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19歳♀幽霊ですけど、今日からGカップです。 - パー速VIP 過去ログ倉庫

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1 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/14(火) 21:55:39.08 ID:FTBIpoSO
幽「ばいんばいんばい〜んwwwwww」

男「あの…スイカで遊ぶのやめて?」
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諸君、狂いたまえ。 @ 2024/04/26(金) 22:00:04.52 ID:pApquyFx0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1714136403/

少し暑くて少し寒くて @ 2024/04/25(木) 23:19:25.34 ID:dTqYP2V2O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1714054765/

渾沌ゴア「それでもボクはアイツを殺す」 @ 2024/04/25(木) 22:46:29.10 ID:7GVnel7qo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714052788/

二次小説の面白そうなクロス設定 @ 2024/04/25(木) 21:47:22.48 ID:xRQGcEnv0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714049241/

佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713966248/

全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713957007/

君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/

笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713869982/

2 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/14(火) 22:11:44.14 ID:Oab1/EIo
>>1
3 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/14(火) 22:44:22.76 ID:FTBIpoSO
〜住宅街〜

姉「うおおおおおお!!!!」

キコキコキコキコ

姉「女手一つで弟を育てた根性なめんなぁ!!!」

東「頑張って下さい!!お姉さん!!」

飛「そうじゃ!!気合いじゃ!!」

吸「頑張って〜ww」

姉「うおおおおおお!!!!!」

キコキコキコキコ!!

メ「アア…メイチャン風ヲ感ジル…!」

飛「わらわも風を感じる!!」

吸「私も!!」

キコキコキコキコ

姉「うおおおお……ってかせめて飛ちゃんは走ってくんない?」

キコキコキコキコ…!!

ビュンッ!

子「うわ!ママ〜。今の何〜?すごく速かったよ?」

母「ダメよ。あんまり見ちゃ。パパみたいに昔の事を偉そうに話す人はダメ」
4 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/15(水) 04:47:39.48 ID:MlA3zAAO

そう言えばまとめとかってある?
5 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/16(木) 14:02:17.96 ID:8cHMN2SO
>>4
地「前のスレにあったんじゃないかな・・・」
6 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/16(木) 14:15:53.36 ID:8cHMN2SO
〜街外れ〜

天「喰らえっ!!神凪“かんなぎ”!!」

シュワッ!!シュワッ!!

影2「ここまでか!!!」

シュワッ……!!!ぼしゅん

天「ヒャッハー!!また一人消えたぜ!!」

シュタッ

口「ん〜…また髪の毛一本…。言っとくけどハズレよ?喜んでるとこ悪いけど」

天「知るか!!wwさぁ次だ次!!」

口「ん〜…知るかってあんた…」

ド(フフフ…。まぁのんびり行こうか。あと3体…。)

〜男宅〜

ドタドタドタドタ

男「な、なんだ!?地震か!?」

落「いや…そうじゃねぇな。また何か来てる」

北「あぁ…そうだな」

地「ええ…?またですか…?」

ドタドタドタドタ!!

男「……音が近い」

ドタドタドタドタ!!

落「!!」



姉「どぉおおおおおおーーん!!!」

ドーーーーン!!バラバラバラバラ!!

吸「吸ちゃん御一行、ただ今到ちゃ〜〜く!!!!」

飛「もう少し静かに出来んのかおぬしら…」
7 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/16(木) 14:34:27.07 ID:8cHMN2SO
東「北ちゃん!なんでここに…?」

北「東こそ!!それに…それ南じゃねぇか!?お前らなんでそんなボロボロなんだ!!?それに誰だこいつら!!」

飛「それは今から東が説明する!時間がない!地、こいつ(南)のために布団を用意してやってくれ!」

地「は…はい。わかりました…!」

さっ

……

それから少し落ち着きを取り戻すと、東は一から全てを話し始めた。
地獄での一件。ドラキュラ伯爵の存在。天国の兵が全滅したこと。その中に西、針、師もいたこと。その後、磁を犠牲にして奴らの仲間を一人倒したこと。
…そして伯爵達が既に人間界に降りて来ていること。

……

幽「すごい話だね…。」

男「ああ」

北「マジかよ…。で、西のやつは大丈夫なのか!?」

東「わかんない…。あの時はまだ少し息はあったけど……」

北「くそっ!!!」

ドォン!!

落「………。で、今そのドラキュラ伯爵とやらの仲間は何人降りてきてんだ?つーかドラキュラ伯爵を倒す算段はあるのか?それが問題だぜ」

東「伯爵の仲間は伯爵を抜くと3人です。神通力の天狗、口裂け女、謎の怪人…。伯爵を倒す算段は・・・」

メ「マダ無インデスヨネ…。」

東「伯爵を倒す算段・・・。…あ!!!大切なことを忘れてました!!」

メ「エッ!?何カアルンデスカ!?」

東「はい…。西ちゃんが最後に伝えてくれたんです…。ドラキュラは、ドラキュラにしか倒せない」
8 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/16(木) 14:46:10.22 ID:8cHMN2SO
全「ドラキュラはドラキュラにしか倒せない!?」

姉「今初めて聞いたわよ…!!そんなこと!!」

東「ああ〜…もう!何で私こんな大切なことを…!!」

くらっ

南「ひ…東っち……。おはよ…」

北「あ!!南!!大丈夫なのか!?」

地「まだ駄目ですよっ!!休んでて下さいっ」

ふらふら

南「うん…もう大丈夫だよ。話は全部聞いてたから。そっか…じゃあここにいるみんな仲間ってことでいいんだね…。ww」

地「ち、ちょっと南さん…。安静にしてないと……」

ガタンッ

幽・化「!!!」

北「い〜や!!俺はそうは思わねぇ!!西の敵は俺が取ってやる!!お前らとは動かん!」

落「おい!何言ってんだよお前!!!お前一人が行ったところで何も変わらねぇだろ!!落ち着け!!」

北「うるせー!!俺の好きに・・・」

吸「あの〜…すいません。ちょっといいですか…?」

北・落「何だ!!」

吸「みんな忘れてるみたいなんで言いますけど…。私一応バンパイアなんだよね・・・」
9 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/16(木) 14:53:15.39 ID:8cHMN2SO
東「え…バ…バン……バンパイア……!?バンパイアって…え!?!?吸血鬼!?」

吸「はい…。吸血鬼の吸ちゃんです……。非常に肩身が狭いんですけど…」

姉「あちゃー、確かにそうだったわ。血飲んでるとこ見たことないからすっかり忘れてた…」

飛「え…ってことはじゃ」

メ「吸チャンガ私達唯一ノ…」

姉「いや…地球で唯一の…」

落「希望…?こいつがか!!?」

ゴーーーン

吸「うん…なんかゴメンorz」

幽「うわ〜!!!すごいじゃん吸ちゃん!!!唯一の希望だって!!」

化「これは超wwww展wwww開wwwwwwww」

吸「いや…あんまり讃えないでよ…?本人結構凹んでるから。」
10 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/16(木) 15:01:26.49 ID:8cHMN2SO
幽「え〜、では全ての質問にYESかNOで答えて下さい」

吸「はい」

化「今まで戦闘経験は…?」

吸「NO」

化「腕力に自信は?」

吸「NO」

化「瞬発力は?」

吸「NO」

化「スリーサイズは?」

吸「上から87、58、84…」

化「特技は?」

吸「空を飛べます。3人ぐらいなら背中に乗せられます」

化「では最後に弊社を選んだ動機は?」

吸「遊ぶ金欲しさ」

ダダンッ!!!

落「うおおい!!全然駄目じゃねぇかぁ〜!!!」

男「つか途中から何だったんだよ!!?何だこの質問!!」

飛「むぅ…。これはまずいのぅ。今から鍛えてもたかがしれてるし…」
11 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/16(木) 15:24:27.22 ID:8cHMN2SO
〜地獄〜

針「っぐぁ!!」

ザクッ

針「我ながら効くわ…。ホンマに……ふんっ!!」

ザクッザクッ

針「うぁああ!!!!」

ゴロゴロゴロ

針「ハァハァ………。痛いな……クソッ…」

ヒュオオオォ〜

西(………)

師(………)

〜街外れ〜

シュタッ!シュタッ!

口「ん〜…あんたの能力も考えものねぇ。全然本体に当たらないじゃないの?全く…時間の無駄よん?」

天「はははww運次第だからしかたねえよww」

天(馬鹿かwwせっかくの楽しみなんだからゆっくり楽しませろ!!ヘッww)

シュタッシュタッ!
12 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/16(木) 15:48:43.39 ID:8cHMN2SO
〜男宅〜

ずずずず…

南「ふぅ…」

地「どうですか…?食べれます?」

南「うん!美味しいよ!元気出たかも☆」

地「そうですか…よかった。」

コトッ

南「あの…さ?…ごめんね?」

地「はい?」

南「あの時さ…。あんなに怖い思いさせちゃって。ホントに…ごめんね。こんなにいい人なのに…」

地(………)

地「え…あ…。すいませんww私あんまり頭良くないんで忘れちゃいましたww何か…されましたか?」

南「地ちゃんさん…」

地「はい…?」

だきっ

地「…え?ど、どうしたんですか?」

南「ウエーン!!ホントにごめんね〜!!私…私…グスッ。もう何言ったらいいかわかんないよぉ〜!!」

地「ふふ。大丈夫ですよ。また落ち着いたらいつでも遊びに来て下さいねwwご飯作って待ってますから!」

ジワッ…

南「ち…地ちゃんさんのバカ〜!!泣かせるなぁ〜!!」
13 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/17(金) 11:04:22.56 ID:R5aIGYSO
…天狗って、S?
14 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/17(金) 12:59:39.75 ID:9yiwngSO
>>13
口「ん〜…どっちかというと馬鹿じゃない?」
15 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/17(金) 23:31:27.21 ID:9yiwngSO
〜男宅〜

落「東の言うように敵の中にサーチ出来る能力がある奴がいるならここも直に見つかる。飛の時間稼ぎも長くは持たねぇだろうな」

飛「あぁ。もちろんじゃ。」

北「え〜…俺に落に、飛、メイド、そして実力は無いが吸。まぁ回復したとして東と南…。どうだ?戦力的には?最悪4人、最高で7人だな」

東「うん…。絶望的に少ないかも…」

飛「そうじゃな。天国の兵が全員やられるぐらいじゃからのう。最悪の場合4対4のタイマンになってしまうし…」

メ「ソウデスネ。先ニ逃ゲルベキ人ハ逃ゲタ方ガイイカト」

姉「あ、あたし達?」

落「そうだな。男、姉、それに幽、地、化あたりは俺らから出来るだけ離れた方がいいな」

幽「はぁ…やっぱりだ。トホホ・・・」

飛「何を言うておるかww皆それぞれ出来ることと出来ないことがある。ただそれだけの事じゃ」

男「でもどこに逃げろってんだ…?お姉の家にでも避難しておくか?」

姉「そうねぇ…。そうしようかしら」

飛「それがいいじゃろ。それに出来るだけ早い方がよいぞ。奴らがここに気付く前にの」

〜街外れ〜

ズバズバッ

口「ん〜…ふふふ」

天「あと2体…!!」
16 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/17(金) 23:44:52.07 ID:9yiwngSO
口「ん〜…あ。そうだ」

天「ん??」

口「ん〜…あと2体なんだったら手分けして潰せばいいんじゃない?もうあんたの運の無さにはこりごりよん」

天(ギクッ)

天「あ…はははwwそ…それもそうだなww」

天(チッ!!めんどくせぇ女だぜ!!)

口「ん〜…伯爵様はどう思いますかぁ??」

天(否定しろ否定しろ否定しろ否定しろ…)

ド「いいんじゃないか?まぁお前達に任せるさ。」

天(なっ…!?最悪だな!)

口「ん〜…伯爵様が言うなら決定♪さぁ、天狗!後2人の場所を言って?」

天「わかったよ!!むむむ…」

天(まぁいい。本体の方は俺が貰ってやる…)

天「むむ…。よし!わかった。お前はここから北に10キロだ。そこに一人いるぜ!」

口「ん〜…なるほどねん♪もしこっちが本体だったらゴメンなさいね?wwww」

天「ははは…ww」

天(ねーよ!バーカwwww)
17 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/18(土) 00:00:07.03 ID:NIVOW.SO
天「じゃ!後でな!!」

ド「待て」

天(ドキッ)

天「な…なんだよ?」

ド「怪人Aも天狗と一緒に行かせる。いいな…?」

天(な、なんだと!?邪魔が入りやがった!!)

天「………ちょ、」

ド「いいな?」

ギロッ

天「うっ!!わ、わかったよ!!仕方ねぇ!!」

ド「よし。では行け怪人A」

怪「…ヒヒヒヒヒヒ。アカイマント、アオイマント…アカイマントアオイマン…ト」
天「邪魔すんじゃねーぞ!!全く気味悪い野郎だぜ!!」

シュンッ

ド「お前は一人で行け」

口「ん〜…了解しました。では伯爵様。しばらくの別れを…」

シュンッ

ド「………フフ」

ド(今宵も月が青い…。この羽もうずいている。)

ブワワワワワッ!!

ド「なんて美しい夜だ…!今宵、私は伝説などではなくなる!!皆がひれ伏し、皆が畏れ讃える!!恐怖という言葉を聞けば、誰もが私のことを頭に浮かべるのだ!フフフフ…」
18 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/18(土) 00:19:00.60 ID:NIVOW.SO
〜男宅〜

飛「よいか?幸い敵はこちら側にバンパイアがいることにまだ気付いていないと思える。恐らく伯爵は部下に始末させるだろう」

落「じゃあここに来るのは部下だけか?あまりにも予想すぎないか?」

北「いや、自分に絶対の自信を持ってる奴なら十分可能性はあるな。頭もキレるならなおさら手を汚さずにケリを付けようとするだろ」

メ「デスネ。デシタラ何トカナルカモ!」

東「ええ…。でも班分けとある程度の作戦は必要です。少なくとも吸さんは守らないといけませんし…」

吸「あ、私!?なんだか気が引ける〜!!」

飛「うむ、では吸の側近に東と南をつけよう。何かあれば東が3人やわ透明にして逃げてもらう。3人だが出来るか?」

東「うん…。何とか出来ます…」

落「じゃあ残りは俺と北とメイとお前か。こっちはどうする?」

東「あの……」

落「ん?」

東「忘れないで下さいね。敵は部下とは言え地獄の最下牢にいた集団。その中でも伯爵の側近はかなりの実力者達です。出来る限り大人数で一人ずつ叩くのが理想かと…」

〜住宅街〜

キコキコキコキコ

姉「はぁはぁ!!あたし今日だけでだいぶ痩せるんじゃない!?もうっ!!」

キコキコキコキコ

男「頑張ってお姉!!多分俺よりお姉の方が筋力あるって!!ww」

シュタッ

口「………」

口(ん〜…これは思わぬお宝を見つけちゃったわねん♪ふふふふ…。ラッキー!)
19 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/18(土) 19:48:19.38 ID:Nc8ntESO
姉といるとむしろ危険になる不思議
20 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/18(土) 21:33:12.54 ID:NIVOW.SO
〜住宅街〜

姉「愛のままに〜わがままに〜!!」

チリンチリ〜ン

男「何歌ってんの?お姉」

姉「怖いから歌って気を紛らわしてんのよ。愛のままにぃ〜〜!ほら幽ちゃんも歌おっ!」

幽「よしきた!!」←男の体に入ってた

※しばらく妙なテンションの皆さまをお楽しみ下さい

ズンチャズンチャ♪ズンチャズンチャ♪

幽「愛のままにぃ〜!わがままに〜〜!」

化「僕は君だけを傷つけない〜!!!」

地「………」

姉「ほら!!地ちゃん続きは!?太陽が〜凍りついてもぉ〜〜!!!」

地「た…太陽が……凍りついても…///」

姉「僕と君だけよ消えないで〜〜!!!」

幽「ウァぁああオッ!!!!」←シャウト

ズンチャズンチャズンチャズンチャ♪

姉「東京ぉぉぉ〜〜!!!まだ元気あるかぁぁぁ〜い!!!」

幽・化「イェェーーイ!!!!!」

ギャーギャーワーワー

男「……」

男(緊張感無さすぎだろこいつら…)
21 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/18(土) 21:44:47.06 ID:NIVOW.SO
ズチズチズチズチ

地「ホタテをなめるなよっ♪」

姉「やいや〜い!」

地「言いたいこと言うぜっ♪」

幽「ひゅーひゅーっ!」

地「やりたいことやるぜっ♪」

男「イェーイ!!」←何か吹っ切れた

地「それがホタテの、それがホタテの。ホタテのロックンロール♪」

イェーイ!!!パチパチパチパチ!!!

地「ありがとうございました…///」

姉「やっべー!!テンションやべぇ!!次行くぞ次ぃ!!!」

チリンチリ〜ン

姉「駐車場の猫は〜あくびをしながらぁ〜〜!!」

幽「今日も一日を過ごしてゆくぅ〜〜!!」

化「何も変わらなぁっあ〜〜い」

姉「穏やかな〜〜……」

シュタッ

口「ん〜…毎日〜〜。…ふふふっ」

幽「毎……え?」

シーーーン

姉「………?」

男「………?」

口「ん〜…チャオ♪久しぶりねん。今度は石じゃないみたいっ♪」

幽・化・地「……え?」
22 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/20(月) 10:37:36.30 ID:8Hq8loSO
きたぁぁぁぁぁぁぁ(((;゚Д゚))
23 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/20(月) 14:36:11.64 ID:4K.bRoSO
〜男宅〜

パリンパリンパリンッ!!バキバキバキ!

シュタッ!シュタッシュタッシュタッ!

落「……これで満足かよ!!糞天狗野郎!!」

ゴゴゴゴゴゴ!!

天「はははは!!!いつまでも室内に篭っていてもつまんねぇだろ!?さぁ殺り合おうぜ!!!」

ドンッ!

東(……やっぱり格が違う!!そしてそれにみんなも気付いてる!)

ゴゴゴゴゴゴ…

飛(…なんというパワーじゃ。こりゃちょっとやそっとじゃいかんのぅ…)

ダンッ!

飛「!」

落「おいっお前!!いつまでもプカプカ浮いてないで降りてきやがれ!!!ぶっ飛ばしてやる!!」

天「はははは!!お前なかなか威勢がいいなぁ!!気に入ったぜ!!」

ヒューッ…スタッ

天「どうだ。望み通り降りてきてやったぞww」

ダダダダダダ!!

天「……っお!!!」

落「おらぁ!!!俺らに喧嘩売ったこと後悔させてやるぜ!!!」

北「なめてんじゃねぇ!!!」

飛「ったく…。おぬしらと同じ考えとはのう!!てりゃあああ!!」

ブォオオオオオウン!!!スパパパパパ!!

東(さ…3人一気に!?これならさすがに…!)

天「短期決戦が得意なのか?もっと楽しく行こうぜ?ww」

ふわっ…

落・北・飛「!!!?」
24 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/20(月) 14:45:54.63 ID:4K.bRoSO
さわさわさわ…

落「……どういうことだよクソ!!」

天「ヒャッハーwwなかなかいい攻撃だったぜ!」

飛「……!?」

東(う…嘘!3人の攻撃が…止まった…!?)

ヒュウウウウウ…

天「いいか?凡人の攻撃は神には届かない…。そして俺が少し突けば…」

ちょんっ

落・北・飛「…なっ!!」

ビュウウウウウウンッ!!

落「ぐはあっ!!」

北「がはあああっ!!」

飛「ぐくっ…!!」

ドオオオオオン!!!ガラガラ!!!

メ「ミ…皆サン!!」

天「おおっと忘れてたぜ。今日はもう一人連れてきてんだったww」

メ「……エ」

ザクッ

メ(………!?)

東「……え…?」

メ「ウウッ…油断…シマシタ……」

バタッ

怪「…ヒヒヒヒヒヒ」

東「メ…メイさぁあんっ!!!!」
25 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/20(月) 14:59:52.45 ID:4K.bRoSO
天「ははは!思ってたより脆かったな!!本当にこの中に首無しを殺った奴がいるのか!?ww」

怪「…ヒヒヒヒヒヒ」

パラパラパラ…

落「………」

北「ぐっ…!」

飛「うぅ……」

東(あの3人が一気に…!?それにメイさんも……)

クイクイッ

東「……?」

南「もうダメだよ!!逃げよう!!私が囮になるから!!」

東「えっ!?何言って……!それこそダメだって…」

南「じゃ!吸ちゃんとメイちゃんはよろしくっ!ブイッ☆」

東「ちょ…南ちゃ……!」

シュタッ!!…ババンッ!!

南「さぁさぁ前座は終わりよ!!今からは私が相手したげる!!かかってこいや!!」

ピクッ

天「なんだチビが…。首無しとメリーを殺ったのはお前か…?」

南「ふふんwwだったらどうする…?」

ブォオオオオオ!!

天「残念だ。黙ってりゃもう少しは人生も長かっただろうにな!!」
26 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/20(月) 15:11:41.73 ID:4K.bRoSO
ググッ…

北「おい…南……やめろ……!」

南「あ、北ちゃん!!大丈夫だった!?」

北「いいから…逃げろ…!手は出すな…!」

南「うん…でも今は見てて!!」

ビュンッ

天「ほう…なかなかスピードはあるみたいだな!!」

南「そんな余裕かましていいのかな??アイアンクロー!!」

ビュッ

天「おおっと!!」

南「それっそれっ!!」

天「ははは!!ヘビの尻尾に鉄の爪かwwいいセンスはしてるがっ!!」

ガッ

南(えっ!?掴まれた!?)

天「まだ神には及ばねぇ」

ビュウウウウ…

天「…風来玉」

※風来玉…台風一つがゴルフボール大に凝縮された感じ。きつい。

南「……!!!」

ズバァアアアアアアン!!!

南(……あ……っ)

ヒュウウウ…ドドォーン!!

北「み…南ぃぃぃ!!!!!!」
27 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/20(月) 15:22:44.63 ID:4K.bRoSO
〜住宅街〜

姉「おんぎゃあああああああああ!!!」

キコキコキコキコォッッ!!!!

姉「死ぬ!!死ぬってマジで!!!やばいやばい、あばばばばばばばば!!!」

男「ちょ…お姉!!今の女の人がそう!?」

姉「そうよ!!!だから逃げてんのよぉ!!」

サッサッサッ…

口「ん〜…あんまりだわ〜ww逃げないでよん♪」

姉「……ん?」

キコキコキコキ

姉「……」

男「……」

姉「いやぁあああああああ!!!何でチャリと併走してんのぉぉぉ!!!」

ギコギコギコギコ!!!

幽「ご…ごめんよ男…」

男「何だよこんな時に!!」

幽「ちょっとおしっこ漏れちゃった……」

じわぁーっ

男「ってオイぃ!!!尿道ぐらい閉めとけコラァアアアア!!」
28 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/20(月) 18:15:16.31 ID:wFHsp6AO
口裂け女ってググったら100メートルを3秒で走るのか…
時速120キロだしそりゃ速いわな
29 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/21(火) 01:00:21.03 ID:jpiWxoSO
100`ババァより速いのかよ口裂け女…
ババァの時代終わったな
30 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/21(火) 01:57:54.80 ID:P4c8tASO
一応前スレ
物好きな人は読みな!!byメリーさん

http://ex14.vip2ch.com/test/mread.cgi/part4vip/1233476730/l20#foot
31 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/21(火) 02:47:16.44 ID:P4c8tASO
おにーちゃん
あぶあぶー(まとめだよー)by幼

http://nanabatu.web.fc2.com/new_genre/yuu_hyuudorodoro.html
32 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/21(火) 11:25:11.31 ID:jpiWxoSO
なんだ、ババァの時代終わったと思いきや
メリーさんと幼女の時代がきただけか
33 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/21(火) 14:59:16.42 ID:P4c8tASO
口「ん〜…これじゃ埒があかないわん。自転車壊しちゃお」

サクッ…プシュウウウウウ〜

姉「…へ??」

男「チ…チャリが!!」

プシュウウウウウ…ドンガラガッシャーン!!

姉「いやああああああ〜!!!弟〜〜」

男「うわぁあああ!!」

幽・地・化「あ〜れぇぇぇぇ〜……」

………

姉「あいたたたた……」

男「う〜ん…」

ピクピク

姉「ちょ…男!!大丈……」

スッ

姉「……!」

ツー…

口「ん〜…動かないで?動いたら切るから」

姉(……鎌!?こりゃマジでまずいわね…。覚悟決めないと…)

ガバッ

口「ん〜…う、動くなっつったろ!!?」

スパッ

姉「うっ……!あ、あたしは切ってくれても構わないっ!!でも…弟だけは!!弟だけは絶対に切らせないわよっ!!!」

男(お…お姉……?)

口「ん〜…笑わせんじゃないわよ?」

サクッ…ツ〜……

姉「うう……っ。ぜ…絶対弟だけは!!弟と幽ちゃんと地ちゃんと化ちゃんはあたしが守る!!この子達はあたしの命に代えても守るのっ!!!」
34 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/21(火) 15:16:08.61 ID:P4c8tASO
男「う…う〜ん…。お姉……?」

姉「あ…気がついた?大丈夫、大丈夫だからね!」

スパッ!スパッ!

姉「あんたはあたしが守るからね……っwwうっ……!」

男「お、お姉!!血まみれで……!!お姉!!」

ギュッ

姉「大丈夫…大丈夫…!!」

男「お姉!!……ちくしょう!!おいお前!!かかってこい!!俺が相手だ!!」

カチンッ

口「ん〜……この姉にしてこの弟ありって!?もう我慢の限界よ!!一思いに楽にしたげるわん!!」

姉(……っ!)

口「ん〜……じゃね!!バイバイ……」

〜男宅前〜

北「南!!ちくしょおおお!!!」

ダダダダダ!

天「はははww馬鹿みたいに真正面から!!!」

『ホンマやで。真正面から行ってもアカンわ』

天「……な!?誰だ!!」

ファンファン…タタッ!

針「その天狗の技の正体。ウチが教えたる!!」

師「すいません!!ご迷惑をかけましたね、皆さん!こちら無事到着しました、どうぞ!」

〜住宅街〜

ガッ

西「大丈夫…じゃないみたいだけど生きてるね?よかったよかった。はい…こちらも無事到着しました。」

姉(え?誰……?)

口「ん〜……どこまでもめんどくさい女ね、あんた!!」
35 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/21(火) 15:29:44.22 ID:P4c8tASO
落「ぐ…っ!お…お前は……!」

飛「針!?おぬし生きておったのか…」

針「なんやえらい派手にやられてるなぁwwでもまだ限界じゃないやろ?まだ戦えるやろ?はよ立てアホ」

ググッ……タッ!!タッ!!

落「誰に口聞いてんだこらぁ!!!まだまだ余裕だっつーの!!!」

ぱすぱす

飛「ふむ…わらわかて余裕じゃ。お前の10倍余裕じゃ」

北「な…何だよお前達!!誰だ!!」

ポン

北(………!?いつの間に後ろに!?)

師「大丈夫ですよww少なくとも敵のつもりじゃないですから!」

北「あ…あぁ。そうかよ」

ゴゴゴゴゴゴ

天「次から次へと雑魚どもが……!!燃えてきたぜぇえええ!!」

怪「…ヒヒヒヒヒヒ」

〜住宅街〜

西「よく頑張ったね。ちょっとかっこよかったよ」

ギリギリギリギリ…

口「ん〜…は、離せ!!!離せぇ!!」

姉「あ…あの……どちら様ですか?」

西「ん?僕?…んまぁ今は救世主ってことでいいよ。ほら、さっきそこで拾ってきたよ。まだ気絶してるけど」

ポイッ

幽「う〜ん…おっぱい……」

地「うっ……ん…」

化「……すやすやzz」

西「それ連れて早く逃げなよ。あんたの子なんでしょ?」
36 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/23(木) 11:41:06.98 ID:nDeQ0oSO
あれ師生きてた?
37 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/23(木) 13:13:53.43 ID:2ctgvwSO
〜男宅内〜

サササッ

師(東さん…東さん?出て来てもらえますか?姿を隠しているのはわかってます…)

ススゥウウ…

東「は…はい……。師さん…?」

師「あ、そこにいましたかww相変わらず素晴らしい能力ですね。怪我はないですか?」

東「はい…私は……。でもメイさんと南ちゃんが…」

ポンッ

師「大丈夫です。確認して来ましたがまだ生きてます。私が安全な場所に避難させておきますから。」

東「あ…ありがとうございます。」

師「だから今はあなたも逃げて下さい。…そこにいるお嬢さんもねww」

コソコソ

吸「っは…!!ばれちゃった!!」

東「あの……」

師「はい?」

東「体…大丈夫なんですか?てっきり死んだのかと…」

ポリポリ

師「ええ、恥ずかしながら一時は死にかけましたwwでも今は何とか動けます。彼女の…針さんのおかげでね」

東「はぁ…針さんが?そうですか。・・あ!!それより聞いて下さい、師さん!!」

師「あ…ええ。何です?」

東「彼女が…実はバンパイアなんです!!たまたまバンパイアが見つかったんです!!」

ビシッ

師「あ…バンパイアが。へぇ〜そりゃ良かったですね。バンパイアが…バンパイア……?バンパイアァアアア!!!?え!?この人がですか!?」

吸「はい…バンパイアだったりします……orz」
38 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/23(木) 13:28:19.17 ID:2ctgvwSO
師「う〜ん…悩みどころですねぇ」

東「……?」

師「確かにバンパイアに勝つにはバンパイアしかないと言うのは聞いたことがありますが…いかんせん証拠も記録文書もない。結局噂の域を出ませんから…。しかし彼女が唯一の希望ならそれに賭けるしか…う〜ん…」

東「そうですか…。やっぱり噂は噂なんですね。」

ズーーン

吸「え…ちょっとちょっと?何この空気は!?でもあれじゃん!!ほら、“火のない所には毛虫は立たない”って言うし!!」

しーーん

東「吸さん…」

師「“煙”です…ww」

吸「……///」

〜住宅街〜

ブオンッ!ブオンッ!

口「ん〜…この、鎌が、有る限り!!私に近付くことは出来ないわよんっ!!」

シャッ!シャッ!

西(うん…確かに厄介だ)

西「そうだね。でも僕は基本遠距離派だから」

スッ…ぱくっ

西「んんっ…!久ひぶりに飴なめてる。んん〜…コロコロ」

口「ん〜…ふざけてるのかしらん?許さないわよ!!」

ブオォン!!

西(今だ!!)

スゥウウウウ…

西「飴マシンガン!!!」

ププププププッ!

口「……!!!」
39 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/24(金) 14:25:06.80 ID:kFguFMSO
飴玉キタ!
40 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/26(日) 00:45:43.09 ID:sY6n56AO
今日は幽霊の日だって
どっかのエロサイトに書いてあったからググったら本当だった
41 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/26(日) 02:52:23.90 ID:5lghrESO
なん…だと……

んじゃ幽霊の日記念カキコ
42 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/26(日) 03:14:11.14 ID:W9l9I2SO
>>41
幽・化「ひゅ〜どろどろどろぉ…。おばけだぞぉ〜……」
43 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/27(月) 03:57:40.71 ID:mAq1J2AO
おいww今日はスイカの日だwwww
幽霊の日の次の日がスイカの日って>>1で狙ってようが狙ってなからうがすげーわ
44 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/27(月) 10:54:33.14 ID:IsadGMSO
バシュンバシュンバシュン…!!

口「ん〜…ただの飴玉が、なんて殺傷力!」

ヒョイ…ペロペロ

西「肺活量ならこの世の誰にも勝つ自信あるよ…コロコロ」

口(ちっ。てっきり近距離戦中心かと思ってたが…)

西「言っとくけほ休憩は無しだよ……コロコロ」

スウウゥゥゥ

西「ププププププ!!」

口「!!!」

バババババババ!!

口「鎌ンベール!!」

※鎌ンベール…鎌でいろいろ守る。ぐるぐる回してとにかく守る

グルグルルルルルル!

西(さすがに2回目はないみたいだね)

ぱらぱらぱらぱら

口「ん〜…もう飴玉なんて効かないわよん♪」

西「だろうね」

シャキン!シャキンシャキンシャキン!

西(鎌が増えた…?1本じゃないのか)

口「ん〜…そしてここからが本気♪大鎌四刀流!!!」

西「…オカマ?」

口「大鎌!!!」
45 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/27(月) 18:42:43.21 ID:jyV8RkSO
スーイCup!スイCup!

オカマwwwwwwwwwwwwww
46 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/27(月) 22:47:36.39 ID:IsadGMSO
口「1本と4本の違い、見せてあげるわん♪」

西「使いづらそうだけどね」

口「ん〜…ふふふ」

キィインキィインキィイン

西(……!?)

キィインキィインキィイン

西「うく…っ!何これ……この音……」

キィインキィイン

口「ん〜…鎌が切るだけのものだなんて大間違い。使い方次第でいくらでも戦術は広がるわん♪」

キィインキィインキィイン

口「四重奏“大鎌騒ぎ”」

※四重奏“大鎌騒ぎ”…鎌を擦り合わせていやな音をだす。それはそれはハンパない。食事中の親父のゲップ以上の不快さ

キィインキィインキィイン

西「くっ…オカマ騒ぎ……!」

口「ん〜ふふふww地べたにはいずり回ってていいの?」

シュタッ!!

西「!!!?」

口「きぇえあああ!!!」

ズバッ!!!
47 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/27(月) 23:00:54.57 ID:IsadGMSO
??「おほほほほwwその鎌、錆び付いてるんじゃない??全然切れ味よくないわねえ。あたしの肌に傷ひとつ付かない」

ガシッ

口「くっ!!だ、誰だお前!!!」

??「え??誰ってさっきからここにいたじゃない、“あたし”」

口「は…?だ、誰よ!!」

ごろごろ…シュタッ

西「ふぅ…何とか音は止まったみたい。助かったよ。僕にはわかる。さっきとは全く別人だ」

口「ん…??どういうこと!?」

??「レディース&ジェントルメーン!!さあさあとくと見よ!華麗なるヒーローの登場を!!刮目せよ少年!正義が必ず勝つということを」

ジャカジャカジャカジャカジャーーン!!

超姉「姉、改めよもやの参上!!!超姉!!ここに誕生っ!!!!」

パンパカパーン

男「……すいません。戦いの邪魔しまして…。」

口「……はい??」

超姉「だから超姉よ超姉!!手助けするわよ!名も知らぬ恩人さん!!」

西「え…僕?うん、ありがと。」
48 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/27(月) 23:12:13.78 ID:IsadGMSO
男「あちゃー…。こりゃ完全に幽と化の血が強いわ……」

超姉の作り方:姉+幽+化+地ちゃん

超「おほほほほww今なら何だって出来る気がする!!!」

タタタタッ

口「ん〜…!!隙だらけよん!!四刀流、死に花蟷螂!!」

超姉「ん?」

ズババババババババッ

※死に花蟷螂…四本をカマキリみたいに振り下ろして相手を切る。四方からくるので先ず逃げ場はない。血が花のように出るから花蟷螂。

男「うお!!!お姉!!いきなり必殺技みたいなの喰らったぞ!!」

西「いや、大丈夫だよ弟君」

男「え??」

シュウウウウ…

口「ん〜…さすがにこれで……え!?いない??」

タタン♪

超姉「後ろよ後ろww」

口「!!!?」

超姉「やっぱり幽ちゃんと化ちゃんは逃げ足速いわねえwwありがと、幽ちゃん化ちゃん!!」

口「この……!」

西(ん…。これは本当に僕の出番ないかもね)
49 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/27(月) 23:22:37.80 ID:IsadGMSO
口「この女ぁあああ!!!!」

ダダダダ…!!ぶわっ・・・

口「っ……!?」

超姉「真正面から来る相手には合気道♪」

ずでーーん

口「ん〜…くそっ!人間風情が…!」

超姉「んほほほほwwww」

ヒュウウウウ〜

男「幽と化の逃げ足にお姉の合気道と柔道と空手だ…。そりゃ強いわ」

西「それだけじゃないみたい。ほら」

男「…?」

ガサゴソガサゴソ

超姉「…あ!あったあった!じゃーんwwマイ包丁〜〜!!」

口「ん〜…包丁がどうしたっていうのよ!!」

ダダダダ!!

口「四刀流“死に花蟷螂”……」

スパパパパパパ!

超姉「地ちゃん流、乱れ刃“飾り包丁”!!」

シャキンッ

口「………な!!私の鎌を避けただけでなく…私の鎌に自分の似顔絵を掘ったの!?」

超姉「んほほほほww地ちゃん流あっぱれ!」

男「……すげぇ」

西「でも、いくらなんでも強くなりすぎじゃないかな…。大丈夫なの作者さん」



大丈夫です!!by作者
50 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/28(火) 00:05:16.98 ID:tg7uZUSO
口「…わかったわ。もうあんたを獲物だとは思わないわん」

ヒュンヒュンヒュンヒュン

男「1、2、3…いや、10?20か?なんだこの鎌の数!!」

西「本気みたいだね」

ヒュンヒュンヒュンヒュン

超姉「何これ〜wwいくつ増えたって一緒よ!!」

口「言ってなさい…」

ヒュンヒュンヒュンヒュン…ヒュヒュヒュ!!!
口「無限刀流“無限天根絶ち”!!」

ヒュンヒュンヒュンヒュン!!!!シュバババババ!!

無限刀流“無限天根絶ち”…足元から掬い上げるように無数の鎌が切り掛かる。かなり奥義っぽい

超姉「おほほほほwwww全然遅いわ!!!」

さっさっさっさ!

超姉「地ちゃん流!“柳刃半月切り”!!」

グワッ!!

口「無限刀流“鎌ンベール∞”!!」

グルグルルルルルル!!!

超姉「ちょ…何よ!!」

キキキィイン!

男「!!!」

西「受け流した!?」

口「ん〜ふふふ。気を抜いちゃダメ」

超姉「…!!しまっ…!!」

ヒュンヒュンヒュンヒュン…グワワワワワ!!!

口「無限“大王鎌”!!」

※無限“大王鎌”…鎌が刺さってくる。まるで柳に跳びつくガマガエルのように。ちなみに作者はカエルが大好き
51 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/28(火) 00:12:18.03 ID:tg7uZUSO
超姉「え…刺され……た!」

男「お姉!!!」

超姉「刺された〜〜!!!死ぬぅうううう!!!」

男「お姉………え?」

西「いや…あれってさ」

ぶらーんぶらん

口「う…嘘よ!!」

西「ちょっとしか刺さってないよね」

超姉「うわぁああああん!!刺され………え??刺さってない??」

ぶらんぶらん

男「うん。背中触ってみ。全然だから」

超姉「ほんと……?あ、本当だ。全然痛くないや。えい」

ズポッズポッズポッズポッ…

口「ん〜……ありえないわね!!!ありえないわよ!!」

カランカランカラン

超姉「うん。大丈夫だった。おっぱい」

男「お姉……」

ビキビキビキビキ!!

口「私を…私をなめくさりやがってこの女……!!」

ヒュンヒュンヒュンヒュン

口「わかったわ…!!!!最高の鎌の舞い!!見せてあげる…」

ふきふき

超姉「あたしもそろそろ化粧崩れる時間なのよね〜。まぁ弟しかいないしいいけど、さっさと決めよ」
52 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/28(火) 00:28:10.42 ID:tg7uZUSO
口「もう何本も何本も鎌はいらない。1本あれば切るのには充分」

カランカラン

西(防御を捨てたね…)

超「あらそう?あたしは逆に3本は欲しいわねぇ」

シャキン!シャキン!

口「ん〜ふふふww3本使える訳ね。面白い」

ズウウウウウウン

口「3本で受けてもらうわよん♪この巨大な巨大な鎌の一撃。振り下ろすしか出来ないけど、逃げ場は無いわん」

超姉「でかけりゃいいってもんじゃないから!!鎌もおっぱいも!!っていうか小さいほうが好みの男もナンタラカンタラ……」

口「果てろ!!!マキシム・ザ・大黒刀!!!」

※マキシム・ザ・大黒刀…電柱が倒れ込んでくると考え下さい。まさに捨て身の一撃

超姉「地ちゃん流!!“3枚刃桂剥き!!”」

スパパパパパパ!

超姉「からの…“乱切り”“銀杏切り”“半月切り”!!ラストに“微塵切り”!!!」

スパパパパパパ!

口「わ…私の巨大鎌が!!??細切れに……!?」

超姉「そして締めに、地ちゃん流“乱刃ささがき”!!!!」

シュラシュラシュラッ!!!

口「………っがは!!!」

シュタッ!

超姉「料理完……おっぱい」
53 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/28(火) 00:33:13.65 ID:ULGaokAO
超展開wwww
姉始まったな
54 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/28(火) 00:36:44.33 ID:tg7uZUSO
口「………かはっ」

ドーーーン!

超姉「う…う〜〜ん!!体が……!!」

ぶいいいん

姉「んはっ!!」

ぶりっ

幽「てやぁあ!」

化「とりゃあ!」

地「…よいしょ」

ばたっ

男「お姉大丈夫か!?今までのこと…覚えてる?」

姉「ふいい〜…疲れた。あんまり記憶ない〜〜…」

男「多分最後の決めセリフ幽に取られてたよ…ww」

姉「うん…なんかそんな気がした……zz」

口「……うぐ………は……」

西(すごい生命力だね。まだ息があるんだ)

キラキラ

西「ん…?」

キラキラ

幽「………おっぱいって言えた///」←ご満悦
55 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/28(火) 00:48:56.95 ID:tg7uZUSO
地「あ……いけない!!」

ぱたたたたた

西「ち…ちょっと君?何してんの?」

地「だって……怪我してらっしゃるんで…」

西「いや、今命狙ってた敵だよ?それ」

口「………くはっ…」

地「うん…でも痛そうだし……。う〜〜ん…」

西(………)

西「ん…まぁそうしたいなら好きにしなよ。それより……」

ポチポチポチ。プルルルル…

西「……あ。西です。こちらは討伐完了しましたどうぞ。え……あ、はい。怪我人は一人も……」

キャアアアア!!

西「…!?」

姉「……zz」

男・幽・化「えっ」

ガクガクッ…ガク

口「う…動くな……。この娘がどうなっても……」

地「ひっ……す、すいません。捕まりましたぁ〜」

男「地ちゃん!!」

西「あぁもう…。仕方ないなぁ」
56 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/28(火) 18:40:55.20 ID:tg7uZUSO
〜男宅〜

プツッ。ツーツーツー…

吸「ど…どう?」

師「はい。どうやら討伐に成功したようです。怪我人もないとのことで。一安心ですね」

吸「そっかぁ〜wwよかったぁ〜!!」

東「じゃあ…これで残りはこっちの2人だけですね…」

師「ええ。そういうことですね」

〜男宅外〜

落・北・飛「はぁ〜!?風使いぃぃぃ!?」

グイイイイッ!

針「いや…そんなに圧力かけんといて。あんたらの3ショットはしんどいわ」

ポリポリ

飛「うむ…。確かに神通力など馬鹿げているとは思っておったが…風使いとあらば今までのことも説明がつくのう」

針「せやろ?だから風で守ったり見えへん攻撃出来たりすんねん。」

ビュオオオオオ!!

針「!!!?」

天「おいおい!お喋りはもういいか??そろそろケリつけねーと伯爵に馬鹿にされんだがなぁ?」

怪「ヒヒヒヒヒヒヒ」

針(そりゃ…いくら正体がわかっても勝てな意味あらへんからなぁ)

ビュオオオオオ!!

落「おい…。飛…」

飛「なんじゃ」

落「お前はあの変なマント男をやれ。俺はあの生意気な天狗野郎をやる」

飛「ふん。わらわも2手にわかれたほうがやりやすい。賛成じゃ」

落「よし。交渉成立だ。いくぞ!!!」

飛「参る!!!」
57 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/28(火) 18:48:33.88 ID:tg7uZUSO
ダッ!!

針「あ…ちょい!!」

北「お前ら!!」

ダダダダッ

落「おおらぁああああ!!!!」

天「ほうwwwwやっぱりお前は威勢がよくて好きだww」

ブワワワワワワワ!!

落「んおおおおお!!!んぎぎぎぎぎ!!」

グイイイ!

天「へwwwwでもこの風の壁を破れねぇ限り攻撃は届かねえぜ!!」

落「んぎぎぎぎぎぎ!!!」

ガッ!!グググ!!!

天「はははww真正面からじゃ絶対無理だ……」

ピシッ

天「!!?」

天(風が…僅かに乱れた?)

落「ぬおおおおおお!!!」

ブワワワワワワワ!!

落「うわぁッ!!」

ズドーーン!!

パラパラ

落「くっ…畜生……。もうちょいだと思うんだよなぁ……」

ヒュウウウウ〜…

天(…こいつ……)
58 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/28(火) 18:54:27.61 ID:tg7uZUSO
〜男宅上空〜

ひゅん!!ひゅんひゅん!

飛(届く!!)

怪「ヒヒヒヒヒヒヒ」

ひゅんひゅん!!ギラッ!

飛「くらえ!!飛びクナイ!!」

シュパ!!!

怪「…ヒヒヒヒヒヒヒ」

ギュウウウン!!!

飛(…避けないのか!?)

ギュウウウン!!

怪「ヒヒヒヒヒヒヒ」

ギュウウウン!!!ぶわさっ!
飛「!!」

怪「ヒヒヒヒヒヒヒ」

ギュウウウン・・・

飛(ク…クナイがマントを突き抜けた!?あの男…まさか)

怪「ヒヒヒヒヒヒヒ」

飛(実体が無い!?!?)
59 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/28(火) 19:00:47.52 ID:tg7uZUSO
〜男宅前〜

ヒュウウウウン…シュタッ

飛「ふう…。なるほどのう」

落「いててて。どうだ?倒したか?」

飛「馬鹿いえ!!倒すどころか倒し方が見つからん!」

落「はぁ!?」

ぽんぽん

落「ああ?」

飛「なんじゃ!?」

ボコォオオン!!!

落「ぐあっ!!!」

シュババババ!

飛「ぬぅ!!」

落「何しやがんだてめ……」

針・北「お前らだろ!!!!」

落「!!!」

飛「!!!」

針「一人で暴走しようとすんな。一人で勝てる相手か?」

北「全くだ。俺らを無視してんじゃねーよ!!お前に死なれちゃ俺が困るんだよ」

ドーーン!!

落「お…お前ら……」
60 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/28(火) 19:07:08.83 ID:tg7uZUSO
落「だからって殴ってんじゃねーよ!!」

ボコォオオン

北「うぐっ…!て…てめえ何しやがんだ!!」

ボコォオオン

落「うっ!!…お前が何しやがんだ!!」

ワーワーギャーギャー!!!オラァ!!ドリャア!!!

針「あーあー…。何やっとんねんあのアホ共」

飛「仕方ない。いつもあんな奴じゃ。…で、こっちは勝算があるのか?」

針「ああ。多分あれの本体は仮面やと見た」

飛「仮面!?」

ヒラヒラヒラヒラ

怪「ヒヒヒヒヒヒヒ」

ヒラヒラヒラヒラ

針「何とかあいつに届かせて直に仮面狙ってみよ!!」

飛「わかった。今はおぬしを信じよう!」
61 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/28(火) 19:14:46.61 ID:tg7uZUSO
針「いっくでーー!!!用意はええか!」

飛「もち!!」

針「せいやっ!!」

シュンシュンシュン!!

針「今や飛!!ウチを踏み台にして跳べ!!!」

飛「任せろ!」

シュタッ!!ぐぐぐ

針「うを…んんんんッ!飛体重増えたんちゃうか…」

飛「すまぬな針!!忍法、、髪分身の術!!」

ぶちぶちぶち

飛「皆の者!!!踏み台になってくれ!!」

ブオオン!

影12345「了解じゃ!!」×5

針「おおお!!さすが飛や!!!」

シュタッシュタッシュタッシュタッシュタッ!!

飛「うをををを!!」

怪「…ヒヒヒヒヒヒヒ!?」

飛「くらえ!!」

怪「ヒヒヒヒヒヒヒ!?」

バシュウウウウン!!
62 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/29(水) 18:00:50.60 ID:E0GNiESO
ひゅるるるる〜どさっ

針「いちち…。ど、どや!!やったか!!」

シュルルルル…シュタッ

飛「…分身解除。」

影12345「了解じゃ!!」

ぼしゅん!ぼしゅんぼしゅんぼしゅんぼしゅん!

飛「ふぅ……」

タッタッタ

針「ど、どやねん飛!!討ち取ったか!?」

飛「………」

針「なんやねん飛!!もったいぶらんと教えてぇな!!」

飛「う……あ……」

針「なぁ飛って!!!」

ぐるんっ

針「な…!!!?おま…!」

飛「うう…。ア、アカイマント…アオイマント………。ドッチガイイ……?ウウウ……」

針「ひっ…、飛ぃいいいい!!!!!」
63 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/29(水) 18:08:12.29 ID:E0GNiESO
カパッ

飛「なんてな。冗談じゃww」

針「……は?」

飛「はははww見ろ、このように仮面は真っ二つじゃ」

パキッ

飛「う〜む、どうやらおぬしの読みは当たってたようじゃの。まさに女の勘は……へぶしっ!!!?」

ズシャアアア

針「何シャレならんことさらしとんじゃあああ!!!ホンマに怖かったやないか!!!このボケェェ!!」

飛「い…いや。すまんかったwwあまりにも簡単に行き過ぎたので……」

針「そんなサプライズいらんねん!!!」

飛「あ…そうじゃな。ホントにすまんかった」

針「ほんっまにもう!!まぁええわ!!これで後一匹やで!!」
64 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/29(水) 18:18:54.21 ID:E0GNiESO
〜男宅前〜

天「はははwwよく似た奴らが二人も!!本当に俺は運がいいぜ!」

ブワワワワワワワ!!

落「おい!!いくぞ筋肉!」

北「な、お前も筋肉だろうが!!いちいち指図しなくてもわかってんだよ!!」

ブワワワワワワワ!!

天「ははははww結局何も変わらない気がするけどな!!」

落・北「うるせぇ!!」

ブオオオオオオオ!

落「んぎぎぎぎぎぎ!!」

北「がががががががが!!!」

天「またさっきの二の舞だぜ??馬鹿じゃねえかよ」

ブオオオオオオオ

落「んおおおおお!!!」

北「くっ…お、おい!!落!木刀…持ってるか!!」

落「んぐぐぐぐぐ!!…持ってる……ぜ!!」

北「その木刀……貸せ!!俺に考えが………ある……!!ぬぬぬぬぬ!!!」

落「はんっ!!何するか…知らんが……勝手に使え!腰に挿してる!!」

北「おう!!!借りるぜ……!!」

サッ

落「おおう!!?て、手離すんじゃねぇ……!!!やべえぞ……!!」

グワアアアアアアアアア!!

北「もうちょい…堪えろよコラ!!」
65 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/29(水) 18:32:55.43 ID:E0GNiESO
ゴオオオオオオオ

北「風に傷をつくってやるぜぇ!!!」

落「んぎぎぎぎぎぎぎ!!!何でもいいから早くしろォオオオ!!!」

ゴオオオオオオオ!!

天(ん…?何する気だよこいつら)

北「おおらぁぁあああ!!!」

ざくっ!!!

北「ぐぐぐぐぐぐぐ!!!筋力移動!!!腕に集中!!」

※北は体の筋肉を自在に動かせるタイプの人

ムキムキムキムキ!!!

落「うを!!!キモい!!!」

北「うるせぇ!!!!」

ざくっ!ズブズブズブ!!

北「落!!!傷に手突っ込め!!!こじ開けろぉ!!!」

ピシッ!ピシッピシッ!!

落「任せるゃああああああああ!!!」

ガッ!!!ミシミシミシ!!

落「ふんぬううぅぅぅ!!!!!」

ミシミシミシ!!!ビキビキビキ!!!

天「んなっ!!?何だと!!?風が割れていく……!?」

落「うぎぎぎぎぎぎぎぎぎ!!!!」

ミシミシミシ!!ビキビキビキ!!!バキバキバキバキバキ!!!

落「ドリャアアアアア!!」

バリーーン!!!
66 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/29(水) 18:42:11.04 ID:E0GNiESO
バリーーン!!

天「何ぃ!?」

落・北「よっしゃあああああ!!!破ったああ!!」

ヒュウウウウ〜…

天「ふっ…だが残念ww」

ブワワワワワワワ!!!

落「!!」

北「ぬわ!!!」

ブオオオオオオオン!

落「危ない!!」

サッ!!

落「何だよこりゃ…。さっきのとはまるで桁が違う…」

ゴオオオオオオオ!!

天「ふんww壁が崩れりゃまた作ればいい!!そうだな…スケールはさっきの十倍ってとこだなww」

落「野郎……!!」

北「………」

落「おい、北。もう一度さっきのいくぞ!!木刀持て!」

北「いや…駄目だ。そんなことしてもキリがねえ。ちょっと耳かせ!作戦会議だ」

落「あ!?じゃあどうすんだ………!?ってえええええ!!?」

北「びっくりしすぎだろ!!!!」

落「いや…お前………“融合”ってそりゃ…」

北「いや!!それしかねぇ!!」
67 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/29(水) 18:55:29.99 ID:E0GNiESO
落「………おい///」

北「なんだよ…///」

落「何だよこの態勢。本当にあってんのかよ。」

北「ああ合ってるよ。ドラゴンボール読んだから」

落「おい!!漫画からの知識かよ!!」

北「うるせー!!いいからやれ!!出来る気がする!!」

ビュオオオオオ

天「ん?何遊んでんだよお前らww変な恰好wwww」

ビュオオオオオ

落「黙れ!!!好きでやってんじゃねえ!!」

北「おい!!集中しろ!!寸分のミスが命とりだぞ!!」

天「はっはっはwwwwwwいいぜ待っててやる!!!」

ツツツツ……

北「いいか?いくぞ?」

落「ああ!!」

ツツツツツツツツ!!

北「フュ〜〜…」

落「フュ〜〜…」

北・落「ジョンッ!!!ハァ!!!!!」

ピカァアアアアアン!!!!

天「うっ…!!何だこの光は!!!」

ピカピカピカピカピカァアアアアア!!!

??「うう……力が漲ってるぜ……」

天「う…!!なんだなんだ!!?何だこの殺気は!?」

バチバチバチバチ!!バーーーーン!!!

剛「うああああ!!!火山のようなパワーがぁあああ!!!」
68 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/29(水) 19:02:13.50 ID:E0GNiESO
シュウウウウ

剛「ふっふっふっふ」

天「お…お前誰だ!!どこから湧いて出てきやがったぁあ!!!」

バチバチバチバチィ!

剛「俺か??俺の名は“剛時ー汰(ごうじーた)”だぁあああ!!!」

ビリビリビリビリ!!

天「な…ご、剛時ー汰!?なんて霊力……。へへ、わくわくしてきたぜ!!!」

剛「いや、それより待て!!先にやることがある!!!」

バチバチバチバチ!

天「な、何する気だよ!」

剛「………」

ビキビキビキ!!!バキバキバキバキバキ!!

剛「………」

スウゥウウウウウ…

剛「と・・・鳥山先生!!!!!決っっして訴えたりしないで下さい!!!!!」

ドーーーーーン!!!
69 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/29(水) 20:16:06.44 ID:WXPKUUAO
ハチャメチャが押し寄せてくる・・!!
70 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/30(木) 18:53:23.25 ID:EPLh5cSO
天「へっへっへ!!!神凪!!!」

※神凪…鎌鼬みたいな雰囲気。目に見えないけどなかなか威力があるからたちが悪い

シュバッ!!!バババババ!!

剛「ん!!?」

ズバァアア!!!

剛「…っつう!!!」

天「ははははwwww神凪は不可視の攻撃!やはり見えないみてぇだな!!」

ブオオオオオオオ

剛「……ニヤ」

天「ん!?!?」

剛「ふふふふ…。まずはその邪魔な壁を壊してからだぜ」

ダッ!!

剛「おおおおお!!!ビッグバンインパクトォオオオ!!!!」

※ビッグバンインパクト…H×H読め

ドォオォオォオオオン!!!

天「ぬぅ……!」

剛「ふふふふ!!暴風かと思えばただのそよ風じゃねーかww」

そよそよ〜

天(ちっ。簡単に突破しやがって)

剛「もう壁なんか効かねぇぜ!!!なぁ!」

ビシッ!!…ぼよんぼよん

剛「……。胸が邪魔だな胸が」
71 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/30(木) 19:15:42.17 ID:EPLh5cSO
剛「おおおおおお!!!」

ダダダダ!!

剛「ふん!!木刀一本、ギガスラーーッシュ!!!」

バチバチバチ!!!

天「ふん…!!いでよ、風塵剣!!」

ビュワワワワ!!!

剛「だらぁ!!!!!」

天「はははぁあ!!!!」

ドォオォオォオオオン!!!

……ザッ

飛「なんじゃこの力のぶつかり合いは。誰が闘っておる」

針「…落と北の2人に間違いないで。体格、性格の似てる奴が融合すると効果が増すとは聞いたけど…すごいな」

飛「そうなのか?融合ってそんなにすごいのか?」

針「うん。ドラゴンボール読んだから」

飛「……そうか。」
72 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/30(木) 19:24:36.19 ID:EPLh5cSO
サッ…

天(へっ…。やっぱり接近戦は好かんな)

天「連連風来玉!!」

ぽん!ぽんぽんぽん

剛「何だ!!囲まれた…?」

天「はははww一個一個が台風の威力だと思え!!!喰らえ!!!」

剛「っ!!」

バキバキバキバキ!!

天「ヒャッハー!!!もはや木っ端みじんだ………ぜ?」

ガッ

天(……!?)

剛「誰が木っ端みじんだ??まだ傷一つついてないが??」

ゾクゾクゾク!!

天(………嘘だろ!?俺が…恐怖を!?)

天「くそぉ!!!」

バッ

剛「後悔しやがれ。か〜〜め〜〜は〜〜め〜〜…」

天(か…回避を……!!)

剛「はぁァアアアアア!!!!!」
73 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/30(木) 19:31:45.85 ID:EPLh5cSO
ビリビリビリビリ…!!!ズドーーーン!!

剛「………。ちっ!」

ダダダダ!!

剛「ぬぬぬぬぬぬ……」

バチバチバチ!!!

剛「霊ガァアアアアアン!!!!」

バシュン!!バシュンバシュンバシュン!!

剛「!!!はぁはぁ…」

パラパラパラパラ・・・

剛「………しぶといなお前。伯爵の右腕だな?」

パラパラ…シュウウウウ〜

天「……け。これは伯爵を[ピーーー]まで出すまいと思っていたが…」

剛「………!?」

ボゥウウウウ。ボゥウウウウ。

天「来…来来来…。切り裂け!!金色・神斬り蟲!!!」
74 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/30(木) 19:40:05.05 ID:EPLh5cSO
蟲「……シャアアア」

剛「うわっ…。なんなんだよコイツ……!」

蟲「シャアアア!!!」

ズバッ!!!

剛「危なっ!!!」

ササッ!

剛「はぁはぁ………ウッ!!!」

たらーっ…

剛(な…!?避けたはずだろうがよ!!)

天「不思議そうな顔をしているなww教えてやる。神斬り蟲はお前の体内にある空気を操る。一振りすればお前の体内から斬激が生まれ…また一振りすれば……。ははははwwww!!!もう終わり……」

グサッ

天「!!!?」

剛「だったらさっさと終え、こんな蟲。マジで消すぞコラ」
75 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/30(木) 19:47:32.96 ID:EPLh5cSO
天「ぐっ…さすがに速いな……」

バッ

剛「……急所は外したか」

蟲「シャアアア!!」

ズバッ

剛「……ううう!!」

ブシュウ!!

剛「こうなりゃもう出し惜しみもしてらんねェ!!筋肉移動!!!」

ムキムキ!!ムキムキムキムキ!!

剛「ふぬぬぬぬぬ!!!爆賭、ビッグバンインパクト!!!」

ざざざっ

天「な…お前まさか!!!」

剛「ああ、そうだよ!!こんな蟲、俺が駆除してやる!!!」
76 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/30(木) 19:52:42.92 ID:EPLh5cSO
蟲「シャアアア」

剛「ふん!!!爆賭ビッグバンインパクト!!」

天「馬鹿め!!!自分から間合いに入りやがった!!」

ダダダダ

剛「………!」

蟲「シャアアア」

ズバッ

天「見ろ!!真っ二つに……!」

バチバチバチ!

剛「……ふふ。なん…とか……堪えてやるさ!!」

剛(まずいな。内臓までやられたかもな)

バチバチバチ

天「おいおい…。神斬り蟲の攻撃は絶対防御不可能の……」

剛「おおおおお!!!」

天「はずだ………」

蟲「シャアアア!!!」

グシャアアアアアア!!!

剛「……よし。害虫は消えた。」

ガクッ

天「ありえねぇだろ。ありえねぇだろコラァ!!!」
77 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/30(木) 20:07:03.53 ID:EPLh5cSO
天「アアアアアア!!!畜生!!!その首掻き切ってやる!!!神凪、懺悔!!!」

ビュワワワワワ!!

剛「まだ降参しねぇか!!!」

メラメラメラメラ

天「!!」

剛「邪王炎殺、白龍波!!!霊界の炎をなめるなよ!!!!」

天「いいいいいい!!?神凪の上級技だぞ!」

ダダダダ!!

剛「もう口を閉じろ。お前はもう終わっている」

天「く、来るなァ!!!ぎぎぎぎ…凝縮!!大臨界風来玉!!!」

ビシビシビシビシビシ!!!

剛「…梵解!!!轟け、千本松!!」

ブワンッッ!!!

天「んなっ!!大臨界風来玉を掻き消したっ!!風を斬りやがった!?」

ダダダダ

剛「いささか相手が悪かったな。あの世で後悔しな!!」

天「糞ォオオオ!!!」

バチバチバチ!!!

剛「全精力、全筋力を中指へ!!爆烈!!!限界デコピンッ!!!!!」

バチィイイイイイイ!!!
78 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/30(木) 20:27:09.41 ID:EPLh5cSO
バタッ

天「ううあ………俺は…俺は神のはず……だ……」

ザッ

剛「しつこいんだよ、お前。しつこい男は……」

ドクンッ

剛(……!体が……!)

ぶいいん

剛「か、体が!!!」

ぶりゅんっ

落「おわぁ!!」

北「あたっ!!」

ドサッドサッ

落「いたたたた…。急に融合が解けやがって……。なんだってんだ……」

《もう気は済んだか?》

落「!?」

《お前たちは少々暴れ過ぎたようだな》

落「ん…なんだよこの声……」

ガクガクガクガク!!

落「……!?」

天「あ…あががががが……!伯爵…伯爵様が……」

落「!??」

ゴロゴロゴロ…ピシャアアアア

ド「……見たところ、負けたようだな。お前も。」

天「ひ…は、伯爵様…!!!」

グググッ

落(伯爵……こいつが!?)
79 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/30(木) 21:21:04.63 ID:EPLh5cSO
〜男宅〜

ピリッ

師「……吸さん?」

ピリピリ

吸「うん…わかってる。来たね…。」

東「吸…さん?」

吸「………」

〜住宅街〜

西「!!!」

男「西……。」

ブルブル

地「…怖い。なんて邪悪な感じ……」

口「ふふ…ふふふっ。怖い??」

ギュッ

地「怖い…」

口「あ…ちょ……。あんた敵にしがみついてどうすんのよ!」

ポト…ポト…

男「ん?どうした幽?」

幽「…ポロポロ。あれ?変だよ?勝手に涙が出てきて……」

化「わ…私も……ポロポロ」

西「多分伯爵の気にやられたね。これだけ離れてても影響するなんてね」

西(……うん。しかたない)

口「ふふふふ…」

西「男!!!僕はすぐに行かなきゃいけないから後は頼むよ!!」

ダッ

男「あ…おい!!どうすんだよ!!お姉は寝てるし地ちゃんは人質だぞ!!!お〜い!!」
80 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/30(木) 21:33:26.07 ID:EPLh5cSO
〜男宅前〜

落(はぁ…もう疲れてビビリもしねぇなwwこりゃ大変だ)

パシッ

落「…?」

北「落…。諦めてんじゃねーぞ、お前らしくない!」

落「……」

北「死ぬときは一緒だ。お前一人が勝手に死ぬのは俺が許さん。つまんなくなるからなww」

落「はっwwキモいんだよお前は」

ザッ…

飛「それはわらわも一緒じゃ」

針「うちらも付き合うでww」

落「……お前ら。」

ボッ…フゥウウウ

飛「おぬし、煙草吸うのか?初めてみたぞ」

落「何年ぶりだろうな、ったく…。馬鹿ばっかりだよ俺の周りはww」

…グシャ

飛「!!」

針「ちっ!仲間を何やと思ってるんやあいつは!」

バサッバサッ

ド「ふふふ。使い捨てに仲間意識など最初からないですよ。さて…私の部下を倒したのは誰かな?ふふふ」

ニヤッ
81 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/30(木) 21:47:51.68 ID:EPLh5cSO
ド「んん?誰だ??」

飛「……」

北「ちっ…」

ド「何だ。誰でもないのか?ふふふ…。じゃあ一人ずつ尋問しなくてはならないな…」

飛「っ!!」

ギラッ

針「女の子においたは止めときや!!伯爵さん!!」

飛「針!!いかん!!」

針「うるさい!!」

ジャキンジャキンジャキン!!

ド「ほう…お前からでいいのか?」

針「簡単にやられるかい!!貫け!!オリハルゴン!!」

ゴゴゴゴゴゴ

落「お……針で出来た龍か!?」

針「全身に風穴空けたるわ!!」

グォオオオオ!!!

針「喰らえ!!

ド「ふふふ…」

グォオオオオ!!グサグサグサァアアア!!

飛「なんと!!」

落「ち…直撃じゃねぇか!!」

針「どうや!!」
82 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/30(木) 21:56:55.56 ID:EPLh5cSO
ゴオオオオ…

北「これは死んだだろ……」

落「……」

シュウウウウ…

飛「………嘘じゃ

コツッ…コツッコツッ…

針「ほ、ほんまかいな…」

コツッ…コツッコツッ

《天狗はそもそも根本的に間違っているのだ》

飛「……!」

コツッ…コツッ…

針「……!!」

ゾクゾクッ!

ド「ふふふ…」

針「えっ!!」

針(ウチの後ろか!?)

コツッコツッ…

ド「神は…この世に一人しかいないのだよ」

バキィイイイッ

針「……っかは」

ドォオォオォオオオン!!

飛「な…針っ!!!」
83 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/30(木) 22:05:28.98 ID:uWe4ksAO
餃子「天さん…どうか死なないで…」
84 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/30(木) 22:11:28.28 ID:EPLh5cSO
飛「き、貴様ァアアア!!!!」

シュタッ!!ビュンビュンビュン!!

ド「ほう…素早さはなかなかだな。普通の奴なら何十人にも見えているだろうな」

ビュンビュンビュン!!

飛「髪分身っ!!」

ぼしゅん!!ぼしゅんぼしゅん!!

影123「はっはっは!!」

ビュンビュンビュンッ!!

ド「忍の者か?珍しいな」

飛「焼き付くせ!!忍法、燃極の術!!」

ボオォオオオ!!!

影123「燃極の術!!」

ボオォオオオ!!

《たいしたやつだな。分身にも忍法を使わせるとは…》

ガッ

飛「うっ……!」

落「飛!!」

ギリギリギリ!!

飛「うっ……げほっ!かはっ!」

ド「ふふふ。最後に言い残すことはあるか?」

ギリギリギリ!

飛「く……くそったれww」

ド「……なるほどな。では・・・」

ヒュウウウ〜〜…

ド「……ん?」

ボォオオオオン!!
85 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/30(木) 22:26:55.51 ID:EPLh5cSO
メ「乙女ノ怒リ!!オッパイミサイルダ!!」

メラメラメラ…

バッ!

飛「うう…ゲホゲホ!!!メイか!」

メ「ミナサン……大丈夫デス………ガッ」

グサッ

ド「…んんっ?お前はロボットなのか??」

飛「メイ!!」

メ「飛サン……ガガッ………ミ…ミナサン……」

ベキッ!!

メ「ッ!!!」

バチッ…バチバチ

ド「ほう…。腕の中まで精巧に作られてるな」

ポイッ

メ「…ウアッ……ミ…ミナサン、オ役ニ…立……」
グシャ!!

落「メイ!!」

飛「メイ!!メイ!!なんじゃ…なんじゃわらわは仲間一人も守れんと!!伯爵!!!メイから離れろぉお!!!」

ド「ふふふ…。お前らはロボット相手にまで情が湧くんだな。全く理解しがたい」

グシャ!グシャ!グシャ!

メ「ア…ア……ア……」

飛「メイぃいいいいい!!!!!」

シュタタタタタ!!!

飛「神速!!狼狼突き!!」

ビュンビュンビュンビュンビュンビュン!!!

『待て!!!!』
86 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/30(木) 22:37:25.48 ID:EPLh5cSO
ド「ん?」

飛「!!!?」

『もう我慢出来ない〜〜〜!!ビビッてたあたしが馬鹿みたい!!!』

ユラユラ

落「んん…?あ、あいつ…」

飛「ほっ…ww真打ち登場かのぅ」

ユラユラ

ド「……貴様。ドラキュラだな?分かるぞ…」

ピクッ

飛(む…伯爵の様子が……変わった?)

バサッバサッバサッバサッ

吸「みんな!!ごめん!!決心がつくまで時間かかっちゃった!!」

師「お待たせしました!!」

東「みなさん…お揃いですね?よかった…ね、南ちゃん」

南「……う、うんwwありがと…。」

ドンッ

落「お前ら…逃げたと思ってたぜww」

バサッバサッ

吸「うん!!マジで逃げようと思ってたよ!!!」

《ふぅ…みんな揃ってんだね。》

東「……!!」

西「やぁ、東も久しぶり」
87 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/30(木) 22:47:38.19 ID:EPLh5cSO
東「西ちゃん!!」

北「西か!!?」

西「うん、4人で揃うのは久しぶりだね」

ド(次から次へと何人いるんだ……)

ザッ

西「あ、もう君は帰っていいよ。ここにいちゃまずいでしょ?」

口「ん〜…私どうかしてるわ…早く降りなさい」

ピョーンッ

地「あ…ありがとうございましたっ」

化「うわ…全員集合じゃん!!今土曜の8時!?」

幽「ああ〜〜!!落ちゃんも飛ちゃんもいる〜〜!!お〜〜い!!!」

ブンブン

落「あ…あいつら!!何戻ってきてんだよ!!馬鹿じゃねぇか」

ずるずる

男「よいしょ…」

姉「……zzz」

男「よっこらせ!さ…あぁ、ありがとうなww口裂けさんでいいっけ?助かったよ」

口「ん〜……もう!!勝手にして!!自分でも何でこんなことしてるのか意味わかんないから!!」

男「あははww地ちゃんに諭されて堪えられるやつなんかいないよwwww」

口「んもぅ……」

ビキビキビキ

ド「………蟻が…」
88 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/30(木) 23:02:44.58 ID:EPLh5cSO
〜男宅前〜

ズラーーーーーーッ

幽・地・落・男・姉・化・西・東・北・南・飛・針・師「……」

吸「どうだ!!形勢逆転だ!!!」

ド「ふふ……」

吸「……ってことでいいの?」

バシッ

落「こういうときは堂々としてろ!!」

吸「ふぁ〜い…」

幽「大丈夫だよ!!吸ちゃん!!お互いに吸血鬼だから引き分けでしょっ?でも吸ちゃんには私たちがいるから…圧倒的に私たちの勝ち!!!」

男「そういうことだなww」

西「うん。根拠はないんだけどね。精神力は戦局を揺るがすからあながち嘘でもないな」

針「うぐっ……な、なかなかええこと言うやんかwwちっちゃい幽霊さんww」

幽「へっへーww」

ピリピリピリピリ

ド「ふんっ!!!」

ゴゴゴゴゴゴ!!

落「う……気合い入ってやがるぜ」

ド「どうでもいい精神論はそこまでだ。私は誰にも負けん!!」

バサッバサッ

ド「一分後、ここは地獄と化すのだ!!」

ブワッ!!!!!!

ド「最終決戦だ…!!!!」
89 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/30(木) 23:58:17.30 ID:EPLh5cSO
吸「なんだろう…この感じ」

師「……?どうかしましたか?」

吸「ううん。目の前の敵は恐ろしく強いはずなのに全然怖くないの。みんなが後ろで見ててくれてるからかな?」

師「ええwwきっとそうですよ」

吸「えへへ〜wwもうみんな抱きしめてあげたいぐらいかも〜ww」

グニグニ

落「なに言ってんだよお前はwwww」

飛「わ…わらわだって抱きしめられるとか…そそそそんなの嬉しくないぞ…!///」

男「はっはww飛の顔が真っ赤なのは黙っておこうなww」

幽「そうだねっww」

化「内緒〜ww」

地「クスクスW」

飛「んなっ…!真っ赤などではないわ!!」

落「んま、そんなに気ぃ張らなくてもいいよ。俺らがバックにいるからな!!」

吸「うんっ!みんなありがとう!!!」

バサッバサッ

吸「私行くね!!みんなの心、少し借りてくよ!!」
90 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/31(金) 00:13:23.63 ID:pNIb3MDO
「私、リカちゃん。今あなたの後ろにいるの・・・」
テリーマン「俺もいるぜ」
キン肉マン「テリーマン」
ブロッケンJr「お前だけに、いいカッコさせるかよ」
キン肉マン「ブロッケンJr・・・」
ロビンマスク「正義超人は、おまえだけじゃないんだぜ 」
ウォーズマン「コーホー」
キン肉マン「みんな・・・」

悪魔将軍「こ、これが友情パワーか」

を思い出した
91 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/31(金) 11:17:58.54 ID:EK0Ab.SO
>>90
コーヒー牛乳かえせ
92 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/31(金) 20:50:30.62 ID:ZeN3HUSO
バサッバサッ

ド「ふふふ…。お嬢さん…本当にやる気なのか?」

ビシッ

吸「やいやい!!この吸血鬼のかざかみにも置けないヤツめ!!私が成敗してくれるっ!!」

ド「ふふふ。元気だけはいいようだ。お仲間さんに勢い付けてもらったのか?ふふふふ」

バサッバサッ

吸「うるさい!!!成敗してくれる!!」

ド「ほぅ……」

シュンッ

吸「…ってアレ?消えた?伯爵は…?」

キョロキョロ

吸「あっれ〜?どこ行ったのかな……」

シュンッ

ド「やぁ」

ビクッ

吸「え……へ?いつの間に…」

ド「ふふふふ。話にならんな」

ドカッ

吸「うわっ!!」

ヒュウウウ〜…

吸「あ〜〜れ〜〜〜…」

ヒュウウウ〜…ドカァン

ド「ふん。同じドラキュラとは思えんな」
93 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/31(金) 20:58:37.94 ID:ZeN3HUSO
パラパラ

吸「いたたたた…」

ダダダ

師「大丈夫ですか!!吸さん!!」

吸「うん、大丈夫だよ。やっぱり今のままじゃ勝ち目ないね」

落「おいおい。やっぱり駄目だったじゃねえか!!」

飛「むう…やはりまずいことに…」

師「いや!!!!待って下さい!!」

ドン!!

師「ね、吸さん?」

吸「うん。作戦Aだね!!」

落「……?」

飛「……?」

師「わかりませんか??手っ取り早くパワーアップする方法があるじゃないですか!!憑依ですよ!!!ね、東さん!!」

東「はい…。やはりこれしか無いみたいですね……」

落「これしか無いって…そうか!!」

師「はい…。もう迷いはないですね!吸さん!」

吸「うん!!」

師「では東さんと私と南も手を繋いで…」

ギュ!ギュ!ギュ!

飛「おお!!」

パアアアアアアア!!

吸「っ!!!すごい力が漲ってくる!!!」

94 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/31(金) 21:03:10.12 ID:ZeN3HUSO
吸「…………ふああああ!!!」

パアアアアアアア!!

落「これは!!」

飛「!!!」

パアアアアアアア!!!

吸「ううぅ〜…」

ギラギラギラ!!

超吸「むぅ!!!」

落「これはすごいぞ!!イケるんじゃねえか!?」

ザッザッ

超吸「……落」

落「あ…?」

ガッ

吸「………キラッ☆」

ピーース☆

落「………?」

飛「……?」

超吸「パキューン★」

落・飛(な、なんか絡み辛くなった…)
95 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/31(金) 21:09:41.04 ID:ZeN3HUSO
ビュン!!ブワワワワワワ!

超吸「…待たせたね★」

ドンッ

ド(……何だ?雰囲気が変わった?)

超「いきなりだけどいくよ☆」

スゥウウウウ…

超吸《んふふふ☆・・・》

ド「何!?姿が消えた!?」

ピリピリ

ド(ど…どこだ!!やつにそんな力があったのか!!?)

ピリピリ

《ふふん★》

ド「!!!そこか!!!」

バッ!!

《残念★》

シュンッ

超吸「上でした☆」

ニュムニュムニュムニュム

ド「…なっ!!」

超吸「食らえ!!蛇の毒入りニュムニュム爆弾!!!」

ヒョイ

ド「……!!!」

ドオオォオオオン!!!
96 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/31(金) 21:13:04.59 ID:ZeN3HUSO
もくもくもく…

ド「………く!」

ビュワッ

超吸「んふふ☆南ちゃん直伝アイアンクロー!!」

ズバッ

ド「ぐわっ!!」

シュタッ!

ド「……これは!」

たらーっ

ド(…!?私が…血を!?)

超吸「んふふふふ☆」

スゥウウウウ…

ド「また姿を……」

ピリピリ

ド(………精神を集中しろ。目で追うから気が散る!)
97 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/31(金) 21:16:23.87 ID:ZeN3HUSO
超吸《んふふふ★》

ピリピリ

ド(……!!ギンッ!!)

ガチッ

超吸「んぐ!!」

ギリギリギリ

ド「ふふふ。姿が消えたとは言え実態はあるだろ?」

超吸「う……ニュムニュムニュムニュム…」

バチッ

超吸「っ!!」

ド「もうさせるか!!」

バキィイイイイ!!

超吸「うわぁ!!!!」

ドゴォオン!!!
98 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/31(金) 21:22:12.89 ID:ZeN3HUSO
パラパラ

落「おい!!大丈夫か!!」

ミシッ…ガラガラ

超吸「うん。大丈夫!それより…どうだった?」

飛「うむ…。傷をつけたということは勝てる見込みがあるということ」

超吸「うん…それより何が足りないとか……」

西「頭だね。それと絶対的なパワー」

ドンッ

落「西……」

超吸「頭…?それって私が馬鹿……」

西「そうじゃないよ。戦略を組み立てる知識。それが圧倒的に足りないんだよ。だからさ…」

ギュ!ギュ!ギュ!

北「おい!!」

落「ちょ!!」

西「次は僕達3人が入るよ!!!」

ギュ!

超吸「みんな……!」
99 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/31(金) 21:28:04.62 ID:ZeN3HUSO
パアアアアアアア!!!

飛「うっ……今度は何が……!!モロに剛時ー汰が入った!!!」

パアアアアアアア

超吸「うぁあああ!!!!」

飛「!!!」

シュウウウウ…

爆吸「………ふぅ」

バリバリバリバリ!!

飛「う……!!これは…近くにいることすら!!!」

バリバリバリバリ

爆吸「………飛!」

飛「な…なんじゃ……」

バリバリバリバリ!

爆吸「みんなを頼むよ!!憑依でパワーアップしてるとバレれば伯爵がみんなを狙いかねない!」

飛「あ…ああ……」

爆吸「じゃ!!」

ビュン!!

飛(……。なんだかすごく頼りがいがある…)
100 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/31(金) 21:32:45.41 ID:ZeN3HUSO
ブワッサ!!!

爆吸「はははは!!待たせたなぁ!!!伯爵さんよぉ!!」

ド(まただ…。また空気が変わった)

ド「何だお前は。叩き落とす度に別人になっていく…」

バリバリバリバリ!!

ド「!!!」

爆吸「さぁな!!!」

ビュワッ!

爆吸「おらぁあああああ!!」

ブォン!!!

ド「……っつ!!」

ぐるん!!

爆吸「メガ・霊ガン!!!」

ドシュウウウウ!!

ド「くっ……!」

サッ

爆吸《はははは》

ド「ま…また姿を消したのか!!」
101 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/31(金) 21:38:58.28 ID:ZeN3HUSO
爆吸《うははは!!》

ド(どこだ…!どこから来る!!)

コロコロ

爆吸《飴ガトリング!!!》

ズ┣¨┣¨┣¨┣¨ドドド

ド「な…に!!!」

ズ┣¨┣¨┣¨┣¨ドドド

ド「うぐ…あ!!!」

爆吸《叩き落としてやる!!!》

ビュワッ!!

ド(………ギンッ)

ド「そこだぁ!!」

ガシッ

爆吸「うっ……!」

ド「ははは。やはり捕まえるのは……」

ムキ…ムキムキムキ

ド「ぬう!!?」

爆吸「……筋肉移動。筋肉を両手へ集中!」

ガッ!!

ド「なに!!?」

ミシッ…ミシッミシッ!!

爆吸「……ニヤww」

ド「こいつ……!わざと捕まりやがっ………」

バキィイイイイン!!

ド「どぅわぁ!!!!」
102 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/31(金) 21:46:31.06 ID:ZeN3HUSO
ヒュー…

ド(ちっ…本当に強くなって……)

爆吸「まだだぞ」

ド「!?」

ガシッ

ド「ぐっ…!!」

爆吸「おおらぁ!!!頭突き頭突き頭突き!!」

バコ!ドゴォオ!バゴォン!!

ド「……かはっ」

ぐるぐるぐる

爆吸「蛇ーメタル!!!」

ぐるぐるぐるぐる!!!

ド「蛇の尻尾だと……!?ぐ…身動きが………!」

爆吸「ははは…。これなら外さねぇ」

ド「何を…」

ムキ…ムキムキムキ…

爆吸「全筋力を右腕へ!!!」

ド「な…まさか!!!待て!!!」

ムキムキムキ!!ビキ!!ビキビキビキ!!

爆吸「食らえ!!爆・爆・爆ビッグバンインパクトォオオオオ!!!!」

ド「……や、やめ!!!」

爆吸「らぁあああああ!!!」

ドゴォオオオオオオオオオオン!!!!!!
103 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/31(金) 22:06:26.84 ID:ZeN3HUSO
シーーーン

もくもくもく…シュバッ

ド「なるほどな。やっとからくりが理解出来た。お前、仲間を吸収してるな?」

爆吸「ちっ!!!!」

ド「ふふふふ。」

ポトポト…

ド「血だ…。血が欲しい…!!」

爆吸「………何だこのまがまがしい空気は」

ド「はぁああああ!!」

ガブッ

爆吸「っ!!!こいつ」

ド「ふぅうう……」

ゴクゴクゴク

爆吸「自分の血を飲んでやがる!!!」

ムク…ムク……

ド「………ガルルルル!!」

爆吸「っあ!!!!」

爆吸(危険だ!!!)

バシュウン!!

爆吸「早く!!みんなの元に行かないと!!!狙われ……」

ギャンッ!!

鬼ド「キシシシシシ!!」

爆吸「何…!!速すぎんだろ……」

鬼ド「キシシシシシ!!」

ギャン!!

飛「……!!!」
104 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/31(金) 22:13:29.48 ID:ZeN3HUSO
幽「えっ…」

鬼ド「キシシシシシ!!」

爆吸「逃げろォオオオオ!!!!」

バシュウン!!!

爆吸(駄目だ!!間に合わない!!)

『鎌ンベール!!!』

爆吸「!!!」

鬼ド「キシャアアアアア!!!」

ガチン!!!

口「ん〜…本当何やってるのかしらん?私ww」

男「口裂けさん!!!」

口「うふふ。…無限鎌、鎌包み!!!」

ニョキ!ニョキニョキ!!

鬼ド「っ!!!!キシャアアアアア!!!」

バンバン!!

口「ん〜…これで私も反逆者ねwwさ、早く!!あんたは仲間の元へ!!長くは持たないよ!!」

バシュウン

爆吸「あんた…いいやつだなww」

口「ふん…。いいから早くしなさい?」

バンバン!バリバリバリ!!

鬼ド「キシャアアアアア!!!!」
105 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/31(金) 22:22:22.33 ID:ZeN3HUSO
バシュウン!!シュタッ!!

幽「吸ちゃん!!!」

爆吸「幽霊達は早く俺の手を握れ!!男と姉は少し待ってろ!!!」

男「うん!!!」

飛「了解じゃ!!さ、みなのもの!!手を繋ぐのじゃ!!!」

よたよた

針「……う!ウチも混ぜてんか!」

飛「針!!!しかしその体では…」

バリバリバリ!!

鬼ド「キシャアアアアア」

口「ん〜…早くしなさい!!あと10秒持つかどうかよ!!!」

爆吸「ああ…。」

ギュ!!

地「…吸さん。大丈夫ですよね…?」

化「なんとかなるよ!!ねww」

爆吸「ああww後は任せろ!!」

ギュ!!

飛「わらわの体、おぬしに託すぞ」

針「ウチも」

爆吸「ああwwww」

ギュ!!

幽「手を繋げば…伝わるかな?みんなの気持ち…」

爆吸「もちろん!!伝わるさ!!!」

バリバリバリバリ!!ミシッ!

口「もう駄目よ!!!限……界!!!」

爆吸「う…う………ふあああああああ!!!キタァア!!!」
106 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/31(金) 22:28:07.97 ID:ZeN3HUSO
パアアアアアアア!!!

極吸「……なんだろ。この清々しさ」

男「……。すげぇ綺麗だ……」

バリバリバリバリ!!ミシッミシッ!!バキバキ!!

鬼ド「キシャアアアアア!!!」

口「うう!!!!」

バリィイン!

鬼ド「ギャアアアアア!!!」

極吸「………男、姉。腕出してくれ」

男「う…あ……後ろ!!それより後ろにきてる!!!」

ギャン!!

鬼ド「キシャアアアアア………!!?」

ガシッ

極吸「ちょっと黙ってろ…。妖怪め……」

男「スゲー!!片手で……!」

極吸「少し、血を貰うよ」

カプッ

男「んん…!!」

チュー…

姉「んん〜…zz」

チュー…

極吸「……ゴクゴクゴク」
107 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/31(金) 22:32:42.91 ID:ZeN3HUSO
鬼ド「キシャアアアアア!!!」

極吸「ふん!!!」

ブンッ!

鬼ド「!!!!」

ズダァアアアン!!ズダンズダン!!ゴロゴロゴロ…ダダァン!!

クチュ…

極吸「…ふぅ。本能的に血を飲みたくなってしまうな。だが…」

ジュワワワワワ

極吸「完全に勝てる。……ニヤww」

ゴゴゴゴゴゴ!!
108 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/31(金) 22:39:59.09 ID:ZeN3HUSO
鬼ド「キシャアアアアア!!!」

ガラガラガラ!!

鬼ド「シャアアアア!!」

ギャン!!

極吸「ふふ…」

鬼ド「キシャアアアアア!!!」

ズバァ!!!バリバリバリバリ!!!

極吸「いやいや……」

鬼ド「!!?」

ドンッ

極吸「動きが鈍いなぁww」

鬼ド「!!?」

ボゴォオオン!!!

