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乳ダンガンゼEROンパV3 〜みんなのハラマシアイ新学期〜
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686 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/09(金) 20:10:54.53 ID:duxDjFpi0
赤松の個室
赤松「もう……したくて……したくて……」
コンコン
赤松「!!」
最原「赤松さん、僕だよ」
赤松「終一くん!!」
最原「経った今晩御飯が食べ終わったんだ。 僕は部屋に籠るから食べていいよ」
赤松「うん……ありがとう」
赤松「……」
赤松「DAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!///」
687 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/09(金) 20:11:25.30 ID:duxDjFpi0
中庭
ゼERO「これより愛の鍵の捜索を始める」
SEエックス「俺のチンチンレーダーで探してみせる!!」
ゼERO「そんなの搭載されてないだろ」
白銀「なんか宝探しみたいだね」
百田「赤松を早く治す為にも見つけねーとな」
東条「王馬くんは私が監視しておくわ」
ゼERO「よろしく頼む、何するか分からんからな」
王馬「ちぇーっ」
688 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/09(金) 20:11:59.26 ID:duxDjFpi0
茶柱「あの……最原さんがいないのは分かるんですけど……どうして入間さんはいないんですか?」
ゼERO「俺達が脱出できるようにとっておきの発明品を作ってるそうだ」
百田「マジか!!?」
春川「……ていうかそういうのってもっと早く作るべきじゃないの?」
ゼERO「それを作る為の素材が今までなかったらしい。 コンピュータールームが開放されてやっと作れるようになったそうだ」
白銀「入間さんが頑張ってる間……私達も頑張って探さないとね!!」
SEエックス「よし、行くぞ!!!」
赤松「……みんな何してるの?」
ゼERO「エッ!!?」
689 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/09(金) 20:12:35.70 ID:duxDjFpi0
ゼERO「おい楓ちゃん!! 白目むいてるぞ!!」
SEエックス「イレギュラー化がここまで進行しているのか……」
赤松「私のアナル見せてあげる!!」
百田「見せんじゃねえ!!!」
茶柱「……これって早く見つけないとまずくないですか?」
ゼERO「そうだな……このままだと最原だけじゃなく俺達にもSEXを求めてくるぞ」
百田「赤松!! テメーはオレ達が治してやるからな!!」
赤松「ごめんね……迷惑かけちゃって……」
赤松「……萌ええええええええええええええ!!!///」
春川「……もうやだ」ダッ
百田「!! 待てハルマキ!!」
SEエックス「パニックになるな!! 決して走るな!!」
690 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/09(金) 20:13:12.40 ID:duxDjFpi0
入間の研究教室
入間「……」ギュイーーン!!
入間「あいつら待ってろよ……もうすぐでここから……」
きめぇゼERO「張り切ってるなお嬢ちゃん」
入間「ったりめぇだろ!! もうオレ様は誰にも止められねえぜ!!」
ガチャッ
入間「ああ!!? 誰だオレ様の許可なしで土足で入ってくるヤローは!!」
王馬「オレだよー。 後、靴履いてるよー」
691 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/09(金) 20:13:38.94 ID:duxDjFpi0
入間「ケッ、ツルショタ野郎かよ。 さっさとオレ様でシコって帰れ」
王馬「いやさ、入間ちゃんに作って欲しい物があってね」
入間「ああ!!? 見たら分かんだろ!! オレ様はスゲーの作ってて忙しいんだよ!!!」
王馬「ふーん……これいらないの?」チャラ
入間「!!!」
入間「愛の……鍵……?」
692 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/09(金) 20:14:07.53 ID:duxDjFpi0
入間「オメー……もしかして隠してたのか?」
王馬「まさか、偶々拾ったんだよ」
入間「なんだよ……バカ松じゃなくてオレ様にくれるのかよ?」
王馬「うん! だって入間ちゃん……」
王馬「ゼEROとシたいんでしょ?」
入間「……」
入間「……ジだい!!!」
693 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/09(金) 20:14:37.84 ID:duxDjFpi0
王馬「なんかね、モノクマが言うには殺人が起きたら鍵は入荷されるんだって」
王馬「んで、この鍵はゴン太が死んだ時の鍵……それでこの鍵を使えば真宮寺ちゃんの時の鍵が入荷される」
王馬「赤松ちゃんにはこれから入荷されるやつを使わせればいいからさ、これは入間ちゃんにあげるよ!!」
入間「ケッ、よく分かってんじゃねーか。 バカ松よりオレ様のSEXを優先させるなんてよ」
入間「ほら、早くよこせ」
王馬「は? 何言ってんの? オレが作って欲しいやつを作ったらあげるんだけど」
入間「え……?」
694 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/09(金) 20:15:06.37 ID:duxDjFpi0
王馬「世の中そんなに甘くないんだよ!! ゼEROとSEXしたかったら早く作れこの脂肪女!!」
入間「アハァン!!///」
メンタル測定器『キモチワルイデスーーーーー!!!』
入間「イヒィン!!///」
王馬「いいか!! オレが作って欲しいのは……」
695 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/09(金) 20:15:40.99 ID:duxDjFpi0
東条「……」
バタン!!
東条「!」
王馬「いやー馬鹿は扱いやすくていいねー」
王馬「……それじゃあこの鍵は……」
王馬「赤松ちゃんに渡しちゃおーーーーーっと!!!」
東条「……外道ね」
王馬「いやー殺人を企てている人に言われたくないなー」
東条「……鍵は私が見つけた事にすればいいのよね?」
王馬「よく分かってるじゃん!!」
東条「……所で王馬くん、その鍵はいつ……?」
王馬「ああこれ? ゴン太が死んだ後すぐ」
王馬「この鍵があればゼEROや入間ちゃんみたいなSEXしか考えてないやつを利用できると思ってねー」
東条「……」
696 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/09(金) 20:16:15.56 ID:duxDjFpi0
SEエックス「どこDAAAAAAAAAAAAAA!!!」
ゼERO「鍵と連絡がつかない……」
百田「鍵が喋れるわけねーだろ!!」
赤松「みんな……もういいよ……私、我慢するから……」
茶柱「諦めちゃダメです赤松さん!! 転子達が必ず……」
白銀「鍵あったよーーーーー!!!」
ゼERO「つむぎちゃん!!?」
白銀「東条さんがね、見つけてくれたの!!」
SEエックス「やったぜ!!。」
東条「祠の近くに落ちてたの」
赤松「東条さん……ありがとう!! 本当にありがとう!!!」
697 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/09(金) 20:16:50.13 ID:duxDjFpi0
赤松「じゃあ私、終一くんの所に行ってくるね!!!」
東条「ええ、行ってらっしゃい」
タッタッタッ……
白銀「赤松さん……本当に良かったね」
茶柱「……」
ゼERO「どうした転子ちゃん」
茶柱「赤松さんと最原さんは……これから性行為をするんですよね?」
春川「まぁ……そうだね」
茶柱「転子は……男子はSEエックスさんのような繁殖しか考えてないと思ってるんですけど……」
茶柱「ちゃんと……愛はありますよね?」
SEエックス「なんで俺だけなんだよ!! ゼEROは!!?」
ゼERO「……安心しろ、最原は誰よりも楓ちゃんを愛している」
茶柱「……そうですよね!! 最原さんだったら大丈夫ですよね!!」
茶柱「……と、転子とした事がまた男子差別を……繁殖しか考えてないのはSEエックスさんだけですよね!!」
SEエックス「だからゼEROは!!?」
ゼERO「俺はSEXを全てとは思ってない」
698 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/09(金) 20:17:28.85 ID:duxDjFpi0
最原の個室
最原「……」
最原(赤松さん……大丈夫かな……)
最原「……」
最原(赤松さんの……顔が見たい)
コンコンコンコン!!
