乳ダンガンゼEROンパV3 〜みんなのハラマシアイ新学期〜

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786 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/16(金) 21:09:30.36 ID:q3sCuZti0
百田「なんだよテメー……よくこんな時にふざけてられるな」

SEエックス「い、いいからしゃぶるんだ!!」ガタガタ

春川「声が震えてるよ」

ゼERO「!! SEエックス……お前まさか……」

ゼERO「この空気を和ませる為に……笑いを取ろうとしているのか?」

SEエックス「そうだ!! それが俺の使命だ!! 悪いか!!」

百田「……」

春川「血が上ってるあんたなんて誰も見たくないって事だよ」

茶柱「転子も気持ちは同じです。 モノクマを投げたくてたまりません」

茶柱「ですけどそれは……なんの解決にもなりません」

入間「オレ様がもうすぐ脱出できるすげーアイテム作るから待ってろって」

入間「だから大人しくしろっつーの」

百田「お前ら……」
787 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/16(金) 21:10:09.66 ID:q3sCuZti0
王馬「けどみんな残念だったねー、思い出しライトが手に入らなくて」

王馬「……折角オレが動機を再利用したのにさ」

白銀「……へ?」

ゼERO「おい、どういう事だ?」

王馬「実はさ、あのカードキーで……」

王馬「外の世界の秘密が分かっちゃったんだよねー!!」

SEエックス「なんだって!!!??」

王馬「折角だから、この外の世界秘密の記憶の思い出しライトをモノクマに作ってもらって……」

王馬「それをコロシアイシミュレータに入れたんだ!!」

王馬「まぁオレ一人じゃできないから東条ちゃんに協力してもらってね!!」
788 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/16(金) 21:10:52.12 ID:q3sCuZti0
王馬「ま、外の世界がどうなってるかもその内分かるだろうけどね!!」

王馬「じゃあオレもそろそろ準備に取り掛からないと!! じゃーねー!!」

タッタッタッ……

茶柱「王馬さん……行ってしまいました」

入間「あいつ何考えてんだよぉ……怖えよぉ……」

百田「……」

春川「百田、ここにいても仕方ないよ。 私達も外に出よう」

百田「……」

百田「……ハルマキ、オレは諦めねえぞ」スタスタ……

春川「え……?」
789 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/16(金) 21:11:31.85 ID:q3sCuZti0
SEエックス「ゼERO、俺達はこれからどうすれば……」

SEエックス「楓ちゃんも……最原も死んじゃった……」

ゼERO「……俺達が……あいつらの希望にならなきゃいけないのに……」

ゼERO「俺は……俺は……一体なんの為に……」

ゼERO「戦っているんだああああああああ!!!!」

SEエックス「……」

SEエックス(いつも聞くゼEROのこのセリフ……同じセリフでも……今までと違うような気がする)

SEエックス(俺は……俺達は……どうすれば……)
790 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/16(金) 21:12:13.04 ID:q3sCuZti0
ゼEROの個室

ゼERO「……」

ゼERO(オナニーをする気が……全く起きない)

ゼERO(いや……寧ろここで起きる方がイレギュラーなのだろうか)

コンコン

ゼERO「! 誰だ」

ガチャッ

春川「……」

ゼERO「あずにゃん……」
791 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/16(金) 21:13:02.06 ID:q3sCuZti0
春川「中庭」

ゼERO「中庭……? まさかトレーニングか?」

春川「それ以外に何かある?」

ゼERO「……すまない、そんな気分では……」

春川「……あんたも?」

ゼERO「『も』?」

春川「こういう時こそ……トレーニングをするんじゃないの?」

ゼERO「……」

春川「百田も待ってるから、早く来て」

春川「あんたの好きな自慰トレーニング、好きなだけやっていいからさ」

ゼERO「……ああ」
792 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/16(金) 21:13:34.66 ID:q3sCuZti0
中庭

ゼERO「遅れた、すまない」

百田「! 先生……」

ゼERO「……」

百田「……」

ゼERO「……」

春川「……」

春川「やろう」
793 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/16(金) 21:14:06.28 ID:q3sCuZti0
百田「ハルマキ……」

春川「私達が止まってる姿なんて……あいつは見たくない筈だよ」

百田「……」

百田「……おし!! やるか!!!」

百田「オレは……止まっちゃいけねえんだ……それが宇宙に轟く百田解斗なんだ……」

百田「ボスのオレがくよくよしてたら……助手もくよくよしちまうしな!!」

百田「いいかハルマキ!! 今日こそ勝つからな!!」

ゼERO「俺も負けてられないな」

百田「!! 先生……?」

ゼERO「俺もオナニーではなく腹筋と腕立てをしよう」

ゼERO「俺は今まで……ふざけ過ぎてたのかもしれん」

春川「ゼERO……」
794 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/16(金) 21:14:43.69 ID:q3sCuZti0
春川「あんた……変わったよね」

春川「さっきの裁判の時もそう……今まではどんな時でも下ネタを躊躇ってなかったのに」

春川「まるで……別人みたい」

ゼERO「もう……あの時の俺とは違う」

百田「いや……そんな事やる必要はねぇよ」

ゼERO「百田……?」

百田「テメーはどんな時でも下ネタばっか言って……周りを和ます……」

百田「それがオレの知ってる先生だ!!」

百田「ここまで来たなら最後まで自分を貫きやがれ!!」

春川「何それ……意味分かんない」

ゼERO「全くだ。 だが……そのめちゃくちゃさに俺達は今まで助けられたんだ」

春川「……そうだね」

百田「さぁテメーら!! 何喋ってやがる!! やろうぜ!!」

春川「はいはい」

ゼERO「……」

ゼERO「俺のオナニー見せてやる!!」
795 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/16(金) 21:15:19.79 ID:q3sCuZti0
数十分後

春川「今日も私が一番」

百田「明日だ!! 明日こそ勝つ!!」

百田「差もちょっとずつ縮まってんだ!! 明日こそ必ず……」

春川「……ふふ」

百田「な、何がおかしいんだよ!!?」

春川「……いつものあんたに戻って良かったって思って」

百田「!」

ゼERO「あずにゃん……」

百田「……悪かったな」

百田「ハルマキの言う通りだ、こんなオレの姿なんて……終一、いや、死んだみんなは見たくねえ」

百田「オレがテメーらをまとめねーと何も始まらねえ!!」
796 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/16(金) 21:15:49.36 ID:q3sCuZti0
百田「……ハルマキ、オレは諦めねえ」

百田「今日はもう遅いから……明日、テメーの研究教室に入らせてくれねーか?」

春川「私の? どうして?」

百田「詳しいことは明日話す」

ゼERO「オレも仲間に入れてくれ!!」

百田「ああ、いいぜ!!」

百田(オレは必ず……あいつをぶっ潰す!!!)
797 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/16(金) 21:16:26.56 ID:q3sCuZti0
春川「お休み」

百田「また明日な!!」

ゼERO「お休み」

バタン!!

ゼERO「二人とも部屋に入ったか……俺も……」

ガチャッ

ゼERO「……ん?」

SEエックス「……! ゼERO」

ゼERO「どうしたSEエックス、眠れないのか?」

ゼERO「まぁ……眠れないのが普通だけどな」

SEエックス「……」
798 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/16(金) 21:19:35.65 ID:q3sCuZti0
SEエックス「ゼERO……俺は疑問に思ってしまったんだ」

ゼERO「何をだ?」

SEエックス「今日のゼEROを見て……俺は変わらなきゃいけないと思ったんだ」

SEエックス「どうすれば……変われる事ができる?」

ゼERO「……必要ない」

SEエックス「え?」

ゼERO「お前は……いや、俺達は変わる必要はない」

ゼERO「今まで通り下ネタで暴れまくる……それが今の俺達にできる事だ」

ゼERO「もしかしたら世界は……イレギュラーとイレギュラーハンターが両方存在してこそ成り立つかもしれない」

SEエックス「ゼERO……」

SEエックス「……」

SEエックス(こいつ何言ってるんだ?)

SEエックス(なんか真面目に考えるのがバカらしくなったな……今まで通りチンチン勃起しまくろう)
799 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/16(金) 21:20:33.28 ID:q3sCuZti0
入間の研究教室

入間「……」ギュイーン……

入間(見てて……きめぇゼERO)

入間(もう少しだ……もう少しで……)












東条「……」

東条(どうして……? どうしてこうも上手くいかないの?)

東条(私は……今すぐここから出たいのに!!)











王馬「……」

王馬「さぁて……そろそろ時間だよ」
800 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/16(金) 21:20:59.58 ID:q3sCuZti0
CHAPER 4 気だるなお〜おなるだけ

END

残り9人
801 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/16(金) 21:23:37.14 ID:q3sCuZti0
続きは漁って
802 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/17(土) 00:04:08.16 ID:OxIduPldO
モノタロウは死んだかな?
803 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/17(土) 00:32:38.46 ID:r4I8rVor0
>>784>>785の間

赤松「ふーん……終一くんってケモナーだったんだ」

最原「ご、誤解だよ楓!! 今度こそ……今度こそ君で……」

赤松「浮気は……絶対に許さない」

最原「!! ま、待って!! 話せば分か……」

グサッ!!!