極吸「ふう…。右ストレートも威力が違う。さすが私!!」

パラパラ…

鬼ド「キシャアアアアア!!」

ギャン

極吸「…梵解」

サァアアアアア

極吸「千本松・光明」

鬼ド「キシャアア……!?」

極吸「散れ。カケラも残すまい!!」
109 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/31(金) 22:47:51.98 ID:ZeN3HUSO
ズバズバズバズバ!!

鬼ド「……!!!」

ズバァ!!ズバズバズバ!!

鬼ド「………!!キシャアアアアア!!」

ギャン!!

極吸「な…まだ堪えるか!!」

鬼ド「フシュウウウ!!!」

ザクッ!!

極吸「ぐぅ……鋭い爪!!」

グジュ…

極吸「……!?」

極吸(触れた部分が腐り始めた!?)

ブシュウウウ!!

極吸「ふん!!!」

鬼ド「シャアアアア…」

極吸「わらわの体に傷をつけるとは…!!おっぱい!!!」

ブウウウン

極吸「髪分身!!!」

ぼしゅん!ぼしゅんぼしゅん!!

極吸「さらに全員透明化!!!」

スウゥウウウ…

極吸《全員木刀用意!!そして右腕に筋力を集中!!》

鬼ド「キシャアアアアア!!」

ギャン!!

極吸「この一撃に全てを賭けるのじゃ!細胞一つ残さない。い…いきます……よ。おっぱい!!!」
110 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/31(金) 22:55:47.19 ID:ZeN3HUSO
鬼ド「……キシャアアアアア!!」

ギャン!!

極吸《いいか!!!相手が懐に入った瞬間に振り下ろせ!!!》

影《イエッサー!!!×3》

ギャン!ギャン!ギャン!

鬼ド「ウガァアアアア!!」

極吸(……今だ!!)

影(……今だ!!)

ブォン!!

鬼ド「………!?!?!?」

スウゥウウウ

極吸「どぉりゃああああああああ!!!」

影「ドォオリャアアアアアア!!!」

ズダァン!!

鬼ド「……ゲャシュ!?」

ズダァンズダァン!!

鬼ド「グャア!!!ガフゥッ!!」

極吸「とどめだ!!!食らえ!!!木刀一本・天上天下・おっぱい・クナイ・筋肉・飴・蛇・ステルスアタァーーック!!!!」

ドガァアアアアアアアアアアアアアアアアアンッッッ!!!!
111 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/01(土) 21:24:29.75 ID:vB96WwAO
最近頑張り過ぎだろww
112 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/01(土) 22:47:32.87 ID:tBAZmESO
極吸「アアアアアアアア!!!」

ギギギギギ!!!

鬼ド「ギ…ギャアアアアアアアア!!!」

メキ…メキメキメキ!!!

極吸「終わりだ伯爵!!何もかも!!!バンパイアはバンパイアにしか倒せない!それを証明してやる!!!」

ピカピカ!!ピカピカピカピカ!!

男「あ…吸の指が光ってる!!!」

ピカピカ!!ピカピカ!!

鬼ド「ゲギャギャアアアアアアアア!!!」

シュウウ〜!!

男「あ!!伯爵の体から黒い煙が…!?」

シュウウ〜!!

極吸「や、闇の塊って感じだな!!いいさ、闇に落ちたバンパイアは長くは栄えない!!食らえ…闇の権化を断ち切る指先!!セイクリッド・フィンガー!!!」

グサッ!グサッグサッグサッ!!!

鬼ド「ギャアアアアアアアア!!!」

シュウウ!!!メラメラメラメラ!!!

鬼ド「……キシャアアアアア!!!わ…わたしは必ず……蘇る!!!いつの日か必ず!!!この世界を恐怖で喰らい尽くしてくれるわぁ!!!!ふふふふふふ……!!!!」

シュウウ〜!!!メラメラメラメラ!!!

ド「あああああああ!!!!」

バーーーーーン!!!……パラパラパラ
113 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/02(日) 00:34:53.26 ID:NlkIkcAO
伯爵の台詞wwww
114 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/02(日) 08:33:59.35 ID:TmtKbISO
パラパラパラパラ

男「伯爵が…灰になってく…」

極吸「………」

……ピキッ!

極吸(…!!)

男「き…吸!!やったな!!」

タタタッ

極吸「来るな!!!」

ピタッ

男「え…?」

極吸「今は私に近付くな……」

ムク…ムクムクムク…

極吸「ん…んぐ!!んんんんん!!!」

ボコッ…ボコッ…

極吸「んお…出る!!出る!出ちゃう〜!!」

ぶりっ!ぶりっ!ぶりりりりっ!

極吸「んはあっ!!///」

幽「とうっ!!!」

飛「やれやれ…。一仕事終わったのぅww」

ぶり!ぶり!

男「おお!!みんな出てきた!!つーかどうにかならんのかこの出方はwwww」
115 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/02(日) 10:20:59.95 ID:TmtKbISO
落「ふぅ…」

パンパンッ

落「どうやら一件落着みたいだな」

北「あぁ…。しかし…」

飛「みんな疲れて寝てしまったようじゃのww」

バンッ

幽・化・地「ぐ〜〜…zzz」

西・東・南「すやすや…zzz」

姉「………zzz」

ふぅ〜…

師「みなさん…本当にありがとうございました。」

飛「師…。これからどうするつもりじゃ?天国も地獄もめちゃくちゃにされたのであろう?軍もやられてしまい権威も落ちてしまうのではないか?」

師「はは…。そんなことはまた後で考えますよwwそれより今は取り戻した平和を噛み締めたいのです」

飛「ふん、そりゃそうじゃww」

ドサッ!

落「よいしょっと。おい!」

吸「………zzz」

落「さっさと全員部屋ん中に運んじまうぞ。ほら、お前らも手伝えよ」

北「ああ、そうだな。俺もちょっと疲れたし寝たいし」

男「はは…wwとにかくこれで一安心……アッ」

バタッ

北「あ!!おいお前!」

落「あ〜あ〜。荷物がまた増えたじゃねぇか」
116 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/02(日) 10:35:10.74 ID:TmtKbISO
〜男宅〜

ドサッ

男「〜〜…zzz」

落「よし、これで終わりだな」

ゴロン

飛「はぁ…。わらわも少し疲れたわ。ちょっと仮眠を取ろう…か……zzz」
北「ああ…俺も……zzz」
バタンッ

落「…ったく。結局俺だけかよww」

師「あなたも寝たらどうですか?疲れているでしょう」

落「いや、俺はいいよ。もうちょい起きてる。それより腹減ったわ」

師「そうですかwwそれもまたいいでしょう。さて……問題はあなたです。口裂けさん」

口「ん……わかってるわよ」

落「………」

師「天国の者からすればあなたを見逃すわけにはいきません。今度も地獄行きは確定です。もしかすると伯爵達のように消えていればよかったと思うぐらい辛いかもしれませんが…」

口「わかってるわよ。連れてくなら早く連れていきなさい。覚悟は出来てるわん」

落「あの…さ?」

口「ん?」

落「正直言うと今お前が全力で暴れれば逃げられるんじゃねぇか?…つか今まで逃げるチャンスはあったのに何で逃げないんだよ。俺達なんか助けてよぉ」

口「ふふふ…。さぁね?私にもわかんないわよ。でも多分…」

落「………」





これが運命なんじゃない?
117 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/02(日) 11:18:03.94 ID:TmtKbISO
師「いいんですか?」

口「いいわよ。早く連れていきなさい」

師「そうですか…。私としては出来る限り罪を軽くしてもらえるよう努力しますよ。」

口「そう…?ありがとうねww」

師「じゃ、それでは…」

ズイッ

落「おい!」

師「……?」

落「お前…地と仲良くなったんじゃないのかよ。それでいいのか?」

口「……ふふ。だってぐっすり寝てるじゃないの。起こしちゃ可哀相だわん」

落「何だよ…。地、悲しむぜ?それとも…仲間だと思ってたのは地だけか?」

口「ん〜…さぁ?どうだかね。それより早く連れていきなさい。みんなが起きないうちにね」

落「口裂け…」

師「ええ…本人が望むのですから。いきましょうか」

ザッ

口「あ…あんた、落だっけ?」

落「あぁ?」

口「その仲間大事にしなさいよん?そこに寝てる人達はあんたが思ってる以上に出来るコ達だから」

落「……はっww」

口「んふふwwじゃ……」

シュタッ

落「……お前に言われるまでもねーよ」

ドサッ…ふぅう〜

落「へっ……。よく我慢したな。お前ならすぐ泣くと思ってたぜ…。元気出せよ。」

プルプル

地「………グスッ。うん……」
118 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/02(日) 11:41:53.89 ID:TmtKbISO
〜一夜明けた朝〜

チュチュン!チュチュン!

幽「……んはっ!!」

パチリッ

幽「起床ぉおおおおお!!!!」

ゴロゴロゴロ!!ビターン!!ウキウキウキウキ!!

幽「新しっい〜朝が来たぁ!!希っ望〜〜のぅ朝〜〜〜がぁ〜〜〜!!!イェーイ!!おばあちゃん見てる〜〜??アルタ前に集合だぜぇぇい!!!飛ぶ!!私は飛ぶ!!鳥よ〜鳥よ〜〜鳥達よぉ〜〜!いやぁとびきりサンシャイン!!」

男「うるせぇよ馬鹿!!!」

バシッ

落「お…やっと起きたか。飯食うぞ飯!!」

カチャカチャ

地「はい…。みなさん朝ごはん作りましたから!お腹空いてますよね…?」

幽「うぇえええ〜い!!朝ごはんキターーーッ!!!」

地「はいww食材は落さんが買ってきてくれたんですよww」

むくっ…

西「んん…。しまった、寝てたよ」

姉「い…いつつつつ。体の節々が痛いわ…ズキズキ」

東「……あ、とてもいい匂いですね。みなさんおはようございます」

北「飯だ飯!!!」

落「あ、西。飯食ったらでいいからこれ見てくれよ」

西「ん?」

ガチャ

メ「……」

落「お前頭いいから直せるんじゃね?俺は挑戦してみたけど…ダメだったww」

西「ん…。わかんないけど、僕でよければ。」
119 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/02(日) 15:07:34.48 ID:TmtKbISO
ピピ…チキチキチキ……パカッ

西「ここが頭を繋いでるから…うん。これが神経の代わりだね…」

カチカチ…カチャカチャ…

飛「ほう、たいしたもんじゃのう」

東「すごい…複雑ですね」

吸「ねぇねぇ、メイちゃん直るかなぁ?」

西「あぁ…これはすごい精密に作られてる。ホント良く出来てるよ」

吸「ねぇ、直る?」

西「大丈夫。もう少し時間がかかるけど直すよ。大体の構造は理解したから」

カチャカチャカチャカチャ…

姉「いだーーーい!!!」

バタバタ!

地「お…お姉さん動かないで下さい?消毒してますんで…」

男「そうだよ!我慢しろよ!」

姉「うえ〜ん…痛い〜!!」

地「大丈夫ですから。そんなに傷は深くないですよww」

チョンチョン

姉「いだーーーっ!!!」

落「はははww情けねぇなぁ」

カチン!

姉「何だとー!?あたしは鎌で切られてんの!!鎌よ?鎌!!!痛いに決まってるでしょ!!!」

バタバタ!!

地「あ…あのお姉さん…ww包帯巻きますからじっとしてて下さい…」

幽「包ー帯を巻くぞ〜〜!!姉貴が包帯をお巻きになるぞ〜〜!!」

化「ちょっと!!お姉さんが包帯巻くよ!!男子は後ろ向いててよね!!んもうっ」

男「……いや、男子って俺しかいないんだけど」
120 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/03(月) 10:47:10.35 ID:YdTEWYSO
〜お風呂〜

ざばぁああ〜

幽「ふぅう〜。極楽極楽♪」

落「いや…だから極楽じゃなくて!!」

ギュウギュウ!!

落「何で全員で入る必要があるんだよ!!!」

じゃばぁあ〜!!

北「おぉ〜気持ちいいぜぇ〜〜!!」

飛「ちょ…こら北!!泡が全部こっちに飛んできとるぞ!!!」

しゃかしゃかしゃかしゃか

南「あ…あ……リンスは?リンスはどこー?ねぇリンスは?目開けられないから誰か教えて★」

化「リンス…?この家お金無いからシャンプーしかないよ??」

南「……えっ」

ざぶぅぅン

吸「っひゃ〜〜!!仕事終わりのお風呂はたまらんねぇ〜〜♪」

ジャ〜…

針「そらなぁ。今回はあんたがMVPやからなぁww」
飛「ってうう……!?針!!おぬしおったのか!!」

針「おったわ!!ずっとおったっちゅーねん!!」

飛「そうか…。おぬしなかなか影が薄いのかもしれんのぅ…」

針「や…やめてぇな…。心に針がグサッと刺さったみたいやわorz」
121 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/03(月) 11:05:32.53 ID:YdTEWYSO
〜居間〜

姉「どうも怪我でお風呂に入れない姉です。サービスシーンはカットですが申し訳ございません。ペコリ〜」

男「うん。全然気にしなくていいよ」

チチチチ……ピピピ!!ピピピ!!

西「よし。これで多分直ったんじゃないかな」

地「あ…メイさん直りました?」←恥ずかしいから入らない

東「よかったですね…ww」←地と同じく

西「待ってて。この回線を繋げばおそらく……」

ジジジ……ジジジ…

西「………」

ジジジ…ピクッ!ピクッピクッ!

男「おぉ!!指が動いた!!」

姉「やだ!!西すごいじゃないっ!!」

ピクッ…ピクッ!!ピキーン!!

地「……っわ!!」

ぱっちり!

メ「オッハヨーゴザイマス!!!ミナサン!!!」

地「メイさん…!!」

東「やったね。西ちゃん」

西「うん。これでもう安心だね」

メ「ミナサンゴ無事ナヨウデ。ドウヤラ一件落着シタヨウデスネ!!マサニハッピーエンドゥッ……!!!」

ゴロゴロゴロ

東「……!!!」

男「ぎゃあああ!!首が取れたぁ!!!」

姉「ホラーよ!!これはホラーよ!!」

西(ちょっと首の接合が甘かったかな…)
122 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/03(月) 21:20:16.58 ID:8JLSvUIo
最近の作者の気合の入れすぎには目を見張るものがあるな
123 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/03(月) 21:21:28.92 ID:8JLSvUIo
最近の作者の気合の入れすぎには目を見張るものがあるな
124 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/03(月) 23:05:41.76 ID:YdTEWYSO
>>123
幽「おっぱい」
125 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/05(水) 02:08:07.22 ID:ZVryRkSO
>>124
いっぱい
126 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/05(水) 12:04:14.21 ID:k/VgsYSO
あれから数日が経ち、それぞれは元の生活に戻っていった

〜男宅〜

ゴロゴロ

幽「うぇ〜…平和だねぇぇい」

化「平和だねぇぇい」

幽「男はバイトに行っちゃったし暇だねぇぇい」

化「ちゃんと稼いできて貰わないとねぇぇい」

幽「それにしても平和だ…」

化「ピースフルだねぇ〜」

幽「これで胸でも膨らみゃ最高なんだけどねぇぇい」

化「落ちんに分けてほしいねぇぇい」

ドタドタドタ!!

幽「ん〜?窓の外が騒がしいねぇぇい?」

ドタドタドタタタタタ!!

化「なんだろねぇぇい」
127 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/05(水) 19:12:40.98 ID:k/VgsYSO
〜男宅外〜

ドタドタドタ!

落「だぁあああ!!着いてくんな馬鹿!!」

ドタドタドタ!!!

熊「落さ〜ん!!俺の話を聞いて下さい!!」

♂「熊さん!マジパネェっす!」

熊「落さん!!一回でいいからご飯食べに行きましょ〜〜!!!!」

ドタドタドタ!!

落「あぁもう!!!しつこいんだよテメーはよぉ!!俺はそんなの興味無いっていってんだろ!!」

熊「そんなこと言わずにぃ〜〜」

♂「熊さんマジ泣けるッス!マジ一途ッス!!」

ドタドタドタ…ザシャー!!
落(ちっ…言葉で言ってわかんねぇなら…)

ドタドタドタ!!

♂「あ!!熊さん!!ターゲットが止まってくれたッス!!きっと想いが伝わったッス!!」

熊「そうか!!やっと俺の想いを受け止めてくれたか……!」

ドタドタドタ!

落(……拳を強くにぎりしめて)

熊「落さ〜〜ん!!二人で幸せな未来をつくりょおぶるへぁああああ!!!」

ドゴォオオン!!!!

♂「わ゛ぁ〜!!!熊さぁあん!!!」

落「しつこい男には鉄拳制裁だぜ。覚えとけ!!ふんっ」

ダダダッ!!

♂「熊さん!!大丈夫ッスか!!モロに入りましたよ今!!」

熊「あ…あぁ。だが……これはこれで良いかも///」
128 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/05(水) 20:43:01.31 ID:Uaz2H2AO
なんか懐かしい奴が出てきたなwwwww
129 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/05(水) 23:17:53.74 ID:fWTIJEAO
そう言えば今学生だったか
130 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/09(日) 20:54:32.01 ID:wGxmYYSO
〜男宅〜

幽「あ〜あ。落ちゃんも一回ぐらいデートしてあげたらいいのにねー」

化「そうだねー。恥ずかしいのかな」

幽「そうだよ多分。あれ恥ずかしがってるんだよww」

化「落ちんギザカワユスww」
131 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/09(日) 21:06:13.20 ID:wGxmYYSO
〜天国〜

神「西ちゃ〜〜んwwwwやっと帰ってきおったわい!!」

タタタタ

西「ん?」

神「向こうではかなり大変だったそうじゃな!!!本当によく頑張ったわい。これはご褒美じゃww」

サッ…ぷにぷに

神「ほっほwwお尻もいい肉付きになって……」

ザクッ

西「触るな汚い」

神「あ…頭にフォークがぁあああ!!!西ちゃん!!抜いて!抜いてくれ!!」

ザクッ

西「お箸も刺しとくよ。頭の上寂しいみたいだから」

神「に…西ちゃん……。マジ助け……て」

バタッ

西「ふん。静かになってよかった」

コソコソ

師(神様…。頼むから自覚を持って下さい…orz)
132 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/09(日) 22:46:41.72 ID:hADBKsSO
ゑろジジイwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

師はジジイにもったいない、転職するべき
133 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/09(日) 23:10:41.48 ID:wGxmYYSO
〜地獄〜

閻「では判決を言い渡す!!口裂け!!お前は脱獄した上多数の死傷者をうみ、さらに人間界でも言い逃れしがたい大罪を犯した。よって全ての地獄を100年かけて何度も何度も繰り返す“永獄の刑”と処す!異論はないな!!!」

口「はい」

閻「ではこれにて裁判を終了する!!すぐにこの者を連れてゆけ!!」

兵「はっ!承知致しました!!」

ガチャン!!

兵「さぁ来るんだ!!!」

口「…わかってるわん」

ぞろぞろぞろぞろ…

針(おい!!ええんか!?うちらが証言したら少しでも罪は軽くできたんやで!?)

口「いいのよ…。最後まで迷惑かけたわね」

針(ほんまにええんか?)

キッ!!

口「いいのよ!!!もう…もう疲れたから。ね…休ませて頂戴?ww」

針「……」

ガラガラガラガラ…

兵「ほら!!さっさと歩け!!!この門を抜ければ二度と日の目は見られない!!覚悟は出来ているな!?」

口「……はい」

兵「よし!!では行くぞ」

ガラガラガラガラ……バタンッ

針「………行ってもうた。でもこれで…よかったんやろな」

134 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/09(日) 23:30:50.15 ID:eZFOU2AO
1050年地下行き!!
135 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/10(月) 00:02:47.30 ID:0JRRWcSO
〜パン屋〜

ウィーン

店「いらっしゃいま…あれ!飛ちゃん久しぶりねぇ」

飛「うむ。今日もわらわがメロンパンを買いに来てやったぞ!」

店「いつもありがとうねぇ〜wwでも今日はもう売切れちゃったのよ」

飛「えっ」

がーん

飛「今日メロンパンないの…?」

店「そうなのよ〜。さっき大量に買っていった人がいてね。」

飛「そうか…。じゃあわらわはあんパンがいいのじゃ!あんパンを1つくれ!」

店「はい。わかりましたwwじゃあお連れの娘もあんパンでいいかしら?」

飛「お…連れ?」

クルッ

東「え……あの…その……///」

もじもじ

飛「お、おぬし!!また着いて来ておったか!!まったく…」
136 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/14(金) 01:55:23.01 ID:Gffcz.SO
飛「ほれ」

パカッ

東「えっと…、あの……その…」

飛「何しておるんじゃ。あんパン、食べたことないのか?結構うまいぞ?」

東「え……いやその…いいんですか…?」

飛「いいんじゃいいんじゃ、遠慮するなwwおぬしもパンが買いたくて着いてきてしまったんじゃろ?」

東「え…あ……はい。ありがとうございます…」

東(ホントはストーカーしてただけなんだけどな……)

パクッ…ムシャムシャ

東「あ…すごい美味し……」

飛「じゃろ!?これがわらわご自慢のパン屋さんじゃww」

パクパク

東(飛さんから貰った……あんパン…///大事に食べよ)

〜姉宅〜

ガツガツバクバク!!

姉「んも〜!!!また一人あたしの友達から独身がいなくなるぅ〜!!!」

モリモリムシャムシャ!!

姉「こうなったら……んん!!今日はメロンパン食べまくりじゃい!!!うおおおおお!!!」

グオーーー!!!
137 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/14(金) 02:35:43.88 ID:IL9HiASO
姉カワイソス(・ω・`)wwwwwwwwww
138 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/14(金) 19:43:53.33 ID:Gffcz.SO
〜メイド喫茶〜

カランカラ〜ン

作「いやぁ〜メイド喫茶って初めてなんだよなぁ〜…///」

ドキドキ

メ「オ帰リナサイマセ御主人様!!」

作「あぁ〜メイドさんが……ってうおお!!!メイちゃん!!」

メ「ア…クソ作者様」

作「ここでバイトしてたのか!!なんか緊張してたけど安心したわww」

トクトクトク…コトッ

メ「ゴ注文ハ何ニナサイマスカ、クソ作者様」

作「ちょ…さっきからくそ作者くそ作者って、御主人様からえらい降格したなオイ」

メ「ゴ注文ハ何ニナサイマスカ、豚野郎」

作「豚野郎!?まだけなすかっ!!一応客なんだけどね!?メイド喫茶ってこんなに精神力を問われる場所だったの?もう…んじゃ、アイスコーヒーでいいよ。アイスコーヒー一つ」

メ「承知イタシマシタ。アイスコーヒー一ツデスネ、ドブウンコ」

ササッ

作「…生まれて初めてどぶウンコと罵られた」
139 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/14(金) 19:53:28.87 ID:Gffcz.SO
作「俺たった数分の間で御主人様からどぶウンコに格下げかよ。バブル弾けた時みたいだ…」

カタッ

メ「オ待タセイタシマシタ、租チン。アイスコーヒーデス。ゴユックリドウゾ」

ツツ〜…

作「ちょっとストップ!!」

ガシッ

メ「ハイ?何か?」

作「あのさ…ちょっと聞きたいんだけどね」

メ「ヤメテクダサイ。機械ニ欲情スルナンテ気持チ悪イデスヨ」

作「いや…そういうことじゃなくて!!っていうかそういうことってどういうことなんだよ!!いやささ…姉のことなんだけどさ。どうしてる?元気してる?」

メ「オ姉サンデスカ?ハイ…元気ハ元気デスケド、最近ハメロンパンバッカリ食ベテマス。ソシテヨク泣イテマス、シクシクシクシク…」

作「そうか…わかったよ。ありがと。」

メ「イエイエ」

作(う〜ん、そろそろ姉にも幸せ到来するべきかな〜…こりゃ)
140 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/14(金) 19:56:53.34 ID:Gffcz.SO
メ「ア…サッキ私ニ触ッタンデオ触リ代イタダキマス」

作「ええ〜!?ここそんなシステムあったっけ!?」

メ「エエ、乙女ノオ肌弁償シテモライマス。ハイ、500億兆万円。」

作「小学生かよ」
141 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/16(日) 02:36:55.50 ID:uwgVqkSO
〜コスプレ喫茶〜

カランカラ〜ン

吸「いらっしゃいませ〜♪あ、今日も来てくださったんですかぁ〜?」

客「フヒヒww君がいるならどこでもいくよぉ〜ww」

吸「そ、そうですかwwありがとうございます…ww。で、ご注文は何にいたしますか?」

吸(なーんかこの人苦手だなぁ…ww)

客「フヒヒwwそうだなぁ。吸血鬼たんが持ってきてくれるならなんでもいいなぁ〜フヒヒwwじ…じゃあこのアイスミルクティーで!」

かきかき

吸「はい、わかりました〜。アイスミルクティーがお一つですね。ではしばらくお待ちくださ…ひゃんっ!!」

さわさわ

吸「いや…ちょ!!」

客「フヒヒ…wwこの羽いつ見てもよく出来てるねぇ〜。まるで本当に背中から生えてるみたいだよww」

吸「やめて下さい〜w触られては困りますんで…」

さわさわ

客「フヒヒ…。コミケにもこんなに出来のいいコスプレはそう無いよ」

吸「そ、そうですか…。ありがとうございます…wwで…では、失礼します〜ww」

さささっ

客「フヒヒww」

吸(ああ〜もうやだぁ。日本ってこんなとこだったんだ…ハァ。お金稼ぐのって大変だね)

カランカラ〜ン

吸「あ…いらっしゃいませ〜!!一名様です……か?」

ポリポリ

作「あ〜あ。結局向こうでは対してくつろげなかったなぁ。コスプレはあんまり趣味じゃないんだけど………ってウオ!!吸ちゃん!?」

吸「え…もしかしてお姉さんが言ってた…え〜と、糞作者さん!?」

がーん!!

作「いやいや!がーんって何だよ!やめんかその効果音ww」
142 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/16(日) 14:01:38.32 ID:uwgVqkSO
吸「お好きな席にどーぞー」

ガタッ

作「なんだその棒読み。ま、いいや、オレンジジュース。一つ、よろしく」

吸「はい、かしこまりました♪ではしばらくお待ち下さい〜…」

たたたっ

作「ふう…何とかここならくつろげそうだな。やっと涼しいとこにいられるww」

客(僕……たんに…馴れ馴れしく……)

ボソボソ

作「ん?誰か何か言った?」

客(吸血鬼たんに…馴れ馴れしくするな…)

ガタタッ

客「むん!!!おいおまえ!!」

ビクッ

作「うお…!!な、なんですか急に……!?え…俺?俺なんか気に障りました?」

客「お前あの吸血鬼たんの何なんだ!!何でそんなに馴れ馴れしくする!!!説明を要求する!」

ビシッ

作「え……いや、え?馴れ馴れしくって……俺、作者だし。」

客「うるさい!!うるさいうるさいうるさい!!吸血鬼たんはお前のものじゃない!!!」

作「いや…俺のものじゃないっていうか、それ以前に俺が産んだアレだから…」

客「え…!?あなたが吸血鬼たんを産んだっ……!?ってことは吸血鬼たんの…お父様ですか!!!ピーコンピーコンピーコン!!お父様がぁ〜!!お父様が入店させられたぁ〜〜!!」

ざわざわ

作「ち…ちょっと騒がないでくれる!?産んだってそういう産んだじゃないから…!っていうかもう…」

客「ウィイイイーン!!警報発令!!警報発令!!ただちに避難せよ!!ただちに避難せよ!!お父様が、シャア専用に乗ってこられたぁ!!」

作「いや、別に赤い彗星じゃないから!!っつーか一旦外出よう!!ここじゃ迷惑になるから…な!!」

客「逃げちゃダメだ…逃げちゃダメだ…逃げちゃダメだ…」

作「もう帰れよ」
143 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/16(日) 16:35:23.82 ID:knmg3YAO
まともな男キャラがいねぇwwwwww
144 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/16(日) 19:30:57.10 ID:uwgVqkSO
>>143
男「じゃあまともな女キャラはいるとでも!?」

姉「クリリンのことかぁあああ〜!!!!」
145 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/16(日) 21:14:15.71 ID:9J16R2SO
(`・∀・)〇彡゚地ちゃん!地ちゃん!
146 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/16(日) 21:33:45.76 ID:uwgVqkSO
>>145
幽「はい。呼びました…?」
147 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/17(月) 02:11:53.29 ID:OrOuLoSO
カーカー!

作「ああ〜…結局店は追い出されるし…何も飲んでないしゆっくり出来ないし…」

トボトボ

作「今日はもう帰って寝よ…」

作(姉の幸せ話も考えといてやろ…)
148 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/17(月) 02:24:45.86 ID:OrOuLoSO
〜男宅〜

男「ええ〜!?!?」

幽「ホントに!?」

ゴホゴホ

地「ええ…すいません。風邪…引いちゃったみたいです…///コホコホ」

男「そりゃ大変だよ!!幽!布団敷け!!」

幽「アイアイ!!」

男「化!!濡れタオルと氷持ってこい!!」

化「ラジャー!!」

さっさのさ〜

男「熱は…高いのか?」

地「ええ、熱はあるみたいですけど…ゴホゴホ。お医者さんにも行けないので…わからないです///へ…へっくしゅんっ!す、すいません……」

男「そっかぁ…。幽霊だから医者にも見てもらえないんだなぁ」

シュピーン!

幽「幽ちゃん隊員!ただいま布団敷き終わりました!!」

化「化ちゃん隊員!タオルと氷、用意いたしました!!」

男「おう、サンキュー。じゃあ地ちゃんは今日は寝てな…ww」

地「はい…失礼します……ケホケホ」

ゴロン…パタッ

地「ふぅ…」

男「う〜ん…。どこかに幽霊専門の病院とかはないものか…」

幽「ん?幽霊専門の病院?それなら聞いてみればいいじゃんっ」

男「え?」
149 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/17(月) 02:40:09.95 ID:OrOuLoSO
医「ふむ…。なるほど判りました。これはヒュードロドロ幽霊専用ウイルス性発熱ですな」

男「え!?ヒュードロドロ…え!?なんかややこしいな」

医「ええ、まぁ一種のはやり風邪みたいなものです。安静にしていれば3日で治りますよ」

男「ほっ…そうなのか。」

幽「なんだか安心みたいだねww」

化「よかったねぇ地ちゃん♪」

地「え…ええ///ゴホゴホ。」

男「ん〜…しかし悪いな。わざわざ天国から来てもらっちゃってw」

針「ええねんええねんwwウチもどうせ暇やったし!こういうのも仕事の一つやから!」

男「そっか!サンキューな!」

針「はいよ。じゃあウチらはもう帰るわな。またなんかあったら言うて!地ちゃんの為やったら出来るだけすぐ来るようにするからww」

サッ

男「はは…ありがとww」

幽「ありがとうー!!」
化「また遊ぼうねーww」

針「お〜う!んじゃほなな〜!!」

ガチャ…バタン

男「はぁ…とりあえずは一安心だな。さ、今日からは地ちゃんがお休みだから俺達で家事は分担するぞ。その辺は分かってるよな」

幽「えっ…」

化「あ…」

男「あったり前だろ??ww炊事洗濯食事の用意まで全部俺達がするんだよ!!お前らも少しは忙しくなるぞww」

幽・化「ぶーー」
150 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/18(火) 23:54:48.14 ID:0o2HLsSO
(;゚Д゚)うわぁぁぁぁぁ俺が話に出したばかりにぃぃ…
151 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/19(水) 00:43:46.82 ID:VFLTKISO
〜一日目の夜〜

幽「よぉおおおし!!!やる気がメラメラメラメラ米良よしかず!!!」

化「張り詰めたァ〜〜弓のォォ〜〜…」

メラメラメラメラ

男「ち…ちょいちょいちょい!!!何が何だよ!!どうしたんだ急に!!」

幽「今日はね、私達が晩御飯を作ってやろうと!!そう思ってるわけですよ!!」

化「ミシュラン気分なわけですよ!」

男「いや…あのさ。やる気出してくれんのは嬉しいんだけどね…?そんなに初日から急に……」

ブツブツ…

幽「大丈夫大丈夫!!一応私だって毎日寝転がりながら地ちゃんの料理する音を聞いてたんだから!!」

男「え〜…耳から得た情報だけで?不安だ…」

化「そりゃ不安要素をあげたらキリがないよ」

男「キリがないのかよ!!じゃあ今日はもう…」

バタタタタ!

幽・化「じゃあお買い物行って来マンモスP〜!!!」

ガチャンッ

男「ちょ、のりP語の使い方が変ですけど…ああ。行っちゃったよ」

地「クスクスww」

男「ん?地ちゃん?」

地「私は嬉しいですよww頼もしいじゃないですか…ゴホゴホ。幽さん達…」

男「………そうかなぁ?」
152 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/19(水) 13:23:20.13 ID:vJX2sISO
二人なら女体盛りをしようとするはず!www
153 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/23(日) 00:48:27.65 ID:dAln1wSO
(´・ω・)っ支援
154 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/23(日) 14:47:07.58 ID:2MGeVQSO
地「幽さん達遅いですね。」

男「ああ、なんか嫌な予感が的中しそう…」
155 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/23(日) 15:57:41.20 ID:uUAG7Eko
地ちゃんの看病しながら待ってるとするか
156 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/25(火) 01:28:19.58 ID:CtKzcoSO
>>155
じゃあ氷枕つくるからお前ノド飴とか頼むわ
157 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/25(火) 05:49:54.47 ID:h/Dvsg2o
>>156
のど飴ならさっきも口移しであげておいたよ
158 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/25(火) 09:20:47.73 ID:CtKzcoSO
>>157
お前それ地ちゃんちゃう、男や!
159 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/25(火) 18:55:28.66 ID:tzqKxsSO
ガチャ

幽・化「たっだいまぁ〜〜〜!!!」

男「おっ…やっと帰ってきやがったか!」

がさごそ

幽「ん〜とねー…え〜っとねー…」

男「何買って来たんだよ」

ピタッ

幽・化「……ふふふふ」

男「な…なんだよ…!何買って来たんだ!?」

幽「ふふふふ…。何を買ってきたか知りたいかい?」

化「知りたいのかいぼうや。」

男「な、なんなんだよ一体!何を買ったんだよ!!」

幽「女王様とお呼びっ!!!」

バンッ

男「なんで!!?」
160 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/28(金) 19:16:55.20 ID:6Q9ZTcSO
wktk
----{゚ω゚;}-----
161 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/29(土) 00:18:54.31 ID:/uuBoMSO
幽「今日はねー…ハンバーグカレーを作ろうと思います!!」

男「ハンバーグカレー……?」

幽「そう!ハンバーグカレー!!」

男「カレーって……地ちゃん風邪引いてるのに大丈夫か?」

地「……ゴホゴホ」

幽「大丈夫だよね〜!!」

化「大丈夫だよね〜!!」

男「………そう?地ちゃん、カレーでもいい?」

地「はい……大丈夫ですよ。期待してますね、ゴホゴホ」
162 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/29(土) 13:09:07.51 ID:/uuBoMSO
幽「まずは〜玉ねぎを刻んで……」

男「おい、ちゃんとやれてるか?」

ちらっ

幽「……は!!」

ギラッ!!

幽「ドント、タッチミィィーーーーーー!!!!」

化「…………」

男「………」

幽「うわぁああああ!!!」

化「……」

男「………」





化「優勝!」

男「何が?」
163 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/29(土) 13:14:53.78 ID:/uuBoMSO
男「わかったわかった!!出てけばいいんだろ??」

幽「出てけ〜〜!!」

化「キッチンは女の戦場だから〜〜!!」

ぐいぐい

男「普段戦場で戦わないやつらが何言ってんだよ…はいはい。」

幽「よし、こうしよう!!」

シュバッ!シュバッ!

幽「こっちから〜こっちは〜〜バリアーがあるから入れませ〜ん」

化「爪先でも入ったら罰金で〜す」

男「幼いんだよいちいち…ww」
164 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/29(土) 18:29:44.43 ID:IvvM4sAO
いざ進めやキッチン!
165 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/30(日) 16:14:00.44 ID:LcSwAsSO
>>164
幼い頃ずっと『いざ進めやち●んちん』にしか聞こえなくて
わけわかんねぇって笑ってたなぁ
166 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/31(月) 21:58:41.54 ID:o8/wCfwo
久々に着てみたら
まだ続いてるのかwwwwww
167 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/09/01(火) 01:18:35.87 ID:mZqNqBYo
初代スレから張り付いてる俺ガイル
168 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/01(火) 01:22:59.24 ID:AIey6YSO
〜居間〜

男「めちゃめちゃ気になる…。ちゃんとやってんのかあいつら!!」

そわそわ、そわそわ、

地「そんなに…そわそわしなくても大丈夫ですよ……ゴホゴホ」

男「うん……」

きゃっきゃ、きゃっきゃ

男「……」

地「……」

『じゃーん!!豚と牛の合いびき!!』

『きてるねーww』

『こねてみよーか!!ぺちぺちぺちぺち!!』

ぺちぺちぺちぺ…ベチャ

『あ……』

『さすがにブラインドタッチは無理だ…』

『いいや、これ男のんね』

『うん。これは男のやつだから目印つけとこ。』

『どうする?』

『ここを……こう…先っぽ……2つに…』

ぐりぐりぐりぐ…ベチャ

『あ……』

『男のやつまた落ちた。もう最初から床に置いとく?』

『そうする』

わいわい、きゃっきゃ

男「……」

地「あの…一度ぐらいは様子を見に行ってもいいかなって……」
169 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/01(火) 01:30:55.49 ID:AIey6YSO
男「ん…まぁ今はあいつらを信じよう」

地「そうですね……」

ガチャン!!パリン!!

『あ…食器が』

『大丈夫、大丈夫!そんなときのためにセロテープがあるから!!買っておいた!』

『そっか!!天才!!』

『天才!!』

じゅう〜〜

『焼けてますよ〜!焼けてますよ〜!』

『うあ!!』

『どうした!?』

『間違えて“こまったさんのオムライス”買ってきてしまった!!』

『なぬ!?最後の砦が!!ガラガラガラっと!』

『こりゃあこまったさんだ』

『リアルこまったさん』

じゅう〜〜

『あ、、ハンバーグ!!!』

『どう!!?』

『………いい感じww』

『マジすか!!』

ぱくぱくぱくっ

『ゲプ…うまスww』
170 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/09/03(木) 00:25:10.88 ID:jDh7/sSO
信じた結果が……
171 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/03(木) 17:59:38.15 ID:E.cDVASO
『お肉全部なくなっちゃった…』

『いや…』

『……』

『男のだけある』

『じゃあこれ焼くか』

『そうだね。男だけハンバーグカレーだね』

『そうだね。プロテインだね』

〜居間〜

男「いくらなんでも時間かかりすぎじゃないか…?」

地「そうですね…ゴホゴホ」

ダダダダダ!!

幽「出来たァ〜!!!」

化「晩御飯出来たよぉ〜!!」
172 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/03(木) 18:32:36.63 ID:E.cDVASO
男「お、お前ら……俺のカレーにだけハンバーグが…」

幽「ん?あ、そうそうwwいつもお世話になってるからそのお礼に…」

化「いいいいいっつも迷惑かけてるから…ねーww」

男「お前らは…」

じわっ

男「ありがとうな…。こんなに俺のこと思ってくれて…!いただきます!!」

地「よかったですね……。男さん!ゴホゴホ」

幽「うんうん、よかったよかった!!」

幽(床にずっと置いてたやつなんて言えないよね…。ま、いっか!!)

ぱくぱく…ジャリ…もぐもぐ…ジャリ

男「うん…?ちょっとたまに感触がザラッとしてるけど…美味い美味い!!」
173 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/09/04(金) 23:08:05.31 ID:6Ns/8oSO
知らぬが仏。

次は男が病気するんですねわかりま
174 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/05(土) 14:43:20.24 ID:7EAN4ISO
地「大丈夫…ですか?お粥炊きますね…。何か悪いものでも食べました?」←治った

男「わからん…全然わからん…グリュリュリュ」

幽「大丈夫ッスかぁあああ!!!」

化「大丈夫ッスかぁあああ!!!」
(↑↑全部こいつらのせい)

ピキッ

男「あ…また波が!」
175 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/05(土) 22:28:51.60 ID:7EAN4ISO
〜墓地〜

落「〜♪」

ゴクゴク

落「ぷはぁ〜!!しばらくぶりの酒は身体に染みるぜ!!」←パクってきたやつ

ガルルルルル!!

落「あん??」

ザッ

狼「ガルルルルル…」

落「お?」

狼「ウウーッ…アオーーーーゥ!!!」
176 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/05(土) 22:37:23.50 ID:7EAN4ISO
狼「アウアウアウ〜〜!!!」

落「おお、お前なかなかいけるな!!呑め呑め!!」

グビグビグビ!

狼「オウオウオウ!!」

落「ははははは!!面白ぇやつだな!おい、踊れ踊れ!!」

狼「アウウウ〜〜!!」

落「ほれ、もっと呑め呑め!!」

狼「アウ!アウ!」

ドンチャン♪ドンチャン♪

落「ははははww呑め呑め!!」

狼「〜♪」

落「酒に漬けた肉は美味いみたいだからなぁww」

狼「…アウ?」
177 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/09/05(土) 23:24:03.02 ID:fvK.19co
日本の狼は絶滅しました;;
178 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/06(日) 00:10:24.19 ID:SpTed2SO
〜姉宅〜

姉「やってやるわ!!今度こそ!!」

メ「姉サン!!ミニスカート用意シマシタ!!」

姉「うむ!」

吸「はいっっ!!胸元を強調したシャツ!!」

姉「よしよし!」

メ「サリゲナク愛サレ女ヲ演出スル、ユルフワ巻髪!!」

吸「男を誘惑するロングカールまつげ!!」

姉「よし、行ってくるわ!!“合コン”という名の戦場へ!!」

ドンッ!!
179 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/09/06(日) 02:52:03.20 ID:gpWty6AO
姉関連はもうネタの前振りにしか見えなくなったわww
180 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/09/06(日) 17:40:49.90 ID:fUZXVQSO
姉さん……(´;ω;)

>>177
待てよ、ヨーロッパあたりからきた狼っ娘かもしれないジャマイカ
181 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/06(日) 18:41:11.52 ID:SpTed2SO
姉「あはは〜…あたし愛されてるわぁ〜」

吸「うん?」

姉「終電無くなるといけないからってみんなが送り帰してくれたよぉ〜〜…」

吸「……」

メ「………」

姉「うん、ちょっと買い物行ってくるわ」

メ「何ヲ?」

姉「ちょうどいいぐらいのロープ」

吸「駄目ぇえええええ!!!!」

メ「NOOOOOOOOO!!!」
182 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/06(日) 21:58:43.52 ID:SpTed2SO
〜天国〜

神「西ちゃんっ!わしと一緒に野球見にいかんかのぅ??ほれ、チケット2枚」

ひらひらひら

西「いや」

神「え〜?わし一緒に行ってくれる人がいないと寂しいのぅ〜!!」

西「………」

神「のぅ〜?」

西「わかった、いいよ。チケットちょうだい」

神「え、マジ!?マジ!?うっひょ〜!!!ワシの時代じゃ〜!!ほい、チケット!」

西「……うん」
183 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/06(日) 22:10:44.89 ID:SpTed2SO
【当日】

神「まだかのまだかの〜??」

神(野球見終わったら行きつけのバーに行ってついつい雰囲気が良くなって……ムフフフフ)

ルンルン

閻「………」

神「ルンルン…っうお!!お前がなんでここにいるんじゃ!!お前も野球観戦か!?」

閻「うるさい。お前には関係ないことだ!!」

神「ふふんwwオッサン一人で野球観戦か!!寂しいやつじゃのう〜wwま、せいぜい楽しめばよい!」

閻「ふん、ワシはちゃんと女の子に誘われておるわ!!」

神「なぬ!!?本当か!?」

閻「ははは!!本当だ!それもかなりの美人だ!!」

神「お、おのれ〜!!ま、まぁワシの女の子の方が美人じゃがな!!ほっほっほ!」

閻「言っておれ。ワシの方が勝ちだ!!」

神「い〜や、ワシの方が美人じゃ!!

閻「間違いなくワシだ!」

ワーワーガミガミ

〜天国〜

西「ふぅ。やっぱり休みは家でのんびり読書だね」

西(まとめてオッサン2人片付けられてよかった。)
184 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/09/06(日) 22:27:43.03 ID:1OOykfMo
西wwwwww
185 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/07(月) 00:00:41.97 ID:NIfh/QSO
〜公園〜

男の子「うわ〜〜ん!!」

飛「ん!?」

男の子「うわ〜〜ん…!!」

サッ

飛「どうしたのじゃ少年!!何故泣いておるのじゃ!?」

男の子「うわ〜〜ん!!」

飛「ケガか?ケガをしたのか??ん??お腹が痛いのか?どこだ、位置によっては盲腸の可能性も……」

男の子「うわ〜〜ん!!お母さぁ〜ん!」

飛「ん?お母さん?お母さんが痛いのか?お母さんのお腹が痛いのか?」

ガラガラガラ

お母さん『〇〇ちゃ〜ん!!何してるの〜?もう帰るわよ〜』

男の子「あ、お母さん!!!」

タタタッ

飛「なんじゃ、お母さんを探しておったのか。なんにせよ見つかって良かった良かった!これで一段落じゃ」

お母さん「今日の晩ご飯はハンバーグよ。もう…さっきはなにしてたの?」

男の子「うん…変な怪しい忍者に絡まれてたの」

お母さん「それは怖いわね〜。さ、早く帰りましょ」

男の子「うん」

とぼとぼ…

飛「……はっはっは」

カーカーカー

飛「………」

飛「変な怪しい…orz」
186 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/08(火) 18:42:25.42 ID:nM95MMSO
〜男宅〜

コンコンコン

幽「お!!デリヘルかな!!」

地「でりへる…?」

男「黙ってろ、幽!はいは〜〜い、今出ま〜す」

ガチャ

男「はいはい。どちら様でしょうか」

静「はじめまして。わたし、お静と申します。いつもうちの妹がお世話になっております。今日は一度挨拶をしたいと思いまして、天国から特別に許可を得て人間界へ下りて参りました。」

ペコリ

男「あ…は、はい。ご丁寧にありがとうございます…」

男(妹…?それにしても美人で礼儀正しくて優しそうな人だなぁ)

にょきにょき

幽「誰だれ〜?幽霊なの?」

化「うっわ〜めちゃめちゃ美人!!私のマッスルタワーがスーパーサイヤ人だ!!」

男「お前マッスルタワー無いだろ!!初対面の人に何言ってんだバカ!!」

静「うふふ、どうもはじめまして。お静と申します。可愛い妹さん達ですね、よしよし」

なでなで

幽「妹ちゃうし!!」

化「独立した女だし!!(意味不明)」

静「あ、そうでしたか。それは失礼致しました。ごめんなさいね」

男「いえいえ、それよりわざわざ天国から来て立ち話も何ですから中へどうぞ!今お茶用意しますんで…」

静「いえ、そんなお気遣いなさらずに。でも…お言葉に甘えていただきます。」
187 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/08(火) 18:56:19.18 ID:nM95MMSO
〜居間〜

コトッ

地「お口に合えばよろしいんですが…」

静「ありがとうございます。ズズズ…あら、美味しいお茶」

男「で…聞きたいことは山ほどあるんですが。」

コトッ

静「はい、わかっています。今日降りてきたというのも、わたしの妹が……」

幽「はいはい!!」

ビシッ

幽「なんで天国から人間界に降りてきたのですか!!」

男「いや、だから今その理由をお静さんが言うから。ちょっと黙ってて」

静「すいません、続きを話してもよろしいでしょうか…?」

男「本当にごめんなさい!続きお願いします!!」

静「ええ、かい摘まんで話しますと、わたし妹に会いに来たんです。それで天国の人からはこの家を尋ねると解決する!とか言われたので。」

男「天国の人に…?」

静「ええ、こーんな関西弁を使う髪の毛ツンツンの女性です」

男「髪の毛ツンツンの関西弁…」

ほわほわほわ

針『イェーイ!!うちやうちww』

男(絶対あいつだ…。責任押し付けやがった…)
188 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/09/09(水) 02:52:23.18 ID:LjUJl6AO
ほぅ
189 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2009/09/09(水) 09:29:12.03 ID:iCPNsIwo
姉さんのスペックkwsk
190 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/09(水) 15:42:12.76 ID:2ykcQ.SO
>>189
姉「え…あたし?もうやだぁ〜ww」
191 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/09/10(木) 00:47:45.87 ID:4dkNRXQo
>>190
お引取りください
192 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/10(木) 02:29:55.05 ID:6R.EWISO
>>191
姉「グスン……馬鹿ぁ〜!」
193 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/10(木) 02:41:11.61 ID:6R.EWISO
男「え〜と、で妹さんっていうのは?」

静「はい。妹を待っていますが」

男「……」

静「……」

男「え、待ってるって何を?」

静「ですから、わたしの妹です」

男「え…待たれてもそんなスッと出て来ませんけど…」

しーん

静「……」

男「……」

幽「んん?」

静「えと…もしかしてここに住んでいるのはあなた方達だけですか?」

男「はい…」

幽「そうだよー」

化「イエス、アイ、ぶー!」

地「え、ええそのはずですけど…」

静「はっ、そうでしたの!わたしてっきりドッキリで妹を出し惜しんでいらっしゃるのかと…!!」

男「いや、初対面の人にドッキリ仕掛けるほどワンパクじゃないです」
194 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/10(木) 02:47:00.63 ID:6R.EWISO
男「多分その天国の人は俺達に幽霊の知り合いが多いからこの場所を勧めたと思うんですけど」

静「ああ、なるほどですね!やっと状況が理解出来ました!わたしまだ妹に会えないんですね!」

男「はい。とりあえず妹さんの名前だけでも言って貰えれば…」

静「妹の名前……」

男「はい。お願いします」

静「妹の名前…。すいません、忘れちゃいました!うふふ」

男「え…?」

幽「わお」

静「うふふ。わたし忘れっぽいんでしょうかね?」

男「あはははは…」

男(何だこの人…)
195 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/10(木) 02:49:13.87 ID:lfpBCoDO
いいぜ
196 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/10(木) 03:01:53.97 ID:6R.EWISO
静「ん〜…ん〜!ん〜!」

幽「それ、もう一本だ!根性だ!」

静「ん〜…はぁ。やっぱり思い出せません…」

男「そっか…とりあえずこの3人は妹じゃないですよねぇ?」

静「ええ。さすがに顔を見ればわかりますんで。ここにおられる方々は違います」

幽「私だったら今から妹になってあげてもいいよ〜〜ww」

化「いいよ〜ww」

男「黙ってろい!」

バシッ

地「あの〜…」

静「はい?何か?」

地「顔がわかるんでしたら似顔絵を描いてもらえばいいんじゃないですか…?」

静「!!」

男「あ!!」

幽・化「それだ!!!!」
197 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/09/10(木) 03:19:57.00 ID:df3GCoAO
おっぱい
198 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/10(木) 13:02:16.68 ID:6R.EWISO
>>197
幽「おっぱい!おっぱい!!!燃え上がれ〜燃え上がれ〜燃え上がれ〜爆乳〜〜!!!!wwwwww」

男「あ〜あ、火つけちゃったよ。これあんたの責任だからね?」
199 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/09/10(木) 13:10:37.11 ID:df3GCoAO
ごめん
なんで自分でもおっぱいなんて書いたのかわからない
200 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/10(木) 18:39:46.99 ID:6R.EWISO
かきかきかき…

静「出来ました。これがわたしの妹です。見覚えがあればいいんですが…」

パッ

幽「……」

男「あの…お静さんの妹ってツチノコの一種か何かですか?」

静「面白いことをおっしゃりますね、うふふ。人間に決まっています」

男「そうですよね…。ははは」

男(下手くそ過ぎんだろこれ!!)

地「もし知り合いの中にいればいいんです…がッ!!」

地(お、お世辞にも上手いとは言えない…)

静「どうですか?ちょっと絵には自信が無いですけど…ニコニコ」

男(ちょっとじゃねえ!!ネアンデルタール人の方がマシな絵描くわ!)

幽「…とりあえず心辺りがあるとこだけ回ってみようか」

化「そうするしかないね…」
201 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/10(木) 18:48:27.31 ID:6R.EWISO
〜墓地〜

静「こんなとこに友達がいらっしゃるんですか?」

男「ええ、いつもここに寝てるんです。落ってやつが。でも今日に限っていねぇ」

静「落…落…落……う〜ん。聞いたような聞いてないような…」

幽「やっぱり顔見ないとわかんない?」

静「はい。なにぶん物忘れがひどいもので…。でもわたしの妹は外で寝るような子じゃないと思います。」

男「そうですよねwwお姉さんを見てたら確かにありえないかなww」

幽「じゃー次いってみよー!!」
202 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/10(木) 18:56:57.80 ID:6R.EWISO
〜山中〜

ザッザッザッ

静「墓地やら山の中やら…本当に友達なんですか?」

男「そういや気にしてなかったけど変なんだな」

幽「あ!!飛ちゃんいた!!お〜い、飛ちゃん!!」

シュタタタタ!!

静「飛ちゃん…?」

シュタタタタ、シュタッ

飛「なんじゃなんじゃおぬしらは!!わらわに何か用か?」

幽「あ、ご紹介します。これがお静さんの妹候補2の飛ちゃんです」

静「本当にいましたね…」

男「ね、本当にいたでしょ?山にいるんです。」

飛「い、いきなり来てわらわを都市伝説呼ばわりとは…!!あな恐ろしや!」
203 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/10(木) 19:30:05.76 ID:6R.EWISO
飛「ふむふむ、なるほどなるほど!!」

静「はい」

飛「もとよりわらわは一人っ子じゃ。姉などおらん。他をあたるがよい」

男「え、そうなの?おまえ一人っ子なんだ!初耳だなぁ」

静「こんなに可愛い子なら妹に欲しいくらいですね。うふふ。」

飛「か…かわいい!?べ、別にかわいいとかかわいくないとか気にもしないし関係ないし…///そりゃかわいいに越したことは無いが、わらわはそういうのを求めて生きてる訳じゃなくて……」

ぶつぶつぶつぶつ

幽「さ!次行こう次!」

静「いいんですか?何かおっしゃられていたような…」

男「いいの、いいのww照れてるだけだからあいつ!」
204 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/09/14(月) 00:03:01.42 ID:jDi10USO
さて姉の安否は…w
205 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/14(月) 13:43:32.47 ID:5iKvswSO
〜姉宅〜

男「ここが最後の心あたりです」

幽「ねー、ちょっとストリップ。姉貴にメイドに吸血鬼に…ここって幽霊住んでないんじゃないの?」

男「あ、本当だな。じゃあここはいいか」

静「あの、ここはどの方のお住まいでしたの?」

男「俺のお姉とその他諸々が住んでます」

静「お姉様が?では少し簡単な挨拶だけでもしていきたいのですが。せっかく来たんですし。」

男「そう?じゃあ顔だけ出しとく?」

幽「そうしよっか」

ガラガラガラガラ

男「お姉〜!!ちょっと入るぞ〜」

ダダダダダダ

男「……?あれ?お姉はいないのか?でも鍵開いてるし…」

ダダダダダダ

幽「鍵かけ忘れたのか……」

ダダダダダダ!キキーッ!!

メ「ハァハァ…」

男「あ、メイちゃん。久しぶりだなぁ!!じゃあ紹介します、こちらはメイドロボットで人間……」

メ「ア、男サンデスカ!!調度ヨカッタ!!今オ姉サンガピンチナンデス!!スグ来テ下サイナ!早ク!!」

男「は………え…?」

静「何かただならぬ雰囲気ですね」
206 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/14(月) 16:51:59.64 ID:5iKvswSO
〜居間〜

姉「姉さん六角タコ錦〜…おほほほほ」

きゅきゅきゅ

吸「だめぇぇぇ〜早まっちゃだめぇ〜!!」

ばたばた!!

メ「吸チャンサン!!!」

吸「あ、メイちゃん!!早く止めて〜姉さんが京都の手鞠歌歌いながら天井にロープくくりつけてる〜!!」

メ「ハイ!!大丈夫デスヨ、男サンガ来テクレマシタカラ!!サ、男サン!!」

男「…さ!!って言われてもなぁ。つーかそれ放っといたらいいから。それ、お姉によくある症状だから」

姉「おほほほ…おほほほほ…」

きゅきゅきゅ

メ「ハイ?」

吸「え??何?大丈夫なの、コレ?」

男「まぁ見てなってwwフラれたりした時のストレス解消みたいなもんだからww」
207 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/14(月) 17:06:35.61 ID:5iKvswSO
姉「おほほほ…出来た♪調度いいぐらいの輪っかが2つ」

メ「輪ッカ2ツ作リマシタケド」

男「大丈夫大丈夫」

がた…ごとん

姉「おほほほほ…調度いいぐらいの台があった♪」

メ「台置イタンデスケド」

男「大丈夫大丈夫」

がしっ

姉「おほほほ、高さも調度いい♪」

メ「高サ調度イインデスケド」

男「まぁ見てなって」

グイッグイッ

姉「強度も完璧!!さ、始めるわよ…」

スッ……

姉(………)

姉「ハァァァアアアア!!!!」

ミシッミシッ!バキッ

姉「ふんっ!!ふんっ!!ふんっ!!」

メ「………!!」

吸「こ、これは……」

ミシッバキ!バキッ!バキッ!

姉「ふんっ!ふんっ!ふんっ!ふん〜〜っ!!」

男「そうだよ。懸垂だよ懸垂。好きなだけやらしてやって?」
208 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/14(月) 17:18:29.57 ID:5iKvswSO
〜男宅〜

地「………」

化「………」



お留守番中〜
…by作者
209 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/14(月) 17:24:02.99 ID:5iKvswSO
姉「お恥ずかしい所をお見せいたしました〜…!!」

ぺこり

静「いえいえ、わたしも女ですから気持ちがわからなくもないですよ。満足しましたか?」

姉「はい、満足しました」

幽「でねー、お静さんは妹を探しに来てるんだよ!!」

姉「え?妹さん?そうなの?」

静「はい、しかし名前をどうもに思い出せないのです。だから似顔絵を描いたのですが…」

ピラッ

姉・メ・吸「………。」

静「どうにもみなさん見た覚えがないみたいで…」

姉「あの…妹さんはサンショウウオの一種か何かですか?」

静「いやです、お姉様も面白いことをおっしゃりますね!!人間じゃないですか、うふふ。」

姉(いやぁ…これは魚類だわ)

男「んま、と、とにかくここにいてもアレだからさ!もう少し外ぶらついてみようか!!偶然出くわすかもしれないし、さww」

静「はい、そうですね。お姉様、少しの間でしたがお邪魔致しました。では失礼いたします」

姉「あ、はははwwそんなのいいですから!こちらこそ汚い家でまいったなこりゃ!なんて、あはははww」

男「お姉…とりあえず服は着るべきだったな」

姉「あははは…え!?あ……」
210 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/09/14(月) 19:20:07.07 ID:jDi10USO
ミ(、ン、)すぽぽん!?


まぁそれはともかく地ちゃんだ!地ちゃんを写せ!
211 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/09/14(月) 19:30:41.24 ID:eLKVV6oo
>>210には同意せざるを得ない
212 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/09/14(月) 21:57:23.90 ID:jDi10USO
>>211
同志よ
213 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/16(水) 17:34:10.44 ID:crMOFgSO
地「暇ですね」

化「おーひーまー〜…」

ゴロゴロ
214 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/09/17(木) 15:24:00.99 ID:Q5lCPdIo
>>213
だったら地ちゃん、留守番は化に任せて俺と遊びに行かないか?
215 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/17(木) 18:32:58.22 ID:tA8/xsSO
>>214
地「遊びって…積み木とかですか?夕飯の支度があるのであんまり遊んでいては……」
216 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/09/17(木) 18:47:58.86 ID:Q5lCPdIo
>>215
積み木でも良いよ。地ちゃんがしたいなら一緒に。
217 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/09/21(月) 00:57:50.18 ID:A.nJaoSO
>>216
幼稚園児乙

ブルーレイのEarthげっと
(*・ω・)っ◎
これでかわいい仔白熊ちゃんがみれる
これで勝つる
218 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/22(火) 18:55:16.66 ID:4SdfR6SO
〜土手〜

悪「あんさんこの頃うちらのシマ荒らし回ってくれとるらしいやないかい!!この辺はうちらのシマやさかい、あんまり目立ったことしてくれんといてくれまっか!」

落「うっせーバ〜カ。帰れ」

悪「ちょっとちょっと。ほんまにうちらの事なめてくれとるみたいやないの。“獄幽会”っていうたら結構名の知れたチームなんやけど心外やねえ」

落「全然知らね。興味もねえ」

悪「ほ…ほんまに!!なめとったらあかんでえ!!?こちとら身に覚えのない無銭飲食や窃盗でみんなから冷たい目で見られとんねんっ!!この気持ちがわかるか!!??」

落「いや、チンピラが白い目で見られるの怖がってちゃダメだろ」

悪「やかましい!!この辺で悪いことしてええのはうちら獄幽会だけやねんからな!!それやのに勝手にあんなことやこんなことをし腐りよってからに!!もう自由にはさせへんで!!」

落「悪いことはみんなしちゃダメだろ。バ〜カ、解散しろバカ。バ〜カバ〜カ」

悪「んぬぬぬ…調子に乗ってほんまに!!!かたぎに手は出すなってルールやったけど今日は例外や!!めちゃめちゃにしたる!!全員集合や!!」

ピーーー!!

仲間「へい!!」

ズララララ!!

悪「こいつ、二度と立たれへん程度にやったって」

仲間「へい!!」

落「ふん!話が早え!!!20…30……50人ってとこか」

悪「後ろ見てみ」

落「!?」

バッ!

ズララララ!!

仲間「……へっへ」

悪「ざっと200ってとこやわ。お前は最初から200人以上に囲まれとんねん。」

落「……ははは。200?まだ足りねえだろ!!!」
219 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/09/22(火) 19:16:18.55 ID:BW61s3so
200じゃ無理・・・囲んでる人たち逃げてー><
220 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/23(水) 00:02:05.10 ID:AaN/PMSO
落「………」

しーーん

悪「よし行けえ!!!先手必勝じゃこらぁあああ!!!」

仲間「うおおおお!!!」

ダダダダダダ!!!

落「……木刀は…」

スチャ

落「使うまでもねえよ」

ダダダダダダ!!

仲間「おらぁああ!!獄幽会なめんなぁ!!!」

バキィイン

落「うるせぇぇえええ!!!」

仲間「ぐっはぁ!!!」

落「おら!おらぁ!!おらぁ!!!」

ドゴッ!バキッ!ドガッ!!

仲間「うわぁあああ!!」

仲間「ぐわぁあああ!!」

ガシッ

落「あん!?」

仲間「へっへ!!羽交い締めだ!!おい、全員でタコ殴りに……」

落「気安く……」

ブォンっ

仲間「へ…?」

落「触ってんじゃねえええ!!!!」
221 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/23(水) 00:06:36.86 ID:AaN/PMSO
〜土手〜

静「困りましたねぇ…。手掛かりが無くなってしまいました。残るはこの似顔絵だけ」

ぴらっ

男「いや、それは最初から手掛かりにカウントしてないから」

静「……」

ぴらっ

男「うん、そんなちらっと見せても一緒だからな。絵から本物が出たりしないから。セロかあんたは!」

幽「うん〜じゃあもう私達に出来ることないねー」

男「そうだな、」

静「仕方ありませんね…」

トボトボ
222 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/23(水) 00:18:21.75 ID:AaN/PMSO
落「はい、じゃああとはお前だけだな」

ポキポキ

悪「ひぃいい…!!ゆ、許してくれまへんか!!?うちらが悪かった!調子乗ってたのはうちらやった!!」

落「はぁ?ここまでやっ ててそりゃねえだろ。あ゙ぁ゙!?」

ガッ

悪「すいませんした!!!ほんまもう調子乗りません!!これからは世のため人のために生きてきますんで!!」

落「ちっ…つまんねえ野郎だぜ」

トントン

落「あん??」

静「あなた…弱いものいじめはいけませんよ?」

タタタタタ

男「お静さん…急にどうしたっていうんだよ…!急に走り出して…ハァハァ」

幽「お静さん、やくざと絡んでもいいことないよ……ハァハァ」

落「………」

静「………」

男「はぁはぁ…お静さん??」

幽「ハァハァ…あれ?やくざと思ったら落ちゃんもいたの??久しぶりぃ!!」

静「あなたは………」

男「へ??あ、紹介するよ。こいつ、幽の昔からの…」

静「お落!!」

落「ね、ね、姉ちゃん…!?」
223 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/23(水) 00:26:55.73 ID:AaN/PMSO
落「姉ちゃん…!」

男「あ、そうそう。この人は妹を探してるお姉さんで……え?」

幽「今…姉ちゃんって……」

静「お落!!あなたはまた喧嘩ばっかりして!!もっと女の子らしくしなさいっていつも言ってましたよね!ほら、早くお友達に謝りなさい!」

悪「え……お友達ってうちら?」

静「本当に申し訳ありませんでした!うちの妹が大変なことを致しまして…!ほら、お落も一緒に謝るの!姉ちゃんが一緒に謝ってあげるから!!」

ぐいいっ

落「痛え…!だからそいつはお友達じゃなくて……」

静「本当にご迷惑をおかけしました。この娘、昔っから喧嘩っぱやくて…でも根はいい子なんです。ここは私に免じてどうか……」

ポンポン

静「あ、はい…?」

男「あの、お友達もう逃げてますんで…」

静「え…あ、あらら。」

男「あと、こっち側はだいぶ混乱してますんで一旦我が家に戻っていただいてもよろしいでしょうか…」
224 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/09/23(水) 01:03:14.23 ID:Fi5tgjUo
ふう。やっと地ちゃんのターンか。
225 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/09/23(水) 01:56:00.56 ID:36dKnESO
ミ(*゚ω゚)地ちゃんの出番と聞いて!
226 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/23(水) 02:18:42.35 ID:AaN/PMSO
〜男宅〜

バンバン

姉「ぎゃーはっはっはっはwwww結局落のお姉ちゃんだったなんて…!!あ〜やばいわ〜!!!wwwwこりゃすべらない話だわ!!」

落「うっせーバカ!!殴るぞ!!」

静「こら、お落!!汚い言葉を使ってはいけません!」

落「んむむ……、」

メ「ドコデ遺伝子ガズレタンデショウネ」

飛「うむ…事実とは小説よりも奇なりとはよく言ったものじゃ。」

落(ムカムカ…)

吸「面白いね〜ww姉妹でここまで違うなんて!!」

幽「ほんとーに姉妹なのか…」

化「疑ってしまうね!!」

落「だからうるさいっつってんだろ!!!つーかなんで全員勢揃いしてんだコラ!!!」

静「こら、はしたない言葉は控えなさい!」

バシッ

落「くそぅ……」

コトッ

地「あの…お茶入れ直しましたのでどうぞ」

静「あ、ありがとうございます」

落「……」

地「……チラッ」

落「ああ!?」

地「あ、いえ…なんでも…W」

プルプル

落「おい!!お前も絶対笑っただろ今!!」
227 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/09/23(水) 02:24:40.83 ID:8bo2nkAO
将棋とか強いんだろうか
228 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/09/24(木) 00:33:10.27 ID:jdJUmcSO
地ちゃんwwwww


>>227
いや性格的にないだろ
むしろ器用にお裁縫とかする感じかと
229 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/09/24(木) 02:18:58.54 ID:lRnm0EAO
>>228
性格的とかじゃなくて落ちは将棋とか強かったからそこら辺は関係あるかなってことなんだが
230 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/09/24(木) 08:28:54.85 ID:NWruLoDO
性格的にないとか勝手に決めつけると作者が困るのでやめましょう
231 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/24(木) 15:09:29.57 ID:Vd0hmISO
《秘密だょ!!み・ん・な・の日記!!》

〇月×日 晴れ 男

今日はバイトが早く終わったのでいつもより早く帰宅すると、幽が鏡の前でごそごそしていた

何をしてるんだろうと覗いてみると

“ありったけの胸を〜かき集め〜♪”

とか言いながら寄せてあげてを繰り返していた
なぜだかすごく申し訳ないので、キャベツでも買ってきてやろうと思った
232 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/24(木) 18:37:33.56 ID:Vd0hmISO
姉「まぁとりあえず妹と会えてよかったじゃない。ねぇ?」

メ「エエ、姉妹ガ揃ッテ暮ラセルナンテ、素晴ラシイコトデスカラ」

男「え…?いやいやいや、なんでウチが落も含め養うみたいな流れになってんの!?」

落「誰が姉ちゃんと一緒に暮らすって言ったんだよ!!」

静「あら、せっかく会えたのに冷たいわ。お落ったら…」

姉「そーよ!!あんたもっとお姉さんに甘えたらどう?あたし達は見てなかったことにするからww」

落「うるせぇ!!」

静「も〜昔から素直じゃないんですよ、この子は。よしよし…」

なでなで

落(……///!!)

落「やめんかコラァアア!!」

バッ!!

落「もういい!!俺は外で寝る!!晩飯もいらねえ!」

バタッ…ガチャン!!

男「あ……」

姉「行っちゃった」

静「ちょっと恥ずかしかったのかしら…」
233 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/09/24(木) 18:54:55.38 ID:kfnyWRMP
地ちゃんのターン・・・あれ?
234 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/09/24(木) 21:07:01.17 ID:jdJUmcSO
地ちゃんのターy=-(*゚∀゚)・;',ン!


ってあれ(;゚Д゚)・;',
235 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/25(金) 15:45:49.85 ID:/V2A9oSO
>>233
>>234
他の女キャラも愛してあげてくれww

by作者
236 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/09/25(金) 20:22:37.33 ID:7wkUfwSO
もろちん!(`・∀・)・;',
237 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/09/27(日) 22:04:42.70 ID:trH.XC2o
初期スレから見てるけど、地ちゃんでてからはほぼ地ちゃんしか見てない。
ってさっき書こうとしたらPCが落ちた。gkbr
238 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/09/29(火) 11:54:42.06 ID:EOSoMkSO
>>237
・・・・・・姉の呪い?w
239 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/29(火) 12:26:52.43 ID:bQI3hESO
>>238
姉(おほほほほ……)
240 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/09/29(火) 18:02:18.67 ID:TlKE4MQo
これだから姉は・・・
で地ちゃんマダー?



あと、パパの家族再登場マダー?(ぇ
241 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/09/29(火) 19:10:10.38 ID:EOSoMkSO
>>240
幼女目当てですかわかりますん


とりあえず東西南北と口裂けマダー?
242 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/09/29(火) 19:18:52.22 ID:TlKE4MQo
>>241
昔近所の幼女幽霊の幼が出てきてだな・・・
まぁ・・・俺がリクしたんだけどな!
主に地ちゃんが可愛がる姿と純粋にロリ(ry
243 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/29(火) 19:38:13.61 ID:bQI3hESO
トントントンッ

地「あのぅ…そろそろお料理が出来るので運んでもらって……あれ?人数減りました?」

キョロキョロ

姉「うん、ちょっといざこざがあって落がどっか行っちゃった。それを追い掛けて飛ちゃんも出てったの」

地「そうなんですか…」

メ「アノ2人ダッタラ大丈夫デショウガ、…ネエ?」

姉「お静さんが気になるのよねぇ」

静「………」

幽「お静さん…大丈夫?マジ凹む?」

男「おいおい、、」

静「いえ、お気使いいただいてありがとうございます。でもきっと私がいけなかったのですね。両親が戦国時代の戦で亡くなり、私が無理にお落を女の子らしく育てようとしたから…反発してしまうのです」

吸「ねえ、“せんごくじだい”って何?」

姉「うん…でも何だかわかる気がするわ。あたしも弟の事になると過保護になっちゃうし…」

男「お姉…」

姉「多分落はあなたの事嫌ってるんじゃないと思う」

静「そうでしょうか…」

吸「ねえ、“せんごくじだい”って何?」

地「ええ、きっと飛さんが連れて来てくれますよ…。飛さんは信頼出来ますから」

静「そうですか」

吸「ちょっと待って?“せんごくじだい”って何?」
244 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/29(火) 22:28:23.31 ID:bQI3hESO
〜墓地〜

落「ふぅ〜」

シュボッ…

落「ったく。まさか姉ちゃんが来てるたぁ」

シュタタタタッ…ザッ

飛「おぬし!!急に出ていっては皆がびっくりするであろう!!」

落「あ?…ああ」

飛「力づくでもわらわが連れ戻してやるのでな!たとえお前がごねたとしても…」

ギャイギャイ

落「んなギャイギャイ言わなくても戻るよ。煙草吸いにきただけだから」

飛「ん…なんじゃ。そりゃそうと先に言えばよいのに」

落「んん…」

スゥ〜
245 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/29(火) 22:34:54.85 ID:bQI3hESO
落「……吸うか?」

飛「いらん」

落「そうか。…あれな」

飛「??」

落「あれ、実の姉じゃねえんだよ」

飛「…!?なんと!そうなのか!」

落「ああ、俺は戦でボロボロになった村から拾われたからな。姉どころか親も親戚も知らん。」

飛「うむ…。そりゃすまんかった。知らずに怒鳴り散らして…申し訳ない」

落「なんだよ気持ちわりぃな、。いんだよ、別に。それにあれ、姉ちゃん何歳だと思う?」

飛「わらわは…23、4かと思っておったが。」

落「あれ34だぞ」

飛「うそぉ!!?マジ??」

落「マジだよ、大マジ」
246 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/29(火) 22:47:18.66 ID:bQI3hESO
落「でな、それで俺の父と母が織田の連中に手を貸してやったから勝ったんだよww」

飛「なんと、桶狭間の戦いにそんな裏側が!」

落「ああ、俺が育った一家は戦闘一家だったからな。でもいわゆる無所属だから合戦があると聞いちゃ父も母も飛び出してったよwwんで俺もついていこうとすると姉ちゃんが止めるんだ」

飛「なるほどのぅ…。だから今も世話係になっておるのか。」

落「でな、これは秘密なんだけどな、本当は姉ちゃん・・・」

ザッザッザッ

落「??」

飛「なんじゃ!誰じゃ!」

悪「談笑中すんまへんなぁ〜。やっと見つけたわ。」

仲間達「………ひひひひ」

悪「ちょっと今から一方的に憂さ晴らしさせてもらうでぇ〜…?獄幽会なめたらどうなるか細胞一つ一つに教えこんだるわぁ〜」

ニヤッ
247 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/09/29(火) 22:47:23.04 ID:TlKE4MQo
若作りww
248 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/09/30(水) 00:58:26.29 ID:3gz.SgSO
飛の反応フイタwwwww



そして極幽會やられ役お疲れ様
249 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/30(水) 14:51:45.53 ID:YANN4cSO
〜男宅〜

さくさくさくさく

静「うんうん、とっても美味しいですね。家庭でここまでサクサク感を出せるなんて尊敬しますよ」

地「いえ…尊敬だなんて……///」

さくさくさく

男「でもマジうめぇ」

幽「うめぇ」

化「ちくしょお、うめぇ」

姉「でも先に食べちゃっていいのかしら。天ぷらパーティー」

さくさくさく

吸「いいんじゃない?熱いうちに食べないとっ!」

さくさくさく

メ「美味シソウデスガ私ハオイルダケ…」

さくさくさく

幽「うめぇ」

静「ええ、本当に美味しい!」

さくさくさくさく…
250 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/01(木) 04:10:45.62 ID:GykaewSO
〜墓地〜

悪「あんさんわしらに盾突くからこういうことになるんやで〜。もう謝っても遅いからなぁ」

仲間達「へっへっへ…」

ザッ

落「ちっ!しつこい奴らだ!」

飛「おぬし…どれほど敵をつくれば気が済むのじゃ。どうせまた喧嘩でも売って恨まれておるんじゃろ」

落「うるせえ!!あいつらが先に因縁付けてきやがったんだよ!!俺からじゃねえよ!!」

飛「ハァ、どっちから先にやったとか小学生じゃあるまいし…」

落「て、てめぇ…!!このチビ!」

飛「む!誰がチビじゃ!!牛チチ女め!!」

落「誰がウチチチ…牛チチだコラ!好きでぶら下げてるわけじゃ…」

飛「あ、噛みよったこいつ〜!馬鹿じゃ馬鹿じゃ!恥ずかしいのぅ〜ww」

落「こんの野郎…お前の方が小学生じゃねえか!!だいたいチチがどうとか、俺もお前もあんまり変わんねぇだろうが!!」

飛「いーや、わらわのはちょうど良いがおぬしのは無駄チチじゃ!わらわは将来もツンツンじゃがおぬしは将来ダルダルじゃ。なぜならそれは牛チチだから」

落「だ、黙って聞いてりゃ調子に乗りやがって…!!先ずはお前から片付けてやる!!もう許さん!」

飛「誰が許しなど請うものか!!」

ギャーギャー

悪「いや、ちょっとウチらの事無視せんとってくれまへんか?仲間割れしてくれんのはええねんけど…」

仲間達「……」
251 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/01(木) 18:31:05.99 ID:GykaewSO
飛「このたわけ者がぁぁ!!!飛びクナイっ!」

シュバババ!!

落「うわっ!危ねえ!」

ザク!ザクザクザク!

仲間達「ぐわあああああ!!!」

落「このやろ…っ!!木刀一本、衝撃波!!!」

ズバババババン!!

飛「いよっと!」

さっ

仲間達「ぎゃああああ!!!」

どどーん!

飛「忍法、火炎弾!!」

ボォオオオ

仲間達「がぁああああ!!」

落「人間投げ!!そりゃ、そりゃ、そりゃ、」

ぽいっ!ぽいっ!ぽいっ

飛「よっ、よっ、よっ」

仲間達「ひいいぃぃ!めちゃくちゃだこいつら……がっ!!」

バタンッ

悪「おーおー、やっぱりこうなると思ったわ。おい、例のアレ。用意しぃ」

仲間達「ヘイ」

ドカーン!ズバーン!ズバババババ!

落「おらぁああ!!くたばれエセくのいちぃぃ!!」

飛「ほざけ、所詮は落ち武者ぁぁ!!」
252 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/10/01(木) 19:06:41.83 ID:SGDYMeIo
カオスww
253 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/10/01(木) 21:31:29.03 ID:Z0/vzgSO
獄幽會wwwwwwww
相手にされないwwwwwwwwww
254 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/01(木) 23:17:03.59 ID:GykaewSO
〜男宅〜

さくさくさく

幽「うめぇ」

静「……」

さくさくさく

静「遅いですね…。まだ帰ってこないのでしょうか。」

男「え?別に大丈夫だと思うよ?あの2人だし」

姉「うん、あたしも全然大丈夫だと思うけど?」

静「そうですか…」

さくさくさく

静「………」

メ「ソンナニ心配ナラ探シニ行キマスカ?」

静「ええ…、私少し行ってきます」

吸「それなら私も一緒に行ってあげるよ!!背中に乗せてってあげるから!!」

バッサバッサ

静「いえ、そんなお気使いなさらなくて大丈夫ですよ」

吸「いいのいいの!!最近この羽使ってなかったから調度いいの!!」

バッサバッサ

静「あ…はぁ。ありがとうございます」

吸「じゃあレッツ&ゴー!♪♪」

男「懐かしいなソレ」
255 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/10/02(金) 00:54:35.26 ID:ND0WlESO
wwwwwwwwwww

ミニ四駆懐かしいな…
256 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/02(金) 01:25:17.43 ID:4yjvM.SO
〜墓地〜

落「おぉぉらああ!!!」

飛「てぇええい!!」

仲間達「ぎゃああああ!!」

ピュー…ドカーン!!バキッ!ドカ!

悪「おい、フォーメーションAや」

仲間達「ヘイ」

ジャキン!

悪「行けぇええ!!!」

仲間達「だああああ!!」

ブォン!!

飛「む!なんじゃ!邪魔をするな!」

仲間「必殺黄金バット!!!」

ガキーン

仲間「くっ!くそ!!」

飛「フン!!そんなもの、目をつぶっていても受けられるわ!」

仲間「………なんてな」

飛「…!?」

仲間「スイッチON」

ポチ

飛「ッ!!」

ビリビリビリビリ!!

飛「ぐああああ!!!」

バキッ!ドゴッ!

落「お、おい!!飛!!」
257 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/02(金) 01:29:54.40 ID:4yjvM.SO
ビリビリビリビリ!

飛「ぐああああ!!」

落「おい、どうなってんだ!!」

サッ

仲間「おっと、よそ見してていいのか?」

落「!!??」

バキッ

落「……っつう!」

仲間「へへへへ」

ポチ

落「!!!」

ビリビリビリビリ!!

落「うがああああ!!」

ビリビリビリビリ!!

悪「どうや…気絶せえへん程度の電流は。でもなぁ、これだけや終わらへんで」

ビリビリビリビリ!!

飛「ぐわあああ!!」

落「うがあああ!!」
258 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/02(金) 02:00:37.78 ID:4yjvM.SO
ビリビリビリビリ!!

落「うぐっっっ!!!ぬう!!!」

ググッ

悪「ほう、やっぱりすぐ動けるようになるか。ええわ、フォーメーションBや。いけ」

仲間「ヘイ」

ビリビリビリビリ

仲間「スイッチON」

シュルルルル

落「!?」

飛「!?」

シュルルルル…シュルルルル…

悪「どうや。定番の触手や!!読者に媚び売ってるなんて知るかい!!かまへんかまへん!!」
259 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/10/02(金) 03:42:48.99 ID:PupNcQAO
くやしい・・でも・・!!
260 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/10/03(土) 22:21:31.27 ID:DYs8k2SO
触手wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwふぅ…
261 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/04(日) 10:49:26.00 ID:RCRjcQSO
シュルルルル!!

落「っ!!」

シュルル…ギチギチギチ!!

落「くそ……っ!」

飛「こ、こやつら!!」

ビリビリビリ!

悪「せやせや、嫌がれば嫌がるほどやり甲斐があるっちゅーもんや!おい、電流止め。もうええ」

仲間「へイ、スイッチOFF」

ぽち

悪「ふん」

ビリビリビリ…バシュン

落「がっ…!!」

ガクッ

落「ハァハァハァ…」

飛「くそ…こんなやつらに……不覚!」

悪「さてさてお二人さん。今からどう遊んでやりましょか」

シュルシュルシュルルルル!!ギギギ!!

落「ぐっ!!」

飛「んあっ…!」

仲間達「ニヤニヤ」

〜上空〜

バッサバッサ

吸「ん〜…いる??」

静「見つかりませんねぇ」
262 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/04(日) 15:18:34.87 ID:zwLPQ2go
17歳JKです。日記は毎日更新してます!
http://ameblo.jp/achaki-doll/
263 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/10/06(火) 05:45:56.49 ID:HYOZQb6o
地ちゃんはまだか
264 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/06(火) 23:03:40.62 ID:PqjmtASO
シュルシュルシュル…モゾモゾモゾ…

飛「くっ…くそ!!なんじゃこれは…気持ち悪い!!おい、落!!おぬしの力では引きちぎれぬか!?」

落「わ…悪い……。俺はダメだ…」

飛「そうか、おぬしでも引きちぎれんとなると力では無理か…」

落「い、いや…俺さ……」

シュルシュルシュル

飛「ん!?」

落「こういうニョロニョロ系はダメなんだわ……ウプッ」

飛「…は!!そうじゃ、あの時!!」

※あの時=沖縄旅行に行ったとき。(覚えてる人は懐かしい!!)

シュルシュルシュル…

悪「ふん!!あんだけ暴れたくってた奴らも大人しいなったら案外可愛いげがあるんちゃう?」

ガシッ

悪「んん?」

落「ハァハァ……これ、ほどいてくれ。もう限界だ…ウプッ」

悪「ほどけ!?姉ちゃん何を馬鹿なことを言うてんねんなwwほどくわけないやろ!」

落「ウプッ……そうか、残念だ……」

悪「おい、みんな見てみ!!あんだけやんちゃやった奴がこんなに…」

落「ウプッ…ウッ…オボロロロロロ!!」

ビチャビチャビチャ…

悪「こんなに……こんなにビチャビチャ…」

落「ゲボロロロロ!!」

ビチャビチャビチャ…

悪「……」

落「……ふぅ。ちょっとはスッキリした」

悪「な、なに人の頭に汚れたシャワーかけてくれとんじゃああああ!!!」
265 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/10/07(水) 00:49:50.17 ID:hyRlpoSO
そーいやあったなwwwww
266 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/07(水) 15:19:06.95 ID:mQfu0gSO
飛「何回も言うが、おぬしそんなキャラだったかのう。いや、そんなキャラになりつつあるのか」

落「うるせぇ!!作者がニョロニョロに弱い設定にするからだろうが!!」

※ごめん。キャラが付くと思って…by作者

悪「おいおい、待ち待ち。人に吐瀉物ぶっかけといて謝りも無しかい」

プ〜ン

悪「お?」

落「おい近づくな。お前なんか臭い」

悪「実行犯が何言うとんねんコラァアア!!お前の体から出たもんやぞ!!元々はお前のもんだろ!!」

落「いや、俺は過去は振り返らないことにしてんだ。だからあの時の失態も今となってはもう…」

悪「過去って何秒前の話じゃ、おい!!もうウチはキレたで!もうアカン!泣いて謝ったらある程度で止めたろう思ってたけどもうアカンで!!おい、お前ら!!」

仲間達「ヘイ…」

悪「もうお前らの好きなようにせい!!最悪日の目を見んようになっても…」

プ〜ン

仲間達「……」

悪「……」

仲間達「あの…アレなんであんまり近づかないで貰えます?ちょっと…キツイんで」

悪「……はい」

267 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/10/08(木) 21:17:47.57 ID:KpeavESO
あだ名ゲロアビさんで決定
268 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/10/12(月) 02:38:14.77 ID:X9./1USO
>>267
ひねりがないからゲロビア
269 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/12(月) 02:59:01.08 ID:0jeJtISO
仲間達「へへへ…。待ってたぜ、この時を!このSS、8ヶ月やっててエロスは無いと思っていたが…。まさか俺達脇役にこんなエロゲ状況がやってくるとはな!!」

シュルシュルシュル

落「ウッ…くそっ、」

飛「……」

仲間達「さぁて、読者も待っていることだし…どこから攻めてやろうか」

ざわざわ

仲間「そりゃあ攻めるならお尻が基本だろ!!ケツだケツ!!」

仲間「おい!!俺はお尻フェチなんだ!!ケツがいい!」

仲間「俺もお尻が…!!」

ざわざわ

仲間「待て待て!!ここはリーダーの話を聞こう!!リーダーのおかげで生まれたチャンスだからな!!リーダー、どうしますか!!」

悪「……」←ゲロビア

仲間「リーダー!」

悪「うん、ウチなんでもええわ。お尻にしたら?それよりシャワー浴びたい…」←ゲロビア

ズーン…

仲間「リーダー!!こんな時なんですからもっと明るく行きましょうよ!!」

悪「うん…でもウチのこと臭いって言うたんはお前さんらやん…。もういいよ…もう。もうリーダー辞めたい。生まれ変わったら静かにしてたい。私は貝になりたい…」

ズーン…

仲間「リーダー…」
270 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/12(月) 03:12:45.87 ID:0jeJtISO
悪「もう俺の名前、悪臭の悪でもええ。この世の悪臭を全部引き連れて旅に出たい…」

ズーン

落「…へ。お前らのリーダー…、随分と情けねぇじゃねえか」

仲間「構わん。それはこっちの話、お前らには関係ない!!それ以上に俺達のムラムラは止まらんさ!!」

落「クソが…。ちょっとでも俺達に触れてみろ?お前らどうなるか…」

さすさす

仲間「んはぁ〜。女のケツなんて久しぶりだぁ〜」

さすさす

落「ってコラァァァ!!!誰だいきなり人のケツ撫で回してる奴は!!」

つんつん

飛「や、やめんか!!///尻を突くな尻を!!」

わーわー!

