【咲-saki-】咲「麻雀学園?」【安価】

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82 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/11(木) 16:59:33.66 ID:BJvDm+w6O
泉が心配や...咲さん助けたってくれ...
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/11(木) 21:16:39.94 ID:91x7uhHNo
安価に重みが感じられるからこういうの嫌いじゃない
84 : ◆TZolALn9r2 [sage]:2018/01/11(木) 21:20:27.70 ID:hs6+5LnJo
>>77 
・和に頼んだ場合、概ね>>78の通りになっていました。次鋒で割りと平等なコンマでプラス収支もありえました。その代わり、和の情婦ルートでした。
・ユキに頼んだ場合、淡からも嫌がらせを受けるルートでした。具体的には普通に大将戦で見せしめにされ、負けた場合は総括の場でリンチされて体力-4でした。回避はプラマイゼロしかありませんでした。
・優希に頼んだ場合、和から推薦を握りつぶされて精神力-1ルートでした。一番被害は少なかったかもしれません。ただし雀力は上がりませんでした。

>>81
和「難易度を下げるためにはもっと原村さんと仲良くした方がいいと思います」
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/11(木) 21:26:03.35 ID:nAF/rOSJo
孕村さん欲望垂れ流しですよ
86 : ◆TZolALn9r2 [saga]:2018/01/11(木) 22:19:17.86 ID:hs6+5LnJo

咲「オエッ、オエッ……」

咲「ガラガラ……ペッ、ペッ」

咲「ウッ……ウウッ……オエッ」

大星さんの部屋から開放されたあと、私はすぐにトイレに向かって、何度も吐いて、口を洗った。

それでも、口の中に生々しい感触が残って、あの青臭い液体の匂いが鼻の奥にこもっている。

自室に変えると、原村さんも新子さんも私とは目も合わせなかった。私も目を合わせられなかった。

穏乃「宮永さん、明日はランニング終わったら畑仕事手伝ってよ。いやー最近雑草多くてさー」

高鴨さんは耕した畑に芋の他、いろいろな野菜を植えていた。それぞれ芽が出て、仕事量も手入れくらいになったので、最近私は共有の畑の仕事を手伝ったり、工場で軽作業をしたりする時間が増えていた。

咲「ごめんなさい、明日、工場の仕事の予定があって」

ごめん、高鴨さん。真っ赤な嘘。明日は大星さんに麻雀に誘われているの。

穏乃「ううん、いいのいいの!暇になったらまた手伝って!」

消灯時間を過ぎて、私は一人、声も上げずに布団の中で枕を濡らした……明日からの憂鬱な日々を思うと、消えてしまいたくなる。
87 : ◆TZolALn9r2 [saga]:2018/01/11(木) 22:21:13.76 ID:hs6+5LnJo

日課のランニングの前。

「へぇ……そんなことがあったんすか」
「ほんと!?あの宮永さんが、ねぇ……口で……」
「宮永さんが?うそーぉ!」
「結構な腕前だったらしいよ……ウブなのが逆にいいのかも」

ざわ……ざわ……

校庭に集まった寮生たちが、私の方を好奇な目で見て、昨日の噂話で盛り上がっていた。

閉鎖社会だ。人の耳に戸は立てられない。

私はトマトみたいに顔を真赤にして、一人でうつむいていた。

昨日の麻雀大会のことより、私の下世話な話で、みんな盛り上がっている。

ランニングを終えると、朝ごはん。今日は白米に味噌汁、紅鮭に納豆。

寮生たちは大喜び。この1週間は、毎食この学園の普通の給食が出るらしい。

朝ごはんを終えると、各々自分の仕事へ向かう。

淡「咲ー!『麻雀』いこっ!」ニヤッ

大星さんに大声で呼び止められた。周りの生徒から失笑が漏れる。

私は、目を伏せて、大星さんに付いて行った。あと19回。あと19回で終わる……

88 : ◆TZolALn9r2 [saga]:2018/01/11(木) 22:24:53.65 ID:hs6+5LnJo

地獄の日々。

毎日、大星さんの気が向いた時に呼び出された。

大星さんの部屋、麻雀部屋、校庭の物陰、トイレ……大星さんの赴くままに口での奉仕を強要される。

1回1000点。大星さんが達した後、点棒をもらう。30000点貯めるまで、この日々が続く。

咲「じゅぽっ、じゅぷじゅぷっ、んっ、くっ、じゅぽじゅぽじゅっぽ」

咲「んちゅっ、ちゅっ、あむっ……ちゅぷちゅぷ……ちゅっちゅ……じゅぷっ」

今日は使われていない物置部屋(大星さんは「ヤリ部屋」と言っていた)に連れ込まれ、朝から奉仕させられている。

時間は平均30分かかる。最中に大星さんが萎えてしまうとそこでお開き。お金も貰えない徒労に終わることも多い(そこで請求できないのも、私の立場の弱さだ)。

30分近く口の中で硬いままだと、だいたいそのままフィニッシュに持ち込めるから一安心。

咲「んっ…」

上目遣いで、大星さんの顔を見た。満足そうに私を見下ろしている。

私は全裸だった。その方が興奮するから、と大星さんの思いつきで脱がされて、マットに座る大星さんの股に、四つん這いになって顔を埋めている。

ここまで頑張って24000点貯めた。ここを頑張ればあと5回。ここ最近は3回連続でフィニッシュに持ち込んでいるから、そんなに時間もかからないはず。
89 : ◆TZolALn9r2 [saga]:2018/01/11(木) 22:27:37.49 ID:hs6+5LnJo

テクニックも仕込まれた。舌を使って、刺激を与えながら、口をすぼめたり、喉の奥の方で咥えこんだり、タマ袋の方を舐めたり……

咲「んっ……じゅっぽじゅっぽじゅぷじゅぷじゅぷっじゅるるるっ」

大星さんのリー棒の頭が固くって、一層熱を帯びてきて限界が近いのがわかる。

そんな時、また上目遣いで物欲しそうにチラッと見ると、どぷっ、と濃いのが口の中に注がれた。

零さないよう口の中にためて、ストローでコップの底のジュースを吸い上げるようにすすりながら口を離すと、大星さんが満足してくれる。

これが大事。最初の頃は、吐き出していた。3回目までは可愛げがあって良かったかもしれないけど、4回目以降は露骨に大星さんは不機嫌になって、5回目からはなかなかうまくフィニッシュに持っていけなくなって、苦労した。

ムード作りも大事。ドブのような味がする液体だけど、ごっくんと飲み下すようになって見えてきたものがある。

大星さんが満足して終わった次の仕事は結構楽だ。逆に、満足させられないと、次の奉仕のとき、口の中で大星さんのリー棒が元気がないのまでわかってしまう。そうなると、イかせるのに苦労する。

そんなことまでわかるほど、この1ヶ月、大星さんのiPS棒に向き合ってきた。
90 : ◆TZolALn9r2 [saga]:2018/01/11(木) 22:35:39.39 ID:hs6+5LnJo

淡「あー、咲、上手になったねぇ」

射精に導いた後も、口でお掃除する。掃除している時、頭をぽんぽんと撫でられた。

淡「そうそう、咲に頼みがあるんだけどぉ」

咲「ふぁい?」チュプチュプ

淡「実はこの前、麻雀の席で咲のこのテク自慢したら、みんな食いついてきてさー」

淡「その中の一人がどーしても、咲の口奉仕受けたいってうるさくて」

淡「もちろん断ったよ?でも、何度も何度も頼まれるし、きちんと1000点払うって言うから」

淡「つい、引き受けちゃったんだよね。私もその人とはこれからもうまくやっていきたいし」

淡「これ、悪い話じゃないよ!逆に考えたら返済ちょっと早くなるんだから」

淡「いいよね、咲。その人にも奉仕してもらって」

咲「あっ……」

1000点稼ぐために、大星さん以外の人に奉仕させられるなんて……

この1ヶ月、大星さんのをしゃぶる度に、「プライド」と表現されるような、私の心の大事な部分が削られて、もうとっくに大星さんの犬、いやひょっとしたらそれ以下の存在に成り下がっていた私だけど。

お金のために、命じられて他の人のを咥えさせられるのは……久しぶりに、胸の奥に熱い何かがこみ上げてきた。

大星さんはそんな私を見透かすように、見下ろして……

心の中を整理して、答えを出すのに、時間がかかった。

↓1
@引き受ける
A断る
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/11(木) 22:36:25.70 ID:Gw5vz6K7O
2
92 : ◆TZolALn9r2 [saga]:2018/01/11(木) 23:32:42.23 ID:hs6+5LnJo

強い心で淡の最低の要求を拒絶し、精神力が1アップした!

