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召喚士「行けっ!コカトリス!!」 その7 - パー速VIP 過去ログ倉庫

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1 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/13(日) 15:46:19.21 ID:MZD9Gzko
〜前回までのあらすじ〜

コカトリスをクリト…と間違えて呼んでしまったダメ召喚士は、
パーティー仲間の頼れる戦士、どうみても処女な魔道士(戦士談)
スタイルいいが無口な盗賊(戦士談)と力を合わせ、数々の出会い、
そして別れを経験し困難を乗り越えて行く。無事大陸へ戻り、本国へと
辿り着いた四人は、魔王軍の大規模侵攻を知り…!?

7xまとめ様(いつもありがとうございます)
http://nanabatu.web.fc2.com/new_genre/summoner_ike_Cockatrice.html

キャラクター人気投票所(コメがあると嬉しいらしい)
http://vote3.ziyu.net/html/cocka.html

前スレ(その6)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1259802767/

過去ログ
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1256864948/
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1257265640/
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1257266712/
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1258207232/
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1258977379/
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【進撃の巨人】俺「安価で巨人を駆逐する」 @ 2024/04/27(土) 14:14:26.69 ID:Wh98iXQp0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714194866/

諸君、狂いたまえ。 @ 2024/04/26(金) 22:00:04.52 ID:pApquyFx0
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少し暑くて少し寒くて @ 2024/04/25(木) 23:19:25.34 ID:dTqYP2V2O
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渾沌ゴア「それでもボクはアイツを殺す」 @ 2024/04/25(木) 22:46:29.10 ID:7GVnel7qo
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二次小説の面白そうなクロス設定 @ 2024/04/25(木) 21:47:22.48 ID:xRQGcEnv0
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佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
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全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
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君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
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2 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/13(日) 17:38:27.10 ID:lr4I7YDO
新スレおめでとうございま−す!
3 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/13(日) 18:23:49.88 ID:LtIuN2DO
>>1
4 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/13(日) 18:24:06.05 ID:YKdrkDso
イチ乙
5 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/13(日) 18:33:24.19 ID:arUj4.SO
前スレ>>994にピゥンピゥンよろ
6 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/13(日) 18:59:46.93 ID:au7XTaoo
                           ,,,,,,_
                     ,,,,,iiiilllllllllllllliii,,,,
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                  ,,illllllllllll!l゙゜
                 ,,illllllllll!!゙゜.
                ,,illllllllll!゙゜            liiii,,
             ,,illllllll!゙゜                'llllllli,,
            ,,illllllll!゙                  lllllllllli,,
           ,illlllllll゙                  ,lllllllllllllii,
           llllllllllli,_             ,,,,illlllllllllllllllli,
           !llllllllllllllliiiiiiiiiiiii,,,,,,,,,,,,,,,iiiiiiiiiiiiiillllllllllllllllllllllllllllll
            ゙゙!!llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
              ゙゙゙゙!!!!!!llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll!!!!!!!l゙゙゙゜
                    ̄”””””” ̄ ̄
7 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/13(日) 19:35:41.95 ID:MZD9Gzko
お風呂と書き溜めのうちに前スレ終わってた…↓続き
8 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/13(日) 19:36:32.38 ID:MZD9Gzko
しばらく歩くと、木々を抜け、岩場が見えてくる。

赤サル「着いたぜっ!」

赤サルの前方に一軒の小屋が見える。

魔道士「あれですか…?」

戦士「堂々と構えすぎだろ…」

テクテクテク

赤サル「お、おいっ!こっちだこっち!」

盗賊「…?」

赤サル「その小屋はダミーだ。下手に近づくなよぉ…?」

召喚士「えっ…?」

赤サル「トラップ満載だ、ヘタすりゃ死んじまうぜ〜?」

魔道士「…っ!!」

召喚士「……なるほど」

赤サルの案内で、四人は岩場の壁に近づく。

赤サル「あそこあそこ、穴が空いてるだろ?」
9 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/13(日) 19:37:44.07 ID:MZD9Gzko
召喚士「は、はぁ…」

赤サル「あーれがアジトだ」

戦士「あんな崖の真ん中に!?」

赤サル「そっ、さぁ…こっから登るぞ〜」

赤サルは、自分の背後にある岩の階段を指差す。

召喚士「確かに…一見すると全然分からない…」

盗賊「……あぁ」

赤サル「これぞ盗賊団ってモンよ!んふふふ〜っ!」

赤サルに誘導されて、四人は岩の壁を登って行く。

〜盗賊団のアジト〜

ガチャッ

赤サル「たっだいまぁ〜」

召喚士「お、お邪魔します…」

アジトの中には、一人の男と、見覚えのある女が座っていた。

先生「おやぁ…!?アンタらこの前の…」
10 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/13(日) 19:39:06.68 ID:MZD9Gzko
戦士「……よう、世話になったな。用心棒のセンセイ」

女侍「女侍でイイよ…、デカチンの色男っ」

魔道士「……!?」

女侍「コイツは格闘家のイヌだ」

イヌ「イヌ言います。ヨロシクね」

召喚士「召喚士です。よ、よろしくお願いします…」

女侍「んでサル、何でコイツらがいるんだいっ?」

サル「えーっと…そのぉ〜…」

女侍「それとお宝はどうなったんだいっ?」

サル「いや、だってさぁ…俺っち一人でなんてとても…」

イヌ「だから言ったよ。サルごときじゃ一人で無理ね」

サル「なんだとぉ〜っ!?こんの筋肉バカ!」

イヌ「黙るね!この非力ザル!!」

女侍「おいおい…毎度毎度ヤメとくれよ…」

召喚士「え、えっと…」

戦士「収まるまで放っておこうぜ…」
11 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/13(日) 19:41:21.01 ID:MZD9Gzko


女侍「なるほどねぇ…そういう事かい」

魔道士「あの…返して頂けますか…?」

女侍「あぁ、えーと…どこに置いたっけねぇ…」

女侍はキセルを吹かしながら足を組み変え呟く。

女侍「イヌ、裏の部屋探しておいでっ!」

イヌ「分かったね!」

タッタッタ

女侍「ウチのクソ猿が世話になったみたいで…」

召喚士「い、いえっ…」

女侍「アタイからも礼を言わせて貰うよっ!」

戦士「…気にすんな」

少しすると、イヌが荷物を抱えて戻ってくる。

タッタッタ

魔道士「あ…っ!それですっ!!」
12 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/13(日) 19:43:53.66 ID:iQHKTIAO
今更だがサルはやっぱり奴で再生されちまう

先入観って怖いわ…
13 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/13(日) 19:44:41.25 ID:MZD9Gzko
イヌ「お待たせしたね、受け取るといいね」

戦士がイヌから荷物を受け取る。

魔道士「え、えっとぉ…」

ゴソゴソゴソッ…

サル「だーいじょうぶっ!パンツは取ったりしてねぇって!」

魔道士「ちょ、ちょっとぉ!!」

盗賊「……///」

召喚士「……あった!!良かったぁ!」

召喚士は札と紙を手に取り、胸を撫で下ろす。

サル「何だぁ?そりゃ…?」

女侍「おや…?式神の御札かいっ!珍しいねぇ…」

召喚士「えぇ…。友人から頂いた大切な物です…」

女侍「ははっ!そうかいっ、ソイツは済まなかった!」

召喚士「いえ…俺も油断してたわけですから…」

サル「い〜い勉強になったろ?」
14 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/13(日) 19:46:47.39 ID:MZD9Gzko
戦士「お前が言うなっ!」

女侍「ははははっ!!」

イヌ「あ、お金はもうないね。キジが持ってっちゃったね」

盗賊「…?」

女侍「あぁ、もう一人の仲間さ」

戦士「金はもういいよ…。仕方ねぇ」

女侍「なんなら身体で払ってやろうかい…っ?」

女侍は着物の胸元を指で下に引っ張る。

戦士「いっ、いらねぇっ!!」

女侍「あら、そうかい?アタイはいつでも歓迎だよぉ?」

盗賊「…///」



サル「なんだい、も〜っとゆっくりすりゃいいのに…」

召喚士「いえ、次に行く所が…」

サル「北関か…?オマエら死にたがりだよなぁ〜!」
15 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/13(日) 19:49:39.92 ID:MZD9Gzko
魔道士「そういうわけじゃ…ないですけど…」

サル「わーってるよ!まぁ気ぃ付けてなっ!」

召喚士「ありがとうございます!」

女侍「また相手…しとくれよぉ?」

戦士「もう懲り懲りだよ…!」

イヌ「ここ出て右に行くといいね。関への近道ね!」

召喚士「ありがとうございます!では…っ」

盗賊「……では」

サル「世話になったなリーダー!あばよ〜っ!」

ザッザッザッザッザ

女侍「イイ男達だねぇ…ふうぅ〜」

サル「あぁ…っ!カワイコちゃん達もなぁ〜!」

イヌ「お前の歯…なかなか猿っぽくていいね!」

サル「うっせぇ!!」

サルは手製の挿し歯に手を当て、顔を真っ赤に怒鳴る。

女侍「はははっ!!さぁてと…」
16 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/13(日) 19:56:32.33 ID:XpZG3Gco
ももたろーざむらい
17 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/13(日) 19:56:56.56 ID:lKsP/ASO
今更だが>>1乙!

とうとう関所か!wwktk
18 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/13(日) 19:56:57.66 ID:pIG.1DUo
>>12
ウキィウキウッキキウッキィという風に再生されるんですねわかります
19 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/13(日) 20:17:55.14 ID:iQHKTIAO
>>18

ちょwwwwwwww
MOTHER2のさる思い出したぞwwww
20 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/13(日) 20:43:29.73 ID:m.GXchQ0
>>1乙!新スレおめでとうございます
毎日楽しみに読ませてもらってます!
今年のクリスマスは魔道士ちゃんとイチャイチャしてそのまま年越して、三ヶ日もこたつでゆっくり過ごし、結婚しますね!有難うございます!
21 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/13(日) 21:30:33.43 ID:oVyKNkDO
ふーん
22 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/13(日) 21:37:35.70 ID:MZD9Gzko


召喚士「こっちか…ここを真っ直ぐ……」

戦士「一応、道になっちゃあいるが…」

盗賊「…険しいな」

召喚士「魔道士さん、気をつけて…」

魔道士「あ…はいっ、ありがとうございます」

四人は険しい道を、崖下へ下って行った…。

その頃、北関には国軍が続々と集結していた…。

青年兵(…す、凄い数だな…!)

ザッザッザ…

青年兵(こっちはワーカー達か。…本陣は…あっちか)

国軍本部には大勢の兵士が詰めかけている。

しかし賑わいはなく、軍靴の音と、重い空気に包まれていた。

青年兵「あ…っ、あれは…!?」

タッタッタッタッタ
23 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/13(日) 21:47:30.88 ID:dU9ChbYo
鳥だ!

飛行機だ!
24 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/13(日) 21:49:34.79 ID:hZR6H5go
 \                    /
   \  丶       i.   |      /     ./       /
    \  ヽ     i.   .|     /    /      /
      \  ヽ    i  |     /   /     /
   \
                                  -‐
  ー
 __          わ た し で す            --
     二          / ̄\           = 二
   ̄            | ^o^ |                 ̄
    -‐           \_/                ‐-

    /
            /               ヽ      \
    /                    丶     \
   /   /    /      |   i,      丶     \
 /    /    /       |    i,      丶     \  
25 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/13(日) 21:49:54.92 ID:pIG.1DUo
いや!スーパーマンだ!
26 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/13(日) 21:53:59.32 ID:et0qBMAO
青年兵「青龍先生っ!!」

青龍先生「…?ああ、お主か」

青年兵「白虎先生も!お二方も参加を…?」

白虎長「そうなの…最悪だわ…」

青龍先生「オイボレをこき使いおって…。酷い話じゃわい…」

青年兵「何をおっしゃいます!頼もしい限りです!」

青龍先生「若いモンに任せて、さっさと帰らせて貰うよ。ひょっひょ」

青年兵「頑張りますっ!…では、本部に挨拶を…!」

白虎長「お互い頑張りましょ?」

青年兵「はっ!ありがとうございます!」

タッタッタ…

白虎長「彼…確か先生が推薦したんですよね?」

青龍先生「粗削りじゃが…良いモン持っとるよ…ひょっひょ!」
27 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/13(日) 22:08:42.04 ID:et0qBMAO
〜軍本部〜

青年兵「失礼致します!」

参謀「うむ」

青年兵「召喚小隊、只今到着致しました」

北方司令「ご苦労さん」

参謀「君達は、関の左翼に布陣したまえ」

青年兵「かしこまりました!」

北方司令「左翼は先日、魔王軍の奇襲により、一部被害を受けた」

青年兵「な…なんと!!」

「ワーウルフの偵察隊だと思われるが…」

参謀「まずは破壊された関の復旧に当たってくれたまえ」

青年兵「かしこまりました!」

北方司令「頼んだぞ」

青年兵「ははっ!」

青年兵は敬礼をし、本部を後にした。

北方司令「あんな若い奴まで…」

参謀「……戦争ですから」

北方司令「…分かってるよ」
28 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/13(日) 22:16:04.13 ID:RjxUjIk0
ワーウルフで偵察レベルなのかよ…次はどんだけ強いのが来るんだ
29 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/13(日) 22:18:41.61 ID:et0qBMAO
〜北関、左翼〜

ザッザッ

青年兵「失礼、こちらの隊長は…?」

北方兵「あちらにいらっしゃる軍曹殿です」

青年兵「ありがとうございます…」

ザッザッザ

青年兵「召喚小隊の青年兵です。軍曹殿!」

左翼長「左翼長で構わんよ。宜しくな」

青年兵「状況は…?」

左翼長「見ての通りだ…。ぽっかり穴を開けられちまった…」

青年兵「…なるほど」

左翼長「復旧が最優先だが…」

青年兵「…?」

左翼長「ちぃーっと来て貰えるか?おい、ここを頼む!」

北方兵「はっ!」

左翼長「行こう」

二人は関の上へ登る。

左翼長「あれを見てくれ」

青年兵は関の左外に広がる、森を見る。
青年兵「……っ!!」
30 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/13(日) 22:28:57.79 ID:et0qBMAO
左翼長「見えるか…?森の中に集まる魔物達が…」

森の奥に土煙が立ち、木々が揺れ、獣の声が複数響く。

青年兵「なっ、なんて…数だ…っ!」

左翼長「もうまもなく、侵攻が始まるだろう…」

青年兵「なんて事だ……!」

左翼長「本国の主力は?」

青年兵「明日の朝…、到着予定です…」

左翼長「…そうか。キツイな…くそ」

青年兵「えぇ……」

左翼長「おそらく今夜が総攻撃だ」

青年兵「……」

左翼長「朝まで凌げるか……」

青年兵「やるしか…ないですね…」

左翼長「…とにかく今は、出来る事をしとこうか」

青年兵「……はっ」

左翼長「下に戻り、関の復旧を進めよう」
31 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/13(日) 22:57:44.76 ID:lr4I7YDO
いきなりギリギリの状況だな・・・・
頑張れ青年兵
32 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/13(日) 22:58:37.61 ID:et0qBMAO


青年兵「あんな数…復旧の気休め程度だな…」

ザッ

左翼長「全くだよ」
左翼長は煙草をふかしながら、青年兵の下へ歩み寄る。

青年兵「しっ、失礼を…」

左翼長「本当の事さ…。それより…」

青年兵「…?」

左翼長「本部がお呼びだ…行くぞ」

左翼長は煙草を地面に捨て、靴で潰した。

〜北関本部〜

参謀「偵察隊の報告によると、まめなく侵攻が始まるようだ」

青年兵「!!」

右翼長「…まずは?」

参謀「左翼、右翼ともに魔道隊と召喚隊で牽制する」

北方司令「…」

参謀「その後、正面より騎士隊、が打って出る」

騎士長「かしこまりました」

北方「弓兵隊は関の上から援護を頼む」

弓兵長「魔道隊、付加の援護を頼む!」

弓兵長「了解」
33 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/13(日) 23:01:01.31 ID:0KNdF6AO
これはベストタイミングだな召喚士達
34 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/13(日) 23:09:33.62 ID:fw76qkAO
いきなりスフィンクス出せば結構潰せそう
35 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/13(日) 23:09:57.21 ID:et0qBMAO
参謀「両翼から中央へ敵を引き付け…」

北方司令「先生…、お願い致します」

青龍先生「骨が折れるのう…ひょっひょっ…」

参謀「各自、ワーカー達にも連携し支援を頼め」

騎士「配置は各々で宜しいか?」

参謀「ああ…。手薄な箇所へ遊撃として当たらせよ」

魔道長「よし…っ!なんとか凌ぐぞ!」

参謀「皆、気を引き締めてかかれ!!」

北方司令「…死ぬなよ!」

一同「ははっ!!」

参謀「これより作戦を開始するっ!…解散っ!」

ザッ!!…ババッ!!

左翼長「さぁ……行くぞ!!」

青年兵「はいっ!」

15時00分。北関に対し、魔王軍による侵攻が始まった…。
36 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/13(日) 23:11:26.04 ID:et0qBMAO
キリよくここまでにて…
明日からいよいよ攻防戦です!
みんな頑張れっ!!

では、ご支援ありがとうございました!ノシ
37 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/13(日) 23:34:25.22 ID:lKsP/ASO
>>1乙!!

明日の攻防戦での召喚師達の活躍に期待!!
そして、まさかの師匠復活にも期待!!
さらに弓使いは俺の嫁!!
38 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/13(日) 23:42:04.53 ID:eeM87YUo
よろしい、ならば戦争だ。
39 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/13(日) 23:58:06.48 ID:f4MG2IDO
俺の嫁とかもうそろそろ寒いからやめてくれ
40 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/14(月) 00:16:39.98 ID:YoXCpT2o
そろそろクリスマス。
俺は巫女と遊んでるよ
41 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/14(月) 00:25:43.63 ID:6Rln4EAO
>>1

魔王軍とうとう来たな

盗人たちは犬猿の仲かと思ったら、桃太郎の方だったか
キジを見たかった
42 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/14(月) 00:33:25.08 ID:iXJE9x6o
女用心棒は大きなお尻(ビッグピーチ)なんだろうね・・・。
43 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/14(月) 01:22:58.73 ID:uLd4OYDO
>>1
明日の攻防戦すげー楽しみだ!!
44 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/14(月) 04:17:13.78 ID:oIYEntgo
召喚士PTがピンチになったところで颯爽と女侍たちが現れたシーンはなかなか燃えたな〜
45 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/14(月) 04:48:35.73 ID:coeIDUSO

紙が来たぞ
誰か面倒みてやれよ

46 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/14(月) 05:25:39.11 ID:3f62zAAO
ちょっとペーパーが切れたんで>>44でウンコ拭かせてもらってもいいですか?
47 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/14(月) 09:04:39.77 ID:x4LaK2AO
>>46

ケツ吹いたら>>46に戻せば再生してくれるよ
48 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/14(月) 09:15:30.03 ID:x4LaK2AO
ごめん
>>45に戻せばだわww

吊ってくる
49 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/14(月) 09:16:45.27 ID:x4LaK2AO
うん
もうしばらくROMる

>>44にだ

氏にたい
50 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/14(月) 12:46:05.17 ID:Gwey2Ego
Go! Cockatrice!!
51 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/14(月) 13:00:08.92 ID:zmJv4MSO
召喚士「行けっ!!クックル!!」
52 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/14(月) 13:44:52.68 ID:iXJE9x6o
召喚士「よぉしっ!行けっ!コカトリス!!つばめがえし!」
53 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/14(月) 13:58:44.64 ID:WH4JTXg0
青年兵「行け!!ハガネール!!てっぺき!」
54 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/14(月) 14:08:58.62 ID:Uxm6d2DO
召喚士「いあ! いあ! はすたあ! はすたあ くふあやく ぶるぐとむ ぶぐとらぐるん ぶるぐとむ あい! あい! はすたあ!」
55 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/14(月) 14:23:58.01 ID:VtJpR2SO
青龍先生「行け!セ・ガール」
56 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/14(月) 15:08:45.50 ID:Esgn.5Ao
>>55
セガールwwww軍いらないwwwwwwむしろ邪魔wwwwwwwwww
57 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/14(月) 16:01:34.32 ID:1gzh66DO
>>55
セガールが飛び出すのを想像したら…wwwwwwwwwwww
58 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/14(月) 16:06:13.45 ID:3WhXtEMo
召喚士「お願いします!シュワルツネッガー!」

セガールとシュワちゃんの共演・・・っ!
59 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/14(月) 16:27:11.14 ID:coeIDUSO

おいおい
ロー○法王を忘れとるがな

60 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/14(月) 16:36:02.69 ID:CCvyzYDO
今日は>>1来てないんだ
師走の月曜日だし忙しいんだな
頑張れ〜>>1
61 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/14(月) 16:44:55.24 ID:9AFo.MDO
その後、>>1の姿を見たものは誰もいなかった…
62 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/14(月) 16:48:02.67 ID:B0Q1IQDO
                         ,イ    │  
                        //      |:!   
                        //,. -/r‐- 、| !  
                       /,/ ./ |  _」 ト、    
             /)        /.\`/  |二...-┘ ヽ      
            ///)     i   ,.>、;/ー- 、    l     
          /,.=゙''"/      ! ∠.._;'____\   |  こまかいことはいいのだよ!!   
  /      i f ,.r='"-‐'つ   ,!イ く二>,.、 <二>`\.、ヽ.      
 /       /   _,.-‐'~   /'´レ--‐'ノ. `ー---- 、 |\ ヽ、       
   /   ,i   ,二ニ⊃   \  `l  (!"      Jfヽ!  `''-;ゝ
  /    ノ    il゙フ       `‐、jヽ ヾニニゝ   ゙イ" }_,,. ‐''´ 
     ,イ「ト、  ,!,!|          `´\  ー   / ,ィ_}
63 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/14(月) 16:50:35.27 ID:VrLEGQco
流れが掴めない…もうこんばんは、ですね。すいません
すっごい忙しいよ〜何コレあはは↓続き
64 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/14(月) 16:52:51.43 ID:VrLEGQco
パカラッパカラッ…

伝令「全門閉鎖っ!全門閉鎖ーっ!!」

北関に沿い、伝令が馬を走らせ、叫ぶ。

弓兵長「弓兵隊っ!、関の上へ一列に並べっ!!」

右翼長「もっと右だ!そうっ、右から来るぞ!」

北関内は、迫り来る魔王軍に、せわしなく殺気立つ。

カツカツカツカツ…ザッ

参謀「…来たか」

偵察兵「先鋒は…ゴブリンとリザードマンの歩兵です!」

参謀「数は…?」

偵察「およそ500程かと…っ!」

参謀「数は多いが、なんとか…」

カツ…カツ…カツ…

青龍先生「…ギリギリ持つかのぅ」

参謀「青龍先生っ!?」
65 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/14(月) 16:55:13.01 ID:VrLEGQco
青龍先生「ここは眺めが良いの…ひょっひょ」

参謀「何を呑気な事を…っ」

偵察兵「危険です!お戻りを…っ!」

青龍先生「どこにいたって、死ぬ時は死ぬんじゃよ」

参謀「しかし、何もこんな前線の塔に…」

青龍先生「ほれっ、早よう戻って…指揮を執らんかい」

参謀「……っ!」

青龍先生「…お主もいいぞ」

偵察兵「は、…ははっ!」

参謀「すぐ…お戻り下さいませ!」

参謀と偵察兵は、関の右翼にそびえる塔から降りる。

青龍先生「おぉ…見えて来おったぞぉ…!」

左右の森より土煙と共に、ゴブリンとリザードマンの群れが姿を現す。

ドオオオォォォォォ…

上空より見下ろすその群れは、あたかも津波のようである。

青龍先生「ひょっひょっひょ!凄いのぅ…!」
66 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/14(月) 16:57:57.89 ID:VrLEGQco
魔道長「魔道隊っ!!撃てぇーっ!!」

ドンッ!!…ドドンッ!!…ドドドンッ!!…ドドンッ!!…

関の上より、魔道兵が一斉に炎の玉を撃ち放つ。

無数の炎は群れの中へ落ち、幾つもの火柱が上がる。

弓兵「こっちにも付加の援護をっ!」

魔道兵「ええ!どんどん射て…っ!」

タッタッタッタッタ…

左翼長「召喚隊…頼むぞ」

青年兵「はい!」

左翼長「俺はワーカー達を左翼に集めてくる!」

青年兵「…はい!」

左翼長「ランカーの一人か二人…いりゃいいんだが…」

青年兵「……います」

左翼長「…ん?、…何だ?」

青年兵「きっといます!凄い…ワーカーがっ!」
67 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/14(月) 17:16:59.30 ID:VtJpR2SO
>>1仕事お疲れ様!無理せずにな!ちなみにあっちのスレ見ると幸せになるかも?
68 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/14(月) 17:23:44.54 ID:Zie.I.DO
あっちってどっちー?
69 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/14(月) 18:03:01.91 ID:M1nnl7wo
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1257262778/
こっちかも
70 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/14(月) 18:25:21.76 ID:VrLEGQco
左翼長「…ああ!」

青年兵「待っております!」

左翼長「頼んだぞっ!」

ダッダッダ…

青年兵「……さて」

青年兵は召喚隊を引き連れ、関の上に移動する。

青年兵「…どうかっ!」

魔道兵「見ての通り、キリがありません!」

青年兵「召喚隊っ、行くぞ!!」

召喚兵「はっ!!」

青年兵「出でよ!ワイバーン!!」

召喚兵「出でよ!ワーム!!」

シュイィィン

召喚隊により、関の上空には無数の竜が現れ、舞い始める。

青年兵「勇敢と無謀をはき違えるな…っ!行くぞぉ!!」
71 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/14(月) 18:54:19.40 ID:mlNMsoAO
ワイバーンとワームを筆頭に、無数の竜が魔王軍目指して飛び立つ。

青年兵「A班が往復した後は、B班が召喚っ!」

召喚兵「はっ!」

召喚獣が横一列に広がり、口から炎を吐く。

ドドオォン!!ゴオォォッ…!!

ゴブリンとリザードマンは、懸命に待避するが間に合わず、炎に包まれていく…。

辺りを焼き尽くした召喚獣は二手に広がり旋回し、関の上空へ戻ってくる。

拓けた上空から、落雷と炎の矢が降り注ぐ。

魔道隊「まだまだ撃てっ!雷を中心にだっ!」

弓兵長「左だっ!奴らの足を止めろぉ!」

青年兵「次っ!!B班!行けぇっ!」

召喚兵「はっ!」

待機していた半数が召喚を始め、再び上空に召喚獣が集まる。
72 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/14(月) 18:56:16.49 ID:mlNMsoAO
酉つけ忘れ\(^o^)/
73 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/14(月) 18:57:14.59 ID:2JdO7QYo
ワームって蛇っぽいのを妄想してたんだが、竜だったのか
74 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/14(月) 19:01:19.77 ID:zmJv4MSO
ワーム=ウィルム
だと思うことにしてる
75 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/14(月) 19:04:05.73 ID:0kYVRaYo
ワームって巨大ミミズみたいなの想像してた
76 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/14(月) 19:16:26.51 ID:mlNMsoAO
〜北関付近の山道〜

魔道士「あ…あれっ!!」

盗賊「!?」

戦士「始まったな…!」

召喚士「ああ…。急ごう!」

タッタッタ…

〜本国〜

伝令「ついに戦闘が始まりました!!」

大軍師「分かりました…。ご苦労様」

伝令「失礼致します!」

カツカツカツ…

副司令「青龍先生と白虎長で片付くだろう…」

大軍師「…そうとも限りませんぞ?」

大軍師は副司令に一礼し、呟く。

副司令「……占い師は?」

大軍師「既に発っておりますよ…」

副司令「彼……か?」

総司令官「……」

副司令「来るか?」

大軍師「…来ますよ。間違いなく…」

大軍師は手に持つ羽扇で顔を扇ぐ。

副司令「…備え過ぎだな」

大軍師「一部が欠ければ…取り返しのつかぬ事になります故…」

副司令「…ふん」

総司令官「……」
77 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/14(月) 19:20:34.59 ID:mlNMsoAO
ホントは竜なんですけど、ミミズで有名ですよね

竜って意外と種類がいなくて、ワームも竜として使っちゃいました
分かりにくくてすいません…
78 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/14(月) 19:24:44.94 ID:vTlTbjoo
あれだ甲鱗さんみたいなワームってことで
79 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/14(月) 19:26:50.32 ID:0kYVRaYo
甲鱗のワームさん把握
80 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/14(月) 19:34:47.79 ID:WDELx7Eo
様をつけろよデコ助野郎!!
81 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/14(月) 19:36:15.52 ID:mlNMsoAO
〜北関〜

左翼長「さぁて……」

ザッザッザ…

左翼長「…!?」

左翼長は一人の剣士の前で、足を止める。

左翼長「…後衛待機は飽きたか?」

剣士「……」

左翼長「間違ってたら悪いが…、あんた上位ランカーの魔法剣士…だよな?」

魔法剣士「…それがどうした」

左翼長「左翼が手薄だ。前衛に回ってくれ」

魔法剣士「……」

左翼長「報酬は後ほど、本部に俺が…」

魔法剣士は腰を上げ、背中に二本の剣を、斜めにクロスさせ背負う。

魔法剣士「報酬は無用だ…」

左翼長「…!?…頼もしいぜ」

魔法剣士「先に行く」

ザッザッザッザ…

左翼長「……思わぬお宝発掘だ」

左翼長はポケットから煙草を取り出し、点火する。

左翼長「お手並み拝見と…いこうかね」
煙をふかし、見上げる広場の時計台は、16時00分を指していた。
82 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/14(月) 20:25:58.55 ID:ZWhuUW2o
夕方4時から戦闘ってきついな
ちょうど腹が減り始める時間
兵士たちの体力が心配だ
83 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/14(月) 20:34:27.72 ID:VtJpR2SO
そんな時はナッツぎっしり確かな歯ごたえ!!

歳がばれる…
84 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/14(月) 20:38:57.36 ID:00CiusDO
スニッカーズですね
85 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/14(月) 20:46:57.88 ID:ZWhuUW2o
これ読んでるやつの年齢層幅広そうだよね
86 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/14(月) 21:28:32.70 ID:GpKf86AO
>>1さんの知識は半端じゃないな… それがこの物語のスパイスになってるんだろうね
それはそうとワームを頭で置き換えようとしても円盤石のヤツしかイメージできない俺はどうすればw
87 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/14(月) 21:29:24.13 ID:idakWADO
関所での防衛戦が三国志9で再生された。
罠張って「今です」とか言っちゃうような軍師はこの世界にいるかな?
88 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/14(月) 21:32:08.71 ID:RRpYSMco
勝手に人の絵を貼るがこんな感じか・・・
ttp://magicbbs.xrea.jp/note2/2005/grp1110010739.jpg
89 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/14(月) 21:46:06.81 ID:mlNMsoAO
青年兵「よしっ!展開しろっ!!」

青年兵の合図を機に、召喚獣が真横に列を成す。

ドドオォン!!…ゴアオォォッ!!

青龍先生「やりおるの…若いの。ひょっひょ」

その光景を見て、塔の上から青龍先生が呟く。

青龍先生「しかし…あちらさんも来おったわい…」

炎の先から騎乗した甲冑の魔物が姿を見せる。

伝令「……デュラハンだっ!!」

参謀「魔道隊っ、撃ちかた止めいっ!」

魔道長「魔法は効かねぇ!補助に回る!後は頼むぞ…っ」

関の正門に騎兵が並ぶ。

騎士長「…任せろ。さぁ、出るぞ!」

騎士「おぉっ!」

伝令「開門ーっ!正門を開けよーっ!!」

ゴガンッ!!ギイィィィッ…

騎士長は馬を撫で、大きく息を吸い込む。

騎士長「……出陣!っ!」

パカラッ…ドドド…ドドッドドッドドッ…

門を潜り、槍を携えた騎士達が、一斉に飛び出した。
90 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/14(月) 21:55:50.15 ID:gz2Ymwoo
魔道長「補助援護っ!目いっぱいだ!」

魔道隊「はっ!!」

魔道隊が一斉に魔力を高め、騎士達に風を放つ。

騎士達の表面には、膜のような風が纏わる。

騎士長「中央突破だ!魔物を分断しろっ!!」

正面のデュラハンを先頭に、両脇からスケルトンが集まる。

騎士長を先頭に縦列の布陣となり、魔物の群れに突撃する。

魔道長「次ぃ…っ!!」

魔道隊「撃てぇっ!!」

魔道長の合図と共に魔道隊が手を掲げると、魔物の群れの地面が隆起し、

土が針のような形状へと変化する。

ドドォンッ!!ボゴォッ!!…ビキッ…バキバキィィ…!!

スケルトン「…!?」

足場を崩したスケルトン達が倒れこみ、隊列を乱す。

しかし、中央に構える首のない甲冑は軽快に手綱を捌き、迫る。

デュラハン「……」
91 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/14(月) 22:08:20.62 ID:gz2Ymwoo
騎士長「うおぉぉっ!!」

ガキイィィン!!

互いの武器が交差し、金属音が響き渡る。

騎士長「左右に散れ!食い止めろっ!!」

騎士隊「おぉっ!!」

騎士隊は左右に分かれ、スケルトンの侵攻を食い止める。

青年兵「こちらもだ!魔物を中央に集めよ!!」

召喚獣が旋回し、左翼から中央へ向けて炎を放つ。

ドドォンッ!!ゴオォォォッ!!

ゴブリン「ギィアァァッ!!」

ゴブリンとリザードマンは押され気味に中央へ下がる。

参謀「関へ近づけるな!!弓っ!!」

弓兵長「放てぇっ!!」

関の上からは、山なりに弓が放たれ、関に張り付くゴブリンに直撃する。

そして、正門前にはワーカー達が終結し、各々が武器を手に構えた。
92 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/14(月) 22:09:37.09 ID:gz2Ymwoo
>>87
おぉ、いいですね!BGMも合いそうだ…
と言いつつ、現在サガフロのサントラを聞きつつ執筆中です
93 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/14(月) 22:17:44.99 ID:q4OXcsAO
ワームって竜の幼体だと記憶してたが違うのか
94 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/14(月) 22:17:44.59 ID:9O/KRpco
ゴブリンがゴキブリに見えた
95 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/14(月) 22:18:11.71 ID:gz2Ymwoo
ザッ

男「さーてと!…おっ、アンタ…!」

魔法剣士「……」

男「強そうだなぁ…あ、俺?俺は天才ってんだ!!」

魔法剣士「……」

天才「なんだ、無口なヤローだな!ま、いいか!」

スタスタ

天才「おい!お前さんは右の頼むわ!!」

魔法剣士は黙って正門の右に歩いて行く。

天才「無口な上、そっけないヤローな!ま、いいか!」

天才は巨大な剣を肩に乗せ、正門の左へ歩き始める。

ワーカー「な…なんだぁ、ありゃあ!?」

兵士「ツヴァイハンダーだ…っ!!」

天才「さーて、ちょっくらひと暴れすっかね!はーっはっはっは!!」

魔法剣士「……ふーっ」

タンッ!!
96 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/14(月) 22:27:02.45 ID:gz2Ymwoo
天才「おっしゃあ!足引っ張んなよぉー!?」

天才は眼前のスケルトンめがけ、右手で剣を一振りする。

ブオンッ!!……ゴッシャアァァッ!!

数体のスケルトンが粉々になり、宙を舞う。

その直後、天才の左手からは雷がほとばしり、

粉々のスケルトンに飛び交い、スケルトンは塵と化した…。

騎士隊「…なっ、なんだ…アイツ!?」

正門の右側では、魔法剣士が背中より、二本の剣を抜く。

ジャキッ…シュッ…ゴオォォォ!!…ギキィィンッ!!

右の剣に炎が宿り、左の剣は氷に包まれた。

魔道長「炎と氷!?五行の相反する二つを…!!」

参謀「一歩間違えれば、己に致命傷となるぞ…!?」

魔法剣士「……」

シュンッ…ザシュウゥッ!!…ザンッ!!…ズバッ!!…

魔法剣士は左右の剣を交互に振りかざし、スケルトン達を殲滅する。
97 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/14(月) 22:29:33.22 ID:rJZ9NJIo
サガフロ聞いてるからデュラハンでてきた把握
98 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/14(月) 22:30:25.67 ID:znpCEhUo
天才でアミバを思い出したのは俺だけではあるまい
99 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/14(月) 22:46:21.22 ID:gz2Ymwoo
召喚隊「なっ、なんだよアイツら…!?」

魔道士隊「バケモノだ…!!」

天才「はーっはっはっは!ヤルじゃねぇか!アンチャン!!」

魔法剣士「……」

二人は正門前のスケルトンをことごとく倒していく。

天才「おらおらぁ!国軍も頑張ってよー?はっはっはっはっは!」

ギキィィンッ…ザシュッ!!

騎士長「…くっ!!」

デュラハン「……」

騎士長「一方的に押され気味とは…っ!!」

デュラハンの長剣が乱撃する。

騎士長も盾で防ぎ、槍で突くが、容易くかわされる。

数合打ち合った後、互いの馬が間合いを取り、駆ける。

ドドッッドドッドドッ…ドドッ…キィィンッ!!…ザシュウゥゥッ!!

騎士長「ぐぬぅ……っ!!」
100 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/14(月) 22:47:57.33 ID:gz2Ymwoo
>>97
サガフロにデュラハンていましたっけ…?あれ…?

今思えば、ワームじゃなくてウィルムって書けば良かったかな…orz
101 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/14(月) 22:53:53.62 ID:rJZ9NJIo
サガフロといったらデュラハンだろう・・・
102 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/14(月) 22:56:11.47 ID:sb1jAQAO
なんか大事なもん落としたようなデュラハン
103 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/14(月) 22:56:44.61 ID:gz2Ymwoo
騎士長の右肩から出血が溢れる。

デュラハン「……」

騎士長「首無し騎士には…首無しの馬が似合いだ…!」

ドサァッ…

デュラハンの跨る馬の首が、地面に転がる。

馬はそのまま横へ倒れ、デュラハンが馬から降り、地に立つ。

騎士隊「隊長っ!!下がって下さい…!」

騎士長「これで…奴の足止めは出来た…っ!すまんな…!」

騎士長は一人の騎士隊に連れられ、正門の中へと退却する。

参謀「プリースト!!騎士長の救護をっ!!」

プリースト「ははっ!」

ダッ!!

騎士隊「さぁ…中央は俺達が塞ぐぞ!!」

青年兵「よぉし!右翼にも召喚獣を回すんだ!」

天才「活気があっていいねぇ!はーっはっはっは!!」

魔王軍が徐々に中央へと集められていく。時刻は17時を回った…。
104 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/14(月) 23:13:42.31 ID:iXJE9x6o
デュラハンってほんけじゃおにゃのこなんだよな・・・モッコリ・・・。
105 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/14(月) 23:14:19.12 ID:YJuQ3.DO
だめだっ……!
ワーム・デュラハンってこられたら
俺も円盤石のあれのイメージがっ……!
106 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/14(月) 23:16:34.57 ID:gz2Ymwoo
タッタッタ…

北方司令「戦況は…?」

参謀「なんとか持ちこたえています!」

白虎長「まったく…青龍先生ったらどこに…?」

参謀「先生ならあちらに…」

参謀は塔の上を指差す。

白虎長「まぁ…。相変わらず自由勝手だ事…」

北方指令「そろそろ先生の出番だな…」

ザッ!!

左翼長「首尾はどうだ!?」

青年兵「今しがた中央に誘導しました…!」

左翼長「そうか。こっちも司令と後衛の布陣を終えたところだ」

青年兵「……いよいよですね」

左翼長「あぁ…」

青龍先生「さーてと……」

青龍先生が腰を上げ、立ち上がる。

その時、夕暮れの向こうから、複数の飛来する影が現れた。
107 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/14(月) 23:19:28.39 ID:gz2Ymwoo
>>104
はい。そうなんです

>>105
円盤石って…アレですか?色んなCD入れるとモンスターが…
108 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/14(月) 23:29:05.15 ID:gz2Ymwoo
〜アジト〜

女侍「…なんだい?さっきからソワソワしてさ」

サル「ん?…あぁ」

イヌ「きっと北関に行きたいね」

サル「う〜るせぇなぁ!何でもいいだろっ!」

女侍「アイツら…いい子だからねぇ〜」

ガチャッ

キジ「たっだいまぁ!何さぁ?買い物途中に犬で伝言なんて…」

キジの後ろから一匹の犬が顔を出す。

イヌ「使いは出したけど、内容はしらないよ。ボスに聞くね!」

女侍「ちゃんと用意したんだろうね…?」

コジ「そりゃしたさぁ、確かに馬四頭連れて来たさぁ!」

サル「!?」

女侍「かっ飛ばして30分弱…さぁ、行くよっ!」

サル「お…おい…っ!!」

女侍「アタイだってねぇ、あんなイイ男達…勿体ないよっ!あははっ!」
109 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/14(月) 23:32:13.26 ID:9O/KRpco
コジさん…
110 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/14(月) 23:33:50.43 ID:aR/RAgAO
>>103
出血が溢れる……?
111 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/14(月) 23:44:11.98 ID:gz2Ymwoo
〜北関〜

魔道長「…な、なんだ…!?」

参謀「あっ、あれは…!?」

青年兵「……ド、ドラゴンッ!!」

魔王軍の背後より、巨大なドラゴンが三匹、羽ばたき迫ってくる。

青龍先生「マズイな…こりゃちと、厄介じゃの…」

弓兵長「ドラゴンまで…投入してくるとは…!!」

参謀「司令…っ!作戦を立て直しましょう!!」

北方司令「……むぅ!!」

北方司令は下唇を噛み、眉間にしわを寄せる。

デュラハン「……」

デュラハンの背後から、三匹の魔物が近づいてくる。

ザッザッザッザッザ…

スケル「スケルトンの王である、私の出番かな…ふっふっ」

リザード「王はこの俺様だ!リザードマンの王であるこの…」

ゴルリン「くだらない争いをしてる場合じねーだろ!」
112 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/14(月) 23:45:16.13 ID:x4LaK2AO
ゴwwwwルリwwwwwwンwwwwwwwwwwwwww
113 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/14(月) 23:45:20.58 ID:jsIkkhI0
危険が危ない……
114 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/14(月) 23:46:20.07 ID:coeIDUSO

ゴルリン キタコレ ww
115 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/14(月) 23:46:21.26 ID:KWvKmg6o
「さくせんたーいむ!」

「認める」
116 :sage :2009/12/14(月) 23:49:34.49 ID:g1sfiXI0
クソ吹いたwwwww
117 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/14(月) 23:51:57.16 ID:gz2Ymwoo
騎士隊「…な、なんだ…?」

ズバシュッ!!…ドサッ

リザード「さぁて…役者は揃ったぜぇ…?」

ゴルリン「魔王軍本隊の到着だぁ〜!」

魔道長「どっ、どうするんだよ!?」

左翼長「やるしかねぇだろ…くそっ!」

青年兵「…くっ!!」

スケル「よーし、お前らはここの人間を皆殺しにしろ」

ダダダッ

スケルトン「ケケケッ…!!」

天才「バッカ…ッ!簡単に通すんじゃねぇっ!!」

タンッ!!