モノタロウ「うわーー!!」

赤松「あんたも殺す」

モノタロウ「えっ!!?」

グサッ

モノタロウ「」バタッ
804 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/17(土) 00:33:24.12 ID:r4I8rVor0
>>802
死にました
805 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/18(日) 20:01:35.37 ID:+fj/w4R00
シグマ「どうだ様子は?」

部下1「隊長!!」

シグマ「愛の鍵を持っていった赤いイレギュラーはどこだ?」

部下2「は、はい!! あちらの扉の中に……」

シグマ「ご苦労……後は私がやる」

部下1「隊長自らが……?」

シグマ「これ以上お前達に犠牲が出ては困るんでな」

スタスタ……

部下2「プリケツダァ……」
806 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/18(日) 20:02:11.51 ID:+fj/w4R00
ウィーン……















ゼERO「お前の事が好きだったんだよ!!」

SEエックス「アン///」

シグマ「うわあっ!!?」
807 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/18(日) 20:02:42.11 ID:+fj/w4R00
















ゼERO「……はっ!!」

ゼERO「……」

ゼERO「また……あの夢か」
808 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/18(日) 20:03:12.46 ID:+fj/w4R00
CHAPER 5 負けない愛も青春もない旅立ち
809 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/18(日) 20:03:48.20 ID:+fj/w4R00
次の日

春川の研究教室

春川「ここをこうやって……そしたらその後は……」

百田「ああ……成る程な」

ゼERO「……」

ゼERO(まさかボウガンの使い方を教えてくれ……だなんてな)

ゼERO「……俺のボウガン♂は使わないのか?」

百田「使わねーよ!!」
810 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/18(日) 20:04:25.30 ID:+fj/w4R00
百田「よし!! 大体分かった!!」

モノクマ「じゃあ分かった所でいいかな!?」ヒョコ

ゼERO「いきなり現れやがって……なんだ?」

モノクマ「新しく開放された部屋のお知らせでーす!!」

ゼERO「何……?」

















百田「おい……これって……」

春川「本当……なの……?」

ゼERO「……」
811 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/18(日) 20:04:58.40 ID:+fj/w4R00
モノクマから部屋が開放されたというお知らせを受けた俺達は、二手に分かれて調べる事にした。

俺、百田、あずにゃんは開放された百田の研究教室にいる。

そこには、以前思い出しライトに出てきたゴフェル計画について書いてある書類があった。

ゼERO「『ゴフェル計画とは人類を守る為の計画である』」

ゼERO「『その才能を持つ者は選ばれし超高校級の生徒である』」

ゼERO「『彼らを未来の希望の種として新たな地へ向かわせる事がこの計画の主旨となる』」

ゼERO「……書類に書かれているのはこれで以上だ」

春川「ゴフェル計画は……人類が生きていく為の計画だった……って事?」

ゼERO「……重要なプロジェクトだったって事だ」
812 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/18(日) 20:05:26.13 ID:+fj/w4R00
一方……

SEエックス「これは……メカニロイド?」

東条「……エグイサルよ」

茶柱「それにしても……どうして彼はこんな事を?」

SEエックス「……分からない」
813 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/18(日) 20:06:01.49 ID:+fj/w4R00









白銀『エグイサル格納庫が開放!!?』

モノダム『ゼンエネルギーカイホウ!!』

茶柱『そんな事言ってませんよね!?』

SEエックス『どうしてそんな事を……?』

モノクマ『いやーそんな事僕はやりたくなかったんだけどね?』

モノクマ『でも後一人……たった一人の息子の頼みだから……仕方ないよねー!!』

モノクマ『いやー僕って親バカだなー』
814 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/18(日) 20:06:34.30 ID:+fj/w4R00
白銀「いくらエグイサルがモノクマーズにしか使えないからって……」

SEエックス「こんな所を開放させて……何の意味があるんだ?」

東条「……調べられる所は調べたわ」

茶柱「じゃあ……一旦食堂へ戻りますか?」

SEエックス「ああ、そうしよう」
815 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/18(日) 20:07:10.24 ID:+fj/w4R00
食堂

二手に分かれた俺達は食堂で一旦集合し、何を見たのかを報告した。

ゼERO「しかし……モノクマもサービス精神旺盛だな」

SEエックス「エグイサルをいじってみたけど……やっぱり操れなかったよ」

春川「……第1モノダムはどうしてそんな事を?」

茶柱「というか……あの人って誰かがオシオキされる度にモノクマーズを殺してませんでした?」

東条「……彼の目的はなんなのかしら」

ゼERO「……」
816 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/18(日) 20:07:43.47 ID:+fj/w4R00
茶柱「所で……入間さんは?」

ゼERO「現在開発中だ」

SEエックス「開発……?」

春川「もしかして……ここから脱出する為の?」

ゼERO「ああ、みんなだけじゃなくて……俺も立ち入り禁止らしい」

百田「そりゃ本格的にやってんな……」

茶柱「……それって王馬さんがここにいないのも関係あるんですか?」

百田「……あいつの事は気にすんな、いてもオレ達の輪を乱すだけだ」

東条「……」

東条(入間さん……国民の未来は……貴女にかかってるわ)
817 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/18(日) 20:08:19.18 ID:+fj/w4R00
百田「……よし、モノクマはもういねーな」

SEエックス「……百田?」

百田「テメーら、体育館に行くぞ」

百田「先生は入間を呼んできてくれ」

ゼERO「構わん」

白銀「体育館で何かするの?」

百田「詳しい事は体育館で話す」

百田「後は……一応王馬も見つけたら体育館に来るように言っといてくれねーか?」

茶柱「……分かりました」

百田「……ハルマキ。 テメーの研究教室にある武器、全部持っていくぞ」

春川「!! まさかあんた……」

百田「……どうやらテメーはもう分かってるみてーだな」
818 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/18(日) 20:08:58.75 ID:+fj/w4R00
体育館

百田「よし!! 全員いるか!!!?」

東条「……王馬くん以外はいるわ」

白銀「うん……あちこち探したけど……どこにもいなかったよ」

春川「ほっといていいよ、あんなやつ」

入間「ケッ、作業中の天才を呼ぶとはいい度胸じゃねえか」

入間「まぁゼEROが呼んできてくれたから許してやるよ」

SEエックス「百田、何を始める気だい?」

百田「ここにあるのはハルマキの研究教室にあった武器だ」

百田「これだけありゃあ……モノクマもぶっ倒せるぜ!!」

茶柱「た、戦う気なんですか!!?」

百田「当たり前だ!! あいつをぶっ倒せば……このコロシアイも終わるだろ!!」
819 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/18(日) 20:09:28.89 ID:+fj/w4R00
入間「このチンカス!!」

百田「ああ!!? 誰がチンカスだぁ!!」

入間「そんなの使う必要ねえんだよ」

ゼERO「美兎ちゃん……?」

入間「……けけ、ついにできちまったんだよ」

ゼERO「赤ちゃんか?」

入間「そ、それだったら嬉しいけど……残念ながら違うんだ///」

茶柱「いいから早く本題に入ってください!!」

入間「焦んなって!! いいから見やがれ!!」

バン!!

入間「これがオレ様の究極発明品……エレクトハンマーだ!!!」
820 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/18(日) 20:09:58.77 ID:+fj/w4R00
東条「もしかしてこれが……貴女が言ってたここを脱出する為のアイテム?」

ゼERO「美兎ちゃん……ついにできたんだな!!」

入間「こいつで叩いた電子機械は停止するんだ!!」

入間「つまりデスロードにある機械を全部こいつでぶったたちまえば……」

入間「あっという間にここから出られるってわけだー!! ヒャーヒャッヒャッヒャッ!!」

ゼERO「サスガダァ……」

SEエックス「それは部下の台詞DA!!!」

入間「だろ!!? 天才だろ!!?」

百田「マジか……すげーじゃねーか入間!!!」
821 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/18(日) 20:10:36.86 ID:+fj/w4R00
東条「そうと決まれば……裏庭に行くべきね」

入間「……いや、その前に……」

茶柱「な、なんですか?」

入間「ゼEROとシタイ!!」

春川「は?」

ゼERO「SEXDAAAAA!!!」

白銀「ゼEROくんのその台詞、久々に聞いた気がする……」

ゼERO「……百田、これでいいんだよな?」

百田「お、おう……」
822 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/18(日) 20:11:13.09 ID:+fj/w4R00
入間「愛の鍵買ってぇ!! ここを出る前にしたい!!」

春川「そんなの……ここを出てからでいいじゃん」

茶柱「外でやれば殺される事もありませんしね……」

入間「……」

入間「あ、そうだ」

SEエックス「バカジャネーノ!!?」

入間「バカはテメーだろこのウンコ!!!」

白銀「小学生並の暴言!!!?」
823 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/18(日) 20:11:53.69 ID:+fj/w4R00
入間「王馬のヤロー……嘘つきやがって」

白銀「嘘……?」

入間「実はエレクトハンマーを作ってる時に……王馬にある物を作れって言われて……」

入間「愛の鍵をくれるのを条件に……承諾したの」

入間「んで、いざ作って渡したら……もう使っちゃったって」

百田「な、何を作ったんだよ?」

王馬「そんなのなんだっていいじゃん」

ゼERO「エッ!!?」
824 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/18(日) 20:12:36.04 ID:+fj/w4R00
東条「王馬くん……」

春川「まさか……あんたが手に持ってるそれが……」

王馬「それより早く地下に行かないの? ここから出たいんでしょ?」

ゼERO「……何を企んでいる」

王馬「さーて、なんだろうねー?」ダッ

百田「あ!! テメー待ちやがれ!!」

茶柱「……入間さん、彼には何を作ってあげたんですか?」

入間「……エグイサルを操るリモコンと……エレクトボム」

SEエックス「調教リモコンに……金玉爆弾だって?」

白銀「難聴とかそういうレベルを超えてるね……」
825 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/18(日) 20:13:05.78 ID:+fj/w4R00
百田「あ、あいつはなんでそんなもん作らせたんだ!!?」

