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【天上の座】能力者スレ【神の右席】 - パー速VIP 過去ログ倉庫

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1 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 01:58:57.99 ID:9iBKXEMo
ようこそ、能力者たちの世界へ。
この世界は、数多の能力者たちが住まう世界。
無限大の大きさのこの世界。
多くのことが語られたこの世界だが、まだまだ多くの空白がある。
先人たちの戦い、絆、そして因縁。これらが絡み合い、この世界は混沌としている。
もしかすると、初めて見た貴方はとっつきづらいと思うかも知れない。
――だが、この世界の住人は新しい来訪者にことのほか優しい。
恐れず、以下に示す雑談所や、場合によってはこのスレでも質問をしてみてくれ。
すぐにスレへの溶け込み方を教えてくれるだろう。

【雑談所。質問や現状、雑談などはこちらでどうぞ】
PC【http://jbbs.livedoor.jp/sports/37115/】 携帯【http://jbbs.livedoor.jp/sports/37115/
【はじめに】
このスレの元ネタはVIPで行われていた邪気眼スレです。
長く続けるに際して、いくつかのルールを設けています。以下にそれを記します。
* 完全無敵の能力は戦闘の楽しみがなくなり、またスレの雰囲気も壊れますので『禁止』です。 
* 弱点などがあると戦闘の駆け引きが楽しめます。
* 戦闘では自分の行動結果に対する確定的な描写を避けること。【例:○○に刀で斬り付ける。○○の首が斬れる】など。
* 基本の心構えですが、「自分が楽しむのと同じくらい相手が楽しむことも考える」ことが大事です。
* 書きこむ前にリロードを。場の状況をしっかり把握するのは生き残る秘訣です。
* 描写はできるだけ丁寧に。読ませる楽しみと、しっかりと状況を共有することになります。
* 他のキャラクターにも絡んでみると新たな世界が広がるかも。自分の世界を滔々と語ってもついてきてもらえません。
* 「コテハン」は禁止の方向で!
* 基本的に次スレは>>950が責任を持って立ててください。無理なら他の能力者に代行してもらってください。また、 950を超えても次スレが立たない場合は減速を。
* スレチなネタは程々に。
* スレの性質上『煽り文句』や『暴言』が数多く使用されますが過剰な表現は抑えてください。
* 基本的に演じるキャラクターはオリキャラで。マンガ・アニメ・ゲームなどのキャラの使用は禁じます。(設定はその限りでない)
【インフレについて】
過去、特に能力に制限を設けていなかったのでインフレが起きました。
下記の事について自重してください。
* 国など、大規模を一瞬で破壊できるような能力を使用。
* 他の人に断り無しに勝手に絶対神などを名乗る。
* 時空を自由に操る能力、道具などを使用する。時空を消し飛ばして敵の攻撃を回避、などが該当します。
* 特定の物しか効かないなどの、相手にとって絶対に倒せないような防御を使う。
* あくまで能力者であり、サイヤ人ではありません。【一瞬で相手の後ろに回り込む】などは、それが可能な能力かどうか自分でもう一度確認を。
* 全世界に影響を及ぼしたり、一国まるごとに影響が及ぶような大きなイベントは一度雑談所でみんなの意見を聞いてみてください。
勝手に世界を氷河期などにはしないように。
* 能力上回避手段が思いついても、たまには空気を読んで攻撃を受けたりするのも大事。
* エロ描写について
確かに愛を確かめ合う描写は、キャラの関係のあるひとつの結末ではあります。
なので、全面的な禁止はしていません。
ですが、ここは不特定多数の人が閲覧する『掲示板』です。そういった行為に対して不快感も持つ人も確実に存在します。
やる前には、本当にキャラにとって必要なことなのか。自分の欲望だけで望んでいないか考えましょう。
カップル、夫婦など生活の一部として日常的に行う場合には、一緒のベッドに入り、【禁則事項です】だけでも十分事足ります。
あまり細部まで描写するのはお勧めしません。脳内補完という選択も存在しますよ。
また、有志によって制限のない分煙所も作成されました。どうしてもあかんねん、あかんねん!というときにはご利用を。

前スレ【http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1283797973/
wiki  【http://www31.atwiki.jp/nouryoku/】 
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少し暑くて少し寒くて @ 2024/04/25(木) 23:19:25.34 ID:dTqYP2V2O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1714054765/

渾沌ゴア「それでもボクはアイツを殺す」 @ 2024/04/25(木) 22:46:29.10 ID:7GVnel7qo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714052788/

二次小説の面白そうなクロス設定 @ 2024/04/25(木) 21:47:22.48 ID:xRQGcEnv0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714049241/

佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713966248/

全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713957007/

君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/

笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713869982/

【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713861164/

2 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 02:07:33.24 ID:S5Q1cAAo
>>1乙です!
3 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 02:19:18.98 ID:B.o.yM20
>>1乙様
4 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 02:19:44.86 ID:MmHWmwko
>>1
5 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 02:22:29.38 ID:CCksXMDO
>>1
6 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 02:35:54.17 ID:CCksXMDO
>>997>>999
―――――――――…………………
【虚ろな目で、天井と、自分に向けられるドライヤーを見て】
【少しの、間】

―――――ッッッッキィィィィィィィィィィヤァァァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!
【突如大口を開けたかと思えば、響くのは甲高い声】
【取り込んだ人間の悲鳴を強化模造したか、まともに聞けば10m先でも頭がふらふらするのではないかという位、甲高く声量が高い】
7 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 02:39:46.88 ID:9iBKXEMo
>>999>>6

──!!

【バッ、と素早く両手で両耳を塞ぎ、少しでも聴覚へのダメージを減らそうとする】
【触手で押さえられたときですら飄々としていたが、今回ばかりは不愉快そうに表情を歪めている】
8 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 02:42:01.86 ID:SavODRo0
>>1乙!

>>994

(この女…“ウェル子”の言う事が正しければ、“同僚”である理由も大体分かるよ)
(“答え”は相容れないにしても、“過程”が殆ど同じ、そんな方程式…)

…ふーん、飯抜きの水だけで活きてる様な人間って訳かな?
そして、悪いけど其の誘いには乗れないね。僅かにでも話が合う可能性のある相手でも、初対面じゃ“期待”し切れないよ今のボクは。

【事務的、と言うか「びっくりするほど何も無い」と言うか、そんな声…だが、饒舌に成ったコトは良く判る】
【自分の様な人間を惑わそうとする意図と意味は見えない、だとしたら―――機械のように、冷徹に演算】
【最後に添えようかとも思っていた「ボクと同じで」という言葉は、喉に発生する前に押し潰して砕く】

…声帯が違う、か。矢張りインコの様には行かないな。
ボクの知り合いならカラスの喉をギチギチとメスやら何やらで捏ね繰り合わせたり…出来るけど、趣味じゃないし。

【完成された演技か、或いは同じだけの僅かな純粋さか、何はともあれ……相手の声には、強い意外性を感じた】
【「鴉(あとり)なら、“可愛い”とでもほざくか?」…何となく苦笑したが、直ぐに氷点下の無表情を張り付けて】

興味深い…けど、遠慮しておくよ。
そんな深い考えのあるカラスならもっと前線に押し出すべきだし、腐肉の味には興味が無い。

【―――喰い慣れたモノについての感想など、もはや見ず知らずの人外に求めるまでも無いのだ】
【薄い風味しか持たない、浅い微笑みと共に、声を返した】
9 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 02:43:06.42 ID:S5Q1cAAo
>>6>>7

う、ぁっ──……!?

【ぞくりとした寒気。きぃんという耳鳴り】
【急に襲ってきた眩暈によりふらりと少女の身体は揺れ】
【状況やら相手の様子を確認するより先に、思わずドライヤーを膝の上に置き、両耳を塞いでしまっていた】
【強烈な悲鳴を間近で聞いたのだ。少女の鼓膜が破れなかったほうが奇跡なのかもしれない】
【彼女の精神的ダメージは相当なものだったのか、今まで浮翌遊していた掃除機ががしゃりと床に落ち】
【その上に乗っていた荷物もずるりと落ちるも、少女は未だ掃除機の上に乗ったままだ】
10 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 02:43:23.88 ID:SavODRo0
/追記
/>>8の「鴉(あとり)なら、“可愛い”とでもほざくか?」は声に出してませんの。申し訳ない。
11 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 02:46:54.15 ID:pBUAUgSO
>>1

>>1000
…えー…需要…あるよ………腐女子に…
…ツッコミ…
【ハリセンを消し】

……なーにー?…
【首を傾げ】

/ただいまー
12 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 02:48:38.63 ID:CCksXMDO
>>7>>9
【叫び声が止み、キィンと言う残響が残る】
【その中で、仰向けのままの少女の体全体が黒ずみ】
【ドロリと溶けて、黒いスライム状になる】
【一部、中心に紅いテニスボール程の球が浮いている】

―――――――――――――
【そのまま、ズルズルと床を這ってその場から逃げだそうとする】
【隙間から逃げ出す前に、弱点らしき所を攻撃出来れば…】
13 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 02:51:43.64 ID:92Xsziwo
>>11

知らない、そんな人種しらない

【ツッコミなら仕方ないね】
【叩かれた頭をスリスリ撫でる】

サバト女史、性別を変えたりするアイテムとか持ってる?

【唐突過ぎる質問ではあるが続けて】

いやさもちろんオレが使うわけじゃなくてな
なんでもこないだ会ったヤツが前は男だったのに何かしらあって女になっちまったらしいんだ
そんなワケでそんな便利アイテムあったらくれ、もちろんタダとは言わねーよ?

【「金なら一応は……」と付け加え】
14 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 02:57:11.99 ID:pBUAUgSO
>>13
…差別…イクナイ……謝れ…全世界の…腐女子に…謝れ…
【カッと目を見開きながら】

……おいおい…エルフェスよ…いくら…私でも…そんな…アイテム……通販で…買ってる…わけ…ないじゃない…
【足元の闇に手を突っ込み】

……はい…性転換薬…効果は…一日…
【液体がはいってる薬瓶を取りだし渡そうとしながら】
15 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 03:00:50.83 ID:92Xsziwo
>>14

うぇ……なぜにそこで意固地になる……

【なんだか申し訳なさそうに謝りつつ】
【場に流されたのか……】

え、何?通販で売ってるのかソレ……
……つうかマジであるのかよ、なんでもありだな

【さんきゅー、と礼を言いつつ品を受け取り】

って効果は一日だけか、こう永続的な効果のヤツはねーのか?

【ちゃぽちゃぽと中身を揺らして月明かりに掲げる】
16 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 03:05:01.31 ID:pnUJ20.o
>>8>>10
――どうでしょうね?
お菓子なんかを主食にして生きている……なんて人種かもしれませんよ?

【これは、どこか冗談めいた言い方だ】
【微妙に口元が笑っていることからも、そこまで真面目な発言ではないと推察できる】
【誘いを断られたことに関しては、やれやれと言った感じで、軽く肩をすくめるといった反応を示す】

そうですね……、一応は大切な従者を改造するような真似は好ましくありませんね
余り本来あるべき姿というものを弄ると……、「この世界」は存外怒ったりしますからね
わたくし、「怒られる」というのが、この浮世で3本の指に入るくらい嫌いでして――

【――なんて返しながら、手持ち無沙汰な右手を肩のあたりでひらひらと振る】
【普段全面に押し出している超然とした雰囲気と、その端々に見て取れる年相応の少女的振る舞い――】
【実に、相反する要素を内包している少女、とでも言うべきだろうか】

あら、そうですか
まあ、通訳するのもそれなりに面倒ですので、遠慮して頂けるならその方が楽です

【気付けば、例の死体は、最初に比べ大分肉が食い尽くされ、骨が目立ってきている】
【カラス達も満足してきたか、食べることより、ウェル子とチャルダッシュの監視や羽繕いなどを行っている】

……ふう、初対面の……それも「何の接点もない相手」に少々喋りすぎましたね――、喉が乾いていけません

【ふと、ウェル子が左手でカラスを手招きするような仕草を見せると、】
【一羽のカラスが飛び、ウェル子の水兵帽の上に止まった――】
17 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 03:05:03.33 ID:Bl5A.oDO
【路地裏】

【金髪ロング、長身の白いドレスを纏った女が一人佇んでいる】

…いつきても何もない田舎街ですわね、この辺りは…
任務さえなければ私には一生縁がなさそうなとこなのですが…

【ぶつぶつ呟きながら歩いていく】
18 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 03:08:09.91 ID:pBUAUgSO
>>15
……それが…世界の…真理…だから…

……マジ…そして…残念ながら…効果は…1日…長くって…3日……
…流石に…一生は…無理……
………ら●ま1/2…みたいな…お湯…かけると…男…水…かけると…女に…なる…のが…あれば…完璧…なのに…

……ところで…友達…って…誰?…
【首を傾げながら】
【クルスちゃんにあげるとはエルフェス優しい】
19 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 03:13:43.96 ID:9iBKXEMo
>>9>>12

あー……やってくれたな

【両手を耳から離し、指先で側頭部をとんとんと叩いて揺れる脳を覚醒させる】
【逃げ出そうとするスライムを見て、にやりと、どこか凶悪な笑みを浮かべた】

この俺様を敵に回しておいて、今更「逃げる」という選択肢は存在しないぞ?

【そう口にすると同時】
【彼の周囲が不自然に「赤く」光り始めた】
【それは魔力だ。何かの魔術を使うべく、周辺の魔力に働きかけた結果だ】
【赤い光の中、笑みを携える青年は──とても恐ろしく見える】

『我焦がれ、誘うは焦熱への儀式』

『其に捧げるは炎帝の抱擁』

【彼が言葉を紡ぐごとに、周囲の温度が上がっていく感じすらする】
【詠唱。今まで使っていた爆発の魔術には無いもの】
【本来、魔術というのは詠唱やその他によるプロセスがあって初めて実行出来る。それが無ければ当然、威力や効力は落ちる】
【つまりこれが──本気の一撃】

イフリート・キャレス──!!

【爆発を起こしたときと同じく、指を鳴らす】
【その次の瞬間、スライムの真下から、巨大な炎の柱が噴き出す】

【詠唱付きである分、大きな威力がある】
【詠唱の間に行動は当然可能だ】
20 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 03:13:50.89 ID:92Xsziwo
>>18

クソ真理ごとぶっ潰す

【鋼の錬金術師の最終巻は未だですか】

1〜長くて3日か、でも無いよりマシか
ああそうだ金だな、金、金ーっと

【ポケットからサイフを取り出す】
【バリバリー】

少なくとも友達じゃねーな、うん
名前なんだっけ?クルス、とかだったような気がする

【うろ覚えらしかった】
【他意は無い、ついでに優しく無い、っと本人は言うだろう】
21 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 03:15:16.57 ID:S5Q1cAAo
>>12>>19

く、ぅ……──

【悲鳴が止んでも尚耳を塞いでいるあたり、相当ダメージは大きかったのだろう】
【だがここで相手を逃がしてしまえば、また同じような事態が起こる可能性は十分にあった】

【ぎり、と歯を食いしばり。ふらつく視界の中相手が変化したスライムを目視し】
【なんとか膝の上のドライヤーに少女は触れる】

超……往生際、が、悪い……ですっ……!

【そして、まともに狙いも定められぬ状態ではあるがドライヤーをスライムへと向け】
【間髪入れず、スイッチを押した】
【今度は熱線ではなく、冷たい氷を思わせるようなビームが相手へと迫る】
【少女自身は、中心の球体を狙って撃ったつもりだ】
【しかし】
【聴覚が狂い、それと同時に距離感や平衡感覚が一時的にイカれてしまったため】
【ちゃんと狙い通り当たるかは──はっきりいって、分からなかった】
22 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 03:19:11.94 ID:SavODRo0
>>16

……女の子はお菓子が主食…か。

【コルネリアもといチャルダッシュもといエクレールの、主食にしてオカズにしてデザートはチーズケーキである】
【自らの言葉を鼻でふん、と一笑に付すが、実のところ妙な気分ではあった――満更じゃ、ない】

怒られるのが純粋に好きなヤツは、余り見た事がないけどね。
本来あるべき姿…結局何かは知らんしどうでも良いけど、生態系はそうなのかも。
―――でも、ボクには砂糖抜きのハーブティは飲めないな。

【意味が有るのか、無いのか―――比喩として成立しているのか判らない、そんな話】
【またも僅かな“感情”が、結露するように現れるが、気持ちの雫は直ぐにでも吹き消され、乾く】

【なお、彼女の仕草について言及すると―――直立、としか言いようが無い】
【不定期に腕を組んだり、腰を捻ったりするが、その動作もどこか年季の入ったものを感じさせる】

そうだ、何の接点も無い。同じ場所に居合わせただけ…ヘンな話だね。
まぁ、悪いのは先に寄ったボクなんだけどさ―――其れでもあの情景、気にするなと言われたら逆に困る。

【黒ずんでいく、食い散らかされていく、そしてカラスからバクテリアに食卓を譲ろうとする、そんな死体】
【横目に見やりながら、きゅっ…と右手でハットのツバを掴み、目深に被っていたのを、修正】

……じゃあ、何だか悪いし、今夜はもうだいぶ遅いし、ボクは帰ろうかな?

【確認を取るように尋ねながら、既に踵は返される為に整っており―――知りたい事は、大体判ったということか】
【名乗ろうともしないのは、之までに使った3つだろうが、他の名前だろうが、余り知られたくないからであったり】

23 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 03:19:33.68 ID:pBUAUgSO
>>20
……オノレー……
【まだなんです】

…やめてー…
【マジックテープを止めようとしながら】
……お金は…いいよ…青春…プライス…です…
【キリッとしながら】

…なるなる………このツンデレめー…
【二回目のハリセン】
24 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 03:22:07.77 ID:CCksXMDO
>>19
―――――――――――――――――――!!!!?!?
【青年の炎に焼かれ、体が沸騰し、上手く動けない】
【ただただ、炎の中で足掻くようにのたうちまわり】

>>21
!!!?!―――――――――――――――
【少女の放った光線が紅い球…核を貫き、核が凍結し、砕ける】
【後に残ったのは、炎の中でブスブスと異臭を放つ何かの燃えカスだけだった】

//一足先に失礼します、乙でしたー
25 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 03:24:14.28 ID:9iBKXEMo
>>21>>24

(詠唱魔術なんか久々に使ったな……)

【スライムが消失したのを確認してから、少女の方へと歩いていく】

//お疲れ様でしたー
26 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 03:24:29.06 ID:92Xsziwo
>>23

しかし普通のサイフだったり
っていらないのか、変なヤツめ……

【借りが1つできちゃったなあ、とか思いつつサイフをしまい】

ツンデレじゃないから、そんなキャラ付けいらないから
とまあ取り敢えずコレ貰ったからなサンキュー

【薬瓶を弄びつつもう一度のお礼】
27 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 03:28:08.57 ID:pBUAUgSO
>>26
……騙された……コレが…カオスの…力か…
…うん…お金…いらない…
【クルクル周りながら】

…本人が…認めなくとも…君は…ツンデレ…
…どう…いたしまして…
【ペコリとお辞儀しながら】
28 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 03:31:27.13 ID:S5Q1cAAo
>>24

【かしゃん、と】
【少女の手からドライヤーが滑り落ち、床に機械のあたる硬い音が響く】

……っ、なんで、あんなの、が──

【ぽつりと、そう少女は呟いた】
【何故あのような異形が協会内にいるのか】
【──だが、今はその疑問に答える者などいないのだろう】

/お疲れさまでしたー!

>>25

【青年が近づいてくるのを感じたのか、ふと其方へと目を遣り】

あ、あの……助けてくれて、超、ありがとうございまし、た。

【開口一番】
【助太刀への礼を、まず述べた】
29 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 03:32:13.59 ID:92Xsziwo
>>27

まあ何か困ってる事があったら、そうだなあ……
オレの出来る事ならやってやんよ

【またニシシと笑うのであった】

もうやだこのカオス……
ん、そいじゃあそろそろおいとますっかな

【ふぁう、と大きく欠伸をして】
30 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 03:34:23.89 ID:pBUAUgSO
>>29
……わかった……
…その…時は…頼るよ…
【フルフェイスヘルメットを拾ってかぶり】

…それじゃあ…気をつけてね…
…またね…エルフェス…
【背中から天使と悪魔の翼を生やし】
31 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 03:35:20.92 ID:9iBKXEMo
>>28

別にそんなことはどうだっていいんだが、お前確か助けを呼んでいたな?
一人であれを処理出来なかったのか?

【開口一番の例を一蹴】
【助けの叫びは聞いていたらしく、そこの理由を尋ねてきた】
【そこにはどこか、責めるようなニュアンスが含まれている】
32 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 03:39:39.93 ID:92Xsziwo
>>30

ま、あんま期待しないでくれな割と本気で使えないかもしれないし
……実際使えなく……いや、なんでもない

【ふん、と自嘲し】

おうよお前さんも気を付けるんだぞーじゃなー

【黒と白の翼をしばらく見てからその場を去るだろう】

/乙でした!
33 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 03:39:58.35 ID:S5Q1cAAo
>>31

だ、だって……超怖かったんです、もん……
最初、あんなんじゃ超なかった、です、し

【ぽつりと、そんな本音が漏れる】
【少女が最初に異形と会った時は、異形は少女の形などではなく「闇の塊」だった】
【その上人間を闇の内へと取り込んでいたのだから──助けを呼んでも仕方の無い状況だったのだ】
【青年へ返事をする少女の表情は、どこか拗ねたようなものでもあった】
34 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 03:42:46.58 ID:9iBKXEMo
>>33

ふむ……

【拗ねたのを察知したのか、それとも仕方が無いと思ったのか】
【一言唸るだけで、その件に関しての追求は終わった】
【実際には、どうでもよくなっただけなのだが】

それじゃあ次の質問だ
お前は生徒か? 班に所属は?

【続けて別の質問を投げかけた】
【とても単純な質問なのだが、この青年からはどこか威圧感のようなものが出ている】
35 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 03:43:21.89 ID:pBUAUgSO
>>32
……そう…言わないの…
…バイバーイ…
【そのまま飛び去っていった】

/乙でしたー
36 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 03:44:03.63 ID:pnUJ20.o
>>22

砂糖を入れて好みの味にする――、実によろしいと思いますよ
わたくしも、「この世界」に対し、ちょっとしたスパイスを加えて自分好みにしようと躍起になってますからね

【半目――、感情をこめているんだかいないんだか、イマイチ掴みにくい目付きと口調で、】
【かなり直立不動なチャルダッシュをジトーッと見つめ、】

夜食のお時間に、とんだお客様でしたよ、本当に――ね
熱い夜に絶望し、来客に絶望し、果てには喋りすぎた自分に絶望して――、
ここまで来ると逆になんだか楽しくなってきますね、ただし世界は早急に滅んでほしいのですが

【声量を小さめに独り言でも言うかのように吐き捨てるが、普通に聞こえるはずだ】

……路地裏から適当に引っ張ってきた死体ですので、彼か彼女かすら存じませんが、
この方も、カラスの血肉となり、そしてゆくゆくはわたくしの役に立つとなれば……本望でしょう

ああ、それと勘違いされないように補足させて頂きますと、この方はわたくしが殺めた訳では御座いませんよ
路地裏で野垂れ死んでいた哀れな一般市民の方です
行方不明のまま、こうして、カラスに食べられた訳ですね、ああ、お可哀想に、ふふ――

【原型を留めぬグロテスクな死体に対し、静かに、かつ無表情でそんな言葉を投げかける】
【一応、ウェル子は決して進んで殺人をするような人種では無い……という感じだろうか――?】

……ええ、お帰りですね、どうぞご随意に――
ここまでしゃべらせておいて、名乗りすらして頂けないのは、至極残念ではありますけどね――?

【――などと言うには言うが、帰ろうとする相手を引き止める行動は無い】
【名乗らずに帰っても、何ら障害なく普通にお帰り出来る状況だ】
37 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 03:44:28.98 ID:Bl5A.oDO
…既に貴方はその組織の中ではお荷物として忌み嫌われる存在にまでなっている事にまだ気付かないのですの…

【小さく溜め息を吐く】

…もうそこは貴方の組織ではないのですよ…

…私が責任を持って終わらせて差し上げますわ、貴方のその肥大化し過ぎた悪夢を…

【そう呟き街中へ歩いて行く】
38 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 03:46:16.95 ID:S5Q1cAAo
>>34

……、魔導具開発班所属、です。

【その威圧感に圧されてか、ちょっとだけ小さな声で短く答えた】
【それだけしか言わなかったという事は、生徒ではないということなのだろう】
39 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 03:47:08.06 ID:9iBKXEMo
>>38

魔導具開発班の、何ていうんだ?

【更に続けて名前を尋ねた】
40 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 03:50:32.57 ID:S5Q1cAAo
>>39

……南雲。南雲、利織です

【なぐも かがり】
【少女はそう素直に名乗る】
41 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 03:53:22.11 ID:9iBKXEMo
>>40

南雲利織だな、分かった
じゃ、あれの処理は頼んだ

【名前を復唱しただけで他には無く、黒炭になった何かの処理を押し付けると、来た道を辿って戻ろうとしてしまう】
42 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 03:56:38.26 ID:S5Q1cAAo
>>41

……、……って、超待ってくださいです!
人に名前だけ聞いてバイバイってのは超ないじゃないですかぁ!

っと、あなた、名前なんていうんです?
後、出来れば所属班も超聞いておきたいです!

【「今度改めて超お礼に伺いたいので!」】
【去ろうとする相手を慌てて引きとめ】
【にまりとした悪戯な笑みを浮かべながら、利織はそう言った】
【「掃除、超めんどいですね……」】
【心の中では、そんなことを思っていたりしたのだが】
43 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 03:59:32.44 ID:SavODRo0
>>36

楽しい、か……。
―――羨ましいよ。

【此方もひとり言のように―――否、完璧な独白に過ぎない、この言葉は】
【ただ、思わず声量を絞り忘れただけ―――腹立たしい理屈屋コルネリアの声に、僅かな寂しさが混じって、霞のように消える】
【粘り付く様な視線に対して表情一つ変えない、氷像のような彼女だけに、より特異な場面と言えるか】

ははあ、有効活用ね…。
子供の頃、パパに「食べ物は残さず食え」って何度も言われたのを思い出すよ、如何でも良いけど。

ああ、別にキミが殺してたとしても、気には留めないけどね。
機嫌の問題かもしれないけど、本気で見ず知らずのヤツに奇襲仕掛けるタイプじゃあ無いみたいだし、キミら。

【然し、何事も無かったかのように、チャルダッシュは冷静かつ白々しく返答―――そう、この姿じゃ“顔も知らない”】
【「でも、喋りすぎた自分に絶望するのなら、今なんか大分ヤバいんじゃ無い?」……何の気持ちも封じられない声で、加えてから】

名乗り?
……ああ、「ルネ」とでも呼んでくれると良いよ。

【其れは―――ウェル子は活きていないかもしれない昔、彼女がアイドル「コルネリア」だった時の、ファンからの愛称】
【「エクレール・C.B.」に一切結び付かない、些か卑怯な逃げ方であると同時に…奇妙な信頼を添加された名だ】

【何事も起きなければ―――風にスカートを靡かせながら、朝を迎えようとする街の薄闇に消えていく筈だ】
44 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 04:08:10.89 ID:9iBKXEMo
>>42

俺様の名前はルア・フラムベリート
術式解析班の班長……という呼び名は嫌いだから、まぁ主任とでもしておこうか
とにかく、最高責任者だ

【声をかけられど立ち止まることも振り返ることもなく、必要なことだけを答える】
45 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 04:11:53.95 ID:S5Q1cAAo
>>44

フラムベリートさん、ですか……
……、って、は、班長さん!?

【相手の名を数度口の中で転がし、その間相手の言った事は頭の中を素通りしていっていた、が】
【改めて青年・ルアの言った事を思い返し。その中に出てきた単語を認識するとぎょっとしたような声を出してしまう】
【自分の助太刀に来たのが、別班の最高責任者だと知ったのだ】
【それも、当然の反応なのかもしれない】
46 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 04:15:25.53 ID:9iBKXEMo
>>45

その呼び名で呼ぶなよー
じゃあなー

【最後に一つ釘を刺し、角を曲がって消えていった】
【変に威圧感があったのも、班長だからかもしれない】

//超お疲れ様ですー
47 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 04:16:21.78 ID:pnUJ20.o
>>43

……面白くもない浮世を、面白く――
「気の持ちよう」及び「いかに浮世を自分の世界に引きずり込むか」――

……一見マイナスに見えるネガティブとは、一種のプラス思考で御座います
「後ろ向きに全力疾走」――というのも生き方の一つだと心にとどめておくとよろしい、かと

【独白に対し、わざわざウェル子は助言に近い言葉を発する】
【その真意は……『いかに浮世を自分の世界に引きずり込むか』という言葉そのもの……なのかもしれない】

ああ、案外良い「眼」をお持ちですね
その通り、こう見えてもわたくし、中々に温厚な性分でして……
よほど邪魔なお相手か……気に入ったお相手でもない限り、
殺したり、襲ったり、眼球を抉ったりなどという手荒な真似は致さないのです

【加えて、「ええ、温厚な人間ほど、内面はヤバイものですよ?」と、微笑混じりにいたずらっぽく彼女は返した】

あら、ありがとうございます、これでなんとなく報われます
そしてわたくしも名乗り返させていただきますと――

――『ウェル子』と申します

……一風変わった名前ですが、冗談ではないですよ、本当に、そういう名前なのですから

【無論、相手は自分のことを知らないと思っているウェル子は、丁寧に名乗り返す】
【座ったままながら、ペコリと優雅なお辞儀も一緒に――】

……では、ルネ様――、さようなら――

【また会おう、などとは言わない】
【この世界に、絶望し、崩壊を望むウェル子に、その言葉は、使えないから――】


【ルネが去り、更に6羽のカラスが飛び立てば、公園には、ウェル子と、死体だけが、残された――】


/わー、こんな時間までありがとうございます、お疲れ様でした!!
48 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 04:20:46.85 ID:S5Q1cAAo
>>46

……、うわぁ。……超うわぁ

【信じられなさそうな表情を浮かべながら、そのままルアを見送り】
【しばらく利織はぼんやりとその場に座りこんでいたが】

──……、なんか、超協会七不思議とか、探せば超ありそうです。。

【はぁ、とため息をついてその場から立ち上がり】
【疲れたような表情で荷物の中から携帯電話を取り出し、ボタン操作で転移魔方陣を起動】
【恐らく、掃除機に乗って家に帰るのすらめんどくさかったのだろう】
【そのまま、起動した魔方陣の上に乗って自室まで転移し、この場を去った】

【──尚】
【スライムっぽい生物の残骸の掃除のことはすっかり忘れていたらしく】
【翌日目が覚めたときにその事を思い出して小さな悲鳴をあげたのは、また別のお話】

/超お疲れ様でしたー!
49 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 04:21:55.87 ID:SavODRo0
>>47

【その後、何処かのオープンカフェ】

自分の世界に引きずり込みたい…いや、中々どうしてその通り。
……でも、冷静に考えたら眼球と殺害の順序は逆じゃないか、な?

【……それなりには、後に引き摺る話に成った様である】

/乙でしたー!
50 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 06:33:12.44 ID:vnNBi1oo
前スレ>>868

それではアディオス!
【右手を振り、歩き出す】

コンビニかぁ
今度行ってみようかなと
【青年の瞳には夢と希望で溢れていた】

/乙でした!いろいろ申し訳なかったです。
51 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 10:06:09.81 ID:LDyyPF2o
【───路地裏】

【ちゅーちゅーと、輸血パックにストローをぶっさした物を吸っている少女】

根暗ワカメめ……。

【白いレースのゴスロリ服を身に纏い、ウェーブの入った艶がかった藍色の髪の少女】
【濁った血のような赤い瞳の下には、逆三角形の赤い模様が3つ並んでいて】
【人間のソレより『長い耳』、背中にはまるで蝙蝠のような『悪魔の羽』が生えている】

逃げたくなる気持ちも分かるけどね……。
探すこっちの気にもなってほしいな。

【体操座りしながら、アンニョイな雰囲気が漂っている】
52 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 10:10:06.92 ID:LDyyPF2o
>>51
/おっと アンニュイでした。
53 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 10:32:33.07 ID:pnUJ20.o
>>51>>52
/ま、まだいらっしゃいますか!
54 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 10:44:52.99 ID:LDyyPF2o
>>53
/ソーリー、いらっしゃいましたり、していますのよ。
55 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 10:51:35.55 ID:pnUJ20.o
>>54
/オーウ、アンビリーバボー、HAHAHA!!


>>51

んー……、流石のわたくしも、少しは仮眠をとるべきでしたかね……
軽くあくびが出る程度には、いささか眠気が――

【セーラー服に紺のスカートと、頭には水兵帽を被り、縁無し眼鏡を掛けて、】
【何だかとても冷めた目付きをしているが、瞳は澄んだ蒼色で――、】
【金色に煌めくロングストレートヘアーを靡かせている――、そんな身長160cm程度の少女が、】
【眠たげな表情で、あくびを噛み殺しながら、遠くより歩いてくる】

夜が明けると路地裏でもそれなりに明るいものですね、日陰者には辛いところです――
ああ……、こんな世界は重力崩壊でもしてしまえばよろしいのです

【よく見れば、少女は右手で何かをずるずると引きずって歩いている】
【――「何か」……、本当に名状しがたき「何か」だ】

【この「何か」が、カラスに喰い散らかされた後の人間の死体であり、】
【肉が大分削げ落ち、骨が露出して、原型がわからぬ程度にはぐちゃぐちゃであるものである、という事実には、】
【もう少し近づかなければ分からないだろうが――】

【少女は、この死体の、脚とおぼしき部分を持って、引きずっているのだ】
【尚、先客である悪魔っぽい少女には、まだ気づいていない様子だ】
56 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 11:08:51.89 ID:LDyyPF2o
>>55
【コチラに向かって歩いてくる人影に声、足音に】
【ピクンっ!と垂れていた耳が跳ね上がり反応、そちらの方向を向いた】

ん────……。
(あ、人間っぽいのが来た………)

【どうしよっかなー、「吸っちゃう?」「捕まえちゃおっかなー」とか思って】
【ちゅる、とストローを吸いつつ。ん?と、首を傾げ、くんくん、と鼻を鳴らす】
【人並み外れた嗅覚、及びに視力は、水兵帽の少女が引きずる物体≠見て、そして察した】

う、───わぁ………。

【ドン引きだった、「すっげぇのが来た」と心底怯えた】
【悪の組織に所属する彼女は死体や殺人鬼など、見慣れたものだが】
【死体を製造する者が、身内≠セから許容できるのであって───】
【自分が標的になり得る見ず知らずの死体製造者に対しては、耐性が余りなかったり】

(しかも、カラスだ、カラスは嫌い…、黒くて邪悪っぽい所が、蝙蝠とキャラ被ってるから…)

【幸い、あちらさんはコチラに気づいていない様子】
【なんとか、やり過ごそうと、ぶん、ぶん!と首を振り、隠れる所を探す】

(あ、樽だ。)

【パンパカパーン!少女は樽を見つけた!】
【よし!と樽に飛び込む少女。だが、ノリで頭から突っ込んだら、足が引っかかって、犬神家みたいな感じになったりして】

             【───結果】

【何故か、路地裏にポツンと置いてある樽。その上から少女の足が生え、ジタバタしているという異様な光景が路地裏の一場面に作り出された】
57 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 11:22:02.70 ID:pnUJ20.o
>>56

……さて、死体遺棄はこの辺りで――あら?

【てくてくずるずるとマイペースに歩き続けた少女は、ある程度進んで、歩みを止める】
【死体を引きずった道に、血痕がずーっと続いているのが何とも不気味だ】

【そう、実は言葉通り、少女はこの死体を捨てる場所を求めて歩いていたのであるが――、】
【――ふと目に入った、あからさまに目立つ「脚の生えた樽」……】

……………………

【そのジタバタしている脚をジーッと訝しげに見つめながら、彼女はとりあえず死体から手を離す】
【よく見れば、死体から飛んだと思われる血が、セーラー服やスカートに所々染みとなっている】
【死体を掴んでいた右手にもべっとりと血が付着しているが、少女は一切お構いなしな様子で――、】

――えーと、何と申しましょうか……、何かの罠……ですか?

【カマをかける意味も含め、ちょっとストレートにそんなことを、樽に対して尋ねかけてみた】


【尚、カラスを連れているつもりではなかったのだが、】
【折角なのでそちらの描写にあわせ、水兵帽の上に一羽カラスが止まっている――ということにしておくことを追記しておく】
【……ややこしい描写だったみたいでごめんね!!】
58 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 11:37:39.02 ID:LDyyPF2o
>>57

き、来たぁ……は、早く何とか…しないと…。

【樽の中から、外部の音を聞き分け、水兵帽の少女が近づいてくるのを察する】
【この身動きが取れない状態で危険人物にアレとか、ナニ、されたら不味い!とジタバタする】

(う、う、──うわぁあああああっ…!)

【──『ジタバタ』その行為は、何の解決にもなっていないが、ジタバタせずには居られなかったという】

【少女が口にした「罠」という単語───────】

(え、───罠………?)
(そうか、コレは罠…確か、人間はイルカを船で仕掛けた網に追い込んで捕獲する「追い込み漁」ってのをするって聞いたことがある…!)

(なるほど………これは、私を捕獲する罠……あはは…悔しいけど、人間って賢いね……)

【なんか、色々と勘違いというか、動けないという状況下が、悪い意味で想像力を豊かにして】
【くたり、と何かを諦めていた様に、少女の『足』は力を失い、ぶらぶらと揺れるのみとなった】

………うん。

【水兵帽の少女へ、力の無いが澄んだ声で、そう解答する】
【意味は通じてしまうが、「罠に引っかかった」という意味であり、「脚の生えた樽」が罠という意味合いはまったく含まれていない】

【GYAA!!なんてこったい、見間違えていた、ソーリー、申し訳ない!これだからアンニョイ野郎は困るぜ!】
59 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 11:50:26.21 ID:pnUJ20.o
>>58

……ああ、そうですか、罠ですか――

【何だか溜め息混じりな声である】
【無論、こちらは「この脚の生えた樽が罠だ」という意味合いで受け取っている】

――この眠いのに……面倒くさいですね……、ふう……

【続けて今度は本格的に溜息をついて、】

……ですが、「危険を冒す者が勝利する」という言葉をわたくしはいつも心に留めておりまして――

【樽の中の彼女からはサッパリ見えないだろうが、】
【不敵な笑みと共に、この少女の眼鏡が怪しくキラリと光った】
【同時に、水兵帽の上のカラスも呼応するかのように「カー」と鳴いて、】

――さあ、飛び込みましょう、罠の中へ……!

【言うが早いか、少女は一気に樽へと詰め寄ろうとし、】
【詰め寄ればすぐさま、その両手を以てして、樽から生えた両脚の脚首をそれぞれ掴もうとするだろう】

【そして掴まれた場合だが、この少女の右手が血塗れなせいで、】
【右手に掴まれた部分はじっとりと不快な気分になること請け合いである】
60 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 12:03:52.20 ID:LDyyPF2o
>>59

【ぬとっとしてるって言うか、じとっとした血の感覚────】
【『吸血鬼』である、彼女に取っては、どちらかと言えば好きな感触だったりする】

え、ちょ──…。

やーーーーーーーーーーーーー!

【が、シチュエーションというものは非常に大事な物で、足を掴まれた瞬間、悲鳴を上げた】
【掴まれるや、必死に、もがこうとするが、元々非力な方で、体制も非常に悪く、全然力が入っていない】

は、離し……。

【相手が見えないという恐怖もあり、力が抜けた彼女の足は、子供でも振りほどかれるのが難しい感じだ】
【そういえば、この状況で足を掴むという事は、彼女のスカートの中の黒いアレが見えてしまうかもしれないが】

【ま、然程重要なことでも無いと思うので、細かい描写はされないだろう】

…やだ、ジェ、ジェノ兄、ヘル兄…。ユウカお姉様、
ワン君に、ターちゃんは…死んだんだった…、腐れワカメ………誰でも良いから助けに来てぇ……。

【叫ぶに叫べ無い感じで、うっ、うっ、と泣きそうな声で助けを呼ぶ】
【───悲しいけど、誰も来ない、何故なら大半の怪人は寝ているからだ、土曜日だし】

【ちなみに、まったく関係無いことだが、彼女のパンツはレースの付いた黒いものを愛用しているらしい、豆知識だけど】
61 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 12:19:15.32 ID:pnUJ20.o
>>60
……あら、生えてる脚の輪郭から女の子だと予想はしていましたが、
まさか本当に女の子だとは、世の中訳の分からない罠もあったものですね

【見た……というよりは、脚を掴んで中を確認したら見えてしまった、というのが正しいだろう】
【要するに、樽の中を覗き、黒いソレを目の当たりにして、性別を今ここで確信したのである】
【一応、声も判断要素なので、中だけを見て判断したわけではない――という要らぬ補足をしつつ……、】

流石にわたくしの力では、このまま引っ張り上げるのも難しいですね
……仕方ありません、ちょっと手荒になりますが――

【少女の叫びにも一切触れず、当然ながら同性の下着を見たところで「だから何?」状態な彼女は、次なる行動に移る】
【至極単純、脚を引っ張り、樽ごと倒して、それから引っ張り出そうという作戦である】

――……せーの!それっ!

【掛け声と共に、グイッと一気に足を引っ張りつつ後退】
【つつがなくいけば、樽はぶっ倒れることになるだろうが――】

【一方カラスは、何もできないので、ぼーっとそんな状況を眺めているのだった】
62 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 12:27:10.53 ID:LDyyPF2o
>>61

【樽が倒された勢いでガッコーン!と樽の中で後頭部を強打】

うげっ!

【可愛らしさの欠片も無い、なんかカエルが潰れたみたいな声が漏れる】

【色々有って、反抗する気力を失った少女は、呆気無く引っ張り出されてしまうだろう】

何で、こんなことに……。

【なんでだろうね】
63 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 12:29:15.63 ID:IPRD5uc0
【櫻の国】

――此処に来るのも久しぶり、だな・・・

【真っ赤な髪を手で沿う様に触り】
【漆黒の瞳で幾許も変わらない町並みを見届けている】

【鮮やかな薄紅色の羽織が、この国に居たことがあることを示しており】
【右手の手甲に隠れた何かも、どこか明るさを帯びていた】

アイツも居るかな・・・居ればいいんだが・・・

【どこかに向かう予定なのか、薄暗い路地裏を通っていく
64 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 12:36:53.81 ID:pnUJ20.o
>>62

――はい、こんにちは

【倒れれば後は引っ張るだけ】
【やっと姿が顕になった相手に対し、素っ気ない挨拶を送ってみる】

さて、罠の中のお嬢様――、あ、油断は致しませんよ
どこからどこまでが罠なのか、分かったものではありませんからね――

【即座に足首から手を離し、続けざまに少女の胴体にまたがろうとしてくるだろう】
【油断はしないとの言葉通り、相手を自由にする気は一切無いようだ】

【ここで振り返っておくと、この少女、全体的に血まみれだったり、】
【瞳に感情がこもってなかったり、帽子の上にカラスを乗っけていたりで、大分危ない外見である】
65 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 12:43:29.77 ID:MmHWmwko
>>63
あら、そんな所に入っても猫ちゃん位しか遊び相手は居ませんよ?
向こうと違って、此方の建物は背が低い。路地裏は隠れ家には成りませんもの
遊び相手を探すなら………

【その人物の後方か、通りから掛かる気楽な声】
66 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 12:52:13.52 ID:LDyyPF2o
>>64

ぐふ。

…………。

【腹の上に乗っかられて、そんな感じの変な声が漏れる】
【体の自由を奪われ、頭は何か痛いし、足はベタベタするし】
【ベチベチと『悪魔の羽』が地面を叩く、背中が下に押し付けられているので可動率30°程度】
【──────────なんか、恐怖が一周してムカムカしてきたというか、イライラしてきた】

誰も彼も、意味分かんないこと、ばっかり言うし。

【それは、互いの樽の認識の違いからだが】

私は、なーんにもしてないのに…………。
こんな人畜無害な吸血鬼にこの仕打…ほんと、人間って野蛮、絶滅しない程度に[ピーーー]ばいいのに。

【とか、冷たい目線を感情のこもっていない水兵帽の少女に向けて、悪態を付いてきた】
【相手の姿を見て、よくもまぁ、そんな事を言えるのは、さすが怪人というよりはヤケクソに近いかもしれない】

【言い終わると、相手から目を逸らすように「ふん」って言って顔を横に向けようとする※相手の格好にビビってます】
67 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 13:08:32.12 ID:pnUJ20.o
>>66
それはそれは、少々心外ですね
貴方様が「罠だ」と仰るから、わたくしは当たり前の如く警戒しているだけ――
もしや、罠が上手く決まらなかったことで、八つ当たりでもしてらっしゃるのですか?

【こちらもこちらで、人ならざる者に対し、威圧感たっぷりな見下しっぷりである】
【……まあ、吸血鬼だと気づいてないというのもあるのだが】

あらあら……、拗ねるのは結構ですが、相手が悪いですよ
なにせわたくし……人類死滅どころか、世界破滅を願っている人間ですから――ふふ……

【悪態に返すのは、不敵な微笑――】
【冗談にも聞こえなくはないが、眼が笑っていない】

……それにしても……もしや、もう打つ手なし……でしょうか?
やれやれ……冗談が過ぎますね、これでは罠にしてはお粗末すぎる出来ですよ

【続けて軽く呆れ返ると、】

――それとですね……

【またがった状態のまま、両手を地に着き、唐突に自分の顔を、相手の顔へ近づけようとして――】

……そうやって、目をそらされると、無理矢理にでも瞳を覗き込みたくなってしまうではありませんか――

【――顔を接近させながらの、なんか怖い語りかけを繰り出した】
68 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 13:09:28.00 ID:lTLcoOso
>>938

……命を握られて、従わされてるにゃ。
…………ただ、それだけ……にゃん。

【非常に端的に説明をして】

…………そういう事にゃ。
成長や経験なんて曖昧なもの……理由にはならないにゃ。
69 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 13:09:44.14 ID:IPRD5uc0
>>65

遊び人・・・ねぇ、あんたが俺と遊んでくれんのかい?

【声がしたほうに振り向く】
【明るそうな声、アイツを思い出させる】

アンタも暇なら、ついてくるかい?
なんも無い路地裏に、何があるか教えてやるよ

【そういって近づいていき、右手を出す】
【不用意、とは言うよりは楽観的というほうが近いか】

/女性ですよね?
70 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 13:23:27.86 ID:LDyyPF2o
>>67

何のこと。意味分かんない。
……私、そんな事言ってないけど。

【確かに言ってない「うん」とは言ったが。完全に屁理屈だが】

(人間の分際で世界の破滅を願ってる?なに、この人…………)

【危ない人認定。いや、最初からそう思ってたけど】

願うだけなら、自由。だけど、破滅なんて叶わない。
世界は闇の暗黒組織たる、ネイビィ・シャドウが掌握するんだから。

【ふふん、と自慢気に所属、というか生まれた組織をアピール】
【ちなみに、その組織にそんな目的は存在しなかったり】

そんな事ない………ちょっと、…今はパワー見たいなのを充填してるだけ。
ていうか。さっきから罠、罠って、引っ掛けたのはそっちじゃないの……?

【──と、ジトっとした横目で水兵帽の少女を見ようとすると】

…ひぃっ。

【横を向いていて気付かなかったが、顔が迫ってきている。思わず声が漏れた】

や、やめてよ───そういうの……。
陰湿、野蛮、最低、帰れっ!

【体は動かせないが、思いっきり顔を横に背けた上で、口をへの字にして、目をぎゅっと閉じる】
71 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 13:23:44.97 ID:n6E.Ebgo
>>68

……実験しないと殺される、そういう訳です?

でも……、ネコさん、結構お強いです
あなたさんが戦って全く勝ち目の無い方って、想像し難いです

【同情するでもなく、ただ疑問だけを口にして】

目に見えないものというのは、否定しようがねーです
……けど、あればあるだけ、死亡率は下がるです
魔王さんに勝つには……、そういったものにでも縋らないと、追いつけませんです

【ちょっとだけ、反論した】
72 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 13:34:26.01 ID:lTLcoOso
>>71

私は、人造人間《アンドロイド》……。
……この体には、爆弾が仕込まれてるにゃ。
つまりは、そういう事…………にゃん。

【疑問には、素直に答えて】

……魔王と戦う前に、死んでしまったら終わりにゃん。
私には…………コンティニューは無いからにゃ。
73 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 13:38:39.75 ID:pnUJ20.o
>>70

【バサ――、羽音だ】
【カラスが、角度の関係で水兵帽に止まっていられなくなり、地面に降り立ったのである】
【少女二名の側で、カラスは「カー」と一声――】

――「闇の暗黒組織」……「ネイビィ・シャドウ」……?
聞き及んだことが御座いませんね、新興組織でしょうか
……まあ、何にしても、わたくしの邪魔になる組織だというのでしたら……容赦、致しませんよ?

【ピリピリとした雰囲気をまとった声である】
【明らかに、言葉通り、邪魔なら容赦しないという空気を纏っている――】

……わたくしが罠を――?
意味がイマイチ掴みかねますね……
路地裏にあんな樽の罠を設置したのはそちらでしょう?

【軽く眉をひそめ、そんな反論】
【食い違い、ここに極まる】

――陰湿、野蛮、最低……なるほど、正解です、おめでとうございます
ですが、帰りはしませんよ、なにせ、貴方様は現時点では、素性の分からない以上、「敵」なのですから――

【右手で髪をさらっと掻き上げ、今一度、眼前の少女を見据え直し、】

それに、そうやって抵抗するから、嗜虐心を煽ってしまうのですよ
素直にすれば、手荒な真似などそうは致さないのですが……
……ああ、どうしましょうか、このまま眼を背けているというのでしたら、
無理矢理片目を抉ってしまいましょうか、ふふふ……

【口元を吊り上げて、笑う】
【淡々とした口調が、薄ら寒く、冗談では済まされなさそうなムードを演出し、この場に漂う――】
74 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 13:45:09.10 ID:ijcHgJIo
【街外れ】
【ずる、ずる、と音を立てて何かが動く音がする】

…ふう、ふう、…なんちゅうザマじゃあ…!
ガス欠で動かなくなっちまうとはのう…!ワシの自慢の『ライドコフィン』…!お荷物になっちまってどうすんじゃあ…!

【動いていたのは2mほどの上から見ると細長い六角形のような形をした重厚な箱…人一人が入れそうな高級感の溢れる箱】
【どこから見ても棺桶だった】
【安定感のあるのっぺりしたフォルムを紺色で彩っており、蓋の表面に真っ黒な三日月を象った模様が塗られており】
【そして中央部に『魔術協会』とロゴが張られていた】

【そしてその重々しい棺桶は銀色の鎖がくっついており…それを引っ張っているのは】

…う、動かんかい、頑固者め…!

【茶色い体毛に覆われ小さな子犬、いや…レッドカラーのトイ・プードルだった】
75 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 13:47:45.62 ID:n6E.Ebgo
>>72

……そうは見えないです
作り物っぽいのは、その耳くらい、です

【少女の姿を眺めた後、ネコミミを見つめて】

爆弾じゃ……、わたしに手伝えることは無さそうです
別の身体に乗り換えるのは……、まだ研究段階ですし、人体実験するつもりもないんです

【真っ向に見える相手じゃないと苦手、と零して】
【身の丈ほどの銀のスプーンを生成】
【肩に担いで、男性の死体の方に歩き出す】

それは、みんな大体同じです
あなたにも、この方にも……、無いものです

……これ以上使わないなら、貰い受けて良いです?

【死体を軽く指差して、尋ね】
76 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 13:52:16.62 ID:lTLcoOso
>>75

…………そう。

【元より諦めきっているようで、反応は薄く】

……別に、構わないにゃ。
使う必要なんて……全くないにゃん。
77 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 13:56:19.36 ID:n6E.Ebgo
>>76

【色の良い返事を貰って、小さく微笑みを返すと】

……それじゃ、寝かせてあげる事にします、です

【スプーンでサクサク、地面に穴を掘り始めた】
78 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 13:56:33.97 ID:OgXbAyAo
>>74

……ほぉ。
喋る犬は、初めて見るな。

【どこから現れたのか、トイプードルの背後から、一人の青年が歩み出てくる】

【真っ白なカッターシャツのスソを、黒いスラックスからだらしなくはみ出させ】
【そのクセに紺色のネクタイを、律儀にネクタイピンで留めた、二十歳がらみの黒髪の男】

いや、それとも、なんか仕掛けでもあんのか……?

【引きずっている棺桶には目もくれず、なにやら必死に鎖と格闘しているトイプードルへと近付いていき】
【興味深げに、しかし無遠慮な動作で、その首根っこを掴もうとする】
79 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 13:58:09.00 ID:IPRD5uc0
>>65
/いないんですか?
/自分はもう落ちるのですが・・・
80 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 13:58:56.32 ID:LDyyPF2o
>>73
>>73

うう、今はマイナーダーク組織だけど……。
いずれは世界にその名が轟くんだから……。

よ、容赦って何、出来るものならやってみて。
ヘルお兄ちゃんとか、ジェノ兄は、ホント強いんだから…。容赦しないのはこっちだもん。

【弱々しい声だったが、信頼に価する相手なのか、その二名の名前を口にする時は自信に満ちた声で──】

今更、何を言ってるの……。
かけたんでしょ、私を、追い込み漁に……。

こんな場所に樽を設置して、私がハマるように仕向けたんでしょっ。

【勝手に自爆しておいてこの言い草である】

(───ほんと、何…この人、本当は私が人間であの人が怪人なんじゃないの……)

【さんざん、変人に絡まれてきたが、ガチな悪党に絡まれるのは初めてな彼女故】
【対処の仕方に困っていた、変人はとりあえず罵っておけば良いが、────】
【悪は、逆に煽る形になってしまう。いや、一部の変人も煽る形になるが】

(一体、どうすれば、良いの……)
う────…。

【目を抉られる。などと言われれば、背けない訳にも行かず、今にも泣き出しそうな表情で閉じていた瞳を開く】
【なんとか対抗しようと、右手を手をグっと握り、なにやらしようとするが───特に何もおきず】

(あ、力出ない…………まあ、さっきからだけど……)
(─────お腹、減ってきたな……)

【水兵帽の少女を見ていると、ふとそんな気持ちが沸き上がってくる】
【付着した血液や、引きずってきた死体が放つ血の匂いなどは彼女からすればご馳走の匂いのようなものだ】

【藍色の髪によって際立つ、赤い瞳は、水兵帽の少女の首筋を、じろ──っと見つめだす】
81 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 13:59:50.64 ID:lTLcoOso
>>77

……───どうして、にゃ?
そんな事しても、意味はないはず……にゃ。

【疑問に思ったようで、キョトンと首をかしげた】
82 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 14:01:00.11 ID:MmHWmwko
>>79
/申し訳ない、返事が無かったので居ないものだとばかり………orz
/次の機会が有りましたら、埋め合わせさせて頂きます
83 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 14:06:28.58 ID:n6E.Ebgo
>>81

……気持ちの問題、です
野晒しにしておくのは、余りに可哀想です

【ざくっ、と土を掻き出した後】

でも……、一人で掘るのはちょっとキツイかも、です
良ければ手を貸して頂けませんです?

【手に持った巨大スプーンを差し出して】
【控えめに尋ねてみる】
84 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 14:08:20.90 ID:ijcHgJIo
>>78

…ゥワンッ!!

【首根っこを突然引っ掴まれて、驚いたように甲高い声で吠える犬】
【ジタバタして逃げようとしている】

【このトイ・プードル…頭の部分がソフトモヒカンのように盛り上がっており、目の色がカラーコンタクトをつけたように赤くなっている】
【そして首輪から…赤色のカギをぶら下げていた】

【そして…なにか籠ったような声で抗議してくる】

「な、なんじゃあ若造!気安く触るんじゃあないわいクソガキッ!
この体毛に手を触れるんじゃあないわいダラズがッ!」
【ガジッ!ガジッ!と牙で男を噛みつこうとしているが…届かない】
85 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 14:10:06.63 ID:lTLcoOso
>>83

……良く、分からないにゃ。
私、が……………?

【ちょっとだけ、考え込む様子を見せて】

私に利が無いから……お断りするにゃん。

【フルフルと、首を横に振った】
86 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 14:13:44.59 ID:PInhjG6o
【路地裏】

…やっぱり自分の血は美味しくない……

【小さい人影が一つ木箱の上にある】
【白いワンピースを着て首から黄色の宝石がついたペンダントが下げられている】
【髪は短く、整えられた黄色の髪だ】

………はぁ……………

【その手には血の入ったパックがある】
87 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 14:17:39.60 ID:n6E.Ebgo
>>85

【笑みを湛えたまま、頷いて】

それも、許容されるべき意見です

【また、サクサク、掘り進める】

でも……、ネコさんが生き永らえる為に命を散した方が居る事は
ちゃんと、覚えておいて欲しいんです

……気持ちまでは掌握されてない……と、わたし的には思いたいです

【下を向いたまま、そんなことを言って】
【何事も無ければ、穴が出来るまで掘り進めるだろう】

【多少時間が掛かるようなので――、帰ってしまっても気付かないかもしれない】
88 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 14:19:47.79 ID:pnUJ20.o
>>80
へえ……そうですか
では、危険分子として、わたくしの属する組織のデータベースにでも流しておきましょうか?
愉快なお仲間達が、貴方様の組織にこぞって遊びに来てくださるかもしれませんよ?
わたくしの組織もなかなか悪い組織らしくて……
――悪い者同士、正義気取りも混ざって、潰し合って、世界中焼け野原……
……だなんて展開になったら、さぞ素敵なこの世になりますよ

【もう何を言っても火に油――、としか思えないような状況である】
【事務的な口調で、しかしどことなく愉悦を滲ませながら語る彼女に、碌な反応など期待できそうはない】

…………ああ、なるほど
妄想にも近い責任転嫁によって、この最悪の状況から脳内だけでも逃れているわけですね
まあ、それも一種のポジティブという奴なのでしょうか――

【吐き捨てるように言って、眼鏡を右手でクイッと整える】

――――ほう、綺麗な瞳ですね…………

瞳は、その人の内面を最も表す部分――
ふふ、どうしましょうか、折角ですし、いっそのことやっぱり抉ってしまいましょうか
いくらか弱いとはいえ、敵を無傷で逃がすというのも、少々おかしな話……

……貴方様は、どうされたいですか、お嬢様――?
それとも、何もされないために、人畜無害アピールでもして必死に媚びへつらってみますか?

【近い、相変わらず近い顔――】
【吐息もかかりそうな位置で、赤い瞳を覗き込む】
【こちらの瞳は、底無しの蒼――、それはそれは、深い深い、蒼である――】

【――で、知ってか知らずか、首筋への視線はスルーしている】
【今、この少女の白く細い首筋は、完全に無防備ではある】
89 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 14:22:31.08 ID:rYABMoSO
>>86

ふぁ・・・眠い・・
【欠伸をしながら】
【白のカッターシャツに青のネクタイをした少年がやってくる】
【その袖には校章が付いている事から】
【彼が学生であるのが分かる】
90 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 14:23:18.82 ID:lTLcoOso
>>87

……──そんな事、分かり切ってるにゃ。
私一人のために、何百人の人が死んだにゃ……。
非効率的で、最低で、自分勝手だってことも…………。

…………だからこそ、死ぬわけにはいかないんだにゃん。

【帰ったりはせず、ただジッとその光景を眺めていた】
91 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 14:25:31.57 ID:OgXbAyAo
>>84

おーおー、えらく口の悪い畜生だな……。
んー、機械仕掛けってワケでもなし……。マイクも……付いてねぇな。
のわりにゃあ、ずいぶんとデコレートな犬だな……。

【青年はその場に膝を突いてかがみ込み、犬を自分の目線の高さにまで持ち上げる】
【犬が暴れていることには一向に気にする様子は無い】
【むしろ、暴れるたびに、取り落とすことを恐れてか、余計に力がこもったりもしている】

……首の後ろを掴まれて、牙が届くわけねーだろ。
あーあー、俺の言ってること、わかる? どぅゆぅあんだーすたん?

/遅れました、すみません
92 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 14:30:06.59 ID:YuWl/oI0
>>82
/すみません・・・以後を付けます
/今度もよろしくお願いします
93 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 14:31:04.36 ID:rYABMoSO
>>86

/すいません、用事が出来ました。帰ってくるのが八時半にぐらいになってしまいます。
/待つor切る、どちらかしていただけますか?
94 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 14:31:37.49 ID:PInhjG6o
>>89
……貧血かも……はぁ………

【ずっと下を向いている】
【気付くのには時間がかかるか―――】

…気持ち悪い……

【―――あるいは気付かないかもしれない】
95 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 14:34:26.20 ID:n6E.Ebgo
>>90

死なない事にウェイトを置いている理由……
……いま、ちょっとだけ分かったかも、です

【土山にスプーンを刺した後、意外そうに彼女を見つめ】

…………そして、それも、次の誰かの死に繋がっちゃう、です

……どこかで連鎖が途切れたら、なんて
わたしには願う事しか出来ませんです

【小さな身体でよいしょ、と死体を抱きかかえて】
【ずるずる、穴まで引き摺っていこうとする】
96 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 14:37:34.88 ID:lTLcoOso
>>95

……[ピーーー]ないだけ、だけどにゃ。
私には、こういった生き方しか出来ないから……にゃん。

【相変わらずの無表情】
【どこか、諦めきったかのように───】

…………願って叶うなら、楽々にゃ。
97 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 14:39:58.28 ID:ijcHgJIo
>>91

「…やかましいわい!ワシに対してそういう余裕ぶった態度をとるんじゃあないわいッ!
虫唾が走るっちゅうもんじゃあッ!この若造ッ!」

【どうやら相当に怒り心頭のようである】
【彼…どうやらオスのようだがその首のカギに牙をぶつけると…吠えるように何かを試みる】
【右の前足を振りかぶるように縮めて…エネルギーをためるように】

「おうッ!!黒鍵『犬』法ッ!!!おおおォォォ―――――ッ!!『手』ェェェェェェェェェ―――――――――ッ!!!!」

【上へと振り上げて掴んでる指に肉球を叩きつける】
【だが侮ってはいけない、すぐに指を離さないと…成人男性の拳の二倍ほどの威力でへし折られる…ッ!】

【それにしてもこのトイ・プードル…そんな暑苦しいテンションで反抗してるのに…毛並みが柔らかく可愛らしい】
98 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 14:40:12.94 ID:LDyyPF2o
>>88

(………。ほんと、どうしたら良いの、
この人…っていうか、さっきから思ってるけど、本当に人間なの…)

人間じゃない私でも、まったく素敵とは思えないけど…、
貴方は可笑しな人間だね…普通のふの字も見えてこないくらい。

【もしかしたら、どうにも出来ないかもしれない】
【あきらめに似た感情を込め、ため息交じりにそう言った】

最悪、──最悪か。

【ぽつり、と】

どうかな……。

【まったく、今までとは違う感情が、じわり、じわりと彼女の内部に侵入してくる】

【───血液の臭いが、色が、美味しそうな、その首筋が……】

私の、目が綺麗……?
ふうん…そう、ありがと……。

【真っ赤な瞳は、その色を欲するかのように、より濃く、濃い紅に染まっていく】

【紅と蒼───相対する二つの色が完璧なほどに釣り合った頃────】

貴方の、ソレも、とっても綺麗、だよ。

【彼女の言う、ソレ──とは、首筋の事だが、瞳に対する返答とも取れてしまうかもしれない】
【先程の、幼げな怯えた瞳とはまるで、真逆な、艶っぽく、挑発的な目付きが顕となる】

【ちろり、と、その鋭く尖った犬歯を舐めずると──】

私が、何をしたいかって──決まってる。

ち……ゅ………した…い…の………。

ちゅーちゅー、……させて……♪

【ニコリ───と震える声で、扇情的に微笑むと、次の瞬間】
【右手は彼女の左手を掴もうとし、左手は、上から頭を抑えこもうとしてくる】
【そして、少女の口は───水兵帽の少女の首元に噛み付いてくるだろう】
99 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 14:49:23.60 ID:n6E.Ebgo
>>96

…………そうやって、可能性を狭めるのは好きじゃないです

【自分も人の事を言えないくせに】
【だからこそ、苦々しく言い切って】
【死体を穴の中に寝かせた】

……願わなきゃ、叶わないんです
ネコさんは、もうちょっと希望を持って欲しいです

【土山を崩し、穴を埋めていく】
100 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 14:52:06.44 ID:OgXbAyAo
>>97

んー、俺の声は認識してるのは分かってんだよ。
俺の言ってる事が分かりますかって聞いて……おっ?

【喚いている内容についてはあまり関心がなかったらしいが】
【なにやら『拳法』なる言葉を聞いて、あっさりと犬の首から手を放した】

んー、犬が喋ったり殴ったりすんのは、寓話と神話だけで十分なんだがなァ。
気安く触って悪かったね、珍しいもんには目がねぇんだよ、俺

【なにやら激しく怒っている犬に対して、何気ない歩調でするっ、と二歩ほど下がり、距離をとりつつ】
【へらへらとした、軽薄な笑みで謝罪した――本当に謝罪する気があるのかははなはだ疑問である】

【犬の手触りに関しては、あまり興味が無いらしかった】
【あげく、爪に挟まった犬の毛を、ぽいっ、と放り捨てたりなんかしている】
101 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 14:53:06.93 ID:lTLcoOso
>>99

……じゃあ、どうやったら助かるのにゃ?
私は……無理な可能性を願うのが好きじゃないにゃ。

…………それに、もう疲れたにゃん。

【相手の名前も知らないのに、溜まってたものを吐き出すかの如く愚痴る】
102 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 14:56:24.06 ID:pnUJ20.o
>>98
ええ、眠いせいですかね
いつもよりも、少々ハイになってる気はしないでもありません

【至極薄い笑みと共に、返す言葉は、やはり碌な返事ではなく――、】

……「ソレ」とは……「コレ」のことでしょうか――?

【紅が深まった瞳を見据えながら、左手の人差し指で、ピッと、ある箇所を指さす】
【それは、自分の首筋――】

先程から、熱烈な視線を「ココ」に受けて、どうしたものかと思案していたところです
まさか、まさかとは思いますが――

【ひらり――、左手を所在なさ気に軽く振って――、】

――――ああ、まさか…………

【奇襲にやられたか、それとも油断の産物か――】
【相手の思惑通り、左手を掴まれ、頭を抑えこまれ、この少女は、その首筋を、噛み付く問題ない状態へと持って行かれ、】

……噛まれる、なんて――、ね

【やれやれ、とでも言いたげなその表情――、しかし、慌てている様子もなく……、】
【呆気無く、歯が、その柔らかい首に、突き立てられることとなるだろう――】
103 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 15:00:07.20 ID:ijcHgJIo
>>100

【手を離した事で、必然的に地面に着地すると】
【トイ・プードルは…引っ張っていた棺桶の上に立ち上がるとハーハー舌を出して呼吸をすると】

「フンッ!百歩譲って珍しいモンに目がないっちゅうのは許すとしよう!珍しいものに興味がわく気持ちはわかるからのう!
じゃがワシに無断でこの自慢の体毛に触るっちゅうのがいけすかんと言うとるんじゃあ!お前みたいな若造はよく『いただきます』『ごちそうさま』も怠って
メシにがっつくようなのが多いからのう!たるんどるんじゃたるんどる!」

【ウウ〜、と唸りながら前足を向けて犬は聞いてくる】

「一体お前はなんなんじゃあ?突然断りもせず名乗りもせんで!どこのどいつじゃお前はッ!」
104 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 15:01:05.13 ID:PInhjG6o
>>93
/すいません、見てませんでした
/申し訳ありませんがこちらも八時ほどに用事がありそうなので切らせて貰います
/すいませんでした
105 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 15:06:12.77 ID:n6E.Ebgo
>>101

【少女には難しい質問だったようで】
【黙々と穴を埋めつつ、返事を考える】

……ネコさんと爆弾が、離れたら良いんです

もっとも、研究者としてのわたしは役立たず、です
人造人間さんなんて、弄れる気がしないです

だから、まずは……
…手が差し伸べられた時に、それを掴もうとするだけで、良いと思うです

【申し訳無さそうに、ポツポツと話した後】

…………

【疲れたという少女を、心配そうに見つめていた】
【――自分の人生経験では、説得力のある言葉を紡げない】
106 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 15:10:22.70 ID:lTLcoOso
>>105

……離れようとしたら、爆発するかもしれないにゃ。
しないかもしれない……けど、可能性がある限り駄目にゃ。

…………言ったハズにゃん、好きじゃないと。

【感情の欠けた声で、淡々と全否定していき────】

……────貴方の名前は?
107 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 15:10:23.03 ID:OgXbAyAo
>>103

やっぱ俺の言ってること分かるんじゃん。
さっさと返事してくれりゃ良いのに。

【犬の説教じみた怒声を、へらへらと笑って受け流す】

たしかに、メシ食う前の挨拶なんざ、ずいぶんとご無沙汰だけど。
アンタみたいに、若造一括りにするオッサンのテンプレだろ、それ。

【笑みは絶やさぬまま、右手で頭をかきながら、挑発するようにそう言う】

人に者を尋ねるときはお願いします。
人に名を聞くときは自分から、ジョーシキでしょ? ねぇ?

【説教のやり返しのつもりか、くっくっ、と喉を鳴らして笑った】
108 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 15:12:58.96 ID:LDyyPF2o
>>102

ん……。
そうあの、ちゃんと、えないと、だめだよ……?(そうなの、ちゃんと、寝ないと駄目だよ……?)

ふ、──ふふふ……。

いた、…らぁき、ます………♪

【そのまま無抵抗でいたのなら、ちう、ちうと───音を立てて血を貪るだろう】
【血が有れば、の話だが。さすがに血も涙もない少女とは言え、血はあるだろう、多分】

【思い通りに言った事を良いことに、先程の無力さとは打って変わり常人程度の力で】
【愛しそうに、水兵帽ごしに頭を撫でようとしてきながら、優しく左手を握りながら、二人の位置をひっくり返してこようとする】

【そんなに勢い良く啜ってきている訳ではないが、血を吸われていくと、徐々に力が強くなっていくはず】
【本当に不意を付かれたのか、或いはわざとか、どちらにせよ、このままだと不味い気がしないでもない…色んな意味で】
109 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 15:26:09.02 ID:n6E.Ebgo
>>106

……失敗する可能性がゼロになることは、ありえないです
危険でも自分から踏み込まないと……、誰も手を貸せなくなってしまうです

【そうは言うものの、間違いなく他人の命】
【易々と命を掛けるとは言えないのか、少女にしては歯切れが悪く】

【名を問われて、少し迷った後】

……ハニーです

魔術協会、《古文書解読班》 所属の……ハニー・グレイトテイストです

【キッチリと名乗って】

……ネコさんは、…?

【朧げに問い返した】
110 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 15:27:02.03 ID:n6E.Ebgo
>>109
/すみません、訂正です
/掛けろ、ですね
111 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 15:31:12.10 ID:lTLcoOso
>>109

……私は、万が一にも死ぬわけにはいかないにゃ。
だから……このまま生きる方が、安全にゃん。

【クルリと、ハニーから背を向けて】

…………ハニー、覚えたにゃ。
私は「Type - C」……またの名を、チェルシー。

【テクテクと、その場から歩き去っていこうとする】
112 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 15:31:40.56 ID:ijcHgJIo
>>107
「ふんッ!さっきから会話しちょるじゃろうが!なーんでそこで理解できんのかのう!おつむの出来は良くないっちゅうことか?
まあ…あまり教養がええとは思えんじゃろうの、ここまできてスマンの一言もないっちゅうことは、のう」

【どうも彼の態度が本当に虫唾が走るらしい…謝る事もしない彼と会話をするのも腹が立つようだ】
【そしてやり返しの言葉を聴いたときの彼の反応は】

「…ハンッ、やっぱそれを言うと思っちょったわい、底の浅い若造じゃのう…どこまでも予想を覆さない…『つまらない』若造じゃあ」
【もはやその返しを何べんも聴いてきたとでも言わんばかりに彼は続ける】

「当然ながらの、いつものワシじゃったらここでまずワシの名乗りを聞かせてやるところで貴様の名を聞いてやるところじゃのう
だがワシが先に名乗るのは…先に名乗ってもらった後ちゃんと名乗り返す、というレベルの
…ほんに『当たり前』の礼儀がなっちょる人間に対してのみと決めちょる、じゃがおまえはどうじゃ?悪びれもせずに謝ろうともしない
おまけにメシ食う前の挨拶もできないどころか相手に対してのみ礼儀を求めるこれまた生意気な態度!」

【ハア〜、やれやれとでもいわんばかりにお座りした体勢から両前足を平で横に出すと】

「お前に対してはの、「貴様に対して名乗ってやる名などない!」と言われても言い返すことが許されんのが世の常じゃあ、しかし」
【正式な「おすわり」の体勢で男を見上げながら】

「『大変申し訳ございませんでした、自らの誠意を見せず貴方様に対して礼儀の何たるかを語るなどおこがましいにもほどのある愚かな行為でした
二度とこのような無礼はいたしませんのでぜひとも私どもの名乗りは貴方様のお名前を聞いてからと言う事でよろしいでしょうか、よろしくおねがいいたします』
と言った後頭をこのワシの位置よりも低く下げたなら先に名乗ってやってもいい譲歩をしてやろう、それも億劫ならそっちから名乗れ」

【心なしかじとーっとした視線を男に向けながら、顔で犬の後ろ方向を指し示すと】

「そのどっちかすらできんっちゅうのならもうワシは知らん、ワシの手に負えんからとっととそこの幼稚園にでも行って
初歩的な挨拶の仕方からやり直して来んかい!」
【なんとも無茶苦茶なトイ・プードルinおっさんである…しかし彼は気にせずハーハー息をしながら後ろ足で耳の後ろをかいている】
113 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 15:33:54.50 ID:pnUJ20.o
>>108
わたくしとしたことが、抜けてましたね――

【心配しなくとも、血は流れている】
【ゆえに、吸い上げれば、吸い上げただけ、血は流れ出る――】
【しかも、意外とちゃんと生活してるのか、健康な血、である】

――噛み付かれるまではともかく、「吸われる」なんて、ね

【血の抜ける感覚を感じながらも、それを表には出さない】
【あくまで冷静で、変わらぬ様子を装い、言葉を紡ぐ】

【しかしながら、位置関係はしっかり入れ替えられてしまう】
【抵抗らしき抵抗も見せず、やけにあっさりと、である】

……要するに、です
一矢報いるために噛み付きたければ噛み付かせてあげるのも一興、かと思ってはいたのですが、まさか吸血する人種だとは――
ああ、眠い頭で外に出ると、肝心なところでミスを犯しますね

【そう、実は、吸血鬼だとは、微塵も思っていなかったのだ】
【背中の羽も見ていなければ、会話中に吸血鬼だと判断する要素もなかったがために起きた事態――】

――んー、血を吸われるのはそこまでいい気分ではないですね
それに、同性と絡み合っていても、全く喜ばしくないですし――
そもそも相手が、わたくしを「餌」程度にしか見てないであろうってのが、頂けませんね
どうせなら、わたくしを心の底から愛している相手から血を吸われたいものです
何だか、握られてる手と、頭を撫でてくる辺りに何か他意を感じないでもないですけども……

【そうして、ハァ――、と大きくため息】
【だが、つらつらと語るだけ余裕がのは、何故だろうか――?】

ま、何にしても、「詰み」ではないですよ、貴方様も、お分かりのことでしょうけど――

【ふと、「カー」という鳴き声が響く――】
【忘れてはならない「カラス」である】

――いざとなれば、カラスを使って、今の隙だらけな貴方様をどうにかするくらい、簡単、という話でございます

【――が、今はカラスはアクションを起こさない】
【命令を待つかのように傍観するだけだ】
114 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 15:41:41.89 ID:n6E.Ebgo
>>111

……自分の意思でない生なんて、……そんなのは、

【何か、言い掛けて止めた】
【それ以上は自分を攻撃することにもなりそうで、怖かった】

チェルシー……、

【この雰囲気は、なんだか自分らしくない】
【一つ、息をつくと】

……まあ、これからもネコさんと呼ばせて貰うです

【しっぽの足りない後姿に声を投げかけた】


―――――

【最後に、お墓に土を被せて】
【Requiescat In Paceと呟くと、ハニーも反対方向へ歩き去っていくだろう】


/お疲れ様でしたー!!
115 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 15:42:37.98 ID:lTLcoOso
>>114
/お疲れ様でしたー
116 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 15:47:28.30 ID:OgXbAyAo
>>112

いやいや、アンタ、俺に掴まれてから『離せ!』の一点張りだったし。そういうの、会話とはいわねーんじゃねーの?

【呆れたようにそう言って――顔は笑い顔のままだ――「自分の言ったこと、思い出してみな?」とまで付け加える】

礼儀知らずで大いに結構。守りたいヤツが守ればいいのさ。
腹は膨れねぇし、知識としても、無駄なモンとしか思ってないんでね。

しっかし、メンドクセぇワン公だな。
俺は梧堂 渉(ごどう わたる)。旅人だよ。

【会話が進まないことに、面倒臭さを感じ、青年は素直に名乗りを上げる】
【めんどくさい、と相手に伝えてしまうことは、決して素直でもなんでもなかったが――】

しかし、アンタ生後いくつ?
お犬様って、十年くらいしか生きられないモンだったと思うけど。
いや、プードルはもうちょっと生きるんだったか?

【犬が喋っていることには、今更どうこう説明を求めるつもりはないらしい】
【だが、依然として意識は、『犬』扱いである】
117 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 15:53:41.01 ID:LDyyPF2o
>>113

【ふわりと、軽く伸し掛るように、体を密着させつつ】

ひゅふ……可愛い、…どじっこさぁん。。

【首元に口をあてがいながら、吸血行為を続行しつつ───】
【ぴくぴくと、その長い耳で、少女の声を、嬉しそうに正確に聞き取る───】

【時折、傷口を労るように舌で肌を舐めたりしつつ】

そう、─────?楽しくないかな、ゴメンね。
私はとっても楽しいけど…。

餌?餌じゃないよ……。
そんな、……汚い言い方しちゃ、…嫌…。

貴方は、貴方はね……?美味しい、美味しい、ご飯なの。
とっても、愛しい…ご飯。だから、……撫で撫でしくなっちゃう…♪

ふ、ふふ…ふふふふふふふふ…。

【ちゅるちゅると血を啜りながら、息継ぎの度に囁くように言葉を繋いで行く】

知っ……てるよぉ、────…。
貴方は、そんな弱っちい人じゃない、と、思う、…知ってるよ…ふふ、だから…美味し。

じゃあ、何で、止めないの……?良いんだよ、抵抗しても……。
あ、…言われなくても、する気になったら、もうしてる…のかな?

【ぷはっ。と口と体を離し、先程彼女がやっていたような、両手で体を支えた態勢、トロンとした瞳で、水兵帽の少女の瞳を覗き込もうとする】
【その瞳は、酔っ払っているかのような、ふわふわした感じだ──というより、完全に酔っ払ってる様な】
118 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 15:56:30.98 ID:MqomNwSO
【路地裏】
【普段は殺伐としたこの場所で、奇妙で、どこかファンシーな光景が繰り広げられていた】

「むむむ…………」

【お下げのロールヘアにしている銀髪、目は血色と赤黒色のオッドアイで】
【服は、裾に白いフリル、胸元に蒼いリボンが付いた漆黒のワンピースの上から、両袖に黒いフリルが付いたケープコートを羽織り】
【白いドロワーズを穿いており、靴は黒く、赤いリボンが付いた、モコモコとしたロングブーツ】
【赤い「ペンダントオルゴール」を首から掛けている、まだまだ幼さが抜け切らない程度の年齢であろう少女と】

『ぬぬぬ…………』

【同じく、お下げのロールヘアにしている銀髪、目は血色と赤黒色のオッドアイで】
【服は、裾に白いフリル、胸元に蒼いリボンが付いた漆黒のワンピースの上から、両袖に黒いフリルが付いたケープコートを羽織り】
【白いドロワーズを穿いており、靴は黒く、赤いリボンが付いた、モコモコとしたロングブーツ】
【赤い「ペンダントオルゴール」を首から掛けている、まだまだ幼さが抜け切らない程度の年齢であろう少女が対峙している】

【二人の少女は姿形は愚か、「声色」や「気配の色」まで全く同じ】
【さらに、周囲には無数の虹色の「ウーパールーパー」の縫いぐるみが浮翌遊している】
【他にも、ペンキか何かで目茶苦茶に塗り潰されたような虹色の壁・地面・ゴミ、何の脈絡も無くあちこちから飛び出しているタコさんウィンナー風の謎の物体etc…】
【何にせよ、相当精神的に「クる」空間だ】
119 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 15:58:05.26 ID:SmGZ812o
【路地裏】

【蒼みがかった長い黒髪を持つ少女がいる】
【その両手首には手錠があり、鈍い光を放っていたが】
【手錠自体の鎖が切れているために、拘束具としては役に立っていない】
【彼女の着けている夏らしい灰色のワンピースと夜色の靴は、服の着こなし方としては微妙な部類に入り】
【少女の傍らには、彼女の物と思われるリュックサックと夜色のコートが転がっていた】
【服の汚れ方からして、スラム街にいる子供のような雰囲気を漂わせるその少女は、今】

……、、……ぅー、。

【コンテナの上で、お昼寝中のようだった】
120 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 16:05:47.40 ID:ijcHgJIo
>>116
「それを言ったらお前だってわしが離せちゅうとるのに力づくに打って出るまで離そうともせんかったじゃろう
どっちにせよ会話なんぞなりたってなかったじゃろう」
【なんとも意地っ張りなトイ・プードルだ】

「フン!ひねくれちょるのう、礼儀を無駄と感じるその神経が分からん!
腹は膨れんが減りもせんじゃろうが、それくらいまともにできんでどうする!」

【しかし、相手側も疲れを見せながら】

「フン、渉っちゅうのか…ワシは魔術協会《魔導具開発第二班》の責任者を務めとる『大山 無玖』っちゅうもんじゃあ
ワシのトレードマークともなっちょる鍵にちなんで人はワシを 『黒鍵のムク』と呼ぶ!覚えるといいわい」

【ひょい、と前足を上げながら彼は続ける】

「まあ、本当のワシは犬じゃあないんじゃなあ、この犬はワシの愛犬『プーヤ』…息子夫婦が付けた名前なんじゃがなあ
この手の細かい術っちゅうのはあまりワシは好かんのじゃが、『魂移し』という術でワシの魂の一部を憑依させてこいつを『メッセンジャー』にしちょる…
ワケあっての、数十年来のダチ公にこいつを飛ばして用事をすませようとしちょる最中、というわけじゃ…こいつの年齢は3歳、本当のワシは…そうじゃな
カレンダーでもあれば正確な年齢は分かるが別に知りたくはないじゃろう」

【ひょい、と棺桶から降りると…鎖にかじりつき始める】
121 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 16:10:30.83 ID:2GuD.gAO
>>118

………………。

【やや遠い場所から、その光景をぽかんと呆けた表情で見詰める人影があった】
【表情はそのままに、人影は不思議な空間へと歩み寄ってくる】

情報収集、と思ったらこれは……
…………双子?

【現れたのは、海碧色のセミロングヘア、ターコイズブルーの瞳、非常に中性的な顔立ちの子供】
【深縹のワンピースを身に纏い、前髪には星の瞬きを宿した白い髪飾りを着けて】
【その場に立ち止まると、空間よりも先に其処にいる二人についてツッコんできた】
122 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 16:14:13.06 ID:pnUJ20.o
>>117
――――チッ…………っ……

【やはり今の状況に不満があるらしく、極々小さい舌打ちをする】
【そして肌を舐められて走る悪寒に身を軽く震わせながらも、隙を見せまいとしているのか、大きな反応を示すことはなく――、】

謝るくらいなら……わたくしを楽しませてみたらいかがですか……?

まあ、あいにくと……他人様の栄養になってお陀仏だなんて人生は御免被りますけど……
眠い上に血を抜かれ……、気を抜けば永眠ですね……

【着実に減る、血と体力――】
【頭の中では、「割と参りましたね」などと思いつつ、】

ああ、一応、そちらの良心に一縷の望みを掛けたのですが……ダメですか?
敵とはいえ、余程邪魔でもない相手を傷つけるのは気が引けたのですが――

【眼鏡の奥の瞳は、相変わらず、澄んでいて、しかし底が知れない、そんな蒼色を湛えている】
【――が、先も言っていたとおり、眠気及び体力・血液の現象も相まって、微妙に眠たげである】
【顔色も……どことなく悪くなってきている感じ】

これが、最後の譲歩です……
自主的にやめるなり、わたくしが吸血されてもいいと思えるように納得させるなり――
何かしら、わたくしに利のあるアクションが見られないようでしたら……けしかけます……

【カラスが、準備完了、とでも言わんばかりに、激しく鳴きながら、宙へとはばたいた――】
123 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 16:16:20.83 ID:OgXbAyAo
>>120

アンタ、もし家畜に食べないでください! って言われたら、手ェださねぇワケ?
中身はどーだか知らねーけど、外見は犬っころだって自覚はあった方が良いぜ?

【物騒な例え話を持ち出して、平然とそう説明する】
【――あんた、タダの犬畜生なんだよ、と】

【が、その後に続けられた自己紹介に、表情を改めた】
【驚いたような表情から、その正体を聞き終えてからは、喜びの表情に】
【小さく口笛を吹くと、まさかまさか、と大仰に頭を振って】

いやいや、こんなところで魔術協会の人間に会えるとはね!
えーっと、なんだっけ、ムクさん?
ここからその協会の建物って、近くにあるのか? 俺、魔術協会の図書館に、用があるんだけど?

【犬が鎖にかじりつく様子を見ても、特に何も言わない】
【彼にとって今、大事なのは、己の欲求が満たされるかどうか――その一点のみなのだ】

憑依の魔術ねぇ。
なるほどなるほど、本体は別にあるってわけだ。
いや、今はアンタの本体はどうでもいいんだ、魔術協会だよ、魔術協会!

【興奮したようにまくし立てながら、犬の方に1歩、近づく】
124 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 16:20:14.98 ID:MqomNwSO
>>121
【二人揃って、近付いて来た少女を見て】
【やや憤慨した様子で、二人同時に口を開く】

「『こいつは偽物ですからッ!!!!』」

【全く同時に、相手を指差して。もはや双子とかそういうレベルでは無い……クローン。そう呼ぶに相応しい】

【その時、周囲のウーパールーパー人形の一つが、ゆっくりと、そちらへと接近していくが……気付けるだろうか】

【そして、鏡写しの二人の他に……もう一つ、今にも消えそうな気配がある事に、気付けるだろうか】
125 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 16:28:45.94 ID:LDyyPF2o
>>122

楽しませる?
ゴメンね……。ソレは、無理、かな♪

私、…嫌がってる人から吸うのが一番好きなの。

【口に残った少女の血液をモゴモゴと咀嚼し、コクリ、と飲み込んだ】

貴方に利は全く無いし。
吸血されても良いって人から、吸うのはちょっとヤダ。

だって、すっごく気持ち悪いから、そういうの。

【クスリと、笑みを零し──】
【ふふん、と宙へ舞っていったカラスを見て──】

でも、良いよ、やめてあげる。
痛いのは嫌いだから、嫌───…。あのカラスに啄かれたら、すっごく痛そう…。
それに、これ以上は死んじゃうかもでしょ、貴方。それも、ちょっと──嫌。

【ちらり、と少女が引きずってきた、死体を見て】
【ひょいっと、身軽な動きで少女から離れ──】

血を吸った人が死ぬのって私、好きじゃないから。
だって、また吸いたくなっても吸えないから。

【クスクス、にこにこと、笑いながら】
【両手を後ろで組む彼女からは、──どす黒い魔翌力が、まるで血が溢れ出すようにドロリ、と流れ出していた】

ありがとね、──ご馳走、様…♪

【実に満足そうな笑みで、彼女の血液で真っ赤に染まった唇をチロリ、と舐めずって】
126 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 16:31:18.00 ID:ijcHgJIo
>>123
「ふん、家畜か…ワシは野生の生き物と戦り合って、勝ち取るってやり方で飯を食ってるからのう
あまりようわからんな、そういうのは」
【可愛らしく小首をかしげながら、おとなしく『分からない』といってくる】

【しかし態度を突然変えてきた渉に…やれやれと言った感じを表に出しながら鎖から口をはなし】

「ふん、なんじゃあ『魔術協会』の名を出しただけで手のひら返すように態度変えおって、いや変えとらんのか
魔術師なのかお前は…まあ…」

【厄介払いするにはいいか、と考えて案内してやる事にした】
【鍵を一本首から取り外し、棺桶の錠前に差し込むと…カチャリと音を立てる】

【…渉の目に飛び込んできたのは、棺桶がMAPのような機能を起動させて、棺桶の中に近辺の地図を作り出している光景だった】
【ムクは顔を突っ込んで…やがて後ろの道路に顔を向けると】

「…そっちの方向に向かって二番目の信号を右に曲がって、途中ポストが左斜め前にある十字路があるからそこで左に曲がり、
後はローソンが見えてくるまで真っ直ぐ進んだ後、左手に大きな建物と『魔術図書館』って看板のある場所が見えるからそこが図書館じゃな」

【気は済んだか?と聞いてくる】
127 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 16:40:03.68 ID:OgXbAyAo
>>126

いや、俺は魔術師じゃねェんだけどさ、その理論体系ってヤツに興味があるのよ。

【ただの荷物、としか捉えられていなかった棺桶が、突然理解しがたい機能を発揮したのを見て】

すげぇな、これも魔術なのか?
いやはや、想像以上だ、空想未満だ! 良いねぇ、こりゃあ知識の溜め込み甲斐があるってもんだ!

【道筋の説明は聞いているのかいないのか、興味深げに、棺桶を見つめている】
【放っておけば、勝手にべたべたと触りだしそうな勢いである】

ああ、ああ、道は分かったよ。
ところで、こういうの、魔術協会では一般的なモンなのか?
あと、図書館に入るのに、内部の許可みてぇなのはいらねぇの?

【説明する声にも、反応はおざなり】
【自分の疑問だけ、押し付けるように、質問を重ねてくる】
128 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 16:43:40.14 ID:2GuD.gAO
>>124
……ええ、と……。

【呆然とした表情から一転、わずかばかり憔悴するような表情へ】
【どうやら、鏡写しの二人のシンクに酷く困惑しているらしい】
【況して、それが自身の知人であるというのだから、尚更である】

えっと。とりあえず、二人とも落ち着いて?
どちらかが偽者かもしれないし、本物である可能性もあるから……。
だから、まずは冷静に話し合わなきゃ。二人と所有者の名前を教えてほしいわ。

【元々は量産目的もあって造られたケツァル・コアトル】
【研究所が滅んだ今でも、何らかの理由で量産される可能性は十二分にある】
【子供・サラはそう考え、二人の言葉に肯定も否定も示すことなく、先ずは二人を宥めんと問い掛ける】

(柊緑の姿が見当たらないけど……?)

【そうして、接近してくる人形と稀薄な気配を敏感に察知し、少女たちを眺めつつ人形から離れるように移動】
【胸中に抱くのは、僅かな不安であった】
129 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 16:44:55.60 ID:pnUJ20.o
>>125

……嫌がってる人から、ですか――
案外、それは、分かる気がします……

【さあ、攻撃へのカウントダウン――】
【瞳を閉じ、心の中で、3――2――……】

……ですが、所詮は人と吸血鬼――
根っこが違う以上、真に分かり合うことなど……

【――1――……】

……交渉、成立、ですね――

【……やっとのことで相手が離れると、】
【静かに、閉じていた瞳を開け、首筋の傷を右手で押さえる】

……誇りに思っておくとよろしいですよ
今日は体調の不具合により不覚を取りましたが……
通常、世界の誰が相手であろうと、わたくしの血を吸えるなどということは、有り得ませんから――

【寝転がったまま、彼女は、落ち着き払った口調でそのように言い放つ】
【余り元気が無いので、強がりに見えなくもないが、果たして――】

――お名前……そう、名乗っていただきたいところですね……
意図していなかったとはいえ、血を分け与えてしまったのですから……
わたくしには……名前を聞くくらいの権利はあるはずです……

【疲れた感じで、ふらふらと立ち上がりながら、名乗りを要求する】
【それこそ、名乗らなければ、カラスをけしかけてきてもおかしくないくらいの気迫が篭っている】
130 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 16:50:47.64 ID:ijcHgJIo
>>127

【急にじとーっとした目つきの割り増しが上がり】

「…なんじゃあ?魔術師じゃないならなんじゃあ、能力者かなんかか?」
【すごく機嫌悪そうにそうぶっきらぼうに聞いてくる】

「(…なんてうっとおしい奴じゃあ、とんでもない若造に捕まっちまったのう)
これはワシが独自に発明した究極の棺桶でのう、棺桶と言うフォルムはええ、盾にも武器にも寝床にも収納用ケースにも移動手段にも使える万能なフォルムじゃあ
改造のしがいがあったのう、この『ライドコフィン』は…」

【そして、本当に自分の都合しか考えてそうにない彼に対してもややつっけんどんに】

「さあてのう!免許証とか保険証の提示は求められるかもしれんの!図書カードとかも発行するじゃろうし
まあ無許可で何もかも見せてもらえる物でもないじゃろうよ!」
【棺桶を閉じながら、彼はそう返した】
131 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 16:56:07.20 ID:LDyyPF2o
>>129

そうなの…?ふふっ、じゃ、遠慮無く誇っちゃおう、自慢できちゃうね。
そうだね、だったら、また貴方の体調が悪い時に、お邪魔しちゃおうかな…♪

【パタパタと羽を楽しそうに揺らしながら】
【おそらく、血液、及び、反応が二重に美味しかったから、非常に満足出来たのだろう】

【だらだらと溢れ出す、どす黒い闇の魔翌力───それに釣られたか、蝙蝠が少女の近くに集まってくる】

そうだね、うん。貴方なら、教えても良いよ。

【クスリ、と笑い】
【くるりと回転し、ゴスロリ服をふわっとはためかせ】

私の───名前は……

【ひらり、と左手を胸に置き】

闇の暗黒組織-≪ネイビィ・シャドウ≫が怪人───

吸血姫-フェルノ・ズ=バッド。

「おに」、じゃなくて「ひめ」で「きゅうけつき」だからね♪

【先程までの少女は、「姫」と言うのには、少々幼すぎたが】
【彼女の血を吸って、禍々しい雰囲気を放ちだしたフェルノ・ズ=バッドは、その貫禄が十分にあった、心なしかバストも(ry】

貴方の名前は────?
教えてくれるよね、勿論。誇れって言うくらいなんだかな、名前を知らなくっちゃ。

【ニコっと笑って、首を傾げる】
132 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 17:02:31.78 ID:MqomNwSO
>>128
「『これが落ち着いていれる状況だと思うなですから!!』」

【やはり、二人揃って】
【とは言え、やはり意識までリンクしている訳では無いらしい】
【それがどちらかは不明瞭だが……ほんの少しだけ、遅いのだ】

「……ワタクシはデイドリィム!所有者はアキハタですから!!」

『ワタクシもデイドリィム!!所有者は秋畠柊緑ですから!!』

【言葉の内容にも、やはり少々ながらズレがある……そこから、どちらが本物か割り出せるかもしれないが……】

【ウーパールーパーはしつこくサラに近付いて行こうとする……何と無く、動きがぎこちない】
【希薄な気配は、消えたり出たり、「二つ」に増えたりを繰り返している……どういう状況だ】
133 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 17:04:11.36 ID:OgXbAyAo
>>130

能力者……って言えば能力者だな。そこが本質じゃねェんだけど。
ライドコフィン、っつーのか、すげぇな。発想はバカだと思うけど、疑わずに突っ走っちまうのは、なおすげぇ。

【ついに棺桶に手を伸ばしかけた矢先に、拒絶するように棺桶が閉じる】
【やや不満そうに、伸ばしかけた手を戻して、無玖に向き直る】

えぁ? それじゃあ意味ねぇよ、俺は根無し草でね、身分証なんて持ってないんだよ。
第一、俺は貪欲な求道者だぜ? そんな小学生の算数みたいなモンに期待して行くわけじゃねぇんだ。

【あからさまに失望の色をその黒瞳に浮かべ、青年はやや黙考する】
【しかし、数秒ほどすると、ピン、と指を立てて、悪戯を考え付いた子供のような笑みを、無玖に向け】

……そうだ、アンタ、偉い人なんだろ?
なんだっけ? 魔導具制作所の責任者だっけ?
アンタが口ぞえしてくれりゃァ良いじゃん! な? 頼むよ!
134 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 17:15:44.93 ID:ijcHgJIo
>>133

「おうおう、そりゃあどうもとでも言えばええんかのう」

【不機嫌なままぶっきらぼうにそう告げると】
【いちいち自分勝手なやり方ばかりが目立つこの渉という男にいい加減腹が立ったようだ】

「…いいか、ワシも暇じゃから犬を操って棺桶引っ張らせちょる訳じゃあないんじゃあ、ワシはこいつを『銀の字』の奴んところまで
運び込まんといかんのじゃからのう、それにあんだけ礼儀にかけた態度とっちょって口ぞえしてもらえると本気で思ってるんだったら
それこそ小学生の算数と道徳からやり直す事をワシはおすすめしちゃる」

【ウワン!!ウワン!と甲高い声で渉に威嚇するように吠え立てると】

「答えは「ふざけるなバカタレ」じゃあ!とっとと失せろ!ワシァもう話を終わらせるがもちろんええじゃろうのう!
あばよハナタレ小僧が!」
【ぷんぷん怒りながら紹介した道から見て逆方向に鎖を引っ張り始めたムクだった】
【To Be Continued...】

/乙でしたー!
/リアルでトイ・プードルの散歩の時間なので落ちますー
135 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 17:18:49.66 ID:pnUJ20.o
>>131
自慢するのは結構ですが……再度の吸血はご勘弁願いたいですね――
食事扱いされるのは……気分が良いものでは御座いませんゆえ……
いえ、そもそも、再会する間もなく世界が滅びてしまえば……

【最早完全に立場逆転である】
【最初の頃と違い、「強がり」を言っているのは明らかにこちら側にしか見えない】

――『吸血姫-フェルノ・ズ=バッド』――

……覚えましたよ――
わたくしは根に持ちますからね……
世界が健在な内は……覚悟しておくことです……ふふ……
楽しまれてしまった以上は……楽しみ返すのが……一番でしょうかね――?

