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【己の体とその全てを】能力者スレ【存在否定はさせない】 - パー速VIP 過去ログ倉庫

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1 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 02:52:25.18 ID:JlbhIQco
ようこそ、能力者たちの世界へ。
この世界は、数多の能力者たちが住まう世界。
無限大の大きさのこの世界。
多くのことが語られたこの世界だが、まだまだ多くの空白がある。
先人たちの戦い、絆、そして因縁。これらが絡み合い、この世界は混沌としている。
もしかすると、初めて見た貴方はとっつきづらいと思うかも知れない。
――だが、この世界の住人は新しい来訪者にことのほか優しい。
恐れず、以下に示す雑談所や、場合によってはこのスレでも質問をしてみてくれ。
すぐにスレへの溶け込み方を教えてくれるだろう。

【雑談所。質問や現状、雑談などはこちらでどうぞ】
PC【http://jbbs.livedoor.jp/sports/37115/】 携帯【http://jbbs.livedoor.jp/sports/37115/
【はじめに】
このスレの元ネタはVIPで行われていた邪気眼スレです。
長く続けるに際して、いくつかのルールを設けています。以下にそれを記します。
* 完全無敵の能力は戦闘の楽しみがなくなり、またスレの雰囲気も壊れますので『禁止』です。 
* 弱点などがあると戦闘の駆け引きが楽しめます。
* 戦闘では自分の行動結果に対する確定的な描写を避けること。【例:○○に刀で斬り付ける。○○の首が斬れる】など。
* 基本の心構えですが、「自分が楽しむのと同じくらい相手が楽しむことも考える」ことが大事です。
* 書きこむ前にリロードを。場の状況をしっかり把握するのは生き残る秘訣です。
* 描写はできるだけ丁寧に。読ませる楽しみと、しっかりと状況を共有することになります。
* 他のキャラクターにも絡んでみると新たな世界が広がるかも。自分の世界を滔々と語ってもついてきてもらえません。
* 「コテハン」は禁止の方向で!
* 基本的に次スレは>>950が責任を持って立ててください。無理なら他の能力者に代行してもらってください。また、 950を超えても次スレが立たない場合は減速を。
* スレチなネタは程々に。
* スレの性質上『煽り文句』や『暴言』が数多く使用されますが過剰な表現は抑えてください。
* 基本的に演じるキャラクターはオリキャラで。マンガ・アニメ・ゲームなどのキャラの使用は禁じます。(設定はその限りでない)
【インフレについて】
過去、特に能力に制限を設けていなかったのでインフレが起きました。
下記の事について自重してください。
* 国など、大規模を一瞬で破壊できるような能力を使用。
* 他の人に断り無しに勝手に絶対神などを名乗る。
* 時空を自由に操る能力、道具などを使用する。時空を消し飛ばして敵の攻撃を回避、などが該当します。
* 特定の物しか効かないなどの、相手にとって絶対に倒せないような防御を使う。
* あくまで能力者であり、サイヤ人ではありません。【一瞬で相手の後ろに回り込む】などは、それが可能な能力かどうか自分でもう一度確認を。
* 全世界に影響を及ぼしたり、一国まるごとに影響が及ぶような大きなイベントは一度雑談所でみんなの意見を聞いてみてください。
勝手に世界を氷河期などにはしないように。
* 能力上回避手段が思いついても、たまには空気を読んで攻撃を受けたりするのも大事。
* エロ描写について
確かに愛を確かめ合う描写は、キャラの関係のあるひとつの結末ではあります。
なので、全面的な禁止はしていません。
ですが、ここは不特定多数の人が閲覧する『掲示板』です。そういった行為に対して不快感も持つ人も確実に存在します。
やる前には、本当にキャラにとって必要なことなのか。自分の欲望だけで望んでいないか考えましょう。
カップル、夫婦など生活の一部として日常的に行う場合には、一緒のベッドに入り、【禁則事項です】だけでも十分事足ります。
あまり細部まで描写するのはお勧めしません。脳内補完という選択も存在しますよ。
また、有志によって制限のない分煙所も作成されました。どうしてもあかんねん、あかんねん!というときにはご利用を。

前スレ【http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1284137937/
wiki  【http://www31.atwiki.jp/nouryoku/】 
分煙所【http://jbbs.livedoor.jp/otaku/12877/
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もし、探しているスレッドがパートスレッドの場合は次スレが建ってるかもしれないですよ。

諸君、狂いたまえ。 @ 2024/04/26(金) 22:00:04.52 ID:pApquyFx0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1714136403/

少し暑くて少し寒くて @ 2024/04/25(木) 23:19:25.34 ID:dTqYP2V2O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1714054765/

渾沌ゴア「それでもボクはアイツを殺す」 @ 2024/04/25(木) 22:46:29.10 ID:7GVnel7qo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714052788/

二次小説の面白そうなクロス設定 @ 2024/04/25(木) 21:47:22.48 ID:xRQGcEnv0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714049241/

佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713966248/

全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713957007/

君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/

笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713869982/

2 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 02:54:14.40 ID:0UcXIgAO
>>1乙だー
3 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 02:54:58.40 ID:UZoVvtco
>>1乙ですわ!
4 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 02:55:07.73 ID:nBZwj5ko
>>1>>1乙ゥ!
5 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/13(月) 03:09:25.63 ID:uQpn/aQo
>>1乙!
6 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 10:19:04.48 ID:kAy2BISO
>>1
7 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 17:02:09.59 ID:m5Qn2ESO
>>1オツ
8 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 19:34:46.71 ID:gJnAlcDO
>>1
>>1000
/いるでござる、ニンニン
9 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 19:38:46.37 ID:lvvL676o
>>1
10 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 19:43:24.81 ID:am947YEo
>>1乙です
11 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 19:44:48.30 ID:Z4ywu7Io
>>1
12 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 19:45:10.25 ID:RkDZpAAO
>>1乙なのです

/それから>>999の人
/遅ればせながら居ますですよ
13 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 19:45:37.89 ID:1oHjbAIo
>>996

うあー……これは確実に迷いました……

【短めの黒髪に黒い瞳、頭に赤い鉢巻を巻いた少女がキョロキョロと周囲を見回しながら歩いている】
【薄い青のタンクトップに薄手のコートを羽織り、白い長ズボンを穿いて】
【そして少女の両腕には白と黒の鞘の刀が抱かれている】

安易な気持ちで森の中を散歩なんてするんじゃなかった
世は正に大後悔時代です……

【最初に森に入った時は深くまで行くつもりは無かったのだが】
【森とは迷う為にある、と言っても過言ではない地形故に散々迷って迷い続けてこんな時間】
【周囲は真っ暗でお先も真っ暗とは正にこのことである】

食事はなんとかなるにしても

【コートのポケットから取り出したるは包装されたクッキー】

水分の事を考えていなかったです、これじゃあ口の中がパッサパサ地獄に……

【自分以外誰もいないだろうから大きな溜息を漏らすのであった】

/>>8
/ククク……いかせてもらう限界一杯まで……倍プッシュだ……っ
14 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 19:52:29.53 ID:gJnAlcDO
>>13
…ん……?
【下から聞こえた声に気付き、そちらに視線を向け少女を見付ける】

……ふん、ただの餓鬼か…
【と、すぐに目を逸らして】

……!!?
【二度見】

(…あの白と黒の刀…見覚えがある…!!)
(…あの時の…!)
【┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
15 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 20:00:54.88 ID:sezBsqYo
>>997

何が貴様をそうまで駆り立てるのか?何が貴様を壊したか?

【凛とした声が、横から竜人の元へと飛んでくる】
【足音も無く、気配も無く、衣擦れの音すら無く、ただ声だけがあった】

元来は理知に富んでいたのだろうになァ ふふ、ふふふ

【にも関わらず、そこには確かに青年の姿が在る】
【よく手入れされた赤髪を後ろに束ね、宵闇色のローブに身を包む】
【赤き破壊と黒き憎悪に支配された竜に合わせて意匠を凝らしたかのような姿だった】

まだ言葉は覚えているか? お前とは深く分かり合えそうな気がするのだ
落ち着けとは言わない 曝け出せ 受け止めてやるさ

【その手にあった二匹の蛇が絡み合い、頭に小さな翼の飾られた杖】
【その杖をローブの中へと仕舞いこみ、代わりに取り出したのは、何らかの液体の入った小瓶】
【虚構の中でしか見られないような、純粋な赤に満たされた小瓶】
16 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 20:02:16.09 ID:gJnAlcDO
>>13
/いきなりすいません、飯喰ってきます
17 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 20:02:39.29 ID:1oHjbAIo
>>14

あーあ……先立つ不幸をお許し下さい師匠、七緒は此処で果てます口の中がパッサパサになって
お供え物はお茶が良いです

【2本の刀を器用に脇に挟みクッキの封を開け】
【自然界にはおよそあり得ないだろう甘ったるい香りが周囲に広がる】
【上にいる彼の事など全く気づいていないようだ】

いただきまー……ん?

【さっそく口に入れようとした時、少女の近くの茂みがガサゴソと音をたて】
【次の瞬間飛び出てきたのは汚れに汚れた見窄らしい野犬】
【その口からはヨダレをぼとぼとと垂れ流し、見るからに危険な雰囲気】

野犬……っ!うあっ!

【そんな事を言っている暇があるなら逃げればよいのに、と逃げたところで人が犬に速さで勝てる要素など無い】
【加えて少女は非力であり、いいようにされるのは目に見えていた】
【野犬に体当たりをくらいその場に尻餅をつき】

あわわわ……

【体を震わせながらも腰が抜けてしまったのか立てずにいる】
【食い散らされるのは時間の問題か……】
18 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 20:13:48.85 ID:1oHjbAIo
>>16
/了解ですごゆっくりどうぞー
19 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 20:19:22.51 ID:blZjSe6o
>>12
/ごめん、もう駄目かと思ってちょっと席はずしてた・
/其れに今からご飯だからスルーしてくださいな
20 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 20:19:27.43 ID:lvvL676o
>>15

グゥオゥルル・・・。
【ひたすら、壁を引き裂いていたが】

・・・グゥ?
【声を掛けられ、そちらのほうへ頭を向ける】
【牙の覗く口が開いて】

グゥゥウウオウウゥウルルガアァアア!!!
【しかし出たのは、知性ある言語ではなく】
【ただただ感情に支配された、憎悪の咆哮だった】

【爪を尖らせ、牙を剥き】
【突如現れた青年に、飛び掛る】
【直線的な動き。回避は容易だ】
21 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 20:21:52.36 ID:RkDZpAAO
>>19
/分かりましたなのですよ
22 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 20:23:00.40 ID:JlbhIQco
【路地裏】

………………………………。

【長い銀髪を赤いリボンでツインテールに束ねた、赤い首輪を付けた少女】
【頭には、外装が白で内側がピンクな猫耳カチューシャ】
【全身には、ふりふりフリルな白を基調としたメイド服を纏い】
【大口径拳銃を腰のホルスターに提げ、黒い表紙の分厚い本を持ち歩いている。】

【路地裏の暗さで見えにくいかもしれないが──少女の後ろには、一人の男の死体がある】
23 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 20:28:41.89 ID:sezBsqYo
>>20

【相手の突進に対して、自身から見て右側へ飛び退く】
【俊敏な動作に反して、不思議なほど空気は揺れず、驚くほど地面は震えず】

ほうほう 随分と深く苦しんでいるようだ

【さらにバックステップで距離を取りつつ、竜人に瓶を投げつける】
【いかなる形であれ、瓶に衝撃が加われば一切の猶予無くして爆ぜる】
【爆発自体は小規模だが、硝子の散弾が竜人の身体を襲う二重攻撃だ】

私にも一時にお前のような行動に向かう時期があったよ
だがそれで救えるほど我らが病巣は浅いところには無い

【爆発の後には燃え盛る蛇の姿が現れる】
24 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 20:33:30.63 ID:blUd9xwo
遅ればせながら>>1乙です
25 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 20:35:01.98 ID:GsUF6EAO
>>22

………その格好、何とかならないのか?
【聞き慣れた声、だが少し鼻声気味】
【少女の正面から、黒いローブを被った女性が歩いてきた】
【短い銀髪と深い赤色の眼、ローブの端で鼻の辺りを押さえてる】

(いや、かわいいんだが色々危ない)
【思考が多少危ない】
26 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 20:39:24.57 ID:gJnAlcDO
>>17
(あ、野犬だ)
(まぁあれよりも危険なのは沢山いるし、まだ幸運だなあいつも)
(つーか襲われてやんの、ざまぁwwwwwwwwwwwwww)
【ププッ、と笑いを堪えながら野犬に襲われる少女を高見の見物】

(…ま、喰われるのも時間の問題か)
(どーせ『俺』には関係無いし、まぁ骨位は埋めて――――)
(…………………)
【ふと、頭の中に一つの思いが過ぎり】

…やっぱやめた
【クナイを三つ、懐から取り出して】
【野犬と少女の間の地面に投げ付ける】

/ただいまっす
27 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 20:42:21.23 ID:lvvL676o
>>23

【避けられ、足の爪で強引にブレーキをかけ】
【後方へ飛び退いていく相手に向かい、再び拳を握り、突進しつつ繰り出す】

グォア・・・!?
【投じられた小瓶を、竜人の目が捕らえる】
【普段であれば、普段の判断力ある状態であれば、その瓶を避けるはずだ。はず、だった】
ゴォルルルガアァァアアア!!
【しかし、憎悪に身を染めた思考では、そんなこと、思いつくはずもなかった】
【ただただ、相手を殺したい――ただ、それだけを思って】
【バリン、拳が小瓶にぶつかる、爆ぜる】
【爆発と、ガラスの破片が、容赦なく竜人を襲う、しかし】

ギィイッ・・・ガアァアアァアアア!
【全身から血を垂らしながらも、彼は止まらなかった】
【右の眼球にもそれは突き刺さる】
【そして現れた、灼熱の蛇。彼は、迷わなかった】
グガアアァアアアア!
【その蛇に向かって、まっすぐに、拳を突き出す】
28 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 20:43:21.86 ID:JlbhIQco
>>25

……他に服がないにゃ。
前の服が、どこかに行ってしまったから……にゃん。

【なんか語尾が変わってる】
【でも他は一切変わっていない、すっごい不自然】
29 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 20:46:50.35 ID:72AUVQYo
>>680

では病院以外の場所ですか!?
う〜ん・・・機械がある場所・・・

【頭をフル回転しても出てこず、うんうん唸る】
【でも考えるのをやめたら光が途絶えるようなそんな気がして】

スペースを借してくれる人も知り合いには居ませんです・・・
残るのは一択、その研究室なんですが・・・
そこなら、確実にできるんですよね!?
ここから近い場所なんですか?

【本人の研究室なら、本人が一番使いやすいモノがある】
【それぐらいなら、無知な彼女にでもわかる】
【最後の希望に必死に喰らいつく】
30 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 20:46:52.44 ID:GsUF6EAO
>>28

語尾も、何とかならないのか、それ
(破壊力が、破壊力が)
【何があったのか、とかを聞く前にやはり現状が気になる】
【前に会った時との差が凄すぎて、多少混乱気味だ】
31 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 20:47:06.82 ID:3GzvzYAO
【氷の国】
【北部──ブリザードル大雪原】
【木々が存在せず、クリスタルのような氷柱のみが立ち並ぶ銀世界にテントが一つ】
【そこから一人の人物が出てくる】

うぅ……眠いし寒い……
さっさと通過しちまいたい所だなぁ

【後ろ髪がツンツンしていて肩にかかる長さの茶髪で右が茶、左が赤のオッドアイで】
【袖や襟などにベルトが付いて、ファー付きフードがある赤いスタイリッシュなジャケットに】
【迷彩柄のGパンの裾をベルトで止めて、歯車のような機械が付いている茶色のブーツを履いた】
【長身の少年と青年の境目のような人物】
【背中には身の丈程の長さで銃口も大きなワインレッドの銃剣、両耳にはシルバーのピアスがある】
【白い吐息を漏らしながらぶつぶつとテントを折り畳む】
32 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 20:48:42.79 ID:1oHjbAIo
>>26

(あー……これは本格的に詰んだ……)

【頭上で嘲り笑っている人物の事などつゆ知らずに】
【汚物に塗れた牙を見つめながら……】

痛いのは嫌だなあ……

【あり得ないであろう願望を吐き、終わりを受け入れ……と獣と少女の間に突き刺さるクナイ】
【鼻をひくつかせて野犬は飛来した人工物から2歩3歩と距離を取り】
【動物的な直感から機を逃したと判断したのかその場から離れていった】

……あれ?あれれ?一体何が?

【頭の上に?を浮かべつつ地面のクナイに気づいてそれに近寄り】

火のない所に煙は立たない、忍者のいない所にクナイは刺さらない……?

【お前は一体なにを言っているんだ】
【誰かが投げたのだろうと周囲をキョロキョロ見回し始める】
【角度的に先ずは上を見るべきだがその視線はx軸のみに向けられている】
33 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 20:51:22.21 ID:JlbhIQco
>>30

どうにもならない……にゃ。
体に染み付いちゃったから、にゃ。

【相変わらず感情の抜け落ちた声なのに、なのに】
34 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 20:53:58.23 ID:p7SDN6oo
>>29
………近くは有りませんが、私は一瞬で移動出来ます

ですがねえ、分かってます?
私が今使っている≠フが何処なのか
カノッサ機関夜の国支部の研究室ですよ?

【くらいつく彼女を振りほどくように、此処までを無感情に】
【機関支部、この世界の騒乱を生み続ける諸悪の根源の一つ】
【この名前を出して、何処まで躊躇いを見せるかを観察しつつ】

………此処だけの話、と言いますか
貴女が助かる確率を増やす為、ちょっと教える事が有ります

カノッサ機関に入ってはや四年。信用も地位も、資金も物資も十分に得た
これなら………私が大きく動いても、直ぐには怪しまれない

【周囲を見渡し、警戒する「ふり」】
【声を顰め、顔を少しばかり近づけて】

……ねえ、ミーナちゃん。もし私が、正義組織に寝返ったらどうなると思います?
機関の情報技術物資その他色々手土産に
カノッサ機関に大打撃を与えられると、そう思いません?

【口元に指を当て、声を抑えるようにとのジェスチャー】
【同時に、真剣な声を作って、普段なら決して口にしない様な事を言った】
35 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 20:54:45.74 ID:Sr0n62SO
【公園】
ん〜〜〜〜〜〜〜……ん?
【長い金髪を後ろで束ね、古い西部劇から抜け出たような服装の保安官がベンチに座って雑誌を読んでいる】
……BLってなんだ…ベーコンレタス……?
36 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 20:55:04.90 ID:sezBsqYo
>>27

ああ、実に良い 開放こそ魂の昇華への第一歩

【しっかりと竜人の動きを視界に納めつつ】
【さらに後ろへと下がりながらローブから取り出すのは剣の柄】
【金と銀の装飾が煌きながらも、その剣には肝心の刃が欠けている―?】

さあ歌え、絶望の詩を お前が飽きるまで付き合ってやろう

【周囲の風景を揺らめかせる紅蓮】
【蛇は迷い無き拳に対して何ら行動を示さない――いや、何もしない事が迎撃体勢】
【拳圧に身を裂かれると同時に竜人の手を包み、地獄で味わう予定の業火、先行体験キャンペーン】
【少し火勢を弱めながら、執念深く絡みつき、蛇は腕へとのぼりゆく】
37 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 20:55:17.20 ID:GsUF6EAO
>>33

(染み付いたって……何があったんだ)
とりあえず……何があったんだ?
よかったら、教えてくれないか

【少なくとも、まともな事があった訳ではないだろう】
【その辺りにあった少し汚いゴミ箱に腰掛けて言った】


/ おふろにみをしずめてきます
38 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 20:56:54.85 ID:gJnAlcDO
>>32
…あーあ、無駄な労力使っちまった……
【ガサリとも音を立てず、あの場所から素早く少女の前に降り立つ】

野犬がいるような所で食い物出すなんか死にたいのと同義だろうが
その前に、あんたは何のために立派な刀二本も持ってんだ?
【投げたクナイを回収しながら、少女に顔を向けずに言う】

(…やっちまった…どうしよう…)
(…いや、組織の奴に見られた訳じゃないしセーフか…)
(ていうか変装してくりゃよかった!!)
【その落ち着き払った表情とは裏腹に、内心焦りまくっている】
39 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 20:59:35.93 ID:JlbhIQco
>>37

……ご主人様に誘拐されて、
色々された…………にゃ。

【色々──そう、"色々"されたのだ】
【R18な事はされてないけど、色々】

/いってらっしゃいませ
40 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 20:59:53.12 ID:5sR/oDYo
【郊外──廃墟前】

【透き通るようなプラチナブロンドの髪と蒼い蒼い目をした、18歳ほどの少女がいる】
【少女は膝上くらいまでの長さの白いワンピースの上から灰色のカーディガンを羽織り】
【足元は、白い清楚なサンダルを履いている】
【腰には黒いすっきりとしたベルトをつけており、彼女の身体を細く見せていて】
【右の人差し指には紅い石のついた指輪をはめ、首にはチェーンのついたコインを下げており】
【その見た目と服装から、どこか涼しげな印象を与える格好であった】

……今日の鍛錬は、このくらいにしておきましょう、か。。

【はぅ、と小さく息をつき。少女は疲れたように傍にあった岩へ腰かける】
【この少女がやったことなのだろうか──】
【廃墟の壁には、先ほど出来たばかりの焼け焦げが何箇所か見られる】
41 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 21:01:22.60 ID:lrBTpRUo
>>844

――――――、…………!

【闇夜に染まる世界に、少年の叫び声が弾かれ、響き渡る】
【“昴お姉ちゃん”、“殺せなかった”、“斬り裂いた”――――】
【断片的な単語が、情報が音として伝わり、少女は表情を変える】

【少女の友達の名前、[ピーーー]殺さないという暴力的な表現】

(―――あの時、昴ちゃんもあの場所に居た……?)

【思い出すのは、少し前の騒乱。≪R.I.P.≫の起した戦禍】
【あの時に会う事の出来なかった彼女が、あの場に居た―――?】

【然し、少女は首を振る。今考えるべきなのは、其処ではない】

【視線を逸らさず、少年を、アリエルを真っ直ぐに見詰める。視線を合わせる】
【視界の隅に、アリエルが引き抜いた鈍く光る刄を捕らえ】

………アリエル――――――。

【――――それでも、少女は足を踏み出した。少年との距離を縮めるために】
42 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 21:03:23.18 ID:RkDZpAAO
【森】
【見上げるほど高い木が中央にある少し拓けた場所に】

……………
【艶やかな黒髪を背の中程まで伸ばし、紺色の学生制服の上から腕に『風紀委員』の腕章をつける精悍な顔立ちの少女が四尺程ある大太刀『迅雷』を構えて凛と佇み瞳を閉じている】
【腰には魔翌力が微弱に宿る純白の木刀を下げ、小太刀を後ろ腰につけていた】
43 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 21:03:48.39 ID:1oHjbAIo
>>38

(うわっ!!)

【と、驚き過ぎたのか表情にそれは出ているが声には出ず】
【金魚みたく口をぱくぱくさせている】

いや、その……お腹が空いたので……
こ、これは御守りみたいな物なんですっ!だから貴方になんかあげませんよ!!

【袋ごとクッキーをポケットに突っ込んで】
【脇に挟んだ刀を両腕できゅっと抱きしめる、前回の事を根に持っていたり】

(やばいやばいやばいです、人気も無いところでこんな人に会うとは思いませんでした)
(アウトです、やばいです野犬よりも危険かもしれないです)

【同じくらい慌てていたとか何とか、しかしこちらは表情に出ている分察し易いか】

(……ん?でもこの人助けてくれたのでしょうか?)

【そうは思っても警戒が完全に解かれるということは無いのだが】
【それでも少しは…・である】
44 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 21:05:01.75 ID:lvvL676o
>>36

ゴアアアアァアァア!
【腕に火が登り、悲鳴のような叫び声を上げる】
【しかし彼は止まらない。何が彼をそうさせるのか?】
【答えは一つ。憎悪。ただそれだけだ】

【憎悪は、染めていく。痛みも、思い出も、何もかも】
【すでに竜人は―――憎悪に、染まりすぎていた】
【憎悪の炎は、いまだ火力を衰えさせることなく】
【その藍色の瞳を、ひたすら怒りに燃やしていた】

グウウォォオオァオアァアアアガウゥルルアガアア!
【火に包まれても、彼は止まらない】
【再び、青年に向かって、突撃を敢行する】
45 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 21:05:10.46 ID:72AUVQYo
>>34

カノッサ機関・・・ですか
薄々思ってましたが、止むを得ません

───大丈夫です

【具体的なことは知らないが取り敢えず"悪"という認識だけあるカノッサ機関】
【言葉こそなんとも無いが、瞳には戸惑いの色が垣間見える】
【正直、行きたくはないけどそれしか方法がないのだから仕方がない】

・・・それは双方を揺るがす、とても凄いことになりそうですね
そして、私が助かる可能性も上がるなら万々歳です
でも、お仲間さん方は大変困るのではないでしょうか?
世界最高峰を自負するぐらいなら慕っている人もいるのでは?

【心配することに関してだけは善も悪もない彼女】
【指示されたとおり、声を細めて尋ねる】
46 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 21:07:15.83 ID:wlu.BbYo
>>42
【その森の奥にて】

なあ!この棺桶どうなってるんだ!?動かしてくれよ喋る犬!

『じゃかましいわい!ついてくるなと言うちょろうがクソガキがッ!』

【さらっとした柑橘系の整髪料の匂いが漂うさらっとした茶の短髪にきりっとした目に真っ赤な瞳に整った鼻筋】
【水色の質素なシャツを白い柄シャツの上から羽織り、ひざ下まで伸びた黒よりの灰と黒のストライプのハーフパンツに赤のスニーカーの青年が小さな何かと言い争う】
【肩にはリュックサック風のバックを持ち、その首だけは…季節はずれな赤いマフラーを巻いている】

【言い争いをしているのは垂れた耳に丸い目、ソフトモヒカンのように中央の頭の毛がこんもり盛り上がった、首輪に複数の鍵をぶら下げた
茶色い体毛に覆われ小さな子犬、いや…レッドカラーのトイ・プードル】

俺コレが動いたの見たんだ!やってみてくれよ!な!な!

「だから見せる義理はないと言うちょろうがッ!帰らんかい!」

【犬が乗っているのは…2mほどの上から見ると細長い六角形のような形をした重厚な箱…人一人が入れそうな高級感の溢れる箱】
【安定感のあるのっぺりしたフォルムを紺色で彩っており、蓋の表面に真っ黒な三日月を象った模様が塗られており】
【そして中央部に『魔術協会』とロゴが張られていた】
【どこから見ても棺桶だった…そしてそれには銀色の鎖がくっついている】

【これを巡って言い争っているようだ】
47 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 21:08:14.72 ID:gJnAlcDO
>>43
もういらん、そんなもん
一応金入る目処も着いたし無理にやったらどうなるか解ったもんじゃないしな、こっちだって無駄に動きたくねーんだ
【クナイを懐に仕舞い、少女に顔を向け】

…所で、あんたはいつまでそうして座ってるつもりだ?
見えるぞ
【擬視、ていうか顔色一つ変えてねぇ、流石忍者(?)】
48 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 21:10:09.90 ID:am947YEo
【公園】
ふっふっふ〜、今日は少し涼しいのですぅ〜

でもこの格好だとあまり感じないのですぅ〜えへへ
【あまり人が居ない公園ににかわいらしい声が響く】
【その声の発信場所は】
【鉄製のリヤカー?】

今日は恭平おにーたんから林檎を貰ったから
一緒に食べる人募集中ですよぅ〜
【その声がでていると思われるリヤカーは】
【まるで誰かが操っているかのごとく】
【一人でダンスのようなステップを刻んでいる】

お気軽に声をかけてくださいですぅ〜
【そのリヤカーにはビニール袋に入った山盛りの林檎が2個置かれている】
【リヤカーに精神でもあるのだろうか?】
49 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 21:12:00.43 ID:p7SDN6oo
>>45
………四年。それだけ我慢したんだ
そろそろ、思う存分やり返しても良いでしょう?
準備は地道に整えた、やれる事は幾らでも有るんだ

それに、ねえ
機関と敵対する、そう決めた場合……当然ながら利益が一致する方々が居る訳ですよ
そういう組織は……過去のフリー連合を例にとってみればノラッドでしたっけ?
兎に角、本拠地という物を持ってる事が多い

さあ、お分かり?

【「慕っている人」、この質問を意図的に逸らして】
【それに疑問を持たれぬように、直ぐに話題を注ぎ足す】
【しかも、その話題は】

そこの本拠地に私をかくまって貰えて、尚且つ部屋の一つも頂けりゃあ……
何も危険を冒さず、貴女の治療法を調べる事が出来るってえ訳です
腰を落ち着けて研究出来るなら、貴女の生存確率は跳ね上がる

【カノッサ機関の支部に足を踏み入れず、治療手段を見つけられるかも知れないという「希望」】
【針を付けて糸を結びつけ、だらりと鼻の前に垂らし】

…………ところで
貴女が生き延びる為に。貴女は、私に協力してくれますか?

【魚が釣れるのを、今か今かと待つ】
50 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 21:14:00.59 ID:GsUF6EAO
>>39

(……随分と、変わった趣味な奴がいた物だな)
【確かに可愛いが、もう少し手段を選んで欲しかった】
【せめて、せめて―――尻尾を付けなさい、と】

はぁ……まぁいい、服でも探しに行くか?
【確認、と言うか強要、服を探しに行こうと言う意味を込めて言う】
【嫌と言う訳では無いだろうが……どうだろう】
51 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 21:15:47.74 ID:1oHjbAIo
>>47

そ、そんな物とは何ですかっ!失礼ですよっ!!
おや就職出来たんですね、おめでとうございます

【刀を貶される、いや貶された訳では無いのだろうが、ともかく刀の事を悪く言われるのは嫌らしく】
【むぅっと頬を膨らませて青年を睨む】

【睨んだかと思えば素直に彼の就職を祝ったり】

ああ、そのなんといいますか腰が抜けてしまいまして……
……って見えるっ!?わわわわ目を潰して下さい!!

【×→潰して、◯→瞑って】
【なんだか致命的な間違いだった】
【ズボンなので見えるわけもないだろうがその言葉に混乱してわたわた慌てる】
52 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 21:18:06.72 ID:sezBsqYo
>>44

うむ、今の貴様に言葉は届かぬようだ
なれば、直接貴様の頭に叩き込む、か?少々リスクが大きいな

【手に持った柄を相手の脚部へ向かって、青年から見て右から左へと一振り】
【魔剣-血霧――持ち主の魔翌力に応じた長さの刃を、斬る瞬間にのみ現出させる】

【直線的な突進を止めないのなら、緋色の細刃が竜人の足を切り落とさんと現れる】
【獲物を捕らえて、初めて姿を現すその様は死神が如く】
【とは言っても青年に剣の心得は無く、振りは比較的遅い その動きに危機を感じ取る理性が残ってさえいれば先に軌道を外れることは容易い】

とりあえず、死ぬなよォ? いくら私でも死者の蘇生は相当骨が折れるからなァ

【赤き蛇は竜の腕へと這い上がり、口から炎の塊を吐き出す 狙いは頭部】
【初めの頃と比べて大分蛇自身の火力は落ちて来ている】
【揺らぐ炎が虚空を溶かし、空の悲鳴は蛇の威嚇音が如く】

53 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 21:19:05.63 ID:JlbhIQco
>>50

……私は、このままの服でもいいのだけれど。
少し動きにくいけど……あんまり、関係ないにゃ。

【嫌とは言わないが、やんわりと拒否して】

…………そういえば、これ。

【前に借りた、シルヴァーグの財布を懐から取り出すと】
【両手で、女性へと差し出した】
54 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 21:21:55.17 ID:gJnAlcDO
>>51
…ふん、いざという時に使えない刀なんざそんな物でいいだろ
就職なんてその気になればいくらでも出来るんだよ、何てったって忍者だからな
【どんな理屈だ】

失明させる気か、それを言うなら瞑るだろうが
…ていうか、慌てる前にまず自分の格好確かめろ
こんな解りやすいからかいに慌ててんじゃねぇ
【腕を組み、そっぽを向いて】
【どこか遠くを見詰める】
55 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 21:24:45.47 ID:72AUVQYo
>>49

むぅ・・・なるほど
私はあまり頭がよくありませんから難しいことは分かりませんが・・・
それの実現を願っている人が居るんですね?

【利益を得る人が入れば不利益を被る人も居る】
【それに気付かないほどいつの間にか判断は鈍っていて】

上手く行けば、願ったり叶ったり、って奴ですか
貴方はカノッサ機関に仕返しが出来て、私は治る可能性が高くなる
悪事から足を洗うというのはとてもいいことですし・・・

【うんうん、とうなずき納得した様子だ】
【それはとても鼻腔から脳髄まで支配する甘美な餌で】
【奥の奥の毒まで隠す甘い甘い匂いに】

・・・よし、わかりました!
私にできるなら、何でも!

【元気よく、釣れた】
56 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 21:27:14.86 ID:1oHjbAIo
>>54

むむむむ!その言葉は聞き捨てなりませんよ使えないのは刀ではなくて私ですっ!
そこを間違ないでくださいっ!全くもうこれだから忍者は……

【バン!と自分の薄っぺらな胸に掌を当て主張する】
【刀より自分が使えないと言ってしまう辺り駄目な子】

忍者すごいですね、すごいなー憧れちゃうなー

【もはや何も言うまい】

へ?あ、ああ確かズボンでした……
ってそんな引っ掛けズルイですよう、取り敢えず立ってっと

【よっこいしょと呟きながらなんとか立ち上がり】

んーと、ところで忍者さんは何故に森の中にいるんですか?
まさかお散歩とか……?だったら私と一緒ですね!

【いいえただの迷子です】
57 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 21:27:44.73 ID:lvvL676o
>>52

【竜人はがむしゃらに突っ込む、が】
【突如、飛び上がった】
【翼を広げて、飛翔したのだ】

グルゥゥゥウウウガアアアアア!
【そのまま、滑空するように青年に突っ込む】
【その勢い、まさに神風の如し。すさまじい速度で突っ込んでいく】
【しかし、その瞬間。絡みついた蛇の炎弾が、至近距離で竜人の頭部に直撃する】

ガァア!?グゴガァアァアァァアァアアァオアォオァアァ!
【空中での制御を失い、大きく狙いはずれて】
【青年の左側の地面に、叩きつけられる勢いで、落下した】
ガア・・・ッガァアアォアアオオウウグルァアァア・・・!
【いまさらという風に、炎に身を悶える】
【身から溢れ出る血は、見る間に炎に焼かれて、灰になっていた】
58 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 21:28:57.44 ID:3upZlMDO
>>41

【鈍い鉄光は狂乱の証か―――逆手に持ったナイフの先端が、その切れ味を否が応にも想像させる】

【少年の、身体の震えはいつの間にか止まっていた。彼女と視線が交錯する―――】
【が、何故だろう―――彼自身は、今さっきまで確かに"怯えていた"のに。彼の言葉が空気をどよめかせ、それを顕していたというのに】

【―――"蒼"は、瞳の奥底は―――】

【―――――戦慄する程の"狂喜"を湛えているなんて―――――】


ルシア――――僕、"気付いちゃった"んだ。こんなに簡単なことに、やっと………

【ルシアが一歩、接近したと同時―――】
【すっ――――血肉の味を求める刄が、凶々しくも、振り上げられる】
【まさか―――"傷付けよう"というのか?今度は、彼女を?目の前の友人を?】

【ぶん―――空気を切り裂く音。振り下ろす、肉を断つ為、そのナイフを】

【―――だが、"違った"】
【ザクッと、耳を揺さ振る嫌な刺突音】

【瞬間―――"彼自身"の右腕に、鋭利な刄が突き立てられて】
【数p、縦に裂いて引き抜いた。飛び散る鮮血は、ピッと彼の頬へと付着して】


…………―――ほら。人を傷付けるのはこんなに簡単だって………「楽」なんだって、やっと気付いたよ?

【その表情は、苦痛に歪むことは無かった―――】
【それは今まで見せたことの無い、"狂笑"―――】
59 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 21:29:58.66 ID:GsUF6EAO
>>53

やりたくてやってるのか?その格好
【正直な話をすれば、たまりません】
【とりあえず、格好と語尾を直して、それから】

ん……あぁ、楽しめたか?
【確か祭りの時、だったと思う】
【ゴミ箱から離れてシィに近付いて普通に財布を受け取った】
60 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 21:30:45.29 ID:wlu.BbYo
>>42
/>>46ですが応答ください
61 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 21:32:43.51 ID:RkDZpAAO
>>46
………声…?
人がこの様な時間に出歩いているとは…珍しい。
【ゆっくりと瞼を開き呟いて】
【耳に届いたその声の方に歩みを進め】

何事だ?
【木々を分けてひょこっと顔を覗かせる】

/充電が急に切れてしまったのです…
/遅れてごめんなさいなのですよ…みぃ…
62 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 21:33:06.03 ID:gJnAlcDO
>>56
…刀が使えないのは駄目なのに自分が使えないのはいいのかよ?
まったく、どこまでその刀が大事なんだか…
【「やれやれ」と言わんばかりに首を振り】

いや、普通騙されないだろ!
【顔だけを少女に向け、とうとう冷静さを欠いた突っ込み】

嘘付け!お前完全に迷ってたよな!?迷ったって明言してたよな!?
聞いてたんだぞ!?拙者ずっと見て聞いてたんだぞ!?
【右手の人差し指を少女に突き付け、激しく突っ込む】
【結局は突っ込み体質なようである】

/すいません、風呂入ってきます
63 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 21:33:26.98 ID:JlbhIQco
>>59

……そういうわけでは、ないけれどにゃ。
ただ……自分から脱ごうという気は、起きないにゃん。

【しっかりと調教されていたらしい】

…………うん、助かったにゃん。

【コクリと頷く】
【財布の中身は、あまり減ってはいないだろう】
64 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 21:34:04.26 ID:kAy2BISO
【廃墟】
【その中で――】

(未だ・・完全には無理だ・・・)
【白のカッターシャツに青のネクタイをした少年が訓練に励む】
【その袖には校章が付いている事から】
【彼が学生であるのが分かる】
65 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 21:35:02.56 ID:p7SDN6oo
>>55
(良し、やった)

………有難う御座います、ミーナちゃん

【深く、頭を下げる】
【生まれてから、他人に頭を下げた回数なんて何回有っただろうか】
【貴重な一回を、カリナトゥスは躊躇い無く使った】

貴女に頼みたいのは………そうですね、そういう¢g織との接触を

「悪い組織の人が、其処を抜けだしたがってる」
「その人なら、貴女を治せるかも知れない」
「急がないと手遅れになる」

この三つを、確実に伝えてください。あんまり考える時間を取られても困る
考えてるうちに全て手遅れなんてなったら、どうしようもないですからねえ

(大義名分、正義組織を油断させる最高の餌)
(それは、可能ならば男より女が良くて、大人より子供が良い)
(強い者よりは弱い者が良く、ブスより可愛い子が良い)
(ええ、ええ、最高の餌ですとも)

【頭を下げたまま。顔を覗きこめば、普段の笑みは何処かへと放り出してあって】
【腹の底で考えている事を、声に出そうともしない】

……私の為。ですが、貴女の為にも
そして何より、世界の平和の為。お願いします

【ピノキオなら、自重に負けて首が折れそうな程に、嘘をついた】
66 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 21:37:42.56 ID:sezBsqYo
>>57
ぐっ!?

【落下の際の衝撃が、青年の体勢を崩す】
【無様に尻餅をついたところを見るに、意外に身体能力は低いのかもしれない】

…ふむ 宜しい 最低限の思考力はまだあるようだな

【涼やかな音を立てて地に落ちた剣を拾おうとはせず】
【ローブの中から、杖を取り出しながら緩やかな動きで立ち上がる】
【超然とした佇まいには、先程の醜態が嘘のようで】

さて、そろそろ距離を詰めようか
物理的にも、精神的にも、なァ!同士よ!

【赤き蛇はその身を縮ませることで火力を取り戻す】
【とはいえ今ではその身は腕を一周した程度で途切れる程の長さしかない】
【それでも尚、上腕部を灰に帰さんと灼熱は躍る】
67 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 21:38:47.91 ID:GsUF6EAO
>>63

……
【ちょっとした実験、と言うか気になった事】
【シィの頭に白い手袋をはめた手を伸ばした】
【猫耳を取るつもりらしい、動きはあまり早くはない】

まぁ……次からカツアゲするのは止めてやってくれ
【声を掛けてくれれば、貸すから、との事】
68 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 21:41:09.16 ID:1oHjbAIo
>>62

え?そりゃあそうでしょう……?

【この人は何を言い出すのだろう?少女はそんな表情で】

状況が状況だったので混乱してしまいました、仕方ないと思います!
というかそんな発言をする貴方が悪いんですよ!

【なんだかノッてきたのかやたら語気を強め】

ず、ずっとですか……

【そんな言葉を聞いて頬を染める訳も無く】

さすがの私でもそれは引きますよ?いや私じゃなくても引きますよ?

【ドン引きだった、助けてもらったのにコレってどうなのだろう】

/了解です
69 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 21:41:29.88 ID:JlbhIQco
>>67

……………。

【サッ、と素早い動きで身を引いた】
【反射的にというか、無意識で避けたみたいだが】

分かったにゃ……シルヴァーグが、言うのなら。

【あまり悪いこととは思っておらず】
【注意されたから止める、程度の認識のようだ】
70 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 21:44:41.78 ID:am947YEo
【公園】
ふっふっふ〜、今日は少し涼しいのですぅ〜

でもこの格好だとあまり感じないのですぅ〜えへへ
【あまり人が居ない公園ににかわいらしい声が響く】
【その声の発信場所は】
【鉄製のリヤカー?】

今日は恭平おにーたんから林檎を貰ったから
一緒に食べる人募集中ですよぅ〜
【その声がでていると思われるリヤカーは】
【まるで誰かが操っているかのごとく】
【一人でダンスのようなステップを刻んでいる】

お気軽に声をかけてくださいですぅ〜
【そのリヤカーにはビニール袋に入った山盛りの林檎が2個置かれている】
【リヤカーに精神でもあるのだろうか?】
71 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 21:46:24.96 ID:72AUVQYo
>>65

いえいえ、それで私も助かるのなら、頭を下げる必要などありませんよ

【その一礼にどんな真意があるのか、彼女にはさっぱり見当はつかない】
【ただ直感だけで"善"と判断して、顔を上げるように促す】

「悪い組織の人が、其処を抜けだしたがってる」
「その人なら、私を治せるかも知れない」
「急がないと手遅れになる」
・・・覚えました!・・・多分

【普段ならメモに書き込むところだが、無いので頭に刻み込む】
【引き金を握ってしまった】

あとは、どの、そういう組織にするかですが・・・
そっち方面には交友関係あまり広くなくて・・・
とりあえず有名どころの教会にでも頼んでみます!

【風の噂で聞いたことがある程度だが】
【そんな彼女でも知っているほどなら結構大きいだろうと判断した】
【そして嘘の片鱗すらも見えないほど眩しい、満面の笑顔】
72 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 21:47:48.03 ID:GsUF6EAO
>>69

【諦めず、もう一度試みた】
【今回はそれなりに早い、いざ猫耳】

(出来る事なら、あぁ言うのも止めたいが……)
【視線の先はシィの後ろ、死体】

とりあえず、直そうとは思わないのか、それ
【にゃ】
73 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 21:49:18.56 ID:wlu.BbYo
>>61
【ぽん、と青年は手を叩いて】

…ああ、そうだな…見せてもらうのにちゃんと礼儀を正さないのは良くないな
どうかその立派な棺桶を見せてください!お願いします!

「ほ、ほう…一応礼儀正しくはできるんじゃのう」

【青年が綺麗に頭を下げているのを戸惑うようにトイ・プードルが答えるが…そこで彼は血相を返すように】

…じゃ!この棺桶開いて中身を見たりしてもいいよな!?な!
「貴様ァ――――ッ!別に見てもいいとは言うちょらんわいッ!離せこの…ん?」

【きょろ、と小首をかしげてふわふわした小さな犬がちょこん、とお座りして少女を見つめるのを見て青年も見る】

…あれ、女の子だ…もしかしてこの子もあんたを追って来たんじゃないか?
「…バカな、棺桶じゃぞ?なんで若いモンがこんなのに興味を示すんじゃあ…」

【不審そうに少女を見ている…というかこの犬】


【…当たり前のように喋ってる?】
74 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 21:49:47.99 ID:wlu.BbYo
>>73追記
/そうですか…大丈夫ですか?
75 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 21:50:26.53 ID:lvvL676o
>>66

グゥルルゥ・・・グガッ。
【ゆっくりと、竜人は立ち上がろうとする】
【そして、憎悪に満ちた視線を、青年に向けると】

キサマモワレノバショヲウバイトルトイウノカ!

【非常に不安定で、片言で、聞き取りづらい】
【だがそれでも、彼は、確かな言葉を発した】
【そして、炎の纏わりつく右腕を、もう片手で思い切り握ると】

グウルウウガアアァァァアァアアァア!!!
【ブチン、と】
【腕を、ほぼ肩まで、引き千切った】
【燃え盛るそれを、青年に向け、投げ飛ばすと】

・・・グオォォルガァアア・・・!
【ちぎった傷口をかばう様に押さえながら、その場を去ろうと走り出す】
【だが、初速はまだまだ遅い。追い討ちをかけようと思えば、十分間に合う】
76 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 21:50:27.72 ID:JlbhIQco
>>72

【シュタっと、回避】
【猫耳を触らせる気は全く無いらしい】

…………何をだにゃ?

【キョトンと首を傾げて、問いかけた】
77 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 21:51:53.69 ID:p7SDN6oo
>>71
……教会だと、ちょいとずれるでしょう
カノッサと敵対すると言うよりは……あそこは、宗教の敵と戦う所
極端な話、カノッサ機関の機関員でも、おそらく教会員にはなれます

機関と敵対するなら「対機関連合」。もしくは<Justice>
この二つの組織、どちらかが望ましい

(教会?そいつはちょいと困りますねえ……あの狐にしゃしゃり出られりゃ面倒くさい)
(考え方が同じ人間は騙せない、ってえのも有りますが………)

【頭は依然下げたまま、思考を瞬時に回転させて】
【自分が最も「やり辛い」と感じる相手を、意図的に排除しようとする】
【その上で、自分が「やり易い」相手を、土俵に引きずり出すべく指名した】

………頼みますよ、ミーナちゃん
何が有るかは分からない。本当に急がないとないんだ
私の方も……大きく動き始めれば、周りを騙すのに限界は出る

【これ以上口から出まかせを続ければ、流石にボロが出るかも知れない】
【そう考えて、話を切って立ち上がる】
78 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 21:52:29.14 ID:GsUF6EAO
>>76

【諦めたのか、はぁ、と息をついて手を引っ込めた】
【かなーり調教されているらしい】

いや、その語尾に『にゃ』ってつけるの

【無意識なら、相当な物だが】
79 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 21:52:39.50 ID:blUd9xwo
【魔術協会 図書館】

【館内に並べられたテーブルの一角に、大量の本が積まれている】
【ビル群のように大量に積まれた本は、その中央に陣取っている人物を、外界から隔離する様を思わせる】
【司書が見れば、一度本を棚に戻しなさい、と注意するのは間違いないであろう、そんな本の山である】

……んーっ!

【うずたかく積まれた本の間から、一人の青年の伸びをする声】
【本の山の後ろからならば、一冊分厚い本を左手に持ち、右手のペンをせわしなく動かしている、彼の姿が見えるだろう】

【真っ白なカッターシャツのスソを、黒いスラックスからだらしなくはみ出させ】
【紺色のネクタイを律儀にタイピンで留めた、二十歳がらみの黒髪の男】

やっぱ、イチから詰め込むのは骨が折れるな……。

【そんな事を呟く彼の目の前には、これもまた大量のメモ翌用紙が散らかっている】
【その紙面は、乱雑な文字で真っ黒になるまで書き込まれている物ばかりだ】
80 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 21:56:19.27 ID:kAy2BISO
>>40

/未だおりますか?
81 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 21:56:22.95 ID:JlbhIQco
>>78

……………にゃ?
やめたくてもやめられない………………にゃん。

【今回は頑張ったみたいだが】
【結局は最後ににゃーが付いてしまう────】
82 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 21:59:43.26 ID:sezBsqYo
>>75

私はお前に新たな棲家を提供しようと言うのに…

【立ち上がったばかりのところへの、投擲】
【燃え盛る腕は青年の胸へとぶつかり、彼はまたも地面のお世話になることに】

もう少し待て 話し合いもせず相互理解を放棄するのか?

【崩れ落ちながら、こちらも杖を投げ返す】
【青年と杖の間に魔翌力の糸があり、さらに杖から魔翌力が湧き出ているのが分かるだろうか?】

【杖が身体に当たれば、その箇所に魔翌力が流れ込む】
【そして同時に、受けたダメージが回復することだろう】
83 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 22:00:03.33 ID:gJnAlcDO
>>68
いや、お前そりゃ…そこまでそれが大事かよ!
親兄弟の形見かなんかかぁ?それともただ刃物持ってんのが嬉しいだけか?
【「えー」とでも言いたげな表情をして】

仕方なくねーよ!お前が馬鹿なのがわりぃんだろうが!
【少女を睨みつけ、忍者らしくなく声を張り上げて】

いやそうじゃねーよ!ずっとお前の話を聞いてた訳じゃねぇ!
【さっきと言ってる事が逆だぞ】
たまたま見えたんだよ!お前が迷ったと呟いた所から犬に喰われそうになった所まで!

/ただいまっす
84 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 22:00:05.43 ID:RkDZpAAO
>>73
可愛らしい犬が…喋って……
【目を丸くして犬を凝視しながら言葉を詰まらせるが】
【片手で頭を抱えて】

そうだったな。
私もそろそろ元あった常識を捨てなければ…
【手にもったままであった迅雷を鞘へと収め】
【小さく溜め息を吐き、改めて其方を見据えて】

何やら取り込み中の様だな。
何を言い争っている?
【少し距離をあけて問い掛ける】
85 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 22:01:20.60 ID:GsUF6EAO
>>81

……まぁ、直すならまず格好からだな……
【口調を直すよりは簡単なはずだ】
【シィがそれを了解するかはわからないが】

本当にその格好でいいのか?
【破壊力はある、色々欠けてる気もしますが】
86 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 22:01:29.62 ID:5sR/oDYo
>>80
/ここにいますよー
87 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 22:01:49.68 ID:72AUVQYo
>>77

ありゃりゃ?そうなのですか・・・ふむふむ
「対機関連合」か<Justice>、了解です
なんとか関係者を探してみますよ!

【無知ゆえ言われることを言われるまま鵜呑みにする】
【先程の3つの伝言を再び言い直し、覚えているかを確認して顔を向ける】

はい、頼まれました!
私も自分にこの身体を食いつくされる前に探さないと駄目ですし・・・
それにできるだけ早いほうが治る確率が高いのでしょう?
・・・ってこれも調べてみないとわからない、ですよね
ではますます早く見つけないといけませんね!

【つかんだ希望の光は本当に希望なのか】
【彼女は希望だと信じて、それにしっかりとしがみついた】
88 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 22:06:34.16 ID:1zYD2VIo
>>79

【ふっと――――鼻腔を擽る香ばしい香りが流れる】

【テーブルの一角、とはいえ外界から隔離されたような状態の今
恐らく、ではあるが近寄る人物は皆無なはず、従って――――それは意図的に誰かが近づいてきたことを示す】

【紙から零れるインクの脳に染み込む様な匂いをかき消すようなその香ばしい香りは
脳を再構築するような、煌びやかなコーヒーの香り】


全く、そんなに本に囲まれて作業をしていれば、はかどるものもはかどりませんよ?


【香りに重なる、新しい薫り――――フレグランスのような心地よい紫色の花のその匂い
コーヒーの香りとデュエットしたそれは、本の山に見合わぬ清楚な朝日のような爽やかさで】

【彼の側からすっと差し出されるコーヒーカップ、満たされた黒の水面に映る彼の横顔
白のカップを掴む白い手袋――――辿るように、細長い腕を辿ると、その先に在る、少女の顔】

【紫苑色の長い髪の後方を三つ編みにし、一つにまとめ腰の辺りまで垂らした
白いオフショルの長袖のトップスに純白の手袋、両手首にかけた黄色いリングそして黒いレースのミニスカ
やや濃いめの紫苑色のニーソックスからみえる脚線美が素晴らしい巨乳の少女】


まあ、私がいえたことでもないんですけどね


【そう言って、そっと顔をくしゃっと苦笑するようにほころばす彼女は
そよ風に吹かれて、お辞儀をした紫苑の花のようで――――】
89 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 22:07:50.86 ID:lrBTpRUo
>>58

【視線の先、覗き込む瞳に見えていた怯えが消えた】
【震えの止まった少年のその姿を確りと視線に、視野に、視界に納め】

【―――確りと見ていたが故に、瞳の奥底に眠る“その感情”に気付いた】

―――アリエル、待って、落ち着いて。

【勤めて冷静に、服の下を僅かに伝う汗も気付かない振りをして】
【一歩、足を踏み出したと同時。肉を斬る、“聞き馴染んだ音”を耳にして、足を止める】
【銀閃、飛び散ったのは鮮血、痛みは無い、赤は、紅は遠く―――】

―――――――、アリエルッ!?

【浮かべられた笑み、自傷して尚笑顔を浮かべる少年に】
【驚愕という言葉が良く似合う、目を見開き、口をぽっかりをあけて硬直した】
90 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 22:07:53.72 ID:1oHjbAIo
>>83

ええ大事ですよ私の体なんかよりよっぽど大事です
…………後者では無い、とだけ言っておきます

【少女の中では刀が何よりも大事なのは当たり前で、それが世界の全てだ】
【未だ青年の事は信用していないのか全て話すつもりは無いようで、まあふん縛って聞くという手もあるが……】

ば、馬鹿では無いですよ……多分……

【言い切れないのは自信の無さの表れ】

たまたま見ていたにしてもあまり良い趣味とは言えないですよ?
こんな所で油を売っているのならちゃんとお仕事した方が良いです

【もはや助けてもらった奴が言う言葉ではない】
91 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 22:09:20.23 ID:JlbhIQco
>>85

……直す必要がないにゃ。
このままでも……あまり不自由はないから。

【了承する気ゼロである、調教ってすごい!】
92 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 22:09:20.24 ID:03kfIEQ0
>>70

【コツ――コツという微かなる足音】

(―― 行き過ぎてしまったかな?
 まぁ、クズ共が好みそうな静けさだが)

【よく見れば】
【灰色のトレンチコート、同色のソフト帽、長ズボン、白いスーツ、手袋をする――】
【スマイルバッチのような模様の、白いマスクを被った者が、公園の入り口で首をかしげ――】

 ――!

【音に気が付き、リアカーを見る!】

(ポルターガイスト――!)

【見た瞬間の率直な感想】
【その者は―― その場で金縛りのように動けない】

 /まだいらっしゃいますか?
93 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 22:11:51.49 ID:p7SDN6oo
>>87
ええ、頼みますよ。可及的速やかに、正確に
そうすれば………全て、上手く行く

悲劇など起こらず、全て上手く行く。そう、何もかも
世界は良く出来てる。望めば、大体手に入る

(或る程度、と言葉を付け足す必要は有りますがね)

【ミーナに背を向けて数歩】
【空間を引き裂いてその中に入り、何処へとも無く姿を消す】



【カノッサ機関夜の国支部】
【私室の一つからは、独り言と言うには賑やか過ぎる声が聞こえて居た】

………うふふ、うふふふふ
ふふふふふふふふふふふっふふふっふはははははは
アッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハ………
あー面白い面白い楽しい楽しいこれだけ愉快爽快に爆笑出来るのはどれだけぶりだってえ話ですねえ全く!
……ようやく、だ。ようやく全てのシナリオが繋げられる
さあさあさあ世界を逆向きに全力疾走させましょう生者を殺して天国の門を閉ざし地獄の蓋をあけ放して死者を生き返らせましょう
誰も彼も何もかも私の手の上舌の上、智謀策謀の筋書き通り。実に実に実に気分が良い事ですねえ………

さあて、サンプルの回収に移りますか
宝玉一つ使ってまでの、実験成功作品を……

【一人、ベッドの上で一通り笑って】
【束の間の休息、一度目を閉じた】


/お疲れさまでしたー
/二日間有難う御座いました
94 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 22:12:44.46 ID:wlu.BbYo
>>84
【ぴくん、と青年が眉を動かして】
…元あった常識?もしかして元は犬が喋らない世界から来た…なんてことはないか?
実は日本出身で大量失踪事件に巻き込まれたかと思ったら世界をまたいでしまっていたなんてことはないか?
【と、すごく目ざとく反応を示す】

【膝をついた体勢になって参った、と言った感じの顔で犬に近づきながら指さして告げる】
ああ、この喋る犬になんでお前は喋れるんだ、とかその棺桶動かしたり部屋にしたりできて便利そうだなって思っていろいろ聞いてたんだ
でもこの犬全くと言っていいほどぞんざいに扱ってくるんだぜ
「この棺桶を誰かにおいそれと触れさせてやるわけにはいかんというとるんじゃあ、こいつはな、『銀の字』に渡すべき大切な装備なんじゃあ
やっとこの森までやってきて疲れちょるからこんなガキの相手もしとうないというとるのになあ」

…ん?
【と、そこまで言うと…青年の方は少女の持つ刀を見つめる】
95 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 22:14:10.54 ID:am947YEo
>>92
【入り口に居るいかにも怪しい人を】
【確認?認識?すると】

おぉ!おにーさん!いっしょに林檎食べないですかぁ〜
【本人は手を振っているつもりだろうか】
【リヤカーがウイリー走行しながら彼の元へ動いていった】

/ここに。お願いします!
96 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 22:14:50.09 ID:GsUF6EAO
>>91

言い方を変える、直そう、直してくれ
【この状態であまり誰かに合わせたくないのもある】
【お持ち帰りも考えれるから更に困る】
97 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 22:15:26.40 ID:lvvL676o
>>82

【走り出すその背に、杖が当たる】
【確かに、竜人の傷は治癒されていくだろう】
【そして、再び足を止めて――】

ウシナウノハモウコリゴリダ。
【振り返って、青年の言葉に対し】
【ただ、それだけ言った】
【そして、再び、拳を握り締めると】

ゴオォォオガアアァアアァァアアァアア!!
【コンクリートの壁を、穿った】
【壁に、幾多物罅が走り―――】

【ベキリ】
【壁が、崩れ始めた】
【壁は砕けて瓦礫となり、道を塞いでいく】
【竜人は足元に落ちた杖を青年のほうに蹴飛ばし、瓦礫の向こうに向かって走り出す】

【崩壊速度はそこまで速くはない】
【何らかの対処を施せば、瓦礫の向こうの彼を追うことができるだろうか―――】
98 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/13(月) 22:15:42.89 ID:DSVDUuA0
【街中 大広場】

【灰色のズボン、漆のように黒いロングコートを着て、明るめの青色の頭髪】
【身長は180cm代前半ほど、腰に黒い鞘に入った剣を携えた青年が】

・・・二日目、か。どうなる事か

【噴水の近くに突っ立って、辺りを時々見回している。それは誰かを探しているようにも見えるが】
【誰かを探しているのならもっと頻繁に辺りに眼を向けるものでは無いだろうか】

【そして彼の呟く二日目とは何なんやら】
99 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 22:16:08.37 ID:gJnAlcDO
>>90
…ふん、よくやるこった
ま、なんだとしてもその刀を拙者に向けたらその瞬間真っ二つに折ってやるけどな
【大方の予想はついたのか、深くは問いただそうとせず】

いや、馬鹿だろ、完全に
【きっぱり】

うるせぇよ!拙者が静かに佇んでたのにお前が勝手に来たんだろうが!
それに人の仕事に口出してんじゃねぇ!あーもう助けて損した!あのまま犬の餌にしてやりゃよかった!
【プンスカ怒りながらそっぽを向いてしまう】
100 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 22:16:50.77 ID:3GzvzYAO
【“氷の国北部”─── ブリザードル大雪原】
【ザックザックと積もった雪を踏みしめ歩いている人物がいる】
【大分疲れているのかフラフラだ】

ヤバい……疲れた…やっと整備されてる道に出たのに……
少し舐めてましたすいません[氷の国]…

【後ろ髪がツンツンしていて肩にかかる長さの茶髪で右が茶、左が赤のオッドアイで】
【袖や襟などにベルトが付いて、ファー付きフードがある赤いスタイリッシュなジャケットに】
【迷彩柄のGパンの裾をベルトで止めて、歯車のような機械が付いている茶色のブーツを履いた】
【長身の少年と青年の境目のような人物】
【背中には身の丈程の長さで銃口も大きなワインレッドの銃剣、両耳にはシルバーのピアスがある】
【ため息を吐きながら歩いている】
101 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 22:18:58.59 ID:blUd9xwo
>>88

ん?

【よほど目の前の本に集中していたのか】
【近づいてくる気配にも、漂ってくる芳香にも反応しなかった青年は】
【目の前に、コーヒーカップが差し出されるに至って、ようやく来訪者の存在に気がついたようだった】

へぇ。ありがたいね、遠慮なく頂戴するよ。

【言いながら、青年は手にしていたペンと本を、テーブルの上に置く――と言うほどのスペースも、もはやテーブルの上にないのだが】
【大量のメモと、開きっぱなしになっているいくつかの本の上に、重ねるように置いて】

ここの図書館はコーヒーのサービスでもやってんの?

【そんな軽口をたたきつつ、身体を少女のほうに向ける】

ヒュー。

【そして、少女の美貌に目を留めて、口笛など吹きつつ、コーヒーカップに口をつけた】

……ふぅ。あー、肩がいてぇ。
102 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 22:19:30.69 ID:JlbhIQco
>>96

……だから、他に服がないにゃん。
お金もないし、借りるのも───やだにゃ。

【フルフルと首を横に振って、拒否した】
103 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 22:20:46.93 ID:1oHjbAIo
>>99

私が誰かに刀を向けるわけないじゃないですか
もっとも貴方程度の方にこの刀が折れるとも思えませんけどね

【この刀、というのは白鞘の刀の事】
【ことこの刀だけには絶対の信頼があるようだ】

うぅぁあ……

【返す言葉もありません】

忍者さんでも1人でいたい時があるのですねー……
ああ、そうでした助けていただきありがとうございました
……ついでに森から出してくれたりしませんか?

【おずおずとそんな事を頼む、結構腹黒いヤツかもしれない】
104 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 22:20:59.59 ID:72AUVQYo
>>93

できるだけ早く、正確に・・・
望んで、努力して成し遂げてみせます!

・・・それではっ!

【転移する様子を興味深そうに見つめながら手を振る】
【姿が見えなくなったのを確認してふぅ、とため息をついた】

さて、目的ができてしまいました
対機関連合か、じゃすてぃすとやら・・・
関係者を探さないといけませんね

【頬をぺちぺちと両手で挟み、気合を入れた】
【ゆっくりからだんだん駆け足へ、公園を飛び出していった】

/お疲れ様でした!
/こちらの都合で二日にわたって申し訳なかったです
105 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 22:21:59.19 ID:GsUF6EAO
>>102

(借りたばっかり、と言うのもあるんだろうが……)
(どうもな、あまり遠慮しなくてもいいんだが)

じゃあ、せめて頭のそれと首輪は外そう、な?

【結構必死、一番簡単に出来る事とは思う】
106 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 22:23:31.66 ID:kAy2BISO
>>86

/了解ィ!了解ィイ!
宜しくお願いします!

>>40

【その時 突然】
【廃墟の壁が中から『切断される』!】
【廃墟の壁一面には斬り傷が造られて】

【―――これは・・一体?!】
107 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 22:24:39.82 ID:03kfIEQ0
>>95

 なっ・・・!
 (やはり、あのリアカーから声がする――俺は耳がおかしいのか!?
   いや、正常な筈だ――だとすると、あれは本物の――)

【頭を回し、自然と身構える――!】
【左半身を退き、右半身を前に出した】

 何者だ!?

【リヤカーの言葉に対して―― 答える余裕はあったが】
【敵かもしれないという警戒が―― 頭によぎって】
【それを阻止した】

 ――

【この者は案外冷静に―― なろうとしようと努力しているのか】
【深呼吸をしている――】
【こうゆう免疫がない者のようだ】
108 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 22:26:48.79 ID:JlbhIQco
>>105

……分かった、にゃ。
貴方がそんなに言うのなら……カチューシャだけなら。

【そう言うと、頭を下げる──外して欲しいらしい】

でも、首輪は──絶対に外すなって言われてるから、無理にゃん。
こちらは……逆らったら、死んでしまうかもしれないにゃ。

【──首輪だけは、少女の命を握っている人物に付けられたらしい】
109 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 22:28:26.62 ID:gJnAlcDO
>>103
…ふん、忍者舐めんな、それくらいの技術覚えてナンボだっつの
折らないにしても、お前を切り刻んで魚の餌にするくらいは訳無い事だ
【両手を軽く上げ、嘲笑うように言って】
【こちらもそれなりに腕には自信があるようだが…?】

逆に、忍者がわらわら群れてる所を想像してみろ、有り得ないだろうが

…甘えんな、代価も無いのに忍が命令を聞く訳ねーだろ
【じゃあなんで代価も無いのに犬から助けたんだ】
110 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 22:29:46.34 ID:sezBsqYo
>>97

失うのが怖いから、もう何も得ないと……
随分と立派な終着点だなァ

【青年は直ぐには追いかけない 竜人の腕を払いのけて、変わりない速度で立ち上がる】
【どういうわけか、ローブに火が移ってはいない…?】

だが、私はそれには納得しきらない…
なァ! 私と共に、この世界を理想で塗りつぶさないか?
壊れるのが怖いなら、壊れないものを作ることに尽力しないか?

【焦りを感じさせないゆたりとした動きで、ローブから小瓶を取り出す】
【黒き小瓶を壁に投げ捨てると、そこから現れるは翼を持った霧状の黒蛇】
【黒き翼蛇が竜人を追って空を翔る】

【蹴り飛ばす動作に対しても、魔翌力伝導が発生】
【足にそそがれた純度の高い魔翌力が、すぐさま活性化する】
【筋肉は膨れ上がり、懇切丁寧に保護された上でその力の運用からは一切の無駄が消える】

【限界のさらに上を行く程の力を片足だけが発揮すればどうなるか―答えは簡単、転倒だ】
【竜人の身体能力を持ってしても、体勢を崩すことは免れないだろう】
【自身の起こした崩壊に飲み込まれてしまうやもしれない】
111 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 22:29:54.88 ID:RkDZpAAO
>>94
憶測にしてはやけに的を得た質問だ。
失踪事件というものと関係があるかはわからないが、私は日本と呼ばれる国がある世界から来た者だ。
勿論、愛らしい犬が喋ることなどなかったな。
【チラチラと犬の方に目配せして】

どうやら大事ではなかったらしい。
あまり迷惑をかけるのはよろしくないな…

ん?これが珍しいか?
【ふと視線に気付き大太刀『迅雷』を持ち上げて見せながら】
112 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 22:30:17.09 ID:5sR/oDYo
>>106

──ッ!?

【静かな荒廃の地に、突如舞い降りた音】
【それは彼女にとって、ひどくひどく大きなモノに聞こえた】
【少女自身、この場所には自分一人しかいないと思いこんでいたのもその原因の一つなのだろう】
【びくんと彼女は肩を震わせるも、次の瞬間にはきゅっと唇をかみ締めて壁の方を睨み付けた】

【────敵襲】
【そう、考えでもしたのだろうか】
113 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 22:31:09.54 ID:3upZlMDO
>>89

ふふっ……ふ……ッ、見てよルシア……"こっち"はこんなに、こんなに「楽」なことなのに……人は簡単に"壊れちゃう"し、"壊せる"のに――――

………どうして『守る』のはあんなに難しいの??

【吐き出す言葉は"共鳴"する――内に秘める"絶望"、混沌と渦巻く『闇』の色と―――】
【銀色の狂器は、待ち望んでいた紅く新鮮な液体の味を舌舐めずる―――】
【ドクドクと、右腕を伝うそのおぞましき深紅の流れは止まることを知らない。深く、抉られていた】


僕は……僕には、誰も助けられない、守れないんだ………"分かった"よ―――

そう、鈴音だって傷付けたんだ。昴お姉ちゃんと同じように……
これからも、リーズやルカスや……ルシアだって、もしかしたらリナお姉ちゃんだって―――『大切な人』を皆、傷付けていくことしか出来ないんだ


…………ね?そうでしょ?ルシア―――――

【かくりと、ほんの僅かに首を傾げた―――嗤いは絶やさぬまま】
【夜色の狂想曲に抱かれて、増幅を始めた闇の感情は幼い少年の表情を覆い隠していくのだった―――】
114 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 22:31:09.47 ID:1zYD2VIo
>>101

【彼のそのペンと本を置く様子を見て、彼女は苦笑する――――まるで子供のようだな、と
嘲笑、というよりかはある種の感嘆、研究≠ニでも予想しようか、それに没頭でもしているのだろうか
それほどの良く言えば集中力、少なくとも彼女に無いそれに、呆れつつも、少々の――――羨望を感じる】


そんなわけありませんよ、喫茶店じゃないんですから
そして、私もウェイトレスでもありません、なので――――あまり調子に乗っていると邪魔しちゃいますよ?


【そう言うと彼女は少し手持ち無沙汰に、両腕を組んだ――――慣れてない、のだろうか――――口笛を吹かれる、など
それも、目の前の青年の容姿に理由が在るだろう、少なくとも醜男ならば、そのまま立ち去るはずだ
少なくとも彼女は目の前の彼に興味を持ち、その余波で彼に自ずから気を利かせコーヒーを持って来たのだ
そっと、僅かに紅い頬が、それをくっきりと示して】

【ご奉仕≠フ心とでも言おうか――――献身的な性格なのか、彼の言葉を聞き逃さず、そそくさ、と彼の後方に移動する
数秒後、ふと両肩に感じるであろう、ふわり、と柔らかなしなやかな、例えるなら織り込まれた絹糸の束のような滑らかな圧迫感
僅かに感じる温もりは、恐らく――――否、十中八九、彼女のピアニストのような繊細な硝子細工にも似た両手が、乗っているのだろう】

【答えは数秒後に返ってくるだろう、何の抵抗もしなければ、心地よい圧迫感――――端的に言えば、揉み揉みといった
指圧が、肩の凝りを解す様に与えられる――――彼女からしてみれば、邪魔してる、とでも言いたそうだ】
115 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 22:31:46.21 ID:GsUF6EAO
>>108

(……何なんだ、この妙な気持ちは)
【変な葛藤も特に無く、普通に回収】
【何故に懐に入れた】

……そうか、分かった
(外されて困る物……何かしらあるんだろうが……)
【今の段階じゃ、何もわからない】
116 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 22:34:26.13 ID:am947YEo
>>107
おぅ!にゃんですか!
【彼のあまりにも敵対意識が強すぎる行動に驚き】

んぅ〜・・・
・・・・そんなにつよく言わなくてもいいじゃにゃいですかぁ〜
【少し涙声になり】

じゃぁ今から変形するですぅ〜
【そう言い終わると共にリヤカーがピンクの光に包まれた】


ちぇぇぇぇんじ!といやぁぁぁぁ!
【ピンクの光がはじけ飛ぶと】
【そこには120cmぐらいの赤色ふんわりショートの髪】
【赤色の瞳にピンクのワンピースを着て】
【背中にかわいいピンクのリュックサックをちょこんと背負った】
【女の子がちょこんと出てきた】

私は赤井美春ちゃんと言いますぅ〜
おにいさんは?なんてお名前ですかぁ〜
【両拳の顎の下に乗せ、きらきら瞳を輝かせながら尋ねる】
117 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 22:35:39.26 ID:am947YEo
>>116
/すみません。背丈が120cmぐらいです。髪の毛が120cmじゃないですっ
118 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 22:35:43.53 ID:lvvL676o
>>110
/すいません、風呂入ってきます
119 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 22:36:21.73 ID:1oHjbAIo
>>109

……ふん、刀匠を舐めないでください、それくらいの技術で折られるような物ではないです
別に私の身がバラバラになっても刀があるならそれでいいです、それで勝ったおつもりですか?

【なんだかやたらと食って掛かる、それ程までに刀に思いをくべているらしい】

チームプレイをする忍者もいるみたいですよ?

……むー、じゃあ良いです三日くらいさまよっていればその内出れるでしょうし
それではさようなら忍者さん――――

【長い旅の間でそんな経験もあったらしく、その声に悲観めいたものは感じられない】

あ、助けられたままというのもなんだか癪に障りますしどうぞクッキーです

【テクテクと近寄ってポケットにしまった封の空いた状態のクッキーを差し出す】
【なんだか色々と間違っているが気にしてはいけない!】
120 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 22:37:35.24 ID:JlbhIQco
>>115

それに……外そうとしても、外せないにゃ。

【鍵かなんかでロックされているのか】
【"飼い主"を除けば、簡単には外せなそうだ】
121 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 22:40:13.59 ID:GsUF6EAO
>>120

(……まぁ今は考えても仕方がないか)
【何の対策も、多分出来ないだろうし】
【念の為、注意はしておくが】

それをつけてから、何か違和感とかあったか?
【あまり意味は無いだろうが、確認】
122 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 22:41:54.10 ID:kAy2BISO
>>112

【やがて】
・・・あ―――まただ・・・やっぱり未だ完璧じゃないか・・
【そんな声と共に廃墟の中から出てくる少女の見知った少年】

【白のカッターシャツに青のネクタイをした少年】
【その袖には校章が付いている事から】
【彼が学生であるのが分かる】

【そして少女に気がつき】

――あれ?エルさんじゃないですか?お久しぶりです。どうしたんですか?
123 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 22:43:09.66 ID:blUd9xwo
>>114

ま、それもそうだな。
アンタみたいな可愛い子にコーヒー淹れてもらえるんなら、そこらのサ店より人が集まって来るだろうし、な?
んじゃ、魔術協会(ここ)の人?

【軽薄な笑みを浮かべ、少女に笑いかける】

邪魔されんのも悪かないさ。
アンタの会話が読書の邪魔だってんなら。
ここで本読んでるのも、アンタとの会話の邪魔、って事さ。

【全ては己の関心事。回りくどい口調でそんな事を説明しつつ】
【後ろに回った少女に、首を向けようとして】

おっ?
いーのか、そんなことして? 甘えちゃうぜ?

【少女がマッサージを始めてくれたことに対し、そんなことをうそぶいた】
124 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 22:45:46.67 ID:03kfIEQ0
>>116

 一体何だ――?

【少し冷静な判断を取り戻しつつ――】

 ――ごわ!?

【ピンクの光に包みこまれる物を直で見る】
【ぼんやりとした視界の中―― その少女を見る】
【――少し、この者の気が和らいだ気がする】

 赤井――?
  俺の名は、“Jastevil”(ジャステヴィル)だ

【少しぶっきらぼうに―― 少女へ言い放つ】
【警戒は、まだ薄く残る為――たどたどしいが】
【――構えが解かれ、普通に立っている。】
125 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 22:47:07.78 ID:JlbhIQco
>>121

……無いと思うにゃ。
でも……付けられた時の記憶が、無いにゃん。

【つまり──"付けた人物"の容姿は憶えていないらしい】
【ソレが少女の命を握っている人物なのは、確かなのだが──】
126 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 22:47:12.30 ID:5sR/oDYo
>>122

──護、様……?

【現れたのが少年──護だと知り。エルの緊張がふっと和らいだ】
【そして、肩の力を抜いてふわりとした笑みを浮かべ】】

いえ……いつものように自主訓練を終えた所でしたの
突然壁が割れて驚きましたわ
ふふ、なんにせよ──お久しぶりですわね

【軽く頬に右手を沿え】
【いつものようなのほほんとした雰囲気になるのであった】
127 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 22:47:53.95 ID:wlu.BbYo
>>111
…うん、俺はずっと日本で起きた大量神隠し事件を追ってたからさ
でも謎が解けたと思ったらこっちに来ちまった、できれば日本で真相を知って、こっちに戻ってくる方法を
何かの連絡手段で教えるってのが一番よかったんだけどな…なんかごめん
【…日本出身で…しかも彼は…おそらくすでにこの世界に飛ばされていた日本人の行方不明事件を追っていたと言うのだ】
【やはり、日本では事件になっているのか…】

「全く近頃の若いもんはほんに礼儀がなっちょらんからのう…それに関してはお嬢ちゃんはなかなかどうして…威風堂々、姿勢もいいのう
ふう、ようやく礼儀を弁えられそうなモンに会えたようじゃわい…銀の字に会う前に機嫌も直って来たわい
後はとっとと樹海までワシの本体を迎えに来てもらうかのう…ん?どうした?」

【と、問いかける犬は…右の耳がめくれあがってたので垂れた耳を戻そうとしながらブルブルブル!と身を身体を揺らすように振るわせる】
【そして棺桶の上でぺター…と身をふせ、顎まで棺桶にくっつけ始めた】
【くりくりした丸い目が少女を見つめ…短い尻尾がピコピコ動いている】

…ああ、日本出身って言ってたのにそれでも普通に刀を持ってるんだなあと思ってさ…ほら、日本では帯刀してる人間なんて珍しかっただろ?
でも…なかなか様になってるもんだなと思っていたんだ、俺もまあその手の剣法とかがわからないわけではないからな、剣を習ってるのか?
【すっくと立ち上がりながら持ち上げた『迅雷』をみながらそう問いかける】
128 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 22:48:15.19 ID:gJnAlcDO
>>119
…何かズレてるぞ、お前
…まぁいいや、いつか嫌でもどちらが上か解る日がくるかも、な
【フン、と鼻を鳴らして笑い、腕組み】

……………チッ
【舌打ちをしながら、クッキーを引ったくるように取り去り】

……………ふん
【サク、とクッキーを口にくわえて】
【突如、闇の煙と化す様に姿を消す】

【忍者が消えた後、立っていた場所をよく見れば】
【桜の花びらが矢印の形に並んで、方向を示している】
【その矢印の方向に歩けばふもとへと続く山道へとたどり着くだろうが…?】
129 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 22:50:47.84 ID:am947YEo
>>124
赤井美春でしゅ!
美春ちゃんです!

こう見えても恭平おにーたんのお嫁さんですぅ〜!
【素早く顔をぶんぶん縦に振り】
ジャステヴィルおにーたんですか?
かっこいいお名前です!
【満面の笑みで両手をぱちぱち】


130 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 22:52:34.44 ID:GsUF6EAO
>>125

(そのご主人様とやらに連れて行かれた後か……?)
(意識が無い内にそうなったのかも知れないが……)

ん……ありがと
【短い礼、考えるので精一杯だ】
【相手が何なのかわからない以上、仕方がないかもしれない】

じゃあ……私はそろそろ行くよ
【背を向けて一言、まだ足は動かしていない】
131 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 22:52:55.49 ID:1oHjbAIo
>>128

いいえ、至って普通です
どうでしょうね、その前に貴方が野垂れ死にしてそうですけど

【氷雪のように冷たい言葉で返し】

むう、そういう時はいただきますと言うべきですよ?
ってあれ?……ああ、忍者さんですからね

【なるほどなるほど、と呟く】
【変な納得の仕方だった】

(ん?これは何でしょうか……)
(こっちに行け、ということですかね)

【足元の花びらの矢印を見つめ暫く考える】

(まあ頼るものも無いですし、行きましょうか)

【その方向にテクテクと歩き出すのであった】
132 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 22:54:55.95 ID:sezBsqYo
>>118
/あ、気付かなかった ごゆっくりー!
133 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 22:55:56.87 ID:1zYD2VIo
>>123

【彼の笑みに――――彼女は少々慌てたように弁解する】


っ――――……そんなこと、ありませんよ――――……まったく、口だけは達者なんですから
大体会って間もない私に可愛い≠ニ言っては――――っ……こ、恋人さんに怒られるんじゃないですか?


【言葉から伺えるのは彼女の生真面目さ、素直に表情を出す、感情を出す、言葉で表す彼女の真っ白さ
むぅ、と何だか話の主導権を握られ、思い通りに行かない彼に少々の対抗心を燃やしたのか
彼女も軽口を叩いてみるが――――如何せん、なれていないのか、どこかぎこちない
大体恋人≠ニいう言葉に抵抗を覚えるぐらいだ、良くも悪くもマジメなのだろう】


ええ、正解です、一応臨時で、ですが教鞭をとらせていただいています
名前はシオン・エルミオール・オルテンシア、シオンとお呼び下さい
……まったく、ああ言えばこう言う――――……


【少し自分のペースに戻そうと、なれた様子で自己紹介したのもつかの間
彼のつかみ所の無い自由奔放なつむじ風のような言葉に、あっという間にそれをもっていかれ
彼女は、ハァと小さなため息をつきながら、そっと額に右手を添えた】


――――……っ!!一つ、言っておきますがここは神聖な図書館です、ぜーったいにそんな事してはいけませんよ!!
ぜひ、ぜひ、ぜーひっ!肝に銘じて置いてください!!


【少々語調を荒げ紡ぐ彼女、一瞬、ぼんっ、と爆発するような音が聞こえたのは――――真っ赤になった彼女の顔を想像するには十分で
ほぼ同時に両肩にかかる圧迫感、身体の奥底に沈みこむように、肩の骨と骨の間に貼られた皮と、それに包まれたお肉
それを構成する幾重にも折り重なった繊維の一つ一つを絲繰りのように解し始める彼女】


んっ……ぐぅ……むぅ――――……


【結構力が入っているのか、その分、十分な指圧を感じるだろう、持ち上げられるか、のような肩が軽くなるような感覚は
彼女からそんな言葉が漏れるのも頷けるほど、中々爽快なはずだ】
134 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 22:59:02.35 ID:kAy2BISO
>>126

奇遇ですね。僕も今、訓練してたんです。どうも未だ使い切れなくて
【と壁の割れた廃墟の方を見る】
【どうやら壁が斬れたのは正真正銘この少年――護によるものらしい】

【――だがどうやって?】
【少年はいつもなら刀を持ち歩いているのだが】
【今日は何も持ち合わせていない】
【ならどうして壁は斬れた?―――】
135 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 22:59:30.99 ID:gJnAlcDO
>>131
【その矢印に従い真っ直ぐ歩いたなら、すこし茂みを抜けた後に見通しのいい山道に出るだろう】

【一際高い、木のてっぺん】

…ふん…何をやってるんだろうな
…少し甘くなったか、俺も……
【木の上に片足で立ち、少女を見下ろす影が一つ】
【サクリと音を響かせて、影のように消え去った】

/乙でしたー
136 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 23:00:25.47 ID:JlbhIQco
>>130

…………待って。

【後ろから、シルヴァーグへと抱きつこうとして】
【成功したら、服のポケットに"何か"を入れようとする】
137 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 23:02:39.04 ID:03kfIEQ0
>>129

 そうか。お嫁さんか・・・幸せになるといいな
 ずっと一緒にいるんだぞ?

【この者にとって、こうゆう話は和む】
【ずっと一緒にいられればいい。そう、思える】
【幸せになって欲しい――】

 ――!
(無邪気な者だ――)
 ――いや、十分変な名前だと思うぞ?

【自分で自分の名が、変だと言う――】
【では、何で付けたのか】

(兄さんか――俺はいい兄さんだったのかな――)

【その笑顔を見て――ある時を思い出しながら】
【フフと笑い、和んでいると――】

 美春ちゃんね――成程
  何をしていたのかな?

【少女の前で前かがみになって、そう質問するだろう】
【――もはや警戒心は無い】
138 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 23:03:34.68 ID:GsUF6EAO
>>136

【抵抗は無い、抵抗する理由もない】


【シィがこういう事をしてくるのは珍しい気がする】
【正面からだったら、もしかしたら危なかったかも知れない】

……どうかしたのか?
【シィが渡した物の存在は把握出来てる】
【何か、までは当然分からないが】
139 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 23:03:56.45 ID:5sR/oDYo
>>134

──……?
そういえば、今日は刀を持っておりません、けれど。。

……、もしかして護様、能力、が──?

【不在の武器。斬れた壁。無能力者】
【普通に考えれば──壁を両断することすら、通常の刀の強度や人の腕力では難しい】
【なのにそれを、武器も持たずにやってのけた】
【この変化は──エルネスティーネ自身にも覚えがあった】
【能力。その覚醒】
【現時点で一番可能性の高いその選択肢を口に出し】
【僅か彼女は、驚いた表情となる】
140 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 23:04:49.94 ID:1oHjbAIo
>>135

ん――――
抜けましたか、むむう……

【少し森の方を振り向いて】

刀の事に関しては許せませんけど
そんなに悪い人では無いのかもしれないです

【ちょっとだけ微笑んで街に帰っていった】

/乙でしたー
/忍者君はツンデレですねえ……
141 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 23:08:41.39 ID:lrBTpRUo
>>113

―――――守るのは、壊すのとは、使う力が……。

【狂気に、狂喜に当てられたアリエルに、少女は身体を硬直させたまま】
【努めて、努めて冷静に、呟かれたようなその疑問に答えを返そうと、言葉を紡ぐ】
【が、その言葉は途中で止まる。 どくどくと流れ出る深紅の血液に、息を詰まらせ】

………、ちが、違う、違うんだよ、アリエル……。
そんな事無い、違うから………

傷付けたのは、貴方の意思じゃ無いんでしょ―――――?