天才「おいっ!無口ヤロー!お前はその骨を頼むっ!」

魔法剣士「……言われなくても分かってる」

天才「喋れんじゃねーか!!」
118 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/14(月) 23:53:00.42 ID:gz2Ymwoo
>>109-110
本当だ…こりゃヒドイ…
119 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/14(月) 23:59:22.42 ID:gz2Ymwoo
三匹が正門の中へ入り込む。

弓兵隊「突破されたぞっ!!」

天才「させねぇよっ!!」

ザッ!!

魔法剣士「……」

スケル「おや…?貴方も二刀流か…奇遇ですなぁ」

スケルが両手に剣を構える。

天才「さーて…てめぇの相手は俺だ!」

リザード「ガハハッ!相手になんのかよ…っ!」

ゴルリン「ほんじゃあまぁ、俺の相手は…」

ザッザッザ…

戦士「………俺だ」

青年兵「召喚士さんっ!!」

召喚士「…はぁっ…はぁ…間に合った…っ!!」

魔道士「あっ、あれっ…!」

盗賊「!?」

召喚士「!!……ドラゴン!?」
120 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/15(火) 00:01:12.31 ID:mjS4eBUo
次号へ続くみたいなところで…限界です…頭痛いorz
多数のご支援ありがとうございました!感謝です!ノシ
121 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/15(火) 00:04:20.00 ID:2kAexIAO
122 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/15(火) 00:07:09.33 ID:RynE0xgo

頭痛いって大丈夫かよ
123 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/15(火) 00:07:36.09 ID:RskEm6DO
>>107
そう、家中のCDを探して再生しまくるあれ
ドラゴンまで出て来て余計にそのイメージがww
ちなみに俺的に2が好き
そして今日も乙!
124 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/15(火) 00:08:40.74 ID:ZyI64hco
おつかれおつかれ
頭痛いのには注意したほうがいい。体を大切に。
125 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/15(火) 00:15:08.84 ID:IsJap.SO
大人数での戦闘は燃えるな!
次回も期待してるよ
126 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/15(火) 00:16:59.77 ID:z5urbMAO
まさかゴルリンがここで登場とは
127 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/15(火) 00:19:40.88 ID:F7U.0MAO
それよりも
>>116
>>116
128 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/15(火) 00:21:39.06 ID:4oLj6.AO
王子「ちくわうめえwwwwwwww」
129 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/15(火) 00:28:23.68 ID:1eEJK2Qo

こりゃあwktkする展開だ
130 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/15(火) 00:34:24.25 ID:sAfeaEAO
>>115
思い出して泣いた


おしくらまんじゅうするかい?
131 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/15(火) 00:56:32.66 ID:bg/YIoDO
戦士「俺だ」
かっけー
132 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/15(火) 01:06:29.65 ID:PKW6MYDO
主役は遅れてやってくる!
昨日の夜も次の更新が楽しみだったけれど
今日はもっと楽しみだ!!!

でも体調には気をつけて、無理しないようにね。
>>1乙 おやすみ。
133 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/15(火) 01:09:09.75 ID:RynE0xgo
召喚士「…はぁっ…はぁ…間に合った…っ!!」
なさけない

戦士と召喚士の体力差じゃしょうがないか
134 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/15(火) 01:15:47.36 ID:5PEffRwo
>>1おつです
頭痛……インフル流行ってるしお気を付けをば……
135 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/15(火) 01:44:33.04 ID:P8a6zUDO
>>1
毎日乙です!

体調気を付けてくれよ
体調悪いなら無理しないでくれ
136 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/15(火) 03:22:43.72 ID:vqsNPMAO
病をしらぬ不死身の体。記憶容量限界のない脳。なぜこの価値を認めない?
プギャー!
137 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/15(火) 08:14:01.07 ID:FRn4kgDO
お気に入り5連携
超!スープ!3!時間!まわす!
138 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/15(火) 10:23:18.45 ID:d9/6.EDO
空鍋3時間回す?
139 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/15(火) 11:07:15.80 ID:Q2mkrgAO
天才vsスケルトン王
魔法剣士vsリザード王
戦士vsゴルリン王


戦士がこの面子に肩並べて戦うなんて
ほんと成長したなあ
それともやっぱ戦士はタイマンじゃなく
主人公パーティーvsゴルリン王になるんだろうか
140 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/16(水) 12:46:13.30 ID:nB/g1Wwo
重すぎる。。
141 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/16(水) 12:46:58.32 ID:P0S0J8c0
復活
142 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/16(水) 13:00:04.81 ID:.KIr78.o
お、直ってる
143 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/16(水) 13:36:08.80 ID:Js3z7bY0
やっと俺の楽しみが復活したか
144 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/16(水) 13:39:08.68 ID:5oZPTNIo
復ッ活ッ
パー速vip復活ッッ!
パー速vip復活ッッ!
パー速vip復活ッッ!
145 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/16(水) 13:47:31.91 ID:a7ha2QE0
復活した‼
やっと続きが読める…
146 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/16(水) 13:59:00.53 ID:BLsOipko
復活してる!良かった!中の人乙です!
全然書き溜めしてない\(^o^)/↓続き
147 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/16(水) 14:01:46.35 ID:BLsOipko
ゴルリン「なんだぁ…おめぇ…?」

戦士「召喚士達はあっちを…」

ゴルリン「おいおい…シカトかよ」

ブォンッ!!キイィィンッ…!!

ゴルリンは勢い良く剣を振り下ろすが、

戦士はその一撃を鞘のまま受け止め、弾く。

戦士「…焦んなよ」

ゴルリン「…!?」

天才「はーっはっは!アンチャンの言う通りだぜ!」

参謀「…いかが致しますかっ!?」

北方司令「……」

天才「ここは俺らに任せとけって!」

参謀「しかしな…っ」

天才「それより閉門しろよ!背後からワンサカ入ってくるぜ?」

弓兵隊「し、しかし外にはまだ…っ、騎士隊が…!」
148 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/16(水) 14:03:29.98 ID:BLsOipko
参謀「止むを得まい…閉門せよっ!」

伝令「閉門ー!閉門せよーっ!!」

魔道長「騎士隊はどうするおつもりで…!?」

北方司令「それを救うのがお前らの仕事だろうっ!」

魔道長「し、失礼致しましたっ!」

参謀「関上からは弓と魔法で騎士隊を援護しろっ!」

魔道隊「梯子を降ろす!怪我した奴はそこから登れっ!!」

正門前の魔物を騎士隊が駆逐し、閉門が開始される。

ギイイィィィッ……ゴゴオォォンッ!!

スケル「私達を閉じ込めたつもり…か?」

リザード「どーせブチ殺して開けるんだ。意味ねぇよ!」

参謀「問題は……」

参謀は空を見上げ、三匹の影を確認する。

ザッザッザ…

召喚士「召喚獣で当たりましょう…」
149 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/16(水) 14:05:22.34 ID:BLsOipko
参謀「ああ、それしかない…」

白虎長「先生〜っ!」

白虎長が塔の方向へ駆け出す。

タッタッタッタッタ…

青龍先生「何じゃ…?もう関内に入り込まれたのか…」

青龍先生が塔の上から、関の内部を覗き込む。

白虎長「先生〜、召喚獣でドラゴンを〜っ!」

青龍先生「なにぃ〜?風で全然聞こえんわい…」

白虎長は梯子に手をかけ、塔に登り始める。

カツカツカツ…

天才「おいおいっ!!」

戦士「…?」

天才「見ろよあのネーチャン!パンツ丸見えだぜ!」

天才は塔の梯子を登る白虎長を指差す。

戦士「っ!!…呑気なモンだなぁ…アンタ」
150 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/16(水) 14:13:29.03 ID:BLsOipko
白虎長「先生〜!聞こえてます〜!」

青龍先生「お主、下の若い奴らに覗かれとるぞ」

白虎長「大丈夫です!見せパンですから!」

青龍先生「あ、そう…」

白虎長「それよりっ!ドラゴンお願いしますね!」

青龍先生「幾ら何でも…ワシ一人じゃ無理じゃぞ…?」

白虎長「それじゃあ一番右の一匹、お願いしますね!」

カツカツカツ…

青龍先生「お願いしますね…って。…はぁ」

タッタッタ

盗賊「…私は」

戦士「関の外を頼む!」

盗賊「…ああ」

召喚士「魔道士さん!俺達はドラゴンを…っ!」

魔道士「はいっ!」
151 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/16(水) 14:15:39.87 ID:BLsOipko
召喚士「戦士っ、ここは任せる!」

戦士「ああっ!…そっちも頑張れよ!」

召喚士「ありがとう…!」

タッタッタッタッタ…

参謀「皆…若いな。ましてやワーカー…」

北方司令「しかし今は…頼るしかあるまい」

天才「さーて!そろそろ始めようじゃないの!」

ドスッ

天才はツヴァイハンダーを前方に構える。

リザード「口だけじゃない事を祈るぜ…?」

リザードも同様に長剣を両手で構える。

ジャリッ

スケル「さぁ…こちらも始めようか。…ふっふ」

魔法剣士「……・」
152 :パパ ガンダム00☆0○0△0×0 [sage saga]:2009/12/16(水) 14:17:57.42 ID:sURKqxwo
剣士・弓使い「水くさいな…俺たち仲間だろ!」
153 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/16(水) 14:19:37.07 ID:BLsOipko
ゴルリン「なんで俺だけこんな弱そうなヤツ…」

戦士「…こっちの台詞だっ!」

ゴルリン「なんだとぉ…!」

ダッ!!

その瞬間、三人が一斉に斬りかかる。

戦士は雷切を抜き、振り上げるが、

ゴルリンは盾を体の前へ出し、攻撃を防ぐ。

隣の魔法剣士も両剣で同時に斬りかかるが、

スケルも同様に剣を出し、鍔迫り合いの状態となる。

ギィンッ……!!

2組が睨み合いをする横で、リザードが無言で立ち尽くす。

リザード「…!!」

天才が両手で振るったツヴァイハンダーは、

リザードの長剣を真っ二つに折り、刀身が宙を舞った。

天才「ほーら、早くその背中の斧を使えよ!」

リザード「ナメやがって…っ!!」
154 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/16(水) 14:24:56.35 ID:BLsOipko
北方司令「あの大剣の若者…圧倒的だな…!」

参謀「いやっ、他の二人もかなりの腕ですが…!?」

二人は3人対3匹の攻防に息を飲む。

参謀「あの大剣の男だけ……別格ですよ」

〜関上〜

タッタッタッタッタ…ザッ

青年兵「召喚士さんっ!」

召喚士「ドラゴンはっ!?」

青年兵「もうすぐ……関の上空ですっ!」

三匹のドラゴンは右へ旋回しながら、北関へ近づいている。

左翼長「…頼んだぞ!召喚隊っ!」

青年兵「…はいっ!」

召喚士「俺も手伝わせてくれ…!」

青年兵「…ぜひ!」

関の上に召喚隊と魔道隊が並ぶ。

時刻は18時を回ろうとしていた…。
155 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/16(水) 14:27:05.10 ID:BLsOipko
>>152
魔道士「ゾロ目が出る魔法をかけておきました!エヘヘ!」
156 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/16(水) 14:31:26.76 ID:sURKqxwo
>>155
よ〜しパパ頑張っちゃうぞ!
以後、名前には気をつける。スマン。
157 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/16(水) 14:32:09.16 ID:BLsOipko
関上の前方では、弓兵隊が関外の騎士隊へ援護射撃を続けている。

召喚士「……」

召喚士は反対側にある、塔の上を見つめる。

青年兵「あそこには青龍先生が待機しているようです」

召喚士「!!……青龍…先生か」

青年兵「ドラゴンの1匹は先生に任せましょう」

召喚士「俺達で残り2匹を…・」

青年兵「……やれますかね?」

召喚士「…やるしかない!!」

タンッ!!

召喚士「盗賊さん…?」

盗賊「…空は…任せたぞ!」

そう言うと、盗賊は関の下に飛び降りた。

タッ!!………スタッ!!

盗賊「……」
158 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/16(水) 14:34:15.16 ID:Js3z7bY0
天才の名は伊達じゃないのか
159 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/16(水) 14:36:04.83 ID:BLsOipko
騎士隊「な、なん…だ?」

盗賊は着地と同時に前方へ走りこむ。

蜘蛛切を鞘から抜き、目の前のスケルトンを斬り伏せる。

シュンッ…ザシュッ…ズバシュッ!!…タンッ…ザシュゥ…タタッ…

騎士隊「はっ、早い!あっという間に…あんな奥へ!」

弓兵隊「出過ぎるなっ!援護が出来んぞっ!」

盗賊は敵陣中央に立つ、首の無い甲冑へ斬りかかる。

盗賊「はぁっ!!」

ギキイィィンッ!!

盗賊の一振りはデュラハンの鎧にぶつかるが、

鈍い音と共に、刀身は跳ね返される。

デュラハン「……」

盗賊「!!」

デュラハンは剣を横になぎ払うが、盗賊は大きく仰け反り、

剣をかわしつつ後転し、距離を取る。
160 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/16(水) 14:40:46.94 ID:BLsOipko
ドドッドドッドドッ…

騎士隊「深追いするなっ!一度下がるぞっ!」

盗賊「…ちっ!」

盗賊は救援の騎士隊と共に、関の前まで後退する。

デュラハン「……」

ザッ…ガシャッガシャッガシャッ…

デュラハンは再び、陣中深く下がって行った。

〜関上〜

召喚士と青年兵が上空を見上げている。

二人は顔を見合わせ、強く頷く。

召喚士「さぁ…いこうか…っ!」

青年兵「…はいっ!!」

二人は呼吸を整え、上空めがけ叫んだ。

青年兵「出でよ!ワイバーン!!」

召喚士「行けっ!コカトリス!!」
161 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/16(水) 14:43:52.18 ID:Js3z7bY0
確かワイバーンってドラゴンより大きいんだよね?
162 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/16(水) 14:49:50.79 ID:BLsOipko
打ち切りならここで「ご愛読ありがとうござ(ry」

>>161
ドラゴンの概念が難しいですよね…
ワイバーンもドラゴンの種類になりますし…
一応ここでのイメージはドラゴン>>ワイバーンで…

カイギイッテキマス
163 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/16(水) 14:51:23.95 ID:1mDL/ADO
昨日VIPでこのスレの話題が少しあったなww
164 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/16(水) 14:54:02.18 ID:T2Bb1gSO
青龍先生「面倒臭いから、バハムート零式で」
165 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/16(水) 14:55:06.35 ID:1mDL/ADO
うろ覚えだが、たしか
ドラゴン=竜の総称
ワイバーン=飛竜
だから
まぁドラゴンがワイバーンより大きくても問題ないよな

会議頑張れ〜
166 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/16(水) 14:56:08.62 ID:V1vL.MDO
よかったー復活しとる
>>1いてら〜
167 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/16(水) 15:35:43.36 ID:IwN6LsAO
コカトリスって跳べたっけ…
168 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/16(水) 15:45:00.30 ID:0rslYoDO
空想上の動物なんだから適当に補完しときゃいいんじゃ?
169 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/16(水) 15:46:02.80 ID:V7Zr0u2o
             /)
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   /     i f ,.r='"-‐'つ____   こまけぇこたぁいいんだよ!!
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      ,イ「ト、  ,!,!|     |r┬-|     |
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170 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/16(水) 16:22:25.14 ID:KHIxZnwo
召喚士「ゴムみたいな味がする…」
171 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/16(水) 16:40:41.09 ID:BLsOipko
シュイィィン

召喚士「青年兵くんは中央のドラゴンを!」

青年兵「はいっ!」

青年兵はワイバーンを誘導しつつ、関の中央へ移動する。

召喚隊「きっ、来た!ドラゴンだっ!!」

三匹のドラゴンが関の上空を通過する。

魔道士「きゃあっ!!」

左翼長「うおっ!通り過ぎただけでこの風か…!」

ドラゴンはそのまま反転し、再び関の真上を通過する。

青龍先生「イキがいいのぅ……。さぁて…」

召喚士「意外と素早いな…!」

召喚士は左翼の塔へ駆け上がる。

召喚士「…コカトリスっ!!」

コカトリス「……ドラゴンか…強敵だな」

コカトリスは両翼を広げ一気に空へ飛び立つ。
172 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/16(水) 16:42:50.98 ID:BLsOipko
〜関内〜

リザードは折れた長剣を捨て、背負う斧を手に取る。

天才「さーて…いこうか!!」

天才は右手ツヴァイハンダーを担ぎ、リザードへゆっくりと歩いていく。

リザード「…!?」

ザッザッザッザ…

リザード「グルアァッ!!」

リザードは斧を頭上から振り下ろすが、眼前より天才の姿が消える。

天才「後ろだよっ!バーカッ!!」

ジャッ…ドドォンッ!!

リザード「…か…っ!!」

天才が左手を突き出し、放った炎がリザードの背に直撃する。

ゴオォォォッ…ズシャァッ!!

天才「おら、起きろよ。まだまだ行っくぜぇ!」

リザード「グヌウゥゥッ!!」
173 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/16(水) 16:45:16.41 ID:BLsOipko
ゴルリン「おいおい……」

ガキイィィンッ!!

戦士「余所見してんじゃねぇよ…!」

ゴルリン「!!」

グググッ…

戦士は重なり合う雷切を、上から力任せに押す。

ゴルリン「ハズレでも…ちょっとは楽しめるか」

戦士「てめぇごとき、ハズレで充分って事だよっ!」

バキィッ!!

戦士の右足がゴルリンの盾を蹴り飛ばす。

盾はゴルリンの手から離れ、背後の地面へと落ちた。

魔法剣士「……」

スケル「……ふっふ」

互いの出す二対の剣が、少しずつ傾き始める。

スケル「力は…私の方が上ですね…ふっふ」

魔法剣士「……」
174 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/16(水) 16:49:44.01 ID:hryRnQAO
魔法剣士「バイキルト!!」

ズバッ

スカル「アイヤー!」
175 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/16(水) 16:56:51.06 ID:BLsOipko
はいはいーお次は来客ですよー!
こりゃ今日の続きは帰宅後ですなぁ…ハハハ
176 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/16(水) 16:58:58.41 ID:sURKqxwo
来客ならしかたない。
楽しみに待ってる。
頑張れ!
177 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/16(水) 17:31:06.17 ID:XdHrbYSO
良かった復活して
一日も魔導士ちゃんに会えなくて発狂しちゃったよ
178 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/16(水) 17:37:02.15 ID:owVxn2SO
面白すぎてまとめサイトから来たんだけど…まだ続いてて嬉しいww
もうね…>>1さん大好き!

あと質問なんですけど、召喚獣って死んだりするのかな?
コカちゃんに石化された魔物とかはもう石化解くことないのかな?
仲間が一人石化になって解く方法を探すっていう話を読んでみ(ry

>>1さん頑張ってください!ww
179 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/16(水) 18:55:28.66 ID:m1hv5gAO
金の針ってどうやって刺してんだろうな

体が硬直するって意味での石化ならともかく
180 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/16(水) 18:57:14.81 ID:qH6AX8so
ちょっと当てたら、針の魔翌力が入るのだという適当な解釈
181 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/16(水) 18:59:54.38 ID:BLsOipko
>>177
魔道士「本当ですかぁ?ふふっ…お世辞でも嬉しいですよっ!」

>>178
こんばんわ!昔からの方も嬉しいですが、
追いついてくれた方も本当に嬉しいです!ノシ

やっと終わったよばかやろー、帰ります!ノシ
182 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/16(水) 19:10:58.24 ID:APiqyHU0
一日以上入れなかった…orz

パー速重すぎ
183 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/16(水) 19:21:47.11 ID:AykUtISO
>>1 仕事お疲れ〜
気をつけて帰ってくれよ!
184 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/16(水) 19:36:36.92 ID:hwyIQEDO
>>1乙!再開されて良かった!!

>>182
パー速落ちてたんだぜ。
原因は先月と同じく鯖代を支払うクレカの決済金額が
上限額を越えてしまった為決済されなかったらしい。
嫌じゃなかったらパー速管理人の為に広告クリックしてあげてくれ。
このカキコミで気分を悪くさせたらスマン。

以下4スレ目からの転載
517:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]
2009/11/19(木) 01:18:31.93 ID:1WfA3.AO
いちおつ
広告はこんな感じらしい。アマゾンはクリックするだけじゃダメなようだ


●Amazonのリンク(スレ下)
・広告単価が高いです
・商品買わないと広告料が入りません
・DVDとかは対象外らしい?
●Googleアドセンス
・外部サイトへ飛ぶ時に出るページに出る奴です(jump.vip2ch.com)
・クリックするだけで広告料が入ります(中には表示だけで入るのもあるらしいですが)
●携帯電話用の画像広告
http://ex14.vip2ch.com/m/ からどっかに行くと、あちこちにあります(ページ上)
・リンク先に飛べば広告料が入るらしいです
185 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/16(水) 20:02:59.58 ID:nB/g1Wwo
もう長い間、専ブラからパー速覗いてたからなぁ。
久しぶりに普通にアクセスするようにするか。
186 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/16(水) 20:25:01.10 ID:AykUtISO
推定Bカップあるのに長いことノーブラだったからな
久しぶりに専ブラでも買いに行くか
187 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/16(水) 20:44:36.71 ID:W.2qpiIo
あんまり詳しくないんだけどパー速の管理人はアフィで元が取れなかった場合
自腹で払ってんの?てか管理人って一人?
188 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/16(水) 20:46:20.08 ID:WzPZ1uoo
>>187
複数居るっぽいな
189 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/16(水) 21:03:45.31 ID:GvZDqEDO
>>187

管理人は複数いるが鯖の管理してるとこと連絡とかできるのは一人って聞いた
190 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/16(水) 21:25:59.60 ID:zjFojgAO
一応そういうスレ貼っておきますね
PCの奴はGoogleアドセンス
携帯の奴は上に出てくる広告
をクリックすれば良いみたいだ(Amazonは買わないとダメ)


パー速に繋がらなくなって泣きそうになったやつちょっと来いよ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1258546842/
191 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/16(水) 22:09:41.44 ID:MHDVLKQo
>>184-190
前回といい、なぜこんな流れに…スレチww



だが、それがいい

このSSは皆様の支援とパー速で出来ています
さぁ、1日1ポチだ!!

魔道士「私も早速ポチって来ましたよー!エヘヘッ!」

今北区。晩飯はカップラーメン…(´・ω・`)↓続き
192 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/16(水) 22:12:30.52 ID:MHDVLKQo
その瞬間、魔法剣士の両剣が光り、

それぞれが、炎と氷に包まれる。

ズバシュウッ!!……チッ!!

スケル「……!?」

二本の剣はハサミのようにスケルの腹部を抉り、

斬られた肋骨の箇所が、塵と化した。

スケル「何です…っ!?炎と…氷!?」

驚き戸惑うスケルを余所に、魔法剣士が斬りかかる。

シュバッ!!…キンッ!!…チッ…キィンッ!!

スケル「くっ…!これでは…防ぎようが…っ!?」

魔法剣士「……」

スケル「相反する二つの魔法を…」

シュンッ!!……チッ!!…ガッ!!…チュインッ!!

スケル「こんなもの…ど、どう防げと…っ!!」

魔法剣士「……」
193 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/16(水) 22:16:27.66 ID:MHDVLKQo
参謀「な…なんという…!!」

北方司令「しかも……高魔力で…!」

スケルはジリジリと後退し、背を壁に迎えた…。

〜関上〜

ドラゴン「ゴオオオアアァァァッ!!」

並走するコカトリスへ向けて、ドラゴンは口から巨大な炎を放つ。

ドドオオォォンッ!!

コカトリス「……っ!」

コカトリスは急上昇し、炎をかわす。

そのまま旋回し、ドラゴンの背後より石化の息を放つ。

ゴオォォォッ!!

しかし、ドラゴンは両翼を後ろに扇ぎ風を起こし、

石化の息を、いとも容易くかき消す。

召喚士「くそっ!全然通じない…っ!」

ドラゴンは再び旋回し、コカトリスへ向かって近づいてくる。
194 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/16(水) 22:21:36.48 ID:MHDVLKQo
コカトリス「……魔力が…足りぬっ!」

ドラゴンの巨大な口が開き、口内が光り輝く。

ドラゴン「グオアアアァァァッ!!」

ドドオオォォンッ!!

コカトリス「……!!」

コカトリスは旋回し身をかわすが、先程より

一回り大きい炎の固まりは、コカトリスの羽を掠める。

コカトリス「……ぬぅ」

関の上空に、コカトリスの羽が舞う。

その横ではワイバーンがドラゴンの頭上を捉える。

青年兵「今だっ!!」

ワイバーンの両足がドラゴンの背中を狙いすまし、

鋭く研ぎ澄まされた爪撃が、ドラゴンの背を抉る。

青年兵「なっ……!?」

しかし、竜鱗には傷一つ付かず、ドラゴンはそのまま上昇した。
195 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/16(水) 22:49:32.25 ID:3/4cTEAO
>>1
陰ながら支援してる





魔導士タンかわいい!
196 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/16(水) 22:51:09.97 ID:pogdAf6o
>>195
でしょー
私の魔導ちゃんかわいいでしょー
197 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/16(水) 22:52:19.70 ID:wQfptEso
空中戦熱いww
198 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/16(水) 22:55:46.04 ID:V1vL.MDO
最初はみんな盗賊盗賊言ってたけど、今は魔道士派の人が多いんだね。





僕は魔道士ちゃん!
199 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/16(水) 23:00:08.41 ID:W.2qpiIo
おいおいコカちゃん魔翌力のせいにしちゃいけねえよ
200 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/16(水) 23:01:47.22 ID:IwN6LsAO
なんかのゲームのスフィンクスは跳べた気がする

まさか…
201 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/16(水) 23:11:50.84 ID:CE/TKEAO
最初から魔導士たんのほうが人気あったよ
最初の頃に盗賊たん盗賊たん言ってたのはほぼ俺だ
202 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/16(水) 23:15:18.92 ID:MHDVLKQo
青年兵「まず……っ!?」

ドラゴン「グオオアアァァッ!!」

ドドオオォォンッ!!

ドラゴンが放った炎が、ワイバーンを飲み込む。

ドジュウゥゥッ!!……

その強烈な一撃により、ワイバーンは跡形もなく消し飛んだ…。

青年兵「ぐふ……っ!!」

ドシャアァッ!!

召喚士「…!!青年兵くんっ!!」

召喚士は倒れこむ青年兵に声を掛ける。

ダッ!!

左翼長「任せろ!人の心配をしてる場合じゃないぞっ!」

上空ではコカトリスが大きく旋回し、ドラゴンへ並走する。

召喚士「魔道士さんっ!」

魔道士「はいっ!撃ちます!!」

魔道士の両手が光、ドラゴンへめがけ雷が落ちる。
203 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/16(水) 23:28:07.59 ID:MHDVLKQo
ガカアァァッ!!

ドラゴンの身体が傾き、翼の動きが止まる。

ドラゴン「………ゥォオ…」

コカトリス「…!?」

ドラゴン「ゴオアアァァッ!!」

ドドオオォォンッ!!

ドラゴンは再び、炎を口から吐き出す。

コカトリスは降下してかわすが、炎の塊は

関外の森へ着弾し、一斉に森が燃え上がる。

ズドオォォンッ!!……ゴゴ…ゴォォ…ドドォッ…

騎士隊「す…すさまじいな…っ!」

盗賊「……召喚士」

青龍先生「よっこいしょ……」

青龍先生は両手を腰の横に沿え、背中を伸ばす。

青龍先生「ジジイになると魔力練るにも…時間がかかるわい」
204 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/16(水) 23:34:08.76 ID:MHDVLKQo
魔道士「ダ…ダメッ…!効かないっ!?」

召喚士「……?」

青龍先生「ふー……」

左翼長「……空…が!?」

青龍先生「出でよ……!バハムート!!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴ…

召喚士「なっ、なんだ…この音…!?」

魔道士「あっちの空が……暗くっ?!」

魔道士の指差す右翼方面の空が闇に包まれる。

ゴゴゴゴゴゴコゴゴ゙…

青年兵「……青っ…龍先生…だ!」

左翼長「大丈夫かっ!?」

青年兵「バ…ハムー…ト…ゴホッ!」

闇の空に無数の雷が走り、黒い竜が舞い降りる。

そのとてつもなく巨大な召喚獣は、バハムートと呼ばれていた…。
205 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/16(水) 23:36:56.96 ID:CE/TKEAO
黒龍先生っ!
206 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/16(水) 23:37:00.49 ID:qH6AX8so
バwwwwハwwwwムwwww−トwwwwww
ほかに有名な召喚獣しんね(´・ω・`)
207 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/16(水) 23:37:39.28 ID:APiqyHU0
竜王様キターーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!

10年前は最強の召喚獣だったのに最近では影薄くなってしもうたな…
208 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/16(水) 23:39:11.41 ID:dXR1dWs0
俺の知る最上級の召喚獣がおいでなすったwwwwwwwwww
209 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/16(水) 23:39:27.76 ID:1PxPLkAO
りゅうおう「ドラゴラム!」
210 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/16(水) 23:51:13.07 ID:4Zw6ScAO
このバハムートは乗り物じゃないよね!?
211 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/16(水) 23:57:21.33 ID:T2Bb1gSO
王子「バハムートよりはやーい!!!」
212 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/16(水) 23:58:49.82 ID:MHDVLKQo
ごめんなさい…今日はここまでです
明日も頑張ります。ご支援感謝!では!ノシ


魔道士「人気投票で並びましたよー!」

盗賊「えっ?…魔道士のが…上」

魔道士「あれっ!?ホントだ…。昨日まで一緒だったのに〜」

盗賊「まっ、魔道士…カワイイ…から」

魔道士「盗賊さんだってカワイイですよーっ!」

ムニムニッ…ムギュウッ

盗賊「ちょっ、や…やめぇっ!」

魔道士「えいっえいっ!エヘヘー!」

盗賊「んあっ…!ちょ…っ!そこっ…!」

戦士「……」

魔道士「あ……」

召喚士「……」

魔道士「おやすみなさいっ!!」
213 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/17(木) 00:03:11.28 ID:vXelvgDO
今日も乙!
忙しいようだから無理はしないでね。
214 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/17(木) 00:04:15.65 ID:3hxUEEAO
乙!
215 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/17(木) 00:08:48.83 ID:do5trP.o
超乙
216 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/17(木) 00:08:58.12 ID:G1SVaWwo
ハァハァ
217 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/17(木) 00:10:24.80 ID:r7/ZwgAO
俺「いけ!イチオツ!」
218 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/17(木) 00:14:10.68 ID:uHuv4kSO
やっと追い付いた

いちおつ
219 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/17(木) 00:44:06.43 ID:wRDywoAO
1乙

今日は気分がいい
220 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/17(木) 02:33:38.90 ID:qf/5qvUo
蒸し返すようだが広告踏みに普通にアクセスするとそれはそれで重くなる原因になるらしいね
どうしろとwwww
221 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/17(木) 03:08:27.42 ID:.F2SpkDO
魔道士ちゃんが夢にでてきたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!
222 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/17(木) 03:14:29.82 ID:vXelvgDO
>>221
おめでとう、よかったね!

盗賊ちゃん一緒に寝ようねフヒヒww
223 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/17(木) 08:27:57.29 ID:PPNq2cAO
>>222
おじいさんご飯はもう食べたでしょ
224 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/17(木) 08:38:05.92 ID:cRqSU120
最後の青年兵の台詞が青龍先生に見えて焦った
225 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/17(木) 09:36:52.75 ID:8fvNIQYo
バハムルきたあああああああ!!
226 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/17(木) 12:31:16.31 ID:kd3YQy6o
ドドオォォォォ…

青龍先生「さぁて……いくかの」

バハムート「グル…ォォォ……ッ」

魔道長「先生のバハムートだっ!!」

召喚隊「皆っ!召喚獣を下げろ!巻き添えを食うぞっ!」

一匹のドラゴンに取り付いていた召喚獣達が離れ、

黒い竜がゆっくりと近づいていく。

ドラゴン「ギイィィアアァァッ!!」

ドドオォォンッ!!

バハムート「グルオオォォッ!!」

ボッ!!……ドドオォォンッ!!

二匹の竜が口を大きく開き、同時に炎を吐き出す。

炎の塊は上空で激しくぶつかり合い、爆発する。

ゴオォォォッ……ズドオオォォンッ!!

魔道士「きゃあっ!!」

左翼長「…・・ちぃっ!すげえ熱風だ!」
227 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/17(木) 12:32:08.77 ID:qbvXGTUo
魔物と召喚獣の違いってなんなんだ?
228 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/17(木) 12:35:00.60 ID:kd3YQy6o
>>227
追々、分かるかもしれませんね。フヒヒ

ゴハンイテキマス
229 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/17(木) 15:51:02.41 ID:kd3YQy6o
〜関内〜

天才「龍対竜…!すげぇ迫力だな!」

リザード「…はぁっ!!」

ドズゥンッ!!

リザードが斧を振りかぶり、天才めがけ叩きつける。

しかし天才は上空を見上げたまま半歩程下がる。

天才「焦らず見物しようって!滅多に見…」

ボフゥッ!!

リザードの斧が地面に突き刺さると、土が隆起し、

煙幕のように天才の周りを包み込む。

天才「おっ!…やるなぁ…っ!」

リザード「ぐはははっ!!」

リザードは天才の背後に回りこみ、

煙幕の中から斧で斬りかかる。

天才「……はーっはっはっは!!」
230 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/17(木) 15:52:57.76 ID:kd3YQy6o
天才の左手が光り、己を中心に風が巻き起こる。

突風により、周りを覆っている煙幕が吹き飛んだ。

ブオンッ!!………ザンッ…

リザード「……こ…のっ…!」

天才「背後からって…そりゃねぇよ…」

ドシャアッ…

リザードの体が真っ二つになり、地に崩れ落ちる。

天才「さっき俺が使った手じゃねぇか!マネはよくねぇよ」

リザード「…ぐく…っ!!」

天才「しっかも、煙幕使ってんのに…意味あんのか?」

リザードは仰向けに倒れ、苦悶の表情を浮かべる。

天才「ま、所詮はトカゲの王様ってこった!はーっはっは!」

ドンッ!!

天才はツヴァイハンダーをリザードの顔面に突き刺す。

そして小刻みに動く、二つにされた下半身に手を向け、呟く。
231 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/17(木) 15:55:32.09 ID:efJBrcAO
どっちが龍でどっちg(ry
232 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/17(木) 15:58:26.68 ID:kd3YQy6o
天才「トカゲの尻尾切りってやつか…!はーっはっはっ」

ドドンッ!!

左手から炎が放たれ、リザードの下半身は灰と化した…。

天才「はい。まずは一匹〜!」

ザッ…

天才「んじゃ、先に外行くぜ!頑張れよっ!」

ダンッ!!…タッタッタッタッタ…

天才は足早に関外へ向けて駆けていった。

魔法剣士「……」

スケル「なんだ…!?リザードが…っ!?」

チュインッ!!

魔法剣士の両剣が、再びスケルを鋏みこむ。

スケル「くっ!!」

魔法剣士「……」

魔法剣士は左に構える氷の剣を降ろす。
233 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/17(木) 16:05:12.54 ID:ZEUqOoEo
>>231
龍がバハムート
竜がドラゴン
234 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/17(木) 16:09:01.80 ID:SfydUM6o
トカゲと蛇みたいな感じ?
235 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/17(木) 16:09:20.03 ID:4Cu70EDO
やべぇ、天才みたいなキャラ待ってたかも
236 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/17(木) 16:14:34.19 ID:2tNPZboo
蛇に手足がついたのが東洋の龍で
トカゲに羽根が付いたのが西洋の竜だから
バハムートもドラゴンも竜カテゴリじゃね
237 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/17(木) 16:18:52.13 ID:73/px1Ao
この物語にはこの物語の設定があるんだからなんだって良いじゃねえかと
238 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/17(木) 16:25:35.42 ID:1GA46pUo
>>178
ソードワールドノベルのふたりのラビリンスっていうのが、石化した恋人の首を持って旅する話だった気がする
239 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/17(木) 16:55:29.29 ID:Zt6gVgSO
今更ながら天才って名前は笑える
天才がしゃべってるだけでもじわじわと笑えるのに
「天才!」とか呼ばれたりした日には爆笑しちゃいそう
天才てwwwwwwww
240 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/17(木) 17:04:06.20 ID:IObCkSko
>>239
相手を直接天才と呼ぶときは確実に嫌みだなw
241 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/17(木) 17:08:18.39 ID:1GA46pUo
>>233
龍も竜も同じで中国の蛇に足ついた水の神様だ
ドラゴンはトカゲの親分で火を吐く
まったく反対
242 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/17(木) 18:19:55.97 ID:kd3YQy6o
その剣を再び振り上げた時、スケルが左に動く。

スケル「スキありっ…!」

ガイィィンッ!!

鈍い音と共に、剣が吹き飛ぶ。

スケル「……!!」

魔法剣士の右に構える、炎の剣がスケルの左腕を貫いていた。

スケル「フェイン…ッ」

ドスッ……!!

すかさず、氷の剣がスケルの胸部に突き刺さる。

瞬時に抜きさると、続けざまに炎の剣で斬り上げる。

ザシュッ!!…・…ゴアオォォッ…!!

魔法剣士「……」

斬り上げられ、浮いたスケルの体が燃え上がり、

一瞬ののちに粉々の塵と化し、燃え尽きた…。

魔法剣士「…」
243 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/17(木) 18:32:45.67 ID:a5NIKASO
わぁ!リアルタイムにこれたかな?

>>1さん頑張ってください><
244 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/17(木) 18:35:44.12 ID:kd3YQy6o
魔法剣士は戦士とゴルリンをチラリと確認し、

そのまま関外へと駆け抜けて行った。

参謀「…なっ、なんなんだ…!?奴らは…!」

北方司令「簡単に見えるが…っ!」

テクテク…

白虎長「決してそんな事はないですね…」

北方司令「…あぁ」

参謀「ツヴァイハンダーの男…あの大剣を片手で軽々と…」

白虎長「しかも左手で魔法を撃ちながらですものね…」

北方司令「二刀流の男も…とてつもないな…」

参謀「五行で相反する火と水…」

白虎長「それを絶妙のタイミングで…」

北方司令「氷の後に炎…効果は倍増どころではない…」

参謀「上位ランカーの実力とは…これほどなのか…!!」

既に日は落ち、時刻はまもなく18時を迎えようとしていた…。
245 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/17(木) 18:37:24.40 ID:kd3YQy6o
もう今日は午後に来客3件とかなんなのさ!プンスカ
ホントすいません…師走ってほんと恐ろしいですね…では!ノシ
246 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/17(木) 18:37:57.82 ID:ayptkUgo
仕事がんばって!
247 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/17(木) 18:39:07.95 ID:a5NIKASO
あぅ…
タイミング悪すぎたです…
>>1さん行ってらっしゃい(´・ω・`)
248 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/17(木) 18:44:59.10 ID:x4HE5h2o
いつのまにかゴルリンが定着してる
249 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/17(木) 18:55:23.92 ID:kd3YQy6o
よし帰る!もしもしにて帰宅投下します。すいません!ノシ
250 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/17(木) 19:09:39.31 ID:4Cu70EDO
>>249
今日も一日乙でした

俺も帰りなんで電車内で楽しませて頂く!
251 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/17(木) 19:16:25.77 ID:H4oeocAO
〜関上〜

バハムート「グルオォォ…」

ドラゴン「…ブフウゥゥッ」

二匹の獰猛な生物が、互いに羽ばたき睨み合っている。

青龍先生「ふむ…こりゃあ骨が折れるのう…」

召喚士「魔道士さんっ!」

魔道士「…でもっ!…魔法も効かないのに…!?」

召喚士「……諦めちゃダメだ!」

魔道士「っ!!」

召喚士「俺達が頑張らなきゃ…!町の人達だって…!」

魔道士「は…はいっ!!」

召喚士「……すいません」

魔道士「いえっ!召喚士さんの言う通りです…っ!」

魔道士は両手を前に構え、上空を見上げる。

魔道士「平穏を捨てて…自分で選んだ道ですから!」
252 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/17(木) 19:23:06.84 ID:H4oeocAO
バハムートは再び口を大きく開け、息を吸い込む。

ドラゴンも同様に、口内が赤く光り始める。

ボッ!!……ドドオオォォンッ!!

激しくぶつかった二つの炎が、またも爆発し、地上に降り注ぐ。

タッタッタ…

天才「熱っちぃ!クソジジイ!もっと向こうでやれっ!」

タッタッタ…

魔法剣士「……」

天才「お?お前も来たんか?…よし、勝負すっか!」

魔法剣士「……」

天才「どっちが多くぶった斬れるか!!」

魔法剣士「…」

天才「さぁ!勝負勝負〜!!」

タッタッタッタ…

魔法剣士「…馬鹿はすぐに競いたがる」
253 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/17(木) 19:30:28.02 ID:H4oeocAO
弾けた炎の中からバハムートが姿を見せる。

距離を詰められたドラゴンは尾を振り回すが、

バハムートはそのことごとくをかわす。

バギイイィィッ!!

バハムートの両足が、ドラゴンの顔を捉える。

宙でのけ反るドラゴンに、バハムートが口を開け、構える。
キュイイイィィン……ボッ!!

炎の塊はドラゴンの腹に直撃し、ドラゴンはそのまま落下していく。

盗賊「危ないっ!!」

騎士隊「よけろぉ!待避ぃーっ!!」

ヒュゥゥウウンッ…ドドオォンッ!!

北関の正門前に、ドラゴンが落下し、

地面を引きずるように後方へ吹き飛ばされる。
254 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/17(木) 19:40:42.07 ID:H4oeocAO
召喚士とコカトリスは、二匹のドラゴンを牽制するように攻め続ける。

召喚士「魔道士さんっ!」

魔道士「撃ちます!!」

ドドンッ!!キイイィィンッ!!

魔道士「ダメっ!?…効かないっ!」

コカトリス「……マズイな」

召喚士「どうすればっ…!!」

魔道士「…はぁ…はぁっ……もう一度っ!」

一匹のドラゴンが、旋回し、左翼の塔に迫る。

コカトリス「牽制を止めるな!」

ドラゴンの口が赤く輝き始める。

魔道士「召喚士さんっ!!」

青年兵「…くそ…ぉ!!」

召喚士「く…っ!!行けっ!スフィン…」

ドドオオォォンッ!!……

ドラゴンの放った炎の玉が、左翼の塔を粉々に破壊した…。
255 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/17(木) 19:48:57.43 ID:H4oeocAO
〜関内〜

ギィンッ!!

戦士「はぁ…はぁっ…!塔が…!?」

ゴルリン「しつこい奴だ…!!」

ゴルリンが剣を振り上げる。

戦士が雷切を合わせ、刀身同士が激しくぶつかる。

戦士「らぁっ!!」

戦士が力を込め、雷切から稲光が発する。

ゴルリン「それは見破ったわ!!」

戦士「…ちっ!」

ゴルリン「さっきから雷出しまくって…魔力限界だろ…!」

戦士「……」

ゴルリン「攻撃も単調だし…やっぱハズレだったな」

戦士「…そうかもな」

戦士は雷切を鞘に収める。

ゴルリン「ん!?諦めて降伏か…?」

戦士「あぁ…お手上げだわ」

ゴルリン「……ダメだね!殺すっ!!」

ダンッ!!