【こんな状態でも、彼女は、怪しく笑ってみせた】
【しっかりと相手の眼を見据えるその視線は……瞳を、狙っているかのようだ】

ええ、名乗られたら名乗り返すのが道理――

わたくしは――『ウェル子』――……

短く風変わりですが、これが、わたくしの名前――

おまけに所属組織を申し上げますと……≪R.I.P.≫……という組織に属しております――
ま、これはあくまでおまけ……覚えられなくても結構でございます――

【若干辛そうながらも、しっかりとフェルノを睨み、ウェル子は、名乗りを終え――、】

……では、さようなら――
家に帰って休むことにしましょう……

絶望に絶望を重ね、絶望を枕にして……フェルノお嬢様――今日ばかりは、貴方様を恨むことに致します……

【右手で、しっかりと首筋の出血箇所を押さえ、最後に一回、小さく溜息を吐いて――】

ああ、眠い……疲れました――ね……

【ふらりふらりと、ウェル子は踵を返し、歩き去っていく】
【その後ろを、カラスがぱたぱたと飛んで付いて行き、やがては姿を消すだろう――】

【時折、ポタリ、と血が地に落ちて、血痕を残して――】


/お疲れ様でしたッ!
136 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 17:21:06.49 ID:OgXbAyAo
>>134

【犬の吠え声に、俊敏に反応して後ろに跳び退く】
【怯えた、と言うわけではなく、単に警戒をしただけのことだろう】
【再び鎖を引き始めた無玖に向かい、声を投げかける】

おいおい、そう言う事なら、その棺桶、俺が運んでやっても……おーい!
チッ、聞いちゃいねぇ。

【牛歩で進んでいく棺桶を見やりながら、しばらくどうするべきか、と思案したものの】

ま、いいや、図書館に行きゃあ、誰かしらいるだろ。
行き当たりばったりでも、死ななきゃ何とかなるだろうよっ、と!

【嫌われてしまったことを自覚していたので――また、自分にとって苦手なタイプでもあったので】
【ひとまずは目的地、魔術協会図書館を見つけたことを喜び、意気揚々と歩いていくのであった】

/おつかれさまでしたー!
137 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 17:22:35.21 ID:2GuD.gAO
>>132
んん、それは解るけれども。
双子でもないのに突然“自分”と会ったら、ビックリするもの。

【ぬぬぬ、と気難しげな顔で首を捻りながらも】
【確かに落ち着いていられない、と頷いて肯定しつつ】
【依然として、人形から離れるように、稀薄な気配に接近するように、じりじりと移動を続ける】

……そう、ありがとう。
どちらもデイドリィムで所有者は秋畠なのね。

【両者の間に生じるズレ、用いる言葉の違い】
【そこで完璧なクローンでないことが判るものの、現時点ではまだ特定に至らない】

【はて、この場に於ける“本物の”少女はどちらの呼び名を用いているのだろうか】
【稀薄な気配の動きはまさしく神出鬼没、一体近くで何が起きているのか】
【混沌としたこの状況、サラは頭を悩みに悩ませて……】

……うぅん。
じゃあ、所有者から名付けてもらった名前を含めるフルネームと……
私の名前は?もちろん、こっちもフルネームで。

【なかなか名案が思い浮かばず、月並みの質問をしてしまうのであった】
【サラのポケットから小さな何かが顔を覗かせるも、些か見えづらいかもしれない】
138 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 17:32:22.55 ID:LDyyPF2o
>>135

…『ウェル子』、ちゃん。変な名前だね♪
うん、覚えた、宜しく。

ダメダメ、世界が壊れたら困っちゃう。
だって、健康な人間が居ないと美味しいご飯が食べられないもの。

だからね、いざとなったら悪の組織でも守っちゃうよ、世界。
[ピーーー]も奪うも、物が有ってこそだしね。

ウェル子ちゃんがやり返しに来るの、楽しみに待ってるよ…ふふっ。

【純度の高い真紅の瞳は、キラリと輝き、見つめる瞳をにこりと見据える】
【間違いなく、さっきまでのフェルノならビビって目を背けているが、先ほどとの差がハッキリと顕になっていると言える】

≪R.I.P.≫─────………。

ふうん、組織人なんだ。
意外と居るんだね、…友達?

【友達とは違う気がしないでもない…】

(それって、確かジェノ兄が特攻した挙句、逆に半殺しに合ったって言う…あれ?カノッサ機関だっけ、ま、いっか)

【正解としては≪R.I.P.≫イベントに特攻したらカノッサ機関議員に半殺しにあった、だが、割と動でもいいと思っているので記憶が曖昧】


──じゃあね。

【ニコっと微笑み、手を振って見送り───】

【まるで水たまりのように地面に溜まっていく、闇の魔翌力は、集まってくる蝙蝠を全て丸呑みし】
【バキバキと骨が砕けるような音と共に、ゲートのような物を精製──────】

げふ。ヘル兄みたいにスマートに出来たら良いんだけど。

ふふっ……♪

【と、実に無邪気に笑い、その中に消えていったという──】

/お疲れ様でしたー!!
139 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 17:33:12.89 ID:MqomNwSO
>>137
【ウーパールーパー、更にはタコさんウィンナーの一匹が、ふらふらと、尚もサラを追尾する】
【そこに意志は無い。敵意は無い。まるで何かに導かれるように】

「シィーガンナーですから!!フルネームはデイドリィム=シィーガンナー!!で、貴女はマリンブルー=サラですから!!」

『ワタクシこそシィーガンナーですから!!貴女は当然だけどマリンブルー=サラですから!!』

【二人はぎゃあぎゃあと、自分こそが本物だ、と主張する】
【今回言うのが遅かった方は、『』の方。ただ、それだけで判断するのはどうだろうか……】

140 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 17:51:34.17 ID:2GuD.gAO
>>139
うん……デイドリィム=シィーガンナーよね、私の名前も合ってるわ。
……だけれど、これだけじゃどっちが本物かは判らないな。判断材料が少なすぎるのよ。
そうね……じゃあ、「ミストドラゴン」という名前に聞き覚えはある?

【気難しげな表情は崩さず、恐らく“本物”は確実に知らない筈の名前を口に出してみる】
【ただ、これだけで判断出来るかと言えばそうではなく……故に、この質問の返答には、あまり期待していなかった】
【着いてくるものが増えたことに関しては然程気にしていないらしく、そのまま移動を続行】
【稀薄な気配が少女らと会話不可能な位置にあると判ったなら、サラは移動を止めてその場に立ち止まる】

【ややあってサラのワンピースのポケットから中空に飛び出したのは、円らな瞳を持つやじろべえのような物体】
【瞳を瞬かせると、ウーパールーパーの人形へ物理的な接触を試みる】
141 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 18:06:45.25 ID:MqomNwSO
>>140
「聞き覚えはあるですから! アキハタがたまに話すですから!!」

『無いですから! 聞いた事も無いですから!!』

「『あっ!!違う事言ったですから!!お前が偽物ですから!!!!』」

【二人とも、自信満々】
【初めて、意見が全く違う物となる】
【これならば或いは、どちらが本物か見抜く事も可能かもしれない】

【弥次郎兵衛がウーパールーパー人形に触れると、ウーパールーパーが弥次郎兵衛に文字通り「へばり付く」】
【タコさんウィンナー風の何かは、プロペラのように回転しながらサラへと接近していく】
142 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 18:27:56.83 ID:VsHsxqoo
【人気のない町外れ】

――ふぅむ。この辺りは異常なし……かのぅ?

【薄暗く、人気のない町外れの道を一人歩く影があった】
【桜を象った華美な着物を身に纏う、腰まで届く黒髪と黒曜石のような瞳が特徴的な】
【身長150cm程の童顔気味な面立ちをした東洋風の女性であった】

しかし油断はできん。
最近は特に物騒だからのぅ……気を引き締めていかねばな

【肩の近くには20cm程の蛍のような形状をした発光物がふよふよと浮かび】
【それで辺りを淡く照らしながら女性は周囲を見渡しつつ歩いていく】
143 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 18:28:12.88 ID:2GuD.gAO
>>141
……あ。

(……ああ、そう言えば――)

【――そう言えば、以前秋畠と会った時……】
【彼はミストドラゴン――正確には、“水守兎 アメヲ”――と昔馴染みだと言っていた】
【「アキハタがたまに話す」、片方の少女の言葉を聞いて……サラは、そのことを思い出す】

片や聞き覚えがあり、片や全く聞いたことも無し……。
ねえ、聞き覚えのある方のデイドリィム、その秋畠は……
あなたの主人は、“ミストドラゴン”のことをどういう人物だと話してくれるの?

【乱れたシンクロナイゼーション、そこに小さな希望の光を見出だして】
【個人だけでは中々知り得ないだろう情報を知っていた少女へ、そう問い掛ける】

(……イズコールが捕らわれた?
 結構、厄介かもしれないわね……)

【「へばりつかれた」やじろべえは、幾度か明滅を繰り返しながら、高速回転を以てウーパールーパーを離そうとし】

【一方で、サラはと言うと】
【接近してくるタコさんウインナーみたいな何かを叩き落とすべく、平手打ちを食らわそうとする】
144 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 18:33:39.60 ID:MmHWmwko
【魔術協会敷地内】

……前回の失敗の理由、それは………!

手元に細かい資料置かないでやったからだよねー
今度こそは大丈夫、な筈………

【シャツカラーの白ブラウス、前を止めない灰色のイートンジャケット】
【膝丈のスカートと黒のニーソックスを穿いた、灰色の髪に灰色の瞳の少女が、芝生の上に座りこんで何か作業をしている】
【首からは聖ユダのメダイのペンダント。両腕に真紅の籠手、左右の人差指に魔石の指輪を付けている】

【並べられた何本もの試験管、フラスコ、ビーカー。薬品の調合だと思われる】

えーと、次のページ次のページ……成程、此処ね
此処でこっちの薬を入れて次h【ドーン】

【爽快な爆発音が、再び魔術協会内に響き渡った】
145 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 18:41:01.26 ID:MqomNwSO
>>143
『どんな人か……ですから? 良く分からないけど、ロリコンで、ミュージシャン気取りの正義気取りで、目が逝っちゃってるド変態猟奇野郎って聞いてるですから!』

【……酷い言われようである。何もそこまで言う事も無いのに】
【もう一人……「ミストドラゴンを知らないデイドリィム」は、無言でその様子を見ている】

【ウーパールーパーは弥次郎兵衛から引きはがされ、地面にこてん、と倒れてしまうが、しゃかしゃかと脚を動かし、弥次郎兵衛に体当たりを繰り出す……威力は無い、が、べとべとしている】
【タコさんウィンナーは平手打ちを受けると、どこか物悲しい表情で地面に墜落……しそうになるが、急に浮上。希薄な気配の方へと、ふらふらと近付いて行こうとする】
146 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 18:48:47.09 ID:PInhjG6o
>>144
【その爆発のあった方向に人影が近付いてくる】
【煙等があるならその姿はシルエットにしか見えないかもしれない、その姿は】

怪しい音が聞こえた気がするの、の…

【白いワンピースを着ていて黄色の短髪をした幼女だ】
【首からは青い宝石がついたペンダントを下げている】
【言っている事からすると野次馬か注意しにきた無駄に真面目な生徒だろうか】
【どう見ても教師には見えない】
【教師である可能性は限りなく低いだろう】
147 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 18:52:58.06 ID:MmHWmwko
>>146
【音のした地点まで行ってみれば】

【焦げた草やら周囲に飛び散った薬品やらガラスやら何やら】
【此処が屋内ならどんな惨状だっただろうという光景が】

【そして】

………この振りは教師ってオチだ絶対そうに違いない

【バタ足の様な姿勢でうつ伏せになりながらメタな事を呟く少女】
148 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 18:58:29.75 ID:2GuD.gAO
>>145
な、なんか凄く酷いような気がするのよ……?
……でも、柊緑なら言いそうな言葉ね。

【なぜか納得しちゃった】
【判断材料にはまだ欠けるが……こちらのデイドリィムを“本物”として信用して良いのだろうか】
【そう思案しながらも、その視線はもう一人のデイドリィムへと移る】

で……あなたの主人は、「ミストドラゴン」については何も話したことは無いのね?
そうならそうで構わないのだけれど。

【首を傾げてそう問い掛けたのち、その目は自然とタコさんウインナーの方へ】
【やじろべえは、べとべとしている体当たりを食らってなお再び高速回転、引き離そうとする】
【成否関わらず、その姿がぐんにゃりと変形……】
【まさかのウーパールーパーを模写したような姿となって、しゃかしゃかとタコさんウインナーを追って行くだろう】
【この時点では、サラは未だ着いていかない。様子を見るつもりらしい】

【……元やじろべえは、稀薄な気配の存在する場所で、その瞳に何を映すのだろう?】
149 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 19:02:17.92 ID:S5j5Gj.0
【路地裏】

あのね もっといっぱい舞って頂戴♪

カリンカ?マリンカ?弦を弾いて♪

【旧い血の色をしたセミロング、太陽の様に煌く橙色の両目】
【右目の色合いは、「蜜柑色」に近く、時々、両目が虹色に輝いて見える】
【白のシャツを着用、黒のスラックスに、黒のローファーを履き】
【ベルトを巻き、チェーンを吊り下げた、二十歳ほどの女性】

こんな感情どうしようか♪

――――ちょっと教えてくれないか♪

【彼女の足元には、幾つもの、血塗れた男の死体】
【其の右手には、鉱物で生成された、虹色の長剣が】

【長剣を肩に担ぐと―――暗い笑みを浮かべながら、歩き出そうとする】
150 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 19:03:05.50 ID:PInhjG6o
>>147
…最近嫌な予感がよく当たるの、の……

【その惨状を見て一言】
【次の瞬間魔翌力が幼女の手に集まっていき別の形になった】
【魔翌力が硝子のような個体になったのだ】

あー……そこの子、大丈夫なの?なの?

【箒のような形になった魔翌力を持ったまま尋ねる】
【ええ、教師ですとも、はい】
151 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 19:06:06.13 ID:MmHWmwko
>>150
過剰に押して来た場合まず間違いなくそのネタは真
だったら先に拾って全力で潰してやる〜………

………と、やってても仕方が無いね

【爆発の中心に居た少女は、腕立て伏せの要領で飛びあがり】
【空中で足を組んで、座る姿勢で着地する】

んー、大丈夫の基準を何処に置くかで答えが変わるけど大丈夫
まあ、見ての通り?

【教師相手でも敬意を示さないのは、一応知らない事になってるからかそれとも性格か】
【なにはともあれ、少々焦げている以外にダメージは無さそうだ】
152 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 19:06:10.96 ID:ZOanM.SO
>>142
/未だいらっしゃいますかー?
153 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 19:07:21.71 ID:U4y7ek2o
【路地裏】

はァ〜…ッたくよォ、腹減っている時に一々絡んでくるんじゃねェよ…

【ラフな服装でボサボサの黒髪、腕から数本の触手が生やしたひょろ長い長身】
【そんな容姿をした男が捨てられていた木箱に座って溜め息をついてボヤいている】

「ぅ、ぁ……」「…っぐぁ、…」「………ぎ、ぁ」

【男の腕から伸びる触手の先、其所には数人のチンピラと思しき男が首根っこを絡まれて宙にぶら下がっていた】
154 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 19:08:15.84 ID:78M4a76o
>>149

【そんな路地裏に、煙草の紫煙が、ふわりと漂う】
【それと同時に、ざり、という硬い足音】

ここは血の匂いしかしないのか全く。
【そして聞こえる、不機嫌そうな声】
155 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 19:09:32.49 ID:VsHsxqoo
>>152
/あいよー、カモンですぜ
156 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 19:09:45.95 ID:MqomNwSO
>>148
「アキハタは口が悪いから仕方がないですから!! もっと酷い事も言う時もあるですから!」

【にっこりと笑い、自分の右のおさげを右手で弄りながら、そう言って】
【何と無く得意げに、左手の指先から、黒い包帯を垂らす】

『無いですから! ワタクシは、そんな人は知らないですから!』

【こちらのデイドリィムは、知らないの一点張りで貫き通す気らしい】

【ウーパールーパーは再び引きはがされるが、今度は倒れなかった】

【タコさんウィンナーを追って行く弥次郎兵衛(今はウーパールーパー)……その目には、しばらくは前を飛ぶタコさんが写り続けるだろう】
【タコさんウィンナーを追って行く弥次郎兵衛を、ウーパールーパー(今も昔もウーパールーパー)が追って行くが……どうやら敵意はなさそうだ】

157 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 19:10:02.20 ID:MqomNwSO
/訂正。>>145のデイドリィムの台詞は『』じゃなくて「」でした。
158 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 19:15:05.78 ID:S5j5Gj.0
>>154

……、……

【漂って来た紫煙に、ぴたり、歩み出そうとしていた足を止めて】
【真顔で、まるで感情の無いロボットの様に、其方へと振り返ろうとする】

……、誰?

【視線を移しながら、そんな質問もするだろう】
【彼女の姿が月光に照らされ、白いワイシャツに、点々と返り血が着いているのが見える】
159 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 19:18:35.07 ID:PInhjG6o
>>151
あ、命に別状ないみたいで良かったの、の

【焦げてるとか知らないふり】
【明らかに大きい外傷が見えないから判断をした】

まあ上に伝わる前に片付けなきゃなの、なの
そしたら私も面倒な作業をせずにすむの、の

【自分が面倒を避けたいから掃除をさせようとする】
【取り敢えず手に持った箒もどきを渡そうとする】
【受け取ったなら幼女の手にはもう一本自分の分の箒が生成されるだろう】
160 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 19:22:15.92 ID:hvwNQ7Eo
【 魔術教会・寮―――――の付近、路上 】

【――人通りの少ない通り、手にした地図を眺めつつ悩む者が独り】


………………可笑しいな。


【髪型は艶やかなスカイブルーの髪をリボンで括ったサイドテール、身長165cm程の少女だ】
【双眸と同色の黒を基調としたブレザー制服をきっちりと着込んでいるが、スカートは短め】
【黒色のニーソックスから少し視線を上に向けると左腰には軍刀、紅い鞘には幾何学模様が掘り込まれている】
【また、制服の襟元に目を遣れば―――“魔術教会”の紋章を模したバッジが付けられていると判るだろうか】


やっぱり、さっきの通りを右に……いや、あそこは左で間違い無かった筈だ。
なら、其の次……―――――高架下を通り抜けたのが不味かったか……?

【見ての通り、魔術教会の生徒のようだが――どうやら、迷っているようだ】
161 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 19:23:21.74 ID:MmHWmwko
>>159
この程度で死んでたら薬品実験なんか出来ないからねー
週1で死ぬようなヤワな作りはしてないって

……で、ん?何、それ

【聞き捨てならない事を言いながら、手は出さない。箒を完スルー】

………ああ、証拠隠蔽でもするの?でも、もうちょっと待ってくれる?
粉々って訳でも無し、残りの部品でも作業は出来るしさ
それをしてからの片付けでも良いでしょ?

【幼女の申し出は聞き入れず、飛び散った試験管やフラスコの破片の中で、大きい物を集める】
【鼻を少々ひくつかせると、暗闇の中でも一直線に、割と大きな破片(まだ中に少量の薬品が残っている)を探しあてた】
162 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 19:25:41.25 ID:78M4a76o
>>158

【振り向いた先、そこには藍色の翼と鱗、黒いジャケット】
【鋭角的な頭部を持ち、口には鋭い牙が生え揃っている】
【その姿は、まさしく竜人】

ふむ我はお前の姿を見たことがあるような気がするのだが我の気のせいか年も以前とは明らかに違うわけだが。
【口に咥えた煙草をつまみながら、怪訝な視線を向ける】
【死体のほうは気にしていないようだ】
163 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 19:31:26.96 ID:ZOanM.SO
>>142>>155
【彼女の歩く先、見えるだろうか】
【街灯の薄明かりの届かない、入り組んだ路地、その入口付近で】

はあ……、莫迦と煙は高い所が好き、という諺を知ってるか?
煙が自然と空へ昇るように、いつまでも莫迦やってるとふとした拍子にぽっくり星になるよー、って意味で。

…………え、違う?まあ好いや。取り敢えず、今のお前達が良い見本……あ。

【何やら、物騒が服を着て佇んでいるようだった。――俗に言う路地裏制式採用量産型男子に、取り囲まれて】
【しかし当の本人、意外にもこれをスルー】

【若干の勘違いを含んだ挑発的な言葉を吐き出しつつも、彼女を視界の中心に据えてすたすたと歩き出す】
【因みに。物騒――――もとい人影は、臙脂色のジャケットを纏っていた】
//諒解なのです、よろしくおねがいしまあああああああry
164 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 19:32:06.27 ID:2GuD.gAO
>>156
えっ
これ以上酷く言うこともあるの……!?
そ、そうなの……柊緑、想像以上に口悪いのねっ……?

【先ほどの言葉があんまりにも酷いように思えたので、なんかもうビックリしている】
【しかしながら、主人について語るデイドリィムの笑顔を見て、何処と無く楽しそうだなと思いつつ】
【垂らされた黒い包帯を見て、サラは】

……それは?

【続いて問い掛けるのであった】
【……既知の存在ではあるのだが、彼女なりの確認なのだろう】
【それから、ミストドラゴンを知らないと主張するデイドリィムを見て】

そう。
なら、こっちのデイドリィムを本物と見做すけれど……?

【こちらもまた、確認のつもりでそう問い掛け】
【元やじろべえ、今ウーパールーパー ――「イズコール」という名の其れは、後方をちらちら見つつタコさんを追いかける】
165 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/11(土) 19:33:19.71 ID:PInhjG6o
>>161
死んでなくても破片で首を切ったりとかはある時はあるから一応聞いたの、の
それに私の目の前で何か問題があったら私の責任になるの、の

【心配してるように見せかけて自分の事を優先】

…まあいいの、の

【一応諦めたらしい】
【手の箒は魔力に戻って幼女の周りに浮かぶ】
166 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 19:35:13.89 ID:S5j5Gj.0
>>162

――――――……、

【彼の姿を視認し、ほんの少しだけ、冷徹な表情が和らいだ気がした】
【くるり、身体ごと振り返ると、足元の邪魔な其れ等を軽く蹴飛ばして】

…やあ、アルギレッタさん。…久しぶり

…僕の事、覚えてたの?

【―――彼の名を、呼んで。「あの少女」の面影が残る顔で、笑った】
【其れから、まるで、自分への皮肉の様な発言を漏らすと―――彼へと、歩み寄ろうとする】
【かつり、と。気取る様な、ローファーの足音が響いて】
【見たところ、彼を攻撃しようとする意思は無さそうだ】
167 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 19:36:19.35 ID:MmHWmwko
>>165
………うん、心配してる様に見せかけて物凄ーい自己中心的考えだね
此処まで筋が通ってるといっそ見事って褒めちゃいたくなるよね

で、今更これを聞くのもおかしいんだけどさ。何か用?

【拾い上げた破片から掌に薬品を落とし】
【何度か臭いをかいだ後、舌で一舐め】

………ん、一応効果有り
持続性がゼロに近いけど基本的な所は有ってる

【自分の右掌を見つめて、指を何度か曲げ伸ばし】

【それから、幼女の方へと視線を向ける】
【元々、幼女の方から自分の元へ訪れた為、何か用件でも有るのだろうかと考えている】
168 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 19:39:00.88 ID:MqomNwSO
>>164
/すいません、飯落ちです。なるべく早く帰って来ます
169 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 19:39:09.86 ID:VsHsxqoo
>>163

ん――?おお、誰かと思えば朔夜ではないか
このような場所で何をしておるのじゃ?

【女性――貴宝院織守は、視界に彼女の姿のみを捉えながら】
【薄く微笑を浮かべ、右手を軽く上げながら其の人物の名前を呼んだ】

ふむ……何やら有象無象の某かが辺りを飛んでおるようじゃが
まあ、夏の虫のようなものかの?ほれ、何でも良いが散れ散れ。
コヤツはわらわに用があるのでな。「でぇと」に誘うにしてもちぃと趣味が悪いというものなのじゃー

【織守は、ついでとばかりに朔夜を囲んでいた男子諸君に対して】
【手でシッシッと払うような仕草を見せて、若干挑発的な言葉と共に追い払おうとする】
170 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 19:39:12.92 ID:U4y7ek2o
【路地裏】

んァ〜、腹減ったァ…

【ラフな恰好にボサボサの黒髪、ひょろ長い長身】
【そして薄く血臭を漂わせた男が独り路地裏に立ち尽くしていた】

どっかによォ…美味そうな奴、いねェかな

【男は何やら危なげな事を呟いたかと思うと辺りを見回して、のろのろと路地裏を歩き出した】
171 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 19:40:37.74 ID:2GuD.gAO
>>168
/了解しました、ごゆっくりどうぞー!
172 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 19:43:14.52 ID:78M4a76o
>>166

ああやはり蓮華だったか当然覚えているとも交わった道筋は決して消えん。
【怪訝な表情を解き、僅かに口の端を吊り上げる】
【煙草の火を手のひらでぐしぐしと揉み消す】

その姿はどうしたのだ妙な薬でも飲んだのか?
【近づいてくる彼女に問いかける】
【その声には、僅かに心配するような気配がこめられていて】
【彼女を歩めを、拒むようなしぐさはない】
173 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 19:45:46.47 ID:CCksXMDO
【魔術協会、廊下】
【暗い廊下に目立つ、開け放たれたままの標本室の扉】
【その扉から、ズルズルと不穏な音が響いている】

【そして、標本室の中からは夜の闇よりも暗い、真っ黒な闇が滲み出て】
【何やら、邪悪な魔翌力も染み出している】
174 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 19:46:30.72 ID:myU2o0I0
>>セオドア&ドラ

ッカカカカカカ……いいぞ、そのままワシを追って来いッ!
『決着』は!あの『列車』でつけるとしようじゃァッ!!
今にワシらが動かしてみせるッ!!もう止まることは無いあの『列車』でのォッ!!

【エルヴァレッタは列車に向かって駆けながら、大声でそう宣言する】
【追いかけながらセオドアが放った光の弾丸を――セオドアが狙いを付けなかったゆえに――なんとか回避し】
【ドラより一手早く、列車のドアを拳でぶち破り、中に至ってしまうだろう】
【列車内部の通路は狭い――格闘戦を主体とするエルヴァレッタにとっては、そちらのほうが有利なのか】
【列車に入った瞬間、彼はすぐ「右手」に向かって通路を曲がり……一時、ドラとセオドアの視界から姿を消すだろう】

/こんな感じで再開します。お二方、よろしくお願いします。
175 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 19:47:31.90 ID:myU2o0I0
>>ミル

『ケヒャヒャヒャヒャヒャヒャッッ!どうしたヨ!?ぶつぶつ呟いてばかりかいSolid Girl?
 コトバだけで止まるほどッ!このオルガネラ様は甘くないぜェェーーーッ!!ケヒャヒャヒャヒャッ!!』

【詠唱を続けるミルに対して、オルガネラは挑発を繰り返す】
【無数の浮遊するトランプ――(能力「スウィート・アンド・ディシートフル」の具現産物)を引きつれ】
【何も妨害行動が入らなかったなら、彼はそのまま列車まで接近し――】

『ヒャヒャヒャヒャヒャッ↑列車の中でやるのはワガハイの性に合わないネぇーーッ☆
 そら、来なヨ!一世一代、アーロン・オルガネラの『ショウ』が始まるヨ♪』

【そのまま列車側部の『はしご』に手を伸ばし、列車の『天井の上』に至ろうとするだろう】
【当然――列車が走り出したなら、そこは高速の世界。無論、落ちれば待っているのは時速数百キロの衝撃】
【あまりにも危険だが――彼は、そこでの戦いを望むようだ】

/このシーンからの再開となります。ミルの人、よろしくお願いします。
176 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 19:47:37.32 ID:2GuD.gAO
/デイドリィムの方へ、すみません、こちらも飯ですので返事遅れます
177 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 19:48:13.48 ID:myU2o0I0
>>カンナ

「くッ、ぅ……『黒野――……カンナッ!!』」

【自らの能力が具現した翼『ラフューレ・フェルノーア』を無力化され、生じた大きな隙】
【まして『背後』を取られてしまった――振り向きつつ対処しようにも、もう遅い】
【ワーズとカンナの視線が交錯した刹那には、スデにカンナの振るうハサミの片刃がワーズの右脇腹に迫り――】

「  ――ぐッ、がっ……!?」

【めしぃ、と。鈍い感触がカンナの右手に降りかかるだろう】
【クリティカル・ヒット――確かにそのハサミの『峰』が、ワーズの小柄な体躯を捉えた】
【脇腹を護る鎖帷子、チェイン・メイルにその威力を軽減されつつも――このダメージは、ワーズにとって大きい】
【べしゃ、と。やや高い音が仮面に覆われたワーズの口元から響き――やがて、仮面の隙間から、鮮紅がやや垂れ落ちる】

【――が……】

「……なんで……ッ、……だ……」

【苦痛を伴った声で、ワーズが紡ぐ】

「……なん、で…………“殺さ……な、い”ッ……『峰…………打ち……』……なん、てッ……!
 ……がぶッ、……舐め……『舐めて……――いるのか』ぁぁアアッ!!
 くゥあぁぁあッッ!!!」

【決意の咆哮と共に、繰り出されるのは左足の蹴り――小柄な体躯から繰り出される洗練された一撃】
【カンナがワーズへの攻撃ヒットを確認した後、即座に離脱しなければ位置的関係でどうしても直撃するだろう】
【狙うのはカンナの右脇腹付近――果たして】

/最初っからクライマックスで再開します。カンナの方、よろしくお願いします。
178 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 19:48:30.32 ID:PInhjG6o
>>167
あ、用はないの、の
何か嫌な予感がしたから当たってるか確かめに来ただけなの、なの

【要するに野次馬】

………

【気にはなるのだろうか】
【じっと見ている】
【と思ったらポケットから何かの瓶をだし中身を飲んでいる】
【なんというか安定していない】

と、一応別な用事はあるからもう行くの、の
さようなら、なの、なの

【そのまま去っていこうとする】
【引き止めれば止まるかもしれないが】

/申し訳ありません
/RIPイベントの続きの時間を見間違えていたため切らなくてはいけなくなりました
/こちらから絡んだのにこんな結果になってしまって本当に申し訳ありません
179 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 19:53:57.55 ID:NzPV0lk0
>>160

【其処に近付いて往く―――と言うか、偶然にも其処を“進路上”に置く、人影二つ】

「なあ、霧之藤。やっぱり、お前がそうも上機嫌だと、逆に気味が悪いような……」
『ワタクシにだって、神様を信じてみたくなる時が、300年に一度ぐらいは有る、というコトですよ、無道。』
「良く判らねぇ、あんだけカミサマ馬鹿にしてるお前が…まあ、良いさ。断華さんトコに取り敢えず報告っ…ん?」

【男勝りの口調で話す一人は、黒色の長い綺麗な髪を中ほどで束ね、澄んだ丸い漆黒の瞳を持つ、身長160cmほどの大和撫子風の少女】
【凛とした美しさといえば聞こえはいいが、この世界では少し地味かもしれない。服装も、とりたてて印象のない緑のスカートと白い夏服で胸は小さい】
【――それ故に、背負った巨大な龍角製の「ラッパ」…今や、この世界でも有名になった、あの煩い「ブブゼラ」が、見る者に衝撃を与える】

【礼儀正しい口調の一人は、雨雲の色を観賞用として極限まで研ぎ澄ましたような、銀に近い灰色の直毛を、長めのポニーテールで纏めた“少女”らしき人物】
【瞳は刹那的に輝く夕暮れの茜色、背丈は約148cm、小柄かつ細身、外見の年齢は13歳程度、だろうか】
【服装は茶色っぽい制服ブレザーだが、黒が紫がかった、ちょっとオバサン臭い色のスカートは際どい短さで、良く見ると校章部に“魔術協会”の紋章】
【其処から下は、ほっそりとした上等な脚線美の白い素足に、何故か―――紅い鼻緒で一本歯の、高下駄である】

「あの様子、あたしの推測が正しけり『迷い人ですね…しかも、我らの学友、であると。』
「い、言おうとしてた事を言うんじゃないよっ」

【先に足を止めたのは、ブブゼラの少女。両手に広げた一枚と、思案する様な様子から言葉を紡ごうとする】
【―――…が、高下駄の少女の簡潔で冷涼な、吹き抜けるが如き声に遮られて、ちょっと悔しそうに大きく息を吐いた】

【それなりに音は立っており、手許が見えるのだから、距離は比較的近い―――気付こうとしなくても、普通は容易く気付くだろう】
180 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 19:53:58.08 ID:MmHWmwko
>>178
………はあ
結構適当な理由だねー………ま、私もそうだけど
深い理由探すより直感の方が楽?っていうか……うん、やっぱ楽?

【残った薬品全て胃袋に収めて、軽く咽て】
【ほんの一瞬だが、右手の骨格が肥大化した様に見えただろう】

ん、随分せっかちだねー、名前も訊いてないのに
私は吟雪、所属は《新呪文開発班》 だよ

【ガラス器具を集めながら、去っていく相手を見送って】


【数分後】

………残りの薬品でも、一回分くらいは
えーと、多分こっちが四番試薬d【パーン】

【花火が打ちあがる様な音が、しつこく魔術協会に響き渡った】


/あいさ、了解しました
/次は、ちゃんと時間を確認した上で。こっちだってがっつり絡みたいんだからな!
/てな訳でお疲れさまでしたー
181 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 19:54:58.10 ID:Aap/GjAo
【草原】

【夜露に濡れた草達の上に、老人が腰を下ろしている】
【時に皺を刻まれた顔からは、何れの感情も読み取れず】
【よく手入れされた赤髪が、緑の上でその繊細な色合いを披露していた】

【細い双眸は、空へ向かえども星を捉えることは無く】
【その心の内は、自らの重ねた星霜を巡る】

空はこれほどに優しく、地はかくも力強く

【横に置かれた杖は、二匹の蛇の絡み合いと小さな翼に飾り立てられている】
【狷介孤高とした老人の手が宙に迷い】

しかしてその中心たるは、何ゆえか人間共に違いないのだ…

【さっと吹き込んだ風が草々を軽やかに踊らせた】
182 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 19:55:38.75 ID:S5j5Gj.0
>>172

…優しいんだね、アルギレッタさんは

【「…忘れても、良かったのに――」―――次に紡がれた言葉は、酷く寂しげな其れで】
【彼に近付き、眼前―――手が届けば、触れ合えそうな位置まで来ると】

…まあ、色々有ったんだ…、ちょっと腹立つ奴に、イロイロされたというか…

【曖昧な言い方で、恥ずかしそうに苦笑しながら】
【徐に、長剣を地面に突き立てた―――持っているのが、面倒になった故の行動だろう】

―――ねぇ、アルギレッタさん

【其れから、ぽつり】

キミは―――殺したい人、居る?

【まるで、昨日の夕飯やテレビ番組の内容について問い掛ける様な、他愛ない其れで】

【酷く、壊れた笑顔で、尋ねた】
183 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 19:56:51.81 ID:ijcHgJIo
>>174

…列車かあ…あんな狭い所だと彼の場合逆に戦い辛いとは思わないのかな
だが…いいとも、とことん付き合ってあげるよ

【キャットXのカードリーダーに腰の辺りから取り出した別のカードを取り出して見つめる】

ミニドラがくれた『FLOAT』か『SHUFFLE』のカード使おうかな…いや、まだ使うほどではないか
まずは無生物催眠メガホンの力を使って…何かできるかもしれない、なんせ『列車の中』だ…
使える物はいっくらでもあるからなぁ…

【くるくるメガホンを回しながら後を追ってキャットX、エルヴァレッタを追跡開始!】
【壊れたドアとは別のドアから入りエルヴァレッタの方向に動くだろう】
184 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 20:00:33.47 ID:j/KdcRs0
>>174
「はっ…はっ……っと」

【やや遅れて列車に到着したセオドア】

「…ん、ここから入ったのか」

【エルヴァレッタが侵入したと思われるドアから列車に入る】
【特に急ぐ様子も無く、ゆったりとした足取りで―】

「何があるか分からんしな、用心用心」

【背中にぶら下げていたフリッツヘルムとガスマスクを取り外し、装着する】
【いつも通りの、威圧感を与える容姿】

「…こっちか?」
【アクトガンを両手で構えながら右手に向かう】
「(試作品を使うタイミングは無さそうだな…)」

うーん…外に出れば指揮官の人に会えますかね?

【やや退屈そうにセオドアからの通信を待つ士】

…危険な街中をうろつくよりは…後でコンタクトを取ったほうがいいかな

【ソファに座りながら足をぶらぶらさせる】

/宜しくお願いしますねー
185 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 20:02:11.02 ID:ZOanM.SO
>>169

よお、織守。見回り兼散歩兼仕事帰りって所かな。
……そんでもって、今は少しばかり集られてる。

【其れを耳に入れ、常の仏頂面――微かに眉は顰められている――を、笑みに変えると】
【歩く物騒こと識槻朔夜は、左手を上げて応じ、上げた手を口許に宛てて小さく欠伸を噛み殺す】

そうそう、飛んで火に入る――――確か、走光性って言うんだったか?
綺麗どころには大体刺が有るとは言うけど、刺が有るから綺麗って訳でも無いよな、うん。

【「こらこら、そういう事言わない」、等と説得力の無い言葉を吐いて】
【繰り出されたテレフォンパンチを綺麗に空転させつつ真っ直ぐに歩み寄り、小さく頷く】
【言葉も行動も無いが、何やらその後頭部には、怨みがましい視線が向けられているようだった】
186 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 20:05:39.07 ID:PInhjG6o
>>175
―――あの日の英知、あの日の恐れ
再び蘇れ、今この場所で
蘇生の時が来た、今我が手で蘇れ、七星!

【詠唱が終わったのは丁度列車に飛び乗った時】
【そして詠唱の終わりから数秒後上から巨大な物体が空を切る音がする】
【上を見たなら巨大な岩―――隕石にも見えるそれが】
【オルガネラに向け七つ落ちてきているのが見えるだろう】

おお、来た来た
時間をもたせなければ良いんだから壊す方向でいくよ、僕は

【そう、言った通り壊す気だ】
【浮翌遊したまま近付き、妨害がなければ列車の上に着陸するだろう】
187 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 20:08:43.92 ID:78M4a76o
>>182

なに物忘れが悪くてな竜の頭を舐めてもらっては困る。
【自分の頭をとんとんとつついてから】
【蓮華と向き直る】

色々というのはあれか人体実験のようなものかそこまで外見を変えられるとなるとそれぐらいしか浮かばんのだが。
【少し声色に怒りが混ざる】
【つきたてた長剣を、ちらりと見やってから】

・・・ふむ。
【顎に手をやり、藍色の瞳をしばし閉じる】
【五分ほどして、口と目を開くと】

それはもう山ほどいるな我を突き落とした者我の部下を殺した者我の場所をのっとった者。
【淡々と、並べて】
そういう奴らの頭をこう握りつぶしてやりたくなるときがたまにある。
【その声は冷静、しかしその感情はどす黒い】
【右手を、ギチギチと握り締める】

/ちょッ・・・すいません、飯です
188 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 20:09:03.60 ID:mYnIaIDO
【路地裏】

――ァア……っぐ……!
【古屋のような建物の前に、一組の男女】

お…まえっ、………正気か……くっそ……

【決して浅くない傷を負った腹部を左手で抑え、壁に寄りかかり声を荒げる女】

【カーキ色をしたショートスリーブのTシャツに青いジーンズ、橙色の帽子を目深に被っており、そこから出ている濃い赤の髪は腰の辺りまで伸びている】
【左の腕、関節部に白い布を乱暴に巻いて、腰には安っぽい金槌が一本】
【女性にしては割と身長が高く、同じように胸も豊満で間違いなくスタイルは良いほう】

「――…正気か、だと?」
「は、笑わせる…正気じゃなきゃ、こんな事するものか」

【その女性と対するは、右手に血濡れた手斧を提げた男】

【白髪頭の黒縁メガネ、スーツの上に黒のロングコートという味気ない格好、年は20代半ばと思われる長身の男】
【悪辣な蛇を思わせる開かれたその瞳は燃えるような紅を宿し】

アル……、フレッド…ッ!

「そういう事…つまりさ、テメェとも此処でお別れってワケだ…、じゃあな」

【男はそれだけ言い残すと、女に背を向けて歩き去っていった】

…あの……バカが……、くたばっちまえ……
【其処に残されたのは女、腹を押さえたまま座り込み、今は居ない男に向けての悪態を吐き】
【何とか立ち上がろうと試みるものの、その度に失敗を繰り返している】
189 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 20:09:41.12 ID:5WQAjRUo
>>177

【じん──】
【右手のひらに伝わった、確かすぎるその打撃の感触】
【「入った──!」 そう感じ取った刹那から、時の流れは早く感じられた】

(決まっ──)

【そこで、ある種の油断──】
【痛烈に攻撃が入ったのは間違いはなかった】
【しかし、それは殺傷力を伴わない『峰打ち』によるもの】

【──『何故殺さなかった』】
【咄嗟に握ってから振るったらその形状上『偶々』峰の側が向いたのか、】
【或いは、無意識のうちに殺すことを拒絶してしまったのか──】

 ────っ!?

【──そんな答えを紡ぐ暇は与えられなかった】

【ぼぐっ──!と、彼女の右脇腹に、痛烈に叩き込まれる裂帛の左蹴り】
【その壮烈な打撃は彼女の華奢な身体に多大なるダメージを与え──】

 ────きゃあっ!!? ……──あく、ふっ……

【──思わず漏れたのは、少女らしい悲鳴じみた声】
【蹴りの勢いのままに、彼女は左方向へと吹き飛ばされ地を転げる】
【握っていたハサミも蹴りを受けた際に彼女の手を離れ──その空いた右手で腹を押さえながら蹲った】

 ……──……わ、たしは──……

【──途切れ途切れ、紡がれる声。しかし、文を成さず】
【──隙は大きい。追撃ならば、容易く叶うだろうか】


【黒野カンナ、現在の状況──】
【・左掌にナイフの投擲を受け軽傷。軽く流血している】
【 両手で武器を持つのに支障はあるが、その他に目立った外傷は無い】
【・両手には何も持っていない。腹部に鈍い大ダメージ】

//黒野カンナです! ピットアウト直後からのデッドヒート……改めて、よろしくお願いします!
190 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 20:10:15.53 ID:myU2o0I0
>>183(ドラ)>>184(セオドア)

【この列車は『物資運搬列車』――車内に人影はなく、あるのは荷物のみだ】
【幾つものコンテナが積み上げられた狭い車内――コンテナは動かないように縄で床に固定されている】
【車内に――位置的関係から、逃げ込んだはずのエルヴァレッタを挟み込むようなポジショニング】
【だが、車内に入り、中を見渡せば――そのにエルヴァレッタの影は無いだろう】

【「何処へ」逃げたのか――?『コンテナ』の陰か?】
【だが、その『疑念』はすぐに打ち砕かれることになる】

――ぬあァッ!!

【気合の咆哮と共に、轟音が響き渡ったのは――『天井』ッ!】
【エルヴァレッタは――『コンテナ』の『上!』その能力強化した拳で、天井を打ち抜き――!】

……ヌシらは強い、ぶったまげるくらいにじゃァ……
じゃが……ワシもただでは負けられんッ!『手段』は問わず――


――『勝利』を手にするッ!それが我が≪信念≫ッ!!


『始末』させてもらうぞッ!ヌシらの『信念』!見せつけ、これを乗り切ってみせろッ!じゃぁッ!!

【エルヴァレッタは――傍らに積んであった、やや小さいコンテナの塔(タワー)を、拳でコンコンと数度叩くと】


――おォりゃア≪ステラ・ストライクッッ≫!!!

【バヂィ、と――チャージしておいた『黒い電流』がエルヴァレッタの左腕に迸り】
【それがコンテナの塔(タワー)を捉え――力任せに破壊し、爆散させる!】
【無数の鉄の飛片が、やや上方からセオドアとドラに襲い掛かるだろう】
【一個一個の破壊力は大したことはないが――この間にエルヴァレッタは、天井の『穴』から『上』に到るつもりのようだ】

191 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 20:10:19.74 ID:PInhjG6o
>>180
っと…言い忘れてたの、の
私はクー・ロストって言うの、の
所属は同じなの、なの

【最後の最後】
【同じ様に名乗り、今度こそ去っていった】

/本当に申し訳ありませんでした
/お疲れさまでした
192 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 20:12:31.79 ID:hvwNQ7Eo
>>179

(困ったな……『本家』に電話するのは―――意味が無い=B)
(やっぱり、さっきの橋を渡るべきだった……―――――ん、人?)

【地図を畳んで懐にしまい……フゥ、と物憂げな溜息。 同時に見えたのは二人連れ】
【「道を尋ねようか」―――そんな事を考えつつ、二人に向き直ると接近して】


すいません、道に迷ってしまったのですが…―――魔術教会の寮は、この辺りなのでしょうか?


【「生真面目」、或いは「仏頂面」――凛と響く声を発する其の顔からは、そんな印象を受けるかも知れない】
【――――少なくとも、愛想笑いを浮かべるような人種では無いらしい】

【小柄な方の少女の襟元、魔術協会の校章には依然として気付いては居ないようだ】
【「何処かの学校」の生徒二人連れ=Aそんな印象を抱きつつ話し掛けているようで】

/おおぅ、申し訳ないちょっと目を離してましたッ!
193 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 20:15:42.01 ID:VsHsxqoo
>>185

うむ、わらわはパトロールの途中なのじゃ
最近は大なり小なり騒動事が絶えぬからな――日々の巡回は欠かせんのじゃ!

【少々子どもっぽい仕草で、腰に手を当て胸を張る】
【そして、歩み寄った朔夜の横にピョコンと顔を出しながら】

……さて、何の因縁を貰ってきたのかは知らんが余り大事(おおごと)にするでないぞ?
あやつらは……ふむ、話して片のつく相手とは考えにくいが――

何にせよ、放っておくわけには行くまい。此れでは満足に話の一つもできんからな

【後ろで何やらやっている皆様に視線を向けながら】
【朔夜に声をかけ、指をチョンチョンと男たちに向けながら何とかしろと仕草で伝える】
194 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 20:19:16.09 ID:myU2o0I0
>>186(ミル)

『ケヒャヒャヒャヒャッ……動かないならこっちからッ――ヒャッ!?』

【くるんとステッキを一回転させ、オルガネラはドミノマスクの下からニヤリと歪にミルを見据える】
【浮遊するトランプ(スペード柄)を一枚右手に掴み取り、左手に持つステッキに押し当て――】
【――何かを成そうとしていたようだが、迫る隕石の存在に、思わず】

『イッ……イヒャヒャヒャヒャヒャッ!?冗談きついヨ、ソリッド・ガールッ!!
 クレイジー・ガールに変更した方が良さそうだネ、“貴様ッ”……!!』

【――間に合うか?】
【逡巡の後、トランプを何枚も寄せ集め、目の前に『簡易シールド』を作り上げる】
【が――】

  【――めしゃッ】

『……ケヒャッ☆紙切れで隕石が耐えられるわkぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッッッ!!?!』


【ごしゃァ、と。鈍い破壊音が轟き】
【七つの隕石が、その車両をオルガネラごと叩きのめすだろう】
【ミルがたどり着くころには、彼女が乗る天井など存在していないほどに】
【天井が落ち、中の物資もろとも破壊された車内は、まさに惨憺たる状態】
【だが、オルガネラの姿は見えない――下に下りて確認せねばなるまいか】
195 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 20:19:48.42 ID:MqomNwSO
>>164
「ああいうのを鬼畜っていうですから! 怒らせるとやばい奴ですから!」

【ぎゃあぎゃあと、騒ぎ立てるような口調で】
【左手の指先から伸びている包帯を、右手でひきちぎり、紙屑のようにくしゃくしゃに丸め】

『……ううっ…………』

【もう一方のデイドリィムは、俯いて】
【何も言えずに、ただただ立ち尽くす……どうやら、こちらが偽物で間違いないらしい】

【同時に、弥次郎兵衛を追って行った以外のウーパールーパーが……まるで絵の具で上書きされたように、黒く黒く染まっていく…………】

【ある一点で、タコさんがふらふらと地面に着陸する……】
【そこには、二つの人影がある。片方は、秋畠柊緑。しかしサラの予想からは違うかもしれないが……傷こそあるが、出血が少ない……いや、「血が垂れる」のが「遅く」なっている……?】
【もう片方は、サラには見覚えの無いであろう人物である……秋畠の影に倒れている為姿は良く見えないが……傍らには、三つ程ウーパールーパー人形が転がっている】

/ただいま
196 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 20:21:36.07 ID:myU2o0I0
>>189(カンナ)

「……“殺す”……“殺す気”で来い、よ……カンナ……
 そんな……そんな『甘っちょろい考え』で…………もう、遅いんだよ……」

【カンナを蹴り飛ばし、もう使い物にならない左肩の翼を消滅させ――紡ぐ】
【ふらりとよろめきつつも、仮面を僅かに持ち上げて口元を晒し、べ、と地面に血反吐を吐き捨てる】
【右手で脇腹を押さえつつ、左手のジャマダハルを構え――見据える眼光、鋭く。仮面越しでも解る、決意の奔流】
【……追撃は無い。此方にも「立て直す時間」が必要なのである】


「……前にも、後ろにも、……右にも、左だって……僕にはもう、『この道』しか無いんだ……
 ハァッ……『綺麗事』なんて……もう、通用しないし……そんなこと……させ、ないッ……


 さぁ、……続け、よう…………――かかって、こいッ……!」


【――鬼気迫る、その表現が最もぴったりと合致する、血色のオーラ】
【まっすぐに剣の切っ先をカンナに向け、ワーズはふらつく体を奮い立たせる】

【――だが、何故】
   【何故、“こんなにも”――……】

【――やがて、たん、と地を蹴り。カンナに向かって駆けてゆくだろう】
197 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 20:22:26.78 ID:lTLcoOso
【路地裏】

………………………………。

【長い銀髪を赤いリボンでツインテールに束ねた、赤い首輪を付けた少女】
【頭には、外装が白で内側がピンクな猫耳カチューシャ】
【全身には、ふりふりフリルな白を基調としたメイド服を纏い】
【大口径拳銃を腰のホルスターに提げ、黒い表紙の分厚い本を持ち歩いている。】

【路地裏の暗さで見えにくいかもしれないが──少女の後ろには、一人の男の死体がある】
198 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 20:22:38.73 ID:j/KdcRs0
>>190
「何だ!?」
【轟音と共に天井から降り注ぐ鉄の破片を見て驚愕するセオドア】

「くそっ!」
【両腕をクロスし、破片から身を守る】
【強化外骨格の装甲で破片をやりすごし、防御の体制を解く】

「…奴は何処だ」
【室内を見渡す】
【二人よりも出遅れる形となったが、天井の穴を発見し―】

「奇襲されるのは癪だが…」
【アクトガンを右脇にマウントし、コンテナを登る準備をする】
199 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 20:23:29.46 ID:MmHWmwko
【街中】

あーかったりぃかったりぃ………つーかかったりぃ通り越して体調ヤベえ
………でも仕事はしないとねえしな………

【白無地のポロシャツは襟のボタンを止めず、その上に≪死獸弌≫とヤンキーの様な文字が書かれた袖無しジャケット】
【裾へ向かうにつれて黒から赤のグラデーションを描くズボン、金属補強された戦闘靴】
【藍色がかった膝までの白髪の、身長160cm程の少女が、道行く人にガンを飛ばしながら歩いている】
【両手はズボンのポケットに突っ込まれ、口には煙草を咥えている】

おーい、正義組織の野郎は居ねえのかー
機関員サマが此処に居るぞコラー
200 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 20:23:38.36 ID:myU2o0I0
【光の国郊外――停車している貨物列車、先頭車両】

≪……グルルルゥ……≫

【その車両の上に、血のような臙脂色を纏った影があった】
【焔を閉じ込めたような鮮烈な、特殊な形状の紅い鎧装に包まれた小柄な体躯】
【染まりきった臙脂色の髪を靡かせながら、口元から漏れるのは狂気の吐息】
【紅い牙の様な仮面と両手両足の紅いツメ――仮面の奥に覗く、血走った黄金の瞳】
【針や刃、鋭利なフォルムを模した装甲を持つ魔獣が如き風貌――】

【≪四刃≫のひとり、≪縛焔の葬爪≫エンジ――(輝宮 結光)――である】

≪ゥゥゥウウウ……!≫

【どうやら他の≪四刃≫たちとは別行動で、先頭車両を抑えにいくのがエンジの役目らしい】
【ごぉ、と。右手に力強く火炎を渦巻かせ、今にも先頭車両の天井をぶち抜いて中に侵入しようとしている――!】

/アリエルの人、お願いします
201 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 20:23:58.63 ID:1XGiFRIo
【公園】

……なんでしょう、如何にも不可解で……。
……状況は受け入れられるとはいえ、理解が出来ない。

【黒の大き目のシルクハットを被り黒マントを羽織り】
【膝上数cmまで伸びただぼだぼの白いセーターに黒のニーソックスを穿き】
【銀の長髪を低い位置でポニーテールにした身長1.2m程の少女が】
【自分のとは違う、其れでいて被っている其れと酷似したシルクハット片手に、佇んでいる】

【ベンチに座るでもなく、遊具の傍でも無い公園の中央付近で佇む少女は】
【端から見ても何処か可笑しな光景に見えるかもしれない】
202 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 20:28:22.39 ID:S5j5Gj.0
>>187

…まあ、人体実験された、とは思うけど…
ちょっと、身体が大きくなっただけだから

【何故か照れ笑いを浮かべながら、のほほんと返答する彼女】


【其れから、再び壊れた笑みを向けて】

――――――そっか…いっぱい、居る

自分の、大切なものを、奪った人

【口角を更に吊り上げると―――橙と虹色に、交互に切り替わっていた瞳が】
【かちり。秒針を刻む音を立てて、虹色に固定された】


―――――じゃあ、殺さないの?


【彼の右手を握り締める様子を、じっと】
【不気味な七色で見詰めながら】

鼻を捻り潰して、目玉を擂り潰して、脳漿を握り潰して
其れでも足らなかったら、胴を踏み付けて、足を引き裂いて、腕を炙って

惨めに、辱める様に、惨たらしく              



                              殺さないの?


【愉悦で歪んだ声音で、問い掛ける】
【何故、大切なものを、大切な場所を奪った者達を、殺さないのか、と】

/把握しました!
203 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 20:30:20.75 ID:NzPV0lk0
>>192

【高下駄の少女も歩を進める事を止め、かつん、と言う軽い反発音が響かなくなる】
【彼女は、相当に眼が敏いらしく、向き直って迫る相手の制服の襟元を、先程から確信的に見ていた】

【一方、ブブゼラの少女はぐい、と顔を少し前に乗りだして】
【双眸を僅かに細めて其処を見やってから、納得したように、安堵したように、眼を閉じ、首を浅く縦に振る】

『確かにこの辺り…では有りますが、貴方が前に進み続けても、絶対に出会えはしませんよ』
『向こうに、恐らく貴方が潜ったであろう“架橋”……渡って、ワタクシから見て右に向かえば、差し当たっては宜しい』

【全体的に、会話のペースを先に掴むのは、背の低い方の影―――茜で黒を上目遣い気味に見つめ、懇切丁寧に、伝えるが】
【“土地勘が有れば”、その道程の後にも、幾許かの“分かれ道”が、未だ含まれている事に気付くかもしれない】

「制服は持ってるのに、場所は知らない…配属が変更に成ったか、新入りなのかい?」
「まっ、どっちにしろヨロシクなっ。こう見えて、“あたし達”も協会の研究生で、さ。」

【次に躍り出たのは、率直で素直な疑問を、夜にあつらえるには少々大きめで、明るい声】
【黒髪の少女とて、愛想笑いを浮かべるタイプでは無い―――魔術協会の“仲間”に対する、馴れ馴れしさすら滲む笑みを浮かべた】
【月影を浴びて、手入れの行き届いた、正に“象牙”的な歯が、キラリと光って見えなくもない】

【そんな様子を、高下駄の少女は、流し去るような横目に一瞥して、すぐその視線を戻した】
204 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 20:30:25.33 ID:PInhjG6o
>>194
…やり過ぎたかなー…
ま、いっか
詠唱に時間かかる分威力は流石だなー、やっぱり

【天井に着陸するのを諦め中に入っていく】
【一応警戒はしているようで手には大剣が出てきた】
【その構えには下・左・右、どれを見ても隙はない】
【ただし上には隙だらけだ】
【何か策があるなら、そこを狙えばあっさり当たりそうだ】
205 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 20:33:11.91 ID:ijcHgJIo
>>190
【入ってもエルヴァレッタが姿を見せない事に若干疑念を感じたキャットXだったが…】
【瞬時、彼が音を察知する】

(…天井に音がッ!!)

【コンテナの上に立ち…天井を打ちぬこうとする彼を見て…彼はこれから何をするかを感じ取る】
【仮面の下のドラが…にやりとしながら】

(…ほほーう!天井だったら彼の能力でも思い切り動かせるな…それを狙ってるわけ!なるほど…)

…信念ねえ…ぼくに君に対して張り合えるほどの信念なんてあるかな、恋心さえ最近理解したばかりのぼくに
でも、『意地』だったら負けない、絶対負けてたまるかってわけだ

…一度こんな行儀悪い事やってみたかったんだよなあ…!『ジャンプ台』だッ!きみたち『座席』はジャンプ台だッ!!
バネみたいにはねるジャンプ台だッ!
【無生物催眠メガホンで彼は座席に…『催眠』をかける…】
【そして蹴り落として自分の盾にするように…鉄の破片を防御!大部分を防ぎながら身をかがめる】

【そして…天井の上にアタリをつけて……他の座席へと飛び込み】

大ジャーンプッ!!

【無茶な衝撃を自身にかけながらも…いっきに天井をぶちぬくジャンプでエルヴァレッタに突撃をかけようとするッ!!】

/しつれい、メシ落ちです!
206 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 20:37:31.92 ID:5WQAjRUo
>>196

 ────……

【ざり。腹部を押さえたまま、片膝をついてから、立つ】
【しかしその顔は、悄然として俯いたままで──】

【──ワーズの鬼気迫る様相とは全く相反するかのような、】
【凛として纏っていた霊力も、今は陽炎さながらに弱弱しい】

【──ぽた】

【地にひとつ、小さな染みが出来る】
【同時に顔を上げた彼女の表情は──】

 ────

【──下唇を強く噛んで、茜色の瞳を濡らす切羽詰まったものであった】


……わたしは……“甘い”、人間、だから──


【ぶつり、ぶつり──紡がれる言葉は未だに意味を成さないが──】

【ドンッ──と、爆ぜる魔力】

【──彼女すぐ前方に、再びアートマンが爆ぜるように顕現する】
【その両の前腕の外側には、甲殻のようにして装着されている何か──】
【──其れはよくよく見てみれば、木材を削る工具の『鉋』であった】

 「SYOOOOOAAAAAAA────ッ!!!!!」

【迫り来るワーズを迎え撃つかのように、アートマンは強く地を蹴って駆け出す】
【もしそのまま相対したならば、左のストレートをワーズの右肩付近へと放つだろう】
【しかしそれは、拳を直接当てるためではなく──その腕の外側に付いた『鉋』の刃を、】
【まさしく『削りとる』かのように掠らせりゅのが目的だ】

【──パワーは非力ではあるが、そのスピードは速い。果たして──?】
207 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 20:39:20.55 ID:5WQAjRUo
>>206
//っだあ、誤字訂正ッ!
//「掠らせりゅ」ではなく「掠らせる」です。噛んだんじゃないんですキーが近いんですちくしょう
208 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 20:39:38.37 ID:Aap/GjAo
>>188

【物音一つ立てずに、杖を持った老人が歩いてくる】
【よく手入れされた赤髪が、年輪の刻まれた狷介な顔に不釣合いで】
【ニヤッとした笑みが、老獪な面の上で不気味に浮かんだ】

なァお前 苦しそうじゃないか 助けがいるか?

【右手の杖はただ持っているだけで、それに頼る様子は見せず】
【意外にしっかりとした足取りは、自らの存在を否定するかの如く無音】
【宵闇色のローブが、辺りの闇を強めているように見えて】

治してやらん事も無いぞ? 当然、ただってわけにはいかないがなあ…

【手の中の杖は、二匹の蛇の絡み合いと小さな翼に飾り立てられている】
【杖が老人へと空気へと、魔翌力と生命力を流しているのが見えるだろうか?】
209 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 20:39:47.88 ID:ZOanM.SO
>>193

成る程。いつも見回り御苦労様、リーダーさん?
……確かに、近頃はいつにも増して治安が悪いしな。

特に路地裏。《R.I.P.》の影響かも知らないけど、近頃活性化してると言うか――勿論、悪い方に。

【涼しい声で、茶化すような調子の褒め言葉。続いて俄かに目を細め、ぽつりと呟いて】
【軽く肩を竦め、溜息混じりに「御蔭様で、こっちは珍しく繁盛してるよ」等と】

なんでも、スカした顔が気に食わないんだそうな。聞くからに二束三文の喧嘩だし、これ以上大きくしようが無い。
こういう手合いは食傷気味だし、出来れば穏便に引き取って貰いたいんだが…性分かな。

…………同感。さて、と。
「――大変申し訳無いのですがお客様、当方これから彼女とデートなので外野は可及的速やかに引いて頂ければ幸いに御座います。如何なさいますか?」

【渋い顔をしつつこくりと頷き、後頭部のある意味熱い視線を振り返って真っ向から受け】
【――――……あ、こいつ嘘吐いた】
【慇懃無礼というか、明らかな挑発であろう。冷淡な口調と敬語が何とも堂に入って――ん、お客様?】

【閑話休題、何やら彼等はざわざわしだした。冗談を真に受けたのか、「もげろ」とかいう呟きも】
【一人が耐え切れず飛び出した所に、朔夜は待ってましたとばかりの当て身を食らわす(確定)。オニである】
210 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 20:39:55.73 ID:BoriSYDO
>>200

【その瞬間――狂気を宿した人物の背後、僅かな気配と共に現れた人影】


【振り向けば―――】


…………―――

【蒼色のTシャツの上に紺色の半袖パーカーを羽織り、首に橙色の宝石が付いたペンダントを掛けた、黒髪ショートヘアで黒い瞳のその顔立ちからは一見すると少女にしか見えない人物が立っているだろう。その右手に、月光を反射する銀色に煌めくサーベルを握って―――】

【その外見から年齢は15〜16歳程だと思われる】
211 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 20:40:09.28 ID:myU2o0I0
>>198(セオドア)

【――しかし、休む暇など与えず――次の攻撃は開始される】

――どォォォオオオオオオオぁああああああああああああああああああッッッ!!!

【ズドォッ!!と。再びの凄まじい衝撃――何が起きたか?それは、考えるより先に体で理解する】
【エルヴァレッタを追うために天井の穴を目指し、コンテナを登ろうとしていたセオドアに襲い掛かるのは――】

負けんッ!なんとしても――
≪暴帝≫ポポル様の≪理想≫ッ邪魔はさせんぞォォォッッ!!!

【――他ならぬ、『天井の破片』!】
【何をしたのか?そう――エルヴァレッタが、天井から拳を叩きつけ――更に天井を破壊したのだ】
【自分を追ってコンテナを登ってくることは予想できるゆえ、例え天井からでも相手の位置は予測可能――!】
【叩き壊された天井の瓦礫が、雨、もしくは隕石の如く襲い掛かる――】
【『奇襲』どころではない、ただひたすら『猛攻ッ!』それがエルヴァレッタのスタイルであり、原点だった】

>>205(ドラ)

【――が、そんなエルヴァレッタも流石のこのドラの行動にはビビッた――!】

……ぬゥッ!?

【天井からの襲撃は、当然車内の相手の動きが見えない――それが隙を生んだ】
【突き破って迫ってきたドラの突撃。予測できるはずもなく、対処行動が一手遅れる】
【即座に装甲に包まれた腕を交差させ防御しようとするが、一手間に合わず――】

――ぐッ。おォッ!?

【めぎょ、と鈍い感触がドラに伝わってくる】
【だが、当然それでは撃破に至らない――エルヴァレッタ。≪四刃≫屈指の近接戦闘のプロ!】
【その耐久力だけを見れば、それは隊長の『カーネル』、幹部の『ベリアルローズ』をも越えるほどなのだ】

ちィッ……カカカッ……小僧!肝がすわっとるのォッ!
今のは効いたぞ……!

【ふらりとふらつきながら、ドラからバックステップで離れようとする】
【狭い車上だ、まだ停車しているとはいえ足を踏み外せば惨事につながる】
【ゆえに移動距離は最小、ドラとの『間合い』を取れるだけのものになっている】

/了解です!
212 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 20:42:47.88 ID:myU2o0I0
>>204(ミル)

【――車内は埃に塗れ、床は瓦礫と破壊された物資ばかり】
【襲うのは不気味な沈黙――オルガネラは……この瓦礫に埋もれてしまったのか?】

【――だが、そんな沈黙も打ち破られる――即座に――ッ!】


【――がしゃん、と。突如瓦礫の一部が吹き飛び】
【そこから放たれた『ハートのトランプ』――が、ミルの頭上に移動しようとする】
【もしその接近を許せば――ハートのトランプから放たれるのは、『オルガネラの杖撃の“リプレイ”』】
【即ち、上からオルガネラのステッキの『突き』を放たれたとの同じ衝撃が襲い掛かるだろう】
【だが、未だオルガネラ本人は姿を見せない――……「何処」だ――?】
213 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 20:42:48.63 ID:2GuD.gAO
>>195
そんな、鬼畜だなんて……
……ちょっと怖いわね、怒らせないように気を付けないと……。

【秋畠に僅かな恐怖を覚えた瞬間だった……】
【しかして、サラは話題を切り換えるように一息つくと、“本物”のデイドリィムの傍へと歩み寄り】
【周囲のウーパールーパーが黒々と染色されてゆく光景を目に留めながら、こう囁き掛ける】

……今から“何か”があるかもしれないってことは、周りを見て判るかしら?
デイドリィム=シィーガンナー。もしそうなった場合、協力し合いたいのだけれど……?

【いい?≠ニ問い掛けるターコイズブルーの瞳は、眼前の少女を確かに本物だと認識していた】

  【――今度は、彼女からの返答に期待を込めて。】
  【偽者に向けられる視線には、微かな敵意を籠めて――。】


【……一方、ウーパールーパーの形状を模したやじろべえは】
【タコさんが着陸したことに、はてな、と首を傾げつつ、其処に居た二人の元へとしゃかしゃか近寄ってゆく】
【そうして近寄れば、自身の存在を知らしめるかのよう、身体をちかちかと白く点滅させるだろう】
【モールス信号のようにも見えるかもしれないが、この時点ではまだ何の意味も持たない】


/おかえりなさい、私もただいま帰りました
214 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 20:43:48.20 ID:hvwNQ7Eo
>>203


右=\―――――……、可笑しいな………?


【「橋を渡って右」。 其の言葉に怪訝な顔を浮かべるのは、“土地勘が有るから”ではない】
【彼女はかれこれ一時間近く、この近辺を彷徨している―――『既に行った』のだ】
【おそらくは、其の後の「幾許かの“分かれ道”」によってこの場に戻って来たのであろう】

【続いて眼を向けるのは、ブブゼラの少女――其の言葉を聞いて小柄な少女の襟元に目を遣る】
【当然ながら、視認されるのは自らの其れと同様の『紋章』。 即ち、目の前の二人が同輩であると認識して】


ああ、キミ達も………もしかしたら、寮生なのかな。
私の場合はちょっとだけ事情が有って―――寮に『編入』という形になるんだろうか。
此れまでは実家から通ってたんだけど、今日から寮に入る事になったんだ。


【“同輩”という事で、口調も幾分砕けた――依然として堅い事は堅いが――物となる】
【自らへと向けられた質問に答えると、一歩下がって二人を視界に収めた】
215 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 20:44:14.15 ID:.cN.cn20
【街中】
【一人の人物が歩いている】

‥‥‥あー、だりィ

【金髪に白衣、黒いトレーナーにジーパンの黒い刀を持った長身の青年だ】
【だるそうな藍色の瞳、面倒くさそうに煙草を吸い、右眼には包帯を巻いている】

【風貌から見て、医者か科学者だろうか】

何か、久しぶりに外出た気がすんな‥‥
まあいい、適度に散歩でも‥‥

【欠伸を噛み殺し、道を歩く】
【前を見ていないので、誰かにぶつかるかもしれない】
216 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 20:46:18.64 ID:92Xsziwo
>>201

んー……適当に歩いているだけじゃアレか、無意味か

【真っ白な髪、緑の瞳、160p程度の身長】
【上には迷彩柄のチョッキ、下は膝下程度まであるズボン、腰のベルトの左右にナイフホルダーをぶら下げた少年が】
【頭の後ろで手を組みながらスタスタと近くを歩いて】

んー……、んー?

【ふと佇む少女の姿が目について歩みを止める】

んー……姿が似ているだけ、か
他人の空似だろうなあ、多分

【とは言いつつもジロジロ見ていたり】
217 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 20:49:38.22 ID:VsHsxqoo
>>209

わらわも好きでやっておることじゃからのぅ、苦には思わんよ。
機関に《R.I.P.》に、他にも名も知らん輩も多く暴れておる。
商売繁盛大いに結構と言うてやりたいが……わらわとしてはもっと穏やかに過ごしたいものじゃな

【肩を竦めてやれやれと呟きながら小さく息を吐き】
【一歩、朔夜の身体に近づいて隣に並ぶ】

ほほぅ――成程のぅ、そういう趣向かや?
……よいぞ、わらわは構わん。少し面白そうなのじゃ

【朔夜の台詞を耳にすると、織守は悪戯気にニヤリと口元を上げ】
【身体の向きを変えて朔夜の腕に自身の腕を絡めようとしながら――】

――すまぬのー男共!
こやつの言うとおり、今宵はわらわとの「でぇと」の約束が入っておるのでな!

覚えておくが良い――人の恋路を邪魔する者は、馬に蹴られて地獄に堕ちるのじゃ!

【――肩付近で浮かばせていた蛍型の物体を、男達の方へと飛翔させ】
【その瞬間……蛍は破裂し、周囲に眩い閃光を迸らせ男たちの視界を奪おうとする】

【一連の流れに成功したならば、織守は朔夜と共に脱兎の如く逃げ出そうとするだろう】
218 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 20:50:05.78 ID:myU2o0I0
>>206(カンナ)

「“甘い”ッ……ならッ――!!」

【――だん、と踏みしめる床】
【ズキズキと痛む右の脇腹――】
【握る剣の柄の重み――『全て吹き飛ばすッ!』】

【ただ一点――】
【『勝つ――!』……『僕はッ!』】


「“死ぬ”しかッ……無いんだよッッ!!」


【――――『勝つ……!“彼女を越えてッ!!”』】


「黒野――カンナぁぁぁあああああああああああああッッッ!!!!」


【――『“僕の心に一筋の「なにか」を齎す「彼女」を越えてッ”』――!!】


【――果たして、その『涙』は――『届いた』のか?……今は、わからないが――】

【……ぐん、と。体勢を低くして、一挙に迫ってきたアートマンの懐に踏み込もうとする】
【『防御行動』は――「しないッ!」アートマンの放つ『鉋』は、確かにワーズの右肩を『削り取る』だろう】
【ばしゅ、と迸る鮮血……だが、ワーズは。敢えて!攻撃を受けることで、此方の『明確なチャンス』を生み出そうと――】


「うッ、……ぁぁぁああああああああああああッッ!!!!」


【どこか悲痛な叫びと共に、左手のジャマダハルが空を撫でる】
【立ち上がる勢い、足のバネを利用して放たれた斬撃は、アートマンの腹部を捉えんと迫るだろう】
【そして、それでもワーズは駆けるのを止めず――アートマンすら突っ切るように、カンナ本体へ迫ろうとする】
219 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 20:52:12.21 ID:j/KdcRs0
>>211
【体を屈め、コンテナに飛び移ろうとする、が】

「…!畜生っ!またかよ!」
【降り注ぐ天井の瓦礫を見てソードモードでマウントした状態のアクトガンを抜き―】

「うおおおおおっ!」
【アクトガンを乱暴に振り回し、瓦礫を切り払う】
「…いててて」
【切り払いきれなかった瓦礫が当たり、よろよろと膝をつく】

「仕方ないな、援護に回るか」
【コンテナを登ることをやめ、膝をついた体勢のままアクトガンをガンモードに移行させる】
「(…必殺技でも見たら適当に切り上げるか)」
220 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 20:53:59.47 ID:myU2o0I0
>>210(アリエル)

≪…………グァ……?≫

【ゆるりと、臙脂色の獣が振り向く。血走った黄金の瞳が、彼の姿を捉える】
【『無関係な人間か――?』……その「知性」ゆえに、即座に『判断』はできない】
【だが、その『右手』に握る『サーベル』。向けられる『気配』に……――】

≪……グゥゥウウウウウウ……≫

【『認識』は――――】


≪――ルォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッ!!!!≫


【 『敵』を示すッ――! 】

【ドン、と『エンジ』の身を覆う紅い鎧装に焔が宿り】
【鋭い爪の切っ先を、現れた少年――『アリエル』――に向けるだろう】
【かはぁぁぁぁ、と口元から漏れるのは狂気の吐息――今にも飛び掛ってきそうな獣の気配だ】
221 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 20:54:53.54 ID:PInhjG6o
>>212
ん?…ぐ…

【瓦礫の一部が吹き飛んだ】
【そして反応はしたが―――】

上、ね…流石に反応しきれなかった…

【―――上に行くのを直接見ていなかった】
【そのせいで上への注意が無くなった】
【そして地上に何も無いのを確認して上を見るが時既に遅し】
【ギリギリ顔への直撃は避けたがかわりに左肩に直撃】
【左手では大剣を支えられなくなり右手のみで大剣を持っている】
【そしてその大剣を瓦礫の山の方へ投げた】
【威力は高くない、せいぜい山の一部を吹き飛ばす程度だ】
222 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 20:55:39.45 ID:MmHWmwko
【街中】

………探さない時には見つかる癖に、探すと見つからないんだよなあ
あー、煙草切れる前に帰りたいんだが……

【白無地のポロシャツは襟のボタンを止めず、その上に≪死獸弌≫とヤンキーの様な文字が書かれた袖無しジャケット】
【裾へ向かうにつれて黒から赤のグラデーションを描くズボン、金属補強された戦闘靴】
【藍色がかった膝までの白髪の、身長160cm程の少女が、道行く人にガンを飛ばしながら歩いている】
【両手はズボンのポケットに突っ込まれ、口には煙草を咥えている】

おーうい、正義組織の奴誰か居ないのかー
機関員だからっていきなり襲ったりしないから出て来ーい
223 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 20:56:12.48 ID:MqomNwSO
>>213
「でも、あんまり怒らないから…………って、そうですから!アキハタが危ないですから!!」

【いきなりの、サラに対しては突拍子が無いと思えるであろう発言】
【そのまま、希薄な気配の方へ走り出そうとするが……】

「わ、分かったですから……だけど、アキハタが危ないですから!」

【そればかりを繰り返しているが、理性は普通にあるらしい。その場に立ち止まり、サラの言葉に頷いて見せて】
【血色の瞳に、強い不安の色を浮かべながら、体中から黒包帯を垂らす】

【偽物は、その両手にいつの間にかビームの剣を持っていて】
【黒いウーパールーパー達は、偽物の周囲を囲うように集まって行く】

【一方】
【秋畠柊緑は、近付いて来た弥次郎兵衛を見て、小さく舌打ち】
【背中の十字剣は、真ん中で折れてしまっていて使い物にならない……ならば、と。思い切り弥次郎兵衛を踏み潰そうとする】
【どうやら、弥次郎兵衛を敵と見做したらしい……ある意味、当然か】

【タコさんとウーパールーパーは、倒れている方の人物に寄り添おうとしている…………】
224 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 20:56:24.74 ID:mYnIaIDO
>>208

ハァ…ハ…っ、くそ……止血だけでも……ん?

【片手を壁に付けて膝を立てるまでの体勢を取ったところで、近付いてきた老人に気付く】

【言葉を聞きながら、途中で杖を一瞥しつつ、帽子の鍔下に相手の鼻までを視界に納められるように見上げる】
【目は見ない。お互い目を窺う事が出来ない絶妙な角度】

……なんだ、爺さん…アンタ「も」医者か?
ちぃとキツいんで頼みたい所なんだが…
【そこで間を空ける、暫し静寂が漂った後】

―――…金がない、ツケとか駄目?
【にやー、と、からかうような口の歪め方】
225 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 20:59:21.91 ID:mYnIaIDO
>>208
/>>224に付け足しお願いします

【魔翌力は無いのか、特に杖を気にする様子はない】
226 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 21:02:06.89 ID:1XGiFRIo
>>216

……本当に、何が起こったのか。

【シルクハットを抱くように抱えながら、何も無い地面を見詰めている】
【暫くして、漸く此方に対する視線に気付いたのか、ふと顔を上げて】

……――――――。

【此方を見る少年へと視線を返す】

【少年の知る少女と、背格好はほぼ同じなのだが】
【唯一、右が紅 左が蒼という瞳の色が違うくらいか】
227 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 21:03:13.35 ID:NzPV0lk0
>>214

『ワタクシは事実を限り無く厭味に言う事も有らば、婉曲したり、削ったりもする―――の、ですが。』
『残念な事に、嘘は普通吐かぬ主義……と、なれば。何らかの陰謀無くしては貴女は類稀なる方向音痴にしか成り得ません。』
『自覚が無いのなら、ご愁傷様。有るのなら、何か人を頼れないワケでも?』

【高下駄の少女は偉そうに腕を組み、視線を相手にカチリ、ダイヤルを合わせる様に固定して向ける】
【放たれる言葉は、愉しげなのに、結構辛辣―――但し、薄い微笑みを湛えた貌に、瞳に、敵意は“全く”無い】
【日常的に交わす会話がコレ、と言わんばかりに―――滔々と、言葉が宵闇に滑る】

「あーっ、コイツはこの喋り方しか出来ないが、確かに嘘偽りは無いねぇ…あ、“方向音痴云々”は保留で、な!」
「うん。きっと……貴女と同じ寮だ、あたし。コイツは社宅住まいだけど、位置は面倒な事に識ってるのさっ」

【ブブゼラの少女が、ちょっと感情的な声でフォローを入れる】
【隣に立つ“彼女”は、表情を一切崩さず、時折とんとん、と下駄を騒がすだけで、何の反応もしない…“お互い、言われ慣れてる”】

【強気で、“お姉さん”とでも分類すべき印象を持つ、力強い漆黒の双眸の少女の声は、元気そのもの】
【ただ―――“事情が有って”の件では、内心で不必要に熱いモノを感じて…但し、問いとしても表情としても、顕現はしない】

「……そぉうだ、折角だし、あたしが案内しようか?」

【手をポン、と叩き鳴らし―――簡潔な提案は、わざわざ“ワケ”なんてモノを訊いてくる高下駄の少女とは、対照的である】
【軍刀少女の視界に収まった二人は―――距離的には至近と言って差し支えないが、妙な距離感を其々に携えていた】
228 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 21:04:05.25 ID:SmGZ812o
【どこかの廃ビル──屋上の、縁】

【蒼みがかった長い黒髪を持ち、左目は夜色、右目は淡い燐光を放つ瞳の少女が立っていた】
【その両手首には手錠があり、鈍い光を放っていたが】
【手錠自体の鎖が切れているために、拘束具としては役に立っておらず】
【身に着けている夏らしい灰色のワンピースと夜色の靴は、服の着こなし方としては微妙な部類に入る】
【更に彼女の腕の中にはリュックサックと夜色のコートが抱えられていて】

……、……

【びゅう!と。下から吹くビル風により少女の長い髪が踊る】
【一体何を考えているのだろうか──?】
【吹き上がる風に髪を任せながら、少女はただただ、危ういバランスを保ちながら廃墟に立つ】
229 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 21:05:33.17 ID:5WQAjRUo
>>218

 「────ッッ!?」

【“確かに”削り取ったワーズの右肩──】
【しかし、予想以上の凄絶無比たる気合が──その痛みすらも“越えた”!】

【すばしゅ──!!】
【疾電目を瞑するに及ばず──ワーズのジャマダハルはアートマンの腹部を薙いだ】
【アートマンの積層装甲を削り、鋭いダメージは本体へも還り──】

────、っく、ふ……

【ぶしゅ、と口から血飛沫を散らす本体──黒野カンナ】
【ぐらりと身体が揺らぐも、ぎりと奥歯を噛んで何とかその場に踏みとどまる】

【──そして、右肩に対して放っていた左ストレート。其の互いの体勢の関係上、】
【アートマンはワーズの右横をすり抜けるような形となる】
【故に、半ば擦れ違い気味になるワーズを止める術を持ってはいなかった】

【──カンナとワーズを結ぶ一直線上、妨害するものは何も無い】
【悲痛な叫びと共に迫り来るワーズを、霞みかけの瞳でじっと捉える彼女──】

【──ふと、開かれた口】


────『甘い世界』をね……創ろうとしてた、女の子が、いたの
──そんな子に、“甘すぎる”なんて言われた私にも……──


 ────≪ 黒銀の流 ≫ 


【すっ──】
【両の腕に力を込めず、流れるように右足を後ろに引いた】
【しかし、その手に武器は無い。丸腰、であるが──】


 ──望む世界のカタチが……あったんだよ、ワーズワイスッッ!


【──凛とした力の戻るその瞳。しかし、繰り返すが彼女は丸腰】
【突如として取った構えからも、自分から仕掛ける術はなかった】
【──狙っているのは、那由他分の一にも満たない刹那のカウンター?】
【徒手空拳でワーズに立ち向かう術は──最早、それしか残されてはいなかった──】
230 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 21:07:03.23 ID:ijcHgJIo
>>211
【彼らしい奇襲、だがとんでもないクソ度胸での荒技タックル…】
【しかし意外とその代償は大きそうだ、エルヴァレッタの目から見ても明らかなほどに…装甲の関節や仮面の首の隙間から出血が出始めている】
【なんとなく、仮面の下のドラが頭から血を流しているイメージが感じ取れるだろう】

【この一撃だけで仕留め切る事は出来ないということは彼も予想していたかのように冷静に…タックルを終えたその身を同じく5mほどの間合いをとレル所まで下がって着地】
【そして不敵に…この一撃だけで負傷したはずなのに余裕を感じさせるかのように右手の人差し指を高く上げて告げる】

…おばあちゃんが言っていた、『人が歩むのは人の道、それを拓くのは天の道』
攻撃と逃走を力技で同時に行って見せる君を見習って…今の言葉を体現してみたよ、まあそこそこよろこんでいただけたみたいだね

当然、互いにまだ決定打になってないわけだ…こんなに広いんだ、互いに力を発揮できるだろうね…

【手を下げて、エルヴァレッタを真っすぐ目線で射抜きながら…一歩づつ、踏み出し始めていた】

/ただいまー
231 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 21:10:04.10 ID:92Xsziwo
>>226

(んー、しかしなあ偶然じゃあ少なくとも無いような気が……)

【「むう」とか「うむむ」とか唸りつつ】

ん?よう、こんにちは……じゃねーなこの時間は
あー……違う違うそんな挨拶じゃなくてだな

【なんだろうか、首を傾げ顎に手を這わせ】

お前レミラか?

【取り敢えず知っている名前を言ってみた】
232 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 21:10:12.85 ID:Aap/GjAo
>>224
医者、うむ 医者と言えなくも無い

【女性を見下ろすその目には、一切の同情や心配など無く】
【その生死にまるで興味が無いかのような無機質な視線は、ぎりぎりのところで相手に届かず】

だが、悪いな 私は「人間」というものが大嫌いだ
人の作り出した概念である金もまた、できれば触れたくないものだなァ

【厳かな声は、自分へ向けての確認のように、空を回り消えてゆく】
【トン、と初めて響いた音は杖をで地面を叩いたもの】

お前からはどこか人らしからぬものを感じた
人外のものなら問題無し 無料で、誠意を持って治療させてもらおう 信頼は金に勝るものだ

そして、お前がまだ人なら――

【涼やかな風が吹き込む 綺麗な赤髪が揺れる 何故かローブは微動だにしない】

一度、人間やめてはみないかね?
233 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 21:12:03.02 ID:BoriSYDO
>>220

―――――

【まさにこっちへ襲いかからんとする正面の"獣"の渦巻く狂気―――その耳をつんざくような雄叫びに】
【ビリビリと全身が響くのを感じて――数歩後退さって距離を置こうとする】

【サーベルは固く右手に握り締めたまま、"未だ"攻撃的な行動を取ろうとはしない】
【ただただ眼前の相手を見据えて―――】


………―――《R.I.P》の人だよね?まあ、訊くまでも無いかな……通りすがりの暴れん坊さんには見えないし
………ちょっと訊きたいことがあるんだけど、君には無理そう?

【まずは冷静に、平淡に――言葉を紡いだ】
234 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 21:13:40.58 ID:CCksXMDO
【粗大ゴミ廃棄場】

…ガルルルルル……腹減ったぞこんちくしょー…!!
これ全部が肉だったらいいのになぁ!ていうか俺様の為に肉になりやがれ!!
【黒いズボンを履き、腹にサラシを巻いた上半身裸の茶髪をパイナップルのように盛って首、手首、足首にちぎれた鎖が繋がったスパイクリングを巻き】
【左胸には《119》の刺青、腰からはライオン尻尾が揺れている目が『ハイ』な青年】
【が、一際高い山のてっぺんにおすわりの体制で座って、尻尾を揺らしながら月を見上げている】
235 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 21:13:58.56 ID:ZOanM.SO
>>217

ふぅん。まあ、悪くないと言えば悪くないけど……。
欲を言うなら、白昼堂々往来で不粋をやらかすのは控えて欲しいかな。美学が無い。
……閑古鳥が鳴いてるのも困るが、本来ならそうあるべきなんだろうな。

【首肯して渋い顔のまま頬を掻き、思い出したように男性陣を見遣って】
【「もげろも何も、生えてないっつの」と心中で毒づいて】

そゆ事。ベタだけど、正面突破一辺倒はマンネリだろ?
――……諒解、遅れるなよ。

【ちらと目配せしつつ小声で囁き、口角を緩く持ち上げ】
【応じ、此方からも絡めた腕を引き寄せて――――】

【光が晴れた頃には、僅かな霞だけが其処に漂っていたそうな】

あー――鬼ごっこも久々にやると楽しいモンだよな。
“こっち側”の経験は無いから、余計に。

【中略。大分走り、量産ryが見えなくなった頃。歩調を緩めつつ、くすくすと笑って朔夜は言う】
236 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 21:17:21.08 ID:2GuD.gAO
>>223
……柊緑が危ない?この近くに居るの?
じゃあ、手っ取り早く倒してしまいましょうか。
あなたのために。柊緑のために。

“There every herd by sad experience knows,”
“How winged with fate their elf-shot arrows fly;”

【デイドリィムの言葉を聞き、稀薄な気配の方向へ目を向けるサラ】
【横目でビームの剣を一瞥し……詠唱を紡ぎつつ】
【左腕を袈裟懸けに薙げば、白い気体が瞬間的に集束、拳大の砲弾が射出される】
【直線軌道で速度は目で追える程度、命中すれば打撲のようなダメージを負うだろう】
【狙いは腹辺りだが、皮膚に直撃したならば凍傷を負う可能性もある】

【また、踏み潰されそうになったやじろべえはごろんと転がり、危機一髪のところで回避せんとし】
【うううーん、と首を捻って、その姿をウーパールーパーからサラのものへと変化させる】
【但し、そのサイズは元々のまま。掌サイズの小さなそれだ】
【あ、あー、と幾度か発声練習。のち、秋畠を見上げて】

「サラ、と、……二人の、デイドリ、ーム、が、向こーに、」

【ぎこちなくそう言ってから、ちょいちょい、と元居た方向を指で示した】
【因みに、この元やじろべえは秋畠のことを誰であるか全く把握していない】
【タコさんとウーパールーパーの挙動には気付いていないようだ】
237 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 21:17:53.50 ID:hvwNQ7Eo
>>227

む……、………私が方向音痴な事ぐらい、とっくの昔に承知しているさ。
かれこれ一時間彷徨って、最初に出会ったのがキミ達だったんだ。

【俗に言われる“帰宅ラッシュ”の時間は外れ、一般的な家庭であれば“晩ご飯の時間”と云った所か】
【更に彼女、方向音痴≠フ性として――――『人気の無い方』へと歩いて行っていたようで】

【―――尤も、知り合いに電話する∴ハは可能であった筈だが】

【表情としては若干「心外だ」と言いたげな其れだが、怒っている@゙の其れでも無い】
【むしろ、会話を楽しんでいるような……そんな『雰囲気』が仏頂面の中にも垣間見える】

【妙な距離感、感情的な声……“二人の関係”が少しは気になったが、其処に飛び込むブブゼラ少女の救いの声=z


――――――――……いいのかい?


【若干遠慮気味な様子では有るが、判らない≠フだから、仕方が無い】
【小首を若干傾げ―――腰の軍刀がカチャリ、と夜闇に溶けるような音を響かせた】
238 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 21:19:22.71 ID:1XGiFRIo
>>231

……こんばんは。良い夜ですね。

【礼儀正しく、離れた位置の少年に対しペコリと頭を下げて】
【普通の夜だが、そう言っておくのがうんたら】

……いえ、違いますが。

【かくり、と首を傾げて否定】
【レミラに対してこの少女は表情が乏しく、何処か暗い印象を受けるかもしれない】
239 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 21:21:04.21 ID:myU2o0I0
>>219(セオドア)>>230(ドラ)

……カカカカカッ……ワシゃ恵まれとるのォー……『ドラ』ッ!
こんなにも……『良い相手』と……『拳』を、交えられるッ……!

【エルヴァレッタは……笑っていた】
【右肩のダメージは少なくない……それでも両手で構え、ニヤリと不敵に笑っていた】
【そこには『悪』たる『邪悪』も、『黒い気配』も何も無い】
【ただ純粋に戦いを見る、『戦士』としての『喜び』が感じ取れるだろう】

……聞こえるかッ!車内のヌシよ!『セオドア』……じゃったか!
まさか今のワシの攻撃でくたばってはおらんじゃろッ!

【やがて、ドラに視線を向けながら、そう叫ぶ】
【もしかしなくとも、車内に居るセオドアのことだろう――】

……上がって来い、この場所に!
やろうぜ、思いっきりのォ……ワシは絶対に負けるワケにはいかんが……
ヌシら『ふたり』!見事打ち破り、ワシはワシの『信念』を完遂させてみせるッ!!

『根性比べ』じゃあ……
『逃走』なんぞと評されちゃあッ!このワシももう『後退』するワケにはいかんぜよッ!!


【ばしィ、と拳を打ち付けて】
【ニィィ、とエルヴァレッタは――この極限において(だからこそ――?)……笑う】
【……攻撃をする気配はない。どうやら、純粋に2対1の『決闘』を望んでいるようだ】
240 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 21:21:25.07 ID:myU2o0I0
>>221(ミル)

【ごしゃァ、と音を立てて大剣は床の瓦礫山を一部吹き飛ばすだろう】
【しかし、それでもオルガネラの姿は見えない――攻撃に使われたトランプも一枚だけ――?……『いや』】
【『そこ』から見えるはずだ……瓦礫の山の一部を吹き飛ばしたなら】
【物資の破片や瓦礫に埋もれてはいるが……確かに見えるだろう】

【そこに見えるのは――『腕』だ】
【まるで瓦礫の山から生えているかのような……白い袖に身を通し、手袋をはめた『腕』】
【紛れも無く、先ほどまで戦っていた『アーロン・オルガネラ』の『腕』だ】
【時折ぴくりと痙攣するように動いている……『あそこに埋まっているのか?】
【よく見れば、腕の根元あたりの瓦礫付近に、彼が被っていた白いシルクハットも転がっている……】

【だがしかし――『異様』な雰囲気だ……何かが!『異様』……】
【がらがらと瓦礫が転がり落ちる音以外は無音……攻撃も今の一発だけ。それが『奇妙』にして『異様!』】
【『何』が起きている……?この列車内で……『不安』すら加速するだろう――「果たして」……】


241 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 21:23:18.79 ID:JLdKmxYo
【公園】

【翡翠色の瞳と、同じく翡翠色ロングヘアの少女とその前方に空き缶が一つ】

すぅ、はぁ、すぅ、はぁ
よし、今度こそ行きます!

【右手をおおきく振りかぶるとパリパリと小気味いい音が鳴り】
【そのまま振り下ろすと、空き缶に向けて雷が───放たれなかった】

うぅ・・・やっぱり魔翌力が一切使えなくなってしまったのかなぁ・・・
・・はぁ・・・

【自分の両手を眺めながらがっくりと膝を付いた】
【彼女の周囲には肌で感じるほど魔翌力に満ちている】
【魔法の発動で、魔翌力が集められているというよりは】
【壊れた水道管のように、彼女から魔翌力が駄々漏れしている?】
242 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 21:23:42.29 ID:VsHsxqoo
>>235

――――ふぅ、ふぅぅ……全く、体力も鍛えておくべきかの……?
術師のわらわには……ちと堪えるものがあったのじゃ……はふ……

【その隣では、織守がすっごく疲弊した様子で息を吐いていた】
【フィードバック感度が上がってきたせいか、織守の疲労を脆弱な香美那も感じることになっているのだろう】

さて、こうなっては巡回どころではないな
……というよりもわらわの体力がもたんのじゃ

と……言うわけでじゃ。朔夜よ、この辺りで何処か休める場所でも知らんかや?
甘味の出る場所ならば尚更良いのじゃ

【疲弊を残した顔で、しかし悪戯が成功した子供のような笑みを浮かべつつも】
【朔夜に向かってそう訊ね――】

――わらわと「でぇと」なのじゃろう?
お主が言い出したことじゃ、ならば存分に「えすこぉと」して貰わなくてはな

【――ククク……と小さく笑い声を漏らしつつも、朔夜の腕をきゅっと抱いて胸元に近づけようとする】
【このようなスキンシップをする相手は珍しい。エルメアに向けるものとは違うが、此れも織守の好意の表れだろう】
243 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 21:23:46.32 ID:mYnIaIDO
>>232
へぇ……、嫌いなんだ…ニンゲン?

……なら……、
…なら、残念だな、俺ァ治療を受けらんねーや

【左手で押さえたままの腹部からは未だに流血が止まず、間接部に巻いた布に血が染み込んでゆくのと裏腹に、身体から血の気が失せていく】

人間とは言い難いけど、この体はニンゲンのだからなー……
だから治療は受けられないし、人間じゃ無いから止めようもない

え言ってること解らない?
そりゃそうさ、解らないように言ってんだから…

【それでも余裕そうな態度を取るのは、女の性格のためか】

で、そういう爺さんは……お前は何者なんだよ?

わざわざ大嫌いな人間の姿でいるお前はさ?
【壁に付いていた手を降ろし、ポイントに滑らせる】
【膝立ち状態で壁に肩を掛けることで姿勢を保っている】
244 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 21:26:20.61 ID:myU2o0I0
>>229(カンナ)

「……はァッ、はあッ!……はッ……!」
【ぼだぼだと右肩から血を噴出させながら、それを抑えることもせず】
【ただ、意志と気迫のみで己が体を牽引し――ワーズは、カンナの目の前に到達するだろう】
【――しかし、その勢いのまま交錯することはせず】
【ワーズワイスは……カンナから数歩先で、その歩みを止めるだろう】

「…………はぁ、……はッ……、ッく……」
【荒い息、軋む右脇腹――未だ右肩の出血は止まらず】
【ワーズワイスは――カンナのその、決意たるコトバを聞き入れて――】

「……『甘い世界』……、……『ハニー』のこと、だ……な……」

【荒く息を繰り返しながら、紡がれる名前は――紛れも無い、蜂蜜色の彼女】
【かつて地の国では、ハニーと共にこのワーズと戦った……ワーズが知っていてもおかしくはない、か?】

「……カンナ……『同じ』なんだ、よ……やっぱり……
 みんな……『同じ』なんだ……君に、『望む世界のカタチ』があるように……――
 ――僕や、ハニーにも……『望む世界のカタチ』があるんだ……」
【――ぶるぶると震える右手】
【それがワーズの……『彼女』の仮面を掴み取り――  】

【かしゃ――】

「…………この『角』ゆえに……忌まれ続けた僕にだって――
 ……『望む世界のカタチ』があるんだよ、……『カンナ』……!」
【――晒す、素顔。白い仮面が、静かに床を滑って往く】
【白髪。前髪の一束にだけ奔る黒いメッシュ――黒曜石のように綺麗な、深い瞳】
【そして――彼女がヒトの範疇に無いことを示す、異形の黒い双角】
【『あの日』――彼女が必死で見られることを拒んだ『角』を、晒す】

「…………君、は……『僕』を、……見ないで……くれた……
 ……それは、本当に『うれしかった』こと……紛れも無い、『事実』なんだ……
 ……けど、もう道は交わらない
 だから……『カンナ』……――『僕は』……」


 ≪偽らない≫……『本当の僕』で――『君を倒す』……!」


【――不意に、彼女の左手から、ジャマダハルが離れる】
【するりと地面を滑っていくそれは、カンナの足元で――止まるだろう】
【……『武器』を持たぬカンナに……『与えよう』というのか……?】

「……それが……僕が君に示す、精一杯の『ありがとう』と――
 ……『さよなら』の、代わりだッ……!」

【――同時に、カンナは感じるだろうか】
【ワーズワイスの周囲……  『何だ?』 『この、魔力は』――……?】
【…………?!】
245 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 21:27:24.22 ID:rYABMoSO
【路地裏】

あぁ、減った!
【元々何色の物だったか解らないぐらいに汚れたローブに身を包み顔中を包帯で巻いた人物が】

腹が・・減った!!
【なんて事を言いながら、倒れていた】
246 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 21:28:46.12 ID:92Xsziwo
>>238

ん?ああそうだな

【一方なんだか適当な感じで頷くのであった】

ふーん、違うのか……
じゃあお前の知り合いにレミラとかいうのがいたりするだろ?

ああ、そうだ聞くのを忘れてたけどもお前の名前は何だ?