【縋る様な言葉だった】

【もう一人の彼とも言える、人を傷付けて仕舞う彼の存在を知っていたから】

【鈴音ちゃんを傷付けたのも、彼だったと言う話を聞いた】
【だったら、今回もそうなのではないか、と】
【そんな一縷の希望に、縋るような言葉】
142 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 23:09:14.91 ID:RkDZpAAO
>>127
やはり人間が消えて事件にならない訳が無い、か…
私も初めは不安で仕方がなかったが、今では此方の生活にも慣れたものだ。
すべき事をこの世界で見つけたからな。
【腕を組みながらどこか誇らしげに言ってみせ】

私など誉められる程の者では無いぞ。
え?あ、いや……何でも無い。
【サッと顔を逸らし、一歩後退りをする】
【何故か少し怖がっている様に見えるかもしれない】

これは護身の為だ。
この世界の治安は日本に比べれば酷い。
何度襲われ、何度死にかけたかなどは数えきれん…

それに守りたい者が居るのだ。

私か?私は化狐道場という道場の門下生をしている。
貴様も剣術をしているのか?どんな流派だ?何を使う?
【それはもう楽しげに子供の様に詰め寄って行き、瞳を輝かせ顔を近づけながら質問を投げかける】
143 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 23:09:27.46 ID:am947YEo
>>137
もう幸せですよぅ〜
はいっ!トイレ行くときもお風呂は居るときも一緒に居ますぅ〜
【それはそれで、旦那が思いやられるが・・・】

私ですかぁ〜?
私の旦那が遊んで来いって言ったからぁ
144 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 23:10:01.89 ID:JlbhIQco
>>138

【直ぐに、抱きついた腕を離して】

……何でもないにゃ。
ただ……私が"おかしくなった"、それだけ。

【渡したものは、"メモ翌用紙"のようで】
【《No.15》と──それだけ、書いてあるだろう】
145 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 23:10:18.56 ID:am947YEo
>>143
/すみません。誤爆しました。
146 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 23:10:38.43 ID:lvvL676o
>>110

リソウハカナワヌカラリソウナノダ!
【返答、それは拒絶】
【それは、理想を理想と受け入れることができる、現実を見ることのできたものの言葉】
【言い捨て、走り出そうとして】

ガアアァァアァッ!
【急激に肥大化する足、目論見どおり、竜人は転倒する】
【しかし、竜人の移動手段は、足だけではない】
【そう、その背中に生えた、両翼だ】
【思い切り羽ばたき、転倒から立ち直る】
【そして、そのまま飛び上がろうとする】

【本格的な崩壊は近い】

/戻りましたー!
147 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 23:14:04.51 ID:blUd9xwo
>>133

こう見えても俺ぁ根無し草でね。恋人なんていねぇのさ。
どうだい? 恋人になってみる?
達者なのは‘‘口だけ’’じゃないこと、教えてやれるぜ?

【マジメそうな少女から搾り出された軽口に、青年はさらに軽口を返す】
【人を弄ぶ趣味はないのだが、こうした軽口は、彼の話法の根幹にあるもので】
【少女にとっては、少々荷の重い相手かもしれない】

へぇ! 教師! すげぇな、アンタ、俺より年下に見えるんだけど?

【教鞭を取っている、と言う言葉に、青年は感嘆の声を上げた】
【純粋に少女が教師である、という事に対するだけでなく、どこか興味深げな声音だ】

シオンね。オッケー、覚えた。
俺は梧堂 渉(ごどう わたる)。好きなように呼んでくれ。ゴドーでもワタルでも。ニックネーム付けてもいいよ?

【名前を告げ、また、からかうようにそんな事を付け加えた】

イヤイヤ、何を勘違いしてるのかは知らないけど。
アンタの『ご好意に』、『甘える』って言ったつもりなんだがなァ。

【なんか期待させちゃった? と、余計な一言を付け加えつつ】
【少女の慌てた態度に、可笑しそうな笑声を発した】

あー、すげぇな。 整体でも教えてんの?

【コーヒーカップを手にしたまま、マッサージにリラックスしている】
【まるでV.I..P.待遇だなァ、などとこぼしつつ】

/すみません、遅れました
148 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 23:14:09.92 ID:am947YEo
>>137
もう幸せですよぅ〜
はいっ!トイレ行くときもお風呂は居るときも一緒に居ますぅ〜
【それはそれで、旦那が思いやられるが・・・】

私ですにゃ〜?
私の旦那が遊んで来いって言ったからぁ〜
一緒に林檎を食べてくれる人を絶賛募集中してたんですよぅ〜
【そういいながら背中のリュックをえっちらおっちら下ろして】
【その中から林檎の入ったビニール袋を取り出す】
【どうやらリヤカーに積んであったものはここに収容されるようだ】

おにーたん!一緒に食べよっ!
【えへへと右に顔を傾け】
【笑顔で両手で林檎の入ったビニール袋を差し出す。】
149 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 23:16:27.92 ID:GsUF6EAO
>>144

……まぁ、そういう事にしておくよ
【真実がどうなのかは分からないが】
【今はそれで納得しておこう】

じゃあな、シィ、またいつか
【特に急ぐ訳もなく、歩いて行った】


【街中】

【シィが渡した物を確かめて、ほんの一瞬だけ考える】
【No.15、思い当たる物はそう多くない】
No.15……ナンバーズ……だろうな

【どうも、ややこしい事になりそうな気がする】


/ きっと乙
150 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 23:16:57.88 ID:kAy2BISO
>>139

――はい、
やっと
【護は何の躊躇もなくそう返事をする】

【予想は事実へと変わる】

この前、戦闘した時本当に
死の直前まで迫ってその時に――未だ操りきれていませんが
【『生きたい』『生きて未だ皆とこの日々を過ごしていたい』】
【その気持ちが彼を能力者として芽生えさせた】


151 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 23:17:55.37 ID:JlbhIQco
>>149
/おつでしたー
152 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 23:18:16.95 ID:sezBsqYo
>>146
人類の理想の一つ、永久機関は既に九割方私の手の内にある
追求をやめなければ、理想と現実の距離は限りなく0へ近づく

【返答は、力強い羽ばたきと崩落に阻まれて掻き消される】
【散りゆくその言葉に宿るは、確かな意思 諦めてはいない】

そしてお前の心を拾うこ…ぐはっ!

【剣の柄を拾い上げたところで、飛んできた杖が顔面に直撃】
【無様にも程がある形で途切れる頑迷な勧誘】

【黒き蛇が竜の後へと続き、風を掴んで竜の真上を取ろうとする】
【流線を描いて飛ぶそのフォームは、氷の上を滑るかのよう】
153 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 23:23:11.83 ID:5sR/oDYo
>>150

まぁ、そうでしたの……ふふ、おめでとうございますわ

【嬉しそうに手を合わせ、小さく笑うエル】
【だが──完全に喜んでいる表情ではなく。どこか複雑そうな、そんな表情でもあった】
【能力を得るということは、戦いに巻き込まれるということだ】
【そのことを彼女は過去の出来事から学んでいる】
【そういえば──彼女が能力を得たのもまた】
【危険に直面した、その時であったか──……】

能力というものは、とても奥が深いものですわ
私も、能力を手に入れてから早くも半年近くになりますが──……
それでもまだ、使いこなせていません、し。。

【ふ、と目を伏せ。やや残念そうに彼女は呟いた】
【彼女の能力は炎】
【単純なだけあって──それを活かすも[ピーーー]も、持ち主の意のまま】
【それを上手く活かせていないように感じる彼女は、同時に歯がゆさも感じているのだろう】
154 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 23:24:47.78 ID:1zYD2VIo
>>147

【確かに彼女には少々――――否、かなり荷の重い相手だ
言葉一つ一つを大切にし、重く受け取ってしまうのか――――それとも彼の整った容姿に起因があるのか
ぱたぱた、と慌てる彼女】


け、結構です!!――――そもそも……そんな経験ないですし……
何より私には心に決めた方達が――――いらっしゃるので……その――――


【恥ずかしそうに真っ赤な顔を見られたくないのか、俯きつつ――――少々流すには疑問が沸くような言葉を漏らす
マジメそうに見えて、意外にソッチ系の知識は豊富なのかもしれない、かもしれない】


見える、だけでなくて、十中八九私の方が年下でしょうね
まあ、所詮臨時ですし……偉大なここの皆様方には遠く及びませんよ


【照れたように苦笑しながら、それでも嬉しいのか、屈託の無い微笑を浮かべながら
彼の問いに答える彼女、褒められるのが好きなのか、彼への警戒を緩めているのか
では、渉で――――と付け足し、よろしくお願いします、と丁寧に添えた】


っ――――!!!だ、大体貴方の言葉が足りないのが原因じゃないですか!!
け、決して期待など――――!!


【そこまで言って、彼女はハッと辺りを見渡す――――気づけば、彼女の声のせいで、視線がちらほらと集まっている
しゅるる、と小さくなった彼女は、肩身が狭そうにむぎゅうと両手を身体の前で絡めて
……してません――――と小さく、付け足してみた】

【まだ恥ずかしさが先行しているのか、きゅーっと顔を紅くしながら、揉みしだく彼女
心なしか力が弱まっているような気がする、何か一手足りないような、そんな――――むず痒い心地よさが肩から全身へと下る】


/のーぷろぶれむっ!
155 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 23:25:27.21 ID:lvvL676o
>>152

【青年の言葉には、欠片も耳を貸す気はない】
【そのまま上昇し、立ち塞がろうとする黒い蛇を】

グォゥガァァァァオアァオオオオアァアア!
【身をひねって一回転、翼を鋭く薙ぐ】
【その瞬間、鋭い真空刃が発生し、蛇に向かう】
【もし命中して切り裂くなりひるむなりすれば、その隙に逃げ出そうとするだろう】
156 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 23:27:03.13 ID:03kfIEQ0
>>143,>>145

/把握しました
/気にしないでいいですよー

>>148

 ――トイレはやめておいたほうがいい
  菌があるからね。病気になっては大変だ

【口調も心なしか変わったような気がする】
【――重なる面影。だが、重なる度に悲しくなる】

(俺は、何一つ守れなかった)

【そんな事がよぎっては、察しがつかぬように――】

 林檎か。いいねぇ――貰うよ
 (最近は、碌な物を食ってない――助かった)

【話を反らし、頷き――】

 ベンチに行こうか――立ち話も疲れるだろう?

【公園にある、ベンチを見て少女を促す】
157 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 23:32:01.80 ID:wlu.BbYo
>>142

…じゃあ、この世界から帰らないのか…?
【ほんのわずかだが寂しそうにしながら彼は呟く】

【犬は首をかしげながら】
「…なんじゃあまったく…しかし刀を使う日本人か、銀の字と同じじゃのう…奴も居合抜きの達人じゃったわい
まあ、それ以上に奴とわしは…犬っちゅう生き物は利口で相棒にするにふさわしい最高の生き物だと言う意味でいっつも気があったもんじゃあ…
常に戦場で共に闘い続けたダチじゃあ!あれほどのダチにはガキの頃櫻の国にいたころにも会えんかったのう…だがそれほどの男じゃからこそこいつを預けるにふさわしい!」

【ぽんぽん、と前足で棺桶をたたくと犬は言葉を続ける】
「そうじゃのう…せっかく人手が二人おるんじゃからできればこいつをこの森の敷地におる銀の字に運ぶのを手伝うてくれんかのう
そしたらガキ、この棺桶の中身を見せちゃるわい…おっと、自己紹介が遅れたのう…ワシは魔術協会《魔導具開発第二班》の責任者を務めとる『大山 無玖』っちゅうもんじゃあ
ワシのトレードマークともなっちょる鍵にちなんで人はワシを 『黒鍵のムク』と呼ぶ!…覚えとき」
【ちゃりん、と首輪のカギを鳴らしながらムクはきりっ!と姿勢よく顔を上げた】

剛田 剛太郎…かつての心の友は俺の事を『ジャイアン』と呼んだ
そのあだ名でもいいし『ゴウさん』でも呼び捨ての『剛太郎』でも好きに呼んでくれ!ムク、今日からあんたは俺の心の友だ!
「お、おい誰が勝手にワシをダチと呼べっちゅうたあ!」

【ワン!ワン!と怒るムクをしり目に剛田 剛太郎と名乗った青年は少女の問いかけに…少し下がりながら応える】

あ、ああ…俺は…身刀・刃叫流って言って、武器はあまり使わず己の身体を全身武器と見立てて戦う流派だ…見てもらえば分かるかな
俺はこれを父ちゃんや母ちゃんから小さいころから習ってたけど…そういえばサバトの奴も言ってたけどこの世界の『襲ってきた』って奴らはそんなに強いのか?

…でも、それでも生きてるおまえは…魔術師とか能力者って奴くらい強いのか?
【近づけてくる顔を…真っすぐ見て質問する】
158 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 23:37:01.90 ID:am947YEo
>>156
にゃるほど・・・・
では、トイレは止めときますぅ〜
【にこっと小さく微笑み】

家の林檎は美味しいですよっ!最高でしゅよぅ!
【ビシッと、小さく胸を張る】

しょうですねぇ〜それではベンチに行きましょうかぁ
【らんらんらん〜とスキップしながら移動する】
【無論、彼の普通に歩くスピードとほぼ同じである。】

/有難うございます。
159 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 23:39:04.04 ID:kAy2BISO
>>153

ええ、それに有難い事にちゃんと僕の思いに答えた形の能力で、
【そもそも彼が能力を得たかった理由は『護りたいから』――】
【そしてその思いはちゃんと届き、能力として形で現れた】

【その心配は―――もう遅い】
【何故なら能力を得るその前に、もう既に彼は自ら悪との闘いを選んだのだから】
【―――『正義』として】

今は未だ駄目かもしれませんが、きっといつか使えますよ。
160 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 23:40:23.02 ID:blUd9xwo
>>154

ふぅん、まぁ好いた人がいるっつーんなら、仕方ねぇやね。
それとは別に、経験があろうがなかろうが、恋人にはなれるとは思うんけど、な?

【どこまで本気なのか。諦めるような言葉を口にしたかと思えば】
【誘うような言葉を続けて口にする】

ああ、よろしく、シオン。

【挨拶に軽い調子で答え】

しっかし、臨時だからって卑下するこたぁないと思うがね。
他にアンタみたいに若い教師がゴロゴロしてるわけ?
もしそうなら、気持ちは分からんでもないが。 ま、少なくとも俺にとっちゃ、十分すげぇことさ。

【依然として軽い口調で、誉めそやす渉の態度は変わらない】

はいはい、図書館ではお静かにね、センセイ?
アンタがそんなこと期待してるなんて思っちゃいないさ、そう怒りなさんな

【激昂したかと思うと、周囲の目で一気に鎮火した少女に、追い討つようにそう問いかけ】
【一応のフォローもいれておく】

……ちなみに、ここでは何を教えてんの?
ココに来る前に、魔導具開発班? だっけ? そいつに所属してる人間には会ったケド、他にどんな部署があるかも知らねぇんだよな、俺
161 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 23:41:03.31 ID:sezBsqYo
>>155

【細切れとなった蛇は形を失い、ただの霧となる】
【再度、形を取り戻す頃には既に竜は飛び去ってしまっているだろう】

【夜の闇に溶け込んだ黒霧もまた、どこかへ姿をくらましていく】
【蛇の能力は、主人との位置交換―ある程度の距離を確保したところで崩れゆくコンクリートの中へ、身代わりになりに行くことだろう】

まだだ 名も知れぬ竜よ 私はお前を諦めぬ
諦めない限り、それは現実としての終わりにたどり着くことはない

【竜の背中に流れた魔翌力は、全身へ回り】
【特に傷の深い部分を癒していくことだろう】

/お疲れ様でしたー
162 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 23:46:20.66 ID:03kfIEQ0
>>158

 そうか。それは楽しみだ

【歩きながら、少女を少し見下ろしてそう言うと】
【無邪気な姿を見る】

(俺は――この為に死ぬのかもしれない)

【そんな事を思いながら――】
【この者は、ベンチの真ん中へ座る】
【少女はどこへ座るだろうか?】

(食べるなら――マスクをとらんとな)

【灰色のソフト帽を取り―― 膝に置くと、マスクに両手をかける】
163 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/13(月) 23:46:46.00 ID:5sR/oDYo
>>159

そうだったのですか……
異能の力──もしかすると、それは心の力、なのかもしれませんわね。

【きゅ、と】
【首元にあるチェーンのついたコインを、そっとエルは握り締めた】
【今の会話で、始めて能力を使った日の事を思い出したのだろう】

──……そうだと、いいですわ、ね。。
そういえば、護様の能力はどのようなものなのです?
先ほどの様子から──斬撃、のようなものなのでしょうか?

【彼の言葉に元気付けられたのだろうか】
【ちょっぴりはにかんだような笑みを彼女は浮かべるも】
【ふと首を傾げ。彼の能力について聞いてきた】
164 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 23:48:35.21 ID:lvvL676o
>>161

【飛び上がった竜人は、一気に高空まで達する】
【空中でホバリングしながら、竜人は己の頭を抱える】
(モウウシナウノハゼッタイニイヤダ)
(アンナオモイナドゼッタイニゴメンダ)
(モウナニモイラナイナニモエタクナイソウスレバキズツカナイ)

【錯綜、混沌、嫌悪、そして憎悪】
【ありとあらゆる感情が巡り巡って混ざって―――再び、憎悪一色に染まる】

ゴォォオオォォォガアァアアァアァアアア!!!
【暴竜は再び叫ぶと】
【魔翌力が自分の身体を駆け巡る感覚を実感しながら、どこかの空へと羽ばたいていった】

/お疲れ様でした!
165 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 23:53:52.44 ID:lvvL676o
>>23
お疲れさんっすー
いえいえ、頭空っぽの思考0が突撃すればああなります、自分はそう思っていた
改善点は特にあげるとするならば身体に対しての描写が確定になってたってことぐらいでしょーか
あれぐらいなら問題ない・・・のかな・・・?と思うけど、注意したほうがいいんじゃ、と自分は思いました

ああ・・・それにしてもアルギが狂っていく・・・この感覚がどうしようもなくたまらない・・・
166 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 23:54:29.88 ID:am947YEo
>>162
【彼のちょうど右隣にぴたりと寄り添い、座る】
【その姿、人から見れば中の良い兄弟か親子と言ったところだろうか】

おぉ!それがお兄さんの素顔?ですか?
カッコいいですね〜男前ってやつですねぇ〜
【無論、精神の幼い少女にお世辞など言える筈も無く、彼女の心からの答えであろう】

林檎、自分で食べます?それとも口移し・・・・キャッ
【少し、赤面し自身の発言に対し恥ずかしがる】
167 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/13(月) 23:55:22.31 ID:1zYD2VIo
>>160

【彼の言葉一つ一つにふぇ、やら、もぅ、やら――――振り回される彼女は
崖の上に咲く一輪の花のように、自由奔放なそよ風に揺らされているようで】


っ……こ、これ以上からかうなら……――――その、怒りますよっ……


【なんと言ったらいいのか解らないのか、そんな返答に詰まった言葉しか紡げず
恥ずかしそうに、しゅん、と小さくなって】


その言葉にはどうともいえませんね、私自身まだ全てを把握している、というわけでもありませんし
何より私はどちらかといえば、自分のために、ここに所属しているようなものです
なので……その――――決して、凄い、というわけでは……


【彼女はそっと、視線を外した――――嬉しい、褒めてもらえて、嬉しい――――けど、決してそれは綺麗な白じゃなくて
素直に喜べない心がそこには在って、あまり、綺麗な表情をすることはできない
それでも、自然は転ぶ、自然な表情は貴方のお陰で紡ぐことは出来る】


……――――解ってます……てばぁ……――――


【なんか今にも泣き出しそうな表情ながらも、やや怒ったような表情は
むしろ、あまり怒っていないような――――これが彼なのだと、納得しているようにも見えなくは無い】


何でも教えてますよ、歴史やら、魔術構成やら……端的に述べれば雑用みたいなものですよ
私の能力的≠ノ得手不得手がハッキリしてますけど、ね


【そっと、肩から手を離し、彼の側に建つ彼女】
168 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 00:04:46.03 ID:86idAESO
>>163

えぇ、そうですね、・・・思ってるばかりじゃ何も出来ないかもしれませんが、でも先ずは思わなきゃ何も形にできないって事です・・・かね?
僕はそう思ってるんですが

【とそう答える】

えぇ、まぁ一応
・・・
【そう言うとふと手を伸ばして】

―――《抜刀》
【能力を発動する為のその言葉を口にする】
【同時に護の手に気が集まりだし、刀の形に成していく】
169 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 00:05:10.72 ID:4Xdwx3U0
>>166

 口移しはいいさ――
  自分で食べるとするよ。有難う
   それに、美春ちゃんには旦那さんがいるだろう

【軽くお礼を言うその青年は――】
【鋭く細い黒目、ぼさぼさの黒い髪と――】
【痛々しく、痣だらけの顔だが――少女に向かって笑っている】

(クズ共は、この少女さえも食い物にするのか――)

【そう考えると――凄まじい怒りが込み上げてくるようで】
【左手に掴む、マスクをこれでもかと握りしめている】
170 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 00:09:24.17 ID:uqmtMeYo
【公園】

――――…………

【白いシャツに暗い赤のネクタイ、そして黒の上下スーツに身を包んだ女がベンチに座って手に握った携帯を睨んでいる】
【髪の色はネクタイと同じく暗めの赤、両の手には黒い手袋、そして瞳の色は藍色に染まって】
【右の目は眼帯で見えないがそのツリ目と眉間に深く刻まれたシワは常に怒っているような印象を受けるだろう】

あ゛ー……やっべえなあどうしたもんか

【なにやらやたらと神妙な顔で唸っている】

……いや、どうしたもこうしたもないんだけどさあ

【がっくんとベンチの背に体重を掛けてうな垂れる】
【なんだか珍しい光景】
171 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 00:11:39.27 ID:79QYvA6o
>>168

えぇ──
きっと、そういうことだと思いますわ

【こくり、と】
【小さく頷き──彼の伸ばした手を不思議そうに見つめ】

わぁ……すごい、です。。
刀を生み出す、能力です、の──?

【ぱ、と口元に両手を当て。驚いたように目を丸くするエル】
【そして、自分なりに彼の能力を考察しようとするも】
【「刀を生み出す」だけで壁は崩れたりするだろうか──そんな疑問に行きあたり】
【「彼の作り出した刀は、普通のとは違うのでしょうか」】
【なんてことを考えて首を更に小さく傾げるのであった】
172 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 00:13:40.46 ID:woqp3YEo
>>167

怒られるのも男の甲斐性、ってやつさ。怒った顔も可愛いよ……ってな。

【おどけてそんな事を言ってから――自分でもさすがにサムいと思ったのだろう――渉は悪かった、と小さく笑って付け加えた】

ふぅん、自分のために、ねぇ。学ぶことは全て己のためにあるものさ。
‘‘教育’’なんてもんは存在しない、と俺は思ってるよ。
‘‘学習’’があるだけさ。

【妙に意味深にそんな事を呟いてから】

と言うわけで、俺も学び手としては、色々と教わりたいんだが。
俺は魔術が使えるわけでもなく、使うために学ぶわけでもなく。
……単に‘‘知識欲’’を満たすためにココに来たんだよ。

【不意に、青年の軽薄な雰囲気が掻き消え、闇のような霧のような――そんな掴みどころのない雰囲気に変わる】

ましてや、根無し草だ。ここに所属できるとは思ってない。
だから、イロイロと――教えてもらうわけにはいかねぇかな? 個人的に、さ。
雑用だってんなら、ナワバリなんてのにも関係なく、知識をお持ちのようだしな……。

【マッサージを終え、隣に立った少女に、渉は顔を向ける】
【その黒瞳はまるで、深淵のふちに立つ怪物のような――】

……なんなら、もっと深い関係が結べるなら、それでも良いんだケド?

【しかし、次の瞬間には、軽口と共に、軽薄な笑いが戻り、暗い雰囲気も霧散する】
【その豹変ぶりに、どんな印象を受けるだろうか――】
173 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 00:14:18.31 ID:ybuVYCAo
>>169
そうですかぁ〜
口移しは『病気のときにやってくれ』だそうですぅ〜

【えへへと無邪気に首を振りながら笑う】
【彼女には彼の考えていることなどとてもわからず】
【左手に掴んでいるマスクも見えなくて、ただ無邪気に笑っている】

これ!どぞっ!
【そういいながら差し出したのは】
【≪愛と林檎をお届けする赤い林檎や≫と描かれたビニール袋に入っている】
【山盛りの林檎だった】

今食べ切れなかったら!お持ち帰りもどうぞですぅ〜
【顔を前に出し、足をジタバタさせる】
174 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 00:15:27.97 ID:3VBi/EAO
>>157
帰らないだろうな。
私にはすべき事が残っていて、この世界には恩を受けた者が多すぎる。
今のところは帰るつもりは無い、と言ったところだ。
【迷いなく答えて】

居合いの達人か……一度拝見してみたい。
是非とも手伝わせて頂こう。

私の名は神凪 水月だ。
よろしく頼むぞ!ムク。
【ニコッと笑みを浮かべながら名を告げて】


無刀の流派か…益々興味深い!
百聞は一見に如かずか…。

襲ってきた者以外にも手合わせした者達の中には私が足下にも及ばない者もいた。
何も持たない者故の絶対的に埋まらない差というものを実感したものだ。

それでも、私は死に物狂いで鍛練を続けてきた…
【自身の右手を見つめ、目を瞑り】
【剣士としての風格の様なものを携えた瞳を真っ直ぐに向け、ニッと笑いかけて】

私も貴様の実力とやらを知りたい。
時間は取らせまい。
何かしろとも言わない。
勿論抜きはしないさ。


百聞は一見に如かず、だ――
【その場で左足を少し退き、左手で鞘を軽く持ち右手は迅雷の柄を握る――居合いの構え】
【その瞬間、空気が変わる】

――――。
【その間合いはまるで世界から隔離されたかの様な、そんな不思議な空間だ】
【抜く気が無いと宣言した通りに手に籠もる力はほぼなく添えた状態であるにも関わらず、その瞳や表情はまるで平静のままでありながらも破壊的であり圧倒するほどの攻撃的な雰囲気を纏い見据える】
【それは鮮明に――水月が解き放った斬撃によって自身が斬り裂かれる風景が容易に想像しえる事ができるだろう】
175 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 00:24:48.25 ID:4Xdwx3U0
>>173

 ハハハ―― そうだな
  病気の時は、どうしようもないからな

【2回頷いて、笑っている――】
【この者の考えている事は見通せない】
【見通してもらいたくも――無さそうだ】

 ああ。頂くよ

【彼は、そうゆう人間なのかもしれない――】
【右手を伸ばして、袋の中から一つ取り出して――口に運ぶ】
【碌な物を食べてなかったからでも無い――ただただ美味しいリンゴの味】

 美味しい――!俺が食べたリンゴで一番うまい!

【率直に少女に実況する】

 このシャリシャリ感が堪らないな――

【少し齧った後に――これでもかと被りつく】
【美味しい】
【この者は今、幸せであった】
【】
176 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 00:26:21.31 ID:9hkk/J.o
>>172

【出鼻をくじかれたかのような、彼の微笑み、必然的に彼女の反論は
くるり、と宙を舞って、心の中へと落ちて消えて】


そう思うなら言わないで下さい、まったく……結構気にしちゃうんですよ?


【そう毒づきながらも、軽く腕を組んで、彼の言葉を聴く――――とたんに感じる、圧迫感
それはまるで――――振り出した嵐にも似た、不安感、浅いと覗き込んだ穴の深さに気づいたようで
彼女の頬を一筋の汗が伝って】


知識欲――――ですか、まあ、悪い判断ではありませんね
幸いにもここには大なり小なり、様々な書物が在ります
それも、古いものから新しいものまで、常識から禁忌まで、数え切れないほど


【彼女の口ぶりはまるで――――その本が在る、と断言しているようで
可笑しい――――噺だ、彼女によれば、彼女は単なる非常勤の講師でしかない、そんな本≠ネど
本来ならば、知らされるはずが無い――――そう、本来ならば】


……随分と勘が良いんですね、確かに知識≠ニいう一点に関しては
結構自分で言うのもなんですが、かなり高い水準に達してる、と思っていますが――――


【彼の――――怪物のような瞳に、その表情に――――まるで、そう、咽喉元に突きつけられる刃を連想する
それはあまりにも現実的で写実的で、そこに在る、と勘違いしそうなくらい、鋭くて
それでも、彼女の意地が、それを許さない、彼に屈することを許さない】

【それだけに、元に戻った彼にも、警戒は崩さない、数秒の沈黙、後】


……解りました、私の知ってることで良ければ――――そして、貴方の望みに添えるのであれば
それなりの知識≠提供することにしましょう
深い関係≠ノ関しては、今私の口からはどうともいえませんね、私に、メリットがあるなら別ですが


【そっと、書物が散らかるテーブルの上へと腰をかける、ピンと伸びたしなやかなは両脚がパタンと刎ねて
彼女自身はと言えば、軽く手をテーブルの上へと添えて、彼へとそっと顔を近づけ、視線を交錯させる
とくん、と一つ刎ねる心臓の鼓動、あえて、強い態度にでる表とは裏腹に、彼の豹変ぷりに恐れを抱く、心】


/っと、明日速いからこの辺で一旦きりたいけど、良いかな?
177 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 00:28:50.10 ID:86idAESO
>>171

【止まらない】
【気は集まり続け刀は大きくなっていく】
【そして―――それは形を完成させる】

これが僕の能力、護身刀
【それは巨大な刀】
【刀身は紅く、そして黒く、血の如く】
【その名は―――】

『我武離得(がぶりえる』ッ!!
178 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 00:29:22.85 ID:woqp3YEo
>>176
/了解しました。
/ひとまず、おつかれさまでした!
179 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 00:30:08.07 ID:ybuVYCAo
>>175
やったー!一番だってーー!
いぇーーーい!
【ベンチの上に立ちひざになると、右手でガッツポーズをし始める】
いいでしょ!シャリシャリ感!
癖になる味ってやつですよぉーーぃ!
【えへへっえへへっえへへと妙な音程で歌う】
【彼女もまた、幸せであった】

じゃぁ、これはお土産用でぇぇぇぇい
【そういいながら、もう一個のビニール袋を差し出す】
180 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 00:30:24.54 ID:9hkk/J.o
>>178
/乙でしたー
/9時10時ぐらいに呼ぶねーおやすみなさい
181 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 00:30:55.97 ID:8/HfxUDO
>>141

使う力が、何?違うとでも言いたいの??

同じだよ。この剣で、この手で!!危うく"人殺し"になりかけたんだ!!
耐えられなかった、変わってしまった昴お姉ちゃんを見るのがもう耐えられなかったんだ……結果として、傷付けた―――
結局、鈴音の時も同じなんだ。"意志"なんて関係無い……―――"僕が傷付けた"


その『事実』だけで、十分なんだ―――――

【返されたのは、完全なる否定。言い放つ―――己を肯定することなど出来やしない。所詮それは言い訳に過ぎないのだと】

【あの時。変貌し切った昴の姿を、もう彼は見ていられなかった。目の前の現実を振り払おうと、感情的になって―――彼自身として戦いを挑んだのだ】
【が―――彼女は抵抗しなかった。「傷付けようとしなかった」】
【その結果、一方的に太刀を浴びせた。相手は救いたかった人なのに―――】

【『事実』は少年の心を大きく抉り、多大なショックをもってして揺さ振った】


だから……―――もう、いいんだ。出来ないくせに、"やろうとする必要は無い"よね……

それなら―――僕はもっと楽になりたい 

【―――ポタポタと。赤色は地面を濡らしていく】
【「楽になりたい」―――捉えきれぬ言葉を伴って】


/すいません……いろいろあって遅れました orz
182 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 00:38:26.30 ID:79QYvA6o
>>177

──……「神の言葉を伝える天使」

すごい、ですわ──

【その刀を見て──思わず、息を呑む】
【あまりに大きすぎ。そして──どこか、畏怖のようなものを感じさせたからだ】
【生まれた感情は、或いは刀の色。血のような紅を見たせいかもしれない】

…・・、すごい、です。。

【今は、それだけしか言えなかった】
【ただただ──その一言しか、紡ぐことができなかった】
183 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 00:41:09.55 ID:ybuVYCAo
>>175
/すみません。自分も明日早いので
/明日の午後9時か10時ごろ続きでよろしいでしょうか?
184 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 00:45:37.77 ID:C5hWNwSO
>>170
//まだいらっしゃりますかー
185 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 00:46:43.11 ID:4Xdwx3U0
>>179

 ――いいのか貰っても?

【少し戸惑いつつも――】
【右手に持つあっという間に芯だけとなった物を、左手に移しその辺に置いて】
【右手で、ビニール袋を受け取る】

 ――有難う

【礼を言うと、感極まって泣きそうになるが】
【おそらくこの者は泣けない――】

(もはや、俺は人間ではないのだ。涙で情を誘ってどうする?
  人間の感情は捨てなければならない――ここで泣くのは“妥協”になる)

【そんな異常ともいえる精神が、この者の涙を止めるのだ】

 ―― 一応聞くが美春ちゃんは、

【聞きたくない事をして紛らわそうとする】
【開いた左手でメモ帳と鉛筆を出して】

 何か怖い目にあったか?

【メモ帳をぺらりとめくると――】
【一瞬だが、[ピーーー]というのが一面に書かれたページがあるのが分かっただろうか】
【そう。それはこの者が人間ではなくなった証拠でもあった】 
186 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 00:47:17.01 ID:uqmtMeYo
>>184
/あなたの後ろにいました
187 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/14(火) 00:47:58.64 ID:4Xdwx3U0
>>185
/ピーは殺すですね。申し訳ない
/そして時間大丈夫ですか?まずそうなら早めに切り上げますよ
188 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 00:48:12.29 ID:vcHAKiIo
>>174
…そうか、まあ無理にとは言わないけどな
そもそも俺はこの世界の帰り方を知らないんだから…ははは
【頭をかきながら、笑って返す】

「…ああ、よろしくのうお嬢ちゃん」
…水月って言うんだ、よろしくな…おまえとも心の友になれそうでいいな…!

…お
【…彼は、ふだんツッコミ待ちなボケをかます割りにこういう空気を読むのは得意であるらしい】
…なんだよ、すっげえ風格じゃないか…見た感じ俺より年は若いように見えるのに…
でも、うん…元々この世界が何か危ない世界だって分かっていた事だし…一度俺も…久しぶりに自分がどれだけできるか知っとかないと
この世界にいる能力者って言う…なんか特殊に強い奴じゃなくてまずはこう…剣士として正当に強い奴に見てもらうのもいいかもしれない

「(ほう、なんか妙な状況に出くわしてもうたのう、確かにたまには若いモンは今どれだけできるのか…見てみたい気もするわい)」

…よろしくおねがいします!

【と、お辞儀を行った後…右腕を拳にして腰の辺りまで引き、左腕を前に出して平手で相手に向けながら】

刃叫流…『紅葉』!

【紅葉、という構えを取る事で彼は感じ取る…この…互いの今にも自身を切り裂かれかねない…コンマ一秒の世界を感じ取る】
【ビリビリッ、と場の空気に当てられたかのように…ジャイアンの額からわずかに汗が出始めるが】
【彼が次に動くと…水月は見えるかもしれない…彼の右肩付近まで今振りかぶろうとするただの左手が…確かな『武器』に見える】

【…そして…突如夜中を飛ぶ鳥が実を食べようとして…脆い枝が折れて落ちた時…タンッ!と踏み込みを行う】

刃叫流三の奥儀… 『快刀乱麻』!!

【水月の鼻先に枝が落ちて行くタイミングを狙い…彼女の鼻先をかするように…同時に落ち葉を斬りにいく】
【彼の手刀の威力は木を斬る事まではできるようだ】
189 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 00:52:05.61 ID:SN9erZ2o
>>181

違うっ!人を傷付ける力と、人を守る力は全くの別!
人を守る為に振るう力は、例えその人に傷を与えたとしても、最終的に救いを与えるの!
過程と結果はイコールじゃ繋がらないんだよっ!

【“傷付けた”という事実は、飽く迄も過程でしかない、と】
【其れも『事実』から考えたら言い訳にしか過ぎないが、それでも理由を作りたかった】
【見ていられなかった、と言う言葉の意味は判る。一度とは言え、“彼女の様子”を見てしまったから】
【だからこそ、アリエルの気持ちも判らなくはなかった】

【それでも―――――】

やめてよ、アリエル。其の考えは棄てて。
貴方が自らを傷付けても、救われる人なんて誰も居ないんだよ?

【傷付いて欲しくなかった。もっと普通に笑って欲しかった。何よりも、生きて欲しかった】
【其れだけを理由に、更に一歩。動こうとする足を引き摺るように、アリエルへと近付く】

190 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 00:52:36.37 ID:ybuVYCAo
>>185
怖い目?お化け屋敷とか?
【無邪気に質問をするその少女には俗に言う怖い目にはあっていないだろう】
でも、恭平おにーたんがいるから私は大丈夫だよぉ!

メモ帳?おにーたんもそんなの付けてたな・・・
【どうやら彼女には[ピーーー]の文字は見えなかったらしい】

/そろそろ終わりそうですかね?まだ続くようでしたら明日に持ち越したいのですが・・・
191 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 00:57:31.93 ID:86idAESO
>>182

【――ガブリエル】
【「神のメッセンジャー」にして「守護聖人」】
【その天使の名を持つこの刀】

さっきも言いました通り、この刀は僕の思いをそのまま能力にした物です、
だから、この刀は―――


―――生命だけは斬れない
【護るのに奪う行為はいらない】
【故に刀である為に一番必要な事を劣化したこの刀は変わりに護る事に特化した】
192 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 01:03:25.22 ID:C5hWNwSO
>>170>>186

お困り事と聞いて颯爽と馳せ参じました、きりっ。……なんちゃってー

【ぱたたたた、きしっ。ぎーこ、ぎーこ】
【足音から派生して、何やら何かが軋む音】
【恐らくは彼女の死角に有るらしきブランコを漕ぐ音と共に、やたら涼しい声が響く】
【爽やか系と言うよりは、若干人懐っこそうな感じ。まだ若い男性のそれである】

【……胡っ散臭え】
//かべのなかにいるんですねわかります
193 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/14(火) 01:05:02.72 ID:4Xdwx3U0
>>190

 そうか。それは良かった――

【相当安堵したようだ。肩を落とし――】
【少し、鉛筆を走らせた後――】
【メモ帳と鉛筆を左ポケットへとしまう――】

 では・・・そろそろ行こうかな

【その者は、左手でマスクを被り、ソフト帽を被ると――】
【右手にビニール袋を持って、ベンチから立ち上がった】 

 いいかい?俺のようになっては駄目だからな
  けして危ないところには行かないように――
  
【少し少女のほうを念を押すように見やり、空を仰ぐと――】

  ―― 死んだら俺泣いちゃうから
  (いつかそいつ追い詰めて――拷問してから殺す――!)

【そう言い放つ――】
【その狂気を胸のうちに隠しながら――】

/超急ピッチで切り上げました!
/これで大丈夫でしょうか
194 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 01:07:35.04 ID:uqmtMeYo
>>192

……困ってねえ、全然困ってねえ
困ってねえから話し掛けんな……

【大事な事なので三回ry】

アタイは今めっさ気分が悪いんだ、頼むから無闇に蜂の巣突付くなよ
最悪拳が飛び出てお前の顔面を撃ちぬくぞオイ

【なんだか機嫌がマックスに悪いらしいです】
【そんな事を言いつつもその声の主を探そうとゆっくりと周囲を見回す】
195 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 01:07:42.29 ID:79QYvA6o
>>191

……ふふ、護様らしい能力ですわね
そのお力を──大切にしてくださいまし

【その言葉を聞き】
【エルは、少し羨ましそうに微笑んだ】
【彼女の能力でもある炎。それは小さければ人を癒すが。大きくなれば人を傷つける】
【そんな、生と死の象徴──】
【戦いに用いれば必ず何かを壊してしまう。そんな能力だからだ】
【或いは──彼女の内に潜む「誰かを護りたい」という心が】
【過剰な形で現れたのが、今のエルの能力、なのかもはしれない】
196 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 01:10:48.94 ID:ybuVYCAo
>>193
俺のようにって・・・
おにーさん男でしょ?女の子は男の子にはなれません!
【ハハハと少し笑って】
危ないところにはいかないからね・・・
おにーさんも気をつけて
【バイバイと、彼が見えなくなるまで手を振り続けた】

さぁて、私も帰らないと・・・
【そういい終わると、ピンクの光に両足が包まれ】
【両足がタイヤに変形し】
はいはいはい!
【自転車並みの速さで家に帰っていった】

/ありがとうございます。恩に着ます。お疲れ様でした。
197 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 01:15:14.80 ID:3VBi/EAO
>>188
【静謐な世界。次の瞬間にはもう全てが終わっているような空間】
【剛太郎が動き手刀を行うまでの間、どこか遠くの方を見るように身じろぎせずただ鼻先で斬られた落ち葉越しに見据えて】
【波打つことない水面のような静けさと冷静さを保ったまま少しの静寂が包み】

いや、見事だよ…
やはり貴様は面白い。
久々にこんな感覚を味わえたぞ。

約束した手前ではあるが思わず抜き放ちそうになった。
是非ともいずれこの続きをしよう。
【ふと力を抜きながら笑顔を向け、張り詰めた空気と雰囲気を緩ませて】
【いつの間にか少し鞘から抜かれていた迅雷を収めて構えを解いた】

さて、待たせたな。
夜も更けてきたし、早く運ぼうか。
手伝ってくれ剛太郎。
【そう言うと棺桶の方に歩みを進めて、片方を持ち上げようとする】
198 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/14(火) 01:17:57.93 ID:4Xdwx3U0
>>196

(早――いや、その方が良い)

【少し驚きつつも――】

   (クズ共から――逃げられる)

【そう考えて、安堵する】

(おにーさんも気をつけてか――)

【フフと笑い、背を向けると――】
【どこかへ―― 歩いていく】
【自分に迫る、死の運命を感じながら――】

/乙でしたー!
/いやいや、恩に着られる事なんて無かったんですよ
/夜中までお疲れ様でした
199 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 01:20:56.69 ID:86idAESO
>>195

えぇ、やっと得た力です。大切にしますよ。
【そう言い能力を解除】
【『我武離得』は護の手から消える】
200 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 01:25:07.65 ID:C5hWNwSO
>>194

え、困ってよー。そろそろ真面目に閑古鳥が泣いてるんだよー?
…………あ゙ー、どっかにボロい依頼転がって無いかな、切実に。

【んな無茶苦茶な事を(ry】

ふむ、しからばお兄さんが気晴らしに……ロケットパンチとかなにそれこわい
……俺の顔になんか付いてるかなー?

【いや、飽くまで比喩だって】
【何やら黒髪に黒目にブラックスーツにの黒ずくめ、通称黒いのがシケた面してブランコ漕いでた。なにこれ淋しい】
【コマンド?】
201 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 01:29:58.88 ID:vcHAKiIo
>>197
…続きか…うん、絶対しにいくと…約束する
【構えを解いた水月に応えた瞬間…ジャイアンが膝をつく】
【手を地について…大汗を流しながら…】

…は…は…やばいすぐに銭湯行きたいくらい汗かいた…正直、ね…抜かれるかと思った
真剣相手に戦った事が…なくってさ…スゲー足震えてる…水月、おまえ俺とは違って
間違いなくホンマモンの剣士って奴だな…対峙しただけで分かったよ

「(…なんじゃあ、期待できると思うちょったのにえらい小心者じゃのう…そうか、…こいつ実戦はしたことないんじゃなあ)」

【棺桶の上で伏せたままのムクがちらっとジャイアンを見ながらそう思うと…しかしすっくと立ち上がったジャイアンを見て腰だけあげるように警戒する】

…あ、うん…わかった
…じゃあ俺はこっちの前の方の鎖を引っ張るから水月は押してくれるか?
【かけてあった銀の鎖を手に取りながらそう頼みこむ】

「…ハッハッハ…待っちょれよう…銀の字ィ…」
202 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 01:31:02.80 ID:79QYvA6o
>>199

【ふわりと】
【優しげな笑みをもって彼の言葉への返事とするも】

──ん、ふぁ。。
あぅ……失礼、しましたわ。

【僅かに目を閉じ、手を口元にそっと当てて小さな欠伸】
【先ほど──会話を始めたあたりで、エルはここにいる理由を「訓練のため」と言っていた】
【どのような内容なのか。どの程度ここにいたのか】
【それは定かではないが──きっと疲れが溜まっているのだろう】
【欠伸を見られたせいか、困ったような、恥ずかしがっているようなそんな表情となり】

もうこのような時間ですし──今宵はこのあたりにいたしましょう、か?

【近くに置いてあったポーチにそっと手を伸ばしながら、そう告げた】
203 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 01:31:49.55 ID:uqmtMeYo
>>200

困ってない、そんな鳥なんて羽もいで食っちまえ
…………あ゛ー、なんだお前なんでも屋的なアレか?

【「依頼」の言葉を聞いて脳裏に「なんでも屋」と浮かんだらしい、単純だ】

(あ、やべ……コイツ面倒くさいタイプかもわからん)
ああ、お前の顔に色んな部品が付いてるな目玉やら鼻やらその他やらが、それ邪魔じゃね?
っていうかアタイに殴られねえ?

【エクストリーム会話術:実践編第2章「アグレッシブな会話の仕方」】
【そして青年の姿を片方の目で発見し】

(前言撤回、なんだただの寂しいヤツか……南無)

【動物園の折の中のチンパンジーでも見るような視線を青年に送っている】
204 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 01:32:06.51 ID:8/HfxUDO
>>189

………―――、………――――そんなの、綺麗事でしかない。「救いを与えたか」なんて、こっちが決められることじゃない

【どこまでも冷淡で、瞳の色は動じない―――】
【近付く彼女を拒みはしない。だが、「受け入れもしない」―――本来持ち得る彼自身の感情を破棄した今、彼女の言葉は届かないのか――?】


守ろうと、助けようとするから悩むんだ。そんなに難しいことをしようとするから、こんなに苦しむんだ。"馬鹿馬鹿しい"………結局同じことなのに。どうしてわざわざ辛い方を選ぶ必要があるの?

それならいっそ、"壊す方"に心を預けちゃえば―――どんなに楽だろう?
ルシアはそう思わない?

【―――……"壊す方?"】

【闇夜を照らす遥か上空からの斜光は美しく。頬を撫でる夜風の音が、彼の言葉の後に続いた―――】
205 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 01:39:11.75 ID:86idAESO
>>202

そうですね・・こんな夜遅くですし・

【ふぁーあ・・・――と欠伸が移る】
【いやそれ以前に昨夜は寝ていないというのもあるのだが】

ではエルさん、僕はこれで失礼しますね。お休みなさい。
【そう言い彼は立ち去ろうとする】
206 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 01:42:40.10 ID:3VBi/EAO
>>201
無刀流とはいえ素手で居合いを構えた剣術家を相手取るなんて真似、私にはできんぞ。
すぐさま間合いから抜け出すか避ける事を選んだだろう。

その点で言えば実戦不足であるにも関わらず向かって来た貴様の精神力の強さにこそ賞賛がされるべきだな。
私とて平気な振りをしているが、これでも精神的に居合いは消耗させられるのだ。

本当に次に会うのが楽しみだ!
【素直に褒め称えながらも、楽しげにワクワクといった表情で言って】

てっきり持ち上げて運ぶのだと思ったが…違うのか。
わかった、後ろから押せば良いのだな。
【棺桶に手をかけて力を込め前に推し進めて行こうとする】
207 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 01:44:35.65 ID:C5hWNwSO
>>203

えー……。あ、それ良いかも。捕まえるのは任せたよっ!
まあ、そんな所かな。うん……。

【ものっそい単純に正解でした、ええ】

邪魔じゃない邪魔じゃない、あと愛の無い暴力は出来ればお断りしますAA略。
そーいや何処かで見たような顔してるよねお姉さん。キャッチセールスとかじゃなくて――――

【例のポーズしつつ流しやがりました】
【エクストリーム会話術応用編第三章レッスン4:「上手な受け流し方、兼挑発」】

……かーごーめーかーごーめー……

【なんか嫌な歌歌いながらココア飲んでやがります】
208 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 01:44:56.50 ID:79QYvA6o
>>205

はい──……今宵はお会いできて嬉しかったですわ!

では、またいつか。
御機嫌よう、護様!

【ふわりと、ワンピースを軽く摘んで膝を曲げるいつものお辞儀をし】
【かしゃんかしゃんと、ポーチの中身が擦れ合う音をお供にして】
【彼女もまた──居候中の路地裏の一室へと向かうのであった】

/お疲れ様でしたー!
209 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 01:46:44.02 ID:86idAESO
>>208

/乙でした!
/何か一方的になりましたね、すいませんでした
210 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 01:52:55.22 ID:uqmtMeYo
>>207

…………………
だろーアタイの勘はよく当たるんだなコレがさ

【華麗なスルー】
【そしてベンチから立ち上がってブランコの前に立つ、腕を組んでなんだか偉そう】

目玉とか2個あって邪魔じゃん?
あーじゃあ無理だなアタイの愛は家族にしか注がねえから

どっかで?……うーん……
悪いがお前の面を見た記憶はねえよ

【青年の顔をそれこそ穴の開くようにじいっと見つめる、目付きの悪いまま】
【まあ記憶力が良くないというのもあるけども】

211 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 01:58:04.23 ID:vcHAKiIo
>>206
【ムクの指し示す方向に彼は棺桶を引っ張りながら】

…ありがとよ、これでも小学校の頃はガキ大将やってたからな
でも、ごめん真剣相手はマジ緊張した…
【ハハハ、と笑いながら】

「ふんッ、ガキ…そんなんでこの世界を生き残れるんかのう?この世界の戦いなんぞあんな一瞬で終わらんもんもあるんじゃあ
命乞いなんぞしても見逃してくれず命を奪われるなんて当たり前の世界じゃあ…お前の世界と文化がどう似ちょるかしらんが
嬢ちゃんの言うとおり…ここはお前の元いた平和な世界とは違うんじゃあ、肝に銘じておかんかい…」

【フン、とお高くとまった様子でムクが胸を張り】

「わしに言わせりゃあおぬしらなんぞ…なるほど確かに青い青い…同じ剣士でも銀の字ほどのキレはないのう」
…ムクのダチの…その銀の字って人そんな強かったのか?
「おうとも…銀の字…『市川 銀助』っつってのォ、日本では犬を戦場で動かす『ぶりーだー』っちゅう仕事をやっちょったと言うとったなあ…
若いころは犬に対する価値観の違いからよう殴り合ったもんじゃが…互いに犬に対する…愛だの友情だのは通じ合うもんだと知ってからはようつるんじょった…
奴がいれば多くの犬は主人の傍に立つ立派な戦士と化し…奴もまた…奴自身こそが日本刀のような斬れ味を持っていた、とでも言わんばかりの男じゃったあ…」

【フン、と微笑みながら】

「嬢ちゃんも…無刀とはいえクソガキも剣士っちゅうが、銀の字はお前たちよか何段も上におる剣士じゃあ、こと居合においては右に出る者はおらん
最後、半年前に会った時にもその鋭さは変わっちょらんかった…生意気な奴じゃよのう…」
…なんだか知らないけど、本当にその人を信じてるんだな、ムクって…
212 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 02:00:45.29 ID:SN9erZ2o
>>204

綺麗事の何がいけないの? 綺麗事の世迷い事、振りかざしちゃいけないの?

【少女からしたら、自らの所属している集団――対機関連合も、綺麗事を並べているだけの集団だ】
【自分の為、他人の為。そんな甘言を連ねて、悪と称される人達を傷付ける】
【所詮は綺麗事。人其々の筈の正義を、まるで総意の様に振りかざして】

……“馬鹿馬鹿しい”? ――――――何が?

アリエルはこう言いたいの? 「今、アリエルを助けたいと思っている私は馬鹿だ」って。

そうやって、アリエルは私まで傷付けて、壊そうとするの?

【顔すら知らぬ人を守る為に力を振るい、助ける為に自らを差し出した少女】
【その途轍もなく偽善的な行為を否定され、一瞬だけ眉を顰めたりするも】
【歩み寄る。動こうとしなかった足は、何時の間にか拘束を解き、軽く持ち上げることが出来た】

………思わないよ、そんな事。
壊すだけ壊して、私は全てを失ったんだから。

【視線は、逸らさない。蒼の瞳には時折紅色が混じり、紫に近い色を見せる】
【夜風が吹き、熱くなった全身を柔らかく冷やす。その涼しさに僅かな心地よさを覚えながら】
【少女は、手を伸ばせば届く距離まで、少年の傍へと歩んでいく】

213 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 02:02:43.08 ID:C5hWNwSO
>>210

どうしたのですお殿様、ささ、はやく虎を屏風から……
すっごいねー、その勘で一つご教授願えないかな。主によさ気な仕事が転がってそうな場所とか

【――意味合いは同じだけどネタが180゚違う気がするってか何処ぞの小坊主かと^q^】
【ぱちぱちと何やらテキトーに拍手をしつつ】

非売品なのさっ。流石に隻眼じゃあ荒事に対応出来ないし……
よし、ならば妹さんとか紹介しいや冗談ですごめんなさい。

んー……路地裏かどっかで見たよーな見なかったよーな。
まっ、好いや別にー

【変わらずへらへらと宣いながら、時折缶ココアに口を付けて喉を潤し】
【なんとも飄々とした調子である】
214 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 02:09:28.49 ID:uqmtMeYo
>>213

ええいっ無茶を言うなっ!屏風から虎が出る訳ねえだろバカ!
うん、それ無理諦めろそれ無理だから

【駄目です頭良くないです、トンチ利かせられないです】
【大事なので2回ry、天丼駄目絶対】

まあ確かに隻眼はキツイなあ、うん
姉ならいる、半分しか血が繋がってない妹ならいるどっちがいい?

【キツイなあとか言いながら自分の眼帯に手を触れる、露骨なアピール】
【この女の親族という時点でブラックな物件であるのは言うまでもない】

あー……じゃあどっかで会ってるかもわかんねえな、しかし通行人の顔を覚えるほど暇じゃねえし
まあいいか別に……

【立っているのも怠かったのかブランコの周りの鉄柵に腰を下ろし悠然と足を組む】
215 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 02:17:39.13 ID:3VBi/EAO
>>211
確かに…私などはまだまだ修練の身だ。
ただ、手合わせもその姿を見もしない内から負けを宣言するつもりは無い。
剣士として、武人としての“誇り”はこれでも持ち合わせているのでな。

しかし……
その市川 銀助という人物がどれほどのものかはわからないが…
貴様がそこまで言うのなら立派な剣士なのだろう。
【そんな思いを馳せて】


楽しみだ!
【基本好戦的なのか、不敵な笑みを漏らしつつ後ろから押す腕に力が籠もる】
216 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 02:33:12.29 ID:8/HfxUDO
>>212

この世に「本当の」"正義"も"悪"も存在しない……
『カノッサ機関』が"悪"だなんて、誰の権限で決め付けたの?《R.I.P》の人間を否定する根拠は?
そもそも昴お姉ちゃんがあんな場所に居るのにも、何か理由があるからなんだ………それなのに、無理矢理連れ戻そうとすること自体が僕のエゴに過ぎなかったんだ
『助ける』だなんて、最もらしい理由を付けて―――

今だって、ルシアは僕を助けたいと言う………どうして?自分を傷付けるかもしれない奴を、どうして助けたいと思うの?

【本当に"理解出来ない"という風に、目尻を下げて蒼い瞳が細められる―――】
【一体、何故――?変わらぬ表情が、彼女に憮然と問い掛けるのみ】


………―――その方が楽なのに

僕も、僕の中の『ナニカ』と仲良くすれば、もう自分自身に怯えることも無くなるんだ……誰かを傷付けることを怖がらなくて済むんだ。それなら、もうそれで………―――

【―――諦念にも似た心情を吐露する。闇に溶けてしまえばいい、と】

【己を捨ててしまうことで―――幼少の頃から長き間苦しめられてきた"恐怖"から、ようやく逃れることが出来るかもしれないと】

【―――それは彼が見つけた"希望"なのか?本当に?】


【『闇』に身を任せ―――"壊す側"へと移行してしまえばいいと?】
217 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 02:33:11.37 ID:vcHAKiIo
>>215

「…ハン!あのジジイと同じで生意気な娘じゃあ!…こいつぁいい剣士になるわい…」
…………

【水月の不敵な笑みを見てムクも嬉しくなったのか…目を細めて笑うのを見て】
【ジャイアンは…きっとそんな『笑顔』が好きなのだろう、一番前でにっこり笑っていた】

【そして棺桶を引っ張りながら…しばらく行けばやがて見えてくるのは…森の中だと言うのに妙に開けた場所にたどり着き】
【そこに丸太などでつくられた一軒家…ログハウスを目の当たりにするだろう】

…ムク、この家が目的地なのか?
「おうとも…ここに来るのは実に半年ぶりじゃあ…おっ!」

【ムクが4つ足で立ち上がり奥を見ると…ログハウスの入り口で丸まっている灰色の毛の生き物を見つけた】
【それは大型の犬、シベリアンハスキーであり…どうやらそのへんで狩ってきた野ネズミを食べているらしい】
【のそのそ、と動いているその犬を見て…ムクは棺桶から飛び出して走って行った】

「…メアリー!…あれは銀の字の愛犬じゃあ…ハッハッハ、プーラに半憑依しちょるが…わしじゃ、ムクじゃぞ…元気にしちょったかい
銀の字はどうした?こんな時間にはまだ寝ちょらんじゃろう?」

【時刻は9時ごろと言う事にしてもらいたい…として、ムクははて、と首をかしげる】

「…なんじゃあ?お前しばらく見ないうちに毛なみが悪くなったのう…心なしか元気もないし、銀の字の奴世話だの手入れを怠っちょるのか?
あいつ年食ったからって手抜きはいかんじゃろう…!おい!銀の字!わしじゃあ!出て来んかい!」

…すいませーん!市川 銀助さんいらっしゃいますかー!
【トントン、とジャイアンがドアを叩くが】

【――――――返事がない?】
218 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 02:37:46.44 ID:C5hWNwSO
>>214

出せるよ、気合いが有れば!もっと熱くなれよ頑張れ頑張れやればできるって新世界だって頑張ってんだから!
そんな殺生な、俺に[ピーーー]と言うのかい。うちには養っていかなきゃならない家族が……居ないけどっ!

【そーなのかー。あ、こいつ修造った。気合い万能論ktkr】
【天丼と鉄板の違いがわからない。扶養家族なんていませんよ】

えー、と。な、何なら俺が君の目になりましょうか筆頭!
…………ゴスロリ服の似合う方、かなあ?

【フォローになってないよ、新手の口説き文句かと勘違いされるよ。因みにパーリィはしません】
【……なにその回答ひどい。あと姉妹がいたとか胸熱】
219 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 02:42:27.30 ID:3VBi/EAO
>>217
こんな森の奥に家が建っているとは…
ん?また犬か……
【メアリーと呼ばれた犬を少し身構えながら見つめて】

出掛けているのではないか?
此処まで来て会えないとなるとは残念だ。
【少し残念そうにしながらその様子を見守っている】
220 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 02:49:44.57 ID:uqmtMeYo
>>218

根性論は嫌いじゃねえけど、やかましいのは嫌いだぞ?
1人身なら適当にバイトでもしろよ少なくともそれなら死にはしねえだろ              多分

【小声での「多分」悪意3000mg配合です】

あー、なんつうかさ悪いけど……

【眼帯に指で掴み移動させる、その下にあるのは普通の藍色の瞳】

全然見えるんだなこれが、まあマジに目が潰れた時にでも頼むわ
もちろんアタイが覚えていればだけどなー

【眼帯を着けているのは何かしらの理由があるのか、この女だしさしたる理由も無いのかもしれない】
【口説き文句とは思わなかったみたいです、青年の命は繋がったようです】

ご、ゴスロリ……姉k、いやお姉様には似合わない
つーかそれを着させる為だけに人が死にかねない、マジで

妹はどうだろう、似合うかもしれなくもない……

【なにやら彼女の姉は超危険人物のようだ、妹は普通っぽいやったね!】
【ちなみに姉の姿形は全く同じですので目の前の人物のゴスロリ姿を想像していただけると丁度良いかと思われます】
221 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 02:55:45.46 ID:vcHAKiIo
>>219
【水月がそう言ったのを聞くと、ムクは顔を水月の方に向けて】

「嬢ちゃん、普通ならばそれもあり得ると思うがのう、あの市川 銀助と言う男に限って
元気のない愛犬を置き去りにしたまま出掛けるなどと言う事はありえんのじゃあ
しかしそれだと…そもそもこんな状態のメアリーを外にほっぽり出して置くっちゅうのもおかしいが…」

…そんな人なのか…あ、あ?このドアカギかかってないぞ?
「…何?…まあええ、銀の字!邪魔するぞ!」

【市川の都合は特に気にせず…ムクはわずかに開けたドアからするりと入り込み家の中に行く】
【ジャイアンもおじゃまします、と言った感じで家の中に入っていく】

【だがそう1分ほどしかかからないうちにジャイアンだけが戻ってきて、ムクの声が家の中から聞こえる】

「お、おらん!?バカな、おらんじゃと…?銀の字ィ!どこ行きおったァ!」
駄目だ水月、やっぱり家の中にはいない、ムクは否定するけど…少なくともこの家を留守にしているってことは間違いないよ
ただ…

【それだと、それこそムクの言うとおり、犬を大切にしていたこの家の主が愛犬であるシベリアンハスキーをおいて行くのはどういう事だろうか?】
【ジャイアンは座り込み、丸くなっているメアリーのそばにある物を見ながらメアリーを触ると…呟く】

…このメアリーって犬、本当に人になれてるな…でも人に買われてたにしては痩せてるし元気ない
それにこの食べてた野ネズミ…こいつが自分で狩ったのか?ドッグフードをもらったりは…してないってことか?

【…立ち上がり、水月の顔をみると…どう思う?とでも言いたげに首を傾げると】
【次は家の横へと…歩いていこうとする】
222 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 03:06:59.59 ID:SN9erZ2o
>>216

そう、そうだね。正義も悪も、その人が抱える信念の形は違うもの。
だから人は、自分の正義を振りかざす。付き従わない相手を力でねじ伏せる。
だけど、私はまだ確認して無いんだよ。昴ちゃんが、本当に自分の意思であの場に立ってるのか。

―――――私が傷付いたって、其れのお陰で誰かが助けられるのなら。
……私は、この命だって投げ出せる。私の人生だって、賭けられる。

【小難しい理屈なんてなかった。ただ、人が辛い思いをするのが嫌だという、それだけ】
【其れが、知っている人だろうと、知らない人だろうと】
【他人には理解し難いだろう思想を、理想を抱いて、少女は言う】

楽かどうかなんて関係ないんだよ。
傷付ける事を単純に肯定して、怖がることを忘れてしまったら、其れこそ本当に辛い思いをするから。

【楽な方へ逃げた結果全てを失った少女は、その選択肢を善しとはしない】
【辛くても、苦しくても、悲しくても。努力を続け、笑っていれば、何時か幸せになれるからと】

―――――――――アリエル。

【―――更に、一歩。小さく呟いて、少年を抱き留めようと両手を伸ばす】
223 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 03:12:08.39 ID:3VBi/EAO
>>221
唯一面識があるムクが言っている事を参考に考えれば…

何かしらの事情があって此処から離れたのは間違い無いだろう。
それもついさっきというものでは無く、そのメアリーという犬がやせ衰えるほどの期間も……
【腕を組ながら少ない情報を繋ぎ合わせて答え】

まぁこれはただの憶測に過ぎぬ。
妙な心配はし過ぎない事だ。

それよりムク。
何か心当たりは無いのか?
224 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 03:17:35.56 ID:C5hWNwSO
>>220

……しょぼーん。
まあ、素直にバイトすりゃ良いっつうかしてるんだけどねうん。修羅場で。

【だがめげない。きっとドM……じゃなかった耐性が有るのだろう】
【しょぼーん、とか言ってる割にゆゆう(何故かry】

なっ、なんだってー!!

【うちのショタっ子みたいなもんですねサー。青年は驚いたようです】
【……チッ。じゃなかった、黒いのよかったね!】

えっ、なにそれこわい。なにそれこわい。こわい。
似合う似合わないは兎も角――――――うん。済みません妹様でお願いします切に。

【大事な事だから三回ry。八の字さんがわざわざお姉様って言い直した所に何やら恐怖を感じたらしいよ!】
【中の人がアップを始めたようです。(自殺行為)】
225 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 03:22:58.70 ID:vcHAKiIo
>>223
「…わからん、心当たりなどないわい、今までただの一度もありえんかったからのう…」
【ドアから出てきたムクが、そうしょげるように呟くが】

…どうやら一応、メアリーは彼にいつでも食料を自分で調達できるよう躾けられてたみたいだ
小動物でも狩って食いつないではいたんだ、でも…ただこのやせかたはさ
なにか…『心労』のような物もある、って感じだ…身体が痩せるだけのストレスが…

【と、言いながら彼は家の横まで歩いて行って…理解したような顔をする】
【何かを見つけたらしく、それに近づきながら】

…ああ、そうか…そうだったのか…『事情』が…わかったよ
メアリーの痩せた原因は…『悲しみ』、か

「なんじゃあ、ガキ…何を見つけ…」


…ムク、俺はこの世界の事をあまりよく知らないからこの世界では実際はどうなのかは知らないけど
俺はこれがなにかわかった、少なくとも日本では


【そこに会ったのは四角いのっぺりした…『市川家ノ墓』と刻まれた…】


…墓石っていうのはこういう形だよ


【―――――『墓石』だ】
226 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 03:26:36.31 ID:uqmtMeYo
>>224

そういう態度すりゃあ優しくすると思ったら大間違いだ
じゃあ修羅場で頑張れ修羅になれるから

【甘甘な展開になるとでもお思いですか奥様?】

別に驚く事でもなかろうに……
ま、アタイの眼じゃねえんだけどもなー

【眼帯を元の位置に戻す、どうでもいい話ではあるがたまに眼帯を左右間違えていたりする寝起きとかなら仕方ないね!】
【ショタっ子と聞いて八の字がアップを……】

うん、凄く恐い……実の妹の骨とかバキバキいくからなお姉様
妹なあ、残念ながら旅に出ちまってなあ――――

紆余曲折があって今この街に住んでるんだよなあ……
会いに行くべきかなあ……あと妹に手を出したらもぐぞ

【右手をワキワキさせる、危ないですR指定が掛かってしまいますスプラッタ的な意味で】
【中の人ェ……】
227 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 03:32:37.17 ID:3VBi/EAO
>>225
【其方に歩いていき、それを目の前にして】
【少し口を噤んで見つめてから】

なる程…そういう訳か……
【悲しげに目を伏せて小さく呟き】

全くもって……
残念だ。
【何と言葉にしていいものかわからず、ただただ胸の内を言葉にした】
228 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 03:37:33.14 ID:afYzBF.o
………あーくそ眠くならない
動けば動くだけ目が冴えるギンギンと冴える

【白無地のポロシャツは襟のボタンを止めず、その上にこれもまた前を止めない袖無しジャケット】
【裾へ向かうにつれて黒から赤のグラデーションを描くズボン、金属補強された戦闘靴】
【藍色がかった膝までの白髪の、身長160cm程の少女が、のんびりと散歩している】
【両手はズボンのポケットに突っ込まれ、口には煙草を咥えている】

どーするか………仕事でもしてくるか、飯でも喰いに行くか
大穴で適当に話す相手でも探すか………
229 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 03:44:51.47 ID:vcHAKiIo
>>227
【ムクは…しばらくそのまま墓石を無言のまま見つめていた】
【何を思うのだろうか?若いころのかつての記憶?彼と共に戦った時に受けた傷の痛みか?】
【しばらく見上げるように墓石を見ながら…呟く】

「…『故郷の畳みで往生してやろうやないかい、俺は必ず帰るんや』、そう言うたんじゃあないんかい…バカタレがぁ…
一体ワシは…何のために苦労してお前の所に…こいつを運んで来たと思うちょるんじゃあ…」

…棺桶、確かに必要になっちまったな
「ぬかせ…これは死んだ人間閉じ込めるために用意したもんじゃあないんじゃあ…これは生きてる人間のためにワシが作った物
この棺桶は…『鎧』は…お前以外の誰が扱うっちゅうんじゃあ…」

【…後ろのメアリーが…悲しそうにおおおん、と吠える】

…ムク、その…
「…わしゃあ…わしゃあこれから…どうしろと…言うんじゃあ…」

【…ジャイアンは…剛田 剛太郎はこれ以上声をかけてやる事は…できなかった】
230 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 03:49:45.27 ID:C5hWNwSO
>>226

ふっ、知っているともさ。寧ろ……何だろう、挑発?じゃない事は確かだけど
いや無理だって、そんな悠長に構えてたらあのウェイトレス改め修羅にサイコロステーキにされるって。

【あらやだ。真顔且つ棒読みの「しょぼーん」で甘い展開なんて有り得ません事よおーほほほほ】
【あれ、これ違う奥様じゃない。因みに命は惜しいのか、挑発ではないようです】
【冷やし朔夜特盛は黒いのには荷が重いよ!】

いやほら、てっきり因縁とか宿敵がどうとか雨が降ると古傷が疼くとかそういう何かが有るんだと……。

【考えすぎだろこいつ^q^寝起きとか何それ超見たいです、低血圧っぽいよね!】
【九の字じゃない……だと……?】

た、大変なんだねぇ……。うん。
凄い偶然だね、ではゴスえっなにそれこわい。手は出さないけど。

……まあ、色々冗談抜きにして会いに行ったげるべきだと思うよ?淋しがってるかも、だしねー。

【…………^q^】
【俺、無事に帰れたら……ううん、何でもn】
231 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 04:04:12.22 ID:uqmtMeYo
>>230

もうなんだろう、色々頑張れ若者よ……

【その通りですとも!本当に中の人は頭の良い御方……】
【そんなこんなで遠い目で青年を見つめるのであった、どこか嘲笑い的な要素が含まれていたとかなんとか】
【来いよ朔夜!冷やしなんか捨ててかかって来い!!】

小説の読みすぎだぞ?それとも病院に行くか?
或いは某精神病院に行くか?同じようなお仲間が沢山いるぞきっと

【一緒に寝てみれば分かるんじゃないかなっ!……】
【八>>>潜在能力の差>>九】

大変なんて陳腐な言葉で片付けないで欲しいレベルだ……なんでアタイ今生きていられてるんだろう
それならまあ良――――視姦も無しだぞ、そんな事した日には関節という関節を360度曲げる

【関節を反対に回してそのままグルンとバキバキと元の位置に戻す】
【関節を回されるだけの簡単なお仕事、是非この機会に】

でもなあ、なんかなあアタイが出るべきじゃねえと思うんだよ
ホラ下手に身内がいると頼ろうとしちゃうじゃんか?それはちょっとなあ……

【本人も会いたい、会いたいが……】
【時には会わないという選択も採らざるを得ない場合もある、まあ草葉の陰から覗いてたりするんですけども】
232 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 04:26:01.39 ID:3VBi/EAO
>>229
【それを見つめてから、メアリーの方に歩みを寄せてしゃがみ込み】
【恐る恐る、多少躊躇い混じりに手を伸ばしてメアリーの頭を撫でようとしながら】

何もしなくても良い。
死した者の為に特別な事をする必要は無いのだ。

きっと…
【語りかける様に】


長年連れ添ってきた者が居なくなってしまった今の貴様の気持ちを、私などが理解できるはずも無い。
だから励ましてやる事も出来ない…

ただ、何かをしてやる必要は無いと思うぞ。
どうしよも無く辛いのはわかるが、貴様はきっと立ち直れるはずだ。

そして――立ち直った時に居なくなってしまった者の事を覚えていさえすればそれだけで良いと私は思う。
【そのまま立ち上がり、ムクへと向き直って】
【どこまでも真っ直ぐを見つめる瞳で】

思い出も、志も、その全てを忘れずに胸に留め
自分の信ずる道を歩いて行けば良い。
それをきっと市川 銀助という人物も望んでいるはずだ。

それでも
辛くて…どうしよも無くて…何をすべきか本当に見失ったのなら
さっきあったばかりで、知ったような事を小生意気に語る小娘ではあるが…


全力で力を貸そう!
【そこに憐れみも嘘も無く、どこまでいこうとも自分の信念に沿った純粋な気持ちで告げた】
【目の前に悲しむ者が居て、それを何もせずに見ているだけという事がこの少女には出来なかった】
233 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 04:30:28.55 ID:C5hWNwSO
>>231

ははは……ありがと、俺頑張るよジョニー

【それほどでもない(キリッ……って誰だよジョニー】
【もう苦笑しか出来ない黒いの。笑われたり何だりしてるけど強く生きるんだよ!よ!】
【朔「――――ガンダァァァァァムッ!!」ってな感じですかわかりません】

………。なにそれひどい。
ってかなにその精神病院俺無事で出られるの、まさかSAN値とか減らないよね!?

【……なんか奇跡的に寝相悪そう^q^】
【ショタkじゃねえ、子供好きだったとは……】

(……姉妹って、似るよね……ってのは、言わない方がいいかもね)
ほら、きっと加減してくれてたんだよ。辛うじて死なない程度に。

視姦とか人聞き悪っ、俺涙目!?

【何と言うブラック企業、絶望ハンバーグ工場並ですな――って】
【いだだだ冗談ですギブギブry】

んー……それでも、偶に顔を見せる位はした方がいいよ。会えない事情でも無い限り、ね
………なんちゃって。口が過ぎたかな?
234 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 04:40:10.43 ID:vcHAKiIo
>>232
【ムクは…その声に力はあまりなかったが】

「…ふん、確かに生意気じゃあ…じゃが…わずかに心は安らかになったか」

【…奥から、ジャイアンが花を摘んで墓前に供える】
【しばらく、黙祷した後…彼は墓から離れるとムクが棺桶のカギを開けながら告げる】

「…今日は疲れたじゃろ、もう帰るといいわい、わしは休みながらゆっくりこの先どうするかでも
ゆっくり考えさせとくれ、プーヤの身体にも…メアリーにも飯を与えんといかんしのう…またの時にしとくれ、お嬢ちゃん、クソガキ」

【そう告げると…どういう構造なのかその棺桶の中へと二匹の犬は入り…ひとりでに蓋が閉じる】
【ジャイアンはその棺桶の鎖を持つと】

…水月、その…じゃあな、また会おうぜ
俺も…今日は宿に戻る事にする…この二匹は俺が一時預かる事にするよ…ちょっとの手合わせまでさせてもらってありがとうな
次会う時は…ガチの競い合いでもやろうぜ、水月

【そう告げると…彼はそのまま夜の闇に去って行った…】


【市川 銀助――――――永眠】
【←To Be Continued...】

/乙でした―
/犬使いのキャラを動かせたら面白いなと考えて作った市川ですがここで舞台から退場です…三重人格の子との絡み覚えてないかな
/遅くまでお付き合いありがとうございます
235 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 04:44:35.23 ID:uqmtMeYo
>>233

…………ふっ

【凄くよく分かる今の表情シリーズその壱→( ´,_ゝ`)】
【朔夜さん……】

朱に交わって赤くなれば色々と失うかもなあ
まあ何か失ったと気付ける状況にはいられないだろうなあ……

【引きちぎられた抱き枕とかが部屋にあるかもしれません】
【曰く「みんなでしあわせになろうよ」状態である】
【そうただの子ども好きです、どこもおかしい所はない】

あ゛?お前今失礼な事を……まあいいや今回は許してやる
いやそんなこと無い絶対に無い

ちなみにアタイはお前をそこまで信用していない
なんでも屋程信用出来ない人種はいないというのが私の自論であるからだ

【ブンブンと激しく頭を横に振る、全力否定である】
【つまりは自分の事もあまり信用出来ないよ、という事である】

しかし顔を見せて何を話せばいいのやら……

【ここまでしおらしい感じの彼女も珍しかったり】

ふん、そうだなガキの癖に大人に意見するとは生意気だ

【白い歯を見せながらニコっと笑う、またもレアケースである】
【今日は大当たりの日だね】
236 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/14(火) 05:04:24.35 ID:C5hWNwSO
>>235

………しょぼぼーん。

【ぼが一個増えているが特に意味は無い。真顔棒読みリターンズ。兄者ェ……】
【朔夜は犠牲になったのだ】

良かった、俺黒いから朱くならない……。
まあ、どんな物が来ても大概はあのディ〇ニー地獄よりはマシだよ、うん。

【そういう問題じゃない希ガス。しっかしこいつはどんな死線を潜ってきたのやら……ハハッ↑】
【俺も引き千切られt】
【ですよねー、………ですよねー。】

いや、この場合の信用は何でも屋云々関係ない気がするよー。
其れに……流儀やら利益やら面子やらの事も有るし、そこらのチンピラよりは余程信用出来ると思うけどなあ。

…………少なくとも、利害が一致してれば。

【見解は多少違えど、手放しで信用出来る人種では無い、というのは承知のようで】
【従って、特に自己弁護も無い。欠伸を噛み殺しつつ、また温いココアを一口】

どんな下らない事でも良いんだよ、相手は他人でも恋人でもなくて、家族なんだろ?
……ガキの癖に、ね。
237 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 05:23:31.67 ID:uqmtMeYo
>>236

若いうちは苦労は買ってでもしろとかなんとか
まあ死なない程度にな……

【やめて夢の国のエージェント来ちゃう!】
【当寝室は誰でもウェルカムry】

まあ、お前なら少しは信用には足るかも分からんけど……
利害の一致、ねえ……

【信用度+1】

ぶっちゃけ話した回数もそんなねえんだよなあ、家が違うし
日常会話ー……かあ

例えアタイより歳上でもガキ、アタイがガキと思ったらガキなんだよ

【すくっと立ち上がり青年に近づいて頭をポンポンと叩こうとする】
238 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 05:41:39.95 ID:C5hWNwSO
>>237

アレは苦労ってレベルじゃないよ、カオスだよ悪い意味で。
……まあ、頑丈さには自信有るからね。

【何を言ってるんだい、そんな人いないよぉ↑ハハッ】
【所謂一つのハニートラップですねわかります】

あははー、光栄だね。
……まあ、そういう仕事≠セもの。
進んで不利益を被るのなんて、よっぽどのお人よし位さー。

【なん……だと……】

日常会話と言えばアレだね、「これはジョニーですか?」「いいえ、それは机です」とか!

……………んー。じゃ、そういう事にしとく。

【英語の教科書かと。さっきからジョニーちょくちょく推してくるなこいつ】
【青年は特に抵抗する様子を見せず、なされるがままぽんぽんされている】
239 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 05:57:17.84 ID:uqmtMeYo
>>238

いい意味のカオスって何だよ……
まあ適度にご自愛を、だな

【ああ!窓に!窓に!】
【少なくとも甘くは無いです】

お人好しなあ……
(いや、いっか何も自分を貶める必要もあるまい)

【結構お人好しだったり】

お前の日常会話はおかしい、絶対におかしい

へへ、それでいいんだよっ

【適度にポンポン叩いた後満足したのか手を離し】

さて、となんだかやたらと話し込んじまったなあ
お前のおかげか知らんが気分も大分マシになったし、このまま帰るとするわ

【うーん、と背伸びをして】

ほいじゃな、縁がありゃあまた今度……だな

【軽い感じで手を振って去っていったとかなんとか】
240 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 09:23:05.73 ID:3VBi/EAO
>>234
わかった。
私も戻るとしよう。

次に会うときを楽しみにしているぞ。
【心配そうに見つめてから踵を返し】
【森の奥へと歩き去って行った】

/最後の最後で寝落ちしてしまったのです…
/お疲れ様でしたなのですよ
241 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 17:32:08.40 ID:DGqsh6Yo
/tes
242 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 17:33:05.14 ID:3ib9y6SO
テス
243 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 17:36:48.88 ID:cGoW/O.o
【路地裏】

・・・

さて、まだ疲れが酷いが・・・これはどういう事かな?

【膝まで隠れるフード付き薄手のコートを着た18歳くらいで】
【髪型は、6つの角のような髪が後頭部に逆三角形状に並んでおり、髪の色と目の色は緑青色で】
【顔付きは―天空のような…気まぐれに旅する風のようなそれの、左手に手袋をはめた青年がいる】
【何だか陸海空の三色魔翌力オーラを全身に纏っており、一般人にもそれが見えており凄く目立つ】
244 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 17:42:17.40 ID:DGqsh6Yo
落ちた時用>>954

……?

【「お嬢様」「いじめる」「心算」──】
【少女にとって、理解できない。知らない言葉の連続】
【かろうじて「ワタクシ」と「貴女」は分かる】
【一人称と、二人称。以前とある青年から習った言葉】
【しぱしぱと瞬きをしながら、くるくると少女の中で言葉にならぬ思考が巡る】

……、、……、、にゃん、にゃ?

【再び、瞬き】
【拙く、幼い発音でたった一言だけ紡がれた言葉は】
【相手の言の葉の、模倣】
【くぃ、と首を傾げて不思議そうに相手を見る少女の姿はどこか──生まれたばかりの赤子を想起させる】
245 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 17:54:42.41 ID:fbuSxTw0
>>244

………。

【弱った。相手は予想以上に「幼い」のだ―――赤子を攫う事は彼女の里では良く有るが、相手は“少女”…何かが、可笑しい】
【然し、話はなまじ通じてしまう。故に、どう言葉を運べばいいかに、深い思考と名状しがたい錯綜を伴なう】
【幸いにも、高速での思考展開を要求される状況には見えぬ、と。彼女らしくも無く、暫し押し黙る】

【―――常識を超えた存在を、自負しているのに】
【無意識の行為で活きているであろう相手にこうも悩まされるのは、象牙質まで噛み潰しそうな悔しさを感じないでも無い】

…そう、「にゃんにゃん」ですよ。
とってもステキな事です。…あ、あと。たまにやらないと、『死んじゃう』らしいですよ。

【余計な言葉、無駄なうんちく、その場限りの適当な思想、神性批判。天狗らしく詰め込みたい気持ちを、抑え】
【こつ、こつ。高下駄の涼しげな音を、路地裏のくすみ凹んだ壁達に反響させながら、更に距離を詰める】
【紡いだ言葉に、何時ものスタイルとして想い付きでハッタリを加えてみるも】
【平易な言葉で理解できる詳細は未だアイデアの固形を為さず、言葉のキレも何処か鈍い】
246 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 18:04:46.06 ID:DGqsh6Yo
>>245

【そう──なにかが、おかしい。ずれているのだ】
【見た目と、知識。或いは精神年齢が……明らかに噛み合っていない】
【深窓の姫君ですら、少女のようにはならないだろう】

……、、!
し、しんじゃぅ、の、か……?

【鈍い言葉。そこに宿る不安定さ】
【それを感じれるほど、彼女はまだ成長しておらず】
【浮かび上がった表層──紡がれた言葉だけを、真っ直ぐに信じ】
【真白な表情に始めて、不安の色が付け足された】
【──……中の人的には、なにやら既視感を覚える光景なのだが、それはさておいて】
247 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 18:23:30.33 ID:fbuSxTw0
>>246

そうですとも。貴方ぐらいまで、体が大きくなると、ですね。
「にゃんにゃん」をしないならば、体が8つに裂けて、どっかーん!と爆発して死んでしまいます。

【死の恐怖≒生得的なモノ……瀬戸際で入れた一切の実を持たない言葉は、意外な効果を齎した】
【大仰なイメージを添えて、低い声―――『狗』が唸るようなそれで、両手はパーン!と拡散するようなフリ】
【「なんで今まで死ななかったのか」などと聞かれない様に、補足の前置きをしたが、追求されるかどうかは微妙か】

(……最近、ワタクシは一人のお嬢様の人生を、角度にして7度程度は狂わせた)
(眼の前のお嬢様、得体が知れない―――ただ、サナがどう思うかは兎も角、上手くやれば良い玩具に出来るかもしれないでしょうね)

【巡る想いは、元来の悪癖そのもの―――妖としての存在価値を、殺しとは別の社会悪に委ねる彼女】
【彼女にとって、イタズラは呼吸の様なモノ。自から平常から行い、行わなければ気が詰まって身を滅ぼす】
【彼女にとって、人攫いはさしずめ御馳走。滅多にあり付けないからこそ、その『過程』までもが、ゾクゾクする】

…お嬢様、死にたくは無いでしょう?
生きたいのなら、ワタクシのおはなしを、聴いて欲しいです。

【とはいえ、相手が強力な能力者だったり、自分と同じような人でなしである可能性を考慮すると、強硬は出来ない】
【『架空』とはいえ、命を半分握っていると言う自覚のもとに、狼の様に、着実に相手を追い詰めようと】
248 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 18:33:29.52 ID:DGqsh6Yo
>>247

【:(・A・):】
【目を大きく見開き、ぷるぷると小動物のように震える少女】
【死体あさりなど、もうどうでもよくなっていた】
【気づけば男であったものから手を離し、猫のように座りながらじぃと相手を見つめる】
【相手の口から漏れ出る言葉を、聞き落とさないように】

……、、ぅ。。

【こくん、こくんと彼女は慌てたように頷いてみせ】
【その動きに合わせるかのように、しゃらしゃらと壊れた手錠が音を立てた】
【彼女の様子を見るに、完全に虚構の言葉を信じたのだろう】
【世間を知らず。知識欲旺盛だからこそか】
【相手の言葉を水に例えるならば、少女はさしずめ乾いたスポンジだ】
249 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 18:39:53.60 ID:fbuSxTw0
/ルカスの人すみませぬ、一時飯落ちです!
/可能な限り高速で帰ってきます!
250 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 18:41:18.70 ID:DGqsh6Yo
>>249
/了解しました!
/ゆっくり食べてきていーのよーww
251 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 19:07:20.44 ID:fbuSxTw0
>>248

【計画通り―――唇の端を逆さの虹の如く釣り上げ、盛大な笑みを湛えたくなる】
【一週間前の彼女なら、思考する間もなく、少女を“お持ち帰り”するコトに、全力を注いだのだろうが】

(…いや、魔術協会の社宅に持ち込むのは、色々と拙い)
(モノ影に誘いこんで、遊ぶだけ遊んで、次の機会が有れば本格的に考えるべき、ですか)

【恐ろしい事ではあるが、この天狗―――現在進行形で、同意の上の同棲生活を送っているワケで】
【しかも、相手は能力からして『多感』という言葉のカタマリであり…もし眼の前の少女を連れ帰れば、如何なるだろうか】
【滅多に覚えない感覚―――それはきっと、背筋が凍り、冷や汗だけが骨格を伝う様な『恐怖』だ】

宜しい…ただ、此処は路地裏でも、少し目立ちますから…。
もっと奥、ワタクシと貴女、二人だけの場所に行く方が、良いのです。

【首を小さく捻り、逆に眼はぎょろぎょろと、トラックボールよろしく大きく動かして】
【見付けたのは、路地裏の更に裏と呼べるような、奥まった狭い道】

【少女は、手錠の少女の右手を優しく掴み、その手を引いて往こうとするだろう】
【彼女の信条―――鷲掴みとはほど遠いが致し方ない】
252 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 19:13:59.36 ID:DGqsh6Yo
>>251

……、、。

【しゃらん、しゃらん】
【二度頷くと、鎖もそれに合わせて二回鳴る】
【相手の言葉を信じきっている少女にとって、その行為に抵抗するという選択肢などなく】
【きゅ、と。小さな手で天狗の手を握り返し】
【それが癖なのか──あまり足音を立てぬまま、おとなしく彼女についていく】
253 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 19:16:49.04 ID:3VBi/EAO
【街中】

まだ気怠い…
酷いよ……最悪だ…
どうしたらこんなの修理できるんだ……
【だらしなく乱れたセミロングの白髪に、袖が完全に手を隠す程身に合っていない白衣を纏う少女が足取りがおぼつかない様子でふらふらと歩いている】
【その顔はうっすらと赤く、息も少し荒い】
254 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 19:17:11.19 ID:/qktLEAO
【氷の国】
【─中央都市部─】
【──アイスパレスの城下に位置し、防寒加工がなされた建物が立ち並ぶ街───】
【広場のベンチに座り、雪だるまを作って遊ぶ子供達を眺めながら“雪うさぎ”と呼ばれる兎を模したかき氷を食べている人物】

ふーやっと着いた着いた……
能力を使っても寒いものは寒いんだよな、やれやれ

【後ろ髪がツンツンしていて肩にかかる長さの茶髪で右が茶、左が赤のオッドアイで】
【袖や襟などにベルトが付いて、ファー付きフードがある赤いスタイリッシュなジャケットに】
【迷彩柄のGパンの裾をベルトで止めて、歯車のような機械が付いている茶色のブーツを履いた】
【長身の少年と青年の境目のような人物】
【背中には身の丈程の長さで銃口も大きなワインレッドの銃剣、両耳にはシルバーのピアスがある】
【ため息まじりにかき氷を口に運ぶ】
255 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 19:25:32.02 ID:fbuSxTw0
>>252

【下駄がかたかた、鎖がしゃらしゃら、手と足、小気味良い音は二つの高さで】
【抵抗が無かったので、すんなりと進む間…握り返されたので、少しだけ手の力を強めて】
【人っ子一人、猫の一匹いない、精々、稀に迷い込んだ虫がコンサートの練習を始める程度の場所へ】

此処なら問題は無いでしょう、と。
で本題ですけど…。先ず、必要な事から申させて頂きましょう。

―――脱いじゃいなさい、その不格好なコート。

【少女―――と言うよりは、その柔らかな皮膚をオーバーに包む衣服を、右手でしゅっと指差して】
【歩いている間か、それ以前か、何はともあれ事前に思いついていた言葉は―――歪まず、弛まず、自信満々に張られる】

【……念のため書いておくと、おイタはしないよこの天狗!】
256 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 19:36:17.30 ID:DGqsh6Yo
>>255

……、、ぅー?