最原「!!!」
赤松「終一くん!! 私だよ!!」
最原「赤松さん……」
赤松「鍵がね!! 見つかったの!! 東条さんが見つけてくれたの!!」
最原「ほ、本当!!?」
赤松「うん!! だから一緒にラブアパート行こう!! 今すぐに!!」
ガチャッ
最原「赤松さん!!」
ギュウ!!
赤松「!!! しゅ、終一くん!!?///」
最原「会いたかった……」
最原「数時間……会えないだけで……こんなに悲しいとは思わなかった……」
赤松「……私も///」
699 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/09(金) 20:17:58.03 ID:duxDjFpi0
最原「じゃあ……行こっか」
最原「……楓」
赤松「萌ええええええええええええええ!!!///」
最原「!!!! し、しまった!!」
赤松「SEX、SEX、終一くんとSEX妄想中だ///」
最原「ご、ごめん!! すぐ行こう!!」
タッタッタッ……
700 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/09(金) 20:18:30.37 ID:duxDjFpi0
ラブアパート前
最原「さぁ赤松さん、入って!!」
赤松「うん!!///」
バタン!!
最原(赤松さんが先に入った……という事は赤松さんが妄想を始めるんだな)
赤松「……ねぇ、今日は何の日か知ってる?」
最原「え……?」
きめぇゼERO「続きはゲームで」
701 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/09(金) 20:19:08.38 ID:duxDjFpi0
4階
王馬「東条ちゃん終わったー?」
東条「……ええ」
王馬「にしし、それじゃあ……」
王馬「そろそろあれが買えるようになる頃かなー」
東条「……また誰かに利用するつもりかしら」
王馬「うーん……どうしよっかなー」
王馬「……」
東条「……?」
王馬「東条ちゃん、オレさ……」
702 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/09(金) 20:19:36.71 ID:duxDjFpi0
今日はここまで
703 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
:2018/02/11(日) 00:05:49.68 ID:6+X4k471O
クソスレなのによくやるよ
704 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/11(日) 20:04:39.78 ID:+xTlXngG0
次の日
モノクマ『オマエラーー!! おはようございまーーーす!!』
モノクマ『至急4階のコンピュータルームまで来てくださーい!!』
ゼERO「モノクマ……こんな朝早くから何をする気だ……? オナニーでも見せびらかす気か……?」
4階
ゼERO「来てやったぞ」
王馬「遅いよゼEROー」
赤松「これで全員だね!!」
ゼERO「……!! 楓ちゃん、病気は?」
赤松「みんなのお陰でもう大丈夫!! ね、終一くん!!」
最原「そうだね……楓」
赤松「///」
ゼERO「下の名前で呼ばれても暴走しなくなったのか、流石だな」
705 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/11(日) 20:05:15.38 ID:+xTlXngG0
春川「所で入間、例の発明品はできたの?」
入間「慌てんじゃねーよまな板!! もう少しだっつーの!!」
百田「なぁモノクマ、朝早くからオレ達をこんな所に呼んどいて何をする気だよ?」
東条「……まだみんなの朝ごはんも作ってないのだけれど」
モノクマ「ズバリ!! オマエラにはこれから……」
モノクマ「このコロシアイシミュレータの異世界に行ってもらいまーす!!」
春川「コロシアイ……シミュレータ……?」
王馬「うわー!! 名前を聞いただけでも面白そうだね!!」
茶柱「どこがですか!!?」
モノクマ「実はですね、このコロシアイシミュレータの中に動機があります!!」
最原「動機……?」
モノクマ「なんと!! 外の世界の秘密が分かる思い出しライトでーす!!」
SEエックス「エッ!!?」
706 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/11(日) 20:05:48.86 ID:+xTlXngG0
白銀「そ、それって……本当なの?」
モノクマ「本当です!!」
最原「つまり……コロシアイシミュレータと呼ばれる異世界で……」
最原「みんなで協力してその思い出しライトを探して手に入れるって事か?」
モノクマ「まぁそんな感じですね」
モノクマ「そこにある機械を使えばあっというまにプログラム世界へ行けちゃいます!! バーチャルワールドってやつですね!!」
モノクマ「あ、気をつけてね。 向こうの世界で死んだら現実世界でも死んじゃうからね」
百田「はっ!!?」
入間「……ケケ」ニヤニヤ
王馬「? どうしたの入間ちゃん、なんか変なものでも食べた?」
707 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/11(日) 20:06:31.27 ID:+xTlXngG0
入間「ヒャーヒャッヒャッヒャッ!! 残念だったなモノクマ!!」
入間「オレ様は昨日、そのコンピュータをいじって、危険な物は全て削除済みだ!!」
入間「だからそのプログラム世界でオレ様達が死ぬ事はねーぜ!!」
モノクマ「な、なんだってーー!!?」
ゼERO「流石美兎ちゃんDAAAAAAAAAAA!!!///」
ゼERO「お礼にチュウしてやる!!///」
チュッ
入間「んもう!!/// 激しすぎるよゼEROォ!!///」
モノタロウ「お父ちゃんとお母ちゃんがキスしてるー!!」
茶柱「子ども生まれてるんですか!!?」
ゼERO「俺の可愛い息子……///」
入間「ウフフ……今日はあなたの好きなハンバーグよ」
モノタロウ「わーい!!」
SEエックス「馬鹿じゃねーの!!?」ドゴォン!!
ゼERO・入間・モノタロウ「」チーン
白銀「……今日は珍しくSEエックスくんがツッコミなんだね」
708 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/11(日) 20:07:06.11 ID:+xTlXngG0
赤松「入間さんが危険な物を消してくれたんなら……安心じゃない?」
百田「だったら怖いモンはねーぜ!!」
王馬「じゃあ早く行こうよ!! プログラム世界に行こうよ!!」
モノクマ「じゃあ指定の席についてー!!」
春川「席なんてどうでもよくない?」
モノクマ「よくありません!! 異世界は二種類あるので二チームに分かれる必要があります!!」
東条「……その二種類の世界それぞれに外の世界の秘密があるのかしら?」
モノクマ「まぁそれは行ってみてのお楽しみに!! じゃあ席順はですね……」
赤松「一緒だといいね終一くん!!」
最原「うん……」
最原「……」
709 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/11(日) 20:07:44.76 ID:+xTlXngG0
最原(大丈夫だよな……? 本当に誰も死なないよな?)
最原(入間さんがちゃんとプログラムを直してくれてるんだよな?)