【掌を上に向け人差し指を少女に差して尋ねる】

にしても暗いなーお前、他人の事は言えねーけど
もっとこう明るくしようぜ明るく

【「あ、でもやたらテンション高いのは勘弁な」とか言ったり】
247 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 21:29:03.48 ID:myU2o0I0
>>233(アリエル)

≪……グゥウウウウウウ……!≫

【そんなアリエルの問いかけも虚しく、エンジは猛るのみ】
【両手の焔は増し――無慈悲にも……願いは聞き入れられず】


≪――グゥウウアアアアアアアッッ!!≫

【その咆哮が、最大限に達し】
【床を踏みしめ――『獣』が、少年に襲いかかろうとした】


【まさに、刹那】



  …………いいよ、『エンジ』。『わたし』が相手する



【――静かに。静かに、その声は響き渡った】

      【  ――――少年……アリエルが、『最も待ち望んだ、声』は――】


…………≪Viper...≫


 【最も玲瓏な―― 】



      ―――― ≪  穿 光  ≫



【殺意を、以って】



【――ばしゅぅ、と。甲高い音。同時に、アリエルの足元から感じられる熱源】
【ズギュン、と――床(天井)を貫いて、彼にひとすじの『レーザー』が襲い掛かるだろう――】
【発射されたのは――『下』……『車内(運転室)』……『声』は――『声』は……!】
248 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 21:29:08.08 ID:78M4a76o
>>202

それならばそれでいいのだがな。
【若干首を傾げてから】

・・・ッ!
【一瞬、藍色の瞳が灼熱の如き怒りに染まったかと思うと】
【握った拳を、蓮華に向けて、繰り出す】
【が、それは途中で止まり】

・・・ガァッ!
【行き場を失った怒りと拳は、路地裏の壁に向かう】
【ドガギャ、と盛大な音を立てて、拳は灰色のコンクリートにめり込む】

・・・できるのならばとうにやっている。
【そしてまた、淡々と呟きだす】
だが我はその時すでに死体だったそして彼奴らに会える保障はすでに失われた。
【メリメリ、と拳を壁にめり込ませながら】
我に奴らに下す憎悪の鉄槌はあれど向かう足は残っていないのだ。
【平静を保っているかのように、そういう】
【だが、近づけば息を僅かに荒げているのが分かるだろう】

/ひいい、遅れました。しかもこれから買い物いってきます・・・
/度々遅れてすいません!
249 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 21:30:34.05 ID:MqomNwSO
>>236
【砲弾を打ち消すのは、もう一つの砲弾である】
【偽物のデイドリィムの腹部から放たれた「本物の砲弾」が、サラが放った砲弾と衝突】
【爆発が起こり、周囲に煙と熱風、そして砲弾のカケラが飛び散るだろう】
【そのうちいくらかが、サラとデイドリィムに襲い掛かるが】

『あぶなっ!! も、もちろんですから!偽物なんか倒して、アキハタのところに行くですから!』

【デイドリィムは体中の包帯の半数を鞭のように素早く振るい、砲弾のカケラを撃墜】
【さらに、もう半数を盾のようにして、熱風と煙のダメージを軽減する】

【一方】

……あぁん?……テメェ……サラ、か?

【秋畠は、その場にしゃがみ込み、小さなサラをじぃっと見て】
【そのメッセージを聞いて……】

なぁ〜……今疲れてんだよぉ〜分かるかなァ〜?

【目茶苦茶な事を、言い出した……あくまでも自分本意、という事か】
【あるいは、何か別の理由でもあるのか】
250 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 21:30:45.10 ID:PInhjG6o
>>240
…怪しい
(本物?いや、それだったらピクピクしてるのに攻撃まで出来るのはおかしい)
(じゃあ偽物?まだ判断は付けれない…なら)

【大剣は瓦礫の一部を吹き飛ばした後すぐに消え去る】
【そしてミルの手にはナイフが出てくる】
【そのナイフをすぐに腕に投げた】
【周囲を警戒するのも忘れない】
【また、ナイフはその腕のある位置に到達した数瞬後消え去るだろう】
251 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 21:31:40.34 ID:98Hys6SO
>>234
なんかバカがいるナァ……てか粗大ゴミの集積場で生ゴミ探すってバカじゃねぇのカァ……?
【真っ黒なライダースーツに腰下まで伸びた黒髪の長身の女が三輪バイクでコンテナを引っ張って来た、多分捨てに来たのだろう】
………いや、だからバカなんだろうナァ……
【ちなみに以前会った事があるのだが……まぁまず気付かないだろう】
252 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 21:32:04.85 ID:j/KdcRs0
>>239
「…了解した!二対一がお望みならやってやるぜ!」
【アクトガンをマウントし、身を屈め、強化外骨格内部の人口筋肉により大きく跳躍し】
【大きな音を立ててコンテナに着地する】
【少々凹んだ足元に視線を落とし―】

「…ま、この位なら大丈夫か」
【エルヴァレッタに視線を戻す】

【ドラとは反対側の方向―エルヴァレッタを挟み込む位置に着地したセオドアは―】
「こちとら変身能力者ばかり相手にしてんだ!根性ならいくらでもあるぜ!」

【ソードモードのアクトガンを抜き、攻撃に備える】
253 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 21:34:57.49 ID:n6E.Ebgo
>>228

………そこ、危ないよ?

貴女が鳥なら、別だけどね

【秋風に混ざる、涼しげな声】

【自然な歩調で近寄ってくる、真っ白なTシャツを着た少女】
【栗色のセミロングヘアに赤いカチューシャを付けている、10代半ば程の顔付きだ】

/まだいらっしゃいますかー?
254 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 21:35:34.40 ID:Aap/GjAo
>>243

まったくもって分からんな
言葉とは互いに理解し合うためのツールでは無かったのか?

【重力のままに、地面へと流れゆく血がゆっくりと池を形成する】
【拡大する鮮やかな池が足元に向かってくるのにも、老人は何ら反応を示さない】

私か 私は元人間だ
【大きく開いた口の中は、どこまでも暗く】
【覗かせた細長い舌の先は二又 酸素を求めてゆらめく篝火が如くチロチロと動く】

【口を閉じれば闇と火とは姿を消し、残るは張り付いた笑顔だけ】

貴様の言い分はこの古びた頭には難解すぎる
だが、人の姿でなく、人の心を持たないならそれは間違いなく人外だ

魔術的転生なり、科学的改造なり、肉体面ならいくらでも昇華させてやるぞ?
255 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 21:36:36.24 ID:MmHWmwko
【街中】

………ヤベえそろそろ燃え尽きるどうしよう本気で
ああ煙草が切れるニコチンが切れるうあああああああ

【白無地のポロシャツは襟のボタンを止めず、その上に≪死獸弌≫とヤンキーの様な文字が書かれた袖無しジャケット】
【裾へ向かうにつれて黒から赤のグラデーションを描くズボン、金属補強された戦闘靴】
【藍色がかった膝までの白髪の、身長160cm程の少女が、道行く人にガンを飛ばしながら歩いている】
【両手はズボンのポケットに突っ込まれ、口には煙草を咥えている】

頼むから出て来てくれよ正義の味方よー
今なら洗剤でもどっかの国のスポーツの観戦チケットでも付けるからよー………
256 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 21:41:00.24 ID:HHAalS6o
>>253

……、?

【その声に気づき、ふと其方に視線を移そうと身体を捻り】
【く、と。僅かに足を動かしたその時】
【びゅぅ!と再び下から吹き上げてきた風に煽られ】

──……、!

【ぐらりと。かろうじて保たれていた均衡が崩れた】
【驚いた表情を浮かべる少女】
【だがその身体はすぐにその場から消える】
【────落ちた?】

/多分ID変わっちゃってるけどここにいるぜ!
257 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 21:41:29.03 ID:5WQAjRUo
>>244

 ……そう。あの、砂の国の時に一緒にいた……──
 ──よく、覚えてたね……

【カンナは、立ち止まったワーズを前にして──】
【荒い息で必死で言葉を紡ぐ様子を見て、何故だか警戒は解けなかった】
【構えは崩さず、じっと相手を見据えて応答する中で──僅かな懊悩】

【──もし、ワーズがそのまま駆けてきたのなら】
【勝機は限りなくワーズワイスの手にあっただろう──と彼女は一筋の汗と共に唾を飲み込んだ】
【かつて砂の国で見えた際にも感じ取った力量の差──近接においては間違いなくワーズが上手】

【──汗が冷たい。ともあれ、猶予を得たカンナは、離れていたアートマンを一度消滅させ、】
【自身の前に再び呼び戻す事で体勢を整える。咄嗟の場合だったならば、これを行うのは難しかっただろう】
【ワーズが立ち止まった故に成せた行動。アートマンの腕に装着された『鉋』はそのままに、構える】

【──が、それは明らかに“異様”】
【『ありがとう』にも『さようなら』にもウソ偽りが一切無いように感じられるとか、そんな次元では無く】

(──……なに、この、感じ──?)

【──ざり。無意識のうちに、彼女は一歩後退していた】
【一瞬だけ息が詰まり、横隔膜が収縮する様を感じた】

 ──……ワー、ズ……?

【──心音が煩い。明らかに『危険』すぎる、『この魔力』】
【「動け、今のうちに追撃を食らわせてやらないと」──】
【そう叫ぶ本能をよそに、彼女はワーズから4,5m程の距離を置いたまま──動けなかった】
258 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 21:41:40.83 ID:NzPV0lk0
>>237

『…でしょうね。そうで無ければ、お嬢様が此れまでを如何生きてきたか、ワタクシには想像に難いようで難く無いです。』
『ふふ、何はともあれ、野垂れ死んで病院やご家族を煩わせるようなモノ“では”無く思えるのが、救いでしょうか?』
『質問に答えて頂けないコトには些細な悲しみを抱きました、が…成程、直ぐに知ってしまうのも、悪戯心に欠けますし、ね。』

【自覚が無い人間、知覚が無い人間、弄り甲斐の無い人間―――そんな手合いでは無いと、取り敢えずは認識】
【声色は変わらず、“愉しげ”こそが彼女の平常平板で有る様な、不思議なモノ】
【小声で有りながら軽妙に弾む抑揚は、何処か芝居がかった印象すら俱している】

【そんな中―――“ご家族”という言葉に、武美は10分の1ミリ単位で眉を顰めた、が】

「アッハッハ、遠慮するなよっ、人の好意は極力無碍にしないモノだぜ?」
「其れにどっちみち、あたしだって寮に還らなきゃいけねぇ…と考えると、迷惑でも無いだろ、そっちから見たってさぁ」

【発した台詞は、強引と言うか、親切と言うか―――高下駄に続く形の彼女…人助けとか、好きなタイプなのだろう】
【豪快な印象を与え、少なくとも外見には「強さ」とか、「頼もしさ」が感じられる―――乙女らしく無いと言えば、らしく無い】

「…って、ことだ。先に断華さんのトコ行っても良いぜぇ、霧之藤。」
『ええ、一秒でも早く無道から離れたいのは山々…ですが、新入りのお嬢様を前に、何もせず逃げるのも“らしく無い”でしょ?』
「ふん…あんまりに妙な事したら、カチ割っちまうぜ。」

【次に少女は、傍に立つもう一人に、仄かに憎々しげな言葉を掛ける―――も、見事に受け流され】
【然し、武力行使には出ず放って置く辺り、極端に不仲な訳では無いか、或いは―――単純に、無駄な諍いが嫌いなだけか、まだ判らない】
259 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 21:42:42.72 ID:ijcHgJIo
>>252
【ふふ、と微笑を口からこぼすと】

『挟み撃ち』の態勢か、やる時は本当に容赦ないみたいだね
お望み通り2対1の態勢だ、よろしく、えっと…セオドアさん

【手を振ってそう声をかけてやる】

>>239
いいねえ!礼儀正しいじゃないの悪党やってるくせに
ネル・ナハト事件の時に行動を共にしたドブロクもそうだけど悪人の中にもいい奴いるよね
【ひゅう、と口笛を吹いて称賛する】

…きみはこれからこの列車ぶん盗ろうってのに、『拍手喝さい』でもしてやりたい気分だよ
いいね、なんでだか『ジャイアン』の事を思い出したよ、あんな乱暴者でも4年半あってないと懐かしいもんだ

【コォォォ、と呼吸をととのえ…波紋を練り始める】
【右腕から『アートマン』の鞭を発すると…巻きつき始めて、そして炎を纏う】

…先手はぼくがいただくよ、歯ァ食いしばってねエルヴァレッタさん、身体のどこかへし折る勢いでぶち込むから

…緋色の波紋疾走(スカーレットオーバードライブ)――――――――ッ!!

【いきなり胸部めがけて放つ右腕からの3連続での!パンチ!熱と衝撃を伴うその拳をためらいなく放つ!】
260 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 21:44:24.30 ID:1XGiFRIo
>>246

……姉妹になら。

……レミカ、です。

【短く答えて、再び短く】
【其れが自分の名前なのだろう】

……明るいのを所望であれば、お呼び致しますが。

【暗い事は自覚しているのか、気にしていないのか】
【飽く迄静かな口調で、無表情のまま】
261 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 21:46:26.76 ID:5WQAjRUo
>>257
//ん、何だか文章がおかしい

×【──が、それは明らかに“異様”】(前文を差しちゃってるっぽいので誤り)
○【──彼女、ワーズワイスから明らかな“異様”を感じ取って】
262 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 21:47:27.73 ID:BoriSYDO
>>247

………ッ

【予想はしていたが、言葉を聞き入れない"獣"の様子に唇を噛み締め顔をしかめる】
【「ダメか―――」対話が不可能と分かれば、敵意を剥き出しにする眼前の存在と交える他は無い―――だが、元々少年は"戦いに"来たわけでは無いのだ】
【目的は、"彼女"との接触、若しくは、それが叶わぬ場合は"彼女"の情報を組織の人間から聞き出すことであった。その為のやむを得ない手段のひとつとして、武力行使は覚悟していた】
【故に―――彼は今、右手にサーベルを握っているのだ】

【無益な血は流したく無いが―――正面の敵を迎え討たんと、両手でサーベルを構え直して】


――――…………えっ?

【―――――瞬間】

【鼓膜を震わせた"声"に、息が詰まった。どんな喧騒よりも、先程の獣の雄叫びよりも、大きく大きく、それは耳に届いて―――】

【だが―――停滞した思考を再び回転させるより先に足下に感じたのは、異様な熱源】

【避けろ―――!本能が、身体を動かせた】


ぅッ――――!!?

【瞬時に身体を投げ出して――眼下から襲い掛かってきた『レーザー』をかわそうとするだろう】

263 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 21:47:35.50 ID:S5j5Gj.0
>>248

【拳が自分に向かおうとしているのを見て、驚いた様に虹色を見開き】
【彼女の小柄な矮躯が、ぴくり、小さく震えた気がしたが】

【―――其の拳が壁に放たれたのを見て、更に、凶悪な笑みを浮かべた】

【―――まるで、彼の感情が憎悪で満たされて行く事に、安堵しているかの様な】

【気持ちの悪い、笑顔】


【減り込むコンクリートを見詰めながら】

…どうして、その人達に会えなくなったの?

【かつ、と―――更に、一歩、踏み出して】
【彼の頬へと、手を伸ばそうとする】

…なら――――憎悪で、頭をいっぱいにしてさ


一生、恨んで、憎めば良いんだよ 其の人達を


【―――吐き気がする様な、言葉】
【憎悪で心を満たし、更なる殺意を、悪意を、増長させろ、と】
【―――其の姿は、まるで、「仲間を求めている子供」の様だった】

/おかえりなさー!そして把握しました!
/何だかカオスな展開になって来てごめんなさい…いってらっしゃいませ!
264 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 21:47:50.18 ID:ZOanM.SO
>>242

だろうな――――いや、悪い。合わせるべきだったか?
楽しかったもんだから、柄にも無くペースを上げてた、と言うか……。

【浮かべた笑みに等量の苦みを交ぜ、ばつの悪そうな顔で、今更な事を尋ねる】
【彼女には珍しく、目には心配そうな色が湛えられていた】

ああ、それなら――――――。

(……待て、あそこは拙いよな。何が拙いかってそりゃもう色々と)
(いや、条件ぴったりだけど。美味い事は美味いしサービス券的なナニカも持ってるけど)

知っていない事も無くは無い、訳でもないような気がするような……は、はは。

【ややあって同じく笑みを浮かべるも、如何なる理由に因ってか、笑い声は何時になく乾いた物で】
【言い渋りつつ、目がそりゃもう露骨に泳いでます、ええ】
【ヒント:ウェイトレス】

(まあ、手近だし、織守を長々歩かす訳にも――ええい、ままよッ!)

―――――。
―――――――。
―――――――――――……ああ、そうだな。逝こうか。

【熟考の末、彼女は何かを吹っ切ったような清々しい笑みを織守に向け】
【されるがまま、僅かばかり体重を彼女に預けて――歩き出す】

【朔夜も、憎からず思っているらしい。こうも無防備に腕を預けるのが、其の証拠だろう】
【字が違うのはほら、アレです】
265 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 21:50:07.87 ID:n6E.Ebgo
>>256


【自分の視界から、唐突に消失した少女】
【暢気そうな表情から一転、目を見開いて】

……うわわっ!?
言った傍から!?

【タタタッ、と俊敏な動作で縁に駆け寄っていく】
【二歩手前で速度を緩めて、それから怖々、下を覗き込むだろう】

/よかった!
/よろしくお願いします!
266 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 21:50:49.03 ID:myU2o0I0
>>250(ミル)

【――ミルがナイフを投擲し】
【そのナイフが『腕』に直撃するか否かの――『瞬間』】

【……がた、と。ミルの側部の瓦礫が動き――!】


『――――キィィィィィィケェェェェヒャァァアアアッッッハァァァァアアアアアアアアアアアッッ!!!!』


【ドガンッ!と、突如劈く奇声ッ!更に瓦礫が弾け飛び――同時に、ミルの右側部に襲い掛かる『杖の突き!』】


『オゴォォオオオオオオオォオオオオオオオオォオオォォォオオッッ!!
 こッ、のッ、クソボケ野郎がァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァアアアアアアアッッッ!!!』


【現れたのは――他でもない、『アーロン・オルガネラ』その人だった】
【だがしかし――シルクハットは脱げ落ち、『右腕』はそこに無く】
【そして――ドミノマスクの片面が破れ落ち、露になった顔の右半分の目付近“すら剥がれ落ち”】
【硬質な――鋼(メタル)の『皮膚』と、赤い『眼球のような装置』が、露になっていた】
【見れば右腕もちぎれとんだわけではなく、『接続』を故意に『外した』ようで――】

『ケッ、ヒャッ、ゲケケケヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒヒヒヒヒヒヒヒヒフフフハハハハッッ!!?!
 きょッ、今日ほど体の90%がメタル化していて『GOOD!』と思った日は無ェェェッ!!
 なんてコトしやがるんだッ……Fu*K It(クダらねェッ!!)実にッ!!実にだァッ!!!』

【相当に『キて』いるのか……そのコトバに最早遊びは見受けられない】
【がらがらと瓦礫から立ち上がり、隻腕でくるくるとステッキを回して――構えた】
267 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 21:51:44.45 ID:mYnIaIDO
>>254

互いに理解し合うと同時に――互いを疎外するツールでもある、俺はそう思ってる
寧ろ…後者がつえぇよ

【流れる血を気にする事なく、またそれに対し何ら行動も起こすわけでもなく】

【相手の鼻から下を見上げていた女が初めて、驚いたように口を開けたまま暫し固まる、相手の口から覗いた舌に驚いたのだろうか】

蛇かな……、あぁ、そういえば…
【今一度杖を見やり、女がポケットから静かに取り出したのは、医療用のメスと薬品と思しき瓶】
【その道の者なら直ぐに解るだろう、比較的投与の簡単な鎮痛剤の名前が印刷されたシールが貼ってある】

【メスの方、老人の目がやや効くなら見えるか、刃の側面に刻された――――《6th Paracelsus》――――】

……この体は気に入ってんだから、改造する気は無いよ…

聞きたいんだけどさ…
喩え話、脳と目とが人間じゃなくて、心臓…身体が人間なら、そりゃどっちに入るんだ?
268 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 21:52:47.69 ID:92Xsziwo
>>260

姉妹、ねえ……つうことはレミラの他にも姉妹がいる、と

【薄く開いた緑の瞳でじぃっと見つめ】
【なんとなく、その程度の事を言葉から感じ取ったのか軽くカマを掛けてみる】

しかしレミカにレミラ……ややこいななんか
ああ、オレはエルフェス別に覚えなくていいぞー

【ニシシと歯を見せながら笑うのであった】

うぇ、いいよ呼ばなくてこれ以上場をややこしくしてたまるかい

【軽く手で静止するように突き出し】

ところでそのシルクハットは誰のだ?見たところは他の姉妹のっぽいけども……

【少し前に自分の傷を治してくれた少女のかもしれない、などと思いつつ】
269 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 21:52:53.46 ID:2GuD.gAO
>>249
(本物っ……?)

く、っ……!
……そう、その意気だからね、デイドリィム!

【サラは殆ど無防備だと言っても過言ではない、早急に薙いだ左腕で前面の空気を一撫ですると】
【彼女の持つ魔力が、撫でた部分の空気を一時的に凝固させ、簡易的な防護壁を作り出す】
【しかしながらそれもほんの一時的なもの、熱風・砲弾の破片を全てを防ぐことは出来ず】
【左腕を中心に、火傷と裂傷のダメージを負う】

まず、私が前衛に行くから……!

“When the sick ewe her summer-food foregoes,”
“Or stretched on earth, the heart-smit heifers lie.”

【一歩踏み出し、詠唱を続ける】
【その動作と並行して、目一杯に広げた右手が中空を扇ぐと】
【未だ熱気の残るだろう空気が流動、熱気を含む突風となって偽者へと迫る――!】
【中途、飛散した砲弾のカケラをも浚い風に乗せようとして】
【……言わば、単純な風起こし≠ナある。不意打ちを狙ったもので、あわよくば転倒させようという試みだ】
【だが、範囲は広くなく継続時間も短い。踏ん張ればどうとでもなるし、重量があれば効果は全く無いだろう】

「ん、ん。自分、サラ、ちがう。しゃべれないから、サラの、まね。
 向こーに、デイドリィムたち、いる……のに」

【首を横に振ってから、拒否されたことにオロオロとしながら言葉を続けるサラもどき】
【向こうから聞こえるであろう爆発音に耳を塞ぎ、矢張り憔悴したように眉尻を下げる】

「疲れる、わか、る。でも、行か、ない、……なぜ?
 そこの、なに?」

【投げ掛けるは、二つの質問】
【何故少女たちの元に行かないのか、そこに倒れる人物は何者なのか】
【ウーパールーパーやタコさんがこちらに来たことから、彼女らと彼らは何か関係があるのだろうとの判断である】
270 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 21:56:51.94 ID:VsHsxqoo
>>264

ふぅむ……逢引の相手を連れての逃避行ならば
抱き上げて連れていくのが王道かの?その方がわらわとしても楽じゃしな

――今度からはそうすると良いのじゃ。
わらわとお主では歩幅も速度も違うのでな。一緒に走っておってはわらわの体が持たん

【人差し指をピンと立てながら、忠告するようにして提案を一つ】
【其の内容は若干アレな上に、次があるのかどうかは定かではないが――。】

……?何やらよく判らんが、知っておるならば早く案内するが良いぞ
余程奇天烈な場所でない限りは居れるのでな、余計な心配はいらんのじゃ!

【無い胸を張りながら、少々の勘違いを含みつつ告げる】
【恐らくは、朔夜の趣味が織守に合わないのではないかと心配したのか?という勘違いだ】

【特に抵抗することもなく、織守は朔夜と腕を絡めたまま歩いていく】
【普段から人に甘えることの少ない織守は、心の許せる相手にはこうして接触を求める癖がある】
271 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 21:56:54.28 ID:hvwNQ7Eo
>>258

【「質問に答えて頂けない」――僅か、其の言葉に眉を顰めて脳内の検索を開始する】
【確かに彼女は『質問に答えた』積りなのだが、目の前の少女は不満なようだ―――――】

(……………何の事だろうか?)

【サーチエンジンに一断片たりとも“引っ掛からない”のは、深刻でもない理由≠ナあったからだ】
【『物理的に』無理なのでは無く、『心情的に』――――此処では明言こそ避けるが、そう言う事である】

【思考の渦からは一旦脳髄を引き剥がすと、ブブゼラ少女の言葉に軽く頷いて】
【目前で展開する『掛け合い』に、若干頬を綻ばせて可笑しそうな顔≠作る】


じゃあ案内、お願いしていいかな―――……其れにしても二人とも、仲が良いね。


【―――おそらく、彼女達が互いを好き≠ヘないのだと判った上での言葉だろう】
【可笑しそうな声色でそう告げると、小柄な少女の長広舌を予期したのか――二人を置き去りに、歩き出す】

【歩行速度は緩慢、目指すは高架―――――どうやら、この時点で迷子になる様子は無さそうだ】

/キンクリしちゃう場合はお願いしますです
272 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 21:58:46.41 ID:myU2o0I0
>>257(カンナ)

「…………『ハニー』は……」

【――どくん、どくん。心臓が、ではない――周囲の『空気』が脈打つような……『異質』】
【その中心に佇むワーズは。仮面を外したワーズは、その一瞬――俯いて、まるで、独り言のように――】

「……『僕』を、うけいれて……くれたんだ……
 どんなヒトだって……、……ヴュネルドだって……「触れられなかった」……僕を……ねぇ――

 ――“抱きしめて”…………くれたんだ……!」


【  ――――めき、】


「  ……だから…… 『勝つ』よ  」


【“ワーズの顔面が――『割れた』”】


「黒野……カンナ…………」


【――ごりゅ、ばき、  ごきん、  めぎ、  どぐん  】


「『君』を…………」


【――ばきゅ、左腕の黒い装甲が弾け飛ぶ】
【露になるのは――『歪なる黒い甲殻』に覆われた、『魔獣』が如き――『腕』】
【ワーズの顔面、頬の周辺に数本の黒い亀裂が走り――黒曜石の瞳は、眼球全てを真っ黒に覆いつくす】
【  ――『異形』……】


「    殺す    」


【――――ばぎ、ん】

【…………そこにもう、あの何処か寂しげな、儚く弱い『少女』の姿は、無かった】
273 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 21:59:08.24 ID:HHAalS6o
>>265

【覗き込めば、下は暗闇】
【月明かりに目を凝らせば、かろうじて地面の様子が伺える】
【地面には何かの染み──例えるならば、水のたっぷり入った風船を高所から落としたときに出来るような】
【そんな染みがあった】
【だが、先ほどの少女の姿は地面の上には見当たらず】

【──その、数瞬後】
【栗色の少女の耳に、鳥の羽ばたきのような音が聞こえるかもしれない】

【音の聞こえるほうに目をやれば】
【上空。細い月を背景に、右目に燐光を宿した先ほどの少女が静止していた】
【先ほどと違うのは、その背にどこか機械じみた夜色の翼が生えているという点】
【恐らくは落ちた瞬間に翼を生み出し、風に乗って上空まで飛翔したのだろう】
【──能力者、か】

/こちらこそ超よろしくなんだよねー!
274 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 22:00:52.02 ID:98Hys6SO
>>255
変なのがいるな………
【全身に異常な程多種多様な刃物を装備した男が人の間に紛れてそれを見ている】
(ま、無差別殺人でもしてるわけじゃないし………ってか、あんなんで出てくると本気で思ってるのか……?)
【とはいえ、その格好のせいか周囲から浮いているのだが】
275 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 22:01:38.07 ID:78M4a76o
>>263

・・・!!
【今の彼は、思い出していた】
【ひたすらに蹂躙されていく、自分の居場所】
【守ろうと思ったものは壊し尽くされ、すでに失われた】
【その光景が、後から後からよみがえる】

世界を渡るのは容易でないことは知っているだろう。
【それでも、とにかく冷静であろうとし、言葉を―――】

【言葉、を―――――】

【触れられる手、告げられた言葉】
【彼は、限界だった】
【その行為は、「竜王」を「暴竜」に変えるには、十分過ぎた】

グゥウオガァアアアアア!!
【もはや竜王とは名ばかりの、野生的な咆哮を上げ】
【拳を壁から引き抜き、さらに叩きつける】

【何度も】
         【何度も】
   【何度も】
            【何度も】

【威厳なき、暴力の拳は振るわれる】
【そのたびに、灰色の壁に罅が広がっていく】
【彼の頭に、思考はなかった】
【ただただ、憎悪だけが、彼を動かした】
【そこに言葉は、もうない】
276 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 22:02:13.17 ID:78M4a76o
>>275
/追記ー!
/ただいまっす!
277 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 22:02:53.94 ID:PInhjG6o
>>266
………いい加減本気になったみたいだね

【右に襲い掛かる突き】
【流石に警戒していたのもあり右腕で弾いた】
【その時、もしかしたら腕にしては妙に硬いのも分かるかもしれない】

武装強化、なんちゃって

【次の瞬間ミルの体は鎧に覆われていた】
【そして手にあるのは―――】

こっちもいい加減本気でいくよ

【―――妙に柔らかそうな触手だ】
【どうやら腕の負傷は関係がないらしく両手から触手が出てきた】
278 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 22:03:36.66 ID:1XGiFRIo
>>268

……ええ、他にも沢山います。其れはもう。

【見詰められたので見詰め返す】
【無感情な瞳で、じーっと、じーっと】

……そうですか? そうでもないと思いますが……。
……ええ、御存知ですよエルフェスさん。

【にっこりと、作り笑いを浮かべて】

……そう、ですか? とはいえ、もう遅いですが。

……貴方の想像通り、他の姉妹の物です。レミラの物では在りませんけど。

【抱いていたシルクハットをきゅっと抱き締めて】
【他にも居る内の一人の物なのだろう】
279 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 22:08:10.00 ID:MmHWmwko
>>274
……………あー………煙草切れた

【口に咥えて居た煙草が殆ど燃え尽きた為、通行人Aの顔面に向けて飛ばして】
【Aが怒り狂うのも華麗にスルー、公園へと向かう】
【流石に一般人は、そういう事をした相手を追ってまで何かいうつもりも無いらしい】
【長生きする為のコツ、危険そうな人には逆らわない事】

……あああああああ一気に体温さがったっぽい口が寂しい
280 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 22:09:17.38 ID:myU2o0I0
>>252(セオドア)>>259(ドラ)

カッカカカカカカッ……そうじゃァ、それでいいんじゃ……
久々の感覚……『血』が滾るぞッ……このワシのッ……!

【――スゥ、と。2人の到着を確認した後、エルヴァレッタが構える】
【だが、その『構え』は……先刻までのエルヴァレッタの『構え』とは違う】
【まるで……『プロのボクサー』のような――飾り気の無い、実践志向の『構え』】
【トーン、トーンと……不安定な列車上で、あの巨体で、ステップすら踏んでみせる】

【同時に、バヂバヂと、両肩の装甲の『角』に、常に『黒い雷撃』は収束しており――】

行くぞ……『セオドア』……『ドラ』……!

【――ギラリと。エルヴァレッタの瞳が、鋭く光り――】


……――かァッ!≪ステラ・ストライク――『キャノン』ッ!!≫


【まるで『ゴング』が打ち鳴らされるかのように――素早くエルヴァレッタが行動するッ!】
【攻撃を放ってきたドラを確認するや否や、まずは背後を取ったかたちになるセオドアに対して】
【放つ右ストレート……リーチは全く届かないが、『黒い雷の光線』が放たれ】
【一直線にセオドアに襲い掛かるだろう……軌道は直線、回避は用意だが、この足場の悪さである】

【更にその『ステラ・ストライク』を放った『勢い』を利用し、ドラの方にも急接近!】
【放たれたドラの拳を、再び自らの攻撃で叩き落すのか――そう思われた、が】

ひゅッ――!

【なんとッ!あろうことか――サイドステップ――「回避ッ!」あのエルヴァレッタが……!】
【驚愕は続く。更に、そこから繰り出されるエルヴァレッタの攻撃は――】

――――シッ!!

【いつもどおりの『豪快な一撃』ではなく――『小出し』にした、右と左の『ワン・ツージャブ』ッ!】
【鋭く的確にドラの体力を削ることが目的の一撃だ……この『戦い方』は――!?】
281 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 22:10:42.69 ID:NzPV0lk0
>>271

「いやいや、それは無いねぇ!」
『いえいえ、有り得ません…お嬢様、脳味噌がクレイジーな認識ですよ、其れは。』

【―――案の定、二度繰り返す形の否定音、その始まりはピタリと重なっている^q^】
【高下駄の少女の方が、意地悪で装飾過多な言葉を使うのは変わりないが、小さく首を横に捻り、お互いに嫌そうな顔をした】
【特に、何時もは何を言われても動じぬ矮躯の彼女―――それが非物理的な事象に顔を顰めたのが、尚更面白いのかもしれない】

【そんなこんなでは有りつつも、主にブブゼラの少女の行った道案内は適切であったようで】
【キング・クリムゾンッ―――キョーコ中の能力の低さ故に物語は急展開、一気に“寮の前”にまで3人は移動するだろう】

「……ふぅっ、来た来た。…やっぱり、難しい道では無いよなぁ」
『方向音痴と言うのは、真の音痴と同じ…実に御し難いモノなのですよ、無道』
『ワタクシが此の様に会話せずには居られない様に、そして貴女が何時までも馬鹿丸出しを辞められないように……ね?』
「…うっせー黙れっ」

【例によって例の如くの言葉の応酬の後に、“無道”が戦闘を放棄―――敢えて、勝敗はつけまい】
【そして、くるりと振り向いた彼女は…「なあ、貴女はこの棟の何処の階だ?」と、歩み寄りながら尋ねるだろう】
282 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 22:10:53.40 ID:n6E.Ebgo
>>273

【眼下に見つけた染みに呼吸を忘れるが、それも一瞬の事】
【耳に届いた羽ばたき音を頼りに、夜空を仰いで―――】

―――なんだ、飛べる人だったかー

【無事っぽい少女の姿を見つけ、表情に笑顔が戻った】
【ふらり、一歩下がると】

【はふぅ――、なんて情けない声を漏らしつつ、その場に腰を下ろした】
【足の力が抜けたらしい】

……あんまり驚かさないでねー
えーっと、アンドロイドさん?

【機械じみた翼を持つ少女を見上げながら、そう、声を掛ける】
283 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 22:12:02.20 ID:MqomNwSO
>>269
【どうやら、偽物は標準以上の重量を持つらしい……よろめく事も無く、前に立つサラを見て】

『貴女には……ここで死んで貰います』
『《サマー・タイム》……《激情の剣》っ!!』

【偽物の声色が、デイドリィムのそれとは違う物に変化する】
【更に、両手から発火。二つのビームの剣は、火炎の剣に姿を変えて】

『……うらあっ!!』

【偽物が叫ぶと、火炎の剣の刀身が「伸びて」】
【まるで龍のように、その炎の刀身をくねらせ、まるで鞭のように、左右からサラに襲い掛かる】
【速度はイマイチだが……威力は高く、回避は少々難しい】

【一方】

成る程な……それも能力か?まあいいや……何で行かないって?

【実に面倒臭そうに、そう言って、自分の背後……倒れている謎の人物をちらりと見て】

……言い方悪いけどよぉ〜……お前らが死んでも別に良いんだよな。

【この言葉は…………決して冗談ではない】
【事実、秋畠柊緑はデイドリィムの所有者ではあるが……ミストドラゴン程の愛情は注いでない】
【だが、正しくは、原因はそれだけでは無い】

……ていうかよぉ……今、オレは死にそうな訳でなぁ……

【言いながら、コートを、下に着ている「赤い」カッターシャツを捲くり上げると……】
【剥き出しになった腹部は、血色に染まっていた。剣等とは違う……まるで溶かされたような傷。そこからは、鮮血が溢れ出している】
【だが……血が流れ落ちるスピードが余りにも…………遅い】
284 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 22:12:24.74 ID:98Hys6SO
>>279
【機関員らしいという事で一応尾行する】
(……そこらのチンピラと大差ないな………大したこともしてないし…放っておいても大丈夫か…?)
【飽きてきた】
285 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 22:12:33.74 ID:Aap/GjAo
>>267

そうかそうかァ 人というのは心の底から闘争が好きな存在のようだなあ ふふ、ふふふ…

【笑い声を呼び起こしたのは、その言葉か、もしくは相手の驚きか】

【顔以外を不自然なまでに動かさぬ老人】
【その視線は身体と対照的に動き回り、見た目のわりに良い視力が、薬品のシールとメスの刻印を瞳の内に収める】
【だがやはり、それに対して言葉を漏らすことは無い】

能力者と無能力者の境界線はなんだ?
我流の武術で能力者を薙ぎ倒すような輩が一般人か?
何ら力を使おうとせず、回りに溶け込もうとする連中は本当に異能者か?

【紅き池が足元に到達しようとも、視線と言葉はけしてぶれず】
【力強く紡がれていくそれらは確かに目の前の女性に向かっていた】

境界線などどこにも無い 決めるのはお前だ
お前が、お前自身だけが自己を定める資格を持つ

さあ、決めろ 社会の檻を抜け出す鍵は、いつでもお前らの手の内だ

【再度地面を叩く杖は、試験終了を告げる鐘】
286 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 22:14:08.45 ID:5WQAjRUo
>>272

【──其の、異貌を前にして】


 …………わ、ず──


【必死に言葉を紡ごうとしても──、途切れるばかり】

────……、…………っ、……

【──また一歩、無言の後退。抗いようの無い本能的恐怖を、覚えて、しまった】
【それを必死に否定しようとしても──本心では、怖くて仕方が無かった】
【呼吸が浅くなって身体が強張り、ふと気を抜けば奥歯がかちかちと震え出しそうになるぐらい】
【それでもじっと視線は逸らせないから、無理に笑顔を作ろうとすれば──引き攣った顔が余計に痛々しいだけ】

 【──いくら奇麗事を並べても。『普通の少女』なんて、所詮はそんなものだった】

【──が。それでも、例えそうだったとしても、】
【彼女は、無理に搾り出した唾液を一度ごくりと飲み込んで】


 ……──そうして、殺して、殺して、成り立つ、世界……?
 ──それ、で……きみの望む……カタチが……来る、の?


【──足元のジャマダハルを、縋るように拾い上げる】
【ぐ、と右手に力を込めて握るその柄。その僅かな温かみさえウソのような──目の前の、異形】

【──口ではどうとでも言っていても。彼女はしっかりとジャマダハルを構えていた】
【それだけではない。アートマンにも、絞りかすのような魔力が必死に渦を巻き始め──】
287 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 22:14:38.74 ID:92Xsziwo
>>278

ああ、やっぱりかクローン的な?

【見つめた癖に見つめられるのが嫌なのか少し視線をズラす】

うぇー……マジかオレがおかしいのかな?
あ゛ー?レミラのヤツがしゃべったのか、案外口の軽い……いや、別にいいけども

【作り笑いが少し恐かったりしたけど、軽く受け流し】
【なんだか知らない内に自分が知られるのは複雑な気分だった】

遅いってなんだよ、微妙な伏線を残すな気になるから

へー、んじゃソレの本来の所有者はどこいったんだ?
ってさっきから質問ばっかだなー、つーか立ってるのもなんだしベンチにでも座ろうぜ

【近くのベンチを親指で差して】
288 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 22:14:55.20 ID:MmHWmwko
>>284
【公園に到着すると、ベンチに仰向けに寝っ転がり(ハンドインポケット継続)】

ああマジでヤベえ血圧とかそういう問題じゃ無くヤベえニコチン寄こせ〜………
もう一日吸ってても無くならない煙草とか作れよあの眼鏡女………

【完全にローテンションで呻いた後】

……おい、其処の尾行ヤロー、ちょっとこっちこい
大丈夫、殺さないから、な?
289 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 22:15:55.93 ID:myU2o0I0
>>262(アリエル)

≪……グルァァッ!!≫

【迸った『穿光』。それを確認した途端、エンジは身を引き】
【当初の目的どおり、天井の床をぶち抜いて、運転室へ降りるだろう】
【――開いた、大きな『穴』。レーザーを回避できたなら、其処から嫌でも『見る』ことになる】
【『見える』……そして『見間違うはずがない』――『其処に……居る』……そこに『居る』のは――!】


……「敵」の生存、確認


同時に……『わたし』の姿を確認された……
『暗殺』任務は終了……今から……『殲滅』に……かかる……


【――向けられているのは、巨大な鋼色の銃口】
【それをゆっくりとおろせば――漆黒の瞳】
【真っ黒な……黒で統一された、真っ黒な戦闘服】
【だが、その左手首には……あの日、『彼』に優しく接してくれた『左手』の『手首』には】
【きらりと、簡素なベルト・ブレスレットが光っていて――】


――『幻想』の『理想』は……『夢想』を去る……


……『お前』はどうだ?……今から……『終わり』なんだけどね……


【――――≪四刃≫……≪虚闇の穿光≫――スバル=エルデピアス】

   【“かつての名”を――(天ヶ谷 昴)――】


/申し訳ない、遅くなりました
290 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 22:16:53.20 ID:HHAalS6o
>>282

【再び元の場所へ戻ろうと、ばさりと翼を羽ばたかせ】
【ゆっくりとではあるが、栗色の彼女の目の前に降り立とうとする】
【──そういえば、服を着ていない】
【先ほど。ビルから落下する前までは確かに来ていた灰色のワンピース】
【それが、今は肌を覆っていなかった】
【多分翼を生み出した際に破れてしまったのだろう】
【いまや少女は全裸なのだが──それを恥じる様子もなく】

……、、ぁん、ど?

【相手の言っている意味が分からない、と言いたげに】
【しぱしぱと目を瞬かせて小さく首を傾げるのであった】
【始めて彼女が発した言葉は、どこか拙いものであり──】

【しゃらんと】
【両手首の鎖が、小さく音を立てた】
291 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 22:17:41.33 ID:S5j5Gj.0
>>275>>276

(――――――――、あ)

【彼が、壁を何度も殴り付ける其の様子に―――我に帰った】
【頭が冷めて行く様な感覚が、彼女を襲って―――思わず、触れた手を引っ込める】

(アルギレッタ、さん)

【其の瞬間だけ、「女性」は「少女」へと戻った。狼狽した様子で、彼を見詰める】
【変わってしまった。―――あんなに、優しかった彼が】

【突如、罪悪感が沸いて来た―――彼が変わってしまったのは、自分の性だと】

【彼は、優しかったのに】

【――――――彼は、覚えて居てくれたのに】

……、……あ、……

【―――謝罪しようと、必死に思考しているが、言葉が出て来ない】
【彼女は、申し訳無いと思いながらも、―――「仲間」が出来た事が、嬉しかったのだ】

……、……あ、……ある、ぎ、……れ……

【そんな自分を、気持ち悪いと思って】
【やや過呼吸になりながらも、「ごめんなさい」と、小さく謝罪すると】

【瞳を、「橙」へと切り替えながら―――逃げる様に、其の場を去ろうとする】

/お帰りなさいませ!
292 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 22:17:59.63 ID:98Hys6SO
>>288
(………絶対面倒臭そうだ…下手して暴れだしたらもっと面倒臭いだろうしなぁ…………)
はぁ…電子タバコをオススメする………
【ため息と一緒に出てくる】
293 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 22:20:14.22 ID:ZOanM.SO
>>270

ああ、言われてみればそんな気もするな。盲点だったかも。
お前なら抱いて運ぶのも楽だし、そういう事なら、次はそうしようか――――。

前提からして違うからな。……役割とか、色々と。

【ふむふむ、と小さく鼻を鳴らして頷き、提示された案を呑む】
【――――次は、まあ。恐らく彼女達の中では、有るのだろう。多分】


ありがと……――――奇天烈と言うか、その。
取り敢えず、結構な近場なんだ。客足はそれほどじゃないけど、味は保証出来る――ほら、見えてきた。


【対して背中を僅かに曲げ、空いた手で軽くこめかみを押さえながら】
【視界に留まった店構えは、和洋を違和感無く折衷したような物。内装も然して変わらないだろうか】
【平たく言えば明治風。好い意味で落ち着いた雰囲気がある所だった】

【営業中の看板。朔夜は態勢はそのまま、空いた方の手を扉に遣る】
294 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 22:21:15.28 ID:MmHWmwko
>>292
あれ使い辛いんだよー街中で補給とか出来るのかよー
ライターはガスさえありゃ火が付くし煙草はカートンで買えばそれで済むんだよー

【出て来た相手に対して、手招きならぬ足招き】
295 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 22:22:19.45 ID:ijcHgJIo
>>280

(…あの構え…まて、あの構えは…)

【突然、左手を無意識のうちに腹へと持っていくのが見えたかも知れない】
【自信ありげだったドラの覇気が…わずかに薄れた】

【セオドアへの射撃を確認した瞬間エルヴァレッタが急接近してきたのをドラは感じ取り…】
【逆に自らの拳を当てるチャンス!何を放ってこようとここは踏ん張って押し切る!そう考えていたからこそ】

(えっ…!?なにさその…『回避』…!?)

【ステップで回避したから、彼は完全に意表をつかれた】
【そのまま放ってきた…二発のジャブがこちらへと向かってくる…避けられない!】

(バカな…!その『構え』…『フットワーク』の使い方…それに…『ジャブ』!?
ぼくは知ってる…!その『戦い方』…!忘れもしないその戦い方は…!)

【ずきり、ともうずっとまえに『塞がった腹部』にズキリと痛みを感じながら…】
『そして胸と顔に一発づつ放たれた『ジャブ』をガン!ガン!と音を立てて受けながら…彼は無意識で叫んでいた】

…その戦い方…『ボクシング』!?
296 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 22:22:51.17 ID:myU2o0I0
>>277

『ケはッ、ケハヒャヒャヒャハギギギギギギはははははははははッッ!?
 さ、最初からこうしてりゃあ良かったんだッ……ブザマだなァッ!!』

【がしゃ、と。最早覆い隠されぬ、機械の足音】
【『人体の90%以上』を機械化することで一命を取り留めたオルガネラ――それは壮絶だった】
【負傷している体のいたるところからも……『出血』が無いのだ】
【傷が抉れている箇所もあったが、其処に覗くのは矢張り鋼鉄の装甲】
【唯一肉眼でも『肉体である』と確認できる――残った左目をギラつかせて、彼は杖を構え】

『だがなァ……“キレ”ちまったこのオルガネラ様は――GooD 2 Go!
 ズイブンと御機嫌だぜ……貴様を『解体』してやるッ、そしてこの地平線にバラまいてやるッ!!』

【フォン、とオルガネラの周囲に――随分数が減った、「3枚」のトランプが浮遊する】
【カードの柄は今は確認できないが――ひょい、と杖の先端をミルに向け】

『――貴様にはッ!!もう「娯楽」なんか与えないッ!
 ケヒャヒャヒャヒャッ!!「甚振って」やるぜェェーーーーーーーッッ!!!』

【――ば、と。駆け出したのはミルの方向ではなく、自らの『右腕』】
【まずはそれを回収しようということなのだろう】
【ミルに対しては隙だらけだが、意味深に浮遊しているのが3枚のトランプだ――】
297 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 22:24:57.16 ID:hvwNQ7Eo
>>281

確か……三階、だったかな。
荷物は宅配便で部屋まで届けられてる……―――筈。

【眼前に聳える……とまで言うべき大きさか定かでないが、兎にも角にも存在する寮】
【軽く頭を上げて、表情の変化が乏しい顔で其の全貌を見―――心成しか、“ワクワク”している?】

ありがとう、夜も遅いし此処までで結構だよ―――そう言えば、キミ達の名前を聞いてなかったね。

私の名前は、華蔵院 フィスカ=c…その、仲良くしてくれると、嬉しい。

【若干、はにかんだような表情で最後の言葉を継ぎ足すと――― 一礼した】


【余談だが、この華蔵院≠ニいう名前――もしかすれば聞き覚えが有るかも知れない】
【もし二人の内どちらかが、「剣術愛好家」であったり、「実業界」に詳しかったり――数年前に魔術教会に居た、同姓の教師について知る立場に有れば、だが】
298 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 22:26:38.14 ID:j/KdcRs0
>>259
【声をかけられたセオドアは、ダメージが目立つドラの姿を一瞥し―】
「辛かったら代わるぜ?…ドラで合ってるよな?…まあ、よろしくな」
【アクトガンを左手に持ち替え、右の親指を立てながらドラに見えるように突き出す】

>>280
【アクトガンを右手に戻し、援護に移るつもりだったが…】

「ぐあっ…!」
【エルヴァレッタから放たれた黒い雷の光線を受けてしまう】
【装甲では防げない電撃を受け、膝をつく】

「…お返しだ」
【赤い液体の入った瓶を取り出す】
【ナパームジェルを混合した触発式の火炎瓶…割れればすぐに火が付く】
「まあ、避ければアツアツの品物をお届けするハメになるわけだな」
【そう言って、火炎瓶をエルヴァレッタに投げ付ける】

【ナパームジェルの高い親油性によって、一度人体に付着すれば水をかけても消化は困難だ】
【燃え尽きる(3レス程)のを待つか…界面活性剤を含む水か、ガソリン火災用の消火器でもあれば消化できるだろう】
【避ければ…荷物に火が付くだろう】
299 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 22:27:38.46 ID:98Hys6SO
>>294
少なくともタバコよりは健康的だ……
【ただ本人も喫煙者】
…そして正直な話どうでもいい……
【1Mぐらい離れた位置まで近付く】
300 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 22:28:51.42 ID:VsHsxqoo
>>293

何じゃ、奥歯に小豆が挟まったような言い方をするのぅ?
初心なお主のことじゃ、別にいかがわしい店というわけではあるまいに……ふぅむ。

【歯切れの悪い喋り方をする朔夜に、疑問げな表情を向けながら】
【しかし、問いただすよりも見たほうが早いと思ったのか、朔夜の言う店に視線をやり】

外観は――特に変なところもないのじゃ。
まあよいか、お主の態度についてもいずれ判ることじゃろうて

(……予想はつかんでもないがの。なるほどなるほど)

【此処迄の情報で何となく朔夜の事情に察しが付いてきたのか】
【織守は腕を抱く力を故意に強くし、密着を高めながら朔夜と並び入店しようとするだろう】

【尚、織守の表情は当然何かを楽しみにするようなそんなもの。】
【「どのような店か」見極めんと、目を光らせながら漆黒の髪を浅く風に靡かせた】
301 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 22:29:39.07 ID:MmHWmwko
>>299
どーでも良いなら帰れよー煙草切れてとことんやる気出ねえんだよー
それかジャケットの胸ポケットに煙草とライター入ってるから火ぃ付けてくれよー
頭が回らねえんだよーイライラするんだよー

【ゾンビの方が活発だというレベルで動かない】
302 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 22:29:51.27 ID:n6E.Ebgo
>>290

【降り立つ少女の姿を眺めて――】

……………………………
 …………………………
  ……………………?

【鏡映しのように首を傾げた】
【どこかおかしい、とてもおかしい】
【裸である事に気がついて、瞳孔がキュッと縮まった】

……ちょっ、服…!
何処で無くしたの!?

な、なな、なにか着ないと!

【立ち上がることも忘れて、キョロキョロ、わたわた】
【慌てて周囲を見渡す少女の方が挙動不審】
【アンドロイドとか、自分で言っておいて、どうでも良くなったらしい】
303 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 22:30:34.61 ID:78M4a76o
>>291

ゴォォァアアガアアァアアア!
【ガツン!ガツン!ガツン!】
【拳の鱗が割れ、血が噴き出し始めても、拳を振るうのをやめない】
【罅は、広がっていく】

【蓮華が去ろうとしても、全く気づかない】
【ひたすら、己の憎悪が命ずるまま、暴力を振るい続ける】
【瞳にあるのは、底なしの怒りのみ】
【罅は、広がっていく】

【何があろうと、彼は止まらない】
【暴力を止めるのもまた、暴力だからだ】
【きっと、彼は一晩中、壁を打ち続けるだろう】
【罅は、広がっていく】
304 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 22:30:58.16 ID:mYnIaIDO
>>285

【老人の言葉を、一言一句逃さず聞き取り】
【その全てを脳内で反芻し、顔を落として、息を切らしながらも答え――与えられた、正答の存在しない設問に対する、自身なりの解答を用意する】

……そうか……、安心したぜ、やっぱり…お前の治療は受けられないからな
いやぁ、よかったよかった……っ!

【壁を利用して瓶の蓋を回転させてを開け、上手に一粒を口へと落とす】
【本来、専用の注入器を用いて体内に送る液体状の筈だが…、どういう事なのか】

俺は人間だ……!
はははっ!馬鹿だなぁ俺!
もともとバケモンだったのが人間に成りたくて成ったんだ…、その時点で答えは一つしかねぇのにな!

【嬉しくて嬉しくて仕方がないように】
【例えそれが誤答でも、彼女にとってはそれが正解なのだ】

ああ、おもしれぇ……!

あんたの名前、聞いとこうか…
本名で名乗ってくれ、…それが嫌なら名乗るな、偽名を覚えとくほど俺の頭は余裕がねぇから

【薬にしては早すぎる上に流血も止まってはいないが、痛みが引いたのか、傷など無かったかのように立ち上がり、瓶の方だけを投げ捨てる】

【メスは持ったままだが、相手の方へ向けてはいない、切っ先は空を漂っている】
305 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 22:31:05.27 ID:myU2o0I0
>>286(カンナ)

「……コトバで惑わそうっていうのかい?いまさら?」

【極めて異形たる左腕を自らの眼前に持って行きながら、ワーズという名の魔獣は静かに紡ぐ】
【『バケモノ』というコトバが最も似合う容貌――しかしそれでも、紡がれる言は幼く少女のもの】
【その『矛盾』が、余計に『奇妙』を加速させる――】

【……黒色の『双角』を揺らして、一歩。ワーズが、カンナに踏み寄る】

「……もう、これしか僕には残ってないんだよ、カンナ
 邪魔者を……殺して、殺して、殺して殺して殺して殺して殺して――
 その先に……『本当に』……『理想郷(アルカディア)』が見えるか、なんて……
 今はもう……『無駄な問い』……なんだ……」

【――ばぎ、と。変異は続く】
【左手の『爪』が異形化する――まるで『剣』。鋭い五つの『短剣』――】
【たやすく肉を引き裂いてしまいそうな歪な『刃』……『威圧感』……『プレッシャー』】

「……『そこ』しか無ければ……『縋る』他……無い。
 そう、だろう……?」


「――安心しなよ
 『ハニー』には、……ちゃんと伝えてあげるさ」


【――ず、と。空気すら断つかのように、ゆっくりと左腕が動き――】



「君の『トモダチ』は……本当に『強かった』って――!!」


【――――オ゛】

【鋭く突き出される左腕の突き――世界を抉り取るかのような威圧感と共に、迫る凶手】
【狙いはカンナの胴体あたりか――まっすぐ突き出される。リーチもスデに、人間のそれではない】
【だが、幾ら破壊力があろうと狙いは今は単調――この攻撃に対する回避行動は、容易だ】
306 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 22:31:12.31 ID:1XGiFRIo
>>287

………その辺りは、私からは説明しませんが。

【つい、と視線を同じ様に逸らして呟く】

……まぁ、そういう事にしておいても良いかも知れません。
……が、本人の名誉の為に補足しておくと、別にぺちゃくちゃと喋った訳ではないです。

【笑顔を消して、再び無表情に】
【そして、とことことエルフェスの元へと歩み寄りながら】

……文字通りです。もうすぐ来ますから。

…………何処へ、行ったんでしょうね?
……私は其れを知るために、ここに来たんですが……。

【思案するように、少し顔を俯かせるも】
【少年の提案に足を止め、指されたベンチへと視線を向ける】
【少年が其方へと移動すれば、ついて行くだろう】
307 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 22:35:02.36 ID:BoriSYDO
>>289

く………ぅ―――ッ

【咄嗟に身体を投げ出した為にうまく受け身が取れず、叩き付けられた衝撃に僅かに顔を歪める】

【が―――獣が砕いた天井に向けた己の視線の先。そこに居る人物を、彼の黒い瞳は確かに映した。見て、しまった――――】

【―――身体の痛みなど、一瞬で吹き飛んだ】
【自分を捉える、無機質で無慈悲な銃口―――殺気。冷や汗が流れる】

【それは恐怖によるものか―――?否、否否否、恐怖も緊張も、大きく塗り潰すのは、言い知れぬ"衝撃"―――】

【『お前』、『敵』―――?】

【瞬きすらも忘れて、瞳は"彼女"の姿を映し続ける―――】

【容姿は同じでも、自分の記憶とは全く"違う"、一見するだけで理解する―――】


……―――昴お姉ちゃん?

【――――ふらりと立ち上がりながら、呟いた】

【会いたかった―――】

【なのに―――何だろう?】


【一体全体、締め付けられるようなこの感じは、何だ?】
308 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 22:35:39.32 ID:98Hys6SO
>>301
やる気無いならその方が助かる…………
カルシウムを取れカルシウムを。
【呆れたように】
なんでこんな事に……害は無さそうだが………
309 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 22:36:15.76 ID:PInhjG6o
>>296
へー………

【聞く耳持たず、と言った様子だ】
【触手の先がオルガネラの方へ向く】

バーン

【触手の先から銃弾のような何かが大量に飛んでいき弾幕を形成する】
【ただし威力はほぼない、せいぜい幼い子供がじゃれ合う時程度だ】
【何の目的だろうか―――】
310 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 22:36:54.37 ID:HHAalS6o
>>302

【びゅわ、と】
【再度吹く風を感じて、ふわりとその場に浮き上がってしまう少女】
【身体が軽いせいもあるのだが、未だに生えている翼のせいもあるのだろう】
【その事に気づいたのか、ぱさぱさと数度羽で空気を叩いて再びビルの縁に立つ】
【そして次の瞬間】
【翼が、うぞりと。まるで溶けるかのように形を崩していき】
【最終的には少女の背に「翼だったもの」は飲み込まれていった】

……、、ふ、く。。?

【慌てたような相手を、少女は首を傾げて見ていたが】
【知っている単語──「ふく」を聞くと嬉しそうににぱりと笑い】
【リュックをがさごそとあさり、一枚の布を取り出した】

……、ぅ!

【その表情。まるで「褒めて褒めて」と言っているかのようで】
【少女の手に握られている布は、白のワンピースであることが分かるかも知れない】
311 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 22:37:45.91 ID:92Xsziwo
>>306

ま、そこまで仲が良いわけでもねーしな
全部教えてくれるとも思っちゃいないし

【なんだか弄れたような事を呟きながら歩いていって】

んしょっと……
じゃあメールか何かか、そういや携帯買ってねーや

【まあ買った所で……というのもあるが】
【ゆっくりベンチに腰を下ろす】

え、何が来るんだオイ何を呼んだんだオイ

その口調から察するに疾走、いや失踪でもしたのか
姉妹がいると大変だなー

【皮肉交じりに笑ったか笑わないかわからないが】
【頭の後ろで手を組んでベンチに深く腰を掛けてぼうっと空を見上げる】
312 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 22:39:24.56 ID:U4y7ek2o
【路地裏】

ヒャヒャッ、んめェッ……美味ェ…

【ラフな恰好にボサボサの黒髪、ひょろ長い長身】
【そんな容姿をした男が道のど真ん中に座り込んで女性の死体を貪るように食べていた】

んァ〜、飯が美味ェってのは…やっぱ、幸せだなァ、ヒャヒャッ

【そんなことを独りで寂しく呟きながら男は貪り続ける】
313 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 22:39:42.12 ID:MmHWmwko
>>308
知らねえよもうどうするかさっさと決めろよー
カルシウムなんて毎朝タブレットで散々取らされてんだよー

………あー、マジで血が昇らなくなってきた。ニコチン切れパネェ

【ベンチの上で寝返りしようとする】
【が、落ちそうなのでやめた】
314 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 22:41:49.44 ID:2GuD.gAO
>>283
……私は死なないわ。
まだ、復讐を果たしていないもの。
“目的を失わせた”、そのことに対しての復讐をね。

【負傷している左腕を無理に動かし、両腕を胸の前で交差させる】
【腕の交差点から溢れ出すサラの魔力。人外たる厖大かつ濃密なそれは、空気中へと散っては融けてゆく】

【そして伸びる剣先が、左右両側から彼女の身体を刺し貫いた瞬間――】
【切り裂き抉られることも意に介さず、数度のステップを以て偽者への接近を試み】

デイドリィム、その剣に気をつけて――!


Elf−Strok
  “エルフの一突き”


【クロスしていた両腕を一息に薙ぐと、交差していた点から放たれる……魔力を孕んだ“狂風”】
【それは視認可能な程に大気を歪ませ、ある一点を中心に細長く渦巻いていた】
【――ともすれば、一本の「槍」のようにも見えるかもしれない】
【直線軌道で相手の頭部を狙って迫る槍。最初は気体だったのが、接近するにつれ次第に固体と化してゆく】
【命中する頃には、鋭すぎる程度に貫通性能に富んだ凶器と成っていることだろう】
【しかしながら、槍の速度は相手が伸ばしてきた剣と然程代わりない……恐らく対処は可能である】

【その頃、やじろべえ】

「そ、なの?……」

【秋畠の言葉に、苦々しげに唇を噛むサラもどき。怒っているのだろうか?】
【何も言わないまま無言で、晒された腹部の傷を見ると】

「え。死、ぬ?死に、そう?……死ぬ、ダメっ。
 ……治す。死ぬと、デイドリィム、悲しい、の!」

【再びちかりと白く明滅。腹部の傷に辿り着くべく、秋畠の服をよじ登ろうとする】
【同じ頃、サラの髪飾りがほぼ同じタイミングで白く明滅したのだが――きっと、それはまた別のお話】

/すみません、次、遅れるかもしれません
315 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 22:41:54.68 ID:myU2o0I0
>>295(ドラ)>>298(セオドア)

ひゅゥッ――――!!

【攻撃のHIT――!それを確認したなら、エルヴァレッタは】
【もう今までのように、豪快に笑ったり、相手の攻撃に『賞賛』を送ったりしない】
【ただ短く息を吸い込み――くん、と小さく右足を引いて、右半身を捻り】

シッ――!!!

【繰り出されるのは、まるで『死神の鎌』のように鋭い――右拳の『アッパー・カット』!】
【豪快な動きではない――極限まで無駄をそぎ落とされた、『武士』の刀撃のように洗練された一発】
【これをドラのアゴ付近目掛けて放ちつつ、タン、とフットワークを駆使して後退し】

【そして、セオドアの放った火炎瓶を目視する――!】
【ゆれている赤い液体。科学に詳しくなくても理解できる。あの液体は『危険』――!】
【咄嗟に選択するのは『回避』。『スウェーイング』という回避技術を用いて、瓶を回避する――】

【――――パリン、という高い音と共に】


……ッ!
……カカカカ……『炎』か!なるほどなァ、見事な『戦術』!

【ごぅ、と。天井の穴から落下した火炎瓶が、車内を焼き払っていく】
【ごうごうと燃え盛る炎――まだ天井までは到っていないが、やがて炎に包まれるだろう】

そして……『動き出した』……ようじゃな……

【同時に――がたん。と。停止していた列車が、かすかに動き出す】
【こうなれば、少しの間に――車上は、高速の戦場と化すだろう――さらに『炎!』】
【一気に緊迫が増す戦いとなる……『エルヴァレッタ・ウェリルドーシェ……!』】


……ほう?知っとるか?
普通はテレビや何やらで見るだけ……実際に「目の当たり」にすると、わからんモンじゃがのォ……

【更にドラの叫びに、エルヴァレッタは肯定を返す】
【しかも、この『ボクサー・スタイル』……『素人が真似をした』程度の動きではない】
【紛れも無い……『プロの拳』だ――】
316 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 22:42:58.75 ID:Aap/GjAo
>>304

実に残念だ

【変わらない調子で吐き出される言葉】
【肩を落としたように見えた気がするが、瞬きの後そこには分子一個とて動かさぬ彫像の姿】

人に成りたいだと? 理解できぬ お前はまったく理解できぬ

だがまだお前を諦めてはいない 種族全体としては、人は勝手に動かしておいても絶望への道を選ぶ

【動くことを忘れたかのようだった老人の身体が、悠然と背を向ける】
【重苦しい空気と威厳をまとって、相手が刃物を持っているにも関わらずそこから眼をそらす】
【医師の端くれとして、メスは癒しをもたらすものとでも思っているのだろうか?】

ネフシュタン!
本名ではないが偽名でもない 紛れも無く私に、私だけに与えられた忌わしき名

お前の名前も覚えてやろう 名乗れ
317 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 22:43:18.05 ID:S5j5Gj.0
>>303

―――――――――ッ!

【息を切らしながら、彼女は、其の場から逃げた】
【自分の手で壊した彼から―――変わってしまった彼から、逃げた】

【彼女は――赦されてはいけない事を、してしまった】
【最低な、最悪な人間へと、堕ちてしまった】

/お、お疲れ様でした!
/…なんかもう、ごめんなさい…orz
318 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 22:44:14.92 ID:NzPV0lk0
>>297

『ふふふ…一人暮らしに逸るその気持ち、判らないでも無いのですよ、お嬢様。』
『ワタクシも故郷(サト)を離れ、魔術協会に初めて至った日には―――いや、今日は何も言わない方が、面白いです』

【人を皮肉り、茶化し、そして攫う―――“天狗”の本性を持つ彼女は、何故か今日はあまり強い攻勢に出ない】
【“今後も縁は在る”とか、“ブブゼラ背負った馬鹿がいる”とか、“微妙な親近感”とか…一つ言えるのは、理由を単に絞るのは、愚か】

『華蔵院お嬢様、ですか。ワタクシの名前は“霧之藤 雨彦”…で、御座います。』
「おう、宜しくなフィスカ! あたしは“無道 武美”…どーにも男っぽく想われるけど、乙女なんだよねっ」

【はにかんだフィスカに、此れまでより悪戯っぽい笑みを浮かべる雨彦、にしし、と姉御っぽく嗤う武美、反応はそれぞれ】
【礼に対して、勢い良く風を切って腰を曲げ、揺れ動く黒髪。ゆったり、視線を地面に向け、“相手より僅かに短く”その状態を保つ銀の頭】

「で、フィスカは3階、か。あたしは4階…丁度、一つ下だなっ。」
「繰り返す形に成るけど、宜しくお願いするぞ!」
『(「華蔵院」、確かに記憶して居りますが……親族、其れは間違いないとして…ん?)』

【特に疑問は持たない、剣術が使えるなら、喇叭なんぞで人を殴打する真似は、端っからしないのだ】
【危なげも違和感も無い、エネルギッシュな言葉が、右手のサムズアップに乗って飛んでいく】

【一方―――“思い出”を大事にする天狗は、“何か”に気付いてはいたが…調べるには、些か此処は不十分】
【ついでに言えば、折角の“新しい弄り対象”と行き成り険悪になるのも、無道を暴れさせるのも今日は憚られた】
【そこで、僅かに唇を吊り上げるばかりで、話題としては無視を決め込む】
319 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 22:44:31.43 ID:5WQAjRUo
>>305

【ワーズの声、容貌とのアンバランスさが際立つその声によって紡がれる言葉を、】
【カンナは一つの言葉を挟む事も無く──いや、挟む事が出来ず、ただ聞いていた】
【踏み出された一歩に呼応するように、又も無意識のうちに彼女は一歩後退してしまう】

(……なんで、こんな……──)

【──「例えどんな姿をしていても、あなたはあなただから受け入れる」】
【そんな事が言えたなら。慈悲に満ち溢れた聖母のようなヒロインを演じられたなら──】
【しかし、現実は。黒野カンナは、『普通の少女』でしかなかった。『ワーズが怖い』と言う事実──】

【──が、その恐怖故に】
【──或いはそれを皮肉と言うべきか否か──身体は本能的に動くきっかけを作り出した】

【ガインッ──!と、響く金属の衝突音】
【カンナは右手に握ったそのジャマダハルで、繰り出された突きを右から左へ打ち払うように防ぐ】
【──が、遅れてきて脳内へと響いてきたワーズの言葉が、彼女には何処か引っかかった】

 ──……ハニーちゃんに、『伝える』……?
 ……なんで、ワーズが……ハニー、ちゃん、に──

【──じわり。滲み出てくる真っ黒な予感】
【それを振り払うかのように、彼女のすぐ前方にて構えたアートマンがすぐさま返しの攻撃を放つ】

「────ッ!」

【──フォンッ】
【アートマンは右手に『金槌』を一つ生成】
【カンナ本体と共にバックステップを一つ取りながら、右手を振り下ろし】
【その『金槌』をワーズの頭部目掛け、縦に回転させながら投擲する】

【もし当たれば内部へと響くようなダメージになりえるかもしれないが──予備動作は大きく、軌道も真っ直ぐ単調だ】
320 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 22:48:03.63 ID:myU2o0I0
>>307(アリエル)

……エンジ。列車を動かせ……
スデに、この列車の『運転士』は、この私が『始末』した

【臙脂色の獣に対して、黒い影は、静かに命令を告げる】
【そして――よぅく目を凝らせば、見えるだろうか】
【彼女の『足元』――まるで『ゴミクズ』のように転がっている、『男性』の姿】

【……――『胸』を……完全に“撃ち抜かれ”……『即死』の域に到っていた】

……私は……「もうひとり」……『ケリ』をつけてくる

【――ふわり、と。渦巻く『風』を感じるか】
【彼女の『足元』に――『空色の、魔力』】
【ゆっくりと、ゆっくりと浮き上がって――アリエルと同じ場所に】
【列車上に、降り立つ――】


……『恐怖』で頭がイカれたか?お前


何故『私』の名前を知っているかは……置いといて……


「避け」ないと……すぐに、『死ぬ』よ?


【――かしゃ、と。向けられた、『銃口――――ッ!!』】


【――――即座にアリエルが『しゃがむ』などの行動を取らなければ、再びその場に閃光が迸るだろう】
【一切の――躊躇無くッ――!】
321 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 22:49:15.69 ID:n6E.Ebgo
>>310

(……変身能力…?)
(それにしては、生体部品らしくないような――)

【いつもより少しだけ長い髪が風に弄ばれて、顔に掛かる】
【わぷ、と小さく呟いて、思考が止まった】
【首を短く振る事で、髪を払いのけて】

………そう、それ!
良かった、予備があったんだね

【少女の表情を、微笑ましそうに見つめて】

…それもちょっと夏っぽいけど、ともかく有るなら、着ないとね?

【一年中同じ格好の癖に余計な事を言って、着用を促した】
【自分の服を貸すような事態にならず、良かったと、内心ホッとしているようだ】
322 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 22:49:55.22 ID:78M4a76o
>>317

【バキン】
【何度目かの拳が、壁を砕く】
【しかし、彼は止まらない】
【すでに拳は、血で真赤だった】

ガアァアアァアァアィィギィィァアアァアアアア!
【今一度、彼は咆哮した】
【満月に向かって吼える、狼男のように】

【罅は、広がっていく】
【灰色の壁にも、彼の心にも】

/お疲れ様でしたー!
/憎悪堕ちKAKU☆TEI!
323 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 22:50:51.33 ID:lTLcoOso
【路地裏】

………………………………。

【長い銀髪を赤いリボンでツインテールに束ねた、赤い首輪を付けた少女】
【頭には、外装が白で内側がピンクな猫耳カチューシャ】
【全身には、ふりふりフリルな白を基調としたメイド服を纏い】
【大口径拳銃を腰のホルスターに提げ、黒い表紙の分厚い本を持ち歩いている。】

【路地裏の暗さで見えにくいかもしれないが──少女の後ろには、一人の男の死体がある】
324 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 22:53:49.78 ID:ZOanM.SO
>>300

アレって地味に気になるよな。玉蜀黍と良い勝負して――
……だ、誰が初心だ、誰が!まあ、如何わしい訳では無いけど。

【話題を逸らし、所謂あるあるな話に持ち込もうとするも、性格故に敢え無く失敗】
【だがまあ、小豆の皮は確かに気になる。すっごく】

(…………頼むから余計な事しないでくれ黒いの、300円あげるから。割とマジに)

「いらっしゃいませーっ!あれ、識槻ちゃ」

【ドアベルが耳に心地よい音色を奏で、扉が開き。愛想のよさげなウェイターの声を聞き流しつつ、入店――――】
【何やら続けて呟かれた言葉は、とすっ、という微かな音に掻き消された】
【――何か投げたぞ、こいつ^q^】


【店内には、呆れる程に客が居ない。シックな内装に落ち着いた雰囲気は、或る意味で人を選びそうでは有るが】
【今の所、異常は見られないだろう】
【人懐っこい笑みを浮かべた、黒尽くめのウェイターの言葉】
【――それと、店の奥に向けて煌めいた、銀色のナニカを除けば、だが】
325 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 22:54:48.78 ID:myU2o0I0
>>309(ミル)

『ケヒャッ――!!』

【ミルより一手早く、メタル・オルガネラは自らの『右手』にたどり着き】
【それを瓦礫から引き抜いて右肩に『接続!』しかし「回路」がつながるまで時間を要する】
【左手にステッキを構え、弾幕と向き直ったオルガネラは――】

『HeeeeeeeeeeeeeeeeeeLLLLLL・Yeaaaaaaaaaaaaaaaaaahhh!!!!
 無駄だ無駄だそんなモノはァァァァァァーーーーーーーーーーーーーーッ!!これから貴様は間もなくッ!『終わる』しか無ェェェェッッッ!!!!』

【がばぁ、と。足で思い切り、散乱している瓦礫を蹴り上げ】
【それで簡易的な『シールド』を形成――弾幕の大部分を防ぎ】
【防ぎきれなかった部分がその身体に直撃するが――ダメージがそれなら、この鋼のカラダには無意味も等しく】
【右腕の『回路』がつながったオルガネラは、両手を大きく広げてニヤリとミルをにらみつけ――】

『≪絶望≫のフルコーーーーーーーーーーーーーーースだッッ!!!
 たァァァァァァァァァァァァァッッッぷりとッ!!!吐き散らすまで≪馳走≫してやるぜェェーーーーーーーッッ!!!』

【その「宣言」と共に――がたん、と震動を感じるだろう】
【どうやら――『列車』が、動き始めたようだ】
326 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 22:55:06.41 ID:HHAalS6o
>>321

……、ぇへー

【嬉しそうな相手の表情を見て、自分が持っているものが「正しい」ものであると判断したのだろう】
【少女もまた嬉しそうに笑ってから、着用を促されているのが分かったのか】
【リュックとコートを足元に置いてから、ぎこちなくではあるがそのワンピースを着ようと──】

……ぅ?

【──着ようと……。この少女、下着をつけていない】
【しかも。その上。更に悪い事に】

──ぅ!

【しっかりと服を着て、微笑む少女】
【だがその「白いワンピース」──】
【完全に夏〜秋物だったのだろう】
【本来ならばTシャツなどの上に重ねて着なくてはいけない、布地の薄いタイプだ】
【つまり】
【何が、とは言わないが。透けている】
327 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 22:55:50.45 ID:1XGiFRIo
>>311

……そうですね、お友達のレミラか、おねえちゃんにでも聞いてみては?

【「話してくれるかは知りませんが」と、付け加えて】
【相手がベンチへと向かったので、付き従うように歩いていく】

……まぁ、そんな感じです。
……独自のネットワークがある、とだけ言っておきましょう。

【其れだけ伝えて、同じ様にベンチへと腰を下ろす】
【座る位置は少し離れた所。無闇に密着するような事は無いらしい】

……姉妹です。ほら、直ぐ其処に―――

「―――――――――!」

【何処か遠くから、何か音が聞こえてくる】
【公園にまで届く其れは、誰かの叫び声のような何かで】
328 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 22:56:57.98 ID:j/KdcRs0
>>315
「動き出したか…」
【避けられたことには何の関心も持たず、列車が動き出したことに焦る】

「(強制リムーブは敗北扱いでペナルティが付く…面倒だが最後まで付き合ってやるか)」
【無線通信を作動させる】
「…士、試作品についてだが」
【コンピュータから聞こえるセオドアの声にソファから身を起こし―】
"ベルセルク"ですね?体の何処にでも刺さりますよ。後はずぶずぶって沈みこんで、そのまま使用可能になります
ベルセルクはすぐに発動しますよ。身体能力の向上、反射神経の鋭敏化、痛覚の鈍化…だったかな?
あ、精神汚染には気をつけてくださいね?

【士の声を聞きながらアクトガンをガンモードに変えて構え】
「精神汚染だと?」
そのままだとGMさんに却下されるかもしれなかったので…追加したんです
「もういい…お前は阿呆だと言う事がよーく分かった…こいつは使わん」
ちょ、ちょっと待ってくださいよ!データが取れないじゃないですか!
「知るかっ!」
【そう言いながらエルヴァレッタの足を狙い、一発、二発と光弾を放つ】
329 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 22:58:59.86 ID:U4y7ek2o
>>323

んァ〜…ヒャヒャッ、いやァ美味かった…
今回のは、珍しく結構上玉だったなァ、げふっ

【ラフな恰好にボサボサの黒髪、ひょろ長い長身】
【そんな容姿をした男が少女の方へ歩いてくる】

【男は先程まで何か食べていたのか腹をさすりながら何やら呟いていて】

………んォ?

【少女が目に入れば舐る様な視線で相手を見て】
【次にうっすらと眼を細めて死体のある暗がりの方へ視線を向けた】
330 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 22:59:29.00 ID:hvwNQ7Eo
>>318

霧之藤さんに、無道さん……うん、此方こそ宜しくお願いする。

【口内で呟くように其の名を復唱すると、武美の言葉に大きく頷く】
【何となく、落ち着いている♀エじのする少女であるが―――存外、素直なのかも知れない】

【もし、其処まで覚えていれば―――教師≠ヘ男、少なくともフィスカから10歳は離れていないと判るだろう】
【後々彼女が調べた≠ネらば、もう少し詳しい事が判明するかも知れない】

【――――早い話が、〆のレスで調べる描写でもして頂ければ其れに応じた情報を書きます】


【気が抜けたのか、うん―――、と大きく伸びをする……余談だが豊満な胸が強調される結果に】
【兎にも角にも、彼女達二人に向き直ると、少しだけ顔に笑いを浮かべて】


じゃあ、私はこの辺りで……―――二人とも、お休みなさい。


【小さく手を振ると、反転し――静止しなかったなら、自分の部屋に帰って行くだろう】
331 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 22:59:42.85 ID:MqomNwSO
>>314
『くっ……』

【伸ばしていた剣を高速で縮め、素早く眼前でクロスさせて放たれた槍を防ごうとするが】
【それは叶わない。当然ながら剣をクロスするのが間に合わず】
【咄嗟に首を左に傾けた事で直撃は避けたが、槍は右耳をえぐり取る】

『〜っ……!!』

【偽物は両手のビームの剣を捨て、一歩後退】
【えぐれた右耳から擬似血液を垂らしつつ、両手をサラとデイドリィムに向ける……何かの予備動作であろう】
【偽物が突き出した両手に、不吉な魔翌力が集まり始める…………】

『ひぃっ!!ウーパールーパーどもが来たですから!!!!』

【デイドリィムが悲鳴を上げたときに、気付けるであろう】
【先程まで静観していたウーパールーパー達が、じりじりとデイドリィムに接近している】
【デイドリィムはそれを体中の包帯で蹴散らしているが……そのせいか、偽物には注意が及んでいないようだ】
【さらに、サラに対しても一匹の黒いウーパールーパーが接近して来ているのが見えるだろう】

【一方】

……落ち着け、チビ。そんな早くは死なねえ……後一、二時間は持つかなァ〜…………それに、今大事なのはデイドリィムでもサラでも俺でもねぇ…………「あいつ」だ。

【「あいつ」とは、後ろで倒れている人物であろう……その人物がなぜ、どう重要なのかは不明瞭だが…………】
【登って来る弥次郎兵衛は、阻む事も無い。拒む事も無い。興味も無い】

/把握です
332 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 23:00:29.88 ID:MqomNwSO
>>331
/訂正
/デイドリィムのセリフの『』は「」です。度々申し訳ありません
333 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 23:02:09.24 ID:ijcHgJIo
>>315

…ッ!あぶな…!

【すんでのところでアッパーカットを見切り…しかし顎ではなく仮面の表面をかするようにヒット】
【これがまた別の要因で大きい痛みを生みだした…するどい勢いで放たれたアッパーで仮面がもちあげられ…鼻と接触】
【猛烈な痛みと同時に…何か鼻から垂れ始めたような感触を覚えた】

【ゆらり、とわずかに動く時の揺れで脚を取られそうになりながら…しかしダン!踏み直して彼は足腰の落ち着ける場所を確保する】
【しかし…腹のズキリと来る『痛み』とかすかな『震え』は…まだ止まってない事を彼は気がついていた】

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

(…そりゃあ…わかるッ!ぼくは戦った事があるんだ…こういう戦い方をする『悪魔』みたいな奴と!
こいつの一連の動きをみりゃあわかる、こいつは見よう見まねの動きを思い出しながらやってボクシングしてるんじゃあない…
こいつは『ボクサー』なんだ!『ボクサー』と名乗って生きている人間であり…『ボクサー』だから当たり前のようにボクシングを使ってくるんだ…)

【ごくり、と息を飲みながら回想する…2年前の旅の終盤…彼は一度死にかけていた、いや、死から蘇っているのかもしれないと思っている】

(…『ボクシング』…そりゃあ怖いさッ!かつて『ボクシング』はぼくの腹をブチ抜き…!毒の谷底へと突き飛ばした戦闘スタイルなのだから…!
しかもパワーはあれよりも上…!文句なしのへヴィウェイト…ここから突き落とされることだってあり得る…!)

【だが…前に進まなくては…なにもしないまま死ぬのだ!それを悟ったドラは怯むのをやめて前に出る!】
【スピンをかけて回し蹴りの要領で…エルヴァレッタから見て左に回転をかけて叩きこみに行く!】

乱渦波紋疾走(トルネーディオーバードライブ)ッ!!

【相手は拳の使い手!蹴りには若干免疫は低いと信じて…放つ!】
334 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 23:03:03.90 ID:VsHsxqoo
>>324

――――……よいのか?何やら知人のようじゃが。

【いきなりの展開に数秒言葉を失っていたが】
【静寂を打ち破るように、ポツリと短く訊く。飛ばしたものや何やらには、今は触れないことにしたらしい】

……まあ、よいか。
店員の者が死んでしまったのでは、何処の席に着いてよいかも判らんが
この様子ならば何処でも然程変わらんじゃろう――

【朔夜の腕を軽く引きつつも】

――わらわは早く座りたいのじゃ。
奥の席にでも進めばいいかのぅ?入口前と窓際はあまり好ましくないのでな

【さっさとテクテクと歩いて行こうとする】
【疲れているのは事実のようで、言葉通り早く座っておきたいのだろう】
335 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 23:04:40.63 ID:myU2o0I0
>>319(カンナ)

【ぎょる、と。真っ黒に染まった眼球が――(捉えているのか――?何処を見ている?真っ黒ゆえに解らない――)動いて】
【ジャマダハルに左腕の突きを打ち払われ――チッ、と小さく舌打ちを溢し】
【だが、今打ち払った感触――『それ』は『生身の腕』ではないのか――?】
【まるで『鎚』とぶつけあったような『衝撃!』その『甲殻』……最早、文字通りの『兇器』ッ】

「――――甘いッ!!」

【此方もバックステップを挟み、その動作のまま左腕を引き戻して】
【頭部めがけて投擲された『金槌』を――その異形の『左腕』で『掴み取らん』とする】
【もし、その『金槌』に何らかの能力効果が無く、単なる『金槌』と同じ『性質』を持っているなら】
【掴み取られた『金槌』は――その左手の尋常ではない『握力』で『柄』の部分をへし折られ、床を転がるだろう】
【流石に金属部分を砕くほどの握力は無いようだが、もしあの手に『腕』を『掴まれでもしたら』――】

「……『狙い』は……『殺す』ベクトルに……変わった、ね
 “それでいい”んだよ……僕は≪鬼≫だ。……君たち人間からすれば……『狩るべきもの』……ならば……!」

【再びの『間』を置きながら――ワーズは静かに言葉を紡ぐ】
【その『疑念』に対して――】

「……言った、だろう?……ハニーは……僕を、受け入れて……くれたんだ
 結局……『人間』には、分からない『領域』だってこと、かな……
 …………もっと『明確な事実』を、お望みかい?」

【――断言はしない。だが、言葉の端々から「読み取れるもの」】
【――――そして、ごとん、と。カンナの背後で、震動】

「……『列車』が……『動く』――」

【そう、停止していた列車が動き出した――ゆっくりと】
【今なら問題なく飛び移れるスピード――ワーズよりもカンナの方が列車に近い】
【「列車に乗り、この列車を動かしているであろう相手を止めるか?」】
【「駅に残り、このワーズワイスを相手するか?」】

【――恐らく、列車に乗ってもワーズは追ってくるであろうが――「一時」のインターバル、『決断の時』だ】
336 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 23:05:23.11 ID:92Xsziwo
>>327

今になって別に友達ってワケでもないような気がしてきた
その辺はいいよ面倒臭いし、そこまで深く関わるのもな……

【それは少しの気怠さと倦怠感の混じったような声色で】

独自のネットワーク?むう何だかわからんが凄いっぽいな

【ちょっと開いた距離をクスリと笑う】
【悪くもなく良くもないそんな距離がどこか心地良かったり】

……流れ的にはそうなるだろうとは思っていた
むしろ少しもそう思わなかったなんて間違っても言えない

【手を組んだのを解いて、太ももの上に肘を付き掌に顎を付く】

公共の福祉に反してると思うんだあの騒音装置は……
なんだかもう既に五月蝿いぞアレ

【横目で見ればゲンナリとしたエルフェスの表情が伺えるだろう】
337 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 23:05:41.34 ID:PInhjG6o
>>325
へぇ…まあ本気の僕相手に決着がつくなんて思わないほうがいいよ
僕の戦い方を見ないと分からないだろうけどね

【勝てると思わない方がいい、ではなく決着がつくと思わない方がいい】
【この言い方から少しはミルの戦い方が分かるかもしれない】
【まだ動かない、来るのを待っているようだ】
338 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 23:06:26.91 ID:mYnIaIDO
>>316

面白いよな……、全く、全部が全部真逆なんだよ俺達

…70年ちょいと生きたバケモンだから言えるけどさ……辛いぜ、バケモンは?
【そこで初めて相手の目を捉える】
【女の目は人間のそれだが、赤い瞳の中に何重にも螺旋めいた模様が掛かっている。これが、化物の目か】

名前を尋ねるなら自分から…、なんてな人間が造り出したアホみてぇな言葉が出なくて安心したぜぇ

【未だに態度は余裕そうだが、見た目は先程とは比べ物にならない程に弱々しく、フラついている】

【メスを持ったまま左腕の布を解いて、その下、更に曲がれた包帯も解き慣れた手付きで腹に巻いていく】
【それは腹部を確認しつつ行ったため、視線は老人から反らされる事になる】

ネフシュ、たん…可愛い名前じゃないか、本名じゃないらしいが覚えといてやるよネフシュ
【と、冗談を言ってみせて】

俺はエルバ・エルロン、ちょー究極神様だ、覚えとけ、頭に刻みつけろ
【ある程度包帯を巻いた所で、メスを使い包帯を切って仕舞う。荒いが止血は完了したらしい】
339 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 23:06:35.54 ID:BoriSYDO
>>320

(………―――!!)

【絶句―――彼女の足元、まるでマネキンのように転がる不運で哀れな亡骸】
【『始末した』―――?殺したというのか?彼女が?】

【嘘だ、嘘だ、嘘だ―――!!】

【湛えられている漆黒には、見覚えが無い。本当に、本当に、アレは彼女なのか―――?】

【最早獣の方の存在は思考から完全に外れていた。それどころか、マトモに頭を働かせることすらままならない。"混乱"――"困惑"―――ぐるぐるぐるぐる、頭の整理が追い付かない】


【―――――"スバル=エルデピアス"】 


【嗚呼―――"本当"だったのか】


【自分と同じ場所へと足を揃えた彼女を、どうすることもなく、呆然と眺めて―――】  


昴…お姉ちゃん……?僕だよ……『アリエル』だよ………?ね、ねえ……昴おね――――ッ!!!

【震える言葉は、向けられた銃口により中断される―――】
【"殺意"の塊が放たれる直前、反射的に身を屈めてそれを避けようと試みる】

【さっきと同じ、頭で命令するよりも身体が先に動いただけ。未だ混乱の渦中からは抜け出せていない】
【―――戦闘態勢に入り切れていない】
【レーザーを避けたとしても、彼には十分な隙が生まれてしまうだろう】
340 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 23:07:09.37 ID:n6E.Ebgo
>>326

……………ぅぅ

【ある意味、もっと危なくなってしまった少女の姿を見て】
【やりきれなさそうに呻いた】

【気を取り直して、元気良く立ち上がり】

……な、何か他にもお洋服、持ってないかな?
それ一枚だけだと……、風邪引いちゃうよ?

【リュックの方を見つつ、尋ねてみる】
341 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 23:07:35.42 ID:98Hys6SO
>>313
持ってるなら自分でやれ、無いなら諦めろ。
【とか言いながら自分でタバコを吸い始める、嫌がらせか】
タチ悪いな………
/遅れてすいません
342 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 23:07:45.57 ID:lTLcoOso
>>329

…………………。

【無言で、男の姿を見据えると】
【殺気や敵意といったものを、相手へと向け】

───《 Luminous Vista 》

【少女の背後の空間が、捻れ歪んだ】
343 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 23:11:35.18 ID:NzPV0lk0
>>330

「…お、おう。あたしはちょいと本部に用事が有るから、多分泊まり掛けだ」
『其れを言えばワタクシも、なのですが…嗚呼、忌々しい』

「おやすみ、フィスカ。良い感じにやってこーぜっ!」
『お休みなさい、そして馬鹿な無道にはお気を付け下さいね…?』

【武美は、婚約者や“協会”外の友人に巨乳が増えたおかげで、耐性は出来た…が、其れでも気持ち良いモノでは無いらしい】
【寮の駐輪場―――彼女の“真っ赤な愛車”に向かう途中で、そっと自分の胸を撫で、溜息を吐いたとか】

【一方、最後まで武美への憎まれ口を叩いた雨彦、名前に突っ込まれなかった事を、多少寂しく想いつつ】
【周囲の人影がすべて宵闇に消えたあたりで―――“翼”を広げ、流星のように本部へ飛び去って往った】
【その後の作業と、社宅に還るまでの間で、キッチリ得られるレベルのデータは得たらしい】

/乙でした〜! 愉しかったぜい!
/フィスカちゃんかぁいい。
344 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 23:12:09.65 ID:CCksXMDO
【魔術協会、廊下】
【暗い廊下に目立つ、開け放たれたままの標本室の扉】
【その扉から、ズルズルと不穏な音が響いている】

【そして、標本室の中からは夜の闇よりも暗い、真っ黒な闇が滲み出て】
【何やら、邪悪な魔翌力も染み出している】
345 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 23:12:10.43 ID:HHAalS6o
>>340

……?

【そんな相手の様子を見て、少女はぱちくりと瞬きをする】
【「服着たのに、なんでだろう?」】
【「なんか間違った事、したのかな?」】
【言葉には現れず。明確に思考の表層には映し出されることはなかったが】
【そんなことを、少女は考え】

……ぅ!

【ぐい、と】
【夜色のコートを持ち上げ。きらっきらした視線を相手へ向ける】
346 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 23:12:24.55 ID:pBUAUgSO
【公園】

ここが落ち着くな…悲しいね…悲しい…悲しい…
【毛布にくるまりボサボサで目元を隠した黒髪に、髑髏のシャツ、下にジーパンをはいた女がゴロンと転がってる】

【顔は普通だがどこか子供っぽい雰囲気を漂わせてる】
347 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 23:12:50.54 ID:MmHWmwko
>>341
ああもう何だよお前もー話にならねえよー

………じゃあ最後。これで最後だからな

【ベンチの上で上体だけ起こして】

えーと、何だか知らないけど正義側の組織で連絡網みたいなのあんだろ?
あれに機関の情報一つバラすから連絡網使える奴探せ

……機関員を尾行する奴なんか、その辺りの連中だろ。多分
348 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 23:13:08.81 ID:myU2o0I0
>>328(セオドア)>>333(ドラ)

カカカカカッ……なんじゃァ……ドラッ!!
微かな『恐怖』を感じるぞ……ヌシの『意地』は!その程度かァッ!?

じゃったら……ワシの拳がヌシを叩き潰すのみッ!!
その『蹴り』の選択は『正しい』がッ!!何の苦も無く『回避』できるぞッ!!

【バヂバヂィッ、と。黒い雷撃が彼の両肩で迸るッ!】
【能力の作用が更に強化された合図か――?エルヴァレッタの全身から力が噴出すのが感じる】
【めきめきと足にも力がみなぎり――動き出したこの列車上でも巧みなステップ】
【それで回避される――そう思われた瞬間、飛び込むセオドアの援護射撃ッ!!】

……ぬぉっ!!?

【思わず僅かに後退してそれを回避する――列車の天井に小さく穴が開き、そこから下の階の熱気が噴出す】
【炎上列車は止まらない――加速するスピードと共に、炎が天井まで迫ってきているのを感じるッ――!】
【そして生じた、エルヴァレッタの『隙』――!】

――――しまッ、ッ! っ?!

【ドラの『蹴り』が――捉えるッ!!】


なッ……!?

【その『蹴り』は――確かに、エルヴァレッタの巨体を、列車上の『外』へ押し出し――】


ぉッ……おおおおおおおおおおおぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッッッ!?!


【巨躯が――『落下』する!加速炎上している列車の下へ!】
【この少ない時間だが、列車の操作がスデに全速力――地面は最早百数キロでスライドする世界】
【叩きつけられれば重傷は間違いないが――果たして……?】
349 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 23:15:26.55 ID:U4y7ek2o
>>342

嬢ちゃん、それ、オメェがやった…んァ?

【馴れ馴れしく少女に話しかけようとするも】
【向けられた感情に喋りが止まって】

ヒャヒャッ、んァ〜、なんだァそれ…戦ろうってのかァ?

【少女の背後に生じた異変を見やり、気味悪く笑って言う】
350 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 23:15:49.07 ID:98Hys6SO
>>347
知ってるかー?
副流煙の方が有害物質の含有量多いんだぞー
【煙を手でパタパタとそちらへ流す】
あぁ、あったなそんなの……偽情報じゃないだろうな?
351 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 23:17:46.18 ID:rYABMoSO
>>346

―――・・ふぁ〜あ、眠い・・少しだけ・・ベンチで休もうかな・・
【白のカッターシャツに青のネクタイをした少年が欠伸をしながら公園に入ってくる】
【その袖には校章が付いている事から】
【彼が学生であるのが分かる】
352 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 23:18:40.91 ID:hvwNQ7Eo
>>343

【魔術教会内に残されているデータから読み取れる情報は、以下の通り】

【教師≠フ名前は華蔵院 茶屋( けぞういん さや )、現在28歳】
【三年前に魔術教会を『依願退職』、理由は一身上の都合=z
【専門分野は新呪文開発=\――魔術教会の卒業生でもある】

/お疲れ様でしたー!
353 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 23:19:19.33 ID:MmHWmwko
>>350
有害物質吸いたいだけじゃねえよニコチンが有れば良いんだよ包丁ヤロー
魚捌いて水銀たっぷりの内臓食ってろ

【流れて来る煙に対して首を一振り、髪で薙ぎ払う】

信じたくないならそれでもいい。信じるなら信じとけ
私はそれを伝えてくれって当の本人に言われただけだからな

うちのナンバーズの一人が、正義側に亡命したいんだと
ただじゃ受け入れて貰えないだろうから、手土産も渡すとさ

【ベンチから降りて立ち上がると、髪が足首近くに来るまでの猫背に】
【「ニコチン寄こせ〜」とゾンビの様に呻いている】
354 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 23:19:34.16 ID:lTLcoOso
>>349

……そう、私がやったにゃ。

【感情の篭ってない声には不釣合な語尾】
【本人はいたって真面目なのか、無表情のままで】

───《 射出 》

【歪んだ空間から、赤色の細長い水晶が撃ち出された】
【狙いは男の腹部で、一直線に向かっていく】
【なんか速度が遅めだったりして、あまり威力は高くないだろう】
355 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 23:20:09.53 ID:myU2o0I0
>>337(ミル)

『ケヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャッッ……いいネぇクサれFu*K'n GiRLッッ!!
 その『姿勢』こそッ!!あとで『スミませんでした』って泣いて謝られてもッ!!
 『最高級の笑顔と恍惚』を以て踏み潰せる『姿勢』なんだぜェェェェエエエーーーーーーーーーーッッ!!!』

【オルガネラは狂乱の如く笑いながら、接続したばかりの右腕の指をミルに向ける】
【そして――べろり、と長く赤い舌を出し、歪にニィィィ、と笑うと】


『――≪Di*K IN a MouTh(黙らせてやる)≫ッッ!!
 これでも喰らってイッちまえやァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!!!』


【バギュンッッ!!と凄まじい音がミルに襲い掛かり――同時に、銃撃ッ!】
【メタルオルガネラの右指に仕込まれた『銃機構』――!5発の弾丸が放射状にミルに襲い掛かる】
【銃弾の威力や速度は通常の拳銃より遅く弱いが、この狭い車内では脅威――!】
356 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 23:20:39.91 ID:9iBKXEMo
【街中】

【突如、巨大な爆音がした】
【高層建築物の上層部分が爆風と共に吹っ飛び、建物は支えを失ったかのように轟音を立てて崩れていく】
【被害はそれだけではなく、崩れていく衝撃や降り注ぐ瓦礫は周辺に災害を撒き散らしていく】

【人々は逃げ惑い、巻きこまれた人達の助けを求める声が響く】
【たった数秒の出来事で、平和はいとも簡単に壊された】

【そんな中】

………………

【逃げる人の流れに沿わない人物が居た】
【非常に目立つ赤いローブに身を包んだその人物は、恐怖など存在しないかのように、淡々と崩れた建物や泣き崩れる人々を眺めている】
【この状況下、そんなことが出来る人間は一人だけ】

【──事件の犯人だ】

//突発テロでございます
//二人までお相手出来ます
357 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 23:21:16.83 ID:2GuD.gAO
>>331
【相手の右耳を負傷させた槍。偽者の後方に何があるかは解らないが】
【破壊されなければ、そのまま通過して壁や地面などに突き刺さるだろう】
【突き刺さると、かつん、と硬質な音が響く。そこから、槍が未だ存在していることが判るだろうか】

はぁっ、く……!
……っあの子の主人が、危ないのよ!
だからっ、デイドリィムには手を出さないでッ!

我は愛す 命の限り微笑みと涙と我の全てで

【咄嗟にサイド・ステップ、向けられた両手とデイドリィムの間に割って入ろうとし】
【紡ぐは、次の詠唱だ。振り切った両手の先に、魔力と薄紫の気体が生まれ集う】
【負傷箇所からの流血が、白い煌きとなって空気中へ融けてゆくのが目に入るかもしれない】
【黒いウーパールーパーの接近には気付くものの――現時点では対処する手段がない】

「でも、でも、治、さないと、死ぬ!」

【そう言われてもサラもどきの憔悴は拭えず】
【よじ登る途中、顔を上げ下から秋畠の顔を見て】

「…………うしろ、の?なぜ?
 あなたの、敵、違う、の?」

【問い掛けながら、覗き込むように倒れている人物の姿を確認しようとする】
358 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 23:21:16.77 ID:Aap/GjAo
>>338

その様だ 現在の私達は驚くほど完璧な平行線
だが、その距離は案外近いものだと、私は思うぞ

【交錯する瞳 赤い螺旋の果てへと、吸い込まれたかのように表情が消え】
【絡み合う視線が途切れるまでに、随分と重たい数秒が経った】

70年 私の半分も生きてないじゃあないかァ…
だがまあ年長者には敬意を、などと言って人間臭いと非難されるのは不快だからなぁ
好きに呼ぶが言いさ 人に与えられらたこの名前に、愛着など持ち合わせていない

【その場にたち入った時と同じように、音を置き去りにしたまま歩みだす】

覚えてやろう 神を騙る愚かな人類の名を、覚えてやろう

【黒きローブが月明かりを拒絶して、闇の間を縫っていく】
【特に引き止められることが無ければ、すぐにその姿は消え去ることだろう】

/ここで終わります…よね? お疲れ様でしたー
359 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 23:21:22.57 ID:n6E.Ebgo
>>345

そ、それだぁ!