【言葉に出され。行動で示され】
【いくらモノを知らない少女といえど──何を求められているかくらいは、分かったのだろう】
【こく、こくとぎこちなく2度頷き】
【ボタンを外すためだろうか。手を隠すコートの袖口をぐいとたくしあげ】
【そのままボタンを外そうと、まずは一番上のものに手を伸ばし──】
【ずり、と】
【無理に押さえ込まれたせいか。コートの袖口がまた少女の手を隠す】

……、……、、。

【ぐい、ずり。ぐい、ずり】
【たくしあげ、ボタンに手を伸ばし、元に戻る】
【その繰り返しである】
【中々言う事を聞かないコートに対して苛立ちを覚えているのか】
【ほんのちょっぴり、あひる口になってしまっている】
257 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 19:45:47.22 ID:fbuSxTw0
>>256

お嬢様、矢張り着るモノの「大きさ」というのは、考えるべきかと。
…やれやれ、不本意ですが…。

【はぁ、と小さな溜息を吐いて、瞳を閉じながら言葉を紡ぐ】
【正直言えば、このまま眼の前の少女を、舐め回す様に眺めていたい気持ちもあったが、本願とは違う】

………。

【何事も起きなければ、少女のコートに、相手を警戒させぬようゆっくりと手を伸ばし、ボタンを外そうとするだろう】
【到達前に、少女の小さな手を払うが如く、自らの手を横に振る】
【顔が妙に楽しそうなのは―――この純粋な少女、果たして気に成るだろうか?】
258 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 19:47:22.72 ID:y3xv7Uc0
【路地裏】

日は落ちた。
燃料の補充も十分・・・

(・・・逆に危険でもあるわけだ)

とりあえず少しは動けるようになってるといいが・・・

【襤褸切れのような服を着た青年が右手には缶ジュースを、左手にはナイフを携えて立っている】
259 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 19:56:14.32 ID:DGqsh6Yo
>>257

……、?

【その言葉を聞き、またぱちくりと目を瞬かせる】
【どうやら、「服」というもののことは知っていても「サイズ」のことまでは知らなかったのだろう】
【SSサイズだろうがXLサイズであろうが、きっと少女の目には同じ「服」として映っている】
【間違ってはいないのであろうが──矢張り、どこか足りなかった】

【相手の意図を察してぱたむと両手を下ろし】
【じぃ、と。特に抵抗する様子を見せずに天狗の少女を観察する】
【正確には、凝視しているのは天狗の少女自体ではなく。ボタンを外している彼女の手】
【もしかすると──「ボタンの外し方」を視覚情報を通して覚えているのかもしれない】
【故に、相手の表情の変化にはあまり気づいてはいなかった】

【そのままボタンを外し終えたなら、まず目に映るのは白い布】
【形状としてはワンピース。色は白。恐らくは、夏〜秋物】
【間違えているとすれば、服の着方、だろうか】
【本来は「重ね着」を想定して作られたその服は布地が薄く】
【下に着ているものの色がほんのり分かる程度には下のものを透かしてしまう】
【そして──当然とも言えることであるのだが、少女はその薄い布地の下は何も着ていない】
【──下着さえも、つけていないのである】
260 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 20:05:49.28 ID:cGoW/O.o
【路地裏】

・・・

これがすーぽぁーそいやーじんか・・・・・・んな訳ねェッ!
誰か蛇口止めてくれー

【膝まで隠れるフード付き薄手のコートを着た18歳くらいで】
【髪型は、6つの角のような髪が後頭部に逆三角形状に並んでおり、髪の色と目の色は緑青色で】
【顔付きは―天空のような…気まぐれに旅する風のようなそれの、左手に手袋をはめた青年がいる】
【何だか陸海空の三色魔翌翌翌力オーラを全身に纏っており、一般人にもそれが見えており凄く目立つ】
261 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 20:07:42.01 ID:fbuSxTw0
>>259

だから、ですね…服には、大きさの違い。「サイズ」と言うモノがあります。
それがお嬢様のカラダに合っていないと、今の様に成ってしまうのですよ?

【この天狗自身、最初に描写したように、かなりの小柄である―――少女の服装の異常さは、尚更判る】
【其れでも、ボタンの一番下を外す時には、多少なりとも膝を曲げる体勢…力の入った足指がくにりと曲がって】
【そんな義理は無いのに、天狗らしくも無いのに、皮肉を交えずにアドバイスしてしまう】

(……肌色、『はいてない』訳ですか…)
(ワタクシも下はスカートだけ、故に何も言う権利は無いのですが…)

……ふふ、とんだヘンタイさんですね、お嬢様は。
その服の方は、自分で脱げますか?

【相手が理解できるかもわからない言葉を掛けながら、肝心な事はちゃんと尋ねる】
【一度、少女から両手を離し、柔らかな微笑みと共に、屋外で使うにはあんまりな言葉を放った】
262 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 20:07:50.53 ID:vcHAKiIo
【街中】
【コンビニから…黒髪に白い鉢巻き、黒いシャツに赤色のベストと銀の腕時計、カジュアルなベルトに青いダメージパンツにウエスタンブーツの
顔や服の下に包帯を巻いた松葉杖の少年が出てきて、よた、よた、と歩いている】

…イテッ…傷に響く…
【痛みに顔を歪めながらも彼は前へと歩き出し始め手提げのビニール袋から小岩井コーヒーを出して飲み始めながら】

…あれから大分時間がたったと思ったけど…あれは夢だったのだろうか
仮に夢だったとしたら…手渡されて手に入れただろうこいつはどこで手に入れたんだぼくは?

【服のポケットの中の何かの機械に触れながらぶつぶつ呟くと、ズキィ!と鋭い痛みを感じ取って壁にもたれ込み】

…夢…だったなら…全部…
そうしたらまあ、楽だったのかもしれないのになあ…
263 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 20:16:39.28 ID:DGqsh6Yo
>>261

……、、「さいず」。。
さいず、ちが、う……、、うごく、、むず、か、し?

【途切れ途切れの、苦しい文章】
【それでも、少女が言わんとしていることはなんとなく分かるだろう】
【どうやら彼女自身、コートを着ているときは「動き辛い」と感じていたようだ】
【それならば何故そのコートを着ていたのかというと──きっと、防寒具がわりでもあったのだろう】
【ぶかぶかのコートであれば、掛け布団の代わりくらいはなってくれる】
【そんな深い事を少女が考えたとは、些か考えにくいことではあるのだが】

……、、へ、ん、たー?

【何だそれは、と逆に問いただしたくなるような変な発音で、そう聞き返す少女】
【しかし少女からしてみれば、相手の言った事をそのまま繰り返しただけなのである】
【そして、続く言葉には嬉しそうに鎖を鳴らして頷き】
【するりと肩を動かしてコートを脱ぎ落とすと──そのまま】
【そのまま、ば!とワンピースの裾を掴み。ぎこちなくではあるが服を脱ぎ始めた】
【どうやら、人前で服を脱いだり裸になる事に対して何の抵抗もないようだ】
264 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 20:32:36.82 ID:fbuSxTw0
>>263

ええ、カラダが動くのに、服が付いてこないから、動くのは難しい。
当たり前と言えば当たり前、なのですが…でも、他に服が無いなら、仕方ないかもしれませんね。

【「全裸に成れ」と言った傍からこんなコトを言ってのける辺り、かなり白々しい天狗だ】
【外見と知識量が釣り合わない事を顧みて、何かしらの事情が有る事は把握しつつも、其れが好奇心を掻き立てる】
【とはいえ、言葉の中に、自分以外の殆どの生物への『上から目線』と同居しつつ、“配慮”に近い色が差して来て】

『ヘンタイさん』と言うのは―――前置きすると「ステキ」な人のコトです。
恥ずかしい事をしても、大丈夫…いや、寧ろ「気持ち良い」と思える、そんな人なのです。

―――ん、お嬢様にも、その『素質』が有るようですね? ふふ…。

【予想はしていたが、余りにも抵抗無く服を脱ぐ少女に、一瞬だけ言葉を喪い】
【然し―――直ぐに、眼が細く絞られ、唇が歪み、微笑みが湧出する…嗚呼、中々の上物、と。心中で呟き】
【少しずつ曝け出される、少女のキメ細やかな肌を、虹彩の奥底に仕舞い込むように、じぃっと眺めていた】
265 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 20:34:36.33 ID:cGoW/O.o
【路地裏】

・・・

これがすーぽぁーそいやーじんか・・・・・・んな訳ねェッ!
誰か蛇口止めてくれー、翌分からんパワーが溜まりまくるーッ

【膝まで隠れるフード付き薄手のコートを着た18歳くらいで】
【髪型は、6つの角のような髪が後頭部に逆三角形状に並んでおり、髪の色と目の色は緑青色で】
【顔付きは―天空のような…気まぐれに旅する風のようなそれの、左手に手袋をはめた青年がいる】
【何だか陸海空の三色魔翌翌翌翌翌翌翌力オーラを全身に纏っており、一般人にもそれが見えており凄く目立つ】
266 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 20:34:36.84 ID:3ib9y6SO
【街角】

ふぅ…最近は暑いな
【背中に大剣を背負い灰色の長い髪に緑のジャージを着て眼鏡をかけて、首に黄色いペンダントをかけ、腰に黄色い石が装飾された斬れないように刃のつぶれた西洋剣をおさめた小さなナイフの装飾のついた鞘と深緑色の簡素なフォルムをした拳銃を装備した18歳くらいの女性が缶コーヒーを飲みながら街中に行き交う人々をボーッと見てる】

【近くには、黒いハンドルに金メッキで牙の生えた猛獣の顔のモチーフの描かれた…前輪の上に突撃翌翌翌用の武器らしき…猛牛の角のようなデザインの物が施されており、黒と赤のベースのボディとホイールの銀色がまぶしいオフロードタイヤ…そして後輪の辺りに特殊ブースターらしきものがついているバイクがある】
267 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 20:40:04.47 ID:ybuVYCAo
【街中】

もぅ!恭平おにーたんったら!
どうして2日も相手にしてくれないんですかぁ〜・・・・!
【人ごみの多い街中にかわいらしい声が響く】
【その声の発信者は意外なところから現れた】

このままだとぉ、小さい女の子とかけおち?しちゃいますよぉ〜
【起こっているかのような声が聞こえるのは】
【誰も居ないのになぜか動く鉄製のリヤカーからであった】
【リヤカーは、ウイリー走行やバック、スピンなどと激しく動く】
【このリヤカー、精神があるのだろうか?】
268 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 20:42:31.83 ID:xwUdzwDO
>>267
…おにーたんと聞いて路地裏から飛んできた…んだけど
…何よこれ…?
【腰まである長いポニテ白髪、死んだ爬虫類の様な紅い目は半開きにされ、口に煙草をくわえ、黒いパーカーの上に血まみれ白衣を着た青年】
【が、喋るリヤカーを見詰めている】

「マスター、最近の乗り物は意思を持って話すんですよ?知らないんですか?」
【青年の傍らには、水色のロングヘアーに赤い瞳、メイド服を着てうさ耳カチューシャを付けた30cm程の少女が浮翌遊している】
269 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 20:43:02.21 ID:DGqsh6Yo
>>264

……、、そう、だったの、か。。
。。じゃ、あ……、どーし、て……ふく、き、る?

【それは、少女の中で燻っていた思考でもあった】
【他人に聞く機会がなかったから、今の今まで頭の隅に置いていたものの】
【話題が服になったことにより、ころりと彼女の言葉によって転がり落ちてきたのだ】
【「服がついてこないことで動くのが難しくなるのなら、最初から服なんて着なければいい」】
【野生的で随分と乱暴な考えではあるが──果たして一理あるのか、ないのか】

……、。そ、しつ?

【もぎゅもぎゅと服を脱ぎながら、再び言葉の模倣、反芻】
【そしてしばらくすると、ぽい、と】
【服をたたむ事もなく、足元に白いワンピースを脱ぎ捨てた】
【現れた、白い肌】
【不気味なほどに白いというわけでもなく──あくまでも、目に優しい白さ】
【細い手足は、子供特有の質感を持っていたが】
【戦いか何かで得た物なのだろうか?】
【少女の手には切り傷や擦り傷が多く存在していた】
【また──よくみると彼女の胴体部分には、既に完治している傷跡が、うっすらと残っている】
270 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 20:46:41.31 ID:ybuVYCAo
>>268
あっ!かっこいいおにーたんだ!
【青年を認識するとそちらの方に駆け出して】
おにーたん!遊んで遊んで!

あっかわいい女の子だ!えへへ
【少女に手を振っているつもりだろうか、リヤカーがウイリー走行している】
あと、私は乗り物じゃないよぉぉ!
美春ちゃんだよぉ?
【そういいつつも、まだリヤカーであるため】
【シュールな空気が漂っている】
271 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 20:51:07.73 ID:xwUdzwDO
>>270
やぁ、おにーたんだよかっこぼうよみ
いや、俺にリヤカーの妹はいない、ていうかリヤカーの知り合いもいない
【右手を怠そうに挙げてリヤカーに応える】
【「なんだこれ」みたいな眼差しでリヤカーを見詰めている】

「マスター、乗り物に名前をつける方ってどう思います?」
…いや、それはそいつの趣味だから別にいいだろ
【二人でウィリーするリヤカーを見詰め】

(…マジで何なんだあれ)
「(何なんでしょうね)」
【その場にシュールな空気が漂った】
272 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 20:55:12.74 ID:ybuVYCAo
>>271
だから私はっ・・・・
乗り物じゃないですっ・・・ぐすん・・・
【泣いているのだろうか、涙声になる】

・・・・そんあ・・・いうなら・・・・人間になりますぅ・・・・
・・・いいでぅぁ?ジョニーとミッチー?
【どうやらこの二人に適当な名前をつけたようだ】
【さらにシュールな空気に】
273 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 20:55:45.61 ID:SSS5d72o
>>265

……………あら……。

【何かオーラ的な物を視認し――立ち止まるのは独りの人物】

【何処か烏≠フ漆黒を思わせるドレスをふわりと身に纏った女性だ】
【右肩には同色の布の薔薇飾りが付けられていて、唯一の例外は長い銀髪】
【薄倖=\―――喪服のような装いからは、そんな印象が放たれている】


あの………大丈夫、でしょうか…………?


【心配そうな表情で、青年に声を掛けた―――】


>>266

ああ、全く以って暑いな―――……全く暑い、ああ。

【何と言うか、強引に会話を開始しようとする者が後方に一人】


【黒を基調とした士官服の右肩には、薄汚れた三本線に星が一つの階級章】
【僅かにパーマのかかった銀髪に被せられている軍帽は、輝く程に手入れされており】
【両腰のホルスターには、少し歪な形をした金色と銀色の自動拳銃】
【碧の双眸には怜悧さを感じさせる光を宿した、青年と男性の境目のような年代の人物だ】

【何故か微妙に『甘い』匂いを漂わせる彼が見遣っているのは――バイク】
【興味が有るのだろうか、顎を撫でつつ目を細めている】

/誰も絡まないのなら頂いたッ!ちょっとレス遅れたらご勘弁を!!
274 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 20:59:26.10 ID:fbuSxTw0
>>269

其れはですね、人間と言うのは何故か、そことか、あそことか―――魅せる事を、好まないのですよ。
だから、服を着て隠します…あと、服を着ると、『寒い』のが、幾らか良くなります。
因みにワタクシは服など如何でも良いと思っていますが、周りが着ろと言うので着ているのです。

【相手に『ファッション』の概念の無いコトを推測して、徹底的に「実用の服」の側面を伝える】
【「そこ」や、「あそこ」は、触れてこそいないが、延長線上の空気をつんつん、と人差し指で刺し、其れと無く伝えた】
【誤解を恐れずに言えば、所謂「一般的にえっちな部分」である】

やれやれ、ワタクシはお嬢様の教師に成る心算など無いのですが…まぁ、教えて差し上げましょう。
素質、と言うのは…『ヘンタイさん』に成るのが、簡単になるモノです。
生まれつきある人もいれば、ない人もいる…で、お嬢様には、有った…と言うコトで御座います。

【一糸まとわぬ姿の少女、その肢体をまじまじと眺め、時折溜息を吐く】
【当然、セーブは効く筈なのだが、視線と心は吸い込まれそう―――同棲中で無ければ、欲望ォォォ!!は制御不能だったかもしれない】
【時折、平静の声の弾み、唄う様な抑揚に混じって、妙なテンションの高さが露呈するのは、気のせいでは断じて無い】

……では、『にゃんにゃん』しますか、お嬢様?

【ギリギリまで、その内容を教えない―――ただ、少女に『焦らし』が通じるかは、甚だ疑問だ】
【これまでに相対した事の無い、出会いようが無い、そんな特異な未確認素敵物体を前に、未だ混乱は解け切らず】
275 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 20:59:50.69 ID:fbuSxTw0
>>269

其れはですね、人間と言うのは何故か、そことか、あそことか―――魅せる事を、好まないのですよ。
だから、服を着て隠します…あと、服を着ると、『寒い』のが、幾らか良くなります。
因みにワタクシは服など如何でも良いと思っていますが、周りが着ろと言うので着ているのです。

【相手に『ファッション』の概念の無いコトを推測して、徹底的に「実用の服」の側面を伝える】
【「そこ」や、「あそこ」は、触れてこそいないが、延長線上の空気をつんつん、と人差し指で刺し、其れと無く伝えた】
【誤解を恐れずに言えば、所謂「一般的にえっちな部分」である】

やれやれ、ワタクシはお嬢様の教師に成る心算など無いのですが…まぁ、教えて差し上げましょう。
素質、と言うのは…『ヘンタイさん』に成るのが、簡単になるモノです。
生まれつきある人もいれば、ない人もいる…で、お嬢様には、有った…と言うコトで御座います。

【一糸まとわぬ姿の少女、その肢体をまじまじと眺め、時折溜息を吐く】
【当然、セーブは効く筈なのだが、視線と心は吸い込まれそう―――同棲中で無ければ、欲望ォォォ!!は制御不能だったかもしれない】
【時折、平静の声の弾み、唄う様な抑揚に混じって、妙なテンションの高さが露呈するのは、気のせいでは断じて無い】

……では、『にゃんにゃん』しますか、お嬢様?
爆発されては、困りますので。

【ギリギリまで、その内容を教えない―――ただ、少女に『焦らし』が通じるかは、甚だ疑問だ】
【これまでに相対した事の無い、出会いようが無い、そんな特異な未確認素敵物体を前に、未だ混乱は解け切らず】
276 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 21:00:35.28 ID:xwUdzwDO
>>272
いや、その格好で言われてもなぁ…
どう見てもリヤカーだろ、乗り物だろ、俺が乗っても大丈夫そうな位乗り物に見えるぞ
【ふぅ、と紫煙を燻らせて美香を見詰め】

「人間になれる、と言うのならば今の状態は人間ではないと自覚しているのではないでしょうか?」
【笑顔で酷い事を言い放つ、まさにメイド】

(…泣いてる…のか?)
【声が泣き声でも顔に当たる部分が解らないのでよく解らない】
277 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 21:01:30.32 ID:fbuSxTw0
/うががが、ミスして連投、申し訳ない!
278 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 21:01:31.97 ID:cGoW/O.o
>>273

さて・・・・・・ッッッッッッッッッ――破ァ!
【翌分からないパワーを止める彼――】
【だが、オーラは止まらない。 現在進行形で発せられている】

・・・大丈夫さ、多分な
俺が・・・こんなのでへばる訳ねェ〜ぜッ!
【声をかけてきた女性に気がつくと、そちらへと振り向き】

ほォ〜・・・れッ! ・・・、なッ?
【腕をグルグルと回して、元気だということをアピールする】
【・・・が、それは何処か頼りない軌道だった】
279 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 21:04:58.45 ID:3ib9y6SO
>>273
……誰だ?
【振り向きまるで戦場にいる戦士のような声でその者に言うが】

(え?え?何あの人!!なんか凄い強そうだし!なんか『ヘラクレス』を見てるし)
【かなり慌ててたりする^^】
【しかし表情には一切出てない】

【ついでに甘い匂いには気付いてる】

/わーい!!ロロケだー
/把握しました
280 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 21:06:23.57 ID:XjItgRQ0
【亜空間】

――此処には…何も有り得ないな…

【どう見ても他が存在する空間とは違う空間】
【そこで、何か青色の水晶を覗いている少年】

【目立たない、特に際立った特徴のない少年だった】

【黒い髪に目、上下ともに黒い制服のようなものを着ており】
【手や足に何かの装飾品なども一切ついておらず、学生といってもおかしくない服装だった】

そろそろか、こんな所には居られない…

【空間に対して垂直に指を引く】
【指に沿うように空間が裂け、そこだけ色が変わる】

【そこに体ごと入っていく】
【――すべて入りきった時、空間はまた元に戻っていく】

【彼は路地裏に出て来ようとしていた、しかし体は見えず、少しずつ現れていく】
【徐々に体が完成していくのかもしれない】
281 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 21:06:37.54 ID:ybuVYCAo
>>276
・・・・・・・・・うぇぇぇぇぇん!
・・・・・・・・デイビットの馬鹿ぁ!
・・・・・・・・・・・・・・・・うぇぇっぇん
【泣きながらリヤカーがピンクの光に包まれる】


・・・・うぇぇん・・・ひっく・・・・
・・・・・これでぅぇ・・・いいんででじゅがぁ〜・・・
【ピンクの光がはじけ飛ぶと】
【そこには120cmぐらいの赤色ふんわりショートの髪】
【赤色の瞳にピンクのワンピースを着て】
【背中にかわいいピンクのリュックサックをちょこんと背負った】
【女の子が泣きながら出てきた】

・・・びぇぇぇん!
メイどちゃぁぁんわたひをなぐちゃめてェェェ
【そういいながら、跪く】
【彼女の左右には涙の湖が】
282 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 21:09:45.73 ID:SSS5d72o
>>278

―――……、………大丈夫には見えませんが……。
貴方様位の体格でしたら…もう少し鋭い&ィが打てる筈です……。

【幾分目を細めて、パンチの軌道を目で追う彼女】
【おおよそ『戦う』人物には見えないが――人は見た目に拠らない、と言う事か】

…………“魔翌力”、でしょうか?

【スルスルと音も立てずに彼に接近し……オーラ的な何かを近距離で確認しようとする】


>>279

【よく見れば……この男、右手に何か“袋”を持っている―――】
【どうやら、甘い匂い≠ヘ其処から発生しているようだ】

………私か、私の名前は“ロロケルム・ランガスター”―――

【――――其れから、一瞬躊躇う様子を見せて】


        ――――― ケ ー キ 屋 勤 務 だ


【―――――――…………】
283 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/14(火) 21:11:09.94 ID:DGqsh6Yo
>>274-275

……、。。そう、なのか……

【うぅん、と納得していないかのように首を傾げる少女】
【そのような質問をしてきたということは、まだ性に関する知識はないのだろう】
【正確には以前某人に「えっちをしなければ死んでしまう」ということを教えられたが】
【結局「えっち」については何も分からぬまま】
【別の日に別の人間によって「えっちしなくても死なない」と教えられ──それきり、なのである】

な、るほ。、ど……
……、ぇへー。。ありが、と

【そして、「素質」の意味を教えられてにぱーと微笑み礼を告げる】
【純粋に、新たな知識を得られた事が嬉しいのだろう】
【その笑みが相手の心理状況に如何なる影響を及ぼすかは、定かではないのだが】

……、、ぅ!

【こく、こく】
【再び、二回の首肯──癖なのだろうか?】
【それは兎も角として、どうやら「にゃんにゃんする」ということを「食べる」「歩く」と同種の動詞だと思っているらしい】
【言葉の意味は恐らく分かっていない】
【それでも、今から「する」と言われれば。言葉の意味をわざわざ聞かずとも体験できる】
【──そのように、考えているのだ】
284 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 21:13:58.79 ID:xwUdzwDO
>>281
誰だよデイビットって、俺か、俺の事か
【光に包まれるリヤカーを見詰めながら紫煙を吐き出し】

…うわ、マジで人間だったのか
…いや、リヤカーに変身できる人間ってなんだよ
(ていうか泣きすぎだろ常考…)
【少女となった美香を見て、尚も表情は崩さず無表情で】

「よしよし、あの方は酷い方ですねー」
「マスター、女の子を泣かせてはいけませんよ」
…俺が悪いんかい
285 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 21:15:42.46 ID:cGoW/O.o
>>282

俺が大丈夫と言ったら、大丈夫なのさッ、多分!
元々・・・俺はこんなものさッ
【あくまで、多分である】 【確定はしていない・・・が】
【何だか疲れて居るような喋り方であるッ!】

ん・・・何だよー・・・近づくなよー、今の俺はあんまり触れてはいけないんだぞ
何が起こるか分からないからな・・・でも、暇だから外に出ている、ただそれだけ

・・・・・・確かに、これは三色魔翌力オーラ(止められない)だが・・・
【近くで見るとより分かるだろうか――そのオーラは】
【陸海空の魔翌力が、綺麗に混ざり合ったりマーブル状になったり床屋のアレのようになっていたり・・・等としているようだ】
286 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/14(火) 21:16:03.98 ID:OfwvQzU0
>>280

【その、体が現れようとしている先】

――――…

【鮮やかな緑色の髪、そこから二本ピンと出たアホ毛。通称、触角】
【右赤、左緑の虹彩異色症。通称オッドアイ】
【赤の長袖に緑のケープを羽織って、赤と緑のチェックのスカートを履いて】
【赤や緑の小さめのボトルが腰周りに幾つも吊り下げられている少女が】

【興味深げにその様子をただじっと眺めている】
【ただ通りがかっただけのようだ】
287 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 21:16:25.72 ID:3ib9y6SO
>>282
【その自己紹介を聞き】

………はい?
(はい?)
【( ゚Д゚)って顔をしながらつい聞き返してしまい】

ああ…ロロケルムか
私は愛野海里(あいの かいり)だ

………わりいがケーキ屋には全然見えないんだが
(全然ケーキ屋さんに見えないよ……)
【正直に話ながら苦笑いをし】
288 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 21:18:18.56 ID:fbuSxTw0
/げげ!ルカスの人、申し訳ない。
/此方の予想外の急用が出来てしまい、今日の絡みは多分続行不能です…。
/其方さえ宜しければ、明日以降の夜8時以降に持ち越ししたいのですが、大丈夫でしょうか?
289 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 21:18:52.71 ID:ybuVYCAo
>>284
・・・・人間だもん
人間っていってたもぉぉぉぉん!
うわぁぁぁぁん!
【少し泣き止んだかと思われていたが】
【青年の言葉に傷つけられたのであろうか】
【さらに倍、泣き出す】

メイドさぁぁっぁん
こんなやつ捨てて、私と暮らしましょうよ・・・ぐすん
【メイドさんをほっぺにすりすりしようとする】
290 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 21:23:28.71 ID:xwUdzwDO
>>289
いや、だってリヤカーの状態で言われてもなぁ…
最初からそうすりゃよかったろ、ていうかリヤカーのままでいるなよ
【左手に煙草を持ち、右手で困ったように頭を掻く】

「よしよし、まったく酷い人ですねー」
「でもごめんなさい、マスターは私がいないとろくに出歩けない物でして」
【少女にすりすりされながら貼付けたような営業スマイルで答える】

…どんだけ俺過小評価?

/すいません、風呂入ってきます
291 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 21:25:31.59 ID:SSS5d72o
>>285

……………―――綺麗。

【思わず――と言った様子で、其の万華鏡の如き変化する魔翌力に呟く】
【数秒間、『うっとり』とでも言うべき表情で見詰めていたが、目を離して】


………そうですか、でも、ご無理はいけませんよ…。
―――……何か私で力になれる事は………?


【『近づくな』と言う彼の言葉に、一歩後退すると――首を傾げる】


>>287

【ニヤリ――――彼女の言葉に、『冷笑』を浮かべて】

フッ、ハハァ――――ハハハハァァァァ!! 君は今、「ケーキ屋に見えない」と言ったな愛野君!!!!

君は知らんだろうが――――昼下がりのケーキ屋は『戦場』だぞ!!!!?


“ 甘味を求めてゾンビのように大挙するOL―――!! ”

                     “ 其れに入り混じる草食系男子共―――!!! ”

“ 幼稚園終わりの親子連れ―――――ッ!!!! ”



私は其の中で『作り続ける』のだッ!!! “ショートケーキ”を!!! “モンブラン”を!!!!
手が足りない時には接客≠熾t随する――……正に「修羅道」ッ!!!!!
正に『戦場』ッ!!! 軍服を付けていて何が悪いと言うのだッ!!!!!!


               【 な に こ の ひ と こ わ い 】


【語り終わると、再び『仏頂面』に戻り……バイクを観察し始めた】
292 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 21:29:43.32 ID:cGoW/O.o
>>291

【陸海空のドラゴンオーラ――名付けるならば、そんな感じだろうか】

見てる側は綺麗で良いかもしれないが・・・
俺は好奇の目で見られるだけさ
【やれやれ、と言った感じのポーズを取り】

・・・分からない、蛇口は中々止まらないから
俺が知りたい、俺が知りたいよ・・・止める方法は!
【そう言い、彼女から一歩立ち退く】

/すみません、次の返レスまでに席を外すと思います
293 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 21:30:05.72 ID:ybuVYCAo
>>290
だって・・・あっちの方が早いからぁ〜
・・・それにレディーのパライベートについていろいろ聞くんじゃないんですぅ〜
【右手で涙を拭きながら、答える】

そうなの!?それじゃぁ、あたしたちの方が‘大人‘だねぇっ
【メイドさんに微笑みかける】
このバーカ!バーにイタン!
【激しい勢いで、青年に怒鳴りつける】
【怒鳴りつけるといっても6歳ぐらいの少女である】
【ほほえましいほど、可愛い者である】

/どうぞ、ごゆっくりいってらっしゃいませ!
294 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/14(火) 21:31:32.56 ID:bgCCv820
【水の国 風霊統主の城 城門前】

ここが、『justice』の本拠地……

【薄手のトレーナーの上に赤いジャケットを羽織った、左目を縦に走る真新しい傷跡が目立つ、背中に掛かる程度の青い髪の、左腕の肘から先が触手と化しているのを、ジャケットの袖で隠している少女と】

「へっ……とうとうこんな所まで来ちまったか……」

【短く刈りあげた髪に、上下黒で揃えた服の上から更に黒いベストを着込み、右目の周囲に古い火傷の跡がある青年と】

[『対機関連合』とは、中々接触できる機会は無いって事だが……こうやってこっちから顔を出せるって言うのも、なぁ……]

【背にでかでかと「東」の一文字が書かれた白いコートを羽織り、腰の左右のホルダーにそれぞれ剣と銃の様なものを下げた、くせのある銀髪に黒光りする様な瞳を持った青年と】

<何でもいいから、さっさと仕事を済ませちまおうぜ?
……俺はその為に呼ばれてきたんだからよ?>

【黒い質素なドレスの下に何故かズボンを履き、表が青で裏地が赤と言う不気味なマントを羽織り】
【手には先端に玉が施された細い金属製の杖を持ち、悪魔のような意匠をした禍々しいデザインの金の冠を被った】
【腰まで届くような銀の長髪が印象的な「少女」が】

【城の入り口で立ち止まり、何ともなく城を見上げている】

≪いよいよ……『アレ』を試す時が来たっすね……≫

【傍らには、青い炎を纏った、やけにデフォルメされた髑髏が浮かんでおり】

"……問題は、今『justice』の人間がここにいるかと言う事だが……"

【青年の左袖が、違和感が無い程度に少しだけ膨れている】

……ともかく、行ってみるわよ……
――『justice』の人間はいる!?

【赤いジャケットの少女が一歩踏み出し、声高らかに城に向かって叫ぶ】
295 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 21:31:56.00 ID:3ib9y6SO
>>291
あ…すまん。私が悪かった
(え?なにこの人怖い…けど私もケーキ大好きなんだよな…ケーキ屋さんって思ったより大変なんだ…)
【その言葉のマシンガンに押され苦笑いをする】
【この状態の海里を苦笑いさせるなんて流石ロロケさん!!】


……『ヘラクレス』に興味があるのか?
【睨むような目つきの悪い目でロロケを見ながら言う】
【どうやら『ヘラクレス』とはこのバイクの名前のようだ】
296 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/14(火) 21:34:30.35 ID:XjItgRQ0
>>286

見られたのなら、仕方ないな…

【少女の視線に気づく】
【しかしそちらは向かず、冷静に】

――安らかに…逝くか…
【右手を少女のほうに向け、一度鳴らした】

【瞬間、少年は加速、一瞬で少女の横に】

恨みはないんだが…運が無かったな…

【そのまま手刀を首筋に向かって繰り出した】
【失神、あわよくば殺害を狙っているほどに鋭い一撃】
297 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 21:36:06.87 ID:Up92H2wo
>>294
……はぁ、い?
どなたでしょうか――――。

【胸元のポケットに教会≠フ所属印が縫い付けられた、白いワイシャツと】
【黒と白のチェック柄の短めのスカートと、白いニーソックスを、身に付けた】
【白いリボンでサイドポニーテールに纏められた、フェアブロンドの髪と】
【蒼とも翠ともつかないような玲瓏な色の瞳をした、16歳程度の少女である】
【首元に掛けられた、僅かに錆付いた金色のロザリオは、彼女が聖職者だと語っている】

【――その少女が、城の外へと、門を開けて出てきた】
298 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 21:36:42.49 ID:3ib9y6SO
>>296
/横だが確定描写ですよ
299 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 21:39:42.06 ID:SSS5d72o
>>292

魔翌力=c…でしたら、『教会』に相談しては如何ですか………?
或いは……『魔術教会』でも………研究が為されていると聞きますが……。

【現在の新世界に於いて、二大魔術勢力≠ニも言える組織――其の名を、口に出す】

【尤も、彼女の知る限りではこの様な“オーラ”に見覚えは無い】
【その道の権威でも、『対処法』を見つけ出せるか―――――?】

/了解です、帰って来られましたら舞台裏でー

>>295


………おおよそ灼けつくような《ロマン》は得られんがな……――接するのは『マロン』だけだ。


【――――――ポツリ】
【呟く声は、何処か苛立っているようにも聞こえて……最後で色々と台無しだが】

ああ、『面白い』フォルムをしているな……突撃翌用=Aか?

【そう言って指差すのは角=\―何処か子供っぽい表情である】
300 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/14(火) 21:42:06.48 ID:OfwvQzU0
>>296

…っ

【言葉が聞こえ、少年の姿を見失う】
【が、反射的に両手に一本ずつ緑のボトルを手に取り】

――――残念

【手刀が繰り出されるギリギリだったか、少女の体をラインに沿って包み込むように薄い水の膜が発生】
【その膜で手刀を受け止める。水にしては嫌に硬い感触を受けるだろう】
【よく観察すれば、その水の出所は両手のボトルだということも分かるだろう】
【その状態で、少年から離れるように後方へステップを踏む】

…もう一度やるなら、容赦はしない。

【殺気ほどではないが、敵意を向けている】
301 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/14(火) 21:44:35.10 ID:bgCCv820
>>297
"む……出てきたな……"

【青年の左袖から顔を覗かせていた『蛇』が、開く城門をチラリと見やる】

<――へぇ、あれが『justice』の一員、か……>

【銀髪の少女が、ひょいと目線を上げ、出てきた人物を目に留める】
【その表情には、どこか興味深げなものが感じられる】

「いたか……無駄足にならずに済んだな……」

【ベストの青年が、どこか自嘲気味な笑みを、一瞬だけ浮かべる】
【そして、すぐに表情を引き締めた。これから行おうとしている事を、しっかりと自分に言い聞かせているのである】

――あたしはレイド=E=ヴェイス!!
カノッサ機関のばらまく『卵』……これへの対処を提案しに来た!!

【集団の先頭に立っていた少女――レイドが、現われた人に対して再び声を張り上げる】
【その声には、わずかに緊張の色が混じっていた】

≪(――あ、あれ!?
あの人、確か……!!)≫

【その横で、レイドに従っている髑髏――ジェムが、何かに驚いたように眼を見開いている】
【レイドが緊張のために確認しきれていない相手が誰なのか、理解したためである】
【彼らの認識では、眼前の人物が『死んだ』とされていた――】
302 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 21:44:36.31 ID:3ib9y6SO
>>299
……
(最後の…かなり台なしなんだけど)
【なんかもう呆れたような表情をしながら】

ああ。突撃もできるしそこから魔翌力をつかっての魔翌力弾も放てる戦闘用だ
バイクでも戦闘できるように特注でつくってもらったんだ
【バイクに触りながら笑って説明】
303 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 21:49:59.86 ID:Up92H2wo
>>301
っと、卵≠フ対抗策、ですかぁ……?
其れが本当なら――――。

【――出て来た少女は、僅かに疑わしげな表情をしていた】
【当然だ。教会≠ナさえも今だ対策に手間取っている卵≠ノ、個人で対応できるとは、考え辛い】

【だが――尋ねて来た人物を確認すると、安心したように表情を和らげた】
【成る程、以前会った時に手掛かりを得ていたらしい、彼女達ならば――……】

……お久しぶりですね、レイドさん。

【ぺこりと、恭しく頭を下げた少女は――正しく、エルメア=ミルフォード、その人物であった】
304 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/14(火) 21:52:34.27 ID:XjItgRQ0
>>298>>300

受けるか…其れも又一つの手だが―――

【水の付いた手を出来るのならば手を振るって振り払い】
【少女のほうを向いた】

解せないな…なぜ攻撃してこない?今のに殺意は明確だったろう?

【一切の表情を見せず、右手が何かを持っているような形になる】

【左手をポケットに入れ、右手が何かを持つような形になり】
【一歩ずつ、今度はゆっくりと少女の居るほうに歩いていく】

/すみません
/首元に鋭い一撃を狙うの間違いでした…
305 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 21:56:28.52 ID:SSS5d72o
>>302

ほう、『高機動戦闘』の展開が可能なのか……。
成る程、バイクに戦闘能力を付加=\―さながら、現代の“軍馬”だな。

【頷きつつ帽子に手を伸ばすと――……左右に軽く動かして】
【其れから歩を進めて移動するのは、バイクの後方……ブースターの脇】

オフロードタイヤ=c…適応性も申し分無し。

『此れは』……… prachtig (素晴らしい)!! 全く何かさっぱりだ!

【彼の目線の先には、『特殊ブースター』……おそらく、細部≠ヘ判っているのだろう】
【さっぱり≠ネのは“特殊”な理由……――「出力が高いのか?」、と考えてはいるが】

/申し訳ない、ちょっと遅れました!!
306 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 21:57:49.68 ID:xwUdzwDO
>>293
…いくらなんでも独りでに動いて話すリヤカーなんて恐怖以外の何物でもねーぞ
【紫煙を吐き出し、煙草をくわえ直し】

「そうですねー、マスターは駄目人間ですよねー」
【自分の主人に対して容赦無く罵倒、ひでぇ】

…二人纏めて襲うぞこら
【無表情だがそれなりにカッチンきてるようだ】

/ただいまっす
307 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/14(火) 21:58:02.19 ID:bgCCv820
>>303
「……提案だけじゃねぇ。今回はそれを『実演』するために、ここに来たんだぜ……?」

【顔面に火傷を負った青年が、重々しく口を開く】
【言葉遣いは乱暴だが、突き放す様な冷たさは感じられない。真剣に事実を口にしているのだ】

……え?
あ、あれ……あなた……?
≪姉貴! エルメアさんっすよ!! 覚えてるでしょう!?≫
う、嘘……!?
だって……え……!?

【以前から知られている様に名前を呼ばれた事で、レイドもようやくエルメアに覚えがある事に気づく】
【そして、ジェムから補足されたその名前に、ひどく驚いた様子を見せる】
【エルメアは事故で死んだ――この認識が、今の今まであったのだから、仕方ないと言えば仕方ないだろう】

[……レイド?
この子、君の知り合いかい?]

【コートの青年が、訝しげにレイドに声を掛ける】
【『justice』に知り合いがいると言う事実自体、ほとんど知らなかったので、この反応に戸惑ったのだ】

<ふむ……>

【銀髪の少女は、ただ黙って事の成り行きを見ている】
【集団の中でも初対面に等しいため、適当な言葉が見つからなかったのだ】
308 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 21:58:10.15 ID:SSS5d72o
>>305
/細部→概要、で
309 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/14(火) 22:00:08.27 ID:OfwvQzU0
>>304

【手に水は、付いていない】
【完全に水は固化している。それも大体分かるだろう】

…今この場でただ一度だけメタなことを言うと、だ、
瞬間的に確定的に接近されたから対処の仕様が無かった。
右側から打ったのか左側から打ったのか分からなかった。

【他人に言えるほどの腕なのかとか言わないでください御免なさい】

…むやみに殺生をするつもりは無い。
それでもというのなら容赦はしない。私はそう言っている

【無表情で、抑揚のほとんど付かない声からは、感情が推し量れない】
【少女の体から水の膜が消え】
【同時、少女の右手に、まるで水を固めて作ったような長剣が一振り】

【自然に、正面に刃を向けて構えこそ見せているが、攻撃を仕掛けようというつもりは今のところ無いようだ】
310 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 22:00:21.24 ID:WSUEbUMo
>>304
/そっちじゃない!【瞬間、少年は加速、一瞬で少女の横に】の部分!
/相手が反応できずに、横に立つのを半分確定してるってことだから。
/一瞬で距離を詰められる時点で、このスレでは詰むキャラも多いから注意したほうがいいと思います。
311 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 22:04:37.00 ID:cGoW/O.o
>>299

教会・・・魔術協会・・・どいつもこいつも知らねェ名前だな・・・
いや、俺が疎いだけなんだろうけどさ
【その、出された名前を口に出し、それについてを言う彼】

・・・ふゥ〜、駄目だ、暇だけど動きたくない
だけどおとなしくしたくない・・・俺は俺は俺は俺は・・・変に噛んだ
ともかく・・・このオーラの原因は何となくだが分かってるんだ

/ただいま戻りましたすみません
312 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 22:05:11.42 ID:ybuVYCAo
>>306
リヤカーが喋っちゃいけないってなんですかっ!
これでも神様ですよぉ〜
【ぶんぶん腕を振り回しいらつく】

襲えるもんなら襲ってみなさい!
リヤカーに変形するよぉ〜
【腕を伸ばし、ストレッチ】

/お帰りなさいませ。ご主人様
313 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/14(火) 22:05:38.68 ID:K4aUnEAO
【公園】
【白いローブを羽織った、栗色のミディアムボブヘアの女性】
【秋夜の涼しさも気にすることなく、水道水で幾度か顔を洗って】

……っふー……
だいぶ落ち着いてきたけど……

まさか新しく子供が出来るなんてねー……

【結構大きな声量で独り言を呟いている】
【人気の無さが原因か、周囲に対して気を配っている様子はない】
【彼女のすぐ後方のベンチの上には、鞘に納まった一本の長剣が横たえられている】
314 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 22:05:55.88 ID:Up92H2wo
>>307
……へぇ、実演、ですかぁ。
其れは――――凄いですね。織守さんも呼んだ方が良いでしょうか……。

【――どうやら、この人物達の言葉を、信用しているようだ】
【青年へと、柔らかく優しげな笑顔を向けながら、そう言った】

……あ、っと。その節は、お騒がせしました。
何だか、戻ってきちゃいましたよぅ。

【えへへ、と……苦笑しながら頬を軽くかく少女】

/申し訳ないです、風呂入ってきます
315 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 22:06:49.58 ID:3ib9y6SO
>>305
あぁ。コレか?
コレは確か段階式の加速を可能にするためにとりつけたみたいなんだ
なんでも時速300kmは出るみたいだからな
【ニッと笑いながら説明する】


/いえいえ
316 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/14(火) 22:08:57.70 ID:XjItgRQ0
>>309

逃げるという選択肢は無しか。其れもまた一興

【一歩ずつ接近していく】
【歩みは止まりそうに無い…】

容赦や手加減は無意味だ、死を近づけたくないなら戦え。
――無駄は嫌いだ

【ほんの少しだが憤りのあるような声だった】
【手加減されていると思っているのだろうか】


/両手です すみません
/本当に描写不足だ・・・
>>310
/そっちですか…ありがとうございます
/早いキャラは下手糞です…
317 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 22:11:43.71 ID:xwUdzwDO
>>312
駄目だろ、こえぇよ喋るリヤカーって
ていうか、リヤカーの神なんて俺は認めねぇぞ、そんなホームレスに引かれてそうな神なんて
【ペッ、と煙草を吐き出して踏み消し】

変形するな変形、襲うのはやめるから変形だけはするな
【煙草の箱を取り出しながら】
318 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 22:13:04.09 ID:woqp3YEo
>>176

あぁ、他所の国に名前が知れてるくらいだから、それなりに期待はして来たんだが。
まさかこれほどの規模とは思ってなかったなァ。

【高い本棚が列を成している館内を、ぐるりと見回しながら、溜息混じりにそう言って】

禁忌、ね。イイ響きだ。

【次いだ少女の言葉に、軽薄な笑みのまま、まるで世間話でもするかのように、軽い語調で言葉を紡ぐ】
【少女が‘‘どうして知っているか’’に興味はないのだろう】
【彼にとって第一義なのは‘‘何を知っているか’’なのだ】

そういうモンにこそ、大概は本質が隠れているもんさ……イヤ、違うな。
ヤベェ本質をこそ、禁忌として隠している、って方が正しいか?
ま、なんにせよ、隠しモンを暴くのは人の性。是非にでも……拝見したいもんだ。

【言葉遊びのように、もったいぶった言い回しは、聞き手の‘‘性能’’を推し量るためのモノ――】
【墓暴きや窃盗を、むしろ推奨するような事を前置いて、禁忌の知識の閲覧の希望をほのめかす】

勘が良いっつーよりは、運が良いのかねぇ?
アンタみたいな美人がコーヒーを差し入れてくれて。
しかもそれが魔術協会の教師で。
あげくに、知識も十分と来りゃあ、もはや出来過ぎを疑う段階ってもんだぜ?

【疑う、などと口にしてはいるが、少女に接する態度に、懐疑的なものや、警戒色はない】

教師の鑑だねぇ。学び手に、智の施しを、ってか?

【テーブルに腰掛け、強張らせた表情を近づけてくるシオンに、渉は少し椅子から腰を浮かし】
【彼女に応えるように、顔を近づけていく】

『私にメリットがあれば』?
……怖い顔してるぜ、シオン?

【軽薄な笑みは、いつの間にやら、狩猟を行う獣のような、獰猛なソレに変わっていて――】

/それでは、改めてよろしくお願いします!
319 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 22:14:28.68 ID:WSUEbUMo
>>316
/えっと、アドバイスともいえないアドバイスなのだけれど
/スピードキャラを使うなら、具体的な数値は絶対に書かない方が良いと思う。
/「一瞬」とかだといやこれ無理だろ!ってなる恐れがあるけど
/「高速」とかでぼかすと、早いことは分かった上で、相手が適切な行動を取りやすくなるから。
320 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/14(火) 22:14:28.41 ID:bgCCv820
>>314
「あ……
いや、ともあれ『justice』の人間に立ち会ってもらいたくて来たんだ
あんた一人でも、こっちには不都合な事は何もないぜ?」

【笑顔を向けられ、一瞬ドキリとした顔を――未だ、人に善意を見せられる事に慣れていないために見せたが】
【再び表情は真剣なそれに戻る。この青年もまた、今回の事に力を入れているのだ】

そ……そう、なの……
――ともあれ、無事でよかったわよ……本当に……

【説明にはなっていないと感じたが、ともあれ無事だった事はハッキリと分かった】
【堅くなりきっていた表情に、わずかに光がさし、和らいだものを感じさせる】
【――ほんのわずか、ノイズの様に、そこに淋しさの様な物が混じったが――】

……えぇ、あたし達が『卵』の事を知るきっかけを与えてくれた人よ……
[ほぉー……なんとまぁ]

【コートの青年の言葉に返事を返すレイド】
【コートの青年が感心した様子を見せるように、正に『奇縁』とも言うべき再会だろう】

<……とりあえず、まずは中に入れてくれねぇか?
つもる話も『卵』の事も、こんな所で立ち話って訳にはいかねぇんだからよ……?>

【タイミングを計ったように、銀髪の少女がそう提案する】
【本来の目的を、今一度持ち出したのだ】
【そうでなければ、会話に華が咲きそうな雰囲気がある事を、感じ取ったのだろう】

/了解しましたー
321 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/14(火) 22:16:22.00 ID:OfwvQzU0
>>316

逃げたとして追うだろう? ならそのまま戦った方が早い。
――――もっとも、素直に逃げさせてくれるというなら、逃げる

【その言葉に、嘘は無さそうだ】
【どうやら、なるべく戦いは避けたいらしい】

最初から0か、100だ。そして、突っかかるだけが戦いではない

【右手の剣を真一文字に振る】
【その軌道から、水滴が点々と、少年の腹部辺り目掛けて地面と水平に撃ち出される】
【目に見えて分かる速さで、回避も防御も可能だろうが】
【もし当たった場合、ゴム弾が当たったような衝撃を受けるだろう】

【言わば、牽制】
322 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 22:16:50.51 ID:ybuVYCAo
>>317
じゃぁ、囁けばいいの?
ホームレスじゃないっ!恭平おにーたんに引かれてるんだ!
そのときが一番気持ちが良いのだ!!
【えっへんと、ふんぞり返り】

ホント怖そうだねぇ・・・トラウマってるねぇ・・・
【しめしめと、メイドさんと内緒話】
323 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 22:17:47.30 ID:SSS5d72o
>>311

私には知り合いが居ませんが……どちらも魔術に秀でている…ようですよ。

【簡単な説明……早い話が、『魔術の専門家が居る』と言う事だ】

【「原因」――――其の言葉を耳にすると、「あら……」と呟いて】


でしたら……其の原因≠ゥら辿れば……治まるのではないのですか――……?


【「私は詳しくありませんが」、と言葉を添えると、不思議そうに尋ねる】
【当然ながら――――なぜ原因が判っているのに解決できないのか°Cになるのだろう】

>>315

時速300km=c……素晴らしいな、正しく《 ロマン 》の具現ではないか。

【何が可笑しいのか、「ククッ」と小さく息を吐くようにして笑い……帽子を被り直して】

然し、このバイク…――この世界でも、『屈指の科学力』が使用されているな。
何より、この様な形式≠ヘ見たことが無い……当然、「オーダーメイド」か。

【先程も書いたように―――本当に、『子供のような』表情である】
【話し続ける間、浮かべているのは「冷笑」でこそ有るが…おそらく、楽しい≠フだろう】
324 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 22:18:38.82 ID:/qktLEAO
>>313

それはおめでとう、祝福するよ
もっとも、いきなり赤の他人に言われても何も感じないだろうが

【隣のベンチに座っている少女が呟く】
【腰ほどまでの長さの黒髪に、青いカチューシャを付けて、黒い瞳をして】
【セーラー服を着て、腰にベルトで軍用ライトを二本刺した風貌だ】
【足を組み、顎に手を当てながら真っ直ぐ前を見ながら───独り言のように呟く】
325 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 22:20:55.75 ID:afYzBF.o
【街中】
【街路樹に寄りかかり、右手のハンバーガーをがっついている人間が居る】
【周囲の冷ややかな視線にも動じず、左手には新聞が一つ】

……テロがのさばり機関も潰えず然して正義の味方は飛躍的には増えず
多かれ少なかれ戦いが続けば結果が見えて来るというのは至極当然自明の理

さてさて我等教会≠ヘ如何すべきなのだろうね?

【180cmを幾らか越える細身の体に、背に白で十字を描いた丈の長い黒のコートの男】
【コートの下には黒い司教服を纏っており、腰にはベルトで銃のホルスターが付けられている】
【銀色に近い色の短い髪をオールバックに固め、眼鏡の下の切れ長の目は微笑むかのように細められている】
326 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 22:20:58.89 ID:xwUdzwDO
>>322
逆にこえぇよ、女の声で囁くリヤカーが夜中独りでに動いてみろ、恐怖都市伝説が完成すんだろーが
まだ人形なら解るがリヤカーってのが更にこえぇよ
【煙草を一本くわえ、箱を白衣にしまい】

「そうですね…マスターあぁ見えて意外と怖がりですから」
【右手を口にあてクスクス笑いながら答える】

…おいそこ、何内緒話してやがんだ
【煙草に火を点けながら、二人に視線を向け】
327 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 22:21:57.63 ID:3ib9y6SO
>>323
まあな。私もこの世界に来て驚かされぱなっしだよ

ああ。コレもオーダーメイドだ
【ニカッと笑いこちらも楽しそうに言う】
328 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 22:23:01.05 ID:8/HfxUDO
>>222

………立派な自己犠牲精神だね。他人を傷付けるのは怖いのに、自分が傷付くのは怖くないと?

ふふっ………―――そんなの"くだらない"、それこそ"馬鹿馬鹿しい"ことこの上無い
そんなの、僕には「妄言」としか思えない。「理想」を掲げる人間ほど不利益に死んでいくんだよ?ルシア

【吐き捨てる―――無惨な言葉。彼女の"信念"を、実に可笑しそうに、嘲笑を浴びせた】
【曰く、「正義のヒーローにでもなりたいの?」―――とまで。それは彼女のみならず、彼女が属する組織そのものを否定することへと繋がるのかもしれない】

【蒼色の幻影がさらに深みを帯び始め―――クスクスと。滑稽で、興醒めなものを見るかの如く、彼女の姿を捉えて離さない】


………―――、"恐怖"なんて………"害"でしかない。そんなものを心に閉じ込めたって、無意味だ。"邪魔"でしかない。それなら、そんなもの……――――ッ

【―――突然の、抱擁】

【母性的な感覚に包まれて、連ねる言葉が中断された】
【驚くことも拒否することも無く、酷く訝し気に、彼の瞳が細められる】
329 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 22:23:26.31 ID:ybuVYCAo
>>326
安心しろ!深夜徘徊はお肌によくない!
ここテストにでるぞl!!
【相変わらず、威張る】

レディーのプリペイドカードに口を出すな!
【右腕を高く伸ばし、元気よく答える】
【多分、プライベートの間違い】
330 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 22:24:01.02 ID:cGoW/O.o
>>323

魔術・・・か・・・
俺は、魔術に疎くてな・・・だが、そこは魔術に秀でているのか・・・
まあ、それはともかく・・・――
【"すっ"と、一息つくと――――】

原因は・・・ちょっと前に暴走したのも含めて・・・
家の奥、もとい・・・空間の歪みにあった神殿・・・今は草原になっちまったが・・・
その場所で、俺が触って消えた球・・・それに原因があることは分かっているッ!
予想だが・・・心当たりはそれしか無い!
【"球"――それに触った事が原因だと言う彼】 【――路地裏の壁に、凭れかかり】
331 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 22:25:19.36 ID:fgR5YwAO
【公園】
【赤い野球帽に半袖のシャツに短パン】
【そんな快活なイメージを抱かせる服装をした水色の髪を持つ少女が】

あー……
全然稼げねぇな……

【ベンチに腰掛けながら手にある数枚の貨幣を見て、独り言を呟く】
【その足には太腿まで覆う蒼い具足が装着されている】
332 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/14(火) 22:25:31.07 ID:XjItgRQ0
>>321>>319

逃がさない。だが、俺も人間だ。
逃げられないとは限らない。

【水滴が迫っていることを確認し、左手を前に出す】

だが、これは戦いではないだろう?君は唯の不幸な争いに巻き込まれただけ
尤も、其れは君と俺との戦いだが…

【左手に力を込めて思いっきり≪押す≫】

【風圧とは違う、何か形になっている物体を飛ばした】

しかし…こちらには此処に居られる時間が少ない
残源量もそこまで多くないというわけだ。

【攻防一体の技、そちらに何かが飛んでいく】
【そして、水滴をはじくことには成功しなかったが、勢いを減らして威力を大幅に下げることに成功する】

【歩みを止め、少しだけひるむ】

/高速ですね、わかりました
/だいぶ覚えてきました!
333 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 22:28:08.93 ID:xwUdzwDO
>>329
答えになってねぇ
もうテストやるような歳でもねーよ、それに保健体育なら自信ある
【はぁ、とため息と共に紫煙を吐き】
【保健体育ならいいのかよ】

それを言うならプライベートだろ
前払いか、おまえらは前払いカードか
【どんな突っ込みだ】
334 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 22:30:37.81 ID:ybuVYCAo
>>333
保健体育ならおにーたんにいろいろ教わったからなぁ・・・
体のこととか・・・だから私も自身ある!
【いろいろと危険な発言だが】

前払い?名にソレ?おいしい?
【メイドさんとひそひそ話】
335 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/14(火) 22:32:41.44 ID:K4aUnEAO
>>324
……ううん、ありがとう
たとえ赤の他人からでも、祝福されるのは嬉しいことよ?

【事も無げに、女性もまた独り言みたくそう返答をして】
【しかしながら、その言葉には確かに感謝の気持ちが込められていた】
【顔から滴り落ちる水滴を手の甲でぐるりと拭い……ややあって、一瞬硬直状態に陥る】

…………あ、あれ?
ええと……

【おもむろに振り向く女性の顔は、心なしか青い気がする】
【少女の黒い瞳と女性の黒に近い深緑の瞳が、ばっちりと合うかもしれない】
【そんな状況の中、振り向いた姿勢のまま、少女を見詰めて数秒経過】

い、……いつから居ました?

【口の端を引きつらせながら、思わず疑問が零れてしまった】
【少女に対する問い掛けで、間違いない】
336 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 22:33:26.69 ID:9hkk/J.o
>>318

【数え切れないほどの本棚が、きちんと整頓され並べられている
先も見えぬほどのその状態は、まともな人物が管理してるとは思えないほど綺麗≠ナ
確かに彼の感嘆も頷ける、だろう】


私からしてみれば、そんなもの知るだけ時間の無駄≠フように思えますが……
大体読んだだけでそんな禁忌≠ェ身につくのでしたら、こんなところで蔵書すべきではありません
と、ならば大抵の予想がつくようにここにある禁忌≠ヘ言わば、此処≠フ禁忌≠ニ、でも言いましょうか
それも、蔵書にされる、ほど軽い、ね


【まるで騙るように、饒舌に揺れる彼女の唇、歯切れのいい、とんとんとしたソプラノボイスが
弛まず流れ続け、言葉を紡ぎ、彼女はそこまで言うとそっと、流れをせきとめ、ため息を一つ】

【蔵書にされる――――つまりは、彼女の読んだ禁忌≠ヘ実際に書物に、あるいはレポートにされた、もののみ
本当の禁忌≠ネらば、口伝でしか伝わらない、と一種の限界を感じた台詞でもある】


とどのつまり、此処の禁忌≠ノは貴方が望むような本質≠ヘ無い、と断言できますね
尤も、私が読み解けていない――――本質≠ェ在るのに解せていない愚者≠セとしたら、その前提は覆りますが、ね


【くすり、と唇の端を持ち上げ、哂う――――冷笑にも似た、冷たい冷たい、微笑み
それは彼女の自信を示す、絶対の知識を、絶対の思考力を、それだけのバックボーンがあるからこそ
彼女は絶対の自信を持って、自身の正当性を主張する】


まあ、持って生まれたもの、もありますね
お恥ずかしながら――――その、何と言いましょうか、惹かれた≠ニでも言いましょう
貴方に惹かれた≠ゥらこそ、私は自ら気を利かせてコーヒーを持ってきた――――そして、始まった
ここまで来ると偶然より必然かと

――――……当然です、貴方の口の軽さは容易に想像できます――――望むならば、妄想で終わってくれれば良いんですけどね
それに私の行動のベクトルは端的に示すならばJustice≠サれ以上もそれ以下でもなく、その為だけに情報を集めています
言い換えるならば、それがそこにつかないのであれば、私が情報を提供する必要も無い――――すなわち、メリットも無い


【くるり、と刎ねる、彼女の右手――――白い手袋に包まれたバタフライが僅かに羽ばたいて
彼へと向ける、プリーズ、と今にも言い出しそうなほど、くっきり、と】


証明してください、貴方が正義≠フ為に、在るということを


【一種のテスト、であろう、彼女の情報を受け取れるか、どうか、という
その紫苑色の瞳は、淡いながらも、くっきりとした意思が現れていて――――正邪はともかく、何かしらの答えを求めている】
337 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 22:33:39.11 ID:WSUEbUMo
>>331

……───暇なのですよ。
ですのでそこの貴方、ちょっとセリアのモノになって下さい。

【小顔に不釣合な大きさの、赤いヘッドホンを付けた少女が公園へと入ってきた。 】
【水色のワンピースの上から、明るめの茶色のジャケットを羽織っており、】
【小さめの赤いショルダーポーチを、左肩から斜めに掛け、 】
【ピンク色のショートヘアーを、星型の髪留めでポニーテールにちょこんと纏めている。】

【発言や容姿からすると、ただの変態に思えるかもしれないが────】
【胸につけられた「No.15」──カノッサ機関のナンバーズを表すバッジに】
【水色の髪の少女へ向けられた、確かな"敵意"がそれを否定させるかもしれない───】
338 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/14(火) 22:34:39.60 ID:QgntV/M0
>>320
ふぇ、そうですかぁ……。

【まあ――自分がこの提案≠情報端末に流せば済む話では、ある】
【向こうが、自分ひとりで大丈夫だと云うのなら、食い下がる理由は無いだろう】

……ぁ。
リイロさんの事――大丈夫、でしょうか?

【……レイドについて、最新の情報といえば――矢張り、妹の事である】
【彼女にとっても、其れは心配な事のひとつなのだろう――】

っと。そうですね。えーっと、応接間は――……?

【其処で。話を一旦切って、彼等彼女等を城の中へと案内する】
【――応接間の其の一室に、通される事だろう】

/只今戻りました。
339 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 22:35:00.66 ID:SSS5d72o
>>327

『この世界に来てから』……――――成る程、“同類”か。

【“同類”―――詰まりは彼も、飛ばされて来た$l種なのだろう】
【そう言う理由なら、この世界では余り目にしない『軍服』を着ている理由も理解出来るだろうか】


ふむ……量産は難しい、か。 支給するならばベルトコンベア≠ナ作れるのがベスト……。
が、バイクの使用≠ニいう観点では悪くない考え……“能力”……――“魔術”……?


【何やらブツブツ、単語を並べ始め―――ああ、自分の世界に入ってますこの人】

>>330

…『暴走』……『歪み』………『草原になった神殿』……『家の奥』…………??

【次々と羅列される“非日常”的なワードに訝しげな表情を浮かべるも…話を聞き続ける】
【「原因は謎の球と考えられる」―――其の概要だけは理解したのだろうか】

―――――………。。。

【無言で思考するも……自分には、専門外】
【「謎の球」が原因だと判ってはいても、確かにそれでは対処法が見つからないのも当然だ――】
340 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/14(火) 22:36:03.78 ID:OfwvQzU0
>>332

【水滴は、触れたものに纏わり付かずに、すぐに地面に落ちる】
【これまた、完全に凝固している】

悪いけど、どうしても0か100にしたい
言い方を変えれば、「逃げられるとは限らない」。違う?

それに、今仮に逃げた所で、何時消されるとも分からない。
だったら、今消すか、消されるか、追わないように誓ってもらうか。

【一応、第三の選択肢は存在している】

【「何か」を、剣の腹にあたる部分で受け止める】
【水滴に当たって減衰しているとはいえ、ほんの少しだけ剣が弾かれる】

――――さて、そんなことを初対面の私が知っていると思う?

【左手で持つボトルを、赤のものに変え】
【それを直接少年の頭へと投げつける。ボトルが何かにぶつかったならば、ボトルが割れ】
【そこから大量の油が出てくる】
【狙いは甘く、避けやすい】
341 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 22:36:22.07 ID:xwUdzwDO
>>334
えー…そりゃあれだろ…なんつーか…
…ゆるせねーな、そのおにーたん、今ここにいたらぶん殴ってたわ
【物騒過ぎる事を呟いて、煙草のフィルターを歯でかみつぶすようにくわえる】
【右手を髪を掻き上げるように頭に宛て、左手はだらりとぶら下げられたままに、なんだか倦怠感というか駄目なオーラが漂うポージングだ】

「きっとマスターの事ですからろくな意味ではありませんよ」
「女の子には見境無いですから」
【ヒソヒソと、面白がるように内緒話に答える】
【チラチラと主人に視線を送りながら、完全に主人を馬鹿にしている】

342 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/14(火) 22:38:26.00 ID:UKngxjko
>>325

今の内に、荒廃した世界に慣れておく――というのはいかがですか?

【その男の背後――、程近い位置より聞こえる、凛とした少女らしき声――】

……荒廃した世界、なんて言うと人聞き悪いですけど、わたくしはそんな悪くない世界だと思いますよ
今よりは、カラスの餌やりが楽になりそうです
死体死骸が……豊富に供給されそうで――ね

【その正体は、セーラー服に紺のスカートと、頭には水兵帽を被り、縁無し眼鏡を掛けて、】
【何だかとても冷めた目付きをしているが、瞳は澄んだ蒼色で――、】
【金色に煌めくロングストレートヘアーを靡かせている――、そんな身長160cm程度の少女である】

【少女は、男の背後、街路樹を挟んだすぐ向こう側――】
【そんな位置にしゃがみこみ、パン屑を足元にばら蒔いている】
【そしてばらまかれたパン屑をついばむのは、一羽のカラスだ】
343 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 22:39:43.83 ID:cGoW/O.o
>>339

・・・おっと、すまねェ
疲れてるせいか・・・分かりやすい説明が出来てなかったみたいだ
【路地裏の壁に凭れかかるのを止め、ふらりと立ち上がる彼】

・・・・・・とにかく、謎の球が原因だと思う
だが、それが何処に行ったのかッ!? 俺にどんな作用を齎したのかッ!?
それが分からないから、どうしようもないんだ・・・
【オーラは不安定なようで、時折出力が上下している――】
344 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 22:40:01.53 ID:dM7NALso
【魔術協会の施設付近、獣耳と尻尾を帯びた少女が闊歩していた】

(外部の者でも入れるのか)
(結局取り逃がしてしまったあやつ………何者だったのだろうか)

【きょろきょろと辺りを見回しながら】

気になってこんなところにまで来てしまったけど………
………まさかいきなりばったり再開、なんて風にうまくはいかんだろうなぁ。
345 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 22:40:18.39 ID:/qktLEAO
>>335

そうか、大切にする事だ……まぁ言うまでもないか
この荒れた世界でどう育つのかな

【毛先を人差し指に巻き付けながらぶつぶつと聞こえるか聞こえないか微妙な声量で呟く】
【女性の問いに対してにっこりと微笑み】

私は君が水道に向かう前からずっと座っていたよ?
君が浮かれぎみで気がつかなかったのか、もしくは私の影が薄いのかな?
まぁ驚かせてしまったのなら謝るよ

【剥き出しのおでこをトントンと叩きながら呟く】
【少女の年齢は17から18といった所か、しかしどこか、“風格”がある】
346 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 22:41:15.58 ID:ybuVYCAo
>>341
恭平おにーたんを馬鹿にするなぁ!
たっ確かに夜になるとテンションがおかしくなるけどぉぉぉお
【色々思い出してしまったらしい、赤面し手を顔の前でぱたぱたさせる。】

そーだよねっ
あいつ馬鹿だもんね!よかったー女の子で
【こちらも馬鹿にしながら、内緒話に花を咲かせる】
【ときたま、青年を冷たい目で見ながら】
347 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/14(火) 22:41:25.00 ID:bgCCv820
>>338
あぁ、安心してくれ
ちゃんと準備もあるんだ……ほら、ここにな……

【どこか歯切れのわるい返事を制して、火傷の青年は懐から何かを取り出す】
【それは、ビデオカメラ――家庭用の片手サイズのものであるが、意外にも高価な、サイズの割には性能の良いタイプである】

――あぁ……
……一応、踏ん切りはついたわ……
今だって、悲しい事に変わりは無いし、こんなことになったのは、どうしても納得がいかないけど、ね……

【リイロの事を聞かれ、顔を伏せながら絞り出すような声で答えるレイド】
【日常に影響を及ぼすほどの感情は乗り越えたらしい】
【しかし、意識すれば今でも悲しみに囚われ……今回の本筋でないために明言する事は避けたが、『犯人』に対しても、やはり怒りは隠せないらしい】

<あぁ、それで良いか
――って訳で。行こうぜみんな>
そうね……
「おぅ……」
[んじゃ、お邪魔しまーっすっと……]

【応接間に招かれ、今度は銀髪の少女が先陣を切って、エルメアの後ろについていく】
【先ほどから言葉遣いが乱暴ではあるが、声質は高めかつ柔らかめなので、妙な感じを受けるかもしれない】

/おかえりでーす
348 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 22:43:49.26 ID:afYzBF.o
>>342
生憎と荒廃しきった世界で昼寝をして代わりに夜を徹して食を漁る程度には慣れ親しんでいるとも
ビルが崩れ店の壁に穴が空き人の指は欠けているその程度で荒廃したと呼べるのなら、だがね

そして荒廃した世界を知らぬのならば悪くないなどという台詞を躊躇い無く用いる事をこそ躊躇うべきだと思うね
知っているのならばそれは重畳重畳そして残念な事にその思想は私と大きく食い違い敵対を必然とする
死骸の供給は今でも十分に有るのだろうがそれを得る場所は路地裏に限定したい所だ

長々と話したがね、要約するとこうなる
「荒廃した世界などクソ喰らえだ」と

【ハンバーガーを飲みこんで咽て、軽く胸を叩いて】
【それから、街路樹に寄りかかったままで答える】
【新聞紙を両手で開くと】

声だけで判別するなら、一応「少女」とでも呼ぶか
この時間帯に烏を連れ回すのは生物のあるべき姿に反していると指摘しておこう

【後方を見ずに、烏の存在を察知した】
349 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 22:44:33.69 ID:3ib9y6SO
>>339
確かに同類かもな
【軍服を見て】
しかし…来た世界が違うみたいだな。私の世界ではどの国にもあてはまらない軍服を着てるな
【そう言い】

私にあわせて特注した奴だからな
……って自分の世界にはいってるな
【少し苦笑いをして】
350 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 22:44:57.53 ID:fgR5YwAO
>>337

あ?

【若干ドスの利いた声を放ちながらそちらの方へと視線を移す】
【しかし少女はまず相手の髪、顔、服等をじっと見つめる】

………んなのお断りだぜ
他を当たってくれよ
【小銭をポケットにしまいながら目の前の少女にそう告げる】
【だが素直に引くとは思っていないのか、足元にある大気水分の熱を奪い地表に氷を張ろうとする】
351 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 22:46:15.56 ID:xwUdzwDO
>>346
…うーわー……
…なんっか……ムカつく
【美香の様子から、何か想像を膨らませたのか煙草を噛む歯に力を込め】
【苛立つように右手で頭をガリガリ】

「うふふ、そうですね、あの方は馬鹿ですから」
【とうとう主人を馬鹿呼ばわりしやがった】

…おいそこ、私語は慎め、先生内緒話は許さないぞ
人のいない所でその人の悪口言うような地味に人を攻撃するような事は人として最低な行為だぞ、俺の人間不審がマッハで加速するぞ
352 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/14(火) 22:47:28.44 ID:XjItgRQ0
>>340

逃がすという選択肢もないし、追うという選択肢も無い
――俺は此処でしか決められない。

【赤のボトルが投げられたのを目視する】
【右手に集中し、右手を赤のボトルのほうに向ける】

【一瞬、動きが停止に近くなり、その隙に赤のボトルを掴む】

此れは…油か、水と油、ということか…

【赤のボトの中身を見る、水とは違うことはわかる】

物真似故に硬度は存在しないが…ッ!

【右手のボトルを程よい力で握る】
【中身のものが外に出るが、零れる事は無く、徐々に固まっていき】

【相手が持っているような刀の形になる】
【しかし、切れ味や強度の様なものは存在していないようで、形だけ刀のようだ】

【払うように二、三度振るい、右手で持つ】
353 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 22:50:15.65 ID:SN9erZ2o
>>328

怖いよ、傷付くのは。自分だって、痛いし、苦しいし、怖い。
でも、だからこそ、その苦しみを他の人に味わって欲しく無いんだ。

…………不利益に死んでいくなんて、其れこそ貴方の決めることじゃ無いよ、アリエル。

【何処までも投げかけられる否定の言葉。自身の考え、思想、信念を否定されて尚、少女は表情を変えない】
【眉尻が下がる。放たれた冗句に、「もう手遅れだよ」と苦笑交じりに返し】

邪魔なんて事ないよ。心ってのはとても大きくて、底が深いんだから。
ちょっとばかり多めに恐怖を詰め込んだって、邪魔になんてならないんだから。

【ぎゅ、と。浅く少年の身体を抱き締め、然し至近で顔を見詰めるようにして】

――――――アリエルは、傷付けたいの? 傷付けたくないの?

【不意に、そんな問いを投げかけた】
354 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 22:50:37.23 ID:zwSDUKAo
>>344

【・・・どこからか、ガゴゴゴゴ、という音がする】
【少女の歩く前方の建物の影から聞こえてくるようだ】

【そして、騒音に混じって聞こえてくるのは、僅かな喧騒だ】
355 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 22:51:11.09 ID:ybuVYCAo
>>351
・・・・なんだっその態度は!
そりゃ夫婦だからぁっ?【禁則事項です】もするさっ!普通に!
【両手を広げ、多少前かがみになる】

じゃぁ!内緒話じゃなきゃ良いのね!!
【ふーっと大きく息を吸い】
せーのっ!バーか!バーか!バーか!バーか!バーか!
【大音量で叫ぶ】
356 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 22:51:30.94 ID:C5hWNwSO
>>239

……なんかこう、ノリが良くて陽気でばびゅーんって感じの展開、かな?
そだねー、うん!

【燃える三眼があtくぁaaaaaaa】
【ですよねー。にしてもえっらい感覚的な回答なこって……】

あとは「ここは病院ですか?」「いいえ、ここは公園です」とか。
ダイジョーブオカシクナイ、何せ教科書にも乗ってる位だからねー

ん、それなら幸いさ。じゃあまた、縁が合ったら何処かで、ねーっ!

【ぽんぽんされつつ、なにやらにへーっと気の抜けた柔らかい微笑みを浮かべ】
【去って行く背中に向けて、ぶんぶんと手を振り返していたそうな――――】
//あばばば、最後に寝落ちとか……長時間お疲れ様でしたーっ!
357 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 22:51:59.66 ID:WSUEbUMo
>>350

……──貴方の意見は、聞いていないのです。
まず、ソレを理解するといいのですよ、貴方は。

【ポーチの中から、小型の携帯端末を取り出して】

────《 ゴースト・ハック 》

【ソレを、少女の細腕とは思えぬほどの力で、"握りつぶした"】
【そして、破片から黒い靄のようなものが発生して、地面へと吸い込まれていく──】

【まだ、能力の準備期間なのだろうか──攻撃には移らないようだ】
358 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 22:52:27.51 ID:y3xv7Uc0
【街中】

ミスった・・・

自警の連中とか、そーいうのに捕まると厄介だろうな・・・おー怖。

これ以上体力は無駄には出来ないし・・・
そもそも、傷を塞がん限りはいくら補給しても碌に動けたものじゃない・・・か

げほっ・・・・・・

(あと半分か・・・・・・)

【襤褸切れのような服を着た青年が左手に缶ジュースを持って人目を避けるように走っている】

(あー・・・そういや魔術協会のロゴ入れんの忘れてんなぁ、俺・・・・・・)
359 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/14(火) 22:52:45.59 ID:QgntV/M0
>>347
――へぇー……、便利な物を持ってるんですねー。
私、機械には疎いので……。

【魔術師である彼女が、機械技術よりも魔術に傾倒しているのは、至極当然な事であろう】
【興味深そうに身を乗り出して、少女はビデオカメラを観察する】

……とある人……、いえ。ライク=ヴェルトゥスも大きく関係しているようですね。
正義組織のネットワークの中で、彼は危険人物として認識されています。

できれば――本当に、辛くなければでいいので――経緯を説明して欲しいです。

【恐らく、憎んでいるであろう相手。其の名前を、わざわざ出したのは】
【正義の組織が何らかの動きを見せている≠ニいう安心感を与えたかった為だろうか――】


【――応接間=z
【流石は立派な城だけあって、綺麗な机と椅子が用意されていた】
【ことん、と。エルメアは、全員の前にお茶を置いていく】

……えと……、そのビデオカメラに、卵≠フ対策が撮られているんですね。

【自分も席につくと――真剣な面持ちで、そう言って】
360 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 22:53:12.00 ID:uqmtMeYo
>>356
/いえいえ楽しかったですから問題は無いのです「!一応こちらでもおつかれさまでした!
361 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 22:53:17.37 ID:dM7NALso
>>354
ぬ。
なにやら騒がしいな。

【騒音の元となっている建物の陰を覗く】
362 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 22:53:23.94 ID:SSS5d72o
>>343

【無言で彼の言葉に頷くも――……矢張り、全く判らない】
【不安定なオーラは確かに綺麗≠ナは有ったが…同時に、『不安』も感じさせるような気がして】

………私では、力になれそうに無いですね…………。

【申し訳なさそうな、そんな表情で言葉を紡ぐと――描写忘れ、持っていた“袋”を揺らして】

色々と大変そうですし……このシュークリーム、差し上げましょう。
軍服を着た変なパティシェさんが作っているのですが……美味しいですよ……。
疲れた時には、甘い物が一番……――――、です。

【差し出すのは、其の袋―――何やら、甘い匂いが箱の中から発されている】

>>349

嗚呼、私の世界は……―――戦争ばかりだった。
おそらく、君の居た世界は“平和”だったのだろうな…瞳を見れば判る。

【そう言い切った後――何処かで噂でもされたのか、くしゃみを一つ】
【続いて、手にした袋を軽く揺らし】

……ああ、済まない。 悪い癖とは自覚しているのだが、な。
今日は色々と楽しかった―――此れを進呈しよう、愛野君。

【そう言って、差し出した袋……中身は、上と同じくシュークリームである】
【どうでもいいが、腕前は相当な物―――それ故、軍服でも解雇されないのだろう】
363 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/14(火) 22:56:43.56 ID:OfwvQzU0
>>352

――――追わないのに逃がさない、か
つくづく面倒

…水と油。決して交わりはしない。
エタノールなら、まだ混じりはしただろうけど

――――面白い。でも、言葉に出すのは失敗。
(それとも……わざと?)

【右手のその刀にほんの少し驚いたのか、ぴくりと眉を動かす】
【用心深いのか、正しい言葉まで疑う】

【左手でごそごそとスカートのポケットを漁っている】
【その間、水の剣の刃を正面に向け、防御の体制】
【だが、足はじりじりと路地裏の出口へと向かっている。気づかれないように】
364 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 22:59:10.48 ID:xwUdzwDO
>>355
…夫婦なのはいいけどさ、なんつーかこう…法律的問題?的な?
青少年なんちゃら法違反?みたいな?
【左手で煙草を持ち、紫煙を吐き出して】
【この世界にきっちりとした法律はあるのだろうか、あったとしてもちゃんと機能しているのだろうか】

「ばーかばーか♪」

…………………
(…逆にいいかもな)
【こいつ、既に色々終わってた】
365 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 22:59:15.22 ID:cGoW/O.o
>>362

・・・そう、肩を落とさないでくれ、すまない
これは球を触った俺の自業自得だ、悪い意味でのな――自業自損と言ったほうが良いかもしれんが
だから・・・――
【そう、何かを言おうとしたとき――甘い匂いを感じ取った】

・・・ん、美味しそうな匂いだなッ
おお、その・・・袋に入ったシュークリームをくれるのか・・・ありがとうよッ!
【その、差し出された袋を受け取ろうとし――】
【もし、受け取ろうとしたときオーラに触れたとしたら――中々濃いめな魔翌力を感じられるだろう】
366 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/14(火) 22:59:24.99 ID:UKngxjko
>>348
まあ、どっちでもよろしいじゃないですか
わたくしが、荒廃した世界を知っているかどうか、なんて、ね――

それにわたくしのような小娘でも軽口が叩ける今の世界――、それもそれである程度は素敵ですが……
やはり、全人類が、等しく、絶望する――、そんな荒廃した世界のほうが、「釣り合いが取れていて平等」――だとは思いませんか?
ふふ……

【餌やりに夢中なのかどうかは分からないが、彼女も彼女で振り向いたりはしない】
【言葉だけ返しつつ、右手に食パンを持ち、左手でちぎり、パン屑を適度にばらまき続ける】

あら、わたくし生物というものには詳しく有りませんが、何かおかしかったでしょうか?
小娘とカラスはおとなしく寝る時間――ということでしたら、
不良娘と不良カラスが夜更かししている……とでも解釈していただければ、と思うところです
カラスはえらいですよね、わたくしのような人間にこうして付き合ってくださるんですから――

それにしても、よくこっちを見ないでカラスがわかりましたね
この子、まだ鳴いたりもしてませんし

【……なんて言ったすぐ後、カラスが少女の台詞に反応するかのように「カー」と鳴き声を響かせた】
367 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 23:00:43.90 ID:fgR5YwAO
>>357
【相手の所作の意味が理解出来ず、訝しげに吸い込まれていく黒い靄を見届けると】
【足裏にスパイク状の氷を張り、立ち上がる】

それじゃ、俺も勝手にやらせてもらうぜ?

【スパイクを解除して薄い氷に張り替え、スケートのように滑りながら相手へと接近して行く】
【まだ勢いが無い為か、その速度は緩やかだ】
368 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/14(火) 23:01:17.08 ID:K4aUnEAO
>>345
ええ、うん……せっかくの家族だからね
頑張って大切にしなきゃならないわ

【こくり、と首肯を一つ】
【後半部分はやや聞き取りづらかったか、わずかに首を傾げつつ】
【ぱたぱたと慌ただしくベンチへと駆け寄り、置いてあった長剣を手に取ってローブの下へ隠すようにおさめた】
【恐らくは、身体の何処かにでも差したのだろう】
【そうして、眼前の少女の返答に少し驚いたような表情を浮かべ】

……えっ、結構前から居たのね?
全然気付かなかったわ、ごめんなさい
あ、や、でもあなたの影が薄いってことは絶対に無いし、少し浮かれてたのはある……かも?

まあ、確かにちょっと驚いたけれど。
気付かなかった私が悪いから……謝る必要なんて無いわよ

【少女のにっこりとした微笑みに、こちらも同じくにっこりと笑んでみて】
【ややぎこちなく、謝罪の必要はない、ということを告げる】
【相手から感じられる“風格”に対して、女性が纏っているのは何処と無くあどけなくて幼い雰囲気】
【こちらは身長もさほど高くなく、幼く見積もれば高校生以下にも見えるほど】
【なんとなく、対照的な存在に思えるかもしれない】

……、隣。座っていい?

【少女の隣を指で示して、そんなことを尋ねてみた】
【出来るならば、より近くで相手と会話をしたいのだろう】

/すみません、風呂のため返事遅れます
369 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 23:03:02.43 ID:3ib9y6SO
>>362
…まあ平和だけど平和とは言えないがな
【少し暗い顔をし】

ん?いいのか?
【シュークリームを受け取り】

ありがとうな
(やったぁ!!シュークリームだ!!)
【ニッとわらいながら御礼を言う】
370 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 23:03:03.31 ID:zwSDUKAo
>>361

【少女が覗けば、なにやら大掛かりな装置と】
【それを取り巻く複数の人】
【そして、その様子を一歩引いた位置から見つつ、指示を飛ばしているらしい人物】

そう!そこだ!そこをボルトで止めて・・・ああ三番柱!右に若干傾いている!しっかり支えろ!
【指示を出しているのは、水色の着流し、片目を隠すような布が垂れ下がる帽子】
【布には、目のような紋様が入っている】
【そして、硬い表情をした顔つきの男だった】

【装置は、中心の巨大な筒と、それを囲うように建てられた6本の柱】
【柱と筒は互いをパイプのようなもので繋げており】
【筒には『NO.4』と銘打たれており、炉のような形をしていた】
371 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 23:03:18.43 ID:ybuVYCAo
>>364
青少年?私は少女だよ
そんなこともわからないのか!ばーか

ばーかばーか♪
【青年の周りをスキップしながら歌う】
はい!みんなもご一緒に、ばーかばーか
【無邪気なSって感じなのか】
372 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/14(火) 23:03:27.87 ID:XjItgRQ0
>>363

猶…俺の能力には最早気付いていると思うが…

【右手に持った刀を頭の位置に持っていき、離す】

此れでも俺は快楽主義者だ、逃がさない!