入間「わ、分からない……いいから黙って作れ豚って」

白銀「そ、それで作っちゃったんだ……」

入間「だってどうしてもゼEROとヤりたかったんだもん!!!」

ゼERO「美兎ちゃん……///」

SEエックス「性欲に溺れた哀れな民間人だ……」

茶柱「……あなたが言っても説得力皆無ですよ」
826 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/18(日) 20:13:44.58 ID:+fj/w4R00
春川「ねぇ……エレクトボムはどういう効果があるの?」

入間「な、投げたら電波を妨害する粒子を周囲にばら撒いて……」

入間「直径50メートル以内のセンサーやレーダーが使えなくなるって爆弾……」

SEエックス「あれ……? その機械も使えば尚更脱出しやすくなるんじゃないか?」

百田「いや……あいつの事だ、何か考えてるんじゃないか?」

春川「そんなのどうでもいいよ」

春川「あいつがエグイサルを操ってやってこようが……このエレクトハンマーを使えば平気だし」

茶柱「転子のネオ合気道もありますからね!!」

SEエックス「俺もいるからね!!」

ゼERO「……俺は何も言わんぞ」
827 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/18(日) 20:14:13.87 ID:+fj/w4R00
東条「そうと決まれば行きましょう、今すぐに」

入間「やけに焦ってんな、メイドババア」

白銀「当たり前だよ……総理大臣のメイドだもん」

SEエックス「ババアだと!? 何を言っている!!?」

百田「よし!! 行くぞ!!」

ゼERO「ああ」

茶柱「はい!!!」

ゼERO(もう少しだ……楓ちゃん、最原、秘密子ちゃん、アンジーちゃん、etc...)

ゼERO(俺達は必ず……ここからヌけだす!!)
828 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/18(日) 20:15:21.04 ID:+fj/w4R00
今日はここまで
829 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/19(月) 20:01:27.48 ID:jHphJd2h0
デスロード前

茶柱「遂に来ましたね!!」

入間「テメーら、ハンマーは持ってるよな!!」

SEエックス「勿論DA!!」

入間「テメーが握ってるそれペニスだろ!!」

SEエックス「はは、ごめん☆」

春川「……馬鹿やってないで早く行こう」

ゼERO「出撃DAAAAAAAAAAA!!!」
830 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/19(月) 20:02:01.15 ID:jHphJd2h0
こうして俺達はエレクトハンマーを駆使し……奥へと進んでいった。

ゼERO「シコシコシコシコ」ドピュッ

茶柱「それやる意味あるんですか!!?」

そして……俺達は遂に……











百田「おい……あれって……」

白銀「扉だ……扉だよ!! 外に出られるよ!!」

SEエックス「やったぜ!!。」
831 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/19(月) 20:02:36.25 ID:jHphJd2h0
東条「モノクマは来てないわよね?」

春川「大丈夫、来てない」

ゼERO「……このコントロールパネルで開けるようだな」

百田「よし!! 早く開けようぜ先生!!」

ウィーン……

入間「やっと……外に……デるぅ!!」

しかし扉が開いた瞬間、俺達が口にした一言は……












ゼERO「は?」

『は』だった。
832 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/19(月) 20:03:05.53 ID:jHphJd2h0
春川「……何……これ……?」

百田「……宇宙? 宇宙か?」

白銀「……!! 息が!!」

東条「……ゼEROくん!! 早く閉めて!!」

ゼERO「了解!!!」

バタン!!

SEエックス「どういう事なんだ……?」

王馬「あはははははははは!!!」

ゼERO「!!!!!?」
833 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/19(月) 20:05:39.09 ID:jHphJd2h0
百田「王馬……」

王馬「いやーみんな、今までご苦労さん」

王馬「コロシアイはこれで終わりだよ!!」

SEエックス「何を言っている!!?」

王馬「はぁ〜あ、鈍チンだなー。 じゃあSEエックスみたいなポンコツにも分かるように教えてあげるね!!」

王馬「……首謀者」

春川「は?」

王馬「オレがこのコロシアイの首謀者なんだよ!!!」

ゼERO「なん……だと……?」
834 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/19(月) 20:09:13.67 ID:jHphJd2h0
王馬「オレがコロシアイに積極的だったのも首謀者だからだよ!! モノクマを操ってたのも!! オレなんだよ!!」

王馬「いやー滑稽だったなー!! オマエラがコロシアイをしている様は!!」

白銀「本当に……王馬くんが……首謀者なの?」

王馬「……じゃあついでに教えてあげるよ。 外が今どうなってるか」

王馬「……ていっても今見たから分かるよね?」

王馬「この才囚学園の正体は……宇宙船だったんだよ!!」
835 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/19(月) 20:10:00.90 ID:jHphJd2h0
王馬「地球ではある日、レプリエロイドが人々をレイプしていき……人類はイレギュラーに支配されていった、人類は絶滅寸前まで至ったんだ」

王馬「そこで政府が考えたのがゴフェル計画……将来可能性のある高校生だけは生かそうとこの才囚学園と言う名のロケットにオレ達は乗せられたんだよ」

王馬「けど政府も馬鹿だよねー……そのイレギュラー共のボスがオレだって事をさ……」

王馬「気づかなかったんだもんねー!!」

王馬「そこでオレは最新の機械を使って……みんなの記憶をなくさせて……」

王馬「このコロシアイを決行したんだよ!!」

SEエックス「ふおおおおおおおおお!!!(泣)」

ゼERO「つまりイレギュラーの生みの親は……お前だという事か?」

ゼERO「シグマも……VAVAも……お前が作ったという事か!!?」

王馬「そうだよー!!」

ゼERO「ふざけるな!! 戯言だ!!!」

ゼERO「だったら何故俺とSEエックスはここにいる!!?」

王馬「ああそれはね……」

王馬「入間ちゃんがオマエラ二人を作ったからだよ」

入間「……へ?」

王馬「あ! 二人じゃなくて二体だったね!!」
836 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/19(月) 20:10:31.86 ID:jHphJd2h0
王馬「ゴフェル計画で宇宙に飛びだった後……入間ちゃんは言ったんだよ」

王馬「『あいつらに……イレギュラーに対抗できるロボットを作りたい』って」

王馬「『イレギュラーに犯されて死んでいった人類の仇をとりたい』って」

王馬「そう!! そこでゼEROとSEエックス……さらにモノクマ、モノクマーズまで作ってくれたんだよ!!」

王馬「いやー馬鹿だよね!! 正義の為に作ったロボットが悪の総統に悪用されちゃうんだから!!」

王馬「本当に馬鹿だよねー!!」

入間「オレ様が……? ゼEROを……? モノクマを……?」
837 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/19(月) 20:15:54.92 ID:jHphJd2h0
茶柱「し、信じません!! 転子は信じませんよ!!」

王馬「へ? なんで?」

茶柱「こ、ここが宇宙船だったら!! 転子達が学園の外で見た空は一体なんなんですか!!」

王馬「映像」

茶柱「なっ……え、映像はこの扉の奥の方じゃないんですか!!?」

王馬「じゃあもう一回開けようか? 苦しんで死ぬのがオチだけど」

茶柱「……!!」

王馬「はい、もう分かったでしょ?」

茶柱「ま、まだありますよ!!」
838 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/19(月) 20:16:39.67 ID:jHphJd2h0
王馬「ゼERO並みに往生際が悪いねー。 まだ何かあるの?」

茶柱「セ、SEエックスさんは!!? SEエックスさんはどうして隠してたんですか!!?」

SEエックス「転子ちゃん……?」

茶柱「どうして彼だけ後から現れるようにしたんですか!!?」

王馬「だーかーら。 転校生っていう動機を使いたかっただけなんだって」

王馬「ああいう形で登場させた方が面白いでしょ?」

茶柱「……」

ゼERO「待て!! まだおかしい所はある!!」

ゼERO「俺が宇宙船の中で美兎ちゃんによって作られたなら……何故俺はシグマ達の存在を知っている!!?」

ゼERO「俺達が今まで過ごしてきたシグマとの日々の記憶はなんだ!!」

SEエックス「!! そうだ!! なんで知っている!!?」

王馬「だから記憶改変だって。 以上!!」

ゼERO・SEエックス「は?」

王馬「……というわけで!! 真実を知ったオマエラのコロシアイ学園生活は終了!!」

王馬「後は永遠にこの宇宙船で暮らしなよ!!!」
839 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/19(月) 20:17:20.65 ID:jHphJd2h0
東条「……死んでしまったの?」

王馬「?」

東条「地球にいる人間は……全員死んでしまったの?」

王馬「うん!! イレギュラーによってね!!」

東条「……う」

東条「うわああああああああああああああ!!!!」

茶柱「夢野さん……アンジーさん……転子は……」

白銀「なんで……どうして……」

入間「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」

入間「モノクマを作ってごめんなさいモノクマーズを作ってごめんなさいモノクマを作ってごめんなさいモノクマーズを作ってごめんなさい」

春川「……」

SEエックス「DOOOOOOOOOO!!!」

ゼERO「落ち着け!! 落ち着くんだみんな!!!」
840 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/19(月) 20:22:08.98 ID:jHphJd2h0
百田「うおおおおおおおおおお!!!」

春川「百田!!」

ガシッ

百田「ガッ!!?」

SEエックス「エグイサル!!? どうしてここに!!?」

王馬「なんでって? そんなのオレがリモコンで操ってるからに決まってるじゃん」

王馬「ありがと入間ちゃん♪」

百田「離せテメー!! この……」

入間「あ……あ……」

王馬「こういう馬鹿はほっておくと大変なんだよねー」

王馬「悪いけど百田ちゃんはエグイサル格納庫に閉じ込めさせてもらうよ!! 安心してね、殺しやしないからさ。 じゃあねー!!」バッ

春川「!! 百田!!」

春川「……!!」

茶柱「……」

白銀「……」

東条「……」

春川「どうして……どうしてあんた達は王馬を追いかけないの!? 百田が拐われたんだよ!!」
841 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/19(月) 20:22:40.62 ID:jHphJd2h0
白銀「行っても……無駄だよ。 百田くんは……別に死なないんでしょ?」