★ステータス★
雀力 3/10 精神力 2/10 体力 5/5

淡「は?もう一回言ってよ」

咲「それは、出来ません」

淡「どういうこと?」

咲「……」

無言で抵抗した。

淡「ふぅー……ふーん、そういう事言うんだ。へー……」カチャカチャ

大星さんはスカートを上げてベルトを締めた。

淡「ほら、咲。今日のお金。」ジャラッ

そう言って大星さんは床に100点棒を6本出した。

咲「え?」

淡「これで3万点溜まったよね。あとで返してよ。そうすれば、借金返済だから。おつかれさん」

咲「いいんですか?」

淡「いいよ。イカなかった時も含めたら30回以上しゃぶらせてる訳だし、サービスサービス」

淡「それにさー、もうこんな生意気いう口でして欲しくないんだよねー、今までありがとね、咲」

その日の夕方、大星さんに3万点を返し、私の借金地獄はあっけなく幕を閉じた。

あの時、受け入れていたら……

93 : ◆TZolALn9r2 [saga]:2018/01/11(木) 23:51:38.68 ID:hs6+5LnJo

次の日から、私に待っていたのは、地獄だった。

咲「なに、これ……」カタカタ

皆が集まる朝の食堂の入り口に、私が星さんの股に顔を埋めている写真が、たくさん貼り付けられていた。

水村「やっちまったみたいだな、宮永さん」

莉子「もう終わりかもー」

写真の前に人だかりができている。

その写真はいろいろな角度から取られていた。隠しカメラが仕込まれていたんだ。

大星さんの顔は一切写っていない。私がいろいろな場所で奉仕している、あられもない姿が……

絶句したあと、われに返って張り出された写真を大慌てでかき集めた。

変な汗が止まらなかった。
94 : ◆TZolALn9r2 [saga]:2018/01/11(木) 23:53:02.71 ID:hs6+5LnJo

工場での仕事も手につかない。この寮の工場では麻雀牌を丹精込めてみんなで作っている。

私は索子に緑の塗料を筆で塗る仕事。午前中に仕上げられたのはたった3牌だった。

初瀬「宮永さーん、元気ないけど大丈夫ー?」

お昼の休憩中、珍しく岡橋さんに声をかけられた。

初瀬「噂で聞いたんだけどー、お金出せばヤラせてくれるんっしょ?これからどう?」

卑猥なジェスチャーを交えて、私を貶める。

車井「やめなよ初瀬。結構お高いらしいから。ウチら庶民には手出せないかもー」

初瀬「で、いくら?10点くらい?」

これはまだ可愛い方だ。
95 : ◆TZolALn9r2 [saga]:2018/01/11(木) 23:54:23.73 ID:hs6+5LnJo

咲「あっ…」

仕事場に戻ると、私の作った牌に卑猥な落書きがされていた。

咲「きゃっ」ドカッ

堂山ゆかり「ごめんごめん、小さくて見えなかった」

筆で繊細な作業をしているとき、背中を蹴られて、品が台無しになった。

咲「……」カタカタ

工場の自分のロッカーを開けると、中にカラスの死骸が吊るされている。

中身は台無しだ。

全てが大星さんの差し金じゃない。大星さんの部屋以外の人も私を中傷する。

96 : ◆TZolALn9r2 [saga]:2018/01/11(木) 23:55:40.93 ID:hs6+5LnJo

そんな日が何日間か続いた。時間が解決してくれると思って、私は耐え忍ぼうとしていた。

でも、大きな間違いだと気がついた。

工場から帰る途中、突然後頭部を鈍器で叩かれた。当たりどころが良かったのか、狙いが外れたのか、幸い、気を失わず、よろけるように倒れ込んだ。目がチカチカする。

??「うわっ、やべっ気失ってないっすよ」

??「まずいでー!恵ちゃん、もう一発!」

覆面をかぶった二人組に襲われた。

咲「あわっ、あわわっ」

鈍器と思っていたのは、工場の箒だった。

手足がもたつく。逃げなきゃ。逃げなきゃ、やられる。

??「覚悟してくださいよ、おらっ!」ブンッ

咲「ぐっ!」ガシッ

柄を顔の前で組んだ腕で止めて弾いた。腕がじんじん痛む。

大勢を立て直し、私は駆け出した。幸い、それ以上追って来なかった。

97 : ◆TZolALn9r2 [saga]:2018/01/11(木) 23:57:10.95 ID:hs6+5LnJo

咲「はぁ、はぁ、はぁ……」ガチガチ

部屋に戻って、部屋の隅で布団に包まって震える。

このままじゃ時間の問題だった。早晩、物陰で襲われて、名前も知らないモブの慰みものにされる。

それならまだいい。下手したら、殺される。誰も守ってくれない。

この麻雀学園で、雀力がない人間が、後ろ盾なしで生きていくことなんて出来やしない。

憧「ん?あれ、帰ってたんだ」

咲「あ、新子さん……」

そうだ、この人なら。この寮の副長。同じ部屋の新子さんなら…

憧「宮永さん、そういえば今日はトイレ掃除の当番でしょ。何サボってんの?」

咲「え?きょ、今日は私じゃ……」

憧「いや、食堂前の掲示板の仕事表、さっき見たらあんたの名前になってたわよ」

トイレ掃除当番。形上、分担制ということだけど、昼過ぎに、一番の下っ端に名前が書き換えられる仕組み。

昨日までずっと二条さんだった。

憧「トイレ掃除サボるなよ、大星のはサボらずしゃぶったんでしょ?」
98 : ◆TZolALn9r2 [saga]:2018/01/11(木) 23:59:11.62 ID:hs6+5LnJo

和「ただいま戻りました」

憧「おかえりー、和」

和「どうしましたか?」

憧「いやー、こいつがトイレ掃除の仕事サボってんの!」

咲「は、原村さん……」

和「それはよくありませんね。宮永さん。そういえば、共有トイレの前で何人かたむろしていましたけれども、もしかしたらトイレ掃除をするのが初めての宮永さんを手伝おうと待ってくれているのかもしれません。早く行くべきです、先輩を待たせるのは非礼ですよ。」

憧「ひゅー!宮永さんってば人徳あるねぇ。泣けてくるわ、人徳ありすぎて」

咲(間違いない。リンチ。リンチされる。ひと目につかないトイレで……)

憧「宮永さん、しっかり舐めてきなよ。多分、大星のアレよりは上等な味だと思うよー」

寒気がする。部屋を追い立てられ、私はもう……

大星さんから切られて、原村さんからも相手にされず、このままだと麻雀の試合に推薦どころか……

咲(どうしよ……ダメ元でも、誰かを頼らないと……このままじゃ、死ぬ、殺される!)

↓1
誰を頼りますか?
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/12(金) 00:00:13.87 ID:y3pc6PSQo
100 : ◆TZolALn9r2 [saga]:2018/01/12(金) 00:24:41.60 ID:EvfZfriZo

咲(謝ろう。大星さんに、誠心誠意、謝ろう)

咲(間違いだった!あそこで受け入れておくべきだったんだ)カタカタ

穏乃「咲?顔青いけど……体調悪いならトイレ掃除手伝うよ?」

廊下で畑帰りの高鴨さんとばったり会い、話しかけられた。

頭が真っ白になっていた。

咲「ご、ごめんなさいっ!だ、大事な用事ある、から…!」

リンチされる。リンチされる。リンチされる!

私はトイレと反対の方へ駆け出した。

部屋に大星さんはいた。

淡「あれ?咲、どうしたの?もう掃除終わった?」

咲「ご、ごめんなさい」

恥も外聞も書捨てて、私はその場で土下座した。

101 : ◆TZolALn9r2 [saga]:2018/01/12(金) 00:27:09.65 ID:EvfZfriZo
淡「突然謝られても困るんだけど」

咲「申し訳ありませんでしたっ……許して……なんでもしますから」

咲「トイレ掃除だけは……勘弁して下さい」

淡「ふーん……現金なやつ。あの時、咲に断られたせいで、私、あの人に頭下げなきゃならなかったんだよ」

淡「それがどういうことかわかる?」

私は土下座している。なんて答えていいのかわからない。ちっぽけなプライドが邪魔をしたせいで、私は窮地に陥った。今なら、もう、なんでもする。大星さんに許してもらうためなら。

淡「まいったな、これじゃまるで私が悪者じゃん」

土下座したまま固まった私の頭を大星さんは足で踏みつけた。

咲「な、なんでもします」

それしか言えない。

淡「ふー……そこまで言うなら……」

咲「……」カタカタ

淡「しっかり落とし前をつけてもらおうかな。咲、これから私を満足させてよ。粗相あったらそれで終わり。口だけじゃなくて、全部使って」

生き残るために、私はすべてを捨てる事に決めてしまった。


恐怖のあまり心が折れて、一番頼ってはいけない相手のところに行ってしまった……

精神力が-2になってしまった……

★ステータス★
雀力 3/10 精神力 0/10 体力 5/5

To be continued…
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/12(金) 00:35:49.56 ID:BHSxB4Ego
意地でも和を頼らずハードモードに特攻してんな
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/12(金) 00:44:50.97 ID:BHSxB4Ego
おつ
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/12(金) 01:31:11.51 ID:Klbh5yk2O
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/12(金) 12:28:05.61 ID:8iTEhxAIo
この状況もう終わってないか?
106 : ◆TZolALn9r2 [saga]:2018/01/12(金) 22:38:28.95 ID:BDwMxIZVO
咲「あっ、あうぅ……んちゅっ……ちゅっちゅっ……あむっ」

大星さんのiPS棒に口づけして、裏から先端まで舐め上げたあと、口に咥える。

それまで平常状態のiPS棒を口に含み舌で転がすと、どんどん口の中で固く熱くなっていくのがわかる。

咲「んっ、じゅっ、じゅぽっじゅぽっ」クポクポ

必死でしゃぶり、すがりつくように奉仕する。

咲「んっ、んんっ、ぷはぁ」

一度口から出すと、目の前に大星さんの立派に反り立った、iPS棒があった。

咲「ちゅっ…」

忠誠を誓うように口づけしたあと、舐めてしゃぶりあげる。

咲「……じゅぽっ、じゅぽじゅぽじゅぽっ、じゅぷっ……んっ、んちゅっ……ちゅっ」

淡「……」

大星さんは無言で私の奉仕を受けていた。これを萎えさせたら終わり。私は必死に舌と口を使った。

20分くらいひたすらしゃぶった。一向に終わる気配がない。大星さんは、私の口の中でiPS棒を固くしたまま。

焦りが出てくる。ここで大星さんを満足させられなかったら……

咲「ぷはっ……」

心なしか、反り勃ったiPS棒の角度が少し下がっていた。

淡「チャンス1回だけだから。だめならトイレ掃除行ってもらうよ」

咲「あっ……」カタカタ

口だけじゃ無理。そう直感した。

何かを得るためには、犠牲を払わなくちゃいけない。一度失った大星さんの信頼を取り戻すために……

淡「私のために、どれくらい咲は尽くしてくれるの?」

↓1
体力 5/5
どれくらい淡に尽くしますか?体力を消費して頑張る(1〜5の数字で選択)
淡の満足度=コンマ×消費体力 90以上で満足
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/12(金) 22:42:01.63 ID:eeGoCiNHo
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/12(金) 22:42:55.65 ID:MWO4C3xxO
3
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/12(金) 22:43:36.80 ID:qm6/5XlS0
4で
110 : ◆TZolALn9r2 [saga]:2018/01/12(金) 23:18:42.51 ID:BDwMxIZVO