【胸の辺りで急に一瞬停止し、急加速】
【当然目標は相手、かなりの速度で飛んでいる】

【しかし、此れに切れ味などは無く、物理的攻撃であるといえる】

【――よく見ると垂直ではなく微妙に山形に飛んでいるのがわかる】
【回避は、止めて置いた方が良いかも知れない】
373 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/14(火) 23:03:38.85 ID:bgCCv820
>>359
「まぁ、な……
使える物を使っていけば、世の中はどんどん便利になる……全く技術の進歩って言うのは、恐ろしいもんだぜ……」

【取りだしたビデオカメラをしげしげと眺めながら、青年は苦笑する】
【映像を記録するのも、こんな手のひらサイズの機械で思いのままなのだから――】

――!!
……そう……護は、ちゃんと伝えてくれたのね……良かった……

【ライク、の名前を聞き、弾かれた様に顔を上げたレイドは】
【次には、安堵の表情を見せる――獅子身中の虫に、内側から食いつぶされる事態は、どうやら免れる事ができそうだ】

――――経緯、か……
「……まぁ、それは本題が済んでからって事で、良いだろ?
……それとも、先にその話から始めちまうか?」

【経緯、と言う言葉を聞いて、何ともいえず渋い表情になるレイド】
【――そこには、ただライクを糾弾して終わりと言う訳ではない、色々とややこしい事情が絡んでいる】
【それを見かねてか、火傷の青年がどうするのかをレイドに促しに掛かる】



【応接間に通される一行】

<……やっぱ、豪華だな……>

【周りを見回し、銀髪の少女がポツリと感想を漏らした】

「あ……いや、撮影は今からだ
今から、実際に『卵』を破壊して見せる……その様子を、間近で見てもらいたいんだぜ……
そして、同時にその様子を証拠として撮影する……そういう手はずだ」

【ビデオカメラを弄びながら、火傷の青年は大まかな説明を始める】
【話の中核はレイド達が担当なので、やや具体性を欠いた説明なのは仕方がないのかもしれない】

「――ともあれ、『事情の説明』と、『リイロについての経緯』……
どっちを先にしたもんか、だなぁ……」
――――……………………

【火傷の青年が、再び先の選択肢を提示する】
【レイドはただ黙っている――流れが向いた方に、それを任せようと言うのだろう】
374 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 23:05:17.77 ID:woqp3YEo
>>336

【流れるように次々に言葉を紡ぐその語り口に、青年は、少女への評価を修正する――】

(……なァるほど。まがりなりにも‘‘教師’’だもんな)
(初心で純朴なだけじゃ、務まるはずもない。切れモンだ)

【だが、その修正が少女に対する畏敬によるものかと言えば、そうではない】
【むしろ、ようやく、シオンを一人の人物として認めた――そういった種の、不遜な評価だ】

ま、無駄かどうかについてはアンタの判断だ、ソレについて異論は差し挟むつもりはねぇよ。
けど、この蔵書量で『こんなところ』ってのは、ちと過小評価が過ぎるんじゃないか?
書物ってのは、物質を媒体にした、情報のカタマリだ。もっとも安定した情報の一種だと思うけどね?

【書物に対する情熱でもあるのだろうか、シオンの蔵書に対する認識に、渉もまた流暢に異を唱える】

なるほど、俺の望む本質――‘‘全なる一’’に触れるような禁忌はココにはないかも知れないが。
だが、そもそも本質なんてモンは、他人の情報にどれだけ触れたって、出てくるモンじゃないさ。
アンタが愚者だなんて、本心にもない謙遜はやめときな。

【冷笑を受け、渉もまた、獰猛な笑みを浮かべる――狙う獲物は知識か。はたまた、目の前にある少女のように見える――智の怪物か】

Justiceとは、またずいぶんと安っぽい。知識の番人とは思えん台詞だが……。
アンタのその禁忌すら求めた知識を持ってしても、なおその砂上の楼閣にとどまる理由があると?
俺の口が軽いのは認めるが――その軽い口から、アンタは何を聞きだせる? 何を聞き出せた?

【渉の軽薄な笑みが、本心を決して覗かせることのない表情なのだと、もはやシオンには解っているはずだ――】

……良いだろう、興味が湧いた。 禁忌でなく――シオン、アンタにだ。
俺のスタンスを説明しよう、俺は、‘‘正義の味方’’だよ。

【軽薄な――何者にもその底を見通させまいとする、軽薄な笑みを浮かべ】
【だが――誰にとっての、何にとっての正義だろうな、と付け加えた】

【シオンは気付くだろうか。その言葉には、彼自身の情報は何も含まれていないことを】
【疑問文をひたすらに重ね、問いには答えず。いたずらに心を揺さぶるだけの、謎かけの怪物(スフィンクス)のような、その話法に】
375 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 23:06:35.85 ID:dM7NALso
>>370
でかっ。

【思わず近寄って見上げてみる】

なんだ、これ………

【匂いなど嗅ぎながら、不用意に触ろうとする】
376 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 23:06:50.25 ID:xwUdzwDO
>>371
…いや、もういいわ
【深い深いため息を着きながらうなだれ、右手で頭を抑える】

…一緒にやるようなノリのいい奴はそこのチビくらいしかいねーよ
【チビ=メイド】
【「あーめんどくせ」と小さく呟いて】
377 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 23:09:01.49 ID:/qktLEAO
>>368

あぁ、それでいいんだよ……大切な物を失ってからでは遅いのだから
別に経験で言っている訳ではないよ?

【フッと瞼を閉じて微笑み、一度頷く】

ふふっ君は面白いな、別に気づかれなかった事は気にしていないよ
少しだけ驚かせたかったというのもあるしな

【人差し指で頬をゆっくりとなぞりながら妖艶に微笑む】
【少し腰を浮かせ、ベンチにスペースを作り】

こんな私の隣でよければ、どうぞ

【手のひらでスペースをさしながら】

/了解デース
378 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 23:09:07.70 ID:WSUEbUMo
>>367

(《高速思考》発動──対象の解析を開始)
(10%、20%、30%、40%────)
(解析率が50%に達したため、《支配》に問題ないと判断)

(対象の支配を開始───成功。容量不足、《高速思考》を削除)

【ふと、少しの間だけポニテ少女の瞳が輝いて────】

……安心してください。
ボクが、貴方を勝手になんかやらせませんから。

─────《 神の左手 》

【ポニテ少女の目の前の地面が】
【小さな人の腕の形となり這い出すと───】
【相手の足首を掴んで、転ばせようとする】
379 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 23:09:24.95 ID:afYzBF.o
>>366
知らぬで言うならばそれは単純な若き日の過ち何時か羞恥と共に思い起こす事になろう
知っていて言うならばそれは危険思想で私が敵とすべき思想故に私はこの問題をどうでも良いとはしないのだよ

して、少女よ。等しく結果が絶望と定まる世界に置いて誰が狭き門を潜れようか?
「求めよさらば与えられん」、良く″ンらんと務めた者は良い′級ハを得られると私は解釈している
始めから当たりを抜いたと公言する富くじに己の人生の趨勢を賭ける者など世の闇を裂く白い烏と同様の少数派だろう

故に、私は平等という言葉にはこう見解を示す
機会の平等≠ウえ有るならそれは平等な世界なのだ、と

【背を向けたまま、新聞から右手だけ離して】
【その手を腰に当て、ホルスターを指先で何度か叩く】
【カチカチと小刻みに音を鳴らしながら】

不思議に思うか少女よ?生憎だが私はまだまだ見えているぞ
お前は何処ぞの学生の様な服装をしているな?ますますこの時間には合わない
そのつまらなさそうな目は、お前の求める世界と非常に釣り合って然し興味深さはやや薄い
余りに長い髪は煩わしいだろう、切ってかつらの材料にして売り払うという手を推奨しておこう、か

何、見て居ないようで見ているだけだ、少女よ
見るという行動を怠って、人が果たして何を得られると言うのだろうね

【その手で、新聞の裏側を指し示しながら、新聞を少しずらす】
【其処には、着ている衣服とは別種の、何か黒い布の様な物が浮いていた】
380 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/14(火) 23:10:11.63 ID:QgntV/M0
>>373
……っと。私の認識が悪かったようですね。申し訳御座いません。
それで――その卵≠ヘ、何処にあるんですかぁ……?

【現物が、其のまま空気中に存在しているのか、或いは体内にあるのか】
【其れは――彼女にとって、重要な事のひとつである】
【現在卵≠ナ苦しんでいる人間がこの部屋にいるのなら、その解決が先決だ――】

……どちらでも、結構ですよぅ。
本題を優先したいのならば、其方から。先に話していただけるなら、……聞かせて、下さい。

【此方が強制する事は、出来ない。辛くとも、彼女に選択を迫らねばならなかった】
【……エルメアもまた、何処か苦しそうな表情をしていたと云う】
381 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 23:11:18.92 ID:3VBi/EAO
【公園】

…う……んっ…
【だらしなく乱れたセミロングの白髪に、袖が完全に手を隠す程身に合っていない白衣を纏う少女がベンチに身を納める様に寝転んでボーっとしている】
【その顔はほんのりと赤く、吐く息も荒々しい】
382 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 23:11:38.89 ID:ybuVYCAo
>>376
チビさんって・・・・このメイドさんは
ちびだけど、心はでっかいんだ!思い知れ!
【3回転ほどし】
だったら、このメイドさん貰ってっていい?
ちょうどお姉ちゃん欲しくてさ
【いいでしょいいでしょと青年に詰め寄る】
383 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 23:14:10.29 ID:zwSDUKAo
>>375

【触れたのは、柱か、筒か】
【いずれにせよ、特に異常なものは感じられない。鉄の塊だ】
【そして、それに気づいた取り巻きの青年が、少女に気づいて】
「あ、お手伝いさん?だったらほら、手伝って!」
【少女の手を引っ張って、数ある柱の一本に導こうとするだろう】
【どうも、勘違いをしているようだ。弁解すれば、誤解を解くのは難しくない】

【指示を飛ばす男はそれに気づかないらしく】
【あちこちに向かって、声をかけている】
384 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 23:16:38.04 ID:SSS5d72o
>>365

【「はい」と微笑みを浮かべて袋を手渡し……魔翌力が触れた瞬間=z


                  「    ケ      ら       =@」


          【 嗚呼、――― 何 か が 彼 女 の 後 ろ に 居 る 】

【目を凝らせば……浮かんでいるのは人の『頭部』=H――――「否」。】

                  【単なる頭部では無く、紛れも無い―――――!!】


 「    ケ      ら       =@」          「    ケ      ら       =@」

       「    ケ      ら       =@」 「    ケ      ら       =@」   「    ケ      ら       =@」


   「    ケ      ら       =@」      「    ケ      ら       =@」         「    ケ      ら       =@」



                【   頭    蓋    骨   =z



【哂っている=y ケ ラ ケラ ケ ラ】――――彼の脳に【ケラ ケラ ケラ】、『直接』叩き込【ケラケ ラケラ】まれる音声――――】
  【素晴らしいスバらしいスバ【ケラ ケラケラ】ラシクスバラシイ……耳≠塞ぎたくな【ケ ラケ ラ ケラ】るほどの『嫌悪の笑い』】




                      【――――――ピタリ】


………私は奈々浦 桔梗と申します…機会が有ればまた、お会いしましょう………。

【立ち去る彼女の周囲には……――頭蓋骨などは無い=z
【おそらく、アレは『見ない方が良かった物』なのだ……そうとも言わなければ、――――――】


【彼女は現れた時と同じように――――幽鬼のように、足音の一つも立てずに立ち去った】

/ちょっと眠くなって来たのでこの辺りで! 一方的な終わりで申し訳有りません、お疲れ様でしたッ!
/そして海里さんの方、今から書きますので少しお待ちを!!
385 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 23:17:53.96 ID:dM7NALso
>>383
へ?
ああいや、私は………

【弁解しようとするも、好奇心に負けて】

なぁ、これなんなんだ?

【引っ張っていかれながら聞く】
386 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 23:18:56.24 ID:fgR5YwAO
>>378

さて、どうやっ−−

【どうしようかと頭を捻らせた瞬間、足首を掴まれ】

…へぶっ!?

【油断もあった為か、顔から地面へと激突した】

………痛い

【地に伏せたまま弱々しい声を漏らすと、足首を掴む手の熱を奪おうとする】
【もし成功すればその腕はだんだん動く事が難しくなっていくだろう】
387 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 23:20:15.84 ID:xwUdzwDO
>>382
…いや、俺そいつにめっちゃ悪口言われてんだけど、そんな奴の心が広いようには思えないんだけど
…駄目に決まってんだろ、そいつは俺の所有物だ
【『所有物』】
【一応人として接するが、メイドに対しては少し違う捕らえ方をしているようで】

「ごめんなさいね、美春さん、私はマスターから離れる訳にはいかないのです」
「マスターは私がいないとろくに人と会話も出来ず、周囲の配慮もならないので…」
「どうかここは聞き分けて下さい、ね?」
【美春に微笑みながら、その小さな手で美春の頭を撫でようとする】

…だからどんだけ俺過小評価?
388 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/14(火) 23:20:19.19 ID:bgCCv820
>>380
『卵』は……これ、ここよ

【言いながら、レイドはジャケットのポケットから小さな箱を取り出す】
【そして、右手だけでふたを開ける】
【そこには、緑色の光を放つ宝石の様なものが収められていた】
【ただし、そこからはただの宝石ではあり得ない黒い魔力がにじみ出ている――レイドの言うとおり、『哲学者の卵』で間違いないだろう】

「レイド……」
――分かったわ。色々と込み入った話になるけど、先に話すわ……

【二人に促され、レイドは重く頷くと、リイロの事を話す事に決めた様子で、口を開く】

――話の前に、紹介するわね……アストラ=O=ヴェイス……あたしの『兄上』よ
「……リイロは、俺にとっても妹だって事だ……」

【レイドは、隣にいた火傷の青年――アストラの事を話す】
【やはり、それも説明に欠かせないのだろう】

それと、もう一つ……
今、≪R.I.P.≫に囚われている、天ヶ谷 昴……彼女も、あたしの大事な友人……

【恐らく、その存在については情報統合ネットワークで伝わっているだろう】
【レイドは、その昴とも縁の深い人間であると言う】

全ての発端は、昴が『卵』を浴びた事……
あたしはそれを知って、本人をなだめると共に、『卵』を破壊するために全力で取り組んだのよ……

【レイドが『卵』についての追及を始めたのは、全て友達のためだったと言う】
【それは、以前にエルメアにあって後の事だった】
389 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 23:23:14.96 ID:9hkk/J.o
>>374

【彼女は無表情を保っている――――正確に言えば、僅かに微笑を添えた、優雅な表情で
しかし、その裏には温もりが在る、彼女を彼女にしている、人としての温もりが
そういう意味では、彼女はまだまだ甘く、そして、若い】


こんなところ≠ナすよ、私にとってはね――――あまり自慢するのは趣味じゃないんですが……
それに付け加えるなら、蔵書量というよりか、は、此処の信頼性、例えばの噺にしか過ぎませんが
もし賊が入り、禁忌≠盗まれでもすれば――――そう考えていくと、こんな図書館においておくわけにもいきませんよね?
いくら厳重、といえど、この世界にはいくらでも、容易にそれぐらいできる能力者がいるんですから


【彼女の手元に突如、出現する一つの書物――――否、正確には何かのレポートだろうか
随分と古いものなのか、ややボロボロの冊子は、解りやすく表に紅い丸でマル秘と書かれている
とどのつまり、これが彼女の能力だろう、概要はわからないが――――】


……言ってしまえば、このように盗まれる℃椏_でこんなところ≠ナす
大げさな噺ですが国一つ転覆してしまうような禁忌≠フ本が在るならば、此処ではなく聖都の神殿にでも厳重に保管すべきでしょう

あら、随分と軽く看破されてしまいましたね
おっしゃる通りです、私はこの思考にだけは十分の自信を持っています
その私が此処を調べて、在ったのは取り出せる禁忌≠セけ、その為こんなところ≠ニ評価を下すのは当然の道理だと思っています
――――……ただ、私が見抜けていない、だけかもしれませんが


【彼女のその――――完璧な表情に、僅かながらの曇りが混じる――――彼女は絶対の自信を持っている
しかしながら、その自信を絶対に信頼できているか、という点では疑問が混じる
若さ、と端的に結論付けることも可能、だが――――実際は、そうもいかない
悩み、不安、恐れ――――それらの感情は押し隠しても、どこからか漏れ出して、彼女の心に張り付く
そういう点で言えば、彼女は意外と脆いのかもしれない、押せば、開くような】


――――……安っぽいとは心外ですね、撤回を要求します、今すぐに


【その心は今まさに片鱗を覗かせる、強い語調は、彼女が理ではなく、情で動いていることを示す
単なる1と0の組み立てに無い、複雑な絡み合いから来るバイパス――――彼女は心を押し通すことを優先した】


……――――大体、此処では私の方が立場が上なんです、教えることはあっても、聞き出すことなんてありませんよ
で、正義の味方≠ウんはどんな情報が欲しいんですか?


【ふんっ、と両腕を組んで、怒ったような、表情を向ける彼女
それはまるで知恵の輪が解けなくて、投げ出して拗ねる少女のそれで――――】
390 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/14(火) 23:23:18.63 ID:OfwvQzU0
>>372

…正体は大体。だけれども、それだけで結論を出すのは早計
(本当は、分からない…)

【あえてここで嘘をつく】

快楽…何時から捨てただろう。
捨てたはずなのにまた、拾ってしまった――――…

【ほんの少し遠い目をしたのも束の間】
【左ポケットから、少年に見えないように取り出したのは、ライター】
【それを持ったまま、赤いボトルを手に取り、油で出来た盾を展開】

…でも、それは今はどうでもいい

【左手に仕込んだライターを着火、盾に燃え移らせ炎の盾を作り出す】
【それをもって飛来した刀を防ごうとするが、少し間に合わず腹部にぶつかり、少しよろめく】
【油は、何も弄っていなければ勢いよく燃え、黒い煙を作り出す】
【黒い煙は、盾からも出ている】

/すみません少し遅れました…
391 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 23:24:16.48 ID:cGoW/O.o
>>384

・・・・・・疲れが酷いせいだろうか、とうとう幻覚までも感じ始めたか・・・
ちなみに、幻覚には"視覚の幻"という感じの狭い意味があるが・・・
広い意味では、"感覚の幻"という感じの意味を持つそうだ――・・・そんなモノはどうでも良いや
【彼は見てしまった】 【彼女の背後に浮かぶ頭蓋骨を】
【彼は聞いてしまった】 【嫌悪の笑いを】
【脳内へと直接叩き込まれる声】 【声は彼へと届く】 【脳へと届く】

【だが、それらは全て――】 【"疲れ"、それが酷いせいだと片付けられた】


・・・おう、俺の名は――ヴァルトスラット
適当に縮めて呼んでくれや、じゃあな

またな
【そして、彼女を見送った後――再び、路地裏をふらふらとさまよった】


/乙でしたーッ
392 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 23:24:40.54 ID:8/HfxUDO
>>353

【眼前で交じわう、色の異なる互いの視線】
【片や己の信条を手放さぬままに友人を見据え、片や内に秘める"恐怖"と蠢く闇を混濁させて―――】
【崩れぬ表情は未だ感情を掴み切れない。彼女の問いかけに、思考は巡っているのか――?確かな"答え"を導き出そうと――?】


………―――僕は

【結ばれていた唇を震わせて、言葉という名の音を発する】

【"傷付けたいのか?"】
【"壊したいのか?"】
【"何を恐れているのか?『何を?』"】

【"本当に怖いのは――?"】 


僕には誰も助けられない………いろんな人に守られてばかりだったから――それと逆のことは出来ないんだ………だから不用意に傷付ける、誰かを支えることも出来ないんだ

傷付けることが"怖くて堪らない"のなら―――心の『闇』と同化して……何も考えずに"壊し続ける"方が僕には似合ってるんだ――結局壊してしまうのなら、せめて"恐怖"を取り払いたい………それだけ

【―――静かに、静かに、告げられた。それは偽りなどでは無い。純粋で、素直な"恐怖"――彼自身のもの】

【その瞬間、瞳の奥に居座る蒼が、僅かに"揺らいだ"気がした―――】
393 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 23:24:42.41 ID:SSS5d72o
>>369

口に適うといいが……一応は私の、自信作だ。
冷蔵庫に入れておけば暫くは持つ―――友人とでも分けるといい。

【ニヤリ―――、口の端を吊り上げて冷笑を返す】
【此れまでの流れからして、本人は『微笑み』でも投げかけている積りなのだろう】


さて、では私は行こう……夜も更けてきた、夜更かしは肌に悪いぞ愛野君。


【帽子を脱ぎ―――其れで以って、軽く一礼して】
【其のまま雑踏の中に紛れ込んで……聊かに目立ちすぎる姿を消した】

/お疲れ様でしたー!
394 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 23:25:14.64 ID:WSUEbUMo
>>386

……………ん?

(支配率が急速に低下中───)
(維持が困難と判断、《 神の左手 》を強制削除)

【理由は不明だが】
【熱を奪われただけで、地面で出来た腕が崩れ去った】

……成程、そういう"能力"ですか。
これは楽しめそう……なのですよ!!

(《解析》及び《支配》を同時進行──熱による誤差を修正)

【そして、攻撃を仕掛けない──】
【体勢を立てなおしたり、何か行動を起こすチャンスかも知れない】
395 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 23:25:18.25 ID:ybuVYCAo
>>387
やっぱメイドさんいないと
この馬鹿は周囲の空気どころか明日の光も見えなくなるんですね!
【なるほどっというように手を叩く】

かわいそうに・・・学校やり直したほうがいいですよ・・・あんた
【哀れなものを見る目で青年を見つめ】

そうえばメイドさん名前はなんですか?日記に書きたいです!
【両手を前に突き出して、えへへと微笑みかける】
396 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 23:26:40.13 ID:zwSDUKAo
>>385

【少女の手を引っ張りながら】
「聞いてないの?ヴォイゼン先生の設計した魔道炉の組み上げだよ。
今回は制御回路に一工夫加えたって言ってるけど・・・は、じゃあここの柱を支えてて」
【ヴォイゼン先生とは、指示を出している男のことだろう】
【目的だった柱のところまで案内すると、やるべきことを告げて】
【青年は元の位置に戻っていく】

【柱は一本三人ほどで支えているようで、少女のほかにも少年と少女がいる】
そこ!また少し傾いているぞ!
【男の注意が飛ぶ】
【柱は、ほんの僅かずつだが、彼女のところに傾いてきているようだ】
397 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/14(火) 23:26:57.47 ID:K4aUnEAO
>>377
ん、わかった……
……えへへ、ありがと

【肩をすくめながら頷いて、再び紡ぐ感謝の言葉】
【瞼を閉じたならば見えなかったかもしれないが、浮かぶ笑みは何処か寂しげなものだった】
【表情が示すのは、“そういった経験”があるということ】
【しかして、笑みに含まれるその寂しげな色も直ぐさま霧散して――或いは、故意に霧散させて】

私って面白いかしら……?
そこは……、うぅん、よくわかんないな
……でもね、誰かを背後から驚かせたくなる気持ちはよく解るわよ

【うんうんと二度ほど頷き、同意を示してから、はにかむように笑う】
【若干視線が外れているのは、少女の妖しく艶やかな微笑を直視することが出来ないから】
【それから、女性は再度「ありがとう」と礼を言いつつ、空いたスペース・少女の隣へと腰掛けた】

/戻りました!
398 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/14(火) 23:27:08.03 ID:QgntV/M0
>>388
……っと。此れですね……。
これに、何人の人間が苦しめられているか――……。

【取り出された卵≠ノ、少女が滲ませるのは複雑な感情――】
【……此れを破壊できるとなれば、この件は大きく前進する事になる】
【其れは其れは明るい話題であるのだが――笑う気には、全くなれなかった】

……アストラさん、ですか……。
私はエルメア。エルメア=ミルフォード。教会≠フ異端狩りにして、Justice≠フ末席を汚させていただいている者です。

【紹介された青年へと、少女は向き直って。自らの名前を名乗り、ぺこりと礼をした】

……昴さんが、卵を?
なら、彼女がRIP≠ノ居るのも其れが……。

【如何やら、彼女が卵≠フ影響下にある事を、エルメアは知らなかったようだ】
【……ぽつりと零した言葉。其の事実を、彼等彼女等は知っているのだろうか】
399 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 23:28:53.43 ID:xwUdzwDO
>>395
…明日の光なんていつだって見えてねーよ
…俺だってやり直せるなら人生やり直してーっての……チッ…
【軽く舌打ちをしてそっぽを向き】
【怠そうな背中を向けながら紫煙を燻らせる】

「私ですか?私はヨミ、と申します」
【ペコリ、と頭を下げ】
「よければあそこで拗ねているマスターのお名前もお教えしますが、どうです?」
400 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 23:29:57.22 ID:3ib9y6SO
>>393
ああ。ありがとうな

じゃあな。ロロケルム
またな
【手を振り見送り、バイクの座席部分からヘルメットをだし】
【かぶりバイクに乗り去っていった】

/乙でしたー
401 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/14(火) 23:30:20.46 ID:UKngxjko
>>379
そうですか――
偶然出会った初対面の関係だというのに、随分と積極的に来ますね

では、そんな貴方様に敬意を表しまして、素直にお答えしますと、
わたくし、荒廃した世界というものを知らぬ癖に荒廃した世界を悪くないと評する――
そんな、危険思想な悪い娘……で、御座います

【微笑混じりに、彼女は確かにそう答えて、】

――ああ……、それにしても、何だか面倒くさい殿方ですね……
いいじゃないですか、誰もが絶望し、やる気を無くして、衰退を辿る――、そんな風に平等な世界でも
今、この浮世に「機会の平等」があるかどうか……
それは、わたくし、若輩の身ですので、あるともないとも断言できないところですが、
「機会」だけで誰もが幸せになれるならそれはそれは素敵ですよね

……機会だけでは、結局、誰かが蹴落されるのですから、それなら機会なんて不要――
実力とか行動力とか運命力とか、そんな個人差で全てが決まる世界より、
みんな仲良く地獄の釜の底で野垂れ死ぬ世界――それも、一つの選択かもしれませんよ?

【などと続けざまに語る口調は、実に淡々としていて、ほとんど感情を感じさせない】

――人の容姿に随分と失礼千万な……
嘘でもよろしいので、そこは一つ、「かわいい」とか「惚れた」とか仰っておくものです

【そして、ここで一旦餌をまく手を止めて、】

そうですね、例え何も見なくても、絶望くらいは得られると思いますよ

【ふう、と軽くため息をつきつつ、左手を自分の首筋に持っていく】
【よく見れば、彼女の首には包帯が巻かれていたりする――】
402 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 23:31:28.04 ID:C5hWNwSO
【森の中】
【月と星の明かりは有れど、見通し、足場共に決して良くは無く】
【背の高い木々が並び立ち、生い茂る枝葉が空を覆っている】

――――……。

【そんな場所に。一際大きな老木の幹に体重を預けたまま、静かに瞑目して佇むものが、一人】
【線の細い中性的な体型、腰には刀。肩に掛けるようにして羽織った、臙脂色のジャケットの袖が夜風に靡く】
【深い呼吸に合わせ、規則的に起伏する胸――加えて】
【微かに乱れた濃藍の髪を一顧だにしない辺りから鑑みて、恐らくは眠っているのだろうか?】

【――――天蓋に浮かぶ月は、枝葉と、局地的なごく薄い霞を透し。白皙の“彼女”に、柔らかな光を投げ掛けていた】
403 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 23:32:07.24 ID:dM7NALso
>>396
魔道炉?
魔術師の発明品、ってとこだろうか………

えっ、ああ。
すまん。

【片手で軽く押すと、容易く柱は戻され、固定される】
【少女の細腕からは考えられない怪力だった】

これで良いだろ。
なぁなぁ、これで何するんだ?
もしかして巨大な魔翌力でも作り出すのか?
404 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 23:34:14.01 ID:ybuVYCAo
>>399
ヨミさんですか!
よろしくです
【かわいらしいお辞儀をして】
あの変なのもお願いですぅ〜
【あどけなく、尋ねる】
405 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/14(火) 23:34:22.59 ID:XjItgRQ0
>>390

あんたも…考えが足りなっ…!!!?

【突然背後に亜空間が出現、もう一人誰かが現れ】
【始めにやった様に首元に思いっきり手刀を入れられる】

【その場で即昏倒、手刀を入れた誰かにもたれかかる】

【――其れはまさしく、自分だった、服や顔なども完全に一致した】

「・・・悪かったな、こいつが迷惑をかけたみたいだ」

【頭を下げ、その男の頭を右手で持つ】

【突然男がどんどん小さくなっていき、鼠のようになっていく】

「此れは、罰だ。事象干渉は禁忌だと知っているだろうが…」

【鼠のようになった男を地面に放り投げる】
【地面にたたきつけられ、ぐったりとしている、放って置けば死にそうなほどに】

「其れはどうしたっていい、殺しても、記憶は失っているから持って帰ってもいい」
「…本当に済まなかった、そいつの名前は黒瀬だ、じゃあな」

【またしても亜空間に入っていく、そして体ごと消失】
【そこに彼が戦った様な風景は存在していなかった】

/すみません此処で終わりです
/ミス多かったけど楽しかったです〜
406 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 23:36:42.24 ID:fgR5YwAO
>>394

俺は全然面白くねえよっ!!

【ばっと顔を上げて涙を滲ませながら相手を睨みつけた】
【打ち所が悪かったのか、その鼻からは赤い液体が垂れている】

このやろう…!

【鼻を押さえながら立ち上がると、低い姿勢のまま相手へ向かって駆け出す】
【しかし足元に氷は無く、ただ普通に走っているだけである】
407 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 23:37:31.25 ID:xwUdzwDO
>>404
「はい、よろしくお願いします」
【にっこり】

「あの方の名は毒牙巳異(どくがみこと)様、私のマスターです」

(…変なのってなんだよ)
408 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 23:37:52.73 ID:u5kghUDO
【とある公園】

ようやく見つけましたよ――碧さん

【そこに訪れた1人の女性が、静かに闇の中へと言葉を放つ】

「・・・菫さん、ですか」

【言葉の向けられた先――ベンチに座っていた左腕のない少女がその呼びかけに応じる】
【女性はただ、黙ってその欠落した腕を見つめる――】

「私には…結局何もありませんでした。何を手に入れても、いずれは失ってしまうんです」
碧さん、それは違います

【少女の絶望の言葉を、女性は静かに否定する】

「何が違うんですか?菫さんは知ってる筈です、私に昔起きたことを、そして今何が起きているか……!」
…安心してください、碧さんの未来はまだ消えていません――貴女を救う可能性を見付けましたから

【そして女性は語り出す――『少女の』希望を】

「救う…可能性?」
貴女とこの世界との拒絶反応ですが――貴女がこの世界の存在になれば解決すると考えます
「・・・?どうやってそんなこと」
この世界は碧さんの世界とパラレルですから、この世界には碧さんに対応する存在がいるんですよ…わかりますね?
「……はい」
――その方の肉体なら、貴女との拒絶を最低限に抑えることが出来る、そう考えたんです
「この世界の私と…『入れ替わる』?」

【それは、或いは『もう一人』にとっての―――】

そういうことになるでしょうか―――『蛍川翠』という少女をご存知ですか?

/絡み不要
409 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/14(火) 23:39:12.12 ID:bgCCv820
>>398
えぇ……これのおかげで、あたしの……あたしの友人たちも……

【レイドは、あからさまに怒りを込めた眼で『卵』を睨みつける】
【彼女の受難――それは、正に友人に込められた『卵』にあると言っても過言ではない】

「教会……なるほどなぁ
折り目正しい人だとは思ったが……そういう事か。……よろしくな」

【自己紹介を聞き、改めて挨拶で返すアストラ】
【その物腰の柔らかさに、合点が行ったのだろう。いささか表情を穏やかなものにする】

"……≪R.I.P.≫に、いる……だと……?"
――やっぱり、海里の言うとおり、昴は洗脳の類を……!

【アストラの袖から顔を覗かせていた蛇――アストラの使い魔が、渋い声を上げる】
【――その可能性は、ある程度予測していた事。故に、レイドのショックもそこまで大きくは無かった】

――『卵』を破壊する手段は見えたけど、それには色々と準備が必要だった……
今日、こんな大所帯で押しかけたのも、それが理由よ……
そして、もう一度昴にあった時……あたしは、昴に心配を掛けたくなくて嘘をついてた……それがバレたのよね……
昴に銃を向けられて、殺されかかったわ……『嘘をつくような奴は、友達じゃない』ってね……
けど、そこに≪R.I.P.≫のカーネル・フェンダンスって奴が乱入して、昴を撃った……
――リイロと、ジェムのおかげでカーネルは追い返して、昴を護る事は出来たけど……この時、あたしは錯乱して家を飛び出しちゃったのよ

【淡々と、要点のみを抑え、レイドの説明は続く】
【それは、中身が長いから――要点だけでもここまで長く、そして続くのだ】

あたしのせいで、あたしが関わるせいでみんな死んじゃう、って思いこんで、ね……
丁度、エルメアが事故で死んだって聞いたのも、あの時だったから……
けど、そこでルクスって人が、あたしは間違ってるって言ったのよ……
だから、昴に対して償いをして、機関の人間は、殺せる限り殺そうと決意した……
――……結論から言えば、そのルクスこそが、昴に『卵』を与えた張本人で、後日あたしが殺すことになるんだけどね

【一息をつけるレイド】
【まだ、話の確信には至ってないが……それでも、情報量は多い】
410 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/14(火) 23:40:48.09 ID:OfwvQzU0
>>405

【盾から出る黒い煙のせいで、一部始終が分からなかったという】
【少し間抜けなミスを犯してしまい、何が起こっていたのかわからなかったが】
【それでも言葉はちゃんと聞こえていたようだ】

――――…?

【右手の剣も、左手の盾も消滅させ、ボトルを元の位置に吊り下げる】
【若干火傷した左手をポケットに入れて、縮んだ少年と、消え逝く少年を交互に見やり】

…どうしようと私の勝手、か。
放っておいても死ぬだろうな…

【謝罪に対する言葉も返さず】
【縮んだ少年、黒瀬をその場に放っておいて、路地裏から脱出した】

/お疲れ様でしたー
411 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 23:41:19.05 ID:WSUEbUMo
>>406

……ボクからすれば、面白いのですよ。
そんなに涙をにじませて……アハハハッ!

【ポニテ少女の目の前の地面が】
【槍のごとく、鋭く、細く伸びていき───】
【相手の腹部を貫こうと、一直線に向かっていく】
412 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 23:41:19.12 ID:ybuVYCAo
>>407
ミッチーですね!ありがとうです
【ピシッと敬礼】
・・・・・・そうえばマスターってなんですか?
おしごとですか?
【右人差し指で頬を付きながら尋ねる】
413 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 23:42:00.10 ID:zwSDUKAo
>>403

〈うおっ・・・〉
[わっ、すご・・・]
【いとも容易く柱を固定され、少女と少年は思わず声を上げる】

〈サンキューな。おかげで助かったぜ〉
「知らないよ、なんか突然授業中に「実践授業だ」って言ってこれ組んでるんだよ。
番書しなくてすむのはいいけど、用紙一枚分の感想と考察まとめとか萎えるわ・・・」
〈我慢しようぜ、それだけ書けば成績にはなるんだからさ〉
【二人は愚痴っている】

よーし、いい感じだ。
炉の担当!早めに柱を固定しろよ。あと管に隙間がないかどうか点検!
414 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 23:42:40.58 ID:afYzBF.o
>>401
機会だけで十分だ。胡座をかいて口を開けて上を剥き、雨の中に飴が混ざらないかと期待する愚者に価値が有ろうか?
人は神の下に等しく善行を詰み己を磨き隣人を愛し悪を憎み。そうしてこそ天国へと向かえるのだ
生まれただけで天国へ行く事が決まったり地獄へ行く事が決まったりの世界ならば信仰など不要なのだよ

そして。そして、だ。私の経験からすると、「機会の平等」を与えられて昇り詰められない人間ほど「結果の平等」を望むのだ
何の事は無い、己が下に居るのが気に入らないから全員そろってサタンに謁見しようという愚かな考えだよ
「機会」だけで幸せになれる筈が無い。利害の一致せぬ相手にも「機会」は有るのだからね
そして蹴落とされた少数に対して目を瞑る事でこの世界は最も効率良く回転するのだとも

さて、少女よ。平等を唱えている様で居てその実は全ての滅びを望みとする少女よ
お前は何を望むね?自分自身の死を望むか?それとも他人全て死した世界に一人立つ事を望むか?
よもや暖かい視線に見守られてベッドの上で安らかに死に、司祭の祈りに送られる事を望みはすまい?
コキュートスへの道連れ、お前はその烏だけを選ぶのかね?

【背を街路樹に押し当てるようにして、その反動で一歩離れて】
【ようやく振り向いて、少女の姿を「自分の」視界に収める】

生憎と私は子供にそのような評価を下す趣味は無いのでね。評価対象になりたいなら25まで待つ事だ
さて、さて、さて、さて、さて。長話に付き合うのは辛かろうが私はまだまだ口を動かしたりないのでね、聞かせて貰おう

『絶望』とは?それは、果たして何だと思うね?
見えるのか?見えないのか?聞こえるのか?聞こえないのか?触れられる?美味いのか?重さは?

【新聞を足元に落とし、左手を伸ばして】
【指先を、少女の顔へと向けた】
415 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 23:43:00.56 ID:/qktLEAO
>>397

ふむ、君も私と同じで悪戯や人を嘲るのが好きなのかな?

【少しSっ気のある黒い笑みを浮かべながら横目で見て】
【再び顎に手を当てる】

君は剣の心得があるのかい?確かにこの世界は丸腰で歩くには些か物騒だが……
護身術にしては本格的な風ではあるな

【ふむ、と推理するようにつらつらと喋る】
416 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 23:45:10.57 ID:xwUdzwDO
>>412
(…ミッチーってどんな名前だよ)
【そっぽを向きながら聞き耳を立てているらしく、脳無い突っ込み】

「マスターはマスターです」
「マスターは私のマスターで、私はマスターのメイドです、従者なのです」
【右手を胸に宛て、目を閉じて】
417 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 23:45:34.11 ID:dM7NALso
>>413
よっ………と!

【どずん、と柱を地面に減り込ませて固定させ】

なんだ、ただの見習い魔術師かお前ら。
期待してしまったではないか。

【流れで点検を手伝いながら】
418 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/14(火) 23:46:11.78 ID:QgntV/M0
>>409
……洗脳かどうかは、定かではありませんが……。
もう、複数人が彼女と交戦をしたようです。

……然し、少し気になる事もあるんですけど……。

【――彼女は、彼女なりに……何か引っ掛かる点があったのだろう】
【小さく首を捻りながら、ぽつりとそんな言葉を零した】

昴さんが、そんな事を――……。……其れも、卵≠フ影響なのでしょうか。
カーネル……。……成る程、此処までは分かりました。

……ほぇ、私の事も、〜〜……、申し訳、御座いませんでした。

【自らの名前が出ると――暗い面持ちで彼女は頭を下げた】

ルクス……?初めて聞く名前、ですけど……。
その人は、如何して機関にとって損害になるような事を……?

【レイドの云う通りであるならば、ルクスという人物は機関員への殺人を教唆≠オた事になる】
【其れは、機関という大きな機関であっても、少なくない損害であると考えたのだ――】
419 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 23:46:55.08 ID:uqmtMeYo
【街に近い丘】

……………

【真っ白な髪に緑色の瞳、身長は160p程度の少年が草場に腰を下ろして夜空を見上げている】
【適当なシャツの上に迷彩柄のチョッキ、膝下まであるズボンそして黒い安全靴を履いて】
【ズボンのベルトにはホルダーが掛けてありそこにナックルガード付きのナイフが入っている】

星もなーんも見えないわ、風情とかあったもんじゃねえや
つっまんねえなあ……

【少年はそんな事を呟きながらごろんと寝そべるのだった】
420 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 23:47:28.21 ID:woqp3YEo
>>389

ふぅん……なるほど、まぁ俺はこの世界については理解が浅いし、知識もない。
アンタがそういうんなら、‘‘こんなところ’’なんだろう。

【シオンの反論に、あっさりと、自分の前言を撤回して見せた】

ふぅん……。それも、魔術かな。
いや、アンタだけの、特異な能力、かな?

【突然、彼女の右手に現れた冊子を目に留め、渉は興味深げにその華奢な手に視線を向ける】

……ま、俺にそれは看破できないことで。
しかも、その芸当がどういう因子の元に為されたのか、わかんねぇ以上は、それはハッタリかも知れねぇ、と考えてることを伝えておこうかな。

【遠まわしに、その芸当はあんまり意味のないことだよ、と言いつつ】
【少女が再三にわたって付け加える、見抜けていない、と言う台詞に】
【シオンが、己に対する自信が完全でないことに、アタリをつけた】

……ふぅん。悪かった。撤回しよう。

【同時に、シオンがまだまだ幼い少女であり、己の能力に釣り合った経験を積んでいないことも、察する】
【正義など、容易い言葉。誰にとっての正義か、何にとっての正義か――彼女の中ではそれは確固たる信念の元、導き出されているのかもしれないが】
【それは渉にとっては、やはり砂上の楼閣としか映らないのだ】

……ハハハ、嫌われちゃったか?
悪かった悪かった、小難しいことは今は良いや。

【少女がいつか、‘‘正義’’という言葉の脆さに気付く時が来るだろうか】
【願わくば、そのときにこそ、この少女と存分に語らいたい――そんな内心をひた隠すように、ことさら軽薄に笑って】

ま、今知りたいことなんて、初歩の初歩。
魔術体系の思想史と、技術史さ。

【そう言って、広げている数冊の本を示す】
【その様子には、もう獣も怪物も見当たらない。ただの純粋な研究者のような、出会った時と同じ、軽薄な青年だった】

どうにも、ずいぶんと画一的な単位が少ない分野みたいでね。
著者によって見解の相違点がデカ過ぎるのが一番辛い。

【そして、いくつかのメモを手元に引き寄せ、いくつか。専門的ではあるが――】
【禁忌、などというものとはかけ離れた、授業でも教えられるような質問をするだろう】
421 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/14(火) 23:47:43.67 ID:AfYu0i.o
【山林】

【木々が鬱蒼と生い茂り、天上の月明かりさえ拒否された闇の中】
【トパーズ色の髪を、頭の後ろで2つ、チアリーダーのポンポンのように纏めた少女が一人】
【転げ落ちるように慌しく、山を下っていた】

(……遅くなってしまいました…!)
(夜の山がこんなに怖いなんて……っ)

【尻尾付きの、ピッチリとした白いドラゴンスーツは、色んな意味で目立ちすぎる】
【長袖長ズボンである事も災いしたのだろう】
【夜霧と汗に濡れて、気持ち悪そうである】

【もっとも、そんなことを考える余裕は既に無いらしい】
【落ち枝を派手に鳴らしながら、手探りでグングン下山していく】
422 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 23:48:42.32 ID:ybuVYCAo
>>416
勇者・・・?
あっ従者さんですねっ、失礼しました
【左手を顔の横に置き、テヘッと笑って謝る】

ということは、ミッチーがヨミさんを金で雇っているのですか?
423 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 23:49:15.42 ID:fgR5YwAO
>>411

こっちこそ知るかっ!!

【そのまま足を振り上げると、脛にに氷の盾を生やしながら槍を左へ受け流すも】

…っと

【走っていた状態から足を振り上げた為か、体勢が崩れる】
424 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 23:52:16.26 ID:zwSDUKAo
>>417

「見習いって言うなよー、そういうあんたはどうなのさ」
〈なあ、さっきから思ってたんだけどさ・・・〉
「なによ?」
〈この人、ここの生徒じゃなくねーか?〉
「え?」
【目を丸くして、少女が見つめる】

それぞれいいかー!?
管の配置が終わったら一時休憩!それまで頑張れ!
【管の点検終了まで、あと2段階】
425 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 23:53:56.16 ID:WSUEbUMo
>>423

いいのですよ、私が面白ければ。

…………そこっ!

【柱状に、地面が突き出して】
【相手の胸部へ向け伸びていき、そのままぶつかろうとする】
426 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 23:54:07.23 ID:xwUdzwDO
>>422
「うふふ、おっちょこちょいですね」

(…『おっちょこちょい』って冷静に分析すると変な名称だよな)
【何を考えてんだ】

「いえ、お金で雇われているのではありません」
「私は元々、何かに仕える為に造られた精霊、たまたまマスターに拾われて仕えているだけで、これが私の運命なのです」
「…ですが、私もマスターに仕える自分があってこその自分だと思っていますが」
427 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 23:55:34.86 ID:DiI6NGco
【公園】

(初めてここにきたのが今から凡そ一年前……)

どうしてこうなったんだろうな……

【すっかり人気の無い公園。その中でベンチに座っている青年が居た】
【上下共に黒の服を着た、子供にも大人にも見える青年だ】
【膝の上には納刀状態の大きな刀が置いてある】

【どこか、暗い面持ちをしている】
428 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/14(火) 23:56:11.90 ID:dM7NALso
>>424
【わざとらしく耳と尻尾をぴこぴこ動かしてみせる】

ついでに人間でもないぞ。

ここにはいくつか調べ物のためにきたんだ。
魔術協会の紋様が入った赤いローブを羽織った人物など知らんか?

【しゃべりながらついでに点検を進め】
429 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 23:57:10.73 ID:SN9erZ2o
>>392

……………自分を決め付けないで、アリエル。
決め付けてしまったら、本当に其処で終わってしまう。

【間近で見ているからか、少年の持つ恐怖を肌で感じる】
【自分の意思は曲げない。曲げてしまったら、誰かを救うことすら適わないだろうから】

誰かを支えることも出来ない? 助けることも出来ない?
それは、助けようとして、途中で諦めちゃうからじゃない?
傷付き、傷付ける事を恐れて。助けるっていう至極簡単な目的すら忘れて。

誰かを傷付ける事は、貴方にとっての恐怖とはなり得ないの?

【僅かに揺らいだ蒼を、少女は見逃さなかった】
【疑問符を幾つも並べ、言葉を次々に並べて】
【少年の真意を問う。本心を、本当は如何したいのかを】
430 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 23:57:27.65 ID:fgR5YwAO
>>425

うがっ!?

【咄嗟のことに回避出来ず、柱が胸部を直撃】
【骨を軋ませながら意識が朦朧となり、柱に体を預けるように倒れてしまう】
431 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 23:58:58.20 ID:ybuVYCAo
>>426
にゃるほど・・・・
私が拾っとけば私に仕えてたのかなぁ・・・・
【ふ〜んと考え】

私も恭平おにーたんの相棒です!ヨミさんもミッチーの相棒ですね
【そういいながら、ミッチーに浣腸をしかけようとする】
432 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 23:59:42.97 ID:zwSDUKAo
>>428

「獣人?」
〈すまん、わかんねー。紋章持ってるって言うんならここの関係者だとは思うが〉
【パイプを調べつつ、ネジの緩いところをドライバーで締めてたりする】

【パイプの点検終了まで、あと一段階】
433 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/14(火) 23:59:58.22 ID:9hkk/J.o
>>420

【彼女は彼女なりに少し違和感を感じた――――もし、彼が凡夫ならば
ここでも噛み付いてきただろう、しかし、それをしないということは――――少なくとも彼は理知的な人間
それも、自分を軽く超えるであろう――――と、推測できる】

【彼は似ている、彼女の理想と、知識と落ち着きを兼ね備えた、羨望の先に
けれども、それを彼女はハッキリと感じ取れない、黒を黒と、白を白と見極めるには彼女は少々経験不足である】


後者ですよ、Dead Memories℃рセけの能力です
色々と便利なんですが、私の生命線でもあるので、秘密でお願いします


【そういうと彼女はあっさりと冊子を消して見せた、ハッタリと疑う彼の前で、彼女の能力の説明をしたところで
実際に行わない限りは全て机上の空論である――――そして、彼女が行わない理由も、単なる意地にしか過ぎない
まったく、見かけによらず、結構な頑固者である】


……よろしい、では簡易ではありますが講義をさせていただきますね
手取り足取り、みっちりと教えてあげるので覚悟してください


【彼女はくしゃっと顔を綻ばせ、微笑をくっきりと表情に染め上げる
言葉の裏を伺わない――――これが美徳とでるか、裏目とでるか、今判断をするのは難しい
しかしながら、事実は一つ、彼女は彼の言葉を信用した、そして、彼の存在を信頼した
彼から見れば、彼女はまだまだ甘く、それ故に、彼女はまだまだ優しく在ろうとする】


まあ確かに前者は概念的なものですし後者に至っては著者の主観に完全に影響されますね
そういう点で言えば私の講義もその範疇から抜け出しませんが――――正確さ、においては保証できますよ


【その自信はどこから来るのやら、彼の質問に関し、てきぱきと答えていく
大体は様々な本の内容を簡潔に、それでいてシンプルに、必要なことを必要なだけ寸分の狂いも無く纏め上げている
言葉の一区切り一区切りごとに確認するあたり教育者としてはそれなり、だろう】
434 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 00:00:43.97 ID:IhsSsm20
>>418
"……完全に、手駒、か……"
「――なんだよ、その『気になる事』って……?」

【アストラ達は、その言葉に耳を傾ける】
【やはり、昴の事となると捨て置けなかったのだろう】

間違いないわ……あの時、昴の眼は、アクア・マリンじゃなくて真っ黒だった……言動も正気を失ってた……
――あぁ、気にしないでよ。あたしが勝手に悲観的な思考に走っただけ、なんだから……

【昴の『卵』の影響を肯定するレイド。明らかに、『卵』に闇を増幅された結果が、あの行動だったのだろう】
【そして、エルメアの謝罪を押しとどめる――単に、レイドの受け取り方の問題だった上に、エルメアにとっては不可避な出来事だったのだろうから】

――あいつ、言ってたわ……
『機関に敵対する人間を一網打尽にするべく動いてた』って……あの時、準備周到に罠まで張ってたからね……

【恐らく、敵としては負けるつもりはなかったのだろう――しかし、結果的にレイドはルクスに勝ったのだ】

……家に戻って、あたしは自分を責めたわ
昴を助けようって思ってたのに、その昴を『裏切って』、『卵』の影響を促進させた、ってね……
だから、昴を助けて、そして殺されようと思って……あたしは、家に伝わる禁術を自分に使って、『残り半年の寿命』と引き換えに、戦う力を得たの……

【レイドの告白】
【それは、自身の寿命が残り少ないという、衝撃的なものだった】

それから、機関にばっかり意識が向いてたけど……昴が、また≪R.I.P.≫に攫われたって事を、リイロと兄上に聞いて、戻ってきたのよ……
本当なら、あたしと兄上は、あの頃互いに憎しみ合ってて、殺し合ってたんだけど、昴のために、協力することになってね……
「そうだったな……俺もあの頃は、な……
(……わざわざ人殺ししまくってた、なんて……言う必要はねぇ、か……)」

【余計なひと言を混ぜそうになり、アストラは押し黙る】

ところが……あたし達は元々、色んな形でライクとは面識があったんだけど……ライクがあたしの寿命について、感づいたらしくてね……
リイロの眼の前にあたしにしつこく食い下がって……あの子に、いらぬ事実を見せつけて……その結果……………………!

【レイドの顔から、歯を食いしばる様子が分かるだろう。その精神的ショックで、リイロは植物人間と化してしまったようだ】

……だから、半分はあたしのせいとも言えるんだけど……あいつは、記憶喪失になってた昴に対しても……!
『レイドの事を覚えてないのか。お前の事で心を病んだんだぞ?』なんて、無神経に問い詰めて、昴の精神発作を誘発して……!
自分の正義のためなら、無辜を巻き込む事をなんとも思わないあいつを……ッ!!

【レイドの表情が、怒気で塗り潰される――それだけ、ライクが憎いのだろう】

――はぁ……
大まかではあるけど、これがリイロに関する、あたしの知ってる限りの事よ……

【全てを話し終わり、一息つくレイド】
435 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 00:01:22.36 ID:A4/8./ko
>>367
>>430

……もう、終わりですか。
まぁ、楽できたと考えればいいのですが。

【役目を終えた柱と槍が崩れ去っていく】
【どうやら、勝利を確信して油断しているようだが────】
436 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 00:02:05.68 ID:yx8mDSQo
>>414
夢見る人間の眼球を抉り、絶望だけをその瞼に焼き付ける
浮世に絶望し、世界の破滅を願い、暗闇をさまよい歩く
善、悪、中立、偽善、偽悪――、漆黒の翼を以てして、移ろう人心を黒く染め上げる

積極的に死ぬ気など専らございません
かと言って、他者を排し、自身のみの世界を創造する気なども一切ございません

このわたくし――、世界を、ただただ、「絶望一色」に染め上げるために、今こうしてカラスに餌をあげているのです

【ぶちっと、食パンをちぎって、少し大きめなその欠片を、カラスに放り投げると、】
【カラスは華麗にそれをクチバシでキャッチして食べる】

むしろ、子供相手だからこそ、心の篭らぬ賛辞も存分に送れるというものでしょうに……

【――そして、どことなく気だるげに、「よいしょ」などと小声で呟きながら、少女は、ゆっくり立ち上がった】

何が何だか分からない正体不明の存在にこそ、畏敬の念は生まれるもの――
ゆえに、絶望は――

――見えず、聞こえず、触れることも、食することも、秤に載せることも、出来はしないのです

強いて申し上げるなら、「眠気」と「絶望」は、割合似ていたり似ていなかったりします
曖昧ですか?曖昧ですよ、そういうものですから

【ゆらり――、こちらもやっと振り向き、顔を見せれば、そこには温度のない表情――】
【彼女は手に持つ残りのパンを、ポイっと足元に投げ捨て、カラスはそのパンへ歩み寄る】
437 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 00:03:05.37 ID:ApW0aMDO
>>431
「まぁ、そうなりますね」
「相棒ですか…マスターにはもう一人、相棒がいますけどね」
【「うふふ」と怪しげに笑い】

…甘い
【ふっ、と腰をずらしてかわし、美春に向き直る】
【警戒、というかずっと二人を気にしていたのだろう、ていうか素直じゃないなこいつ】

…ったく、そんなもんにやられるかっつーの
踏んでる場数が違うんだよ場数が
【右手で頭を掻きながら紫煙を燻らせ】
438 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 00:03:44.91 ID:ljYYQlIo
>>432
人狼族だ。
名はルゥ、街中で魔術具屋を営んでる。

【紅い長髪を揺らして】

そうか、ありがとう。
まぁ簡単にはわかるまいとは思ってたが。

あと、召喚術について調べに来たんだ。
どっちかっていうとこっちが本題だな。

【装置をぺしぺし叩きながら、見上げて】
439 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 00:05:04.49 ID:SON05UAO
>>415
んー?
そうね、冗談とか軽い悪戯は好きだけれど、嘲るのはちょっと違うかなぁ
……それで。あなたは、そう言うことが好きなのね?
悪戯とか、……例えばどんなことするの?

【問い掛けに答えて、にへ、といった風に柔らかく苦笑する】
【彼女が言う悪戯≠ヘ、それこそ幼子の戯れのようなものなのだろう】
【浮かべられた笑みからわずかな黒さを感じ取るものの、今度は目を逸らさず確りと見据えて】
【己の知的好奇心の動くがまま、純粋に少女へと尋ね掛ける】

ああ、剣はね、最近練習し始めたばっかりなの
だから心得とかはあんまり無いかな、ただただ単純に振り回してるだけだから
それに護身と言っても、……護りたいのは自分だけじゃないからねー

【少女の推理は半分正解で半分不正解、と言ったところ】
【両足をそれぞれ交互にぶらつかせながら、素直に答えてゆく】
【どうやら、自分以外に護りたいものがあるらしい。先ほど言っていた子供の事か】

……それで戦ったりするのかしら?

【視線は徐々に下降してゆき、ふと彼女の目に留まるのは少女の所持している軍用ライト】
【少女の武器なのだろうか、との推測をする】
440 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 00:06:42.53 ID:5dcS5sAO
>>435

【地面に倒れる瞬間、両手を着いて激突を免れると】

……まだだっての!

【低い姿勢から相手へ向かってまた駆け出した】
【今度は走りながら地面へ氷を張っていく】
441 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 00:08:21.64 ID:eHhXRaoo
>>437
もう一人?はて?
【クイっと首を傾げる】

場数ってなんですか!?数々の人間に浣腸されたんですかっ?
ミッチー?

/すみません。中の人が今日はこれが限界なので続きを明日したいのですがどうでしょう?
442 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 00:10:08.86 ID:H09Vhaco
>>438

「ルゥね。私はタキって言うの」
〈俺はカシギだ。召喚術か・・・ヴォイゼン先生にゃ期待できないなぁ〉
「だよねー・・・だってあの人根っから・・・」

管の点検は終了したな?休憩を取るぞ!
【その時、ヴォイゼンから声がかかる】
【それを合図に、作業をしていたものは装置から離れ始める】
「あ、休憩だ。ルゥはどうする?」
【初対面にため口である。さっきからだけど】
443 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 00:11:15.40 ID:AMb5lSgo
>>436
成程、成程、成程。聞けば聞くほどに寧ろ目的が分からなくなるばかりだ
少女よ、お前は世界を「眠くなるような」物にでもしたいのか?

どうやら、飾りを付けた言葉は不要と見た
暫く、私の本音だけの言葉に付き合ってもらおうかね

【これまでの、句読点をあまり含まない冗長な口調を消して】
【向けた指と声量はそのまま、トーンは低く】

要は世界を悪くしたい、と。そういう事に聞こえるな
絶望絶望と喧しいが、お前がどの程度の絶望を想定してるかはまあ置いておこう
生憎と私には、お前の抱く「絶望」の像が見えてこない
何も見えない、というのが「絶望」とでも言うのかね?
ならば「絶望に満ちた世界」とは、何も無い世界か?そんな物を作ってどうする?

まあ、はっきり言えば、だ。私はお前の言葉こそ「何が何だか分からない」のだよ
然し畏敬の念などは一切抱いていないというのがまた愉快な話ではあるがね

結論としては、だ。お前の話術は私のそれに似ていると判断するよ

【右手で腰のホルスターを叩き続け、一歩】
【距離を近づけるように踏み込む】
444 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 00:12:09.39 ID:2NxbuGk0
>>434
……いえ、あまりたいした事では、無いのですが……。

彼女は、自分の魔術をまだまだ未熟だ≠チて言っていたような覚えが、あるんです。
ですけど――R.I.P.≠フ彼女は、非常に高い戦力を有している……恐らくは、私と同等以上の。
仮令、憎悪に突き動かされたと云え……短期間で、此れ程までに成長する事って、あるのでしょうか。

【――仮にも彼女は、前回大会の優勝者である。其の彼女をも超えるかもしれない、その実力】
【其れが、何処から沸いて出た≠フか、或いは――――……?】

……なっ、残り半年の寿命――――ッッ!?
レイドさん、其れは本当ですか……!?

【恐らく、今晩で一番大きな反応を見せたエルメア】
【ライクの言っていた爆弾≠ェ、此れであるならば――――?】

……成る程。自分が契約した所為で、これ等の事情が起きてしまった、と。
ふむ……、……。

そうだとしても……、軽率なライクの行動は、許された事ではありませんね。

……お話いただいて、有難う御座いました。辛かったでしょうね……。
この件に関して、解決の為に私も尽力させていただきます。

【――はぁ、とひとつ溜息を吐いて、自らを落ち着ける】


――では……、……話は変わってしまいますけど……。
卵≠フ破壊する方法、見せていただけないでしょうか――?

【一気に話題を変えてしまう。レイドが今、これ以上この件を思い返して苦しむのを、防ぐ為だろうか?】
445 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 00:12:23.84 ID:ApW0aMDO
>>441
「うふふ、実はですね――――」

…もう行くぞ、ヨミ
ねみぃし、腹減ったわ…そいつもリヤカーなるくらいだしほっといても大丈夫だろ
【急にそう言って、頭を掻きながらその場から歩き出す】

「あら、待ってくださいマスター」
「すみません、私はこれで失礼します」
【美春にペコリと頭を下げてから、巳異へと飛んでいく】

/おっと、ならどうせ終わりそうでしたしこれで終わりと行くのはどーでせう?
446 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 00:12:29.70 ID:A4/8./ko
>>440

……いえ、もう終わりなのですよ。
このセリアが相手で、もう終わりだと宣言したのですから。

【地面が槍のごとく突き出して、相手の腹部へと向かっていく───】
【規模や威力などは先程と同じなのだが──今度は、相手の背後から発生したのだ】

【──が、二人の間合いはかなり狭まっている】
【これさえ乗り切れば──接近することは、可能だろう】
447 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 00:12:39.75 ID:ljYYQlIo
>>442
タキ、カシギか。
よろしくな。

む、そうか………
元の界に戻る方法を探してるんだがな。
中々見つからないんだ。

私?
折角だからこれがなんなのか見ていく。
どうせ暇だし。
448 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 00:13:31.23 ID:A5tKvMAO
>>439

ふふっ悪戯は悪戯………それだけだよ
ただ……少しばかり過激で規模が大きいけれどね

【クックックと黒い笑い声を出しながら腕を組む】
【悪の組織の女幹部みたいな雰囲気である】

ふむ、最近始めたのか、まぁ剣というのはポピュラーで扱いやすいのだがな
些か女子が使うには重量があるのではないか?

【小首を傾げながら真っ黒な瞳で見つめる】
【女性の問いに対して軍用ライトを引き抜き手の内で回転させ】

さぁどうだろう?夜道の散歩に使うだけかも知れないよ?

【悪戯っぽく笑いながらライトをカチカチと点滅させる】
449 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 00:17:07.81 ID:ZKU0mSwo
>>421
/まだいらっしゃいますか?
450 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 00:17:21.06 ID:AyECOLAo
>>433

(……生命線、ね)
オーケー、秘密にしておこう。ま、喋って得する相手がいるわけでなし。

【生命線だから秘密、と強調してきたのは、彼がハッタリと疑ってる事を口にした、その意趣返しか、と】
【ひとまずはその程度の認識に収め、秘密は当面守られることを約束する】

よろしくお願いします、センセイ。

【こちらの調子に合わせてくれたのか。出会ったときのように華やかに笑ったシオンに、おどけたように、受講の挨拶を行い】
【シオンの的確な質疑応答に、内心では感心しつつ、次々と疑問点を呈していく】

ああ、なるほどな。
つー事は、こっちの著者が言及してる基礎理論についての確認、ってことになるわけだ。
いや、どうも思想史は入り組んでてて困るね。
次はこいつなんだけど……。

【さらにいくつかの質問と、応答が為された――】

いやはや。なるほど、教師職はダテじゃねぇな。

【メモが数枚、さらに黒く書き込まれたあたりで、質問の種は尽きたらしかった】

こんなに進捗するとは思ってなかった。
素直に感謝するよ、シオン。ありがとう。

【彼には珍しく、にっこりとした、あまり他意を取られない微笑を浮かべて、礼を言う】

……ひとまず、今日はこんなもんか。
シオンは、普段も、魔術協会(ここ)にいるのか?
また適当に、独学で漁った後、講義できる時間があるなら、俺としちゃあ願ったりかなったりなんだケド?
451 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 00:17:48.54 ID:xgBgjwMo
>>449
/はい、まだ居りますよー
452 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 00:17:49.46 ID:eHhXRaoo
>>445
ん?帰っちゃうの?まぁいいや

それじゃぁね!バイバイ
【両手をミッチー御一行に振ると】

じゃぁ、私も帰るか!
【両足がピンクの光に包まれたかと思うと】
【突然、タイヤに変形し、何処かへと走っていった】

/ありがとうございますっ。お疲れさまでした。
453 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 00:19:34.11 ID:ApW0aMDO
>>452
/乙でしたー
454 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 00:19:37.64 ID:5dcS5sAO
>>446

セロリだかなんだか知らねえが!

【しかし少女は背後の攻撃に気付かずに片足裏にスパイクを張り】
【その足を踏ん張る少女の死角から狙われたその攻撃は−−】

お前の言う通り、こんな無駄なことは終わりだ!

【氷上を滑ることによる、急激な加速によって回避された】
【そしてそのまま相手の横を通り抜けようとする】
455 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 00:22:24.96 ID:H09Vhaco
>>447

「うん、よろしく」
〈よろしくな〉

「元の世界?」
〈異世界人ってヤツだろ。なんか聞いたことあるぜ〉
「へぇー、大変なのねー。ここに入学したりするの?」

では、最終チェックを・・・。
魔翌力の流動変化の様子をしっかり観察しておけよ。
【ヴォイゼンが、装置のコントロールパネルに歩み寄り、操作を始める】
【六つの柱に、魔翌力が集まっていく】
【そして、筒の頂点の部分から、炎の形をした魔翌力が、チリチリと覗き始める】
456 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 00:23:07.36 ID:A4/8./ko
>>454

…………なっ!?
ちぃ……あんまり面倒なことをするなよォ、貴様ァ!!

【決めのつもりだった一撃を回避されたことで、声を荒らげ】
【慌てて、後ろへと振り向いて相手の姿を視認しようとする】
457 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 00:23:26.34 ID:yx8mDSQo
>>443
どうでしょう――?
わたくしの望む世界を、貴方様にここでどれほど時間をかけて申し上げたところで、
全く賛同して頂けないでしょうし、そもそも賛同して頂ける相手がいるとも思っておりませんので――

【相変わらず事務的な喋り方をしながら、眼鏡のブリッジをクイッと右手の中指で押し上げる仕草】

ダメですか?世界を悪くするのは
もし、今の世界が気に入らない人間がいれば、その人が改善に向けて取れる策は二つ――

「この世界への不満が無くなるように、努力して輝かしい人生を掴みとる」か、
「この世界を崩壊させて、新たな世界へ引きずり込み、そこでまた違う人生を歩む」か――

要するに、前に全力疾走するか、後ろに全力疾走するかの違いですが――
わたくしは後者を選んだだけ……、何も疑問はありませんよね?

【そう語る彼女の足元では、我関せずとばかりにカラスがパンをつついている】

――ええ、わたくし、こう見えても存外正直者ですが、
分かりにくい事を仰る方には分かりにくい事を申し上げ、
面倒な事を宣う方には面倒な事をお返しし、
冗長な事を述べる方には、冗長な事を語るので御座います

……ちなみに、眼鏡を掛けた殿方は、割合わたくしの好みです

【ふふっと、不敵に微笑――】
【好意があるとも思えぬ笑みを浮かべながら、少女は髪を掻き上げる】
【その場からは一歩も動かずに】
458 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 00:25:18.47 ID:IhsSsm20
>>444
「未熟、か……昴の力って奴は、見た事はねぇが……」
……そういえば、言ってたわね……『水』の魔力について、まだまだ修行中だって……
…………まさか…………!!
"レイド、その可能性を考えるにはまだ早いぞ……! 何らかの強化処置を受けた可能性もある……!"
……そ、そうね……

【エルメアの話に、レイドは思い当たる節があった】
【始めて『卵』に冒された昴を目にした時、昴は自身の得意とする『風』の魔力を操り、嵐を呼んだ】
【他の可能性も考えられるが、その力が『卵』によるものだとすれば――】

えぇ……ある意味、これが証明よ……
[なっ……!?]
<うっ……こいつぁ……!>
これは、その時に別のモノを捧げて得た力だけど……時間が迫る中で、元に戻らなくなっちゃってね……

【『残り半年の寿命の証明』と言いながら、レイドは左の袖を捲る】
【そこには、腕の代わりに肘から先がくすんだピンク色の、8本の触手が蠢いていた】
【袖で隠され、腕よりもむしろ便利な機能だが――見た目には、決して良いものではないだろう】

……あり、がとう……
どうか、ライクから『justice』を、守って……!
『justice』の正義は、あんなエゴイズムに裏打ちされたものなんかないって、信じてるから……!

【エルメアの言葉に、弱々しく礼を口にするも、ライクと『justice』の事には、力を込める】
【自身の命が、仲間たちを未来へと繋げる為に――その為に、命を削ってレイドは戦っているのだ】

――うん、本題、ね……
みんな、準備よろしく!!
「オーケー!」
[了解だぜ、レイド!!]
<いよいよ出番、か……よし!!>

【話が『卵』の事に及び、レイドの一声で、全員が立ち上がる】

それじゃあ、まずはこれを……
兄上、説明よろしくね
「おぅ……。ジェムが『卵』を破壊するための魔力波動を掴んだって話だ……そこに、人間3人分の魔力をバックアップして、波動をぶつけて破壊する……
理屈としては、こんな所らしいな」

【レイドは、『卵』を箱から取り出し、テーブルの上に安置する】
【そして、他の二人は所定の位置につき、それを横目で見ながらアストラは、ビデオカメラをいじくりながら言葉で説明する】
【全員がてきぱきと、次善の手はず通りに動きだしていた】
459 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 00:26:06.94 ID:ljYYQlIo
>>455
そうそう。
偶発的なトラブルでこの界に召喚されたんだ。
それで、その魔術師について調べてるんだけど………

へ、入学?

【考えたこともなかったようで、思わず素っ頓狂な声を上げて】

………変わった魔翌力の匂いだな。
こんなの嗅いだことも無い。

【装置の魔翌力を嗅ぎながら】
460 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 00:27:20.72 ID:5dcS5sAO
>>456

面倒なのはこっちだっての…

【ぼやきながらもグングンと速度を増しながら背を向けて逃げて行く】

この大道芸人アルノー様が、こんなとこで終わるわけねぇから!!
【相手を挑発するような笑い声を上げて、少女は公園から出て行こうとする】
461 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 00:27:50.81 ID:ZKU0mSwo
>>421

山も結構な修行の場か、いやはや……

【そんな少女の近くを淡い真珠色の髪をポニーテールに纏めた170p程度の身長の女が歩いている】
【緋色の瞳にキリッとした目はなんだか近寄り難い】
【全身を銀の刺繍が入った紺色のローブで包んでいる為に全容はつかめない】

ん?……枝の折れる音か、獣か或いは人か
…………人だったら迷っているのかも知れない――――

【音につられるように少女に近づいて行き】
【やがて少女の前に枝を踏み鳴らしながら現れる】

…………――――そんなでもなさそうだった、やあこんばんは

【軽く手を振ってみたり、その手は銀色の手甲に覆われて細い月明かり反射する】

>>451
/絡むよっ!
462 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 00:29:32.29 ID:hBBk2s.o
>>450

【講義が一段落すると彼女はぐぐーっと大きく両手を伸ばした
目をきゅっと閉じて大きく伸びをするその様子は、まるで子猫か何かのようで
まったくと言っていいほど、教師職を持っているとは思えない】


どういたしまして、尤も、これが此処での私の仕事ですしお礼を言われる筋合いもないんですけどね
……ただ、個人的な感想を言わしていただければ


【そっと、膝の上で両手を重ねてぐぐーっと、下方向に手を伸ばしながら
彼女は彼へとその紫苑色の瞳を向けて――――】


やっぱり、嬉しいです――――誰かに、有難うを言われるって
誰かの為になるって、とっても気持ちいいことですね


【彼女は、最初に在ったときにも述べたのように、真っ白で――――屈託の無い紫色
こんなことも、感じて、言葉に出せる――――それはすなわち、何か、一つ、砂粒が混じるだけで、崩れるやもしれない
まさに砂上の楼閣、そんな不安定さを感じさせるようで――――】


日取りは決まってはいませんが、お呼びいただければいつでも来ますよ
はい、これ、私の電話番号です


【彼女は近くにあったメモ翌用紙にさらさら、と筆を奔らせると電話番号の書かれたメモを彼へと渡し
机の上から降りて、くるり、と彼へと背を向ける――――両手をお尻の後ろ、背中でそっと重ねて】


っと、では私はこれで、おせっかいかもしれませんが、勉強しすぎては倒れてしまいますよ?
自分の身体を大事に、たまには私とも遊んでくださいね


【彼女は背中越しに、振り向くように横顔を向けて――――そして、そのまま歩き去っていこうとする】
463 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 00:30:06.64 ID:nO99z6AO
【公園】

静かだな…この時間は…
まるで私しかこの世界に居ない様だ。

いや…
実際…そうなのかもしれない。
【肩にかかる程の黒髪に赤いリボンがついた紺色のブレザーの制服を着て、スカートの下にレギンスを穿いた少女はベンチに座り首元に巻いたピンクのマフラーに触れながら呟く】
【その両腕には包帯が巻かれ、その包帯や衣服の所々には赤黒い染みがこびりついていた】
464 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 00:33:00.57 ID:A4/8./ko
>>460

……おい、貴様ァ!!
あんまり──ボクをおちょくるなよォ!!!

【攻撃が来るとでも思ってたのか、予想外だったようで】
【なんかすっごいブチ切れつつ】
【相手の足元に段差を創りだし、躓かせようとする──が、妨害はこれだけ】
【段差といっても、早さ優先で作ったため小さいものである】
465 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 00:34:29.02 ID:8ydZy2co
>>463

【近くにある木の上の方から、何やらみしみしという嫌な音が聞こえる】
466 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 00:35:09.31 ID:2NxbuGk0
>>458
……いえ。もうひとつ、考えられる事もあります。

彼女は、裏切り者≠セったのでしょう?そう云う情報も、入っています。
という事は、昴さんはR.I.P.≠ノ居たという事。……幹部候補だったようですね。
つまり――以前は、その大きな力を振るっていた≠ニいう事に、なるわけです。

だったら、何故彼女は其の力を亡くしていたのでしょう=H
……彼女の態度は、嘘を吐いている其れとは少し異なっていたような気もしますが。

【――携帯で何かを確認しながら、彼女は訥々と自分の考察を話していく】
【恐らく、この携帯で、正義組織のネットワークに通じる事が出来るのだろう】

……――。

【他の人々が声を上げる中、エルメアは黙したまま、その触手を凝視する】
【……初めて会った時、彼女は自分の事を無力だと言っていた】
【そんな彼女がこの力を得ねばならないほどに、状況は逼迫しているのだと――突きつけられた気がして】

(――成る程。やっぱりライクの言っていた爆弾≠ヘ……。)
(さて、……狂言回しなんて、あまりやりたくはありませんけど……、)
(確実に<激Cドさんへの術を成功させなければなりません、ね。……。)

【――――……。】


……魔力波動……成る程。かなりの力技ではありますけど……。
では――――お願いしますっ。

【――彼女は祈るような気持ちで、其の様子をじっと眺める……】
467 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 00:35:31.72 ID:SON05UAO
>>448
えぇー?……気になるなぁ
過激で規模が大きい悪戯なんて、すっごく気になるんだけれど
……どうしても、教えてくれない?

【その反面、こちらは一片の黒さもなく、ただただ純粋に楽しそうである】
【少女の言う“過激な悪戯”の内容がどうも気になるようだ】

そう?私はそんなに重く感じないけどなぁ
細いから、って言うのもあるかもしれないけれど
まあ……、重さに関しては、特に不便に思ったこともないわよ

【重量での弊害は生じない、らしい。暗緑の瞳が、少女の純黒の瞳を映す】
【言いながらローブの隙間から長剣を覗かせれば、確かに言葉通り細身のそれであった】

……んー、本当にそれだけかしら?
夜道を散歩するだけで、ライトが二本も必要だと思う?

【どう?とでも言いたげに首を傾げて、しかし追及する気は無いのか目を細めて笑いつつ】
【カチカチされているライト、正確には点滅するその光をジッと見つめ出した】
468 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 00:36:13.96 ID:AMb5lSgo
>>457
生憎だがね、賛同を行うには理解する必要が有るのだよ
そして理解するにはそれなりに筋が通った理屈でなければ不可能だ
まあ、感情的に賛同するなどという事も有るには有るが、この理屈に感情での賛同は不能
然るに結果はこうなる。「崩壊した世界などクソ喰らえ」と、元の位置に辿り着く

それと、だ。似ているという言葉の意が少々違う。そもそも、私の言葉には中身が無いのだよ
空っぽの言葉に不必要な形容大仰な言葉を交えて無理に膨らませ、冗長な文へと仕上げる
聞く者の理解を拒否し高尚な事を言っているように思わせ、その実自分自身は何を知っている訳でも無い
それに、非常に似ていると思ったのでね

「絶望」を中心に置いた話をする割に、お前の言葉から絶望が伝わってこない
それはきっと、私のように不要物を注ぎ足して霞ませ誤魔化し、煙に撒いているからなのだろうと思ってね
後ろ向きの全力疾走とは言い得て妙、伝わらぬようにする努力を惜しまぬのだから

それが、私に良く似ていると思ったのだよ

【「何も起こらんな」。そう言って、手を降ろし】
【新聞を拾い上げるとまた開いて、街路樹に寄りかかる】
【最初に取っていた姿勢と全く同じ。きっと、自分では少女にリアクションを取らせられないと踏んだのだろう】

さて、少女よ。結局話の核は語らず、霞みの内に隠したままの少女よ
お前は、何を望むね?ああ、生きるに当たってだのなんだのと大袈裟な問題ではない
さしあたっては今この瞬間、お前は何を望んでいるのかだよ
そろそろ、私が一方的に問いをぶつけるぶしつけな時間を終わらせて次の段階へ進もうと思っているのでね
469 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 00:36:55.57 ID:5dcS5sAO
>>464

ハハハハ!!
うるせえよバーカ!

【突然現れた段差だが、大した障害でもなかったのか飛んで回避する】
【その際に一瞬だけ振り返ると、自慢気な笑みを見せてから着地】
【また逃走を再開した】
470 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 00:37:29.54 ID:H09Vhaco
>>459

「だって、探してるヤツがここにいるんでしょ?
一応魔術協会は一般解放されてるけど、入って調べたほうが都合よくない?」
〈お前な、一方的過ぎないか?
魔術学ぶわけでもないのに、無理に入る必要はねーだろ〉

―――♪――♪
【鼻歌を歌いながら、パネルを叩く】
【柱からパイプを伝い、炉に向かって魔翌力が流れて】
【さらに魔翌力の炎はその勢いを増していく】
471 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 00:39:01.74 ID:xgBgjwMo
>>461

………っ!?

【怖がりな少女は、自分以外の物音を敏感にキャッチする】
【目の前に現れた女性を見つけ】
【「はぅっ」と、息を呑んだ】
【―――野生動物等では無い分、少女の驚き方も随分と大人しい】

【同時に緊急停止を試みるも】
【足元の枝が勢い良く滑って】

……ぁ、わ、っ!?

【何事も無ければ、】
【思い切り宙を蹴り上げる形で尻餅を付く事になるだろう】


/やったねっ!
/よろしくお願いしますっ
472 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 00:39:50.03 ID:A4/8./ko
>>469

ッ……!!
アルノーか覚えたぞ……次こそブチ殺すッ!!!

【──もう、この少女に逃走を止める手段はない】
【無傷であるものの、大層プライドが傷つけられたようで】
【後日、この公園から滑り台が消えていた──らしい】

/お疲れ様でした!
473 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 00:40:16.24 ID:ljYYQlIo
>>470
え、いや、まぁ………
そういわれればそーだけど。
でも、入り方とか知らないし、金もないし、第一私は人間じゃないし………

【装置の傍ら、突然の妙案に困ってしまったようだ】
474 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 00:40:46.40 ID:5dcS5sAO
>>472
/お疲れ様でしたー!
475 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 00:42:20.84 ID:V97rTv2o
【町外れ】

今日も今日とて巡回の時間なのじゃ〜

【櫻を象った華美な着物を身に纏う、腰まで届く黒髪と黒曜石のような瞳が特徴的な】
【身長150cm程の童顔気味の面立ちをした東洋風の女性が】
【肩の近くに20cm程の淡い光を放つ蛍のような物体を浮かしながら人気のない町外れを歩いている】

最近は何処もキナ臭い気配が漂っておるのじゃ
悪党どもがおったら見逃さぬようにしていかねばのぅ……

【キョロキョロと周囲を警戒しながら視線を巡らせていく】
【どうやら言葉や仕草からするに、街を巡回しているようであった】
476 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 00:43:08.73 ID:nO99z6AO
>>465
いや、一人では困るか……

一人でありたいのに一人では困るなんて…実に矛盾しているぞ、私。
【独り言を小さな笑みを浮かべて零し】

猫かな?
【何となく気になった様で、その音の方へと目を向ける】

477 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 00:43:34.21 ID:AyECOLAo
>>462

……ああ、そうだな。
意思ある者は全て社会的行動原理を持つんだから、当然っちゃぁ当然だけど、な?

【誰かの役に立つことに、大した快感を覚えない、歪んだ青年は】
【しかしそんな内心を覗かせることなく、軽薄な笑みで、一般論の観点から、シオンの言葉に同意する】

(……ま、無垢なままでいられるなら、それが一番シアワセなんだろうが)

【悪意を持って誰かを害することなく。善意を持って誰かを救うことのない青年は、この一輪の花のような少女の行く末に、わずかな思考を振り向ける】

(俺の関係できるこっちゃねぇな)

【が、すぐに無為なもの、とその思考を放棄した】

ハハ、呼んだら来てくれるってか。ますますもって、ありがたい。申し訳ないくらいだ。
定期的に呼び出させてもらうから、覚悟しとけよ?

【冗談を言うように――冗談では無いのだが――そんなことを言って、差し出されたメモを受け取る】
【テーブルの上に広がったメモも同時にまとめて、自分の手元に、一束にする】

……勉強のし過ぎで死ぬこたぁないさ。
俺にとっちゃ、これが最大の娯楽で――生き甲斐でもあるんだから、な。
ま、お礼代わりに、って言うには安いが、いつでも遊びに行こうや。

【言いながら、渉はメモ束を持って椅子から立ち上がり】
【去りゆく彼女に、声を投げる】

じゃあな、シオン・エルミオール・オルテンシア。
今日は楽しかった。

【そして、本の山を片付けるべく、大量の本を抱えて、本棚の方へと姿を消した】

/おつかれさまでした! 返信が遅くて、本当にすみませんでした。
478 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 00:44:44.97 ID:ZKU0mSwo
>>471

――――っと

【少女が緊急停止をする瞬間にもう危ないと判断したのか】
【金属の擦れるような音を鳴らしながら少女に走り近づいて】

(間に合うかっ!?)

【銀色に包まれた右腕を伸ばして転ばないように少女の腕を掴もうとするだろう】
479 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 00:44:44.56 ID:hBBk2s.o
>>477
/乙でしたー!愉しかったぜー
480 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 00:44:53.98 ID:8ydZy2co
>>476

【振り返ろうとする間にも急速にその音は大きくなり──】

ぅおわぁあ!?

【バキッ! という折れる音と共に一人の青年が落っこちてきた】
481 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/15(水) 00:46:33.60 ID:UeTGNAo0
>>475
【灰色のズボン、フード付きの黒いマントを被った】
【身長は180cm代前半ほど、腰に黒い鞘に入った剣を携えた青年が】

【その近くを歩いており、その姿を見つけるとフードを外し】
【明るめの青い髪をさらけ出すと】

・・・織守、か?・・・
482 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 00:46:36.85 ID:IhsSsm20
>>466
≪……そうっすね……カーネルは、昴さんの事を『穿光のスバル』『裏切り者』って、声高に叫んでたっす……≫
"……なるほど、≪R.I.P.≫の元にいてこそ力を発揮できる土壌が、何かあったと言う事か……"

【使い魔たちが、エルメアの言葉に、頭の中で情報を整理する】
【ならば、『卵』が孵化したと、早急に焦る心配も、少しは薄れると言う事になるだろう】

――まぁ、あまり見てて気持ちのいい物じゃないわね……
(ある意味で、あたしの子供の様なものだから……醜いモノ扱いは、したくないんだけどね……)

【周囲の驚きの声。それとは対照的に無言で見つめてくるエルメア】
【その様子に、すぐにレイドは袖を戻し、異形の腕を隠す】
【――その腕の能力自体は、自身の『子宮の機能不全』と引き換えに、手に入れた力である】

――よし! 兄上、録画は!?
「問題ない、オッケーだ!」
ジェム、準備は!?
≪魔力を注いでもらえば、何時でも行けるっすよ!≫
二人とも、良いかしら!?
[任せろ!]
<万事問題はねぇ! 何時でも始められるぜ!!>
――じゃあ、行くわよ……!!
[おぅ!!]<あぁ!!>

【テーブルの上に置いた『卵』の前にジェムが位置し、その後ろから、レイドとコートの青年、銀髪の少女が立つ】
【そして、ジェムの身体へと、3人は手を伸ばした】

――行きなさい!! ジェムッ!!!
≪了解っす――――『ソウルバースト』ッッッッ!!!≫

【3人の手から注ぎ込まれる魔力を受けて、ジェムは力を解き放った】
【ジェムの眼から、透明度の高い、それでいて非常に濃い青い色の光線――否、波動が放射される】
【それは、『卵』を一気に照らし出す】

「う……きっつ……」
<この程度で、へばってんじゃねぇよ……!>
……!!

【ジェムの炎は、魔力と共に、体力を減退させる】
【手で触れて魔力を注いでいる3人にも、当然その効果は及ぶ】
【3人の顔から、早くも余裕が消える】

「…………」

【その様子を、少し離れた場所からアストラが逐一撮影している】
483 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 00:46:57.89 ID:A5tKvMAO
>>467

ふふ……まぁろくでもない事だ…君は知る必要はないよ
君は───大切な家族を守る事だけを考える事だね

【「柄にもない事を言っちゃったな」と少し恥ずかしそうに顔を反らす】

【女性の剣を視界に収め、品定めするように眺めてから口を開く】

確かに、女性でも扱いやすいゆうな形状をしているな…
まぁ頑張って鍛練するといい

【微笑みながら頷いて】

それもそうだな、まぁ正確言えば“両方”だね
武器としても使うしライトとしても使うよ……
私の能力に光は必要不可欠だからね……

【ライトをバトンのようにクルクルと回しながら呟く】

さて……と私はそろそろ仕事に戻るとしようかな、他に質問は?

【ライトをベルトにさしながらゆっくりと見つめる】
484 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 00:47:46.06 ID:H09Vhaco
>>473

「だったら入っちゃいなって!大丈夫、簡単な面接だけでは入れるから。
よっぽどの基地外じゃない限り問題ないし」
〈人間じゃない人もいるぞ、ここ。
確か蛇男のエスクラーヴとかいたよな〉
【割とフリーダムらしい】

よし・・・いい調子だ。
【炎の勢いはドンドン増していく】
【そのうち、柱の魔翌力が途切れる】
【しかし、それでも衰えることがない。むしろ、増していく】
485 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 00:48:57.58 ID:hBQCvADO
>>429

…………目……的………――――

【"目的?"――"見失いかけているモノ?"―――己の切なる『願い』は?】
【諦観することか?自らの"意志"で、夜色の瞳の裏側に棲み続ける『闇』の存在に、渋々『心』を明け渡すことなのか――?】

【『心』を打ち殺し、自分では無い"誰か"の気の赴くままに『心』を委ね、壊してしまうのか?全部?】

【支えてあげたい大切な人、光の世界に取り戻したい大切な人―――】


【―――"裏切る"のか?】



【―――――ッ】


【カラン――左手に持つ血濡れのナイフが、固い地面へ滑り落ちた―――】


………―――――違う

僕は傷付けることを望んでいたんじゃない、違う……違う……違う……ッ!!


僕の、中に、"居る"…自分じゃない、"誰か"……が、怖……い……ッ、怖い……ッ、怖い……―――!!
違うんだ……!!違う、僕じゃ、無い………これは、違……う……ッ!!!

