このスレッドはパー速VIPの過去ログ倉庫に格納されています。もう書き込みできません。。
もし、このスレッドをネット上以外の媒体で転載や引用をされる場合は管理人までご一報ください。
またネット上での引用掲載、またはまとめサイトなどでの紹介をされる際はこのページへのリンクを必ず掲載してください。

【(=ω=.*)】新ジャンル「ヤンデレこなた」【らき☆すた】【避難所】 - パー速VIP 過去ログ倉庫

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

1 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/26(火) 21:05:44.07 ID:aA4K6vk0
新ジャンル「ヤンデレこなた」過去スレ
PART1 http://yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1196017805/
PART2 http://yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1196196082/
PART3 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1196402758/
PART4 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1196781557/
PART5 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1197378512/
PART6 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1198770288/
PART7 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1201107073/

まとめWiki
http://www30.atwiki.jp/yankona/
携帯用
http://www30.atwiki.jp/yankona/pages/1.html?&flag_mobilex=1


          _,-,ニ二ニ=、
        //
        /:/
          ヾ`、
        >+:‐: ´: ̄:  ̄: :`:' ̄:l.、___,/
      /: : : : /: : : : : : : : :/ : : l: : : :く‐´´
       /: : : /: : : : : : : :/: :/: : : : l: : : : 、:\
     l: : : /: : : : : : : : :/: /l: : : : ∧ l: : : :ヽ: :ヽ
     /: :/: :/: : : _,:_∠L、:::/: : : /::::l l: : : : :ヽ: : ヽ
      l: /://: : : : :/::/':::::/: : : /::::-H、: : : : : lト、: ヽ
    l://://: : : イミ土=、_/: : :/:::::::::l∧: : :l: : :l `ヾ、
    l/: :l l: : : イ:llo:::::::/:::/://:::テテヵl: : :ハ: : l        ……ここは
     l: : :l: l: :/.:l.:l し: 」:::::l/:'::::::P::::/'/l: : :l:N: :l
.    l: : : W/: : N        、 `‐':::l::l: : lN V     避難所ザマスよ……
.    l: : : : :ハ: : : ト、   ー=    ノlハ: :ハl
    l: : : : : :、: : : 「フ`‐- ,、-┬:T´: :l l/
.   l: : : : :,レ、: : :ヾ、  /、`Y/:l:l: : l
    /: : :rニミミヽ: : ヾ、-─┤ `┤: : l
   /: : / ̄\ヾヽ: : :ヾ、   l  ll: : l
  /: : /    ヽヾヽ: : lヽ  l  /l: : l
  /: : /      l \ヾ、: l ヽ  l //l: :/
 /: : :l       l ハ ヾ、l、、l  l////l
【 このスレッドはHTML化(過去ログ化)されています 】

ごめんなさい、このパー速VIP板のスレッドは1000に到達したか、若しくは著しい過疎のため、お役を果たし過去ログ倉庫へご隠居されました。
このスレッドを閲覧することはできますが書き込むことはできませんです。
もし、探しているスレッドがパートスレッドの場合は次スレが建ってるかもしれないですよ。

【安価とコンマ】或る無名のウマ娘 6 @ 2024/05/21(火) 23:03:45.14 ID:LycZD2yqo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1716300225/

開くと貯金が増えるスレ @ 2024/05/20(月) 21:35:55.08 ID:MOxGLALr0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1716208554/

イケパンみっちん39 このスレには可愛いパンダが居るにぇ! @ 2024/05/19(日) 19:47:17.65 ID:skVyN/3XO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1716115637/

僕の記憶が全て消えても生まれ変わったらまた君を探す @ 2024/05/18(土) 22:27:06.84 ID:7xX40cGt0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1716038825/

グレみんと快楽の座 @ 2024/05/17(金) 22:24:15.47 ID:DUS3Z54Xo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1715952254/

【習作】安価コンマでワンピース @ 2024/05/16(木) 21:19:27.48 ID:QUcgFIEu0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1715861966/

テンリュデネ・ゾー @ 2024/05/14(火) 20:47:34.15 ID:aewHWgbao
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1715687253/

薬師とか錬金術とか、田舎とか @ 2024/05/13(月) 23:03:05.43 ID:nAT+1SmNo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1715608984/

2 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/26(火) 21:06:44.75 ID:aA4K6vk0
現行→http://yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1204027082/l50
3 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/26(火) 21:08:30.53 ID:8kNBVmQo
>>1
乙。
そして前998の安価ミスな俺は刺されてくる
4 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/26(火) 21:41:04.79 ID:8/6uJ0Io
>>1
5 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/26(火) 21:41:26.17 ID:pS.vqEIo
>>1
6 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/27(水) 01:21:47.22 ID:FhJYs1E0
パー速じゃないと落ちる
7 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/27(水) 07:37:07.09 ID:fQv/KQAO
即効でしたね
8 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/27(水) 08:45:03.41 ID:6E83JKw0
避難所たてといた>>1GJwwww
9 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/27(水) 16:35:43.22 ID:7pCQisAO
予想できただろ…
なんで誰も止めなかったのか…
10 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/27(水) 16:56:41.82 ID:VRA5Erc0
ホントだ落ちてる・・・
11 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/27(水) 17:19:18.09 ID:fQv/KQAO
>>9
つい、ノリと勢いでヤッちゃった
12 :☆の人 :2008/02/27(水) 17:42:47.09 ID:YvIXCcAO
ども、前スレ……わかんね
☆―――の人です。
テスト前ながら、数スレ分出来たので投下していいですか?
13 : [sage]:2008/02/27(水) 17:45:50.51 ID:YvIXCcAO
前スレ806ですた
14 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/27(水) 17:51:17.96 ID:YvIXCcAO
ありゃ、誰もいないかな?
まあ、投下していきます。


 ……何を、言っているの。

「もう……遅いのよ」

 この手には今でも感触が残っている。

「そんなことないよ」

 目の前にいる少女を刺した感触が。

「……手遅れなのっ……!」

 それは確かな、罪の証だ。

「―――手遅れなんてこと、ないよ」

 ―――なのに、なんでこいつは。

「……っ。
 あんたは、自分が何を言ってるのか、解ってるの……! 何で、何でそんな……!」


「―――そりゃあ、さっきも言ったじゃん。
 かがみんは、私の友達だからだよ」


15 : :2008/02/27(水) 17:53:52.40 ID:YvIXCcAO
「―――っ」

 ……ああ、そうだ。
 こなたはいつもそうだったじゃないか。
 つかさを通して知り合った、今最も近しい友達。
 いつもいつも、こいつは私をからかってきて。
 ツンデレだー、とか。かがみーん、だとか。訳の解らないことばっかり言って。
 ……でも、不思議と嫌いにはならなかった。
 なんだかんだでいつも楽しい。
 いつもいつもバカ言って。
 いつもいつも笑ってる。
 ―――心地よかった。私の居場所。
 男に言わせればそう、『繋がり』と言うだろう。
 ……そして私は、男との『繋がり』を創るために、こなたやつかさとの『繋がり』を断ち切ろうとした。

 それなのに。
 私は、そんなことをしたのに。
 こなたは私をまだ、『友達』と呼ぶ。

 ……ああ、そうだ。
 私はこいつがこんな奴だから、殺しきれなかったんだ。
 全力でなんて、殺せるはずがない。

 ―――なんて、中途半端なんだろ、私は。
16 : :2008/02/27(水) 17:58:42.36 ID:YvIXCcAO
 『友達』として、『姉』として、男とつかさの仲を応援しようとした。
 ……でも、やがて私の気持ちは私の胸を激しく突いてきていて。
 一人の『女』として、我慢が効かなくなってしまった。

 挙げ句、暴走。

 つかさに罪を着せようとした。
 あの日、つかさとこなたと男のやり取りを見ていた私は、チャンスだ、と思った。
 つかさがこなたを刺す動機が出来たから。
 ……でも、予想外の事が起こった。
 男はつかさを追いかけていた。
 結果、つかさにはアリバイが出来てしまった。


 そして、このままでは、やがて犯人は突き止められるだろう。
 こなたが秘密にしようがしまいが、結局は彼にバレてしまう。


 ……嫌われるんだろうなあ。
 ……友達を殺そうとして、好きな人には嫌われて。


 ―――そんな未来に、私は絶望した。
17 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/27(水) 18:07:29.44 ID:klUB/FUo
お、投下がきてたwwktk
18 : :2008/02/27(水) 18:53:47.64 ID:YvIXCcAO
親に説教食らってた




「―――ごめんね、こなた」

 そして私の『女』としての欲望からくる勢いみたいなものは消え去ってしまった。

「かがみん……」

 後悔。自分がやってしまったことへの自覚が私を呑み込んでゆく。

「私、間違ってた。こんな卑怯な方法。私らしくない」

 全く、こなたにツンデレだと言われてもしょうがない。
 ……ホントに素直じゃない、私。

「じ、じゃあ……!」

「……ごめん」

 ごめん。私はもう、未来への恐怖と罰に、耐えられない。
 ……私はやっぱり手遅れだ。そう、自覚してしまった。

「え……?」


「―――サヨナラ」


 そして未来に絶望した私は、服に潜ませていた、こなたを刺した小さな、それでいて強靭なナイフを、たとえここ病院であっても即死する勢いと力を込めて、自分の喉元に、降り下ろした。
19 : [sage]:2008/02/27(水) 18:54:38.84 ID:YvIXCcAO
以上です。
ではまた書き溜めたら来ますノシ
20 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/27(水) 19:55:59.51 ID:BzTincE0
乙!
どうなるのか続きが楽しみだぜ ノシ

それにしても速攻で落ちたなww
やっぱりパー速じゃないと駄目だな
21 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/27(水) 21:18:52.75 ID:lqUTu0Ao
>>19
乙!かがみぃぃぃ


パートスレアンチが結構多いことで…
実際のところVIPはパートだらけだが
22 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/27(水) 21:56:33.02 ID:fQv/KQAO
投下来てたー!
23 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/27(水) 21:57:52.42 ID:JhntFUAO
書き手がいなかったのもあるかもね何にせよ落ちるの早過ぎたww
24 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/28(木) 00:38:49.61 ID:LQ4whsAO
誰にも呼ばれてないけど・・・帰って来た!!

「SFパロディSS」協力:少年少女ヤンデレ合唱団
たたらーたららーらー♪

純粋な愛と湧き出す嫉妬〜
(ラララヤンデレこなた〜)
貴方の心を監禁ロックオン〜
(ラララヤンデレこなた〜)
やっぱすっきゃねんほんますっきゃねん!!あんたがおらな…あ〜か〜ん〜ね〜ん〜♪

こなた「ちょ、ちょっと」
歌ってる人「え…はい?」
こなた「何この歌?ってゆうか何で私の名前入ってるの?」
歌ってる人「いや…このスレのタイトルなんで…すいません」
こなた「私病んでないしデレてもないよ?」歌ってる人「うるせぇ!!そんな事言いだしたら切りないだろ!俺だってお前よりみゆきさんのが読みたいんだ!!」
こなた「それは…言っちゃダメだろ」
ヤ〜ン〜デ〜レ〜こなた〜♪
25 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/28(木) 00:43:19.34 ID:LQ4whsAO
〜誰でもわかる前回のあらすじ〜


カチャカチャ
みなみ「残弾…ゼロ」ドーン
ピュードーン
みなみ「大丈夫…ゆたかは私が守る」

こなた「ZZzz。。..」
26 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/28(木) 00:51:24.42 ID:LQ4whsAO
こなた「ふが…変な夢見たな〜あれ?皆なにその格好?コスプレ?冬コミ?」
みゆき「リーダー!!」

つかさ「電磁ネット距離5000…3000このままじゃ直撃だよ!?」
こなた「うぅ…やっぱ夢オチとはいかなかったか…仕方ない。みなみちゃん?」
みなみ「…はい」
こなた「後方に波動砲発射後ワープにより戦線離脱!!タイミングは任せるから急いで!!」
カチャカチャ
みなみ「リーダー?」
こなた「何?」
みなみ「…当艦の武器データベースには該当する武装は確認出来ません」





こなた「…やっぱり?」

ドカーン バリバリバリー
27 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/28(木) 01:01:10.51 ID:LQ4whsAO
?「…た」
?「…なた」
?「こなた!!」
こなた「ふがっ!!あれ?ここは?」
かがみ「私の船」
こなた「で、でたーーー!!あわわ」
かがみ「そこまで嫌がんないでよ〜。も〜恥・ず・か・し・が・り・屋さん☆」
こなた「ゾワゾワ」
かがみ「もーでも大胆ね?いくら何でも直撃するとは思わなかったわ〜バリアとかなんとかなかったの?それとも愛?」
こなた「…まぁ色々ありまして、そんな事よりここから出してよ」
かがみ「ダーメ!逃げる気でしょ?似合うわよ?狭い檻だけど…もう少しいい子になったら出してあ・げ・る☆」
こなた「うわ…そんなぁ…」
28 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/28(木) 01:09:36.03 ID:LQ4whsAO
こなた(何とか皆見つけて逃げなきゃ…でもどーすれば…)
こなた(…うぅ仕方ない)
こなた「ねぇかがみ様?」
かがみ「え、え?何?もう一回!」
こなた「かがみ様」
かがみ様「あぁ…ゾクゾクする…なぁに私のこなた」
私のこなた「あのねかがみ様一回私の船に帰りたいな〜なんて…」
かがみ「えぇ〜何でぇ?」
こなた「いや、皆が心配だし」
かがみ「…え?」
29 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/28(木) 01:17:47.31 ID:LQ4whsAO
かがみ「なに…それ?」

こなた「え、え?」
かがみ「…皆って何?こなたには私がいるでしょ?私がいればいいじゃない、他なんていらない…こなたの興味を引くのは私だけでいいの…他なんて…[ピーーー]ばいい…」
こなた「あの…かがみ様?」
かがみ「あぁ…そっか…こなたの船のクルーみんな殺しちゃえばいいのか…そうすればこなたは…」
こなた「あの…違うのかがみ様!皆なんて何にも心配してないから」
かがみ「本当…?」
こなた「本当本当!!」
かがみ「やっぱりね☆こなたは私の事しか考えてないもんね☆」
こなた「は…はい」
30 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/28(木) 01:27:28.98 ID:LQ4whsAO
かがみ「じゃあここで一緒にいればいいじゃない?」
こなた「それは…その…そうなんだけど…あ!そうかがみ様にプレゼントがあるの!」
かがみ「プレゼント?」

こなた「そうそう!ただ置き場所私しかしらないんだよね〜。初めてのプレゼントだから大切にしまってあるの」
かがみ「・・・」
こなた「あぁかがみんの喜ぶ顔がみたかったなぁ」
かがみ「プレゼント…初めて…私に…」
ガチャン
こなた(開いた)
かがみ「すぐ戻って来てね☆」
こなた「任せて☆」
こなた(逃げろ〜)
かがみ「あ、こなた〜」
こなた「は、はい?」かがみ「一応伝えとくけど逃げようとしても無駄だから」
こなた「え?」
かがみ「エンジンボッコボコにしておいてあげたぞ☆」
31 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/28(木) 01:40:16.29 ID:LQ4whsAO
こなた「皆!!」
皆「リーダー!?」
みゆき「ご無事だったんですね?」
こなた「…貞操の危機はだっしたよ」
みゆき「それはなりよりです」
こなた「エンジンダメにされたみたいだね?」
つかさ「うん…修理に結構時間かかるみたい」

こなた「そっか…どーしようかな」
みゆき「あの…こなたさん?ここはお父様に助けを求められた方が…」
こなた「えぇー…やだなぁロリコンだし」
みゆき「ロリっ!!…こほん、しかし今は性癖にこだわってる場合ではありません」
32 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/28(木) 01:48:32.10 ID:LQ4whsAO
こなた「仕方ないかぁ…」
ピッピッピ
こなた「お父さん?私〜ちょっと助けてくんない?うん、うん、わかったよ〜はいはいOK〜」
ピッ
みゆき「いかがでした?」
こなた「直ぐ来るってさ、はぁじゃあ私一旦かがみの船に戻るからあとよろね」
一同「「ラジャー」」こなた「あっそだ誰か何か袋開けてないいらないものない?」
みゆき「それでしたら今年頂いたお中元が…これでよければ」
こなた「全然OK!!ありがとね」
33 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/28(木) 02:00:09.21 ID:LQ4whsAO
かがみ「・・・」
こなた「・・・」
かがみ「…ソウメン?」
こなた「うん、嫌いだった?」
かがみ「嫌い…ではないけど」
こなた「よかった☆」
かがみ「あ、ありがと☆」

ビー ビー ビー

かがみ「なに?」
八重歯「柊ぃ!!所属不明艦が急接近してくるってヴァ」
こなた(お父さんだ)
かがみ「そんなの振り切ればいいでしょ?」八重歯「無理だぜ!ただでさえチビっこ艦引っ張ってんだ、パワーあがんねぇよ」
かがみ「こなたがこっちにいれば他はどうでもいいわ切り離しちゃえ☆」
こなた「えぇぇぇ!かがみんそれは…」
かがみ「二人のためよ…許してこなた」
34 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/28(木) 02:10:01.68 ID:LQ4whsAO
でこ「所属不明艦からの攻撃!!直撃します!!」
かがみ「バリア出力上げて!!」

ドカーン

でこ「被弾!!左舷エンジン大破!!及び周囲に火災発生!!」
かがみ「一発で何て威力なのよ…消化急いで!!」
でこ「もう一つの高エネルギー反応!!ダメですこっちも直撃します!!」
かがみ「まさか…」

ドカーン

ビー ビー ビー

八重歯「だめだ柊この船はもうもたねぇ」
かがみ「そんな…そんな…」
でこ「所属不明艦からの通信入ります」

ビィィン

中年髭面「こなた…いるか?」
こなた「お父さん!!」
かがみ「お父さん!?」
父「時間がない!いいかよく聞け!?」
一同「…ゴクン」
父「やりすぎちゃった☆」
こなた「お父さーーーん!!」
35 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/28(木) 02:12:14.69 ID:LQ4whsAO
まさかの父の乱入により大破するかがみ船…こなたは…かがみは…こなた船はどうなるのか…続!!

かないと思います
36 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/28(木) 02:56:38.17 ID:ljFeaMAO
これヤンデレなの?www
37 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/28(木) 07:00:39.42 ID:BO9opaIo
そwうwじwろwうwwwwwww

かがみは確かにヤンデレしてるがなww
乙であります。
38 : :2008/02/28(木) 08:40:26.61 ID:9OnJ.cAO
ソウメンwwww
無重力ソウメンとか想像しちまった。乙でした。
39 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/28(木) 10:01:49.10 ID:Xecw9o6o
>>225
把握wwwwwwww
40 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/28(木) 10:01:57.19 ID:Xecw9o6o
誤爆wwwwwwwwwwwwwwww
41 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/28(木) 17:23:25.83 ID:YdxHM.o0
そこはやっちゃったZE☆と言うべきじゃ(ry
42 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/28(木) 23:40:36.31 ID:nC7EV6AO
じゃあ、代理で

やっちゃったZE☆

43 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/28(木) 23:43:51.33 ID:LQ4whsAO
優しさに萌えた
44 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/29(金) 00:03:26.91 ID:PoSJrgDO
このスレ的に言うと


殺っちゃったZE☆


だろ
45 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/29(金) 00:34:10.45 ID:1tEGZ6AO
地味にスレの住人が病んできてる気がするな
投下的に考えて
46 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/29(金) 03:17:10.78 ID:wxFImkAO
>>45 そ、そんなことないもん///
47 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/29(金) 09:39:40.26 ID:3yRT2kAO
誰も居ない………なら


さあ、始まるザマス
48 : :2008/02/29(金) 09:46:26.76 ID:YtkG/UAO
49 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/29(金) 10:27:38.09 ID:0MqWdbI0
イクでがんす
50 : :2008/02/29(金) 10:54:54.01 ID:YtkG/UAO
書き溜め分投下していいかい?
51 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/29(金) 10:56:16.69 ID:yMofpgAO
かも〜ん
52 : :2008/02/29(金) 10:56:55.91 ID:YtkG/UAO
☆―――

 ぽた、という液体が垂れ、病院の白い清潔な床を穿つ音。
 垂れた液体は二種類。
 一つは、『サヨナラ』と、言った瞬間、少女の強く閉じた瞳から零れた涙。
 もう一つは―――ヒトに流れる、赤い水。
53 : :2008/02/29(金) 10:58:38.59 ID:YtkG/UAO
☆―――

「――――――――――――え?」

 刺さらない。
 思い切り、首を貫通する覚悟で降り下ろしたナイフが、私の肌を穿たない。
 何故?
 何故?
 何故……?

 ボタタッ。

 何の音だろう。
 私にナイフは刺さっていない。
 なら、私の血が流れる音じゃない。
 ……ああ、じゃあ決まっているじゃないか。



 ―――それは、泉こなたの鮮血だ。
 お腹を深く抉られて、本来絶対安静の身体で、包帯と衣服を滲ませながら、垂れる血を気にせずに、私の手を、止めていた。
 強く、握られた手。
 まるでそれが、こなたの意志の強さだと、示すかのような―――

「…………こ、なた」

「…………ダメだよ、かがみん」

「え?」

「かがみんが死んだら、私、悲しいよ。嫌だよ……」

「こなた……」

 ……こなたの顔は、普段からは考えられないほどに、恐怖に歪んでいた。
54 : :2008/02/29(金) 10:59:45.66 ID:YtkG/UAO
 ……そういえば、こなたは母親を亡くしてるんだっけ。

「お願い……か、が……み…………ん」

 ドサッ。

「―――あ」

 こなたの身体が、白い床に落ちた。

「ああ」

 腹部から滲む深紅の血が、白を赤に染めて―――っ、


「こなたぁ―――っ!!」



 病院に、私の絶叫が、響き渡った。
55 : :2008/02/29(金) 11:00:12.86 ID:YtkG/UAO
これだけです。
ではまたノシ
56 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/29(金) 19:19:56.16 ID:wxFImkAO
こなた〜〜〜!!次が気になりながら乙です
57 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/29(金) 19:40:09.53 ID:kiEtXww0
乙〜!
活気よ戻ってこいや〜!
58 :op男 :2008/02/29(金) 19:50:46.92 ID:3yRT2kAO
だからopを歌えば皆出てくるよ。…………タブン



さあ、始まるザマス
59 :ゆーちゃんSSの人 [sage]:2008/02/29(金) 19:55:55.66 ID:U03fCGYo
>>58
いくでガンス
…今書いてるからしばらく待ってて
60 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/29(金) 20:00:03.05 ID:lMsB5Zko
フンガーktkrwwktkwwktk
61 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/29(金) 20:40:42.23 ID:kiEtXww0
まともに始めなさいよっ!

>>59
わっふるわっふる
62 :ゆたかSS(第3話) [sage]:2008/02/29(金) 21:03:51.52 ID:U03fCGYo
 俺は運動能力がこなたほど高くもないし、高翌良さんやかがみほどに秀才でもない
至って普通の高校生だ。たぶん。
しいて違うところを言えば年下の子が好きってとこかナ。名前は男。

「う〜、自販機自販機」

 今日は空気が乾燥してるせいか、やけに喉が渇いてしょうがない。
そんなわけで喉を潤すものを求めて公園近くの自販機の前までやってきたのだ。

「ん?」

 遠目に見えるベンチに座る一人の少女。
彼女は(小さなリュックの)ジッパーを開け、そこから黒光りするものを取り出したのだ。

(ウホッ!いいMDプレーヤー…)

 新型…というわけでもないのかも知れないが、ここからでもきらりと輝いて見える限り、
大切に使っているというのがわかる。
 
「あ…」

 イヤホンを耳に当てたところで向こうもこちらに気づく。
こっちから見ておいて今更黙って去ってしまうのも気持ち的によろしくない。
俺はささっとジュースを二本買うとゆたかちゃんのもとに歩んでいった。
63 :ゆたかSS(第3話-2) [sage]:2008/02/29(金) 21:04:39.20 ID:U03fCGYo
「よっ」
「こ、こんにちは」
「飲むかい?」
「え…あ、はい。いただきます」 

 素直でよろしい。
俺も座らせてもらおうかな…と思ったが、会って間もないのにあまりくっついて座ると
なれなれしいかもというか、いやむしろこの子の方が恥ずかしがっちゃうかなとか、実は俺が
恥ずかしいかも知れないとか。

「?」
「あ、いや。ははは」
 
 一人であたふたして、これじゃ不審人物じゃないか。
こなたやかがみと喋ってる時は普通じゃないか、なあ俺。落ち着けばなんてことはない。

「ひっひっふー」
「…くすっ」

 笑われたあああ!
それ以前に俺は何をやってるんだ。もうダメだ、生きていけない…

「あ、ごめんなさい」
「いや…いいんだ。変なのには違いないから」

 訂正しよう。俺は普通じゃなかった。

「ところで何を聴いてるの?」
「あ…はい。聴きますか?」

 イヤホンを片方貸してもらい、耳にはめる。
――お、これはこの間出たばかりの曲だな。このリズムのよさが俺も好きだ。

「…いいね」
「はいっ」

 俺のシンプルながらも素直な感想に可愛い笑顔で返事してくれる。
――こなたの従妹って聞いてるけど、いい子じゃないか。
64 :ゆたかSS(第3話-3) [sage]:2008/02/29(金) 21:05:41.95 ID:U03fCGYo
「「……」」

 しばらくの間、お互いに黙って曲に聞き入る。
――ゆたかちゃんは俺の隣で小さな声で曲を口ずさんでいた。
自分では気づいていないようだ。またそういうところも可愛いと思ってしまう。

「楽しそうね」
「ぐわっ!?」
「うひゃうっ!?」

 二人揃って変な声を出しながら飛び上がった。

「こ、こここんにちは」
「や、やあ…かか、かがみ君。元気かな」
「元気よ。そんなに慌てなくてもいいじゃない」

 完全に不意打ちだった。
いや、かがみはそんなつもりは全くなくて、俺達が来てるのに気づかなかっただけなんだが。

「見たことのない組み合わせだったからちょっと興味が出てね」
「まあ、この間知り合ったばかりだし」
「はい」
「一応経緯はこなたから聞いてるけど…男って年下の子が好きだったのね」
「ぶっ!」

 余計なことまで話しやがったなあんにゃろう…

「そういうのじゃないんだって。会ったのも偶然」
「そ、そうですそうなんです」
「はいはい、わかったわよ。でも会って数日なのに仲がいいわよね」
「「そんなことは…」」

 そんなことは…あるか。

「ほら、息ぴったり」
「…俺はもう黙るわ」
「うう…」

 なんだろうな、うまく言葉に出来ないけどこの子といるとほっとした気持ちになる。
ゆたかちゃんがどう思っているかはわからないけど。
65 :ゆたかSS(第3話-4) [sage]:2008/02/29(金) 21:06:05.25 ID:U03fCGYo
「で、何してたのよ」
「ようやく本題か」
「これを聴いてたんです」

 ゆたかちゃんからイヤホンを受け取り、流れてくる曲を聴く…どころか聴きながら
口ずさんだり片足をトントンさせながらリズムを取っている。それを横で黙って眺める俺達。
…それにしてもこのかがみ、ノリノリである。よほどこの曲が好きなんだろう。

「ふんふ〜ん――はっ!」
「いや、気にせずにやってくれ」
「いい曲ですよね」
「〜〜っ」

 初対面の時は生真面目な印象があったけど、ラノベが好きだったりゲーマーだったりと
意外にこなたに近い部分もあった。それが親しみやすくなった理由でもある。  
…ちなみに俺は未だにかがみにゲームで勝ったことがない。

「ゆたかちゃんありがと。男、そっち貸しなさい」
「うえっ?俺まだ聴いて…」

 ゆたかちゃんにイヤホンの片耳を返したかと思うと、かがみは今度は俺からもう片方を
ひったくって俺達の間にどっかり腰を下ろした。

「♪〜」
「うん、いつ聴いてもいい曲よね」
「…まあいいか」

 やることもなく、妙に寂しい気分になりながら公園で遊ぶ小さな子供達の姿を
無言で眺めている俺がいた。 




「――やっぱり小さい子が好きなんだ」
「違うっちゅうねん」
66 :ゆたかSS(第3話-4) [sage]:2008/02/29(金) 21:06:55.04 ID:U03fCGYo
なんか終わりが見えなくなってきたぜ…
今回はここまで。
67 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/29(金) 22:16:59.27 ID:wxFImkAO
終わりなんて気にしなくていいさ納得いくまで書いてくれ!!乙!!
68 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/29(金) 23:06:50.75 ID:kiEtXww0
スーパーGJ
次も楽しみにしてるZEww
69 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/01(土) 01:16:36.36 ID:eaYxko60
MDプレイヤー・・・?
ウォークマンの間違いでは
70 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/01(土) 03:26:19.42 ID:hBESGcAO
唐突に


「…………う……」

ふと、目が覚めた。
かつてない程の不快な気分だった。

「ん……冷やっとする……。」

床は冷たく、
そのお陰で徐々に意識がハッキリとしてくる。

「……っ!!」

頭部に痛みが走った
と言うより、思い出した感じだった。

「いってぇ……ここは何処だ……」

意識の次は、記憶が鮮明になり出した。
普通に登校し、授業を受け、
友達との会話を楽しんだのは間違いない。

「なんか……帰宅途中から記憶がないな……」

現状把握に勤しんでいる中、足音が聞こえてきた。

「あ、目が醒めたんスね男くん。」
71 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/01(土) 03:42:03.83 ID:hBESGcAO
「田村……?」

同じクラスの田村ひよりが、
振り向いたオレの眼前に現れた。
正確に言えば、鉄格子の向こう側。

「なんだコレは!?鉄格子じゃねぇかよ!」

田村の笑い声が僅かに響くと少し寒気がした。
オレは鉄格子に近づき、力任せに動かそうとした。

「クッソ…あかねぇ!田村、
そっちから開けれそうにないのか?!」

また笑い声が響いた。
近くで顔を見ると、背筋が冷たくなった。
同時に頭痛を再び思いだし、オレはへたりこんでしまった。

「ここは廃屋なんすよ。なんの為に作られたのかは
わかんないけどね。」
72 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/01(土) 03:47:08.74 ID:hBESGcAO
田村はオレを見たことのない表情で見つめた。

「ちょっと汚いけど、我慢するっすよ男くん。」

田村の言うことが理解出来ない。
ただ、消えない寒気と止まない頭痛が
オレに嫌な予感をもたらし続けていた。

「今日からここが、男くん家っす。」





寝ます
73 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/01(土) 03:49:14.32 ID:gTkkEAYo
乙かれ
74 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/01(土) 06:36:55.88 ID:nN.KhCgo
>>69
ウォークマンってのはプレイヤーの商品名(登録商標)。
あえて使わなかっただけなんでウォークマンでも
構わないけどね
75 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/01(土) 22:04:01.59 ID:rjJVgFw0
いいよーーーーーーいいよーーひよりん、いいよーーーーーーーーーー
76 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/02(日) 02:57:58.91 ID:VlzekUQo
これは続きにwwktk
77 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/02(日) 14:42:32.93 ID:SiLFafUo
wwktk
78 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/02(日) 16:23:41.36 ID:aCax8Mo0
相変わらずの過疎っぷりだなwwwwww
79 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/02(日) 16:37:45.57 ID:Qp/b5sDO
ぬるぽ
80 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/02(日) 16:43:14.79 ID:SiLFafUo
>>79
ガッ
81 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/02(日) 19:01:29.48 ID:Y/aSZ4Y0
ひよりSSとは珍しいww
GJ!
82 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/03(月) 00:23:12.20 ID:h6ZAJgAO
唐突に>>72の続き




俺は田村が何を言っているのかわからなかった。
返す言葉に詰まっていると、田村は

「少し用事があるから。」

と部屋から出ていってしまった。
静まり返っている中、ゆっくりと体をおこし
俺は壁という壁に目をやった。多少の傷はあるものの
廃屋という割りには綺麗な状態である。

「何が俺んちだよチクショウ…」

かべを蹴る音が響く。




寝ます
83 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/03(月) 00:24:26.07 ID:nIl4IYAO
( ゚д゚)エェーナニソレ・・・
84 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/03(月) 00:40:46.27 ID:obVffoDO
失敗したんだな明日を楽しみにしているぜ。
85 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/03(月) 12:34:43.66 ID:h6ZAJgAO
>>83
すまんかった
なかったことにしてくれ
86 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/04(火) 19:58:50.17 ID:axhlf.DO
過疎
87 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/04(火) 22:22:44.33 ID:MHaomLk0
えらい過疎っぷりだなww
88 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/05(水) 00:09:25.62 ID:Iep3rwDO
過 疎 す ぎ
89 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/05(水) 00:15:00.22 ID:ZPWSl2AO
かがみ「あんたを殺してわたしも死ぬわ!」

男「だが断る」

かがみ「…………」

 ドスッ。

男「ぎゃー」
90 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/05(水) 00:23:46.16 ID:ZPWSl2AO
男「ふふふ……」

かがみ「! まだ生きて……!」

男「甘い! 甘いぜかがみん! どの位甘いかというとチョコ位甘いぜ!」

かがみ「えらく具体的ね」

男「腹部を一突き、位じゃあ死なないぜ、俺は。それにこの刺さったままのナイフは頂いた」

かがみ「…………」

男「全く甘甘にも程がある。俺を[ピーーー]なら、首を掻っ切る位しなきゃなあ!」

かがみ「……実はここにもう一本のナイフが」

男「…………いやー、俺もう腹部の傷で死にそうです」

 ズバッ。

男「ゴフッ」
91 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/05(水) 02:19:55.24 ID:dCO.4lM0
おいどうした!
力尽きたのか!?ww
92 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/05(水) 02:38:09.23 ID:ZPWSl2AO
え? もう男死んだよ? かがみの自殺シーン書くの?
93 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/05(水) 03:02:42.37 ID:dCO.4lM0
そうか終わりなのかww
エピローグ的なものを期待してしまったスマソww
94 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/05(水) 07:36:46.12 ID:ZPWSl2AO
 それじゃあちょっと書いてみる。

かがみ「は、はは……あははぁ……やっと死んだ」

男「…………」

かがみ「後は……」

 ザクッ。

かがみ「が……っ」

 ブシュウゥ……。

かがみ「あ゛、はははは、は……………………ぁ」

 ドサッ。





男「…………」

男「…………」

男「…………ぁ」

 ムクリ。

男「あれ? なんぞ?」

 ズキッ。

男「イテェ!? 何だ? 首に浅い切り傷……あ! そうだ! かがみ―――」


かがみ「(ただのしかばね)」


男「あ…………」





男「この状況、俺ヤバくね?」

fin

うん、グダグダ。
95 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/05(水) 08:53:57.64 ID:fo46tUAO
許す
96 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/05(水) 08:59:47.65 ID:BNrhwDg0
こなた「そろそろホワイトデーだねぇ」
つかさ「そだねー」
かがみ「でも、私タチには関係無いじゃん?」
みゆき「え?どうしてですか?」
かがみ「どうしても何も、誰かにバレンタインあげたの?」

こなた「うん」
つかさ「えへへー」
みゆき「はい」

かがみ「え?友チョコの話じゃないわよ?」
つかさ「当たり前だよぅ」
こなた「そうそう」
みゆき「勿論ですよ」

かがみ「え!?アンタたちまさか…」
こなた「勿論彼氏にだよ!ね、つかさ?」
つかさ「そうだよ、ね!ゆきちゃん?」
みゆき「はい、そうですね」
かがみ「だって今までそんな事……」

こなた「やだなー、高校生にもなって彼氏いない方がおかしいでしょ」
つかさ「そうだよ」
みゆか「ですね、もしそのような方がいたら、余程魅力が欠けているのでしょうねww」
こなた「だねぇwwwwww」

つかさ「そういえば、私まだお姉ちゃんの彼氏見たこと無いなぁ」
こなた「そういえば、そうだね、かがみん!合わせてよ!」
かがみ「え、わ、私には…そ……」
みゆき「まさか彼氏いないんですか?かがみさん?」
こなた「ははっ、それは無いよ!いっつも私の胸とか身長馬鹿にしてるし。ねぅ?かがみん??」

かかみ「つっ!!ちょっとトイレ!」

そういって走っていくかがみ

つかさ「言っちゃったね、」
みゆき「ですね、ふふっ」
こなた「まずはかがみに疑心を植え付けられたね、これからドン底に堕とすんだよ?」
つかさ「わかってるよー、ふふっ、楽しみだなぁ」

ここから、かがみの地獄の生活が始まった
97 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/05(水) 10:59:05.33 ID:j/./gk.0
なんていうか
潮時を感じるな・・・
98 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/05(水) 20:43:15.16 ID:fo46tUAO
なんというか
潮騒が聞こえるな
99 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/05(水) 22:01:50.53 ID:E4bk.gAO
くれぐれも潮は吹くなよ?
100 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/05(水) 23:21:19.94 ID:Iep3rwDO
100
101 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/06(木) 02:12:06.05 ID:PxCZv560
101
102 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/06(木) 07:45:14.20 ID:WgQfHcDO
過疎
103 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/06(木) 08:26:40.54 ID:iVIsuU6o
初期にいた八月蝉ってのどうなったの?しんだの?
104 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/06(木) 08:26:53.30 ID:qY5hlN20
>>96の続きに期待
105 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/06(木) 09:11:36.60 ID:NbhgYcAO
>>103
大学受験中
106 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/06(木) 09:27:46.72 ID:iVIsuU6o
把握
107 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/06(木) 19:58:31.51 ID:3d9GVnc0
この時期が過ぎれば勢いを取り戻すと信じている
108 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/06(木) 20:31:10.81 ID:NbhgYcAO
大学受験か、俺も来年か……
…進路どうしよう?
109 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/06(木) 20:39:53.74 ID:6jsPWkDO
v(・ω・)vカニカニー
110 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/07(金) 00:47:12.06 ID:8fGFObo0
ここって絵無いのな
つっても俺は絵なんかかけないけど
111 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/07(金) 02:50:31.16 ID:L2f5zdA0
>>110
そ れ だ 

絵師を、はよう絵師をつれてまいりゃ
112 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/07(金) 07:33:15.94 ID:t0sTK.AO
どこから?
113 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/07(金) 13:12:43.14 ID:LK6JHX2o
vipに多数いるだろ
114 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/07(金) 19:05:46.89 ID:GvztXPUo
どうやって連れてくるんだ
115 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/07(金) 19:34:01.27 ID:LK6JHX2o
宣伝
116 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/07(金) 22:23:32.92 ID:2O7HKMDO
たった今キョン子という奴を初めて見たんだが・・・











俺の嫁にしていい?
117 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/07(金) 22:55:55.71 ID:QqZMUL.0
なにそれ?
118 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/07(金) 23:59:16.62 ID:UjJ6tGs0
一昨日も過疎
昨日も過疎
今日も過疎
きっと明日も………


んなこたぁない
119 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/08(土) 00:08:20.15 ID:Ao6I19Y0
こなた「過疎ってるねぇ」
ひより「そっすねぇ先輩」
パティ「ドーナツ現象も真っ青デース」
ひより「やっぱり、ヤンデレで先輩っていう縛りがキツイんすかね」
こなた「でも、監禁モノと自傷モノはまだ出てないよー?」
パティ「やはーり、書き手さんがいないと盛り上がらないデース」
ひより「どこから見つけてくりゃいいんすかね」
こなた「うーん」
パティ「秋葉でチラシでも配ります?」
こなた「それしかないかなぁ」
ひより「そうっすね」
パティ「じゃひよりんがチラシのデザインを作って、私たちで配りましょう」
こなた「うむ、そうしよう」


自分が何をしたいのかわからなくなったぜ
120 : :2008/03/08(土) 01:28:34.22 ID:Ok43eQAO
ちょっとだけ。



―――

 ―――そして、泉こなたの傷は悪化し、意識不明の重体になった。
 さらに、激しく動いた影響で、小さな手術も必要らしい。


 ―――少なくとも、今年中には退院出来ないそうだ。

 意識も絶え絶えのこなたのフォローによって、私に罪はかからなかった。
 ……無理しちゃって。酷い傷なのに。
 ……でも、そのお陰で警察も、私があの時病室にいた事を咎めずに、ただの事故として扱った。



 ……そして、こなたのいない日常が始まった。
 私とつかさとみゆきと男。
 つかさはまだ少し様子がおかしいけど、そこは私とみゆきの配慮で、二人の時間を増やすことで緩和させている。
 仮初めのような日々だった。

 十一月になる。
 こなたはまだ、目覚めない。

 十二月になる。
 こなたはまだ、目覚めない。

 期末テストが終わる。
 こなたはまだ、目覚めない。

 そして―――
121 :☆(54) :2008/03/08(土) 01:31:04.83 ID:Ok43eQAO
☆―――

 あの日、俺は絶望に打ちのめされた。
 こなたの傷が悪化したのだ。
 意識不明になり、手術まで必要だという。
 ……その原因。こなたを刺した犯人。
 それを、俺は探していた。
 学校でみんなと笑い合いながらも、みんなに気付かれないようにこっそりと。
 みんなを危険にさらしたくないから。
 こなたは俺にも危険が及ぶかもしれないと言っていた。
 みんなを巻き込む事は出来ない。

 だから、一人で。



 ―――俺は、友達を傷付けた奴を、絶対に見つけてやる。
 そう、誓った。
122 :☆(54) :2008/03/08(土) 01:32:09.39 ID:Ok43eQAO
☆―――

 私は、寂しい。

 こなちゃんの傷が悪化して、大変なことになった。
 こなちゃんは大切な友達だ。
 当然悲しい。

 でも、寂しい。

 私は知ってる。

 男くんが、私に隠れてこなちゃんを刺した犯人を探していることを。

 寂しいよ。
 ……何で私に隠すの?


 そんな僅かな感情の綻びから、閉じ込めたはずのモノがあふれだす。


 妬ましい。
 妬ましい妬ましい。
 妬ましい妬ましい妬ましい妬ましい。


 私以外のことに、そこまで必死にならないで―――!




 殻を被りながら、私は日常を過ごす。
 あふれだしそうなモノを抱えて。
123 :☆(超展開?) :2008/03/08(土) 01:34:36.18 ID:Ok43eQAO
☆―――

 そして、あの風景が近づいてくる。
 夕暮れの教室での風景。
 これは過去の話。
 過去をいくら変えようと、今ある現在は変えられない。
 如何なる選択を選ぼうと、いつかきっと、あの風景に辿り着く。
 つまりそれは、出口の決まった迷路。



 ―――だけれど、その先は、その出口を抜けた先は未来。
 その未来がどう変わるかは、君の行動しだいよ? 男。
124 :☆(いいえ、ケフィアです) :2008/03/08(土) 01:43:18.40 ID:Ok43eQAO
―――

 十二月17日(月)

「おーい! 男ー」

 犯人探しでテスト勉強が全然出来ずに、補習を食らってしまった俺は、一人教室で問題集を解いていた。

「ん? 日下部か。どした?」

 そこに張り裂けんばかりの大声をあげながら飛び込んできたのは、美術の居残りを受けていたはずのクラスメイトの日下部だった。

「どうしたじゃねえってヴァ! 柊が呼んでるから伝えに来たんだよ」

「柊? かがみか? つかさか?」

「両方ー」

 ちなみにあの二人も美術の居残りだ。正確にはつかさの手伝いをかがみがしているらしく、かがみはもうとうに終わっているのだが。
125 : :2008/03/08(土) 01:51:50.39 ID:Ok43eQAO
「そっか。なんて?」

「終わったらこっちに来て、だって」

「そか。サンキュー日下部」

「いいっていいって! んじゃ、わたしは終わったからもう帰るな!」

「おう、また明日」

「じゃーなー!」

 そうして日下部は┣¨┣¨┣¨┣¨、と走り去っていった。
 ……しっかし、ホント声のボリュームが大きい奴だな。
126 : :2008/03/08(土) 01:56:55.69 ID:Ok43eQAO
―――

「失礼しましたー」

 ガラララ、ピシャッ。
 職員室を出る。
 あの後問題集はすぐに終わり、先生に届けに職員室まで行っていたのだった。

「……さて」

 美術室だったか。


―――

 ガラララ。

「つかさ、かがみ。いるか?」

「あ、男く痛っ」

「あー、つかさ。また切ったの? 大丈夫?」

「うぅ……」

 ……どうやら俺の声にびっくりして指を切ったらしいな。
127 : [sage]:2008/03/08(土) 01:57:29.75 ID:Ok43eQAO
 ここまでで。
 ではまたノシ
128 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/08(土) 07:27:45.77 ID:Gj3QWsAO
久々にお腹いっぱいです。
GJ
129 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/08(土) 21:38:42.78 ID:r/xzz8Io
乙!
130 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/09(日) 00:10:47.04 ID:PxteW6DO
>>119監禁モノは確か書きかけで存在していた希ガス
主人公(ヤンデレ)はひよりだったはずだ。
131 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/09(日) 00:33:31.31 ID:X4aOGbo0
というか>>70ねww
132 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/09(日) 03:33:55.20 ID:EDAAUDE0
GJ
アイシテル
133 :保守ネタ :2008/03/09(日) 10:59:21.58 ID:OQooPgAO
赤赤赤…
目の前に広がる真っ赤な海…


(心配し過ぎだよすぐ帰ってくるから)
(通り魔なんて恐くないよ)
(いってきまーす)

こなた


(残念ですが…)
(最善は尽くしました…)
(ご冥福をお祈りします)


こなた

(ヒソヒソ…泉さんの所のお嬢さん例の通り魔に…)
(ヒソヒソ…強姦の後も…)(ヒソヒソ…それに…)

こなた

(泉さん一言お願いします)
(容疑者逮捕を聞いたお気持ちは?)
(カシャカシャ…すいませんこっち向いてくださーい)


こなた

(犯人は未成年の少年…)
(精神科に通院の過去を…)
(弁護士側はそれらを理由に…)


こなた
もうすぐ私もそっちに行くよ。
でもきっとこなた達には会えないな…








ーーーヤンデレこなた
活気よ戻ってこい!!
134 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/09(日) 11:04:19.83 ID:OQooPgAO
ちょっと分かりづらくなった。
暇があったらちゃんとssに仕上げよ。
でも出来たらSFパロディSSも続き書きたいしな〜。
またどちらから引っ提げて帰ってくるよ。
ではノシ
135 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/09(日) 12:37:42.55 ID:qm5RF2AO
こなた父の視点か新しいな
136 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/09(日) 13:10:22.41 ID:2X3Vu.I0
ぎゃ、逆に考えるんだ
今、みんな鋭意執筆中で、ある程度の量を一気に投下しようとしてるんだ
137 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/09(日) 17:09:58.96 ID:qm5RF2AO
>>136
俺もそう思っていた時期が有りました
138 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/09(日) 17:54:04.04 ID:ekVNJgIo
>>136
すまん、今は別のやつに集中してるもんだからこっち書いてないんだ…
そんなにかからないと思うから、区切りついたら書くぜ
139 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/09(日) 21:23:39.83 ID:ag381YQ0
あやの「みさちゃん、死んで?」
みさお「ヴぁ?ちょっと待てってヴぁ!どうしたあやの!?」
あやの「もう耐えられ無いよ。みさちゃんなんか[ピーーー]!!」
みさお「どうしたんだってヴぁ!?」
あやの「どうしたもこうしたも、いっつも背景やらデコ女やら言われてさ」
あやの「やっとCDデビューかと思ったら、ほぼみさちゃんメインだし」
あやの「なのに、みさちゃんだけ今度単独でキャラソン出るし」
あやの「もう、うんざりよ!!」
あやの「だから、ここでみさちゃんを[ピーーー]!!」
みさお「待ってくれ、あやの!」
あやの「だめ、もうみさちゃんなんか友達でもなんでもないわ」
あやの「[ピーーー]ぇぇぇ!!!!」
みさお「VAAAAAAAAAA!!!!」


あやの「これで私は人気モノ」
あやの「もう、邪魔モノはいないわ」
あやの「ふふふ、ふふふ」

あやの「あーはっはっはっは!!!」
みさお「………ぁ………ゃ…………。」









らきすたキャラソンVol13の発売を知って、むしゃくしゃしてやった
だが後悔はry
あやのはなんで出ないのだろうか
140 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/09(日) 23:39:49.77 ID:PxteW6DO
>>139VAAAwwwwwwwwwwwwwwそりゃ他のに比べて人気がn
殺気がするから逃げるか
141 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/10(月) 00:27:35.48 ID:z7Ic62AO
>>130、131
あれはなかったことになりました
不評だったからな(^o^)
142 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/10(月) 00:53:39.14 ID:erh8psM0
>>140
ヴぁはほんと勝ち組だよなww
某動画サイトじゃメイン4人よりも人気だし…
143 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/10(月) 01:02:32.73 ID:fT6vw.DO
>>141そうか、残念だ
>>142かく言う私もヴァが好きでね。
144 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/10(月) 01:03:16.69 ID:BQscMW.0
>>142
つかさはその四人の中でも例外な
みさおとつかさは二強だし
145 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/10(月) 02:19:49.11 ID:erh8psM0
>>143、お前もか…。

>>144
それはそうだな。
というかつかさの場合はヴぁとはまた違ったジャンルで人気が高いというか…。
まあ俺もつかさ好きなんですけどねww
146 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/10(月) 07:53:14.39 ID:cwa/bAAO
>>145いやいやみゆきさんが一番ですよ。
もうすぐ試験シーズンも終わりだ本格指導の日も近い…はず
147 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/10(月) 11:06:37.33 ID:l6J.xZo0
>>146
いやいや、ここのスレタイ読んでみろよ

ひよりんこそ至高wwwwww
148 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/10(月) 12:03:27.44 ID:4u8C8Uo0
絵を描くって言っても何かけばいいかわかんないってVA
149 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/10(月) 13:25:39.93 ID:VF/i5Xo0
とりあえず自分の一番すきなキャラを書いてみればいいんだってヴぁ!