仲間「おい!!こっちの赤髪のケツの方が締まりがいいぜ!」

仲間「いや、俺はこっちの緑のくのいちの方が小ぶりで好きだ!!」

わーわー

落「おいいぃ!!お前らどんだけケツが好きなんだよ!!」

飛「さすがのわらわもこれは嫌じゃ!!嫌過ぎる!!!」

仲間「はははww喚いたって助けは来ない!!お前達は擦り切れるまで俺達にお尻を撫で回される運命に…」

バッサバッサ

仲間「ん!?」

バッサバッサ

仲間達「なんだ!!なんだ!!なにかが近づいてくるぞ!!」

ざわざわ

バッサバッサ…キーーン!!!スチャ!!

吸「おーい!!お2人とも発見ーッ!!!」

静「やっぱりただ事では無さそうですね…
271 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/12(月) 03:24:08.35 ID:0jeJtISO
静「お落!!何をしているのです!!」

落「ね…姉ちゃん!!」

静「今助けに行きます!」

たたたたたっ

仲間達「おっと!!待ってもらおうか!!」

バンッ

静「すいません…。ここを通してもらえませんでしょうか。あの娘達は私の妹とお友達なんです」

仲間「はぁ…?ああ…そういえばあんた、さっきのお姉さんか!!」

静「はい。うちの妹がご迷惑をおかけしたのなら後で必ずお詫び申し上げます。なので今は妹達を返してもらえないでしょうか」

仲間「へへへ…。そうだな…」

グッ

静「…!!」

仲間「あんたも美人だし、あんたが代わりになってくれるってんなら助けてやってもいいが?」

静「ん、ん…、離してください!」

グイッグイッ

仲間「はははww駄目だ駄目だ!!そんな力じゃ離れねえぜ!!」

静「力じゃ敵いませんか…」

仲間「…よく分かってるじゃねえか!!」

静「わかりました…。仕方ありませんね」

フゥウウウウ〜

仲間「ん…?」

ギシギシギシ

落(……!!!まずい!!)
272 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/12(月) 03:31:51.22 ID:0jeJtISO
落「おい、出来るだけ息止めてろ!!飛!!」

飛「どういうことじゃ!!なんじゃいきなり!」

落「いいから!俺の姉は普段は温厚だが……」

フゥウウウウ〜

仲間「………」

静「手、離してくれますね?」

仲間「……はい」

スッ

静「ありがとうございます」

仲間達「お…おいおい!!何してんだお前!!何手離してんだよ!!」

フゥウウウウ〜

仲間「早くそいつを掴ま…え………なくてもいいや。エヘヘヘヘ」

仲間「俺もどうでもよくなってきた。暴力は駄目だよね。エヘヘヘヘ…」

フゥウウウウ

静「みなさん素直でよろしいすね、うふふ。“桃色吐息”(フレイバー・フレイバー)!!」
273 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/12(月) 03:39:54.94 ID:0jeJtISO
飛「何が起きているんじゃ!」

落「姉ちゃんの得意技の一つ、“フレイバーフレイバー”。匂いを嗅いで気持ちよくなる時あるだろ?それの強烈なやつだ。息を吹き掛けられると戦意を喪失する」

飛「何ィ!?」

フゥウウウウ〜

仲間「く…くそ!!何か息の匂いに種があるな!?ならば息を止めていれば何も問題は…」

静「そうですか…。まだ血気盛んな方がいるようで……仕方ありませんね」

チャンチャカチャンチャン

仲間「!!?」

静「よく見ていて下さいね…?少し舞わせていただきます。“親愛なる貴方へ”(ディア・バレンタイン)!!」

チャンチャカチャンチャン

静「〜♪」

チャンチャカチャンチャン

仲間「あ…俺もう獄幽会やめるわ」

仲間「俺も」

仲間「俺も〜♪エヘヘヘヘ…」
静「〜♪」

チャンチャカチャンチャン
274 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/12(月) 03:51:22.68 ID:0jeJtISO
飛「これは……!!見ないほうがいいんじゃな!?」

落「ああ、“ディア・バレンタイン”。フレイバーフレイバーより及ぶ範囲が広く、その奏でる音と舞う姿を見たら心を奪われてしまう。聴覚と視覚から効いてくる技だ!!」

飛「なるほど〜!!」

チャンチャカチャンチャン

静「〜♪」

仲間「く…くそ!!!こうなったらやけくそだ!!」

ジャキン!!

仲間達「銃で心臓ごと撃ち抜いてやる!!」

チャンチャカチャン…

静「〜♪………。銃ですか…?そんな物騒なもの…」

仲間「うるせえ!!これ以上やられちゃたまんねえんだよ!!」

静「そうですか。ならば…」

ブワン

静(“触れていいもの、駄目なもの”ラブ・ジャッジ!)

すたすたすた

静「……」

仲間「ち、近付くんじゃねえ!!」

ドンドンドン!!

静「……いけません。そんな物騒な物を使っては」

ドンドンドン!!

仲間「な、なんでだ!!なんでなんだよ!!」

ドンドンドン…カランカラン…

仲間「なんで弾が直前で止まって……」

フゥウウウウ…

仲間「…!?」

静「いい子いい子、よしよし。もう銃なんて使ってはいけませんよ?うふふ…」
275 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/12(月) 04:05:05.53 ID:0jeJtISO
仲間「……はい。もう銃なんか使いません!エヘヘヘヘ…」

ドンドンドン!!

静「あなたもです。落ち着いて下さい?」

フゥウウウウ〜

仲間「は〜い!!落ち着きま〜す!!エヘヘヘヘ」

ギシギシギシ!!

飛(お、おい!目を開けてもよいか!?)

落「ああ、大丈夫だ」

飛「ふう…今度は一体なにをしたのじゃ?」

落「多分ありゃ“ラブ・ジャッジ”状態だな、姉ちゃん」

飛「ん?ラブジャッジ?」

落「ああ、“触れていいもの、駄目なもの(ラブ・ジャッジ)”。姉ちゃんに向かって降り懸かる全ての悪意、災難、殺傷能力のあるものは寸前で戦意を失う。最強だぜ?」

飛「んん??」

落「つまり姉ちゃんを殴ろうとする奴はもちろん、剣、槍、弓矢、銃弾、その他殺傷能力があったり悪意を持って放たれたもの、つまり“愛”を感じられないものは全て効果を失う。最強の防御技だ…!」

飛「……ゴクリ!」

落「あの姉ちゃん、戦国では三武神と呼ばれてたんだ。その中でも戦わぬ武神、お静。関ヶ原の戦いのど真ん中を買い物に行くために素手で無傷で横切ったって伝説もあるぐらいだ」

飛「おぬしの姉…そんなに恐ろしいのか」

落「ああ…戦わない武神なんて1番タチが悪いぜ。とんでもねぇ姉を持っちまったよ」
276 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/10/12(月) 12:48:47.86 ID:wVzfbMAo
こええええ
277 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/12(月) 13:48:22.75 ID:0jeJtISO
仲間「エヘヘヘヘ♪綺麗な夜空だな〜!」

仲間「俺、なんだかボランティアがしたいな〜♪」

仲間「お年寄りをおんぶしてあげたいな〜。エヘヘヘヘ」

ギシギシギシ…

静「大丈夫ですか?お怪我はありませんか?」

落「ああ、ちょっとケツ触られただけだ」

静「飛さんも…お怪我がありませんか?」

飛「ははははははい!お怪我はありりりませぬじゃ!!!」

ガクガク

静「どうしました?何だかお顔が青ざめているような…」

飛「いいいいいいや…!そそそそんなことはない…ぞ?」

ガクガク

静「何か怖いことされたのですか?」

飛(怖いのはおぬしじゃー!!)

静「うふふふふ」

落「それより姉ちゃん、早くこれ解いてくれよ」

静「あ、そうですね。わかりました」

ガシッ

静「ん、ん、んんんっ!!!」

ビキビキビキ…ミシッ、ミシミシミシ!!

飛「おおお…!?」

ミシミシミシ…ブチッ、ブチブチブチィィ!!

落「さすがだな、…よっと!」

パサッ

飛「なんと……」

落「あ、ちなみに腕力だけなら俺の10倍ぐらいあるからな、姉ちゃん」
278 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/14(水) 18:02:26.90 ID:5JCsuASO
〜男宅〜

飛「ま、というわけじゃ」

姉「知らない間に大変なことになってたのね。で、お静さんは?」

飛「帰ってしもうた。なんか疲れたし落の顔を見れて安心したからもういいって」

地「そうですか」

飛「うむ。まぁそういうことじゃ」

飛(おぬしの姉のことはこれぐらいでいいか?)

落(ああ。姉ちゃんがやったことは全部無かったことにな)

男「とにかくみんな無事に帰ってきてよかったな。吸もお疲れさん!」

吸「うんっ!」

幽「ねーねー…」

チョンチョン

男「ん?」

幽「私主人公なのに1週間ぐらい何もしてない」

男「うん、それは作者に言って」
279 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/10/16(金) 21:50:03.33 ID:raECJISO
洗脳こわっw


>幽「私主人公なのに1週間ぐらい何もしてない」
姉の呪いですねわかりますwwwww
280 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/17(土) 10:15:45.93 ID:Y6UZGYSO
〜天国・参謀本部〜

コンコン…ガチャ

静「ただいま帰りました」

ペコリ

針「おっ…どうやった?人間界は」

静「楽しかったです。お落も元気なようでよかったです」

針「そっか、そらよかったわ。んじゃ今日はもう休み。お疲れ」

静「はい…。では失礼します」

ガチャ

静「ありがとうございました」

ガチャン

針「………」

針(三武神ねぇ…。)

スッ

西「ちょっと」

針「は、はいっ!!」

ビクッ

西「そこ僕の席」

針「なんや西かいな…。気配消して近付くのやめてくれへん!?」

西「ごめん」
281 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/17(土) 10:33:43.01 ID:Y6UZGYSO
【秘密だょ!!みんなの日記!!】

○月×日 くもり 姉

今日は弟を引き連れてデパートで化粧品を買った
いつも我慢して安めの化粧品を使っているので今日は奮発していいのを買った
そんなもんに金をかけるなよと言う弟を黙らせてそそくさとお金を払おうとすると店員さんに

「お母さまとお子様とよく似ていらっしゃいますね」

って言われた
あたしがこんな大きい子供がいるように見えるってのか!!
おうおう!!その目は節穴かい!?
…と言いそうになったけどグッとこらえた

でも弟は隣で爆笑してたのではったおした
今度吸ちゃんに若返りの薬とかあるか聞こうかな〜
282 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/10/17(土) 11:34:34.85 ID:q7QAMkSO
姉……
283 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/17(土) 14:58:55.16 ID:Y6UZGYSO
【秘密だょ!!みんなの日記!!】

○月×日 晴れ 地

すっかり秋ですね
最近は夜も涼しくなったのでみなさん風邪を引かないか心配です
そういう私が風邪を引いてしまったんですけど

あ、今日はスーパーで秋刀魚が安かったのでついつい買ってしまいました!
4人で食べるんですけど、幽さんは一人で2匹か3匹は食べないと気が済まないのでいつも多めに買うんです
焼きたての秋刀魚はとても美味しくてみんなすぐに食べてしまいました
美味しそうに食べてくれて嬉しかったな

明日はまた何を食べようかな〜
284 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/17(土) 20:49:31.58 ID:Y6UZGYSO
【秘密だょ!!みんなの日記!!】

○月×日 雨 落

前略


中略


後略
285 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/10/18(日) 00:11:33.42 ID:tktPFkSO
地ちゃんの焼いたサンマ食いたい

落はもはや全略だなwww
286 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/20(火) 19:08:40.60 ID:fVeXPgSO
〜男宅〜

がやがやがや

男「小さくして」

幽「えっ…これ以上小さくするとCカップになっちゃう」

男「乳じゃねえよ!!テレビ!」

幽「うん、じゃあ金づちとペンチ」

男「サイズじゃねえよ!!音量!!」

幽「怨霊!?どっちかというと良い霊だよ!」

男「もういいわ!」
287 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/20(火) 19:34:27.89 ID:fVeXPgSO
〜商店街〜

メ「ランラララランランラン…」

魚屋「おっ、姉ちゃん美人だね!!この鯛安くしとくよ!!買いな!!」

メ「ン?美人?当タリ前ダロ」

肉屋「お嬢さん!!今日はいい国産牛が入ったよ!!かわいいから少しやろう」

メ「ジャア2000グラム!!」

八百屋「うちの野菜も新鮮だよ」

メ「ハイハイ」

果物屋「こっちのりんごも甘いよ」

メ「ハ〜イ」

酒屋「この日本酒が…」

靴屋「今流行りのタイプで…」

米屋「コシヒカリ!」

ペット屋「わんわん!にゃんにゃん!」

………

……

〜姉宅〜

メ「タダイマ!」

姉「はいお帰り〜…ってうわ!!なんだこの荷物は!!」
288 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/21(水) 17:56:16.58 ID:dQPkqUSO
〜とある森ん中〜

ドォン…ドォン…パラパラ

北「右腕80…左腕20……!」

ビキビキビキ!!

北「ストロングアームキャノン!!!」

ドォォォン!!!バキバキバキ!!

北「ふぅ……。今日は調子が悪い。まだ筋肉の移動がスムーズじゃない」

ビキビキビキ…!!

北「ぐぐぐ……っ」

ビキビキビキ!!

北「うぬぬぬぬ!!」

ビキビキビキ…プス……プスプスプス…シュウウウ

北「っはぁ!はぁ!…駄目だ!」

北(……こんなんじゃまだ落には勝てん!)
289 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/21(水) 18:01:42.67 ID:dQPkqUSO
〜都会〜

がやがや

南「ね〜ね〜☆今ヒマ〜??」

イケメン「え…俺?」

南「うんっ♪俺俺♪わたし今ヒマなんだけどさ〜★どっか遊びに連れてってくれたら…」

イケメン「いや…君連れて歩いても犯罪とかになって……」

ピクッ

南「犯罪…?それってわたしが童顔で……」

シュルシュルシュル

南「ガキ臭いってことか…シャアアアア!!」

イケメン「…ひっ!!ヘビ女ぁぁ!!!逃げれぇぇ!!」

ピュー!

南「………」

南(ちぇ、恋愛ってむずかしいネ☆)
290 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/22(木) 01:30:24.06 ID:/I9M7ISO
〜男宅〜

幽「起きれ〜」

ゆさゆさ

男「……zz」

幽「起きれ〜」

男「……zz」

幽「しかたない」

スッ

幽「喰らえカカロットォォォ!!ギャリック砲!!!」

ブブブ!!!ブリブリ!

男「あ゙ーっ!!!!くさぁぁーっ!!!」

幽「起きた」

男「起きたじゃねぇよ!!何屁かましてんだ!!」

バシッ

幽「お…お尻から音が鳴ったからってオナラだと決めつけるのは愚かな行為だよ、ワトソン君」

男「誰がワトソン君だ!人に屁かます奴に愚かとか言われたくねぇ!!」

291 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/10/22(木) 22:33:11.53 ID:pbVuzfc0
ギャリック砲わろた
292 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/23(金) 01:29:53.17 ID:/a6cm.SO
【ネタ切れにより質問タイム】

作「今さらながらみんなが疑問に思ってたことを解決してやろう」

Q、生活費はどうしてるの?(東京都♀)

A、姉がショップの店員、メイがメイド喫茶、吸がコスプレ喫茶、男がコンビニなどで働いてます。たまに幽と化は小銭を探しに街をうろつきます

Q、休みの日は何してる?

A、次の通りです
幽…遊ぶ
化…遊ぶ
地…家事、読書
男…幽、化がいなければ寝る
姉…友達とウィンドウショッピング、映画、合コン
メ…オイル買いに行く
吸…散歩(空に)
落…いつものトレーニング。たまに男宅へ飯食いに行く
飛…修業。パン屋に行く
西…読書、長湯
針…釣り
師…トレーニング、天国内のパトロール

平日と休日の感覚が無い人が多いです
その他は省略しました
293 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/23(金) 01:47:53.73 ID:/a6cm.SO
Q、恋愛とかは?

A、次の通りでしょう

幽…性欲が高い
化…性欲が高い
男…人並みに彼女は欲しい
地…優しい人なら?しかし知識が足りない
姉…非常に彼氏が欲しい
メ…ロボット
吸…吸血鬼だけど人間の彼氏がいてもいいと思ってる
落…興味なし
飛…自分から探そうとは思わない
西…興味ない、言い寄る男は多い
針…出来れば作りたいと思ってる
師…それどころじゃない
神…エロジジイ、実は妻がいる

恋愛ざたは無さそうです

Q、犬猿の仲なのは?

A、落と姉は馬が合わないようですが最近は落ち着いてます。西は神が心底嫌いです。
294 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/10/23(金) 05:18:47.64 ID:TeJA.kAO
おい神
295 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/10/24(土) 21:44:02.47 ID:/UwPOcSO
ちんこもげちまえ
296 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/10/25(日) 21:35:09.64 ID:RRALsKYo
まとめが更新してるから、ネタ切れなら過去ログ読み返してきたら?
297 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/10/25(日) 22:31:00.22 ID:bQpn2Mso
個人的には地ちゃんがひたすら料理して美味しく食べる描写があればほぼ満足です。

@パパの家族のスピンアウトとか、近所の幼を再登場させてみるとか。
Aその他パパとか落の家族が出てる事だし他の幽霊たちの家族ネタとか
B一発ネタとして男と姉の両親に会いに天界に尋ねてみるとか。
C久しぶりに旅行させてみるとか。
Dアンマリ見たくないけど姉が彼氏で着て幸せになってしまうとか(ぇ
298 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/25(日) 22:40:00.87 ID:Nk1JToSO
>>296
>>297
地「うわぁ…すごい考えて下さってありがとうございます…」

飛「あれじゃな。わらわの武勇伝じゃな。皆が望んでおるのは」

地「えっ…」

男「ないない」
299 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/10/25(日) 23:00:20.25 ID:JPZWJAAO
くノ一は大好きだけど武勇伝はちょっと…
300 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/25(日) 23:06:50.65 ID:Nk1JToSO
〜天国〜

ヒュオオオオ〜

師「ううう…おはようございます皆さん。では今日もいつもながら朝礼を始めましょうか」

軍「はっ…はい!!!」

師「ふぅ〜…ではまず第一部隊から点呼始め!」

軍「はいっ…1、2…お言葉ですが師さん!!」

ヒュオオオオ〜

師「何ですか?」

軍「あの…見てわかる通り」

し〜〜〜ん…

軍「9割が体調不良により朝礼を欠席しております!!」

師「…ははは、そ、そうですよね〜」

ヒュオオオオ〜

師「ハ…ハ…ハックショイ!!!」

師(なんだこの急激な寒さは…?)
301 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/25(日) 23:21:32.94 ID:Nk1JToSO
〜地獄〜

師「…というわけで」

しゅばっ

師「しばらくの間地獄にて居候させていただきます」

軍「失礼します!!」

ビシッ!

閻「ならん…。本来天国と地獄は互いに独立し合い親交をもつ必要などない!!緊急を要するならまだしもたかが寒い程度で場を明け渡すなど…」

ザッザッ

神「ほっほ…wwすまんな閻魔。わしが提案したのじゃよ」

閻「神…!!いや、またお前かジジイ!」

神「ジジイはお互い様じゃろ。それより早くここを通してくれんかの?わしゃ寒くてたまらん」

針「ウチも寒うてかなわん…ブルブル」

閻「て、天国の上層部が揃いも揃って…!!お前達はそんなことで逃げ出しよって天国の民に示しがつくのか!!」

神「ほ?じゃからほれ、」

ずらーっ

天国の民「オネガイシマ〜ス!!」

神「民もみんな一緒じゃ、イェイ!」

閻「このクソジジイ!!」

トクトクトク

西「ズズズ…。入れてあげなよ、閻魔。閻魔が思ってるより天国の寒さは深刻だよ。倒れる人も続出してるし…フゥ。この紅茶なかなか美味しい」

閻「西っ!!っていうかいつの間に来ておった!?わしのお気に入りの紅茶飲んでるし…。」

西「僕紅茶好きだから」
302 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/25(日) 23:36:15.67 ID:Nk1JToSO
〜閻魔の間〜

カンカンッ

西「…というわけで。この寒さは季節の変わり目なんて簡単なものじゃないよ。天国で何かが起きてるね。異常気象か…最悪何者かの陰謀か…」

閻「はっ…陰謀だと?馬鹿らしい!」

師「いえ、しかしその可能性が0ではないので厳戒体制は敷くべきかと思われますが」

神「う〜ん……桃色片思い…zzz」

西「そうだね、僕も師の意見には賛成だね」

閻「ふん、たとえそうだとしてもそれが地獄に何の関係がある!!お前らで勝手にしろ」

西「でも天国ど地獄は軍事同盟結んでるんだよね?例えばドラキュラの件とか…あれ?僕の勘違いかな?」

閻(この女…!そこまで見越しよって……!)

針「まぁ何にせよ緊急事態があったら天国も地獄も協力して戦わなアカンっちゅうことで……ピリリ!ピリリ!」

神「う〜ん…LOVEマシン…zzz」

針「ごめん、ちょっとあいつらから連絡きたわ。何の用やろ、ごめんな」

西「うん…」

神「ムニャムニャ…今日からわしもつんくファミリーか…zzz」

西(……スッ)

西「人の話聞けよ、タコ入道」

ザクッ

神「に゙ゃわーーーっ!!」
303 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/25(日) 23:43:04.95 ID:Nk1JToSO
〜その頃、天国〜

ヒュオオオオ〜…

雪「グスッ…ウウッ……誰もいない…」

トボトボ

雪「また私は一人ぼっちなんだ…みんな私を無視するんだ…」

雪(寂しいなぁ〜…誰いないかな〜)

ヒュオオオオ…

雪「私にも友達が欲しいよぉ〜!!!!」

ビュワッ!ビュオオオオオ!!!!!
304 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/10/26(月) 00:07:55.59 ID:zRisEUAO
俺が最も魅力的な妖怪だと思う雪女が登場だとーっ!!
305 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/26(月) 18:32:56.97 ID:2AcM9.SO
〜男宅〜

針「あんなぁ〜君達…?」

幽「うんうん!」

針「なんか用あるんか知らんけどいちいち人間界に呼ぶのやめてくれへん?結構しんどいねん!この往復は!」

姉「ごめんなさいね〜?どうしても言いたいことがあってね…?」

針「せやから何の為にこの“天国セルフォン”渡したと思ってんねん!」

※天国セルフォン…天国と人間界を飛び越えて使える携帯電話

幽「はい!針ちゃんをいつでもこっちに呼ぶため!」

針「ちゃうわい!!」

ダンッ

針「ウチはいちいち行くのが面倒やから電話で済ましたかってん!!ええ?ウチが会議の合間に抜け出してきたん知らんやろ!!だいたい最近のあんたらは人使いってもんが荒くて…」

ぐちぐちぐちぐち

男「あ…、あのさ?」

針「何や」

男「とりあえず用件だけでも聞いて欲しいんだけど…」

針「……ええよ。しゃあない、聞いたる」

男「ありがとう!じゃあ手短に話すよ!実はさ…」

ズイッ

姉「あたし達ね!?実は天国に行ってみたいのよ!!!」

針「はい…?」

姉「はい…?じゃなくて!!!天国よ天国!!ああ、なんで今までこんな簡単なことに気付かなかったのかしら!天国に知り合いがいるんだからいつだって天国に行けるじゃない!!オホホホホ!!なんて運がいいんでしょ、この姉弟は……」

針「あかんで」

きっぱり!

男・姉「……え?」

針「天国来て何したいんか知らんけど、今は天国に来られへんで」
306 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/26(月) 18:41:55.89 ID:2AcM9.SO
姉「ちょっと何でよ〜!?」

針「何でもや。あかんもんはあかん。ガキちゃうねん」

化「あ…もしかして2人が幽霊じゃないから?」

地「そうですね…」

針「ちゃう。たしかにそれもあるけど、今回はそれ以上に理由がある。」

姉「だったら何よ〜!教えなさいよ〜!」

針「っていうかそもそも何で天国に来たいんや?」

姉「……」

男「……」

針「なんや、押し黙って」

姉「実はね…?あたし達…」

男「両親にさ…会いたいんだよ」

針「両親に?」

男「うん、ずっと昔に事故で亡くなったからさ。今もこうして元気に暮らしてるとこ、見せてあげたいんだよ」

針「……」

幽「ねぇ針ちゃん?連れてってあげられないの?」

地「私からもお願いします…。家族に会いたい気持ち…すごくわかるんで……」

針「そうか…なるほどよぉ分かった」

姉「……」

男「……」

針「そんな理由じゃあ絶対連れては行かれへんな」

姉・男「…!!!」
307 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/26(月) 18:57:29.86 ID:2AcM9.SO
姉「なんで!?一目会ったらすぐ帰るから…!!」

針「その“一目”が問題やねん!!」

姉「……!!」

男「……」

針「世の中にな、“死んだ家族に一目でも会いたい…。”そう思ってる遺族が何人いてると思ってんねん。みんなそういうのを我慢してんねん。たまたま天国に知り合いが出来たからってあんたらだけ天国に連れて行ってあげるなんて特別なこと出来るかい。」

姉「……」

地「……でも」

針「でも、やない。例えウチが説得されてあんたらを連れて行ったところでそんなん優しさちゃう。甘やかすだけや。ええか?人は死ぬからこそ人を大事に出来んねん。死んだ人にもっかい会うなんて真似、絶対にしたらあかん。生きてる人は前見て生きなあかん。わかったか?」

姉「……」

地「そうですよね…」

スッ…

針「じゃあ用は済んだみたいやし帰るわ。今天国えらいことなっててそれどころちゃうねん」

男「……」

姉「……」

針(……はぁ、)

針「なんやちょっと言われたぐらいで暗くなってもうて。辛気臭いのぉ」

姉「だって……」

針「手ぶらで来てもうたからアレやし…。今“手紙一枚持っていく”ぐらいの余裕しかないねんで、ウチ?」

姉・男「えっ…!!それって!」

幽・化・地「……!!」

針「ほんっまに…仕方ないやっちゃで!なんか思いついたんやったら早くしてや」
308 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/10/27(火) 20:27:35.21 ID:CcDSoASO
先週ばぁちゃんの命日だった俺を泣かすな
309 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/28(水) 03:00:31.03 ID:xc/9jISO
針「はよしてやー」

姉「……」

かきかき

姉(拝啓…骨になった父上様。今日私はこの歳になって年下の娘から説教を喰らって……ウンヌン)

男「……」

かきかき

男(前略…母上様。お元気ですか?俺は元気で頑張ってます。最近はいろいろありすぎて何が何やらわかりませんが……ウンヌン)

幽「……」

かきかき

幽(まだ見ぬお父様お母様…。元気ですか。私は元気ですか。最近は寒くなってますが風邪は引きたくありません。でもエアコンは付けます…ウンヌン)

針「……いやいや。なんであんたらも書いてんねん」

化(最近は私の舎弟でもある男や姉が反抗期に入ったようで苦労苦労また苦労…ウンヌン)

針「何してんねん。いつから舎弟になってん。持っていかへんでその手紙」

幽(伝われこの想い…)

針「だから伝わらへんっての!」
310 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/10/28(水) 03:19:15.94 ID:n7BjDZYo
ずっと地ちゃんのターン
311 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/28(水) 14:31:44.92 ID:xc/9jISO
>>310
地「え…わわ私ですか!?…ずっと?」

幽「デーモンの召喚召喚!!」
312 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/10/28(水) 23:06:30.14 ID:yPq4tcSO
針 は どくしんじゅつ を おぼえた!
313 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/10/29(木) 00:32:20.91 ID:ovGNREYo
針 は ずっと どくしん
314 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/29(木) 03:47:41.60 ID:HqgmT2SO

西は俺の嫁

by作者
315 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/10/29(木) 07:55:46.21 ID:SPxpsroo
地ちゃんは俺の伴侶
316 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/29(木) 18:38:44.43 ID:HqgmT2SO
針「はいタイムイズア〜ップ!!回収しま〜す。」

幽「ええーっ!!まだ12歳の頃の私までしか書いてないのにーっ」

がびーん

男「がびーんじゃねぇよ!偉人か!」

幽「ここから一度敵として登場したやつが味方として現れたりして盛り上がるとこなのに」

男「定番の展開か!っていうか敵って誰だよ!ウチの親に何伝えようとしてんだよ!」

針「はい、もう気済んだやろ〜。」

ぴらっ、ぴらっ、

針「確かに2枚預かりました。ほな、行くわ」

幽・化「ちょいちょいちょい!!」

ちょいちょいちょい!

針「なんやねんな」

幽「忘れてまんがな、ウチらの歴史!」

化「勘弁してや、ほんまにもー。」

針「知るかいっ!なんぼ言われても持っていきませんー!」

幽・化「ぶ〜!!」

むきーっ

針「じゃ、また返事とかあったら連絡するわ」

男「おう!ありがとう!」

姉「ほんと針ちゃん大好き!!」

針「はいはい〜」

ガチャン

幽・化(くそー。なんとしてでも手紙を渡したいなぁ…)

地「……?」
317 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/29(木) 18:46:59.91 ID:HqgmT2SO
〜地獄〜

カタカタカタ

西「……」

師「何してるんですか?パソコンなんて珍しい」

カタカタカタ

西「うん…ちょっとね。気になることがあって」

師「そうですか。しかし西さんがパソコンを使えたなんて初めて知りましたよ!」

西「うん。たった今説明書暗記したばっかりだけどね」

カタカタカタ

師「……参りました。では!」

西「………」

西(ふ〜ん、過去に異常気象の例は無しか。じゃあやっぱり人為的な何かかな…)
318 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/29(木) 18:53:55.38 ID:HqgmT2SO
〜天国〜

ヒュオオオオ

雪「……寂しいなぁ」

トボトボ

雪「っていうより暑いな、ここ。溶けちゃいそう。」

トボトボ

雪「でも逆におでんを食べよう!雪女だけに“勇気あんな(ゆうきあんな→ゆうきおんな→雪女)!!”なんちゃって…///」

ビュワワワワワワ!!ブワワワワワ!!

雪「あ…涼し」
319 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/10/30(金) 01:13:15.56 ID:ttvIoMSO
>>318
えっ?













えっ?



とりあえず>>1、この雪娘の見た目餅ーフは?
今現在デビチルのゆきおんなで脳内補完してるんだが
320 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/30(金) 02:03:57.85 ID:g5.zwwSO
〜山ん中〜

針「〜♪」

ぴぴぴ

針「あ、神様?針です。お疲れ様です。今から戻るんで天国のアレお願いします。…え、あ、はい。防寒具はもってますんで大丈夫です。では〜…」

ぴぴっぷー…ガチャ

針「はぁ。ジャケット用意しといて正解や…」

ゴソゴソ

〜茂み〜

化(あ!あそこが天国に繋がってるの!?)

幽(しっ!静かにしないとばれちゃう!それにあそこは子宮に繋がってるの!)

化(そっか。ごめりんこ)

幽(アレは?手紙、持ってきた?)

化(もち!)

幽(いい?あそこが光って針ちゃんが浮き始めたら針ちゃんにしがみついて天国に行くんだよ!!)

化(あ…あそこが光ったら針ちゃん浮くの!?)

幽(そうだよ。光るんだよ)

化(OH〜ポカホンタス!)
321 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/30(金) 02:12:01.65 ID:g5.zwwSO
>>319
ぬーべーのゆきめとか
個人個人好きに補完してよっ!

…by作者
322 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/30(金) 22:00:07.84 ID:g5.zwwSO
幽(ほら、来た来た)

化(んん!?)

ファンファンファン

幽(あの光が天国に繋がってんのよ)

化(おお〜!)

ゴソゴソ

幽(…ん?)

ゴソゴソ

化(なに?)

幽(なんか人影…)

ゴソゴソ

幽(まさかねww)

化(誰もいない誰もいないww)

ゴソゴソ…ガサガサ!!

野犬「グルルルル…」

幽(……)

化(……)
323 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/30(金) 22:09:21.98 ID:g5.zwwSO
ワッキャアアアア!!

針「はい?」

ドタタタタ!!!

幽「野犬だぁぁ!!」

化「ぎゃああああ!!」

野犬「ガルルルル!!!」

針「うおっ…!?なんやなんや!!」

ドタタタタ…ガシッ

幽「HELP!!」

針「…は!?っていうかあんたら何でここに…」

化「いいから早くHELP!」

針「いやちょっと待ち!それより何であんたらが……」

ファンファンファン…フワッ

幽「おっと!」

針「しまったアカン!離れ!このままやと天国に行ってまう…っ」

ガシッ

幽「離れん!」

化「離れん!」

針「あんたら…!ホンマはこれが狙い……!!」

ファンファンファン

野犬「ウウー!ガルルルル!!ワォーン!!」

針「ウチとしたことが……!」
324 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/30(金) 22:14:46.14 ID:g5.zwwSO
〜天国〜

ビュウウウ〜

幽「ささささ寒い!っ!なななにこここ……」

化「てててて天国くくってこんなさむむむむむ…」

ガチガチガチガチ

針「あんなぁ…人の話聞かへんからそうなんねん。ほら、防寒具ぐらい持っとかんと」

ぬくぬく

幽「ぼぼぼぼぼうかかかかかんぐぐ…」

化「さささささずけたままままへへへ!!」

ガチガチガチガチ

針「防寒具自分のんしか無いねん。ごめんな」

幽「ひぃいいいい!!」
325 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/01(日) 16:19:59.83 ID:GLPVu.SO
胸もないから寒いだろうな…www
326 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/03(火) 00:06:18.55 ID:CKv/2ESO
針「とりあえず地獄まで連れてったるから、我慢しときや」

幽「ままままままかせかせかせかせせせ!!」

化「だいじじじょじょじょじょじょ!!」

ガチガチガチガチ

針「はぁ…何でこんなことになったんや……」

ヒュウウウウウ〜

雪(……)

コソコソッ

雪(…友達見ーつけたっ!)

〜男宅〜

姉「んじゃまた来るわ〜」

ガチャ、バタン!

男「ああ〜返事が楽しみだな〜」

地「いい返事が帰ってきますよ、きっと」

男「そうかなぁ?なぁ幽?」

地「……」

男「……」

しーーん

男「あれ?幽は…?」

地「ふぇ?」
327 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/07(土) 08:08:57.07 ID:Gr8Gb6SO
〜天国〜

ザッザッザッザッ

雪(ハァハァハァ……!)

ザッザッザッザッ

雪(……っ!ハァハァハァ!!)

ザッザッザ!!

雪「じゃーん!!やっと見つけた!友達!」

シャキーン

針「んん?」

幽「さぶぶぶぶぶぶぶぶ!!」

ヒュオオオオオ〜

雪「ずっと寂しかったんだ!!友達になってくれる!?」

針「なんや…まだ天国に残ってたんかいな。ええわ、みんなじご…」

雪「〜♪」

針(…いや、何かおかしい。なんでこいつこんな薄着で平常でおれんねん)

針「……」

雪「えっ??じご…何?」

針「お前寒くないんか」

雪「えっ?」

針「寒くないんかって、聞いてんねん」

ヒュオオオオオ〜

雪「寒く…?うん、別に普通かな?」

針「そうか……」

ヒュオオオオオ〜

針「ちょっと話させてもらおか。お前らは先行っとけ」

幽・化「ぶるるるるるるるる!!」
328 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/07(土) 08:17:26.15 ID:Gr8Gb6SO
幽「ささささささきにいいいいいい…!」

針「ああ、ここ真っすぐ行ったらええから。先行っとき」

雪「何で?みんなでいる方が楽しいのに」

針「……」

ヒュオオオオオ〜

幽「さびびびびびびびび…」

化「んじゃじゃじゃじゃさきききききにいくいくいくいくいく…」

針「おう。向こう着いたらウチに言われて来たって言い。知った顔もおるから」

雪「ねぇ…ちょっと……」

ザッ

針「待ち」

雪「!!」

針「それ以上近づいたらアカンで。まだ安全やと決まってないからな」

スッ…シャキン!!

雪「そんな…」
329 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 02:18:45.66 ID:SqgUwESO
>>328
>幽「ささささささきにいいいいいい…!」
どーでもいいが一瞬佐々木いいに見えた
佐々木より古泉のがかわiいや何でもない




さて針は雪をどうするつもりだ…?
とりあえず雪が薄着と聞いて真っ白スケAの浴衣想像した
330 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/09(月) 15:46:55.51 ID:PZIzrcSO
ヒュウウウ〜

雪「行っちゃった…」

針「行ってもうたな」

雪「じ…じゃああなたは私の友達になってくれる?」

針「なんやさっきから友達友達って…。名前は何て言うねん」

雪「なななな名前は“雪”です!!雪やこんこんの雪と書いて雪です!!」

ワッ!

針「うわっ、いきなり大きい声だすなや…。びっくりしたやん」

雪「ごめんなさい…でも名前を聞かれたのが嬉しくて!!雪女だけに“嬉しいっスノー”!!」

針(なんやこいつ…)

ビュウウウウウ〜!!!

針「うわっ!!急に強なりよった!!どういうことや!」

雪「えへへへ…///そんなに面白かった?」

針「いや、全然面白なかっ…!!っていうかこれ何とかせいっ!!あとお前今雪女って言うたな!?」

雪「はい、雪女です」

針「お前がこの大雪を降らせとる犯人なんか!?」

ビュウウウウウ〜!!

雪「………」

針「どうなんや!!」

雪「うん……」
331 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/09(月) 15:57:42.09 ID:PZIzrcSO
雪「……」

針「黙ってるってことはやっぱりそうなんやな!?よし、わかった」

雪「えっ…?」

針「天国から出てってもらう」

雪「え…ちょっと……待って!」

針「待たへん。この吹雪のおかげでどれだけの住民が被害喰らってると思ってんねん。悪いけどここから立ち去ってもらうで」

雪「あ…ちょっ……」

ガッ

針「……!!?」

雪「ダメ!!私の手を握っちゃ…!!」

ピキピキピキ…カチンコチン

針「右手が…凍ってもうた!?」

雪「凍ってます」

〜天国の門:地獄方面〜

ギィィ…バタン!!

幽「ふぅ…寒かった!!」

化「寒かったねー!」

幽「針ちゃん大丈夫かな?」

化「とりあえず地獄に行ってみよ!!ダッシュで!」

幽「ダッシュで!!」

ギャンッ!!

化「待て待て待てぇぇい!!」

ギャンッ!!
332 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/09(月) 17:12:01.83 ID:PZIzrcSO
〜地獄の分かれ道〜

タタタタ…キキィィィ!!!

幽「ストリップ!!ここから道が2手に分かれてる!!」

化「本当だ!!どうする!!」

幽「思い出すんだ!!今までの会話の中にヒントがあるはずだ!!右か左か…」

化「教授!!」

幽「う〜ん……」

ポクポクポクポク…

化「教授!!」」

幽「……」

ポクポクポク…チーン!

幽(……はっ!!)

化「来ましたか!!」

幽「わかった!!答えは“4”だ!!」

化「フォーっ!!!」

幽「……」

化「……」

しーーん

幽・化(ツッコむ人がいねぇ…orz)
333 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/09(月) 17:19:02.63 ID:PZIzrcSO
幽「こうなったらしかたない、これだけは使いたくなかったが!!」

化「…まさか!!」

幽「裏奥義!!幽ちゃんズEYE!!」

ピキーーン!!

※幽ちゃんズEYE…目にありったけの力を込めて見ることによって少し目が良くなったように感じるのだ!!

幽「じーーーっ!!!むむむ…!!」

化(……ゴクリ)

幽「見える…見えるぞ!!」

ビシッ!!

幽「地獄は左だっ!!!」

幽(フフフ…狡い罠など私には無意味)

化「ここに“地獄は右”って看板立ててある。左は“かずあきの家とうんこ畑”」
334 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 18:15:51.80 ID:25w./ISO
>>333
>かずあきの家とうんこ畑
誰wwwwwww
そして誰得wwwwwwwwwwww
335 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/09(月) 22:59:52.35 ID:PZIzrcSO
【その後も数々の苦難が続き…】

ノコノコ…

幽「うわぁぁ!!ノコノコだノコノコ!!」

化「ひっくり返せ!!ひっくり返してアタックだ!!」

ぎゅーーん!!

幽「キラーだ!!これは無理だ!!逃げれぇ〜!!」

ヒョコヒョコ

化「おい!!これはクリボーだ!!潰せ潰せ!!」

グワワワワワ!!!

幽「クッパだぁぁ〜!!走れぇー!!!」

化「全力で逃げまくれぇぇ!!」

チャリンチャリン!!

化「ボーナスステージじゃああああ!!」

幽「ここでコインを稼いで1UPしまくりでぃよっしゃぁああああああ!!!!!」

チャリンチャリンチャリンチャリーン!!

…………

……



〜地獄〜

ダダダダダ!!

幽「いいいい…1面クリアアァァでいやっほぅぅうう!!!!!」
336 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/10(火) 12:47:37.24 ID:Py.MYUSO
〜地獄門〜

ドドドド!!

軍「ん…?何か騒がしくないか?」

軍「そうかぁ?」

ドドドド!!

軍「いや、何か来てるって!!おおおおい!!アレ見ろよ!!」

軍「あ、あれは!!」

シュッポシュッポシュッポ!!

幽「ガタンゴトンガタンゴトン!!」

化「ポッポー!!」

軍「トーマスさんだぁぁ!!!!」

幽「各停各停〜」

シュウウウウ〜

軍「トーマスさん!!」

化「やぁこんにちは、みなさん。でも私はトーマスさんじゃないよ。」

幽「2次元行きの快速特急、ポーマスさんだよ!」

軍「ポーマスさん!!」

幽「乗ってくかい?坊や」

軍「はいっ!!」
337 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/10(火) 12:59:20.26 ID:Py.MYUSO
幽「ガタンゴトンガタンゴトン!!」

軍「まだかなまだかな2次元まだかな」

幽「ガタンゴトンガタンゴトン!」

軍「まだかなまだかな2次元まだかな」

ぐるぐるぐるぐる…

化「ポッポー!!」

軍「………」

幽「ガタンゴトンガタンゴトン!」

シュッシュッシュッシュッ

軍「あの…ポーマスさん?」

幽「ガタンゴトン?」

軍「さっきから同じところをぐるぐる回ってるだけなんですけど」

幽「ガタン…ゴトン……」

シュウウウウ〜

化「……」

幽「気付いてしまったのかい?ならしかたないな…」

化「己の不運を恨みなよ?」

軍「ひぃぃぃ!!」

スチャ

幽「最後に言い残すことはあるか…?」

軍「この子だけは〜!この子だけは〜!!」

幽「……ハハ。人間の闇は、地獄よりも深い」

バキュンバキュン!!

軍「ぐわぁぁぁ!撃たれたぁ!!」

幽「はっはっは!!地獄行きエクスプレスにようこそ!!」

化「今宵も汚れた社会の犠牲者がまた一人…」
338 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/10(火) 13:12:38.69 ID:Py.MYUSO
軍「撃たれた撃たれた撃たれちゃったよー」

幽「どうしたのです?私は通りすがりの医者です」

軍「僕たちマフィアに撃たれちゃったんです!ほら!」

バッ

幽「あらやだハチの巣」

化「はい!木工用ボンド」

軍「…治る?」

幽「治らない?」

軍「治る?」

幽「治らない?」

軍「どっちかなー?」

幽「どっちだろー?」

化「いけない、博士!!これ木工用ボンドじゃなくてジェームスボンドよ!!!」

軍「うわぁぁぁ!!先祖の呪い!先祖の呪い!!」

ドンボ「いいえ、わたくしジェームス・ドンボです。アパレル関係の仕事をしています」

ビキビキビキビキ!!

幽「って誰やねぇぇん!!!」

ドゴォォン!!!

ドンボ「ぐっはぁぁああ!!」

キラーン!!

幽「ふぅ…危なかった。共和国軍の手がここまで及んでいるとは」

化「申し訳ありません!!私のミスです!!本当に申し訳ありません!!」

幽「貴様!!これで何回目だ!!木工用ボンドと間違えて共和国軍の侵入を許したのは!!」

化「すいません!!58回目です!」

幽「今日という今日は……」
339 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/10(火) 13:25:40.93 ID:Py.MYUSO
ビキビキ…

化「勘忍して〜…誰か助け……」

ピンポーン

幽「…ちっ、招かれざる客か。はい!!」

化(助かった!)

ガチャ

幽「誰だ!!」

軍「あ、すいまっせーん!お食事中ですか?」

幽「あらまぁ!お隣りのチョモランマ行く男さん!!何かご用?」

軍「これ、隣から回って来ましたので〜」

幽「これって回覧板?」

軍「いいえ、ミキプルーンの苗です」

幽「ガビーン!」

ガクッ

幽「私ったら…秋の松茸狩り旅行の連絡かと浮かれてしまって…!環境の事とか何も考えずに。エゴよ!!これってエゴよ!!うわぁぁぁ!!」

ぱあぁぁぁ

幽「…は!!光!?」

化「そんなに自分を責めないで、迷える子羊よ」

幽「あなたは…ブルーベリーさん!!」

化「悲しいことは全て忘れて!!踊るわよ!!!」
340 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/10(火) 13:32:21.86 ID:Py.MYUSO
化「ブルブルブルブルアイアイブルーベリーアイ!!」

幽「アイ!!」

化「ブルブルブルブルアイアイブルーベリーアイ!」

軍「アイ!!」

化「1、2、1、2、大切なのは腰のグラインド〜」

幽「大切なのはグラインド〜」

くねくねくねくね

幽「先生!!この腰のグラインドはどうですか!!あなたの言う通りに何年も練習してきました!!」

化「いや……ちょっとキモ…」

軍「ハイハイ!!女の戦いはここまでにして!!」

幽「Yes!ブルブルブルブルアイアイブルーベリーアイ!」

化「アイ!」

軍「ブルブルブルブルアイアイブルーベリーアイ!」

化「アイ!!」

ワーワーキャーキャー♪

西「何やってんのさっきから?」
341 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/10(火) 18:41:19.93 ID:Py.MYUSO
〜地獄:エントランス〜

幽・化「はい、猛省してます。騒いだりしてすいませんでした」

西「そりゃあれだけ騒いでたら怒られるよ」

幽(自分で殴ったくせに…)

師「ですが何故あなた方がここに?ここへは勝手には来れないはずですが…」

幽「あ…えーと…」

ホワワワワ〜ン

針『向こう着いたらウチに行けって言われたって言い!』

幽「針ちゃんにここに来いって言われた!!」

西「針に?本当に?」

幽「本当本当!!」

化「リアルで!!」

西「じゃあその針はどこ?」

幽「多分天国に残ってると思う…わかんない」

西「天国に?なんで?」

幽「天国で女の人に出会ってね、それでちょっと真剣な空気になったからあんたらだけ先に行けって言われて…。」

西「女…?天国に誰かいたの?」

幽「うん。いたよ」

西「そっか…」

西(女…女……針が真剣になった……吹雪…雪……そうか)

西「わかった。師、天国行くよ。この吹雪の原因がわかった」

師「ですね。私もそうだと思います」

幽・化「…??」
342 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/10(火) 18:49:44.60 ID:Py.MYUSO
幽「ねーねー!!ちょっと!!」

西「あ、そうだ。君達はもう帰っていいよ。おおかた針にくっついて天国に来たんだろうけど、今回は特別に許してあげる」

幽「違うの!ちょっと話聞いて!!あ…ちょ……」

西「どうしよっか。僕ら2人だけでいいかな?」

師「ええ、今は針さんが心配ですし我々が先を急ぎましょう。後で必要ならば支援を呼びます」

西「うん、そうだね。じゃあ行こう」

シャッ!

師「了解」

シャッ!!

幽「ああ…っ!待って!!」

化「話を……!!」

幽「……」

化「行っちゃった」

幽「男のお父さんお母さんどうやって探す?手掛かり無くなった」

化「参ったトホホ…」
343 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/12(木) 02:38:13.44 ID:eJVICISO
〜男宅〜

男「心配だ…。ああ心配だ…」

地「だ、大丈夫ですよ…。幽さん達も遊びに行ってるだけですよ…たぶん。」

男「そうか?それならいいけど。何やらかすか分からないし…」

地「大丈夫ですよ…!あ、私夕食の用意しますね。お買い物行ってきます…」

トトトト…

男「あ、うん。ありがとう。何か手伝おうか?」

地「お気遣いありがとうございます、フフッ。大丈夫ですよ。じゃあ行ってきますね」

ガチャ

男「はいはい〜」

男(ま、晩飯ぐらいには帰ってくるだろ)
344 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/12(木) 18:42:08.61 ID:eJVICISO
〜地獄〜

ぐうぅぅぅ〜

幽「はぁ…お腹空いたなぁ」

化「こんなことなら家に残ってればよかったね」

幽「何かご飯食べたい気分…」

化「いやホントホント…」

ゴソゴソ

化「………あれ…?」

幽「ん?どしたの?」

化「……とした」

幽「えっ?」

化「手紙落とした」

幽「手紙落とした?」

化「そう、手紙落とした」

幽「そっかそっかww手紙落としたか!!」

化「そうそうww手紙落としちゃった〜♪」

幽「アハハハハハハwwww」

化「アハハハハ…ウケル。アハハハハハハww…」

幽「………ハハ」

化「……ハッ」

幽・化「ノォォォォ!!!!!天国に来た意味ねぇぇぇ!!!!」

幽「っていうか私のも一緒に持ってたんじゃ…」

化「うん。幽ちゃんがうんちしに行くときに預かってそのまま…」

幽「終わった……」
345 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/12(木) 18:53:49.66 ID:eJVICISO
幽「っていうか終わった…。全部が終わった…」

化「このストーリー随一の名コンビと言われて調子乗ったのがいけなかった…」

幽「この世には神も仏もないものかぁぁぁ!!!」

化「誰か…誰か助けて下さい!!!」

幽「お〜いおいおい。古臭い泣きかただけど、お〜いおいおい!」

トントンッ

幽「……ん?」

静「あの…大丈夫ですか?お久しぶりです。覚えていらっしゃいます?私です」

幽「ん……んあ!!あなたは!!」

静「はい、覚えて貰えてて光栄です」

幽「闇を司る暗黒騎士グランバザール!!!」

静「お静です」
346 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/12(木) 19:09:22.31 ID:eJVICISO
幽「なぁ〜んだ、お静さんかぁ!!間違えちった!」

静「なんですか…?その闇の騎士…グランザー…?」

幽「闇を司る暗黒騎士グランバザールだよ。昔見てたアニメ“大好き!こだぬきポン太”に出てた敵キャラクター」

静「そうですか…タイトルからは想像もつかないような毒々しいキャラですね」

幽「でも強いんだよー!弱点は靭帯とアキレス腱だけ!!」

静「あ…はい。それよりさっきは何で泣いてらっしゃったのですか?」

化「あのね…大事な手紙を落としちゃって…」

静「あら、それはいけませんね。どこで落としたのですか?」

化「わかんないけど天国からここへ来るまでの間かな…?」

静「そうですか…」

幽「男と姉貴の両親に向けて書いた手紙だったんだ…。せっかく持ってきたのに落としちゃった」

化「ごめんよ〜…」

静(……)

静「多分天国までの道に落ちてるんですね?」

化「うん…」

静「わかりました。二人の気持ちがこもった手紙、探しに行きましょう!私も手伝います!」

幽「え……」

化「本当に…?」

静「ええ、もちろんです。妹がお世話になっているせめてもの御礼です」
347 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/16(月) 12:17:08.75 ID:bUFeHYSO
カオスwwwww
ツッコミいねぇwwwwwww
348 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/19(木) 01:41:26.43 ID:BXpdbcSO
>>347
それが最大のミスだ!

…by作者
349 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/19(木) 01:50:02.87 ID:BXpdbcSO
〜天国〜

ビュオオオオ〜

雪「うう…グスッ、また…人を凍らせちゃったよ…」

針「………」

カチンコチン

雪「私、もう一生一人ぼっちなのかな。ここならいっぱい友達が出来ると思ったのにな…。」

ビュオオオオ〜…

雪「………」

ポタッ…ポタッ…

雪「グスッ……ウウッ……最低だよね、私。いっそ溶けちゃえば楽なのかな…」

ポタッポタッ…

雪「……」

ビュオオオオ〜

雪「私…本当に生きてていいの……?もう疲れたよ……」

ビュオオオオ〜…

雪「何で雪女なんかに生まれたんだろ…」
350 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/19(木) 23:48:30.51 ID:2BEB/kSO
>>348
wwwwww
獄卒でも連れにさせろwwwwwww


針死亡?
351 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/20(金) 01:40:07.79 ID:IS3PJkSO
〜地獄:〜

幽「じゃあ行こうーっ♪」

門番「ち・よ・つ・と待てい!!」

ズンッ

幽「ぬ!!」

化「……誰?」

幽「お前はいつぞやの天国の門番!!」

※忘れてる人は過去ログ見なさいな。覚えてる人はそう、あのロリコン

化「門番…?」

門番「そうだ!これより地獄からの無断外出は神の命令により禁止とする!よってここは通さん!」

幽「何ィ!?このピンクじじい!!」

門番「ふはは!!なんと言われようとここは通さんぞ!!」

幽「…むぅ」

静(厄介ですね…)

幽「こうなったら私のお色気攻撃で…」

静「ゆ…幽さん?」

門番「やってみろ!!前のようにはいかんぞ!!ふははは!」

幽「くそぅ…だがここは女の意地!!一肌脱いでやる!!」

スルッ

静「ちょっ……あ!!みなさん!!あんなところに開脚前転をする森みつこが!!」

ビシッ

幽・化「なにぃ!?ついに召されたか!?」

門番「超レアぞ!!」
352 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/20(金) 01:52:03.42 ID:IS3PJkSO
静「ほら、あのあっちの方です!」

幽「どこだ!!どこにいる!!」

門番「見えん!見えんぞ全く!!」

キョロキョロ

静(……今のうちに)

コソコソ

静「門番さん…?」

門番「ん?」

静(フレイバーフレイバー…)

フゥウウウウウ〜

門番「!?」

門番(…!?なんだこのいい匂いは…何だか頭が……軽く……クラッ)

幽「どこだ!!どこなんだ!!タケヤみそは誰が引き継ぐんだ!」

化「東スポの一面やでぇ!!」

キョロキョロ!

静「あ、すいませんでした二人とも。さっきのは私の見間違いでした…。本当は何もなかったです」

幽「え!?」

化「ミステイク!?!?」

ガーン!!

静「いや…あの、すいません。そんなにショックでしたか…?」

幽「だって見たかったんやで!おあげさんのお味噌汁やで!」

化「やで!」
353 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/20(金) 11:43:08.06 ID:IS3PJkSO
幽「MITSUKO!MITSUKO!ヘイヘイオーヘイ!!」

化「ミツコデラックスちょうだい!!」

ぶーぶー

静「まさかそんなに期待されるとは思ってなくて…あ、あれ?門番さんが通してくださるみたいですよ?」

幽「え!?」

フラ〜

門番「うえ〜い♪もう門番なんてどうでもいいわ〜いwwwwわはははwwそれよりイルカと一緒に遊びたいな〜♪」

ランラランララン♪

幽「……」

化「……」

静「ほら、門番さんも通してくださるようなので早く行きましょうか」

門番「うへへーい♪」

ランラランララン♪

幽「……この一瞬で人格が変わったような気がする」

静「そんなことないと思いますよ…?それより早く行きましょう」

化「なんだ…この一瞬に何があったんだ…」

静「特に何もなかったですよ?ウフフフ…。ですから早く行きましょう」

幽「……これは何だか危険な匂いがする」

静「大丈夫ですよ。とにかく先を急ぎましょう」

化「まるで誰かに操られ……」

静「は、や、く、行きましょう?ね?」

幽「いやっ…でもやっぱり気にな…」

静「ここでは何もなかったんです。ね?」

幽・化「はい」
354 :天 空 の 城 ラ ピ ュ タ :2009/11/20(金) 23:46:57.99 ID:IS3PJkSO
〜地獄から天国へ続く道〜

幽「ぶーーんwwwwwwww」

化「ぶーーんwwwwwwww」

タタタタタ…!!

静「ほらほら、ちゃんと手紙を探しながら進みましょう」

幽「手紙探そう!」

化「手紙サーチモードON!!」

※手紙サーチモード…よく目を凝らすことである!

化「……!!」

幽「どうかな…どうかな…」

化「見つけたぁぁぁ!!!」

バッ!!

幽「何ぃ!?」

静「もうですか?」

化「見ろ!!この輝く100円玉!!!」

キラーン!

幽「おお!!!」

化「これで手紙が2枚買える!!」

幽「ナイスアイデア!!」

静(……そういう問題?)
355 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/20(金) 23:51:24.09 ID:J9yAgG2o
カオス
356 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/21(土) 22:31:22.42 ID:aXeJ.6SO
【その後も黙々と探しつづけ…】

幽「ないぜ〜…ないぜ〜及川奈緒の淫乱家庭教師:今夜の方程式は解なし♪のDVDしかないよ〜」

静「困りましたね。このまま天国に着いてしまったらどうしましょうか」

化「こっちQ2のエロページしか落ちてないよ〜…」

静「なかなか見つからないですね…」

幽「あ……!!」

化「あった!?」

幽「違った…。“ウォーリーを探せ”に出てくるような赤と白のしましまのサンタ帽子だった…」

化「残念」

静「なんだか変なものばかり見つかりますね。さっきから」

【そのまま時間だけが過ぎ…】

幽「むむむ……」

ピキーン!!

幽「ここは右だぁぁ!!」

化「あ、左が天国って書いてあった。右はとしひこの実家とレストラン毒殺」

【一向に手紙らしきものが見つかる様子もなく…】

幽「で、好きな男のタイプは?」

化「田原としひこ」

幽「朝まで生テレビの?」

化「それは田原総一郎」

【ついに天国付近まで来てしまった】

静「ふう。疲れましたね。もしかすると天国にいるときに落としたのでしょうか。ねぇ、幽さ……」

幽「違うだろ!!デビュー当時のタモリの眼帯は左!!」

化「いーや右!!絶対右!!賭けてもいいよ!間違ってたらもう一生ピーマンは食べないと誓う!」

幽「もともとピーマン嫌いでしょうが!!」

静「あの…二人とも?」
357 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/21(土) 22:42:19.14 ID:aXeJ.6SO
〜天国への道:天国付近〜

幽「はい、すいませんでした」

化「すいませんでした」

静「わかってもらえれば嬉しいです。別に怒ってるわけじゃないのですよ?ただみんなで力を合わせようと約束した以上はそれぞれが力を合わせないといつまでも見つかりませんよ。」

幽「はい。猛省してます」

静「はい、ではラストスパートです!頑張りましょう」

幽「ガンバロー!!」

化「ガンバロー!!」

静「しかしここまで来ると本当に天国で落とした可能性がありますね…」

ドーーン

《天国の門》

幽「ひぇ〜中寒いのにぃ〜」

化「それ以上行くとギャランティの方が発生しますよ、ぇぇ。」

静「そうですか、寒いですか。でも大丈夫ですよ」

幽「え??」

化「大丈夫??」

静「はい、私に良い考えがありますから!ウフフ」
358 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/21(土) 22:58:12.18 ID:aXeJ.6SO
〜天国〜

ヒュオオオ〜

雪「……」

プチ…プチ…プチ…

雪「友達が…出来る、出来ない、出来る、出来ない、出来る、出来な……。いや、茎も入れたら出来る!!」

プチッ!

雪「ハァ…情けないよホント。普通の女の子みたいになりたかったな…。みんなとお洒落して、着せ替えとかして、休みはカラオケ行って、誰かに彼氏とか出来たり出来なかったりして……。きっと楽しいだろな♪」

ヒュオオオ〜

雪「きっと…楽しいんだよね……」

雪(……)

針「………」

カチンコチン

雪「溶かしてみようかな…。でも…怒ってるだろな……。また針向けられたら怖いな……」

プルプルプル

雪「もうちょっとだけ考えて……」

ヒュッ…!!!

雪「!!!!?」

ズバババババババ!!!

雪「きゃあっ!!!」

ザッ、ザッ、

雪(だ、誰!?)

西「もう決定的だね。見つけたよ、犯人」
359 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/21(土) 23:01:55.03 ID:doYLp2SO
静がお酒を呑む

静の体温上昇

静が暑くて脱ぐ

おっぱいババーン!

幽、化興奮

二人の体温上昇

結果:ホットドリンク一本で全員の体温上昇
   するからホットドリンクが節約できる
こんなのが思い浮かんだ
360 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/21(土) 23:16:24.60 ID:aXeJ.6SO
>>359
静「あの…ちょっといいですか?大丈夫です、怒ってないんで。ちょっとこっち来て下さい」
361 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/22(日) 09:49:15.72 ID:SfmhZUSO
>>360
((ヽ゚Д゚;))ヒィッッ!?
362 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/22(日) 10:30:32.79 ID:FiWQQ.SO
ザッザッ

師「見つけましたか」

西「うん。案外あっさり見つかったよ。でもあれ…」

師「あ…!!針さん!!」

針「………」

カチンコチン

西「やられたみたいだね。あの娘に」

ヒュオオオ〜

師「そうですか…」

ザッザッ

雪「ひぃっ…。ま、待って!!お願い!!待って!!」

西「ごめん、待てない。これも仕事のうちだから」

雪「い…嫌っ!お願い!違うの、話を聞いて下さ……」

西「飴マシンガン!!」

ズバババババババ!

雪「きゃあ!!」

ドサッ

西「……」

雪「ひっ……!」

雪(ダメだ…やばい!早く逃げないと……殺される………!!)

ダッ

雪「嫌だ!!助けて!!ハァハァハァ」

タッタッタッ!!

師「西さん?逃げますよ?どうしますか?」

西「わかってる」
363 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/22(日) 11:19:54.30 ID:FiWQQ.SO
クチャクチャクチャ…スウゥゥゥゥ〜…

西「風船ガム!!」

プク〜〜

西「はいけろ(弾けろ)!!」

パァァァン!!!

雪「……ハァハァハァ。あっ!!」

ベチョ!ベチョベチョ!

雪「足が!くっついて離れな…」

グイ〜!グイ〜!

雪「やばいやばい!!やばいやばいやばい!早く逃げ……!!」

ギラッ

雪「はっ…!!」

西・師「………」

ザッザッ

雪「怖い…怖い…お願い、離れて!お願い…早く!!助け……」

師「すいません。悪く思わないで下さい…」

ギラッ

雪「………!」

雪(ダメだ…。私……友達も出来ないまま死ぬんだ……。次は…普通の女の子に生まれたいな……)

師「………」

・・・めろ!!

雪(さよなら……私!!)

・・・めんかい!!!

『やめんかぁぁぁぁぁぁぁぁい!!!!!!』

ウォォオオオオ!!!!

師・西「……っ!?誰だ!?」
364 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/22(日) 11:29:12.79 ID:FiWQQ.SO
ダダダダダダダ!!!

幽「ちょっと止まれそこぉぉぉぉ!!!2人がかりで一人の女性を拉致監禁タコ殴りゃいやぁあああああああああああ!!!」

静「ちょ…ちょっと落ち着いて下さい、幽さん。手は繋いだままでいないと寒いですよ」

化「寒いよ!!」

ダダダダダダダ!!

師「幽…さん!?」

西「なんでここに?」

幽「黙りゃああああああ!!」

西・師「…!?」

ビクッ

雪(………え!?何?何?)

師「幽さん、なんでここ…」

幽「黙るぅええ!!」

師「…っ…!」

幽「黙りこくれぇぇいやぁぁぁ!!!」

師「………」

西「………」

幽「静粛にしれえええええええ!!!」

ウワァァアアア!!!

静「落ち着いて。もうみんな黙ってます、幽さん」
365 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/22(日) 11:53:52.84 ID:FiWQQ.SO
静「はい、手出してください」

幽「うん」

ギュッ

静(あらためて…“触れていいもの駄目なもの(ラブ・ジャッジ)”!!)

※“触れていいもの駄目なもの”(ラブジャッジ)…本来は自分の身に降り懸かる災難を避ける力があるが、それの応用で手を繋いだ人にも同様の力を与えるのだ!つまり生命に関わる寒さは一切感じなくなるのだ!!
著書「作者としてのあり方」より抜粋

幽「ちょっと二人ともそこに正座!!なんでいじめてるの!?」

師「いえ、違うんです。これは別にいじめている訳ではなく…」

西(……お静さんがいる。門番が役に立たないわけだね)

幽「訳もクソもあるかいっ!!」

タタタタッ

静「あ…そんな急に」

化「走られちゃ困る!」

タタタタ…スッ

幽「大丈夫?立てる?」

雪「…え?え?わ、私?」

幽「そうだよっ!ほら、手!!」

雪「だ…駄目!!私の手に触っちゃだめ!!凍っちゃうから…」

幽「……?」

雪「私、雪女だから。普通の女の子じゃないの。だから…私の手なんか触ったら……」

幽「ええい!!構わん!!」

ギュッ

雪「あっ!!」

幽「………っ!」
366 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/22(日) 12:11:38.30 ID:FiWQQ.SO
グイッ

幽「ほら!全然余裕余裕wwなんともない!!」

雪「あれ…?凍らないですね」

幽「でしょ!?なんてことない、全然普通の手だよ。むしろ私より綺麗だ!!」

雪「……えっ。私の手が…綺麗って///」

ポロッ…ポロポロ

雪「うっ……グスッ。嬉しい…初めて他人と手を握れた。初めて笑顔で受け入れてくれた…」

幽「……?」

雪「私…今までどこに行っても嫌われて、悪魔だなんだと言われて。触った人はみんな凍っちゃうから…。ずっと自分の手は凶器だって…、言われてるうちに何だか自分はこの世にいちゃいけないんだって…でもやっぱり友達は欲しくて……どうしていいかわかんなくて……」

幽「よくわからん!君が昔何して何されたかはよくわかんないけど私が全部許す!!!」

雪「……え?」

幽「どの行為がよくてどの行為が悪かったなんて私は考えたことないけどこの世にはいてもいい!!私が許す!!だから私が友達第1号」

雪「友達に…なってくれるの?」

幽「なる!!っていうか友達にさせて!!ちなみにおっぱいは揉ませて貰うけどね!」

雪「おっぱい?友達って…そういうもの?」

幽「そういうものだよ?友達はおっぱい揉むの」

雪「そっか……。ありがとう…本当にありがとう……」
367 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/22(日) 12:25:33.66 ID:FiWQQ.SO
幽「友達友達HEY!HEY!HEY!!!」

雪「一緒にお洒落もしてくれる?ケーキも一緒につくれる?」

幽「余裕余裕!!ちなみにこっちは友達2号、こっちは3号。4号5号…」

師「いや…そんな勝手に……」

静「フフ…。どうやらみなさん友達にさせられたみたいですね。」

西「……三武神、静」

静「はい?」

スッ

西(これも君の入れ知恵かい?)

静(いえ、私はただ一緒に探しものをしに来ただけですよ。たまたまです。ウフフ…。)

サァァアアア…

幽「あ!!見て!!空が!!」

化「晴れてきた!!」

キラキラキラッ

師「おお!これなら天国も復興できそうですね!」

幽「よっしゃああああ!!もう手離しても大丈夫だね!!」

パッ

静「あ……幽さん」

幽「ん?」

ピキピキピキ!!

幽「んあぁぁあああ!!!手が凍り始めたぁ!!」

静(だって…私と手を繋いでいたから大丈夫なだけだったのに)

化「これはえらいこっちゃああ!!」

幽「手がぁぁ!!手がぁぁ!!」

雪「あわわわ…!すぐに溶かしますぅ〜!」
368 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/22(日) 12:34:27.60 ID:FiWQQ.SO
針「………」

カチンコチン

雪「ええい!!溶けろ!!!」

ビビビ!!シュウウウウ〜!

針「……」

シュウウウウ…パリィィン!!

針「うわっ!!」

ドサッ

針「な…なんやなんや!!」

幽「はい、友達第6号の解答を完了しました〜ww」

針「なんや!どういうことや!6号…!?はっ!!せや!!雪女が!!!」

シャキンッ!!

雪「ひっ…!」

幽「まぁまぁ、針さん」

ポンポン

針「…!」

幽「どんまい!」

ビシッ

針(……何がや?)
369 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/22(日) 12:45:39.57 ID:FiWQQ.SO
【その後、混乱する針とも和解し幽と化は雪を連れて人間界へ帰ることにした】

雪「みなさん、本当にご迷惑をおかけしました。」

ペコリ

師「いえいえ…私どもも何かあればすぐ力で解決しようなんて考え改めたいと思います。ハハハ」

雪「ではまた人間界で遊んだら天国に帰って来ます!!」

師「はい。待ってますよ!」

ニコッ

雪「……うはっ///」

幽「じゃあ行こっか!!お静さんもありがとうね〜!!」

化「また落ちゃんに会いにおいで。イチゴ洗ったるから」

静「はい。ウフフ…ぜひ!」
幽「よ〜し!!じゃあ地上に帰還だぁ!!」

ギュッ

雪「あ…」

ピキピキピキ

幽「うおおお!!手がぁぁ!!!」

雪「だから握っちゃだめって言ったのに…」
370 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/22(日) 12:55:50.01 ID:FiWQQ.SO
〜男宅〜

姉「へぇ〜これが雪女なの?ムカつくぐらい肌が綺麗ね…。交換せい!!」

男「お姉…おっさんになってるよ」

幽「はい、これが7、8、9号!」

雪「7、8、9号!!」

男「何が?急に番号で呼ばれて困ってるんだけど」

地「………よし」

キュキュッ!

地「できましたよ!これ…気に入ってくれればいいんですが。毛糸の手袋です」

雪「あ…ありがとうございます!」

化「早速つけてみてよ!!」

雪「うん」

ポフッポフッ

雪「どう!?」

幽「チョベリグ!!」

姉「いいなぁ〜。雪ちゃんうらやましいな〜。」

幽「じゃあ男と握手〜。えいや!!」

ググ!!

男「わわっ…ちょ!!」

ギュッ

男「………っ!」

雪「あああ!!」

幽「凍らないぃぃっやっほぉううううう!!!wwww」
371 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/22(日) 13:42:06.77 ID:Ww6CGTAo
膣霊・・・今、>>31のまとめ読んでるんですが・・・。
幽「ふっか〜(ry の5から 深山〜or19歳♀への展開がまったくわからないんですが・・・。
いきなり飛?さんが登場していて・・・。
この間をつなぐストーリーはどこかに存在しますでしょうか・・・?
372 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/22(日) 13:48:03.83 ID:Ww6CGTAo
またまた膣霊・・・。間につながる部分を自力で発見しました・・・。
お騒がせして申し訳ございません。
373 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/22(日) 14:08:42.61 ID:EarNskYo
地ちゃん可愛いさすがです。


1スレ目から読んでるけど超展開カオスはお家芸なのでその辺も加味して読むといいんじゃないかな?
374 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/22(日) 14:42:11.52 ID:Ww6CGTAo
超展開カオスはわかりますww女性陣のテンション常にすごいww
でもなにか途中でコミックの4巻からいきなり6巻を読んだような違和感があったから
それで迷惑かもって思ったんですが質問しました。申し訳ない・・・。

幽「ふっかあああぁつ」の5と非難しましたor深山幽谷。の間は
http://dat.vip2ch.com/read.php?dat=01735の19歳♀幽霊ですけど何か質問ある?
みたいですね・・・。
375 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/22(日) 18:18:27.67 ID:FiWQQ.SO
>>374
姉「ほら、読者が困ってんだからちゃんと説明しなさいよね」

作「ああ…わかったよ」

姉「じゃ、作者からの説明です!」

作「はっきり申し上げます。全然覚えてねぇ!」

姉「作者だったら流れぐらい覚えとけコラァァ!!」

バシィィッ!!!

作「い…いやだって!途中でパー速行ったりVIP行ったりややこしかったから…あの……」

姉「ああん?読者なめてんのかオイ」

作「そういうわけじゃないけど俺だって忙しいしいろいろあるしあんなことやこんなことや…」

姉「はい、もういい。落集合」

落「なんだよ」

姉「こいつに一発気合い入れてやって」

落「はぁ…?」

作「……っ!」

落「自分でやれ。バカ」

スタスタスタスタ

姉「なっ…!?」

作「助かったァァ〜」

ギロッ

姉「…助かった?いい度胸ね」

ポキポキ

作(…え?俺ジ・エンド?)
376 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/22(日) 18:54:36.21 ID:SfmhZUSO
作者アなーむー

( ・∀・)。/Uチンチーン♪

(*・∀・)チンチーン♪
| n|
| ω|
377 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/22(日) 19:05:08.05 ID:FiWQQ.SO
>>376
幽「おち〇んちーんwwwwwwww」

化「ちっさいwwwwww」

男「もう読者も出演者も馬鹿ばっかり…」
378 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/22(日) 19:21:25.63 ID:Ww6CGTAo
作者さん・・・レスありがとう御座候おいしいです。
うれしくっていろんな穴から液体が噴出しそうです。

姉さん・・・どうか・・・ほどほどに・・・ww
379 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/22(日) 19:41:57.91 ID:FiWQQ.SO
>>378
姉「オホホホホ!大丈夫よ。ねぇ?」

作「はい…お姉さんは大丈夫です。お姉さんは何もしていません」

姉「オホホ…あら?ちょっと違うんじゃない?」

作「“お姉様”は何もしていません」

姉「そうよね〜。だってお姉さんは美…?」

作「しい」

姉「お姉さんは優…?」

作「しい」

姉「お姉さんはセク…?」

作「シー」

姉「ほら、いたって正常よ。オホホホホ…」

作「あの…誰か助けて下さい。」
380 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/22(日) 20:41:29.15 ID:EarNskYo
姉とかお菓子の袋に入ってるシリカゲルみたいなもんじゃないの?
381 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/22(日) 23:00:55.52 ID:FiWQQ.SO
〜喫茶店〜

店員「ホットコーヒーとアイスミルクのお客様〜。お待たせしました」

コトッ

姉「ありがとっ」

店員「ではごゆっくりどうぞ〜」

姉「んふふ♪」

雪「……?」

姉「今日はいっぱい服買ったね♪お洒落したいって言ってたもんね〜」

雪「ほんと楽しかった!!ありがとう!!」

姉「きっと似合うよ!雪ちゃんかわいいから」

雪「はい!!あ…いや、そうですか?」

姉「そうよ!!で、慣れた?こっちの生活は。もう3日ぐらい経つわよね」

雪「うん…でも私あんなにワイワイしたことないから。まだ友達って言うのがわかんないけど」

姉「ん〜…そうねぇ。そんなに悩むことないわよ。何か話したいことがあったら話せばいいの。みんないい子達だからちゃんと聞いてくれるわよ。」

雪「そうですよ…ね」

姉「そうよ!人間にだって雪女にだって幽霊にだって話し相手は必要だもの。思ってることみんなに話してみるの。きっと受け止めてくれる。まだ友達関係がわかんないこと、不安なこと、いっぱい話してみて」

雪「よし!それが友達だね?」

姉「うん、でも話してるだけじゃダメ。相手の事もちゃんと受け止めないと。何か伝えようとしてきたら逆にしっかり聞いてあげる。それが大事なの。」

雪「そっか、、難しいんだ」

姉「でも友達と一緒にいるっていうのは夢のようなひと時よ。まるで一瞬のことみたいだから。本当に気持ちが通じ合えば感激で心の底から震えてくるわよ〜!」

雪「いいなぁ〜そういう関係!うらやましい!」

姉「でしょ?とにかく今私の周りにいる子達はみんな信頼出来るから大丈夫よ。落だって馬鹿みたいに暴れてるように見えてちゃんと筋は通ってるし、幽ちゃんだって意外と頼りになるのよ?」

雪「そっか〜。みんなと深く会話してみるかな!」

姉「そうね!困ったらウチの弟好きにしていいから」

雪「了解!!」
382 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/22(日) 23:24:48.93 ID:FiWQQ.SO
〜その夜、男宅〜

地「〜♪」

ジャブジャブ

雪「地ちゃんさん?ちょ、ちょっと…」

地「……はい?何でしょうか?」

雪「ちょっと会話したいんだけど…///」

〜墓地〜

地「今の友達ですか…?」

雪「うん。地ちゃんさん今の生活楽しい?どんなことが楽しい?私まだ友達と遊ぶっていうのがわからないから…」

地「フフ…そういうことですか。ええ、楽しいですよ?みなさん優しいですし、頼りになりますよ」

雪「…私、みんなに嫌われるようなことしてないかな?」

地「不安ですか?」

雪「うん…」

地「フフ。じゃあ教えてあげますね。みんなが雪さんのいない時にどんな話してるか。」

雪「聞きたい!」

地「今はみんな雪さんの話で持ち切りなんですよ!雪さんの前では普通にしてますが、みなさん雪さんのこと、もっともっと知りたくてウズウズしてるんです。あ…これ秘密ですよ?」

雪「ほ…本当に!?」

地「ええ、ですから心配することないです。」

雪「そっか!!なんだか嬉しいな〜♪」

地「誰だって知らない人と会ったり喋ったりするのは不安です。それはみんな一緒です。雪さんに限ったことじゃないですよ。だから後は勇気だけだと思います。」

雪「勇気…ブレイブハート!」

地「少しずつでいいから雪さんなりに勇気出してみればいいと思います。たとえ人より進むのが遅かったとしても、ちょっとずつちょっとずつ歩いていけば見える景色は違ってくるんじゃないでしょうか?」

雪「そうか!!ゆっくりゆっくり、自分のペースでね!!」

地「そうです。急ぐ必要はないと思いますよ。」

雪「ありがとう!!私他にも話したいな!この辺に誰か他の人いないかな〜」

地「ここ…墓地ですよね?でしたらとても刺激的だけど…落さんがいますよ。多分その辺で寝てると思います」
383 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/22(日) 23:48:49.20 ID:FiWQQ.SO
〜あらためて、墓地〜

落「……zz」

雪「あの〜すいませんけども」

ペチペチ

落「……んがぁ!!誰だコラァァ!!」

雪「ひぃっ!!」

〜山ん中〜

落「は…?勇気の出し方?」

雪「そう!落ちゃんさんは怖い時とかどうやって勇気だす?」

落「どうやってって…。んなもん怖いもんから逃げてるなんで人生としては論外なんじゃねぇのか?」

雪「ろ、論外?」

落「そりゃ怖いもん嫌なもんから逃げてたら楽だろうが、それで何が変わるんだよ。問題を先延ばしにしてるだけだろ。だったら今潰すんだよ!!」

雪「ほぅ…!刺激的!」

落「相手が強けりゃ負けたっていいんだよ。ただ諦めりゃ負けなだけ。前に進みたきゃ今ある敵に食らいつくんだ。逃げちゃいけねぇ」

雪「でも…失敗したら恥ずかしいよ?」

落「あのなぁ…失敗するとかしないとかどうでもいいんだよ。人間は一生懸命に生きりゃあ生きるほど周りから見りゃ不様に見えたり恥ずかしく見える時だってある。だがそれがどうしたってんだよ。他人ってのは今自分がしたいこと、自分の考えを曲げてまで付き合うほど大切なもんなのか?そんなのなら俺はいらねぇ」

雪「そうなの?」

落「いいか、仲間ってのは何も同じ道を歩む必要はねぇ。みんなそれぞれ自分の信じるやり方で走ってっていいんだよ。だから自分のプライドを守るために喧嘩することもあるがそれでいい。なにもかも同じなんてのは本当の仲間だとは思わねぇ。」

雪「自分の道か…」

落「周りに何と言われようがお前がお前の道を貫くのが人生だ。そうこうしてる内に勝手に仲間なんざ増えていくさ。ふぅ…んじゃもう俺は帰るぞ。じゃ」

雪「あ、ちょっと待って!!」

落「あん?」

雪「私もっと誰かと会話したい!!この辺に誰かいない?他の人!!」

落「他の…?この辺りは山なんだよな。だったらあいつだな。口うるさいけど忍者がいるぞ。その辺探してみろ」
384 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/23(月) 00:27:27.23 ID:IRtifgAO
久々のくノ一
385 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/23(月) 14:16:46.05 ID:pQ/Zt.SO
〜山奥〜

飛「今日の晩御飯は鮎の塩焼きじゃ〜♪」

ピクンピクン

飛「お!来た来た!!さすがわらわじゃ!!」

ピクンピクン

飛「わっしょーい!!」

ザバァァン!!

雪「どうも〜!!!」

飛「……」

〜再び山奥〜

飛「え…人生についてじゃと?」

雪「うん。そう!わらわは人生とは何だと思う?」

※わらわ…雪は飛のことを“わらわ”と呼ぶ。

飛「難しい質問じゃのう…。人生とは何かなど考えたこともないわ。ただがむしゃらに生きていれば自分の歩いてきた道がそのまま人生になるんじゃないかのう?たとえボロボロであったとしても、それが自分を築き上げてきた道であって…」

雪「……zz」

飛「だ、だから今は自分が信じた方向に向けて歩いていけばそれが自ずと人生になっていくんじゃと……」

雪「……ウーン…じんせー…ムニャムニャ…zz」

飛「なんじゃ!!人が真剣に話をしておるのにその態度は!!おい、起きて話を……」

雪「ンン……わらわ……zz」

飛「話を……」

雪「………zz」

飛「………ったく。濡れたまま寝ると風邪を引くじゃろうに」

シュルシュルシュル

飛「わらわの羽織りでも無いよりはマシじゃろ」

パサッパサッ…フワッ

雪「…………zz」
386 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/23(月) 14:27:24.46 ID:pQ/Zt.SO
〜墓地〜

落「………がーごー…zz」

飛「おい、起きろ」

ゲシッゲシッ

落「あ゙…んがっ!!」

飛「手伝え。男の家まで運ぶぞ」

雪「………すぴー…zz」

落「はぁ…?」

ボリボリ

落「何で俺が…」

飛「いいから手伝えっ!」

〜男宅〜

雪「………zz」

地「あの…わざわざありがとうございました」

飛「い、いや…別に修業の邪魔だったから届けたまでじゃぞ!?す、全てはわらわ自身のためじゃからの!!!」

地「はい。でもありがとうございます!」

落「じゃ、帰るわ」

ガチャン!

地「濡れてますね。服も着替えて髪も乾かしてあげないと…。」

コソッ

男「タオル…いる?」

幽「ドライヤーいる?」」

化「布団…敷く?」

クスクスッ

地「はい。お願いしますね。フフフッ」
387 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/23(月) 15:08:07.87 ID:pQ/Zt.SO
〜空中〜

バビュウウウウン!!!

雪「いいいいいっやっほぅぅうう!!!」

吸「気持ちいいでしょー♪」

雪「気持ちいいー!!!!」

ビュウウウン!!!

吸「このまま富士山まで突っ切りまーす♪」

雪「そりゃ名案だ」

〜地上〜

メ「エンジンフルスロットル!!3…2…1!!GO!!」

ブイイイイイン!!!

雪「すごい!!メイちゃんさんバイクにも変身できるんだ!!」

メ「最近改造シマシタ」

ブイイイイイン!!

雪「しかも私はほとんど運転してないよ!?ねえ!?」

メ「ハイ。私ガ自分ノ意志デ動カセマスノデ!安全安心ガモットーデス」

雪「楽しい〜!!!」

メ「楽シイデスカ?ソレハヨカッタデス!」
388 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/23(月) 15:52:14.58 ID:pQ/Zt.SO
【楽しい時間はあっという間に過ぎ、雪が天国に帰る日】

〜山ん中〜

雪「みんな本当にありがとう!!いろいろ教えて貰ったこと、一緒に遊べたこと忘れないよ〜!!」

男「おう!!またいつでも遊びに来いよ!!」

落「ふんっ。天国ぐらいいつでも会えるだろ」

姉「天国では何するの〜?」

雪「西さん達が就職先を見つけてくれたんです!!冷凍食品の製造に…冬はスキー場のオーナー!!」

姉「あ…その辺は結構現実的なのね」

雪「スキーシーズンになったらまた待ってるよ〜!!」

男「おーう!!」

幽「んじゃ最後に私達から歌を贈ります!!」

化「1、2、3、4!」

幽・化「あーおーげーばーとーうーとーしー♪」

男「って卒業式かよ!!」

幽「和菓ー子のー恩〜♪」

男「ちょっと待てちょっと待て!!何だよ“和菓子の恩”って!!おはぎに何か助けてもらったのかよ!!」

化「うっさいのう…チッ」

男「チッ、じゃねぇだろ!!どう考えてもおかしいだろ!!」

幽「じゃあ何?洋菓子?洋菓子なら満足なの?」

男「人を茶菓子に文句を言ういやしんぼみたいに言うな!!お菓子の種類にこだわってるわけじゃねぇよ!!根本的に間違ってんの!」

化「このパティシエ気取りが」

男「気取ってねぇぇ!!!」

ファンファンファン

雪「では、さよお、な、ら、〜」

姉「古〜〜」

男「行ってしまった…」
389 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/23(月) 17:19:49.11 ID:pQ/Zt.SO
〈作者的あとがき〉

正直こんな長くなるとは思いませんでした…。
最初はただ男と姉の両親に会いにいくシリーズだったはずなのに途中から目的が変わってしまったという…なんたるちあ!!(結局両親は登場してないし…orz)

でも最終的には綺麗にまとまったかな、と思います
何よりお静さんのキャラが大体定まってよかったですね
いずれ両親は登場させようとは思いますがどうなることやら…。果たして両親は幽のテンションに着いてくるタイプなのか引くタイプなのか、その辺が作者的にも楽しみです。
ここだけの話、本当は天国の存亡をかけて雪チームvs天国・地獄連合チームで野球もさせてみようかな〜とか考えてたんですが多分みんな野球のルールを知らないだろうってことでやめました。
まぁ…西がすぐに覚えてみんなに伝えるとか逃げ道はあったんですが。
そのうちスポーツでもしてみると面白いかもしれんなぁ〜
390 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/23(月) 21:06:08.77 ID:IRtifgAO
手紙は結局どうなってるの?
391 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/23(月) 21:34:27.29 ID:pQ/Zt.SO
>>390
幽「あ!!」

化「あ!!!」

幽・化「……」

幽「それだ!!!何かモヤモヤしてたのは!」

化「うわ…。本当に終わった…」

〜天国〜

ザクッザクッ

針「雪かき大変やで!」

ザクッザクッ…ヒラッ

針「…ん?なんやこれ。手紙…?ビショビショで読めへんやん。捨てよ」

ポイッ
392 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/24(火) 18:41:21.75 ID:bMuPO6SO
【緊急召集!!首脳会議】

幽「はいはいはいはい!!私語は慎む!!特に幽霊のみなさんは死後の私語は慎む!!」

バンバン!