【震える声、途切れる言葉―――瞳を彩る蒼色は、揺らいで揺らいで―――】
【刹那―――右手のサーベルは淡い光に包まれ、瞬きする間に消滅した】

【脱力した身体は、支えも無く。ガクリと、両膝を落として―――】



/ご飯食べてたら遅れました、すみません!
486 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 00:51:19.81 ID:V97rTv2o
>>481

――――……む?ああ、お主か。
どうもこのような時間によく会うものじゃな

【感じた気配と声に、咄嗟に右の袖を相手へと向けるが】
【其の主が見知ったそれであると判ると、腕を下ろし】

……どうしたライクよ。
こうして顔を見せたからには、例の件が前進したと思うても良いのかや?

【そちらの方へとゆっくりと歩み寄っていく】
487 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 00:51:34.41 ID:ljYYQlIo
>>484
ず、随分個性的なんだな………
そうだな、損はなさそうだし籍を置いておくか。
入学の仕方、よければ教えてくれんか?

おおー………

【装置の炎を眺めながら】

ん?

………

【妙に黙り込む】
488 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 00:53:17.75 ID:yx8mDSQo
>>468
なるほど、改めての思想食い違い表明ですね

【ピッっと、右手人差し指を天へ向けて立て、】

ええ、語彙のひけらかし大会へのご参加、有難うございます
これまでに頂いた貴方様の有り難いお言葉は、絶望の淵にでもお供えさせて頂きますね

【そのまま、その人差し指を自分の口の端に軽く当てると、】

さあ、どうなんでしょう
それに、薄まった悪意とは、中々に厄介ですよ?
悪意であると気づかぬ内に、中へ中へ……抜き足差し足忍び足で浸透していくのですから

【――と、続けながら、街路樹に戻る彼を見ながら、小さく首をかしげた】

――んー、この瞬間、ですか
白々しく申し上げますと、わたくしはカラスの餌やりをしていただけですからね

強いて言うなら……人との交流――でしょうか

【そして「どうぞ好きなように次の段階へ」とでも言うかのように、ニコリ――、男へ薄い笑みを送る】
489 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 00:53:23.61 ID:2NxbuGk0
>>482
……魔道師の力というのは、体に染み込ませるというよりも、術式を多く覚え、正確に使えるかに左右されます。
つまり、記憶を操作されてしまえば、魔術師としての力を喪ってしまう=c…と。
そして――R.I.P.≠ヘ記憶操作の術を持っているようですね。確実ではありませんが、八割方。

……そう考えると、矛盾が生じるんです。
昴さんは、組織から逃げ出した∞其の際に、大部分の力を喪った
然し、逃げ出したタイミング≠ナ記憶操作を行う事は、難しい=c…。

ならば――考えたくもありませんけど、二つ。選択肢があります。
ひとつは、「組織を抜け出した後、何らかのショックで記憶が一部飛んだ」か。
もうひとつは――「昴さんは、後で連れ戻す前提で記憶を消され、外の世界へと放たれた」か……。

【――恐らく、荒唐無稽な推理であるが……】


……――。

【卵≠フ魔力波動を知らない彼女に、手伝う事はできない】
【ただ――成功を祈って、其の様子を眺めるだけだ】
490 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 00:56:03.79 ID:xgBgjwMo
>>478

【腕を捕まれた状態で、後方に大きくよろけた】
【半乾きの洗濯物のような、ジットリとした感触は、手甲に覆われて届かないだろうか】
【軽く腕を引かれるような反動が、女性に伝わるかもしれない】
【そのまま支えられて、少女は泥に塗れずに済んだようだ】

………――――

【驚きで目を丸くしたまま】
【数回、口をパクパクとさせていたが】
【やがて、】

――――ぁ、ありが……と…

【「ございます」が抜けたお礼を口にする】
【未だに、手を離せばそのまま倒れてしまうような、体重を預けた体勢】
【恐らく、「普通に立つ」という行為が頭から抜けているのだろう】
【少女は軽い為、腕は辛くないかもしれないが】 【少々厄介だ】
491 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 00:58:41.18 ID:nO99z6AO
>>480
はぁ…煩わしい。
【それはまるで期待外れだと言わんばかりに、どこか呆れた様子でそれを横目に見た後】
【少し可笑しそうに微笑してみせ】

いつから私はこんなにも正直者になったのだ…?
全く……
酷い奴だな…

そんな私には関わらない方が良いぞ…できることなら喋りかけないで欲しいな…
【視線を夜空へと向けて、願うように小さく小さく呟く】
492 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/15(水) 00:58:54.04 ID:UeTGNAo0
>>486
・・・そうか?この時間帯にあうのは精々二度目くらいだと思うが
まぁ些細な事か
【決してその顔に光、と言えるような明るい表情は無い】
【話をするのに適切な距離まで静かに歩き】

・・・いや、レイアムも・・・そう簡単に目的の奴と会えないらしくてね
それにあいつはあいつで最近解決できない問題があり、そちらに割く時間も・・・という状況も合わさったもので、な

【少し何処か恐れ、怯えを感じさせるような深呼吸を一つ】
以前、説明できなかった事、それを此処で説明させてもらいたい
そちらの情報網、それには俺が危険人物ということが書かれていたそうだな?

・・・確かにあの兄弟に牙を向いたのは確か、だが・・・敵対関係を取るだけで危険というのは少し、妙だと思わないか?
493 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 00:59:17.14 ID:AMb5lSgo
>>488
残念だが、伝わらぬ悪意など無いも同然なのだよ
無い悪意に過敏に反応して一人枯れて行く温室の花なら、また別だがね
野の雑草は踏みつけられた程度で死にはしない。薄まった悪意など、もはや悪意にもならんさ

それとだ、少女よ。私は大概の場合、不要な事までを考える
私は独り言で教会≠フ名を出した。そして、衣服は聖職者のそれ
ならば私に近づいて来る者は、私を聖職者だと理解している場合が多い

此処までを踏まえて、「次の段階」へと進もう


「次の段階」とは?それは既に先程説明した通り
私が一方的に訊ね一方的にまくしたてる時間を終わらせ、お前の用件を完遂させてやろうと思ったまで
私が話し続けていたが為に、お前に何かを喋らせる時間が大きく削がれたと思ったのでね

要は、だ。そろそろお前から何か喋れとそういう事だよ少女よ
聖職者であると認識出来る私に、お前は一体なんの用だね?

【動作は無い。背は向けたままだが、きっと見ている。表情の変化も無い】
494 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 00:59:18.98 ID:H09Vhaco
>>487

「人でさえも個性的だからねー・・・」
〈武美先輩とかそうだろ。あのでかいラッパはなかなか人の目を引くぜ〉
「ああ、それは簡単。受付に行ってね・・・」
【懇切丁寧に解説しています】
【詳しくはWIKIの「魔術協会」まで、手抜き?そんなことはないよ!たぶん】

〈どうかしたか?〉
【黙り込んだルゥに声をかける】

【炉は、最後に一際大きい炎を上げると】
【その勢いがうそのように、小さくなっていって】
【やがて、完全に消えてしまう】
【だが、炉の中には、まだ濃い魔翌力の反応が感じられる―――?】
495 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 01:01:33.72 ID:IhsSsm20
>>489
"……なるほど、魔術師の力は『記憶』に依存する、か……"

【他のメンバーは『卵』破壊の術に駆りだされているため、一人残ったアストラの使い魔が、話に耳を傾ける】

"……いや、確かに筋は通っている
昴が、記憶の混乱のために精神の均衡を欠いていたのは、そういう土壌があったからかもしれないとも取れる……
だが、後者で会った場合は、非常に厄介な事になりそう、だな……"

【エルメアの推理を、自身の情報で補強すると、確かにそれは筋道が立てられる】
【だが、その推理は決して明るいものではない】

"……エルメアさん……紹介が遅れたが、我はアストラの使い魔で、ダハルと言う者だ……
ややぶしつけな質問になるが、あなたは、術を扱う事に自信はあるか……?"

【ここで、蛇――ダハルが、妙な質問をエルメアへと向けた】



≪ぅぅぅぉぉぉぉぉおおおおおおおっっっ!!≫

【ジェムの雄たけびが響く】
【バックアップの3人だけではない。ジェム自身もまた、自分の魔力を大きく消費してこの術を行使している】

「ぐ……ぅ……!!」
<お、おい……まだへばんじゃ、ねぇよ……!!>
……流石に、きつい……わね……!!

【バックアップへの負担も、相当なものであるらしい】
【3人の額に、脂汗がにじむ】

「――――むっ、来たぜ……!?」

【その時、撮影をしているアストラが気づく】
【テーブルの上に安置され、波動を照射されている『卵』が、カタカタ……と音を立てながら、奇妙な振動をしている事に】
496 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 01:02:43.63 ID:8ydZy2co
>>491

いってぇ……

(木から落ちるわまた中二病患者に会うわ、散々だな……)

【聞いているのかいないのか、青年はかなり痛そうに腰を擦っていた】
【木の上で居眠りでもしていたのだろう】
497 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 01:02:50.20 ID:ljYYQlIo
>>494
りょ、寮まであるのか!?
なんだか逆に気が引けてきたぞ………

【待遇の良さに妙なところで疑心暗鬼になっている】

………いや。
なにか、変な匂いがした気がして。

【炉を指差して】
498 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 01:03:12.03 ID:ZWIPI7Uo
>>485

…………、――――――。

【地面へと落ち、乾いた金属音を鳴らしたナイフを視界の隅に収める】
【雰囲気が変わった。其の事実を感じ取り、僅かに表情に緊を混じらせ】


―――落ち着いて。大丈夫だから。


【震え、振るえ、揺れ動く蒼の瞳と心】
【淡い光に包まれ消えていったサーベルを横目に、少女は小さな声で呟いて】

【崩れ落ちようとする少年を、両腕に力を篭めて抱き留めようとする】
499 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 01:05:19.75 ID:2NxbuGk0
>>495
ええ。幾ら潤沢な魔力があろうと、術式≠知らなければ出力はできませんから。
……後者であったとしたら、何が目的でそんな事を――?

……ダハルさん、ですか。
ええ、此れでも私は魔術師ですので――。

【――自分の術には、其れなりの矜持を持っているようで】
【其れが如何したのか≠ニいう様子で、蛇に視線を向けた】

ぉ……――。

【――卵破壊の明るい兆候が見え出したのを見て、僅かに彼女の表情が緩んだ】
500 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 01:05:28.01 ID:ZKU0mSwo
>>490

――――ふう良かった、どうやら汚れずに済んだみたいだね

【微かに感じる反動を両足で受け止めてその場に留まる】
【手甲に包まれている故に感触は伝わらない】

…………?顔に何か付いているかな?

【空いている手で自分の顔に触れる、なんとも有りがちな勘違いだ】

ふふ、どういたしまして

【ニコリと微笑みで返す、爽やかさ当社比20%増し】

ん、案外軽いみたいだね……と女の子にそんな事を言うのは失礼か、ごめんごめん

【掴んだ腕を少し引きながらもう片方の手を少女の背中に回して引き寄せようとする】
【そのまま身を任せれば普通に立てる筈である】
【ちょっと行き過ぎて女の胸に顔を突っ込んでしまうかもしれないけど……】
501 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 01:06:56.95 ID:SON05UAO
>>483
ん、そっか……
まあ無理強いするのも悪いし、あんまり深く追及しないようにするわね

【キッパリ、潔く追及を諦める。互いに初対面同士、知られたくないことは当然ながらある故に。】
【少女が恥ずかしそうに顔を逸らした様子を、少しだけ微笑ましそうに見つめて】
【暫しの沈黙を保ったのち、無言のまま一度大きく頷く】
【たといそれが柄にもないことであっても、彼女にとっては嬉しい言葉であり、また考えさせられる言葉でもあった】

ふふ、ありがとう
一人前に扱えるように頑張るわ

【覗かせた長剣を、再びローブの内側へと仕舞い込み】
【ほう、と感慨深そうに溜息を一つ】

……へぇ、なるほど。光に関係する能力者さんなんだ
私の能力は痛みに関係するよ、覚えておいて損は無いかもね?

【特にためらうことなく、自身の能力についての情報を晒す】
【この時点では彼女が何の意図を持つのか解らないだろうが、その実単なる等価交換】

ん、了解。ええと、そうね、他の質問は……
……じゃあ、あなたの名前、教えてほしいな。私はシャロームって言うの

【最後の質問。自らも名乗って、相手の名前を問うた】
502 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 01:08:24.98 ID:V97rTv2o
>>492
回数の問題ではない、期間の問題じゃよ。
全く、一々小さな事でも揚げ足を取ろうとするのがお主の悪癖じゃのぅ?まあ、どうでも良いことじゃが

【人差し指を軽くピンと立てながら】
【挨拶がわりの言葉に突っ込みを入れたライクに対して律儀にそう告げる】

――なるほどのぅ。
繊細な問題じゃ、焦らずゆっくりと時期を待てばよいか。
穏便にことが進めば万々歳なのじゃがな……

【ふむ、と小さく声を漏らしながら現状を把握し】
【続く言葉に目を少々瞬かせて】

……ん?ああ、その通りじゃな。確かにそう記されておった。
自身に牙を剥いたと認識した者を、敵対する者を危険と見なすのはそう不思議ではあるまいが
其の背景に、別の理由が存在するのならば……聞く価値はあるじゃろうな。

話してくれるならば、お主の言うとおりこの場で拝聴するのじゃ
――何が、どうなっておるのじゃ?お主らの事はお主の口から聞いたことしか知らんのでな。

【居佇まいを正し、表情を引き締めながらもライクの話を聞く体制を作る】
503 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 01:09:22.45 ID:H09Vhaco
>>497

「そんなもんだよ、なんか妙にサービス精神旺盛なんだよねこの学校」
【大したことない、という風に言う】

〈変な匂い・・・?魔翌力反応のことか?〉
【要領を得ない様子】
【炉を見る】

【ヴォイゼンが炉の口を開く】
【そして、金はしを手に、中の物をつかみとり】
【中から出てきたのは、虹色に光るような玉だった】
【すさまじく濃い魔翌力を発している】
504 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 01:10:22.14 ID:nO99z6AO
>>496
…………
【ボーっと何処かを見つめて、何か考えている様な何も考えていない様な――そんな掴めない表情で】
【ただただ押し黙っていた】
505 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 01:12:17.42 ID:ljYYQlIo
>>503
………まぁ、享受出来るものは甘受しておくか。

【玉を持つヴォイセンを見て】

それが、この装置で作った物か!?

【呼びかけてみる】
506 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 01:13:53.98 ID:A5tKvMAO
>>501

うむ、そうして貰えると助かる……
貴女にとっても私にとっても……

【ぽつりぽつりと呟きながら立ち上がる】
【長い黒髪が風にあおられゆっくり揺れる】

そう、痛みなんて……あまり良くない印象ね
私の能力については商売道具だから詳しくは言えないけれど

【少し悲しい顔をしながら一歩歩き】

私は泡乃……最剛 泡乃……
あまり危ない事には首を突っ込まないように、また機会があったら…よろしく

【そう言って夜の闇に溶けていった】

/お疲れ様でした!
507 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 01:13:57.64 ID:8ydZy2co
>>504

(これは……思った以上に深いかも……)

【青年は何も言わず、腰を擦りながら歩き去って行った】

//おっつー
508 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 01:16:19.72 ID:nO99z6AO
>>507
/お疲れ様でしたなのです
509 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 01:16:53.34 ID:yx8mDSQo
>>493
伝わってないように見えますか?
――なら、それで、その薄まった悪意は、役割を全うしているのです、ふふ……

まあ、そんなことはともかく、ええ、聖職者様――
無論、独り言を聞き、更には容姿を一目見たその時から、職業くらいは予想していました

……ですが、聖職者である貴方様に何か用があるかと聞かれれば――

【穏やかに、少女は歩き出す――、】

――『教会』とやらは……そうですね、例えば、ある一つの『テロ組織』が大々的に悪行をしていたらどうします?

冒頭――、「テロがのさばるこの状況で教会はどうすべきか」……などと仰っていましたが、折角ですのでその答え、お聞かせ願いますか?
ついでに、『教会』だけでなく、貴方様個人がどうするかも少し聞いてみたいですね

……わたくしも色々と質問には答えましたので、これくらいはよろしいですよね?

【ゆっくりと動く足――】
【――男が動かなければ、男の眼前に行くように、彼女は移動している】
510 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 01:17:17.96 ID:H09Vhaco
>>505

うむ、いい純度だ。
【玉を眺めて、満足げに頷き】

うん?その通りだが・・・君はここの生徒じゃないな。
「あ、彼女は私たちの手伝いをしてくれて・・・」
ふむ・・・そうか、まあいいだろう。
そして、それがどうかしたか?
【彼女のほうへ振り向き、見据える】
【警戒心はゼロ、当たり前といえば当たり前だ】
511 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 01:18:51.08 ID:IhsSsm20
>>499
"うむ……確かに。我らのヴェイス家の一族も、魔力は持っていても、基本的にそれぞれの能力に使うだけ……
術式を知らなければ、魔術は行使できなかった、な……
――先のルクスと似た目的と考えれば……外の世界で作られた人脈を利用して、何かをたくらんでいると考える事は出来る……
あくまで、可能性だが、な……
前者の場合であっても……レイドの事『のみ』記憶を失っている事が、その事の後遺症の一つという解釈もできる……"

【考察力は、ヴェイスの兄妹の使い魔の中でも随一のダハルが、脳を働かせる】
【推測でしかないが、それぞれの可能性に、根拠を導き出そうとしていた】

"ならば……勝手な願いだが、レイドの寿命に対して、なにかの処置を探してもらえないだろうか……?"

【アストラの使い魔であるダハルが、真剣にレイドの身を案じていた】

"我も、術式には素人だが……あの家に伝わっていた『ヴェイス禁祭事術式伝書』の術式の性質を読み解くに……
レイドを救う可能性の一つとしては『力を上回る術式で、契約内容を書き換え、命とは別の供物をささげる』と言うものが浮かび上がった……
無論、これは可能性の一つだが……どうか、あの術を上回る術を、探してもらえないだろうか……?"

【自身の見解を話しつつ、ダハルは頭を下げる】
【レイドの事を、どうしても救いたいと考えているのだろう……エルメアの中に何かの腹案がある事を知らず、懸命に願い出る】



≪――も、もう少し……っすよ……!≫

【ジェムの顔にも、疲れが浮かぶ】
【相当に、過酷な術らしい――ジェムを1人と換算すれば、正味4人の力を結集しているのだ】

<や……やべぇ、立って、られねぇ……>
「お、おぃ……てめぇこそ、へばってんじゃ、ねぇ、よ……」
ぐ……く、ぅ……!!

【3人の体力魔力も、そろそろ限界が近い様だ】
【それを、互いへの罵声と根性で、なんとか堪えている】

「…………来たッ!!」

【それが功を奏してか、『卵』に更なる顕著な変化が起こる】
【宝石の形を成していた『卵』に、ピキィッ!! と言う、不気味なまでに響く音と共にヒビが入る】
【明らかに、『卵』は壊れ始めていた】
512 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 01:19:27.02 ID:xgBgjwMo
>>500

【話す事が苦手なのか、こくこく、ふるふる】
【首を振る事で意思表示する】
【前者には肯定、後者には否定を示して】

【為されるがまま、人形のように引き寄せられた】
【よろめく少女は、更に半歩、踏み込んでしまって】

………、……、…!?

【とても柔らかな感触に、顔を覆われた…?】
【ビクッ、と逆立つ二房の髪】
【驚きを示すように、竜尻尾が直立したまま硬直している】

【見下ろせば恐らく、羞恥に染まった両耳が見えるだろう】
【―――その状態から動きが全く無いのは、思考がフリーズしているから】
513 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 01:21:20.61 ID:hBQCvADO
>>498

【目に視えぬ存在に怯え始めた身体は、寒さに震えるように―――】

【ここ数ヶ月――感じることの無かった"孤独"に対する恐怖。荒みかけた彼の心は、人肌の温もりを求め始める】


怖い、だけ……なんだ………ッ、違…う……――――
【目の前の彼女だけに向けられた言葉ではなかった――必死に喉奥から声を漏らして、"自分"に言い聞かせるのだ】

【両腕が自然と彼女の華奢な身体に回されて】
【幼い子供のように、彼女の服の裾をぎゅっと掴もうとするだろう―――】
514 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/15(水) 01:21:43.69 ID:UeTGNAo0
>>502
・・・なるほど、だがそれはどうでも良いことではない
そういった些細な事だからと見逃す気持ちがこういう事態を招いてしまう
【表情は何一つ変わらず空虚な瞳で言葉を淡々と綴る】
【それは自分の弱さを他人に見せるべきではないという気持ちと
事を招いた人間が弱さを見せるなどあってはならないという意志が同居したため】

ゆっくりは出来ない・・・少なくともレイドの奴が寿命を擦り切らせる前に・・・どうにかすべきだ
それは違うさ・・・適度な焦りは時に事を成すに必要だと俺は考える。特に、こういう状況では
【別にレイドのためを思った発言では無い、その妹を思っての発言だ。リイロにとって姉は何よりも大切な者であるだろうから】
【切羽詰っているのだろうか、彼も。真っ向から、と言うほど勢い良くは無いが反論する彼は焦っているのだろう】

話すと言うより・・・見て、感じてほしい。そして少し離れて何時でも逃げれる体勢を
【その言葉を言ってから少し間を空け】

・・・!
【ほんの少し、精々二秒ほど】
【彼の周りに黒い魔力が纏われる、魔力量がどうこうでなく、その魔力の方向性の異常さゆえに魔力を感知する術を持たぬものでも解る異質さ】
【この世に居てはいけないと言う雰囲気を漂わせる】

【まぁ、それも二秒なのだが】
515 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 01:22:02.32 ID:ljYYQlIo
>>510
すごいな。
人工物でそれだけ高い純度の物は初めて見た。

【しげしげと眺めて】

うむ、通りがかりの人狼(リカント)族だよ。
もうすぐここの生徒になるけど。
なぁ、少しそれを分けてくれんか。
魔術具のいい素材になりそうだ。
516 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 01:25:52.44 ID:AMb5lSgo
>>509
『テロ組織』が大々的に悪行をしていたら?
それは我々の眼前でかね?ミサを行う教会の直ぐ目の前で自爆でもするのかね?
それとも世界の何処かでテロ行為を行って居てその存在が知れ渡っているという事かね?
生憎と私は不要な事を考える性質でね。これを聞かねば正確な解答は出来ない

だが、敢えて両方とも想定して答えようとも
眼前のテロに対しては異端狩り≠ェ戦い実務部≠ヘ信者達を逃がす
テロの行われている最中に避難の誘導を行わぬならばそれは人災を増すだけだ
世界の何処かの事ならば、我等が兄弟が迫害されるまで先制攻撃を仕掛けぬ「者が多い」
我等は戦闘力は有るが戦を望む者ではない。手を出されなければ手は出さないよ
……と、此処までが建前。教会≠フ司教としての建前だ

私としてはね、少女よ。テロリストと分かった時点でその額に銃弾を撃ち込むとも
あまり遠くに居れば狩りに行くのは面倒だが、近くに居るなら仕留めるとも
その皮でランプシェードを作るも良し、骨でコップを作るも良し。肉と内臓は豚に食わせよう
私はね、テロリストとは豚の餌で十分な存在だと思っている。正当な手段で叶わぬから武力行使に出る者、と
欲求が満たされぬから店の通路に横になる躾けの悪い餓鬼と同じだ、そう思っているのだよ

【自分の前方に出た少女に対して、新聞から目を上げて】
【右手は、ホルスターからその中身へと移動する】

………近づくか?

【「近づくな」では無い。「近づくか?」と訊ねた】
517 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 01:26:04.88 ID:LAhXvvko
【路地裏】

・・・疲れたなぁ、本当に疲れたよ。
全く持って疲れたなぁ・・・。

【顔の右片方が火傷した赤目の女が座っている。】
【白髪混じりの茶の短髪、黒のソフトハットに黒のコートを着、ダメージジーンズを履いている。】

・・・ゴホッゴホッ、まだ終われぬが・・・然しキツいな・・・ゴホンゴホッ

【咳き込むと同時に喀血する。】
518 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 01:26:41.86 ID:fP2YLA2o
>>511
確かに――情報収集、撹乱。様々な事を起こす事ができますね。
……レイドさんのこと、だけ?其れは……。
記憶障害にしても、あまりにピンポイント過ぎるような――。

【――医療に関しては、然程詳しい訳では無い。彼女はヒーラー……回復≠ェ専門だからだ】

――……。其れが聞ければ、十分です。これで確定≠ニ言って相違無いでしょう。

ですから――此れから私がやる事に、あまり手出しをしないで頂けますか?

【ダハルを見る瞳は――決して彼を邪見にした其れではない】
【単純に、この作戦を決行するには……集中力と、レイドが疑いを抱かない事が重要だからだ】
【――彼にそう告げる彼女は、柔らかい物腰のエルメアとはまるで別人のような……熟練の魔導師の雰囲気を孕んでいた】


――――がんばって、ください……!

【――彼女は、身を乗り出してその様子を見守る……】
519 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 01:27:22.53 ID:H09Vhaco
>>515

私が精魂こめて開発した魔道炉、「ロイヤルエナジー」による魔翌力収束技術により創り出したものだからな。
【どや顔で言って】

ほう、入学志望者か。それはいい。
・・・これを、かね?
【玉を手に平でもてあそびながら】
別に私はかまわんがな。それより、さっき魔術具と言ったな?
と言うことは魔術に関する道具を作れるのかね?
【今度は興味津々と行った感じで尋ねる】
520 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 01:28:47.42 ID:ZKU0mSwo
>>512

――――っと、ごめん引き寄せすぎたかな……ん?

【それなりに大きい胸に埋まった少女に苦笑いを浮かべながら話し掛けるが】
【反応が無く、少女をよく見れば面白い反応】

んー…………・

【少しの悪戯心が芽生えたのかニヤリとサディスティックに笑い】

ふふふ……

【少女の背中に両腕を回し、きゅっと抱きしめるだろう】
【女からは柔らかい石鹸の香りが仄かに香る】
521 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 01:30:14.49 ID:SON05UAO
>>506

(「互いのため」――か……)

【少女・泡乃の悲しげな表情を見て、胸中なんだかもやもやとした感情を抱きつつ】
【彼女の背中を見ながら、ベンチの上で膝を抱えて】

最剛 泡乃、ね。覚えたわ
ええ、こちらこそ宜しく。今日は楽しかったわよ
あと……忠告、ありがと

またね、泡乃。

【右手を軽く振り、闇夜へ融ける泡乃の姿を見えなくなるまで見送れば】
【シャロームは両手で膝を抱え、そのまま顔を埋めてしまう】

……大切な家族を守る事だけ考えたら
どうしても危ない事に首突っ込まなきゃいけなくなるんだけれど、ね

【自身の事を案じてくれて嬉しく思う反面、少しだけ思い悩んでしまったりする】
【大切な家族≠守るためには、果たしていつまでも中立であって良いのだろうか?】

【――そろそろ、揺れ動き始めた】

/深夜までお疲れ様でした!!
522 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 01:33:15.07 ID:V97rTv2o
>>514

……しかし、焦った気持ちで事を成すには両者共に冷静さが欠けておる。
関係からするに、機会は二度三度と取れる代物ではあるまい。……恐らくもう一度欠落する事となれば次はなかろう。
ならばこそ――其の一度を確実にするためにも焦らず、感情と計画を研ぎ澄ませておくべきではないかの?

急いては事を仕損じる。
これほど今のお主に合う言葉はなかろう。一度深呼吸をして落ち着くがよいぞライクよ

【若干の焦りを滲ませるライクに、心を落ち着かせるよう冷静さを取り戻させるように】
【はっきりと響き渡る声で耳朶を淡く打ち据える】

――――……ふむ、異形の気にも似ておるな。
確かに、扱う者が扱ったならば邪悪と呼ぶに相応しかろう。

【ライクから発せられた気。しかし、歴戦をくぐり抜け数多の異形と相まみえた織守は】
【特に怯むこともなくそう感想を洩らし】

……そう、扱う者が扱ったならば……じゃよ。
力自体の方向性は、其れを操る者の使い方次第で変わるものじゃ。如何に力そのものが邪悪であろうともな

【続く言葉の言葉尻で、小さく息を吐きながら数秒……間を置いて】

――――お主は、力に「呑まれ」おったのか?

【そう、不思議と心まで響くような声色でライクに向けてその問いを投げかけた】
523 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 01:36:41.56 ID:ZWIPI7Uo
>>513

【小刻みに震え始めた少年の身体を、優しく、包み込むように抱き締める】
【少女の背丈の方が小さく、抱き締めるというよりも抱き付くといった形に見えるが】

大丈夫、落ち着いて。

【大丈夫、と。只管に同じ言葉を連呼して、少年の背を撫で付ける】
【少年の手に服の裾を掴まれ、僅かに衣服がずれるも、気に留めず】

【右手を背に添えたまま、左手を少年の後頭部へと移動させ、頭も撫でようと】
524 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 01:37:31.85 ID:ljYYQlIo
>>519
うん、人間にしては上出来だ。
自然物に比べたらまだまだとはいえ、良くやったと思うぞ。

【無意識の上から目線でどや顔に応酬し】

うん、まぁな。
例えば………

【髪留めに触り、するりと撫でると穏やかな風が吹き】
【その風に乗って柔らかくヴォイセンの近くに着地する】

これは風の髪留めだ。
自然の力………お前らは魔術というが、それを封じ込めた装飾具だよ。
525 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 01:37:56.14 ID:yx8mDSQo
>>516
……丁寧な御回答、有難うございます
一応、質問の正確な意味は、「大規模なテロを、世界の何処かで行っていたら」――ですかね

【しっかりと返答を聞き届け、ふわり、と軽いターンで男の方に身体を向ける】

なるほど、過激な神父様ですこと――

ですが、あくまでも、貴方様は聖職者――
「テロリスト」……もしくはそれに準ずる悪人でなければ、貴方様は危害を加えないのですよね?

【――「カー」、ここで、再びカラスが鳴く】
【すっかりパンを食い尽くしたカラスは、バサッとはばたき、宙へ飛ぶ】
【そしてそのまま、少女の水兵帽の上へ、着地するだろう】

……続く、今のこの質問の答え次第では――、折角これだけ語り合った仲です
もう少し近付いて、お名前くらい教えあってもよろしいのでは、と思う次第です

【ジーッと、男の瞳を見据える】
【蒼く、深淵で、しかし澄み切った、掴み所のない瞳で以てして――】
526 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 01:41:20.51 ID:IhsSsm20
>>518
"うむ……その不自然さゆえに、通常とは異なる状況が、想定できる……
過去に、記憶について何かがあったと言うのは、ほぼ確定で間違いないだろうが……"

【病室に忍び込み、医者たちの会話を盗み聞きした経験を思い出しながら、ダハルは語る】
【――彼もあずかり知らぬ事だが、真実は昴のレイドへの負い目の裏返しとして、局所的な記憶喪失へと繋がっているのだが――】

"む……!?
――――分かった、あなたを信じよう、エルメアさん……"

【何かの強い意志を讃えているその眼に、ダハルは言い知れぬ力を感じ】
【一つ頷いて、了承して見せる――信じたのだ】



≪ぐ、ぁ……もう、少し……!!≫
……きえ、ろ……消えろッ、忌々しい『卵』……!!
[こんな所で……くたばれ、ねぇんだよ……!!]
<旦那の顔を、潰して、たまるかッ……!!>

【限界を迎えようとしている4人が、最後の力を出し切る】

「――――!!!
やったぞ……!!」

【撮影しているアストラが、歓声を上げる】
【そこには、『卵』の最期が、ハッキリと撮られていた】

【ヒビの入った『卵』に、更に波動が照射され】
【『卵』から、黒い煙の様なものが上がる――これこそ、『卵』の黒い魔力そのものであった】
【それは、まるで風に吹き消される煙の如く、波動の中で霧散する――そして、徐々に『卵』は小さく溶け、煙と化し、かき消されていき】
【最後には、綺麗さっぱり魔力の残滓も残さず、消滅した】

≪や……やったっすー……≫

【力を出し切り、ふらりと頼りなげに宙を漂うジェム】

「っは……ははっ……なんとか、なったな……」
<もう……ギリギリじゃねぇか……>
ぅ……参ったわね……立ってられないわ……

【3人のバックアップもまた、力を使い果たしたようで】
【コートの青年は、その場に膝立ちになる様にくず折れて、銀髪の少女は、杖に体重を預け脱力し、レイドは、床に大の字に寝そべった】
【――3人の様子を見るに、本当に精根尽き果てたと言った様子である】

「……よし、録画完了!!
データコピーして……っと。このSDカード、置いてくぜ?
仲間さんへの説明とかに使ってくれよ。今の映像のコピーが入ってる」

【アストラは、ビデオカメラの操作を終了させ、SDカードをエルメアに差し出す】
【そこには、今の眼前の光景の全てが記憶されていた】
527 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 01:42:53.85 ID:H09Vhaco
>>524

・・・ふむ、まあ大自然の年月を重ねた芸当にはとても及ばんだろうな。
【気を悪くした風もなく、にやりと笑って】

【風に乗り移動する少女を、周囲の生徒がどよめきと驚愕を持って見つめる】

・・・なるほど、これは面白い。
もし入学したら、「魔道具開発班」と言うところにも入るといい。
きっと、楽しくなれる。
【何か腹に一物もったように、言う】
【悪く言えば、「意地の悪い笑み」だ】
528 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/15(水) 01:43:39.81 ID:UeTGNAo0
>>522
いや・・・レイドを通しての機会であれば今の状況でも一度としてないだろうが・・・
【しかしよくよく考えれば今の考えを通してもチャンスが一度しかない事に気付き口を噤む】

・・・ぬ・・・ぐ・・・
【その言葉には反論のはの字も出ない】
【しかし頭で理解できても感情が先走り、思考の妨害をしてならない】

まぁ・・・努力で得た訳でもないこの力、俺はこれが嫌いだ
力自体の方向性、飲まれる、か・・・俺はこの状態になる、戻る。スイッチのONOFF自体は制御できる

だがこの状態ではそれ以外のことは制御できないんだ。少し持続させれば正気も無くなる
長く使えば後遺症も出る。悪い、少し街汚しちまう
【それを言い終えると首を右を向け、彼の口から黒い血反吐が吐き出される】
【以前はこれをどのくらい使ったのだろう】
529 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 01:44:08.94 ID:xgBgjwMo
>>520

【鼻先を擽る石鹸の香り】
【視界を埋められた今では、より鮮明に感じ取れてしまう】
【清潔な人なのだろうか、飾らない、優しい人なのだろうか】
【見えない相手に対して、グルグルグルグル、思考を繰り返すばかり】
【肝心の身体は焦りと緊張と恥ずかしさで強張っていて、何のアクションも取れない】

【急激に上がっていく少女の体温を】
【女性の両腕は感じ取れるかもしれない】

【――それから数秒、なんとか再起動が為ったようだ】
【喉を鳴らす練習だろうか、口を幾度か動かした後】

…………ぁの、……あの、…………だ、だめ、です…っ

【蚊の鳴くような声で、控えめにもそもそ】
【声を掛けつつ、両腕をパタパタ動かした】
530 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 01:46:50.97 ID:AMb5lSgo
>>525
この世界で行われる全てのテロを根絶しようなどと言う身の程知らずの夢想は抱かない
それはきっと私が行うべき事では無く、それを行いたいと考える夢想家が実現すべきものだからだ
夢想を抱く事も出来ぬ者は、それを叶える栄冠を受けてはならない。そう考えるね

それとだ、少女よ。私は聖職者、それは然りだがね
聖職者である事は、『私』である事に先んずると思うかね?
私はね、『私』なのだよ。聖職者である前に『私』だ
ならば私の行動を聖職者のそれと完全に同一視しては過ちを重ねるばかり

ああ、それと。テロリスト予備軍を銃殺してしまうのに私はなんの躊躇いも抱かないからそう思え
何、ちょっとした趣味の一環。気にする事は無い

【拳銃のグリップを握って、トリガーに指を掛けて】
【左手は新聞を丸め、腹の前でブラつかせる】

さて、此処までを踏まえて少女よ
お前は、私に対して名乗るつもりは有るかね?
私は生憎と疑い深くてね、誰かも分からぬ者に名乗るのは嫌いなのだよ

【向けられた瞳に答えるのは、同じく青い瞳】
【視線の意味は、ただ単純に、打ち抜くには何処が良いかを選別する目的】
531 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 01:48:05.74 ID:ljYYQlIo
>>527
うむ。             フォース・フィールド
だがこの界では純度の高い魔翌力の場にはなかなかお目にかかれなかったからな。

そんな群れがあるのか。
そこなら私と似た技術を持った者、私の同族もいるかもしれない………
そしたら、元の界に戻る方法の手掛かりが掴めるかも。
ありがとう、ヴォイセン!

【ヴォイセンの意図をよそに、にっこり微笑んで礼を言う】
532 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 01:50:47.91 ID:5dcS5sAO
【路地裏】

【赤い野球帽に半袖のシャツに短パン姿】
【そんな快活なイメージを抱かせる服装をした水色の髪を持つ少女が】

ふぅー……
水うめぇ

【ペットボトル片手に休憩している】
533 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 01:50:51.41 ID:LVs0UtIo
>>526
……――。

【ダハルへと、軽く会釈をして。彼から離れ、卵を壊した三人へと近づいて行く――】

……ありがとう、ございました。
此れを渡せば、正義組織の皆さんも、信じてくれるでしょう。

【アストラからSDカードを受け取ると――エルメアは、小さく微笑んで】
【然し。……突如、その表情は、暗く染まってしまう】

……えと。この結果を見て、ですけど。
――――――……。

【ぼう、と。光の魔力が流動する様な、そんな感覚……――】
【と、同時に。魔力を察知できる人達なら、判断が付くであろう】
【――――彼女の中に孕まれた、黒い魔力=c…!?】

……分かると思いますけど……卵≠ナす。
私が補助を行うので――……レイドさん。
この卵≠壊す協力を、していただけませんか?

【――――――……。】

/次のレス位で限界かもしれません……。
534 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 01:50:54.93 ID:ZKU0mSwo
>>529

ふふふ、いい子いい子……

【好機とばかりに少しの冷たさが宿る掌で少女の頭を軽く撫でようとする】
【女性の表情はどこか慈愛に染まった笑顔で……】

【まあ状況を楽しんでいるだけかもしれないが】

むう……?
(いかん、ちょっとふざけ過ぎたかな?)

【腕に伝わる体温に自分の安易な行為を少し後悔しつつ】

ああ、ごめん調子に乗りすぎたようだ――――
今離すから暴れないで

【あまり誠意を感じられない飄々とした声色で謝りながら少女の背に回した拘束をそっと解く】
【腕が離れたからといって少女が転ぶような事は無いだろう】
535 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 01:52:29.36 ID:H09Vhaco
>>531

ほう、なかなか興味深い。
今度詳しく聞かせて欲しいものだな。
【腕組みをして位置的な意味で見下ろす】

礼を言われるほどではない。
だが、他人の役に立てると言うのも悪くないな。
(それに、互いの利害が一致すると言うものだ)
【本音は隠し、建前のみを出す】
【大人って、汚い】

それと、さっきから気になっていたが私の名がヴォイセンではない、ヴォイ「ゼ」ンだ。
【きっちり訂正を入れる】
536 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 01:56:42.02 ID:ljYYQlIo
>>535
いいよ。
その、ろいやるじー?の玉を分けてくれる礼だ。

お前いいヤツだな!
気に入ったぞ。

【すっかり騙されて、笑顔で上機嫌になっている】

あ、すまん。
訂正する。

【サーセンorz】
537 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 01:58:34.13 ID:V97rTv2o
>>528

――その一度の機会を作るのもお主の仕事じゃ。
前にも言うたがな、わらわに出来ることはこうして話を聞いてやることくらいしかできぬのじゃから。

励めよ、ライクよ。戦場であろうと何処であろうとも
……冷静さを欠いた結果に、幸運の神は付かぬものじゃ。事を成す意志が確かならば、感情など御してみせよ

【返す言葉は、退かず真っ向からライクに染み込ませるように】
【迷いや焦り、そういった負の感情を少しでも取り払わんと……「励まし」の言葉を告げていく】

ふむ……大体は分かった。つまりお主は、其れをレイドとやらの前で使ってしまったのじゃな。
何がどうして、其の様な厄物を抱え込んだのかは知らぬが、切り替えを制御できぬならば永久に封印しておくが良い。

レイアムならば力の封印が出来るのではないか?
お主自身が嫌い、体を蝕む力など如何に強力であろうとも毒に他ならんよ。
わらわは、レイドやリィロと会う前に封じておくことを勧める。もう一度其の力を見せることになってしまえば全てが瓦解するじゃろうしな

【血反吐をぶち撒けるライクに、眉を顰めながら忠告――否、警告に近い語調で声を紡ぐ】
【言葉や状況から危険であると察したのだろう。ライクの身を案じ、厳しくも思える声色を叩きつけていく】
538 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 02:00:48.26 ID:yx8mDSQo
>>530
なるほど……、貴方様自身の考え、そして『教会』のこと――
随分と参考になりました

【自分の質問に答えてくれたことに対してだろう、彼女はペコリとうやうやしくお辞儀をする】

……ああ、最後の最後まで窮屈なことを仰いますね――
貴方様は確かに貴方様ですが、貴方様が聖職者である以上は、
100%一致とはいかなくても、ある程度「聖職者」の性質と合致していなければおかしい訳です
そうでなければ、貴方様は聖職者ではなく……「聖職者の服装をした背教者」――なのですから

ま、わたくしもわたくしで、わたくしが射殺されなければどうとでもご随意に――と申し上げる人間ですゆえ……
何にしても、今のところ、わたくしの眉間に風穴も開いてないようですし……

【――言いながら、口の端を吊り上げる】
【もっとも、眼は笑っていないが】

……ご安心を、しっかり名乗るときは名乗るのがわたくしです
逡巡して変に勘繰られる前にささっと名乗ってしまいますと、

わたくしは、『ウェル子』――

――まごうこと無く、これがわたくしの名前です
無論、名の知れた人間ではありませんので、名前だけで素性は分からないでしょうが……

【――ふう、と一息】
【相手からの視線に少々の末恐ろしさを感じ取ったか、何の気なしに両手を軽く上げる】
【勿論、これは、無防備であることの証】
539 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 02:02:50.15 ID:IhsSsm20
>>533
"…………ん"

【何があっても、見守ろう】
【エルメアへ会釈を返しながら、ダハルは腹積もりを決めた】

えぇ……そうして、みんなの士気が上がってくれれば、僥倖、よ……

【レイドのそもそもの狙いは、『卵』を破壊する技術を確立した事を示して、士気の向上を図る事】
【その為に、わざわざ本拠地へと出向いて、デモンストレーションを行ったのだ】
【最初にエルメアが勘違いしたように、あらかじめ撮影したものを持ち込めば、手間は軽減されるはずなのだ】

……え!?
<お……!?>
「な……っ」
≪そ……それは!?≫
「っ、お、おいおい……!」
"…………"

【急に現われた黒い魔力、そしてエルメアの話す言葉の内容】
【驚かないはずもなかった――事前にある程度の話を聞いていたダハル以外は】

≪む……無茶っすよ……今全力を出して、更に、なんて……≫
「……いや、撮影係が要らないから、次は俺も行けるぜ?
その上で、このエルメアさんの助力があるって言うのなら……」
≪それでも……中途半端に、終わる可能性は――≫
――――やるわよ、ジェム……
≪姉、貴……!?≫

【状況から考えて不可能だとするジェムに対して、アストラもまたサポートに回ると口にする】
【そして状況を決めたのは、レイドの、疲れ切った、だが力強い宣言だった】

――――『卵』があるのなら、破壊する……
その為に、あたし達は、来たのよ……?
バックアップがあるのなら……尻ごみする、理由は無いわよ……!!
≪じゃ、じゃあ……せめて、体力が回復するまでの猶予を!
姉貴、まだ立ち上がれないじゃないっすか!!≫

【レイドの意志は変えられそうにない】
【ならばと、ジェムはせめてもの休息の提案をする】
【今のままでは、確定的に魔力が足りないのだ】

/了解です
/では、後日に回しますか?
540 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 02:04:46.37 ID:H09Vhaco
>>536

ああ、そうだったな。
ちなみにロイヤルエナジーだ。ああ、片付けなくてはならんな・・・。
【コントロールパネルをいじって、完全に沈黙させる】

そうか、それは至極ありがたき言葉、かな?
(純粋だな、御しやすくて結構)
【心中でほくそ笑む】

分かればいいのさ。
【間違えやすいかなこの名前・・・】

さて!本日の授業はここで終了だ!
各自、明後日までに考察と感想をまとめ、提出するように。
では、解散!
【手をパンパンと打ち鳴らす】
【生徒たちがわらわらと寮に帰っていく】
【あるものは無言で、あるものは愚痴りながら】
【タキとカシギが、ルゥに向かって手を振っているのが見える】
541 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 02:06:48.58 ID:xgBgjwMo
>>534

…………ぁ、ぅ…

【全く無抵抗に撫でられる】
【トパーズを思わせる、透き通るような金髪が、女性の望むままに揺れた】
【同時に、身体の緊張が解けていく】
【――不覚にも、僅かに安らいでしまったらしい】

【水滴を端に溜めた、ガーネット色の瞳は】
【女性を上目遣いでチラ、と見遣って――――】

【―――開放される身体】
【温もりと言う加護から離れてしまうと、途端に夜風の寒さに襲われる】
【汗に濡れた少女は、一度小動物のように身震いすると】

【右手を伸ばして、女性のローブに小さく触れようとしながら】

………ぇと、えと、………平気……です…
……ビックリ、しちゃっただけで……その………怖がりだから……

……あなたは…?

【蚊の羽音よりは張りのある声で喋って】
【最後に、どうとでも取れる問を放つだろう】
542 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 02:07:55.77 ID:ljYYQlIo
>>540
これを使えば、きっともう少し質の高い魔術具が作れる。
魔術具Lv2ってとこだな。

【ロイヤルエナジーの玉をなでながら】

あ、そうだ、入学手続きをするんだった。
私も行かなきゃ。

【手を振る二人に応じながら、思い出したように】
543 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 02:09:34.79 ID:H09Vhaco
>>542

それは期待できそうだな。
【あれ?渡したっけ?まあいいや】

うむ。ではまた教室、もしくは研究室で会おう。
【再び魔道炉に向かい合って、各部をいじりながら】
544 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 02:09:56.68 ID:BNk741wo
>>539
……普段は、光の魔翌力で隠しているんですけど、ね。
こっちに戻ってきて、まだ戦闘に慣れていない時に……――。

【――彼女は、俯きながら……ぽつぽつと状況を説明していく】

……貴方達は、卵≠破壊する波動さえ確定して頂ければ、結構です。
魔翌力なら――私の物と、増幅術式で補う事が出来るでしょうから……。

【――レイドへと歩み寄りながら、彼女はそう言って】
【レイドへと、グレイス=\―回復魔術を施す。彼女が立ってくれるように、と】
【……そして、その後に】

……レイドさんの血が、必要です。
増幅術式には、魔翌力の主の情報が、必要ですから……。
沢山はいりません、一滴で大丈夫です。

【彼女は、そう説明を加えた】

/では、後日舞台裏で呼ばせて頂きます。お疲れ様でした
545 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 02:10:09.85 ID:AMb5lSgo
>>538
残念な事に、「聖職者」の性質というものなど明確に定義出来る物ではない
さて、世の中の人間に「聖職者」とは何かと聞いて、果たしてどう答えが返る?
身を粉にして働く献身的な人間?神の名の元に暴虐を行う愚者?それとも只の一般人?
全て正解。「聖職者」も所詮は人間で有り、有るべき姿を完全に体現出来る者はいない
つまりは、だ。先程私は適当に嘘を混ぜて述べた訳だ
「聖職者のそれ」?そんな物を定義出来るのなら、私はきっと背教者で間違いないだろうよ

以上。私の見解をつらつら適当に嘘を交えて述べた所で
ウェル子、か。何とも何とも聞き慣れぬ響きの奇妙な名前、と感想を述べておこうかね
頭の固い者ならばどう表記したものかに散々悩まされる名前だと思うとも


……では、それに答えるとしよう
ウィリアムス・ラッセル。異端狩り≠フ連中の中では≪銀狐≫の方が通りが良いかも知れん
光の国教区の司教、それなりに名の売れた人間ではあると自負しているよ

【動きまわる視線は、やがてウェル子の右目で止まる】
【此処にしようという意思が明確に見える、狩人の目。右手の人差指が、無意識にピクリと動いて】

……さて、さて、さて、さて、さて
時間もそうだが、それ以外にも、私は立ち去った方が良いかもしれんね
狐は犬程ではないが、それでも十分に鼻は利く。そして犬より小狡く臆病だ
万が一、この先何か有ったら?そう思うと、ついつい右手が銃を抜きそうになるのだよ

【その手を離して、街路樹からも離れて】
【「腹が減ったな」などと言いながら、一度周囲を見渡した】
546 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/15(水) 02:10:57.13 ID:UeTGNAo0
>>537
あぁ・・・解ってる、自分で蒔いた事だから多くを巻き込ませたくは無い
それに・・・このことを少しでもどうにかさせない限り、他の行動にも支障が出そうだ

・・・う、む。言葉痛み入る・・・受けた恩情からすれば米粒一つほどのお返しだが
鮮度の古い情報でよければ、占領後のブレイザーシティとその周辺の情報がある
【他の行動に支障が出るなら暫くはこの一件のみに集中するつもりだろうか、
しかしそのきっかけを作るのは本人ではなく彼の知人とは皮肉な者だ】
【そしてお返し・・・実際彼はこれでは何のお返しにもならないとすら考えているが他に何も無い】

あー・・・そうだ、な。俺は・・・自分で言うのもアレだが、頭が悪い。その場での事の収拾を得るにはこれしか考え付かなかった

レイアムなぁ・・・以前頼んだ事はある・・・
【以前頼んだ事がある、で、この状況。彼の歯を噛み締める顔と台詞を見ると出来なかったのであろう】
スイッチ自体は制御できるんだ。正気を失っている頃でも、スイッチだけは
【用はそれを押さなければ良いし・・・これからの事で押す必要など欠片も無い】
【今でさえ、後遺症が残っている】
547 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 02:12:04.24 ID:IhsSsm20
>>544
/了解です
/では一旦、お疲れ様でしたー!
548 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 02:12:38.45 ID:hBQCvADO
>>523

………――――ッッ

【彼女の肩に額を当てて、顔を埋める。泣いているわけでは無いのに、そうして表情を隠して】

【頭を撫でられ、穏やかに声をかけられ―――宥められながら】


ルシ……ア……――――っ

【強くなる―――ぎゅうっと。怯える彼、その本来の姿を晒しても、瞳の"蒼"は完全には消えていなかった】
【彼女の角度からはそれは視認出来ぬだろうが―――薄い氷のように、その色は黒の中に混在していた】
549 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 02:17:16.46 ID:ljYYQlIo
>>543
任せておけ。

【ヴォイゼンが持ってる玉を撫でてるイメージだったよ!】

おう、それじゃあな。

【入学手続きのため、去っていった】

/おつしたー!
550 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 02:21:10.10 ID:ZKU0mSwo
>>541

ん、それなら良かった
むう、怖がりかなんだか済まない事をしたね……

【見上げるその瞳を優しく見つめ返して】

寒いのかい?よかったら……これを羽織るといい
ああ、私の事は気にしなくていいから、ね?

【上質なシルクにも似た色の髪を持ち上げてローブを脱いで】
【ローブに触れた少女の右手に渡すだろう、手に取ったならふうわりとした質感が肌に広がることだろう】
【女性の体温の為か少し暖まっている、同時に先程の仄かな石鹸の香りも漂う】

【ローブの下、それは白を貴重とした騎士服に包まれていて腰の左右には剣が掛けられている】
【外装を脱いだことで最も目を惹くのは両腕を守るような形状の白銀色をした左右の手甲だろう】
【魔翌力に敏い者なら手甲の内蔵する魔翌力に気付く筈である】

ん?私の名はエルヴィア、君の名前は?

【シンプルに名前を聞かれたと思ったのか自分の名を名乗り】
【髪を揺らし首を傾げ名前を尋ねる】
551 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 02:23:02.23 ID:ZKU0mSwo
>>550
/追記
/もう夜遅くですので辛いようでしたら言ってくださいな、自分は大丈夫ですので
/ここで切るか明日にまわすかの判断はそちらにお任せしますです
552 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 02:23:04.27 ID:H09Vhaco
>>549

うむ、ではな。
【あら、誤解してるのはこっちだったか】

【去っていったあと、魔道炉のスイッチを、ぽち、通す】
【すると、魔道炉はその図体を複雑に折り曲げながら小さくなっていき、だんだんと地面に埋まっていく】
【その様子を眺めながら、彼は、肩を震わせていた】
・・・くっくっくっく、はあっはっはっは!
素晴らしい!最近はツイている!
あれほどの技術を持ったものだ・・・有用な情報を持っているとみて間違いはない。
近い、近いぞ・・・。私の目的の達成も、そう遠くない!
はぁっはっはっはっはっは!
【手で顔を押さえながら、思い切り笑いあげる】
【誰もいない夜、装置が鳴らす金属音と共に、笑い声は空に昇っていった】

/お疲れ様でしたー!
553 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 02:24:21.75 ID:V97rTv2o
>>546

……そうじゃな、もしお主が悪党どもと戦うならば
わらわ達のような勢力と肩を並べることもあろう。その時に……お主に背を任せられぬと誰かが言う事になれば冗談にもならぬ。
悪評は何処で尾ビレ背ビレが付きお主に厄災を齎すかも知れん。何にせよ……一件を解決する事は必要じゃろうよ

――うむ、有り難く頂いておくのじゃライクよ。
今は少しでも力が……情報が欲しいからの。あれ以来ブレイザーシティにも目立った動きはないが、何時までも放ってはおけまい

【ライクの「お返し」に、軽く微笑みかけながら受け取ろうとする】
【情報を欲しているのは事実だが、ライクの感情に微かに充足を与える事の方が比率は大きいか】

……その結果が、これじゃな。まあ、悔いておるのならば責める事はすまいよ。

完全な封印が出来ぬならば、そのスイッチを押さぬよう感情で雁字搦めに抑えつけておればいい。
其の力は、決して厄以外に働くことはあるまいからな……毒の瓶には、漏れ出ぬよう強固な蓋をじゃ。

【ライク自身も判っているであろう事を、念を押すように告げて厳重に。】
【事態を重く見ているのだろう、異形の力に対しては容赦なくそう言葉を重ねていく】
554 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 02:27:39.67 ID:yx8mDSQo
>>545
聖職者にそれほど詳しくないわたくしのイメージですと、
神に従い、神の声を聞き、平穏な日々を願い、その願いの為に生きる――
大体、そんな感じの「殉教者」が思い浮かびますかね

極端な例かもしれませんが、やはりこの世の中、一般的に申し上げて、
例となるのは「模範的偶像」ですので、その辺りはご容赦を――

【そして、両手を挙げたまま、相手の名乗りを聞けば、】

――『ウィリアムス・ラッセル』様ですか……
その「異端狩り」という所属と、《銀狐》という通り名――、併せて、覚えさせていただきました

……瞳――、良い所に目をつけましたね
わたくしも、目の前に敵がいて、そして拳銃をこの手に持っていたと仮定するならば、瞳に照準を合わせることでしょう
――もっとも、自分の瞳だけは、誰かにプレゼントする気など毛頭御座いませんが

【ラッセルの視線に気づき、返すのはそんな言葉――】
【楽しげでも、恐れを抱いているという感じでもない――、相も変わらぬ平坦な口調で】

ええ……そろそろお別れとしましょう――
わたくしも、何かの間違いで瞳を撃ちぬかれるのはご勘弁願いたいところですから

ああ……そういえば、わたくしもカラスに餌をあげて、自分は特に何も食べてませんでした
帰り道……何かしら買って帰ると致しましょう――

【言いながら、決してラッセルからは視線を外さす、ゆるやかに後退していく】
【手は挙げたまま――、余程、相手を刺激しまいとしているのだろう】
【ある程度――強いて言えば、安全が確保できる距離までは、ウェル子がラッセルより目を離すことはない】
555 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 02:33:48.20 ID:AMb5lSgo
>>554
一つだけ、覚えておくが良い
我等の教えでは、良い事をすると天国に行ける
そして、神の為に尽くす「聖職者」になるのは良い事だ

つまりは、だ。「聖職者」は、自分が天国に行きたいから「聖職者」になるのだよ
どれ程高尚な理想を掲げようがそれが事実
死んでから地獄より天国の方が楽しそうだ。それだけだと、覚えておけ

【視線を巡らし、見つけたのは一件のファーストフード店】
【其方へと、少々大股の速足で歩き始める】

最後に一つ、付け足そう
平等に地獄しか用意されない世界など、つまらなくてやってられんだろうよ
私以外の誰かがお前を撃ち殺してしまわぬように、アーメン

【聞こえるギリギリの声量で白々しく祈り】
【直ぐに、店の中へと消えていった】


/お疲れさまでしたー
556 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 02:37:47.81 ID:xgBgjwMo
>>550

【首を横に一往復、控えめに否定を示した後】

【ローブを受け取って、その温かさに身を寄せる】
【羽織らずに抱き締めるだけなのは、自分の汗で汚したくないから―――】
【―――瞼を閉じて、籠もった空気を吸い込むと、大分落ち着いてきたのだろう】
【今なら知らない人とも、会話できるような気がした】

【意を決して顔を上げる】
【――まだ、頬は桜色に染まったままだった】

…………わたしは……えと、プリム……って言います
…………、…浮いてるお城で……お掃除する人、です……

……その、えと………狩りにきてて……遅くなりました

【どこか、洋菓子の似合いそうな、フランス人形めいた顔付きをした少女は】
【所々言葉の足りない自己紹介を済ませると、不思議そうに手甲を見つめて】
【何も言わずに首を傾げた】

>>551
/お気遣いありがとうございますっ
/夜更かしは、人より少しだけ得意かもしれません
/……とか言いつつ、返レスが遅くてゴメンなさい…っ
557 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/15(水) 02:38:14.23 ID:UeTGNAo0
>>553
そんな時が来たなら・・・大丈夫だ、あんたらの組織に迷惑はかけん。
して、その悪評に尾びれ背びれがつくようなことをしたのだから当然だ。災厄も、当然

火の国周辺の都市において後悔処刑を指揮していたのが、抜刀術を使う女だったな。
恐らくだがこいつがブレイザーシティの指揮官だと思っている。多分ナンバーズだろう

そしてブレイザーシティに居たのが46だったか、小太りの独特の笑いが特徴の男。戦力はアートマン。アートマンが振りまく液体には要注意
【それなりに前の事ではあるが自分の思い出せることを出来る限り思い出し】
【出来れば詳細な事も話したかったが元より得た情報が少ない】

あぁ・・・これ以後にこの力を必要とする場面は間違いなく存在しない
織守に言われるまでも無く、そうさせてもらうよ

【そこで一つ、何か言いがたそうな表情をするが意を決し】
・・・織守の組織に居る、吟雪、な・・・あれは・・・お前の組織に居て良いものか?
どうにも・・・以前、遭遇した際はあの組織の理念とは正反対過ぎる事を口走っているし、嘘のようにも感じられない

558 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 02:40:46.51 ID:xgBgjwMo
>>556
/あわわ、しまったっ
/中断する方に「大丈夫」というお話でしたら
/それでも構いませんです!
/明日は一日中お暇なのです
559 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 02:44:54.19 ID:yx8mDSQo
>>555
……わかりました、覚えておくと致しましょう――
死後の平穏より、今生の平穏を願う方が、建設的な気もしますが……
ま、浮世に絶望しているわたくしが言っても、何の説得力もないお話です

そして、わたくしの望む世界がつまらない世界かどうかは……
実際に、なってみなければ、案外分からないものです――

――では、さようなら
わたくしが撃ち殺される前に、世界が滅び行くことを願って――

【店の中へ消える彼を視認すれば、ウェル子も踵を返して駆け出し――】


我ながら、心の中では少々冷や汗が出ましたが……銃を抜かれなかったのでよしと致しましょう――

≪Rest.In.Peace... ≫……でしたっけ?

【カラスの鳴き声と共に、闇夜へ、溶けていった】


/遅くまでお疲れ様でした!!
560 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 02:47:12.17 ID:ZKU0mSwo
>>556

ふふ、ありがとう――――
ローブ、気にしないで着てくれて良いよ?替えはあるからね
というか着てくれると嬉しいなあ……

【目を細めてまた微笑む】
【どうぞ、と手を出して羽織るように勧める】

プリム……プリムちゃん、初めまして

浮いているお城……?微妙に気になるけど要するに清掃員なんだ
偉いねちゃんとお仕事をしているんだ

【なんだか小学生相手に話しているようで、失礼なヤツだと感じるかもしれない】
【もっとも言葉に悪意は全く含まれていないのだが、いや含まれていない分たちが悪いかも……】

狩り……ん?これがどうかしたのかな?

【少女の目線を追って手甲に辿りつき、見やすいように胸の前に持ち上げてみる】

/あいさー了解です、でも眠くなった時は言ってくださいな
/その辺は全く気にしなくていいんじゃないかなっ
561 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 02:50:29.71 ID:V97rTv2o
>>557

――ああ、助かるのじゃ。確かに情報は頂いた
この情報を活かせる事態になればよいが……さて、機関がどう出るかじゃな

【ふぅ――と、軽く息を吐き出し夏風に混ざらせる】
【未だJusticeが戦うべき敵対勢力は多い。憂うべきこともまた】

……過ぎたる力を宿し破滅の道を辿ることになった者は無数におる。
こんな世界じゃからな……お主がそうならぬよう、祈っておるよライク

【ライクの言葉に念押しに最後の声をかけ――次にライクから発せられた音に織守は静かに目を細める】

吟雪か――確かに、過激とも取れる思想やも知れぬが
利害が一致しておるし、何よりわらわ達と共に戦う意志を見せてくれておる……わらわとしては、それだけで十分じゃよ。

あやつを組織に入れることは、わらわ自身が話しわらわ自身が許したことじゃ。
お主がなんと言おうとも、わらわはわらわの意志の元あやつと共にあると決めておるのじゃ。つまりは、無用な心配じゃということだ

【ライクの忠告とも取れる言葉に、織守は退かず吟雪の存在を肯定する】
【――織守は、吟雪が以前どの組織のどんな立場に在ったかを知っている。危険な部分があると判っている上で仲間として迎え入れているのだ】
【恐らくは、ライクの言葉ではこの意志は曲がらない……そう、声色や態度から察することが出来るだろうか】

さて……長く話してしまったがここまでかの。
何にせよ……上手く事を運ばせるのじゃぞ?リィロの事も、お主が縫いぐるみを作っておった、その者の件もな……

【そして、引き止められなかったならば踵を返し歩み去っていこうとするだろう】
562 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 02:55:52.91 ID:ZKU0mSwo
>>558
/全然眠くないんだぜっ!
563 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/15(水) 03:05:05.14 ID:UeTGNAo0
>>561
俺が話したのはあくまで個人の情報だ。
布陣、兵力、と言う情報もあればよかったが・・・まぁそれこそ古い物では役立たずか
【情報が古いなら、変わる可能性の低いもの、個人の情報のがまだマシ、か】

誰かさんの言葉を借りるなら俺はもう破滅の道を辿っているそうだが・・・
生憎と色々往生際が悪い、そんな道は辿らんよ
【その誰かさんとはこの男が今危惧している吟雪の事なのだろうが・・・】

・・・跳梁跋扈する悪意の手により困窮に喘ぐ民たちの、寄る辺となるべき存在を作る

【目の前に居る人間が運営する組織の理念】
【何をどう思ってこの言葉だけを口にしたのか、今話した人物に関係があるのか?】

【自身の言葉で変えられずとも織守が彼女を認めようと、この男はこの男で】
【吟雪を認めないで行くのだろう、相手がこの男を認めないように】


・・・では、な。情報が何か手に入ったら・・・誰かを通じてあんたのところの情報網に回すように頼んでおく
【もう一度フードを被りなおし、その顔を隠すと】

【彼もまた身を回し、立ち去る。隠した顔は一体何を考えているのか・・・】

/お疲れ様でした
564 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 03:05:43.42 ID:xgBgjwMo
>>560

【先程のことがある為に】
【恥ずかしくて微笑みをまっすぐ見れない】
【夜色に染まる木々の隙間に視線を逸らした】

【胸の前で抱えたローブを両手で引き上げて】
【顔の下半分をギュッと隠すと】
【躊躇いがちに、首を縦に振った】

……、は……はじめ、…まして……

そ、そうです……お話も……戦いも…、苦手だから……
……えと…せいぎの、みかたの……基地、……らしいです…

【縋りつくようにローブを抱き締めたまま】
【ポツポツと話し出して】
【やはり着ようとはしないようだ】

【―――少女の外見は13,14才】
【女性の話し方には思慕に似た好意を感じているようで】
【特別悪感情は懐いていないようだ】

………ぁ……、落ち葉……!
…・落ち葉の…、狩りです…

【復唱されたので、訂正を交えつつ】

……え、えとっ、……その…ごめんなさい……不思議な感じが……したので……

【恐る恐る、そう言った】
【やはり、魔力感知なども苦手なようだ】
565 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 03:09:06.92 ID:V97rTv2o
>>563
/お疲れ様でしたなのですぜー
566 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 03:27:22.00 ID:ZKU0mSwo
>>564

【そんな少女のいじらしい姿に】
【ふふふ、と吐息にも似た笑みが溢れる】

そうなんだ、むう
(そういう子もいるといえばいるんだな……)

【どう返すべきだろう?慰めるべきだろうか?いやそれも何か違う気がするし……】
【そんな思いを巡らせつつも頭の中では言葉が構成されずのまま】

正義の味方の基地……ああ、成程
あそこならちゃんとしてそうだね、安心だ

【その城について思い当たる事があったのか軽く頷いてみせる】
【ローブを着るのが嫌なのだろうか、と少し残念そうな表情】
【いっその事無理矢理着せてしまうか、などと悪い考えが浮かんだり】

落ち葉狩り……紅葉狩りなら知っているけど……

【微妙に残る疑問を吐きつつも特に気にせず】

む、まあただ単に魔翌力を内包しているだけだよそんな特別な事は特に無いさ
というかこんな手甲よりも君の姿の方が不思議だと思うんだけど……

【どこからか「特別ですよー!」と抗議めいた声が聞こえたとか聞こえないとか、いや聞こえないだろう】
【ある程度落ち着いて少女の姿を見たらやっぱり気になったらしいですよ】
567 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 03:47:28.39 ID:xgBgjwMo
>>566

【怖がりな半面、人の機微にはある程度敏感らしく】
【「お掃除好きなので大丈夫ですよ」という意味を籠めて、コクコクと二回、首肯した】
【動作だけで伝わるかどうかは…かなり不明】

【徐々に温もりの消えていくローブへ、熱を注ぐようにしがみついて】

………でも、…でも、
…エルヴィアさんを……お見掛けしたことは、……

……あの…えと………、あなたは、正義の味方側の人……です、か?

【護身用というには些か重過ぎる女性の武装をチラと見て】
【怖々、問いかけてみる】

…………そ、そうとも………言うかも…

【顔を赤らめつつ、ぽそりと】
【自分の言い間違いを曖昧に認めて】

わ、私には……感覚でしか、わかりません、から……
……おばあちゃんは、……魔術師だったらしい、…ですけど……

【どうでもいい情報を漏らした後】
【格好についてはノーコメント】
【竜尻尾が力無く垂れ下がった】

【―――今までの少女の様子を見てきたなら】
【「不思議」と言われて、若干拗ねているのが分かるかもしれない】
【たぶん自信作だったのだろう】
568 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 03:58:49.71 ID:ZKU0mSwo
>>567

【あまり表情には出ない筈なのにそれを悟った少女に驚く】
【「そう」と一言だけ返す、エルヴィアの表情は優しいそれだった】

うん、まあ話に聞いただけだからね行ったことは無いんだ
残念だね、もし行っていたら君に早く会えただろうに……

【なんだかナンパの定型文っぽいぞ】

多分正義側、かな……うん
ああ、大丈夫だよ君に危害を加えるつもりなんて毛ほども無いからね

【戦うような意思は無いと両手を軽く上げてプラプラさせる】


ふふ――――

お祖母様が魔術師なんだ、凄いね私自身魔法はそこまで上手くは使えないのだけど
やはり専門家というものは尊敬してしまうよ

【そんな少女の様子を見て、エルヴィアは頭上に?を浮かべつつ首を傾げるだけなのであった】

――――と、君は察するに下山中?だったのかな
折角だし途中まで一緒に降りないかい?

【ふいにそんな提案、右手を今度は掴む為ではなく誘う為に差し伸べる】
569 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 04:18:40.68 ID:xgBgjwMo
>>568

【優しげな彼女の表情を見て、縮こまるように焦った】
【その内面に適切な言葉を当て嵌めるとすれば、恐縮が正しいだろうか】

………ここで……
…ここで会えて良かった、…です……

お昼よりも……ずっと怖くて…寒くて……

【心細かった事、偶然(?)とは言え抱き止めてくれたこと】
【幾分か精神的に救われたこと、感謝している事】
【それらを正確に伝え得る舌を、少女は持ち合わせて居なかった】
【ただ感覚を空に書き殴って――、上手く喋れない自分に汗顔した】

【正義の味方だという彼女の動作に、何の疑いも無く頷いた】
【こうも容易く信用してしまうと、先程の問い掛けに意味が無かったようにも感じられる】

………そう、ですか…?
…私は……お会いしたこともありませんから……
……実は魔法も……見た事ないんです……

……つかえるの、すごい

【拗ねていた状態から、ふと、元気を戻す】【竜尻尾が頭をもたげる】
【人前で長く甘えていられるほど、少女の肝は据わっていない】
【――――嫌われない事が重要なのだ】

…………

【嬉しそうに、小さく頷くと】
【左手で応じて、手を繋ぐように握ろうとするだろう】
570 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 04:30:36.93 ID:ZKU0mSwo
>>569

じゃあ行こうか――――

【冷たい手甲の掌で出来るだけ優しく手を取り繋ぐ】
【魔翌力を感じるのなら少し、ほんの少しだけ温かいだろう】

【そうして歩きだして】


そうか確かに夜は怖いものね、わかるよその気持ちは
なんだか一人ぼっちが凄く辛くなるからね、上手く言葉で言い表せないけども……

【だけど今は大丈夫だよ、と握る手を少しだけ強く】
【手甲越しに想いは伝わるだろうか】

そうだとも、誇って良いくらいだよ
おや、そうなんだ――――むむむ……

【見せてあげようと思ったのだが、強化程度の魔法くらいしか使えないし】
【手甲を開放するにしても少女を怯えさせてしまいそうで、結局断念】
【と同時にもう少し勉強しておけばよかったと後悔するのであった】

むう、というか寒いのなら着てくれて良いのに……そうだ
…………ちょっとストップ、そして――――

【少女の持っているだろうローブを半ば無理矢理取り上げて】
【背中に周りそっとローブを掛けてあげようとするだろう】
571 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 04:57:49.48 ID:xgBgjwMo
>>570

【魔力よりも、きっと彼女の気遣いの方が温かかった】
【少しだけ強く握られる左手】
【躊躇いがちに握り返しながら】
【隣に居る彼女の存在を感じる】

…………エルヴィアさんも…
………そう、思ったり、するんですか……?

…………剣も、魔法も……あって……強そう、なのに…

【弱い自分の気持ちを分かってくれた事が、不思議でならない】
【歩きながら、見上げて】

【ローブを取り上げられた―――】
【―――というか、無抵抗に渡した形】

【――ぁ、と声を出す間もなく】
【彼女の行為が達成されて、意図を知る事になる】

…………ぁ、……ぁぁ…

【顔を伏せたまま、彼女の手を強く、必死に、握って―――】
【――手甲がなかったら、少し痛かったかもしれない】

…ぇと…、ごめんなさい……
………あの……誰かに触れてないと…私……会話……上手くできなくて……

【ローブを握り締めていた理由を】
【恐怖に震える声で話して】

………面倒で……面倒な子で………ごめんなさい…っ

【双眸から落ちた水滴が、黒い地面に吸い込まれていった】


/すみません!遅れました…!
/まだ大丈夫でしょうか…?
572 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 05:09:55.04 ID:ZKU0mSwo
>>571

恐いものはいくら訓練しようとも恐いものさ
実際完全に己の恐怖を断てる人間なんていないと私は思っている

それに私は見た目程強くないよ、ああ決して見た目が強そうだろ?と自慢している訳じゃないからね
剣も魔法も……それだけあっても強くなんてなれないさ

【少なくともこれまでの経験で彼女はそれを痛感した】
【じっと前を見据える瞳は少しの憂いを帯びていて】

――――と、これで良しどうだい温かいd……

【善意の行為、しかし少女の怯える様を見て】
【彼女がローブを着るのが嫌だったのだろうと一瞬思ったが】

【手甲に感じる圧がそれを崩す】

ああ……大丈夫だよ、気にしないで大丈夫

【優しくかつ力強く握り返す】
【もう手甲越しに温かさを感じるには十分だ】

面倒な子だなんて一片たりとも思ってたまるか
君が謝る必要なんて微塵ともあってたまるか

だから、泣かないでホラ大丈夫だから――――ね?

【握った左手を持ち上げて今度は両手で包む】
【見上げれば笑いかけるエルヴィアの顔があるだろう】

/余裕で起きてます
/むしろそちら様の眠気は大丈夫ですか?
573 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 05:37:34.27 ID:xgBgjwMo
>>572

【エルヴィアの言葉が、ストレートに胸に入ってくる】
【ひとりぼっちは凄く辛いし】【そうなる事は恐い】
【どんなに訓練しても、根付いた恐怖は消えなくて――】

【――端的に言えば、少女は嫌われる事が怖かったのだ】
【だから、言葉を選んで話せなくなる】
【普通の事が出来なくて、迷惑を掛けてしまう】
【――――結局、嫌われる】

………ごめんなさっ………ぅぅぅ…、……ぁぁぁ……っ…

 【地面の染みが増えていく】
 【自分の意思とは関係なく呻く、咽喉と顎】

【泣く事だって、嫌われる要素なのに、止まらない】
【もうだめだ、って思った】


【―――だから、優しい声を掛けてくれる彼女が】
【本当に不思議で】

………、……………っ…

【一つ、しゃくりあげてから】
【彼女の笑顔を見上げてしまった】
【きっと少女は、涙で汚れた情けない顔をしてるだろう】

…………

【きょとん、と】
【一度瞼を瞬かせると】

……………

【今までで一番、大きく頷いた】


/はい、大丈夫です!
574 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 05:44:15.82 ID:ZKU0mSwo
>>573

うん、それで良いんだよ
私は君を嫌ったりなんかしないんだから、絶対にね

【コクリと確り頷き返し】

ほらほら涙を拭いて、折角かわいいのにそれじゃあ台無しだ

【左の手甲で涙をそうっとなぞって拭き取り】

怖くないからね――――
大丈夫?歩けそうかい?

【軽く頭を撫でて、尋ねる】
575 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 05:57:49.99 ID:xgBgjwMo
>>574

………どうして…、ですか…?
……お父さんは……、私のこと、つまらない子供だって……

……あなたは……、会ったばかり、なのに……、

【珍しく、顔を向けっぱなしにしたまま、真剣に質問した】
【涙を拭われる瞬間は、瞼を閉じて】

【可愛い、なんてセリフには】
【首を横に振る事でキチンと応じて】

………ぁ、…と………ぇと……だいじょうぶ、です

【泣いたときは、その場に座り込みそうになったものの】
【涙の止まった今ならば大丈夫】
【撫でられた後に、小さな笑みを向けて見せて】
【彼女が歩き出せば、一緒に歩き出すだろう】
576 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 06:13:09.92 ID:SrqhO.SO
>>575

なんだそれは……父親らしからぬヤツだな

【まるで自分の事のように顔を曇らせる】

人間関係というものは決して長さが大事であるとは言えないだろう?
会った瞬間から意気投合する場合もあればその逆も然り

会ったばかりでも関係ないさ、私は私が思う人を想うそれだけだよ

【難しい論理なんか関係無しに、思ったように行動する】
【少なくとも人間関係は論理なんて陳腐な物では謀れない】

ん、じゃあ行こうか
―――――っとどこまで一緒に行けばいいかな?
私は別に件の城まで一緒に行っても構わないのだけれど……

【繋がった手を少し振りながら歩きふと尋ねる】
【全ては少女の思い次第だ】

/ちょっち携帯からお許しくだしあ
577 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 06:33:27.18 ID:xgBgjwMo
>>576

………そ、それでも、私は――

――……いえ、……ぇと……その……ありがと……です…

【実際、彼女の言う通りなのだろう】
【少女自身もそれに気付いていて、――しかし曲ってしまったものは、なかなか容易に戻らない】
【向けられた言葉に同意する訳でなく、一抹の感謝を示した】

……私は私が思う人を想う

………そうです、ね
私も……、私も同じになりたいです…
……誰かを想う事が……、その……、迷惑にならないくらいの……
普通の人に……

【スッキリとしたエルヴィアの言葉に、何か感じる所があったようで】
【目を輝かせながらネガティブでポジティブな希望を語った】
【―――少女が此処まで長文を話すのも珍しい】

【手を振られた事で、小さく前によろける】
【エルヴィアの腕に少女の肩が触れた】

…………せ、せいそういんさんが、お城に人……連れて行って大丈夫……でしょうか…?

…えぇっと……その、街まででも……平気、ですよ…?

【意見がなければ、街までになってしまいそうだ――】
578 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 06:41:29.97 ID:ZKU0mSwo
>>577

(お礼なんか言われるような事はしてないんだけどなあ……)

【軽く頷くことで返しながら歩く、歩く、歩く】

まあ言ってしまうと本末転倒だけれど想うだけなら誰にも迷惑にはならないさ
個人の思考だけはいかなる法律も束縛は出来はしない

少なくともその程度には人間は自由だよプリム

【なんて殆ど穴だらけの自論であり自論でしかないのだけど】
【それでも少女の今後の判断材料になれば、と呟くのであった】

【触れ合った肩に笑みを浮かべる】
【まるで妹が出来たみたいだ】

多分問題は無いと思う、というかそんな事で怒るような正義などたかが知れているぞ
むう……君一人だとなんだか不安だからせめて城まで付いて行きたいなあ、と思ったんだが

【珍しく残念そうな表情を浮かべるのであったとさ】
579 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 06:56:12.98 ID:xgBgjwMo
>>578

【首を傾げつつも、話を聞いているようだ】
【二房の髪が、非対称に揺れる】

………そ、そう、なんですか……?
えと、えと、……それじゃ………そうですね……

…んと……、好きですよ、エルヴィアさん…

【分かったのか、分かってないのか】
【手を握ったまま、多量の信頼が混ざった笑みを彼女に向けて】
【また、歩を進める】
【次第に地面は乾いた土に変わり、踏み固められた地面に変わり、舗装された道に変わり―――】

………も、…もう、泣いたりなんて……その……多分…
……、着て頂けるなら……それも…

【もじもじと、方針が180度転換する】
【エルヴィアの表情に心動かされたのか、元来押しに弱いのか】
【―――何事も無ければ】
【二人の前に、大きな湖とその上数センチを浮く、巨大な城が見えてくるだろう】
580 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 07:08:52.36 ID:ZKU0mSwo
>>579

ん……なんだい?

【斜め下、プリムの顔に視線を移し】

ふふ――――ありがとう、嬉しいよ

【返すのは多分この街に来てから一番大きくて安らぎに満ちた笑顔】

うん、それならお言葉に甘えて着いて行くよ

【そうしてまた手を振りながら歩いて――――】


【至、浮翌遊巨城】

噂には聞いていたけれどやはり凄いなコレは……
正に壮観といった所か――――

【そうそう簡単に在るものではないだろう城を物珍しい表情で見上げる】
【なんだか田舎者っぽい】
581 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 07:17:55.77 ID:xgBgjwMo
>>580

……代わりに…、お掃除する箇所も多くて……

【困ったような笑みを浮かべてから】
【城を見上げるエルヴィアを眺めて】

……そういえば、
………エルヴィアさんは……、どんな所に住んでいるんですか?

【お城には入ろうとせず、その場で、聞いた】
582 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 07:33:53.69 ID:ZKU0mSwo
>>581

この広さだと確かにそうなるな

【クスリと笑い返してプリムを見返す】

ん……基本はホテル泊まりかな
最近は野宿だけどもね……ふふふ……

【何かあったのかそんな含み笑い】
583 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 07:39:56.36 ID:xgBgjwMo
>>582

………流石に、一人だとキツかったりしますよ?

【見返されて、少し間を置いた後に首を傾げ】

……ぇと……
…お金、使い切っちゃったんですか?

【含み笑いに、目を丸くするものの】
【思いつくままに推測して】
584 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 07:43:29.77 ID:ZKU0mSwo
>>583

だろうなあ……
でも清掃員は君1人だけ、というわけでもないのだろう?

【「いや、聞くまでもないか」と付け加えて】

いや、お金ならそれなりに貯蓄はある……
あるが、そのなんというか説明し辛い事態に陥ってだな……うん

【話したくない、というより話すのが恥ずかしいらしいですよ】
585 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 07:56:35.56 ID:xgBgjwMo
>>584

……住み込みで働いているのは、………私だけかも、…いえ、自信は、ないです…

【とりあえず同僚は見た事がないらしい】
【絶対の自信が持てないと歯切れが悪いのは、プリムの性質なので仕方ない】

……説明し辛い事態…、ですか…?

……あの…もし、…よろしければ、……ですけど
…ここに、住んでみませんか…?

偶にお掃除を手伝ってあげる、程度でも構いませんので…

【自信が無いなりに、控えめに誘ってみる】
【――もし断られれば、今回はそこまでと諦めるだろう】


/すみません、そろそろ眠気がマッハで
/クオリティ等が地に落ちてます
/次レスで終わる感じでも宜しいでしょうか?
586 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 08:00:16.35 ID:ZKU0mSwo
>>585

あら……そうなのか

【果たして目の前の少女は1人住み込みで大丈夫なのだろうかと思いつつ】

うん、なんというかその…………

む、良いのかそれは……?
良いなら是非お願いしたいところだが……

【予想以上の食いつきを見せるのであった】

/了解ですよ!
587 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 08:16:19.17 ID:xgBgjwMo
>>586

……ほ、ほんとですか…?

【言ってみたものの、望みは余り無いと思っていた】
【だから、余計に瞳を輝かせてエルヴィアを見つめて】

そ、そ、それじゃ……
…あの、……部屋とか…、選びに行きましょうっ

【少しだけ強引に、彼女の手を引っ張って、城の中へ入っていこうとする】
【ちなみに、少女はJusticeに加入してない為、今回のコレは本当に住むだけだったり】

【山道を歩き疲れた少女は】
【簡易オリエンテーション後、大浴場 にて汗を洗い流して、198号室(自室)で泥のように眠るだろう】


/というわけで、お疲れ様でした!
/長時間でしたが、楽しかったです!エルヴィアさんは本当に優しいお方
/最後の件、エルフェス君という前例があるので、大丈夫ですよね?
/ありがとうございましたー!
588 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 08:21:01.57 ID:ZKU0mSwo
>>587

ん、ああもちろん……と、私が言うのもおかしいような

【なんだか違うよなあと頭を悩ませて】

うん?うわっと、わかった――――

【随分どアグレッシブな少女の動きに少し驚きながらも引っ張られていくのであった】
【とっぴんぱらりのぷう】

/乙かれさまでしたー
/こちらも楽しかったですプリムちゃんマジプリム
/多分大丈夫だとは思いますけど一応誰かに聞いておいた方が良いかなとは思います
/というかいっその事同棲しちゃえばry
/ありがとうございましたっ!
589 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 16:15:26.36 ID:RVuPJQU0
【夜の国某所】
【積載量限界まで何かが積まれたトラックが二台、停車する】
【荷台には覆いがかけられており、何が入ってるか判断するのは難しいだろう】

――……やれやれ、やっと夜の国到着だ。
いいかげん転送魔法陣を使えるようにならないとだな……

【様々な星型多角形が所々にあしらわれた白のロングコート】
【六芒星が描かれた白い手袋。五芒星が描かれた白い靴】
【星型の飾りをあしらった腕輪(29と刻印がある)、胸元に星を模ったバッジを付けた】
【所々に黒が混じった銀髪ロングの色白の女が】
【片方のトラックから降りて、伸びをする】

体中バキバキだ……
「貴女は寝てただけじゃないですか」
む……それを言われると辛い

【運転していたらしい女の声も聞こえる】
590 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 16:24:06.42 ID:AMb5lSgo
>>589
【其処へ、空間を引き裂くようにして突如現れるのは】

……………みーつけた

やーれやれ、思ったより随分と遠回り、時間も掛かる羽目になりましたが………
ようやくようやくこれでピースが揃うってえもんですよ

【黒のラボコートに白手袋、眼鏡を掛けたにこやかな女】
【緑髪緑眼、身長は175cm程と高め、線が細いのが離れていても良く分かる】

ハロー?もしくはグッドイーブニング?
この国で時間に合わせた挨拶ってホントにどの程度意味が有るんでしょうねえ
何回何十回何百回考察しても結論が出ませんで
591 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 16:34:53.02 ID:RVuPJQU0
>>590

――……えー、と、他の国で夜になる時間中なら意味が……ああ、むしろ無いかもしれませんね
意味は挨拶することにのみ求めましょうそうしましょう。そしてグッドアフタヌーン

【現れた女の方に向き直る】
【運転席の人間は、もう黙ったまま】

鉱山から陸路で何百キロも……しかも見られないように行ったんですから時間がかかって当然です。……え、違うって?
私が最後のピースとなったなら……一体何が組みあがるんでしょうか、と

【言いながら、荷台にかけていた覆いを外す】
【積まれていたのは、黒い光沢のある岩石が大半】

その前に、手土産です。羽毛石とその他レアメタル。
まあこれだけの量が無くても困らないでしょう。向こうは

【……横領だ】
592 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 16:40:02.72 ID:AMb5lSgo
>>591
ノンノン、時間の認識がずれてますってえ
大体……四年くらい掛かってる計画の?そろそろ実行に移せるなあと思いましてねえ
………ああ、円。ちょいと質問

そこの運転手、貴女に必要な人間ですか?
とりあえず、そこは聞いておかないと後々面倒な事になりそうでしてねえ

【ラボコートのポケットに手を入れて何かを掴みながら、荷台に昇って】
【岩石に顔をぐっと近づけ、一つ一つの表面を眺めて】

ふむふむ……重畳重畳、中々良いタイミングで良いものを持ってきてくれましたねえ
こいつはどうやら話を進めるのに相当約に立つでしょうて

然し、円。これを持ってくるの、誰かに見られたりしました?
そうなりゃそれはそれで中々面白い展開が考えられたんですが

【満足げにこつんと岩石を叩き、その音を聞いている】

【声は、声量は普段と変わらない。然し、何処となく違う】
【普段より、「軽さ」が少ない】
593 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 16:54:06.07 ID:RVuPJQU0
>>592

つまりは秘密裏に進めてた計画、と。
知る由も無いからずれるに決まってます。認識が

……必要があれば処分してもかまわないんですが、流石にそれは拒否したいですね。
というわけで霞、とりあえず出て来なさい
「む……態度ころころ変えて……。それに、私が出てくる意味あるんですか?」
言葉だけで納得する人だと思うか?
「むう……」

【ふくれっつらで運転席から出てきたのは】
【黒く、星空を映したようなロングコート】
【黒地に白い点を散らし、夜空を模した手袋をつけ】
【黒の長髪に所々白く、染め上がっていないような髪を残した少女】
【何処と無く、円に似ている気がする】

……ある種、妹のような奴です。本当の妹ではないですが。
「……もういい?」

【荷台からちゃんと見える位置にいたが】
【それだけ言うと、霞と呼ばれた方はさっさと運転席に戻ろうとする】
【少女が運転してたのか、という突っ込みは却下】

誰にも報告してないから、横領した形になりますが、まあなんとでも理由は付くでしょう。

……さあ、認識はしてないですね。
なるべく見られないようには通りましたが。

――ところで、私がいない間に何かありましたか?