【輝く眼差しに応えるように】
【すっごい良い笑顔で、ビシィッとコートを指差して】

……それを着るなら、誤魔化せるはず
見えないなら、問題ない、よね?

【実際、大アリだろうと思うものの、自分にすら暗示を掛けるように呟いた】
360 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 23:22:21.03 ID:j/KdcRs0
>>348
「!…しまった!」
【ドラの攻撃を受けて落下するエルヴァレッタを見て驚愕する】

「(まずいぞ…連絡先も聞いていないってのに…!)」
え?え?どうかしたんですかセオドアさん…?
【救助用の能力を持っていないセオドアには成り行きを見守るしかなかった…】
【士はハンドヘルドコンピュータに顔を近づけながらセオドアから状況を確認しようとしている】
361 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 23:23:00.20 ID:pBUAUgSO
>>351
…悲しい…悲しい……あ…蹴られる予感………悲しいね…
【彼女が転がってるのは地面】

【つまり……このまま彼が歩いてたら彼女にひっかかりこけてしまうだろう】
362 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 23:23:23.06 ID:ijcHgJIo
>>348
【彼の軽やかなステップを見た瞬間…まいった、これは当たっても耐えきられるかもしれない…!】
【そう考え歯がみしながら…しかし絶妙なタイミングで彼の動きが止まり】

…えッ!?

【蹴りの一撃を…当てた】
【それも我ながらひどいコンディションからの一撃で…とても『決め』とは言い難い一撃のはずだったのだ】
【それが…列車からの落下に繋がってしまった事に彼はあっけにとられていた】

…ぼ、ぼくの…勝ち?勝ちだと…?こんなあっけなく…?

【キッ、と睨みつけるように仮面の下のドラの目を歪めて下を見る】
【そして…気が付いたら叫んでいた】

…『まさか』だろ…そんな『まさか』ッ!!

【下を覗き込みながら…彼は叫ぶ…!】
363 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 23:23:27.69 ID:1XGiFRIo
>>336

……友達で居てあげてください。
………あの子も、友達で居たいと思っている筈ですから。

【無表情だが、若干の思い遣り的な何かが篭められている】
【視線は、ベンチに座って正面のまま、少年の方を向いては居らず】

……そんなこと無いですよ? 個々体の情報共有が簡易なだけで。

……あの子は五月蝿い子ですが、悪い子では無いんです。
……ちょっと、五月蝿すぎるのがあれですが―――

「―――レーミーカ――――――!」

【声のする方に視線を向ける。必然的に少年の顔を見て】
【そのゲンナリとした表情に同情の様な視線を向けつつ】

【良く響く大声と共に、一人の少女が公園内へと走りこんできた】

【背格好、声、共に今ベンチに座っている少女と完全に同じだ】
364 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 23:24:46.75 ID:5WQAjRUo
>>335

──……う、そ……

【ばきり、と──金槌はいとも容易く砕かれた】
【もし、あの突きを防いでいなかったら。行動が遅れていたら──考えただけで背筋が凍った】
【──頭部への狙いの“スイッチ”は、或いはそれを無意識のうちに感じ取っていた故のものだったのかもしれない】

【──そして。『人間』、黒野カンナはワーズの言葉を高速で反芻する】
【「受け入れた?」 「抱きしめてくれた?」──そんな、“まさか”だ】
【明確な事実。それはドス黒い悪寒と相まって、言葉が無くとも感じ取れるような気がした】
【はっきりと問いただす事はしない。それよりも今、懸念すべきは──】

【──と、ワーズの言葉を聞きながら下唇を噛んだところで】

──……列車……?

(……列車……──そう、か……≪R.I.P.≫の──)

【ちらり、列車を一瞥すると数瞬の間のみ黙考】
【──今のワーズ相手に、この場に残って真正面から戦うことは、】
【自分のダメージ状況、力量差その他全てを考慮して──得策ではない、と彼女は判断する】

────アニマッ!

「SYOOOAAAA────!!!」

【そこからの動作に迷いは無かった】
【アートマンは左手にチョーク粉を含んだ『黒板消し』を、右手に金属製の『巻尺』をそれぞれ生成】
【左手を『黒板消し』を地面に叩き付けんとながら、アートマンは右手を列車に向ける】

【もしその行動に阻害が無ければ、『黒板消し』が地面に叩きつけられた瞬間、中のチョーク粉が煙幕のように爆散するだろう】
【同時、その白い煙幕の中で、アートマンは『巻尺』の先を勢い良く列車へと伸ばし──列車の連結部分の通路の策辺りにでも引っ掛け、】
【『巻尺』のボタンを押して勢い良く尺を巻き取りながら身体を引き寄せ──まるで蜘蛛さながらに、彼女は列車内へと乗り込んでいくつもりだ】

【──フィールドを『列車内』と言う特殊状況下に置く事に、何か企みでもあるのだろうか】
365 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 23:27:10.23 ID:myU2o0I0
>>339(アリエル)

【――がた、ごどん、がたん、と】
【まるで、アリエルの焦りを表すかのように――列車は加速してゆく】
【しかし、それは明らかに常用外の運行スピード】
【瞬く間に周囲の景色は吹っ飛ぶ――凄まじい速度に達していくだろう】
【車上に居るアリエルたちにとって、それは当然凄まじく危険な領域】
【少しでも足を滑らせれば……待っているのは、時速数百キロの地面との抱擁】
【当然ながら――(敢えて一切の比喩表現も何も無くストレートに表現するが)――「死ぬ」】

【その、徐々に高速化する戦場において、この場はひとつの異質を保っていた――】

【ばさばさと、靡く。一つにくくられた、セミショートのようで、実は後ろで結ばれた長い髪――】
【身をかがめた彼を見下ろす漆黒は、絶対零度よりも遥かに冷たかった】


…………『精神異常者』と……語らう趣味は、私には無いけれど?


【向けられた、言葉は――】


『お前』……『覚悟』して此処に来ていないのか?
面白くも……なんともない……「滑稽」すら飛び越えて……『ブザマ』とも思わない……


【かつ、こつ。と。車上を、ゆっくりと歩いてくる】
【その左腕に渦巻くのは、蒼い――『空色の魔力』――!】


……今、私がお前を『殺す』のは……
人が『蚊』を握り殺すかのように、全く心動かされない『行為』だ……――


【――――アリエルの心臓が、全力で『エマージェンシー』を鳴らすッ――!!】
【『近づかれたら――――何もしなければ――――≪死ぬッ≫――!!】
366 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 23:27:24.80 ID:98Hys6SO
>>353
ニコチンだって有害だバカヤロー…

…ナンバーズが手土産持って亡命ねぇ………名前とナンバーは?
【新しくタバコを出して火を付けながら】
ゾンビかよ…つか自分で持ってんじゃないのか?
勝手に吸えばいいじゃないか…
367 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 23:27:49.86 ID:HHAalS6o
>>359

……、、。

【「見えないって、なんのことなんだろう」】
【首を傾げ、少女はそう思う】
【元より価値観が人間よりも獣に近いこの少女】
【恥じらいなどという概念は皆無といっても過言ではなく】
【一時期などは全裸で路地裏をうろついていたくらいなのだ】

【しぱしぱと目を瞬かせながら、相手とコートを交互に見つめた後】
【もぞもぞとコートを着始める】
【だがこのコートはどういうわけかサイズがあっておらずぶかぶか】
【その上ボタンをせずに着用しているため──】
【──見える】
【けれど、「見えない」と思っていたほうが幸せなのだろう、きっと】
368 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 23:28:49.01 ID:rYABMoSO
>>361

【少年は眠気のせいで女に気がついていないようで】

―――ん・・・・ふぁ?!
【女につまづいてこけてしまう】

・・・痛たた・・って人?!すいません大丈夫ですか?!!
369 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 23:29:14.31 ID:ZOanM.SO
>>334

――いい。あんな縁、いっそ腐って落ちちまえば良いんだ。

【こくり。深く、一度だけ頷いて】
【至極涼しげに、悪びれる様子も無く言ってのけた。続けて、「其れに――」と付け加え】

「……トマトが無ければ、危なかったよ…………お客様、御席はこちらになりますーっ」
――――ろくすっぽ狙って無いし、何よりあいつ、あの程度で死ぬような奴じゃないから。

【黒いウェイター、意外にタフだったようである】
【見れば右の手袋に傷が残っては居たが、どういう訳か出血一つ無い】
【ウェイターが案内するのは壁際、一番奥の席。要望通り、入口や窓際からは目に付き難い位置である】

…………ん。ご注文、じゃない。何頼もっか?
「あ、俺の台詞……」

【悪いな、と小さく苦笑して、彼女が席に着くのを見届けてから此方も着席しようとしつつ】
370 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 23:30:43.62 ID:MmHWmwko
>>366
【名前とナンバー、その問いが来て】
【言い辛そうに数秒、決心して口を開く】

………No.2、カリナトゥス

……いや、マジで言ってるからな私は?

【グダリとだらけ切って丸まった背を、無理やりに伸ばして】

五月蠅ーよ自分で取りだすのも火ぃつけるのも面倒なんだよー
……兎に角、あんまバラすなよこれ。バラし過ぎると失敗するから
話して良いのは……精々、組織のトップくらいにだな

【足の裏が地面からあまり浮かない歩き方で、公園の外へと向かって進み始める】
371 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 23:31:05.65 ID:PInhjG6o
>>355
ふーん…じゃあ頑張って僕を倒さないとね
ま、出来るもんならやってみろ、って感じだけどね

【挑発を繰り返す】
【しかも微妙に下手だ】

…その程度か…本気出すだけ無駄だったよ

【触手が根元から片手につき8本まで分裂する】
【そのうち数本が絡まり合い盾状になった】
【銃弾に対し斜めになっており強度で防ぐと言うより滑らせて避けると言った感じだ】
【硬さは鉄ほど、ただの弾なら恐らく防げるだろう】
372 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 23:32:16.44 ID:pBUAUgSO
>>368
……予想通り…あふっ!!
【蹴られて更に少年の下敷きになっているだろう】

悲しい…悲しい…そうだ…寝よう…そうしよう……私の冒険の書は消えました…バタッ
【そんな事言ってるから大丈夫だろう】
373 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 23:32:18.59 ID:U4y7ek2o
>>354

にゃ…?

【不可思議な語尾に思わず聞いたことを反芻して】

【撃ち出された水晶を見れば透かさず両手を少女と水晶に向け】
【すると向けられた手から多量の触手がずるずると湧き出し、肉の壁となって水晶を受け止める】

いやァ痛ェ痛ェ、酷いなァ嬢ちゃん…別に何もしねェのによォ

つゥかにゃってよォ、ヒャヒャッ、なんだよォ
マジな面で言ってる所が面白いなァ、ヒャヒャヒャヒャッ

【水晶を受け止めた肉の壁は鮮血を吹き出しビクビクと脈打つ】
【しかし男はさして痛がる様子も見せずに喋り続ける】
374 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 23:34:11.38 ID:lTLcoOso
>>373

────《 爆破 》

【相手が受け止めた水晶が爆発】
【規模、範囲は爆発にしては小さいほうだ────】

…………。

【男の言葉には反応しない、スルーである】
375 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 23:35:05.89 ID:n6E.Ebgo
>>367

……あれ?
なんだかサイズが大きすぎるね……?

もしかして、お母さんの物、とか…?

【なんで持ち歩いていたんだろう、と】
【不思議そうに首を傾げつつ、問いかけて】

……と、とりあえず、前も留めよっか

【少女の前で膝を折ると、上から順番に一つずつ】
【コートのボタンを留めていこうとする】
376 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 23:35:16.15 ID:98Hys6SO
>>370
はいはい、No.2…………………………………………
………………はぁ!?
……いやいやいやいやいやいや……………夢だろ?
【既に出口に向かっているのを呼び止める】
いや、これも信じがたいが……まだ、聞きたい事がもう一つある。
377 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 23:37:21.93 ID:myU2o0I0
>>360(セオドア)>>362(ドラ)

【――下を覗き込めば……そこには、「なにもない」】
【あるのは、高速で吹っ飛んでいく地面と、燃え盛っている下層から漏れる炎――何もない】
【『エルヴァレッタの死体』など――当然無く】
【見えるのは……『吹っ飛んでいる列車の壁』】

【――これらから――『導き出される……≪答え≫』はッ――!】

――――≪ステラ……

【 ぽつり、と。小さな声が聞こえて―― 】


  ―― スゥゥウウウウウウウトラァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアイイイッッッッ!!!!!≫


【  ――――ズドォンッッ!!と、凄まじい轟音、そして震動!高速列車上の2人を揺り動かすッ!!】
【『何が起きた!?』確認するより瞬きッ!ドラとセオドアの、丁度真ん中に位置する天井が、黒い雷撃によって弾けとんだのだ――】
【中を覗き込めば――そこには、当然ッ……!】


……かはァーーーーーッ……、……はァーーー……


【燃え盛る車内……その真ん中一部分だけが、凄まじい力で弾き飛ばされたかのように】

今のは……流石に……死ぬかと思ったぞ……このワシであっても……

――じゃが……まだ終わらんッ……こんなトコロで……ワシは終わらんのじゃァッ――――!!


【――≪エルヴァレッタ・ウェリルドーシェッ≫……!!】
【それは凄まじい衝撃、火炎に包まれて成したのか、然し彼の体に見えるダメージは少なくなかった】
【上半身を包んでいたジャケットは火炎で焼き払われてしまったのか、鍛え上げられた肉体を晒し】
【ドレッド・ヘアも、衝撃と爆炎において乱れてしまっていた――】

【――そして、その上半身、胸のあたりに見えるのは……一匹の『狼の刺青』】

【……これを見て、ひょっとすると……よく「テレビを見る人物」なら】
【はたまた『ボクシングが好きな人物――或いは敵を知るためにボクシングを研究しようとした人物』なら】

【『知っているかもしれない』……その胸に『狼の刺青』を入れた――】


【  ――≪チャンピオンベルト奪還と同時に突如ボクシング界から姿を消した、一匹狼たる伝説のボクサー≫の存在を――!  】
【『名前』は違うが……『間違いは――無いッ』……!!】
378 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 23:37:29.63 ID:MmHWmwko
>>376
………夢でもなんでもねーよお前眠そうなツラしてるけど夢じゃねーよ
ニコチン切れてイライラしてる感覚まで味わえる夢なんてやってられねーよ

……で、なんだよ?質問の解答料金に煙草請求するぞこのヤロー

【ゾンビの歩き方から人間の歩き方になって立ち止まり、軽く両足を開いて身構える】
379 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 23:38:25.70 ID:HHAalS6o
>>375

……、、ぉ、か?

【「お母さん」】
【少女は、そんな当たり前の単語を知らないのだろうか】
【首を傾げ、瞬きをしながら不思議そうにその言葉を繰り返そうとするも】
【始めて聞いたものはなかなか上手く言えず】
【結局、単語の途中で口ごもってしまった】

【そして、ボタンを留めようとする相手を止める理由などなく】
【おとなしく、人形のようにじっとして】
【じぃ、と夜色と燐光の目で相手を観察する】
380 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 23:39:14.27 ID:VsHsxqoo
>>369

ふむ、生死は兎も角アレを食らってすぐに業務に戻れるとは
頑丈というべきか商業精神溢れるというべきか……流石黒いだけのことはあるのじゃ(?)

【なんかよく判らない理由で納得しながらも】
【「苦しゅうない」と妙に偉そうな言葉を吐きながらも席まで案内される】

――そうじゃのぅ。此処は一つ、お主の「せんす」を試してやるのじゃ!
お主はこの店に詳しいのじゃろう?ならば、わらわの舌に合いそうな料理を出させるといい!

【朔夜の洩らした微かな台詞に、若干ニヤニヤとしながらも】
【扇を開き自分の顔に軽く風を送りながら、朔夜へとそう注文した】
【この時点で黒いのはガン無視である。】

……それにしても本当に客がおらんなここは。
時間が時間なだけに仕方ないのかも知れんが……あの店員一人だけで切り盛りしておるのかのぅ?

【織守は、軽い話題として店に関する感想と小さな疑問らしきものを朔夜に告げた】
381 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 23:39:29.26 ID:MqomNwSO
>>357
【後方に落ちた槍、どう考えても危険性が無いそれには、少なくとも現時点ではそれ程警戒する要素が無いと判断】
【見向きもせずに、ひたすらに魔翌力を収束して】

『知ってます。危なくしたのは私です』
『悪いのは秋畠柊緑だ。彼は、私達の最優先命令の邪魔をした』

【ヒュンッ、と。収束した魔翌力が、放たれる音が二回響く】
【形状は、砲弾。バスケットボール大のそれは、見かけとは違い圧倒的な破壊力を孕む】
【砲弾の威力は非常に高く、直撃すれば着弾した部位を消し飛ばすレベル。仮に避けたとしても、下手な避け方をすれば大ダメージは避けられない……ただ、弾速はそれ程でも無い。回避は、恐らく可能だろう】

【狙いは、両方共サラ。回避しなければそれぞれ右下腹部と、左胸辺りに命中するであろう軌道】

「っ……あ、危ないですからっ!!」

【咄嗟に、デイドリィムが体中から伸びた包帯を鞭の様に振るい、サラを右に吹き飛ばす事で砲弾の軌道からするが……果たして間に合うか】

【一方】

……治すならオレより後ろの奴だな。あいつが居ないとSeriously(マジに)ヤベーが……俺は代わりが幾らでもいる。

【自棄になっている訳ではない。諦めている訳でもない。ただ、後ろの人物が自分より重要】
【覗き込めば、そこに居る人物の姿が、傷の程分かるだろう】

【鮮やかなライトグリーンの、クルクルとカールしまくった髪は、血がこびりついて固まっており】
【赤縁眼鏡の下の目は、もはや原形が分からない程に破壊されていて】
【くすんだ薔薇色の作業服という、色気や洒落っ気など全く無い服装は、あちこちが破れ、元より更に赤く染まっている】
【四肢は全て目茶苦茶な方向に曲がっていたり、手首より先が無かったりで、まともに機能する部位の方が少ない】

【ある程度の応急処置はしているようだが……虫の息だという事には一切変わりない】
382 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 23:40:42.23 ID:92Xsziwo
>>363

………………ふん

【面白くなさそうに、ただそれだけ言って】
【そんな少女の思いもまともに受けられない自分がどこか滑稽だった】

いや便利だって、軍隊とかで使えばすげえ便利なんじゃねーの
まあ軍隊の実態なんか知らないし知りたくもないけど

悪い子ではないけど五月蝿いんだろ……

【いっその事逃げ出そうか、などと考えていたが時既になんとやら】

あー、どうしようなんだか五月蝿いのが来たぞ

【なんとなく向かって来た少女に手を振るのであった】
【もちろんゲンナリした表情のままで】

/遅くなって申し訳ないっ!
383 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 23:41:40.58 ID:mYnIaIDO
>>358

確かに……どちらかが折れなきゃ交わる事が無いにせよ、残念だけど限りなく近いよな……

【けらけら笑いながら紡ぐ。言うほど嫌じゃない――むしろ、どこか嬉しそうだ】

大体20年もやってりゃ充分物事は解るもんさ……
まあ俺も人間と成ってからはまだ7歳だからな、人間のメリットデメリットを理解なんてできちゃ居ないわけだけど…

【そのまま相手とは逆の方向へ歩く――とは言っても、すぐに止まって古屋のような建物のドアを開くことになるのだが】
人が嫌いなのに、人から貰った名を名乗るのか…まあ良いけどさ
【特に引き留めるような事はしない、ただ、最後にもう一度その姿を視界に納め】

…お前とはまた会えそうな気がするよ、……じゃあな
【それだけ言うと、その建物の中へと姿を消した】


/意地張っちゃった……申し訳ない、お疲れ様でしたー!
384 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 23:45:07.09 ID:98Hys6SO
>>378
じゃあタバコやるから答えろ。
【火の付いたタバコを向けながら】
真偽は別として…仮にもこっち(正義)側に亡命しようって話だ。
それを仲介したアンタは機関員だ……これはどういう事だ?
よっぽど本人と親密なのか?
こんなヤバイ情報の仲介を任せるぐらいに…
普通なら、自分で直接伝えるか全く関係無い第三者を使うはずだろう?
それとも、アンタも一緒にこっちに来るって訳か?
385 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 23:45:06.87 ID:U4y7ek2o
>>374

んァ、シカトかァ?
なんだよ、喋ろうぜェ…ヒャヒャヒャヒャッ

【爆発のダメージに触手は蠢き苦むが】
【男の方は殆ど痛みを感じていないようで】

なァ、嬢ちゃん名前はァ?

【何とか壁の様相を保とうと蠢く触手を繰りながら楽しそうに聞いて】
386 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 23:47:33.70 ID:rYABMoSO
>>372

ファミコン並みのスペックなんですか!?
【思わず突っ込んだ】

ちょっと起きて下さい!未だ竜王倒してませんよ?!
【少女の身体から退く】
387 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 23:47:47.09 ID:myU2o0I0
>>364(カンナ)

「……結局……物事の本質を……『正義と悪』なんていう最も曖昧なもので『二分化』してッ!
 “都合の悪いもの”を『正義の名の元に!』『殲滅するという行為を正当化するッ!!』
 ……そんな卑怯な……『君たち』には……分からないんだよ、永遠にッ……!

 ハニーは……分かってくれたんだッ……!!」

【――ぎりぎりと。対するワーズも、きっと別の感情から、強く唇をかみ締めていた】
【そして、鋭くその真っ黒な眼球でカンナを睨み付け――にらみ、つけ……】

「…………お前にはッ……!!」


【……――『   』……】



「 お前にはッ……!!“わたし”の気持ちなんてわかりっこないッ――!!! 」


【――ごぉ、と。明確なる『殺意』の奔流がカンナを鷲掴みにして】
【先刻とは全く違う……「殺す」……『殺される』――圧倒的に――『左腕ッ!!』】
【くりだされる――その瞬間だった、「ウト・アニマ」――『チョークの煙幕』が炸裂したのは】

「何ッ……げほっ、ッ!?“カンナッ”…………!」

【その行動によってワーズは確かに行動を遮られ……カンナが列車に移動するのを、許すだろう】

「……逃がしは……、


 逃がしは……しない……君だけは……!」

【――べきょ、と。加速する列車から、カンナが見るのは】


「君だけは絶対に僕が倒すッ……!君も、『朔夜』も……『ヴァルトスラット』も……!
 全部全部……『断ち切ってやるッッ』――――!!」


【――ばさ、と。その腰付近から、歪な翼を生やす、ワーズの姿だろう】
【ばしゅ、と地を蹴り、翼を羽ばたかせ――迫り来る】
【まだ列車が加速しきっていない――今なら、追いつかれる――】
【だが、その間にはまだ余裕があるだろう。列車内に逃げ込んで、ワーズを迎え撃つことも――可能だ】
【車内にはいくつかのコンテナが設置してある……物資運搬列車ゆえ、当然か】
【やや狭いが、『隠れ』たり、『奇襲』するには良い『地形』かもしれない】
388 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 23:48:04.48 ID:MmHWmwko
>>384
まず煙草が先な、そうじゃねえと頭回らねーから

【其方へ向かって行き、首を傾けて】
【火の付いていない方をちゃんと咥える程度の知恵は見せる】

【深呼吸、煙を肺に満たして】

んじゃ、答えるぞ
ぶっちゃけ知らない。アレの考えてる事が分かる訳ないだろ?
兎に角、アレは私に伝言命令したし、私はアレの命令は聞いとかなきゃ無い立場なんだよ
以上、理由はそれだけだ。幾ら聞かれても、これ以上は答えようが無い

【ニコチンが入ると、少しばかり口調が落ちついた】
389 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 23:49:41.09 ID:lTLcoOso
>>385

……喋る必要がないにゃ。
「Type - C」、チェルシー……シィやしぃちゃんやネコさんでも可だにゃん。

【ずらずらと名前やら愛称やらを挙げ】

────《 射出 》

【歪んだ空間から、左膝を狙って橙色の水晶を撃ち出した】
390 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 23:49:43.57 ID:n6E.Ebgo
>>379

………ぅん?

【ボタンを半分ほど付けたところで顔を上げた】

……お母さん?

【そう言おうとしたのかな、と推測して】
【しっかり顔を向けた状態で、問い直す】
【口の動きは見易いだろう】

【このコートが誰の物なのかは、ひとまず置いといて】
【不思議な少女に付き合うつもりらしい】
391 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 23:51:27.37 ID:98Hys6SO
>>388
なんだそりゃ……この話、機関に密告するつもりはあるのか?
と言うか……話さないつもりなのか?

上司が自分の組織裏切ろうって話な訳だろ?
392 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 23:51:36.86 ID:pBUAUgSO
>>386
悲しい…なら…世界の半分をもらっとけばよかった……悲しい…
【どかれながら、ゴロンゴロンしてる】

……ドラクエの勇者って…いいように使われていて悲しい……鬱だ…死にたい…
とくに1と2と3と9……悲しい…
393 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 23:52:00.00 ID:j/KdcRs0
>>377
「…とりあえず、無事だったようだな」
「(そろそろ撤退するか?)」
【エルヴァレッタの姿を確認し、ガスマスクの下で溜息をつく】
「狼の刺青で、ボクサーか。士、お前知識の吸収とか言って本とかテレビは見てたよな。何か知ってるか?」

ボクシングスタイルの生物を作ろうかと考えていたときに色々と資料を漁りましたけど…狼の刺青ですか…
【座ったまま、顎に指を当てて思い出そうとする】
…そんな話もありましたね。姿を消した人は大抵こういった仕事に就くのがセオリーなんでしょうか?
「(やっぱり役に立たんな)」
【さらに深い溜息をつく】
394 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 23:53:02.78 ID:BoriSYDO
>>365

【動き始めた列車―――その加速は容赦無く。少年の動揺を煽るかのように疾風の如く線路を奔り出す】
【ガクン―――と、そのスピードに思わず足元がふらつきそうになり、両足で強く天井を踏み締めて、何とか踏張った】

【細い糸で宙に吊されているかのような、あまりにも不安定な感覚―――身体の平衡感覚を意識せねば、立つことすら危うい場所】

【手を差し伸べてくれる者は―――"誰も居ない"】


ぁ……―――――っ

【放たれた言葉―――それはどんな鋭利な槍よりも、彼の心を残酷に突き抉り】
【向けられた瞳―――それは如何なる極寒よりも、酷く冷淡に、無感情に】


【強烈な逆風を全身で浴びようとも、何故か耳にはハッキリと届く―――彼女の言葉】
【それなのに、自分の言葉は届かない。心は届く気配が無い―――受け入れたくない。この瞳に映る"現実"を】


ねえ………何、言ってるの……?僕のこと、忘れちゃったの……?『約束』……したでしょ……?

【左手に漲る、殺意を伴う魔翌力―――あの日。暖かく優しい光で高熱を癒してくれた、それとは違う―――】

【――――心臓が高鳴る。警告音】
【違う、違う、違う、違う――――!!】


ねえ―――――昴お姉ちゃん!!!

【叫ぶと同時―――右手に持つサーベルの剣先に集約する魔翌力。それはバスケットボール程の"炎弾"へと変化して】
【振り払うように、2発―――近付く彼女へと発射するだろう】
395 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 23:53:39.44 ID:HHAalS6o
>>390

……ぅ。。

【こくんこくんと、小さく頷き】
【その動きに合わせ。少女の両腕の手錠がしゃらしゃらと音を立てる】

ぉかー、さんって……、。なん、だ?

【──思えば、これが今宵始めて少女が口にした「文章らしい文章」】
【しかし、文法や発音は拙く。とてもこの年代の子供のものとは思えない】
【よく見ればコートや靴は泥や錆色をした何かで薄汚れており】
【そのことから。少女がこれまでどのような生活を送ってきたか察するのは容易かもしれなかった】
396 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 23:54:18.14 ID:MmHWmwko
>>391
………さあ、な?煙草一本分の質問には答えたぞ?
これ以上聞きたいなら、そっちも何か耳よりの情報持って来い
それか飯奢れ飯。夕飯喰い損ねて腹減った

【はぐらかす体勢に入った。余程巧みに追い詰めるか、言葉通り懐柔するか】
【そうでもしなければ、これ以上の情報は得られないだろう】

【再び、公園の外へと歩き出す。呼びとめるかどうかは自由だ】
397 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 23:54:43.43 ID:myU2o0I0
>>371(ミル)

『ケヒャーーーーーッッヒャッヒャヒャヒャヒャヒャハハハハハハハはははははははははははっっ!!?
 “そォォォォォォォォォォォォォの程ェェェ度ォォぉおおおおおおおおおおおお??”
 言ってくれるじゃァァァァァァァァァねェかッ!!だが、わかってんのかッ!?
 そんな「その程度」に負けるハメになりゃァッ!!ンンンンーーーーーッッDumB!!AsS!!
 クソ無様なコトこの上ないッてコトをよォォォォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!』

【銃弾を放つと、間髪いれずにオルガネラは】
【だん、と地面を蹴り――ステッキを持つ左手の『肘』を、触手が形成したシールドに向けて突き出し――】

『ウヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャッッ!!!
 細切れの刺身にして食い散らかしてやるのも悪かァ無ェぜッ!!!このクサれコ娘にゃ勿体無ぇ栄光だなぁぁぁぁあああ!!!』

【刹那、肘から飛び出す――『仕込み針』ッ!】
【鋭く硬質なそれは、一点集中した衝撃ゆえに――鉄すら貫き通す恐怖を秘めるッ!】
【これを肘打ちの要領で『盾』にぶちあて、盾を貫いてミルを攻撃しようという目論見だ】
【まさに全身兵器――生身のころより格段にパワーアップしている……『メタル・オルガネラッ!』】
【確かな『脅威』だが……まだ『立ち向かう術』はある――!】
398 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 23:57:46.87 ID:1XGiFRIo
>>382

………………。

【納得していないような、釈然としないような】
【相手の気持ちは判らないので、その様子を見詰めるのみで】

……元々、軍事利用の目的で構築されたネットワークですから。
……結局使われることは無さそうですが。

……五月蝿いけど、良い子なんです。

【そこは譲らない、とでも言うように同じ様な言葉を繰り返す】
【家族として、姉妹としての想いがあるのだろう】

「レミカー!探したぞー!」
……ずっとここにいたよ、私は。

【┣¨┣¨┣¨┣¨と音を立てて走りこんできたその少女は、ベンチの前で急停止】
【レミカに向かって唾が飛びそうな勢いで元気満々に叫ぶ】
【対するレミカは変わらぬ声量のままで】

/こっちの方がさっきから遅くて、申し訳ないです……
399 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 00:00:22.89 ID:4dEAGcAo
>>389
/すいません、こっちから絡みに行っておいてアレなんですけども眠気がきつくなってきてまともに文章が作れなさそうです…
//適当に喋って別れた事にしておいてください…本当にすいません、お疲れ様でした…
400 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 00:00:57.78 ID:rhJJVAoo
>>377

…生きてやがった…!やっぱりね…!

【確信していた…あれほど頑丈な男があんなあっけなく死ぬとは到底思えなかったのだ】
【同時に恐怖すら覚える…あれほどの脅威と…まだ戦わなくてはいけないのだから】
【生きてるなら正直そのまま帰ってほしかったというのが彼の正直な心境であった】

…あれ?あの『刺青』…え?おかしい…ぼく前にあの刺青…どこかで

【仮面をしているにもかかわらず彼が顔を擦るような動作を行う】
【彼の記憶のどこかで…あの『狼の刺青』を見た覚えがある、と何かを思い出しそうになっていたのだ】
【誰と一緒の時に思い出したんだったか?などと考えていると…ハッとしてデジタルカメラを取り出しUSBメモリに差し込む】

『bat』

【カメラが蝙蝠の形になり…あの狼の刺青と髪の乱れたエルヴァレッタを撮影を試み、成功したなら『ある人物』の所に確認を取ろうと転送するだろう】
【ついでに本人確認を行う】

…こんな状況で失礼だけど…きみ何年か前のボクシングチャンプだったりしたことないかな
そう、エルヴァレッタなんて名前ではなかった気がするけど…そのへんどうなの

(でもそうだとしたら…そんな有名人前にして『彼女』は気がつかなかったのか…?昔からマヌケっぽかったもんなあ…)
401 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 00:01:14.63 ID:78p0FtQo
>>399
/いえいえ、お気になさらず。お疲れ様ー
402 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 00:04:57.54 ID:625ZmoM0
>>394(アリエル)

【――否定に否定を重ねる。その心を】
【そんな心でさえも、彼女は癒してくれたというのに】
【捨てられた犬のように、どんなものでも拒絶しそうな】
【少なくとも「あの日」は――好意的には接したりしなかったのに】
【それでも、受け止めてくれたのに】
【約束、してくれたのに】
【頭を、優しく撫でて――  】


  ――――くどいッッ!!!


【あの日の、】


       ≪ 雷鎌 ≫――――ッ!


【笑顔は、】


お喋りが……過ぎるな……


【もう、】


『お前』

もう死んでいいよ



【    ――無い】



【――焔弾は、雷に薙ぎ払われた】
【不安定な列車上――戦いは始まる。無慈悲に――『神?』……誰も微笑まない】
【あの日の優しい微笑みさえ、もうそこには……】


…………粛清開始


【――ごぉ、と。空色の魔力が、再び渦巻く】
【『天ヶ谷 双葉』は――全ての魔術に予備動作を要する……その『事実』を知っていれば――】
【『彼女』の攻略法も、おのずと見えてくる……だが、『振るえるか?』……その『サーベル』を――】
【かつて、自分を救ってくれた人に対して――!】
403 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 00:06:14.59 ID:7/V2IUko
>>395

……うーん…

【どう説明したものか、と困ったように呻って】
【目線を少女の首辺りへ、スライドさせた】

…お母さんって言うのは、自分を産んでくれた女の人のこと、かな
それで、自分が小さな頃から、面倒を見てくれて……

【更に手元へ目を向けて】
【また、ボタンを留め始める】

……知らない事を、いっぱい教えてくれる人…
…言葉とか、料理とか、お裁縫とか、呪術とか……

【最後の方は、寂しそうに掠れていき、聞き取れなかったかもしれない】
【ボタンを留め終えると、コートの泥を軽く払おうとするだろう】
404 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 00:06:37.31 ID:.Nk1n1.o
>>398

…………あんまこっち見るな

【眼光を強くしながら一瞬だけ睨む】
【酷く情けない自分を他人に見られるのは精神的に余り良く無い】

へー、それにしても随分と物騒な物に関わってるんだな
本当一体何者なんだお前らは――――

【日常に紛れてあやふやなまでにそこに思考を及ぼさなかったが】
【特異が少々浮き彫りになった今、少年は少し気になり始めている】

どうしよう本当に五月蝿い
お前もう少し声のトーンを下げて話して良いぞ、むしろ下げろ

【両手で耳を抑えたり、なんてせずに】
【ただ頭を抱えるのであった】

/謝る必要なんてないんです
/むしろ自分が描写をちゃんと出来てなくてうわばあっばばば
405 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 00:09:21.08 ID:N71m1ESO
>>392

どっちの選択肢選んでもどっちみち戦闘になるんでしょ?!面倒臭いよ!竜王!

5主人公が一番可哀想な人生歩んでますよ!5はゲーム全体でのテーマが「もう一つの人生」なのに!
【子供の時、目の前で父親殺されて奴隷生活を強いられて、その後大人になって結婚してやっと幸せな日々・・と思ったら石にされて自分の子供の成長を見届けてやれない!】
【何より5は主人公自体は勇者じゃない!】
406 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 00:10:40.38 ID:aZKQMASO
>>396
情報か飯ぃ……?
【財布を確認する】
本当に話してくれるんだろうなぁ……?
407 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 00:11:00.36 ID:VOe7a.oo
>>387

(────……ごめん、ね)
(──……私は、きみの全てを、分かってあげられることは……──)

(──“でも”ね、ワーズ……──)

【──ワーズの切羽詰ったその殺意を、叫びをを背中で受け止めて】
【ずきりと痛む腹部の傷に歯を食い縛りながら、列車内へと姿を消していった】

【──ワーズが列車に乗り込んでくるまでの、本当に僅かな間に】
【カンナは持てる魔力を酷使して、精一杯の知恵を絞って──『それら』を作り出す】

 ────

【──まずその列車入り口の足元に注意すべきだろうか】
【ビニル製の『縄跳び』が一本、足をひっかけるようにピンと張られている】
【だが、これは勢い良く飛び込みでもしない限り、気づく事は容易いだろう】
【──が、もし引っかかるような事があれば。天井付近に釣られた『バケツ』がひっくり返り、】
【中から大量の『釘』がワーズに降り注ぐことになってしまうだろう。ピタゴラ式のトラップ、である】

 ──────

【そして列車内部──】
【コンテナの詰まれたその屋内に、ぱっと見では彼女の姿は見えない】
【──が。部屋の奥の方、右の窓辺側のコンテナへと目をやれば──その影から僅かに、】
【『白い短丈パーカー』と『黒いキャスケット帽』を被った人影が、横から数センチほどその後ろ姿を覗かせているのが見えるだろうか】

【──それらの衣類は、紛れも無くカンナが着ていたもの】
【ぱっと見では、カンナの後姿に見えるかもしれないが──彼女の姿はそこでは無い】
【結論から先に言ってしまえば、その右の窓辺コンテナではなく、左の窓辺にあるコンテナの影に潜んでいる】
【出来る限り息を殺してはいるが──もし、気配の探知に優れているのなら。彼女を見つけ出すのも困難ではないかもしれない】

(……こうでもしないと。私は、きみに勝てない、よ……──)

【──この特殊状況下。ワーズは、果たして──?】
408 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 00:12:02.40 ID:625ZmoM0
>>393(セオドア)>>400(ドラ)

ワシはこの程度ではくたばらんよ……
この≪信念≫……その程度では消えたりせんのじゃッ……!!

【エルヴァレッタは――鬼気迫る表情で、ぐ、と拳を握り締め】
【途切れかけていた両肩の黒雷チャージを、再開する】
【一歩、一歩と炎上する車内からコンテナを登り――再び天井に向かいながら】
【ドラの言葉に、ピクリ――と反応すると】

……ああ……

【がさ、と。乱れた自分の髪を、一撫でして】
【ちらりと、自らの胸の刺青に視線を落とし――】

『決別』する意味で……多少『顔』を作り変えようとも……
……これだけは……消せんかったしのォ……


少し……昔話をしてやろうか……
全くもって『阿呆』じゃった……とある『プロボクサー』の話をのォ……

【――がん、と】
【エルヴァレッタが――天井に、再び。立つ】

『そいつ』は……餓鬼ん頃から腕っ節だけは強くてのォ……
家は……貧乏で仕方なかったが……それを馬鹿にする近所の悪餓鬼にゃあ、一度たりと負けたコトぁ無かった……


――――どうした、ボサッとするなッ!!
戦いはまだ続くぞッ、ヌシらよッ!!≪ステラ・ストライクッッ!!!!≫


【そして――放つ、黒い雷撃ッ!】
【『感傷』を交えながらも――彼は『戦士!』戦いは続くということかッ――】
【ドラが送った『データ』は……この高速車上と火炎の熱気により、なかなか送信が完了せず――時間がかかるだろう】
409 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 00:12:21.47 ID:okBkpQSO
>>380

ギャグ補正三割、素の頑丈さが七割。か弱いオレには真似出来ないね。
……まあ、ほら。だって黒いしな。それに機構が単純な程頑丈というか、何とかは風邪を引かないというか。

【メタと疑わしげな発言を織り交ぜ、物理的攻撃から精神攻撃に切り替えたか、冷やし朔夜三割増しで】
【織守「だけ」に淡い笑みを向けながら、自らもメニューに目を通す】

――――えっ、……えっ。
センスと言われても、その。大体、好みからして違うし、だな……。

(織守の好み……いや。この場合は香美那の好み。だとすれば、素直に甘い物で攻めるか)
(気付かれた?まさか――)

――……フォンダンショコラとか、ミルクレープとか、無難に苺タルトとかは如何でしょ…かな。
【またしても熟考。然し、こういう時深く悩むと逆に襤褸が出るのは定番である】
【オススメを告げて、敬語を即座に修正(当人は完璧と思っている)しつつ】
【……もう、黒いの空気^q^】

立地と雰囲気と、あとは時間の問題、かな。
後…カフェバー、って言うのか?日中と今とじゃ、色々と違うんだ。
この時間帯になると昼の常連は先ず居ないし、夜の方の常連は未だ来てない。

……あと、店長は都合によりサボり。店員は居るけど、昼夜通しでやってるのはアレ位。今の所はな。

【――――どうやら、少し問題の有る店らしい】
【が、如何にも詳し過ぎるような】
410 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 00:13:03.33 ID:keriKoAO
>>381
……“最優先命令”?知らないわね、そんなこと。
あなたたちは≪画用紙≫?若しくは≪R.I.P.≫?
まあ、どちらでも良いのだけれど……あの子の主人を危険な目に遭わせたことが気に入らないから、死ねばいいや。

【嫌悪を明確に示しながら、両手を組み合わせて偽者へと翳す】
【それはちょうど手遊びでいう「蝶」や「鳥」のような形】

≪NO.54≫XEnon:ALFABLOT

――“エルフの供儀”

【二つの砲弾が放たれると同時に、薄紫の気体が魔力を伴って――迫る】
【当初、速度は至って遅慢なのだが、それは前進と共に徐々に加速してゆく】
【相は変わらず、気体のまま。偽者の身体、特に頭部を中心に包み込まんとし】
【気体の吸入による身体の麻痺を狙う。――キセノン、麻酔効果を持つ気体だ】
【たとえ無生物であったとしても、孕む魔力により強制的に麻痺させようとする……が】
【しかしながら、扇いで風を起こせば散らすことが可能であるし、】
【動揺せず強い精神力を保っていれば、麻痺はほんの僅かなもので済むだろう】

ッが、うァあッ……!?
あ、はぁあっ……!!

【その直後、砲弾を回避すべく左半身を向けるが……】
【左胸に迫るものが胸の表面を深く抉り、サラは想像を絶する威力と痛みに悶え苦しむ】
【ややあってデイドリィムの包帯に弾き飛ばされ、受身を取ることも儘ならずその場に倒れ臥した】
(息もある、意識もある、体力も然程減ってはいない、少しばかり痛すぎるだけ、まだ戦える、……まだ)

【明滅を繰り返していた髪飾りが、白い光を灯した】


「……」

【秋畠にそう言われ、困惑の表情を浮かべるサラもどき】
【然し、後方に臥せる人物がよほど重要だということは理解する】

「……うしろ、の。治せば、いい?」

【そう問い掛けつつ、ひょい、と事も無げに地面へ飛び降り、元のやじろべえの姿に戻ると】
【ライトグリーンの頭髪の人物の元へ浮遊してゆき、抵抗が無ければ胸の上に乗っかろうとする】
411 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 00:13:32.26 ID:66S0vNUo
>>403

……、、「わた、し」を……、、ぅ。。

。。「う。む」って、。なん、だ?

【どうやら今度はその単語を知らなかったらしい】
【困った表情になりながらも、少女はおとなしくじっとしたままで】

しらない、こと……。。
「ぉかーさん」がいれ、ば……、もっと、いろん、なこと……、。おぼえ、れる、の、か?

【相手とは反対に、真剣な声色で少女はそう聞いた】

【コートの泥は、簡単に取れるものからなかなか取れないものまである】
【ぱさりと軽く払い、一部の泥は埃となって風の中に消えるも】
【しっかりと残ってしまった泥もまだまだあるようだ】
412 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 00:14:25.15 ID:/KPOn96o
>>397
取らぬ狸の皮算用、知ってる?
今の君みたいなのを言うんだよ
取れもしない獲物の使い方を考える

【さらなる挑発】
【何が目的だろうか】

だから言ってるんだよ
僕相手にただの攻撃をしてる時点で僕と決着がつくはずがない

【二発目、仕込み針が当たる少し前にシールドが解ける】
【そして触手がオルガネラの四肢に絡み付こうとする】
【それに失敗したなら仕込み針はそのままミルに直撃するだろう】
413 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 00:15:01.19 ID:FsXHAwso
>>406
久しく櫻の飯食ってねえんだよなー、定食屋かなんかで
あ、それから条件もう一つ……

【ポケットに手を突っ込んだまま近づいて来て、財布の中身をのぞこうとして】
【それから、相手に顔を向けて】

食わせろ

【あ、と大きく口を開ける】

【意地でも、ポケットから手を抜きたくないらしい】
414 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 00:18:07.72 ID:fjXVxkSO
>>405
悲しいね…だって龍王だもん……悲しい…

…そして悲しい事…ドラゴンクエストなのに……
ドラゴンがラストボスなの1だけ……悲しい…
【後のシリーズのラストボスが邪神→大魔王→悲しみにとらわれた魔族の王→魔王→魔王→魔王のゾンビ→魔神→堕天使】
【魔王率高いよドラクエ】

…悲しいっていったら4だよ…実は本当の家族じゃなくって村人皆殺しされ、幼なじみが影武者になって殺されて、憎き魔王がなんか恋人いて、恋人殺されて自分見失って、実は裏で手を引いてたのが雑魚(エビルプリースト)って……悲しすぎる…
415 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 00:21:09.61 ID:rhJJVAoo
>>408
【バチッ!バチッ!と蝙蝠カメラがエラーを起こしている…!】

(ここからじゃあ…送信が難しいのか…!?100キロオーバーの速度じゃあ携帯の電波もうまく通じないだろうけどさあ…!
もどかしいな…!いや、誰であろうと…ぼくがやる事は変わらない)

【放たれてきた雷撃…キャットXは避けようとしてもまるで防げず!】
【バチィ!と音を立てて後ろによろめかせるが…なんとか『鞭』で引っ張り態勢を戻す】
【だが…今ので目が覚めたように…歯にひびが入りかねないほどに歯をくいしばり…!】

…おおおおおおおおおおおおおおお――――――――――――――――――――――ッ!!

【一気に距離を詰めて…狙うは胴体…肝臓部位への容赦ない膝蹴り!!】

膝支波紋疾走(リーバッフオーバードライブ)―――――――――ッ!!!

/失礼!ちょっと風呂行ってきます!
416 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 00:21:14.70 ID:IUAtA..o
>>404

………………。

【見るなといわれたので、視線を逸らす】
【別に鋭い眼光に恐れを抱いた訳ではないらしい】

……何者、なんでしょうね。私達にも良く判りません。
……私達は、何故造られ、何故生かされているんでしょうか?
「? なんの話してるの?」

【途中から入ってきた少女には判らない話だった】
【描写していなかったが、後入りの五月蝿い少女の瞳の色は、レミカの逆の色で】
【当のレミカはその少女に視線を向けているようで、その奥を見ているようで】

「えー、別に五月蝿くないよー!これが普通だもんっ!」

【五月蝿いです】
【子供らしい甲高い声は、夜にもかかわらず全力全開で】
【暗く静かな公園ということもあって、余計に響く。響く】
417 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 00:21:19.18 ID:gL7HcEAO
【森】
【静寂が支配するその少し拓けた場所で】

[ピーーー]ない…[ピーーー]ない[ピーーー]ない[ピーーー]ない…
どうして誰も私を殺してくれないのだ…
これ以上は…もう…人でなくなる…
【肩にかかる程の黒髪に赤いリボンがついた紺色のブレザーの制服を着て、スカートの下にレギンスを穿いたピンクのマフラーを首に巻く少女は自身の肩を包帯が巻かれた両腕で抱いてうずくまっていた】
【呻く様に言葉を漏らすその姿は酷く怯えている様にも見えるだろう】


駄目だ――壊れてしまう。
【そして同時に血塗れた手と衣服】
【確かに歪むその口元を見れば、酷く愉しげにも見えるだろう】
418 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 00:22:01.38 ID:625ZmoM0
>>407(カンナ)

「……絶対にっ……逃しはしないんだ、絶対にッ……!カンナ……!!」

【ばさぁ、と大きな羽音と共に――ワーズが車両連結部に到達するのは、その少し後】
【着地と同時に翼を仕舞い、べぎべぎと言う音と共に、異形たる左腕を一回りサイズダウンする】
【それに伴い顔面の亀裂もやや少なくなり――『変異のレベル』を下げたのだろうか?】
【確かにこの狭い車内では、あまりにも巨大なウエポンは逆に邪魔になる――……】

【すぐに足を踏み入れようとしたワーズ、だが――】

「…………?」

【嗚呼――その『縄跳びのトラップ』には、気付くことになる】
【足元に視線を落とし、その認識に数秒――ふと上を見上げれば、確認できよう】

「……こんな……子供騙し……!!」

【――ひゅん、と振るわれる、左腕の鋭利な爪】
【それは足元の縄をたやすく切断し――バケツの『釘』が、落下してくるだろう】
【無論、誰もいない床めがけて――だが】

「“追い詰められている”とでも……言いたいのか……カンナ……
 でも僕は……逃さない。この列車が……君の『棺桶』になるんだ……――!」

【トラップを排除し、車内に歩みを進めるワーズ】
【異質な魔力を渦巻かせて、カンナの姿を探す……やがて、目が留まるのはコンテナの陰】
【『白いパーカー』と、『ピンクのキャスケット』がチラつく、『其処』】

「…………抵抗も……諦めた、か……?」

【――其処に、少しずつ寄っていく】
【どうやら頭に血が上っているのか……それが『フェイク』であることに、気付いていないのか?】
【だが、まだ『遠い』……『奇襲範囲』には――しかし、近づくにつれ、それは、『カンナ』にも近づくということ】
【『バレる』確率が上がれば上がるほど『奇襲成功率』も上がっていく……『根競べ』――!】
419 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 00:23:53.38 ID:p4OPBU.o
>>409

――ふぇんだんしょこら……みる、くれぇぷ?苺たると……。
む〜〜……苺以外さっぱり判らんのじゃ。お主の勧めを全部注文しておこうかの?

【横文字に弱いのは相変わらずのようで】
【聞きなれない甘味の名前を理解しようと数秒悩んだ後、結局全部頼んでみることにした】

ほうほう……随分と詳しいのぅ朔夜よ?
つまりはお主のこの店の常連ということかの――ならば覚えておいて損はないか。

【知識の有無に関しては、朔夜が常連であるが故と言葉の上では結論づけて】
【椅子の背凭れに体重をかけながらも、お冷があれば其れを口にするだろう】

……しかし、あの黒いのが一人では見栄えも悪かろうな。
此の店はあれじゃ、看板娘などは居らんのかの?造りは悪くない、それの有無だけでも大分違ってくるじゃろうが

【と、そんな言葉をニヤリと口元を緩めながら朔夜に掛ける】
【――――その様子はそろそろあからさまになってきている。朔夜も察することが出来る頃だろうか】
420 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 00:25:33.32 ID:aZKQMASO
>>413
櫻…?
あっちの出身なのか?
【些か貧乏】
………雛鳥かアンタは、握り飯でも突っ込んでやろうか。

てか……恥ずかしくないのか、アンタは。
421 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 00:26:29.65 ID:.Nk1n1.o
>>416

………………

【これで終わりとばかりに同じく無言で】

知らね、それこそ無責任な神様にでも聞いてみればいいんじゃねーの
……と、今度のコイツはなんて名前だ?

【新しい少女に説明するのも億劫だったのか華麗にスルー】

ああもう強制的に黙らすぞ
考えなくてもわかるだろもう夜中だ、ご近所迷惑だぞその声は

【なんだか酷い言いようだ】
422 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 00:26:47.82 ID:N71m1ESO
>>414

あ!本当だ!どうなってんですかスクエニ及びその前身のドラクエ作って方、あれ?スクウェア?!エニックス?!どっちでしたっけ
【スライムか!スライムさえ出ていればドラクエなのか?!】

【何それ・・・やってみようかな、W】
423 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 00:26:55.69 ID:Lf5/CbE0
>>408
【放たれた電撃を軽いサイドステップと共に回避し―】
「…流石に二度も喰らうわけにはいかんな…っと」
【少々バランスを崩してしまう】

「(話が終わったら撤退するか…ドラなら勝てるだろう)」
【佇まいを直し両手でアクトガンを保持、右肩に狙いを付けて】
あ、撤退する時は連絡先を聞いておいてくださいね
「やかましい!」
ひ、酷い…
【光弾を撃った】
424 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 00:27:34.10 ID:keriKoAO
>>410
/おっと、前半の「あなたたち」を「あなた」に訂正します、失礼しました
425 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 00:28:46.47 ID:625ZmoM0
>>412(ミル)

『狸も狐も知ったこっちゃ無ェッてンだよォォォォォォォオオオオオオオオッッ!!ケヒャヒャヒャヒャッ!!!
 さァッ!!痛みにもがけッ!絶望をッ!!!絶望をこのオレに見せてみろッ!!!
 もうすぐ『PeaCe OuT!!』お別れの時間になるのが惜しいがァーーーーッ……
 それまで精精ッ!!もがいてもがいてもがいてもがいてもがいてもがいてもがいてもがいて
 もがいてもがいてもがいてもがいてもォォォォォォォォォがぁぁぁああああああああいィィィてぇぇぇええええッッッ!!!』

【まるで狂ったように――いや、最初から狂っていたのか――叫び散らし】
【放たれた仕込針、だが、あまりにも直線的であったがゆえに】

『……あァ?』

【簡単に、その四肢は捉えられてしまうだろう】
【触手に四肢を蝕まれつつも、オルガネラは】

『……ケヒャッ、ケハヒャヒャヒャヒャッヒャヒャヒャヒャ?
 なんだ?だからそンなに強がってたのかッ?ゲヒッ、ヒッ、フフフフハハハハハ……
 クッッソくだらねェッ!!この程度か?貴様ッ!!このオルガネラの『トランプ』を忘れたかッ!!』

【――ひゅん、と。『ハート柄のトランプ』が、ミルの前に接近してゆくだろう――そして】

『≪スウィート・アンド・ディシートフルッ!!≫≪我がステッキの攻撃を『再生』するッ≫!!』

【そのトランプから、再び杖の一撃の衝撃が放たれるだろう】
【軌道は直線的で回避しやすいが、狙いは容赦なくミルの顔面だ】
426 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 00:29:17.26 ID:FsXHAwso
>>420
…………あんまりグダグダしてると帰るぞ?
こっちは一応明日明後日やる事有るし、あんまり長々と起きてられないんだよ

……いや、この時間帯でももうキツイな、考えると

【そういうと、くるりと相手に背を向けて】

これ以上聞きたきゃ煙草カートンで買ってくるか飯の用意でもしとけ
じゃなきゃ私は話さないよ

【公園を抜け、何処かへと去って行った】

/申し訳ない、眠気が少々出て来て落ちる危険有り。此処で切り上げさせていただきます
/お疲れさまでしたー
427 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 00:30:29.29 ID:aZKQMASO
>>426
なんだそりゃ………

/お疲れ様でしたー
428 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 00:30:43.60 ID:fjXVxkSO
>>422
悲しいけど…エニックスなんだよね…
けど…8の主人公は龍の血が流れてるからギリギリ…悲しい…
【スライムが影の主人公だったのです(キリッ】

【やってみた方がいいよー。ついでに4の復刻版のルートによっては魔王が仲間になりエビルプリーストがラスボスに………】
429 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 00:30:52.77 ID:24f8ZsSO
>>410
【ヴン、と音がして】
【偽物の姿……上書きされていた姿は、まるでテレビの砂嵐のようになって掻き消され、その正体が姿を見せる】

『…………っ』

【その姿は、色の無い長袖シャツと長袖ズボンという服装の、黒髪ロングヘアーで、真っ白な肌を持つ……サラとは同年代くらい、デイドリィムよりは少し年上に見える少女】
【先に言っておくが、長袖シャツと長ズボンの下には金属製の薄いアーマーを着込んでいる。防御力は高いと見て良いだろう】

【しかし、麻痺に対する耐性は無いらしい……強い精神力を以って幾らかは軽減したが、それでも地面に膝を着いて】

「……サラっ…………」

【サラを弾き飛ばした直後、もう一発の砲弾がデイドリィムの右下腹部をごっそりと消し飛ばすが、そんな事を気にもしない様子で……】

「今、今助けるです……から……!!」

【全身の包帯……治癒効果を持つそれを伸ばし、サラの胸部に緩く巻き付けようとする】
【直後、バランスを崩したデイドリィムは地面に崩れ落ちるが、包帯には何の影響も無い】

……ああ。頼むわ。

【口から血を吐き出しつつ、そう言って、後ろに倒れている満身創痍の人物を見る】

[………………]

【突然胸に乗られた事に驚いたか、口を小さく開いて…………】

[…………]

【何か言いたげな顔で、やじろべえを見る……いや、眼球が潰れている今、見るという表現は相応しく無いか】
430 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 00:32:03.01 ID:7/V2IUko
>>411

【こびり付いた自然の汚れの落ち難さは】
【元路地裏生活者として知っているらしく】
【執拗に払おうとはしなかった】

【どことなく優しそうな表情を向けて】

…………んー

……貴女は一番昔のこと、覚えてるかな?
…この世界は、それよりも、もっと、ずっと昔から有ったんだ

でも、そこに貴女は居なかった

居ないから、居るに変える事が、『産む』っていうの

【極力簡単な言葉を選んだら、逆に難しくなった気がしないでもない】
【「わたしにも、よくわからない」と、はにかんで見せて】

……そうだね
居ない人は、あんまり居ないと思うけど
…傍に居てくれたら、きっと、そうだよ

【手錠の残骸、コートの泥、この子は一人なのかな、と考える】
【それでも口に出さず、質問にだけ答えて】
431 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 00:33:18.55 ID:xycfOYDO
>>402

【炎弾は呆気なく打ち消され、小さな花火のように茜色の魔翌力が弾け飛ぶ】

【それを見届けるより先に、少年は目を瞑り、視界に暗幕を降ろしてサーベルを足場へと突き立てる―――】


《葉月の御神よ、こなたの呼ばふ声にとくいらへたまへ―――》

【詠唱は高速に―――次の瞬間、首に下げたペンダントの宝石が橙色に輝いて―――同時にサーベルの刄が橙色の炎に包まれる】
【月光と共鳴するかの如く、それは綺麗に煌めいて―――戦場と化したこの場には、それは酷く不釣り合いなもののようにも感じられた】


…………――――分かったよ。忘れたのなら無理矢理思い出させてあげる……

今、僕の目の前に居る人は『スバル=エルデピアス』なんかじゃない―――――『天ヶ谷昴』は!!『天ヶ谷双葉』の妹で、僕の――"お姉ちゃん"なんだ!!

【相手を再び見据えるや否や、サーベルを素早く横振りして―――】
【今度は"追尾していく"三日月形の炎を、彼女の方へと発射するだろう。但し、当たらなければ威力は然程高く無い】

【その動作に躊躇は見られないかもしれない。然し、『大切な人』に刄を向けることなど彼の中では考えられるこどはない】
【大会の試合では無い――今から行われることが、情の立ち入る隙が無い"殺し合い"であることは、頭では理解出来たハズなのに】

【無意識の内に―――彼の『心』が。生成される魔翌力を軽減させていた】


【―――それは彼自身の甘さ以外に他ならなかった】
432 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 00:36:08.35 ID:suiAaXwo
【街中をフードを被った少年が歩いている】

ふう。
全く、夜だというのにこんなに暑いとは…
一体どうなってるんだ。

/初めて書き込みますー
/よかったら誰か絡んでください><
433 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 00:38:58.18 ID:IUAtA..o
>>421

……私は、無神教なので。神様が居るのであれば、救いの一つでも欲しいものです。
……本人に「レミアー!」

【神なんて信じない、らしい。ぼんやりとした視線で再び少年を見据え】
【何かを言おうとしたレミカを遮るように、レミアが大声で名乗った】
【レミ○という名の繋がり。沢山居るらしい姉妹全てが、そういった感じなのだろう】

「卑猥な事するつもりだな!聞かなくても判る!」
「ご近所なんて無いから大丈夫!ここ公園だから!」

【そんな理論は通じません】
【声量を下げる積りは無いらしい、兎に角騒がしい】
【手を出すなりすれば、低くなる、かも知れない】
434 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 00:39:35.11 ID:N71m1ESO
>>428

あ!スクウェアがffの方ですね!有り難うございます。
【凄いスッキリした、中身が】
【だが―――ここでもう一つ疑問が浮かぶ】

・・・ffってファイナルとか言いながら]Wで続いてますよね・・

【本当に何だそれ・・】
435 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 00:40:44.40 ID:66S0vNUo
>>430

……、

【「むかし」──「むかしって、なんだろう」】
【そんな考えが、少女の中に浮かぶも】
【「産む」という言葉の解説を聞くほうが、優先度は高かったらしい】
【そのまま、真面目な表情でじぃと相手の事を見ていたが】
【はにかむ栗色の少女を見て、こてんと首を傾げた】
【恐らく、この少女にもいまいち意味が理解できなかったのだろう】

……、、そぅ、、か。。

──……、わたし、にも……「ぉかーさ、ん」がいたら……
そした、ら、。。
もっと、もっと、、……いろんな、こと、。。しれる、の、にな……

【拙く。幼く】
【それでも、少女はそう言った】
【この少女はきっと、「お母さん」がいない】
【そしてそれを当たり前の事として認識していて──】
【「物を教えてくれる」「お母さん」が、欲しいと】
【「母」を知らぬ少女は、暗にそう言うのであった】
436 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 00:43:17.99 ID:VOe7a.oo
>>418

【がしゃんっ──じゃらじゃらじゃら】
【釘が地面に大量に撒かれた音。「ワーズがやってきた」】
【明らかに引っかかってはいない。近付いてくるその音で、識る】

(……来た……──)

【──気配を押し殺す最中、ワーズが近付いてくるにつれて】
【彼女の心臓は、はちきれんばかりに激しく鼓動する】
【その心音は、ドラムでビートでも刻んでいるかのように、】
【ワーズに聞こえてしまうのではないかと思える程に煩くて──】

(まだ……もうちょっと……もう、ちょっと──)

 【近寄ってくるワーズの音。まだ少し遠い。あとちょっと】
 【嗚呼。何だか時間の流れが酷く遅い。やっと三秒経った】
 【頭が熱い。聴神経が張り詰めたピアノ線のように酷く敏感で】
 【まだ、遠い、だろうか。今すぐにでも、飛び出して行きたい】

【──少女と、紛うこと無き『鬼』】
【その命のやり取りをする『鬼ごっこ』は──そう長くは続かなかった】

(……近付くのを待っていれば確実……でも、)
(……その分、絶対に『バレやすく』なる……──)

(……だから、あと一歩、来たら──ここで、)
(……──……3……2……1……──)


 ────……っっ!!


【だんっ──!と強く地を蹴る音】
【ワーズをギリギリまで引きつける前に、カンナは飛び出した】
【1m程はあろうかと言う、大きな『棒磁石』を振りかぶり──それをワーズの頭部目掛けて振り下ろさんとして!】

【──奇襲、ではあるが。距離が十分ではない故、ワーズならば咄嗟に反応するのは難しくないかもしれない】
【或いは自殺行為──まともに戦って叶わないと見た相手への、特攻──ワーズは、どうでるだろうか】
437 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 00:44:34.81 ID:fjXVxkSO
>>434
…悲しい…確かにそうだ…
………それは…ゲームを買わせるためのスクウェアの陰b【何物かに情報を遮断されました】
438 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 00:44:51.56 ID:625ZmoM0
>>415(ドラ)>>423(セオドア)

……そのまんま餓鬼はデッカクなりよったァッ!
家が仕方ないくらい貧乏じゃッちゅうのに、カラダだけは一丁前にデッカクなりよったッ!!
その巨体と腕っ節ゆえに……ストリートでいつもどおりにケンカしちょったその餓鬼をッ!!
『ボクシング・ジム』が『スカウト』するまで、そう時間はかからなんだわッ!!

――ひゅッ
【すぅ、と息を吸い込むと――再び取るのはボクシングの『構え』】
【襲い掛かるドラの鬼気迫る勢いに圧倒されつつも、それを上回る威圧を放ち――】

ッ――――――っっ!!
【ガチンッ!!と歯を食いしばり――腕を二つ重ね合わせて、胴体への攻撃を防御する】
【見事なブロッキング――だが、波紋を込めた威力は貫通し、みしみしとエルヴァレッタにダメージを与え――】

……ぐぉッ!?
【セオドアの撃った光弾が、完全にエルヴァレッタの右肩を捉えるッ!】
【バギィ、と装甲を破壊し――右肩に収束していた黒い電撃を霧散させる】
【『右肩』は破壊した、完全に――!……しかし、それでも彼は。ニヤリと笑っていた】
【バックステップでドラから距離を取りつつ――】

……『ジム』に『スカウト』されよった餓鬼はめきめきとその腕を上げていきよった……
餓鬼にゃあのォ、他の『選手』には無い『鬼気迫る意地』があった!

何故かッ!?そりゃあなァ、ヤツは自分の『家』のために戦っとったからじゃッ!!
どうしようもない貧乏な家計ながらも、自分をここまで大きく育ててくれた『親』に!!
他の選手には追いつきもしないような圧倒的な『感謝の心』があったからッ!!餓鬼の拳は負けなんだッ!!!


そして……そんな貧乏で、どうしようもない自分を……ケンカばかりしていた自分を……
好いてくれたオンナがおり、そのオンナとの間に子供を授かった……「じゃから」……
じゃから餓鬼は、そのボクシングの果て無き深淵に躊躇せず身を投げた――……
『親』のために、『妻』のために、『子』のために……餓鬼は――……『男』はボクシングを続け……


……やがて……≪チャンピオンベルト≫をかけた『リング』にまでたどり着いた……

――男の『名』は……


【――ピコーン、】
【そんなとき、ドラのカメラが反応を示すだろう――「送信」は完了していたのだ。そして、返ってきた】
【『確認』は成される……そして、恐らくそこに踊っているであろう『文字』と、エルヴァレッタの『言葉』が――】


    ≪孤独なる狼牙≫……『アルバレスト・ウェルダス』……。


………………。

【――すぅ、と。再び、構えるだろう】
439 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 00:45:18.33 ID:78p0FtQo
>>432

【───突然、辺りの気温が下がり】
【蒸し暑くもない、いわゆる"涼しい"と呼ばれる程度の温度になる】

【そして、少年の後方からコツ、コツ、コツと──"誰か"の足音が】

/新規の人と聞いたら絡まないわけにはいかない!
/容姿描写はもうちょっと分かりやすいほうがいいかな。
/>>1のwikiの新規の人はまずこちらの欄には目を通したかな?
/通してないのなら、目を通すことをお勧めするよ!絶対じゃないけどね!
440 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 00:45:43.48 ID:.Nk1n1.o
>>433

まあどうせいないんだろうけどな、救いなんてそれこそ……

【と、続けようとしたが大声で妨害が入り】

……ああそうレミアな、はいはいお名前教えてくれて有難う
それじゃあ静かにしててね

【幼稚園児でも宥めるようにそう言う】

ねえねえなんでコイツ脳味噌ピンクなの?姉妹としてこの思考回路はどうなの?ねえねえ
っと、コイツもオレの事知ってたりすんのか?

【小声で隣のレミカに呟く、その表情はさっきと同じようにゲンナリだった】

兎に角静かにしろ、でないと殴るぞ

【そんな事出来もしないしするつもりもない癖によく言ったものだ】
【酷く滑稽】
441 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 00:46:55.33 ID:xycfOYDO
>>431今さらながら訂正です
/考えられるこどはない

/考えられることではない
442 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 00:46:58.84 ID:/KPOn96o
>>425
は?馬鹿?
この程度で本気とでも思った?

【ミルの顔面前に壁が出てくる】
【この壁は壊れることはあっても動く事は無い】
【強度は先程までと同じ、鉄ほどだ】

さてと…

【再びミルから魔翌力が出てきて―――】

焼きつくせ、終わりまで
全てを無くす、焔となれ
我の前を行け、来る者を焼きつくせ―――

【―――再び詠唱を始めた】
443 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 00:49:03.12 ID:okBkpQSO
>>419

早い話がチョコケーキとなんかクレープ大量に重ねたのと、苺の……苺の、なんか生地がさくさくしたアレ。
じゃあ……オレは取り敢えず、宇治金時でも頼もうかな。

「ご注文繰り返します――」
宜しいです。
「えっ、」
宜しいです。
【恐ろしく投げっぱなしな説明である。タルトの表現に困ったのか、暫く悩んで】
【手短に告げた後、自身も注文。何がどうなって取り敢えず宇治金時になったのか】
【――ご注文は、繰り返させなかった】

まあ、詳しくもなるさ。知り合いの頼みで通い出して長いからな。
――つまりは、そういう事だ。

【知り合いの頼み。表面上は可笑しくはないが、随分とぎこちない回答で】
【お冷やに関しては、黒いのが如才なく運んでいる。地味に】

まあ、黒いからな。あれで意外に仕事は出来るが…………。
――――……看板、娘?いや、居なかったと、思う。ウェイトレス自体は何人か居るけれど。

「ご注文の宇治金時とミルクレープお持ちしましたー!」
【言わんとする事は、解らなくも無い。じり、と後退しようとするが――しかし後ろは椅子である】
【彼女がやたらと目を逸らし始めた頃になって、何とも頼りない助け舟がやって来なすった】
444 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 00:51:08.37 ID:suiAaXwo
>>439


【周囲の変化に気付き、ば、と振り向く】

この変化は………

………お前か?

/ありがとー!!
/容姿を書く前に質問なんだけど、獣人とかに関する設定ってあったりします?
/ウィキったんだけど見つからなかったので・・・
445 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 00:52:44.68 ID:625ZmoM0
>>431(アリエル)

……何を言っているのか……欠片も「理解」できないが……
ああ……『認識』したよ……――

【声に熱が入るアリエルとは対照的に、「スバル」は何処までも冷たい声で紡ぐ】
【襲い掛かる三日月型の火炎を目の当たりにしながら――彼女は】


……≪風墜(かざおとし)≫ッ!!


【最も得意とする「風魔術」――強烈な『風のハンマー』が、火炎を叩き落す】
【『追尾』など関係ない……彼女はこう見えて、極めて攻撃特化タイプなのだ】
【その魔術は近接戦闘用に特化され……「鎚」や「鎌」など、高い威力を持つ姿で具現される】
【僅かに散る炎の中で、彼女は――……】


『お前』は……何か「他」とは違う……
全力で……『始末』すべき存在だって……ことをな……!

私を惑わそうとしても「無駄」だということ……
今からお前が成そうとしていることも「無意味」だということ……
私のターゲットになったら、逃げ切ることなんて「無理」だということ……

全部……今からお前に『理解』させてやる……!


【そして、向けられる銃口、再び左手に渦巻く魔力】
【矢張り――スバルは、全ての攻撃にチャージが必要なのだ】
【ならば……『連続攻撃!』それこそがスバルに対して有効な技】
【だが……出来るのか?今の攻撃ですら、威力を弱めてしまったアリエルに】

【スバルは――全力でアリエルを殺しにかかってくるというのに……!】
446 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 00:54:03.63 ID:NUDeyro0
【森】

――――…久しぶりに動いたら、疲れた

【鮮やかな緑色の髪、そこから二本ピンと出たアホ毛。通称、触角】
【右赤、左緑の虹彩異色症。通称オッドアイ】
【赤の長袖に緑のケープを羽織って、赤と緑のチェックのスカートを履いて】
【赤や緑の小さめのボトルが腰周りに幾つも吊り下げられている少女が】

【緑のボトルを片手に、切り倒された木の上に腰掛けている】
【木の切り口は真新しい。まるでついさっき切られたかのような】
447 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 00:55:28.06 ID:YZN3yJwo
>>444
/横からになるけど、獣人に関する設定は殆どないはずです
/ですので、ほぼ自由に作れますよー
448 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 00:55:41.07 ID:7/V2IUko
>>435

……ぅぅん、ごめんね?
上手く説明できなくて……

でも、きっと、お母さんになれば分かる事だと思うし―――

【表情はそのまま、発言を曖昧に暈して】
【時間が解決してくれるのを、祈る事にした】

………そう、だね

でも、分からない事があれば、こうやって人に聞けば、大丈夫っ
……そりゃ、私はダメだったけど…、

絶対に必要ってわけでも、ないからさ…?

【元から居ないのか、亡くしたのか、はぐれたのか】
【少女には複雑な判断が出来なくて】
【「探そう」なんて、希望は提示出来ない】
【現状でも十分なんだよ? と言う様に、首を傾げて】
449 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 00:57:09.33 ID:Ookdj2DO
【街中】

機関、対機関連合、Jastice・・・

【全身を黒いローブで包み、妙な模様の黒い傘を持った人物が呟きながら歩いている】
【ローブのフードを目深に被っているため、その素顔は一見して確認はできない】
【わずかに見える顔の輪郭や、180はあろう身長から、その人物が男だと推察できるだろうか】

・・・ここは平和なものだな

【ふと立ち止まって、街の様子を見回す】
450 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 00:57:17.21 ID:N71m1ESO
>>437

全く、どっかの不定期連載だった漫画家も。突然、仕事し出したと思ったらそれも]Wの為の時間k【情報が遮断されました】
451 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 00:57:59.34 ID:Lf5/CbE0
>>438
【光弾の着弾を確認し、エルヴァレッタの話に聞き入るセオドア】
あ、相手の人に死亡フr「やかましい!」ううう〜…

「…。」
【アクトガンをマウントし、左脇の信号銃―否、小型擲弾発射器を抜く】
【銃に詳しくなければそれは大型の拳銃にしか見えない】
「…そろそろ俺の出番も終わりか」
【つぶやき、左肩に狙いを付け、専用の小型榴弾を発射する】

【命中すれば小型とはいえそれなりの爆発によって被害を受けるだろう】
452 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 00:59:09.93 ID:p4OPBU.o
>>443

む、む……いや、全くわからんのじゃ
お主は本当に器用なのか不器用なのか判らんのぅ――まあ、食うてみれば分かることじゃがな

【百聞は一見にしかず、と結論づけて】
【注文を繰り返させなかった行動に関しては、軽く首を傾げて頭の上に「?」マークを浮かべるだけだった】

――ほうほう、馴れ初めは知人の紹介か。
無難な線じゃが納得のいく説明なのじゃ

して……わらわはそのウェイトレスとやらを見てみたいのぅ?
確か女給仕のことじゃったよな……昼にでもまた、足を運んでみれば判ることか

【最後に意味深な視線を一度送ると、話を切って運ばれてきた甘味の方に意識をやった】
【タイミングが合えばいつか来るかも知れないし来ないかも知れない。ただ、其れを匂わせる言葉だけを残して……】

其れは兎も角、痛まぬうちに早く食うてしまうのじゃ!
最近は甘味を口にすることもめっきり減ってしもうたからのぅ……初めて食う「すいぃつ」じゃし、楽しみなのじゃ

【表情をコロッと切り替えて、ミルクレープに手を付けていこうとするだろう――恐らくは、危機は去ったと見てよいだろうか】
453 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 00:59:11.86 ID:78p0FtQo
>>444

【振り向いた先にいるのは、一人の少年──プラス一匹】

───お前という言葉が、"神"を指しているのならソレで間違いないな。

【純白の肩掛けをマントの如く羽織った、銀色の髪に金色の瞳の少年】
【見に纏うは漆黒のブレザーに、黒いミラーシェード】
【首からは、神秘的な雰囲気を秘めた無色透明の玉石のペンダントをさげている】

【また、少年の足元には氷のネコバッジを付けた至って普通な黒猫がいる】

……まぁ、ここにはボクしかいないから、十中八九合ってるだろうが。
もしかしたら、貴様が幻覚を見ているのかもしれない──他にも、可能性は幾らでもあるからな。

【なんか態度がすっごい偉そう、しかも自分が神とか言った気がする】
【気配や雰囲気は人間なのに、というか普通に少年は人間である】

/無い!というかあっても気にするな!
/設定が被ったらダメなんてルールは無いからね。
/どうしても心配なら、>>1の舞台裏の酒場にある実験場ってスレに設定を投下してみるといいよ!
454 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 01:01:08.44 ID:suiAaXwo
>>447
/どうもです!
/あ、質問する場合は避難所の舞台裏とかでした方がいいのかな?
455 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 01:01:31.19 ID:fjXVxkSO
>>450
これ以上言うと見えない何かに消されるからやめよう…悲しいね…
【ゴロンゴロンしながら】

/ちょい風呂落ちー
456 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 01:01:43.72 ID:625ZmoM0
>>436(カンナ)

「……安心してよ、カンナ……」

【ワーズは……その漆黒の眼球は、『フェイク』だけを捉えている】
【カンナには――気付いて、いないのか?】

【――べき、と。左腕が、妖しく脈動する】

「……せめてもの……『感謝』を込めて……」

【ぎ、ぎ、と。列車の床が軋む】
【がたん、がたん、――加速して、ゆく】
【それは、カンナの心臓の鼓動にあわせるかのように――少しずつ、ゆっくりと】
【だが、めちゃくちゃなスピードで……加速して、ゆくッ――】


「……一撃でッ……殺してやるッ!!
 ――『さよなら』だッッ!!!」


【――ガオン、と。空気が刳り貫かれたかのような、圧倒的風圧ッ!!】
【繰り出された左腕が、今まさに、カンナの『フェイク』を貫こうと――】
【つらぬ、こうと……――――?】


「…………、…………ぁ」


【――その『腕』は。『フェイク』の頭部付近を暴力的に吹き飛ばす、その直前で、確かに「止まって――】


「……――――ッえ、なッ……!!?」

【そして――カンナの『奇襲』は成功するッ!!】
【明らかにワーズは気付いていなかった……意識は完全にフェイクに集中していたッ!】
【対処行動も間に合わず――カンナの『棒磁石』は、確かに――!】

「『カンナッ』――――っ、――――ぐ、ぁッ……あ……!」

【がす、と――鈍い感触。確かに――頭部に直撃するだろう】
【ワーズは、ふらりとゆらめいて――その場に、コンテナを背にするように、崩れ落ちる】
【……奇襲、成功。それどころか、「追撃」のチャンスすら――……】

「うっ。……ぅ……!」

【つぅ、と。ワーズの額を伝うひとすじの鮮血】
【同時に、僅かにその左腕の『異形』が形を潜めていくのが、微かでもカンナの視界に挟まるか――?】
457 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 01:01:54.13 ID:IUAtA..o
>>440

「五月蝿くないから静かにしなくていいのー!」

【一歩も引かないレミア。どう考えても五月蝿いです】
【一方のレミカはその様子を微笑ましそうに眺めて】

……さぁ、何か有害図書でも読んだんじゃ無いですかね?
……もちろん、ネットワークが在るって言ったじゃないですか。

【小声で呟かれ、然し何時もどおりの声量で返す】
【此方は元々五月蝿くないため、余り気になるものでも無いだろう】

「ぅ―――ぼ、暴力はんたーい!」

【なら静かにしろと】
458 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 01:03:07.00 ID:66S0vNUo
>>448

……、そう、か。。

【どこか、納得していないと言ったようにぎこちなく頷く少女】
【なんとなく、相手が話題を終わらせようとしているのを察したのかもしれなかった】

……、、。そう、なの、か。。
んと、んと、じゃあ、、「む、かし」って、なん、だ?

【絶対に必要と言うわけでもない】
【その言葉を、素直に信じたのだろう】
【こくんこくんと頷き、しゃらしゃらと鎖の音が体の動きに合わせ、響く】
【そして、先ほどは聞けなかった言葉の意味を、尋ねるのであった】
【「人に聞けば、大丈夫」】
【その台詞を、聞いたためだろうか】
459 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 01:05:00.27 ID:K5KRcKY0
【魔術協会・図書館前】

うーん、広い・・・!

飯は美味かったし服も貰ったんだが、いかんせん敷地が広すぎて何が何やら・・・

(てか、こんなでかいの知らなかったとか情弱すぎんだろ・・・俺)

【襤褸切れのような服を着た青年が右腕に魔術協会の制服を抱え、左手にはプルタブの開いた缶ジュースを持って図書館前に座っている】
460 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 01:06:43.30 ID:rhJJVAoo
>>438

…ダメージは…最小限のみか…!

【悔しさが残る…】
【だが彼の語る…『プロボクサー』の話を聞けば聞くほど…『震え』が収まらず…息を飲み続けた】
【彼もまた『飢える漢』なのだ…『家族』のために勝利を必死に得続けていた漢だった】

【送られてきた文面から、ああ…彼女はそうとうテンぱってるな、と感じる】

『ウェルダスデスヨー!その入れ墨はアルバレスト・ウェルダスデスヨー!往年のボクシングファンなら知らないわけはない
その鬼気迫るような獣そのものと言っていい…畏れのような物を纏うその拳で幾人もの戦士を打ち砕いてきた伝説の男!
あの時はボクシングなんて使ってこなかったのデスヨー、顔もちがったし、う、うわわ、どどどどどうしよう気がつかなかったなんて恥ずかしくてがががkdhががう』
【というか、ボクシングファンだったのかよと内心ツッコんだ物だあの時は…まあ確かに彼女はブン殴ってばかりだよなあとキャットXは思いながら】

…で、ぼくはこれからかの伝説のボクシングチャンプと真っ向からやり合えってのかい、まだトラウマを振り切ってないのに…
やれやれ、あまりに…へヴィすぎるな…

【相手に合わせるように…キャットXは構える、足元は不安定…なにせこの列車は100キロ超えの速度で依然、進行中なのだ…】
461 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 01:06:58.54 ID:YZN3yJwo
>>454
/質問は、此処でも大丈夫ですけど、舞台裏のほうが良いと思いますよー
/どちらかと言えば、そこのほうが答えが返しやすいからね
462 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 01:07:44.80 ID:N71m1ESO
>>455

そうですね・・・

―――で、こんな夜遅くに、こんな所で何してるんですか?今、色々物騒だし危ないですよ?
【と話題を変えて尋ねる】
463 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 01:09:07.34 ID:suiAaXwo
>>453
………か、神?

【拍子抜けしたのか、やや素っ頓狂な声を上げて】

なんか随分と回りくどいヤツだな………
まぁいい。
着いたばかりにしては上々だ。

『いきなり能力者に出会えた』みたいだからなっ!

【ばさ、とフードを脱ぎ捨てる】
【燃える様な紅い長髪、無駄なく引き締まった体躯】

【そして一見少年に見えたその顔は、よく見れば精悍な少女のそれだった】

そこのお前。
少し運動に付き合え。

【に、と好戦的な笑みを浮かべた】
464 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 01:09:21.69 ID:.Nk1n1.o
>>457

もうやだコイツ……

【溜息ついでに両手で頭を抱える、苦悩する人】

誰でもいいからコレに道徳と常識を与えてあげて下さい、割と切実に
というかコレの五月蝿さをお前に半分分けて、お前の静かさをコレに半分分ければ丁度良いのに……

【初対面でコレ呼ばわりする方もする方だろう】

うぇ……オレのプライバシー権はどこに行ったんだろうか
そうだちょっとゴミ箱に探しに行こうそうしよう、きっと見つかる筈

【へへへ……と乾いたような笑い声】

良し、ちょっとコッチ来い

【人差し指で来い来いとジェスチャー】
【もし近寄れば手で無理矢理口を押さえるだろう】
465 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 01:09:31.05 ID:suiAaXwo
>>461
/どうもです!
/じゃあそっちに移動しますねー
466 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 01:10:33.75 ID:N71m1ESO
>>455

/了解しましたー
467 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 01:10:44.74 ID:625ZmoM0
>>442(ミル)

『ケヒャッ……――――』

【度重なる挑発。悉く防がれる自らの攻撃】
【それが、スデに狂気的であったオルガネラに――何かを齎した】

『ケケッ……ヒャッ……ひゃひゃひゃっ……―――ヒャッ……


 ――SHUUUUUUUUT THE FUUUUU*CKKKKK UUUUUP!!!!


 てめェェェーーーーーーーーーーーーはもうッッ!!
 圧倒的にブッッッッ殺してやらねェと気ィィィィィィが済まねぇぇぇえええええええええええーーーーーーーーーッッッ!!!!』


【完全に――「キレ」た】
【両手両足を触手で拘束されていることも忘れ、力任せに動き】
【その状態でも、なんとか右手の指をミルに向け】


『穴ボコだらけのチーズみてェにッ!!そこに這い蹲れェェェエエエエエエエエエエエエエエエエエエッッ!!!!
 あァァァァアアアアアーーーーーーーッッ!?So Fu*k'n What!!喧しいィィィイイイイイイイイイイ!!!!
 Son of a Bicth(クソが)Son of a Bicth(クソが)Son of a Bicth(クソがァッ!!)Son of a Bicth(クソ野郎がァァァアアーーーッッ!!!)
 貴様はここでオシマイだァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!!!』


【バギュゥ、と射出される――『弾丸ッ!』】
【果たして――ミルの詠唱が早いか、オルガネラの凶弾が速いかッ――!】
468 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 01:11:39.48 ID:wNDQJBEo
>>459

【そこに一人の青年が歩いてくる】
【上下共に黒い服で統一した、大人にも子供にも見える青年だ】
【左手には納刀状態の大きな刀を持っている】

………………

【何故だかそちらをじっと見ている】
【何だか目つきが鋭い】
469 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 01:13:16.13 ID:keriKoAO
>>429
【額から玉のような大粒の汗が吹き出てくる。痛い、苦しい、呼吸がしづらい】
【幸い臓器には達していないのだが、あろうことか抉られた箇所から骨格がわずかに覗いていた】
【意識と五感だけは確りしているため、正体を露にした少女が膝をつく光景と……】
【デイドリィムの下腹部が消し飛ばされる瞬間を、はっきりと見てしまうのであった】

――……っ、 ――、……。

【――あ、と言おうとして、しかし、涸れたように声が出ない。】
【身体に緩く巻かれる黒い包帯。包まれるのはこれで三度目、だろうか】
【最初は脚部に、その次は全身に、そして今回は胸部に】
【しかして、今回は状況が違った。以前は戦闘後の治療だったが、今回は戦闘中なのだ】
【而も、眼前の少女は決して軽くないだろう負傷までして――この私を助けようとする】
【サラの脳内で想起されるのは某洞窟を探索した時のこと。あの時も、彼女を護ってくれる人がいて。】
【胸に、正確には胸の奥で、物理的なものとはまた違う“痛み”が駆け抜けてゆく】

  【痛い、苦しい、呼吸がしづらい。】
  【全てが白昼夢Daydream≠ナあればいいと、そう思ったのに。】

【かひゅう、情けないとも思える浅い呼吸】
【次に吐き出されるのは、比較的二酸化炭素を多く含有する呼気と――】


――――……デイドリィイイイイイムッッッッ!!!


【――慟哭にも似た叫び、そして爆ぜんばかりに増幅する魔力ッ!】
【かたかたかたかた、膝つく少女の後方にて鎮座する槍が、サラの感情に呼応するみたく振動を始める――!!】
【その直後のことだ。刹那、槍は一本の帯≠ニ成り変わって少女の頭部を絡めとらんと襲い掛かる】
【狙いは甘く速度もさほど無いのだが、その拘束力は異常ともとれるほどに“強い”】
【巻きつけば、骨格が軋むくらいに強く強く締め付けんとするだろう……】


【そうして、“視線”を感じても、やじろべえは物言わぬまま浮遊して回転を始め】
【同時に、ふわりふわりと柔らかな光を全身から放つ】

  Yizkor / Is call

【機械的な音声と共に、一際強い光を放って胸の上に着地】
【この場所からは見えないだろうが、サラの髪飾りも強く光って】
【ライトグリーンの頭髪の人物を光で包み込もうとし……成功すれば齎されるのは、治癒速度の改善と生命力の回復効果】
【どちらも完全なものとはいかないが、果たして……?】
470 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 01:15:06.06 ID:7/V2IUko
>>458

……むかし、っていうのは、前の事
貴女が空を飛んでいたのも「むかし」だし…

【少女が丁度飛んでいた位置を指差して】
【それから、細い月に指を向けて】

一つ前のお昼も、「むかし」

【天上から、東の空へ】
【黄道を逆に辿るように指を動かした】

二つ前も、三つ前も、「むかし」
前のことになる程、遠い昔……

……この説明で、どうかな…?

【少女の反応を見るために、視線を戻して】
【自身無さそうに、問いかけた】
471 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 01:17:00.51 ID:78p0FtQo
>>463

……───成程、ボクに挑むと?
残念ながら──神たるボクが相手では、運動にならないと思うのでな。

ボクは静観させて貰おう──なぁに、他にも相手はいる。

【神神うるさいが、ただの自称神である】
【自信満々だが、実際はそこまで強くもない、自信に満ち溢れているが】

「…………ん、ボクの出番かなッ!」

【少年の足元にいる黒猫が、光に包まれ】
【光が晴れると、ノースリーブシャツを着た黒髪黒ネコミミな少年へと変わっていた】
472 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 01:18:24.12 ID:fjXVxkSO
>>462
悲しいけど…ここが一番落ち着くんだよね…
【コロンゴロンしながら】

/ただいまー
473 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 01:19:08.09 ID:66S0vNUo
>>470

【ぱちん、と】
【その説明を、目を瞬かせながら聞いていた少女だったが】
【相手の問いかけに対して、彼女もまた自信なさげに首を傾げ】

……、こうして、、るの、も……「むかし」に、な、る……?

【そう、答えを返す】
474 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 01:19:35.85 ID:K5KRcKY0
>>468

しかし何で・・・・・・ん?

・・・どうした?喉でも乾いてんのか?

【歩いてきた青年を見て、軽く声をかける】
475 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 01:20:19.49 ID:VOe7a.oo
>>456

【激しく列車の振動によって、こてん、と横に倒れるその『フェイク』】
【──それは、『学校』にはよく在るであろう、あの『人体模型』であった】

 ────……っ!

【短丈のタンクトップ一枚、帽子も無いために暁色の髪が靡く彼女】
【崩れたワーズを見ると──ここぞとばかりに、間髪入れず『追撃』を放つ!】
【持っていた『棒磁石』をほうり捨てて、崩れたワーズに向かって一歩二歩踏み込む】
【その細い両の腕を広げ、ぐっと力を込めて──『異形』が消え行く前に放たんとする、その、最後の『追撃』──!】


 ────誰が“触れられなかった”、って?
 ────誰が、誰が“抱きしめられない”“受け入れられない”ッて言ったのワーズワイスっっ!!

【──ふっ、と】
【彼女は、ワーズに覆いかぶさるように、】
【その禍々しい異形すら逃さず受け入れるように】

【その腕で、ワーズの身体を、包み込もうとする】

【──それが彼女の、最大最後の『追撃』】

……“それでも”。殺したいなら、それがきみの道なら
──……それを、行けばいい

【──その体勢からでも、カンナの細い肉体を貫こうとすればそれは容易いだろう】
【彼女は丸腰、アートマンも今はいない。ジャマダハルも握っていない】
【魔力の流れすらも薄弱で、今にも消え入りそうではある。だが、その腕の力だけは確りと其処に在って】
【ありったけの力を振り絞って、その双眸から煩い涙を散らかして──叫んだ】
476 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 01:20:41.74 ID:xycfOYDO
>>445

【遠距離攻撃を二度続けて放ったのは、簡単に打ち消されるであろうことを念頭に置いてのこと】
【そうすることで、先ずは"敵"の攻撃手段や能力等を大雑把に把握するのが目的だった。それが戦闘における彼の基本戦術―――】

【あの柔らかい微笑みを浮かべる彼女からは想像も及ばない、脅威的な破壊力を有する攻撃をその目で確認した】
【彼女の攻撃前に予備動作が生まれることも、一連の観察で分析出来たのだろう。そこに"チャンス"が芽生えることも―――】

【なるべくこちらへの攻撃の機会を与えず、"防御"に撤しさせればいい―――導き出した答えは、それだった】


僕には分かる………昴お姉ちゃんはこんなこと望んでない、こんなこと、絶対に求めてない!
『いなくならない』って、約束したのに――!!それを破ろうとするなんて、昴お姉ちゃんは嘘吐きだ……でも僕は怒ってなんかいない。こうやって、また昴お姉ちゃんに『会えた』んだから……戻って来てくれれば………それでいいんだっ!!

【だが―――アリエルは、『言葉』を"止めない"】
【『《スバル=エルデピアス》は言葉に揺さ振られる様子もあった』―――知人がそう言っていた。それが本当なら、彼女には『心』が未だ残っているということなのでは?】
【そんな儚い可能性を信じて―――たとえ意味が無かろうと、彼女の『心』に投げ掛けようとするのだ】


《フレイムテイル》―――!!

【一歩、右足を前に出して】
【炎に包まれたサーベルの刄が鞭のように長くしなり、彼女に素早く襲い掛かろうとする】
【さっきまでとは違い、サーベルを使った直接的なやや激しい攻撃。かわすことは出来ても、打ち消すことは困難かもしれない】
477 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 01:21:21.81 ID:IUAtA..o
>>464

……私の五月蝿さが全部この子に行ったんでしょう。逆もまた然り、です。
「静かだって言ってるでしょー!」

【何故か嬉しそうな微笑を浮かべるレミカと】
【自分の意見を維持でも曲げないレミア】

……私に言われても困ります。が、ゴミ箱には無いんじゃないでしょうか。

【至って真面目な回答】
【さっきまで無表情だった少女は、さっきから自然な微笑を浮かべている】

「ん、なになにー?」

【呼ばれるがまま、とことこと少年の傍にレミアが歩み寄っていく】
478 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 01:22:16.53 ID:wNDQJBEo
>>474

いや別にそれが欲しいから見てたわけじゃないぞ

【首振ってあっさり否定】
【声をかけられたからなのか、本来のルートから外れて青年の方へと歩いていく】

制服持ってるってことは、新入りか?

【青年が持っている協会の制服を一瞥して尋ねた】
【どうやら協会の人間らしい】
479 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 01:23:44.48 ID:625ZmoM0
>>451(セオドア)>>460(ドラ)

【ゼェ、ゼェと……荒い息を繰り返しながら、エルヴァレッタは――まっすぐ両者を見据え】

……じゃがなァ、ドラ。ヌシは「伝説のチャンプ」などと聞こえの良い風に言うが……
アルバレスト・ウェルダスが『チャンピオンベルト』をその腰に巻いたのは……たったの「一回」……!
その『王座』は……一度の『防衛戦』も行われることなく……だからこそ男は『伝説』という影に埋もれて消えた……

……アルバレスト・ウェルダスは……『チャンピオン』の座についた翌日に、ボクシング界から……まったく姿を消すんじゃからのォ……

……――ぬゥッ!!

【ぐおん、と。セオドアから放たれた小型の榴弾】
【それをエルヴァレッタは、あろうことか――『右拳で叩きつける』】
【当然発生する爆発……彼の右拳は、見るも無残な状態になりさらばえるだろう――】

……どうせ、もう使い物にならん右腕じゃ……くれてやるわッ……!

【そして、そう吐き捨てるように言うと――左肩に雷撃を、更にチャージし】
【隻腕のようになろうとも――しっかりと構え、両者を見据える】

……何故か分かるか?「引退会見」すらも無く、ただベルトだけを置いて……ウェルダスは消えた……
誰も知ることはない……様々なウワサが世間では流れているがのォ……『どれも違う』ッ……!!


家族に、妻に、息子に『チャンピオンベルト』を持ち帰ると約束した、その日……!!
宣言通りに『ベルト』を持ち帰った『男』を待っておったのは……!!


――『カノッサ機関』の『テロ』によって、まったく焼き払われた自分の『家』じゃったッ……!!


【――ぐぐ、と。エルヴァレッタの拳に、ひどく力がこもっているのが見てとれるだろう……】


親もッ!!妻もッ!!……まだ5歳にも満たなかった息子でさえも……死んだッ!!!
『男』はッ!!『家族を護るために』始めたボクシングで!!『頂点に立ったその日に』ッ!!
その『護るべきもの』を全てッ!!そう!!


『このワシがその日、家族を置いてリングに向かっていたからッ!!』全て失ったんじゃァァッッッ!!!!


≪ステラァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッッッッ!!!!!≫


【そして――ズガン、と放たれる、左腕からの黒い雷撃!】
【再び――と思うかもしれない。彼にとって、2人を同時に攻撃できる技はこれしかないのだから】
【だが――違うのはその『スケール』!あまりにも『強大』……『桁違いの――脅威ッ!!』】
480 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 01:23:45.91 ID:/KPOn96o
>>467
あーあ…
詠唱中断

【詠唱を諦めた】
【つまり多少は危険に感じている】
【そう言う事だ】

っとと…避けきれなかったか…

【触手を出したまま動いた】
【つまり攻撃を避けきり…はしなかった】
【顔を掠っている】
【しかし気にしていない、触手が締め付ける力を強くする】

【此処まで来れば分かるだろうか】
【ミルの戦闘スタイルは攻めの札に欠けるのだ】
【ただしこれまでやっていたように守りの札はとても多い】
481 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 01:25:31.52 ID:N71m1ESO
>>472

あの・・公園も良いですけど自分の家もある程度落ち着きますよ?
【遠回しに家はあるのか?帰らないのか?と質問を続ける】

/お帰りなさい!
482 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 01:26:33.56 ID:.Nk1n1.o
>>477

何故そうも極端に……あと五月蝿い

【そんな微笑みを見て、やっぱり姉妹なんだなとほんの少し微笑む】

じゃあどっかでリサイクルされてるかね……
誰だよ勝手に売ったヤツ、限定品だぞオレのプライバシーは

【私生活を覗かれているワケじゃ多分無いのだろうけど】
【なんだかやりきれない感じで一杯だった】

必殺お口チャック
おーい、ちょっと防音マスク持って来て実際あるかは知らないけども


【右手をレミアの首の後ろに伸ばし支え左手で口を塞ごうとする】
483 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 01:26:59.23 ID:suiAaXwo
>>471
………やっぱり、なんだか食えないヤツだなぁ………

【黒ネコミミ少年に向き直り】

お前も獣人か?
まぁいい、肩慣らしには問題無さそうだ。

我が名はルゥ・ガルー、今は流離いの旅人だ。
お前の名を聞いておこう。
………気絶させてからでは聞けんからな。

【挑発するような笑みを浮かべ】
484 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 01:29:36.81 ID:fjXVxkSO
>>481
家もいいけど…外が落ち着く…悲しいけどね…
だって暗くってジメジメしてていつ危険が来るかわからないリアル感生と死の境目の路地裏とも負けず劣らず公園も危険がいっぱいで(以下略
【やけに饒舌になって長く話始める】
485 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 01:30:34.14 ID:7/V2IUko
>>473

【一瞬だけ、目をきょとん、とさせて】
【理解が追いついたようだ】

……そう、それで合ってるよ!