ゴルリンは猛然と戦士に向かい斬りかかる。
256 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/17(木) 20:00:53.76 ID:H4oeocAO
戦士は身体を捻り、雷切の柄に手をかける。

シュンッ……ギキイィィン!!

ゴルリン「…!?」

ゴルリンの剣が打ち上げられる。

戦士「胴が空いたな…!」

戦士は斬り上げた雷切を、そのままゴルリンの胴体めがけ、振り下ろした。

ドンッ!!……ブシュウゥッ!!…ドサァッ!!

ゴルリンは両手を振り上げたまま俯せに倒れ、息絶えた…。

チンッ

戦士「……」

戦士は崩れた塔を見つめ呟く。

戦士「召喚士……」

白虎長「先生!!」

青龍先生「分かっとるわい!…何が一匹お願い、じゃ…」

青龍先生はバハムートを左翼のドラゴンへ誘導する。

青龍先生「しっかしオカシイのぅ…ピタリ計算したんじゃがな…」

青龍先生が首を傾げ呟く真下に、関上を駆ける男が叫ぶ。

…「今の流行は二割増しだぜジジイ!ハッハ!」
257 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/17(木) 20:03:30.71 ID:Ipt43dEo
寿命つかって魔翌力生成って事も出来たんだよな・・・。
258 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2009/12/17(木) 21:01:05.73 ID:Px6Ky.DO
>>257
フラグたてんなよ…
259 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2009/12/17(木) 21:22:37.56 ID:qf/5qvUo
おっさん来たー?wktk
260 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/17(木) 21:38:43.91 ID:3JZwijQo
今の流行は二割増し、と_〆(。。)メモメモ…
261 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/17(木) 21:41:21.10 ID:aHqPVcco
雪山での女性の魅力は三割増し、と_〆(。。)メモメモ…
262 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/17(木) 21:46:00.87 ID:TCVDeoUo
魔導士は俺の嫁、と_〆(。。)メモメモ…
263 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/17(木) 22:02:24.77 ID:H4oeocAO
青龍先生「再来の大魔道士か…」

マジシャン「まだ生きてたか!ハッハ!」

カツカツ…

占い師「間に合った…かしら?」

青龍先生「おぉ、占い師ちゃん」

占い師「先生元気?うふふっ」

マジシャン「さぁて…どうしようかねぇ…」

タッタッタ…

青龍先生「ワシ、あいつ嫌い」

占い師「まぁ…」

青龍先生「だっていっつも占い師ちゃん…」

占い師「先生にはいるじゃない?」

占い師はチラリと下を見る。

白虎長「…占い師?」

青龍先生「あんなん口煩いおっぱいじゃわい」

占い師「何ですそれ…うふふっ!それより…」

ドラゴン「グルアアァァッ!」

占い師「頑張って下さいね!セーンセッ!」

タンッ!!

青龍先生「はぁ…。占い師ちゃんに言われちゃ…頑張るしかないかの」
264 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/17(木) 22:16:45.68 ID:H4oeocAO


召喚士「……あれ?」

召喚士は真っ白な風景に一人佇んでいる。

召喚士「そうか…ドラゴンにやられて…」

テクテクテク…

召喚士「……死んだのか」

召喚士の正面から、見慣れた男が近づいてくる。

召喚士「…!!」

ザッザッザ…

召喚士「……しっ、師匠!?」

師匠「何してんだ。お前はよ…」

召喚士「何って…ドラゴンにやられて…」

師匠「バカヤロウ!やられてんじゃねえよ!」

召喚士「!!……すいません」

師匠「だからあれ程言ったんだ。日頃から魔力を高めろってな」

召喚士「…はい」
265 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/17(木) 22:18:26.50 ID:3JZwijQo
ししょおおおおおおおおお
266 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/17(木) 22:21:44.09 ID:fZLGjfgo
おしまい
267 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/17(木) 22:22:07.82 ID:SfydUM6o
主人公覚醒ですね
268 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/17(木) 22:22:14.92 ID:fMT.GV2o
>>263の最後がサーセンにみえt
269 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/17(木) 22:24:19.19 ID:H4oeocAO
師匠「コカちゃんの上は快適だろ?」

召喚士「は…はぁ」

師匠「空から見下ろす地上ってのも美しいもんだ…!」

召喚士「……」

師匠「しかも直で魔力を送れるからな!」

召喚士「そう…ですか」

師匠「だが、魔力を吸われる分、消費もデカイ…」

召喚士「…なるほど」

師匠「無茶…すんなよ…?」

師匠は後ろを向き、再び去って行く。

召喚士「し…師匠…!?」

ザッザッザッザッザ…

師匠「頑張れよ…!ペニス!ガハハッ!!」

召喚士「師匠っ!?どこへ…っ?」

師匠は右手を上げ、去って行った。



コカトリス「……っ!」

召喚士「…っう……うぅ…っ」

コカトリス「気づいたか!?召喚士!」

召喚士「っ……はっ!!」

ガバッ!!

召喚士の目には、空から見下ろす美しい地上が広がっていた。
270 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/17(木) 22:34:49.26 ID:H4oeocAO
召喚士「コカ…トリス…!?」

コカトリス「しっかり捕まれ。振り落とされるなよ?」

コカトリスは右に旋回し、ドラゴンを関から離す。

召喚士「…ぐぅ…っ!」

コカトリス「魔力が私に直接流れ込んでいる…」

召喚士「…なる…ほどっ!」

コカトリス「短時間でカタをつけるぞっ!」

召喚士「はい…っ!」

コカトリス「この魔力なら…いける!」

ゴウッ!!…バサッバサッ…

魔道士「…す、凄い…!!」

青年兵「召喚獣に…乗るなんて…!?」

左翼長「おいっ!無理すん…」

青年兵「大丈夫です…!みんな頑張ってるんだ…」

タッタッタ…

マジシャン「よおっ!お嬢!」

魔道士「マジシャンさんっ!?」

時刻は18時を回っていた…。
271 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/17(木) 22:43:39.85 ID:H4oeocAO
時間間違えた…19時ですた…orz
272 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/17(木) 22:52:28.69 ID:H4oeocAO
〜関外〜

ザシュッ…バシュゥ!!

盗賊「…はぁ…はぁ」

盗賊は辺りを見回す。

騎士隊「…どうした!?」

盗賊「あいつは…どうした!?」

ドウゥゥン…!!

突如倒れていたドラゴンが再び飛び上がる。

天才「うおっ!まだ生きてやがったのか!」

ザシュッ!!

魔法剣士「……」

二人は魔物を斬りつつ、空を見上げる。

ドラゴンはそのまま関へ向かう。

召喚士「まだ生きてたのか…!」

コカトリス「ヤツを叩くぞ!」

コカトリスは背後から手負いのドラゴンを追う。
273 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/17(木) 22:59:38.56 ID:H4oeocAO
マジシャン「一匹は召喚士、一匹はジジイ…あと一匹は」

魔道士「…?」

マジシャン「俺らでやるぞ…!」

魔道士「えっ!?」

マジシャン「何だ?自信ないのか…?」

魔道士「私の魔法が…」

マジシャン「大丈夫!二人でやりゃ、なんとかなるって!」

魔道士「……は…はい」

マジシャン「手取り足取り腰取り…任しとけ!ハッハ!」

魔道士「…はい」

マジシャン「よーし…限界まで魔力を高めろ。炎だ」

魔道士「……はいっ!!」

二人は両手に集中し、魔力を高め始める。
274 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/17(木) 23:11:32.02 ID:H4oeocAO
〜関内〜

参謀「来るぞっ!!」

戦士「!!」

戦士は正面の空より迫るドラゴンを目で追う。

ドドドオオォォ…

ドラゴンが関上空を通過する時、何かが落下する。

その後ろからコカトリスがドラゴンを追う。

戦士「コカトリス!!無事だったか…!」

北方司令「空から何か来るぞっ!!」

戦士「!?」

参謀「…鎧?いやっ!生きている!!」

弓兵長「撃墜しろっ!」

弓兵隊が一斉射撃するが、矢は鎧に弾かれ、地に落ちる。

戦士「くっ !!

ォォオオッ……ドオンッ!!

デュラハンは槍を戦士に向けて突き出すが、

戦士は横に飛び、槍の一撃をかわす。

戦士「っ!!」
275 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/17(木) 23:16:37.72 ID:3Zw2ZqYo
wwktk
276 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/17(木) 23:29:05.40 ID:H4oeocAO
デュラハン「……」

北方司令「バカな…!?ドラゴンに乗って…!?」

参謀「侵入を許すとは…っ!」

戦士「ふー…っ」

戦士はゆっくりと雷切を身構える。

デュラハン「……」

戦士「…」

タンッ!!

戦士が飛び出し、同時にデュラハンが槍を薙ぎ払う。

戦士は槍を飛んでかわし、雷切を振り下ろす。

参謀「間合いに入った!」

シュッ…ギキイィィン…

戦士「!?」

雷切はデュラハンの甲冑に当たり、鈍い音を響かせるのみに終わる。

ブンッ!!…ドズゥッ!!

デュラハンは再び槍を薙ぎ、戦士を吹き飛ばす。

戦士「…うぐ…っ!」

戦士がアバラを抑え、膝を付く。

ザッザッザ…

デュラハン「……」
ヒュッ!!…ボウゥンッ!!
277 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/17(木) 23:47:27.69 ID:KX.F2cAo
携帯の充電切れちゃった…ここまでにしておきます
本日もご支援ありがとうございました!ノシ

明日には戦闘も終わる!かなぁ…

〜次回予告〜

占い師「召喚士とコカトリス。マジシャンと魔道士」

占い師「お互いの息を合わせ、奇跡が生まれる!」

占い師「そして戦士の前に現れる謎の姿とは…!?」

占い師「次回、第48話【瞬間、心、重ねて】」

占い師「この次も、サービス、サービスゥ!」
278 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/17(木) 23:48:42.35 ID:NMwsqcwo
占い師(54)
279 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/17(木) 23:49:51.94 ID:Txsi16DO
エバー
280 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/17(木) 23:55:03.10 ID:TI638QAO
>>1乙〜
なんか日に日に面白味が増してるよん
281 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/17(木) 23:57:06.30 ID:3JZwijQo
なんかサービス、サービスゥ!のとこだけ三石になるww

>>1乙明日のサービスにも期待
282 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/18(金) 00:00:07.98 ID:hqjuZCgo
>>279
みさとさん・・・
283 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/18(金) 00:32:53.49 ID:3PrhSoAO
>>1
あの予告の曲が脳内再生された

最近会話以外の文の割合が上がってきたね
想像し易くて助かります
284 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/18(金) 06:09:29.46 ID:jUjKMl.o
地震大丈夫だったかな?
285 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/18(金) 06:31:30.60 ID:rMfTjYSO
そいやぁペニスだったなwwwwwwwwwwww
クリトリスが懐かしくなるくらい成長したな…
286 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/18(金) 12:05:31.11 ID:P2BQAeIo
おはようございます。今日は週末だし頑張りたい
皆様、地震は平気でしたか?アタシは平気でした↓続き
287 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/18(金) 12:08:27.98 ID:P2BQAeIo
突如、戦士の周辺が白い煙幕に包まれる。

戦士「!?」

ジャッ!!

参謀「…な、何だ!?」

デュラハン「……」

ザッザッザッザッザ…

煙の中から、刀を持った人影が浮かび上がってくる。

参謀「…無事だったか!!」

北方司令「…!?いや、待て……女だ」

ザッ!!

刀を前に突き出し、女侍が口を開く。

女侍「さーて…次の相手はアタイだよっ!」

煙幕が晴れると、戦士の周りに3人の男が立っている。

イヌ「ケガしてるね。大丈夫か?」

戦士「ア…アンタら…っ!?」
288 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/18(金) 12:13:35.15 ID:P2BQAeIo
サル「遅くなって悪りぃな〜!!」

イヌ「駄馬買ってきたキジが悪いね」

サル「ホントだよ!!あの馬共、すぐ潰れやがって…」

キジ「何さ〜!急に言ったから、お金なかったさ!」

イヌ「やれやれね…」

サル「ま、とにかく…大丈夫か?」

戦士「……」

キジ「悔しいのはわかるさ〜。でも…」

イヌ「後はボスに任せておくね…!」

サル「さぁ…下がるぜ〜!撤退〜っ!」

イヌは戦士を抱え、後方に退く。

デュラハン「……」

女侍「さて、おっ始めようかねぇ。顔なし野郎っ!」

女侍は刀を鞘に納め、身構える。

デュラハン「……」
289 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/18(金) 12:43:17.61 ID:P2BQAeIo
ジリジリッ…ピクッ

女侍の右腕が柄から動く。

その瞬間、デュラハンが勢い良く飛び出し、

女侍めがけて槍を前方に出し、突進する。

ヒュオッ……ガイィィンッ!!

デュラハン「……!?」

女侍の居合いにより、槍は大きく上に跳ね上がる。

女侍「二の太刀っ!!」

槍を跳ね上げた刀を返し、袈裟斬りする。

ギイィンッ!!…ズザァ

デュラハン「……」

女侍「…おやおや、随分カタいんだねぇ…!」

刀はデュラハンの胴を捉えるが、よろけさせるのみに終わる。

女侍は体制を戻し、再び刀を鞘に納め、叫ぶ。

女侍「キジッ!!」
290 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/18(金) 13:21:22.57 ID:m0Ybd6wo
前から気になってんだけど

>>1のトリってどういう意味なの?
1乙VOWWOWファンクラブ?
291 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/18(金) 13:31:06.16 ID:P2BQAeIo
>>290
特に意味はないです。1otsuで探したら最初に出てきたので…
292 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/18(金) 13:32:40.98 ID:/q1j22AO
全部の文字を選んでるわけないだろうし、せいぜい1乙ぐらいじゃないの
293 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/18(金) 13:43:57.13 ID:P2BQAeIo
キジ「はいさっ!ここは氷さ〜!」

キジは笑顔を見せると、両手を前に構える。

女侍「イヌ!!」

ボキボキッ!!…ボキッ!!

イヌ「…任せるね」

イヌが拳を鳴らしながら前方へと歩き出す。

ダンッ!!

女侍が柄に右手をかけ、前に飛ぶ。

急な攻撃に反応し、デュラハンの槍が突き出す。

ヒュオッ!!…ギイィィンッ!!

再び槍が大きく跳ね上がる。

サル「後の先を取る。居合いってヤツだ」

戦士「…カウンターか」

サル「そーいう事だなっ!」

女侍はすかさず刃を返し、刀を振り下ろす。
294 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/18(金) 13:48:19.78 ID:RRoA5j.o
今現在クリトリス事件からどれくらい時間が経ってると考えたらいいんだ?
295 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/18(金) 14:25:56.55 ID:P2BQAeIo
なんかすいません。仕事してます…

>>294
事件から1ヶ月目(別行動終了)
上記から半年ぐらい(師匠あぼーん)
更にニシヘヒガシヘ(1〜2ヶ月?)

数日後とかアバウトなのもあるけど、検証すれば
数値は出せますが、ざっくり一年は経ってないと思います…
まぁ今後は、長期化すると時が止まりだすアレ方式…
296 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/18(金) 14:34:54.75 ID:P2BQAeIo
キジ「はいさぁっ!!」

女侍の振るう刀が氷に包まれ、

デュラハンの胴体部分を斬り降ろす。

ガイィィンッ…キキイィィンッ!!

デュラハンの胸部が凍りつく。

女侍「まだまだイクよっ!」

すかさず背後に回り込み、刀を斬り上げる。

キジ「はいさっ!!」

ガキイィィンッ!!…キイィンッ!!

女侍「もいっちょ前っ!」

女侍はデュラハンを中心に、回るように乱斬りする。

そして女侍が刀を振るう都度、キジが氷を刀身に放つ。

デュラハンは斬られる度に、氷に身を包んでいく。

女侍「前からっ!後ろからっ!…はあぁ〜っ」

女侍が恍惚の表情で言葉を漏らす。
297 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/18(金) 14:39:57.50 ID:P2BQAeIo
女侍「たまんないねぇ…っ!」

デュラハンの全身が凍りに包まれた。

キジ「イヌッ!」

イヌ「任せるね!!」

イヌが後方から全宙し、デュラハンの前に立つ。

イヌ「はあぁぁぁっ!!」

イヌが叫び声と共に、右の拳を突き出す。

キジ「はいっさぁ!!」

キジの放つ炎がイヌの右拳を包み込む。

フォンッ!!…バゴオオォォンッ!!…ピキピキッ…ミシッ…

炎の拳がデュラハンを貫き、全身がひび割れ始める。

バキィッ…ゴシャアッ!!…ドシャアァッ…

デュラハンは凍りついたまま、砕け散った…。

イヌ「あっちちち!…一丁あがりね!」

女侍「はいよぉー、ご苦労さんだったねぇ」
298 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/18(金) 14:43:05.49 ID:RRoA5j.o
>>295
dクス
そう考えると凄まじい成長率だなww
(まぁ某○ンピースみたいな時の進まない漫画に比べるとアレだがwwww)
299 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/18(金) 14:45:05.35 ID:P2BQAeIo
サル「見たかっ!俺達の連携プレー!!」

スタスタ

イヌ「お前は今回何もしてないね」

サル「なんだとぉ〜!」

女侍「ほらほら、お終いにしなっ!帰るよっ!」

キジ「じゃあお大事にさぁ〜!」

テクテク

参謀「……あやつら…っ!!」

北方司令「女侍盗賊団では…!?」

女侍が立ち止まり、チラリと振り返る。

女侍「ありゃあ…バレちまったよぉ」

サル「やっば…!ズラかるぜ〜!」

戦士「…あ、おいっ!この馬達は…っ!?」

イヌ「それは途中で国軍から盗…借りた馬ね!」

キジ「だから置いて帰るさあ」

サル「俺達の馬は途中で潰れちまったかんなぁ…」
300 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/18(金) 14:48:58.33 ID:35JSkUAO
やっぱり強いなコイツ等
301 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/18(金) 14:56:32.90 ID:P2BQAeIo
女侍「そんなワケで失礼するよぉ」

テクテク

戦士「あっ、お…おいっ!?」

女侍「…?」

戦士「すまん……」

女侍「あははっ!やっぱイイ男だねぇ〜!」

参謀「馬を…借りたのは本隊か?」

イヌ「多分そうね」

キジ「町の先で待機してたさぁ〜」

参謀「…待機?」

サル「とにかく馬は返したぜっ!あ〜ばよ〜!」

タタッ!!

戦士「……」

参謀「…しばらく、手配書を外しますか?」

北方司令「……そうだな」
302 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/18(金) 15:03:45.37 ID:YBwy6wDO
コカトリスってカリメロサイズかと思ってたけど、人が乗れるくらい大きかったんだね。
303 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/18(金) 15:51:24.72 ID:P2BQAeIo
〜関上〜

召喚士「……くぅ…っ!」

コカトリス「…大丈夫か?」

召喚士「…あぁ。このぐらいで…倒れてられない!」

コカトリス「よく言った!」

ゴウッ!!

コカトリスのはるか後方でバハムートが翼を広げる。

青龍先生「こう何発も炎を放っていては…火の海と化してしまうわい」

ドラゴン「グルオオォォッ!!」

ドラゴンが大きく口を開ける。

青龍先生「さぁて…二割増し、じゃったか?」

青龍先生は塔の上で座禅を組み、瞑想する。

バハムート「……オォォォッ!!」

バハムートの動きが早まり、ドラゴンへ一挙に間合いを詰める。

バハムートの尾が振り上げられ、ドラゴンの顔面を直撃する。
304 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/18(金) 15:57:47.76 ID:P2BQAeIo
バゴオォォッ!!

顎が上がるドラゴンの顔に、バハムートの両前足が襲い掛かる。

鋭い爪はドラゴンの口に刺さり、力が込められる。

ググゥッ…ミヂッ…ビキィッ…バキッ…

バハムートが雄たけびを上げると、両手は上下に振られ、

ドラゴンの顔は、口から鮮やかに裂けた。

マジシャン「うっげ…グロテスク…」

魔道士「……っ!!」

マジシャン「さーて…こっちも行くぞっ!!」

魔道士「はいっ!!」

マジシャン「まずは…お嬢が炎をブチかませっ!」

魔道士「……撃ちますっ!!」

ドドンッ!!……ゴゴオオォォッ!!

巨大な炎の塊が、空中のドラゴンに向けて放たれる。

マジシャン「さて…行くぜぇ!!」
305 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/18(金) 17:42:08.07 ID:P2BQAeIo
マジシャンが、魔道隊へ指示を出す。

マジシャン「頼むぞっ!」

魔道長「魔道隊!撃てぇっ!」

ドラゴンが魔道士の放った炎に向けて口を開く。

相殺しようと、息を吸い込んだ瞬間、巨大な落雷がドラゴンを襲う。

ドドオオォォンッ!!…ガガカアアァァァッ!!

ドラゴンの体が硬直し、力が抜ける。

マジシャン「よくやったぜお前ら…!」

マジシャンが左手を上空にかざす。

ドドンッ!!……ゴゴオオォォッ!!

マジシャンの左手より放たれた炎は、

魔道士が放った炎と同形状を模し、互いにぶつかる。

魔道士「!?」

マジシャン「これで…2倍っ!!」

魔道士の放った炎の塊は倍に膨れ上がった。
306 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/18(金) 17:51:23.48 ID:P2BQAeIo
コカトリス「そろそろ行くぞっ!」

コカトリスは急降下し、手負いのドラゴンへ近づく。

召喚士(マズイ…!魔力が底を尽きて…しまう…!)

ドラゴン「グアオオォォッ!!」

ドラゴンは上に取り付くコカトリスへ、懸命に尾を伸ばす。

コカトリス「隙を狙って、一撃でトドメを刺す」

召喚士「…出来るのかっ!?」

コカトリス「…お前の魔力次第だな」

召喚士「……」

ゴウッ!!

コカトリスは速度を増し、ドラゴンの前方に位置付ける。

コカトリス「…口内に放てば…なんとかなるか」

召喚士「!?…なんとか…隙を!」

ドラゴンが羽を広げ、大きく息を吸い込んだ。

コカトリス「…撃った直後…そこしかないな」
307 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/18(金) 18:00:59.68 ID:VGQBwNoo
マジシャン「倍プッシュだ!」
308 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/18(金) 18:01:39.59 ID:P2BQAeIo
召喚士「……やろう!」

コカトリス「…あぁ」

ドラゴンが口を開け、赤く輝き出す。

キュイイィィンッ……ボッ!!

召喚士「来たっ!!」

コカトリス「……ここだっ!」

ゴアッ……シュンッ…

コカトリスが炎を潜りかわし、ドラゴンの懐に入り込む。

召喚士「!?」

コカトリス「!!」

しかし、ドラゴンは下を向き、再び口内を光らせていた。

召喚士「二…連続っ!?」

コカトリス「…くっ!かわせるか…っ!?」

ドラゴン「グオアアアァァッ!!」

ドズウゥゥンッ!!
309 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/18(金) 18:03:44.52 ID:P2BQAeIo
左翼のドラゴンは雷により、脱力している。

マジシャン「次は……これだっ!!」

マジシャンが今度は右手より炎を放つ。

ドドオォンッ!!……ゴゴアオオォォッ…!!

倍に膨れ上がった炎と同等の炎がぶつかり、

大きさはまたも倍に膨れ上がる。

マジシャン「ハッハ!!これで…4倍!」

魔道士「…すごいっ!!」

すかさずマジシャンは両手を炎めがけてかざす。

魔道士「…え!?ま、まだっ!?」

マジシャン「はああぁぁっ!!」

キュイィ…ドオォンッ!!……ゴゴゴゴゴオォォッ…!!

マジシャンの両手より、とてつもなく巨大な炎が、

上空で衝突し、激しく膨れ上がる。

マジシャン「やっべぇ…微妙にたりな…」
310 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/18(金) 18:09:31.32 ID:P2BQAeIo
魔道士「やぁっ!」

ドンッ!!…ゴオォッ!!

魔道士の放った小さな炎の塊が、右手より放たれ、

上空の巨大な火の塊に吸い込まれる。

魔道士「…これで…丁度です!」

マジシャン「…!?……ハッハッハ!!」

巨大な炎の球体は、そのままドラゴンを

飲み込み、上空へと浮上していく。

魔道長「…ま、まるで…太陽だな」

マジシャン「倍の倍の倍の…えぇと…あーもうめんどくせぇ」

ジュオッ…ゴゴゴゴゴオォォォ……

マジシャン「さぁ…そのまま空の彼方へ消えてくれ」

ドラゴンを飲み込んだ巨大な炎は、遠く彼方へ消えていった…。

魔道士「……や、や…った!?」

マジシャン「……まずは…一匹かな。ハッハ!」
311 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/18(金) 18:19:29.25 ID:P2BQAeIo
〜関外〜

天才「おぉーコワコワ。あんなん喰らったらひとたまりもねーぜ!」

魔法剣士「……」

天才「さ、残党狩りもおしまいだなっ!」

二人の足元には、無数の魔物が倒れている。

天才「えーと…、俺の勝ちかな?はーっはっは!」

魔法剣士「……ふん」

天才「…?」

魔法剣士「…どうみても俺の勝ちだ」

天才「はぁ!?どこに目ぇつけて…っ」

ドドオォォンッ!!

突如、空からドラゴンが降り落ちてくる。

天才「!?」

顔を引き裂かれたドラゴンが地に伏せ息絶え、

上空からその姿を、バハムートが見据えていた。
312 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/18(金) 18:22:01.38 ID:Px/IOpM0
魔法剣士負けず嫌いwwww
313 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/18(金) 18:22:55.33 ID:QTDkjvEo
流川と桜木把握
314 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/18(金) 18:29:59.36 ID:Q4jVP/20
>>313
俺も把握
315 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/18(金) 18:31:14.08 ID:P2BQAeIo
>>313
やべぇ!オイラも把握w
316 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/18(金) 18:41:50.41 ID:P2BQAeIo
ちょっと今、上司がいないので…この隙に帰ります!ノシ
317 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/18(金) 18:51:22.10 ID:kvtiR920
魔法剣士・・・。馬に乗りながら寝て馬車に激突するのか・・・。
318 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/18(金) 19:09:26.57 ID:AEUnP2AO
青龍先生「もう…終わりかな?」

塔の上よりドラゴンを眺め、青龍先生が呟く。

青龍先生「もうバハムート…閉まっちゃうぞよ?」

ドラゴンは微動だにせず、地に伏せている。

シュイィン

青龍先生「はぁ…しんどいのう…」

青龍先生はその場に腰を落とし、深呼吸をした。

青龍先生「あと一匹…かの」

〜関内上空〜

召喚士「…!!」

ドラゴンが炎を吐き出す刹那、ワイバーンがドラゴンの顔に纏わり付く。

青年兵「はぁっ…!はぁ…っ!」

召喚士「青年兵くんっ!?」

真下に青年兵が、左翼長の肩に抱えられながら、空を見上げている。

左翼長「無茶…すんなよ!」

青年兵「…まだ……まだあぁっ!」

ドオォンッ!!
319 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/18(金) 19:17:29.90 ID:AEUnP2AO
ワイバーンがドラゴンへ、再び爪撃を加える。

ドラゴン「ギイィアァァッ!」

雄叫びと共に、ドラゴンはワイバーンに噛み付く。

召喚士「ワイバーン!!」

青年兵「ぐはぁっ!……たっ、頼む!耐え…」

その時、後方よりドラゴンへ向けて、一撃が入る。

ワーム「…グルゥ!」

青年兵「み…皆…っ!」

召喚隊「ワームに続けぇ!」

左翼長「お…おぉっ!」

ドラゴンの回りに、無数の召喚獣が纏わり付く。

ドラゴンは蜂を追い払うかのように、懸命に駆逐する。

召喚隊「みんなで力を合わせれば…!!」

青年兵「ドラゴンだって…!」

召喚隊「うおぉっ!」

苦悶の表情で、ドラゴンの口が大きく開いた…。
320 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/18(金) 19:27:52.96 ID:AEUnP2AO
召喚士「いけるっ!」

コカトリス「ここしかないっ!」

青年兵「頼みます……」

左翼長「!?…おいっ…しっかりしろ!おい!」

コカトリスが大きく口を開け、息を吸い込んだ。

召喚士「いっけえぇっ!!」

キュイイイィィン…ゴオォォッ!!

コカトリスの放つ石化の息が、ドラゴンの口内へ注ぎ込む。

ドラゴン「ッカ……ガ!?」

召喚士「まだまだぁ!」

召喚士は残りの魔力をコカトリスへ込める。

石化の息は更に威力を増し、ドラゴンへ吹きかかる。

召喚隊「巻き添えを食うぞっ!後退だ!」

召喚隊の召喚獣が、次々とドラゴンから離れていく。

召喚士「…ワイバーン!?」

ワイバーンはそのまま地面へと落下していった…。
321 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/18(金) 19:41:15.92 ID:AEUnP2AO
召喚士「青年兵くん!?」

コカトリス「召喚獣が消えてはいない…つまりは生きておる!」

召喚士「そ、そうか…っ!」

コカトリス「それよりも集中しろ!…よそ見をして勝てる相手ではないぞ!」

召喚士「た、確かに…っ!」

ドラゴンの口内を中心に、顔が徐々に石化を始める。

左翼長「……頑張れ!」

北方司令「…頼むっ!」

白虎長「頑張って!!」

戦士「頑張れっ!……う…っ!」

ドラゴンは頭、首、身体と…徐々にに石化が広がる。

程なくして、両翼以外が石と化し、その重みに支えきれず、

両翼も羽ばたくのを止め、垂直に落下を始めた…。
322 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/18(金) 19:43:18.51 ID:1FYauxMo
青年兵「ワイのワイルドワイバーンが!?」
323 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/18(金) 19:50:00.25 ID:AEUnP2AO
召喚隊「やっ、やばいな…!」

左翼長「全員この場を待避せよっ!!」

…ゥゥゥウウ

左翼長も青年兵を担ぎ直し、その場を離れる。

ウウウ…ズドオオォォン!!…
ドラゴンが巨大な石の塊となり、関内へ落下した。

衝撃で胴は真っ二つに割れ、足や首も破片と化した…。

戦士「や…った…」

参謀「…はっ…ははっ」

コカトリス「…よくやったな」

召喚士「……」

コカトリス「…気を…失ったか」

コカトリスが旋回し、関内へ降りる。

バサッバサッ…ドォッ

正面より戦士が歩き、近づいてくる。

ザッザッザ…

コカトリス「…頼んだぞ」

戦士「あぁ」

シュイィン…

戦士が召喚士を担ぎ上げると、コカトリスは消えた。
324 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/18(金) 20:01:56.66 ID:35JSkUAO
コカさん…かっけぇ…
325 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/18(金) 20:37:54.67 ID:AEUnP2AO
七罰様にて更新キテルー!!
すいませんご飯食べてました…すぐ帰ります!
326 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/18(金) 21:14:38.88 ID:V1Lo6ISO
今回(というか今日)マジ神回だな
個人的にいつになく熱いわ
327 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/18(金) 21:40:52.41 ID:/q1j22AO
ものすごい鳥肌立ってた
寒いせいだな、うん。
328 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/18(金) 21:42:12.64 ID:Fb/JDsAO
>>322に吹いてしまた…
329 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/18(金) 21:42:53.40 ID:SDqYk.DO
>>322
やめww
330 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/18(金) 21:47:50.37 ID:/q1j22AO
>>322
真紅眼…
331 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/18(金) 22:29:38.56 ID:V.uULcDO
〜校外〜

桜木「おぉーコワコワ。あんなん喰らったらひとたまりもねーぜ!」

流川「……」

桜木「さ、残党狩りもおしまいだなっ!」

二人の足元には、無数の生徒が倒れている。

桜木「えーと…、俺の勝ちかな?はーっはっは!」

流川「……ふん」

桜木「…?」

流川「…どうみても俺の勝ちだ」

桜木「はぁ!?どこに目ぇつけて…っ」
332 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/18(金) 22:36:38.84 ID:CibBcwUo
プリースト隊「救護をっ!!」

左翼長「…怪我はしてねぇ。魔力の使いすぎだ」

左翼長は青年兵を担架へ寝かせる。

左翼長「少しの間…休ませてやれ」

プリースト隊「はっ!」

戦士は召喚士をおぶり、正門へと歩き出す。

参謀「きっ、君らも休みたまえ!!」

戦士「…まだ…戦ってる仲間がいるんだ」

ザッザッザ

北方司令「……兵士諸君に告ぐ!」

弓兵隊「!?」

北方司令「彼ら、および関外のワーカーを一人も死なせるな!」

魔道隊「ははっ!」

北方司令「ワーカーより奮闘出来ぬは、恥と知れ!!」

弓兵長「はっ!」

北方司令「…以上だ!」
333 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/18(金) 22:45:04.83 ID:CibBcwUo
国軍一同は、北方司令に向けて、一斉に敬礼をする。

魔道長「よぉし…援護を再開する!」

弓兵長「魔王軍の残党を一匹も逃すでないぞ!!」

魔道隊「国軍の意地をみせてやれっ!!」

弓兵隊と魔道隊が、一斉攻撃を仕掛ける。

青龍先生「ひょっひょ…急に元気になりおって…!」

ジャリッ…

青龍先生「…にしても、あの小僧…なるほどのぅ」

〜関外〜

盗賊「…戦士っ!?」

戦士「無事か…?」

盗賊「…あぁ。召喚士は?」

戦士「…大丈夫…だと思う」

盗賊「……そうか」

召喚士「……ぅ…っ」
334 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/18(金) 22:46:27.44 ID:Q4jVP/20
>>331

安西「君たち、私との約束を破りましたね…」
335 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/18(金) 22:46:35.06 ID:CibBcwUo
>>331
ワロタwwてか、良く考えたらホントまんまですねorz
336 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/18(金) 22:52:16.21 ID:CibBcwUo
戦士「召喚士!?」

召喚士「…ごめん…いつもいつも」

戦士「気にする事じゃねーって…」

盗賊「…キニスンナ」

召喚士は、戦士の背より降り、正門前に立つ。

召喚士「……凄いな」

戦士「あぁ…どっちがバケモンか分からないぜ…」

ザッザッザ…

天才「おう!お前らも終わったかい?」

魔法剣士「……」

召喚士「あ、はい…ドラゴンはとりあえず…」

天才「こっちも俺様がちょちょーっとカタしてやったよ!」

魔法剣士「…意味が理解出来んな」

関の上から魔道士とマジシャンが声をかける。

魔道士「召喚士さん戦士さん、盗賊さーんっ!」
337 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/18(金) 22:54:43.16 ID:SDqYk.DO
戦士ってクリトリスと話できたのね
338 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/18(金) 22:55:07.11 ID:tuoWrEEo
まさか魔導士が晴子役か
339 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/18(金) 23:24:06.41 ID:DIRemsAO
ゴールしたらあかん…
340 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/18(金) 23:27:32.66 ID:V.uULcDO
本当は>>331
>桜木「はぁ!?どこに目ぇつけて…っ」
の後に


ドドオォォンッ!!

突如、空からゴリが降り落ちてくる。

桜木「!?」

顔を引き裂かれたゴリが地に伏せ息絶え、

校内からその姿を、メガネくんが見据えていた。


……って付けようとしてた件
まあ反省はしていますん
341 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/18(金) 23:29:05.04 ID:B3Oa37Uo
>>340
ゴリwwwwwwワロタwwwwwwwwwwwww
342 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/18(金) 23:53:06.81 ID:n1zaRvAo
>>340 うん、黙ってような
343 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/18(金) 23:58:06.09 ID:04PwiYSO

>>1君 本当にすまない
とうさんは、コカさんのイメージが巨大なニワトリさんなんだ
しかも雌鳥
こんな盛り上がるシーンが何故かかわいい

もうどこから反省していいのか わからない

344 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 00:06:43.59 ID:nU0ee.DO
>>343
まあ、可愛いだなんてめんどりに萌えてらっしゃるのね!
なんて守備範囲が広いのかしら!素敵!
345 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 00:19:23.82 ID:7q3cvO2o
>>343
おめえ都会もんだな
田舎で半野良鶏みとるけども
あいつら凶悪な顔でコッコッコッコカーッてなっきょるでよ
346 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/19(土) 00:21:13.55 ID:yGEGD72o
いいんですのよ?皆様のイメージで盛り上がって下さって
些細な事でもレスがあると読んで下さってる方がいらっしゃると、
実感が沸きますのよ?うふふ…。でも、皆様のスレですので
皆様で居心地の良いスレを作れたら…なんて。↓続き
347 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 00:25:34.79 ID:FRhM676o
最初聖剣のコカトリスを思い浮かべてしまったせいでなんかものすごくかわいいことに
348 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 00:26:23.00 ID:MfXAyxko
おれはタイニィフェザーかな
349 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/19(土) 00:26:36.75 ID:MTBtRUwo
コカトリスの聖なる剣がどうしたって?
350 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/19(土) 00:28:48.94 ID:yGEGD72o
戦士「おう、そっちも無事か…!」

召喚士「……みんな…ボロボロだな。ははっ」

マジシャン「動くなっ!!」

突如マジシャンが大声で叫ぶ。

盗賊「!?」

戦士「な、なん…」

マジシャン「ゆっくりとこっちへ歩き…後ろに身構えろ」

天才「……!?」

ザッ!!

一同が背後を振り返り身構えると、

ドラゴンの前に、怪しげな黒い霧が集まる。

戦士「なっ、なんだ…!?」

魔法剣士「……」

天才「騎士隊は下がれ!関内を護衛しろ!」

騎士隊が関内へ下がり、ワーカー達が剣を手に取る。
351 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/19(土) 00:30:25.21 ID:UACvwgSO
>>345 君すまない
とうさんは 天城越え の舞台に住んでいるんだ
爺ちゃんは昔ニワトリと豚を飼っていたんだ
その横にある柿の木からブチ落ちて頭を割って大出血気絶、即病院したのはビターな思い出なんだ

スレ主さんすまない
ピリオドの向こう側で反省している
352 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 00:31:38.57 ID:K3NVygAO
王子「あれ?せっかく助太刀に来たのにもう終わっちゃいました?」
353 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 00:37:02.28 ID:fImJJlgo
>>352
そのままやられちまえ
354 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 00:39:22.00 ID:lRkD2QAO
天才「天才ですから。」
355 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/19(土) 00:43:37.15 ID:Jvx0zA.o
俺のコカちゃんは幽白の成長プーのイメージ
356 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/19(土) 00:47:05.21 ID:yGEGD72o
黒い影がドラゴンの頭部に伸び、上空に広がる。

マジシャン「この中で動けるのは…」

召喚士「…っ」

天才「俺様とこっちのクールくん」

魔法剣士「……」

マジシャン「あとはお譲ちゃんズってとこか…」

盗賊「…任せろ」

戦士「俺も…っ」

マジシャン「お前はもうオーバーヒートだ。下がってろ」

戦士「く……っ!!」

マジシャン「ま、俺もだがね…ハッハ!」

天才と魔法剣士、そして盗賊が前衛に出て、身構える。

魔道士「しっかり…援護します!!」

ドラゴンの頭部に霧が包みこみ、形状を成していく。

ミヂッ……ビキッ…グシュッ…

右半分が腐敗した、髑髏のようなドラゴンの頭部が現れた。
357 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 00:47:21.21 ID:7q3cvO2o
ピンチの予感がするのにマジシャンと青龍先生がいると思ったら
なんか安心してしまう
358 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/19(土) 00:54:19.15 ID:yGEGD72o
天才「アンデッド化しやがった…」

召喚士「あの霧……どこかで…」

ドラゴン「ブオオォォッ!!」

ドラゴンが両翼を広げ、立ち上がる。

天才「四の五の言ってる暇はねぇな!やるかっ!」

魔法剣士「……」

シュッ…チャキッ

ドラゴン「ウオオオアアァァッ」

ワーカー達が攻撃に移る刹那、ドラゴンが突然、

口から漆黒の炎と風邪を巻き起こす。

マジシャン「合体魔法だとっ!?」

天才「やべぇな…避けるヒマはねぇ!」

天才の左手が輝きだす。

その時、一同の前方に巨大な獣が降り立つ。

ドズウゥゥンッ!!

ベヒーモス「グゴオオォォァァッ!!」
359 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 00:57:40.94 ID:oavzJ6AO
召喚…だと?
360 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 01:02:12.57 ID:7q3cvO2o
天才sugeeeeeeeeeee
361 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 01:02:17.82 ID:JFrFACIo
ベヒんもス・・・だと?
362 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 01:03:24.60 ID:ysKwlzYo
おっぱい白虎長さんはべヒんもスか
363 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/19(土) 01:04:57.68 ID:yGEGD72o
白虎長「行くわよっ!!」

ベヒーモスが巨大な衝撃波を放つ。

バシュウゥゥッ!!……ォォオオ…ドドォォォンッ!!

バハムートの衝撃波がドラゴンの炎風を貫通し、

そのままドラゴンの体に直撃する。

戦士「うお…っ!!」

盗賊「……」

タンッ!!

天才「…いい判断だ!」

盗賊が真っ先に飛び出すと、天才と魔法剣士も後に続く。

三人は爆風の中へ姿をくらます。

ドラゴン「ブオオオォォォ!!」

白虎長「生きてるのっ!?」

立ち込める煙の中から、ドラゴンの影が浮かび上がる。

その足元に、ツヴァイハンダーを手にした天才が入り込んだ。
364 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 01:07:56.43 ID:7q3cvO2o
天才が召喚したのかと思ったwwwwww
俺バカスwwwwwwwwww
365 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 01:11:39.97 ID:dGK6k0ko
バハムート再臨!…か?
366 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 01:25:15.62 ID:FDSzWUSO
ベヒーモスの書き間違いじゃない?
367 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/19(土) 01:27:30.64 ID:yGEGD72o
天才「さっき溜めちゃった魔力だ…くれてやるよ!」

天才が左手を地面にかざし、魔力を一気に放つ。

ドドオォォンッ!!……ボゴッ…ボゴオォォンッ!!

ドラゴンの足元が隆起し、土の針が覆いかぶさる。

天才「これで動きは封じた、と」

ドラゴンの周辺に纏う、土煙りが晴れる。

魔法剣士「……しっ!」

ザシュウッ!!…ザンッ!!

魔法剣士「…!?」

二本の剣はドラゴンを確実に捉えるが、斬りつけても、

朽ちる事無く、ドラゴンは尾を振りまわす。

盗賊「…ちっ!」

盗賊がクナイを尾へめがけ投げ飛ばす。

シュバッ…ドスドスッ!!