男「うまくねぇんだよ!!つか何、急に全員呼び出して」

落「だりー」

幽「はい!!いい質問ですね男くん。幽君人形1つプレゼント」

男「別にふしぎ発見してねぇよ」

バンバン

幽「本題ですがみなさん!!このストーリーには何か欠けているものがあると思いませんか!?もう始まってから1年が経とうとしていますが、ストーリー上で最も大切なものが欠けていると思いませんかと言っているんです!」

地「欠けている…もの?」

姉「ハイ!!」

幽「はい、姉さん!!」

姉「このストーリーにはアニマル要素が足りないと思います!!」

幽「ダウトォォ!!!アニマル要素は南のヘビ化によって補われてます」

男「あれアニマル要素だったのか!?アフリカ原住民でも納得しねぇよ!!」

幽「はい、男さん反抗したからボッシュート!!」

男「なにその専制政治!」

飛「ハイ!!」

幽「はい、飛さん!」

飛「恋愛要素が足りないと思います!!」

幽「それもダウトォォ!!恋愛要素は熊と落さんのラブラブラン[ピザ]ーで補われています」

飛「なるほど…」

落「いやちょっと待てぇぇ!!!ダウトォォ!!それこそダウトォォ!!」
393 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/24(火) 18:46:18.90 ID:jZ1iPcIo
ラン[ピザ]ー吹いたwwwwwwwwww
394 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/24(火) 18:49:19.91 ID:DtboEWko
重要なのは皆どのようなパンツをはいているのかだと思うんですよ。

ハァハァ
395 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/24(火) 18:52:51.43 ID:jZ1iPcIo
>>394
幽は「私はノーパン!!!」とかいいそう
396 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/24(火) 19:15:12.60 ID:bMuPO6SO
幽「ではみなさん逆に考えてみてください!!売れてるアニメに必ずあるものは何ですか!」

吸「超絶戦闘シーン…?」

幽「半分正解半分間違いですね。ワンピース、ドラゴンボール、スラムダンクなどが当て嵌まりますがそれでは萌え系アニメには当て嵌まりません」

男「え…じゃあ夢とか希望とか?」

幽「それも日常系アニメには当て嵌まりません」

メ「カワイイ女ノ子キャラ…?」

幽「う〜ん…それもそうですがヒロインに関してはまた後ほど。他に意見は!?」

化「ハイ!!」

幽「はい、元気がよかった化さん!!」

化「売れているアニメには印象的なオープニングがあります!!」

男「オープ…ニング?それはちょっと違うような……」

幽「正解ィィ!!!さすが化さん!!偶然出たとは思えない的確な指摘!!」

男「何ぃ!?っていうか絶対打ち合わせしてただろお前ら!!」

飛「しかしオープニングとは盲点じゃったのぅ」

姉「オープニングか。確かにワンピースもドラゴンボールもハルヒもらき☆すたもジャンルを問わず印象的なオープニングよねぇ」

男「え?え?まさかみんな納得してないよな…?」

幽「つまり!アニメ化するにあたって最も必要なのは視聴者を引き付ける印象的なオープニングです!OKでしょうか!」

男「OKじゃねぇ!それよりさらっとアニメ化狙ってんの、これ!?いつからだよ!!」

幽「地ちゃんが出た時から」

男「割りと最初!」
397 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/24(火) 19:25:27.14 ID:OKYtq92o
幽「地ちゃんが出た時から」

に激しく納得した
398 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/25(水) 01:00:38.74 ID:nOb6v6SO
幽「先ず初めにアニメのオープニングは3つに分けられます。1つはバトル映像を流すもの、2つ目に登場人物達の日常を映すもの、3つ目が主な主人公がダンスを踊るもの。これをオープニング3種の神器と呼びます」

姉「ふ〜ん。で、どれにしようと思うの?」

幽「そこで!!今回のその中でもこれ!!」

バシッ!

幽「1つ目と2つ目の合体型のオープニングに目をつけました!!弊社は!!」

男「弊社ってどこの会社だよ」

飛「でもそれって難しくないかのぅ?ここ少年漫画みたいなバトルなんてほとんど無いし日常と言っても…たいしたことしてないぞ?」

幽「はい、そう言われると思って私作ってきました。オープニングの例みたいなものを。そちらをみなさんにお見せします」

男「何でこういうときだけ行動力満点なんだよコイツ…」

メ「デモチョット興味アリマスネ…」

幽「わかりました!ではどうぞ!!オープニングサンプルその@!曲はONE PIECEよりウィーアー!で、どうぞ!」

男「この作者、所々でジャンプ作品に頼りすぎじゃね!?」
399 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/25(水) 01:20:37.14 ID:nOb6v6SO
チャンチャカチャンチャカ♪(ウィーアーの冒頭が海図とともに流れる)

【富・名声・おっぱい。この世の全てを手にした男。海賊王、幽ルドロジャー】

男「あれ?もうおかしくね?この世の全てどれ1つ手に入れてなくね?」

【死に際に残した彼の一言は人々を海へと駆り立てる】

男「あれ?聞いたことあるよねコレ」

【空襲がきてる時にキックベースなんてするんじゃなかった…】

男「これ思いっきりお前の生前最後の反省だよな。つーかキックベースしてて撃たれたのかよ!!」

【人々は運動場を突き進み、ボールを追い求める。世はまさに、休み時間!!】

男「途中からお前の思い出じゃねぇかぁぁ!!っていうか海賊王いらないだろ!」

幽「はい、ここから先はONE PIECEのオープニングから拝借します」

男「だったら最初からONE PIECEのオープニングでいいだろ!!いや、それもよくないけど!」

姉「ちょっと…男?せっかく幽ちゃんが頑張って作ったのに全否定はさすがに可哀相よ。その辺にしてあげなさいよ」

男「でもお姉、9割9分パクリってボキャ天じゃないんだから…」

姉「というわけで新オープニング姉バージョン。どうぞ!!」

男「お姉もかよ!!」
400 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/25(水) 01:34:54.46 ID:nOb6v6SO
チャンチャカチャンチャカ(ウィーアーの冒頭とともに海図が流れる)

【金・イケメン・洋服、この世の全てを手にした男、豪遊王、姉姉ロジャー】

男「いろいろツッコむとこあるけど、あえて言うなら姉姉ロジャーってセンス悪!」

【彼の死に際に放った一言は人々を渋谷へと駆り立てる】

男「お姉にいたってはまだ死んでないからね!」

【俺の遺産…?欲しけりゃくれてやる!探せ!この世の全てを実家に置いてきた!】

男「この世の全て実家に集まっちゃった!!どんな実家だよ!」

【人々は遺産をもとめ高速道路を突き進む!世はまさに、なべ底不況時代!!】

男「結局遺産を求めて争う話になるじゃねーか!!遺書読めば一発だろ!」

姉「だが残念。その遺書を手に入れるために数々の強敵と戦うんです!」

男「強敵どんだけ他人の家族の遺産欲しいんだよ!!」

飛「まぁまぁ、男。姉もみんなに見せようと思って一生懸命作ったんじゃろ。少しは認めてやらんか」

男「そんなこと言っても…このままだと人間の汚い部分丸出しのアニメになるし…」

飛「というわけで、新オープニング飛バージョン!曲はウィーアーでどうぞ!」

男「デジャブ!」
401 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/25(水) 10:21:55.20 ID:nOb6v6SO
チャンチャカチャンチャカ(ウィーアーの冒頭とともに海図が流れる)

【クナイ・手裏剣・小刀、この世の全てを手に入れた男。くノ一王ゴール飛ロジャー】

男「この世の全てがしょぼすぎるし自分の名前の挿入が変に絶妙だし男って言ってるのにくノ一王だしー!!!」

【彼の死に際に放った一言は人々をパン屋へと駆り立てる】

【俺のあんパンか!欲しけりゃくれてやる!探せ!!この世の全てをベーカリーやまもとに置いてきた!】

男「お前があんパン好きってだけでベーカリーやまもとは思わぬとばっちりだよ!!」

【人々はベーカリーやまもとを求めて突き進む!世はまさに、ベーカリーやまもと時代!!】

男「これただのベーカリーやまもとの宣伝じゃねぇかぁぁ!!!」

飛「ちなみにわらわはメロンパンがオススメじゃ」

男「あんパン食えぇぇ!!」

メ「チョットチョット、イイジャナイデスカ男サン。飛サンモ頭ヲ抱エナガラ作ッタオープニングナンデスシ!」

男「だからってこれはいくらなんでも本編から掛け離れてて……ハッ!!」

メ「トイウワケデ、新オープニング、メイチャン編!曲ハONE PIECEヨリウィーアーデ…」

男「お送りさせねぇ!!しつこいわお前ら!!」
402 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/25(水) 11:32:42.58 ID:6mUuZ.Mo
地ちゃんのパートまで待ってる
403 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/25(水) 11:36:54.47 ID:tM1sqMSO
テンドンは三回まで!
川*゚∀゚)
 」  「
  ┘L

日常にもどってもカオスwwwww
404 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/25(水) 16:11:00.24 ID:nOb6v6SO
>>403
幽「おっぱい」
405 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/26(木) 18:45:09.53 ID:vh4.TwSO
男「オープニングもないしアニメ化もしない!!いいな!!」

幽「え…書籍化は?」

男「しない!!っつーか出来ない!」

幽「むぅ〜」

男「っていうかあれだろ?オープニングがどうこうよりONE PIECEのナレーションやりたかっただけだよな多分?」

幽「確かに」

姉「図星だわ」

飛「ちょっと楽しかった」

落「じゃあもう帰ろうぜー。解散解散」

吸「もう解散?」

メ「解散デスネ」

飛「解散か?」

姉「解散っぽい空気ね」

男「どんだけグタグダなんだよ」

幽「んじゃ後は全部地ちゃんに任せる」

地「…へ?」

男「投げんな!!」
406 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/26(木) 19:22:17.74 ID:vh4.TwSO
〜男宅、いや…恐怖の始まり〜

TV『ただいま入ってきたニュースです…。現在、ある地域の女性に……い………異変が……あ…プツッ』

ザーザーザー…

【俺はこの時まだ気付いていなかった。あんな恐怖がすぐそこまで迫っていることに】

プツッ…プツッ…

TV『住民の……みなさ………みなさ…うわっ…!!うわぁぁぁぁ!!!!』

ダダダダダ…プツン。

男「……」

トントントンッ

男「なんだ?テレビ故障かな?買い替える金なんかねーよっての…。おい、幽と化?まさか変にいじったりしてないだろうな〜?」

幽「……」

化「……」

男「なぁ…?どうしたんだよ黙りこくって。珍しい」

幽「た…た……」

男「ん?」

幽・化「玉をよこせぇぇぇぇ!!!!」

ウガァァァ!!!

男「なっ!?なんだいきなり!?」
407 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/26(木) 19:33:15.71 ID:vh4.TwSO
男「いつもと様子が変だぞ!いや、いつも変だけど今日は5割増しで変だ!!」

幽「玉ァァァ!!」

ガッ!!

男「うおっ!!」

幽「ハハハ…ズボンを脱げ!!脱げぇ!!!」

男「や…やめろ!ふざけすぎだって!」

化「玉ァァァ!!」

男「どうしたんだよ急にっ…!!」

バッ!!

幽・化「ぬっ!!」

タッタッタッ

男「ハァハァハァ!!なんなんだよ!!」

地「………」

ジャブジャブジャブ

男「地ちゃん!地ちゃんからも言ってくれよ…。あいつら玉玉ってズボン脱がしてくんだぜ?」

地「ズボンを…ですか?」

男「ああ…」

地「フフ…大丈夫ですよ。私に玉をくれれば一件落着です。」

男「そうだよな……って。え…?」

地「玉をくれますね?男さん…?」
408 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/26(木) 19:56:43.82 ID:vh4.TwSO
男「嘘だろ?はははww……あれ?地ちゃん?」

地「ええ、とりあえずズボン…脱いでください?」

男「いやいや…え?なに?ドッキリ…?」

ガシッ

男「うっ!!」

幽「よ〜し捕まえた!!もう逃がさない」

化「ズボン…脱がせてもらうよ。ハハハハ!!」

男「ちょ…離せ!!!お前っ!」

男(な…なんだよこの力!幽ってこんなに力強かったか!?)

ズリズリ

化「ハハハ!玉…もうそこまで来てるよ。玉いただくよ!」

男「マ…マジでやめろって………」

男(やばい…全然抵抗出来そうにねぇ…)

ズリズリ

地「大丈夫ですよ、男さん。一瞬ですから」

男(何か知らないけど俺終わったっぽい…。なんなんだよチクショウ)

バリィィィン!!ガシャァン!

師「男さん!!大丈夫ですか!!」

幽・化・地「!!?」
409 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/26(木) 20:04:25.51 ID:vh4.TwSO
師「やっぱりここまで来てましたか…」

シュタッ

師「少し眠ってもらいますよ!」

トンッ…トントンッ

幽・化・地「……!」

男「へ?」

幽「あと少しだったのに…」

バタッ

化「………」

バタッ

地「あ……意識が…」

バタッ

師「ふぅ…。お怪我はありませんか?男さん」

男「……は、はいぃ。っていうか何これ。一体何が何だか…」

師「一先ず男さん、玉はありますか!?玉、ありますか!?」

ズサササッ

男「師まで…俺の玉を狙ってるのか!?」

師「いえ…大丈夫です。その反応ならまだ取られてないみたいですね。」

男「師は大丈夫なのか…?」

師「はい、私は大丈夫ですよ。というより異常が発生しているのは“女性”だけですから。」

男「女性が…?」

師「はい。時間がないので急いで説明します!」
410 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/27(金) 00:09:55.17 ID:AzZS1cSO
男「て…Tーウィルス!?」

えぇぇぇ!!!!

師「大きな反応は嬉しいですが少しお静かに…。それが3人に、いやこの地域の女性に感染しているウィルスです」

男「か…風邪みたいなもん?」

師「いえ、風邪とはまた違います。詳細はまだわかりませんが通称Tーウィルス(TAMAーウィルスの略)”女性にしか感染せず、これに感染した女性は男性の象徴を強く求めるようになります。つまり玉を求めるのです」

男「え…じゃああのままだったら…///」

師「そんな可愛いげのあるものじゃありません。玉は物理的に取られます。つまり、もぎ取られます」

男「も…もぎ取られるの?俺だいぶピンチだったんだな。」

師「ええ。そしてこれに感染した女性はその性欲に比例して力が強くなるようです。つまり…性欲の強い女性ほど感染すれば凶暴になる!」

男「な…なるほど」

男(だからあの時幽の腕力があんなに強かったのか…)

師「そしてもう一つ、男さん…失礼な事を聞きますが、あなた童の貞じゃないですか?」

男「……」

師「ですね?」

男「はい」

師「やっぱり…。実はこのウィルスに感染した女性は童貞の男しか狙わないのです。もしかしたらと思いましたが…やはり……。」

男「べ…別に機会が無かったわけじゃないからな!!」
411 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/27(金) 01:52:04.17 ID:vpFsAIAO
ほぅ
412 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/27(金) 04:21:57.42 ID:AzZS1cSO
師「ですから男さんには念のためこれを渡しておきます」

スッ

男「なにこれ。サングラス?」

師「とりあえずかけてみてくださいな」

男「うん…」

スチャ

男「かけたよ」

師「では耳の横のスイッチを押してください」

男「うん…」

カチッ…ブォン

【師:22000B】

男「おおっ!!なんだこりゃ!!なんか数字が出た!」

師「はい。それは“スッカウター改”と言いまして相手の戦闘力を計るものです。ちなみに私はいくらと出ていますか?」

男「え〜と…22000B?」

師「はい、それが私の戦闘力になります。Bが戦闘力の単位で一般の成人男性が大体100B前後です。男さんは…105Bですね。まぁ普通です」

男「そっか…。っていうか数字の横についてるBって何?バトルのB?」

師「あ、Bは“棒”のBです。」

男「棒って…もしかしてアレじゃないだろうな!こんなカッコイイことしておいてまさかアレじゃないだろうな!!」

師「ついでに言いますが女性の場合は単位がAになります」

男「それはなんの略だ!アソコとかじゃないだろうな」

師「Aは“穴”のAです」

男「もっと露骨だった!!」
413 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/27(金) 04:39:23.72 ID:AzZS1cSO
師「では早速それで寝ている3人を見てみてください」

男「あ、かなり気になるな。他人見まくりたくなる」

カチッ

【地:100A:40S】

男「うわ!地ちゃん100いってるじゃん。俺とほぼ変わんねー…ってあれ?この40Sって何?」

師「気付きましたか。今回の重要ポイントはそれです!SというのはTーウィルスにかかっている人にだけ現れる数値で、性欲ポイントと言います。つまり性欲の強さです」

男「んじゃ地ちゃんは性欲が40S?」

師「はい。一般の女性の平均を100にしていますので地さんは低いということになります。もともとの地さんの戦闘力が60で、それに性欲ポイントの40Sが加わって100Aと出たのです」

男「そっか…性欲が強ければ強いほど凶暴になるってそういうことか」

師「そういうことです。では幽さんと化さんもチェックしてみてください」

男「よ〜し、」

カチッ

【幽:9800A:9720S】

【化:9200A:9130S】

男「うお!!めちゃくちゃ強いじゃんこいつら!!ほぼ1万いってるぞ!!っていうかどんだけ性欲強いんだよ!!」

師「ええ、わかりましたか?男さんが幽さんに抵抗出来なかった理由が」

男「わかった。確かにこりゃ勝ち目ねぇわ…」
414 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/27(金) 05:02:24.94 ID:AzZS1cSO
師「最後に一つ言っておきますがこの3人、特に幽さんや化さんは“寝てて”この戦闘力ですからね。起きればグーーンと跳ね上がりますよ。性欲ポイントが」

男「えっ…じゃあまだこれは本気じゃないってこと?」

師「だからやばいウィルスなんです、Tーウィルスは。性欲が普通のその辺の女性でも性欲が5〜6000Sはいくと思います」

男「5〜6000S!?じゃあそんな人達に囲まれたら…」

師「男さんの場合、確実にドラゴンボールは無くなります。二度とシェンロンは呼べませんね」

男「嘘だぁぁぁ!!俺もう外歩けねぇじゃねぇかぁぁ!!!」

師「ですからさっきから言ってるじゃないですか。やばいって。大丈夫です、私が全力でお守りしますから!!」

男「頼むよ!!ホンっト真剣に頼むよ!!」

師「はい!!」

〜墓地〜

落「……zz。んがっ…!」

ガバッ

落「……ん」

ポリポリ

落「何だろ…いやに体が熱いな。風邪か?いや、というより何だろう、なぜか玉が欲しい…。無性に玉が欲しい…」

【落:22400A:2600S】
〜山ん中〜

飛「なんじゃ!!この沸き立つ力は!!わらわに何が起きておるのじゃ!!おおお!!」

【飛:21200A:3600S】
415 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/27(金) 07:51:08.45 ID:eNKTH4s0
てす
416 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/27(金) 14:22:53.62 ID:sCu4xoSO
AとBwwwwwwww
417 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/27(金) 15:30:29.08 ID:AzZS1cSO
師「とにかく家の中にいても危険です!あちこちで性欲の塊と化した女性達があなたの玉を狙っていますから!その3人も起きないとは限らないし!」

男「で…でもどうするんだよ!!」

師「出来れば少しの間男さんには自分で身を守っていて欲しいのですが…。私ちょっと行かないといけない場所があるので」

男「ええぇぇぇぇ!!いやいやいやいやいや!!今俺が一人になったらどうなるんだよ!!ライオンの群れに紛れたバッタだよ俺!!食物連鎖の下の方だよ!!」

師「大丈夫です。ライオンは虫は食べません」

男「そういう問題じゃねぇんだよ!!あいつらは喰うの!!虫でも草でも若手芸人ばりのテンションで喰うの!!お願いだから一緒に連れてって〜」

師「う〜ん…。そこまで言うのなら仕方ありませんね。でもかなり危険ですよ?」

男「ど…どこに行くんだ?」

師「かつてパパの研究所があった廃墟です」

男「パパってあの…飛ばし屋を創設したっていうあのパパ?何だってそんなとこに行くんだよ」

師「ええ…実はこのウィルス。パパの研究所から突然発生したウィルスである可能性が高いんですよ」

男「何ィ!?」

師「ですからもしかするとワクチンみたいなものがあるかもしれないんですよ」

男「おぉ!!俺の玉にわずかな希望の光が!」
418 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/27(金) 16:00:09.72 ID:AzZS1cSO
〜街中〜

コソコソコソッ

男「で、なんで俺だけ黒いマント被ってるの?」

師「それはあなたが目立たないためです。感染した女性には童貞の男の体が光って見えるようです」

男「そうなんだ…。」

キョロキョロ

男「何だか怖いな…」

師「普通にしていてください。出来るだけ涼しい顔で」

男「黒いマント被ってる時点で普通じゃないけどな」

ドドドドドド!!

師・男「何!?敵か!?」

ドドドドドド!!!

熊「ひぃぃいいい!!!誰か助けてくれよぉぉ!!」

街の♀達「待てや童貞ぃぃぃ!!!!玉をよこせぇぇぇ!!!しゃぁぁぁぁ!!!」

熊「何なんだよ一体〜!!!!うわぁぁぁ!!!」

ドドドドドド…

師「……」

男「……」

カチャ

【街の♀達:5600A:5500S】

師「ああいう風になりますから」

男「はい。肝に銘じておきます」

男(あの人も童貞なんだろうな…)
419 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/27(金) 17:19:42.75 ID:tTF0st2o
ほう・・・日頃のストーカー能力が生きたな・・・。>熊
420 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/27(金) 21:38:18.13 ID:sCu4xoSO
町のひとのSが高いwww
まぁTウイルスのせいもあるだろうけどwwwww
421 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/27(金) 22:11:17.79 ID:AzZS1cSO
男「早いうちに街出ようぜ…。人の多いところは落ち着けない」

師「そうですね。廃墟まではまだありますし、暗くなる前に着きたいですね」

男「もしこんなところで知ってるやつに出くわした……らっ!!!あっ!!!師さん隠れて!!」

師「どうしましたか!!」

男「とりあえず路地に!!」

サッ

師「どうしました!?」

男(しっ…。あそこ…)

師(えっ……)

南「〜♪」

タンタタン〜♪

師(あれは!!上機嫌な南さん!!)

男(危なかった!!もうちょっとで見つかるところだったよ!!)

師(ですね…。男さん、あやしい時はすぐにスッカウターチェックですよ)

男(わかってる。頼む…感染してないでくれ……)

カチッ

【南:20400A:7400S】

男(あちゃー!!感染してるよ!!)

師(ほんとですか…。はっ、それに戦闘力が2万を越えている!!これはまずいですね…)

南「フンフフ〜ン♪」

ルンルン

男(今はここから離れよう!!路地をくぐって街を出た方がいいよ!)

師(…ですね。2万を越えられるとさすがにね)
422 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/27(金) 22:23:01.00 ID:AzZS1cSO
男(この辺りの地理なら大丈夫なんで、着いてきてください!)

師(了解です)

ソソクサッ

南「フンフフン〜♪」

タンタタン…ピタッ

南「……ふ〜ん」

ピピピ、プルルル…

南「男…見つけたよ〜キシシシシ!」

???『そうか、よくやった。』

南「玉はもうもらったも同然だね〜★」

〜男宅〜

???「そうだな…。ハハハハハハ!!」

幽「………zz」

化「……zz」

地「………zz」

???「……よし。順調だ」

プツッ

???「後はこの眠れる獅子を起こすだけ…。玉は私のものだ」

ニヤッ
423 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/27(金) 22:42:31.88 ID:AzZS1cSO
〜天国〜

針「そろそろ行こか」

西「そうだね」

針「急がなアカンなぁ。男の玉は2つしかあれへんねんから」

ピピッ

【針:17500A:7000S】
西「僕らで2人でちょうどだね」

ピピッ

【西:16100A:2100S】
針「待っとれや…男!!」

シュタッ!!

〜街外れ:山付近〜

男「ふぅ…。ここまで来ると人通りも少ないな」

師「この山奥に廃墟はありますから。気を抜かずにいきましょう」

男「そうだな!!早く急ごう!!」
424 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/27(金) 23:16:27.91 ID:AzZS1cSO
〜男宅〜

幽「お…お前は……姉貴!!」

姉「ハハハハ!!」

幽「姉貴…嘘だろ!!その戦闘力……!!」

姉「フハハハハ!!まだ上がるわ!!この娘達を吸収してね!!」

化「……zz」

地「……zz」

幽「姉貴……!!」

姉「ハハハハ!!私の糧となれ!!!」

シュバババババ!!

化「……zz」

ゴクンッ

地「………zz」

ゴクンッ

姉「ふぅうううう!!」

幽「姉貴…!!これなら、確実に玉を手に入れられる!

姉「この歳で恋人がいないのはやばいだろぉぉぉぉ!!!!!」

バリバリバリ!!

【姉:380000A:378000S】
425 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/27(金) 23:31:51.12 ID:AzZS1cSO
〜山ん中〜

落「はぁ!?同盟!?」

飛「そうじゃ!!わらわとお前で1つずつじゃ!!」

落「どうすっかな〜」

飛「悪い話ではあるまい!!」

ガサッ

『おい!!その話、俺達も入れてくれよ!!』

落「…!?」

飛「誰じゃ!?」

バキ…バキバキバキ!!

北「へっへ〜!!久しぶりだなぁ!落!!!」

【北:19200A:4200S】

東「お久しぶりです…飛さん……///」

【東:16800A:3700S】

落「お前ら!横取りする気か…?」

北「バーカ。だからお前は馬鹿なんだよ!!」

落「何ぃ!?」

〜山のふもと〜

ピリリッ…ピリリッ…

男「あ、メールだ」

師「どちら様からです?」

カパッ

男「……お姉だ」

『FROMお姉;男!!あんた家の中ぐちゃぐちゃじゃない!!誰もいないし鍵も開けっ放しだしどういうこと?何があったの?心配だからメール見たら家に戻ってきてください』

男「………」

師「お、男さん?」
426 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/28(土) 00:30:04.45 ID:aZGFgQSO
《現在の状況》

謎のウィルス、Tーウィルスによって感染した女性は異常に玉をもとめるようになるのだ!!
そして童貞である男は集中攻撃されることになるのだった!!
はたして男の玉の運命やいかに!!


姉組
姉…380000A
幽…9800A
南…20400A

落組
落…22400A
飛…21200A
北…19200A
東…16800A

西組
西…16100A
針…17500A



チーム男
男…105A
師…22000A


頑張って逃げ切れ!
…by作者
427 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/28(土) 00:34:18.22 ID:aZGFgQSO
>>426
男…105B
師…22000B
だった
どうでもいいっちゃあどうでもいい
by作者
428 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/28(土) 02:08:20.26 ID:VHvJ2UAO
何気に姉の素の戦闘力ですら2000超えてるwwww
429 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/28(土) 05:25:02.05 ID:0EUSg1c0
>>427 アーッ!
430 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/28(土) 08:02:24.74 ID:j8W4R06o
これって・・・子供たちは全滅するってことにならないか?
431 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/28(土) 12:04:51.26 ID:aZGFgQSO
>>430
18歳以上の男性しか狙わないウィルスか、この地域に奇跡的に子供が一人もいなかったか、どっちがいい?
…by作者
432 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/28(土) 19:35:17.52 ID:0EUSg1c0
私は>>430じゃないけど・・・熊は高校生っぽいが・・・留年してそうだから18歳以上に該当しそうだね。
子供が居ない地域っていうのはむずかしいかと・・・。
433 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/28(土) 21:44:41.18 ID:rVY2oaIo
>>431
地ちゃんが幸せなら細かいことは気にしないぜ?
434 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/29(日) 21:14:50.62 ID:q/yGiISO
ピリリッピリリッ

男「お姉からメールだ…。心配だから帰ってこいって」

師「お姉さんがですか…?」

男「うん、どうしよう。お姉に心配かけたくないしな…一旦戻ってみようかな」

師「ダメですよ男さん!?今戻ったらどうなることか!!」

男「でも…」

師「大丈夫です!たとえお姉さんが正常だったとしてもお姉さんは女性なんで襲われる心配はありません!ですから今は先に進みましょう」

男「そうだな。今は帰らない方がいいな!お姉にはメールだけ返すよ」

ピピピッ

男「『後で全部説明するから今は帰れない。大丈夫』…っと。よしOK」

〜男宅〜

ピリリッピリリッ

姉「……」

幽「姉貴?どう?」

姉「今は帰れないって…。ハハハ!お姉ちゃんの言うことを聞けない童貞はお仕置きね」

幽「姉貴!行く!?」

姉「行こっか、幽ちゃん。いや、スーパー幽ちゃん!」

幽「スーパーだなんて…姉貴ほどでは。えへへへ」

姉「おほほほ」

幽「でも今は性欲が漲ってくるよ!!姉貴のおっぱい揉んだからかな!?」

ブワワワ!!

【幽:36800A:36720S】
435 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/30(月) 01:20:24.31 ID:X3hCFsSO
〜山ん中〜

師「いいですか…。男さん!廃墟はここの奥ですから!後もう少しですよ」

男「それはいいんだけど、ちょっと…師さん?」

師「はい?」

男「ここ、飛の庭みたいなもん」

師「えっ…」

男「………」

師「………」

男「やめよう。暗くなるの。飛が感染してるかどうかなんてまだわかんないし」

師「ですよね〜。あははは!!ま、気楽に行きましょうか!!」

『ここが誰の庭じゃと?楽しそうじゃのう』

シュタッ!!バッ!!

師・男「……!?」

飛「呼んだか、男?それに師ではないか。珍しいのう」

男(お……おいおい。嘘…だろ……?)

ジャリッ

男「っ!!」

飛「どうしたのじゃ?顔色が悪いぞ?ここに来たということはわらわに用があるのでは無いか?…ん?」

男「い…いやその……」

飛「んん??ほれ、せっかく来たんじゃ。もっとこっちへ寄らんか。よそよそしいのう!ははは!」

男(師さん、どうするよ!!)

師(…まずいですね)
436 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/30(月) 01:42:56.87 ID:X3hCFsSO
飛「実はな、わらわも男に話をしたかったんじゃ」

男「えっ…?」

飛「ちょっと聞いてくれんか?出来ればあっちで男と二人きりで話したいんじゃが」

男「あ、あの今は急いでるから!ごめん、また今度……」

飛「落の奴がの、最近変なんじゃ。最近急に人が変わったように血の気が多くなってのう…」

ガサッ

飛「手当たり次第に暴れよるんじゃ!!」

ガサッガサッ

落「おらぁぁぁ!!!」

北「どりゃぁぁぁ!!!」

ブォン!!

師「……!!やっぱり!!」

落「ちっ!!」

ザッ!!シュタッ!

飛・落・北「男ぉぉ!!!玉よこせぇぇぇ!!!」

グワッ!!

男「ひぃぃぃ!!!」

師「男さん!!逃げますよ!!捕まってください!!」

男「こいつら敵にすると怖ぇよぉ!!!」

〜廃墟〜

カタカタカタッ

メ「サスガ、パパサント言ッタ所デショウカ。コンナウイルスモ作タナンテ…」

カタカタカタッ

メ「……デスガ」

カタカタカタッ、カタカタカタッ。ピュイン

メ「待ッテイテ下サイヨ!!男サン!!」
437 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/30(月) 02:12:02.96 ID:X3hCFsSO
〜山ん中:大ピンチ〜

シュタッシュタッ

飛「くらえっっ!!時雨クナイ!!!」

シュバババババ!!!ザクザクザク!!

落「戦国木刀流、奥義!!天・上・天・下!!」

ズバババババ!!

北「うぉぉぉ!!」

バキバキバキバキ!!

北「潰せ!!大木ストライクッッ!!!」

ブォン!!ヒュー…ドスゥゥゥン!!!

男「ぎゃああああ!!大木ごと投げやがったぞ!!玉どころか命(たま)取られるって!!」

ビュンッ!ビュンッ!

師「男さん!落ち着いて!!しっかり目は開けていてくださいよ!」

男「落ち着いてられるかぁ!!」

タタタタタッ

師「むん!?」

飛「ははは、師よ!!やはり人を背負っていれば鈍くなるのぅ!!わらわでも追い付けるぞ!!」

師「くそっ!!はぁっ!!」

ブォン!

飛「おっと、危ない危ない!ははは!喰らえ、忍法!火炎弾の術!!」

ブボボボボボ!!

師「うわっ!!」

タタンッ!!タンッ!!

師(危ない!!)

飛「今じゃ落!!空中なら逃げ場は無いぞ!!」
438 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/30(月) 02:20:40.67 ID:X3hCFsSO
ダダダダダ!!

落「よっしゃああ!!」

ダンッ

落「いっけぇぇ!!戦国木刀流、奥義!!竜神飛翔!!!」

グワァァァァァ!!!

師(しまった…!避け切れない!!)

男「うわぁぁぁぁ!!!」

キラッ

『させるかぃ!!必殺、針針鍋!!』

『飴マシンガン!!』

ズバババババ!!ガガガガガガ!!

師(何…?この技は!)

落「ぐあっ!!!」

ズシャア!

落「だ、誰だ邪魔しやがってぇぇぇ!!」

〜街中〜

南「ひっ…そんなの約束と違……っ!!」

シュウウウウウ

姉「約束…?愚問ねぇ」

ペロッ

姉「女は嘘をつく生き物よ!おほほほほほ!!美味しかったわよ、南ちゃん!!」

【姉:530000A:528000S】
439 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/30(月) 02:32:28.81 ID:jTm8H4go
フリーザ様降臨か
440 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/30(月) 17:05:15.65 ID:X3hCFsSO
パンパカパーン!

姉ーザ「初めまして。私が全宇宙一の性欲力、姉ーザです」

幽「そして私が姉ーザ様直属の部下!!トウッ!」

グルグルグル…スタッ!

幽「ヒンニュー特戦隊!!ヒンニュー!!」

とっくせんたい!とっくせんたい!

幽(決まった…)

姉ーザ「ヒンニュー!!それでは早速いきますよ!!」

幽「は!姉ーザ様!!」

バビューン!!!

子(………)

じーーっ

子「ママ〜あの人たち変なポーズして飛んでっちゃったよー」

母「ダメ、そんなにジロジロ見ちゃ。だいたいの事はパパで慣れてるでしょ?それより今は玉を探すのよ」

子「はーい」
441 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/30(月) 23:11:46.80 ID:X3hCFsSO
〜山ん中〜

落「お前らっ!!」

針「お前らちゃう!!針や針!」

ドンッ!

西「……!」

ダッ!!

西「早くしないと逃げるよ」

針「お、しまった!」

ダッ

ダダダダダ!!

男「おおお!!もう追ってきた!!」

師「さすが西さん。判断が早いですね」

師(敵となれば実に厄介な相手だ…)

ダダダダダ!!

西「やっぱり足では師の方が早い……」

ガッ

西「!!」

落「待てよ…。やり逃げのままじゃ納得いかねぇんだよ!」

ガッ

北「西…悪いな!!今だけは敵だぜ!やれ!!飛!!」

飛「わかっておる!!」

西(くそっ…全く動けないや……)

飛「うおおおおお!!!」

針「西!!」

西(………仕方ない)
442 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/30(月) 23:22:50.43 ID:PSWCukAO
姉ーザwwww

針見る度に思ってたんだが昔に針と組んでた「磁」ってキャラ居たよな
443 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/30(月) 23:24:53.06 ID:X3hCFsSO
西「………」

スゥウウウウ〜

飛「みねうちじゃ!!許せ西!!!」

針「西っ!!」

西「………!」

ギンッ

西「うあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゛あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!!」

キーーーーン!!!

飛「……っ!」

落「……ぐあっ!」

北「これは……!!」

バッ

落「う……うあぁ…」

落(何て声出しやがる……。うっ……ダメだ…立てな…い…)

ガクッ

飛「ぐ……平衡感覚が……」

ガシッ…グググ

落「!?」

西「あんまり僕をなめない方がいい。両手をふさいで動きを止めた気でいたの?」

落「あ……くそっ……!」

西「急激な爆音を聞かされて平衡感覚を失ってるね。おそらく頭の中を掻き回されたように感じるだろうね」

落「やろう……っ!」

西「一つ教えておいてあげる。僕の動きを止めたけりゃ、僕の“肺”を握るべきだったね」

針「そういうわけや。はい、痺れ針」

プスップスッ

落・飛「!!」
444 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/30(月) 23:41:52.77 ID:X3hCFsSO
西「落と飛は脱落と…。うん、でもさすがだね。北。」

北「ぬうっ!」

ザッ

北「危ねぇ!!少しでも耳を塞ぐのを遅れてたら俺もアウトだったぜ!!」

西「どうする?まだやる?」

北「……」

西「どっち?」

北「ちっ……」

ダッ!!

北「それは玉取ってからだ!!西!!」

ダダダダダ!!

西「了解。行こう、針」

針「先送りやな!!」

ダダッ

シュンシュンシュン!!ササササッ!!

師「助かりました…。大丈夫ですか?男さん」

男「うう…ちょっと耳が痛いけど大丈夫……。先を急ごう!」

師「ええ、もう着きますからね!!もう少しの辛抱ですよ!!」

〜街中〜

キーーン!

姉ーザ「んっ!!」

ピタッ

幽「どうしました!姉ーザ様!」

姉ーザ「今何か声がしなかったか?ヒンニュー」

幽「いえ、わかりませんでした!」

姉ーザ「そうですか…」
445 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/30(月) 23:43:52.41 ID:X3hCFsSO
>>442
彼女はもう…

…by作者
446 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/30(月) 23:48:47.29 ID:X3hCFsSO
〜山ん中〜

シュンシュンシュン!!

師「見えましたよ!!男さん!!あれがパパの研究所、今はもう廃墟ですが」

男「はい!!見えてます!!」

師「このままのスピードで突っ込みますよ!!」

男「はいっ!!」

シュンシュンシュン!

師「おおおおおおお!!!」

ドーンッ!!ガラガラガラガラ!!

〜廃墟〜

ガラガラガラガラ

男「うわぁ!!」

師「………っ!!大丈夫ですか男さん!!」

男「ああ…」

師「立てますか!?行きますよ!!」

ダッ!!
447 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/30(月) 23:49:35.77 ID:PSWCukAO
>>445
さっきログ読んで来たんだけど、直接的な死亡描写なかったからてっきり復活するもんだと思って、安心して展開忘れてましたわ…
448 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/30(月) 23:55:33.23 ID:X3hCFsSO
〜山ん中〜

北「くそぉ!!!あいつら先に着きやがったぞ!!」

ダダダダダ!!

西「大丈夫。あの中に逃げ場は無いはず。追い込めるよ」

北「そうだな!!袋のネズミだぜ!!」

ダダダダダ!!

北・西・針「飛び込めぇぇ!!!」

ドガーン!!

〜廃墟〜

ガラガラガラガラ…

北「……いつつ!!いくら何でも乱暴過ぎたか」

西「でもとりあえず中には入れた」

針「いや…なんやこの感じ。火薬臭いというかガス臭いというか…」

『喰ラエ!!オッパイミサイル!!』

ヒューン〜!!

西・北・針「……何!!!」

チュドーーン!!
449 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/01(火) 00:06:46.29 ID:7tSFxsSO
〜廃墟階段〜

カンカンカンカン!

男「いいいっ!!なんだ今の音!!爆発したぞ何か!!」

師「きっとメイさんです!!」

男「えっ!?メイちゃんがきてるのか!?」

師「はい!!実はあなたの家に行く前にメイさんには頼んでおきました!!ワクチンの解析を出来るだけ早くと!!」

男「おお!!でも何でメイちゃん!?」

師「メイさんしかいなかったからです!!唯一ウイルスに感染しない味方になってくれる方は!!」

男「あ!そうか!!メイちゃんロボットだから!!」

師「ビンゴ!!」

〜廃墟1F〜

パラパラパラ…

北「くそっ!!」

針「なんであんたが!!」

メ「今ハ男サンヲ守ルダケデス!!ココカラ先ニハ行カセマセンヨ!!」

『へぇ…ってことは逆に言うとこの先に男がいると……』

モクモクモク

メ「誰ダ!!マダイタカ!!」

『ふふふ…これだけ爆発音がしたのでわかりやすかったわよ』

姉ーザ「ねぇ〜ヒンニュー♪」

幽「はい、姉ーザ様!!」
450 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/01(火) 01:07:32.34 ID:7tSFxsSO
幽「ヒンニューキックをおみまいしてやる!!」

メ「ナニ!?」

幽「くらえっ!!」

ムキムキムキムキ!

幽「Bカップパーンチ!!」

ドグァアア!!

姉ーザ(嘘ついてる…)

メ「グワァアアア!!」

ズーン

幽「ふぅ…クリリンのことかぁぁぁ!!!!」

姉ーザ「いや、それあたしのセリフ」

〜廃墟階段〜

『男ぉ〜!!!出てこ〜〜い!!!!』

ギャースギャース!!

男「うお!!お姉と幽の声!!」

師「急ぎましょう!!」

男「うん!!!」

カンカンカンカン!!

師「ここを上れば最上階…」

スゥウウウウ…

東「……」

師「っなに!!」

東「ずっと待ってました……ずっと……」

ドスッ

師「うっ……」

東「これも飛さんのため…すいません……」
451 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/01(火) 13:01:18.36 ID:7tSFxsSO
師「ぐあっ…油断しました……」

バタッ

男「師さぁぁぁぁん!!!」

東「師さん…ごめんなさい……本当に……。でも……私……」

男「師さん!!師さん!!」

ゆさゆさ

男「師さん!!立って、お願いです!!俺…これからどうしたら……」

師「わ、わかってます…」

フラフラフラッ

師「とりあえず今は……先に行っててください…」

男「師さん!!」

スゥウウウウ…

東「ごめんなさい……男さん……たたた玉……ください…///」

男「いっ!!こんなの俺だけじゃどうしようもないって!!」

男(やべぇやべぇやべぇ!!どうしよどうしよどうしよ!!)

あたふたあたふた

『男ぉぉぉ!!!まだ玉は残ってるだろうなぁぁぁ!!』

カンカンカンカン!!

男「っ!!!お姉!!!お姉が来る!!メイちゃんが負けたのか!?」

『今からそっち行くからなぁぁぁ!!!!』

男「怖ぇええ!!東どころかお姉にだって勝てる気がしねぇ!!」

師「男さん!!!」

ガチッ!!ギリギリギリ!

東「……!!きゃっ……は…はなして…!」

男「師さん!!」

師「ここは私が命を懸けてでも止めます!!ですから…男さんは早く上へ!!最上階へ!!きっと…メイさんが何かヒントを残してくれてますから!!」
452 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/01(火) 13:10:33.57 ID:7tSFxsSO
男「師さん…。」

東「ど…どうして………どうしてそこまで……」

ギリギリギリ

師「男さんの…男さんの中の未来ある何億何兆の命!!こんな“ウイルス”ごときに消させてたまるか!!」

ドンッ!!

男「師さん…」

師「早く行け!!男!!何がなんでも守りなさい!!!」

男「は…はいっ!!!」

ダッ…カンカンカンカン!!

東「あっ……い……行かないで……」

ガチッ

師「あなただけは……ゲホッ、行かせませんよ!」
453 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/01(火) 13:34:14.05 ID:7tSFxsSO
〜廃墟階段:最上階目前〜

男(この町の童貞を守れるのは俺だけ!!)

カンカンカンカン!!

男「チクショウ!!童貞なんて早いうちに捨てておくんだったぜ!!!」

カンカンカンカン!!

男「ハァハァハァ…最上階までもうすぐ……!頼むぜ、間に合ってくれよ!!」

カンカンカンカン

男「ハァハァハァ!」

カンカンカンカン

男「ハァハァハァ!!ここか!!」

バッ!

〜最上階:パパの秘密倉庫〜

男「ここか!!」

バッ

『男ぉぉ!!そろそろ私の下半身も疼き始めるぞうぉおおお!!』

男「いいいい急げ俺!!下から変態×2がきてるぞ!!」

ガタガタ!!ガサゴソ!!

男「どこだワクチン!!どこだどこだ!!」

ガサゴソ

男「この引き出しでもない…この引き出しでもない…どこだどこだ!!!」

『男ぉおおおお!!!もうすぐ最上階だぞぉぉ!!!初めてですよ、私をここまでコケにしたお馬鹿さんは!!』

男「ひいぃぃぃ!!!なんかフリーザみたいなこと言ってる〜!!俺クリリンになっちゃう!!下半身がクリリンになっちゃう!!」

ガサゴソ!!

男「どこだ!!どこにワクチンが……」

ピタッ

男「いや、待てよ…。落ち着け…落ち着いて考えろよ。これだけ大規模に広がったウイルスを駆逐するんだ…ワクチンが注射一本なんてことないはずだ。もっと…もっと大掛かりな何か……」
454 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/01(火) 13:52:22.15 ID:7tSFxsSO
男「一発逆転を狙う一撃…!!パパの研究所……パパ……飛ばし屋…」

フゥーッ

男(落ち着いて考えろよ…。大掛かりな何か…パパだぞ!!パパが作ったもの……飛ばし屋…飛ばす……)

男「飛ばす!!外に何か飛ばすなら窓だ!!」

バッ

男「開け窓ぉぉ!!!」

ガタガタガタガタ…バタンッ!!

男「……!!」

キュルキュルキュルキュル

男「こ…これは!!大筒…いや、花火!!」

ドーン

男「こ、これだ!!間違いない!!きっとこの花火を打ち上げれば!!よーし、打ち上げるぞ!!」

しーん

男「ってどうやって打ち上げるんだよ!!火なんかもってねぇぞ!!!」

ピピピ

男「…ん!?」

[4桁ノ暗証番号ヲ、入力シテクダサイ]

男「あっ!!この花火、火じゃなくて暗証番号で発射するようになってんのかよ!!さすがパパだぜ…何でもハイテクだな…」

ヒラ〜

男「ん?何だこの手紙。…あ、これメイからの手紙だ」

【男サンヘ。ソノ大砲ハ暗証番号デ起動デキマス。今回ノ異常発生シタTーウィルス、成分ハ精力増強剤ノ系統トホボ同ジデシタ。ソシテコノウィルスニ対抗シウル成分、“アンチバイアグラ”とイウ成分ヲパパサンハ…】

男「ああ〜もう!!!そんなのどうでもいいんだよ!!それより暗証番号だ!!暗証番号!!どこに書いてるんだよ!!裏か!?」

【PS:暗証番号ハ自力デ何トカシテクダサイ。タダ分カッタノハ暗証番号ハ“童貞の嫌がる4桁”ッテコトデス。ジャ、ファイト!】

男「………。ファイトってお前!!!そこ1番大事なところぉぉおおおお!!!!」
455 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/01(火) 18:37:54.43 ID:7tSFxsSO
男「こうなったら最後の最後まであがいてやるぜ!!4桁4桁…嫌う4桁………これか!!」

ポチポチ

男「“4444”っと!どうだ不吉な数字!!」

[ブー!ハズレデス。ドウセ不吉ダカラトカイウ理由デショウネ。アナタノ脳ジャソレガ限界!]

男「……お?」

カチンッ

男「何こいつ!!めちゃくちゃ腹だたしいんですけど!!だったらこれでどうだ!!飛ばし屋=幽霊退治!!」

ポチポチ

男「“0000”霊が4つで死霊!!どうだ!!」

[ブー!ハズレデス。ドウセ“0”ガ女性ノ股ニ見エタンデショウガ、ホント馬鹿ヲ通リ越シテ悲シイデスネ]

男「あん!?」

ブチ!

男「見えてねーよ別に!!全然見えてませんけど!?っていうかそんなん言われたら今後“0”押しにくいじゃねーか!!」

カンカンカンカン!!

『ガラガラへーびがやってくる〜!!玉を求めてやってくる〜!!男ぉぉぉ!!』

男「うわっ!!懐かしい歌歌いながら変態×2が来た!!!もうだいぶ近いぞ!!」

ポチポチ…ポチポチ…

[ブーブーブー!ハズレデス。ヤミクモニ押スナ、童貞]

男「くそ!!どうすりゃいい!!やみくもに押してもダメだ!!」

男(なんだ…なんだ…童貞が嫌う4桁!!腑に落ちないが思い出せ、俺!!普段の生活で何が嫌だった!?何が聞きたくなかった!?)

『イェーイ!!ここが最上階かい!?ジングルベール、ジングルベール、性欲が沸く〜♪』

男「はっ!!そうだ!!もしこのウィルスが季節性のものだとしたら…!!そうだ!!!」

ポチポチ!

男(頼むぜ…神様!!俺の、みんなの童貞を守ってくれ!!)

[……………]

[暗証番号承認シマシタ!!ヨク頑張ッタナ、童貞!!]
456 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/01(火) 18:45:41.71 ID:rc.VMAY0
磁って死んでたのか・・知らなかった
457 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/01(火) 18:51:50.48 ID:7tSFxsSO
男「よっしゃあああああああああ!!!童貞は俺が守ったぁぁぁ!!」

ピピピ

男「はーい?」

[花火発射マデ後30秒デス]

男「は……?」

[………29秒]

男「あれ?すぐに発射じゃないの?」

ダダダダダダ!!シュタッ!!

姉ーザ・幽「見つけたぞ〜……。玉玉ちゃ〜ん。へへへへ…」

男「うわっ!!ママママママジかよ!!嘘だ!!」

姉ーザ「んふふふ。さぁお姉ちゃんと楽しいことしましょ〜♪ねぇ、男ちゃ〜ん♪」

幽「いっぱい気持ちいいことしてあげる〜♪」

ゾクゾクゾク!!

男「ひぃぃぃぃ!!や、やめろ!!来るな!!」

[……20秒前]

姉ーザ「あら、照れちゃってカワイイ♪だって童貞…」

幽「だもんねぇぇぇぇぇぇぇー!!!!」

ギューン!!

男(に…逃げ場がねぇ!!玉が…やられる!!)

【男!!窓だよ!!!飛んで!!!】
458 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/01(火) 19:00:15.03 ID:7tSFxsSO
【男!!窓だよ!!飛んで!!!】

男「……え!?何!?誰だよ!!」

【信じて!!飛ぶの!!早く!!】

ギューン!!

姉ーザ・幽「たまたまコロコロしたげるぅぅぅぅぅぅぅ!!!アハハハハ!!!」

[……10秒]

男「誰だよ!!飛ぶって…ここ何階だよ!!確実に死ぬぞ!!」

【どっちみちそこにいても終わりでしょ!!だったら飛んでみなさい!!さぁ立って!自分の力で、勇気出しなさい!!】

男「んなこといったって!!」

[……8秒]

【あんた童貞だからって誇りはないの!?童貞だって男だってこと見せなさい!!】

[……6秒]

男「男…そうだ、そうだよ!!俺だって男だ!!童貞だって男なんだよ!!!」

バッ

男(勇気出せ…俺!!生まれ変われ!!俺!!)

姉ーザ・幽「待てぇぇぇぇぇぇぇ!!!玉置いてけぇぇ!!童貞に飛ぶ勇気などあるものかぁぁぁ!!」

男「ふっ……」

ヒュンッ

男「悪いお姉。俺…飛ぶわ」
459 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/01(火) 19:07:22.34 ID:7tSFxsSO
〜窓の外〜

男「おらぁぁぁ!!!女は落とせなくても飛ぶことぐらいできらぁぁ!!!」

シュパーーン!!

[……3秒]

姉ーザ「何ぃぃぃ!!?」

〜空中:窓の外〜

ギュオオオオオ!!!

男(はっ…死んだな、俺。ハハハ…どうだ、童貞は守ってやったぜ)

ギュオオオオオ!!

男「生まれ変わったら…10代のうちに童貞は捨てたいな〜…」

ギュオオオオオ!!キーーン!!

【10代がダメなら20代で捨てなさい〜!!!】

キーーン!!!ガシッ!!

男「………なっ!?」

バビューーン!!

吸「よっし!!吸ちゃんナイスキャ〜ッチ♪」

男「あ……あ………吸!!!!」

吸「イェーイ♪」
460 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/01(火) 19:22:05.15 ID:7tSFxsSO
>>456
死んだ描写はないけどね
後で飛と針にでもお参りさせるつもりでした

…by作者
461 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/01(火) 21:56:22.23 ID:WFS0OESO
吸いいとこもってったwwwww
462 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/02(水) 01:51:07.64 ID:TmV0HASO
〜廃墟最上階〜

姉ーザ「きーっ!!地球人どもめ!!」

幽「それより姉ーザ様、あれ……」

[1秒前……0。発射シマス。ターマヤー!]

姉ーザ「あっ!!しまったぁぁ!!」

ヒュ〜〜…ドカーーン!!

〜廃墟上空〜

ヒュ〜…ドカーーン!!

『MerryX'mas!!』

吸「うわ〜綺麗!!すんごい綺麗な花火だね!!X'masって書いてあるよ!!季節外れだけどね」

男「ああ…そうだな。本当に綺麗だ」

〜山ん中〜

ヒュ〜…ドカーーン!!

『MerryX'mas!!』

落「………」

飛「なんじゃ…花火か」

落「ああ…」

飛「綺麗じゃのぅ。一体わらわは何をしておったのかのう」

落「ははっ、全くだ」

〜廃墟1F〜

ヒュ〜…ドカーーン!!

『MerryX'mas!!』

西「花火だ」

針「綺麗やな〜。見とれてまう」

北「ハァ…。なんか俺気分そげたわ。なーにしてんだか、俺」

メ「イイジャナイデスカ…。今ハモウ少シ、ユックリシテマショウ」
463 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/02(水) 02:02:14.00 ID:TmV0HASO
〜街中〜

ヒュ〜…ドカーーン!!

『MerryX'mas!!』

ザワザワザワ

街の女性「ねぇ、みんな見て!!綺麗な花火!!」

ほんと…?あら、本当ね。綺麗

なんだか癒されるようだわ。

へへ…何やってたんだろ、あたし。馬鹿みたい。お家帰ろ!

あたしも!!
あたしも帰ろ!
夕飯の支度しなくちゃね

【一人の勇気ある童貞によって打ち上げられた花火はとても美しく、満点の夜空に輝いた】

熊「お、おいちょっと待ってよ!なんだあれ!!誰か飛んでる!!」

ザワザワザワ

なにあれ…なんだなんだ!!誰か飛んでるぞ!!

街の女の子「あれ、サンタさんだ!!あわてんぼうのサンタさんだよ!!」

【その花火に映った2つの人影は、しばらくの間サンタクロース伝説として、ひそかに語られることとなった。それが一人の童貞と吸血鬼だということは…誰も知らない】

〜廃墟上空〜

男「へ…へ…へ……ヘーックショイ!!うう〜」

吸「どうしたの?もしかして別のウィルス?大丈夫ー?」

男「うん…わかんない。ジュルジュル」
464 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/02(水) 02:15:31.55 ID:TmV0HASO
《作者的あとがき》

お疲れ様でした!!また一つ長編が終わってホッとしています
しかしこの話で確信しました!!

姉は実に使いやすいキャラだ!!

何をしても許される万能キャラですね。これから扱いがひどくなりそうな予感がします
それにしてもエロ要素は入れるのが難しい!!最初は男が何人かの女性キャラにひん剥かれたりちょっとエロい感じにしようかなと思ったんですがやっぱりダメでしたね。少しでもエロを入れようとすると歯止めが効かなくなりそうなんで…(特に幽と化と姉あたりは)
ほんのりエッチなら今のままでいいのかな…と思います。下手にそういうの入れ過ぎちゃうのも問題ですよねぇ

そもそもこの長編を書くきっかけになったのも“姉ーザとヒンニュー特戦隊”を出したかっただけと言ってもいいぐらいですから!幽と姉の変な師弟関係が書きたかったんです!今思うともっと暴走させてもよかったな…残念

ちなみに最後の吸のいいとこ取りはちゃんとメイちゃんと打ち合わせしていたという設定なので…
吸血鬼ならウィルスが効かなくても不思議じゃないかなってだけの話です
465 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/02(水) 02:36:12.23 ID:T9lRZH6o
おつん
地ちゃんが清楚なままでほっとした
466 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/02(水) 13:31:58.92 ID:TmV0HASO
>>465
幽「もうちょい淫乱になってもよかったなー。私的に。」

男「こらこらこら」

地「いん…らん?」

男「いいのいいの!!地ちゃんはそのままでいいの!!」
467 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/02(水) 15:12:08.23 ID:TmV0HASO
〜男宅・キッチン〜

コトコトコト

地「ふんふ〜ん♪」

ツー…ペロッ

地「うん、美味しい!」

〜男宅:居間〜

地「できましたよ〜!今日はクリームシチュー作ってみました!初めてなんで少し心配ですけど…」

パカッ

幽「おおぉ!!!シチューだシチュー!!!これから白濁の液が私の舌に絡みますよ、みなさん!」

男「変な表現すんな!」

化「ね、ね、お腹減ったー!!早くついで!!」

チャンチャン!

地「はいはい…今つぎますから。ふふふ…急いで食べて火傷しないでくださいね?」

化「火傷しまへん」

幽「男は私に火傷してるけどね」

男「ああ…確かに毎日お前らの世話に手を焼いてるけどな」

幽「うまい!!」

男「褒めんでいいわ!!」

幽「いや、シチューが」

男「あっそ。じゃ、俺もいただきま〜…」

ダンダンダン!!

『ちょっと〜!!あたしよあたし!!開けて〜!!』

ビクッ!

男「う熱っ!!もう…誰だよ、お姉か?」
468 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/02(水) 18:04:48.88 ID:TmV0HASO
男「はいはい!今開けるから〜」

ガチャ

姉「おじゃましまーす!!!」

ダダダダダダ

〜居間〜

ダダダダダダ

姉「あら、いい匂い!シチュー作ったの?」

幽「姉貴〜♪」

地「はい、初めてつくりました」

姉「そう!さすが地ちゃん!!それよりみんな、これ見て!!なんでしょう!」

ジャーーン!!

幽「はい!もれないズレない、ダブルサイドギャザー!!」

姉「違うわよ…。なんでそんなもの喜んで見せるのよ。よく見て!ほら、“ミラクルランド”の無料優待券!!今オープンしたばかりでCMでも見てるでしょ!?」

幽・化「おおー!!スゲー!!」

姉「というわけでみんなで遊園地に行きましょう!!さぁ、みんな立って立って!」

男「今行くのか…?」

姉「いいから立って!!3、2、1でジャンプするわよ♪いくわよ?せーの!3、2、1…」

ジャーンプ!!

〜ミラクルランド〜

ジャーンプ!スタッ

姉「よし!!ミラクルランド到着!!」

男「ロケ番組のオープニングかよ!!」
469 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/03(木) 01:34:39.11 ID:onjGlkSO
《ミラクルランド》
【ミラクルランドとは、夢と希望とファンタジーなどのいたってありきたりな名目で運営されているなんともミラクルな遊園地なのだ!!】

幽「どうだい…?こんなに大きいのは初めてかい?」

地「は…はい」

幽「見なさい。こんなに太くて長くて、真っ赤になっちゃって…はやく口にいれてあげて?」

地「はい…わかりました」

はむっ

地「こ…こうれすか?」

幽「そう、上手よ。じゃあ根本を自分で持って?」

地「はい…」

ニギッ

幽「どう?初めての感想は」

地「口が…いっぱいになるくらい大きくて……思ったより…固いです///」
幽「やらしい子ね。じゃあ少しずつ味わってみて?」

地「ふぁい。な…中からお汁がいっぱい出てきて……」

ダダダダダダ!!

男「はいストーップ!!!!何やってんだコラァ!!!」

幽「え…何って地ちゃんがフランクフルト食べたいって言うから買った」

男「本当に!?」

地「え、はい。結構おいしいですねぇ、コレ。初めて食べましたよ!」

モグモグ

幽「ほらね」

男「ほらね、じゃなくて!なんでそういうとこだけ天才的なんだよ!!」

幽「やだなぁ…///」

男「褒めてない!!」
470 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/03(木) 11:39:46.74 ID:Lu7NqMSO
えろすwwwww
471 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/03(木) 21:28:47.62 ID:onjGlkSO
幽「…と・り・あ・え・ず!!!初めての遊園地どぅわりょぉぉぉるぁぁぁぁぁぁぁぁああああ!!!」

グルグルグルグル…ビターン!!

幽「そこの君ぃぃぃぃぃ!!!!今日は一日羽を伸ばして伸ばしていってみょぉぉぉかぁぁぁいいいい!!!!

化「うほほ!!うほほ!!幽霊ゴリラがうほほっほ!!幽霊ゴリラの冬景色!!」

幽「うほほ!!うほほ!!幽霊ゴリラの冬景色!!」

ドコドコ

化「いょっしゃぁぁぁ!!!!!幽霊盆踊りいってみようかぁぁぁぁ!!!!」

幽「わっしょぉぉぉぉい!!!!」

ドンドンドンダララッタ♪ドンドンドンダララッタ♪

幽「あ、よいよいよい。やけにハイな幽霊がよいよい」

化「よいよいよい。死んだのか死んでないのかよいよいよい」

幽「あ、よいよいよい。骨盤運動よいよいよい」

カックンカックン

化「よいよいよい。お股を前後によいよいよい」

カックンカックン

幽「あ、よいよいよい。そろそろ疲れたよいよいよい」

化「よいよいよい。なぜ誰も止めないのかよいよいよい」

男「……」

姉「……」

幽「う〜!!!」

グルグルグルグル!!

幽・化「黙ってないで止めんかい!!!」

ビシッ!!

男「………え、俺?」

姉「死してなおこのテンションってどうなのかね」

地「フランクフルトおいひいれす」モグモグ
472 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/03(木) 21:38:50.43 ID:onjGlkSO
〜ミラクルランド:休憩所〜

姉「さ、気が済んだところで作戦会議よ〜」

バサッ(パンフレット広げた音)

姉「どこから攻める!?」

地「いろいろありすぎて悩みますねぇ〜」

姉「ん〜と…じゃあジェットコースター!!」

幽化地「賛成♪」

姉「急流すべり!!」

幽化地「賛成♪」

姉「メリーゴーランド!!」

幽化地「賛成♪」

姉「お化け屋敷!!」

幽化地「ええ〜それは怖い…((゚Д゚ll))」

ガクガクブルブル

男(冗談で言ってるのか本気なのかわからん…)
473 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/03(木) 21:48:29.04 ID:dKFlZJko
勘違いしてる人多いけどさ
ランドじゃなくてラウンドだからね?
メリーゴーラウンド

あと地ちゃん可愛い。
474 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/04(金) 01:30:59.42 ID:/epvB6SO
>>473
こまけぇこたぁいいんだよ!

地ちゃんかわいい


あと遅いけど>>464
>姉は実に使いやすいキャラだ!!
一時期めちゃくちゃ放置してたくせに何を言うwwwwwww

>何をしても許される万能キャラですね。これから扱いがひどくなりそうな予感がします
そしてしっぺ返しが(男に)来ると…
475 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/04(金) 13:43:56.13 ID:9ybffESO
>>474
作者は全てのキャラを分け隔てなく愛してますから!!
476 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/04(金) 22:18:27.22 ID:9ybffESO
〜ジェットコースター〜

カラカラカラカラカラカラ…

男「来るぞ来るぞ来るぞ…」

幽「ドキドキ!!」

化「ワクワク!!」

カラカラカラカラ…ヒュッ

男「おっ…」

幽・化「おっ……」

ゴォォォーーーーーッ!!!!

男「落ちるぅぅ!!!!」

幽「最高ぉぉぉぉぉぉ!!!!」

〜魔界の森〜

【はっはっはー!!魔界の森へようこそ諸君!!手元のレーザー銃で魔物達をバンバン倒してくれたまえ!!見事高得点を出せばモンスター君人形をプレゼントだぜ!!!】

姉「地ちゃん!よく狙うのよ〜…それ!!」

バキュン!バキュン!

地「負けませんよぉ〜♪」

バキュンバキュンバキュン!!

姉「なかなかやるわねぇ〜!!」

バキュンバキュンバキュン!!

地「お姉さんこそ〜!」

バキュンバキュンバキュン!!
477 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/04(金) 22:38:42.68 ID:9ybffESO
〜メリーゴーラウンド〜

チャンチャラチャンチャン♪チャンチャラチャンチャン♪

幽「男〜!!ほら、武豊!!G1出場!!」

化「ウェスタンの世界へようこそ!!ヒーハー!!」

地「なんだかのんびりしてていいですね〜これ。眠たくなってきます…フワワ」

〜ベンチ〜

姉「地ちゃん寝ちゃダメよ〜…あ、幽ちゃん落ちる落ちる!!あはははは」

男「しっかし元気だな〜。何時間はしゃぎっぱなしだよ」

姉「みんな遊園地なんてきたことなかったみたいだし人一倍楽しいのよきっと!いいじゃない、なかなか出ないわよあんな笑顔!?うふふふ…」

男「そっか、そーだな。んじゃ次何乗りにいこっか」

姉「ん〜じゃあそろそろこれかな?遊園地の定番よねぇ♪」

男「うわ、何となくそう言うと思った…。お姉好きそうだなぁ」
478 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/05(土) 23:30:12.28 ID:nqdg3USO
お化け屋敷まだー?
個人的には飛の反応が気になるんだけどなぁwww
479 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/05(土) 23:58:08.54 ID:u8G2UYSO
>>478
幽「飛ちゃんは来てません!!くノ一オタクめ!!」
480 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/06(日) 22:42:19.86 ID:kdv.lsA0
>>479
くノ一スキーの何が悪いってんだぁぁぁ!
481 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/07(月) 11:29:18.80 ID:0NdOSUSO
〜お化け屋敷前〜

幽「ひぃぃいいい〜怖い((゚Д゚ll))お化けが出てきた日にゃあ死んじゃう!」

男「お前いろんな意味で自分が見えてないだろ」

姉「はいはい、じゃあペア作るわよ〜。グーチーパーするわよ〜」

男「えっ…全員で入るんじゃないのか!?」

姉「何言ってんのよ。お化け屋敷はペアで入るから楽しいんじゃないの。大勢で入ってどうすんのよっ!」

男「ええ〜…」

男(お姉とペアになったら何が楽しいんだろ…)

姉「とにかく早くペア決めちゃいましょ!!じゃ、グーチーパー……」

幽「ちょい待ち!!!」

ナムナムナム…

幽「えくすぺくとぱとろーなむ…えくすぺくとぱとろーなむ…アブラカタブラホイホイホイ!!!」

ボンッ!!

飛「………!」

幽「よし。飛ちゃん口寄せ成功。これで6人になりました」

飛「…あれ?わらわ確か昼ご飯の釣りをしていて……あれ?ここは?」

化「飛ちゃん〜♪」

地「飛さん!」

姉「びっくりした!!いきなりの出演じゃないの!!きゃー飛ちゃん〜♪」

男「いやいやいや…これ完全に作者のやりたい放題だろ。」

幽「いわゆる友情出演ってやつだ!!納得しなさい!」
482 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/07(月) 12:50:12.96 ID:s/J4XoSO
>>1>>480との友情ですねわかりますんwwwww
483 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/09(水) 04:36:59.70 ID:20dRTU2o
昇天したはずの幽ちゃん達が帰って来たあたりまで読んだ。
うん、前スレなんだ・・・・・。
まだあった事に驚いた・・・。
484 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/09(水) 05:24:01.72 ID:20dRTU2o
闇の王編はまた昼にでも読むか
とりあえず、落ちゃんもキボンヌ
485 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/09(水) 09:35:10.21 ID:QaD94oSO
落はお化け屋敷入っても怖がらなさそうだな

飛はビビッてくれると信じてる!
486 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/09(水) 09:48:38.50 ID:f1NR/2SO
【飛ちゃんに状況説明しております…by姉】

飛「えぇぇぇ!?わらわがお化け屋敷に!?」

うそぉぉじゃろぉぉ!!?

姉「そうよー。でも飛ちゃんが来てくれてよかった〜!心強いしね!」

飛「あっ…はははは!!なるほどのう」

飛(お化け屋敷…)

幽「はい!!6人揃ったところで質問いいですか!!」

姉「ハイそこぉ!!」

ビシッ

幽「私は飛ちゃんと入りたいんだけどどうすればいいですか!!どうすれば夢が叶いますか!!」

姉「う〜ん…そうねぇ。実を言うと私も飛ちゃんと入りたかったのよねぇ〜…」

化「え。それだったら私も飛ちゃんがいい!!」

飛「ちょ…おぬしらちょっと待て待て。そんなにハードルを上げられれてはわらわが……」

地「あ、あの〜…。でしたら私も…お化け屋敷みたいなのは苦手なんで飛さんとが……」

飛「おい、おいおい。その前になぜわらわ=お化け屋敷のプロみたいな空気が…」

姉「そっか、みんなそうよね。どうしよっか。飛ちゃんばっかりよ?」

男「じゃあさ、お化け屋敷が苦手組とまだマシ組に別れてそれぞれペア組めばいいじゃん!!」

姉「そうね!!じゃあお化け屋敷得意組は飛ちゃんと男と…」

男「幽でいいんじゃね?」

幽「ええ!?どうしてまた私!!苦手だよ〜!!」

男「大丈夫だ!!俺にはちゃんと作戦がある!!」

幽「作戦!?何!?」

ポンッ

男「頑張れ!」

幽「……」

幽(それ作戦…?)
487 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/09(水) 10:02:08.42 ID:f1NR/2SO
飛(この流れは非常にまずい気がする…)

姉「は〜い♪じゃあお化け屋敷苦手組手〜あげて!」

化「ノ」

地「ノ」

姉「ノ」

男「お姉が入ってるのがすごい不自然な感じがするんだけど」

飛「あの〜…今さらで悪いんじゃがわらわも苦手組に…」

姉「なによー。私だって乙女よ乙女!!ハイ、じゃあ次はお化け屋敷がまだマシ組手〜あげて!!」

幽「ノ」

飛「……ノ」←結局挙げてる

男「ノ」

姉「OK!これで完璧ね!!」

男「じゃあ早いとこグループ決めちゃおうぜ」

幽「決めよ決めよ!!」

飛(やばいぞ…!やばいぞこの流れは!!流れを断ち切らんと!!)

飛「あ…あの〜実はわらわは……」

姉「じゃあ行くわよ〜♪せーのっ、グーチーパー!!」

飛「………!」
488 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/09(水) 10:17:38.57 ID:f1NR/2SO
【結果…。】

第一グループ…男&姉

男「馬鹿だ俺…。姉をマシ組に勧誘してればよかった…orz」

姉「あら!!まぁいいんじゃない?ねー地ちゃん♪」

地「ええ、姉弟揃えば怖いもの無しですね!」

男「お化けより怖いよ…」

第二グループ…幽&化

幽「うっひょー!!ここでまさかのゴールデンペア!!」

化「さいみんじゅつ&夢喰い並のゴールデンペアだぜ!!」

幽「じゃあ私夢喰い!」

化「なら私は破壊光線!」

幽「そう来るなら私はサイコキネシス!」

男「なんの話だ!」

第三グループ…飛&地

地「やったー♪」

姉「よかったわね!地ちゃん!」

地「はい!すごく心強いです!よろしくお願いします、飛さん。」

ペコリ

飛「あ……はは。おう、大船に乗った気でいるがよい。」

地「ありがとうございます!私ずっと目をつぶってるかもしれませんが…頑張りますねっ!」

飛「ははははは!!」

飛(わらわも目つぶりたい…)
489 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/09(水) 10:26:25.97 ID:f1NR/2SO
>>484
落「読者がそういう事を言うとな、ここの作者はめちゃくちゃな事させるんだよ…。」

作「大丈夫だ!お前の尊厳は俺が守るさ!」

落「いやお前は信用ならねぇ」
490 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/09(水) 21:34:17.85 ID:20dRTU2o
>>489
+   +
  ∧_∧  +
  (0゚・∀・) ワクワクテカテカ
  (0゚∪ ∪ +
  と__)__)   +
491 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/10(木) 00:31:50.97 ID:Kw9b0.SO
落も入ったら奇数になるからもう一人…



…あえて師?www
492 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/10(木) 02:00:54.32 ID:lspCEQSO
〜それは数日前、墓地〜

落「……zzz」

ヒタ…ヒタヒタヒタ

(おい!!いたぞ!こっちだ!!)

落「……zzz」

タタタタッ!

(あんまり刺激するな!…ボス!こっちです!見つけましたよ!)

(うむ)

落「………z」

コソコソッ

(しかしこんな無防備な状態で寝……)

落「むん!!!」

ギンッ!!

落「くせ者ぉぉぉ!!!!」

ボッコォォォン!!!

(ぐへぁあああ!!!)

(ボス〜!!!)

落「へっ…誰だか知らねぇが不用意に近付くから悪いんだよ!」

パラパラパラ

仲間達「ボス!!大丈夫ですか!!」

悪「ああ…大丈夫や。それよりさすがやわ…姉さん……。」

ガクッ

仲間達「ボス〜!!」

落「お…お前は!!獄…あれ?獄なんだっけ?」
493 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/10(木) 10:32:07.74 ID:lspCEQSO
落「って獄…なんとか!!お前らまた俺を狙いに来やがったのか!!しつこいぞ!!」

悪「ま…待ってくれなはれ!姉さん!!」

バッ

落「……!?」

悪「この通り!!ウチらの頼み聞いてくれまへんやろか!!」

仲間達「ボス…」

悪「ぼーっとつっ立ってんな!!お前らも頭下げんかいっ!!姉さんの前で失礼にあたるさかい!」

仲間達「はいっ!!」

ザッ!!バババ!!

仲間達「お願いします!!話を聞いて下さい!!」

落「な…なんだよお前ら。どうしたってんだ…」

悪「姉さんお願いします!!今度新しく開園するテーマパーク“ミラクルランド”の初日!!初日だけでええんでウチらに付き合ってもらわれへんやろか!!」

仲間達「お願いします!!」

バババ!

落「テーマパーク…?」
494 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/10(木) 10:48:14.88 ID:lspCEQSO
落「嫌だ」

悪「な…姉さん!?そないなこと言わんとってください!!」

落「嫌だ!!だって俺テーマパークとか興味ねぇもん。アレだろ?クルクル回ったりゴーッとやったり…」

悪「違うんです!!ウチらの言うてるのはお化け屋敷です!!」

落「お化け屋敷ぃ〜?」

悪「その通りです!ウチらは今度そのテーマパークでお化け屋敷を開くことに決まったんです!!せやからその初日のスタッフに姉さんを是非と思いましたんや」

落「俺客じゃねぇのかよスタッフ…?っつーかお前ら極道はどうなったんだよ!」

悪「ウチらもう極道の世界からは足を洗わせてもらいました!!」

落「え…何でまた」

悪「実はウチら全員に突然悲劇が起こりよって…」

落「悲劇…?」

悪「全員…全員が突然“玉”を一つずつ取られてもうたんや!!もうこないな状態で極道なんて言えまへん!ホンマなんでやあの時…ウチらはただ街を歩いてただけやのに…」

仲間達「ホント…あの時の女どもの顔ったらなかったですね。今でも夢に見ます…」

落「そうか。お前ら、そりゃ災難だったな…」

落(面倒くさいから詳細は黙っとこ…)
495 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/10(木) 11:08:49.39 ID:lspCEQSO
悪「でもや!!ウチらがこうやって極道の道から抜け出せたんも、元はといえば姉さんのおかげなんや!!ウチらは姉さんに大義があります!今でも感謝しとるんです!あの時姉さんが殴ってくれた顔の痛み…忘れはしまへん」

落「いや殴ったって…」

悪「一人の女にボコボコにされて恥もプライドも失ってあの時は姉さんを恨んでた!でも今になって気付いたんや…!姉さんはウチらの事を思って、更正させてくれようと思って殴ってくれたんやと!!」

落「え…そうだっけか?」

落(ただうっとうしいから殴っただけだぜ…多分)

悪「とにかく姉さんのおかげで立ち直れてやっと掴んだのがこのテーマパークのお化け屋敷なんやさかい、これは絶対に成功させてやりたいんです!!せやから頼んます!!初日だけでええんでスタッフとして雇われてやってくれまへんか!!姉さんの迫力がありゃ話題になること間違い無しや!!」

落「間違いありだろ」

悪「お願いします!!お礼はきっちりさせてもらいます!最後に…最後に極道の精神貫かせてください!!」

仲間達「お願いします!!」

悪「あとあの時お尻触ってすいませんでした!」

仲間達「すいませんでした!!」

落「やめろよその話は…!!///ちっ、わかったよ…やりゃあいいんだろやりゃあ!!」

悪「ホ、ホンマですか!!ありがとうございます!!」

仲間達「ありがとうございます!!」

落「ああ…後その“姉さん”ってのやめろよ。ややこしいんだよ、ただでさえこのストーリー“姉さん”多いんだから」

悪「了解です、姉さん!!」

落「おい。それわざとか、おい。」
496 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/10(木) 18:40:32.90 ID:lspCEQSO
〜お化け屋敷内:保健室〜

落(模型)「で…今に至ると」

ガッシャン!ガッシャン!

裏方「あ、人が来たら適当に追い掛けてまた定位置に戻ってくれればいいですから。じゃ、頑張ってバイト君」

落(模型)「あ…はい。頑張ります」

ガッシャンガッシャン

落(模型)「しっかし人体模型の役だとは思わなかったな…。動きにくいのなんのって、、」

ガッシャンガッシャン

落「あれ…人体模型って中身俺じゃなくてもよくね?」

〜お化け屋敷外〜

従業員「ようこそ!恐怖の館、“極幽怪”へ。ここでは夜中の学校をモチーフにしたつくりとなっております!」

男「あ、はい。ええ〜…じゃあ大人2人で」

従業員「はい、わかりました。アトラクション内は暗いですので足元に注意してくださいね。では、どうぞお気をつけて…」

姉「ね、ちょっとあんた」

従業員「はい、何でしょうか?」

姉「このお化け屋敷怖いの?」

従業員「さぁどうでしょう…それは中に入ってからのお楽しみですね〜」

姉「もし怖かったらあんた粉々にするからね」

従業員「え…」
497 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/10(木) 23:49:38.66 ID:pUASi9Mo
なるほど、その方向で参戦か
498 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/11(金) 08:23:34.01 ID:XJswfcAO
ヤバいこの展開はwwktkせざるを得ない
つか俺以外にもくノ一好きのau居たんだ
落のリクエストした奴もナイス
499 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/12(土) 02:27:26.17 ID:hPfsnISO
>>498
作「wwktkしてくれるのはありがたいけど作者自身ゴールが見えていません」

姉「あんたまた殴られたいの?」

落(模型)「今回ばかりは俺も同意だぜ。人を乱暴に使いやがって」

ガッシャンガッシャン

作「え…いや大丈夫大丈夫!ちゃんと綺麗に締めるから!」

姉・落(模型)「本当だろうな!」

グググイッ

作「ああああ当たり前だろ!!ここの作者を誰だと思ってるんだ!ふざけんな!!」

落(模型)「あ゙あ゙!?」

作「ごめんなさい」
500 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/12(土) 03:26:03.27 ID:Vg7kWvEo
>>498
落ちゃんは俺の嫁。たぶん、VIPでスレ立ててる頃から宣言してたはずだ
いや、最近またこのスレ見出した俺が言えた義理じゃないんだけどね・・・
501 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/14(月) 15:22:37.37 ID:4ieZPMSO
幽「少しの間作者が逃亡中なので失礼いたしまおっぱい」

化「おっぱい」
502 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/14(月) 20:09:24.82 ID:oIXvRkSO
>>501
了解おっぱい
503 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/16(水) 13:42:25.84 ID:DIBoNQSO
【帰って来ました作者様!!お化け屋敷内部案内!!】

作「おい、落!お前アレだろ?バイトしてるんだろ?だったらお化け屋敷の中がどうなってるかわかりやすく説明してやれよ。本編が始まる前にさ」

落「はぁ〜?何で俺がそんなことしなきゃいけねぇん…」

作「お前と熊の幸せなゴールインを描いてやろうか?ん?作者(オレ)次第だぞ?」

落「ぐっ……このクソ野郎が…!後で覚えとけよコラ」

《第一:廊下》

落「え〜と、ここは最初に進むことになる廊下だ。ここではただ暗いだけじゃくてある程度進んでくと…」

ヒュッ…ブラーーーン!!!

首『ウケケケケ!!』

落「…と、このように頭上から幽霊の人形が落ちてくるってわけだ。フン。子供騙しだろ、こんなの」

《第二:音楽室》

落「ここは廊下から繋がる部屋で音楽室な。ここは客がピアノを横切ると…」

スッ…

ピアノ『ポロロロロ…♪』

落「って感じに音楽が流れる。なんだっけな…エリー…いや、ゼリーの……ゼリーのために?なんかそんな名前の音楽だったような気がする。で客が焦って走ると出口の壁から…」

ニョキニョキニョキッ!

腕『グワァァァ!!!』

落「血まみれの腕が出てくる」

《第三:保健室》

落「で、ここが最後の部屋の保健室だ。俺が待ってるとこな。ただベッドがあるだけかと思ったら俺がどこからともなく追い掛けてくるってわけだ」

カチャカチャ

落(模型)「これで大体わかっただろ。じゃあ俺はもう行くから。ハァ…めんどくせぇ〜…」

ありがとう!!!落ちゃん…by作者
504 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/16(水) 16:32:40.10 ID:Cg.1by.o
>>1おかえり
まぁ、パー速自体落ちてたっぽいがww
505 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/16(水) 16:40:17.30 ID:DIBoNQSO
>>504
ちょうど作者がいなくなる頃に落ちるなんて話がうますぎると思わないか…?

…by姉
506 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/16(水) 16:49:17.69 ID:Cg.1by.o
まさかの即レスにびっくり
鯖レンタル人の引き落とし指定してたカードが限度額いっちゃったのが原因らしいが、
まさか>>1が何か仕組んだのか……?
507 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/17(木) 17:42:20.19 ID:fOjvmASO
【では本編お化け屋敷へようこそ…ヒッヒ】

《第一:廊下》

カツ…カツ…カツ…

姉「ち…ちょっと!!マジじゃない!あんた先歩いてよ!」

ギュウウウ

男「わぁーってるよ。先歩かせていただきます!」

男(地味に腕に胸が当たるのが腹立たしい…)

姉「ねぇ、」

男「なんだよ」

姉「さっきから腕がお姉ちゃんのおっぱいに当たってるの知ってる?」

男「知ってるよ!!知ってて黙ってんだよ!!」

姉「エロスノミコトだな」

男「イザナギノミコトみたいに言うな!!嫌だろ、そんな神話…」

ヒュッ…ブラーーーン!!

首『ウケケケケ!!』

男「あっ」

姉「おぎゃ!」

ギリギリギリギリ!!

姉「ぎゃあああああああああああ!!!!出たぁぁぁ!!」

ミシミシミシミシ!!ビキビキビキビキ!!

男「ぎゃああああ!!お姉!!関節関節!!決まってるって!!変な方向に曲がって…」

姉「いやぁぁぁぁぁ!!!」

ドドドドドドド!!

男「ちょ…落ち着けって……!肩が……肩が脱臼……肩だっきゅ…!!」
508 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/17(木) 18:52:25.34 ID:fOjvmASO
《第二:音楽室》

姉「ムフームフー!!(興奮中)」

男「お姉…お願いだから腕離し……」

ボロッ

姉「ここ…音楽室じゃない!?ほら、何してんの!早く先行って!」

バンッ!

男「お姉…それはちょっと……」

姉「早く!!」

男「はい」

男(俺生きて出れるのかな…?)

姉「あっ!ちょい待ち!!」

男「なに?」

姉「ここ音楽室よね…!?わかった男!!ここはベートーベンの目が動くのよ!!きっとそうよ!!25年生きてきた私の人生がそう教えてくれた!」

男「そうなのかなぁ…?」

姉「こっから先はベートーベンに注意して進むのよ!」

男「わかった」

姉・男「……」

ソローリ…ソローリ…

姉・男「……」

ソローリ…ソローリ…

ピアノ『ポロロロロン…♪』

男「そっちか!」

姉「ひっ!!」
509 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/17(木) 21:48:57.51 ID:FjTEGMAO
姉は常人の20倍の戦闘力持ってるからな…
男死んだなww
510 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/18(金) 21:05:51.23 ID:uqM8eYSO
 ┌─┐
 │男│     し
 │の│     や 無
 │ば│     が 茶
 │か│ヽ(・ω・`)`っ
┌┴─┴┐∩∩ ノ_て
511 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/18(金) 23:22:07.87 ID:98anEYSO
>>510
男「死んでねぇぇ!!っつーか落ち着けお姉!!」

姉「ピアノがぁああ!!ピアノがぁああ!!タララララン!タララララン!!!」

男「大丈夫だから!!ちょっとピアノが鳴っただけだから!!」

ジタバタジタバタ!

姉「逃げれぇ〜!!この部屋なんかいるって〜!!全国の女子高生のみなさーん!ここに何かいるのよ〜!」

男「お姉!!興奮しすぎて喋り方がタイムボカンシリーズになってる!!ボヤッキーになってるって!!」

姉「脱出ぅぅあああ!!!」

ダダダダダダ!

男「ちょ…お姉……」

ズボッ…バーーーン!!

腕『グワァァァァァ!!』

男「……!!」

姉「……っう」

ブクブクブク

姉「生まれ変わったらイカでいい…」

バターン

姉「………グハッ」

男「…お姉ぇぇぇ!!実の姉がネガティブ発言とともに落ちたぁぁぁ!!!」

姉「………」

男「…………お姉」

男(でもちょっと静かになった…)
512 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/18(金) 23:30:57.97 ID:98anEYSO
《第三:保健室》

ズルズルズル

男「お姉…ちょ、重い…。なんかだんだん腹立ってきた」

姉「キュ〜…………」

男「ここ…保健室か?もうそこが出口みたいだな」

姉「………」

ガシャリ

男「ん?」

落{模型}(やべぇ…!!)

男「人体模型…?な〜んか動きそうだなぁ。ははは、お姉が気絶しててよかったかもな。また暴れ狂いそうだし」

落{模型}(なんでお前らがお化け屋敷来てんだぁぁぁ!!!しかも姉気絶してんのか!?)

ズルズルズル

男「っよいしょ!ふぅ…さっさと出よ」

落{模型}(出れねぇ…!!ここは出たくねぇ!!!)

【落、仕事出来ず】
513 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/18(金) 23:39:17.81 ID:98anEYSO
〜お化け屋敷:外〜

ズルズルズル…ドサッ

男「ふぅ…やっと出れたぁ〜。まぶしー!」

タタタタタタッ

男「ん?」

幽「男〜〜!!!お疲れぇ〜〜!!」

飛「お化け屋敷は楽しかったか?」

タタタタタタッ

男「おお。まぁ普通だったよ」

幽「男!!出来れば中身についてネタを提供……ハッ!!」

飛「なんじゃ〜やっぱりたいしたことな……」

ピタッ

男「ん?どうした?」

幽「男…?姉貴が…気絶して……」

男「ああ、コレ?なんかお化けにやられた。ははは!!」

幽・飛「………」

お化けにやられた…

お化けにやられた…

オバケニヤラレタ…

幽・飛(このお化け屋敷そんなにやばいのかぁぁぁぁぁ!!!!!!!)
514 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 11:59:11.75 ID:Xa0B6sSO
飛wwwwwwww


…地ちゃんが危ない!
515 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/19(土) 13:26:25.34 ID:07anB2SO
幽「あわわわわわわわ」

ブルブルブル

男「どうしたんだよ、幽。様子が変だぞ?怖いのか?」

幽「あわわ……おや?幽の様子が…」

ブルブルブル

男「進化すんのかい」

飛「ハァ……」

男「飛?」

飛「あ…?あ……ああ!!そそそそうじゃ!!わらわ今から用事があるのを思い出したのじゃった!!あ〜危なかった!」

男「嘘ッ!?そうなのか?」

飛「そうなんじゃ〜。実に残念じゃのう〜」

地「え…飛さん……」

飛「え…?」

地「飛さん行ってしまうんですか?私…飛さんが…飛さんだけが頼りで……グスッ。ごめんなさい…用事なんですよね?グスッ…大丈夫です。私一人でも頑張りますから…」

飛「あ…あの〜ええと…その……」

飛(絶対帰れないぃ!!!!!)
516 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/19(土) 13:37:17.28 ID:07anB2SO
飛「おお!!勘違いしておった!用事があるのは別の日じゃった!だからもう泣くな、な?」

地「グスッ…ほんとですか……?」

飛「ああ本当じゃ!今日はわらわも一緒に入るぞ!」

地「飛さん……」

ギュッ

地「嬉しい…ありがとうございます!!やっぱり飛さんは優しいですね…」

飛「はははは!!」

飛(終わった……)

ズーーーン

幽「あの〜…感動してるとこすいませ〜ん!」

プンプン!