【自分の説明が通じた事が嬉しいのか】
【声を弾ませながら肯定して、片足でトッと立ち上がり】
【その勢いのまま、彼女をむぎゅ、と抱き寄せようとする】
486 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 01:31:10.58 ID:K5KRcKY0
>>478

ああ、此処の人か・・・俺はてっきり・・・

そ、最近入会したんだ
まだ不慣れな部分があるが、まぁ・・・大目に見てくれるとありがたい

【缶ジュースを揺らし、ちゃぷちゃぷと音を立てて】
487 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 01:32:54.91 ID:N71m1ESO
>>484

あぁ!もう良いです!
【と話が無駄に長くなると察して】
【何とか中断しようとする】
488 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 01:33:26.48 ID:okBkpQSO
>>452

だよなあ。こう、何と言うか……。多分両方だろ、きっと。
少なくとも、オレの説明を聞くより実物見た方が早いってのは確かだ……と。

【曖昧な事を言って頷く。同じ結論に落ち着いたようで、出てきた宇治金時に視線を遣り】
【同僚いびり的な何かだろう。黒いのは台詞を取られ、しょんぼりしつつカウンターでグラス磨き中】
【仔犬のような目でこちらを見ているが、朔夜はスルーを決め込んでいる】

そう。早い話、此処の従業員とちょっとした縁が有ってね。
……言っとくけど、黒いのじゃないからな?

……………。ええ、と。
「見てみたいんだってさ、識槻ちゃん……」
まあ、そうだよなあ!昼間に来てみれば判るよな、うん!

(えっ、昼間――――)
【当たり障りの無い回答を返しつつも、表情がぴしぴしと強張ってゆく――判りやすい事此の上無い】
【自身では仏頂面だと信じているのだろうがそんな事は無かったぜ!という奴である】
【朔夜は慌てて黒いのを黙らせ、強引に話を切り上げに掛かった】

そうだな、溶けちまったら勿体ないし―――

【作り立てらしく、未だ温かい。恐らく、店の奥にて誰かが作っているのだろう】
【層状になったクレープの間にカスタードと果物が挟まっていて云々】
【割と甘いが、果物の酸味が効いているので甘ったるいという事は無い、筈】
489 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 01:33:43.66 ID:78p0FtQo
>>483

ボクは神だからな、仕方あるまい。

【そう言うと、テクテクと神(仮称)は二人から離れていく】
【帰ったわけでは無いようで、ある程度離れた位置から見ているようだ】

「違うよ、ボクは純度100%のネコだからねッ!!」
「……って、その言葉からすると、キミは獣人なのかな?」

「ボクの名前はメイ。ヨロシクね、ルゥ!」

「────《 マクスウェル? 》 」

【戦闘を行うために、ある程度少女から離れ】
【少年の前へと冷気が集まっていき──氷で出来たハンマーが創りだされた】
【ソレの柄を両手で握ると、少年は構える───戦闘準備万端のようだ】
490 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 01:37:08.12 ID:66S0vNUo
>>485

……、わ、?

【突然抱き寄せられたことにびっくりしたらしく】
【しゃらん、と鎖の音を立てて少女は目を真ん丸くさせる】
【恐らく抱かれ慣れていないのだろう】
【まるで野生動物のように、しばらくは居心地が悪そうにもぞもぞと動いていたが】
【やっと丁度いい感じに落ち着いたのか、やがてあんまり動かなくなった】
491 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 01:38:24.99 ID:wNDQJBEo
>>486

なるほどな
俺は一年の赤木怜司(あかぎれいじ)
新呪文開発班と術式解析班に所属してる。班の説明は受けたか? まだなら俺が説明するが……

【赤木怜司と名乗った青年は、自己紹介をしながら、班の説明を申し出た】
【学年としては同じらしい。時期が違うため、先輩といえば先輩か】
492 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 01:39:18.91 ID:24f8ZsSO
>>469
「……っあ……がぁぁッーー!!!!」

【デイドリィムは、戦闘経験が非常に薄い……デイドリィムの隣にはいつも、彼女を守るセイギノミカタが居たから】
【故に、痛みへの耐性は殆ど「無い」……消し飛ばされた右下腹部……その周囲からボロボロの包帯が溢れ出し、傷口を保護するが……】

【血色の瞳から、意識が失われて行く……】

【ゆっくりと、両の瞼が閉じて行く……】

【得体の知れない寒気に襲われながら、デイドリィムの意識は暗闇に落ちていく……】

【この痛みを浚って欲しい、そう思いながら…………】


『……っ……っ!?』

【突如頭に襲い掛かった強烈な締め付けに、偽物の少女は目を見開き】
【麻痺した両手を懸命に動かして、無理矢理に帯を引きちぎろうとするが……身体が動かない。抵抗出来ず、ただただ締め上げられる】

……それでいい……それでいいんだ……

(……Seriouslyヤベーな…………意識が……まあいいや。割と上等だろ…………なあ)

【そう呟いて、秋畠柊緑は地面に身体を預ける】
【その目に写るのは、治癒を開始したやじろべえと…………】

(……何だっけ?まあ…………いいや……)

【一方】
【やじろべえの力、或いはサラの力によって、ライトグリーンの髪の人物の身体が……徐々に治癒して行く…………】
【治癒速度は、標準に比べて速い……既に、四肢は最低限機能出来る程度のレベルにはなっている……………】
493 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 01:40:02.03 ID:fjXVxkSO
>>487
………悲しい…話を中断された…鬱だ…
【懐から銃型機械を取りだし】

後は任せた…
《召喚発動…ピクシー》
【引き金を引くと機械音声が流れ銃口が光り】

『ピィ?』
【そこから掌サイズのカワイイ少女の妖精が現れる】
【妖精はなんで呼び出されたのかわからず混乱中】
494 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 01:40:12.66 ID:IUAtA..o
>>482

……さぁ、何故でしょうね。

【ふふ、と相手の微笑に応えるように微笑を深くし】

……仕方ないです、私達はこういう身体なんです。
「ぷらいばしーがリサイクルなんて出来るわけ無いー!」

【彼女等の言うネットワークとは、要するに“記憶の共有”のようなもので】
【誰も知らない情報を知りえたりはしない、のだが】
【其処までこの会話だけで伝わるかどうか、判らないものがある】

「む――――!んー、んーっ!」
……そんなもの、持ってません。

【首を抱えるように手を添えられた上で口をふさがれ、もごもごと騒ぐレミカ】
【其れに対し、何時までもレミアは静かなままだ】
495 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 01:40:53.93 ID:suiAaXwo
>>489
メイか、いい名だ。
そーだ、誇り高き人狼族だ。

【氷のハンマーを見て】

(氷雪系か)

まずはお手並み拝見っ!

【地を蹴り、少年に肉薄する】
496 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 01:42:43.89 ID:625ZmoM0
>>475(カンナ)
「ぐ、ぅぅうッ……クソッ……『カンナ』……!」
【人間を保つ右手で、打たれた頭部を抑えながら――ぼやける視界で、迫り来る相手を確認する】
【不味い……あまりにも、クリティカルを貰ってしまった……例えこの身が『鬼』であろうと、『生物』なのだ】
【頭部……それは生物にとって最も重要な部位……!あらゆる知能が結集した、文字通りの『頭脳』】
【そこに衝撃を受けた……なかなか復帰できるものではない。身体が――言うことを聞かない……!】

「うッ、ぐッ……嫌だッ……私はッ、まだッ、こんな……クソッ……!!」
【必死に左手を動かそうとする――「動きさえすれば」……この『黒鬼の腕』は、1人の少女など容易く殺せる】
【だが現実は非情……「もうだめだ」……対処できない――『死ぬ』】
【そんな考えが、ワーズを支配し始めていた……――】

【――それが『極限』に達した時だった。カンナの叫びが、耳に届いたのは】
【そのあたたかさを、たしかに感じ取れたのは――】

「……………………、……え」
【――ぱちりと、瞳を瞬かせて】
【一瞬、何が起こったのか、わからなかった……けれど】

「…………えっ、ぁ、……――――あ…………」
【――すぅ、と。身体から、何かが抜け出ていくような気がした】
【渦巻いていたどす黒いものが、静かに自らの中から抜け出ていく感触を――】

「……っ、ぁあ……あ、……“…………カン、……ナ……”」
【――――そして。微かに震える右手を。ヒトのかたちをした右手を】
【そっと、カンナの抱擁に答えるように、その弱弱しい脆弱な四肢を、抱き返そうと――――?】

>>475(カンナ)>480(ミル)
【――バギャァッ!!と、凄まじい音と共に。カンナとワーズが居る車両のドアが、吹っ飛ぶ】
【それは、前の車両からの『流れ弾』によるものであった――其処には】

『ゲケケェェエエエエェエエエエエエひゃははははははははははははははははははははッッ!!?!
 殺すッ!!殺すゥッ!!!徹底的に殺してやる、テメェぇぇぇえーーーーーは許さねェェェーーーーッッ!!!』
「……っ、オルガネラッ……!?」

【カンナも『駅』で見かけたかもしれない……『幻鋭』オルガネラの、変わり果てた狂気の姿】
【そして、それと交戦する少女の姿だろう――】

『クソッ!!クソクソクソクソソクソクソクソクソクソクソクソクソがぁぁぁああぁあぁああぁああああッッッ!!!!
 逃がさねェッ!!絶対に!!逃がさねェ!!何もかもだァァッッ!!
 このオルガネラ様をバカにした罪はッ!!万死どころか『兆死』に値するぜェエェエエエエエエーーーーーーーーーーーッッッ!!!!』
【――がしゃん、と。ミルの触手の拘束を受ける四肢が――オルガネラ本体(胴体)から、『離脱』する】
【『接続パーツ』を外したのだ――そうして無理やり触手の戒めから抜け出し】
【胴体だけで浮遊しながら――その両手があった場所に、トランプが張り付く。そして――】

『貴様等全員ッ!!八つ裂きにしてから十六に裂いて、残った肉片を三十二にバラしてやるッッ!!!』
【『オルガネラの両腕』という『事象』を――『再生』!『擬似的な腕』を生成する!】
【なんという『執念』――!その『幻影の左腕』に再びステッキを装備し、ミルと対峙するだろう】

「……まず、い……カンナッ……君は、逃げろ……はやくッ……!」
【その尋常ならざる様子を感じ取ったワーズが、焦ったようにカンナに告げるだろう――】
497 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 01:42:46.42 ID:p4OPBU.o
>>488

うむ――これは中々に美味じゃの!
くれーぷは食うたことがあったが、こうして重なっておるのは初めて見たのじゃ。

ふむふむ……外国の甘味は幅が広いのぅ。わらわも勉強が足りんのじゃ
もっと色々な甘味屋を回って、見聞を広めていきたいところじゃな……

【甘味を口にして、嬉しそうに顔を綻ばせながら】
【感想を述べたり、感心したり今後の目標を立てたりと忙しい】

ふぅ……――。
さて……ようやく一息つけたというた風情じゃが、何を話そうかの?
わらわと朔夜の共通の話題といえば――――

【お冷を口にして軽く一息】
【少し、考えこむような仕草を見せた後、織守は佇まいを直し】

――そうだな、最近エルメアとはどうじゃ朔夜よ?何か進展でもしたかや?
お主は奥手じゃからのぅ、大して変わっておらんとは思うが

【「共通の話題」を口に出してそう問うた】
【その表情は何処か楽しそうで、年相応に恋話を語らう娘のようにも見えた……】
498 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 01:43:02.82 ID:rhJJVAoo
>>479
【カードホルダーから1枚引き抜き…裏向きで扇子のカードリーダーに通せば…必殺技のプロセスに繋がる…そこで彼が最後に考える事は…】

(…拳では勝てない、ぼくが相手を唯一圧倒できるとしたら…『蹴り』のみ…
この列車上で外さず確実に叩きこめるのは…このカウンターキックしかないだろう…さあ、来いよチャンプ…)

【と、内心思ったところで…たったの「一回」と彼は否定した】
【そうだ、彼の過去は一回だけと締めくくられていたことを思い出す】
【わずかに後ろを見ながら…彼は自らの右腕を捨て去ったのを見つける…!】

【そして…彼が栄光の舞台から…去ったのは…】

【去ったのは…全てを失ったから…家族を…大切な人を…】

…あ…ああ…



【止まった、キャットXの、ドラ…源 猫太の動きが…そして止まったならば必然】


【…ズゥゥゥゥン、とむしろ小さいとすら錯覚する轟きを空に残し…キャットXを打ち抜き…彼は片膝をついた】
【その装甲は…火花を散らせている】
499 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 01:44:46.33 ID:K5KRcKY0
>>491

俺はアルフレート、よろしくな

そうだな、班が色々があるのは聞いてるんだが・・・
できれば詳しく説明してくれるか?

【実はすでに説明されている筈なのだが、当人は覚えていないらしく】
500 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 01:45:21.07 ID:78p0FtQo
>>495

「先に言っておくけど──ボクは強いよッ!」
「なんたって、だんちょーだからねッ!!」

【ネコの如き跳躍力で跳び出し、接近していき───】
【ルゥの胴体を狙って、氷で出来たハンマーを振るう】

【まずは様子見か、かなり小振りであり】
【隙は小さくなっているも、仮にもハンマーにしては威力は低めである】
501 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 01:45:23.27 ID:N71m1ESO
>>493

(銃・・?!)
【一瞬警戒するが】
【警戒したのは本当にその『一瞬』】

・・・・何ですかそれ・・?妖精?
【此方もキョトンとしている】
502 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 01:50:04.29 ID:.Nk1n1.o
>>494

何かワケでもありそうな言葉を残すなよ……

【伏線ですねわかります】

倫理観とかどこいったんだろう

【そしてレミアさんの言葉は華麗にスルー】

ええい暴れるなしまっちゃうおじさんを呼ぶぞ
(……しかしこっからどうしたもんか、ヤベっ何も考えてねえや)

【内心結構焦っていたり、第三者的に見たらただの変態だし……】
【しかしこれで離したら状況は更に悪化しそうで】

と、とりあえず静かに、な?そしたら離すから

【レミアの目を見つめて諭すように呟く】
503 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 01:51:31.13 ID:fjXVxkSO
>>501
悲しいけど…ピクシーなんだよね…
【そして本人は寝ようと目をつぶり】

『ぴ!ピピピィ!!ピィ?ピィ?????』
【ピクシーはなんで呼び出されて自分に任されたのかわからず泣きそうになって慌てている】
【……凄い…カワイイです】
504 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 01:51:59.39 ID:Lf5/CbE0
>>479
「(右腕を捨てた…?)」
【小型擲弾発射器を下ろし、ガスマスクの下で怪訝な顔をする】

【そのままエルヴァレッタの話を聞く】
「…。」
何が正義で、何が悪か…分からなくなりますね
「…!」
あれは…!セオドアさん!試作品を!
【エルヴァレッタの叫びと共に黒い電撃が迫る】
【セオドアは懐からSDメモリーカードを取り出し、装甲の薄い場所に突き刺した】
【電撃を受けたセオドアは―】



「…はっ…はっ…はっ」
【ふらふらと、肩で息をしながら立っていた】
「(本当に…痛覚が鈍くなってやがる)」
【それと同時に―】
「(目の前のヤツらを……めちゃくちゃにしてしまいたい)」
【異様な雰囲気を漂わせている】
「(…これが精神汚染か、思ったよりも酷い…頭がおかしくなりそうだ…!)」
「ぐっ…あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛…」
【肉体へのダメージか、精神汚染の影響か…頭を抑えて蹲っている】
505 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 01:52:31.79 ID:wNDQJBEo
>>499

分かった。とはいえ、詳しく知ってるのは術式解析班の方だ。新呪文開発班については、俺以外の班員に聞いた方がいい

術式解析班はその名の通り、術式を解析する班だ。具体的にすることは、まだ構成が完全に把握されていない術式が、どういう理屈で、どういう効果を齎すのか、を分析し、その他の分野に流用する
例えば発見された昔の魔術だとか、そういったものの解析も担当してる。解析出来た術式は新呪文開発班や魔導具開発班の手によって有効活用されることもあるし、古文書解読班が助力を要請したりもする。割と横との繋がりが強い班だな
またその性質上、かなり多くの魔術に触れる機会が多い。だから様々な分野の魔術が知りたい人間が所属したりする。俺みたいにな
割と優秀な人間も多い。解析するには既存の術式をある程度は知ってなきゃいけないからな。一年でいきなりは、結構難しいかもしれないが、修行にはいいぞ

ここまでで何か質問は?

【前置きを一つしてから、ゆっくりと、自分が所属している班の説明をした】
506 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 01:52:43.19 ID:625ZmoM0
>>476(アリエル)

さっきから……スバルおねえちゃん、スバルおねえちゃんと意味の分からないことをッ……!
「約束?」「嘘吐き?」……新手の精神動揺作戦?『無駄!』
それをまだ『理解』してないなら……きっちりと『認識』させてやらないとな……!!」

【だが――その言葉が届く様子は、ない】
【何故か……?確かに、かつての戦いでは――『スバル=エルデピアス』は、言葉に揺さぶられていた】
【今だってそうだ。「心がない」のなら、アリエルの言葉には耳など貸さず、アリエルを始末しているだろう】
【だがそれに律儀にもしっかり返答するということは――紛れもなく『心の存在』の証明である】

【しかし――以前『スバル』が揺さぶられたのと『今』では、決定的な『違い』があった】
【先に『結論』『答え』だけを述べよう。それは――『中心に位置するもの』の、『違い』】

【以前、スバルは……『思想』の会話、論戦において、それを揺さぶられた】
【その身に染み込ませられた≪R.I.P.≫の思想を崩されかねないほど――揺さぶられたのだ】

【だが、今回アリエルは『昴』を中心として、その叫びを続けている】
【「前提」が……『スバル』を相手としていないのだ。アリエルは『昴』を相手にしているのだ】
【“だから!”意味がない……スバルは、スバルであって『昴』のことは完全に消去されているのだ】
【揺さぶられる根底が存在しないのだから、揺さぶりようがない……その絶望的な『事実』があるのだ】
【……あまりにも悲惨な現実。……受け入れるしか……ないのか……?】

……この攻撃は……『厄介』……!

【そして――彼女は迎撃を放たず、「フレイムテイル」に対しては回避に徹する】
【この狭い高速車上でなんとか身を交わすが、避け切れなかった分が彼女の身体を掠める】
【ピッ、と鮮血が舞い、炎が彼女を傷つける――苦痛の表情が垣間見えるが、当然この程度では終わらない】

……少しは……攻撃できるみたいだけれど……
その間に……「確率」は上がっていくんだ……

貴様を確実に『始末』できる……『確率』はな……!

【だが――気付けるか。彼女の左腕、渦巻く魔力量――『増えている』……】
【『予備動作』は『チャージ』なのだ……放たなければ……増強してゆくッ……!】
【……スバル=エルデピアス……≪四刃≫……≪穿光≫……!】
507 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 01:53:14.84 ID:suiAaXwo
>>500
団長?

【ずどん、とハンマーの一撃をまともに受けるも】

なんの団だ?
この程度の腕で団長じゃ、たいしたことはないのだろうな。

【僅かに吹っ飛ばされて後退したのみで、ダメージはないようだ】
【余裕のつもりなのか、お喋りを続けながら】

それと忠告だが、獣人族はそこらの人間よりタフだぞ。
もっと強く来いよッ!

【相変わらず挑発を続ける】
508 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 01:57:13.93 ID:N71m1ESO
>>503

ちょっと?!寝ないで下さい?!説明終了?!放棄ですか?!
【寝ようとする女性にアタフタする】

――・・・で・・えっと・・
【少年はピクシーの方をみる】
【救いを求める目だ!】
509 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 01:58:23.01 ID:7/V2IUko
>>490

……慣れない?
私も、される方は、慣れないんだけど、ね

【抱きつき癖の有る友達の影響で――、なんて、言い訳じみたことを】
【えへへ、と照れたように話す少女】

……ちゃんと教えられて、良かった
「むかし」も、「お母さん」も、きっと大事な言葉だから…

【個人的な思い入れが強いらしく】
【それを表すように、抱きしめる力を少しだけ高めて】

…………まだ、聞きたい事も話したい事も一杯あるんだけど…
……疲れちゃうかもしれないし…、

…名前だけ、聞いていいかな…?

【そう言って、後ろ髪を数回だけ、指で梳くように撫でようとするだろう】
510 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 02:01:21.51 ID:K5KRcKY0
>>505

質問ねぇ・・・

解析の手順とか既存の術式ってのが良く分からないかな。後、寮の場所とか

【付け足した質問からは、缶ジュースを片手に座っていた理由が読み取れるかも】
511 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 02:01:45.80 ID:78p0FtQo
>>507

「ねこにゃー団だよッ! ネコのネコによるネコのための団さッ!」

「……ふぅん、キミも中々強いみたいだねッ!!」
「じゃあ、全力でいかせてもらう───よッ!」

「────《 リジェクト・ブリザード 》 」

【挑発に乗って、ハンマーを大振りしたりはせず───】
【タンッ、と後ろへと地面を蹴って】

【氷のハンマーが消えていき──吹雪の如き冷気が少女を襲う】
【直ぐに全身が凍るような、即効性の高いものではないが】
【ジワジワと、確実に───少女の皮膚を凍らせていこうとする】

【相手がタフだろうと、冷気ならば関係ないだろうと判断したようだ────】
512 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 02:02:34.23 ID:wNDQJBEo
>>510

まぁ普通はそうだな。入ったばっかじゃ尚更だ
……ん? 寮?

【途中までは普通にしていたが、その言葉に反応した】

お前もしかして、迷子か?

【そして気になったことを尋ねてみた】
513 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 02:06:05.03 ID:VOe7a.oo
>>496(ワーズ) >>480(ミル)

【──それが精一杯、彼女がワーズに示せる答え】
【自ら飛び込んででも、ぶん殴ってでも、その道ごと全部全部──】

【──が、】


────っ!?


【突如、轟音と共に破られたそのドアに慌てて目を遣れば】

……あれ、は──

【丸腰の少女カンナは、ワーズから腕を離して立ち上がる】
【現れた≪幻鋭≫のオルガネラ──駅にいた中の一人だと思い出して】
【その尋常ならざる様相に──ワーズを一瞥すると、唇を噛みながらオルガネラと相対する】

(“貴様ら”……? “全員”──?)
(──『こいつ』は……アブない、って──)

──……『逃げろ』……って、“何処に”……
……この列車から、飛び降りればいいの?

 ──もう後戻りできないのは、私だって同じだよ

【そうは言って、霞みかけの意識の下、放った『棒磁石』を拾い上げ】
【オルガネラと対峙するミルを、一瞥する。──隙あらば飛び込めるタイミングを伺いつつ】
514 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 02:06:15.37 ID:gouUE76o
【真夜中、皆が寝静まった街中】

・・・こうすれば・・・いいのかな・・・もう分からんねーや。

【顔の右片方が火傷した赤目の女が歩いている。】
【白髪混じりの茶の短髪、黒のソフトハットに黒のコートを着、ダメージジーンズを履いている。】

・・・Break・・・。

【煙草を吸いながら、そうつぶやく。】
【ズォーン、ズォーン、ズォーン】
【通ってた通りの店が炸裂してきく。】

・・・然し、人ってモノは脆いモノだ。
成り下がったモノには分からんことだがね。ハハッ

【肩を竦め、笑う。】
【その笑いは乾いている。】
【下衆で虫酸が走る笑い声が街中に響き渡る。】
515 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 02:07:20.08 ID:fjXVxkSO
>>508
………悲しいけど…コレが現実なのよねん
【そう言いながら寝始め】

『ピィ…ピピピ』
【こちらも涙目で助けを求めるように見つめ、銃を小さな身体でいじり】

《通常召喚→特殊召喚》
《切り替え完了》
《特殊召喚…ジャンヌダルク》
【そう機械音声が言うと】

「……なんか大変な事になってますね。マスターも寝てるし…何故私が呼ばれたのですか?」
【金髪ショートに白銀の鎧を着た女性が銃口から召喚される】
516 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 02:07:27.86 ID:625ZmoM0
>>498(ドラ)>>504(セオドア)

……ぐゥぅ……ッ――……!
【だが、雷撃を放ったエルヴァレッタもまた、苦痛に表情をゆがめる】
【もともと「ステラ・ストライク」は自らの身体に相当な反動を生み出す『諸刃の一撃』なのだ】
【それを乱発した『代償』は大きい……『放てる数』は……持って、あと『一発限り!』】
【少しずつ力を弱めていく電撃が――それを『裏付け証明』しているようにも見えた】


――『男』は嘆いたッ!!嘆き、叫びッ!!涙をこらえようとしなかったァッ!!
『何故!!』何故ワシは『ボクシング』をッ!!そんな野蛮なスポーツを、拳を打ち合わせるだけのッ!!
一時はそれが『美しい』と思っていた、『肉体の極限の競い合い』だと!!『誇り』すら持っていたッ!!!

だが……そのために全てを失ったならッ!!ワシはっ、ワシはッ!!『何』を信じればよかったんじゃッ!!?
何のためにッ!!何のために拳を振るっていた!!何のために頂点を極めようとしていたッ!!?
『護るべきものを護るために始めたッ!!』『その護るべきものをイザというとき護れなくて』――……

……何が『護りたいモノ』じゃッ!!そんな格好付けよってよォッ!!!
ワシは結局ッ!!ただのッ!!ブザマでブザマで仕方ない『阿呆』に過ぎんかったんじゃッ!!
この『アルバレスト・ウェルダス』という馬鹿野郎はァッッ!!!

【エルヴァレッタ・ウェリルドーシェ……「アルバレスト・ウェルダス」は、吼えた】
【ただ、力の限り……ただ、互いに満身創痍になりながらも吼えた……そして――】


……≪信念≫…… 何が信念か……ワシの拳は……「護るための拳」のハズじゃった……
彷徨った……何も見えず……果てしない暗闇の中を、一瞬だけ感じた栄光の輝きからまっさかさまに転落し……
ワシは……かつての『チャンプ』としての姿から……ただの『堕ちた狼』になりさがっていた……

護るものは何も無く、失うものも何もない……残ったのは、ただ一度頂点を制したこの拳のみ――
「絶望」がワシの心を覆い……『家族』の元にワシも行こうかと、そう考えた……


そんな時じゃよ……ヴュネルドの旦那と……

そして……≪暴帝≫ポポル様と……出会ったのは…………


【ふらり、とふら付きながらも――ウェルダスは、ずん、と床を踏みしめ、立つ】
【その様子は――満身創痍なドラの心にも、ひとすじの『希望』を差し込ませるだろう】
【互いに『限界』なのだ……最後に勝つのは……『意地』だけなのだ、と……!】
【……異常を体現しはじめているセオドアにも、ウェルダスは視線を向け――】

ワシも苦しかったッ……じゃが、それでもな……『光』は差し込んだ……
どんな暗い世界であろうと……『光』が差し込んだのは事実……!

【――語るのを、続ける。まるでそれは、遠まわしに、精神汚染に呑まれそうなセオドアを、応援してるかのように】
517 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 02:07:41.00 ID:IUAtA..o
>>502

……別に、そんな事は無いと思いますけどね?

【相変わらずの微笑を浮かべながらのレミア】

「むー!むー!」
……私に聞かないでくださいね?知りませんから。

「むぁー!むぁー!」
……まぁ、好きにしてあげてください。

【口を押さえられて、暴れはしないものの騒ぎ立てる】
【もう一方はその様子を楽しそうに見ている!】

「む、むー!んー!」

【静かにする様子は無い】
518 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 02:08:15.24 ID:suiAaXwo
>>511
(大振りの隙を誘ってたが、流石に挑発には乗ってこないか)

中々やるな。
………だ、だが団名のネーミングは改めることをお勧めするよ、うん。

【吹雪を受け】

(このままじゃ氷付けにされる!)

なら、動き続けるだけだっ!

【猪突猛進、メイに突っ込み殴りかかる】
519 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 02:08:54.89 ID:okBkpQSO
>>497

――――だろ?まあ、お前は……っ!
箱入り娘みたいなとこ、有るしな。知らないのも不思議じゃないけど。

……何を勉強する心算なんだよ、店でも開くのか?

【此方も宇治金時を口にし、頬を緩ませてくすりと笑い】
【かき氷を急いで食べた時特有の頭痛?に襲われ額を軽く押さえつつも、茶化すように軽い口調で】

……だな。
話すにしても、キナ臭い話題は遠慮したいし――。
差し当たっては無難に、……駄目だ、思い付かない。

【暫くして痛みも抜けたか、押さえた右手を口許へ動かして思案顔をしていたが】
【やがて、手持ち無沙汰にスプーンを弄び始めた。話題提起は織守に任せる腹らしい――が】

――――……あ、ぇ?エルメアと進展?無い、けど。
何か有ったのか、そんな事聞いてくるって事は。

【何とも意外だったらしく、素っ頓狂な声を上げて】
【進展は、何と言うかやっぱり無いようで】
【表情と、此処でその話題を持ち出す心境からして――恐らくは進展が有ったのだろう、と判断したらしい】
【朔夜はそう問い返し、俄かににやにやしつつ聞き役に回ろうとする】
520 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 02:09:44.73 ID:66S0vNUo
>>509

……、ん。。

【「どうして、そんな話し方をするんだろう?」】
【そんなことを、思ったりもしたのだけれど】
【今は何も言わず、ただ相手の腕の中でこくんこくんと二度頷き】

わた、し……、わすれ、ない、ぞ?
おしえられ、た……の、。わすれ、ない。。

【どこか真剣な表情で、相手に告げた】
【最もこれは相手の気持ちを汲んだのではなく──】
【少女自身が、真剣に、心からそう思っていることを言葉に表しただけなのではあるが】
【このような言葉が出てきたのは、少なからず栗色の少女の台詞が関係しているのかもしれなかった】


……キ、ル。、

【そして。少女──キルは短く名前を答えるも】
【僅かに複雑そうな表情をして何かを言いたげにぱくぱくと数度口をぱくつかせ】

……、……で、も。。「モノ」は……ちが、うの、つけ、ろって……。。
そう、いったん、だ。
「キル」は……、「ころす」って……。。そーぃう、、いみ、だか、ら。。

【途切れ途切れに、そう言った】
521 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 02:12:08.80 ID:/KPOn96o
>>496(オルガネラ)  >>513(カンナ)
はいはい…元気だねー
全く…本当は車両を壊した時点で僕の役目は終ったはずなんだけどな…

【右手の触手が消え爪付き手甲になる】
【防戦一方ではなく攻撃に移ると、その意思表示だ】
【そして一瞬、まだ顔も知らぬ少女―――カンナの方を見た】
【多分援軍は期待出来なそうなことも】

さて、もうそろそろ攻撃も混ぜないとね
(ったく…なんで仕事増やされるかな…)

【8本の触手がオルガネラの四肢の内半分を捨てた】
【鎧がようやく役目を果たす】
【さあ、戦いの、闘いの、再スタートだ】
522 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 02:12:54.34 ID:66S0vNUo
>>520
/描写がっ……!
/一番下に、以下の文章を脳内補完しててくだしあ><
【「モノ」──話の流れからすると、キルの知り合いなのだろう】
523 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 02:13:07.30 ID:K5KRcKY0
>>512

・・・・・・!

そうだ、俺迷子じゃん・・・!

【今更気付いたらしい】

・・・ははは、迷子になってしまったようですな。ははは

【で、笑って誤魔化した】
524 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 02:13:27.58 ID:78p0FtQo
>>518

「こんなパーフェクトな団名なのに、変える必要はないよ!」

「……残念だけど、それは予想通りッ!!」

【吹雪を止めると、自身の前に氷の盾を創りだし】
【右手でソレを持ち、パンチをガード───】
【だが、即興で作ったためかそれ程の耐久力は無く】
【後一撃でもパンチを入れれば、割れてしまうだろう】
525 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 02:14:56.31 ID:.Nk1n1.o
>>517

その微笑みが怪しいんだっつうに……

ちくしょう、お前ら……

【良識があぶない!】

好きにしてくださいってなあ、流石にバラバラにするのは気が引けるし
むむう……仕方ない、か
(毒を食らわば皿まで……)

【もがもが言っているレミアが流石に可哀想だと思ったのか】
【ゆっくりと手を離すだろう】

/えっと、眠気とか大丈夫ですか?
526 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 02:15:55.87 ID:wNDQJBEo
>>523

はぁ、仕方ないやつだなお前は。図書館の中に居る連中に聞こうという発想は無かったのか?

【呆れ半分、馬鹿にしてる半分でため息をつきながら言った】

生徒用の寮はあそこで、術式解析班の研究室があるのはあそこだ

【と、見えている建物を順に指差していく】
【それほど遠くはない】
527 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 02:16:45.39 ID:keriKoAO
>>492
く……、ぅ、あっ……!
――嫌、……ダ、メ……、デイドリィムっ、ダメ、起きてよっ……!!
デイドリィム――シィーガンナーッ……!!

【仰け臥したまま、渫は、ただ狼狽えながら少女に声を掛けるだけ】
【痛い、寒い、苦しい、呼吸がしづらいのは、きっと、物理的なもの……じゃない】
【消し飛ばされた右下腹部が、溢れ出すぼろぼろの包帯が】
【悲痛な叫びが、瞼に覆われる赤い紅い瞳が、自らを助けてくれた、ちいさな少女の姿が】
【脳裏を目まぐるしく過り巡り明滅を繰り返し、頭痛と目眩を引き起こして、すう……と、血の気が引いてゆく】

ひっ、――く……ふ、やだ……やだよぉ
やだぁ、死んじゃやだぁぁあっ……!!

【口を大きく歪め、渫は文字通り泣き叫ぶのだった】
【見たくない、とでも言いたげに腕で両目を覆い隠す。溢れ出すのは、紛れもない涙】
【熱を孕んだ涙が頬を伝っては滴り落ち、肌や地面を雨粒みたいに濡らしていく】
【……もしこの光景を神さまが見ていたら、矢張り悲しむのだろうか、それとも嘲笑うのだろうか?】
【それがわからないから、神さまは嫌いなのだ。神さまが嫌いだから、頼ることもしない】
【しかし、この時ばかりは冀った。死なないで、殺さないで、どうか同胞の命を浚ってゆかないで、と。】

【腕を退け、拘束に成功した少女を見遣り、睥睨する】
【涙で潤む瞳、その色はターコイズブルーでもターコイズグリーンでもなく】

はぁ……くッ……!
――死ぬ前に、言いたいことは……?

【「緑」と「蒼」、「植物」と「蒼穹」を模したオッド・アイ】
【海碧色の頭髪と相俟って、何処と無く陸海空を想起させるかもしれない】
【尋常でない怒気と殺気を振り撒きながら、少女は涙声で問い掛ける。苦しみながら死ぬ覚悟は出来ているか?と】
【きちきちと締め付ける帯は口を塞いでいない筈だ。言いたいことがあるならば伝えられるだろう】


【――】


【やじろべえは秋畠の異変に気付かないで、ただ治癒していく様子を見守るばかり】
【一、二時間はもつ=B彼のその言葉を信じているからこそ、目を離さず見守っていられるのだろう】
【ある程度回復すれば、大丈夫?と言わんばかりに胸の上で飛び跳ねようとする】
【大きさや重量からして、傷の上でない限りは痛くはない、――はず】
528 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 02:16:57.76 ID:N71m1ESO
>>515

寝ちゃった・・・!!ちょっと!どうするんですか!
【ピクシーはピしか言わないし話が噛み合わない・・・】
【本当に困りはてるが】

【ピクシーが出してくれたジャンヌダルクを見て】

良かった!話が通じそうな人!
あの貴女達の主人、何とかして下さい!
【とピクシーの時と同じく救いを求める】
529 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 02:23:17.67 ID:fjXVxkSO
>>528
「え?…いきなり呼び出されてそれですか!?」
【結構不幸属性の高いジャンヌダルクのレプリカであった】

『ピィ…』
【ピクシーからも助けてという眼差しを受け】

「はぁ…こうなってはマスターはなかなか起きませんから私が答えられるのでしたら質問は代わりに答えますが」
【少し頭を抱えながら言うジャンヌダルクさん】
530 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 02:23:17.71 ID:K5KRcKY0
>>526

こういうのは不慣れなんだ、察してくれ・・・

【こういうの、とは組織に属することだろう】

ふむふむ、寮があっちで解析班の研究室がそっち・・・
やっぱ、広いわー・・・

【ボヤキながらも記憶する】

(こんだけ近けりゃ、アレでいけるか・・・)
531 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 02:23:49.68 ID:p4OPBU.o
>>519

残念じゃが店など開いておる暇も余裕もないのじゃ
理由はもっと簡単じゃ……好きなものについてもっと知りたいと思うのは、当然のことじゃろう?そういう事じゃよ

お主も――何か女らしい趣味の一つも持ってみればいいのじゃ
洒落た服を着て、街の女子のように華やかに語らってみるのもたまにはよいかもしれんぞ

【ふっ……と小さく微笑を浮かべながらそう返す】
【暇や余裕が無いとはいうが、その語調は悲観的なそれではない。今進む道も自ら望んだものなのだから】

――何じゃ、つまらんのぅ。
謙虚は美徳とよく言うものじゃが、何事も過ぎれば毒となる。
恋敵のわらわが言うのもなんじゃが、もう少し積極的になってみてもよいのではないかや?

【この話題を振った理由は、単純に朔夜の進展状況が知りたかったというもののようだ】
【少しつまらなそうに頬を膨らませながら、お冷に軽く口をつけて喉を潤し】

……ふむ、何やら疲れておるというか悩んでおるようじゃったのでな。
少し甘えさせてやったのじゃ。それを進展と言ってよいのかは知らんが――あやつにももっと気を使ってやらねばな。

エルメアは優しすぎるからのぅ、その分抱える荷物と重みは増えていくことになる。
あやつは強がるのは上手いが、実際は脆く崩れやすい娘じゃ……悪し様にならぬようにとわらわ達が支えてゆかねばならん

【其処まで言葉を告げると、織守はミルクレープの残りを丸呑みにして内部に収納する】
【色気のある進展は特になかったようだが、多少なりとも動きはあったようだ。異変に関しては、朔夜もある程度は知るところだっただろう】
532 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 02:24:29.84 ID:625ZmoM0
>>513(カンナ)

「…………っ……!」
【告げられたカンナの言葉に、ワーズはぎゅ、と唇を噛んで】

「だっ……ダメだ、カンナ……!オルガは……強い、ものすごく、強いんだッ……
 しかも今、オルガは『暴走』してる……見境も分別も無い、殺される……カンナ!
 きっ、…………君は僕が倒すんだッ!だから、だからっ……!」
【――やがて、ワーズは。その懐から、ひとつの『携帯電話』のようなものを、取り出すだろう】

「……≪R.I.P.≫専用、簡易転送装置……!
 これを君に使う、からッ……!僕が手配して、逃げるだけ……その時だけ、だッ!
 すぐに送り返す……今この時逃げる時だけ、カンナッ……!頼む、からッ……!」

【――切羽詰ったワーズの言葉。嘘偽りは無いように見える、言葉】
【だが……確かに今、この状態……ボロボロの状態では、恐らく】
【援護に行っても、あのオルガネラの前に敗れ去るだけ……それは、カンナでもきっと理解できるだろう】
【挑めば――……『奇跡』が微笑むかもしれない。『可能性』は高くないが、ゼロではない】
【しかし「現実的な答え」は『撤退』……このままワーズに従って、逃げること……だが】

『……ケヒャハハハハハハハハ?無駄ッ、無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァァアアアアアアッッ!!
 その転送装置は1人用だろォーーーーがァッ!?あァ?誰だ貴様はぁぁぁああああああああああ?
 どっちみち片方は逃がさねェーーーーーよッ!!ミナゴロシだッ!!3・7・5・6・4ッ!!
 イヒャーーーッッッッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハァアーーーッッ!!!』
「ッ……オルガ、ネラッ……!!」

【悲痛にも告げられる真実――そう、どちらか片方しか逃げることはできない……――『現実』】
【だが、……果たしてカンナには、ワーズを置いて逃げることができるだろうか?しかし、だからといって、立ち向かっても――】
【……――!】

>>521(ミル)

『ッはァァァァァーーーーーーーーーーーー……「滅殺」してやるぜ……徹底的にだ……
 貴様にはッ!!最も残酷で絶望的な『死』をくれてやるッ!!逃しはしないッ!!
 もだえ苦しみッ!!絶望に心を焦がされる『死』だ!!さぞ幸福だろうなァァーーーーーーッッ!!』

【ば、と。幻影の両腕を広げ、上半身のみで浮遊しながら、メタル・オルガネラは笑う】
【再びステッキを構え、ミルへと浮遊接近していく――しかしこの時、見えるだろうか】
【分離したゆえに露になった、胴体部の中心あたり……そこに輝く『赤い宝石』】
【浮遊しているが、高い魔力を放ち、そしてオルガネラに供給している――】
【わかるはずだ……『あの場所』こそが、オルガネラの『弱点……心臓部』であると――!】

『ケヒャァーーーーーーーーーーッッ!!消し飛べェーーーーーーーーーーーーーーーッッ!!』
【そして、接近したならミルの胴体あたり目掛けて、再び杖で突きを繰り出すだろう】
533 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 02:25:14.30 ID:xycfOYDO
>>506

………―――ッ、どうして……なんで……"そんな所"に居るの……?

【こんなに近くに居るのに―――遠い、遠い……】
【いくら必死に手を差し伸べようとも、声高に叫ぼうとも―――紡がれた言葉は無残にも撃墜され、散って往く】
【自分の想いは決して彼女の元へ届くことはない―――】
【"戻って来て、また笑って"―――そんな、単純で切実な懇願は、《スバル》の前では何の効力を成さない】

【何故届かないのか?何が彼女の内に強固な闇を形成しているのかなど、流石にこの状況で思考回路を巡らせることなど出来ない】

【目の前の彼女こそ、彼女にとっての"真"であるとは思いたくもない―――】


【ぎりっ―――唇を噛み締める】
【俯かせた表情は夜闇の影に隠れて―――アリエルの肩が、小刻みに"震え始めた"】


――――――昴お姉ちゃんの顔で……昴お姉ちゃんの声で………そんなこと言うな……ッ!!ホントは………『優しい』のに……っ―――!!

【す―――上げた顔。見えるだろうか―――】

【もう、耐えられなかった―――】

【つ―――靡びく黒髪が触れる頬、そこに流れた一筋の"雫"】

【どうして―――こんな時に溢れてしまうのだろう。彼女が退院する時と同じ。どうしてこんなにも自分は無力なのだろう】
【漆黒の瞳に映し出される今の彼女を否定したいのに、否定する余地が見つからない―――】


【ダッ―――と。不安定な足場を蹴って、駆け出した】
【両手でサーベルの柄を握り締め、真っ直ぐに―――】

【依然魔翌力を充填しようとする彼女を止めようと――『感情的に』行動してしまったのだ】


/すいません遅れました!
534 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 02:25:52.22 ID:wNDQJBEo
>>530

それじゃ、俺はそろそろ行くぞ
術式解析班について質問があったら、研究室のドアを叩けばいい。たまに居る
じゃあな

【適当な言葉をかけてから、その場を去ろうとする】
535 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 02:25:54.42 ID:suiAaXwo
>>524
オオオオオッ!

【ばき!と更に氷の盾に打撃を入れ】

もらっ―――


………あれ、


【へにゃ、と力なく崩れ落ちる】
【ぐるるる、と同時にお腹の虫が鳴り】

………!!
い、今のは唸ったんだっ!断じてお腹が鳴ったんじゃないぞっ!!
うう………

【赤面しながら言い訳する】
【極度の空腹の上に冷気で体力を削られ、知らぬ間に疲労がピークに達したようだ】
536 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 02:26:07.08 ID:7/V2IUko
>>520

【首肯されて、また、小さく笑った】
【鎖の音、コートについた泥、抱かれるのに慣れない事】
【少女は、酷く自分勝手な親近感を、キルに懐いていた】

……そう?
………ありがと

【本当に嬉しそうに、たった四文字の言葉を紡いだ】
【そもそも知識欲旺盛らしく見える彼女が、覚えた言葉を忘れるとは思えなかったが】
【わざわざ口に出して言ってくれた事に、感謝を示した】

……キル…?

【受け取った名前を、大切そうに復唱し掛けて】
【言葉の端が、疑問系で終わる】

「モノ」…?
……物、が…?

【なんだか勘違いをしそうになってる】

………確かに…「kill」なら…、そういう意味だけど…

……そうだね……、それじゃ、なんて呼んで欲しいかな?

【思いのほか心地良かったのか】
【後ろ髪を梳き続けながら、聞き返した】
537 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 02:28:26.84 ID:IUAtA..o
>>525

……本当に、少なくとも私は何も知らないですけどね。

【にこにこ。もう貼り付いてるかのような微笑】
【本心の微笑だが、逆に怪しいところもある】

「むー、むー……」
……おや、元気が無くなって来ましたね。

【騒ぎ立てるレミアが段々静かになってきた。疲れたのだろう】
【その様子をぼんやりと見詰め、そんな事を呟いて】

「む、ん……な、なにをするだー!」

【結局五月蝿かった】
【手を離して一呼吸後、頬を膨らませて抗議の声を上げる】

/こっちは全然問題ないですよっ
/というか、矢張り返すの遅くて申し訳ないです……
538 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 02:29:38.65 ID:K5KRcKY0
>>534

ん・・・ああ、分かった

・・・あ、ちょっと待って。一ついいか?

【不意に呼び止める】
539 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 02:30:10.31 ID:Lf5/CbE0
>>516
セオドアさん!セオドアさんっ!返事をしてください!
【通信で必死にセオドアへ呼び掛ける士】
「(頭が痛い……体も…このまま動かせば、壊れて…死亡ペナルティで…)」
【黒髪の少女―冬月 士】

「(俺は、何日、あいつを守れないんだ?…)」
【彼女の姿を思い浮かべる】
「ミカエルの間抜け野郎にも、下級、中級生物の雑魚共にも…務まるものか)」
「はぁー…はぁーっ…あいつをっ…守るのは」

【精神汚染に必死に抵抗し、ゆっくりと、立ち上がる】
「…俺だ。俺だけだ」
セオドアさん…っ
【通信機の奥からは、鼻を啜る音―】

「(こいつに比べたら…俺は、薄っぺらい奴なんだろう…創られた生物だしな)」
【激しく痛む頭を抑え、ウェルダスを見据える】
「(だが…使い捨ての薄っぺらい生物でも、あいつを守ること位は、できる)」
「また泣いてるのか?士。…あいつの話を聞いたらすぐ戻るさ、心配するなよ」
だって…だってぇ…もう、そんなにボロボロで…ベルセルクの効果で立ってるようなものじゃないですか…
【震える声で必死に通信を続ける士、満身創痍の体でウェルダスの語りを聞くセオドア―】
「人の話は最後まで聞け…分かったな?」
…りょうかい、です
(死亡ペナルティだけは…見たくないですよ)
540 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 02:30:29.97 ID:24f8ZsSO
>>527
「…………」

【結論から言えば、デイドリィム=シィーガンナーという少女はまだ死んではいない】
【包帯の能力が最も強く働く対象は、包帯に最も近い魔翌力を持つ、デイドリィム自身】
【ただ、このボロボロの包帯では……治癒能力は本来より、大きく劣化しているのだろう】

「(………………)」

【デイドリィムには、渫の姿は見えない。しかし、辛うじて声は聞こえている…………】
【痛い、もう生きてけない。そう思う程の凶悪な痛みに襲われながらも、渫に巻き付けた包帯に流す魔翌力だけは、絶対に途絶えさせない】

『……ぐっ…………おまえが……おまえも……』
『……あぁぁぁッ!!』

【締め付けの影響か。両目からは赤が流れ出し、顔は苦悶の色】
【色を持った少女の右手から、全身から、凄まじい炎が上がる】
【帯を焼き付くし、さらには目の前の敵二人をも焼き付くそうと、自分の身を焦がして、懸命にもがく】

[……あ…………]

【ライトグリーンの髪の人物……彼女は、治癒した自分の腕をちらりと見て、次に、やじろべえに視線を移して】

[…………きみが治してくれたんです?……ます?]

【やや特徴的な口調で、そう呟いて。胸の上のやじろべえを、優しく優しく掴もうとする】
541 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 02:30:52.32 ID:N71m1ESO
>>529

あ・・・すいません・・
【ととりあえず謝り】

――・・・貴女達は一体何者なんですか?
【先ずはそこから尋ねる】
542 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 02:31:00.32 ID:78p0FtQo
>>535

【更に入れられた打撃により、氷の盾は粉々に砕け】

「……───にゃ?」

【お腹の虫が鳴った少女を見て】
【一瞬、キョトンとした表情になるが──直ぐに、真剣なものに戻り】

「────まだ、勝負は終わってないよッ!!」

【氷のハンマーを創りだし、その柄を握り締めると】
【少女の頭を狙って、大振りの一撃を放つ───】

【もし、何の妨害もなければ──,一撃が当たる直前で、寸止めするだろう】
543 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 02:31:44.30 ID:wNDQJBEo
>>538

ん? 何だ?

【呼びとめられ、何の疑問も持たずに振り向いた】
544 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 02:32:08.23 ID:66S0vNUo
>>536

んと、んと……、どー、ぃたしま、し、て。。!、

【にぱ、と】
【その言葉に対して、嬉しそうに次の言葉を紡ぐキル】
【「ありがとう」と言われたら、「どういたしまして」】
【恐らくは他の誰かに習った言葉なのかもしれない】

ぅー……、、わから、ない。。
いまま、で……、ずっ。と「キル」」……、だった、から。

【そして相手の勘違いに気づかぬまま、ふるふると首を振るキル】
【これまでずっと、彼女の名前は「キル」だった】
【少なくとも、彼女はそう思い、そう信じていた】
【そこからいきなり「別の名前をつけろ」と他人から言われても──戸惑うだけ、だったのだろう】
545 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 02:32:50.30 ID:rhJJVAoo
>>516

…まだ…!

【ガシッ!と胸を抑えて…胸を抑えつけながら彼は…痛みを振り切って前へと進む】
【本当にゆっくりな動き…本当なら戦う事などありえないほどの負傷を追いながら…彼は前に進み続ける】
【こんなに負傷したのは…番怒流八戦の時以来?吟雪戦の時以来?そんなことを考えながらも…彼は進み続けていた】

(…まだ…解除して…くれるなよ…キャットギア…!この…戦い…続けなくてはいけない…!
最後の一撃まで…!ぼくは…ぼくは…引いてはいけない…この人との戦いから…引く事は許さない…!)

…おばあちゃんが…言っていた…『子供は宝物…この世で最も罪深いのはその宝物を傷つける事』…だ
≪R.I.P.≫にいたら…今度は…他の…誰かが…その絶望を…得てしまうんじゃあ…ない…のか…!

【負けたくはない、負けたくない】
【この最後の一撃絶対に決めてやると気負うキャットX】
【ほぼ至近距離レベルまで近づき…】

(ここなら絶対…もうお互い絶対はずしっこない…最後の勝負だ…
ぼくは最後の最後まであがいて…この男の無念に…応えたい…)
【扇子のカードリーダーに…裏向きで通し】

『Maximum Charge』

【エネルギーが足へと送り込まれ…そして…頭を傾げながら…蹴りの態勢に入る】
546 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 02:36:08.83 ID:K5KRcKY0
>>543


あんた、強いのか?


【一言】
【襤褸切れのような服を着た青年は立ち上がり、缶ジュースを揺らしながら】
【真顔で問いかける】

【その表情から真意を読み取ることは難しい】
547 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 02:36:20.44 ID:fjXVxkSO
>>541
「説明しますと私達はマスターがもっている召喚銃から召喚されたモンスターと英雄のレプリカのうちの一体で」
「私は異世界のジャンヌダルクという英雄のレプリカで、彼女はピクシーという妖精種のモンスターです」
『ピィ!』
【護に説明しながら】
548 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 02:37:39.71 ID:625ZmoM0
>>533(アリエル)

……――――優しい?馬鹿なことを

私は『スバル=エルデピアス』……

≪R.I.P.≫の裏切り者を処理することだけが任務……其処に『優しさ』など、あるものかッ――!!


【――す、と。掲げられた左腕】
【渦巻く『空色の魔力』――収束してゆく『風』】
【いや、それだけではない】
【『風と雷』――彼女が最も得意な『二属性』が、渦巻いている】
【『確実』に――アリエルをしとめるために。『渦巻いて、いる』ッ……!】

終わりにしよう……もう……十分だ……――

【漆黒の瞳が、冷たく。感情的に、隙だらけに、突撃してきたアリエルを、見据え――】


――お別れだッッ!!「アリエッ――――


【――――――――――】

【――涙が溢れる黒い瞳と。その冷たい漆黒が、交錯した】

【その刹那――確かに。彼女の身体は、止まった】
【魔力は、振り下ろされない――】


【――――『大きな、隙』――!】
549 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 02:37:44.27 ID:.Nk1n1.o
>>537

(もはや何も言うまい……)

【なんだか諦めたらしい】

むー、むー、ってやり過ぎたか?

【ヤバイヤバイと焦る】
【自分でやった癖にね!】

あー……だからお前が五月蝿いから……って言っても無駄か
悪い悪い、悪かったってばだから機嫌直してくれよ、な?

【最終手段平謝り】

/さいですか、それなら良いのですが
/楽しんでるから問題ないねっ
550 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 02:38:50.55 ID:suiAaXwo
>>542
ッ!

(やばい、止めなければ!)

”神―――

【突如、暴風がハンマー目掛けて吹き付けるが】
【がん!と、思い切り加速したハンマーが少女の頭に直撃する】

………きゅう。

【ぐったりとなった】

【軌道を変えようと風を吹かせたようだが、間違えてハンマーに追い風を吹かせたようだ】
551 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 02:41:10.30 ID:wNDQJBEo
>>546

【唐突な質問をされて、青年は少し目を丸くした】
【だがすぐに、こちらも真剣な表情へと変わった】

強い、か

【質問の言葉を呟き、何かを考えるように手元の刀を見つめる】
【自分の得物。戦う上での象徴】
【彼の中にはよくある疑問があった】
【『強さ』とは何か。まだその答えは出ていない】
【だから──】

その言葉の定義が分からないから、何ともいえない。だからあくまで俺の判断を伝えよう

俺は……弱いよ

【彼にとっては定番の前置きを入れて、一言で、質問に答えた】
【何故自分がそう答えたのか、彼には分からなかった】
【彼はまた、歩き始める】
552 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 02:43:42.50 ID:78p0FtQo
>>550

「……キミは、ボクに戦いを挑んだ"戦士"なんだ。」
「隙なんか、見せちゃいけない──遠慮できなくなっちゃうからね。」

【ぐったりとした少女を見て、真面目に語っていたが】

「…………っとと、大丈夫ッ!?」
「ごめんね、寸止めしようとしたつもりなんだけど───」

【氷のハンマーを消すと、慌てた様子で近づいていく】
【当たった原因が、暴風によるものだとは気づいていないようだ───】
553 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 02:45:24.20 ID:VOe7a.oo
>>521(ミル) >>532(ワーズ&オルガネラ)

はあ……はあ……は、あ、ふう……──っ
……それは、きみだって、一緒でしょ──ワーズ

【元よりこの少女にスタミナなどそう多くは無い】
【息は荒げ、立っているのも覚束ない──が、】

────アニ、マ……

「────……」

【ヴン、と音を立てて再び顕現するアートマン≪ウト・アニマ≫】
【しかしその装甲は殆ど朽ち果て、顔面に灯った光点も不規則な点滅を繰り返していた】
【──明らかに、限界であった。ワーズとの戦いにおいて、其の魔力は殆ど枯渇したと言っても良い】

【──撤退できるのなら、それが一番であった】
【だが、ワーズとオルガネラ、その狂笑の中で繰り広げられた僅かなやり取りを聞いて──】
 【──彼女の中から、『撤退』の二文字は塵一つ、分子一つ、原子一つ分さえも残らず掻き消された】
 【『一人用』の転送──それが意味するものは、ミルとワーズの二人を捨て置き自分ひとり逃げ去る事】
 【しかも、仮にも『敵』の転送装置を使って、だ。そんな選択肢は、彼女の『道』には全く存在しない】

【──覚悟は決めた。例えそれが『無謀』であったとしても】
【アートマンは、カンナの『棒磁石』を両手に握ると──】


 私ね……本当はお花屋さんになりたかった


【ブンッ──!】
【棒磁石を、突きを放つオルガネラへ、縦回転させながら投擲する】
【狙いは殆ど定まらないが──もし、一瞬でも意識が逸れるような事があれば、との願い──】
【それがそう上手く運ぶか否かに関わらず──彼女は、その場に崩れるように膝を付くだろう】
554 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 02:47:34.78 ID:keriKoAO
>>540
……それだけ?

【一言、酷く冷たく吐き捨てた。】

【一度胸に巻かれた包帯を撫でると、痛む身体に鞭打ってデイドリィムの傍へ近寄る】
【そうして、少女は懸命に治療してくれている彼女の手を握り締めようとし】

我は愛す 命の限り微笑みと涙と我の全てで

【囁き掛ける、愛のうた。】
【渫の両手に薄紫の気体が生まれる】
【もう、激昂しもがく少女に目を向けることすらせず】


さようなら。


【そう呟くと、少女の頭部を粉砕すべく、引火した帯に一挙に力が加わるだろう】
【呟いた「さようなら」は、「Lehitraot(また会いましょう)」じゃなくて、永遠の別れを意味する言葉】
【帯を燃やし尽くすのが早いか、少女の頭部を破壊するのが早いか――果たして。】

【――女性と目が合ったことに、やじろべえは、ややオーバーリアクション気味に飛び跳ねて歓喜を表した】
【その問いかけにうんうんと頷いて肯定を示し、優しく掴まれて嬉しそうにニッコリと笑う……も】
【悪い予感でもしたのか、ハッとした表情で秋畠の方に首だけ振り向こうとする】
555 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 02:47:41.11 ID:7/V2IUko
>>544

うん、合ってるよ!
それも、誰かに習った言葉、なのかな?

【キルが嬉しそうにするのは、正解の行動を取れたとき――】
【――なんとなくそんな気がして、たずねてみた】
【ゆっくりと両腕の拘束を解いて】
【足は動かさずに身体だけを離す】

……そっか、それなら…

私は、キルって呼んじゃおうかな
もし別の名前が決まったら、教えてね?

【少しだけ考えて、結局、呼ばれ慣れたものを使う事にしたらしい】

代わりに……、私の事は好きに呼んで良いよ

【にこり、と微笑んで】
【ちょっと意地悪なことを言ってみる】
【どんな単語から呼び名を作るのか、純粋に興味があったのだろう】
556 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 02:48:52.67 ID:suiAaXwo
>>552
う、うるさいな!
………そんなことくらい分かってる!

くそう、こんな莫迦な負け方するなんて………
不覚。

【がっくり項垂れている】
557 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 02:49:08.04 ID:/KPOn96o
>>532(オルガネラ)  >>553(カンナ)
全く…学習しないね…
せいやっ!

【触手を左腕に巻き付け義手の様にする】
【そして杖をその左腕で防ぎ―――】

はっ!

【―――更に近付きその心臓部に手甲の爪で突きを入れる】
【走りながらその勢いを利用した攻撃だ】
【ただし近付いた分のタイムロスがある】
【避けられない攻撃ではない】
558 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 02:49:18.97 ID:IUAtA..o
>>549

「むー……もー、セクハラだよー……」
……まぁまぁ、レミアも五月蝿かったから。
「そ、そんな事――――無いと思うんだけどなぁ……」

【一呼吸置いたからか、レミアも大分しおらしくなった】
【レミカはそんな大人しくなった少女の頭を撫で付けつつ】

……大丈夫ですよ、大体五月蝿いって怒られるような子ですから。

【「反省しないのがあれですが」と付け足して】
【変わらぬ微笑で平謝りする少年を見据える】

/た、楽しんでる、だと……!?
559 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 02:51:44.15 ID:K5KRcKY0
>>551

そうか、なるほどな・・・そうか

・・・まぁ・・・それはまたそれで・・・楽しみだな

【伏し目がちに笑みを浮かべて、缶ジュースに口をつける】

親切にありがとな、怜司ー
また、なんかあったら頼むわー

【馴れ馴れしく名前を呼びながら、襤褸切れのような服を着た青年は両手に物を持って寮の方へ歩いていった】

/お疲れ様でしたー、かな?
560 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 02:53:03.84 ID:N71m1ESO
>>547

ううん・・なるほど・・・
【と何とか説明に納得する】
【要はデビライザーですね、分かります。】
【え?分からない?ググって下さい。】

で、そんな凄い物持ってるこの人は一体・・
【と寝ている女の方を見て次の質問】
561 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 02:53:35.70 ID:78p0FtQo
>>556

「分かってるなら、いいんだけどねッ!!」

「それと、幾ら身体に自信があるからって」
「突っ込むばかりじゃダメだよ、直ぐボロボロになっちゃう」

【すーぱーおせっきょうたいむ】

「それで、お腹が減ったの?」
「ボク、食べ物は持ち歩いてないんだけど……困ったなぁ。」
562 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 02:54:02.24 ID:wNDQJBEo
>>559
//お疲れさーん
563 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 02:54:20.89 ID:.Nk1n1.o
>>558

セ、セクハラっ!?
(常識人のオレがセクハラっ!?)

【めっさショックを受けたようです、自業自得という言葉を思い出そう】

ああ、うんそうなん……

【ショックを引きずっているようです】
【なんだか俯いた表情】

……そうそうところでさっき言ってた「おねえちゃん」ってのはアレかルシアとかいうヤツだったり?

【頭に引っかかっていた話題を唐突に振る】

/ふふふ……
564 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 02:57:34.23 ID:66S0vNUo
>>555

んと、んと、「るしぁ」に、おしえ、。て、もらった、ん、だ!

【「ルシア」──だろうか?】
【再び人名と思われるものを紡ぎ、にぱりと笑うキル】
【きっと、「合っている」と言われる前から嬉しそうだったのは】
【何度か「どういたしまして」と言った経験があってこそ、だろう】
【だからこそ、最初から「正解」だと分かっていたのだ】
【それでも嬉しさを隠せないあたり──精神的な幼さが感じられるかもしれない】

……、ん!。

【こくん、こくんと小さく頷くも】
【相手の提案に対して、しぱしぱと驚いたように目を瞬かせる】
【そしてしばらく、うぅんと考え込んだ後──】

──「サン」!

【にぱ、と】
【まるで問題を解き終わった生徒が教師に見せるような笑顔で、そう言った】
【恐らくは、「お母さん」の「さん」だろう】
565 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 02:58:04.01 ID:fjXVxkSO
>>560
【元ネタはデビルサm…うわぁ!なにをするやめろ!!】

「それが……マスターはこの世界に来て落ちてたコレを手にして召喚銃の所有者に認証されたみたいです」
【苦笑いしながら説明】
566 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 02:59:21.64 ID:suiAaXwo
>>561
わ、分かってるってば。
今日はその、たまたま調子が悪かっただけだ。

【しおしおと耳尻尾が垂れ下がっている】

いいよ別に、初対面のヤツにたかろうなんて思わん。

この街、何か仕事にありつけそうなところはないのか?
腕には自信があるんだが。
567 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 03:00:59.93 ID:xycfOYDO
>>548

【風に流され、後方へと待っていく熱い水滴―――】
【どんなに『天ヶ谷昴』という存在を、こっちの言葉を否定されようとも―――折れない覚悟が有った筈なのに】
【自分が想定していたよりも、遥かに―――《スバル=エルデピアス》は《スバル》たる根源を宿していたのだ】

【『昴』を封じ込められていても、言葉で『心』に訴えかければ或いは―――それは誤算であり、己の甘さでもあった】
【所詮は"説得"じみた真似など………不可能なことだったのだど。夢想は現実に打ち砕かれる】

【その"現実"を払うべく、言葉に頼らない、最後の訴えを伝えるべく―――漆黒は彼女を捉えながら、彼女の目前一歩踏み込み、捨て身で鉛色の銃口へと、飛び込んで―――】


【――――――………】


(……………――――え?)

【―――世界の時間が止まった、ような気がした】

【その瞬間、確かに彼女という存在からは―――渦巻いていた"殺意"が消滅したように、感じられた】


【だが――――"遅かった"】

【ガラ空きとなった全身―――斜めに斬ろうとするその太刀にブレーキをかけることは叶わず】

【それでも、直前で僅かに力を緩めることには成功し】


【何の妨害も無ければ、彼女の細躯をサーベルの刄が刻み込むことになるだろう―――】
568 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 03:02:53.74 ID:okBkpQSO
>>531

全くだな。浜の真砂は尽きるとも、だったか……ホント、そういった物には縁遠くなりがちだよ。
――――ああ……まあ、理に適ってはいる、よな。オレだって、その――けふん。

……織守、はっきり言うぞ。似合わないだろ、それ。
大体に於いて、オレみたいなのが着飾ってもこう、感慨がだなあ。

【口許を手で覆い、くすくす喉を震わせつつ苦笑して】
【ふう、と小さく溜息を吐き、今更ながらに出て来た黒いのの持つ注文の品を目線で指す】
【それから、割と真面目な表情でそう言い放った。自虐にしてはあっさりしている辺り、心底そう思い込んでいるのやも】

つまらないって何だ、つまらないって。
積極的になれ――って言われても、いざ目の前にするとさあ、ほら。
――緊張とかは無いけど、肝心な事に限ってやけに言い難くなるとか、妙に固くなって……とか。

ああ、黒いの。追加でギムレットお願い。

【何やら不服そうにぶつくさ呟きつつ、此方は若干じとっとした表情を浮かべ】
【あ、アルコール頼んだ。】

……確かに、抱え込み過ぎるきらいは有ったな。前から。
誰かに向ける優しさの半分だけでも良いから、もう少し自愛して欲しい――とは、思うけど…。
不器用と言うか、人が良いと言うか。――――甘えさせる、かあ……。

人一人が負える荷物の量なんか、たかが知れてるんだ。道理と言えば、道理。
……無理をさせないなんて、それこそ無理だと思うが、看過は出来ないよな。
そうだ。何時までも燻ったままじゃ、居られない―――。

【何処かぼんやりと、其れでも彼女なりの見解を告げて】
【早々と注文が来たのにも気付かないまま、遠くを見詰めて思索に耽る】
569 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 03:03:01.05 ID:78p0FtQo
>>566

「……本当に、いいの?」
「あんなにあんなに、大きな音だったのにさッ!」

【大きかったという事を強調しているが、他意は無いと思う、多分】

「うーん、ごめんね。知らないや。」
「でも、強い人なら、色々な所で募集してるんじゃないかな?」
570 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 03:03:25.10 ID:625ZmoM0
>>553(カンナ)

「……カンナ……?」

【ワーズは、アートマンを出現させたカンナを――……「何故?」と。そう言いたげな様子で、見つめて】
【次第に……その『意図』を、理解してゆく】

「……いや、だッ……
 カンナ、いやだッ!!カンナッ!!なりたいなら、なればいいだろッ!!
 君にはッ!私と違って、道はいっぱいあるじゃないか……カンナッ!!」

【――叫ぶ。隠すこともなく、悲痛な叫びを】
【普段のワーズからは想像できないくらい大声で、想いを、ありったけ】
【力尽きたのか、スゥ、と――異形は消え、亀裂は失せ、黒曜石の眼光は、平生を取り戻し】
【その瞳には、おさえきれなかった感情が……あふれ出していた】

「君、だけでも……逃げてもらうからなッ……カンナ……!
 僕はどうなったっていいからッ……そうさ、向こうにはハニーだっているッ……
 カンナ、せめて……君だけは……!」

【――投擲された棒磁石】
【その結果を確認するより早く、ワーズは……『端末』を、起動させようとする】
【勿論、自分ではない。カンナのために起動させようとして――……】

/Next... >>(4)
571 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 03:05:21.34 ID:625ZmoM0
>>539(セオドア)>>545(ドラ)
【――それぞれの≪信念≫。≪意地≫を胸に、立ち上がったふたりに】
【ウェルダスは……にこりと。一瞬、優しい微笑みを見せたように見えて――】

なあ……ヌシらは、ワシのこの立ち位置を『悪』と呼ぶか?
ポポル様に拾われ……再び拳を振るう『意味』を探し続けた、このワシを……

じゃがな……ワシは思うんじゃ……様々な者の≪信念≫と拳を合わせた……何度も、何度もな……
そう、餓鬼の頃から……幾度も≪信念≫をぶつけあわせた。相手の≪信念≫を、感じ取ってきた……
そうしてたどり着いた、ひとつの『答え』がある……“それはな”……

【――だらりと右手を下げたまま。その左腕に――『最後のステラ・ストライク』が、チャージされていく】

たとえ『悪』でも、たとえ『正義』でも……
誇り高き≪信念の煌き≫には、これっぽっちも『差』なんて無いッ!!……ということッ!!


それが分かったときから……ワシは、この『拳』を。再びポポル様のために振るおうと決めた……
≪孤独なる狼牙≫アルバレスト・ウェルダスは……≪孤狼の牙弾≫エルヴァレッタ・ウェリルドーシェとして……
新たなる『道』を、此処に見出したんじゃ……

そして……「それだけ」じゃあ無い……
ワシは……ワシはな……そうだとも――この場所、この場所でッ……「再び」……!

【――刹那。炎上する列車の、何かに引火したのか。ズドン、と、発生した小爆発】
【それが後ろの車両の壁を吹き飛ばし――その『中』に居た人物を、露にする――】


――≪護るべきもの≫を……見つけることが出来たッ……!!


「……エルヴァ……レッタ……?」

【其処に居たのは――≪四刃≫のひとり、ワーズワイスと……彼女と戦っていた相手、黒野カンナ>>553
【だが、ワーズは最初と違って仮面を外しており……其処に居るのは、幼い少女の姿であった】
【そして両者とも満身創痍……見える、その車両の更に向こうでは……暴走したオルガネラが、吼えていた】

なぁ……信じられるかよ……護るべきものを全て失えた……このワシに……ッ!!
 再び……≪護るための拳≫を振るう日が……来たんじゃッ……!!

……それが……ワシには何より嬉しかった……何よりも……うれしかったッ……


…………「転移……術式」……『作動』

【――震える右手を、なんとか動かして。ウェルダス――エルヴァレッタは、自身のポッケから、携帯転移端末を取り出し】
【それを操作――そして、眼下に見えるワーズの下へ、発動状態のまま……放り投げた】

「……エルヴァレッタ?……何、して……」

/Next>>
572 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 03:06:20.49 ID:suiAaXwo
>>569
………わざとか?
わざとやってるのか?

【わなわな震えながら】

そうか。
………ならまぁ、しばらくは野宿かな。
ボディーガードの話、蹴らなきゃ良かった………

【ぶつくさ呟きながら荷物を拾いに行く】
573 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 03:06:29.31 ID:625ZmoM0
>>539(セオドア)>>545(ドラ)>>553(カンナ)

【傷ついたカンナの身体を抱き寄せようとしながら、困惑した表情でエルヴァレッタを見上げるワーズに対して】
【彼は――にこりと、優しく微笑みを見せていた】

…………なぁ、ワーズワイスよォ……
……ヌシが……今のように、『仮面』を外して、素の『自分』で接し合える……
そんな『世界』がよ……いつかきっと来ることを……ワシは願っとるぜ……

オンナはよォ……やっぱりなァ、笑っとらにゃあいかんのじゃァ……

「……エルヴァ、レッタ……お前、気付いて……っ!?」

【驚愕するワーズをよそに――エルヴァレッタが放り投げた転移陣が、ワーズを包んで往く……――】

「……おいッ、エルヴァレッタッ!?」


【そして――アルバレスト・ウェルダスではない……『エルヴァレッタ・ウェリルドーシェ』は】
【ゆっくりと、ゆっくりと――カンナの方に、視線を向けて】

……なぁ、ヌシよ……頼んだぜ……ワシがのォ、この拳を賭けてでも護りたいと思ったヤツなんじゃ……そいつは……

「エルヴァレッタッ、おい、エルヴァレッタッ!!エルヴァレッタぁッ!!」

ワーズがよォ……その「仮面」を外しとるっちゅうコトはな……
少なからず……ヌシに「助け」を求めとるっちゅうワケじゃ……。……助けて……やってくれや……

「……エル、ヴァ、レッタぁッ……!」



……ワーズ……


達者でなァッ……!



「――エルヴァレッタぁぁぁぁぁあああああああーーーーーーーーーーーーーーーッッ!!!」


【――悲痛な叫びと共に、ワーズの身体を『転移陣』が飲み込んでいく】
【カンナも――そのまま抵抗などしなければ、ワーズが発動した『転移術式』によって、ワーズと同じように≪R.I.P.≫本拠地まで、転送されるだろう――】

/Next>>
574 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 03:07:25.13 ID:625ZmoM0
>>539(セオドア)>>545(ドラ)

…………。

【その様を見届けると、やがて、エルヴァレッタ/ウェルダスは……ゆるりと、2人の方を向いて】
【ゆっくりと――左腕を、持ち上げる】
【黒い雷撃……最後の黒い雷撃が渦巻く、その左腕を】
【自らが、ずっと信じ抜いてきた……≪拳≫を】


なァ……ヌシらよ……


おヌシらに…………見せてやるじゃァ……


紛れも無く……“世界一”……




“世界一ブザマな男”の、『生き様』を…………!!




――――来るがいいッ!!
その≪信念≫ッ!!このワシに全力でブツけて見せろォォォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッ!!!!!



【――だん、と。地面を蹴り、駆けるッ!】
【それは最後の交錯――決意、咆哮――!全てが溶け合う、<信念>の名の下に――!】
【さぁ――迎え撃てッ!!その、自らの≪信念≫を以て――――!!】
575 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 03:07:54.33 ID:N71m1ESO
>>565

えっ・・・この世界に来た?つまり・・君たちの主人は異世界の人?
【と更に質問を重ねる】
576 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 03:10:34.52 ID:78p0FtQo
>>572

「……ん、何が?」
「ボクはただ、ルゥのお腹の音が大きかったねって言ってるだけだけど。」

【───ここまでくると確信犯である】

「えっと、野宿は危ないと思うよッ」
「幾らキミが強くても、寝てる間に襲われたら一溜まりも無いし。」

「だから、んー……どうしよっかぁ。」
577 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 03:10:54.04 ID:fjXVxkSO
>>575
「はい。そうです。異世界の日本から来たそうです」
『ピィ』
【二人が答えながら】
578 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 03:12:57.02 ID:IUAtA..o
>>563

「乙女の唇に触れたんだぞー!」
……手で、だけどね。

【むー、と膨れっ面で訴える】
【そんなレミアを宥める様にレミカは頭を撫で付けて】

……ああ、そういえば面識がありましたね。
……確かあの時は―――抱きついたんでしたっけ、おねえちゃん。
「ん? なんのはなしー?」

【「おねえちゃん」の話題を振られ、記録にあった事柄をつらつらと述べる】
【まるでその光景を見ていたかのように、つらつらと】

/何故含みのある笑いを―――!
579 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 03:13:43.61 ID:24f8ZsSO
>>554
『………あ……』
『(申し訳ありませんアクリル様……Colorlessは……貴女の世界には行けないみたい…………)』

【描写出来ない程度には嫌な音を響かせ、少女の頭は砕け散る】
【次いで、頭を失った身体が地面に崩れ落ち、その直後、周囲のタコさんウィンナーや黒ウーパールーパー等の奇妙な光景は、消えて行く】

「………った………ら?」

【デイドリィムの口から漏れるのは、途切れ途切れの言の葉】
【今にも息絶えそうな身体で、少女は何を思うのか】

[そっか……ありがとうです。ます。]

【そう言って、苦痛に耐えながらふらりと立ち上がって見せて】
【やじろべえにつられるように秋畠を見て、すぐに目を逸らす】

[……行こうです。きみのご主人が待ってるます。]

【女性の潰れた目に写ったのは、腹部から大量の血を噴いて倒れている一人の青年】
【青年の背中には、今は折れた十字の剣。それはまるで、墓標のようで】

【それ以上見たく無いらしく、女性はよろよろと、サラとデイドリィムが居る場所へ近付いて行く……】
580 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 03:14:36.47 ID:suiAaXwo
>>576
殴るっ!
一発殴らせろっ!

【メイの首根っこを掴んでぐわんぐわん揺さぶりながら】

ふむ。
まぁ、野宿は避けられるならそれに越したことはないのだが………
581 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 03:14:41.49 ID:7/V2IUko
>>564

るしぁ……、ルシア、かな
私達も彼女にお世話になってたりするけど……、そっか

…あの人、優しいもんね

【少し間、遠くを見るような表情をした】
【芋蔓式に、ルシアに伝言があったことも思い出して】
【それからキルの、嬉しそうな表情に感化されて、穏やかに微笑み返す】


――サン

【噛み締めるように、その二音を復唱して】

うん、良いね! 元気良さそうな呼び名で! あと、ちょっと夏っぽいっ

【楽しそうに頷いた】
【その語源は気付かないものの、どうやら気に入ったらしく】

……それじゃあ、これからも宜しくね、キル

【にっ、と健康的な白い歯を見せた】
582 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 03:17:07.91 ID:625ZmoM0
>>553(カンナ)>>557(ミル)

『ケヒャッ、ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャッッ!?!
 死ねッ!何もかも死ねッ!!スベテスベテスベテスベテ全部全部全部全部ッ!!
 雑魚は死ねッ!Act Like That!!そのままくたばり果てちまえッ!!!
 何もかも全部なァぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああああああーーーーーーーー!!!!』

【オルガネラは――ただひたすら、狂人のように吼えて】
【鋭く突き出した杖を防がれたなら、再びその杖を引き戻し――】

『――とォォォォッ!!!危ねェあぶねェッ!!!その程度かァーーーーッ『その程度』ッといてよォォォーーーー!!
 だったら手前はッ!!死ぬしか無ェェェェェエエエエエエエなぁぁぁああああああああああああああッッ!!!』

【――その「隙」に、『回避』されてしまう】
【心臓を狙った『爪』を――そして逆に、オルガにとっての絶好の好機が訪れる】
【この「位置関係」……オルガにとって『大きなチャンス』】

『――≪勝ったッ!!≫このオレがッ!!
 このオルガネラ様が!!貴様を完全にブッ殺してやる時がよォォォォオオオオオオオオーーーーー!!!』

【そして――ミルの腹部めがけて、鋭い杖撃が放たれようとした――瞬間だった】


【――コォォォーーーーン……】


【そんな、あっけない音をたてて】
【カンナが――「死に物狂いのカンナが、最後の力で投擲したちっぽけな棒磁石」】
【それが、オルガネラの頭に、当たった】

『……あァッ!?』

【――狂気に浸されたオルガネラは、そんな行動でも怒りがピークに達する】
【杖の攻撃を中断し、カンナが居る方向を振り向く――するとどうなるか?】

【当然ッ!――眼前のミルにとって、またとない『チャンス』となるッ――!!】
583 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 03:17:41.69 ID:p4OPBU.o
>>568

そんなもの、実際見てみねば、似合うか似合わぬかなど判らんのじゃ。
お主は元は悪くないのでのぅ……そうじゃな、エルメアやシオンのような格好でも悪くはないのではないか?

【朔夜の自虐を軽く跳ね除けながら】
【織守はそんな提案を投げかけてみる。出した人物の名前は年頃の女性ということで思いついた人選だろう】

阿呆じゃのう――お主は本当に分かっておらんのじゃ
そんな態度でな、エルメアを惚れさせることが出来るとでも思っておるのかお主は?

このわらわがどれだけ分かりやすく想いを伝えても落とせぬ強固な城塞じゃぞ。
城門を前にして尻込みするような者には一生掛かろうとも超えられぬ壁じゃろうて……

【ふぅむむ……と変な声で唸りながら机に体重を預けてダランとなる】
【言葉には大きな実感が篭っており、きっと朔夜の想像絶する積極的なアタックをしているとかいないとかを窺わせるかも知れない】

そうじゃ、エルメアは甘えるのが本当に下手な娘でな……
じゃからこそ、あやつが気兼ねなく甘えて行けるような存在が必要なのじゃ。

せめてわらわ達だけでも、あやつを支えて癒してやれるようになれればよいのじゃが。
まあ、お主も今度会ったならば頭の一つも撫でてやるといい……きっと喜んでくれることじゃろうからな

【体勢を立てなおして、朔夜にそんなアドバイスを投げかける】
【……先程から織守の言葉は恋敵にしては応援するようなものが多い。如何なる想いの上でのことかは、本人のみぞ知るだろう】
584 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 03:20:59.36 ID:66S0vNUo
>>581

【「おせわになる」の意味も、「やさしい」の意味も】
【本当は、分からなかったけど】
【その響きが、ふんわりとしていて。ルシアの雰囲気も、そんな感じだったのを思い出し】
【始めてキルは】
【誰にも意味を聞くことなく。なんとなく、知らない言葉の意味を知った】

……、ん、、。よろし、く。、

【「よろしく」は、「仲良くしましょう」という意味──】
【「すみゃーにおしえてもらった、ことば」】
【そんなことを思いつつ】
【キルもまた、子供らしい純粋な笑みを浮かべるのであった】
585 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 03:21:30.43 ID:78p0FtQo
>>580

「あぁ、ごめんごめんッ!!」
「冗談だから──ちょっと、やり過ぎちゃったけど。」

【わーわー謝り倒し】

「……そうだなぁ。」
「ある程度お金があるなら、宿に泊まっても良さそうだけど。」
586 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 03:21:58.35 ID:.Nk1n1.o
>>578

へちゃむくれのガキは乙女とは言わん
後誰かが聞いていたら勘違いするような事を言うな

【そんな事を言いつつも辟易した感じです】

……ワッツ?うぇ?なんでそんな事知って……

【と、今まで聞いた話を思い出してパズルは当然のように組み上がる】
【次の瞬間には顔を真っ赤にして頭を再度抱える】

うわああああ
【AA略、どうやら相当恥ずかしかったようです】

忘れろ!今直ぐ忘れろ!お願いします忘れてください、記憶から抹消してくださ……

【そしてよくよく考えたらこの姿もいずれは情報として回されるかもしれないワケで】

(いかんこれはどつぼに嵌まりかねん、ともなれば取るべき道はただ1つ!)
…………逃げるっ!

【すくっとベンチから立ち上がり、脱兎の如く逃げ出そうとするだろう】
587 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 03:25:44.24 ID:625ZmoM0
>>567(アリエル)


……――え、ッ……なッ!?


【それは――スバル自身、自分でも理由が分からない「現象」だった】
【何故……何故殺すのをためらってしまったのか?今の一瞬――完全に「取っていた」のに……】
【なんで……その魔力を振り下ろせば、完全にアリエルという魂をこの世界から抹消できるはずだったのに】
【直前で……手が、止まってしまったんだ……――――】


うぐッ、がァ――ッ……!?

【そして、急激に現実に引き戻される意識】
【食い込んだサーベルに伝わる感触、そして、迸る鮮血】
【ダメージにより魔力は霧散し――直前で力を緩めたとはいえ、直撃】
【幾らスバルが破壊的な攻撃力を持とうとも、本体は少女に過ぎない――そのダメージは甚大】
【ふわり、と。彼女の右手の銃砲が、鋼色の粒子になって霧散し――】

くッ、きさ、まッ……!

【ぐ、と唇をかみ締めながら、即座に反撃しようとした――】


【――――ずっ】


……、……え?

【その瞬間には――ふらついた彼女の足が、列車上を踏み外していた――】

えッ……あ、うあッ!?

【そのままバランスを崩し――スバルは、落下しようとするだろう】
【時速はスデに数百キロ――完全な暴走列車。落下すれば――無論、命は無い――】
588 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 03:26:42.36 ID:suiAaXwo
>>585
全く………

じゃあそうするよ。
金はないが、金目の物ならある。

【奇妙な紋様が掘られた腕輪を取り出して】

物々交換でも大丈夫だろ、たぶん。
作るのが大変だから、あまり手放したくなかったのだけど。
589 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 03:27:41.90 ID:Lf5/CbE0
>>571
「…エルヴァレッタ」
【精神汚染を必死で押し殺し―彼へ語りかける】
「正義…悪…士もそれには悩んでいた…だが、あんたに比べれば随分ちっぽけなモノだったがな」
もう…セオドアさんったら…
【そう言いながら、涙を拭う】
(軽口を叩けるほど、余裕でもないのに)

「吹っ切れたからこそ…今回の接触があったのさ」
【ボロボロの状態で、くっくっと笑い、肩を震わせる】
「さて、連絡はどうやって取ればいい?…もう、お互いにヤバいだろ?」
【当初の目的を果たすため、情報を聞き出そうとする】
「(こいつを死なせるわけにはいかない…が、状況がそうさせてもくれないようだな)」
【必殺の一撃を放つつもりなのだろう、蹴りの体勢に入ったドラに視線を移す】
「…っ」
【ふらつき、膝をつくセオドア】
【もう限界のようだ…】
590 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 03:28:04.09 ID:78p0FtQo
>>588

「物々交換かぁ」
「面白そうだけど、ちょっと厳しいんじゃないかなって」

【ジーッと、取り出した腕輪を見つめて】

「……この腕輪は何なのかな?」
591 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 03:33:14.63 ID:7/V2IUko
>>584

……それじゃ、そろそろ、私は行くね

もし困った事があったら……、
コーヒー・ハウスか、水の国の港に来れば、会えるかもしれない

サンは、それなりに力になるよっ

【一歩、ステップを踏むように元気良く下がって】
【太陽のように暖かな声を掛けた】

またね! キル!

【それから、男の子っぽい乱雑な手の振りで、別れの挨拶を済ますと】
【屋上のドアに向かって、歩き出そうとする】
592 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 03:33:45.57 ID:keriKoAO
>>579
【……響く嫌な音。嫌でも耳に入り、渫は目を伏せる】
【その行動は、静かに黙祷を捧げているようにも見えたかもしれない】

≪NO.54≫XEnon

【デイドリィムの手を握り締めれば、渫は、キセノンを吸入させようとして】
【成功したならば、“痛覚”だけが器用に麻痺させられることだろう】

――デイドリィム……。
ごめん、ね……、ごめんなさい……。
貴女のこと、――護れなかった、から……。
柊緑のところにも、連れていけないかもしれない……。

【そうして告げるのは、謝罪の言葉。幾度も幾度も謝っては】
【きゅ……、と。握り締める手に、より力を込める】

……あの時、弾き飛ばしてくれて……ありがとう。
そんなになってまで、治療してくれて、ありがとう……。
本当に嬉しかった、な……。

【次に贈るのは、感謝の言葉だった】
【内心では、治癒能力を持たない自身に嫌悪感を覚えつつ……】
【再び泣きそうになりながらも、デイドリィムに言葉を掛け続けるのだ】

【向こうでは、やじろべえも見てしまった。其処に臥せる彼の姿を】
【墓標のもとで眠っているのであろう、青年の姿を】
【円らな瞳をわずかに歪め、女性の言葉に弱々しく頷いて】
【――やがて彼女らは、デイドリィムと渫のいる場所へと辿り着くのだろう……】
593 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 03:36:29.36 ID:VOe7a.oo
>>570>>571>>573(ワーズ&エルヴァレッタ) 

 ──ダメ、なんだよ。ワーズ……“今の世界”じゃ、きっと

だから、『世界』を変える一の方法──……
まず、“私/自分”が変わりなさいっ、て……とある、ダメ教師が、言ってた、から

────私は、ね──……

【そっと──或いは成されるがまま、ワーズに体重を預けて】
【ワーズの叫びと、エルヴァレッタの言葉が──脳幹を揺さぶる】

【ふと、ぼやける視界をクリアにすれば】

【転移陣に包まれていくワーズの姿と──微笑むエルヴァレッタ】
【そして、自分にかけられた彼の言葉を聞いて──】

(────……うん、“絶対に”。頼まれた、よ──)

【──今まで一番強い、凛とした眼が】
【夕焼けを映したような茜色の瞳が、今だけは赫灼と燃え盛る太陽のような色を帯びた】
【言葉こそなかったが──確かに、交錯する視線の間で、『約束』すら生温い『誓い』が立てられる】

【──きらり。盾を模したピンパッジが、刹那に光を反射した】

>>557(ミル) >>582(オルガネラ)

【──が、そこで彼女の意識はぶつりと断絶する】

【──抵抗なく、ワーズの発動した転送陣へと飲み込まれていく】
【矢で射るような視線をオルガネラの瞳に叩き付けながら──】
【ちらり、ミルの姿を目に捉えて──】

(──……ご、めん……これだけしか、できなく、────)

【しゅんっ──】
【──全てをミルに託して。彼女の姿は消える】
594 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 03:36:32.66 ID:fjXVxkSO
/護の人は寝落ちかな?
/とりあえず続きはどうしましょうか?
595 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 03:36:48.78 ID:suiAaXwo
>>590
これか?
売り物だよ。

【腕輪を腕に嵌め、ぱちん、と指を鳴らすと指先にライター程度の炎が灯る】

魔術具って言ってな、自然の力を宿した人狼族の伝統装飾品だ。
因みにこいつには炎の力を宿してある。
まぁ、まだ私は未熟だから、粗悪な上にすぐ壊れるようなやつしか作れないんだけど………
売れば、一晩の宿代くらいにはなるだろ。
596 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 03:37:02.74 ID:Lf5/CbE0
>>589追記
/>>574を見ていなかった…これは失態すぎる

「…もうどうにでもなれ、だな」
【膝をつきながら小型擲弾発射器に小型榴弾を装填する】
「やれやれ…」
【左手で頭を抱え、右手に小型擲弾発射器を構えた】
597 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 03:38:20.89 ID:IUAtA..o
>>586

「乙女だもんっ!如何見ても乙女!」
……如何見てもただの子供ですけどね。

【両者思い思いの反応を返す】
【どちらかと言うと乙女、程度だろうか】

……どうして、と言われましても―――――まぁ、知ってますから。

「忘れろって言われてもねー?」
……不可能ではないですが、益もありませんし。

【頭を抱えてしまった少年に対し、微妙に勝ち誇った態度を見せ】
【ねー? と声を合わせて首を傾けて見せる】

……―――あ。
「あ、に、逃げるなー!」

【ねー? なんてやってたお陰で反応が遅れた】
【座っていたレミカは当然。立っていたレミアも反応が遅れた為】
【立ち止まりでもしない限り、走り去ることは容易だろう】
598 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 03:38:36.39 ID:78p0FtQo
>>595

「へぇ、そうなんだ凄いッ!」
「ルゥってこんな事も出来るんだぁ……!!」

「ねぇねぇ、コレ、ボクが買ってもいぃ?」

【キラキラと目を輝かせて、興味深そうに腕輪を見ている】
599 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 03:38:54.21 ID:rhJJVAoo
>>571>>573>>574

…………………

【彼は答えなかった…もはや何も語る力も残ってないのか…あるいは…言葉で答えたくなかったのだろうか】
【彼は…心の中でつぶやいた】

(…知ってるさ…ぼくはずっとそんな煌きを見てきた…!ああ…!きみはじつに…誇り高い男だ
ぼくは現実の方を疑っているくらいだ…この世界で…君が悪の側にいるっていう事実に疑問が隠せない…
かつて君が苦しんで…今の君がとても健やかにしているのに…!ぼく…さっきから…ずっと涙が止まらないんだ…)

【仮面はいい、無様に泣きじゃくっているのを悟られず…気丈に振舞うには最高の装備だ】
【そして…彼は希望を持って…誇る、『護るべきもの』を持つことを…!】
【扉の向こうの…ああ…あれが…彼の…『護るべきもの』】

【消えて行くワーズワイスたちを見送り…彼もその右脚を振りかぶり始めていた】
【受けて立つ―――左足を跳ねあげ…回す】
【ぼくの誇りもやはり…家族か、ああこんな時に思い出すのは…血を分けたもっとも身近な…今は亡き家族】

…姉さん…悪いけどきみの蹴りの『型』を借りるよ…いやらしいぼくらしく…見せつけてやらなければいけないんだ…ぼくの『最高』を…

紛れもなく…”世界一”…


”世界一煌いたぼくの友人”の『生き様』に応えるためにッ!!

【軸足を蹴り…ひねりを入れる】
【その『信念』を…鍛えぬいた『波紋』を…今でも心に残った『家族の力』を…ここで出しきらないと生きてきた意味はない、と!】

天をも穿てッ!!

センテン            オーバードライブ
穿天――――ッ!!!!波紋疾走―――――――――ッ!!!

【回転を含んだ…必殺の『カウンターハイキック』!!これで頭蓋を打ち抜きにかかるッ!!】
600 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 03:40:19.47 ID:suiAaXwo
>>598
へ?
ああうん、いいけど………

【腕輪を外し、渡す】

ライター代わりくらいにしか使えんぞ。
601 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 03:40:41.31 ID:/KPOn96o
>>582(オルガネラ)  >>593(カンナ)
バーカ
本当に隙をそのままにするはずないじゃん
もう一段トラップが―――

【と、其処まで言ったところでカンナの棒磁石が命中】

―――ま、いいや
再詠唱、ムー
燃やせ、全てを…っと
(無駄な仕事が減った)
(これで少しは変わる)

【言い終わると同時】
【オルガネラの足元だろうか、そこから火柱が上がる】
【その中には石ころも入っており火だけではなく物理的にも攻撃を仕掛けている】
【そして自分でも心臓部に向け突きを放つ】
602 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 03:43:11.45 ID:.Nk1n1.o
>>597

本当の乙女は自分の事を乙女なんて言わねえっ!

【まあこれも少年の口からでまかせなのだけど】

もう本格的に嫌だコイツら……

【もはや嘆きに入っていた】

三十六計なんとやらだ!あばよっ!
お前らもとっとと帰るんだぞ、夜中は危ないからな!

【微妙に心配したような言葉を残して手も振らずに帰っていったとさ】

/流石にこれ以上は迷惑でしょう、それならとっとと終わらせろって話ですがすいません土下座します
/長い時間おつかれさまでした!
603 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 03:44:37.56 ID:78p0FtQo
>>600

「いいよいいよ! すっごいすっごい面白そうだしッ!!」
「誰も買ってくれなきゃ、野宿することになるでしょ?」

【腕輪を受け取ると、ニコニコと満面の笑みを浮かべ】

「あ、ごめん……今、お金持ってないんだ。」
「"神様"に受け取ってくるから──ちょっと待っててっ」

【腕輪を一旦、地面へと置くと】
【ダダダッと、ネコらしい脚力で"神(笑)"の方へと駆けていった】

【その後、少し経って──お金を受け取ったのか、戻ってくる】
604 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 03:44:45.55 ID:66S0vNUo
>>591

……、ん。。

また、ね……、サン。。!

【「またね」──「これは、わーずに、ならった、ことば」】
【キルの発する言葉の一つ一つが、別の誰かから習った言葉】
【「また会いたい時」に使う言葉を、それを教えてくれた人と共に思い浮かべ】
【にぱ、と笑みを浮かべてサンを見送り──】


────わーず?

【獣の勘が、何かを告げていた】

【変わる季節の匂いを孕んだ夜風に髪をたなびかせ】
【ビルの縁に立つ、燐光を放つ右目を持つその少女はまるで】


              【まるで】

       【見えるはずも、ないのに】

  【細い細い月を通して】  【「むかし」を見ようとしているようにも感じられた──】

【Never Ending Story】【→side:K→】
【The next PARADE is......?】

/わー!お疲れ様でした!
/こんなに長引かせてしまい申し訳ないです……!
605 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 03:46:33.18 ID:xycfOYDO
>>587

ぁ……えっ……?ぁ………――――

【彼女の身体から吹き出して鮮血が―――返り血となって、アリエルの正面に飛び散った】
【カラン……両手に握っていたサーベルを足元に落とすと、淡く白い光と共にそれは消滅してしまう】

【"茫然自失"―――意図せずしてショッキングな光景を見てしまったかの如く、全身が固まる。総毛立つ】

【顔を濡らす赤い液体、人を斬り裂いたあの感触―――「傷付けた」―――】

【『大切な人』を、この手で―――――】


【自分の眼前には、苦痛に呻く彼女の姿――今さっきの"一瞬"は既に消え去り、憎しみを込めて睨み付ける《スバル》の黒い瞳が、そこに―――】


………――――っ!??
危ないっ―――!!!

【が―――次に視界に飛び込んできた光景に、思わず叫んだ】

【彼女が"いなくなってしまう"――!!】

【ショックを受けている暇など無い―――バランスを崩し、落下しそうになる《スバル》の片手を、咄嗟に右手で掴んで渾身の力で引き寄せようとする】
606 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 03:49:10.61 ID:suiAaXwo
>>603
そ、そんなに褒めても何も出んぞ。

【ぽりぽりと頭を掻きながら、だが尻尾はしっかりと嬉しそうにゆさゆさと揺れている】

神様、ね………

(神、なんていうからには、もしかしてあいつがこの猫に特殊な能力を与えたんだろうか)
(それとも………)

【くるる、と再び腹の虫が鳴り】

………今はそんなことより何か食べること考えるか。
どうだった?
607 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 03:50:50.32 ID:okBkpQSO
>>583

確かに、そう言われればそうなんだけど……そう、かなあ?
――――いや、でもあんなに短いのは……動き易いけどさ、蹴ったり跳んだりする時に、こう。
良いなあ、とは思うけど、実際に見ると着るとでは……。

っ、く……あ、もう一杯頼める?
【何の事は無い、考え過ぎのようだ。そういった物には縁が無いと、変に割り切ってしまっているよう】
【投じた一石が、確かに波紋を生んでいる所から鑑みて――興味が無い訳では無いようだが】

いや、惚れさせるとかじゃ……いや、そうだけど。あの。
――――――……一生…。恐ろしく鈍いって事は解ってたが、こうもはっきり言われると改めて…うん。

あ、うん、それじゃもう一つ。

(……どんな風にしてるんだろう、なあ。いや――あの、そういう事じゃなくて、だから)

あ、黒いのー。お代わりちょーだーい。
【……先程から地味に飲み進めている為か、何やら言葉の端々の歯切れが悪い】
【頬がほんのり朱く染まり、何やら思考まで若干アルコールに影響されてきている模様】
【それでも織守の言葉に篭った言い知れぬ重みは伝わったようで、何やら表情はひしひしと危機感を伝えている】

……甘えるにしろ、甘えさせるにしろ、上手く出来るかなあ。
ちょっとだけ、ほんとにちょっとだけだけど、難しい……かも。努力はしてみるけど、さ。

――――撫でる、か。んー。試してみる……。織守は、大丈夫なの?なんか余裕だけど。

【ぽつり、グラスを傾けつつ、物憂げにまた小さく呟いて】
【彼女の――言い方は悪いが、敵に塩を送るような言動を不可解に思ったのか、素直に首を傾げて問い掛ける】
608 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 03:53:27.35 ID:IUAtA..o
>>602

……行っちゃったね。
「セクハラの御返しして無いんだけどー……」
……はいはい、また今度、ね。

【少年の逃げ去った方を見詰め、頬を膨らませるレミアを宥めつつ】
【レミカもまた、同じ方向を見詰めて、ぼんやりと眺めた後】

……また、今度ね。

【ぽつりと、小さく呟いた】

/別にもっと長くても良かったんですけどね!
/お疲れ様でしたー!
609 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 03:53:41.07 ID:625ZmoM0
>>589>>596(セオドア)
カッカッカ……「ツカサ」……そいつがヌシの護りたいヤツの名前か?セオドアよォ……
じゃったら……正義も悪も無ェじゃ……」意地でも……護り通せよ……

……ああ、そうじゃなァ……連絡先はのォ……ワシの携帯番号でも、教えてやろうか……
こんなブザマなオッサンから連絡先を貰っても……シャクかもしれんがのォ……カカ、カ……

……さァて、もう行くわ。ヌシの≪信念≫……確かに受け取ったぜ
【――最後に、ふ、と笑って。彼は――ぎん、と。鋭く、ドラを見据え――】

>>599(ドラ)
【――そう。もう、言葉は要らなかった】
【アルバレスト・ウェルダスは――否、≪四刃≫、エルヴァレッタ・ウェリルドーシェは】
【ひゅ、と。今までと同じように、短く息を吸い込むと――――】

――ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおお
おおおおおおおおおおおおおおおおオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッ!!!!!!