戦士「…刺さっちゃいるが…効いてねぇ…!」

召喚士「……っ!」
368 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/19(土) 01:29:10.77 ID:yGEGD72o
あれ?なんでバハムートがまた出てるんだ…?
ベヒーモスだろjk…ごめんなさいorz
369 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 01:34:03.80 ID:jkxLJQDO
>>351
なんかこいつ猪臭いwwwwww
370 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/19(土) 01:36:34.73 ID:yGEGD72o
戦士は大斧を手に取り、身構える。

召喚士「戦士!無茶をするなっ!」

戦士「……分かってるよ」

召喚士「!?」

戦士「不本意だが…この身体じゃ行っても足手まといだ」

召喚士「……」

天才「はぁ…仕方ねぇ。使いたくねーが…」

天才の左手が再び輝き、ご本の指先が光る。

戦士「魔道士!!盗賊っ!!」

盗賊「!?」

戦士が大斧をドラゴンめがけ、勢いよく投げる。

ブオンッ!!

魔道士「任せて下さい!!」

魔道士は両手を構え、大斧めがけ炎を放つ。

盗賊「なるほど!……任せろ!」
371 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 01:40:55.95 ID:GdoxkXIo
天才「……また邪魔がorz」
372 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 01:42:56.89 ID:mm07NESO
何かと割り込まれる天才のキャラ好きだwwww
373 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/19(土) 01:45:06.68 ID:yGEGD72o
盗賊は勢い良く回転する大斧めがけ、高く飛ぶ。

タンッ!!

天才「…しめたっ!おいっ!!」

魔法剣士「…ああ」

天才と魔法剣士が同時に飛びかかり、ドラゴンの背に刀身を刺し込む。

両者はそのまま反対側まで斬り裂き、ドラゴンの背は十字に引き裂かれる。

天才「は−っはっはっは!頼んだぜ〜!」

盗賊は空中で回転する大斧を手に取ると、

自身もその遠心力で回転し、そのまま落下する。

炎に包まれた大斧が、ドラゴンの引き裂かれた背に振り下ろされる。

ドズンッ!!……ボウッ…ゴオォォッ!!…

ドラゴン「ヴゥオオォォォンッ!!」

盗賊「…ぐ…う…っ!」

盗賊は渾身の力で斧を押しつける。

ググッ……グォォッ……バスンッ!!

ドラゴンの体が引き裂かれ、全身が激しく燃え上がった。
374 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/19(土) 01:51:56.40 ID:yGEGD72o
ドドオォォッ……バチバチッ…ドオォォンッ!!

激しい轟音と共に、ドラゴンがはじけ飛ぶ。

盗賊「きゃあぁっ!!」

魔法剣士「……」

ガシィッ!!……タンッ!!

天才「一時後退だ!」

タッタッタッタッタ…

関の前にもどった魔法剣士が、そっと盗賊を地面に降ろす。

魔法剣士「…大丈夫か?」

盗賊「……す、すまない!」

天才「てんめぇ〜!オイシイところ持っていきやがってぇ!」

魔法剣士「……ふー、疲れる」

天才「おっ!ケガしてるな…?よーし…!」

天才はツヴァイハンダーを持ち替え、右手を盗賊の腕に添える。

パアァァッ…

天才の右腕が光り、盗賊の傷が跡形もなく消えた。
375 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 01:56:40.04 ID:MfXAyxko
おい天才万能すぎるぞwwww
376 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/19(土) 01:56:44.09 ID:yGEGD72o
天才「はい、おしまい!俺様の勝ちだな!はーっはっは!」

盗賊「…ありがとう」

天才「気にするな!これも天才故の賜物…」

戦士「…完全にトドメは刺したみてぇだな…」

召喚士「……うん」

マジシャン「今度こそ…終わったか」

魔道士「終わりましたね……」

盗賊「……ああ」

魔法剣士「……」

ザッザッザッザ…

北方司令「…」

天才「おう、ご苦労さん。終わったぜ」

左翼長「見事…それしかない」

白虎長「…御苦労様でした」

参謀「…20時41分を持ち…、本作戦を完了とする!」
377 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/19(土) 02:04:47.75 ID:H5FE60co
フィリアたんがいるんだよな・・・ゴクリ
378 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/19(土) 02:07:37.78 ID:yGEGD72o
マジシャンが魔道士を抱きかかえる。

魔道士「え…?えっ!?」

シュバッ!!……トンッ

そのまま関を飛び降り、正門前の一同の下へ着地する。

マジシャン「凱旋は正門から…堂々とな!ハッハ!」

盗賊「…斧…取って来ないと」

タタッ…

盗賊が大斧を取りに走り、国軍が関内へと戻って行く。

召喚士「やっと…終わったんだ…」

戦士が召喚士の腕を取り、己の首に回す。

召喚士「だ、大丈夫だって…」

戦士「……二人で立ってようぜ。最後までよ」

召喚士「……うん」

タッタッタ…

盗賊「…お待たせ」

召喚士「はい。じゃあ…・・戻りましょうか」
379 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/19(土) 02:15:51.89 ID:yGEGD72o
戦士と召喚士が方を組み、先頭に歩く。

その後に続いて魔道士、盗賊、マジシャン…。

最後尾に天才と魔法剣士が列を成し、関の正門をくぐる。

パチ…パチパチ…パチパチパチッ

どこからともなく拍手が沸き起こる。

召喚士隊「お見事でしたっ!!」

弓兵隊「素晴らしい!!」

魔道長「本当に感謝する!!」

魔道隊「バンザーイ!!」

召喚士「…!?」

マジシャン「ここはありがたく頂戴しようじゃないの…ハッハッハ」

大歓声と拍手に包まれながら、ワーカー達は関内の中央へ進む。

ザッ…ザッザッ……

召喚士「青年兵くんっ!!」

青年兵「やりましたね…!召喚士さんっ!」

二人は高らかと拳を上げ、互いに合わせあった。
380 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/19(土) 02:24:26.44 ID:yGEGD72o
青年兵を抱える左翼長がタバコに火をつける。

左翼長「さぁみんな…本部へ来てくれ!」

戦士「…?」

左翼長「こんな所だ。大したもてなしは出来ないが…」

召喚士「そ、そんな…っ」

マジシャン「いーのいーの。そういうモンなのよ」

天才「そうだぜ〜?俺様達は英雄だ!遠慮する事ぁねぇ!」

二人に促されるように、一同は本部へと歩いて行く。

カツカツカツ…

占い師「先生…大丈夫ですか?」

青龍先生「歳には勝てんよ…ひょっひょ」

占い師「……」

青龍先生「バハムートでこのザマじゃ…」

占い師「バハムートを呼べるだけ凄いじゃありませんか」

青龍先生「……さて、ワシらも行くかの。ひょっひょっひょ」

二人は右翼の塔を降り、本部へ向かった。
381 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 02:32:25.02 ID:qWiH75Io
ん、召喚士バハムートみたよな・・・
382 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 02:32:38.78 ID:5LirUQAo
バハムートの上がいるわけか・・・
383 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 02:33:25.23 ID:LTmsfaMo
昔はバハムート級を複数召還できたのかも
384 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 02:35:20.56 ID:dxH0EVgo
流石にちゃんと見る余裕無いだろ
385 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/19(土) 02:40:51.26 ID:6ESnGIU0
召喚士達って天才とか上位ランカー達に比べるとまだまだひよッ子なんだな
しかし国軍や西国は上位ランカークラスの兵が居なくて涙目。
なにはともあれこんな遅くまで、>>1乙!
あんまり書き込みはしてないけど
毎日楽しませてもらってます!
無理はしないで下さいね!
386 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/19(土) 02:58:06.16 ID:yGEGD72o
とりあえずバトルフェイズは終わったのでここまでにて!
次回はエピローグ的なところで八部完としておきますかね…
この度も多大なるご支援、まことに感謝感激です!ノシ

召喚士はバハムートをラーニングはしたけれど、
しかしMPがたりない!…カンジがしますね

魔道士「盗賊さん!」

盗賊「は、はいっ!(今日は何だろう…!?ドキドキ)

魔道士「斧振り回してクルクルしてませしたよねっ!?」

盗賊「しっ、してました!……な、何か?」

魔道士「ノーブラなんだから、気をつけて下さいよっ!」

盗賊「…へっ!?」

魔道士「む、胸が…たゆんたゆんって…」

盗賊「…///」

白虎長「アタシの…使う?」

占い師「私のでもいいわよ…?」

白虎長「アンタのはちっさいから入らないわよ!」

占い師「なっ、何ですって〜!!」

魔道士「おおお、おやすみなさい…っ!!」
387 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 03:03:46.54 ID:4D0BEJIo
そういや召喚士は朱雀先生になったんだよな
388 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 03:44:07.71 ID:dxH0EVgo
占い師が小さいのは予想外だなww
389 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 03:44:41.02 ID:f96BkXI0
実力的には師匠(またはそのまた師匠)の代で打ち止めじゃない?
名前だけだとそうだけど・・・。まだひよっこのうえに第五の属性召喚条件をまだ知らないわけだし。
正式には継げてない感覚じゃない?

個人的には青龍先生の死亡フラグが立ちそうな気がする・・・。
390 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 03:45:06.65 ID:LTmsfaMo
>>388
白虎長と盗賊がでかすぎるだけだと思う
391 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 04:39:07.58 ID:ysKwlzYo
バハムート噛ませフラグが立って少し寂しい
392 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/19(土) 05:09:52.64 ID:CeFSU0w0
召喚士が新たに何体の召喚獣得られるのかが気になる
393 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 07:45:20.94 ID:yLAPCkSO
召喚獣はFFももとになってるのかな

カーバンクルとかアレクサンダーとか出ないかなー
394 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 08:43:48.35 ID:nVOHmI2o
ベヒモスときたらリヴァイアタン、ジズも出すんですよね、わかります
395 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 08:46:19.46 ID:HvpQJjoo
FFが元にされちゃうのもどうなの
396 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 08:55:16.91 ID:j0xNisAO
>>1
結構親しめそうなキャラが死んで逝くSSだから
今回も青年兵あたり死んじゃうのかとドキドキしたが
無事帰還できて良かった
397 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/19(土) 09:53:32.97 ID:YubaQOY0
>>393
カーバンクルは玄武なイメージ

バハムルより上位の竜ってなにが居るんだ?
398 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 09:56:56.48 ID:9vxajAAO
青眼の白龍
399 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 10:23:59.43 ID:.UOEZ2DO
>>397

龍というか、蛇だが…
北欧神話のヨルムンガント、ユルムンガントとかじゃね?

400 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 10:28:30.58 ID:43U7DZEo
北欧神話にヨルムンガルドでてきたっけか?
ミドガルドオルムじゃね?
401 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 10:40:23.42 ID:Y1ztelUo
ヨルムンガンド、ユルムンガンド(Jormungandr)は、北欧神話に登場する蛇の怪物。ロキが巨人アングルボダとの間にもうけた、またはその心臓を食べて産んだ3匹の魔物(フェンリル・ヨルムンガンド・ヘル)のうちの1匹で、フェンリルは兄、ヘルは姉である。ミドガルズオルム(Midgardsormr)、ミズガルズの大蛇などとも呼ばれる。
402 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/19(土) 10:41:57.36 ID:2t84R9co
召喚士は死ぬまで魔翌力が増え続けるんじゃなかったっけ?
だから年寄りが多いって記述なかった?
403 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 11:14:13.65 ID:DTapOkSO
>>397
竜帝
404 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 11:14:29.38 ID:pt1G3ISO
バハムート改のことも思い出してあげてください
405 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/19(土) 11:14:44.69 ID:Jvx0zA.o
召喚獣って明確な定義がないよな
妄想次第でなんでも召喚獣にできてしまう



俺「出でよ!魔道士ちゃん!」
406 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 11:26:22.18 ID:15g2Z5Uo
いけっロブスター
407 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/19(土) 11:30:21.76 ID:nF8/SQDO
誤字にイラッとする。大杉。
408 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 11:40:31.86 ID:grrm6ADO
>>407
小さい奴だ
409 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/19(土) 11:41:46.79 ID:YubaQOY0
>>403
ゲッタードラゴンかゲッターエンペラーの亜種か?
410 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 11:48:39.65 ID:DzIHtFQo
>>407
そんなこと言うならお前も誤字しないように注意しろよwwwwww
411 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/19(土) 12:01:59.16 ID:UACvwgSO

>>410
漢字博士さんになんていうことを
頭を割って猛省しましょう
412 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 12:03:29.24 ID:Y1ztelUo
>>410
最後のは署名に決まってるだろ
大杉さんなんだよ
413 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 12:05:31.79 ID:DzIHtFQo
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414 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/19(土) 12:10:00.53 ID:czld0ok0
ちょwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
415 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 12:49:33.32 ID:GdoxkXIo
人気投票に誤字も入ってるから受け入れよう
416 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/19(土) 12:59:57.11 ID:EBVcYISO
バハムートの上はティアマットだろ…JK
417 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 13:04:25.84 ID:grrm6ADO
バハムんトとベヒんもスが合わさり最強に見える
てかバハムートとベヒーモスって元は同じ大魚だよな?
418 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/19(土) 13:10:21.05 ID:kJI0eUAO
おはようございます!
誤字については、本当に申し訳ございません…orz
419 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 13:10:43.12 ID:MfXAyxko
カバと魚
420 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/19(土) 14:35:56.33 ID:htKrOcDO
>>407
そう思うなら>>1と同じペースで書いてみたら良いよ。
誤字なしでなんて無理なのがわかるからさ。
誤字チェックはするべきではあるけど、見落としはどうしても出るよ。
421 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/19(土) 14:42:08.06 ID:/yvXbrE0
>>418
おはやう
422 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/19(土) 14:43:10.40 ID:nF8/SQDO
>>420
は?なんで俺が書かなきゃならんの? 屁理屈言ってんなよ。

投下する前にさらっと目を通せばいいだけだろ。

前々から誤字脱字指摘されてて一向に直らないのが悪いだろうが。
423 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 14:43:34.49 ID:HvpQJjoo
>>420
僕ゲラのチェックさせられるんですけど余裕だと思います
424 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 14:44:46.21 ID:snBs9cco
占い師ちゃん!占い師ちゃん!胸の大きさなんて関係ないよ!
マジシャンなんかとくっついてないで俺とくっついて!もふもふ!
425 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 14:45:04.91 ID:FZkVGoIo
誤字くらい脳内変換できない男の人って・・・
426 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/19(土) 14:49:28.85 ID:Jvx0zA.o
>>418
構わん、今後はよりいっそう誤字れ


というか、こんなちっちぇこといちいち気にしないでください
427 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 14:50:38.79 ID:Y1ztelUo
ゲーメストよりマシだろ
428 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 14:50:52.75 ID:grrm6ADO
誤字誤字五月蝿いのはスルーって師匠が言ってた
429 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 14:51:58.00 ID:zEnjNYDO
>>418
おはようございました。
430 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 15:17:59.83 ID:lRazUsAO
>>423
自分で書いた文章の誤字って意外と気づかないもんだ
だからチェックの仕事を他人がやるんだろ
431 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/19(土) 15:22:31.44 ID:7mbsuESO
>>1はまだかなぁ〜
432 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 15:23:03.89 ID:amPPg2DO
>>1の中で玄武ってどんなイメージなの?
朱雀=鳥系
青龍=龍系
白虎=獣系
は、こんなイメージだけど、玄武ってなに?
亀系?海系?みたいな感じなのかな?
433 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 15:23:55.66 ID:GdoxkXIo
お水系
434 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/19(土) 15:26:51.98 ID:kJI0eUAO
ご指摘の通り、途中に誤字があると萎える原因にも成り兼ねますので、
スピードよりクオリティを意識して頑張ります!
皆様ありがとうございます&ごめんなさい↓続き
435 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/19(土) 15:40:30.74 ID:7mbsuESO
待ってたよ〜!大丈夫!スピードもクオリティーも申し分ないよ〜
436 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/19(土) 15:41:28.43 ID:kJI0eUAO
〜本部〜

天才「うっひょう!さぁ飲むぜぇ!」

戦士「…」

一同が各々席に着き、グラスを手にする。

北方司令「…此度の防衛戦、見事我等の勝利に終える事が出来た」

召喚士「……」

北方司令「本隊を叩いた今、おそらく再侵攻はないものと考える」

盗賊「…」

北方司令「後の事は国軍に任せ、皆は勝利の美酒に酔いしれてくれ…」

参謀「…此度の闘いで命を失った者達の…弔いも兼ねてな」

魔法剣士「……」

北方司令「では……乾杯!」

一同はグラスを高らかと上げる。

本部の外からも乾杯の声と笑い声が聞こえ始めた。



召喚士「…青年兵くん」

青年兵「はい」

召喚士「身体は…大丈夫?」

青年兵「はい。怪我はありません…」

召喚士「そっか…。良かった」

青年兵「…力不足でした。最期まで…持たないなんて」
437 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/19(土) 15:49:36.21 ID:kJI0eUAO
召喚士「…そうだね」

青年兵「……」

召喚士「俺も…同じ事を思ってたよ…」

青年兵「召喚士さんは…凄いです…」

召喚士「そんな事…」

青年兵「コカトリスに乗って…ドラゴンを倒すなんて…」

召喚士「…狙ったわけじゃないし…、それに…」

青年兵「…」

召喚士「コカトリスが助けてくれなかったら……ホント偶然だよ」

青年兵「でも、僕は…」

召喚士「悔しいって気持ちがあれば…良いんじゃないかな…?」

青年兵「…?」

召喚士「もっと強くなりたい、そんな気持ちがなければ…強くなれないと思うんだ」

青年兵「……召喚士さん」

テクテク…

マジシャン「なーに辛気臭い話してんだぁ?」

召喚士「マジシャンさん…」
438 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/19(土) 15:59:04.34 ID:kJI0eUAO
マジシャン「お前らは若いんだから、弱くて当たり前なの」

青年兵「……」

マジシャン「無茶して生き急いで…死ぬ事はねぇ」

召喚士「…ええ」

マジシャン「何回失敗したって良いんだ…生きてりゃな」

青年兵「…はい」

マジシャン「失敗したら、また次に頑張りゃいい…」

マジシャンはグラスの酒を飲み干す。

マジシャン「勇敢と無謀を履き違えるな…だろ?」

青年兵「!?……はい」

マジシャン「さぁ、今はただ楽しめ!ハッハ!!」

マジシャンは立ち上がり、席を移る。

召喚士「…ありがとうございます。マジシャンさん」

青年兵「召喚士さん…」

召喚士「ん…?」

青年兵「僕は…もっと強くなります。貴方以上を目指して…!」

召喚士は笑顔で頷いた。
439 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/19(土) 16:11:11.03 ID:kJI0eUAO
魔道士「…でも、凄いですね」

天才「ん〜?」

魔道士「剣に魔法に…回復まで」

天才「はーっはっは!ま、天才だからな!」

隣で魔法剣士が、無言で酒を一口飲む。

魔道士「若いのに…どうしたらそんな…」

天才「…これには、ワケがあってな」

魔道士「…えっ?」

天才「……才能だから仕方ねぇ。はーっはっはっは!」

魔法剣士「……はぁ」

魔法剣士が呆れ顔でグラスを置く。

テクテクテク

マジシャン「よっ、ご苦労さん!」

天才「おうっ!」

チンッ!!

マジシャンと天才がグラスを合わせる。

マジシャン「しかしツヴァイハンダーで魔法剣とはな…」

天才「アンタこそ相変わらずすげぇな!」

マジシャン「…相変わらず?どこかで会ったか?」

天才「アンタ、再来の大魔道士だろ?噂通りだ」

魔法剣士「再来…!?」

マジシャン「あー…そういう事か。昔の話だよ。ハッハ!」

魔道士「マジシャンさんて本当に凄かったんですねぇ!」
440 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/19(土) 16:16:29.54 ID:fMqaL7go
ふむふむ
441 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 16:19:06.85 ID:DTapOkSO
>>437
>召喚士「悔しいって気持ちがあれば…良いんじゃないかな…?」

>青年兵「…?」

>召喚士「もっと強くなりたい、そんな気持ちがなければ…強くなれないと思うんだ」


青年兵「……召喚士さん///」
442 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/19(土) 16:22:43.03 ID:kJI0eUAO
マジシャン「…しかし、お前さん…どこかで会ったよなぁ?」

天才「やっべ!もうこんな時間かよ!」

ザッ!!

天才「悪りぃ!次の用件が入ってんだわ!」

魔道士「えっ!?あ…は、はい!お疲れ様でした!」

天才「じゃあまたどっかの戦場でな!」

天才は手を振り、立ち去る。

マジシャン「…せわしいヤローだな」

魔法剣士「……」

ザッザッザ…

青龍先生「…占い師ちゃん、先に入っとれ」

占い師「?……はい」

ザッザッザ

天才「…なんだよ」

青龍先生「…別に」

天才「途中でバテやがって」

青龍先生「もうクソジジイでな…」

天才「延命に魔力持ってかれてんのか?」

青龍先生「…結構な」

天才「ふーん…。じゃ、今後はそっちに専念しな」

青龍先生「そうさせて貰いたいもんじゃよ…」

天才「はーっはっはっは!!」

ザッザッザ…
443 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 16:36:06.15 ID:fImJJlgo
魔道士なのか魔導士なのか
444 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/19(土) 16:38:12.66 ID:kJI0eUAO
魔道士「あっ!占い師さん!!」

占い師「久しぶりねっ、うふふ」

戦士「……」

占い師「子供と老人…どうだったかしら?」

戦士「まー…当たってたような外れたような…」

魔道士「子供って…王子の事ですかね?」

占い師「東と西…共にあったはずよ?」

戦士「東…?」

魔道士「子供なんて…いましたっけ?」

占い師「見えないところでも、貴方達の影響はあったのでしょうね…」

戦士「ふぅん…奥が深いもんだな」

占い師「また見てあげましょうか?」

戦士「いや、遠慮しとくよ…道は自分で切り開くもんだ」

占い師「うふふ…そうかもね。…あら?」

戦士「うん…?」

占い師「貴方…?女難の相が出てるわね」

盗賊「!?」

魔道士「女難…ですか?」

戦士「おいおいっ!…やめてくれよ…」
445 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 17:16:16.28 ID:pt1G3ISO
女侍か!?盗賊ちゃんと女侍の三角関係か?
446 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/19(土) 17:22:53.98 ID:kJI0eUAO
占い師「自分で道を切り開いてねっ。うふふ」

テクテクテク…

戦士「なんだよ、女難の手相って…」

盗賊「……」

スタスタスタ

参謀「…先生っ!待っておりましたよ!」

北方司令「どちらへ…?」

青龍先生「外の奴らに酌をな…」

北方司令「そうでしたか…」

北方司令が酒を注ぐが、青龍先生が手で制する。

テクテク…

マジシャン「いつから下戸になったんだ?」

青龍先生「いやな、そういうわけじゃないんじゃが…」

青龍先生が辺りを見回す。

参謀「……?」

青龍先生「あの……白虎長…は?」

北方司令「えぇと…、確かあの辺りに…」

突如、背後から声が聞こえる。

白虎長「おいクソジジイ……飲んでんのかぁ?」

マジシャン「……」

北方司令「……」

青龍先生「……お、遅かったか」
447 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 17:40:11.85 ID:ysKwlzYo
酒乱おっぱいww
448 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/19(土) 17:44:05.31 ID:PiN78uUo
白虎長wwww
449 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/19(土) 17:44:29.25 ID:MTBtRUwo
おっぱいからお酒がでるんですね
450 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/19(土) 18:04:45.72 ID:kJI0eUAO
トクトクトクッ…

青龍先生がグラスを差し出し、後ろを見てポツリと呟く。

青龍先生「…はぁ。結局日帰りは無理か」

白虎長「だいたいアンタは昔っからねぇ…!」

占い師「何よっ、貴方がいつもいつもねぇ…」

北方司令「しかし…国軍本隊は動きませんでしたな…」

青龍先生「…」

参謀「町の護衛に…?」

北方司令「此処が…落ちると踏んでいたのか…?」

グイッ…ゴクゴク…

青龍先生「…ま、事情があるんじゃろ。…きっと」

テクテク…

青年兵「先生…!」

青龍先生「んむ?おぉ…ご苦労じゃったの」

召喚士「青龍…先生ですね?」

青龍先生「……朱雀先生か」

召喚士「いやっ、俺は…」

白虎長「だーかーらぁ!いい加減認めなさいよっ!」

占い師「こっちの台詞よ!」

青龍先生「……あっちで話そうかの」
451 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/19(土) 18:12:33.64 ID:kJI0eUAO
青年兵「…」

召喚士「……」

青龍先生「師匠は…惜しい事をしたのぅ…」

召喚士「……はい」

青龍先生「あれ程の召喚士、そうそうおるまいて」

召喚士「でも…朱雀先生を名乗る気は…」

青龍先生「…重いか?」

召喚士「それもありますけど…」

青年兵「……」

召喚士「先生とか…関係ないんじゃないかなって…」

青龍先生「…ほぅ?」

召喚士「あっ、勿論…初代である伝説の方々は別格として…」

青龍先生「…」

召喚士「名乗ったところで…何が変わるのかなって…」

青龍先生「ひょっひょっひょ!!」

青年兵「…?」

青龍先生「その歳にして…よくもそこまで…」

召喚士「あ…す、すいません!生意気言って…」
452 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/19(土) 18:20:25.05 ID:kJI0eUAO
青龍先生「いや…、感心するわい」

召喚士「……」

青龍先生「先生なんぞ、ただの言葉じゃ…」

青年兵「…言葉」

青龍先生「名乗ったところで魔物が怯むわけでもない…」

召喚士「…はい」

青龍先生「ましてや、魔力や召喚獣が増すわけでもない」

青年兵「確かに…」

青龍先生「そんなものに囚われる事が己を小さくしてしまう…」

召喚士「おっしゃる通りかと…」

青龍先生「だが、その肩書が…他人の加護になる事もある」

召喚士「……」

青龍先生「とりあえず…形だけでも名乗ってくれんかの…?」

青年兵「……」

青龍先生「…同志の為に」

召喚士「他人の為の…加護…」
453 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 18:22:41.07 ID:Y1ztelUo
これはいい展開
朱雀先生誕生か!?
454 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/19(土) 18:33:00.94 ID:kJI0eUAO
青龍先生「とにかく二人とも、ご苦労じゃった!」

青年兵「自分は…何も…」

青龍先生「お主は…勘違いしとらんか?」

青年「えっ?」

青龍先生「…何を以って任務とする」

召喚士「……」

青龍先生「ドラゴンを倒す、確かに大切な事じゃ…」

青年兵「ならば…っ」

青龍先生「朱雀先生との立場を考えよ」

召喚士「うん…」

青龍先生「小隊長は、魔物を倒す事が最優先ではない」

青年兵「!!あっ……」

青龍先生「部下に指示を出し、死なせる事なく任務を遂行する…」

青年兵「…っ」

青龍先生「それがお主の役目じゃろ」

召喚士「…そうだよ、青年兵くん」
455 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/19(土) 18:44:22.42 ID:kJI0eUAO
青龍先生「汚い言い方をすれば…ワーカーは捨て駒じゃ」

青年兵「…!?」

青龍先生「こやつらは金を稼ぐ為に、自らの意思で来とる」

召喚士「…」

青龍先生「こちらから依頼する事もあるが、罰則なく断れる…」

青年兵「はい…」

青龍先生「つまり、死んでも自分の責任じゃ。代わりも多数おる…」

召喚士「まさに…ですね…」

青龍先生「じゃが国軍は違う。ワシらは国民を守る義務がある」

青年兵「はい」

青龍先生「そして金をだすのも国民じゃ…」

青年兵は涙を拭う。

青龍先生「上になればなる程、代わりとて利かなくなる…」

召喚士「そう…ですね」

青龍先生「お主には将器がある…」

青年兵「じ、自分が…ですか…?」

青龍先生「此度の闘い、召喚隊の被害は0じゃ…」

召喚士「…す、凄い…!」
456 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/19(土) 18:54:18.76 ID:kJI0eUAO
青龍先生「上に立つ者は、実力が低くとも良い」

青年兵「……」

青龍先生「重要なのは…判断力と統率力、そして勇敢な心じゃ…」

青年兵「…勇敢な心」

青龍先生「今の上層部は臆病な連中ばかりでの…。常に逃げ腰じゃわい…」

召喚士「……」

青龍先生「生きる事に必死なのは結構じゃが…、魔物を倒さねば意味はない」

青年兵「はい…」

青龍先生は表情を和らげ、背伸びをする。

青龍先生「…ジジイになると話が長くなっていかんのぅ…」

青年兵「いえっ、そんな…!」

青龍先生「お主には…期待しとるよ!」

青年兵「!!」

召喚士「は…はは…っ!」

青龍先生「但し…!己も強いに越した事はない」

青年兵「…はいっ!」

青龍先生「精進を心掛けなさい…」

青年兵「…ありがとうございます!」

青龍先生「ひょっひょ!良きかな良きかな!」

立ち去る青龍先生に、二人は立ち上がり一礼する。

青年兵は拭う事なく、涙を流した…。
457 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/19(土) 18:56:36.56 ID:7mbsuESO
いいよいいよ〜
458 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/19(土) 19:25:40.29 ID:kJI0eUAO
青年兵「…召喚士さん」

召喚士「何だい?」

青年兵「僕は…強くなります!」

召喚士「…うん」

青年兵「上に立って…皆を護ります!」

召喚士「……俺も」

青年兵「…?」

召喚士「名乗ってみるよ…皆の為に」

青年兵「…はい!」

召喚士「……朱雀先生を!」

青年兵「召喚士さんには名乗る力があります!」

召喚士「いや…っ、実力的にはまだまだだよ…ははは」

青年兵「いつかは……」

召喚士「自他共に認める…真の朱雀先生と…」

青年兵「…大元帥として共に闘いましょう!」

召喚士「二人揃って、大きな夢だねっ!はははっ!」

青年「全くですね!あはははっ!」

召喚士「でも…信じて進めば…!」

青年「いつの日か…夢じゃなくなる!」

二人は顔を見合わせて、再び笑った…。
459 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/19(土) 19:30:14.00 ID:fImJJlgo
イイハナシダナー
460 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/19(土) 19:33:30.10 ID:kJI0eUAO
ザッ…

戦士「…?…もう行くのか?」

魔法剣士「…ああ」

参謀「あ、…報酬は追って…」

魔法剣士「…構わん」

参謀「…?」

魔法剣士「…そんなものが目的ではない」

ザッザッザッザッザ

北方司令「おっ、おい…!」

テクテク…

青龍先生「不思議な男じゃて…」

青龍先生は懐から紙を出す」

バサッバサッ

参謀「……こっ、これは…!!」

北方司令「功績ランク…4位!?」

青龍先生「本国から預かった資料じゃ。…あ奴らは別格じゃよ」

魔道士「こっちは…天才さん?」

盗賊「…!?」

戦士「は…ははっ!…功績……1位かよ…っ!」

青龍先生「その二人は突如各地に現れ……魔王軍をことごとく壊滅に追いやっておる」

盗賊「…凄い」

青龍先生「しかも…無報酬でな…」
461 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/19(土) 19:46:29.17 ID:kJI0eUAO
戦士「あれが…頂点か…」

青龍先生「ま、焦らぬ事じゃ」

参謀「さて…そろそろお開きとするか」

北方司令「そうだな。飲み足りない者は、外の兵達と合流してくれ」

青龍先生「……おーい」

白虎長「くーっ……すぴ〜っ…」

青龍先生「若いおなごがなんて格好じゃ…」

占い師「…もう35ですけどね」

青龍先生「…もっとタチが悪いわい」

〜救護室〜

左翼長「…よう」

騎士長「……すまんな」

左翼長「飲むか…?」

左翼長は酒瓶を突き出す。

騎士長「いや…遠慮しておこう」

左翼長「…これでお前もリタイアか」

騎士長「今後はお前と一緒に…後方指揮だな」

左翼長「まぁ…頑張ろうや」

騎士長「…ああ」

ザッ

左翼長は救護室を後にする。
462 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 19:53:16.82 ID:ffUIKaIo
35…だと?
463 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 19:54:55.42 ID:m3fNhHw0
1位登場早いな
もっと後かと思ったら
464 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/19(土) 19:56:05.56 ID:kJI0eUAO
ザッザッザ…

左翼長「…おう」

召喚士「どうも」

戦士「怪我人か…?」

左翼長「ああ…、まぁ仕方ない。…!?」

戦士「…?」

左翼長「お前…戦士父の息子か…っ!?」

戦士「えっ!?ああ…そうだが…知ってるのか?」

左翼長「覚えてないか!?小さい頃よく遊びに…」

戦士「…?……あぁっ!弓のおじさんっ!?」

左翼長「そうそう!!久しぶりだな!」

戦士「全然気づかなかった!!久しぶりっす!」

左翼長「ははっ!こんなザマだしな…!」

左翼長は右目の眼帯を指差す。

召喚士「戦闘…ですか?」

左翼長「ああ。随分前の話だがな」

戦士「おじさん国軍だったのか。弓が上手いわけだ…」

左翼長「今や後方指揮だけどな。ははっ」

召喚士「怪我のせいですか…?」

左翼長「……隻眼じゃ、距離感掴めなくてな」

戦士「…そうだったのか」
465 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/19(土) 20:07:57.23 ID:kJI0eUAO
左翼長「親父は元気か?」

戦士「多分…死んだ」

左翼長「!?…多分って…」

戦士「もう何年も前に家を去って…戻ってねぇみたいだ」

左翼長「……そうか」

戦士「まぁ…生きてても、何をしてるかもさっぱり…」

左翼長「アイツらしいっちゃらしいな…」

左翼長はタバコを取り出し、火をつける。

左翼長「んじゃ、気をつけてな」

戦士「おじさんも…!」

召喚士「失礼します…」

左翼長「おう」

テクテクテク…

〜客室〜

召喚士「…今回も、無力に等しかったなぁ」

戦士「俺もランカーと共闘して…実感したよ」
466 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/19(土) 20:14:51.23 ID:kJI0eUAO
召喚士「青龍先生は格が違いすぎる…あの歳で…」

戦士「魔力はともかく…肉体的負担はすさまじそうだもんな」

召喚士「…うん」

戦士「あれで90歳だっけか?もはや魔物だな」

召喚士「それに…あの二人…」

戦士「隣で闘ってて…寒気がしたぜ…」

召喚士「パーティーならいざしらず…ワンマンで…」

戦士「ああ。魔物のリーダーをあっさりだった…」

召喚士「世界は…広いなぁ」

戦士「俺も奴らの助けがなかったら…どうなってたか…」

召喚士「…盗賊団のみんな?」

戦士「……」

召喚士「でも…不思議だよね」

戦士「ん?」

召喚士「あの人達が、いわば敵みたいな国軍を助けるなんて…」

戦士「あー…言われてみれば…」

召喚士「!?」

戦士「!!」

ダッ!!



参謀「…何?宝物庫?」

召喚士「はいっ!!」

北方司令「あるにはあるが…大した物は…」

戦士「とにかく早くっ!」

タッタッタッタ…
467 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 20:18:51.75 ID:dxH0EVgo
ちょっwwww
盗んでんのかよwwww

青龍先生には属性無視うんぬん聞かないのかな?
468 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/19(土) 20:21:51.46 ID:kJI0eUAO
〜宝物庫〜

召喚士「……やっぱり」

戦士「やられた!!」

参謀「書物関係のほとんどだな…」

北方司令「まあ大半が軍事資料になるが…」

召喚士「…本」

参謀「…?」

召喚士「盗賊団は召喚術に関する書物を探していた…!」

戦士「なるほど…だからか!」

北方司令「こんな辺境には、大した書物はないさ」

参謀「今回の働きに対する、奴らの報酬と思えば…安いものさ」

召喚士「なら…いいですけど」

〜客室〜

ゴソッ

盗賊「…どうした?」

魔道士「あ…ちょっと夜風に当たってきます」

盗賊「…気をつけろよ?…冷えるからな」

魔道士「はい。ありがとうございます…」

ガチャ…キィ……パタン

盗賊「………」
469 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/19(土) 20:32:14.47 ID:kJI0eUAO
テクテクテク…

マジシャン「女の子の一人歩きは危険だぞ?」

魔道士「マジシャンさん…!」

マジシャン「…どうした?」

魔道士「いえ…っ」

マジシャン「自分の無力さに、嫌気がさしたか?」

魔道士「…!!」

マジシャン「…図星か」

魔道士「…何も…出来ませんでした」

マジシャン「…そうだなぁ」

魔道士「……」

マジシャン「俺も同じぐらいの頃…よく思ったよ」

魔道士「マジシャンさんも…?」

マジシャン「ああ…」

魔道士「私…みんなの…」

マジシャン「足手まとい、とは誰も思ってないと思うぞ?」

魔道士「でも…っ!」

マジシャン「あー…一つだけ言っとくか」

魔道士「…?」
470 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/19(土) 20:44:19.25 ID:kJI0eUAO
マジシャン「前も言ったが…何か精神的に悩んでるだろ?」

魔道士「……」

マジシャン「隠す必要はないし、事情までは聞かん」

魔道士「…はい」

マジシャン「魔力にブレがある。調整とかじゃなくて…質にだ」

魔道士「魔力の…質…」

マジシャン「ああ。ジュースで言や、果汁30%ってとこだな」

魔道士「……なるほど」

マジシャン「これを100に近づけるには…精神的に安定しなきゃならん」

魔道士「…はい」

マジシャン「まずは悩みを解決してこいっ!」

魔道士「そうですよね…」

マジシャン「そしたら俺が、手取り足取り腰取り教えてやる!」

魔道士「…はいっ!」

マジシャン「課題は…苦手な補助魔法だな。ハッハ!」

魔道士「よろしくお願いしますっ!」
471 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/19(土) 20:52:11.47 ID:kJI0eUAO
マジシャン「そうだな…ちょっと癪だが…」

魔道士「…?」

マジシャン「バーテン、覚えてるだろ?」

魔道士「はい!」

マジシャン「解決したら奴を訪ねてくれ!話はしておく」

魔道士「分かりましたっ!」

マジシャン「…頑張れよ!魔道士ちゃん!ハッハ!」

魔道士「頑張ります!!エヘヘッ!!」



テクテク…

青龍先生「いつから教える立場になったんじゃ…?」

マジシャン「…覗き見は良くないぜ?ジジイ…」

青龍先生「年寄りは噂話が好きでな…ひょっひょ!」

マジシャン「アンタが動くとは珍しいな…」

青龍先生「占い師ちゃんがな、朱雀先生が来るっていうもんでな…」

マジシャン「…なるほどな。んで、どうなんだい?」
472 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 20:56:54.02 ID:m3fNhHw0
ついに魔道士ちゃんの過去が!

で一ヶ月の話もするのかな?
473 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/19(土) 20:58:18.91 ID:kJI0eUAO
青龍先生「明日にでも話すわい」

マジシャン「ふぅん…」

青龍先生「ま、全て話すには…まだ早いかの」

マジシャン「アイツらの事だ、生き急いじまうぜ」

青龍先生「じゃろうな…ひょっひょ」

マジシャン「……」

青龍先生「師匠…残念じゃったの…」

マジシャン「……生き急いだ結果だよ」

青龍先生「お主も魔力は戻らんのか?」

マジシャン「…代償はデカかったってこった。ハッハ!」

青龍先生「あ奴が逝った事で…」

マジシャン「それは大丈夫だ…」

青龍先生「……」

マジシャン「コカトリスで頭部を吹き飛ばした。生死は関係ないよ」

青龍先生「なら…良いがの」
474 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/19(土) 21:08:15.43 ID:kJI0eUAO
マジシャン「それよりも…」

青龍先生「んー…?」

マジシャン「ジジイの方こそ大丈夫なのか?」

青龍先生「…」

マジシャン「ネクロマンサーが影でコソコソ動いてやがんぞ?」

青龍先生「…みたいじゃの」

マジシャン「呑気なモンだぜ…」

青龍先生「ワシ一人では…どうにもならんじゃろ…」

マジシャン「その為の先生方だろうが」

青龍先生「白虎はともかく、他の二人でものになると思うか?」

マジシャン「まぁ…無理だが…」

青龍先生「パズズの復活は国軍でなんとかするわい…」

マジシャン「魔王が揃えば…世界は終わるぞ?」

青龍先生「もう少し…時間があればの…」

マジシャン「若い奴らに頑張って貰うしかねぇか…」

青龍先生「……さ、そろそろ寝るか。ジジイに夜更かしはツライわい…」

マジシャン「おう。じゃあな」

青龍先生「もう行くのか…?」

マジシャン「女が待ってるんでな!ハッハ!」

青龍先生「羨ましいもんじゃの…ひょっひょ!」

ザッザッザ…
475 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 21:10:30.46 ID:MfXAyxko
玄武せんせも若いのか・・・?
476 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 21:40:09.63 ID:L54VxMAO
ん?
>>473の話が分からないんだが…
477 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 21:49:00.68 ID:/1003Xgo
伏線だろ
478 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 21:50:53.59 ID:3XsrzQDO
>>436-437

青年兵「…力不足でした。最期まで…(勃起が)持たないなんて」

青年兵「召喚士さんは…凄いです…(ペニスが)」
479 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/19(土) 21:59:17.61 ID:CrLGpcAO
>>476
前に魔王を倒したときの話だろ
480 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 22:04:53.79 ID:9vxajAAO
パパス復活か…
481 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 22:06:15.20 ID:8YFm6gDO
ぬわー
482 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 22:15:52.21 ID:bdzOiIDO
魔道師強化フラグか
483 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/19(土) 22:16:10.91 ID:kJI0eUAO
こうして、彼らにとっての長い一日が、終わろうとしていた…。

〜関より北後方〜

ザッザッザ…

使い魔「…ガーゴイルからの報告です」

一人の男が腰掛け、本を読んでいる。

使い魔「スケル隊、リザード隊、ゴルリン隊…壊滅です」

パラッ…

使い魔「ドラゴン3匹、ゴブリン、リザードマン、スケルトン…計800匹近くの損害」

パラパラッ…

使い魔「関に対する損害はほぼなし…との事…」

魔剣士「…退くぞ」

使い魔「…宜しいので?」

魔剣士「落とせとは言われておらん。試したまでだ」

使い魔「…御意に」

魔剣士「……簡単にはいかぬ…か」

魔剣士は本を閉じ、使い魔に退却を命じる。

魔物達が退却を始めると、マントなびかせ、その場を立ち去った。

そして、北関は平穏の朝を迎えた…。
484 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/19(土) 22:18:38.27 ID:kJI0eUAO
とりあえず突っ走りました。早いけどここまでにて…
明日には第八部完!出来そうです

ちょっとフラグ多くてゴチャゴチャですね…すいません
485 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/19(土) 22:20:26.92 ID:XIBgpUDO
>>1

ゆっくり休んでくれ
486 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/19(土) 22:27:31.98 ID:kJI0eUAO
〜オマケ〜

盗賊「……」

魔法剣士「……」

盗賊「……」

魔法剣士「……」

盗賊「……」

魔法剣士「……」

〜オマケ2〜

白虎長「青年兵く〜ん♪」

青年「先生っ!?だいぶ酔ってます…?」

白虎長「センセイだなんて…。名前でいいのよぉ?」

青年兵「ちょちょっ!誰か…っ」

白虎長「それとも…元教え子に手を出す禁断プレイがお・好・き・?」

青年兵「たっ…助け…って!」

白虎長「ほぉら…」

チラッ

青年「!!!!!」

バターン!!