幽・化「次は私達の番なんですけど!!」
517 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/19(土) 18:50:10.77 ID:07anB2SO
幽「いーよね、いーよね!!みんなから出してくれ出してくれって言われる人はよぉ!!」

飛・地「え…、」

男「また何か変なこと言い出したぞ」

幽「こちとら主人公だと言うのに最近は落ち目だ落ち目だと言われちゃってよう、やってらんねえぜチクショー」

化「お客さん、こんやは荒れてますねぇ〜へっへ」

幽「だってそうだろう?新キャラばっかり出て影が薄くなるのを身に染みて感じる主人公の気持ちがわかるかい?なんだってんだ、乳と人気は比例すんのかい!」

化「いやいやそんなことないですよ〜旦那。旦那は人気があるからみんながあえて言わないだけですって〜へっへ」

男「そうだって!!全然大丈夫だよ、主人公だし」

幽「そういってくれるかい…ウィルダム」

男「誰がウィルダムだ」

飛「そうじゃそうじゃ、わらわも幽が1番人気だと思うぞ」

地「ええ…、わたしも幽さんの方が……」

幽「シャラァアアアアアッッ…!!」

飛・地「!!!」

幽「……ップ!!」

ビシッッ!

化「優勝!」

男「何が」
518 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/19(土) 19:05:41.93 ID:07anB2SO
幽「お前達2人に言われたら卑屈になるだろぅぅがぁぁぁ!!」

ウワァァァァ!!

男「ちょ…正気を取り戻しなさいよ」

幽「百歩譲って飛ちゃんは許すとしよう…!!でも…でも…地ちゃんの人気はどう考えても私も何百何千倍じゃねぇぇかぁぁ!!主人公補正は0か!」

男「そんなことないって!お前…それを言うなら俺なんか名指しで呼ばれたこと一回もないからな。準主役なのに」

幽「そ…そんな……」

ガクッ

幽「俺が悪かったよウィルダム…」

男「誰がウィルダムだ誰が」

幽「ウウ…もっと私もね、もっとね、おっぱいとかね、萌えとかね、その辺の色を濃くしてキャラ付けしてくれればよかったのにね…オヨヨヨ」

男「その辺は作者に言ってくれ」

幽「チクショーてやんでぃ!!やってられっか!!主人公の力見せてやるってんだい!!」

化「はい、お客さん!!これでも飲みなっせ!」

バッ

幽「おうよ!!」

ゴクゴク…グビッ!!

幽「ぷはーーっ」

カランカラン…コロン

男「ん?こ、これって…」

幽「ウィ〜〜〜ヒック///うへへへへ♪」
519 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/19(土) 21:46:53.40 ID:07anB2SO
幽「うへへへへ♪お化け屋敷にきてまーす♪ホワホワホワホワ鼻毛ちゃーん♪うへへへへ…」

ヒョイッ

男「おおおお前…これ赤マムシじゃねーか!!」

化「ふにゅー?」

男「ふにゅーじゃなくて!!ああ〜そうか!お前知らないんだった!!幽はな、マムシとかすっぽんとか精力的なもん飲むと酔っ払うんだよ!」

※忘れてた人は温泉旅行編で復習しておいで♪

幽「イェーイ♪♪“おばけ”であいうえお作文始め〜〜♪えへへへ…」

化「マジ!?」

男「マジなんだよこれが…」

幽「おとといから〜坂東英二が〜〜〜」

化「知らなかった…」

飛「しかしこれはまずいことになったのう」

男「ああ、まぁ時間が経てば勝手に戻るんだろうけど」

幽「血尿」

飛「それまではしばらくトランス状態じゃの…」

地「困りましたね」
520 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/19(土) 22:02:15.10 ID:07anB2SO
幽「あそこの毛ーあそこの毛ーいーつ生える〜♪(ジングルベル風に)」

男「とりあえず一旦休憩だな」

地「そうですね…」

飛「そうじゃな」

飛(なんかホッとした…)

幽「ウヒョーーイ♪♪おや…?あなたの顔、3つありますよぉ?」

モミモミ

男「ちょ…やめ……」

幽「こりゃあキングギドラかねぇ、キングギドラの生まれ変わりかねぇ!!ねぇ!!えへへへへ♪やまたのおろち!大根おろちかっ!」

ベシッ

男「………」

幽「えへへへへ〜〜♪」

チラッ

化「うおっ、」

幽「さぁ一緒に行くよ〜〜♪お化け屋敷に突入だぁぁ〜♪ウッホホーイ♪」

グイッ

幽「キーーーン!!」

ピュー

化「あ〜〜〜れ〜〜…」

男「あ!!おい!!今お化け屋敷はまずいってぇ!」

521 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 23:34:19.57 ID:oqFNjQDO
正直、化が出る前は幽もそれなりに人気あった
522 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/20(日) 01:18:15.32 ID:P2cADASO
坂東「ほっばにもー」



幽はちっぱいぱんだったっけ?
523 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/20(日) 12:01:32.86 ID:t/HCB82o
この流れだからこそいえる。
やっぱり地ちゃんが一番だわ
524 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/20(日) 19:48:49.60 ID:P2cADASO
>>523
な に  を   今    更
525 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/22(火) 22:55:47.27 ID:NlQOiMSO
支援!
526 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/22(火) 23:49:39.14 ID:MltwHPso
主人公が消える・主人公より他のキャラの方が人気なんて、よくある事だ
527 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/23(水) 02:15:02.85 ID:McUjNYSO
>>526
〜お化け屋敷前〜

幽「主人公の力見せてやるぜヒッハー!!」

化「というわけでアダルト2枚」

従業員「はい、わかりました〜。ではこのアトラクション内、足元がとても暗くなっておりますので…」

幽「ノンノンノン!ナンセンスだよ君君!」

従業員「あ…はぃ……?」

幽「足元なんか注意しなくていいんだよ。幽霊には、足がない!!ヒッハーwwwwwwww」

化「ただ私達はあるという設定ですけどね!!!」

従業員「え…え?幽霊…?」

幽「おおっといけない、スケベな口だぜ!!バラシちゃいけねぇ約束だったぜwwウィ〜ヒック///」

化「その口、二度と余計な事言わねぇように母ちゃんのケツに突っ込んでな!」

幽「そりゃたまんねぇ!名案だ!」

化「ハハハハハ!」

ワーキャーワーキャー!

従業員(今からお化け屋敷入るのになんでこんなテンション高いんだ…?)

幽「おい、従業員」

従業員「はい…」

幽「行ってくるぜぇ〜〜♪」

化「いよっ!大統領!」

従業員「…?????」
528 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/23(水) 23:33:28.33 ID:TpkyZASO
暴走汽関車キター!
529 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/24(木) 02:40:17.42 ID:3Qx.F3Ao
         サンタ サンタ!   Å
  ∩     ∩      + /**∧
  | つ   「,"| ゚ * Å  (´∀`;)
   !,'っ_ ⊂_,! + /**∧ ミ"""""ミ
   /  ・ ヽつ (´∀`*) /::::o:::::::ヽ
   ●,__  |   c_c ヽ::::::o:::::ヽ::ヽ
    (゚Д゚ ) |  ノと ノと )へ_TTTTTTT
    (|===|)ヽ/_/_/::/: ノノ ̄ ̄ ̄ ̄|
     |     ̄  ヽ〜  | ̄       |
     ヽ._ ___ ノ__.|______ノ
      | | | |  | | | | ||    ||
     (__ (__) (__) (__) <二二二二二二二フ
530 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/24(木) 18:40:49.49 ID:dOIio6SO
メリークリ●●ス!
531 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/24(木) 18:47:34.57 ID:sXvM3YSO
【ちょっと特別企画】

姉「ちょっと待った〜!!!幽ちゃんのお化け屋敷も気になるけど今日はクリスマスイブよ!」

男「うお!なんだ急に!っていうか気絶してたんじゃなかったのかよ」

姉「いいのいいの!一旦それは置いといて、今日は皆でプレゼントを配りに行きましょう!」

男「ハァ…?」

姉「はい、じゃあ幽ちゃん用〜意」

幽「イエッサー!!それじゃ地ちゃんおいで!カモーン!」

ジャーーン

地「え…え……これ、ちょっと……///スカートが短いような…」

幽「今日は地ちゃんにサンタクロースになって貰いました!」

姉「おお〜!!!!きゃわいい〜〜ん!!!ね、男!」

男「あ…ああ」

男(これはカワイイな…///)

地「え…えっと……///」

姉「じゃあクリスマス特別企画!地ちゃんサンタのプレゼント配って配って人気獲得大作戦開始〜!!」

幽「きゃほーい♪」

男「黒い…裏に黒い考えがチラチラ見える…」

姉「トナカイは男と落ね。力あるでしょ」

男・落「はぁ!??」
532 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/24(木) 19:00:55.85 ID:sXvM3YSO
姉「じゃあプレゼント配る場所決めま〜す。回れルーレット」

メ「メイチャンルーレット!」

グルグルグルグル!

男「っておい!!勝手に話進めんなよ!」

姉「はい、文句言わない!じゃあルーレットストップ」

メ「メイチャンストップ!」

グルグルグルグル…ピタッ

メ「決マリマシタ。最初ニプレゼントヲ届ケル場所ハ…エエット……ジャア“作者ノ家”デ」

男「じゃあってなんだよ!明らかに故意に動かしてるだろメイチャンルーレット!」

姉「うるっさいわねぇ…。いいから早く行って来なさい、トナカイさん♪」

男「また振り回されるのか…」

落「こんのやろぅ、調子乗りやがって」

カポッ…ジーッ(チャックを閉める音)

落「よし、早く行くぞ男!地!」

男「ええっ!準備万端かよ!!!つーかその衣装どこから持ってきた!」
533 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/24(木) 19:26:44.20 ID:sXvM3YSO
〜作者のアパート〜

男「着いた…」

地「作者さん…いるんでしょうか?」

幽「いるでしょ!どうせ暇だし!」

ガチャガチャ

幽「あれ〜開かない…。鍵閉まってる」

落「おい、ちょっとどいてろ」

メキメキメキ!!

落「おらぁぁああ!!」

バキバキ!!ドォーン!!

落「よし。開いた」

男「開いたと言うより壊しただな」

幽「よし!行こう!」

ズンズンズン

地「あ…幽さん待って〜」

男「どうなることやら」
534 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/25(金) 00:34:09.71 ID:CcMvVwSO
作者に命の危機が!?wwwwwww
535 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/25(金) 01:31:06.82 ID:NrQ8QwSO
〜作者の部屋〜

作「こぉー……zz」

ギシギシギシギシ

幽「あんあんあんあんあん!!!」

地「幽さん、何やってるんですか…?」

幽「え?なんちゃって騎乗…」

男「やめろバカ」

バシッ

幽「おぶっ!!」

地「きじょう……?」

男「気にしないで!聖夜だから!!」

ドサッ

落「よいしょっと…ハァ。しっかし完璧に寝てやがるなぁ」

作「かーー……zz」

男「だな。どうするよ?」

地「起こすのもかわいそうですね…」

幽「おでこに肉書いとこ」

キュキュキュ

落「でも起こさねぇと始まらんだろ」

男「そうだな、プレゼント置いて帰るだけってのもアレだしな。地ちゃん起こしてみてよ」

地「そうですか…わかりました。」

ユサユサ

地「作者さ〜ん。起きてくださ〜い」
536 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/25(金) 01:45:41.54 ID:NrQ8QwSO
【ちょっと時間経過】

作「……」

ポリポリ

作「え…なんでお前らがい……」

パンパンパン!!

幽「メリークリスマース!!!♪♪」

作「うおっ!!……びっくりした〜」

幽「今日は何の日かわかる?」

作「今日……?あ、あれか。クリスマスだ。え…お前らその格好…もしかして?」

男「そうだよ。クリスマス特別企画なんだよ」

作「なるほど…通りで書いた記憶のないストーリーだと思った。つーか地ちゃんカワイイな、それ。ミニスカサンタさん」

地「は…はい。少し恥ずかしいんですけど…///」
作「で、幽は普通で男はトナカイで、落は……ブッ!落お前その格好wwww」

落「うっせぇ!今日はもういいんだよ、トナカイなんだよ!」

作「お前トナカイ意外と似合うなwwwwいい発見だわ〜」

男「まぁまぁそれはいいとして!今日はプレゼント持ってきたから」

作「お、マジで?何くれんの!?」

男「さぁ…何あるんだろ。中身知らないんだよ」

地「そうですねえ、いろいろ入ってますけど…」

ゴソゴソ
537 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/25(金) 01:58:27.38 ID:NrQ8QwSO
男「何か欲しいものない?」

作「ん〜そだな。俺まだDS持ってないからDS欲しいな」

男「DSか…」

地「DSありますかね〜…」

ゴソゴソ

幽「あ!あるよDS!」

ガサッ

作「お、やった!レイトン教授やりたかったんだよ」

幽「はい、ヤマザキのダブルソフト」

作「え…何それ」

幽「だから、“ダ”ブル“ソ”フト!DSだよ?」

作「とんちかよ!!期待して損したわ!」

幽「ま、ダブルソフトだけどゲームソフトは使えませんみたいな!?」

作「うざいなチクショウ!!いいよ…ダブルソフト好きだし、どうせそんなことだろうと思ったし…」

男「お姉が用意したっぽいからな。仕方ないな」

落「そーだな」

プシュッ、ゴクッゴクッゴクッ

落「ぷはーっ!それよりビールもっと冷えてねぇのかよ。つまらん」

作「うおおい!!それ俺のビール!!お前何勝手に冷蔵庫開けてんの!?」

落「いーだろ別に」

幽「ねーテレビ点けていい〜?」

作「ちょっと待ってお前ら、だんだんくつろいできてない?」
538 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/25(金) 02:14:52.49 ID:NrQ8QwSO
作「ってかホントにびっくりしたよ。予定にないこと唐突に始めるのやめてくんない?一応俺が作者なんだから」

男「そんなにびっくりした?それなら玄関壊した時点で気付いてればよかったのにな」

作「えっ…えええええ!?うわ、玄関無くなってる」

幽「鍵をかけるあなたが悪いんですよ」

作「理不尽だな!だからお前らに家来られるの嫌なんだよ…お前の姉ちゃんは定期的にウチに嫌がらせしに来るし…」

男「マジかよ!」

作「いやホントに…一人で来たかと思うと文句と愚痴ぶつけて満足したら帰ってく」

男「それはお気の毒に」

作「心から気の毒だよ…。俺を癒してくれるのは地ちゃんだけ〜〜」

ギュッ

地「きゃっ」

男「何してんだコラ!!変態作者!!!」

ボコォ

作「ぐはっ!」

ズシャー

作「だって…ストレスが溜まって溜まって…。ごめん地ちゃん、そこの引き出しの下に煙草入ってるから取ってくれる?」

地「はい。ここですね」

ググッ

男「待った。地ちゃんダメだ。今のミニスカ状態の地ちゃんがかがんだらパンチラMAXだぞ。煙草は俺が取るから」

地「は、はい」

作「ちっ…勘のいいやつめ!」
539 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/25(金) 06:35:07.72 ID:NrQ8QwSO
作「まったく、変に勘が鋭いやつは苦手だ…グゥウウウウ〜」

幽「およっ!」

地「あれ?お腹空いてるんですか?」

作「ああ…そういや晩食べてなかったわ」

男「そういやもう夜中だもんな。俺もちょっとお腹空いてきたよ、ハハ」

地「そうですね…作者さん、ご飯とかありますか?」

作「ん?炊いたらあるけど。冷凍のもある」

地「じゃあおにぎり作りますね!作者さんお腹空いてるみたいですし」

幽「おにぎり!?それじゃあ私も食べるーー!!」

落「だったら俺も食う」

地「ふふ、はいはい。今作りますから待っててくださいね」

作「何か悪いなぁ…わざわざ」

地「いえいえ、いいんですよ。私も少しお腹空いてきましたし…ね?」
540 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/25(金) 06:43:38.43 ID:NrQ8QwSO
地「〜♪」

ニギニギ

幽「地〜〜ちゃん!」

地「はい?」

幽「私は三角のやつね!!」

地「わかってますよ。幽さんは三角が好きなんですよね」

幽「う〜ん……」

地「……?」

幽「………」

地「握ってみます?」

幽「おおっ!」

地「じゃあ手のひらに塩を少しつけてご飯を乗せて〜…」

そーっ

幽「乗せて〜……熱っ!!あ、熱いね結構」

地「我慢です!」

幽「よし!」

地「そして優しく手早く握る!」

幽「優しく手早く…!!」
541 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/25(金) 14:57:11.48 ID:NrQ8QwSO
〜天国:食料保存庫〜

雪「凍れ〜」

ビビビビビ!

雪「ふぅ…。疲れたんこぶ」

ガチャ

針「おーい!頑張ってる?仕事慣れた?」

雪「あっ!ツンツン!」

※ツンツン…針のあだ名

雪「仕事慣れたよ!!どしたの?」

針「おぉ、そりゃよかった。どうってことないけど…今日はクリスマスやんか?せやからちょっとゆっくりしたらどうかな〜って思って」

雪「クリスマス…?」

針「あ、そっか。クリスマス知らんねんな。クリスマスって言うのはな…あれ?ウチもようわからへん。」

雪「あははは!!なにそれ〜」

針「とにかくアレや!お祭りの日っていうか特別な日っていうか!せやから今日ぐらいゆっくりしよ?」

雪「うん、じゃあお言葉に甘える!!」

針「ん!散歩でもしよ」

雪「わかった〜!」

針「でも手、手袋してや?またウチ凍るやん」

雪「おっと危ない!」
542 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/25(金) 15:06:09.33 ID:NrQ8QwSO
〜天国:参謀本部〜

西「………」

ペラ

西「………」

コンコン

西「どーぞ」

ガチャ

静「…読書中でしたか。お邪魔ですか?」

西「いや…大丈夫」

ペラ

静「そうですか。熱心なんですね。今日はクリスマスですよ?天国の街もいつもより賑わってますね」

西「うん」

静「お出かけにはならないのですか?たまにはいいと思いますよ?」

西「僕あんまり興味ないから。クリスマスとかそういうの」

静「そうですか。西さんらしいですね、そういうクリスマスも」

西「……」

静「私も一緒にここでゆっくりしていいですか?」

西「どーぞ」

静「うふふふふ」
543 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/26(土) 01:52:56.27 ID:WoVnJsSO
地ちゃんのぱんちら…










ふぅ
544 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/27(日) 03:03:03.22 ID:cDkFAKAo
まさかのクリスマス企画
545 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/28(月) 20:11:15.93 ID:a.8MN6SO
クリ○○ス!
546 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/28(月) 21:26:31.53 ID:41vHwkSO
>>545
幽「クリトリスがどうかしたの?」

男「あーあー!!!馬鹿ッ!コラ、お前…」

地(栗とリス…?)
547 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/30(水) 17:33:48.96 ID:WzQ4A.SO
支援

続きまだー?(*・∀・)っ/∪チソチソ
548 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/30(水) 20:39:29.71 ID:pvJd3gSO
>>547
〜作者の家〜

作「うめぇ!!地ちゃんのおにぎりうめぇ!!お前ら毎日こんなの食べてんのかよ…」

モグモグ

地「いえそんな…ただのおにぎりですよ」

男「でもマジでうまいよ」

モッシャモッシャ

落「うめェ」

ガツガツ

幽「ね〜これとこれとこれとこれは私が握ったやつだから食べて!!」

男「おう!後で食べる!」

幽「いま!!」

作「ん〜…っていうかもうアレだな。クリスマスとかとっくに終わってたよな。」

男「うん」

落「おう」

作「おにぎりも食ったしクリスマス特別企画はもういいや。満足満足」

モグモグ

男「そう?んじゃ特別企画とか終わりでいいよ」

幽「主人公の立場から言わせてもらえばクリスマスはもう終わった」

作「よし、じゃあ特別企画終わり。本編戻りまーす」
549 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/31(木) 03:26:47.43 ID:2QQSjASO
(*・∀・)/∪チソチソ
550 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/31(木) 13:46:13.20 ID:JhzPQYSO
>>549
〜はいはい、焦らない焦らない!お化け屋敷内〜

幽(この瞬間に全てをかけりゅ…ヒック)

ドクンドクン

化「セット!!」

幽「……!!」

バッ

化「………」

幽「………」

ピーーー!!

化「ゴー!!!」

幽「幽サイン・ボルト!!世界を取ります!!!」

ギャンッ!!ダダダダダダダ…

化「………」

化(あ、私一人だ)
551 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/31(木) 15:25:41.45 ID:JhzPQYSO
《第一:廊下》

ダダダダダダダ!

幽「ふみゃー!ふみゃー!!(意味不明)」

ヒュー…バーーン!!

首『ウケケケケケ!!』

幽「にょおおおおお!!!!?まちゅらぶばんば!!!」

首『ウケケケケケ!!』

幽「にょおおおお!!!!」

ダダダダダダダ!

《第二:音楽室》

幽「にょほほほほほ!!!!」

ダダダダダダダ!

ピアノ『ポロロロロ…ポロロロロ…』

幽「ふゃにゃふ!!」

ビクッ

幽「おちょろまっちゅねみろへっほふ!!!ニキータ!ニキータニキータ!!」

ダダダダダダダ!!!

幽「にょほほほほ!!」

ズボッ…バーーーン!!

腕『ウワァァァァ!!!』

幽「うわぁぁあああああ!!!!!!」
552 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/31(木) 15:29:34.40 ID:JhzPQYSO
《第三:保健室》

幽「うわぁぁぁぁああああ!!!!」

ダダダダダダダ!!

落(模型)「うわぁぁああああああ!!!」

幽「にょおおおお!!!」

ドスーーン!

幽「にゃにゃにゃ!!!にょるにょるにょっき!!」

落(模型)「何だ急に…イテテ」

幽「ぼふっ!!!」

ビクッ!!

幽「うにゃーー!!!!!」

ダダダダダダダ!!

落(模型)「!?!?!?!?」
553 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/31(木) 15:34:07.29 ID:JhzPQYSO
〜お化け屋敷外〜

ダダダダダダダ

幽「にょおおおお!!!!!!!!にょおおおお!!!!」

ダダダダダダダ!!

男「!!?」

幽「うわぁああああ!!!」

男「うわぁああああ!!!」

幽「ふにゃーーー!!!!!!」

男「うわぁあああ!!!!」

飛「いやぁああああああ!!!」

地「きゃーー!!!!」

幽「ニキータ!!ニキータニキータ!!!」

ギャン!!ダダダダダダダ!!

男「うわぁああああ!!!逃げれぇ!!!」

飛「逃げろぉぉぉ!!!」

地「待ってーー!!!」

ダダダダダダダ…

《遊園地編…完》
554 :以下、2010年まであと1789秒。。。 [sage]:2009/12/31(木) 23:30:13.06 ID:6rXrEoc0
うわぁ・・・






・・・うわぁ
555 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/01(金) 00:38:19.34 ID:763NE6SO
おけましてあめでとう、地ちゃん!
556 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! :2010/01/01(金) 01:55:18.32 ID:vWOI5ESO
>>555
地「はい!あけましておめでとうございます!今年一年素晴らしい年になるように願ってますね♪」
557 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/02(土) 03:38:32.36 ID:AuK4xgAO
落ちゃん、>>1、あとついでに幽ちゃん、あけましておめでとう。
てか、年末年始なのに2ちゃん本体は携帯規制とかどうよ?と愚痴りに来ました。

>>553
日本語でおk
558 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! :2010/01/02(土) 04:41:48.77 ID:BwDbUoSO
【あらためて明けましておめでとうございます!】

男「え〜読者のみなさん、明けましておめでとうございます。文字だけではアレですが今日はみんな着物での登場です」

姉「そうよ〜♪ただ一人を除いて…ね」

落「あ?」

ガツガツ

落「お節ってなかなか旨いな。うん、気に入った」

姉「ちょっと落!!こんな時ぐらいきっちりしたらどう!?も〜!!」

飛「そうじゃぞ!おぬしだって一応は大人なんじゃからそれなりの常識とマナーというものをだな…クドクド」

落「いいじゃねぇか別に。着物とか動きにくいんだよ。息苦しいし」

姉「ま、そりゃ確かに着物が巨乳ちゃんには苦しいのは事実よね〜。あたしみたいに!オホホホホホホ!」

メ「着物ハ貧乳ノ人ガ似合ウンデスネ」

幽・化「えっ!!?」

ドキーン!

男「おい。約2名が鋭い反応示してるぞ」

吸「そんなのいいじゃん。私は羽が邪魔で着物なんか着れない…」
559 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! :2010/01/02(土) 14:11:55.34 ID:BwDbUoSO
男「え〜と、まぁ今年は寅年だということでみなさんに今年の抱負なんか聞いていきたいと思うんですけども…」

姉「今年こそは彼氏つくる!!」

幽「おっぱい大きくする」

化「巨乳になる!!」

男「はい、じゃあ早速地ちゃんに今年の抱負を聞いていきたいと思います。地ちゃん、今年の抱負をどうぞ」

地「え……今年の抱負はえー……その…みんな……仲良く健康に過ごすこと…かな?」

男「おお〜!さすが地ちゃん!」

飛「優しさのソムリエじゃな」

男「では続いて落と吸とメイちゃんと…」

落「最強」

吸「おちゃめ」

メ「ロボット」

男「………」

幽「みんなで羽子板しよー!!」
560 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! :2010/01/02(土) 14:28:46.51 ID:BwDbUoSO
〜ウラメシ公園〜

スコーンスコーン

幽「よっ!ほっ!」

飛「ははは!わらわを出し抜くには100年早いわ!」

幽「スマァァァッシュ!!」

〜男宅:玄関〜

吸「よいしょ…っと!これでいい?」

地「あ…はい。ありがとうございます。助かりました」

吸「でもこれって何?ロープ?」

地「いえ、これはしめ繩っていうんですよ!日本の伝統なんです」

吸「ふ〜ん。何だか神秘的♪」

地「そうですか?」クスクス

〜男宅:居間〜

男「やっぱ正月は箱根だよな〜しあわせだ〜」

化「箱根ですなぁ」

落「マラソンなんか何が楽しいんだか…」

男「お前にはこの良さがわからんのか」

落「わからん。全然わからん」
561 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! :2010/01/02(土) 14:58:29.47 ID:BwDbUoSO
〜ウラメシデパート〜

ガヤガヤドヤドヤ

姉「むきーー!!!どけどけぇぇい!!福袋はあたしのもんじゃぁああ!!」

ワーワー!!

メ「姉サン!!アッチデ冬服ガ大処分セール!!80%OFFデスヨ!!」

姉「よしそっちは任せたメイ将軍!!」

メ「ラジャー!」

ワーワー!!ギャーギャー

姉「って言ってる間に福袋も残りわずか!!これは確実にあたしのものよ〜!!!」

グイッ

姉「よし!掴んだ!」

グイッ

南「よし!掴んだ!」

姉「む!!」

南「あっ!!」

姉「あんた…最近見ないと思ったらこんな所で!!離しなさいよ!!」

南「そっちこそ無理して福袋買わなくてもいいんじゃなーい?おばさん☆」

姉「んなにお〜〜ぅ!?乳臭いお子様には福袋なんて早いの!色んなとこに肉がついてきてから出直しやがれ!!」

南「子供扱いするな!!おばさんおばさんおばさん!!」

姉「あたしはまだ25なの!クソガキ!」

南「むーー!!★」

姉「ぬぅぅぅ!!!」
562 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! :2010/01/03(日) 11:17:36.05 ID:seK7NkSO
《母性本能開発のために…10億万部のベストセラー/母性マスター:ベイビー中野著》

バサッ

作「こ…これだ……!これは見えたぞ!」

〜大会会場〜

パンパンパン!

『…というわけで新年早々始まりました大会シリーズ!!司会はわたくし、温泉旅行や水着審査でも大活躍!!司会者で〜す!!!そして解説はこの方!世界の母性本能ファン必見!!母性マスター、ベイビー中野さんです!』

おおおおお!!!!

中野「作者から直々にオファーを受けました」

『はい、ということでもちろん今回のテーマはどどんとこちら!“母性本能”!!』

おおおおお!!!

『では解説の中野さん!!母性本能とは一体どういうことなのでしょうか!?』

中野「はい。母性本能というのはただ単に子供を愛するだけの気持ちではありません。それは全人類に対して放たれる深い慈悲の心、例えるなら新しい靴を買った時の丸めた紙が…」

『はい!!ということで早くも選手入場のようです!!今回母性本能に欠陥があるとされる選手3名!カモーン!!』

おおおおお!!!!

中野「いや…聞けよ。俺の話を」

563 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! :2010/01/03(日) 11:44:26.30 ID:seK7NkSO
ワァアアアアア!!

吸「どもどもー♪」

飛「なぜわらわが…」

落「………」

『それでは選手紹介から参りましょう!!まずは1番に入場!西洋から来たバンパイアガール!羽はあっても赤ちゃんを高い高いなんてしたことない!妖怪界随一のマイペースちゃん!子供の世話よりトマトジュースに命をかける!!魅惑の小悪魔!!吸〜!!』

吸「イェーイ♪」

『続きましてこの方!!かつては忍として暗躍したのか、その生い立ちの全てが謎に包まれた伝説のくノ一!!忍術は唱えても子守唄は唱えない!!クナイは磨くが料理の腕は磨かない!!影の仕事人!飛〜!!!!』

飛「なんでわらわが…」

『そして最後は当然この方!!俺の辞書に母性本能なんて文字はねぇ!!巨乳だからって愛情が深いと思うな!!俺にあるのは戦いの本能!!俺が育てるのは己のパワーのみ!!戦場に生きるパワーファイター!!現代の赤鬼レディー、落〜!!!』

落「作者ふざけんなよ…」

『さぁベイビー中野さん!!どうですかこの3人!!女性でありながら母性本能とは掛け離れた3人が集まりましたが!』

中野「ええ、母性本能と言えば母乳ですが私の友達の母乳研究家、ミルク北島が先日ふざけてマンホールに落ちましてそれから行方が一向に…」

『そうですかわかりました〜!!これは波瀾万丈な予感がプンプンしております!!会場に集まった全国の母性本能ファンも興奮が押さえられない様子です!!』

オオオオオオ!!!!

中野「おい。だから聞けって、人の話を」

『お待ちかねの第一競技はこの後すぐ!!』
564 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/03(日) 15:24:41.08 ID:wzRaGYAO
いったい何が始まるんです?
565 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! :2010/01/03(日) 17:29:58.92 ID:seK7NkSO
【説明しよう!!今の世の中、巷の人々は何かあれば母性だ母性だと声を上げ、人の心に母性。酒のつまみに母性。秋の夜長に母性。なるほど、そこまで母性が見直されているのなら僕達も!…といった感じのアレにより開催された母性本能を赤裸々にしてしまおうという大会なのだ!】

『近頃読者からの意見で1番多いのがこの物語には母性が足りないという意見でした!!その点中野さんはどう思われますか!?』

中野「ええ。早く妻の待つ我が家に帰りたいものです」

『え!?ベイビー中野結婚してたの!?うそォ!!(ちょっとショック!)』

ワーワー!!ワーワー!!

落「おい!!それより俺ら何にも説明されてないんだって!!!母性本能がなんだか知らんがさっさとしねぇと帰り…」

『では第一の競技!!初対面でもコミュニケーションとらんかいクイーーズ!!!ではペアとなる少年少女カモーン!!!』

子供達×3「はーい!」

落「全然噛み合わねぇなぁオイ!!」

オオオオオオ!!

『これから登場する少年少女はこの競技でペアとなる子供達です!第一競技ではこの子供達といかにコミュニケーションをとれるかが鍵となります!』

飛「コミュニケーションって…」

『では子供達!!それぞれお姉さんのとこに行って!ほら走った走った!』
566 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! :2010/01/03(日) 17:39:20.99 ID:seK7NkSO
ワァアアアアア!!

花子「よろしくお願いします!花子5歳です!」

吸「うん、はじめまして!吸18歳です!挨拶出来てえらいねー♪」

花子「うんーっ!!」

ワァアアアアア!!

太郎「ははははじめまして!太郎です!」

飛「うむ…。年齢はいくつじゃ?」

太郎「5歳…」

飛「そうか。まぁこれも何かの縁じゃ!緊張せんとも良い!わらわに任せておれ!」

太郎「わかった!」

ワァアアアアア!!

正夫「……」

落「おい、お前名前は」

正夫「……」

落「おい!!だから名前は!!」

正夫「……」

落「おい!!!」

正夫「殺生やでホンマ…」

落「なっ…!?」
567 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! :2010/01/04(月) 01:42:03.40 ID:Ih33RYSO
『ではみなさん子供達とのファーストコンタクトは上手くいっているようで…』

落「ちょっと待てぇ!!!おかしい!!俺のとこの子供だけ絶対おかしい!」

『おや、一組だけうまく触れ合えていないようですね。これが母性本能の欠如でしょうか!!』

落「違うって!!母性うんぬんじゃねぇよ!!」

飛「全くうるさい奴じゃ…。子供に慣れてないだけじゃろうに」

落「だから違うっての!第一声から殺生とか言い出したぞ、こいつ!どう扱うんだよ!!」

飛「そんなわけないじゃろ…。はぁ、名前も聞けないなんてやだやだ」

落「お前腹立つなお前!!」

正夫「とんだ問題児やで…」

落「あ!今!今の聞こえただろ!とんだ問題児だって!!」

『はい、それでは話が進まないので競技を続けます!!ちなみに落さんのペアの子は正夫君なので。それでは次のステージ!抱っこ抱っこで高い高〜い対決に参りましょう!!』

落「だから人の話聞けって!この子供らを雇ったのはお前らだろが!!」
568 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/05(火) 13:38:37.61 ID:4aKofkSO
ゲストとして地ちゃんを出すと全俺が湧くよ!
569 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/06(水) 03:01:57.81 ID:XqT0Vjoo
吸さんと飛さんは本当に素晴らしい母性をお持ちですねぇ…
570 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! :2010/01/06(水) 05:31:43.89 ID:VzomoUSO
『しかしベイビー中野さん。なぜここで高い高い対決なのでしょうか!!』

中野「よく聞いてくれました。実は私が高い高い対決を選んだのには2つの理由があるんですよ。」

『そうですか!わかりました!!しかし選手達はこの子供達をどのように高い高いするのでしょうか!!必見です!』

中野「いや、聞けよ理由を。お前が聞いたんだよ」

オオオオオオ!!

『おっとこれは!!早速吸さんが動き出したようです!!先手必勝でしょうか!!』

中野「……」

オオオオオオ!!
571 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! :2010/01/07(木) 00:07:37.20 ID:XeBNTsSO
吸「高い高いとくりゃこの私♪背中に捕まってて!!」

花子「はい…!」

ガシッ

吸「よ〜し、飛ぶよ〜!!」

ビューーン!

花子「うわわっ…」

オオオオオオ!!

『これはすごい!!吸選手、自らの特徴を活かして大空を飛び回っております!!ベイビー中野さん、これは!!』

中野「百億万ドルの朝焼け!!」

『出ました!!百億万ドルの朝焼け!!』

オオオオオオ!!!朝焼けぇぇぇぇ!!

『しかし中野さん、これはどういったところが百億万ドルなんでしょうか!』

中野「高い高いとは地味に見えて実は個人のアドリブが問われる高等技術!さらに今回は5歳児という反抗期に近い年齢の子を満足させなければならないのでかなりの難題だったが、見なさい…あの子の楽しそうな笑顔……。あれは百億万ドルだろぉ!!!」

ビューーン!ビューーン

吸「気持ちいい〜!?」

花子「気持ちいー!!」

キャッキャキャッキャ

『なるほど!!見事花子ちゃんを満足させて吸選手は百億万ドルの笑顔を手に入れました!!』

オオオオオオ!!!

『おっと…、どうやら飛選手も動き出したようですね』
572 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/07(木) 03:31:37.43 ID:pxUb/hUo
頑張れ地ちゃん!
でも、母性なさそうだなぁww
573 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/07(木) 03:35:03.68 ID:pxUb/hUo
間違えた、落ちゃんorz
吊ってくる・・・・・

の前に、いまさら聞きたいんだが、「地」ちゃんって、「ちちゃん」?「じ(ぢ)ちゃん」?
語呂とか色々考えて俺は前者で脳内音読してるけど、
地縛霊の省略だから後者か?それともファイナルファンタジーの「エフエフ」みたく、前者?
574 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! :2010/01/07(木) 04:09:33.99 ID:XeBNTsSO
>>573
実はあえて読者の自由に任せたかったので今まで表記しなかったんですが質問されたので答えます

男…おとこ
幽…ゆう
地…“ち”ちゃん→ちぃちゃん(ちーちゃん)
落…らく
飛…“ひ”ちゃん→ひぃちゃん(ひーちゃん)
姉…あね(ねぇ)
吸…きゅー
化…お“ばけ”→ばけちゃん

主要はこんな感じ



ただあくまで作者の読み方なので正解はありません…
好きに読んでください

…by作者
575 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/07(木) 06:01:40.98 ID:SD012L6o
トンナンシャーペーとよんでるのは俺くらい・・・なことはないだろうな
576 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/07(木) 21:34:11.99 ID:gqh98kSO
化は「けい」だなぁ
普通は読まないけどなんとなく名前ぽく

>>575
いや…ねーよ
577 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! :2010/01/08(金) 10:48:21.47 ID:TwHCscSO
飛「おい、わらわの肩に乗れ。しっかり捕まるんじゃぞ!」

太郎「う、うん…」

ズシッ

飛「…よし、忍法髪分身の術!!」

ドロロロロン!!

影×5「髪分身、参上!!」

ビシッ

飛「おぬし達!!全員よく聞けぇい!」

『おおっと!!これはなんと分身でしょうか!!飛選手が何人にも見えます!!』

オオオオオ!!!

飛「全員肩車の用意!!!!」

ガチッガチッガチッ…!!

『そして分身したかと思うと肩車の形を作った!!…こ、これは!!』

飛「どうじゃ!!これが必殺くノ一流高い高いじゃああああ!!!」

『これは見事に決まったぁぁぁ!!!!!!!!高く高くそびえ立つ肩車タワーだぁぁ!!!』

オオオオオ!!!!!
578 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! :2010/01/08(金) 11:01:08.08 ID:TwHCscSO
『これはすごい!!まさにくノ一の特性を活かした高い高い!!!これは高得点じゃないでしょうか、中野さん!!!』

ヒューヒュー!!

『ではベイビー中野さん!!!得点は!!』

中野「生温い牛乳」

『ななななんと!!判定はまさかの生温い牛乳!!!生温い牛乳だぁぁ!!!』

飛「何じゃと!?」

『これは一体どういうことでしょうか!!』

中野「どういうことも何も、見てみろ。太郎君の顔を!」

『太郎君の顔を!?みなさん、太郎君の顔に注目です!!』

飛「た、太郎!!どうした!!」

太郎「ウウッ……怖い……グスッ」

飛「何っ!?」

『おっとこれはどうした事か!!太郎君が泣いております!!太郎君が泣いております!!!』

中野「飛選手は大きなミスを犯したな。太郎君は…高所恐怖症だ!」

『こ、高所恐怖症!?』

飛「嘘ぉ!!?そうなのか、太郎!!!」

太郎「う、うん……怖い…」

『これは飛選手やってしまった!!!子供を泣かせてしまうという最大のミス!!!事前に太郎君に高所恐怖症かどうかを聞いておくべきだったー!!』

中野「実はこの高い高いにおいて太郎君はジョーカー。正解は高い高いの応用、低い低いだったね」
579 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! :2010/01/08(金) 19:14:55.15 ID:TwHCscSO
飛「ごめんなぁ〜…お姉ちゃんが悪かったノ″」ヨシヨシ

落「ぷっ。子供泣かしてやんのww」

飛「何を!!」

『さぁ最後は落選手!!彼女はどんな母性本能を見せてくれるのか!!!』

落(…つっても俺も何していいか全然わかんねぇ)

落「おい、お前高いとこ大丈夫か!?」

正夫「………」

落「おい!!」

正夫「…人並みですわ、正直な話」

落「ホント喋りにくいガキだな!!正夫、来い!高い高いしてやるから!さっさとこい!」

正夫「………そう?」

落「何してんだよ!早くしろって」

正夫「高い高いはええんやけど…その際必然的に胸が当たってまいますが、よろしい?」

落「なっ……」

正夫「あ…こっちサイドは全然気にしませんけども。ええ。」

落「な…なんか……」

落(なんか嫌だコイツ…!!!!)
580 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/09(土) 18:12:22.21 ID:8wpx0ISO
正夫の歳が30過ぎでも違和感ない希ガス
581 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! :2010/01/10(日) 00:02:34.32 ID:udgGAoSO
【その後も着々と競技は進むが落グループだけがどんどん引き離され…】

『次、ご飯がご飯が進む君対決!!』

落「ぜェぜェ、イノシシの丸焼きだぁぁ!!」

正夫「あんまり油っこいのはええわぁ…」

『幼稚園スピード送り迎え対決!!』

落「おらぁぁ!!!かばんと弁当持ったぁぁ!!!」

正夫「もう一回トイレ行きますわ」

『ぐっすり子守唄対決!!!』

落「寝ろぉぉ!!!しばくぞぉぉ!!」

正夫「いいちこ一杯だけ飲ませてーな」

『彩る思い出!!絵日記対決!!』

落「せいやぁぁ!!!!赤クレヨン貸せぇぇ!!!」

正夫「あらら、全部折れてますねん」

【ついに全ての競技が終了した】

オオオオオ!!!!

『みなさん!!ようやく全てのプログラムが終了しました!!見てください、選手達のやりきった姿!!きっとその頑張りが子供の心を捕らえたことでしょう!!』

飛「はぁはぁ、すごくやり切った気分じゃ!!」

吸「努力が報われた気がするね♪」

落「………」←報われなかった人
582 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! :2010/01/10(日) 00:21:28.53 ID:udgGAoSO
落「もうガキなんてうんざりだ…」

トントン

落「あ゙!?」

正夫「………」

落「なんだよ今更!!」

正夫「結果…発表……」

落「もういいよ!!負けだろ!?」

正夫「むんっ…!」

バチッ

落「いっ……!」

正夫「………」

落「何すんだてめぇ!!」

正夫「諦めるの…よくないかと」

落「はぁ!?」

正夫「落さんはよく頑張ってくれたと思う。僕…すごく楽しかったから。僕、いっつも幼稚園ではいじめられててん、性格が、変だからって」

落「……」

正夫「でも…落さんは最後まで一緒にいてくれた。文句言いながらも、結局最後まで面倒見てくれた。競技上の理由から仕方なく面倒見てくれたんはわかってる。それでも僕は…こっちサイドは一緒にいれてよかった思ってる。誰も認めてくれなくても…僕は落さんの頑張り……1番よく知ってる」

落「正夫……」

正夫「だから最後の最後まで…結果発表まで諦めんでほしいわ。きっとその頑張りは審査員の心を打つ……で」

落「ふん、ったくガキが…」

正夫「………」

落「だからお前は気にくわねぇんだよ。いちいちわかったような口ききやがる」

正夫「こっちサイドは……」

落「こっちサイドだってまだ仕上げが終わってなくて不完全燃焼なんだよ!」
583 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/10(日) 00:32:08.08 ID:SGgA7sAO
こやつデレよったわ!!
584 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! :2010/01/10(日) 01:01:34.75 ID:udgGAoSO
『それではお待ちかねの結果発表です!!』

オオオオオ!!!

落「……」

飛「なんじゃ、まだ残っておったか」

落「いんだよ…別に」

『それではベイビー中野さん!!結果をどうぞ!!』

中野「結果は……」

落「………」

中野「1位吸、2位飛、3位落!!!」

オオオオオ!!!!

落「………はっ!ははははっ!!」

吸・飛「…??」

落「俺も丸くなったもんだな」

飛「おぬし……」

落「なぁ、正夫!!」

キョロキョロ

落「なぁ、あれ?おい!正夫!!」

吸「正夫…?」

落「ああ、知らねぇか?」

吸「さっきの子?その子ならさっき“ピラメキーノ体操”見るからって帰ったよ」

落「………」

吸「…??」

落「これだから…」

ブチブチブチィ!!

落「これだからガキは気にくわねぇんだよぉぉぉ!!!!!正夫ぉぉぉぉ!!!!!」

【こっちサイドはもう満足ですわ…by正夫】
585 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! :2010/01/10(日) 01:11:26.26 ID:udgGAoSO
【どうやら幽がお金を稼ぐみたいですね】

〜男宅〜

幽「はぁ…今日の母性本能大会も面白かった!!」

ピッ

男「おい、時間軸がめちゃくちゃになるからそういうこと言うな」

幽「っていうかさ!っていうかさ!!」

男「はい?」

幽「私いいお金稼ぎの方法思い付いたんだけど!!聞きたい!?」

男「お前……」

幽「もうぐうたら幽霊とは言わせない!!」

男「…確かに世の中には貧乳フェチもいるが、自分の体は大切にしろよ」

ポンッ

幽「なぜそっちの方法に考えが行くか」
586 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/10(日) 02:59:27.51 ID:PVFmLWMo
>>575
いや、俺もそうだ
587 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! :2010/01/10(日) 12:00:17.55 ID:udgGAoSO
幽「そうじゃなくて!!ちょっと地ちゃんと化ちゃん借りてく〜」

ピュ〜

男「あ、おい」

幽「……」

ピタッ

男「……?」

幽「さっき私が体でお金稼ぐって…、本当に稼げると思」

男「いや無理」

〜隣町;ドロンパ商店街〜

幽「はいはい、よってらっしゃい見てらっしゃい。楽しいショーが始まるよ!」

ザワザワ…ザワザワ…

幽「道端でやるショーだから、これが本当のロードショーなんてね!本日お付き合いいただきますわたくし、綾小路幽麿(あやのこうじゆうまろ)と申します。あ、そこの道行くお嬢さん。そんなに急いでどこ行くの」

なんだ?なにがはじまるんだ…?ザワザワ

幽「今日わたくしが連れて参りましたのはこのお方。」

地「…ここここんにちは。」

幽「実はこの美少女、ただの美少女ではございません。料理の腕前は天下一品、一度包丁を手にすれば地獄の鬼も裸足で逃げ出す、まさに爪を隠した鷹なんでございます。今日はその爪を、みなさんにご覧いただこうと思います!」
588 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! :2010/01/10(日) 13:20:15.88 ID:udgGAoSO
幽「例えばこの大根」

ダンッ

幽「買った時はみずみずしくて美味しそうだったのに、今ではもはや冷蔵庫の肥やし。でもみなさん、これもこの美少女の手にかかれば…」

化「そんなのもう捨てるだろー!!」←サクラ

スッ…

地「………えい!」

スパパパパパ!スタタタタ!!

幽「ほい」

バラバラバラッ

幽「っとこのように見事なツマに大変身!!」

オオオオオ!!!

化「すごい包丁捌きだ!」←サクラ

幽「いえいえ、まだこんなもので驚いていては身がもちませんよ!?この美少女ちゃん、なんと包丁は3本まで使えます」

ザワザワ…ザワザワ…

幽「疑っている方、後悔しますよ。あとで土下座に打ち首獄門、いざと見さらせ冥土の土産。その極上の包丁捌きにお天道様も惚れ込んだ!!」

パンパン

幽「とくと見やがれ三刀流!!包丁2本追加〜!!」

ワァアアアアアア!!
589 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! :2010/01/10(日) 16:46:13.91 ID:udgGAoSO
そしてその後も若者にしては珍しく見事な包丁捌きが続きました。(包丁マスター;カッティング長島)

オオオオオ!!!

化「こりゃ一本取られたね!!よし、参った!」←サクラ

チャリン

幽「ありがとうございますありがとうございます!!わたくし達はみなさんの御慈悲によって成り立っております!!」

よぉし!俺もお金をあげよう!!

チャリンチャリン

俺も俺も!!

チャリンチャリン

幽「ありがとうございます!ありがとうございます!」

ワァアアアアアア……

〜男宅〜

幽「ってことでお金儲けて参りました!!」

男「ご苦労!!幽将軍!!」

ビシッ

男「で、売上金は!!」

幽「帰りにコロッケなりなんなりで全て消えました!!いやはや商店街とは恐ろしいところでした!」

男「………」
590 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! :2010/01/10(日) 17:02:37.45 ID:udgGAoSO
【再び男宅です】

〜男宅〜

姉「いや〜…いいわぁ。あんたの家来ると自動でお茶出てくるし」

男「恐ろしいほど自分勝手な理由でまぁ」

幽「ねーねー姉貴!姉貴は彼氏作らないの?」

姉「おおぅ」

グサッ

姉「幽ちゃんなかなかグロいとこつくわね…」

男「幽…普段の姉見てみろよ。見えるだろ?何かが」

姉「何が見えるのよ何が」

ピンポーン!

幽「あ、お客さん」

男「っていうか久々にインターホン鳴ったな。いや初めてか。どんだけ俺の周りの奴は常識はずれなんだ」

ピンポーン!

男「はいはーい!今行きまーす!」
591 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! :2010/01/10(日) 17:14:47.09 ID:udgGAoSO
ガチャ

男「はい」

爺「ほっほ。これはこれは初めまして。爺と申します」

男「は、はい…?」

男(すげぇ紳士っぽい)

爺「こちら、わたしの名刺でございます。」

サッ

男「あ、ご丁寧にどうも…」

《マーム王国;王室執事爺》

男「マーム王国…?王国…王国……え?王国!?」

爺「ええ。マーム王国から参りました。」

男「なんかわからないけど、すごいお偉方!?」

爺「あくまでわたくしは執事ですので…ほっほっほ。それより姫の方がよほど高貴な方でございます」

男「姫…?」

爺「はい。姫!!姫!!爺です!!迎えに参りましたぞ!!」

男「いやいや、姫って……」

化「は〜い!!」

男「えっ!!?」
592 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! :2010/01/10(日) 17:21:06.50 ID:udgGAoSO
【ちょっと落ち着いて…】

姉・男「王女ぉ!?」

姉「おうじょって…あの、イザベルみたいな感じの、あの感じ!?」

爺「ほっほっほ。近からず遠からずと言った感じですかな」

男「マジかよ…。王国の王女ってすげえなオイ」

爺「みなさん、既にご存知かと思っておりましたが…」

男「知らん知らん知らん!!」

プルプルプル

男「地ちゃんは!?」

地「知りませんでした…」

男「幽は!?」

幽「知ってた」

男「だろ。みんなそんなこと知らずに……」

シーーーーン

爺「ほっほ」

男「ってええええええ!!!!!!??」

ガビーーーン
593 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! :2010/01/10(日) 17:40:17.91 ID:udgGAoSO
男「お前何でそんな大事なこと黙ってたんだ!!おい!!いっつもいっつもお前と言うやつは!お前と言うやつは!!」

ユッサユッサ

幽「だだだだって、化、ちゃんが、黙っててって、言ってた、から、…ヒー!!」

姉「化ちゃん!?」

化「んん…だってそれ言ってみんなに気使われるのが嫌だったんだもん」

姉「そうだったの…」

爺「我が王国では王室に生まれた者は一定期間海外の文化を知るために国を出るのが決まりとなっております。今回もその一貫でございました。ほっほ」

男「マジかよ。信じられん」

地「え…っていうことは化さん。まさか…帰ってしまうんですか?」

化「うん」

地「え……」

ジワッ

化「泣かないで泣かないで!!そんなに遠いとこじゃないから!」

男「そうだ、マーム王国ってどこなんだ?」

化「太平洋をいかだで10時間」

男「どこなんだよそれ!!?」
594 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! :2010/01/10(日) 18:15:36.65 ID:udgGAoSO
〜玄関での別れ〜

化「じゃあそういう訳で!!私は国へ帰りますわ」

男「うわ、急に王女喋りになった」

幽「遊びに行くからね〜!!およよよよ」

地「また遊びにきてくださいねっ!」

化「うん!!じゃあコレ!」

ピラッ

男(……?)

爺「それでは姫…」

化「わかってる。バイバーイ!!」

幽「バイバーイ!!」

姉「さよーならー!!」

地「気をつけて〜」

化「はーい」

ガチャン、バタンッ

幽「行っちゃった」

男「嵐のように過ぎ去ったな…」

化ちゃん、本当にお疲れ様でした…by作者
595 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! :2010/01/11(月) 15:14:09.24 ID:4IIYK.SO
【幽霊的昔話;浦島たろう】

《むっかし〜むっかし〜浦島は〜…。海岸を一人の男が歩いていました》

幽「助けた亀に連れられて〜っと!!ああ〜何だか今日は爬虫類を助けるような予感がするなぁ!」

ザッパーン…ザザァ〜

幽「そして急におじいさんになってしまうでしょう、ってめざましテレビで言ってたから気をつけないと!」

《妙に勘のいい浦島たろうが海を眺めていると亀が虐められていました》

ドカッドカッバキッ!

男「ひぃ〜!!お助けぇ〜!!」

落「オラァオラァ!!」

ボコ!ボコッ!

落「のろのろのろのろ歩き回ってんじゃねぇぞコラァ!!」

姉「卵産むとき涙流してんじゃないぞコラァ!!」

男「ひぃ〜!誰か助けて〜!!あ、そこの漁師さん!!」

幽「むっ…!!」

キョロキョロ

幽「誰だ!!声だけが聞こえる!!」

男「お助けください、漁師さん!!下です下!!私です!!」

幽「何!?下…?」

キョロキョロ

落「………」

姉「………」

男「………」

幽「…なんだ。砂か」

男「砂じゃねぇ!!目線がそっちに行くか、普通!?」
596 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! :2010/01/11(月) 15:27:57.17 ID:4IIYK.SO
幽「ああ、なんだタートルか。砂がしゃべるはずないもんね!」

男「ええ…その点では亀も同じですけど。とにかく助けてください!虐められているんです!」

幽「何!?いじめられている!?」

キョロキョロ

落「………」

姉「………」

幽「…砂に?」

男「そこの2人にだよ!!目の前にいるだろ!なんで砂なんだよ!」

幽「そうか!砂が殴るなんておかしいもんね!」

男「はい…。あの、もしかして助けてくれる気ないんですか?」

幽「あるよ!!あるある!!おい、そこの2人!!」

落・姉「あ゙あ゙!?」

ギロッ!

幽「2人がかりで一匹の亀をタコ殴りかぁ!!!」

落「はぁ、何だてめぇ!?文句あんのか!?」

幽「文句なしに文句あるよ!!」

落「わ、わかりにくいんだよコラァ!!っていうか誰だお前は!!」

幽「私は長男だコラァ!!」

落「そういうこと聞いてんじゃねぇよ!!」

幽「その上初孫だコラァ!!」

落「知るかぁ!!」

ギャーギャー!
597 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! :2010/01/11(月) 17:00:21.70 ID:4IIYK.SO
落「訳わかんねぇよコイツ!!帰るぞ!」

姉「覚えてろよ!!」

幽「ナイスディフェンス、私!」

《そうして浦島たろうは亀を助けた》

男「あの、ありがとうございました。お礼に龍宮城へご案内します」

幽「何ぃ!?龍宮城ってあの…伝説の!?龍宮城!?」

男「はい。その伝説の龍宮城です」

幽「あの大きくて角が生えてて火を噴いて…」

男「あ、すいません。私が考えてる龍宮城と違ってました」

幽「握力が4で」

男「4!よん!?えんぴつ握れるかどうかだな、そいつ!」

幽「元アパレル関係で」

男「火噴くのに!?適材適所もあったもんじゃねーな」
598 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/12(火) 02:39:59.01 ID:miBPkpoo
>>589
でも実際に稼いだのでは幽ではなくて地ch(ry

化ちゃん、See You Next Time!
599 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! :2010/01/12(火) 17:35:45.37 ID:Iuu.OASO
〜海の中〜

ゴポゴポゴポ

幽「ガボッ!ゴポゴパボボボ…」

男「あの、無理に喋ろうとしなくてもいいですよ。」

幽「ボボパ!!ガボゴボゴポポ」

〜龍宮城〜

ギギィ

男「着きましたよ。入ってください。ここが伝説の龍宮城です」

幽「オエエエエ!!海水をたらふく飲んでしまった…」

グッタリ

男「だから言ったのに…」

幽「許さんぞ…許さんぞ亀公。お前の親にあなたの息子さんは暇さえあれば街行く人のお尻をスケッチしてますって言い付けてやる…」

男「そ、そんな事実無根な噂はやめろ!!」
600 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! :2010/01/12(火) 17:56:31.58 ID:Iuu.OASO
幽「う〜…服の中も外もビチャビチャだ」

男「しかたないですよ、それは。ここの廊下を真っ直ぐ行った先に乙姫様の部屋があります。」

幽「あ、イカだ。イカが歩いてる」

男「今日は特別に乙姫様に会ってもらいます。乙姫様は普段は人前には現れず、ましてや外界の者が会うことなんて初めてのことで…」

幽「あ、あれはアジだな。いやサバか?どっちかと言うとサバに近いな」

男「あの…さっきから聞いてます?人の話」

幽「聞いてるよ。砂にいじめられていたんだろう?」

男「それだいぶ前に終わった!!もう…乙姫様はこの辺りの海を統べるとても偉いお方。なんでどうか失礼のないようにお願いしますね…」

〜乙姫の部屋〜

ギギィ…

男「乙姫様。失礼しま……」

幽「退屈な時代に俺達がタッチダウン!」

男「オオウ!?言ったそばからコノヤロウ!!」
601 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! :2010/01/13(水) 18:38:54.85 ID:vDXFD2SO
《浦島たろうは亀に連れられて乙姫様に会いました》

男「…――以上です」

地「わかりました。浦島たろうと申すのですね。この亀を助けていただいたこと、心より感謝いたします」

幽「だろ?」

シャキーン

男「ポーズを決めるな腹立つ!」

地「そのお礼としてここ龍宮城で思う存分楽しんでいってください。すぐに宴の用意をさせますので」

パンパン

地「皆さん、宴の用意を」

幽「宴♪嬉しいな♪」

ワクワク!ワクワク!

男「しかし乙姫様…」

地「いいのです。命の恩人ですから。恩義は返さないといけませんよ」

男「そうですか…」

地「浦島たろうさん、心行くまで楽しんでいってくださいね」

幽「亀公もな!」

シャキーン

男「だからポーズを決めるな!あとさっきから亀公って言うやつやめろ」
602 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! :2010/01/14(木) 18:09:44.50 ID:UEwHZ6SO
幽「ちょっと、さっきから私に対する言葉がきつくない?命の恩人だよ!おんじん!ONJIN!」

男「なんかもうどうでもよくなってきた」

幽「靴なめなさい!靴!」

男「なめるか」

幽「靴なめろ!靴紐までな!」

《その後、宴は何日も何日も続きました。浦島たろうは時を忘れて楽しんでいましたがついに別れのときが来ました》

ドンチャンドンチャン

幽「飲めや歌えや〜♪あひゃひゃひゃひゃ♪♪」

地「あの…もうそろそろ帰ってください」
603 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/15(金) 22:10:45.30 ID:iDAkM4ko
えええwwwwww
604 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/01/18(月) 21:03:38.71 ID:UWXphASO
地「あの…これあげるんで帰ってください。遊ばせすぎました…」

【浦島たろうは玉手箱を受け取った】

幽「なにこれ。肉だんご?」

地「これは玉手箱と言ってとても貴重な宝物ですが決して蓋を開けな……」

モクモクモクモク

幽「…ん?」

地「あ…あれ?」

モクモクモクモク

地「なんですか…この煙。あ、…」

幽「受け取ったプレゼントはその場で開ける!!それが欧米流!」

地「開けてしまいました……!?」

男「何やってんだ!!」

幽「え、肉だんご食べたいからさ」

男「中身肉だんごじゃねぇよ!!って言うか逃げ……」

ワーワーキャーキャー!!

【こうして一人の人間によって龍宮城は壊滅してしまいました。よい子のみんな、人から貰ったものは不用意に受け取ってはいけま……】

〜天国〜

西「……」

パタンッ

西(変な絵本…)
605 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/01/18(月) 21:10:37.71 ID:UWXphASO
〜男宅〜

姉「と、いう訳よ。これ、見てみ」

男「何これ。手紙?」

姉「作者直々のよ」

《本日中に男宅に新レギュラーキャラが到着するのできっちり挨拶するように!…byイケメン作者》

男「うわっ……」

姉「ね、引くでしょ」

幽「でも新レギュラーキャラなんて楽しみだねー」

ヌッ

男「ああ、化が消えたとこの穴埋めだな」

地「どんな人なんでしょうか…。優しい人なら嬉しいですね」

幽「その前に男か女かも微妙だ」

姉「ま、あたし的にはイケメンだったらどんなんでもいいけどね〜…」

コンコンッ

男「お。来たっぽい」
606 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/01/18(月) 21:14:18.91 ID:UWXphASO
男「はいはい〜」

ガチャ…ゴチンッ!

??「あ、痛っ!」

男「えっ!?」

猫「ふにゃ〜。頭打っちゃったニャ。」

男「………」

猫「あ、どうも初めまして!!私、猫娘の猫って言いますっ!!猫ちゃんって呼んでくださいニャン♪」

男「あ…はい……」
607 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/01/18(月) 21:19:48.05 ID:UWXphASO
男「って訳で猫娘の猫だってさ」

猫「はじめましてっ!猫娘の猫ですニャ♪」

キュンキュン♪

姉「……」

幽「……」

男「あれ?お姉?幽?」

姉「やっばいわ〜…」

ムカムカ

姉「なんか心の中がモヤモヤするわぁ…」

男「ちょっと、お姉…」

姉「ごめん。一回でいいから全力で殴っていい?人道外れてもいい?いいよね、それも含めて私だから」

男「お姉!?どうしちゃったの!?」

猫「ふにゅ〜?ご機嫌ななめさんかニャ?」

姉「ああ〜…やばいわ。ものっすごいイライラする」
608 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/01/18(月) 21:28:51.66 ID:UWXphASO
地「あ…これお茶です。どうぞ…」

コトッ

猫「ありがとうニャン♪」

ズズズ…

猫「うにゃ!熱い…舌を火傷しちゃったニャン♪」

姉「………」

地「あ…熱かったですか!?すいません…今水を持ってきますね!」

タタタ

猫「大丈夫ニャ♪猫だから猫舌なだけだもん♪」

姉「ああ、やばいわ。猫舌なら始めからわかってんだろ…。真顔でニャンニャン言いやがって……」

ブツブツ

男「ちょ、お姉!!?」

姉「ねぇ。あんた」

猫「ふにゅ〜?」

姉「いや、ふにゅ〜じゃなくて。何なの、それ」

猫「うにゃ?」

姉「いや、だからそういうの。ニャンとかニョンとかさっきから何なの?ちゃんと普通にしゃべってみ」

猫「ふにゅ〜…。私…普通にしゃべってるつもりだニャン。この人怖いニャ〜。ミーミー」

姉「……あ?」
609 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/01/18(月) 21:37:18.03 ID:UWXphASO
猫「ふぇ〜ん。男さぁ〜ん、この人怖いニャ〜。」

ササッ

男「そ…そんなことないよ///」

姉「ちょっとどきなさいよ、男。その娘の化けの皮剥がしてやる」

男「お、お姉!!何もそこまで!」

姉「真顔でニャンニャン言える女にまともな女はいないの。そういうのは大体計算なの。だから私がそれを証明してやる」

猫「ふえ〜…。男さん、助けてくださいニャ〜。怖いニャ〜」

男「そ、そんな一方的な。そんな腹黒い子じゃないって。なぁ?」

猫「はいニャン♪」

男「ほら。いい子じゃん」

姉「あんた…女にはぶりっ子してる女がわかるのよ。間違いないわ!!今に見てなさい!この子の本性を!」

キィー!!

男「ちょ…お姉!!」

猫「ふにゃぁ〜〜…」
610 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/01/19(火) 00:37:29.93 ID:grhmnsSO
おんにゃんこキター(「*゚ω゚)「!
611 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/01/19(火) 01:03:53.89 ID:zUUuORYo
そういえば、こういうキャラは居なかったな
612 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/01/19(火) 01:28:21.01 ID:D9.Be2SO
姉「こういう萌えの象徴みたいな娘はねぇ…」

猫「ふにー」

姉「……」

グイッ

猫「ふにゃあっ!」

姉「ちょっと来なさい」

〜墓地〜

落「……がぁぁああ〜…zzz」

姉「ねぇ、ちょっと。落。起きて」

ユッサユッサ

落「ん…んがっ…!!あぁ〜〜?うるせぇなぁ…」

姉「ねぇ落。この子どう思う!新レギュラー候補なんだけど!」

バッ

猫「初めましてニャ」

落「ん………」

ボリボリ

落「猫…。別にいいんじゃね」

〜山ん中〜

姉「この子どう思う!?新レギュラー濃厚なんだけど!」

猫「うにゃあ」

飛「……」

ボリボリ

飛「萌え」

〜男宅〜

姉「みんな敵ばっかりよ!!うわぁぁあああん!!シクシク…」

男(な、何があったんだ一体…)
613 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/01/19(火) 22:01:05.06 ID:33FaGkSO
お姉・・・がんばれ
614 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/01/19(火) 23:58:48.18 ID:D9.Be2SO
〜翌日:男宅〜

吸「うひゃ〜!!カワイイ〜!!何これ!!この可愛さは反則級!!」

ゴシゴシゴシゴシ

吸「アゴ気持ちいい?ゴシゴシされて気持ちいい?」

猫「ふにゅ〜…。やばいニャ〜…///」

男「それよりお姉はいっしょじゃないの?」

メ「オ姉サンハ昨日カラ部屋デ篭ッテマス。自分ノポジションガウンタラカンタラ…」

男「また悪い癖が出たな…。まぁほっときゃそのうち出てくるよ。それよりさ…」

メ「……?」

男「昨日からウチの幽が何か変というか不機嫌というか…」

チラッ

幽「プンプン!!プンプン!」

男「ほら」

メ「完全ニヤキモチデスネ」

幽「別にやきもちとかじゃないニャン」

男「その人気に乗ってみようって考えがもうね。あえてツッこんでやるよ。喋り方変だぞ」

幽「にゃふ〜!!」

男「にゃふ〜じゃくて。主人公として焦ってんだろ?」

幽「ギクッ!!ハハハ…笑える」

男「口でギクッて言ったよ、完全に焦ってるよ」
615 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/01/20(水) 09:16:45.36 ID:2Yx7n9Eo
HAHAHA・・・
616 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/01/20(水) 11:28:11.58 ID:7uFdfkSO
幽「ねぇ、ちょっと猫ちゃん」

ツツツ…

猫「は…はい……?」

幽「………」

猫「な、何かニャ〜…」

男「幽何してんだ?…あ!あいつまさか!!」

男(人気ランキングが下がるのを見越して新キャラを潰すつもりなんじゃ…!!)

男「おい!!幽!!それをやっちゃお前の……」

幽「はい。あなたも貧乳同盟に参加が決まりました。握手握手」

猫「握手握手ニャ」

地「ま…仲がいいんですね」

男「ズコーー!」

ズデーーン
617 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/01/20(水) 23:35:45.79 ID:7uFdfkSO
【その日の夜。昼じゃないよ!】

幽「チキチキ!!みんなで猫ちゃんのことを決めてあげよう大会〜!!!」

猫「ニャーす」

男「なんだよそれ。急にまた急過ぎるぞ…」

幽「今日はなんと姉さんにも快く参加してもらいました!!」

姉「ゔ〜……生肉食べたい……」

幽「さぁ人が集まったところで猫ちゃんのプロフィールをみんなで決めましょう!」

男「うちの姉が何か言ってる!絶対快くない!」

幽「では早速第一問!猫ちゃんのあだ名は!?」

ズチャズチャズチャズチャ♪

男「あ、あだ名…?」

ズチャズチャズチャズチャ♪

幽「では一斉に解答オープン!」

バンッ

男『にゃん子ちゃん』

地『ミーちゃん』

姉『猛毒入りフルーツタルト』

男「絶対お姉この企画に快くない!!」

姉「快いわよ。なんだか興奮してきたもの。ゾクゾク〜」

男「それ人の悪口言ってるときのそれだよ!たぶん!」
618 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/01/20(水) 23:44:21.46 ID:7uFdfkSO
幽「初っ端から波に乗ってきましたね。続いて第ニ問!」

男「乗ってない!っていうか猫ちゃん自体はこの企画どうなの!?」

猫「ありっちゃああり」

男「ありなんだ!!」

幽「第ニ問!猫ちゃんの好きな食べ物は!?」

ズチャズチャズチャズチャ♪

幽「はい、レッツオープン!!」

男『いちご』

地『ミルク』

姉『地獄のごま昆布』

男「やっぱり一人おかしい!!」

ガビーン

男「なんだよ、お姉やる気ないだろ!!嫌々だろ!」

姉「嫌々じゃないわよ。変にハッスルしてるわよ」

男「自分でも変って言うな!なんだそのハッスルは!」

姉「これが噂のシスターハッスル」

男「聞いたことねえ!」
619 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/01/20(水) 23:55:05.05 ID:7uFdfkSO
幽「さぁ次もシスハスを見せてくれるのか!第三問!」

男「さっそく略した!対応早っ!」

幽「第三問、猫ちゃんが好きなイカの種類は!?」

男「イカ!?だいぶ限られるな!」

幽「シンキ〜ング!」

ズチャズチャズチャズチャ♪

幽「はい、オープン!!」

男『アオリイカ』

地『ヤリイカ』

姉『なんかぬるぬるのイカ』

男「たいがいそうだよ!!」

姉「あ、間違えた。『ウサギしか食べないイカ』だった」

男「嫌だな!そのイカ!」

姉「たまに間違えてウナギも食べる」

男「名前上は似てるけど全くの別物だよ!」

姉「じゃあ薄着も食べる」

男「薄着に何の恨みが!」
620 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/01/21(木) 00:03:31.42 ID:gKORqgSO
幽「第四問、猫ちゃんの趣味は!?」

ズチャズチャズチャズチャ♪

幽「一斉にオープン!!」

バンッ

男『毛玉で遊ぶこと』

地『顔をゴシゴシすること』

姉『あらゆるおっさんの膝の裏の匂いを覚えること』

男「やめろぉぉ!!猫ちゃんのイメージが壊れる!!」

姉「匂いを嗅ぐときは一度塩を振ってから嗅ぐの」

男「それおっさんの方もたいがい迷惑だろ!」

姉「大丈夫。おっさんは膝に塩を撒かれると喜ぶものよ」

男「おっさんの膝はスイカか!」
621 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/01/21(木) 00:20:02.16 ID:gKORqgSO
幽「第五問!猫ちゃんが求めているふとももの太さは!?」

男「ちょっと待てぇい!!ちょくちょく問題も変なやつ混じってる!」

姉『6ギガバイト』

男「答えんでいい!!つーか猫ちゃんもそろそろ怒りだすだろ」

猫「勉強になるニャー…メモるべし」

男「なんか納得してた!」

猫「おっさんはどういうおっさんが理想的なおっさんなのかニャ」

姉「出来るだけ公園にばっかりいるおっさん」

男「やめろ!それはイケないおっさんだから!」

幽『地獄おっさんの膝にある猛毒イカを食べること』

男「合体すんな!!誰だ地獄おっさんって!」

姉「地獄おっさんは地獄おっさん以外の何者でもない…」

猫「唯一無二の地獄おっさん…恐るべし」

男「ちょっとずつ噛み合ってきてる!」

姉「これが噂のシスター噛み合い」

男「一生噛み合ってろ!」
622 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/01/21(木) 01:17:01.78 ID:fjImjU6o
地ちゃんがフェードアウトしかけてるな
623 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/01/21(木) 10:34:57.99 ID:gKORqgSO
>>622
地「ちょっとついていけないです…」
624 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/01/21(木) 14:36:28.86 ID:gKORqgSO
【それは…何も変わらない初夏の朝だった】

幽「ふぁああ〜…おはよ〜……あれ?」

シーーーン

幽「誰もいない…?」

【この日を境に、一人の幽霊の運命が一転する】

TV『速報です!!全国で発生していた連続強盗事件!!その犯人の写真が公開されました!!こちらです!!』

バンッ

幽「………これって!!」

幽(私…!?)

【これは誰かの陰謀か!!多くの魔の手が幽に襲いかかる!!】

タタタタタタ

幽「はぁ…はぁ…はぁ……」

警察「そっちへ行ったぞ!!行け!!」

幽「何で…私……!」

【消えた仲間…。警察に捕まる仲間…。そして……洗脳される仲間】

落「……」

幽「落ちゃん!!助け……」

落「悪ぃ…幽。逃げてくれ…!!」

幽「………!!」

落「お前を……信じられそうにねぇよ……」
625 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/01/21(木) 14:44:55.67 ID:gKORqgSO
【果たして幽の運命は…!】

飛「幽!!」

幽「飛ちゃん!!!」

地「幽さん……手を……!!」

幽「ち……地ちゃ……」

スルッ

地「幽さぁぁぁん!!!!」

【引き裂かれた仲間達の心を繋ぐのは…“一曲の歌”だった】

〜♪

幽「この歌……」

〜♪

幽(私……何もやってないよ……)

【今回の敵はかつてないほど強大で…】

姉「幽ちゃん……」

ガクッ

姉「今回は敵が……多すぎるよ……」

【ついに動き出す天国の勢力】

師「………」

西「……仕方ないね。これはどうしようもない…」

師「……はい」

静(幽さん…逃げてください…!!きっと仲間は…います!!)

【傷つき、倒れる仲間】

警察「まだ吐かないのか…」

男「ハァハァ…。幽は……何もやってねぇ……」

警察「お前…どうなっても知らないぞ?」

男「お前らに幽の何がわかるってんだ!!!」
626 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/01/21(木) 14:58:20.80 ID:gKORqgSO
【ストーリー上に張り巡らされた数々の複線】

吸「こ…これはダメだよ……幽ちゃん」

メ「完全ニアウトデスネ…」

吸「逃げ場がないなんてもんじゃない…!!国が幽ちゃん一人を狙ってる……!!この地域はもう…“ゴーストタウン”だよ!」

【果たして幽の運命は!!過去最大のスペクタクルで送る壮絶な逃走劇!!】

地(お願い…幽さん……。生きて……)

《私は何もやってないよ…信じて!!by幽》

北「おい、この手紙…」

南「うん…」

東「はい……」

北「動くぞ!国に喧嘩を売るときが来た!」

【主題歌…ホタテの歌】

飛「この歌は…、あの頃がなつかしいのぅ」

落「……チクショウ!!なんでこんなことに…!幽………」

静「大丈夫です。幽さんは……必ず、逃がして見せます!この命に代えても…!」

【2010年!!数々の幽霊、人が織り成す愛と友情と恐怖のアクション大作!!『ゴースト・タウン』】

警察「見つけたぞ!!確保ぉぉ!!!」

幽(ハァハァ…もう……ダメだ)

【カミング・スーン!!!】
627 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/01/21(木) 22:22:20.20 ID:6ZBVFUSO
Σ(゚Д゚;)!?
628 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/01/23(土) 09:19:13.96 ID:3r8EUMSO
>>627
地「かわいい…」
629 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/01/23(土) 15:06:40.90 ID:3r8EUMSO
〜男宅〜

男「みなさん……ちょっと静かにしてください……」

シーッ

男「今日は“みんなの寝言を聞こう”のコーナーです…。みんなが気になるあの人の寝言…聞いてみましょう」

ソローリソローリ

男「ではまず……幽さんです」

幽「くかー…zz」

男「この人はどんな寝言を聞かせてくれるのでしょうか…。耳をすましてみましょう…」

幽「くー……zz」

男「………」

幽「んま…ま……zz」

男「………」

幽「まな板先輩……zz」

男「出ました」
630 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/01/23(土) 15:17:01.63 ID:3r8EUMSO
幽「んん……先輩のまな板はどこか安心感があって………ムニャムニャ…zz」

男「一体どんな夢を見ているんでしょうか…。なんだか危なそうですね」

幽「…だからと言ってそんな黒ずんだのは嫌……zz」

猫「ふにゃ〜……zz」

男「おっとこっちでは」

猫「……ふにゃ〜……筋肉質……zz」

男「なんでしょうか。筋肉の夢を見てるんでしょうか」

猫「ムニャムニャ……ミルク宇治筋肉……zz」

男「ミルク宇治筋肉ってなんなんでしょうか。筋肉の上にミルクとあんこが乗った感じの…」

猫「……あんこは少なめ……zz」

男「あんこは少なめのようです」

幽「んん……そのミルク宇治筋肉も湿ってる……ムニャムニャ……zz」

男「同じ夢見てんの?」
631 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/01/23(土) 15:47:10.03 ID:3r8EUMSO
地「すー…zz」

男「さて地ちゃんは寝言を言うんでしょうか」

地「スースー……zz」

男「……」

地「………みそ…zz」

男「味噌?」

地「……みそじ……zz」

男「三十路…?」

地「んん……味噌ジュース……zz」

男「味噌ジュース!」

地「ムニャムニャ……まずぃ……zz」

男「でしょうね」

幽「でも先輩の味噌ジュースだけはいい塩加減………ムニャムニャ……zz」

男「え…この部屋の夢って連鎖してんの?」
632 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/01/23(土) 16:14:07.09 ID:3r8EUMSO
猫「ふにゃ……味噌筋肉……zz」

男「ふぁああ……なんだか……こっちまで眠く……」

ウトウト

男「ダメだ……もう限界ムニャムニャ……zz」

グーグー

男「ぐー……zz」

地「ううん……ムニャムニャ……はっ…。私…寝てました?」

幽「……んん……ミルクジュース……zz」

猫「ミルク……味噌……zz」

男「味噌ジュース……zz」

地「ふふっ。夢の中まで仲がいいんですね」
633 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/01/25(月) 02:52:13.88 ID:PW2ajsSO
〜けっこう山奥〜

ガッサガッサ

幽「もうちょい先ね」

男「結構ガッサガッサいってるけど誰もいねぇじゃねぇかよ」

幽「いや、本当にいるんだってばよ!友達!」

男「お前が急に友達見つけたから紹介する!!とか言ってきたから何かと思えば…。こんな山奥って…どうやって友達見つけたんだよ」

幽「えへへ〜」

男「ったく…。誰とでも仲よくなってんじゃねえよ」

幽「束縛する彼氏か!」

男「そういう意味じゃなくて!!はぁ…まぁヤバイ奴だったら落を囮にして逃げるし大丈夫かな」

落「おい、今なんつったコラ」

男「こういう時のために何となく連れてきててよかった〜」

落「よかった〜じゃねぇぞ。囮目的で連れてこられた方の気持ち察しろ!」

ガッサガッサ

幽「もうちょいだからね〜」

男「だいたいこんなとこ住んでる時点で危ないおっさん決定だろ」

幽「危なくないよ!安全なおっさんだよ!」

男「どちらにしろおっさんはおっさんかよ!」

幽「間違えた。安全な女の子だよっ!」
634 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/01/25(月) 12:11:48.19 ID:PW2ajsSO
男「それよりまずどんな女の子か知りたいな」

幽「女の子と聞くと食いついてきよったで」

男「ち…ちがう!!」

落「あれだよ。俺らでいうと誰に似てるんだよ」

幽「ん、え〜とね…キャラ的には飛ちゃん……?」

男「キャラ的に?なんだか深いな」

落「飛かよ。ろくな奴じゃねぇな、そりゃ」

幽「いや、飛ちゃんとは全然違うんだけど一部が似てるというか…。あの、古風なとことか」

男「古風?大和撫子?」

幽「まぁ、そんな感じにしといて」
635 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/01/26(火) 07:52:15.17 ID:CsIXugAO
いままさに考え中なんだな
636 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/01/26(火) 23:36:24.32 ID:l6pFQwYo
で、こういう時はおまえら自民批判しないの?
637 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/01/26(火) 23:37:29.78 ID:l6pFQwYo
すまん、壮大な誤爆
638 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/01/27(水) 01:54:22.66 ID:EO7/vsSO
ガサガサ

幽「あ、いたいた。お〜い!こっちこっち!!」

男「お?」

落「あ?」

幽「紹介します!!縄文時代から来ました!ジョーモンちゃん」

縄「うばんば♪」

幽「はじめましてだって!」

キャッキャッ♪

男・落(いやぁ…古風過ぎるだろこれは…)

ゴーーン

落「なんなんだ一体…」

縄「がうがう!うんばばうばばんひばばんご!!」

男「え…?何て?」

幽「今日は友達が増えて嬉しいから特別に土器作ったげる!!だって」

男「はぁ…」

落「っていうかお前なんでわかるんだ?俺には意味がわからん」

縄「ばばんばばんばんばん♪」

幽「待ってて、すぐ焼く♪だって」
639 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/01/27(水) 02:03:24.68 ID:EO7/vsSO
縄「〜♪」

ゴォーー!!

男「あの…このゴォーーって土器焼いてくれてんの?」

幽「そだよん」

男「ああ…そう…」

男(正直いらんな…)

縄「んば?」

男「え?」

幽「もしかして土器なんて貰ってもありがた迷惑なだけだった?ごめんね、こんなものしかあげられるものないの…。いらなかったら目の前で叩き割ってくれてもいいよ。だって」

男「んば。にそこまで意味が!?つーかそこまで言わなくても!!」

幽「土器もらう?」

男「もらうもらう!!昔から土器欲しかったんだ〜!な、落!」

落「いや、俺は全然いらん」

男「ちょ、落っ!!!」

縄「が…うが……」

ガクッ

男「あ〜!ほら、ジョーモンちゃん凹んじゃっただろ!」

幽「蚊に…刺された……かゆい。だって」

縄「がうん…」

男「え……?あっ…そう…。」
640 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/01/27(水) 02:16:47.41 ID:EO7/vsSO
縄「んばば、ばうんばがうばうばふんうに」

幽「これがイノシシで〜これがウサギで〜これがシカ。だって」

男「へぇ〜自分で猟して暮らしてるんだ。すごいなぁ」

幽「落ちゃんとよく似てるね」

落「うっせえ。でもうまい!」

ガツガツ!

縄「ん〜ばうん!」

幽「喜んでくれて嬉しい!だって」

男「そっか。よかったよかった」

幽「ね、安全な女の子でしょ?」

男「そうだな。これならたまにみんなで遊びに来たって…」

《見つけたぞぉ!!》

落「!!」

男「え…?」

縄「んばば!!」

密猟「へっへ…。見つけたぞ〜現代に生きる縄文人!噂は本当だったようだな〜へへへ」
641 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/01/27(水) 02:22:22.95 ID:EO7/vsSO
男「だ、誰だ!!」

密猟「へへ…先客がいるようだなぁ。だが仕事の邪魔すると怪我するぜぇ?この山に出るという縄文人の幽霊!!こいつを捕まえて見せ物にすりゃ恐ろしいほどの金が手に入る!!」

男「な…なんだと!!」

幽「ひどい!!」

密猟「ガキは好きなだけほざいてろ!」

ジャキンッ

密猟「あんまり騒ぐとこの怖〜い猟銃ちゃんの餌食になるぜぇ」

男「こ…このやろう……!」

ズズッ

男「やってみろ!この落が黙ってないぞ!」

落「おい!!ここで囮か!!」
642 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/01/27(水) 02:24:32.73 ID:./bzE12o
こんな発想はなかったwwwwww
それにしても、生きてるのか、幽霊なのか・・・
643 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/01/27(水) 02:27:53.39 ID:EO7/vsSO
落「相手銃持ってるぞ!!」

男「頑張れ!」

幽「いける!」

縄「がうっ!」

落「お前らなぁ…」

密猟「さぁさぁさぁ!!どくのかどかねぇのかどっちだ!!」

落(ちっ、仕方ねぇ……。)

ザッ

落「おい、おっさん」

密猟「なんだ女!!近付くんじゃねえ!!」

落「そんなつまんねぇもんしまってさっさと帰れよ…」

ザッ…ザッ…

密猟「ち、近付くなと言っただろ女ぁ!!」

落「…!?」

ドォゥン!!!!