余裕があったらつかさ書いてね><
150 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/10(月) 15:36:42.02 ID:4u8C8Uo0
ヤンデレつかさ・・・ フヒヒ
151 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/10(月) 15:45:22.34 ID:4u8C8Uo0
とりあえずやっつけてみた
http://www.uploda.net/cgi/uploader2/index.php?file_id=0000052240.bmp

今度時間がある時もう『少し』だけ丁寧に描くよ
152 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/10(月) 15:57:08.41 ID:kCrJbQAO
携帯だから見れない(;ω;)……
153 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/10(月) 16:42:50.64 ID:kggWwOI0
だれかこなたを思い出してあげてください・・・。

154 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/10(月) 17:09:30.05 ID:E5TKKI60
こなた「むー。」
かがみ「どうしたのよ、こなた。なんか不機嫌ね?」
こなた「どーしたもこーしたもなーーい!!」
かがみ「な、何よ!いきなり大声出してっ、」
こなた「だってさー、ここの住人ときたら」
こなた「スレタイに『ヤンデレこなた』って書いてあるのに」
こなた「みさきちとかつかさとか牛女とかひよりんとか…」
こなた「私を忘れるなー!!」
かがみ「でも>>153はこなたの事書いてるじゃない?」
こなた「あー、だってそれ…」

こなた「自演だもん」
かがみ「あほかー!!」




正直>>153にはすまない事をした
だが反省は……
155 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/10(月) 17:20:39.45 ID:tach0bY0
ゆたか「んー、>>151さんの画像が見れないよー」
こなた「どったの?ゆーちゃん」
ゆたか「あ、お姉ちゃん!あのね、>>151さんの画像が見れないの」
こなた「ふむふむ、」
ゆたか「なんでかな?」こなた「簡単だよ、ゆーちゃんが携帯だからだよ」
ゆたか「で、でもPCサイトぶあー使ってるよ?」
こなた「そうじゃなくて、これは拡張子がbmpだから携帯では未対応なんだよ」
こなた「ジフとかJPGだったら見れるんだけどねー」
ゆたか「全然わからないよ…」
こなた「むむっ、そうだねぇ」

こなた「例えばさ、PSのソフトを64で起動出来ないでしょ?」
ゆたか「うん」
こなた「それと同じ事が画像で起きてる感じかな?」
ゆたか「なるほど!さすがお姉ちゃんだね!」
こなた「わからない事は何でも聞きたまえ〜」

ゆたか「でも、やっぱり携帯じゃみられないんだね……」
こなた「はぅっ…」
こなた「きっとWikiの人がなんとかしてくれるから、ね?」
ゆたか「………うん」





ちなみに>>151がなんの絵か教えて欲しいんだぜwwwwwwww
156 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/10(月) 17:33:26.26 ID:JQcF6AQ0
パティ「私のSSがひとーつもないよ!!」
こなた「まぁパティは癖あるからねー」
パティ「こなた!ひどいでーす!私の心は灰のよう……」
ひより「まぁパティはヤンデレに向かないっすからね〜」
パティ「ツッコミもされないなんて……ひどいでーす!」
こなた「まぁソユコトだよ」
パティ「ちょっと待つヨロシ」
ひより「なんすか?」
パティ「私ヤンデレ属性持ってるよ!」
こなた「ほほー」
パティ「いまここで見せまーす」
チャキーン
ひより「ちょ!それはシャレになってないっす!!」
こなた「お、お、お、落ち着こうよ、パティ」
パティ「もうだめね、私が住人の1番になるにはこれしかないよ」
こなた「あわわわわ」

パティ「というわけで、バイバイね、こなた、ひよりん」




パティ「これで邪魔モノはいないですね」
パティ「スレでは………」

パティ「次はつかささんとみさおさんね」
パティ「わかった、今行くね」
パティ「………」


―――――――――
ひより「なんてどうすか?」

こなた「無理矢理過ぎだよ、24点」
パティ「もうすこし勉強した方がいいでーす」
ひより「うぅ、精進するっす」
157 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/10(月) 17:37:34.31 ID:kggWwOI0
>>154きにするなwwwwww
それにあやののほうがす・・・けふんけふん

>>155やんでれつかさが書いてある
ばっちりみたぜwwwwww>>151GJ!!
158 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/10(月) 18:03:41.20 ID:fT6vw.DO
黒井先生は論外なのか
159 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/10(月) 18:18:01.01 ID:4u8C8Uo0
ああ、すまない ペイントで書いたからjpgにするの忘れてたww
jpgだったら携帯で見れるのか・・・ 精進する
160 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/10(月) 18:33:54.56 ID:BQscMW.0
http://www.uploda.net/cgi/uploader2/index.php?file_id=0000052254.jpg
jpgにしてみたよ
161 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/10(月) 18:38:56.16 ID:kCrJbQAO
>>160
見られた! GJ! そしていいヤンデレつかさwwww
162 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/10(月) 18:48:20.64 ID:BQscMW.0
こなた「たしかパティはみくるのコスプレしてたよね?」
パティ「そうデスが……?」
こなた「だったらさ、中の人つながりで楓のコスプレすればいいじゃん」
パティ「Oh! nice idea! さっそくカラナベを用意してクダサイ!」

こんなやり取りがあると予想
……中の人つながりで楓ならあやのでもよかったかもしれんね。ドラマCDのあやの、後藤邑子さんだから……
163 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/10(月) 18:56:56.69 ID:kCrJbQAO
感化されて描いてみた。
らきすたキャラって描きづらいなあ……
http://mup.vip2ch.com/dl?f=32768
164 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/10(月) 21:57:45.39 ID:WRU9IgAO
しりとりでもする?
165 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/11(火) 00:01:07.05 ID:Ft6anME0
>>164
こなた「暇だししりとりでもしよーか?」
つかさ「いいねー、やろう」
みゆき「最初はしりとりのりからですね」
かがみ「じゃ誰から」
こなた「ほにゃらば私から、『竜巻閃嵐』」
かがみ「何よそれ」
こなた「やだなー、るろ剣だよ、るろうに剣心」
かがみ「はいはい」
みゆき「ではシンプルに『しば』などはいかがですか?」
つかさ「じ、じゃあ『バルサミコ酢〜♪』」
かがみ「そうね、『涼宮ハルヒの憂鬱』」
こなた「お、かがみんは相変わらずヲタだねぇ」
かがみ「違うわよ!ただラノベ読んで面白かっただけで」
こなた「そこでわざわざハルヒをチョイスするからヲタなのだよ」
かがみ「うるさーい!いいからアンタよ!」
こなた「えっと、『ツンデレかがみ』」
かがみ「はぁ!?何でよ!」
こなた「だって他に思い浮かばないもーん」
かがみ「だからって何であたしなのよ!」
こなた「だってそうじゃん」
かがみ「違うって!」
こなた「そういうところがもうツンデレなのさ」
かがみ「だからー!!」



つかさ「結局こうなるんだね」
みゆき「あの二人は仲良しですから」
つかさ「でも少しね…」
みゆき「つかささんには私がいるじゃないですか」
つかさ「え……?」




正直オチ無くてすまん
だがh(ry
166 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/11(火) 01:15:10.44 ID:nakWQpM0
やっとウィキ更新ktkr
ウィキの人も戻ってきたか
167 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/11(火) 01:47:44.94 ID:ZGpgfoAO
>>163亀だけど乙なんだぜ。絵師と作者が増えれば…フヒヒ
今日は小ネタも多いしイイネ
168 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/11(火) 09:24:49.24 ID:R7DukQE0
もう国立の前期の発表は終わったから新生活に向けての準備してるのかなぁ
待ち遠しいなぁ
169 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/11(火) 13:21:37.60 ID:ArNSxOA0
>>163
つかさ希望した者だけどGJ!

ゆーちゃんも見てみたいんだ…
170 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/11(火) 22:10:38.58 ID:8MVJBys0
実は三日前くらいに見つけて絵を描いたんだが・・・
全員ヤンデレってことでおk?
解説従業頼む
171 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/11(火) 22:24:04.73 ID:tp3dmkAO










172 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/11(火) 22:58:42.26 ID:ZGpgfoAO
>>171ワロタww
173 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/11(火) 23:43:32.21 ID:8MVJBys0
全員男にヤンデレか・・・

殺し合いが始まるとしか思えないwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
174 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/11(火) 23:46:11.06 ID:bEyjcYAO
実際、刺したり落としたりばっかりです
175 :狂気と純愛と青空と :2008/03/12(水) 01:14:39.82 ID:tVBZQEAO
お久し振りです。投下してよろしいでしょうか
176 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [щ(゚Д゚щ)カモーン]:2008/03/12(水) 01:19:15.44 ID:7kJMVT2o
(´・ω・`)知らんがな
177 :狂気と純愛と青空と :2008/03/12(水) 01:21:44.27 ID:tVBZQEAO
>>176
まぁさせて貰います。


傾く太陽。
だんだんと暗くなる空。
男「なぁ、こなた、つかさ、二人ともお土産見ててくれ。」
こなた「うん。わかった」
つかさ「うん。」

俺は観覧車の前まで行ってみゆきを探した。
ほとんど人はいなかったために、見つけるのは簡単であった。
男「待った?みゆき。」
みゆき「いえ…」
男「それで…話って?」
みゆき「あの…私、男さんの事が好きです。付き合ってもらえませんか?」

まさか…まさか…
みゆきが俺の事を好きだなんて…………
みゆき「男さんは……
私の事どう思ってますか?」
俺は…………
男「俺はみゆきが好きだ。これから、よろしくな!」
そしてみゆきは唇を重ねてきた。
俺にとってはファーストキスだった。
178 :狂気と純愛と青空と :2008/03/12(水) 01:21:59.89 ID:tVBZQEAO
傾く太陽。
私はみゆきさんに呼ばれて、観覧車の前の広場に向かっていた。
こなた「ちょっと遅れちゃったなぁ…
みゆきさんだから許してくれると思うけど…」
それにしても、男は何処へ行ったんだろ…
用事っていったいなんなんだろ…
もしかして…私へのプレゼント…かも?
男は照れてるだけだもんね… あ、そろそろ観覧車…
みゆきさんと…………………男?
いったい何してるんだろ…? このシチュは………このシチュはまるで………………
告白みたいじゃんか

みゆき「あの…私、男さんの事が好きです。付き合ってもらえませんか?」
―――――――え。嘘。このシチュからだと男は…………
男「…………」
男は……………
男「俺は………」
信じてる…よ?男?
男「俺もみゆきが好きだ。これからよろしくな!」
嘘。そんなはずない。そんなはずないよ。



私の前で…二人は唇を重ねた。
179 :狂気と純愛と青空と :2008/03/12(水) 01:23:16.70 ID:tVBZQEAO
傾く太陽。
男くんは用事があると何処かへ行ってしまった。
こなちゃんも何処かへ行った。
私は特に買うものもなかったので歩いていた。
おねぇちゃん…
今日私、男くんに変だって言われちゃった…
私わかんないなぁ?おかしいのかな?なにが駄目なのかな?おねぇちゃんは…なんで男くんに好かれたのかな…?
気付いたら私の目の前には観覧車の前。
…男くんとちゃんとした話すればよかったなぁ…
振り返るとそこには、ゆきちゃんと男くんが居た。
………二人は唇を重ねていた。そして男くんは私の見たことのない顔をしていた。私に向けることのない顔。
私はおねぇちゃんの代わりなのに…
私がおねぇちゃんになってあげるのに…




なんで私を…………愛してくれないの?
180 :狂気と純愛と青空と :2008/03/12(水) 01:25:59.80 ID:tVBZQEAO
これで今日は終わりです
駄文でスマン。
今は過疎ってるのかな?
181 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/12(水) 07:37:45.14 ID:2SFBYbQo
投下少ないからな 乙
182 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/12(水) 07:55:11.52 ID:X8Nr8AAO
乙!
183 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/12(水) 11:31:27.79 ID:DuBZQoM0
あと新参だからよくわからんが
避難所≒本スレ なのかい?
184 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/12(水) 11:58:52.25 ID:JHNGc2AO
まあ、流れとしてはそうかな
VIP失敗したし、ここが本スレ
185 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/12(水) 18:19:10.46 ID:X8Nr8AAO
暇だからOPを歌う?
186 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/12(水) 18:25:12.47 ID:tVBZQEAO
あ〜いま〜い3cm?
187 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/12(水) 20:22:21.03 ID:8J7ofUAO
↑それぷにってことかい?
188 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/12(水) 21:38:59.93 ID:J.pqUnY0
ちょ!
189 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/12(水) 22:36:45.95 ID:/ixp3mU0
ラッピングが制服?
190 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/12(水) 23:14:35.56 ID:NdO8HWIo
だぁぁ不利ってこたない
191 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/12(水) 23:16:32.02 ID:/8Oj5oDO
192 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/12(水) 23:54:40.26 ID:esw4exQ0
がんばっちゃう?
193 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/13(木) 00:16:48.00 ID:RLyTQM60
阻止
194 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/13(木) 00:41:27.30 ID:RLyTQM60
初っ端からヤンデレ全開で始めるべきか、
それともヤンデレになるまでの過程、生活とかを書くべきか……
どうしよう
195 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/13(木) 05:51:04.99 ID:GHufEg20
>>194
書きやすい方でイーンダヨ、グリーンダヨ



また、うぃき文字化けで見れなくなった
定期的に見れないよな
196 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/13(木) 12:32:27.73 ID:YTz/P3k0
――――これからする話は、私と親友の思い出話だ


愛と狂気に溢れた"ソレ"が

私たちに与えたモノは

変えられない たったひとつの 現実――――




〜Rip Stick〜
Prologue 『  』

私は、今、幸せの絶頂にいる。

優しい家族
親友のかがみやつかさやみゆきさん
ネトゲ仲間の黒井先生
それに、生まれて初めて出来た彼氏

そんなみんなに囲まれて生活していた私


その生活を壊したキッカケは、今思うと
作家のお父さんと幼稚な私だったのかもしれない


〜Rip Stick〜
Part1 『転落』


「つーか、納得出来ないってヴぁ」
「づるいわよ、あんただけ彼氏が出来るなんて」
「かっかっか、そう言いなさんな。」
「なんか、こなちゃんが眩しい人だよぅ」
「いやぁ、そんなこと無いよ、普通だよぅ」
197 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/13(木) 13:59:48.68 ID:7Y6ObKU0
新連載………だと……?
ワッフルワッフル
198 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/13(木) 14:21:23.49 ID:FvtMz0Mo
ktkr?
199 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/13(木) 14:42:50.79 ID:82yLB120
wktk
200 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/13(木) 15:16:56.98 ID:V/Y.mgY0
新連載wwktk
201 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/13(木) 22:16:47.01 ID:Anr.7uAo
わくてか
202 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/13(木) 22:28:38.22 ID:5yT6hfY0
続きこないな

もしかして>>196って縦読み?
203 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/13(木) 22:46:08.98 ID:8Cd.8YAO
>>202
!!!!
204 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/13(木) 23:18:43.83 ID:FvtMz0Mo
>>202
宇和あああああああああ!!!!!!!!!!!11
205 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/13(木) 23:22:01.48 ID:Anr.7uAo
>>202
今気づいたうわああああああああああああ
206 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/13(木) 23:27:47.57 ID:by1m7oAO
>>202
ワクワクニヨニヨしながらまってたのに。
207 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/13(木) 23:40:41.18 ID:5yT6hfY0
「ずるい」が「づるい」になってたからタイプミスかと思ったが
やはり、そうなのか?


>>196は責任持って続きを投下すべきだと思うwwwwwwww
208 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/14(金) 00:04:58.63 ID:aRY0X.DO
>>202(゚д゚)
209 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/14(金) 00:38:57.02 ID:/Rb/55s0
>>202
……………なんという威力
210 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/14(金) 00:43:08.50 ID:4RtV9SE0
にしても>>196はホントに続かないのか疑問





そういやまだ未完結が7作品くらいあったか?
投下来ないかなぁ
211 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/14(金) 08:23:12.36 ID:DSNb4YAO
書き手とか召喚の儀式
OPスタート!
212 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/14(金) 08:50:15.90 ID:z8wLv1Y0
3年B組〜♪
213 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/14(金) 10:54:13.83 ID:/qKW5Sk0
クローンせーんせー
214 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/14(金) 11:04:12.42 ID:M602t1E0
はいはい
215 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/14(金) 13:05:30.02 ID:aRY0X.DO
あーいまーい3センチ?
216 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/14(金) 13:28:45.68 ID:a7aACtco
そりゃプニってコトかい?
217 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/14(金) 13:45:46.53 ID:IwxLSAAO
チョモランマ
218 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/14(金) 13:48:22.87 ID:a7aACtco
あっは〜ん
219 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/14(金) 14:08:48.23 ID:oty1ldk0
阻止
220 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/14(金) 15:29:09.88 ID:o1BnH2c0
ss
221 : :2008/03/14(金) 15:55:34.86 ID:D6LVYDM0
>>126の続き

「おいおい、大丈夫かつかさ?」

「う、うん……」

「あ、わたし絆創膏あるわよ……はい、これ」

「ありがと〜、お姉ちゃん」

 ぺたぺたと絆創膏を切った個所に貼り付けるつかさ……ってかまた不格好だなあ……。

「わるかったな、つかさ。驚かせちまったみたいで」

「ううん、大丈夫だよ。えへへ」

 ま、傷も浅そうだし、平気か。
222 : :2008/03/14(金) 16:00:26.53 ID:D6LVYDM0
「さて……もう帰れるか?」

「えと、もうちょっとだけかかるんだ……ごめんね」

「そっか……」

 まいったな。晩飯の買い物が……。

「……男」

「ん? なんだ、かがみ」

「先帰ったら? つかさえらく時間かかるわよ?」

「え? あー……」

 ……でも、なあ……。

「つかさも。いいでしょ?」

「……う、うん。そうだね……」

「……そか。悪い、つかさ。俺先に帰るわ」

 片手で謝罪の意を示して、謝った。

「……うん……」
223 : :2008/03/14(金) 16:06:07.80 ID:D6LVYDM0
 つかさが頷くのを確認し、美術室から出ようとする……と、

「おーい! 男!」

「ん?」

 俺の名前を呼ぶのは誰だ? ……あれは、

「―――友」

「今帰りか?」

「そうだが?」

「じゃ、一緒にかえろーぜ! 俺も今終わったのさ!」

「ああ……」

 たまには、男二人ってのも、いいか。
224 : :2008/03/14(金) 16:13:09.69 ID:D6LVYDM0
―――

「あーっ。男とかえんのも久しぶりだなあ!」

「そうだな」

 かれこれ数カ月一緒には帰ってはいないだろう。
 最後に一緒に帰ったのは―――


『―――十七分割してやるぜっ!』

『違うわよ。つかさのクラスの友達』


『まあまあかがみ〜ん』



 ―――ああ、そうか……あの日だ。
 こなたと初めて話した日。
225 : :2008/03/14(金) 16:23:02.98 ID:D6LVYDM0
 ……あれから、たった数週間で、あんなことがあった。
 ―――驚きだ。どれだけ濃い数週間だってんだ。
 ……もうその数倍、こなたと話しても無いのに、まだはっきりと。

『いやー、まさか君がつかさの彼氏なんて思わなかたよー』

『ネトゲをや ら な い か』

『うん、がんばってね』

『あははー、男がそんなに私のことを心配してくれてたなんて、感激ものだよー』


『でも、一つだけ忠告だよ。
 ……男も危ないかもしれない。
 だから、気をつけて』


 ―――まだはっきりと、覚えてる。
 こなた―――……。
226 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/14(金) 16:25:27.25 ID:a7aACtco
イイヨイイヨー
227 : :2008/03/14(金) 16:28:56.82 ID:D6LVYDM0
「男?」

 ぼう、と立ち尽くしていたら、ひょい、と友人が顔を覗き込んでくる。

「…………」

 ……岸場、ともき。
 俺の知ってる中で、一番の、情報通―――


「―――友。頼みが、あるんだ―――」
228 : :2008/03/14(金) 16:30:33.49 ID:D6LVYDM0
とりあえずここまで。
またあとで来るかも
ではノシ
229 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/14(金) 17:41:58.38 ID:aRY0X.DO
>>228 GJ待っているぜ
230 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/14(金) 22:23:51.59 ID:IwxLSAAO
おつーん
231 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/14(金) 23:03:24.48 ID:oty1ldk0
SSの内容はおもいついたのに
冒頭 おもい かない…
だれ たす て
かゆ
うま
232 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/14(金) 23:25:39.41 ID:1PbPGeAo
>>231
年表でおk
233 : [sage]:2008/03/15(土) 01:24:06.73 ID:1QLLCoAO
無理だた
また明日ノシ
234 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/15(土) 02:02:42.86 ID:sfcVrQc0
がんがれノシ
235 : :2008/03/16(日) 01:05:55.58 ID:8CjSafE0
つづき



「……頼み?」

「ああ、頼みだ」

「ほほー……何だよ、言ってみ」

「ああ、あのな……―――」


『でも、一つだけ忠告だよ。
 ……男も危ないかもしれない。
 だから、気をつけて』


「…………」

 ……いや、もしかしたら、友に危険が及ぶことになるかもしれないな……。
236 : :2008/03/16(日) 01:08:28.66 ID:8CjSafE0
「なんだ? いわねーの?」

「ええと……これから話す頼みは、危険かもしれないんだ」

「……ほう」

「それで……もし嫌なら、―――このまま、聞かずに帰ってくれ」

「…………」
237 : :2008/03/16(日) 01:14:32.57 ID:8CjSafE0
「…………」

 無言。

「…………」

「……………………」

 ……無言。……やはり、駄目か。そうだよな、たかが同じクラスの友達に、こんな話をいきなり振られて、聞こうとするはずがない。

「……―――泉、こなたのことか」

「―――え?」

「お前の頼みだよ」

「……あ、ああ……」

「そか。ほれ、話してみ」

「お、おい!」

「んだよ」

「まだ、答えを聞いて―――」

「―――いいから話せよ。大事な頼みなんだろ? なら、どんなんでも聞いてやらあ。ま、受けるかはたのみ次第だけどな」

「……友……」

 ……ああまったく、俺は、良い友達を持った。
238 : :2008/03/16(日) 01:20:36.58 ID:8CjSafE0
―――

「ほーん。それで、俺にその時間。その場所での目撃者や手がかりを探す協力をしてほしい、と」

「ああ。でも、最初に言ったとおり、危険なことだ。なんせ、刺された本人に警告されたくらいだからな
 ……受けるかどうかはよく考えて―――」

「―――ま、うけちゃる」

「軽うぅ!?」

「別にそんなに危険でもねーだろ。調べるだけなんだから。俺の隠密性なめんなよ? ステルス迷彩並みだぜ?」

「例えがいまいちわかんねえよ……」
239 : :2008/03/16(日) 01:28:28.31 ID:8CjSafE0
「―――ま、俺様に任せとけよ。……お、ここまでだな」

 ―――駅前か。友の家は学校から近く、電車に乗る必要がないのだ。

「ああ、じゃあ、また明日」

「おう!」

「……危険だと少しでも感じたら、すぐに辞めろよ?」

「……ああ、心配すんなよ。俺様を誰だと思っちょる。天下のゲーム中毒、ともき様だっぜ!」

 ……やっぱり今も、ゲーム中毒なんじゃないか。


 ―――まったく、……こんな俺には、もったいないくらいの、友人だ。
240 : :2008/03/16(日) 01:45:52.32 ID:8CjSafE0
☆―――

 ぐつりぐつり。

 想いが沸騰するような温度に上がる。
 妬ましい。妬ましい。

 ねえ、何で邪魔をするの?
 男くんを、なんでわざわざ帰らせようとしたの?

 ―――何で? お姉ちゃん。

 お姉ちゃんは味方のはず。
 私と男くんを応援してくれるはず―――

『じゃあね、男』

 ―――そうだ、あの日。
 遊園地から帰ったあの日、おねえちゃんは男くんとでんわをしていた。
 ……あのひから、私はお姉ちゃんの行動が気になるように、みんなのこうどうが気になるようになった。
 おねえちゃんと男くんがわらいながら話してる。
 こなちゃんとおとこくんが私の知らない話で盛り上がってる。
 ゆきちゃんに男くんが勉強をおそわってる。
 おねえちゃんがおとこくんをからかってわらってる。
 こなちゃんがわたしがよくしらないねっとげーむをおとこくんにやらせようとしてる。
 あ、あのこ、いまおとこくんにぶつかった。
 あのこ、いまおとこくんをみてた。
 いまおとこくんのわだいをはなしてた。
 いまおとこくんにわらいかけてた。おとこくんもわらってた。おねえちゃんがたのしそう。おとこくんといっしょにたのしそうこなちゃんがこうていであそんでるおとこくんといっしょにわたしいがいのおんなのことはなしてるいやだやめてわたしをみてわたしだけをみておとこくんはわたしのかれしなのにいやいやいや―――!!!!
 ―――いやだ!

 ぐつり。
 ぐつりぐつり。

 あ、あああ。
 ああ、あああああ。
 あああ、あああああああ!











「―――あ」
241 : :2008/03/16(日) 01:48:58.83 ID:8CjSafE0
 ―――目が覚めた。
 いつのまにか、眠ってた。
 ……今のユメ。

 ―――私の、本心。

 醜い部分。
 いやな、直視したくない部分。
 ……気分が悪い。
 私は、もう一度、ゆっくりと目を閉じた。


 ―――『それ』が殻を破るのを、必死に堪えるように。
242 : :2008/03/16(日) 02:01:01.37 ID:8CjSafE0
☆―――

 カタカタカタカタ。

 少年―――岸場友樹はパソコンのキーボードを激しくタイプしていた。
 男からの調べ物をこなすためだ。
 帰ってくすぐ、パソコンを開き、情報を集めた。

 彼は顔が広い。
 リアルでも、ネットでも、だ。
 故に彼に集まらない情報はほぼないと言っていい。
 さらに今回は―――普段は絶対しないのだが―――町の警備システムにまで手を出して、つまりハッキングまでしている。

 ―――これで完璧。この町のことについて、もはや彼に分らないことはなくなるだろう。
 ……そして、彼は目的の情報を見つけた。

「! これは……」

 それはいくつかの情報だった。
 目撃情報、である。
 本来警察の聞き込みでは判明しきらないであろう情報の断片だ。
 そこにあった情報の欠片と、彼の頭に記憶している、凌桜の女生徒のデータを照らし合わせた結果―――その残酷な答えは、導き出された。


「泉こなたの友人、柊かがみ―――」


 そして、物語は、近づいていく―――
 ―――あの赤い、教室へと。
243 : :2008/03/16(日) 02:02:13.98 ID:8CjSafE0
 ……うむ、らきすたキャラが出てねえ……

 ここまでで
 ではまたノシ
244 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/16(日) 13:38:52.18 ID:MLNic2A0
245 : :2008/03/16(日) 17:24:55.71 ID:8CjSafE0
 続き

☆―――

 …………。

―――

十二月18日(火)

「ふああ……」

 昨日、晩飯を食べ終えて、いつも通り、十二時ごろに寝た。
 そして例によって六時前に朝食を食べ終え、準備を一通り済ませたのだった。
 そして、

 ピンポーン。

 もはや恒例となったチャイム音。
 玄関先へと向かい、ドアを開けると、一人の少女の顔。

「おはよ、つかさ」

「うん。おはよう、男くん」

 そしてまた、今日という日も始まった。
246 : :2008/03/16(日) 17:35:16.18 ID:8CjSafE0
―――

 そして教室。

「おっす、男」

「おう、かがみ」

「今日はどうだった?」

 これも恒例。
 かがみは、毎日つかさの様子を聞いてくる。

「変わらなかったぞ。いつもと」

「そ、よかった」


―――

「……よお、男」

「うわあ!? 誰だお前!? 化け物か!?」

「……ひっでぇなあ……お前の頼まれごとをこなしてて、寝不足なせいでこんな顔だってのに」
247 : :2008/03/16(日) 17:43:31.24 ID:8CjSafE0
「ああそうか。すまん」

「……ったく、しょうがない奴だなあ」

「で、調子はどうだ? っていっても、一日じゃ無理だろうけど」

 無理をして、危険な目に遭ってほしくないしな。

「……ん、そうだな。……そりゃあ、いくら俺様でも、一日じゃあなあ!」

「だよなあ!」

「ははははは!」
248 : :2008/03/16(日) 17:46:52.83 ID:8CjSafE0
―――

 時は飛んで放課後。
 またしても自習。

「めんどくせー……」

「ははは。俺はそっちは大丈夫だったからなあ!」

「くそー」

「あはは……じゃ、俺、帰るわ」

「おう、調べ物。無理すんなよ?」


「……ああ」


249 : :2008/03/16(日) 18:00:44.42 ID:8CjSafE0
☆―――

 男には話さない。
 危険なことだから。
 ……友達を、巻き込めない。
 あいつが俺を心配なように、俺もあいつが心配なのだ。
 ……柊かがみ。
 俺と柊に関わりはさしてない。
 ……だけれど、そんなのは、もはや関係ないことだ。

 ―――そして俺は、放課後に柊かがみを呼び出していた。
 昨日得た情報をぶつけ、真実を知るために―――
250 : :2008/03/16(日) 18:02:03.62 ID:8CjSafE0
 ここまでで
 ではまたノシ
251 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/16(日) 18:41:15.51 ID:GInU8UDO
>>250 GJ友に死亡フラグだと・・・?
252 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/16(日) 19:22:51.07 ID:CNZFyEco
>>250
乙!これは…死亡フラグなのか…?
253 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/16(日) 20:32:01.50 ID:FK5xtgAO
>>250
死ぬの友?
254 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/17(月) 01:47:53.63 ID:oKRF3jc0
>>253
月刊 死ぬの友 好評発売中

いや、特に意味は無い
255 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/17(月) 11:29:34.17 ID:SvywNzA0
ヘタレ主人公の「僕」の発音は「ぼく↓」
それ以外の主人公の「僕」の発音は「ぼく↑」
異論は認めない
256 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/17(月) 12:44:48.94 ID:7w69/sAO
>>254
kwwsk
257 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/17(月) 20:31:15.30 ID:BtJQGL20
>>254
それを使ってSS投下だ
258 : :2008/03/17(月) 23:21:11.96 ID:H0sv3Bs0
つづき

☆―――

 ガララ。

「…………」

 化学室。
 この時間帯、誰もいない空間。
 そこに、呼び出された。
 ……クラスメイトの、男子に。

「……えと、おーい」

 中は真っ暗で、誰も居やしない。
 明かりをつけ、中に入っていく。だが、やはり誰もいない。
 ……悪戯だろうか? つかさを置いてきたっていうのに……。
 ……しかたない。と部屋を出ようと踵を返した。その時、

 ガララ、バタン! ガチャリ。

 突然ドアが閉じて、錠が落ちる音がした。
259 : :2008/03/17(月) 23:32:18.57 ID:H0sv3Bs0
「な……!」

 急ぎドアを見る。―――すると、そこには、


「よお、柊。―――泉こなた殺人未遂の、犯人さん」


 私を呼び出した主が、悠然と立っていた。


☆―――

 目標に逃げられては困る。
 だから、こんな行動をとったが、……うん、なにやらこのともき。まるで悪人みたいだ。

「っ……! 何を、言って……!」

「逃げられやしないぜ、柊。証拠をもう、十分以上に揃ってるんでね」

 今は強気で。ひたすら押そう。……ここからは、心理戦なのだから。

「証拠……?」

「ああ、まずは目撃情報。ツインテール。薄紫の髪。この高校の制服……その他もろもろ、柊が犯人だと判断できる程の情報が集まった」

「っ!」

 ……よし。動揺している。
 ……これは、吐き出させるチャンスだ。―――しかし同時に、俺の身の危険を示している。
 警戒して、悟られぬように少し距離を取る。
 相手は殺人未遂犯だ。追い詰められれば、何をするかはわからない。
260 : :2008/03/17(月) 23:38:54.92 ID:H0sv3Bs0
「次に、……これは、とある筋から極秘に入手した情報だが、泉が意識不明に陥ったその日、病室に居たそうだな?」

「! それは……!」

「……?」

 妙な反応だ。驚き方のベクトルが違う……それを知られて驚いたというより、それを引き合いに出されてショックを受けた、という感じか。

「…………」

「……何か、話したそうだな」

「……なんで、あんたがこんなこと」

「知ってるだろ? 俺の友人からの頼まれごとだ」

「友人―――男!?」

「そうとも」

「そう……それで、あんたはその情報をどうするの?」

「決まってる。男に報告する」

「……っ、何故、それをわざわざ私に?」


「―――最後の確認だ。……柊の反応で、俺はお前が犯人だと確信したぜ?」
261 : :2008/03/17(月) 23:42:54.31 ID:H0sv3Bs0
「…………」

 声も出ない、か。
 まあ、いい。このまま柊をここに閉じ込めたまま、俺が手を回せば、全部終わる。

「……ねえ」

「……なんだ?」

「…………男には、私自身から言わせてくれない?」

「! そんなこと、許すはずがないだろう。……危険すぎる」

「……そうよね。こんなお願い、虫がよすぎるわよね」

「……なんで、そんな無理だとわかりきっている申し出をするんだ?」


「……私の、贖罪よ」
262 : :2008/03/17(月) 23:47:50.20 ID:H0sv3Bs0
「贖罪……?」

 どういうことだ? 彼女は罪を償いたいと、言っているのか……?
 今日の今日まで、自首しなかったというのに?

「そう、贖罪」

「なら、その頼みを聞いてほしいというのなら……話してもらおうか。何故、こんなことになったのか」


「―――わかった。全部、話すわよ」


263 : :2008/03/17(月) 23:55:40.31 ID:H0sv3Bs0
………
……


「―――そう、いうことか」

 それは辛い話だった。
 そしてそのすべての話が一貫しいて、俺の情報ともすべて合致していた。

 ―――おそらく、彼女は真実を言っている。

「……だから、男には私が言うの、その全てを」

「…………」

 ……俺は、どうするべきか。
 危険だ。危険すぎる。
 ……しかし、いや、だが……!

「―――駄目だ。やはり危険すぎる」

「―――そ、う……」

 顔を伏せる柊。……忍びないが、しょうがない。

「……じゃあな、柊」

 しかし、

「……そう、駄目、なら……」

 ドアから出ようと、俺が錠に手をかけたその時、



「―――しょうがない、わね」



 後ろから、覚悟を決めた、声がした。
264 : :2008/03/17(月) 23:59:28.23 ID:H0sv3Bs0
ここまでで
……我ながら、嫌な切り方ですが、ちょい用事が入ったので

あ、友の口調が変わってるのは、威圧感を感じさせる演技
べ、別にキャラを掴めなくなったわけじゃないんだらねっ!

ではノシ
265 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/18(火) 00:15:08.49 ID:eSlBPUDO
>>264GJ 友逃げてぇぇ!
266 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/18(火) 01:04:22.79 ID:BRowIGco
>>264
267 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/18(火) 06:40:36.20 ID:up54.Vso
>>264
乙!友逃げてえええ(ノД`)
268 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/18(火) 16:10:13.45 ID:FegSDVgo
誰もいない・・・画像貼るならイマノウチ・・・
http://vipmomizi.jog.buttobi.net/cgi-bin/vestri/src/vestri28083.jpg
269 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/18(火) 19:23:25.41 ID:.c0IxHwo
線もうちょっときれいに描いてやれよww
270 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/18(火) 19:44:10.30 ID:FegSDVgo
うん、ボールペンなんだ。すまない。
インク薄くなったところ何度もグリグリ描いたからwwww

誰かペンタブくれwwww
271 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/18(火) 20:10:08.33 ID:wzFMclko
一万六千円でフォトショエレメンツついてんのあるぞ
272 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/19(水) 18:32:42.43 ID:yaqSP.20
え・・・?手書き・・・・?
色んな意味でびっくりした
そうか・・・ それなら全員書けそうだ・・・
資料集めて全員(?)集合絵書こうかな
男と友はどんな感じがいいだろう

↓意見求む
273 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/19(水) 18:34:06.97 ID:.wte1cco
男=誠
友=岸辺ろhあれ誰か来たみたいだ
274 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/19(水) 22:55:10.65 ID:.wte1cco
アニ研の人たちをヤンデレ化させようと思ったんだけど八坂こう先輩のキャラがいまいちつかめない。
どうしよう
275 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/19(水) 23:25:54.78 ID:FkOhP6AO
まず脳内で嫁化させるんだ
276 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/19(水) 23:31:04.53 ID:.wte1cco
ごめんなさい
俺の脳内嫁はゆたかなので無理です
277 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/19(水) 23:47:58.24 ID:0BKQDY.0
まぁひよりは今俺の隣でねてるけどな
278 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/19(水) 23:49:19.34 ID:FkOhP6AO
みゆきは渡さないよ?
279 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/19(水) 23:56:39.29 ID:k2pJxhc0
>>278みゆき関係ないwwww
>>274とりあえず書いてみるんだアニ研は
珍しいからwktkなんだぜ?
280 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/19(水) 23:57:42.19 ID:.wte1cco
どうせだからこなたも入れて小の字で寝ようかな……
そうじろうが邪魔なのでかなたさんの元へ送りますね
281 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/20(木) 00:02:26.98 ID:LOgwJfso
>>279
現在進行形で書いてるんだぜ
アニ研の人たちはネタを振ってくれるから好きなんだぜ
なんか最初からみんな主人公にデレてる気がするんだぜ
282 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/20(木) 00:17:38.44 ID:CvAsvPw0
>>281
きっとそうしないと長くなってしまうからじゃないかと推察されるんだぜ
ちなみにあやのは俺の嫁なんだぜ
283 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/20(木) 00:19:32.83 ID:LOgwJfso
>>282
なるほどあなたがみさおの兄か
資料としてミートボールは貰っていきますね
284 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/20(木) 00:32:35.23 ID:G1pBI3A0
あやの「ねぇいいの?」
みさ兄「何が?」
あやの「私は281さんのお嫁さんみたいよ?」
みさ兄「勝手に言わせておきなよ」
あやの「どうして?嫌じゃないの?」
みさ兄「あやのは俺を愛してる。俺もあやのを愛してる。それでいいだろ?」
あやの「……うん////」
みさ兄「あやの……」
あやの「………」

ちゅ!


みさ兄「へへっ」






という投下待ち。

あやのは俺の嫁
285 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/20(木) 00:39:08.09 ID:LOgwJfso
>>284
俺じゃなくて282だぞ
それとみさおもあやのも俺の嫁じゃない
でもミートボールは頂いてくぜ
286 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/21(金) 08:40:33.22 ID:AMwO2EDO
age
287 : :2008/03/21(金) 11:50:41.72 ID:9CnSQYAO
なんという過疎wwwwww
今暇だから少しだけかいていく
288 : :2008/03/21(金) 12:01:27.45 ID:9CnSQYAO
 ―――一閃。
 振るわれたそれは、まるで一本の銀に輝く横線だった。
 それが危険だと察知したのは一瞬後。
 ひゅお、とそれは風を切った。

「っ……!」

 それは目撃情報に多々あった形状の、ナイフ。
 ―――そう、柊かがみは俺に向かって切りかかっていた。
 続いてもう一閃。
 息をつく暇もない。
 ひゅお、と再び、今度は縦に振るわれた刃はまたも空を切る。

「柊っ……!」

 続いて二閃。連続に振るわれる十字の刃。
 だがそれも、ひゅおひゅお、と空気の切った。
289 : :2008/03/21(金) 12:10:42.25 ID:9CnSQYAO
 ……?
 何か、おかしい。
 ひゅおひゅお。
 また、外れた。……まさか。

 ―――当てるつもりが、無いのか……?

 ……そうか、これはフェイク。
 確実に俺を切り捨てるために、だ。
 なんと狡猾。
 油断してはならない。
 ここで、やられる訳には、いかない……!
290 : :2008/03/21(金) 12:11:08.32 ID:9CnSQYAO
これだけで
続きはまた
291 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/21(金) 12:12:42.17 ID:oxUe1LUo
292 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [age]:2008/03/21(金) 16:28:38.39 ID:AMwO2EDO
ageたら知らぬ間に
>>290が書いてて嬉しいぜGJ
293 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/22(土) 14:51:59.62 ID:Xv1N11Q0
こなた「あれ?かがみん、今日お弁当は?」
かがみ「当番のつかさが風邪引いたから、今日はパンなのよ」
みゆき「それは心配ですね」
こなた「で、チョイスしたのがメロンパン……」
かがみ「な、なによ?」
こなた「最近シャナでも読んだ?」
かがみ「うっ…………」
こなた「図星かー、やっぱりかがみんも同類だね!」
かがみ「うるさーい!そんなんじゃ……」

みゆき(…また二人がいちゃつき始めましたね。こなたさんは私のものだというのに)
みゆき(そろそろ誰がこなたさんに相応しいか教えて差し上げないと…)







投下待ち上げ
294 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/22(土) 15:02:02.47 ID:4DZGMvw0
『あなたを殺して、私も死ぬわ…』
『ば…馬鹿!やめろ!!』
『だってそうすれば私たちは永遠に二人でいられるわ…』
『死んだらなにもかも終わるだろ!?』
『私達の愛はのこるわ……じゃあいくわね…』
『うわぁぁぁぁぁぁぁ!!』


………
つかさ「あははーどんだけー」
男「だよなー、こういう愛は間違ってるよなー」
つかさ「うんうん、ところでさ、この前一緒にいた女って誰?」
男「え!?誰って…姉貴だよ、姉貴!!」
つかさ「嘘…だよね?お姉さんなんかいないし、お姉さんとはラブホに行かないもん」
男「……」
つかさ「じゃあ、これで…[ピーーー]ね」
男「ま、待て、さっきも言ったがそこで俺を殺してもそれは歪んだ愛情だ!!」
つかさ「違うよ、さっきの映画に影響されすぎ……」
男「だよなー、ははは…」
つかさ「そうだよ、だって……男くんの浮気相手を殺しにいくんだもん♪」








投下待ち上げ
295 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/22(土) 15:21:06.54 ID:TjTEiwDO
>>294
296 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/22(土) 18:53:57.25 ID:9TbmR7o0
風邪を引いたかがみのお見舞いに行った男が
看病していた姉のまつりに逆レイープっぽくして
それを目撃したかがみが二人を。。。。。
297 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/22(土) 19:30:20.43 ID:u3P9Vtso
>>293 乙!!ぜひ続きを。
298 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/23(日) 19:32:57.12 ID:T3TK6j60
絵を描いたけどスキャナが兄の部屋だからしばらく先だなぁ
色塗れない上につかさが思いのほか怖くなった
全員の名前わかんないぜ!!
299 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/23(日) 19:53:24.99 ID:qlLqBjg0
まったり待ってるぜ
300 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/23(日) 20:36:54.07 ID:6WHR1mM0
>>298
こなた、かがみ、つかさ、ゆたか、みなみ
ひより、パティ、みさお、あやの、いのり
まつり、みき、ただお、そうじろう、ひなた
ひかげ、ゆかり、かなた、あきら、こう
みのる、やまと、ななこ、ひかる、ふゆき
ゆい、きよたか、ゆき、にゃもー

で、全員だよ
301 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/23(日) 22:53:41.23 ID:X5k12S.0
「叔父さんが私に振りむいてくれないのはやっぱり娘がいるからかなあ……
あの人さえいなくなれば障害はなくなるのになあ……」
302 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/24(月) 09:47:47.03 ID:U/spj6.0
>>300
全員は無理だったからOP出てる生徒だけにしたが
メガネ腐さんとVAの友達の子(あやの?)がわかんないや
303 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/24(月) 12:15:22.32 ID:3HDJC2DO
メガネ腐がひより

VAがみさおだ




あとVAは俺の嫁
304 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/24(月) 12:20:52.19 ID:oT1LKts0
>>303
じゃあメガネ腐はいただこうか
305 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [駄文失礼]:2008/03/24(月) 15:18:12.51 ID:3HDJC2DO
こなた 「てかさぁ〜」
VA 「んー?」
こなた 「名前じゃなくて口癖で覚えられるとはねぇ」
VA 「しかたねーじゃん口癖と八重歯とバカっぽさが私の売りなんだからな」
こなた 「出番少ないくせに人気あるしねぇ」
VA 「まぁこれからはあたしもメイン(?)の仲間入りだなあwww」






あやの 「・・・・コロス」
306 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/24(月) 15:27:25.58 ID:3HDJC2DO
>>302アッー!
VAの事じゃなくてあやのの事かあやのであってるよ
>>305はスルーしてくれ
307 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/24(月) 18:39:50.13 ID:rWeNne.0
あやのはほんとに幸薄だよなぁ…
ヴぁが異常に人気になって、ソロキャラソン出るっていうのに…
308 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/24(月) 22:42:38.20 ID:/rDLIqko
まぁ、彼氏持ちだからな……
需要がなかったんだろ、いろんな意味で
309 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/24(月) 23:19:58.07 ID:xSPuf3I0
唯一の非処女だもんな
310 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/24(月) 23:57:50.23 ID:DFsz1Xc0
>>309
あやのはまだ俺に抱かれて無いんだから
非処女のわけないだろ
311 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/25(火) 00:42:12.73 ID:Ug9MuADO
かがみ 「こなたの処女は私がペニバンでもr」
こなた「もしもし警察ですか」
312 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/25(火) 05:51:57.47 ID:b19uWEA0
>>309
あやのはまだ俺に抱かれて無いんだから
非処女のわけないだろ
313 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/25(火) 12:30:21.84 ID:b19uWEA0
かがみ「峰岸ってもう経験あるのかしらね?」
みさお「経験?」
かがみ「ほら、あっちのよ。彼氏持ちだし…」
みさお「あー、それか。もちあるってva」
かがみ「そ、そうなの!?」
みさお「この前、うち帰ったらよぅ、見ちゃったんだってva」
かがみ「ええっ!?」
みさお「何そんな慌ててるんだ?普通じゃね」
かがみ「あ、あんたはあるの!?」
みさお「当たり前だってva」
314 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/25(火) 15:29:15.31 ID:L.Fpbz60
>>313
みさおはまだ俺に(ry
315 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/25(火) 20:16:29.22 ID:6Pvr..AO
かがみ「>>313…て訳よ流石にビックリしたわ」
みゆき「・・・」
こなた「・・・」
つかさ「・・・」

かがみ「何よその哀れみの目は!!」
316 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/25(火) 23:59:15.25 ID:BXL.Yps0
>>315 
まさか、処女はかがみんだけ?
317 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/26(水) 00:02:16.92 ID:fnk/xQDO
かがみ 「こなた!私の処女を奪って!」
こういうことですね分かります
318 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/26(水) 00:13:03.96 ID:MvBbrYAO
>>315放課後
かがみ「ぐすん」
くろい「あんたの気持ち痛い程わかるで…」
かがみ「せ…先生」
くろい「私は売れ残りやない…本来あるべき女の理想のはずや!!そやのに…なんで」
かがみ「先生!!」
抱きっ!!
くろい「わかってくれるかかがみ!!」
かがみ「ハイ先生!!」
くろい&かがみ「あのビッチ共に制裁を!!」
319 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/26(水) 00:21:30.66 ID:Zst5i7s0
こなた「まさか、かがみんが処女とはね…」
みゆき「驚きです」
つかさ「どうりでお姉ちゃん達とそういう話するときいないと思った」
みゆき「まぁ、そうなんですか」
こなた「あの様子じゃ性知識は乏しそうだねぇ」
つかさ「あははー、そうかもー」
みゆき「ですね、ふふっ」

こなた「なんか久々にエッチしたいなぁ、つかさ、A君貸してよ」
つかさ「えー、S君ならいいけど?」
みゆき「Sさんは見かけに寄らず真性Mですから攻めるのが楽しいですよね」
こなた「どっちかっていうと、ねっとり攻めてくれる人が…」
みゆき「でしたら、Kさんをお貸ししましょうか?下は細長いタイプで奧にきますよ」
こなた「お、いいねー、じゃ今日の放課後貸してね」
みゆき「ええ、いいですよ」
つかさ「じゃあゆきちゃんは久々に5Pしない?C君I君P君を一人相手は無理だから」
みゆき「いいですね、ではよろしくお願いします」



影から
かがみ「………」
320 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/26(水) 00:34:50.10 ID:fnk/xQDO
さあかがみと黒井よ今こそ
ヤンデレを解放するのだ





何言ってんの俺・・・
321 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/26(水) 00:46:00.98 ID:jF5ktBY0
かがみ「あいつら・・・」
ピッピッピ
ぷるるる
くろい「どうしたかがみ?」
かがみ「実は・・・>>319
くろい「なるほどな・・・あのビッチ共!!」
かがみ「先生・・どうします?」
くろい「そやな、高翌良達は5人・・いざって時に人数的に厳しいな、泉からいこか・・・」
かがみ「現場の写真でもとって脅します?退学とか」
くろい「おっ名案やww」
かがみ「じゃあ早速――」
くろい「まあまあ・・焦るなかがみ」
かがみ「でも早くしないと・・」
くろい「・・あんたここら辺に廃屋あるのしってるか?」
かがみ「いえ・・」
くろい「うちも最近知ったんや、めったに人も通らへんような辺鄙な場所にあるんや」
かがみ「・・・!!!なるほど」
くろい「理解が早よて助かるは、そんなに性行為が好きなら・・」
かがみ「一生させてやればいいんですね」
くろい「さすがかがみ、100点や」
322 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/26(水) 00:47:49.37 ID:jF5ktBY0
助かるは×
助かるわ○
です。
すいません
323 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/26(水) 07:33:50.82 ID:nIlagPM0
なんというリレーSS
誰でも参加という事ですねww
324 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/26(水) 07:34:08.99 ID:nIlagPM0
なんというリレーSS
誰でも参加という事ですねww

Waffleワッフル
325 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/26(水) 13:16:55.44 ID:fnk/xQDO
この後に続くのはかなり難しいな




誰か頼む
326 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/26(水) 14:12:12.54 ID:3FhznSg0
俺書いてみたが、初めて書いたので正直続きにくいかもしれん



キーンコーンカーンコーン

こなた「さぁ、かったるい授業も終わったし、性欲発散しますかね〜♪」
つかさ「あはは〜、じゃあおねえちゃんには今日一緒に帰れないって連絡するね」
みゆき「そうですね」
こなた「そういや、K君と何処でまち合わせすればいいの?」
みゆき「まぁ呼べばすぐに来ると思いますよ、所詮雄ですし」
つかさ「ゆきちゃんってばきっつー」
こなた「じゃ、とりあえず連絡先だけ教えてよ」
みゆき「ええ、どうぞ」
つかさ「私達は大宮で待ち合わせってことにしてあるから」
こなた「そっかー、じゃあ私もそっちに行く事にしようかなぁ」
みゆき「あ、でも今校門に向かってるみたいですよww」
つかさ「性欲むき出しじゃーんwwwwww」
こなた「じゃあそこで話して決める事にするよ」
みゆき「ではとりあえず帰り支度をしましょうか」




かがみ「今校門にいるのか…とりあえず黒井先生に報告ね」
327 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/26(水) 14:35:13.07 ID:fnk/xQDO
やはり俺では無理があるな
ROMに回ってwktkしとくか
328 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/26(水) 18:49:08.72 ID:MvBbrYAO
>>327折角リレーしてるんだし何でもありだろww思い付いたら書けばいいさ
329 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/26(水) 18:54:26.85 ID:MvBbrYAO
みさお「私らさながら背景ですぜ」
あやの「私達がネタふりに…許さない」
330 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/26(水) 20:29:35.74 ID:fnk/xQDO
PPP!PPP!
ヴーン
黒井 「こちら黒井」

かがみ 「こちらかがみ、ターゲットのビッチ三人が、校門で男と集合するらしいです」

黒井 「了解や、なら先回りして盗み聞きせい、くれぐれもばれんようにな」

かがみ 「了解」
ブツッ・・・




>>328やっぱり僕には無理です
331 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/26(水) 23:31:57.56 ID:tiO6VJYo
もうヤンデレ関係ないな
332 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/26(水) 23:46:31.38 ID:/SmqHwc0
>>331
ここから病みに入るんだろ?
333 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/27(木) 09:04:08.64 ID:I91gz2DO
>>331なんかかがみが裏切ってくろい先生がヤンデレ化しそう
いやむしろ二人でヤンデレかね
334 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/27(木) 22:36:31.70 ID:nfOnUZc0
一年生組もみんな経験済みとか言う電波が入ってきたが
スレの趣旨から逸脱しすぎだよね・・
335 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/27(木) 23:14:34.80 ID:IdEnKfso
>>334
ゆたかは俺に抱かれてないんだから非処女なワケないだろう
336 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/27(木) 23:59:34.85 ID:tyFCKOoo
>>334
中学終わりで経験するのは早くも遅くも無いぐらいだと思う俺
337 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/28(金) 06:52:17.65 ID:OV0jbxg0
>>334
ひよりはまだ俺に(ry
338 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/28(金) 12:47:38.45 ID:nMjftMDO
ぬるぽ
339 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/28(金) 12:51:01.03 ID:jYc0lE2o
ガッ
340 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/28(金) 12:52:44.48 ID:ldTlaQAO
早いww
341 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/28(金) 15:12:20.83 ID:UFBhwJA0
今から12時間以内に投下が無ければ
つかさは俺の嫁
342 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/28(金) 15:14:37.68 ID:ldTlaQAO
みゆきだったら書いた
343 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/28(金) 15:42:28.64 ID:JGZ4eQAO
>>330

こなた「―――、―――」

みゆき「――――――」


かがみ「……よく聴こえないわね……。
 もう少し近寄って……」

つかさ「あれ? おねえちゃん?」


かがみ「!!!!!!!!(しまった!)」
344 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/28(金) 18:08:45.38 ID:JGZ4eQAO
以下ぶん投げ
345 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/28(金) 18:40:33.83 ID:Qgr5..AO
投げやがった、こいつ
346 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/28(金) 21:48:32.65 ID:LlhNaos0
 わっふるわっふるw
347 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/28(金) 23:38:20.22 ID:nMjftMDO
>>343引き継ぐが俺も投げるからな

かがみ (お、落ち着け私!!)」

かがみ 「あれ?つかさ帰ったんじゃなかったの?