白銀「だったら……追いかけなくてもいいよ」

茶柱「やっぱり男子は……男死でした……」

茶柱「ごめんなさい夢野さん……転子は約束を……守れそうにありません」

入間「……」

入間「全部……オレ様の所為……?」

入間「オレ様の発明品は……平和になるんじゃないの……?」

春川「……」

春川「絶望……してるの?」
842 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/19(月) 20:25:24.29 ID:jHphJd2h0
春川「あんた達みんな……絶望しちゃったの……?」

SEエックス「……」

東条「……ごめんなさい、みんなに謝らないといけない事があるの」

春川「……?」

東条「この際だから言うわ……私は動機ビデオを貰った時から……」

東条「あなた達を……皆殺しにするつもりだったの」

春川「……は?」
843 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/19(月) 20:25:57.78 ID:jHphJd2h0
東条「あなた達の僅か犠牲を出してでも……国民の皆様を守らないといけないと思ったの」

東条「プログラムを書き換えたのも私……百田くんが病気の時に百田くんを殺そうとしたのも本当……」

東条「私は……最低の人間なの……」

東条「ごめんなさい……本当にごめんなさい」

入間「違う……最低なのはオレ様……」

入間「こんな才能がなければ……こんな事にならなかったのに……」

春川「……」

春川(私は……どうすればいいの?)

春川(絶望に陥った彼女達を……私はどうすればいいの?)

春川(百田、あんただったらこんな時……)

ゼERO「DAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!」ドピュッ

春川「!!!?」
844 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/19(月) 20:26:39.28 ID:jHphJd2h0
春川「ゼ、ゼERO!!?」

ゼERO「みんな、逆に考えるんだ。 人類は俺達しかいない。 という事は……」

ゼERO「SEXして新しい人類を作れるんDAAAAAAAAAAAAAA!!!」

春川「は?」

SEエックス「どうしたゼERO!!? 何を言っている!!?」

ゼERO「美兎ちゃん、SEXしたいだろう? もうコロシアイは終わったんだ!! ラブアパートに行く必要なんかない!!」

入間「で、でも……」

ゼERO「SEXDAAAAAAAAAAA!!」

ガン!!

ゼERO「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!!」

SEエックス「ゼERO!! それはイレギュラーの考えだ!! 間違っている!!」

茶柱「こんな時にまで繁殖の事を考えているなんて……最低です!!」
845 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/19(月) 20:27:11.82 ID:jHphJd2h0
入間「ゼ、ゼERO!! 大丈夫!!?」

ゼERO「ああ、大丈夫だ。 それより転子ちゃん」

茶柱「な、なんですか?」

ゼERO「まだ……それだけ殴れるだけの力があるんだな」

茶柱「!!」

ゼERO「それだけあれば……充分に百田を助けられるんじゃないか?」

茶柱「……」

ゼERO「みんなも絶望している場合じゃないんだ」

ゼERO「こんな時こそ……希望を抱いて進まないといけないんだ」

東条「希棒は前へ進むんだ!!!」ボッキ!!

白銀「……最後の最後で台無しだね」
846 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/19(月) 20:27:40.09 ID:jHphJd2h0
ゼERO「落ち込んでいる場合じゃない。 俺達の手で百田を救うんだ!!」

ゼERO「もしこの中で絶望している奴がいたら……」

ゼERO「俺がレイプしてやる!!///」

入間「えっ!!?」

茶柱「ぎゃああああああ!!! それだけはやめてくださーーーーい!!!」

茶柱「分かりました!! 行きますから!! さぁ行きましょうみなさん!!!」

東条「私も……メイドではなくて……仲間の一人として彼を助けるわ」

東条「それが……今まで私の行ってきた事の償いになるのなら」

白銀「私も地味に頑張るよ!! 何よりレイプ嫌だしね!!」

東条「そうね、死んでも嫌だわ」

茶柱「百田さんを助けに行きましょう!!」タッタッタッ
847 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/19(月) 20:28:18.57 ID:jHphJd2h0
ゼERO「……みんな元気になったみたいだな」

春川「ゼERO……あんたもしかして……いきなり勃起したのは……」

ゼERO「俺なりにみんなを励まそうとした結果だ」

ゼERO(俺らしく……それでいいんだよな、ボス)

入間「……ゼERO、みんなをレイプしちゃうの?」

ゼERO「冗談だ///」

入間「良かったぁ///」

ゼERO「……美兎ちゃん、君はこんな才能がなければと……自分の才能を恨んでいたな」

ゼERO「……だが俺は感謝している。 君にその才能があった事に」

SEエックス「顔射……?」

ゼERO「君にその才能がなかったら……俺もSEエックスも生まれてこなかったんだ」

入間「ゼERO……」

SEエックス「話を聞け!!」

入間「……うん、分かった」

入間「こうなったのもモノクマを作ったアタシの所為なんでしょ? だったら……」

入間「ちゃんと責任を取って……あいつを助けて……王馬を倒さないと……ダメだよね!!」

ゼERO「よく言った、それでこそ俺の生みの親だ///」

入間「!! そうだ……アタシ、ゼEROを産んだんだね///」

春川「……」
848 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/19(月) 20:29:05.22 ID:jHphJd2h0
春川「イチャイチャしていないで早く行こう」

ゼERO「! そうだな」

SEエックス「……ゼERO」

ゼERO「なんだ?」

SEエックス「俺はホモでマゾだからレイプは大歓迎DA///」

ゼERO「お前はキモいんだよ!!!」












ゼERO「すまないみんな、遅れた」

茶柱「ゼEROさん!!」

ゼERO「どうした?」

茶柱「デスロードの入口に……こんな物が……」

ゼERO「!! これは……」

SEエックス「ホモビ出しライト……?」

白銀「思い出しライト!!」

ゼERO「……どうしてここに?」
849 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/19(月) 20:29:31.48 ID:jHphJd2h0
続きは明後日
850 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/21(水) 19:20:10.98 ID:pcjxtSQO0
見てるゾ
851 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/21(水) 20:00:01.19 ID:VCeoCW/G0
ゼERO「俺達は王馬に真実を教えてもらった……これを使う必要があるか?」

白銀「答え合わせ……じゃないかな」

茶柱「転子達は思い出した訳ではなくて……聞かされてただけでしたからね」

春川「これを使えば……明確に思い出すって事だね」

SEエックス「決意表明も兼ねて……使ってみないか?」

ゼERO「よし……使うぞ!!」

入間「うん!!!」

ピカーッ!!!
852 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/21(水) 20:00:51.17 ID:VCeoCW/G0










ある日、シグマ達イレギュラーが暴走を始め、人々をレイプしだした。

イレギュラーが発するEROウイルスにより、人々もイレギュラーと化してしまった。

レイプされた人もまた別の人をレイプし始め……人類はイレギュラーによって支配され始めた。
853 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/21(水) 20:01:24.72 ID:VCeoCW/G0
しかし、人類はまだ滅びてはいなかった。

政府が考えた案……それはゴフェル計画だった。

EROウイルスに免疫のある超高校級の才能を持つ高校生を……才囚学園と呼ばれる宇宙船で飛ばすという計画だった。

選ばれたのは十数人の高校生……そしてその中に……

イレギュラーハンターのゼEROもいた。
854 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/21(水) 20:01:57.41 ID:VCeoCW/G0
そう、彼だけは人々をレイプしないイレギュラーハンターとなっていた。

しかし彼一人の力では沢山のイレギュラーに立ち向かえない……そこで政府はイレギュラーを倒すのではなく生き残りを助けるという結論になったのだ。

結果、ゼEROは超高校級の生徒を守るという使命を受け、巨大ロケット、才囚学園に乗り込んだのだった。

しかし彼らは知らなかった……その中にイレギュラーがいる事を……そしてそのイレギュラーがモノクマ、そしてモノクマーズを引き連れていた事を……












ゼERO「……なんだこれ」
855 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/21(水) 20:02:34.61 ID:VCeoCW/G0
茶柱「待ってください!! おかしいですよこれ!!!」

東条「そうね……さっき王馬くんの言っていた話と……所々違うわ」

入間「思い出した……ゼEROは……オレ様が作ったんじゃないんだ!!」

入間「ゼEROは……最初からいたんだ!!」

入間「それにモノクマも……作ってないんだ!!」

入間「モノクマは首謀者……王馬が作ったんだ!!」

入間「……よかったぁ」ヘナヘナ

白銀「入間さんが……風船みたいにしぼんでいく」

ゼERO「これで美兎ちゃんの無実は証明されたな」
856 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/21(水) 20:03:13.82 ID:VCeoCW/G0
SEエックス「ちょっと待って!! 俺が一切出てないんだけど!!!」

東条「確かに……それも気になるわね」

東条「今の記憶だと……SEエックスくん以外の16人がいたわ」

白銀「それと……モノクマとモノクマーズ……」

東条「それに不思議だわ……今の記憶だと……誰が首謀者かは分からなかった……」

東条「もう分かっているのだから……バラしてもいいはずよね?」

春川「……もしかして王馬は……私達にまだ何か隠してるの?」

ゼERO「そうだな……その可能性がある」

茶柱「こうしちゃいられません!!! 速く百田さん達がいるエグイサル格納庫に行きましょう!!」

SEエックス「ああ、行くぞ!! 真実を知るためにも!!」
857 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/21(水) 20:03:51.17 ID:VCeoCW/G0
タッタッタッ……