モノクマ「班の振り分けを発表します!!」
モノクマ「A班はゼEROくん、最原くん、春川さん、王馬くん、東条さん、茶柱さん!!」
モノクマ「B班はSEエックスくん、赤松さん、百田くん、白銀さん、入間さんでーーす!!」
ゼERO・SEエックス・赤松「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!!」
春川「……黙ってて」
710 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/11(日) 20:09:49.12 ID:+xTlXngG0
赤松「春川さんは悲しくないの!!? 百田くんと一緒じゃないんだよ!!?」
春川「……別にもう会えないわけじゃないし」
百田「それにハルマキの方には終一と先生がいるからな!! 心配いらねーよ!!」
SEエックス「転子ちゃんと一緒がいい!! やだやだやだやだ!!」
茶柱「子どもですか!!?」
入間「ゼEROォ……ゼEROォ……」
SEエックス「俺がいるぜ」
入間「テメーがいるから泣いてるんだろーが!!」
SEエックス「やっぱ無理なんだけどこいつ!!」
白銀「SEエックスくんにも問題があると思うよ……」
モノクマ「それじゃあ皆さん!! 異世界へ行ってらっしゃい!!」
モノクマ「あ! ログアウトする時はどこかにある転送装置を使ってね!!」
茶柱「どこかってどこですか!!?」
王馬「にしし!! 楽しみだなー!!」
シュウウウウウウウン……
711 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/11(日) 20:10:39.51 ID:+xTlXngG0
ゼERO「ここは……?」
茶柱「プログラム世界……みたいですね」
王馬「うわーすごい!! みんなブス!!!」
最原「このデフォルメされた姿は……アバターってやつかな?」
東条「ええ、そうね」
春川「……ねえ」
ゼERO「なんだあずにゃん」
春川「転送装置はどこ?」
ゼERO「……アッ!!」
712 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/11(日) 20:12:37.55 ID:+xTlXngG0
茶柱「そうですよ!! 外の世界の秘密を知っても戻れなかったら意味がないじゃないですか!!」
春川「先に見つけといた方がいいんじゃない?」
最原「確かにそうだね」
ゼERO「……」
ゼERO(今更だが……どこかで見たことがあるような場所だな)
王馬「あ!! ねえねえ、あそこに誰かいるよ!!」
ゼERO「あれは……!!」
部下1「隊長オカシターイ///」
部下2「隊長プリケツダァ……///」
ゼERO「部下!!!」
713 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/11(日) 20:13:17.75 ID:+xTlXngG0
茶柱「部下って……ゼEROさんのですか?」
ゼERO「いや、シグマというイレギュラーの部下だ」
最原「ゼEROくんの顔見知りの人がどうしてプログラム世界に……?」
東条「NPCか何かじゃないかしら?」
ゼERO「そうだな……昨日美兎ちゃんと一緒にコンピュータを調べたが……確かにこいつらの形をしたNPCもあった」
茶柱「じゃあ危害はないんですね」
??「でぃああああああああ!!!」
ゼERO「!!!!」
714 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/11(日) 20:13:56.61 ID:+xTlXngG0
ブン!!
ゼERO「!!」ヒョイ
最原「ゼEROくん!!」
茶柱「攻撃してきましたよ!!」
春川「安全じゃなかったの……?」
王馬「うわー!! 凄いおっきいねー!!」
ゼERO「シグマ……何故攻撃する!!」
??→シグマ「私のオナニー見ぃせてやるわ!!」
ゼERO(……どうして悲鳴をあげながらやって来たんだ?)
茶柱「いや、見たくありませんよ!!」
シグマ「ふん!!」ブン!!
ゼERO「避けろ!!」
最原「うわっ!!」
ドカァン!!
東条「大丈夫?」
最原「う、うん……なんとか」
最原「動作の一つ一つが遅いから助かったよ」
715 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/11(日) 20:14:29.40 ID:+xTlXngG0
ゼERO「下がっていろ、ここは俺のZセイバーで……」
茶柱「いや、ここは転子のネオ合気道を……」
ゼERO「……ん? おかしい」
王馬「ゼEROがおかしいのはいつもの事じゃないのー?」
ゼERO「Zセイバーが出せない……それどころか勃起もできない!!」
最原「え……?」
シグマ「ふん!!」
ドゴォン!!
ゼERO「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!!」
茶柱「ゼEROさん!!」
716 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/11(日) 20:15:10.44 ID:+xTlXngG0
ゼERO「何故だ……? いつも以上に痛い……いつもはマゾボディである程度威力は軽減されるはず……」
王馬「へープログラム世界なのに痛覚があるんだー」
最原「……!! モノクマはこの世界で死んだら現実世界でも死ぬって言っていた……」
最原「……ゼEROくん!! 無理しちゃダメだ!! ここは戦わないで逃げよう!!」
東条「……それが利口かもしれないわね」
王馬「でもどこにー?」
最原「どこか……転送装置がありそうな……」
春川「……あそこの洞窟は?」
最原「……!! よし、行ってみよう」
ゼERO「……!!」
ゼERO(あの洞窟……そうか、ここは例の場所か!!)
717 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/11(日) 20:15:49.28 ID:+xTlXngG0
シグマ「オナニー見ぃせてやるわ!!」
最原「みんな急いで!!」タッタッタッ
春川「……」タッタッタッ
春川「……おかしい」
最原「……春川さん?」
春川「いつもの私だったら……あんた達より速く走れるはずなのに……」タッタッタッ
茶柱「そういえば……転子もいつものスピードより遅い気がします」タッタッタッ
ゼERO「どういう事なんだ……?」
最原「……」
最原(もしかして……)
718 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/11(日) 20:16:25.63 ID:+xTlXngG0
ゼERO「中に入ったぞ」
東条「!! 扉の開閉ボタンがあるわ」
最原「しめた!! それを使おう!!」
ポチッ
ガシャーン……
茶柱「閉まりました……一安心ですね」
最原「……これは僕の推理なんだけどさ」
春川「……何?」
最原「もしかしたら……この世界の僕らアバターは運動能力が平均化されてるかもしれない」
ゼERO「どういう事だ……?」
最原「だってゼEROくんは思うように性器を大きくできなかったし……春川さんや茶柱さんも速く走れなかったんでしょ?」
最原「僕は足が遅い方なんだけど……今走ったらいつも以上より速く走れたんだ」
東条「そういえば……今走ったけれど……みんな同じ速さで誰か一人だけ置いてきぼりにされるって事がなかったわね」
王馬「ふーん……成る程ね」
ゼERO「特A級の探偵が言うんだから間違いないだろう」
最原「いや、超高校級だって……」
719 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/11(日) 20:17:10.75 ID:+xTlXngG0
王馬「でもさ、これで分かった事があるよね」
茶柱「な、なんですか……?」
王馬「……入間ちゃんがオレ達をハメようとしたって事がさ」
ゼERO「美兎ちゃんが……?」
王馬「そうだよ!! だって危険な物は全部削除したって言う癖してさ……」
王馬「堂々とオレ達を襲ってる敵がいるじゃん!!!」
王馬「入間ちゃんはオレ達に油断させといて全員皆殺しにするつもりだったんだよ!!」
王馬「そうなんだろゼERO!!?」
ゼERO「……くだらん。 俺は昨日、美兎ちゃんと一緒にコンピュータのプログラムを確認した」
ゼERO「昨日の時点でシグマ達は俺達を襲ってこないNPCだったんだ」
ゼERO「恐らく朝になってモノクマがプログラムを書き換えたんだろう」
春川「じゃあ……あいつが入間がプログラムをいじったって言って驚いてたのは……演技だったって事?」
ゼERO「ah……///」
茶柱「……そのだらしない返事、やめてもらえますか?」
720 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/11(日) 20:17:50.02 ID:+xTlXngG0
洞窟の外
シグマ「どうだ様子は?」
部下1「隊長!!」
シグマ「ガルマの部隊を全滅させた赤いイレギュラーはどこだ?」
部下2「は、はい!! あちらの扉の中に……」
シグマ「ご苦労……後は私がやる」
部下1「隊長自らが……?」
シグマ「これ以上お前達に犠牲が出ては困るんでな」
スタスタ……
部下2「プリケツダァ……///」
721 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/11(日) 20:18:38.42 ID:+xTlXngG0
最原「そんな事言っててもしょうがないよ。 とりあえず今は外の世界の秘密……それと転送装置を見つけないと」
茶柱「そうですね……入間さんに真実を問うのは後からでも遅くないと思います」
??「ホアッーーーーーーーーーーーーー!!!」
春川「今の声は……?」
ゼERO「この声……まさか!!」
??→カーネル「史上最強のシコシコシコシコシコ!!」
ゼERO「やはりお前か……見損なったぞカーネル!!」
722 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/11(日) 20:19:15.07 ID:+xTlXngG0
東条「彼はゼEROくんの知り合いかしら?」
ゼERO「ああ……気をつけろ、やつは精子を3方向同時に飛ばす!!」
カーネル「ホアッーーーーーーーーーーーーー!!!」ドピュッ
王馬「うわー!! きたなーー!!」
ガン!!