白虎長「あらあら…」


では!おやすみなさい!ノシ
487 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/19(土) 22:29:19.33 ID:kJI0eUAO
忘れてた!
皆様、本日もご支援まことにありがとうございました!ノシ
488 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 22:29:34.03 ID:nShP4Soo
魔法剣士と魔剣士は違ったのかww気づかんかったww

489 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/19(土) 22:33:50.45 ID:zYycTEAO
乙!

毎日更新すごいです
490 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 22:34:39.64 ID:mm07NESO
乙乙乙
楽しみに読ませてもらってますよ
毎日更新は凄いな…
491 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 22:40:50.60 ID:LTmsfaMo
おやすめ

魔剣士は暗黒騎士とかの類いじゃね?
492 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 22:42:40.41 ID:MfXAyxko
 あんこく

   ((〜
   ((〜
   ((〜
493 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 22:43:27.84 ID:p5S4Z6DO
この更新頻度でこのクオリティ…

ホント乙です
ありがとう
494 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 22:51:58.78 ID:r1l34cgo
魔剣士を魔法剣士と見間違えて本気で焦ったww
495 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/19(土) 23:01:57.13 ID:7mbsuESO
>>1乙!!地震には気をつけてくれ!!
こっちは群発地震が凄くて………まぁ慣れてるけどねww

また明日も楽しみにしてるよ!!
496 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 23:02:44.30 ID:CKlW7rAo

盗賊と魔法剣士の絡みになんかワロタww
497 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/19(土) 23:05:57.00 ID:I8FWV1U0
乙‼
魔法剣士と盗賊がパーティーだったら無言でひたすら敵を倒しそうだなwwwwww
498 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 23:09:48.64 ID:LTmsfaMo
ユニコーン「……」
499 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/20(日) 00:59:43.80 ID:ZiSP0UUo
オツカレッす。

功績
ランク1位 天才
ランク2位 ??
ランク3位 ??
ランク4位 魔法剣士

1、4位がソロだから2、3位もソロってとこか。
2、3位の職種に期待だな!
500 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/20(日) 01:09:17.69 ID:2X0dAAAO
500ゲット
501 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/20(日) 01:33:19.29 ID:5X5qvASO
>>1乙さんです!!
あー、マジシャンのオッサンが何故好きか分かったよ。今。

マジシャン=高田純次
502 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/20(日) 01:45:36.90 ID:WiWs8rAo
マージャン好きのオッサンに見えた
503 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/20(日) 01:48:21.83 ID:MzGfPIAO
>>1

ウッヒョウ!!!俺も麗しの35歳、白虎先生の太ももを飽きるくらい見ていたいぜ!!!

504 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/20(日) 01:49:10.15 ID:Xs7Ixs.0
>>503
お前には俺の必殺魔法シャイニングチンザードを見せてやる
魔翌力消費0の優れもの魔法だ!
505 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/20(日) 03:00:22.90 ID:LoDFnos0
竜の召喚獣ってあまり居ないよね
思い当たるのは
リバたん しんりゅう ヒュドラ ハイドラ アルケオエイビス すいしょうりゅう サンドウォーム ジュラエイビス ドラゴングレイト ドラゴンエイビス ドラゴンマッド やまたん 中日 ギャラドス カイリュー ボーマンダ ジャッキー リンドブルム 八大竜王 ごづりゅう ゲッタードラゴン 蛟竜 ミストドラゴン シルドラ テラノサウルス シカルドラゴン ドラン ダイ 上島 ガノトトス ゲリョス かな?

全部分かったらすごい
506 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/20(日) 03:01:23.64 ID:sCRNIlco
おい神龍さんと神竜さんどこいった
507 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/20(日) 03:09:32.83 ID:Xs7Ixs.0
中日じゃなくてシャオロン パオロン タイロンだろがjk
508 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/20(日) 03:26:44.03 ID:P.j5u/.o
うるせえ
509 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/20(日) 03:36:00.57 ID:UC8MDzgo
>>499
別に一人とは限らないんだぜ
師匠とマジシャンが組んだように2人組かもしれないし
510 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/20(日) 06:04:40.76 ID:x79ihyQo
小白竜はどうした
511 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/20(日) 07:25:42.01 ID:5qu/tos0
モンゴル生まれのモーニングブルードラゴンを忘れるな。
512 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/20(日) 07:26:35.69 ID:Q68PsgSO

橋龍はどうした

513 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/20(日) 07:47:56.57 ID:5X5qvASO
>>409
聖剣3
514 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/20(日) 08:25:23.65 ID:vkIFeMSO
そうだ青年兵は白虎隊だったな…
青年兵って名前で青龍隊と思い込んでたwwwwwwwwwwww俺バカスwwwwwwwwwwww

今白虎と朱雀持ってんだっけ?忘れてきた
515 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/20(日) 08:50:24.33 ID:blCCtNoo
おはようございます!凄い伸びてた!支援感謝です!ノシ
キャラ増えて名前もややこしくなってきちゃいましたね…

>>499
同じく楽しみです!

>>514
青年兵は青龍隊で合ってますよ〜
召喚士が持ってるのは基本精霊を除くと…
コカトリス(朱雀)、ユニコーン、スフィンクス(白虎)です。少な…
516 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/20(日) 09:44:38.09 ID:5qu/toso
グリフォンが召喚獣になるとしたらどの属性になるのかな・・・。
517 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/20(日) 11:12:29.79 ID:Fbi5D5go
シルフ!!
518 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/20(日) 11:55:54.25 ID:XJFDYFoo
魔法攻撃完全無効化、無敵の鱗をもつファフニールたんはまだかっ!
519 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/20(日) 12:54:21.08 ID:dC/oM.AO
バカとテストと
520 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/20(日) 13:33:19.40 ID:4V3gWQAO
グラシャラボラスたんの登場はまだでつか
521 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/20(日) 13:43:15.73 ID:o9SGfPUo
それより新しい防具だ!
下着は防具にはいります
522 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/20(日) 13:47:06.47 ID:wDk3Mso0
そろそろ青龍も手に入れたい
523 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/20(日) 13:54:56.17 ID:pBPHf1Qo
青龍が朝青龍に見えた
524 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/20(日) 14:45:29.15 ID:rqY6AYSO
召喚獣にも相性ってあるのかな?
525 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/20(日) 15:10:31.44 ID:blCCtNoo
年賀状が作り終わりませぬ…↓続き
526 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/20(日) 15:11:55.91 ID:blCCtNoo
〜次の日〜

チュンチュンッ…チチチッ…

召喚士「……」

ザッザッザ…

戦士「……おう」

召喚士「おはよう…」

戦士「……」

召喚士「こんなに…静かだったんだね…」

戦士「…ああ」

鳥の囀りと、風の音が二人を包む。

〜本部〜

参謀「森の完全鎮火、及び…」

ザッザッザ

北方司令「そうだ、ああ。頼むぞ」

本部内では、せわしなく声が飛び交っている。
527 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/20(日) 15:13:01.90 ID:blCCtNoo
召喚士「皆…忙しそうだね」

戦士「国軍にゃ戦後処理が残ってるからな…」

テクテク…

青龍先生「…来たか」

召喚士「はい…」

青龍先生「ここじゃ慌ただしいの…外へ出るか」

召喚士「…はい」

戦士「…」

ザッザッザ…

〜関外〜

青龍先生「さて…」

召喚士「……」

青龍先生「朱雀先生を背負う覚悟は出来たかの?」

召喚士「……はい」

青龍先生「そうか…。意外と早かったの」
528 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/20(日) 15:15:27.94 ID:blCCtNoo
召喚士「自分の為ではなく…人の為に…」

青龍先生「……」

召喚士「名乗らせて…頂きます」

青龍先生「……それで良い」

召喚士「はい」

青龍先生「自分自身で納得ができたら…堂々と名乗るが良いわい」

召喚士「…はい」

青龍先生「自分の為には…の。ひょっひょ」

召喚士「そうさせて頂きます…」

青龍先生「さて…本題じゃ」

召喚士「……」

青龍先生「聞いておるよ。お主の属性について」

召喚士「あ…はい」

青龍先生「正直に言うと…分からん」

召喚士「そう…ですか…」
529 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/20(日) 16:49:12.97 ID:blCCtNoo
青龍先生「ワシも数多の召喚士を見てきたが…」

青龍先生は近くの岩に腰掛ける。

青龍先生「全属性を召喚出来る者なぞ、初めてじゃ」

召喚士「……あの」

青龍先生「…?」

召喚士「四属性の…その先にあるもの…」

青龍先生「…そこまで辿り着いておったか…」

召喚士「師匠から聞きました…。四属性の合体…とは?」

青龍先生「全ての属性が揃いし時…」

召喚士「……」

青龍先生「五行への道が開かれる…」

召喚士「…五行への…道…?」

青龍先生「ま、今は知る必要はないよ。ひょっひょ」

召喚士「……教えて下さい」

青龍先生「……うーむ」
530 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/20(日) 16:57:13.60 ID:5X5qvASO
召喚士「四神ノ力集イテ 是ナル驕レシ者 黄泉国ヘト誘ワン…。」
531 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/20(日) 17:05:39.74 ID:blCCtNoo
召喚士「……」

青龍先生「…ヒントをやろう」

召喚士「…?」

青龍先生「全ての属性を同魔力で放つ…」

召喚士「……合体…魔法!!」

青龍先生「…察しが良いの」

召喚士「まさか……召喚術にも…!?」

青龍先生「召喚術も、五行だという事じゃ…ひょっひょっ!」

召喚士「…本当に…そんな事が…っ!?」

青龍先生「不可能ではないが、不可能に近い」

召喚士「ですよね…四人が同魔力で召喚を…」

青龍先生「ワシらはそれが出来たんじゃよ」

召喚士「……!!」

青龍先生「だからこそ、五行への道が開けた」

召喚士「…なるほど」
532 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/20(日) 17:09:02.99 ID:blCCtNoo
青龍先生「なぜお主が全属性を使えるのかは知らぬが…」

召喚士「…」

青龍先生「お主が貴重だと言う事は…分かるな?」

召喚士「…はい」

青龍先生「一人なら同魔力など容易い事」

召喚士「一人でも…五行への道が…開ける…!」

青龍先生「ただし…、試すのはやめておけ」

召喚士「!?」

青龍先生「普通は四人の召喚士で行うものじゃ…」

召喚士「…ええ」

青龍先生「ましてや、莫大な魔力を使う」

召喚士「……」

青龍先生「確実に死ぬよ」

召喚士「……」

青龍先生「ま、焦りなさんな…ひょっひょ」

召喚士「…はい」
533 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/20(日) 17:15:38.00 ID:UC8MDzgo
フィンガーフレアボムズてきなあれか…
534 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/20(日) 17:17:25.41 ID:blCCtNoo
青龍先生「まずは魔力と召喚獣を増やしなさい」

召喚士「…はい。ごもっともです」

青龍先生「今後も度を続けるんじゃろ…?」

召喚士「そのつもりです」

青龍先生「臨機応変に使い分ける事が出来る…」

召喚士「…?」

青龍先生「そのくらいまで、数を増やした方が何かと便利じゃ」

召喚士「なるほど…分かりました」

青龍先生「五行は逃げる事はない。ゆっくり進んで行きなさい」

召喚士「はいっ!ありがとうございます」

青龍先生「何か知りたければ、いつでも訪ねよ。本国におるわい」

召喚士「はい、助かります!」

青龍先生「決して無茶はするなよ?無事を祈っておるぞ」

召喚士「はい。青龍先生も…!」

青龍先生「ではの…。朱雀先生」
535 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/20(日) 17:22:30.80 ID:blCCtNoo
テクテクテク

正面に戦士があくびをして待っている。

戦士「おう、終わったか?」

召喚士「うん…お待たせ」

戦士「……どうだった?」

召喚士「…まぁ、正直さっぱりだね…ははっ」

戦士「…そっか」

召喚士「なんとなく理解出来た事もあるけど…」

戦士「…?」

召喚士「青龍先生は…まだ何か隠している…」

戦士「……部外者だからか?」

召喚士「いや、そういう事ではないと思うよ」

戦士「…?」

召喚士「多分、俺じゃまだ……早いんだ」

戦士「……強くなろうぜ」

召喚士「……ああ」
536 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/20(日) 17:34:21.91 ID:c4r1tcAO
五行がまだまだ先なら
物語もまだまだ続くな!!
537 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/20(日) 17:34:53.76 ID:UC8MDzgo
俺たちの戦いはこれからだ!
538 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/20(日) 17:56:06.31 ID:blCCtNoo


参謀「報酬は後日、ワークショップにてお受け取り下さい」

召喚士「…あ、ありがとうございます」

北方司令「こちらこそ。まことに感謝致すぞ!」

盗賊「……いえ」

魔道士「では、お世話になりました!」

召喚士「失礼します…!」

〜裏門〜

戦士「さて、この関ともおさらばだな…」

タッタッタ…

召喚士「青年兵くん…っ!」

青年兵「召喚士さん…また、近いうちに!」

召喚士「うん!」

二人は互いに手を差し伸べ、固く握手を交わす。

青年兵「それではっ!!」

召喚士「青年兵くんも頑張って!!」
539 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/20(日) 18:03:10.15 ID:blCCtNoo
〜本国〜

カツカツカツ…バンッ!!

騎士団長「……」

大軍師「おや…?どうしました?」

騎士団長「北関が防衛に成功致しました」

大軍師「……そのようですね」

騎士団長「…なぜ本隊を途中でお止めになられた!?」

大軍師「ん?……私の指示ではありませんよ?」

騎士団長「ならばっ!一体誰が…!?」

カツカツカツ…

副司令「軍師殿…本当にお主の指示ではないのだな?」

大軍師「……無論。止める理由がありませぬ」

騎士団長「……むぅ」

副司令「防衛したから良かったものの…もし陥落しておったら…」

大軍師「…本隊への命令。一体誰が…?」

総司令官「……ん、困ったねぇ」
540 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/20(日) 19:21:11.71 ID:Fnt5x/go
>>532
青龍先生「お主が童貞だと言う事は…分かるな?」

に見えたのは俺だけでいい
541 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/20(日) 19:40:26.55 ID:blCCtNoo
〜北の町〜

召喚士「今まで…色んな戦いを経験してきたけど…」

盗賊「……」

召喚士「今回ほど…力不足を感じた事はなかったよ…」

戦士「……同感だ」

魔道士「はい……」

戦士「上位ワーカーの戦いにぶり見て…圧倒されたよ」

召喚士「青龍先生や…白虎長…」

魔道士「マジシャンさんも…」

盗賊「……ああ」

召喚士「あの人達は別格だとしても…」

戦士「少しでも…近づきたいな」

魔道士「はい……っ!」

盗賊「…もっと…強く!」

召喚士「これからの…目標が見えましたね…!」
542 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/20(日) 19:41:58.73 ID:blCCtNoo
>>540
だが、正解ですw
543 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/20(日) 19:42:32.64 ID:hLeWUG6o
wwktk
どうやって強くなるのか見物だな。
544 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/20(日) 20:44:09.41 ID:rqY6AYSO
これは…今日中に八部終わるのか?
545 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/20(日) 21:05:06.91 ID:/WH1eRIo
>>542-543
つまりペニスが喪失して目覚めるんですね
546 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/20(日) 21:07:14.01 ID:p8MY6D6o
漢に目覚める
547 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/20(日) 21:07:43.94 ID:oyjOeoDO
VIP落ちたっぽいな……
548 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/20(日) 21:07:47.34 ID:Bcv5Zmoo
そんなことになったらユニコーンが召喚できなくなってしまうじゃないか……
召喚士は一生童貞でいるべきそうすべき
549 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/20(日) 21:10:13.36 ID:blCCtNoo
戦士「それで…どうする?」

魔道士「私……」

盗賊「…?」

魔道士「故郷へ…帰ろうと思います」

召喚士「…!?」

戦士「…そうか」

召喚士「一人で…行きますか…?」

魔道士「……いえ」

盗賊「……いいのか?」

魔道士「皆さんだって…きちんと話してくれたんです」

戦士「……」

魔道士「それに…皆さんにも、知っていて欲しいし…」

盗賊「…分かった」

召喚士「戦士は…?」

戦士「構わんぜ。ただ……」

盗賊「…?」
550 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/20(日) 21:14:05.35 ID:blCCtNoo
戦士「その後で構わん…。立ち寄って貰えないか?」

魔道士「…えっ?」

召喚士「……?」

戦士「…鍛冶屋だ」

召喚士「あぁ、東方で情報を……」

盗賊「……気になっていたのだが」

魔道士「…?」

盗賊「…知っているのではないか?」

戦士「……まぁな」

召喚士「……あ…っ!!」

魔道士「…?」

召喚士「…もしや、前に言ってた…!?」

戦士「…ああ。前に世話んなってた…鍛冶屋だ」

魔道士「そ、そうだったんですかぁ…」

戦士「……」
551 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/20(日) 21:17:21.61 ID:9hBImV20
そろそろ魔道士のパワーアップイベント欲しいな
552 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/20(日) 21:19:41.62 ID:WiWs8rAo
心の問題が解決すれば純度が上がるとマジシャンが言ってたのだから
恐らくこれから魔道士のパワーアップということになるだろう
553 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/20(日) 21:25:53.89 ID:blCCtNoo
召喚士「何か…行きたくない理由でも…?」

戦士「…いや、そうじゃねぇけど」

盗賊「……」

戦士「あと、ちょっと変わった鍛冶屋でな…」

魔道士「変わった…ですか?」

戦士「まぁ…行きゃ分かるさ」

召喚士「分かった。盗賊さんは…?」

魔道士「行きたい所あります?」

盗賊「…大丈夫だ」

戦士「行き先は決まったな」

召喚士「うん。まずは魔道士の故郷の街へ…」

魔道士「はい」

戦士「ここからだと…」

召喚士「船で大陸の港町まで行くのが良いと思う」

戦士「…だな!」
554 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/20(日) 21:33:48.88 ID:blCCtNoo
盗賊「…その後は」

召喚士「鍛冶屋だね…えぇと、場所は…」

戦士「北西の山あいだ」

召喚士「道沿いに行けるね」

魔道士「それで決定ですかね…?」

召喚士「はい。大丈夫でしょう」

召喚士は地図を畳み、荷袋へしまう。

戦士「んじゃ、今日はゆっくり休んで…」

魔道士「明日から、心機一転頑張りましょう!!」

盗賊「…うむ!」

召喚士「もっともっと…強くなる為に…!」

戦士「おうっ!!」

魔道士「エヘヘ!」

盗賊「…ふふっ!」

召喚士「ははっ…あはは!!」
555 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/20(日) 21:46:40.35 ID:4V3gWQAO
>>553
魔道士ちゃんを呼び捨てにするたあ良い度胸してんじゃねえか
556 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/20(日) 21:52:09.34 ID:blCCtNoo
>>555
召喚士「す、すいません!出来心です…っ!!」
557 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/20(日) 22:00:00.86 ID:blCCtNoo
魔道士「あ…明日、盗賊団さんの所にも寄りましょうか!」

召喚士「そうですね…。お礼も兼ねて…」

戦士「……そうだなぁ」

魔道士「あと……」

召喚士「…?」

魔道士「盗賊さんのブラジャーも買わないとっ!」

盗賊「!?」

召喚士「…あははっ!」

盗賊「わっ、私は…別に…っ!」

魔道士「ダメですってば!…エヘヘッ!!」

盗賊「…うぅ」

召喚士「さぁ、今日はゆっくり休みましょう!」

戦士「おうっ!」

魔道士「はい!では…行きましょう、盗賊さんっ!」

盗賊「……はい」
558 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/20(日) 22:12:04.65 ID:XJFDYFoo
魔道士「戦士さんもブラジャーしてるんですから!」

盗賊「・・・な!?」

戦士「ブラやない!大胸筋矯正サポーターだ!!」
559 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/20(日) 22:21:53.58 ID:EFcLLIDO
>>558
これは評価しようw
560 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/20(日) 22:47:40.63 ID:BKD5k9o0
>>559
スルーしてやれよ……
561 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/20(日) 22:59:16.95 ID:qJXsCeo0
>>442
今更だが、天才が急いで立ち去るのを見て
召還士たちとの戦いやデュラハン戦で実力を見せなかったサルのもう一つの顔かと思ったのはたぶん俺だけ
サルは天才が自分だという事を他人に知られたくない的な
……ここまで書いてからサルと天才が同時に出ていたことに気付いたorz
562 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/20(日) 23:24:41.60 ID:blCCtNoo
色々と考えたのですが、余計な事は付け足さず、
このまま第八部完、とさせて頂きますです
八部は減ってきたフラグ増やしと多人数戦実験的なカンジで、
ゴチャゴチャしちゃいましたね。すいませんです

明日からは第九部、魔道士故郷〜鍛冶屋編に入りたいと思います
本日もご支援、まことにありがとうございました!ノシ
563 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/20(日) 23:26:20.09 ID:oyjOeoDO
乙〜
564 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/20(日) 23:28:01.34 ID:HAfCP6AO
おつ

ついに第九部まできたか
565 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/20(日) 23:45:10.05 ID:o9SGfPUo
今のパーティのレベルって
普通の男LV.5、女LV.3としするとどのぐらいだろう
30ぐらいはいってるんだろうか
566 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/20(日) 23:47:45.41 ID:DajESkwP
お前の言う普通の基準を教えろ
567 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/20(日) 23:50:17.56 ID:o9SGfPUo
その辺の[ピザ]い商人とか街の女の子とか
568 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/20(日) 23:55:34.42 ID:P.j5u/.o
もうそういう頭悪そうな書き込みいいから
569 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/21(月) 00:01:11.09 ID:mjiPNISO
>>1乙です。
11章に期待します。
570 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/21(月) 00:01:13.57 ID:vYWQqEIo
コンビニのバイトと朝青龍のレベルの差はどのくらいですか
571 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/21(月) 00:12:20.61 ID:h2GQKYAO
>>1

天才が一位か、なんか遠い気はするが
別段超えられなさそうには感じないな

てわけで頑張れ戦士!
572 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/21(月) 00:57:02.38 ID:oeNAMQSO
>>562
乙乙乙乙乙乙乙
573 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/21(月) 06:59:22.57 ID:.b1Z9pI0
金曜日からまとめで読み始め、ようやく追い付いた……

本当に面白い

>>1乙乙
574 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/21(月) 07:14:28.10 ID:G6p9jsSO
イチオツ

毎日更新流石です
575 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/21(月) 07:25:41.75 ID:.IXId2SO
>>1乙!今日からの第9部楽しみにしてるよ!!
毎度の事だけど、無理しない程度に頑張ってくれ!


>>570 俺がよく行くコンビニには他称朝青龍がいるから、コンビニバイトと朝青龍のLV差はないと思われる
576 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/21(月) 14:42:03.66 ID:uFzq1wAO
変わった鍛冶屋
ロン・ベルクか…
577 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/21(月) 16:19:30.77 ID:PLfae5wo
ひー遅くなりました…

>>576
なんだっけ?と思ってググったら…
最近このお話、似てる気がしてきた…
全然オリジナリティねぇ…orz↓続き
578 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/21(月) 16:21:10.49 ID:PLfae5wo
〜第九部〜

関を離れふもとの町に辿り着いた彼らは、

盗賊団の元を訪れる事にしたのであった…。
579 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/21(月) 16:22:21.35 ID:PLfae5wo
〜盗賊団のアジト〜

コンコン

サル「はいは〜い!」

ガチャッ

戦士「アジトのくせに……」

魔道士「ふ、普通すぎません?」

サル「はぁ?よく分かんねっけど、家だし…」

召喚士「あ、あのっ……」

サル「まぁまぁ!入りなって!!」

四人がアジトの中へ通される。

女侍「……おや?どうしたんだい?」

召喚士「あの…昨日はありがとうございました」

女侍「あはははっ!勘違いも甚だしいよっ!」

イヌ「…そ。お前らの為じゃないね」

キジ「まぁ、サルは違ったみたいさぁ〜」
580 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/21(月) 16:23:20.63 ID:PLfae5wo
サル「うーるせぇ!何勝手に…」

女侍「んで、まさかそれを言いにだけ来たのかい?」

戦士「……まぁな」

女侍「盗賊団相手に…律儀なヤツらだよっ!あはは!」

召喚士「ところで…、関の宝物庫から……」

サル「宝物庫〜?なんだぁそりゃ?」

召喚士「書物を盗みましたよね…?」

女侍「そりゃ盗賊だからね。盗んでも文句ないだろ?」

イヌ「そりゃそうね」

キジ「そりゃそうさ」

召喚士「……まぁ」

戦士「別に咎めやしねぇよ」

キジ「咎められる筋合いもないさぁ」

盗賊「…コイツにはあるがな」

サル「だーかーらー、悪かったって!なっ…?」
581 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/21(月) 16:24:47.62 ID:PLfae5wo


戦士「んじゃ、行くか…」

召喚士「そうだね」

魔道士「では、お邪魔しました!」

テクテクテク…

女侍「あのさ…」

戦士「…ん?」

女侍「アンタ…戦士って言ったっけ…?」

戦士「…あぁ」

女侍「このままじゃ、どうみても死ぬよ。」

戦士「…!?」

魔道士「え…っ?」

女侍「自分でも分かってんだろ…?」

戦士「……」

女侍「実力不足だって……」
582 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/21(月) 16:31:43.62 ID:PLfae5wo
魔道士「ちょ、ちょっと…!?」

戦士「いや、いい…」

召喚士「……」

戦士「……分かってるよ」

召喚士「戦士…っ!」

盗賊「……」

戦士「とっくに気付いちゃいるさ…そんな事」

女侍「……」

盗賊「…そんな事は」

戦士「…だから何だよ?」

女侍「あははははっ!!」

戦士「…?」

女侍「己の力量を認めた上で…その道を選ぶのかい…」

戦士「仕方ねぇよ…選んじまったもんは…」

召喚士「……」
583 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/21(月) 16:33:08.45 ID:PLfae5wo
女侍「ま、いいんじゃないかい?」

イヌ「諦めるよりよっぽどマシね」

サル「んふふふっ!強えぇなぁ〜…」

女侍「よしっ!…全員表へ出なっ!!」

召喚士「…?」

戦士「…表へ?」

〜アジトの外〜

ザッザッザッザッザ

女侍が距離を取り、戦士に話しかける。

女侍「…構えな」

戦士「!?」

女侍「少しは強くなっておいて…損はないだろ?」

召喚士「…!!」

戦士「お…お前…」

女侍「但し…、手は抜かないよっ!」

戦士「……あぁ」
584 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/21(月) 16:34:48.98 ID:PLfae5wo
戦士は雷切を鞘から抜き、構える。

女侍「死なないように気をつけなっ」

戦士「…分かった」

ダンッ!!

戦士は勢いよく女侍へ斬り掛かる。

ガイィィン!!

女侍は鞘から刀を抜き、雷切を弾き上げる。

戦士「…こ、これだ…っ!!」

女侍「居合術…一の太刀」

盗賊「!?」

サル「一撃目で相手の攻撃を弾き…隙を作る」

イヌ「簡単そうに見えて、結構難しいね!」

召喚士「…凄い…!!」

女侍は刀を鞘に収める。

女侍「…分かったかい?」
585 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/21(月) 16:36:31.23 ID:PLfae5wo
戦士「……あぁ。」

戦士は雷切を鞘に収める。

戦士「そこまでは…な」

女侍「ふふっ…イくよぉ…?」

タンッ!!……ガイイィィン!!

女侍の振るった刀は、雷切に弾き上げられ、

返す刀で女侍の喉下に刀身を突きつける。

女侍「…!?」

戦士「…後の先…だろ?」

女侍「…いいじゃない?ソソるねぇ…!!」

女侍が身震いし、戦士は刀を鞘に戻す。

戦士「ただ…分からない部分がある…」

女侍「どうやって後の先に以っていくか…」

戦士「…そうだ」

女侍「教えようじゃないか…ふふっ」
586 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/21(月) 16:38:19.11 ID:PLfae5wo
戦士「……すまねぇ」

魔道士「なんかあの二人…楽しそうですね」

盗賊「……」

召喚士「…似ているっていうか…なんでしょうね」

サル「俺らも見てるだけじゃヒマだぁな」

キジ「うん。俺達もやるさぁ!」

魔道士「えっ…?」

サル「よっし!シノビのネーチャン、俺とコッチ来い!」

盗賊「…え、…あ」

テクテクテク

キジ「お嬢さんは魔道士さぁ、俺っちがアドバイスするさ!」

魔道士「はっ、はい!お願いします!!」

イヌ「じゃあ俺はお前さんね」

召喚士「えぇっ!?だって…格闘家、ですよね…?」
587 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/21(月) 16:39:20.50 ID:PLfae5wo
イヌ「体術経験は?」

召喚士「師匠から…基礎のみは…」

イヌ「お前さん召喚士ね。体術あって損はないね」

召喚士「…な、なるほど」

イヌ「打撃は要らないね。護身術ね」

召喚士「そうですよね…!確かに…!!」

イヌ「召喚した後は無防備。隙だらかになるね!」

召喚士「自分で身を守らなきゃいけませんよね…!」

イヌ「さ、かかってくるね!!」

召喚士「……はい!!」



女侍「…いいかい?」

戦士「…あぁ」

女侍は唐突に柄から刀を抜く。

戦士「!?」
588 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/21(月) 16:40:14.84 ID:PLfae5wo
戦士は咄嗟に雷切を抜き、身構える。

だが、女侍の刀は、鞘から刀身を少し出した状態で止まる。

戦士「そうか…!フェイント…!!」

女侍「何もそれに限った事じゃないよぉ?」

戦士「…?」

女侍「挑発だろうがなんだろうが、相手に手を出させりゃいいのさ」

戦士「…なるほど」

女侍「後の先ってのはそういう事さ…あははっ!」

戦士「……」



サル「なぁ忍者娘ちゃん…」

盗賊「…?」

サル「お前、飛び道具はクナイだけか?」

盗賊「……ん」

盗賊は懐よりまきびしをサルに見せる。
589 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/21(月) 16:41:15.79 ID:PLfae5wo
サル「ふーん…」

盗賊「…何か?」

サル「消耗品ばっかだな」

盗賊「……」

サル「今後は長期戦も増えんだろ」

盗賊「…」

サル「消耗しない飛び道具、考えた方がいいぜぇ〜?」

盗賊「…消耗しない…飛び道具?」

サル「例えば…よいっしょ…」

サルは背中より武器を手に取る。

サル「じゃじゃ〜ん!!」

盗賊「…ブーメラン!?」

サル「そ。別にコレじゃなくてもいい…」

盗賊「……」

サル「とにかく手元に戻せる飛び道具…これは重要だぜぇ?」
590 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/21(月) 16:43:02.78 ID:PLfae5wo
盗賊「…確かに」



キジ「そうそう!右から左へ…スムーズに!」

魔道士「…はいっ!」



イヌ「ふんっ!!」

召喚士「…ぐぅっ!!」



サル「目で追うな!軌道を読んで投げるんだっ!」

盗賊「…しっ!!」



戦士と女侍が刀を納め、近寄る。

戦士「感謝する。ありがとよ!」

女侍「感謝するなら…」

ムギュッ…モミモミ
591 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/21(月) 16:44:41.02 ID:PLfae5wo
女侍「コッチで払ってくれよぉ〜?うふふ…」

盗賊「!?」

魔道士「…な、何してるんですか!!」

女侍「ナニって…まだナニも…ねぇ?」

戦士「…っ!」

サル「ほらほら、お嬢ちゃん方が照れちゃってんぞ!」

イヌ「からかいすぎねっ!ボス!」

女侍「あらぁ?からかってるつもりはないんだがねぇ…」

女侍は戦士の股間から手をどける。

女侍「ま、いつでも待ってるよっ!あははっ!」

サル「んじゃ、気ぃつけてなぁ〜、んふふふふっ!」

召喚士「はい!ありがとうございました!!」

魔道士「…で、では!!」

キジ「またいつでも来るといいさぁ!」

盗賊団は手を振り、四人を見送った。
592 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/21(月) 16:45:35.32 ID:PLfae5wo


召喚士「うぅ…身体中が痛い…」

魔道士「だうぶ投げられてましたねぇ…」

戦士「…大丈夫か?」

召喚士「うん。ちゃんとした受身も教わったし…大丈夫」

魔道士「盗賊さんもバッチリですか?」

盗賊「…ああ。…勉強になった」

戦士「…何よりだな」

召喚士「…魔道士さんは?」

魔道士「魔法の自然な流れを教えて貰いました!」

戦士「流れ?」

魔道士「はい!魔法も水みたいなものですから」

盗賊「…水」

魔道士「それをいかに一箇所に溜める事が出来るか…」

召喚士「なるほど。ダムのように一気に放出すれば…」
593 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/21(月) 16:46:48.25 ID:PLfae5wo
戦士「すげぇ威力になるって事か!!」

魔道士「後は…溜める為の何かあれば…」

盗賊「…?」

魔道士「結界石のような、魔力を蓄積出来るものです」

召喚士「……なるほど」

戦士「しかし、ホント世話になりっぱなしだわな…」

召喚士「今度、恩返ししないとね」

盗賊「……」

戦士「ま、金は盗まれてるからいいんじゃねぇか?」

召喚士「それもそうだね…あはは!」

魔道士「なんか…悪い人達に見えないですよね…」

召喚士「はい。あれが義賊…ですね」

盗賊「…ああ」

戦士「……」

召喚士「さぁ、港を目指しましょう!!」

戦士「…おうっ!!」

盗賊「……」
594 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/21(月) 16:47:41.95 ID:PLfae5wo
〜船上〜

戦士は、手にした瓶の蓋を開け、口を潤す。

テクテクテク…

召喚士「…寒くないかい?」

戦士「…ん?あぁ、身が締まって丁度良いよ」

召喚士「…そうか」

戦士「……飲むかい?」

召喚士「……師匠酒…か」

戦士「なんか…落ち込んだりした時に、コレ飲むとさ…」

召喚士は戦士より、師匠酒を受け取る。

戦士「なんつーか…元気出るんだよな。ははっ…」

召喚士「……うん」

召喚士も師匠酒を一口飲む。

召喚士「……染みるね」

戦士「…あぁ」
595 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/21(月) 16:48:42.84 ID:PLfae5wo
召喚士「戦士にしては…珍しいよね」

戦士「……」

召喚士「だってさ、いつもポジティブで落ち込んだりとか…」

戦士「あぁー…」

召喚士「……そんなに弱くないと思うけど」

戦士「…分かっちゃいたんだけどなぁ」

召喚士「…ん?」

戦士「天才とか、魔法剣士を目の当たりにしちゃうとな…」

召喚士「……」

戦士「やっぱ上に行くには…魔法剣がないと厳しいよ」

召喚士「でも、そんな時こそ魔道士さんが…」

戦士「今回みてぇに別行動になっちまったら…」

召喚士「…」

戦士「ずーっと一緒、ってワケにはいかないだろ」

召喚士「……うん」
596 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/21(月) 16:49:37.53 ID:PLfae5wo
戦士「ここ最近、すげぇ魔物と戦ってきたよな…」

召喚士「うん…」

戦士「物理攻撃がほとんど効かないヤツらもわんさかいた…」

召喚士「アンデッドとかね…」

戦士「そうなると、今の俺じゃ…役立たずだ」

召喚士「そんな事はないよ」

戦士「いや、いいんだ」

召喚士「攻撃が全てじゃないし、それに…」

戦士「攻撃は最大の防御」

召喚士「…!?」

戦士「攻撃して『あぁコイツは大した事ない。後回しだ』って思われたら…」

召喚士「…」

戦士「盾の役目すら務められねぇよ…」

召喚士「そうかもしれないけど…」

戦士「だが、俺は魔法の才能はからっきしだ」
597 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/21(月) 16:50:23.03 ID:DEYkrcAO
書き溜めすごいなwwwwwwww
598 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/21(月) 16:51:00.46 ID:PLfae5wo
召喚士「……」

戦士「…だからっつって諦めてるワケじゃないんだ」

召喚士「…戦士」

戦士「例えば雷切。コイツはハナっから五行の金を宿してる…」

召喚士「だから少しの魔力でも…雷が撃てる…」

戦士「そう。つまりはだ……」

召喚士「…同様の武器を…持てれば…!?」

戦士は表情を緩め、笑顔を召喚士に向ける。

戦士「…そういう事だ!」

召喚士「…まさか…鍛冶屋って!?」

戦士「ちょっと変わった鍛冶屋でな。人も物も…」

召喚士「作れるのか…!?」

戦士「……多分…だが」

召喚士「そうか…!それなら魔法付加がなくても…」

戦士「あぁ。魔法剣が使える!!」
599 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/21(月) 16:51:55.25 ID:PLfae5wo
召喚士「それは頼もしいな…!」

戦士「まぁ、絶対に作れるとは限らないけどなぁ」

召喚士「…でもヒントぐらいには…」

戦士「おれもそう考えてる。それに……」

召喚士「ドワーフさんの斧…か」

戦士「あぁ…」

召喚士「どちらもうまくいくといいね…!」

戦士「そうだな…!落ち込んでるなんて、俺らしくもねぇや!」

召喚士「そうそう!あははっ!!」

戦士「はっはっは!!」

〜客間〜

盗賊「……」

魔道士「…るんるる〜んらら〜」

盗賊「…魔道士?」

魔道士「はいっ?」
600 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/21(月) 16:52:46.94 ID:PLfae5wo
盗賊「…あ、いや」

魔道士「…?ふふっ」

盗賊「……」

魔道士「るんるるる〜らんららら〜」

盗賊「…無理…してないか?」

魔道士「えっ?何がですか…?」

盗賊「…良いんだぞ?…無理しなくても」

魔道士「別に無理なんてしてないんですよー!」

盗賊「……大丈夫」

魔道士「……?」

盗賊「…私が…側にいてやる…から」

魔道士「!?」

盗賊「…うぅ」

魔道士「…はい!ありがとうございますっ!」

盗賊「お、おうっ…!」
601 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/21(月) 16:53:38.62 ID:PLfae5wo
魔道士「……ふふ…え?あ、あれ…!?」

盗賊「…どっ、どうした!?」

魔道士「あ…な、何で…っ?…どうしよ…」

盗賊「ふ、拭くものっ!…えっと!」

魔道士「なんで…止まらな…っ…」

盗賊「は、はいっ!コレっ!」

盗賊はタオルを魔道士に手渡す。

魔道士「ふっ…ひぐっ!…うっ…う…っ!」

盗賊「……」

魔道士「…悲しい事なんて…っ…何にもないのに…!」

盗賊「……」

魔道士「うぅ…っ!……ぐすっ…ぐすっ…!」

盗賊「…魔道士」

盗賊は魔道士を抱きしめ、そっと頭に手を置く。

魔道士「…ありがっ…と…う…ございますっ…!ひぐっ」

盗賊「…ヨシヨシ」
602 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/21(月) 16:54:23.34 ID:NJ/cSsYo
なんだこのスピードは・・・
603 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/21(月) 16:54:56.90 ID:PLfae5wo
〜数日後、港〜

召喚士「……着いた」

戦士「…また来たな」

魔道士「ほんと…この辺には縁がありますね」

盗賊「…だな」

召喚士「さて、今日のうちに歩いて街まで行きましょうか!」

盗賊「…いいか?」

魔道士「…はい!」

戦士「と、その前に……」

召喚士「…ワークショップで報酬を受け取らないとね」

〜ワークショップ〜

魔道士「…こっ、こんなに…!?」

戦士「……さすが国軍の依頼だな」

召喚士「うん…」

店員「いかが致しますか?」
604 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/21(月) 16:58:12.98 ID:PLfae5wo
>>597>>602
へへ…これが本気のタイピングさ!!
嘘です…書き溜め分オワタ。仕事もSSもサボってないですからね!
605 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/21(月) 16:59:39.68 ID:DEYkrcAO
仕事はサボっちゃイカンが、こっちは少しぐらいサボってくれないと心配になるぞ
606 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/21(月) 17:01:50.09 ID:PLfae5wo
召喚士「えっ?」

店員「全額お持ちになられますか?」

魔道士「預けられるんですか!?」

店員「えぇ。あくまで依頼分の報酬についてですが…」

戦士「…それはいいな」

店員「厳密にいえば、分割でお支払いするって事ですけれど…」

召喚士「それでお願いします!!」

盗賊「……」

戦士「…盗まれる心配も…ないな」

魔道士「…えぇ」

召喚士「……すいません」

魔道士「いやっ、そういう意味じゃ…」

店員「では…こちらの残りをお預かり致します」

召喚士「…お願いします」

戦士がリストを手に取り、ページをめくる。
607 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/21(月) 17:06:50.11 ID:OKQzl76o
この盗賊団がワーカーだったら普通に上位ランカーなんじゃね?www

あと女侍のイメージはおせんさん
608 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/21(月) 17:08:58.26 ID:PLfae5wo
戦士「…なんだよ…コレ…」

召喚士「…?」

魔道士「どうしたんですか…?」

戦士は手にするリストを見せる。

戦士「天才のヤロウ…功績は一位だが…」

召喚士「成果リストはランク外だ。名前すらねぇ…」

魔道士「えっ!?つまりどういう…」

召喚士「魔物討伐での功績は物凄いけど……」

戦士「依頼を受けてやってるワケじゃねぇって事だ…」

盗賊「……!!」

魔道士「それって…ボランティアって事…?」

召喚士「そういう事になりますね…」

戦士「なんなんだ…?何が目的でそんな…」

魔道士「あ…魔法剣士さん……!?」

召喚士「……彼も…依頼数なし…か」
609 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/21(月) 17:14:56.58 ID:PLfae5wo
魔道士「!?」

戦士「なんか…呆れるというか…苛立ちすら覚えるよな」

召喚士(彼らの何が目的なんだ?ただ…魔物を倒すだけ…なのか?)

盗賊「…人は人だ」

戦士「…?」

盗賊「…気にする事は…ない」

召喚士「…たしかに、そうですね」

戦士「…まぁな」

魔道士「……あぁーっ!!」

戦士「!!…なんだよ、でけぇ声出して…」

魔道士「見てくださいよ!ほらっ!!」

召喚士「!?」

盗賊「……功績ランク」

戦士「……87位!!」

召喚士「初めて2桁になった…!!」
610 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/21(月) 17:17:46.32 ID:PLfae5wo
魔道士「…やったぁ!!」

戦士「…はっ…ははっ…!!」

召喚士「やりましたね!」

盗賊「…ああ」

戦士「だが……ここで終わりじゃねぇぞ!」

召喚士「うん!」

魔道士「もっともっと…頑張りましょう!」

盗賊「…だな!」

戦士「とりあえず…お祝いしとくか?」

召喚士「…そ、そうだね」

魔道士「まぁ…まだ2桁だし…ひっそりと」

盗賊「…う、うん」

戦士「…成果は…あんまり伸びてないな」

召喚士「依頼なしの功績が多いからね…」

魔道士「西方とか東方とかですね?」

召喚士「はい。そうです」
611 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/21(月) 17:20:24.50 ID:k.iTmowo
待機っていっても6時には帰る!