咲「……少しお待ち下さい」ヌギヌギ

服を脱いで、大星さんの前で裸になった。

淡「……」

それから床に寝転がって、私は……足を開いて……

咲「大星さんの……舐めて、私のあそこ、こんなに濡れています……」

咲「もう逆らわないので……許してください……」

咲「お詫びに、私の初めて……で……贖います……ください、大星さんの、それ……」クチュッ

まるっきりの淫売だ。裸で、お腹を出して股を開いて、競争相手にこんなお強請りして……

お姉ちゃんの影が遠ざかっていくのがわかる。大星さん程度に、負けているようじゃ会えない。

わかっている。わかっているんだけれども、どうしようもないの。

弱い私が悪い。不器用で、人見知りで世渡り下手で、麻雀しか取り柄がなかったから、この麻雀学園に来たのに。

そこで、私は思い知らされた。

大星さんが私の上に乗ってきた。

太くて硬い、私の新しいご主人様が、私の中に入ってくる……
111 : ◆TZolALn9r2 [saga]:2018/01/12(金) 23:21:05.95 ID:BDwMxIZVO

咲「はぁ〜〜〜……あぁ〜〜〜……やぁ……」ビクッ

咲「んっ♡」ビビクン

咲「あっ、あんっ♡」

咲「あっ、あっ、あっ……あぁ〜〜♡」ジュポジュポ

大星さんは私の上で腰を振った。破瓜の痛みをこらえながら、私は必死に喘ぎ声をあげた。

咲「あっ、あっ、あんっ♡いやっ、あっ、そこっ♡」ヌチュヌチュ

大星さんは無遠慮に私の奥を一突きして、それから、自分の太くて自慢のiPS棒を私の膣になじませるようにゆっくり動かした。

咲「あっ、だめっ♡んっ…‥あんっ♡」

淡「乳首勃ってるよ咲……前、裸でしゃぶらせた時も乳首立ちっぱなしだったよねぇ……小さいおもちだけど感度は良いみたい」クリクリ

咲「あっ、いわないでっ♡ひゃうっ♡」

淡「ふぅ〜〜」じゅっぽじゅっぽ…コリコリ…

大星さんは器用に私のコンプレックスの胸をいじり、乳首をつねり上げたり、口で吸ったり、揉みしだく。

咲「あっ、あぁ〜〜っ!やっ、あっ、あっ、あっ♡」

刺激を与えられるたびに私はあられもない声を上げる。それに大星さんはすっかり気を良くしていた。

そして、お股からは止めどもなく粘液が出て、それが擦れる音が室内に響いている。

痛みをやわらげるための本能か、大星さんを受け入れて喜ばせるための反応か、自分でも恥ずかしいほど濡れて感じていた。

咲「あぁ〜〜〜っ♡ああぁ〜〜〜♡イクッ、イクゥ〜〜〜」ビビクン

大星さんの腰に足を回して、私の腰が跳ね上がった。

淡「私もっ……うっ!」

どっ、どっ、どっ……びゅっ

激しい拍動とともに、膣内に出された。幾度となく、口で受け止めた、あの大星さんの体液が、私の一番奥に注がれる。

咲「はぁ〜〜……はぁーっ…」

放心状態で、天井を見て、軽い気だるさと暴力から解放された安堵に身を委ねていた。

112 : ◆TZolALn9r2 [saga]:2018/01/12(金) 23:22:17.64 ID:BDwMxIZVO

咲「うぅ……うっ♡」ずぽんっ

たっぷり中身を出して、少しやわらかくなった大星さんのiPS棒が抜かれた。

咲「咲に恵みありがとうございますぅ……んっ……ちゅぅ」チュプチュプ

汚れたら口で舐める。これからはそうしないと。大星さんを悦ばせるためだ。

私の健気な奉仕が効いたのか、また大星さんのiPS棒が硬くなったのがわかった。

淡「咲……またいい?ほら、後ろ向いて、四つん這いに」

言われるがまま、犬みたいにお尻を突き出した。

淡「いいおしりだね〜〜それじゃ、2回戦いくよっ!」ズプズプッ


献身的な奉仕に加えて、体を許して淡を満足させることに成功した!

★ステータス★
雀力 3/10 精神力 0/10 体力 2/5
113 : ◆TZolALn9r2 [saga]:2018/01/12(金) 23:49:27.50 ID:BDwMxIZVO

それからピタリと嫌がらせは止んだ。

初瀬「……」ギロッ

咲「なんですか、岡橋さん」

初瀬「なっ、なんでもないわよ」

そう言って、私の嫌がらせに加担した人たちは距離を取ってきた。

初瀬「チッ、女使って取り入るとか最低のビッチだな」

聞こえるようにイヤミの一つや二つは言ってくるけれども、直接的な暴力にさらされる心配はこれでなくなった。

淡「咲〜〜今から暇?そろそろ工場の一息つけそう?」

突然後ろから大星さんに声をかけられた。

咲「はい……」

受け入れる以外の選択は私にはない。

淡「あと岡橋〜〜今なんつった〜?聞こえなかったからもう一回いいなよ」

初瀬「あっ……ご……ごめんなさい」

淡「私じゃなくて咲に謝れよ、あ?」

初瀬「うっ……宮永さん、ごめんなさい」ペッコリン

咲「あ、あの、いいんです、もう……」

淡「じゃ、部屋行こっか」

腰に手を回され、私は大星さんに体を預けて一緒に部屋へ向かった……
114 : ◆TZolALn9r2 [saga]:2018/01/13(土) 00:01:00.58 ID:NJ8Q3dzXO

借金のために奉仕していた頃と違ってこの隷属に終わりは見えない。

淡「はい、ローン!」

水村「大星さん調子いいですね」ジャラ

淡「そうねー、淡ちゃん絶好調!」

大星さんはここのところ麻雀の調子もいい。学園ランキングもベスト10入りしたと聞く。

文堂「いやー、さすがですねえ。このままこの第1舎でのトップも狙っちゃって下さいよぉ」

麻雀が強ければ、必然取り巻きも増える。大星さんは毎日のように自分のシンパと代わる代わる麻雀を打っていた。

私も最近はその会に誘われている。ただ、練習相手じゃなく、大星さんの女として。

目立ったことはせず、大星さんが気持ちよく打てるよう他の人の和了牌を鳴いてずらしたり、サポートに徹していた。

もちろん、他の取り巻きも大星さんに目立って逆らう様子はなく、ただの接待麻雀だ。

淡「狙っちゃおうかな〜〜どう思う、史織」

水村「あっ、いや〜〜私はもちろん、大星さんは相応しいと思いますよ!麻雀も強いし、私達のような下々のものも練習に誘ってくれるし」

淡「そっかー!嬉しいなー!実際、どうよ、文堂、今の寮長」

文堂「あっ…」

太鼓持ち発言が裏目に出て、文堂さんが固まった。

この人達は完全な大星さんの子分という訳ではなくて、大星さんを持ち上げておけば日常生活で色々な便宜を図ってもらえるので付き合っている仲に過ぎない。

表立って原村さんの批判をする訳にはいかないし、大星支持が強くなりすぎると、下手をしたら原村さんからの見えない形での制裁があるかもしれない。

多くの寮生は今、二人とバランスを取って付き合っているにすぎないのだ。

咲「私は淡ちゃんが寮長になって欲しいな〜〜あっ、ツモっちゃいました。1000・2000ですけど」

淡「うわっ、やるじゃん、咲ぃ〜〜見てよ、私、一向聴。惜しかった〜あと1巡回ればリーチかけられたのにぃ」

文堂(サンキュー、宮永さん)ペコリ

大星さんのそばで、私は勉強させてもらっている。
115 : ◆TZolALn9r2 [saga]:2018/01/13(土) 00:35:21.25 ID:NJ8Q3dzXO


南浦「実際のところ、文堂と水村は選挙になったら支持しますかね」

淡「文堂はもうちょっと削らないとだめかも。春の方はどう?」

春「真屋さんはこっちの支持に回ると思う……原村が立場を利用して私腹を肥やして、積極的に寮対抗試合で予算獲得に動かないことに業を煮やしている……あと黒糖で買収しておいた」ニッコリ

南浦「原村には動き、ありますか?」

夕食後の麻雀卓は打って変わって大星派の側近会議だ。

咲「特に何も……」

春「あの原村が、宮永さんの前で動きを見せるとは思えない。完全にこっち陣営なんだし。」

南浦「まあそうですね……」

淡「シズは何か言ってる?」

咲「高鴨さんですか?」

あの人が選挙に興味があるようには思えない。寮長の任期は2年。半年後には寮長選挙だ。寮生は1人1票、多数決で決める極めて民主的なシステムだ。

咲「いつも畑いじりばかりしてますけど」

淡「ならいいの。じゃあ今週の試合は誰推薦しよっかな〜数絵、いいアイディアある?」

南浦「森垣が試合出たがってました。副将希望とのことです」
116 : ◆TZolALn9r2 [saga]:2018/01/13(土) 00:38:18.73 ID:NJ8Q3dzXO