【――――世界を揺るがすほどの気合の咆哮――そして】

これがッ!!! そう、これがァッッ!!!!
この世界に胸を張って誇れるッ、この世界で一番ブザマなワシの≪生き様ァッ≫!!!

≪  大切なものを護る拳  ≫ じゃぁぁぁああああああああアアアアアアアアアアアアアアアアアーーーーーーッッッ!!!!!


     ≪  ス   テ   ラ   ≫

――――ぅぅぅおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッッッ!!!!!

                    ≪  ス  ト  ラ  イ  ク  ≫


【――――――――――――――――――――――――ッッ!!!!】

【――……黒い稲妻は――虚空を貫き】
【ドラの≪信念≫は……彼を、確かに、捉えて――……】


…………――がはッ、――……

(  ……そう……悔いは無い……ワシの心には、微塵も悔いは無い……  )

    (  後悔は無い……堂々と誇れる……これが、……ワシの……――――  )


  (  …………――――――――      )


【――――ズン、と。大きな音を立てて、彼の巨躯は、列車上に沈み込んだ】
【……≪四刃≫……≪孤狼の牙弾≫『エルヴァレッタ・ウェリルドーシェ』……その激動の生涯の、幕であった――……】
610 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 03:53:48.11 ID:78p0FtQo
>>606

「だって、褒めたいだもんッ!」
「こんなに良いものなんだから、ねッ!!」

【ニコニコしながら、少年も耳を動かし】

「うん、お金と……食べ物も貰ってきたッ」
「良く分からないから、多めに持ってきたけど足りる?」

【両手で、カレーパンとお札を何枚か差し出した】
【お金は、この世界で標準的な宿が10日前後────】
【安い宿であれば、それ以上でも泊まれる程の値段である】
611 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 03:59:08.49 ID:suiAaXwo
>>610
こんなに………!?

………

【神を自称する少年と猫の少年をそれぞれ一瞥し】

借りが出来たな。
いつか、返す。

【荷物を担ぐ】
612 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 03:59:38.69 ID:7/V2IUko
>>604

【キルの言葉を受けて、楽しげな雰囲気を纏ったまま】
【廃ビル出て、コーヒーハウスへ戻っていく少女】

(そういえば今夜は)
(……天体観測、してなかったな)

【そんな想いが掠めたものの】
【視線は地平線を捉えたまま】

(射手座も、もうすぐ見えなくなるし……)
(あと、一回くらいは―――)

【――ちゃんと、港で見よう】
【それだけ考えて、少女は帰路に着くだろう】

/お疲れ様でしたー!
/いえ、こちらのスピードが遅くて、申し訳なかったのですorz
/キルちゃん可愛いですよキルちゃん!
613 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 04:01:57.52 ID:625ZmoM0
>>593(カンナ)

【――≪R.I.P.≫本拠地……戦艦リヒトギルティ】

【その「転移ルーム」……静かに転送されてくる、二つの影があるだろう】

……っ、う、くッ……えるっ、……エルヴァ、レッタぁッ……!

【1人は――泣き崩れた、ワーズワイス】
【そしてもう1人は……気絶した、カンナだろう】

…………ぅ、っひく……、……カン、ナ……

【……受け入れて、くれた】
【……抱きしめて、くれた】

【……ただの、人間……なのに】
【『鬼』を……畏れることなく】


…………。…………、…………


【――しばしの、沈黙】
【ワーズは、ぐい、と。目を拭って……】


……『世界』を変える……『唯一』の……「方法」


……ねぇ、カンナ



……私、は…………――――



【――  やがて。少女が、黒野カンナが目を覚ませば、そこはとある港町の宿屋だろう】
【簡素なベッド、部屋代もスデに支払われ――体中の怪我には、治癒術が施してあって……】
【……そこのテーブルには、一枚の紙切れだけが置かれていた】

【それは、ほんの短い、たった一言の“Words”が記された――世界一短い、手紙だった】


/このあたりで!長時間お疲れ様でした、ありがとうございました!!
614 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 04:02:59.73 ID:78p0FtQo
>>611

…………ふん。
神だからな、これくらい当然だ。

【神を自称する少年は、なんか言っており】

「うぅん、返す必要はないよッ!!」
「この腕輪には、それだけの価値があるんだからさッ!」

【楽しそうに、腕輪を自身の右腕に装着した】
615 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 04:05:06.68 ID:rhJJVAoo
>>609
【…確実に打ちぬいた】
【激動の生涯の幕が…降りて行く…】
【彼はそれにこたえるように…まるで優雅さを感じさせるように…右手を上げて行く】

【右手の人差し指を立て…高らかに上げる…空の『煌き』に自らを照らせと命ずるように…孤高の存在であると示すように】

…源 猫太…ぼくの本当の名前は…源 猫太…だよ
覚えておいてほしいと思った…ぼくの…大っ嫌いだけど…誇りに思うこの名を…
それが…やっぱりぼくの最高の礼儀かな、と思ったからさ

【手を下げて…彼は俯く】
【ベルトのバックルに手をかけ…カードを引き抜くと…オリハルコンエレメントが通過して、元のドラの姿が露わになるだろう】
616 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 04:08:14.69 ID:suiAaXwo
>>614
たぶん、しばらくはこの辺で露店でも出してると思う。
力に成れそうなことがあれば声をかけてくれ。

お前もな、メイ。
暇だったら遊びに来いよ。

【ぽんぽんとメイの頭を撫で、去っていった】

/絡みどうもでしたー!よかったらまたよろしくお願いします><
617 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 04:11:31.22 ID:24f8ZsSO
>>592
【地面に崩れ落ちた色の無い少女は、もう動く事は無いだろう】
【周囲には、大量の歯車、ネジetc……この少女が機械である事が、いやがおうでも分かる】

「………………」

【デイドリィムは、消えて行く痛みに、サラの言葉に、にっこりと微笑んで】

「大丈夫、ですから。ちょっと痛かったけど、ワタクシは死んでないですから」

【痛みが無くなった事で能力が安定したらしく、ボロボロの包帯は綺麗な包帯になり、デイドリィムの患部を覆う】

「それに、サラはワタクシを庇ってくれたし、友達だから、助けるのは当たり前ですから!」

【自分を苦しめていた凄まじい痛みを浚ってくれただけで、十分に嬉しかった。自分を庇おうとして目の前に立ってくれただけで、十二分に嬉しかった】
【かたや自分が出来たのは、満身創痍のサラを吹き飛ばしただけ】
【もっと速く包帯を伸ばせれば……自責の念が、デイドリィムの中で渦巻く】


【秋畠柊緑は、もう動かない。自分に出来る事は全てやった。人生に悔いは無かった】
【皆より一足先に、天の楽園とやらを謳歌しよう。そう思いながら、永遠の休息を始める】

[………………]

【ふらふらしながらも、女性は何とかサラとデイドリィムの元にたどり着く】
【当然、サラからも女性と、やじろべえの姿が見えるだろう……】
618 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 04:13:11.49 ID:78p0FtQo
>>616
/お疲れ様でしたー!

/「まともに受けたがダメージが無いようだ」は、ちょっと良くないと思いますね。
/それ以下の攻撃のダメージを受けない事を半分確定してますし
/自分が強くても相手も強いんですから、少しでもいいからダメージを受けると良いですよ!
619 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 04:16:54.83 ID:Lf5/CbE0
>>609
【エルヴァレッタの信念】
【セオドアの信念…】
【誰かを護ると言う気持ち―】

「エルヴァレッタ…」
【咆哮を上げるエルヴァレッタ、彼に必殺の一撃を決めるドラ―】
【それぞれの生き様が凝縮された一瞬】

【小型擲弾発射器がセオドアの手から滑り落ち、乾いた音を立てて列車から落ちてゆく】
【倒れたエルヴァレッタにベルセルクの力で無理矢理駆け寄るセオドア】
【鈍化した痛覚で誤魔化された、悲鳴を上げる体で―】



「俺は…」
【エルヴァレッタの傍らに立つ】
「護り切ってみせる。士を死なせはしない…他の奴らだって死ぬ気で守るはずさ」
「…。」

【一瞬の静寂の後―】
「≪R.I.P.≫、取引先としては、申し分、無いな…っ」


【ガスマスクの下の顔は、誰にも分からない】
620 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 04:17:06.55 ID:625ZmoM0
>>601(ミル)
『あァ?誰も居ないじゃ――』
【――そう呟いて、ミルに向き直ろうとした。その時には、もう、遅かった――】

『……――ケヒャッ!!?ぎっ、ぐぅぅぉおおおおおあああああああああああああああああああッッ!?
 貴様ァッ!?ケッ、ぐぐぐぐぐ、クッ、AsS HoLe(クソったれめがァッ!!!)
 チョイと目を離すと抜け目無い、だがッ!!もう終わりなんだよォーーーーーーーーーッッ!!
 貴様がどう足掻こうと――――      』
【――ドシュッ】

【……それは、あまりにもあっけなく】

『…………あ?』
【ミルの爪は、あまりにもあっけなく、メタル・オルガネラの心臓部を貫いて――】

『……あァ?何してンだ貴様は?
 もう無駄なんだぜ、そういう行為は……なぜならキサマはもう終わって……あァ?』
【――ばぢ、と。不可解な音と共に、幻影の両腕が消失する】
【びぎ、ばし、――スタンの音が、静かに響き始め――】

『イヒャッ?……おい、何してんだ?ワガハイはヨぉー?
 あれ、お前……何やってんだ?ケヒャッ、まぁいいや……ブッ倒すのが仕事だったよネ☆
 ……うん?なんでワガハイは……前に進めないんだ?』
【――がしゃん、と。そこまで言って、オルガネラの胴体部が床に墜落する】
【そして、その付近には――先ほどミルが魔術の火柱であけた、穴】
【当然、その穴の下は――時速数百キロの、地獄】

『ケヒャヒャ↑……ヒャ?おいィ?どうなってるんだ?チョッとボクには理解できな……
 アルェー(・3・)なんでワガハイの両腕が存在……いや、接続が……ンンン?
 なんで……なんで両手両足の自由が利かねェんだ?
 なんで…………なんでワガハイは……床を転がってンだぁぁぁあああああああああああ?
 Beaaaaaaaats Meeeeeeeeeeee(わっかんなァァ〜〜〜〜〜〜〜いい??)』
【――ごろ、と。列車の震動が、無慈悲にもオルガネラの胴体を転がし――】

『あァ……チョッ、ちょっと待てェッ!!おいッ!!こいつはどういうことだッ!?
 オレは!!このオルガネラさまは!!ようやく復活を遂げたってんだぞ!!?
 これでも設定では≪四刃≫で二番目の強さだ!!なのになんだヨォ、この扱いはァァ〜〜〜ッ!?
 そりゃあ無ェんじゃないのかッ!?おい、おい、おいおいおいおいおいおいおいおい……おいおいおいおいおいおいおいッッ!!?』
【静かに、静かに――――】

『おい、待て、この扱いは……いや、そんなんじゃなくて……負けたのか?このオルガネラが?お前に?
 ヒャッハァーい……Solid Girl……ブッたまげた……じゃなくて……ちょっと待て、おい、キサマッ……

 ……う……

 ――嘘だろォォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッ!!?!!!!
 ぬゥゥゥウウウウウウウウウウウウウウウおぁぁあぁあああああああああああああああああああああああああ――――……げブぁッ


【――The End(オシマイだ)】
【――≪幽惑の幻鋭≫アーロン・オルガネラ……再死――勝者、……ミル】
621 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 04:17:41.22 ID:LN0m4cDO
>>618

/アドバイスどうもです><
/次から気を付けます!
622 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 04:22:17.68 ID:keriKoAO
>>617
【……人造人間、というものか。ばら撒かれた残骸を見て、一人思案しつつ】
【渫はデイドリィムの笑顔を見て、にっこりと少女らしい笑顔を宿した】

……ありがとう。
でも、あんまり、無理しないでね?
大丈夫、と痛くない、は違うんだから……。

【この「ありがとう」は、友達と言ってくれたことと、生きていてくれたことに対して向けられたもの】
【言いながら片手を離して、デイドリィムの頭を、以前と変わらない優しい手つきで撫でようとし】

…………だぁれ?
もしかして、柊緑の知り合い……?

【その場に座り込んだまま、色の違う瞳を現れた女性に向けて、そう問い掛ける】
【敵意を抱かなかったのは、やじろべえをその手に持っていたことが理由の一つに挙げられるだろう】
623 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 04:26:11.22 ID:625ZmoM0
>>605(アリエル)

くッ……うぁ、あッ――きゃッ――――!?

【よろよろと体勢を完全に崩し――そこは高速の列車上、掴むものは何も無く】
【落ちる――「死ぬ」……どうしようもなく――『悲鳴』がかすかにこぼれた、その瞬間だった】


ッ……あ、っ……!?



……な、…………どう、して……――

【……結論から先に言おう。このスバルの肢体は、車上のアリエルの傍らにある】
【「間に合った」……落下する瞬間、アリエルが渾身の力で引き寄せたのが、間に合ったのだ】
【ぼたぼたと腹部から血を流しているが……間に合ったのだ】

【そして、スバルの中では、ふたつの疑念が生まれていた】
【ひとつは今のアリエルの行動に対するもの――】
【もうひとつは――】

(……今、私は……怖かった、のか……?)

【――思わず……目を瞑っていた】
【怖かったんだ……『死』が】
【『精神を消す訓練』を……してきたはずなのに】
【『≪四刃≫時代』は、いつだって、こんな感情は――】

【…………『≪四刃≫時代?』】
【……『今』が、そうじゃないのか?】

    【  ――――『今?』】


……あッ、ぐゥ、あっ……!?

【突如、スバルは――両手で頭を抑えて、苦しみ出すだろう】
【それが「傷」の所為ではないということは……すぐに、わかるはずだ】


/申し訳ない、遅れました
624 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 04:33:16.30 ID:625ZmoM0
>>615(ドラ)>>619(セオドア)

【――それぞれの信念、決意を称えるかのように……戦場に、さわやかな風が吹いた】
【やがて、高速で暴走していた列車は――終点へ到達する、ほんのひとつ前の駅で、停止するだろう】
【……防衛は成功したのだ……各地でも続々と戦闘が終結に向かっている……】

【しかし……今回の件で分かったことがひとつ、あるはずだ】
【この≪R.I.P.≫は……今までの単純なテロ組織とは、何かが違うということ】
【構成員ひとりひとりが……何かしら大きな『理由』を抱えているのか?このエルヴァレッタのように……】
【「抜き差しならない状況」に追い込まれて……その時、自らの≪信念≫だけを頼りに……たどり着いた場所なのか?】

【彼等が目指す≪ノクト・アルカディア≫……その『本質』は……本当に『悪』なのか?】
【わからなくなる……正義と悪……そんな単純だからこそ曖昧なラインが、滲んでいく】
【しかし、戦いは――まだ、これから佳境を迎えようというところ】
【まだ終わらない……ここからが、真の戦いなのだ――……】
【それまで、戦士たちに与えられるのは……つかの間の、休息――】


【  エルヴァレッタ・ウェリルドーシェ VS ドラ&セオドア&冬月 士 ――】

   【   勝者――  ドラ&セオドア&士  ――!!  】


/このあたりで!
/超時間お付合いいただき感謝です!お疲れ様でした、ありがとうございました!
625 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 04:33:36.77 ID:24f8ZsSO
>>622
【頭を撫でられ、デイドリィムは以前と同じように、嬉しそうに微笑んで】

「大丈夫ですから!少なくとも……い、痛くない間は大丈夫ですから……」

【……麻酔が切れた後の事を思うと、少々恐ろしさを覚えたらしい】
【同時に、現れた来訪者を見て、小さく首を傾げる】

【しかし、両目が潰れた女性の反応は………………】

[ずぅーっと、一目たかったんだです!ます!! 初めまして…………


私の娘たち!!]

【両目が潰れた女性の口から放たれるのは、衝撃的な言葉】
【Quetzalcoatlは生物であり、「一応」哺乳類をモチーフとしている為、胎生と言えば胎生だが】
【恐らく、この目が潰れた女性が言っているのはそういう意味の「娘」では無いのであろう……】
626 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 04:34:36.65 ID:VOe7a.oo
>>613

 【「──本当は、怖かったんだよ、すごく。……“でも”ね、ワーズ」】
 【「きみが“手を伸ばさなくなる”事の方が、私は何倍も……怖かった、から。それこそ鬼より、悪魔より、何よりも」】

【──もし意識を残す事が出来ていれば、彼女はそのような旨の言葉を紡いでいたかもしれない】
【しかし彼女の意識は既に深遠へと沈んでいた。ただ沈黙して、その場に倒れていただけ】
【ワーズの嗚咽も、自分を呼ぶ声も──全ては夢か現か、ぼんやりと脳裏に滲むのみで】

【唯一気掛かりだったのが──共に≪R.I.P.≫に立ち向かっていった者達の安否】
【大した力添えも出来ぬまま戦場を跡にし、己の非力さに奥歯を噛むのは目覚めてからの話】



【──やがて】

──……、……ここ、は……

【宿屋のベッドで目を覚ますと、ゆっくりと身体を起こしながら辺りを見回す】
【あの戦場の騒がしさも夢だったような錯覚。ワーズの姿も何処にも無い──が、】
【確かにそれは現実のものだったと証明する一枚の紙をテーブルの上に見つけた】

…………、……──

【ずきりと痛む頭を押さえながら、それを手にとって読んでみれば──】


────……ワーズ……


【一言、呟いて。闇夜に浮かぶ中潮の三日月を一度見上げると】
【その紙面に紡がれた小さな“Words”を、凛とした想いで胸の奥にしまいこんだ】


//うぇえい、お疲れ様でした、ありがとうございましたー!
627 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 04:36:41.24 ID:p4OPBU.o
>>607

――今日のお主はどうも歯切れが悪いことじゃな?はっきりと喋らぬかはっきりと
少なくとも、初心を気取って足踏しておるだけでは何時まで経っても前には進めぬよ。

お主が落とそうとしておる砦はそういうものじゃ。朔夜は少し危機感が足りんのぅ。

【酔いの回ってきた様子の朔夜に、小さく笑いながらそう声をかける】
【一方の織守は甘味を口に運び続け、何処か満足気に笑顔を浮かべていた】

あやつの事を想うならば、存分に努力してみるがいい
お主が想うほど難しいことではあるまいよ。甘えさせるなど普通の――全くもって普通の事なのじゃからな

……ん、わらわか?わらわは今の「ぺぇす」で十分なのじゃ。
急いては事を仕損じる、これ以上無理に攻める気もないのでな、今のままで接してゆくだけじゃよ。

お主は――わらわから見てもちと悠長が過ぎるのじゃ。
あやつは直接想いを伝えてやるまで気づきもしなかった女じゃぞ?今のままで良いのか?

……わらわはな、未来がどう傾くにせよあやつを想うておる者が多くおって欲しい。
それにな、お主はわらわの恋敵じゃぞ。あまり情けない姿を見せられては張り合いもないではないか……。

【お冷の氷をカラン……と傾けながら、連々と言葉を口にする】
【言葉が真実か否か――軽く冗談めかした其れの数割かは真実から来るものだろう】

【目の前の甘味に軽く口をつけながら――片肘をついて静かに、朔夜の瞳を覗き込むようにして眺めていた】

/軽く意識が飛んでいた……遅れて申し訳ない……!
628 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 04:43:07.11 ID:rhJJVAoo
>>624
【涙がこぼれる…】
【たった今…彼は世界を変える瀬戸際の中で戦い…そして全てを終えた】

≪R.I.P.≫…いったいあの組織は…なんなのだろう…
エルヴァレッタは決して…悪党なんかじゃあなかったのに…

(…あ、意識が…遠のく…そういえばさっきの通信で…ジャンクちゃんには通じてるから…
迎えに来てくれるかな…)

【そして…意識が今にも手放され…誰もが目を離し…立ち上がったままでいるのをやめそうになった一時】

『おつかれさま、ドラにゃん…ぼくのかわいい弟』

【白いセミショートの前髪だけがはみでた…黒いシャツにフードで顔の半分を隠した赤色のベストと銀のロザリオのネックレス
カジュアルなベルトに青いダメージパンツにウエスタンブーツの中性的な顔立ちの人物が…なぜか自分の前に立っているのが見える】

…え?

『…よくやったよ、おめでとう…きみはこのギリギリの戦いを乗り越え
…彼の心に触れた事で…まぎれもない『進化』を遂げた…きみはやっぱりやさしい子だね…そして
最後の最後でなんか見覚えのある技を使ってくれたね、というかあれぼくの蹴りだよ、お姉ちゃん大感激』

【その人物は…先ほどのドラのように天高くその手を上げて】

『おばあちゃんがいっていた…『ぼくらの進化は光より早い、全宇宙の何者もぼくらの進化にはついてこれない』ってね
光ほどは早くない気がしたけど…ここを乗り越えてドラにゃんはまちがいなくだれにも止められない『進化』を遂げたんだ』

…ちょ、ちょっと待って…なんで…なんでさ『姉さん』…!?なんでここにいるんだい…?

【ドラが姉と呼ぶらしい人物は…そこでねじが切れたように膝をついたドラに近づいて…重厚な小型の機械のような物を渡す】

『もうきみには使いこなせるはずの物だよ、君の変身をさらに先に進ませる…『エイジャーエボリューター』だよ
…がんばった弟に、ぼくからのプレゼント♪ってわけ…おめでとう』

【その手に握りこませて…そしてそこから去っていく】

…ま、待って…いかないで…姉さん…

『心配しなくても、またいずれ会えるからそうしょげるなしょげるな、じゃあねドラにゃん…ぼくの…可愛い弟』

【最後に…意識を失う前に顔を上げた時…姉はいなかった】
【彼が目を覚ました時には…この新たな装備、『エイジャーエボリューター』を持った状態のまま、だったという…】

【←To Be Continued...】

/乙でした―!
/これほどの絡みにお付き合いさせていただいてもはや感謝だけでは足りません…
/これほどの重厚なイベントの主催お疲れ様です、では寝ます…お疲れさまでしたー…
629 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 04:44:09.33 ID:xycfOYDO
>>623

………――――

【宙に投げ出されること無く―――この手で彼女をしっかりと引き寄せて、自身が招きかけた最悪の事態を防いだ】

【破裂しかけた心臓が治まって、生まれたのは安心感―――無論、彼女が重傷を負っているのには変わり無いが】

【"どうして―――"?】
【それは、アリエルとって愚問以外の何物でも無い。だって、彼にとっては《スバル=エルデピアス》でさえ、完全な"敵"では無いのだから―――】

【今日、幾度と無く自分を抹殺しようとしてきた人間を助けることに、何の躊躇も要らなかった】

【"いなくなってほしくなかったから"―――それは当然のことなのだった】


―――っ!!?昴、おね…ちゃ……!?
だ、大丈夫!?ねえっ!!

【だが然し息つく暇も無い―――突如として頭を抱え、悶え始めた彼女の様子に目を見開き】
【慌てた風に両肩に手を置こうとして、心配そうに名前を呼び続けるだろう】
630 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 04:46:53.14 ID:keriKoAO
>>625
……あは、は
それは……治るまでの、辛抱ね?
頑張って耐えないとね……どうしても無理なようなら、また麻酔掛けるから。

【痛みに対し恐怖を覚えているデイドリィムを見て、思わず苦笑してしまった】
【それほどまでには、気が緩んだということだろう】

【が】



       え?



【安堵出来たのも、其処まで】

【女性が発した言葉は、あまりにも、余りにも、剰りにも――】
【聞いた瞬間は、当然のことながら理解が出来なかった。硬直状態のまま、数秒、或いは、十数秒】
【……もしかしたら、数分は経過していたやもしれず】

――……え?

【のち、理解はした。しかし、それを受け入れたくはなかった】
【否、確かに“嬉しい”という感情はあったのかもしれないが……それを覆い隠すほどの大きな衝撃だった】

  【まさか――『まさか』とは思うが……】
  【ひょっとしたら、恐らく、其処に存在する“彼女”は……研究所≠フ――!?】

【唯一理解していないのは、多分、事情を知らないやじろべえのみであろう――】
【渫の表情が一転。怪訝そうな、不安そうな、ともすれば嫌悪さえ含まれていそうな、複雑なそれだ】
631 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 04:51:26.22 ID:Lf5/CbE0
>>624 >>628
「さて」

「士…戦闘も終了したし、強制リムーブを頼む」
…収穫は?
「あったよ。…連絡先は教えてもらってないがな」
え…どういうことですか?
「自分でコンタクトを取れ…ってことさ。さあ、早くしろ」
…。
【無言でCSSの強制リムーブを起動させる】

「じゃあな…生きてたらまた会おうぜ」
【そう言い、意識を失ったドラにサムズアップを見せる】
【彼の周辺から噴き出た黒い靄にセオドアが包まれて―】
【黒い靄が晴れた頃にはセオドアの姿は消えていた】

【セオドアのリムーブの完了と共に、ディスプレイパネルを閉じる】
今日は…もう寝ましょう。疲れました…
【建物から出て、攻撃でボロボロになった町を見渡す】
…宿は無事でしょうか

【欠伸をしながら、宿を目指す】

/お疲れ様でーす!皆さんありがとうございましたー!
632 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 04:56:02.28 ID:625ZmoM0
>>629(アリエル)

うぅッ、くっ、あぁ……ぁッ……!?

【スバルは――腹部から溢れる血も気にせずに、頭を抑えて】
【その唇から、断続的に漏れるのは――】

うッ、くゥ、な、……何……これッ……
知らない……私は、知らないッ……知らない、知らないぃ……ッ……

そ、……「それ」……止めろッ……!?
「わたし」を……お姉ちゃんって、呼ぶ、なッ……!!

【――直感として。アリエルは、気付くかもしれない】
【“もしかして”――……「そう」なのか?】
【持っていいのか?……『希望』を!】
【『願い』は!……『届く』というのか!?】


【――だが、しかし。そう簡単には、いかなかった】


(…………クハァーーッハッハッハッハッハ……“逃がさん”よ、……お前は……
 もう逃がしはしない……『因果』からは……逃げられんのだ、スバルッ!!)


うッ、くゥッ、……うあッ、あ、あッ!?


【――そんな声が……何処からか、聞こえたかもしれず】
【次の瞬間には――悶え苦しむスバルの足元に、黒い水溜りが出現していて】
【アリエルがどうする間も無いうちに、スバルはそこに沈みこみ――消えてしまうだろう】
【運転室のエンジもいつのまにか離脱したのか……列車は、徐々に停止に到っていた】

【……勝利?敗北?……勝者など、きっといない。……だが――】

【果たして……君には、聞こえただろうか?彼女が……スバルが、水溜りに完全に消える一瞬】


…………“  アリ   エ      ル     ”      ッ      …………――――



【  ――確かに、そう。言ったように、聞こえたんだ――――】


/このあたりで!超時間ありがとうございました、お疲れ様でした!!
633 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 05:04:24.78 ID:24f8ZsSO
>>630
「……ひぃっ…!?」

【小さく悲鳴を上げるも、そんな事は、女性の言葉に全て打ち消される】

【母親……自分の、サラの、他のQuetzalcoatl達の母親…………】
【二人の前に現れた女性は、作業服の中から数本の針を取り出して】

【サラが漸く二回目の言葉を発したのと、ほぼ同時】
【女性がよろよろとサラとデイドリィムの眼前にまで近付いて来て、その場にしゃがみ込み】

[顔が見えないのが残念………あ、そうだ。これがあったです。ます!]

【今度は、作業服から二つの赤い珠……良く見れば、人形の目だと分かるであろうソレを取り出し】
【あろう事か、それを潰れた目の上から押し込んで】

[これで良く見えるです…………うぅん、見た目が変わって無いのは当然だけど、二人とも何と無く凛々しくなった気がするます。いっぱい戦ったです?ます?]

【なんと、それで視力が回復したらしい。サラとデイドリィムを、優しく抱き寄せようとする】

[自己紹介が、遅れたです。私の名は『トゥワール=ローンチロウズ』!!Quetzalcoatlの身体を作って、<画用紙>メンバーの身体を作らされたスーパー《人形職人》です、ます!]

【小さく胸を張りつつ、自慢げにそう言って】
【敵意などかけらも見せずに、作業服から糸やら何やらを取り出し始める……何をする気だ?】
634 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 05:16:25.00 ID:keriKoAO
>>633
なっ……!?

【渫は女性が接近してきたことに警戒し、デイドリィムを連れて逃げ出そうとするも――】
【少女は現在手負いの状態、痛覚を殺せると言えども、下手に動けば傷を悪化させてしまう可能性があるし】
【何より、女性のぬらくらとした雰囲気に完全に呑まれてしまっていた】
【目を押し込む様子に眉を寄せ、あからさまに嫌悪感を示すサラ】
【そのまま、抵抗もままならず抱き寄せられ――】

(≪人形職人≫の、『トゥワール=ローンチロウズ』……
 Quetzalcoatlと、――<画用紙>の連中の身体を……!?)

――アクリルの……
娘の言いなり、ってこと……?

【己の名前も名乗らないまま、じいっと女性の挙動を凝視して】
【思考の外に零れてしまう言葉、疑問、疑念。】
【やじろべえは女性の手から逃れようとし、抜け出せれば渫の登頂部に留まるだろう】
【心なしか威嚇しているように見えるかもしれないが、大きさなどのせいであまり怖くはない】
635 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 05:33:55.87 ID:24f8ZsSO
>>634
[うふふふふふ……我ながら可愛いです、可愛います…………]

【自画自賛である。デイドリィムとサラを交互に見ながら、そう言って】
【サラが嫌悪感を示した事に気付いて、小さく首を傾げ、閃いたかのように、血が殆ど付着していない左手で、やじろべえを避けてサラの頭を撫でてやろうとする……そういう問題じゃねえよ】

「………………]

【デイドリィムは、視線でサラに助けを求めている】
【女性は、敵意こそ無いようだが、何か底知れない雰囲気を漂わせている】

[誤解です、ます!Quetzalcoatl達の『身体』を作った後は、その依頼金で隠居するつもりだったです!ます!!]
[そしたらある日の事です!私の家にアクリルが……所長の娘が来たです!しかも人形を作って欲しいって言うから、暇潰しがてらに着いて行ったます!]
[後は簡単です!!色の無い女の子に脅されて、無理矢理人形作らされたます…………最近、やっと逃げ出せたです。ます…………]

【恐らく、トゥワールの本題はそんな話では無いのであろう】
【更に、話は続く】

[その時、気付いたです!あいつらの、でっかい弱点ます!]

【こちらが、本題】
【それが分かる程に真剣な顔で、ここまで大丈夫です?とでも言いたげに、サラを見つめる】
636 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 05:39:04.58 ID:okBkpQSO
>>627
……わーってるよ、はっきり喋れば良いんだろ、はっきり……。
気取ってない、というか、うん――――今更になってさ、不安がってるだけなんだろうな。

だって、オレなんかじゃ、欠片だってあいつと釣り合わない。
解っては、いるんだよ。でも、どうにも後込みするんだ。
住む世界も違えば、性質だって真逆。もし伝えたとして、其れがあいつの重荷に成らないって自信が、無い。

【こくこくと、一見すれば微睡んでいるのかと思う程に緩く頷いて応じ】
【霞んで焦点のブレた瞳は、物憂げなまま】
【何時に無く弱気では有るが――酔いが回った所為、と考えても、恐らく此れは朔夜の本心なのだろうか】

………でも、ああ。そっちは頑張ってみるよ。いつか受け入れられるように。
あいつは、オレの事を受け入れてくれたんだからさ。それに報いるのって、当然のコトだろ?

っと……それは兎も角、今のままで良いとは思わないかな。
あいつの事だってもっと知りたいし、逆に知って欲しい事だって有る。今の立ち位置じゃ、ちょっと遠い。

確かに、憎からず思ってる奴が多いってのは、喜ばしい……かもな。
そうすれば負担だって、少しはマシに成るだろうし。
にしても――――えらい余裕だよな、然し。悪かったよ、競い応えの無い相手で。

【其れでも概ね前向きに、常のように雄弁とは行かないが、言葉を紡ぎ出し】
【最後に、しっかりと何時も通りの皮肉を挟んで、「けど」、と前置き】

あんまり余裕こいてると、その内横合いから掻っ攫われるぞ?

【音も無く乾したグラスを置き、視線を合わせて。沈んだ表情は、不敵な笑みに変わっていた】
//あばばばば、此方こそ済みません……、意識が落ちかかってたのですぜ
//あんまりきついようなら、持ち越しましょうか?此方も所々飛び飛びでしたし、迷惑掛けちゃいそうですから……
637 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 05:48:11.22 ID:keriKoAO
>>635
【やじろべえは、トゥワールが渫の頭を撫でるのだと悟り、律義に空中へ浮遊する】
【一方で、撫でられている渫はすっごく不機嫌そうな表情だった、それはもう物凄く、神経逆撫でした時みたいに】
【微妙にズレているその思考に対して若干いらっとしている感じ、実はちょっとだけ照れていたりもする】
【デイドリィムからの視線を感じ、口の端で小さく“ごめん”と謝りながら、もう一度彼女の手を握ろうとして】

……そ、……そうなんだ。
ん、うん、貴女の事情はよく解ったわ……。

【理解を示し頷くのだが、その動作がすっごくぎこちなかった】
【お母さん、とも、トゥワール、とも呼ばないのは、多分、何処と無く気に入らないから】
【依頼≠ニいう単語に何か引っ掛かりを感じたが……現時点ではツッコまず】

――……弱点?

……そのまま続けて。
是非とも、知りたいから。

【その言葉に表情を引き締め、彼女に続けるよう促す】
【たとい、それが虚偽の情報でも構わない。<画用紙>は強敵の集まりであるのだ……正直、藁にもすがる思いだった】
638 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 05:57:31.90 ID:24f8ZsSO
>>637
「…………」

【デイドリィムは、どこか諦めたような表情】
【トゥワールは、デイドリィムとサラを抱きしめるのを止めて、すっと立ち上がって】

[理解が早くて助かるです、ます。で、弱点……なんだけど……相手にとっては致命的弱点です。でも、こっちからすればそんなでも無い弱点ます…………]

【要は、余り期待しないで欲しい……と言う訳であろうか】
【トゥワールは、ゆっくりと口を開く】

[あいつら、代わりが効かないです。魂に合った器が作れるのは私だけます。私がいないと、あいつらは一回壊されると二度と再生出来なくなるです、ます!]
[それに、倒せば中に入ってた魂は、『ほぼ』確実に成仏するです!]

【幾つかひっかかる事はあるが……確かに、ほぼ不死身の機械達にとっては大きな弱点と言える…………かも】
【以前アキハタは言った……「アクリルは魂を移し替える」】
【そこから考えるに、ボディーを作っているのがトゥワール、機械による補強、そして魂を入れるのがアクリル、という訳なのであろう】
639 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 05:59:01.51 ID:p4OPBU.o
>>636

釣り合う釣り合わん……資格がある資格がない
どいつもこいつも同じようなことを言うのじゃな……気持ちは、まあ判らんでもないのじゃがのぅ

馬鹿者めが――想いを伝えた程度で重荷に変わるようならば、最初からお主は重荷に過ぎん。
エルメアは、お主のことを知った上で手を差し伸べ受け止めたのじゃろうが。……情けのない事を口にするでないわ

【はぁ……と軽くため息を吐きながら】
【ぐぃっと身を乗り出して、畳んだ扇の先端で軽く朔夜の頭を小突こうとする】

――その意気じゃよ。お主はもっとエルメアに近づくがいい。
あやつも朔夜に近寄られて跳ね除けることもすまいよ。

じゃがな、知りたいにせよ知って欲しいにせよ……直接言葉にして伝えねば何も始まらんということは留意しておくが良い
あの娘が相手ならば尚更――素直に偽らず、直球に伝えてやるくらいでないとな。先ずは其れからじゃろうて

【そう、最後に告げて朔夜へのアドバイスを締めくくる】
【織守は椅子の背凭れに強く体重を掛けて、甘味の一つをフォークで刺し自分の口に運んだ】

――ふん。余裕か……まあ、これを余裕と取るならばそれでも構わんがの?
掻っ攫えるものならばやってみるがよいわ、今のわらわの持つ「あどばんてぇじ」を覆すことが出来るかは疑問じゃがな?

【不敵な笑みには不敵な笑み。口元を緩めながら朔夜に視線を送り】
【――――最後まで、アドバイスの持つ「本当の意味」を語らぬまま……静かにカフェでの一時を過ごしていく】

【何事もなかったならば、織守は注文した甘味を完食して……ゆっくり立ち上がろうとするだろう】

/いえいえこちらこそ(ry
/では、次辺りで締めていく感じで行きましょうぜ!
640 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 06:10:23.30 ID:keriKoAO
>>638
……身体の代わりが無い、魂と適合する器が作れるのは貴女だけ、一度壊せばそれっきり。
いいえ、大きな情報を得ることが出来たわ……ありがとう、トゥワール。

【言葉を復唱、確りと記憶した、と頷きを一つ。そうして彼女へと感謝の言葉を贈る】
【それから女性に続くよう渫も立ち上がり、オッド・アイの瞳がそちらを見詰め……】


――要するに、

『貴女が居なければ』“あいつら”はかなりの痛手を負うということでしょう?

  【 ……、……  ―― ? 】


【渫の瞳に宿るのは……紛れもない、純粋な――殺意=H】
【その場所から動くことは無い、が。もしや渫は、――恩を仇で返そう≠ニ言うのか……!?】

【……しかしながら、渫の挙動の中には】
【何処か“試しているような雰囲気”があることに、彼女は気付くことが出来るかもしれない――。】
641 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 06:19:25.30 ID:24f8ZsSO
>>640
[…………!]

【サラの感謝の言葉を素直に嬉しく思い、何か気の利いた言葉でも贈ろうかと思った矢先の殺意】
【トゥワールは、決して弱者では無い。本気で戦えば、生半可な相手に負けない程の戦力はあるが………………】

[やる気……っです?ます?]

【娘には、アクリルの設計図で無理矢理作らされた画用紙のメンバーとは違い、デザイン、配色、体型まで、自分で作り上げた娘には、手を出せない】
【自己防衛用に多少の魔翌力を身体から漏らし、一応、攻撃を防ぐ準備だけはしておいて】

【サラが自分を試そうとしているか等、考えもしてはいない】

【デイドリィムは、対峙する二人を、オロオロとしながら見ている】
642 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 06:33:31.27 ID:keriKoAO
>>641
……ヤル気は、あると言えばあるけれども。

【首を傾げつつ、暈しを入れた曖昧な返答】
【明確な殺意を保ったまま、暫時対峙を続けていたが――】

【――やがて集中力が途切れたのか、ふっと一息ついて殺意を霧散させる】

はあ……
やっぱり親は腐っても親、ね。

大丈夫、“今はまだ”貴女を殺す気はないわ。
だってそうでしょう?恩を仇で返すことなんてしたくないし、……何より私たちの親≠ネんだから。

【後頭部を掻きながら目線を逸らす渫は、何処か照れているようにも見えて】
【何かあれば殺す≠ニいうことを暗に告げ、ややあってトゥワールに背を向ける】

それじゃあ、トゥワール、“また”があればその時はよろしく。
……デイドリィム、帰る場所はある?

【トゥワールに対してはぶっきらぼうにそう言って、デイドリィムに対しては優しげにそう尋ねて。】
【――断じてツンデレではないと主張したい】
643 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 06:43:29.18 ID:24f8ZsSO
>>642
[…………うぅ]

【実際に戦えば、ただでさえ戦闘に特化した彼女らに勝てる要因が見当たらないというのに、自分は彼女ら相手に本気で戦う事が出来ない】
【情け容赦無し、徹底的な物量攻撃を仕掛ければ或いは分からないが……そんな事をする気になるはずも無い】

[親…………]

【何と無く感慨深げに、こちらも多少照れたような様子で、呟いて】

[分かったです、ます。きみに殺されるまで、生きてるです。ます]

【やはり、何と無くズレている発言】
【本人はそうとは思っていないらしく、自信満々といった様子で踵を返して】

[……治療、終わったです、ます]

【そう呟いて、のろのろふらふらと、表通りへと歩いて行った……】

「イマイチ無いですから……アキハタは基本野宿派だから…………」

【その言い方は、帰る場所をくれるパターンと判断】
【何と無く媚びるような目で、サラを見上げる】
644 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 06:49:29.08 ID:keriKoAO
>>643
【ふと浮かべた微笑みは、誰に対するものだったのだろう】
【トゥワールが去ったことを確認してから……デイドリィムの言葉に、サラは一度大きく頷き】

……じゃあ、一緒に帰ろう?

【彼女の前へと、手を差し伸べるのであった】
【――眼前の少女は、きっと。この手を取ってくれる、と……そう信じて】
645 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 06:50:09.51 ID:okBkpQSO
>>639
所謂一つの、複雑な乙女心――ってやつかな。

え――――ああ。言われるまで、さっぱり解らなかった。確かに……そういう奴、だもんな。
だから、オレみたいなのに惚れられるんだ。全く。………っ、ぃて。
ああもう、何故にこうも迷ってたのやら……前提からして間違えてて、もっと言えばあの時に決めてた筈なのに。

【等と嘯いて、盲点だったという風に、口内で小さく言の葉を反芻する】
【突き出された扇子を甘んじて受け止め、微かに眉を顰めつつも笑ってみせ】

――――ん。ありがと、織守。

直接、言葉に……かぁ。其処が一番肝要で、難しいよな。やっぱり。皮肉や戯言なら、もっと上手く浮かぶのに。
あー――そろそろ、腹括んないと駄目みたいだな。うん。

【目を細めてアドバイスを聞き届け、すっかり温くなったお冷やを飲み干すと】
【何やら黒いのを呼び、ツケだどうだと二言三言。先んじて勘定を済ませておくらしい】

――――覆せるさ。オレを誰だと思ってるんだ、織守。仮にもお前の恋敵だぞ?

【最後に、相も変わらぬ減らず口を叩いて締め括り】
【長いようで短い一時の後ほど、軽く延びをして同様に席を立つ】

//以下無限ry
//了解致しましたー!
646 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 06:58:35.18 ID:24f8ZsSO
>>644
「……ですから!」

【サラの手をしっかりと握って、デイドリィムはゆっくりと立ち上がる】
【…………?】
【あれ? 何故、立ち上がれるのだ?】
【その理由は、すぐに分かるだろう……デイドリィムの、消し飛ばされた部位……そこが、八割型「修復」されている】
【完全では無い為傷は大量に残っているし、下手に激しく動かすと今にもちぎれてしまいそうな程】

【デイドリィム自身は、あまりにも自然に立てた為か、それに気付いていないらしい】
647 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 06:59:48.42 ID:p4OPBU.o
>>645

――ふぅ。中々に美味じゃったな
時間が空いたならばまた、立ち寄らせてもらおうかのぅ

【「今度は昼間にでもな」と、小さく付け足しながら】
【入口の方まで歩いて行き、扉を開き店の外に出ていこうとする】

何にせよ、腹の一つも括らねば恋路は実らぬものじゃよ。
わらわ達は、待っておるだけで事を成せる立場ではなかろ?

まあ、首尾よく告げることが出来るよう応援しておるぞ朔夜よ。
それでようやくわらわとお主は同じ土俵に立てるというものなのじゃ

その先は……流石に応援などしてやれんがな――――

【最後にくくっ……とい小さく笑顔を朔夜に向けると】
【織守は其のまま軽く手を振り朝焼けの街へと歩んでいこうとするだろう】
648 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 07:11:22.36 ID:keriKoAO
>>646
【サラもまた――僅かな違和感こそ抱いたものの――それに気付くことはなかった】
【それもそのはず、彼女は今まで以上に、嬉しそうに、楽しそうに、笑っていたから。】
【そうして手を取り合えば、二人はゆっくりと、それこそ長い長い時間を掛けて、“家”へと帰宅するのだろう】
【ともすれば、その姿は本物の姉妹のようにも見えるかもしれず――】


【――】

【……帰宅したらしたで、結構な大騒ぎになるやもしれなかった】
【まず、家主の女性が慌てに慌てる。元気すぎるほどに慌てまくる】
【その女性が恋人に「新しい子供が出来た……」とお知らせすることで更に混乱してしまうだろう】
【まあ、それはまた、別のお話ということで……】

【――とかく、これから暫くは、或いはほぼ永久的には】
【その家は、デイドリィムの帰るべき場所と成るのである】


/この辺で〆かしら……!眠気とテンションがテラボルテージです!
/超時間ありがとうございました、朝方までお疲れ様でした!!
649 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 07:18:53.60 ID:24f8ZsSO
>>648
/超長時間の絡み、乙でしたー!
/十数時間にも及ぶ絡みは初めてだ……いろいろと良い経験になりました。
/デイドリィムはそちらの家に住む事になった、と解釈してOKですかね?
650 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 07:25:21.67 ID:keriKoAO
>>649
/はい、それで大丈夫です、家主のシャロームとは適当に面識が出来たことにしていただければありがたいです
/家は一軒家で木造建築、すぐ近くに丘があって部屋は「家具が少なすぎる」ということくらいが特筆すべき点です
/私も濃密な絡みが出来て楽しかったです、眠くて変な文章かもしれません、すいません
/他に聞きたいことがあれば後日舞台裏にてお願いします、それでは改めてお疲れ様でした!!
651 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 07:28:40.01 ID:okBkpQSO
>>647

……はは、っ。
その時は、何ならエルメアも誘ったら?あいつも、好きらしいし。

【乾いた笑い声を零しつつも、今度こそは至って冷静に応じ】
【少し遅れて織守に倣い、ドアベルの音を追って店の外へと歩み出る】

道理だな。そうそう悠長な事も言っていられないみたいだ。
求めよ、さすれば与えられん、だったか、神の子とやらも中々どうして、理に適った事を言うもんだよな……。

応、僅かながら尽力させて貰うよ。次は対等な立場で、話し合いが出来ると良いな?

――――じゃあ、また城で。
【朔夜もまた、心からの笑みで以て返し、くるりと踵を返すと】
【同じように後ろ手を振って、然し正反対に、朝焼けの届かない日陰へと――――】

「識槻ちゃーん、制服せーふく!昨日のやつ、忘れ……ぶっ!?」

【直後。大声を出しつつ忘れ物を届けに駆け寄った黒いのが、綺麗なハイキックで昏倒させられたのは全くの余談である】

//お疲れ様でしたー!
//長らくお付き合い頂きすみません。有り難うございました、楽しかったですっ!
652 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 07:43:12.26 ID:p4OPBU.o
>>651

――――さて、上手く行けばよいがの。
悔しいことじゃが、わらわでは朔夜を留めることは難しいのじゃ……。

【ふっ……と小さく自嘲気味の笑みを零しながら朝日に眩しそうに目をやる】
【恋敵である朔夜にアドバイスをした根本の理由は――】

流石に結ばせてやるまで面倒みてやるはずもないが
もう少し……朔夜がエルメアに近づいてくれたならば僥倖じゃろうな。

――気張れよ、わらわの恋敵よ。
お主もずっと……香美那の傍におるのじゃからな……。

【――何とも打算的で、子供らしく】
【朔夜が道を外れないようにとの抑止力として、その結果、友人が――自分を離れていく可能性を減らすためだった】

【多くの者と面識を持ち、同志として戦地に立ちながらも】
【不器用で、友達を作ることすら苦手な少女は……今だけは、年相応に心許せる者との事を思っていた】

/お疲れ様でしたーなのですぜーですぜーですぜ……・ZZz……
653 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 09:12:44.29 ID:/KPOn96o
>>620
654 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 09:14:05.27 ID:/KPOn96o
/>>653は誤爆です、気にしないでください、お願いします
655 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 09:50:55.35 ID:/KPOn96o
>>620
…相手が悪かったかもね
僕は単純なカウンター型
君みたいに突っ込んでくる奴相手は得意なんだ

【一つの事実を言い放つ】
【確かに攻めの札が少なく攻めきれていない場面もあった】

もうちょっと楽しめるかと思ったんだけどね
僕の勘違いだったみたい
つまんなかったよ、君

【面白いかつまらないか、迷う事もない】
【「つまらない」】

さてと…じゃ、僕はもう帰るから、さようなら
…あれ?
どうやって帰るんだっけ…

【その日、どこかを一人彷徨うミルの姿があったと言う】

/お疲れさまでしたー
/そして最後の最後に寝落ちしてしまった…本当にごめんなさい
656 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 10:02:43.27 ID:N71m1ESO
>>594

/本当に申し訳ないです・・・。
/今晩続きで構わないでしょうか?
657 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 10:25:16.11 ID:NUDeyro0
【森】

――――…あれ?

【鮮やかな緑色の髪、そこから二本ピンと出たアホ毛。通称、触角】
【右赤、左緑の虹彩異色症。通称オッドアイ】
【赤の長袖に緑のケープを羽織って、赤と緑のチェックのスカートを履いて】
【赤や緑の小さめのボトルが腰周りに幾つも吊り下げられている少女が】

…もう朝

【切り倒された木の上に寝転がっていた】
658 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 10:44:31.51 ID:mRrc1KYo
【公園】

【翡翠色ロングヘアの少女とその前方に空き缶が一つ】
【彼女の翡翠色の瞳は空き缶を捉え、ピンと張り詰めている】

よし、今度こそ行きます!

【右手をおおきく振りかぶるとパリパリと小気味いい音が鳴り】
【そのまま振り下ろすと、空き缶に向けて雷が───放たれなかった】

うぅ・・・やっぱり魔翌力が一切使えなくなってしまったのかなぁ・・・
・・はぁ・・・

【自分の両手を眺めながらがっくりと膝を付いた】
【彼女の周囲には肌で感じるほど魔翌力に満ちている】
【魔法の発動で、魔翌力が集められているというよりは】
【壊れた水道管のように、彼女から魔翌力が駄々漏れしている?】
659 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 10:57:03.35 ID:FsXHAwso
>>658
うふふ、うふふ、うふふのふ
何やら何やら愉し〜い独り言が聞こえた様なそんな気がしますねえ……

あ、モニタの前の皆さんお久しぶり。毎度おなじみカリナトゥスです、ハイ

【その様子を、物凄い笑顔で見ながら歩いて来る者が一人】

ハローハロー、覚えてらっしゃるかどうかは分かりませんがお久しぶり
どうも聞き逃せない言葉が聞こえた様な気がしましてねえ……

【黒のラボコートに白手袋、眼鏡を掛けたにこやかな女が歩いて来る】
【緑髪緑眼、身長は175cm程と高め、線が細いのが離れていても良く分かる】
660 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 11:11:13.90 ID:mRrc1KYo
>>659

───え?

【声のする方に、ゆっくりと恐る恐る首を動かす】
【記憶と視覚と聴覚が結びついた瞬間、ぞわっと血の気が引いていく】

あ・・・ああ・・・
な、何か、私に用ですか・・?

【忘れもしない、刃物に対するトラウマを植え付けられた相手】
【足が少し震え、やっとのことで立ち上がると後ろにじりじりと退く】
【笑顔に対し、こちらは顔面蒼白といったところだ】
661 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 11:14:49.50 ID:FsXHAwso
>>660
ええ、ええ、用ですとも用ですとも
たった今用が出来ましたとも、ねえ?
だからそんなに怖がらないビクビクしない、私はこう見えて優しいんですから

……と、前置きはさておきまして

【ぎょろり。右目の黒目と白目の配色が反転して、左目と独立して動き始める】
【左目だけで周囲を見渡しながら、右目はミーナに向けられたままで】
【それなりの長身から生まれる歩幅、距離を詰めていく】

「魔翌力が一切使えなくなった」、そんな声が聞こえた。私の耳はそう認識している訳ですがあ……

………治したいですか?

【常に張り付けている表情を、意図的に更に和らげて】
【見た目だけなら何処の小児科医だろうかと言うような笑顔を作った】
662 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 11:22:43.62 ID:mRrc1KYo
>>661

優しい人は誘拐なんてしませんよ!
でも、用は聞いておきます
今はあんまり敵意を感じませんから・・・

【自分を奮い立たせるために何度か顔をぺちぺちする】
【いくらか距離を取って足を止めるが、警戒心は見てわかるほど剥き出しで】

治せるのですか!?
・・・じゃなくて!
何か真意があるのでしょう?

【眼前の餌に飛びつきそうになるのをぐっと堪えて】
【まだ震える手を、人差し指をびしっとそちらに向ける】
663 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 11:27:38.06 ID:FsXHAwso
>>662
おおう、いきなり冷たいお言葉
酷いですねえ、私も心機一転良い人になろうと努力していると言うのに
過去の事例でばかり人を判断するんですから皆さん……

【よよと泣き崩れるようなそぶりを見せるが、顔が笑ったまま】
【それでも、右目だけはミーナから逸れず】

真意?さて、有ると思います?有るとしたらそれは何?
貴女に恩を売って私が得られる利益が、貴女に思い浮かびます?

……と、言葉遊びしてても仕方が無い
治せるのか?これには「分からない」と答えましょう
治す方法が有るのかどうか、まずは調べなきゃあ何にもなりませんからねえ………

【ミーナが足を止めると、またその距離を詰めに掛かる】
【このまま続ければ、二人して街の外まで歩いて行く事も可能かも知れない】
664 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 11:38:07.04 ID:mRrc1KYo
>>663

利益、ですか・・・
前に拐われそうになった時、龍にすごく反応していました
例えば、それ、とか?

【喋っている途中で声の調子が落ちていく】
【龍という単語に、彼女は虚しさを感じているようで】

・・・っ。
わかり───ました

お願いします、治してください。

【以前の彼女なら間違いなく断っていた】
【怪しい人に親からもらった大事な身体を出すなど言語道断、だった】
【手を降ろし、もうそれ以上は下がらず、凛とした瞳でじっと見つめる】
【今の彼女には、何も無いのだ】
665 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 11:43:36.67 ID:FsXHAwso
>>664
龍ねえ?龍が欲しけりゃ……そうですねえ、風の国に向かいますて
あそこの森、結構奇妙な生き物ワラワラ居ますから
もしくは新大陸?頑張れば白骨死体くらい見つけて持ち帰れるでしょーしー

………今はねえ、そういう事じゃあ無いんですよ
信じないなら、それでも良い。ですが………

【下がらなくなった所で、これ以上近づけない程に近づいて】
【膝を曲げて背を丸め、目の高さを合わせる】

……治す、前に。質問が有ります。回答次第では増えるかも知れません

第一問。貴女は、魔翌力を感知出来ますか?或いは、出来ましたか?

【普段通りの笑み、細められた目の奥の瞳】
【其処に有る感情は、果たして誰かが覗けるような代物だろうか】

【配色の反転した右目が、視診を開始する】
【前回の遭遇時と比べて、目立った負傷は増えているか。皮膚などの状態が変化しているか調べ始める】
666 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 11:56:41.28 ID:mRrc1KYo
>>665
・・・なるほど、そうですか。

いいですよ、信じる信じないは別にして、今は貴方の口からしか聞けませんから

【緊張のせいか、はたまた別の理由か声色は落ち着いている】
【瞳の奥まで見透かすような、まっすぐな視線をぶつける】

流れとかぼんやりしたものなら出来ました
大きいものだとか異常なものははっきりと
・・・でも今は、できるかわかりません

【蛇に睨まれた蛙のように、動くのは瞬きの時の瞼だけ】
【そして身体的に大きく違うのは一点】
【背中に朽ち果てた"翼だったもの"が根元だけ残っている】
【龍の再生力は高いはずなのに、その片鱗すら見せていない】
667 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 12:03:55.01 ID:FsXHAwso
>>666
私の声しか聞けないなら、まずは耳を済ませなさい
私が、貴女に不利益になる事を言っているか。私の声が嘘に聞こえるか
よーく耳を澄ませて、心を落ち着けて。先入観など切り捨てて、ねえ?

【ぶつけられた視線にも、変色した右目が揺れる事は無かった】
【普通の人間のそれとは明らかに違う、異質な生物の目】
【「人ではない者」に、「人で有る筈の者」の目はどう映るだろうか】

……ふむ、成程。と、なると………今は出来てないって事の様だ
貴女、魔翌力の噴水状態ですよ?枯渇しないのが不思議な程にねえ

(………おーやおや、こりゃあなんともなんとも)

【蛇口を閉め忘れたかの様に流れ出る魔翌力、手を翳して受け止めて】
【脳内に溜めこんだあらゆる生物データや過去の事例から、近い事象を探す】

【そうしながら本人はミーナの後方に回り、翼だったもの≠ノ手を伸ばし】
【根元だけ残ったそれに、そっと左手の指を重ねようとする】
668 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 12:12:34.73 ID:fjXVxkSO
>>656
わかりましたー
7時ころから大丈夫ですか?
669 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 12:14:14.24 ID:N71m1ESO
>>668

/了解しました!
670 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 12:14:30.02 ID:mRrc1KYo
>>667

噴水、というのは?魔翌力をまき散らしているって事ですか?
・・・あはは、本当にいろんなところが、コワれてますね・・・

【空笑いして、枯れたようなため息をついた】
【あきらめが混じった深い深い、ため息】
【翼に指が触れた瞬間びくっと反応して、引き剥がすように身体をひねる】

それは・・・触らないでください
お願いします
治すのに、必要なんですか?

【まるで人でも龍でもないことを表しているようなそれを触られるのは】
【どんどん自分が惨めになっていくような感じがして】
671 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 12:21:28.04 ID:FsXHAwso
>>670
こんだけの勢いで流してりゃ、枯れてしまいそうなもんですがねえ……
生物ってのは、当然ながらどっかからかエネルギーを仕入れてるもんです
植物なら日光や土壌、動物ならその植物を食ったり他の獣を食ったり
そういう訳で………おっと

【翼だったもの≠ェ手から離れると、その手を今度はミーナの肩に置こうとする】

……必要かどうか、分からない。だから調べてるんですってえの
見ただけで分かるなら、声を掛けた瞬間に結論を出してます

んで、話を続けましょう

エネルギーってのは、使えば減る。そうなりゃ、どっかからか補給しなきゃあ無い
どれだけ大量のエネルギーを持ってようと、使い続ければ枯渇するんです
ところが、だ。貴女の場合、自分で魔翌力を感じ取れない、操作も出来ない。なのに、溢れだし続ける
………何処から、補給してる?

私はねえ、その答え………その翼と大いに関係有るんじゃあ無いかと思いまして

【そのまま、自分はその場に胡座で座りこみ】
【地面をトントンと叩いて、ミーナも座る様に促す】
672 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 12:29:38.47 ID:xycfOYDO
>>632

あ……っ……あぁ……ぅぁ………ッ

【あの時と同じ、黒い水溜まりの中へと―――沈み込んでいく彼女を呆然と眺めるしかなかった】
【聞き覚えのある"誰か"の声に無理矢理引き戻されていく―――深淵が覗く闇の中へと】


(…………―――――ッ)

【―――――『聞こえた』】

【"お前"でも"貴様"でも無い、耳に届いた、その声は―――『名前』を呼んだのだ】

【彼女の『心』は未だ―――死んではいなかったのだ】
【それを、確信した瞬間だった―――自分の行動は、"無駄"では無かったのかもしれない】
【"収穫"は、確かに―――】


昴……お姉ちゃ……―――――

【―――――だが】
【"代償"は、アリエルにとってあまりにも大きく、逃れることの出来ぬものだったのだろう】
【ガクン―――全身の力が抜けて、膝を着く。さっきまで彼女が立っていた眼下の足場、そして己の衣服に媚びり付いている鮮血】
【月明かりに照らされて―――容赦無く、"事実"を突き付ける】

【―――この血は"誰の"モノだ?"誰の"刄によるモノだ?"誰が"「傷付けた?」"誰が"、"誰が"―――!!】
【『大切な人』を、酷く傷付けた―――――肉を断つ、あの感触がこの両手に、生々しく、忌々しく】 


…………―――――ッ

【―――――「オマエガキズツケタ」―――――】

【"狂気"の卑しく冷酷な囁きは、内側から―――】
【狂い咲く、蒼乱の異質は漆黒を塗り潰し―――――】


うわ……ぅあ、ぁ……ッ、あぁ………ひっ……――――――――ッッ!!!

【―――――拒絶することなど、出来はしない】
【崩れたのなら―――再び積み上げればいい。新たな色に染め上げて】


【「さあ―――『アリエル』】
【お前の『歓迎会』を、始めよう」】


/最後の最後で寝落ちしてしまい、申し訳ございません
/乙でしたーっ!!
673 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 12:34:19.15 ID:mRrc1KYo
>>671

古龍の血って奴じゃないでしょうか
吸血鬼だとか純血種には強い魔翌力が宿るって聞きます
もし私が持っているなら、使いこなせてはいませんが・・・

【肩に置かれた手に視線をなんどか移し】
【促されるとおり、ゆっくりと座る】

つまり、この翼を治せば、従って治るということですか?
でも、こんなの治しようが無いじゃないですか!
お父様から貰ったかけがえのないものなのに、私は失ってしまったんです
失ったものを取り戻すのは容易じゃないですよ!

【大好きな親から貰ったもの、親と繋ぐものが今はない】
【つい熱くなってしまって、瞳が潤む】
【泣き出してしまう前に目をくしくしと擦った】
674 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 12:40:50.47 ID:FsXHAwso
>>673
………違う、違う

えーと、名前は………ミーナちゃんでしたっけ?
ちょいと、認識が甘い。それで済むたあ思ってませんよ

……泣くのも、ちょいとまだ早い
肝心なのは此処からです

【座ったミーナを、今度は自分の方へ抱き寄せようとする】
【位置関係で見えなくなっただろう、その顔】
【平常運航の笑顔が張り付いていた】

「なんで治らないのか」?此処に、着目しましょう
自然治癒力ってのがありゃ、普通は治るもんでしょうから
それに、だ。古龍だろうが何だろうが、力は無限じゃあ無い
それだけはっきり垂れ流しを四六時中続けりゃ、大悪魔だって枯れそうなもんだ

ですから、推測です

(口からでたらめ、とも言いますがねえ………)

【深く息を吸い込んで、深刻そうな声を作り】

………魔翌力を補給する手段が無い?いーや、一つ有る
私の目の前に、推定重量30キロ未満の肉体が一つ、ねえ
肉体や生命力を代償に魔翌力を作り出す、そういう手段は………割と多い
魔翌力が無ければ何かに支障をきたす生物は、そういう機能を端っから備えてたりします

もし、生命力が。体の傷を修復する為の力が、全て魔翌力の生成に用いられて居れば?
そりゃあ当然傷は治せない。傷ついたら、そのまんまだ
いや……事はそれだけじゃあ無い。無尽蔵に、生命力を吸い取られて、外へ放出し続けたら?

……………以上が、私の推測です
675 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 12:53:23.03 ID:mRrc1KYo
>>674

【抱き寄せられ、少しびっくりするものの特に抵抗はせず受け入れる】
【耳元で言われる自分にとって大変物騒な言葉に】

・・・そうですか
意思とは無関係に自分が自分の肉体を食べて、
食べつくされたときに、死ぬ。というわけですね?

【内心、ものすごい恐怖感に襲われているのに】
【それが一周回ってか、とてもとても冷静沈着だ】
【間違いなく先程であった時の方が恐怖していた】
【一瞬だけ目を丸くしたこと以外、恐怖感を感じれない】

───それで、
仮にそれが本当だとしたら貴方にこれを治せるのですか?

【今、彼女に取って一番重要なことはそれだけだ】
【重要なことだけに食い付くように尋ねる】
676 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 12:58:19.47 ID:FsXHAwso
>>675
(……………もう少し食いつくかとも思いましたが)
(まあ、良い。揺らして揺らして、それでもどうにもならなければ……)
(悲劇の観賞でもして、それだけで良いでしょうからねえ)

……仮に。仮に本当だとしたら
そんな奇妙な事態が、もし本当に貴女に起こっているとしたら

現時点の私に、対抗手段は一切有りません
そして、私が対策を取れないレベルで有る以上……
この世界で、この問題を解決できる人間なんざ、殆ど居ないと言っても良いでしょう

【大きくハッタリに出る】
【自分の名(悪名)が広まっている事は知っている。ならば信憑性も出るだろうかと】
【心の底から本音で言っているというように、言い切った】

…………今は、ね

【そして、暫く間を開けて付け足す】
【「助からない」と宣言した後の、「希望が有るかも知れないという言葉」】
【左目も右目と足並みをそろえ、抱き寄せたミーナへと視線を落としていた】
677 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 13:10:18.39 ID:mRrc1KYo
>>676

そん・・・な・・・
嘘ですよね?冗談ですよねっ!?

【中途半端な身体になった以上、父親にもう会うことは出来ないと覚悟していた】
【していたのに、そのうち死んでしまうと言われると途端に覚悟が揺らぐ】
【何より、死の恐怖は人間換算12歳の彼女にはあまりに重い】

では、どうすればいいんですか?
このまま毎日怯えて生きるしか無いんですか?
お願いします!
助けてください!お願いじまず!

【いっぱいの恐怖感の中にねじ込まれる絶望感】
【さっきまで冷静だったのに呼吸が荒くなって動悸もし始める】
【縋りついた手はわなわなと震えている】
【いっぱいだったものが涙として体の外へとに出る】
【「今は」という言葉に、助けを乞うた】
678 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 13:18:21.50 ID:FsXHAwso
>>677
私は嘘付きで冗談好きです。ですが、これは……
飽く迄推測。但し、かなり可能性は高い
私の研究生活の間に溜めたデータ、それらから導き出した物ですから
………兵器開発、機械工学ならレイント社。魔術関連なら魔術協会や教会=B私の上を行く者は有る
ですが、生物≠ニいう一点に置いて、私の技術は世界最高峰だと認識しています

(………さて、もう一息)
(上手く言いくるめられれば成功、ですか)

【張り付いていた笑みを、瞬時に消しさる】
【眼球の変色も解除し、眼鏡を外してコートのポケットに放り込み】
【それから、何度か頬を動かして笑みに固まった顔の筋肉を和らげる】

……助けたい、ですがね
四年………この世界に来て、機関に潜り込んで。随分経った
もうそろそろ……本性出しても良い頃、でしょう

………如何にかするなら
まずは調査。それも、設備が整った場所で
技術は私の脳内に有る。機材だけ有れば良い
後はスペースですか……天候に左右されず作業が出来るスペース
これらがそろえば、貴女の体を調べて、対抗策が打てるかもしれません

【そう言いながら、背に回した手の片方を緩めて】
【ポケットから、小さな宝石の様な物を取り出す】
【続いて、もう片方の手で試験管を複数本取り出し、器用に片手で薬液を混ぜ合わせていく】
679 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 13:31:28.87 ID:mRrc1KYo
>>678

世界最高峰なら、なんとかして下さいっ!
まだ・・・まだ、死にたくないんです!
お願いします!お願いします!

【もしかしたらそれは嘘かもしれない】
【だけどそんな疑問が入り込む余地がないほど焦っていた】
【ぼろぼろと涙の雫をこぼしながらただただ懇願するのみ】

そんな場所、私は知らないです・・・
でもそれさえあれば助かるのですねっ!
病院とかはダメなんですか!?

【普通に生きてる分にはそんな場所に縁はないし】
【そもそもどんな機材が必要なのかもさっぱりわからない】
【それでも探さなくては───その一心で頭の中に考えを巡らす】


/ごめんなさい、2時から急な用事が入ってしまいました
/明日に続けてもらっていいでしょうか?
680 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 13:38:20.30 ID:FsXHAwso
>>679
病院じゃあ駄目だ、私「だけ」で使えない
それに、あそこのは……治療の為の器具にしても、足りない
所詮は人間用。そして、ちょっと亜人に対応出来る様にした程度

……私が使うのは、もっと大掛かりな装置だ
遠心分離機にしたって、オートの麻酔だって、私が設計したものばかり

【両手を完全に離して、一度後退する】
【声も体温も遠ざかるこの一瞬は、希望が遠ざかる様にも思えて】

………場所が有るとすれば、二択

何処か、スペースを用意してもらう。私と貴女、双方の身の安全が約束される場所を
可能ならば能力者達の保護下に有る場所が良い。攻め込みにくい森の奥なんか最適でしょうねえ
それが駄目なら……

私が今使っている研究室、ですか

【少しだけ遠くなった声が、帰着させるべき目的地へと到達する】
【今使っている=B機関員が、今現在使っている】
【それが何処に有るか、分からない筈もないだろうが】

【右手の試験管が、カチカチと、時計の様に音を刻む】


/了解ー、明日の夜はまず間違いなく空いてます
/午後は一応居るとは思いますが、反応出来るかはその時にならないと分からず

/それでは一先ず、お疲れさまでしたー
681 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 14:22:48.42 ID:4dEAGcAo
【路地裏】

ヒャヒャッ、んめェッ……美味ェ…

【ラフな恰好にボサボサの黒髪、ひょろ長い長身】
【そんな容姿をした男が道のど真ん中に座り込んで女性の死体を貪るように食べていた】

んァ〜、飯が美味ェってのは…やっぱ、幸せだなァ、ヒャヒャッ

【そんなことを独りで寂しく呟きながら男は貪り続ける】
682 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 15:01:19.97 ID:N71m1ESO
【路地裏】

―――・・・・
【元々何色の物だったか解らないぐらいに汚れたローブに身を包み顔中を包帯で巻いた人物がそこにいた】

・・・腹・・減った・・何か・・誰か喰うもの・・
【包帯で顔が隠れて表情が見えないが】
【この人物が呟く声―――これは『少女の声』だ】
683 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 15:21:04.98 ID:Fi17PLg0
>>682
/まだいますか?
684 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 15:25:41.12 ID:4dEAGcAo
【路地裏】

ヒャヒャッ、んめェッ……美味ェ…

【ラフな恰好にボサボサの黒髪、ひょろ長い長身】
【そんな容姿をした男が道のど真ん中に座り込んで女性の死体を貪るように食べていた】

美味ェ……んめ、ヒャヒャッ

【男は独りぶつぶつと呟きながら死体を貪り続ける】
685 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 15:25:56.03 ID:N71m1ESO
>>683

/ここに居るぜ!
686 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 15:38:34.69 ID:Fi17PLg0
>>685
/了解ですー
/では、よろしくお願い致します

>>682

【聞こえてくる音。そうそれは――】

“ザザ――です。暴行事件に進展が――目撃者によると――
 ――ザッ―― やら、変な―― クを―――ぶっていた
 警察は――Jastevil(ジャストエビル)を引き続き追って――ブツ”

【何の変哲も無い、ラジオの音と――】
【コツ―――コツ―――コツ】
【そんな、少女の後ろからする足音――】

 ――ん?

【もし、振り返れば――】
【灰色のトレンチコート、同色のソフト帽、長ズボン、白いスーツ、手袋をする――】
【スマイルバッチのような模様の、白いマスクを被る者が――】

 どうした?

【勘だけで少女に駆け寄って来る――】
687 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 15:42:05.65 ID:Fi17PLg0
>>686
/“少女”ではなく、“人物”ですね
/申し訳ない
688 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 15:46:20.54 ID:N71m1ESO
>>686

【ラジオと声に気がつき振り返る】

―――誰だ・・?
(何だ・・・風貌怪し過ぎるだろ・・)
【何て思うがコイツも人の事言えない】

まぁ、良いや、腹・・減ってるんだ、何か喰うものないか?
689 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 15:58:55.32 ID:Fi17PLg0
>>688

 “誰か”については――
 この瞬間には、語る事はできない――

【瞬間と言う――表現をする】
【この一瞬で、教えられない理由でもあるのか】

 何?腹が減っているのか――
 其れは大変だ――

【ごそごそとトレンチコートの左ポケットをまさぐり――】
【其れを取り出す――今朝、コンビニで買ったアンパンであった】
【大きさは――小さい。よく何個かで売っているアンパンの一つだ】

 これなんかはどうだ?

【左手を伸ばし、その人物へ差し出す】
690 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 16:03:51.44 ID:NUDeyro0
【森】
【何本も木が切り倒されて、開けた場所】

――――木相手は飽きた

【鮮やかな緑色の髪、そこから二本ピンと出たアホ毛。通称、触角】
【右赤、左緑の虹彩異色症。通称オッドアイ】
【赤の長袖に緑のケープを羽織って、赤と緑のチェックのスカートを履いて】
【赤や緑の小さめのボトルが腰周りに幾つも吊り下げられている少女が】

【倒れている一本の木の上に座っている】
691 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 16:13:50.60 ID:N71m1ESO
>>689

・・・そうか
【この路地裏には裏の世界の人物がいくらでもいる】
【きっと彼もその一人、素性を明かせないのもだからだろう】
【そう何となく察してこれ以上の詮索を止める】

有り難う、頂くよ、
【そう言い左手のあんパンを受け取る】
692 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 16:21:12.97 ID:Fi17PLg0
>>691

 それにしても――何故ここへ?
  ここは危ない――腹が減っている奴なんざ
   クズ共にやられるぞ?

【その者の経験からして、そうその人物へ忠告する】
【――表現として、クズというのはどうだろうか】
【クズ共とは何なのかは――何となく分かるだろうか】

 ―― うむ。食え食え。腹が減っては何とやらだ

【パンの味は――正しく、アンパンでしかないが】
【それは小さい。その人物に足りるだろうか】
693 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 16:43:53.66 ID:N71m1ESO
>>692

ここにいるのに理由なんているの?・・まぁ、敢えていうならば私にとってここが、いやこの街全体の何処もが住みか、だから。・・・かな?

【とそう答える】

まあ、其処らへんは大丈夫だよ、私こう見えても戦闘能力はまぁまああるし。

【とか言ってる内にあんパンを完食】

ふぅ、ご馳走様でした。
694 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 16:54:47.56 ID:Fi17PLg0
>>693

 街全体が住処か――成る程
  まぁ大体俺と同じような物だな
   お互い、頑張ろうぜ

【この者はその人物を、路上で生活していると捉えた】
【そうとは限らないとは思うが】
【2回程頷きながら、そう言い返すと――】

 ほう。中々たくましい奴だな

【そう言ってフフ、と笑い――】
【――おもむろに、左ボケットから、メモ帳と鉛筆を取り出した】
695 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 17:10:41.80 ID:N71m1ESO
>>694

アンタも同類だったか、この生活も案外良いもんだよな、
【そう返す】
696 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 17:17:56.67 ID:dGBy93Q0
【図書館】

――無いな・・・あるわけ無いか・・・

【本を読み漁る少年】
【歴史的人物等の過去の本を読んでいるようだった】

【真っ赤な髪が荒くれた印象を受けるも】
【漆黒の瞳で見つめている本と】
【鮮やかに色る薄紅色の羽織がどこか落ち着いている印象を受ける】

【右手には何かを隠すような手甲が着けられており】
【それにはどこか禍々しくも神々しさを感じる】

無いか・・・もっと奥に行ってみよ

【本を閉じ、本棚に直す】

【どうやら探している本は無さそうだ】
【何を探しているのだろうか】
697 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 17:25:08.95 ID:Fi17PLg0
>>695

 一応名前を――聞かせてくれないか?
(普段なら――情報を聞き出すんだが――)
(今回くらいは――いいだろう)

【そう質問すると】

(俺の名前を教えないと言うのも不公平だよな――)

【一瞬の沈黙。肩を竦めると――】

 俺の名は“Jastevil(ジャステヴィル)”

【この者は、答えるほうを選んだ】
【最も――答える事に関しては、損でしか無い筈なのだが】
【メモ帳をぺらと開いて―― 最初のページに一瞬だが殺すという字が見えるだろうか】

 ―― 狂人と覚えておけ―― それ以外、何も求めん

【―― 鉛筆を構えた】
698 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 17:39:44.75 ID:Fi17PLg0
>>695

/親の怒りが有頂天で、少し早く切り上げようと思います
/申し訳ない
699 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 17:41:04.10 ID:N71m1ESO
>>697

私は紗月、宜しくな。Jastevil
【と自分の名を返す】

狂人か、それを自分で自覚してしまってる上に自らそれを他人に言いきって告白しまうか、確かにアンタは狂ってるよ
700 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 17:42:37.36 ID:N71m1ESO
>>698

/おぉう、それは大変だ。了解しました
701 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 17:55:43.04 ID:Fi17PLg0
>>699

 紗月――ね。成る程
 良い名前だ

【そう言って、メモ帳に鉛筆を走らせて――】
【そのまま背を向けようして、左を向いた――】
【メモ帳から目は離し、空を仰ぐと――】

 自覚してでも――守りたい物がある
  俺の行為は――狂人そのもの。それでも俺は、やらなくてはならない

   それに、自分を正当化するのが嫌いでね――

【そのまま――背を向けて】

 死ぬんじゃねぇぞ?紗月

【そう言い放つだろう――】
702 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 18:11:05.06 ID:N71m1ESO
>>701

あぁ、友人に貰った大切な名前だ。

守りたいものか・・分かるよ、その気持ち。
【何故なら―――彼女にも守りたいものはあるから】
【だから、自分が何と言わようとそれだけは守りたい、その気持ちは彼女には良く分かるのだった】

死なないし、死んでたまるか、
【彼女はそう言うとその場から立ち去るのだった】

パン・・有り難うな・・―――


/乙でした
703 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 18:15:26.10 ID:Fi17PLg0
>>702

/乙でしたー
704 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 18:28:15.81 ID:hP.xMADO
【魔術協会、中庭】

【黒い、真っ黒な獣が中庭の真ん中で何かを貪っている】
【それは、犬の様にも見えるが、爬虫類の様にも見えて】
【口の周りを赤く染めながら無我夢中で何かを喰っている】

【喰われているそれは何か白い布が纏われて…】
【よく見れば、白衣を着た人間だと解る筈だ】
705 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 18:56:40.18 ID:wNDQJBEo
>>704

【獣を狙って一筋の斬撃が飛んでいく】
【魔力で構成されているため、感知は可能だ】

//まだいるー?
706 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [美鳥_res]:2010/09/12(日) 19:00:54.14 ID:MK/4LCAo
【風の国――不毛だった島】
【今現在は、この島には草木がおおいしげっている】
【その原因をさぐるべく――風の国は調査団を派遣した】


【そして、その島の中央に来れば――】
【直径25mはあろうかと思われる大穴があった】 【その大穴からは、何かを感じる】
【先に来た調査員がかけたのだろうか、その穴のある場所にはロープのハシゴが1つあった】
【これを使えば、穴の中に入ることは容易だろう】


【その穴の中の底、中々深いそこへとたどり着けば――穴の側面に洞窟の入口の様なものが空いていた】
【それは、人の1人や2人は余裕で通れそうなほど大きい】

【その入口に足を踏み入れ進むと、何故か草原へと辿りつくだろう】
【戻る道は、来た道を戻れば良いようだ】


【そして、その入り口から入ってきた時、草原に何かが見えるだろう】
【それは――巨大な龍だ】 【体を波のように折りたたんでいるが、それでも大きく長い】
【2本の腕と翼、複数の脚と小さな羽】 【頭部からは、xな切れ込みのある一本角】
【緑青色の体等、紫色の腹部等、橙色の口内や爪や牙等を持ち――】
【そして、自我が殆ど感じられない橙色の眼は】

ウウグルルル・・・
【――此処へとやってきた彼女らを睨みつけるだろう】 【それは、敵対の意識かはたまた別のものか・・・】
【だが、この龍の周りに・・・先に来たと思われる調査員が何人か転がっていたのは確かだ――】


/それでは、イベントスタートです!
/どの場所から始めるかは各自の自由とします
/また、乱入もOKですので、ご自由にどうぞ
707 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 19:05:34.56 ID:FsXHAwso
>>706
【島の中央、大穴の近く】
【敢えて梯子は降りず、其処に立ち止まる影一つ】

………夕食が落ちてる臭いがするね
それと、料理の手間が掛かりそうな臭い
あっちに行けば面白そうだけど………

【周囲の空気の臭いを嗅ぎ分け、其処に立っている者】
【灰色の半袖シャツに黒のジーンズ、灰色の髪に灰色の瞳の少女】
【首からは聖ユダのメダイのペンダント。両腕に真紅の籠手、左右の人差指に魔石の指輪を付けている】

【普段と違うのは、シャツから見える腕全体と首周りに、灰色の体毛が生えている事だろうか】

……探索の方が楽しそうだし、ね
会話相手でも探そうか

【屈伸や伸脚など、準備体操の様な事をしながら、大穴を覗き込む】
708 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 19:11:38.13 ID:sx9rRhMo
>>706

【草原の入り口──】
【透き通るようなプラチナブロンドの髪と蒼い蒼い目をした、18歳ほどの少女がいた】
【少女は膝上くらいまでの長さの白いワンピースの上から灰色のカーディガンを羽織り】
【足元は、白い清楚なサンダルを履いている】
【腰には黒いすっきりとしたベルトをつけており、彼女の身体を細く見せていて】
【右の人差し指には紅い石のついた指輪をはめ、首にはチェーンのついたコインを下げており】

お父様も──このようなことをされたことがあったのでしょうか。。

【小さな──少なくともその龍と比べればだいぶ小さな少女は、唖然として龍を見つめる】
【彼女にはどうやら龍と敵対する意思はあまりなさそうだ】
【ここに居る以上、彼女もまた調査員の一人なのだろうが──】
【その見た目や雰囲気からして、好奇心のあまり先走ってこの場所へたどり着いてしまったのだろう】
709 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 19:13:33.58 ID:fPCMcPwo
>>706

【穴を越え―――眼前に広がるのは新緑を抱く草原】
【先程までの無機質な岩盤とは対照的とすら言える其処の雰囲気に胸を高鳴らせ】
【スゥ―、と大きく息を吸い込み、目の前の草原に眼を凝らした彼女は――――――】


――――――――……ッ!?


                【――――『驚愕』した】


【―――髪型は艶やかなスカイブルーの髪をリボンで括ったサイドテール、身長165cm程の少女である】
【双眸と同色の黒を基調としたブレザー制服をきっちりと着込んでいるが、スカートは短め】
【黒色のニーソックスから少し視線を上に向けると左腰には軍刀、紅い鞘には幾何学模様が掘り込まれている】
【また、制服の襟元に目を遣れば―――“魔術教会”の紋章を模したバッジが付けられていると判るだろうか】


(あの眼=c…明らかに『正気じゃない』………。)


【言うなれば、『感覚』が其れを察知したのだろう―――彼女は、腰の軍刀に手を掛け】


――――――――……、………。


【無言で転がっている屍≠一瞥すると、『辛そうな』顔で龍を見据える】
710 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 19:13:52.44 ID:VOe7a.oo
>>706

【ざあ──静かに響く波音に一つ、砂を踏みしめる音が混じった】
【さく、さく、さくと軽い音を立てて、それは島の中央へ向かって歩み始める】
【砂浜に点々と続くその足跡。その起点には──簡素なイカダが一つ乗り上げられていた】
【どうやら、たった今そのイカダによって島に到着した人物がいるようだが──】

──……何だろう……? この感じは……

【──それは、鞘入りの剣を背負い、金髪癖毛の後ろ髪を軽く束ねた青年であった】

【山吹色をした袈裟のような装束に、漆黒のロングベストを重ね着して】
【ホルダーポーチのついた茶色いベルトを締め、革ブーツを履いている】
【スリングショットをベルトに挟み、腰の後ろには短刀を差していた】

【彼は島の中央の方を遠く眺めると、僅かに眉を顰めた】
【この静けさが逆に胸のざわつきを益々掻き立てるようで、どうにも落ち着かない】

……先に誰か来てるみたいだ……
──……んー、行ってみようか

【──青年は、島の中央へ向かって草木を掻き分け進んでいく】
【やがて、その大穴を見つけ──なにやら尋常ではない気配を感じ取ると、中へと入っていく】

【未だ、草原には至っておらず。穴の中を進んでいる段階だ】
【──.一体、何が待ち受けているのか。ちょっぴりの好奇心と、少しの不安】
711 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 19:14:25.28 ID:VOe7a.oo
>>710
//あっ、旅人A君で参加希望だした者です!よろしくお願いします!
712 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 19:17:21.45 ID:FW5aWAM0
>>706

【ばさ、ばさッ―――些か異様なほど力強く大味な“鳥の羽撃き”が、『大穴の底』へと降りてくる】
【当然であるが、徐々に拡大していく影、狭い洞穴に反響しまた返る音―――やがて、すたりと着地した“正体”、それは】

…ふむ、断華さんの依頼ゆえ、拒否するのも憚られたのではあります、が。
矢張り歩いたほうが、人若しくは類する生物の姿は捉えられたのでしょうか…?

【雨雲の色を観賞用として極限まで研ぎ澄ましたような、銀に近い灰色のストレート・ヘアをポニーテールで纏めた“少女”だと思われる人物】
【瞳は刹那的に輝く夕暮れの茜色、背丈は約148cm、小柄かつ細身、外見の年齢は13歳程度、だろうか】
【服装は茶色っぽい制服ブレザーだが、黒が紫がかった、ちょっとオバサン臭い色のスカートは際どい短さで、良く見ると校章部に“魔術協会”の紋章】
【其処から下は、ほっそりとした上等な脚線美の白い素足に、何故か―――紅い鼻緒で一本歯の、高下駄である】

【彼女の背中には―――妖気を放つ、純白の翼…数秒の間ばたばたと震えてから、嘘のように消え去り】

……何はともあれ、気配は宜しく無い。
行きはよいよい帰りは怖い、流星の末裔たるワタクシとはいえ、油断は出来ませんね…。

【こぉぉう、吹き抜ける木枯らしにも似た、不穏な気配を察した】
【周囲の知的存在の数や状態を把握すべく辺りを見回しつつ、何も無ければ草原にまで歩いていく筈だ】
713 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 19:20:15.38 ID:7/V2IUko
>>706

【洞窟内部、草原まで5歩手前の位置】

【クロスボウガンを構えたまま、片膝をついて身を潜める少女が一人】

【草原へ吹き抜ける風に弄ばれてしゃらり、短めに切り揃えられた前髪が揺れる】
【濃茶の頭巾を被ってゴーグルを掛けた、白金色のセミショートヘア】
【トップスは藍色のベア・ミドリフ。薄褐色の肌と相俟って、とても夏っぽい】
【大量のポーチと金具を巻きつけたスカートを、サスペンダーで吊り下げてる】

……悪意のシンボルと、こんな所で出会えるなんて―――
―――私は運が良い

【少女の視力は悪くない】
【龍の周りに倒れ伏す調査員を一瞥して】

それに、現行犯
……すぐに殺して良い怪物

【その双眸に、狂気の焔を滾らせると】
【クロスボウの照準を、真っ直ぐ龍に向けた】

【この武器の特性上】
【洞窟出口の延長線上から離れれば、龍はひとまず、射線から逃れる事が出来るだろう】
714 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 19:24:09.19 ID:N71m1ESO
>>577

―――・・・異世界・・か・・うーん・・
【少年はそう呟いてすこし何か考えた後】

・・・で、だから貴女達はこの世界で寝泊まりする所がないと、こんな所で寝てるんですか?

/護中身ですが昨日ドラクエ談義した人います?
715 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 19:28:50.75 ID:hP.xMADO
>>705
――――――!!
【バッ、と獣がその場から飛びのき、斬撃から逃れる】
【斬撃は棄てられた死体に当たり、死体の一部が弾け飛ぶだろう】

―――グルルルルル…!
【地面に着地し、犬のように喉を鳴らして斬撃が飛んできた方向に威嚇をする】

/すいません飯喰ってました
716 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 19:29:30.34 ID:/KPOn96o
>>706
【穴の中】
【少女が一人落ちている】
【145cmの伸長、その低い位置にある頭にはアホ毛がある】
【それで低い伸長を誤魔化しているようでアホ毛を含めると伸長は152cmになる】
【上は大きめのタンクトップを着ていて、下はチェック模様のミニスカートをはいている】
【頭から猫耳が、スカートの端から猫の様な尻尾が見えている巨乳の少女だ】

(足滑らせて落ちちゃったよ…)
(能力無かったら命も危なかったかも…)

【しかしこんな状況なのに焦っている様子はない】
【その顔には焦りの色より安堵の色が強い】
【何かあるのだろうか―――】

よいしょ…っと

【―――穴の底付近まで落ちたその時、突然動きが止まった】
【そのまま空中に立ったのだ】
【そして穴の底にゆっくりと降り立った】

うわぁ…でっか…

【龍を見て呟いた】
【まだ攻撃の気配はないが、その手にはいつの間にか杖が握られていた】
717 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga !美鳥_res]:2010/09/12(日) 19:34:18.33 ID:MK/4LCAo
>>707,710,712

【大穴の中に見えるのは、闇の空間とうっすらと見える底と入り口と某A君、霧之藤位だろうか】
【もしかしたら、先に草原へ行った4名が見えるかもしれない】
【何かを感じる以外に、特に何が起こるわけでも無いようだ】
【なので、穴の中へ降りることや、入り口から草原へ向かうことも簡単だろう】


>>708,709,713

グルルルルゥゥ・・・来ルナ・・・・・・ッガガガ・・・グ
【少女らを睨みつけた後――】

――全部消えロォォォオオオオッ!
【龍は、4連続で次の行動をとる】
【岩の槍を1つ、エルネスティーネへ向けて飛ばし】
【次に、海水の球をフィスカに向けて飛ばし】
【その次に、空気の刃をアルミへ向けて飛ばし】
【最後に、魔力の弾丸をミルに向けて飛ばすッ!】

【しかし、何もしなかった場合、それら全ては・・・少女らの手前の地面へ当たるだろう】
【まだ・・・僅かに自我が残っているのだろうか?】 【追い返そうとしているようだが・・・】
718 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga !美鳥_res]:2010/09/12(日) 19:35:50.55 ID:MK/4LCAo
>>717
/下の安価先に、>>716も追加です
719 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 19:36:31.79 ID:wNDQJBEo
>>715

班長が言ってたのはこいつかぁ? 協会も随分と杜撰だなおい

【斬撃が飛んできた方角に居たのは一人の青年】
【上下共に黒の服で統一した、子供にも大人にも見える青年だ】
【鞘を左手に持ち、抜き身の刀を肩に置いてとんとん、と軽く叩いている】

ま、どーだっていいがな。ハンティングは嫌いじゃない

【物凄くめんどくさそうな表情で独り言のようなものを呟いている】

//あー、俺も飯行ってきていいっすかね?
720 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 19:38:04.91 ID:fjXVxkSO
>>714
「いえ、マスターはちゃっかりダーツバーで家と仕事があります」
【サラッといいやがった】

/ここにー
721 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 19:40:02.24 ID:hP.xMADO
>>719
ガルルルルルルル!!
【四肢を張り、青年を威嚇している】
【その折、背中から二本の突起が生え】

ガウルッ!!!
【細長い二本の、人間の腕が背中から生える】
【そして、その状態で青年へと駆け出した】

/駄目!やっぱりいいよ!
722 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 19:40:02.17 ID:FsXHAwso
>>717
【到着した二人を確認して、それから暫く思案に耽り】
【そして、周囲をふと見渡す】

……植物の大量発生、だっけ?
状況を実際に見ないと何にもならないよね

それに、この先は………何か、有りそうだし

【まだ、大穴には降りない。まずは周囲の環境を確認】
【自然と比べてどの程度植物が多いのか、多いのはどの種類か】
【その植物の中にはどの程度の生物が居るか、鼻と目で確認しようとする】
【人を大きく越え、野生生物のどの種にも劣らぬ嗅覚。生物の種類と個体数程度、嗅ぎ分ける事は出来る】
723 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 19:43:07.95 ID:wNDQJBEo
>>721

あー……こういうバケモン苦手なんだがなぁ
おらっ!!

【刀の射程、一歩手前に来たところで、こちらから踏み込んで刀で振り上げ】
【踏みこみ、攻撃共に速い】

//じゃ、いってきまーす
724 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 19:46:03.24 ID:sx9rRhMo
>>717

────≪ラヴァーズ・コンチェルト≫ッ!

【その岩の槍を見て、少女──エルはたんっ!と軽いバックステップを取り】
【慌てたように己の能力を発動させる】
【その結果として、彼女の服は僅かに赤みを帯び】
【靴に、炎のように赤い小さな羽根が生まれ】
【左腕には、炎をデフォルメしたような小型の盾が取り付けられ】
【胸元に、蝶々を真似たブローチが表れる】
【そして彼女の足元に、彼女を中心とした直径1mほどの炎の円が一瞬浮かび上がった】

(……?)

【しかし、回避行動を取らずともその攻撃が当たるはずが無かった事に気づいたのか】
【エルは僅かに首を傾げたまま攻撃の当たった地面と龍を交互に見つめ】

──、あのっ、私たちはただこの場所の調査に来ただけなのです!
貴方様はこの地の主だとお見受け致しました……
何故樹木が荒ぶるのか、その原因をご存知ではないでしょうか!?

【──どうやら彼女は、龍の攻撃を「攻撃」ではなく「何かを守ろう」としている風に受け取ったらしい】
【故に。能力を発動させたままではあるが飽くまでも冷静に】
【未だ言葉の通じる相手へ、やや大きめの声で尋ねた】
【今回の調査は「島の異変の原因を探るため」──龍の討伐などではないと、そう思ったのだ】
725 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 19:46:44.40 ID:hP.xMADO
>>723
ガウッ!!
【振り上げられる刀を背中の人の両腕で掴み】
【その腕を支点に、青年の上を飛び越すように半回転しながら高く跳ぶ】

【そのまま、青年の背中を後ろ脚で蹴飛ばしてから着地しようとするだろう】
726 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 19:50:42.48 ID:N71m1ESO
>>720

あるんですか?!・・・全く・・じゃあこんな所で寝てないで早く帰った方がいいですよ?
【と少し呆れたように言う】
727 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 19:52:16.70 ID:FW5aWAM0
>>717

【雨彦は周囲の状況を確認し、“何も無い”と思って歩行開始―――実は、その拾秒ほど後に、一人の少女が落ちてきたのだが】
【そんなコトとは露知らず、一見不安定な高下駄をカタカタ騒がせて洞窟の石ばった地面を蹴る】

…あと数歩、飛べば一瞬ですが、まだ『早い』。

【息一つ荒れぬ短時間の進軍、最初に見える筈なのは>>713の少女…だが、この時点では存在にも気付かない】
【かなり上手に、気配を隠しているようで―――因みに、彼女がいけすかないブブゼラ女の知り合いの知り合いとは認知していないらしい】
【お互いの攻撃の応酬とその余波にも一切干渉せず…洞窟の暗く大きな口を抜け、少しだけ離れて】

―――っ、と。どうやらワタクシがあまり好きなタイプでは無い、ですね。
『畏怖』、『反発』、『親交』、『絶望』、『恋慕』、更に枚挙は暇ない、『人間の面白み』。

其のどれにも―――少なくとも今のあれはきっと、『合致できない』。玩具未満と見ました。なれば…。
ワタクシの邪魔をするというのなら、ストレス解消の為に八つ裂き車折にされても、文句は言えないでしょう、ね?

【―――ゾクリと、走る悪寒……よりも強い気持ちは…“不満”?】
【ぶつぶつ、何時も通りの唄う様な抑揚で繰り出される独り言―――だが、その内容は恨み節】
【視線の先には一つの巨影、“巨龍”と呼んで差し支えのないソレ……どうやら、お気に召さなかったようで】
【まだ攻撃の様子は無いが、少女の体から“シャボン玉の様な”色の魔力が放出される】

(……っ、と。アレは華蔵…いや、フィスカお嬢様?)

【その中で、視線を配る周囲―――つい昨日出会ったばかりの人物(>>709)の存在に、気付いた様だが】
【意外と言うべきか、直接は声をかけず―――何時の間にか、少女の右手に握られていたのは、銀に鈍く輝く『ディタル・ヴィディオ・キャメラ』だ】
728 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 19:54:06.15 ID:VOe7a.oo
>>717

【穴の奥へ奥へと降りていくにつれて、胸の鼓動は益々昂ぶっていく】
【底の方から響いてくる只ならぬ重低音が、内臓をびりびりと揺らすようだった】

【彼はやがて穴の底へと辿りつくと、草原への入り口へと歩みを進め──】

──……な、……!?

【──その先に広がる光景に、青年は一瞬息を呑んだ】
【まるで別世界の如く地底に茂るその草の海と、巨大な龍の姿】
【そして、既に龍と対峙している四人の姿を目に捉え──彼はすぐさま戦闘態勢を取った】

【スリングショット──パチンコとも俗称されるその投擲武器を左手に持ち、】
【ホルダーポーチから『ビー玉』を一つ取り出すと、ゴムを引く】
【しかし、それ自体まだ照準をあわせてはおらず──様子を伺っているようだ】

(……龍? ──にしては、何処か目の色が、違うような……)
(──種族も分からない。トゥルーティの測定法も……ちょっと使えなさそうだ)

【──青年は、その龍に対して何処か違和感を覚えているようだが】
【彼の向けるその視線に、龍は気づくだろうか。そして、気づいたとして取る行動は果たして──】
729 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 19:55:11.19 ID:fjXVxkSO
>>726
「けどマスターはここが気に入ってるようで、たまにここで寝ているのです」
【はぁ…っとこちらも呆れたように】
730 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 19:56:08.41 ID:7/V2IUko
>>717

(ふーん?)
(伊達に幻獣じゃないって訳ね)
(位置が、バレてる)

【向かってくる空気の刃】
【速度と材質から視覚は難しいが、軌道を予測できないわけじゃない】

【その上で、追尾性能を考慮に入れて】
【ギリギリでバックステップした】
【洞窟の硬い地面に着弾する斬撃】

【その傷痕を見て、イラッと】
【少女は奥歯を噛み締めた】

………威嚇射撃? 化け物の癖に? 殺そうとしないの?

