろん誰にも言うなよ?言ったらばら撒く

また連絡するから楽しみに待ってろよ

潮「オンラインストレージって……なにそれ……っ……死にたい」ハイライトオフ ツゥー



大井『少佐?この手はなんですか?何かの演習ですか?撃ってもいいですか?』

チャラ男『待った待った!!ただのスキンシップじゃん!!』

大井『少佐から見ればそうかもしれませんね。けど私から見たらセクハラです』

チャラ男『ガード硬いね〜まあそんなところが良いんだけど』

大井『変態ですね』

チャラ男『ひでぇ!!ま、茶番はそこまでにしておいてさ。大井、今度の休暇俺と被ってんじゃん?どう?一緒に食事でも行かない?』

大井『何度言っても同じです。断ります』

チャラ男『頼むよ〜一回だけでいいからさ〜!!ね?』

大井『懲りない人ですね、あなたは』

チャラ男『ま、それだけ好きなんだよね』

大井『っ……どこへ連れて行こうとしているんですか?』ドキッ

チャラ男『っ!!新宿にいい感じのイタリアンがあってさ、そこにしようかと思ってるんだよね』

大井『イタリアン……なら、一度だけならいいですよ』

チャラ男『ガチ!?よっしゃ!!』

ガリメガネ『……』

ガリメガネ《あんなのが少佐とか終わってんなうちの海軍……それについてくバカ女もバカ女だ》
554 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/01/15(月) 19:45:49.12 ID:o6TWCOxd0


チャラ男『輸送船団が護衛無しで孤立……まずいな……』

帝国海軍士官『誰が離脱の指揮を執る……?失敗したら責任問題だぞ……』

チャラ男『……よし、ガリメガネ。お前が撤退の指揮を執れ』

ガリメガネ『えっ……で、でも……ご、護衛もなしでそんな……』

チャラ男『お前この中で一番成績は良かっただろ?お前が一番可能性がある』

帝国海軍士官『そうだな、そうしよう』

帝国海軍士官『健闘を祈る、ガリメガネ』

ガリメガネ『……!!わ、分かった……』



ガリメガネ『クソ!!あのクソ野郎どもめ!!俺を生贄にしやがった!!特にチャラ男!!』

ガリメガネ『階級一緒のくせに先任だからって……覚えていろよ……!!呪ってやる……!!』



帝国海軍将官『あえて動かないことで敵、深海棲艦がいなくなるまで待つとは称賛すべき戦術眼だ!!よって君に感状を与え、昇進とする!!』

ガリメガネ『ありがとうございます……!!』

ガリメガネ《本当は自暴自棄になって引きこもってただけだけど、運も実力の内だよな。やっぱ俺って優秀だわ》



チャラ男『俺さ、大井と付き合えるかも』

帝国海軍士官『マジか!?あの大井と!?よく口説けたな……』

チャラ男『まあ、それだけ俺が魅力的ってことでしょ』

ガリメガネ『……』



ガリメガネ『チャラ男、君にガ島の前線視察の任務を与える』

チャラ男『えっ……本気ですか……?』

ガリメガネ『前線航空基地の将兵を労いに行くんだ。まさか帝国海軍軍人たるものが危険だから嫌だとは言わないだろうな?』



北上『大井っち……』

大井『……』

ガリメガネ『♪』

ガリメガネ《チャラ男の奴、予想通り戦死しやがった!!ざまあ!!他の奴らにも復讐してやるぜ!!》
555 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/01/15(月) 20:00:01.16 ID:o6TWCOxd0