東条「この通路の奥にエグイサル格納庫が……」

春川「……!!」

エグイサル「……」

白銀「エグイサルが沢山……通せんぼしている!!」

春川「関係ないよ、このエレクトハンマーがあれば……」

入間「待てまな板!!」

春川「……その呼び方やめてもらえる?」ギロッ

入間「ひっ!! ご、ごめんなさい……」

春川「……で、何?」

入間「あ、えっと……そのエレクトハンマーだけど……」

入間「一度使うと……もう一度使えるようになるのに24時間の充電が必要で……」

春川「……は?」

白銀「じゃあ……今私達はエグイサルに勝てないって事!!?」

入間「……」コクリ

茶柱「そ、そんな……!!」

SEエックス「もう終わりDA!!!」
858 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/21(水) 20:04:34.56 ID:VCeoCW/G0
春川「ねぇ、なんとかならないの? 早くしないと百田が……」

入間「そ、そんな事言われてもぉ……」

茶柱「すいません、転子のネオ合気道がもっと強ければ……」

春川「……そうだ、入間がゼEROを改造すればいいんだよ」

ゼERO「エッ!!?」

入間「ゼ、ゼEROを……?」

春川「超高校級の発明家だし、それぐらいできるでしょ?」

入間「メ、メンテナンスはできるけど……強化は……」

春川「は? なんで?」

入間「実は……そのぉ」ブリュリュリュ

SEエックス「いただきます!!」

ゼERO「俺のDAAAAAA!!!」

東条「大便は汚いわ。 食べるのはやめなさい」
859 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/21(水) 20:05:10.11 ID:VCeoCW/G0
春川「……一度死んだボディは強化できない?」

入間「うん、きめぇゼEROがそう言って……」

春川「じゃあSEエックスでいいよ。 こいつはまだ死んでないでしょ?」

SEエックス「エッ!? 俺が改造!!? YADA!!!」

春川「……殺されたいの?」

SEエックス「もっと頂戴!!!///」

入間「つーか……もう強化できるようなパーツがねーんだって!!」

入間「オレ様がどんなに天才でもな……素材がなかったら意味がねーだろ!!」

茶柱(こんな時夢野さんだったら……魔法で出してくれるんでしょうね)
860 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/21(水) 20:05:47.65 ID:VCeoCW/G0
ゼERO「あずにゃん、作戦変更だ」

春川「作戦変更……?」

ゼERO「24時間充電されるまで待とう」

ゼERO「下手に逆らっても……返り討ちに合うだけだ」

春川「……」

ゼERO「大丈夫、百田は死なない。 王馬が殺さないって言ってただろう」

春川「……あんたは王馬を信じるの?」

ゼERO「……俺のレプリロイドの勘がそう言ってるんだ」

春川「……」

春川「……分かった」

茶柱「で、では……24時間後にまたここですか?」

東条「ええ、そういう事になるわ」
861 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/21(水) 20:06:21.78 ID:VCeoCW/G0
白銀「じゃあ……明日に備えて……もう寝る」

東条「まだ夕ご飯を食べてないでしょう? 私が作ってあげるわ」

SEエックス「オカズは俺DA///」

入間「テメーをオカズにするような雌がどこにいんだよ!!」

SEエックス「俺DA///」

茶柱「いや、あなたオスですよね!!?」

ゼERO「あずにゃん……決戦は明日だ」

春川「……うん」
862 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/21(水) 20:06:49.88 ID:VCeoCW/G0
その日の夜

ゼERO(斬美ちゃんの夕食でチンチンも元気だ)

ゼERO(後は入間ちゃんからもらった喘き声でオナニーを……)

コンコン

ゼERO「! 誰だ、俺のオナニータイムを邪魔する奴は……」

ガチャ

入間「……」

ゼERO「美兎ちゃん!!」
863 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/21(水) 20:07:18.46 ID:VCeoCW/G0
入間「あ、あのねゼERO……」

ゼERO「……?」

入間「……」

ゼERO「!! そのメスの顔は……?」

入間「……」

ゼERO「!! そうか分かった」

入間「!!」

ゼERO「気合いを入れるという意味でも……ヤるべきだな」

ゼERO「……美兎ちゃん。 性行しよう」

入間「……うん!!!///」
864 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/21(水) 20:07:51.32 ID:VCeoCW/G0
今日はここまで
865 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/22(木) 20:01:24.65 ID:IG1GgpFH0
カジノ

ゼERO「これは……愛の鍵」

ゼERO(楓ちゃんが殺されたから……入荷されたのか)

ゼERO「美兎ちゃん、性行までの道のりは長い。 準備はいいか?」

入間「……ゼERO、大丈夫」

ゼERO「?」

入間「ちょっといじって改造すればあたり出放題になるぜえええええええ!!!」

ゼERO「流石DAAAAAAAAAAAAAAA!!!///」

入間「いじっていじって……いじりまくっちゃうんだから!!///」ガチャガチャガチャガチャ

グサグサグサグサグサグサグサグサ!!!

ゼERO「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!!」

入間「ゼEROオオオオオオオオオオ!!!」
866 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/22(木) 20:02:06.57 ID:IG1GgpFH0
ゼERO「ちゅ、注射がいっぱい飛び出して来た……」

入間「ごめんね!! アタシの所為で……アタシの所為で……」

入間「これ以上注射が出ちゃうと不安だし……やっぱり自分の力でやるよ!!」

ゼERO「偉いぞ美兎ちゃん!! チュウしてやる!!///」

入間「わぁい!!///」

こうして俺達二人は必死にカジノでお金を稼いだ。








ゼERO「精子をぶちかませばバグってコインを沢山出すんじゃないのか?」

入間「ナイスアイデア!!」

そして……











ゼERO「愛の鍵GETDAAAAAAAAAAAA!!!」

入間「やったああああああああ!!!」
867 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/22(木) 20:02:41.82 ID:IG1GgpFH0
ラブアパート前

ゼERO「クフフフフフフフ……」

入間「ケヒヒヒヒヒヒ……」

ゼERO「じゃあ……開けるぞ?」

入間「うん、開けて……中に……入って……///」

ガチャッ

ゼERO・入間「SEX DAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!」
868 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/22(木) 20:03:15.35 ID:IG1GgpFH0
この時、先に入ったのはゼERO。 つまりゼEROの理想が妄想される。

入間「え、えっと……じゃあ……」

ゼERO「SEXDAAAAAAAAAAAA!!!」バッ

入間「!!!」

ゼERO「さぁ交わる……すぐに交わる!!」

入間「えっ、ちょっ」

ゼERO「中田氏DAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!」

入間「あああああああああああああああん!!!///」
869 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/22(木) 20:07:35.84 ID:IG1GgpFH0
ゼERO「美兎ちゃん見ろ!! セーラー服 DAAAAAAA!!!」

入間「ほ、本当だ!!」

ゼERO「ご丁寧にコスチュームが沢山ありやがる……モノクマの差し金か?」

入間「た、多分……」

ゼERO「よし美兎ちゃん……」

ゼERO「今すぐお着替えDAAAAAAA!!!」

入間「えええええ!!?」
870 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/22(木) 20:12:14.03 ID:IG1GgpFH0
入間「こ、ここで着替えるの……?」

ゼERO「躊躇うな美兎ちゃん!! 一瞬でも迷いを見せてみろ!! やられるぞ!!」

入間「う、うん……すぐ着替えるよ!!」

バッ!!

入間「ど、どう……?」

ゼERO「DAAAAAAAAAAAAAAAAA!!」ドピュッ

入間「うわあっ!!?」
871 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/22(木) 20:12:50.53 ID:IG1GgpFH0
ゼERO「ノーブラの所がポイント高いな」

入間「う、うん……そっちの方が喜ぶと思って///」

ゼERO「それじゃあSEXDAAAAAAA!!!」

入間「ああああああん!!///」








ゼERO「次はナース服たの頼む!!」

入間「分かった!!!///」

ゼERO「DAAAAAAAAAAAA!!!///」ドピュッ

入間「着替えてる途中で!!?」
872 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/22(木) 20:13:20.63 ID:IG1GgpFH0
長時間SEXは続いた。

入間「ゼ、ゼERO!! アタシまだイッたばかりなのぉ!!///」

ゼERO「問題ない!! SEXDAAAAAAAAAAAA!!!」

入間「問題ありゅうううううううう!!!///」










ゼERO「お前はキモいんだよ!!」

入間「ごめんなさいいいい……///」











入間「テメーはキモいんだよ!!」

ゼERO「俺はマゾDA/// SMプレイ素晴らしいな///」

入間「ほ、本当はゼEROの事をキモいなんて思ってないからね!!」

ゼERO「分かっているのに謝ってくれる美兎ちゃん素晴らしいな///」
873 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/22(木) 20:13:49.14 ID:IG1GgpFH0
ゼERO「ケツケツケツケツケツケツ」

ゼERO「ケツからクソDAAAAAAAAAAAA!!!///」

入間「美味しそう!! いただきます!!///」バクバクバク

入間「う、うもぉ……」

ゼERO「不味かったら俺に吐け!!」

入間「そ、そんな……ゼEROが一生懸命作ってくれた料理を……」

入間「吐き出すなんてできないよおおおおおおお!!」ゴックン

ゼERO「DAAAAAAAAAAAA!!!」ドピュッ
874 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/22(木) 20:14:27.84 ID:IG1GgpFH0
ゼERO「レイプレイプレイプレイプ///」

入間「イったばっかりなのにいいいいいいいい!!!///」










ゼERO「烈光破!!」












ゼERO「破断撃!!」











ゼERO「淫・夢・ゼ・ERO!!」

入間「あああああああああああああああああああん!!!」
875 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/22(木) 20:14:56.72 ID:IG1GgpFH0
入間「あひぃ……あへぇ……///」