男「う…撃たれた!?」
644 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/01/27(水) 02:33:07.99 ID:./bzE12o
(゚A゚;)ゴクリ
645 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/01/27(水) 02:35:01.02 ID:EO7/vsSO
幽「早速撃たれたぁ!!!?」

縄「がうがうがーっ!!」

密猟「ば、ばかな女だ!!言う通りにしないからだぞ!!」

シュウウウウ〜…

男「落っ!!!」

幽「落ちゃん……!」

落「………つっ」

キョロキョロ

落「あふねぇ。はんいっはふはっはへ…」

ポロッ

落「ぺっぺ!!ギリギリのとこで銃弾を歯で捕らえた…」

密猟「何ぃ!?化け物かお前!!」

落「ああ…?どっちかというと化け物だよ…。」

ポキポキ

落「さぁ、借りた礼は返さねぇとなぁ…?」

密猟「ひっ…」
646 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/01/27(水) 02:40:45.78 ID:EO7/vsSO
幽「いけいけ落ちゃん!!やれやれ落ちゃん!!」

落「なぁ…?観客もお前がやられるとこを期待してるみたいだしなぁ…」

ジリジリ

落「そうだな。まずは右手の指から一本一本捻り潰していくか…。そして次は左手、右足、左足…」

密猟「ひぃいいい!!!お…お助け……!」

落「はぁ?人に銃向けといてそりゃねぇだろ…」

ジリジリ…ジリジリ…

落「俺の拳が久しぶりに疼いてるんだよ…」

密猟「や…やめて……」

落「俺を満足させてくれよ…。なぁ!!!?」

密猟「ひっ…」

バタンッ

密猟「………ブクブクブク」
男「あ〜あ」

幽「気絶しちゃった」

縄「がう〜」

落「ふん。遊び相手にもならん」
647 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/01/27(水) 02:45:24.85 ID:EO7/vsSO
密猟「…………」

ピクピク

落「どうする?これ」

男「放っておいたらまた襲いにくるだろうしなぁ〜」

《それは問題ないで!!》

落「ん?」

幽「この暗闇を切り裂くような声は!!」

シュタッ

針「久しぶりやなぁ!!」

幽「邪神バロンドラグーン!!」

縄「うばうがうがー!!」

針「ちゃうわ。針や針。誰が邪神やねん」
648 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/01/27(水) 02:54:38.09 ID:EO7/vsSO
針「もう自分ら帰ってええで。今からここは天国の直轄になるから」

男「天国が…?」

針「あぁ…。この山に縄文時代の幽霊が隠れ住んでるっていうのは聞いてたんやけどなかなかこっちに手が回せんくてなぁ。せやから早いこと見つけて保護しなあかんかってんけど…まさかあんたらが先に見つけるとは参ったわ」

落「保護?」

男「保護って、天国側が?」

針「そうや。一応重要な歴史のアレらしいから。縄文時代の人の幽霊って強烈にレアらしいで?」

幽「へぇ〜。ジョーモンちゃんレアなんだ」

縄「う〜〜!」

針「ま、そういうことやからここには天国の軍が交代で常駐するから密猟者が来てももう大丈夫や。あんたらはもう帰り〜 」

男「なんだ。じゃあ帰ろっか」

幽「また遊びに来ていいの!?」

針「まぁ、たまには来てもええんちゃう?知らんけど」
649 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/01/27(水) 02:59:54.04 ID:EO7/vsSO
〜帰り道〜

幽「な〜んか残念だったね」

男「なんで?」

幽「軍が常駐するってことはあんまり自由に遊びにいけないもん」

男「まぁな。でも天国の軍なら師さんとかがいるし…たまには遊びにいけるだろ」

幽「そうかな〜」

落「それより俺が気になるのはなんでお前が縄文人の言葉を知ってるかってとこだよ」

男「あ…それ。なんなんだお前…」

幽「あぁ、あれ?勘だよ」

落・男「勘!?」

幽「うん。勘」

男「すげーなお前の勘…。」
650 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/01/28(木) 13:52:13.13 ID:.p1U4YSO
【メイちゃんの日常】

メ「〜♪」

ガーーッ

<AM6:30、ラジオ体操と共にメイちゃんの一日は始まります>

姉「あわわわわ〜…あ、おはよーメイちゃん」

メ「オハヨウゴザイマス」

姉「毎朝掃除してくれてありがとうね〜」

メ「イエ、本来ソウイウロボットナノデ」

姉「いくらロボットだからって悪いわよ〜。吸ちゃんは?」

メ「マダ寝テマス。ア、朝ゴ飯作ッテマスカラ」

姉「うん。ありがとう」
651 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/01/28(木) 14:00:55.96 ID:.p1U4YSO
<AM8:00、姉はデパートの化粧品売り場の仕事に向かう>

姉「行ってきマスメディア」

メ「ハイ、頑張ッテ金稼イデ下サイ」

メ(洗濯物干ソ…)

<AM9:00、吸が起床>

吸「うひゃ〜…腹減った」

バッサバッサ

メ「ゴ飯アリマスヨ。ソレト家ノ中デ羽バッサバッサスルノ控エテクレマセン?」

吸「あ、ごめん。トマトジュースは?」

メ「アリマス」

<AM10:00、吸にバイトが入ってる日は吸がバイトに向かいます>

吸「んじゃ。行ってきますだおかだ」

メ「ハイ。頑張ッテ金稼イデ下サイ」

<AM11:00、一旦オイルを補給>

ゴキュゴキュ

メ「………」

ゴキュゴキュ

メ「美味」
652 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/01/29(金) 01:46:03.76 ID:Syj5GQSO
<PM12:00、メイちゃんもバイトが入っている場合バイトに行く>

〜メイド喫茶〜

メ「イラッシャイマセ、御主人様♪」

客「うひょ!今日はメイちゃん来てたんだ〜!握手しよ〜イヒヒヒヒ!」

メ「触ルナ、クソ野郎!!」

ボコォン!!

客「ゲフッ!」

ズシャァァァ!!

メ「サリゲナク触レ合オウトシテンジャネーゾ」

客「痛たたたた…まさか殴られるとは。ひどいなぁ〜」

客(い……いい///)

<PM20:00、バイトが終わり帰宅>

メ「タダイマンゴープリン」

姉「あ、お帰り〜。ご飯作ってるからね!早くここ座って一緒に食べよっ!」

バンバンッ

メ「ハイ。今行キマス!」

吸「今日はバイト疲れた〜。最近変な客多いよ」

ヌベ〜

姉「疲れてますな、吸さん」

メ「変ナ客ハ殴レバイインデスヨ。静カニナリマス」

吸「な…殴るの?」

姉「それはまずいんじゃない…?」

メ「エ…私イツモソウシテマスケド」

【メイちゃんの日常、終わり。】

653 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/01/29(金) 01:53:17.93 ID:Syj5GQSO
<おまけ。>

姉「ぐわー…zzz」

吸「んん〜…ん…zzz」

メ「…ヨヨ…ヨイショォォオ!!」

ブチブチ

メ「フゥ…寝ル前ノメンテナンスハ忘レナイ」

カチャカチャカチャ…キュイーン

メ「……ヨシ」

※メイちゃんは寝る前にたまに自分で自分のメンテナンスをします。首を取ったりするので夜中に見るとちょっとホラーです
654 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/01/29(金) 19:44:44.17 ID:Syj5GQSO
〜墓場〜

ヒュ〜

落「んがー…zz…んっ……んん…!?」

ヒュルルル〜

落「ううっ…ちと寒いな。冬だもんな」

ブルブル

落「よし、こんな時は」

ゴソゴソ

落「えーっと…あっ、あったあった。これこれ!」

ジャーン!

落「いつでもホイッスル〜」

※いつでもホイッスル…困ったときな吹いてみよう!怖いお兄さん達が来るよ!

落「せーのっ…」

ピィィイイイイイ!!!!!
655 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/01/29(金) 19:49:54.43 ID:Syj5GQSO
ピィィイイイイイ!!

落「………」

ガヤ…ガヤガヤガヤ…

落「………」

ガヤガヤガヤ…

落「………」

ガヤガヤガヤ…ガヤガヤガヤ…

落「………」

シュタッ!!シュタタタタッ!!

悪「姉さん!!呼びましたか!!」

仲間達「呼びましたか!!」

ババンッ!

落「ババンじゃねぇよ。遅ぇんだよ」

ボコン

悪「あいたーっ!すんまへん、姉さん!」
656 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/01/29(金) 19:55:57.38 ID:Syj5GQSO
※怖いお兄さん達は使い勝手がいいのだ!

落「まぁいい。お前らアレだ。家つくれ、家」

悪「い…家!?」

落「ああ、寒いからな。でもそんなこだわらねぇから。壁と床と屋根があればいいよ」

悪「いや…でも姉さん、ウチら家なんて」

落「10分な」

ギロッ

悪「じ…10分やぁぁ!!お前らはよ作業始めぇぇ!!」

仲間達「へいっ!!」

落「5分遅れるたびに俺の機嫌が悪くなるからな」

悪「死ぬ気でやれやぁぁぁ!!!」

仲間達「へいっ!!」
657 :パー速のローカルルールが変わりました [sage]:2010/01/29(金) 21:39:16.71 ID:Fca7ccSO
哀れwwwwwwwww
658 :パー速のローカルルールが変わりました [sage]:2010/01/30(土) 06:23:08.85 ID:DVn7ShAo
いつの間にかパシリww
しかも超理不尽な注文wwwwww

てか、こういうSS系は制作速報にとかローカルルール変わったけど、
あれって継続してるスレには適応されはしないんかな?
659 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/01/30(土) 11:01:00.06 ID:LAGPGMSO
>>658
幽「誰がSSサイズのおっぱいだ。呪うぞコノヤロウ」

男「違う。幽さん違いますよ」
660 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/01/30(土) 11:25:03.75 ID:LAGPGMSO
ギコギコギコギコ

悪「えっさ、ほいさ」

落「はいあと1分〜。あと1分で一人がこの世を去ることになりまーす」

悪「お、お前らマジで死力を尽くせやぁぁぁぁ!!」

仲間達「へ、へいっ!」

落「もうとっくに4分遅れてんだっ……」

『ちょっと待てぇぇい!!!!』

落「……ん?」

飛「さっきからギコギコギコギコ!!わくわくさん達の新年会かぁぁ!!」

バーーン!!

落「うわっ…うるさいのが来た」

飛「夜中にガシャガシャやかましいと思ったらやっぱりおぬしか!!今は夜中じゃ!!わらわが寝ておるんじゃぞ!!」

※これ夜中です

落「知るか、寝てろバカ」

飛「バ…逆切れか!!だいたい何を騒いでおるんじゃ!」

落「騒いでねぇよ!!家つくってんだよ!!寒いんだから仕方ねぇだろ!」

飛「仕方なくないわ!!わざわざ夜中につくらなくてもいいじゃろうが!!せめて昼間につくるという配慮はないのか!」

落「知らんっ!今寒いから今つくる!」

プイッ

飛「おぬし…本当にガキじゃな」

落「知らん」

飛「そ、そんなに寒いんならわらわの家に泊まりに来ればいいじゃろうが!!!」

落「………え?」
661 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/01/30(土) 11:31:15.71 ID:LAGPGMSO
落「……え?」

飛「じゃから…そんなに寒いんならわらわの家に泊まりに来ればいいじゃろって……」

落「お前……」

飛「………」

落「家あったの?」

飛「………」

落「お前……」

飛「い、嫌なら別にいいん…」

落「おい。お前らもう帰っていいぞ。俺コイツの家行くから」

ギコギコギコ…

悪「へっ?姉さん今つくってるコレ……」

落「ああ、もういい。帰れ。」

悪「姉さん…。せめて最後まで仕事させてくれまへ……」

落「ご近所迷惑だろうがっ!!」

グワッ

悪「ねっ………」

悪・仲間達(ええ〜………)
662 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/01/30(土) 17:44:54.44 ID:LAGPGMSO
落「お前アレだろ。本当は一人ぼっちで寂しかったとかいうやつだろ」

飛「なっ!!?」

ドキーン

落「だから墓場まで下りて来たり俺を泊めてやるとか言い出したんだろ」

飛「そそそそんな訳あるか!!」

落「ふ〜ん、泊めてやるなんて怪しいと思ったんだけどな…」

飛「そんなに怪しいなら泊まらんでいいわ!」

落「あっそう…」

飛「………」

落「じゃあさっきの家つくってくるわ。じゃ!」

飛「………うむ!」

落「……」

飛「……」

落「……」

飛「……な、なぁ。やっぱり夜中にするのは近所迷惑じゃからわらわの家に…」

落「じゃ!」

飛「………お、おい」

落「〜♪」

飛「本当に…わらわの家は嫌…?」

落「ん〜…じゃあ泊まろうか?」

飛「好きにしろっ!!」

落(なんなんだコイツ…)
663 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/01/30(土) 19:08:26.05 ID:LAGPGMSO
〜男宅〜

幽「あ〜…健やかなるときも…悩めるときも…互いを愛し…その他もろもろを誓いマスカ〜?」

地「はい、誓います」

猫「誓いますニャ」

男「ちょ、何やってんのみんな…」

幽「予行練習デ〜ス!ヘイ!ファッキン!ファッキンジャップ!」

男「うるせ〜、こいつうるせ〜。何の予行練習だよ」

ピンポ〜ン

男「ん?客だ」

幽「…はっ!!まさか私を奪いに!?」

男「んなわけあるか」

〜玄関〜

男「はーい」

ガチャ

男「どちらさ…」

色「ハロー!!マイハニー♪今日は君だけを奪いに来たよ?そう、まるで君はこの世に生まれ落ちた人の形をしたJEWEL…」

男「………」

色「オウ、失敬。メンズでしたか」
664 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/01/30(土) 19:20:40.03 ID:LAGPGMSO
色「ちょっと失礼するよ?」

ズカズカ

男「あ、ちょ、あんた」

〜居間〜

色「ハロー!マイハニー♪」

幽「!!?」

色「ワオ!なんて綺麗なお嬢さん達だ。うっかり僕は天国へのドアーを開けてしまったのかい!?」

幽「綺麗!?いやぁ、それほどでもあるかな?うへへへへ♪」

色「ん〜…特に君。実に素敵だ…お名前は?」

地「え……わ…私です……か?」

色「イエス。もう僕には君しか見えてないよ。僕の電波をジャックしているのは誰だい?そう、君さ。君の名前は?」

地「えーと……地…です…」

色「素晴らしい。僕が思っていたより何倍も素敵な名前だ。こんなに輝く君にこそ相応しい!しかし、もし僕が君に名前を付ける権利を与えられたとすれば…そうだな。スウィート・バタフライ」

男「つかお前誰だよ」

バシッ

色「アウチ!」
665 :パー速のローカルルールが変わりました [sage]:2010/01/30(土) 20:16:10.15 ID:DVn7ShAo
あーあ、地ちゃんファンを敵に回しそうな・・・

>>659
まさかそんな返しされるとはww
666 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/01/30(土) 21:14:03.91 ID:LAGPGMSO
色「ひどいなボーイ…。お嬢さん達の前で頭を叩くなんて…ハハ。でも大丈夫。君が愛情で包んでくれれば僕の心の傷なんてザッツオーライさ。さぁ手を出して」

スッ

地「え……えと…その……」

色「白魚のような手だ。この広い世界で出会えた奇跡と君の美しさに感謝します。さぁフレンチなくちづけを…」

地「い……やです……///」

男「おい」

グイィィ!!

色「おぅ!とんだジェラシーボーイ…参ったね」

男「参ったじゃなくて!!だから誰なんだよお前は!!」

猫「ニャー!!この人なんだか変だニャ!!」

フシュウウウ!!

色「おっと、キュートな子猫ちゃん。怒った顔も可愛いよ…」

ナデナデ

猫「ニャッ!!ふにゅ〜…!」

男「いい加減にし…」

色「失礼失礼!名乗るのを忘れていました。初めましてみなさん、僕の名前は“色丞ジャンヌ・ロワール”」

男「しきじょージャンヌ…何者だ!!」

色「そうだな…あえて言うなら君達に不運をもたらす男さ」
667 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/01/30(土) 21:41:12.26 ID:LAGPGMSO
〜山ん中〜

毒「へへへへ…よく見えるよく見える。馬鹿みたいな面さらして馬鹿みたいに寝転がってる赤髪の女!あいつのことだな…フンッ」

ギュイイイ〜ン!!

毒「ん〜ハッハ!!強い強いと言うんで様子を見りゃ、てんでたいしたことねーや!!全くROCKを感じねぇぜ!!俺のギターも不完全燃焼だ!!ウホホホホ!!!」

ドコドコドコドコ!!

毒「ウホホホホ!!!」

ドコドコドコドコ!!

毒「ウホホ…しまった。まだもう一人忘れてたぜ。緑髪のくノ一も探さないとな…」

〜姉宅付近〜

炎(……)

ユラユラユラ

炎「この家に間違いないが…」

ユラユラユラ

炎「さっきから女が3人いるだけ。何をどう警戒しろというのか…」

ユラユラユラ…ボォオオオ!!

炎「つまらん!」
668 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/01/30(土) 23:08:11.03 ID:LAGPGMSO
〜マーム王国:宮殿〜

【王座の間】

爺「いやはや……王様……」

姫「お父さん!!」

王「うう…大丈夫だ……心配ない」

コツコツ…

帝「ほう、なるほど。心配ないとな。笑わせるな!この国は間違いだらけだ!!」

王「お…お前にこの国の事を口出しする権利はない!」

帝「権利はない…。そうか、本当か?おい、あれを出せ」

雷「はい、帝(みかど)様。こちらです」

バサッ

帝「見ろ、王よ。これが何かわかるか?」

王「こ…これは!!」

帝「そう、この王国に古くから伝わる家系図だ。間違いないな?」

王「ああ…。しかしどうしてそれを!その隠し場所を知っているのは…」

帝「知っているさ。小さな頃からお前に着いてこの宮殿を回ってたんだ…」

王「ま…まさか!!そんなことは!!」

帝「あるんだよ。事実はお前の頭の中にだけ存在するんじゃない。驕るなよ…王様、いや!!我が父!!マーム王!!」
669 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/01/30(土) 23:25:28.47 ID:LAGPGMSO
王「嘘だ…お前は既に10年も前に……!」

帝「天国送りにした?そうだな。確かにあの時俺は天国送りにされるはずだった。俺がそう望めばな」

王「……!?」

帝「辛かった…。俺はたった12にして居場所を無くした。わかるか?実の父に国を追われ、孤独のどん底に叩き落とされた俺の苦しみが!!俺は望んじゃいなかった…そんなこと。だから、消した。俺の代わりに」

王「何!?」

帝「あの時俺を天国送りにした後宮殿に帰ってきた兵士が何人か知ってるか?…0だよ」

王「屈強な我が国の兵士だぞ!!」

帝「屈強な兵士だ!?お前は何も知らない!この国の弱さ、あの時帰って来た兵士の数ですらも知らないんだ!余分なものは捨て、つねに自分の国の繁栄にしか頭が動かない!その盲目さがこの国を滅ぼすんだ!!」

王「違う!!あの時はただ…」

帝「もういい。何も知らなくていい。その席を空けろ。そこは俺の椅子だ。家系図に従い、今をもって俺がこの国の王となる!!」

王「できない!!そんな勝手なことは許さん!!」

帝「…ときに雷。この国の王位継承はどのような場合に行われるのかな?」

雷「はい、帝様。王位継承はこの国の王が辞退するか…亡くなられた時です」

帝「だ、そうだ」

王「ぬぬ……」

姫「お父さん!!」

王「来るなっ!!」

帝「さぁ喜べ。国民達。今からこの国に新しい王が誕生する…。雷…後は任せる」

雷「はい、帝様」
670 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/01/30(土) 23:49:53.94 ID:LAGPGMSO
〜天国:神の間〜

ハァハァハァ!!

軍「た、大変です!!神様!!」

神「ん〜…なんじゃあ。毎日夕方6時からはモンハンの時間じゃと言うておるじゃろ!!」

ピコピコ

軍「神様…そんなこと言ってる場合じゃありませんよ!!“あの方”が帰って来ました!!」

神「あの方…?」

軍「そうです!あの方です!もし西さんと出会うことがあれば…」

神「西ちゃんと……?あ…あああぁあ!!まさか“麗”がか!!」

軍「そうです!」

神「それはいかん!!すぐに西を隠せ!!なんとしてでも会わせるな!わしもすぐ行く!」

軍「はいっ!!」

神(しかしなぜあいつが急に…)

〜天国:メイン通り〜

ガヤガヤガヤ

軍「こ、こちらです!麗さん。神様がお待ちになっておられます」

麗「麗さん…?麗様と呼びな!しかしいつ来ても平和ボケした街だね。実に心許ない!」

軍「あ…あの……麗様!私は昔からあなたのファンでして…///よければサインなんかを…」

麗「サイン!?お前みたいな下等生物には私が踏み潰したゴキブリですらもったいないわ!カスが!!」

軍「そ…そんな……」
671 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/01/31(日) 01:41:31.56 ID:Ijyd3cSO
〜天国:総本部〜

麗「変わってないねぇ。ヘドが出るほど懐かしいよ」

師「どうも、お久しぶりです。麗さん」

麗「あら…師ちゃん?」

師「はい。ここから先は私が先導しますのでついてきてください」

麗「軍の長が直々に先導だなんて嬉しいじゃない?」

師「ええ…。ではどうぞ」

麗「ふふん」

師「最初は神様に会っていただきますので」
672 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/01/31(日) 01:51:04.14 ID:Ijyd3cSO
〜天国:神の間〜

コンコン

師「失礼します」

麗「まぁ…久しぶり」

神「ん?お、おお。麗ちゃんじゃないか。久しぶりじゃのう」

麗「ええ。久しぶりですね」

神「どうじゃ?元気でやっておるか?」

麗「おかげさまで。あの時以来体調が良くって良くって!吐き気がするほどだわ!!」

師「……」

麗「天国を追放されて地位も名誉も失って本当に体が楽になった。」

神「そうか…しかしあれは」

麗「いいの。おかげですごく余裕が出来た。全てから開放されたから!!そのせいか、頭がすごく回るようになってね」

ゴソゴソ

麗「みなさい!こんな事だって思い付くのよ!!」

師「…!?」

麗「なんのボタンだと思う?押してみればわかるわよね。あ〜っはっは!!」

ポチッ
673 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/01/31(日) 02:03:15.37 ID:Ijyd3cSO
麗「見てな!!単細胞の糞野郎どもめ!!」

師「なにを……!?」

ドォオオオオオオオン!!ドォオオオオオオオンドォオオオオオオオン!!

師「な、なんだ…」

麗「あははははは!!あはははは!!こんな簡単にいくなんてやっぱり馬鹿の集まり!!」

『緊急事態!緊急事態!人間界への道で爆発事故が発生!繰り返します!人間界への道で爆発事故が発生!!人間界へ繋がる道が完全に封鎖されました!!』

師「なに!?」

麗「そう。それでいいの。もっと驚き慌てふためく様を見せなさい!!」

ビシッ

麗「この感触も久しぶり。細胞が奮えあがる感触!!」

師「鞭使いの麗…。その様子を見るとまだ健在のようで…」

麗「誰に向かって言ってんの?あははははは!!!」

ビシッ

麗「じゃ。私は“現参謀長”に用があるから」

師「ま…待て!!」

ドォオオオオオオオンドォオオオオオオオン!!!

師(くっ…!何が目的だ!)
674 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/01/31(日) 02:16:31.84 ID:Ijyd3cSO
〜天国:参謀本部〜

西「始まった…」

西(……)

静「西さん」

西「……」

静「これから起こることには手を出すな…って顔ですね」

西「ここから先は、僕の問題だから。邪魔しないでね」

静「はい…わかっています。しかし…」

西「最悪の場面の中で最善の手を尽くす。これがいかに大切なことか。だからもう大丈夫。やれることはやったよ」

静「そうですね…」

西「うん。じゃ」

ガチャ

静(……どうか、ご無事で)
675 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/01/31(日) 02:21:20.59 ID:Ijyd3cSO
〜天国:神の間から参謀本部までの廊下〜

西「……」

カツカツカツ…

麗「……」

コツコツコツ…

西「……」

麗「……」

西「ここじゃ狭い。広いとこに出よう。“元参謀長”さん」

麗「あら、まるで初めてあった人じゃないみたい。考えが読まれてるみたいね」

西「似た物どうしだよ」

麗「そう?」

西「……」

麗「……てめぇと一緒にすんな。白豚野郎が!」

ビシィィッ!!
676 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/01/31(日) 02:31:45.14 ID:Ijyd3cSO
〜天国:軍隊演習場〜

西「どちらかが消える前に教えてくれる?爆発は何?元参謀長さんが仕組んだこと?」

麗「知ってるくせに…。性格悪いわね」

ビシィィッ!

麗「いいわ。教えてあげる。みなさい、このタトゥー」

バサッ

西「それは…“M”の型のタトゥー。マーム王国の紋章だね」

麗「そう。これから再建される私達の国の紋章。素敵でしょ?」

西「元参謀長さんがここに来たのは天国の戦力を地上に持ち込ませないため。…だね」

麗「正解。だから人間界への道を封じた時点で私の仕事は終わり。ここから先は私の勝手な私怨…」

ヒュッ…ビシィィッ!!

西「油断も隙もない」

ササッ

西「飴マシンガン!!」

ププププププ!!

麗「あはは。知ってるわよ、その技!!」

ビシッビシッビシッ!!

西「…!?」

麗「そう、その顔!!自信のある顔が疑惑に揺らぐ瞬間!興奮するわぁ…。もっと見せなさい!!」
677 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/01/31(日) 13:07:50.83 ID:Ijyd3cSO
麗「なんでって顔してるわね。いいわ、教えてあげる。私達のリーダーはね…“全てを見通す”能力を持ってるのさ」

西「……全てを。」

麗「そう、リーダーはいつも私達を見ているの!このMの紋章が有る限りね!!」

西「そう。それはまた」

麗「なんなら教えてやろうか!?お前の交遊関係、仲間の容姿、性格、技の全て!!リーダーは全部知っているわよ!だって見ているんだから!」

西(そうか。やっぱり…)

麗「当然お前の強さも弱さも知っている!!万に一つもお前に勝ち目なんてないのさ!!ははははは!!」

西「それはどうかな。僕は簡単にやられるつもりは無いよ」

麗「好きに言ってな!!このタトゥーが有る限り私達は決して離れない!不要なものを簡単に廃除するようなお前らクズどもとは違うのさ!!」

ヒュッ…ビシィィッ!!

西「くっ…!そっちのリーダーは……なかなか達弁なんだね」

サッ

麗「そうかい?」

西「元参謀長さん、すごく聡明な人だと聞いていた。たまにやり過ぎる部分があったみたいだけど。そんな人をここまで上手く言いくるめてしまうなんて本当に達弁だ」

麗「はっ、言いくるめる?馬鹿な事を!!」
678 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/01/31(日) 13:28:00.59 ID:Ijyd3cSO
〜マーム王国〜

帝「ああ…見えているよ……麗。上手くやっているようだ。おい、姫。もっとこっちに寄ったらどうだ。実の妹だろう?」

姫「いやだ!!お前なんか兄とは呼ばない!呼びたくない!!」

帝「はは、とんだ嫌われ者だな。まぁいい…見てみろ、この光景を。城下町に住む国民達が一望できる。全てが私の手中にある!なんて気分がいい…なぁ、雷」

雷「はい。帝様がご満足いただければ」

姫「そのうち天罰が下れ!!」

帝「天罰か…。はたしてそれが下るのは私かこの国か…。そうだな、それを真っ先にお前に見せてやろう。我が妹よ」

姫「馬鹿!!」

帝「なにせこの椅子に私がこれほどゆったり座れるのは半分なお前の協力のおかげだからな」

姫「き…協力!?そんなのした覚えない!!」

帝「そうか。そうだろうな、何も教えてないのだから。お前…体のどこかにMの形の痣があるだろう」

姫「な…無いよ!!無いっ!!」

帝「つまらん嘘をつくな…。それはマーム王国の王族に必ず現れる印のようなものだ。当然私にも、元王にもあった」

姫「……」

帝「そう、そして覚えておけ。私のこの目、これは全てを見通す力を持っている。その名も“キングス・アイ”」

姫「キングス・アイ…?」

帝「そうだ。これは王族の中でも私だけにある力。王族の人々を束ねる力を持つ、偉大なる力。」

姫「偉大な…?全然意味がわからん!!馬鹿か!」

帝「ふふふ…お前にもわかるようにシンプルに教えてやろう。Mの紋章を持つものが見た情報は全て私の目にも映る!!そう、なにもかもがだ!」

姫「そんな……。でもそれがどうし…」

帝「まだ気付かないか?それはお前の目と私の目が繋がっているということ。例えば…お前には数々の頼れる仲間がいるな?我が妹、いや…外では化と名乗っていたようだが」

姫「……!!?」
679 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/01/31(日) 14:25:55.27 ID:Ijyd3cSO
姫「そんな…嘘……!」

帝「王というのはな…知らなかったでは済まされないのだよ。王が王である以上、全てのことを知る必要がある。無知というのは時に大罪となるのさ」

姫「そんな…そんな……」

帝「妹よ、お前はこの国の歴史をどこまで知っている?」

姫「歴史…?」

帝「もともとこの国は何もなかった無人島に人間界で迫害された幽霊達が集まって出来たものだ。そうして森が開拓され、ビルが立ち並び都市が出来、この王族も誕生した。」

姫「……」

帝「わかるか…。マーム王国に根差している黒は実に深い。この地盤には多くの幽霊達の歎きと苦しみと孤独が詰まっている。」

姫「だからって……そんなの昔の話じゃん!」

帝「昔の話…そう言ってしまえば簡単に目を背けられるだろうがそうはいかない。私は王だ。もう二度とこの国で孤独など産むまい!それが王としての務め」

姫「ど、どういうこと…?何がしたいの!?」

帝「そうだな…。まずは国民全員にMのタトゥーを授けてやろう。なに…私が軽く手を触れるだけのこと。すぐに事は済む」

姫「そんなことしたら…」

帝「最高じゃないか!!どんなに虐められても、仲間外れにされても、いつも必ず王がそばにいる!いつも王が見ていてくださる!この国において孤独なものなど一人もいない!」

姫「そんなのプライバシーの侵害だ!」

帝「プライバシー?ふん、言っただろう。王は全てを知る必要がある。それにもし、私に刃向かうような危険な反乱分子がいたとすればそれも未然に防げる。私のようなな…、ははははは!!」

姫「でも!!何万人もの目を一緒に見るなんて無理だ!!」

帝「何も毎日いつでも監視しようなどとは思っていないさ。いつもどこかで見られている、国民にその意識を刷り込ませるだけで十分。実際に確認するのはたまにでいいんだ。なんなら定期的に数人の国民を見せしめにしようか?革命を企画した、とか何でもいい。マーム王国はより平和で安泰になる!」

姫「めちゃくちゃ…めちゃくちゃだよ……」

帝「ふん…。しかし驚いたよ、お前の仲間は実に強いな。屈強な戦士が何人もいる。ドラキュラ伯爵を倒してしまった時は我が目を疑ったよ」

姫「強いよ…みんな強いもん」

帝「そうだな。実に強いが、それと同時に実に危険だ。危険な芽は早く摘まないと国民達の平和に関わる」

姫「はっ……!!ま、待って…!」

帝「何、すぐに終わる。お前の協力の賜物だ。ははははは!!」
680 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/01/31(日) 15:15:11.32 ID:Ijyd3cSO
〜男宅〜

男「不運を…?」

色「そうだよ、急かすのはお嬢さん達にとても失礼なことなのだが、僕も時間がないものでさ。仕事は早く済ませないと」

幽「な…なにをする気だ!!」

色「なに、僕はレディー達に痛い事をするような愚か者じゃない。そっと優しく触れて…」

男「お、おい!!こいつやっぱりやばいぞ!幽、早くみんなを…」

色「ノー。ボーイ、僕も仕事を怠れば怖〜いお方に怒られてしまうのさ。すまないね」

ボコッ

男「う…うぐぅ……」

バタッ

地「男さん!!」

色「静かに…お嬢さん?」

地「はっ……!」

色「少しの間だけ眠っていて下さい。アディオス…我が愛しきプリンセス」

トンッ

地「そ……んな……」

バタッ

幽「この〜!!必殺Bカップパンち…」

色「手荒なマネはスマートじゃないんだ…。」

トンッ

幽「あっ……」

色「そうだ。そこの子猫ちゃんもおいで」

猫「ふ…ふにゃぁあ〜……。」
681 :パー速のローカルルールが変わりました [sage]:2010/01/31(日) 15:19:33.82 ID:22u9UwSO
(#・∀・)色情狂ヌッコロ
ノ っy====-
682 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/01/31(日) 15:28:19.77 ID:Ijyd3cSO
色「さて、話と違って一人多かったが取りあえず仕事は完了かな」

幽「………」

地「……」

男「……」

猫「……」

色「とにかくここを離れようか。本当に短い間だったけど楽しかったよ。麗しきお嬢さん達。」

色(女性はか弱い人に限るね)

〜墓地〜

落(……)

落「ちっ…なめやがって。俺を監視するどころか挑発して帰りやがった」

ムクッ

落「こりゃ寝てる場合じゃなさそうだな…めんどくせえ」

落(あいつ誰だか知らんが確実に強ぇ…)

〜山ん中〜

飛「……」

ポチャン

飛「宣戦布告か。わらわもなめられたもんじゃのう。ゆっくり釣りも出来んか」

飛(さっきの男…わらわを見るやいなや緊張を解きよった。わらわが格下だと言わんばかりに…)

飛「何者なんじゃ…」
683 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/01/31(日) 15:42:30.70 ID:Ijyd3cSO
〜廃墟〜

北「はぁはぁ…何者だてめぇ!!」

柔「ええ。殴っても無駄です無駄。ええ、柔よく剛を制すです、ええ」

南「北ちゃん…こいつかなり強いよ」

北「ったく!!気持ち悪い野郎だぜ!!」

スゥウウウ〜

柔「はい?」

東「油断…しましたね……」

ブスッ!!

柔「っ!!」

東「心臓をひと突きです…。残念ですがこれで終わ………!!?何…!?」

グニニニニニ…

東「ナイフが刺さらない…」

柔「ええ。ナイフなんて刺さらないですよ、ええ。なぜなら私は全身が極度に柔軟人間。ええ、あなた達の戦い方も熟知しています。ええ」

北「なにぃ!?どういうことだコラァ!!」

柔「知らなくていいです。柔軟に対応して下さい、ええ。そこの怪力自慢さん。あなたに抹殺命令が出ています。ええ」

南「え…?北ちゃん!?」

北「んな簡単にやられるか、やってみやがれコラァ!!」
684 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/01/31(日) 16:24:41.44 ID:Ijyd3cSO
柔「あなた、赤髪の女とフュージョンできますね?ええ、間違いないです、ええ」

北「テメェ…なんでそれを知ってんだ…」

柔「知ってます。それが鬼のように強いことも…ええ。ですからあなたは柔軟に考えて危険なんです。ええ」

北「何がなんだかわからねぇけど…ここでやられるのはお前だぁ!!!」

ダダダダダ!

北「右手100%!!喰らえ!ゴッドハンドライト!!」

ブォオオ!!

柔「体中の筋肉を自在に操る……ええ。聞いた通りの能リョっ…!!!」

ズドォオオオオオオン!!

北「はぁ…はぁ……どうだ。見たか…」

モクモクモク…

南「これはいったよね…★」

北「ふぅ……余裕こきやがって……」

モクモクモク

北「くだらん野郎だっ……な、なんだと!!」

モクモクモク…

柔「ええ、言いましたよ、ええ。柔軟な頭で考えてください。あなたが私に勝つ確率は0です、ええ。非常に相性が悪い。ええ…」

北「俺の…1番強い攻撃を受けて……」

柔「諦めましょう、ええ」

ビョーン…ビョーン…

柔「私の攻撃。“伸伸バンチ”!!」

ビョーン…ギリギリギリ……ビュワッ!!

北(は、はやっ…)

ボゴーーン!!

北「くはぁっ……!」

柔「再起不能になるまで止めませんので、ええ」
685 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/01/31(日) 16:35:33.97 ID:Ijyd3cSO
〜天国:演習場〜

麗「私が言いくるめられてる…?馬鹿なことを!!」

西「馬鹿もなにも……薄々気付いてきてるんじゃない?」

麗「……!」

西「元参謀長さん。自分が任された仕事は地上に天国の戦力を持ち込ませないこと。だったら今、自分が天国にいる以上…“自分も地上には帰れない”」

麗「………」

西「それ…元参謀長さんが嫌ってた追放とか仲間外れに…知らず知らずのうちにされてしまってるんじゃないかな」

麗「そんなこと…!!」

西「本当に?でもこの状況…完全にマーム王国から孤立しているよね。少なくとも僕から見ると…」

麗「うるさい!!黙れ!!」

ビシィイイ!!

麗「叩き伏せてやる!!鞭の嵐!!」

ビシィイイ…ビシビシビシビシ!!!!

西(……頭上から降る無数の鞭!!防ぎきれないか)

麗「あはははははは!!!泣き叫ぶ顔を見せてちょうだい!!」
686 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/01/31(日) 16:46:43.39 ID:Ijyd3cSO
麗「終わりよ!!」

ビシィイイ!!!!!!

麗「あはははは……全身血まみれになって…」

シュバッ

西「なってないよ!!」

麗「何!?お前の素早さでは避け切ることは無理なはずっ……!!」

麗(ま、まさか!)

西「肺に貯めた全ての息を吐き出し、ジェットの代わりにしたんだ。この技は聞いてなかった…よね?だって僕も初めて試したから」

麗「馬鹿な!!」

西「結局データに頼り切ったのが敗因。戦いにおいて大事なのはあらゆる予測を立てること。爆風素嵐賦!!」

ブォオオオ!!!

麗(す、砂嵐で前が見えな……)

『飴マシガン改良版、飴ガトリング!!』

ズババババババババ!!

麗「っがぁああああ!!!!!」

西「これからは予想外な出来事に対応する術を学ぶべきだね」

【西−◯:×−麗】
687 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/01/31(日) 17:00:49.78 ID:Ijyd3cSO
麗「はぁ……うう……」

西「爆風素嵐賦の間は飴マシガンが使えないって知ってた?風で軌道がそれるから。それを改良したのが飴ガトリングだったんだけど…」

麗「それモ……聞いて……ないわ……ね。ゲフッ」

西「…うん。やっぱり」

麗「ハァハァ……いっつも……私一人ぼっち…。頑張ってるつもり……だけどいつのまにか……ゲホゲホ。周りは私を…避ケ…」

西「肩の力を抜きなよ。そんなに気張ってても意味ないよ」

麗「ふふ……さすが現…参謀長……」

グイッ

麗「……え?」

西「行くよ。医療室に。もうちょい生きてて」

麗「何ヲ……!」

西「僕は裁判官でもないし、本来戦闘も専門じゃない。だからまだ地獄で裁判を受けてそれなりの罰を受けて……」

麗「ダメ…そんなの生かされてる……だけ。私のプライドに関わる……」

ゴソゴソ

麗「私のままデ……死なせてもらうわ……」

ザクッ

麗「うっ………」

西「!!?」

麗「………」

バタッ

西「馬鹿な人だね」
688 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/01/31(日) 17:43:00.25 ID:Ijyd3cSO
〜天国:参謀本部〜

ガチャ

西「……」

静「西さん…よかった。無事に帰ってくると信じていました」

西「うん…。それより、事態が想像してた最悪な方へ向かってるみたい」

静「やっぱりですか…。しかし私も初めは信じられませんでした。化さんがマーム王国の王族だったなんて」

西「僕も男の家で化がお風呂に入る時にちらっと見ただけだから。マーム王国のMの紋章の痣。まさか本当だったなんてね」

静「ということは…」

西「何かマーム王国で良くないことが起きてる。でも今はそれだけしかわからない…。」

静「でもよかったですね」

西「何が?」

静「先に心強い仲間を派遣しておいて」

〜山ん中:山奥〜

ブンッ…ブンブンブン!!

口「ん〜…外に出るの何年ぶりかしらん??鎌の調子も申し分ないわ〜」

スゥウウウ…フゥ〜

口「ん〜空気が気持ちいいわねん。ね、あんたも深呼吸してみたら?」

ブツブツブツ…

メリー「ムカつくあいつら呪ってやる呪ってやる呪ってやる呪ってやる呪ってやる呪ってやる…」

口(ますます気味悪さが増してる…)
689 :パー速のローカルルールが変わりました [sage]:2010/01/31(日) 17:45:40.25 ID:sxQWjP2o
一気にキャラ増えてるー!
そして落ちゃんがんばれ
690 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/01/31(日) 17:58:41.30 ID:Ijyd3cSO
口「ん〜…とにかく今は連絡を待つのよん」

メリー「なんであんな奴の命令を。ムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつく…」

口「ん〜…そう言わないのん。刑を軽くしてくれるって約束でしょ?いいじゃないの」

メリー「ムカつくムカつくムカつくムカつくムカつく…」

ブツブツブツ

【口裂け女、メリーさん:参戦】

〜廃墟〜

北「ち……くしょう………」

バタッ

南「北ちゃん!!」

東「北…ちゃん…?」

柔「ええ。これで私の仕事は半分終わったわけですが…ええ。まだやりますか?それともやめておきますか?ええ」

南「くそっ…」

ググッ

東「南ちゃん…」

東(今は我慢です。拳を解いて…)

南「うん…わかった…」

ググッ…パッ

南「………」

柔「…どうやらやめるようで。ええ。賢明ですね、ええ。では、仕事は終わりましたんで。ええ、ええ…それでは」

シュタッ!

南「……くそっ」

ガンッ

南「悔しいよ…。手も足も出なかった……」

東「大丈夫ですよ…、南ちゃん。今はまだ北ちゃんの回復を待ちましょう」
691 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/01/31(日) 18:37:38.91 ID:Ijyd3cSO
〜男宅〜

ガチャ

落「おい!!男!!!」

シーーーーン

落「誰もいねぇ…」

落(なんだ?この嫌な感じは…)

ガチャガチャ

落「…!?」

ガチャガチャ

落「誰だ!!」

バンッ

飛「男!!!大丈夫か!!」

落「………」

飛「幽、何か変わったことは……」

落「何してんだお前」

飛「お、おぬしこそ!!」

落「はぁ…。お前と同じ考えかよ……。」

飛「そ、そりゃこっちの台詞じゃ!!」

ダンッ

飛「だいたいおぬしはわらわが行くとこ行くとけに現れよって…」

グチグチグチグチ

落「ん…待て、お前足どけろ。なんか踏んでる」

飛「ん…」

ピラッ

『ハロー、マイスウィートハニー!この手紙を読んでるってことは君達もこの家のお嬢さん&ボーイの仲間さんだね!きっと混乱してるだろうけど全てはマーム王国に行けばわかる。ぜひ行ってみるといい。では、アディオス!PS:僕の手紙に恋をしてもし僕に会いたかったら強く抱きしめて……』

飛「なんじゃこれは。特に後半…絶対PSいらんじゃろ。というか誰じゃこいつ」
692 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/01/31(日) 18:43:03.38 ID:Ijyd3cSO
落「なんだかよくわからんがそのマーム王国ってとこに行かないと…って感じだな」

飛「うむ…。しかしそこに男はおるのじゃろうか」

落「知らん。知らんけど行くしかねぇだろ。嫌な予感がバンバンするんだよ、さっきから」

飛「そうじゃのう。」

落「……」

飛「………」

落「……」

飛「で、マーム王国ってどこ?」

落「知らん」
693 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/01/31(日) 18:50:36.34 ID:Ijyd3cSO
〜山ん中:洞窟〜

色「オォ…マイハニー。ごめんね、怖い思いをさせてしまって」

地「………zz」

幽「…くー……zz」

色「さて、これで一先ずは安心かな。グッナイ、おやすみのくちづけを…」

地「………zz」

色「いや、寝ている隙になんて僕らしくない。そう、僕は正面から向き合ってレディー達と素敵なくちづけをするんだ。それがマイウェイ!!」

キュキュ

色「おっと、スーツとネクタイはつねにしっかりしないと。……さぁ、行くかな」

ピピピピ

色(待っててね、まだ見ぬマイハニー♪今会いに行くよ)
694 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/01(月) 00:52:42.17 ID:0QGdRcSO
〜マーム王国:王座〜

帝「麗の目が消えた…。死んだな。」

雷「残念なことにございます」

帝「何を言っている?嬉しい限りさ、彼女は仕事をこなしてくれた。これは名誉の死だ」

雷「さようでございます」

帝「…ところでお前達。視察はどうだった?」

柔「ええ、確実に北とかいう女は再起不能になりました、ええ。フュージョンとやらもこれで実行不可能です、ええ」

帝「よくやった。見ていたよ。毒…どうだ?主力の女2人は」

毒「へへへ…女2人は話に聞くほどじゃなかったぜ!!全くROCKを感じねぇ。そうだな、もしここに乗り込んでくることがありゃ俺一人で軽くねじふせてやる!ウホホホホ!!!」

ドコドコドコドコ!

帝「…頼もしいな。だか私は始末してこいと言わなかったか?」

毒「へへ、それは…どうせならここで潰してやった方が国民どもの見せしめにいいかと…」

帝「ふざけるな。私の性格を知っているな?」

毒「そりゃあ……」

帝「………」

毒「わかりましたよ。全部尻拭いさせてもらう」

帝「まぁいい。どの道死ぬ運命だ。炎、お前は」

炎「女3人は全く問題ない。ただ…」

帝「ただ…?」

炎「俺が行ったときには男の部屋はもぬけの殻だった。あの時間帯には必ず家にいると聞いていたが…」

帝「そうか。それは私も気になっていたんだが…。あの集団で怖いのは姉とか言う女に次々と合体していくことだ。もとより単体では何の戦力にもならないからな。問題あるまい」

炎「…了解」

帝「さて、みなのもの。ここに新たな王国が一つ誕生しようとしている。」

雷「……」

帝「だが、決して気を緩めるな。まだ奴らが乗り込んでくる可能性がある。まぁ、もしやつらが乗り込んで来たとしても…手厚く迎えてやれよ。楽しみにしている。ははははは!!」

姫(みんな……!)
695 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/01(月) 01:43:00.68 ID:0QGdRcSO
〜姉宅〜

姉「男達が消えたぁ〜!?」

落「ああ」

姉「ちょっとどういうことよ、それ!!なんなの!?何が起きてるの!?私の弟はどこに行ったのよぉ!!!」

ユッサユッサ

落「や、やめろよ…落ち着けって!!」

メ「ソウデス、姉サン。無理カモシレマセンガ落チ着イテ!!」

姉「う…うん……」

飛「で、男の部屋にあった手紙がこれじゃ」

ピラッ

姉「………」

吸「何コレ、テンション高っ」

飛「テンションの高さも気になるがなにより気になるのはマーム王国という場所なのじゃが…」

姉「マーム王国って…。化ちゃんの故郷じゃない」

飛「……へ?」

姉「あれ?知らなかった?あ、言ってなかったっけ?ちょっと前に化ちゃんいなくなったでしょ?」

飛「ああ…わらわはてっきり旅に出たのかと思っておった」

落「俺は幽と遊びに行ってんだって」

姉「違う違う!化ちゃんはマーム王国の王様の娘で日本には社会勉強で来てたのよ」

飛「なんじゃそりゃ」

落「だったら男達は化に会いに行ったってのか?」

メ「イヤ、ソレジャ手紙トカ謎ノ監視ノ説明ガツカナイデショウ」
696 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/01(月) 01:48:52.94 ID:0QGdRcSO
姉「ちょっと待って、手紙はわかるけど謎の監視って何?」

メ「アレ、気付キマセンデシタ?」

姉「えっ?」

メ「コノ家…ズット監視サレテマシタヨ。目茶苦茶強ソウナヤツニ」

姉「え…嘘」

メ「気付イテナカッタンデスカ…」

落「なんだお前らも監視されてたのか。俺んとこもだよ」

飛「わらわのとこもじゃ」

姉「え…マジ?そうなの?怖〜…」

落「ったく鈍感な奴だな。とにかくこれで決まったな。乗り込むぞ、マーム王国」

飛「そうじゃのう。久しぶりに…一仕事しそうな予感がするわ」
697 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/01(月) 02:04:07.23 ID:0QGdRcSO
〜海岸〜

落「よ〜し、急いでつくれ〜」

カンカンカンカン!!

姉「あんた…いつの間につくったのこんな人脈…」

悪「へぇ。しかし急にいかだを作れなんて姉さん。めちゃくちゃな…」

姉「え…姉さんってあたし……?」

落「いいから作れ!!マーム王国ってとこに行くんだよ!!」

悪「マーム王国でっか。そりゃまたえらい所に」

飛「なっ…おぬしマーム王国を知っておるのか!?」

悪「知ってるも何も…マーム王国って言うたらマフィアの間では有名な国でっせ。貿易で利益あげとる国や」

飛「貿易って…」

悪「あそこは周りになんもない島やさかい、貿易せんと生きていかれへん国なんや。もちろん貿易と言うてもウチらみたいなもんと貿易するんやから、胸張って人様に見せれるもんやないけどな」

飛「そうか…。勝手に夢の国みたいなものを想像しておった。けっこう裏側は汚れていそうじゃ。」

悪「表向きはそれで間違いないで。一応は幽霊達の楽園ってなってるからなぁ」

飛「それを聞くと化がいたたまれないのぅ…。きっと何も聞かされてないじゃろうに」

落「ち…ちょっと待てよ!お前らもマーム王国と貿易したことがあるって…。じゃあ、そこまでの道のり、お前ら知ってんじゃねぇか!?」

悪「え…もちろん知ってますけど?」

落「だったらそれを早く言えっ!!馬鹿野郎!!」

グリグリグリ!!

悪「痛い痛い…姉さん勘忍して!!教えろ言われたら教えますやんか!!」
698 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/01(月) 02:12:16.18 ID:0QGdRcSO
悪「よっしゃ、出来たで!!獄幽会特製いかだや!!」

ジャーン!!

落「よし、乗れ。案内しろ」

悪「もちろんや、でもちょっと待ってください。おい!!お前ら!!あれ出せや」

仲間達「へいっ!!」

ズルズルズル

悪「姉さん、これですわ」

落「何これ」

悪「ウチらがいつも貿易で使ってる愛用のボート!!この海岸に隠してますねん!」

落「はぁ…?」

悪「ウチらがこれに乗って先に進むさかい、ロープくくりつけていかだごと引っ張っていきましょ!」

飛「おお!それは速そうじゃ!」

悪「みんな姉さんのためや!!全速力で行くで!!」

仲間達「へいっ!!」
699 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/01(月) 11:06:11.45 ID:0QGdRcSO
〜海上〜

ゴゴゴゴゴ!!

悪「行けやぁぁ!!!全速力やでぇぇぇ!!」

仲間達「へいっ!!」

落「………」

【この時俺達は気付いていなかったんだ】

ゴゴゴゴゴ!!

〜マーム王国:港〜

ブシャアアア!!

悪「よっしゃ着いたで!!」

落「ああ…」

ギシッギシ

飛「ご苦労じゃった」

姉「ううん…びしょびしょ〜!いかだなんて嫌い!」

飛「そうじゃな。…と言うより」

落「……」

飛「普通にボートに乗ればよかった…」

落「………遅ぇ」

ゴーーーン

【ただ一緒にボートに乗ればよかったことに】
700 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/01(月) 13:56:27.36 ID:0QGdRcSO
〜マーム王国:城下町〜

スカーーーン

落「おい…どうなってんだこりゃ」

飛「不気味じゃのぅ。町はあるのに“人”がいない」

メ「ソウイエバ入国スル時ニモ何ノチェックモサレマセンデシタネ」

飛「まるでどうぞ入って来て下さいと言わんばかりにな…」

ドコドコドコドコ!!!

『そうだ!!お前達はまんまと罠に嵌められたんだよ!!!ウホホホホ!!!!』

落「…!?」

『今行くぜぇ!!!』

ドスーーーン!!

毒「はっはっはっは!!!待ちくたびれたぜ!!俺様の餌食になるのはどいつだ!?いや、全員か!」

落「ゴ…ゴリラ……。でけぇ…」

飛「早速か」

毒「ウホホホホ!!!!」

ドコドコドコドコ!!
701 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/01(月) 14:02:53.84 ID:0QGdRcSO
落「おい、獄幽会!!みんな連れてここ離れろ!!」

悪「もちろんや!!行くで!!姉さん、初めて獄幽会と呼んでくれました!!」

落「いいから早く行け!!」

悪「姉さんの命令や!!離れるで!」

仲間達「へいっ!!」

悪「あんたらも一緒やからな!!」

グイッ

姉「あ…ちょ……!」

吸「私もっ!?」

毒「ウホホホホ!!!!!!」

ドコドコドコドコ

毒「それはさせねえぜぇ!!!ウホホホホ!!」

ドコドコドコドコ!!

悪「……!?」

ズズッ

落「どうした!!」

悪「あかん…姉さん……」

騎士達「…………」

ズラーーーッ!

悪「完全に囲まれてますわ…」

落「…!?」
702 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/01(月) 14:12:24.30 ID:0QGdRcSO
落「囲まれてる!?」

悪「ああ…。入ってきた時から既に囲まれてたみたいやな…」

落「ちっ!!」

毒「そういうこった!!!反乱の危険がある存在はミジンコ一匹でも潰してこい。それがリーダーの命令だからな!!お前達は生きて返さんぞ!」

飛「最初からそれが狙いか…。仕方あるまい、ならば全員でこのデカブツを倒して前に進むしかないのぅ!!」

メ「デスネ」

落「いや、待て」

バッ

飛「…??」

落「ここは俺に任せてお前らは先に行け」

飛「何を馬鹿なことを!!片意地張ってる場合では…」

落「いいから…行け。ここで全員の体力を削られるのは得策じゃねぇ……」

飛「!!」

飛(落……おぬし…)

落「………チッ!」

飛(落がいつになく集中しておる…。この敵、それほど強大だということを本能で感じておるのか)
703 :パー速のローカルルールが変わりました [sage]:2010/02/01(月) 14:15:15.82 ID:Ui8943Qo
悪たちが落ちゃん呼ぶ時は、「姉さん」じゃなくて「姐さん」の方が良いかもねww
落ちゃん、マジがんばれ!
704 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/01(月) 14:18:08.71 ID:0QGdRcSO
飛「落……わかった」

メ「飛サン!!?」

飛「メイ…わらわ達は先に行くぞ。ここは落に任せる」

メ「ソンナ…!」

飛「メイ!!!落の覚悟を無駄にする気か!!」

メ「……!!!」

飛「落…死によったらわらわが殺してやるからの。」

落「けっ。お前に言われたくねーよ。行け」

飛「ああ…行くぞ!」

メ「ハイ!!」

毒「おおっと!!!そう簡単には進ませねぇ…」

落「おおぉらぁあい!!!!!」

ドゴォォン!!!ビキビキビキ!!

毒「……っ!」

毒(この女…素手で地面にヒビを……!!)
705 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/01(月) 14:24:12.51 ID:0QGdRcSO
毒「…うお!!しまった!!!」

落「へっへ。やけに簡単に進ませてくれるじゃねーか」

毒「女。さっきまでなら奴隷にしてやらんでもなかったが…もうお前は死刑確定だ」

落「やってみやがれ」

悪「姐さん!!背中はウチらに任せてくれまっか!!ありったけの命を懸けて守りますさかい!!」

落「ああ!!」

悪「よっしゃあああ!!久しぶりに獄幽会の大仕事やぁぁ!!!お前ら死んでも姐さんを守れやぁ!!!」

仲間達「うおおおおお!!!!」
706 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/01(月) 14:32:10.37 ID:0QGdRcSO
〜マーム王国:メインストリート〜

飛「メイ!ここから先はどこから敵が出てくるかわからんからの!!」

メ「ワカッテマス!!」

飛「オイルの補給は大丈夫か?」

メ「エエ、絶好調デス!!」

飛「このまま宮殿を目指すぞ!!」

タタタタタタタ!!!

〜マーム王国:王室〜

帝「ん〜…始まった」

雷「………」

帝「雷。他のやつらはどうだ」

雷「はい、無事に配置の場所につきました。帝様。」

帝「そうか。ならお前も自分の配置に付け。思う存分暴れてこい」

雷「承知致しました…」

シュタッ!

帝「ふふふ。毒がまず赤髪と当たったか…」

ニヤッ

帝「全て私の思い通りに進んでいる。あの女では毒の奴には絶対に勝てないのだから…!!」
707 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/01(月) 14:46:19.56 ID:0QGdRcSO
〜マーム王国:宮殿内〜

飛「っしゃあ!!」

スパパパパ!

騎士「ぐあっ…!」

メ「必殺!!メイチャンファイアー!!!」

ボォオオオオ!!!

騎士「うわっ!!火が!火が!」

シュパン!!シュパン!!

飛「おい…いいのかメイ?オイルの無駄使いじゃぞ?」

メ「大丈夫デス!!チャント計算シテマスカラ!!ソレヨリ見テ!アノ階段!!」

飛「んん!?」

メ「恐ラクアノ先ガ化チャン達ノイル場所デスヨ」

飛「そうか!!ならここはほどほどにして先に進むぞ!!」

メ「ソウデスネ!!」

カチャカチャ!

メ「喰ラエ!!メイチャンネット!!」

ブワサッ!!

騎士達「うわぁ!!!」

モゾモゾモゾ!!

メ「飛サン!!今ノウチニ!!」

飛「ナイスじゃ!!メイ!!」
708 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/01(月) 15:05:19.17 ID:0QGdRcSO
〜マーム王国:炎獄の間〜

飛「おぉらぁ!!!」

バンッ!!

飛「!!」

炎「……」

メ「アノ男!!タブン家ヲ監視シテタ男ダ!!」

炎「あまり騒ぐな…。静かに燃える灯よ…」

飛「おい!!こやつの後ろ!!次に続く階段じゃ!!」

メ「ハイ!!飛サン、サポートシマスカラ先ニ行ッテ下サイ!!」

飛「うむ!!」
709 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/01(月) 15:11:44.37 ID:0QGdRcSO
炎「実に小さな灯よ…。私の中で激しく燃えるこの炎をどうしてくれる!!満足させてくれるか!!!」

メ「行ッテ!!飛サン!!」

飛「よしっ!!」

シュタッ!!

炎「先には行かせるかぁ!!炎ブレイム!!」

ブォオオオオ!!

飛「!!?」

メ「任セテ!!奥義、メイチャン換気扇MAX!!」
ブワワワワワ!!

炎「何!!?」

メ「火ガ怖クテメイドガ勤マルカ!!」

炎「なるほど…お前一人で私を相手にすると」

メ「当タリ前ダ!!」

炎「先にいっておくが私は前のやつより甘くない。火葬ではない…骨も残さないからな」

メ「ロボットダカラ骨ナイワ!!」

ドンッ!!
710 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/01(月) 15:17:08.85 ID:0QGdRcSO
飛「はぁはぁはぁ…」

カンカンカンカン!!

飛(誰も死んでくれるな!!信じておるぞ!!)

カンカンカンカン!!

飛「はぁはぁ…次は!!」

『伸縮の間』

飛「伸縮だか何だか知らんがいったれぇぇい!!」

ドーーン!

〜マーム王国:伸縮の間〜

飛「はぁはぁ!!」

柔「ええ。はじめまして、ええ。私、柔と申します。ええ、恐らくあなたはここで朽ち果てるんですが、構わないですね。ええ」

ウネウネ

飛「き…キモい!!」
711 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/01(月) 15:24:54.70 ID:0QGdRcSO
〜マーム王国:城下町〜

ワァアアアア!!!

悪「どりゃああ!!こんなもん姐さんのパンチに比べたらカスじゃあ!!!」

バキィイイ

騎士「ぐわぁ!!」

ガキィイイ!!バキィイイ!!

姉「きゃあああ!!何でこんなことになるのよ〜!」

騎士「お前!!女だな!?観念しろ!!」

姉「やめてぇ!!」

騎士「おい!!」

ムニッ

騎士「あ……」

姉「あ……」

ムカッ!

姉「あんた、どこ触ってんのよぉ!!!!」

バゴォォォン!!!

騎士「ぐっはぁ!!!」

姉「ふー!!ふー!!」

悪「ね、ねぇちゃん……実はウチらより強いんちゃいまっか…?」

姉「おぉらぁあああ!!かかってこんかいボケぇぇ!!!」

悪(うわ…殴ったとこ鎧へこんどるやん…。化けもんや……)
712 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/01(月) 15:36:52.06 ID:0QGdRcSO
吸「空中落石攻撃!!ええいっ!!」

ポイッ!ポイッ!

騎士「うわっ!うわっ!」

姉「よそ見してたら危ないわよ?」

騎士「へ…?」

ガッ

姉「シスター一本背負い!!!」

騎士「おぶふっ!!」

悪「よっしゃあああ!!こっちが優勢やで!!お前ら一気に片付けたれやぁぁ!!」

仲間達「オオオオオオ!!!」

〜マーム王国:王室〜

帝「………」

イライライラ

帝「何をしている…。ザコ数人に押されやがって。騎士達は全員処刑だな」
713 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/01(月) 15:41:58.22 ID:0QGdRcSO
〜マーム王国:メインストリート〜

タタタタタ

落「ゴリラ!!さっきから物を投げるだけしか能がねぇのか?」

毒「言ってろ。岩石ROCK!!」

ビュン!!ビュン!!

落(間合いを詰めさせないつもりか?なら…)

落「見せてやるぜ」

ガシッ

落「戦国木刀流…」

毒(きた!!これか!!)

落「喰らえ!!」

グググッ

落「衝撃波ぁ!!!」

ズバババババ!!!

毒「へへへ…」

ズバーーーン!!
714 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/01(月) 15:48:17.80 ID:0QGdRcSO
モクモクモク…

落「………」

シュバッ

落(……来る!!効いてないのか!?)

毒「ははは!!何を繰り出してくるか知っていれば避けることはたやすい!!喰らえ!!ドラミング・クラッシャー!!!」

落「……っ!!」

ドコドコドコドコ…ドドーーン

毒「ん〜…さすがは赤髪」

落「くっ……!!」

ミシッ…ミシッミシッ!

毒「木刀一本で受け止めるとは…」

落「けっ」

ニヤッ

落「お前こそ…間合いを詰めたことに危機感を覚えるべきだぜ」

毒「な……!しまっ……!!」

落「連続ボディーアッパーァァァ!!!」

ドドドドドドド!!

毒(う…うぐっ……!)
715 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/01(月) 15:54:58.96 ID:0QGdRcSO
毒「……」

落「どうだ。今のはモロに入ったぜ」

毒「……」

ニヤ〜ッ

毒「へへっ…へへへへ!!」

落「何がおかしい!!今のは確実に効いたはずっ……!!」

ジュウウウ〜

落(なに…!!俺の腕が!!)

落「うわぁあああ!!」

ブンッブンッ!!

落「何だ!!腕が溶けて…」

毒「へへへ…」

落(ま…まさか!!)

毒「まさか…って顔してるな。そうさ、俺様の皮膚は全身猛毒に包まれている。もしあのまま触れ続けていたら…お前の腕は溶けてなくなるぜ!!!はははははは!!」

落「なんだと…!!」

毒「そうさ、つまりお前は俺を殴ることが出来ないのさ!!それがお前が勝てない理由だ!!」

落(このゴリラ…。なめやがって……!!)
716 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/01(月) 15:59:03.02 ID:0QGdRcSO
毒「しかしこの木刀…」

ヒョイッ

毒「これがある以上は遠距離攻撃されるんだよなぁ」

落「しまった!!」

毒「ふむふむ…そうか。だったらこうしよう」

ボキィッ!!

毒「折ってしまおうか」

ボキィッ!!ボキボキボキ!!

毒「ははははは!!これで万に一つもお前に勝ち目は無くなった!!こんな木屑、もう必要ないな」

ポイッ

落「野郎…」

毒「さぁ、ここから先はお前の好きな接近戦だぜ!!!」
717 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/01(月) 16:10:49.25 ID:0QGdRcSO
毒「まずは8ビートの流れに乗せて!」

ドドッドドッドドッドドッ

毒「喰らえ!!ポイズン・アーム!!」

ブォン!!

落「くっ…!!」

毒「俺のROCKに酔いな!!ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!」

ブォン!ブォン!ブォンブォン!!

落「くっそ……」

毒「そしてソロ…激しいギターソロ!!ポイズンアーム・スクランブル!!」

ババババババ

落「ぐおっ!!」

ガシィイ!!

落「ぐっ……くぁっ!!」

毒「わかってると思うが、例え“ガードしても”ガードしたことにならないぜ!!」

ジュウウウ〜

落「うわぁあああ!!くそっ!!」

シュタッ!!

落(とりあえず間合いを…)

毒「一旦間合いを取るか!!ははははは!!」
718 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/01(月) 16:16:02.75 ID:0QGdRcSO
毒「だがそれも無駄!!激しいドラムの嵐!!!」

ズダダダダダダダダダ!!!

落「うおっ…!」

グラグラグラッ

落(足場が…揺れ…)

毒「潰れろ!!岩石ROCK!!!」

ビュン!ビュンビュンビュン!!

落「………!!」

落(しまった…避けられねぇ……!!)

ズズーン!!ドスッドスッ!グシャァ!!!

毒「………ふん」

パラパラパラ…

毒「所詮この程度か。やはりお前からはROCKは感じられねえな。ははははは!!!」
719 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/01(月) 16:26:03.69 ID:0QGdRcSO
毒「さて…あとは残ってるザコの片付けでもして暇つぶしに……」

ガラ…ガラガラガラ

毒「ああ?」

落「………」

フーフー…

毒「お前…あれだけの岩石の直撃を喰らって…!」

毒(まだ立てるのか!?)

落「………」

フ〜…

落「情けねぇ…情けねぇなぁ…俺は。毒なんかにビビってよぉ……」

毒「はははは!!当たり所がよかったようだな!!だが次は確実に急所を狙ってやる!!」

落「……いいよ、もう。お前に俺は殺せねぇ」

毒「なにを!!??」

ドクドクドク

毒(なんだ…俺の鼓動が速まっている!俺が動揺している!?)

落「お前の舞台は終わりだよ」

毒「……!!」

落「ここからは俺のワンマンLIVEだ!」

ギンッ!!
720 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/01(月) 22:17:33.31 ID:0QGdRcSO
毒「お前のワンマンLIVEだぁ〜!?!?」

ブチブチブチィ!!

毒「ちょっと目付きが変わったぐらいでぇぇ!!!?強くなったと思うなよぉぉ!!!!」

落「飛べ…」

シュッ

毒「お前は全身ドロドロの毒まみルェ……!!」

ドウンッ!!

毒「ぐ…ぐぁぁ……」

毒(なんだ…何が……)

落「…飛べ、“飛拳”!」

シュッ!!シュッシュッ!

毒「……!!」

ギュアアア…ドウン!ドウン!!

毒「うぼぁっ!!ぐはっ!!!」

毒(こ…拳が……飛んだ!!?)
721 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/01(月) 22:28:43.77 ID:0QGdRcSO
毒(拳が…飛ぶ…!?)

落「“飛拳、燕滑空”!!」

シュッ!

毒「くそっ…!!」

ササッ!!

落「遅い…。」

毒(なんだ…!今度は横にワイドに……!)

ギュアアア……!!ドウン!!

毒「がはぁっ!!」

ガクッ

毒(やべぇ!こりゃ間合いがどうとか言ってられねぇ……!)

落「“飛拳、牡丹花火”!!」

シュシュシュシュシュ…!!

毒「ちくしょお!!岩石ROCK!!」

ビュン!ビュンビュン…!!

落「……!」

パパパパパパ!!

落(岩石を投げて…盾の代わりにしやがった!)

毒「ウホホホホホホ!!!!」

ドコドコドコドコ!!

毒「間合いが意味ねぇのはよくわかった!!次で最後だ!!女ぁぁ!!」

落「……」

ビリビリ…ビリッ!

落「こい…俺の覚悟を見せてやる」
722 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/01(月) 22:36:29.22 ID:0QGdRcSO
グルグルグルグル…キュキュッ

落「よし…」

毒「ウホホホホホホォォォ!!」

ドコドコドコドコ!!

毒「服を破いて手に巻いただけでぇ!!!!何が変わるってんだぁ!!!ウホォォォ!!16ビートのリズムでぇ!!」

ダダダッ!ダダダッ!!

落(速い!!)

毒「はっはははは!!ドラミング・グラウンド!!」

グラグラグラッ!

落「くっ……足場が揺れて……!」

毒「ぐちゃぐちゃに潰してやるぜ!!」

ダダッ!!

毒「喰らえっ!!ポイズン・ボディープレス!!!」

グラグラグラッ!

落「……っ!」

ズドォォォォォォォォォォン!!!!!!!!!
723 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/01(月) 22:49:30.42 ID:0QGdRcSO
シュウウウウ〜…

毒「へっへっへ……完全に潰れたぜ…」

グググッ…!

毒(な…なにぃ!?)

落「ハァハァハァ…」

ニヤッ

毒(こいつ……右腕で俺の全体重を受けとめやがった……!!)

ジュウウウ〜

毒「は……はははは!!!馬鹿め!!これでお前の右腕は……」

落「くれてやるよ…右腕の1本ぐらいなぁ!!」

ギンッ

毒「っ!!」

落「人が覚悟を決めた時の拳はどんな猛毒よりどんな銃器より怖ぇ…それを教えてやる」

毒(や…やばい!!俺の本能が逃げろと……!!)

落「くたばれクソゴリラァァ!!!戦国無刀流!!!“飛拳、天龍”ッッ!!!!!!」

ズダァァァァァァァァン!!!

毒「が……がはぁっ……!!!!!」

落「まだだ……」

メリ…メリメリメリ!!

毒「お…おおおおお!!!!!!」

落「おおらぁぁぁぁ!!!!!!」

バァァァァァン!!!
724 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/01(月) 22:57:39.00 ID:0QGdRcSO
ヒュ〜…

毒(こい……つ……なんて……神経してやが……)

ヒュ〜…ズズゥゥン!!

毒「がっ………あっ…」

バタッ…

落「はぁはぁ……」

ジュウウウ〜…

落「うう……ふんんんッ!!くそぉ!!!」

ブンブンブンッ

落「あああ!!!右腕がイカれてやがるっ!!」

ジュウウウ〜…

落「はぁ……ちくしょお……」

ドサッ

落「み…見たかクソ野郎ぉぉぉぉ!!!!」

【メインストリートの戦い…落−〇:×−毒】
725 :パー速のローカルルールが変わりました [sage]:2010/02/02(火) 03:19:53.75 ID:ovWUkOoo
毒、エネゴリ君がリズムに乗るぜ!とか言いながらやってる姿を想像してしまった。
そして落ちゃんが服のどこを破いたか非常に気になる今日この頃。
726 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/02(火) 12:28:39.09 ID:zHPcNYSO
>>725
落「変態!スケベ!エロ狸!!」
727 :パー速のローカルルールが変わりました [sage]:2010/02/02(火) 18:33:15.17 ID:X0SQWcSO
紳士様二名ごあんなーい
728 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/03(水) 13:21:07.97 ID:ykM6G6SO
落「ハァ…マジで死ぬかと思った…」

タッタッタッタ!

姉「落〜!!」

落「…あぁ?」

姉「やったわね落!!見たわよ!あのゴリラ数10メートルぐらい飛んでた!」

落「ああ…まぁ余裕だな…」

姉「もう…何強がってんの?ボロボロじゃない、あんた」

落「ボ…ボロボロじゃねぇよ…」

姉「本当にあんたはねぇ…いっつも自分勝手に全部背負い込んじゃって…」

落「ん…?心配してくれてんのか?」

姉「なっ!そんなわけないでしょ!!馬鹿!!あんたの憎たらしい顔見に来ただけよ!」

落「そうかい…。だったらズルズル鼻水垂らしながら来てんじゃねぇよ!けっ」

姉「…!!」

ズルッ

姉「う…うるさいわねぇ!!風邪なの!筋肉馬鹿!あんたはもうちょっと痛い目にあった方がよかったのよ!」

落「口だけは一人前だな…年増!」

姉「とし…っ!今なんて…!?」

落「四捨五入したら三十路」

姉「カチーン!!あ、あんただってそのうちそうなんのよ!!脳みそ筋肉!!やっぱりどう見ても憎たらしい顔ね!」

落「お前よりマシだよ!」

姉「何を〜!?」

ワーワーギャーギャー!

吸(う〜ん…ムズムズ)

バッサバッサ

吸(二人とも“お疲れ様”と“ありがとう”って言えばいいのにね…。素直じゃないなぁ〜やれやれ)
729 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/03(水) 16:25:52.97 ID:ykM6G6SO
〜マーム王国:港ゲート付近〜

ワァアアアアア!!!

仲間「お、おい…見たかアレ!今の!!」

悪(間違いない…!今飛んでたのはあのゴリラや!!)

ザワザワ…

騎士「今の本当にゴリ…毒様か!?」

騎士「まさか、毒様がやられるなんて…」

ザワザワザワザワッ

悪(敵もそうとう動揺しとる。やりはった!姐さんがやりはったんや!!)

悪「おい、お前らぁ!!敵は完全に動揺してるでぇ!!このまま一気に攻めたれやぁぁ!!!」

仲間達「へいっ!!」

騎士「くっ…!!」

ワァアアアアアア!!!

『ははは…もう始まってましたか。いや実に騒々しい。こんな中でレディー達が傷ついてしまってはいけないなぁ!さぁみんな僕の腕の中に!』

悪「……!」

【激しい抗争の中、悪だけはその姿をはっきりと捕らえていた】

悪(何者や…あいつ……)

【その場にあまりにも相応しくない、スーツに身を纏った男。彼はこの戦場の中、一際異彩を放っていた。】

コツコツコツ…

色「それにしてもレディーの姿が見えないが…なんだ、ここには男だけかい?僕の愛すべきエンジェルはいづこへ…」

ピピピ…ピピピ…

口「ん〜…あ、参謀長さん?今マーム王国に着いたわよん?ん〜…状況ねぇ…みんな頑張ってる♪」

メリー「この場にいる全員呪う呪う呪う呪う呪う呪う呪う呪う呪う呪う呪う呪う呪う呪う呪う呪う呪う呪う呪う呪う呪う…」

ブツブツブツ
730 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/03(水) 17:13:00.14 ID:ykM6G6SO
〜その頃、山ん中:洞窟〜

地「……スースー……んんっ……ん……ん?」

ムクッ

地「…あれ?私…なんでここに?」

男「……zz」

地「…あ!そうだ…あの時変な男の人に気絶させられて……。ちょ、ちょっと!男さんっ!」

ユッサユッサ

男「……う〜ん、、え……あれ?ここは?地ちゃん?」

地「私達…気絶させられてここに運ばれたんです!」

男「気絶…」

男(あっ!!あの変な男か!!)

地「ん〜…幽さんも起きてくださぁい!」

ユッサユッサ

幽「んががっ……あ、、あれ?ここ…地ちゃん?」

地「ホッ…よかったです」

幽「あれ?ここどこ…?う〜ん…とりあえずおっぱい揉も」

モニュモニュ

地「ひゃぁっ!も、もう…幽さんやめてください…!」

猫「んにゃあ〜……何だか騒がしいニャ……ふわわわ…」

男「なぁ、これ。みんな見てみ。壁に何かメッセージが掘ってある」

《起きたかい?ボーイ&ジュエル達。気絶させてすまなかったね、お詫びに仕事が終わったら好きなだけ君達を抱きしめてあげよう。そう、それはまるで白鳥の親が雛を包み込むように優しくそしてラブリーに……》

男「ダメだ。全然意味がわからん」
731 :パー速のローカルルールが変わりました [sage]:2010/02/04(木) 00:00:39.53 ID:RnteesSO
幽の手になりたい
732 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/04(木) 16:33:03.86 ID:jXOJ.ESO
〜マーム王国:港ゲート付近〜

悪(な…なんやこいつら……)

ワァアアアアアア!!!

色「早く抜けよう、マドモアゼル」

口「ん〜…そうねん。ここには特に強そうなやつはいないし…」

色「違うよ。君の…美しく柔らかい肌が傷ついてしまうのが僕にはとても恐ろしいからさ。」

騎士「うおお!!お前ら怪しいやつだな!!怪しきは罰せよ!!」

ブォン!!

色「もし君の体に傷がついてしまったと想像すると僕は…」

ガキィィィン!!

口「ん〜…あんた、本当に馬鹿ねん。今私がいなかったら死んでたわよ」

色「おっと、強気な女性も好みだ」

騎士「ぐぎぎ…この女なんて力……!」

口「ん〜…もう。油断してたらあっという間よん?」

グルグルグル!

口「大鎌デスサイズ!!!」

ズバァァ!!

騎士「ぐわぁあああ!!!」

仲間達「うわぁあああ!!!」

ワァアアアアアア!!

悪(なんや…あの女騎士もろともウチらにも攻撃しよった…。敵なんか!?味方なんか!?)

口「ん〜…この中で誰が味方で誰が敵かなんてわからないからねん?向かってきたら全員切るわよん♪」

色「彼女がそう言ってるんで、みんな僕達に攻撃ください」

ワァアアアアアア!!

騎士「く……この女……」

仲間「なんだこいつぁ…!」
733 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/04(木) 17:00:22.92 ID:jXOJ.ESO
〜マーム王国:炎獄の間〜

炎「炎ブレイム!!」

ボォオオオオオ!!

メ「メイチャン換気扇MAX!!」

グアァァァ〜ン

炎「なるほどな…」

メ(アノ程度ノ炎ナラ防ゲル……ケド!)

ササッ

メ「ソンナウマクハイカナイ!!」

ピピピ…

メ「メイチャンレーザー!!」

プシュウウンッ!!

炎「レーザーか!」

シュタッ!

炎「炎ランス!!」

シュバァァァ!!!

メ(回避シテカラ攻撃ヘノ移行ガ速イ!簡単ニ隙ハ作ラナイカ!!)

メ「メイチャン換気扇!MAX!」

炎「無駄だ!!」

メ「…!?」

シュバァァァ!!ザクッザクッ!

メ「グ…熱ッ!!熱ッ!!」

メ(換気扇ヲ越エテキタ…!予想ハシテタケド…)

炎「ふん。やはりお前もポンコツだな…つまらん」
734 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/04(木) 17:17:40.90 ID:jXOJ.ESO
炎「スクラップになる前に教えてやろう…。私の名前は炎夜。生れつき体温が高く、手をこすり合わせるだけで炎がつくれる。…こんな風にな!!」

ボォオオオオオ!!

メ「ク…私ハスクラップニハナラナイ!!」

炎「笑わせてくれる…お前も仲間の中では光り輝く灯籠だったのだろうが、それも太陽の前では霞むのが道理!その程度に過ぎん!」

メ「所詮炎ガ!コッチハ生レツキ“メイドノメイチャン”ナンダヨ!!」

キュルキュルキュル…

メ「メイチャンカッター!!」

キュイイイイイイ!!

メ「喰ラエ!!オリャアアアアアアア!!」

ダダダダダダ!

炎「ふんっ!炎ウォール!!」

ゴオォォォォォォォォ!!

メ「ナッ……」

メ(炎ノ壁!!)

ゴオォォォ…

メ(コレデハ近付クコトモ出来ナイナ…)
735 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/04(木) 17:27:37.09 ID:jXOJ.ESO
ゴオォォォ!

炎「どうも手も足も出ないみたいだな。少しは骨のあるやつかと思っていたが……」

ゴオォォォ…チュインッ!!

炎「…!!」

プシュウン!!

炎「レ…レーザー!!どこから!!」

炎(そうか…炎ウォールによって出来る僅かな死角からレーザーを…)

タラ〜ッ

炎(血か。久しぶりだな、私が血を流すとは……)

『久シブリダナ。私ガ血ヲ流スノハ…トイッタ様子ダナ』

ゴオォォォ!!

炎「何…?お前……」

メ「ンン?ドウカシマシタカ…?」

炎「炎ウォールの中を何故悠然と進める…!」

メ「ソリャア…考エテミリャワカル」

ゴオォォォ…

メ「火事ニナッタ時ヲ想定シテ防火対策シテアルカラサ!!」
736 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/04(木) 17:33:40.65 ID:jXOJ.ESO
メ「ソレヨリ…ソノ頬」

炎「……」

メ「血…出テルゾ。怪我ハスルミタイダナ!」

炎「ほぅ…」

炎(冷静だな。オーバーヒートは期待出来ないか)

メ「メイドヲナメルナヨ!!必殺、オッパイミサイル!!片乳バージョン!」

ブシュウウウウウ〜!!

炎(む…胸からミサイル!!)

メ「コノ至近距離ナラ逃ゲレマイッ!!」

炎(私としたことが…油断を……!!)

ドォオオオオオオン!!!

737 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/04(木) 17:42:53.44 ID:jXOJ.ESO
モクモクモク…

メ「ヤッタカ!!」

モクモクモク…

『やったか…?そういう場合はたいていやってないんだ…』

メ「…!!」

炎「さっき怪我をすると言ったが…訂正しよう。ここから先は怪我はしない」

メ「何!?」

炎「私は完全に炎となったからだ」

ボォオオオオオ!!!

メ(ソンナ…)

炎「わかるか?これがどういうことか」

メ「メイチャンレーザー!!」

プシュウウン!

炎「ふん。避けるまでもない」

ボッ

メ「ツ…突キ抜ケタ!」

炎「そう、炎に決まった形はない。まさに無敵!ここから先、お前に勝ち目は無いぞ!」

ドンッ!

メ(チッ…ドウスル!ドウスルメイチャン!!)
738 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/04(木) 18:00:21.73 ID:jXOJ.ESO
〜マーム王国:伸縮の間〜

飛「はぁ!!神速狼狼突き!!」

ドシュ…グニニニニ〜

飛「くっそ……ダメか!」

柔「ええ。無駄だといっているのです。ええ」

バッ

飛「ならば!!」

シュパパパパパ!!

飛「行け!!四面クナイ!!」

柔「ええ。ですから何度も、ええ…。」

ブスススス…グニニ〜

柔「効かないんです。ええ、柔軟に対処してください。ええ」

飛「それはどうかのぅ…?」

柔「はい…?」

シュワワワワ〜…

柔「この音…この臭い…」

飛「そのクナイ、爆発するぞ」

柔「爆…発?」

ピカッ!

柔「………!!!」

チュドォォォォン!!!!
739 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/05(金) 03:14:19.24 ID:FQywoISO
チュドォォォォン!

飛「どうじゃ。セオリーにない攻撃をされておぬし自身ははたして柔軟な対応を…」

『伸伸パンチ』

グィィィィンッ!!

飛(なに…!!腕が伸びてきて…!!ダメージがないのか!!?)

バキィン!!

飛「うぐぅッ!!」

ズサァァァ…!

飛「ぐっ…」

柔「爆発ですか、ええ。びっくりしましたよ、ええ。だが、それだけのこと。少し火傷しましたけども、ええ…」

飛(やはり…爆発でもダメージは無いのか)

柔「それではいきますよ。私に勝ち目がありそうなので、ええ」

ギュンッ!!

飛(来たっ!!)

パパパッ!!

飛「忍法、火炎弾の術!!」

ボウッ!

柔「火の玉!!」

飛「焼けてしまえっ!!」

ボウウウウ!!!
740 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/05(金) 03:23:09.96 ID:FQywoISO
柔「伸びなさい、私の掌」

グニ〜ン

飛(手が巨大化!?)

柔「伸伸グローブカウンター!」

ゴウウウウ…バフゥン!

飛「なに!!火炎弾を跳ね返したじゃと!!」

ゴウウウウ!!

飛「危ない!!」

シュタッ!!

飛「ふぅ…」

柔「今、一瞬私を見失いましたね?」

飛「いっ!!」

ドキッ!!

柔「伸伸グローブパウンド!!」

ドフゥゥン!!

飛「ぐあっ!!」

柔「まだですよ、ええ」

ギチギチギチ!

飛(な、いつの間に!!足が縛られて逃げることも……!)

柔「逃げられると厄介ですから、ええ。伸伸ハンマー!!」

ビュンッ!!グルグルグル!!

柔「ええ、このまま壁に叩きつけましょう、ええ。」

グルグルグル…ドガッ!!

飛「っつあ!!」
741 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/05(金) 03:32:04.46 ID:FQywoISO
柔「楽しいですね、ええ。実に楽しい」

ドガッ!バギッ!!バキッ!

飛「ぐあっ!!ぐっ……がはぁっ!!」

飛(ダメじゃ…意識が持たん……。振り回されるがまま…)

グルグルグル…

柔「…まだ息がありますか、ええ」

ビターン!!

飛「かはっ…!!」

柔「本当にしぶとい…ええ。だんだん不愉快に…なってきますね、ええ。しかたない、このまま絞めてしまいますね、ええ」

シュルルル…ギチギチギチ!!

飛「あ……!が……っ……」

柔「あと1分程で楽になれます、ええ。ずっと続く苦しみじゃない。ええ」

ギチギチギチ!

飛(いかん…もう……意識が薄れ……。みんな……すまん……)

柔「あと30秒」

ギチギチギチ!

飛(わらわは…どうやらここまでのよう……)

『私…今あなたの後ろにいるの』

ゾクゾクゾクッ!!

柔「…!!?」

柔(なんですか…?今の悪寒は……)

グニッ!グニッ!!グニニニニ!!

柔(っ!!体がねじれる!?)

パッ…ドサッ

飛「うぐっ…ゲホゲホ!!はぁはぁ…誰……じゃ……」

メリー「うふふ…私メリー。よろしくね」
742 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/05(金) 03:41:46.30 ID:FQywoISO
柔(なんです…今のは。常人なら全身の骨を砕かれている…)

メリー「うふふ…」

飛「お、おぬし…何者……」

メリー「……はい?」

飛「ゲホゲホ…じゃから、おぬしは一体……」

メリー「うるっせぇんだよ、この死にかけの芋虫が!!お前らのせいで私自らがこんな所に出向いてやって…!!黙ってろクズ!!カス!!ケーケッケッケッケ!!コロスコロスコロスコロスコロス…」

ゾクゾクゾクッ

飛(な…なんじゃ、このヤバイ奴は!!)

グィィィィ…!!

柔「伸伸パンチ!!」

バキィン!!

メリー「うぐっ……!!」

柔「ええ、話し中ですが柔軟に対応させていただきます。あなたは私の敵になるみたいなので、ええ。はい…ええ」

メリー「……」

ユラッ

メリー「ウケッウケッ…ウケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケ!!」

柔「!!?」

メリー「この糞カスチビをやる前にお前だお前。呪うぞ…呪うぞ…呪うぞ……辛いぞ…苦しいぞ…ケーケッケッケッケ!!」
743 :パー速のローカルルールが変わりました [sage]:2010/02/05(金) 10:25:02.04 ID:cVa0Sggo
メリーって何かと思ったら、あの電話の怪談のやつか
744 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/05(金) 16:14:21.45 ID:FQywoISO
〜マーム王国:炎獄の間〜

炎「何者だ!お前!!」

メ(何故…ココニ……?)

ザッ…ザッ…

口「ん〜…なかなか強いわね、あんた。でもあのコ達を上へ行かせただけで半分の仕事は終了…」

ブンッ!ブンッ!

口「後の半分は…目の前の敵の排除」

炎「女…お前は私を楽しませてくれるか…?」

ボォオオオオオ!!

口「ん〜…昇天しちゃうぐらいねん♪」

炎「ふふふふふ…」

ニヤァ

炎「面白い!!“プロミネンス”!!」

グォオオオオオ!!!

口(技の出し惜しみ…出来ないわねん)

口「ん〜無限大鎌!!“グレード鎌ンベール”!」

グルグルグル!!!ブワァ!!
炎(私の攻撃を…!!いともたやすく!)

口「さぁ…説明してちょうだい?メイドさん?勝つ見込みはあるのか無いのか…」

メ「ハ…ハイ!!」

メ(私モ迷ッテハイラレナイ!!)
745 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/05(金) 16:28:40.46 ID:FQywoISO
口「――なるほどねん。物理攻撃は効かない…」

口(それなら…)

ブンブン!

炎「鎌を振り回すだけでは私は倒せない…。わかっているのか」

口「試してみるのよん♪…無限大鎌“大王鎌”!!」

ズシャアアアア!!

炎「ふん。私は無敵だと、わかっているんだろ?」

口「せいっ!はぁっ!」

ズシャ!!ズバァッ!!

炎「やけくそか?なんて低俗な…」

口「無限大鎌“大鎌騒ぎオーケストラ”!!!」

キィーンキィーンキィーンキィーンキィーン!!

炎「…!!」

炎(なんだ、この脳に響く音は!!)

キィーンキィーンキィーンキィーン!!

炎「く…くそっ……!やめろぉ!!!“鳳凰炎舞”!!」

グワァァァァァ!!!

口「……炎の鳥!!“無限鎌風”それに“グレード鎌ンベール”!!」

グルグルグル…バシュウウウ!!!

炎「…相殺か」

口「ん〜…なんて強烈。でも、突破口は少し見えたわよん」

炎「!!?」
746 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/05(金) 16:41:04.88 ID:FQywoISO
メ(スゴイ…何テ戦イ!)

口「ちょっと、メイドさん?」

チョイチョイ

口「耳貸して」

メ「ハイ…」

ゴニョゴニョ

口(――…こんなこと、出来る?)

メ(……ソレッテ…ア、ナルホド!!)

口(ん〜…やってみる価値ありそうね)

クスクスクス

炎「おい…何が可笑しい!!私をあまり待たせるな!?そこまで私は甘くないぞ!“鳳凰炎舞”!!」

グワァァァァァ!!!

口「…!!」

メ「来タ!」

シュタッ!!

口「無限大鎌“絶景!!鎌の舞”!!」

ブワワワワワワワワワ!!