ガリメガネ《それまで俺は、女ってのはイケメンや金持ちみたいな連中に媚びて股を開くビッチしかいないと思っていた》

イケメン子役『ねえ、潮ちゃん。連絡先交換しない?』

ガリメガネ《ガキのくせに盛りやがって……艦娘をナンパか……?誰がお前らの為に命懸けて戦ってると思ってるんだ……誤爆してやろうか……?》

潮『あっ……その……結構です……』

イケメン子役『そ、そう……それは残念だな……あはは……』ズーン

ガリメガネ『……!!』

ガリメガネ《その日、芸能人みたいなゴミと関わりあいたくないのに担当の奴が急病とかで駆逐艦娘を連れて広報活動に行かされたおかげで、運命の相手を見つけた》

ガリメガネ《ビッチじゃない女の子がこんな近くに居るとは思わなかった。だが、それもそういう風に振舞っているだけかもしれない》

ガリメガネ《その後、潮が在籍することの多い船団護衛の担当になった俺は潮の観察を続けた。その結果、潮は純粋無垢な天使だという事が判明した》

ガリメガネ《軟派な奴らに決して靡かない清らかな乙女だ。俺にぴったりの女の子だった。だから、俺は潮と付き合ってあげることにした》



ガリメガネ『潮、お、お疲れ様……こ、これあげるよ……』

潮『あっ、中佐。ありがとうございます』ニコッ

ガリメガネ《よし、だいぶ仲良くなったぞ。そろそろ次のステップに進むとするか……!!》



ガリメガネ『潮、お疲れ様』サワッ

潮「ひゃぁ!?えっ……中佐……!?な、何をするんですか……!?』

ガリメガネ『何ってスキンシップだよスキンシップ』

潮『スキンシップって……や、止めてください……!!』

ガリメガネ『……何だよ。俺がせっかくスキンシップしてやったのに。まあ別にどうでもいいけど。でも上官にそんな態度とるなら分かってるよな?』

潮『……!!』



ガリメガネ『潮、これ見て見なよ』

潮『な、何ですか……っ!?』

ガリメガネ『よく撮れてるだろ?最近の小型カメラってすごいよな』

潮『わ、私の着替えてるところ……!!と、盗撮したんですか……!?』ジワァ

ガリメガネ『少しね。それでさ、潮。直接見てみたいんだよね。君のその大きなおっぱい』

潮『っ……!!』サッ

ガリメガネ『へぇ……まあ、そっちがそのつもりならこの画像や動画をばら撒くけど……いいの?』

潮『……』ハイライトオフ



ガリメガネ《まあ、ちょっと乱暴だったけど……どうせ他のヤリチンはクスリ盛ったりレイプしたりとかもっと酷い事してるんだし》

ガリメガネ《このぐらい許容範囲だよね。最終的には潮もそんな事ありましたねって笑ってくれるようになるでしょ》
556 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/01/15(月) 20:04:27.88 ID:o6TWCOxd0


ガリメガネ「もうびしょびしょだな?ほら、気持ちいいんだろ?お前だって結局はただのメスガキだからな」クチュクチュ

ガリメガネ「どんなに心で嫌だと思っても体は感じるんだろ?潮以外の女はホント低俗だよな」

曙「っ……くぅ……はぁ……はぁ……あぁ……くぅうううう……はぁ!!」ビクンビクン

ガリメガネ「イったか。もうすっかり快楽の虜みたいだな。見ろよ、曙。鏡に映ってる自分の姿をさ。蕩けきってんぞ?」

曙「っ……はぁ……はぁ……」キュッ

ガリメガネ「さて、じゃあいつも通り口でして貰おうか」ボロン

曙「っ……あむ」



曙「……」

曙(誰も来ない倉庫の中。最近のあたしの憩いの場所だった。狭くて、モノがたくさんあって、落ち着く)

曙(あのクソ野郎は何でか知らないけど最後の一線は越えようとしなかった。大方、童貞だからビビってるんだと思う。それ以外に理由が思い当たらない)

曙(けどそれもいつまで続くか分からなかった……涙が零れる。これ以上穢されたくなかった……けど、どうしようもできない……)

曙(こんな事が他の皆に知られたら……特に提督……提督だけには知られたくない……こんな事されてるなんて……)

曙「……」ツゥー

曙(そして、最近、アレを咥えるのに躊躇いが無くなってきてる……あんな奴に気持ちよくされてるのに……もっとって思う事がある……)

曙(自分が自分じゃ無くなっていく感じが怖かった……怖かった……認めたくなかった……嫌悪感が……薄らいでいる……)

曙(あいつのことが……嫌いじゃなくなってきてる気がした……いや、気がするじゃない……そうなってる……)

潮(嫌いだけど、前ほど嫌いじゃなくなってる……そんな事、ありえないのに……!!私の心も、犯されていってる……!!)

曙「ぐすっ……ひっく……誰か……助けて……!!」ギュッ フルフルフル

潮「……っ!!」キッ



潮「っ……」

ガリメガネ「ちゅばっ……ふぅ……堪能したよ、潮」

潮「……そうですか」

ガリメガネ「さ、今日はもういいよ。ありがとね」

潮「……どういたしまして」

潮(全部私のせいだった……曙ちゃんがあんなになるまで覚悟できないなんて……私……死んだ方が良い……)

潮(けど、死ぬわけにはいけない……あれをどうにかして曙ちゃんを助けるまでは……私はもうどうなってもいい。けど曙ちゃんだけは……!!)