茶柱「いっ!!?」
ゼERO「転子ちゃん!!」
最原「真宮寺くんのおっぱいバトルの時と同じだ……精子が砲丸のように硬い!!」
最原「みんな!! 当たっちゃダメだ!!」
カーネル「ホアッーーーーーーーーーーーーー!!!」ドピュッドピュッ
ゼERO「イレギュラーめぇ!!」
723 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/11(日) 20:19:58.11 ID:+xTlXngG0
カーネル「シコココココココココココココ!
!!!」ドピュッドピュッ
春川「もう一度外に出よう」
最原「うん、それがいい」
ウィーン!!
東条「!!!」
シグマ「私だ」
部下1「オカシターイ!!」
部下2「もっこりちんちん!!」
最原「扉を自力で開けてきた!!」
王馬「八方塞がりだね!!」
茶柱「なんで嬉しそうなんですか!!?」
ドピュッドピュッ!!
ゼERO「……とにかく逃げるぞ!!」
724 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/11(日) 20:20:36.62 ID:+xTlXngG0
ドカーン!! ドカーン!!
春川「あいつのせいでみんなバラバラになっちゃった……」
茶柱「……」
春川「……茶柱、立てる?」
茶柱「……はい、掠っただけです」
茶柱「危うく顔射になるところでした……全く、精子なんて汚いものを撒き散らすなんて!! これだから……」
茶柱「……」
茶柱「これだからレプリロイドは!!!」
春川「……」
茶柱「……セーフ……ですよね?」
春川「私に聞かないで」
725 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/11(日) 20:21:29.67 ID:+xTlXngG0
ゼERO「散り散りになってしまったな」
最原「どうしようゼEROくん……」
ゼERO「問題ない、逃げながら思い出しライトを探せばいいだけだ」
スタスタ……
ゼERO「!! 誰かいる……」
最原「で、でかい!! さっきのやつよりも!!」
ジェネラル「……ファックを楽しむとするか」
ゼERO「やはりお前か……ジェネラル!!」
726 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/11(日) 20:22:01.26 ID:+xTlXngG0
ゼERO「走るぞ最原!! こいつは5方向に精子を発射する!!」
最原「う、うん!!!」
ジェネラル「ちんちん元気ーーーー!!!」シコシコ
ドピュッドピュッ!!
ゼERO「くそ……あいつらが飛ばす精子の所為で洞窟はめちゃくちゃだ!!」
ゼERO「転送装置はどこにあるんDAAAAAAAAAAA!!!!」
727 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/11(日) 20:22:31.99 ID:+xTlXngG0
続きは明後日
728 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/13(火) 20:24:36.56 ID:xdeOLDuo0
一方
白銀「着いた……みたいだね」
赤松「ここは……」
SEエックス「ここは……イレギュラーハンター本部前DA!!」
百田「随分とでけータワーだな……」
入間「……ぷっ!!」
入間「あっひゃひゃひゃひゃひゃ!!」
白銀「い、入間さん!!?」
赤松「ゼEROくんみたいな笑い方してどうしたの!!?」
入間「だって……テメーらのアバター……」
入間「すっげー不細工だからよーーー!!! あひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!!」
729 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/13(火) 20:25:17.67 ID:xdeOLDuo0
百田「そういうオメーも似たようなもんだろ!!」
入間「え、ええっ!? オレ様は可愛いだろ!!」
SEエックス「お前はデブDA」
白銀「ね、ねぇ。 とりあえずその話は後にして……」
白銀「今は思い出しライトを探さない?」
赤松「うん、それに賛成だよ!!」
SEエックス「よし、タワーの中に入ろう」
730 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/13(火) 20:26:03.28 ID:xdeOLDuo0
SEエックス「タワーの中の構造も……俺が知ってるのと全く一緒だ」
百田「こんなのをわざわざ作るなんてよ……モノクマはSEエックスの事を知ってるのか?」
SEエックス「分からない……思い出せない」
入間「ケッ、下い事ばっか考えてるから思い出せねーんだろーが」
SEエックス「お前DA!!」
入間「オメーだろ!!」
白銀「どっちもどっち!!」
SEエックス「うるさい!! ちんちん勃起!!」
SEエックス「……あれ?」
赤松「SEエックスくん……?」
SEエックス「勃たなぁい!!(泣)」
731 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/13(火) 20:26:42.69 ID:xdeOLDuo0
入間「あーそりゃそうだろ。 アバターはみんな運動能力が平均化されるよう設定されてたからな」
SEエックス「ふざけるな!!」
入間「だ、だってぇ……別にそのままでも大丈夫だと思ってえ……」
赤松「入間さんがいじる前からそういう設定だったって事だね」
SEエックス「ちんちんをいじる前から……?」
白銀「……SEエックスくん、喋らないでくれる?」
SEエックス「マッゾマッゾ!!///」
入間「あ、マゾで思い出した。 テメーのそのマゾ能力も通用しないからな」
赤松「じゃあ私も!?」
入間「おう、けど心配いらねーよ。 オレ様がヤベーやつは削除しておいたって」
百田「まぁ……だったら心配いらねーな」
732 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/13(火) 20:27:12.81 ID:xdeOLDuo0
ザザッ……
SEエックス「!! 誰だ!!」
VAVA「世界を変える力を持つのはお前じゃない……」
VAVA「この俺だ!! VAVAだ!!! フッハッハッハッ!!!」
733 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/13(火) 20:27:49.61 ID:xdeOLDuo0
SEエックス「VAVA!! どうしてここに!!?」
入間「あーそういや昨日いじった時にそんなNPCがいたなー」
白銀「NPC……? 向こうから危害は加えてこないの?」
入間「ったりめーだろ!! テメーはNPCの意味も分からねーのか!!?」
白銀「だって、ゲームによってNPCの定義は違うし……」
VAVA「ぶっ潰してやる!!」ダッ
百田「お、おい!! こっち来るぞ!!」
入間「え?」
ガン!!
SEエックス「DOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!」
赤松「SEエックスくん!!!」
734 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/13(火) 20:28:23.05 ID:xdeOLDuo0
SEエックス「マゾバリアがないからいつも以上に痛い!!」
百田「おい入間!! どういう事だ!!」
入間「あ、あれ……? なんで……?」
白銀「ひとまずこれって逃げた方が良くない!?」
赤松「う、うん!! 逃げよう!!」
百田「走れるかSEエックス!!」
SEエックス「大丈夫だ!!!」
VAVA「ぐおおおおおおおおおおお!!!」
SEエックス(なんだ!? 痛がってる……とにかく逃げるチャンスだ!!)