ハンパな優しさなんて要らないわ
良い化け物は、死んだ化け物だけ
死んで死んで、死んで私に、その血を見せて!!

【洞窟内部から零れる、龍の死を望む唄】
【立ったまま、照準を龍に合わせて】

さぁ! さぁ! さぁ! さぁ!
今死ね、すぐ死ね、そこで死ねェェェェェェェ―――――――!!

【叫び声とともに、引き金を絞り続けた】
【発砲音は、少女の声よりもずっと小さい】

【最大の特徴である隠密性を、自らの声で殺しながら】
【連続して放たれる、アルミニウム製の矢】
【初速は銃弾と遜色ない】
【ただし距離がある為に威力は減衰していく】
【大凡15本、打ち尽せばリロードするだろう】
731 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga !美鳥_res]:2010/09/12(日) 19:59:12.05 ID:MK/4LCAo
>>722

【植物の量は・・・人の手がかかっていない山奥位はあるだろうか】
【とにかく、此処が不毛の地だったということが信じられない位はある】
【植物の種類は・・・多種多様。夏の植物から冬の植物、絶滅した植物、なんか凄い薬草まで様々だ】
【しかし、生物は調査員以外にほとんどいないようだ】
【せいぜい、この島に来る仮定で持ち運ばれた生物や、この島へ偶然来た生物が少量居るのみである】
732 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 20:01:12.09 ID:/KPOn96o
>>717
明らかな敵対意思ではないね
ま、こっちも仕事で来てるから引く訳には行かないんだけどね

【そのまま若干の思考時間を取り―――】

(敵対意思ではないけど味方する気もあるか怪しい)
(かといって龍を討伐してたら時間がかかるか死ぬだけ)

【―――次の行動は単純だった】

こっちも仕事はさっさと終わらせたいから聞くけど!
この自然の変化の理由は何!?

【一つ尋ねた】
【出来れば戦闘にはしたくない】
【平和的解決で済むならそれが一番】
733 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 20:02:11.64 ID:xycfOYDO
【郊外】

…………――――

【蒼色のTシャツの上に紺色の半袖パーカーを羽織り、首に橙色の宝石が付いたペンダントを掛けた、黒髪ショートヘア】
【瞳の色は"黒の中に薄い蒼色を混ぜ合わせた"ようで、その顔立ちからは一見すると少女にしか見えない人物が―――】

【―――右手に銀色を照らすサーベルを地面に引き摺りながら、ふらふらと歩いていた】

【その外見から年齢は15〜16歳程だと思われる】


/申し訳ない、予約(?)です
734 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 20:04:41.06 ID:N71m1ESO
>>729

そんな猫みたいな・・・
【はぁ、と溜め息を吐いて】

どうにか出来ないんですか?
【ジャンヌダルクに尋ねる】
735 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 20:05:08.81 ID:fPCMcPwo
>>717

(『来る』ッ!!!―――――……、いや……!?)

【少女が軍刀の鯉口を切ると同時……鞘の『幾何学模様』が光り出した=z
【感じ取れるのは『魔力』――――迫る海水球に向けて“何か”仕掛けようとするも】

【―――――パシャ、と目の前の地面に直撃した海水球】

【NOT=\―――……!! 此れは「攻撃ではなく“威嚇”」――――!?】
【其の意識が抜刀を刹那に躊躇わせ、続いて耳に入るのは>>724(エルネスティーネ)の言葉】


――……其の子の言う通り、私達に襲撃の意思は無い。
強いて言うなら……どうして其の人たちを攻撃したのか、教えて欲しいのだが。


【刀から手を離し、『交戦の意思は無い』とアピールしつつも……表情は“険悪”に部類される其れ】
【声を張り上げてこそ居ないが、不思議と耳に届く$コを発しつつ――調査員達を指差した】
736 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 20:07:02.16 ID:FsXHAwso
>>731
【メモ帳を取り出し、それにペンを走らせて】
【自分にだけ分かれば良いと、大雑把に記入をしていく】
【植物の量、種類。その割に妙に少ない生物】
【事前に調べたこの島の情報とは大違い】

………勿体無いねー、此処
この状況、無理に治す必要もないだろうに
自然植物園、只で見物し放題。これは協会のお偉いさんが泣いて喜ぶだろうね

……ま、私は植物は使わないし

【或る程度の記入を終えると、それをジーンズのポケットに】
【意識を一度切り変えて】

それじゃ、次に行こうか

【大穴へと身を躍らせる】
【落下の途中で縄梯子を掴みブレーキを掛け、また離して落下を始め】
【これを繰り返し、普通に降りるより数段早く大穴の底へ降り立つだろう】

【そうすれば、次は洞窟内部の調査を行う】
【草原へはまだ進まない。洞窟に何か奇妙な点は無いか】
【これも、魔翌力などよりは視力と嗅覚に頼った調査だ】
737 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 20:07:22.15 ID:fjXVxkSO
>>734
「どうにかできましたら今ここにマスターはいませんよ」
【ため息を吐きながら言うジャンヌさん】

すぅ…すぅ…
【そして今だ寝てる女性であった】
738 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 20:13:18.60 ID:IUAtA..o
>>733

ん―――――――、どうする、か……。
色々やるべき事はあると思うけど―――――――ん?

【黒の大き目のシルクハットを被り、下半身までを覆う漆黒のマントを羽織り】
【膝上数cmまで伸びただぼだぼの黒いセーターに、足のラインを際立たせる黒のニーソを穿き】
【兎を模したネックレスを着け、両手に白いドレスグローブを嵌めた銀髪ポニーテールの少女が】
【何やら俯き気味に視線を下ろし、考え込むように歩いていた】

【が、ふと視線を上げた先、見知った姿を確認して】
【ふらふらと歩くその姿に疑問を覚え、歩を其方へと向ける】
739 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga !美鳥_res]:2010/09/12(日) 20:13:53.81 ID:MK/4LCAo
>>724

・・・・・・俺ハ此ノ地ノ主デモ何デモネェッ!
ソンナモノノ原因モ知ラネェッ!
――良イカラ・・・消エ失セロォォッ! ウオオオアアアアッ!
【駄目だ!言葉は理解しているようだが話しが通じないッ!】
【しかも、龍の自我はどんどん失われているようにも見える】

【龍は、口を大きく開けると――そこへ陸海空の魔力が集まり始めた】

>>727,728

【まだ、霧之藤と例のA君のことには気づいていないのだろうか、それとも魔力を集めているせいなのか】
【そちらへ攻撃は飛んでこない】 【だが、魔力を集めているのは見えるだろう】
【どんどん、魔力が集まってゆく】

>>730

ッフグググゥゥ・・・グルルル
【魔力を集めていたせいか、矢に対しての何かはとらなかった】

ガルルグルルルルゥゥッ五月蝿イ・・・
【連続で放たれ命中するアルミニウム製の矢――】
【最初こそは鱗に弾かれていたものの、後半になるにつれそれは龍の身へ刺さりゆくッ!】

>>732

グガガガ・・・知ルカ知ルカ知ルカァァーーッ!
俺ハ何モ知ラネェェーーッ! 植物ハ確カニ俺ガ居ルトホーサクボーボーダガ・・・
・・・アアアアアアアアアアアアアッ!
【――龍の周りの草は確かに・・・他より濃い】
【どうやら、龍が原因とみて良さそうだが自覚は無いようだ】
【そして・・・集めた魔力を上空へと放つッ!】

>>735

オレニ近ヅクト・・・死ヌ・・・タダソレ・・・ダ・・・ケ・・・・・・
【――――龍の眼から、自我が・・・消えた】
【代わりに――凶暴な何かが眼へと宿った】

シネシネシネシネゼンブキエロアアアアアアアアアアッ!
【空から、先程放たれた魔力が落ちてくる!】


>>ALL

ウオオオオアアアアアアアッ!
【魔力弾が流星の如く辺りへと降り注ぐッ!】
【狙いは誰というわけでも無い・・・が、草原全域を襲っている】
【しかし、落ちる場所へは影が先に落ちる――回避が出来ないわけではなさそうだ】
740 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 20:15:13.55 ID:N71m1ESO
>>737

ですよねー・・・
【そして女性に近づいていき】

おーい、起きて下さい。
【と声をかけてみる】
741 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga !美鳥_res]:2010/09/12(日) 20:18:41.70 ID:MK/4LCAo
>>736

【産まれたての植物は、風に揺られながら根を宿していた】

【洞窟の内部――】 【どうやら一本道のようだ】
【奇妙な点、何かおかしな点等は・・・殆ど無い】
【生物がいないことから、最近出来たものとだけはわかるかもしれないが】
【唯一の異変といえば、洞窟の出口の空間が歪んでいること位だろうか】
【見た目は自然なため、空間の変化が分からないと分かりにくいと思われる】
742 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 20:20:33.41 ID:xycfOYDO
>>738

…………――――

【視線を無機質な地面に落としながら、亡者の如く光を映さぬまま歩き続ける】

【ガラガラと―――煌くサーベルの刄が地面を傷付ける音が響くのみ】
【近付く人物には、依然気付かない】
743 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 20:22:17.57 ID:G.beZKoo
【街中】
いらっしゃい!
林檎どうでしょうかー?

【赤髪ショートヘアに赤い目。ジーンズに赤いシャツ、黒いインナーを着ている青年が】
【リアカーを引きながら呼びかけをしている】


小さい子にはいろいろあげちゃうよっ!

どんな人にもサービスするからよってってね!!

【その青年が引いているリアカーは】
【たくさんの林檎が、山のようにに積まれているいる】
【そして、なぜか桶に入った大量の氷と4個ほどの林檎が】
【中央にでかでかと置かれている】

どぉぞー、お気軽に
声を掛けてくださいませ〜
744 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 20:23:19.06 ID:fjXVxkSO
>>740
…う〜〜〜、あと5分…
【起こされながらダダをこね】

【そしてジャンヌとピクシーは光になり消えていった】

【再び護と女性だけに…】
745 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 20:27:27.96 ID:FsXHAwso
>>739>>741
【洞窟の中では、一度たりとメモ帳を取り出す事は無かった】
【野性の感覚も何かを捉える事は無く、そのまま真っ直ぐ歩き続けて】

……………ん?

……気のせい、かな

【転移魔術を持ち居る者として、何かを察知する】
【然し、それをつきつめて理解する程の能力は無かった】


【これ以上の調査は必要ないだろう、そう考え、草原に飛びだして】

…………あれ?

なんだろう物凄いいやーな予感すっごい危ない予感が

【真っ先に感じ取ったのは「ひゅるるるるるる」という効果音を、月明かり星明かりを遮る影】

きゃーっ!きゃーっ!!きゃーっ!!!

【真横へダイブした瞬間、先程まで居た位置へ降り注ぐり魔翌力弾】
【回避しては次、回避しては次の攻勢に、跳ね跳んだ地面の飛礫を浴びる】
【胸と被弾した左上腕を押さえて転がりながら放たれた魔翌力を感じ取る】

(陸、海、空。変わった魔翌力の三種盛り合わせ)
(それにしても龍………新大陸を思い出すね)

【なんとなく鼻を引くつかせ、龍の臭いを確かめようとした】
746 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 20:28:31.90 ID:IUAtA..o
>>742

―――あれ、アリエル、だよね……?

【ある程度近付いた所で一度歩を止め、その姿を確認】
【生気を感じられないその姿に、疑問と不安は一層強くなり】
【気付かれないならば、気付かせるしかない、と】

―――――おーい?

【サーベルが地面を削る音に負けない程度の声で、少女にも見える彼に声を掛ける】
【距離は数m離れた位置、会話をするのみなら問題ない距離だ】
747 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 20:29:14.20 ID:sx9rRhMo
>>739(龍)

(駄目ですわ……聞く耳持たずといった具合でしょう、か──)

──……「俺が居ると豊作ぼ^ぼー」?

となると……この島の異変の原因はこの方
ですが、何故あのように錯乱を……

(近づくと死ぬ──あの調査員の方々のように?)

もしかして──何かに蝕まれている?

【最早相手に言葉は通じぬのだろう】
【龍の自我消失を食い止める術も彼女は知らず】
【ただただ彼に狂気が宿るのを見守るだけ】
【だが全く何もしないと言うわけではなく】
【彼の錯乱の原因について思考を巡らせようとしたところ──降り注ぐ、魔力弾】

くっ……!

(だとしたら……遠距離から攻撃したほうが安全、ですわね……)
(迂闊に近づけば何が起こるか分かりませんわ……!)

【た、たんっ!と】
【そのお嬢様地味た雰囲気や風貌に似合わず、少女は落下してくる魔力を避けていく】
【「自分の能力は炎──下手をしてはこの草原を消し炭にしてしまいます、わ」】
【そのような考えなのだろうか】
【折角発動したアートマンを使用する事に、僅かな躊躇がある様子でもある】
748 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 20:29:22.58 ID:fPCMcPwo
>>739

っ…………“駄目”、か――――――――。

【変質≠オた龍の双眸を認識すると、苦々しげに言葉を吐き捨てる】

【―――――カチャリ】
【彼女は刀の鯉口を切ると腰を幾分落とし、右手を添え……『居合い』の構え】
【“幾何学模様”は一層其の光りを増し、魔力が彼女の頭上に現れた刹那―――】


    華蔵院一刀流 青龍式 =\――― 風断車


【ビュン――――!! 刀が風を断つ音と共に抜刀―――!!】

【抜刀の際、足を運ぶ事で一回転……当然ながら、刀は彼女の円周上の空気を斬る=z
【同時に上方向へ発せられるのは、『衝撃』――魔力性質≠持った其れで以って、『相殺』を狙う気か】

【もし相殺に成功したならば、抜刀状態のまま龍へと駆け出す――が、“回避行動を取りながら”だ】
【魔力弾の直撃を受ける事は無いだろうが……如何せん、接近速度は遅くならざるを得ない】

749 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 20:31:16.19 ID:VOe7a.oo
>>739

(──……ダメだ、人語を話せるみたいだけどまるで通じてない!)
(……でも、あの魔力は何処かで──?)

【収束していく魔力──その『陸海空』の色を帯びた力に、青年は既視感を憶えた】
【──脳内に浮かび上がる一つの仮定。しかし、それを深く考察するだけの猶予がある状況ではなかった】

……くっ!

【降り注ぐ魔力弾、その影から軌道を見切って一発二発、地を転げて回避していく】
【だが、丁度起き上がりの際に重なってしまった魔力弾が一発、青年の左肩に命中する】

──……ッ、くそ……やるしか、ないみたいだ

(……周りの人たちはと──あの矢の子は、後衛みたいだ)
(──……だったら、前の方で色々引き付けて見ようか)

【青年はじわりと滲む左肩の痛みに歯を食い縛り、スリングショットの照準を龍の角へと定めると】
【その龍に向かって、真正面から一直線に駆けていながら『ビー玉』を放つ】
【もしそのビー玉が何かに当たれば、シュパッと弾けるように小範囲に光が炸裂するだろう】

【どうやら、龍のみの視界を眩ますのが狙いらしいが──その成否に関わらず、】
【青年はスリグンショットを放り捨て、背中の剣の柄へと手をかけていくだろう】
750 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 20:32:33.38 ID:dGBy93Q0
>>743

【其方に向かう一人の少年が居る】

【走っており、そのまま駆け出してしまいそうなほどに早い】

【真っ赤な短髪と漆黒の眼を持ち】
【薄紅色の羽織を着ており、暗闇に良く映えた】

【右手には何かを隠す手甲が付けてあった】

【少年はそのまま走っていって其方に向かっているようだ】
751 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 20:33:25.03 ID:7/V2IUko
>>739

【洞窟内部から龍を狙う少女は、魔力弾の流星群に曝されない】
【ただ丁寧に、確実に、次の攻撃を行うのみである】

アハハハハハハハハ!!
痛いか!? 苦しいか!? それじゃあもっとくれてやる!!

【全ての矢を撃ちつくして】
【クロスボウガン上部の弾倉を手早く取り外す】
【ポーチに仕舞う動作で新たな弾倉を引き抜いた】

 【>>724 >>732 >>735
 【龍と対話を試みる者たちがいる】
 【見えてない訳じゃない】【見えないはずが無い】【目障りだもの】
 【――――化け物と話しあって、何する気だ】
 【もし万が一、殺せなくなったら≠ヌうするのだ】
 【内心で彼女達を蔑んで、攻撃を続行する】

 【一人でも、一人でも、敵意を持つ人間がいれば】
 【きっと事態は好転しない=z
 【化け物の死によって、事件は解決されるべき】
 【少女の殺意は、明確にそれを望んでいた】

【クロスボウ上部に、弾倉を填め込んだ】
【カチッという、心地良い音】【スイッチの切り替わる音】【何度だって変われる】
【カチッ カチッ カチッ カチッ カチッ カチッ】
【時計の針のように正確に、龍に照準を合わせる】
【狙う部位は何処だって良い】【当たるなら何だって良い】【精々もっと痛がってくれ】

そうだ、私達は敵だ!
それでいいぞ!全部消してしまえ!
お前も、お前を囲む者も、草原ごと、全部全部!!

しかし、お前は真っ先に逝け!!
この化け物がァァァァァ――――――!!

【先程よりも強く強く、引き金の握り締める】
【一切の遠慮は無い】
【色んな意味でアルミ製の矢の群が、宙を奔って龍へ向かう】
【攻撃に変化は無いが、殺意だけが高まっていく】
752 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 20:34:46.13 ID:wNDQJBEo
>>725

──!!

(防いだだと!?)

【ただの振り上げ故に、回避は予測出来た】
【だが防御されたのは完全に意表を突かれた。刀は剣と違い、かなりの切れ味があるもの。人の腕という見た目から、その強度を見誤ったのが原因か】
【その驚愕から、明確な隙が生まれる】

ぐっ!?

【後ろ足で蹴飛ばされ、よろけながら前へ数歩進んでいく】
【何とか態勢を立て直し、振り返る】
【だがその態勢を立て直す微かな間にも隙はある。素早く行動すれば間隙を突けるだろう】
753 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 20:35:10.88 ID:sFoACIAO
【氷の国】
【ブリザードル大雪原】
【地面から鮮やかに光り輝く1〜3m程のクリスタルのような氷柱が幾つも生えた広大な雪原】
【気温は常に氷点下であり、木々なども全くと言っていいほどない】
【生物の影もなく、ただ刺すような冷たい風が吹き抜けるのみ───】
【そんな銀世界を歩く一人の人物】

うぅ……さみーなぁ……
いつになったら首都に着くんだ……『アイスパレス』も全く見えない…

【後ろ髪がツンツンしていて肩にかかる長さの茶髪で右が茶、左が赤のオッドアイで】
【袖や襟などにベルトが付いて、ファー付きフードがある赤いスタイリッシュなジャケットに】
【迷彩柄のGパンの裾をベルトで止めて、歯車のような機械が付いている茶色のブーツを履いた】
【長身の少年と青年の境目のような人物】
【背中には身の丈程の長さで銃口も大きなワインレッドの銃剣、両耳にはシルバーのピアスがある】
【白い吐息を漏らしながら積もった雪を踏みしめ歩いている】
754 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 20:35:35.05 ID:xycfOYDO
>>746

…………―――

【引き摺るサーベルの音の上から鼓膜を震わせたのは、聞き馴染んだ声――ピタリと、足を止める】

【ゆっくりゆっくり、顔を上げて―――確認しなくとも判る、その声の主と目を合わせようとするだろう】


【―――瞳に落とされた、不快な蒼色を覗かせながら】
755 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 20:37:09.64 ID:N71m1ESO
>>744

駄目ですよ?!結局寝過ごして休日を無駄にするパターンですよ!

――あ?!ちょっと待って!!
【また二人きりだと・・・】
【しかも女性寝てるし状況は先ほどより酷い・・】

・・・えっと、まぁ、とりあえず。
【そう言いながら地面で寝る女性を抱き上げようとする】
【もし出来たならそのまま移動させベンチの上で寝かせるだろう】
756 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 20:37:56.26 ID:G.beZKoo
>>750
【走ってくる少年を確認し】
おい少年!林檎食べないか?
【両手を口の前に添え】
【大声で叫ぶ】
757 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 20:40:26.36 ID:fjXVxkSO
>>755
うぅ……うがぁぁあ!!
【抱き上げられようとした時勢いよく起き上がり】

……悲しい…寝るの邪魔された
【不機嫌そうに護を見る】
758 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 20:41:23.43 ID:hP.xMADO
>>752
ガルルッ!!!
【着地して直ぐさま、青年へと振り返り】
【体を回転させながら青年に飛び掛かり体当たりを放つ】

【背中の腕が並んだ刃のように変化して、それで切り付けようとしているらしい】
【先程刀を防いだようにその刃も堅く、切れ味も十分にある】

/おかえりっす
759 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 20:41:28.98 ID:FW5aWAM0
>>739

【雪の様に降り注ぐ魔力の弾丸を、高下駄とは思えぬ鮮やかなステップの連続で回避する】
【然し、その中で一つが横原を掠め、衣服は潰れた様に傷つき汚れ、負傷部位は狭いがずきり、と痛む】

……嗚呼。
ハッタリの決め台詞、『天狗』染みた言葉の錐にして霧、そんな意図も多少は在った、だと言うのに。
ワタクシを前にして、自分から色々と漏らしてしまう―――其れは、“運の尽き”と換言できるのですよ?

【話が通じない生物ほど、彼女にとって無価値なモノは無いらしく―――溜息を、吐き捨てて】
【虹のマーブル模様を描きながら、少女の放った魔力が“キャメラ”に吸い込まれ、レンズが燐光に酷似する光を放った】

耳に言葉が通らぬならば、体に問うがワタクシの流儀。とはいえ、其れで“本能”が満たされるとも見えない。
だと、したら……。

【この島の上っ面に有る植物の種類は既にある程度確認している…確かに、比較的貴重なサンプルは幾つか認められた】
【とはいえ、自分や断華、サナが求める様なモノは発見できず、絶滅種も「協会附属ミュージアム」等で確認しているモノが殆ど】
【何より、その様な検査という「大事」は、人間に任せておけば良い……そうやって、喪われた目的の、矛先は】

―――『魔術協会員・霧之藤 雨彦』の為に、生体素材と素敵な『ドリィム・シアタァ』の機会を、提供して頂きましょう。

【何時もの愉しげな嗜虐心から薄く剥がれた彼女の一面は―――『殺意』や『害意』に非ず、『壊したい』】
【弾まない、猛らないソプラノ・ヴォイス。眼の前の龍には、彼女から「無人の戦車」程度の、酷く無機質な認識しか与えられなかった】

【その後、雨彦は龍を、右手のカメラで“撮る”だろう…『馬鹿』? …否ッ】
【刹那、“写真の中心”、詰まり『龍の頭上』に、キン、と高い異音と共に、“大きな岩”が出現する】
【数秒“龍の動きに合わせ”浮遊した其れは、突如として重力に従い落下するッ!!】

【速度も威力も上々だが、その存在に気付き“落ちる”までの『タイムラグ』に動けば、回避は容易だ】
760 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 20:41:34.13 ID:/KPOn96o
>>739
…あれは巨大生物相手だと意味がない…
仕方ない…あっちにしよ…

【ぼそぼそ何かを呟く】
【そして杖に何かの魔方陣が浮かんだ】

盾よ、守りを
生命の終わりを防げ
命、終わりを迎える時、現れろ―――

【何かの詠唱をする】
【そして動きもある】
【杖で自分に当たりそうな魔翌力弾を弾いて―――いや、吸収している】
【ただし吸収した魔翌力は全て杖に溜まっている】
【まだ攻めの手には移らない】
761 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 20:47:00.14 ID:dGBy93Q0
>>756

―――?おっ!いいねぇ!!

【声をかけられ、其方に振り向く】

【そこには氷に囲まれた車台に】
【おいしそうに赤く熟れている林檎が在った】

コレいくら?旨そうだな・・・

【右手で口の辺りのよだれを拭い】
【左手で羽織の中の財布を取り出した】
762 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 20:47:25.07 ID:N71m1ESO
>>757

うわあぁ!!?
【と突然起きた女性にビックリする】

いや、むしろ寝かせとこうとしたんですが・・・
763 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 20:48:21.76 ID:IUAtA..o
>>754

…………こんばん、は。

【此方に向けられた視線、その瞳に覗き見えた蒼に言葉を詰まらせながらも】
【夜会ったのだから。それだけの理由で挨拶の言葉を述べる】
【立ち止まったまま、自身の蒼い瞳に若干の不安を混じらせて少年を見詰め】

――――……大丈夫?

【体調が優れないように見えた為、小さく首を傾げて尋ねた】
764 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 20:50:34.04 ID:G.beZKoo
>>761
【少年の同類かと思われる反応に】
【3回転ほどしながら】
いいねぇ!君も!グッドだよ!
【両手を広げ、決めポーズ】

コイツは!タダ!
【そういいながら、高速回転し始める】
食ってけ!ドロボー!

/pcに変えました!
765 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 20:53:00.24 ID:wNDQJBEo
>>758

ぐっ!?

【体当たりに対し、咄嗟に鞘と刀の両方を前面に出すことにより、刃をぎりぎりで防ぐ】
【だが体当たりの衝撃そのものは軽減されず、あっさりと吹っ飛ばされてしまった】

【倒れそうになるのを何とか踏ん張り、刀を構え直す】
766 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 20:53:45.89 ID:fjXVxkSO
>>762
アレだけ騒いでたら眠れないよ…悲しいね…
【目をゴシゴシしながら】

いくら私が生まれて21年彼氏がいないからって…(ブツブツ
【なんか愚痴を言い出す見た目中3の21歳】
767 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 20:58:07.62 ID:dGBy93Q0
>>764

タダぁ!?ひゃっほぉぉおう!!いたただきまぁす!!

【目の前の赤い果実にそのまま噛り付く】

【酸味と甘味が同時に口の中に広がる】
【先程まで冷やしていたのだろう、冷気が口の中で回る】
【この熱々しい気温も垣間見て味は更に上昇していると見える】

うめぇ!うめぇよこの林檎!唯の林檎なのかは知らないけどなんつーかジューシだよオイぃ!!

【踊り食いのようにかぶりついている、とても美味しそうに】
768 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 20:59:41.14 ID:hP.xMADO
>>765
【体当たりを防がれ、青年とは反対に回転しながら地面に着地】

ワオオオオオオオオォォォォン!!!!
【獣が大きく吠えると、体がまた形を変える】
【背中の刃が、鋭さを残したまま黒い蝙蝠の翼になり】
【額からは鋭利な角、後ろ脚は逆間接に…飛蝗のような刺々の脚に】
【更に前脚には鱗が覆い、鋭い竜の爪が生える】

ガルルルルルルルルル…!!
【完全に変体を完成させた獣は、青年を威嚇して】
【背中の翼を大きく開く】
769 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga !美鳥_res]:2010/09/12(日) 21:00:29.78 ID:MK/4LCAo
【魔力弾は、ある程度落ちるとおさまった】
【また、それは何かに当たった時点で魔力が四散し――消えるだろう】
【龍の次の行動は・・・まだ来ないが、・・・何かの準備をしている!】

>>745
【龍のにおいは・・・正しく龍だ、龍以外の何ものでも・・・でも・・・何処か・・・鳥臭い様な気もする】
【何だか、・・・焼くととても美味しそうな気がするが、食べる前に殺されるのがオチだろう・・・】

>>747
ッ・・・フゥーッ、フゥーッ・・・
【何かに蝕まれているか・・・それは外からは分からない】
【――だが、暴走しているのは・・・確かだ】

>>748
ゼンブケス・・・ケス・・・
【衝撃を受けた魔力弾は――そのまま四散して消える】
【接近してくるフィスカに対しては・・・何もしてこない?・・・いや】

>>749
【何か、攻撃の準備をしていた為・・・ビー玉は角へと命中ッ!】

ッ! アアアアァァ・・・
【幾ら巨大な龍とはいえ、目眩ましが効かないわけでは無いようで】
【眼を閉じて、唸った】

>>751
アガググルル・・・オマエガ殺スマエニ殺シテヤル全ブ目ノ前からケシテヤルッ!
――俺ノソバニ近寄ルンジャアネェェエエッ! ・・・イテエイテエイテエヤメロ死ネ
【アルミニウム製の矢は、――次々と命中してゆく】
【命中するにつれて、それは鱗を砕き、皮へと、肉へと刺さり】
【陸海空の魔力と血を流させる――まだ、巨龍としては未熟なのだろうか、防御力は馬鹿げて高くない】

>>759
【つい先程、目眩ましを受けていたため・・・大きな岩への対策が遅れてしまった】

――アギッ!
【岩を角で防御するも、それを受けた事によって角は半分から折れて地面へと落下】
【同時に、頭部への衝撃からか軽く意識を飛ばす】 【顔の位置が、少し低くなった】

>>760
【そちらへ、攻撃などはまだ来ない――】
【眩んだ目を戻そうと、意識を戻そうと、頑張っているようだ】
【その表情は、何処か・・・怒りとそうではない何かを持っているような気がした】

>>ALL
ウググググオオオオオグオグオオオオッ!
【龍は、手のような形の魔力の塊を7つ生成すると】
【目眩ましや意識レベルの低下が戻った後、この場に居る彼女ら7名に向けて、それをそれぞれへ向けて飛ばし動かすッ!】
【速度は大したことない上に、2つの状態異常が解けるまで結構なラグがあるが・・・当たった場合、その手に体を捕まえられてしまい】
【もしも、そこから脱出できなかった場合は、――――龍の口の中へと全身を入れられ、そのまま飲み込まれてしまうだろう】
770 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 21:01:18.50 ID:xycfOYDO
>>763

【じっと、見据えるように。然しどこまでも冷淡に、目の前に立つ少女を見つめ続ける】
【瞳に宿したその蒼色からは――何の感情も感じられないだろう。"光"を迫害されていた】

【友人を前にしても、手に持つ物騒な刄を隠そうともしない。見慣れた容姿、それなのに―――】
【なのに―――今の少年は、明確なる"異質"を纏っているのだ】


…………ねぇ、
ルシア……―――僕は、何の為に"動いている"のかな………
"壊す"為……?"傷付ける"為なの……? 

【返答は、平淡に――独り言のように紡ぎ出した言葉は生暖かい空気に溶けていく】
【ゆらゆらと、蒼色は妖気に揺らめいて―――】

771 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 21:04:21.73 ID:G.beZKoo
>>767
この林檎は死神さんも大好きな
俺が品種改良をした結果生まれた‘暁‘って種類の奴さいいぇい
【リヤカーの回りのうれしそうに回っている】
【もちろん、自身も回転しながら】

さぁ!好きなだけ食え!そして、回れ!
【だいぶ嬉しいのか、いつもより回転が素早い】
772 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 21:05:24.15 ID:N71m1ESO
>>766

はぁ、貴女に何年恋人がいないとか知りませんけどね――

―――とりあえず地面で寝るような事を止めたらどうですか?女性なんですから
【と指摘】
773 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 21:06:38.21 ID:wNDQJBEo
>>768

(……めんどくせぇな)

【忌々しげに舌打ちを一つすると、刀を鞘へと納める】
【それから納刀状態のまま、両手で構えた】
774 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 21:08:59.31 ID:fjXVxkSO
>>772
悲しい…貴方は私のお母さんか?……悲しすぎる…鬱だ…
男女差別するなんて悲しすぎる…
【男女差別関係ないだろ】

【そしていつの間にか朝日が……】
775 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 21:09:06.07 ID:sx9rRhMo
>>748(フィスカ)
>>749(旅人A)

【刀を持つ彼らを見て、だろうか──】
【先ほどまで龍と対話を試みていたエルネスティーネは、はっと息を呑む】
【龍はなんと言っていたか──?】
【「俺に近づくと死ぬ」──】
【その発言を裏付けるかのように、龍の周りには調査員たちの遺体があった】

──お、お待ちくださいお二方!
迂闊に近づいてはいけませんわ……!
魔力による攻撃にやられたのであれば亡骸は龍からもっと離れた所にあるはずです!
なればこそ──今近づくのは危険ですわ!

【精一杯の声を出し、龍へ向かおうとしている彼らへ忠告する】
【既に行動を始めているフィスカ。行動を起こさんとしている旅人】
【果たして彼女の言葉は彼らに届くのか──?)

>>769(龍)

【2人への忠告を終わらせた後、きっ!とエルは龍をにらみつけ】
【意識を、自身の能力の核である≪盾≫に集中させ始める】

(──草原を燃やさぬよう、コントロールの効く技……)

【すると──ぽっ、ぽっ、と】
【まるで篝火のように、小さな火の粉がエルの周囲に煌き始めた】
【よく見るとその火の粉達はぷるぷると小さく震えており──】
【くるりくるりと。まるで妖精のようにそれらは彼女の周りで回転しだし】
【徐々に徐々に、火の粉は互いに結びついて球を形作っていく】
【そして然程時間をかけることなく──林檎ほどの大きさの火球が計10個完成し】
【≪テンカラット・アクセサリー≫】
【そう名づけられた火球は、きらりきらりと。彼女を彩る宝石のように紅く紅く輝いた】

……っ!

【火球が完成したのは、龍が魔力の塊を飛ばす直前】
【深く考えている余裕などそこにはなく──】
【慌ててエルは、火球を3つ魔力の塊へと放ち、塊を相殺しようとする】
776 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 21:11:25.01 ID:hP.xMADO
>>773
ガァウッ!!!
【バサリ、と翼を羽ばたかせ、空中に高く飛び上がる】
【そのまま、空中から紅い目で青年を睨み】

ガァルァアアアアアア!!!!
【角を青年に向け、翼を後ろに畳み】
【ドリルの様に回転しながら青年に突っ込む】
【スピードもさることながら、真っ正面から受けるのは少し無茶とも言えるかもしれない】

/すいません、風呂入ってきます
777 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 21:12:01.84 ID:dGBy93Q0
>>771

しかし、しかしだよ。タダ食いしたんだ、お礼ぐらいさせてもらうぜ

【林檎片手に回りながら】

【普通に言えばそれなりに格好のつく台詞なのだが】
【この状態では如何せん間抜けっぷりが否めない】

俺の名はヴァーデッド!アンタはなんて言うんだ?

【その場で林檎を何度か上に投げながら聞く】
【―――意味は無いが】
778 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 21:13:17.53 ID:FsXHAwso
>>769
(危なかった、参戦した瞬間アウトになる所だったー……)
(今なら行ける?ガラっと開いてるし)

【いきなりの自分の危機、胸を押さえて深呼吸】
【だが、その手がずれて、首から下がるペンダントへと向かう】
【ペンダントを右手が掴み、其処から流れる魔翌力】
【真紅の籠手が、血を得たように輝いた】

『平行制御術式』起動

登録術式全ての情報を再取得
メモリの初期化完了、術式制御可能確認

………状態変数4、Move.
『水術・長言術式「幻海万里」』機動

【足元に突如出現する、小さな小さな水溜り】
【そこから、一本の棒状の物体が飛び出してくる】
【両端に、それぞれ幅広の鍔を持った五寸の柄が存在する、四尺の鞘】
【漆黒の表面は複雑に隆起しており、鈍い輝きを放っている】

黒龍双刀「餓狼」、「天狼」

【両端の柄を掴み、左右に引き抜く】
【右手に掴むは、刃渡り一尺一寸の短刀。左手に掴むは、刃渡り一尺三寸の短刀】
【柄と鞘は古黒龍の鱗より、刃は古黒龍の牙より、純粋に新大陸の素材だけで作られた、二対一組の刀だ】


【新大陸、龍、心が躍る。久しぶりに、人知の及ばぬ相手だ】
【喰らえばきっと美味いだろう、腹を満たすには十分か。きっと鳥の様な―――】

―――鳥?

【陸、海、空。鳥。何となく自分が選んだ、古龍よりの武器。両腕を覆うディルガの鱗の籠手】
【脳内に浮かんだのは、ポーカーのワンシーン。ベット、一枚チェンジ。ダイヤの9からQまでが手に有って】

十二枚目、ダイヤのK=H

………うわ、わっ……このっ!!

【直線的に龍へと走りながら、伸びて来た手へと両手の短刀を振るい、斬りつけようとする】
【そうしながら、自分の装備を、龍の視界に収まるように高く掲げた】
779 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 21:15:14.25 ID:IUAtA..o
>>770

【冷たさすら感じさせるその瞳に、小さく身を振るわせる】
【恐怖とは違う、言い知れぬ不安。ともすれば恐怖とも取れる其の感情を胸に秘めながら】
【ただ只管に無感情な、少年の蒼い瞳を見詰めて返し】

………アリエル。

―――――何が、あったの?

【問いに対する問い。その問いに対し、またしても問いを返した】

【ぎゅ、と手を握りしめる。嫌な汗が滲み、ドレスグローブに染みる】
【生暖かい空気は時折風となって二人に若干の不快感を与える】
780 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 21:16:13.83 ID:G.beZKoo
>>777
俺のな・ま・えは〜
【回りながら、ひざを付き】
【オペラ風に右手を伸ばし】

赤〜井恭平
781 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 21:16:47.03 ID:wNDQJBEo
>>776

動体視力には自信があるんだ

──《永遠の白》

【青年の足元に青白く光る魔方陣が現れる】
【そして丁度、突っ込んできたところに、カウンターのように魔方陣から上への強い衝撃が放出された】

//あいよ
782 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 21:16:48.44 ID:N71m1ESO
>>774

いや男性でも駄目ですが

【とふと、昇る朝日を見る】

うわあ、綺麗・・―――
【と最初はその美しさに見とれるが】

―――じゃなくて!!ちょっと!朝になっちゃったじゃないですか!
【すぐ正気に戻った】
783 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 21:20:26.95 ID:FW5aWAM0
>>769

【次々と命中していく攻撃、不規則に刻まれるビートは、其のまま敵の心音を脳波を狂わすように見えた】
【尤も、雨彦に、龍を「生物」として解釈する気は最早無かったのだが…】
【僅かに、感情的に、歪んでいく鱗に覆われた、槍の如く鋭い鼻面―――獣のソレ故か、彼の顔が伏したが故か、何とも思わず】

む、大技…ですか。
然して、『追う兎』はひぃ、ふぅ、みぃ…嗚呼、面倒臭い、何はともあれお坊ちゃまには無理でしょうよ。

【砕け散って、引力に捉えられ、ぱらぱらと墜落していく岩塊だったモノは―――接地を待たず、ぼうっと『消えた』】
【状況確認と同時に発される言葉、誰に言う訳でも無いソレに、無意味なおふざけを導入して、迫る手を見据える】

―――ほぅら、≪Scenes from a Memory≫。

【今度、そのレンズが向かうのは“眼の前の地表”―――奔るは、戦闘には関係ないレベルで、眼に優しく無いフラッシュ】
【伸びのたうつ拳は確かに強く、致命の要素すら既に秘めている…が、一本の曲線を描いて追う『だけ』の代物…そう、考えて】

攻撃だけでは無いと、ご理解…頂くだけの脳味噌、有りますか?

【地面から、タケノコが如く“飛び出す”のは―――横幅も高さも3メートルほど、切り取られた分厚い『城壁』】
【見た目ほどの防御力は無いが、もし腕が“それなりのパンチ”程度しか出せない代物なら、即座の正面突破は難しいだろう】
【幸いと言うべきか、貫けない場合の『激突』を防ぐ迂回の為の時間的余裕は有るが、注意力が散漫で有れば……?】

……そして、防御だけでも無く…無限ループって、怖いですよね。

【この防御の結果に関係なく、少女は後ろに3歩分、軽快かつ深いバック・ステップで、兎の様に飛び戻る】
【そして、彼女の“前の脚元”には、例の“異音”と共に、『新緑色の魔法陣』―――不穏ッ!】
784 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 21:22:34.71 ID:fPCMcPwo
>>769

(あの巨体……『気絶させる』なら、狙うべきは“頭部”……―――っ、目眩まし、か。)

【先程、明らかに“変質”した『双眸』……明らかに、何処か“きな臭い”】
【どうにかして討伐≠ナは無く無力化≠狙っていた所に、奔る閃光―― 一瞬、瞳を閉じて】

【―――開いた目に入ったのは、明らかな『殺害』を目的とする>>751の矢≠ナある】
【鞘の魔方陣が煌き―――空気を切り裂いて=A宛ら拡声器を使用したかのように草原に響き渡るのは】


―――――……!!、おい、矢を撃つのを止めろ!!! 死ぬぞッ!!!
私達の任務は『調査』だ!!! [ピーーー]必要は無いんだ――――!!!


 【―――――砂糖を塗したチョコレートのように“甘い”、考えを内包した言葉だ】


【何も攻撃≠批判しているのではなく……“危惧”するのは、其の矢が抱く殺気=z
【一旦、龍の目前で急停止すると、殺気を放つ射手≠フ方を向き直り―――】


おい、其処の!!!! 私の声が聞こえ………、――――ッ!!?


【斯くして彼女は敵≠ノ背を向ける事となり……後方から其の身を拘束されてしまう】
【嗚呼、何たる“甘さ”。 何たる“驕り”。 何たる―――――――未熟=z

【現時点では彼女は“もがいて”脱出を試みるだろうが……所詮は少女の其れ、脱出は難しいかも知れない】
785 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 21:23:24.22 ID:VOe7a.oo
>>775(エルネスティーネ)

(近付くと危ない──?)
(──くっ、でも今此処で急に止まるわけには……っ)

【背後から響く少女の忠告は耳に入ったものの、】
【その場で急に止まるには、些か勢い付きすぎていた】

【──心の底では何処か拭えぬ不安がありながらも、疾走は止まらず──】

>>769(龍)

(──……上手く使いこなせる自信はないけど……やるっきゃない……)

【龍に向かっていく道中、青年は背中の剣を右手で抜き放つ】

【──竜を模した紋様の刻まれた、やや幅広な白銀の刀身】
【生きた瞳のような妖艶たる宝珠が鍔元に一つ埋め込まれており、】
【鋼色の鈍光を帯びたその剣は、『ドラゴンバスター』の名を冠する屠龍の剛剣であった】

【彼は、その剣の切っ先を右後方へと向けるような形で両手で握り、】
【龍の持つ複数の脚──龍から見て左の一番前にある脚へと疾走していく】
【目眩ましのラグを利用し、そのまま近づくことが出来たならば──】

(──汎トゥルーティ式対竜剣術、其の一、)
(「鱗の流れを読み内部へと滑り込ませるように振るう、べしッ!」)

【ビュ──ッ!】
【右斜め下から、半ばアッパーの如き軌道を描くように剣を振るう】
【もし上手くいけば、手首の角度調整によって、鱗の下へと刀身が滑り込んでいく形となるかもしれない】
【そうなった場合、ダメージは割り増しになるだろうが──上手く行く保障は無い】


【──そしてその成否に関わらず、斬撃を放った後、彼はエルネスティーネの忠告を聞いてすぐに離脱せんとする】
【何か阻害が無い限りは、少女の忠告が幸いし魔力の塊に気づいて躱す事ができようが──】
786 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 21:23:52.85 ID:fjXVxkSO
>>782
まったくわがままだな…悲しいね…
【やれやれとしながら】

細かい事は気にしない…まったくコレだから近頃の学生は…悲しい…悲しい
【朝日を見つめながら】

さて…家帰って寝よう…悲しいから…
【また寝るんかい!?】
787 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 21:26:49.28 ID:dGBy93Q0
>>780

赤井恭介ね、覚えたぜ!

【左手に持った林檎の最後の一齧りをし、落とす】
【足元にはいくつかの林檎の芯が残っていた】

じゃあ、ちょっと楽しもうや!

【右手の手甲を外し、気合を入れる】

【―――右手に逆鱗のようなものが集まっていき、獣のような右手になる】

食った林檎分はおごってやるから、なんか食いたいモンをいいな!!

【この男、まだ食い足りない様子】
【どこかへ行こうとするようだ、先程からリアカーの下を見たりしている】
788 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 21:28:03.52 ID:/KPOn96o
>>769
―――我の終わり、全ての終わり
防げ、盾よ、終わりを迎えぬ為に

【詠唱を終了する】
【それと同時にミルの周りをドーム状の魔翌力が覆う】
【この中に魔翌力が入る事は許されない】
【魔翌力を吸ってしまうからだ】
【ただし吸う魔翌力が無ければ数分の後に消え去ってしまう】
【魔翌力の塊を吸ってもその数秒後に消えてしまう】

さて…もうちょっと威力が増すように魔翌力を練らなきゃ…

【一気に魔翌力を練っていく】
【まだ…まだ攻撃には移らない】
789 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 21:30:38.50 ID:7/V2IUko
>>769

アハッ
そうか! そうだよなァ! 化け物は殺すのが仕事なんだよなァ!!
アハハハハハハハ!!最低だ!!
だが、ヒトデナシならそれで当然ッッ!!

【龍の言葉を聞いて、愉しそうに呵う少女】
【最後列の洞窟内部で反響して、声は大きな音に変わる】

―――お前の殺意を!憎悪を!悪意を!狂気を!
全部全部曝け出せ!! その方が、気分が良く殺せるからなァァァ!!

【龍の状態異常中に再装填を済ませていたらしい】
【向かってくる手に向かって、半分の矢を射出】
【手に対して、針のような矢では消しきれなかったのか】

【前進しつつ身体を捻って、魔力の残滓を回避】
【流れるような動作で、ハンドクロスボウの照準を龍に合わせ――――】

【――聞こえてくる>>784の声】

馬鹿か貴様……ッ!
化け物一匹殺した所で『調査』に支障は無いだろう!!
そもそも、ヒトデナシはこの世に不要なんだ!

庇おうとするなら貴様も―――

―――己の甘さを悔やんで死ねッ!

【そのまま龍に対して引き金を絞った】【絞り続けた】【飛んでいく8本の矢】
【彼女を助ける気など無い】【戦力の減衰―――知った事か】
【一人になったって――、殺しに行ってやる】
790 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 21:34:37.22 ID:N71m1ESO
>>786

未だ寝るんですか?!あれだけ寝たに!
―――・・・ふあ〜あ・・・
【とここで少年にもついに眠気がドッと襲ってくる】
【そういえば結局女性に振り回されて寝られませんでした。】
791 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 21:36:06.43 ID:hP.xMADO
>>781
【青年に回転する角が突き刺さる、その瞬間】

キャウンッ!!!
【衝撃波により上に弾かれ、空中でのけ反る状態になる】
【青年に腹を見せる状態で、大きな隙が生まれた】

/ただいまっす
792 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 21:36:45.14 ID:C.Y08YAO
>>787
おぉ!・・・・・・・・カッコいい右手!!
【彼の右手を驚きと、かっこよさの混じった瞳で見つめる】
食いたいモンか・・・・
・・・・・・・・・そうだな!人間の女の子を食いたいぞ!
【両手を、叩き、勝ち誇ったように言う】
嘘うそ!冗談!えーっと、そうだな!ピザ的なものが食べたい
【らんらんらーとスキップをし始める】
【彼の行為には、まだ気づいていないようだ】
/携帯に変えました!すみません!あと777おめでとうです
793 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 21:39:02.79 ID:fjXVxkSO
>>790
寝る子は育つんだよ…貴方も眠そうだし……
【テクテクと歩きだし】

私は大宮志穂(おおみや しほ)
貴方は?
794 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 21:41:32.15 ID:wNDQJBEo
>>791

(もらった──!)

【素早く左手で鞘を持ち、腹目掛けて一閃】
【速度もついており、威力はかなりのものだ】
795 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 21:41:32.84 ID:3SP1Le60
【街中】
【其れは静かに大通りを歩いていた】

俺は、どうすればいいんだ
イヤ、本当にどうすればいいんだ

【少し崩れたマッシュルームヘアの黒髪、黒い左眼、黒い薄手のTシャツ】
【上に紺色の焦げたブレザーを着た、顔の左眼以外に包帯を巻き、鼻が折れて無くなっている人型の異形】
【至る所に縫い傷があり、包帯の隙間から見える唇はほぼ原形が無いぐらいに破れている】

【所謂ゾンビである、が】
【その頭部には】

いつになったら取れるんだこれ、もう何日もこのままだぞ
死ぬまでこれとか俺泣くからね

【黒色の ネ コ ミ ミ 】
796 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 21:43:50.04 ID:N71m1ESO
>>793

僕・・は護で・・す・・
【凄い眠いのか言葉が途切れ途切れだ】

・・・以後お見知りおきを・・
797 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 21:44:22.69 ID:hP.xMADO
>>794
ガ―――――――ッッ
【無防備な腹を真っ二つに斬られ、体が両断される】
【下半身と上半身がそれぞれ別のタイミングで、べしゃりと地面に落ちた】
798 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 21:45:57.57 ID:dGBy93Q0
>>792

女の子が食いたいのか・・・

【顔を真赤にさせてうつむく】
【右手が巨大な為、異常なシュール感が漂った】

ぴっ・・・ピザね!OKOK!!

【その沈黙に耐えられなくなり、リアカーの下にもぐり】
【持ち上げた、林檎などは落とさないようにしつつ】

じゃあ飛ぶから捕まってろよ!!

【そういってその場でジャンプする】

【右手から轟々と炎が噴出され、一気に加速】
【事実上空中を飛んでいるといえるだろう】

/ありがとw
799 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga !美鳥_res]:2010/09/12(日) 21:47:16.86 ID:MK/4LCAo
【龍は、攻撃の準備をしている――まだ、目立った攻撃はしてこない】

>>775
【しかし、必ずしも近づいたものが殺られたのだろうか・・・?】
【・・・それは龍にしか分からない】

ソウダ、全部消スノミ
【魔力の塊は大した強度を持っていない様で】
【3つの火球が命中すると、破壊されて消滅する】

>>778
【龍が、彼女の予想している者か・・・確かめる術は今の所無い】
【それこそ、中身を検査するか大人しくさせてからでは無いと・・・駄目だろう】

【手は、斬りつけられると呆気無く消滅する――】

>>783
ムグ・・・ヌヌヌ・・・
【腕は、城壁へと命中し・・・そのまま、壁を破壊することなく消滅した】
【大した強さは無かったようだ】 【フラッシュに目を少し細めながらも】

7、・・・7ニン居ル・・・居ル・・・ダガヤルコトハ変ワラナイ・・・

>>784
・・・オレニ近ヅクモノは全部消スノミ
【その腕の力は・・・強いわけでも弱いわけでもない】 【が、その為かただもがくだけでは脱出は難しそうだ】
【何らかの攻撃を加えない限り・・・それは、フィスカを龍の口へと運ぶだろう】
【そして、そのまま・・・"飲み込まれてしまうッ!"】

>>785
ッ、フゥゥー・・・オッ!
【自らの左の一番前にある脚へと斬りかかってくる彼・・・近づくのは成功するだろう】
【――ただで斬られるわけにはいかないッ!】 【そう言わんばかりに、龍は】

ッガァーッ!
【刀身ごと、彼を蹴り飛ばそうとするが・・・それは、自ら剣の刃に当たりに行くことを意味し】
【結果、脚を元より更に大きく斬り裂かれ、鱗や皮や肉を削がれてしまう】
【魔力の塊は、壊されない限り彼へと襲いかかる】

>>788
【魔力の塊であるそれは、ドームによって魔力を吸われ】 【そのまま、四散して消滅した】

【龍は・・・次の攻撃の準備をしているッ!】

>>789
【消しきれなかった腕も、回避された事によってそのまま消滅した】

グルルルオオオオアアアアッ!
【矢を、右腕で叩き落す――が、全てはたたき落とせず】
【4本程の矢が、龍へと突き刺さるッ!】
800 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 21:47:27.33 ID:fjXVxkSO
>>796
護ね。覚えたよ
それじゃあね…悲しいけど
【そのまま去っていった】


/二日間乙でしたー
/振り回してごめんねー
801 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 21:48:36.90 ID:N71m1ESO
>>800

/乙でした!
802 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 21:52:57.89 ID:sx9rRhMo
>>784(フィスカ)

【龍による攻撃。気は抜けぬ状況】
【そんな状態の中。エルネスティーネがフィスカの方を振り返ったのは】
【偏にその──拡声器の如し言葉を聞いたがため、であった】


    ────────………ッ!!


【名前も知らぬ。調査員としてしか知らぬ彼女の、危険】
【それを見過ごせるほど、彼女は非情ではなかった】

   (≪T・A≫──to──→≪S・W≫)

【脳内で短縮化された思考。技。イメージは、蔦。蔓。鞭──紐状のもの】
【思考は即座に行動へと移り。残り7となっていた火球の内4つが変化を始める】
【それは縄の如く絡みあい、もつれ合っていたがやがて】
【ざぁああぁああああ──とざわめきながら。フィスカの身体を「こちら側」に引き戻さんがために奔り出す!】
【その縄は「巻きついた箇所に熱を集める」という性質を持つため、巻きつかれれば熱さを感じるかもしれない】
【しかし今。エルネスティーネにはそれしかフィスカを助ける方法がなかった】
【イチゴのような可愛らしい葉がちらほらと生えている縄。技名は──≪ストロベリー・ホイップ≫】

>>799(龍)

【エルの周囲に浮かぶ火球は、最早3つとなってしまった】
【変化した4の火球は縄と化し、フィスカを「こちら側」へ引き戻そうとしている】

(倒すしか──術は、ないのでしょうか)

【既に「殺人者」である少女はそれでも、龍を殺害する以外の術を未だに求める】
【どこまでも「甘い」──ッ!】
【しかしその甘さが、龍へ攻撃をするのではなく今一時の「仲間」を救う行動に出たのだ】
803 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 21:54:30.99 ID:C.Y08YAO
>>798
飛ぶぅ!飛ぶってなんだよっ、ジョニー?
【動揺と、好奇心のあまり適当な言葉を投げかける】

おぅ!すごいねっ!少年!改造人間かなにか?ハハン
【特撮チックな彼の右手に興奮したのか、パチパチと手を叩く】
いや〜リヤカーで上空飛行とは乙なもんだね〜
【下の彼は大丈夫なのかなどと内心思いつつ、楽しむ】
804 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 21:56:12.14 ID:VOe7a.oo
>>799(龍)

──っぐ!?

【「入ったッ!」──そう思い込んだ刹那──どうっ!と勢い良く彼に叩き付けられる巨龍の脚】
【斬りこんで行ったは良いものの、半ば剣ごと押し返されるように彼は蹴りをまともに受けてしまう】

【蹴りの慣性のままに吹っ飛ばされ、そのまま地を転げていく青年】
【痛烈に身体を打ちつけ、じん、と全身に響くその痛み。其処へ迫り来るのは未だ消えぬ魔力の塊!】

(──……まずっ、た……動けな──っ!)

【仰向けからぐぐぐと必死に上体を起こそうとしているが、その動きは酷く緩慢だ】
【迫り来る『手』へと対処する術を、今の青年は持っていない──】

──誰かの助けでも無い限り。青年はそのまま『手』に掴まれてしまう】
805 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 21:59:07.06 ID:FsXHAwso
>>799
(どうしたもんかなー……殺したら分からなくなる)
(こう言う化け物相手の時は、何を狙うかは決まってるもんだけどさ)

(……あれ、でも良く考えたら)
(もし「そう」だったとしても、私は別に困らなくない?)
(うん、そうだよね。何も困らない)

【両手の短刀を逆手に持ち変え、距離を詰めながら】
【彼我の状況、戦場の状況。此処で何処まで手を抜けるものかを考える】

【結論:殺さなければ良いだろう】
【思わず、笑みが浮かんだ】

【右手の人差指を、龍の左目。たったいま負傷した脚が有る側に向けて】

魔弾・エレナの聖釘

【釘状に形成した無属性の魔翌力を、容赦なく撃ち出した】

>>789
【今、眼前の生物を殺そうとしているのは誰か。最も容赦なく攻撃しているのは誰か】
【攻撃の起動を辿ると、後方に居る誰か】
【その誰かへ向かって、声を張り上げる】

そこの誰か!『今は』殺さないでくれる!?
ちょっと確認した後で問題無かったら好きなように嬲り殺させてあげるからさ!
「目」か「脚関節」か「脚の付け根」、「顎関節」、その辺りを狙って!

【この場に居る他のメンバーに、どう思われるかも分からない発言】
【だが、この龍を無傷で大人しくさせる手段など、考えつきもしなかった】
806 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 22:01:13.45 ID:dGBy93Q0
>>803

おいおい!手を離してたら危ないぜマーシー!

【此方も負けじと誰か良く分からない人間の名前を言う】

【―――リアカーの上の林檎は落ちていないが、巨大な氷がいくつも落下している】
【当たったら痛そうだ、本人は気にしていないが】

おっし!そろそろ着くぜ、ちゃんと捕まってねぇと頭打つぞ!!

【そうこうしている間に路地裏の小さな店が見えてくる】

【―――このまま突進するつもりなのだろうか】
807 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 22:04:40.82 ID:xycfOYDO
>>779

もし、もし一歩間違えて……!!手元が狂っていたのなら……!!この手で心臓を抉っていたかもしれないんだ……―――
守ろうと、取り戻そうと誓っていた『大切な人』を、僕自身が、この手で―――!!!

【投げ掛けられた問いに対しても、返答はしない】
【小刻みに震える肩―――"怯えている?""自分自身に?"】

【"傷付けた"―――"傷付けた"のだ。今も手に持つこの刄で―――】

【意識の甘さが呼んだ結果か――?"覚悟"が足りなかったのか――?】
【自身の甘い予想より、あまりにもかけ離れていた『彼女』の姿―――どこまでも拒絶され、殺意をぶつけようとしたその姿に、計り知れないショックを響かせた】
【その上―――"傷付けた"、"傷付けた"、何故――?】

【その事実は、彼の『心』にヒビを入れるのには十分すぎた―――】
【遥か上空に浮かぶ月の光が、サーベルの銀を美しく輝かせる】
808 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 22:08:30.90 ID:FW5aWAM0
>>784 (フィスカ)

…んぬ、フィスカお嬢様…?
この闘いの中で、何を…。

【周囲からの攻撃が無いか、首を捻って見回すこと数度、その度に視界に“不自然”が映り込む】
【思わず唇を逃げる、何時もよりはトーンの上がった声―――案の定、背を向けた彼女が、魔力の剛腕にその身を攫われるのを視てしまった】

チチッ…生意気です―――無価値の癖に、『人攫い』など…。
それも、ワタクシが此れから“楽しく”やって往って差し上げようと想った方に?

【ギリッ、と絞られた終末的な茜色には、日頃は見せぬ“憤怒”が確かに存在していた】
【但し、その理由は如何にも『人間らしく無い』『自分本位』―――存在意義と行動をイコールで結び付けるのが容易な、妖異のモノ】

>>799

で、ねぇ。一つ言わせて頂きます、と。
―――「遣る事は変わらない」、だからワタクシ個人としては『愉しめ無い』のですよ、『不良品』。

【城壁に拳がバス、と減り込み―――然し、削られるのは彼の暴腕という『存在』の方だった】
【予想以上の効果を発揮した防御にほくそ笑んで、カメラをぽん、と軽く叩くと―――正に『夢幻泡影』!城壁は消え去る】
【その際に、城壁のスガタは、霧が晴れるが如く“雨彦の魔力”に回帰…どうやら、魔力を消費して発動する“能力”なのだろう】

……さて、ではではその手を御放し下さい。
女の子を泣かせて赦されるのは―――ワタクシだけ、ですよ。

【ぱちん―――カメラで未使用の魔法陣を“撮影”すると、“圧縮”される形で風景から切り取られ、レンズの向こうに吸い込まれる】
【手に持った映し絵の箱を軽く振り、次に『照準』を合わせるのは―――フィスカを今にも噛み砕こうと構える、残酷な顎(アギト)と】
【動揺状態のハーフ・ボイルドなフィスカを確りと掴んでいる、醜い魔腕の付け根の、丁度中間…『狙い』は、両方ッ!】

まー結果が拒絶にしろ『デレ』にしろ、死なれちゃあ……イケませんから、ね? 知りたい事も有りますし。
―――≪時限術式=Systematic Chaos≫!

【もし、魔力的な干渉やカメラへの攻撃が無ければ―――『2秒程度』、小さくは無いタイムラグの後に】
【ロックした場所に“魔法陣”が展開され、一種の鎌鼬の刃が、龍の口と魔力の塊に、3本ずつで素早く襲い掛かるだろう】
【確実に成功するかは、正に神のみぞ知る―――然し、込められた気は、彼女らしからぬ『裂帛』!】
809 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 22:08:34.63 ID:C.Y08YAO
>>806
ここから、林檎落としたらどうなるんだろ?
エイッ
【五個ぐらい適当に林檎を投げつける】
【安心して下さい。彼には当たってません】

おぅ!頭でもなんでも打っちまうぜぃ
【イヤッホゥとか叫びながら、両手をぶんぶん振り回す】
【突進したら、伏せると思うので、大丈夫だろう】
810 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 22:11:13.58 ID:wNDQJBEo
>>797

…………

(終わった……か?)

【尚も緊張した面持ちでカタカタと震える手を無理やり抑えこみながら刀を納める】
【警戒は解かず、下半身と上半身を注意深く見ている】
811 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 22:15:18.06 ID:hP.xMADO
>>810
【暫くの、静寂】
【しかしそれもすぐに打ち切られた】

【ドロリ、上半身と下半身がそれぞれ熔けだし、軟体となって】

―――――――――!!
【それぞれが、小さな犬のような形を取る】

グァワンッ!!!
【狂気は、まだ終わってはいない】
812 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/12(日) 22:18:06.26 ID:HQbQmXM0
【公園】

【灰色のズボン、漆のように黒いロングコートを着て、青色の頭髪】
【身長は180cm代前半ほど、腰に黒い鞘に入った剣を携えた青年が】

んー・・・
【ベンチに座りつつ左手の指を顎に当てつつ右手に持つ羊皮紙を深く見つめながら唸っている】

【それは深く考えているようであり、その唸る顔も何処か深刻そうだ】
813 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 22:18:30.06 ID:IUAtA..o
>>807

―――――待って、落ち着いて。

【話が読めない。ただ吐き出されるだけの言葉は情報に過ぎず、返答ではない】
【だが、精神が安定していないのは見て取れる。誰の目にも明らかだ】
【“震えている”。“怯えている”。其れだけが判れば、行動指針も得られるというものだ】

【ざり、と。地を踏みしめて、少年へと一歩足を踏み出す】
【互いの距離を埋めるため、互いの距離を縮めるため】

………落ち着いて。ね?

【小さな声で、優しく無難な声色で語りかける】
【その表情は、怯え震える小動物を見詰めるかのような慈愛が見て取れる】
814 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 22:18:58.28 ID:wNDQJBEo
>>811

……くそ

(一人でやってんのも馬鹿らしくなってきたな……応援でも呼ぶか?)

【嫌な予感が当たってしまい、忌々しげに悪態をつく】
【だがそれで状況が好転するわけもなく、応援すら視野に入ってきた】
【しかしそれはそれで悔しい】

(……待てよ?)

【プライドが邪魔して応援を呼ぶという選択肢を脳内から消したところで、もう一つ、嫌な予測が過った】
【ひとまず、納刀したままの刀を両手で構える】
815 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 22:19:21.27 ID:fPCMcPwo
>>799

…………、……―――ッ。

【“喰われる” “捕食される” “蹂躙される” “刺される” “砕かれる” 】
【“殺される”“殺される”“殺される”“殺される”“殺される”“殺される”――― 恐 怖 <b!!!】

【彼女が感じていたのは……紛れも無く『純粋』な死に対する恐怖≠セ】
【「死にたくない」、そんなプリミティブな感情≠ェ脳内を駆け巡る】

(目頭が熱い――――……嗚呼、私は“怖い”のか………ッ)

【意識せずとも、彼女の双眸は“訴えて”いて――――】


               【――――と】


―――――……えっ………熱っ!!

>>802(エルネスティーネ)の救い≠ェ、其の体を捉える―――!!】

【整理されて行く脳内の諸情報……見れば、先程の少女が自らを“助けようとしている”】
【感じたのは、確かな『安堵』―――――同時に、状況判断への余裕≠ェ発生し】

(あの人……あのままじゃ食べられる=\――――ッ。)

【視認されたのは、今にも掴まれそうな=\――>>804(太郎)】


………今度は『私が』………――――!!!!


 【 Y E S =\――……今度は彼女が“救う”番だ】


【口内で呟くのは“詠唱”……戦闘の主体は刀とは言え、彼女も協会の生徒である】
【スタンダードな魔術は決して“得意”では無いが―――――使える<b!!!】

【もし、詠唱が中断されなければ……>>804(太郎)を掴まんとする『手』へと、風魔術≠ェ発動するだろう】
【シンプルな其れでは有るが、空気の塊≠ェ――『殴りつけ』んと迫るッ!!!】
816 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 22:21:45.74 ID:/KPOn96o
>>799
…流石にきついかも
ちょっと無理矢理やり過ぎた…

【呟きを洩らす】
【肉体的には其処まで疲労はないようだ】
【だが魔翌力の練るスピードが落ちる】

しょうがない…
荒れ狂え、矢の雨

【今度は簡潔に詠唱を終了する】
【練っていた魔翌力が消え、かわりにかなり小さい矢が20本空中に出てくる】
【そのうち10本が>>804を掴んでいる腕に向け飛んでいく】
【威力は低い、それこそ普通に弓と矢を持ち放った方が数倍威力が高いほどにだ】
【残りの10本はまだ浮いている】
817 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 22:22:31.09 ID:hP.xMADO
>>814
【二匹の獣は、暫く青年を威嚇して】

ガゥンッ!!!
【二匹の獣がバラバラに、違う方向に駆け出す】
【片方は青年の股下をくぐり抜けるルートで、もう片方が青年に背中を向けるルートで】
【どちらも、逃せば建物の陰に遮られ見えなくなるだろう】
818 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 22:25:57.59 ID:7/V2IUko
>>799

どうした! なにもしないのか!
龍といえば名の知れた悪のシンボルだろう!!

どうせ其処がお前の墓場なんだ!
私に全力を見せろッ!化け物ォォォッ!!

――――Trial Ten Billionッ

【その言葉とともに右手が鈍く輝いて】
【アルミの持つクロスボウガンに、光が移った】

【各部のパーツが、技術的な方面で成長≠開始して】
【クロスボウガン自体が、強く大きく新しく、変貌を遂げる】

【―――武器から煌きが失せたとき】
【そこには、未知のパーツで構成されたクロスボウガンが有った】

【――否、ハンドボウに類するには余りに巨大】
【翠色に輝くメタルボディ、少女の身の丈を超える全長、狂気の張り詰めた弦】
【その威容は正しく―――攻城弩砲、アルクバリスタ】

【完成の余韻に浸る間もなく、耳に飛び込んでくる>>805の声】
【腕周りの灰色の体毛を疎ましそうに見つめて】

―――人外が何を……ッ!
我ら矮小な人間は、加減など出来ない!
私の矢は、死しか望まないッ

――精々背中から撃たれないように気を付けるんだな!

【そう言いつつも、兵器を持ち上げる事で】
【照準を龍の左目に合わせて――】

 【―――総重量は相当なものになるだろう】
 【通常人間に持てる物では無いが―――少女はそれを、片手で抱えていた】
 【傍らに居れば聞こえるだろう『右腕からのモーター音』は、しかし】
 【洞窟内を暴れまわる少女の怒声によって打ち消されている】

【引き金を一度絞る】
【たったそれだけのアクションで】

【―――ズドンッ】
【放たれるのは、巨大槍のような一矢】
【アルミ製であることも、銃弾並みの速度である事も変わらないが――】
【――威力、貫通性、重量、その全てが飛躍的に上昇している】
819 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 22:26:30.74 ID:dGBy93Q0
>>809

【直後、路地裏の店に突進】

【壮絶な爆音と共に、リアカー、本人共に前に飛び出す】
【偶然か否か、りんごは引っかかっており、ひとつもこぼれなかった】

―――・・ってぇ・・・大丈夫か・・・?
「テメェ!だからいっつも無茶せず徒歩で来いッつってんだろがッ!!」

【心配して、周囲に赤井が居るか探していると】
【拳骨、頭部に非常に鈍い痛みが走る】

いってぇ・・・今日も客いなかったんだからいいじゃねぇか!!
「―――殺されてぇか・・・ヴァーデッドぉ・・・」

【反論と殺意の鬩ぎ合い、吹っ飛ばされたであろう人間など無視であった】
820 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 22:27:39.61 ID:wNDQJBEo
>>817

…………

【青年は二匹とも、黙って見過ごした】
【僅かにある正義感、或いは義務感を持って戦いを挑んだものの、ここにきてそれらも失せてしまったのだ】
【そしてそれ以上に】

あいつら、随分と物理攻撃に強かったな……

【狩人には、他に適任が居ると判断したのだ】
【もう追撃も何も無いだろう】
821 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 22:32:33.41 ID:G.beZKoo
>>819
【吹っ飛ばされるも、回転癖のおかげだろうか】
【壮大に、木材などを周囲に撒き散らせながら着地】
いやっ!あはっ!若いねぇマイケル!
【ヴァーデットの事は覚えているのか覚えていないのか】
【またもや、適当に呼ぶ】

・・・・・・・・・ん!?
オゥ!マスターじゃねぇか!久しぶり!
【元気よく手を振る】
【もちろん、彼とは初対面】
822 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 22:33:04.94 ID:hP.xMADO
>>820
【二匹の獣はその場から消えて】
【後には死体と、静寂だけが残った】

/乙でしたー
823 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga !美鳥_res]:2010/09/12(日) 22:33:08.18 ID:MK/4LCAo
>>802,808,815
グゥゥ・・・ネバリアガッテ・・・
【腕の力は、やはり高いわけでも低いわけでもなく】
【どんどん、そちら側へと引き戻されてゆくッ!】

オ前ラノ戯ゴトハドウデモ良イィィッンダヨッ!
【そして、魔力の塊である腕へと鎌鼬の刃が命中して、それが消滅する――】
【引き戻していた縄へと掛かっていた負荷も同時に消える】

【また、龍の口へと向かっていた刃は・・・】
【龍が、口を閉じてそれを受ける・・・が、肉を裂いて衝撃で牙が1本へし折れて地面へと落ち】
【同時に、血も落とし】 【・・・自我・・・自分を失っている彼は、とりあえず言われたことを否定し暴れる暴れる】

ウオオオオオッ!
【霧之藤に向けて、お返しと言わんばかりに魔力弾を3発放ち】
【エルネスティーネ、フィスカに向けては岩の槍がそれぞれ2発放った】

>>804,815,816
フゥゥ〜・・・グルルル・・・
【一番前の左脚を斬られたためか、龍のバランスが若干崩れているようだ】

【魔力の塊である手は・・・太郎を掴まんと襲いかかり】 【そして、捕らえ・・・なかった!】

【フィスカが放った空気の塊とミルの放った小さい矢が、手を殴りつけ貫き】 【それを破壊したのだッ!】
【これで、全ての手が破壊され防がれたこととなる】

ドイツモコイツモ・・・アアアッ
【太郎とミルに向けて、ドリルの如く小竜巻がそれぞれ1つずつ放たれ襲いかかる!】

>>805
【そして、自らの左目へと迫る釘状の魔力・・・】
【左目の瞼を閉じ、それを受ける・・・が、瞼の耐久度の予測を誤ったためか思いっきりそれが刺さり】

アアアアガルルッルルッ!
【左目を、左手で押さえる――】 【やはり、幾ら龍とは言っても生物。目は弱点の一つなのだろう】

【負傷していない右目で吟雪を見ると――目から、短い魔力のビームを発射する!】

>>818
ゴタゴタト煩イ・・・
【自らへと襲い来る巨大槍のような矢ッ!】
【それを、左腕を振るい叩き落とそうとするも】

・・・ッ
【間に合わず、龍の胴体へとそれが突き刺さるッ!】
【草原を、それの血が赤く染めてゆく】 【ダメージがどんどん蓄積してゆく】

アアアアアアッ!
【だが、ただでやられる龍ではない・・・らしく】
【アルミに向けて、岩の刃が3つ飛ばされた】
824 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 22:33:13.43 ID:G.beZKoo
>>819
/規制が解除されたんで、PCに変えました。重ね重ねすみません。
825 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 22:34:36.90 ID:wNDQJBEo
>>822
//お疲れ
826 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 22:42:53.44 ID:FsXHAwso
>>818
「人外が何を」?龍≠フ前で、人≠ニ人狼≠フ差異がそんなに大事?
そんな小さな問題、どーでも良いじゃない
本当に貴女が人間なら、周りと合わせる程度の事は出来るだろうし
一匹じゃ猪に負けても、群れれば龍を殺せる。それが、人間だよ

(……防具が両腕に一つずつ。水の魔術。この距離での防御手段は、私にも幾らか有る)
(向こうは遠距離の攻撃手段が有る。防御は無さそう)

(……それに、面白そうだしね)

【また、「何となく」。今度は、何となくその少女と話してみたくなった】
【戦術的な面でも、自分の貧弱な攻撃を幾ら重ねるよりも良いだろう、と】

………ねえ、貴女は人間なの?
ああ、それと。狙うなら、私の右肩の上から
発射台兼盾。効率的じゃない?

【姿勢は低く草原を馳せ、彼女の近くへと向かおうとする】
【攻撃の妨害をしない様に、少々カーブを描いた機動】
【接近すれば彼女の直ぐ正面に、両腕の籠手で顔を覆った状態でしゃがみ込む】
【首を左に傾け、右肩のスペースを広くした】

>>823
【位置関係上、向かって来る攻撃は】
【魔翌力のビームに加えて、アルミへと向かった筈の岩の刃3発】
【それらの内、ビームは速度故に目視出来なかった】

……熱っ、と、と………次が来るね?

【しゃがみ込んだ膝を焼く、魔翌力のビーム】
【走るのキツいな等と思いつつも、魔翌力を足へと移す】

【水の魔翌力と無属性の魔翌力、アイテムを介さず扱えるのはその二種類】
【岩と言う、質量の存在する物体に対して】

水術「水柱往路」

【地面から垂直に吹き上がる水柱を生成した】
【岩の刃がそこに突入すれば、勢いを削がれた上で軌道を上方に修正されるだろう】
【勢いからして、一発は完全に上に反らせる】
【そして、本来ならアルミへそのまま向かう筈だった二発は】

………っ……たっ、たー……あーこのっ!!

【頭を庇う様に置いた両腕の籠手が受け止める】
【衝突の衝撃が腕を貫いて、頭蓋と首へダメージを与え】
【然し、吟雪はまた笑った】

【「今なら、完全フリーでしょ?」。そう呟いて】
827 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 22:47:25.18 ID:RtOYJwoo
>>815(フィスカ)

【フィスカを捉えた縄はそのまま彼女の身体へと巻きつき】
【ぎりりときしむ音を立ててエルネスティーネのいる場所へフィスカを連れ戻そうとしている】
【縄は僅かにきつく、痛い──もし縄から開放されても、数十分ほどは痕が残ってしまうかもしれない】
【そして何よりこの縄。与えられた特性どおりに熱を集めだしている──!】
【哀しい事にそれはエルネスティーネの意図ではない】
【今は──耐えるしかないッ!】

>>823(龍)

【だが魔力の腕が消えた事により、縄へとかかる付加が一気に零と化し】

きゃっ……!

【その反動、だろうか。エルネスティーネは僅かによろめいた】
【恐らくはその精神力をもってして縄を支えていたのだろう】
【彼女がよろめくということは、彼女の縄に支えられているフィスカのバランスも僅かに崩れるということ】
【しかしエルネスティーネは、自身よりもフィスカの身の安全を優先したのだろう】
【フィスカに巻きついていた縄はしゅるりと解け】
【彼女がバランスを崩したときの保険にだろうか──まるで縄のマットのように、彼女の周囲を軽く覆う】
【どちらにせよ、そう長く経たないうちにイチゴの葉が生えた縄は空気に溶けるかのように消えてしまうだろう】

く、ぅ……

【轟と迫りくる槍。崩れた態勢。乱れる思考】
【それらはただでさえ行動にラグが生じるであろう彼女の動きを確実に一手遅らせる】
【慌てて残る3つの火球を放ち岩の槍を叩き落とそうとするも──焦りのため目測を誤ってしまったのか】
【2つの火球は槍の1つに当たるも──残る1つの火球は見事に外れてしまう】
【火球に当たらなかった岩の槍。それは、外部から何の影響も受けぬ限りは彼女の腹部へと──……】
828 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 22:47:31.87 ID:dGBy93Q0
>>821

ん?知り合いか?いやそんなわけねぇよな・・・
『・・・何か注文して行け・・・』

【マスターはカウンターで料理を作っていたため無事】

んじゃあ、何食う?ピザといってもいろいろあるぜ?
ここはいろいろ有る事が売りだからな、鍋とかの櫻の国の料理もあるぜ

【カウンターに座り、赤井に手招き】

【なお、別にほかの客がいないわけではないが、いつものことのため】
【他の客は壁際で笑いながらヴァーデッドを見ていた】

【―――そうは言っても入り口付近の机が大破したため、必然的にカウンターに座ることに】

じゃあ・・・俺は上海龍魚焼きとイチゴ豆腐で!
あ、俺の驕りだから何でも食っていいぞ

【前におかれてあるメニューを言う、その間に羽織から札束の入った財布が出てくる】
【此処ではおよそなんでも有りそうな為、何を頼んでも出てきそうである】
829 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 22:52:07.66 ID:VOe7a.oo
>>815(フィスカ) >>815(ミル)

【──絶対絶命のタイミングで、迫り来る『手』が】
【眼前で『迎撃』されたのを見て──.一瞬だけ呆けていたが、彼女らの方を一瞥するとすぐに状況を理解する】

(……助けて、くれた──?)

【彼は痛む身体の節々に歯を食い縛りながらもどうにか立ち上がると】
【ポーチとはまた別のポケットから、ビー玉を数個取り出す。しかしそれは──】
【──まるで、『月』を映したかの如き、半透明に透き通った『蒼いビー玉』であった】

【青年は、左手に握ったそれらを宙にばら撒くと──】
【フィスカとミルに向けて、それぞれ『二つ』ずつ飛来していく】
【しかしそれは攻性のものではなく──そのままビー玉が近付けば、】
【彼女らの周りを、さながら『衛星』の如く、周囲を回りながら浮遊するだろう】

……ありがとうッ、それ、『お護り』だ!

【──簡潔に記せば、それらは彼女らをサポートするもの】
【飛び道具の類が彼女らに迫ってきた際、ビー玉から蒼いレーザーが放たれそれを迎撃せんとするものだ】
【それらの操作権は彼女らにあり、任意のタイミングで発動が可能。しかし一つに付き一発打てばビー玉は消滅する】

【それらを使うも使わないも、彼女らの自由だ】

>>823(龍)

──ッと……ッ!
次は、外さないぞ──

(──……この龍……まだ、“識らない”けど……)
(その“可能性”はきっと大いにある筈──)

【二人のサポートによって、彼が迫り来る小竜巻に余裕を持って対処する事が出来た】
【青年は再び剣を下段に構えると、右横にステップを踏んで、ドリルの直撃を躱していき】
【靡いた服の端が持っていかれたが、彼は再び龍に向かって疾走を開始する!】

【その道中──剣に純粋なエネルギーが収束していくのが見えるだろうか】

830 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 22:52:22.43 ID:G.beZKoo
>>828
そうだねぇ・・・・・・
【うぅーーんと考え】
おぅ!これだ!
【ぶんぶん嬉しそうに両手を振り回し】
俺は!

オムライスとプリンで!
【明らかにお子様セットである】
【子供っぽいというか、子供というか】
【なんというか。シュール?】
831 :829 [saga]:2010/09/12(日) 22:54:20.89 ID:VOe7a.oo
//失礼、安価ミス。>>816(ミル)が正しいです
832 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 22:55:53.35 ID:FW5aWAM0
>>823

(……早く、早く壊さないと…。不良品に悪戯は出来ません…)

【自らの鋭い連撃、唸る斬風、ぶちり、と引き千切れた拘束―――其れを見届けた】
【フィスカの力量から見れば、平静さえ取り戻せば問題は無いと判断…敵の早期撃滅に再度集中する】

≪Scenes from a Memory≫。……むふぁっ、さっ!

【襲来する未確認飛行物体―――3機編隊、迅い、其れは、魔力と忘我の弾丸】
【先程の“城壁”を再度造り出すが、咄嗟の行動という趣が強い其れの防御力は、些か頼りなく】
【最後の『一押し』が、ガシャン…工事現場で聞く様な不安な音を放ちながら、城壁を砕き抜き、消滅させる】

【しゅばっ―――鳥が舞うイメージを抱かせる、流麗なるサイドステップも、完全を為さず】
【ヒラリと揺れるスカートの生地がぼっかり抉られ、被弾した右太腿から流れるルビーの様な鮮血が、脚線を際立たせる】
【『響く骨』、『叫ぶ神経』ッ!―――思わず、喉は『異様な呻き』を発した】

……交渉の余地も有りません。
ワタクシは気の長い方では有りますが、生憎と語学教育は志して居りませんで、ね。

【独り言の中で、神通力と魔力を練る―――カメラを向けた数メートル先、自分と龍の間の地点】
【『真紅の魔法陣』が現れ、カチリ…と。短時間ではあるが、針が時を刻む音を早送りで再生した音を、機械的に吐き出すと、其処から】
【―――螺旋を描き、ドリルを想起させる『風の槍』の魔力が視認できるだろう―――其れは、龍の「喉」目がけ、真っ直ぐに飛んでいく】

【雨彦の攻撃魔術は、比較的単純なものが多い…何の捻りも無いが、速度と“鱗を削る貫通力”は、正に疾風の面目躍如、か】
833 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 23:01:23.29 ID:K5KRcKY0
【魔術協会・寮の廊下】

図書館行ってもうちょい本でも読んでこようか・・・
それとも散歩にでも行ってこようか・・・

(・・・今夜はどうにも蒸しくなりそうだが・・・)

【襤褸切れのような服を着た青年が右腕で魔術協会の制服を抱え、左手に持った缶ジュースを飲みながら歩いている】
834 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 23:04:13.43 ID:BTDNF5.o
【「魔術具屋」と手書きの看板を掲げ、街中に見慣れぬ露店が出ている】
【露店の主は獣人の少女だった。けだるそうに一つ欠伸をし、装飾具を作り始める】

(いい夜だな。夜風も涼しいし、月も綺麗だ)

………これで客でも来れば文句なしなんだけど。

【ずらりと並べられた装飾具を眺め、ため息をつく】
【いずれも形容し難い形状、平たく言うなら全く美しくない形状をしていた】
835 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 23:07:31.75 ID:dGBy93Q0
>>830

「かしこまりました、ヴァーデッド、お前等の食費+お客様への損害+店の修復量
足して56万4000だ。」
はいはい、分かりましたよー、あ、酒もお願い

【札束から金を出し、手渡しする。お釣りはいらないらしい】
【注文は届いたようで、料理が作られているようだ】

此処は早いし上手いから、ゆっくり待ってろ。
でもお前此処のプリンは甘すぎるぞ?

【腕を組み、鼻歌交じりに声を掛ける】

【―――早いというだけあって、もうすぐ出来そうだ】
836 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 23:07:40.02 ID:fPCMcPwo
>>823>>827

【「熱い」……其れは確かだが、感情≠ェ其れを物ともしない】

(良かった………――――「助けれた」。)

【――――『嬉しい』のだ、他人を助けれた事が】
【純粋な感情は、目下の少女にも向けられて――――……其の時、である】

おっ………、……っと。

【エルネスティーネのバランスが崩れた事により、フィスカの其れも幾分崩れるが問題は無い】
【縄のマットの上に立つと、「有難う。」と微笑みかけつつ素早く龍へと反転し】


……………。

【キリッ――――と其の黒色の双眸を龍に向ける、刀を上段に構える】
【『殺意』は無いが、『闘志』は存在している……戦闘が不可避≠ネ事など諒解しているのだ】

(こっちに『来ている』のは四……、否、三本………あの子の方へ向かっている物だけ≠ナも!!)

【スゥ―、と大きく腹式呼吸をし―――鞘の『幾何学模様』が、煌きを発して】
【この時点で彼女が狙っていたのは、紛れも無い“自己犠牲”……故に、エルネスティーネの撃ち漏らした♀竄ノ向かい】

(落ち着け、フィスカ……間合いを測って……―――ん?)
(………成る程、有り難い!!)

【―――刹那、飛んで来た>>829の『お護り』。 瞬時に理解し=\―――!!】


    華蔵院一刀流 ―――― 『 山颪 』


【エルネスティーネへと向かう岩へ放たれたのは、上段からのジャンプ斬り<b!!!】
【体重を乗せるタイミングは『合っている』…切れ味は魔翌力による強化で『十分』―――狙うは両断=z

【残り二つ、彼女自身を狙う岩には―――『蒼いビー球』が、レーザーで以って迎撃<b!!!!】

837 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 23:11:36.00 ID:G.beZKoo
>>835
あっ!俺も酒よろしく!
奢りだからいいよね!うん
【隣のヴァーデッドを見て微笑みながらうなづく】

わーった、ゆっくり待ってるわ
プリンはな・・・・・・・・・・甘すぎるぐらいが丁度ええ・・・・
【なんか、ダンディな声で語る】

・・・・・・・そろそろかい?ダンディ笹野?
【どうやら、マスターらしき人物に話しかけているらしい】
838 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 23:12:26.73 ID:7/V2IUko
>>823

【広いと言っても、やはり洞窟内。左右の回避可能距離は限られている】
【草原より二歩手前で引きこもっている事が仇になった】

【防御なら一応可能かもしれない】
【攻城弩砲を横に構えれば、幾らかは威力を削げる筈だ】

【しかし、それでは―――兵器が破壊されてしまっては】
【化け物を殺せなくなる=z

【飛来する岩の槍を、その殺意を真っ直ぐに見据えて―――】

>>826

【―――アルミは口元を弧状に歪め、嬉しそうに嗤った】
【まだ、戦える】【まだ、殺しに行ける】
【口元に手を当て、意図的に口角を下げて、吟雪を見つめて】

――少し訂正をしたい
群れれば龍も℃Eせる
貴様とて例外ではないんだ、人狼ッ

【音量は低いものの、最後に一つ、奥歯を鳴らして】
【ひとまずの迷いは断ち切った】

……だが、助けられたのは事実
借りを作ったままでは、気分も悪い

提案に乗ることでチャラにしてもらう
『人間』は、貸し借りに煩いんだ

【やはり『右腕からモーター音』を鳴らしながら、バリスタを構えなおして】
【もし、彼女の気持ちがまだ変わっていなかったのなら】
【彼女に勧められた通りの行動を取るだろう】
839 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 23:15:05.21 ID:/KPOn96o
>>823(龍)  >>829(ア太郎さん)
ふぅ…ってちょっ危ない危な…ゲホッゴホッ

【完全に意識が逸れていた】
【直撃だ】

【だが抵抗と言わんばかりに残りの矢を龍の眼に向け放つ】
【小竜巻に巻きこまれる】
【目立った外傷はないが内部器官をやられたらしい】

【血を吐く】
【服に紅い模様がついた】
【何とか脱出しようと暴れるが拘束された状態にも近い】
【それでも何とか脱出しようと小竜巻の勢いが弱まるのを待つ】

【ビー玉には気付けない】
【少ししたら気付くかもしれないがまだ気付いていない】
840 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 23:18:28.12 ID:fjXVxkSO
>>834
……ニョロ…ニョロニョロ…
【なんかぐにゃぐにゃした熊の着ぐるみが近付いてくる】
841 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 23:21:22.64 ID:BTDNF5.o
>>840


な、なんだ………?

【熊の着ぐるみに気付いて、怪訝な表情を浮かべる】
842 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga !美鳥_res]:2010/09/12(日) 23:22:48.71 ID:MK/4LCAo
>>826,838
ウオオオオアアアアオオオアッ!
【魔力のビームは、吟雪の膝を焼くと・・・そのまま消え】
【アルミへと襲いかかっていた2つの岩の刃は、水柱によって勢いを削がれ軌道を上方へと修正され】
【そのまま、地面へと落ちるだろう】
【左目を押さえながら、龍は怒りの表情を見せていた】

庇イアガッテ・・・
【"畜生がッ!"】 【アルミの行動を阻害するものは――】

>>827,836
【2つの火球によって防がれた岩の槍は、そのまま消滅するも】
【残りの槍は、そのままエルネスティーネへと襲いかかる・・・が】

【ザシュッ!】 【その岩の槍はジャンプ斬りによって両断されたッ!】
【残りの2つの岩の槍に対して放たれたレーザーは・・・】 【岩を破壊し、それを防ぐことに成功する】

>>829
マダ来ルカ・・・グルルルル・・・
【かわされた竜巻のドリルは、地面へと命中してそれを抉って消えた】
【龍は、エネルギーが溜まっていることに気づいているが・・・全く気にしていない!】
【そして・・・次に出す攻撃は・・・・・・!】

>>832
【今までのダメージからか、ゆらりと龍が揺れた】

・・・オマエラヲ・・・吸イ込ンデ食ベテヤロウ
【そう、何処か疲れた声で言い放つ――だが、龍を倒すには、・・・まだダメージが足りないッ!】
【龍へと放たれた風の槍は――】

>>839

【竜巻は、大した持続力もないようで・・・徐々に勢力を失ってゆく】
【放たれた矢は・・・龍の右目へと命中した!】

アアアッ!目ガアアアアアアァァァァッ、両目がァァァ!
【これで、龍の両目へとダメージを与えたこととなる】
【すなわち・・・龍の視覚を大幅に削ぎ、結果的に戦闘力を下げることとなるッ!】

>>ALL
ゥゥゥゥゥウゥウウウウウオオオオオーーーーーーッ!
【龍は、大きく口を開けると・・・】
【彼女らを吸い込まんと、空気を吸い込み始める!】
【吸い込みの威力は、春一番程度だろうか・・・吸い込みは10秒で終わるので、それまで耐える必要がありそうだ】
【もしも、吸い込まれてしまった場合は・・・龍の何かにしがみつかない限り、そのまま飲み込まれてしまうッ!】
【だが、同時に先程放たれた風の槍を吸い込んでしまい・・・それは喉奥へと突き刺さった!】

ウゲッ・・・ゲッホゲッホ・・・ガアア・・・
【吸い込みが終わると、龍は・・・自らが空気と同時に吸い込んだ血によってむせこむ】
【もし、龍の何かにしがみついて吸い込みをしのいでいた場合は・・・その時、同時に地面へと落とされるだろう】
843 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 23:23:05.88 ID:fjXVxkSO
>>841
…ニョロ…キョロキョロ…グニャ…
【なんか熊の着ぐるみが人間ではありえない間接の曲がり方や動きをしながら近づいてくる】

【……正直ホラーです】
844 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 23:28:09.37 ID:xycfOYDO
>>813

どうして、だって、昴お姉ちゃんは僕を"殺せなかった!!"殺せたのに、そうしなかったっ!!
なのに、なのにっ!!僕は斬り裂いたんだッ!!守りたかった筈の人を、どうしてっ!!?

【叫ぶ、叫ぶ、言葉は弾かれていく―――】
【身体の震えと呼応するかの如く――瞳の蒼は浮かぶ本来の漆黒を侵食していく】
【耐えられない、怖いと怯える彼とは相反して。蒼色はより濃厚に染み渡り、彼自身の中で"狂喜"を疇らせて―――】


………―――ッ、ねぇ……ルシア――――

【ふと、彼女が一歩近付くのを視界に収めると―――再び視線を合わせる】

【左手が、自身の腰の後ろに回される】
【そうして引き抜いたのは―――鋭く鈍い刄を光らせる、護身用のアーミーナイフだった】


/只今戻りました
/眠気の方は大丈夫でしょうか?
845 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 23:31:22.19 ID:RtOYJwoo
>>836(フィスカ)

【投げかけられた微笑みへは、答える余裕などなかった】
【危険を感じたとき──人は周囲の物がゆっくり流れていくような錯覚を覚えるらしい】
【エルネスティーネはヒトではなかったが、そんな彼女でも似たような感覚に陥った】

【岩。槍。当たったら、痛いでしょう、ね──】
【身体。もし。貫かれたら。パーツ。無い。足手まとい。まだ、弱い──『  』】
【最後に浮かんだのは────誰かの、名前だった】

     【 ぎゅるり 】


────、ぅ、え……?

【そして、彼女の意識は。時の流れを通常のモノへと再知覚しはじめる】
【岩。斬られ──── “フィスカ” ──!】
【だが驚いている余裕など無い】
【「ありがとうございますわ!」と早口で言った後、素早く態勢を立て直し】
【ぽっ、ぽっと】
【再び彼女の周囲に火の粉が生まれ始める】
【10の火球≪テンカラット・アクセサリー≫──それを再生成するつもりなのだろう】

>>842(龍)

……っ、!

【しかし、火球の生成は龍の「吸い込み」によって妨害される】
【今にも形になろうとした火の粉たちはそのまま龍の中へ吸い込まれていこうとし】
【エルネスティーネ自身は、ぐっとその場に踏みとどまる事によって何とかその攻撃を凌ぎきる】
【その際どういうわけなのか。自分よりも大事そうに、首元の「チェーンのついたコイン」をしっかりと握り締めていた】
846 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 23:31:27.89 ID:dGBy93Q0
>>837

『・・・』

【何も喋らない、其れこそハードボイルドだ、とでも言うように】

「あいよーおまち!」

【そんな時、料理を運ばれてきた】
【両手に盆を持ち、器用に全て一緒に持ってくる店員】

んじゃ食べよっか、いただきます!
酒はついでやるよ!

【両手を合わせ、箸を割る】
【机いっぱいに料理が広がる、なんともいえない良い匂い】

【双方の杯に酒が注がれ、天真爛漫とでも言うような陽気な雰囲気】
【そのまま雑談しながらご飯を食べるのだろうか・・・?】

/此処で終わりです
/いろいろミスが多くなってしまいましたが、お疲れ様でしたー
847 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 23:31:38.44 ID:.Nk1n1.o
【公園】

――――むぅ〜

【短めの黒髪に黒い瞳、頭に赤い鉢巻を巻いた少女がベンチに座って眠っている】
【薄い青のタンクトップに薄手のコートを羽織り、白い長ズボンを穿いて】
【そして少女の両腕には白と黒の鞘の刀が抱かれている】

むぅぅ……ふへへ……

【器用に船を漕ぎながら、しかし全く起きる気配が無い】
【にへらと笑っていてなんだか凄く幸せそう、色んな意味で】
848 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 23:31:50.78 ID:BTDNF5.o
>>843
お、おい、そこのお前。
何か用か。用がないならどっかいけ、気味悪いぞ。

【若干ヒきながら声をかける】
849 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/12(日) 23:32:29.27 ID:FsXHAwso
>>838
他の生き物なら、群れなくても殺せるよ。熊とか、ワイバーンとか
古龍は流石に、群れないと傷を付けるのも無理だったろうけどね
知ってる?新大陸。こっちとは何もかも規模が違う世界

【右肩を動かさない様にして、狙いを付ける為の台として提供する】
【額からの出血を、口元まで流して舐めて。脳震盪による視界の揺れは、目を瞑って堪える】
【聞こえる声は十分に力強い。眼前の敵は十分に強大】
【「嗚呼、なんだか懐かしいなあ」】

何かを殺すのは楽しいけどね。それだけだと段々つまらなくなってくるんだよ
だけど、不思議な事に。殺す相手の選び方を明確に決めると、楽しくなってくる
強い相手?良いかもね。悪い奴?御立派御立派。正義の味方?お勧めはしないかな
私が見つけたのは―――

【あの時背後にいたのは、騒音公害の具現の様なミュージシャン】
【防壁が甘かったのを、コンタクトなしでの補強。ゾクゾクする様な事をしてくれた】
【飛んだ≠フはあのショールの女の協力。彼女を守ってたのは、何となく覚えが有る「誰か」】
【あの時は】

―――気に入った誰かと一緒にやると、どの戦いも楽しい。そういう事

【本当に楽しかった】

人間で良いじゃない。なんか仕込んで有っても、パッと見で獣っぽくても
言葉は通じるし大体大きさも同じ、見てる物も敵も同じだよ?
……一応、あれを殺さないでおいてくれれば助かるんだけどねー

【もっと楽しくなるかも知れない。もっともっと楽しくなるかも知れない】
【いつの間にか顔の横の耳が消え、頭から狼の耳が出現していた】

>>842
【さあ、最後の行動か?】
【幸いにも、自分達は幾らか龍から離れている。それが、周囲に比べての有利】

頭が痛いとか何とか、言ってる場合じゃないね
人狼の四肢、甘く見ないで貰える?

【両手の短刀を地面に突き刺し、靴から足を抜いて】
【やや長く変化した足の爪を地面に突き刺し、短刀をがっしりと掴む】
【四肢を完全に伸ばして突っ張り、限界まで力を入れて】

………うう、う、うー………ぅぅううああああああっ!

【背後のアルミを自分の背で抑えるようにして、吸引に対抗する】
【地面に爪が合計十本の線を描き。だが、自然界でも存在し得る程度の暴風ならば耐えられる】
【十秒間、体格が良いとは言えない体で、人狼は吸引に耐えきるだろう】

【吸引が終われば、再び防御の体勢に戻る】
【自分は盾、そう決めたのだ】
850 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 23:37:05.74 ID:G.beZKoo
>>846
ぬぉぃ!
すげぇ旨そうだな!!
酒酒酒〜
【未成年だとかは気にせず杯に酒を注いでもらう】
それでは!
いっただきま〜す
【元気よく、箸を割るとがっつくように食べ始めた】

【この店、翌日の昼間まで彼らの話し声と食事の音が響いた】
【請求された金が莫大になり、トンズラしたのは言うまでもないか・・・】

/お疲れ様でした。こちらこそいろいろとすみませんでした。
/凄く楽しかったです!!
851 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 23:38:29.45 ID:fjXVxkSO
>>848
……え?……普通の…客だよ…
【そう言うとクマの頭を外し】

【……中の頭がない…】

…よいしょ…
【そしてクマの頭から】
【血のように真紅に輝く瞳に、闇夜に輝く月の如き長い金髪に蝙蝠の耳が生え、青いハートの髪飾りを左側につけ、首に4つのホイッスルと黒曜石のペンダントをかけ、両腕に宝石が埋め込まれたブレスレットをして、右足に宝石が埋め込まれた足輪をした少女が出て来る】

【物量保存の法則?なんですかそれ?って感じにどうやってクマの頭の部分に入ってたと聞きたくなるほどだ】

【多分このスレ1のカオスキャラです】
852 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 23:41:06.16 ID:VOe7a.oo
>>842(龍)

ふううう……────

【強く地を蹴り、臆さず龍に向かって疾る青年──】

 【其の手に携える白銀──彼には些か過ぎた代物ですらある、その名剣ドラゴンバスターには、】
 【『メガフレア -Mega Flare-』の名を冠する強力な固有異能《アビリティ》が備わっている】
 【しかして其れは至ってシンプル。攻性エネルギーを集めて轟砲の如くに放出させるだけのものだが──】

【──龍は知れぬ事だろうが、エネルギーの収束は恐らくその準備動作】
【しかし、全てを吹き飛ばすようなエネルギー砲を放たんとするならば態々近付く意味が無い】
【──近付く意図は、『抹殺』ではない──?】

【──その意図を明らかにせんとする前に、龍の口は開かれた】

────う、ッ……!?
冗、談──……ッッ!