潮(今回、私はあれに呼び出されてから小さなシール型の盗聴器をあれの制服に仕掛けた。青葉さんに無理を言って送ってもらったものだ)

潮(目的はあれの監視と情報収集の為だった。あれを告発する準備が整うまでに何かおかしなことをしないように監視しつつ情報収集を行う)

潮(……つもりだったけど、早速ことが起こってしまった。……いや、盗聴が間に合ってその前に知ることができたことを喜ぼう)

ガリメガネ『曙、今日は本番までするぞ』

曙『……はい』
557 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/01/15(月) 20:07:25.62 ID:o6TWCOxd0


潮「提督!!」バンッ

提督「っ!?う、潮!?どうしたんだ!?」

潮「あぁ!!良かった……!!居てくれた……!!急いできてください!!間に合わなくなる前に!!」

提督(書類仕事を片付けている最中に潮が俺の執務室に飛び込んできた。まさか潮がそんな事をするとは思わなかったのでかなり驚いた)

提督「お、落ち着け潮!!どうしたんだ?何が起きているのか説明してくれ」

潮「私のせいで……曙ちゃんがあれに……ガリメガネに犯されそうなんです……!!」

提督「!?」



提督(ガリメガネは、優秀だが人格に多少の難ありと評価されている人物だった。誰だその評価を付けたのは!?多少どころではないぞ!!)

提督(潮が仕掛けたという盗聴器からはそいつの言葉責めと曙の喘ぎ声が聞こえていた。もうすでにことは始まっている)

提督(いつ挿入されてもおかしくなかった。手遅れになる前に止めなくては!!俺は全力でそいつの部屋に向かっていた)

提督(さすがに地上での足の速さは俺の方が格段に速い。潮も向かっているが、俺が先行していた)

提督「っ!!ここだ!!おい、ガリメガネ!!聞こえるか!?俺だ!!提督だ!!今すぐドアを開けろ!!」ドンドン

提督(怒鳴りながら扉を叩く。しかし反応はない。聞こえているはずだ!!なのになんで反応がない!?)

提督(休みの日であれ、将官の呼びかけに佐官が答えないなどありえなかった。まさか居留守を決め込もうとしているのか!?)

提督「曙!!俺だ!!潮から事情は聞いたから今すぐ逃げろ!!ドアを開けるんだ!!」

提督(曙に呼びかける。それでも反応なし。事情を知っていることを伝えたのに反応なしは考えられなかった)

提督(知られたくないから黙っているとかそういう次元でなく、もう俺は知っているのだから。となると、考えられる理由は……)

提督「この部屋じゃないんだ!!っ……あいつの執務室はどこだった!?船団護衛のどの航路の担当なんだあいつは!?」

潮「提督!!どうしたんですか!?」

提督「来たか潮!!この部屋じゃない!!あいつの執務室だと思うんだがどこだ!?教えてくれ!!」

潮「そんな……!!」



ガリメガネ「さて、十分濡れているしそろそろ入れるとするか」

曙「っ……ご、ゴムはつけて下さい……!!」フルフルフル

ガリメガネ「はっ?初セックスなんだから生に決まってんだろ」

曙「っ……」ジワァ ポロポロ
558 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/15(月) 20:11:08.86 ID:o6TWCOxd0


提督「提督だ!!開けろ!!聞こえているだろう!?いるのは分かっているんだ!!おい!!」ドンドン

潮「あ、曙ちゃん!!開けて!!」

提督「ここでもないのか!?ならどこに……っ!!そうか!!」

潮「どこに居るか分かったんですか!?」

提督「仮眠室に居るんだ!!防音だからドアを閉めていたら執務室をノックしても気がつかない!!」

潮「そんな……!!じゃあどうすれば……執務室の扉は頑丈でいくら艦娘でもそう簡単には……」

提督「こうなったら……!!潮!!来てくれ!!」

提督(俺は仮眠室のちょうど真上の部屋に向かう。幸い、その部屋は執務室ではなく潮が扉を壊すことができた)

潮「まさか懸垂下降して突入するつもりですか!?ロープはありませんよ!?」

提督「カーテンを使う!!大丈夫、少しだけだし、俺はそこまで重くないはずだ!!万が一失敗しても、この高さなら簡単に死にはしない!!)