帰宅しながら近所に年賀状の配達だ…
612 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/21(月) 17:21:32.15 ID:k.iTmowo
↑誤爆しました。>>1ゴメンヨ
613 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/21(月) 17:25:54.90 ID:PLfae5wo
>>611-612
魔道士「もうゾロ目の出ない魔法かけましたからっ!プンッ!」
614 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/21(月) 17:29:15.94 ID:k.iTmowo
>>613
何故ばれた…...orz
615 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/21(月) 17:29:56.12 ID:qfDF7/M0
なかなか来ないなぁ…と思ってたらすごい勢いでビビったww
疲れないぐらいに頑張ってくれ
616 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/21(月) 17:31:37.43 ID:PLfae5wo
魔道士「あ、でも…そう考えると、ちょっと分かるかも…」

戦士「…ん?」

魔道士「その…お金の為とかの依頼じゃなくて…」

召喚士「人助けの為に…各地を…!」

戦士「…まぁそうなんだけどなぁ」

盗賊「……割が合わぬ」

召喚士「確かに…。どうやってお金稼いだりしてるんだろう…」

戦士「ま、気にしててもしょうがねぇ…!日が暮れちまう」

召喚士「そうだね。行こうか…!」

魔道士「…はい!」



〜ふもとの街〜

戦士「さ、着いたぜ…」

魔道士「はい」

盗賊「……」
617 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/21(月) 17:38:07.10 ID:PLfae5wo
テクテクテク…

魔道士「ここです…。私の家…」

戦士「で、でけぇ家だな……!」

盗賊「えっ!?」

召喚士「ここって!?……あぁっ!!」

戦士「…?」

召喚士「確かに言ってた!!失踪したって!!」

盗賊「あっ!……そうだっ!!」

戦士「…な、なんだ?」

召喚士「そうか…そうだよ!!何が似ている人をだよ!」

魔道士「…ごめんなさい。黙ってて…」

戦士「あぁっ!?魔道士に似たお嬢さん…て!?」

盗賊「……考えれば…分かったのに」

召喚士「…つ、つまり、失踪した大商家の一人娘が…?」

魔道士「………はい。私…です」
618 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/21(月) 17:39:16.53 ID:.IXId2SO
天才や魔法剣士の功績よりも、戦士や召喚士が飲んだ師匠酒は誰がくちゃくちゃして造ったのかが気になる
619 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/21(月) 17:45:57.24 ID:G3gr7jYo
ふとももの街に見えた
620 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/21(月) 17:46:32.34 ID:GiqBCDgo
>>619
それは俺が2スレ目くらいに通った道だ
621 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/21(月) 17:47:48.72 ID:PLfae5wo
>>619-620
ナツカシイww
まぁお陰で同一IDが暴走し出したワケですが…
622 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/21(月) 19:42:14.92 ID:EXWDWBIo
やはり天才は化物だったか
623 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/21(月) 21:16:29.63 ID:.wrpaw.0
天才強いけど、2位3位の人は依頼もしてるから、天才ほど魔物を倒してないとか?
実力的には僅差だったりして…魔法剣士の実力考えると
624 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/21(月) 21:30:44.45 ID:mEVgoAAO
>>618
それは向こうでの話だww
625 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/21(月) 22:07:09.85 ID:SVhC8zUo
>盗賊「……割が合わぬ」

前に宝とかにも反応してたし
けっこう金が好きなんだなww
忍者なのに職業盗賊を選ぶわけだ
626 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/21(月) 22:12:13.21 ID:3NeAotgo
実家の家宝には興味を示さないのが謎だな
627 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/21(月) 22:22:49.05 ID:8oA/iJEo
盗賊「・・・あれは・・・いずれ私のものに・・・」
628 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/21(月) 22:23:04.52 ID:RvBjAcYo
>>625
東方以外で忍者って言っても通じないから盗賊を名乗ったって言ってなかったか?
尤もウィザードリー的には忍者=首切り盗賊だし強ち間違いではないが


629 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/21(月) 22:29:59.11 ID:594avYDO
東方編で「盗賊なんてはしたない」→「忍者なんて言っても通じない」的なやりとりが、口調が変わる侍女とあったはず
630 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/21(月) 22:34:45.74 ID:SVhC8zUo
あー痴呆だわ
もう一度見直してくる
631 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/21(月) 22:56:05.46 ID:P1OrVYU0
盗賊「は、はいっ!コレっ!」

盗賊は吹き矢を魔道士に手渡す。

魔道士「ふっ…!」

盗賊「ひぐっ!…うっ…う…」

盗賊「……」

632 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/21(月) 23:34:19.25 ID:sM2siy2o
仕事疲れたー!ただいまー!ノシ

盗賊さんは金品が好きなんですかね?書物とか武器には興味なさそうですね
盗賊ってよりトレジャーハンターみたいなのかも…

>>631
こういうパロディ系結構好きですw

ちょっと帰宅遅かったので少しだけ投下しますね。すいません
633 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/21(月) 23:40:12.42 ID:sM2siy2o
召喚士「でも…何で隠す必要が…?」

魔道士「隠すというより…知られたくなかったんです…」

戦士「連れ戻されるからか…?」

魔道士は黙って頷く。

召喚士「つまり…許可を得ずに飛び出した…」

魔道士「最初は両親とも…賛成してくれたんです」

盗賊「……」

魔道士「私、魔道士になりたくて…魔道学校に…」

戦士「……」

魔道士「父も母も…自分の人生だから、好きな事をやりなさいって…」

召喚士「…なるほど」

魔道士「…でも、卒業すると一変して…」

盗賊「…」

魔道士「お前は商人の娘なんだって…。しかも…」

戦士「…そうか」
634 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/21(月) 23:43:20.86 ID:sM2siy2o
魔道士「……好きでもない人と…その…」

召喚士「…結婚…を?」

魔道士「はい…。国軍のエリートだからって…」

盗賊「……」

戦士「婚約者ってヤツか…」

魔道士「ずっと…自由に生きろって言ってくれてたのに…」

召喚士「…それは確かに…辛いですね」

魔道士「だから私…家を出ました…」

戦士「でも…きちんと話もしてないんだろ?」

魔道士「…はい」

召喚士「魔道士さんの言う事も正しいですけど…」

戦士「そこはやぱりちゃんとだな…」

魔道士「分かってます!!」

盗賊「!!」

魔道士「あっ…、す…すいません…」
635 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/21(月) 23:46:17.50 ID:sM2siy2o
召喚士「…」

魔道士「だからこうして…話をしに来たんです」

戦士「ようやく覚悟が決まったか…?」

魔道士「…はい!」

召喚士「なるほど。分かりました」

魔道士「…皆さんには本当に感謝してます…色々と…」

盗賊「……」

魔道士「だから皆さんにも…一緒に来て、知って欲しかったの…」

戦士「…ああ」

魔道士「…本当に、ありがとうございます」

魔道士はどこか寂しそうな顔で、家の門を開けた。

〜魔道士の家〜

戦士「庭も広いなぁ。お前らどんだけお嬢様なんだよ…」

盗賊「…別に…私は」

戦士「…姫様が何をおっしゃいます」

盗賊「……」

戦士「冗談だよ。はははっ!」
636 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/21(月) 23:53:40.23 ID:QGo7vI.o
女難・・
637 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/21(月) 23:56:03.69 ID:8bPgiISO
そうなん…
638 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/21(月) 23:57:03.35 ID:QGo7vI.o
女難の兆候あり
639 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/22(火) 00:02:58.93 ID:ERr8.DAo
重いな・・
640 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/22(火) 00:07:04.99 ID:HAqQQnQo
ガチャッ…キイィ…

召喚士「お、お邪魔します…」

戦士「家の中もでけぇ…ってか、城みてぇだな…!」

盗賊「……」

タッタッタ…

使い「はい……!?」

魔道士「た…ただいま…」

使い「お…お、お嬢様!?」

魔道士「…お久し振り…です」

使いは走り、奥の部屋へ向かう。

タタタッ…

父「………魔道士っ!!」

母「…うぅっ…!!」

母は飛び出し、魔道士を強く抱きしめる。

魔道士「心配かけて…ごめんなさい…!!」
641 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/22(火) 00:12:38.04 ID:HAqQQnQo
〜客間〜

魔道士「……」

父「……」

母「……」

召喚士「……」

魔道士「…あの…ごめんなさい」

母「……いいのよ」

魔道士「…」

母「貴方が無事でいてくれれば…それでいいの…」

魔道士「…あ、こちらはパーティーの皆さんです」

三人は魔道士の両親に深くお辞儀をする。

父「……それで、この者らにたぶらかされたのか?」

魔道士「違いますっ!!私は……」

父「……」

魔道士「…自分の意思で…旅をしていたのです」
642 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/22(火) 00:16:28.37 ID:F6AqYgAO
テスト
643 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/22(火) 00:18:35.83 ID:HAqQQnQo
父「自分の意思…?お前は立場が分かっておるのか?」

盗賊「……」

父「仮にも大商家の娘が…冒険ごっこなぞ…」

魔道士「…何で」

父「…?」

魔道士「お父様は…何も分かってらっしゃらないわっ!」

母「魔道士ちゃん……!?」

魔道士「いつもそう…。家のため…大商家のためって…!」

戦士「……」

魔道士「私は…私は何…?何のために生きて…」

父「口を慎みなさい…!」

魔道士「私はお父様の操り人形にすぎないのですか!?」

父「…いいから座りなさい」

魔道士「籠の中の鳥なのですか…っ!?」

父「座りなさい!!」

魔道士「!?」
644 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/22(火) 00:23:45.49 ID:oRMaV7Ao
またもや、ガンコオヤジ登場か・・・
645 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/22(火) 00:24:48.78 ID:HAqQQnQo
魔道士は座り、俯きながら目に涙を浮かべる。

母「あのね魔道士ちゃん…お父様は…」

父「いい」

母「……」

父「とにかく今日はもう休みなさい…」

魔道士「……」

父「お客人も今日は泊まりなさい…」

召喚士「……ありがとうございます」

父は使いを呼び、部屋の支度を指示する。

魔道士「……うっ…う…っ」

父「……」



使い「部屋のご用意が出来ました」

戦士「…それじゃ、俺達は行くか」

召喚士「……うん」

三人は客間を後にし、使いの誘導で部屋へ行く。
646 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/22(火) 00:25:38.71 ID:jhi9p1Uo
オッサンは頑固か女好きの二択かw
647 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/22(火) 00:27:59.78 ID:t.AaWCQo
実際にこういうふうに口を滑らせるオヤジは少なくないから困る
648 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/22(火) 00:28:42.24 ID:HAqQQnQo
きた!vip規制解除きた!これで勝つる!
ここまで…進まなかった…ごめんなさい!><
戦闘とかなくてちょっと面白味に欠けるかもしれない…
でもここはちゃんと終わらせないといけないので…すいません…

>>646
やべぇ…w
649 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/22(火) 00:31:20.84 ID:t.AaWCQo
まだだ、まだバーテンさんがいる・・・!!
650 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/22(火) 00:33:01.96 ID:HAqQQnQo
御館様「……ムスッ」

父「…・・ムスッ」

旦那「……ムスッ」

マジシャン「……何してんの?」

バーテン「にらめっこだとよ…」

マジシャン「あっそ…」

御館様「……ムスッ」

父「……ムスッ」

旦那「……ムスッ」

マジシャン「……終わんねーだろコレ。どーすんの?」

バーテン「…・・知るか」

では!おやすみなさい!!ノシ

三人「………ムスッ」

マジシャン「まーだやってるよ…」

バーテン「……ムスッ」

マジシャン「お前もかよっ!!」
651 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/22(火) 00:38:37.51 ID:vVog7oAO
いいよいいよー
俺の魔導師ちゃんの身の上話がつまらないはずがない
むしろ今年一番の盛り上がりポイントだよ

魔導師パパの外見イメージが盗賊パパと差ほど変わらない不思議
652 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/22(火) 00:38:55.48 ID:oRMaV7Ao
おつ
って、なんだこの誰得なガンコオヤジ萌状況ww
653 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/22(火) 00:48:08.12 ID:fR3vf2SO
>>650
旦那ってのがわかりません(T-T)
654 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/22(火) 00:48:27.65 ID:.q9HzlE0
旦那って誰だっけ?
655 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/22(火) 00:49:51.17 ID:Lkd.1.AO
せこい商人
656 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/22(火) 01:30:55.95 ID:hPT1LgSO
盗賊パパはFF7のユフィのパパなイメージかなぁ…………もしくは海原雄山
657 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/22(火) 01:44:33.98 ID:w3ejakAO
ナルトの日向家の白目パパ
658 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/22(火) 01:46:38.02 ID:oz44EDwo
>>656
あんなに明るくないだろww
オレも日向パパだな
659 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/22(火) 02:09:30.31 ID:CMg53UAO
父親というものは女の子共にはうるさいし心配するもんだよなあ
660 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/22(火) 02:22:59.53 ID:hPT1LgSO
>>658
見た目だけの話ね、和でお父さんって感じのイメージで…………波平!?
661 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/22(火) 08:47:23.27 ID:gVhriwAO
国軍のエリートだと……
まさか!青……青龍先生か!
662 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/22(火) 11:50:45.63 ID:eTcE2gDO
チッ…とうとう俺が軍のエリートだとバレちまったようだな
663 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/22(火) 12:39:05.90 ID:sk6skwSO
そら家出もするわ
664 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/22(火) 13:51:58.16 ID:1Gq6MOk0
頑固でもなく女好きでもないおっさん考えたら
バルバトスが真っ先に出てきた…
バルバトスと戦ったら、召喚士パーティ余裕で全滅だよ…
665 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/22(火) 13:54:04.10 ID:S8GqYrYo
召喚獣ゥなんぞにぃぃ頼ってるんじゃあぬぇぇぇぇぇえええ!!!!
666 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/22(火) 13:56:25.28 ID:eTvxDc.o
土下座してでも生き残るのかぁ!
667 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/22(火) 14:33:45.53 ID:ERr8.DAo
なにやらおかしな流れになってまいりました。
668 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/22(火) 14:34:57.80 ID:KIMYHMSO

と、意味不明の供述を繰り返しており
669 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/22(火) 14:35:41.36 ID:9Gk0YaUo
動機は未だ不明
670 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/22(火) 14:48:39.20 ID:cG2uI8so
支援なんぞしてんじゃねぇ!!!
嘘です。ありがとうございます!書き溜めしてませんよ↓続き
671 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/22(火) 14:49:30.40 ID:cG2uI8so
使い「こちらです。どうぞ!」

使いはドアを開け、三人を誘導する。

召喚士「え…?みんな一緒の部屋ですか…?」

使い「ここはリビングとなっております」

戦士「……」

使い「奥のドアが個室です。お好きな部屋をどうぞ」

戦士「…なるほど」

召喚士「ありがとうございます」

使い「今、お飲み物をお持ちします!」

使いが頭を下げ、部屋を出る。

戦士「金持ちって…なんかすげぇな」

召喚士「うん…盗賊さんの時も思ったけど…」

盗賊「…」

召喚士「べ…別世界というか…」

戦士「まさかお前も金持ちなんてオチはねぇだろうな?」

召喚士「ははは、安心してくれていいよ」
672 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/22(火) 14:50:22.81 ID:cG2uI8so


コンコン…カチャッ…テクテク

使いは紅茶をテーブルへ置く。

召喚士「ありがとうございます」

使い「…探し人は見つかりましたか?」

盗賊「…!?」

召喚士「覚えて…らしたんですか!?」

使い「ははっ!私達は客商売ですから」

戦士「…」

使い「人の顔を売って顔を覚える。基本ですね」

召喚士「すごい…!」

使い「まぁ…自然に身に付いちまいました。ははっ」

盗賊「……」

使いはテーブル上の紅茶をカップに注ぐ。

使い「お嬢様はああ見えて…、活発な方でして…」
673 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/22(火) 14:51:57.99 ID:cG2uI8so
戦士「……ああ見えて…か」

使い「…?」

召喚士「せっ、戦士…!ははっ…」

使い「私は小さい頃から住み込みで働かせて頂いてます」

盗賊「……」

使い「だから…両者の言い分も分かります…」

召喚士「難しいですよね…」

戦士「他人にゃ口出し出来ねぇから…な?」

盗賊「!!……そうだな」

使い「旦那様も、本当は自由に生きさせてあげたい…」

召喚士「…」

使い「そう思ってる気がします…」

タッタッタ…コンコン

使い「はい!」

メイド「皆様、客間へお越し下さい」
674 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/22(火) 14:52:50.53 ID:cG2uI8so
戦士「なんだ?」

召喚士「…?」

〜客間〜

メイド「…どうぞ」

中へ入ると魔道士と両親が座っている。

父「…かけたまえ」

召喚士「はい」

魔道士「……」

父「君が…召喚士くんかね…?」

召喚士「は、はい」

父「娘と……結婚を前提に付き合っているとか…」

召喚士「!?」

戦士「!?」

盗賊「!?」

魔道士は赤面でうつむき、下唇を噛んでいる。
675 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/22(火) 14:53:41.80 ID:cG2uI8so
母「……」

召喚士「……はい。お付き合いしております」

戦士「!?」

盗賊「!?」

魔道士「!?」

父「…君のご実家は?」

召喚士「北の村です、魔王軍の攻撃で滅びました」

父「…そうか」

魔道士「……あ、あの」

父「君自身はただのワーカーなのか?」

召喚士「…はい」

父「……そうか」

盗賊「…」

父「話にならんな…」
676 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/22(火) 14:54:33.59 ID:cG2uI8so
魔道士「お父様!この方は…っ」

父「……」

魔道士「召喚士としても有名な…朱雀先生なのです!」

父「朱雀…先生…?」

母「……まぁ」

召喚士「はい」

父「何か…証拠が…?」

召喚士「いやっ、それは…ありませんが…」

父「……充分、分かった」

魔道士「!?」

父「結婚したくない為の、ただの方便だな」

魔道士「……」

召喚士「違いますっ…!!あのっ…」

父「無理に茶番に付き合う必要はない」

戦士「……」
677 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/22(火) 14:55:53.06 ID:cG2uI8so
父「今日は何の日か分かっておるな?」

父はうつむく魔道士に話しかける。

魔道士「……」

父「もうまもなく客人も集う。すぐに準備をするように」

そう言うと、父は席を立ち去っていった。

使い「さぁ、皆様もこちらへ…」

盗賊「…」

召喚士「魔道士さん……」

〜ドレスルーム〜

使い「こちらで服をお選び下さい」

戦士「…?」

使い「本日は月に一度の懇談会なんです!」

召喚士「…なるほど」

使い「皆様もぜひ、パーティーへご参加下さい!」

盗賊「……」

召喚士「…」
678 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/22(火) 14:56:59.68 ID:cG2uI8so


召喚士「こんなカンジかな」

戦士「おー…なかなか似合ってるな」

召喚士「戦士はタキシードに合わないね!ははっ!」

戦士「うるせっ!鍛え抜かれた肉体がだな…」

カツカツカツ…

盗賊「…///」

召喚士「……盗賊…さん!?」

盗賊「…笑いたければ……わ、笑え」

戦士「…似合わねーなぁ…ははっ!」

盗賊「うっ、うるさい!……ばかもの!」

召喚士「盗賊さんがドレス姿とは…新鮮というか…」

戦士「…馬子にもなんたらってヤツじゃないの?」

召喚士「戦士…?……なんか緊張してる?」

戦士「してねぇよ!!」

盗賊「……」
679 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/22(火) 14:58:07.04 ID:cG2uI8so
〜ホール〜

ザワザワザワ…

ホール内には、多数の来賓が詰め掛けている。

戦士「すげぇ数…」

召喚士「みんなお偉いさんなんだろうね…」

盗賊「……」

使い「皆様!よくお似合いですよ!」

召喚士「あ、どうも…」

戦士「窮屈でまいっちまうぜ…」

盗賊「…ああ」

盗賊はドレスの胸元を引っ張る。

使い「すいません!しばらく我慢して下さい」

召喚士「お気遣いなく…!」

ザワザワザワ…コツコツコツ…
680 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/22(火) 14:59:12.86 ID:cG2uI8so
父「皆様方、大変お待たせ致しました」

父が上座にて挨拶を始める。

父「今宵もごゆるりとお楽しみ下さいませ。では…」

一同がグラスを頭上に掲げる。

父「乾杯!!」



ワイワイ

眼鏡の男「今月はだいぶ儲けたみたいですなぁ〜」

小太り「いやいやっ!おたくこそ随分と…」

女「あらっ!ご無沙汰しております〜!」

長身の男「おや、これは夫人!ご機嫌麗しゅう…」

召喚士「……」

戦士「…場違いすぎる」

盗賊「…ああ」

戦士「とりあえず…メシ食って…行こうぜ」

召喚士「…そうだね」
681 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/22(火) 15:00:04.70 ID:cG2uI8so
上座に再び、父が位置取る。

父「…お楽しみのところ、失礼致します」

召喚士「…?」

父「本日は皆様にご報告がございます」

ザワザワ…

父「行方知れずになっておりました娘が、無事帰って参りました!」

小太り「おぉーっ!!」

長身の男「それはよかった…!」

父「さ、魔道士。ご挨拶をなさい…」

父は顔を上げ、螺旋階段の上へ声をかける。

カツカツカツ…

魔道士「……」

眼鏡の男「……おぉ」

女「なんと……お美しい…」

階段からは、ドレスと装飾品を着飾った魔道士が降りてくる。
682 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/22(火) 15:00:57.64 ID:cG2uI8so
召喚士「……」

戦士「………」

盗賊「……」

カツカツカツ…

父「さぁ…」

魔道士「この度はご心配をお掛け致しまして、申し訳ありませんでした」

魔道士は深々と頭を下げる。

魔道士「皆様方にも捜索のお手間をお掛け致しまして…」

召喚士「…」

魔道士「深くお詫び…申し上げます…」

小太り「なぁに、気になさいますな!」

女「大商家様のお頼みですもの…」

父「私からもお礼を申し上げさせて頂きます」

魔道士「……」

父「では、引き続きお楽しみ下さいませ」
683 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/22(火) 15:02:03.12 ID:cG2uI8so
ザワザワ…ワイワイ

父「さぁ、酌をしてきなさい」

父はシャンパンを魔道士に手渡す。

魔道士「……」

魔道士は受け取り、フロアへ足を進める。

召喚士「……」

戦士「なんか…心が締め付けられるな」

盗賊「……うん」

タッタッタ…

メイド「……ボソボソ」

父「!?」

カツカツカツ

父「さて皆様、ようやく到着されたようです!」

長身の男「おぉっ!!」

召喚士「…?」

戦士「今度は何なんだ?」
684 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/22(火) 15:03:10.10 ID:cG2uI8so
テクテク…

使い「国軍、及び本国の高官が到着したんですよ」

盗賊「…!?」

戦士「ふーん……モグモグ」

召喚士「…なるほどね」

カツカツカツカツ…

正面より数人の男達がフロアへ入ってくる。

戦士「軍服の奴もいるな…」

召喚士「彼らが国軍の人だろうね…」

高官「やぁ大商家殿。本日もお招き、感謝するぞ」

父「よくぞお越し下さいました!こちらこそ感謝致します」

高官「何やら今日は楽しそうだな」

父「実は…」

父は背後の魔道士に目をやる。

カツカツ…
685 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/22(火) 15:04:46.87 ID:cG2uI8so
魔道士「ご機嫌麗しゅう…」

魔道士はドレスの裾を両手で広げ、挨拶をする。

高官「おぉ…!娘の魔道士さんだったかな?」

父「本日無事、帰って参りました」

高官「そうか。あまり父上を心配させてはいかんぞ?」

魔道士「…はい」

高官「ではまた後ほど…」

高官はハットを取り、会釈をして立ち去る。

カツカツカツ

エリート「魔道士さん、ご無沙汰しております!」

魔道士「エリートさん…」

父「エリート君!よく来てくれた」

エリート「お義父様もお元気そうで何より。それより…」

父「…うむ」

エリート「魔道士さん。心配致しましたよ」
686 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/22(火) 15:05:49.21 ID:cG2uI8so
魔道士「……ごめんなさい」

エリート「とにかく無事で良かった…!」

魔道士「…」

エリート「軍も八方手を尽くしたのですが…一体どこへ…?」

父「ワーカーとして旅をしていたそうだ」

エリート「ワーカー!?なんという……」

父「まったく…怪我でもしたらどうするつもりだったのか…」

魔道士「……」

エリート「魔道士さん。魔物は国軍にお任せ下さい!」

魔道士「……」

エリート「国軍の力で、見事世界を救ってみせますよ!」

父「いや、これは頼もしい!はっはっは!!」

魔道士「……はい」

エリート「では魔道士さん。また後ほど…失礼」

魔道士「……」
687 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/22(火) 15:09:38.02 ID:ckhoHIDO
もどかしいよおおおおおおお!
心が締め付けられるよおおおおおお!



あ、投下ペースのことじゃないぞ
支援
688 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/22(火) 15:12:02.07 ID:2/KhYfg0
書き溜め無いのにこのスピードかww
しかし魔道士の話は面白いけれど…ツライなぁー
689 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/22(火) 15:25:28.25 ID:1Gq6MOk0
天才の次はエリートか…まぁ自称じゃないだろうけど
こういうキャラは結構いい奴だったりするんだよな…
690 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/22(火) 15:25:32.01 ID:cG2uI8so
ザッザッザ…

大軍師「どうなさいました?冴えないお顔をなされて」

総司令官「…ん」

大軍師「苦手ですか…ふふふっ」

大軍師は羽毛の扇で口元を隠す。

総司令官「…苦手だよ」

父「総司令官様っ!!」

総司令官「…やあ」

大軍師「お元気そうで何より…」

父「何ヶ月ぶりでございますか…」

総司令官「…すまんね。そう暇じゃないんだ」

父「こっ、これはご無礼を!!」

総司令官「…ん、いいよ」

父「いやはや…ではごゆっくり御寛ぎ下さいませ」

大軍師「お気遣い、ありがとうございます…」
691 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/22(火) 15:29:21.94 ID:sk6skwSO
天才は名前変わるんじゃない?
自称だし、なんか秘密があるみたいだし
692 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/22(火) 15:34:58.58 ID:AjALtBMo
総司令官「ハーイ!召喚士ちゃん元気〜?」
693 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/22(火) 15:35:56.25 ID:cG2uI8so
投票がどちらか1票入るともう片方も入る不思議w

>>689
マジシャン「だとさ、ヤサ男さん。ほーら、眼鏡行ったぜ」
エリート「…あっ」
魔道士「エリートさん、大丈夫?」
エリート「あ、ああ。ご婦人の口説きようがまずいという訳さ」
マジシャン「そういうことだ。なんせ魔道士はパーティーのおふくろさんなんだからな」
694 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/22(火) 15:41:58.59 ID:cG2uI8so
戦士「なんだ…アイツら?仮装パーティーか?」

召喚士「…ん?」

仮面の男と扇の男が三人を見つめている。

戦士「な、なんか…見られてるぞ俺達…」

召喚士「…う、うんっ…何だろ…?」

カツカツカツ…

仮面の男が近づき、三人に声を掛ける。

総司令官「…君、コカトリスの朱雀先生だね?」

召喚士「は、はいっ!!」

盗賊「!?」

戦士「あ、あんたは…?」

大軍し「こちらの方は、国軍総司令官だ」

召喚士「こ、国軍の…!?」

戦士「総司令官殿…!!」

大軍師「お初にお目にかかりまする。私は大軍師と申します」」
695 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/22(火) 15:45:03.87 ID:cG2uI8so
召喚士「…召喚士と申しますっ!」

戦士「戦士です!!」

盗賊「とっ、盗賊で…す!」

総司令官「…ん、かしこまらなくていいよ」

大軍師「最近の活躍は耳にしているよ…」

召喚士「…ありがとうございます!」

総司令官「…これからも頑張ってくれ」

召喚士「はい!」

大軍師「では…失礼致します」

二人は再び、ホールの奥へと去って行く。

召喚士「…総…司令官」

戦士「そんなお偉いさんまで…」

盗賊「……ゴクッ」

戦士「は…はははっ…」

召喚士「…と、とりあえず…喜べばいいの…かな」
696 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/22(火) 15:46:43.78 ID:cG2uI8so
>>691
天才なんてアホな名前もそうそういないので、そのまま使おうかなw

>>692
総w帥wwぬいぐるみw
697 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/22(火) 16:38:49.87 ID:.q9HzlE0
総司令は仮面キャラだったのかww

・ひょっとこ
・タイガー
・はんにゃ

さぁお前らどれでも好きな仮面でイメージしなw
698 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/22(火) 16:40:22.89 ID:S8GqYrYo
あえてのおかめさん
699 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/22(火) 16:46:37.17 ID:1Gq6MOk0
俺はパーティだから正装してると思うんだ
だからタキシード仮面で再生する
700 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/22(火) 16:47:25.22 ID:NQ8xugAO
パピヨン
701 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/22(火) 16:52:14.78 ID:sk6skwSO
仮面と言われたらシャアしか思い浮かばない
702 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/22(火) 16:52:14.95 ID:yz95VH6o
仮面といえば変態仮面だろjk
703 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/22(火) 16:54:41.90 ID:97bqG.DO
仮面だと……
七海連合のEDOか?
704 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/22(火) 16:56:04.76 ID:9Gk0YaUo
なんでライダーがでてないんだよ
705 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/22(火) 17:30:56.22 ID:cG2uI8so
総司令官「…さて、帰ろうか」

大軍師「総司令官が足を運ばれるなど…珍しいですな」

総司令官「…ほんとは来たくないんだけどねぇ」

大軍師「…ふふふっ」

総司令官「…占い師はともかく、陛下に言われちゃね」

大軍師「断れませんな…ふふふ」

総司令官「……それに」

大軍師「……?」

総司令官「…ん、行こうか」

大軍師「はい…」

ザッザッザッザッザ…



召喚士「あ、魔道士さんっ!」

戦士「・・・おう」

魔道士「……っ」
706 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/22(火) 17:42:02.46 ID:RWx176DO
総司令官のモデルってワンピの黄猿?
707 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/22(火) 17:43:13.88 ID:cOZO0EDO
>>699
若いなww
まもちゃん最初で21歳とかじゃなかったか?
708 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/22(火) 17:45:50.97 ID:cG2uI8so
>>706
ごめんなさい。ワンピースはここ2年くらい読んでません…
709 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/22(火) 17:50:23.59 ID:cG2uI8so
盗賊「……」

召喚士「魔道士さん……」

魔道士「…皆さん」

戦士「…」

魔道士「良かったらどうぞ!ふふっ!」

魔道士はシャンパンを差し出す。

戦士「お前…」

魔道士「さぁ…どうぞ!召し上がって下さいませ」

盗賊「……」

召喚士「…いただきます」

魔道士「はい。どうぞ…」

トクトクトクッ…

召喚士「ありがとう…ございます……」

魔道士「ごゆるりと楽しんで下さいませ…」

魔道士は笑顔で召喚士達の元を去った。
710 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/22(火) 17:53:22.28 ID:cG2uI8so


〜ホール出入り口〜

長身の男「いやはや、此度もご馳走になりました」

父「いやいや…大したおもてなしも出来ず…」

小太り「それでは、また…!」

エリート「魔道士さん」

魔道士「…はい」

エリート「良かったらこの後どうですか…?」

父「おぉ、それは良い。ぜひ行って…」

魔道士「あの…すいません」

エリート「?」

魔道士「戻ったばかりで…なにぶん…」

エリート「そうですね。失礼致しました…」

魔道士「いえ…」

父「それでは、また後日…改めて…」

魔道士「……」
711 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/22(火) 17:58:49.50 ID:cG2uI8so
〜部屋〜

召喚士「……」

盗賊「……」

戦士「………」

召喚士「魔道士さん…キレイだったね」

戦士「ん?……ああ」

召喚士「やっぱり俺達とは住む世界が違うって言うかさ…」

盗賊「……」

戦士「……それでいいのか?」

召喚士「……どうだろう。なんか…よく分からないんだ」

戦士「……」

召喚士「魔道士さん…悲しい瞳をしていた…」

盗賊「……ああ」

召喚士「…でも、大商家の一人娘に…戻った」

戦士「……」

召喚士「俺には、そんな風に見えたよ…」
712 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/22(火) 18:02:23.04 ID:cG2uI8so
戦士「俺らの知る魔道士じゃなくなっちまうのかね…」

召喚士「……どうなんだろうね」

盗賊「…いいのか?」

召喚士「でも、俺達が決める事じゃない…」

戦士「……そうだな」

盗賊「…そりゃ…そうだけど」

戦士「一応本人に聞いてみっかね?」

召喚士「…そうだね」

盗賊「…行って来い」

召喚士「え?」

戦士「お前の役目だろ?」

盗賊「…ああ」

召喚士「……」

戦士「早くしないと、大事なお姫様が逃げちまうかもしれないぜ?」

召喚士「……うん」
713 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/22(火) 18:07:13.15 ID:cG2uI8so
戦士「頑張れよ?」

召喚士「えっ?」

盗賊「……頑張れよ」

召喚士「え…は、はいっ。じゃあ…行って来ます!」

ガチャッ…バタンッ!!…タッタッタ…

戦士「世話が焼けるね…どっちも」

盗賊「…だな」

タッタッタ…

召喚士「あ…っ!?」

母「あら…こんばんは」

召喚士「こ、こんばんは」

母「パーティーはお楽しみ頂けました?」

召喚士「はい。お陰様で…ありがとうございます!」

母「…いえいえ」

召喚士「あの……ま、魔道士さんは…?」
714 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/22(火) 18:11:00.20 ID:rasR7MDO
この流れは・・・
いや、まさかな
715 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/22(火) 18:12:19.45 ID:1Gq6MOk0
召喚士明らかに勘違いしてるなwwww

>>707
案外やってみたら違和感そこまでなかった
716 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/22(火) 18:26:15.38 ID:rRwVC/Ao
ここは男の見せ所だぞ召喚士コノヤロー
717 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/22(火) 18:33:53.64 ID:cG2uI8so
母「多分…テラスだと思いますわ」

召喚士「そうですか…」

母「あの……」

召喚士「…はい」

母「私は…どうしたらいんでしょうか?」

召喚士「……」

母「あの子の好きにさせてやりたい。でも…」

母は下を向き、うつむく。

母「危険な目にあわせる事は出来ないのです…!」

召喚士「…もちろん、それは親の務めだと思ってます」

母「!?」

召喚士「だから私達は何も言えないし、権利もありません」

母「……」

召喚士「魔道士さんの意思を聞きたいのです」

母「…もし留まる、と言えば…諦めると…?」

召喚士「そうするしか…ないでしょうね」
718 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/22(火) 18:39:08.81 ID:cG2uI8so
母「それでも構わないのですか?」

召喚士「………っ」

召喚士は拳を強く握る。

召喚士「俺だって…本音を言えば…っ」

母「…!?」

召喚士「……一緒に…いたいんだ…!」

母「……」

召喚士は唇を噛み、眉間にシワを寄せる。

召喚士「…魔道士さんを必ず守ります!!」

母「!!」

召喚士「……そう言い切って…連れて行きたいんです」

召喚士は拳を緩める。

召喚士「でも、俺にはまだ…そんな力はありません…」

母「……」

召喚士「感情だけで行動して…取り返しの付かない事になったら…」

母「……」

召喚士「あっ、す…すいません…っ!!」
719 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/22(火) 18:42:41.35 ID:cG2uI8so
召喚士は再び顔を上げ、母を見る。

母「正直な方でいらっしゃるのね…」

召喚士「…臆病なだけです」

母「…魔道士に…声をかけてやって」

召喚士「ありがとうございます…」

母「テラスはその角を曲がって、正面ですわ」

召喚士「……はい」

タッタッタッタッタ…

母「……」

〜テラス〜

魔道士は肘を付き、空を見上げている。

タッタッタ…ガチャッ!!

魔道士「!?」

召喚士「あ、ま…魔道士さん!」

魔道士「召喚士…さん…」
720 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/22(火) 18:46:28.72 ID:cG2uI8so
召喚士「……ぐっ、偶然ですね!こんなところで!」

魔道士「…?……ふっ、ふふっ…!!」

召喚士「…あ、えっ…は…ははっ!」

魔道士「ここは私の家ですよ?偶然って…!ふふっ!」

召喚士「そ、そうですね…!はははっ!!」

魔道士「ふふっ……ありがとうございます」

召喚士「…あ、いえ」

魔道士「…私、魔道士になりたかったんです」

召喚士「……」

魔道士「小さい頃、父の護衛に付いていた魔道士さん…」

召喚士「…」

魔道士「女一人なのに、バンバン魔法使って…」

召喚士「…はい」

魔道士「カッコ良かったなぁ……」

召喚士「魔道士さん……」
721 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/22(火) 18:52:34.45 ID:cG2uI8so
魔道士「なんだか、皆さんと旅しててよく思うんです…」

魔道士は手を離し、身体の後ろで組む。

魔道士「私って足手まといだなぁ…って」

召喚士「そんな事っ!!…」

魔道士「皆さん頑張ってるのに…全然魔法も効かなくて…」

召喚士「そんな事……」

魔道士「この前マジシャンさんにも言われたんです…」

召喚士「……」

魔道士「それで帰ってきて…変わるかと思ったけど…」

魔道士はうつむき、テラスを歩く。

魔道士「……結局何も…変わってなかった」

召喚士「でもっ…」

魔道士「だったらもう旅なんか止めて…籠の中に戻ろうかな…」

召喚士「………いいんですか?」

魔道士「知ってます?籠の中の鳥って羽を切られちゃうんですよ…」

召喚士「……っ」
722 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/22(火) 18:56:56.50 ID:cG2uI8so
魔道士「羽ばたいたつもりが…籠の周りをうろうろしてただけなんです…」

召喚士「……違いますよ!」

魔道士「え……っ?」

召喚士「魔道士さんは確かに…籠の中の鳥かもしれない…」

魔道士「……」

召喚士「でも…俺達がっ、魔道士さんの羽なんです!」

魔道士「!!」

召喚士「魔道士さんが…自分で羽ばたけないなら…」

魔道士「……っ」

召喚士「俺達が羽となって、支えるんです!!」

魔道士「召喚士さん……!」

召喚士「今は弱々しい羽かもしれない…!」

魔道士「…そんな」

召喚士「でもいつかきっと…立派な、大きな羽を広げます!」

魔道士「…っ!!」

召喚士「コカトリスのように…っ!!」
723 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/22(火) 18:58:00.09 ID:cG2uI8so
↑ウマい事言ったつもりが、全然ウマくなかった件
師匠「バカじゃねーの?がははっ!!」

すいません。帰ります!ノシ
724 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/22(火) 18:58:58.83 ID:OOzbZwM0
投下乙でした!
725 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/22(火) 18:59:06.43 ID:8zhE/Uoo
正直ワラタ
726 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/22(火) 19:00:32.43 ID:vWL3CaMo
ここで「クリッ…」とかだしたら…
727 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/22(火) 19:01:52.00 ID:UT7Tlhwo
聞こえなかった
>>721の次からtake2
728 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/22(火) 19:02:42.48 ID:65xpfYIo
ペニス立派になったなぁ
729 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/22(火) 19:12:53.23 ID:ucTGliwo
いや。よかったよ。
チョット抜けてるところが、召喚士っぽいww
730 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/22(火) 19:13:54.63 ID:S8GqYrYo
でも俺がコレを言われたら確実に吹く自信があるwwww
731 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/22(火) 19:14:14.52 ID:lWhO0cDO
召喚士「クリトリスのように!!!!!」

魔導士「えっ」

召喚士「えっ」
732 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/22(火) 19:14:38.59 ID:Vl9LL1o0
クサくて見てて赤面、書き手は発狂してるだろうww

だがそれがいい!
733 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/22(火) 19:14:58.90 ID:vBeoLCgo
召喚士「コカトリスのように…っ!!(キリッ」
734 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/22(火) 19:18:23.10 ID:dAEsvkSO
濡れたのは………俺だけか?
735 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/22(火) 19:26:47.86 ID:yURzfUDO
>>730
安心しろ。言われる相手はもちろんおまえが言える相手もいないだろう
736 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/22(火) 19:28:53.52 ID:Zwqn0S6o
次に同じ文を見たとき>>1が発狂するのを
ニヤニヤしながら待ってる
737 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/22(火) 19:44:59.11 ID:kCo6LbQo
コピペにしてVIP中に貼りまくろうぜ
738 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/22(火) 19:47:34.73 ID:ZXOdPwDO
う〜ん、ここは
召喚士「じゃあ好きにしたらいいんじゃないですか?」
みたいに突き放してほしかったな
739 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/22(火) 20:15:23.56 ID:.7i1mRMo
>>738
BADENDルートまっしぐらに行きそうな台詞だなwwww
740 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/22(火) 20:45:43.76 ID:NQ8xugAO
ただでさえ天使の魔道士が召喚士という翼を持って女神になろうとしてるな
741 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/22(火) 20:52:10.37 ID:cOZO0EDO
>>740
何この人…恥ずかしい…/////
742 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/22(火) 20:57:25.89 ID:.7i1mRMo
>>741
しーっ///
743 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/22(火) 21:04:02.63 ID:ExUmx4oP
魔道士「おまえらは私の翼だ!!」
744 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/22(火) 21:05:13.39 ID:xmzlkf2o
>>741
コピペじゃないの?見たことある気がする
745 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/22(火) 21:14:52.07 ID:oz44EDwo
クリスマス近いから頭わいてんじゃね
746 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/22(火) 21:27:22.51 ID:.q9HzlE0
             /l
    ___       〉 〉           /l
    ヽ ゙i_       〉 __ヽ,_    r‐'" ノ
     l、__ `l_,.-'く く_コ `'l ,ヘ、,ヘノ  l~
       l  /ー-、ヽ─‐'"/.__\     /     <くっさー
        `/l ̄V''ーv l_ し'"V   / ヽ
         |  l、__/   ゙、__/   l
          |       rニヽ,       |
        |     lニニニl      /
         \           /
            `ーァ---──'''"ヽ,
           / / l,  i ヽ ` \
           /            ,.-、
         lニ‐-- .,,__,. -‐‐-、_ノ /
          `ー- .,,_,,. -‐‐--‐'"
747 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/22(火) 21:28:46.59 ID:NQ8xugAO
>>745
ひでえwwコピペだよ(´・ω・`)
748 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/22(火) 21:31:56.63 ID:cOZO0EDO
>>745
コピペっすよ。
て、手打ちですけどね…っ
749 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/22(火) 21:46:02.19 ID:UmOc0Y20
俺「お前たちが俺の翼だ!」

盗賊&魔道士『///』
750 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/22(火) 21:46:10.06 ID:qTuUv9Ao
>>748
素敵ID
751 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/22(火) 21:46:32.22 ID:HAqQQnQo
ただいまーノシ
なぜにこんな伸びているのか!ww
752 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/22(火) 21:52:53.58 ID:cOZO0EDO
>>1おかえりーお疲れー!