735 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/13(火) 20:29:12.04 ID:xdeOLDuo0
白銀「だいぶ上まで登ったね……」
赤松「入間さん!! 説明して!!」
入間「そ、そんな事言われてもぉ……分からないよぉ……」
百田「本当に昨日、ちゃんとヤバイやつは消したんだよな!!?」
SEエックス「俺が証人DA!!!」
赤松「信用できないね……」
白銀「同じく……」
SEエックス「なんで!!?」
入間「昨日の時点では敵はいなくて……NPCしかいなくて……」
百田「NPCのやつが敵になるように……誰かがいじったって事か!!?」
736 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/13(火) 20:30:03.13 ID:xdeOLDuo0
白銀「でもそんなの……入間さん以外にできっこないよ!!」
赤松「じゃあ……モノクマじゃない?」
百田「かもな、後は王馬とかもあり得るぜ」
SEエックス「あいつら全員イレギュラーだ!!」
ギュピ……
白銀「!! 待って!! また誰か……」
入間「!! あれもNPCだったはず……」
ナウマンダー「マルチが大好きなんだよ!!」
クワンガー「あなたのスペックを見せてもらいましょう」
アルマージ「これ以上は問答無用!!」
ペンギーゴ「チンチンよーく見せるんだぁ!!」
イグッ!リード「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!!」
一同「うわあああああああああああ!!
」
737 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/13(火) 20:30:37.73 ID:xdeOLDuo0
入間「なんだよこの地獄絵図!!!」
SEエックス「後ろからVAVA……前からは8ボス……もう終わりDA!!!」
百田「諦めんじゃねえ!!」
赤松「百田くん……?」
百田「オレがあいつらを引き寄せる!! その間にテメーらは思い出しライトを探すんだ!!」
入間「オメー……囮になるっていうのかよ!!?」
百田「おう!! 頼んだぜ!!」ダッ
SEエックス「百田!!」
百田「……おいロボ共!! テメーらの相手はこのオレだ!!」
ナウマンダー「お前なんのつもりだぁ?」
ペンギーゴ「ちんちん早く見たーい!!///」
赤松「……行こうみんな!! 百田くんの為にも早く探さなきゃ!!」
SEエックス「了解!!!」
738 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/13(火) 20:31:22.13 ID:xdeOLDuo0
ゼEROサイド
ゼERO「くそ……いつもの俺だったらもっと走れるはずが……はぁ……」
ドドドドド!!!
最原「ゼEROくんとも逸れちゃった……」
最原「精子がまだあちらこちらに……」
部下2「コ ロ ス」
最原「!!!」
739 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/13(火) 20:31:48.12 ID:xdeOLDuo0
最原(ダメだ!! 走りすぎて……体が動かない!!)
部下2「オカシターイ///」
最原「うわああああああああ!!!」
最原「……」
最原「……」
最原「……?」
部下2「もっこりちんちん///」
ガン! ガン!
最原「ぜ、全然痛くない……」
740 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/13(火) 20:32:19.04 ID:xdeOLDuo0
最原(もしかして……こいつは弱いのか?)
最原「……」ブン!!
部下2「aaaaah……///」
最原「!!!」
最原「パ、パンチ一発で倒れた……」
741 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/13(火) 20:32:47.63 ID:xdeOLDuo0
東条「……」
部下1「コ ロ ス」
東条「!!」
部下1「コ ロ ス」
東条「……ごめんなさい、私はどうしても……ここをでないといけないの」
ゼERO「DAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!」
東条「!!!?」
部下1「!!!」ビクッ!!!
東条「……ゼEROくんの声で逃げて行ったわ」
742 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/13(火) 20:33:24.99 ID:xdeOLDuo0
最原「ゼ、ゼEROくんの声!!?」
ゼERO「転送装置DAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!」
最原「本当!!?」
ゼERO「あいつらが精子を撒き散らしている所為で洞窟はもう崩壊寸前だ!!!」
ゼERO「思い出しライトは諦めてこの世界から出るぞ!! 命優先DAAAAAAAAAA!!!」
茶柱「春川さん、今の聞こえました!!?」
春川「うん、私達も声の聞こえた方へ……」
王馬「この世界ももう終わりかー」
王馬「……じゃあ行こっか、東条ちゃん」
東条「……」
743 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/13(火) 20:34:11.37 ID:xdeOLDuo0
SEエックスサイド
イグッ!リード「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!!」
百田「くっ……うるせえなあいつ」
アルマージ「萌ええええええええ///」ドピュッドピュッドピュッ
ドカーン!!
百田「しかも精子はすげえ破壊力だ……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ……
百田「ん? 何の音だ……うおお!!?」
百田「もしかしてこのタワー……傾いてねぇか!!?」
SEエックス「百田!!」
百田「! SEエックス!!」
SEエックス「イレギュラーハンター本部はもう終わりだ!!」
白銀「けど安心して!! 転送装置が見つかったの!!」
SEエックス「このままだと崩壊するぞ!! 思い出しライトは諦めてこの世界から脱出するんだ!!」
百田「……そうするしか……ねえみてえだな」ダッ
744 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/13(火) 20:34:46.52 ID:xdeOLDuo0
白銀「これだよ!!」
百田「おお!! あるじゃねーか!!」
赤松「百田くん!! 無事だったんだね!!」
入間「おせーよ!! オレ様はもう先にイくからな!!」ブォン
SEエックス「ま、待って!!」ブォン
白銀「百田くん達も早く!!」ブォン
百田「みんな行ったか……よし赤松、俺達も……」
赤松「……」フラッ
バタッ
百田「!! 赤松!!」
745 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/13(火) 20:35:31.03 ID:xdeOLDuo0
百田「おい赤松!! しっかりしろ赤松!!」
百田「どうしたんだよ赤松!!返事しろ!!」
ゴゴゴゴゴゴ……
百田「しょうがねえ……オレが担いでやるよ!!」
百田「赤松……絶対死ぬんじゃねえぞ」
イグッ!リード「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!!」
百田「!! やべえ、もうそこまで来てやがる!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ……
百田「転送装置まで……あと少しだ……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ……
百田「オレはまだ……オレ達はまだ……」
百田「こんな所で死ぬわけにはいかねえんだああああああああ!!!」
746 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/13(火) 20:36:08.46 ID:xdeOLDuo0
百田「……」
百田「……」
百田(……暗い……)
百田(!! そうか、あの機械付けてるからか)
「うわあああああああああああ!!!」
百田「!!!?」
747 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/13(火) 20:36:41.71 ID:xdeOLDuo0
百田(この声……終一か!!?)