つかさ 「え、あああえーっと(うぅぅまさかこれから槍に行くなんて言えないし、かと言ってお姉ちゃん連れて行くのも・・・)」

かがみ (言葉に詰まっている…チャンス!!)
かがみ 「どーせ私抜きでなんかするんでしょほら行きなって」

つかさ 「う、うんじゃあねお姉ちゃん(あ、危なかったぁーバレたら家族会議モノだよ・・・)」タタタタ

かがみ 「…フッ」

PPP!PPP!ヴーン
くろい 「なんや柊ー?」
かがみ 「借りた盗聴器の張り付けに成功しました」
くろい 「よっしゃ、ほな教室まで一旦戻ってや」
かがみ 「はい」
348 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/29(土) 00:40:41.77 ID:36637QDO
わっふるわっふる
349 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/29(土) 00:54:41.74 ID:mgfkW2AO
IDがさりげなく凄い
350 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/29(土) 08:26:21.67 ID:ztwhPLk0
>>347
俺も投げてやっぜww




こなた「やぁやぁ、どうも」
男「つぃーす。君がこなたちゃん」
こなた「そだよ。よろしく」
男「まぁよろしく。早速だけど何処行く?カラオケとか?」
こなた「え?時間が勿体無いからヤれるとこ行こうよ」
男「マジ!?いいの?」
こなた「だってそれが目的じゃん、早く行こうよ」
男「あ、あぁ」



かがみ「先生、つけて来ました!」
ななこ「よくやったで、じゃあ早速確認を……」
かがみ「…見れます?」
ななこ「おかしいな、泉はまだ校門におんのに、発信機は駅の方向かっとる」
かがみ「えっ!?こなたに付けるんですか?」
ななこ「当たり前や!!高翌良と柊妹は乱交やから>>321で泉っていったやろ!!」
かがみ「そういえば……」
ななこ「はぁ……まぁしゃーないわ」
かがみ「………すいません」
ななこ「まぁウチにも考えあるから大丈夫や…」
351 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [IDがすごくなったから書く投げるけどwwwww]:2008/03/29(土) 09:24:41.48 ID:36637QDO
かがみ 「何か策でも?」
黒井 「まあ〜とりあえずまかしとけって」

こなた 「んじゃあ早速ー…」
黒井 「おーう泉やないか」
こなた 「あ、せんせーなんか用?」
黒井 「いや、帰宅部のお前がまだ帰ってなかったからなー何しよんかと思ってなあ」
こなた ギクッ(まずいせんせーにばれるのはちょっとな〜)
男 「あーいやこれから泉の衝動買いに付き合うんです」
こなた (ナイス!男!)「遭難ですよ」
黒井 「ふーんまぁさっさと帰れよー」
こなた 「はーいんじゃ行こっか」 男 「おう」
黒井 「・・・ま、せいぜい楽しんどけや」
352 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/29(土) 09:26:47.58 ID:36637QDO
黒井じゃなくてくろいの方が良かったかな
353 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/30(日) 09:05:03.86 ID:7DrXUyU0
あなたが欲しい

あなたが欲しい


もう届かない


あなたが欲しい





私の全てを支払ってでも

あなたが欲しい








354 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/30(日) 09:10:39.73 ID:FPlMFic0
「ふぁ……ぁ……ぁん……」
「こなた……あぁ…こなたぁ………」


もう何回目だろう

男に求められるのは


「ぁん……あん…あぁん……」
「こなた……もう……イキそう…」


何回目だろう、中に出されるのは



「わたしも……もう……」
「こなた…こなた……あっ」


この行為に意味はあるのだろうか



私は何でこんな事をしてるのだろうか
355 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/30(日) 09:13:23.43 ID:kBsjMNQ0
生まれてきた子供は

学校の樫の木の下に埋めてある


その行為に意味など無い



ただ邪魔だから、棄てたのだ




性交での快楽は


確実に私の身体と心を蝕んでいた
356 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/30(日) 09:17:36.30 ID:kBsjMNQ0
ある日、私の家に警察を名乗る男が来た


私が乳幼児を殺害したと言うのだ


私は自ら産んだゴミを棄てただけだ



咎められる事など無い



しかし、口から零れた言葉は



「なんの事です?何かあったんですか?」



それを聞いた男は、また来る旨を伝え帰っていった
357 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/30(日) 09:23:49.96 ID:YPypo760
今日はあなたとの性交の日


いつも通り、自分の身体に油性マジックで化粧をしていく


乳首にはあなたの愛の証

少しだけ重い金属が、あなたの愛を感じさせる



首に輪を取り付けたところでチャイムがなった



「あなたが来た」
358 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/30(日) 09:29:45.41 ID:cyy0GKA0
「よぅ、今日もかわいいな」

あなたにそんな言葉を言われると
私の小さな胸は爆発しそう


「準備は出来てるみたいだな?」


あなたの来る時間に合わせてますから


「じゃ、調教を始めるか」


『はい、あなた様』


今日もあなたとの愛の儀式が始まった
359 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/30(日) 09:42:39.80 ID:kvWZZlQ0
「今日は少しハードだからな、辛かったら言えよ」


あなたはそう言うといつも通り私の身体を拘束した



縛られ、全てをさらけ出している私

にやりと笑みを浮かべているあなた



「声を出したら、お前との関係は終わりだからな」


そういって、あなたはジッポを取り出し、火を付け


私の乳首の下に置いた



火が私の皮膚を焼く痛み

ピアスが熱を持って、中から私を焼く痛み


あなたに与えられているだけで


痛みも快楽になっていく

痛みを感じるたび


あなたの愛を感じられるから
360 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/30(日) 09:57:25.00 ID:kBsjMNQ0
>>351

ななこ「まあ、ざっとこんなもんやろ」
かがみ「さすがですね、で、これからどうします?」
ななこ「とりあえず泉にも発信機と盗聴器付けたから、それをつこうて」
かがみ「現場に先回りって事ですね?」
ななこ「そういうこっちゃ」



ここで投げ

ただ、パティとみなみとあやのは非処女だと思うんだ
361 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/30(日) 11:34:27.45 ID:PJVZhQAO
>>359朝から即効性のボディブロー食らった感じたww
書き方上手いし実際そんな人達もいるからたち悪い
らき☆すたというより短編小説みたいで面白いかった乙です。
>>360
※あやのは手遅れです
362 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/30(日) 12:02:40.10 ID:irufu6DO
>>360あやのとパティはそうだとしても
みなみは違うと思わせてくれ
363 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/30(日) 12:18:23.14 ID:KpCeg6AO
>>359
コークスクリューを喰らった気分になりました
364 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/30(日) 15:05:00.19 ID:f9sUlqI0
>>353->>359はID違うけどリレーなの?
>>313からのリレーとは無関係ってことだよね?

質問ばっかりすまん

>>359>>360
続きwwktk
365 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/30(日) 15:15:02.00 ID:PJVZhQAO
本当だwwあまりにも自然すぎて気付かなかったww
366 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/30(日) 15:40:27.66 ID:f9sUlqI0
>>365、確かに自然だwwwwwwww

3月入ってからの過疎ぶりはすごいよなぁ
なんでだろー
367 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/30(日) 15:45:35.43 ID:PJVZhQAO
>>366投下もガクッと減ったし人も減ったからな…。
新生活が落ち着いたらまた活気ずくといいんだが
368 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/30(日) 17:13:27.99 ID:f9sUlqI0
>>367
だよな、そうなればなぁ
でも、ネタ切れってのも正直あるよな
369 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/30(日) 17:41:15.09 ID:kBsjMNQ0
電波王とか何処にいるのかなぁ
370 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/30(日) 19:42:25.78 ID:KpCeg6AO
八月蝉は?
371 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/30(日) 20:04:28.63 ID:DOcWu36o
投下してくれてる方々お疲れ&楽しませてもらってます
俺も3話で止まってるな…内容がここで言うヤンデレじゃないし
需要あるかは別にして

>>370
八月蝉なだけに夏まで眠ってるとか…いやなんでもない
受験だったっけ?どうだったのかね
372 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/30(日) 20:08:23.56 ID:irufu6DO
八月蝉はここのことをもう忘れt(ry
373 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/30(日) 20:21:05.84 ID:PJVZhQAO
>>371よければ続きを…
374 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/30(日) 23:41:29.70 ID:f9sUlqI0
>>371
いや、続き続き
375 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/31(月) 00:10:29.61 ID:r6M3MwA0
何だ、結構人いるじゃないか

安心したぜ
376 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/31(月) 00:20:30.43 ID:Asesp7E0
>>375
でも投下と書き込みは減ってるという現実

とりあえず>>371のと、リレーの投下をwktkしながら待つか
377 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/31(月) 09:19:21.20 ID:HMkjzoAO
今、まだ未完なのは何作あるの?
378 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/31(月) 09:46:21.67 ID:b3hvhrI0
>>377
10作品+リレーが1つ

合計11作品だぜww

wikiの人が長編は未完と完結で分けてるみたい
379 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/31(月) 13:09:47.93 ID:phz8E/c0
カケタヨー
つかさが思いのほか怖くなった

http://www.uploda.net/cgi/uploader2/index.php?file_id=0000053573.jpg

こなた「ねぇ男ー ウチにやりたいって言ってたゲーム入ったから来なよー」
みさお「こっちのもやりたいって言ってたゲームだってVA!」
かがみ「前から今日はウチに来るって言ってたじゃない!約束破る気?」
ひより「漫画書くからモデルになってよー 友×男 友×男」
みゆき「男君この本読みたいって言ってましたよね?」
パティ「狭いデス!」




この絵を見てパティが正常に見えた人は女関係で失敗するかもしれん
380 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/31(月) 13:36:43.55 ID:PkJ48wDO
>>379GJみなみがいつもとあんまり変わんねーwww
失敗って・・・どゆこと?
381 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/31(月) 13:53:59.73 ID:6bmW.IU0
>>380
細かい設定言ったらイタいかなー と思って言わなかった
かがみつかさ組・こなたゆたかみなみ組・ひよりパティ組・みさおあやの組で誘おうとしている。
(みゆきは本押し付けて好感度うp狙っている)

パティは猫被ってるのさ!! だまされるなよ!! リアルでも!


まぁガチホモの俺には関係ないが
382 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/31(月) 17:06:23.22 ID:PkJ48wDO
>>381・・・ウホッ
383 :ゆたかSS(第4話-1) [sage]:2008/03/31(月) 20:49:39.09 ID:SLRYcGko
|ω・)ダレモイナイ…トウカスルナラ イマノウチ


 不思議な夢を見る。
誰かが私の隣を歩いている。誰だろう?

「…行こう、ゆたか」

 お姉ちゃん?みなみちゃん?どちらでもない。
その人は私に笑顔で手を差し伸べ、ここから動けなかった私を連れ出してくれる。

「どこに?」

 その人に尋ねる。
彼は笑顔のまま答えてくれないけれど私にはわかるような気がする。
私が知らない場所へ。いつかは私が知るその場所へ。

「いずれ、わかるよ」
「…はい」

 そう。いずれわかる――私が辿り着くその場所は。
384 :ゆたかSS(第4話-2) [sage]:2008/03/31(月) 20:50:06.50 ID:SLRYcGko
「……か」

 昼休みも終わり間近。
何をするわけでもなく、ずーっと窓の外を眺めている。

「ゆ…か?」

 校庭の隅には菜の花が黄色い花を咲かせている。
桜もつぼみをつけ始め、もう少し経てば綺麗な花を咲かせてくれるはず。
あの桜色に染まった世界をまた今年も歩けるのだと思うと楽しみで仕方がなかった。
 
「ゆたか」
「!?……は、はいっ?」

 それでもう何度目だったのか。
みなみちゃんに呼ばれていることにようやく気付いて私は顔を上げた。
  
「ご、ごめんね。ぼーっとしちゃってて」
「いや、いいけど…楽しそうだね」
「楽しそう?」

 今考えていたことが顔に出ていたんだろう。
これからのことを考えるとつい笑顔になってしまう。

「そうだね。もうすぐ桜が咲くから」
「桜…ゆたかは桜が好き?」
「うん、大好き。私が一番好きな色でもあるの」

 今年はこなたお姉ちゃん達とお花見に行く予定。
できたらみなみちゃんも誘いたいな。それから…それから――あの人も。
385 :ゆたかSS(第4話-3) [sage]:2008/03/31(月) 20:50:42.91 ID:SLRYcGko
「男先輩と二人で花見か…そうか」
「ふえっ?な、なに言い出すの!」
「いや、言ってみただけ」

 わかってる…絶対わかってるよ…

「うう〜」
「ゆたか、男先輩が来てる」
「えっ?」

 反射的に顔を上げて廊下に顔を向ける。
ああ、確かに先輩が来てる…けど誰に用なんだろう?  

「……」
「…私?」

 私に向けて小さく手を上げている…のかな。
他に反応している子はいないし、みなみちゃんも「行ってらっしゃい」と手を振ってる。
と、とりあえず行けばわかるよね。

「えっと…私に用ですか?」
「ああ、ごめんな。この前借りた本を返しに来たんだ」
「あ、はい。どうでした?」
「……」

 なんでそこで黙り込むんだろう。
も、もしかして何か怒らせるようなことしたかな…?

「徹夜だったんだ…」
「え?」
「さっきまで爆睡してた」
「え、ええ?」

 よく見れば目が少し赤い。
ついさっきまで寝ちゃってたのは本当なんだろうな。
386 :ゆたかSS(第4話-4) [sage]:2008/03/31(月) 20:51:06.55 ID:SLRYcGko
「何が言いたいかというと、そうなっちゃうくらい面白かった。ありがとう」
「は…はいっ」

 男先輩から本を受け取る。
私が薦めた本を楽しんで読んでくれたことがとても嬉しかった。
寝不足になっちゃったのは…その、ちょっと申し訳なく思うけど。

「あの、先輩。これ、実は続きがあるんです」
「続き…続編があるんだ?」
「はい」
「それなら借りようかな…いやしかしまた寝不足になるのは…」
「あの、別に今日じゃなくてもいいんじゃ?」
「…そうだな」

 昼休み終了の予鈴が鳴り始める。
クラスのみんなも戻って来始めたところで本の続きはまた今度ということになった。

「ゆたかちゃん」
「はい」
「その、うん…他人行儀に先輩って呼ばなくてもいいから」

 顔を背けながら目だけはこちらを見て。
男先輩…じゃなくて男さんは私にそう言った。

「――はい。男さん」

 笑顔でうなずき、それじゃまたねと自分の教室に戻っていく。
…呼び方が変わっただけでなのに何かが大きく変わった。そんな気がした。

「お楽しみだったね」
「うひゃっ!?」

 男さんの去っていく後姿を見つめていたすぐ後ろでみなみちゃんが妙に
楽しげに呟いた。
387 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/31(月) 20:54:04.32 ID:SLRYcGko
>>371です。
しばらく別のジャンルに没頭してたので長期間放置になりましたorz
次の人の繋ぎにでもなれば幸い。
388 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/31(月) 22:00:05.36 ID:HMkjzoAO
乙!
面白かったZE
389 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/01(火) 00:39:50.69 ID:UnMxkYAo
>>379
後ろにいるパティがナギにしか見えない
390 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/01(火) 00:44:54.66 ID:VfndBMDO
ヤンデレ分が足りない





誰か頼む
391 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/01(火) 00:55:03.69 ID:UnMxkYAo
長編書こうと思っても最後まで書こうと思ってしまうからなかなか投下できない・・・
392 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/01(火) 08:40:07.34 ID:UsNY3sc0
かがみが死んでから、もう2年になる

みゆきさんは国立の医学部に進学したし、つかさは栄養学部に通ってる

私は情報系の大学に進学したものの、どこかぽっかり穴が開いたみたいで、次第に学校へも通わなくなっていた

アニ研に入ったものの、やはりどこか違うような気がして

かがみが生きていたあの頃は楽しかった

私の一番の親友だったかがみ…
そのかがみを奪った男は明日出所するそうだ


私は部屋の片隅でいつものように、かがみの写真を抱いて寝よう





明日の復讐劇への決意ととかがみの思い出を胸に……



こなた→かがみっぽい独白で

投下待ち上げ
393 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/01(火) 11:24:26.80 ID:uKzW7XU0
>>389
言われてみれば・・・
394 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/01(火) 19:00:06.28 ID:aUA1EMM0
今友人がメタルギアはまってるので少し感化されたとき>>379見て
学校からヤンデレ化した皆からコソコソ隠れながら帰る男を想像した俺は厨二病

395 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/01(火) 20:52:43.81 ID:OelI1j.0
>>394
捕まったらガチホモ展開ですねwwwwww
わかりますwwwwwwww

でも微妙に厨二病とは違くね?
396 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/01(火) 20:58:49.25 ID:zN93i.DO
事情があって今すぐ3万溜めないといけないんだが、どうすればいい?
397 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/01(火) 21:38:38.35 ID:IxCL0Q.0
さーて、エイプリルフールネタはまだかな
398 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/01(火) 21:39:41.77 ID:hAjxGIAO
>>396家にある物全部売ればそれくらいにはなる
399 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/01(火) 21:48:49.56 ID:VfndBMDO
貯金から下ろせ
400 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/01(火) 22:08:11.79 ID:zN93i.DO
>>398
PS2やらテレビやら売ったが1万位だった。

>>399
ちょ・・・かね・・・?
401 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/01(火) 22:17:09.74 ID:2tvT5aU0
>>397

>>196は今日投下すべきだったな
402 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/01(火) 22:29:43.22 ID:VfndBMDO
おいおいwwwwwwww
しかしなんでまた三万も必要なんだ?
403 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/01(火) 23:05:01.50 ID:UsNY3sc0
>>401 たしかに
404 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/01(火) 23:05:02.38 ID:hAjxGIAO
「泉付き合ってくれ」
「本当?嬉しい私も男の事がずっと…」
「な〜んてなエイプリルフールだwwwwバカ、チビ、オタク、貧乳、児ポルノ法で裁かれろww」
「…そうだよね…今の私じゃ男とは釣り合わないよね…」
「気付くのがおせぇよwwバカ」
「……」
「何泣いてんのwwマジオタクが泣いても何とも思わないから、キモいだけ」
「……」
グサッ
「え?」
「大丈夫…私は気にしてないから…」
「俺…血が…なんだよこれ…」
「今の私じゃ無理だもんね」
「誰か…誰か助けてくれよぉぉぉぉ!!死、死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくーーー」
グサッ
「大丈夫だよ」
「……」
「私もすぐに行くから…来世で一緒になろうね」
405 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/01(火) 23:08:04.17 ID:hAjxGIAO
>>400一万あれば競馬で何とかなるさ
それに携帯とか家具だって売れる 店とかよりオークションが一番いいけど
406 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/01(火) 23:40:14.72 ID:zN93i.DO
>>402
とても恥ずかしくて言えないよ。


>>405
博打は嫌いですぅ。
オークションっても売れる物は、遊戯王カード位しかないし・・・。
407 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/01(火) 23:46:06.37 ID:VfndBMDO
>>406
じゃあ何の関係かだけでも
408 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/01(火) 23:50:52.05 ID:zN93i.DO
>>407
友達関係・・・かな?
409 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/01(火) 23:54:56.41 ID:VfndBMDO
頭ひねってたが
・借金
・器物破損
・慰謝料(安過ぎか)
ぐらいか
410 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/02(水) 00:04:29.32 ID:Eq4Jt6DO
>>404エイプリルフールネタサンクス
久々のヤンデレだなぁ・・・嬉しいし
他の作品の更新無くて寂しい
411 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/02(水) 00:05:52.91 ID:6m7fgQDO
>>409
真ん中が一番近いかも
412 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/02(水) 00:10:07.38 ID:Eq4Jt6DO
んー・・・三万もするのを壊したってことにしとくか
親とかはアテに出来ない?
413 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/02(水) 00:15:14.51 ID:6m7fgQDO
そこまで大事じゃないから親には迷惑をかけたくないんだ・・・。
414 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/02(水) 00:19:58.43 ID:Eq4Jt6DO
>>413
そうか・・・助けてやりたいが、所詮は画面の向こうだからな。
俺には頑張れとしか言えん、無力ですまんな。
415 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/02(水) 00:38:36.30 ID:6m7fgQDO
>>414
いや、ありがとう。
物を売るなりしてなんとかするわ。
じゃあな。(´;ω;`)
416 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/02(水) 00:39:30.24 ID:Eq4Jt6DO
>>413最後に見ているか解らんが
それほど大事でないのなら少し待って貰えばいい
売れるもの結構売って一万では相当厳しいと思うが
バイトなりなんなりしてちょくちょく払っていけばいいと思う
俺が思いつくのはこれくらいだじゃあ頑張れよ
417 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/02(水) 00:50:57.00 ID:6m7fgQDO
>>416
掛け合ってみた所、一週間以内だとさ。





・・・もうねよう。
418 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/02(水) 02:43:44.72 ID:0rEUNkAO
>>417
頑張れ
俺には励ますことしか出来ない
419 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/02(水) 07:43:03.83 ID:giUuM4k0
なにこの流れwwww
420 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/02(水) 07:43:16.28 ID:Rj3eL.A0
なにこの流れwwww
421 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/02(水) 08:10:05.70 ID:30W4qsAO
>>419-420おまいらの仲のよさに朝から嫉妬したよ
422 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/02(水) 08:24:17.66 ID:Eq4Jt6DO
誰か投下しないと






雑談スレになりそうだな
423 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/02(水) 14:00:56.74 ID:jDGwetg0
もうなってる件
424 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/02(水) 14:19:53.27 ID:40MXQ9w0
今冷静に考えたら3万とかスレチだよな。
全然気づかなかった

いや 俺はしても構わんと思ってるけど
425 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/02(水) 14:49:39.84 ID:Eq4Jt6DO
このスレ
コナタ\(=ω=.)/
426 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/02(水) 15:19:33.73 ID:Eq4Jt6DO
…なぜ誰も反論しない?
427 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/02(水) 15:55:49.06 ID:30W4qsAO
>>426かわいいからさ

もう少ししたら今書いてる分投下するよ。
始まり方がおもいつかなったんだけど>>392がイメージに近かったから勝手に続き書くよ。
>>392よ気を悪くしたらすまない。
428 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/02(水) 15:58:21.14 ID:Eq4Jt6DO
待ってるよ!




とりあえずかわいいは取り消せ男だぞ俺
429 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/02(水) 16:02:00.75 ID:Eq4Jt6DO
あ、こなたがかわいいんだな
無視してくれ
430 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/02(水) 16:19:50.27 ID:30W4qsAO
二年前ーーー
「こなた、ちょっといい?」
「どったのかがみん?」
「いいからちょっと」
こなたの手を引き歩くツインテールに釣り目の少女、柊かがみ。
かがみはどこか照れた様子でこなたを教室から連れ出した。
「初めまして」
教室からでるとこなたの知らない少年に声をかけられる
不思議に思いかがみを見るとかがみの顔がさっきよりも赤くなっていた。
その時ふとこなたに浮かぶ一つの思い
「もしかして彼氏?」みるみる二人の顔が赤くなる
間違ないそう確信するとニヤニヤと二人を見回す。
431 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/02(水) 16:22:58.28 ID:Eq4Jt6DO
wktkwktkwktk
432 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/02(水) 16:39:22.29 ID:30W4qsAO
「そ、そんなにマジマジと見ないでよ、えとこっちは男、その…彼ゴニョ」
「かがみから話は聞いてる、よろしくね泉さん」
「かがみんと付き合うなんて勇気あるね〜弱みでも握られた?」
「そんな訳あるか!!」
照れ笑いを浮かべるかがみそれにつられて笑う男。
こなたも親友の吉報を素直に喜んだ。
そしてここから全てが始まった。
433 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/02(水) 16:49:35.36 ID:30W4qsAO
「あのさ…お弁当作って来たんだけど」
「本当に?ありがとう!!」
「あ、味の保障はしないからね」
「いいよいいよそんなの、これで昼休みのパン競争には参加せずにすむ」
「そんな理由で喜んだのか」
「冗談だって、かがみ様の手作り…ありがたく頂きます」
「その呼び方やめい!!ここじゃなんだし昼休み屋上で食べよっか?」
「OK〜待遠しいぜ」
434 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/02(水) 16:54:12.36 ID:30W4qsAO
昼休み
「あれ?今日かがみんこないね」
「おねぇちゃん男君と食べてるんだよ、昨日からお弁当作り頑張ってたから」
そう話すのは柊かがみ双子の妹つかさ
姉とは対照的な性格でタレ目にショートカットにリボンがトレードマークである、
「男さん?」
首をかしげて質問をする少しウェーブのかかった長い髪と眼鏡をかけた少女高翌良みゆきだ「男くんてねおねぇちゃんの彼氏さんなんだよー」
まるで自分の事のように話すつかさは屈託のない笑顔だ

435 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/02(水) 17:05:49.96 ID:30W4qsAO
「それはおめでとうございます」
「うん、今度ゆきちゃんにも紹介するって」
「はい楽しみにしていますね」
「おねぇちゃん昨日から準備してたのに、朝盛り付けに失敗してそれから二人で作り直したの」
「そうなんですか?なるほどそれで今日はお二人とも登校が遅くなってしまったんですね」
「そうなの、それにね」
その後お弁当作りの時のエピソード
彼氏についての事二人は楽しそうに話しを続けた
しかしこなただけはその輪には入ろうとはしなかった。
正直に言えばかがみがいない昼食にもの足りなさを感じていたのだ。
436 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [ずっとROM]:2008/04/02(水) 17:07:47.40 ID:Eq4Jt6DO
見てない訳じゃないからな
437 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/02(水) 17:16:39.49 ID:30W4qsAO
「冷やかしにいっちゃだめかな?」
冗談まじりで言ったこなたの案は二人に却下されこなたはそれ以上何も言わなかった。


「はいじゃあお弁当」「おーサンキュー頂きます!!」
「・・・」
モグモグ
「・・・」
モグモグ
「・・・」
「そ、そんな見られたら食い辛いのだが」
「あ、ゴメン!その…おいしい?」
「うん、うまい!」
「そ、そう、よかった…」
「特にこの玉子焼きなんか最高だ」
「あ、それは…」
「ん?どした?」
「…何でもない」
「変なかがみ」
「な、何でもないったらほら早く食べちゃって!!」
その日から四人ではなく五人なった
女友達だけではなくなった
それぞれが思い描くいつも通りは少しづつ減り始め、新しいいつもを描き始めた。
438 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/02(水) 17:22:39.98 ID:30W4qsAO
「ねぇかがみんたまには一緒に帰ろうよ」
「ゴメン今日は男と映画に行く予定があるから…」
「そんな事言って最近全然みんなで遊んでないじゃん」
「そんなことないわよ、?先週五人で帰ったじゃない」
「むーそうじゃなくて…」
そんな変わり始めたいつもを一番うけとめきれなかったのは泉こなただった
「はいはい善処しますよ〜」
「むー」
「こなちゃーん帰ろう?」
「ほらつかさ達が呼んでるわよ?」
シッシッとまるで犬を相手にしているようにしてこなたを追い払う。
439 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/02(水) 17:28:02.23 ID:30W4qsAO
こなたはため息一つつくとつかさ達の元へ向かった。
男はあまり人見知りをしない性格で比較的すぐにつかさ達とは打ち解けた。
こなたも決して男が嫌いなわけではない、友達としては好きな部類に入るだろう。
お互いゲーム好きな事も共通し、よくゲーム談義に花を咲かせている。
だがらといって新しい関係にうまくなじめない。
心に浮かぶ矛盾にこなたは答えを出せずにいた、いっそ男が嫌いになれたら…最低の奴だったら…しかしそれではかがみが傷付く、何よりそんな奴と一緒になって欲しくない
こなたの思考は堂々巡りを繰り返していた。
440 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/02(水) 17:30:11.28 ID:30W4qsAO
「寂しいだよ泉も」
二人で映画に向かう途中に今日の出来事を聞いた男がそう漏らす
「子供じゃないだから」
男の答えにかがみは不満げに文句をもらす
「たまには四人で帰ってやれよ」
「何?男はそれでいいわけ?」
「それは」と言いかけて口ごもる彼をみてかがみは満足げに歩みを進めた
441 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/02(水) 17:30:25.42 ID:30W4qsAO
「そ、そういえばこの前高翌良から電話があってさ」
「みゆきから?」
「そうそう今日の映画小説が元になってるだろう?高翌良も見たらしいんだけど小説読まないとよくわからない内容らしくてさ、持ってなかったらおかししますよって、いい人だなあの人は」
「ふぅん」
そういえばそんなことを言ってた気がする、しかしかがみは気にも止めていなかった、というより話す機会が前よりぐっと減ってしまった今ではいつ聞いたかも定かではない。
「それで一応借りては見たんだけど映画終わったらかがみも読むか?」
「まぁ…考えとく」
442 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/02(水) 17:30:37.08 ID:30W4qsAO
男とはいつも一緒にいた、付き合い初めてから今日まで、朝は一緒に登校した
クラスは違うが休み時間にはどちらかが会いに行った
昼休みは二人で昼食をとり放課後は一緒に帰る、家についてからもこまめに連絡を取り合っていた、それでも知らない事があるんだな、かがみは少しだけショックを受けた。
「どうだった?」
映画を見ている間そんな事を考えていた、気付くと映画は終わっていた
「…やっぱり小説みないとよくわかんないわ」
心にもない事を言う、それしか感想はでてこなかった。
443 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/02(水) 17:32:32.91 ID:30W4qsAO
今はこんだけ、また書き溜めて投下するよ>>436ありがとなww一人でも見てくれてると思うと嬉しいぜww
444 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [age]:2008/04/02(水) 17:35:18.17 ID:Eq4Jt6DO
>>443
楽しみにしとくぜ
445 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/02(水) 18:58:52.75 ID:0rEUNkAO
乙!
ニヨニヨしながら待ってます
446 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/02(水) 20:47:24.01 ID:UQkywV2o
     みwiki
      ↓
かがみ→男←こなた
      ↑
     つかさ
という関係になったときに誰かが男に告白したら、
実は男はゲイで白石とすでにそういう関係だという展開を思いついたのだが
誰か書いてくれないだろうか。
447 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/02(水) 20:49:30.63 ID:cJT.VQE0
>>346
きっとお前ならできるさww
448 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/02(水) 20:50:21.18 ID:umwOY1A0
>>446
誰かって………
とりあえず自分で書いてみようぜ!
449 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/02(水) 22:23:27.68 ID:0rEUNkAO
>>446
まあ、書いてみろよ
お前の想い(妄想)を文にしてみろよ
450 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/02(水) 23:42:33.21 ID:pTCKQew0
>>442>>446始め全ての人

投下楽しみにしてるんだぜ

この勢いを保ってドンドン投下しようぜww
451 : :2008/04/03(木) 00:04:19.25 ID:C7mpGMAO
遅れまして、
>>289 続き


 ……ならば、ここで一計を謀ろう。
 いままでのがフェイクなら、本命は必ず来る。
 それは必殺の一撃。故にかわせば最大の隙になる。
 それを―――待つ!

 ひゅお。

 ひゅおひゅお。

 ひゅおひゅおひゅお―――

 そして案外早く、その時は来た。
 先程までと明らかに違う。
 視線が、違う。
 はっきりと、柊は俺の首を見ている―――!
452 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/03(木) 00:06:55.66 ID:.uIUIADO
待ちに待った☆が光臨したぞ
453 : :2008/04/03(木) 00:07:59.49 ID:C7mpGMAO
 ―――交わせ。

 いくら無茶な体勢でもいい。
 奴には、それ以上の隙が生まれる―――!

 そして、






 ひゅお。






 その凶刃は、空を切った。
454 : :2008/04/03(木) 00:11:44.92 ID:C7mpGMAO







 その刃は俺の首を捕らえることなく。
 その殺意は俺を[ピーーー]ことなく。
 そして、俺は無理に反らせた身体を戻し、大振りを空振って隙だらけな柊の脇腹に向かって肘を―――




 ドッ。
455 : :2008/04/03(木) 00:12:24.20 ID:C7mpGMAO
[ピーーー]は殺 す です
456 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/03(木) 00:14:32.60 ID:.uIUIADO
これで友が死亡フラグ立てなければ







イィヤッホォォォウなんだが
457 : :2008/04/03(木) 00:19:09.13 ID:C7mpGMAO





「ぐ、あ――――――?」

 頭が揺れる。
 意識が刈り取られる。
 何が起こった。
 ……そうだ、俺の肘は柊に―――


 ……届いて、いない。


 ―――え、まて、そんな。
 じゃあ、さっきの音は。

「……ごめんなさい」

 それを考える前に、その【首】に【もう一度】打撃が加わった。



 ―――そうか、それさえもフェイク。
 柊の目的は、あくまで、


「く―――ぁ」


 俺の首を殴打し、意識を奪うことだったのか―――


 そして、俺の意識は途切れた。
 ……最後に、ドアの閉まる音と、その錠が落ちる音が聞こえた。
458 : :2008/04/03(木) 00:20:29.97 ID:C7mpGMAO
はい、バトルはここで終わりです。
趣旨が変わってましたが、こっからは本線で
459 : :2008/04/03(木) 00:25:49.52 ID:C7mpGMAO
☆―――

 彼の首をもう一度叩いた後、私は部屋を出た。
 彼が仕掛けていた外からの錠をかける。
 ……これで、邪魔は入らない。

 そもそも、[ピーーー]気は無かった。
 ……もう、人を[ピーーー]のは。



 ―――あの人を刺す感触は、こりごりだ。


 ……さあ、教室を目指そう。
 そこには、男がいる。
460 : :2008/04/03(木) 00:26:59.14 ID:C7mpGMAO
[ピーーー]は殺 す
です。
461 : :2008/04/03(木) 00:37:06.48 ID:C7mpGMAO
☆―――

 ある夜の話。
 私はゲームセンターに言った。
 一通りプレイした後、不良に絡まれた。
 やたらとタフだったけど、コテンパンにのしてやった。
462 : :2008/04/03(木) 00:41:49.29 ID:C7mpGMAO
☆―――

「―――ふう」

 やっと終わったよー。
 お姉ちゃんはどっか行っちゃうし、私以外には誰もいないし、疲れちゃったよ。
 早く帰って男くんと電話したいな。
 カチャカチャと道具をしまって、美術室を出る。
 ……一応、教室を覗いて行こうかな?
463 : :2008/04/03(木) 00:50:11.00 ID:C7mpGMAO
☆―――

 夢を見ている。
 昔の夢だ。
 嫌な夢だ。
 誰もわかっちゃくれない。
 誰もが気味悪がる。
 そして、誰も彼も、傷付けた。
 ……そんな記憶を辿る悪夢。
 ……覚めて。

 こんな、夢、俺は、見たく、ない。

 ……覚めて。

 嫌だ。苦しい。もう関係ない。助けて。

 ……覚めて!

 無限地獄。
 苦痛に苦痛を上乗せし、我が身を穿っていく。

「お――――とこ」

 ……その時、声が聞こえた。

「起きて、――こ」


 それは、その声は、



「起きて、男」



 柊、かがみ。
464 : :2008/04/03(木) 00:54:38.70 ID:C7mpGMAO
「―――ん、柊?」

 ……つい、前の呼び方で読んでしまった。何故だろう。

「む―――何よ、きゅうに他人行儀に」

「何だ、寂しい?」

「て、寂しくなんか無いわよっ。誰がそんな……!」

 顔を赤くして起こるかがみ。
 照れてる。が、それを指摘するとちょっと怖いのでスルースルー。
465 : :2008/04/03(木) 00:58:47.41 ID:C7mpGMAO
「悪い悪い、かがみ。
 ……ええと、」

 ……ふむ。
 どうやら補習の課題をこなしている内に眠ってしまったようだ。

「……で、あれ? 何でかがみがここに? つかさは一緒じゃないのか?」

「……うん。
 …………ええと、男」

「?」

 何だ? さっきからいまいちかがみの行動が解らない。


「―――少し、話を聞いてくれない?」
466 : :2008/04/03(木) 01:00:31.07 ID:C7mpGMAO
 話とな?

「何だよ、改まって」

「……真剣な、話なの」

「…………わかった、聞く」

 何だか解らないが、大切な友人の真剣な話なら、聞かないわけにはいかない。
467 : :2008/04/03(木) 01:04:17.20 ID:C7mpGMAO
 俺が姿勢を改めて、真剣に聞くことを表すと、かがみも緊張したように、キョロキョロと目線を泳がせている。
 ……一体なんの話だろう。
 つかさのことか? それとも、こなた?
 解らないが、話すことさえ戸惑われるような話なんだろうか。
 そして、


「……私さ、素直じゃないんだよね」


 柊かがみの話は、そんな言葉から始まった。
468 : :2008/04/03(木) 01:10:21.52 ID:C7mpGMAO
「……て、知ってるよ」

「うるさいっ、いいから黙って最後まで聞けっ」

 茶々を入れたら頬を真っ赤にして本気で怒られた。照れ怒りか。

「……もう。……えーと、そう、私は素直じゃない。
 これはよくこなたにも言われる事なんだけど、…………ツンデレ、とか。いや、認めるわけじゃないけど……まあ、あんまり率直に気持ちを伝えられるタイプじゃないのよ」
469 : :2008/04/03(木) 01:19:35.64 ID:C7mpGMAO
「……だから、そういう気持ちが出来たとき、どうすれば良いのか解らなかった。……当然よね。今まで全く経験の無いことだったんだから」

 ……何だ? 恋の悩みか?

「例えば後をつけてみたり。
 盗み聞きをしてみたり。
 こっそりプロフィールを調べてみたり……そういう行為に走っちゃう位に、解らなかった」

「……ストーカー?」

「うっ、……そうね、そう言うわよね……」

「と言うか、何が話したいんだ?」

 さっきからはっきりしない。うすらぼんやりとしか掴めない話だ。

「…………わかったわよ。ちゃんと話すわよ
 ……こなたの事なんだけど、」
470 : :2008/04/03(木) 01:28:43.44 ID:C7mpGMAO


 ―――こな、た?

「何か、知ってるのか!?」

 正直行き詰まっていたこなたの情報。それは今の俺にとっての最優先事項だ。
 ……だから、気付かなかった。その前後の繋がりの、決定的におかしさに。
 前に立つかがみは勇気を振り絞るようにこちらを見る。
 顔には汗を垂らし、足は震え、手は強く握り締めていた。
 ―――そして、次に紡がれた音は、俺の脳を揺らした。








「こなたの事を刺した犯人は――――――私、柊かがみです」







 ―――え?
 なに、を、いって、いる、んだ……?

「―――そして、私は―――」

 なにがおこって。
 なにがなにがなにが―――




「男のことが、好き―――」
471 : :2008/04/03(木) 01:31:38.05 ID:C7mpGMAO
 今日はここまでで。

 友については、まあ、かがみの地の文の通り。
 病院でのこなたの指摘通り、ということで
472 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/03(木) 01:52:38.64 ID:AwXtjIAO
>>471
乙なんだぜ

さて、三日前に初めてらき☆すたを読み、昨日の夜中に徹夜して八月蝉の話を読んだ俺も
小説書いてみたんだがなんか長編になってしまいそうで億劫だww
473 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/03(木) 08:47:41.72 ID:q1HAu/M0
これはwwktk
474 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/03(木) 09:11:34.32 ID:FU8vlio0
っわっふっふるるwwwwwwww
475 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/03(木) 11:42:06.18 ID:0jM4vPE0
かきまくれ〜☆
476 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/03(木) 11:42:24.86 ID:TSw81Y.0
それしかないって〜☆
477 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/03(木) 11:42:44.78 ID:TSw81Y.0
もよりのおとめ〜☆
478 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/03(木) 11:43:07.62 ID:TSw81Y.0
青春を捧げていいのか!いいのかね〜☆
479 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/03(木) 11:43:45.68 ID:0jM4vPE0
とまらないのは〜☆
480 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/03(木) 11:44:32.96 ID:ARrjpXA0
とめられないし〜☆
481 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/03(木) 11:45:14.40 ID:ARrjpXA0
もやもやがすきでもいいのさ!ほんのうさ〜☆
482 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/03(木) 11:46:03.28 ID:z6/VlXk0
やっぱこーじゃないと〜☆
483 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/03(木) 11:46:23.70 ID:hwhj4E20
どこまでも!アッー!
484 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/03(木) 11:48:15.91 ID:z6/VlXk0
みのる「お送りしたのは、田村ひよりで「も、妄想マシーン」でした」
485 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/03(木) 11:52:52.65 ID:8Eo39t60
ヤンデレってどの位アプローチの仕方があるのかな?

1、他の人に目がいかないように、他の人を殲滅

2、他の人に目がいかないように、当事者を拘束

3、他の人に目がいかないように、言うことをなんでも聞く

4、激しい嫉妬で自傷、自殺

5、……思い付かない
486 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/03(木) 12:01:01.67 ID:yTiQVTM0
あなたは事故にあい、血液が足りなくなった

私はあなたに血液をあげた


あなたが腎臓を患った

私はあなたに腎臓をあげた



あなたは今度、心臓を患った

私が心臓を差し出そうとすると、医師に止められた

都合よく、ドナーが現れないと、彼は死ぬ

そんなの嫌だ

私の心臓を使って

大丈夫、私はあなたの中で生きるから…


そして、わたしは飛び出した




交通の激しい道路へと
487 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/03(木) 12:17:37.17 ID:MrtN3dU0
かがみ「まっさか、またあんた達と同じとはねー」
みさお「何だよ?不満なのかー!」
かがみ「違うけど、腐れ縁ってホントにあるのね」
あやの「でも柊ちゃんは法学部だし、私は理学部だし、みさちゃんは教育学部だし、どこまてもって訳じゃ…」
みさお「んきゅー、やっぱり私も法学部受けリャよかったぜ」
かがみ「お前じゃ無理だ」
あやの「みさちゃんじゃ難しいかもねー」
みさお「もー、何だよ二人して!頭くるな!同じ大学じゃん!」
かがみ「あんたは下駄履かせて貰って、さらに推薦だけどねー」
あやの「まぁまぁ」
みさお「かっきーん!頭きた!もう柊なんかしらね!!じゃあな!!」
かがみ「待って!」
みさお「え?」
かがみ「ごめん、」
みさお「は?」
かがみ「ごめんって言ったの」
みさお「どうしたんだよ、いったい」
かがみ「まぁ大人げなかったわ、それにもう大学生だしね」
みさお「はははー、柊も成長したなー」
かがみ「何よそれ、ふふふっ」

あっはっはっは

みさお「さて、入学式行こうぜ」
かがみ「ええ、」

あやの「待ちなさい」
二人「「えっ?」」
あやの「私の事、忘れてたわね?」
二人「「ひぃ!!」」

あやの「おしおきね?」

二人「「ぎゃあああ」」


意味不明でした
とりあえず投下待ってます
488 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/03(木) 12:29:17.14 ID:WC8/QkE0
男「愛してるよ…」
ゆたか「えへへ…私も…」
チュッ!
男「幸せだなー」
ゆたか「だねー、ところでさぁ」
男「なに?」
ゆたか「最近、虫にさされた?」
男「いや?そんなことは…」
ゆたか「じゃあその首の痣は何?」
男「ひょ?」
ゆたか「それ……私のじゃないよ……」
男「………」
ゆたか「説明できないんだね……」
男「す、すまん!」
ゆたか「いいよ、怒ってないし」
男「え?」


ゆたか「男をたぶらかした女が悪いからね、始末してきたよ」

そういってゆたかがとりだしたのは


浮気相手の生首だったとさ


めでたしめでたし



投下待ち上げ
489 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/03(木) 12:45:20.13 ID:Yf0.Wos0
今日が始まってからそろそろ50レスか

すげぇな


2日に1レスの時とかあったのに
490 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/03(木) 12:47:52.25 ID:Yf0.Wos0
>>472

とりあえず書いて投下することが大事だ
491 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/03(木) 13:04:44.62 ID:.uIUIADO
>>489
たしかにすげぇな




歌入ってるけど
492 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/03(木) 13:26:37.56 ID:8Eo39t60
まぁ歌は………よくあるよな


召喚の儀式とかで
493 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/03(木) 13:49:54.58 ID:Yf0.Wos0
>>491
お前のIDも凄い件wwww
494 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/03(木) 13:57:26.27 ID:.uIUIADO
>>493ありがとうよ
今日はなんて良い日なんだ
495 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/03(木) 14:04:47.10 ID:hLLqJ6Q0
>>494
ああ、いい日だなww

きっとこなた達もお花見とかしてるんだろうな

で、他の花見客に見とれた見とれないで揉めて

結局ヤンで、猟奇に走るんだろうな



やっぱり今日はいい日だ
496 :wいkい :2008/04/03(木) 16:17:59.90 ID:f4fHdEM0
絵の方もまとめようと思うんですが、TOPに表示するのと、別のページを設けるのとどっちがいいですかね?