淡「森垣かー……前、先鋒でマイナス4万3000だったよね。うーん、次の編成はユキが副将枠で出す順だし……他の寮中堅誰出そう?」

春「第3舎は江口セーラという噂が。第2舎は岩館か吉留濃厚で捨ててるらしい」ポリポリ

淡「森垣じゃ江口には勝てないなー。一人勝ち止めるには、こっちも寮長級出さないと」ブツブツ

南浦「……案外、宮永さんとかでいいんじゃないでしょうか?」

咲「え?」

南浦「最近一緒に麻雀打っていて、わかりますけど、宮永さんなら江口セーラ相手でも、大崩しないと思いますよ」

春「……ポリポリ」

咲「わ、私が??で、でも……」

淡「咲を?」

南浦「事前に原村側と折衝すれば、中堅なら通せるかと。以前みたいにわがままばかり言えない立場になってます。こちらも十分力はあるわけですし」

淡「咲はどうなの?試合出たい?」

ふって湧いたようなチャンス。

毎日のように大星さんの溢れる欲望を私は一身に受けていた。私で発散できるせいか、大星さんの他の寮生への攻撃性は少なくなって、麻雀の調子も上がり目で最近は支持拡大の傾向にある。

いつのまにか、私もこうやって側近会議にお呼ばれするようになった。

あくまで大星さんの女。その分は弁えないといけないけど、私を推す南浦さんの目は本気だった。

↓1
@試合に出たいです
Aやめておく
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/13(土) 00:41:11.62 ID:3E5idoLT0
1
118 : ◆TZolALn9r2 [saga]:2018/01/13(土) 01:12:11.26 ID:NJ8Q3dzXO

会議のあと、私は大星さんに居残りを命じられた。

咲「あっ……あっ……♡」

淡「咲ぃ〜〜さっきは随分生意気な口利いたじゃん」クチュクチュ

大星さんに抱かれ、お股を弄られている。

咲「ごっ、ごめんなさいっ♡」

淡「下の口はこんなに素直なのにねえ、ん?」クチュクチュ

咲「あっ、ああっ、んっ♡」ビクンッ

淡「ほら、イッちゃえ!」グチュグチュクリクリ

咲「ううぅ〜〜!イクゥ!んっ♡」ビビクン

手足に電気が走って、足が突っ張った後、頭の中でドーパミンが爆発した。

咲「あっ、あっ、あぁ〜〜〜」ピュッピュ

淡「ハハハ、咲ってば吹きやすいねぇ、ゆるゆるだけど大丈夫?そんなんで試合で江口相手に放銃されたらたまらないよ〜」

119 : ◆TZolALn9r2 [saga]:2018/01/13(土) 01:26:11.89 ID:NJ8Q3dzXO
大星さんは最近私に潮吹きさせるのにハマっている。

乳首と膣内を巧みに刺激して、私はものの数分でイカされる。

淡「よいしょっと、それじゃ挿れるよー」

マットに仰向けに転がされ、大星さんが上に乗った。

淡「頑張りなよ、咲。次の麻雀勝ったらまた使ってあげる」ぬちゅっぬちゅっ

咲「あっ♡」

淡「でもさ、私の顔にドロ塗ったらわかるよね」じゅぷっじゅぷっ

咲「ううぅ〜〜♡ああんっ♡」

淡「きついお仕置きしてあげるから、ねっ、咲!」

咲「お仕置きっ♡やだぁ!んっ、あんっ♡やっ」ビクッ

淡「あちゃー、これじゃあ罰にならないかもっ!咲、期待して締め付けすぎぃ!」ぐちゅっぐちゅ

咲「ううぅ〜〜♡」

大星さんはそんなことを言いながら私をいじめるけど、実際負けたら、逆鱗に触れかねない。

今は体で大星さんを満足させて、お尻の穴まで舐めるくらい従順しているから、寵愛もされているけれども。

大星さんは使えないとわかったら容赦なく切る。

期待に答えなくちゃ。
120 : ◆TZolALn9r2 [saga]:2018/01/13(土) 01:39:24.14 ID:NJ8Q3dzXO

室長会議では、私の中堅での出場が決定した。

新子さんは、苦虫を噛み潰したような顔で部屋にいる私を見た。

私は極力、部屋にいないようにしている。この部屋には居場所がない。

原村さんは表面上、私に何もしてこない。大星さんの寵愛を受けているうちは安心だ。

でも、もし寵愛を失ったら……

泉「大星さんもヤバイが、原村和はもっとヤバイ」

泉「前なあ、第1舎の寮生一人卒園させとるねん。ウチらが来る直前の話やなあ、ちょうど原村の部屋の娘らしかったんやけど」

泉「おとなしめで、胸が控えめな女の子だったらしいで。原村にえらい気に入られたみたいでなあ」

泉「借金とか、暴力とかで色々縛り付けて慰みものにしとったらしいけど、耐えかねて真瀬先生にチクったらしい」

泉「上位ランカーと職員、ズブズブやからな、すぐに原村に報告行って」

泉「壊して卒園させたんや。事故ってことになっとるけど、原村の仕業ってのがもっぱらの評判やで」

泉「隠蔽のために色々画策したらしい、他寮の長達にも相当金流して職員も買収」

泉「それからは割りとおとなしくしとるらしいけど、咲のことで相当ストレス溜まっとるみたいや」

泉「……この前の、あんたがトイレ掃除やると決まったとき。トイレにおったのみんな原村の息のかかった連中やったで」

泉「咲、気ぃつけてや。もしあんたが大星さんの庇護を失った瞬間、待ってるのは」

地獄。その二文字。

泉「ほな、ウチそろそろ仕事戻るで。大星さんによろしゅう頼みますわ」

生き残るには、大星さんを頼るしかない。
121 : ◆TZolALn9r2 [saga]:2018/01/13(土) 01:40:43.26 ID:NJ8Q3dzXO

中堅戦。

ここまで先鋒、次鋒ともに失点し、68000点で迎えた折り返し。

副将は東横さん、大将は対木もこさんだ。

大星さんいわく、後半に追い上げるための型らしい。

私の目標は、なんとか現状維持以上でバトンを繋ぐこと。中堅で8万点以上ないと、厳しい戦いになるらしい。

プレッシャーが掛かる。

対する第3舎の中堅は江口セーラ。

江口「あんた、確か前天江相手に互角に打ってたダークホースや」

咲「あ」

江口「確か名前は宮永……宮永、咲やろ。ふーん……」ジロジロ

江口「どこか、あいつに似とるな、雰囲気」

咲「え?」

揺杏「お二人さんで盛り上がらんでくださいよ〜よろしくおねがいしますね、江口先輩♪」

江口「おっ、来たな。ほないっちょ揉んだるでー」

由子「それじゃあ中堅戦はじめなのよー久しぶりの登場の真瀬由子なのー一応第1舎の教育責任者やから忘れないでほしいのよー」

咲(緊張する。でも、大将戦のあのムードに比べて、全く勝てないって感じじゃない!)

確かに咲は成長している。それに江口セーラは強敵相手こそ燃えるタイプ。格下相手の試合で、わずかに緩みがある。咲がつけるとしたらその間隙か。

↓1
コンマ 50以上 勝利(コンマ-50分プラス)
コンマ 50未満 敗北(コンマ分マイナス)
ゾロ目 プラマイゼロ

122 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/13(土) 01:42:51.20 ID:8i21rZ/DO
123 : ◆TZolALn9r2 [saga]:2018/01/13(土) 01:56:50.82 ID:NJ8Q3dzXO

江口「ツモッ 8000オールの1本付!」

揺杏「うわっ、えぐっ!ちょっと真瀬先生、なんとかして下さいよ〜」

由子「職員は局外中立なのよー」

江口「止まらんでー今日は稼いでこい言われとるからなー30%くらい本気や」

咲「……カン!」

江口「そのカン成立せず。チャンカンごっつあん。ビデオ見たでー対策ばっちしや!」

奢らずに格下相手にも研究を怠らない。強者とはそういうものだ。江口セーラは間違いなく強者の部類だった。

咲「あっ……ああっ…」カタカタ

揺安「とりあえずロン。宮永さん、1300で店じまいさせてもらいます。あー、焼鳥は回避できたー!」

江口「志が低いねんって」

咲(み、みんなの点棒が……)カタカタ

咲(マイナス、20000点で、残り5万点切った……)カタカタ

由子「早く席立つのー宮永さん、次は副将戦の時間なのよー」

咲(期待に答えられなかったっ……)ポロポロ

咲(このままじゃ、私、もう二度と、ここに帰って来れないっ……)ジワァ

揺安「ん?アンモニアくせーなぁ」

咲「ううっ……シクシク」チョロチョロ

由子「こいつ小便垂らしているのよー!」

無様すぎる。腰が抜けて立ち上がれず、ショックのあまり、おしっこを漏らしてしまった……

咲(大星さんやみんなに合わせる顔がないよぉ…)

これから待っているのだ。地獄のような総括が。

To be continued…

124 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/13(土) 02:02:21.39 ID:BVvuvt5Co

好転しねーな状況
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/13(土) 10:08:02.58 ID:sUdolCVX0


のどっちもあわあわもダメならしずもんに助けてもらうしかないな
126 : ◆TZolALn9r2 [saga]:2018/01/13(土) 18:01:45.83 ID:Q3MEGzzZo