スポッ
百田「終一!! どうした!! 何があった!!!」
SEエックス「どうしてこんな事に……」
百田「!! SEエックス!! 何があったんだよ!!」
入間「……聞いてないのかよ」
百田「は?……何がだよ?」
春川「……死体発見アナウンス」
百田「!!!?」
春川「……まぁ私も聞いてないけどね」
748 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/13(火) 20:37:25.62 ID:xdeOLDuo0
百田「おい!! 誰か死んだのか!!? 嘘だよな!!!?」
春川「本当だよ」
百田「誰だよ……誰が死んだんだよ!!?」
入間「誰が死んだなんて……んなもん見りゃ分かんだろ」
入間「一人だけ……椅子から座ったまんまのやつがいるじゃねーか」
百田「……」
百田「……!!」
百田「おい………嘘だろ? 嘘だって言ってくれよ!!」
ゼERO「殺されたんだ……ここにいる誰かに」
百田「!! 先生……」
赤松「」
ゼERO「楓ちゃんは……ここにいる誰かに殺されたんだ!!」
749 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/13(火) 20:37:54.74 ID:xdeOLDuo0
今日はここまで
750 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/15(木) 20:07:25.40 ID:ERQcaDjM0
モノクマ「ウププププププ!! 起きてしまったね殺人が!!」
王馬「とうとうやっちゃう? 学級裁判!!」
モノクマ「勿論でーす!! 一定の捜査時間の後、学級裁判を開きまーす!!」
モノクマ「それじゃあ頑張ってねー!!」
ヒョコ
最原「……」
最原「……誰?」
ゼERO「! 最原……」
最原「ねぇ……誰なの? 楓を殺したのは……」
最原「ねぇ!! 誰なの!!」
王馬「ちょっと最原ちゃん!! 犯人に自白させようとしないでよ!!」
王馬「これから学級裁判が始まるっていうのにさ!!」
751 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/15(木) 20:07:59.83 ID:ERQcaDjM0
春川「冷静にならないと見える物も見えなくなるよ」
春川「捜査はあんたが一番適してるんだから……あんたがそんなのだったらみんな全滅しちゃうよ」
最原「……」
春川「全滅しちゃったら……天国にいる赤松が浮かばれないよ」
最原「……」
ゼERO「……そういう事だ。 こういう時こそ冷静にならないといけないんだ」
ゼERO「俺も協力するぞ、最原」
最原「……」
最原(そうだ、楓の為にも……ここで立ち止まっちゃいけないんだ!!)
最原(絶対に……犯人を暴いてやる!!)
752 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/15(木) 20:08:31.81 ID:ERQcaDjM0
茶柱「ぎゃああああああああああ!!!」
最原「!!! 茶柱さん!! どうしたの!!?」
茶柱「す、すいません……し、死体が……」
最原「死体……?」
最原「……!!」
最原(こ、これは……)
きめぇゼERO「」
最原(きめえゼEROくんの死体!!)
入間「……」
入間「なんで……きめぇゼEROが……?」
ゼERO「!!! こいつは……俺の体内にいるはず……」
753 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/15(木) 20:09:02.13 ID:ERQcaDjM0
モノタロウ「お父ちゃんお母ちゃん!! ごめんなさい!!」
モノタロウ「オイラが踏んじゃったんだ!!」
ゼERO「なん……だと……?」
入間「……」
白銀「い、入間さん……」
最原(無理もない……彼女は彼といつも一緒だったんだ)
最原(……彼の死は楓の死と関係があるのか?)
モノタロウ「ごめんなさい!! 煮るなり焼くなり好きにしてください!!」
入間「……じゃあ死ねよ」
モノタロウ「え?」
754 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/15(木) 20:09:34.62 ID:ERQcaDjM0
入間「じゃあ今すぐここで死んで詫びろよ!!」
入間「きめぇゼEROはな……いつもオレ様の頭にいて……いつもオレ様のサポートをしてくれてて……」
入間「こいつは何もしてねえのに……テメーはあっさりと殺しやがって……」
入間「死ねよ!! 今すぐ死ね!!」
モノタロウ「う、ううう〜……」
モノクマ「はいストップ!! 我が子を虐めないでくれる!!?」
入間「うるせえ!!!」
ガシッ
ゼERO「……」
入間「ゼERO……」
ゼERO「……」
チュウ!!
入間「んん!!?///」
SEエックス「なんでだよ!!」
755 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/15(木) 20:10:10.25 ID:ERQcaDjM0
王馬「流石イレギュラー!! この状況でキスなんて狂ってるねー!」
ゼERO「今俺達にできる事は……最原に協力する事、そして邪魔しない事だ」
最原「ゼEROくん……」
入間「……」
ゼERO「……大人しくしよう」
入間「……うん」
最原「……」
百田「終一!! オレも何か手伝える事はねーか!?」
茶柱「転子もできる事があればなんでもしますよ!!」
東条「……勿論私もよ」
最原「みんな……ありがとう」
最原(待っててね楓……)
最原(僕が必ず……仇をとる)
756 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/15(木) 20:10:41.87 ID:ERQcaDjM0
数十分後
モノクマ『捜査終了でーす!! 裁きの祠まで来てくださーい!!』
白銀「えっ!? もう!?」
春川「最原、犯人の目星は?」
最原「まだ分からない……でも学級裁判で……必ず突き止めるよ」
百田「よおし!! じゃあ行こうぜ!!」
SEエックス「……」
SEエックス(オナニーなんてしている場合じゃない……)
SEエックス(この子達の為にも……俺も勃っていないと!!)
ゼERO「……」
ゼERO(俺と同じイレギュラーであることを受け入れた楓ちゃん……)
ゼERO(思えば最初にレイプしようとしたのも彼女だった)
ゼERO(楓ちゃんを殺したイレギュラーを……ここで処分する!!)
757 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/15(木) 20:11:09.92 ID:ERQcaDjM0
裁判所
モノクマ「はーい!! ようこそー!!」
モノクマ「ここに来るのも久しぶりだねー!!」
モノクマ「じゃあ早く席についてー!!」
ゼERO「……」
ゼERO「やっぱり美兎ちゃんの隣DAAAAAAAAAAA!!!///」
入間「///」
茶柱「ゆ、夢野さんと約束しましたから……嫌がってはいけませんね……」
SEエックス「転子ちゃん、俺の隣来る? 俺、隣に誰もいないんDA」
茶柱「結構です」
SEエックス「なんで俺は普通に嫌がるの!!?」
758 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/15(木) 20:11:39.79 ID:ERQcaDjM0
王馬「んじゃあ早速学級裁判始めよう!!」
王馬「あのね、オレは百田ちゃんが犯人だと思う!!」
百田「いきなりすぎだろ!! つーかなんでオレなんだ!!?」
王馬「だってさー、B班でプログラム世界から帰って来たのって百田ちゃんが最後じゃん?」
王馬「ほかの三人が現実世界に戻った後に殺したんじゃないのー?」
SEエックス「そんな訳あるかー!!」
百田「ああSEエックスの言う通りだ!! オレは赤松を殺してなんかいねーよ!!」
759 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/15(木) 20:12:11.28 ID:ERQcaDjM0
白銀「少なくとも……私が転送装置を使う前はまだ赤松さんは生きていたよ」
白銀「その後……百田くんはどうしたの?」
百田「その後は……赤松が急に倒れたんだよ」
王馬「うわー怪しー」
SEエックス「最後まで話を聞け!!」
百田「んで、赤松を担いで転送装置に入った……」
茶柱「どうして倒れたかは分からないんですか?」
百田「ああ……」
春川「プログラム世界の敵に……遠隔攻撃でやられたとか?」
760 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/15(木) 20:12:47.97 ID:ERQcaDjM0
東条「ちょっと待って、気になる事があるわ」
ゼERO「なんだ斬美ちゃん」
入間「……」
入間(ゼERO……ついこの間だったら『俺のちんこが気になるのか?』とか言いそうだったのに……)
入間(こんなに逞しくなっちゃって……素敵///)
入間(ああでも!! アタシの前ではバンバン下ネタ言って欲しいなぁ……言葉攻めして欲しいなぁ///)
王馬「じゃあ入間ちゃんが犯人だね!!!」
入間「!!!?」
761 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/15(木) 20:13:18.91 ID:ERQcaDjM0
入間「はぁ!? ふざけんなよ!! なんでオレ様が犯人なんだよ!!」
王馬「え? 今の話聞いてなかったの?」
春川「聞いてないんじゃない? 上の空だったよ」
入間「す、すみましぇん……」
SEエックス「もしかして……俺で妄想してたのか?」
茶柱「話の腰を折らないでください!!」
ゼERO「俺が解説しよう美兎ちゃん」
入間「ゼERO///」
ゼERO「たった今、もしプログラム世界の敵に殺された場合、クロは誰になるか……という疑問が生まれた」