ゼERO「5%もミスっちまった……」

入間「ナニをみすったのぉ……?」

ゼERO「すまん、雰囲気でイっただけだ」

入間「ね、ねぇゼERO」

ゼERO「なんだ?」

入間「実はね……密かにこんなの作ってたの」

ゼERO「!! これは……?」

入間「経験値測定器……これを使えば誰が何人とヤったか……分かるんだぁ///」

入間「これって凄いかなぁ……アタシ褒められるかなぁ///」

ゼERO「ナメナメナメナメナメ///」

入間「わぁい!!/// 撫でられると思ったら舐められたぁ!!///」
876 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/22(木) 20:15:27.52 ID:IG1GgpFH0
入間「じゃあ早速ゼEROに……」

ゼERO「エッ!!?」

ビビビビ

『測定不能』

入間「!!!!!!?????」

ゼERO「美兎ちゃんが作ったんだから……この数字は本物だろうな」

入間「な、なんでぇ……」

ゼERO「すまない……俺は今までに……色んなやつらをレイプしてきた」

ゼERO「ロリから……国民的アイドルグループ……はたまた男まで……」

入間「……そうだよね、ゼEROはカッコいいもん。 童貞なわけないもんね」

ゼERO「だがそこに愛はなかった!!!」

入間「え……?」
877 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/22(木) 20:16:03.08 ID:IG1GgpFH0
ゼERO「これまで俺がやってきたSEXには……ただ欲求を満たす為の愛のないSEXばっかりだった」

ゼERO「中には脅されて無理矢理SEXする事もあった」

入間「ひ、ひどい……」

ゼERO「だがな……ここでやった美兎ちゃんとのSEXは違う!!」

ゼERO「俺は生まれて初めて……愛のあるSEXをやった!!」

ゼERO「秋山はビッチ!! アイリスもビッチ!! キュアアクアもビッチ!!」

ゼERO「美兎ちゃん!! 俺は君が一番DAAAAAAA!!!」

入間「ゼEROオオオオオオオオオオオオ!!!!///」

この後、めちゃくちゃファイナルストライクした。
878 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/22(木) 20:16:33.12 ID:IG1GgpFH0
エグイサル格納庫・奥

百田「……」

百田(王馬の野郎……オレをトイレに閉じ込めやがって)

百田(でも……隠し持ってたボウガンがバレなくてよかったぜ)

百田(いざという時はこれを使って……)

百田「……」

百田(つーかここ、宇宙船だったのか……オレはもう宇宙に来てたのか)

百田「……」

百田(宇宙服……どこかにねえかな……)
879 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/22(木) 20:17:04.23 ID:IG1GgpFH0
次の日

春川「……遅い」

白銀「ゼEROくんと入間さんはまだ寝てるの!!?」

茶柱「……やっぱり起こした方がいいんじゃないんですか?」

東条「……! 来たわ」








ゼERO「……」ゲッソリ

入間「……」ゲッソリ

春川「……あんた達、なんでそんなに疲れてるの?」

ゼERO・入間「忘れた」
880 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/22(木) 20:17:33.05 ID:IG1GgpFH0
茶柱「さぁ百田さんを助けに行きましょう!! エレクトハンマーは持ちましたか!?」

SEエックス「……あれ? 春川ちゃん、それは……」

春川「あんなのがなくても……このナイフがあれば十分」

春川「あんた達がエレクトハンマーでエグイサルを仕留めた後……私がこのナイフで特攻する」

入間「オレ様の発明品があんなの扱い……」

東条「じゃあ……行きましょう」

SEエックス「SEエックス……イきます!!」
881 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/22(木) 20:18:13.00 ID:IG1GgpFH0
タッタッタッ……

ゼERO「……!!」

ゼERO「なん……だと……?」

白銀「ど、どういう事……?」

東条「エグイサルが……見張っていない?」

茶柱「き、昨日までは道を塞いでいましたよね!!?」

春川「……考えてもしょうがないよ、寧ろ私達にとって好都合」

春川「速く行こう」ダッ

東条「春川さん、凄く速いわ……」

ゼERO「……彼女は第0特殊部隊にいてもおかしくないな」

SEエックス「オナニー部隊にいてもおかしくないね!!」

ゼERO「……俺は何も言わんぞ」
882 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/22(木) 20:19:00.54 ID:IG1GgpFH0
格納庫前

茶柱「シャッターが閉まってます!! しかもバリアで守られてます!!」

東条「大丈夫よ、エレクトハンマーで……」バァン!!

ゼERO「よし!!」

SEエックス「後はパネルのパスワードを……」

茶柱「そういえば……パスワードってSEエックスさんしか聞いてませんでしたよね?」

入間「お、覚えてるのかよ?」

SEエックス「072107214545!!」ピピピピピ

東条「……下品ね」

ウィーン

ゼERO「開いた!!」

春川「百田!!」ダッ
883 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/22(木) 20:19:27.99 ID:IG1GgpFH0
春川「……!!」

ゼERO「は?」

SEエックス「は?」















『死体が発見されました!! エグイサル格納庫まで来てくださーい!!』

春川「……」

春川「百田……?」
884 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/22(木) 20:20:02.32 ID:IG1GgpFH0
続きは明後日
885 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/24(土) 20:01:57.20 ID:LAAZ5vz30
茶柱「うわきゃあああああああああああ!!!」

春川「百田が……プレス機で……」

SEエックス「ま、待って!! まだ百田とは限らない!! プレス機を上げれば……」

ゼERO「……死体はぐちゃぐちゃになっていて誰か分からないと思うぞ」

SEエックス「そんな……」

春川「……百田で間違いないよ」

春川「あのはみ出てるジャケット……あれは百田が着ていたやつだよ」

春川「潰されたのは……百田で間違いないよ」

白銀「そんな……」

春川「王馬が……あいつがやったんだ」

春川「王馬が百田を殺したんだ」

モノクマ「コロシアイは終わらないんだよー!!」

東条「!!」
886 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/24(土) 20:02:29.39 ID:LAAZ5vz30
モノクマ「はい、モノクマファイルあげまーす!!」

SEエックス「! そうだ、モノクマファイルを見れば誰が死んだか……」

入間「……は?『被害者不明』?」

ゼERO「クソったれ!! どういう事だモノクマ!!!」

モノクマ「いやー……だって被害者が分かったら犯人も分かっちゃうでしょ? たまにはこういうのもアリだと思って!!」

春川「犯人は王馬だよ……それに……」

春川「あんたにそう言わせてるのも……王馬なんでしょ?」

モノクマ「はて? 何を言ってるんでしょう?」

モノクマ「ま、頑張って調査してくだいねー!!」

ヒョコ

茶柱「い、行ってしまいました……」
887 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/24(土) 20:02:57.84 ID:LAAZ5vz30
東条「どうして……? 王馬くん自体がコロシアイは終わりって言ったのに……」

東条「どうしてコロシアイが……また起きてしまったの?」

春川「あいつの嘘に騙された……私達が馬鹿だったんだ」

春川「……早く学級裁判を始めよう」

白銀「えっ!!?」

ゼERO「あずにゃん、捜査はどうした」

春川「やるだけ無駄。 犯人は王馬で決まりだよ」

ゼERO「……」
888 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/24(土) 20:03:24.87 ID:LAAZ5vz30
春川「ゼERO、あんたは死んでるのは王馬だと思うの?」

春川「百田が……私達のボスが……私の彼氏がそんな事すると思っているの?」

ゼERO「い、いや……」

春川「兎に角私は捜査しない。 やるんなら勝手にやって」

スタスタ……

茶柱「春川さん……行ってしまいました……」
889 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/24(土) 20:03:54.61 ID:LAAZ5vz30
東条「……そっとしてあげましょう。 捜査は私もやるから安心して」

白銀「う、うん……」

SEエックス「ゼERO……俺達も……」

ゼERO「ああ」

ゼERO(最原……お前なら真実を知る為に……捜査しているよな?)
890 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/24(土) 20:04:29.32 ID:LAAZ5vz30
数十分後

ゼERO(ボウガン、解毒薬、王馬の服、プレス機……)

ゼERO(くそ……全く分からん……こんな時最原がいてくれれば……)

ゼERO「ぐおおおお!!!」

入間「ゼ、ゼERO!! 大丈夫!!? 顔真っ赤だよ!!?」

ゼERO「す、すまない……知恵熱だ」

白銀「そんな機能が搭載されてるんだ……」

ゼERO「普段EROい事しか考えてないからな……推理しようとすると……」

入間「じゃあ……あれも?」

ゼERO「『あれ』?」

SEエックス「ふおおおおおおおおお!!!」ボオオオオオ

ゼERO「あれは只の妄想だ」

入間「だよね」
891 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/24(土) 20:05:12.07 ID:LAAZ5vz30
モノクマ『はい時間でーす!! 祠まで来てください!!』

ゼERO「エッ!!? もう!!?」

茶柱「と、東条さん!! 何か分かりましたか!!?」

東条「いいえ……何も……茶柱さんは?」

茶柱「すいません、転子も全く……」

東条「……待って、よく考えてみて」

茶柱「?」

東条「王馬くんにしろ百田くんにしろ……学級裁判には参加するのよね?」

白銀「……あっ!!」

茶柱「じゃ、じゃあ!! 裁判に参加した人が犯人じゃないですか!!」

ゼERO「……本当にそう上手くいくか?」

SEエックス「ゼERO……?」

ゼERO「嫌な予感がしやがる……」
892 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/24(土) 20:05:43.27 ID:LAAZ5vz30


ゼERO「……」

SEエックス「……」

茶柱「……」

東条「……」

白銀「……」

春川「……王馬は?」

入間「ナニやってんだあのクソガキは!!」

白銀「クソガキって言う程歳離れてないよね?」

モノクマ「えっとですね、一人来ていませんが……」

モノクマ「このまま学級裁判やっちゃいます!! さぁエレベーターに乗って!!」

ゼERO「……やはり俺の嫌な予感は当たったか」

春川「大丈夫だよ、王馬だから」
893 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/24(土) 20:06:12.12 ID:LAAZ5vz30









モノクマ「さぁいらっしゃい!! 指定の席について!!」

SEエックス「ここDAAAAAAAA!!///」

茶柱「なんで転子の隣に来るんですか!! SEエックスさんは天海さんの席ですよね!!?」

ゼERO「SEエックス、さっさと席につけ」

SEエックス(クソ……ゼEROのやつ……両隣に女の子がいるからってカッコつけやがって!!)