結果は副将と大将がなんとか粘ったものの、合計は67000点。惨敗だった。

試合を終えて戻ると、講堂には重々しい空気が流れていた。

文堂「ああっ、これでまた明日から芋生活だ」

莉子「芋どころか3食も危ないの…」

ざわ…ざわ…

和「さて。今回は負けてしまった訳ですが……次回に向けて改善するべき点などあればご意見を」

しーん……

大星さんは腕を組んで、私と目を合わそうともしない。

和「大星さん?何かご意見はありますか?」

淡「……」

和「今回の試合のターニングポイントはやはり、中堅戦だったと思いますが」

咲「ううっ」ズキン

和「先鋒は第3舎が辻垣内さん、第2舎が荒川さんの状況でマイナス35000点は織り込み済み」

和「次鋒の安福さんは、−2000点でうまく試合をまとめてくれたと思っています」

和「勝てるとすれば、中堅戦だったのではないでしょうか?大星さん、どう思います?」

ざわ…ざわ…

127 : ◆TZolALn9r2 [saga]:2018/01/13(土) 18:06:17.68 ID:Q3MEGzzZo
原村さんが珍しく批判をした。私はいたたまれない気持ちになる。消えてしまいたい。

春「待ってほしい。原村さんは、推薦した大星さんを批判しているようだけど、最終決定権は寮長の自分にあることを忘れないで欲しい」

すかさず滝見さんが反論する。

憧「最終決定権は和にあるけど、この件に関しては大星さんからの「強い」要請があったから、和も断れなかったのよね〜」

初瀬「質問いいですか?実際のところ、試合のオーダーはどういう形で決まってるんでしょうか?寮長の専権事項と聞いてますけど。その話を聞くと、水面下で何らかの交渉が常に行われているんでしょうか」

岡橋さんがわかりきった事を質問した。

南浦「その件に関しては」

憧「ちょっと南浦さん、質問は副寮長の私が答えます。寮長が各選手の力量を適性に評価した上で決定するという建前を取っていますけど、試合のオーダーに関しては室長間での水面下交渉や室長会議で9割型決まっているのが現状です」

小さなざわめきが起こる。それは今まで公然の秘密だったはず。あえて、新子さんがこの場で認める意味もない。

初瀬「じゃあ、実際には、部屋の間の政治的な事情で、私達の日々の糧となる週間予算のための大事な試合のオーダーが決まっている、という訳ですか!」

憧「その通り」

上柿「全くひどい話ですよ。私らは強い人に任せて、常に勝てるベストなオーダーで試合に挑んでくれるのが理想なんですけどね」
128 : ◆TZolALn9r2 [saga]:2018/01/13(土) 18:07:28.81 ID:Q3MEGzzZo

何かがおかしい。

春「ベストメンバーだけで試合を回していると、他の寮を刺激する。各寮の内部事情もあって」

初瀬「はぁ?それが政治的って言ってんのよ!私達、麻雀学園の学生は、純粋に麻雀を強くなるためにここにいるんでしょ?それらの事情を廃して、常に勝つという気概で挑まないと、勝てるものも勝てないわよ!」

大星さんも原村さんも沈黙したままだ。しかし、大星さんが推薦した私が負けた場、というのもあって、原村派の声が強くなっている。

初瀬「憧!その件に関して、副寮長としての説明は?」

憧「改革が必要、という認識よ」

大きなざわめきが起きる。

129 : ◆TZolALn9r2 [saga]:2018/01/13(土) 18:08:54.11 ID:Q3MEGzzZo

憧「まだ具体的には決まっていないけれど、室長推薦をなくして公正に寮内試合を経てメンバーを決定するとか、そういう案を検討し」

南浦「異議あり!麻雀は単純に強さだけじゃなく、相性の側面もあるし、公平に機会を与える意味で、寮内の雀力の順位付けを明確にすることは、他の寮への情報戦という観点からも下策です」

憧「一つの案として言ったまでよ。それに公平に機会を与える?今の室長推薦が、公平とはとても思えない。例えば、今日の大星さんの推薦なんて、もろに縁故推薦じゃない」

初瀬「どういう、ことですか?」

憧「今日の中堅の今までの戦績。−87000、−15000で二連敗よ!大事な試合の中堅を任せるに足りるかしら?」

南浦「どちらも大将戦でトップランカー相手、それに2戦目の相手は第2舎の天江相手に敢闘したことを踏まえての推薦です!それに、最終決定をしたのは寮長で……」

和「大星さんの強い推薦とあっては、断れませんよ」

私が負けたせいだ。批判の対象は私じゃなくて、私の主人の大星さんに向かっている。

130 : ◆TZolALn9r2 [saga]:2018/01/13(土) 18:11:05.57 ID:Q3MEGzzZo
優希「その件で大星さんに確認したいことがあるじぇ」

憧「どうぞ」

優希「宮永さんと、大星さんが特別な関係にあるという噂だじょ。ただの友情という枠を超えて、愛人関係になっていると」

優希「一応、麻雀学園は不純同性交際は禁止されているじぇ!規律違反もさることながら、自分の愛人を、大事な寮対抗試合に、室長権限を用いて出場させた、というのが事実であれば」

優希「道義的な責任があるじぇ」

春「……ポリポリ」チラッ

滝見さんも大星さんの顔を見た。大星さんは腕を組んで目をつむったままだ。

「愛人を寮対抗試合に…?」「へぇ…」「室長としての資質が…」「というか、規律違反で懲戒じゃね?」

狙ったようにざわめきが起きる。

優希「その件に関して、私は大星さんからの直接の説明を求めるじょ」

憧「大星さん、1-D室長からの質問ですよ」

淡「……自分の愛人を、室長権限を用いて試合に出場させた、という認識はなく、その解釈は多くの誤解に基づいているもの、と思います」

認める訳がない。ただ、大星さんが苦境に陥っているのは事実だ。
131 : ◆TZolALn9r2 [saga]:2018/01/13(土) 18:12:41.20 ID:Q3MEGzzZo

和「安心しました。そのような事実があるのであれば、残念なことですが、寮長として、麻雀学園の理事会にて査問にかけなければならないところでしたから」

泉「理事会?」

ユキ「所長と各寮の教育責任者3人、各寮長3人の合計7人で構成される麻雀学園の最高意思決定機関の事です。

規律違反を起こした学生はその場で査問にかけられ、室長や寮長に対する処分としては軽い順に譴責→厳重注意→懲戒→罰金→禁錮→退寮となります。

職務に当たっていない個人学生に対しては、懲戒処分が抜けます。

毎月1回定例で開かれますが、緊急な審議が必要な際は所長権限または寮長3人全員の合意を持って臨時理事会の開催を要求する事ができます」

大星さんとしては、理事会にかけられるのは何があっても阻止しなければならないところだろう。

何らかの処分が下った時点で、今の室長という立場を失いかねない。

譴責であっても、寮内で辞任要求が高まるのは必死。少なくとも、大星さんの現在のこの寮内での権力は大きく削がれる。

そうなれば、今まで我が物顔で寮内で力を奮っていた大星さんの末路は想像するに難くない。

原村一強体制下で、それまで対抗していたライバルは冷や飯を食わされるだろう。

和「大星さんは否定するわけですが、事実確認はしないといけませんね」

和「宮永さん」

咲「へ?」
132 : ◆TZolALn9r2 [saga]:2018/01/13(土) 18:14:48.63 ID:Q3MEGzzZo

和「先日、匿名で寮長の私宛に投書がありました。大星さんが宮永さんに室長の権限を利用し、肉体関係を強要しているという報告を受けています。この話が事実だとすれば、極めて重大な問題です」

春「待った。それは、事実無根の誹謗中傷だし、今回の総括と関係がない」

憧「関係大アリよ!室長権限を乱用しての縁故推薦は私達の寮、ひいては麻雀に対する裏切り行為だし、今後の寮対抗戦に大きな影響がある。さらに、室長権限で肉体関係を迫るなんて、事実だとしたら、重大な規律違反!」

和「今の話は本当でしょうか?宮永さん、答えて下さい」

私に注目が集まる。滝見さんも、南浦さんも、厳しい目つきで私を見ていた。大星さんは目を合わせようとしない。

咲「あ……」

和「安心してください。たとえ、大星さんの不利になる証言をしたとしても、私は寮長の責任で、宮永さんの安全を保証します。宮永さんの証言があれば、直ちに大星さんの理事会への査問について検討もします」

私が負けたこと。それで潮目が変わった。大星下ろしだ。私が、ここで事実を証言すれば、大星さんは失脚する。
133 : ◆TZolALn9r2 [saga]:2018/01/13(土) 18:18:05.55 ID:Q3MEGzzZo

虎視眈々と、原村さんや新子さんはこの時を待っていたんだ。

最近の大星さんの権力増大に一番不快感を抱いていたのは彼女たち。選挙も近いこの状況で、一気にライバルの大星さんを追い落として、再選をもくろんでいる。

ここで大星さんが失脚したら、原村さんの再選は盤石なものになるだろう。

和「戻ってきていいんですよ、宮永さん」

証言すれば原村派に移れる。そうすれば、大星さんからの苛烈な性的ないじめから逃れられる。原村1強体制下で、私も安全を買える。

一方、事実を否定することは大星さんに大きな貸しを作る。この話は大星さんのアキレス腱だ。今回の試合で負けはしたけど、大星さんから無下に切られるということもないだろう。

いろいろな思いが錯綜した。原村派に移るか、大星派に残るか。重要な選択だ。

私はじっくり考えた……

↓1〜 先に3票得た方
@事実を証言する
A上記の話を否認する

134 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/13(土) 18:18:54.29 ID:CBs1crh2o
2
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/13(土) 18:21:00.37 ID:V6batxrS0
2
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/13(土) 18:26:28.51 ID:e/0Jbbo10
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/13(土) 18:29:26.78 ID:BVvuvt5Co
このあわあわが借りだなんて思う訳なさそう
良くてペットがよく懐いてるな位