>>750
どこがだかわがんないす…教えて下せぇ
753 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/22(火) 22:36:12.65 ID:3DdKDUQo
>>693
マジシャン戦死フラグか!
754 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/22(火) 23:30:04.50 ID:HAqQQnQo
魔道士「……」

召喚士「……」

魔道士「……ふふっ!」

召喚士「え…?」

魔道士「…ふふふっ!何ですか?それっ?」

召喚士「あ、いやっ…」

魔道士「…ありがとございます…エヘヘ」

召喚士「あ、うん……」

魔道士「私にも…羽があったんですね…」

召喚士「はい。だから誰がダメとかないんです」

魔道士「…はい」

召喚士「俺達は、みんなで一つなんです」

魔道士「みんなで一つ…」

召喚士「はい。四人が揃って…初めて一つなんです」

魔道士「…そっか。……そうなんですね」
755 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/22(火) 23:35:58.05 ID:..6UT9Ao
4Pフラグktkr
756 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/22(火) 23:51:03.31 ID:t.AaWCQo
台無しだよ
757 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/22(火) 23:56:09.35 ID:HAqQQnQo
魔道士は上を向いて背伸びをする。

魔道士「んー…っ!……はぁ!」

召喚士「…?」

魔道士「なんか…スッキリしました」

召喚士「そうですか、良かった…」

魔道士「私…頑張ってみます」

召喚士「はい」

魔道士「いつかは自分の翼で…羽ばたけるって信じて…」

召喚士「…はい。待ってます!」

魔道士「エヘヘッ!」

召喚士「……あのっ」

魔道士「はい?」

召喚士「えっと…その…、結婚は…」

魔道士「…!!」

召喚士「…ど、どうするんですか…?」
758 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/22(火) 23:59:18.44 ID:w3ejakAO
王子「側室で良いなら嫁においでよ」
759 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/23(水) 00:00:12.65 ID:lGbL7wDO
いきなりなんだw
760 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/23(水) 00:00:30.83 ID:nuZbHfwo
おいちょっとカメラ止めろ王子は表に出ろ
761 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/23(水) 00:08:17.53 ID:U/gdp0oo
魔道士「ど…どうしましょうかね…?」

召喚士「まだ…したくないんです…よね?」

魔道士「……はい」

召喚士「……」

魔道士「エリートさんは…悪い人じゃないんです」

召喚士「…」

魔道士「でもなんていうか…」

召喚士「好きな人…が…?」

魔道士「!?」

召喚士「あっ…」

魔道士「………気になります…?」

召喚士「あ、いやっ!…仲間として、ですよっ!」

魔道士「…そうですか」

召喚士「はい…」

魔道士「あっ、あの…っ…」
762 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/23(水) 00:09:27.32 ID:gP8YXMIo
明日は休みなのでこのスレに朝まで張り付いてたって平気なのですよ
763 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/23(水) 00:18:51.33 ID:.mBNgkDO
エリートよりも凄い存在の朱雀先生だって
証明出来る人物いたのに
サラッと過ぎ去ってしまったな
764 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/23(水) 00:20:36.40 ID:DGGdvxAo
>>762
明日休みじゃないけど張り付いてる俺もいる
765 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/23(水) 00:29:56.03 ID:U/gdp0oo
ザッザッザ…

父「まだ…起きていたのか」

召喚士「あっ…すいません…」

魔道士「……」

父「魔道士、早く部屋へ戻りなさい…」

魔道士「……」

魔道士は召喚士のと目が合うが、そのままテラスを後にした。

召喚士「……あの」

父「申し訳ないが、何を話す事はないぞ…」

召喚士「……」

父「あの子は…生まれた時から、他の者とは立場が違うのだ」

召喚士「……はい」

父「それを私は、みすみす無くすわけにはいかないのだ」

召喚士「…はい」

父「君も……父親になれば分かるよ」
766 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/23(水) 00:31:22.39 ID:mJE7qX2o
毎日がエブリデイな俺もいるぜっ
767 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/23(水) 00:36:38.63 ID:cRTp7MDO
>>766
なにそれこわい
768 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/23(水) 00:47:16.47 ID:U/gdp0oo
召喚士「父親……」

父「さ、もういいだろう。失礼するよ」

召喚士「あ、あの…」

父「まだ何か?」

召喚士「あの父さんは…本当に…」

父「何度も言わせるな。どこに自分の娘を死地へ送り出す父親がいる…?」

召喚士「しかしっ、こんな世の中では…どこにいたって…」

父「それでも確立の高い選択をする…それが商人だ」

召喚士「……」

父「…もういいか?」

召喚士「本当に…それだけなんですか…?」

父「しつこいな、君も…」

召喚士「手元に置いておかなくてはいけない理由が…あるんじゃないですか?」

父「……」

召喚士「ま…魔道士さんを利用して……」
769 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/23(水) 01:03:36.25 ID:tEiDswDO
もう召喚氏が俺の婿でいいよ
770 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/23(水) 01:06:01.52 ID:U/gdp0oo
父「利用…?それは断じてない!」

召喚士「!?」

父「…娘をダシに商売する程、落ちぶれてはおらんよ」

召喚士「失礼致しました…」

父「まぁ、そう見られても仕方ない」

召喚士「いえ…」

父「とにかく…彼女を危険に晒すわけにはいかないのだ」

父はじっと、召喚士を見つめる

父「どうかそれだけは分かってくれ。そして…察してくれ」

召喚士「……はい」

父「…なかなか真っ直ぐな男だな。君は」

召喚士「!?」

父「まぁ、不器用なのかもしれんが。…疲れないか?その生き方で」

召喚士「…選んでしまった道、ですから」

父「そうか……」

父はテラスを後にし、去って行った。
771 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/23(水) 01:20:46.26 ID:U/gdp0oo
話が重いせいで一向に進まない…&年賀状…orz
では、ここまでにて!今回も多数のご支援ありがとうございました!
おやすみなさい!ノシ

〜おまけ〜

魔道士「天才さんは何で天才なんですか?」

天才「…愚問だな。それは天才だから天才なのだ!」

盗賊「…?」

天才「天才ゆえに天才…だから天才!はーっはっはっは!」

魔道士「そ、そうなんですねー!ははは…」

魔法剣士「……どあほう」

天才「何だと?この凡人めがっ!」

魔法剣士「……ふー」

天才「あ!コイツ今溜息ついた!ねぇ?溜息だよね?今の!」

マジシャン「………前回に続き、何これ?」

召喚士「さ、さぁ…」

戦士「頭痛てぇ……。帰るわ…」
772 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/23(水) 01:25:32.28 ID:FPo8NMAO
流川「どあほう」
かと思った
773 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/23(水) 01:25:55.18 ID:oTNOU5.0
うっかり喪中の人にあけおめしないようにな
774 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/23(水) 01:28:45.70 ID:RCN8aoSO
王子「たかが商人風情が偉そうに…国を束ねるくらいになってから言え」

乙です
775 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/23(水) 01:29:22.31 ID:DGGdvxAo
なぜかきみとど見て
召喚士と魔道士をおもった。

寝るー>>1乙っす!

あ、お年賀>>1にしたいすがこまるんかな?
776 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/23(水) 02:04:15.50 ID:iAlXrbg0
>>1

ギップルも真っ青な臭い展開…正直大好物です
777 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/23(水) 02:51:00.91 ID:tEiDswDO
>>777なら僕はやっぱり魔道士ちゃん!!!
778 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/23(水) 09:07:58.38 ID:/ZXV4sI0
>>778なら>>777は魔道士の父と結ばれる
779 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/23(水) 09:17:46.82 ID:kPwOqsSO

コングラッチュレーショーン

さて次のニュースです

780 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/23(水) 11:34:15.66 ID:eGSBb6SO
某国の王子が
側室に、魔術士と盗賊を迎える為に
御館様と父相手に、圧倒的な政治的圧力をかけてる模様です。
781 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/23(水) 14:07:32.72 ID:.mBNgkDO
携帯で読んでると
広告の爆乳娘が盗賊に見えて困る
782 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/23(水) 16:38:32.60 ID:.K7QqsAO
王子「盗賊と魔導師は僕の嫁〜♪」
783 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/23(水) 16:44:33.86 ID:G1h4Q7wo
>>782
オイ、コラ!死ねよカス!
784 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/23(水) 18:04:51.46 ID:q9tDgsSO
>>762おい、こら、ぼけ!いっぺん死んどくか?あ??
785 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/23(水) 18:10:58.44 ID:3YiRUyco
神官「王子はそんなこと言わない」
786 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/23(水) 18:18:34.92 ID:txvkJ.DO
>>784
神官「>>762にあやまりなさい。」
787 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/23(水) 18:25:49.32 ID:VdSX8gDO
緊急速報です


某国の王子が失踪する事件がありました。
王子の部屋のベットに王子に似ている石像と鳥の羽が数枚落ちており、警備隊は犯人が王子の身代わりとして置いていった可能性も考えているとのことで、誘拐事件の方向で捜査を進めているもようです。

788 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/23(水) 18:33:09.38 ID:q9tDgsSO
俺「>>762さんごめんなさい!お詫びに明日>>762さんの為に一日空けときます///」

こら、クソ王子、お前のせいだこら!明日俺が非処女になったらお前も同じ目に合わせてやる
789 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/23(水) 18:44:42.55 ID:VhnOkMAO
>>787
コカたんwwwwwwww
790 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/23(水) 19:08:21.91 ID:VVn/psDO
ん? さすがに今日は休みか?

無理せずにな〜。
791 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/23(水) 19:17:23.76 ID:2m.vTLo0
しかし王子相変わらず嫌われてるなwww
792 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/23(水) 19:55:55.79 ID:TcO4HsDO
バハムートやベヒーモスと比べるとコカトリスが少し低く見えるな

師匠はほかの先生と対等でいられたのか?

それとももっとほかに切り札があったんだろうか
793 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/23(水) 20:02:26.94 ID:cNI10wco
>>792
召喚士の魔翌力が低いから全力を出しきれてないんじゃね?
794 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/23(水) 20:22:23.58 ID:r8t0ADso
>>792
ダイの大冒険で、バーンが使ったメラが強かったの同じだな
795 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/23(水) 20:30:15.25 ID:2m.vTLo0
>>792

コカトリスは実は仮の姿…
796 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/23(水) 20:33:53.34 ID:1kqGQOUo
>>795
実は美女だった・・・だと・・・っ!
797 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/23(水) 20:39:21.43 ID:eGSBb6SO
何その四魔貴族
798 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/23(水) 20:40:24.63 ID:U/gdp0oo
ただいまー!ノシ
皆様が待ってるのに休むなどとは失礼千万!
そして王子人気に嫉妬w

>>792
朱雀の上にはフェニックスとかいそうですね
見劣りするのは魔力的なもの+FF的なものだと思います

ご飯食べてすぐ戻ってきます!すいません!
799 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/23(水) 20:48:38.58 ID:VVn/psDO
>>798
お帰り。
ゆっくり食ってこいよ〜。
800 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/23(水) 21:33:31.14 ID:U/gdp0oo
召喚士「………ふーっ」

召喚士は夜空に一つ溜息をついた。

〜廊下〜

テクテクテク…

母「……」

父「……何だ?」

母「貴方…彼とお話になられたんでしょ?」

父「……」

母「もう…、あの子の自由に…」

父「…言うな」

母「貴方……」

父「分かっておるだろう?あの子は…」

母「……」

父「私達やあの子だけの問題ではないのだよ…」

父は言葉をつづけようとするが、それを飲み込む。

父「さぁ、もう寝よう…」
801 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/23(水) 21:55:48.03 ID:BrvIHtIo
ギシ…ギシ…
802 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/23(水) 21:57:30.15 ID:U/gdp0oo
〜部屋〜

ガチャッ

戦士「…おう」

召喚士「……ただいま」

盗賊「…」

戦士「……どうだった?」

召喚士「一応言いたい事は言えた…かな」

戦士「…そっか」

召喚士「うん……」

召喚士「あとは、当人達の問題だから…」

盗賊「…それで…いいのか?」

戦士「それしかないだろ」

召喚士「うん…」

戦士「俺達は仲間であって、家族じゃねぇんだ」

盗賊「……」
803 :sage :2009/12/23(水) 21:58:47.08 ID:.azCsmo0
7xから2日かけて追いついた
面白いなコレ
804 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/23(水) 22:00:43.59 ID:U/gdp0oo
戦士「お前は家族じゃなく、仲間を選んだ」

盗賊「……」

戦士「でも、それはそう簡単に出来る事じゃねぇ」

召喚士「…うん」

戦士「おれも家族じゃなく、自分の夢を選んで旅に出た…」

召喚士「……」

戦士「十人十色、人の数だけ人の生き方があるんだよ」

盗賊「……そう…だけど」

召喚士「大丈夫ですよ」

盗賊「…?」

召喚士「魔道士さんは強い人です…」

盗賊「……うん」

召喚士「さぁ、もう休みましょう」

戦士「……あぁ」

盗賊「……」
805 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/23(水) 22:13:59.72 ID:6.i/uwAO
>>803sageは名前欄じゃなくメール欄だったはず…
806 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/23(水) 22:53:56.66 ID:U/gdp0oo
〜次の日〜

三人は荷物をまとめて玄関に立つ。

母「……」

召喚士「それでは、お世話になりました」

母「いえいえ…何もお構いなく」

盗賊「……」

戦士「……おい」

母「あの…あの子は…」

召喚士「分かってます……」

母「…」

召喚士「俺達、今日は港町にいます…」

召喚士は荷物を背負い、背を向ける。

召喚士「明日までに……港を旅立ちます」

母「……分かりましたわ」

三人は魔道士の家を後にした…。
807 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/23(水) 23:04:25.03 ID:U/gdp0oo
〜魔道士の部屋〜

コンコン…

魔道士「…?」

母「皆さん…旅立たれたわよ…?」

魔道士「……そう」

母「今日は港にいらっしゃるそうよ…」

魔道士「…うん」

母「……明日には、港を発たれるそうよ」

魔道士は、窓から外を見ている。

母「魔道士ちゃん…」

魔道士「……」

母「……ごめんなさいね」

魔道士「お母様が謝る事ではありませんわ…」

母「……」

魔道士「悪いのは…私ですもの……」
808 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/23(水) 23:07:27.23 ID:k/xivoAO
(´・ω・`)
809 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/23(水) 23:10:18.24 ID:U/gdp0oo
〜港、食事処〜

召喚士「……」

戦士「……」

盗賊「……」

召喚士「……」

盗賊「…何か…注文」

戦士「あ、ああ…そうだな」

召喚士「俺は飲み物だけでいいです…」

戦士「……そうか」

盗賊「…」

テクテクテク…

店員「お決まりでしょうか?」

戦士「あ…じゃあこれとこれ。あと…これも」

店員「かしこまりました。お待ち下さいませ」

召喚士「……」
810 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/23(水) 23:21:44.63 ID:n1Ah/wAO
空気重すぎワロタww
811 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/23(水) 23:25:52.25 ID:U/gdp0oo


戦士「明日の朝イチで船は確保出来たぜ」

召喚士「…ありがとう」

戦士「一応…四人で買ってきた」

盗賊「……」

召喚士「うん」

戦士「さて、と…どうすっかね」

盗賊「……」

召喚士「…バーテンさんのとこでも行こうか」

戦士「おっ、そうだな…!」

盗賊「…うん」

〜宿の酒場〜

カチャッ…チリンチリン

召喚士「…こんばんは」

バーテン「……おう。久しぶりだな」
812 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/23(水) 23:31:33.23 ID:U/gdp0oo


バーテン「ふーん……そうか」

盗賊「……」

バーテン「それで?」

召喚士「えっ?」

バーテン「それで、何を落ち込んでるんだ?」

召喚士「…いや」

バーテン「あの娘の事が心配か?それとも別れが辛いのか?」

召喚士「……」

バーテン「勘違いしてないか?お前ら」

戦士「!?」

バーテン「あの娘が自分で選んだ道だろ?」

盗賊「……」

バーテン「お前らが文句を付ける筋合いはねぇ」

召喚士「……はい」
813 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/23(水) 23:35:27.52 ID:U/gdp0oo
バーテン「それに別れが辛くて落ち込んでるなら…論外だな」

盗賊「…!?」

バーテン「お前ら、ワーカーだよな?」

召喚士「……あっ」

バーテン「旅の途中、いつ死ぬかも分からん…」

盗賊「…」

バーテン「ワーカーや国軍てのはそんなモンだろう?」

戦士「……確かに」

バーテン「あの娘は生きてる。またいつでも会える…」

召喚士「はい」

バーテン「どこに悲しむ理由がある…?え?」

召喚士「仰る通りです」

バーテン「その程度なら…腐る程見て来たぜ。俺達は…」

戦士「……」

バーテン「まぁ、気持は分かるがな…」
814 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/23(水) 23:40:07.85 ID:./EEDSUo
メリークリントン大統領
815 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/23(水) 23:40:45.78 ID:U/gdp0oo
盗賊「……」

バーテン「早く気持ちの整理を付けないと…死ぬぞ?」

召喚士「……はい」

バーテン「俺は無駄な励ましをする気はねぇ。現実を見ろ」

盗賊「……」

バーテン「この先…生きたかったらな」

戦士「……ああ」

バーテン「ま、今日はたんまり飲んでくといい」

バーテンは煙草に火を付ける。

召喚士「ありがとうございます……」

バーテン「励ます気はねぇって言ったろ…」

召喚士「……」

召喚士はグラスに入った酒を飲み干す。

戦士「酒が……冷えるな」

戦士も続けて、酒を一気に飲み干した。
816 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/23(水) 23:41:01.80 ID:FJlSPEUo
25予定あるやつ挙手ノノ








俺?家でエロゲっていうちゃんとした予定がありますお^^
817 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/23(水) 23:44:14.08 ID:.K7QqsAO
王子「みんなX'masはどう過ごすの〜?
もちろん愛する人と一緒だよね!
僕もそうだもん♪」
818 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/23(水) 23:44:47.20 ID:U/gdp0oo
色々と考えたのですが、こういう選択肢とさせて頂きました
今日はここまでにて!!

>>816

25は仕事してファミチキとLチキとモスチキンとケンタッキー買って、これ書きます!!
819 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/23(水) 23:44:52.55 ID:.K7QqsAO
王子「みんなX'masはどう過ごすの〜?
もちろん愛する人と一緒だよね!
僕もそうだもん♪」
820 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/23(水) 23:46:25.31 ID:FJlSPEUo
>>818
クリスマスこれ楽しみにしています!
後王子はフンババに掘られて悲鳴上げてろ(^u^)
821 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/23(水) 23:46:43.10 ID:DfJ31JA0
>>1乙!!
822 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/23(水) 23:46:44.27 ID:YRgLUcAO
>>1

魔導師ちゃんの迷いを断って強くなるために行ったのに
戦力外とかシャレにならんぞ召還士たちよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
823 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/23(水) 23:49:56.23 ID:U/gdp0oo
>>817>>819
天才「おいこらクソガキ。二回も言ってんじゃねぇよ」

〜オマケ〜

召喚士「メリークリト・・・!?」

魔道士「え???」

盗賊「・・・」

戦士「ク・・・リト?」

・・・

戦士「・・・ぷっ・・・ククッ・・・」

召喚士「いやっ!そうじゃなくて・・・ホラ、ね」

魔道士「・・・」

召喚「いや、ね・・・食事の時いただきまんこ!とかあるよね?戦士?」

戦士「ねーよwwwwwグハハハ!クリトってwww」

盗賊「・・・変態」

魔道士「最低・・・です・・・」

お休みなさい!!ノシ
824 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/23(水) 23:54:28.95 ID:OoUxKsSO
マジシャン「シングルベールシングルベール僕ひっとり〜」
占い師「去年も今年も来年も〜」
鬼「HEY!!」
青年兵「シングルベールシングルベール僕ひっとり〜」
バーテン「今日も一人でクリスマス〜」


白虎長「私もあのなかに…」
825 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/23(水) 23:56:44.43 ID:BrvIHtIo
来年の話をすると鬼が笑います
826 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/23(水) 23:59:22.16 ID:i2wapcM0
1乙

それにしても召喚士って成長したように見えて成長してないな…
中身的に
827 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/24(木) 00:14:59.37 ID:3Qx.F3Ao
              Merry Christmas
o      ゜
    o ________    ゜             o
     /________ヽ           ゜    。
.  ○.  || i |/||。  !  ||  。o    。  o   ゜
      ||/o/ ||  。 / ||       o              。
 o .   || /ヽ. ||  // ||  。       ゜    ゜     ○
  .   . || ** .||/∧   ||      o   ゜      ○
  。   || (*゚ー゚)||(゚Д゚,).゚ ||  o        ○     o  ゜
 .  ゜。 || ノ;;;@ノ||っ∀ソ |||   o     。     ○
゜    | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|○               ゜    。
 o ゜   ̄ ̄ ̄゜ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     ○    ゜  o
       o      o      o

    。・*・。。。・*・。。。・*・。。。・*・。。。・*・。。。*。
828 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/24(木) 00:24:10.26 ID:/jUX6m.0
1乙

俺昔からどうしても分からなかったんだが、
どうしてクリスマス「イヴ」を皆祝うんだ?
829 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/24(木) 00:41:34.15 ID:opa7y2DO
こんな日にすまないが俺はもう我慢できん!骨は拾ってくれ……
                   _ _     .'  , .. ∧_∧
          ∧  _ - ― = ̄  ̄`:, .∴ '     (    )←王子
         , -'' ̄    __――=', ・,‘ r⌒>  _/ /
        /   -―  ̄ ̄   ̄"'" .   ’ | y'⌒  ⌒i
       /   ノ                 |  /  ノ |
      /  , イ )                 , ー'  /´ヾ_ノ
      /   _, \               / ,  ノ
      |  / \  `、            / / /
      j  /  ヽ  |           / / ,'
    / ノ   {  |          /  /|  |
   / /     | (_         !、_/ /   〉
  `、_〉      ー‐‐`            |_/



         ∧_∧     _ _     .'  , .. ∧_∧
        ( ・ω・)_ - ― = ̄  ̄`:, .∴ '    (    )←王子
         ヽ-'' ̄    __――=', ・,‘ r⌒>  _/ /
        /  ,,-―  ̄ ̄   ̄"'" .   ’ | y'⌒  ⌒i
       /   ノ\\            .  |  /  ノ |
        /    /   \\             , ー'  /´ヾ_ノ
       レ  ノ     ヽ_つ         / ,  ノ
      /  /                ./ / /
      /  /|               / / ,'
      ( ( 、             /  /|  |
      |  |、 \           !、_/ /   〉
    .  | / \ ⌒l             |_/
      | |   ) /
     ノ  )   し'
    (_/             -==≡≡≡===-


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─────‐∧ ∧,〜 ────────────‐(; ´Д`) ―――─―─‐──‐
──−──‐( (⌒ ̄ `ヽ───_ ───────‐ /    /─―/ヽ────―─‐
──―───‐\  \ `ー'"´, -'⌒ヽ──────‐| | ‐─‐/ | | ←王子──―
―‐――──‐ /∠_,ノ    _/_───‐―──―─‐| |  /─―/ | |―────―‐
─────‐ /( ノ ヽ、_/´  \―────‐──‐∪ ./──,イ ∪ ────―─
────‐ 、( 'ノ(     く     `ヽ、 ―────―‐| /−─/|| | ──−───―
───‐‐/` ―\____>\___ノ ──────‐|/──/ || | ────‐─―‐
───/───―‐/__〉.───`、__>.―‐―───‐─―‐| || | ─────―─
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830 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/24(木) 01:08:28.41 ID:vY8CRcAO
>>1

磯野〜モンコレやろうぜ!
831 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/24(木) 01:39:42.33 ID:RVSE5D2o
>>828
何かに便乗してるだけだと思う
23日に天皇の誕生日祝うように…
832 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/24(木) 01:39:54.70 ID:s0/yrsDO
>>826
それは、これから成長するということさ
ということで、今後に期待ノシ
833 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/24(木) 01:41:32.70 ID:IwnmtMSO
個人的に思うのはこういうとき「本人が決めること」っていうのが一般的に「いい人」となってるけど
「いい人」でなくても格好悪くても自分勝手でも「辞めるな」と本気で言えるのも大事だと思うんだが

所詮「いい人」の対応だと「いい人」止まりだよな
逆に冷たく感じた

なんか大学の部活のこと思い出したわ
834 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/24(木) 01:43:15.00 ID:1CPW4P6o
なにいってんだこいつ
835 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/24(木) 02:08:29.64 ID:bSiNmaEo
日本人は前夜祭が好きなのさ
836 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/24(木) 02:21:06.05 ID:bSiNmaEo
>>833
迷いを断ち切りに来たのだから自分が選ばないと意味が無い。
だが2行目、3行目には一理ある。

港に居ると伝えるのは来て下さいと同義だ。
別に冷たいとは感じない。不器用だからな。
837 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage sage]:2009/12/24(木) 02:58:11.02 ID:/RlaWrA0
待ちきれないんだな。きっと

そんあ俺はクリスマスなんて嫌いです
838 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/24(木) 03:00:06.47 ID:75o9Wuso
前線に妙齢の、しかも地位のある娘を連れていくとか正気の沙汰じゃない
無責任にではなく「来い!」と言えるのは天才のような力のある人間だけだろう
魔道士の立場も考えたら本来は「絶対来るな!」が正解だろうが
魔道士がいないと話がはじまらない
839 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/24(木) 03:26:14.19 ID:d1envIDO
イベントの黒幕はいつも
企業とマスゴミ
バレンタインやクリスマスなんてお菓子業界とその他の幾つかの企業が潤うだけさ…
840 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/24(木) 08:04:12.96 ID:P9Q8gnI0
サンタ「さて、そろそろ儂の出番かな……?ホッホー」
841 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/24(木) 08:23:24.48 ID:Z8WCdQQo
サタン「さて、そろそろワシの出番かな・・・・・・?くっくっくっw」
842 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/24(木) 09:38:31.63 ID:X65CkgSO

セ○サターン 「そろそろ当機の出番ですかな」

843 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/24(木) 09:39:12.16 ID:zEG9E2oo
せがた三四郎「セガサターンしろ!!!」
844 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/24(木) 10:52:59.99 ID:K0jdBGwo
ドリキャスこそ至高だろjk
おはようございます。今日は平日です!
845 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/24(木) 12:14:20.51 ID:42ngTQDO
クリスマスイブってなんぞ?
今日はただの平日だろ?
846 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/24(木) 12:18:24.64 ID:telyNsco
>>845
天皇誕生日の後夜祭だな後々夜祭もあるから街中は賑わってるんだよ
847 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/24(木) 12:28:05.71 ID:K0jdBGwo


盗賊「…くー…くー」

戦士「…寝ちまったな」

召喚士「無理して飲むから……」

戦士「初めてか?こいつが酒飲むのって…」

召喚士「そうだね。今まで飲んだ事無かったよね」

戦士「しかしグラス半分でこれだもんな…はは…」

召喚士「飲まないのは弱かったから…なのかもね」

戦士「ほんと…無理しやがって…」

盗賊「くー……くー…」

召喚士「宿に戻ろうか」

戦士「そうだな」

召喚士「ごちそう様でした」

バーテン「おう……」

戦士「んじゃ、また……」
848 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/24(木) 12:31:10.92 ID:K0jdBGwo
バーテン「気をつけてな」

召喚士「はい。あっ……」

バーテン「…?」

召喚士「もし…魔道士さんが来たら、これを…」

召喚士は会計と一緒に地図を手渡す。

バーテン「……分かった」

召喚士「ありがとうございます。それでは…」

戦士は盗賊をおぶり、ドアを開ける。

ガチャッ…チリンチリン…バタン

バーテン「……若けぇな。まったく」

バーテンは煙草をくわえ、グラスに酒を注いだ。

〜宿〜

戦士「さて…」

召喚士「先に盗賊さんを…」

戦士「おう、鍵開けてくれ」
849 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/24(木) 12:32:26.30 ID:K0jdBGwo
カチャッ…パチッ

戦士は盗賊をベッドへ寝かせる。

戦士「……このままで…いいか」

召喚士「た、多分…」

二人は照明を消し、部屋を後にする。

戦士「さ、俺らも寝るか」

召喚士「うん、じゃあ7時にロビーで」

戦士「おう!おやすみ…」

召喚士「うん。おやすみ……」

テクテクテク…カチカチッ…カチャッ…パタン

召喚士「…ふーっ」



召喚士はシャワーを済ませ、ベッドへ潜る。

召喚士「………すー…」

850 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/24(木) 12:37:09.37 ID:42ngTQDO
>>846
あぁなるほどね!天皇って凄いんだなぁ
851 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/24(木) 13:39:04.57 ID:K0jdBGwo
召喚士「…!?」

召喚士は街の広場に立っている。

召喚士「あれ…?俺なんで…」

テクテクテク…

魔道士「あっ、あの…召喚士さん…ですか…?」

召喚士「あ、魔道士さん…」

魔道士「……え…?」

召喚士「どうしたんですか…?」

魔道士「あのワークショップの…パーティー募集を見て…」

召喚士「パーティー…?あぁ、そういえば…」

魔道士「魔道士と申します。あの…ダメでしょうか?」

召喚士「えっ…?」

魔道士「一緒に…パーティー…を」

召喚士「あっ、も…もちろん!喜んで!!」

魔道士「本当ですかぁ!?良かったぁ…エヘヘ!!」
852 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/24(木) 13:44:30.80 ID:.yaAL6AO
なんか泣きそうなシーンに入ったな…
853 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/24(木) 13:56:32.49 ID:K0jdBGwo


魔道士「やっぱり…なかなか見つからないですね…」

召喚士「そうですね…断られてばかりで…」

魔道士「やっぱり…若すぎるから…」

召喚士「ええ…信用されてないですね。悔しいですけど…」

ザッザッザ

ヒゲの剣士「アンタらか?召喚士と魔道士ってのは…」

魔道士「は、はいっ!パーティー募集の方ですか!?」

ヒゲの剣士「…実績は?」

召喚士「……まだありません」

ヒゲの剣士「話にならねぇな……ムダ足だったぜ」

魔道士「あっ…」

ザッザッザッザッザ

召喚士「……」

魔道士「はぁ……」
854 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/24(木) 13:59:17.90 ID:VjZrVBoo
はじめは魔道士とふたりだったのか・・・
855 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/24(木) 14:01:53.83 ID:K0jdBGwo


召喚士「これで今日…10人目か…」

魔道士「もう本国へ来て…三日目ですし…」

召喚士「本国でもこれじゃ…もう…」

ザッザッザ…

戦士「よう、パーティー募集…まだしてっか?」

召喚士「えっ!?あ、も…もちろん!」

魔道士「お…お願い出来ませんか!?」

戦士「いや、情けない話…俺も断られてばっかでな…」

魔道士「!?」

戦士「26の戦士で、ソロ経験しかない奴はじゃ未熟だとさ。まったく…」

召喚士「そ、それじゃあ…!?」

戦士「おう!俺の名は戦士。ぜひ一緒に組んで欲しい!」

召喚士「もちろん!喜んで!!」

魔道士「あ、ありがとうございますっ!!エヘヘ!!」
856 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/24(木) 14:05:56.27 ID:K0jdBGwo
戦士「前衛は俺に任せてくれっ!」

召喚士「はいっ!こちらこそ!」

魔道士「二人とも後衛だったので頼もしいです!」

盗賊「……」

戦士「おう!よろし……ビクゥ!!」

召喚士「!?」

戦士「な、何だお前!?いきなり…!!」

盗賊「………ゴニョゴニョ」

戦士「あ…?な、何だって?」

盗賊「……そ…その」

戦士「パーティー募集で…来たのか…?」

盗賊「………コクン」

召喚士「本当ですか!?喜んでっ!!」

魔道士「宜しくお願いしますー!女の子だ!嬉しいなぁ…エヘヘ!」

盗賊「……よよ…よ、よろ…しく」
857 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/24(木) 14:08:15.55 ID:K0jdBGwo
ガバァッ!!

召喚士「………!?」

チュンチュンッ…チチュンッ

召喚士「……朝か」

バサッ

召喚士「!!…やっば、もうこんな時間か…!」



戦士「……二人して遅せぇな」

タッタッタ

召喚士「ご、ごめん!!」

戦士「おーう、おはよう!」

召喚士「あれ?盗賊さんは…?」

戦士「……まだだ」

テク…テクテク…

盗賊「…お……おはよう」
858 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/24(木) 14:08:45.12 ID:pCstWogo
ナンカ(*´д`*)イイナァ
859 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/24(木) 14:10:24.46 ID:K0jdBGwo
戦士「顔色悪いな…大丈夫か!?」

盗賊「……気持ち悪い」

召喚士「二日酔い…?」

戦士「あれだけで……」

盗賊「……うぅ」

召喚士「船、乗れますか…?」

盗賊「……多分」

戦士「…しゃあねぇ。とりあえず行こうかね」

召喚士「ああ」

〜港〜

召喚士「……」

戦士「そろそろ船が出るぞ」

召喚士「うん。あ、盗賊さんは……?」

戦士「部屋で寝てるよ」

召喚士「……そっか」
860 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/24(木) 14:12:22.75 ID:m1rlT2cP
パーティー募集告知は召喚士がしたのか
861 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/24(木) 14:15:30.02 ID:K0jdBGwo
戦士「……来ねぇな」

召喚士「うん……行こうか」

テクテクテク…

召喚士は手にした一枚のチケットを、

ポケットの中へしまいこみ、船の中へと歩いていった…。

〜魔道士の家〜

魔道士「おはようございます」

母「おはよう、魔道士ちゃん」

父「……」

魔道士は食卓に座る父をチラリと見て、自分も席へ着く。

母「これ、朝食の用意を」

メイド「かしこまりました」

父「……」

魔道士「あの…お父様」

父「……ん?」
862 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/24(木) 14:29:41.65 ID:K0jdBGwo
魔道士「あの…結婚の話…ですけれど…」

父「……エリート君ではイヤなのか?」

魔道士「そういう事ではなく…私はまだ…」

父「19だぞ?丁度良い機会ではないか」

魔道士「でも…今は若く結婚するような時代でも…」

父「そんなものか?」

母「まぁ…最近は25歳あたりが適齢期かしらねぇ」

父「……そうか」

魔道士「……」

父「あの召喚士の彼か…?」

魔道士「!?」

父「……」

魔道士「ち、違います…!そういう事ではなくて…!」

父「……そうか」

魔道士「……」
863 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/24(木) 14:34:06.28 ID:K0jdBGwo
父「だがなぁ、エリート君もお前をいたく気に入って頂いてる」

魔道士「……」

父「しかも、彼の父上は本国の右大臣だぞ?」

母「そうですわね…」

父「むげに断る、という訳にもいかないだろう…」

魔道士「……」

父「彼自身も、数年後には軍から高官へ出世される」

魔道士「…はい」

父「将来は本国の上に立つ人間だ。身分もしっかりしている」

魔道士「……」

母「……」

父「まぁ、話はしておこう。待ってくれるかもしれない」

魔道士「はい…」

父「数年待てず、諦めるかもしれない。それでもいいな?」

魔道士「……はい」
864 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/24(木) 14:39:00.84 ID:K0jdBGwo
ガラガラガラッ…

メイド「お待たせ致しました」

父「さあ、食べよう」

魔道士「…いただきます」



母「魔道士ちゃん、今日は久々にピアノの先生がいらっしゃるわ」

魔道士「…はい」

メイド「魔道士様、午後はドレスの裾併せを…」

魔道士「……はい」

父「魔道士、夕方は取引先の商会さんの所へ行くぞ」

魔道士「………はい」

魔道士はナイフとフォークを皿の上へ置く。

魔道士「…ご馳走様でした」

父「…もういいのか?」

魔道士「はい……」
865 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/24(木) 14:45:08.68 ID:K0jdBGwo
テクテクテク…カチャッ…パタン

魔道士は食事を終え、部屋を出て行く。

父「…年頃の娘は難しいな」

母「……」

父「エリート君ほどの男、そうそうおるまい…」

母「…刺激が足りないのかしらね」

父「刺激?」

母「女は少しくらい…刺激のある男性に惹かれるものですわよ?」

父「そうか…?」

母「エリートさんは堅すぎて…完璧すぎるのかもしれませんわね」

父「…お前もそうだったか?」

母「あら…?ご自分の若い頃を振り返られたら?ふふっ」

父「……」

母「身に覚えがなくって…?ふふふっ」

父「…むぅ」
866 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/24(木) 14:47:20.26 ID:09CD/.Eo
キープかよ
867 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/24(木) 14:57:10.57 ID:K0jdBGwo
〜中庭〜

テクテクテク…

使い「お嬢様、おはようございます!」

魔道士「おはようございます!」

使い「今日も良い天気ですねー!」

魔道士「ええ、ふふっ…!」

使い「どうですか?久々の親子水入らずは?」

魔道士「……うーん」

使い「…?」

魔道士「何でしょうね…なんだか…何もしたくありませんわ」

使い「……そうですか」

魔道士「気が抜けてしまったというか…情けないですね…」

使い「そんな事はございませんよ!」

魔道士「…ありがとう」

使い「ご立派じゃないですか!お嬢様は…!」
868 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/24(木) 15:01:24.74 ID:m1rlT2cP
なんだか魔道士ちゃんこのままでもいいやって思い始めてきた
869 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/24(木) 15:03:11.71 ID:K0jdBGwo
魔道士「立派…?わ、私が…!?」

使い「そうですよ!冒険に出て、魔物まで倒して…!」

魔道士「あ、あの…でも…」

使い「ご活躍はお客人に伺いましたよ!ははっ!」

魔道士「私なんて…皆さんの助けがあって…」

使い「皆さんもそう仰られてましたよ…?」

魔道士「!?」

使い「…羨ましいです。そんなお友達がいらっしゃるって」

魔道士「……」

使い「僕は幼い頃から一人で…旦那様に拾って頂きましたから」

魔道士「使いさん……」

使い「友達は…お金では買えない、かけがえのない宝ですから…」

魔道士「…!!」

使い「いくら旦那様でも…こればっかりは買えないですね!ははっ!」

魔道士「そう…ですよね…!」
870 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/24(木) 15:04:55.84 ID:42ngTQDO
○(´∀`)○魔道士ちゃん!!!
871 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/24(木) 15:17:53.73 ID:K0jdBGwo
使い「私めごときが言うのも、申し訳ありませんが…」

魔道士「…?」

使い「どうするかは、お嬢様ご自身が決められる事だと思います」

魔道士「…!」

使い「しかし、一度飛び出せば、全てを捨てる事になります」

魔道士「…はい」

使い「それをお忘れなく…」

魔道士「はい」

使い「でも…彼らが羨ましいです」

魔道士「…?」

使い「お嬢様の本当の笑顔が見れますから」

魔道士「!!」

家の前に、一台の馬車が止まる。

ザッザッザッザッザ…

エリート「おはようございます。魔道士さん」

魔道士「エリートさん…!?」
872 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/24(木) 15:18:42.54 ID:6RzWquoo
なんというジェットコースタードラマ
873 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/24(木) 15:24:20.65 ID:UVcJYZUo
流石だなエリート!
874 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/24(木) 15:26:12.71 ID:yFUVCkDO
空気の読める男ですね
875 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/24(木) 15:28:27.45 ID:K0jdBGwo
使い「早朝にいかが致しました?」

エリート「……お義父様はいらっしゃいますか?」

魔道士「…?はい、おりますが…」

エリート「失礼致します」

ザッザッザ…

魔道士「…?」

使い「何か…急な用件でしょうか…?」



ザッザッザッザッザ…

父「魔道士、出かけるぞ」

魔道士「え…?あ、はい」

父「すぐに支度をしてくれ」

母「手荷物だけでいいわよ?」

魔道士「分かりました」

魔道士は家の中へ戻っていく。
876 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/24(木) 15:32:00.63 ID:K0jdBGwo
〜部屋〜

魔道士「……」

魔道士は置き去りのままの旅道具を見つめる。

ゴソゴソッ…

魔道士「………よしっ」

タッタッタッタッタ

魔道士「お待たせ致しました」

母「あら?随分な荷物ね…?」

魔道士「私服や化粧道具でかさばってしまいました」

父「では…」

エリート「はい。行きましょう」

魔道士「あ、あのっ…どちらへ?」

父「……本国だ」

魔道士「!?」

エリート「少し急ぎますので。ご容赦を…」
877 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/24(木) 15:44:56.34 ID:UVcJYZUo
前言撤回
878 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/24(木) 15:45:19.18 ID:6RzWquoo
>>877
ワロタ
879 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/24(木) 15:47:19.39 ID:K0jdBGwo
〜船上〜

召喚士「このまま北上して北西の港か…」

戦士「ここって前に来た事あったっけか?」

召喚士「あれだね、西方の時の…」

戦士「ん?…ああ!帰りに神官さんに送ってくれた川か!」

召喚士「そうそう」

戦士「あれから随分経つなぁ…西方も落ち着いたかな?」

召喚士「だといいけどね。それにサモナーさん…」

戦士「手紙送ったんだっけか?」

召喚士「うん。もう届いてるかは分からないけど」

戦士「青龍先生は知らないのかね?式神との関係ってやつ」

召喚士「おそらくしらないだろうし、知ってても…」

戦士「まだ早い!…ってか?」

召喚士「はははっ。うん」

テクテクテク…
880 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/24(木) 16:38:28.08 ID:K0jdBGwo
召喚士「…大丈夫ですか?」

盗賊「…うん…一日寝てたから」

戦士「あんま無理すんなよ?」

盗賊「…ああ」

召喚士「もう少しで着きますよ」

戦士「…だな」

召喚士「鍛冶屋って…どんな人なの…?」

戦士「一言で言えば…変人というか…」

盗賊「……」

戦士「一家で変人というか…」

召喚士「い、一家!?」

戦士「鍛冶屋一家なんだけどな…まぁ…」

召喚士「そ、そうなんだ…」

戦士「悪い人達じゃないんだけど、ノリが凄いっていうか…」

召喚士「そ、そっか…ははは…っ」
881 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/24(木) 17:10:45.97 ID:/jUX6m.0
…盗賊ってものすごく酒癖悪くなかったっけ?
882 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/24(木) 17:11:44.72 ID:K0jdBGwo
〜北西の港〜

ザッ!!