ゼERO「今モノクマに聞いたら、プログラムをいじったやつがクロになる……だそうだ」
入間「それで……なんでオレ様が犯人?」
王馬「お前がプログラムをいじったからだよ!!」
762 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/15(木) 20:13:50.93 ID:ERQcaDjM0
入間「で、でも!! 違うんだって!!」
入間「オレ様が昨日いじった状態と……今日の状態は全然違ったんだ!!」
入間「だからオレ様の後にいじったやつがいるんだって!!」
春川「じゃあ……敵に殺されたって事になると……犯人はモノクマになるね」
モノクマ「失礼な!! 僕は初期状態の時以外はいじってません!!」
王馬「じゃあ入間ちゃんが嘘ついてるんだね!!」
ゼERO「くだらねぇ事言ってんじゃねえ!!」
最原「ねぇ……さっきから敵の話ばかりしてるけど……」
最原「本当に敵に殺されたの?」
王馬「そりゃあモノクマファイルに腹を一発ぶん殴られて即死って書いてあるもん」
最原「でも……百田くんは敵にやられてないって……いきなり倒れたって……」
百田「ああそうだ、赤松は敵にやられちゃいねーよ」
763 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/15(木) 20:14:20.84 ID:ERQcaDjM0
王馬「じゃあ百田ちゃんが腹パン?」
百田「してねーって!!」
最原「それよりも気になる事があるよ」
SEエックス「なんなんだ……?」
最原「入間さん、さっき捜査の時にプログラムを調べてたよね?」
最原「どういう状態だったか詳しく教えてもらえないかな?」
入間「……ケッ、しょうがねぇな。 馬鹿なテメーらに分かりやすく教えてやるよ」
入間「まず……NPCは全部敵に設定されてた」
入間「ついでに言うと……能力値もバラバラだった」
茶柱「能力値……?」
764 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/15(木) 20:14:55.29 ID:ERQcaDjM0
入間「あーだからー、敵によってめちゃくちゃ強かったりめちゃくちゃ弱かったりするやつがいたって事だよ」
百田「はぁ!!? じゃああいつら弱かったのかよ!!?」
入間「いや、オレ様が行った世界のやつはみんなヤバイやつだったぞ」
入間「ゼEROの方の世界は……二人ぐらいいたかな、めちゃくちゃ弱いやつ」
春川「……あの中にいたんだね、弱いやつ」
ゼERO「そうみたいだな」
最原「……」
765 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/15(木) 20:15:42.28 ID:ERQcaDjM0
入間「あ、それともう一つ」
百田「なんだよ、まだなんかあんのか?」
入間「オレ様達アバターと……敵の体力がリンクするようになってた」
SEエックス「???」
入間「……しょーがねーな。 耳かっぽじって聞けよ」
入間「ようするに、とあるアバターがダメージを受けたら、とある敵もダメージを受けるって事だよ。 逆も然りな」
最原「!!!」
766 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/15(木) 20:16:16.49 ID:ERQcaDjM0
東条「一人一人振り当てられてたのかしら?」
入間「おう、ランダムに振り当てられる設定になってた。 A班のアバターはB班の敵、B班のアバターはA班の敵……って設定だったな」
入間「例えば今回は……ゼEROはオレ様んとこにいた紫のやつで……SEエックスはハゲのおっさんだったな」
ゼERO「シグマ……」
SEエックス「VAVA……」
SEエックス「!! そういえば……VAVAがいきなり悶え始めたんだ」
SEエックス「もしかして……その時に、ゼEROはダメージを受けていたのか?」
ゼERO「!! 確かに俺はシグマに殴られてダメージを受けた……」
ゼERO「そういえば……シグマが俺の前に現れた時はやけに苦しそうだったな……まさかSEエックス……」
SEエックス「うん、俺はVAVAに殴られたんだ」
767 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/15(木) 20:16:51.36 ID:ERQcaDjM0
王馬「あ!! じゃあこれ犯人分かるじゃん!!」
王馬「百田ちゃんが言ってる事が本当だと……」
王馬「赤松ちゃんがいきなり倒れたのは誰かが敵を倒したからじゃない!? 赤松ちゃんとリンクしたやつをさ!!」
最原「……」
百田「終一……どうしたんだ? 顔が青いぞ?」
最原「……」
百田「もしかして……また真実を暴くのが怖くなったのか?」
百田「だったら気にする事はねー!! テメーはテメーが思った事を言えばいいんだ!!」
百田「言った後の事はオレに任せろ!!」
最原「……僕だ」
百田「……は?」
最原「犯人は……僕かもしれない」
百田「はぁ!!? な、何言ってんだよ!!?」
モノクマ「はいここでCM挟みます!!」
768 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/15(木) 20:17:21.73 ID:ERQcaDjM0
なすの「高宮なすのです」
なすの「私が歌うてーきゅう2期主題歌CD、『メニメニマニマニ』絶賛発売中!!」
なすの「リミックスバージョン、特典ドラマも収録!!」
なすの「買ってくれたら私の身体を好きにしていいですわ!!」
なすの「アーススターレコード」
769 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/15(木) 20:17:54.53 ID:ERQcaDjM0
今日はここまで
770 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/02/16(金) 10:50:06.19 ID:fr9ZSSVwO
じゃあ買う
771 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/02/16(金) 18:59:42.29 ID:ghC3L0LCO
自演すんなよ
772 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/16(金) 20:56:45.05 ID:q3sCuZti0
ゼERO「最原……どういう事だ?」
最原「僕……倒しちゃったんだ」
最原「プログラム世界で……敵を」
百田「お、おい……嘘だよな?」
最原「楓の死因は腹部に一発殴られて即死だったけど……」
最原「実際に僕も敵のお腹を殴って倒したんだ」
春川「じゃあ……赤松を殺したのは……」
茶柱「最原さん……って事ですか?」
773 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/16(金) 20:57:46.05 ID:q3sCuZti0
百田「いいや!! オレは信じねーぞ!!」
最原「も、百田くん……?」
百田「終一!! テメーは勘違いしてんだ!! テメーが赤松を殺すわけねーだろ!! 何かの勘違いだ!!」
ゼERO「……最原、その倒した敵というのは?」
最原「ゼEROくんが……部下って言っていた敵だよ」
ゼERO「……美兎ちゃん、部下とリンクしていたアバターは?」
入間「……」
入間「……バカ松」
百田「なっ!!!?」
王馬「はい、これで決まりだねー!!」
774 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/16(金) 20:58:20.28 ID:q3sCuZti0
最原「僕が……僕が楓を殺したんだ……」
茶柱「ま、待ってください!! 確か部下って二人いましたよね!!?」
王馬「どっちとか関係ないよ。 死んでる人が一人……最原ちゃんの証言……これでもう犯人は最原ちゃんで決まりだよ」
百田「待ってろ終一!! オレがテメーの無罪を……」
最原「百田くん!!!!」
百田「!!!!」
最原「僕は……楓と約束したんだ」
最原「怖くても……真実と向き合わなきゃいけないって……」
百田「……」
モノクマ「結論も出たようだし、投票タイム行きましょーーーーー!!!」
775 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/16(金) 21:00:41.81 ID:q3sCuZti0
モノクマ「はい、だいせいかーーーい!! 赤松さんを殺したのは最原くんでしたーーーーー!!!」
百田「……クソがぁ!!!」
SEエックス「どうしてこんな事に……」
王馬「そっか……みんなを引っ張ってきた最原ちゃんが死んじゃうんだね」
最原「……」
白銀「あんまりだよ……殺すつもりがなかったのに……殺しちゃうなんて……」
白銀「しかも殺した相手が……恋人だなんて……」
最原「……う」
最原「うわあああああああああああああああああ!!!」
776 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/16(金) 21:01:27.07 ID:q3sCuZti0
最原「楓!! 楓!! 楓!!!」
最原「ごめん……僕は……僕は君を……」
ゼERO「……」
入間「……ゼERO」
ゼERO「?」
入間「アタシがもう一回コンピュータを見ておけば……こんな事にならなかったのかな」
ゼERO「……過ぎた事を言ってもしょうがない」
SEエックス「モノクマ、プログラムをいじって……絶対にユルサナーイ!!!」
モノクマ「だーかーら!! 僕じゃないって!!」
777 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/16(金) 21:02:08.90 ID:q3sCuZti0
最原「……」
最原「もう一人いる」
ゼERO「何?」
最原(死ぬまで……約束を果たさないといけない)
最原(例え僕が……殺人犯でも!!)