にしても絶対に原村さんに屈しない決意持ち多いな
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/13(土) 18:32:59.56 ID:nhZSTMQOo
ここの原村さんは孕村さんかもしれないから何か不安
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/13(土) 19:04:32.28 ID:agWcc5c20
孕村確定だぞ(>>84より)
こんだけ淡に靡いててすんなり受け入れてくれるとも思えんし孕村さんは避けるべき
140 : ◆TZolALn9r2 [saga]:2018/01/13(土) 19:11:55.65 ID:Q3MEGzzZo

咲「そんな話はありません。私が、大星さんと仲良くしているのは」

咲「大星さんが麻雀の練習に付き合ってくれるからです。決して、さっきの週刊誌の低俗なゴシップみたいな、愛人関係だとか、肉体関係だとか、そういうのはありません」

ざわ…ざわ…

寮生たちは顔を見合わせていた。

和「……ぐっ」

南浦「咲ちゃん…!」

咲「原村さんは、私の部屋の室長でもあるけど、麻雀の練習にも付き合ってくれないんです」

咲「私は、大星さんの下で勉強したいです」

憧「宮永ぁ〜〜」ギリギリ

和「……」カタカタ

淡「じゃあ次の試合に向けて各自練習に励みましょう。試合のオーダーの改革案に関しては、室長会議で審議して、素案を次回の総括の場で提起するということで」

淡「いいよね、和」

和「……はい」
141 : ◆TZolALn9r2 [saga]:2018/01/13(土) 19:19:03.47 ID:Q3MEGzzZo


咲「んっ……んちゅっ、ちゅぷっ、ちゅぷちゅぷ」

総括が終わった後。南浦さんから肩を叩いて労われ、滝見さんからは黒糖を分けてもらった。

大星さんが失脚する危機は脱した。私が証言しなければ、理事会にもかけられない。

あの場で、原村さんはすっかり面目を失っていた。

咲「ちゅっ、ちゅぷ、れろっ、あむっ」

講堂から帰るその足で私たちはいつもの物置部屋に入った。

試合には負けて、大星さんからはもう切られるかと思っていたけど、原村さんの陰謀のおかげで

部屋の扉を締めたあと、無言で熱い口づけをされた。

それから、ふたりとも裸になって、ベッドの上で、お互いの体を貪りあった。

口で、大星さんの自慢のiPS棒に奉仕する。いつもより大きく、熱く、脈打っていた。

咲「あっ……♡んっ……んっ……♡」

私は、すっかりこの立派なモノの虜になっていた。

さっきの原村さんからの提案のとき。原村さんの方へ行くのが正しい選択だと頭の中では思っていた。いくら大星さんが強いといっても、寮長の権力にはかなわない。

でも、決断のとき、私の頭に過ぎったのは……
142 : ◆TZolALn9r2 [saga]:2018/01/13(土) 19:21:00.90 ID:Q3MEGzzZo

咲「挿れてっ……もうっ、限界♡」クパァ

大星さんの指でトロトロに溶かされて、指で広げておねだりする。

淡「咲……!行くよっ!」ズプズプ

咲「んっ……んんっ!おおきいぃ…♡」

お腹の奥にずっしりとハマる安心感。

咲「あっ…♡あんっ、あっ、くっ、あっ♡」

じゅぽ、じゅぽ、じゅぽじゅぽ

淡「さっきは、ありがと、咲」ズッポズッポ

体をしっかり抱きしめながら、大星さんは耳元で囁いた。

彼女にとってもあれはピンチだった。そのピンチを引き起こしたのは私だけど、それを救ったのもまた私。

淡「もう、私達、一蓮托生だよ」ズチュズチュ

咲「んっ……んんっ!あっ、んっ、はいっ、あっ、あっ…♡」

腰のストロークが一層早く、激しくなる。

色々あった一日だった。負けて全てを失ったかと思えば、私は大星さんの一層の寵愛を手にした。

咲「あぁ〜〜♡イクぅ〜〜〜♡」

淡「一緒にイクよ、咲!」ジュプジュプ

咲「んあっ♡」ビクンッ
143 : ◆TZolALn9r2 [saga]:2018/01/13(土) 19:22:35.60 ID:Q3MEGzzZo

消灯時間を過ぎても、何度も何度も、私たちはまぐわい、慰めあった。

もう身も心も大星さんに忠誠を誓わされているんだ。

あの時、あの判断を迫られたとき、大星さんのこの立派なiPS棒のことが頭をよぎって

この快感から逃げられなくて、大星さんを選択した自分を……

この夜、私は認め、大星さんの腕の中で眠ってしまった……


体力が2回復した!

★ステータス★
雀力 3/10 精神力 0/10 体力 4/5

To be continued…
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/13(土) 19:55:10.40 ID:BVvuvt5Co

おつ
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/13(土) 20:14:29.44 ID:q2nLH/7kO


のどっちは咲さんを突き放しすぎたな...
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/13(土) 22:21:39.31 ID:8i21rZ/DO


原村さんはクサレ(クレイジー・サイコ・レズ)外道の臭いがする
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/14(日) 03:21:10.57 ID:xaDLedTgo
だれうま
148 : ◆TZolALn9r2 [saga]:2018/01/14(日) 23:08:23.58 ID:iiPDCuxno
寮長選挙まで2ヶ月を切り、大星さんやその支持者は何やら慌ただしく動いていた。

立候補資格は寮生である事と、他の寮生3人以上の推薦。

選挙は完全記名で一人一票。2/3以上の寮生の支持を持って、晴れて寮長となる。

寮長には理事会へ出席、寮対抗麻雀大会のオーダー権、獲得予算の使用、室長任命権など様々な特権を有する。

その権力は、寮の王といっても過言ではなく……原村さんはその力を使い、この2年に渡り、第1舎を支配してきた。

しかし、その手法に疑問を抱く寮生も多いのもまた事実。

大星さんの台頭によって、原村さんの再選には黄色信号が灯っていた。
149 : ◆TZolALn9r2 [saga]:2018/01/14(日) 23:28:01.24 ID:iiPDCuxno

淡「今の情勢はどう、数絵?」

南浦「全寮生26人中、大星さんの支持を明確にしているのが、私達4人に加えて4人の合計8人。一方、原村支持は原村、新子、片岡の3人を含めて11人。態度を保留しているのが残り7人」

淡「チッ…すでに2/3の獲得は厳しいか」

南浦「逆に言えば1回で2/3の獲得は阻止できる情勢です」

春「無党派の取り込みと、原村派の切り崩し……特に、2-B室長の真屋さんを落とせれば、一気に支持を拡大できる」

南浦「真屋さんは自分の雀卓を欲しがっていましたね」

淡「それは今、上に掛け合ってるから。結構金かかるんだよね」

咲「……」

南浦「真屋さんを落とせれば、2/3を獲得できなかった時の麻雀の試合も有利になりますね!」

選挙は候補者の誰かが2/3以上の票を獲得するまで1週間毎に繰り返される。

1回で決まらなかった場合、得票数1位と2位の候補者同士でエキシビションの麻雀を次の投票まで1回行い、寮生に対してどちらが麻雀を強いか示す機会が与えられる。

当然、オヒキは重要だ。

淡「じゃあ引き続き、それぞれの担当に当たるってことで。まだ公示まで1ヶ月もあるし気を引き締めていこー!」

一同「オー!」

淡「咲、大事な話あるから残ってね」

咲「はい」
150 : ◆TZolALn9r2 [saga]:2018/01/14(日) 23:34:18.59 ID:iiPDCuxno


淡「勝てると思う?私」

咲「……はい」

大星さんにしては弱気な発言だな、と思った。

淡「やっぱり今の寮長の権力は強い。私がいくら便宜図っても、できることに限度があるし」

淡「一度でも原村に遅れとったら、一気に支持者離れちゃうんだよね」

淡「みんな選挙後のことを考えている。最後には、絶対、勝者の2/3の側でいたい。みんなそう思っている。もしかしたら、数絵や春でさえ」

淡「咲は裏切らないよね?」

咲「はい」

淡「……あっ、ごめんごめん。ちょっと淡ちゃんらしくなかったかなー!」

151 : ◆TZolALn9r2 [saga]:2018/01/14(日) 23:37:11.08 ID:iiPDCuxno

淡「実際、勝負は1回目の投票のあとの麻雀なんだ。間違いなく、原村と私以外に立候補する人もいないから、私と原村の一騎打ち」

淡「お互い、1/3以上の票は確保するから一発で決まらない。そのあと、私と原村は1半荘打つことになるんだけど」

淡「多分、そこで勝てば、選挙戦を圧倒的に有利に戦える。もしかしたらその次の投票で決まるかもしれない」

咲「はぁ」

淡「その時、私と原村で打つわけだけど、当然パートナーが重要。原村は多分、片岡と新子と打つ」

咲「じゃあこっちは真屋さんなら…!」

淡「ユキは票は入れてくれるかもしれないけど、麻雀は一緒に打ってくれないよ。少なくとも、私の勝ちを確信するまでは。そこまで一緒に行動したら、もし原村が勝った後大変だからね」