戦士「…着いたぜ」

召喚士「賑やかな所だね…今までとは違う意味で…」

港からは、至る所で煙が上り、馬車がせわしなく行き交う。

戦士「鍛冶屋の町だからな…」

召喚士「そっかぁ…」

戦士「近くにゃ良質な鉱山がゴロゴロあるからな」

盗賊「…なるほど」

戦士「ま、北に近い分…魔物も多いけど」

召喚士「強い…のかな?」

戦士「マチマチだな。深く潜れば潜る程…強い」

盗賊「……」

戦士「だが、深く潜れば…最高級の鉱物が獲れるってわけだ」

召喚士「……そういう事か」
883 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/24(木) 17:12:37.06 ID:K0jdBGwo
>>881
そのうちオマケで…フフフ
884 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/24(木) 17:26:17.14 ID:K0jdBGwo
戦士「さて…鍛冶屋はこの先の、橋のふもとだ」

召喚士「うん、行こうか」

盗賊「…ああ」

テクテクテクテク…

召喚士「でも、東方まで名が知れてるなんて、凄い人なんだね」

戦士「…変人だからだろ」

召喚士「そうなのかな…」

戦士「とにかく変わった武器や防具を作るのが大好きでな…」

盗賊「……」

戦士「その手の鍛冶屋じゃある意味世界一かもな。ははっ」

召喚士「そこで一年間働いてたんだっけ?」

戦士「ああ。まぁ鉱山発掘と試し斬りも兼ねて、な」

盗賊「…ほぅ」

戦士「着いた。あの家だ…」

目の前には奇抜なデザインの家がそびえ立っている。
885 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/24(木) 17:49:16.68 ID:K0jdBGwo
コンコン…

声「はーい」

タッタッタ…カチャッ

戦士「どうも…!ご無沙汰してますっ!」

ドアを開けると、中から眼鏡をかけた一人の男が現れた。

鍛冶屋「やぁ戦士くん!どうもどうも、ご無沙汰してます」

戦士「いえっ、こちらこそ…その節は…」

鍛冶屋「いえいえいえっ!こちらこそ…お世話に…」

戦士「あ、こっちはパーティー仲間の…」

召喚士「始めまして。召喚士、と申します」

盗賊「…盗賊…です」

鍛冶屋「これはこれはこれは…!ご丁寧に…!」

戦士「……」

鍛冶屋「私、鍛冶屋と申します。さぁさぁお入り下さい!」

三人は鍛冶屋の招きで、家の中へ入る。
886 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/24(木) 17:54:11.55 ID:K0jdBGwo
〜鍛冶屋の家〜

鍛冶屋「さぁさぁ、お掛け下さい!どうぞどうぞ」

召喚士「あ、ありがとうございます…」

盗賊「…」

三人はリビングの椅子に座る。

鍛冶屋「すぐ飲み物持ってきますんで。ちょっと待っててね!」

タタタッ…

召喚士「な、なんか凄い腰の低い人だね…」

戦士「えぇ…あー…うん」

盗賊「……」

戦士「あー、先に言っておくわ」

召喚士「?」

戦士「あの人の前で武器の話は禁句な」

召喚士「武器の話?鍛冶屋なのに…?」

戦士「い、いいからっ!頼む!!」

盗賊「…?」
887 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/24(木) 17:59:39.94 ID:gwVofL60
あぁ…そういうキャラかww
888 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/24(木) 18:01:49.23 ID:K0jdBGwo
タタタッ…ガッシャアァンッ!!

盗賊「!?」

召喚士「な、何だっ!?」

戦士「……」

カチャカチャカチャッ…タタタッ…

召喚士「…?」

戦士「…た、多分大丈夫…だよ」

タタタッ…

鍛冶屋「お待たせしました!すいません!」

召喚士「い、いえっ…お構いなく…っ!」

盗賊「…う、うん!」

鍛冶屋「あぁ!すいません茶菓子ですね!すぐ持ってきますから!」

タタタッ…

召喚士「手が…血まみれ…だったけど…」

戦士「…た、多分大丈夫…だよ…な?」
889 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/24(木) 18:06:11.71 ID:K0jdBGwo


鍛冶屋「それで…今日はどうしたんだい?」

戦士「あ、実は…。あの・・・・・・おかみさんは?」

鍛冶屋「ああ、妻なら買い物に・・・。もうすぐ帰ってくるんじゃないかな?」

戦士「そうですか…」

鍛冶屋「妻に用かい…?」

戦士「あ、えーと…まぁみんな揃ってからの方が…」

鍛冶屋「あぁ!そうか、そうだよねぇ!さすが戦士くん!」

盗賊「……」

戦士「は、はぁ…」

召喚士「ははっ…」

鍛冶屋「戦士くんには本当にお世話になりっぱなしで…」

戦士「いえいえ!こちらこそっ!」

鍛冶屋「いえいえいえ!こちらこそっ!!」

盗賊「……」
890 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/24(木) 18:07:23.57 ID:6RzWquoo
こち亀の本田的な人だろうか
武器の話になったら性格かわるとか
891 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/24(木) 18:16:10.67 ID:K0jdBGwo
召喚士「戦士はこちらでお世話になってたんですよね?」

鍛冶屋「そうなんだよ!そりゃもう何から何まで…」

戦士「いやいや…何もしてないっすよ…!ははっ!」

鍛冶屋「そんなそんな!妻も娘も褒めてたよ〜?」

召喚士「へぇ〜」

鍛冶屋「私も何度助けられたか…いやいやいや…」

盗賊「……」

鍛冶屋「凄いんだよ?もう剣を片手に鉱山に行ってね…!」

戦士「違いますって!作った剣が良かったんで……」

召喚士「…?」

盗賊「…!?」

鍛冶屋「……やっぱりそう思うかい?」

戦士「あ………」

鍛冶屋「あの剣はね、凄いんだよ…」

戦士「しまった……っ!!」
892 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/24(木) 18:18:53.87 ID:A3CVejYo
話が長いタイプかwwwwwwwwww
893 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/24(木) 18:21:43.47 ID:K0jdBGwo
〜2時間後〜

戦士「…すまん」

召喚士「…いや」

盗賊「……」

鍛冶屋「そこでだ…!なんと冷ました後にもう一度…」

ガチャッ

おかみ「ただいまー、おや?お客さんかい?」

鍛冶屋「あ、おかえり!」

タタタッ…テクテクテク

玄関からは、一人の女性が入ってくる。

おかみ「あら…!アンタ戦士じゃないかいっ!?」

戦士「おかみさん!ご無沙汰してます!」

おかみ「そっちは…仲間かいっ?」

戦士「はい!召喚士と盗賊です」

おかみ「そうかいっ、アタシはおかみ。ヨロシクねっ!」
894 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/24(木) 18:28:14.36 ID:K0jdBGwo
鍛冶屋「いやね、丁度僕の剣について解説を…」

おかみ「なんだいアンタ?指じゅう包帯だらけで」

鍛冶屋「あ、ああ…ちょっと転んで食器をひっくり返しちゃって…」

おかみ「慣れない事するんじゃないよ!まったく…」

鍛冶屋「ごめんね!ほんとごめんね!ほんと…」

おかみ「分かった分かった…あれ?あの子は帰ってないのかい?」

鍛冶屋「うん。友達と遊びに行くって…」

おかみ「まったく…どこほっつき歩いてんだか…はぁ」

戦士「……」

おかみ「あぁ、ゴメンよ!さ…座ってくつろいどくれ!」

鍛冶屋「そうそうそう!どうぞどうぞ!」

召喚士「は、はい…」

おかみ「泊まってくだろ?夕食作るからちょっと待ってな」

戦士「え…あ、すんません!」

おかみ「遠慮する事ないよっ!先に風呂入っといで!」
895 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/24(木) 18:33:29.26 ID:K0jdBGwo


戦士「じゃあ、先に風呂入ってくるわ…」

召喚士「うん」

テクテクテク

鍛冶屋「僕は何かするかい…?」

おかみ「大人しく座ってな」

鍛冶屋「あ、うん…。そうだね、ほんとそうだよ…!」

盗賊「…」

おかみ「アンタらはいくつなんだい?」

おかみは料理をしながら、二人に話しかける。

召喚士「俺は23で盗賊さんが20です」

おかみ「若いのに偉いねぇ!それに比べウチのきたら…」

ガチャッ…パタン

おかみ「ウワサをすれば…」

テクテクテク…
896 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/24(木) 18:43:39.13 ID:K0jdBGwo
クリスマスイブだから帰ります!ノシ




家に……
897 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/24(木) 18:51:18.55 ID:gwVofL60
安心しろよ
イブもクリスマスも俺はこのスレにいるからさ!






どこにも行く相手がいない…だけなんだけどさ……
898 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/24(木) 18:53:50.01 ID:GubNS2so
今日も明日も平日なんだぜww

899 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/24(木) 20:01:47.10 ID:FU6IKsAO
みんな寂しいやつらよのうwwwwww
俺これからデートwwww魔道士ちゃんとwwww
900 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/24(木) 20:14:23.20 ID:48P5L7Uo
>>899
えっ・・・?
901 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/24(木) 20:33:43.12 ID:gwVofL60
>>899
そんなこと言ってないで涙拭けよ
902 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/24(木) 20:41:35.41 ID:42ngTQDO
>>899
魔道士「えっ」
903 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/24(木) 20:44:55.92 ID:86eSTMko
まて、騙されるな!
>>899は王子だぬっころせ!
904 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/24(木) 21:00:05.46 ID:75o9Wuso
馬鹿な
魔道士は今頃…本国へ向かうエリートと一緒だ…
905 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/24(木) 21:00:34.02 ID:wuX7ewSO
>>899 あ?てめぇ王子か?あ?こら?ちょっとそこ動くなよ?
先生!フンババ先生!!王子がきやした!!やっちゃって下さい!お願いします!!
906 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/24(木) 21:12:22.15 ID:GubNS2so
>>899の人気に嫉妬wwww
907 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/24(木) 21:32:31.78 ID:sF.pEE.o
>>899
こいつはオレと今からデートだ。
908 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/24(木) 21:38:04.88 ID:UZ0iB.DO
>>762>>788も今頃どうなってるんだろうか…
909 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/24(木) 21:38:25.64 ID:juTi9n20
ミノタウロス「>>899は俺の嫁」
910 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/24(木) 21:44:34.94 ID:BvU5q82o
ただいま!ご飯も済ませたさ…ふふふ↓続き
911 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/24(木) 21:47:26.19 ID:BvU5q82o
鍛冶娘「……お客さん?」

召喚士「ど、どうも…」

おかみ「ほら!ちゃんと挨拶しな!」

鍛冶娘「…どーも」

盗賊「……どうも」

鍛冶屋「あのねあのね、戦士くんの友達なんだよ!」

鍛冶娘「戦士…!?」

おかみ「そうだよ!久々に来てくれたんだよっ!」

鍛冶娘「べっ、別にどーでもいいし!」

ドスドスドス…バタンッ

召喚士「……」

おかみ「ごめんねぇ…!無愛想な奴でさ、あははっ!」

鍛冶屋「そう、そうなんですよ!気にしないで下さい!」

召喚士「は、はい…」

盗賊「……」
912 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/24(木) 21:48:27.73 ID:BvU5q82o
スタスタ…ガチャッ

鍛冶娘「……っ!!」

戦士「!?」

鍛冶娘「き…き…っ」

戦士「よ、よぉ…!久しぶり…」

鍛冶娘「きゃああぁぁっ!!」

召喚士「な、何っ!?」

おかみ「…なんだい?五月蠅いねぇ!」

盗賊「…?」

戦士「あ、わ…悪りぃ!先に風呂に……」

鍛冶娘「いっ、いいから前を隠せ…バカッ!!」

戦士「!!……す、すまんっ!」

バタンッ!!

鍛冶娘「――っ!!///」

タッタッタ…
913 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/24(木) 21:49:31.23 ID:BvU5q82o


戦士「……」

鍛冶娘「……」

召喚士「……?」

おかみ「何かあったのかい?」

おかみが食卓に料理を運んでくる。

鍛冶娘「べっ、別に…!!」

戦士「……」

盗賊「……」

鍛冶屋「さぁさぁさぁ、食べましょう!!」

召喚士「あ、はい。いただきます!」

盗賊「…いただきます」

おかみ「たーんと食っとくれ!おかわりも沢山あるよ!」

戦士「おかみさんのメシ、久々だなぁ…!」

鍛冶屋「そう!そうだね!まさにそうだ!ははは!」
914 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/24(木) 21:50:13.96 ID:OtyYvUSO
これは…ツンデレか!?
915 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/24(木) 21:50:15.18 ID:BvU5q82o
こんなの出ましたけど…どういう事!?0秒て…orz

--------------------
書込み中・・・
--------------------
ERROR!
ERROR:あなたが以前投稿してから約50秒しか経っていません。
あと0秒経てば書けるようになるです。
916 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/24(木) 21:51:47.48 ID:BvU5q82o
鍛冶娘「……モグモグ」

おかみ「こらっ!いただきますは!?」

鍛冶娘「……いただきます」

おかみ「まったく…18にもなって情けない…!」

鍛冶娘「はいはい…」

盗賊「……モグモグ」

戦士「んーっ!相変わらずウマイッ!!」

おかみ「そうかい?ありがとよ!」

戦士「こんなウマイメシ毎日食えて、お前は幸せだな!はははっ!」

鍛冶娘「べっ、別に……っ!!」

おかみ「何なら戦士くん、婿に来ておくれよ!あははっ!」

鍛冶屋「そうそうそう!そうだよ。いいねいいねっ!」

召喚士「!?」

鍛冶娘「なっ、何言ってんの…!?バッカじゃないの!!…フンッ!///」

おかみ「冗談だよ!何顔真っ赤にして照れてんだいっ!あははっ!」
917 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/24(木) 21:53:36.70 ID:BvU5q82o
鍛冶娘「照れてなんか…ないっ!!///」

盗賊「……モグモグ」



召喚士「ご馳走様でした!」

盗賊「…ご馳走様でした」

戦士「あぁ…ウマかったぁ!」

おかみ「お粗末様!コーヒーでいいかい?」

鍛冶屋「戦士くんお酒!飲もう飲もう!」

戦士「えっ、あ…いや…」

おかみ「アンタはちょっとくらい控えなよ!明日も仕事だろっ?」

鍛冶屋「そうそう!明日も仕事だった…!いや、でも…」

おかみ「ま、せっかくだし良いかねぇ…!たまには」

鍛冶屋「そうそう!たまには良いよっ!ねっねっ?」

戦士「はぁ…俺はどちらでも…なぁ?」

召喚士「う、うん…盗賊さんは控えた方が良いですけどね…ははっ」
918 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/24(木) 21:55:36.56 ID:iiuUE.AO
女難の相…
919 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/24(木) 21:55:47.60 ID:BvU5q82o
鍛冶娘「照れてなんか…ないっ!!///」

盗賊「……モグモグ」



召喚士「ご馳走様でした!」

盗賊「…ご馳走様でした」

戦士「あぁ…ウマかったぁ!」

おかみ「お粗末様!コーヒーでいいかい?」

鍛冶屋「戦士くんお酒!飲もう飲もう!」

戦士「えっ、あ…いや…」

おかみ「アンタはちょっとくらい控えなよ!明日も仕事だろっ?」

鍛冶屋「そうそう!明日も仕事だった…!いや、でも…」

おかみ「ま、せっかくだし良いかねぇ…!たまには」

鍛冶屋「そうそう!たまには良いよっ!ねっねっ?」

戦士「はぁ…俺はどちらでも…なぁ?」

召喚士「う、うん…盗賊さんは控えた方が良いですけどね…ははっ」
920 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/24(木) 21:56:42.75 ID:BvU5q82o
二重カキコ…(#^ω^)ビキビキ
921 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/24(木) 21:57:06.41 ID:AM6vkKIo
大事なことなので2度言いました。
922 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/24(木) 21:57:47.70 ID:BvU5q82o
盗賊「……うぅ」

スッ…テクテクテク…

おかみ「もう寝るのかい?」

鍛冶娘「……悪い?」

おかみ「せっかく戦士くんも来てくれたってのに」

鍛冶娘「アタシの勝手でしょ!?明日も学校なのっ!」

ダンダンダンッ…バタンッ!!

おかみ「まったく…誰に似たんだか…」

鍛冶屋「ほんとほんと…誰に…ねぇ?」

召喚士「……」

盗賊「……」



おかみ「そうかい…そんな事が…」

戦士「えぇ…これなんですけど」

戦士はドワーフの大斧をおかみに渡す。
923 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/24(木) 21:59:05.82 ID:VjZrVBoo
・・・うぅ・・・心が・・・
.: : : : : : : : :: :::: :: :: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::☆:::::::+::::::::::::::
  . . : : : ::::/⌒ヽ: ::: :: : :::: :: ::: ::: :::::::::::::::::::::::::..,,::。:+:::::::::::::::::::::::
  . .... ..::::/  <`O:: :: ::: :::::: :::::::::::: : :::::::::::::::::::+,::o;;::・;,:::::::::::::::::::::
     ⊂ニニニ⊃. . .: : : ::: : :: ::::::::: ::::::::::::::::..<;;::・,,::;ゞ;;o;*::.:::::::::::
     /:彡ミ゛ヽ;)ー、. . .: : : :::::: ::::::::::::::::,,;;;<;+::;;;´;*::o*:,,;;ゞ;;::::::::
    ./ /ヽ/ヽ、ヽ  i. . .: : : :::::::: :::::::::::;;;*;;;〇;ゞ;*::;;:<;;;*;:;ゞ;;o;
   / / 。  ヽ ヽ l   :. :. .:: : :: ::<;;;;〇;ゞ;*::o,ゞ ;*;;;;*ゞ;*:o
  ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄ ̄     ;;;*;;;〇;ゞ;*::;;;;;*ゞ;*::o, 〇;;; *
                       : : : : : : llllllll : : : : : :
                           田田田
924 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/24(木) 21:59:49.14 ID:nAao1hIo
女難の相か
925 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/24(木) 22:00:19.54 ID:BvU5q82o
おかみ「ほぉー、コイツは立派なモンだねぇ!!」

鍛冶屋「どれどれどれ!?うーむ…コイツは…」

おかみ「アンタは黙ってな!!」

鍛冶屋「そうそう!黙ってよう!うん、それがいい……」

召喚士「ドワーフさんは魔王を倒す為に、五行全ての付加を付けると言っていました」

鍛冶屋「五行全て…!?」

おかみ「ソイツは無理だね」

盗賊「…!?」

おかみ「だってそうだろ?反発する行同士を繋げば、その反動は計り知れない」

鍛冶屋「そうそう。ましてや五行全てなんて…死ぬだろうね…」

戦士「……そうなのか」

召喚士「でも、魔王を倒すってところにヒントがあるのでは…?」

鍛冶屋「…?」

召喚士「そこまでしないと魔王を倒すには…」

おかみ「そうかもしれないどねぇ…」
926 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/24(木) 22:02:20.21 ID:BvU5q82o
召喚士(…待てよ?これって召喚術にも当てはまるよな…?)

戦士「とにかく…現実的には無理って事?」

おかみ「うーん…やった事も聞いた事もないからねぇ…どうだい?」

鍛冶屋「やってみたい反面…怖い部分もあるなぁ」

戦士「そっか……」

盗賊「……」

戦士「とりあえず…一行付加は出来ますかね?」

おかみ「…?そりゃモチロン!」

コンコンッ…

鍛冶屋「この素材は結界石が30%含まれてるね。なら問題ないよ」

召喚士「…凄い!簡単にそこまで分かって…!?」

おかみ「伊達に長年鍛冶屋してないよっ!!あはははっ!!」

戦士「出来れば…金行に反発しない火行か水行か土行…」

鍛冶屋「あとの問題は…素材だね」

おかみ「アンタらそこらで拾ってきなよ?魔物くらい何とかなるだろっ?」
927 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/24(木) 22:06:22.77 ID:BvU5q82o
戦士「まぁ…多分」

召喚士「…うん」

盗賊「……」

おかみ「とりあえず今日はもう休みな!奥の部屋、布団引いてあるから」

召喚士「ありがとうございます。なんか…すみません…」

鍛冶屋「いやいやいやっ、気にしないで!」

おかみ「盗賊ちゃんはこっちだね!」

盗賊「…?」

おかみ「女の子一人、男共と寝かせるわけにはいかないからねぇ!」

戦士「……」

おかみ「アタシと一緒の部屋で申し訳ないけどねっ!さ、使っとくれ!」

盗賊「…あ、ありがとう…ございます」

おかみ「礼儀正しくて美人で…ウチのと違っていい子だねぇ…!」

盗賊「そっ、そんな事…!」

おかみ「まったく…見習って欲しいモンだよっ!あはははっ!」
928 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/24(木) 22:09:06.31 ID:BvU5q82o
ちょっと休憩します…はぁ…
おかみがオソノさんで再生され始めた…いかんいかん
929 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/24(木) 22:11:13.06 ID:qw1VLb.o
皆メリークリスマス!
りあじゅうそうしょくけいの俺に隙はなかった!


リアル住職、僧職系だけどな
930 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/24(木) 22:11:55.60 ID:CzkMyPYo
なんとなく召喚師が可愛そうになってきた
931 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/24(木) 22:38:17.12 ID:gwVofL60
もう戦士が主人公でいいよ
932 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/24(木) 22:38:29.43 ID:/jUX6m.0
>>929
お前蝉か?


なぁ>>899は何処に行ったんだ?
933 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/24(木) 22:46:18.56 ID:42ngTQDO
召喚師は空気になることが希に良くあるらしいぞ
934 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/24(木) 23:03:18.23 ID:BvU5q82o


おかみ「さ、準備オッケー!寝ようかね」

盗賊「…はい」

ゴソゴソッ…

おかみ「……」

盗賊「……」

おかみ「なぁ…」

盗賊「…はい」

おかみ「戦士くんをヨロシクね」

盗賊「…へっ!?」

おかみ「アンタ…好きなんだろ?戦士くんの事」

盗賊「わ、私は…別に…っ」

おかみ「あははっ!隠さなくたっていいよ!」

盗賊「……うぅ///」

おかみ「人生長く生きてると…色々分かるモンだよ!あははっ!」
935 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/24(木) 23:06:54.57 ID:BvU5q82o
盗賊「……」

おかみ「ウチの子も素直になりゃいいんだけどねぇ…」

盗賊「……?」

おかみ「なかなか難しいね!年頃の娘さんがたは…」

盗賊「……はぁ」

おかみ「ゴメンね!おばさんの愚痴だと思って聞き流しとくれ」

盗賊「…はい」

おかみ「それじゃ、おやすみ…」

盗賊「…おやすみなさい」

〜次の日〜

台所ではおかみがせわしなく動いている。

召喚士「おはようございます!」

おかみ「おはよう!ゆっくり寝てていいのにー!」

召喚士「あ、いえ…なんだか目が覚めてしまって。何か…手伝いますか?」

おかみ「!?…あははっ!お客さんに手伝わせるワケにはいかないよっ!」
936 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/24(木) 23:14:32.15 ID:BvU5q82o
盗賊「…おはよう」

召喚士「あ、おはようございます」

おかみ「まったく…二人して」

召喚士「?」

おかみ「盗賊ちゃんも手伝うって言って聞かなかったんだから」

盗賊「……あ、その」

召喚士「盗賊さん…」

ザッ

戦士「おはよう!」

おかみ「おやおや…みんなして早起きだねぇ!偉いっ!」

戦士「なーんか習慣付いちまってなぁ…」

おかみ「それに比べ…ウチの奴らときたら…」

ノソッ

鍛冶屋「……おはよう」

鍛冶娘「……」

おかみ「まったく…!誰に似たんだろうね!あははっ!」
937 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/24(木) 23:19:59.54 ID:BvU5q82o
すいません…本日ここまでにて…
明日はクリスマスなんで、本編とは別にクリスマス的なSSをしようかと…

ここに投下予定ですが邪魔になりそうならあっちにしようかな…
もし良かったらご意見下さい!!

では、本日も多数のご支援ありがとうございました!
メリークリスマス!!ノシ

魔道士「メリークリスマス!!」

盗賊「…メ、メリー…クリスマスッ!」

魔道士「プレゼントはわ・た・し・た・ち…なんてっ!エヘヘっ!」

盗賊「こ、こらぁ!…リ、リボンを、む…結ぶなっ!」

魔道士「エヘヘーッ!!」

盗賊「ちょ、ちょっとぉ!…んあっ!…っ!!」

魔道士「こっちにも…ふふっ!」

盗賊「ちょ…っ!そこっ……んっ!!」

魔道士「出来たっ!では、皆さん!良いクリスマスをっ!」

盗賊「……うぅー///」

魔道士「…チュッ」ノシ
938 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/24(木) 23:26:45.91 ID:/GaaEQDO
今日も乙でした

もちろんここに投下がいい
939 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/24(木) 23:31:52.51 ID:ZvWQ3MDO
本編とは別なら同一IDに暴れて欲しいなw
940 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/24(木) 23:56:16.81 ID:ajSJ2sco
魔道士ちゃんプレゼントありがとう!
941 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/25(金) 00:00:44.74 ID:evoEyQDO
メリークリスマス!
ここ投下に一票
942 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/25(金) 00:09:29.99 ID:ZF09Z6sP
こっちはもうすぐ埋まっちゃうからあっちで
番外編が次スレに跨るのはちょっとなあ…
943 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/25(金) 00:10:31.03 ID:12LXbJc0


投下するならここがいいな
944 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/25(金) 00:14:41.57 ID:hPNnS6DO
こっちは埋まりそうだからあっちでやってくらさい
945 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/25(金) 00:14:53.76 ID:VQtxFoAO


投下するなら向こうがいいな
946 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/25(金) 00:16:24.75 ID:nWJPlrUo
向こうを完全に見失ったんだが
947 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/25(金) 00:22:51.41 ID:utiRcC60
召喚士「メリークリトリス!」
948 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/25(金) 00:49:33.46 ID:QOdf..AO
>>1

どちらでも構わないよ

番外でこのスレ使い切っても次スレから始まってもなんでも
949 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/25(金) 02:45:51.80 ID:Sd3C0UAO
意見分かれすぎワロタww
>>1が困るだろww
950 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/25(金) 05:48:28.50 ID:xBM5SwDO
これ迄の流れから察するに魔道士は俺の嫁ってことでFAか

あ、おはよう魔道士
でもまだ眠いよ、X'masは始まったばっかりだぜ
951 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/25(金) 05:54:26.23 ID:R30Icdko
>>950
それはないわ
952 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/25(金) 06:26:46.74 ID:CEjziISO
本編の番外編ならこっちでいいんじゃないかな?関係ないならあっちでいいだろうけど
それに残り50切ってるんだから、埋めて新しいスレ立てて新スレから始めればいいんじゃね?
953 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/25(金) 11:30:15.88 ID:WEijUlUo
おはようございます!意見分かれましたが、
確かにこっちだと、せっかくまとめて下さったりしてるのに
途中で飛ぶと、ゴチャゴチャしちゃいますね…

>>952
スレを埋めるだなんてとんでもない!
ギリギリまで投下↓続き
954 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/25(金) 11:31:32.44 ID:K.9lGKso
バッチコイ!
955 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/25(金) 11:31:42.43 ID:WEijUlUo
一応が食卓に着き、朝食が並べられる。

鍛冶屋「さぁさぁさぁ、食べましょう食べましょう!」

戦士「いただきます!!」

召喚士「いただきます」

おかみ「はいよ、召し上がれ」

盗賊「…いただきます」

鍛冶娘「…モグモグ」

戦士「…今日も学校だっけか?」

鍛冶娘「…だから何?」

戦士「いや…別に。頑張ってんなぁと思ってな」

鍛冶娘「うっさいわねぇ!」

おかみ「なんだい!ちゃんと返事しなっ!」

鍛冶娘「……」

バンッ!!…スタスタスタ…

召喚士「!?」
956 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/25(金) 11:32:35.31 ID:WEijUlUo
鍛冶娘「行って来ますっ!」

鍛冶屋「あ、うん…行ってらっしゃい」

盗賊「……」

おかみ「まったく…!」

〜外〜

バシャバシャッ

盗賊「……ふーっ」

ザッザッザ…

戦士「ほれ…」

盗賊「…ありがとう」

盗賊は戦士からタオルを受け取り、顔を拭く。

戦士「……大丈夫か?」

盗賊「…ん?」

戦士「いや…なんかここんとこ慌しかったし」

盗賊「…大丈夫」
957 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/25(金) 11:32:43.64 ID:R30Icdko
これが思春期の娘か…
958 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/25(金) 11:33:16.09 ID:WEijUlUo
戦士「…そっか」

盗賊「…うん」

〜リビング〜

召喚士「つまり…結界石に魔力を込めれば…」

鍛冶屋「そうそう、それは結界として利用するのが通例」

召喚士「でも…結界として使用せず…溜めれば…」

鍛冶屋「うん。魔力の貯金みたいなものだね」

召喚士「いざって時に、蓄積した魔力を上乗せ出来るのか…」

鍛冶屋「魔道士ってさ、、よく杖を持ってるよね?」

召喚士「ええ…」

鍛冶屋「あれはそういう事。結界石に魔力を込めてあるんだ」

召喚士「なるほど…」

鍛冶屋「もちろん行の付加を施せば、その行の上乗せにもなる」

召喚士「そういう事ですね…いや、奥が深い…!」

鍛冶屋「もちろん直接殴れば、戦士くんの雷切と同様…」
959 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/25(金) 11:34:10.17 ID:WEijUlUo
召喚士「直接攻撃でも…付加が…!」

鍛冶屋「そうそうそう!」

召喚士「後衛でも攻撃力を補えるようになる…!」

鍛冶屋「でも、召喚士にはあまり向かないかもね」

召喚士「そうなんですか?」

鍛冶屋「うん。魔力も鮮度が重要だからね」

召喚士「そっか…」

鍛冶屋「良質な餌になるのは鮮度の良い魔力って事」

召喚士「いくら溜め込んでても、劣化してちゃ意味がないのか…」

鍛冶屋「プリーストも一緒。回復魔力は鮮度が大切!」

召喚士「そうですね」

鍛冶屋「だから杖や短剣なら、魔道士向きだね」

召喚士「……なるほど」

鍛冶屋「もし腕の良い魔道士がいたら言っておくれ」

召喚士「…?」
960 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/25(金) 11:35:02.46 ID:WEijUlUo
鍛冶屋「杖なんて沢山作ってあるから!はははっ!」

召喚士「……はい」

鍛冶屋「これなんて見てよ!」

ゴソゴソゴソッ!!

召喚士「…?」

鍛冶屋「こいつは凄いよ〜?スケルトンの頭部にね…」

召喚士「…」

鍛冶屋「更にはアメジストを施して…」

召喚士「……」

鍛冶屋「しかし!木行と思いきや…なんと…」

召喚士「………」

おかみ「アンタ〜!お客さんだよー!!」

鍛冶屋「はいはいはい!あぁ、もう…良いところで!」

召喚士「……」

鍛冶屋「ゴメンね!すぐ戻るからっ!また後で続きをっ」
961 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/25(金) 11:35:56.10 ID:WEijUlUo
タタタッ…

召喚士「……助かった」

〜外〜

テクテクテク…

戦士「おう、随分議論してたな!」

召喚士「いや…どっちかと言うと一方的…」

戦士「はははっ!」

召喚士「武器の話になると、ほんと豹変するよね…」

戦士「いや…まだマシな方だぞ…?」

盗賊「…?」

戦士「武器を馬鹿にすると…」

ガシャアァンッ…ガラガラッ…

召喚士「!?」

盗賊「…何だ?」

戦士「……」
962 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/25(金) 11:36:48.49 ID:WEijUlUo
タッタッタッタッタ

赤い客「おいおい…全然注文とデザイン違うじゃねーか!」

鍛冶屋「あれあれ?す、すいません…」

青い客「あれあれ?…じゃねーよ!ボケ!」

おかみ「お代はいいから、勘弁しておくれ!なっ?」

赤い客「はぁ?俺達をあの赤青ブラザーズと知っての狼藉か?あ?」

青い客「こんなクソ剣じゃよ、赤っ恥なんだよ!」

ガスッ!!…ドシャァッ!!

おかみ「ア、アンタッ!!」

タタッ!!

戦士「…おやっさん!」

召喚士「くっ!」

召喚士と盗賊は身構えるが、戦士が手で制する。

盗賊「…!?」

戦士「大丈夫…だから」
963 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/25(金) 11:38:25.91 ID:WEijUlUo
ガタッ…パンパンッ…スタスタ…ガシッ!!

青い客「…ぐぇっ!!」

鍛冶屋「………おうコラ」

赤い客「っ!?」

召喚士「!!」

鍛冶屋「誰がクソ剣しか作れねぇクソ鍛冶屋だコラ?」

鍛冶屋は右手で青い客の胸ぐらを持ち上げる。

青い客「…いっ、息…がっ!!」

おかみ「あーあ……だからお代は要らないから帰れって…」

盗賊「……」

鍛冶屋「おうゴミムシ、クソ剣か試してやろうじゃねぇか」

チャキッ!!

赤い客「お、おいっ…!!」

ヒュバッ!!

鍛冶屋の一閃が、赤い客の前髪を落とす。
964 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/25(金) 11:40:05.47 ID:WEijUlUo
赤い客「……っ!!」

鍛冶屋「焦んじゃねぇよガキ!まずはコイツを真っ二つにしてからだ!」

青い客「…っか…は…っ!」

鍛冶屋「てめぇ!何、店先で失禁してんだ!コラァ!!」

召喚士「…」

鍛冶屋「誰が掃除すると思ってんだ?あん?」

おかみ「……アタシだろ」

赤い客「わ、分かった!もう充分!!」

鍛冶屋「ゴチャゴチャうすせぇぞ!ガキ!!」

赤い客「いやっ、ほんと!立派!立派な剣…!」

鍛冶屋「…あん?」

赤い客「よく見たらマジ…!素敵すぎるっ!うん!」

鍛冶屋「………なんだなんだ〜見る目あるじゃない!」

ドサッ!!

青い客「うぐっ!!……かっ…がは…っ!!」
965 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/25(金) 11:42:03.96 ID:WEijUlUo
鍛冶屋「そうでしょうそうでしょう!見て、ココなんてね…」

戦士「……分かったか?」

召喚士「…うん」

盗賊「…うん」

おかみ「ほんとすまないね…はぁ」



戦士「さて…」

召喚士「…鉱山に行く?」

戦士「……お願いします!」

戦士は二人に頭を下げる。

召喚士「気にしなくていいよ!ねぇ?盗賊さん」

盗賊「…うむ」

召喚士「それに…俺も興味あるし」

戦士「助かる…!」

盗賊「……どうする?」
966 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/25(金) 11:57:05.25 ID:xBM5SwDO
今まで4人+αだったから今の3人はなんか新鮮でいいな
967 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/25(金) 12:07:28.73 ID:v.pUIUSO
召喚士がなにやら寂しそうだ。
968 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/25(金) 12:08:43.74 ID:WEijUlUo
召喚士「まずは防具を一新しましょう」

戦士「そうだな。せっかくの鍛冶屋町だし!」

盗賊「…同意」

召喚士「せっかくだから鍛冶屋さんに作って貰いたいけど…」

戦士「材料集めないといけないしなぁ」

召喚士「集めるには鉱山に潜らなきゃいけないし…」

戦士「ただ、それなりの材料となると…結構手ごわいぜ?」

盗賊「…」

召喚士「とりあえず、色々と見て回ろうか」

戦士「そうだな!おやっさんもどっちかって言うと武器専だし」

召喚士「それじゃまずは、防具を見に行きましょうか…!」

戦士「おうっ!」

盗賊「…イキマショウ」

〜町〜

テクテクテク…
969 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/25(金) 12:09:52.12 ID:QTmv0wA0
サンタ「そろそろ儂の大活躍する姿を魅せる時かな、ホッホー?」
970 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/25(金) 12:15:55.28 ID:WEijUlUo
町の道沿いには、多数の鍛冶屋で溢れかえっている。

召喚士「しかし…本当に凄いですね」

盗賊「…ああ」

戦士「世界中から武防具求めて、人が集まるからな」

召喚士「ワーカーもちらほらいるね」

戦士「直接買い付けた方が安いし、それに…」

盗賊「…自分好みの…武器が頼める」

戦士「そういう事!」

召喚士「なるほどなぁ…」

戦士「おっ、この店なんかなかなか…」

召喚士「本当だ、入ってみようか」

盗賊「…うむ」

カチャッ…チリチリンッ

戦士「ちわー…」

店員「……いらっしゃい」
971 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/25(金) 12:30:32.29 ID:jZxr7520
>>969
「ホッホー」でパッパラ隊のパンツ泥の話思い出した
972 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/25(金) 12:41:35.42 ID:WEijUlUo
戦士「…お、コイツを見せてくれ」

店員「…ほらよ」

召喚士「……」

店員「そいつは魔道士用のローブだ。気になるか?」

召喚士「あ、いや……まぁ…」

盗賊「……」

戦士「割かし軽いな。んじゃ、この鎧と…」

召喚士「盗賊さんは…?」

盗賊「…あ、ああ。…えと…これ」



店員「…まいど」

戦士「うっし!準備オッケー!」

召喚士「さて、と…」

盗賊「…行くか?」

召喚士「はい。行きましょう!」

三人は下準備を終え、鉱山へと向かった。
973 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/25(金) 12:51:40.33 ID:R30Icdko
召喚士…
974 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/25(金) 13:26:17.53 ID:v.pUIUSO
山崎まさよしの歌が聞こえてきた。
975 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/25(金) 13:38:08.73 ID:TJ4ZlwQ0
やっぱり魔道士がいないと…
976 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/25(金) 13:42:12.34 ID:c5TJ9cYP
これで魔道士が戻ってこなかったら評価する
977 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/25(金) 13:52:02.50 ID:xBM5SwDO
魔道士、決意して召喚師達の元へ向かうがすれ違う
その間召喚師達は僧侶(女)を仲間に
魔道士、召喚師たちを見つけるも僧侶と仲良くしてる様子に嫉妬
そこへ俺が登場、後に結婚

完璧過ぎで震えてきやがった…

てことでサンタさんクリスマスプレゼントは魔道士ちゃんが欲しいです
978 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/25(金) 13:52:40.37 ID:WEijUlUo
うへぇ…すいません、会議イテキマス…
キリいいし、続きは次スレから再開がしますかね…
979 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/25(金) 13:55:56.16 ID:xBM5SwDO
>>978
乙!
980 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/25(金) 14:05:18.80 ID:CEjziISO
>>1乙!
俺んとこにサンタさん来た!これから占い師と白虎先生の二人とお泊りデートしてくる!!
981 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/25(金) 14:16:05.09 ID:5rrYSUw0
>>974
「one more time, one more chance」?
「振り向かない」?
982 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/25(金) 14:26:43.44 ID:f8z9QcAO
仕事しろww
983 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/25(金) 15:19:24.23 ID:TJ4ZlwQ0

ドラクエ6のようにならない事を心から願ってるよ…
984 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/25(金) 15:20:21.74 ID:TJ4ZlwQ0
6じゃなくて7だった…orz
985 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/25(金) 15:27:27.04 ID:xBM5SwDO
>>983
絶望の町に入る召喚師達を想像してしまったorz
986 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/25(金) 16:52:54.73 ID:eVvLh2DO
あっちとは、何処でしょうか?
迷子です。
987 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/25(金) 17:21:52.60 ID:pfPKIgSO
次スレはもう立ってる?
988 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/25(金) 17:33:57.11 ID:p1ovzgSO
キーファ=魔道士
ないないない
エアリス=魔道士
もっとないない
ヨヨ=魔道士
……まさか…イャァァァァァ!!!
989 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/25(金) 17:51:52.71 ID:CEjziISO
>>986 クリトリスで検索すると幸せになれるかも

>>987 まだ
990 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/25(金) 18:50:16.87 ID:WEijUlUo
うあぁ…終わらない。今日はただの平日なのに…

次スレです!ノシ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1261734559/
991 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/25(金) 18:55:35.17 ID:WEijUlUo
暗闇の中、キラキラと眩い光を放つ…。

戦士「なんだこのバケモノ…!?つ、強えぇ…っ!!」

盗賊「…くっ!!」

召喚士「召喚獣が……効かないなんて…!?」

魔道士「…はぁ…はぁっ…うぅっ!」

天才「うおらあぁっ!!」

ドゴーン!!

天才「この……俺様が…っ!?」

魔法剣士「……馬鹿な!?…ぐふっ」

青龍先生「……ワシにもお迎えが…来たのぅ」

魔道士「み、皆さんっ!!」

占い師「きゃああぁっ!!」

マジシャン「ちっくしょおぉ…こんな…ところでっ…!」

白虎長「……ごほごほ…っ!…もう…ダメ…」

戦士「…誰か…!誰か倒せる奴はいないのか!?」
992 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/25(金) 18:55:44.85 ID:v.pUIUSO
>>981
いつでも探しているよ
どっかで君のすがたを〜

っていう歌

ワンモアタイムワンモアチャンス
かとおもう
993 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/25(金) 18:58:32.67 ID:12LXbJc0
ん?…なにが始まった?
994 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/12/25(金) 18:59:42.37 ID:WEijUlUo
神官「私の…セクメトが……ぐはぁっ!」

名代「なぜ…通用しな……」

青年兵「無力だ……く…そ…」

サル・キジ・イヌ「ぎゃあぁぁ……っ!!」

女侍「四人がかりで……ウソだろ…っ!?」

大軍師「我が国もこれまでか……」

ザンッ!!

師匠「俺に任せろ!!」

召喚士「師匠!?」

師匠「行くぞ!ペニス!!」

バシーン!!

師匠「ぎゃーっ!!」

召喚士「し…ししょおおおぉぉぉ!!」

盗賊「…これまでか」

声「ここは俺に任せろ!!」
995 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/12/25(金) 19:02:54.48 ID:WEijUlUo
召喚士「あ…貴方は!?」

剣士「僕達が…倒す!!」

弓使い「ええ!!」

剣士「喰らえっ!ラブパワー!!」

クリスマス「ぎゃあああぁぁぁっ!!」

シュウゥゥゥ……

剣士「さぁみんな!もう大丈夫!!」

弓使い「私達の愛の力でクリスマスは倒したわ!」

剣士「皆さんもラブでハッピーなクリスマスを!」

弓使い「そうねっ、ふふふっ!!」

二人「メリークリスマス!!&コカトリス!!」

召喚士「……………」





………帰ります
996 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/25(金) 19:03:48.55 ID:.gmBvTQo
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                           田田田
997 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/25(金) 19:09:28.13 ID:1.yvrUSO
な、何が、ラブパワーじゃ!ボケがぁーっ!!!!!

>>1マジ乙。
998 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/25(金) 19:10:11.44 ID:12LXbJc0
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                           田田田
999 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/25(金) 19:10:42.54 ID:SxAICeso
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                           田田田
1000 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/25(金) 19:10:58.06 ID:Td/vvMYo
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     ⊂ニニニ⊃. . .: : : ::: : :: ::::::::: ::::::::::::::::..<;;::・,,::;ゞ;;o;*::.:::::::::::
     /:彡ミ゛ヽ;)ー、. . .: : : :::::: ::::::::::::::::,,;;;<;+::;;;´;*::o*:,,;;ゞ;;::::::::
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   / / 。  ヽ ヽ l   :. :. .:: : :: ::<;;;;〇;ゞ;*::o,ゞ ;*;;;;*ゞ;*:o
  ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄ ̄     ;;;*;;;〇;ゞ;*::;;;;;*ゞ;*::o, 〇;;; *
                       : : : : : : llllllll : : : : : :
                           田田田
1001 :1001 :Over 1000 Thread

 ,.――――-、
 ヽ / ̄ ̄ ̄`ヽ、   【呪いのパーマン Ver2.0】
  | |  (・)。(・);    このスレッドは1000を超えました。|
  | |@_,.--、_,>    このレスを見たら10秒以内に次スレを建てないと死にます。
  ヽヽ___ノ    次スレを10秒以内に建てても死にます。

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ぽてちが凶華様を死ぬほど讃えるスレ その6 @ 2009/12/25(金) 19:07:59.56 ID:R8OgCJEo
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召喚士「行けっ!コカトリス!!」 その8 @ 2009/12/25(金) 18:49:19.81 ID:WEijUlUo
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【実験作】やる夫スレ短編投下所 No.46 【練習用】 @ 2009/12/25(金) 18:29:05.36 ID:sdYu53go
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【年末年始】さくさくモンスターバトルEX【感謝キャンペーン中】 @ 2009/12/25(金) 17:38:46.27 ID:GHgWNps0
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処女だと思う有名人 @ 2009/12/25(金) 16:56:01.57
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