提督(士官が長時間、外から狙撃しやすい位置で滞在する執務室の窓ガラスは防弾ガラスだが、仮眠室はそうでない)

提督(俺はカーテンを一応四枚ほどカーテンレールから金具を引きちぎるようにして取り外すと、潮に艦娘の力で決してほどけないように結んでもらう)

提督「いいか、潮!!少しだけだ!!踏ん張れ!!艦娘ならできるはずだ!!だがもし一緒に落ちそうになったら手を離せよ!!」

潮「大丈夫です!!提督一人ぐらい、艤装に比べれば羽のようなものですから!!任せてください!!」

提督(潮が地面に寝そべり、壁に足をついて踏ん張る体勢になる。俺はカーテンをしっかりと掴むと窓から懸垂下降の姿勢で降りていく)

提督(そしてカーテンの閉まっている窓の所まで降りると窓のサッシ部分を蹴って、振り子のように戻る勢いでそのまま仮眠室の窓ガラスを蹴破り、中へ突入した)



ガリメガネ「よし……!!とうとう挿入だ……!!喜べよ、女にしてやるぞ……!!」ピトッ

曙「……」ハイライトオフ ツゥー

ガリメガネ「っ……ほら、こいつが欲しいか?こんなに涎を垂らして。安心しろよ、すぐくれてやるから」クチッ ズリズリ

ドン ドン

ガリメガネ「!?」ビクッ

曙「!?」ビクッ

ガリメガネ「ま、窓……?何だ?鳥でもぶつかったのか?」

ガシャーン

ガリメガネ「ひっ!?」

曙「っ!!」

提督「っ……くっ……曙ぉ!!」ゴロン バッ

ガリメガネ「だ、だ、誰だお前……!?」

曙「ぁ……あぁ……!!」

提督(窓ガラスを蹴破ると同時にカーテンから手を離す。部屋の中に飛び込み、華麗に着地とはいかなかった)

提督(だが受け身をとったおかげでその回転の勢いのままに立ち上がれた。周囲を見渡す。するとすぐに視界に入った)

提督(ベッドの上で、正常位で挿入しようとしている体勢のまま驚愕の表情で俺を見るそいつ)

提督(そして涙を流しつつ濁った目を見開いて俺を見る、曙。本当に挿入直前だった。だが、ぎりぎり間に合ったようだ!!)

↓×1〜3 提督の行動 曙の心情と反応
559 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/15(月) 20:20:21.55 ID:Fh4aUAS/0
この野郎!俺の大切な子に何しやがる!問答無用でグーパンを御見舞する提督。クソ提督が助けに来てくれた……!やっぱりクソ提督は私の王子様なんだ!私の大切な初めてがこんなやつに奪われるとこだった……!怖かった!……怖かったよおおおお!提督に抱きついて泣きじゃくる曙
560 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/15(月) 20:23:44.36 ID:6MlE5cp0O
提督
俺の女に何をしているんだと激昂、胸ぐらを掴んで壁に叩きつける


何が起こったかは瞬時に理解できなかったが、提督が助けに来てくれたことと性的暴行から解放されたことを実感し、堰を切ったように涙を溢れさせる
561 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/15(月) 20:27:13.93 ID:yGKCtumxo
提督
「このクズ野郎がっ!」と渾身のストレートでガリメガネの顔を殴り抜ける


突然の事に戸惑いつつも、やがて恐怖と恥辱から解放されたのだと分かると堰をきったように泣き始める
562 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/15(月) 20:28:46.13 ID:aOcmyZCcO
563 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/16(火) 10:04:10.93 ID:9lB4m8+i0
提督「っ!!」スッ グッ

ガリメガネ「ひぁああああああ!!」バッ

提督(俺はそいつに向かって踏み込みつつ右手を引き絞る。そいつは奇声を上げて防御するように手をあげた)

提督「このクズ野郎がっ!!」ドゴォ

提督(俺はその手の防御壁の下からアッパー気味にそいつの顎へ拳を叩きこむ。確かな手ごたえ)

ガリメガネ「あぶぐっ!?……」ゴギッ ドサッ

提督(眼鏡が吹っ飛び、ベッドから落ちて床に倒れた。泡を吹いている。良い様だ、クズ野郎め)

曙「て、提督……?えっ……て、提督……!!いやぁああああ!!み、見ないでぇ……!!」ギュッ

提督「っ……曙……!!」

提督(クズ野郎はぶちのめしてやったが、しかし曙はまだ状況を認識できていないようだ。最初、戸惑うようにしていた)