【声のトーンの違いを感じ取ったのか、心配げな様子で】
594 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 17:03:22.49 ID:AMb5lSgo
>>593
………おや、おや。随分棘が有りますねえ

円。私は、貴女にそんな態度を許した覚えは有りません
それからそっちの……霞?貴女もね
二人纏めて実験室送りにされたいんですか?

【揚げ足を取る様な反応に、更に声のトーンを低くして】
【ポケットの中で一度、がちゃりと音を立てる】
【聞く者によっては、拳銃の撃鉄を起こした音だと分かるだろう】

……四年です。私がこの世界に来てから、これまで
その殆ど全てを費やして組み上げた計画です

外から破られるってんなら諦めもつきますがね。中から崩されたんじゃあ堪らない
最近甘い顔ばかり見せてたから忘れたのかも知れませんが、改めて伝えましょう

今回の私、えらくマジです。失敗したら次が無い覚悟で挑んでます
今すぐ再認識しなさい。貴女の立場を、私が誰なのかを、貴女は何をすべきなのかを

【そして、荷台から降りて、運転席の方へと近づく】
【顔から笑いを消して、視線を霞へ。それから、横目で円へ】

……………反機関組織に、知人は居ますか?
595 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 17:20:50.59 ID:WuJGDXI0
>>283

(知識は無い、理解力は在る、但し知識が無いのだから得た情報の反証を得たりは出来ませんね)
(噛み砕く必要は有れど、余程の事で無ければ、赤子の手を捻るより簡単に信用する…「ち、もっと前に見付けていれば」と)
(今回ばかりは、自らの存在価値たる『不徳』を、コンクリートに頭突きする勢いで猛省せざるを得ません)

【コンピュータ上の情報の様に、簡単に上書きされてしまう上に、セキュリティは殆ど無い】
【本気で何かやらかそうと思えば、途轍も無い悪行にも、天狗的な享楽にも使えるな、とは思ったが】
【思案のチキンレースを振り切らせないのは―――其れだけが異界の如き存在感を放つ手錠のギラつきと、家族の存在】
【極めて無秩序で、無邪気な笑みに返す、柔らかな微笑みの裏には―――本能的なアナーキーさがある】

うーん、先ずは…そうですねぇ。
…四つん這いに成るといいでしょう、猫みたいに四つん這いに。

【口から出まかせ、然し其れなりに愉しめそうな案が思いついた―――…一種の、性的行為を伴わない調教】
【四つん這い、という言葉の意味が理解できない可能性があるので、一応例示を織り交ぜて】
【自分で動けば一目瞭然だが、それは未だしたく無い―――人のプライドを切り刻んでポイと捨てるのが好きな奴に限って、妙なプライド】

(…≪Dream Theater≫。)

【そして、少女の反応に関わらず―――余程突拍子も無い事が起きなければ、何時の間にか。出会った時より存在していたかのように】
【天狗の右手の中には、鈍く光る銀色のデジタルビデオカメラが確りと握られている筈だ】

/返信しておきます! 今夜も宜しくお願いしますね!
596 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 17:21:19.31 ID:RVuPJQU0
>>594

……折らなければまた生えます。折っても気づかないうちにまた生えます。
……御免なさい。いつの間にか生え治ってました
「私は何も言われてません。一応今は円に付いていってる形になってるから、今は貴女にも従うことになりそうですが」

【撃鉄の音を聞いたからなのか、一気に弱気になる円】
【対照的に、かなり高圧的な霞】
【とはいえ、逆らうことは無さそうだが】

……っ、崩すだなんて、そんな……そんな、ことは……

【口篭る辺り、下手したら崩しかねないと思っているのだろう】
【しょげたように俯いて】

――……私は、貴女の……「盾」、「所有物」
貴女の利になるように動く……

【何かに取り憑かれたかのように唱える言葉】

「……消すのなら今のうちにどうぞ。抵抗は一切しません」
『知』っている『人』、なら……、でも……真新しい情報は……

【腕組みしてジト目の霞。かなり落ち込んだ円】
597 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 17:30:43.92 ID:AMb5lSgo
>>596
……………今、この瞬間
私は、私の計画に不安を抱きました
私自身でも、敵対組織の誰でも無い。貴女を理由にね

再認識したのなら、まずは命令を一つ
霞でしたっけ?その子を、確りと教育≠ネさい
貴女にとって、最大の利益が有る様に

勿論、この言葉の意味は分かりますね?
そして、私は気に入らない物を平気で壊せるという事も、分かってますね?

【少々間を開けすぎたかと、内心で悔やむ】
【だが、余り長い時間を費やしてケアをする余裕も無い】
【だから、最短距離を最高速度で、まずは目的を最低限達成出来る領域に運ぼうと】
【優しい言葉を用いないで、脅迫めいた表現だけを重ね、まず追い詰めようとする】

……今から貴女に、比較的長期に渡る命令を下します
一言一句タイミングと声の高低すら再現できる程に、よーく聞いて覚えなさい
ああ、さっきのは数の内に入れないでおいて下さいね

命令、その一。内外に、「私の恋人である事実を隠している」という演技を行いなさい
但し、私が指示した一部の対象には、「隠している」という部分を端折って行って貰います

…………まずは此処まで。OK?

【そして、多岐に渡る命令の内、最も混乱させ得るだろう物から告げる】
【一度、自分のペースに引き戻さなければならない。そう認識した】
598 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 17:43:50.39 ID:RVuPJQU0
>>597

……ぅ

【つまるところ、今の自分の存在は、利ではなく害なのだと】
【しかし言い返す材料も見つからなく、またしょげる】

――……教育?
「(……いっそ消した方が早いと思うのに)」


【無言で小さく頷く。最悪壊されることを恐れているかのように】
【一瞬ぶるりと震えたのは、はっきりと見てとれるだろう】

――――ちょ、ちょっと待ってください。
え、えっと、そ、それはどういう……

【無駄に頬が紅潮する。思いっきりどもる】
【混乱が解けない。――この人は、さっき何と言った? 恋人?】

――ぁー……


【しばらく時間を置いた後に、了解したという意味か頷く】
【だが、混乱は解け切っていない】

「(あーあ……まあ見てて面白いんだけど)」

【笑いをこらえている霞が運転席に】
599 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 17:52:07.98 ID:AMb5lSgo
>>598
………双子だの姉妹だの居たら、セットで欲しくなる
コレクター精神がなきゃ、今すぐにでも射殺して後顧の憂いを断つ所ですがねえ

(……さて、テンポは此方に幾らか戻せた、と)
(混乱冷める前に何処まで言うか、冷めてからどこまで言うか)
(是も非も言う事は無いなら、冷めてからでも問題は無いような気がしますが………)

【撃鉄を起こしたまま、手をポケットから抜いて】
【混乱を加速させる様に、両手を円の頬へと伸ばす】

早速聞き落とし?そいつはいけませんねえ
良いですか?、「私の恋人である事実を隠している」という演技を行え、そう言っているんです
それも、私が居ない時にもね

勿論、条件は色々と付く。自分からベラベラ話すようじゃあいけない。一応私に「口止めされてる」事にして貰います
その上で、貴女の判断で、話した方が良いと。そう判断して、話す。そう演じて貰うんですよ

つまり、結構複雑な設定の即興劇をこれからやり続けて貰う訳です
……「対機関連合」と、<Justice>相手に

【そして、続いての攻勢。恋人云々の話題から、今度は機関≠ノ敵対する組織の話題へ】
【無関係に思える話題を、一足飛びに移動して。息継ぎの短い時間だけ、言葉が途切れる】

貴女の設定は、『上司とひそかに恋愛関係に有る、機関に嫌気がさして来た機関員』です
この前提を飲み込んで、此処までの私の言葉を反芻して。一度、記憶しなおしなさい
600 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 17:52:15.69 ID:bWnS24ko
>>595

……、、。

【こく、こく】
【頷きはまた、鎖の音を伴うもの】
【そして当然とも言うべきか】
【そのような行為に対して嫌悪感を見せる事もなく、しゃらしゃらと鎖が地面に擦れ】
【ぺた、ぺたと。相手の指示どおり四つん這いになる】
【「これでいいのか?」】
【色違いの両目が、そう言いたいかのようにじぃと相手を見上げるも】
【ふと、天狗の手に握られているカメラを見てしぱしぱと目を瞬かせ】

……、。かめ、ら。。……かしゃー?

【くぃ、と。体勢を維持したまま僅かに首を傾げた】
601 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 17:59:38.58 ID:RVuPJQU0
/すみませんカリナさんの方次遅れます
602 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 18:00:11.31 ID:AMb5lSgo
>>601
/あいさ了解ー
603 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 18:08:12.87 ID:WuJGDXI0
>>600

【視線に対して、黙って首を縦に振る】
【唇の端が僅かに歪んで、然し握り潰した野球ボールの様に、直ぐ元の形を取り戻し】

で…次に遣る事は、絶対に必要、というワケではありません。
しかし、其の方がワタクシとしては盛り上がりますし、この穢き全世界の方々にも、悦んで頂けるかと。

【言葉を切られるより僅かに早く、ぱしゃり、とシャッターが切られる】
【撮影したのは少女の顔でも、桃色の傷と白い皮膚がえも言われぬ肌でも無く、二人の間の地面】
【当たり前と言えば当たり前だが、何の変哲もない、描写するだけ時間の無駄と言える路地裏の地表だ】
【撮影から2秒ほど経って、そんな日常に割り込んでくる『異変』―――いわゆる「陰陽図」型の、魔法陣に近いモノがぽこりと出現した】

……ふふふ、猫セットです。
放っておくと消えてしまいますから、可及的速やかに付けましょうね?
(耐久力を考慮しなければ、まあ10分…『体験版』程度には具現化が持つ……にしても、ワタクシは何故此れを『撮影』したのでしょ?)

【さらに、1秒後。白黒ハッキリ付けられた絵柄の陣は、溶けて、霧に成って、文字どおりに霧散する】
【入れ替わりに現れたのは―――赤い首輪と、ネコミミのカチューシャ、そしてイマイチどんな原理で付けるのか判らない、黒の尻尾】

【少女に抵抗される事が無ければ、それを。蚊でも摘むような丁寧で慎重な動きで、装着させていくだろう】
【繊細な指づかいとは言え、手際は厭に良い―――頭、首筋、尾てい骨、軽快な足音を鳴らして、舞う様に遷移していく筈だ】
604 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 18:17:32.66 ID:bWnS24ko
>>603

【相手の動きを見て、少女は嬉しそうに微笑んだ】
【どうやらこの少女。「正解」を引き当てる事が出来ると喜ぶらしい】
【このようなところもまた、純粋と言うべきなのだろうか】

……、、……、ぅー

【現れた魔方陣】
【それを見て、少女はこの日始めて不安そうに唸り声をあげる】
【魔法が嫌い、なのだろうか──?】
【しかし今の所彼女が何故そのような反応を見せたのかを知る術はなく】
【陰陽の印が霧散すれば、どこか安心したかのように小さく笑みを浮かべた】
【その後は矢張り抵抗も何もなく】
【全裸に猫セット+手錠を付けた少女の姿が、完成するだろう】
605 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 18:34:31.37 ID:WuJGDXI0
>>604

ふふふ、ふふ……。
っと、失礼。それではお嬢様、此処からが本題で御座いますよ。

【魔法陣(実際は純粋に能力によるもので、『形が其れらしい』だけだが)に恐れる姿については、特に気にしない】
【問い詰めて確定的な返答を得られるかは判らず、そんな暇は無い。≪Dream Theater≫は万能とは言い難い、ハリボテ再生機】
【また、正誤は兎も角「攻撃と勘違い?」というアタリがついていたコトも、理由として数えられるか】

先ずはお嬢様、「にゃー」と啼いてみて下さいな。
基本中の基本ですよ。実は面白くもなんとも無いのではありますが、最初が駄目では後も駄目、なのです。

【辛口の評価、天の邪鬼な言葉、紡ぎたい、投げかけたい、言葉のドッジボールを愉しみたい】
【そんな気持ちも、演技か本心か、何故か成りを潜めて、多少キツい物言いの事前注意だけに留まるだろう】

……それで、今度は…。
先ず、右手、左手、右足、左足、『ちゃんと4本で』歩いて、ワタクシに近づいてください。
で、次は―――ああそうですね、差し当たって、ワタクシの左手をベーッロベロ舐めるのが正解、でしょうか。
足も悪くは有りませんが、初心のお嬢様向きかと言えば全くそうでは有りませんから、ね。

【自分でも試行錯誤中なので、何故か質問口調】
【それなりの知識が有れば、まともな『シコウ』など端っから持ち合わせぬ存在だと、認識できるのだろうが…】
【「子供を指導する様な口調は、屈辱的で良いですね…今後採用」とか、脳裏でごねごねと悪意を練りつつ、動向を待つ】
606 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 18:36:42.53 ID:ftBcrIDO
分煙所行け
本スレでこんなことしてる方が気持ち悪い。寝る
607 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 18:45:25.48 ID:bWnS24ko
>>605

────にゃぁ。。?

【頭や首などに、普段とは違う異物感を覚えているのだろうか】
【ふるふると首を振ってその感触を取り除こうとするも上手くいかず】
【結局、少し不満げな表情になってそう啼いた】
【気まぐれで、自分の思い通りに行かないと拗ねる──】
【その様子はまるで本物の猫みたいでもあり】

……、、ぅ。

【こくこくと頷き、やや歩きにくそうではあるが四足で相手の方へ近づき】
【その後、矢張り言われた通りにぺろりと天狗の左手を舐めることだろう】
【猫のようにざらついた舌ではなく。やわらかい感触である】
608 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 19:01:37.23 ID:RVuPJQU0
>>599

「――物扱いか私らはっ!」

【思わず怒声を挙げる霞】
【「ら」?】

【伸ばされた手にびくっと震えて】
【先ほどの脅しのせいか、恐怖もまだ抜け切っていない】
【紅潮してるのも抜け切ってないが】

【それでも、告げられる言葉を一字一句、聞き漏らすまいと聞き取ろうと必死で】

(つまり、つまりだ……)
(大まかに言えば演劇。役は……カリナトゥスさんの……恋人……)
(――ぁー、ぅー……)

【紅潮、加速】
【頭をぶんぶん振ろうとしたが、頬に手が添えてあるので我慢して】

(そして、それを隠している、という素振りを見せる)
(観客は、対機関連合と、Justiceの構成員……)

――つまり、貴女と……こ、恋人同士という前提で……
で……機関に対しては好意的でない、と

【「恋人」という単語で思いっきりつっかえる】

/ただいま戻りました。そして尋常じゃなく遅れてすみません……
609 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 19:02:11.91 ID:Ibo/SrA0
【森】

あ、苺シロップの味がする

【旧い血の色をしたセミロング、太陽の様に煌く橙色の両目】
【右目の色合いは、「蜜柑色」に近く、時々、両目が虹色に輝いて見える】
【白のシャツを着用、黒のスラックスに、黒のローファーを履き】
【ベルトを巻き、チェーンを吊り下げた、二十歳ほどの女性が】
【林檎でも持つかの様に、「何か」を片手で弄びながら、小さく齧っていた】

【―――其の、「何か」は】

【ゼリーの様に半透明であり、桜餅の様にもちもちしてそうで】
【微妙に発光してる…そんな感じの、謎の桃色の球体である】

「……、……」

【球体は、齧られる度にびくっと震えてる】

【彼女と球体の傍には、大きくて透明なケースが浮かんでいる】
610 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 19:05:16.58 ID:WuJGDXI0
>>607

……良い子ですね、お嬢様。
従順な猫、寧ろ犬か…犬……いや、この際何でも良いです。

【『天狗』の一族は、詳細は不明だが、流星、山伏、そして犬科の動物と関連付けられる】
【彼女が時折「地に墜ちた流星の末裔」だの、「道を喪った山伏の化生」等と名乗るのは、自分のルーツを求めてなのだが】
【柄にも無く、そんなコトを考え、僅かな思考停止】

ふふ、鳴き声もまたこれは…。

然し、危ない所でした…此れを今日からは、3日ごと程度にやらないと、爆発してしまいます。
相手を選ぶ必要は有りませんが、「にゃんにゃん」は、活きる為に必要なのですよ。

【心中に浮かぶ一抹の『不安』―――情報の書き換えが上手く往くのなら、自分以外にも其れをされる可能性が有る】
【詰まり、折角与えた異常性の芽を、何処かで摘み取られてしまうのでは無いか、と】
【然し、考えるだけ空しいのも確か、ならば、かつて祖たる綺羅星が巡った天に、運を任せてしまおうと想う】
【柔らかい感触と、鼓膜を心地良く擽る声に、うっとりと瞳を閉じて、吹きこめるだけの事は吹きこんで】

………よし、では次は…っと。
時間切れ、ですか…流石に、ワタクシの能力に持続力を求めるのは愚かでしたね。
(一度再生したモノは、暫くは不可…流石に、あんなモノの撮影ストックは、無しと)

【誰に言うでも無い、だがしょんぼりと寂しそうな独り言、そして少女から一度離れようとするだろう】
【恐らく―――少女は、天狗に付けさせられた『違和感』が、嘘の様に消失している事に、気付く筈だ】
611 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 19:12:54.57 ID:WuJGDXI0
/ルカスの人、次少し遅れます、済みませぬ!
612 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 19:13:47.97 ID:bWnS24ko
>>610

……、、ぅ!

【こくん、こくんと頷く少女】
【今の所はまだ、情報が書きかえられることはない──少なくとも、天狗が目の前にいるうちは】
【だが先ほど彼女自身が考えた通り──少女は何のセキュリティもかかっていない媒体だ】
【いつ誰に、今しがた与えた情報を壊されるのか。或いは、書き換えられるのか】
【それはまるで1ヵ月後の天気のように予測がつかないものだ】

……、、。?

【相手が自身から距離を取ったのを僅かに不思議に思うも。それより】
【覚えた違和感がいつの間にか消えていることの方が大きかったらしい】
【本当に何もなくなっているか確認するためか。しゃらりと鎖を一度鳴らしてぺたぺたと片手で頭などを触り】
【寂しそうな相手とは対照的に、どこか嬉しそうな笑みを浮かべた】
613 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 19:14:17.34 ID:AMb5lSgo
>>608
……それがどうした?

物扱いが嫌なら、人として扱われるよう努力しなさい
私の前で精々媚を売って、人の序列の最下層にでも加われるようにしなさい
今の私は、貴女という人格になんら興味を抱いていないのですよ、霞

……会話の邪魔をするようなら、手足だけ外しましょうか?
一応人体、使い道は幾らでも有りますからねえ……

(……おや、おや、何やら引っかかった様で)

【声を荒げた霞に対し、逆に限界まで声を落として】
【反応の変化に目が行くが、今はまだ其処を押して行こうとはしない】

【今、必要なのは】

そう、その認識で居て欲しいですねえ
で、貴女が私の為に動いてるというのは表に出して結構

貴女には、正義側の組織に接触して、こう伝えて貰います
「私の恋人が、機関を抜けたがっている」とねえ……

その件は、貴女が独断で動いてる事にしてください
同時に、私は私で別に動きます。正義組織に取り入るために

……さて、また一時休憩。此処まで理解したうえで、疑問などは?

【落ちつかれない内に情報を詰め込んで、飴に掛ける時間を少しでも増やす事】
【「恋人」という単語でつっかえる様子を見て、今の所は良い感じだと確信する】


/お帰りー、もうちょっとしたら今度はこっちが夕飯でちょっと落ちるぜー
614 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 19:15:42.55 ID:u5IVtt6o
>>609
/絡んで大丈夫でしょうか?
615 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 19:16:11.77 ID:ZKU0mSwo
>>609

見知った匂いが致します、これは……


【身長150p程度、膝までありそうな長いシルクのような白髪に金の瞳、首には銀の鈴の付いた黒いチョーカー】
【胸元に黒のリボン、裾にも小さなリボンのイラストが入った、子供用の白いワンピースを着た少女が】
【スンスンと鼻を揺らしながらが近づいてくる】

【恐らくは既知の存在ではあるはず】

んー……?えっと檸檬お姉さんでしょうか?

【警戒を孕んだ視線と声色である程度距離を取っている】
616 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 19:16:53.37 ID:ZKU0mSwo
>>615
/リロードしろよぅ……
/ええ、引きますともすいませんでしたっ!
617 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 19:17:58.34 ID:u5IVtt6o
>>615-616
/ああっと、オイチャンが引きますよぃ
/久々だから何か色々ヘマしそうで怖いし^p^
618 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 19:19:16.90 ID:ZKU0mSwo
>>617
/いえいえ自分が引きますとも順番は絶対です
619 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 19:20:32.24 ID:Ibo/SrA0
/>>615>>616さん、遅れてすみません…
/お二人方、私は複数辛味でも大丈夫ですよ!
620 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 19:22:58.69 ID:k6jtbC.o
【公園】

……んむ………うう………んん………
「…いつ起こすんだったかな……ま、忘れたしいっか」

【少女が二人ベンチの上にいる】
【片方は頭を見ると青いロング、その後ろに黒い大きなリボン】
【体を見るとゴスロリドレス】
【足を見ると黒いブーツ】
【眼は藍色で肌が白い】
【顔立ちからすると9歳ほどだろうか】
【そんな少女だ】
【もう一人は10cm位のサイズの少女だ】
【花のようなドレスを着ていて頭には花の髪飾りがある】

……んんん………んむ………うう………
「起きるまで何してようかな…」

【大きい方の少女はベンチの上で寝ている】
【口から涎が出ているのが目立つだろうか】
【小さい方の少女はその上に座っている】
621 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 19:23:13.71 ID:u5IVtt6o
>>618-619
/複数は私もおkです。
/しかし辛いのは苦手です。
622 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 19:23:26.18 ID:Ibo/SrA0
>>619
/安価ミス、>>614さん&>>615さんあてです
623 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 19:24:21.87 ID:RVuPJQU0
>>613

「……何時か足元を掬ってやる」

【ただ、死ぬならともかく生きたまま手足が無くなるのは困ると感じたか、その後は口を噤む霞】

私が貴女の駒であることは漏らしても良し、
そして……その「恋人」は誰なのか、名前を明かしてはいけませんよね?

――え、と……その……

【疑問、というより質問があるらしいのか、それでも言うのを躊躇っているようで】

/把握しましたー。こちらも夕飯なので入れ違いになるかもです】
624 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 19:24:24.34 ID:ZKU0mSwo
>>621
/ぬう……じゃあお言葉に甘えようかなっ
/複数お願いします、辛いのは好きです
625 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 19:26:06.92 ID:5dcS5sAO
【街中】

……せーのっ!

【半袖のシャツに短パン姿】
【そんな快活なイメージを抱かせる服装をした水色の髪を持つ少女が】

じゃじゃーん!

【建物の壁に飛び付くと、地面と平行に直立していた】
【その足には具足が履かれていて、壁と足を氷がつなぎ止めている】

【近くに置かれた野球帽に、お代はこちら!と書かれた紙が乗せられていた】
626 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 19:32:53.40 ID:Ibo/SrA0
/ありがとうございます!自分は辛いの苦手です!
/では、御二人とも、宜しくお願いします!

>>614>>615

……、ん?

【彼女の声を聞き、ふと、齧る作業を止めた】
【視線を移し、其の姿を確認して、薄く笑みを浮かべる】
【むにゅ、と球体を指で押し潰しながら―――見た所、祭りの屋台とかで貰える、あの謎のゴムボール的な柔らかさが有る様だ】

やぁ、久しぶり、白にゃんこちゃん

【問いには答える言葉は無いが―――其の口ぶりから、「肯定」の意を受け取れる】
【名前が分からないからか、少女の「前の姿」での呼称で呼び】
【ゆるりとした歩調で、其方へ歩み寄ろうとする】
627 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 19:34:41.03 ID:u5IVtt6o
>>615>>626
/では複数のつもりで投下させて頂きます。
/久々だから加減が解らんけどね!!

【ベキベキと、木の倒れる様な音―――それは彼女達の案外近く…茂みの向こうから聞こえる】
【その直後に響いた大きな音で、一本の木が倒れたと解るだろう】

『GAAAAAAAAAA……―――』

【次いで大きく響いた、獣の咆哮】
【それは獣からすれば威嚇の為に上げたモノだが…なんにせよデンジャーな危険が危ない事は確かである】

―――――【パキリ】

【小さく、枝を踏む音が…其方から響いた】
【嗚呼――――“誰か”が、獣の前に居ると…気づけるだろうか】
628 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 19:34:47.72 ID:AMb5lSgo
>>623
………円。教育≠『完全に』済ませなさい
そう出来ないのなら、「それ」は蛋白質の塊になります
もしくは、地下の実験生物保管室に放り込みます。OK?

で、名前の方は………そうですねえ
向こうが疑ってる様子を見せない時は、名前を出しても良いです
それから、組織のトップが相手の場合は……いや、対機関連合のは駄目ですね、やっぱり

私の名前を明かして良いのは、貴女の言葉を信じる『様子を見せている』人間ですかね
それ以外は、例え向こうから名前を出されたとしてもはぐらかして貰いたい所

【指を畳んで、何かを数える様な動作。そうしながら、平行して思考を繰り返す】
【有り得る様々なパターンをシミュレートして、最も無難な選択肢を選んで行く】
【始めから疑って掛かる人間なら、「カリナトゥス」の名前を聞いた瞬間、もう信じる事は無くなるだろうと踏んだ】
【だから、名を明かして良い対象は、お人よしの相手だけにしようと決定する】

…………何か、聞きたい事でも有る様ですねえ
聞く事が有るなら、早急に。説明は、あともう少しだけ残ってますんで
これが有るとないとで成功率が著しく変わってくる。かなーり重要な情報ですからねえ

さて、質問は?


/それじゃ飯行ってきますー
629 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 19:41:44.44 ID:ZKU0mSwo
>>626

なんだか雰囲気が違うような……
取り敢えずお久しぶりです檸檬お姉さん

【檸檬の手に持ったピンクの謎の物体を不思議そうにじぃっと見つめつつ】
【本当に久しぶりだと内心喜びながらとててと自分からも近づいていく】


>>627

……と、何かいるようですよ

【音の方、獣の咆哮に警戒のレベルを上げそちらを見つめる】

いえ、2つですね……2つあります、何がというと生命的な物がです
どうしましょうか檸檬お姉さん、現在の私は戦闘力を保持していないに近いのですが……

【おずおずとそんな事を言い出す、要らない子っぽいです】
630 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 19:47:42.13 ID:nO99z6AO
【公園】

急に雨に降られるなんてね…
最悪だ…
【だらしなく乱れたセミロングの白髪に、袖が完全に手を隠す程身に合っていない白衣を纏う少女がびしょ濡れでとぼとぼと歩いている】
631 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 19:54:51.51 ID:Ibo/SrA0
>>627>>629

…ふふ、ちょっとね…色々、あったんだ
白にゃんこちゃんも、ちょっぴり大人っぽくなったよー

あ、にゃんこちゃんも、食べてみる?…コレ

【にこにこと微笑みながら、近付いて来た彼女の頭へと、球体を持ってない方の手を伸ばそうとする】
【ちなみに、桃色球体のサイズはソフトボールほど。手で握り潰せるサイズです】

【しかし―――ぴたり、頭に伸ばしていた手を止めた】

……、みたいだね

【聞こえて来た獣の咆哮と、少女の言葉から、彼女も、危険な何かが迫って来ている事に気付いたのだ】
【少女へと、大した事無い、とでも言う様に微笑み掛けながら】

大丈夫だって、にゃんこちゃん
取り合えず…まあ、危なくなったら、逃げて

【そんな情け無い言葉を投げ掛けつつ―――咆哮と足音の発信源へと、歩み寄ろうとする】
【一歩、一歩。警戒する様子で、茂みを掻き分けて】
【女性の瞳の橙が、虹色へと切り替わり―――球体を、一口齧った】

【球体から、少女のすすり泣く声が聞こえた気がした】
632 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 19:56:36.43 ID:WuJGDXI0
>>612

……本当なら抱き寄せたりしたい処ですが、自分のブレーキが利かなくなっては困ります。
そう想っていたら、丁度良い処で≪Dream Theater≫が解除された、もう興はのらない、そう認識してしまえば…。

【俯き加減の小声で、自分に何かを言い聞かせる―――早口で、呪文を呟く姿に見えるソレ】
【カメラを握る手の力は、未調整の火加減、不自然に強くなる……だが、直ぐにソフトな形に還り】

…こほん。
後は、大体ワタクシが教えた通り、なのですよ。

【顔を上げ、何時も通りの情熱と冷静さを兼ね備えた―――『ように見える』、茜色の光を少女の顔にぶつけ】
【目的を喪いつつも、嬉しそうな笑みを湛えた少女の顔を見て、僅かに引き攣った微笑みを作り】

ところで、お嬢様…名前は、何とおっしゃいますか?

【体から、すぅっと力が抜けるような感覚――濡れた左手、カメラを持つ右手、だらりと下げて】
【話題に困った人物が多用しがちな、こんな問いを】

/ただいま戻りました!
633 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 19:57:24.39 ID:RVuPJQU0
>>628

……善処します
「(承諾するな……。というかまた物扱いされてるよ私……)」

対機関連合のトップ相手には絶対に駄目。
言葉を疑う人には、名前は全て明かさない。
私の言葉を信じる素振りを見せた人ならば、貴女の名前まで明かすのも良し、と
……いますかね、そんな人。

【親指、人差し指、中指と順に折りたたみながら】
【最後の言葉に深い意味は無い】

――……えっと、その……
その……「前提」は……「真」なんでしょうか……?
つまり、その……私と、貴女は……こ、恋人同士、というのは……正しい……ん、ですよね……?

【言った直後に、耳まで赤くして俯く】

【笑いをこらえきれずにくすくすと声を漏らす霞】

/行ってらっしゃいましー。そしてただいま戻りましたー
634 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 20:01:04.69 ID:u5IVtt6o
>>629>>631

【茂みを掻きわけた先、少し開けた場所が有る】
【音の通り…倒れた巨木、ソレを倒したであろう――――“獣”】

【白銀の毛並みを持ち、血に染まったのかと思わせる様な深紅の瞳の―――“熊”…所謂“魔獣”と言うモノか】
【2m以上の体躯で、目の前の“人間”を威嚇している】

【いや―――威嚇の体勢の儘、動かない。動けない】
【それほどまでに、その“魔獣”を怯えさせる人間は―――――】

【草鞋を履き、赤く長い鉢巻をした黒髪の170cm程の男である】
【衣服は白いスクール水着にふりふりスカートの着いた魔法少女の服…とある大会の参加賞だと解る人物は居るのだろうか】
【白スクミズの前面にははち切れそうな程発達した大胸筋や6つに割れた腹筋が浮かび引きしまった外腹斜筋も特徴的である】
【背面には己の体以上のモノを楽に支えれそうな広背筋、肩の周り・・盛り上がった僧帽筋も視惚れるには十分すぎて】
【そして、白スクミズでは隠されない四肢】
【クッキリと形の浮かぶ三角筋は肩と腕の境目をはっきり見せ、弛み易い上腕三頭筋、二の腕の下部分であるソレはキッチリと線が浮かんでおり。上腕二頭筋も逞しいが度はすぎておらずむしゃぶり着きたくなるほどだ】
【前腕部、腕橈骨筋から総指伸筋、尺側手根伸筋に橈側手根屈筋も程良く引き締まって手首や握力の強さもうかがえる】
【フリフリスカートに邪魔されて全ては視えないが、大腿四頭筋や大腿二頭筋も無駄な脂肪は無く形をくっきりと写し】
【下腿三頭筋…いわゆる脹脛(ふくらはぎ)も脂肪を着けず2つに割れているのが窺える】
【まさに「よく鍛えられた」肉体の男性が居る】

【両手を上げ、熊の威嚇のポーズを真似ている】


【断っておくが害は無い(熊に)】
635 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 20:02:40.99 ID:bWnS24ko
>>632

……、。?、

【「ぶれーき」「どりーむしあたー」「かいじょ」「きょう」──】
【ばばばば、と聞こえた知らない単語の波に圧倒されたのか、くるくると少女は目を瞬かせるも】
【相手が笑みを見せた事によりくぃ、と首を傾げる】
【「見られる」ということは「相手が何かを求めている」──】
【そう、考えたのだろう】

……、、キル。

【しゃらん、と鎖の音を立て。小さな声で少女──キルは答えた】
【どこか不吉な響きのする、名前を】

/おかえりー
636 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 20:04:26.86 ID:AMb5lSgo
>>633
それでよろしい、双方ともねえ
そんな奇妙な人間はそう居ない、と言いたい所ですが……
生憎世の中不思議なもので、女性の言葉は簡単に信じる馬鹿男とか結構居るんですよ
ああ、こういう時は美人に生まれた事が役に立つと実感出来ますねえ

と、無関係な話は置いといて。居なけりゃ明かさないでいーんです
私が居ない所でどう展開しても、私はアドリブで切り抜けられますから

【少々脱線する様な事を言いながらも、自信満々に胸をドンと叩いて】
【それから、問いに答える為、質問を聞く体勢になる】

【多少足から力を抜いて、耳を其方に向けるようにして】

ん?ええ、まあ、はい

【惰性で一度、「はい」】

………………はい?

【此方は、疑問符からも分かる通り、言われた事を認識出来なかった為の「はい」】

……ん?あれ?ちょいと待ちなさい、今自分が言った事を思い返してますから
えーと、あれがアレでこれがそれでどれで結局こーなってそーなって

…………………はい?

【またもや、疑問符付きで「はい」】
【答えとして出すべき言葉を見失って、最終的に選んだのは】

………えーと、そういうのが良いんで?

【割と平凡かつ平穏な言葉】


/戻りましたぜー
637 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 20:08:41.77 ID:ZKU0mSwo
>>631

そうなのですか……
そんな事は無いと思いますが、ああそうだ今度から私の事は白妙とおよび下さいな
ある御方から名前を頂いたので今後そう名乗る事にいました

【無表情だけど嬉しそう、それはそれで結構な矛盾なのだが】
【「なんだろうコレ?」と手を伸ばすが、残念その手には入らずに……】

あう……了解です
(情けないです……)

【ててて、と檸檬の後方恐らくは安全だろう位置に移動するのであった】

……ん?なんだか泣いていませんかソレ?

【小声で尋ねてみたり】

>>634

――――――――

【先ずその巨大な獣が目に入った】
【本能的に動物的に危ないと直ぐに判断し】

――――――――ッ!!
(コード・レッドです!!)

【次に目に入った、いや目に入らざるをえない彼に絶句した】
【獣よりアレがヤバイ色んな意味で、少女の脳内(在るかは知らないが)で緊急ランプがクルクル回転中】

檸檬さん危ないです絶対危ないです危ないです
逃げましょう、早く逃げましょうceroZくらいいってそうです――――

【檸檬の服の裾をピンピンと何度も何度も引っ張るのであった】
638 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 20:16:43.35 ID:RVuPJQU0
>>636

……確かに、それは馬鹿ですね。嘘は女性の武器だというのに……
「(……もういいや、何か言う気力すら失せた)」

まあ、パターンに当てはまる人がいなければいないで良いんですけど……

【自信に満ち溢れた様子に、どこかほっとしたような表情を一瞬見せたような】


(〜〜〜〜っ)

【思い返してる間、ずっと俯いたまま、赤くなったまま】
【放っておいたらその場でじたばたしだしそうな、そんな感じである】
【先ほどの言葉、捉え方によっては告白になる……のか?】

……………………は、はい……

【最後の言葉に、小さく肯定の意を見せて】
639 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 20:17:03.46 ID:WuJGDXI0
>>635

……キル…。
この状況ですと、むしろ「ヌグ」ですねぇ…ふ、ふふ。

【天狗に、常識的な発想は余り無い―――有ったとしても、極力言ってはいけない】
【まだ素肌を晒しているであろう少女を見て、噴き出しそうになりながら声を出した】
【ただ、ほんの僅かに首を傾げた様子―――名前として良く使われるセンスの下には立っていないことには、気付いているのか?】

折角ですし、ワタクシの名前もお教えしましょう。
ワタクシは「霧之藤 雨彦」……男の様な名前ですが、性別は有りません。
更に言えば、人間でも無い訳ですが…些細な事でしょう、キルお嬢様にとっては。

【きっとキルには良く判らないだろう、自分の曖昧な性別を何となく持ち出した】
【見た目は間違いなく少女―――背丈も顔立ちも幼いソレだと言うのに、名前は古風な男性調である。奇妙だ】
【余談、「男のような名前だが」という言い回しは、彼女が眼の敵にしている某ブブゼラ女も使うモノである】

……おっと、大分暗くなって来ましたね、こうなると路地裏に留まるのも憚られます。

【そして、僅かな残光を宿した、漆黒の夜空を見上げ―――小さく、伸びをする】
【何処か、一つの『区切り』を想起させる行為なのかもしれない】
640 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 20:17:13.56 ID:RVuPJQU0
>>638
/追記、お帰りなさいましー
641 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 20:25:24.83 ID:Ibo/SrA0
>>634>>637

ん…白妙ちゃん、か…分かった
ああ、なんか時々声出すんだよね、コレ…なんか、生きてるっぽ

【少女の名前を知り、少し嬉しそうな表情を浮かべる女性だったが】
【――――「い」、と最後の言葉が出せず、其の笑顔が凍り付いて行く】

【何故か―――?】
【―――何故ならば―――】

――――――――――

【濡れた蛙を頬に押し付けられる様な、ナメクジを手で押し潰してしまった様な、そんな妙な感覚に陥る光景を、目にしてしまったからだ】
【目の前で、獣と―――変態としか言えない何かが、威嚇し合っている光景】

――――――――――

【白妙が服の裾を引っ張る事にも気付かないのか、完全に固まっている】
【女性の瞳の虹色が、どんどん色濃く渦巻いている様な気がするが―――たぶん、気の性だろう】
【こめかみに、ぴきりと、青筋が立った気がするが―――絶対、気の性だ】

「うわぁ…何だアレ…」

【球体が、ボソッと何か呟いた、其の瞬間】



――――――――――焼け[ピーーー]ェェェエエエェェェェッ!!!

【女性が、虹色をした火球(ソフトボールサイズ)をひとつ生成すると】
【完全にブッツン来てるのか、すっごい!速さで投擲する】

【勿論、変態に向かって―――!】
642 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 20:25:33.52 ID:AMb5lSgo
>>638
……………あんら〜ららららら

はて、さて。何がどうなってどう転んだらこうなったものやら
流石の私もこういう展開ってのはまず想定外で予測不能の領域
いや一応二十七年生きてますけどちなみに七月十五日が誕生日ですけどこう言う事は未経験でして
人生イコール居ない歴ですからしてこういう話題はほぼ無縁と来ますと

えー……………?

【普段では決してありえない程に、うろたえた様なリアクション】
【狼狽していると言うのが一番近い表現だろう、自分の理解が及ばない事態に直面している】

……ちょっと待った。一端支部に戻りましょ
このトラックは普通に支部まで走らせて、私の研究室に資材を放り込んでおいて下さい

……………まだ、説明が途中でした。まずはそっちを片付けましょ

【まずは、自分のペースを取り戻そうと】
【自分が十分以上に理解している物。即ち、自分自身が考案した計画に、話題を一度引き戻した】

【何も無い空間を、両手で掴むようにして】
【グイと割開くと、空間が黒く口を開ける】
643 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 20:26:42.61 ID:bWnS24ko
>>639

……、?

【相手の冗談を理解するには、僅かに知識が不足していたのだろう】
【くぃ、と首を傾げてまたしぱしぱと瞬きをするも】
【相手が名前を名乗ると直ぐにそれを復唱しようとするかのように口をぱくつかせ】

き、り……、、。きり、の、、。。

【「きりの」「きりの」と何度か呟いた】
【恐らく、フルネームを復唱するには雨彦の名前は長すぎたのだろう】
【そして、矢張りというべきか】
【性別や、人間でないという言葉に対しても首を小さく傾げるキル】
【まだまだ学ぶべき事は、たくさんあるようだ】

【どうやら、キルの方は足や手が痺れてきたらしく】
【ぽて、と地面の上に足を伸ばし。普通の人間がするかのように座りこみ】
【きょろきょろと、周囲を見渡した】
644 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 20:35:59.24 ID:u5IVtt6o
>>637>>641

ッ―――!!?

【まず変態と呼ばれた男が振り返る―――しかし、遅い!圧倒的に遅かった!!】
【火球を避けるには時間が足りない、受け流すにも時間が足りない】

【ならば―――】

憤ッッ!!!

【受け止める覚悟を決めるだけだ!!!】
【胸へヒットした火球、薄い布切れと逞しい大胸筋によって護られた心の臓には火球は届かない】
【だがよく考えて欲しい―――――――――】

               【――――――――――布は燃えます】

【大した欠損ではないが水着の胸部が破れ、クッキリと浮かぶ大胸筋で出来た胸の谷間(?)。ソレを曝す事となってしまった!】
【速い話が更に危ない水着になってしまった!!】

【その隙をついて、熊の魔獣が動いた】
【変態(仮称)と己の間に有った“鮭”目掛けて手を伸ばし。ソレを奪い去っていく!】

あッ―――!

【変態(仮称?)が声を漏らすも時は遅し……彼の夕飯と成る筈だった鮭は奪われてしまって…】

………――――

【がっくりと…変態が膝をその場へ突いた】
645 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 20:36:07.01 ID:ApW0aMDO
【公園】

ぐあああああああああああああぁぁぁぁ!!!!!
背中がっ!背中があああああああぁぁぁ!!!!
【蝶が描かれたトレーナーにポケットの多いズボン、目にかかる黒髪に二本のアホ毛が触角の様に揺れる長身猫背で左目に眼帯を着けた青年】
【が、ごろんごろん転げ回っている】

背中が割れるううううううううぅぅ!!!!
【両手を背中に回して、何か痛みに悶えるように】
646 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 20:37:42.41 ID:RVuPJQU0
>>642

「もう色々とコメントしようにも追いつきませんが」
「とりあえず、普通は『居ない』の前に『彼氏』が入るものですが」
「それはおいといて……二人ともリアクションが……あっははははは!」
だっ、黙れええええ!

【こらえきれずに大声で笑い出した霞】
【大慌てで静止させようとする円】

……は、はい、そうしましょう……
と、言うわけで……笑ってないで支部まで持っていくこと、了解!?
「あっはははは……りょーかい」
「あと、顔が赤くなってますよー」

【開いているドアを閉めて、さっさとエンジンをかけて走り出すトラック】
【もう一つのトラックも、その後ろを付いていくように走り出した】
【※追尾するタイプの自動操縦】

――……そういえばそうでした。重要な情報……でしたっけ?

【さっきから大声を張り上げてたので若干呼吸が荒れている】
647 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 20:38:48.47 ID:eHhXRaoo
【街中】

もぅ!恭平おにーたんったら!
どうして3日も相手にしてくれないんですかぁ〜・・・・!
【人ごみの多い街中にかわいらしい声が響く】
【その声の発信者は意外なところから現れた】

このままだとぉ、小さい女の子とかけおち?しちゃいますよぉ〜
【起こっているかのような声が聞こえるのは】
【誰も居ないのになぜか動く鉄製のリヤカーからであった】
【リヤカーは、ウイリー走行やバック、スピンなどと激しく動く】
【このリヤカー、精神があるのだろうか?】
648 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 20:41:24.90 ID:ZKU0mSwo
>>644

……何かの変化でしょうか?というか食べない方がいいと思いますよ

【健康的にも精神的にも危ないかもしれないし、と呟き】

うわあ……全力全壊です……

【後日彼女は「その時檸檬お姉さんが遠い人と感じた」と語っている】


>>644

もうやだこの生き物……

【自分の目を手で抑え見えないようにするのであった】
【数秒たって】

(……きっと目を開けたらアレはいなくなっている筈です)

【チラリと指の間を開ける】

なんでまだいるのですか……

【酷い言葉だ】
649 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 20:45:20.66 ID:vrBxmsg0
【魔術協会・図書館】

魔法というのは非常に奥が深い・・・

で、第七世界のアレと同じなのかね・・・?それとも別モノ・・・?

【魔術協会の制服を着た青年が魔術協会のロゴの入った缶ジュースを机に置いて、分厚い本を読んでいる】

(ちょっと外に出て試してみよっかなー・・・・・・)
650 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 20:45:59.17 ID:WuJGDXI0
>>643

き・り・の・ふ・じ あ・め・ひ・こ。
全く、ワタクシが此処まで親切にする事など、そうそう無いのですからね?

【穏やかに穏やかに努めようとしているが、それでも何処となくハイボリュームな声で、一字一字を教えるも】
【「どうしても覚えられないなら、『キリノ』でも文句は有りませんが」と、ボソボソッと付け加えて】
【腕を組み、偉そうに上体を反らす】

で、ヌグお嬢様…他に何か、聴きたい事は有りますか?
手短に終わるものであれば、ワタクシが答えて差し上げない事も有りませんが。

【名 前 間 違 え や が っ た】
【首を一度ぶんっ、と振り、長いポニーテールを鞭の様にしならせて、崩れた調子を直す】
【兎にも角にも、今日の彼女は、無駄に大袈裟な動作が多い―――何せ、思考時間の猶予を差し引いても、これまでに無い対話の相手だ】
【長い間の『対人戦術』の積み重ねがなかなか通用せず、試行錯誤を重ねているのだから、当然か】

【もし、何事も無ければ―――雨彦は、カメラを慣れた手つきで構えるだろう】
【何処となくぎこちない、今日の彼女の動作の中で、プロ並みの技能が際立って輝く――今度の狙いは、キルだ】
651 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 20:48:52.52 ID:AMb5lSgo
>>646
私の場合『彼氏』とは限らないんですよ趣味が広いですから
『彼氏』でも『彼女』でもぶっちゃけ『彼犬』でも『彼龍』でも『彼クトゥルー』でも良いんです

……とまあ、言ってる場合でも無いですねえ
円、次に有った時にアレの教育≠ェ完成してない場合、私の中の評価は幾らか落ちると覚えとくよーに

【引き裂いた空間に踏み込んで、円を手招きし】
【其処に入りこめば何時もの様に、カリナトゥスの私室へと飛ぶ事になる】

………さて、説明を続けましょ

私は、正義組織に取り入る為の餌を見つけましてねえ
「ミーナ・ヴィリク」って言うんですが、色々あって死にそうプラス治すの難しそうなんです
んで、私が治してみせると大見栄切って、とりあえず協力させてるんですよ

貴女が知っておくべき事は、私がミーナを治療しようとしている事
その為には、何処かそれなりの機材を置けて攻撃を受けないスペースが必要だと言う事
そして、私は『機関を抜ける』事になってるんですから、当然機関の研究室は使えないと言う事ですねえ

……つまり。正義組織が研究室または準ずる物を提供しない限り、ミーナちゃんが死んじゃうと理解すれば良いんです

【移動の最中も説明を続けて、部屋に到着するとコートだけベッドの上に投げ出して】
【自分は入口の扉に寄りかかり、話を続ける】

以上。断片的に説明したから、分かり辛いかも知れませんが
これが私の思う様に噛み合えば、私は存在するだけで爆弾となる

自分自身が爆発しないのに周囲に爆風だけが襲来する。そんな爆弾に、ねえ
652 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 20:54:01.06 ID:Ibo/SrA0
>>644

……はぁ……ハッ……!

【肩で息をしながら、怒りを押さえ付けている女性】

……、……きっと……アレは山神の一種だ……

怒りを……怒りを静めないと……!

【変態を見ながら、ぶつぶつと何か呟き始めた、怖い】
【注:此処は森です、山では有りません】

……、はぁ……

【…暫く深い呼吸を繰り返して、大分冷静になったのか、嘆息吐くと】
【がっくりと膝を着いている変態へと向かって、少しずつ歩み寄りながら】

……えーと、……其処の愉快に素敵な服を着たお人さん……
……色々気が動転してた、ごめん……

【今更過ぎる謝罪】

>>648

【自身の目を覆い隠してしまう少女を見詰めてから】

……、白妙ちゃん……
君の教育に悪そうな感じがするから……ちょっと、ごめんね

【彼女に謝りつつ、其の小さな手の上に、自分の手を重ねて】
【彼女の視界を、完全に隠してしまおうとするよ!】
【其の際、片手に持っていた桃色球体を投げ棄てた―――ビダン、と地面に叩き付けられる、声を発する生命体】
653 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 20:55:51.46 ID:bWnS24ko
>>650

……、、きの、ふ、、じ……、、。。

──……、、きぃ、の。。

【キルにして見れば善処しているほうなのだろう】
【何とか苗字だけでも覚えようとして──「きのふじ」「きーのぅじ、」「きぃのじ」「きぃ、の」】
【それでもやっぱり、徐々に徐々に短縮化されていく名前】
【もしかすると、彼女が覚えられる名前の最大字数は3〜4文字なのかもしれない】
【結局、「きりの」よりも本名から外れてしまう「きぃの」が雨彦の呼び方に決定してしまったらしく】
【どこか嬉しそうに「きぃの」「きぃの」と名前を連呼している】
【角を矯めて牛を[ピーーー]。枝を撓めて花を散らす】
【そこまでは行かずとも、訂正しなければ或いは「きりの」ですんでいたのだろう】

……、、。

【どうやら彼女は名前に関して雨彦ほどの執着はないのか】
【ふるふると首を振って、名前を訂正することも。それ以上質問をする様子も見せず】
【カメラを構える雨彦を見て、しぱしぱと不思議そうに目を瞬かせた】
654 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 20:59:44.42 ID:u5IVtt6o
>>648>>652

……いえ。

【大丈夫です、と短い応答をして】
【ゆぅっくりと…立ち上がると】

折角の…数週間ぶりの。
雑草と土と川の水以外の食事でしたが………………怒ってません、から

【等と言いつつしっかり両手は拳を作っており】
【更には掌に爪が喰い込んで血を滴らせているが――――本人は怒ってないと言い張ります。絶対怒ってる】
【と言うか実際は1カ月以上それしか食べてなry】

…………怒ってません、から

【声が震えだした。この男、泣きそうである、変態なのに(?)】
655 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 21:03:15.93 ID:qqvpTESO
>>645
【そこに、一人の少女が近付いて来る】
【少女は赤髪ロングヘアーで、瞳は翠色、白いストライプが入った赤いジャージの上下を着ており、見るからに暑苦しい】
【少女は、転げ回る青年を見るや、急に駆け出して】

見苦しいわぁぁぁッ!!

【跳躍。赤い髪をたなびかせながら空中で一回転して、その勢いで青年に蹴りを入れようとする】
656 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 21:04:07.93 ID:ZKU0mSwo
>>652

奇遇ですね私も私自身の教育に悪い感じがします
……っとうわあ――――

【大人しく視界をカバーさせられる】
【大丈夫かなあ。と投げ捨てられた桃色物体に思いを馳せつつ】

>>654

……檸檬お姉さんどうやら話は通じるようですよ?

【もっとも耳で聞いているだけなので彼が今どんな状況なのかは全くわからない】

というか何だか声が震えているようですよ?

【視界が無いのがなんだか恐くなってきました】
657 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 21:05:03.36 ID:nO99z6AO
【公園】

……………
【だらしなく乱れたセミロングの白髪に、袖が完全に手を隠す程身に合っていない白衣を纏う少女がベンチでうつ伏せに寝転がっている】
【というよりは、殆ど倒れた先にベンチがあったかのような状態でうなだれている】
658 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 21:06:13.38 ID:ApW0aMDO
>>655
があぁぁぁぁべらっ!!?
【少女に蹴り飛ばされ、地面をごろごろと転がって】

ぶへっ!!
【ベンチに顔面をぶつけて止まった】
659 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 21:06:13.68 ID:WuJGDXI0
>>653

…………。

【「きぃの」にはノーコメント…微笑ましい光景を前にしても、眼が笑っていない】
【天狗としての矜持やらなんやらのお陰で、如何にか平静を保っている様に見せかけるが、所詮はハリボテだ】

……あぁ、その…。
取り敢えず、もう一度服を着て頂けますか?
流石に、その格好を撮るのは、どうかと思いまして、ね。

【遠回しな言い方だが―――とどのつまりが「写真を撮らせて下さい」というコトだ】
【確りと、凝視するように狙いを定めつつも、未だ実行には移されない】
【もし、キルが言葉に応じれば…動かない事を要求し、そのまま写真を撮るだろう】
660 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 21:09:19.54 ID:A5tKvMAO
>>657

【──そこに一人の人物が現れる】

チィッ……オイ、ガキ!こんな所で無防備に寝てんじゃねーよ!
強盗に襲われるぞ

【肩にかかる長さの金髪に赤い瞳】
【赤褐色のブレザーをボタン全開で着て、同じ色のスラックスを履いた】
【長身で目付きの悪い18歳程の少年】
【苛々した様子で片手で肩を揺すろうとする】
【もう片方の手にはビニール袋に入った大量の野菜ジュース】
661 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 21:10:47.35 ID:bWnS24ko
>>659

【そのまま暫く、忘れないように「きぃの」を繰り返していたキルであったが】
【完全に覚えたのか、或いは疲れたのか】
【やがて──名前を連呼することもやめ】

……、、ぅ

【相手の言う事を理解できたのか、こくんこくんと頷いた後】
【ぎこちなくではあるのだが、何とか一人で衣服を着なおす】
【透けているワンピース。無骨なコート】
【そのアンバランスさは、最早前衛的とまで言っていいかもしれなかった】
662 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 21:15:08.99 ID:Ibo/SrA0
>>654

………

(ど、…どうしよう…、…絶対、怒ってる…)
(泣きそうだし、声震えてるし……)

【握り拳から血が滴る様子を見詰めながら、顔をどんどん青ざめさせて】
【思わず、白妙を抱き寄せる様に目を隠しながら】

……、あ……あの

【一ヶ月(そして其れ以上)という長い期間を経ての、久々の美味しいご飯を奪ってしまったのは自分】
【ならば、せめてもの謝罪を、と思い―――】

……本当に、ごめん……
……ご飯、食べに、ウチに来る……?

【そんな事を、提案した】
【なんかもう、この女性も泣きそうです】

>>656

……、そう、みたいだね……
……何というか……申し訳無くなってきた……

【白妙の目をがっちりカバーしながら、ずーんとした雰囲気で答える檸檬】
【桃色球体は暫くビクンビクンしてたが、直ぐに動かなくなっ…アレ?】
【ちなみに、瞳の色は橙に戻っている】
663 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 21:15:20.01 ID:nO99z6AO
>>660
五月蠅いよ…聞こえてるよ…
だから少しボリュームを抑えて……

あと…触らないで貰える?
【うつ伏せのまま顔も上げず其方を確認せずに気怠そうに言う】
【揺すられた身体からは何故か鉄塊の様な重さを感じるだろう】
664 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 21:20:59.42 ID:qqvpTESO
>>658
【そのまま綺麗に着地、舞い上がった砂埃に少々咳込みつつ】
【ベンチにぶつかった青年へと、じりじりと歩み寄って行く】

公共の場でッ!! いい大人がぎゃーぎゃー騒ぐなぁぁーーー!!!!

【自分も相当騒いでいるのだが……大人じゃないから、良いという事か】
665 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 21:21:19.22 ID:u5IVtt6o
>>656

……人間、ですから…

【弱弱しい声でそう言い。泣きそうなのか、スンッ…と鼻を鳴らして】
【子供かコイツは】

>>662

…悪い、ですから……

【弱い声で大丈夫です。と言いながらも―――】

【GYAAAAAAAAA】
【と、腹の虫(?)が悲鳴を上げている辺り、本気で空腹なのだろう】

【因みに、見た目とは裏腹に、声音通りに気弱なので無理強いすればついて行きます。きっと】
666 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 21:22:29.50 ID:A5tKvMAO
>>663

なァんだ、起きてんのか……てっきり寝てるンかと思った
つーか親切に振る舞ってやってんのになんだその態度……

【こめかみを青筋が走り、ピクピクと顔をひきつらせる】
【そして手の感触に顔をしかめ】

てゆうかオマエ、固くて重いぞ、ダイエットしたらどォーだ?

【ため息を吐きながらやれやれと首を振る】
667 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 21:24:39.35 ID:WuJGDXI0
>>661

……ぱしゃ☆。

【カシャ、短いシャッター音と共に、キルの画像データが『消えない記憶』として刻まれる】
【この光沢ある鈍色の箱は、能力の媒体では無く、雨彦、もとい、きぃのの能力其の物だ】
【言うなれば、彼女の言うところの「撮影」とは、脳の延長線上に有るモノに、直接情報を焼きつける行為に等しいのである】

…では、キルお嬢様。
ワタクシはそろそろ帰らないと、こんな夜分に何をしているのだと、同居人に怒られてしまいます。
と言うことで……。

【また何時か、機会さえあれば逢いましょう」と、月並みな言葉を最後に残して】
【引き留められなければ、夜の闇の中に消えていく筈だ】
668 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 21:25:14.25 ID:H09Vhaco
【路地裏】

ああ・・・ああ・・・どこに行ったのかしらあの阿呆竜は・・・。
【ツカツカ、と不機嫌そうに歩く影、一つ】

【黒字に金糸の刺繍のローブを着込み、右手に槍のような杖を持ち】
【頭にとんがり帽子、その下にある顔には右目を覆う眼帯】
【その姿は古今東西、変わることなく伝えられるとおりの、まさに魔女】

連絡すら取れないってどういうことよ・・・一応情報散らせたけど、こうかあるかどうか・・・。
【親指の爪を、ガリガリとかみながら】
【魔女は、歩く】
669 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 21:25:30.03 ID:ApW0aMDO
>>664
い、いいいいきなり何をするんですかっ!!?
【ぶつけた顔面から鼻血を流しながら体を起こし少女に顔を向け】

…って、あなたは翠水さんじゃないですか!!!?
【二本のアホ毛がピンと立ち、少女に向いて】

/すいません、風呂入ってきます
670 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 21:26:19.20 ID:ZKU0mSwo
>>662

うわお……

【基本的に軽いので簡単に抱き寄せられる】
【それにしても「うわお」という反応はどうかと思う】

えっと檸檬お姉さん視界が無いと恐いです手を離して頂きたいのですが……

【小さな自分の手を檸檬の手にそうっと触れて離そうとするだろう】


>>665

そうなんですか……?

【酷い返し方です】

人間なのにそんな格好をして恥ずかしくないのですか?
もしかして恥ずかしいという感情が欠落しているのですか?
いやむしろ恥ずかしいということに興奮を感じる人間なのですか?

【謎の質問攻め】
671 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 21:33:14.52 ID:bWnS24ko
>>667

【かしゃ、というシャッター音が響くとぴくんと僅かに震える】
【先ほどの会話からして、「カメラ」という物体の名称や役割などは知っている様子ではあった】
【それでもそのような反応を見せたのは、単純に「シャッター音に慣れていない」というただそれだけの理由であり】
【雨彦の能力の事など知る由もなく、しぱしぱと目を瞬かせてしゃらりと手錠を鳴らした】

……、ぅ。。
また、、ね……きぃ、の。

【そして、小さな微笑みを浮かべてキルはそれきり。彼女を引き止める事もなく】
【リュックサックを手元に引き寄せて手ごろな物影へと移動】
【今宵の寝床は、この場所が丁度いい】
【人もいない。五月蝿い音もない】
【今日はいつもより、静かに眠れるだろう】
【──言葉としては浮かびあがらない思考を巡らせ】
【キルは、くるりとその場に丸まり。やがて──小さな寝息をたて始める】

【「にゃんにゃんする」とは、「ねこのまね」のことで、いいのだろうか】
【意識が消える間際、そんなことを思ったとか、思わなかったとか】

/お疲れ様でした!
/ありがとうございましたー!
672 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 21:34:51.53 ID:WuJGDXI0
>>671
/お疲れさまでした〜!
673 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 21:39:04.04 ID:qqvpTESO
>>669
良く覚えてたなーっ!! スイは正直言って忘れかけてたッ!!!!

【きっぱり】
【身体を起こした蟲舶に右手を差し延べつつ、左手は自分の左腰に】

最近どうだー?

【とりあえず、当たり障りのなさそうな質問】
【愛想よい笑いを浮かべながら、問い掛ける】
674 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 21:39:25.21 ID:Ibo/SrA0
>>665

いや、だって、元はと言えば僕の性だし…
其れに、君に雑草を食べて欲しく無いよ…

【首を横に振りながら、彼の言葉に答える女性】
【この時点で、強引に連れて行きそうな雰囲気である】

ともかく、僕んちまで、着いて来て欲しいな

【薄い笑みを浮かべると、一旦少女の目元から片手を離し、ちょいちょいと手招きして】
【動作や態度こそは優しいが…問答無用で着いて来い的なオーラ放ってる。怖い】

>>670

…っと、ごめんごめん

【彼女に言われて、檸檬も手を離そうとする】
【其れから、変…男性との会話の後、彼女の胴をがしっと掴もうとしながら】

じゃあ、白妙も、一緒に家まで帰ろうか?

【と、笑顔を浮かべながら尋ねるだろう】
【肯定したならば、其のまま抱え上げて、おんぶしようとするよ!】
675 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 21:41:42.59 ID:V97rTv2o
【水の国 冒険者ギルド<Blue bird>内部】

む……むむむむむ……
もう少し……もう少しで新記録達成なのだぜ……!

【数多くの冒険者達で賑わうとあるギルド施設の内部、其の受付カウンターで唸る人影があった】
【ギルド指定のジャケットを羽織り、腰にガンホルダーとウェストポーチを付けた】
【黒の短髪に、特徴の薄い冴えない顔立ちをした褐色肌の男がトランプを三角形に重ねあわせて手をプルプルさせていた】

夢の……十段……!
ギルマスさんは今……伝説に一歩足を踏み入れている……!

【指先で摘むは一枚のトランプ。どうやら、仕事そっちのけでトランプタワーを作っているようだ】
【周囲の職員たちはそのようなことには慣れているのか、一瞥するだけで無視して自分の業務に精を出していた】

【ギルド施設は、今日も概ね平和のようだった……】
676 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 21:42:56.12 ID:u5IVtt6o
>>670

…そうだと、思います……?

【何故最後疑問形になったし】
【いやきっと自分に自信が持てない子なんだろう。ダメだこいつ。】

慣れました、から。
水着じゃないと……溺れます、し
…この服以外は、道着と袴しか――――

【……ええ、貧乏なんです。この世界のお金なんて持ってません】
【どうやら生粋の変態では無いらしい】

>>674

………――――はい

【力なく、頷いた】
【なんだろう、逆らったらトられると思ったのか】

…あ、でも……その
………あの…

【遠慮している?いいえ】

……この格好で、大丈夫――です、か?

【心配してるだけです】
【主に帰る途中の視線的な意味で】
677 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 21:47:38.15 ID:nO99z6AO
>>666
失礼だね。
それは女性に向けて言ってはならない言葉だよ。

それより“私”は今喋れるような状態ではないんだ。
疲れているんだよ…
【ふらっと起き上がり眠たげな赤い瞳を向けて】

/遅れてごめんなさいなのです
678 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 21:51:09.43 ID:AMb5lSgo
【魔術協会敷地内】
【実験室などでは無く、ただの草の上】

…………今度こそ。今度こそは上手く行く筈
幾らなんでも二桁も爆発はしない筈

【シャツカラーの白ブラウス、前を止めない灰色のイートンジャケット】
【膝丈のスカートと黒のニーソックスを穿いた、灰色の髪に灰色の瞳の少女が、試験管を手に呟いている】
【首からは聖ユダのメダイのペンダント。両腕に真紅の籠手、左右の人差指に魔石の指輪を付けている】

【近くに置いたフラスコに、試験管の中身を注いで】

【ぽん】
【小さな小さな破裂音。液面から煙が上がった】

やった………!ギリギリ十回目成功ー!
679 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 21:51:19.96 ID:A5tKvMAO
>>677

ハッ、口が悪いのはお互い様だろォが……

【吐き捨てるように呟き、同じ、赤い瞳を向ける】

だったらもっと人が多い場所か、宿でも取って休むンだな
ここはあまり好ましくないぞ

【辺りを見渡しながらだるそうに喋る】

/私は一向に構わんッッッ!
680 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 21:52:01.54 ID:ZKU0mSwo
>>674

……ふう、視界回復です

【片手で瞼をぐにぐにと擦り】

了解です、一緒に帰宅しましょう
と……あの桃色物体はどうするのですか?放っておいても良いのですか?
というか個人的に気になったりしたのですが……

【特に抵抗も無くおんぶされる、ものっそ軽いよ!】


>>676

ええ思います、というか思わない方がおかしいと思います

【檸檬の背中におぶさって肩に顎をポンと乗っけつつ】

慣れてしまうのですか……
いや、水に入らなければ溺れないと思いますけど
さらに言うならまだ道着の方が視覚的に優しいです、というか倫理観は大丈夫ですか?

【やたらと言葉にトゲがある】

私より常識が無いのは少し不味いと思います、割と本気で
率直に言うとその姿は「嫌なら見るな!」状態です、視覚の暴力です

私単品で貴方と一緒にいるならまだしも……
檸檬お姉さんまでいるとなるとその檸檬お姉さんまで変態扱いされそうです、それは嫌です

【きゅう、っと檸檬首周りに手を回す】
【言葉に篭ったトゲはそんな理由だったり】
681 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 21:56:33.54 ID:vrBxmsg0
>>678

ん、ちょうどいいところに人が・・・

・・・おーい

【図書館のある方角から魔術協会の服を着た青年が缶ジュースを持って歩いてくる】
682 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 21:56:58.72 ID:IhsSsm20
>>544
――安心、して。エルメア……
必ず、あたし達が、それを除くから……

【戦闘で埋め込まれた、と言う事実を受け止め、一つ頷いて見せるレイド】
【もはや、不必要に狼狽する必要はない。それを無力化する手段は、既に自分たちの手の中なのだから】

「――とはいえ、ジェム……てめぇ自身の魔力とか、その他諸々もう限界だろ?」
≪ま、まぁ……波長の調整ぐらいは出来るっすけど……≫
「……やっぱり、俺がバックアップしよう。ほれ……」
≪あ……。――助かるっす≫

【空中に浮遊しているだけでも、ふわふわと頼りない様子のジェムを見かねて、アストラは歩み寄る】
【そして、両手でガッチリとジェムを支えた】

≪そ、それじゃあ……少し待っててください……≫

【アストラに支えられたジェムは、魔力波動の波長のチューニングと共に、エルメアの魔力を感知する】
【身体のどの部分に『卵』が埋め込まれているか、正確に知るためだ】

……血?
分かった……任せて。……っしょ……

【グレイスによって回復した体力で、ゆっくりと立ち上がりながらレイドは承諾する】
【そして、ジャケットの右ポケットから、血に汚れた包帯に巻かれた、一振りのナイフを取り出した】

≪――『愛してる』≫
――『愛してる』わ、色華……少し、力を貸して……

【包帯を解き放つと、レイドのみに聞こえる幻聴が響く】
【それにレイドは答え、右手にナイフを握ると、そのナイフから青白い炎の様なオーラが右腕を伝って、レイドの体に移る】

――く、うっ……!

【オーラに包まれた身体で、レイドは自身の左の二の腕を浅く切りつける】
【わずかに、血の雫が傷跡からこぼれ出る】

≪――愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる≫
――くっ!!
エルメア、この血、どうすればいいの……!?

【『恋慕色華』で切りつけたため、その特徴である幻聴による精神攻撃がレイドに襲い来る】
【レイドはそれを可能な限り意識の外へと放り出し、血の雫をどのように用いればいいのか、エルメアへと問いかけた】
683 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 21:56:59.74 ID:ApW0aMDO
>>673
酷いっ!?結構忘れられるのって辛いんですよ!?
【顔を青ざめながら、翠水の手を取って立ち上がり】

最近ですか?うーん…うちのコンビニに新しいバイトさんが入った他には何も…あ
【服の埃を払い落としながらアホ毛を?にして考え】
【思い付いたのかアホ毛がピンと立つ】

背中…背中が物凄く痛いです
【さっき転げ回ってたもんね】

/ただいまっす
684 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 21:58:41.42 ID:AMb5lSgo
>>681
早速実験………と、その前に

なーにー?何か用ー?

【歩いて来た青年に反応して呼びかけを返す】
685 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 22:05:38.66 ID:vrBxmsg0
>>684

君、魔術協会の人だろ?

俺、迷子なんだけど、正門ってどっちだっけ?

【馴れ馴れしく青年は話しかける】
【へらへらと笑いながら】

(フラスコと試験管を見る限り・・・俺の知らない人か・・・)
686 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 22:06:20.70 ID:hBBk2s.o
【街中】


全く、本当に駄目な犬しかいないんだから!!


【いきなり、夜の静寂を切り裂くように一人の少女の怒声が聞こえる
普通に奏でられれば硝子細工の鈴が如く、綺麗に響くのであろうが
いまはそのソプラノボイスは単なる雑多な硝子片にも似た、怒りで満ちていて】

【少女はその勢いのまま、お店から出てくる、その整った幼い顔を
むっとした少女なりの怒りで染め上げて】


――――……なによ、あんな店、潰れちゃえば良いんだから
それより、早く探さないと……


【蒼色の長髪を腰の辺りまで垂らした、蒼い瞳の小柄な少女
白のキャミソールの中心に縦に大きくスリットをいれ露になった白い肌を隠すように
黒のリボンをメッシュのように身に纏い、黒いニーソと右腕に赤のリボンを巻いている】

【彼女はどこか慌てたように辺りを見渡すと、そっと髪の毛を揺らめかしながら歩き出す
大きな紙袋を両手で抱えながら】
687 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 22:07:15.46 ID:fu39FDco
>>682
……感謝、します。
えっと、私の手に――――。

【妖刀に付着した血へと、エルメアは指を伸ばして。すうっ、と、薄く掬う】
【ぺこりと一礼をして――彼女は、数歩下がった】

【――ジェムが探知をしたのなら、気付くだろう】
【この卵≠フ反応――明らかに、輪郭がぼやけている=H】
【……彼女は、光の魔翌力で隠蔽していると言っていた。その影響だろうか】
【だが――場所だけは、ある程度分かる……右の、腹部だ】

――――術式の展開≠開始します。

【――レイドの血のついた手を、床に押し付けると。彼女とレイドの間を中心とするように、魔法陣が展開される】
【……主要な人物であるレイドとエルメアを、それぞれ陣内の円が囲む】
【魔法陣には、僅かに赤色が含まれている。これが、レイドの血を元にした情報≠ネのだろうか】


/始まったばかりなのに風呂に呼ばれてしまいました、申し訳ない……
688 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 22:07:54.85 ID:AMb5lSgo
>>685
一応魔術協会の所属ではあるねー、つい最近入ったばっかりだけど
で?いきなりヘラついた顔なのはとりあえずスルーするとして正門?

それだったら………通路になってる所を辿って向こう行けば着くんじゃないの?
広いって言っても普通に歩けば見つかる程度の場所だと思うよ、此処

【嘘や冗談を言う意味も無し、正確に正門の方角を指し示す】
689 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 22:08:15.15 ID:Ibo/SrA0
>>676

ふふ、じゃあ行こ……、……

【其の問題が有った…とでも言いたげな表情を浮かべ】
【うぅ、と小さく唸りながら、酷く真剣な面持ちで悩み始めた】

(……ウチに、男物の服は無いし……シャツはあるけど、全部レディース……)

【何秒か黙り込んで、じっと考えていたが】
【何か決めた様に、よし、と小さく頷くと】


――――僕は、大丈夫!


【―――悩んだ割りには、短絡的な結論でした^p^】
【白妙に、「ごめん、視線は我慢してね…」と囁いて】

>>680

【ぎゅうっとして来た彼女に、ふふ、と小さく笑みを漏らすと】
【其の問い掛けに、一度潰れ掛けの球体へと視線を移してから】

ああ、多分大丈夫だよ      オヤツ
ゴキ○リ並の生命力だから、僕の苺ゼリー

【 苺 ゼ リ ー 認 定 】
【桃色球体から嗚咽を堪える様な声が聞こえて気がしたけど、キニシナイデクダサイ】

【続けて、彼に対して言った言葉に】

其れに、僕はだいじょーぶだよっ
僕、変態呼ばわりされる事には慣れてるから…

【サラリと怪しげな発言をしつつ、一度、よいしょ、と背負い直して】
【其のまま、歩き出そうとするよ!】

【家までキンクリ?】
690 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 22:09:49.34 ID:eHhXRaoo
【街中】

もぅ!恭平おにーたんったら!
どうして3日も相手にしてくれないんですかぁ〜・・・・!
【人ごみの少ない街中にかわいらしい声が響く】
【その声の発信者は意外なところから現れた】

このままだとぉ、小さい女の子とかけおち?しちゃいますよぉ〜
【怒っているかのような声が聞こえるのは】
【誰も居ないのになぜか動く鉄製のリヤカーからであった】
【リヤカーは、ウイリー走行やバック、スピンなどと激しく動く】
【このリヤカー、精神があるのだろうか?】
691 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 22:11:33.78 ID:t0vHpXAo
【街中】
【黒い短髪にヘルメットをかぶった、白衣にブラウス、ドクロのネクタイに黒いジーンズにスニーカーの青年がバイクに乗り、
三日月の髪飾りで黒髪をポニーテールにしている耳にアンテナヘッドホンのような機械のついた黒を基調とした服と白いエプロン…俗に言うメイド服の少女をタンデムに乗せて
ゆるやかな速度で道を走る】

ま・・・
知っているやつが多かろーが少なかろうが
どうでもいいことだが・・・
私の名前はジンジャー・ユースロット
旅人にして科学者だ

『たまにはニンテンドウ64のゲームをやりたいなと先ほど言ってましたね、ジュニアハカセ、つい先ほどに
先ほどのお買い物の時にテレビにつなぐ新しいコードを買っておきましたからまたバンジョーとカズーイの大冒険ができるのデスヨー!』
ハハ、懐かしいなあ…マッドナイトまんしょんで全ジグソー全オンプを手に入れたのにサビサビみなとで挫折したあの日々にさよならしてやる時が来たか

【などと、ノスタルジイにひたりながら彼は車道を走っていく】
692 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 22:11:54.58 ID:u5IVtt6o
>>680

……もう何人も、会いました…から

【そりゃ慣れる。つか手遅れだった。ダメだコイツ】

水に入らないと…鮭が、捕れません。から
…すいません

【言葉のトゲにかなり弱って行く】
【筋骨隆々な見た目の割に凄い気弱である…】

でも…本人も、良いって言ってます。から
…すいません

【まるで口癖のように謝ってます】

>>689

………そうです、か

【諦めた様に息を吐きだすと…】
【ひょい・・・と、何かを持ち上げて其方へ向かい】

では……お伴、します

【そう言って、彼女へついて行こうとするだろう】
【因みに持ったモノに注目すれば――すぐに理解するだろう】

          【コイツが持ったものは衣服!道着と袴であると!!】

【※因みに檸檬さんがダメって言ったらその場で着る予定でした^p^】
693 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 22:11:56.06 ID:H09Vhaco
【路地裏】

ああ・・・ああ・・・どこに行ったのかしらあの阿呆竜は・・・。
【ツカツカ、と不機嫌そうに歩く影、一つ】

【黒字に金糸の刺繍のローブを着込み、右手に槍のような杖を持ち】
【頭にとんがり帽子、その下にある顔には右目を覆う眼帯】
【その姿は古今東西、変わることなく伝えられるとおりの、まさに魔女】

連絡すら取れないってどういうことよ・・・一応情報散らせたけど、こうかあるかどうか・・・。
【親指の爪を、ガリガリとかみながら】
【魔女は、歩く】
694 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 22:12:58.18 ID:Ibo/SrA0
>>689
/あっと、改訂前の文章残ってしまいました…台詞に矛&盾が…
/男物の服〜の部分は消して下さい
695 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 22:17:34.08 ID:ZKU0mSwo
>>689

どんなオヤツですかソレって……

【それでも微妙に気になるらしくチラチラ苺ゼリーの方を見ながら】

……あのオヤツさんオヤツさん、一緒に来ます?

【小声でそんな事を聞いてみたり】

檸檬お姉さんがそう仰るのなら了解です
いえ、それに慣れてはいけませんせめて人らしくしてください

【めっ!と軽く注意しつつレッツゴーである】
【いえすキンクリ】


>>692

それでもその格好で鮭を捕ろうとする思考がおかしいです
せめて下着1つになるとかあるでしょうに、その内逮捕されますよ?

【檸檬の背中に乗って、その言葉はなんだか偉そうだ】
【実際視野が広くなって良い気分だったり】

檸檬お姉さんが言うのなら……

【ぐぬぬ……】

………………
(人目がある時は他人のフリをしましょう)

【腹黒かった】
696 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 22:19:21.07 ID:nO99z6AO
>>679
この喋り方しか今は出来ないよ。

大丈夫だから。
私はそんなに弱くは無いし、ある程度なら身も守れる。
心配には及ばないの。

だから構わないで…
【虚ろな瞳でそう言う顔は若干赤い様にも見えるだろう】
【そして何より息が荒い】
697 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 22:19:31.97 ID:vrBxmsg0
>>688

へー、そうなのか!
俺も君と同じでつい最近入ったんだよね、ここ

(ヘラついた、のか?)

いや、それが困ったことに見つけられなかったんだよー
・・・何でだろうな?

【へらへらしている顔から一転、心底困ったような表情をする】
【話している間、微かながらアルコールの匂いが青年から発せられている】
698 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 22:20:31.73 ID:qqvpTESO
>>683
……アハハハハ!! 嘘だよ、ウソ!!

【ぱぁっと笑顔になり、差し延べていた手を引っ込めようとして】

あー……別にどうでもいいなっ!!!!

【自分から聞いた癖に、酷い言い方である】
【そして、蟲舶が痛いと主張している背中を見て】

……そんなにかー!

【そう呟いて、蟲舶の背中に向けて右足での回し蹴りを放つ】
699 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 22:21:50.94 ID:IhsSsm20
>>687
ぐ……っ、くっ……!!
これで、いいのね……
≪――愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる≫

【色華の幻聴に苦しめられながらも、色華に付いた血をエルメアへと差出すレイド】
【それを済ませると、レイドはすぐに色華に再び包帯を巻き、ポケットへと押しこんだ】
【その瞬間、オーラは消滅する――傷に遺された、精神攻撃の波長だけを残して】

≪(……?
これ……どういう事っすか……?)≫

【一方、『卵』の波長を探っていたジェムは、すぐにその違和感に行き当たる】
【これまで見てきた『卵』の例に比べて、輪郭がぼやけている≠謔、な感触があるのだ】

≪(でも……波動によってそのもののみを破壊する、この方法なら……多少のずれは、問題ない……!)≫

【それでも、ジェムは自身の力を信じる】
【理論的にも、実践の感触に照らしても、それは大した問題にはならないと判断したのだ】
【右の腹部を睨みつけ、一つ頷いて見せるジェム】

「……ジェム、まだかよ?」
≪もう少し、待ってほしいっす……みんなの準備が、整うまで……!≫

【床に展開されていく魔方陣を見やりながら、炎の影響で体力を削られ始めているアストラが、先を急かそうとする】
【しかし、ジェムはまだ踏み切らない――下準備は、まだ終わっていないのだ】

"(……『卵』の除去と、レイドへの術式を、同時に……?
どういう事だ……?)"

【一人、皆から離れているダハルは、眼前の光景を見据えながら、訝しげな表情を浮かべていた】
【魔方陣の形態は、レイドにも作用するかのような姿を描いている】
【だが、自身の『卵』の除去と並行する様な余裕など、存在するのだろうか?】

≪……エルメアさん! こっちの準備はOKっす!
そっちも整ったのなら……合図を下さい!≫

【『卵』の位置の特定、波動の波長のチューニング】
【全ての準備が終わったジェムが、声を掛ける。合図を送られれば、波動の照射を開始するだろう】

≪(……人の身体の中の『卵』に対して使用するのは、始めてっす……
唯一の不安材料……上手く行くと、良いんすけど……)≫

【――口には出さなかったが、ジェムは一つの不安を抱えていた】
【体内の『卵』に対してこの手法を用いた時に、どのように作用するのか。そこを図りかねていたのだ】
【しかし、ここまで来て無用に口に出し、不安をあおる事はタブー。ジェムはその不安を、一人飲み込んだ】

/了解です。ごゆっくり
700 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 22:23:25.87 ID:AMb5lSgo
>>697
此処、結構誰でも入れるっぽいからねー、特別な審査も無し
ちょっと受付して寮費払うだけで良いんだから、楽と言えば楽だね
脱獄囚とか潜り込みそうな気もするけど

で、何でなのかはその臭いで大体分かる気がする
自分で飲んだのかそうじゃないのかは兎も角、それじゃあどうしようも無いんじゃない?
何処かで寝てアルコール抜いたら?この時期だと凍死が怖いけどね

【何故か野宿前提】
【酔っているんだな、とは何となく分かる様子】

……一応、真面目に答えると
壁まで行ってそれに左手で触れながら歩き続ければ正門には着くね
それから、案内表示をちゃんと見て、それに従っても良いと思う
そのどっちも無理なら、多分直ぐにでも寝る方が良いくらいの酔い方してるんじゃない?
701 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 22:24:34.62 ID:AyECOLAo
【路地裏】

「ネェちゃん、耳が悪いのか? テメェが持ってる分、全部よこせって言ってんだよ!」

【目の下に隈を作った女性が、ガラの悪い少年二人に囲まれている】
【女性は、黒いスリムパンツ、白いカットソーに薄青いブラウスを重ねた、ごく普通の格好】
【灰白色のセミロングは、ゆるくウェーブがかかっている】

『アンタには感謝してんだぜ? だから、命だけは助けてやるっていってんの。 わっかんないかなぁ?』

【少年達は、壁際に背を預ける女性の、左右の前方から押さえつけるように立ち、威圧的な声を浴びせている】

……それは、金を払わないということ?
だったら、さっき渡した分は、全部返してもらうわ。

【普通の人間なら、怯えた表情の一つでも浮かべるところだろうが、女性はむしろ、不機嫌な様子だった】
【やや細められた目からは、不愉快さをありありと滲ませていた】

「あァ? どっか骨の一本二本でも、折られねぇと分かんねぇか?」
『俺達金が無いからさー。 だから、オトナの女性としては、若者に援助するべきじゃね?』

【少年達は、女性の反抗的な態度が気に入らないのか。下品な口調で、ますます女性の方に詰め寄っていく――】
702 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 22:24:51.63 ID:ApW0aMDO
>>698
…ほんとに嘘ですか…?
【疑いの目】

え、えー…自分から聞いといてどうでもいいって…
【翠水の動きを目で追いながら言って】

あいたっ!!
【翠水に背中を蹴られ、前によろめき】
ちょ、洒落になってませんから!やめてくださいよ!!
【背中を抑えながら翠水に向き直り、青ざめた表情で抗議する】
703 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 22:25:59.09 ID:A5tKvMAO
>>696

チッ、あァそうかよそうですか……
なら勝手に倒れてろよ…

【苛々した調子で頭を掻いて】
【そのまま踵を返す】

悪ィが俺はお人好しじゃないンでね
助けがいらないってんなら助けねェよ…

【そのまま顔だけを向けていい放つ】
704 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 22:27:04.32 ID:bWnS24ko
【魔術協会──図書館】

【エンブレムがついたピンク色のキャスケット帽を被っている14、5歳ほどの少女がいる】
【ぴょろんと外ハネしている黒髪は胸元に届くか届かないかといったところ】
【ふわふわの、白い長袖のシフォンチュニックの下に淡い桃色のシャツを重ね】
【やや色の落ちたジーンズはロールアップさせて着用】
【足元の白いサンダルは、大人ぶりたい年頃なのかほんのちょっぴり底が厚くなっていて】

ん、ん、んー……
さて、この間の魔物は超気になるところ
というわけで図書室に超来たわけですが──どこから手をつければ超いいんでしょーか

【膨大な量の書物を内包している本棚の前で、少女はちょっぴり困り顔】
【そしてどういうわけか、彼女の足元には掃除機が置いてあった】
705 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 22:30:39.46 ID:nO99z6AO
>>703
そうするよ…
お前様に言われなくてもね…

ならどうしてこんな無意味で非生産的な会話を続けるんだ?
立ち去ってくれて構わないよ…
寧ろそっちの方が有り難い。
【背もたれに体重を預けたまま、視線を泳がせたまま淡々と言い放つ】
706 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 22:31:44.74 ID:Ibo/SrA0
>>692

うん、じゃあ行……

【苦笑を浮かべながら、最後まで答えようとして―――】

【視界に入った、其の姿】
【胴着を手に取る、変態の姿】

……着いたら、四発ぐらい殴っても良いかな?

【怒りを押し殺しながら、笑顔でそんな事を尋ねた】
【先程「大丈夫」と答えてしまったので、胴着を着てくれと頼む訳にも行かず――】
【涙目で、街を歩く事になったらしいよ!】

>>695

きっと、ミラクルなおやつなんだよー
どっかの会社の、新商品とかじゃないかな?