SEエックス(こうなったら転子ちゃんでオナニーしてやる!!)

SEエックス「……」シコシコシコシコシコ

ゼERO「みんな、あれには決して触れるな」

東条「依頼として受け取るわ」
894 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/24(土) 20:06:42.47 ID:LAAZ5vz30
モノクマ「さぁここで!! スペシャルゲストの登場です!!」

春川「スペシャルゲスト……?」

モノクマ「カモーン!!」

ガシャーン!!

茶柱「あ、あれって……」

白銀「エグイサル!!?」

東条「コクピットの中に入っていて誰が乗ってるか分からないわ……」

エグイサル「はーい!! オレでーす!!」

ゼERO「その声……まさか!!」

春川「王馬……やっぱりあんただったんだね」

エグイサル「おっ!! ハルマキ!! 元気でやってるか!!?」

春川「!!!!???」

SEエックス「……」シコシコ
895 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/24(土) 20:07:12.28 ID:LAAZ5vz30
春川「え……は……?」

茶柱「ど、どういう事ですか!!?」

エグイサル「どうもこうもねぇ!! オレは宇宙に轟く百田解斗だ!!」

エグイサル「ちょっと百田ちゃん!! オレに代わってよ!!」

白銀「二人!!? 二人とも乗ってるの!!?」

春川「二人とも生きてるの? じゃあプレス機で潰されてたのは……」

東条「……ボイスチェンジャー?」

茶柱「え……?」

SEエックス「……」シコシコ
896 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/24(土) 20:07:45.94 ID:LAAZ5vz30
エグイサル「当たりだよ東条ちゃん!! ボイスチェンジャーを使ってるんだ!!」

エグイサル「さーて!! エグイサルに入ってるのはオレかな!? 百田ちゃんかな!? 当ててみてね!!」

ゼERO「……モノクマ、お前はあのエグイサルに入ってるのが誰か知ってるんだよな?」

モノクマ「え? ぼ、ぼぼぼぼぼ僕? も、勿論知ってるよ?」

入間「物凄く動揺してるじゃねーか!!」

ゼERO「大丈夫だ、僅かな時間で見つけた証拠で……必ず正体を暴く!!」

入間「ゼERO……やっぱりかっこいい!!」

茶柱「下品極まりないあなたが……こんなまともになるなんて」

東条「ロボも成長するのね、見直したわ」

白銀「じゃあ……何から話す?」

春川「……」

SEエックス「……」シコシコ
897 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/24(土) 20:08:18.15 ID:LAAZ5vz30
SEエックス(おかしくなぁい!!? ねぇこれおかしくなぁい!!?)シコシコシコシコ

SEエックス(なんでゼEROがあんなにちやほやされてるの!? 俺の方が強いのに!! 俺の方がかっこいいのに!! 俺の方が悩めるのに!! 空中オナニーできるのに!!)シコシコシコシコ

SEエックス(ああもう怒りの所為でオナニーのスピードがヤバイ!!)シコココココココココココココ

















ライト『SEエックス……Xという名前には無限の可能性という意味があるんだ』












SEエックス(博士……私はこの力を正しい事の為に使います)

SEエックス(オナニーの為に!!)
898 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/24(土) 20:08:45.83 ID:LAAZ5vz30
SEエックス「うおおおおおおおおおおお!!!!」シコココココココココココココココココ!!!

入間「!!!?」

ゼERO「SEエックス!!?」

SEエックスの怒りのパワーがオナニーに集中した!!

これによりSEエックスのチンチンは物凄い破壊力を持った!!

そしてそのチンチンは次第に伸びていき……

ドカーン!!

エグイサル「うおおお!!!?」

エグイサルのコクピットに……直撃したのだ!!!
899 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/24(土) 20:09:14.74 ID:LAAZ5vz30
白銀「う、嘘!!?」

東条「あのエグイサルを……破壊した!!?」

??「……ったく、折角オレ達二人で考えた計画が……テメーのオナニーで台無しだ!!」

ゼERO「!! この声……」

??「……ま、ここであいつに投票しちまったら……」











??→百田「テメーら全員死んじまうしな!!」

春川「百田!!!?」
900 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/24(土) 20:09:53.00 ID:LAAZ5vz30
今日はここまで
901 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/25(日) 20:47:31.06 ID:O1NDZ6CF0
百田「いいかテメーら!! 王馬を殺したのはオレだ!! オレに投票しろ!!」

百田「そうしねーと死んじまうからな!!」

春川「どうして!!? なんで百田が!!?」

春川「だって百田は!! 私が……」

百田「ハルマキ……テメーを人殺しにする訳にはいかねーだろ」

春川「ど、どうやって……?」

ゼERO「待ってくれ、二人は何の話をしているんだ?」

百田「! そうだな、テメーらにも話さねーとな。 けどまずは投票だ!!」
902 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/25(日) 20:48:46.38 ID:O1NDZ6CF0
モノクマ「はい正解でーす!! 犯人は百田くんでしたーー!!」

茶柱「百田さんが……王馬さんを……」

東条「どうして……コロシアイを続けてしまったの?」

百田「よし、順を追って説明する」

百田「まず……王馬は首謀者じゃねえ」

春川「!!!!!???」

SEエックス「アポアポアポアポアポアポ!! そんな訳ねぇだろ!!」

SEエックス「あいつが嘘ついたとでも言うのかよ!!」

百田「ああそうだ!! 王馬はオレ達を騙した!!」

百田「オレ達だけじゃねえ……首謀者もだ!!」

茶柱「首謀者を……騙そうとした?」

入間「わ、訳分かんねえよ!! オレ様が天才すぎて凡才のイってる事が分かんねえ!!」
903 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/25(日) 20:49:39.71 ID:O1NDZ6CF0
百田「エレクトボム……あるだろ? 入間が作ったよ」

入間「お、おう……」

百田「あれを投げて電波を妨害している間に……王馬をプレス機で殺した」

百田「そうすればどっかで監視している首謀者も……誰が死んだか分からなくなる筈だからな」

百田「デスゲームってのは誰かが見ているからこそ成立している」

百田「つまりこの宇宙船の外でまだ生きてる人類が中継で見ている可能性がある」

百田「だからこそモノクマはルールに拘った。 誰も見てなかったらとっくに皆殺しにしているはずだしな」

百田「だからゲームマスターが犯人を間違えるっつう失態をすれば……ゲームは成立しなくなる。 このコロシアイ自体をぶち壊せる事ができる」

百田「……っていうのが王馬の作戦だったんだ」

百田「モノクマの妨害を阻止する為にエグイサルを操るリモコンも作ってたっつう訳だ」

ゼERO「あれは俺達を通さない為ではなく……モノクマに身動きを取れないようにする為だったのか」

白銀「じゃあモノクマは……犯人が分からなかったの?」

モノクマ「うん!! 知ってるってのは嘘だよー!!」

東条「待って……じゃあ彼が首謀者を装っていた理由はなんなの?」

百田「……オレ達に絶望して欲しかったんだとよ、そうすればコロシアイも起こらずに済むからって」

ゼERO「……」
904 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/25(日) 20:51:14.96 ID:O1NDZ6CF0
春川「待って!! 解毒薬は……? 王馬が飲んだんじゃないの?」

百田「あれはな……飲んだフリなんだってよ」

春川「!!!?」












王馬『愛する彼女を殺人犯にしたくないんじゃないの?』

王馬『だったら……オレに協力してよ』
905 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/25(日) 20:54:31.28 ID:O1NDZ6CF0
ゼERO「!!! そうか、あずにゃんがエレクトハンマーじゃなくてナイフを持っていったのは……」

ゼERO「誰よりも先にエレクトハンマーを使って百田を助けようとしたからか!!」

春川「……」

春川「そのせいで……私は百田を……」

あずにゃんは教えてくれた。

エレクトハンマーでエグイサルを乗っ取り、格納庫に入った事。

そして持参したボウガンに最原の研究教室にあった毒薬を塗り王馬に打った事。

それを百田が庇った事。

その後、あずにゃんは解毒薬を取りに行ったが、帰った時にはシャッターが閉まっていた事。

自分が百田を殺したと思ったあずにゃんはこの学級裁判でみんなに王馬に投票しようとさせ……俺達全員を犠牲にして王馬を殺そうとした事を。
906 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/25(日) 20:58:35.68 ID:O1NDZ6CF0
春川「百田……みんな……ごめん……」

百田「……テメーが謝る必要はねーよ」

茶柱「ちょ、ちょっと待ってください!!」

茶柱「ゲームを成立しなくさせるのが目的だったら……あれは何だったんですか!!?」

百田「? なんだよ?」

茶柱「ゼEROさんですよ!! 死んだって言われたのに……生き返ったじゃないですか!!」

茶柱「生きた人を死んだ扱いした時点でゲームは成立してなくないですか!!?」

モノクマ「だってあれは『死んだと思ってたら生きていた』じゃなくて『生き返った』だもん!!」

茶柱「ぐぬぬぬぬ……」
907 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/25(日) 21:01:08.86 ID:O1NDZ6CF0
モノクマ「さぁ!! 待ちに待ったオシオキタイムです!!」