炎「ふん。数だけ増やしてもなんの解決にもならん!!」

口「ん〜…ノンノン♪」

炎「…!!」

口「連なれ!!無限大鎌!!」

ジャキン!ジャキンジャキンジャキン!!

炎「こ…これは……!!無数の鎌が絡み合って…」

口「今!!」

メ「ハイ!!メイチャンネット!!」

ブワサッ!!
747 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/05(金) 16:56:21.15 ID:FQywoISO
炎「何を…」

ジャキンジャキンジャキン…グルグルグル…ジャキングルグルグルジャキン!!!

炎「無数の鎌と網が絡まり……これは、」

ドーーン!!

炎「密室…!!」

ガンッ…

炎(硬い!!まさかこいつら!!)

口「そ。勘がいいわね。あなたの炎は強烈、実体も炎になってはダメージも与えられない。確かに一見最強ね」

メ「デモ、オ前ハ決シテ無敵ジャナイ!!」

炎(こいつら…!!)

ゴォオオオオオ!!

炎「“鳳凰炎舞”!!」

グワァァァァァ!!バシィィン!!

口「無駄よ。鎌はもちろんメイドさんの耐火ロープすらあんたの炎では切れない。」

炎「こ…この女ぁ!!」

ガンッガンッ!!

口「あの時…あんたは確かに私のノイズを嫌がった。そしてここで一つ確実なこと♪」

《脳(もしくは神経系)は確実に存在している!!》

口「たとえ炎になってもそれは変わらないみたいねん。どういう仕組みかは知らないけど…」

炎「女ぁ!!」

グラッ…

炎(目眩…!!)

口「簡単に言うわよん。“その中”にいる以上、あんたは確実に死ぬ。それも自分の炎によって」

メ「ソウ…酸素不足ト一酸化炭素中毒!!」
748 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/05(金) 17:08:20.96 ID:FQywoISO
炎「くそぉ!!女!!出せ!!」

フラッ…

炎(……うっ!!息が……目の前が霞む…!)

口「恐らく初めてのようねん。こんなに戦いが長引いたのは。だから今まで注意なんてしなかったんでしょう」

炎(くそぉ……私がこんなことで……信じられ……ん…)

バタッ

炎(死ぬのか……私は……最強の名を……目前にし……テ…)

口「あ、先に言っとくけどその密室を抜けだせたとしてもあんたおそらくメイドさんには勝ち目なかったわよん。この部屋だって言えば密室みたいなもんだし……メイドさんはロボットだから“呼吸しない”しねん。」

炎(……ふん。……なるほど……)

炎「始メ…カら………勝チ目ガ無いのは……私……。」

口「そういうことねん」

炎「私ハ……なんテ……脆い……ウッ…!」

シュウウウウ〜…

メ「炎ガ……消エテク…」

【炎獄の間…メイ・口裂け−○:×−炎】
749 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/05(金) 17:17:36.52 ID:FQywoISO
口(よかった…。まだあの鎌……使わずに済んで……)

メ「口裂ケサン?」

口「ん…え……何?」

メ「アリガトウゴザイマス」

口「ん〜…お礼ならあの娘にいいなさい?あの…黒髪の可愛いコ」

メ「……??」

口「んふふ♪」

〜マーム王国:王室〜

帝「……」

イライライラッ

帝「毒に続き炎までが…。こうも使い物にならんとは!!」

ガンッ!!

帝「やはり私が出るのかッ!!」
750 :パー速のローカルルールが変わりました [sage]:2010/02/06(土) 18:01:37.62 ID:3BEwXQso
ちょっと溜めてから覗いたら凄い進んでるwwwwww
口裂けさん再登場は嬉しい
751 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/07(日) 13:38:30.09 ID:rB5skUSO
>>750
幽「口裂けさんより幽ちゃんにに会えて嬉しいと言え!!言え!!このメスブタめ!女王様とおよぶぶぶ…」

男「はいはい、黙ってような〜」

幽「モガモガ…誰が貧にゃ……ぶぶ」
752 :パー速のローカルルールが変わりました [sage]:2010/02/07(日) 23:27:03.32 ID:lAwaAESO
貧乳いいじゃん!
753 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/08(月) 01:46:43.18 ID:ado5CYSO
>>752
幽「>>752が性的な目で見てくるよ〜。いや、これも主人公の宿命か…。わかった、じゃあどうぞ。優しくしてよ。ただし後に残るのは後悔だけだからね!」

男「お前深読みしすぎ」
754 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/09(火) 18:36:02.28 ID:21twWASO
〜マーム王国:伸縮の間〜

メリー「私を殴った殴った♪お前のような糞ゲス豚野郎には強烈な呪いをかけてやろうか!!!ケケケケケケケケケケケケケケケケ!!!まずはー人形をーダシマシテーダシマシテーダシマシテ〜…」

柔「ええ、なんだか怪しいですね、ええ。阻止しましょう!」

グニニ〜…

柔「伸伸パン……っ!」

飛「電光石火蹴!!」

バチィィ!!

柔(女…邪魔を…!)

飛「おぬし!誰だか知らんがこういう事じゃろ!わらわが時間を稼ぐぞ!!こやつの攻撃を弾くぐらいは敵う!」

メリー「ケケケケケケケケケケケケ!!!人形に〜ニンギョーニー……ゴキブリ野郎の髪を〜巻きまして〜…マキマキマキマキ…ケケケケケケケケケケケケケケケケ!!」

飛「おい!!わらわはどれだけ時間を稼げば……」

柔「どきなさい」

バキィィ!!

飛「うぐっ!!」

ズシャアアア〜!

柔「ええ、得体の知れない攻撃は先に潰す。ええ、思い通りにはさせませんよ。ええ、柔軟に考えればわかりますよ、ええ。伸伸パン…」

『忍法、海流流し!!』

ジャバァァァ!!

柔「……っ!!」

柔(何もないところから…水……?)

ジャバァァァ!!!

飛「おい…そこから先は一歩も進ませんぞ。こいつの気が済むまで何時間でもわらわがおぬしを止める!!」
755 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/09(火) 18:48:29.37 ID:21twWASO
飛「今回は脇役に徹してやる…!」

柔「なるほど…わかりました。先にあなたを消してからにしましょう。ええ、それが最も速いようで、ええ」

飛「……忍法、」

サァァァ〜

柔(水が引いてゆく…)

バババッ!

飛「忍法、紅化粧の術!!」

ボォオオオ!!ボォオオオ!!

柔(女の体から…炎が…)

飛「これでわらわにも迂闊に攻撃できまい!!行くぞ!!」

シュタッ!!

飛「電光石火蹴!!」

柔(速い…!)

バシッ…グニニ〜

飛「くそっ…!」

柔「考えましたね。ですが、それもただの時間稼ぎ。ダメージは、ええ、ほとんどゼロ。ええ」

飛「この…ぐにゃぐにゃ男め…!」

グイッグイッ

飛(足が減り込んで抜けん!?)

柔「炎ごときで怖がるようでは、ええ、チャンスを逃しますよ」

飛「…!!」

グニニ!!!

柔「伸伸…パンチ!!」

ボゴォォォン!!

飛「ぐあっっ!!!」
756 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/09(火) 18:57:33.12 ID:21twWASO
柔「何回もそう飛ばされておいて…」

シュタッ!!

影1「隙あり!!クナイ簪(かんざし)!!」

ドスッ!!グニニ…

柔(何…?女は今殴り飛ばしたはず)

柔「忌ま忌ましい!!」

バキィィ!!

影1「うわぁっ!!」

ボシュンッ!!

柔「……!!消えた!!」

シュタタタタタタッ!!

影2「わらわが!!」

影3「おぬしを!!」

影4「止める!!」

柔「なんです…増えたのですか?」

『忍法、髪分身の術!!』

柔「…!?」

柔(分身…?なるほど)

飛「どうじゃ!!多勢に無勢じゃ!!」
757 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/09(火) 19:09:03.82 ID:21twWASO
【作者の部屋!】

飛「おい!作者!わらわに髪分身はあまり使わせるな!」

作「なんで」

飛「なんでって…わらわハゲちゃう!」

作「ああ…そう。じゃあ飛は髪が無限に生えてくるって設定で」

飛「…そうか。それなら 」

作「うん」

飛「……」

作「……」

飛(あれ?人間離れしてない…?)

作(あれ?人間離れしすぎかな…?)
758 :パー速のローカルルールが変わりました [sage]:2010/02/09(火) 22:54:10.47 ID:6vxXDSUo
鬼○郎みたいなものだなww
759 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/10(水) 18:06:34.88 ID:m4Nfq6SO
飛「どうじゃ!!この大人数の中でまともに戦えるか!!」

柔「ええ…簡単なこと。ええ」

グニニ…

柔「炎を纏ったあなたが分身でなく本体。他は無視すればいいのです。」

飛(……来いッ!!)

グニニ…

柔「伸伸ロケット!!」

バシューーン!!!

飛「脚をばねのようにして高速移動!!!考えたものじゃ!!」

ササッ!!

柔「ええ、甘いです、ええ」

バユ〜ン!!

飛「何!?」

バユン!バユンバユンバユンバユン!!

飛(壁を体のばねで弾いてゴム鞠のように動く!!その速さははねる度に数倍にも膨れ上がる!!)

バユンバユンバユンバユン!!

飛(落ちつけ!!落ちついて目で追え!!)

柔「ええ、そのうち目で追えなくなりまし、ええ。まさに時間の問題、ええ…」

飛「おい、謎のお前!!呪いはまだ完成せんのか!!」

メリー「…ケケケケ。呪いの言葉…恨みつらみ……彼は私を殴りマシタナグリマシタナグリマシタナグリマシタナグリマシタナグリマシタ…コロスコロスコロス……」

ブツブツブツ…

飛「ちっ…まだ時間はかかるようじゃの…」

バユンバユンバユン!!

柔「よそ見してていいのですか?」

バユン!!!!
760 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/10(水) 18:13:29.03 ID:m4Nfq6SO
柔「伸伸ボム!!」

ドゴォォン!!!

飛「……っあ!」

飛(反動を利用したタックル…なんという威力…!!)

ズダァァァァァァァァァ!!!

飛「うぶっ………!!」

飛(あばらが何本か……いったな…)

バユンバユンバユンバユン!!

柔「まだ…生きているでしょう。伸伸ボム!!」

ドゴォォ!!

飛「うぐっ…!!」

バユン!!

柔「伸伸ボム!!」

ドゴォォ!!

飛「っがは!!!」

ドゴォォ!!ドゴォォ!!ドゴォォ!!

柔「さて、あと何回持ちます?ええ、時間の問題、ええ…」

飛(いかん……わらわの体…もう少しもってくれ……)

ドゴォォドゴォォドゴォォ!!

柔「ボム!ボム!ボム!!ええ、実につまらない、ええ。体の炎も消えかかってます…ええ」

ドゴォォドゴォォドゴォォ!!

飛「……そうか。わらわの炎は……消えかかっておるか……」

グググッ…

飛「ぐふっ。潮時じゃ…。さ……いごの最後…見せてやろう…究極の秘術!」
761 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/10(水) 18:23:03.31 ID:m4Nfq6SO
バユンバユンバユン!!

柔「最後の秘術…ええ。もはや何をしても終わり。無駄。柔軟に対応して下さい。ラストです。伸伸ボムと伸伸パンチの融合、伸伸キャノン。これであなたの体は粉々…」

ギチギチギチ…バユゥゥン!!!
柔「しになさい!!!」

ギュウウウウウ…!!!

飛「忍法…!!」

パパパ!

飛「“記憶回廊の術”!!」

ピキーーン!!

柔「遅い…。あなたは死にました。ええ…」

ギュウウウウウ!!

飛「…っ!!」

ズドォォォォォォン!!!バキバキバキバキ!!!

柔「……」

シュウウウウウ〜…

柔「さて…あなたの体も粉々……に……」

グニニ〜…

柔「何!?」

『どうじゃ…攻撃が全て吸収される感覚は。嫌じゃろう?』

柔(どういうことで…?この感触……女の体も…私のように柔らかく…?)

飛「記憶回廊に染み付いたお前の攻撃…利用させてもらうぞ!!」
762 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/10(水) 18:38:55.88 ID:m4Nfq6SO
シュルルルル…ギチギチギチ!!

柔(女の体が……絡み付いて!)

柔「何をしたのです!!」

飛「“記憶回廊の術”はわらわが過去に受けた攻撃を自分のもののように利用する!!痛みを記憶すればするほど強力な術となる!!」

柔「受けた攻撃を記憶…さらに利用……」

飛「どうじゃ?実に柔軟な柔じゃろう?」

ギチギチギチ!

飛「そして……」

スッ…ギラッ

飛「おぬしはここで終わりじゃ」

柔「クナイ…?まだわからないのですか……クナイは私には一切……」

ドスッ!!グニニ……ブススッ!
柔「な……クナイが私の体に刺さる……!?」

飛「炎に散々触れたおぬしの体…相当張力を失っておるのぅ」

柔「まさか…そのようなことが……」

ピシィ!

柔「!!」

柔(体が……動かない!)

飛「そろそろ動けんじゃろ!!わらわが刺したのはお前の人体のツボ!神経を麻痺させる人体の急所」

柔「な……なぜそのような……ピンポイント……!」

飛「わらわの同僚にのぅ…針でそういうツボを突くのが得意な奴がおってな。喧嘩でよくやられたもんじゃ」

柔「……な…るほど……」

ピシィ!!

柔(……っ!!全身に力が入りません……ね……)
763 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/12(金) 21:57:25.91 ID:y3CTj.SO
飛「動けんじゃろ!!効果はわらわの体がしっかり覚えて……」

クラッ

飛(いかん…疲れすぎたか……)

バタッ

飛「……」

コツコツコツ…

飛「………うっ」

メリー「ケケケケ…」

飛「お……おぬし…」

メリー「見ろ、この人形を。見事に真っ二つだ」

飛「それは…」

メリー「呪いは成功。あのクズ野郎はあの世行きだ!!!ケケケケケケケケケケケケケケケケ!!コロシタコロシタコロシタコロシタコロシタ!」

飛「そうか…。なら……わらわは…」

メリー「ケケケケケケケケ!!まだまだ楽しみは残ってやが…」

ゴツッ!

メリー「痛っ!!誰だ殴りやが………っ!」

口「ん〜…やめときなさい?そのコには手を出さないのん」

メリー「い…いいだろうが!!今最高にノってんだよ!!」

口「あんたの後ろで構えてるコにも…そう言える?」

メリー「は!?」

チラッ

メ「……メイチャンファイヤー、中止シマス」

メリー「ちっ!!まだまだ呪い殺し足りなかったが!!!!」
764 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/12(金) 22:59:05.52 ID:y3CTj.SO
〜マーム王国:王室前〜

雷「誰であろうとこの先へは行かせられませんね」

バチバチバチ!

色「おっと、僕はただ話をしに来ただけなんだけどね〜。お互い平和に済めばハッピーじゃない?」

雷「帝様の命令ですので。この場で邪魔者は処分します」

色「そうかい…。じゃあ僕も自分を守るために戦わざるを得ないな」

スチャ、スチャ、

色「君には僕の銃弾の餌食になってもらうよ」

雷「笑止…」

〜天国:参謀本部〜

静「う〜ん……」

ソワソワ

西「なにか?」

静「やっぱり心配です…。よくない事が起きてるってことはあの子達も関わってるに違いないのですから…。みなさん無事なのでしょうか」

西「だから何人か助っ人を送ったんでしょ?」

静「そうなんですけど…」

西「ところでさ。お静さんが言ってる“色丞”って人…。どこかで聞いたような…一体誰なの?」

静「え…ええ。彼は…」

西「彼は?」

静「彼は私が今まで出会った人の中でも唯一私が二度と会いたくない人物です!」

西「あ…会いたくない?性善説の象徴みたいなお静さんが?」

静「彼だけは生理的に受け付けません!」
765 :パー速のローカルルールが変わりました [sage]:2010/02/12(金) 23:11:16.97 ID:CjQxWIAO
ググったら変態仮面の人か
766 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/13(土) 01:17:28.28 ID:3YxG.oSO
西「そんなにひどい人?」

静「ひどいと言うか…。彼ほど軽い男性は見たことがありません。私なんて何百回プロポーズされたことか」

西「あ…そういう人なんだ」

西(お静さんの嫌いなタイプか)

静「また私にプロポーズしてきたかと思えば次は違う女性にプロポーズして…。彼、出会った女性出会った女性に手当たり次第に寄ってくんです。本当にだらしないというか責任がなさすぎるというか…」

クドクド

西「でもその“色丞”って人の話してる時のお静さん楽しそうだね」

静「そんなわけありません!」

バンッ

西「そう…?ごめん。でもさ、じゃな何でそんなに嫌いなのに男達の護衛なんか頼んだの?」

静「それは…彼はそういう事に関しては適任だからです。こんな時にだけは信頼できますんで…」

西「どういう事?」

静「ええ。あんまり認めたくないんですが実は彼…」

〜マーム王国:王室前〜

【私と同じ…三武神の一人なんですよね】

雷「たいした強さは無いと踏んでいましたがやはりこの程度。銃弾より速く動く相手は初めてですか?」

色「まさか…僕の銃で捕らえられない相手がいるとは。まったく計算外…」

雷「消えなさい。雷鳴拳。」

バキィィ!!バリバリバリ!!

色「アウチッ!!」

色(シ……シット。参ったな……これは勝ち目がなさそうだ。ははは…下手すればさようならかな?世界のレディー達……)
767 :パー速のローカルルールが変わりました [sage]:2010/02/13(土) 01:33:34.07 ID:.8T373Mo
色、幽ちゃん側だったの。。。か?
768 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/13(土) 17:51:24.94 ID:3YxG.oSO
色「こんな恥ずかしいところをレディー達に見られては幻滅されてしまう。いや、でもレディーに傷ついた僕を見てほしいという思いも…おお、クレッシェンド…」

クルッ

色「…と見せかけて隙あり!」

雷「!!」

バンバンバンッ!!

色「今度こそ僕の銃弾の餌食に……」

雷「残念ですが…」

色(後ろ…!!)

バッ!

雷「電動脚(エレキック)!!」

バキィィ!!

色「ぐあっ!!」

ビリビリビリ!!

色(動きが人間業じゃない…おおかた電気を使ったからくりがあるのかな)

雷「よくガードしました。ですが、これは防御不可能」

色「!?」

雷「銃を使えるのはあなただけじゃないのです。私の場合は銃身も不必要」

スゥゥ…

色「…手をガンに見立てて……!?」

雷「痺れろ!電磁銃(レールガン)!!」

ドゥン!!
769 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/13(土) 18:15:01.06 ID:3YxG.oSO
色「これは……電気の塊…」

ビリ…ビリビリ

色(しばらく右足は使えないかな)

雷「私は生れつき帯電体質。それは静電気のような物だと思って下さい、少々命に関わりますが。電磁銃(レールガン)!!」

ドゥン!ドゥン!

色「ハートまで痺れそうだ!」

バンバン!……カァッ!!

雷(銃弾を当てて相殺。なかなかの腕前)

雷「ならば見せましょう。パワーの格の違いを。これ以上帝様をお待たせするのは失礼千万」

ジジジジジ…

色(そうとう溜めてるね…。こりゃあ喰らったらまずいな)

雷「はぁぁああああ!!!」

ジジジジジ…!!!

色「させないさ。まだ見ぬレディー達と熱い抱擁を交わす前に[ピーーー]ないよ」

バンバン!!

雷「無駄だ!!」

シュタタタタッ!!

雷「帝様のおもとで消し炭になれ!!電磁砲(ネオ・レールガン)!!」

ダダダダダダ!!バタン!!

口「ここよん!きっと王室に敵のヘッドがいる!」

メ「ナルホド!!…ッテイキナリ敵出現!!シカモ二人!!」

色「おおっ……これは素敵なレディー達!!なんてバッドタイミング!!」

色(いや…これは逆にグッドタイミング!!)
770 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/13(土) 18:29:19.44 ID:3YxG.oSO
〜天国:参謀本部〜

西(三武神…。だからかな、聞いたことがあるような名前だと)

西「じゃあやっぱり強いんだ。その色丞って人」

静「いえ、銃の腕前は素晴らしいですが身体能力で言えば西さんと同等かそれ以下ですよ。うふふふふ…」

西「でも三武神と言われるほどだから…」

静「彼は私と違って強と弱の差が激しいのです。“ある条件下”では彼は悪魔のような強さを誇ります」

西「ある条件…?」

静「ええ…私からすれば非常に厄介なんですけど」

〜マーム王国:王室前〜

色「レディー達!!1番危ない時に来ちゃったね!オーマイゴッド!!」

雷「仲間ですか?ならあなたもろとも消し炭になりなさい!!電磁砲(ネオ・レールガン)!!」

ズギュウウウウウ!!!

口「ん〜…何これ、いきなり強烈な…」

色「危ない!!レディー達!!」

ダダダッ!!

色「みんな、さぁ僕の腕の中に!早く!」

【彼の能力発動の条件は…誰か女性が近くにいること】

ズギュウウウウウ!!!

雷「終わった」

色「………!!」

ドンッ!!!バリバリ…バリバリバリィィィィィ!!!!!

【彼はとても“軽い”男性。女性が近くにいるときにある程度の衝撃を受けると彼は…】
771 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/13(土) 18:39:28.58 ID:3YxG.oSO
シュウウウ…モクモクモク

口「くっ…何が……」

雷「終わりました。仲間は守ったようですが。見事に跡形もなく消えました」

サラサラサラ〜

【ある程度の衝撃を受けると彼は粉状になり舞い上がる】

サラサラサラ〜

雷「ん…あの男の死灰ですか。汚らわしい」

パンパン

【正しく言えばそれは“火薬”】

雷「まったく、全身に付着してしまいまし…!!!」

ボボボボボン!!

雷(何…爆発!??一体…)

サラサラサラ〜…

『ははは、レディー達。傷はないですか。それはよかった。何よりの幸せ』

サラサラサラ〜

口「ん…どこからか声が……」

サラサラサラ〜…フワワワッ

色「ここです。愛すべきマイハニー。あなたのナイトはここにいますよ」

口「こ……粉が人間になった!あんた生きてたのん?」

色「ひどいなぁ。ははは、でもノープロブレム。ドントウォーリー、あなた達のおかげで見事敵を討つことができました」
772 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/13(土) 18:52:43.35 ID:3YxG.oSO
【“火薬”になった彼は相手に付着し爆発。それは初見では回避不可能…】

色「どうですか?僕に惚れなおしてくれました?惚れなおしたのならさぁ、遠慮なく僕に愛のくちづけを……」

口「ん〜…それより後ろ。」

ガバァ!

雷「あ゙あ゙あ゙あ゙!!!帝様の前で失態は許されないぃぃ!!!!」

色「ふっ…しつこい男だ。それじゃレディーの心までは痺れさせられないよ」

【たとえ…敵が爆発に堪えて立ち上がったとしても時すでに遅し】

色「みんな、僕の中に隠れて。これから先は君達の美しい瞳には映してほしくない…」

口「……!!で、でも敵がきてるわ…」

ダダダダダダ!!

雷「貴様をぉぉ!!消すまではぁぁぁ!!倒れるわけにはいかなぁぁぁ……」

ドドドドドン!!!

雷「…がばぁぁ!!」」

ドサッ

【“火薬”はすでに体内に進入しており、体の中から爆発。】

口「何……一体何がどうなって……!?」

色「だからドントウォーリーだと言ったのさ。イエス!僕の愛情は君達の美しすぎる瞳で爆発したんだよ。あぁ…女性ってなんて罪深いんだ……」
773 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/02/14(日) 12:28:19.73 ID:mSGBZkSO
針「今回ウチの出番一個もあらへん…」
774 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/02/14(日) 14:52:17.67 ID:mSGBZkSO
【伸縮の間の戦い…メリー・飛−○:×−柔】

【王室前の戦い…色−○:×−雷】

色「それにしてもハニー達が無事でよかった。そっちのレディーはだいぶ傷ついてるようだけど…」

口「あ…このコ?」

飛「うっ……わらわは…大丈夫……」

色「しかし、傷ついたくノ一レディーというのもまた趣があって美しい。例えるなら…そう、砂漠に咲く一輪の百合の花。ひどくはかなく、それでいて凜としている。僕は君に恋をしてしまったようだ…。受け止めてくれるかい?美しき小さな戦士よ」

飛「いや、暑苦しい」

色「おお…その冷たくあしらう態度がまた僕を夢中にさせる。君の存在、なんてギルティー!」

飛「…な、なんなんじゃ……一体こやつは。」

口「ん〜…私に聞かないで…」

色「おっと!そこのミステリアスでオカルトチックな彼女!君はなんて不思議な魅力をもっているんだ!まるで君は孤島ひっそりたたずむゴーストハウスのプリンセス。僕はそのラビリンスに迷いこんだ一匹の野ウサギ…。僕の愛のキャロット受け止めてくれないか?」

メリー「シネシネシネシネシネシネシネシネシネ…」

色「ああ…!素直になれないゴーストプリンセスを抱きしめてあげたい!!」
775 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/02/15(月) 17:45:15.47 ID:W.h7lESO
飛「しかし口裂け…何故おぬしがここに?地獄で服役中だと聞いておったが……」

口「ん〜…ふふっ。気になる?」

飛「そんな…。だって元は敵じゃったし…」

口「ん〜…それはあなたも同じなんじゃないの?くノ一さん。」

飛「それは…!そ……そうじゃが何故それを……」

口「ふふ。だったら私もあなたがあのコ達の肩を持つのと同じ理由よん。」

飛「そうか……じゃあこれ以上は聞くまい。あの…ありがとうな」

口「いいの。本当のこと言うとこっちにも利益があるからってのもあるし♪そもそも天国の偉い人に頼まれたのよん。私もこのコも」

メリー「ただし刑を軽くするという条件付きでな!!!ケケケケケ…」

飛「ちょっと信じられんな…。それが本当なら西がそれを許したということになる話…」

口「ん〜…“あの時”一緒にいた女の子。化ちゃんだっけ?気付いてたみたいよん…その西って人は。彼女がマーム王国の血筋だってこと。もともと黒い噂の絶えない国だったからあなた達にいつか危険が降り懸かるって可能性を危惧してたんじゃないのん?私にはよくわからないけど…」

飛「そうなのか。でも西のやつがわらわ達のためにそこまで…ううむ」

口「その西ってコもあなた達に触れて変わってきているんじゃない?まぁこれも勘だけど♪あなた達ってなんだか変な魅力というか…守ってあげたくなる空気を持ってるのよん」

飛「はは…そうかもしれんのぅ」

色「ちなみに僕は少し違ってお静ちゃん…いや、マイワイフに直々に頼まれたんだよ。何かあれば連絡するので連絡したらすぐ動いてくださいってね。レディーに振り回されるなら僕は本望さ!!」

飛「マ…マイワイフじゃと!?」

色「ああ、そうさ。お静ちゃんは僕の奥さん、マイワイフさ!!僕の存在聞いてなかったかい?」

飛「は、初耳じゃ…。信じられん……」
776 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/02/15(月) 17:57:19.10 ID:W.h7lESO
飛「ち…ちょっと待て。それが本当ならおぬしは落の義理の兄?」

色「落…たしかお静ちゃんの妹かな?イエス、たしかにそういうことになるね」

飛「いや、でも落とお静さん自体が血の繋がった姉妹ではないからおぬしは義理の義理の兄ということに…?なんじゃこの変な人間関係図は。昼ドラか!」

色「混乱してるね、くノ一レディー。だがその知的な表情に曇りが見えるのもまたセクシャル!!」

飛「いかん…わらわにはわからん。口裂け…これは一体……」

口「ん〜…その辺は私に聞かないで?」

飛「メイ!」

メ「ヒトマトメデ家族デイインジャナイデスカ?」

飛「家族……」

飛(なんという最強家族じゃ…)

ガビーーン

〜マーム王国:メインストリート〜

落「へ…へ……ヘックショイ!!!このやろう!!!」

姉「ちょ…やだ!手で口塞ぎなさいよ!!もう…風邪?」

落「なんだ今の…。よくわからんけど急にムズムズした。」

姉「だって馬鹿は風邪ひかないもんねぇ」
777 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/02/17(水) 13:16:28.85 ID:IYd8QASO
〜その頃、洞窟では〜

男「どうしようかなぁ。このままここにいるべきか、逃げるべきか…」

地「どうしましょう…」

幽「ゴロゴロ〜」

猫「ニャー」

幽「ゴロゴロ〜」

猫「ニャー」

男「ごめん、さっきから君達なにをしているの?」

幽・猫「ゴロゴロニャーごっこ(だニャ)」

男「何それ」

幽「私がこっちの壁からあっちの壁にゴロゴロ〜ってしたらミャー子(猫のこと)が…」

猫「ニャー」

幽「って鳴くごっこ!」

男「…それ、面白い?」

幽「面白くないッ!!!」
ドーン!

男「いいね…君達はそんなノー天気でさ。泣けてきます…シクシク」

幽「男もやりたい系?」

男「やりたくない系」
778 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/02/17(水) 13:31:31.51 ID:IYd8QASO
地「でも本当にこのまま残ってていいんでしょうか…。さっきの男の人ももういないみたいですし…」

男「ん〜…でもこの壁には結局メッセージで“動かないで”って書いてあるんだよなぁ」

地「う〜ん…」

幽「きっと、あの男の人が帰ってきたら1番最初に食べられるのは地ちゃんだよね〜」

地「え…?」

幽「地ちゃんは気に入られてたから頭からバクッ!!と食べられるよ〜」

地「ひっ…そ、そうなんですか…?怖いですね…」

男「もう〜やめろよ。縁起でもない。ハハハ…」

地「あの…もし私が食べられたらみなさん…その隙に逃げてくださいね。私頑張りますから」

男「ちょっとちょっと。怖いって。つかその状況になったとして地ちゃんは何を頑張るの…?」

地「出来る限り喉のあたりで踏ん張ります!」

《地の想像》

敵「くそ〜!丸飲みで食べてやる!」

地「ん〜!喉から先は踏ん張ります〜!」

敵「の、喉がつっかかって痛い!ええい、他の奴は後回しだ!」

地「時間稼ぎ〜」

《地の想像…終わり》

男「飲み込まれないように!?つか何この想像!!」
779 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/02/17(水) 16:12:19.29 ID:IYd8QASO
〜マーム王国:王室前〜

口「ん〜…ねぇ、そろそろこの事件も幕切れよん。この扉の向こうにきっと最後の敵がいる。さっさと済ませたいわん」

色「そうだねハニー。確か彼が“ミカド様”とか“この先には進ませない”とか言ってたしね。」

飛「…中には男達が捕まっているかもしれんし……な」

色「え、男達って…もしかしてボーイとかわいいお嬢さん2人と子猫ちゃんかい?」

飛「ああ…おそらく間違いないが何故それを…?」

色「ソーリー!彼らなら僕がちゃんと安全な場所に寝かせてあるよ。襲われないうちにね。先に言うべきだったかオーマイミステイク!」

飛「なんと!!じゃあ皆は無事だったのか!」

メ「ヨカッタ!!」

色「はは、もちろんさ。レディー達の安全は最優先事項だからね!スワンのように優しく保護したよ!」

色(本当はお静ちゃんにきつく釘を刺されてただけなんだけどね…)

飛「なんじゃ…そうじゃったのか……」

クタ〜

飛「急に力が抜けた気分じゃ…」

口「なんだか知らないけどよかったわねん♪」

『おーーーい!!!みんなぁぁ!!!』

ドドドドドドドドド!!

飛「…ん?」

姉「強敵倒しまくってるみたいねー!!!落もゴリラ倒したわよー!!ボロボロだけど」

落「おい!俺は自分で走れるって!!離せコラ!」

吸「みんな〜…ってウオ!口裂け女がいる!!」

姉「なにゃあ!!?あんたまた来て…リベンジ!?なんならまたあたしが相手してやる!!ちくしょー!!!」

悪「なんや、あんたら味方やったみたいやな。スーツの兄ちゃんも!」

ギャーギャーワーワー!

口「ん〜…一気に賑やかになったわねん」

色「レディーがいっぱい!!イッツアヘブン!!」
780 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/02/17(水) 16:35:24.62 ID:IYd8QASO
姉「あああああんたね!!またあたし達に喧嘩売るつもり!?いいわよ上等よ!!弟返して貰うまで何度でも返り討ちにしてやるわ!!」

ムキー!!

口「ん〜…あの、とりあえず落ち着いて?あなたの弟さん達も無事みたいだし。女どうし仲良くしましょうよん?」

姉「うるっさいわね!!弟が無事なのはわかってんのよ!!さっさと弟出さないとあんた一生お天道様は拝めないように……って……え?弟……無事…?」

口「ん〜…どうやらそうみたいよん?」

姉「お……おと……弟……無事だったんだ……」

ガクッ

姉「うわぁぁぁん!!!よかったぁぁ!!内心ダメかと思ったぁぁ!!ありがとう…本当にありがとうござい゙ま゙ず〜〜!!グスッ!」

口「ん〜…あのね、別に私が助けたわけじゃ……」

口(ま、いいか)

飛「それにしてもおぬし…満身創痍じゃのう。どこからどうみても」

落「うるっせえなお前は!!顔見りゃ文句ばっか言いやがって!!人のこと言えんのかチビ!」

飛「わらわは余裕じゃ。余裕のよっちゃんじゃ。お前とは違う。ほれ、ストレッチだってこのように……ビキキッ!!だ…大丈……ビキキッ、大丈夫……」

落「完全に嘘だろ!!やせ我慢だろそれ!」

色「おや、君はなんて魔性の魅力を持ったレディーなんでしょう。男を惑わせ、魅了し、堕落させる。そんな君というラブリーシーフに僕は今…心を奪われました」

吸「え…え〜と、私?そんなに美人だった?気に入っちゃった?」

色「はい、僕には君しか映らない」

吸「マジですか!!!じゃあちょっと見て!!私この角度に自信あるんだけど!後ろから羽越しに見える…横顔!!」

ビシッ

色「ビューティフル!!」

吸「横顔!!」

色「エクセレント!!」
781 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/02/17(水) 18:49:42.72 ID:IYd8QASO
悪「は〜い、はいはい。今はそんなんよろしいから。仲間うちでキャッキャ言うのは全部終わってからにしよ!!」

ドンッ

悪「せやからみんな…最終決戦行くで!!気合いいれぇぇぇ!!!」

仲間達「へいっ!!!」

飛「……」

落「なんでお前が仕切んだよ」

悪「じゃ、姐さん。お願いします」

ソソソ〜

落「ここで俺かぁ!?中途半端なとこで回してくんなよ!!」

口「ん〜もういいじゃない。早く行くわよん!!開けるからねん!!」

ギギィ〜

口「さぁ、首領のお出ましよ…」

『ふふふ…、ようこそわが城へ』

ギギィ〜…バタン!!ガチャ!!

吸「うわわっ!!扉が勝手に閉まった!!」

飛「完全に感激ムードじゃな…」

帝「どうやら…」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!

帝「私の部下達は皆負けてしまったようだな。部下をけなすのは簡単だが…それよりお前達の健闘を讃えよう。話に聞いていたように実に屈強だ」

口「ん〜…あんたがミカドとか言う人ね…」

姉「何…なんかこの部屋……変な雰囲気…」

色(大丈夫。君は僕の後ろに隠れてて…さぁ)

姉(は、はい…)

帝「どうだ。ここにいる者達よ、お前達を私の直属の部下としてこの城の居住を許可しよう。私は余計な争いは好まんのだ…」

姫「嘘!!みんな騙されちゃダメ!!こいつはみんなのこと……ウグッ」

姉「あっ!!化ちゃん!!」
782 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/02/20(土) 21:45:23.93 ID:w3at3MSO
帝「さて…私の味方になるのかならないのか。どっちだ?」

ゴゴゴゴゴゴゴ…

姉(なんなの…この威圧感)

落「なるかボケ!!」

帝「そうか…ならお前は死確定だ…。キングス・プレッシャー」

ギンッ!!

落「んを!?」

ズンッ!!

落「体が…重……」

ドサッ!!

口「えっ!?」

落「ぬうぅ……!!」

落(う…動けねぇ)

姉「ちょっ…落!!どうしたの!?何があっ……」

帝「騒ぐな!!」

ゴゴゴゴゴゴ…!!

帝「他の者はどうだ…。味方か敵か…いや、わかりやすく言えば生か死か。さぁ選べ!!」

色(これまた実に厄介な敵だね…。お静ちゃんも罪なレディーだ)
783 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/02/20(土) 21:54:35.95 ID:w3at3MSO
帝「全員…死にたいのか?なら今すぐにでも…」

『今…あなたの後ろにいるの……』

ゾクッ!

帝「後ろかぁ!!」

ギンッ!

メリー「うぅっ!」

ドサッ

メリー「体が……動…」

帝「無駄だ。お前の技も確認済みだ…」

ピピピ…

メ「メイチャンレーザ…」

姉「…駄目!!メイちゃん!!」

メ「!?」

姉「化ちゃんに当た……」

ズズンッ!!

メ「ワッ…!!」

姉「ぐうっ…!!」

ドサッ…ドサッ……

姉(何……なんで動けないの…!?)

口「ん〜…みんなどうしちゃったのん!?」

帝「ふふふ。頭の悪い奴が多いみたいだな…。しかたない。お前達を正式に敵とみなそう!」

ゴゴゴゴゴゴ…!!

帝「ひざまづけ!!?キングス・プレッシャー!!いや…キングス・フィールド!!!」

ブワワワワワワ!!!
784 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/02/20(土) 22:10:25.94 ID:w3at3MSO
口「…!!」

色「なっ…!」

飛「……!」

吸「なに……コレ……」

ガクッ…

色「なるほど…体が動かない…ね」

ドサッ

帝「ふふふ…。後は一人ずつゆっくりと…」

モゴモゴ…

姫「ん〜…ん……み…みんな!!おい!!みんなを元に戻せ!!」

ポカポカ

帝「邪魔だ!目障りな娘が!!」

バシィィ!!

姫「うあっ!!」

爺「ああ…大丈夫でございますか…」

帝「お前達も例外ではないぞ!!」

姫・爺「…!!」

帝「ふふ…。口を閉じろ。黙っていれば何もしない。いいな…」

姫「う………」

ゴゴゴゴゴゴ…

帝「さて、最後に床で寝ているお前達に飛び切りの自由と権利を与えよう」

コツ…コツ…

帝「誰か一人を指名しろ。憎い奴…気にくわない奴。誰でもいい。名前を挙げたものから順番に消してやろう。さぁ…誰に聞こうか」
785 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/02/20(土) 22:20:02.38 ID:w3at3MSO
帝「そうだな…」

コツ…コツ……

帝「おい、女」

ガッ

落「うぅ……っ!!」

帝「お前の嫌いな奴は誰だ?言ってみろ」

落「………」

帝「……ん?」

落「て……」

帝「て?」

落「てめぇだよ…クソ野郎!!」

帝「ふふん…。そうかそうか……ははははは!!!」

ゲシッ

帝「クズがぁぁ!!!」

バキィィ!!

落「うがっ!!」

帝「調子に!!乗るな!!クズが!!」

バキィィバキィィバキィィ!!!

落「………つっ!!」

姫(ひ……ひどい……。やめて……)

帝「ふー!!!ふー!!」

ガシッ

落「うっ……」

帝「状況がわかっていないようだな、女。今お前達の命は私の手の平の上に転がされているようなものなんだぞ。」

落「ぐっ…!!」

帝「次…生意気な口をきいた者には容赦しないぞ…。わかったな!!」
786 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/02/20(土) 22:29:08.17 ID:w3at3MSO
帝「さぁ……次は」

コツ…コツ……

帝「お前だ。」

ガッ

飛「……ちっ」

落「おい!!!そいつには手出すんじゃねぇ!!!ボロボロなのわかんねぇのか!!!」

グワッ!

帝「ふん…。そういうのを容赦しないと言うのじゃないのか…?なぁ、女」

飛「……黙れ」

帝「お前…脇腹をやられているようだな」

飛「……!!?」

帝「少し触られただけでもひどく痛むだろう。ふふ…」

落「や…やめろ。何してんだてめぇ……」

ザワッ

姉「ちょ……何するつもりよ……!」

吸「それはダメ……」

口「最悪ってこういう男のことね…」

帝「ふふふ…」

落「やめろぉぉ!!!俺が相手だミカドぉ!!」

帝「お前達が悪いんだ…!!」

スッ…

『いい加減にしろォォ!!!!!!!!!』
787 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/02/20(土) 22:37:48.22 ID:w3at3MSO
帝「……んん?」

飛「!!」

色「…さっきから……レディーを痛めつけて優越感に浸って…そんなに楽しいですか?」

帝「お前は…確か火薬になる男だな。攻撃を誘っているなら無駄だ。お前は最後に消すからな」

色「……こんなに怒ったのは久しぶりだね。まさかここまで腐ったボーイがいるとは。驚きです」

帝「何がいいたい…?」

色「僕は衝撃でも爆発するが……怒りでも爆発する口でね」

帝「…!?」

帝(何ぃ…?)

色「どうやら…コレ以上抑えられそうにない。心の起爆スイッチは…ONだ」

帝「ふ…ふふ……はははは!!爆発するならすればいいさ!!お前の周りの人間も木っ端みじんだがな!」

色「このままレディーが傷つく所を黙って見ているよりいくらかいいさ。もう僕は止められない…」

帝「何!?」
788 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/02/20(土) 22:44:01.18 ID:w3at3MSO
カァァァ…

色「“ミスターダイナマイト(性欲は爆発だ)”発動!!」

帝「な……そんな馬鹿な…」

カァァァ…カァァァ……

帝「や……やめ……」

色「……ボンバー!!」

ドッカァァァァァァン!!!!

姉(うわっ……!!)

落(……っ!!)

バキッ!バキバキバキ!!

色「はぁあああああ!!」

ドッカァァァァァァン!ドカァーン!!ドッカァァァァァァン!!
789 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/02/20(土) 22:52:45.62 ID:w3at3MSO
帝(……!!血迷ったか……)

モクモクモク

帝「くっ……ど、どうなった……!!」

キョロキョロ

帝「ふ…ふふ……はははは!!!なんだ!?ははは!!!無事だ!!私は無事だぞ!!馬鹿め、あの男!!自分も仲間も無駄じ………っ」

グサッ

帝「………」

帝(血……?)

グサッ!グサッグサッ!!

帝「ぐ…ぐッッ!!!な…何が起こっ……」

『無限大鎌…鎌鼬の舞!!』

ヒュンヒュン…ヒュン!!

帝「な……何故だ!!何故お前……」

ユラ〜…

口「ん〜…どうやらあんたの力。部屋の中じゃないと効かないみたいねん」

帝「何!?どういうことだ!!」

パキパキ

落「さっきは……散々やってくれたな……」

メリー「コロス…コロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロス…!!」

帝「……!?」
790 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/02/20(土) 23:01:29.34 ID:w3at3MSO
口「どうもおかしいと思ったのよねん…。部屋に入ればすぐに閉まる扉…そして部屋から何故か出ようとしないあんた」

帝「……!?」

『そう……僕はピンと来たんだ…』

サラサラサラ〜

色「君の力……有効範囲がある。それは、この部屋の中だけってね」

帝「何だと!?」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!

帝「だったらまた同じこと!!!ひざまづけ!!キングス・フィールド!!」

色「……ふん」

口「馬鹿なコ…」

帝「キングス…フィールド!!フィールド!!フィー……何故だ!!何故ひざまづかない!!!」

口「上……見てみなさい」

帝「上……だと?」

キラキラキラ…

帝「そ、空……空が…」

口「そう。空…見えるでしょ?つまりもうここは密室じゃないわよねん?」

帝「!!?」

ドキィ!!

口「ん〜…図星みたいねん。断言してあげるわん。あんたの力は密室の中じゃないと効果を発揮しない!」

ドーン!!

帝「く……クソォォ!!!!」
791 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/02/20(土) 23:09:11.10 ID:w3at3MSO
帝「クソォォ!!!」

落「拝む時間は…やらねぇぞ」

ムクッ

メ「…アナタハ、取リ返シノツカナイ事ヲシ過ギマシタ」

ムクッ

姉「ああ〜…しんどかった。一気に痩せたみたい」

帝「あ……あ……あ……」

落「三日天下だったな、ミカド。王座交代の時間だ…なぁ、姫」

ソソッ…

姫「う……うん」

帝「た…助けてくれ!!頼む!!富ならいくらでもやろう!!名声も…権力も……全てが手に入るん……」

色「口を閉じなさい…ボーイ。男は引き際が肝心ですよ」

帝「く…く………」

クソォォォォ!!!!!!!!!
792 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/02/20(土) 23:28:00.97 ID:w3at3MSO
〜山ん中:洞窟〜

地「スー…スー……zz」

幽「ムニャスムニャス……zzz」

『あーっ!!いたいた!!みーつけたっ!』

『本当じゃのう。変態紳士の言う通りじゃ』

『んだよ…。グースカ寝てやがる』

『うわーん!!おとう……ングッ』

『モウ少シ…寝カセテアゲマショウカ』

男「………zzz」

猫「ニャー……zz」

『ん〜……なら私達はもう帰るわねん』

『もう帰るの?』

『だって…仕事はもう終わり♪ふふ…じゃね。帰るわよん』

『…………』

『…まったく掴めん女じゃな……』
793 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/02/21(日) 01:29:28.65 ID:XoVRL7ko
忙しくてこれなかったが、まだこの編続いてたのか
ホント、久々の長編だな
794 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/02/21(日) 01:42:57.77 ID:uSbDQUSO
〜男宅〜

チクチクチク

地「ほんとにボロボロですねぇ。もう少し待ってくださいね」

落「ああ。ほんとになぁ」

男「いや、いやいやいや////何か服着ろ!!」

カアァァ〜

落「馬鹿だろお前。服今縫ってもらってるだろ」

男「だからって!!お、終わったら言って…///」

姉「あんたウブねぇ。どうしてこんな子に育ったのかしら」

男「おかしいのは俺か!?」

落「うん」

姉「うん」

男「…そうか」
795 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/02/21(日) 01:50:44.13 ID:uSbDQUSO
幽「ええぇぇ!!!??化ちゃんのとこ行ってたのぉ〜!?!?」

飛「そうじゃ。知らんかったのか?……イツツ」

幽「いいなぁ〜!!私も行きたい!!行きたい行きたい行きたい!!」

飛「そんなに行きたいんならあのヤクザ軍団に頼んでみぃ」

メ「キット断ラレマスケドネェ。ア、飛サン包帯巻キマスヨ」

幽「ヤクザ!?ヤクザってあの…誰だっけ!?」

飛「イツツ……落の手下っぽいやつじゃ」

幽「そっか!!落ちゃ………」

飛「……ん?どうした?」

幽「吸ちゃんに連れてって貰えば早いよ!!」

飛「…って言っておるぞ」

吸「ゲ。めんどくさい〜」
796 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/02/21(日) 02:08:09.35 ID:uSbDQUSO
幽「連れてけ〜。コチョコチョコチョ」

吸「きゃーハハハハハ!!!連れてく、連れてくからやめれ〜!!きゃハハハハハ!!」

バタバタバタ

落「うるせー」

地「そうですか…。口裂けさん来てたのなら挨拶したかったです」

男「そうだなぁ。あの人実は悪い人じゃなさそうだったし」

飛「うむ…何か忙しいみたいじゃな。あっちはあっちで」

地「残念です」

ドンドンドン…ガチャ!

悪「姐さん!!…あ、みなさんお揃いでっか!!」

姉「あ…なんとか会」

悪「獄幽会です!!それより今、祝勝会ってことでそこでバーベキューしてまんねやけどみなさん来てくださいな!!」

幽「バーベキュー!!!!」

キラッ!

落「ほう…肉か」

メ「イイデスネー」

姉「どうする?地ちゃん行く?」

地「はい、楽しそうですね♪」

幽「よっしゃあ!!!焼き肉パーティーだぁぁ!!!!」
797 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/02/22(月) 12:28:18.50 ID:T.5yhESO
悪にはこいつを喰わせよう
つラード
798 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/02/22(月) 23:52:03.79 ID:fumjroSO
〜河川敷〜

ジュ〜

幽「んごー!!!んごー!!肉、肉、に…ぐっ!!!!ウッ」

ドンドンドン

男「あ〜あ〜もう…落ち着いて食えよ」

姉「おいひ〜♪何このお肉!?すごい柔らかい!」

吸「なんだろ…この赤身の柔らかさ!!しっかりした噛みごたえがあるのに!どんどん肉汁が溢れてくる〜」

地「脂身も全然しつこくないですね♪口の中の温度でクリームのようにとろけてしまいます〜」

悪「んまいに決まってますやん!マーム王国周辺にしか棲息してないミルフィーユ牛の最上級の肉でっせ。ウチらやから手に入る品物や!!じゃんじゃん食うてや!!」

ジュ〜ジュ〜

猫「ニャ〜。私はお肉もいいけどミルクが欲しいニャ」

悪「任せてや!!ほれ、若いミルフィーユ牛から搾った新鮮なミルクや!コップ1杯で1000円は下らんでぇ!!」

トクトクトク…

猫「んニャ〜…」

ペロッ

猫「ふにゃ!!?」

ビクッ

猫「甘〜いニャ〜♪舌が喜んでるニャ〜♪ふにゃにゃにゃ」

悪「せやろ!!ほら、まだまだ肉もミルクもようさんあるさかい!!じゃんじゃん食べてや〜!!」

ジュ〜ジュ〜

落「おかわり!!」

飛「わらわも!!」

落「あ!?」

飛「お!?」

姉「幽ちゃん野菜も食べなさいよ〜」

幽「んまままま〜い!!幸せ…♪」
799 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/02/23(火) 00:02:14.36 ID:HxFp0sSO
悪「ほら、お前ら!!姐さん達にどんどん肉渡したって!」

仲間達「ヘイッ!!」

ジュ〜

地「悪……さん?」

悪「ん?どうしたお嬢さん」

地「ずっと焼いてて疲れませんか…?」

悪「ああ。気使ってくれてんのかいな?ええねんええねん!!ウチらもちょいちょい食べますさかい」

地「あの……両手ふさがってるので…食べさせてあげましょうか?」

悪「えっ」

ドキーーン

悪「ええんでっか!?」

地「恥ずかしいので……目つぶって…///」

悪「は、はい!!」

地「あーん」

悪「アーン」

パクッ

地「美味しいですか…?」

悪「うん。んん…柔らかいなぁ!!柔らかくて柔らかくて物凄い脂身が………ってコレ!!ラードやないか!!」

ブヨブヨ

幽「んふふ!!大成功〜!!イエーイ♪♪」

地「ごめんなさい。ふふふ」

悪「ほ…本間に馬鹿にしよってからに…ハハハ」

悪(幸せです!!幸せです、姐さん!!)
800 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/02/23(火) 01:25:50.80 ID:vMcXEQSO
,A A ち●こ刈りに来ました
(#・∀・)(V)
801 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/02/23(火) 02:53:04.03 ID:HxFp0sSO
悪「田舎のおっかさん…。悪は今幸せでっせ。幸せにやっております…」

ポカーン

落「おい。早く肉入れろよゲロビア」

悪「ゲ…ゲロビ……。」

落「ゲロビア何してんだ」

飛「ゲロビア」

悪「姐さんそんな事は覚えて獄幽会は覚えてくれはらへんのですね…」

ズーン…

吸「ん〜でもホント美味しい♪メイちゃんも食べよっ!食べれる?」

メ「ア、少シナラ食ベマスケド大丈夫デスヨ。皆サンノ喜ブ顔ヲ見テイルダケデオ腹イッパイデスカラ!」

吸「そっか!じゃあ私がメイちゃんの代わりにいっぱい食べてあげるよ!!頑張る!」

メ「食ベ過ギナイヨウニシテクダサイネ〜?」

ヒュ〜

男「風…吹いてきたな。夜だもんな」

地「ええ。…でもみなさんと一緒なら全然寒くないです。」

ギャハハハハハ!!ワーワーガヤガヤ

落「お前服燃えてるぞ!!ハハハハ!!」

飛「何!?わらわとしたことが!!」

幽「飛ちゃん焼きだー♪」

カブッ

姉「幽ちゃん噛んでどうすんのよ!あはははは!!」

ギャハハハハハ!!アハハハハハ!

地「すごく…あったかいです…///」
802 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/02/23(火) 03:44:36.48 ID:HxFp0sSO
〜あれから数日後、マーム王国:王室〜

キュキュッ

召使「いかがですか?痛くはないですか?」

姫「うん!大丈夫だよ!似合う?」

召使「実に似合っておりますわ!姫様!立派です!」

爺「しかし姫…。あのようなことがあったのにもう国民に顔をお見せになるのですか?」

姫「お父さんのことは残念だよ…。お兄ちゃんもね。でも、いつまでもウジウジしてられないよ!!私“王女”になったんだもん!強くならなきゃ!」

爺「う…うう……」

姫「どうしたの?」

爺「本当に強くなられた…。この姫の姿、先代にも見せてやりとうございます。爺は嬉しくて…」

姫「そんなに泣いてたらあの人達に笑われるよ?」

爺「そうでございますね…爺は涙もろくなってしまって……オヨヨ」

姫「約束したんだから!私はこの国で強く生きるって!だからまたみんなに会ったときに素敵な国だと思ってもらえるように、笑顔で迎えられるように!だからいっぱい勉強して頑張るよ!私、お父さんが残してくれたこの国が大好きだからっ!!」

爺「そうでございますね…姫。この爺、いつまでも着いていきますぞ。」

姫「うん!」

召使「姫様。そろそろ時間ですので…」

爺「今の言葉、ぜひ国民にも聞かせてあげてくだされ」

姫「よしっ!―――」

【この頃からマーム王国はより一層の発展を見せることとなる。が、それはまた先の話…】
803 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/02/23(火) 03:54:33.32 ID:HxFp0sSO
〜天国:参謀本部〜

針「全っ然納得出来ひん!なんでうちが出てないのん!?」

静「針さん…次はきっとすごい出番がありますから。きっと大丈夫です!」

針「嫌や!!納得出来ひん!!あの作者全身麻痺させたろか!!」

※やめてください…by作者

西「でも、師もほとんど出番無かったよね」

師「は、はい…。そそそうですよ!私だって全然…!だから気にすることないですよ!」

針「ほんまに…?うち…みんなに忘れられてへん?」

師「ええ!そりゃもちろん!」

静「準レギュラーですよ!」

針「そうか…。それならええわ。ありがとう、みんなごめんな?ごねたりして。うち不安やってん…」

師「いえいえそんな!!さ、今は人間界への道の復興作業に戻りましょう!!忙しくなりますから!」

針「そうやな!!うちも頑張らな!作者は右半身麻痺で許したろ!」

※やめてください!…by作者
804 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/02/23(火) 16:13:20.06 ID:HxFp0sSO
〜河川敷〜

幽「あっひゃひゃひゃ!!!飲めや踊れや〜!!!」

ドンチャン♪ドンチャン♪

『ちょっと待ったぁぁぁ!!!!』

ドドドドドドドド!!

作「この俺を差し置いてぇ〜!!!」

キキーッ!!

作「何勝手に楽しんでんだコラァ!!!」

落「うわ…なんか来たよオイオイ。腹立つ」

作「腹立つってなんだぁ!!この長編で頑張ったのお前らだけじゃねぇぞコラァァ!!!作者だってけっこう頑張ってんだよ!!」

姉「なによ、腹立つ」

メ「マァマァ、セッカクナンデ作者サンモ楽シミマショウヨ。腹立ツ」

作「結局腹立つのか!?っていうか今回の長編長すぎ!!ロングすぎだろ!!いつまでバトってんだお前ら。描写難しいんだよ、ドカンとバキンとかペロンとか」

男(ペロン…?)

飛「あのな…さっきから話が見えんのじゃが…」

作「そこ!ナッイーース質問!!優勝!!」

ビシッ

飛(…優勝?)

作「いいか?俺はずっとギャグがやりたくてうずうずしてんだよ!!ギャグやるぞギャグ!!幽、これから忙しくなるぞボケェェ!!!」

幽「いよっしゃぁ!!出番ゲッチュゥゥゥ!!!!!」

男「またもう展開がめちゃくちゃな…」

作「知るかぁ!!しばらくギャグやるぞ!!」

姉「それよりバトルとかいいからあたしの恋愛模様書いてよ!前そういうの仄めかしてからまだ一回もあたしに春来てないんだけど!」

作「うっせー。自分の春すらろくに来てないのにお前らの恋愛に手間かけれるか!っしゃああ!!!じゃあショートショート行くぞお前らぁ!!」

姉「最低!あんたの恋愛状況なんか知るかっ!」

男「いやぁ…これじゃ誰もついていかんよ」
805 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/02/23(火) 18:58:49.98 ID:HxFp0sSO
【腕相撲】

男「だから何回やっても勝てないって…。もう何十回目だよ。肘ヒリヒリしてきた」

幽「ん〜、よし!じゃあひゅで相撲で勝負だ!!」

男「だから腕相撲はもう飽きたって」

幽「違う!腕相撲じゃなくてひゅで相撲!」

男「ひ…ひゅで……!?何それ」

幽「知らないの!?」

男「知らん…。人体にひゅでって場所ないだろ」

幽「簡単だよ。やり方教えたげるからやろ!」

男「お、おう…」

幽「まず両手を背中側からぐーっと持ってきて足の間を通して〜…耳を掴む!!これが基本の形!」

男「ごめん…まず基本の時点で無理だわ。」

幽「ひゅで相撲って言うのは西アジアの左下の上にあるチャスポンヌ王国の高橋ひゅできって人が考案した歴史ある相撲で…」

男「わからん!!全然ついていけん!!つか高橋ひゅできって誰だよ!!」
806 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/02/23(火) 19:14:20.75 ID:HxFp0sSO
【改装工事】

北「この廃墟も住む分には文句ねぇけどなんか暗いんだよな〜」

※この3人は現在廃墟後に住んでいます

南「あ、じゃあさ!!みんなで改装しようよ!!私ピンク色がいいな〜って思ってたから☆」

北「ええ…ピンクは俺が嫌だ…。」

東「あの…じゃあ白なんかどうでしょう…」

南「白は汚れが目立つ!赤は!?情熱的な赤!!」

北「赤…。赤はあいつを思い出すから嫌だ。イライラする。青は?」

東「青は食欲を無くす色です…。黒は…?」

北「葬式かよ!紫!!」

南「それも葬式っぽい!!黄色!」

北「無理!なんか腹立つから!」

南「じゃあどうすんの!」

東「あの…」

北「知るかよ!!大きい声出すな!!」

東「あの…別に今のままでいいんじゃないですか…?」

北・南「……」

北・南「そうする」
807 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/02/23(火) 19:37:44.40 ID:HxFp0sSO
【やるき満々マン】

幽「私の名前はやるき満々マン!!悪いことをする奴は許さない!!それがどんなにささいな事であろうと悪事には大きいも小さいもないのであって…」

姉「何〜!?出たなやるき満々マン!」

幽「例えば少しの信号無視でもドライバーからすればとてもヒヤヒヤさせるものであったりして後々その事が頭から離れずに別の場所で事故を起こしてしまうことも考えられるのであって…」

地「きゃー助けてー」

姉「ははは。この女がどうなってもいいのか!さぁ、かかってこい!」

幽「もし何も問題が起きなかったとしても自分の心の中には知らず知らずの内に少しずつ傷がついているので私は被害者だけじゃなく加害者も助けたいと思ってこの仕事を始めたのだ…」

姉「あの……やるき満々マン?やるき満々なのはわかるけど……」

地「あ……えーと、」

姉「なんか孤独…」

地「出…出直します?一回」

姉「そうしよっか…」

トボトボ

幽「そうやって仕事を全うするのも実は自分のためにも大切なことなので私は常に周りに注意をはらって生きているのだ!!そして今日!私はお前と言う悪意に満ちた敵と遭遇した!!」

ビシッ

幽「さぁ!!いざ尋常に勝負!!」

ポツーン

幽「……」
808 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/02/24(水) 01:47:49.54 ID:G9xme6SO
【子守唄】

男「う〜ん……」

幽「男…寝にくそうだね?子守唄歌ってあげようか?」

男「いいよ…」

幽「いいから。はい目つぶって〜」

男「はいはい、わかったわかった…」

幽「チーチリチーチリチーチリー♪」

男「……」

幽「チーチリチーチリチーチリー♪」

男「……」

幽「チーチリチーチリチーチリ…」

男「ちょ…やっぱいいわ。チリチリうるさい」

幽「まだ前奏だからもうちょっと待ってて!」

男「前奏…?子守唄に前奏いる?」

幽「いいから!寝てて!」

男「……ったく」

幽「チーチリチーチリチーチリー♪」

男「………」

幽「チーチリチーチリチーチリー♪キャンタッチジス!」
男「え、MCハマー!?キャンタッチジスって…」
809 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/02/24(水) 01:55:17.09 ID:G9xme6SO
【めんどくさい】

落「……」

ジーッ

落「この木だな、よし。…せーのっ、どっせい!!!」

ドスンッ!

飛「ぁぁぁあああ…!!」

ドサッ

落「お、落ちた落ちた。おい、なんか食べる物ない?」

飛「いたた…。だから食い物はないといつもいつも言っておるじゃろ!!」

落「お前かぶとむしみたいだな」

飛「木を揺らすな木を!!人が寝ておるのに!」

落「飯取りに行くのめんどくさいんだよ…困った」

飛「そのおかげでわらわの方がもっと困ったわ!!」
810 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/02/24(水) 02:06:43.64 ID:G9xme6SO
【小守唄2】

幽「わかった!じゃあ今度はちゃんと歌詞のとこからやるから。ハイ、目潰して〜」

男「なんで目潰すんだよ。つぶって〜だろ……。」

幽「ねんねんころりよおころりよ〜」

男「………」

幽「私の座席は窓際で〜」

男「………」

幽「お茶に浮かんでる見たことない虫の破片〜」

男「………」

幽「そんな中物憂げな顔であなたはモアイに語りかけるの〜」

男「………」

幽「お前のお母さん、昨日公園でとんぼ追い掛けてたぞ」

男「………」

幽「ああ〜この食物連鎖の歯車で君はただ歌えばいいのさ〜」

男「………」

幽「ヘイ!ヘイ!ポケットにケチャップまみれの腕時計が!ヘイヘイ!!」

バンバンッ

男「………」

幽「それこそが幽霊ソウルミュージック〜。カモン、ジョイナス!!」

男「カモンじゃねーよ!!寝れるかチクショウ!!」
811 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/02/24(水) 08:28:34.67 ID:G9xme6SO
【バレンタイン】

地「男さん…少し遅れましたけどこれ…チョコレートです。昨日作りました…」

男「えっ!?マジすか!!ありがとうございます!!死ぬほどうれしい!!」

地「ふふっ。そんなにたいしたものじゃないですよ」

幽「男〜!!私もチョコレート買ったの!!はい、バレンタインデー!」

男「おお〜幽がまさかくれるとはな!!ただ買ってきたってのは言うべきじゃなかったな〜」

幽「へへへ。でもちょっと手加えてあるよ。ちょっとビターだった」

男「ちょっと食ったのかよ」

落「…え、なんでみんな男にプレゼントなんだ?」

地「2月14日はバレンタインデーって言って大切な人とかお世話になった人にプレゼントを渡す特別な日なんですよ。そのプレゼントです」

落「……そか。あ……じゃあそうだ!俺からもプレゼントやる」

男「え……嘘…」

落「ちょっと待てよ……。あ、ほらこれ。バンタレイのプレゼントだ。しっかり受け取ってくれ!」

男「バレンタインな。ってか即興感がはんぱないんだけど…。これ…もらって大丈夫?」

落「ああ。少し臭うかもしれんがまぁ…食えんことはないだろ」

男(少し臭う時点で怪しすぎる…)

落「昨日山で捕りすぎてなぁ〜。よかった、処理できて。ほっといたら臭いんだよ」

男「ごめん、やっぱいらない」
812 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/02/24(水) 08:47:50.34 ID:G9xme6SO
【バレンタイン2】

静「はい、バレンタインプレゼントです。いつもお疲れ様です」

西「ん…」

静「針さんも。いつもお疲れ様です」

針「ああ。ありがとうな。貰ったん初めてやから嬉しいわぁ」

静「そうですか?喜んでいただけて…」

西「これ何?お金?」

静「いえ、違いますよ!うふふっ…知らないですか?バレンタインデーです」

西「そういえば噂で聞いたことがあるような…」

静「普通は女性から男性に気持ちを込めてプレゼントを送るんです。私のはいわゆる義理チョコって言うんですけども」

西「ふ〜ん…」

西(女性から男性にか……)

静「どうかしました?」

西「うん。それっていつも女性から一方的に?」

静「いいえ、3月には逆に男性から女性にお返しをするホワイトデーという日がありますよ」

西「ホワイトデーか…」

ブツブツ

針「なんや。何をブツブツ言うてんねん…。」

西「使えるね…うん。使える」

針「使えるって何が!?めっちゃ打算的や!」

西「やり方によればものすごく利益を生むかもしれない」

静「さ、さすが西さんですね…。」

針「全身義理の塊みたいな女やな…怖っ」
813 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/02/25(木) 23:59:44.78 ID:1WWXbISO
支援!
814 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/02/26(金) 17:20:51.96 ID:qkWgBoSO
【妹】

幽「お兄ちゃんっ!」

男「ぎょっ!」

幽「お兄ち…」

男「待て待て待て!!いきなりどうしたんだよ!?思わずぎょって口から出たぞ!」

幽「だって今年は妹が来るって雑誌に書いてあったし…」

男「なんの雑誌読んだんだよ!!」

幽「あ、ごめんごめん間違えた!!にぃに♪だった!」

男「だからどんな雑誌読んだんだよ!!」
815 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/02/26(金) 17:28:22.93 ID:qkWgBoSO
【こたつ】

猫「うにゃー。こたつに入るのが1番気持ちうにゃにゃにゃ…zz」

地「眠たいのなら布団敷きましょうか…?」

猫「ニャ…それより。地ちゃんさんここに座ってニャ」

地「え…は、はい」

ポスッ

猫「ひざ枕〜♪」

地「ちょっと猫さん…?今から夕飯の支度が…」

幽「あ〜!!猫ちゃんだけずるいんだ!!地ちゃん寝て!!」

地「あ……幽さ……あっ」

ゴロン

幽「はい腕枕〜♪」

地「もう〜!夕飯の支度が〜!」

《1時間後》

男「ただ今〜。バイト疲れ……」

幽「……zzz」

猫「……zzz」

地「あ。お帰りなさい!あ…あの…夕飯の支度がまだなんです。すいませ〜ん」

男「何この状況」
816 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/02/26(金) 18:37:30.83 ID:qkWgBoSO
【姉のつぶやき】

姉「0カロリーメガマックって発売されないかな…」
817 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/02/26(金) 18:44:15.93 ID:qkWgBoSO
【ザ・刺身】

幽「最近の音楽業界はもうダメだと思うのね。幽ちゃん的に」

男「そうか」

幽「だからこれもう私がデビューするしかないと思ってるんだよ」

男「無理だよ!無理!」

幽「地ちゃんと姉貴の3人でアイドルグループだよ!?ライバルはパオーン」

男「たぶんパヒュームって言いたかったんだな。勝てるわけねぇだろ!!」

幽「実はねぇ…ユニット名ももう考えてあるよ!」

男「マジで!?どんな!!?」

幽「若くて新鮮でフレッシュな感じの名前にしたかったからね〜…その名も」

男「その名も…」

ドキドキ

幽「その名も…」

男「その名も……」

ドキドキ

幽「ザ・刺身」

男「はい、アウトー!!」
818 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/02/26(金) 23:32:39.04 ID:qkWgBoSO
【やるき満々マン2】

姉「はっはっは!!人質がどうなってもいいのか〜!!」

地「きゃー!!やるき満々マ〜ン」

幽「………」

ノソッ

幽「………ハァ」

姉「出たなやるき満々マン!!今日こそはギッタギタにしてやる!ギ…ギッタギタに……」

幽「………」

姉「な…なにその、押し黙って」

幽「………」

姉「怖い!怖い怖い!!なんで黙ってんの!?いつもそんなんじゃないじゃん!」

幽「……」

姉「何が!何が起きたの!不満があるなら言ってよ!何でも聞くから!いつでも相談に乗るから」

幽「………この前」

姉「この前!?」

幽「しゃべってたら…一人にされたから。無視されたから…」

姉「あの時勝手に帰ったのがそんなに辛かったの!?ごめん!ちょっと話が長かったから…」

幽「別に気にしてないから」

プイッ

姉(絶対根にもたれてる…)
819 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/02/26(金) 23:42:17.12 ID:qkWgBoSO
【料理番組】

男「………」

幽「………」

地「……うわー、すごいお肉…」

男「こんな高いの食べてみたいなぁ」

幽「………」

地「………」

男「うわっ…まだ赤いのに」

地「ほとんど生ですね」

幽「………」

男「柔らかそ〜。すごいなぁ」

地「あ…100グラム3000円……」

男「高いな、やっぱり」

幽「………」

男「…ってかさっきから幽が無反応なんだけど寝てやが」

幽「うへへへ。もうそれ以上焼くと本来の味が…うへへへ」

ベチョベチョ

地「現実逃避…」

男「ちょ、おまえ目覚ませ…ってよだれよだれ!!!こたつに溜まってるって!!」
820 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/02/27(土) 00:05:42.15 ID:GRiTQ6SO
【ザ・刺身2】

幽「なんでそう私がやることやること否定するの!!いいじゃんザ・刺身!」

男「よくないだろ!なんだよザ・刺身って!会話に出るたび吹き出しそうになるんだけど!」

幽「バキュームも震撼するでしょ!!じゃあ何!?ザ・お造りにすれば満足?自分さえよければ満足?」

男「そんなこと言ってないだろ!そうやって安易になれるもんじゃないだろってアイドルは!それとバキュームじゃなくてパヒューム!」

幽「だって…私だって真剣に考えてさ…!考えたのに……グスッ。ひどいよ…」

男「真剣に考えてそれはさすがにまずい…」

幽「………グスッ」

男(はっ!しまった言い過ぎたか…?)

男「あ…あのさ、よく考えたらさ」

幽「グスッ……うん」

男「すごい個性的だし印象に残るし…逆にいいかも」

幽「ほんとに…?」

男「ほんとほんと!」

幽「バキューム〇ェラにも勝てる…?」

男「パヒュームな!いい加減覚えようか!でもインパクトは勝ってるんじゃ…」

幽「OKベイベー」

ケロッ

幽「エイベックス行ってくる」

男「それはもう少し待とう!?」
821 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/02/27(土) 01:38:56.84 ID:GRiTQ6SO
【作戦会議】

姉「え〜…これからの方針について作戦会議をしようと思いますが」

幽「ゼーゼー!!久々にギャグったぁ〜!!生きてる感じするわぁ〜!幽霊だけど!」

男「なんかさ…輝いてたよな、幽」

飛「主人公じゃからな。当然じゃろう」

男「よっ!主人公!」

落「どうでもいいけど帰っていい?めんどくさいから」

姉「いいわよ。別に」

猫「ニャ〜zzz」

地「え、え〜と…これからの方針について…」

幽「どのくらい輝いてたかと言うと銀河系ぐらい?」

男「ああ!銀河系いってたな!」

幽「マジすか!さすが主人公!」

姉「幽ちゃんよかったね〜」

男「お姉もお姉でいい使われ方されてたよな。ポッと出すのに向いてるのかな」

姉「…そうかも」

幽「ザ・刺身のメンバーだからこれからだよね!」

姉「ねー!地ちゃんも」

地「わっ、私は…あんまり目立つとかは得意じゃ…ないかな」

飛「なんかわらわ外された気分」

男「飛は飛ばし屋のメンバーじゃん」

飛「元な。今それを認識しておる読者が何人おるのか…トホホ」
822 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/02/28(日) 16:07:39.47 ID:cLE6B.SO
〜男宅〜

幽「男…私熟したい!」

男「そんなのあと20年ぐらいしたら勝手に熟すだろ」

幽「違うもん!前高校行った時にみんな熟してるって言ってたもん!!」

男「はぁ〜?女子高生が熟してるってことかぁ?」

地「あの…たぶん幽さんが言いたいのは熟してるじゃなくて“塾”をしてるって話だと思います…」

男「え!?塾!?幽は塾に行きたいの!?」

幽「そう!!塾行きたい!行かせて!」

男「無理だよ!無理無理!」

幽「行きたい!行かせて行かせて行かせて!!」

男「行かせてってお前…。塾がどんなものか知ってるの?」

幽「知らん!たぶん果物とか食べるとこだと思っております!」

男「ほら…。いいか?塾は勉強するために行くとこだよ。嫌いだろ?勉強」

幽「べべべ勉強…」

ドキッ

幽「幽、勉強、好きーー!!」

男「ポニョみたいに言うな!」

幽「行きたい行きたい…イカせて…。ねぇ…イカせて……」

男「もう…金とかどうすんだよ…」
823 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/02/28(日) 16:31:02.76 ID:cLE6B.SO
〜姉宅〜

男「…ってわけなんだよ。急に言い出してどうせ三日坊主だと思うんだけど」

姉「あら、でも幽ちゃんがやる気出してるのなら行かせてあげたいわねぇ。」

男「ただそんなお金の余裕が無いよな…」

姉「そうねぇ。現実は厳しいわよ」

メ「デモ…逆ニ考エルト問題ハオ金ダケナンデスヨネ?」

男「ま…まぁな。あいつ時間だけは腐るほどあるし」

メ「ダッタラ塾ヲ私達デツクッチャイマショウ!」

男「……え?」

姉「……え?」

メ「私ニイイ考エガアリマス!キット幽サンノ夢ヲ叶エテアゲマショウ!」

姉「久々にメイちゃんが燃えてる…。」

メ「ソレニハ皆ノ協力ガイリマス。例エバオ姉サンハ…」

ゴニョゴニョゴニョ

姉「……うんうん。…えっ?あたしが?」

メ「…ネ!幽サンノ為デス!」

姉「あたしまともな教育受けてないわよ…?大丈夫かなぁ」
824 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/02/28(日) 21:32:56.78 ID:cLE6B.SO
〜後日:男宅〜

幽「うーん……そのキャベツ返して…。それが無いと一生Hカップにはなれないんだから…ムニャムニャ…zzz」

男「おい、幽起きろよ。これ見てみ」

ユッサユッサ

幽「…それはどっちかというとキャベツという名のレタス……ムニャムニャ……ん〜。もう…何ぃ〜?起こしちゃやーの。」

男「起こしちゃやーの、じゃなくて。この前塾行きたいって言ってただろ?それについてなんだけど…」

幽「…なにゃ?」

ピクッ

幽「聞きましょう!ああ、聞きますとも!」

クルクルクル〜シュタッ

男「こんなチラシ入ってたぞ。ほれ」

パッサァ〜

幽「…どれどれ。え〜と……しました、の、で、も、に、しよう、から、まで、でも…。んん!?まったく怪文書だなこりゃ!!わけわからん!!」

男「違う違う!漢字読めよ漢字を。こう書いてあるの!“本日開校しました、青空塾河川敷校!自然の中で皆も一緒に勉強しよう!小学生から高校生まで何歳でも生徒募集中!”どうだ?行くか?」

幽「行くぅ〜!!一生行く!!」

男「いや一生は行かないでいいけど。…じゃあ参加してみるか」
825 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/01(月) 19:18:13.02 ID:0Ohx8ISO
塾講師と生徒が×××クルー?wwwww
826 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/03/01(月) 22:52:56.08 ID:wwF8MMSO
>>825
幽「禁断の愛…そそりますなぁ〜グヘヘヘ」

男「うわぁ…悪い笑い」
827 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/03/01(月) 23:07:25.17 ID:wwF8MMSO
〜河川敷〜

幽「うわぁ!!ここが噂のモヒャ空塾!」

男「なんだよモヒャ空って。青空塾な」

幽「ほんとに原っぱに椅子と机が並べられてるよ!画期的〜♪」

男「そうだな…。あ、幽見てみ。チラシの裏にちゃんと時間割が書いてあるぞ」

幽「どれどれ〜…えーと1時間目は…」

ピンポンパンポ〜ン

『はーい青空塾の生徒達は席に座ってくださ〜い』

幽「あ、授業始まるっぽい…。男!早く行こッ♪」

タタタッ

男「お、おう」

男(うまくいけばいいけど…)
828 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/03/01(月) 23:18:27.39 ID:wwF8MMSO
【1時間目:美術】

姉「はい、みなさん集まりましたか〜」

幽「は〜い!!はいはい!!私の名前は幽です!好きな食べ物は晩ご飯で嫌いな食べ物は絶食です!好きな関取は寺尾で…」

姉「え〜…そこの幽ちゃ…ゲフンゲフン。そこのあなた?授業中なんで静かに。自己紹介はまた後でね…?」

幽「はーい!!」

姉「はい。では早速授業始めます。1時間目は…」

幽「はい!!先生!」

姉「なんですか?」

幽「1時間目は何の勉強をするのですかッ!」

男「い、いや…今からそれを先生が言うから。」

幽「ん?」
829 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/03/01(月) 23:26:52.89 ID:wwF8MMSO
姉「1時間目は美術です。手元にあるマネキンに好きなようにメイクをしてみましょう。ケバすぎず自然に。テーマはナチュラルメイクです!」

バンッ

生徒達「は〜い」

幽「は〜い!!」

男(お姉…なかなかうまくやれてるじゃん。意外とばれてないっぽいな)

幽「ねぇ〜男〜」

男「なに?」

幽「あの先生、姉貴に似てない?」

男「いっ!!」

ドキッ

男「そ、そんなことないと思うけどな〜。ハハハ」

幽「ほんと?どこか似てるっぽいんだよな〜。肌の色とか」

男「肌の色はそりゃ似てるだろ。どこで判断してんだよ!」

幽「ちょっと!!授業中だからシ〜っ!!早くメイクしないと!」

男「なんてマイペースな…。それに俺メイクなんてしたことねーぞ」

男(とりあえずバレてないみたいでよかった…ホッ)
830 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/03/01(月) 23:37:58.61 ID:wwF8MMSO
【2時間目:国語】

幽「う〜。さっきのメイクの評価が思いの外酷評だった〜…。」

グター

男「そりゃそうだよ。お前あれケバい通りこしてデーモン小暮閣下だったもん。蝋人形にされそうだもん」

幽「口紅を紫にしたのが問題だったかな…」

男「たぶんそれは間違いの中のほんのひとかけらだと思うよ」

『ハーイ。2時間目始メマース』

幽「あ!授業が始まるよ!みんな席着いて〜」

男「学級委員長かお前は!」

メ「エー、ソレデハ2時間目ヲ始メマス。2時間目ハ国語デス」

幽「国語かぁ。得意分野だこりゃ」

男「お前国語得意なの?怪しすぎる…」

メ「今日ハ敬語ノ勉強デース」
831 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/03/01(月) 23:53:26.62 ID:wwF8MMSO
メ「オ帰リナサイマセ!御主人様!」

生徒達「お帰りなさいませ!御主人様!」

幽「お帰りマサイ族!御主人様!」

男「なんでマサイ族迎えちゃったんだよ。っていうかこれ敬語!?」

メ「ソコ!授業中デスヨ!」

ピュッ…スコン!

男「あ痛っ!チョーク投げられた」

男(メイちゃん燃えてるな〜)

メ「昨夜ハズイブンオ楽シミデシタネ」

生徒達「昨夜はずいぶんお楽しみでしたね」

幽「昨夜はずいぶんお楽しみでしたね!」
832 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/02(火) 00:19:10.29 ID:9Plxzeso
それはちゃんと言えるのかww
833 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/03/02(火) 00:59:27.49 ID:NNzrG2SO
【3時間目:体育】

幽「昨夜はずいぶんお楽しみでしたね!」

ハキハキ

男「発音良っ!言い慣れてる!?」

『おいっ!!クソガキども。あれだ3時間目すっぞ。めんどくせぇ』

幽「うわっ!怖そうな先生きた!」

男「ほんとだな」

男(つか逆になんでバレないんだろ…)

落「え〜と、あれだ。体育だから…あの……うん。お前達には殺し合いをしてもらいます」

男「うおおい!投げやりすぎだろ!スラム街の運動会か!」

ガタタッ

落「ん…?」

男「あ……」

男(しまった!これじゃ幽にバレ…)

幽「あ。オババ首相ゴルフ始めたんだ…」

ピコピコ

男「なぜかツイッターやってた!!」

男(でも助かった…!)
834 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/02(火) 05:00:34.25 ID:9Plxzeso
オババ首相ww
さては、鷹の爪3見たな?
835 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/03/02(火) 11:58:57.61 ID:NNzrG2SO
>>834
幽「ピュ…ピューイ♪し、知りませんそんなもの〜」
836 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/03/02(火) 18:56:16.83 ID:NNzrG2SO
【昼休み】

幽「男〜♪おべんと食べよ〜♪おべんと!おべんと!嬉しいなぁ〜!…あれ、おべんとおべんと言ってたらおべんとって何かわかんなくなっちゃった」

男「ちょっと落ち着けよ。でも河川敷で食べるお弁当は格別だな!」

幽「うん!」

男「なぁ〜…これが青空塾の醍醐味で…」

幽「うん……」

男「………」

幽「………」

男「…コンビニ行くか」

幽「おべんと作ってなかった…」
837 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/03/02(火) 19:06:17.30 ID:NNzrG2SO
〜セブントゥエルブ〜

ピロピロリン

店員「いらっしゃーせー」

男「腹減ったなぁ。何食べる?」

幽「え〜と…あ、男!!これ!!これがいい!」

タタタッ

幽「これッ!」

男「ん?から揚げ弁当?それでいいの?」

幽「え…ダメ?」

男「いや、別に何でもいいと思うけど。俺はこのハンバーグ弁当を選ぶと思ってた」

幽「ヒャンバーグ!!」

バッ

幽「うひゃ…ヒャンバーグだ……」

ボトボトボト…

男「おい!よだれ弁当にかかってるって!押さえて押さえて!」

幽「はっ…し、失敬失敬」

ジュルル

幽「これで大丈…」

ブッ

幽「おっと失礼」

男「よだれ押さえたら下から出たな…。なんなんだよお前」

幽「え、長女」

男「家族構成じゃなくって。っていうか何だこのやり取り!」
838 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/03/02(火) 19:16:46.92 ID:NNzrG2SO
男「いいから早く弁当選べよ。授業始まるぞ!」

幽「ええ〜…だってこっちもあっちも…ああ…オムライスも食べたくなってきた…。でもこのスパゲティーも捨て難い!」

男「もう!コンビニなんていつでも来れるんだからどれ選んでもいいよ!」

幽「う〜…じ、じゃあ男選んで。これとこれ、どっち?」

パッパッ

男「ハンバーグとから揚げ?結局最初のままだな。うん、じゃあハンバーグで」

幽「ハンバーグ?ハンバーグを選びましたね?」

男「選んだよ!選んだからもう行く…」

幽「実はハンバーグの後ろに…」

スススッ…

幽「………フフフ」

男「ハ…ハ…」

男(ハンバーグの後ろにオムライスを持ってやがったー!!)

ガーーン

幽「これがハンドパワーです!」

男「いらんことせんでいい!」

幽「お前はレジ横の肉まん食っとけ!」

男「なんでだよ!」
839 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/03/02(火) 21:01:45.28 ID:NNzrG2SO
男「よし!じゃあもうレジに…」

幽「あ、ちょっと待って」

男「な〜んだよっ!!まだ何か!?」

幽「パン…パンも食べたいな…」

男「もう駄目!パンの方見ちゃ駄目だ!また別の迷いが生じるから!こっち向け!」

グリンッ

幽「はうぅ!」

男「ふぅ…これでひとまず」

幽「あ、スイーツ売ってた。スイーツ食べてぇ〜」

ジュルル

男「ノー!!!向けた方向がまずかった!やっぱりこっち向いちゃ駄目!」

グリンッ

幽「あ、アイス食べてぇ〜」

男「シット!!こっちじゃなくてこっち!!」

グリンッ

幽「お。ジュースも飲みたい」

男「駄目だあぁぁ〜!!どっち向いてもこいつにとっては誘惑の嵐!!」
840 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/07(日) 00:56:53.06 ID:GAEH12SO
C
841 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/09(火) 22:29:02.24 ID:AEh6TYSO
(´・ω・)
842 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/03/10(水) 08:59:40.60 ID:ytU7N6SO
>>841
幽「最近進まなくてごめんね?」
843 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/10(水) 22:52:42.98 ID:Rrin62SO
急かしてごめんね
じっくり待つよー('・ω・)ノシ
844 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/03/11(木) 00:29:26.65 ID:P8ZkqISO
>>843
幽「幽ちゃんはずっと見てるからねー!!」
845 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/03/13(土) 15:36:13.66 ID:MaGQ9gSO
〜河川敷〜

幽「みんなの幽ちゃん復かぁぁあああつ!!ひぁ!」

キーーン

男「うるさい!屋外でこんなにも!何なんだよ急に…」

幽「はい、ご飯ちょうだい!」

男「歩きながら食うの?塾帰ってからにしたほうが…」

幽「ご飯!パン!ジュース!」

男「へいへい…」

※結局パン数種類、おにぎり、弁当、さらにアイスクリームとジュースを購入

男「お前…せめて自分で荷物持とうよ?」

幽「キシシシシシ!!」
846 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/03/13(土) 15:48:40.81 ID:MaGQ9gSO
男「早くしないと4時間目始まっちゃうよ」

キャーキャー

男「…ん?なんだか騒がしいな」

幽「ん〜?」

『や…やめてくだ…あっ!離して…』

『いいから金払え金!!この場所を勝手に使われちゃ困るんだよ!!』

男「あ〜…やべぇ。」

男(絡まれてるよ…。しかもあの声は地ちゃん。参ったな…)

幽「ん〜!ん〜!!ぱやく助けないふぉ!!ブペポ!!」

ブペポ!

男「おわっ!!お前口の中の物が!!」

幽「ほんと申し訳ない!男の鼻の上うんこついてる」

男「バカ!これ…お前の吐いたツナマヨじゃねえかよ!」
847 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/14(日) 02:08:14.58 ID:rBpOSUSO
(V)
O O`・ω・#)地ちゃん困らせる奴は去勢だ!
848 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/03/15(月) 12:59:08.68 ID:aYFrc2SO
蜥蜴「勝手に場所使ってんじゃねーぞ、おい。ここが白蜥蜴の土地だってこたぁ…」

シュタッ

飛「何か?話ならわらわが聞こうか」

蜥蜴(こいつ…今どこから…)

地「飛さ…あ、いや。5時間目の先生さん!」

飛「よい、もう生徒達は逃げておる」

地「あ、そうですね…」

蜥蜴「お前、何者だ。」

飛「名乗る必要もない」

ジャキン!!

飛「こいつに指一本触れてみろ。ただでは済まさん」

ギンッ

蜥蜴(これほど揺らぎのない瞳…そうとう実戦慣れしてるな。一筋縄ではいかないか)

蜥蜴「わかった、わかった。こっちもついカッとなっただけだからそんないきり立つな」

スッ…

蜥蜴「降参だ。ここは身をひく。今日は好きに使えや。じゃあな」

飛「………」

地「ほ。よかった…」
849 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/03/15(月) 13:15:49.11 ID:aYFrc2SO
〜街中〜

落「ああ〜!!先生なんか慣れねぇことするからストレスがたまってしかたねぇ!!」

ズカズカ!