【龍に向かって接近していく最中、その吸い込みによって疾走は不自然に加速する】
【びゅぼうっ、と服が前方に靡く。眼前、大きく開かれた龍の口から覗くのであろう凶悪な牙たちを前に──】
【──「食われるッッ!?」──と、刹那に恐怖を覚えた青年は、咄嗟に地面に剣を突き刺し、】
【それをしがみ付くような形で、吸い込みを必死に耐えるだろう】

>>839(ミル) >>836(フィスカ)

【──その最中、辺りを見回せば目に入る二人の様子】

(あっちの人は上手く使ってくれたみたいだ──けど、)
(──あっちは……た、竜巻が……──くそっ、今は動けない……ッ)

……くっ、その『ビー玉』──ッ、意識を向けるだけでいい!
それだけで、勝手に『護って』くれる筈だから──ッ、

【彼は吸い込みに必死に耐えながら、ミルに向けてそう叫ぶだろう】
853 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 23:42:10.88 ID:BTDNF5.o
>>851
………

【しげしげとその少女を眺め、しばし絶句】

えっと………

………

なんで、熊?

【様々な疑問が頭の中を飛び交う中、とりあえず素朴な質問を口にした】
854 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/12(日) 23:43:20.85 ID:FW5aWAM0
>>842

強風…?
流星の末裔を相手にする際の攻撃手段としては、余りにも……ふ、ふふ。

【傷ついた脚を撫でつつ、微笑む―――『愉しいから可笑しい』なんてモノじゃ、絶対に無い】
【言うなれば、文字通りに『莫迦にした』表情…加速する疾風の槍を、ちらと見やり】

…はぁぁぁっ!!

【歪む大気を切裂くのは、可愛らしさの抜けきらぬ、されど力強い叫び】
【一対の白銀、天狗の翼を広げると、バサと羽ばたかせ、妖力の推進を以って吸い込みに対抗―――だが少しずつ、引き摺られていく】
【見えないカウント、世界だけが計測する『臨界点』までのタイム…ワタクシが思うに9.8秒、いやもう少し長いか?】

【だが―――その“抗う”力は、“マキシマム”では無く…自分から『近付いている!?』】
【其れを示唆するかのように、少女の右手、握り締めた其れは、此れまで以上の魔力光を放っている】

―――≪特級映写魔術『A Change of Seasons』≫ッ!

【ぱちり、薄い光の瞬きと共に、此れまでと同質の魔法陣が、空中を滑り、龍に向けて放たれる】
【進行速度はかなり緩慢だが、風の変化の影響を受けず、光や吸い込み、槍の痛みに気を取られていたら、回避には手間取るかもしれない】
【そして狙いはまたも“喉”……だが今度は、文字通り『首を取る』心算だ】

【若し命中した場合―――「未だ」何も起こらないが、魔力の奔流がヒット部位に流れ出すのを感じるだろう】
【自分自身の魔力を流せば、或る程度は抵抗することも出来るかもしれない】
855 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 23:44:40.70 ID:78p0FtQo
【路地裏】

【一人の男が、一人の少女の頭を踏んでいる────】

ヒャーハハハハハハッッ!!
オレ様に挑むとか、マジ頭湧いてるんですかァ!?
雑魚は雑魚らしく、こうやって地面に這いつくばってるのがお似合いなんですよォ!!!

「……先に挑んできたのは、貴方の方です…………。」

…………あぁん? まだボコされたりねぇみたいだな、てめぇ。

【踏まれているのは、メカメカしいゴーグルを首にかけた、髪型がインテークな少女】
【鮮やかなミントグリーンの髪に、黒がかった薄茶色の瞳】
【白いワイシャツの上からの黒いスーツで全身をつつんだ、堅苦しい服装をしており】
【背には折りたたみ式ライフルを背負い、両腰のホルスターにハンドガンを納めている】


【踏んでいるのは、かませオーラ全開な金髪な男。チンピラみたいな外見をしてるんじゃないかな、多分】
856 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 23:45:37.35 ID:78p0FtQo
>>855
/【背には〜】以降の服装描写削除、どうでもいいけど。
857 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/12(日) 23:46:48.93 ID:HQbQmXM0
>>855
【コツ、コツとわざとらしく響いた靴の音が二回響いた直後】

【男を狙って縦に鏃が二つついた矢が放たれる】
858 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 23:46:50.90 ID:fjXVxkSO
>>853
……なんとなく…だよ…
【クルクル回りながら言い】

…そして…どんなの…売ってるの?…
【首を傾げながら少女を見る】
859 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 23:53:30.98 ID:BTDNF5.o
>>858
あ、そう………

【頭弱いのかなぁ、などと失礼なことを考えながら少女を眺め】

魔術具さ。
そうだな、こいつなんかデモンストレーションに丁度いいかな。

【ギザギザした不恰好な指輪を嵌め、ぴ、と指を振る】
【すると、一瞬だけ綺麗な火花が指を振った軌跡を明るく照らし、残像を残して消えた】

どーだ?
冬でも花火が出来る指輪だ。
860 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 23:54:00.09 ID:fPCMcPwo
>>842

【パタパタとスカートの布が靡き……如何でもいい事だが、『見えない』ッ!!!】
【――――…兎にも角にも“吸い込み”を受け、彼女は思考する】

(“吸い込み”……『風』は此方に吹いてる………、か?)
(この風なら………――――『行ける』ッ!!!)

【刀を『片手で』構え、口内で呟くのは……『補助魔術』の詠唱】
【自らの体を風に載せる=\――複数の魔術の『複合術式』】

【――――ビュウ】
【鳴り響く風に、彼女は自らの体を載せて=c…『跳躍』ッ!!向かうは龍の口=I!!】


   ―――――……華蔵院一刀流


  【―――彼女の剣術は、空気への作用≠ノ特化した風魔術とミックスされた物】


                         青龍式=\―――……


               【故に、総ての風は彼女にとって――――】



                    『 八 雲 刺 し 』


                  【追い風≠ニなる】


【『八雲刺し』――――其の言葉と共に、彼女は空気を刺す=z
【「空気を刺した刀」によって、其の体は空中浮翌遊の形で固定=z
【其の体は既に、妨害さえなければ龍の口元≠ヨと到達していて―――】


            術式解除=\――――――気絶しろッ!!!!


【「風に乗る」術式を解除すると同時に、空気から刀を引き抜き=c彼女の体は重力に従い自然落下】
【その際、目一杯『右足を振り上げて』―――――龍の鼻付近へ、踵落とし≠放つッ!!!】

【其の後、彼女の体は自然に落下し……龍の付近へ尻餅を付く形となるだろう】
861 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 23:54:48.24 ID:78p0FtQo
>>857

……────あぁ?

────《 パイロキネシス 》

【少女を踏んだ足を軸足に、靴の音がした方を向き】
【向かってきた矢へと、右手を向けると───】
【その手から炎が放たれて、矢を焼き尽くした】
862 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/12(日) 23:58:10.09 ID:HQbQmXM0
>>861
【先程の足音はやはりわざとだったのか足音一つも立てずに】
【灰色のズボン、フード付きの黒いマントを被った】
【身長は180cm代前半ほど、腰に黒い鞘に入った剣を携えた青年が】


・・・ただの雑兵、では無いか?・・・いや、俺も不調なんだがな・・・
【その手に弓矢を構えて歩いてくる、少しばかり思考を口に出しながら】
【鏃からは僅かな煙がたち、僅かに炎のような色を帯びている】
863 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/12(日) 23:58:51.37 ID:fjXVxkSO
>>859
…ついでに…頭弱い…わけじゃ…ないから…
【なんか勘でいいやがった】

…なるなる…冬に花火か…
【その火花を見て】

……他に…どんなの…ある?…
【首を360度回転させながら】
864 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 00:00:20.75 ID:Z4ywu7Io
>>842(龍)  >>852(太郎)
…うっ……
…はあ…はあ……

【何とか弱まった竜巻から脱出する】
【服には紅く模様がつき口もとには紅い線がついている】

はあ…ゲホッゲホッ…

【口を開けたのを見た】
【それを確認した時にはもう吸い込みが起きていて】

…りゃっ!

【手に持った杖を力一杯地面に突き刺す】
【それに掴まり風に抗うつもりらしい】
【そんな状態で声が一つ、届いた】

…わかった!
ありがと!

【精一杯大声を出し太郎に答えた】

【杖に掴まりながら、もう体は浮いているのに龍に反撃を試みる】
【空中に突然ナイフを数本出す】
【ナイフは風により龍に向けて飛んでいく】
【そこまで丈夫ではないが市販の包丁と同じ位の切れ味がある】
865 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 00:03:04.17 ID:JlbhIQco
>>862

……てめぇ、このオレ様を舐めてるのかァ?
不調だろうと好調だろうと、オレ様に勝てるわけネェだろうがァ!!!

焼き尽くして焼き尽くして焼き尽くして、ブッ殺してやるよォ!!!

「………………!」

【踏んでいた少女の頭へと、踵落としをして気絶させ】
【残虐な笑みを浮かべながら、左手を青年へと向けた】
866 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/13(月) 00:08:13.62 ID:1ymqglQo
>>842 >>849

―――新大陸は、知らない
殺す相手は、人外と悪い奴。楽しくなくとも、私は愉しむ
誰と一緒だって良い、……気に入らなくとも、殺せるなら満たされる
もし新大陸にその二種が跋扈しているなら、行っても良いかもしれない

【彼女の右肩に弩砲を乗せたまま、返答する】
【何故こんな事を喋っているのかと、困惑がアリアリと表情に現れていて】

……だから…!

【吟雪が吸引から守ってくれている】
【身体の安全を少しづつ預けて――】
【――砲撃準備は滞りなく進んでいく】

   ≪Artful Reactor≫

【攻城弩砲を覆っていく、鈍い輝き】
【技術の限界点は、此処じゃない】
【最高峰の幻獣の形を成す生物を殺す≠ノは、これだけじゃ足りない】

【濃縮される人の殺意】【悍ましい人の叡智】
【人から外れた力あるものを滅する為に】
【視界から不明の脅威を排斥する為に】
【兵器は更に肥大化した】

………だから、殺さないってのは譲れないッ!
さぁ、今此処で―――死ねッッ!

【引き金が強く絞られた】

【大気を切り裂いて打ち出される、幹のような一矢】
【これまでのアルミ製ではなく、より重量のある青銅製】
【龍の心臓を穿たんとして、飛んでいくが―――】

【―――もし土台が不安定になれば、狙いは逸れるかも知れない】
867 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 00:08:56.65 ID:B1SUBBoo
>>863
思考読破!?
ふくろうかお前は!!

【少女のあり得ない動きを見て突っ込み】

あとはライターいらずの腕輪、団扇いらずのイヤリングとか。
それととっておきで、こいつで地面を叩くだけで食用植物が生えてきてだな………

【奇妙な形をしたキーホルダーを見せ、地面を叩き】

【ぼん!と、キーホルダーが爆発した】


………
ま、まぁ、その。
爆弾代わりだ。


【失敗作だったらしい】
868 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/13(月) 00:11:15.92 ID:DSVDUuA0
>>865
・・・ちなみに一つ忠告しておくが・・・俺は少しばかり火に強い
【ふらりと現われた青年はそのフードを上げて顔を見せる事も無く】
【ゆっくりとその弓矢を上へと向けて行き、照準を合わせると】

逃げたいと思ったらとりあえず・・・逃げておけ

【その煙を漂わせる矢を放つ】

【その矢は小さい爆発を起こす矢であり】
【途中火もあれば誘爆もするだろう】

【その爆発による煙での目暗ましを狙っているのかもしれないが】
869 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 00:13:24.54 ID:m5Qn2ESO
>>867
……いいえ…カオス…です…
【なんか二人に分裂し始めながら】

……ほほう…
【説明を聞き】

………
【失敗したのを見て】

……スゴイバクダンダネー…
【某読みで言いながらなんか哀れみな目線で見てるよ】

……まあ…他にも…どんなの…ある?…
【だけど商品に興味があるのかキラキラした瞳で見てる】
870 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 00:17:04.89 ID:JlbhIQco
>>868

……ハッ、誰が逃げるって!?
あぁてめぇか、早く逃げなきゃ焼け死ぬぞッ!!
逃がすつもりもないけどな、ギャハハハハハッッ!!!!

───《 超ハイパーデラックスマキシマムキャノン 》

【圧縮された炎が、一直線に撃ち出され】
【矢へと当たり、誘爆──結果的には、相殺という形になり】
【男の狙い通りかは不明だが、辺りが煙で包まれるだろう】
871 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 00:18:09.34 ID:JlbhIQco
>>870
/男 × 相手 ○
872 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga !美鳥_res]:2010/09/13(月) 00:18:37.03 ID:6rlMqrQo
【吸い込みは10秒後、収まり・・・龍はむせこみ始める!】
【――それは、またとないチャンスには違いないだろうッ】

【そして、龍の血が、草原を赤い赤い地へと変えていた】

>>845
ゲガガ・・・熱イ・・・アツイ・・・
【吸い込まれた火の粉は、龍の口内を、喉を、焼く】
【美味しげな匂いが、辺りへと漂う――それは、タレのない焼き鳥のような・・・匂いだ】

>>849
【吸い込みを耐えられた後に・・・追撃は来ない】
【・・・・・・・・・むしろ、大きな隙を見せている】
【――そのむせこみ方は、何処か、人間やそれに準ずるものらしくも見えた】

>>852
【龍に、彼が近づいてくる意図は読み取れていない】
【∵――暴走しているため・・・全てを消すという思考しかないからだ】
【吸い込みを耐え切った後に、追撃は来ないだろう】

>>854
【吸い込んでいるとき、またはその直後に・・・攻撃を回避するのは困難だった】
【魔法陣が、龍の喉へと命中し・・・】

ゴヘア・・・ア!?
【魔力の奔流が流れだすのを感じるも、むせながらでは対処は出来なかった】

>>860
【見えても見えなくても、暴走中の龍は全然気にしないッ!】 【暴走してなかったら別だろうが・・・】
【逆に攻撃の手助けをしてしまった吸い込みを途中で止めることは出来ず、回避も出来ず】
【踵落としは・・・鼻へと直撃ッ!】 【鼻血を出しながら、龍はむせる】
【気絶こそはしてないものの・・・ダメージは中々大きい】

>>864
【ナイフは、吸い込みによって自らの口内へと向かい・・・】
【サクッ】 【吸い込みの援助を受けて・・・綺麗に、前の方の喉へと突き刺さった!】
【むせたときに、同時にそれは吐き出されたようだが・・・龍の呼吸は、更に阻害されるッ!】

>>866
【龍へと放たれた青銅の矢・・・幹のようなそれは】

アアアガ・・・ゴア・・・ガ・・・
【龍の心臓へと向かい、そして・・・突き刺さるッ!】
【だが・・・ギリギリ、心臓へは攻撃が当たらず・・・穿つことは叶わなかった】
【心臓へ攻撃を通すには・・・もう一押し、必要なのだろうか・・・?】 【それとも、攻撃がそれただけなのか?】
【――だが、大ダメージには変わりなさそうである】
873 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 00:19:57.48 ID:B1SUBBoo
>>869
………あー………
うん、分かった、カオスな。

【ダルそうに突っ込むのを諦めた】

あとは………たぶん、お前には縁がなさそうだが。
戦闘用だ。

【じゃら、とおぞましい形状のネックレスを見せる】
874 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/13(月) 00:21:59.08 ID:DSVDUuA0
>>870
・・・
【話さず黙すのは一つ、音で自分の位置を知られぬため、二つ、チンピラの如き会話に付き合う気が無いため】
(名前だけは無駄に威力のありそうな感じだが・・・こんな序盤に使うということはかませか)
(それとも燃費に自信があるのか、そういうことを考えられないか)
【様々な思索をめぐらせつつ静かに動き】
【左の太腿を狙ったごく普通の矢を放つ】
875 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 00:23:58.76 ID:m5Qn2ESO
>>873
……いや…私…これでも…戦闘するから…
【そう言った瞬間、一瞬だけ膨大な天魔の魔翌力を放ちすぐ消し】

…どんなの?…どんなの?…
【一人に戻りながら】

【ついでに戦闘はちゃんとやる子です】
876 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 00:25:02.50 ID:p7SDN6oo
>>866
別に良いけどねー、その思想
私や私の周りの誰かを殺そうとするなら、今この瞬間に喉を裂くけど
知らない所で赤の他人を[ピーーー]なら、勝手にしてくれればいいよ

ま、仕方が無いよね。[ピーーー]事しか知らないなら
只殺したいだけなら、自分の頭を撃ち抜くのが一番早いと思うけど
人外≠ナ悪い奴=A丁度良いんじゃない?

【心の底で、「残念」と思う】
【やっぱり、新大陸程は。絶対的なまでの存在の前での団結には及ばないか】
【ふぅ、と小さく息を吐いて。それでも、肩は動かさない】

好きにやれば良いよ、今はね
楽しいかどうかは、まあ………楽しい、と思い込めば楽しいよ

【[ピーーー]つもりでやらなければ、通じないだろう】
【だったら、本気でやらせよう。何か考えるのは、うっかりやり過ぎた時だけで良い】


>>872
………ほうら、ね?

【予想通り、と言おうか。龍はまだ生きている】
【そう簡単に死んでくれない。本気で叩く事が良いという選択は当たっていたようだ】

(さて、この後どうすれば良いのかな)
(まさか集団で叩きのめして、気絶させてお終いって訳にもいかない)
(原因を探るんだから何か聞きだすか、調査するか―――)

―――あれ?そう言えば………

………これって、調査だよね?

【今更ながら、ふと思い出した】
【自分が調べたのは、この島の植生だけ】
【原因も何も調べて居ない。ただ、龍と集団で戦っているだけだ】

【すっかり忘れていた本題、どうしたものかと心中思い悩む】

うー………どうしよ。話通じないし
今からのんびり調べてる時間なんて無いし………
適当に植物採集だけして帰ろうかなー……?

【防御態勢を取りながらも、思考を継続】
【その方向は戦闘へではなく、その後の探索へと向かう】
877 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 00:27:44.75 ID:UZoVvtco
>>872(龍)

龍の血も──赤いのですね……

【ぽつり、そんなことを呟くエルネスティーネ】
【その表情に浮かぶのは、恐怖でも、嫌悪でもなく】
【あまり興味の無い事を知らされた時のような。そんな表情であった】

(……。なんですの、この匂い)

【そして周囲へ漂う、あまりに場違いな香りに僅か眉を顰め】
【追撃のためだろうか──?】
【すぅ、と龍に人差し指を向け。ぱぁっと周囲に火の粉を散らすも】
【何を考えたのか。直ぐにその腕を下ろしてしまう】

【──弱りきっている相手に、これ以上の攻撃は無用】
【そういう、ことだろうか──……】
878 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 00:30:40.43 ID:JlbhIQco
>>874

ハッ、てめぇ如きの狙いなんか読め読めなんだよォ!!!
もっと頭を使えないのか、バカだなぁオイッ!!

【すっごいうるさい声に紛れて、青年から見て左方向への足音が】
【攻撃が来るのを警戒して、その場から走りだしたようだ】
【どうせ足音を聞かれるよりは、大声で少しでも足音を紛らわした方が良いと判断したのか】

【多分そこまで考えてはいない、だってかませですから────】

【煙が邪魔で相手の姿が見えていないのか、攻撃したりはしない】
879 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 00:30:52.82 ID:POvjxtoo
>>872

【尻餅を付いた彼女は――…既に龍の『戦闘力は消滅した』と判断したのだろう】
【敵≠フ足元に居るにしては幾分緩慢に過ぎる動作で立ち上がり……】


―――――……もう、十分≠カゃないのか………?


【上方、次々と攻撃を受けて苦しむ龍=z
【彼を見据えて、何者かへと“問い掛ける”かのように―――呟く】

 【――――本当の殺し合い≠知らないからこそ生まれる、甘くて甘い思考】

【彼女は刀を鞘へと戻すと……鯉口こそ切ってはいるが、バックステップで龍から離れようとする】
880 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 00:31:34.81 ID:B1SUBBoo
>>875
………!
ほう、見かけによらずかなりの使い手のようだな。

【素直に驚いたような表情を見せ】

そうだな、実演した方が早いか。
動くなよ。

【カオスにネックレスをかけてやり】
【唐突にパンチを繰り出すが、突然暴風が盾の如く巻き起こりパンチを弾く】
【同時に、ネックレスが千切れて落ちた】

こんなとこだ。
弱い攻撃を一回防ぐ程度だが。
881 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/13(月) 00:34:39.48 ID:DSVDUuA0
>>878
・・・
【そんな見え見えの挑発に乗るかと心の中で毒づきつつ】
【次の矢を引き絞り・・・煙が晴れるのを待つ】

【別に敵の居場所を探る方法を持たないわけではないが・・・】
【何か考えがあるようだ】

【次の矢は先程と同じく小さい爆発を起こす矢のようだ】
882 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/13(月) 00:35:40.57 ID:EtWVflw0
>>872

【飛び散る真紅、剥離する龍鱗、本来の色を喪い、染め上げられる広々とした領域】
【“殺し”という行為自体には何の抵抗も感慨も抱かぬ彼女は―――…変化する情景に、一切を、想わない】
【だが其れは相手が「無反応」という前提の上に立っているモノで…】

―――人の動作? ……嗚呼、今更面倒な。

【眼に飛び込んだのは、“咽る”龍―――僅かな一瞬、異形の姿に「弄り甲斐のある」イキモノが重なって】
【喉の部分における、締め付けバキリと砕く様なチカラの激流が、仄かに緩んだ】
【人との長い関係の中で産まれた観察眼と、「些事」を気にする元来の気質の、特殊な発露】

…ええい、此処まで来て引き下がるのも癪ですね。
野となれ山と成れ、結果論に任せるのも偶には悪く無いですから…。

【恐らく、繰り出されるのは7の猛攻。死ぬにせよ生きるにせよ、完全には自分の責任では無い】
【心に浮かぶのは、天狗らしい、卑怯で地に足のつかない『逃げ道』……そして】

―――ぱしゃっ!

【シャッターを切る、呼応して龍の喉で爆ぜる魔力―――強力な熱風と、ブリザードの如き極寒が、交互に首回りを荒らす】
【致命傷に成りえるかは判らないが、まともに決まれば恐ろしいダメージ…ただし、思い切り逃げに入れば回避は不可能ではない】
883 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 00:36:35.39 ID:m5Qn2ESO
>>880
……コレでも…修羅場は…くぐった…から…
【コクコク頷き】

……なるほど…
【ネックレスの効果を見てネックレスをキャッチし】

……コレ…買う…
【ネックレスを見せながら】
884 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 00:42:30.87 ID:JlbhIQco
>>881

ハッ、随分と静かじゃねぇかオイッ!!
恐怖のあまり声も出ないってか、ギャハハハはッ!!!
ま、オレ様に刃向かった以上、ソレは仕方のないことだがナァ!!!

……オラ、そこだなァ、めんどくせぇ事しやがってッ!!!

────《 究極弩級オレ様フレア 》

【煙が晴れきっておらず、朧気にしか相手の姿が見えないが】
【ソレで充分──右手から放たれた炎の波が、青年へと向かっていく】
【細かい狙いなど付ける必要もない、青年の身体一人程度なら充分飲み込める程度の大きさなのだから】
885 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 00:43:27.26 ID:B1SUBBoo
>>883
なるほど。
敵対する機会がないことを祈るよ。

【苦笑しながら】

ありがとう。
そうだ、お代はタダにしてやろうか?
簡単な頼み事を聞いてくれたらの話だが。
886 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 00:45:24.22 ID:m5Qn2ESO
>>885
……だね…
【コクンと頷き】

……なんだい?…頼み事に…よるよ…
887 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/13(月) 00:49:31.55 ID:DSVDUuA0
>>884
・・・
【内心凄く苛々と鬱陶しく感じているのだが】
【戦いはこう・・・頭を厚くさせたら振りになる場合が多いのだ、そう考えている故に激情をあらわにしない】

言ったろ?俺は火に強いってさ?
【ダンッと地を蹴り跳躍、それと同時に回避も狙ったのだが膝下の足を炎が包む】
【その顔は炎による苦渋で更に苛立ちを増す、火に強いといえど完全では無いようだ】

【そして跳躍して、宙に一番高く浮かんだところで爆発矢を放つ】
【矢を放ったと同時に何かブツブツと、呟く。魔術の詠唱か何かだろうか】
888 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 00:52:23.87 ID:B1SUBBoo
>>886
私はまだここに来て日が浅い。
友人に店を教えてやったり、連れて来てくれると有難い。
あと、用心棒や戦闘に関する仕事に心当たりがあれば、紹介してくれんか。
これでも腕は立つと自負しているのでな。

【新しいネックレスを渡して】

ま、何のことは無い、宣伝だよ。
こいつは親交の証ってことで。
889 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 00:52:49.41 ID:JlbhIQco
>>887

だからどうしたって言うんだよ、バカかお前?
オレ様の炎はそこらの炎とはケタが違うんだよ───

───そんな事も理解出来ないのか、アァ!?

【また煙に覆われるのはさすがに嫌なのか】
【左へのサイドステップで回避──仕切れず】
【右肘に矢が掠ってしまい、忌々しげに舌打ちする】
890 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/13(月) 00:53:52.07 ID:1ymqglQo
>>872 >>876

【届かない、後一歩が届かない】
【そう何度も打てる技じゃないらしく、小さく舌打ちすると】

同じ敵を見ていても、目的が違うなら……
一緒に戦っている事にならない

お前も楽しみたいなら
気に入った誰か≠フ所へ行けば良かったじゃないか

【それでも盾になってくれている彼女へ、声を掛けて】
【ガクン、と兵器の規模を縮小させた】
【丁度、一番最初の、取り回しが効くタイプのもの】
【自然に、肩から兵器が外される】

それに……私は人間だ!
人狼から悪い奴と言われても気にはしないが―――

――人である事は、疑って欲しくないッ!

【軽いクロスボウを持っても、右腕からモーター音がすることは無く】
【恐らく、龍への追撃もないだろう】
891 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/13(月) 00:54:39.37 ID:uQpn/aQo
>>872(龍)

【吸い込み動作に耐え切り、地面から剣を引き抜こうとした刹那──】

【暴──ッッ、と後方から空気の抉れる音がした。かと、思えば】
【龍の心臓部からは、巨大でありながら冷然とした幹が生えていて──青年は一瞬、息が詰まった】

(──……え?)

【状況を理解するのに数呼吸を要した。“それ”は幹ではない。巨大な矢であると】
【矢であるならば、放ったのは“誰”か? ゆっくりと後ろを振り向けば──】

 ──────

【草原の入り口付近、龍からは距離のある其処に捉えた二つの人影】
【──防御態勢を取る吟雪と、その後ろに控えている明らかに異質な殺意の顕現──】

【──ふと、視線を龍に戻す。衰えの見られる極彩の龍と、草海を染める紅】
【龍からの反撃は見られない。踏み込むならば絶好だが──彼の目的は他と同じくして龍の討伐ではない】


…………


【青年は地から引き抜いた剣を、背中の鞘に収めた】
892 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 00:54:48.06 ID:m5Qn2ESO
>>888
……わかった……
【コクンと頷きながらネックレスを受け取り】

……私は…サバト…貴女は?…
【サバトの頭がコロンと落ちながら】
893 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 00:58:07.02 ID:Z4ywu7Io
>>872
【ナイフは吐きだされた直後消えて無くなるだろう】
【数本あったそれが全て同時に】

…どうせなら最後に派手なの行きたいけど…
そううまくは行かないよね…

【風が収まり地面に着地】
【地面から杖を引き抜く】
【その一連の動作をしながら呟く】

【攻撃は諦めたのか杖は消え去る】
【ただ魔翌力を練るだけだ】
894 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga !美鳥_res]:2010/09/13(月) 00:59:55.65 ID:6rlMqrQo
>>876
【そう、元々は調査だったはずなのだ】
【何故こうなったかは・・・龍が襲いかかってきたからなのだろうか】
【帰って"原因はでかい龍でした"と言う感じで報告するだけでも、一応調査は完了するだろう】
【もっとも、先に来た調査員達が帰ることが出来なかったためにこのようなことに巻き込まれたのだろうが・・・】

>>877,879,890,891,893
【だらだらと流れ落ちる血は止まることを知らない】
【龍からの追撃が来る訳でもなく、最後っ屁が来る訳でもなく】
【ただただ、敵意と殺意をあらわにするのみ】

グルルルルル・・・
【しかし、龍は、まだ・・・戦う意思を見せる、見せても体は動かない】
【だが、"まだやる、やりたい、全て消すまで、目の前の全てを消滅させ殲滅し全滅させるまで"――】

>>882
アアアアアギュルアアアギャアグゴアアアアアアッ
【回避を行う事もままならず・・・強力な熱風と極寒が龍に襲いかかった】
【身体を焼いたかと思えば、冷凍される――温度差は更にダメージを加速させ】
【そして――】

>>ALL
アアアアアアアアァァァァァァァァーーーーーーーー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・――――――――
【彼女の攻撃を皮切りに、龍の体が崩れていった】
【鱗や牙や爪や残っていた1本の折れた角、羽や2本の髭は地面へと落ち、皮は腐れて消え】
【骨は砕けて消え、肉は溶けて消え、その他のパーツも消え】
【既にへし折られていた角や、流れでた血はそのまま残り】
【そして、地面へ・・・陸海空の魔力に包まれ詳しい容姿の見えない人間のようなモノも残された。鱗にうもれているようだが――】

/ひとまず、区切りがかなり悪いですが全体的な流れとしては此処で終了です
/皆様御参加ありがとうございました! 此処からは自由解散です
/残された素材を回収するもよし、さっさと帰るもよし、埋れている人間らしき何かを弄るもよし、その他諸々もよしです
895 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 01:00:00.11 ID:B1SUBBoo
>>892
ルゥだ。
人狼(リカント)族の、ルゥ・ガルー。

よろしくな、サバト。

【もう慣れたのか落ちた頭を拾い上げてやる】
896 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/13(月) 01:02:40.63 ID:DSVDUuA0
>>889
馬鹿馬鹿五月蝿い男だ・・・小学生の時・・・習わなかったか?
いや、周りの友人に言われなかったか?馬鹿って言った方が馬鹿とか・・・あぁ、ごめん
【何に対する謝罪だろうか】
【恐らくは皮肉なのだろうが少しばかり遠回りしすぎな気がする】

【そしてこう何かを口にしていると言う事は詠唱はすでに終えているのだろう】

【空中に浮かんで落ちるだけの筈の男は宙で方向を変え、進路を変え】
【今度はそれぞれ別の矢を二本同時に引き絞っている、そんなやり方では命中率は下がるだろうに・・・これも何かあるのだろうか】

【一つは先程と同じ爆発矢、もう一つは鏃が薄い緑色をしている】
897 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 01:06:48.54 ID:m5Qn2ESO
>>895
【拾った頭はケタケタ不気味に笑いながら溶けて消え】

【首からサバトの頭がニョキッと生え】

……人狼……
【そう聞くと凄い悲しそうな顔をして】

……よろしく…ルゥ…
【天使のような微笑みで言い右手を差し出す】
898 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 01:07:14.56 ID:p7SDN6oo
>>890
見た感じで面白そうだから、態々此処に来たんだって
他の誰より、貴女が一番気に入った≠ゥらね
同じ相手と戦ってたって、目的の完全一致は難しいんだし
最終目的達成の為の手段が食い違わないなら、それで良いと思うよ

……但し。最終的に[ピーーー]のは反対しないけど、まず問い詰めさせたいんだよねあれ
貴女があんまり暴走して、一方的に殺しちゃう。そういう事が無いように………

【盾として前方で組まれていた両腕。右手だけが地面に降りて】
【突き刺した短刀を拾い上げ、逆手に持ち直す】
【「この距離なら、撃たれるより先に刺せる」。そう一言告げて】

【彼女を選んだ理由。暴走の制御と、一片の興味】
【戦闘の効率の上昇と、自分の好奇心を満たす事。同時に達成する為の選択肢】

だってさー、判断する方法少ないんだもん。人も人外も、結構似てるし
だけど、簡単に獣を殺せるのは人間、人間を殺せるのは人外と考えると……この場合、どっちかな?
私は、あの龍が人間っぽい何かじゃないかって疑ってるんだけど……

【そこまで言葉を綴った所で】

>>894
【崩れ、姿を変える龍】
【それを見て、思わず口から零れた言葉】

あ、やっぱり

【それから、考える】
【あれが何を知っているのか、それは分からない。問い詰めるべきかも知れないが】
【自分以外にも結構な人数。魔術協会所属の者も居る】

【鱗も牙も、古黒龍程の物ではあるまい。血は使い道が多そうだが、自分の技量では扱えない】
【そうなると、後は周囲の植物程度か】


【アルミの前での防御態勢を解いて立ち上がって。脳震盪のせいか、立ちくらみの様な症状】
【首を振って意識をはっきりさせ、埋もれている「あれ」に近づいて行く】

………さっさと起きて貰えれば嬉しいね。目覚ましに、耳たぶに噛みつくとかどうかな?
一応調査の名目だからさー、それを片付けないとどうにもならなくてね

【灰色の体毛も狼の耳も消え、戦闘形態は解除され】
【普通の人間の姿で、多少揺れながら歩いていく】
899 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 01:07:57.88 ID:POvjxtoo
>>894


――――……『何なんだ』…、一体………。


【崩壊した龍の体を視認し…彼女には、刺激が強すぎた≠フか】

【――――ドサリ、と音を立ててその場に崩れ落ちた】
【“疲れ切った”のだろう……其の顔は、子供が眠っているかのような其れだったとか】


【ちなみに、放ったらかしでもモブ調査員が運んでくれる……筈】

/そろそろ寝る準備しないとヤバいんでお先にお疲れ様でしたッ!!
/久々の戦闘で楽しかったですー!!
900 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 01:10:26.39 ID:JlbhIQco
>>896

ハッハッハッ、何言ってるんだてめぇ!?
オレ様以外の人間の言葉に何の価値があるッ!!
だってさぁ、オレ様が一番強くて偉いんだぞ、バカかァ!?

【える、しってるか、ばかにひにくはつうじない】

だから、とっとと諦めて焼き尽くされろ、このオレ様になァ!!!

────《 ロード・オブ・レッド 》

【右手を相手の腹部へと向けると】
【サッカーボール程の大きさの、炎の球が撃ち出される】
901 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/13(月) 01:10:52.71 ID:EtWVflw0
>>894

―――あれ? 攻撃したのは…ワタクシだけ、ですか?
素材も残りません、腐敗が早過ぎる…嗚呼、此れでは断華さんに怒られるやも。

【此れには流石の雨彦も苦笑い―――罪悪感などは無いが、意外に思ったらしい】
【或る意味では極端に『割り切った』存在である彼女に、憐憫や「詰めの甘さ」は、余り縁が無い】
【其の相手が―――「面白い人間」なら…と問われれば、未だ答えは出せないのだが】

>>879 (フィスカ)

【取り敢えず、角だけでも確認しようかと思った彼女は、龍が居た場所へ歩いていく】
【土に埋まらぬよう、低空を魔術で浮遊しつつ、雑草の道を掻きわけて進む先には、つい昨日逢った人物】

…フィスカお嬢様、御怪我は有りませんか?

【月並みな言葉を、取り敢えずかけるだろう―――散乱する鱗や逞しい一本角を、見やりつつ】
【まだ、謎の人物には気付いていないらしいが…着実に、迫る】
902 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 01:13:13.82 ID:UZoVvtco
>>894(龍)

──……、っ!

【他の誰かが龍へ追撃しようとするのに気づいたのは、全てが終わるほんの少し前】
【止めようと後ろを振り返った頃には──もう、間に合わなかった】

【先ほどまで戦っていた巨大な存在は崩れ去り】
【残されたのは、その残骸のみ】

……、そういえば、樹木は、どうなったのでしょうか──

【激闘の緊張から開放されたせいなのか】
【気づけば荒くなっていた息を落ち着かせようと深く息を吸い込みながら】
【少女は、周囲の様子を確認しようとあたりを見渡した】

/イベントに参加させていただきありがとうございました!
/お疲れ様でしたー!!
903 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/13(月) 01:13:39.79 ID:uQpn/aQo
>>894(龍)

ふう……──生きてるのかな、あれは……

(……後に“残る”ってことは……ああ、これは“やっぱり”──……?)

【青年は一度、脱力したように大きく息を吐き出すと、辺りを見回して】
【さしたる脅威も残っていないと見たのか、人間のようなモノの近くへと歩み寄っていく】

【──彼は元より調査の為の人員ではない】
【偶々漂着しただけの、ある種壮大な通りすがりだ】
【故に、植物の件に関して今は意識が向かない。懸念すべき事項は眼前の“それ”だ】

       .  . . .. . .
──……目、覚めてるかい?


【と、青年はそのまま近付けばそのような声をかける。それで反応があれば何もしないが、】
【もし反応が無ければ、目覚めさせる為に往復ビンタを数発食わせんとするだろう】
904 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 01:15:37.18 ID:B1SUBBoo
>>897
………もう突っ込まんぞ………!!

【消えたサバトの頭を睨みながら独りごち】

ん?
あ、ああ。

【サバトの表情に気付いて怪訝な表情を浮かべるも、握手に応じる】

………人狼族を知ってるのか?
905 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/13(月) 01:18:38.80 ID:DSVDUuA0
>>900
う・・・む、そこまで自尊心が高いのは・・・
ああ、そうだ。弱い犬ほどなんとやら、という言葉を知っているか?
【相手の自尊心が高い事は百も承知だったつもりなのだが・・・相手の自尊心は千あったという事を思い知らされる】
【空中でひょい、と下方に動きまたも回避を行うが】
【今度はそれがクリーンヒットとまでは言わないが左肩に当たる】

【何ゆえ撃たずにかわしたのか?】
【理由は矢のコストが高いのとこの攻撃は成功させたいから】

【放つ、二つの矢を】
【一つは爆発、二つ目の矢は催眠ガスを炸裂させる】
【爆風によって催眠ガスをより広範囲に飛ばすつもりだろう、多少濃度が下がっても良い、相手の動きが鈍れば十分】

【もしそれに成功したのなら・・・序盤に気絶させられた者の近くに寄り、そのものを担ごうとし、逃げようとするだろう】
906 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 01:19:34.23 ID:m5Qn2ESO
>>904
……人狼は…二人…友達になった……
……けど……そのうちの…一人に……嫌われた……すれ違いや…お互いの…主張の…違いで…
【悲しそうな表情で】

…多分…会ったら…私は…襲われると…思う…
……だけど…仕方ない…………私が…悪いから…
【耳もパタンと閉じながら】
907 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 01:19:54.18 ID:Z4ywu7Io
>>894
…終わった……
龍相手に戦闘するなんて無茶だったかな…
ま、いいや
あの辺は拾っても使い道ないしなぁ…

【さっさと帰る準備を始める】
【数分後、ミルは安心感からかふらつきながらも無事帰ったという】

/お疲れさまでした!
908 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 01:24:37.71 ID:B1SUBBoo
>>906
へぇ、私の他にも人狼が………
なぁ、そいつらはこんなこと出来たか?

【ぽん、と人から狼に姿を変えてみせる】

………そうか。
すまん、野暮なことを聞いた。
909 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 01:26:30.76 ID:JlbhIQco
>>905

お前、耳が付いてるのか、オイ?
オレ様以外の人間の言葉に何の価値があるって言っただろうがッ!!

【える(ry】

───あ、なんだコレは?
クソがッ、ウゼェ事シやがって、本当にカスだなァ!!!

【催眠ガスの効果が、男の身体を蝕み】
【狙い通り、動きが鈍くなるが────】

ヒャハハハハッ、オレ様に背中を向けるだと?
狙ってくれと言ってんのか、それとも──舐めてんのか、アァ!?

────《 ディストラクション・ブレイズ 》

【───相手の背中へと、手を向けられれば充分】
【"破壊的"で"強大"な炎が、二人を飲み込もうと向かっていくだろう】

【が、コレを対処されれば、男に二人を追う手段はない────】

【尚、少女の身体は外見通り非常に軽く、簡単に担ぐことができるだろう】
910 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/13(月) 01:27:30.39 ID:1ymqglQo
>>891

【戦いの最中、此方を振り返った青年を不審そうに見つめて――】
【――恐らくはヒト≠ニ判断したのだろう】
【攻撃対象でも保護対象でも無い彼を、ふっ、と視線から外した】

>>898 >>894

……同じだけの好意が与えられるなんて限らない
私を気に入っても、得な事なんて一つも無い
もっとも、もう失望されてるかも知れないけど

【クロスボウを自分の方に担ぐと】
【無表情に、龍の崩れた辺りを見つめて】

【それから、短刀に視線を移した】
【近付いた真意が分かったような気がして】
【少しだけ、眉を顰めた】

勝てる条件でしか戦わない、人間なんてそんなもの

――悔しいけれど、此処まで近づかれてちゃ、死刑の続行は出来ない
この場の意見が、殺さない方向に流れているみたいだし…
…… 一旦引く

【そう言った後で】

……私は人を殺せない
だからアレは人外だった
確認はしないけど

【短く告げて、くるッと踵を返し】
【洞窟の内部へ歩き去って行った】

/わー!なんかもう!
/お疲れ様でしたー!
911 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 01:28:31.07 ID:m5Qn2ESO
>>908
……できるよ…
【そう言い】

……気にしない…全て…私が…悪いから…
…私が………いけない…
【目をふせ】
912 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga !美鳥_res]:2010/09/13(月) 01:29:06.52 ID:6rlMqrQo
>>898,901,903

【埋れている何か・・・それは、全く動かない】 【返事も帰ってこない】

【そんな何かをまもるかのように・・・色々な、第5世界ではほぼ見ることが出来ないような生物が複数やってきて】
【何かの周囲へと、立ったり浮遊したりする――】
【"もう暴れてないんだぞ"】 【"お願い、これ以上攻撃しないでッ!"】
【"彼の暴走を止めてくれたことには感謝するけど・・・"】 【"攻撃はやめて!"】
【等と言っているようだが・・・それらの言葉を理解することは出来ないだろう】 【そう、何を言っているのか・・・分からないッ!】

【バシンバシンバシン】 【そして、何かへ往復ビンタが命中・・・するが】
【それと同時に、集まっていた生物が太郎へ殴る蹴る等の暴行を加えようとする・・・が、対して強くはないだろう】


>>899

【彼女を襲うものはもういない――恐らく、誰かが運んでくれる・・・だろう】
/乙でしたーッ!

>>902

【樹木はスタッフがおいしくいただきました・・・と、いう訳ではなく】
【気候にあったそれらのみが、この元不毛の地に残ったそうだ】
/乙でしたッッ!

>>907

【帰り支度や帰り道を邪魔するものもおらず、帰ることは容易に成功したそうだ】
/乙でしたァッ!

>>910

【洞窟の内部に誰かが待ち伏せていたりはしていなかったため、帰ることは簡単だろう】
/乙でしたッー!
913 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/13(月) 01:31:34.20 ID:EtWVflw0
>>912

…あややや。

【返答を待たず―――倒れ込んだ
914 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/13(月) 01:32:42.12 ID:EtWVflw0
/ >>913は途中送信です><
/そして此方も眠気が危険になってきたので、味気ない終了ですが落ちます、本日はお疲れさまでした!
915 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 01:33:37.11 ID:6rlMqrQo
>>913-914
/乙でした!!
916 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 01:35:54.68 ID:B1SUBBoo
>>911
本当か!
もしかしたら私の仲間かも!

【人型に戻り、嬉しそうに】

何があったかは知らんが、あまり自分を責めるな。
嫌われたとしても、仲直りする機会があるかもしれぬではないか。

あー………
ほら、同じ人狼族の私とも仲良くなれたわけだし。
そいつともきっといつかうまくやれるようになるさ。

【ぽんぽんと肩を叩いてやり】
917 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/13(月) 01:37:10.30 ID:DSVDUuA0
>>909
・・・言うとすれば・・・周りの人間の言葉の価値が百とすれば
お前の言葉の価値は・・・マイナス五桁くらい、かな
【最初に鬱憤が溜まってたのが一気に吐き出したのか】
【口調こそ荒げないものの手酷い物言いが目立つ】

・・・舐めてるんじゃなかろうか
【この男が炎に強いのは、体質と身に着けている物のおかげだ、それはマントとその下につけているコート、両者ともに龍の鱗で加工してある】
【彼はこの場でマントを脱ぎ捨てその強力な炎に盾にするように投げ捨て】
【担いでた人間を抱きかかえるようにし、自身の背を盾にする】

(なんだって赤の他人にここまでやってるんだか・・・余裕も無いのに・・・)
【それでも背中に大きい火傷が見受けられるが・・・とりあえずは逃げに徹したようだ】


【そして撒く事が出来たなら護った人間を適当な場所に寝かせ】
【これまた適当な建造物に背を預け起きるのを待ってみることだろう】

【撒く事が出来なかったのなら弓をしまい、拳を構えるだろう】
918 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/13(月) 01:39:08.00 ID:uQpn/aQo
>>912

ん……? 何だこれ……──

──って、あだ、あたたっ……! わ、分かった、分かったよ
僕はもう何もしない。ほら、大丈夫だから、どうどう

【謎の生物達の集団リンチを受けて、頭蓋が砕かれ手足はひしゃげ血反吐をブチ撒ける──ワケも無く】
【慌てて一歩二歩退きながら、危害を与えるつもりは無いことを身体で示さんと、両手を挙げて降参のアピール】

(どうしたものかな……)

【むう、と困った様子で眉尻を下げて頭を掻く青年】
【時折辺りを見回してみるも──何か良い解決策も浮かびそうになかった】
919 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 01:39:44.54 ID:m5Qn2ESO
>>916
…多分…向こうは…かなり…根に…もってる…
…だから…私は…彼女に…会わないように…してる…
………友達に……コレ以上…嫌われたくないから……
【完全に下を向きながら肩を叩かれ】

……けど…ありがとう…ルゥ…
【ニコリと微笑みながら】
920 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 01:40:13.30 ID:p7SDN6oo
>>910
私は結構ずるいよ?
気に入った振りをして近づいてざっくり
この見た目だと、結構簡単に騙される。特に、人間の雄はね
弱かった頃、このやり方で何人も殺した。今なら、もっと簡単に殺せる

でもね、殺さないよ。貴女、見てると面白いからね
「人外」を殺そうとする「人間」………何でなのか、は気になる
ああ、でもね

【立ち上がり、地面に落ちた鞘を探して】
【そちらへ一歩、踏み出してから首を後方に】

[ピーーー]対象が私の周囲の誰かに向いた瞬間、私は貴女を殺しに掛かれるからね
夕食を、何処かで買ったり森にまで獲りに行かなくてもすむし

【短刀を指先で弄びながら、ひょいと手を上げて】

じゃあ、ね。お互い名前も知らないけど、それで良いでしょ
同じ方に居たら共闘する。敵対するなら殺し合う
それも、面白いかも知れないし

【敢えて、見送る事も、名乗る事も無く】
【臭いが遠ざかって行くのを、鋭敏な嗅覚で追い続けた】

/お疲れさまでしたー。共闘乗ってくれて楽しかったですぜい


>>912
……………調査、だよねこれ
この生き物捕まえて持って帰れば、面白いかも知れないけど
あーでもなー……もうあの植物も終わり?
先に集めておけばよかったなー……良い値段で売れたかも知れないのに

【鞘を拾い上げると、両側から短刀を一本ずつ刺し込んで】
【再び出現した水溜りに、その鞘を放り込む】

生憎、そんな時間は私には無いんだよねー………
後は知らない、お任せで
魔術協会っぽいのも居るし……後で聞きに行けば良いかな

【奇妙な生物達を見ながら、人差指をすうと向けて】
【魔翌力をほんの一瞬集めるも、その気紛れを押し留める】

【ドボンと水溜りに飛び込むと、その姿は消えて】
【水溜りも干上がると、其処に居た形跡は、地面の爪の痕だけとなった】

/それじゃ、此方はこの辺りで。お疲れ様でしたー
921 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 01:42:24.81 ID:JlbhIQco
>>917

まだ理解出来ないのかよォ、てめぇの言葉に価値なんか───

【コイツに悪口とかすっごい無駄な行為だと思われる】
【ぎゃーぎゃー叫び声が遠くから聞こえるが】
【催涙ガスの所為で追うことは出来ず、撒くことには成功した模様】


「…………ん……。」

【それなりの時間が経つと、少女は目覚めた】
【脳がまだ働いていないのか、辺りを見回して状況を把握しようとしている】

【少女の身体の所々には、火傷の痕が】
【先程の男に負わされたのだろう──致命傷ではないが、軽いものでもない】
922 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 01:42:43.40 ID:UZoVvtco
>>912

きっと──これで、よかったのでしょう、ね

【その樹木の様子を見て、エルネスティーネはそう呟いた】
【龍は死んでしまったものの、不毛の地には緑が芽生えた】
【きっときっと、この後何年も何十年もかけて、この島は生命豊かな島へと変わっていくだろう】
【願いにもよく似た想像を、エルは思い描くも】

>>918(旅人A)

──……その子たち、は?

【何やら謎ぃ生き物たちにたかられている旅人Aに、少女──エルネスティーネが近づいていく】
【恐らく、彼の周囲にいる生き物のことが気になったのだろう】
923 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 01:46:35.18 ID:B1SUBBoo
>>919
あーもう。
そんなに嫌われてても、お前はまだそやつを友達だと思ってるんだろう?
ならばいつか必ず分かり合える。
どうしてもうまくいかなければ、友達などやめてしまえ。
仲直りを持ちかけている者を許すことが出来ぬほど器量の狭い者などのことで、お前がそれ以上気を病む必要などないさ。

大事な客の第一号だからな。
邪険にするわけにはいかぬ。

【長髪を掻き揚げ、肩を竦めて笑ってみせる】
924 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/13(月) 01:47:21.39 ID:DSVDUuA0
>>921
・・・目覚めたか
【少しだけ首を動かし起きた相手の方へと向ける】
【フード付きのマントは先程の戦闘で消失したので明るめの青い髪があらわとなっている】

で・・・怪我があるなら・・・見てやらないことも無い
それとも状況の説明が欲しいか?
【ヨッと言う感じで背中を使い壁から身を話すと一歩だけそちらへと歩く】
925 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 01:49:07.70 ID:6rlMqrQo
>>918

【"・・・・・・"】 【じぃっと彼を見詰める生物達】
【"こいつは大丈夫か?"】 【"殺そうとしたら襲いかかろう"】
【"わかった"】 【"ひとまず離れよう"】 【"それより、回復魔法使える奴を呼んだほう良くないか?"】
【"・・・何故、今まで気付かなかったんだろうか"】 【"さあな"】 
【そちらの言葉を理解しているわけではなさそうだが】
【その行動を見て、生物同士で顔を見合わせ警戒しながらもそっと離れた】
【そして、その中の1匹が、何処かへと行った】

【そして、一方・・・何かは、全然動かない】 【魔翌力に包まれており、姿は殆ど見えないが・・・ボロボロだ】
【だが・・・"まだ生きている?"】 【"息がある?"】 【"!"】

>>920

/乙でした!ッ
926 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 01:49:24.40 ID:Sr0n62SO
【街中】
【一人の女性が足早に歩いている】
すっかり遅くなっちゃった……
【女性の平均をかなり上回る長身、腰を越す程に長い銀白色の髪、髪と同じく全身真っ白な服装】
【その全てが夜の街では目立つことこの上無い】
………なんか嫌な感じ…人気も無いし…………
927 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 01:52:16.20 ID:lvvL676o
【路地裏】

【ガリガリ、と言う音が響く】
【そして、硬いものを砕く鈍い音】

グゥオオォゥルゥァアアゥルル・・・。
【そこに踏み入れば見えるのは、藍色の鱗に、翼を持った姿】
【黒いジャケットを着込み、鋭角的な頭部を持つ者・・・それは竜人】
【しかし、その藍色の瞳は、紅く染まるのではないかと言うほどの怒気を孕んでおり――】
【その拳は、何かの血で、真赤に染まっていた】

ガゥルルルルゥグアアアァアォゥ・・・。
【口からは、もはや意味を成さぬ唸り声がこぼれ――】
【ただただ、灰色の壁を、その爪で削っていた】
928 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 01:52:28.26 ID:m5Qn2ESO
>>923
………
【その言葉にただ黙るだけ】
【彼女は《元》人間で今は謎の生命体…いや天魔に近い存在】
【それゆえに彼女は人間であろうと普通の人間より人間であろうとしている】
【自分らしく】
【それゆえに彼女は優しい】
【だから自分から友達をやめようとも、嫌おうともしない】
【それがサバト】
【………カオスな事するけど】

……ルゥ…優しい…
【クルクル回りながら】
929 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 01:54:39.22 ID:JlbhIQco
>>924

……いえ、大丈夫です。
なんとなくではありますが、状況は把握しましたので。

【義務的な口調で、そう言って】
【足には怪我を負っていないのか、難無く立ち上がり】

仮に、治していただいたとして……お金の請求などはありますか?
無償でなければ、病院へと行って治して頂くのですが。
930 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/13(月) 01:59:56.30 ID:DSVDUuA0
>>929
・・・そうか
ちなみにあんたを襲っていた輩は殺すまでには至っていない
【だからゆめゆめ安心するな、という意味合いらしい】
【腰に左手を当て一息吐くと】

面倒臭いから金の請求はなしだ・・・・・・病院なら病院で金取られると思うんだがな
まぁ、そうだな、俺の店で今度買い物してくれりゃあそれで良いや
【見た目にそぐわず店を持っているご様子】
【まぁその言葉も強制的なものでなく少し気にかけてくれれば幸い程度のもの】
【その事は口調から感じ取れるだろう】

で、如何する?一応治癒魔術は扱える、俺はそこまで得意では無いから今すぐ完治は無理だが
931 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/13(月) 02:00:43.44 ID:uQpn/aQo
>>922(エルネスティーネ)

【近付いてきた少女にふと気づいて、そちらに目をやる青年】
【その声を聞いて、あの時背後から忠告をかけてくれた少女だと思い出す】

んー……分からない。僕も、こんなのは初めて見るから……
──……ああ、それと。あの時はありがとう、声かけてくれて助かったよ

【と、淡く微笑みながらそう告げて】

>>925(?)

【UMAの群れにじっと見詰められる間、青年もじっと彼らを見詰め返す】
【その小さな会議の様子も、じっと眺め回しながら──彼らが離れると、ゴホンと咳払い一つして】

ア〜〜……ボク、タロウ、ナニモ、シナイ
ダイジョウブ、ボク、トモダチ、フレンド。オーケーサンキュウ↑?

ボク、カレ、シッテル……──多分、ね

【──と、大袈裟な身振り手振りを交えながら、青年はカタコトで必死に意思疎通を試みる】
【そして魔力に包まれている“それ”に視線を戻せば──】

──……ッ! まだ息がある……生きてる、筈だ──っ!
ヘイ! オキテ! シャチョサン! アサヨ! オキテヨ!

【息があるのに気づいて、彼は“それ”を揺さぶろうとする】
【動揺のあまりか、また言葉がカタコトになっているが、本人は至って真剣だ】
932 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 02:02:46.54 ID:B1SUBBoo
>>928
お前がどんな奴かは知らんが、私はあまり気にせんぞ。
まぁ、そもそも私は人間じゃないしなぁ。

【ぽりぽりと頭を掻いて】

義に厚くあれ、というのがリカント族の掟だ。
私は掟に従って生きてるだけだよ。

【苦笑して見せて】
933 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 02:05:21.03 ID:m5Qn2ESO
>>932
……実は…私も…人間じゃない…
【いや耳でわかりますって】

……ありがとう……
【抱き着こうとしてくる】
934 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 02:07:35.42 ID:UZoVvtco
>>925(謎ぃの)
>>931(旅人A)

い、いえ──あの時私に出来るのは、あれくらいでした、から

【向けられた微笑みに対し、どこか恥ずかしそうに首を振る少女】
【どうやらこの様子を見る限り。自身に向けられた肯定的な評価、というのは苦手なのだろう】

【そして、謎の生物に声をかける青年を見て僅かに苦笑いを浮かべる】
【真剣そのものの青年なのではあるが──見ていてどこかシュールだったのだろう】
【その後彼女も、その場に倒れている「ソレ」の傍に座りこもうとする】
【死んでいるのであれば花の一つや二つを手向けるところであったが、生きているとなれば話は違う】
【何か自分に出来る事は無いだろうか──】
【そう考え、じぃと「ソレ」の様子を観察する】
935 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 02:08:19.58 ID:JlbhIQco
>>930

……今回は、私が"メインウェポン"を持ち歩いていなかっただけですので。
迂闊なミスでした……街中ならともかく、路地裏へと入っていきましたのは。

【つまり、自分は全力で無かったと言っているようだ】
【そして、全力であったならば、あのような相手には負けぬと──】

【それが本当なのかは──実際に戦ってみないと、分からないが】
【"メインウェポン"抜きでは、あの男に一撃すら与えられなかったのも事実である】

お金を取られるのであれば、信用性の高い病院に言ったほうが確実です。
……そうでありますか、そのお店の名前は?

【首を傾げて、男へと問いかけ】

応急処置だけでもして下されば──後は自分で何とかするであります。
936 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 02:09:54.24 ID:nBZwj5ko
>>931,934

【"?"】 【"?"】
【・・・謎の生命体の頭に浮かぶのは、クエスチョンマークだけだった】
【言語事情が、違うのだろうか】

・・・
【ゆっさゆっさゆっさ】 【抵抗もなく、揺さぶられる】
【未確認生物達が、再び彼へと襲いかかろうとした時・・・】

・・・・・・ん・・・
【"おお、目を覚ました"】 【"やったねやったね"】 【"でも、大丈夫かな?"】
【――何かが目を覚ました】 【生物達の動きが、一時的に止まる】
【そして、それを包み込んでいた魔翌力は薄くなりゆき、徐々に見えてくる姿は――もしかしたら、彼にとって見覚えのある姿かもしれない】
937 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 02:10:51.93 ID:B1SUBBoo
>>933
え、ああうん、そうなのか。

(いや、そんなの二秒で気付いたが)

お、おい………
なんだよ、ちょっと励ましてやっただけで大袈裟な奴だな。

【苦笑しながらもぽんぽんと軽くハグしてやり】
938 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 02:16:40.00 ID:m5Qn2ESO
>>937
……うん……驚いたか…
【ない胸をはりながら】

…そう……かな?…
【首を傾げ、手を離し】

……じゃあ…私は…そろそろ…帰るね…
【ドロドロと溶けはじめ】
939 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/13(月) 02:17:01.87 ID:DSVDUuA0
>>935
そうか・・・奇遇だな、俺も今、ちと剣が使えない・・・少しだが似ているな
路地裏一分怪我の元、元々ごろつきが多い場所なんだし・・・良い薬になったか?
【腰に挿した剣がこの男の主武器のようだ】
【尤も彼は彼女と少し違い、その場にあるのに使えない、のようだが】

・・・ライク商店、そうか・・・・自分の口で説明する前に俺には信頼性が無いか・・・
【店の名前を告げた後、無駄にネガる。尤も本気でネガティヴ精神な訳ではなく、冗談としてのつもりだが】

どれ、怪我んところに少し失礼するぞ
【そう言って彼は怪我のあるところに手を伸ばそうとし】
【何事も無ければ淡く青白い粒子のような光が怪我を癒していくだろう、無論、完全ではない】
940 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 02:20:29.00 ID:B1SUBBoo
>>938
ああうん、天地がひっくり返るくらいびっくりだ。

【軽く調子を合わせてやりながら】

おう。
あ、宣伝の方もよろしくなー。

【サバトの様子を見て、もはや苦笑いに近い笑みを浮かべながら見送る】
941 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/13(月) 02:21:32.78 ID:uQpn/aQo
>>934(エルネスティーネ) >>936(超謎ぃの)

【何かが目を覚ましたのに気づくと、彼は揺さぶるその手を止めて】
【少し退きながら、ふと辺りを見回す。その様態によっては、救急も必要かもしれないと判断したのだろう】
【先程までいた彼女らが殆ど帰ってしまっていたのを見ると、その視線を再びエルネスティーネへと向けて】

……僕は魔術とかさっぱりなんだけど、君は何か、治癒魔術とか……使えたりしない?
何かの救急アイテムでも良い、僕は丁度今何にも切らしちゃってて──

【やや眉を寄せながら、彼女へと頼るように問うて】

……おお、タフネス……──

【そして青年は、目覚めた彼を見ると一言呟き】
【おもむろに自身の懐に手を入れて──中から、一枚の『緑青色』の羽を取り出した】
【表面に刻まれている文字は『Valtsrat=Aiaroag・Gelt』──】
【青年はそれを目覚めた彼へと差し出しながら──じっと、彼の反応をうかがう】
942 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 02:26:53.35 ID:m5Qn2ESO
>>940
『…マカセロー…』『…マカセロー…』『…マカセロー…』
【そこから大量のミニサバト軍団になり去っていった】

……よいしょ…
【…と思わせルゥの影からサバトがでてきて】

…それじゃあ…またね…ルゥ…
【そう言うと無数の蝙蝠になり飛んでいった】

……テイク3…
【と思わせ普通にサバトは歩いてさった】

/乙でしたー
/今回はカオス度が低かった…反省
943 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 02:27:34.71 ID:UZoVvtco
>>936(超超謎ぃの)

言葉が通じていない、ですわね──
種族による違いというのも影響しているのでしょうか……?

【そう、ぽつりと呟くも】

──!

【「ソレ」が目を覚ましたのを見て、興味深そうな視線を向ける】
【血は繋がっていないものの、彼女の父親は考古学者──】
【その意思が僅かにでも受け継がれているのだろう】
【未知の生物を見る彼女の目は、どこか輝いていた】

>>941(旅人A)

あぅ……生憎、治療魔術は心得ていなく、て──
火傷や凍傷などといった、熱に関するものなら出来るかもしれませんが……

……、そ、そうですわ!

【彼女は、以前青年が出会った子供のような治癒術の使い手ではなかったらしい】
【それは先ほどの──彼女がメインとして使用していた「炎」を覚えているのであれば納得のいくところであろう】
【だが少女は、それでも何かを考え込むようにして唇に人差し指を当てていたが】
【ぽむ、と両手を合わせるとがさごそと服のポケットをあさり】

あ、あの──これでよけれ、ば……

【そう言って、恐る恐る青年へ両手を差し出した】
【白く細い少女の手の上には、可愛らしい柄の絆創膏が何枚か乗せられている】
【恐らくこれが持っている治療道具の全てなのだろう──ないよりかはマシ、といった具合か】
944 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 02:27:43.43 ID:JlbhIQco
>>939

……剣抜きで、あの方を退けたのですか。
お強いのですね、貴方様は。

…………そうですね、良い経験にはなりました。

【頷いて、相手の言葉を肯定し】

いえ……嘘を付く理由は無いと、予測されますので
貴方の言葉は信用に足りると判断するであります。
……必要ないとは思いますが、"契約"して確かめることも出来ますが。

【感情的にではなく、合理的に物事を判断し】

これが魔術ですか……間近で見たのは初めてですが、凄いものですね。

【もっと詳しく見たいのか、首にかけていたゴーグルを装着した】
945 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 02:29:26.84 ID:B1SUBBoo
>>942
………世界は広いな………

【サバトが去った後、ぼそりと独りごちた】

/おつしたー!
/これでまだカオス度低いのか……!
946 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 02:31:33.25 ID:nBZwj5ko
>>941,943

・・・・・・もう・・・駄目だ・・・・・・死ぬー
【何だかやる気のない第一声】 【だが、その声は――あの声だ】 【そして、見えてくる姿は・・・】
【18歳くらいで、髪型は、6つの角のような髪が後頭部に逆三角形状に並んでおり、髪の色と目の色は緑青色で】
【顔付きは―天空のような…気まぐれに旅する風のようなそれの、全裸な青年だった】 【左腕は、魔翌力の塊と化している】
【仰向けだとは言え、幸い、大量にある鱗が色々と隠しているようだ・・・ご都合主義という奴だろう】

・・・お前・・・は・・・確か・・・・・・
【その青年は、彼を知っているようだ】 【だが、言葉は途切れ途切れで・・・】
【先程の龍の受けたダメージは、受けた分のパーセンテージ換算で全身へとフィードバックしているようだ】
947 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/13(月) 02:36:00.09 ID:DSVDUuA0
>>944
そうでもない、催眠ガスを少し広範囲にばら撒いてトンズラしただけだ
退けたんじゃなく退いた、だな

後はそれを生かせるように応用、だな、準備を怠らないなり鍛錬なり
【少しくらい見栄を張っても罰は当たらなさそうなものだが】
【嘘偽り無く逃げたのは自分の方だと白状】

そうか?・・・幾ら結果的に助けてもらったからって初対面の人間を信用するのは無用心だな
・・・契約?・・・なんだ?この世界で言う能力的な物か?
【その信用無用心云々は忠告というよりも自分を信用して欲しくない、される価値は無い、とでも言いたげな感じがする】
【そしてその契約という言葉に何処か妙な響きを感じたのか?】

・・・俺はあんまし得意じゃないけどな、魔術・・・得意分野も限定的といって差し支えないし
【自分程度の魔術で凄いと彼女の目に映るのなら】
【専門的な魔術師を目の当たりにしたのならばどのくらいの凄さとして彼女の目に映るのだろうか、などと思索しながら治療を続ける】
948 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/13(月) 02:42:44.18 ID:uQpn/aQo
>>943(エルネスティーネ) >>946(真・超々謎々ぃの)

ん、ありがとう……これだけあれば十分だよ

【差し出された可愛らしい絆創膏を見ると、「良しッ」等と呟いて】
【何が良しなのかは恐らくこの青年以外には誰も知る由は無いのだが】
【ともあれ、青年はその絆創膏数枚を受け取ると──】

ホ○ミ! ケ○ル! ベホ○ミ! ケ○ルラ! ニ○ラム! ニフ○ム!
──僕の推測に間違いが無ければ、“僕は絶対にあなたを知っている”筈だッ!
そして恐らく“あなたも僕も知っている”──そうだろうッ!? ○フラァァアム!!

【ヴァチコーン!突如、謎の呪文を叫びながら、青年はその絆創膏を彼に貼り付けていこうとする】
【穢れ無き少女の可憐なる慈悲と、青年の無駄に燦然たる気合の激励が込められた絆創膏】
【身体的に利くかどうかは欠片も期待できないかもしれないが、精神をクリアにする手助けにはなるかもしれない】
949 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 02:47:14.51 ID:UZoVvtco
>>946(超超謎謎ぃの──爆誕)
>>948(旅人A)

……?

お知り合い、なのですか──?

【目の前に倒れている人物と、金髪の青年】
【その二人が互いを知っている様子を見て、少女はきょとんとした表情になる】
【が】

──……、……。。

【倒れている青年以上にテンションが謎ぃ金髪の彼の様子を見て】
【「早く、おうちに帰りたいな」──】
【そんなことを思う、少女なのであった】
950 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 02:47:39.12 ID:JlbhIQco
>>947

……それでも、私は一方的にやられただけでしたので。
もう少し、メインウェポン抜きでの戦闘も鍛えたほうがいいかもしれません。

【真実を聞いても、意見を曲げることはない】
【自分がボロボロにやられて、あの男は強いという印象を抱いているからだ】

現時点では、信用しても私に不易はありませんので。
それに加え、心の底から信じきっているわけでは無いでありますからご安心を。

【安心出来る要素は無い気がするが】
【合理的に考えた結果、この結論に至ったようである】

……はい、私が所持する能力の一つですね。
詳しいことは秘密ですが、これを使えば真偽は分かります。
…………デメリットも多いので、実際にやる気は無いのですが。

【一つ──ということは、少なくとも二つは能力を所持しているのだろう】

それでも、私が知らなかったものですので。
……いえ、現象としては知っていましたが、体感したのは初めてと言うべきでしょうか。
これでも、苦手な方とは──魔術、ですか、興味深いですね。
951 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 02:53:00.77 ID:JlbhIQco
/次スレ
/http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1284313945/
952 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 02:54:39.25 ID:nBZwj5ko
>>948,949

【そう、彼とこれは・・・知り合いらしいのだ!】
【そして・・・】

えっ・・・ちょっ・・・[ピーーー][ブーンブン釈迦ブブンブンブンwwwww][らめぇぇっ!]
[アタタタタタタタタタタタタタタタタタ]こなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいい[ネ申][禁則事項です][切腹]
【絆創膏を貼られる衝撃が痛いらしく、唸っている】
【だが・・・効果はともかく、精神面では多少改善された・・・のだろうか?】

【"シドルーガント先輩お願いします!"】 【"面倒だな・・・はいはい分かった分かった。さて、弱いのかけて帰るかな"】
【さっきどこかへ行った謎の生命体が】
【頭に盾のようなモノを生やし、両手も盾のようになった、脚は幽霊のようになっていて浮翌遊する妖精らしき者を連れてきたようだ】
953 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/13(月) 02:57:32.51 ID:DSVDUuA0
>>950
・・・アレは無駄に自尊心が高すぎるから突き崩すのは無理そうだが・・・
【あの男の戦いに関するアドバイスを、とでも思ったが】
【無駄に高すぎる自尊心は鉄壁の精神だ、何も思いつけなかった】

まぁ・・・そうかもしれんが
だろう、初対面を心の底から信用するとならば相当の御人好しか馬鹿だけだ
【彼のできる範囲は終わったのか手を離し、立ち上がる】
【一仕事終えたかのように軽く息を吐き、右足を軸に身を回転、背を向ける】

元からやる気が無いのに口にしたのか?相手に無駄に疑問を抱かせるなよ
少しばかり気になる


・・・(路地裏彷徨ってたら魔術を使う人間にも出くわしそうだが・・・)
【つい先程怪我をしていた人間が興味本位で近づきまた怪我をする可能性を危惧し、口にしない】

・・・一応、名乗っとく、ライク・ヴェルトゥス、だ
【その台詞を最後に彼は立ち去る】
【その背やらコートが焼けているのだが路地裏の暗さに夜の闇、気付くのは難しい、はず】


/お疲れ様でした
954 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 03:04:53.36 ID:JlbhIQco
>>953

……出くわさなければいいだけの話ですし。
メインウェポンさえあれば、逃げる程度はできるでしょうから。

【勝ちたいとかいう欲求はないらしい】

私は、そのどちらにも当てはまりませんので。

選択肢の一つとして提示したのですが───
不快感を抱かせたのであれば、謝罪いたします。

【そう言うと、男へと頭を下げ】
【心からの謝罪というよりは、形式的な謝罪に近く】

……ライクさんですか、記憶しました。

では、私も名乗らせていただきます──名前は、進藤 未来。
なんでも屋《みらくるくる》を営業しています、貴方がた人類すべての"ナビ"で御座います。

【青年の耳に届いたかどうかは不明だが───】
【詳しく話を聞かねば分からないような自己紹介をして、歩き去っていった】


/お疲れ様でしたー
955 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/13(月) 03:08:24.00 ID:uQpn/aQo
>>949(エルネスティーネ) >>952(真・超究大謎々神王──The End)

……うん。きっと、多分、知り合いだ
──……太郎。ソール・アルバート・太郎──この僕の名前を、知っていたらね

【パンパンと両手の埃を払いながら、重々しく言葉を零す青年。】
【が、無駄にバリエーション豊かな悶絶をする彼を横目に、青年はふと思い出したように】

──……そういえば、君たちは一体何をしに此処に?
僕はたまたま流れついただけだからよく知らないんだけど──

【そして、やってきた新種の愉快生物に気づいて目をやると】
【唸る彼と交互に見やりながら、あのUMAの仲間だろうかと推測】
【害意も感じられなかったので、青年は何となくぺこりと会釈をする】
956 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 03:13:47.08 ID:UZoVvtco
>>952(そして全ては謎に戻る──)

あ、あのっ……大丈夫、です?

【少女と青年たちの距離が先ほどより僅かに開いているのは、きっと気のせいなのだろう】
【引きつった笑みを浮かべながらではあるが、一応は謎の全裸青年を心配しているらしい】
【だが、現れた謎生命体の2人を見て、またちょこんと首を傾げるのであった】

>>955(旅人A改め太郎)

そう、なのですか──
あっ! そういえば、自己紹介がまだでしたわね
私の名はエルネスティーネ、と申しますわ
よろしければ、エル、と。そうお呼びくださいませ!

【そんな青年の雰囲気が僅かに気になるも】
【このまま──暗いままではいけないと思ったらしい】
【ふわりと笑って、空気を変えるためにも彼女は自身の名を彼へと告げ】

えぇと、えぇと……この島の異常について、調べに来たのですわ。
最終的には、本来の目的からは大幅にずれた結末を向かえてしまいましたけれど──

【ふ、と。軽く目を伏せるエル】
【最悪の結果から逃れられたからよいものの、このような事態になったのは些か不本意なのだろう】
957 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 03:19:23.53 ID:nBZwj5ko
>>955,956

うあー
【彼は彼で、伸びているようだ】
【謎の盾生命体は、会釈をされるとそれをし返す・・・が、その際に頭部の盾がゆらゆら揺れて当たりそうで怖い】
【そして、それが何か魔法らしきモノを彼へとかける・・・と】 【彼の傷がなんとなーく治ったようだ】
【"さて帰るか"】 【"ええー"】 【そして、その盾の妖精は何処かへと帰っていった】
【回復するために呼ばれてすぐに帰る・・・これがご都合主義なのだろう】

ああ・・・多分・・・大丈夫だ・・・多分・・・

さて・・・俺の名は・・・ヴァルトスラット・・・エアロ・・・ーグ・・・ゲル・・・トだ・・・
後は・・・おやすみ・・・タロラッシュ、僕・・・何だか・・・疲れちゃ・・・ったよ・・・
【そして、再び瞼を閉じると・・・すぐに寝息が聞こえ始めた――どうやら、眠りについたようだ】

【全裸で】
958 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/13(月) 03:32:44.87 ID:uQpn/aQo
>>956(エル) >>957(色々改めヴァルトスラット) 

ああ、うん。そう言えばまだだったね
よろしく、エル。僕はそのまんま、『太郎』でいいよ

──.一応言っておくけど、本名だからね
行く先々で『偽名』とか『書類の記入サンプル』とか言われるんだ
別に普通の名前だと思うんだけどな、太郎って……

【──普通すぎるから反って偽名臭いのに、本人はそれに気付いていない様子で】
【自己紹介をしていたのにいつの間にか一人ぶつくさとごちり始め──】
【しかしそれも束の間、すぐに顔を上げてエルの話に聞き入る】

……なるほど、島の異常……
でも、結局原因は分からずじまい──?

【そういって、顎に手を当てながらしばし考え込んでいたが──】
【突如、青年は着ていた黒のロングベストを亜音速で脱いで、眠った彼の其処へとかける】
【残像すら残すその疾さ。しかし表情は何食わぬ様相で。あたかも始めからそうであったかのように振舞う】
【──彼なりの気遣いだ。但し、全裸で眠る彼に対するものではなく、少女に対するものなのは言うまでもない】

(──悪・即・隠)

(──……だけど、やっぱりそうだったんだ……)
(──“エアローグ・ゲルト”……──ヴァルトスラット……)

(……色々聞きたい事はあるけど……あれだけのダメージを受けたんだ)
(……今はそっとしておこう)

【──そんなことを思いながら、青年は寝息を立てる彼へと視線を落とした】
959 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 03:39:38.52 ID:UZoVvtco
>>957(ヴァルトスラット)

ヴァルトスラット、様──ですか

【もしかしたら彼の耳に、先ほどの少女の自己紹介が届いていたかもしれない】
【だがそれは、彼にしか分からないことなのだろう──】
【一糸纏わぬ姿で眠りについた彼を見て、流石にどうかと思ったのか】
【エルは自分の着ている灰色のカーディガンをするりと脱ごうとする、も】
【完全に脱ぎきる前に、太郎がベストを脱いで彼にかけてやったために一瞬フリーズ】
【その後、どこか申し訳なさそうな表情を浮かべてカーディガンを着なおし】

>>958(太郎)

太郎様、ですか……ふふ、覚えやすくていい名前だと思いますわ?

【小さな笑みを浮かべて、そんなフォローをするエル】
【だが話が島の話題になると、途端に困り顔になって俯き】

……えぇ、そうですわね
ヴァルトスラット様が龍になられていた時、この方の周囲には草木が余計茂っていた事を考えると……
或いは、この方が原因なのかもしれません
──結局は、仮説にしか過ぎませんが。。

【そう、静かに言うのであった】
【また、眠っているヴァルトスラットのためにエルがカーディガンを僅かに脱いだとき──】
【右腕の上の辺りに、もう治ってはいるものの──銃創らしきものが見えたかもしれない】
【おとなしく、争いとは無関係そうに見えるこの少女ですら】
【世界のどこかで、戦っていたというのだろうか──】
960 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 03:48:32.57 ID:nBZwj5ko
>>958,959

【彼はその後、・・・人生?龍生?の中で一番長く眠ったそうだ】

【植物が大量に生えてきたのは、彼のせい。それは確か】 【・・・誰かの十八番を奪ったような気もするがそれはともかく】
【・・・彼にその自覚は・・・"ない"】 【なので、叩き起すことが出来てその事を問い詰められたとしても分からないだろう】

【モザイク処理班も、ひとまずお休み。】

【何故、彼がこのようにして暴れたのか?】
【それは、彼に聞けば・・・多少は分かるかもしれないが、・・・叩き起しても恐らく起きない】

【ちなみに、この草原にはもう一つ・・・小山と洞窟の入口があり、そこから彼の自宅へと行けたりするそうだ】


【"此処は空間の歪み――"】
【"どの世界でもあり、どの世界でもないのじゃよ"】
【"ふぉっふぉっふぉ・・・"】

【―――→To be continued】


/それでは、乙でしたーッッ
961 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/13(月) 04:07:25.97 ID:uQpn/aQo
>>959(エル) >>960(ヴァルトスラット)

(──鱗で隠れてるけど万が一ってことがあるもんね)
(見てないよな、見てないね、うん良し万事問題ない大丈夫)

(……嗚呼、でもこの人はなんて優しいんだろう)
(見ず知らずの全裸の男に服をかけてやるなんて中々出来るものじゃない……──)

【彼女がカーディガンを脱ごうとした動作が見えたのだろう】
【そこから何をしようとしていたのか、口には出さないものの十二分に感じ取れた】

(──……優しいと言えば。何となく、ユゥイを思い出すな……元気にしてるだろうか──……)

【──ふと。思わず、少女をぼんやりと眺めながら深くまで思案に沈んでしまう青年】
【その中で──ちらり、視界を過ぎったような気がするその銃創】
【しかし、「あれ?」と思った時には既に彼女は服を着てしまっていた】
【──自分の見間違いだったのか。或いは──?】


 ──へくしっ!


【──益々深く沈みそうになる思案は、そこでぶつりと断絶した】
【もう明け方近い深夜、冷え込んでくる時間帯に服を脱いだ為か身体が冷える】

……うー。そう、か……
──起こして聞いてみるのが良いんだろうけど、もう起きそうにないね

……しょうがない。もう遅いし、僕たちも出ようか

【彼はそう言って、ポーチから一つのビー玉を取り出すと──】
【寝ているヴァルトスラットの方へと放る。すると、ビー玉は『太陽』の如くに宙に浮いて】
【春の日差しのような温かい光を、彼が目覚めるまでの間、ゆっくりと放ち続けているだろう】
962 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/13(月) 04:08:10.66 ID:uQpn/aQo
//うおっと、ヴァルトスラットの方お疲れ様でした、ありがとうございました!
963 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 04:13:41.10 ID:UZoVvtco
>>960(ヴァルトスラット)

【眠り続ける彼を、エルはただ見守るだけであった】
【この状況で彼を強引に起こして聞くという選択肢などまず考えもしなかったし】
【彼が暴れた原因も、島の異変も──いうなれば最早過去の出来事】
【その理由を追求するのは、ただ知的好奇心をみたすだけの行動にしかならず】
【起きた出来事を変えることにはならないと思ったからだ】
【そんなことをするよりも──今は、彼をゆっくりと休ませよう】
【どこかで聞こえた声は、風のざわめきに掻き消されて少女には届かず】
【慈愛を込めた笑みを浮かべ。彼女はただ、彼を見守るだけであった】

/超お疲れ様でしたー!

>>961(太郎)

【エルが悲鳴も何もあげなかったことをみると、ナニとは言わないがきっと見ていないらしい】
【着なおしたカーディガンの皺を、なんとなしに伸ばし】

(予想外に、遅くなってしまいました──)
(でも──……心配などなさるお方では、ない、ですわよね。。)

【見られている事に気づいていないのか】
【微笑みがいつしか、寂しそうな、切なそうな表情へと変わっていたが──】
【彼のくしゃみのせいか、意識がふと舞い戻り】
【はっとした表情で、しぱしぱと目を瞬かせる】

……、はい、そうですわね。

【彼の提案に反対する理由も無く】
【小さな微笑みを浮かべ、こくんと頷くのであった】
964 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/13(月) 04:28:19.25 ID:uQpn/aQo
>>963

【少女が頷くと、出口へ向けて歩き出す青年。何事も無ければ、彼は草原を出て穴を登り、】
【道中、腰に携えた短刀で草木を掻き分けながら──そのまま砂浜へと至るだろう】
【要するに、来た道を戻っていく形。エルが態々戻る必要の無い移動手段で来ているのならこの限りでは無いが】

【どうあれ、青年はふと口を開いて】

──……そう言えば、エル達はここまで何で来たの? 船、とか?
僕はこれからまたイカダで帰るんだけど──……

【もし砂浜まで来ていたのなら、乗り上げられた一つの簡素なイカダを目にするだろう】
【掲げられている襤褸のような旗には、太陽を模った手書きの紋章が描かれている】
【──まさかこんなもので海を渡ってきたと言うのか】

【青年は、船が来ているのかいないのか、キョロキョロと辺りを眺め回し】
965 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 04:36:30.22 ID:UZoVvtco
>>964

私は、調査隊の船に乗ってここまで──。
……あ、あの、もしかして太郎様はそのイカダで?

【そのイカダがある場所から少し離れた場所に、停泊している調査船の影があった】
【恐らく彼女はその船でここまで来たのだろう】
【だが、彼がイカダでこの地まで来た事を察すると驚いたように目をまんまるくし】
【しぱしぱと瞬きをしながら両手を口元に当てていたが】

──……、あの、それでは些か危険ではないでしょう、か。。
朝の潮風は身体を冷やしてしまいますし──、その。
よろしければ、一緒に船に乗りませんか?
多分、一人乗るのも二人乗るのも同じ事、でしょうし……
イカダは船に引っ張ってもらえばいいと思います、し。。

【彼女にして見れば、勇気のいる発言だったのだろう】
【所々噛み噛みになりながら、太郎の目をじぃっと見て必死になってそう告げる】
966 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/13(月) 04:53:40.55 ID:uQpn/aQo
>>965

うん、そうだよ
『ベルモ・ドンドルマチック・メリモニッケ・デル・カンパネルルゥ4号』

【──突如して発せられたその意味不明な文字の羅列は、どうやらイカダの名前であるらしい】
【目を瞑ってキーボードを打ち込んだような、無駄に仰々しい名前の付いた頭悪いイカダを指差しながらそういうと】

……いや、でも────

(う、うーん……まだ本土に帰るつもりはないんだけど……)
(……い、いや、そんな目で見ないでくれっ……あー、うー……)
(……、……ぬ、うう、ぐ、……メイデイ!メイデイ! )
(何やってんの弾幕薄いよッ! 我がハート応答せよ応答せよ!)

(────────)

【壮絶な脳内会議を経て──】


──うん、そうだね。きっと乗せてくれるよね
今日は疲れたし、海は危ないし。そうしようか


【あっさり】
【彼は、その調査船の方へと歩み始めるだろう】
967 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 05:06:17.73 ID:UZoVvtco
>>966

ベル……、……。。4号ですね!
とても個性的な名前ですのね……

【明らかに途中から、というか最初の方しかイカダの名前を復唱できず】
【最後の「4号」をにこやかに言う事で思い切り何かを誤魔化すエル】
【その後ふぇえ、と驚いたような声をあげ、太陽の旗などを興味深そうにちらちらと見る】
【きっと、あまり冒険などには縁の薄かった子なのだろう】
【彼女にとっては、「海」を見るのも今日が初めてのことで──】

……! はい!

【エルにしてみれば、ある程度会話を交わした人間が傍にいたほうが気が楽だったのかも知れない】
【砂浜に小さな足跡を残しながら、どこか嬉しそうに太郎と同じく調査船の方へ歩んでいき】

【二人が乗り込んでしばらくすると、船は汽笛を鳴らして出航する】
【恐らく彼らが島に残っていた最後の調査員だったのかもしれない】
【途中で気絶したように眠りに落ちたフィスカはきっと、他の船員の手によって運ばれたのだろう】

【ざぁ──と】
【船が、波を割って進む】
【暗い夜色に染まった海を、滑るように進む】
【嗚呼──空が白んできた】
【もうすぐ夜明け。朝が来る】
【彼らの冒険は、今日はお終いだ】
【そして明日からまた────新たな冒険が、幕を開ける】

/時間も時間ですし、この辺で〆でしょうかっ!
/なんか途中から割り込んでここまで引っ張ってしまいごめんなさいでした!
/では、お疲れ様でしたー!
968 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/13(月) 05:27:01.87 ID:uQpn/aQo
>>967

そう、『ベルベッド・ドンドコドン・アソーレ・ドン・カカカッカ5号』
良い名前だろう、これで色んなとこ渡ってきたんだ

【いつの間にか、1号バージョンアップして改称されていた】
【彼女が興味を示したのが嬉しかったのか、嬉々として語る青年】
【簡素ながらもしっかりとした造りのそれは、かなり使い込まれたものだと伺える】
【そして非常にどうでも良いが、『4号』と言うことは多分、前に3つほど同じような頭弱いイカダがあったのだろう】

【──そんな、名前も定まらないようなそれを、出航した船は牽引していく】



【──夜明けへ向けて進む海上】
【青年は甲板の策に凭れながら、遠ざかっていく島をぼうっと眺めていた】
【潮風が、伸びた前髪をさあっと撫でるように揺らしていく】


────……


【ざあん、と弾けた波飛沫。青年は一つ、大きく伸びをすると──】
【──誰に向けるでも無い後ろ手を振りながら、再び船内へと戻っていった】


 【──冒険は、終わらない】


//ですね、もう眠気も眠い感じでしたので
//いやいや、すごく楽しかったです。此方こそお付き合い頂きありがとうございました
//では、長時間お疲れ様でしたー!
969 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 15:22:44.64 ID:9F5r4iko
【路地裏】

【建物に遮られ、日の届かない薄暗い路地裏。そこに一つの人影があった】
【赤いローブを着ている謎の人物。この場所では目立つ格好だ】
【左肩の部分には『魔術協会』の紋章が印されている】

【その人物は、右腕で何かを抱えていた】
【白く長い髪。放り出された手足。白い服】
【──気絶している少女だ】
970 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 16:37:37.32 ID:m8Y2Ru.o
>>969


なんか妙な魔翌力の匂いがする………

【紅い長髪の獣人少女が路地裏を覗きこむ】
【まだ少女には気付いていないようだ】


/暇だったからからんでみたよ!
/もし都合悪かったらスルー推奨で><
971 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 16:49:09.50 ID:9F5r4iko
>>970

【赤いローブの人物は辺りを警戒するように見回してから、路地裏の奥へ進もうとする】
【様子から察するに恐らくは誘拐か何かだろう】
972 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 16:53:53.67 ID:m8Y2Ru.o
>>971


………どうみても友人を遊びに連れてくって訳じゃ無さそうだ。

【気配を殺 し、様子を伺いながら尾行しはじめる】
973 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 17:07:10.90 ID:9F5r4iko
>>972

【そのまま路地裏を抜け、人気の少ない場所から市外へ出ようとする】
【移動速度が変わらないため、恐らくは追尾に気付いていないだろうが、油断は禁物だ】
974 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 17:11:28.78 ID:m8Y2Ru.o
>>973
【まるで野生の獣のように気配を殺 し、観察しながら】

(………市外に出るのか?)

(あのローブの紋様には見覚えがある。
あれは魔術協会の………ということは、あやつは魔術師だろうか)

【特に苦も無くついていく】
975 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 17:16:51.77 ID:9F5r4iko
>>974

【市外に出た後は森林地帯を通り、木々に隠された一軒の建築物の中へと入っていく】
【かなり老朽化していてぼろぼろだ。三階建てになっている】
976 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 17:21:42.46 ID:m8Y2Ru.o
>>975
(随分遠くまで来たな)

(さて、どうするか………)

【辺りを見回し軽く一飛び、三角飛びの要領で建築物の屋上に飛びあがる】
【屋上をキーホルダーで叩くと、蔦のような植物が生えてきた】
【植物にぶら下がって三階の適当な窓から中を覗き込み、中を調べ、可能ならば侵入を試みようとする】
977 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 17:26:41.28 ID:9F5r4iko
>>976

【三階部分には誰も居ない】
【窓にはしっかりと硝子が張ってあるが、蹴り破ることは可能だろう】
978 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 17:31:16.79 ID:m8Y2Ru.o
>>977
【きん!と一瞬鋭い音が響き渡り】

………聞こえてないといいんだけど。

【鋭い爪撃で丸くくり抜かれた窓硝子から中に侵入した】

(さっきの赤いローブはどこにいったんだろう)
(ここにいないってことは、下かな)

【警戒しながら階下の様子を探る】
979 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 17:34:11.30 ID:9F5r4iko
>>978

【二階にも人の気配は無い】
【残るは一階だけだ】
980 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 17:36:19.79 ID:m8Y2Ru.o
>>979
【引き続き警戒したまま下に降りていき】

………

【一階へと降り立った】
981 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 17:41:55.27 ID:9F5r4iko
>>980

【降り立った直後、獣人の少女へと槍の形に固められた炎が向かっていく】
【固めてあるだけなので刺さりはしないが、当たれば火傷は必至だ】
982 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/13(月) 17:47:40.68 ID:EtWVflw0
【火の国・ブレイザーシティ近隣の平野】
【“機関”の手による城塞化が進みつつある街を見つめ、佇む一人】

…どうしようか、な。

【亜麻色の頭髪をボブ・カットにした、身長157cm、普通に色の薄い肌に、蒼い瞳の垂れ目、目算Cカップの少女】
【白いTシャツの上には、コーヒー牛乳みたいな茶のサマー・カーディガン。デニムのハーフパンツを履き、比較的動きやすそうな装い】
【コンパスで縁を作ったのかと思うほど、まんまるなメガネを装着していて、ぴったりフィットしたフレームは落ち着いた黒】
【背中には緑色のリュックサックを背負っていて、時折重そうに肩を揺らしたり、紐をずらしたりしている】

(ドクターか、その上司か知らないけど…命令なら、従うしかないよね)
(この街に、引き込んで、潰して……うん、私が活きているのは、ドクターのお陰なんだから)

【哀しげとも取れる、軽くは無い表情、浮かぶ色は明度も彩度も無く、昏い】
【若しかしたら―――現在進行形で起きている、着実な『機関』の制圧作戦が引き起こした、“悲劇”の一端とも、取れるか】
983 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 17:52:05.09 ID:m8Y2Ru.o
>>981
っ!

【咄嗟に反応して腕で弾くも、じゅう、と腕に軽い火傷を負う】
【瞬間、横っ飛びで物陰に隠れ、ようやく顔をしかめながら火傷の具合を確認する】

痛ぅ………

なぁ、勝手にあんたの家に入ったのは悪かったよ!
でもお前だって悪いんだぞ、あんないかにも悪人ですって風なことしてたんだからさ。
もしかしてあの女の子、お前の友達?それにしちゃ全然仲良く無さそうだったけど。

【軽口を叩いて挑発しつつ、相手の出方を探る】
984 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 17:58:05.00 ID:9F5r4iko
>>983

【物陰からローブの人物は出てきた】
【その周囲には炎の槍が三つ、滞空している】

「早く立ち去れ……魔術協会に敵対するつもりか?」

【姿は分からないが、声は女性のものだ】
【言い分は全て無視し、要求のみを突きつけている】
985 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 18:01:39.33 ID:m8Y2Ru.o
>>984
【物陰に隠れたまま、相手にその姿は見えない】

ああ、分かった分かった、すぐ出てくさ。
だがその前に一つ教えろ。

【そのままの状態で、仰々しい紋様のイヤリングをぱちりと嵌め】

あの娘をどうするつもりだ。

【物陰から出、相手と対峙した】
986 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 18:04:02.21 ID:9F5r4iko
>>985

「答える必要は無いな? 君はこちらの要求を飲むしかない」

【ローブの女性は会話をしながら、しっかりと声のする方に目を向け、滞空させている槍の先を向けさせていた】
【いつでも攻撃出来るようにだ】
987 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 18:07:28.81 ID:m8Y2Ru.o
>>986
いや、もう一つあるぞ。

私の答えは『答えたくなるまでお前を殴り続ける』だ。

【刹那、だだだだ!と、床、壁、天井を縦横無尽に飛びまわりながら距離を詰める】
988 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 18:11:39.61 ID:9F5r4iko
>>987

「フッ、面白い」

【縦横無尽に動く相手に対し、こちらも同じ高速移動をする、といったことは無かった】
【ただ静かに、距離を詰められるのを待っていた】
989 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 18:17:24.82 ID:m8Y2Ru.o
>>988
【高速で飛び回り撹乱しながら】

   【真上】
                     【右上】

         【左斜下】

【真正面】
              【真横】 



(――――いや、ここだッ!)


【最後に相手の眼前に姿を現すように真上に現れ、爪撃をお見舞いせんと腕を振り下ろす】
990 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 18:18:33.38 ID:lvvL676o
【路地裏】

【ガリガリ、と言う音が響く】
【そして、硬いものを砕く鈍い音】

グゥオオォゥルゥァアアゥルル・・・。
【そこに踏み入れば見えるのは、藍色の鱗に、翼を持った姿】
【黒いジャケットを着込み、鋭角的な頭部を持つ者・・・それは竜人】
【しかし、その藍色の瞳は、紅く染まるのではないかと言うほどの怒気を孕んでおり――】
【その拳は、何かの血で、真赤に染まっていた】

ガゥルルルルゥグアアアァアォゥ・・・。
【口からは、もはや意味を成さぬ唸り声がこぼれ――】
【ただただ、灰色の壁に向かい、その爪で削っていた】
991 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 18:24:37.52 ID:9F5r4iko
>>989

「初撃は吟味すべきだぞ?」

【攻撃にタイミングを合わせ、パチン、と指を鳴らす】
【すると、ローブの女を囲うように炎が一瞬噴き出した】
【これは攻撃のためではなく、動きを止めるための行動だ】
992 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 18:36:41.53 ID:m8Y2Ru.o
>>991
同意するぞ。
初手での炎は熱かったからな、今度はちゃんと『対策』をさせてもらった。


―――”神威”ッ!


【噴出した炎を掻き消すようにルゥの身体を吹雪が纏った】
【炎と吹雪の相殺の隙を狙い、引き続き爪を繰り出す】


/さーせん、もうすぐ仕事にいかないとなのです><
/無理矢理終わらせた方がいいですか?それとも持ち越しにした方がいいでしょうか?
993 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 18:40:01.91 ID:9F5r4iko
>>992

「……!」

【爪での攻撃を食らい、即座にバックステップで距離を取りながら滞空させていた炎の槍を三つとも発射する】

//じゃあ終わらせましょかね
994 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 18:44:45.12 ID:m8Y2Ru.o
>>993
【ばばば、と炎の槍を薙ぐも、再度小さな火傷を負い】

ちっ、急所は外したか。

(これ以上は不利だな、一旦引くか)

【建物の窓を破って外に出て、姿を消した】

/おつっしたー!
995 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 18:50:28.07 ID:9F5r4iko
>>994
//お疲れさーん
996 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 18:54:28.90 ID:gJnAlcDO
【森】
【月の光が落ちる森の中、木の先端に月をバックに立つ人影がある】

…さーて、と……暗殺か、情報収集か…
…どっちにしろ、やるべき相手を見付けるのから先か
【黒い忍服、桜の印の額宛て、背中に巨大手裏剣を背負った茶髪の青年】
【が、高い木の先端に片足で立っている】
997 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 19:08:27.55 ID:RkDZpAAO
【公園】

…………
【肩にかかる程の黒髪に赤いリボンがついた紺色のブレザーの制服を着て、スカートの下にレギンスを穿いたピンクのマフラーを首に巻く少女がベンチに座りボーっと一点を見つめている】
【その両腕には真新しい包帯が巻かれている】
998 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 19:14:52.48 ID:lvvL676o
【路地裏】

【ガリガリ、と言う音が響く】
【そして、硬いものを砕く鈍い音】

グゥオオォゥルゥァアアゥルル・・・。
【そこに踏み入れば見えるのは、藍色の鱗に、翼を持った姿】
【黒いジャケットを着込み、鋭角的な頭部を持つ者・・・それは竜人】
【しかし、その藍色の瞳は、紅く染まるのではないかと言うほどの怒気を孕んでおり――】
【その拳は、何かの血で、真赤に染まっていた】

ガゥルルルルゥグアアアァアォゥ・・・。
【口からは、もはや意味を成さぬ唸り声がこぼれ――】
【ただただ、灰色の壁に向かい、その爪で削っていた】
999 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 19:26:58.32 ID:blZjSe6o
>>997
/まだいます?
1000 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 19:33:16.05 ID:1oHjbAIo
>>996
/まだいらっしゃいますかー?
1001 :1001 :Over 1000 Thread

 ,.――――-、
 ヽ / ̄ ̄ ̄`ヽ、   【呪いのパーマン Ver2.0】
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パー速@VIPService
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長門のおしっこプールの中で目を開けたまま泳ぎたい奴集合!!! @ 2010/09/13(月) 19:20:44.66 ID:5CLDNADO
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【ライト】ポケモン新作作って消防厨房釣ろうぜwwwwwwww【ダーク】 @ 2010/09/13(月) 19:16:53.55 ID:zejjOpso
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けいおん!SS雑談スレ @ 2010/09/13(月) 18:37:52.79 ID:utHXU.AO
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電車のお兄さんにお礼が言いたい @ 2010/09/13(月) 18:35:07.65 ID:LvKbsgAO
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俺とお前らの為のルー系食い物スレ @ 2010/09/13(月) 18:00:57.01
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