【転がっているゼリーに、冷笑を向けながら―――何この人怖い】
【絶対に、只の苺ゼリーではない事を分かってる様な態度】

「……、……だいじょぶ、……うん……私、強い子だから……」

【呟く様に答えつつ、地面をごろごろと軽く転がって】
【「ばいばい」と、小声で白妙に別れを告げるだろう(寝転がったまま)】

むぅう…、…はーい…

【其の言葉に、むーと子供の様に剥れながらも、嬉しそうに微笑んで】
【じゃあ、そのままレツゴーだよ!】

【彼女のマンション】

【到着し、がちゃっとドアを開けて、中に入る】
【「こっち」、と彼に声を掛けながら、リビングに誘導するかも】
707 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 22:36:35.96 ID:A5tKvMAO
>>705

別に、ただなんとなくだ……
まァ消えた方が助かるなら仕方ねェ……

【前を向きなおし、ゆっくりと歩き出す】

まっ我ながららしくはなかったな、じゃーなァ…

【そのままビニール袋を揺らしながら歩き去った】

/お疲れ様でしたー
708 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 22:38:26.81 ID:vrBxmsg0
>>700

そうだな、でも名前が無かったら入れないらしいぞ?
・・・まぁ、楽なのには変わりないけど
てか、俺と脱獄囚同類項かー・・・

【顔を顰め】

・・・・・・飲んだ?
俺はジュースしか飲んでないはずなんだけどなぁ・・・

【首を傾げながら】

んー、どうしようか?
寝たほうがいいのかなぁー・・・

(あれ・・・?何か忘れてる・・・?)

【地面に座り込む】
709 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 22:39:15.43 ID:2NxbuGk0
>>699
――――……。

【――総ての準備が整ったのを、見て。陣の中に居るエルメアは】
【ゆらり、幽鬼の如く立ち上がって――……、……そして】

……あはっ。

                  【――にやり】   【浮かべたのは、狂ったような笑みだった】


アハ、ハハハハハハハハハハハハハハハハハハッ!!
あはは、あはははッ!はははっははハハハハハハ――――ッッ!!

フフ……、っ、あハハハハハハハハハハハハハハハハハ!


【――瞬間。彼女の体を、体内の其れと全く同じ種類の、真っ黒な魔力が包み込んで往く】
【原因は、一切不明だ。考えられる事と云えば――卵≠フ、最後の抵抗なのだろうか?】
【彼女の意思と卵≠ェ癒着してしまったと考えれば、ありえなくもない話だが……。】

【そして。エルメアとレイドの居る魔法陣が、突如として――大きな光を立ち上らせた】
【まるで外の人物達を拒むかのように。狂った力が、壁に似た光として顕現する】

【哄笑、狂笑。一切言語となっていない高笑いを発したまま、エルメアはレイドへと右手を翳し――――】


アハハ――――セイクリッド・ロアー≠チ!


【魔術名を宣言。レイドに向けて放たれるのは、光≠フ魔弾である】
【速度は其れなりにある。この距離であれば、回避よりも相殺が優先される程度には】
【――何より。彼女を止めなければ、施術どころではない=\―――!?】

/申し訳ない、遅れました。
710 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 22:39:29.36 ID:u5IVtt6o
>>695

………下着?

【何それって感じで頸を傾げ…えっ】
【何だか嬉しくないサービス第二弾の予感である】

【腹黒い^p^】

>>706

………えっ

【なんで?と言いたげですよこの子!】
【ちょっと色んな意味で危うい】

【テッコテコと、街中を恥ずかしげもなく歩いて行き―――】

……そう、言えば

【彼女の家に、招かれながら…】

まだ、名前も…聞いて、無かったです。ね
…おじゃまします
711 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 22:41:30.65 ID:ZKU0mSwo
>>706

(絶対違うと思います……)

【何か関係があるのだろうかと少し考え始める】

……それならば良いですが、また今度お会いしましょうね?

【軽く手を振るのであった】
【そして檸檬の体温を感じながらマンションへ……】

>>710

もう何も言いません……

【もし問うたら大惨事になりそうだと思ったのでした】
712 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 22:42:45.81 ID:AMb5lSgo
>>708
そうなの?それは知らなかった……ってそりゃそうか
名前が無い人間が受付に来たって、手続き面倒だろうしね
名前も偽名を使えばそれで済んじゃうのが困るけど

……でさー、飲むなら部屋で飲むのが良いと思うんだよね
一応、身分は学生な訳だしさ。外で堂々飲んで歩くのもどうかと思うよ
まあ、貴方が何を飲んだかなんて貴方しか分からないし、これ以上言う事も無いんだけど

【置いてある試験管その他の片づけを始めて】

うん、そうしたら?此処で寝るのは不味いと思うけど

……いや、凍死しないなら良いと思う。人間が屋外で寝具無しで眠れるなら
夏でもお酒飲んで眠ると凍死する可能性もあるらしいし最近冷え込んできたし、朝を迎えられる保証は無いけど
座りこんでてそのまま眠らない様にねー
713 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 22:43:29.26 ID:qqvpTESO
>>702
ホントだー……あ、違う違う!! ホントにウソだーーっ!!!!

【ややこしい】

だってオマエのコンビニなんか知らないもん!!

【髪を弄りながらそう言って、にっ、と笑って】
【よろめいた蟲舶を、心配そうな表情で見て】

ホントにやばいのかー…………大丈夫か?

【そう言って、背中を摩ってやろうとする】

/返信遅くなります、申し訳ありません
714 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 22:43:57.74 ID:nO99z6AO
>>707
うん…それが良いよ。
賢明な判断だ。

さよなら。
【ゆっくりと片手を上げてそれを見送った】

/素っ気なくてごめんなさいなのです
/お疲れ様でしたなのですよ
715 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 22:50:55.69 ID:Ibo/SrA0
>>710

……檸檬、と、蓮華
……ふたつあるから、好きな方で呼んで

【そう名乗る際、何処か寂しげに微笑んでいたが】
【「そーゆーキミは、何て名前なの?」と愉しそうに尋ねた】

【彼に、リビングでゆっくりしてて、と告げてから】

>>711

さて、ご飯…
…あ、…冷蔵庫にお肉とか、あった筈だから…

【ぱたぱたと台所まで歩いて、用意を始める】
【―――お気付きだろうか…何故か、おんぶした状態のままである】
【白妙ちゃんを下ろそうとしないよ、こいつ!】
【白妙が言えば、下ろそうとするかもしれないが…言わなかったら、このまま料理を始めたりするかもしれない。なんかシュール】
716 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 22:52:37.82 ID:ApW0aMDO
>>713
や、ややこしい…!ホントか嘘かどっちなんですか!?
【困惑したのかアホ毛がこんがらがる】

い、いやまぁそう言われればそうですけど…
…え、えぇ…今は少し痛みが和らいでますが…
【翠水に背中を撫でられながら、深く息をして】
【背中を撫でたなら、服を通して感触が伝わるだろう】
【何かが、背中の皮膚の下に存在しているような、そんな妙な感触】

/なぁに気にする事はないさ
/余りに遅くなりそうなら無理せず明日まで中断したり絡み切ってもいいんだぜ?
717 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 22:53:06.51 ID:t0vHpXAo
【街中】
【黒髪に白い鉢巻き、黒いシャツに赤色のベストと銀の腕時計、カジュアルなベルトに青いダメージパンツにウエスタンブーツの
顔や服の下に包帯を巻いた松葉杖をついて歩く少年がコンビニから出てくる】

…今日のおやつはうぐいす餡のドラ焼きとグリコカフェオレ…と
この組み合わせがゆいいつこのぼくの機嫌を良くする最高の組み合わせ…

【と、呟いていると…空から少しづつ雨が降り出し…頭を濡らしてくるのに彼は気がつく】

…雨だ…クソッ…
このぼくに最も似合う空は太陽だと言うのに…どんどん雨が強くなっていく…

【言うように、確かに雨は降り続けているが…彼は傘を差そうとはしない】
【あるいは持っておらず、そして松葉杖で差せる状態ではないのだろう…】

【ふう、とため息をつきながら彼は濡れながらゆっくり歩く】
718 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 22:54:02.29 ID:u5IVtt6o
>>711

……すいません

【と、何か申し訳無くryなったので謝る】
【……ダメだコイツ、速くなんとかしないと】

…そう言えば、お名前は―――?

【彼女にも、名を問うて】

>>715

えっと………れも、げ?

【何か混ざった】
【あれ?と、頸を傾げたりしながらも】

…あ、犀宮 京都と――申します

【ペコリと、頭を下げて自己紹介し】
【女っぽい名前だが、男である。残念。】

【彼女達が居ない間、リビングで】
【道着と袴を水着の上から着て待つだろう】
【因みに…座ろうとはしない。言葉通りリビングで待って居る。】
719 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 22:54:43.14 ID:IhsSsm20
>>709
「――…………ん?」
≪エルメア……さん?≫

【唐突に、不可解な動作で立ち上がったエルメアに、眉を潜めるアストラとジェム】
【全ての準備は完了したと言うのに、どうしたのか――】

――――なっ……!!
「お……おい、まさか……!!」
≪魔力が……!! まずいっす!!≫

【狂ったような哄笑をあげるエルメアに、陣の中の3人の顔に戦慄が走る】
【ジェムの指摘を聞いて、思った事はみな同じ――『卵』の影響が、発動した可能性がある】

[お……おい、なんだよこれ!?]
<結界!? ……何が起こってやがる!!>
"…………"

【魔方陣の外で、事の成り行きを見届けているのは、最初のジェムの実験に協力した、コートの青年と銀髪の少女】
【そして、エルメアの言葉を信じ、今まで沈黙を守り続けている、ダハルだけ】

"(……荒療治が、必要……そういう事なのか……?)"

【この急転直下の事態に、慌てていない訳ではない】
【ただ、何かの考えがあるらしいエルメアの様子から、下手に干渉する事が憚られたのだ】

「――――レイドッ!!」
ッ!! このぉっ!!

【アストラの悲鳴よりも先に、エルメアの光弾がレイドに迫る】
【咄嗟の判断は、レイドに『『光の魔術』による、光弾を発射し、相殺に掛かる』と言う行動を取らせる】
【右手を突き出し、光弾へ向け光弾を発射するレイド】

グ、アッ…………

【だが、流石にその魔術の効力には、差があった】
【完全な相殺はならず、レイドに勢いの衰えた光弾が着弾する】
【その光は、突き出されたレイドの右腕を切り裂いた】

「ッ、ジェム……どうすんだよ!?」
≪まずは、エルメアさんを押さえないと……!!
どうにか拘束して、すぐに『卵』を破壊するしか、方法は……!!≫
「しかし、ダハルが魔方陣の外に追い出された状況で、どうしようってんだよ……!!
確かに、今体調が万全なのは俺しかいねぇが……!!」

【魔方陣の中に取り残されたのは、先ほど撮影を行っていたアストラを除けば、術の行使のために疲弊したレイドとジェムのみ】
【この状況で打てる手は、非常に限られていた】

/おかえりです
720 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 22:56:17.82 ID:vrBxmsg0
>>712

いやぁ、偽名でもいいじゃないか
どうしても入りたい人だって居るんだしねぇ

そうか学生だもんなぁ・・・
そうか・・・・・・そう・・・だよな・・・・
・・・・・・ふぁあ・・・

【ふらふら】

そうだな・・・死ぬのは嫌だ、が
動くのもめ・・・・・・・・・

【――――バタッ】

【と、音を立てて青年は地面に仰向けに倒れた】
【人の話を聞いていたのか、疑わせるほど突然に】
721 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 22:59:49.87 ID:ZKU0mSwo
>>715

ご飯です、檸檬お姉さんお手製ですね
そういえば初めてですよお手製料理

【しっかりと捕まってパタパタと足を踊らせている】
【軽いから邪魔にもならないだろう、シュールな光景の完成である】


>>718

……?私は白妙と申します、よろしくどうぞ

【首だけくるりと京都の方向を向いて名前を告げる】

それと座って待っていてよろしいですよ、立っていてもお辛いでしょうし
というか座っていてください命令です

【それだけ言ってふーふんと鼻歌を歌いながら檸檬の料理する様をじいっと見始める】
722 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 23:01:19.02 ID:AMb5lSgo
>>720
入りたいなら自分の身分くらい明かして貰わないと困ると思うんだけどね
一応、図書館とか実験室とか設備整ってるし

………って何やってるんだか
ちょっとー、人の話聞いてたー?

【試験管などなど、実験に使っていた器具を両手に持って】
【倒れた青年へ近づくと、高々と右足を持ち上げる】
【右膝が肩について、尚且つ足の裏が真上へ向いた状態。左足一本で体を支えて】

此処で寝るのは不味いって言ったばかりでしょー、起きろー
起きないなら猪くらい仕留められる踵落としを貴方の鼻に打ち下ろすよー
両手塞がってるから担いだり手を引いたりの役得は絶対にないと覚悟しておいてねー

【脅しっぽい事を言う】
【一応、起こすつもりは有るらしい。が、結局は他人の事でも有り】
【そう何度も何度も何分も、同じ事を繰り返してくれるとは限らない】
723 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 23:07:21.03 ID:2NxbuGk0
>>719
あハハハハハハッ、ハハッアハハははハッアハハハ!!

【矢張り、彼女は高らかに笑うのみである――本当に、狂ってしまったのだろうか……?】
【たん、っと。エルメアは軽く、地面を蹴って――――……】

……アハハハハハハハッ!ハハハハハ―――――!

【レイドの左側≠ヨ回り込むようにして、彼女は掛けていく】
【――其の速度は、魔術師の出す物とは思えないほどに速い。彼女が剣士でもある故か】
【だが――走ってくるとは云え、彼女が魔術の準備をしているようには、思えない】
【……考えられるとしたら、狂気に任せた接近である事、だが】

【兎も角。カウンターを取って彼女を沈静化させるなら、今は好機である――――】


【――アストラは、彼女の手の動きから、何かを感じ取れるだろうか】
【ぴ、と。何かを抑えるように軽く広げられた手。レイドには見えないような角度で――】

   【私に手を出さないで下さい=z【レイドさんに、止めさせてください=z

【――――彼女は、狂ってはいない=c…?】
724 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 23:12:15.90 ID:Ibo/SrA0
>>718

【白妙をおんぶしたまま、三人分の料理を作り終えた、れもg…檸檬】
【ちなみに、造ったのはパスタ的なカルボナーラ的な何か】

……はーい、お待たせっ

【とてとてと、料理のお皿を手にしたまま戻って来た、れ…檸檬】
【彼の名前が女の子らしいのを聞いて、愉しそうな様子で】

座っても良かったのに…まあ、いっか
どんどん食べてね、京都ちゃんっ

【完全にからかってる様子で、そんな事を言いやがったよ!京都ちゃんこいつをぶん殴れ】
【「名前、可愛い…」とか、嬉しそうな様子で呟いてる。彼が着替えた様子にも、安堵している様だ】

>>721

…そういえば、白妙ちゃんも始めてだよね?…僕のご飯、食べるの

【彼女の言葉に、橙を瞬きさせながら】
【其れから、恥ずかしそうに、やや顔を赤く染めて】

そんなに美味しく無いと思うけど…ど、どうぞ

【そんな事を言いながら、照れ臭そうに微笑みつつ、彼女をソファに下ろそうとする】
【下ろしたら、彼女にも料理皿を差し出すかもしれない】
【ちなみに、毒物製造というオチでは無いよ!ちゃんと普通のご飯だよ!】
725 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 23:16:06.76 ID:u5IVtt6o
>>721

白妙さん…覚え、ました

【と、名前を反芻して覚えて】

…了解、しました

【スッと―――床に座って】
【片方の脚だけを脚の上に乗せる座禅を組む】

>>724

【目の前にパスタ的なアレを出されると一瞬――口元が緩んで】

有難う御座います…

【ペコリと、彼女へ頭を下げてから】

……京都ちゃん?

【何それって感じで頸を傾げ】
【しかし空腹が勝るのか―――麺に手を出して食べ始めるだろう】
726 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 23:16:33.24 ID:vrBxmsg0
>>722

ん゛ー・・・・・・

【呼びかけには反応するものの起きる気配なし】

【そんな調子の青年に少女が踵落としを構える瞬間】

・・・・・・う゛・・・・・・

【不意に錆びの臭いとアルコール臭をかき消すほどの甘ったるい柑橘系の匂いが青年から発せられる】
【ふと青年の横たわる地面に目を向けたならば、腹部の裏から染みが広がっていくのが見られるだろう】
727 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 23:18:25.06 ID:ZKU0mSwo
>>724

よいしょっと、ありがとうございます

【ぽふん、と軽い音を立ててソファにつき】

食べるのも初めてです、初体験ですね
んー檸檬お姉さんの作った料理なら何でも美味しくいただけます

【料理を前にして両手を合わせて】

それではいただきます、実食タイムです

【ちょっと頭を下げてから食べ始めるだろう】
【地味にマナーが良かったり】


>>725

そちらは京都さんですね、記憶しました

【もふもふとパスタ的な物を食べながら同じく覚える】
728 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 23:21:01.13 ID:AMb5lSgo
>>726
……………答えは無いし動かないし
なんか血っぽい臭いはするしミカンが潰れたっぽい臭いもするし……

……うん、普通だったら此処らで心配になって、試験管とか投げ出すと思うんだ
しゃがみ込んで「どうしたの」とか「大丈夫」とか聞くと思うんだ
だけどごめーん、私の行動理念の一つはね
但しイケメンに限る≠セから

【臭いと広がる液体、何が起こっているかは分かるが理解は追いつかず】
【とりあえず、まずは起こさなければ会話も出来ないし移動もさせられない、と】

……と言う事で遠慮なく

【足をすうと降ろして、青年の顔に靴の甲での往復ビンタを放つ】
【踵落としだと死にかねないと思って路線変更したは良いが、あまり良い方向へは進まない】

【尚、これでも無反応だった場合、少女はおそらく接触を諦めるだろう】
729 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 23:22:30.78 ID:IhsSsm20
>>723
く…………!!
……昴を止められなかった、あたしへの、罰……って、事かしら……ッ!?

【傷だらけの右手を、戦いのために異形と化した左手で庇いながら、なんとか立ち上がるレイド】
【思いだすのは『次に狂気に身を任せて殺意を向けるようなら、自分を殺してほしい』と懇願する昴に】
【それを誓いながら、いざその段でその誓いを破った自身の行いであった】

……殺してでも止めるって言うのは、その死に一生の負い目を追わなきゃいけないって事……!
其れから逃げたから、昴は今も、苦しんでる……!
――エルメア。最悪……殺してでも、あなたは止める……もう昴の時の過ちは、繰り返さない……!

【飛び込んでくるエルメアを、意外にも冷静な眼で見据えるレイド】
【己の過去に、そして残り少ない自身の命に、完全に決別する事を決意した、燃え尽きる前の蝋燭の様な凛とした輝きが、その瞳に宿っていた】

「…………ぅ……!?」
「(なんだ……ありゃ、一体……!?)」

【アストラに向けて広げられた手】
【そこから更なる魔力が迫る……と言う事もなく、ただ手を広げて見せられただけ】
【――何らかの、自分を止める意図がある?】
【真意を図りかねた様子だったが、結果的にアストラは足を止めることになる】

――あなたともあろうものが……うかつなッ!!

【突進してくるエルメアに対し、レイドは反撃に出る】
【左手の8本の触手のうちの4本を、勢いよく突き出す――狙いは、エルメアの両肩、そして両足】
【腕と足に同時にダメージを与えることで、抵抗力を可能な限り奪おうという魂胆だ】
【だが、その触手には、かつてルクスの胴体を貫通したような勢いは無い】
【『恋慕色華』のオーラの恩恵を受けない上に、少なからず疲弊している以上、そこまでの力は出せないのだ】



【しかし、その時魔方陣の外では――】

<くっそ……! あわよくば『justice』に売り込もうと思って、持ち込んできて……正解だったぜ……ッ>
[お、お前それは……]
"……?"

【銀髪の少女が、どこからか青い液体の入ったフラスコを取り出し、一気に飲み干す】
【それによって、少女の魔力はかなりの勢いで回復を果たした】

<この……術式の構成は、魔力の量は、どうなってやがる……こんな結界、俺がぶち抜いてやる!!>

【右手の杖に体重を預けながら、よろよろと光の壁の前に立ち、左手を光の壁に押し当てると】
【魔方陣の形式や魔力の状態などから、魔方陣の解除のための分析を始めようとする】
730 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 23:24:04.49 ID:qqvpTESO
>>716
/すまない……絡み続けるのは無理っぽくなりました……
/明日は来れるか分からないんで、この後、翠水が用事を思い出して帰った事にしていただけると幸いです
/本当に、申し訳ありません
731 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 23:25:13.24 ID:ZWIPI7Uo
>>548

………アリエル。

【此方から表情を隠すように、肩に額を当てた少年の頭を静かに撫でる】
【掌をいっぱいに使って、軽く叩いては撫で、撫でては軽く叩き】
【感じる人の温もりに何処か安らぎを感じているのは、少年だけではなく】

……もう、大丈夫?

【表情は、瞳の色は見えない】
【強くなった抱擁に応えるように背に回した腕に力を篭めなおして】
【問いかける。湛えた恐怖は、狂喜は沈んだかと】
732 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 23:26:48.74 ID:ApW0aMDO
>>730
/把握っす
/なぁに気にする事はない、またいつか絡めばいいのさ
/乙でしたー
733 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 23:28:50.42 ID:Ibo/SrA0
>>725

【床に座った彼を見ながら、旧い血の色をした髪を揺らして】
【彼の言葉に、嬉しそうに微笑みながら】

だって、京都ちゃんだよっ
名前が可愛いから、京都ちゃんなんだ

【パスタ的なアレをはむ、と食べながら、意味不明な超理論展開しやがった】

…そういえば、お金とか、大丈夫なの?
雑草食べてると聞く限り、かなり大変そうに感じるけど…

【と、尋ねた。心配そうな感じである】

>>727

…なんか、照れるなぁ

【其の言葉に、恥ずかしそうに微笑む檸檬。顔赤いよ!】
【しかし、何処か嬉しそうな様子ではにかむと】

どう?美味しい?

【少女の顔を覗き込みながら、そんな事を尋ねた】
【ちなみに、少女の隣に座ってたりするよ!】
734 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 23:31:26.54 ID:u5IVtt6o
>>727

…一応、男。ですから

【言わなくても解るだろうが、名前の響きだけで女と間違われた経験が何度も有るらしい】

>>733

………其処まで、女々しい…でしょう、か?

【なんて、不安になったのか尋ねて】
【次の言葉には小さく頷き】

お金なんか―――――無くても生きていけます。から

【……うわぁ】
【因みに麺類はペロリと平らげ、両手を合わせて御馳走様と言うだろう】
735 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 23:31:32.12 ID:vrBxmsg0
>>728

【少女による往復ビンタ一発目】

・・・・・・あ゛っ・・・・・・

【何か液体が揺れる音ともに青年は呻き】

【二発目】

・・・ぐッ・・・ゲホッゲホッ・・・・・・

【液体が気管に詰まったのか、酷く咽ながらも意識を取り戻し】

【三発目】

・・・・・・・・・〜〜〜〜〜〜ッ!!

【起き上がろうと頭を起こした青年のこめかみを少女のつま先が捉える】
【クリティカル!】
736 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 23:31:56.67 ID:RVuPJQU0
>>651

(……次会うのは何時になるだろう)
……しっかりと覚えておきます

【手招きに応じて、私室へと飛ぶ】
【最近この移動をやっていなかったような気もするけど】

【腕組みをしながら情報を聞き】

――あー、と、つまり……
瀕死の少女が居て、その少女を貴女が治そうとしている、という状況で……
で、あなたは機関を抜けることになっていて……え?

【勝手に少女だと仮定して】
【復唱の最中に妙な所が引っかかった】

――――あー……えー、と、つまり、そういうことになっていて……
機関の設備は使えないから、正義組織に設備を提供してもらわないと、その少女が死ぬ、と。
大体把握しました。

【引っかかったものの、何かしら説明があるだろうと思ってスルー】

……で、私は噛み合わせるためのピースとして動けばいいと、そういうことで良いんですね?
737 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 23:35:13.35 ID:2NxbuGk0
>>729
――――……ッッ!!

【――レイドの触手の攻撃に対し――エルメアは、回避に出る】
【二本の脚に向けた触手は、ステップワークによって範囲から外れ】
【そして、残りの2本の触手に対しては――……ぼう、と。光≠フ魔力を宿した右手で――】

――く、ッ!

【打ち下ろす――否、方向を逸らす。肩ではなく、下方向へと――】
【いきおい、レイドの触手は下へ――彼女の、卵≠フある右腹部へと……――】

              【ばぎぃ、ん】


……良い攻撃です、レイドさん……ッ!


【――ナニカの、割れるような音。攻撃は、確かにエルメアの体を貫いて】
【そして……闇の魔力を。卵≠ニ思われていた物を――いとも簡単に、破壊してしまった】
【……卵では、なかったのか=H】

【少なくとも。レイドを見上げるエルメアの表情は――痛そうではあったが、普段どおりのエルメアの笑顔だった】


……とにかく……ッ、この状況が、私にとっては一番大事なのです――ッ!
Synchronization=c…ッ!


【――エルメアが魔術の宣言をすると、彼女の体とレイドの触手の触れた部分が、淡く輝きはじめる】
【シンクロナイゼイション=c…単語の意味を其のまま受け取るとするのなら、同調=z
【そして、彼女の云うこの状況が、必要だった≠ニいう言葉――――】


【――銀髪の少女が魔術の内容を読み取ったのならば、簡単に気付けるであろう】
【実はこの光の壁、外側と内側を本当に£f絶する能力は無い。見せ掛けである】
【彼女の狂気――その様子――其れが、此れを彼等を外へと追いやっておく心理的な&ヌと為していたのだ】

【そして、魔法陣はと云うと……、……此れも、彼女の言っていた増幅術式≠ニは、全く違う】
【――――封印術式≠ノ良く似た、其れである】
738 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 23:35:38.30 ID:AMb5lSgo
>>735
あ、起きた起きた
さあ、早く目を覚まさないと更に追撃が入るよー?
言っとくけど北斗百裂拳くらい行くから。威力は抑えるけど数に妥協しないから

で?貴方は水風船か何かなの?ちゃぽちゃぽ鳴ってるけど
それとも、飲み過ぎて胃の中に溜まってるだけ・
……ま、良いや

【こめかみを撃ち抜いた右足を、地面に降ろさず引き戻して】
【脛が地面と平行且つ膝が胸の高さに来るように、回し蹴りの体勢で構える】
【めっちゃ蹴り抜くつもりだ】

……寝るなら部屋。ないなら宿
人間は野宿する様に出来てないからね?本当に

……ツッコミ所がやたら多すぎて困るんだけど
一つ一つ片付けるのが大変だし、纏めて力技行くよ?早く起きないとね
739 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 23:37:17.53 ID:ZKU0mSwo
>>733

むぐ……んくっ……

【もごもごと咀嚼しながら飲み込んで】

美味しいですよ、凄く美味しいです
蛋白な褒め言葉ですがこれ以上の言葉が上手く出てこないですゴメンなさい

【口の端にパスタのソース的な何かをつけながらも微笑み返す
【そしてもぐもぐ食べ続けて】

ごちそうさまでした、大変美味しゅうございました……

【パンと手を合わせてまた小さくお辞儀】


>>734

知っています、というか男の自覚がるのなら女物の服は着ないでください

【まったくもう、と呟きながら「けふ」と小さくゲップ】
740 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 23:39:27.79 ID:8PAR7USO
【街中】

……
(さてさて…何しましょうか)
【茶髪のフワフワヘアーに、紅と蒼のオッドアイで、ローブを着てリュックを背負い、腰に怪しげな模様のある剣を装備した、少女が】

【ふわぁ〜っと欠伸をしながら歩いてる】
741 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 23:40:49.25 ID:AMb5lSgo
>>736
瀕死と言っても、見た感じはぴんぴんしてるんですがねえ
なんか知りませんが魔翌力が際限なく駄々漏れ、ありゃきっと枯れるなあと
で、其処で彼女に、「自分は機関を裏切るつもりだ」とか吹き込んだんです

此処まで言えば分かるでしょ?
私が機関を抜けようとしてる、そんで貴女はそれを知ってて独自に動いてる
理由は機関が嫌になったのプラスミーナちゃんを治す為
これ以上説明重ねても分からなくなるばかりでしょうから、此処らで説明は打ち切りますが

………その通り。正義側にスペースを出させて、私が其処に住むんです
私は、結構色々やりました。もう、名前と存在だけで爆弾になれます

【此処までの説明を組み合わせれば全容は分かるだろうと、細かい解説は抜きにした】
【この作戦については、これ以上言う事は無い様で】

今回も、貴女には自分の意思で動いて貰います
私が明示した方針に従って、何処まで動けるでしょうねえ……楽しみ楽しみ
742 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 23:47:03.38 ID:vrBxmsg0
>>738

(いってえ・・・・・・)

誰だこんな夜更けに・・・俺を蹴り起こす奴は・・・

って、君は確かさっきの・・・あれ・・・?

【状況が掴みきれていないらしい】


え・・・水風船・・・?

【かと思うとその言葉に反応したように青年は自らの腹部を服の上から触り】
【途端に青年の顔が真っ青になる】
【まるでアルコールが抜けたようだ】

ま、待った・・・!ちょっと待ってくれ・・・!

【そして瞬時に蹴られること悟った青年は、状況を一つ一つ整理しながら命乞いのような声を上げる】
743 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 23:48:06.11 ID:hBQCvADO
>>731

………――――

【数秒の間を置いて―――ゆっくりと、表を上げる】

【雨に打たれた仔犬のように、その表情は未だ暗く淀んでいた。臆病で、孤独を恐れる彼自身の本質を、確かに曝け出していた】

【底知れぬ『闇』――瞳に疇り散らしていた"狂気"は"消えた"わけではない】
【今は蒼が薄くなれども、一度『心』に受けたショックはあまりに大きく。そう簡単に傷が癒えるわけでは無かった―――】

【解放しかけた『闇』は"押し込められたまま"―――またいつ何時蠢き始めるかは分からないのだから】
744 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 23:48:24.02 ID:IhsSsm20
>>737
――――え……え!?

【勢い、放った攻撃を反らされた――そう認識した瞬間、呆然とした表情を見せるレイド】
【放った触手は、『卵』が埋まっていたはずの腹部を貫通し】
【次にエルメアの見せた表情は、痛みを堪える様な、笑顔だった】

≪……『卵』が、消えた……!?≫
「な……なんだと!?」

【その様子を、やはり信じられないものを見ている眼で見守っているジェムが、黒い魔力が霧散していくのを肌で感じ取っていた】
【『卵』ならば、こんな簡単に消えるはずもないのだ――魔力的な強化などを一切施していない、ただの一閃で『卵』が破壊されるはずもない】

な、何を……ッ!?

【エルメアの言葉が、唐突に理性を取り戻して行く】
【その状態の中で、何らかの術式を行使しようとしている事に気づき】
【レイドの顔に、驚愕と恐怖とが入り混じった、ひどく焦ったような表情が浮かぶ】



<な……なんだ、こりゃ!?
壁じゃ、ない……!?>

【光の壁に触れて、少女はそれに気付いた】
【そこに、物理的な抵抗など、ほとんど存在していなかったのだ】

<……魔方陣も、何かおかしい……なんなんだよこりゃ!?>
"…………イマミレイさん。ここは黙って、事の成り行きを見ていてほしい……"

【魔方陣の性質も、事前にエルメアが口にしていたものとは全く違う】
【様々なものがちぐはぐな状況に、混乱を見せる銀髪の少女】
【そこに、ダハルが静かに声を掛ける――やはり、この一連の動きは、エルメアの考えの元だったのだと、確信を持ったダハルは、非常に落ち着いていた】

<だ、だが……!
レイド=E=ヴェイスに協力するように俺を紹介した旦那の為にも、俺が役に立たない事は避けなきゃならねぇんだよ……!
旦那の顔は、潰せねぇ……!>
"もう……『卵』破壊の実験で、役に立ってくれたではないか……ここからは、事態の収拾だけを考えるべきだ。介入は考えるべきではない……"
<……そう、か……>

【銀髪の少女は、仕事のために自分を紹介した人物の為にも引き下がれないと主張するが、ダハルの説得に引き下がる】
745 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/15(水) 23:49:56.29 ID:AMb5lSgo
>>742
酔っ払いにいきなり倒れられて困ってるんだよねー私も
放っておいて変死体が見つかったなんてなったら面倒だしさ
見ちゃった以上、とりあえず叩き起こさないと無い

……で?水風船さんは一体何をしてたの?
それと正門の方向は分かる?というか歩ける?
その答えを聞くまで、構えは解かないから覚悟するように

【何が何だか分からない、というのが本音】
【とりあえず理解出来る状態になるまで、脚は上げたままにする様子】

………さあ、早く決めないと歯とか色々危ないよー
746 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 23:51:45.23 ID:zaZvvUDO
>>734

め、女々しいって訳じゃないよ!
寧ろ男らし…

【と、まで言いかけて、あの胸の谷間の事を思い出したのか】
【若干落ち込んだ様子で、一瞬フォークを動かす手を止めた】

そう、なの……?

【ん、と首を傾げながら、不安そうに】

…困った事があったら、いつでも連絡してね?

【と、彼に告げた。心配そうな声音だが…】
【食べ終わった様子に、嬉しそうに微笑み、「ありがとう」と言っていた】

>>739

ほ、本当…?

【彼女の言葉に、思わず視線を背けて、頬を紅潮させてる】
【照れてる…というか、恥ずかしがってる、という表現が正しいかも】

……白妙ちゃん……
……もう、……可愛いなぁ、この子はっ

【きゅんってした表情で、暫くえへへと笑ってから】
【「ありがとう」、と嬉しそうに、彼女の頭を撫でて】
【ついでに、口の端に着いたソースを拭こうとするよ!】

【こちらも食べ終えたのか、もさっ、とソファを立つと】

ちょっと、待ってて

【と言って、家の奥に消えてしまう】
【逸れから、慌ただしい様子で戻って来ると】

……、はいっ

【京都に、折り畳まれた黒い布の様なものを差し出すだろう】
【どうやら、薄手の黒いコートの様だ。大きめのサイズなので、男性でも入るかもしれない】

…服、隠す時に、使ってっ

【差し出しながら、そんな事を言うよ!】

/携帯移行します!
747 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 23:52:30.57 ID:nO99z6AO
【公園】

最近、女の子との会話不足で酸欠になりそうだ…
それも致し方ないか…精神不安定でこんな身なりをしていれば当たり前の結果なのだな。
【肩にかかる程の黒髪に赤いリボンがついた紺色のブレザーの制服を着て、スカートの下にレギンスを穿いたピンクのマフラーを首に巻く少女がベンチで大きく伸びをしている】
【その両腕には薄汚れた包帯が手にかけてまで巻かれていた】
748 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 23:55:29.31 ID:RVuPJQU0
>>741

魔力だけがとめどなく漏れ出して……ああ、確かに危険ですね。何がどう危険かまでは分かりませんが。
……そんな所だろうと思いました。

――おおよそは。
……で、機関を抜けるのは、本気なんですね? 全てが成功した場合。

【打ち切られたにもかかわらず、質問を重ねる】

もしそうならば、尋ねたいことが二つ。
まず、今の同居人は、私も含めてどうなりますか?

【機関と関わりがなくなるのなら】
【少なくとも、同居人の内の機関員とは、接点が薄くなる】
【この部屋自体とも、接点はなくなるのではないか、と】
【そう考えた結果だろう】
【これに答えが出なかった場合、また、出たとしてこれ以上の質問を封じられた場合】
【もう一つの質問はしないことにするだろう】

うう……楽しまれても……
なるべく善処します……
749 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/15(水) 23:59:27.44 ID:2NxbuGk0
>>744
……申し訳ないですけど、ちょっとお芝居をさせていただきました。

先ず知っておいて欲しいのが……、……とある宝玉≠フ存在です。
私は、其の力の影響を受けて――非常に不完全ではありますが、闇≠フ力も使えます。
攻撃等に使う事は、できませんが……、この魔力を使って、フェイクの卵≠作らせて貰いました。
……体力の消耗しきった今でなければ気付けていたのかも、しれませんね。

【少女は――流石に申し訳無く感じてきたのだろう。レイドから視線を逸らしながら、訥々と真実を話していく】
【つまり、あの卵≠焉A黒いオーラも――総ては、彼女が隠し持っていた闇の魔力≠ニ云う事になるのだ】
【……明らかに相性の合わない其れを、卵≠ニ見紛う程に昇華できるのは、力の根源が宝玉だからだろう】

【だが、如何してこの力を彼女は使わないのだろうか――】
【……先刻、彼女は云った筈だ。術式を知らないと出力は出来ない≠ニ】


そして、私は――レイドさんの攻撃……其れも、魔術や妖刀ではない、触手≠フ物を受ける必要が、ありました。
……さっきの魔術を、行使するため……です。
恐らく、普通な状態で私の体を貫け≠ネんて云っても、レイドさんはやってくれないでしょうから――。

Synchronization=c…同調。レイドさんから頂いた血と合わせて……総ての魔術の準備は、整いました。


……卵≠ノ掛けるレイドさんの想いを利用するような真似をして、本当に申し訳御座いませんでした。
許していただけなくとも……、……結構です。
ですが、此れだけはやらせてください――――。

【――き、と。一度は逸らした視線を、再びレイドの方へと向けて】


……今から。レイドさんの延命措置≠、行います。


【高らかに――――自らの目的を、宣言するのだった】
750 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/15(水) 23:59:38.99 ID:vrBxmsg0
>>745

(あー・・・・・・これは、ミスったな)

変死体って・・・水風船って・・・

(しかも倒れられてってことは、自分から寝たんだな・・・俺)

正門・・・?
俺はまぁ・・・何とか歩けるんじゃないかな?

あと・・・できれば蹴らないでくれ、痛い

【上半身を起こして青年は少女の話を聞いている】
【その間にも魔術協会の制服の背中側から液状のものが染み出している】
751 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 00:00:38.27 ID:hUPlG0Mo
>>739

………善処、します

【うん、多分無理なんだスマナイ】
【コイツの衣服、道着かアレの2種類です。道着は3着程ありますが】

>>746

…困ったら、ですね

【と、曖昧な笑みを浮かべて反芻し】
【多分きっと、連絡しないのだろう…遠慮しがちな奴ですし】

……?

【薄手のコートを渡され、キョトンとした感じだったが―――】

えっと……ありがとう、御座います

【既に受け取ったのを返す訳にもいかず・・・・あっさり受け取って】
【バッとそれを羽織りながら立ち上がって】

>>739>>746

……パスタ、美味しかった。です。
御馳走様でした

【道着にコートと言う、奇抜なファッションの儘、大きく頭を下げ】

鍛錬が、有りますので…私は、コレで
…ごゆっくり(?)

【そう言って、れもげちゃんのマンションから出て行こうとするだろう】
【ごゆっくりの意味?何か2人の雰囲気が良いからそうなのかと思ったらしいでゲフン】
752 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 00:00:53.21 ID:tE2TvLEo
>>748
え?抜ける訳ないじゃないですか
こんな研究費も部下も幾らでも使えて設備も最高に快適で
世界中何処を探したってこんな居心地のいい所ありませんよ?

まあ、機関が潰れそうになった時には抜けるかも知れませんがねえ
円、貴女はまだまだ私への認識が甘い

私は、対人関係爆弾です。私をかくまうという事をすれば、それだけで敵を作る事になる
所が。その私が、誰よりも正義組織に貢献したらどうなると思います?
嫌いだ、憎い。でも認めなきゃ無い、約に立つから追い出せない
そういう矛盾した感情が成り立った時……正義組織は、内側から崩れます
これ、私の予言。覚えておきなさい

【端っから、芝居と決めている。機関程環境の良い場所は無い】
【だが、別所に研究室を手に入れて、それで何か困る事も無いのだ】
【武力を一切伴わない戦闘、己の真骨頂を見せつけるように述べて】

で、同居人ねえ……まず、リタとスノー・ドロップはそのままでしょう
ルシアちゃんは………相手次第で交渉のネタに使えるかもしれない。ちょいキープ
で、貴女は寝ぼけてるんで?私の命令に従って動くんだから、私と接触取るのは当然でしょう

………さて、次の質問は?
753 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 00:04:10.50 ID:tE2TvLEo
>>750
歩けるなら、早速歩いてくれる?
私もそろそろ器具を片付けたいし、何時までも此処にいても仕方がないし
貴方が正門分かるなら、後は特に用件は無いでしょ?
いや、あるならあるで良いんだけど別に

(………まあ、特に聞く事も無い、か)
(魚人かなにかの変種だと思ってれば良いよね)

【未だに脚は構えたまま。きっと立ち上がるまでこのままだろう】

【少女は、青年に先を促す】
【何か話す事が有るなら話せ、動くなら動け、と】
【何もせずに留まっているのが嫌いなのだろう】
754 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/16(木) 00:04:56.29 ID:7rtkBfAo
>>747

はい、ストーップ!

【ベンチの後ろから掛けられる、少女の声】
【もしかすると、聞き覚えがあるかもしれないし、無いかもしれない】
【伸びをしている最中の彼女の、両手首を掴もうとしつつ】

ダメだよー、こんな不衛生なのは

【軽い口調で、柔らかく咎める】
755 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 00:06:46.44 ID:7r43MLko
>>746

嘘をついて何になりますか?

【きょとんとした表情で首を傾げ】

んう……

【大人しく撫でられて、口を拭われる】
【なんだか嬉しそうな表情だったり】

…………んぅ――――

【腹が膨れたからかウトウトし始め、それでも寝るまいと目を擦る】
【でも目がショボショボしてきたり……】


>>751

人として生活するならば最低限ルールは守……ふはぁ

【なんだか偉そうに言った途中で大きな欠伸】
【台無しである】

……ふう、その容姿ならまあ及第点です変態とは呼ばれないでしょう
良かったですね、檸檬お姉さんに感謝してください

【うんうん、と何故か白妙が満足そうに頷く】

はい、鍛錬ですか?頑張ってください、それではまた今度お会いしましょう
……ごゆっくり?

【パタパタと猫の尻尾のように手を振って見送る】
【何をごゆっくりするんだろうと首を傾げるのであった】
756 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 00:10:12.29 ID:e9orpQgo
>>743

―――――ん。

【強く抱き締めていた手を緩め、顔を少しだけ話して覗き込む】
【少女の蒼の瞳は、蒼を湛えて完全には消えないままの黒を見詰め】

【浮かべるのは微笑。聖母のような――と評すると過大すぎるが、母性溢れる微笑を浮かべ】

貴方は一人じゃない。だから、大丈夫なんだよ?

【子供騙しとも取れる、取り繕うような言葉】
【そんな言葉も、少女の様に自信満々に言ってのければ】
【それなりに信憑性があるようにも思える――かもしれない】
757 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/16(木) 00:10:40.43 ID:9gVMEXc0
>>749
し……芝、居?
「……ハッ……ま、マジかよ……」

【エルメアの口から告げられる、この突然の事態は芝居だったと言う告白】
【未だ状況について行けてないと言う様に再び表情を呆然とさせるレイドと、気が抜けて脱力する様を見せるアストラ】

≪宝玉の、闇の魔力を使って……だから、『卵』に違和感が、あったんすね……≫

【続く説明に、溜飲を下げた様子で頷くジェム】
【魔力でそれらしく『見せていた』のならば、個として存在していない以上、ぼやけた様な違和感を覚えるのは納得のいく説明だった】

触手の、物を……?
同調……?
一体、どういう事……!?

【二転三転する事態に、思考が追いついていないのか、質問をしようとしているのにその趣旨が上手く伝えられない】
【ただ、何か尋常ならざる事だけは分かり――――】

え――――延命!?
≪ほ、本当っすか!? ……そんな事が、出来るんすか!?≫
「おい――マジか!?」
[これが……!?]
<……なるほど、な……あんた、これに感づいてたって訳か?>
"まぁ、な……だが、ここから上手くいくかどうか……"

【告げられた、目的】
【その場にいた全員が、少なからず驚きを見せる】
【無理もないだろう。先ほど明かされた、非情かつ強力な術式によって与えられた運命を、書き換えようとする行い】
【どれほどの大きな事態なのか、分からない人間は、この場に一人もいないのだから】
758 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/16(木) 00:12:39.57 ID:.y2.YH.0
>>752

――……確かに、甘かったようです。

【一瞬ぶるりと震えたのは、安堵と畏怖】
【再認識してもしきれない思慮深さを、改めて思い知る】

つまり、正義組織の内部崩壊……
しかも、組織そのものに働きかけることなく……

【また、ぶるりと震える】
【つくづく、敵じゃなくて良かったと、心のどこかで思っている】

本当に抜けたらの話だったんです……
別に、寝ぼけているわけじゃあ……と、とにかく、次の質問をさせてもらいます

【ほんの少し焦ったように】
【いや、寝ぼけているわけではないのだが】

この作戦……貴女と私の他、知っている人は居ますか?
759 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 00:12:47.25 ID:F5juOQAO
>>754

…うわっ!
【急な事だったのでそれはもう驚きを全面に押し出して声を上げて】

急に誰だ?心臓に悪いぞ…
其処に居られるのは誰かな?
【腕を掴まれた状態で首を上げてその姿を視界に収めようとする】
760 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 00:13:03.43 ID:THntdmQ0
>>753

ああ、分かってる
今立ち上がるから、待っててくれよ・・・

【青年は立ち上がり際、傍に転がった缶ジュースを拾おうとしながら】

(・・・・・・!)

いや、こうなった以上は外に出られそうも無いな・・・
代わりに一つ、君に頼みごとができた。

他に用件があるとして頼まれてくれるかい?

【結局缶ジュースは拾わないままに、少女に向き直る】
761 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 00:19:35.27 ID:df7hnoDO
>>751

うん、…何か、大変な事が有ったら…

【「直ぐにでも、教えて」と、心配そうに言うと、薄く微笑んだ】
【彼が羽織った様子に、瞳を細め、はにかむ】

…鮭の事、ごめんね…
こちらこそ、ありがとう

【「またね」、と告げると、玄関まで彼を見送るだろう。…そして、京都ちゃんェ…】
【優しげな橙が、ゆらりと揺らめいた】

>>755

…、白妙、ねむいの?

【ウトウトする少女に、思わず頬を緩めて、そう尋ねると】

じゃ、僕も…そろそろ、寝るとしよう

【んー、と軽く伸びをして】
【ぽんぽん、と彼女を撫でながら、彼女の部屋のベッドまで、連れて行こうとするだろう】

/ここら辺でしょうか…お二方、お疲れ様でした!
/文章狂いまくりでごめんなさい…ありがとうございました!
762 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 00:21:44.38 ID:hUPlG0Mo
>>755>>761

/お疲れさまでした〜
/久々のロールは緊張したぜ^p^
763 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 00:24:20.73 ID:tE2TvLEo
>>758
………私はね、この計画のあらゆるパターンを想定している
ですが、只一つ。失敗だけは想定していない。何故か分かります?
失敗するつもりが無いんですよ私
私が恐れるのは只一つ、教会≠セけ。それも、対策は二つ三つ組んである

貴女の言葉から矛盾を察知されたら?私が言いくるめれば終わりです
私をかくまう人間が誰もいなければ?有り得ない、取り入って見せますとも
機関員が本気で信じ込んで殺しに来たら?手駒には能力者が数名居ます
それに……私は多重能力者。下手な武装兵士なら、小隊程度壊滅させられる

円。私は、≪No.2≫ですよ?
奇人狂人怪人、軍と並び称される化け物から、サタンを上回る下衆まで
世界のありとあらゆる悪党を集めた組織で、三年で此処まで昇りつめたんですよ?

【この機会に、もう一度深くまで刻み込もう。自分が誰なのかを】
【絶対の強者は神と同義。不可侵にして、逆らうという概念すら存在し得ない】
【自分を知に於ける絶対の強者≠ニ魅せて、繋ぎとめんと図り】

……だーれも。だーれも居ません
断片的に知らされているものは幾らでも居る
下手をすれば、十人以上の人間が、この計画には係わっているでしょう
ですが、全容を知っているのは私と貴女だけ。他は、計画の中に居る事すら知りません
敵を欺くには、ってえ奴ですとも


>>760
………頼みごと?

うん、名前も知らない初対面の誰かさんにいきなり頼みごとをされるとは思わなかった
貴方を起こしてあげただけで十分すぎるくらい恩を売った様な気がするんだけどね

つまり、頼まれてあげないよ、って事
まあ、中身次第かも知れないけど。少なくとも、今はそのつもりは全く無いよ
幾らなんでも其処までしてあげないって

【初対面の、親しくも無い相手。冷淡にも思えるが、警戒心を見せて】
【脚を降ろして後方に跳躍、二者の感覚を引き離した】

………それだけ、かな?
だとしたら、そろそろ私は動こうかなって思うんだけど
764 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/16(木) 00:24:40.20 ID:0VXfbuI0
>>757

……結構、狂った演技って大変なんですからね。
結局私、「あはは」しか言ってませんから……。

【――まあ、「狂った演技が出来る時点で狂人なのかもしれない」と】
【彼女は心中にてそう零し――すぐに、思考を切り替えて】


――出来たとしても、どれ程大きい効果を齎すかどうかは、分かりません。
けど……取り敢えず……やってみる価値はあると、確信しています。

……ダハルさんに、術式を書き換えるには、大きな力が必要だ≠ニ聞きました。
当然ですけど、私個人では其処まで大きい力を出す事は出来ません。

でも――レイドさんの内側の術式と繋がって=c…なら?
外側から力を加えても崩れない其れに、内側からアクセスしたら、どうなるのか……。

……この魔法陣は、レイドさんの血から情報を抜き取った物で構成されています。
そして、術者と被術者の両方が、シンクロしている状況……。

……そしてっ。

【――彼女がポケットから取り出したのは、嘗てレイドに貰った、魔玉=z
【空色の其れは――然し、本来の魔力だけでなく、エルメアの魔力も纏っている】
【其れも、短くは無い時間によって、染み込ませたような――――】

レイドさんの魔力と私の魔力の混ざった、礎にするには最高のファクターです。
加えて、色は空=c…、……私の天使術もまた、空=c…天空のエーテルを利用するもの。
親和性は、非常に高いと云えるでしょう――――。

……属性は冷風=c…増幅、分解するなら、氷∞風=c…。
術式を凍結≠ウせ、正しい、有るべき状態に近づける……まるで風≠フ廻るように。

――――この魔玉によって、封印術の内容を確定させて。
親和性を高くした空間、条件に任せて――内側から、術式に圧力を掛ける。
これが、私の施術の内容です。


【――はぁ、と。一通り話し終えて、彼女は一息をつく】
【……そして――レイドへと、真剣な眼差しを向けて】


……さっき、ライクさんがエゴイストだと言った時に、私が返事をしなかったのは……。
私もまた、エゴイストだからなんです。自分が想ったようになってくれないのは、許せない……。

――――自分が助けられるかもしれない人間が、苦しんだままでいるなんて=I

嫌だといっても――この魔術、受けてもらいますよ……?
765 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/16(木) 00:25:05.60 ID:7rtkBfAo
>>759

ふふふっ こんばんはっ 颯
きょうは、ちゃんと起きてるみたいだね?

【仰いだ視界に入ってくる、赤いカチューシャを付けた栗色のセミロングヘアの少女】
【白いTシャツに、焦げ茶色のハーフパンツを穿いている】

【驚きの声を耳にして、少女は悪戯っぽく微笑んでいた】

【―――前回会ったときは、焦げ茶色のローブを着ていた子だ】
【あまり、印象には残ってないかもしれない】
【確か、サージと名乗っていた筈で―――】

【柔らかく掴んだ両手首は、まだ放さずに】

……包帯、随分汚れてるけど…
なにかあったの?

【前に会ったときは、確か綺麗だった筈】
【なんて思いながら、首を傾げた】
766 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 00:25:19.05 ID:7r43MLko
>>761

……お恥ずかしながらその通りです

【コクリと頷く】
【瞼がゆっくり降りてくるのに抵抗しつつも視界が狭まっていく】

はい……おやすみします

【ゆっくりとふらついた足取りで付いていき、即布団の上で寝息を立て始めるだろう】

>>761>>762
/お二方乙でしたー!
/京都君に常識を植えつける会、いえなんでもないです
/さて中身もうとうとし始めたのでハイパーおやすみタイムに入ります、お付き合いありがとうございました!
767 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 00:38:23.32 ID:THntdmQ0
>>763

つれないな、君は。同じ魔術協会の仲間だというのに・・・

【残念そうに言い】

大丈夫だ。そう難しい内容じゃない
それに・・・それ相応か、それ以上の礼はさせて頂くつもりだ

頼む・・・話だけでも聞いてくれないか?

【内容は難しくない、と青年は言い頭を下げる】
【背部から謎の液体を流しながら】
768 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 00:38:39.87 ID:F5juOQAO
>>765
サージちゃんではないか!久しぶり!!
また会えて嬉しいのだ!

そういえばこの前のお友達とは一緒に居られないのだな…
【見知った顔であったからか、それとも女の子であったからか、いずれにせよ少し興奮気味に声を発して】
【辺りをきょろきょろと見渡してから】

少し巻き変えるのを忘れていただけなのだぞ。
ほら、私とは女の子が傍に居ないと何にも出来ない人間だろう…?

兎に角、気にする事はないのだ!
【少し強引に手を退いて立ち上がりながらその両腕を隠そうとする】
【包帯は確かに汚れていた――その純白の色を赤黒く染めて】
769 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/16(木) 00:38:39.90 ID:.y2.YH.0
>>763

【紡ぐ言葉すら浮かばない】
【ただ、呆然と、しかし意識ははっきりとその言葉を受け止めるのみ】

【どうあっても、絶対に揺らぐことは無い】
【そんな認識が刻み込まれる】
【再びぶるりと震えたのは、畏怖のみ】
 【どうしようと、敵わない】
 【敵うはずが無い】

【棘すら、生えなくなるだろうか】
【ここまでの強さを魅せつけられたら】

そこまでの人を巻き込みながら……それでも全容を知るのは二人だけ……
……わかりました。とりあえずもう質問は無いです。
……思いついたらまた質問させてもらいますけど
770 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/16(木) 00:39:48.59 ID:4au4QwSO
【路地裏】

「ひ、っぎ――――止めろ、こん、な……聞いてなッ…が、ぁああぁああぁぁ!!?」

消化仕合も、大概……とんだ三流以下じゃないか、くだらない。
……賞金首って云うから、どの程度のものかと愉しみにしてたのに、なあ――――

【迷路のように入り組んだ路地の一角、四辻にて】
【血と腐汁と悲鳴と霞と、其れから無機質に澄んだ声音が、周囲に撒き散らされていた】
【起きている事は何時もと変わらない。殺し逢いと称するには一方的な、蹂躙=\―――】
【ぼりん、と指の骨が踏み砕かれる厭な音。続けて、悲鳴】

まあ、世に言う勤労の義務ってヤツに快を求めるのも、筋違いか。
あ、訊くけどさ。遺言とか在る――?別に墓石に刻むとか、そんなんじゃないけどさ。

――――お前、これから死ぬんだから。此岸に生きた証、残しておくのも悪くないだろ。

【声の主の片方は、退屈そうに尋ねつつ、左逆手に携えた短刀を擡げる】
【散らばる腐爛した屍も、深まる血臭も、恐らくややあって耳に留まるだろう命乞いも】
【――声の主にとっては日常≠ノ属す物で、故に世は全て事もなし】

【それを無視して殺す事も、掃除≠終えて真っ直ぐ帰路に就く事も】
【これから起こる全てが、概ね予想出来るほどで――――僅かな予想外≠ヨの期待を孕みつつも、白皙の貌は酷く冷淡だった】
771 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/16(木) 00:41:13.71 ID:9gVMEXc0
>>764
「言われてみりゃ……そうかも、な……
まぁ、『卵』のネームバリューって奴だろ? ……俺たちは、本気で焦ったぜ……」

【『卵』を前面に押し出された上での事では、多少の演技力の不備など問題にもならないだろう】
【特に、レイドはその脅威を肌で感じていた当事者の一人なのだから】

"……なるほど、『血』や『同調』のファクターによって、別方面からのアプローチを試みよう、という事だったのか……"

【粛々と続く説明に、ダハルは感心したような何度も頷く】
【餅は餅屋――術式を専らにする人間の言葉は、単純な思考しかできなかった自分の様な素人とは違うのだと、実感していた】

それ……あたしが前に渡した『冷風玉』……!?

【今となっては、既に遠い記憶と言っても差し支えない程、以前のやり取りを思い出すレイド】

<……確かに、色々と材料は揃ってる上に、条件はどれも限りなくベストに近いベター……
レイド=E=ヴェイスの方の術式の強さは気になるが……こっちの術式としては、かなりいい物があると思うぜ?>

【魔術師然とした格好をした、銀髪の少女が納得する様子で頷いて見せる】
【魔方陣に対しての反応などを見る限り、そういう方面に少なくない知識を有しているのだろう】

――――分かったわ。受ける……!
例えこれが失敗しても……一度命を投げ出した死に損ないだもの……怖くは、ない……!

【エルメアの真剣な眼差しを受けて、力強く頷くレイド】
【既に『命に関わる危険』など、彼女に何の躊躇も与えない】

――でも、これだけは言わせて……
『ヴェイス禁祭事術式伝書』の術、あたしの使った術は……失敗をしたり、そして下手な改竄をしようとすると、何が起こるか分からない……
そんな事態に、巻きこんじゃって……

――――本当に、ごめんなさい…………

【自分の意志は、貫き通したい】
【その想いは、レイドにも痛いほどによく分かる――分かってはいるのだが】
【『同調』を始めとして、今のエルメアの状況は、下手をすればレイドと同じような爆弾を掛けてしまう事にも成りかねない、非常に危険なもの】
【その事実を前に、謝罪の言葉を口にせずには、居られなかった】

――あたしの覚悟は……出来てるわ
「レイド……」
兄上……これが無事に成功したら、その時には……暖かく迎えてよね……?
「……ッ、馬鹿野郎……!! 言うまでもねぇ事じゃねかよ……!」

【目を閉じ、心の準備は整ったと宣言するレイド】
772 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 00:45:21.02 ID:tE2TvLEo
>>767
仲間の割に、私何もして貰ってないもん
いきなり目の前で倒れられて、それを起こすのに時間を使って
仲間って言いたいならさ、せめて仲間らしい事をしてくれない?
狩りの出来ない雄は、つまはじきにされるのは当たり前の事なんだから

……で、話を聞いたら礼が貰えるって?
良いけど、出来るだけ纏めて話してね
短くて難しい話は分かるけど、長くて簡単な話は苦手なの

【片足はもう別方向へ向いたままで立ち止まっている】
【一応、聞くだけは聞くつもりらしい】

【が、本当に「聞くだけ」のつもりで居るのは、表情からも見える事だろう】

>>769
大体は了解した様で結構結構
今の所、余程感が良い人間が数人いても良い逃れられるプランは組めてます
まずは、実行に移す。それだけで良い

正義組織の中に、「機関員に裏切りたい奴がいるらしい」と広まって
それが私だと知れた時、どれだけ楽しい事になるやらねえ………

………と、この話題は此処まで
さっきの話の続きとしましょうか

【荷物を横に押しのける様なジェスチャーで、現在の話題を打ち切って】
【「さっきの話」。告白まがいの言葉とその前後の云々についてを、引きだしてくる】
【扉に寄りかかった姿勢はそのままで】

…………えーと、マジですか?

【もう一度、確認しなおす】
773 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/16(木) 00:52:09.17 ID:7rtkBfAo
>>768

ん、覚えててくれたんだね! ありがとっ
こんな時間に会えるなんて……、颯も割と夜行性なのかな?

あ、聖輪とは、いつも一緒に居るわけじゃないからね
むしろ、この前の会い方が奇跡的だったんだー

【何気なく、そういって】
【今度こそ柔らかい微笑みを浮べた】

【痛いかもしれないと思い、元々強く握ってなかったらしい】
【少女の手はスルッと外れて】

や……、それは知らなかったけど…

【「女の子が傍に居ないと何にも出来ない人間」というフレーズは、冗談だと思ったらしい】
【苦笑いしつつ、右手を横に振った】

と、とにかく、そのままじゃ逆効果だよ?
ばい菌とかが入ったら、元も子もないんだから…

……もし、自分で上手く巻けないなら
私がやってあげよっか…?

【ポケットから清潔な包帯を取り出すと】
【隠された両腕を、透かすようにジッと見つめて】
【問いかけた】
774 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/16(木) 00:52:47.02 ID:.y2.YH.0
>>772

……プレッシャーが半端なくなってきました。
……でも、その「楽しい事」に持っていけるようになるまではなんとか……その、頑張りますので……

【何故か同じようなジェスチャーを返して】

――……さっきの? ……あー

【顔を再び赤くして俯く】

……その、えーと……マジ、です……

【ぼそぼそと聞き取りづらい】
【恥ずかしさその他のせいだろう。きっと
775 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 00:53:06.73 ID:THntdmQ0
>>772

そうだな、確かに
じゃあ今度カステラでも作って持って行く
狩りはできないが料理はできるんでな・・・

じゃあ、簡潔に言おう。

針と糸とか持ってないかい?

【短くて簡単に】
【青年がそう心がけて話した結果らしい】
776 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/16(木) 00:53:07.63 ID:0VXfbuI0
>>771

……云ったでしょう?
私はエゴイストだって。救える人間を救えないのは、一番許せない事だって。

そうでなきゃ――対ネル・ナハト連合なんて、立ち上げてはいませんから。


【――Justice≠フ前身である、其の組織。其の組織を、立ち上げた時から】
【彼女は、何時だって命を掛け続けていた。一度、殺された℃桙ワであった】
【だが――――其れでも正義としての活動を続けているのは、偏に彼女が望む≠ゥらなのだ】
【故に、レイドの其の言葉にも怯む事は無く。彼女を安心させるように、優しく微笑んだ】

【すうっ、と。魔力が部屋中へと満ちる感覚――魔術師が大魔術を行使する時の、其れ】


           揺蕩う氷河の果てへと縋り、吹雪の先へと見出した光を其の手に抱け
        優しき雪は総てを染めて、何時か来る春への希望を抱きて仄かに輝く
                ――さあ、総てへの永訣を、雪解けに誓おう

            ――――凍結・封印・正常化術式Frozen Flower=c…起動ッ!!


【――彼女が魔玉≠握り締めると、澄んだ水色の光が、手から漏れ出して】
【同色の光が、彼女とレイドの触手の接合部からも溢れ出す――――……】
 【術式が、魔力が、触手を介してレイドへと流れ込んでいる、其の証拠である】

【さあ――――この術式は、如何に働くのだろうか……?】
777 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 00:56:42.03 ID:tE2TvLEo
>>774
……あーら、ら、ら

……………ふむ、ふむ

成程、分かりました。マジだってえ事は
んじゃ、そのマジを何処まで突き通せるか、ちょいと確かめさせて貰いましょ

此処から先、貴女は私の策の中心人物となって動く
まあ、他の仕事が無いからこれに関しちゃ然程の負担にならないかもしれませんがね

それと並行して

【後ろ手にドアノブを握り、扉を開いて】
【部屋の外に片足だけを出した、奇妙な体勢になる】

……日によっちゃ、眠らせません
そうでなくとも、睡眠時間が削られるのは承知しなさいな
毎日毎晩同じ顔を見続ける事にもなる、これも同様

…………さて、覚悟はOK?

【右目の配色が反転。視力と集光能力を極限まで高め】
【表情を作る顔の筋肉の、僅かな動きすら見逃すまいとする】
778 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 01:00:21.34 ID:tE2TvLEo
>>775
………残念。洋菓子も嫌いじゃないけど、甘すぎるかな
料理で釣るなら、風の国のワイバーンのステーキとか。一歩譲って熊鍋辺りでも良いけど
兎に角、甘いものより肉系統で来てくれた方が嬉しかったね

それと、流石に針と糸は持ち歩いてないなー
裁縫道具なら、医務室探せばありそうな気はするけどね
怪我した時、服だけでも繕えるようにって
……勿論、傷口を閉じる為の針と糸も有るだろうし

【どちらの目的で必要なのかは分からないが、鉄の様な臭い】
【とりあえず両方の目的を達成できそうな場所の案を出して置く】

【尚、食べ物に着眼したのは良い発想だが、微妙に方向性がずれていた様で】
【少女が好むものとしては些か物騒な食材名が、カステラをインパクトで打ち消しに掛かった】
779 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/16(木) 01:04:33.98 ID:.y2.YH.0
>>777

……つまり、どうあっても崩れてはいけない、と。
…………

【赤らんでいた顔が元の顔色に戻り】
【目つきが鋭くなる。言ってみれば何かを決意したかのような】

……並行して?

【体勢にちょっとした疑問を覚えるが】

――ちょ、ちょ、ちょっと待ってください、それは一体どういう……
眠らせないとか、それって、つまり……

【一気に表情が当惑に塗り替えられる】
【少し遅れて、また赤に染まり、恥ずかしいのかなんなのか俯かせる】
【結構忙しい表情筋である】

――……お、OKですけど……

【一応OKではあるようだが】
780 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 01:05:48.77 ID:F5juOQAO
>>773
私が女の子を覚えていない訳はないのだぞ!
自分の誕生日以上に優先される記憶だ!

そうだな…どちらかというと夜行性なのかも知れない。
昼間は出歩く女性が多すぎて理性を保っていられる保証がないのでな…
露出が多い夏場など生殺しに近かった…まるで天国と地獄を一緒に味わった気分だったぞ。
【真顔であり、それでいてふざけている様子など一切見せずに言い切って】

ぬぅ……それは…私一個人的な気持ちとしてはよろめかずにはいられない申し出なのだが…

そんな汚れ役をサージちゃんにさせる訳にはゆかないよ。
謹んで辞退する……
【至極残念そうに手を背後で組んだまま、微笑みを送る】
781 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 01:08:59.65 ID:9gVMEXc0
>>776
――――あぁ、やっぱり……あなたは……
(強い……この世の誰にも負けないだけの、力があるのね……)

【目をつぶるレイドのまぶたから、一筋の涙が零れ落ちる】
【力強く、淀みも迷いもまるで感じない言葉に、レイドは奇妙な感動を覚えていた】

<いよいよ……始まるぜ?>
「ッ……!!」
[どうか……上手く行ってくれよ……ッ!?]
"…………!!"
≪姉貴……、ッ、――――!!≫

【流れる魔翌力を感知したらしい銀髪の少女の言葉で、一同に緊張が走る】
【彼らの時が止まったように、一様に沈黙と静寂に支配される】

――――来た
何かを、感じる……!!
ッ、うぅぅぅぅぅぅぅぅッッ……………………!!

【身の内に流れ込んでくる魔翌力が、レイド自身にも感じられる】
【魔翌力の感知にはそこまで敏感な人間ではないのだが、やはり直接浴びる魔翌力はその限りではないようだ】

【触手によってエルメアと繋がったまま、レイドは身震いして唸り声を漏らす】
【何、とは表現しがたいが、身体の中で何かが確かに変化を始めた事だけは、感じ取れた】

「(レイド……お前まで今居なくなったら、俺は一人になっちまう……
一人で、昴を助ける事なんて出来る訳無ぇ……。まだ、死ぬには早いだろ……ッ!?)」
[(結局……俺はリイロちゃんに何も恩返しはできなかった……だから、頼むッ!!
せめて、レイドにその代わりに恩を返させてくれ……レイド、生きてくれ……ッ!!)]
<(……俺の使う術式とは、全く違うが……今回は、色々と勉強になったな……
さぁ……アーディンの旦那と繋がってるんだろ? 意地見せてみろよ、レイド=E=ヴェイス……)>
"(これが成功しなければ……ヴェイス家にもう未来は無い……
せめて、幸せを取り戻すために……ヴェイスの先人たちよ、見守っていてほしい……!)"
≪(……姉貴、らぶみさんにも、昴さんにも、華凛さんにも、森島さんにも……みんなに、もう一度会いやしょう……!
必ず、生きて帰って、良い報告を持っていきましょうよ……!!)≫

【粛々と進行する術の中、見守っている面々はそれぞれに強い思いを寄せる】
【形は違えど、その想いたちには一つの共通点があった――レイドに「生きろ」と呼びかけているのである】
782 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 01:09:25.68 ID:tE2TvLEo
>>779
【円の顔が赤く染まる、その反応を見た瞬間】

それってつまり?そう、そういう事ですとも
何でそういう反応になるのかは知りませんが、そういう事ですとも

………んじゃ、早速付いて来なさいな
今日から、早速始めます。早い方が良いでしょ、こう言う事は

【本日一番、してやったりというような笑みがカリナトゥスの顔に浮かんだ】
【普段浮かべているより数段上の、完全にひっかけた時の笑い】
【円に手招きをして、暗い廊下を歩きだす】

【その背後を付いて行けば、カリナトゥスが確保していたもう一つの部屋へと着く事になる】
【扉に手を掛ける間も、クッククックと喉元から笑いを上げ続けて】

………ねえ、円

貴女、何を期待してました?

【扉を開けた其処には、机が一つと幾つかの本棚】
【飾り気の無い部屋に有る家具はそれだけで、机の上には筆記用具が散らばっていて】

【端的に言うなら、勉強部屋である】
783 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 01:10:46.69 ID:THntdmQ0
>>778

医務室!!そういうのもあるのか!!

【目を丸くして驚く】
【どうやら医務室の存在を知らなかったらしい】

あと君が俺にそれを伝えるってのは、そういうのを持って来いってことか?
他にも礼はするつもりだが・・・

【そういうの、とは肉系統のことだろう】
【案外、インパクトに引いては居ないようで】
784 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/16(木) 01:14:10.33 ID:cUxCCvo0
>>770
/まだいますか?
785 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 01:14:12.09 ID:Y3nr56SO
【街中】

暇だにゃー…
【身長30cmで、黄金に輝くネコメで、闇のような漆黒の長髪に、ネコミミが生えた少女みたいな謎の生物が】

【空飛ぶダンボールに乗りながら空中散歩をしている】
786 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/16(木) 01:15:36.60 ID:0VXfbuI0
>>781
――――あ、あぁぁぁぁぁッ!!

【――当然、彼女にもフィードバックの衝撃が入る】
【だが、然し。彼女は――……意識を保ったままだ。強い正義の意志の力によって】
【或いは、魔道師の矜持として。……友達を想う、一人の少女として――――】


          【……きぃん――――】


【――甲高い音と共に、術式は完了≠キる】
【此れが、レイドに如何なる影響を与えたかは、エルメアには分からない】
【然し――彼女は、用意した行程のその総てを、やり遂せたのである】

……、 ――……。

【……最後に一度微笑むと、彼女は脱力してしまう。触手が刺さっていなければ、地面に倒れ臥していただろう】
【体に大きなダメージを負ったまま、精密な術式を行使し続けたのだ――こうなるのも、無理は無い】

【……城に居る誰かに彼女を渡せば、恐らく預かって、彼女の部屋に連れて行ってくれるのだろう】


/っと、此方が出来る事はこれまでですし、此処で締めで宜しいでしょうか。
787 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 01:16:24.70 ID:tE2TvLEo
>>783
学校なら、普通はそういうものあるでしょ?
ましてや此処、魔術を扱う所だからね
暴発とか薬品実験の事故とか付き物だし、ガラスで手を切る事も有る

……いや、まあ治療魔術を使えば直ぐに片付く問題だったりもするけどさ?
やっぱり一日中そこに治療魔術師が張り付く訳にもいかないだろうし

で?服なの?傷なの?

【何で知らないんだろう、と疑問が顔にありありと浮かんで】
【それでも、一応は医務室の存在意義について述べてみる】

下手に魔術関連のアイテムもらっても扱いに困るからねー
食べ物とかそういうのの方が、よっぽど有り難いし

【何せ、身に付けている装備と来たら】
【両手の指輪は、魔翌力の属性を変換する特殊な石を組み込んだもの】
【両腕の籠手は、古龍の鱗にやはり魔翌力石を組み込んだ、魔術的要素の高いもの】
【首から下げたペンダントには、複数の術式を組み込んでいて】
【言うならば、魔術関連の道具は飽和状態だ】
788 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/16(木) 01:16:44.41 ID:.y2.YH.0
>>782

【俯いていた故に、笑みは見れなかったという】
【だが、手招きはかろうじて視界に入ったのか、慌ててその後を追いかける】
【途中何も無い所ですっ転びそうになったり、明らかに動揺している】


――……え?

【やっと顔を上げて、眼前の光景を見る】
【勉強部屋、それを見て、やっと耳に届いた笑い声も聞いてやっと分かる】

は、ハメましたね……!

【ほんの少し怒ったような、でも大半は、何かに引っかかったとき特有の、何ともいえない心地よさとでも言うか、そんな顔で】
【あははと力なく笑って、足の力が抜けたのかその場に座り込んで】

期待しちゃったじゃないですか……

【「何を」に答えてない】
789 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 01:18:43.87 ID:4au4QwSO
>>784
//貴方の背後に
790 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/16(木) 01:21:05.80 ID:7rtkBfAo
>>780

あー、うん……
で、でも、男の子も覚えてあげてね?

なんていうか、そう真剣に熱弁されると
私もちょっと引いちゃうかなー…、なんて…

【若干目を逸らして、あはは、と取り繕うように微笑む】
【恐らく、共感できる部分が少ないのだろう】
【露出が多いとどうして生殺しなのか、とか、そういう事は普通男の人が言うんじゃないのか、とか】
【距離としては下がらないが、精神的に一歩退いたような―――】

――……汚れ役…?
包帯、巻くだけなのに…?

(辞退されたら……、無理にとは言えないかなぁ…)
(でも、破傷風とか恐いし……、無理にでも巻きなおした方が良いのかなぁ……)

【包帯を持ったまま、ベンチの背凭れに両手を乗せて】
【尚も心配そうに、見つめ続けた】
791 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/16(木) 01:21:44.76 ID:cUxCCvo0
>>789
/嫌ぁああああww
/よろしくお願い致します!

>>770

【コツ――コツ――コツ】
【後ろからする、足音――】

 ――!
 (クズ共の喧嘩か――?)

【その者達に気が付き――】
【質問を即座に投げかける】

   今ギャーギャー喚いてるそいつは何だ?

【“そいつ”とは、賞金首の事を指しているのだろうが】
【質問は率直である―― 失礼とも取れるが、悪意は無いようにも思える】
【もし振り返れば――】

 ――

【少しため息を吐きながら、首を傾げ――左手にはビニール袋を提げて】
【灰色のトレンチコート、同色のソフト帽、長ズボン、白いスーツ、手袋をする――】
【スマイルバッチのような模様の、白いマスクを被った者が、距離を保ち立っているだろう】
792 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 01:26:55.86 ID:tE2TvLEo
>>788
………フッフッフッフフフフフフフフフ………
つーぶーらー?貴女は何を期待してたんですかー?
期待してる事ははっきり言わないと私に伝わる訳がないんですよー?
何せ私は、都合の悪い事を受け流す脳を持ってますからねえ……

……と、冗談はさておき

これから毎日寝る前に、私が貴女にちょいとした講義を行います
教科書は………

【本棚へ向かって、何冊か本を取り出して】
【ドン、と音を立てて、机の上に置く】

【「原色人体解剖図」】
【「魔法薬学の基礎知識と一般的な薬品の総覧」】
【「人体実験記録レポート:検体番号1〜128」】
【「君主論」】
【「政略論」】

【この内、最後の二冊は第三世界でも入手可能な書物だ】

………これです

貴女に、生物学と薬学の知識。そして、私の思考法の一部を叩き込みます
大体、内容にもよりけりですが、一時間から三時間程度ですかねえ?
当然ながら、それだけで覚えられる内容じゃない
幾らかは、貴女自身の時間でも覚える必要がありますが……

………出来ますね?
793 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 01:27:45.62 ID:nxA/aPIo
>>785
【その下を】

・・・なんだアリャ・・・?
珍しいモノを見た気がする・・・多分な。

【顔の右片方が火傷した赤目の女がフラフラと歩いている。】
【白髪混じりの茶の短髪、黒のソフトハットに黒のコートを着、ダメージジーンズを履いている。】

794 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/16(木) 01:28:48.72 ID:9gVMEXc0
>>786
うぅ、うううあああああぁぁぁぁぁぁぁぁッッッッ!!!

【大きく襲い来る衝撃……否、衝動】
【レイドの身体が、電流でも流された様にがくがくと痙攣し――】

う、うぁはあっ!! ……っぐ、うぅ……ッ!!

【術式の完了と共に、その衝動から解放される】

「レイドッ!!」
≪姉貴、大丈夫っすか!?≫

【全てが終わった事を認めた面々が、駆けよってくる】

――――分からない、身体がどうなってるか……まだ、良く分からない……
"無理もない。そうそう自覚は出来ないだろう。おいおい確かめて行けばいい!
ともあれ、こうして無事に居られると言う事は、少なくとも失敗はしなかったという事だ!
それよりも……!!"
あ――――エルメアッ!?

【レイドの反応は――術式の齎した影響がどれほどのものか、良く分からないと言うものであった】
【だが、ダハルの言うとおり、最悪の事態だけは免れた事は確かである――そこは、喜ぶべきことだろう】
【しかし、そこでレイドは、腹部を貫通させたままのエルメアに気づく】

<待て! 手当は俺がする!! ……気易く触手を抜くんじゃねぇよ……!?>
[よし、応援を呼んでくる!!]

【銀髪の少女が、その手に赤い液体の入ったフラスコをもって、エルメアの身体を慎重に見やる】
【それと共に、コートの青年は人を呼びに行った】

<……よし、ゆっくり引き抜くんだ、ゆっくりだぜ……?>
え、えぇ…………

【腹部に、赤い液体を掛けながら、触手をゆっくりと引きぬかせる銀髪の少女】

[呼んで来たぜ!]
{エ……エルメアさん!?}

【そこに、ラベンダー色の肩ほどまで伸びた髪で、赤と青のオッドアイを持ち、白いワンピースを着た10歳くらいの少女がやってくる】

<応急処置はした! ……後は、頼んだぜ?>
{……はい}

【少女は、ゆっくりとエルメアを抱えると、少しよたつきながら、エルメアを抱えて出て行く】

{(……お父さん、どこにいるの……? エルメアさん、大変な事になってるのに……)}

【安静にできる場所へと運ぶ中、少女――ラベンダァイスの脳裏に、行方不明の父の姿が浮かんでいた】

/二日間、乙でしたー!
795 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 01:31:42.46 ID:Y3nr56SO
>>793
うにゃ?何処に珍しいのがいるのかにゃ?
【ダンボールから相手の方を見るように真下を覗き相手と目があい】

こんばんはにゃー!何してるんだにゃ?
【普通に話かけてきた!!】
796 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 01:32:38.04 ID:/er7YGMo
>>794
/お疲れ様でした!
797 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/16(木) 01:33:57.11 ID:.y2.YH.0
>>792

分かってるくせにっ……

【冗談だと分かっているのでもうこれしか言い返さない】

……講義、ですか?

【座り込んでしまったので立ち上がって、机へと、正確には机の上の本に近寄り】
【題名を読み取る】
【つまりは君主論とかを読めということですね分かります】

生物学と薬学……生物には人も思いっきり含まれてますよね、これ……
それは置いておくとして……睡眠時間を削って習うほど重要なもの、ということは認識しました。
――……今更、出来ないと言うはずが無いでしょう。
……大変ですけど。

【ボソッと何か呟いた】
798 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 01:37:42.81 ID:nxA/aPIo
>>795
何って・・・何なんだろうな。

何もしてないかも知れないし、何かをしているかも知れない。
もう覚えてないや。

【笑う。ひっでぇ笑い方である。】
【生気が全く無いからである。】
799 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 01:37:44.01 ID:THntdmQ0
うん・・・まぁ、そういえばそうか・・・

(学校と学生・・・忘れてたな・・・完っ璧に)

え?ああ、傷。

【そういう考えが及ばない辺り、低脳っぷりを露呈する】

そうか・・・まぁ、そのほうが俺も助かる。
(珍しい奴はとことんめんどくさいしな・・・)

【少女の身に着けている装飾品を見ながら】


・・・じゃあ、何か用意しておくよ

【青年は明るく微笑む】
800 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 01:39:41.29 ID:4au4QwSO
>>791

(……“来た”。)

何、って。見りゃ判るだろう、ヒトだよ。間違いようも無いだろう――?
このまま往けば、あと数秒でモノになる。それを除けば、お前と何等変わらない。

【足音。或いは待望したとすら言えるだろう、人間】
【ちらと振り向き、其れを視界の端に捉えて――彼とも彼女ともつかない人影は、慌てもせずに言い放った】
【相当に場慣れしているのだろう、彼と同様。眉一つ、動かさない】


もう少し込み入った事が識りたいなら、ほら。読みな。


【人影は臙脂色の外套のポケットに手を突っ込み、無造作に手帳のようなものを取り出すと】
【付箋の貼られたページを器用に片手で破き、投げた】
【――――ひらり。藍色の髪を靡かす、夜風に乗って紙片は彼の許へ舞う】

【見れば解る。形式こそ少し違うが、ビンゴ・ブック(手配書)の圧縮コピーされたモノだ】
801 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 01:40:55.55 ID:THntdmQ0
>>799安価忘れ
>>787
802 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 01:41:32.31 ID:Y3nr56SO
>>798
つまり幽霊のようにさ迷ってるのかにゃ?
【そう言いながらダンボールから跳び降り】

華麗な着t…ぐにゃっ!?【グチャッ!!】
【なんか着地しようとしたら失敗してスライムみたいに潰れちゃったよ】

失敗したにゃー
【潰れたスライムが喋った!!】
803 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 01:41:56.60 ID:tE2TvLEo
>>797
そう、講義。大学とかでやる、あれですねえ
本当なら生物学だの薬学だのは、基礎知識を一つ一つ身につける所から始める
ですが。あんた学校教育で何年も掛けてやることを教育者でも無い私が全部教えられる訳ないでしょ?

だから、実用的な所だけやります
化学反応の式なんざ知らなくて良い、イオンがどうこうもどうでも良い
但し、何処の皮膚を何センチ斬り込むとどの血管があって、内臓はどういう機能を持つか。これは覚えなさい
薬品もそう。どうしてそうなるかの理屈は要らない、何を使うとどうなって混ぜるとどうなるかだけ覚えなさい

最後の二冊に関しては、私も受け売りですがね
それでも、これの思想はかなーり役に立つ。それは保障しますよ

【一冊一冊指さして、大雑把に説明を加えて行く】
【最初の二冊は今言った通り。「人体実験記録レポート」は、カリナトゥス自身が書いたもの】
【最後の二冊は思想書で、実際に読んでみると其処まで難しい事は書いていない】
【そして、現実で読む必要は全く無いが読めば読んだで面白い】

……実際、働く時間が定められてない機関員は、他のどんな職より余暇がある
余暇を上手く振り分けて、自習と睡眠に使いなさい
夜は、私の講義。誰かと一対一で学ぶのは、一人で机に向かうのより余程効率が良い

……………期待してる事の方は、講義が終わった後で。ね?
小テストの結果がよけりゃ、御褒美の一つ二つ考えてあげますって
あ、当然ながら貴女が思いっきり期待した事の方面限定ですが

【顔に張り付いた笑みを、普段のレベルまで落とす】
【机の横に掛かっている鞄を持ち上げ、それを円に差し出す】
【受け取れば、それなりの重さが手に伝わるだろう】
804 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 01:43:34.01 ID:F5juOQAO
>>790
あぁ…そうだった、これは私の悪い癖だな。
すまない。
【申し訳なさそうに苦笑しながら頭を掻いて】

私と付き合う上で……
接する上でと言った方が良いのかな…
サージちゃんには改めて知っておいて欲しい事があった。

薄々感じているかもしれないが…
私は女の子にしか興味が無い。
故にサージちゃんの知っている様な“正常”な女性とは少し――いや、大分違った意見や感性を有している。

そして、私の事をきっと嫌悪まではいかなくとも薄気味悪く感じたりするのは当然の事なのだろう。
勿論、私がこんな人間であって一方的に悪いという事は痛感しているのだ。


だから――無理に付き合おうとはしなくて良いのだぞ?

そういう事には馴れているから、図太い私は全然気になどしないのだからな!!
【まるで悲しさなど見せずに、元気溌剌とした様子のまま告げた】
【勿論笑顔で、そして確かな哀しさをその笑顔に秘めたまま】

サージちゃんの手を汚したら大変だ!
ばい菌が入ってしまってからでは手遅れだ!!
【心配を倍で返すかの様に、全力で抗議してみせる】
805 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 01:46:54.65 ID:tE2TvLEo
>>799
………傷、ね
面倒くさいから、ちょっと動かないで

【鼻を何度かひくつかせ、空気の臭いをかぎ分けて】
【それから、少女は青年へと近づく】
【手を伸ばせば届く距離にまで来ると、臭いからおおよその傷の位置の探りを付けて】
【其処に、足の甲を近づける】

水術「水癒創身」

【魔術師として、魔翌力が多い訳でも無く、運用方法が多い訳でも無いが】
【体の特定の部位のみに魔翌力を集中させる事に関しては、熟達している】
【その技術を用いて足に魔翌力を集め、それを青年へと流す】
【泡の様な水の魔翌力が青年を包み、傷を塞いで行こうとするだろう】
【骨は回復できず、肉は大きく抉れていなければ埋まる。皮膚は、余程広く剥がれていなければ修復出来るだろう】

【尚、足を使ったのは荷物を持っているからであり、他に特に理由は無い】

……医務室今から言って、人が居るとも限らないし、ね
面倒事はさっさと終わらすに限る

【そういうと、少女は実験棟の方へと歩き始める】
【呼び止められる事がなければ、きっとそのまま立ち去るだろう】
806 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 01:47:08.15 ID:nxA/aPIo
>>802
幽霊・・・か、確かにそうかもな。
然し、混沌へと導くなオイ。

【潰れたスライムを見て。】

まぁ・・・そうだな、今はさ迷ってる感じだな。
目標は目下探索中ってとこかな。

【肩を竦め、そう答える。】
807 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 01:51:43.26 ID:Y3nr56SO
>>806
何を言うにゃ!コレでもカオスレベルは低い方だにゃ
【ぐにゃぐにゃと動きながら元のネコっぽい謎の生命体になり】

うにゃー…つまり自分探しの旅人みたいなものかにゃ?
【首を傾げ】
808 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/16(木) 01:52:28.81 ID:.y2.YH.0
>>803

理論よりも結果と事実のみを知るべし、と……
その方が早いですね、確かに。

【説明の途中で「人体実験」に関して口を挟もうと思ったがやめたらしい】

お墨付きですか。……是が非でも理解しなければならないようです。

【再び顔が引き締まる】
【よし、図書館で探してくる】

……要するに、削れる分の睡眠をどこかに持っていき、それでも余った時間に読み進める、と。
講義時間外に質問に行ってもいいですか、先生

【「先生」?】

――ほぇ? ほ、本当ですか……?