あと、投下された絵は全部で2枚でいいですか?
497 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/03(木) 16:18:44.29 ID:f4fHdEM0
後、削除依頼の人はここかコメントにお願いします
498 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/03(木) 19:59:48.44 ID:.uIUIADO
…ん?もうみんな燃え尽きたか
499 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/03(木) 20:10:48.14 ID:TW/4BBY0
ここだけで3枚あるけどな>>496
500 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/03(木) 21:15:19.16 ID:.uIUIADO
500越したわけですが
501 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/03(木) 21:17:23.93 ID:4zp9zsAO
>>442
次の日は久し振りに五人で昼食を食べる事になった。
昨日のこなたの話もあり男がかがみに話を持ち掛けたのだ
「男君て好き嫌いないの?」
「ん〜特にないな」
「好きな食べ物は?」「ラーメンとか」
「じゃあお弁当とかにあって嬉しいのってなに?」
「そだなベーコンの中にさアスパラ挟んでるやつ」
「アスパラベーコンの事?」
「そうそれ」
昼食の時間つかさは男にそんな会話をした。そして一通り聞くとなるほどね〜と仕切りにうなずいた
502 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/03(木) 21:20:33.42 ID:4zp9zsAO
「なんだつかさ誰かに弁当でも作る予定あんのか?」
「エヘヘ…秘密」
「なんだよ気になるな〜かがみ実の所どうなの?」
「え?さぁ…」
「なんだよ姉妹して隠し事か?」
「そんなんじゃないよ〜」
終止ニコニコ顔のつかさを見て男はそれ以来聞くのをやめた。
誰にだって秘密は必要だ、などともっともらしい理由をつけ納得したふりをしているが気にならないと言えば嘘になる
がこれ以上聞いても無駄だろうかがみ同様つかさも頑固な所がある「あ、そういえば高翌良小説ありがとね」
男は諦め別の話題をふった
503 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/03(木) 21:21:34.65 ID:4zp9zsAO
「いえどういたしまして、どうでした?」
「お陰で楽しめたよ、かがみも読めばいいのに」
「いいのよ、私はあれで楽しめたから」
「そうなんですか?私見た後気になってしまってついつい買ってしまったんですよ」
「あいつが何で出て来るか説明なしだったもんな」
「そうなんです、それにあそこの謎ときも」「えー私まだ見てないよ〜」
「あ、悪いつかさ」
「すみません」
「あのさ男」
映画の会話で盛り上がってる中こなたが会話の腰をおる。
「どうした?」
「今日さ四人で帰っていいかな」
一瞬空気が死んだ
「あ、あぁ構わないよ」
504 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/03(木) 23:07:40.66 ID:4zp9zsAO
男は空気がこれ以上悪くならないように理由は深く聞きはせずに了承した
「ちょっとこなた!そんな言い方することないでしょ!!」
「かがみ、いいからたまには友達も大切にしろよ」
「でも」
「俺は気にしてないから頼むかがみ」
かがみはその言葉を聞くと恨めしそうに男をみた。
そして男が本気なんだと理解するとブツブツと文句をいいながらもそれ以上はこなたに何も言わなかった。
「じゃあ私先に行くから…」
「おう気をつけてな」かがみはあからさまにため息一つついてこなた達のクラスに向かった。
男には気になる事があった、なぜ泉は急にあんな事を言い出したのか
そしてもう一つかがみが昼休みから明らかに元気をなくしている事
505 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/03(木) 23:08:08.91 ID:4zp9zsAO
二人での昼食や帰りが一緒でない事が気に入らないのだろうか?
そう考えればかわいいものだと思える、が、そうではないだろう…かがみ自身は五人で帰る事も昼休みを共にする事にもさほど反対はしない、むしろつかさや高翌良が気を使ってくれているのだ。

506 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/03(木) 23:15:43.47 ID:4zp9zsAO
とはいうものの考えても答えは見つからない今頃四人はどんな話をしているのかな
そんな事を考えながら一人家路についた。
かがみにメールを送る事も考えたが邪魔をするのもなんだと連絡を待った。


しかしその日かがみから連絡が来る事はなかった。


「おはよう」
次の日の朝玄関を開けると家の前にかがみが待っていた
「うおっ」
「そんな驚く事ないでしょ?」
「どうしたんだよ急に!!」
「別に、ただ待ってただけじゃない、ほら行くわよ?」
「あ、あぁ」
登校の途中男は昨日の事を聞いてみた
しかし「仲良く帰っただけ」その一言で会話は断ち切られてしまった。
507 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/03(木) 23:24:01.11 ID:4zp9zsAO
昼食
「おぉ」
お弁当を開けた男から感嘆の声が漏れた。 「これ昨日言ってたアスパラベーコンじゃん!!」
「…あ、うん」
「旨い!実に俺好みの味付けだ」
「そう?よかった」
「…最近元気ないぞ」「そんな事ないわよ」「……」
「……」
沈黙が続く、男はじっとかがみを見続けた
しばらくするとかがみは観念し話出した
「あの、さ男」
「ん?」
「本当は昨日こなたとケンカしちゃったんだ」
「……」
「大した理由じゃないんだけどさ」
「…話せよ」
「…男はさ、大切にしてるものってある?」
「何だよ急に…」
「私はさ、あるよ大切にしてるもの…それにこなたにも」
「どうゆう事だよ」
「…最近自分が何でこんな薄っぺらいのかなって思うんだ」
それだけを言うとかがみはそれ以上何も話さなかった。
508 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/03(木) 23:24:48.20 ID:4zp9zsAO
今日はこれだけです
ノシ
509 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/03(木) 23:41:55.57 ID:.uIUIADO
>>508乙っす
510 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/05(土) 00:18:50.37 ID:wskYjwAO
このスレの急な過疎り方は異常
511 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/05(土) 00:24:17.94 ID:Cf0OmPwo
丸一日書き込みなかったのかw
512 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/05(土) 01:33:24.07 ID:8c1eDiY0
たしかに、ここまで差が激しいのもめずらしいな
513 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/05(土) 07:31:36.96 ID:7eTllQAO
これがこのスレの「ヤン」と「デレ」の差なんだな
514 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/05(土) 08:07:01.59 ID:ehqohwDO
1日に50更新したと思ったら
昨日は丸一日無かったのか
515 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/05(土) 23:49:30.47 ID:Fgmh.wAO
その日の放課後男はかがみが来る前につかさのクラスに向かった
「おいーす」
つかさと高翌良が談笑しているのを見掛けると男は声をかけ近付く
「あ、男君どうしたの?」
つかさがその声にいち早く反応する
「ちょっと話をしたくてさ、あれ泉は?」
周りを見渡すと男は二人に問い掛けた
「今日は泉さんお休みなんですよ」
高翌良が泉の席をみながら問い掛けに答える
「こなちゃんに用事?」
「あ、いやそうじゃないんだ」
あらぬ誤解を招かぬよう男は本題を切り出した
「かがみの事なんだけどさ」
516 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/05(土) 23:50:38.76 ID:Fgmh.wAO
「おねぇちゃん?」
「かがみさん?」
二人は同時に首をかしげる
「何かかがみ元気なくないか?」
男は少しトーンを落とす
「昨日の事?」
「あぁ…それもあるけど」
つかさは少し考えると「昨日の事私達もよくしらないの」
男にとっては意外な答えが帰って来る
「一緒に帰ったんじゃないのか?」
「確かに一緒には学校をでました、けどすぐに分かれたんです」
高翌良がつかさの後に言葉を続けた
「かがみさんが泉さんにお話ししたいと言う事で、私達とは別におかえりになられたんです」
517 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/05(土) 23:50:50.51 ID:Fgmh.wAO
「あの、さ男君」
今度はつかさが少し真面目な声を出す
「おねぇちゃん何か言ってた?」
本当に何もしらないのだろう二人は男をじっと見つめた
「実は…」
男が今日あった出来ごとを話し始めようとしたまさにその時
「ここにいたの?」
かがみが三人を見渡しながら近付いてくる
「何の話ししてたの?」
「いやなんでもないさ、ただちょっと雑談をさ」
ふぅんと鼻を鳴らしながらもう一度三人を見渡す
「ま、いいわ帰るわよ?」
そう言ってクラスを後にした。
男はつかさ達に軽く挨拶するとかがみの後をおった。
518 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/06(日) 03:33:35.17 ID:AMdRBAUo
誰もいない…描いてみるなら今のうち…

http://www.uploda.net/cgi/uploader2/index.php?file_id=0000053975.jpg

背景白いけどキニシナイ
色も若干違うけどキニs(ry
519 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/06(日) 08:31:02.36 ID:MIm0wEDO
>>518
こなたこわいです。







誰かみさお書いて…
520 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/06(日) 13:58:31.79 ID:AMdRBAUo
>>519
ドモです
最近夜になっても寝られないので、ずっと落書きしてましたわ

http://www.uploda.net/cgi/uploader2/index.php?file_id=0000053985.jpg
らきすたのキャラ描くの初めてなんだぜ
…初めてがヤンでる状態じゃこれ以後描くのもきっと…
521 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/06(日) 15:58:22.29 ID:MIm0wEDO
>>520dクス
これはとても((((゜д゜;))))))ガクガクブルブルなみさおですね
522 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/07(月) 03:53:47.43 ID:O0soRPYo
怖いけど何故かカッコイイwwwwwwwwww
523 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/07(月) 20:47:08.46 ID:GSvWp/o0
過疎すぎるwwwwwwwwww
524 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/07(月) 23:12:18.65 ID:n0enw/s0
Wikiに画像が更新してるwww
525 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/09(水) 23:13:40.64 ID:xYIFIzo0
えwwwwなにこの過疎wwwwwwww
526 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/10(木) 00:53:48.14 ID:/YoZPfM0
2日間書き込み無しwwwwwwww
527 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/12(土) 16:07:33.02 ID:1fZymCo0
ぶっはwwwwwwwwこの一週間投稿なしとかwwwwwwwwwwwwww






orz
528 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/12(土) 18:00:42.91 ID:XNBLJjQo
そろそろ宣伝しに行くべきじゃないか?
529 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/13(日) 01:45:50.55 ID:zKRgtYs0
確かに
530 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/13(日) 14:26:58.29 ID:nbiTkMAO
確かに
531 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/13(日) 18:37:10.30 ID:A71WpIo0
かにかに
532 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/13(日) 21:01:23.11 ID:1EllSb.0
こなた「このスレもそろそろ寿命かなー」
かがみ「ななな、何言ってるのよ!!まだ連載中の作品だってあるし・・・」
こなた「でもね〜、一週間でレスが10未満なんだよ?これは記録的な過疎でしょ」
かがみ「そんなこと言っても・・・・まだ、わからないじゃない!!」
こなた「剥きにならないでよかがみん、もう終わりだよ、ね?」

かがみ「 そ ん な こ と な い ! ! 」

かがみ「このスレは終わりじゃない!!そんな歴史の浅いスレじゃない!!

VIPでこなたが全レスするスレで、電波王がこなたと約束して立て

そして、ひたすらこなたの全レスを待っていた

その待っている時間でSSを投下し始めた

そして、『新ジャンル「ヤンデレこなた」』スレを立ち上げ、盛り上げてきたのよ!!

もう半年近くも歴史の有るスレなのよ!!まだこれから繁栄させていかなくちゃいけないのよ!!」


こなた「かがみん・・・・・・でもね、普通このくらいの過疎だともう・・・」

かがみ「普通なんて関係ない!!常識なんて関係ない!!」

こなた「・・・・・かがみ」

かがみ「たとえ、みんなが居なくなっても!!私が最後までSSや小ネタを投下し続ける!!」


かがみ「そして、もう一度、あの盛り上がりを!!再現してみせる!!!!!!!!!」
こなた「か・・・かがみん・・・・・」

かがみ「わかった?私は最後まであきらめないから!!!!!!」


こなた「かがみん・・・ごめん、私が間違ってた」

こなた「たとえ今は過疎でも、まだあきらめる時期じゃないよね、うん」
かがみ「・・・・こなた、やっとわかってくれたのね」
こなた「うん、わたしも、『こなたが全レス』時代からの付き合いだからね」
かがみ「じゃあ、また一緒に復興していきましょ!!」
こなた「うん!頑張ろ〜!!!!!」




そんな感じの、投下待ち上げ
みんなの熱い作品待ってるぜ!!
533 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/13(日) 21:07:08.00 ID:ZmvgJ3o0
投下乙&投下待ち
534 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/13(日) 22:14:50.99 ID:nbiTkMAO
>>532
おまえ輝いてるぜ
535 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/13(日) 23:04:20.96 ID:RCACBcDO
いじめ、グロ等のSSなら俺に任せろ。
ヤンデレはよくわからん
536 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/13(日) 23:05:52.69 ID:1EllSb.0
>>535
いじめ、グロおkだよ
待ってるわwwwwww
537 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/13(日) 23:12:31.74 ID:1EllSb.0
かがみ「きたわ!!きたわよ!!こなた!!」
こなた「何々?かがみん、そんなにあわてちゃって」
かがみ「人が来たのよ!!」
こなた「・・・・ホントだ」
かがみ「これはきっと復興の兆しね」
こなた「きっと、みんな毎日新書き込みをチェキして、普通の過疎発言だったらスルーで明日また見るって感じなんだよ」
かがみ「でも、今日は違うわ!かきこんでるもの!!」
こなた「きっとかがみんの熱意がみんなに届き始めたんだね」

かがみ「こなたー!!うわーーーん」

こなた「おーよしよし、これからも頑張ろうね」

かがみ「ぐすっ、ぐすっ、うん」

こなた「ほらほら、みんな見てるよ。泣き止んで」

かがみ「ぐしゅ・・・・うん、うん」

こなた「これからも頑張ればきっと昔みたいに盛り上がるから、ね?」

かがみ「うん・・・・やっぱり・・・こなたは・・・・」

こなた「・・・・・・ん?」


かがみ「最高の親友よー!!」


こなた「な、な、かがみんがデレたー!?」



落ちは無い
そんな感じの投下待ち上げ
538 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/13(日) 23:24:15.64 ID:1EllSb.0
かがみ「ふんふ〜ん♪」
こなた「どったの?最近ご機嫌だね?」
かがみ「スレの住人が私のこと嫁とかかわいいとか言ってるのよ。もう参っちゃうわww」
こなた「・・・・ふーん」


こなた(最近かがみんが冷たいと思ったら・・・ネットか・・・・)


こなた(なるほど・・・どうやら私は戦わねばならないらしい・・・・)


こなた(ネット世界の住人達が居なくなれば、かがみんは私の嫁!!)


こなた(そのためにはかがみんのパソコンを・・・・ブッッ殺ス!!!!!)



こなた「ねぇねぇかがみん?」
かがみ「何?今忙しいんだけど・・・」カタカタカタ
こなた「・・・・トリャー」ブチッ

かがみ「え?あああああああああああ!!!!何急にコンセント抜いてるのよ!!」

こなた「ボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラ、ボラーレヴィーナ!!!!!!」ドコドコドコガンガンガン

プシュー・・・・・

かがみ「あ、あんたねぇ!!何急にPCボコボコにしてんのよ!!」
こなた「いやぁーははは・・・・」
かがみ「早くコンセント指して、起動しないと、あれ?あれ?付かない?付かないよ・・・・」
こなた(むっふっふ、これでかがみんは私の・・・・クックック・・・・)
かがみ「わ、私のPCが・・・・私の・・・・BL同人も・・・・ラノベデータも・・・・」
こなた(あ、ちょっとまずいかも・・・・)
かがみ「・・・・全部・・・消えた。。。こぉぉぉぉぉなぁぁぁぁぁたぁっぁぁぁぁあ!!!!」
こなた「ひぃ!!」
かがみ「貴様の血は何色だぁ!!!!!」
こなた(北斗の拳!?)
かがみ「貴様は絶対に許さん!!覚悟しろやぁぁぁぁ!!!」

こなた「GYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!!!!!!!!」




そんな投げっぱなしで、意味が無い
投下待ち上げ
539 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/13(日) 23:53:59.29 ID:ZRx69zk0
>>538
お前必死だな

だがそういうの嫌いじゃないぜwwwwww
540 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/13(日) 23:54:53.03 ID:yiM0Yj60
何はともあれワッフルル
541 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/13(日) 23:56:08.46 ID:AVrJTqM0
投下かもーん
542 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/14(月) 07:29:10.93 ID:yqTA4wAO
久々に書き手召喚の儀式するか?
543 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/14(月) 16:13:20.55 ID:Bmytbqc0
さぁ!始まるザマスよ!!
544 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/14(月) 16:13:47.74 ID:NXfAW1o0
行くでガンス!!
545 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/14(月) 16:14:12.70 ID:YjgR4/M0
ふんがー
546 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/14(月) 16:15:07.93 ID:n6dXG8o0
まともに始めなさいよ!!
547 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/14(月) 16:16:13.25 ID:Wfr3j3A0
曖昧3センチ
548 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/14(月) 16:17:16.64 ID:NXfAW1o0
そりゃプニってことかい?ちょっ!
549 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/14(月) 16:17:57.66 ID:Bmytbqc0
ラッピングが制服
550 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/14(月) 20:02:14.88 ID:JKTJi.s0
だぁぁ不利ってこたない ぷ。
551 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/15(火) 16:49:49.00 ID:WVsWHM2o
グォレンダァ!
552 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/15(火) 17:01:11.12 ID:4Qzb6h2o
ボクの必殺技、その!3!
553 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/15(火) 17:38:58.95 ID:WVsWHM2o
滅びのバーストストリーーーーーーム!
554 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/15(火) 23:35:56.81 ID:5goiZsDO
粉砕!玉砕!大喝采!
555 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/16(水) 00:02:37.55 ID:uWiU1IDO
仮面ライダー555
556 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/16(水) 17:56:43.73 ID:qE9xXpEo
子供の平和を脅かす!スパイダーマ!!!
557 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/16(水) 23:21:48.35 ID:eJAkJ92o
久々に北
すげえ過疎だな・・・おい
558 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/16(水) 23:30:18.98 ID:O2I.w8wo
この前一瞬盛り上がったんだがな・・・
559 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/17(木) 02:55:10.42 ID:n/JWckDO
書き手カモォォォン
560 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/17(木) 20:28:31.35 ID:BJHAjKEo
|ω・)ゆーちゃんSSの人です。
過疎ってますな…
続きは考えてるんだけどいまいち病ませきれないんだ…ごめんよ
561 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/17(木) 21:10:36.62 ID:n/JWckDO
>>560
>>559の叫びが届いたんですね

「内容を練る、キャラを病ませる。」
「二つ同時にやらなきゃならないのが書き手の辛いところだな。」
562 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/18(金) 22:45:31.92 ID:7wfHqgDO
なんという過疎
563 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/19(土) 15:55:48.75 ID:KSrqrws0
ROMってる奴ためしに手あげてみ

564 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/19(土) 16:03:34.70 ID:qvrQpu.o
嫌です
565 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/19(土) 16:40:50.83 ID:P3XCEADO
>>564
そんなこと言わずにあげろよ
566 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/19(土) 16:48:37.67 ID:0w6Ywggo
     *      *
  *     +  いやです
     n ∧_∧ n
 + (ヨ(* ´∀`)E)
      Y     Y    *
567 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/19(土) 17:55:04.67 ID:KSrqrws0
拒否んなwwあげてくれやwwww
568 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/19(土) 17:56:24.39 ID:L0z.mgAO
だが断る!!
569 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/19(土) 20:49:46.47 ID:OdVcEYwo
   *      *
  *     +  ROMってます
     n ∧_∧ n
 + (ヨ(* ´∀`)E)
      Y     Y    *
570 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/19(土) 23:27:37.09 ID:AJ8I/7E0
ROMって何?


















571 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/19(土) 23:28:53.56 ID:HyG23es0
572 : :2008/04/19(土) 23:29:02.25 ID:AVxStIAO
見てるだけの人
573 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/19(土) 23:29:12.61 ID:HyG23es0
574 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/19(土) 23:29:34.71 ID:4AmLlc.0
575 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/19(土) 23:30:03.12 ID:HyG23es0
576 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/19(土) 23:30:19.72 ID:4AmLlc.0
577 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/19(土) 23:30:36.14 ID:P.ijgUk0
578 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/19(土) 23:30:50.77 ID:zsFu1cQ0
579 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/19(土) 23:31:05.94 ID:P.ijgUk0
580 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/19(土) 23:31:22.59 ID:AEP6Sww0
581 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/19(土) 23:31:39.03 ID:VXClKZY0
582 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/19(土) 23:31:55.10 ID:zsFu1cQ0
583 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/19(土) 23:32:09.52 ID:AEP6Sww0
584 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/19(土) 23:33:41.25 ID:HyG23es0
書き込みテス
585 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/19(土) 23:37:34.95 ID:AJ8I/7E0
ここまで15人
586 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/20(日) 05:11:22.92 ID:Awxnoys0
587 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/20(日) 09:01:41.07 ID:ve6LBdQ0
588 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/20(日) 10:08:07.21 ID:UdCPmIQo
ちょwROM多すぎワロタwww
何かネタでいいから書こうぜw





589 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/20(日) 12:19:45.83 ID:l47bQk6o
590 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/20(日) 12:20:28.53 ID:l47bQk6o
ここって意外と人が居たんだな
591 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [ノ]:2008/04/20(日) 15:17:35.28 ID:h7afhrMo
二回も手上げてるやついるぞ
592 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/20(日) 15:20:43.67 ID:2KEJycAO
ゴメン笑ってしまったwwww
593 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/20(日) 15:22:26.27 ID:8S3r2D.0


挙手提案した者だがROM多すぎてびっくりしたww
投下きてくれー
594 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/20(日) 17:36:15.86 ID:OttkdNko
595 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/20(日) 17:47:04.77 ID:XpfRCwDO
只今書き中。

ヤンデレ?んなもんしらねぇよ。
596 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/20(日) 18:41:15.78 ID:.jxgFIAO
597 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/21(月) 21:59:45.23 ID:OaN8jig0
んでまた過疎る、と。

もう潮時なのかもしれねえな
598 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/21(月) 23:59:21.16 ID:Ppz3qkDO
>>597
確かにな、これ以上続けても無理だな
599 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/22(火) 00:03:31.88 ID:F7uoBpY0
そうだな、未完結だけ完結してくれりゃ何も言うこと無いな

まぁみんなで1文字づつ投下すればSSになる気がするがな
600 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/22(火) 00:03:34.55 ID:BWbwMBs0
そうだな、未完結だけ完結してくれりゃ何も言うこと無いな

まぁみんなで1文字づつ投下すればSSになる気がするがな
601 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/22(火) 00:04:14.50 ID:Z32knMY0
600Get
602 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/22(火) 07:03:23.92 ID:CIfXcY.o
>>601
(゚д゚)
603 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/22(火) 07:29:51.72 ID:Qzutn9go
>>601
(゚д゚)
604 : :2008/04/22(火) 09:26:26.13 ID:3SNUzcAO
ども、☆っす
先の展開がややこしいのでパソコンで纏めています
もうちょっとまってくれ
605 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/22(火) 12:37:52.41 ID:WCcoMgAO
wwktk
606 : ◆DdGUgfDbio :2008/04/22(火) 12:39:44.64 ID:J7.bosSO
607 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/22(火) 15:00:23.12 ID:WCcoMgAO
俺のIDトイレか
608 :狂気と純愛と青空と :2008/04/22(火) 17:22:23.28 ID:5k.ZCkAO
もう皆忘れてるだろうし、需要なんて1nmもないかもしれんが、投下していいかな…
609 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/22(火) 17:23:55.20 ID:b6meb6M0
かもーん!!
俺は覚えてるぜ!!
610 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/22(火) 17:24:12.94 ID:QK.iICE0
さぁ早くかきこむんだ!!!!!!
611 :狂気と純愛と青空と :2008/04/22(火) 17:25:22.64 ID:5k.ZCkAO
ありがとう…
ではでは

みゆき「なんだか恥ずかしいです…」
男「お、俺も恥ずかしい…」
みゆき「私たちもう恋人同士ですもんね?」…な、なんだ?なんだか怖いぞ?みゆき………
男「あぁ…そうだな。」みゆき「じゃあ行きましょうか。そろそろ時間ですし。」



俺はみゆきと二人で合流する場所へ向かった。
すると二人はもう待っていた。
男「悪い、遅れたかな?」
こなた「…………ううん。」
つかさ「…………………」
なんだろう… 雰囲気が…
みゆき「じゃあ、そろそろ帰りましょうか。」
みゆきが嬉しそうに言った。
男「あぁ、そうだな。しかしなんで2人共こんなに…」
つかさ「男くん?」
―――ッ! なんだ?なんなんだよ、あの目は! やめてくれよ…
男「な、なんだ?」
つかさ「………………………」
こなたとつかさはその後、一言も喋ることはなかった。俺はただ、ずっとみゆきと喋りながら帰りのバスに乗った。
612 :狂気と純愛と青空と :2008/04/22(火) 17:25:45.56 ID:5k.ZCkAO
2
男「………はぁ」
俺は今、風呂に入ってる。そして今日のことを思い出し、そして考えていた。
男「まさか…みゆきに告白されるとは…」
そして、つかさ。
今日のつかさは極めておかしい。おかしすぎる。
男「まぁ…こなたは…普通…だな…」
こなたは最後の方は一言も喋っていなかった。いったいどうしたもんかね。まぁ久し振りにメールしてやるかね。
そんなことを考えながら俺は風呂を出た。


携帯には着信が2件。みゆきと…こなたから。
俺はまずみゆきに電話をすることにした。
613 :狂気と純愛と青空と :2008/04/22(火) 17:26:16.60 ID:5k.ZCkAO
3
男「くさいよな〜」
みゆき「うふふ、ですね。」
男「っと、こんな時間か…」
みゆき「そうですね、そろそろ切りましょうか。」
男「だな。じゃあおやすみ、みゆ――」
プツッ―――プープー
男「ありゃ…………」
なんだか寂しいもんだな。途中で切られちゃうとは…
男「こんな時間になっちまった…
こなたに電話するつもりだったのに…」
男「…………まぁ起きてるかな。」
プルルルルルル ガチャ
こなた「もーしもし」
男「お、こなたか?」
こなた「私に電話して私以外のだれがでるのさ。」
男「ま、そうか」
こなた「ね、会わない?」
男「は…?」
こなた「いや、久し振りに遊びに行こうよ〜」
男「あ、あぁ」
こなた「散々焦らしてやっと私のとこに来てくれたんだよね?嬉しいなぁ?」
―――またか。
男「おい、違うぞ。俺は――――」
こなた「明日、空いてるよね?祝日だし。12時に公園ね。」
プツッ―――プープー

くそっ… なんだよ…またかよ…なんでこんなにおかしな奴ばっかりなんだよ…
いったいどうしたらいいんだろう…
―――もう一度ちゃんとこなたには話をしよう。好きじゃないって。俺にはみゆきがいるってことを。
614 :狂気と純愛と青空と :2008/04/22(火) 17:27:43.51 ID:5k.ZCkAO
と、まぁここまでなんだ… 本当に今まですまなかった。
駄文でスマンコ
615 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/22(火) 20:42:08.16 ID:si3EUk.0
久しぶりの投下乙
616 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/22(火) 22:19:52.70 ID:ZCcrIkAO
ワーイ投下だ
617 :歪友病 :2008/04/23(水) 01:14:37.70 ID:SWi19Yw0
私は、誰かを好きになった事がない

だから本当の恋というものを知らない

一体どうやって好きになって
どうやって付き合って
どうやって肌を重ねるのか

ギャルゲーの知識しかない

何故かと言われれば、学校で友達がいたことがないからかもしれない

小学生の時は、身体成長の遅さが原因でいじめにあい
中学生の時は、私の趣味の事でいじめにあっていた

だから、高校生になって、友達が出来た時には凄く嬉しかったし、楽しかった

でも最近、親友が誰かと付き合い始めた
私は、その親友の彼氏を憎んだ

私と彼女を引き裂いて、彼女を掠っていくと感じた

私の大切な親友を奪う存在を野放しには出来ない


私は、親友の彼氏をこの世から葬ろう


かがみは私のものなのだから……

続かない
という投下待ち上げ
>>614
618 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/23(水) 06:13:01.39 ID:ejTO/E60
この世に絶対的なものが存在するなら

それは貴方から私への愛

この世に不変的なものが存在するなら

それは私から貴方への愛


この世に恒久的なものが存在するなら

それは貴方と私の愛


これが成立するためには、貴方の周り群がる賎しい雌犬の廃除が必要でしょ?




たから私が、あの汚らわしい女を始末しといたの



投下待ち上げ
619 :電波王▲▲ ◆DD..AmezVI [渚]:2008/04/23(水) 07:05:07.86 ID:FFbPh7oo
未来日記のアニメ化まだですか?^^;
620 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/23(水) 08:22:23.71 ID:6PSkb920
>>619
久しぶりだなwwwwwwwwww
621 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/23(水) 08:40:26.40 ID:ySCYkTko
そういやこのスレって電波王発祥なんだよな
あといままでに投下された絵はwikiにのってるの?見たいんだけど
622 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/23(水) 12:53:41.82 ID:UH4H/OYo
>>619
さぁ?いつになるんだろうね
623 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/25(金) 04:00:59.07 ID:9n/2kgo0
>>517
帰り道男はかがみにこなたの話を伝えた
「そっか」
「心配じゃないのか?」
「・・・あいつのことだからどうせずる休みでしょ?
ネトゲでもしてたんじゃない?」
「そうかもな、でも一応見舞いにでも行かないか?」
「・・・遠慮しとく」
男なりの気遣いのつもりだった。
こなたの話をだしても冷静なままのかがみ
それはかがみなりの気使いだったのか
それとも本当に気乗りがしないだけなのか男にはわからない
けれど少しだけ無神経な自分に後悔した。

帰り道の夕日は二人を静かに包み込む
「見て!きれいな夕日・・」
「おお夕日なんて普段あんまり意識しないからたまにみるのもいいもんだな」
「素直に感動しなさい」
「イテテ・・ズビマセン」
男の頬をつねりながらかがみはベーと舌をだす
そして男をじっと見つめると手を放した。
「・・・少し寄り道しない?」
624 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/25(金) 04:32:11.20 ID:9n/2kgo0
「ああいいよ」
ついてきてというかがみの後を男は追う

そして学校から少し離れた場所にある公園についた
高台にあるこの公園からは夕日に包まれた見慣れた街が一望できた。
「疲れたー」
男は公園に着くなりどかっとベンチに腰を下ろす
「情けないわねー」
あきれ顔でかがみはそっと隣に腰を下ろした
「この公園場所は知ってたけどくるのは初めてだな」
男はきょろきょろと周りを見渡した
「どうせ「坂がめんどくさかった」なんて理由でしょ?たまには運動しなさい」
図星をつかれ男は少しばつが悪い顔をする
ひひひと手を口に当て意地悪そうに笑うかがみ
男は軽く頭をこづいた
「い、いったーい」
「ばーか」
「何よ」
「なんだよ」
おでこに手を当てながら恨めしそうに睨むかがみに男はそっとキスをした
「ちょ、ばか!いきなりなにすんのよ」
顔を真っ赤にしながらかがみは男から離れる
「心の準備くらいさせてよ」
ぼそっとかがみはつぶやく
「何か言ったか?」
「何でもない!!」
男を怒鳴った後ふうとため息をつくとかがみは街並みを見渡す
「私さ、考え事するときよくここにくるんだ」
「意外にロマンチックなんだな」
茶化す男に悪かったわねといいった顔で話を続けた
625 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/25(金) 04:44:40.79 ID:9n/2kgo0
「あんたと付き合うようになってくる回数はへったけどねー」
そういうと「よっ」と転落防止用の策に上る
「おいアブねーぞ」
「平気平気、この策結構はばあるから」
ひょいひょいと慣れた様子で歩くかがみ
男はベンチから立ち上がりそばで見守る
「こっからさ、街見てると私の悩みなんてこんな広い街よりももっともっと広い日本のさらに広い世界のなかのほんのほんの豆粒くらい小さな悩みなんだなーって思えるの」
「・・・いいから一回降りろ」
「心配してくれるんだ?」
「当たり前だろ」
「なんで?」
「え?」
「なんで私の心配してくれるの?」
「なんだよ急に」
「答えて」
男は少し押し黙るとかがみに聞こえるか聞こえないかくらいの声で
「好きだから」
とかがみの問いに答えた

626 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/25(金) 04:55:13.17 ID:9n/2kgo0
かがみは何も言わず策から降りる
「確かに俺たちは小さい、けど俺はそんな豆粒くらい小さいお前の悩みだけ知れたらそれでいい」
かがみは何も言わない
「世界がどんだけでかくても悩みが急に消えるわけじゃねーだろ?お前の俺よりちっせえその悩みが、俺からすりゃ宇宙よりでけー悩みなんだよ」
「わけわかんないわよ」
「ニュワンスでわかってくれ」
「・・ばか」
うつむくかがみに少しだけ笑みがこぼれる
627 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/25(金) 05:27:02.75 ID:9n/2kgo0
すまん途中投下してしまったww
かがみは何も言わない→策から降りたかがみはうつむいたまま何も言わない
お前の俺よりちっせえそのなやみ→俺より背のちっちぇお前の悩み
です

結局その後かがみの「帰ろっか」の一言で二人は公園を後にした
公園からの帰り道二人何を話すわけでもなくまっすぐ帰るわけでもなく
ただふらふら街を歩き続けどっぷりと日が暮れたころに二人は別れた

その日の夜
男の携帯がなる
「はい」
「男君今へいき?」
電話の相手はうかさだった
「ああどうした?」
「今日の話なんだけど」
「うん?」
「私もね元気ないなーって思ってたの、最近帰ってきても部屋にこもりきりが多くて・・まともに話してないんだ」
「そうなんだ・・」
「今日お姉ちゃん昨日何かあったの?私が聞いても教えてくれなくて」
「俺もこなたとけんかした、ってことしかわかんねーんだ」
「そうなんだ・・」
「ただ悩んでるのは確かだと思う、屋上でも今日の帰り道でも様子・・変だったからな」
「・・そっか、ねえ男君?」
「なんだ?」
「おねえちゃん・・お願い」
「ああ・・あの頑固ものから頑張って話し聞き出してみるさ」
「うん・・きっとおねえちゃんもその方が喜ぶと思うから・・おねちゃんきっとどうしていいかわからないんだと思うの」
「わかるのか?」
「双子だからかな・・なんとなくそんな気がするの」
(つかさーお風呂はいりなさーい)
受話器の向こうから母親とおぼしき声が聞こえる
「あ、はーい、ごめんね男君急に変な電話して」
「気にスンナよ、じゃ明日な」
「うん、お休み」
「お休み」
男はそういうと携帯の電源ボタンを押した
628 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/25(金) 05:35:18.50 ID:9n/2kgo0
今日はここまで、久しぶりにきたらあまりの過疎にびっくりしたwwww
少なくとも俺は一週間以内にまたくるよ。
俺のを読んでくれてる人が何人いるかわからんが、完結は必ずさせる

しかしもう少し人をひきつけるおもしれー文がかけたらいいんだがwwww
愚痴っても始まらんかwwww
そいでは ノシ
629 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/25(金) 10:19:25.62 ID:Wa04PgAO
630 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/25(金) 21:38:45.25 ID:1gR2GtM0
投下乙

だが、うかさに盛大に吹いたwwwwww
631 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/26(土) 12:38:07.47 ID:8LDNLhko
読んでる
632 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/27(日) 21:35:03.14 ID:tvHQpz20
>>628
乙!俺は十分引きつけられたぜww


さて、俺もそろそろゆーちゃんSS進めないt(ry
633 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/28(月) 08:05:31.61 ID:Zhl33YAO
>>632
続きマダー?
634 :伝わる想い、届かぬ想い(第5話) [sage]:2008/04/28(月) 20:22:58.91 ID:0d3q23.0
ゆたかSS、第5話です。
タイトルは名前欄のものに決定しました。
↓以下本文


 朝9時にあらかじめ決めておいた場所に集合。
…なのに、私達はそろって寝坊していたのでした。

「こ、こ、こなたお姉ちゃん!」

 声を上げながらお姉ちゃんの部屋に飛び込むと、パソコンはつけっぱなしで
ベッドでぐっすり眠っていた。昨夜も遅かったみたいだけど何時頃までネットゲームを
していたのだろう。

「ん〜?おはよ、ゆーちゃん」
「おはよう…じゃなくって!」
「ん…ああっ!」

 時間に気付いた?と思ったらそうではなくて視線はパソコンの画面に向いている。
よく見ればこなたお姉ちゃんのキャラクターは「DEAD」表示になっている。
モンスターに倒されて、そのまま朝まで放置されていたらしい。

「おっかしいなー。確かレアアイテム探して戦ってたのに」
「でも、ベッドで寝てたよね?」
「それがわかんないんだよ。たぶん一旦は寝落ちして、ネトゲ放置に気付かず
寝ぼけながらベッドに潜りこんだんだなあ」

 叔父さんが寝落ちしているお姉ちゃんに気付いてベッドに運んで寝かせたとかいうので
なければそれ以外に説明がつかない。
635 :伝わる想い、届かぬ想い(第5話-2) [sage]:2008/04/28(月) 20:24:03.13 ID:0d3q23.0
「ところでゆーちゃん、なんで慌ててたの?」  
「うん?えっと、忘れちゃった」
「あはは、うっかりさんだなあ…」

 お互いにそう言いながら視線は壁にかかっている時計に向けられる。
その近くのカレンダーの今日の日付は赤い丸で囲まれていて、その下に「お花見」と書かれ…  

「「わああああああ!」」

 それを見た私達は同時に慌てだす。
お、おじさんも寝てるのかな…起こさないと大遅刻になっちゃう。

「まずい、非常にまずいよ」
「と…とりあえず叔父さんを起こさないと」
「そだね。ああ、かがみんのアイアンクローで今日が私の命日になるのか…」

 縁起でもないことを言いつつこなたお姉ちゃんはタンスから着替えを引っ張り出す。
それじゃ、私は叔父さんを起こしてこなきゃ。

「――こ、こなたあああ!ゆーちゃあああん!」

 と思ったけど起こすまでもなかった。
636 :伝わる想い、届かぬ想い(第5話-3) [sage]:2008/04/28(月) 20:24:58.52 ID:0d3q23.0
「おはよう、こなた」
「オ…オハヨウゴザイマス」

 冷や汗をかきながらかがみ先輩に挨拶するこなたお姉ちゃん。
笑顔。笑顔なんだけどそれが私達には恐怖そのものだった。

「それじゃ言い訳タイムいってみようか」
「……」
「言えないの?」

 言えません。ネットゲームしながら寝落ちしてたなんてとても。
ちなみに私は目覚まし時計を気付かず止めて二度寝していた。叔父さんはアラームの
セットを忘れてたとか。

「か…かがみ。そう怒るなよ」
「あら、男には私が怒ってるように見える?」

 見えません――そう、見た目だけなら。

「男には見えるんだね…かがみんの背後に立つ不動明王が」
「こなた、誠意を込めて謝るんだ。まだ死神のお迎えには早いぞ」
「短い付き合いだったけど楽しかったよ、男。お墓はお母さんと一緒がいいな」
「あんた達は私を何だと思ってんのよっ」

 まあまあ、と周りの人達がなだめる間にお花見の準備は終わりつつあった。
どこを見渡しても満開の桜。見上げれば空は雲ひとつなく真っ青だった。
637 :伝わる想い、届かぬ想い(第5話-4) [sage]:2008/04/28(月) 20:25:46.70 ID:0d3q23.0
「いい天気になったね」
「うん」

 みなみちゃんと並んで空を眺める。
時折南から吹く風が、散った桜の花びらを空にふわりと飛ばす。 

「はい、それじゃ始めるよー」

 先頭に立って準備していたゆいお姉ちゃんがみんなにグラスを配る。
…あれ、なんかお姉ちゃんのグラスはもう何か飲んだ跡があるんだけど?

「ゆいちゃん、フライングはダメだぞー」
「う…ばれちゃったか。みんな、ジュースとビールついじゃってちょうだい」

 叔父さんに苦笑いされながらゆいお姉ちゃんはビールをついで回る。
こんなに賑やかなお花見は初めてだな。私もかがみ先輩からジュースをついでもらって
お返しにジュースをつぎ返す。

「ありがと。しっかし三人揃って寝坊とはね」
「すみません…」 
「たまにはこういうこともあるわよ。こなたは例外だけど」
「は、ははは…手厳しいなあ、かがみんは」 
638 :伝わる想い、届かぬ想い(第5話-5) [sage]:2008/04/28(月) 20:26:44.50 ID:0d3q23.0
 一時間が経った頃、完全にできあがった叔父さん達は隣で花見しているグループに
混じってカラオケ大会を始めてしまっていた。

「あれ?」

 その賑やかな光景を見ている間に、男さんがいないことに気付く。

「みなみちゃん、男さんは?」
「あっちに歩いていった。散歩じゃないかな」
「そっか…」
「追ってみるといい。追いつくと思うから」

 不思議な笑顔でそう言われ、私は席を立って男さんが歩いていった方向に向かう。
今日は朝からあちこちでいろんな人達が花見をしていた。
誰もが楽しそうで、それを見ている私もなんだか楽しくなってくる。

 でも、そんな人達の中でいったい何人がこの桜の花を見ているのだろう。

「――」

 人気のなくなった辺りの広場に立つ、一本の桜の大樹。
その前に男さんは静かに佇んでいた。

「……」

 声をかけていいのかどうか迷う。
寂しそうな、悲しそうな表情でその桜の樹を見上げる彼に。
それ以上あの人に近づくことも出来ずに私はその場に立ち尽くしている。

「やあ、ゆたかちゃん」
「あ…」

 でも、先に彼から声をかけてくれた。
さっきから来ていたことに気付いていたのか、今しがた気付いたのか。
私はゆっくりと歩を進める。
639 :伝わる想い、届かぬ想い(第5話-6) [sage]:2008/04/28(月) 20:27:24.75 ID:0d3q23.0
「大きな樹ですね」
「中学生の頃かな。初めてこの樹を見つけて登った時に見た景色は今も覚えてる」
「の、登ったんですか」

 上まで何メートルあるのだろう。
私にはとても登れそうにないこの樹の頂上から見る景色はどんなものなんだろうか。 

「今はあの頃より背も伸びてるからまた感じ方も違うんだろうけど、あの時…
広い空を眺めながら、世界って広いんだなあって思った」

 楽しそうに語る男さん。
いつか卒業して、いつか樹の上から見たこの街の外に広がる世界に出て行くんだろうか。
そこでも…こんな笑顔を見せてくれるのだろうか。

「ま、今登ったら起こられちゃうけどな」
「私も見てみたかったです」
「そうか…見せてあげたいな。たぶん俺しか知らない最高のスポットだ」

 光射す桜の森で、私達は指切りをする。
彼と私だけの秘密の約束。

「今日はみんながいるからちょっと無理だけど、いつかゆたかちゃんに見せるよ。
俺以外誰も知らない、樹の上に広がる世界を」
「はいっ」

 指切りして一度は離れた手が、また繋がれる。

「戻ろうか」 

 彼の言葉にこくんとうなずいて、手を繋いだまま桜の樹を離れる。
私の手を包む大きな温もりが私の心に幸せを運んでくれていた。
640 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/28(月) 20:30:02.44 ID:0d3q23.0
|ω・)>>632です。
久しぶりに書いたら時間食った…
ゆたかのかがみとつかさに対する呼称がちょっと
わからなかったので名前に先輩付けで呼ばせてますが
違ったら申し訳ない。
641 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/28(月) 20:32:04.12 ID:rFCTL/o0
>>640
投下乙!
呼称は確かそれでおkなはずだぜ
642 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/29(火) 10:36:41.85 ID:ebN0tQAO
GJ!
643 :こなた代理 :2008/05/03(土) 16:56:43.11 ID:zL4DieU0
カタカタカタカタ……
暗い部屋にキーボードを叩く音が響く……

「みんな私のことなんか忘れちゃったんだね……」


この部屋の主が、悲しそうに呟いた

小柄で華奢な体型で、青い長髪に泣きボクロが特徴的な、泉こなただ



「私を忘れるなんて許さない……」

虚ろな眼差し、悲壮感に満ちた表情で、言葉を紡ぐ


「思い出させてあげるから……画面の向こうで待っててね………」




こなたは数日前に購入したサバイバルナイフを掴み、静かに家を後にした



前、このスレに張り付いていた住人に


もう一度、その名を思い出させるために………



次はあなたのところに………ね………?
644 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/03(土) 18:03:26.50 ID:4Rc.s6so
http://chubei.myminicity.com/env
645 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/03(土) 19:25:35.13 ID:41iDnvU0
>>643 ガクブル
646 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/04(日) 00:16:48.76 ID:0y8Gepg0
>>643
ヒィィィィ((((;゚д゚)))
刺される前に続き書くか…
647 : :2008/05/04(日) 01:36:26.62 ID:nhe0yMAO
>>643
怖いwwwwww
もちっと待ってくれ
648 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/06(火) 19:53:03.62 ID:SjbsVYI0
 ―――ここに、記します。
 貴方との、思い出を。




 貴方と出逢ったのは、そう、秋のある日でしたね。
 その日は突然の、季節はずれの大雨で、わたしは当然のように雨に振られ、困っていました。

 ―――そこに、一つの紺の傘。

 男性用の、おっきな、傘でした。
 貴方は無言で、それを貸してくれましたね。
 わたしが遠慮しても、自分が濡れるとわかっていても、わたしを心配して、貸してくださいましたね。

 ―――嬉しかった。
 そして同時に、悲しくもあったのです。
 このようなお優しい御方に、お礼もできないなんて、と。

 ―――でも、その日は意外と、早く、残酷なほど早く、訪れました―――
649 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/06(火) 19:59:30.18 ID:SjbsVYI0
 その日は、乾いた陽気な日でした。
 あの日から数日たっての、ある日のことでした。
 わたしは毎日、貴方の傘を持ち歩いて、返してお礼しよう、って思っていたんですよ?