咲「そう、ですか」

淡「数絵も春も、麻雀は下手じゃないけど、どうしても、ね……私の負担が」

大星さんは苦しんでいた。今の大星さんの陣営で室長クラスの強者は大星さんだけだ。

152 : ◆TZolALn9r2 [saga]:2018/01/14(日) 23:39:39.16 ID:iiPDCuxno

淡「2人とも、悪くないんだけど……」

そう言って大星さんは私を見た。

淡「咲。お願いがある。強くなって私を支えてほしい」

咲「私が、ですか?」キョトン

淡「うん。咲は今、どうしようもなく弱っちいけど、ポテンシャルだけで言えば、新子や片岡なんて問題にならないくらい高い。だから和も欲しがっていたんだと思う」

淡「選挙戦までになんとか雀力5に……そうすれば、私にも目がでる。」

淡「原村のやつ、私の隣に成長した咲がいれば、絶対動揺すると思うし!」

大星さんから、そんな評価を受けていたとは意外だった。

咲「でも強くなるなんて、どうやって……前のことがあったから、推薦で対抗試合出れないし」

強くなるには練習だけでは限界がある。強者との対戦経験を積まないといけない。

淡「それに関してはいいアイディアがあるの」

淡「選挙戦のための軍資金も稼げる、一石二鳥のアイディアが」 ニヤッ

153 : ◆TZolALn9r2 [saga]:2018/01/14(日) 23:43:04.02 ID:iiPDCuxno

咲「うわわっ、ここが第3舎…」

大星さんは私を連れて、第3舎の寮に来た。

私達のような木造のボロ寮じゃない。1階にはきれいなレストラン、コンビニがあり、温泉施設やフィットネスクラブまで充実した、コンクリートの大きな建物だった。

別の寮に入るには、その寮の寮長の許可がいる。

あえて私達のところに来る他寮の生徒はいないから、他の寮の人と直接会う機会は対抗試合しかなかったけど。

淡「部屋数も多いから、ここの寮生は希望すれば個室もある。」

淡「でもっ、どうしてあの少ない予算で」

私達の予算は、対抗試合で勝っても食べるのが精一杯だった。

淡「寮のランクによって換金レートが違うんだよ。あと、予算稼ぐ手段は対抗試合だけじゃないし」

淡「原村は、自分のためにしか他の手段使ってないけど」

エレベーターまである。私達の寮がまるで捕虜収容所だとしたら、ここは最先端の麻雀練習所だ。

練習室には10台ほどの全自動卓があり、5台ほどの卓が常に練習のために稼働している。

ここはまさに麻雀学園という風情だった。

淡「おじゃましまーす」

??「あ、いらっしゃい」

大星さんは、建物の4階にある部屋を訪ねた。まるでホテルのスイートルームのように広い個室だ。
154 : ◆TZolALn9r2 [saga]:2018/01/14(日) 23:45:18.56 ID:iiPDCuxno

淡「つれてきたよ、久。麻雀打とうよ」

久「あなたが宮永さんね。私、竹井久。一応、ここの寮長よ!」

名前は聞いたことがある。寮対抗試合でも時々、見かける。

第3舎のトップ。大星さんから事前に情報は聞いていた。麻雀の腕は、そこそこらしいけど、その手練手管で強者揃いの第3舎をまとめ上げる猛者。

久「大星さんも大変ねぇ、和とガチンコで選挙するんでしょ?」

そう。大星さんがここに来たのは軍資金を稼ぐためだ。

選挙戦には金がいる。無党派の取り込み、原村派の切り崩し……

寮生からの様々な陳情に対応するために、寮長としての権限がない大星さんは、真瀬さんら職員に賄賂を払ってこれらの問題を解決しているのだ。

第1舎には、お金を稼ぐための手段がない。

だから、大星さんは第2舎や第3舎で開かれる賭場に定期的に出向いて金を稼いでいるらしい。
155 : ◆TZolALn9r2 [saga]:2018/01/14(日) 23:46:44.50 ID:iiPDCuxno

咲「よろしくおねがいします、宮永咲です」ペッコリン

久「へぇ〜〜」ジロジロ

久「かわいい顔ねえ、合格!それじゃ、打ちましょっか。おーい、智美ー!入ってー」

智美「よろしくな、ワハハ」

淡「へぇ、美穂子じゃなくていいんだ」

久「美穂子、うるさいのよね、色々……そこは察して欲しいわ」

智美「今日もみっぽが出張の日に選んだんだぞーワハハ」

咲「……」ゴクッ

対面の竹井さんはともかく、隣の人はそこまで強いオーラを感じない。

竹井さんも強いオーラは発しているけれど、大星さんが勝てない感じは全くない。

確かに、これは私が経験を積むにはいい卓かもしれない。

久「それじゃ、3半荘で収支多いほうが総取りね。智美、ほら」

そう言って竹井さんは指を3本立てた。
156 : ◆TZolALn9r2 [saga]:2018/01/14(日) 23:47:21.56 ID:iiPDCuxno

智美「持ってきたぞー」ワハハ

テーブルの上に、蒲原さんは札束を3つおいた。

久「思ったより可愛いいし、弾ませてもらうわよー」

咲「大星さん、これって」

淡「300万円。予算は点数ってぼかしているけど、裏で打つ時は全部現金だよ」

咲「……」ゴクッ

久「じゃ、打ちましょー!」

大星さんはお金をテーブルの上に置かなかった。選挙戦で出費の多い大星さんがこんなレートの博打を打つはずがない。大星さんがテーブルに置いたのは……

157 : ◆TZolALn9r2 [saga]:2018/01/14(日) 23:52:37.41 ID:iiPDCuxno

久「前々から噂は聞いてたわよ、宮永さん。そんなウブそうな顔して口でするの得意なんでしょ?あ〜〜楽しみ〜〜」

負けたら、目の前の人に、大星さん以外の人に1晩好きにされる約束。

淡「咲、勝つよ。300万円あれば、かなり選挙も有利になる」

そして負ければ私は……300万円の中には、口止め料も含まれているらしい。

何をされても、文句は言いっこなし。壊して原状回復が不能な状態で返しても大星さんは何も文句が言えない契約のようだ。

咲(負けるわけにはいかないよー!)

大星さんとのコンビ打ち。それに相手は第3舎の強者。実戦経験としては申し分ない。

勝てば雀力アップ&軍資金獲得。でも負ければ……私は……

↓1 
コンマ 40以上で勝利!
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/14(日) 23:53:16.23 ID:zd+iiu0No
はい
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/14(日) 23:55:34.05 ID:i2yqEuf40
負けても雀力は上がるのかな
160 : ◆TZolALn9r2 [saga]:2018/01/15(月) 00:08:31.25 ID:5OyGVug/o

久「麻雀は奥が深い」

久「いくら大星さんとはいえ、雀力3の子羊を庇いながら私相手にプラス収支を取るのは厳しいんじゃない?」

久「ロン!18000!」

咲「あっ、あうぅ……地獄単騎…」

淡「くそっ…!咲、気をつけて!この女、相当ひねくれてるよ!」

竹井さんは執拗に私からの出和了りを繰り返した。

寒気がする。裸で南極のブリザードをまともに受けているような感覚。ダメージは大星さんのオーラが緩和してくれているけど、まともに自分の持ち味なんて活かせない。

これが強者の麻雀……!

私達は負けてしまった……

久「それじゃおつかれ〜咲は一晩借りるから〜」

淡「……」バタン

大星さんが部屋をあとにして、私は、一人、第3舎の寮に取り残された。

久「それじゃ、咲、ベッド隣の部屋だから、いきましょっか」

腰に手を回された。もう、このひとの言いなりになるしかない。

負けたんだ。今からごねても仕方ない。ここで私を守ってくれるものは何一つ存在しない。

震えが止まらなかった。この麻雀学園に来てから、4連敗。心を折られ、体まで……

★ステータス★
雀力 3/10 精神力 0/10 体力 4/5
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/15(月) 00:09:10.43 ID:F8WcVyHoo
こいつ割りと勝率高くても負けるな
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/15(月) 00:14:46.37 ID:gH2oT9BDO
辱められるか…まぁでも最後(寮長選挙戦)に勝てばよかろうか
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/15(月) 00:15:54.76 ID:fu7Lc8XOo
最終的には咲さんにもips棒が生えて掘る側になるんだからなんの問題もない
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2018/01/15(月) 00:18:41.10 ID:Py+FkscCO
この咲さん精神力なさすぎるからなあ
165 : ◆TZolALn9r2 [saga]:2018/01/15(月) 00:21:24.60 ID:5OyGVug/o

久「それじゃ、さっそく満足させてよ、ほら」

ベッドに腰掛けた竹井さんは足を広げた。

私は床に跪いて、竹井さんのスカートをおろした。

咲「わわっ…」

久「どうよ〜私のiPS棒」ボロン

咲「……ゴクッ」

大きくて、太い。カリは高くて、亀頭は黒光りしている。

久「大星さんのと比べてどう?」

咲「あっ……い、言えません!」

大星さんのも立派だけど、この人のは、まるで年月をかけて雨風で鍛え上げられた巨木の幹みたいなオーラを放っていた。

久「iPS棒は雀力の応用だからね〜〜あと強く発現させる為には相応の精神力が必要。これ見れば、雀士の格がわかるでしょ」

久「ほら、咲。頑張りなさいよ。期待しているんだから。満足させないと、ひどいわよ?」

咲「あっ、あううぅ……」

今から、私は大星さん以外の人に奉仕します。ごめんなさい、大星さん……

↓1
体力 4/5
どれくらい久に尽くしますか?体力を消費して頑張る(1〜4の数字で選択)
久の満足度=コンマ×消費体力 
60以上で満足
   150以上で大満足 ※麻雀のコツを教えてくれて雀力1アップ!
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/15(月) 00:22:54.28 ID:GOwJM8JPo
2
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/15(月) 00:24:13.39 ID:fu7Lc8XOo
コンマクソすぎィ!
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/15(月) 00:28:13.70 ID:nLysiZ7C0
輪姦コースか?
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/15(月) 00:28:27.59 ID:NT2tv4U0o
コンマ神にそっぽ向かれてるわ
厳しいわね……厳しい
170 : ◆TZolALn9r2 [saga]:2018/01/15(月) 00:36:08.73 ID:5OyGVug/o

咲「それでは失礼します」

顔を股に入れて、iPS棒に口づけし、咥えた。

咲「んっ……ちゅぷっ、ちゅぷちゅぷっ、ぐぷっ、ぐぽぐぽっ」

咲(大きいっ…うまく咥えられないっ…)

咲「ぐっぽぐっぽっ、んぷっ、ぷはっ……はぁ、はぁ……んっ、れろれろっ」

咲(なにこれぇ……竿のところに真珠?ごりごりしてるしっ……)

久「んー?早く勃たせなさいよ」

咲「っ……はいっ、んっ、ぐぽぐぽっ、じゅぷじゅぷっ」

咲(咥えるだけで精一杯だよぉ!)