提督(しかし、俺の存在をちゃんと認識するとともに悲鳴をあげた。震える体を掻き抱いて局部を隠すようにその場に蹲る)

曙「ち、違うのこれは……!!あ、あたし……違うの……!!」ブルブルブル

提督「曙、もう大丈夫だ。助けに来たんだ」

曙「あたし、穢されてなんか……汚くなんか……っ……ぐすっ……」ポロポロ

提督「曙!!」ダキッ

曙「っ!?」

提督(俺は曙を抱きしめる。息を呑んで硬直する曙。俺はそのまま優しく曙の頭を撫でつつ耳元で囁いた)

提督「何があっても、俺は君の味方だ。大丈夫、君は汚れてなんていないよ。その気高く勇敢な魂は決して穢されてない」

曙「て、提督……!!」ジワァ

提督(涙を浮かべる曙。その濁った瞳にかすかに光が戻ってきていた。俺は曙に口付けしようとする)

曙「っ!!ま、待って!!ダメ!!」グイッ

提督「っ……すまない……」

曙「ぁ……!!ち、違うの……あたし……っ……ごめんなさい、提督……あたし……け……穢されちゃってるの……」ポロポロ

提督「穢されていないさ」

曙「穢れてるよ……!!だ……だって……口に……出されて……飲み込まされてるの……」クシャリ

提督(何をと聞くまでもなかった。改めてそいつに殺意がわく。表情をくしゃりと歪めさせ、項垂れる曙。震えながら涙を流していた)

提督「んっ……」

曙「んむっ!?」

提督(言葉は必要なかった。俺は曙の顎を指であげさせそのままキスする。不快な精液の匂いと味……)

提督(だが、それは曙が戦ったという証拠だ。ある意味、枢軸国より恐ろしい敵と。曙だけに押し付けはしない)

提督(それが穢れだと言うのならば、俺も、少しだけでも一緒にそれを背負う。背負えるだけ背負ってやる)
564 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/16(火) 10:06:44.65 ID:9lB4m8+i0
曙「……!!っ……」ギュッ

提督(暫く呆然としていた曙は、やがて俺を強く抱きしめてきた。俺は曙の咥内に舌を挿入して、曙の舌を絡めとる)

提督(曙も、不器用ながらも俺の舌に舌を絡めさせてきた。どうやらキスを調教されてはいないようだ)

提督(曙の肩が震える。触れ合う頬が熱い涙で濡れた。自然と、口を離す。曙が俺の胸に顔を埋めてくる)

曙「うぅ……うぁああ……うわぁああああああああ!!」ボロボロ

提督(堰をきったように泣き始める曙。俺はそんな曙を安心させるように、一人じゃないと伝えるように寄り添って頭を撫でていた)



提督(その後、駆けつけてきた憲兵にガリメガネを突き出し、会話すらできないように拘束させた)

提督(そしてすぐにしかるべきところへ出向き、話をする。結果、ガリメガネは軍法会議にかけられることになった)

提督(もちろんその際には曙と潮の名誉が守られるように最大限の配慮をすることを忘れない)

提督(奴の罪状は白日の下にさらされるが、被害者に関して知っている者は必要最低限の関係者のみに絞る)

提督(それ以外の人員は架空の看護婦が被害者だと知らされることになった。そしてその被害者は日本へ帰国したとも)

提督(また、奴が脅迫に使っていたデータは全て完全に破棄された。これでもう安心だ。とりあえずは方がついたと言える)

提督(しかし、曙と潮は俺が関係者とその話し合いをしている最中も頑なに俺から離れようとしなかった。警戒を緩めはしない)

提督(その話し合いの相手は真の被害者を知るべき立場の人間だから問題はないが……機密保持の信頼もできる)

提督(なんせ、こんなスキャンダルを表沙汰にしたくはないだろうからな。しかし二人は俺以外のすべての男が敵に見えているようだった)

提督(ともかく、そうしてするべきことを全て終わらせた俺は、二人を連れて自室まで戻ってきた。曙と潮のメンタルケアを任されたのだ)

提督(その後数日間、俺は二人と一緒に休暇を貰った。もちろん、俺にできることは何でもしてあげるつもりだ)

提督「あがってくれ。ココアでも飲むか?」

曙&潮「「……」」コクリ

提督(頷く二人に、俺はソファーに座るように促してから暖かいココアをいれる。二人は無言でそれに口を付けた)