 ―――そして、わたしと貴方は意外なところで再開しました。

 それはある日、黒井先生からの頼まれごとで、自分のクラスからは遠く離れたE組に行った時でした。
 失礼します、と言って教室に入り、教壇に頼まれたプリント類を置いて、教室から出ようとしたとき、


 ふと、視界の端に、貴方の顔が、見えたのです。
650 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/06(火) 20:02:39.57 ID:SjbsVYI0
「―――あ」

 この学校の、生徒だったんです。
 B組とE組だから、気付かなかったのです。
 わたしは慌てて、教室の外に出てしまいました。
 ……そして、放課後、あの方にちゃんとお返しして、ちゃんとお礼を言おうと、決めたのでした。
651 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/06(火) 20:05:11.80 ID:SjbsVYI0
 そして、放課後、泉さん達に別れを告げて、足早にわたしはE組へと向かいました。
 貴方はちょうど、帰るとこだったんです。
 急いで私は追いかけました。
 そして、ちょうど回りがいなくなる時を見計らって、

「あ、あの」

 声を、かけました。
652 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/06(火) 20:07:53.70 ID:SjbsVYI0
「はい?」

 ふりむく貴方。
 わたしはうまくしゃべれずに、どもりながらも、

「あの、か、傘、ありがとうございましたっ」

 どうにか、お礼を言いながら傘を差し出しました。
653 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/06(火) 20:24:23.12 ID:YaDHSMAO
648〜
です
都合により書けなくなりました
続きはまた
654 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [age]:2008/05/06(火) 22:14:50.91 ID:AdgCccDO
>>648-653
GJ期待して待ってるぞ
655 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/07(水) 02:10:27.29 ID:6Zh628s0
>>643に引き寄せられた気がして

……き、気のせいだよね!
656 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/07(水) 22:58:10.27 ID:T4ocnoE0
>>655
|ω=.)ヨンダ?
657 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/08(木) 10:12:41.64 ID:05lVPNw0
まとめサイトから来ますた

いっちょ俺も書いてみるか!と思ったものの
書いてるうちになぜか男が病みだしたorz

うまく軌道修正できたらそのうち投下します
658 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/08(木) 21:50:22.22 ID:Vtnf/M.0
>>657
個人的には男が病んでもいいと思うんだ
こなた以外のヤンデレを書いてくれてる人もいるからね

自分もそろそろ書こうと思うけど、なかなかエンジンかかりません
…おっと、こなたじゃないか。なんで包丁なんt
659 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/08(木) 23:01:54.67 ID:zDGwOxko
人生コナタ\(^o^)/
660 :657 :2008/05/09(金) 00:45:25.77 ID:lJIp5BE0
>>658
ご意見さんきゅ!

……と言おうと思ったらすでに刺されてるなんてヒィィィィ((((;゚д゚)))
661 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/09(金) 07:29:19.06 ID:AY9AC6AO
>>660
執筆ガンバレ
662 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/09(金) 21:05:08.48 ID:.UpUK.DO
>>660
早く書かないとお前のところに…
663 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/10(土) 07:54:46.03 ID:UWGzQkwo
こなたに刺されたい
664 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/10(土) 12:12:07.44 ID:V8yIMw60
俺はみゆきさんにww
665 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/10(土) 12:15:06.02 ID:kWHSh.AO
俺は頑張ってくれてる作者に
666 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/10(土) 14:18:51.40 ID:x9Sr3W.0
俺はつかさに
667 :657 :2008/05/11(日) 10:09:32.79 ID:jNl.Nxc0
なんか自己満の普通のラブストーリーになっちまいましたorz。
とは言え、せっかく書いたので徐々に晒していきます。まだ書いていない終盤部分で頑張って病ませる予定。
668 :き☆すた あなざー・すたー 1.プロローグ :2008/05/11(日) 10:17:31.57 ID:jNl.Nxc0
 春。
 それは出会いと別れの季節。
 
 都内某高校――

「男君のお父さん……男くんも辛かったんだとは思います。しかし、暴力はいけません。男くんが元チームメートに対して起こした暴力沙汰は退学に匹敵するものです。」

「申し訳ございません。親である私にも責任があることは自覚しております。しかし……本人も十分反省しておりますので……ほら、お前からも何か言え」
 
 父さんが俺の頭を小突く。

 ……冗談じゃないぜ。あれは向こうが悪いのによ。
 その思いをぐっと飲み込んで俺は言う。

「……すみませんでした」

「まあまあ、お父さん。お父さんも男手一つで子供を育てるのは大変でしょう。お忙しい身だともお聞きしておりますし。それに、男くんが荒れるのも無理はないと思います。男くんは都の強化指定選手にも選ばれ、将来を嘱望され、サッカー一筋でここまでやってきたのですから。不幸なケガで選手生命を絶たれてしまったことは、非常に残念ですし、それはこの上ないストレスとして、彼にのしかかったのでしょう」

そこで担任は少し言葉を切った。そして続ける。

「ですから、こちらとしても退学という措置は取りたくない。彼には環境を変えて再出発をして欲しい。それが我が校の総意です。そこでお父さんのほうからも希望が出ていた他校への転入ですが――」

 再度、言葉を切り、そしてゆっくりと言った。

「受け入れ先が決まりました――

――埼玉県の陵桜学園高等部です」


こうして俺は陵桜学園の3年生として転入することになった。
669 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/11(日) 12:49:41.77 ID:5vNKf/Io
wwktk
670 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/11(日) 15:58:25.88 ID:5xbm6oAO
ニヨニヨ
671 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/11(日) 22:23:42.03 ID:erx0Sm20
>>667
遅くなったけど乙です。
病ませるのって結構難しいよな…と自分も書いてきて思った。
ずっとほのぼの系とか書いてると特に。


|ω=.)  (;・ω・)オヤ、ダレカノ ケハイガスル…
672 :657 :2008/05/12(月) 01:43:07.28 ID:8ftesOw0
>>671
うしろうしろ!www

病ますの難しいですよねorz 
考えすぎると前に進まないんで、終わらせること優先で逝きます。
673 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/12(月) 01:45:04.21 ID:SwCTJwAO
マッタリだけどいい流れだな
674 :あなざー・すたー 2.転入生、その名は男 :2008/05/12(月) 01:45:36.86 ID:8ftesOw0
「――と、いうわけで残り一年間、よろしくお願いします。あ、前の学校では『男』って呼ばれてたんで、よかったらそう呼んでください」
 
 俺の名前は……ま、男ってことでいいや。
 色々あって、前の学校を退学寸前になっちまった俺は、何とか退学を免れてこの陵桜学園に転入させてもらった。せっかく拾ったチャンスだ。ここはいっちょ、生まれ変わった気分で頑張ろう。こうしてみると可愛い女の子もなかなか多いことだし……

「じゃあ、席は泉の隣な」

 よく通る関西弁で担任の黒井先生が言った。
先生が指差した先の席へ行く俺。その先で俺は見た。その青い幼女、じゃない女の子をを。

「やほー、男くん。よろしくね」

 先生に『泉』と呼ばれたその子は、ゆるい笑顔をこちらに向ける。どう見ても高校生には見えない。
 思わず、周りをきょろきょろしてしまった俺。他の子は年相応の姿かたちをしている。別に埼玉県の高校生は成長が遅いというわけじゃなさそうだ。

「どしたの?」
「え!?あ、いや、何でも……ないよ!別に中等部の子が混じってるんじゃないかなんて思ってない思ってない……あはは……
……はッ!?」

 しまった……思ったことがつい口から出てしまった。
 ただならぬ殺気を感じる……
 ジョジョさながらの――ゴゴゴゴゴゴゴ!!という効果音が聞こえてきそうだ……

 どうやら、俺の新生活はスタートから波乱含みのようだ。
675 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/12(月) 01:51:27.58 ID:SwCTJwAO
ワクワクテカテカ
676 :あなざー・すたー 2.転入生、その名は男(2) :2008/05/12(月) 01:51:49.67 ID:8ftesOw0
「ごめんよ、機嫌直してくれよ〜」
「………」
 
 休み時間、俺は泉さんに謝っていた。彼女はかなりご機嫌斜めだ。そりゃ、まあ……中等部生って言われりゃ怒るか……

「こなちゃん……もう許してあげなよ。」
「男さんも悪気があったわけではないようですし……」
 
 二人の女の子がフォローしてくれている。泉さんの友達の柊さんと高翌良さんだ。ううう、なんて優しい人たちなんだ……
 とくに高翌良さんは美人だし、大人っぽいし、巨乳だし……なによりメガネっ娘。メガネっ娘激LOVEの俺にとってはど直球、ど真ん中、どストライクだ。

「まあ、でもそれが世間一般の評価ってやつよ。諦めなさい、こなた」
 
 おいおい、幼女に、じゃない火に油を注ぐなよ!
 今のは、というか今のも柊さんだ。さっきの柊さんとは別の柊さん。二人は双子らしい。さっき、優しくフォローしてくれた子が柊つかさ(妹)、こっちのキツそうなの柊かがみ(姉)。お姉さんのほうは、現在意地悪そうな笑顔を浮かべておられる真っ最中……

「ううう、男に続いて、かがみんまで……」

 このツリ目のお姉さま、どうやら状況を悪化させるつもりらしい。ヤバイ、何とかフォローしないと。

「いや、でもさ。ほら、若く見られるって事じゃん!若いっていうか幼いんだけど……ってそうじゃなくて。えと、つまり、ほら、泉さんみたいな人、好きな人は好きだと思うよ。コアなファン受けするって言うかさ。確実に需要はあると思うよ。貴重なキャラクターだって!」
 
 やばい。途中から自分でも何言ってるのかわからなくなってきた。

「………」
 
 泉さんが無言でゆっくりこっち向く。
 ひいい〜!これはやぶへびかも知れない!

「だよね〜!」
 
 へ?
 急にニコニコする泉さん。

「いや〜、ちみぃ、わかってるじゃん。そうなのよ、きっと需要はあんのよ。いや〜、私も胸が無いのをずっと嘆いてきたんだけどね、とあるゲームで『貧乳はステータスだ!希少価値だ!』って言ってたんだよね!言われてみれば確かにそういうニーズもあるわけじゃん!私は貴重なわけよ!良くぞ見抜いた、男!」
「あ、ああ。そ、そうだよね……あはは」

 よくわからないが、嬉しそうだ。

「で、機嫌直していただけたんでしょーか、泉さん?」
「『こなた』でいーよいーよ。うむ、男は肝心なトコわかってるから許して進ぜよう!」
「あ、ありがとうございます……」

 泉さ……いや、こなたはいわゆるオタクらしい。
 まあ、それを知ったのはその日の放課後、気を良くしたこなたに『ゲマズ』とかいうところに強制連行され、8割ほどが解読不能の(少年マンガ、一部のゲーム、アニメとかろうじてついていけたが……)こなた発言をシャワーのごとく浴びた時だった。

 しかし、何はともあれ、こなたとは仲良くなれたことだし、楽しい学園生活になりそうだ。
前の学校での……ケガをした後の8ヶ月間とは違う、楽しい学園生活……に。

 次はぜひ、あの優しそうで美人で巨乳で、なによりメガネっ娘な高翌良さんとお近づきになりたいものだ。なんて妄想夢想に浸りながら、俺は転入一日目の眠りについた。
677 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/12(月) 18:41:03.47 ID:E5N/BEE0
wiki更新されなさすぎだろ
678 :あなざー・すたー 3.執事と女神様 :2008/05/13(火) 00:45:52.25 ID:HJ1Xtug0
 一週間もすると、俺は早くも勉強についていけなくなった。
 
 前の学校ではサッカーばかりしてたうえに、ケガをしてからの暗黒の8ヵ月間は、勉強においても暗黒だったからだ。もともと頭が悪いわけじゃないはずなだけどなー。
 サッカーを辞めてから、成績のことに関して父さんがうるさいし……
 俺は余白が眩しいノートを見つめる。板書を半分くらいしか写してない。

「よし、まずはノートをゲットせねば……おーい、白石、ノート貸してくれない?」

 とりあえず、最初にできた男友達『白石みのる』に声をかける。気のいい奴ですぐ仲良くなれた。しかも芸能人を目指しているという、何気にすごい奴だ。

「ああ、別にいーけど。でも俺なんかよりもっと成績いい人に借りたほうがいいと思うぜ」
「そういや、さっきの数学、白石も居眠りしてたな」
「あはは、バレてた?しかもあきら様に夢の中でまで怒鳴られてよ〜。あの性悪が!」
「あきら様?」
「ああ、いや、こっちの話。で、ノートを借りるなら、そうだな、成績がクラス一番の高翌良さんなんかに借りれば完璧なんだけどな」

 おお!俺の女神様、高翌良さんは実はすごい人だったらしい。そういえば、こなたも「みゆきさんは才色兼備のすごい人」って言ってた気がする。そのあと歩く……何とか言ってたけど……う〜ん、忘れた。

「でもな〜。高翌良さんってなんかそういうのをお願いしにくいタイプなんだよな。男子の中で頭がいいのは××だから、あいつに借り――」
「ん!?なんで、優しそうだし、すぐに貸してくれそうだけど?」
「あ〜、確かに断られることはないと思うよ。でもいい人過ぎて逆に頼みにくいっていうか……まあ、あれだけ美人で頭脳明晰、品行方正、しかも家は金持ちって話だしな。ちょっと俺たち平民には敷居が高い感じがするんだよ」
「ふ〜ん、そう言われれば、確かにそんな感じするな」

 ……ってか、金持ちだったんだ。

「な〜んか、お堅い感じだしな。いっつも敬語だし。いい人過ぎて、逆に腹黒いんじゃないかっていううわさもあるくらいだ。それに、何かを説明し始めると話が長くてな。しかもWikipediaまんまの説明だから、一部でみwikiってあだ名をつけられてるらしい」
「……へえ、そうなのか?」
 結構な言われようだな、高翌良さん……
「それに……」
 まだあるのか?
「いい人なんだけど、ある一定以上には他人を踏み込ませないっていうか……仲良くしようとしても、あるトコから先は笑顔で壁を作って拒絶するって話だぜ。あんなに美人なのに彼氏がいないのはそういうのが理由らしいぜ」
「お前……よく知ってんな……」
「おう、らっきー☆ちゃんねるに本編キャラ紹介コーナーがあるからな!事前リサーチも仕事のうちだ!」
「ラッキー……なんだそりゃ?」
「ああ、いや、こっちの話。つか、仕事の話。とにかく高翌良さんは俺たち一般ピーポーとは似て非なる世界の住人ってことさ」
 
 ぬう……まあ、女神だしな。だとしても……

「やっぱり、あのメガネと巨乳は捨てがたいな……(ボソッ)」
「え?何か言った?」
「あ、いや、なんでも……俺、やっぱ高翌良さんにノート借りるよ。ありがとな、セバスチャン」
「セ、セバ!?」
「あれ?こなたや柊さん(妹)がそう呼んでたけど」
「マジで!?そ、そうなんだ……」
「しかも柊さん(妹)は『セバスチャンが臭くってさ〜』なんて言ってたぜ。なんでもカレー臭がするってさ」
「か、加齢臭!?」
「あ、あれだぜ、あの食べるほうのカレーだぜ。ほら白石よくカレー食べてるじゃん」
「加齢臭、加齢臭、加齢臭……(ブツブツ)」

 ヤバイ……ヘコんじまってる。
679 :あなざー・すたー 3.執事と女神様 :2008/05/13(火) 00:46:50.76 ID:HJ1Xtug0
「あ、えーと、とりあえず、ありがとな。白石。あと、カレーは週2回までにすることをオススメするよ」
 俺はヘコんだ白石に背を向けた。スマン、許せ、白石!
680 :あなざー・すたー 3.執事と女神様 :2008/05/13(火) 00:49:22.27 ID:HJ1Xtug0
「あの〜 高翌良さん。お願いがあるんだけど」
「あら、男さん。なんでしょう?」

 やっぱ近くで見るとかわいいな〜
 少女を象徴する色『ピンク』そのピンク一色の軽くウェーブのかかった艶やかなロングヘアが白い肌に映えている。そして吸い込まれそうな大きな青い目。なによりその目にこの上なくマッチするメガネ。

 まさに……女神だ!

「あ、あの……男さん?男さ――」
「はッ!?お、おわ!?あ、いやいや、高翌良さんがメガネ属性の俺の女神にふさわしい存在だなんて妄想を膨らましたりしてないですよ!」
「メガネ属晴……ってなんですか?」
「あ、えと……何でもない!ただの妄言だ!」
 
 何言ってんだ俺は。どうもこなたのオタクっぷりが感染しつつあるらしい。

「はあ……そうですか。で、お願いというのはどういったものでしょうか?」
「実はちょっと勉強について行けなくなり始めてちゃってさ。もし良かったら数学と英語のノート貸してもらえないかな、と思って。あ、でも別に無理にとは言わないから」
「いえ、構いませんよ。えっと、数学と英語ですね。お貸ししますよ」

 にっこりと微笑む高翌良さん。
 まさに 女 神 降 臨 !!

「ありがとう!放課後までには移し終わるようにする――」
「いや〜、フラグ立ってるね〜」
 
 ニヤニヤしながら幼女登場。ってか、いつの間にか横に立っていた。

「こ、こなた!フラグって、別に俺はそんな……」
「こりゃ、また学園ラブコメでありがちなベタな展開だね。 しかも『歩く萌要素』みゆきさんに目をつけるなんてね〜 やっぱ男は素質あるよ」
「どんな素質だよ!?」
 
 ヤバイ、高翌良さんの前でいつまでもこんな話をするのはよろしくない、よろしくないぞ!

「どんな素質って、そりゃ――」
「あ、こなちゃ〜ん、聞いて聞いて。セバスチャンがまた臭くってさ〜」

 ちょうどいいタイミングで柊さん(妹)が会話に割り込んできた。グッジョブ!柊さん

「じゃ、とにかく、ありがとね!高翌良さん!」
「いえいえ、お役に立ててよかったです」

 その間隙を突いて、俺はそそくさと自分の席に退却した。
 
 にしても、また白石、臭いって言われてたな……
 安心しろ、白石!お前の死は無駄にはしない!
681 :657 :2008/05/13(火) 00:51:58.12 ID:HJ1Xtug0
みゆきさんの苗字を書き込むと「高翌翌翌良」になるんだけど何でだろ?

書いてるときは真ん中の「翌」は書いてないのに……
682 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/13(火) 00:53:47.10 ID:3QSRiUAO
>>681パー速の機能で勝手に入るんだよ
何でかはわからん
高 良スペース開けたり
高、良間に何か入れると大丈夫だがあんま気にしなくていいと思う
683 :あなざー・すたー 3.執事と女神様 :2008/05/13(火) 00:54:00.34 ID:HJ1Xtug0
 放課後――
 
 俺は焦っていた。
 高翌良さんに借りたノートをまだ写し終わってないのだ。放課後には返すって言ったのに……
 ……いや、待てよ。そうだ、いいことを思いついた。

「あの〜高翌良さん……あの、ごめん。ノートまだ写し終わってなくてさ。それで……」
「あら、男さん。いえいえ、お気になさらずに。よろしければそのノート、お貸ししますよ。」
 
 この人はマジでどこまでいい人なんだ……まさに聖人君主だ!
いや、しかし好意に甘えっぱなしというわけにもいくまい。「いい人過ぎて逆に頼みにくい」と言った白石の気持ちがなんとなくわかる。

「いや、さすがにそれは悪いよ。高翌良さんだって予習復習に使うだろうし。それでさ、帰りに学校の近くのコンビニでコピーさせて欲しいんだけど、一緒に来てもらってもいいかな?コピ−したらその場で返すから」
「わかりました。ではご一緒させていただきます」
 
 よし、これで高翌良さんと一緒に帰れるぜ!我ながら、なかなかうまいことを――

「みゆきさーん」
「ゆきちゃーん」
「みゆき〜」

「一緒にかえろー(ハモリ)」


 ……結局、こなた+柊姉妹も来ることになった。
684 :657 :2008/05/13(火) 00:56:06.75 ID:HJ1Xtug0
>>682
知らなかった……情報サンクスです!

じゃあ、めんどくさいんでこのままで。
685 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/13(火) 07:31:09.07 ID:96j7XOEo
>>684
メール欄に「saga」といれてみ。sageto併用もできるぜ。
つい最近追加された機能だからまだ知ってる人少ないんだこれが
686 :4r [saga]:2008/05/13(火) 07:41:42.84 ID:x3KcOXco
d
687 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga sage]:2008/05/13(火) 07:50:21.56 ID:96j7XOEo
>>686
なんのテストしたんだ何の。
ドラえもんとかみさくらとか書かなきゃ意味無いだろw
688 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2008/05/13(火) 09:59:26.13 ID:5fRwSPgo
殺す
689 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/13(火) 10:08:04.62 ID:3QSRiUAO
[たぬき]
そんな機能ついたんだしらなんだ
690 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga sage]:2008/05/13(火) 20:00:41.22 ID:nRelGcIo
てs
高良
691 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2008/05/13(火) 21:39:41.72 ID:wps7Lus0
>>689
sageじゃねえぞwwwsagaだ

ドラえもん
692 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/13(火) 22:35:57.60 ID:uzNCn8o0
http://imepita.jp/20080513/812330
693 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2008/05/13(火) 22:51:21.27 ID:HJ1Xtug0
高良
高翌良
694 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/13(火) 22:57:16.11 ID:3QSRiUAO
>>692堪能した
695 :あなざー・すたー 4.淡紫のツインテール [saga]:2008/05/14(水) 00:46:13.66 ID:HbKh7PY0
「いや〜、それにしても……」
 
 こなたがニヤニヤといたずらっぽい笑顔を浮かべている。

「男は幸せもんだね〜 転入早々、美女四人に囲まれて下校なんてベタな展開かましちゃって!これなんてエロゲ?」
「また、あんたは大きな声でそういうことを言う!」
 
 かがみがツッコむ。

「こなちゃんはホント、ゲーム好きだよね〜」
 
 つかさは屈託のない笑顔。

「ちょっと、つかさ!こなたのやってるゲームは特殊なんだから!こんな話してたら私たちまで男くんにオタクと思われちゃうわよ!」
「ううう、つかさ〜 かがみんがいじめるよ〜」
「まあまあ、お姉ちゃん……」
「そっか、あんたたちは類友だもんね」
「一緒かよ〜ッ?」
「んなっ!?つかさまで……よし!やはりここは私が責任を持って男を育て上げるしか……男には素質があるし」
「いや、俺にとって、いまだにこなたの発言の約70%は解読不能なんだけどな」
 
 やっとこさ俺の発言。
 やっとこさ俺のターン。

「あれれ〜?この前まで80%とか言ってなかったっけ?ちょっと成長したようだね〜」
 
 まるで弟子の成長を喜ぶ師匠のようなこなた。

「あ、あれ?そうだったっけ?」
「ダメよ、男くん!こなたのペースに引き込まれちゃ!……でもあれよね、男くんはこうしてノートを借りて勉強しようって意欲がある点がこなたとは違うわよね〜」
「ぬう!私だってよくノート借りてるじゃん!」
「あんたは、宿題丸写しするためでしょーが!男くんが借りるのは授業の板書だけでしょ。誰かさんと違って、宿題は自力でやるのよね?」
「ま、まあね。勉強しないと父さんがうるさいからな」
 
 そう、父さんが――
  
 お前からサッカーを取ったら何も残らないんだぞ――
 せめて勉強くらいは人並みにやれ――
 
 ――か……
696 :あなざー・すたー 4.淡紫のツインテール [saga]:2008/05/14(水) 00:49:33.39 ID:HbKh7PY0
「男くん?」
「へ?あ、ごめん、ちょっとボーっとしてた。はは……」
「んも〜、せっかく褒めてあげたのに。意外とボーっとしてるのね、案外つかさとキャラ被ってるのかしら?」
「ちょっと、おねーちゃ〜ん!」
「む〜、なんつーか、柊さん(姉)は確実に教育ママになるタイプですな」
「そうそう、かがみんはきっとこわ〜いお母さんになるよ〜 ふちのとんがったメガネなんかかけてさ。ぷぷぷ。」
「あ〜、はいはい、あんたらみたいな子供が生まれないことを切に願うわ」
「どんだけ〜」

 ふむ……柊さん(姉)に、ふちのとんがったメガネか……メガネフェチの俺としてはそれもなかなか趣があって、うむ、いいな。

「あの〜、男くん?さっきから視線が痛いんですけど……私の顔に何かついてる?」
「はッ!?あ、いや、別に……」

 『教育ママメガネ』をかけてる柊さん(姉)を想像しているうちに、いつの間にか彼女に視線が行ってたようだ。これはちょっと恥ずかしい……

「あ、ほら、近くで見ると柊さん(姉)の眼、キレイだな〜と思ってさ!」
 
 とっさに余計なことを口走る俺。
 しかし、さらりと受け流されるかと思ったが、予想に反して柊さん(姉)は顔を赤らめ俯いた。

「バ、バカ!何変なこと言ってるのよ!」
 
 さっきまでの威勢の良さはそこにはなく、はにかむ少女そのもの。何と言うか……不覚にもグラッときてしまいそうだ。
 隣でこなたがニヤニヤしている。
 
 もしかして、これがいわゆるツンデレってやつか!?確か『こなた先生直伝オタク用語集〜初歩編〜』に出てきたような……
 しかし、だとすると、これはいわゆるフラグ立ってるってやつか!?
フラグ。もちろんこれも『こなた先生直伝オタク用語集〜初歩編〜』より抜粋だ。
 
 しかし、それを即座に否定する俺。さすがにそれはないだろう。クラスの違う柊さん(姉)と俺は普段あまり絡みがない。いくら彼女がしょっちゅううちのクラスに来ているとは言え。だいたい新しく覚えた言葉をすぐ使いたがるって、小学生か俺は……
 
 そう、それに俺には桃色の女神様がいるのだ。高良みゆきという女神様が――
 高良さんは相変わらずニコニコしながらみんなの話を聞いている。普段、教室でもそうだが、あまり積極的に会話に参加するタイプではないようだ。一瞬、昼間白石から聞いた話が頭をよぎった。が、しかし俺はすぐにそれを頭から追い出す。

 彼女は女神。女神様は平民たちを温かい笑顔で見守る――それくらいが調度いいのだ!
 それが逆にいいのだ!
697 :あなざー・すたー 4.淡紫のツインテール [saga]:2008/05/14(水) 00:50:43.79 ID:HbKh7PY0
 なんていう手前勝手な妄想が頭をめぐっている間にコンビニに着いた。高良さんにノートのコピーを取らせてもらい、そこで解散となった。バス通学の俺はみんなとは方向が違うのだ。

「今度は高良さんと二人きりで帰ってみたいもんだな〜」
 
 そんな独り言をいいながら、バスに乗り家路につく俺。
 高良さんと二人で下校。下校タイム・ウィズ女神。
 
 
 ――そう、その時はまだそう思っていた。
 俺は彼女を女神なんだと信じて疑わなかった……
698 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/14(水) 15:16:29.76 ID:4dw/63k0
こんにちは。昨日ヤンデレコナタ(絵)を描いた者です。
学生故、非常に遅筆となると思われますが、文の方も書いていいでしょうか?
699 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/14(水) 15:29:53.71 ID:AgJmvgAO
>>698
ガンガンやれ
700 :病み猫 :2008/05/14(水) 16:03:41.58 ID:4dw/63k0
【オープニング】

高校二年生になった俺は中学から続けている空手部の練習に勤しんでいた。
――――素晴らしきかな男子校!



>>+5選んでください
1――転校します
2――部活がんばる
701 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/14(水) 16:34:09.71 ID:hgBJYIAO
転校します
702 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2008/05/14(水) 19:45:28.55 ID:kfaKZPQo
2
703 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/14(水) 19:56:09.25 ID:h6C7pTQ0
1じゃねえと話すすまねえだろww1でよろしく
704 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/14(水) 20:33:30.46 ID:AgJmvgAO
1
705 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2008/05/14(水) 20:51:12.82 ID:kfaKZPQo
一応バットエンドも見たいじゃん?
2
706 :病み猫 :2008/05/14(水) 21:22:50.12 ID:4dw/63k0
日曜日。段を持つOBの先輩が型を教えに道場にいらした。

先輩「男お前は見込みがある。今日は特別にお前に型を教える。」

男「オス!」

先輩「いいか、まずサンチンで構えろ。」

男「オス!」

先輩「これは『愛の型』(←一部流派に実在します)と言ってだな…」

男「オス!」

先輩「×××を☆☆☆してだな…」

男「アッーーー!!」


俺の高校時代は忘れられない思い出で散りばめられていた……

fin


【 badend 先輩と二人きり☆ 】
707 :病み猫 :2008/05/14(水) 21:26:21.20 ID:4dw/63k0
ロードしますか?
708 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/14(水) 21:26:49.97 ID:kfaKZPQo
します
709 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/14(水) 21:30:59.96 ID:hgBJYIAO
男子校からどうやってみんなに出会って行くのかと思ってたらまさかのアッー!wwww
710 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/14(水) 21:32:41.58 ID:kfaKZPQo
いや、セオリーだろwwwwww
711 :病み猫 :2008/05/14(水) 21:34:35.86 ID:4dw/63k0
二年生に上がって間もない日曜日、親から転校を告げられた。

母親と死別してから、親父は仕事が忙しくなり、たまにしか家に帰ってこなくなった。おかげで俺は適度に放任され、自分のことは自分でするようになった。
部活にも打ち込んだ。特に空手が好きな訳じゃなかったけど、自分を変えたかったんだ。
小学生の頃俺は微[ピザ]で運動神経ゼロのいじめられっ子だった。
たった一人庇ってくれる友達が転校すると、俺は自分の力で生きていくために男子校に入って空手を始めた。
712 :病み猫 :2008/05/14(水) 21:40:01.40 ID:4dw/63k0
「転校…」

たった一人の友達を奪ったのは【転校】だったからたぶん俺は転校って言葉に少し敏感なんだ。

「とりあえず前向きに考えるか…このまま部活で先輩に気に入られてアッーーーな展開望んでるわけじゃないし…」


数日後、新しい高校の編入試験にも合格し、引っ越しは正式に決まった。

「しかし埼玉とか遠すぎだろ。」
713 :病み猫 :2008/05/14(水) 22:02:52.45 ID:4dw/63k0
http://imepita.jp/20080514/792250
714 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/14(水) 22:10:11.03 ID:hgBJYIAO
ワーイ
715 :病み猫 :2008/05/15(木) 00:52:48.98 ID:0gQfew.0
「『稜桜高校』か…」

もう、昔の弱い俺じゃないとは言え、新しい人間関係は心が変な感じがする。怖さとわくわくでグチャグチャになりそう。

つい朝四時に起きてしまった。仕方なくネットサーフィンして時間をつぶす。

「そろそろ行くか…………あっ飯食ってない……」

初日から遅刻は目立ちすぎる。いじめられて学んだことは『目立たないこと』だ。
716 :病み猫 :2008/05/15(木) 01:27:08.28 ID:0gQfew.0
とりあえず、学校までの道があやふやですwwwww

これは俺と同じ制服を着てる奴見つけてスネークですね大佐!

…前の学校の制服でしたね、俺…。



「あの…すみません…稜桜高校までの道教えてください…」

はい、遅刻です。


金髪の先生「担任の黒井や。男君…だっけ?初日に遅刻とはやるなーま、とりあえず教室いこかー?」

男「はい…すみません…」


黒井先生「…という訳で初日から遅刻して来た勇気ある男君や。男君挨拶しーや?」

男「名前は男です。今日は道に迷って遅刻してしまいました、すみません。まだ越してきたばかりで地理も分かりませんがこれからよろしくお願いします。」


青い髪の少女「…ほーぅ初日に遅刻とは…ポイント押さえてるねぇ…ん……おとこ…?」

青い髪の少女と目が合う。

男「………?!(似てるってレベルじゃねーぞ)」

黒井先生「じゃあ男の席はあそこなー」

窓際に座る青い髪の少女とは反対側…廊下側の一番後ろの席を、先生は指差した。

席に向かって歩くとき、もう一度青い髪の少女を見た。…瞬間目が合ってしまいすぐに逸らした。

心の中の恐怖がわくわくに押しつぶされた。何かが始まりそうな感覚。
隣の席の男が「よろしくな!男、今日は…」とか何とか言っていたが耳に入らなかった。(白石という名前は授業の後聞きました。)
717 :病み猫 :2008/05/15(木) 01:43:36.43 ID:0gQfew.0
http://imepita.jp/20080515/060780
718 :病み猫 :2008/05/15(木) 01:46:29.21 ID:0gQfew.0
人、居ますか?
719 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/15(木) 02:03:29.24 ID:YzNz.Ig0
720 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/15(木) 02:04:11.88 ID:CAXH.AAO
721 :病み猫 :2008/05/15(木) 02:17:11.46 ID:0gQfew.0
午前の授業が終わった。

また目が合うのが怖くて黒板の方を見ながら考える。

『そういえば朝飯食ってないんだった…購買とかどこにあるんだろう?』

男「あのさー購買とかってどこにあるの?」

白石「おっ俺も行くから一緒に行くか?」


>>+3
1――「おー行くわ。」
2――「いや、場所だけ教えて。」

※セーブ不可です。
722 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/15(木) 04:34:24.29 ID:uZ14evUo
ちょwwwwwwセーブ不可wwwwww
1で
723 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/15(木) 07:22:08.53 ID:Bs3oa2AO
1
724 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/15(木) 07:33:31.61 ID:XXff8UDO
1で
725 :病み猫 :2008/05/15(木) 18:51:19.62 ID:0gQfew.0
男「おーじゃあ行くわー」

ちょうどいい。白石にあの青い髪の少女の事を聞いてみよう。それにしても腹減った。

白石「おい、急ごうぜ!売り切れちまうぞ!」

男「お、おう」


購買部は白石の言った通りものすごい混んでいた。

男「調理パンがほとんど無い…」

白石「ほら言わんこっちゃない」

そう言う白石の手にはラストの焼きそばパンが握られている。

男「お前…まぁいいや。菓子パンしかねーな…」

白石「菓子パン嫌いなのか?」

男「いや、そう言う訳じゃないけど今日朝飯食ってなくてさ…」

白石「そうか、今日遅刻してたもんな。」

?「じゃあチョココロネにしようか、主人公!」

男「みょっ?!」

しまった…驚いて変な声が出てしまった…

青い髪の少女「君はかなり才能がある!転校生、遅刻、そしてその優柔不断そうな女顔!ギャルゲの主人公としてはなかなかだよ!!」

男「えっと……?…君は……?」

青い髪の少女「だから、人類チョココロネ計画に参加すべきだと私は思うんだ。」

男「……うん、分かった。チョココロネ買うから。」

青い髪の少女「よーし!じゃ一緒にご飯食べようか!!あっ牛乳忘れないよーに。」

男「はぁ…(でも丁度よかったかもな。)」



白石「…………おーい…………………。」
726 :病み猫 :2008/05/15(木) 18:52:44.93 ID:0gQfew.0
E組の教室に入ろうとすると向こうから紫色の髪でツリ目の少女がやってきた。


ツリ目の少女「ん、こなた、隣の人は?」

青い髪の少女「聞いてよかがみん!ギャルゲの主人公だよ!!」

ツリ目の少女「意味が分からないわ。それと『ギャルゲ』とかフツーに言うのやめなさい。」


…ツリ目の少女は『かがみん』と言うらしい。少なくとも今俺の隣にいる人間より常識があるようだ。
教室に入ると、ピンクの髪のめがねをかけた少女と、紫色の髪のリボンをした少女がこちらを見て微笑んでいる。

しかしさっき、かがみんさんが言った言葉を俺は聞き逃さなかった。

…………………こなた…………。

予想が確信に大きく近付いて、空腹も合わせて、少し胃が気持ち悪くなった。
727 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/15(木) 21:12:23.34 ID:hcZqKfM0
投下乙?
人は予想以上にいると思うぜー
728 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/15(木) 21:16:23.78 ID:XXff8UDO
>>726とりあえず乙
>>727ROMが居るはず、感想書いてけばいいのに
729 :病み猫 :2008/05/15(木) 23:12:32.18 ID:0gQfew.0
>>727>>728
見ててくれる人が居ると嬉しいです!
まだヤン化するのは先ですがよかったらもう少し見てやってください。
また夜来ます。
730 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/15(木) 23:13:30.54 ID:CAXH.AAO
待ってる
731 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/16(金) 01:06:06.17 ID:LVr3MEDO
期待age
732 :病み猫 :2008/05/16(金) 01:06:59.65 ID:HUA6wOY0
ピンクの髪は高翌良みゆき、リボンは柊つかさと言うらしい。

そして…青い髪の少女は泉こなた…小学校のときの唯一の友達…はっきり言って髪の長さ以外変化が見られない…

一通り自己紹介が終わると、俺は気になっていたことを聞いた。


男「かがみんさんはE組じゃないよね?」

かがみん「かがっ!!」バチャ!!
かがみんさんは変な声を上げてお茶をこぼしてしまった。
http://imepita.jp/20080516/036090


男「大丈夫ですか?!」
かがみん「私の名前は『かがみ』だ!『柊かがみ』!!」

こなた「エフッ…エフッ…wwwww」

みゆき「ふふふっ」
つかさ「あはははっ」

かがみ「こなた!わらうなー!」

こなた「なんで私だけ…」

男「なんか…ごめん…」

かがみ「いや、男は悪くないわ、でももう『かがみん』はやめて。それとクラスは別よ。」

男「オス。」

こなた「かがみんはねークラス違うけどいつもうちらとご飯食べるんだよねー」

こなた「友達がいn…」

かがみ「こなたっ!」

こなた「ごめんごめん、ウソだよかがみん。」
733 :病み猫 :2008/05/16(金) 01:48:04.38 ID:HUA6wOY0
みゆき「それにしても男さんの昼ご飯は、どうして泉さんと一緒なんです?」

かがみ「どーせこなたが強要したんでしょ?」

こなた「いやいや、男はギャルゲの主人公だから女の子の言葉に振り回されるのさっ!」

男「えーと…食べてもいいでしょうか?」

つかさ「はうっ?わたし先たべちゃってたよ!みんなもたべようよー男君も」


俺がチョココロネを食べようと袋を開けると、こなたがじーっとこっちを見ている…


俺「えーと………何?」

こなた「なんでもないよーニヤニヤ」


意味が分からず、とりあえずチョココロネをたべるとこなたが言った。


こなた「つかさ派かー!」


もう、意味分からん\(^o^)/


チャイムが鳴ってかがみは自分の教室に戻っていった。

授業中、隣の白石が話しかけてきた。


白石「ヒソひどいじゃないかー!俺を置き去りにしてこなたについて行きやがって!!ヒソ」

男「(完全に忘れとった)ヒソすまんすまん!こなたにムリヤリ連れてかれたんだ!ヒソ」

白石「ヒソいいよなーお前は…俺なんか毎日コキ使われて…ヒソ」


なんか白石がブツブツ言い出すと、気付いた先生が白石を差した。
スマン、俺の身代わりとなって立派に散ってくれ…!


もう授業も終わる。
今日は色々疲れたからまっすぐ帰ろう…


>>+3
1――帰ろうぜ白石!
2――こなたと帰ろうかな…
734 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/16(金) 04:54:24.14 ID:SIDH6sAO
ここは妥当に1で
735 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/16(金) 05:49:09.25 ID:pr8YEFIo
736 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/16(金) 07:24:24.90 ID:kVJ4pUAO
俺は2を体験したいから2で
737 :病み猫 :2008/05/16(金) 09:38:13.02 ID:HUA6wOY0
さてと…授業も終わったし帰るか。
今日はこなたと帰ることにした。
別に変な感情はないが、とりあえずこなたに確認したいことがある。
『こなたは俺の事、覚えてないのか…?』
こなたの素振りは、少なくとも俺の事を幼なじみとして扱っている様には見えない。
仕事(?)がある、とか何とか言って白石は急いで教室を出て行った。


こなた「おーい、男ー」

男「ん?」

こなた「私たち帰りにいいとこ寄っていくんだが、一緒にい か な い か?」

男「うん、ヒマだから着いてく。(私たちってさっきのグループかな…)」

こなた「おkwwwww!」


ゲマズ…まぁだいたいの予想はついていたがやっぱりか…
みゆきさんとつかささんは入り口付近で待っているが、意外なのはかがみさんはこなたと一緒にゲマズに吸い込まれていった。


みゆき「私たちの事は気にせずに男さんは行ってきていいですよ?」

男「うん。(余り興味無い方だが…)2人はいいの?」

つかさ「私きっと迷子になっちゃうよー」

こなた「男ー」

みゆき「ほら、呼んでますよ?」

男「あ、うん。」
738 :病み猫 :2008/05/16(金) 10:13:05.15 ID:HUA6wOY0
みゆきさんは家の方角が違うと言うことでゲマズを出ると別方向へ帰って行った。
柊姉妹、こなたと共に電車に乗った。俺の降りる駅はこなた達の降りる駅の隣の駅だった。


つかさ「えっ?じゃあ電車の距離を歩いて来ちゃったの?!」

男「うん…」

かがみ「それは遅刻するわね。」

こなた「ところで男は家にパソはあるかい?」

男「あるよ。何で?」

こなた「実は貸したいゲームがあるのだよ。時間あるなら家まで来ないかい?ニヤリ」

かがみ「またそーやって人を巻き込もうとする!男も断っていいのよ?」

男「いや、家帰って結構ヒマだから借りようかな?」

こなた「ほらほら、男はその気だよー!」

かがみ「むぅ…」


俺はこなた達と同じ駅で降りた。
739 :病み猫 :2008/05/16(金) 10:49:07.42 ID:HUA6wOY0
柊姉妹の家は途中だったので2人とは別れた。


かがみ「じゃあ、また明日ね。」
つかさ「ばいばーい!」


こなた「さてと…それじゃあ行きますか!」

男「うん。」


話をしながら、こなたと二人で歩くなんて何年ぶりだろう、と考えた。こなたが引っ越して行ったとき、もう二度と会えないことを覚悟した。だからこうして歩いていることはもう記憶の中にだけ封じ込めていた。


こなた「ついたよー」

男「あ、うん。お父さんとかいるんじゃない?突然来て大丈夫?」

こなた「居ないみたい。平気だよ。」


こなたは自分の部屋から大量のパソゲーを持ち出して来た。


こなた「とりあえず、これとこれとこれとこれとこれとこれとこれはオススメだよ。あとこのオンラインゲームもやってね!」

男「ほとんどエロゲーじゃないか!」

こなた「いやいや、むしろ泣きゲーだよ?」

男「カバンがパンパンなんだけど…」

こなた「それは夢が詰まっているからですよ?全部やって会話の中に散りばめられたフラグを拾っていけるようになるんだよ、主人公!!」


限界まで膨らんだカバンを背負い、俺はこなた邸を後にした。


『こなたは…俺の事気づいてないな…』
『会話のフラグって…お前が気づいてないだろ。普通家にいるのは父親じゃなく母親だろ?』
『まぁ…でも気付かないなら仕方ないな。お礼位言おうかと思ったけど、こなたはちゃんと仲のいい友達が居て…』
『友達(こなた)が幸せならそれでいいかな。』
740 :病み猫 :2008/05/16(金) 11:24:13.93 ID:HUA6wOY0
そうじろう「ただいまー」

こなた「…」

そうじろう「こなた?」

こなた「…あっ!おっおかえりー!」

そうじろう「どうした?」

こなた「何でもないよ!寝不足でさー」

そうじろう「そうか…?」

こなた「うん。」


『見た目は変わったけど、やっぱり…男だよね…。』
『もう会えないと思ってた…これってフラグかな?』
『私の事気づいてないのかな…』
『なにも言わずに引っ越したから怒ってるのかな…?』
『でも男、明るくなったなー』
『男が幸せそうならそれでいいかな…』
『男が…私の事気づいてくれるまで…待とう…。』



誰も気付かない所で、小さな亀裂が入り始めた…。
741 :病み猫 :2008/05/16(金) 12:31:38.81 ID:HUA6wOY0
一週間ほど過ぎて、新しい高校生活にも慣れてきた。
俺は自分から話すタイプでは無いので、白石みたいな話しかけてくれる奴はありがたい。
クラス内に男友達も何人かできた。

こなた達はどうやら完全にグループで、他の友達と居るところは余り見ない。
かがみさんは自分のクラスに中学からの友達が居るようだ。


つかさ「ねえねえ男くん!」

男「ん?何?」

つかさ「明日からゴールデンウイークだよねっ!みんなで遊びに行こうって計画してるんだけど男くんも一緒に行かない?」

男「うん、ヒマだし行ってもいい?」

つかさ「よかったー!じゃあ場所決めるから今日うちで話そー!」

男「了解です。そういえば今日来てないけど、こなたは?」

つかさ「うーん、多分遅刻だよ。もうすぐ来ると思うよー」

男「そっか。」


『ネトゲーだな…てかフラグとかいう言葉が頭をよぎった俺はずいぶんとこなたに侵され始めてるな…』
742 :病み猫 :2008/05/16(金) 13:24:51.26 ID:HUA6wOY0
昼休み。
こなたはいつの間にか教室に居た。


こなた「おーとーこー」

男「どうした?」

こなた「『どうした?』じゃない!教えたネトゲーやれよー!」

男「なぜやってないと知ってるんだ?」

こなた「昨日あたりログインしてくるかと思い張り付いていた。」

男「遅刻するほど張り付くな!」

こなた「いやーギャルゲを同時進行してたら止まらなくてさー」

男「お前は…あ、そういえばつかささんがさっき言ってたけど…」

こなた「ゴールデンウイークの計画かい?」

男「うん。」

こなた「あーそれだけど私行けないなー」

男「なんで?」

こなた「今日は前々から予約してたギャルゲの発売日なのだよ!初回特典のストラップはnot for sale!」

男「お前…」

こなた「そう言うわけで行き先は頼んだよ!私としてはゲマズがいいな」

男「日課じゃないか…」
743 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/16(金) 17:38:32.81 ID:LVr3MEDO
>>742ひとまず投下乙そしてGJ
744 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/16(金) 19:25:02.04 ID:HerZEgM0
>>742
投下乙。投下終了を宣言してくれると嬉しかったり
745 :657 :2008/05/17(土) 00:17:43.30 ID:OqNgGYI0
病み猫さんの投下が一段落したみたいなので、自分も投下をば……
割り込む感じになっちゃうけど、大丈夫だよね……?

>>685
遅くなったけど、情報サンクスです!
746 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/17(土) 00:45:10.62 ID:2My.p.DO
>>745
是非頼む
747 :あなざー・すたー 5.ATフィールドは心の壁だ! [saga]:2008/05/17(土) 01:15:03.39 ID:OqNgGYI0
「ただいま」
 
静まり返った玄関。
返事がないことはわかってるのに……家にいるのは俺一人だとわかっているのに……俺も律儀なもんだ。
 
母親は俺が幼い時に死に、親父は仕事や出張で家に帰ってくることは稀だ。それは埼玉に引っ越してきてからも同じだった。家がどこに変わろうと、それは変わらなかった。

俺は自分の部屋の電気もつけず、ベッドに寝転んだ。
そしてぼんやりと高良さんのことを考える。

美人で、おしとやかで、巨乳でメガネ。俺の女神。

しかし、白石曰く「お堅い感じで、笑顔でカベをつくるタイプ」

そうやって考えると、今日の帰りもおしゃべりにはあまり参加していなかったようだし。女子に対してもそんな感じなのだろうか……?仲がよさそうに見えるこなたや柊姉妹に対しても……?

「カベをつくるタイプ、か」

カベ……
ミゾ……
カゲ……

………考えすぎだろう。男子からの評価はともかく、他の女子の評価もともかく、こなた達4人は1年生の時からの友達って話だし、新参者の俺が口出しするべきことじゃないだろう。
748 :あなざー・すたー 5.ATフィールドは心の壁だ! [saga]:2008/05/17(土) 01:16:29.75 ID:OqNgGYI0
しかし……
……友達か。それがいかに脆い存在かということも俺は知っていた。

サッカーが出来なくなった途端、腫れ物に触るみたいに俺に接した元クラスメート。
サッカーが出来なくなった途端、俺を無能者呼ばわりした元チームメイト。

………そして、俺が暴力沙汰を起こしたのも。



――ヴィィィィ!ヴィィィィ!
そのとき、ふいに携帯に着信が入った。

わがオタク師匠、こなただった。

「もしもし?」

「もしもし、男?あのさ、この前貸したゲームのことなんだけど……」

「おう、一気に5、6本貸してくれたあれね。どした?」

「実はまだ私がクリアしてないゲームも混じっちゃったみたいでさ〜悪いけど返してくれない?」

「ああ、もちろん。で、どれ?」

「一本だけギャルゲが混じってるはずなんだよね。それだから、明日持って来て」

「ギャルゲ!?おまっ!そんなものを?」

「うん。男にはもうちょっとしてから貸そうと思ってたんだ。今の男には、きっと刺激が強すぎるよ。ぷぷぷ」

「……俺たちまだ18歳未満じゃなかったっけ?」

「まあまあ、気にしない気にしない。とにかく明日持ってきてね〜!じゃ……」

「あ、こなた、ちょっと待って」
749 :あなざー・すたー 5.ATフィールドは心の壁だ! [saga]:2008/05/17(土) 01:18:13.33 ID:OqNgGYI0
「ん?どしたの?」

「こなた達4人って、学校じゃいつも一緒にいて仲良さ気じゃん?もともと同じ中学校とか?」

「ん〜ん、違うよ、高校からの仲だよ。もともと私とつかさが仲良くなって、かがみんがみゆきさんと仲良くなってて、かがみんとつかさつながりで4人仲良くなったってわけ」

「ふ〜ん」

「どうかしたの?」

「そう言えばこなたは高良さんのこと『みゆきさん』って呼んでるな〜と思って。なんつーか、その……他人行儀っていうか……よそよそしいっていうか」
 

カベがあるっていうか……

「ん〜……別に深い意味はないんだけどね。何か、ほら、みゆきさんって誰に対しても敬語じゃん?なんつーか、こっちも自然とそういう呼び方になっちゃうっていうか……ちょっと、カベを感じるっていうか……」
 
やっぱり……

「ATフィールドは心の壁だ!ってやつ?」

「おお〜、男も言うようになってきたね!」

「師匠のおかげです」

「うむ!」

「いや、でもATフィールドは言いすぎかな?みゆきさんはデフォルトがあんな感じだし、気にしてないよ。大切な友達だもん。なによりあんなに萌え要素満載の人なかなかいないよ?まさに歩く萌え要素!わたしゃ手放さないよ!」

「そ、そうか」

論点がズレてる気がしないでもないけど……

「と、まあ、そういうわけで男もみゆきさんに存分に萌えるといいよ。じゃ、また明日ね。ゲーム忘れないでよ」

「ああ、わかってるよ。じゃ、また明日」

ピッ。
――大切な友達、か。いい奴だな、こなたは。
750 :あなざー・すたー 5.ATフィールドは心の壁だ! [saga]:2008/05/17(土) 01:19:24.99 ID:OqNgGYI0
それにしても……

「こなたは気にしないって言ってたけど……」
 
気になる。

今思えば、俺も前の学校でケガをしてサッカーを辞めた後はATフィールド使いになっていたんだろう。

同情されるのも、
嘲笑されるのも、嫌だった。嫌な思い出だ。

よし、ATフィールドにはATフィールドだ。俺が高良さんのATフィールドを……

ん?……でも、
高良さんは何故にカベをつくっているんだ?