久「へぇ〜〜大星さん、こんなので満足できるんだ〜」

咲「んっ、ぐぷっ、ちゅっ、れろっ、あむっ、ちゅぷちゅぷっ……」

久「まあその程度の器ってことねぇ。こんなんで満足できるんじゃ、寮長なんて厳しいんじゃない?」

咲(私のせいで、御主人様まで馬鹿に…)

久「もう口はいいから。ほら、早く脱いで尻出しなさいよ」

咲「ぷはっ……はい……」ヌギヌギ
171 : ◆TZolALn9r2 [saga]:2018/01/15(月) 01:59:55.51 ID:5OyGVug/o

咲「あっ、あぁ〜〜〜!」

久「んー」パンパン

床に四つん這いにされて、私は犯された。

硬くて凶暴な勝者の剣が私の中を犯す。

咲「んっ、んんっ〜〜〜!あぁ〜〜〜!」

それに情けない声で応じることしかできない。

久「ほら、もっと締め付けなさいよ」グチュグチュパンパン

屹立して巨大化したiPS棒は、半分ほどしか咥えこめない。

咲「ひぃ〜〜!あっ、やっ、んんっ、ああんっ、やぁ、あぁ〜〜〜!」

久「ふ〜」ズポッ

咲「ひゃっ」

満足しないまま、抜かれた。

久「イマイチよねぇ。んー、こっちの穴でも使ってみる?」クチュッ

咲「ひっ」ゾッ

普段は使わない、後ろの穴に、iPS棒をあてがわれる。

172 : ◆TZolALn9r2 [saga]:2018/01/15(月) 02:03:14.95 ID:5OyGVug/o

咲「痛い、痛い、痛いです!んっ!」

久「文句言わないの、満足させないともっと痛いわよ?」メリメリ

咲「あっ、あぁ〜〜〜!やだぁ〜〜!」ポロポロ

涙が溢れる。乱暴に、お尻の穴を押し拡げられて…

久「ふぅ、ふぅ」グググッ

痛みで頭が悲鳴を上げる。あんな太いのを、初めての穴に挿れられて、粘膜が裂けるような痛みが私を襲う。

久「いい締め付けね〜、ほら、動くわよぉ」パチュパチュ

咲「ううぅ〜〜〜!んんっ!」

久「ほらほら、しっかり声出して、私を悦ばせなさい!」パンパン

咲「やだっ、やだぁ!痛いよぉ!」

久「こっちの穴の使い方は大星さんに教わてないの?」パシーン

咲「ひぎぃ!」

力強く、お尻を叩かれた。そして、後ろからのしかかられて、ひたすらお尻の穴を犯された……

173 : ◆TZolALn9r2 [saga]:2018/01/15(月) 02:04:08.32 ID:5OyGVug/o

咲「はぁ……はぁ……」

久「ふぅ〜〜」ずぽっ

咲「あうぅ…」ヒクヒク

腰が抜けて起き上がれない。だらしなく、お尻の穴を緩めたまま、私は床に転がっていた。

久「300万円賭けた価値はなかったわねぇ」

咲「はぁ、はぁ……」ピクピク

久「ちゃんとお尻の穴、閉じなさいよ、汚わね」

咲「はぁ、はぁ、はぁ……」

痛みと、疲れで息をするのもやっと。

これでも、満足させられなかった。
174 : ◆TZolALn9r2 [saga]:2018/01/15(月) 02:05:36.29 ID:5OyGVug/o

久「じゃあもうちょっとハードなのいくわよ」グイッ

髪の毛を引っ張られて、体を起こしあげられた。

久「知ってる?フェラの時、歯がないと気持ちいいのよね〜」

咲「あっ、ああ……」カタカタ

久「満足させるまで、って約束だから、抜くわよ、咲」

咲「やめて……」チョロチョロ

久「うわっ、漏らした!汚いっ!」

咲「もう、やめてぇ……許してください…」

泣きを入れてしまった。ここから先は暴力だ。この人の気が済むまで壊される。

恐怖のあまり、おしっこも漏らして、私は泣いた。それがこの人の嗜虐心を刺激するとも知らず。

久「いいわねぇ、咲……」

久「じゃあもっと、あなたにふさわしいお仕置きを与えましょうか」

咲「ううぅ……ううっ…」

175 : ◆TZolALn9r2 [saga]:2018/01/15(月) 02:07:56.35 ID:5OyGVug/o

久「これからあなたに2つの選択肢を与えます」

久「1つ目は救いの道。こちらを選べば、そのままあなたはこの部屋を出て、元のところに帰ることができる。ただし、代償は払わないといけない。」

久「淡のこと、全部教えなさい。あなたが知ってる大星淡の癖、弱点、選挙戦略、選挙費用、参謀、その参謀たちの弱み、支持者……色々ベッドの中で聞いているんでしょ?」

咲「あっ……」

でもそれを言ったら。もちろん私が知らないこともある。でも、内情はかなり詳しく知っている。

竹井さんは政敵じゃない。でも、それを教えてしまえば……

久「高く売れるのよ、情報は。ほら、淡の事、知りたがってる人いるじゃない、あなたの寮に」

久「それで、私、満足させてくれなかった分を補填するわ」

原村さんに、大星さんの情報が流れる。間違いなく、大星さんの選挙は不利になる。

176 : ◆TZolALn9r2 [saga]:2018/01/15(月) 02:09:27.31 ID:5OyGVug/o
久「もう1つは苦難の道。大星さんを裏切らず、私の責を一身にその身に受ける」

久「こっちはかなり辛いわよぉ。もう遊びじゃなくなる」

久「その身を削って、私を満足させることになるんだからね」

久「この麻雀学園で生きる人間にとって一番大事な雀力。これを失ってしまうくらい、過酷な責め」

久「基本的に雀力は滅多なことがないと下がらないけど、あと6時間。地獄を見せてあげるわ、咲。雀力は多分-1になる。それくらい過酷な責よ」

久「雀力を手に入れるには相当大変だって、今まで骨身にしみてるわよね?」

雀力を失うこと。それは、お姉ちゃんから遠ざかること。私が麻雀学園に来た目的から遠くなるという、こと。それは死ぬより辛いこと。

久「選びなさい、咲。救いの道か、苦難の道か」

↓1
@情報を話す  
A情報は話さない 雀力-1
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/15(月) 02:15:26.23 ID:8A3R3xa1O
2
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/15(月) 02:23:40.56 ID:gH2oT9BDO
咲さん…ここまで来たら絶対に淡(ご主人様)と一緒に成り上がってやろう
179 : ◆TZolALn9r2 [saga]:2018/01/15(月) 02:31:47.77 ID:5OyGVug/o

咲「あぐっ、えぐっ……」ヨロヨロ

淡「咲!大丈夫?今、シャワーの準備と着替えも用意したから」

ボロボロの姿で寮に帰ると、大星さんが出迎えてくれた。

咲「……」ポロポロ

枯れ果てたと思っていた、涙が、とめどなくこぼれた。

日が登るまで、私は竹井さんに責められた。

淡「怪我ない?咲、由子に頼んで医者の手配もしたけど……」

咲「大丈夫、です」

体は壊されていない。でも、口にだすのもおぞましい責を受けた。

体中を洗いたい。口も、お股も、体の中まで全部。

泣いても、叫んでも竹井さんは許してくれなかった。

責から解放された時、私の中で大切なものが一つ、壊れた音がした。

もう取り戻すこともできないのかもしれない。それくらい、大事な私の一部。

お姉ちゃんの姿は、もう私の目には見えなくなっていた。


雀力が-1になるような地獄の責めを経験した。

★ステータス★
雀力 2/10 精神力 0/10 体力 2/5

To be continued…
180 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/15(月) 10:16:39.62 ID:tw6f0Gc/o
??「今からでも原村さんの所に戻ればコンマも上向きますよ?」
181 : ◆TZolALn9r2 [saga]:2018/01/15(月) 22:03:33.11 ID:5OyGVug/o
竹井さんに負けて雀力を失ったあと、私は抜け殻みたいに何もする気が起きなかった。

大星さんは選挙の為の金策で奔走している。

毎日のように、他寮の賭場に出かけ、麻雀を打っている。

私の相手もする暇がないくらい、忙しそうにしていた。

大星派は苦戦していた。あの時、300万円勝っていたら、多分情勢は違った。

私は、大星さんの力になることができなかった。

憧「今日のご飯はシチューよ〜」

和「ここの寮のシチューは絶品ですね」

夕食のシチューが振る舞われる。選挙が近くなり、原村さんは寮生全員に豪華な食事を提供していた。

穏乃「んっ、うまっ!いい野菜使ってるねー」モグモグ

咲「……」

憧「ほら、あんたも食べなさいよ」

施しを受けるようで嫌だった。

咲「……」モグモグ

でも、生きていればお腹は減る。私はシチューをすすった。優しい味がした。

憧「どう?美味しいでしょ?第3寮のシェフに無理言ってウチラの寮の分まで作ってもらったのよねー」

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