↓×1〜3 提督の部屋まで来て全てが終わった実感がようやく湧いてきた。張りつめた緊張の糸が緩む。そして二人にはいろいろと考えたりする余裕ができた

曙と潮の心情と行動
565 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/16(火) 10:15:49.23 ID:fmn/NTeIo
提督に身も心も、純潔をも捧げたい
あれに汚された自分を上書きしてほしい
示し合わせたかのように、曙と潮は全裸になって提督にアピール
566 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/16(火) 10:16:58.88 ID:ATxcVcByO
565
567 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/16(火) 10:33:03.14 ID:txsU5kmJO

キスの感触を思い出しながら、提督に抱かれる妄想をしてしまうが、同時に自分がそんなはしたない娘になってしまい、提督に嫌われるのではないかと心中で葛藤する


遅らばせながらようやく解放されたのだと安堵したものの、一方で自分も被害者なのに曙のように提督からのキスをもらってないことに不満と嫉妬を抱いている
568 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/16(火) 14:46:04.70 ID:IwyJ9qsqO
改めて絶望の底から救ってくれた提督に感謝
569 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/16(火) 18:39:24.31 ID:9lB4m8+i0
曙「……提督」

提督「どうしたんだ?」

潮「あの……私……私達……提督に言いたいことが……」

提督(曙と潮が俺を見つめる。真剣な二対の瞳。二人がコップをテーブルに置いた。俺も同じようにして居住まいを正す)

提督「聞かせてくれ」

曙&潮「「好き(です)」」

提督(ストレートに俺に想いを告げてくる。きっと勇気を振り絞ったのだろう。俺はにこりと微笑むと二人に向かって本心からの返事をする)

提督「俺もだよ。ありがとう。二人の気持ち、本当に嬉しい」ニコッ

曙&潮「「……!!っ!!」」パァッ ハッ

提督(俺の返事に二人が顔を綻ばせる。が、そこで何かに気がついたように硬直し、表情を曇らせる)

曙「クソ提督……たぶん誤解してる……」

提督「誤解……?」

潮「あの……今の好きは……その……女としてって意味で……」ボソボソ

提督(沈んだ表情で視線を落とし、そう言う曙。潮はどんどん声が小さくなっていき、後半は全く聞き取れなかった。あれ!?もしかして好きは好きでもLike的なという感じか……!?)

提督「どういう事だ?曙?」

曙「……教えてあげるわよ、行動で」

潮「……」コクリ

提督「行動で……?っ!!」ビクッ

曙「んっ……」シュルシュル

潮「っ……」フルフル シュルシュル

提督(いきなり服を脱ぎ始める二人。曙は淡々と。潮は体が震えるほど恥ずかしがりながら。どういうつもりなんだ!?)

提督「な、何をしているんだ!?」

曙「クソ提督が分かってないから、分からせてやろうとしてるんじゃない。いいから、黙って見てて」

潮「お、お願いですから何も言わないでください……」

提督(そ、そう言われてもな……戸惑っている間に、どんどん脱衣は進んでいく。そして二人がブラに手をかけた)

提督(曙はスポブラをシャツのように脱ぎ、潮はフルカップのジュニアブラを手を背中にまわして器用にホックを外してそのまま前へ外す)

提督(なんという事だろうか。同じ年代のはずなのにこうも差が……だが、それぞれにそれぞれに魅力があった)

提督(最後にショーツを脱ぎ去ると一糸まとわぬ姿となる。そして、手でそれとなく胸と秘所を隠し、顔を赤くしつつも俺を真っすぐと見つめる)

曙「あたしたちの好きは……こういう意味でだから……」

潮「っ……お願いです、提督……提督に上書きして欲しいんです……ダメですか……?」

提督(俺の誤解でないことにほっとしつつ笑顔を浮かべる。そして、俺は男としての筋を通すために口を開く)

提督「ダメなわけないよ。大丈夫だ、二人共。俺は誤解してない。だが、その前に二人に話さなくてはいけないことがある」

提督(視線で話してと伝えてくる二人に、俺はいつもの話をした。……この二人は、男性不信になりかけている)

提督(そんな子にこんな話をしては、それを決定的にしてしまうかもしれなかった。だが、黙ったまま受け入れることはできなかったのだ)

提督(この事たちの想いに報いるためにも、俺は包み隠さず全てをさらけ出してしまわなくてはならなかったのだから)

↓×1〜3 曙と潮の反応
570 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/16(火) 18:44:03.01 ID:IwyJ9qsqO
提督は他の男とは違う。皆に優しいこんな人だから
好きになったんだ。
と二人とも受け入れる
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