容姿端麗
頭脳明晰
品行方正

……俺みたいに何かを失くしたわけでもない。

「俺の気にしすぎなのかな?こなたの言うとおり、あれがデフォルトなのかも……」


そこで俺は思わず苦笑してしまった。こんなの高良さんからすれば、余計なお世話ってやつだろう。

「こりゃ、本格的に惚れてるな……」

はは、自分でも気持ち悪いくらいに……
751 :あなざー・すたー 5.ATフィールドは心の壁だ! [saga]:2008/05/17(土) 01:21:36.98 ID:OqNgGYI0
でも俺は気づいた。

俺がここまで惚れてるのは、高良さんが美人で、おしとやかで、巨乳でメガネで、まあ、つまり俺のタイプで、ということ以上に……この学校に来る前までの俺に似た「何か」を感じ取ったからだ。

その「何か」が、高良さんにとって意図的だろうがそうでなかろうが、関係ない。
俺の気持ちに変更はない。


俺はこなたに返すゲームをカバンに入れながらそんなことを考えていた。冷静になるとかなり恥ずかしいこと考えてるな、俺……18禁のゲームを学校に持っていくくらい恥ずかしいぞ。

そこでふと気づく。

「これって、明日抜き打ちで荷物検査なんかされたら俺の人生終わるな……色んな意味で」


……せめて、
……せめてパッケージは別のソフトにして持って行こうかな?
752 :657 :2008/05/17(土) 01:24:01.81 ID:OqNgGYI0
とりあえず、今回の投下は終了です。

こうして見ると、無駄に長いなorz
もう少し、すっきりさせたい……
753 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/17(土) 06:44:11.52 ID:2My.p.DO
>>752GJ
途中で寝てしまったwwwwwwww
754 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/17(土) 16:38:06.71 ID:Ct6LfsAO
乙!
755 :病み猫 :2008/05/17(土) 17:07:01.21 ID:koXVlBs0
あなざーすたーさんお疲れ様です。

昨日はリアルの方で不測の事態が起こり、途中で落ちてしまい申し訳ありません。

今後は途中で終わるときは報告します。

基本的には選択肢が出たら投下終わりと考えていただければ嬉しいです。
756 :病み猫 :2008/05/17(土) 17:56:05.04 ID:koXVlBs0
それでは投下いいでしょうか?
757 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/17(土) 17:56:34.54 ID:8/uF2YAO
どうぞ〜
758 :病み猫 :2008/05/17(土) 18:02:47.13 ID:koXVlBs0
放課後。
言葉通りこなたは一目散にゲマズに走っていった。


つかさ「こなちゃん後で来るかなー?」

男「どうだろ?買ったゲームをいち早く楽しむんじゃないか?」

つかさ「うーむ…それにしてもお姉ちゃん遅いね?」

みゆき「そうですね。委員会でもあるんでしょうか?」

つかさ「こなちゃんもお姉ちゃんも困ったさんだねー」


そうこうしているうちにかがみさんが校舎から出てきた。しかしその顔はどこか浮かない。怒っているようにも感じる。


かがみ「…」

つかさ「おねーちゃん…?」

かがみ「あ…つかさ、みゆき、男。」

男「え…と…大丈夫?」みゆき「どうしたんですか…?」

かがみ「大丈夫よ!ちょっと体調が悪くてね。」

つかさ「風邪ひいちゃったの?栄養いっぱいのご飯作るよ?」

かがみ「大丈夫大丈夫!それよりゴールデンウイーク遊び行くとこ決めるんじゃなかった?」


かがみさんの様子は気になったが、ひとまずいつものかがみさんに戻ったので俺たちは柊邸に向かった。
759 :病み猫 :2008/05/17(土) 18:11:54.72 ID:koXVlBs0
柊邸、かがみの部屋。

かがみさん、みゆきさんと部屋で待っていると、四人分の紅茶とクッキーを持ったつかささんが現れた。


つかさ「お待たせー」
http://imepita.jp/20080517/650630

男「あ、ごめん言えば手伝ったのに。」

つかさ「大丈夫ーそれより見てークッキー作ったの。みんなで食べよう!」


男「クッキー美味しいね。」

つかさ「ほんとー?ありがとうー?」

みゆき「つかささんは本当に料理が上手ですね。うらやましいです。」

かがみ「こなたが居たら一人で黙々と食べてるわね。」

男「こなた…自業自得だな…」


つかさの作ってくれたクッキーを食べながら、俺たちはゴールデンウイーク遊びに行く場所を話し合った。こなたの案(ゲマズ)も言ったがかがみさんにより即却下された。


つかさ「私ちょっと行きたいとこあるんだー!」

みゆき「どこですか?」

つかさ「ちょと遠いんだけどねー東京の『わんこシティ』ってとこ!」

かがみ「あっ、この前言ってたトコね。チーズケーキフェアやってるっていう。」

つかさ「うんー!」

みゆき「いいですねー男さんはどうですか?」

男「なんかテーマパークみたいなとこだよね?いいと思うよ。」

かがみ「じゃあこなたには私から言っておくわ。」
760 :病み猫 :2008/05/17(土) 18:15:38.94 ID:koXVlBs0
明日の朝は7時に糟日部駅集合と言うことで、今日は解散となった。


みゆき「それじゃあ私は帰りますね。明日は早いですし。」

男「俺も帰るね。」

かがみ「あ、私も一緒に出て買い物してくるわ。お留守番お願い。」

つかさ「はーい。」


かがみさんが買い物に行く方向は駅とは反対だ。俺は…


>>+3
1――みゆきさんと駅まで一緒だな。
2――かがみさんに聞きたいことがある。
761 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/17(土) 18:36:40.81 ID:tfu1JAAO
選択肢が一つしか見えない1
762 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/17(土) 20:02:11.48 ID:Nbg3f9Ao
763 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga sage]:2008/05/17(土) 23:28:23.35 ID:diH4fCYo
あえて2
764 :病み猫 :2008/05/18(日) 01:01:37.67 ID:7a8NRXI0
やっぱりさっきのかがみさんの様子が気になる…。


男「あっ俺も晩飯の材料買うから買い物着いて行っていい?ゴトーヨーカ堂でしょ?家との中間地点位なんだよね。」

かがみ「…いいわよ。じゃあ行きましょうか。」
男「うん。じゃあみゆきさん、また明日。」

みゆき「はーい、それでは。」


俺はかがみさんと歩き出した。


かがみ「夕食の支度って、男って家事とかするの?」

男「あ、うん一応。うち母親いないし、父親も仕事で家にあんまり居ないからね。」

かがみ「…そっか…変なこと聞いてごめん。」

男「あっ大丈夫だよ!それより買い物なんてかがみさんも晩御飯作ったりするの?姉妹で料理出来るなんていいね!」

かがみ「…私は料理全然出来ないわよ。」

男「…なんかゴメン。」

かがみ「まぁおあいこね。」

かがみ「…」
765 :病み猫 :2008/05/18(日) 01:04:22.45 ID:7a8NRXI0
男「ところでさ…その…さっき何か落ち込んでるみたいに見えたけど…何かあったの?」


かがみさんは一瞬考えるみたいな表情になったがすぐにこちらに目を合わせ言った。


かがみ「大丈夫よ、何でもないわ。」

男「そっか…まだ会って二週間も経ってないけどさ、俺が力になれることがあったら言ってね。」

かがみ「うん…ありがとう。男って……ん、何でもないわ。」

かがみ「…あのさ!」

男「何?!」

かがみ「私の事『かがみ』でいいよ。」

かがみ「勘違いしないでよ!みんなそう呼ぶのに男だけに『さん』付けられると違和感感じるのよ!」

男「う…うん、分かった(みゆきさんはどうなんだ…?)」


俺はゴトーヨーカ堂で買い物を済ませるとかがみと別れた。かがみはポッキーを買っていた。コンビニで買えばいいのに…
かがみと分かれてしばらく歩くと、こなたからメールが入った。
766 :病み猫 :2008/05/18(日) 01:06:01.60 ID:7a8NRXI0
【from】
泉こなた
【タイトル】
初回限定ゲット!
【本文】
おーす!CRANAD限定版ゲットだぜ!!
うらやましいかい?(=ω=.)
で、明日はどーなったの?


【to】
泉こなた
【タイトル】
Re:初回限定ゲット!
【本文】
ゲャルゲーはともかく、明日は東京のわんこタウンに行く事になったぞ。
朝7時に糟日部駅集合な。
今日はギャルゲーすんなよ?遅刻するぞ。


【from】
泉こなた
【タイトル】
Re:Re:初回限定ゲット!
【本文】
まーかがみんとか怒らせると怖いからなー
男こそネトゲやりすぎて遅刻すんなよー
じゃあ明日(=ω=.)ノシ


男「お前じゃなんだから…」


俺は簡単な夕食を済ませると風呂に入って自分の部屋に戻った。
さて…


>>+3

1――明日は早いからもう寝るかな。
2――ちょっとだけネトゲにログインするか。
767 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/18(日) 01:32:24.17 ID:.oeKcWw0
2で
768 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/18(日) 05:58:20.82 ID:OBXLmBwo
1
769 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/18(日) 07:35:07.91 ID:icQZPgDO
1で
770 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/18(日) 12:58:05.01 ID:MOVVj5o0
>>766
投下乙
>>+3ってのは好感度うpってことかな?
あと選択肢は多数決じゃないみたい?作者が最後に見た選択コメかな。

ここは2で
771 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/18(日) 13:03:02.71 ID:OBXLmBwo
>>770
志村ー安価安価ー
772 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/18(日) 13:29:49.30 ID:JEaxwcAO
>>770ドシッ子ギザ萌す
773 :病み猫 :2008/05/18(日) 13:44:58.45 ID:7a8NRXI0
>>770
+3と言うのは最後の投下プラス3の書き込みの人に選択肢の安価を出しているつもりです。分かりにくくてすみません。
好感度、病み度など書きますか?
また、何かご要望があるなら書き込みして頂ければ、可能な限り内容に反映していきたいと思います。
よろしくお願いします。
774 :病み猫 :2008/05/18(日) 13:50:36.53 ID:7a8NRXI0
それと766で『わんこタウン』と書いたのは『わんこシティ』の間違えでした。
モデルとしたテーマパーク名に近付けてしまいました。
すみませんでした。
775 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/18(日) 14:06:36.71 ID:FT9UprMo
http://chubei.myminicity.com/
776 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/18(日) 14:17:18.82 ID:.oeKcWw0
昔、琵○湖のほとりにそんなとこがあったのを思い出した。
777 :病み猫 :2008/05/18(日) 14:20:28.72 ID:7a8NRXI0
>>755
残念ながらナ○ジャ○ウンです。
778 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/18(日) 15:00:13.89 ID:MOVVj5o0
>>771-773
すまん、そういうことかwwww
好感度は書いてくれると嬉しいぜ
779 :病み猫 :2008/05/18(日) 17:39:50.65 ID:7a8NRXI0
>>778
数字で書いてしまうとデジタルな雰囲気が出てしまうので、文章の中か絵に時々書いていきます。
780 :病み猫 :2008/05/18(日) 19:22:56.80 ID:7a8NRXI0
分岐についてですが、『エンディングに関わる大きな分岐』と『イベントに関わる小さな分岐』の二種類があります。
前者については分岐時に警告を出します。後者については片方は絵あり、もう片方は絵なし程度の違いです。尚選ばれなかった方の分も一応ストックしてありますので必要ならば時間のある時にまとめて投下します。
長々と説明すみません。
781 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/18(日) 19:48:45.62 ID:MOVVj5o0
すげえ凝ってるな。しかも選ばれなかった選択肢の方も書いてあるのか。頑張ってくれ。
782 :病み猫 :2008/05/18(日) 20:33:55.98 ID:7a8NRXI0
>>781そう言ってもらえると嬉しいです。

今『わんこシティ編』を摘めています。日付が変わる前には投下します。
783 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/18(日) 20:44:35.68 ID:icQZPgDO
>>782
貴様ッ明日テストの俺を苦しめる気か!?








はやくやれ
784 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/18(日) 21:58:09.15 ID:MOVVj5o0
>>782
夜中にまた見に来るぜ。

>>783
お前に妙なシンパシーを感じるのは明後日俺がテストだからですよね、わかります。
785 :あなざー・すたー :2008/05/18(日) 22:47:25.05 ID:.oeKcWw0
病み猫さん、乙です。

ストーリー分岐なんて気の利いたものは作れない俺ですが、
今日ヒマだったのをいいことに続きを書き溜めしてみました。

俺も今晩あたりまた投下したいと思います。
786 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/18(日) 23:56:20.49 ID:icQZPgDO
>>784
互いに頑張ろうや
そして書き手さんも頑張れ
787 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/19(月) 00:31:17.43 ID:3CHAUkAO
いい流れだ投下楽しみだってヴァ!!
しかし病ますのは難しいなー俺も書いて見たが全然病まないwwww
788 :病み猫 :2008/05/19(月) 00:31:32.50 ID:PpvqVFw0
やっとパー速軽くなりましたね…
789 :病み猫 :2008/05/19(月) 00:33:29.62 ID:PpvqVFw0
あなざーすたーさん、お互い頑張りましょうねー

それでは一足先に投下よろしいですか?
790 :病み猫 :2008/05/19(月) 00:36:00.31 ID:PpvqVFw0
行きますね
791 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/19(月) 00:36:09.96 ID:or6XBADO
>>789
頑張れ




俺は目蓋が限界だ寝る
792 :病み猫 :2008/05/19(月) 00:37:53.26 ID:PpvqVFw0
六時半。余裕を持って家を出た。
『ちょっと早すぎたな…』
そう思った俺は、自分の家の最寄り駅でなく、柊姉妹やこなたの家の最寄り駅まで歩くことにした。
こなたの家は通り道にはないが、柊姉妹の家は駅に向かう途中通過する。
柊家を通過して、謂われは知らないけど由緒有り気な大きな神社を通過する頃、後ろから声がした。


つかさ「おとこくーん!」


振り返るとつかささんがダッシュでこちらへ向かってくる。少し後ろから、かがみも小走りで着いてくる。


かがみ「ちょっと…つかさ待ってよ!ハァハァ」

つかさ「ほら、やっぱり男君だったでしょ?お姉ちゃん。」


かがみも追いついた。


男「早いね、二人とも。」

かがみ「つかさがね、みんなの分のお弁当作ろうって言うから二人で早起きしたのよ。」

つかさ「おねーちゃん!お昼までヒミツにしとこうって言ったのにー!」

かがみ「あっごめん!」

男「二人ともありがとう。昼ご飯楽しみにしてるね。」

つかさ「うん!えへへ」


つかささんの少し後ろにいるかがみと目が合った。かがみは一瞬、これまで見たこと無いような自然な笑顔を見せて、すぐにいつものツリ目に戻った。
793 :病み猫 :2008/05/19(月) 01:11:12.96 ID:PpvqVFw0
待ち合わせ場所に着いた。時間は五分前。みゆきさんもこなたもまだ来ていないようだ。
七時ちょうどにみゆきさんが走ってきた。俺たちの目の前で自分の足に引っ掛かって転びそうになったので、とっさに抱きかかえた。


男「大丈夫?!」

みゆき「すっすみません…よくやるんです///」

かがみ「…ところで、こなたおそいわね。」

つかさ「うん、私たちと同じ電車かなーって思ってたんだけどねー」


…二十分後、こなたが現れた。

こなた「やあやあ皆の衆。」

かがみ「遅い!」

男「おいこなた…顔が(=ω=.)から(≡ω≡.)になってるぞ…」

こなた「ごめんみんな、いやー昨日ちょっとだけログインしたらレアアイテム拾っちゃってさー祭りになっちゃったんだよねー」

かがみ「はぁ…私、自分の子供があんたみたいにだけは成らないようにするわ。」

みゆき「まぁまぁ、皆さん揃った訳ですし、電車に乗りましょう?」


電車に乗った。わんこシティの最寄り駅は多磨中央駅。九時半位に着くようだ。
ゴールデンウイークだけあって混んでいたが、少し乗るとみんな座ることが出来た。柊姉妹は向かい側に、通路を挟んでこちら側にみゆきさん、俺、こなたが座る。

こなた「いやー男は美少女達に囲まれてまさにsneg状態だねーニヤニヤ」

男「ていうか昨日ゲームするなって言っただろ!」

こなた「男が言う通りCRANADはやってないよ?」

男「おま…」

みゆき「まぁまぁ男さん、こなたさんも悪気があった訳じゃ無いんですし。」

男「…(いや、あるんじゃないのか?)」

みゆき「それよりも私、すごく楽しみなんです。」

男「わんこシティ行きたかったの?」

みゆき「何て言うか、今まで皆さんとこんなに遠くまで遊びに行くことは無かったんです。きっと男さんが来てくれることがきっかけになったんだと思いますよ。」

男「そ…そうかな?」
794 :病み猫 :2008/05/19(月) 01:13:06.64 ID:PpvqVFw0
ふと向かいの椅子を見ると、つかささんはかがみに寄りかかって眠っていた。
多分お弁当を作るために慣れない早起きをしてくれたのだろう。
一方かがみはいつもと変わらない表情でこちらを見ている。
『確かに、かがみは早起き慣れてるイメージあるな…。』

ふと、かがみの切れ長な目が大きくなった気がした。
瞬間、こなたが俺の肩に頭をもたれてきた。
びっくりしてこなたの方を見ると、こなたは完全に爆睡していた。
http://imepita.jp/20080518/790150

さすがに(おそらく)徹夜明けはキツいようだ。起こすのは可哀相なので放っておくことにした。

再びかがみと目が合う。かがみは少し目を逸らすと、カバンからカバーの掛かった本(おそらくライトノベル)を取り出し読み出した。

アナウンス「腰ヶ谷〜腰ヶ谷です」

人が乗り込んできた。かがみの姿はひとごみで見えなくなった。
795 :病み猫 :2008/05/19(月) 01:14:46.00 ID:PpvqVFw0
わんこシティは室内型のテーマパークだ。
開園は十時なので俺たちは駅を出てすぐのパン屋で軽い朝食を食べた。


つかさ「ふぁー…よく寝たなぁ…モグモグ」

こなた「んー…チェーン店はどこにでもあって便利だねぇ…モグモグ」

みゆき「それにしてもやっぱり東京は遠いですね…モグモグ」

かがみ「…モグモグ」


かがみはずっと本(おそらくr)を読んでいたためだろうか、わんこシティに入るまで終始無言だった。


わんこシティ。

かがみ「あら、室内なのにジェットコースターがあるのね。」

こなた「おやーかがみん、絶叫系は苦手かい?」

かがみ「し…失礼ね!そんな事無いわよ!」

みゆき「それは良かったです!私こう見えてジェットコースターなど大好きなんです!さぁ行きましょう!」

つかさ「お姉ちゃん…」

男「かがみ…その…無理しなくていいぞ。」

かがみ「あなたまで何言ってるの!?さ…さぁ早く乗りましょ!!」


列に並んでいると、みゆきさんが小声でかがみに話し掛けた。
「かがみさん、ジェットコースターは出来るだけ前に乗った方がいいですよ。ジェットコースターは降下する際の力は一般的に重力に頼っています。従ってコースターの前半部分が下りに差し掛からなければ下降は始まらないんです。ですから前であれば前である程体にかかるGは少なくなります。」

かがみ「あ…ありがと、みゆき。」
796 :病み猫 :2008/05/19(月) 01:18:27.59 ID:PpvqVFw0
どうやらみゆきさんの助言のおかげで、かがみは平気だったようだ。

男「かがみ、誰だって苦手なものはあるんだからダメならダメっていいと思うよ。」

かがみ「そんな事っ…!!……そうね…私、もう少し素直になるわ…。」


次はホラー迷宮…お化け屋敷風の迷路みたいだ。
つかさ「あっ…あの…私怖いのダメだから…外で待っててもいい…?」
かがみ「うん、つかさはここで待っててね。」

こなた「おーし、ここは迷路になってるみたいだからさーみんな別々の道行って誰が早く出るか勝負と行こうかー」
みゆき「いいですよー勝負です。」
かがみ「面白いじゃない、勝負ね。」

はじめの分かれ道。
男「俺左行くよー何となくこういう時は左な気がする。」

かがみ「私は男と行くわ。」

こなた「甘いよ男ー!こういう時は右だってクラピカも言ってたよ?」

みゆき「じゃあ私はこなたさんと行きますねー」

次の分かれ道。
男「うーん、なんかしゃくに障るからまた左行くわー」

かがみ「私も…一緒に行こうかな?」

男「えっ…みんなバラバラに進んだ方が面白いんじゃない?」

かがみ「…そうね。じゃあ右行くわ。」


男「何て言うか、つかささんが居るって事は出口出たんだよね…お化け的なものに一度も会わなかったぞ…」

つかさ「あれ、みんなは?」

男「えーと…」

五分経過。
つかさ「みんな遅いね。」
男「多分、俺が早すぎたんだと思うよ…」

つかさ「ねぇ…男君?」

男「何?」

つかさ「…変なこと聞いていい?」
797 :病み猫 :2008/05/19(月) 01:19:44.63 ID:PpvqVFw0
男「えっ……うん。」

つかさ「…」

つかさ「俺君てさ、こなちゃんと仲いいよね。」

男「えっ?」

つかさ「なんだかつい一週間前に会った、って感じじゃないよね…?」


俺は一瞬躊躇った。こなたと俺の関係―――。
多分こなたも気付いてないこと。言ってしまっていいんだろうか?


つかさ「…。」

男「誰にも―――勿論こなたにも、言わないって約束できる?」

つかさ「………うん。」

男「実はこなたと俺は幼なじみなんだ。でもこなたは気付いてないみたい。俺の外見は随分変わったから。」

つかさ「えっ?!…なんでこなちゃんに言わないの?」

男「気付かないなら、それでいいかなっ…て。」

つかさ「そっ…か…。男君が決めたことなんだよね。…うん、誰にも言わないよ。」

男「ありがとう。」

つかさ「それとね」


つかささんは続けた。
798 :病み猫 :2008/05/19(月) 01:21:40.99 ID:PpvqVFw0
つかさ「今日、お姉ちゃんの事『かがみ』って呼んでるよね………なんで?」

男「………!」


俺は、つかささんの鋭さに驚いた。それだけじゃ無く、今のつかささんの発している雰囲気はいつもの柔らかい感じが無い。

男「何か昨日言われたんだ。他人行儀だから呼び捨てでいいって。」

つかさ「…お姉ちゃんに?」

男「うん。」

つかさ「そっか。」

男「うん。」

つかさ「私の事も『つかさ』でいいよ。なんか仲間外れみたいでやだなー」

男「うん、そうだね。そうするよ。」

つかさ「えへっ」


そうやって笑うつかさの顔はいつもの優しいものに戻っていた。
たぶん…俺の勘違いだろう。
確かにつかさだけ『さん』をつけるのはヘンな感じがする(みゆきさんは別として)。


そうこうしているうちにみんなが迷路から脱出してきた。


お腹が空いてきたので、とりあえず昼食を食べることにした。
799 :病み猫 :2008/05/19(月) 01:23:51.55 ID:PpvqVFw0
長くなってしまったので今日はここまでにさせていただきます。
待ってくれてた方、遅くなって本当にすみませんでした。
テストがんばってください。
800 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/19(月) 01:24:49.74 ID:PWSsQJw0
>>794
カラーになってる!?
801 :あなざー・すたー :2008/05/19(月) 01:35:34.75 ID:PWSsQJw0
>>789
病み猫さん、乙です!
お互い頑張りましょー!

では、病み猫さんの投下に続いて、私も投下を……
802 :あなざー・すたー 6.チャンス到来! [saga]:2008/05/19(月) 01:37:35.89 ID:PWSsQJw0
 あの日からまた十日ほどが経った。4月ももう終わろうとしてる。
 え?荷物検査?そんなもの当然なかったよ。あってたまるか!
 

 あの日以来、高良さんのことが気になっている。今こうして白石としゃべってる間もついチラチラと目がいってしまう。


「――でさあ。な?男もそう思うだろ?」

「お、おう、そうだな。」
 
 やべ、話聞いてなかった
 ……ん?

「なあ、白石。お前もしかして、香水つけてる?」

「おうよ!これでもう加齢臭がするなんて言わせないぜ!」

「カレー臭なんだけどな……ま、でもそういう心がけはいいんじゃないの?」

「だろ〜?でもさ、この前、らっきー☆ちゃんねるの収録にもつけていったんだよ。そしたらあきら様によ、『白石のくせになに調子ぶっこいて香水なんかつけてんだよ!?』って怒鳴られてさ……機嫌悪いときはす〜ぐ俺に八つ当たりするんだからよ。ううう……」
 
 白石をどんよりしたオーラが覆い始めた……気がした。

「そ、そうか……白石も大変だな」
 

 こんな時はそっとしておくに限る。俺は自分の席に戻った。隣のこなたの席にいつもの4人が集まっていた。

「セバスチャンが香水臭くってさ〜」

 柊さん(妹)がそんなことを言っていた。
 
 ……ドンマイ!白石!
803 :あなざー・すたー 6.チャンス到来! [saga]:2008/05/19(月) 01:40:44.11 ID:PWSsQJw0
「そういえば、今日私、ゲマズに寄ってくけどかがみんも一緒に行く?」

「そうね、ラノベの新刊チェックしたいし。……あ、でも私、今日夕食の買い物していかなきゃなんないんだった。お姉ちゃんがうるさくてさ」

「あ、いいよ。私やっとくよ、おねーちゃん」

「そう、悪いわね、つかさ。今度当番代わるから」

 ……ということは、今日は珍しくばらばらに帰ることになるのか。ということは……これはもしかしたらチャンスかもわからんね!

「あ、男もゲマズ行く?」

「あ、えと……」

「男君も行こうよ!どうせヒマなんでしょ?」

「どうせヒマとは失敬だな、柊さん(姉)」
 
 ま、ヒマなんだけど。

「にしても、柊さん(姉)もこなたと同じ趣味してるなんて意外だね」

「ちょ、ちょっと!私はただラノベの新刊をチェックするだけであって……こなたと一緒にしないでくれる!?」

「まーまー、かがみん。そんなに照れなくても」

「うるさい!うるさい!うるさい!」

「あ、かがみん。もしかして最近はシャナにハマッてる?」

「ッ!……」

 柊さん(姉)の顔がみるみる真っ赤になっていく。こうなった時の柊(姉)さんはなかなか可愛かったりする。

「はは、柊さん(姉)、顔真っ赤だぜ」
804 :病み猫 :2008/05/19(月) 01:41:42.80 ID:PpvqVFw0
>>800
パー速の余りの重さに色を塗ってしまいました。
…と言うのは冗談で、訳あってこのシーンはカラーで描く必要があるんです。
ちょっとした伏線なので気付いた方は心にそっとしまっておいてください。
805 :あなざー・すたー 6.チャンス到来! [saga]:2008/05/19(月) 01:43:09.45 ID:PWSsQJw0
「う、うるさいわね!それに男君、いい加減にその『ヒイラギサンカッコアネ』って呼び方やめてよね!」
 
 んあ!?俺、『柊さん(姉)』をそのまま発音してたんだ……自分でもビックりだ。

「じゃ、じゃあ、なんて呼べばいいかな?」

「かがみ様」

「………」

 ……本気で言ってんのか、この子?

「冗談よ、かがみでいいわよ、かがみで」

「じゃ、俺のことは男でいいよ、かがみ様」

「冗談って言ったでしょ!!」

「……わかったよ、かがみ。あ、それなら柊さん(妹)はつかさちゃんで」

「うん、いいよー、男君」

「なんで、つかさはちゃん付けなのよ?」

「あ、いや、イメージ的になんとなく……」

「………」

 かがみの全身から不満オ−ラ発せられていたが、とりあえず気づかないフリをしてみた。

「で、男、ゲマズには行くの?」
 
 あ……そういう話題だったっけ?

「えと……俺は今日はやめとくわ。ちょっと今日用事が……また今度おすすめのラノベでも教えてくれよ」

「しょ、しょーがないわね〜 じゃあ、今度おすすめのやつを貸してあげるわ」

「さんきゅー」
 
 そう。今日は予定ができる予定……
 そこでチラリと高良さんを見た。柊さん(妹)改め、つかさちゃんと別の話をしていた。

 
 ……よし!


 ――そして放課後。
 俺は一人で帰ろうとしていた高良さんに声をかけた。
806 :あなざー・すたー  [saga]:2008/05/19(月) 01:44:24.92 ID:PWSsQJw0
とりあえず、今日の投下は終了です。

んじゃ、寝ますノシ
807 :病み猫 :2008/05/19(月) 01:55:01.65 ID:PpvqVFw0
>>あなざーすたーさん

割り込みしてしまいました。本当にすみません<(_ _)>
そしておやすみなさい。
808 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/19(月) 02:01:45.86 ID:qQgUZVo0
両氏ともに投下乙
そして俺も寝る
809 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/19(月) 06:17:41.09 ID:or6XBADO
おはよう
そして二人ともGJだ
810 :病み猫 :2008/05/19(月) 15:09:19.59 ID:PpvqVFw0
それでは昨日(?)の続きを投下します。
811 :病み猫 :2008/05/19(月) 15:12:47.95 ID:PpvqVFw0
みんなは、休憩所にあるオープンテラスに座った。


つかさ「じゃーん!みんなのお弁当作ったんだよー」

みゆき「まぁとても美味しそうですねー」

かがみ「今日は私も作ったのよ…ってなに先食べてるのよ!」

こなた「いやー美味しいねーと言うことはコレはつかさのかな?」

かがみ「どういう意味よ!」

男「まぁまぁ、みんなも食べようよ。」


どうでもいいけど、俺のポジションはみゆきさんと同じ位置に成ってきたな…
お弁当はどれも美味しかった。でも明らかに卵焼きはしょっぱかった。


つかさ「チーズケーキ行こうよー」

みゆき「行きましょー」

『天然の人がたくさん食べるのって本当だな』
812 :病み猫 :2008/05/19(月) 15:14:42.02 ID:PpvqVFw0
チーズケーキは全部で七種類あって7つ全部を一個ずつ買ってみんなで食べようということになった。

つかさ「五等分は難しいなー」

男「あ、俺ちょっとでいいよ。」

みゆき「チーズケーキ、嫌いですか?」

男「いや、そう言う訳じゃないけどさ。」

かがみ「じゃあ四等分して、一個を男と二人で食べるわ。」

こなた「ちょっとぐらいじゃ大して変わらないよ、かがみん」

かがみ「うるさいわね、大切なのはダイエットするって気持ちなのよ!」

こなた「少しでも痩せたい女心ですか。」

かがみ「だから、前も言ったけどあんたも女だろーが。」


四人のやりとりを見ていると、何だか心が安らぐ。この四人が仲良くなったのは高校に入ってからだと聞いたけど、本当に気の合う仲間なんだろう。
そんな中に俺が入って良いんだろうか?4人の仲を壊してしまわないだろうか?
この時はまだそんな事は考えられずに、こなたが、昔から知る親友が、楽しそうにしているのを単純に喜んでいた。

つかさ「男君はどれが一番美味しかった?」

男「どれも美味しかったけど、このスフレっぽいのかな?つかさは?」

つかさ「私はフルーツがいっぱい乗ってるやつー!」


俺達はその後、いくつかのアトラクションを楽しんだ。とりあえず犬の着ぐるみがたくさん居た。


五時を過ぎたので、家に着く時間を考えてそろそろ帰ることになった。
近くに動物園もあるらしい。


みゆき「楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいますね。」

つかさ「今度は動物園も来たいなー」
813 :病み猫 :2008/05/19(月) 15:16:51.72 ID:PpvqVFw0
帰りの電車。

よく遊んだ(そしてよく食べた)ので、帰りは俺も含めみんな睡魔に襲われ余りしゃべらなかった。


?「……さん。」

?「男さん?」

男「…ん?」

みゆき「男さん?次の駅で乗り換えですよ?」


気がつくと俺はみゆきさんの肩に寄りかかっていた。


男「あ、ごめん。」

みゆき「ふふふ、お疲れ様です。今日は私達に付き合ってくれてありがとうございました。」

男「い、いやそんな事ないよ。むしろこっちが居て迷惑じゃなかったかなって。」

みゆき「そんな事無いですよ。とても楽しかったです。」

男「よかった。」


みゆきさんはタフだな…電車では寝てないみたいだ。
ふと気付くと左側に違和感を覚えた。
かがみが俺の服の裾を掴んだまま眠っている。

アナウンス「神宿〜神宿です」


男「かがみ、かがみ、乗り換えだよ。」

かがみ「あ…うん……あっ!おとこっ!…ごめん!」

男「い…いや、そんな驚かなくてもいいと思うけど…」

かがみ「うん…その…寝言…言ってなかった…?」

男「言ってないよ。どんな夢見てたの?」

かがみ「ばっ…バカ!夢なんて見てないわよ!」

…余程面白い夢見てたんだな。
814 :病み猫 :2008/05/19(月) 15:18:26.06 ID:PpvqVFw0
みゆき「それでは私はこれで。また行きたいですね。」

みゆきさんと別れ、俺達の降りる駅が近づいてきた。今日は疲れたし、一緒に歩いて帰るのはきつい。
柊姉妹とこなたは先に降りて、俺も次の駅で降りた。



家に着いてシャワーを浴びた。
『今日はさすがに飯は要らないな…』
ベッドに横になろうとすると電話が鳴った。


「もしもし、男さんの家でしょうか ?」

男「はい、男ですけど。」

こなた「おー男―。オレだよオレー」

男「詐欺かよ!こなただな。どうした?」

こなた「うん。あのさーちょっと話があるんだけど、明日家行っていい?」

男「えっ…うん。何?」

こなた「宿題教えて。てゆーか写させて。」

男「高校にもなって自分でやるって気は起きないのか?」

こなた「終わってるのだけでいいからさーそれに私がこんなに早く宿題始めるのは奇跡だよ。」

男「お前…もういいや。家の位置分からんだろ。駅まで行くから何時に待ち合わせにする?」

こなた「んー今から今朝録画したハヤテとニア姫に会いに行くから11時位かなー。」

男「分かった。ゲームはすんなよ。」

こなた「ほーい。」

男「クレしんやめて。」
815 :病み猫 :2008/05/19(月) 15:20:10.45 ID:PpvqVFw0
『はー…』
『あいつ、よく俺がもう宿題やってんの分かったな…』
『…部屋掃除するか…』



次の日。
こなたは時間通りに駅に現れた。


男「おはよう。で、何故ゲマズの袋を持っている?」

こなた「男の家にパソコンがあると聞いて。」

男「勉強するっていう、やる気を見せてくれ。少しは。」

こなた「宿題(写し)終わってからやるからさー」

男「全く…」

家に向かって歩き出した。
このとき俺はまだ、こなたの真の目的が宿題を写すことでは無い、と言うことに気付いていなかった。
816 :病み猫 :2008/05/19(月) 15:26:30.82 ID:PpvqVFw0
昼はここまでにします。来られれば夜にまた来ます。

尚、恐らく次の分岐は重要なものになると思います。選択を間違えると死ぬ、とかでは無く、ルートが一つ増えるかどうかのポイントです。
817 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/19(月) 15:27:09.74 ID:4QDffjMo
ワクテカ
818 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/19(月) 18:57:27.75 ID:aoWxMcA0
ペースはええww
ワクテカ
819 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2008/05/19(月) 22:12:56.83 ID:CnrYDLw0
わっふるわっふる
820 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/20(火) 00:08:28.53 ID:a3Tv5wDO
わっふるわっふる
821 : :2008/05/20(火) 00:50:23.52 ID:Wy/JGoAO
わっふるわっふる

wikiの人へ。
なにやら☆30あたりが変になってます
822 :病み猫 :2008/05/20(火) 01:01:32.79 ID:S7785bg0
最近よく重くなりますね。

今、矛盾がないかチェックするためにアニメ見てました。

その後ヤンデレこなたを考えると、ちょっと病みますね。
823 :病み猫 :2008/05/20(火) 01:04:05.91 ID:S7785bg0
テスト大丈夫でしたか?明日の人もがんばってください。
それでは投下します。
824 :病み猫 :2008/05/20(火) 01:06:37.10 ID:S7785bg0
男邸。
こなた「おーす!…あれ男の親は居ないのかな?」

男「居ないよ。親父仕事だし、母親は居ないよ。」

こなた「えっ…?(おばさん…居ないの?)」

男「事故で死んだんだよ。」

こなた「そか…。ハッ!じゃあこの家には、わかいだんじょがふたりきり!!」

男「高校生と小学生な。」

こなた「かがみんが二人居るようだよ…」


柊邸。
かがみ「なんかイラッてきた。」


男邸。
男「とにかく宿題やっちまうぞ。」

こなた「うん。」

男「…だからな、この公式は覚えるしかないんだ。でな…」

こなた「うん。」

男「…理論はいいから、とにかく単位を消すんだ。…」

こなた「…。(ノートに必死に写している。)」

『なんか今日は真面目だな…』
『あ…パソゲーやろうとしてるんだったな。だから頑張ってるのか…?』

こなた「おーとこー。終わったぞー。」

男「お疲れ。」

こなた「いやーいつもはかがみんに教えてもらう(写させてもらう)んだけどさー、何か男のが分かりやすいよー。」

『そりゃ俺はお前の性格よく知ってるからな…』

男「で、そんな事よりパソゲーやりたいんだろ?」

こなた「おや、バレバレユカイですかー」

男「やっぱりか。」

こなた「ん、まーパソゲーもあるんだけどさ、実がそれとは別に話があって。」
825 :病み猫 :2008/05/20(火) 01:08:19.45 ID:S7785bg0
こなた「あのさー」

男「…うん。」

こなた「ゴールデンウイークの最終日空いてる?」

男「五月六日?特に予定は無いけど。」

こなた「アキバ、い か な い か?」

男「おまえの趣味100%だな…てか最終日はよさないか?次の日に響くぞ。」

こなた「日曜じゃなきゃ意味ないんだよ!ハルヒと写真撮れるよ!!」

男「つーか二人で行くのか?」

こなた「かがみんが素直に来ると思うかね?」

男「…」

こなた「そーいう訳で『私をアキバに連れてって!』」

男「季節違うし、お前何歳だ!」



オートセーブしました。(重要分岐@)

>>+3
1――週末はこなたと聖地巡礼。
2――週末は次の日に備えて家でゆっくり。
826 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/20(火) 01:21:27.53 ID:R2EYXIg0
1で
827 :あなざー・すたー :2008/05/20(火) 02:08:49.94 ID:R2EYXIg0
>>823
乙です!

病み猫さんが一段落ついたようなので、俺も。
828 :あなざー・すたー 7.発動ッ!みwikiさんッ! [saga]:2008/05/20(火) 02:11:33.47 ID:R2EYXIg0
「た、高良さん!」

「あら、男さん。どうされました?」

「今日一人で帰るんだよね?良かったら一緒に帰らない?」

「え?ええ、構いませんけど……」

ちょっと戸惑っている。

「ノートもちょこちょこ借してもらってるし、お礼にドーナツでもおごるよ」

「いえいえ、そんなにお気を使わずとも……」

「いやあ、借りてばっかりってもの悪いし。も、もちろん無理にとは言わないけど……」

「あ、あの……本当にお気遣いなく……困ります……」

これは……もしかして、断られるパターン?
ATフィールドを張られちゃってるわけか?

「あ、いや、別に気を使ってるわけじゃなく、ただ、何て言うか、その、ドーナツが俺を呼んでいるって言うか……」

うわー、我ながらテンパってんな、俺。

「……っていうか、単純に高良さんとドーナツ食べたいんです!」

うわー、言うに事欠いてそんなセリフかよ、俺……

「そうですか……わかりました。ではお礼とかそういうの関係なく、ということでしたら、ご一緒させていただきます」

にっこりと微笑む高良さん。
女神の笑顔。
 
よし!
よーしよしよしよし!
グッジョブ、俺!

よかった……ここで断られたら学校に通う気力を3日分くらい無くすところだったぜ。
 
それに、別に俺とドーナツ屋に入ること自体を嫌がってるわけじゃなくて、本当に「ノートのお礼だから」といって気を使われるのが嫌だったらしい。
俺は心底ほっとした。

「ありがとう!じゃ、さっそく帰ろっか!」

「はい」
829 :あなざー・すたー 7.発動ッ!みwikiさんッ! [saga]:2008/05/20(火) 02:13:48.84 ID:R2EYXIg0



「学校帰りによくこういうお店に寄ったりなさるんですか?」

「いや〜、普段、男友達と行く時はハンバーガーだね。女の子は甘いものの方がいいかなと思って今日はドーナツにしたんだけど……」

「そんなところにまで配慮して頂いてたんですね。ありがとうございます」

「あ、いや、別にそんな大したことじゃないよ、あはは……甘いものは好き……かな?」

「ええ、和菓子なんかとくに好きです!」

 あ〜、和菓子かー。でも和菓子はこういうお店じゃ食べられないもんな……

「そっか、和菓子にもこういうお店があればいいのにね」
 
 イメージは『峠のお茶屋』みたいなもんか……?

「え、あ、いや、でもドーナツも好きですよ。すみません、私ったら。せっかくこうしてドーナツを頂いてるのに和菓子の方がいいみたいな言い方……すみません……こういうのKYって言うんですよね……?」

「あ、いやいや、全然気にしなくていいよ」
 
 なんかギクシャクするな……
 何か……何か話題はないか?

「そ、そういえばさ、ド、ドーナツって、なんでこんな形してんのかな?」

 うわー、激しくどうでもいい話題を振っちまった……

「えっと……ドーナツの穴ですか?それに関しましては、私こんな話を聞いたことがありますよ。もともとドーナツには穴が無かったらしいですが、19世紀半ばにハンソン・グレゴリーという方が穴を空けることを考えたのだという説もあるそうです。このハンソン・グレゴリーさん、船長をやっていたそうで、操舵輪のスポークにひっかけるためにドーナツに穴を空けることを考えたという説と、子供の頃に母親が作る生焼けの揚げパンを見て、火どおりをよくするために穴を空けることを考えたという説があるらしく、どちらが本当なのかはよくわかってないらしいです」

 ………うわあー
 俺、今日は「うわー」ばっかりだな。

「――ちなみに、ドーナツの『ドー』というのは小麦粉に水・砂糖・バター・卵などを混ぜた生地のことを意味し――(中略)――だ、そうですよ。……あ、あの、男さん?」

 はっ!?思わず、寝てしまいそうに……

「……え!?あ、いやいや、よく知ってるな〜、と思って。あはは」
830 :あなざー・すたー 7.発動ッ!みwikiさんッ! [saga]:2008/05/20(火) 02:15:51.48 ID:R2EYXIg0
 こ、これがみwikiさんと呼ばれる理由か……
 
 やはり、この人、俺ごときでは手におえない気が……
 
 いや、ここで弱気になっちゃダメだ。
 逃げちゃダメだ!逃げちゃダメだ!逃げちゃダメだ!

「高良さんって、物知りで勉強家なんだね」

「ええ、まあ……お恥ずかしながら、もともとは小さい頃、母に『みゆきは物知りで偉いわね〜』と褒められたことが嬉しかった、という些細なことがきっかけなんです。それ以来、知識を吸収するのが楽しくなってしまって」
 
 勉強家の高良さんにはそんなかわいらしい起源があったのか。
 やはりこの人は可愛すぎるぜ……
 

 ぎこちないなりに高良さんと楽しい会話ができていた。今日のところはそれでいいと思っていた。

 
 ――そう、高良さんの口からあんな言葉が出るまでは……
831 :あなざー・すたー :2008/05/20(火) 02:17:03.95 ID:R2EYXIg0
本日の投下終了です。

相変わらずの駄文ですが、よかったら読んでやってください。
832 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/20(火) 07:35:31.81 ID:XsCskMAO
>>831
志村〜安価安価!
833 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/20(火) 07:36:32.46 ID:fBFALUso
1って言ってたし1でいいんじゃね?
834 :病み猫 :2008/05/20(火) 08:13:47.48 ID:S7785bg0
あなざーすたーさんお疲れ様です。最近寝不足ですね…

では、再安価です。
>>+2
選択お願いします。
835 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/20(火) 08:25:06.89 ID:XsCskMAO
1
836 :病み猫 :2008/05/20(火) 08:27:56.61 ID:S7785bg0
なんか行き違ってしまいました。1にさせていただきます。
837 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga sage]:2008/05/20(火) 20:50:35.31 ID:2g3dqnco
なん……だと……
838 :病み猫 :2008/05/21(水) 01:16:46.89 ID:uLNWPcc0
やっと…詰め終わりました。
人居ない気もしますが、投下します。
839 :病み猫 :2008/05/21(水) 01:18:18.16 ID:uLNWPcc0
男「しゃーないな。でもあんまり遅くなんないようにしような。」

こなた「グッド!まぁ大丈夫だよ八時には閉まるから。」

男「何がじゃ。」



こなたは家で、持ってきたギャルゲやエロゲを堪能した後、勝手に家のパソコンでオンラインゲームにログインし、『布教用CRANAD』を置いていった。

さて…ゴールデンウイークはまだたっぷりあるけど、宿題も終わったし特にする事はないな…

ゲームでもするか…
840 :病み猫 :2008/05/21(水) 01:20:38.73 ID:uLNWPcc0
柊邸。
まつり「かがみーそろそろ起きようか?」

かがみ「…んー………もう十時かー。昨日は帰ってきてから読書してたからなー。」

まつり「ご飯出来てるよー。」

かがみ「はーい、ありがと。」



かがみ「さて、少しは宿題やっとかないとなー」

つかさ「…おねーちゃんおはよう…」

かがみ「やっと起きたのー?」

つかさ「うーん………お姉ちゃん………勉強してる…?!」

かがみ「うーん。宿題結構あるしねー。」

つかさ「………私も…しなきゃ…」



高翌良邸
………(海外旅行中)。



泉邸
カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ…
841 :病み猫 :2008/05/21(水) 01:21:58.19 ID:uLNWPcc0
男邸。

んー見事にすること無いな…
そうだ、こなたに教えてもらったオンラインゲームでもするか。

【ゲーム画面】
ようこそ!『makoto』さん!
『konakona』さんからメッセージが届いています。
[メッセージ:おーす男!やっとログインしたなーとりあえずメッセージをくれー狩場まで連れてくよ]
『konakona』さんにメッセージを送ります。
[とりあえずログインしたけど、狩りとかまだ無理だろ、レベル的に考えて]
(五秒後)
『konakona』さんからメッセージが届きました。
[狩り行く?]
『konakona』さんにメッセージを送ります。
[早過ぎる。]




半日程遊んでしまった。
842 :病み猫 :2008/05/21(水) 01:23:06.47 ID:uLNWPcc0
柊邸に電話が鳴った。

みゆき「宿題の答え合わせもかねて、勉強会をしませんか?」

かがみ「おぉ良いわね、やろうやろう!」

みゆき「それでは、つかささんにもお伝えしておいて下さい。」

かがみ「了解!あっこなたはどうしよう?」

みゆき「先程こなたさんにもお電話差し上げたのですが、今回は来られない様ですよ?」

かがみ「そう…なんだ?(珍しいわね…)」
843 :病み猫 :2008/05/21(水) 01:24:29.24 ID:uLNWPcc0
泉邸。
そうじろう「こなた、巫女さんの友達から電話だぞー。」

こなた「ほーい。」

こなた「もしもし、つかさ?かがみ?」

かがみ「かがみだけど…(何で伝わってないんだ?)」

こなた「どしたの?」

かがみ「あっあのさー、明日みゆきとつかさと宿題の答え合わせを兼ねた勉強会するんだけど、来なくていいの?」

こなた「おやおや、かがみん私の心配してくれるの?嬉しいねぇ。」

かがみ「べっ別にそんなんじゃないわよ。」

こなた「んー今回は大丈夫。男に教えて(写させて)もらったからー(それに明日はアキバだし)。」

かがみ「えっ…?!そ…そう。………どーせまたゲームばっかやってるんでしょ!たまには自分の力でやんないと休み明けのテストとかで痛い目に遭うわよー!」

こなた「私には一夜漬けという必殺技があるのだよ。」

かがみ「はー…全くあんたは…。じゃあまた休み明けにね。」

こなた「うん、またー。」
844 :病み猫 :2008/05/21(水) 01:25:30.90 ID:uLNWPcc0
かがみは自分のケータイから男のケータイに電話をかけた。

トゥルルル…

男「かがみ?どうしたの?」

かがみ「あのさ、明日ウチで宿題の答え合わせの勉強会するんだけど、男も来ない?」

男「あーごめん。明日ちょっと用事があるんだ。」

かがみ「…そっか。急にごめんね。」

男「こっちこそゴメン。また誘ってね。」

かがみ「うん…。今度は私にも勉強教えてね。それじゃ!」

ツーツー


男「私『にも』…?」
845 :病み猫 :2008/05/21(水) 01:28:57.03 ID:uLNWPcc0
今夜はここまでにさせていただきます。おやすみなさい。
846 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/21(水) 01:35:00.26 ID:n1rNWlwo

847 :あなざー・すたー :2008/05/21(水) 01:57:28.71 ID:vo76.LE0
病み猫さん、乙です!