落「久しぶりにそのへんで酒掻っ払ってくるかな…」

蜥蜴「………」

ドンッ!!

落「あっ…」

蜥蜴「………」

落「おい!!お前人にぶつかっておいて黙って通り……すぎ……」

蜥蜴「ん?…また女かよ」

落「おい!!女っつったかコラ」

蜥蜴「この街の女はみんなこんなに物騒なのか?やってらんねぇな、おいおい」

落「待てコラ!」

ペシッ

蜥蜴「………どうでもいいことでカッとすると損すっぞ。じゃあな」

ツカツカ…

落「…ちっ。無視しやがってあの野郎。すました顔しやがって」

落(変なやつ…)
850 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/03/15(月) 13:30:58.82 ID:aYFrc2SO
〜その日の夜だよね、男宅〜

男「残念ながら午後の授業は中止って…そりゃああれだけ揉めたらなぁ」

男(はぁ、結局うまくいかなかったか)

幽「うん!でも私は楽しかったよ!!みんなでいっぱい勉強出来て!!」

男「そうか?」

幽「でもごめんね…?」

男「ん?」

幽「私が塾に行きたいって言ったから…みんな私のために頑張ってくれたんだよね」

男「あ…お前気付いてた?」

幽「うん。そりゃ気付くよ普通は!!」

男「そりゃそうだわな。ハハハ」

幽「だってやくざに絡まれてる先生助けたの飛ちゃんでしょ!?あの身のこなしは飛ちゃん!気付きまくり!!」

男「そうだな!ハハハハハ…」

男(午前中の時点では気付いてなかったのかコイツ…)
851 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/03/19(金) 18:39:36.49 ID:SqNQ0QSO
【その恐怖はある日突然…】

〜男宅〜

幽「男、男〜!!」

ドタドタドタ

幽「さっきミーちゃんと散歩してたらビデオ拾った!!一緒に見よ!!」

ミー「ニャ〜す」

※猫の正式名称がミーちゃんになりました(命名、姉)

男「はぁ〜?お前それって怪しいビデオなんじゃねぇの?」

幽「怪しくないよ!!拾うときビデオの周りにおびただしい数のカエルがいたけど」

男「それ絶対怪しいだろ!!タイトルは!?ビデオのタイトルはなんだよ!!」

幽「タイトル……え〜と。ザ・輪っか。ザ・輪っかだって」

男「ザ・輪っか??聞いたことないな…」

ガチャン、ブィィイイ〜

幽「ほいほいほ〜い。パイルダーオン!!」

男「っておおぉぉい!?考えるより行動か!!」

幽「大丈夫大丈夫!!拾うとき空を見上げると尋常じゃない数のカラスが飛び回ってたけど大丈夫!!!」

男「それ大丈夫じゃねぇえええ!!!!」
852 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/19(金) 22:44:14.08 ID:MknVZwSO
どう考えてもリングです本当に(ry

ハリウッド版は貞子の動きがドラゴンボール的だった気がする
853 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/03/20(土) 00:30:09.28 ID:4YwYagSO
男「バカ!勝手にそんな怪しいビデオつけんなって!」

幽「うるしゃい!!」

地「何か楽しそうですね…」

ヒョコッ

男「あ、地ちゃん駄目!!ちょっと今は危ないかもしれないからあっち行ってて」

男(いかがわしいビデオだったらどうすんだよ!)

地「え、そう…なんですか?」

男「そうそう。だからあっち行ってて…」

幽「ね、ねぇ。男…」

男「あん?」

幽「テレビ…見て」

ズルズルズル…

男「ズルズルって…何の音……」

貞子「………うああ」

ズルズルズル…

男「……」

地「……ひっ!」

幽「………」

男「お、女が出て来たぁぁああああ!!!!!」

ギャアアアア!!!
854 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/03/20(土) 21:44:41.29 ID:4YwYagSO
貞子「うう……呪い…殺してやる……」

ズルズルズル

幽「ひぃいいい!!人間じゃない!!テレビから出てくるんだもの!」

地「怖いです…」

ガクガクブルブル!

男「思い出したぞ!!こいつ…貞子だ!!」

幽「ダサ子!?」

男「こいつはビデオを見た人間を無差別に呪い殺してしまうという都市伝説級のお化けだ!!」

幽「何ィィ!!!?ダサ子のくせに!」

男「だから安易にそんなビデオ見るなって言っただろ!!どうすんだよ、俺まだやりたいこといっぱいあるぞ!!」

幽「私だって飼いたいチワワいっぱいいるし!!」

男「知るかぁぁ!!チワワは飼わせんぞ!どうせ途中で俺らが世話することになるんだからな!!」

幽「最後まで面倒みるからぁ!最期という名の死去の一瞬まで看取るからぁ!」

男「だめ!!っていうか幽霊が犬飼おうとするな!」

ズルズルズル…

貞子「あ…ああ……」

男・幽「ひぃいいいい!!!」

貞子「お前達を……呪いこロッ!!」

ズルズルズル…ガッ!!

貞子「……」

ガッ…!!ガッ!

貞子「………うそだ」

男「あ…あ………!」

男(途中で詰まったぁああああああ!!!!)
855 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/03/20(土) 21:51:19.74 ID:4YwYagSO
男「途中で詰まったぞ!!」

貞子「……」

ガッ…ガッ…

幽「あれ?詰まって動けない…?」

貞子「……」

ガッ…

貞子「……お尻が」

男「お尻が詰まったっぽいぞ!!千載一遇のチャンスだ!!」

幽「今の隙に腕のいいお坊さんを呼ぶんだね!?」

男「違う!!押し返すんだよ!!押し返せぇ!!」

ガッ…ガッ…

貞子「16インチ以下は……ちょっときつい」

男「うちのテレビ16インチ以下で良かったぁ!!」

幽「今のうちに押せ押せ!!」

グイグイグイィィ!!

貞子「そんなに押したらダメ。痛い痛い……やめて」

幽「押せ押せ!!」

グイィィ!!

貞子「痛い……お尻が取れる……。や、やめて」

幽「押せ押せ!!」

グイィィ!!

貞子「や……やめて。や、や、やめろぉぉ!!!!」
856 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/03/20(土) 21:59:31.53 ID:4YwYagSO
貞子「やめろぉぉ!!」

ゴゴゴゴ!!

幽「はい!!」

貞子「それ以上やるとお前の眼球でビリヤードするぞ!!」

幽「はい!もうやめました!すいませんでした!!」

貞子「………」

男「………」

幽「………」

地「………」

シ〜〜ン…

男(貞子が切れた…)

幽「ど…どうしよ。中途半端ダサ子に怒鳴られた!」

貞子「ダサ子違う…。貞子……」

ガッ…ガッ…

地「な、なんだかかわいそうですね。出してあげます…?」

男「え、それはまずいよ。呪い殺されるよ」

幽「いや、助けてあげたらダサ子にはダサ子なりの優しさがあると思うんだけど」

貞子「ダサ子違う…。貞子……」

ガッ…ガッ…

男「よ、よし。しかたない。このままにする訳にもいかないし…。とりあえずいろいろ試してみよう」

幽「16インチ以下という呪縛からダサ子を助けてやろう!」

貞子「ダサ子違う…。貞子……」

ガッ…ガッ…!
857 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/03/20(土) 22:06:54.09 ID:4YwYagSO
男「かけるぞ」

ドロドロドロォ〜!

貞子「……」

ヌルヌル

男「油で少しは滑りがよくなるかもしれない」

幽「よ〜し!!みんなで引っ張るぞ!!」

貞子「……嘘、嘘」

男「いくぞ。みんな貞子の腕を持って!」

ガツッ!

男「オーエス!オーエス!!」

幽「オーエス!!オーエス!!」

地「オ…オーエス!オーエス!」

グググググィィイイイイ!!!!

貞子「あ゙痛ぁぁ!!!腕もげる腕!!痛い!!」

幽「オーエス!オーエス!!」

グィィィ!!グィィィ!!グィィィ!!

貞子「痛い……お尻の皮剥けそう!!」

男「油追加!地ちゃん!」

地「は、はい…!」

ドロドロドロォ〜!!

貞子「この油自体が嫌…」

幽「オーエス!オーエス!」

グィィィグィィィ!!

貞子「って痛たたたた!!!もういい、やめて!」
858 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/20(土) 22:47:48.73 ID:RIT0EwAO
いつも思うんだがテレビの画面を上に向けると中との重力の関係とかどうなるんだろ
あと久々になんかエロいな
859 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/03/21(日) 02:55:54.76 ID:URk2SwSO
貞子「………」

グター

男「はぁはぁ、ダメだ。全然出てこない」

幽「なんだかダサ子もぐったりし始めたね」

貞子「なんで……こんな目に……」

幽「……」

男「……」

幽「なんだかかわいそう…。ホントに」

地「とりあえず…お茶入れますか…?」

貞子「こんな状態でお茶……飲めない」

グター

地「あ…そうですよね……」

男「無惨………」

幽「体、拭いてあげよっか」

サワサワ、モミモミ、

貞子「ちょ…どさくさに紛れて胸揉んでるんだけど……」

幽「あ、大丈夫。大丈夫だから」

サワサワ、モミモミ、

男「何が大丈夫なんだよ。やめてやれよ!!」

貞子「……こそばい」
860 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/03/21(日) 21:57:38.28 ID:URk2SwSO
《数十分後ぐらい》

貞子「………」

姉「うん。わかるよ!20後半になるとお尻が急に大きくなるわよ」

貞子「昔は…。昔は…もっとスタイルもアレで……」

姉「うんうん、すごいわかる…」

ペチャクチャペチャクチャ

男「なんとなくお姉連れてきたけど」

地「すごい打ち解けてますね…」

幽「きっと何か通じるものがあったんだ…」

男「俺の姉は一体なんなんだよ。お化けと打ち解けるって…」

姉「ねぇ、ちょっと」

チョイチョイ

男「はい?」

姉「そろそろテレビぶっ壊すけどいい?いいわよね、」

男「…は?」
861 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/21(日) 23:15:18.63 ID:2zhJCgSO
姉にゲンコツくるに一票
862 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/03/21(日) 23:47:05.57 ID:URk2SwSO
メシメシメシバキ!!

姉「はい、いっちょあがり〜♪」

貞子「うう……」

ズルズルズル

男「ってひぃいいい!!」

幽「呪い殺されるぅうう!!!」

姉「あはは、あんた達いいリアクションねぇ。助けてくれたら呪わないって約束したの!ねぇ〜?」

貞子「………」

ズルズルズル…

男「い、いや…約束したからって……」

貞子「………うう……あ……」

ズルズルズル…

男「ひっ!!」

幽「男!!」

地「男さん!!」

貞子「………うう」

ズルズル…ベタァ

男(し…死ぬ!!)

貞子「……さよなら」

ボソッ

男「……え!?」

貞子「………」

ズルズルズル…

姉「じゃ、あたしは貞子さんを元の家に戻してくるから」

貞子「………」

ズルズルズル…
863 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/03/23(火) 18:26:23.33 ID:4Pg9KQSO
《後日、家電量販店…》

店員「そう言われましても…」

姉「いいからこのビデオ映すの!!そうすればこの人が帰れるから!!」

貞子「…ああ………」

ズルズル…

店員「ですから…お客様の言っている意味が…」

姉「ええい!!つべこべ言わずビデオ映せ〜!!」

ギャースギャース!

店員「ちょ、ちょっと誰かぁ〜!!誰かぁ〜!!」

貞子「おい……」

ポンポン

店員「は…」

貞子「ビデオ映さんとお前の眼球で玉入れするぞ」

ボソソッ

店員「………」

貞子「……ああ…」

店員「う、映します!!高画質で映しますからやめてください!」
864 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/03/23(火) 18:48:18.68 ID:4Pg9KQSO
【おや、珍しいお客さんの姿が…?】

〜男宅〜

雪「幽ちゃ〜ん♪」

幽「雪ちゃん!!!」

キャッキャキャッキャ♪

男「珍しいな!雪ちゃん!」

地「お久しぶりですね」

雪「うん!!雪女だけに久しぶりでスノー!」

男「……あ…うん」

ヒュオオオ〜

猫「ニャフ…!なんでか寒いニャ〜!!」

雪「あれ?初めて見る猫ちゃん!いや、人間?猫?あれ?」

男「ああ、この子は猫娘のミーちゃん。最近ミーちゃんになったんだけどね」

幽「んじゃ早速遊びいこ!!何がいい?ドンキーコング?」

男「それ室内ゲームだろ」

雪「ん〜ん!!遊びに行く前に今日は大事な話!!」

男「大事な話?」

雪「そう!!明日開催される天国VS地獄冬のビーチバレー大会のこと!!」

幽「なぬ!?ビーチ!?」

男「そんな大会があるのかよ!!」

地「楽しそうですね…」

雪「だよね!!!」
865 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/03/23(火) 19:02:10.87 ID:4Pg9KQSO
〜墓地〜

雪「ビーチバレー大会っていうのはね…はい作者!!」

ダダダダダダ!

作「おっす、おら作者!!」

男「ここぞとばかりに出てきた!!」

作「天国VS地獄女子ビーチバレー大会というのは毎年開かれる霊界3大スポーツ大会の1つなのだ!!しかしこの大会に勝ったチームはその後1年を遊んで暮らせるほどの賞金を手に入れる上に勝った陣営は相手に対して偉そうに出来るのだ!!ちなみに去年の優勝は天国派の麗チーム!!」

雪「はい、ありがとう」

ビュオオオ〜!!!

作「あ〜〜れ〜〜〜!!」

ピキーーン…

男(むごい…)

雪「ってわけでみんな明日への練習で忙しいの。だから私が代わりにここへ来たってわけ!」

幽「ビーチバレー!!やりたいやりたいやりたいやりたい!!!雪ちゃんも出るの!?」

雪「私は出ないよ。でも幽ちゃん出てよ!!…ってわけでモリモリも出てもらうから」

落「どういうわけだよ!!あと俺に話振るの遅すぎるだろ!!」

クワッ!!
866 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/03/23(火) 19:24:53.12 ID:4Pg9KQSO
落「嫌だぁーッ!!出たくねぇええ!!」

ジタバタ!!

幽「ちょ…落ちゃんは私とチーム組んで出るんだからいいじゃん!」

落「よくねぇええ!!そんなの俺のキャラに合わねぇええ!!!」

幽「もう〜落ちゃん」

雪「モリモリは出たくないの?」

地「みたいですね…」

男「ん〜…あ。じゃあ代わりに飛ちゃんに頼んでみれば?」

落「あ、そうだ!!飛に頼めよ!!」

バッ!

雪「最初はわらわにも頼もうと思ったんだけど…いなかったの」

男「いなかった?」

雪「そう。だからモリモリしかいない!!モリモリ出場おめでとう!!」

落「嫌だぁあ!!!」

ジタバタ!!

雪「ん〜〜もう!!静まれぃ!!」

ピキピキピキ!

落「……あう!」

ピキピキピキ…ピキーン!!

雪「よし、静かになった」

男「……えげつないな雪ちゃん」

雪「西さんに言われたの。暴れたら凍らせていいよって」

男「あぁ…そう……」
867 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/24(水) 01:46:41.54 ID:Ef9ANISO
天然(?)+初代ポケモン的な吹雪で氷漬け無双www
868 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/03/24(水) 12:16:56.58 ID:17Tw2QSO
〜天国:大会受付〜

ワーワー

幽「うわ、受付の時点ですごい人!一人、二人…十人以上はいる!!」

雪「だいたい数百人ぐらいいるみたいだよ!でもほとんどは参加する選手を見たいやじ馬らしいけど」

ジャラララ

落「いや…それはいいとして何この鎖」

雪「モリモリが逃げないように♪」

落「逃げないようにって…俺は猛獣じゃねぇぞ!!!うがぁ!!」

ウガァァ!!

『猛獣じゃろうが、おぬしは』

落「あん!?この声は…」

シュタタッ

飛「ふん、おぬしが参加するとはのう。それに久しぶりじゃな、雪」

雪「わらわ!!」

落「お前…まさか!!お前も参加するのかよ!!」

飛「ああ。もちろんじゃ。それに…見ろ。この腕のマーク!!」

バッ!!

飛「わらわは地獄側のオファーで参戦じゃ!」

落「何ィ!?!?」

幽「地獄側!!?雪ちゃん私たちは!!」

雪「天国側だよん」

落(っつーことは…)

落「………」

雪「どうしたの?モリモリ」

落「ああ、悪い。相変わらずバレーは好きじゃねぇが…少し燃えてきた」

幽「自然発火現象!?」
869 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/03/24(水) 12:59:54.97 ID:17Tw2QSO
飛「それでは!わらわは練習に戻るとするかの。じゃ!」

シュタタッ!

落「……」

幽「飛ちゃんが地獄側ってことは敵だったんだねぇ」

雪「先越されてたんだ…」

落「ま、やると決まっちゃあやらねぇとな。久々に動くか!」

幽「いっつも喧嘩してるじゃん!モリモリ」

落「お前までモリモリって言うな!!」

雪「あ!!じゃあやる気も出たところで西さんに会いに行こうよ!他の天国側の選手が集まってるかも!!」

落「ああ…そうするか?」

幽「そうと決まりゃゴー!!!」

ギャン!!

落「速…」

雪「ああ!ちょっと幽ちゃん受付がまだだよ〜!!」
870 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/03/24(水) 13:56:33.31 ID:17Tw2QSO
〜天国:参謀本部〜

西「ああ、落が参加してくれるんだ。予想外だったよ」

落(白々しい…)

幽(白々しい…)

雪(白々しい…。雪女だけに)

落「で、天国からはどんな奴が出るんだよ」

西「ん…僕と、針と…だいたいは出るよ」

落「お前も出んのかよ!!」

西「うん。だって一応主催者ってことになってるからね」

落「そうか。天国側はかなり本気だな」

幽「西ちゃんが出るんなら絶対勝つし!!」

西「いや、そうとも限らないよ」

幽「なんで?勝つよ!」

西「地獄側がかなりの精鋭を揃えたみたいだから」

落「精鋭…!?ああ、飛のことか?あれなら別に問題ねぇよ。俺が潰すから」

西「飛だけなら…ね。なんとかなるかもしれないけど…」
871 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/03/24(水) 14:06:31.22 ID:17Tw2QSO
『ちょっと今回の地獄は怖いかもね』

〜地獄〜

飛「ふむ、要するに相手のコートにボールを叩き込めばいいんじゃな」

『おおぉ!!!やる気が出てきたぜぇぇ!!!あの落がゲストだったとはなぁ!!』

『落さん……出るんですね……』

『ん〜…そうなの。あとちょっとあんたうるさいわよん』

『落を潰すのは俺だからなぁ!!!』

『いいけど暴走はしないでよね★』

『コロスコロスコロスコロスコロスコロス……』

閻魔「さぁ…よく集まってくれた!!お前らの戦う動機はなんでも構わん!!今年こそは地獄に勝利を頼むぞ!!」

飛「しかし、所詮イベント大会でなぜそんなに勝利にこだわるんじゃ?」

閻魔「わしは絶対に忘れん!!あの時のあの言葉…」

ひょひょひょ。まぁ地獄も頑張ってたんじゃない?…by神

閻魔「あああああ!!!今思い出しても腹が立つ!!あのクソジジイのなめたような顔!!今年は絶対に負けられんぞ!!」

飛(ジジイのプライドのために呼ばれたのか、わらわ達は…)
872 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/03/24(水) 23:08:39.70 ID:17Tw2QSO
〜天国:演習場〜

師「はい、じゃあ練習しますよ。私が投げるのでアタックしてください」

落「よし来い!」

師「そ〜れ」

ポーーン

落「よっしゃあああ!!」

ダダダダ!!

落「く・ら・え!!アタァァァック!!!」

バキャアアアアン!!!

落「ぶっ飛べぇ〜!!!」

シュパーーン!!

師「……」

西「………」

落「……ん?」

師「あの…もしかしてバレーボール知りません?」

落「いや…アタックしろっつったからとにかく飛ばそうと…」

西(まさかこんなに頭が弱いとは思ってなかった)
873 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/03/24(水) 23:15:29.83 ID:17Tw2QSO
幽「もう!!なんのためにネットが立ててあると思ってるのさ!!お馬鹿!!」

落「あぁ…そういやネットの意味ねぇな」

幽「バレーボールってのはね、こうやるんだよ。師さんボール貸して!!」

師「あ…は、はい」

幽「まずはこう…地面に置いてね」

師「幽さん?もうすでに違うんですけど…」

幽「こうやって上に…」

ユラユラ

幽「…乗るわけ!!」

コロコロコロ〜

落「ああ、なるほどな」

師「いやいやいや!!違いますよ!」

幽「これがまたバランス取りにくくて…」

コロコロコロ…ズルッ!

幽「おわっ!」

ズデーーン!

幽「オバマッ!!」

師「あ〜ほら、危ないって言おうとしたのに…」
874 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/03/24(水) 23:27:11.73 ID:17Tw2QSO
師「いいですか?バレーボールっていうのはこうしてボールを上げて…」

ポーーン

師「そして相手のコートへ落とす!!」

バシィィ!!

落「おお〜」

幽「おお〜」

パチパチパチ!!

師「あの…拍手とかいいんで覚えてください」

幽「わかった!!じゃあ次幽ちゃんやる!!」

師「そうですか?では…」

ポーーン

幽「よぉぉし!!」

ピョイン!ガシッ

幽「キャッチ!!」

師(キャッチしちゃった…)

幽「そして〜」

トコトコトコ

幽「相手のコートへたたき付ける!!とりゃ!」

ボスンッ!!

師「……」

幽「どう!?」

師「どうって…普通にボール運んだだけじゃないですか」

幽「違うの!?」

師「全然違います」

師(なんだか疲れるなぁ…)
875 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/03/26(金) 18:04:07.48 ID:tbj26QSO
《数時間後…》

落「どりゃあああ!!!」

バシィィ!!!

師「素晴らしい!!さすが落さんですねぇ」

落「へっ!まぁ余裕だな」

西「いくよ〜…それ、」

バシ!!

幽「レシーブ!」

バチィン!!

師「おお!!意外と幽さんも機敏ですね」

幽「あたぼうよ!!飲み込み早すぎる!?」

師「いえ、決して飲み込みが早すぎることはないですけど…」

西「うん。でもそろそろ戦えるぐらいじゃない?」

師「そうですね、十分戦えるでしょう!」

幽「やったー!!やったよ落ちゃん!」

バシバシ!!

落「痛い痛い!!わかったから!」

幽「明日が楽しみだね。ウヒヒ、見てろよ飛の奴!股ぐらクンクンしてやる…」

落「………」

幽「って落ちゃんは今思ってます」

落「思ってねぇよ!!俺は盛りのついた犬か!!!」
876 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/27(土) 22:00:48.94 ID:dYaQ8zQo
エロ幽全開だな!
877 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/03/27(土) 23:58:06.34 ID:WmPGnQSO
【そして大会当日】

ワァアアアア!!!

『ついに来ましたビーチバレー大会!!天国と地獄が総力を結集しお互いのプライドをかけて熱戦を繰り広げる、言わば正式に認められた戦争でありま…』

『うおりゃ!!マイク貸せこのやろー!!(幽)』

ガシィ

『ちょ、ちょっと何ですか急に…!一般の方は無断で入られては…』

『あーあー!!ただいまマイクのテスト中。テスト中だから聴くな一般ピーポーども!!耳たぶ燃やすぞ!!(幽)』

『ちょ……実況の邪魔……』

『うるさい!!どけぇい!!(幽)』

ドカッ

『うぐっ!!』

『聞いてるだろ地獄のメスども!!お前達の谷間が揺れるとこビデオに撮って垂れ流しにしてやるからな!!谷間に顔をうずめてやる!(幽)』

『あの…ビーチバレーですけど別に水着ではないですよ…?』

『なぬぅ!?!?(幽)』

『まさか水着だと思ってました……?さすがに季節が冬なんで…』

『うるせーこの実況野郎!!!お前の実家実況してやろうか!!(幽)』

『それはやめて下さい!!ちょっと誰か!この人追い出して!!』

『ちくしょー!!追い出されてなるものか!!私は幽ちゃん!!渚の幽ちゃん!!巷で噂の波乗り幽ちゃ…うわ!!誰だお前は離せ!!離せぇ!!(幽)』

ワーワーギャーギャー

『実況の席は渡さん!!離せ……やめ……あっ。(幽)』

プツッ。プープー…
878 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/28(日) 04:40:17.46 ID:3GvO0Sco
よ!脇役主人公!!!
879 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/28(日) 15:53:21.60 ID:rPISgMSO
>>878
誰馬
880 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/03/28(日) 16:25:36.13 ID:b2z8MASO
>>879
幽「脇役じゃないもん…!!主人公だもん!!バカ!」
881 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/29(月) 05:19:58.80 ID:zNKb2ZYo
>>880
脇役が居ないとストーリーが締まらない
その主人公だぞ!重要な役所(やくどころ)だぞ!!!
882 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/30(火) 20:32:36.38 ID:G1hLGkSO
>>881
うむ素晴らしい言いwじゃない説明だ
883 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/03/30(火) 22:17:07.29 ID:PBiIt6SO
>>882
幽「もう怒った!!化けて出てやる!!ギャフンと言わせてやるもんね!」
884 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage ウェルコメ!www]:2010/03/30(火) 22:28:00.13 ID:G1hLGkSO
ショ(´・ω・)ボーン
俺が言った訳じゃないのに…
885 :言った本人 [sage]:2010/03/30(火) 23:34:44.31 ID:5CY55rEo
>>883
どうせ出るなら、落ちゃn
>>884
なんか、スマンカッタ
886 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/03/31(水) 22:29:53.23 ID:.l.snTU0
まとめサイトからきてようやく追いついた・・・
ノリ大好きww
しえん
887 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/04/01(木) 19:32:26.02 ID:Ak0PxESO
俺…バイト終わったら
『俺の中でメリーさんこんな感じ!』
って描いてうpするんだ…
888 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/04/02(金) 01:42:04.81 ID:UcHVwASO
幽「くそ…あの警備員どもめ。追い出したがり野郎!」

ボロッ

落「お前元気だな、ほんと」

『えぇ〜!!スタジアムのみなさま!!少しトラブルがありましたがあらためて進行させていただきます!!今回のバレー大会は天国、地獄ともに4チームずつ出場し…』

落「4チーム!?意外と少ないな」

幽「だって作者そんなに書けないもん」

『…というわけでバトルの舞台は特設ビーチです!!』

オオォォォォォォー!!!!!

落「飛びにくいな…あれ」

幽「大丈夫。私にいい考えがあるから。ウシャシャシャシャ…」

落「…?」

『では前置きはここまでにして!早速参りましょう!第一回戦は…』

オオオオォォォォォォ〜〜!!!

落「……ゴクッ」
889 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/04/02(金) 13:31:35.08 ID:npaiGgSO
4チームずつでもそこそこ多い希ガス





べっ別に支援なんかじゃないんだから!
http://imepita.jp/20100402/464100

ってやろうとしたら四月馬鹿終わってら
890 :言った本人 [sage]:2010/04/04(日) 09:27:23.59 ID:Tc9eTpQo
>>889
メリーさんと言うより、最近の幽のイメージがそれだなww
891 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/04/05(月) 00:26:02.49 ID:.3QGB2SO
>>890
相手にしてくれる人が少ないと?


だってよ幽!wwwww
892 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/04/06(火) 00:12:26.51 ID:cHMu8Q2o
>>891
ちょwwwwww
いや、拗ね方とか、こういうイメージだなぁ、と
893 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/04/06(火) 01:23:42.05 ID:jtriIsSO
>>892
でも日常パートでの出番の無さというか空気さというかはこんな感じじゃね?
894 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/04/06(火) 01:26:11.65 ID:DC9tK6SO
>>893
幽「…嫌い!」
895 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/04/06(火) 10:29:25.84 ID:jtriIsSO
>>894
ち、違う!メリーさんのこと!>>893はメリーさんのことだよ!orz
896 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/04/06(火) 15:05:50.63 ID:45iyuuEP
新参ですがまとめサイトあるんですか?
結構長いスレだとは思ってたけど・・・
897 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/04/06(火) 18:38:52.56 ID:DC9tK6SO
『それでは第一回戦!!選手入場ォォ!!!』

ワァアアアアア!!!

『まずは天国チーム!!!現参謀長でもある西様!!謎のマントマンを率いて登場です!!!』

ワァアアアアア!!!西サマァァ!!!!

西「………」

ザッザッ…

??「………」

ザッザッ…

『さすが西様!!!いつでもクールなポーカーフェイスは崩さないぞ!!』

ワァアアアアア!!!キレイー!!!!ビジンー!!

落「なんちゅう人気っぷりだよ…」

幽「所詮この世は顔なのか!!」

『しかし気になるのは隣にいるマントマンの存在。果たして正体は誰なのか!!」

??「………フフ」

ヒラヒラ

『風に舞うマントが怪しい雰囲気を醸し出しています!!西様が呼ぶ助っ人なので期待は大でしょう!!』

西「…そろそろ顔見せてあげれば?」

??「………」

西「みんな期待してるみたい」

??「……わかってるよ」

バサァアア!!

『おおっと!!!ついにマントマンがマントを脱いだ!!!!今その正体が明らかに!!!』
898 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/04/07(水) 00:12:45.34 ID:YernloSO
>>896
>>31
899 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/04/07(水) 00:32:40.82 ID:FyUw.JUP
>>898
ありがとう。歴史長いんですね
これだけ歴史の長いスレだと
レス番若いとこにまとめリンクテンプレ化してもいいような気がする
900 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/04/08(木) 08:56:29.14 ID:gqBzN2SO
>>899
それは次スレでだろ
901 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/04/09(金) 19:26:36.89 ID:aj1Tgwoo
>>899
VIPで長かったり、VIPとこっち行き来した時期もあったからねぇ
てか、あのまとめはいったい誰が?
902 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/04/11(日) 22:12:31.86 ID:pXzjzcSO
>>901
スレタイが解りづらくて何人も迷った事もあったよね

筆ペンと鉛筆とボールペンで描いた誰得なドラキュラさん
http://imepita.jp/20100411/764860
どのペンも黒なのに全部ちがう色だよね
つまり一口に主人公と言っても色々あるんだ!
だから他のキャラに圧倒されるな幽!がんばれ幽!
突っ走れセクシャルハラ主人公(♀)!
903 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/04/11(日) 23:50:01.46 ID:OJINaoSO
バッサァァ!!

麗「……フン」

『おおっとォォ!!!!マントの中から登場したのは前参謀長でもある麗様だぁ〜!!!!まさかの新旧参謀長コンビです!!!』

ワァアアア!!レイサマァァ!!!コッチムイテ!!!

麗「フン……いちいちうるさい!!」

西「人気者なんだね」

麗「人気なんかあって何の意味がある…フン」

『すでに死んだと思っていた前参謀長の登場に会場は沸き上がっております!!』

落「あれが前の参謀長か…。性格悪そうだな。なぁ幽」

シ〜〜〜ン……

落「あ、あれ?幽!どこいった…?」

キョロキョロ
904 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/04/12(月) 06:35:48.20 ID:/0EBZ6SO
wktk
905 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/04/16(金) 08:32:17.38 ID:s5usBAAO
パー速復帰記念パピコ
906 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/04/16(金) 11:06:34.12 ID:v0MF5ESO
ワァアアアア!!!

『さぁ!!対して地獄側からのエントリーはこの2人だぁああ!!!!』

口「ん〜……バレーボールなんてやったことないけどねん」

メリー「ツブスツブスツブスツブスツブスツブスツブスツブスツブス…」

『かつて大暴れしたことでも有名な口裂けさんとメリーさんだぁあああ!!!!』

ワァアアアア!!!コワイ〜!!!ヤレー!!

口「ん〜…紹介の仕方が悪いわ…」

『皆様!!大変長らくお待たせいたしました!!両チーム揃ったということで早速ゲームの方に…』

コソコソ

幽「コソコソ…」

『…ゲームの方にいきたいのですが……フィールドに謎の人物が…』

コソコソッ

幽「コソコソ……え?あれ?ばれてる?」

西「君…」

麗「なんなのこいつ」

幽「え…私ですか?」

麗「部外者はさっさとフィールドの外に…」

幽「ラブハンターです!!!!」

ドンッ!!
907 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/04/18(日) 22:42:06.27 ID:8mAuRoSO
めりーさんktkr
908 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/04/20(火) 19:29:13.04 ID:qyAJKYSO
しえ●
909 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/04/21(水) 00:15:36.51 ID:CEZj16SO
幽「巨乳ハンターと書いてラブハンターです!!バレーボールは危険なスポーツなので全員胸のクッションがしっかりしているか事前にテスト…」

西「………」

麗「は…?」

幽「じゃあまずはそこのゴスロリな彼女!メリーさんから…」

ズンズン…

落「危険なのはおまえだ!」

ゴチンッ☆

幽「あぶぶぶぶぶ…」

落「失礼しました。こっちで引き取りますんで」

ズルズルズル

麗「……なんなの一体」

西「深く考えない方がいいと思うよ」

麗「………」

『え〜と…それでは試合を始めてもよろしいですか?』

すいません!お願いします!(落)

メ、メリーさんのおっぱいレアなのに…(幽)

黙ってろお前は!!(落)

『はい…じゃあ気を取り直して第一回戦スタートォォォ!!!』

ワァアアアアア!!!

西「お手柔らかによろしく」

口「ん〜…いろいろ考えてそうで怖いわねん」
910 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/04/21(水) 00:50:29.69 ID:F13SCYSO
幽ナイスファイト!
さすが主人公だ!
911 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/04/23(金) 01:01:52.20 ID:IN8yFkSO
支援
912 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/04/24(土) 23:29:57.27 ID:Ug820ESO
しえん
913 :管理人、Twitterを始める http://twitter.com/aramaki_vip2ch [sage]:2010/04/25(日) 19:54:32.53 ID:XoLuqwSO
C(`(゚∀゚*)
914 :管理人、Twitterを始める http://twitter.com/aramaki_vip2ch :2010/04/26(月) 01:30:04.94 ID:i1bwwsSO
口「ん〜…初めてだけど…」

ポーン

『まずは口裂けさんからのサーブで始まったぁああ!!!』

西「僕がレシーブするよ」

麗「あぁ」

西「レシー……ッ!!」

西(足が重くて動かない…!?)

グググッ

麗「何をしている!!」

西「わからないけど足が重くて…」

麗「何!?」

ブツブツブツブツ…

メリー「ノロウノロウノロウノロウノロウノロウノロウノロウノロウ…ノロイノジュバク……」

麗(……!?あの女か!!)

麗「呪いだ!呪いのせいで動けなくなっているんだ!」

西「呪い…?なるほどね。」

口「ん〜…ばれちゃったみたいねん。ウフフ…」

ニヤッ

西(……どんどん重くなるな)

グググッ

『おおっと〜!!!これは序盤から波乱の幕開け!!新旧参謀長チーム早速大ピンチだぁああああ!!!』

麗「一筋縄ではいかないようね…」

ギロッ

口「ん〜…そんな目で見ないでよ。フフフ…」
915 :管理人、Twitterを始める http://twitter.com/aramaki_vip2ch [sage]:2010/04/26(月) 02:29:56.71 ID:FhSzAQAO
そんなんありかww
916 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/04/26(月) 21:40:31.75 ID:i1bwwsSO
ヒュルルル〜

麗(しかたない…!ここは時間稼ぎ!)

麗「はァっ!!!」

バシーーーン!!

『麗選手!!落ちてくるボールを高く高く吹き飛ばしたぁあああ!!!』

ワァアアア!!

口「ん〜…時間稼ぎ?でも同じ人は2回連続でボールに触れないわよん?」

カチンッ!

麗「口うるさい女…!」

西「麗…」

麗「私に指図をするな!!アイアンウィップ!!」

ピシッ!!ピシッ!!

『おお!!!ついに出ました麗様の専売特許!!鞭使いの麗の復活だ!!』

ワァアアアア〜!!!

口「ん〜…何をする気!?」

麗「喰らえ!!地獄鞭!!」

ビシィィ!!!

『麗様!!鞭を思い切りフィールドにたたき付けたぁ!!!』

メリー「ノロウノロウノロウノロウノロウノロウノロウ…」

ブワッサァァ!!

メリー「ノロウノロウノロウノロッ…!!…ゴホッ!!ゴホゴホッ!!」

メリー(す…砂が喉に詰まッ!!)

口「……!?」

フッ…

西(!!)

西「足が動く!!」
917 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/04/26(月) 21:49:31.88 ID:i1bwwsSO
『これは!!!麗様とっさの機転でフィールドを砂を巻き上げメリーさんの呪いを解いたぁあああ!!!』

ワァアアア〜!!レイサマァ〜!!

麗「元参謀長なめないでもらおうか?」

口(フフ…。ホントに厄介ねん…)

メリー「ゴホゴホッ!!あ゙の゙女ぁ゙ぁ゙〜!!!」

『これはメリーさん悍ましい表情だ!!』

西「いくよ…トス」

タタタッ…ポンッ!

『しかしそんなメリーさんを余所に西様は冷静にトスをあげる!!』

麗「…はッ!!」

ビュンッ!!

口「……!!」

メリー「あ゙あ゙〜!?」

麗「まずは1点ッッッ!!!」

バシィィ!!!

口「…しまった!!」

バシュゥゥン!!

『ナイスアタァアアアアック!!!!麗様の渾身のアタックが炸裂だぁあああ!!!』

ワァアアア〜!!

西「ナイスアタック」

ポンッ

麗「ふん…気安く触るな」

『まずは天国チーム先制ポイ〜〜〜ンッ!!』
918 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/04/26(月) 23:19:22.70 ID:wVprOYSO
>>917
>『まずは天国チーム先制ポイ〜〜〜ンッ!!』

ボイ〜〜〜ンッに見えた!出番だ幽!
919 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/04/27(火) 23:20:18.96 ID:ZqA9ysSO
C
920 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/04/30(金) 02:37:41.01 ID:du.DfYAO
私怨
921 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/05/01(土) 00:10:24.89 ID:V0HV1kSO
紫炎
922 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/05/01(土) 04:42:05.63 ID:1vEgr3co
試演
923 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/05/04(火) 10:27:21.58 ID:rNhaboSO
<55話前のあらすじ>姉が貞子を救出したのだ!!

ワァアアアアア〜!!

『先制点を手にしたのは新旧参謀長チームだぁあああああ!!!!』

口「ん〜…やられちゃったわねん」

メリー「イライライライライライライライライライライライライライライライライライライライライライライライライライライライライライラ…」

口「ん〜イライラしないのん。まだ1点取られただけなんだから!」

ポーン

口「ここでイライラしちゃ相手の思う壷なのよん?」

メリー「……」

口「大丈夫よん。私にいい考えがあるわん。ちゃんと次の手は考えてあって…」

ヒュウ〜〜…ボスッ!

口「……」

メリー「……」

西「あ。ごめん。しゃべってたからサーブ打ったよ」

シーーーン

『サ…サービスエース?』

口「ん〜ちょっと!普通敵がしゃべってたら空気を読んで話を聞くのが定石だって…」

西「…?」

『おおっとぉぉ!!!これは相手の隙をついたサービスエースだぁああああ!!!漫画の流れの定石を覆す空気を読まないサーブで参謀長チームに追加点が!!!」

ワァアアアアア〜!!セコイー!!クウキヨメー!!!!

麗「はぁ…?サーブで点取って文句あるの?文句あるやつは出てきな!!」

ギンッ!

『………』

シーーーン

麗「消すぞ」

『すいませんでした』
924 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/05/05(水) 14:45:57.63 ID:8KLwSMSO
>>923
あらすじが全く以って関係ないwwwwwwwww
925 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/05/05(水) 19:31:39.97 ID:qdstpoSO
『と…とにかく!!追加点をあげた参謀長チーム!!早くも“マッチポイント”です!!』

メリー「…あ゙あ゙!?」

口「ん〜…今なんて?」

『繰り返します!!天国チーム“マッチポイント”です!』

口・メリー「!!!」

西「あ…言ってなかったっけ。これ3ポイントマッチだよ。ほいっ」

ポーン

口「ん〜そんなこと初耳……ってサーブ来たわよん!!」

タタタッ

口「レシーブ!!」

バシィィ!!

麗(ちっ…)

口「ん〜…もう!!油断も隙もないわねん!!メリー上げて!!」

メリー「………」

グググッ

メリー「…あ゙あ゙!??動けねぇぞぉ!!」

メリー(……鞭が足に…!?)

麗「フン。長引く試合はごめんだ」

『おおっと!!!いつのまにかメリーさんの足に麗様の鞭が絡み付いているぅぅぅ!!!』

メリー「くそぉぉ!!!」

グイッ!!グイッ!!

麗「見苦しいな…!」
926 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/05/05(水) 19:44:37.94 ID:qdstpoSO
メリー「離せ!!離せよ!!!」

グイッグイッ!

麗「暴れるな!」

『どうする地獄チーム!!絶体絶命か!!』

口「ん〜…そんな簡単にやられないわよん!!」

ダダダッ!!

口「乱拡“大鎌騒ぎ”!!」

ズパパパパパ!!

麗「!!?」

メリー「……!!」

『これはナイスアシスト!!口裂け選手、麗様の鞭をいとも軽く切り刻んだぁ〜!!』

口「だてに地獄の底からはい上がってないわよん」

麗「オカマ騒ぎだと…?」

口「大鎌騒ぎ!!もう!その流れ何回目よんっ!!」

『口裂け選手残念!!』

うるさいわねっ!!(口)

タタタッ

メリー「おい!!トスあげるぞぉぉ」

バスンッ!

口「…!!!」

麗「!!」

西「!!」

ヒュウ〜〜

『さぁさぁさぁ!!!やられっぱなしで黙っちゃいない!!地獄チームの反撃開始だぁああああ!!!』

口「地獄見せてあげるわん…♪」
927 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/05/05(水) 22:22:57.48 ID:8KLwSMSO
おとなしくトスあげるメリーさん想像したらかわいい
ダーク成分まるでなしwwwwwwww
928 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/05/09(日) 12:38:33.12 ID:cFzrZQSO
支援
929 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/05/12(水) 22:36:43.50 ID:yTrihwSO
試演
930 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/05/13(木) 11:59:44.99 ID:dxJfcESO
支援
931 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/05/14(金) 03:10:28.37 ID:o9h5X2oo
sien
932 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/05/16(日) 08:28:58.24 ID:PU3hOQAO
シエン
933 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/05/16(日) 20:59:46.53 ID:D0f37IDO
シェ〜〜ン! カムバッ〜ク!!
934 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/05/17(月) 12:30:12.83 ID:ghUiJISO
シエンタ
935 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/05/17(月) 17:17:27.87 ID:eyrgFYSO
幽「おっぱい」
936 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/05/19(水) 14:34:11.80 ID:UP35hASO
復活記念おっぱい
937 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/05/21(金) 13:58:01.12 ID:4YU6Jeko
いつの間にか鯖復活してたのか
938 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/05/23(日) 06:36:57.67 ID:VB2Rv7Uo
ちょっと来なかった隙に絵が流れてるorz
939 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/05/23(日) 12:58:13.06 ID:DmSs/USO
支援(・ω・)/(U) チンチン☆

>>938
どんまい
940 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/05/23(日) 15:58:28.21 ID:WpBLvASO
ヒューン…!!

口「地獄の…恐ろしさ!」

バシィィ!!

西「…!!」

麗「っ!!」

バスゥン!!

口「んふふ♪」

『これは…これは見事なゥアタァァァック!!!』

ワァアアアアア!!!

『地獄チーム1点を返しまくりゃあああああああ!!!うわ゙ああああ!!』

ワァアアアアア!!

麗「ちっ…手間のかかる」

口「ん〜…そんな怖い顔しないでん?まだ遊び始めたばっかりよん♪ふふふ」

麗(こいつ…)

西(……)

『さぁここにきて試合が動き出します!!地獄チーム、これが反撃の狼煙となるか!』
941 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/05/23(日) 21:28:39.86 ID:DmSs/USO
wktk
942 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/05/23(日) 23:34:01.72 ID:WpBLvASO
ワァアアアアア!!

『そして地獄チームのサーブ!!』

口「そーれ!」

ポーン

『地獄チームからの初サーブです!!』

麗「西!!レシーブするからトス上げな…ッ!!」
グググッ

麗(腕が…重い!!)

メリー「ノロイノロイノロイノロイノロイノロイ…」

ブツブツブツ

麗「またあの女!!西!!レシーブ!」

西「うん」

サササッ

西「レシーブ!」

メリー「ノロイノロイノロイ……カァアアアアアア!!!!」

西「!?」

西(ボールの動きがおかしい…)

フワフワフワ…ギュン!!ズズズゥ!!

西「…っ!!」

西(急にボールが重く……っ。な…るほど…ね)

ズルッ…

西「腕が……イッたかも」

麗「西!!」

943 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/05/25(火) 07:16:22.28 ID:/zuHk2AO
呪いすげ〜ww
944 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/05/26(水) 23:18:25.54 ID:rRAMxYSO
西「腕イったかも」

プランプラ〜ン

『なななななんと西様が痛恨のレシーブミス!!!無残にもフィールドに転がる白いボール!!』

コロコロコロ…

『地獄チームに追加点です!』

ワァアアアアア!!

麗「西…!腕!」

西「うん、大丈夫だよ。折れたの右だけだし」

ミシッ…ミシッ…

西(右は使いものにならないや)

麗「地獄のやつら…やってくれたな…」

ゴゴゴゴゴ…

『おおぉ!!麗様から突き刺すようなオーラ!』

口「ん〜…ダメよ。忘れないでよねん?」

麗「!?」

口「私達…あくまで“地獄”チームよん」

メリー「オレタオレタオレタオレタオレタオレタ…折ってやったぞォォぉぉ」

口「地獄はあなたが思ってるほど甘くないのん♪うふふ」

麗「……なッ!!」

カチンッ

麗「この女…!」

西「ねえ。元参謀さん。ちょっと聞いて」

ポンポン

麗「なんだ!!」

西「…作戦」

麗「作戦…?」
945 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/05/30(日) 21:32:20.92 ID:T8YAhsSO
946 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/05/31(月) 17:23:00.83 ID:Owmd0wSO
ゴニョゴニョ…

西(……)

麗(……)

『い…一体何なんでしょう!!参謀長コンビが何やら話し合っています…!!』

ゴニョゴニョ…

西(……ってわけ)

麗(……しかたない…)

口「……何よん」

ヒュッ

口「話し込んでるのなら待ってあげたりしないわよん!!」

パシィィ!!

『おお!!ついに運命を決めるラストサーブが放たれたぁぁあああ!!!』

西「……!!」

麗「しまっ……!」

『天国チームはレシーブの準備が出来ていな〜い!!』

西「元参謀さん。とりあえず返して」

麗「ちっ…とりあえず!!」

ビュンッ……ポスン!!

口「あらら」

メリー「カエシタカエシタカエシタカエシタカエシタカエシタ…」

『おお!!!麗様が巧みに鞭を使いボールを相手コートに返したぁ!!!』

西「………」

『しかしボールをただ返してしまったのは最悪のミスか!?お互いマッチポイントなのでこれで点を決められると天国チームの敗北が決まります!!!』

口(ううん…参謀長さんのこと。なんだか不気味ねん…)

口「メリーさん!油断せずにいくわよん!!」

『さぁ最後の最後!!地獄チームの攻撃です!!!』
947 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/05/31(月) 17:32:15.98 ID:Owmd0wSO
口「いくわよん…レシーブ!!」

麗「はぁ…!!鞭スネーク!!」

シュルシュルシュル!!

『麗様の鞭が地面を這うように口裂け選手に襲い掛かる!!』

口(やっぱり来たわねん…)

口「“隠し鎌スクランブル”!!」

バサッ!!バサッバサッ!!

麗「…な!!」

口「切り刻みなさい!!」

スパパパパパ!!

麗「わ…私の鞭が!!」

西「なるほど。砂の中に鎌を隠してたんだ」

『おおぉぉぉ!!!なんと地獄チーム最後のこの瞬間を狙ってあらかじめ武器を隠していたのか!!参謀長の上をいく頭脳プレーかぁ!?!?』

口「ん〜…これで鞭は使えない…」

メリー「ノロイノロイノロイノロイノロイノロイノロイノロイ…」

西「……!??」

ズシィィ

西(足が…やられた。動かない。)

口「手も足も出ないとはこのことねん♪」

『これはぁぁああ!!一瞬の隙をついて天国チームが完全にロックされたぁああ!!!参謀長コンビがままままさかの…』

西(敗北…?)
948 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/05/31(月) 21:24:28.15 ID:38oQmwSO
wktk
949 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/01(火) 20:48:27.79 ID:HYDkp.Ao
鞭は、良いのか?ww
それとも、某インリン様みたいに体の一部?
あ、でもそれはそれでオーバーネt(ry
950 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/02(水) 00:25:22.39 ID:Fc6CwsSO
>>949
鞭は地形扱いなんだろ
メダロットでもパイプ椅子は地形扱いだし
ソースは漫画版
951 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/06/02(水) 08:51:54.87 ID:ZPRyB6SO
>>950
師「…というより麗がやることなので許されるのではないかと……」

ボソボソッ

麗「何か言ったか?」

ビクッ

師「いえ…何も!ハハハ」
952 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/02(水) 17:53:35.13 ID:Fc6CwsSO
ttp://imepita.jp/20100602/641810
953 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/06/02(水) 18:22:33.60 ID:ZPRyB6SO
口「レシーブ!!」

パシィィ!!

『口裂け選手見事なレシーブ!天国チームは見ていることしか出来ないのかッ!!?』

西「ふぅ……」

麗「ちッ……!」

タタタッ

口「メリー!!」

メリー「……トス」

ポーーン

『これまたメリー選手綺麗なトス!!』

フワフワフワ〜…

口「ナイスよん♪」

シュバッッ!!

『おおっと!!!ついに口裂け選手が跳んだぁああ!!ラストプレーに向けて大きなジャンプだぁあああ!!』

ワァァアアアア!!

西(………)

スゥゥ…

麗「終わった…な」

ドサッ

『天国チーム…麗様も座りこんでしまう!!参謀長コンビがあきらめることなどあるのでしょうか!!それほど危機的状況だと言う…』

ググググッ…!

口「ん〜…これでおしまい♪地獄アタァァッ…!!」

スゥゥゥゥ〜…

西「…息吹(ブレス)ダーツ!」

フッ!!
954 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/06/02(水) 18:40:08.74 ID:ZPRyB6SO
口「アタァァック!!!」

ビュワワワワ!!

口(か…風……?)

口「っ!!!!こ、これは……!!」

口(ボールが無い!!?)

スカッ!!!

『……な!!!』

メリー「…!!」

西「……」

麗「……ふん」

『な、なにが起きたのか…。客席が静まりかえりました』

シーーーン

口「………」

ヒュ〜…スタッ

メリー「口裂け…お前……」

口「…やられたわん」

『口裂け選手!!最後の最後で空振りぃいいいいい!!!!』

ワァァアアアア!!!!

メリー「やられただと…!?」

口「そうよん。…ボールを吐く息だけでずらされたの」

メリー「……!?」

コロコロコロ…コツン

口「ふふふ」

スクッ

口「このボールがこっちの陣地に落ちたってことは…」

ワァァアアアア!!
955 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/06/02(水) 18:45:51.40 ID:ZPRyB6SO
口「私たちの負けね…残念♪」

『最後の最後に神に救われたのか!!天国チームの参謀長コンビ!!大勝利です!!!』

西「ふぅ。お疲れ」

麗「お疲れじゃない!最初から勝てるんならそうしろッ!!」

西「まぁまぁ。これも演出だってことで。いい演技だったよ」

麗「うるさいッ!」

西「……」

スタスタスタ

麗「私を無視するな!」

スタスタスタ…

西(……いたた。でも腕折られるのは計算外だったな…)

西「う〜ん…でもまぁ、いいや」

ワァァアアアア!!

『それでは波乱の第一試合は終了です!!しばらくグラウンド整備のあと、怒涛の第二試合に突入です!!』

ヒュ〜ヒュ〜!!!ヒュ〜ヒュ〜!!
956 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/06/02(水) 18:52:32.84 ID:ZPRyB6SO
〜休憩中:ちなみに客席〜

ワァァアアアア!!

落「………」

幽「あわわわわ!!」

スッ…

落「おい」

ドキッ!

幽「へ…へい?」

落「どこ行くんだよ」

幽「あ…あの私実は人見知りだったの思い出したから帰ります」

ガシッ!!

幽「あぅ!!」

落「…逃げるんだろ。お前」

幽「…だっ!」

落「あぁ!?」

幽「だってぇ〜〜!!!!骨折れるとかぁ〜〜!!嫌なんだもん!!!痛いの嫌嫌嫌ぁ!!!」

ジタバタジタバタ!!

落「あ、暴れるなバカ!!もうエントリーしたんだから腹くくれよ!!」

幽「許してぇぇええ!!!これからはお肉も残さず食べるからぁあ!!!」

落「お前お肉大好きだろ!!」
957 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/06/02(水) 18:57:47.28 ID:ZPRyB6SO
師「まぁまぁ…幽さん落ち着いて」

雪「そうですよ!幽さん!大丈夫ですよ!」

落「あ?おぉ…お前らか」

ジタバタ…ピタッ

幽「ふぇ?雪ちゃん??」

雪「うん!!幽ちゃんとモリモリの試合楽しみにしてるよ!」

幽「雪ちゃぁぁぁん!!」

タタタ…ギュッ

雪「…あ!幽ちゃ……」

幽「はぅっ!!」

ピキピキピキーン!

落「あ〜あ〜…」

雪「私今手袋してないから普通に凍るよ。もう遅いけど」

落「いいよ。静かになった」

師「そ、そういう問題ですか…?」
958 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/02(水) 20:17:18.73 ID:Fc6CwsSO
確かに幽だけハンデwwwww
いやしかしギャグキャラはシリアスキャラに勝てないという伝説が…
959 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/06/04(金) 02:31:26.58 ID:UPDfzoSO
【ちょうどその頃下界の様子を見てみましょうか】

〜ヒュードロ公園〜

ポカポカ

男「あ〜静かになった。久しぶりだな、アイツがいない日曜日。今のうちに満喫しないとな〜…」

ミーンミーンミーン

男「蝉か……。夏だな…。ベンチに座ってアイス。なんて最高なんだろ」

ミーンミーンミーン…ドスッ

男「……」

ミーンミーン…ドスッ。ミーン…ドスッ
男「………」

男(嫌な予感がする…)

ミーンミー…ドスッ…ドスッ

男(………ドスッドスッて)

ドスッ…ドスッ……

姉「あ゙〜!!バーゲンだからって全力出し過ぎたぁ〜…」

ズルズル…ドスッドスッ

姉「誰かちょうどいい荷物係とかいれば…」

チラッ

男「………」

姉「あ………」

男「……」

姉「……」

男「たった今俺の休日が終わりを告げました」
960 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/06/04(金) 23:41:52.77 ID:UPDfzoSO
男「お…重い……。なんで俺がこんな目に…」

ズルズル…

姉「はい、ファイトー!ファイトー!!あんた今輝いてるよ!カッコイイ!!」

男「お姉に言われても嬉しくない…。半分捨てていい?」

姉「何言ってんのよ。ダメよ、厳選して買ったんだから」

男「厳選してこれかよ…。」

男(服も男も見る目って大事だよな…)

ボソッ

姉「ん?なんか言った?」

男「言ってないです。何も文句ないです」

ズルズル…

男(だいたい車あるんだったら車で行きゃいいのに…)

姉「あ、ちょっと男…!前!前!」

男「何?だから何も言ってないって…」

ドンッ

男「あ痛っ!!」

蜥蜴「んん??」

男「痛たた。すいません、不注意で…」

タタタッ

姉「ごめんなさ〜い!!ウチの弟が……あら。イケメン」

キラッ

蜥蜴「あぁ…?姉弟か。おおかたお前は荷物持ちってとこだろ」

男「え…あ、はぁ」

蜥蜴「女は金がかかっていけねぇなぁ。ま、頑張って運んでやれよ。じゃ」

ツカツカツカ…

男「……?」
961 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/06/05(土) 00:04:25.55 ID:dH17FgSO
姉「あ…ちょっとあの…!!怪我とかしてたなら大変ですので連絡先とか…!」

蜥蜴「連絡先……?」

姉「はい。携帯とか…」

蜥蜴「……めんどくせぇからいいよ。じゃあな」

ツカツカツカ…

姉「……」

男「何だ…変なやつ」

姉「素敵…」

男「ええッ!?!?お姉マジかよ!!」

〜白蜥蜴一家〜

ツカツカツカ…ガララッ

蜥蜴「お〜ぅ。帰ったぞ」

蝶「どこ言ってたの〜?ダメですよ〜お客を待たせちゃ〜…お頭♪」

蜥蜴「おう、悪い。あれだ、途中で荷物持ってさらに妊娠した婆さんがいたから」

※蜥蜴(とかげ)…白蜥蜴一家の頭。

蝶「もう〜。嘘ばっかり言わないでくださいよぉ〜。そんなババアがいたらとどめを刺して引導を渡すのがお頭でしょぅ〜。フフフ」

※蝶(あげは)…白蜥蜴一家の女幹部。いろいろ黒い

蜥蜴「いや…ヤクザは鬼じゃねえだろ。何さらっと笑顔で恐ろしいこと言ってんの」
962 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/06/05(土) 14:10:46.70 ID:dH17FgSO
〜広間〜

スーッ

蜥蜴「遅れて申し訳ねぇ」

悪「申し訳ないや無いやろ!!呼び出した方が遅刻するってどういう了見やコラァァ!!」

蜥蜴「そんなデカイ声出すなよ。今日はわざわざ喧嘩するために呼んだわけじゃねぇよ」

悪「…なんや。ヤクザが他のヤクザ呼ぶ理由なんか知れてるやろ」

蜥蜴「まぁ簡単に言うとだな。お前らに…」

悪「………」

蜥蜴「あれだ。先生復活だ」

蝶「もうお頭〜。それを言うなら先生復活じゃなくて宣戦布告ですよ〜。それじゃあ地獄先生ぬ〜〇〜ですよぅ〜。」

悪「……」

蜥蜴「ま、そういうこった」

悪「そういうこった、やあるかい!やっぱりお前喧嘩しに呼び出しとるん…」

蜥蜴「マーム王国」

悪「…!?」

蜥蜴「いい貿易相手らしいなぁ。手始めにそこ貰うからな」

悪「お…おい!!あそことはもう縁切っとるわ!!手だすなや!!」

蜥蜴「その言葉…2日前なら届いただろうがもう遅ぇ。うちの副リーダーがもう行っちまったよ。大丈夫だ。乱暴はしないように強く言いつけてあるさ」
963 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/05(土) 23:27:51.38 ID:UbN8/Rko
悪って、チンピラじゃなくてヤーさんだったのか
964 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/06(日) 03:11:05.79 ID:HeepkcSO
>>963
登場した最初の方みてあげてくださいwww
965 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/07(月) 11:11:05.52 ID:nnDtKwAO
ぷぎゅるに出てくるかわいいヤクザっぽい人のイメージしかないわ
966 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/06/07(月) 23:54:21.64 ID:lkPbH.SO
〜マーム王国:港〜

ギギィ…ガタンッ

船乗「あいよ〜兄ちゃん!マーム王国に到着だい」

蹴「おう。悪いなジジイ」

船乗「いいってことよ。しかし兄ちゃんはこんな所に何のようがあるんじゃ??」

蹴「ん…仕事だよ仕事。ちょっと話し合いをね。それよりジジイ、気をつけて帰れよ」

船乗「ほっほ。まぁしっかり頑張りなさいや。それじゃあの〜〜!」

ボォ〜〜〜〜

蹴「…はは。近年稀に見るいいジジイだ。」

蹴(さてと…)

グイッグイッ!グイッグイッ!

蹴「ストレッチ終了。一仕事するか!……あ、乱暴はするなって言ってたから我慢しないとな。我慢我慢!」
967 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/08(火) 00:41:17.59 ID:v1T6ZkSO
一瞬だけ誠に見えた
968 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/08(火) 01:42:06.30 ID:RYYM5dQo
>>964
「獄幽会」って、めっちゃチンピラっぽいから、ヤーさんだと思わなかったw(チームって言ってるし)
確かに200人以上構成員居るみたいだから、チンピラじゃないか
969 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/06/08(火) 15:24:56.16 ID:WhNVWUSO
〜マーム王国:王国ゲート〜

ガタガタガタ…

蹴「……」

ガタガタ…カラカラカラ…

蹴「………」

ガタガタ…ギギ…ギギィ

蹴「………」

ギギィ〜…

蹴「だぁああ!!しゃらくさい!!さっさと開けコラァァ!!!」

バキィィ!!!

蹴「………あっと。しまった壊しちまった」

『ウホホホホ〜!!!えらいことしてくれるじゃねぇかああ!!』

ドシーーン!!

蹴「!?」

毒「ウホホホホ!!!このマーム王国に何の用だ!?侵略か兄ちゃん!?」

蹴「いや、一応話し合いが目的なんだがな。あんまり扉が開くのが遅いから…すいません。ゴリラ部長」

毒「誰がゴリラ部長だぁああああ!!!ウホホホホォォ!!!」

ドコドコドコ!!

蹴(う…うるさいゴリラだ)
970 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/06/08(火) 15:59:22.84 ID:WhNVWUSO
【そろそろ休憩終了〜!!】

〜天国:特設ステージ〜

『さぁみなさんお待たせいたしました!!白熱の1回戦が終わり興奮が冷めやらぬまま2回戦へと突入です!!はたして次はどんな試合を見せてくれるのかぁ!!?』

ワァアアアアア!!ヒューヒュー!!

もしここで私の名前が呼ばれれば全力でシラを切る!!(幽)

いいからちゃんと試合出ろ馬鹿!!(落)

『それでは2回戦の選手を紹介します!!!まずは地獄チーム!!』

ヒューヒュー!!

『北選手…ア〜ンドゥ南選手ぅぅ!!!』

ワァアアアアア!!

『そして天国チーム!!』

ヒューヒュー!!

『針選手!!そして…スペシャルゲスト、お静さぁぁん!!!』

何ぃぃいい!!!!???(落)
971 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/06/08(火) 23:00:57.30 ID:WhNVWUSO
『まずは!!地獄チームの登場だぁあああ!!!』

北「落とやれねぇのは残念だが…相手が三武神なら上等だぜ!!」

南「へへっ★西っちは甘すぎるんだよー☆」

『このコンビ、久々の登場でやたらと張り切っておりますね』

ワァアアアアア!!

北「うるせぇ!!ぶっ飛ばすぞクソ解説!!」

『そして次は天国チームの登場です!!!』

ワァアアアアア!!!

針「いえ〜い!!みんなおおきにやで〜〜♪」

針さん!頑張ってくださーい!(師)

針「おーう!!見ときやぁ〜!」

ゴゴゴゴゴ…

『なんでしょう…この無言の威圧感。そうです、伝説の三武神の登場です!』

針「当たり前や!この人がおる限り天国に負けはないで!」

ゴゴゴゴゴ…ドーン!!

静「みなさん、お久しぶりです。いつもお落がお世話になっております。うふふ」

『これで役者は揃ったぁあ!!波乱必至の2回戦!!ようやくゲーム開始です!!次回乞うご期待!!』

ワァアアアアア!!

姉ちゃん出てるなんて知らなかった…(落)
972 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/06/08(火) 23:19:00.77 ID:WhNVWUSO
『誰が予想したでしょうか、あの三武神とバレーボールで試合をするなんて!!地獄チームの心の内が気になりますが…』

北「ビビってるわけねぇだろ!!俺はワクワクしてるぜぇ!!」

南「そうだよね★三武神を倒せちゃうこんなチャンスめったにないもん≧∇≦」

北「その通り!!!見てろよ落の野郎!!!次はお前だ!!」

『地獄チームの試合前の激しいマイクパフォーマンスありがとうございます!!』

ワァアアアアア!!

北「ふん!」

負けフラグびんびんだな〜(落)

北「うるさいぞ外野ぁぁ!!」

ワァアアアアア!!イイゾー!!

針「はぁ…すっかり盛り上がってしもたなぁ。そりゃお静さんが出場なんて今までなかったもんなぁ」

静「ふふふ。いいじゃないですか、みなさんが楽しんでくださるのなら私はそれでいいです。」

針「ふ〜ん。でも負ける気は?」

静「ありませんよ。妹が見ていますし…ね?」

針「ははは、せやなぁ!ほながんばろか」

針(この人たまにウチでも怖いわ…味方でよかったー)
973 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/09(水) 01:05:49.66 ID:2bqlRwoo
台詞最後に(名前)は、新しい手法だな
974 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/06/09(水) 20:16:50.25 ID:yknKasSO
ピィイイイイ!!!

『今、試合開始のホイッスルが鳴らされました!!』

『ははは!マイクを貸してもらおうかボーイ!!』

バッ!

『あ…ちょっとあなた急に……誰……っ』

『僕のハニーが活躍すると聞いて飛んできたよ!!!聞いてるかいハニー!僕だよ!色丞だよ!君の汗、その一つ一つが世界を染めるプレジャーになり…』

静「………」

針「お静さん…?」

静「すいません…ボールを貸してください」

針「……?」

『メルシー神様!!今僕は天使に出会えたよ!ビーチバレーという鎖につながれた砂浜に佇むエンジェル!その翼は誰よりも美しく透き通り見るもの全てを誘惑する。君の前では僕は一人のロンリーウルフ…』

ヒュー…

『んん??なんだいこの音は?出会いという奇跡を祝福する花火が上がっ……ヘブシッ!!』

ボゴォォン!!!…サラサラサラァ〜

『あ゙あ゙ああ!!名もなき人が飛んできたバレーボールにより粉々にぃぃ!!!』

キャーキャー!!

静「…ふぅ。静かになりましたね。うふふふ」

針「い、今のは事故や…。事故や…そう言うて下さいお静さん。一瞬お静さんがボール投げたように見えたけど…」

静「ええ、ただの事故ですよ。大丈夫です」

針「大丈夫なんやな」

静「はい、大丈夫ですよ?何も問題ありませんから」

975 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/06/09(水) 20:29:07.66 ID:yknKasSO
ピィイイイイ!!

『あらためて試合再開です!!さっきの事は見なかったことにしましょう!!サーブ権は地獄チームです!』

北「やっとか…へへ。さっきから見てりゃどいつもこいつも甘っちょろいんだよ」

針「…は??」

北「バレーで確実に勝つ方法…それはな!」

ヒュッ…

北「相手にボールを……」

バシィィィ!!!

針「ッ!?」

静(速い…!)

ギュオオオオオオ!!!!!!ギャルルルルルル!!ドスゥゥゥ!!

針(今…ボールが見えへんかった…!)

北「“触らせない”ことだ!!はっはっは!!」

『こ…これはなんということでしょう!!目にも留まらぬ殺人サーブ!!天国チーム一切手が出ませんでした!!!』

ワァアアアア!!イイゾー!!ブッツブセー!!

南「もう〜…北っち☆私寝ててもいいの〜??あはは(^^ゞ」

北「ああ!あと2球で終わりだ」

『地獄チーム先制点を奪取!!宣言通りあと2球で試合は終わってしまうのでしょうか!!』

針「お静さん…?」

静「………」
976 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/06/09(水) 21:13:56.86 ID:yknKasSO
北「次行くぜオラァァ!!!」

『引き続き地獄チームのサーブです!!』

北「しゃぁああ!!」

ヒュッ…!

北「どりゃあああ!!!」

バキィィィ!!!!

針「!!!」

静「来ましたよ!」

ギャルルルルルル!!!

針「こ…これって!!」

針(ウチに向かってきてる!?)

ギャオオオオオ!!!

針(あかん…このままやと顔面直撃コースや!!下がってレシーブか!いや、ウチの腕耐えれるんか!?)

ギュオオオオオオ!!

針(か、回避…ってバレーやぞ!!回避してどないすんねん!!レシーブ以外に選択肢ないやろ!)

ギャルルルルルル!!!

針(よし、上手く後ろに体重を下げつつレシーブすれば威力を吸収できる!……ってあれ?ウチさっきから何を言うてるんや?なんかおかしくない?)

ギュオオオオオオ!!

針(なんでこんな独り言長いねん。まるでアニメでよくある準レギュラーの死亡シーンみたいやな…。ハハハ……え?あれ?まさに…ウチがそれ?)

ギャルルルルルル!!

針(あれ……これ立っちゃった?死亡フラグ……立ってしもてる?ウチ…最終回?長編物の敵の幹部にとかじゃなくてバレーで死亡?嘘…嫌や!嫌すぎるやろ!!)

ギャオオオオオ!!!

針(嫌や!!死ぬん嫌やぁ!!!ああああああ!!!作者ふざけんなやボケぇぇぇぇぇぇ!!!)

静「危ない針さん!!」

シュタッ!!

針「えっ…?」
977 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/06/09(水) 21:26:07.99 ID:yknKasSO
ズシィィ!!!ビキビキビキ!!

静「な…なるほど……。たしかにすごい威力です……ね。うふふ…でも……愛する人が傷つくのはもっと辛いですよね!」

針「お…お静さん!!!フラグ折ってくれはったんやぁ!!!!!」

静「針さん…?上にあげますから……トスお願いします…!」

ビキビキビキ…

静「はぁああああ…!!!えいやぁ!!」

ブワァァン!!!

北(……何!?)

南「さ…さすが三武神だね…!」

『うわぁぁあああ!!お静さんが早くもあの殺人サーブを受け止めたぁあああ!!!なんという身体能力か!!一回見ただけで対処方を見つけてしまった!!』

ワァアアアアアアア!!!サスガー!!ヤリヤガッター!!

針(…よし!いける!)

シュタッ!!!

針「空中のボールならウチの土俵や!!空中トス!!」

ポーーン!!

『おおぉぉ!!!針選手、空中に高くあがったボールをさらに高くトスした!!そんなに高くあげてしまってはアタックが届かないのでは…』

静「ナイストスです…針さん」

ググ…グググッ!!

静「それっ!」

バビューーーン!!グォォォ!!

『お静さんが跳んだぁあああ!!!超人的なジャンプだ!!しかしそれでもボールには届かないか!?』

静「ほっ、ほっ、ほい♪」

ピョン、ピョン、ピョン

『そんなこと無かったぁあああ!!!お静さんが空中を階段のように昇っていくぅぅ!!』

北「なんだこれ…目茶苦茶過ぎるだろ……」
978 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/06/09(水) 21:39:41.41 ID:yknKasSO
フワッ

静「ふふ、じゃあアタック行きますよ。初めてです…私。」

『ついにお静さんがボールに届いた!!!これは強烈なアタックになる予感です!!』

ゾクッ

北「来るぞ!!南、気合い入れろよ!!」

南「もちろんだよ★」

南(だって死にたくないもんね…ハハ;_;)

『身構える地獄チーム!!レシーブは成功するのかッ』

静「行きますよ〜…えい」

パシッ

『打った!!!』

北「………っ」

北(ボールは…ボールはどこだ!?)

ギラッ!!

北「眩しっ…!!邪魔だな太陽め…!!ボールは!?」

南「違うよ北っち!!太陽じゃない!!あれ…」

北「はぁ!?」

北(おいおいまさか……!!)

ズドォォォォォン!!!!

北「………」

南「………」

パラパラパラ…

北「これが三武神なのか…?」

北(馬鹿じゃねぇか…)

『………ミサイルが落ちたのでしょうか…。いや、はたまた隕石でしょうか。フィールドをご覧下さい!』

ドォォーーーーン!!コォォォ…
979 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/06/09(水) 21:49:59.18 ID:yknKasSO
『ボールが地中深くに潜り込み砂浜に深い穴が空いております…!信じられない…!』

ヒュー…トサッ

静「よっと。あらら…少しやりすぎましたか……?少し叩いたつもりだったんですが…」

針「お静さんサイヤ人とちゃうのん?」

静「次はもう少し弱めにしますね…申し訳ありません……」

『お静さんの発言に会場が静まり返りました…。この方には底がないのでしょうか!?』

ザワワワッ…ザワワ…

針(やっぱり圧倒的や。ある程度は予想してたけどここまで圧倒的やと……)

北「ふざけんなぁあああああああ!!!!」

ガァアアアアアア!!!

針「!!!」

ザワッ…!

『………な………地獄チー……』

北「黙ってろ!くそ野郎共!!騒いでんじゃねぇ!!」

『……!?』

北「まだ試合は終わりじゃねぇ!!勝手にてめぇらで勝ち負けつけてんじゃねぇぞ!!南!!」

南「うん、北っち★」

北「外野共…しっかりと目に焼き付けとけよ?三武神が負ける瞬間を俺達が見せてやるぜ!!」

ドーーン!!
980 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/06/09(水) 22:02:45.94 ID:yknKasSO
北「ザワザワうるせぇんだよ外野が…。」

『地獄チームに諦めなんて言葉は無い!!この試合まだまだ面白くなりそうです!次は天国チームのサーブです!』

針「ほなイクで〜!」

パシィィ!!

『今サーブが放たれました!』

ギューーン…

北「見せてやる!レシーブ!!」

パシイッッ!

南「北っち、トス★」

ポーーン!!

『これはまた綺麗に上がりました!華麗なトスです!』

北「ぐあ…ぐあああああ!!」

ムキッ…ムキムキムキ!!

『どうしたのでしょうか北選手!急に苦しみだしました!!』

ザワワワ!ザワッ!

南「違うもんね!ここからが北っちの本領発揮☆」

北「ぐああああ!!!!」

ムキムキムキ!!ムキムキムキ!!

北「ガルルルルル…!!右腕…95%…!!!」

ゾクッ

静(………変わった!)

針「なんやあいつの右腕…えらい大きくなりよった!お得意の筋肉移動かいな」

静「針さん…ちょっと下がっていてください。少し危ないかもしれませんよ…」

針「えっ…?」
981 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/10(木) 01:00:10.06 ID:il1Y0QAO
ざわ…ざわ…


そろそろ次スレ?
982 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/06/10(木) 11:29:53.30 ID:.W1v.gSO
>>981
熊「次スレでは俺が活躍するぞ!!うおお〜!!」

毒「いいや俺様だ!ウホホホホホ!!!」

♂(ちょっと似てるっス…)
983 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/11(金) 20:37:01.94 ID:hhm/4Q6o


<(´Д`*)∧≡≡≡З

    /// 
   ///
  ○
Σ(´・∴'、-ボンッ 
984 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/06/12(土) 01:02:45.05 ID:c6uResSO
北「進化した俺のパワー!!受け止めれるもんなら…」

グググッ

北「受け止めてみやがれぇええ!!!」

バキャアアアア!!

針「これは…!」

静(速い…ッ!だけじゃない……)

ドギャギャギャギャギャ!!!

静(重い…!!)

『こ、これは遠目で見てもわかります…恐ろしい威力のアタックが……もう避けてしまってもいいんじゃないでしょうか…。下手すれば命に関わりそうな…』

静「針さん!トスの用意を…!!」

ドギャギャギャギャギャ

針「いや…でもお静さん……。球がドギャギャギャって…」

静「大丈夫です。任せてください。」

スゥウウウウ〜……フゥウウウウ…

静(深呼吸して……まずは落ち着く)

ギャギャギャギャギャギャ!!

静(忘れてはいけない…人も動物も海も空も愛をもって接すれば必ず応えてくれるということ!)
985 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/06/12(土) 01:20:54.60 ID:c6uResSO
静「愛……それは包み込むこと」

サラサラサラ〜

『どうしたのでしょうか。お静さんの両腕が流れる風のように柔らかく動き…』

静「そして相手の全てを認め…」

ドギャギャギャ…!!

『ああ!!!ボールが一直線お静さんに向かってにいきます!!もう避ける余裕すらありません……!』

静「……ッ!!」

ドゴーーーン!!!

『なんて言ってる間にそのまま直撃ィィィィ!!!』

ワァアアアア!!

『お静さんの運命やいかに!!!』

静「………」

フワッ

静「運命?ふふ。この“ただの”ボールがどうかしましたか?」

『…………は?』

ザワッ…ザワザワッ

静「ボールはちゃんと私の手の中で眠っていますよ。ふふふ」

針「お…お静さん?」

静「はい?」

針「ボール受け止めてしもたら反則やわ…」
986 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/06/12(土) 01:46:33.22 ID:c6uResSO
静「あ、うっかり。」

『お静さん誤ってボールを受け止めてしまったぁあああ!!…というより受け止めることが出来た!!!』

ワァアアアア!!!スゲー!!

北(………)

南「さすが三武神だね★」

北「!」

南「回転するボールに対して一瞬逆回転の力を加えることで威力を弱める。あれを即座に出来るってのは…」

北「……ってのは」

南(ハァ…)

北(……)

プルプルプル

南「ははッ…あはははッ!!」

北「あッハッハッハッハ!!!」

『んん?地獄チーム、急に笑い始めました。今の反則でマッチポイントを迎えたからでしょうか?』

北「ハハハハ!!!ふ〜〜!!」

南「久しぶりに…ね★」

北「ああ…!!」

南・北「血が騒ぐ!!!」
987 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/12(土) 22:06:10.90 ID:gMMA9MAO
スポーツ漫画の実況の早口は異常
988 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/15(火) 10:57:49.25 ID:KSv6JgSO
あの一瞬でどれだけ?ってのあるよね
989 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/06/15(火) 14:37:18.74 ID:3ZZiikSO
『さぁマッチポイントを取った地獄チーム。次のプレーで勝負を決めることが出来るのでしょうか。それとも天国チ…』

北「おぉぉぉい!!!解説コラァ!!」

ビクッ

『…!!!は、はい…?』

北「バレーのアタックってのはパーじゃなくてもいいのか!?」

『パ、パーじゃなくてもって…』

北「パーじゃなくてもいいのかっつってんだぁあああ!!!」

《いいですよ!!》

ザワワッ

北「…!?」

『!?!?』

ザワッ…

静「バレーのアタックはパーじゃなくてもいいですよ。あなたの好きなように打ちなさい」

針「ちょ……お静さん」

静「いいのです。私が全て受け止めます。あなたの全てをぶつけてください」

北「お前…」

静「ふふふ。……ね?」

ニコッ
990 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/06/15(火) 14:55:55.17 ID:3ZZiikSO
『おおおおお静さん!?いくらなんでもそんな勝手にルールを決められては…』

北「ヘッ…後悔しても知らねぇぜ?」

静「はい。大丈夫ですよ」

ワァアアアアア!!!

『なんだかわかりませんが次の一撃は凄いことになりそうです!!2人のやりとりで会場も期待を膨らませているようです!次は地獄チームからのサーブです!』

ワァアアアアア!!

北「おっしゃあああああ!!!!南!!!勝てるぞ!!」

南「もち★北っちサーブは任せて!!」

北「よし!!南…手出せ」

南「手…こう?」

グッ

北「違う。パーにして顔の横に持ってきて…こうだよ!」

南「……こう?」

パッ

北「そうだ!!」

バチィィィッ!!

南「……ッッ!!」

北「へへ!!」

南「痛ぁぁい!!!!もう!北っちバカ(>_<)北っちが本気で叩いたら痛いに決まっ…」

北「俺のことは気にするな。なんならこのサーブで決めちまえ。南!!」

南(……北っち)

南「OK!天国の奴に見せてやる!私のサーブ!!」
991 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/06/15(火) 18:04:13.34 ID:3ZZiikSO
南「行くよ〜(^O^)★」

『自信満々の南選手!!どのようなサーブを放つのか!?』

南「喰らえ〜〜!!」

バッ!

南「パイソン(毒蛇)サーブ!!」

バシッッ!!

『今サーブが放たれました!!!』

ヒョロロロロ〜

静「来ましたよ!」

針「ああ!!あんまり威力は強ないけど油断は出来ひん!!」

静「そうですね」

ヒョロロロロ〜…グニャ

針「はい?」

ヒョロロロロ〜グニャ!グニャグニャ〜

針「なんや!球が不規則な動きしよるやん!」

静「まるで蛇のような…」

『おおっと!!南選手のサーブは北選手と違ってとてもテクニカルなサーブだ!!クネクネと空中を這うように進む球を天国チームはどう捕らえるか!?』

針「なんやねんこの動き!!うっとうしい!」

静「おそらく彼女の爪ですね」

針「爪?」

静「サーブを打つ瞬間に爪をボールに掠らせて僅かな傷をつけてます。それが不思議な空気の流れを生んでいるのでしょう」

針「そうか!からくりがわかったらたいしたことないな!うちに任せて!!」

シュタッ!!

針「細かい作業には慣れてんねん!!」

バシンッ!

『おお!!見事にボールの動きに対応して針選手綺麗なレシーブ!!!さすがは天国の幹部クラス!』
992 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/06/15(火) 18:09:22.82 ID:3ZZiikSO
ポーン…

静「針さん!トス行きます!」

ポンッ!!

『そしてお静さんからのトスが上がった!!』

針「やっと来たなうちの出番!!見せたるで!うちの秘密兵器!」

スッ…

『針選手!おもむろに針を取り出した!!敵への直接攻撃は反則ですが!?』

針「そんなんするかいな!秘技!!ニードルキュア(針治療)!フンッ!」

ブス!ブスッ!

『なんと自分で自分の腕を突き刺した!!』

針「はぁあああああ!!!」

ムキムキムキムキ!!

針「行くで!!」

シュタッ!!

針「喰らえ!!ドーピングボンバーァァァァ!!!!」

バシィィッ!!!!

『ああああああ!!!!凄い技ではあるが名前(ネーミング)はださかったかぁぁあああ!!!』

針「やかましいわドアホ!!」
993 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/06/15(火) 18:27:45.19 ID:3ZZiikSO
ギュウウウウウ!!!

『しかし名前とは関係なく威力はなかなかのもの!!地獄チームはどうする!?』

南「任せて北っち!!」

ニョキ…ニョキニョキ!!

南「南ちゃん!!スネークスタイル!!」

グググッッ

南「そりゃ!!」

ビャンッ!!

『南選手!!お尻から生える尻尾をバネして…!!』

南「レシーブ!!!ぎりぎりだけど…届け!!!」

ギュウウウウウ!!

南「届け届け届け…!!!!」

ギュウウウウウ……!!

南(届け……届け!!)

スッ

南「届い…」

グニャ

南「…!?」

南(ボールが曲がった!?)

バスンッ!!

南「あうっ!」

《自分でつけたんやで》

南「!?」

ムクッ

針「その傷自分でつけたんやで?曲がるの忘れてたんかいな?」
994 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/06/15(火) 18:37:40.55 ID:3ZZiikSO
南「…わざとわかってて届かないぎりぎりのとこに落としたの?」

針「さぁ…どうやろ?」

南「性格最悪ッ★」

〜客席〜

ワァアアアア!!

幽「針ちゃんの針治療でおっぱい大きくなるかな!!」

落「どこ見てんだよお前。ある意味柔軟な発想だけども」

西「性格最悪か。あれも針の作戦なんだろうね」

落「そだよ。あれは針の作戦っ……ておおお!?」

幽「西ちゃんいつの間に!?こんちゃっす!!こんちゃっす西ちゃん!!」

西「あえてぎりぎりを狙うことで相手の奥の手を引き出したのかな。針だって参謀本部の副長だからね。」

落(すげぇ冷静に語ってる…)

幽「西ちゃん腕大丈夫!?砕けたんでしょ!?若者の夢のように」

西「ん…砕けてないよ。折れただけだから」

幽「そうか!!折れただけなんだ!!若者の心のように!」

西「うん」

落「……」

落(ツ、ツッコミがいないってこういう事か…!)
995 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/06/15(火) 18:55:21.55 ID:3ZZiikSO
幽「ちなみに西ちゃんの夢は何?私の夢はそう…ガンダムを操縦すること!まるで若者のように……」

落「おい、やめろ幽。これ以上西に絡むな」

幽「ん?」

落「お前の求める物は何も返ってこないから」

西「夢。そういえば考えたことないね。将来の理想を頭の中で言語化することは…」

落「もういいっての!お前ら相性悪すぎるんだよ!!!」

クワッ!

〜特設会場〜

ワァアアアア!!!

『さぁさぁさぁさぁ!!!結局はお互いマッチポイントで向かえるクライマックス!会場は大いに盛り上がっております!!』

静「ふぅ…。これで勝負が決まるのですね」

バシッッ!!

『早速サーブが放たれました!!さきほど北選手が言っていたアタックは出るのか!!目が離せません!!』

北「レシーブ!!」

バシ!

南「トス!!」

ポーン!!

『もはや流れるようなこの動き!!とても初心者とは思えません!!』

北「決めようか。俺達か三武神かどっちが強いのか!!」

グググ…!!

北「あああああ!!」

ビキッ!!ビキビキビキビキッ

『始まりました!!北選手の筋力操作!!』

北「ぐぐッ…!!!80…90……まだだ!!95……これじゃ足りん!!」

ビキビキビキ…!!

北「100……」
996 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/15(火) 19:12:53.25 ID:KSv6JgSO
落が悲惨wwwwwwwwww

wktk
997 :次スレ案 [sage]:2010/06/17(木) 01:19:24.65 ID:/lYiFgQo
(ここから)
前スレ:19歳♀幽霊ですけど、今日からGカップです。
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1247576139/
過去スレまとめ
http://nanabatu.web.fc2.com/new_genre/yuu_hyuudorodoro.html
(ここまで)
まとめって、いつの間にか更新されてるんだな
あとは、パー速に立てるか、ローカルルールで追加されたように製作速報VIP(http://ex14.vip2ch.com/news4gep/)に立てるか
まぁこのへんは、>>1次第だな
なるべく、わかりやすいスレタイにしてくれよ?ww
998 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/06/17(木) 17:05:41.36 ID:ud31DoSO
蜥蜴「次スレ立ったぜ。アレだ、めんどくせぇから自分で探せよ」
999 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/06/17(木) 17:11:14.71 ID:ud31DoSO
【ちょっとスキマで地ちゃん】

〜男宅〜

地「〜〜♪」

セコセコ

【何してるんですか?】

地「洗濯物をたたんでます」

【なるほど】

地「はい…♪」
1000 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/18(金) 01:18:17.51 ID:wLu9K.AO
1000
1001 :1001 :Over 1000 Thread

 ,.――――-、
 ヽ / ̄ ̄ ̄`ヽ、   【呪いのパーマン Ver2.0】
  | |  (・)。(・);    このスレッドは1000を超えました。|
  | |@_,.--、_,>    このレスを見たら10秒以内に次スレを建てないと死にます。
  ヽヽ___ノ    次スレを10秒以内に建てても死にます。

パー速@VIPService
http://ex14.vip2ch.com/part4vip/

ローカルルール変更に伴い、1000到達の報告が不要になりました。

1002 :最近建ったスレッドのご案内★ :Powered By VIP Service
スレタイ未確定 @ 2010/06/18(金) 00:11:18.67 ID:.Hx1kzAo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1276787478/

召喚士「行けっ!コカトリス!!」 その16 @ 2010/06/17(木) 23:46:54.40 ID:N4RrjH6o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1276786014/

明日役立つ人とのコミュニケーション方法 @ 2010/06/17(木) 23:38:04.61 ID:X7Seidw0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1276785484/

百合子「お兄様、ただいま戻りました♪」 @ 2010/06/17(木) 23:37:21.76 ID:9AhBaog0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1276785441/

短編SS @ 2010/06/17(木) 23:16:21.59 ID:mnAQmESO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1276784181/


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