最原「……入間さん以外にもプログラムをいじれた可能性のある人がいるんだ」
春川「……誰なの?」
最原「それは……」
最原「東条さんだよ」
ゼERO「エッ!!?」
東条「……私?」
778 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/16(金) 21:02:42.17 ID:q3sCuZti0
東条「どうしてそう思うのかしら?」
最原「君は色んな人に仕えていたんだよね?」
最原「もしかしたらなんだけど……プログラマーになりたい人に依頼されて……その人をサポートする為にある程度知識を身につける必要があって……」
東条「……ただの推測でしかないわね」
王馬「最原ちゃんよく分かったねー!! プログラムいじったのは東条ちゃんだよ!!」
東条「!!!」
779 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/16(金) 21:03:21.15 ID:q3sCuZti0
東条「……どういうつもりかしら」
王馬「オレがね!! 東条ちゃんに依頼したの!!」
王馬「入間ちゃんが平和な世界にしちゃったからコロシアイが起きるように設定してくれって!!」
王馬「そしたら喜んで書き換えてくれたよ!! 流石超高校級のメイド、なんでもできちゃうね!!」
百田「テメー……東条まで巻き込みやがって……本当はテメーがやったんだろ!!」
王馬「まーオレの命令の元で東条ちゃんが動いてくれたから、オレがやったって言っても過言じゃないかもねー」
百田「東条は何もやってねーってつってんだよ!!」
780 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/16(金) 21:03:58.03 ID:q3sCuZti0
王馬「東条ちゃんはね……誰よりもここから出たかったんだよ」
王馬「だから協力してあげたんだ、コロシアイの舞台を作ろうと思って」
王馬「モノクマも喜んで承諾してくれたよ!!」
王馬「ああ、勿論条件はつけたよ。 モノクマにはオレと東条ちゃんは同じ班にするようにって。 東条ちゃんには体力のリンク先も違う世界の方にするようにって」
春川「モノクマと……組んでいたの?」
王馬「まぁ、ゼEROが邪魔して東条ちゃんは誰も殺せなかったんだけどねー」
ゼERO「俺が……どういう事だ?」
王馬「東条ちゃんが敵を殺そうとした時にね、ゼEROが大声を出した所為で敵が逃げちゃったんだよ」
王馬「オレ知ってるよ、遠くから見てたもん」
東条「……」
781 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/16(金) 21:04:27.60 ID:q3sCuZti0
春川「……東条は何か言い返さないの?」
東条「……飛んだ濡れ衣を着せられたわね」
王馬「……成る程ね、オレが裏切ったからそっちもシラを切るつもりだね」
王馬「いーよもう!! 東条ちゃんは用済みだし!!」
王馬「さぁモノクマ!! さっさとオシオキ始めない!?」
モノクマ「そうだね!! 始めよっか!!」
最原「!!」
782 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/16(金) 21:05:21.76 ID:q3sCuZti0
百田「おい!! 裁判はまだ終わってねぇぞ!!」
SEエックス「いやもう終わりDA!!」
最原「……百田くん、もう終わりだよ」
ゼERO「ああ、もう終わりだ」
百田「なんだよ……なんでだよ!!」
最原「百田くん……今までありがとう」
最原「君がいたから……僕はここまで来れたんだ」
百田「ふざけんなよ……最後みてーな言い方すんなよ!!」
最原「春川さんも……ゼEROくんも……今までありがとう」
春川「……」
ゼERO「……俺は何も言わんぞ」
最原「ごめんみんな、僕はここまでだけど……」
最原「必ず首謀者を見つけて……ここから出てね!!」
茶柱「……分かりました」
白銀「うん……約束する」
春川「あんたの事……絶対忘れないから」
モノクマ「じゃあ行ってみましょう!! オシオキターーーーーーーーーイム!!!」
モノクマ「最原くん……今、楽にしてあげるよ」
百田「……終一いいいいいいいいいいいいい!!!」
最原「……」
最原(楓……本当にごめん)
最原(僕は君を……幸せにできなかった)
783 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/16(金) 21:06:10.99 ID:q3sCuZti0
最原「……ここは?」
赤松「終一くん」
最原「!!! 楓!!!!?」
赤松「私でシコれよ」
最原「!! え……」
赤松「いいからここで私でシコれよ」
赤松「射精したら殺すのはなしにしてあげるから」
最原「!!? 本当!!?」
赤松「うん」
最原「わ、分かった……今すぐ射精するよ!!!」
784 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/16(金) 21:06:41.31 ID:q3sCuZti0
最原「……」シコシコ
最原「……」シコシコシコシコ
最原「……あれ? 勃たない……」
赤松「殺す」
最原「ま、待って!! もうすぐ射精するから!!!」
最原「勃て……勃て……」シコシコシコシコ
最原「なんでだよ……なんで勃たないんだよ!!」シコシコシコシコ
最原「勃てって!! 言ってるだろ!!」シコシコシコシコ
モノタロウ「オイラでシコってよ!!」
最原「ふざけるな!! お前なんかで……」
ドピュッ
最原「……は?」
785 :
◆hVwVMwYo52
[saga]:2018/02/16(金) 21:08:15.73 ID:q3sCuZti0
最原は死んだ。楓ちゃんの形をしたロボットに。
俺達の目の前で死んでしまったのだ。
モノクマ「エクストリーーーーーーム!!」
百田「うおおおおおおおお!!!」ダッ
春川「!!!」
ガシッ
春川「落ち着いて百田!!」
百田「落ち着いてられるか!!」
百田「終一も……赤松も……死んじまったんだぞ!!」
百田「オレはモノクマをぶん殴って……あいつの仇を取らなきゃいけねえんだ!!」
春川「今ここで暴力を振るっても無駄死にするだけだよ」
春川「最原もそんなのは望んでないよ」
百田「じゃあどうしろっていうんだよ!!!」
SEエックス「しゃぶれ!!」
百田「!!!?」
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