>>832
>>834

一応826も俺だったんですけど、先走ってしまいました。すみません。
848 :あなざー・すたー :2008/05/21(水) 02:14:48.68 ID:vo76.LE0
では、俺も今日の分を。
849 :あなざー・すたー 8.戦闘力2か、ゴミめ :2008/05/21(水) 02:16:27.45 ID:vo76.LE0
「私、男の人と二人でこういったお店に入るの、実は、初めてなんです」
 
 そういう話題を高翌良さんのほうからふって来た時、正直、俺は動揺した。
 冷静なフリをしながらも、その真意を測りかねた……

「へ〜、意外だね。高翌良さんってモテそうなのに」

「いえ、お恥ずかしながらそのような話とはあまり縁がなくて……」

「そうなんだ……」
 
 俺は白石の話を思い出す。

 カベ……か。
 ………

 ――よし!ここは、きっとここは勝負どころだ!サッカーで言うなら左斜め45°のフリーキックだ!

 俺も男だ。
 俺は男だ。
 
 シュミレーションは何度も重ねてきた。シュミレーションつってもPKもらうためにわざと倒れるアレじゃない。
 
 いささか、暴走気味な気もするけど。ここは思い切って!
850 :あなざー・すたー 8.戦闘力2か、ゴミめ :2008/05/21(水) 02:17:31.58 ID:vo76.LE0
「――もしかして、高翌良さん、男の人苦手だったりする?」

「え!?いえ、別にそんなことは……」

「そっか、なんとなくそんな感じに見えたんだけど……」

「……いえ、実は……ちょっと苦手です」

「あ、やっぱり?」

「ええ……」

 高翌良さんの表情が曇りだしたのが少々気になったが、ここまで来たら……

「あのさ、それなら俺のことも苦手……かな?」

「え!?」

 ……もう引き返せない!

「お、男さんの事は別に……苦手というわけでは……」

「……いやさ、俺はニックネームも『男』なくらい男なわけで……」

「………」

「でも、男の人がちょっと苦手な高翌良さんも俺とはこうしてドーナツを一緒に食べてくれてるわけで……」

「………」

「ということは、少なくとも高翌良さんはきっと俺のことを『一緒にドーナツ食べるくらいならいいかな〜』ってくらいの仲だと思ってるわけで……」

「………」
 
 高翌良さんはずっと黙っている。
851 :あなざー・すたー 8.戦闘力2か、ゴミめ :2008/05/21(水) 02:19:09.14 ID:vo76.LE0
 ヤバイ!自分でも何言ってるのかわからなくなってきた。

 ダメだ!この沈黙、俺には耐えられん!
 
 ――ッ!
 ――ッ!

「――ッ!ぶっちゃけ、俺、高翌良さんのことが好きなんです!俺と付き合ってください!」

 ………

 ……言っちまった。言っちまったよ、俺。

 俺の女神、高翌良さんに告っちま――

「ごめんなさい」

 ――ったよ、俺。

 って、えええ〜!!早ッ!?


「あの……私そういうのよくわからなくて……それに男さんとはまだ出会って間もないですし……お互いのことよく知りませんし……

……ですから男さんとはお付き合いできません」
 
 はっきり言われた。

「あ、あはは……そ、そうだよね。ごめんね、ちょっと帰りに二人でお茶してるからっていい気になって、何かいきなり変なこと言って……」
 
 なに謝ってんだ、俺。このまま引き下がっていいのか!?

 でも食い下がってもウザイと思われるだけだろうしな……

「あ、あの。私、そろそろ失礼させていただきます」
 
 気まずそうに席を立とうとする高翌良さん。
 
 ヤバイ、このまま何もできずにジ・エンドなのか!?
 い、いや、あきらめたらそこで試合終了ですよ!?
 安西先生!バスケがしたいです。

 何か……何か言って高翌良さんを引き止めよう!
852 :あなざー・すたー 8.戦闘力2か、ゴミめ :2008/05/21(水) 02:20:36.97 ID:vo76.LE0
「待って。高翌良さん……」
 
 何か……

 しかし、俺はその『何か』の選択を決定的に誤ったらしい。
 いくらテンパっていたとは言え……

「ごめん。あと、一つだけいいかな?」

「……?何でしょう?」

「今までもそうしてきたの?」

「……はい?」

「いや、今もそうなの?」

「男さん、何を言っているのか……?」

「高翌良さんって、なにか、こう、周囲にカベみたいなもん作ってない?誰に対しても、本当に近い距離には近寄らせない雰囲気って言うか……」

「………」

「誰に対しても敬語だしさ、いい人オーラでAT……じゃない、カベをつくっているって言うか……」
 
 ……い、いや!違う、俺が言いたいのはこんなことじゃない!

 そこで俺はハッとなる。目の前の高翌良さんから表情が消えていた。
853 :あなざー・すたー 8.戦闘力2か、ゴミめ [saga]:2008/05/21(水) 02:23:31.65 ID:vo76.LE0
「………」

「あ……いや、俺がフラれたからといって、そのカベに弾かれたからといって、負け惜しみでこんなこと言ってるんじゃなくて……その……」
 
なに言い訳してんだ、俺……カッコ悪さ全開じゃないか。

「えと……俺が言いたいのはそういうことじゃなくて……

 もちろん、誰に対しても心を開けなんていうつもりはないけど……っていうか、そっちのほうがむしろ危険だけど。詐欺とか合いそうだし……高良さんなんかとくに……」

 あわわ、また余計なことを……

「………」

「ただ……高良さん、パッと見は誰に対してもいい人だけど、本当は誰にも、こなた達にも心を開いてないんじゃない?でも――」
 
 でもそういうのは後から辛い思いばかりが、
 募ってくる、
 積もってくる、
 溜まってくる。

 前の学校で……サッカーを辞めた後の俺がそうだったから……

「――そういうのは良くないと思」

「もう結構です」
 
 高良さんは、ほとんど表情の消えたその顔で、静かに、でも有無を言わさぬプレッシャーを込めて、俺の言葉を遮った。

 まるで生まれたばかりの悟空を見るバーダックのような目で、

 『戦闘力2か。ゴミめ』とでも言いそうな雰囲気で。
 
 俺が知っている女神は、もうそこにはいなかった。

 そして言った。

「私、これで失礼させていただきます」
854 :あなざー・すたー 8.戦闘力2か、ゴミめ [saga]:2008/05/21(水) 02:25:12.71 ID:vo76.LE0
 もう、何も言えなかった。

 俺は何も言えず、店を出て行く高良さんを見送った。俺はしばらく動くことすらできなかった。


 呆然とする、残された俺。
 
 なんと言うか……もう……
 
 こんな時なんて言うんだっけ?

 えっと……あ、そうだ。




 人生\(^o^)/オワタ

(※こなた先生直伝オタク用語集〜初歩編〜 より抜粋)
855 :あなざー・すたー [saga]:2008/05/21(水) 02:27:30.88 ID:vo76.LE0
今日はここまでです。

最初のほう、また高と良の間に翌が入っちまった……orz


856 :病み猫 :2008/05/21(水) 10:29:20.34 ID:AaebBv60
あなざーすたーさん、お疲れ様です。

パソコンからこんにちは。今日の昼は、選ばれなかった方の選択肢をいくつか投下しますね。
857 :病み猫(選ばれなかった分岐) :2008/05/21(水) 10:37:57.77 ID:AaebBv60
男「いや、場所だけ教えて。」

白石「なんだ、用事あるのか?購買混むから遅れると何も買えんぞ。」

男「まー、いざとなったら学食もあるみたいだし。」

白石「学食も混むんだけどな…」


俺は白石に購買の場所だけ聞くと、白石が教室を出るのを確認し、こなたを探した。
…いない。
たぶん昼食に行ってしまった後だ。
仕方なく俺は、学食に向かった。

学食。
こなたはいないようだ。購買にも行こうかと思ったが、空腹が限界なので学食でカレーを食べた。

『そういや、こなたもカレー好きだったな…』
858 :病み猫 :2008/05/21(水) 10:39:11.71 ID:AaebBv60
選ばれなかった分岐の続きはケータイで書きます。
859 :病み猫(選ばれなかった分岐) :2008/05/21(水) 10:56:18.23 ID:uLNWPcc0
男「帰ろうぜ白石ー」

白石「すっすまん!今日ちょっと収録があるんだ!」

男「収録?」

白石「また今度説明するから、じゃあなっ!!」


なぜ中等部に向かって走っていくんだ…?
860 :病み猫(選ばれなかった分岐) :2008/05/21(水) 11:00:50.61 ID:uLNWPcc0
みゆきさんと駅まで一緒だな。


かがみ「じゃあまた明日ね。遅刻しちゃダメよ!まぁこなたのが心配だけど。」

みゆき「それではまた明日ですね。」

男「また明日なー。」

かがみさんと分かれると、俺はみゆきさんと一緒に歩き出した。

男「休みの時とか、こんな風によくみんなで遊び行ったりするの?」

みゆき「そうですね。私は少し家が遠いので、ご一緒しないこともありますが長期休みなどよく遊びに行きますね。」

男「そっかー(この人いつも笑顔だな)。」

みゆき「所で今日のかがみさん…やはり元気ありませんでしたよね?何かあったんでしょうか?」

男「うーん…確かに放課後おかしかったね。朝は普通に見えたし学校で何かあったのかも…」

みゆき「かがみさんのクラスで何かあったのかもしれないですね…明日からゴールデンウイークですし、それとなく聞いてみます。男さんもおねがいしますね。」

男「うん。あ…でも俺なんてまだ引っ越してきてばっかしで、俺なんかがそんなプライベートな事聞かない方がいいんじゃないかな?」

みゆき「フフフ…そんな事ないですよ。かがみさんはああ見えて男さんの事頼りにしていると思いますよ。」

男「そんな事ないよっ!」

みゆき「いえいえ、私から見ても男さんは頼りになる方だと思いますよ。何て言うか…雰囲気が大人です。」

男「そうかな…?(それはこなたと比べてじゃないのか?)」

みゆき「それと男さんはかがみさんと少し似ています。」

男「えっ?!」

みゆき「しっかりしていてそれでいて他の人の事もちゃんと考えている。まだ出会って一週間ほどですが、そんな気がします。」

男「そ…そんなに誉められるとさすがに照れるよ…。」

みゆき「フフ…だから私も頼りにしているんですよ。」

駅に着いて俺はみゆきさんと別方向の電車に乗った。俺の乗る電車の方が早く来たので、電車の中から向かい側のホームを見るとみゆきさんが微笑みながら小さく手を振っていた。
電車が走り出してみゆきさんが小さくなった。
『ぼーっとしてる子かと思ったけど、すごく人を見てる子なんだな…』
『自分から進んで喋るタイプじゃないけど、こなた達のグループの調和を保ってるのはあの子なのかもな…』
みゆきさんの、少し深いところを垣間見た気がした。その意外な感触に、かがみさんが様子がおかしかったことなど、忘れてしまっていた。

最寄りの駅で降りる頃、こなたからメールが入った。
861 :病み猫 :2008/05/21(水) 11:04:09.62 ID:uLNWPcc0
今回は以上です。
本編はまた後で。
862 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/21(水) 15:48:32.93 ID:j9JMMfI0
二人とも投下乙

これで☆の人とかゆーちゃんの人が来てくれれば最高なんだけどねぇ
863 :病み猫 :2008/05/21(水) 17:55:11.96 ID:uLNWPcc0
それでは投下していきます。
864 :病み猫 :2008/05/21(水) 17:56:41.33 ID:uLNWPcc0
ゴールデンウイーク最終日。

朝八時、家のチャイムが鳴った。
ピンポーン。

男「何だよ…こんな朝早く…新聞屋か…?」

ピンポーン…ピンポーン…ピピピピピンポーン!

男「こなたか…」


こなた「おはよー!ってまだ寝てたのかよー!」

男「お前…学校のある日もそれ位やる気を出してくれ…」

こなた「だってアキバだよ!聖地だよ!」

男「分かった分かった。ちょっと待ってて、仕度するから。」

こなた「40秒で支度しな。」


電車に乗った。アキバまでは40分程だ。

男「今日は遅刻しなかったな。てか本当なら糟日部に九時って約束だったけどな。」

こなた「いやー昨日もネトゲーしてたんだけどさ、途中からななこさんがログインして来て『勉強しとけやー』とか言うから、なんか監視されてるみたいで早めに寝たよー。」

男「ななこさんって黒井先生?」

こなた「そーそー。」

男「意外だな…先生ネトゲーとかやるんだ。」


アナウンス『北千手〜北千手です。』


こなた「ほら乗り換えるよ!」

男「何というモチベーション。」
865 :病み猫 :2008/05/21(水) 17:57:48.42 ID:uLNWPcc0
男「そう言えば、かがみに、お前と俺が勉強した事言った?」

こなた「んー言ったかもしれない。」

男「やっぱそうか。」

こなた「何かのフラグかい?」

男「そんなんじゃねーよ!なんかそんなような事言ってたから。」

こなた「かがみんが?」

男「うん。」

こなた「ふーん。」

男「お前今まではかがみに宿題写させてもらってたんだろ。」

こなた「………こう土俵際ぎゅうぎゅうまで追いつめられちゃしょうがねぇ」

男「だからお前は何歳だ!」

こなた「じゃあ、真実はいつも一つ」

男「見た目は子供か。」

こなた「…レベルを上げたな男…。」
866 :病み猫 :2008/05/21(水) 17:59:10.69 ID:uLNWPcc0
アキバ到着。
男「ハイ○カ様、この街はおかしいです。」

こなた「おー見て見て!ゲマズだよ!とらあなだよ!メイトだよ!!」

男「2/3は地元にあるじゃないか。」

こなた「規模のレベルが違う違う!」

男「置いてかないでぇ…」



こなた「いやー買った買った。ポイントがたまりまくりだよー」

男「荷物持ってやるよ。」

こなた「えっ…うん。じゃあ軽くなったとこでメロンも行っとこうかー!」

男「なんかレジすごい並んでるから上のゲーセンいていい?」

こなた「うむ、ここは男にはレベルが高すぎるかもしれん。」

男「じゃあ上に居るから、誘拐されんなよ。」



男「ヒマだな…格ゲーでもするか。」

十五分後。
男『俺のミリアにブリジットで挑んでくる奴が居るとは!』
ブリジット「いやーん」
男「嘘だッッ!」

こなた「よ。」

男「やっぱお前か。」
867 :病み猫 :2008/05/21(水) 18:00:16.57 ID:uLNWPcc0
男「あれ?メロンでは何も買わなかったのか?」

こなた「うむ、買えないことを忘れてたよ。…年齢的に。」

男「おまっ…」

こなた「いつもは、おとーさんに買ってきてもらうからさー」

男「泉家に秩序は無いのか…」

こなた「あ、男、メイドカフェ行こうか。」

男「mjd?」


こなた「さぁこの上だよ。」

男「なんでドン・●ホーテの上にメイドカフェがあるんだ…」

メイドさん「お帰りなさいませ、ご主人様、お嬢様!」

こなた「おー」
男「…」
868 :病み猫 :2008/05/21(水) 18:02:10.70 ID:uLNWPcc0
柊邸。
みゆき「しかし残念ですねー。こなたさんがいないと少し寂しいです。」

つかさ「でも男君も頭いいんだねーこなちゃんは何だかんだ言って記憶力いいし…私だけ置いてけぼりな気持ちだなー」

みゆき「そんなことありませんよ。つかささんの発想力は素晴らしいじゃありませんか。私は何か覚えるのは好きですけど、考えて応用する力がありませんから羨ましいです。」

つかさ「そんなこと無いよー///」

かがみ「…」

みゆき「…かがみさん、大丈夫ですか?」

かがみ「えっ?!だっ大丈夫よ!ちょっと分からない問題があって!」

みゆき「どこですか?」

かがみ「えっとね…」
869 :病み猫 :2008/05/21(水) 18:04:44.12 ID:uLNWPcc0
帰りの電車。

男「凄まじいカルチャーショックの連続だった…」

こなた「これで男も立派な大人になったという訳だね。」

男「いや、ダメな大人だろそれは。」

こなた「そうそう、男にプレゼントがあるんだ。」

男「えっ?」

こなた「はいこれ。メイトのポイント特典で貰った、『よく分からないテレカ』。」

男「何だって?(CV:大塚○夫)」

こなた「いやーポイントかなり貯めたんだけどさ、このテレカのキャラ知らないんだよねー」

男「よく分かんないけどテレカとか、もう使わないだろ。」

こなた「使うなよー!限定版のテレカを使うなんて許されざる事だよ!!」

男「わっ…分かったよ。でもかなりポイント貯めたんだろ?貰っていいのか?」

こなた「うん、キャラ知らないし、これは男にあげなきゃいけない気がする。」

男「?よく分かんないけどありがとう。」


こなたの最寄り駅に着いた。
こなた「じゃーまた明日。」

男「うん。お休み。ゲームすんなよ。」

こなた「それは無理な相談てやつだ、男よ。」

男「せめて遅刻はすんなよ。」

こなた「了解した。」


俺も家に着いた。
『疲れたな…』
『…なんていうか、楽しそうだったなこなた…』
『昔の事とか本当に覚えてないのか?』
『こなた的にはオタクトーク出来る友達が出来てラッキーって感じなのか?』
『俺にとって、こなたってどういう存在なんだ?』

俺の中のこなたの意味が変わり始めたとき、俺は自分の事に精一杯で、周囲の空気が変わり始めている事に気付けなかった。

翌日。ゴールデンウイークが終わり、久しぶりに学校に登校した。
870 :病み猫 :2008/05/21(水) 18:07:17.68 ID:uLNWPcc0
いったん終わります。

次回は本編は一度お休みして、かがみの気持ち(視点)を書いた、『かがみサイド@』です。
871 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/21(水) 19:22:29.75 ID:j9JMMfI0
投下乙。仕事はっええなぁ
872 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/21(水) 19:29:55.02 ID:5urROvIo
>>870 GJ!! 途中から読んで気になったので、いままで投下された分をいっきに読みました。
とてもおもしろかったです。次の投下も楽しみに待っています。ところで、ちょっと聞きたいのですが
ヤむのはかがみですか?
873 :病み猫 :2008/05/21(水) 19:37:06.97 ID:uLNWPcc0
>>871
ありがとうございます。授業を犠牲にしながら頑張ります!

>>871
とりあえず、こなた、つかさ、かがみは病む予定ですが、選択次第では後二人程病む可能性があります。又、逆に誰も病まないエンディングも一応考えています(ニーズ無さそうですが…)。
病むのに時間がかかってしまい申し訳ありません。
874 :病み猫 :2008/05/21(水) 22:05:16.96 ID:uLNWPcc0
後の方は>>872でしたね…
875 :あなざー・すたー [saga]:2008/05/22(木) 01:43:14.40 ID:9cLBMCQ0
病み猫さん、乙です!

サイドストーリー完備ですか。すごいっすね〜

個人的には「後二人に」みwikiさんが入ってると嬉しいですw
876 :あなざー・すたー [saga]:2008/05/22(木) 01:55:28.65 ID:9cLBMCQ0
では俺も投下しときます。
877 :あなざー・すたー [saga]:2008/05/22(木) 01:56:59.99 ID:9cLBMCQ0
 俺は高良さんにフラれた。
 
 一人でテンパって、暴走して、
 
 雰囲気もクソも無い、ドーナツチェーン店の一角で、
 
 しかも、余計なことを言って高良さんを怒らせてしまった。

 ヘコんだ俺は、一睡もできず、

 昨晩の俺は『へんじが ない ただの しかばねの ようだ』を素でいってた。

 翌朝の俺は腐った死体くらいにはなったかな?
 パーティに加えたら名前はスミス……
 
 しかし黒井先生に「失恋したから学校休みます」なんて言えるわけもなく、俺は学校に向かう。

 「失恋から立ち直る」「いつもどおり登校する」
 両方やらなくっちゃならないのが思春期真っ只中の高校生の辛いところだな。
 覚悟は……いいか?


 ガラガラッ!

 教室に入る俺。

 高良さんは……まだ来ていない。

 ほっ……

878 :あなざー・すたー 9. へんじが ない ただの しかばねの ようだ [saga]:2008/05/22(木) 01:58:18.29 ID:9cLBMCQ0
「おはよー!男〜」

「男くん!バルサミコ酢―」

「うっす……こなた、つかさちゃん」

「どうしたの?なんか元気ないね?」

「あ……いや……」

「そういうこなちゃんもフラフラだけどね〜」

「なんだ?こなた、昨日もネトゲ?」

「そ〜なんだよ!昨日、レバ剣拾っちゃってさ!」

「へ〜、レバニラね〜」

「なに言ってんの、男!?レバ剣だよ。レバ剣!」
 
 レバケンとかいうものについて熱く語るこなた。

 しかし俺の耳にはほとんど入ってこなかった。
 
 時々、つかさちゃんのツッコミになってないツッコミが聞こえてくる。
879 :あなざー・すたー 9. へんじが ない ただの しかばねの ようだ [saga]:2008/05/22(木) 02:01:00.82 ID:9cLBMCQ0
 ガラガラッ!

「おはようございます。泉さん、つかささん、男さん」
 
 緊張が走った。

 いや、もちろん俺だけに。

「おはよーみゆきさん」

「ゆきちゃん、ミコ酢〜」

「お、お……おはよう、た、高良さん……」
 
 俺は笑顔を作ったが、おそらく引きつっていただろう。

 しかし、高良さんは実に滑らかな、いつもの女神スマイルを向け、俺の引きつった笑顔など鮮やかにスルーした。

「どうされたんですか?泉さん。体調が優れないように見受けられますけど……」

「昨日ネトゲでさ〜、レアアイテム拾ってね。嬉しくてついつい、朝まで……」

「そうですか、それはおめでとうございます」
 
 ……かがみがいたら、ツッコんでるところだろうな、ここ。クラスの違うかがみは朝のホームルーム前にうちのクラスにいることは少ない。
 
 俺がツッコんでも良かったんだが……

 さすがに今日のテンションで、他の誰でもない高良さんにツッコむ勇気はなかった。
 
 って、いうか高良さん、どうやら昨日の俺との事はなかったことにするみたいだ。

 ……黒歴史って言うんだっけ?こういうの。
880 :あなざー・すたー 9. へんじが ない ただの しかばねの ようだ [saga]:2008/05/22(木) 02:02:06.24 ID:9cLBMCQ0
 俺に対してもあまりに普段通りに接している。

 こっちは嫌でも意識してしまうっていうのに……
 
 昨日の、表情の消えた高良さんの顔を思い出す。

 冷めた表情。

 思い出したくもないのに……

「やっぱり、カベがあるとかいう話をするのは……まずかったかな……地雷を踏んじゃった感じだもんな、アレ……」

 

 ガラガラッ!

「おらー、ホームルーム始めるでー!」
 
 
 当然、その後の授業なんか右から左に受け流した。


881 :あなざー・すたー 9. へんじが ない ただの しかばねの ようだ [saga]:2008/05/22(木) 02:03:15.35 ID:9cLBMCQ0
 
 ――放課後、転入手続きの確認だかなんだかで職員室に呼ばれた俺は、そこで同じく職員室に呼ばれていたかがみに会った。

「かがみはなんで職員室に呼ばれたの?」
 
 職員室を同時にあとにした俺達。

「学級委員の仕事でちょっとね」

「学級委員ね〜、大変そうだな?」

「そうでもないわ、一年生からもうずっとやってるから慣れちゃった。一年生の時には学級委員つながりでみゆきと仲良くなったしね」

 そう言えば、うちのクラスの学級委員は高良さんだ。高良さん……

「どうしたの?何か元気ないわね?まさか、あんたもこなたみたいにネトゲで寝不足とか?」

「違うよ。こなた師匠には『男にはまだネトゲは早い。もっと修行を積んでからじゃ!』って言われてる」

「アホくさ……」

 嘘だ。むしろ逆にこなたのやつはネトゲをやれとうるさく言ってくる。
 意味のない嘘つくなんて、やっぱ精神的に参ってんのかな、俺……?
882 :あなざー・すたー 9. へんじが ない ただの しかばねの ようだ [saga]:2008/05/22(木) 02:04:13.25 ID:9cLBMCQ0
「なあ、かがみ……」

「ん?」

「もともと、かがみが最初に高良さんと仲良くなったんだよな?」

「そうよ。さっきも言ったけど、お互い学級委員で、それが縁で仲良くなったの」

「ということは3人の中ではかがみとの付き合いが一番長いんだ?」

「まあ、数ヶ月の差だけどね。私も高校に入ってからみゆきと知り合ったんだし。みゆきがどうかしたの……?」

「あ、いや……この前、こなたと話してたんだけど……ほら、こなたって高良さんのこと『みゆきさん』って呼ぶじゃん?それが、なんかよそよそしいっていうか、他人行儀っていうか、そんな感じだなっていう話をあいつにしたら……」

「どうせ、こなたのやつは『みゆきさんって誰に対しても敬語で、丁寧過ぎるくらい丁寧だから、なんとなくこっちもそういう対応しちゃう』とかなんとか言ったんでしょ?」

「……よくわかったな」

「まあ、ね。私も多少そういうようなことは感じるから……でもみゆき、あれでもだいぶ明るくなったほうなのよ。知り合ったばかりの頃は丁寧って言うよりむしろ暗くておどおどしてる感じだったから……」

「え?そうなんだ……?」

「うん、なんかね……あ、これ、こなた達には内緒にしててね。あ、別にみゆきに口止めされてるわけじゃないんだけど。まあ、あの子他人に口止めなんかする子じゃないし……」
883 :あなざー・すたー 9. へんじが ない ただの しかばねの ようだ [saga]:2008/05/22(木) 02:05:45.46 ID:9cLBMCQ0
「わかった。それで?」

「うん、なんかね……みゆき、中学校の頃にいじめにあってたみたいなのよね。本人はいじめってほどのものじゃないみたいな言い方してたけど。あの子、中学の頃から胸が大きかったらしくて、男子にからかわれたりしたらしくて。ホント男ってデリカシーないわよね!」
 
 ……ホント男ってデリカシーないわよね!か。
 まるで俺のこといってるみたいだな。
 世の男性全般を指してるものと信じたい……

「で、しかもあれだけ美人で、頭も良くて、真面目でっていうんで女子からも妬まれたり、反感買ったりしていじめられてたみたいなのよ。私が言うのもなんだけど、女って怖いわよね。」
 
 それでカベを作るようになった、と。
 
 やっぱり、ドーナツ屋での帰り際に、あんな話を持ち出したのはヤバかったな……

 高良さんの踏み込まれたくないところに、俺が踏み込んじまった感じだし。
 
 高良さんのあの無表情が、冷たい目が、俺の頭にフラッシュバックする。

「都内から陵桜に来たのも、地元の高校に行きたくなかったっていうのが理由のひとつらしいわよ。それでみゆきのお母さんの母校のここに進学したってわけ」

「環境を変えて、心機一転ってわけか……」
884 :あなざー・すたー 9. へんじが ない ただの しかばねの ようだ [saga]:2008/05/22(木) 02:08:11.37 ID:9cLBMCQ0
 なんか、まるっきり俺と同じじゃねーか。ますます高良さんのことが……

 ……いや、もうフラれたんだったな。

「それでもね、やっぱり出会った頃は何かほっとけない感じがあったのよ」
 
 かがみは苦笑する。

 前の学校ですさんでた時にもかがみみたいな人がそばにいたら、あんな暴力沙汰は起こさなかったかもしれない。

「かがみは優しいんだな」

「え!?あ、ま、まあね!ほら、うちにはすでに一人、つかさってゆーほっとけないのがいるから!な、なんていうか、いつもの癖で見過ごせないっていうか……」
 
 真っ赤になるかがみ。
 ヤバイ、ちょっとかわいいぞ。って、いかんいかん!

「ねえ、男?」
 
 かがみが急にマジな顔になった。

「どうして、そんなにみゆきのこと聞くの?もしかしてみゆきのこと――」

「ない!それはない!」
 
 俺は即答した。自分でもびっくりした。
 
 そうすることで、即答することで、
 フラれたことを受け入れようと、高良さんのことを諦めようとしたのかもしれない。
885 :あなざー・すたー 9. へんじが ない ただの しかばねの ようだ [saga]:2008/05/22(木) 02:10:07.36 ID:9cLBMCQ0
「ふ〜ん、そう。そうなんだ……」

「そう、そうなんだよ。確かに高良さんのことかわいいとは思うけど、別にそんなじゃ全然……」



「……よかった」

 かがみが、本当に小さな声で言った。

 え、あれ?今「よかった」って言った……?
 
 それ、どういう――



 しかし、その時、舌っ足らずな声が廊下に響き、俺の思考を遮断した。


「おぉーい!ひぃらぎ〜!」
886 :あなざー・すたー [saga]:2008/05/22(木) 02:12:19.93 ID:9cLBMCQ0
投下終了です。


すみません、長くて読みにくくなってしまいました……(´・ω・`)
でも読んでもらえると嬉しいです。
887 :病み猫 :2008/05/22(木) 02:48:44.40 ID:i5ekuxs0
>>あなざーすたーさん
乙です!みWikiさんは二人の内の一人ですがまだそっちに持っていけるか分かりません。
それでは投下します。
888 :病み猫(かがみサイド@) :2008/05/22(木) 02:50:26.53 ID:i5ekuxs0
高校に入って新しい友達が出来た。
女の私から見ても容姿端麗で頭脳明晰なみゆき。
オタクで怠け者で見た目小学生だけど憎めないこなた。
きっと二人は一生の友達になるだろう。
私は強がりで恥ずかしくって、いつも言いたい事言えないけど、二人はそんな私のこと分かってくれる。

そんな大好きな仲間だからこそ、言えないことがある。
私のクラスでイジメが始まったのは高校一年の二学期。
私は強くない。
だからもし、いじめられている人が知らない誰かだったら私は見て見ぬふりしたかもしれない。
でも、いじめられているのは私の中学からの大切な友達。
峰岸あやのがイジメを受け始めたのは、あやのに彼氏が居るって事がみんなにばれた時くらいだったらしい。
女子達の間のイジメってのは陰険。あやのは誰にも言わないでずっと我慢してた。
私があやのの様子が変だって気付いたのは一年生の終わり頃だった。
私は日に日にやつれていくあやのを問いただした。
そしてその理由を聞いて愕然とした。
あやのに彼氏が出来たってしゃべったのは私だったから。
私は自殺未遂までしたあやのの事を一生かけて守っていく事にした。だって原因は私だから。
889 :病み猫(かがみサイド@) :2008/05/22(木) 02:52:08.13 ID:i5ekuxs0
あやののイジメは、私のもう一人の大切な友達の日下部みさおが、イジメをしていた人達との間に立ち解決してくれた。私が原因を作って、私が守るって誓ったのに、私は結局何も出来なかった。私は何て弱いんだ…。

あやのは私を許してくれた。これからもずっと友達で居てくれると言ってくれた。でもそれが私には耐えられ無いくらい辛かった。

そんな私の暗いオーラに気づいたのだろうか、いつしかイジメの標的は私になっていた。そしてその事をあやのやみさおに言えないままで四月も終わろうとしていた。

私は二人にイジメの事がばれるのが怖くて、つかさたちのクラスでお弁当を食べるようになった。
890 :病み猫(@) :2008/05/22(木) 02:55:25.10 ID:i5ekuxs0
今日、いつもと違うことがあった。
こなたに新しい友達が出来たみたい。
大きなネコ目で女っぽい顔をした男の子。男っていう名前みたい。

私は自分のクラスでの事で、新しい人との交わりが恐くなっていた。
でも男はごく自然に私に話し掛けてくれて、あっという間に私も心を許せた。
私は男がすごく大人なんだと感じた。


ゴールデンウイークが近づいたある日、妹のつかさが、男を含めてみんなでどこか遊びに行きたいと言い出した。
もしかしたらつかさは男の事が好きなのかもしれない。男はまるでみゆきの性別を男にしたみたいで、完璧な雰囲気がある。その上、みゆきには無いフランクな社交性もある。
私としても男を含めた四人は気の許せる人間だから、遊びに行きたいと思った。
891 :病み猫(かがみサイド@) :2008/05/22(木) 02:57:09.11 ID:i5ekuxs0
つかさが、放課後行く場所を決めようと言った日も陰険ないじめがあった。でも誰にも言えない。
あやのはきっとこんな気分だったんだ、と感じる度に私は罪の意識に悩まされる。

放課後、上の空で歩いている私の暗い妄想を断ち切ったのはつかさと男だった。
つかさは多分気付いていないが、鋭い男は私の異変に気付いていた。
私が一人で考え事する散歩の口実に言った『買い物』に着いてきて、私に『どうしたんだ?』と聞いてきた。
私は何も言えなかった。でも『買い物』の口実で買ったポッキーはいつもより少し甘く感じた。
892 :かがみサイド@ :2008/05/22(木) 02:58:30.37 ID:i5ekuxs0
私は初めて出来た男友達が、男でよかったと思った。
みんなで行ったわんこシティで、苦手なジェットコースターに無理して乗った後、男が私にかけてきた言葉は、単純だけど私の心の氷を簡単に溶かしてしまった。
私は素直になる。少なくとも私を知る人達の間では。
私をいじめる人達とも、うまくやっていける気がした。
ゴールデンウイークが明けたら、みんなに笑顔で『おはよう』って言えそう。
それでもダメだったら、男に相談しよう。強がってなんかいないで。

私が小さな決意をした日の帰り道、私は電車の中で夢を見た。私は夢の中ではどこまでも素直で、男にも言いたい事が言えていた。
目が覚めると、男の顔が目の前にあって、私は焦ってしまった。
893 :病み猫(かがみサイド@) :2008/05/22(木) 03:02:36.73 ID:i5ekuxs0
男の事が少し気になるようになって、改めて考えてみた。

私は自分の部屋の窓にほおづえをついて考える。

『男とこなたって仲いいなぁ…』

まぁ当然と言えば当然。同じクラスなんだから。でもなんか雰囲気が違う気がする。まるで昔からお互いを知っているような、兄妹みたいに仲がよく見える。

こなたは男に宿題を見せて貰ったらしい。その役目は今まで私だったな…と思うと私は複雑な気持ちに頭がショートしそうになる。
多分、男は私よりも頭がいい。なら、こなたも私より男に見せて貰った方がいい。それは理論的に当然だ。
でも、何か嫌なの。
こなたが男に取られたから?…違う。分からない…。

ゴールデンウイークの最終日、こなたは来れないって言ってた。
男も用事があるって言ってた。
それだけの事なのに、何だか引っかかる。モヤモヤする。

でも今は明日から始まる学校生活の事を考えなきゃ。
明日は朝、みんなに笑顔で『おはよう』って言うんだ。
大丈夫、男に勇気を貰ったから。

こなたの事、男の事を考えるのはそれからにしよう。
894 :病み猫 :2008/05/22(木) 03:06:19.82 ID:i5ekuxs0
これで今日の書き込み&かがみサイド@を終わります。
以前ご意見で出ていました『友好度、病み度』は、今後各キャラの心情が大きく動いた際に、この様にサイドストーリーで書いていきます。
それでは次回からは本編に戻ります。
おやすみなさい。
895 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/22(木) 13:12:59.30 ID:HoHZNJE0
>>894
投下乙

病むのに時間がかかることで悩んでるようだけど、別に悪いことじゃないぜ。
俺はむしろじっくり病む過程を見たいタイプだから、あんまり気にすんなよな
896 :病み猫 :2008/05/22(木) 22:11:52.51 ID:CC9jl4I0
>>895
そうですか、ありがとうございます。
でもそろそろ導入部が終わりですので、少しずつ病んでいくと思います。


それでは投下していきます。
897 :病み猫 :2008/05/22(木) 22:12:55.62 ID:CC9jl4I0
男「おはよー。」

かがみ・つかさ「おはよー。」
こなた「おーす。」

かがみ「なんだか久しぶりに会う気がするわね。」

男「わんこ以来だしね。」
こなた「かがみはしばらく見ないうちにずいぶん大きくなったねぇ」

かがみ「あんたは親戚のおじさんか!」


ホームに電車が入ってきた。
つかさ「ゴールデンウイーク、終わっちゃったねー。」

かがみ「もうすぐ中間テストだしね。」

こなた「あー忘れていたことを…」

かがみ「あんたは特に覚えてなきゃダメだろーが。」

つかさ「ゴールデンウイークは、中間テストの勉強しなきゃって思うんだけど、宿題で手いっぱいになっちゃって結局やれなんだよねー。」

かがみ「そうそう、短い休みなのに意外と宿題多いしね。」

かがみ「そういえば男はゴールデンウイーク始まってすぐに宿題終わらしてたんでしょ?いつの間にやってたの?」

男「いや、授業で宿題出た日のうちに大体終わらしてたよ。」

つかさ「すごい…男君は鉄人だね。」

男「いや、午後の授業中に内職したりとかだから、真面目では無いよ。」

かがみ「…(やっぱり頭良いんだなぁ…)」
898 :病み猫 :2008/05/22(木) 22:14:16.28 ID:CC9jl4I0
チャイムが鳴る。
黒井先生「みんな、ゴールデンウイークは楽しんだかー?まぁ宿題も割とあったし遊ぶ時間も無かったやろな。悪いけど先生はたーーーっぷり遊ばせてもらったわ!」

Boooooooooo!教室にブーイングが鳴り響く。

男「ダメだろ…先生として…。」


午前の授業が終わった。
こなた「おとこー!チョココロネ買いに行くぞー!」

男「ふっふっふ…残念ながら今日は弁当持参なのだよ!!」

こなた「うわっ男が自分のために弁当作ってるよ。」

男「な…なんだよ、つかさだってそうだろ?」

こなた「つかさはいーんだよー!」

男「男女差別だ!第一自分で作った方が安く済むんだよ!!」

こなた「ただでさえ女顔の男が、弁当なんか作った日には、アッーーーなフラグしか思いつかないよ。」

男「…(何か嫌なデジャヴュが…)。」

こなた「それなら私の分も作ってきても構わんぞ?」

男「調子に乗るな早くチョココロネと牛乳買いに行け。」

こなた「男もツンデレ属性があるなニヤニヤ。


こなたは購買に走って行った。
899 :病み猫 :2008/05/22(木) 22:15:26.73 ID:CC9jl4I0
男「そういえばかがみ遅いね?」

つかさ「あっ、お姉ちゃん今日は自分のクラスでたべるってー。」

男「ふーん。」

つかさ「ねえ、男君。」

男「ん、何?」

つかさ「あのね、ちょっと言いにくい事なんだけど…」

男「気にしないよ、何?」

つかさ「男君がね、時間があるときでいいから、勉強教えてもらえないかな?」

男「え?そんなこと別に全然構わないよ?」

つかさ「あっあのね、教えてもらう事は他のみんなには内緒にしたいの。」

男「ん?別にいいけどなんで?」

つかさ「実は今までは、分らない事があるとお姉ちゃんに教えてもらってたんだけど、いっつもだとお姉ちゃんの足ひっぱっちゃうでしょ?だから男君にこっそり教えてもらおうかなーって。」

男「確かにかがみの性格だと俺が教えてるとか言ったら気を使いそうだね。いいよ、お互い時間があるとき一緒に勉強しよう。」

つかさ「やったぁ!じゃあ早速明日とかいいかな?中間近いし…。」

男「いいよ。図書館とかでやる?」

つかさ「んー図書館はお姉ちゃんも使うし、男君がいいなら、男君の家がいいなー。」

男「家?別にいいよ。じゃあ時間は任せるから、決まったら言って。」

つかさ「ありがとーー!」


こなたが購買から帰ってきた。
こなた「あれ?かがみんは?」

つかさ「あ…お姉ちゃんはねー…」
900 :病み猫 :2008/05/22(木) 22:16:35.62 ID:CC9jl4I0
放課後。
今日は(普通の)本屋で買いたい本があったので、みんなとは別に帰った。
本を買って本屋から出ると、偶然帰宅中のかがみにあった。

かがみ「うわっ、男!」

男「そんなに驚くこと?」

かがみ「いや、みんなと帰ったとばかり思ってたから…。」

男「かがみこそ、みんなと一緒じゃなかったんだ?昼もそうだったけど。」

かがみ「今日はクラスの友達と一緒だったのよ。」

男「そっか。」
俺たちは歩きだした。

かがみ「何買ったの?」

男「ハリー・○ッター。」

かがみ「あれ?もう新巻出てたっけ?」

男「あっ…えーと、英語版。」

かがみ「…!!すごいね!」

男「い…いや、意味分かんないとこいっぱいあるよ?日本語版が待ちきれなくてさ。」

かがみ「…。」
901 :病み猫 :2008/05/22(木) 22:18:07.72 ID:CC9jl4I0
しばらく歩いていると、かがみが思い出したように切り出してきた。


かがみ「そういえばさ、ゴールデンウイークの最後の日、男来なかったけど、あの日も個人的に勉強してたの?」

俺は少し戸惑った。
答えは簡単。『こなたとアキバに遊びに行っていた』だ。
でも確かこなたはその事はかがみに言ってないような気がした。
俺が『かがみを誘えば?』と言ったら、確か拒否したように思う。
何でもない事のようだが、何か重要な事のような気もした。



>>+3

@――こなたとアキバに遊びに行ったんだ。
A――ダラダラしてたよ。

902 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/23(金) 00:53:48.32 ID:bvtHjhk0
@で
903 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/23(金) 06:58:12.01 ID:VWcAkiwo
1
904 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/23(金) 07:59:28.01 ID:j2zkLAAO
1で
905 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/23(金) 08:02:20.90 ID:Xwz9YQAO
1
906 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/23(金) 08:10:08.26 ID:cEcL3gAo
907 :あなざー・すたー  :2008/05/23(金) 10:15:07.41 ID:bvtHjhk0
病み猫さん、乙です!
かがみが、かがみが……


さて、昨日、投下できなかったので私も。
908 :あなざー・すたー 10.ヴぁの発音  [saga]:2008/05/23(金) 10:17:16.87 ID:bvtHjhk0
「ひぃらぎ〜!一緒に帰ろうぜ〜!」

「あ、日下部!」

「あれ、こいつってヴぁ誰?」

 八重歯にショートヘア。男っぽいしゃべり方に、「ば」が「ヴぁ」になる特徴的な発音。

 ……しかもいきなり、人を「こいつ」呼ばわり。

「そ、そっちこそ……誰?」

「あ〜、はいはい。日下部、こっちは男。こなたのクラスの転校生。男、こっちは日下部みさお。私のクラスメートよ」

 日下部さん、ね。

「あ〜、お前、あのちびっこの一味か!」
 
 おいおい、一味って……

「お前、しょっぱい顔のくせしてうちのひぃらぎを誘惑してんじゃねぇってヴぁよ!」
 
「ちょ!?誘惑って……!?」

「バ、バカ!誘惑なんかされてないから!」

 かがみは否定したが、日下部さんは露骨に疑いの目を向けている。
909 :あなざー・すたー 10.ヴぁの発音  [saga]:2008/05/23(金) 10:19:04.85 ID:bvtHjhk0
 『背景』がどうとかブツブツ言っているようだったが、よく聞こえなかった。

「ほ、ほら、行くわよ。日下部。今日、峰岸と三人で宿題する約束でしょ」

「あ!そうだよ、そうだよ!せっかく陸上部の練習が休みなんだから、この機会を逃すわけには行きませんぜ!溜まった宿題を一掃するチャンスだってのに、ひぃらぎがいないとあたしの宿題も進まないからさ。」

「あんたもこなたと一緒で、自力でやる気ゼロかい!?」

「む〜!あんなちびっこと一緒にするなってヴぁ!」
 
 何故かはよくわからんが、この日下部さん、こなたをライバル視しているようだ。
 
 ちびっこって……事実とは言え、こなたが聞いたら心中穏やかではあるまい……

「じゃ、そういうわけだから、私、日下部と帰るわ。またね、男。バイバイ!」

「おう、じゃあな!あの……日下部さんも」

「あ〜、ヴァイヴァイ」
 
 ……めんどくさそーに挨拶したな、この子……

 日下部さんの中ではすでに俺はこなた一味の一員なんだろう。

 ……まあ、いいけど、別に。
910 :あなざー・すたー 10.ヴぁの発音  [saga]:2008/05/23(金) 10:20:10.07 ID:bvtHjhk0
「さて、俺も帰るか……」

 グラウンドの改修だかなんだかで、今、運動部の半分くらいは練習が休みになっているらしい。部活をやっている生徒が少ないと、なんとなく校舎がひっそりとしているように感じる。




「それにしても……いじめられてたのか、高良さん……」

 さっきのかがみの言葉を思い出す。

 やっぱり、ドーナツ屋の帰り際にあんな話をしちゃったこと、謝ったほうがいいかな?

 でも、今更、話を蒸し返すと逆効果かな……?


 
 ……ん?そういえば、さっきかがみは他に変なこと言ってなかったっけ?

 なんだっただろう?

 たしか、日下部さんの乱入に気が行ってしまって……


 思い出そうとしながら、俺は昇降口から外に出て、校門に向かって歩き始めた。しかしその時、俺の思考は再び遮断されることになる。

 見覚えのあるピンク色の髪が目に飛び込んできたからだ。
911 :あなざー・すたー 10.ヴぁの発音  [saga]:2008/05/23(金) 10:21:36.28 ID:bvtHjhk0
「あ……」

 高良さんだった。

 俺の50mくらい先を歩いている。図書館にでも寄っていたんだろうか?

 あんな話を聞いたあとだからだろうか?
 どことなく一人で歩く後姿に、影のようなものを感じる。

 ………

 追いかけよう――!