モノクマ「いつものだねぇ」

春川「……殺させない」

春川「百田は絶対に!! 殺させない!!」

ゼERO「!! あずにゃん……」

SEエックス「……俺も戦う!!!」

SEエックス「百田と王馬の計画がめちゃくちゃになったのは……俺の責任でもある!!」

SEエックス「イレギュラーを倒す……それが俺の使命だ!!」

茶柱「て、転子もネオ合気道で戦いますよ!!」

白銀「じゃ、じゃあ地味に私も!!」

入間「な、なんだよお前ら……」

入間「じゃ、じゃあオレ様も……テメーを開発してやるよ!!」

東条「百田くん、逃げなさい。 私達が足止めするわ」

ゼERO「……俺達のボスに手を出すな!!」

百田「テメーら……」
908 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/25(日) 21:02:48.02 ID:O1NDZ6CF0
百田「やめろ!! そんな事したらテメーらが死ぬぞ!!」

春川「死んでもいい。 百田さえ生きてくれれば……」

百田「やめろ!!!」

春川「……でも!!」

百田「オレは……ハルマキに生きて欲しいんだ」

百田「オレだけ生き残っても……テメーがいなかったら……意味ねーんだよ」

春川「……」
909 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/25(日) 21:03:50.59 ID:O1NDZ6CF0
百田「ハルマキ……今までありがとな」

百田「テメーはオレを好きになってくれたんだ。 だからテメー自身も好きになれる筈だぜ」

春川「うっ……えぐっ……」

百田「……先生もありがとな」

百田「テメーが病気を解明してくれなかったら……オレはここにはいなかった」

百田「流石はオレの助手だな!!!」

ゼERO「……」

百田「……ほかの奴らも今までありがとな!!!」

白銀「百田くん……!! 百田くん……!!」

東条「私は……こんなに素敵な人を……殺そうとしていたのね……」

茶柱「百田さん程素晴らしい男子なんて……もう現れませんよ」

入間「……さっさとイきやがれ」

百田「なんだよ入間……素直じゃねえな。 思いっきり泣いてるじゃねーか」

入間「う、うるせえ馬鹿!! オレ様はゼEROの事でしか泣かねーっつーの!!」
910 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/25(日) 21:04:59.61 ID:O1NDZ6CF0
百田「じゃあ最後に……これやるよハルマキ」

ファサ

春川「!!」

百田「オレのジャケットだ」

百田「オレは死ぬけど……オレの魂は生きる」

百田「このジャケットをオレだと思え」

春川「……うん」

百田「……先生、ハルマキの事頼むぜ」

百田「こいつはたまに暴走しちまうからな」

ゼERO「……了解した、ボス」
911 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/25(日) 21:07:45.86 ID:O1NDZ6CF0
ギュウ

百田「!!!」

春川「最後まで……迷惑かけてごめん……」

春川「デートもできなくてごめん……料理も作らなくてごめん……何一つ彼女らしい事できなくてごめん……」

百田「……謝るなっての!! いいか、オレの彼女だったら……もっと胸を張れ!! 自分に自信を持て!!」

百田「さっき、自分を好きになれって言ったばかりだろ?」

春川「……ごめん、じゃなくて……分かった」

百田「おう!! それでいいんだ!!!」
912 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/25(日) 21:08:32.50 ID:O1NDZ6CF0
百田「それにテメーは……何もしなかったわけじゃないだろ?」

春川「……?」

百田「キス……してくれたじゃねーか」

春川「!!」

百田「すっげー……嬉しかったぜ」

春川「……」

チュウ

百田「!!!」

春川「死んでも……私の事……忘れないで」

百田「ああ……死んでも忘れねえ」
913 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/25(日) 21:09:18.54 ID:O1NDZ6CF0
百田「さぁモノクマ!! さっさとオシオキ済ませようぜ!!!」

百田「宇宙に轟く百田解斗にピッタリなオシオキをよ!!」

モノクマ「言われなくてもやりますって!!」

モノクマ「さぁ、このロケットに乗った乗った!!」

百田「ああ!! 乗ってやるよ!!」

モノクマ「オシオキターーーーーイム!!!」

春川「……百田あああああああああああ!!!」

ガシャン!!!
914 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/25(日) 21:10:00.26 ID:O1NDZ6CF0
白銀「百田くんが……ロケットの中に入っちゃった……」

ゴゴゴゴゴゴゴゴ……

入間「こ、このまま……打ち上げられちまうのかよ……」

SEエックス「……」













ライト『……世界の希棒///』













SEエックス「……」
915 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/25(日) 21:10:42.65 ID:O1NDZ6CF0
SEエックス「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」ゴオオオオオオオ!!!!

ゼERO「SEエックス!!!?」

SEエックス「アルティメット……フルパワーーーーーーーー!!!!」ガシャン!!

茶柱「セ、SEエックスさんがパワーアップしました!!?」

入間「急にどうしちまったんだよ!!?」

SEエックス「うおおおおおおおおおお!!!」ガシッ

東条「ロケットの扉を……開けようとしている!?」

ゼERO「まさかSEエックス……百田を助ける気か!!?」

SEエックス「うおおおおおおおお!!!!」

SEエックス(この力は……こういう時の為に使うんだ!!)
916 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/25(日) 21:11:42.48 ID:O1NDZ6CF0
茶柱「転子達も行きましょう!! ロケットを止める為に!!」

春川「……うん!!」ダッ

SEエックス「……」

SEエックス(博士……私はこの力を正しい事の為に使います!!!)
















SEエックス「SEXの為に!!!」

ゼERO「は!!!?」
917 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/25(日) 21:12:14.79 ID:O1NDZ6CF0
SEエックス「マラアアアアアアアアアア!!!!」ドガシャアン!!

白銀「扉をこじ開けた!!?」

百田「SEエックス!!?」

SEエックス「……百田!!!」

SEエックス「SEXDA!!!!!!!!!!!!!!///」

百田「は!!!?」

SEエックス「DAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!」

百田「おわああああああああああああああああ!!!!」

ドカーン!!!

春川「百田あああああああああ!!!」

ゼERO「SEエックスウウウウウウウウ!!!!」
918 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/25(日) 21:13:03.26 ID:O1NDZ6CF0
東条「百田くんだけじゃなくて……SEエックスくんも?」

入間「あいつ馬鹿だ……本物の馬鹿だ……」

春川「どうして……どうしてSEエックス……?」

春川「扉を開けて……そのまま百田を救出すればよかったのに……」

ゼERO「いや……あいつは馬鹿じゃなかった」

茶柱「……どういう事ですか?」
919 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/25(日) 21:13:33.00 ID:O1NDZ6CF0
ゼERO「あいつは百田に頭突きをしようとしていた」

ゼERO「あいつの頭にある……EROウイルスに感染させる為に」

東条「!!! もしかして……マゾヒストになる為に?」

ゼERO「ああ……だがロケットの爆発の方が……速かった」

ゼERO「もう少し……速ければ」
920 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/25(日) 21:14:02.93 ID:O1NDZ6CF0
モノクマ「さて、オシオキが終わった所で……」

モノクマ「出てこい我が子達!!」

モノダム「……」

モノクマ「……ん?」

モノクマ「あれ、おかしいな……なんでモノダムだけ?」

ゼERO「何を企んでいやがる……?」

モノクマ「おかしいおかしい、スイッチが……」

モノクマ「我が子達を生き返らせるスイッチが……」

モノダム「ソンナノアルワケアルカー!!」

モノクマ「は!!? お前まさか……」

モノダム「コワシチャッタ!!」

モノクマ「!!!?」
921 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/25(日) 21:14:32.75 ID:O1NDZ6CF0
東条「モノクマーズが復活するスイッチを……モノダムが壊してしまったって事?」

モノクマ「ふざけるなよお前!! そんな事してただで済むと思ってるのか!!?」

モノダム「お前なんか息子じゃない!! 死ね!!」

春川「……あんな茶番見てないで個室に戻ろう」

茶柱「……そうですね」

モノダム「……時間ダ」

ゼERO「!!!!!」

ゼERO(待て、今の声は……)
922 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/25(日) 21:15:04.08 ID:O1NDZ6CF0
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!

モノクマ「おわあ!!?」

入間「モ、モノダムが光ってる!!」

茶柱「煙も出てますよ!!」

ゼERO「……オナラか?」

春川「……違う!! モノダムが変形している!!」

白銀「ま、待って!! あのシルエットって……」

ゼERO「……!!」












SEエックス「俺DA!!!」

ゼERO「SEエックス!!!?」
923 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/25(日) 21:15:43.05 ID:O1NDZ6CF0
CHAPTER 5 負けない愛も青春もない旅立ち

END

残り7人
924 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/25(日) 21:16:23.65 ID:O1NDZ6CF0
残り100レス以上確定してるので次スレに移動します
925 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/02/25(日) 21:20:32.70 ID:O1NDZ6CF0
次スレ

乳ダンガンゼEROンパV3 〜みんなのハラマシアイ新学期〜 完ケツ編
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1519561181/
926 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/25(日) 22:10:04.79 ID:Kf8p2ZQZO
乙、そんなにあるのか(困惑)
927 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [age]:2023/01/28(土) 17:52:19.94 ID:8aMmhajbo
『ダンガンロンパする その5』
▽第3話「装甲勇者」
(18:00〜)

https://youtu.be/76QR6mR1pOo
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