 
 ――少なくとも、頭ではそう思った。

 ……でも、

 でも、足が動かなかった。
 ケガがうんぬんの話ではない。
 昔のようにサッカーはできないが、今だって走ることくらいはできる。

 わかっていた。足が動かないのは……心の問題。
 俺に根性がないからだ。

 高良さんに謝ったほうが、ちゃんともう一度話をしたほうが、いいってのはわかっているんだけど……
 あの高良さんの無表情が、冷たい目が脳裏をかすめる。

 結局、俺は高良さんの後姿が見えなくなるまで、その場から動けなかった。




「……何やってんだよ、俺……」
912 :あなざー・すたー [saga]:2008/05/23(金) 10:25:01.79 ID:bvtHjhk0
今回はここまでです。

あと三話分書き溜めしていて、今週末も書く時間取れそうなんで、
しばらくはこのままのペースで投下できそうです(`・ω・´)
913 :病み猫 :2008/05/23(金) 13:02:48.71 ID:9t69N9o0
あなざーすたーさん、お疲れ様です。
かがみんはやっぱり病ませやすいですね。前の作家様が言っていたのがよく分かります。
みゆきさんは病ませるとなると、みゆきさんルートのみになりそうで難しいです。
感じは言葉に似ていて最高なんですが。
914 :病み猫 :2008/05/23(金) 13:48:09.80 ID:9t69N9o0
それじゃちょっとだけ投下します。
915 :病み猫 :2008/05/23(金) 13:49:03.11 ID:9t69N9o0
別に隠すことでもないかな。


男「あーその日はこなたとアキバに行ったんだ。」

かがみ「えっ……こなたと?」

男「うん。初めて行ったけど、凄いとこだな、アキバは。」

かがみ「そっ…そうなんだ。」

男「うん。人多すぎ。しかもコスプレした人が普通に道を歩いてるし。」

かがみ「…それは恐ろしいところね。」

男「だろ?メイドカフェとかも連れてかれたし、なかなか疲れたよ。」

かがみ「こなたが行こうって言ったの?」

男「うん、そうだよ。…なんで?」

かがみ「別に?大変だったわね。」

男「…やっぱり、かがみこの前から少し変だぞ。大丈夫か?」

かがみ「…別に平気よ。」

男「…そうか。」

かがみ「でも…」

かがみ「でも男には…そのうち色々話すかもしれないわ。」

男「…うん。」

かがみ「あのね、…なんか男と話ししてると楽しいわ。」

男「そ、そう?あ、ありがとう。」

かがみ「あ、もう家だから。」

男「あ、うん。」

かがみ「何か変な話してごめんね。また明日。」

男「うん、またね。」


かがみは自分の部屋に入るとベッドに倒れ込んだ。

かがみ「やっぱり…私…」
916 :病み猫 :2008/05/23(金) 13:50:52.24 ID:9t69N9o0
かがみと別れて俺は少し歩き、家に着いた。

男『ハリ○タ読むか…』

俺はこなたが引っ越して、母親が死んだ後、自分一人で生きていく覚悟を決めたため、必死に勉強した。少なくとも高校レベルの内容なら特に勉強しなくとも高得点をとる自信がある。ハリ○タ程度の英語なら余裕だ。
でも今考えるとそれは口実で、今はかがみの役目(?)である、こなたに勉強を教える、という事のためだったのかもしれない。
こなたは昔から運動神経は抜群だった。しかしめんどくさいのか、勉強は全然しなかった。
俺は少しでもこなたの力になりたくて、勉強をがんばったのかもしれない。
だから今の自分があるのは、こなたのせいであり、こなたのおかげなのかもしれない。


男『そう言えば明日はつかさに勉強教えるんだっけ…。』

俺は本を閉じると、明日聞かれるであろう箇所に目を通した。
917 :病み猫 :2008/05/23(金) 13:55:15.59 ID:9t69N9o0
これから実験なので、夜にまた来ます。
それとお願いなんですが、普段ケータイで書き込むことが多いので、パソコンの方に次スレ立てはお願いしたいです。
同じ理由で、パー速だと有り難いです。
918 :病み猫 :2008/05/23(金) 22:47:32.51 ID:9t69N9o0
こんばんは。それでは投下していきます。
919 :病み猫 :2008/05/23(金) 22:48:54.68 ID:9t69N9o0
次の日。
かがみは今日も自分のクラスで昼食をとっていた。

つかさ、こなた、みゆきさんと昼食をとっていると、みゆきさんが話しかけてきた。

みゆき「男さんは、部活など入らないんですか?」

男「うーん、特に入りたいの無いかなぁ。」

みゆき「前の学校では何か入っていたんですか?」

男「あ…うん。一応空手部でした。」

みゆき「まぁ!凄いじゃないですか!」

男「いや、そんな真面目じゃなかったし、大して強くもなかったよ?」

みゆき「私はそういった運動は苦手なので男さんが羨ましいですよ。そう言えばこなたさんも空手やっていましたよね?」

こなた「うむ。ゲームでもリアルでもマスターだよ。高校入ってからはやってないけどねー」

つかさ「じゃあ男君とこなちゃんは一緒に出来るねーいいなー」

男「…。」

こなた「…。」

みゆき「え…と…つかささん、空手と言うのは格闘技ですし、一緒にやるというのは難しいですよ?」

つかさ「えっ?」
920 :病み猫 :2008/05/23(金) 22:51:21.49 ID:9t69N9o0
放課後。つかさは荷物を置くため一旦家に帰り、その後駅で待ち合わせた。


つかさ「あ、男君!」

男「ごめん、待たせちゃったかな?」

つかさ「大丈夫だよー今来たとこだからー」

男「よかった。じゃ行こうか?」

つかさ「うんっ!」


男邸、男の部屋。
つかさ「よっこいしょういち。」

男「で、何からやる?」
つかさ「あっちょっと待って!実はお菓子作ってきたの!一緒に食べよう?」

男「えっ?!そんな…悪いなぁ。」

つかさ「だってね、教えて貰うのに何もお礼しないのは悪いかなーって思ったのー」

男「そっか…ありがとう。とりあえずお茶入れるね。」

つかさ「はい、どうぞ!」

男「ん?これはチーズスフレ?」

つかさ「うん!」

男「…ありがとう。」

つかさ「えへへ…///」

つかさの作ったチーズスフレは、わんこシティで食べたものをさらにアレンジしたもので、中にブルーベリーソースが入っていた。

男「本当に料理上手いんだね。俺も料理はするけどお菓子はほとんど作らないからすごいと思うな。」

つかさ「喜んでもらえて何よりです!///」

男「こんなに上手でも、かがみはあんまり食べないみたいだから感想言ってくれる人が居ないねー」

つかさ「お姉ちゃんはお菓子大好きだよ?」

男「え?でもわんこでは食べてなかったよね?」

つかさ「そうだねーガマンしてたんだと思うよー」

男「そうなんだ…」
921 :病み猫 :2008/05/23(金) 22:52:30.24 ID:9t69N9o0
男「じゃあ数学からやろうか?」

つかさ「うん!」

男「じゃあまずは46ページからだけど…」



男「…で、ここの頂点の座標から式を出して…」
つかさ「…」

男「…傾きは不明だからaっておいて…」

つかさ「…」

男「つかさ?」

つかさ「…」

男「…」

つかさ「…」

ぽんぽん

つかさ「………あれ?…おとこくん…なんでうちにいるの…?」

男「ここは俺の家だよ。」

つかさ「…」

つかさ「…!!ごっ…ごめんね!眠ってた!!」

男「大丈夫?」

つかさ「うん…///」

男「ちょっと気分転換しようか?」

つかさ「…うん。」

こんな流れが5セット程繰り返されたが、なんとか数学は終わった。
922 :病み猫 :2008/05/23(金) 22:53:37.18 ID:9t69N9o0
つかさ「すごい!数学終わったね!」

男「うん、よかった(本当はもう一科目やるつもりだったけど)。」

つかさ「いっぱい眠っちゃってゴメンね。」

男「大丈夫だよ。でも余り夜更かしとかしない方がいいよ?昼間眠くなるから。」

つかさ「いつも十時過ぎには寝てるんだけどなー…」

男「うーん…」

つかさ「ねえ男君!」

男「ん?」

つかさ「その…男君が迷惑じゃなければ明日も一緒に勉強したいな…?」

男「うん、いいよ(このペースだと一人じゃ終わらないだろうな)。」

つかさ「やったぁ!ありがとう!」

男「でも明日は何も作ってこなくていいからね?」

つかさ「えっ?」

男「お菓子とか作るの時間かかるでしょ?」

つかさ「でも悪いよー」

男「じゃあさ、テスト終わってからでいい?」

つかさ「…うん!分かった。ありがとう。」
923 :病み猫 :2008/05/23(金) 22:54:27.21 ID:9t69N9o0
男「とりあえずもう八時だし、家まで送るよ。」

つかさ「えっ…///」

つかさ「よかったー実は一人で帰るの少し怖かったの。」

男「夜道は危ないからね。」

つかさ「うん、それもあるけど、電車で帰るとうちの神社の前通るでしょ?それが怖くて…」

男「えっ?!『うちの』?」

つかさ「あれ?知らなかった?うち、神社なんだよ。」

男「知らなかった…」

つかさ「お姉ちゃんから聞いたのかと思ってた。あ…夏祭りは来てね!」
924 :病み猫 :2008/05/23(金) 22:55:54.73 ID:9t69N9o0
つかさを送るため外に出た。夜だというのにもうずいぶん暖かくなって、夏が近いことを感じた。
うちは埼玉でも田舎の方なので夜ともなると暗く、カエルの声がする。


つかさ「く、暗いねー」

男「うん、この道街灯無いからね。」


俺が送るので、電車には乗らずに歩いていくことにした。柊宅までの近道は畑の近くの街灯の無いエリアを通る。


…バサバサバサッ!!

つかさ「きゃーー!!!」

人の気配を察知した鳥が急に飛び立った。
それと同じくらい不意打ちで、つかさが俺に抱きついていた。

男「………!!!」

つかさ「うぅ…」

男「…あの…つかさ…?」

つかさ「あっゴメン!///」

男「大丈夫、鳥だったよ。」

つかさ「うん……あの…………街灯あるとこまで………手、繋いでてもいい……?」

男「う…うん…。」

つかさは本当に怖がっているみたいだったので、俺は明るいところまでつかさと手を繋いで歩いた。


つかさ「きょ…今日はありがとう。」

男「う…うん。」

つかさ「また、明日ね。」

男「うん。お休み。」

つかさは、『お姉ちゃんにばれるから』と言って、家から少し離れたところで俺と別れた。

俺はUターンして、俺の家に向かって歩き出した。
まだ五月なのに、ずいぶん暑く感じた。
925 :病み猫 :2008/05/23(金) 22:56:55.99 ID:9t69N9o0
とりあえず終わりです。
次回は『こなたサイド@』を投下します。
926 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga sage]:2008/05/23(金) 23:12:12.19 ID:Y1NBGq2o


実はこなたが習っていたのは合気道系の武術だったりするんだな。これが
927 :病み猫 :2008/05/24(土) 00:20:43.48 ID:VFh4sRA0
>>926
そうなんですか!ありがとうございます。じゃあそれとなく合気道的にシフトしていきます!
928 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/24(土) 01:27:21.23 ID:Y0B.1MY0
3ヶ月もスレが残ってたのか・・・
929 :病み猫 :2008/05/24(土) 02:38:55.26 ID:Wy78QjA0
さて、『こなたサイド@』が詰め終わりましたので、投下したいと思います。
930 :病み猫(こなたサイド@) :2008/05/24(土) 02:40:02.89 ID:Wy78QjA0
『うー…眠い…。さすがに徹夜はやりすぎたかな…。』

青い髪の少女がフラフラしながら、駅のホームで電車を待つ。
ちょうど、紫色の髪の二人の少女が階段を上がりプラットホームに現れた。


つかさ「こなちゃん、おはよー!」
かがみ「おはよ、こなた。」

こなた「おはよ、つかさともう一人。」

かがみ「だから、略すなっ!!」

つかさ「こなちゃん、すっごく眠そうだよ?大丈夫?」

こなた「いやー昨日も盛り上がってさー」

かがみ「またゲームか。」

こなた「さすがかがみん。鋭いねー」

かがみ「あんたの生活サイクルはゲームかアニメしかないのか!」


青い髪の少女――こなたにとって、ごく普通の日常。
こなたにとって、今ある日常はかけがえのないものだ。

931 :病み猫(こなたサイド@) :2008/05/24(土) 02:42:37.72 ID:Wy78QjA0
こなたは生まれて間もなく母親を病気で失って以来、父親と二人で暮らしてきた。
父親であるそうじろうは(かなり個性的であったが)、それなりに娘の気持ちが暗い方向へ行かないように努めてきたし、その親戚(そうじろうと比べればかなり常識的な)はちょくちょくこなたの元に来て一緒に遊んだ。
しかし、それでもやはり補えない違和感を抱え、成長していったこなたが、初めて心の違和感を拭えたのは、友達の存在だった。
元来明るい性格であったこなたは、いじめなどとは無縁な位置に居たが、彼女のクラスで、僅かではあるが、いじめの存在があった。
スポーツが苦手で少し暗い男の子――名前は男と言ったが、こなたは自分と正反対のその少年が気になる存在となっていた。
母親が居ないという、自分ではどうしようもない運命のような物を、生まれつき手渡されていたこなたにとって、その少年の性格が社交的で無い、という事は『個性』程度の問題でしかなく、他のクラスメイトとは違い、自然に男と接する事が出来た。
しかし男にとっては、そのこなたの対応は奇異なもので、結果初めて心を開ける存在となった。
男のその反応は、こなたにとっても初めてのもので、自分に対して心をすべて開いて来る男の存在は、かけがえのないものとなった。
おそらくそれは、母親が娘に心を全て開くように、男がこなたに心を全て開いた事で、こなたがどうしても手に入れられなかった感覚を、感じる事が出来たからであろう。
二人が、お互いを、取り換える事の出来ない存在と自覚し合えた時、こなたは『さいたま』という街に引っ越すこととなった。
こなたにとっても男にとっても、それは余りに突然で、こなたは父親に引っ越しの訳を聞くひまは無かった。
こなたはかけがえの無い物を二度失って(父親の影響や元々の趣味もあったのだが)、少しずつインドアな生活が身についていった。
しかし、大切な友達であった男の事は、新しい友達が出来ても忘れる事はなく、その気持ちは『新しい友達を大切にする気持ち』となって生き続けていた。
新しい大切な友達――かがみ、つかさ、みゆき。

932 :病み猫(こなたサイド@) :2008/05/24(土) 02:44:14.16 ID:Wy78QjA0
十時を過ぎた頃、ネトゲー仲間のななこ先生(独身)が言う言葉で視線を黒板に向けた。

ななこ先生「……遅刻してきた男君や。……」

『…男…?』

こなたの脳裏には『フラグ』という言葉がよぎった。

いくつかの、こなた自身にしか分らない慎重なアプローチを経て、転校生は自分の中の『男』と一致した。
思い出は美化されるものだが、それを上回るほど、男は優しさを保ったまま、強く変わっていた。
こなたは男の様子を見て、一つの決断を出した。
男が自分のことを、彼の記憶の中の『泉こなた』と一致させてくれる日まで、自分からは言わない。何度も「私のこと、覚えてる?」と言いそうになったが、我慢した。
しかしもし、男が自分に気づいてくれた時は………。

933 :病み猫(こなたサイド@) :2008/05/24(土) 02:45:28.10 ID:Wy78QjA0
男が転校してきた次の日、みゆきさんが家に遊びに来て、家の中で行方不明になっていたケータイが発見してくれた。

ピッピッピッ…
久しぶりにケータイをいじるこなた。
『じゃ明日…っと。』

『ありがとう、みゆきさん…!!!』

934 :病み猫(こなたサイド@) :2008/05/24(土) 02:46:30.60 ID:Wy78QjA0
わんこシティに行った日の夜。

こなたは普段、親友のかがみにさえもめったにしない電話を男にした。
こなた「(昔みたいに)宿題教えて、てゆーか写させて。」

こなたは男の性格をよく知っていた。男は長期休みに入った時点で大抵もうすでに宿題を終えている。

男「駅まで行くから何時に待ち合わせする?」

『計画通り!!!』
こなたの中の夜神月が微笑んだ。



935 :病み猫(こなたサイド@) :2008/05/24(土) 02:47:40.47 ID:Wy78QjA0
ゴールデンウイーク最終日。

こなた「………。」
無言で男の家のインターホンを押しまくるこなた。顔がにやけそうになるのを必死で抑えていた。

男「早すぎる。」
寝ぐせをつけたままの男が玄関に現れると、跳び付きたい衝動に駆られたが我慢した。

アキバの雑踏の中で今にも迷いそうな男が冗談ぽく「置いてかないでぇ」と言うと、こなたは「早くしないと色々まわれないよ!!」と急き立てるふりをして、男の手を引いた。無論、男の顔は一度も見なかった。

男「荷物持ってやるよ。」
何気ない言葉が、こなたの気持ちを上空から引き戻した。

『マズイ、完全に浮かれてたよ。』





936 :病み猫(こなたサイド@) :2008/05/24(土) 02:51:02.06 ID:Wy78QjA0
ゴールデンウイークが終わった最初の火曜日。

こなたの中の男は、空いていた時間を簡単に埋めるほど輝いて、埋めるに飽き足らず、溢れ始めていた。
こなたはゲマズでラノベの新巻をチェックすると、もう時間が八時近いことに気づき急いで家路についた。
こなたは、今まで自分がしたことが無いスキップをしていることに驚いた。
でも、そのスキップは、男の姿を見つけて止まった。
男は、女の子と手を繋いで歩いていた。

女の子はこなたのよく知っている、こなたの親友。
柊つかさ。




937 :病み猫 :2008/05/24(土) 02:52:43.98 ID:Wy78QjA0
以上で『こなたサイド@』を終わります。
次の投下は、本編へと戻ります。
おやすみなさい。
938 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/24(土) 03:03:12.77 ID:.2Xd6oAO
おやすみー
939 :病み猫 :2008/05/24(土) 13:11:00.08 ID:VFh4sRA0
おはようございます。
Wikiの人、まとめありがとうございます!
自分の前書いたものを確認するのにすごく役立てています!
それと、タイトルはつけた方がいいでしょうか?
Wikiさんがまとめやすいなら、今までのを含め今後の書き込みもタイトルをつけていきます。
940 :病み猫 :2008/05/24(土) 13:14:03.72 ID:VFh4sRA0
それでは、以前の選ばれなかった分岐を投下します。
941 :病み猫(選ばれなかった分岐) :2008/05/24(土) 13:17:25.67 ID:VFh4sRA0
まだ時間あるし、こなたに教えてもらったネトゲーでもするか。

俺はパソコンの電源を入れ、何かのRPGにログインした。

『名前は…macotoと。』『職業は…初期装備は…』

一通り設定を終えると、どこかの街からスタートした。

『とりあえず情報収集だな』

街の人に色々話しかける。この辺はRPGのセオリーだ。
どうやら掲示板でサブイベントの情報を集めるらしい。

『しばらくこれでゴールドと経験値稼げって事か…。』

掲示板の前で突っ立っていると、プレーヤーらしい女性が話しかけてきた。

【nanakon】
おっす!掲示板の前で突っ立っているところを見ると、キミ初心者やなー?ウチも初心者に毛ぇ生えた程度やねんけど、お互い居るときだけでええからパーティー組まへん?

【makoto】
それは心強いです。俺ホントに始めたばっかなんですけどいいんですか?

【nanakon】
構へんでー。仲間は多い方がいいに決まっとるわー。
…ん、ちょっと待ち、いつもパーティー組んどるやつからメッセ入ったわ。




【nanakon】
何かなーさっき言ったやつがレアアイテム拾ったみたいなんや。チョプロン村で祭やって試し斬り行くみたいねんけど、キミも行くかー?

【makoto】
ついて行っていいんですか?

【nanakon】
おー、向こうのやつもOKみたいやでー。

【makoto】
じゃ行きます!

【nanakon】
おーし行こかー!
942 :病み猫(選ばれなかった分岐) :2008/05/24(土) 13:18:55.32 ID:VFh4sRA0
【nanakon】
そういや、ログイン記念のアイテム何やった?

【makoto】
??なんです、それ?

【nanakon】
初めてログインしたとき一度だけもらえる消費アイテムや。ウチは聖水とかしょーもないものだったわ。ログインしたときもらう『招待状』に付いてるで。

【makoto】
…ちょっと待って下さい…あ!ありました。『妖精の縄』ですね。何ですこれ?

【nanakon】
!!!どんなモンスターでも動きを止めるっちゅー激レアアイテムや!!こりゃW祭やな…

【makoto】
まじすか…?

【nanakon】
マジや。
943 :病み猫 :2008/05/24(土) 13:20:58.21 ID:VFh4sRA0
目が覚めると、時計は六時半を指していた。


男「………遅刻だー!!!」


糟日部駅に着いたのは約束の時間を十分程過ぎていた。

かがみ「男、遅刻よ。」

男「すみません夜更かしして寝坊しました本当にすみません」

みゆき「まぁまぁ物凄ーく反省してらっしゃいますし、許してあげましょうよ?」

つかさ「今日が楽しみで眠れなかったんだよね?私もそうだったよー」

男「そんなところです…(オンラインゲームなんて死んでも言えん)。」

かがみ「まぁ男はまだいいのよ。今来たから。問題はこなたがまだ来てないのよ!」


さらに十分後、こなたが現れた。
こなた「やぁやぁ皆の衆。昨日は祭でさー」

かがみ「ちっとは反省を見せてくれ!」
944 :病み猫 :2008/05/24(土) 13:22:47.18 ID:VFh4sRA0
ひとまず終わります。
次回は本当に本編書きます。
945 :あなざー・すたー [saga]:2008/05/25(日) 00:25:52.78 ID:PHo5tEw0
こんばんわ。病み猫さん、本編期待してます!

ちょっと話に矛盾が生じてきてしまって修正してました。
それでは投下を。
946 :あなざー・すたー 11.お買い物でGO!! [saga]:2008/05/25(日) 00:29:34.95 ID:PHo5tEw0
いくら物事を先延ばしにしたがるのは人間の性・フロンティアだと言っても、あれはひどい。

俺は、ベッドに寝転びながら、今日の帰りの自分を思い返した。

学校の帰り際に高良さんを見つけたのに、声をかけることができなかった……

「高良さんともう一度ちゃんと話すチャンスだったのに……ちゃんと話して、謝るチャンスだったのに……」
 
でも、考えれば考えるほど、あの日のこと、俺が高良さんに告白したあの日のことはなかったことにしたほうがいいんじゃないかと思えてくる。
 
なかったことに……
 
これからも触れずに……

実際、高良さんはそうしようとしてるみたいだしな……今日、学校でいつもどおりの笑顔を向けてきたし。

「あ〜、もう、どっちがいいんだ!?どっちが正解なんだ!?」
 
幸い、今日は金曜日。月曜日までにゆっくり正解を探すか……

――ヴィィィィ!ヴィィィィ!

その時、ベッド脇に置いた携帯が鳴った。誰だろう?こなたかな?

――電話は知らない番号からだった。

「……?」
947 :あなざー・すたー 11.お買い物でGO!! [saga]:2008/05/25(日) 00:32:03.20 ID:PHo5tEw0
 ピッ!

「もしもし?」

「あ、もしもし、男?私よ、かがみ」

「あ〜、かがみか!どしたの?」

 そういえば、クラスの違うかがみとはまだ番号を交換してなかった。

「あ、あのさ……男って明日ヒマ?」

「え?ヒマだけど……なんで?」

「えっと……大学生の親戚のお兄ちゃんの誕生日プレゼントを買うことになったんだけど……男の人にどんなもの買えばいいか良くわからなくて……」

「ああ、そういうことなら手伝うぜ」

「ほ、本当?ありがとう!じゃあ、明日11時に駅前でいい?」

「おう、わかった!じゃ、また明日な」

「あ、男……」

「ん?」

「な、なんか今日ごめんね、日下部が変なこと言って。あいつにもちゃんと言い聞かせといたから」

 変なこと……?
 そういえば「しょっぱい顔」とか言われたような気が……

「あ〜、いや、別に気にしてないよ。日下部さんにはあんまり友好的に思われてないみたいだったけど……」

「そ、そっか……ごめんね。でもあいつ、あれでもいいトコあるから」

「おう、日下部さんにもよろしく」

「うん、じゃあ、また明日ね!」
 
 ピッ!

 買い物、か……
 まあ、家に閉じこもるよりはずっといいだろう。
948 :あなざー・すたー 11.お買い物でGO!! [saga]:2008/05/25(日) 00:40:21.26 ID:PHo5tEw0



 ――翌日、土曜日、場所は駅前。

 いたのはかがみ一人だった。

 いつもどおりのツインテール。しかし、いつもの見慣れた制服姿ではなく、今日は私服だ。

 ちょっと新鮮。

「つかさちゃんは?」

「え、えと……つかさは料理担当。私がプレゼント担当」

「そっか。つかさちゃん、料理うまいもんな、つかさちゃんが作るときの柊姉妹の弁当は豪華だし」
 
 柊姉妹は当番制で弁当を作っているのだ。

「……悪かったわね!どうせ、私は料理下手ですよ!」

「そんなこと言ってないじゃんか。かがみが作った弁当も慎ましやかで趣が………」

「うるさいわね!さっさと行くわよ!」

「はいはい、了解です。かがみ様」
949 :あなざー・すたー 11.お買い物でGO!! [saga]:2008/05/25(日) 00:41:03.63 ID:PHo5tEw0
 ん?そういえば、当然のごとくつかさちゃんがついてくるものと思っていたが……

 よく考えたらこの状況、女の子と二人で買い物なんて、もしかしてもしかするともしかしなくても――

「ほら、ぼけっとしてないで、行くわよ!」

「あ、はいはい」
 
 俺はかがみのあとを追った。
950 :あなざー・すたー 11.お買い物でGO!! [saga]:2008/05/25(日) 00:41:50.40 ID:PHo5tEw0
今回はここまでです。

展開遅くてすみません。。。
951 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/25(日) 00:53:40.79 ID:2s2L2jIo
イイヨイイヨー
952 :病み猫 :2008/05/25(日) 01:04:24.62 ID:iq8QhA20
>>950
あなざーすたーさん、お疲れ様です!!
みゆきさんの病みにwktkです!!
こちらも今詰めています。

953 :病み猫 :2008/05/25(日) 03:09:14.33 ID:iq8QhA20
それでは投下していきます。
954 :病み猫 :2008/05/25(日) 03:10:47.96 ID:iq8QhA20
水曜日。週の折り返し地点。
朝のプラットホームに辿り着くと、そこにはつかさとかがみの姿があった。

つかさ・かがみ「おはよー。」

男「おはよ。…あれ?こなたはまた遅刻か?」

かがみ「うーん…次の電車が間に合うギリギリだから待とうかと思うんだけど…。」

男「そだな。」

『次の電車』はこなたを乗せることなく、発車した。


ホームルーム。
黒井先生「出席とるでー。」
黒井先生「相川ー…荒木ー…泉ー…泉ー!泉ー!!…なんやー泉また遅刻かー」

男「…。」
『風邪でも引いたのかな…』

昼休み。
かがみは今日も自分のクラスで昼食を食べるようだ。
男「ちょっと先生に質問あるから今日は先食べてて。」

つかさ「うん、分ったー。」
みゆき「はい、分りました。」

職員室。
男「黒井先生いますか?」

黒井先生「なんやー?」

男「あの…今日、泉居ないみたいですけど風邪か何かですか?」

黒井先生「…?」

男『しまった…よく考えたら、先生的には何で俺がこなたの事を聞くのか訳分らんだろ…』

男「えと…実は昨日帰り道で泉と会って、普通な様子だったのに今日来ないのはおかしいなーって思ってですね…泉と仲の良い柊も知らないみたいで、ちょっと心配でしてね…。」

黒井先生「…ふーん。ま、ええわ。泉は風邪ひいたみたいやで。さっき本人から電話あったわー。」

男「そ…そうですか!ありがとうございました!!それじゃっ…!!」

黒井先生「ちょい待ちーや。」

男「…なんすか?」

黒井先生「ちょっと聞きたい事があるんや。」
955 :病み猫 :2008/05/25(日) 03:12:52.16 ID:iq8QhA20
男「…何でしょう?」

黒井先生「あー…言いづらい事だったら謝るわ。…その、男の親は家に居てるか?」

男「…えっ…?」

黒井先生「学校からの親展の書類の返事が来ないんや。」

男「(しまった!最近郵便受けチェックしてない!!)あっすいません!!うちの親、長期で家空ける仕事してるんでまだ見てないんだと思います!」

黒井先生「なんや、そうか。病気とかかと思たわ。とりあえず早目に見せてや。うちのクラスで返事来てないの男だけやで。」

男「すいません!言っときます!!」

黒井先生「まあそんなには急がんけどなー。」
黒井先生「…確か男の家は母親居ないんやったな…。まぁその…なんだ!困った事あったら言いやー。」

男「いやそんな悪いっすよ。」

黒井先生「料理は出来へんけどなー。」



午後の授業が始まる前、つかさにこなたの事を話した。
男「なんかさ、質問のついでに(嘘)こなたの事聞いたんだけど、風邪ひいたっぽいよ。」

つかさ「えっ?そうだったんだ。こなちゃん大丈夫かなー…。」

みゆき「じゃあ放課後みんなでお見舞いに行きませんか?」

男「そうだね。じゃあ念のためこなたに行くよってメールしとくよ。」

みゆき「そうですね、お願いします。」

つかさ「お姉ちゃんにも言っとくね。」


こなたからメールの返信が来たのは午後最後の授業が終わる直前だった。


956 :病み猫 :2008/05/25(日) 03:14:01.04 ID:iq8QhA20
【from】
泉こなた
【タイトル】
Re:大丈夫か?
【本文】
来なくていいよ、うつすと悪いから。みんなにも言っといて。
おやすみ。


男「…。」

放課後。
かがみ「よっ。こなたが風邪ひいたんだって?」

みゆき「そのようですよ。」

男「あっ…みんなその事なんだけど…。」

つかさ「どうしたの?」

男「こなたのやつ、来なくていいってさ…。」
俺はみんなにメールを見せた。

かがみ「…そっか…。一瞬サボりかと思ったけど、結構本気で風邪なんだな…。大丈夫かな?」

みゆき「そうですね、でも熱が高い時など無理にお見舞いに行って、負担をかけさせてしまってはいけませんから軽くなってからお見舞いに行きましょう。」

つかさ「そうだねー心配だけど。」

男「まあこの時期にインフルエンザって事も無いだろうから大丈夫だろーとは思うけどね。」

俺はみんなと別れて家路についた。

957 :病み猫 :2008/05/25(日) 03:15:53.61 ID:iq8QhA20
一時間程して、家のチャイムが鳴った。
つかさ「こんにちはー!」

男「あ…つかさ。」

つかさ「来たよー!勉強教えて!」

男「!!う…うん!!さあ上がって!」

つかさ「おじゃましまーす!」

男『こなたの事で、つかさと勉強するのすっかり忘れてた…。』

とりあえずココアを淹れて、つかさと勉強机に向かい合わせた。
何となくこなたが心配で、今日はつかさを送っていく気力が湧きそうにならなかったので急いだ。がんばって二科目を終わらせた。

つかさ「ふー!がんばったなぁー!!私いつも授業のペース早すぎてノート取りきれないから、こうやって教えてもらうと助かるなぁ。」

男「うん、よかった。」

つかさ「男君は自分の勉強っていつもはどの時間にやってるの?」

男「うーん夜かな?(ホントは授業以外ほとんどやってないけど…)」

つかさ「そっかー。私は夜寝ちゃうからダメだなー。」

男「…さて、買い物しなきゃだから途中まで送っていくよ。まだ明るいし途中までで大丈夫だよね?」

つかさ「うん…。」


つかさと一緒に家を出た。ゴトーヨーカ堂まで一緒に歩く。
男「そういえばさ、明日ちょっと用事があるから次の勉強会は土曜でいい?」

つかさ「うん。実は私も明日は晩ご飯当番だから早く帰らなきゃなんだー。」

男「そっか。じゃあまた土曜だね。でも明日もノートとかには目を通した方がいいよ?」

つかさ「うん、そーする!」

男「じゃあ俺は買い物するから気をつけて帰ってね。」

つかさ「はーい!ばいばい!」


『ゴトーヨーカ堂で買うものなんて無いんだけどな』
俺はいつかのかがみのマネをして、ポッキーだけ買って家に帰った。

夕食を済ませてゴロゴロしていると、電話が鳴った。

958 :病み猫 :2008/05/25(日) 03:17:13.49 ID:iq8QhA20
[着信:父携帯]
ヴヴヴヴヴ…ピッ
男「何?」
男父「突然だけど明日帰れそうだから、夕食作ってくれると助かる。」
男「いいよ。何時くらい?」
男父「そうだな…おそらく八時くらいだ。」
男「分かった。」
ピッ

電源を切った携帯をじーっと見た。
ピッピッピッ…

こなたからのメールをもう一度見る。
【本文】
来なくていいよ、うつすと悪いから。みんなにも言っといて。
おやすみ。

こなたにメールしたい衝動に駆られたが、みゆきさんの言葉を思い出してやめた。

少しだけネトゲーにログインする。
しかしすぐ飽きてしまい電源を切って寝た。



959 :病み猫 :2008/05/25(日) 03:18:31.86 ID:iq8QhA20
次の日。
やはりこなたは学校を休んだ。
メールはしてみたが、『熱高いから来なくていいよ』という返信が来たきり、メールは途絶えた。
みゆき「こなたさん、心配ですね?」

つかさ「うん…」

かがみ「あいつ居ないと静かすぎて違和感覚えるわね…。」

かがみは今日は俺たちと昼食を食べた。何でも自分のクラスの仕事が片付いたらしい。
その日はこなたを除く四人で帰った。


家に帰ると親父が居た。
男「早かったな。まだ飯作ってないぞ。」

男父「ああ、予想以上に早く終わってな。なんか手伝うか?」

男「いーよ。父さん家庭科的な事なんも出来んだろ。」

男父「まーな。」

男「そういえば机の上にある親展の封筒、目を通しといてよ。なんか学校に出す書類みたいだから。」

男父「分かった。」



男父「なあ…この『黒井ななこ』ってのは先生か?」

男「そうだけど?」

男父「そうか。」

男「どうかした?」

男父「いや、別に。」

男「そういや何日くらいいるんだ?」

男父「そうだな…三日位か。」

男「大変だな。」

男父「仕事だからな。」

960 :病み猫 :2008/05/25(日) 03:19:34.04 ID:iq8QhA20
今日はここまでにします。
おやすみなさい!
961 :病み猫 :2008/05/25(日) 15:25:55.48 ID:iq8QhA20
だいぶ詰め終わりましたので、投下していきます。
尚、この投下の後は次スレに移るまでROMらせて頂きたいと思います。
962 :病み猫 :2008/05/25(日) 15:27:26.68 ID:iq8QhA20
次の日もこなたは学校を休んだ。

【from】
泉こなた
【タイトル】
Re:少しは良くなったか?
【本文】
大丈夫、熱下がったら連絡するからそんなにメールくれなくてもいいよ。

俺はケータイを閉じる。

みゆき「こなたさん、まだ調子悪い様ですか?」

男「うん…。」

つかさ「心配だなー」

なんだかじっとしていると落ち着かない。
俺は昼食を急いで済ますと、みゆきさんとつかさを教室に残し、ぶらぶらと歩きだした。

かがみは今日も自分のクラスで昼食をとっていた。かがみの教室をちらっと覗くと、かがみが友達と思われる二人と一緒に昼食を食べているのが見えた。

かがみ「くさいよねー」
かがみの友達「うんうん。」

ここのところかがみも様子がおかしかったが、至って普通に見えたので、俺は少し安心した。

こなたの事を考えながらぶらぶらと歩いていると窓の外に意外な人物を見つけた。
親父が、職員室などがある本部棟に入っていく。
『何しに来たんだ?』
俺は本部棟に向かった。
963 :病み猫 :2008/05/25(日) 15:28:40.55 ID:iq8QhA20
本部棟に着いたが、親父の姿はない。
『いや、確かに父さんだった。』
本部棟内をうろうろしていると普段使っていないはずの会議室から声が聞こえてきた。

黒井先生の声「………………だったんやで!!」

男父の声「仕方ないんだ……………」

黒井先生の声「けどな!……………………」

男父の声「………………………」

よく聞き取れないが、なんだか言い争いをしているような声が聞こえる?
『??なんで父さんと黒井先生が?』
しばらくすると声は静かになった。席を立つ音がして俺は慌てて本部棟の入口まで走った。


しばらくすると親父がこちらに歩いてきた。

男「父さん。」

男父「男か。どうした?」

男「それはこっちのセリフだろ。何で学校来たんだ?」

男父「暇だからな、昨日の親展の書類、記入して直接持ってきたんだ。」

男「そっか…。…………………なあ、さっき会議室で黒井先生と何か言い争ってなかったか?」

男父「…聞いてたのか。」

男「内容までは聞こえなかったけどな。」
964 :病み猫 :2008/05/25(日) 15:31:04.76 ID:iq8QhA20
親父は少し息を大きく吐いて、言った。
男父「いい先生だな。」

男「?」

男父「私がいつも家を空けているのを怒られてしまったよ。もっと親らしい事をしろと。」

男「黒井先生がそんな事を?」

男父「ああ。」

男「そうか…。」

予鈴が鳴った。
男「あっやばい。」

男父「ほら急がないと遅刻するぞ。」

男「うん、じゃあ。」

男父「大切にしろよ、先生も、友達も。」

男「…うん。」



965 :病み猫 :2008/05/25(日) 15:31:41.60 ID:iq8QhA20
午後の授業の後、少し黒井先生と話そうと思った。
男「今日は先生に質問するからみんな先帰ってて。」

かがみ「分かったわ。」
みゆき「はい。」
つかさ「うん、ばいばーい!」

黒井先生は職員室に入るところだった。
男「先生!」

黒井先生「ん?男か。なんやー?」

男「ちょっと話があるんですが。」

黒井先生「…。ちょっと待ちーや。荷物置いて来るわー。」

先生はそう言って職員室に入って行った。
十分ほど過ぎて先生が出てきた。

黒井先生「待たせて済まんなー。なんや?」

男「あの…今日昼、父が来たようなんですが…。」

黒井先生「おー!来たでー。書類わざわざ持ってきてくれたなー。」

男「それでその…先生と父が話した事を、父から聞きました。」

黒井先生「えっ…?!」

男「俺の事を心配して、父にもっと家にいろと言ってくれたとか…。」

黒井先生「あっ…!そっそうや!済まんなー余計な事を強く言いすぎたかもしれんわ。ゴメンなー。」

男「いえ、嬉しかったです。黒井先生みたいな先生はめったに居ないです。」

黒井先生「い…いや、そんなことないで!!」

男「父は仕事でめったに家にいませんが、それなりに俺の事は考えてくれていると思います。」

黒井先生「うん、そやな。そんな感じやったな。ゴメンな。ホンマ言いすぎたわ。反省してるわ。」

男「いえ、大丈夫です。ただお礼が言いたかったんです。」


966 :病み猫 :2008/05/25(日) 15:33:13.63 ID:iq8QhA20
先生は目を閉じて少し大きく息を吐いた。その仕草は親父に似ていて、少し可笑しかった。
黒井先生「実は先生はな、両親居らんのや。」

男「…。」

黒井先生「いや、父親は生きとるで!ただ訳あって会えんのや。」

男「…そうなんですか。」

黒井先生「だから親と一緒に居られない子ども見てるとついむきになってしまうんや。」

男「なんか辛いこと思い出させてしまってすみません…。」

黒井先生「なーに生徒が先生に気ぃ使っとるんや!大丈夫やで!」

男「はい…。」

黒井先生「にしても男はいい子やなー。」

男「へっ?」

黒井先生「その歳にしては考え方しっかりしとるし。ウチが高校の頃はそんなしっかりしてなかったで。」

男「そっそうですか?」

黒井先生「でも他人に優しすぎや。」

男「?」

黒井先生「まーそのうち分かることや!…おっと!いかんいかん仕事せな!」

男「あっすみません!話しこんじゃって!」

黒井先生「おう。じゃあ気をつけて帰りー」

男「はい。じゃあ、さようなら。」


なんだか久しぶりに一人で帰った。電車は一駅手前で降りて何となくこなたの家の前を通った。
こなたの部屋はカーテンが引いてあった。
『やっぱ寝てるのか…。』
俺はそのまま家に帰った。

967 :病み猫 :2008/05/25(日) 15:34:10.08 ID:iq8QhA20
家に帰ると親父が珍しくキッチンに居た。
男「なんだ、父さん腹減ったのか?すぐ晩飯作るよ。」

男父「いや…たまには私が作ろうかと思ってな。」

男「なんだよ、先生に怒られたから早速家事か。」
俺は少し笑って言った。

男父「そんなとこだ。」

親父は悪戦苦闘しながらカレーらしきものを作った。

男「…まぁまぁだと思うよ。」

男父「すまんな。」


夕食後、ケータイが短く鳴った。
かがみからメールだ。


968 :病み猫 :2008/05/25(日) 15:35:29.03 ID:iq8QhA20
【from】
柊かがみ
【タイトル】
無題
【本文】
日曜日、空いてる?

【to】
柊かがみ
【タイトル】
Re:
【本文】
空いてるよ。どうしたの?

【from】
柊かがみ
【タイトル】
Re:Re:
【本文】
一緒に勉強しない?

【to】
柊かがみ
【タイトル】
Re:Re:Re:
【本文】
いいよ。どこで何時から?

【from】
柊かがみ
【タイトル】
Re:Re:Re:Re:
【本文】
ありがとう。時間とかは明日決めましょう。
それじゃおやすみなさい。


『土曜はつかさ、日曜はかがみ…。なんか効率悪い気もするけどつかさのは内緒の約束だから仕方ないか…。』
969 :病み猫 :2008/05/25(日) 15:36:46.22 ID:iq8QhA20
土曜日。今日は半日授業がある。
朝のプラットホームに、こなたの姿はやっぱりなかった。
つかさ「こなちゃん…結局今週は学校来なかったね。」

かがみ「そうね…来週からテストだけど大丈夫なのかしら?」

男「うん…。(土日は柊姉妹と勉強だから教えに行けないな)」


半日の授業が終わり、みゆきさんを含めた四人で帰宅した。

みゆき「私、実はこなたさんが勉強できるように授業で重要だと先生が仰ってたところをまとめたノートを作ったので、今日こっそり郵便受けに入れておこうかと思うんです。」

つかさ「ふぁぁ…!すごい、さすがゆきちゃんだね。私にはそんな時間ないよー」

かがみ「じゃあさ、私が入れとくわよ?みゆき家反対方向でしょ?」

みゆき「そうですね、お願いできますか?」

男『こなたは…ホントにいい友達を持ったな…。』


みゆきさんと別れ、つかさ、かがみと一緒にこなたの家の郵便受けに『秘伝・ゆきちゃんノート』(つかさ命名)を入れた。

男「じゃあね。」

かがみ「うん、さよなら。」
つかさ「ばいばーい。」
つかさは『後でね』と目で合図した。
970 :病み猫 :2008/05/25(日) 15:37:54.31 ID:iq8QhA20
一時間後、つかさが家に来た。
つかさ「こんにちはー!」

男父「こんにちは。」

つかさ「はうっ!!」

男父「男の友達かい?」

つかさ「あっ…そっ…そうです!男君にはいつもお世話になってます!」

男「どうした父さん?…あっつかさ。」

男父「遊びに来たのかい?」

男「いや、うちで一緒に勉強する約束してたんだ。上がっていいよ。」

つかさ「あっ、おじゃましますっ。」


勉強していると親父が入ってきた。

男父「男、悪いんだけどそろそろ仕事行かなければならないんだ、つかささんだっけ?ゆっくりして行って下さいね。」

つかさ「はっ…はい!ありがとうございます!」

男「うん、いってらっしゃい。今回はどれくらいだ?」

男父「そうだな…少なくとも一カ月はかかりそうだ。帰る頃また電話する。」

男「わかった。気をつけてな。」

男父「お前もな。」


親父は仕事に行った。
971 :病み猫 :2008/05/25(日) 15:39:01.77 ID:iq8QhA20
つかさ「お父さん、忙しいんだね。」

男「うん。」

夕方まで勉強した。


つかさ「すごい!まだ明日あるのに全部終わった!!」

男「つかさが頑張ったからだよ。」

つかさ「えへへ///でも男君が居なかったらまた私、間に合わなかったよー!」

男「良かった。でも俺も勉強になってるから。」

つかさ「うん!ありがとー!!」

男「じゃあそろそろ帰る?」

つかさ「うん。」

つかさ「あのね…テスト終わってね…もしもいい点だったら…私…」

男「?」

つかさ「……………………いっ…一緒に遊ぼうね!」

男「え?…うん。」

まだ時間は早かったが、今日はリアルに買い物があったのでゴトーヨーカ堂までつかさと一緒に帰った。

『こなたテスト大丈夫かな…』
『まあ、みゆきさんのノートがあるからある程度は何とかなるだろ。』

家に帰り、久しぶりに自分のためだけに夕食を作った。
夜遅くなって、かがみからメールが入った。
972 :病み猫 :2008/05/25(日) 15:40:05.13 ID:iq8QhA20
【from】
柊かがみ
【タイトル】
無題
【本文】
明日の勉強会だけど、やっぱりキャンセルしていい?


【to】
柊かがみ
【タイトル】
Re:
【本文】
いいけど、どうしたの?


【from】
柊かがみ
【タイトル】
Re:Re:
【本文】
ちょっと急用が入ったの。ゴメンね。
それじゃ、おやすみなさい。


男『…何か予定空いちまったな。』
973 :病み猫 :2008/05/25(日) 15:41:06.83 ID:iq8QhA20

柊邸。かがみの部屋。
かがみはケータイを机に放り投げるとベッドに倒れこんだ。

かがみ「…バカっ……バカっ…………私のバカっ!!」

かがみはこみあげてくる感情と涙を抑えきれずに、声を殺して泣き続けた。
そして気がつくとそのまま泣き疲れて眠ってしまっていた。
974 :病み猫 :2008/05/25(日) 15:44:24.01 ID:iq8QhA20
投下終わります。改行し過ぎて変なところで切れてしまってるのがいくつかあります。申し訳ありません。
次回は『つかさサイド@』を書き込みます。
それと次スレ立ては誰かにお願いしたいです。よろしくです。
975 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2008/05/25(日) 15:59:00.66 ID:6QKfAY20
976 :病み猫 :2008/05/25(日) 19:01:44.71 ID:R7HVIQA0
ミスを見つけました。943のタイトルは『選ばれなかった分岐』です。
細かいことで申し訳ありません。
977 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/25(日) 19:11:45.76 ID:ye6PKxY0
いよいよいよいよだな
978 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/25(日) 22:25:55.16 ID:VtnLQkDO
>>974
書き込み自重してたが一回だけ言わせて貰う




乙、次もとてつもなく期待している
979 :病み猫 :2008/05/26(月) 00:43:18.29 ID:UdysNso0
>>977
いよいよいよいよ、ここまできました。

>>978
ありがとうございます!完結まで頑張っていきたいと思います。
980 :病み猫 :2008/05/26(月) 00:46:09.99 ID:UdysNso0
絵を貼るのを忘れてました。
先生と話すシーン↓
http://imepita.jp/20080526/022030

ラストのかがみん↓
http://imepita.jp/20080526/022490

なぐり書きですがお許しください。
981 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/26(月) 07:28:32.07 ID:FTjJegAO
先生が上手すぎる
982 :あなざー・すたー :2008/05/26(月) 09:24:35.46 ID:gxGKP9k0
病み猫さんの続きが気になるんで、次スレ立てたいんですけど、
どうすればいいんですかね?

次スレの1に>>1コピペすればおk?
983 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/26(月) 13:17:36.43 ID:UdysNso0
おKではないでしょうか?
984 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/26(月) 16:39:08.77 ID:siyGd0.0
おk行ってくれ。
985 :あなざー・すたー [sage]:2008/05/26(月) 17:36:49.59 ID:OJ5DVgAO
朝、偉そうなこと書いたものの、
今日は深夜までPC触れそうもないので、
誰か次スレ立てれる人いたらよろしくです(´・ω・`)
986 : :2008/05/26(月) 20:20:05.15 ID:IXHQJcAO
☆の人、こと>>470です
お二方が霰のように書いていかれるなか、少しずつ練っていた話が固まってきたので、もう数日したら投下し始めようと思っています
……まあ、とりあえずは何故かwikiの方が☆30以降が消えてるので、あらすじから書いていこうかなー、と思っています。
では、また

http://imepita.jp/20080526/731610
987 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/26(月) 20:44:03.27 ID:siyGd0.0
立てたぞ。あとは頼んだ。
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1211801086/l50
988 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/26(月) 21:17:19.87 ID:/8nRjZI0
スレ立て乙

1スレにつき約3ヶ月か…
989 :病み猫 :2008/05/26(月) 22:36:29.13 ID:UdysNso0
乙です!
こっちが埋まったら次スレに投下していきますね。
990 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/26(月) 22:38:48.14 ID:UdysNso0
☆の人、お待ちしてました!
991 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/26(月) 22:47:42.57 ID:a4T6X/A0
うめ
992 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/26(月) 22:47:55.22 ID:a4T6X/A0
うめえ
993 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/26(月) 22:48:01.19 ID:a4T6X/A0
Ume
994 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/26(月) 22:48:07.02 ID:a4T6X/A0
うめぇ
995 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/26(月) 22:48:21.97 ID:a4T6X/A0
うMEEEEEEEEえ
996 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/26(月) 22:48:34.02 ID:a4T6X/A0
埋め
997 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/26(月) 22:48:38.83 ID:a4T6X/A0
998 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/26(月) 22:48:44.18 ID:a4T6X/A0
産め
999 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/26(月) 22:48:57.86 ID:a4T6X/A0
卯mr
1000 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/26(月) 22:49:28.95 ID:a4T6X/A0
>>1000なら次スレは過疎から脱出する
345.39 KB   

スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)