【素っ頓狂な声を上げる】
【嬉しいのやら恥ずかしいのやらでやっぱり顔が赤くなる】
【その状態で鞄を受け取り、一瞬その重みでがくんとなる】
【が、すぐに持ち直す。ただ力が抜けていただけのようだ】
809 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 01:58:15.93 ID:nxA/aPIo
>>807
・・・まぁいいや。
カオスレベルは聞かないでおくよ、頭が痛くなりそうだから。

【右手を言動を制す様に前に出し。】

・・・さぁな、自分の役は分かってるはずなんだが・・・その舞台が整わんだけかも知れない。
舞台はあるけど、役回りがわかってないのかも知れない。

面倒くさいから考えるのも辞めたって訳だな。

【首を傾げながら。謎の言動をする。】 
810 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/16(木) 01:59:41.24 ID:cUxCCvo0
>>800

 まぁ、見れば判ると言えば――
      間違ってはなさそうだ

【一度軽く頷いて理解を示す】
【が、距離は詰めない――】

 そいつが何者かと訊いたのさ――
  何者かによって俺の行動は―――

【話を切る。相手に警戒をされるかもしれない。そうよぎって】
【目の前にいる、得体も知れない人物に隙を見せれば――】
        【確実に――足元を掬われる】

 ほう・・・成る程――
   賞金首って奴か

【その者の目の前に落ちたページ。いや、“落とした”ページ。下を大雑把に見て――】
【何となく察した――頭を上げ――】

 要するにあんたは、賞金稼ぎか
     ―― そうとも限らんか

【フフと少し笑いを含み、言う】
【不気味である――案外肝が据わっているのかもしれない】

 だが、これだけは言える
  そいつを殺す邪魔はしない
   むしろ、あんたに感謝する――手間が省けるよ

【いや、据わり過ぎているのか】
【そんな、異常とも思える発言を返した】
811 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 02:02:26.72 ID:Y3nr56SO
>>809
にゃん…だと……酷いにゃ!訴えるにゃ!!
【カオスレベル言いたかったのかコイツは!?】

つまり『よくわからないから、考えるのヤーメタ』という受験生にたまに見受けられる思考みたいなものかにゃ?
【なんかよくわからない例えだしやがった】
812 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 02:03:20.04 ID:tE2TvLEo
>>808
実際に切り開いて確かめる死体は幾らでも手に入る
一年で、まずは技術面で私の助手を務められる程度に
知識の方は、薬品の保管やよく使うものの用意を出来る程度になってもらえれば都合が良い
んで、二年か三年で、貴女一人で実験の用意からデータ分析まで。そう考えてます
思想にかんしちゃ、そう簡単には変わらない。数年単位を見越してますねえ

質問の方は、私が支部に居るか偶然顔を合わせた時なら問題無し
所謂オフィスアワーって奴ですが……そもそもオフィスが無いってのはねえ
まあ、こっちはこっちで結構暇は有るでしょう

【全ての計画が、週単位でも月単位でも無く、年単位だ】
【これが、回答。告白まがいの言葉に対する、「回答まがい」】

………メス、大体の長さの物を三本ずつ。どれも床に落とせば刺さるレベルです
電気メスと、携帯用の長時間駆動大容量バッテリー
剪刀、鑷子、鉗子、持針器、鉤、注射器。それらに加えて、電極とルーペ、ペンライト等々
要は、手術用具一式に加えて、解剖だの人体実験だのに使える道具のセットです

メスは兎も角、他は数カ月で駄目になるでしょう。その時に、私の所に持って来なさい
それで、貴女の技術の上達を図りますんで

………さて、今日はもう遅い
今から講義なんざやってたら、とてもじゃないが明日起きられない
明日の夜から、始めます。予習はまずは必要無し。単純な暗記ですからねえ

【鞄の中に収められた道具について、簡易的な説明】
【そして、机の上の本を今は放置して、また部屋を出て、寝室へと戻り始める】
813 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 02:04:59.67 ID:THntdmQ0
>>805

(け・・・蹴られる・・・!?)

・・・・・・あれ?

【一瞬は身構えた青年だったが、傷が修復されるのを見て構えを解く】
【青年の皮膚はすぐに塞がっていく】
【傷のあった腹部に骨は無く、肉も無く、代わりに液体が詰まっているだけなので、修復される物がないために皮膚だけが素早くに塞がったらしい】

ああ、そういうこと・・・

・・・ありがとな、いろいろ

【青年は感謝の意を背後から述べて少女を見送った】
814 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/16(木) 02:06:33.72 ID:7rtkBfAo
>>804

【彼女の話に、しっかりと耳を傾ける】
【颯という少女を理解するために】
【口を噤んだまま、真剣に話を聞いていた】

【―――薄々感じている≠ニいうのは、正解だった】
【でも、こうやってキチンと話してくれたのなら、気味が悪いなんて思わない】
【一度大きく頷くと】

―――無理は、してないよ?
興味を持ってくれるのは素直に嬉しいし……、
私のことを考えてくれるあなたは、嫌いじゃない

友達として付き合うなら、きっと、何の問題もないから

【ひらり、ベンチを飛び越えて】
【彼女の横に着地する】

……それで

今、距離を取ってるのは、どっちかな?

【清潔な包帯を、片手で胸の前に掲げながら】
【屈託のない笑みを颯に向けて】
【ちょこん、と首を傾げた】
815 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 02:07:25.05 ID:tE2TvLEo
>>813
【礼の言葉に、言葉を返しはしなかった】
【試験管の一つを口に咥えて、肩越しに手を振って】

【とーんと大きく跳躍一つ、建物の窓から中へと飛び込んで行った】

/お疲れさまでしたー
816 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 02:10:12.60 ID:nxA/aPIo
>>811
どうぞ、訴えてみなよ。

【ぬけぬけと言いやがった。】

考えるのも疲れるんだよ。受験生は受験勉強頑張れとしか・・・言いようがないがな。
ま、そんなもんかな。

【受験生は受験勉強頑張ってくれ。頼む。】
817 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 02:13:36.12 ID:Y3nr56SO
>>816
じゃあ訴えるにゃ!!
けど何処に訴えればいいかわからないにゃ!!
【ダメじゃん!!】

にゃー……まあ難しく考えず気楽に生きればいいんじゃないかにゃ?
【首を傾げ】

このネコのようににゃ
【自分を指差し言う】
818 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/16(木) 02:15:26.08 ID:.y2.YH.0
>>812

……「年」なんですよね。全部。
気が遠くなりそうですが……やらなきゃ始まらないですね。
……期待以上の成果を上げたい所です

機関に関して言えば機関員が居る所がオフィスですよ。
……まあ、それはともかく、時間を見計らって行くことにします

【回答に返した言葉は、「期待の上を行く」】


……ところで、戦闘に使用しても問題ないでしょうか。この道具。
メスは普通に使えそうですけど。凶器に。

【他の道具はどう使う気だ?】

……寝させないんじゃなかったんですk……ふぁ
詰め込めないですねこんな頭じゃ……

【大欠伸。眠気や疲れが溜りに溜まっているのだろう】

……とりあえず

【「君主論」を掴んで、後を追う】
【予習とかではなく、単純に読んでみたいだけだろう】
819 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 02:21:41.35 ID:THntdmQ0
>>815

ダイナミックな・・・
あ、やっべ・・・名前聞き忘れた・・・

まぁ、いずれ出会うかな・・・うん

【少女が見えなくなった辺りで青年も踵を返し】

(とりあえず、この領内の設備やらを覚えて・・・・・・)
(まずは、服を変えに行かないとな。その後で飲み物を探すか・・・)

・・・とりあえず、何か用意しとかないとなぁ・・・

【青年はびちゃびちゃと靴音を立てながら、寮へと歩いていった】

/お疲れ様でしたー
820 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 02:22:55.81 ID:nxA/aPIo
>>817
裁判所行けばいいんじゃないかな?
何処に有るか知らないけど。

【ヤレヤレと言った顔をし。】

・・・気楽に生きるのはしょうに合わんのよな。
気楽に生きると何かが終わってしまう。そんな気がするのだよな。

【ハァとため息をつく。】
821 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 02:23:32.94 ID:tE2TvLEo
>>818
私が眠いんですよ貴女寝させないのは良いけど私も寝れないんですよそうすると
貴女が何歳だか知りませんが20台後半の女性にあんまり夜更かしさせるもんじゃあありません
そりゃ最低限の戦闘訓練は受けましたがね?こちとら体力馬鹿じゃあ無いんですよ

んで、武器使用はご自由に。私だってメス投げとかやりますし
力を全く入れず触れるだけで皮膚と肉が斬れますから、メスは便利ですよ

【寝室へ辿り着くと、ベッドボードに眼鏡を置いて】
【着替えが面倒なのか、シャツとズボンを適当に脱ぎ捨てるとそのままベッドに飛び込んだ】
【バネで一度跳ねあがってから、もぞもぞと布団に潜り込んで】

  【注:何故か夜の国支部のベッドは、日本式のベッド】
  【ホテルなどに宿泊した際のベッドメイクなど一切施されない、台の上に敷布団掛け布団の方式である】

………期待してた事も、明日。それまではお預けですねえ
まあ、私はこれから寝る訳ですし?今から何が起ころうと気付く訳もないですし

と、一応振っておいて本当に寝ます

【布団を頭まで被ると、それっきり黙り込む】
【暫くすれば、すうすうと静かな寝息が聞こえてくるだろう】

【尚】

【明け方に、「暑い」と寝言を言いながら布団を蹴り飛ばすカリナトゥスの姿が観測できるだろうが】
【その時間帯まで起きて居られるかどうかは、また別の問題である】


/今日はこの辺り、だろか
/お疲れさまでしたー
822 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/16(木) 02:29:12.35 ID:4au4QwSO
>>810

ヒューゴ=T=パラノイド、偽名。ネクロマンサー。経歴には不詳な点が多々。
公的には前科12犯。罪状は婦女暴行、死体損壊、殺人、強盗、未成年者略取、違法薬物所持並びに使用、等。

――――仕事に際して、吐き気のする程読み返したよ。ごみ掃除には、前情報が必須だ。

【大儀そうに語りながら、踏み付けた手に体重を掛けて幾度と捻る】
【その度に、ごりごりと厭な音が響き。耳障りな悲鳴に、掻き消される】

そう、Dead or Alive――生死問わず、ってヤツ。
………お前も、人殺し?

【忌ま忌ましげに吐き捨てて、更に尋ね。そうしつつ、ポケットに手帳を仕舞う】
【周囲には、賞金首――男が使ったのであろう死体が、ずたずたに切り刻まれて放置されていた】
【仕舞ったその手を返し、脂ぎった髪を掴んで、幾度か地面に叩き付けて】

「ご、っ!ごめ――が!?償う、償うから、だからもう……」

――――本当?

「は、はい!何でもしますッ!」

じゃあ、――――――死ねよ。

【抵抗が無くなった所で、人影は手を止めて】【逆の手に持った短刀を、後頭部の窪み目掛け振り下ろす】

「ぁが、は――ぁ、、?」

【頭蓋骨の僅かな隙間を抜けるコースで侵入した刃が、過たず脳幹を穿って】
【びくん!と身体を痙攣させ。それきり、男は動かない】
823 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 02:29:12.31 ID:Y3nr56SO
>>820
裁判所がはたして取り合ってくれるかわからないが行ってみるにゃ!
【多分取り合ってくれません】

んにゃ!!それじゃあ私が何か終わってるみたいな言い方じゃないかにゃ!!
【三人に分裂しながらぴょんぴょん跳び跳ねる】
824 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 02:32:35.85 ID:F5juOQAO
>>814
それは良かった…
本当に良かったのだ。

友達だなんて…サージちゃんの方から言って貰えるなんて…
嬉しい…久しぶりだこんな気持ち…
【少し目を伏せて、気恥ずかしそうな笑みを零して】
【小さく喜びを噛み締める様に呟いて】

とても嬉しい!
私は感動したぞ!!
【弾ける様に、言いようの無い不安から解放されたかのような笑顔で笑ってみせた】

えっと…それは…
それは違う!誤解だ!
私はいつ何時でもサージちゃんを避けたりなんか…寧ろ抱きつきたい位で…
【危険な胸の内を晒しながらも手を後ろに隠して目を逸らし】

でも、やはりサージちゃんに迷惑はかけたくないではないか!
うん、そういう訳だから本当に大丈夫だぞ。
【自らの欠点を告げて引き離そうとし、はたまた異常なまでに自分の事には人を関与させたがらない】
【その癖やたらと相手を敬う言動や行動が見られる】
【そこには――ある程度の距離を、まるで自分の本心たる心の内までには人を寄せ付けたく無いという意図が感じられるかもしれない】
825 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/16(木) 02:33:14.47 ID:.y2.YH.0
>>821

じゃあ寝させない状況は永久に無理なんじゃ……
(……後数年で20台後半に突入するんだけど、私)

【なんか言ってる】
【そして何か今更な事実】

便利ですね……メスって

【寝室に辿り着くと、すぐさま自分のベッドに向かい、コートを乱雑に脱いだ後ベッドの上に倒れこむ】
【ぽんと軽く弾んだようだが、それも気にせず】
【最後の言葉も耳に届いてないようで、そのまま寝息を立て始めた】
【……掛け布団かけてない。風邪引くぞコイツ】

【ちなみに、明け方にその寝言で起きたらしく】
【でも直視できなかったそうな】

/お疲れ様でしたー
826 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 02:38:17.92 ID:nxA/aPIo
>>823
多分取り合うは愚か、門前払いだと思うけどな。

【ヤレヤレと肩を竦め】

終わってないさ、自分の人生は自分のモノだ。
お前さんの人生もお前さんのモノだ。

つまりだ、人それぞれには自分の道が有る。
道を外すのも自分次第ってモノだな。

【三人に分裂したのに目もくれずしゃべる。】
827 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 02:44:17.67 ID:Y3nr56SO
>>826
うにゃー!!酷いにゃー
【ぴょんぴょん跳び跳ねながら】

にゃっ?にゃんか凄い良いこと言ったにゃ…
【驚きながら元に戻り】

ところで何て言う名前かにゃ?
私はネコサバトにゃ

 グレート・キャッツ・ビレッジ
《偉大なる猫の王国》を造ろうと頑張るネコにゃ!
【えへんっと無い胸をはりながら】
828 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/16(木) 02:54:13.56 ID:cUxCCvo0
>>822

 なんだ―― 只のクズではないか
  やはりそいつは排除するべきだ

【少し怒りが混じったその声で、その賞金首を卑下する】
【クズを見るかの如くうんざりとため息をして。言葉にもクズを使う――】
【なんとも人の悪い者である――】

 ――ああ、まったくだな。情報はあったほうがいい

 ――俺は狂人だ
    社会的にはもう知られ、広まっている――

【質問の答えは――賛。だが、自身を狂人と呼ぶこの者は何なのか】
【右ポケットへ 、手を突っ込むと――ラジオの音が聞こえる】

“Jastevil(ジャストエビル)事件―ザザ――”

 運が良かったな――今その放送があるようだ

【なんともタイミングが良い】
【とても好待遇だった】

“なにやら変なマスクの者を目撃した方は――即刻逃げるようにしてくださ――ブツ”

【スイッチを切った後】
【右手をポケットから――抜いた】

 だが――少し違ってる
  俺の名は“Jastevil(ジャステヴィル)”――指名手配犯さ

【正体は明かす。というより、この者にとって正体は――】
【まったく価値の無いもの。たとえ得体が知れないものでも――】
【教えても損が無いと思っているのだ――】

 殺人が1件――死体遺棄1件――暴行が何件か・・・
  その辺は忘れたな。どいつもこの世界の平和を乱すクズだ

【やはり、この者はおかしい】
【そんな事をスラスラと言い述べた】

/すみません。遅れました
829 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/16(木) 02:55:35.33 ID:cUxCCvo0
>>828
/排除するべきだX
/排除してよかった○
/すみませんorz
830 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/16(木) 02:56:07.50 ID:7rtkBfAo
>>824

そ、そんな大袈裟なものじゃないって…
………でも、受け入れてくれるのは、私も嬉しいかな

【ワンテンポ遅れる鏡のように、微笑み返して】

……あ、でも、抱きつくまでなら、友達の範疇だと思うよ?
わんことか、アリエルとか……、良くそんなことしてくるし…
…そう思わないと、いけない気がする

……受身なのは、得意じゃないけど…
撫でられるよりはマシかな?

【ちなみに、前者は女性であり、後者は男の子】
【曖昧に首を傾げて、許可でも拒否でも無い事を言う】

【隠されている手の方へ、目を向けると】

…むぅ
とにかく、私が迷惑だと思う事なんて、本当に少ないんだ

だけど……、隠しておきたいことがあるって言うのは、分からなくもない、から
……無理になんて、言わない

その代わりさ
……「本当に大丈夫」ってのは、約束して欲しいな

【包帯を、ポケットに突っ込みながら】
【控えめな声で、そう、申し出た】
831 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 02:58:17.66 ID:nxA/aPIo
>>827
まー、戯言だがな。

【所詮は、戯言である。】

信ずるもよし、信じないもよし。
自分の道を進めばいいだけ、ただそれだけのことさ。

【自論を論ずる。】

名前か?ハリーということにしておいてくれ。 
<放浪する砂楼の若き王>さ。

【また肩を竦めながらしゃべる。】
832 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 03:03:36.06 ID:Y3nr56SO
>>831
わかったにゃ!砂桜の王ハリー
【元気よく手をあげ】

さて…じゃあ私はそろそろ帰るにゃ
【そう言うとジャンプし空中に浮かんでるダンボールに跳び乗るだろう】
833 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 03:05:34.59 ID:nxA/aPIo
>>832
あぁ、また機会が有りましたら。
じゃ猫の王よ。

【またフラリフラリと歩き始めた。】
【その姿は幽鬼の様に、また街の中に消えていった。】

/お疲れさまでしたー。
834 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 03:07:16.27 ID:Y3nr56SO
>>833
バイバイにゃー。また会おうにゃー
【手を降りながらフワフワと飛び去っていった】

/乙でしたー
835 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 03:17:48.54 ID:F5juOQAO
>>830
抱きつくまでは友達の範疇?
【とても信じられないとでも言いたげに復唱して】

それはまぁ、なんと素晴らしいお考えなのだろう…


今まさに私はサージちゃんに何の気兼ねも、ましてや罪悪感なんてものもなく抱きつく権利を得てしまった訳だ。
これは人間が火の利用方を知った時以上に価値がある事だぞ!


大事に使わせて貰う!!
【とてつもなく、この上ないほどの喜びようで許可をされたと思い込んで】

――――。

うむ、本当に大丈夫だ。
その優しさをかけて貰えるだけで、私は“まだ”大丈夫なんだと思えるよ。

心配をさせて、申し訳ないのだ。
ありがとうサージちゃん。
【一瞬の間をあけて、すぐに笑顔を絶やさずに胸に両手を添えて即答した】
836 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 03:19:45.14 ID:4au4QwSO
>>828

記念すべき13回目の犯罪、蓋を開けてみりゃなんて事は無い返り討ち。
選んだ相手が、少しばかり悪かった――いや。かなり、かな?

何にせよ、こいつはもう少し物の道理を弁えるべきだった。

【興味もない、と言いたげに深い溜息を返し、つらつらと二言三言】
【確認も兼ねて短刀を捩り、傷口を抉り広げて引き抜けば】
【軽く振るって、脳漿と血と、脳味噌の欠片を振るい落とし――】

成る程、よく判ったよ。狂信者の手合いか。

【ぽつり。平淡で無味乾燥、序でにいうならば酷く辛辣な言葉を吐いた】
【端的で、故に鋭い――――時には禍を招く事も有ろう、歯に衣着せぬ物言いだった】

「……ッが、ぁ……」

【――――!?】
【ふと。人影が背を向けた瞬間、賞金首の体がゆらりと立ち上がる――】
【ネクロマンサー、其の称号―――伊達では無い、か!?】
//大丈夫なのですよー
837 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/16(木) 03:36:27.46 ID:cUxCCvo0
>>836

 クズは、どこまでもクズだ
  物の道理なんて考えられたら、こんな事にはならないさ
   
 ――因果応報だ

【吐き捨てるかのように、言い放つ】
【因果応報。果たしてそうなのか――?】

 ああ。そうだ
  狂人だと思えばいい――俺は其れで十分だ

【この手の事には慣れている。大体自分でまいた種だ】
【そんな些細な事と無意識に思うこの者はその程度で、怒る様な者ではなかった】
【案外、懐があるのかもしれない】

 ――クズほど往生際が悪い
  さっさと止めを刺しておけ―― それとも俺がやるか?

【いや、気のせいだと思われる。賞金首が立った刹那】
【左手に持つ、ビニール袋を地へ静かに下ろすと】
【右半身は退き、左半身を前に出す形で――構えた】

 ――

【深呼吸をして――】
【戦闘体制へ――変わった】
838 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/16(木) 03:45:03.83 ID:7rtkBfAo
>>835

……え…………

えぇっと…・、……。

【抱きつかれて、気にしないわけでもない】
【ただ、ちょっと、許せるだけで……】
【なんて言い訳っぽい台詞は、彼女の全力の喜びの前に封殺された】
【ぁーとか、ぅーとか呻いた後に】

……あ、悪用は、しちゃダメだよ…?

…やり返さない保障もしないし……、火遊びもダメ

【抑制させるようなことを言うものの】
【そういう事をしても嫌いにならないと言っているので、特に意味は無い】
【目を泳がせながら、自爆気味に言葉を返す】
【もっとも、鎖を纏った通常状態の少女に抱きついても、楽しくはないと思われるが――】

【前に出された手に、視線を落として】

――ん、分かった
それなら、余計な心配はしないっ

私らしくないかもしれないしね!


……だから、別のこと聞こうかな
前回は、誰の夢見てたの?

【空気を打ち壊すように、くすっと微笑むと】
【完全に興味本位な質問を投げかけた】
【凄く、ニヤニヤしてる―――】
839 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/16(木) 03:46:43.05 ID:7rtkBfAo
>>835
/あわわ、追記です
/遅れてすみません! 眠気or時間的に大丈夫でしょうか?
/此方はまだまだ平気です
840 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 04:08:14.87 ID:4au4QwSO
>>837

……屑、ね。歪んでるな。

だが、違いない。然て、オレ“達”の因果には、誰が応じ報いるのやら――――
……地獄の閻魔が、関の山だな。

【吐き捨てた言葉を捉えると皮肉ったようにそう語散て、自嘲気味にくつくつ喉を震わせる】
【因果応報。確かに相違無い。だが、ならば、自分達の犯した罪は――】

【少なくとも、そんな事を思い悩んでいる様子は、目の前の人影からは見られない】
【酷く無関心で、無感情で、無感慨で、無機質な。喩えるならば、強化硝子のよう】

お前が狂人なら、オレだって十全に人で無しさ。
価値観については――――いや、野暮は止そう。正義に狂ってられるなら、幸せだ。

【返された言葉に僅かの憐憫と等量の嘲弄を含ませて、さらりと流す】
【そうしつつ、かちゃりと腰に帯びた太刀の鍔を鳴らして】

……成る程、自分の屍を操れない道理も無いか。
三秒で片付ける、と言いたい所だが――お手並み拝見、だ。

【きぃ、ん――――】
【澄んだ余韻を響かせて、右手に太刀を抜き放ちかけ】
【何を思ったか、振り返らず、抜刀もせず、其方へと歩き出す】
【擦れ違い様。刀の物か、本人の物か――肌の粟立つような殺気≠ニ、濃密な妖気≠ェ、過ぎった】

【死体は、動かない。だらりと腕を提げ、醜悪に顔を歪めて、光の無い双眸で二人を睨んでいる】
841 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 04:09:36.83 ID:F5juOQAO
>>838
わかった、悪用などはしないぞ。
ただ私の糧とさせて貰う。

辛くなった時や、困った時にサージちゃんにいつでも抱きつけるのだと思えば
そんな些細な悩みなどは吹き飛んでしまうだろうな!
【かなり積極的で大胆な事を言う割には、すぐさま行動に移す訳でも無く】
【それでもやはりと言うべきか、浮かれきっただらしない笑みを浮かべながら言って】

夢……あぁ、あの時の事か。

あの時の夢は…うーん…
それは…その…あれなのだ。
夢というものは酷く曖昧で、起きる頃にはあまり記憶としては残っていなかったりするものだぞ!
だから答えようも無いと言っておこう!
【あたふたと完全に狼狽しきった様子で答えた】
【言いたく無い内容であるのは明確であり、更には目が泳ぎ回っている上に顔をあからさまに背けている事からも、何て事も無い嘘が下手なのは言うまでもなく明らかだった】



/僕は全然大丈夫なのですよ!
842 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/16(木) 04:34:08.58 ID:cUxCCvo0
>>840

 俺がこの世にいる意味は無い――
  只狂人として生き、誰かに殺されるまでだ
   おまけとしてこの世界が救われれば良いんだがな

【名誉を捨てた男らしい、確かな答え】
【死んでしまったら元も子もない――それでも】
【死は恐れない―― 自殺志願者のような言い様である】

 ―― 妙な術を使うんだな
  まったくこの世界の連中は・・・
   どんなトリックだか知らんが―― もう訳が判らん

【ぶっきら棒に―― そんな事を言う。これが意味するものとは――】
【通りすぎる、殺気と妖気を物怖じせず立つ姿は、単に鈍感なのか】
【それとも――?】

 ――

【もう一度深呼吸をして――意識を集中させる】
【何を待っているのか。この者は死体をまっすぐに見据えただただ構えるのみ】
843 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/16(木) 04:38:39.83 ID:7rtkBfAo
>>841

……うん、分かった
僅かでも支えになるなら……、それもいっか…

でも……、困ったときだけね?

【嬉しいような、困ったような、照れているような】
【複数の感情が綯い交ぜになった笑顔】

【彼女の言った状況を想像すると】
【僅かな緊張が生じて、身体が強張った】
【右手で左腕をぎゅっと抱く】
【抱きつかれるのが恐いのではなく】
【頼られたときに受け止めきれるかどうか――不安なのだろう】

……颯って、積極的なこと言う割に、誠実だよね
そういう所は、結構信頼できるのかもしれない

【自分の気分を逸らす為に、感じたままのことを言った】


【―――何か面白いものを見る目付きで、ジトと】
【薄く緩んだ口元は、とても楽しそう】

…ふーん…?

……夢を見た事は覚えているんだ?
私は、台詞も覚えてるけど……聞いたら思い出せるかな?

たしか…「君は積極的なのだな」とか…

「いくら私が受けだからと言っても…我慢の限界というものが……」とか…

……君≠チて、誰の事?

【少し赤くなりながらも声真似をする辺り】
【人を弄るのも好きらしい】
【じぃっと、彼女の顔を見つめて―――】
844 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/16(木) 04:38:47.30 ID:cUxCCvo0
>>840
/追記
/遅れてすみませんorz
/こちらは大丈夫ですが、お時間大丈夫ですか?
845 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 05:09:28.03 ID:4au4QwSO
>>842

救うにしても、遣り方を間違えてる。
たかだか路地裏の殺しで全てが丸く収まるなら――――さて、世界は幾度平和になった℃魔セろうな?

……まあ、其れを含めても、だ。悪くない。

【言の葉の随所に鋭利な刺を織り交ぜて、人影】
【冷たい調子で、だが然しその死生観が気に入ったか、どこか愉快げに】
【人で無しは、斯く語る】

魔術≠セ、狂人。
式に陣に詠唱に、形式や作用は違えど――
とどの詰まりは魔翌力≠キーとして法則を書き換え世界を変容せしめる術。
この場合の形式は刻印≠セ。

奴は身体の何処かに霊的刻印を植え付けて、其れを基盤に身体を操る。
だから、其処を壊せば終わる。そこらに転がってる腐ったのと、同じくな。

【「――異世界人、か」】
【小さくそう呟いて、くるりと振り向くと目を細め】
【値踏みするように、彼を見遣る】

「う、ォあ、ぁkぁぁぁあa――――ッ!!」

【一方。死体は、酷く無防備に彼へと駆け寄り、掴み掛からんとするだろう】
【距離を詰めた先、待っている物も知らずに――愚昧。所詮は、屍だ】
846 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/16(木) 05:29:51.83 ID:cUxCCvo0
>>845

 俺の生き方は良くない
  少しでも悪くないと思うなら、気をつけるんだな

【フフと不適に笑うと――】
【前言を撤回するようなそんな言葉とも取れるが】
【どこかその者を心配するような――言葉にも取れる】

 “魔術”?
   ああ。そんな宗教じみた事は信じられんが・・・
    まさにここで起きている。まぁ、一応感謝しておこう

【死体からは――目を離さず、感謝の旨を伝える】
【其れを教えないという選択もあったと思っていた故であったが――】
【今は其れを伝える余裕は無い――】

  フ――

【鼻で死体に向かって笑うと――】
【左手で――正拳を放つ】
【狙いは――死体の鳩尾。ひるませる事が先決だと考えた故であった】

【が――この者の身体能力はそれほど高くない】
【所詮チンピラに毛が生えた程度の力である】
847 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/16(木) 06:00:15.31 ID:7rtkBfAo
>>841
/寝られてしまったでしょうか? 進行が遅くて申し訳ないです
/午後3時過ぎより予定がありませんので、続ける場合は呼んで頂けると幸いです
/もちろん、切って頂いても構いませんです
/それでは、一旦おやすみなさいませー
848 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/16(木) 06:08:18.08 ID:4au4QwSO
>>846

……残念ながら、些か手遅れな感が否めない。
だが安心しろ、他に易々と引かれる程、脆い自我はしてないよ。

【くすり、同じく嗤って端的に】
【心配は無用、元より既に外れた$gだ――つまりは、そういう事なのだろう】
【先は漆黒だった瞳は、酷薄なアイス・ブルーに煌めいて。射殺すように、屍を視ていた】

そう。残念ながら、現実だ。
因みに――屍の鳩尾を痛め付けても効果は無いぞ?
そも生きていないんだから、内臓やら呼吸器やらに頼る必要が無い。
殺るなら、“殺す”じゃなくて“壊す”腹積もりで臨め。

「ご、ッは――――ぁ!」

【莫迦丁寧に説明を重ねるが、些かに遅かった】
【屍は突きにも怯まず、ただ、ごぼりと肺に内包した空気を吐き出すだけ――】
【鳩尾への打撃が引き起こすのは、内臓系統へのダメージに呼吸の阻害】
【カウンターがまともに入れば、最悪意識がトぶ可能性も、無くは無い】

【――――落ちる意識が有るなら、という前提になるが】

【この場合、関節をへし折るか、腱を断ち切るかして、物理的に動きを封じるのが常道だろうか】
849 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 17:02:57.52 ID:cUa6QRMo
【公園】

まだ暑いな……

【ベンチに一人の青年が座っていた】
【上下共に黒い服を着た、子供にも大人にも見える青年だ】
【傍らには納刀状態の大きな刀がある】
850 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 17:14:44.43 ID:2dnvxoAO
>>849

いや、そうでもないんじゃないかしら……
私は寒くて仕方がないよ

【隣のベンチに座る人物が声をかけてくる】
【肩にかからない程度の茶髪で茶色の瞳をして灰色のタートルネックのセーターの上に白衣を着た女性だ】
【指で煙草を弄びながら虚空を見つめて呟く】
851 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 17:21:30.03 ID:cUa6QRMo
>>850

……誰だ?

【声のした方向へ視線を向けながら返事をする】
【非常に常識的な質問だが、この世界では珍しいだろう】
【実際彼も、こんなことを聞くのは初めてだ】
852 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 17:26:20.85 ID:2dnvxoAO
>>851

そーゆうのはまず自分の素性を明かすのが礼儀じゃないの?

【紫煙とため息を同時に吐き出して項垂れ】
【脚と腕を組みながら】

公園に散歩に来たしがない研究者……かね
貴方は……武術の稽古かしら?

【男の傍らの刀を眺めて】
【ぼんやりと適当に言う】
853 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 17:27:35.41 ID:F5juOQAO
>>843
誠実だなんてとんでも無い!
私の女の子に対するものは、誰よりも危険な思想を持ち合わせていると自負している。
あんなことやこんなことを余すことなくしてみたいと思って……ふふふ…

って、また私は暴走を…サージちゃんに嫌われてしまう…落ち着け私。

そうだな…
ただ、欲望に駆られて友達の信頼を裏切る様な真似などは決してしないという事は約束しよう。
そこは安心して良いぞ。
【ニッとした純粋な笑みで告げた】
【やはり過激なのは言葉だけであり全く以てそれを実行に移す気配も無く】
【それを本当に望んでいるのかと疑えるほどに諦めが良かった】


!?
それはっ!

ゆ、夢というものは決して現実に連結している訳で無くて…寧ろその関係性は極めて薄いものだという。
故に寝言と私の夢とが関連しているという証拠は何も無いのだからお答えしたくてもできない次第なのだ!
【全力で目を逸らしうろたえながらもひきつった笑顔のままで一歩後退る】
【まるで探偵に追い詰められた犯人とでも表現すべき程にパニックに陥っていた】

あ…でも……私に想い人や愛し愛されといった者の存在は本当に居ないのだ。
残念な事にと言うべきか、当たり前だと言うべきか…
多分これからも一生、そういう存在は現れないのだろう。
だから、私の夢に出てくる女の子は誰でもなくて……夢の中に居たのはきっと私が作り上げた所謂妄想というものだ!うん!

はは…は…
うぅ、気持ち悪くて申し訳ない。
自重する。控える。これからは気をつける。
だから友達をやめる前に挽回のチャンスが欲しい…な。
【自虐的な笑顔で懇願する様に頭を少し下げたまま上目遣いに見つめる】
【どうやら言いたくなかった理由は嫌われたくないというものが大きいらしい】
854 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 17:31:17.83 ID:cUa6QRMo
>>852

礼儀かどうかは知らないし興味が無い。だが情報を引き出すために必要なことではあるだろうな

【礼儀という言葉に対してこう返した】
【注意深いならばこの言葉から、彼がどのような人間かが少し分かるだろう】

一言で説明出来る役職でもないな
魔術師、研究者、生徒……殺人術使い

【傍らにある刀を見つめながら、こう答えた】
855 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 17:38:13.56 ID:2dnvxoAO
>>854

理解しているのならもう少し態度をなんとかした方がいいわね
まっやんちゃな年頃ならしょうがないか

【ぼけっと空を見上げながら再び紫煙を吐き出す】
【フィルター寸前まで吸ったのか、短くなった煙草を携帯灰皿に押し込む】

あらあら貴方も研究者だったワケ?とてもそうは見えないけど……
まぁ今の断片的な情報から察するに魔術協会の人かしらね

【白衣から女性向け煙草の箱を取りだしながら呟き】
【新しい煙草を引き抜き口にくわえる】
856 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 17:42:13.76 ID:cUa6QRMo
>>855

……その価値も無いというだけの話だ

【返事はなく、代わりに呟きが口から出てきた】
【彼にとって礼儀は払うべき相手に払うもの。その価値の無い人間に払える安いものではなかった】
【断片的な言葉から意味が通じてしまった場合、喧嘩を売っているようにすら聞こえる】

ああ、そうだ

【予測に対し、短く答えた】
857 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 17:48:04.42 ID:cUxCCvo0
>>848

 ――なかなか肝が据わった奴だ

【左手を戻しながら―― そう言い放つ】
【左手を少しぶらぶらさせた】
【少し痛かったらしい――】

 そうか。こいつは死んでいるのか
  死んでいる奴とは戦闘した事がないが
   打撃はほぼ効かんというのは確からしい――本当に厄介だ

【少し溜息を吐いて――】
【あまり効果がない事を察するとそう言って】

   ――ならば俺は

【右手をトレンチコートに隠された、ナイフホルダーを捉え】
【シャキンと血で刃が汚れた、ナイフを取り出し構えた――】
【ちなみに刃渡りは8cm程。まさに付け焼刃であるが――】

 こうするしかない――!

【持ち方が鉛筆を握るような持ち方だ――】
【この者案外、ナイフに慣れているのかもしれない――】

【死体が見せた隙を見逃すまいと――なるべく深く屈み】
【脚の腱を切り――機動力を失わせるために】
【右脚に向かって――突こうとする】
858 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 17:51:31.35 ID:2dnvxoAO
>>856

それは残念…
初対面で価値を決められて些か心外だけれども……
まぁ確かに私はちっぽけで大した価値もない人間だからね

【安っぽい百円ライターを取りだして煙草に火を付ける】
【大した感慨もない、無気力な返答】

最近どうなの魔術協会……?
随分と規模や人数が大きくなったようだけど……
まぁその分暗部も増えたでしょうけどね

【淡々と問いを続ける】
859 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 17:54:34.48 ID:cUa6QRMo
>>858

さぁ……知らないな。しがない一生徒なのでね
大した興味もない。平和に暮らせればそれでいいさ

(誰が答えるか)

【曖昧な質問に対して、大した答え方はしなかった】
【実際あまり知らないのもあるが、素性のわからない人間に喋るほど口が軽くもないからだ】
860 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 18:02:37.00 ID:2dnvxoAO
>>859

殺人術を使うような男がしがない生徒だなんて、とんでもない所ね、そこは……
教師とかはあれかしら、伝説の殺し屋とか?

【馬鹿にしたように笑いながら煙草を指で弾きながら灰を落とす】

しかも平和だなんて、とても大太刀を持った男の言う台詞じゃないわね
ジョークにしたってもう少し言い方があるんじゃない?

【笑いと共に紫煙が口から漏れていく】
861 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 18:05:48.64 ID:cUa6QRMo
>>860

とんでもない所? 大太刀持って平和を言うはおかしい?
くっ……くっくっくっくっく……

【何故だか女性の言葉を聞いて笑い始めた】
【それも、明確に馬鹿にした笑みを】
862 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 18:13:12.56 ID:2dnvxoAO
>>861

あぁ、気分を害したのなら謝るわ
でも貴方が言ってる事があまりにも風貌に合わないものだから

【肩をすくめながら微笑み、脚を組み換えながら】
【うざったそうに髪を上げながら】

まぁでもあまりむきになることでもないわ、結局は無価値な人間の戯言なのだから……

【眠たそうに半分瞼を瞑りながらぽつぽつと呟く】
863 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/16(木) 18:13:46.55 ID:7rtkBfAo
>>853

【あんなこと、の具体的な意味は、多分二割も分かってない】
【きょとん、と目を丸くして聞いていたものの】
【安心して良い≠ニいう言葉には、大きく頷いた】

大丈夫っ
実際何もされて無いし…、思ってるだけなら危険じゃないよ?

……前回も感じたけど、颯って凄く控えめだし…
しっかり相手のことを考えてるって言うか

…センセーとの思い出を振り返ると
私の方が暴走してたような……あああぁぁ、これはいいやっ…なんでもないっ

【芋蔓式に話を引き出して、勝手に自爆した】
【頭に過ぎった回想を振り切るように、ぶんぶんと首を振る】

あ、あれ……、そうなんだ…?
てっきり、特定の誰かだと思ったんだけど――

――ゆ、夢は勝手に見ちゃうものだから、仕方ないよ!
そこまで自分を縛らなくっても……、私は……

【探偵さんの推理は外れていたようで、少しだけ勢いが収まった】
【上目遣いに見てくる彼女の、可愛い仕草に言葉を止めて】

……チャンス…?
えと、それはいいけど…

【友達をやめる気など、サラサラないのだけど――】
【復唱して、首を傾げる】
864 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 18:18:15.45 ID:cUa6QRMo
>>862

そう無価値無価値と連呼するなよ……心の奥底で価値にしがみ付いてるのが透けて見えるぞ
どうやら物事の表面的な部分にしか目が行かないようだな

【口元に嫌な笑みを浮かべながら、挑発的な言葉を発した】
【彼は決して気分を害したわけではなかった。それならばもっと分かりやすい手段に出ている】
【ただの、悪癖だ】
865 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 18:21:00.71 ID:4au4QwSO
>>857

お褒め頂き恐悦至極、と……。

ああ、死んでいる――と言うより、死んでなきゃ可笑しい。
脳幹を引っ掻き回されて死なない人間が居たら、オレは先ずそいつが人間か否かを疑うよ。

……打撃は効く。斬撃もまた然り。けど、痛覚が無いから並大抵じゃ怯まない。

【痛覚が無い上、出血や内部ダメージによる弱体化もほぼ無いと見て良いだろう。しぶとさだけは一級品だ】
【故に“破壊”の必要が有る――四肢を操る為に必要な肉を腱を或いは骨を、完膚無きまでに】
【若しくは、人影が先程言っていた“刻印”――死体繰術の中枢を】

【彼が僅かでも魔翌力を知覚出来るなら、弱点を突くのは容易だ。濃密な魔翌力が――屍の左胸の周囲に――漂っているのだから】

「ぎ、ぃ―――――!!」

【屍は回避行動を取らず、従って突きは命中】
【そのまま喉を引き裂くような呻きを上げて、屈んだ男へ覆いかぶさるように掴み掛かりつつ】

【がば、と】
【口を開き、血に染まった歯を剥き出して】
【――――噛み付く、心算か――!?】
866 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 18:27:44.00 ID:tE2TvLEo
【街中】
【それなりに若者が集まる、活気のある通り】
【路地裏へ入り込んだ所で、精々が不良の延長の様なチンピラしか居ない所】

【その一角、洋服屋の並ぶ個所で】

…………んー……………

……予備知識の無さが完全に裏目に出たね、これは

【灰色の半袖シャツに黒のジーンズ、灰色の髪に灰色の瞳の少女が、ショーウィンドーを眺めている】
【首からは聖ユダのメダイのペンダント。両腕に真紅の籠手、左右の人差指に魔石の指輪を付けている】
867 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 18:27:53.35 ID:2dnvxoAO
>>864

そうね、確かに私は自らに価値が欲しいから、他人からの価値を得たいからそう言ったのかもしれい
結局は、私も、もしかしたら貴方もかしら?他人に自分の価値を見いだしてもらいたいだけの哀れな生物よ

【暗くなりだした空を眺めながらゆっくり紫煙を吐き出す】
【酷く自虐的な物言いだ】

それはそうよ、私は貴方の心を読むような力はない……
そして初対面の貴方から出てきた断片的なキーワードをただ並べて思った事を言っただけ……
それで物事の真理を理解出来るのならもう少しまともな職に付いてるわね

【両手を広げてだるそうに首を振る】
868 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 18:34:52.70 ID:cUa6QRMo
>>867

(自虐か。気楽そうで何よりだ)

【自虐的な物言いに対しては何も言わなかった。ただにやにやと不気味な笑みを浮かべていただけ】
【元々こういった人間が自分の心を守るために進んで自分の価値を下げていることも、実際にはプライドが高いことも熟知していた。それが合っているかは別だ】
【内心では必死に誇りを守ろうとしている自分と比べて、楽そうだな、とまで思っていた】
【実際には彼もその「楽な方」へ進んでしまっていたのだが】

お前、深窓の令嬢か? それとも極端な平和主義者?

【呆れたような返答に対しては不可思議な質問をもって返した】
【この二つに共通する部分は、闘争から離れている、ということだ】
869 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 18:36:56.24 ID:cUxCCvo0
>>865

 ――!

【とっさに避けたが、右肩が噛み付かれ――ナイフを落とす】
【いや、避けたのではない――!】
【フフと笑っている】

悪いが、少し天を見てもらおう
      ―― <<巴投げ>>!

【覆いかぶさった―― その死体に対して言ったのだろう】
【そのまま――両手でその死体の両手を掴もうとする】

【成功すれば―― その死体の力を“利用”し】
【体をただ、後ろへ倒した遠心力で】
【できるだけ思い切り右足で死体の上半身を蹴り、後ろへ投げ飛ばす――!】

【この者には―― それしか方法が見つからなかった】
870 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 18:43:15.20 ID:2dnvxoAO
>>868

平和主義者……それはてんで的外れだわ…

【少し不快そうな顔をして、煙草を指で弾いて地面に捨てる】
【火は消えていないのかうっすらと煙を上げている】

ずっと荒んだ世界にいたから倫理、価値観が壊れちゃったのかもね……
まぁ今の生活は気に入ってるから別に構わないのだけれど…

【ぐでっと背もたれに身体を預ける】
871 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 18:52:12.70 ID:cUa6QRMo
>>870

(面白いぐらいに噛み合わないな……)

(こちらの世界で言えば、彼女は日本人で俺は欧米人か。武器を持って平和を訴えるのはおかしいという考え、分からんでもないがな)

【何かを思うように、とんとん、と自分の得物を指先で突つく】
【彼が笑った一つの理由。それは平和に対する価値観の違いだった】
【治安がしっかりと守られていない場所、国で自衛手段を持っている人間にそういった印象を持つこと自体が、彼にとっては言ってしまえば「間抜け」なのだ】
【尤も彼はその肝心な部分を口にはしなかったが】

まぁ……魔術協会の教師が殺し屋というのは、得てして間違いじゃあないな
気に入らない考えだが、魔術といえば攻撃に使うものだろうからな

【変に間をあけてから、違う話題に思えるものを引っ張り出した】
872 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 18:56:39.91 ID:4au4QwSO
>>869

……成る程。

「――、――――!?」

【口と肩の隙間から、声にならない悲鳴が漏れて】
【恐らくは其れが終わらない内に、屍は呆気なく投げ飛ばされた】

【――噛み付いたままだった右肩の肉を、抉りつつ。弾けるように宙を舞い】
【べしゃ、と。人体の半分以上を構成するのが水分≠ナあると、再認識させる異音を奏で】
【貫かれた右脚と後頭部から、ごぼごぼと体液を垂れ流しつつ】

【屍は――――其れでも、立ち上がろうと足掻く】
873 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 19:01:31.74 ID:2dnvxoAO
>>871

まぁ別に、この世界に大した意味なんてないのだから、貴方ももう少し気楽にやってもいいんじゃないかしら?
あまり物事を拒絶すると疲れるわよ……現に私と話していて貴方疲れてるようだしね

【ふっと微笑みながら白衣のポケットに手をいれ身体を伸ばす】
【若干欠伸混じりで】

まっ技術なんてものは大体行き着く先は軍事や兵器だものね…
それは魔術も同じということ

【涙目をこすりながら呟く】
874 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 19:01:35.12 ID:F5juOQAO
>>863
私が控えめに見えるなんて…
流石サージちゃんだな!
救われた気分だ!
【ニコニコとしながら】

いや、そんな破廉恥な夢を見てしまう私も私なのだ。
せっかくサージちゃんと友達になれたのだから、失望させない様にこれからは気をつける!!
【高らかに宣言し誓う様に言い放ってみせた】

875 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 19:06:50.19 ID:cUa6QRMo
>>873

(周りが間抜けばかりでないならば、こんな生き方はしなくて済むんだがな……)

愚劣な考え方だよ本当に

【魔術も同じ】
【その言葉に対し、短く彼は答えた】
【ただシンプルに、否定の言葉を、それも最上級の分かりやすいもので】
876 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 19:10:05.22 ID:cUxCCvo0
>>872

 ぐああ!

【強靭な心を持ってしても、左手で右肩を抑えるのは止められない】
【痛い――が、この者は易々と立ち上がった――】
【この者の異常なまでの根性であるのか――】

 ――

【右肩を庇いながら、後ろを振り向き――屍の倒れる所まで歩く】
【コツ――コツ――コツ】

 しつこい野郎だ――

【マスクで顔が隠れていて分からないが、苦笑いと言うべき――】
【呆れたその声。右足を振り上げ】

【かかと落としの如く、やはり、屍の上半身めがけて――放った】
【勘という奴なのだろうか。それとも運なのだろうか】
【かかとは左胸を捉えようとしている――】
877 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 19:14:20.87 ID:2dnvxoAO
>>875

まっこんな所で魔術や兵器について熱く討論しても何にもならないしね
まぁ有意義な事を学べるといいわね、魔術協会とやらで……

【話し疲れたのか、前髪を指に巻き付けながら面倒そうに話す】

さて、日がくれて冷えてきたから私は帰るとしますか……
まだ何か言いたい事はあるかしら?
まぁ話しかけたのは私だけれど

【スッとベンチから立ち上がるとポケットから片手を出して】
【半身で問いかける】
878 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 19:18:29.34 ID:cUa6QRMo
>>877

(闘争の中に身を置いて全てが「どうでもよくなった」人間、か)

(同じ過ぎてかける言葉は無いな)

……別に

【非常に素っ気無い言葉をもって返した】
【同じ状況に置かれている人間に対しては、客観的な意見は言えなかった】
【彼にとって、客観的でない意見は、そもそも意見ですらないため、この場においては何も言わなかった】
879 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 19:19:15.36 ID:L1v0ycAO
【路地裏】



【青のブレザーをだらしなく着こなしズボンは腰下、弛めたネクタイと軽く胸元の空いた白のシャツ】
【赤毛のリーゼント頭が特徴的な…所謂「不良」と呼ばれる人種の青年が壁にもたれかかって大股な三角座りで座っている】
【口にくわえた火の着いた煙草が紫煙を立ち上らせていた】

…あ゙ー…暇だ
880 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 19:22:24.95 ID:2dnvxoAO
>>878

そう……あんまりのんびりしてると風邪を引くわよ、特に季節の変わり目はね
それじゃ

【形だけの言葉を投げ掛け】
【ヒラヒラと片手を振りながら歩いていく】

うぅ……寒っ…

【一度ブルッと震えたが】

/お疲れ様でしたー
881 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/16(木) 19:29:00.71 ID:7rtkBfAo
>>874

そう考えてくれるのは、凄く嬉しいし
きっと、私には勿体無いくらい、ありがたいこと、なんだけど……

【誓いを真正面から受けて――】
【――少しだけ、心配そうな笑みを向けた】

……でも、
無理に変えようとしなくて良いんだよ?

自分を押し込めちゃったら、きっと苦しいし……
…友達で居る事も辛くなっちゃったら、悲しいし、さ

颯は、汚れないように気を使ってくれたけど
私、元からそんな、綺麗な子じゃないんだ
……本業も、呪術師だし…、隠し事もあるし…
……だから、頑張らないで?
きっと申し訳なくて、……つり合えなくなっちゃう

【目に見えない契りの糸を、弛ませる様に】
【視界の中心から、彼女を外して、数瞬の逡巡】

………えっと…
また、会えることを望んでくれるなら
友達としては、それで十分っ

だから、またねっ

【視線を戻したとき、もうそこには笑顔しか無かった】
【小さく手を振った後、くるっと踵を返して】
【引き止められなければ歩いていこうとするだろう】
882 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 19:30:39.16 ID:hUPlG0Mo
【森林】

……鍛錬も、必要――か

【赤く長い鉢巻き、綺麗だが年期を感じさせる道着と袴を着用した黒髪の男が歩いている】
【身長は170cm程だろうか。ユラユラと鉢巻きの余った部分を揺らしていて】
【空腹なのか、絶え間なくお腹が鳴っている】

…また熊を、投げるか

【そんな物騒な事を、呟いた】
【※罪のない動物を虐めるのは止めましょう】
883 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 19:31:10.79 ID:cUa6QRMo
>>880

(……同じ?)

……どうして俺は、闘争に身を置き始めたんだっけ?

【その重要な疑問は、すぐに掻き消えることとなる】

//お疲れさーん
884 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/16(木) 19:32:52.53 ID:4au4QwSO
>>876

ふぅん――――中々に、面白い。

【人影は喜々として、その一部始終を余す事なく捉えんとばかりに、蒼い双眸を細める】
【偶然か、必然か】
【何方にしろ、このヒトとしての尊厳さえも失った残骸は――仮面の彼を殺すには、些か役者不足のようだった】

「――――ぁ、が――は……ァ!!ぎ、がぁあぁ…!」

【だが。振り上げた足は、振り下ろす足は、惜しくも致命打とは成り得ない】
【自身の存在の根幹、庇うのは道理か。屍の右手が、足と左胸の間に挟み込まれて居た】
【だが――全体重を掛けた踵、威力は矢張り高い。ごり、とまたもや厭な音】
【肋と右手の骨が砕ける感触が、靴越しに伝わって来るだろう】



【その苦しみ様たるや、先程の比では無い。気付くだろうか、弱点≠セと】
【――――だが。最大の窮地が最大の勝機となるように、逆もまた然り】
【同時。屍は苦し紛れに左手を伸ばし、彼の脚を掴もうと――――】


【ずぶ、っ】

【――――ごとん】
【行動の成否を問わず。酷く唐突に、伸ばした腕の肘から上が、ズレる=z
885 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 19:51:52.25 ID:cUxCCvo0
>>884

 ―― ふん・・・まだそんな力が残ってたか
       どこまでも往生際が悪い――!

(微妙に反応がオーバーな気がする――ここが弱点か!?)

【気が付いた――!】
【右足を――またもや少し振り上げて右膝を曲げ】
【今度は踏み付けるかの如く、全体重をその足に乗せ放った――!】

【無論、狙いは左胸――】
【本当の意味で全体重が乗っているので、その威力は強力】

【だが、左腕には――気が付いていない】
【――いや、気は付いているが――わざと無視する】
【一か八か。本当の意味の大勝負に出た】

/すみません。遅れました
/これからさらにスピードが落ちるかもしれません・・・都合のいい所で切って構いません
/申し訳ない
886 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 20:01:23.59 ID:F5juOQAO
>>881
友達なのだから、我慢するのは当たり前だと私は思っているのだ。
私は何の掛け値もなく、嘘偽りなく、サージちゃんの為ならば何でもするよ。
【あまりにも当たり前の様に告げられたその真摯な言葉は――純粋過ぎるが故にどこか歪んでいる】

例え隠しごとがあっても、例え呪術師であろうとも…
私はサージちゃんを友達だと思い続ける。
何より、サージちゃんはそんな事を含めても優しいのだ。

つり合えないというのなら……私の方がそうに違いない。
何も申し訳ないとすら思わない。
それが当たり前だから…

そして、私の全てはきっとどこまでも軽薄なのだから…
【その口調はまるで忠告の様で】
【その表情は儚げだった】

うん、会えて嬉しかったのだ!
また会える事を全身全霊をかけて祈る!!

今度は一緒に買い物でもしよう。
だから…また見かけたら声をかけて欲しいな。
【屈託の無い笑顔を向けて、大きく手を振ってそれを見送った】

/色々とご迷惑をおかけしましたなのです
/お疲れ様でしたなのですよ!!
887 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 20:14:16.15 ID:L1v0ycAO
【路地裏】

…あ゙ー…

【青のブレザーをだらしなく着こなしズボンは腰下、弛めたネクタイと軽く胸元の空いた白のシャツ】
【赤毛のリーゼント頭が特徴的な…所謂「不良」と呼ばれる人種の青年が壁にもたれかかって大股な三角座りで座っている】
【口にくわえた火の着いた煙草は紫煙を立ち上らせていた】

…暇だな…通った奴に喧嘩売っかな?
888 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 20:20:04.04 ID:4au4QwSO
>>885

(――――大勢は……決した、な。態々手出しするまでも無かったか?)
(何れにせよ、終わりか)

【ズレた″カ腕の先は、至極あっさりと地に墜ちる】
【術式の大元から切り離されて、其れは再び動かざるモノに還る】
【事情は至極単純、戯れの助太刀だ。地面に突き立った、結晶状の透明な刃が示していた】

【ごしゃ、と】

【今度の今度こそ、致命打――渾身の一撃が、捩くれた掌を意にも介せず肋を砕く】
【式の制御中枢たる、心の臓。肺を貫いて、そこに折れた肋骨の破片が突き刺さったか】
【びくり、身体をまたしても反射的に痙攣させ。屍は、漸くその活動を止める】

【様子は、糸の切れた操り人形を彷彿とさせるだろう。事実、大差無い】
【終わって仕舞えばどこまでも、其れの終わりは呆気なく見えた】

//全然大丈夫なんですぜ、寧ろ此方こそ(ry
889 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/16(木) 20:27:09.62 ID:7rtkBfAo
>>886

……その言葉、もうちょっと早く言ってくれていたら
包帯、巻きなおさせてくれたかな?

…えへへ、ごめん、平行線だね

【歩数にしてツーステップ】
【半身捻るように振り返ると、真摯な言葉をまるっと受け入れてしまう】
【根が単純で気楽なのだろう。何でもなんて、オーバーだなーと思いながら】
【嬉しそうに、微笑んだ】

………軽薄…?

【その言葉は、貴女を示すのに似合わない】
【―――少女はそう思ったものの、何故だか否定できず】
【不安げに眉を顰めて、首を傾げた】【セミロングの髪がしゃらり、右肩を撫でる】

…ん
そうだね…買い物かー

【ちょっと俯いて】
【自分のTシャツの裾を持ち、軽くの下に引っ張る】
【―――これからの季節、この服装はちょっと寒そう】

…それなら、…颯はセンス良さそうだし
買い物に行くなら、私の服も選んで欲しいなー

【小さく呟くと、顔を上げて】

……なんて、ね
あなたも、見かけたら声掛けてね
…もん街中だったら、「ちゃん」を外してくれるともっと嬉しいかも

それじゃっ

【彼女に合わせて、大きく手を振り返すと】
【また、公園の出口に向かって歩き出して行った】

/いえいえ、此方の方がお待たせしてしまって…
/それはそれは楽しかったんですよ!ありがとうございました!!
890 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 20:30:50.52 ID:tE2TvLEo
【魔術教会敷地内】

結局何も買わないで戻って来ちゃったよ………何回目だろうこれ
あーあ、ファッション雑誌でも持っていけば良かったかなー

【灰色の半袖シャツに黒のジーンズ、灰色の髪に灰色の瞳の少女が、小石を手の上に乗せて転がしている】
【首からは聖ユダのメダイのペンダント。両腕に真紅の籠手、左右の人差指に魔石の指輪を付けている】

【何となくだろう、その石を強く握りしめて】

……これからどうしよ。図書館にでも行くか、実験室に行くか
寝るには早すぎるしねー……

【自分の頭上へと、高く高く投げ上げる】
891 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 20:35:30.82 ID:Y3nr56SO
【街中】
さて…なんかいいネタないでしょうか?
……なかったらまた編集長に怒られるからな
【長い翡翠色の髪で、赤い瞳に、白いYシャツに、黒のロングスカートをはき、左腕に腕輪をした、人形のような容姿の女がため息をつきながらトボトボ歩いてる】
892 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 20:37:32.21 ID:39VNBsoo
【街中】
【コンビニから…黒髪に白い鉢巻き、黒いシャツに赤色のベストと銀の腕時計、カジュアルなベルトに青いダメージパンツにウエスタンブーツの
顔や服の下に包帯を巻いた松葉杖の少年が出てきて、よた、よた、と歩いている】

ドラ焼きにカフェオレでいつまでも元気が出ないなんて初めてだ…
…イテッ…雨降ってきた…すごい雨

【雨にしみた痛みに顔を歪めながらも彼は前へと歩き出し始め手提げのビニール袋から小岩井コーヒーを出して飲み始めながら】

…あれから大分時間がたったと思ったけど…あれは夢だったのだろうか
仮に夢だったとしたら…手渡されて手に入れただろうこいつはどこで手に入れたんだぼくは?

【服のポケットの中の何かの機械に触れながらぶつぶつ呟くと、ズキィ!と鋭い痛みを感じ取って壁にもたれ込み】

…夢…だったなら…全部…
そうしたらまあ、楽だったのかもしれないのになあ…

…最近、心が全然休まらないや…ノビタ君も最近は依頼こなすのに忙しいし…
【はあ、とため息をつきながら】
893 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 20:41:55.42 ID:cUa6QRMo
>>891

【路地裏の方から何やら音が聞こえてくる】
【尤も珍しいことではないが】
894 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 20:42:23.77 ID:cUxCCvo0
>>888

 ――はぁ・・・終わったか

【右脚を離した後に、後ずさりし――】
【背に壁を捉え、力が抜けたように――】
【ゆっくりとその場に両脚を伸ばししゃがみこみ――】

 ――

【溜息を一つ】
【ここに来て、この者が――】
【目の前の者に対して警戒心が解かれているのが分かるだろう】


 ―― あんたがいなきゃ死んでた。有難う

【それは助太刀に気付いた訳でもなく、その者の助言が無ければ――】
【確実に死んでたという意味だが。そこまで言える余裕は――今の所無かった】
【言葉足らず。どう取るかは自由として―― その言葉を発すると】

 ―― 良い経験になった

【そう言うと、左ポケットからメモ帳と鉛筆を取り出して――】
【両膝を台にして、左手でぺらりとめくる】
【はっきりと[ピーーー]がびっしり書かれた、最初のページが見えるだろうか】

 ところで――あんたの名は何だ?

【左利き――?いや、両利きだろうか】
【左手には、鉛筆を握り――メモ帳のページに何かを書いている】
895 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/16(木) 20:43:24.00 ID:cUxCCvo0
>>894

/ピーは殺すですね
/申し訳ないorz
896 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 20:43:53.45 ID:L1v0ycAO
>>892

…オイ、てめえ。濡れんぞ

【少年の頭上にビニール傘が現れる】
【正面の誰かが差し出したようだ】
897 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 20:44:36.41 ID:2dnvxoAO
>>890

【目の前の案内板を睨む人物がいる】

んーーーんーーー
さっぱり分からん……まさか地図にも魔術的な施しがッッッ!?

【肩にかかる長さの金髪に赤い瞳】
【赤褐色のブレザーをボタン全開で着て、同じ色のスラックスを履いた】
【長身で目付きの悪い18歳程の少年】
【何やら道に迷ったご様子】

ぬ、すいませーんそこの生徒っぽいお嬢さん
ちょっと道をお尋ねしたいのですけど……

【照れたような笑いで会釈する】
898 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 20:45:47.13 ID:Y3nr56SO
>>893
なんかちょうどよく路地裏から騒音が……
どうしよう…ネタにはならなそうだけど…誰か怪我してたら
【オロオロとしながら】

……よし。覚悟を決めて
【フッと腰に隠してるナイフに右手をやりながら路地裏へと近づいていくだろう】
899 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 20:48:06.79 ID:39VNBsoo
>>896
【ちらり、とそちらを見て…特に表情を変えぬまま】

…別にかまわないさ、たまには濡れて帰るのも乙かなって思ってさ
気にしないでもいいとも、もらえる物は病気以外ならなんでも貰うけどね

【松葉杖を脇でしめながら、傘を受け取る】

…こんな雨の中歩くのが好きな奴がいるとはね、ぼくは大嫌いだけど
このぼくに最もふさわしい空はやはり快晴、太陽が空に浮かぶ時だろう…
900 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 20:49:35.88 ID:tE2TvLEo
>>897
【ひゅるると音を立てて落ちて来た石を、左手の籠手でまた打ち上げて】
【それから、掛けられた声に反応して其方に向く】
【脳が言葉を反芻し、その言葉の意味を理解して】

…………また迷子?

いや、迷子多すぎじゃない魔術協会?
一日一人迷子案内する事になるなんて思っても見なかったんだけど?

【正確には、前日ではなく既に今日の話】
【まさかの一日二人迷子案内】

……いや、うん。その案内板を見て分かると思う、普通
字が読めるなら分かると思う

【流石に呆れた様な疲れた様な表情で、其方へ】
901 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 20:53:09.75 ID:L1v0ycAO
>>899

…雨ん中歩くのキレーなくせに濡れて帰んのが乙かよ?

【傘を差し出したのは青のブレザーをだらしなく着こなしズボンは腰下、弛めたネクタイと軽く胸元の空いた白のシャツ】
【赤毛のリーゼント頭が特徴的な…所謂「不良」と呼ばれる人種のくわえ煙草の青年だ】
【少年の隣にもたれかかる】

…ちっ

【雨に濡れて火の消えた煙草を吹き出す】

あ゙ー、確かにな
雨よりゃ晴れてるほーが気分イイ
902 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 20:54:46.19 ID:cUa6QRMo
>>898

【音源は入り口からもう少し奥の方にあった】
【進んでいけばその正体が分かるだろう】

…………

【上下共に黒い服、その上から白衣を羽織り、大きな納刀状態の刀を右手で持って肩に置いている青年がいた】
【足元には不良っぽいのがごろごろ転がっている】
【青年自体は大きな刀を振るえそうには無い程細身。その上、子供か大人か区別がつかない顔つきをしていた】
903 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 20:56:45.95 ID:2dnvxoAO
>>900

いやァ俺もこんな大学一個分ぐらいの規模で迷子になるとは思っていなかったンだけどさ
これは推測だが、恐らく何らかの催眠魔術がこの学校に張り巡らされているんだよッッ!

【キバヤシみたいな表情で適当な陰謀説を語る、自らの方向音痴は棚に上げている】
【そしてごそごそとブレザーから携帯を取りだし】

えーっと、“地下封印室”って何処でしょうか?
ここの案内板に書いてないみたいなんだよなーー
ホグワーツの隠し部屋かっての……

【ぶつくさ文句を言いながら携帯の画面を見て問いかける】
904 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 20:58:20.71 ID:Y3nr56SO
>>902
(やっぱり喧嘩だ……けど今は)

スイマセン。救急車呼びますがいいですか?
と言ってもそれでまともに答えてくれる人かわかりませんが
【警戒を怠らずナイフを持ってない左手でケータイをだしながら】
905 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 20:59:16.49 ID:39VNBsoo
>>907

男ってのは基本矛盾に満ちた生き物なのさ少年
それと煙草はいくらでも消えて構わないかな、煙は嫌いなのさ
【ふう、とため息をつきながらそんなことを呟く】
【頭をかきながら呟く】

それで?キミはこれからどちらへ?
906 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 20:59:35.83 ID:XZ2ItQDO
【街中】

さて……、任務は一先ず完了した、で良いんですかね…

【白髪頭の黒縁メガネ、着用しているフィンガーレスのグローブと狂犬をモチーフにしたようなデザインのロングライダースコートは、共に深い夜色】
【悪辣な蛇を思わせる開かれたその瞳に、燃えるような紅を宿す、齢は20代半ばか、そんな長身の男性】
【コートの左襟先に数字が刻された、独特なデザインのプレートストラップが目立つ】

…にしても量られているのか…試されているのか、あまりに簡単な気がしないでも無いですが……
ま、そんなことは後で考えるとして…今は……
【薄明るい街灯の下に、夜闇と同じか、或いはそれより深い黒をはためかせ】
【そう呟きつつ、特に行く宛てもなさそうなゆったりとした足取りで歩く】

(そう簡単に見つけられるとは思わないが…、やらないよりはマシか)
907 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 20:59:51.47 ID:39VNBsoo
/>>905>>901です
908 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 21:01:45.68 ID:cUa6QRMo
>>904

……やめといてやれ。ここに居られなくなる

【とんとん、と鞘部分で肩を叩きながら、状況に似つかわしくないほど落ちついた声色で返事をした】
【だがその返事の内容自体は、妙な提案だった】
909 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 21:02:12.12 ID:tE2TvLEo
>>903
……地図を見られないのは致命的だと思うよ
その携帯で地図の写真を撮るか、GPSとナビ機能でも使ったら?
文明の利器を使えないんじゃ、人間の価値は結構低くなると思う

【前日のよっぱらいに対する態度に比べて、幾分か辛辣さが増している】
【やたら自信満々に断言する少年に、引いたように一歩下がって】

【それから、その次の言葉に、もう一歩後退】
【此方は、引いたのとは関係無い】

…………“地下封印室”?

……さあ、知らないね。そんなの

【名前くらいは聞いた事も有り、冗談で探してみた事も有り】
【実際、人の臭いの痕跡や埃の量などから、或る程度の検討は付けた】
【言いかえるなら、其処まで出来て、やっと検討が付けられる程度】
【生徒に対して隠蔽されているのだろう、そう結論付けるしかなかった】

……………本当に、知らないよ

【案内版を見て、迷う。内部の人間とは考えられない】
【「じゃあ、何故知っている」?警告音が、脳内で鳴り始めた】
910 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 21:03:37.12 ID:L1v0ycAO
>>905

うるせーな、俺に指図すんなクソガキ

【はぁ、と軽く煙草の香りを混ざるため息を吐く】
【この雨では新しい煙草を出しても無駄だな…なんて思いながら】

別に決めてねーよ、俺ゃ暇潰しにぶらついてただけだ
てめえは?
911 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 21:05:55.42 ID:Y3nr56SO
>>908
それは私がですか?彼らですか?
彼らの場合なら喧嘩で負けるくらいなら路地裏で殺人鬼にあったら簡単に死んでしまうからここにいられなくなった方がマシだと思いますよ
私の場合はこれなくなっても困らないし
【ニコリと言い】

(………なんか酷い事言ってるような私)
912 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 21:06:27.08 ID:TztyGVko
【公園】

…………。

【一人の少女が、芝生の上で目を閉じ、片腕を掲げて、なにやら難しい顔をしている】
【年の頃は15に満たぬであろうか。身長は150pほど】

……っ。

【白磁のように滑らかな肌、金を編んであつらえた様な、腰ほどまでの柔らかな髪】
【容姿だけ見れば、なるほど目を引くような、整った顔立ちの美少女だが】
【彼女が衆目を集めているのは、その容姿には関係なく、その身に纏うものが原因だろう】

……うーん!

【白く、大きな布が一枚きり。胴体にぐるりと巻き付けられているだけで、少女の華奢な肢体のほとんどは、むき出しのまま】
【足元を見れば、裸足であり、そんな少女が公園の隅で唸っている光景は、どこかシュールさを漂わせる】

……だめかなぁ。

【少女が、溜息と共に、目を開く。現れるのは、サファイアのような青い瞳】
【掲げられた手は下ろされ、なにやら落胆した様子だった】
913 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 21:09:36.30 ID:cUa6QRMo
>>911

……一理ある

【返事の内容からすると、恐らくは前者──つまりは不良たちのことを指していたのだろう】

ま、放っておいても死にはしないだろうが、好きにするといい

【そう言いながら右手に持っていた刀を下ろし、左手で鞘の部分を持つ】
【それから様子を伺うように少女の方へ視線を向けた】
914 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 21:11:24.68 ID:2dnvxoAO
>>909

え、えぇェいうるさいうるさい!分からないものは分からんのだ!
だって書いてないんだもの!

【両手で頭を抱えながらギャーギャー喚く】
【その後、冷静になったのか携帯を折り畳み】

えェー生徒でも知らないンかよ……
まじで秘密の部屋かよ……面倒だなァ……

【ため息をつきながら何やらメールをうち始め】
【チラリと横目で見ながら】

本当に知らない……?

【もう一度確認を取る】
【特に敵意は発していない】
915 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 21:13:07.03 ID:39VNBsoo
>>910

…学生だろ?まだ煙草を吸うのは違法な年齢ってのは見れば分かるのさ
一方こっちは…来月20になるけど

【頭をかきながら、松葉杖をついて雨宿りを始めると】

ぼくはちょっと物思いにふけっていただけさ…いろいろあってね
とりあえず飯を食べたくなったからドラ焼きとカフェオレ買った的な話

【懐から取り出したドラ焼きとカフェオレを見せながらそう注げて】
【そしてもう一度しまいなおすと空を見る】

【…そして、しばらく黙り込み始める】
916 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 21:15:32.65 ID:Y3nr56SO
>>913
じゃあ呼びますね
コレで死にそこなってる時に殺人鬼がいたら彼ら死んでしまうからね
【そう言いながらケータイで救急車を呼ぼうとするだろう】

ところで貴方は行かなくっていいんですか?
多分来たら話を聞かれると思いますが
私は……編集長に怒られる以外は問題ありませんが
【はぁ…とため息をつき】

【まあ呼んでも救急車来るのには時間かかるだろう】
917 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 21:15:56.08 ID:tE2TvLEo
>>914
…………生徒、でも

(中の人間じゃあないのは確かだね、この様子だと)
(……いや、気が早すぎるか)

【メールを打ち始めた少年に、摺り足気味に近づいて行き始める】

【自分は、然程長い間居る訳でも無い】
【もしかしたら、思っている以上にその話が有名なだけかも知れない】
【それでも、『封印』という単語は気に掛かる】
【封じるならばそれ相応の理由が有る筈で、封を開けられないようにもするのだろうから】

………うん、全然知らない。始めて聞いたよ
ねえ、貴方はそれ、誰に聞いたの?

【飽く迄知らないという言葉を押しとおしながら、何気なく近づいて】
【背伸びをしながら、メール画面を覗き込もうとする】
918 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 21:17:16.27 ID:L1v0ycAO
>>915

…あ゙…?
なん…だと…

【目を見開き少年?をまじまじと見る】
【来月20…何が?年?歳?トシ?】

ふーん…だからんなチビなんだな

【どら焼とカフェオレを見て呟き空を見る】

………止まねぇな、雨
919 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 21:18:36.74 ID:cUa6QRMo
>>916

別に聞かれても問題は無いさ。不良の喧嘩で加害者を掴まえるだけのキャパシティは無いだろう
それより、編集長?

【質問そのものにはどうでも良さそうに答えるも、編集長という言葉を聞き返した】
【興味が出たのだろうか】
920 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 21:21:58.93 ID:xW94LWwo
【路地裏】

【雨の跡の残る道を、少女が俯き、歩いている】

【緑の黒髪、漆塗りの瞳、白磁のような肌】
【赤と白を基調としたフリルたっぷりのドレスは】
【少女には少しサイズが大きいようで、袖丈が合っていない】

【足元の小さな水溜りを、特に避けるそぶりも見せずそのままの歩幅で歩みを続ける】
【ぎりぎり、雨の名残は少女へ触れるに至らない】

【やけに重そうなリュックが、この光景を日常とすることに抗っていた】
【それでなくても、路地裏を歩く少女が一般人であるわけなどないというのに】
921 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 21:24:56.79 ID:7r43MLko
>>912
/まだいらっしゃいますか?
922 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 21:25:49.05 ID:TztyGVko
>>921
/まだいますー
923 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 21:26:00.82 ID:39VNBsoo
>>918
【…ふふん、と鼻で音だけ鳴らすと】

…見えない?まあ背は低いし?きみよりはぼくのほうが美少年だしねえ?
だがドラ焼きは最高さ、こういうローテンションの時ほどこの甘みが身にしみるって奴だ

【そして、彼の言葉を聴きながら空を再び見て】

…当分は止まないんじゃないかなあ…久々の雨だもんね
それにあまりに凄く強い雨だしさあ…靴もびしょびしょさ
924 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 21:26:35.49 ID:2dnvxoAO
>>917

そっかァ……
じゃあさじゃあさ、こうダウジング的な探索魔術ないわけ?
あるなら探してよ地下室

【手をクイクイさせてダウジングの真似をする】
【結構な期待を込めた表情をしている】

んーーーちょっとお仕事でね、依頼されたわけよ
部屋の位置さえ分かればそれで終了なんだけどね、てゆうかそんな事は自分でやれって感じだよなァ…まァ金が入るからいいけど
って覗くなよ……

【露骨にびっくりして携帯を閉じる】
【メールは既に送信されていた】
925 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 21:30:12.07 ID:Y3nr56SO
>>919
それもそうですね

?はい。編集長
あ…スイマセン。私小さな出版社で見習い兼雑用で働いてます
紅閻寺レンって言います
紅い閻魔の寺と書いて紅閻寺(こうえんじ)です
けど名刺はまだ作られてないんですよ
【そう言いながら少しショボンとし】

ご迷惑じゃなければ貴方の名前は?
926 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 21:30:56.85 ID:7r43MLko
>>912

おー……何やってんだお前

【軽いフットワークで白髪緑眼の少年が近づいてくる】
【白いシャツの上に迷彩柄のチョッキを羽織り、膝下まであるズボン、足は黒い安全靴に包まれている】

つーかまだそんな格好してんのか……元気なヤツめ
っとそうだこないだの怪我はどうだー?治ったか?

【多分少し前に会った事がある筈】
【なんだかやけに慣れ慣れしいが、自分のやった事を気にしての事だろう】

/>>922
/絡むよ!
927 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 21:31:19.49 ID:L1v0ycAO
>>923

…へっ、てめえで言ってりゃ世話ねーぜ

ふーん…そんな美味いもんかよどら焼?
ジジババの食いもんじゃねーか

【両手を腰下に履いたズボンのポケットに突っ込み】

あ゙ー…だろうなぁ
…なぁ、傘半分よこせよ煙草吸いてーから
928 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 21:32:39.98 ID:tE2TvLEo
>>924
んー………私は、そういう魔術は使えないんだよね
と言うか、そんな便利な魔術が有ったらもう見つかってると思うよ?
魔術は学問、出来る事は広いけど出来ない事も有る
協会の建物の床全てに魔翌力を流して、それに触れた全部の蟻を数えられれば出来るかも

(………仕事、依頼。外側の人間なのは確かだけど)
(そうだね、この場合は……)

(……性格が悪いだけの馬鹿、で押し通そうか)

【両手で大きく×を作って、それは無理と示し】
【オーバーリアクションに隠れて、思考を完了する】

ごめーん、何打ってるか気になったからさー
でも、何か聞こうとしてるんだからそれくらい教えてくれて良いんじゃない?
あ、それからなんでその部屋探してるの?宝でも置いてあるの?
929 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 21:34:28.44 ID:cUa6QRMo
>>925

(出版社か……)

俺の名前は赤木、赤木怜司(あかぎれいじ)だ
魔術協会の生徒兼研究者

【青年は素直に名前を答えた】
【それと同時に脳内であれこれ考えを巡らせる】
【そして──】

出版社というと、何を出してるんだ?

【こんな質問をした】
930 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/16(木) 21:35:02.30 ID:4au4QwSO
>>894

種を撒いたのはオレ。刈り取るのは、道理だろう?
久方ぶりに愉しい奴を見付けたのに、むざむざ死なせるのもまた、惜しい。

――――要約すると単なる義務。尚且つ興が乗ったから、ほんの少し後押ししただけ。
礼には及ばないよ、狂信の。大体、オレが居なくとも立派に為遂げてただろうに。

【事も無し。そう言わんばかりに頷いて、酷く自分勝手にも思える理屈と、律儀さが同居した解を発し】
【ややあって。手帳に一瞥を呉れつつも、くるり、踵を返す】
【ひらひらと後ろ手を振って、そのまま人影は歩き出した】

まあ、世の中広い。理解の及ばない敵≠ネんて、ごまんと居るだろうな。

――――……名乗る程の者でも無いさ。しがない人で無しの人斬り、それだけだ。
お前に裁かれる対象か、或いはお前を殺す狩人か。何れにせよ、訊いて得の有る名でも無い。

だから、自由に呼べ。不快でない程度に。
そうだな――――旧い知人は、確かこんな風に呼んだか。――人で無し=iBlue Blood)――

【蒼い血。直訳すればそういう事になる二つの単語の組み合わせ――】
【高貴なる血統≠セとか、確かそのような意味を含んでいるようだが】
【「因みに、特別偉い訳でも無いよ。ただ――――」】

【そう前置きして付け加える言葉が、其のセンをあっさりと打ち消した】

【「血が蒼いなんて、人で無しの証だろう?」】
【――何て事は無い。蒼い血管が透いて見える程の白皙と、人殺したる人影とをかけた、ダブル・ミーニング】
【捻くれた仇名だが、いたく気に入っている様だった】
【かつん、こつん。足音を響かせ、影は四辻から遠ざかってゆく――――】
//済みません、急用落ち云々でしたが電波が届かなくて……
//申し訳ない。取り敢えずはこの辺りで〆、ですかね
931 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 21:37:11.41 ID:39VNBsoo
>>927
【上を向いて何かを思い出そうとするように動き…やがて思い出すと】

…まあ確かにおばあちゃんもどら焼きは好きだったかな
当然大好き、あだ名にあやかってる事もあってすごい好物さ
ぼくはドラ、そう呼んでくれ…

【やれやれ、といった感じで差し出された傘を返そうとしながら】

世話が焼けるなあ、だったらこの傘ずっと使ったままでいいよ
ぼくはまだ傘いらないからさあ
【あむ、とドラ焼きを食べながら】
932 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 21:41:48.39 ID:2dnvxoAO
>>928

いやァ魔術は疎いンでね、まァしょうがないな
しかし意外と敷地が広いからなァ

【ハァと項垂れて、面倒そうに携帯を再び弄る】

いやいや良くないでしょそれは!彼女とのラブラブメールだったらどうすんの?
えっ?とても彼女がいるように見えない?うっせー!

【一人芝居をしながら携帯を遠ざけながら電話帳を開く】

うーむ、少し荒いが数をかけて探そうかな……
でも騒がしくなったら授業の邪魔になりそうだしなァ……

【顎に手を当てながらぶつぶつ呟く】

いや分からん、“封印”って付いてるンだから魔術的なロックが掛かってるンだろうから俺は位置を特定するだけ
933 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 21:43:00.14 ID:TztyGVko
>>926

……あ。

【近づいてきた少年の声に、少女は目を向ける】
【見覚えのあるその姿に、少し気まずげな視線を送った】

【が、すぐに取り繕うように笑みを浮かべ、挨拶をする】
【少女の態度は、ある意味仕方のないものかもしれない――】
【少年がどう励まそうと、あの‘‘事故’’は少女にとっての負い目であることには変わらない】

こ、こんばんは。えっと……。

【挨拶と共に名前を呼ぼうとして――名前すら教えてもらっていないことに思い当たる】
【いくら大変なことになったからと言って、恩人ともいえる少年に対する礼を失した態度に、少女は自省する】

(……本当に、何やってるんだ俺は)

【名前を呼ぶことは諦め、咳払いをひとつ】
【少年の身を案じる言葉に、なぜか陰のある微笑を浮かべ】

怪我は……治りましたよ。二日ほどで、あとかたも無く。
この身体は……やっぱり、ちょっと普通の身体じゃないみたい……ですね。

【悪魔の作り出し、またセエレが同化したその肉体は、聖職者だった少女にとって】
【――諸手を挙げて、歓べるようなものでは、決してないのだろう】

あなたも、怪我をされてましたよね。
大丈夫でしたか?

/よろしくお願いします!
934 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 21:43:47.77 ID:Y3nr56SO
>>929
赤木ですね
【その名前を覚え】

まあ、能力者がどこで何の事件を起こしたかとか、どこのお店の料理が美味しいとか、信憑性のないオカルトなものとかあんまりたいしたものは書いてないですよ
【少し肩をすくめながら】
935 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 21:44:18.74 ID:tCukA/Uo
【街中】

ぱんぱんぱん〜
さぶぃねぇ〜今日も〜
美春を家においといて良かったわ、ふふん
【リヤカーを引きながら少し身震いをしている青年が歩いてくる】
【その青年は林檎のような、赤髪ショートヘアに赤い目】
【ジーンズに赤いシャツ、黒いインナーを着ている。】

今日も元気に林檎販売だっ!さぁ、よってらっしゃい!
【その青年が引いているリヤカーには大量の林檎が置かれている】
【どうやら、桶は外したらしい】
936 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 21:44:39.95 ID:L1v0ycAO
>>931

まんまじゃねーか…スゲーあだ名だな
俺ぁ焔 楓(ほむら かえで)
焔って呼べ、名前女みてーで嫌いなんだ

【左手をポケットから引き抜く】
【握られているのは煙草の箱だ…火種は無い】

傘全部はいらねーよ、半分だけよこせ

【右腕で傘を押し返しながら煙草の箱から一本煙草をくわえて引き抜く】
【箱の蓋を閉めポケットに突っ込み左手の人差し指を煙草の先端に】
【瞬間、ボッと人差し指からライターぐらいの火が現れ煙草の先端を炙る】

…すぅ………ふぅー…

【大きく吸い込み口と鼻から紫煙を吐き出しながら左手を振って火を消す】
937 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 21:45:50.67 ID:cUa6QRMo
>>934

……ふむ。週刊誌ってやつか?

(特別望んでいた状況じゃないが取っておいて損は無い……どうするか)

【質問をしながらも、何かを考えるように視線を落としている】
938 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 21:46:42.20 ID:tE2TvLEo
>>932
魔術師にも、色んなタイプが居るんだよねー
魔翌力を極限まで溜めて、ドカンと大爆破したり
細かく幾つにも分けて、同時に複数の種類を扱ったり
治療に特化してたり、飛ぶのとか水に潜るのとかに長けてたり

私の場合は、こんな感じかなー

【両手に魔翌力を集めながら、すすすと少年の背後に回り込もうとし】

うん、見えないね。ぜーんぜん見えない
分からないものは分からないのだ!なんて言ってたら彼氏がいるようには見えませんよーだ

………うん、御免ボケた。タイプミスを素でやったけど直さないから

【回り込む事に成功して居れば、背後から少年の首に腕を回すように飛び付こうとする】
【此処までの会話と行動が、全く噛み合っていない】

そうだねー、人海戦術は遠慮して貰いたいよ
時間も時間、あんまり騒がしくされると困る、眠れなくなるからね

………それとさ

【両足を上手く使って、こっそり靴を脱いだ】
939 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/16(木) 21:49:04.81 ID:/mzfPWA0
>>930


 いや、あんたは人だ
 少なくとも俺には人に見える
 ――だからあえてあんたを“Human”(ヒューマン)と書き留めておく

  
【この者には、人でなしには見えなかった】
【狂人故の感覚だが、その思いは確かだったようで】
【左手の鉛筆を走らせた】

 また逢おう――・・・ また逢う頃には
    地獄かもしれんがな

  フフ――それはお互い様か

【その者は力なく、そう笑うと――】
【やれやれと空を仰いでいる――】

/お疲れさまでした!
/遅くなったり申し訳ないです
/二日に渡り、ご苦労様ですー
940 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 21:53:15.78 ID:Y3nr56SO
>>937
週刊誌ですね
ついでに《週刊・世界の眼》っていうなんか一見なんの雑誌かわからない名前ですが
【少し恥ずかしそうにいいながら】
【この名前つけたやつネーミングセンスないだろう】
941 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 21:56:25.36 ID:2dnvxoAO
>>938

ふゥーん………奥深いですなァ…
私にはとてもとても理解出来るような代物では…

【大袈裟に敬意を表しながら携帯をブレザーに仕舞う】

あぁ、あれ?容姿設定に“中性的”って入れたっけ?まさか“こっち系キャラ”認定された?とか軽く焦っちゃったよ……
よし、折角だから……私はノーマルです!でも百合は大好物ですってごァ!

【飛び付かれて前方にバランスを崩すが持ちこたえ】

あっぶねェーなァッ!お前はこなきじじいか!

ハイハイ、わかったよ、俺一人で夜中の校舎を這って探すよ、七不思議になっても知らんぞ

【冗談を言いながらため息を吐いた】

ん?何?
942 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 21:56:33.04 ID:cUa6QRMo
>>940

週刊誌、か

(さて、どうするかな)

【実はこのとき、この青年はあることを考えていた】
【それは一種の契約である】
【自分は路地裏の不良ども締め上げた情報と協会の情報を渡す代わりに、何か役立ちそうな情報を貰う、という情報交換】
【これを提案しようか考えていた】

【中の人、どう思います?】
943 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 21:56:47.65 ID:7r43MLko
>>933

気にする必要ねーのにな……

【面倒臭そうにそっぽを向いて小さな溜息】
【どうにも気に入らないらしいが何が気に入らないのか自分でよく分からない様子】

……?ああ、名前かエルフェスだよ覚えなくていいけど

【自己紹介すらどうにも弄れていて】

へー便利だなあ重畳重畳
オレの方の怪我なんざ大したこたあねえよ気にする必要も無し

【よく見ればなんだか少年の性格でも表すように腕に適当に包帯が巻かれていたり】

そうそう気にする必要は無い、んで話は変わるがお前さんに良い物あるんだなコレが
んーと……これこれ、ほいよっやるよ

【ちゃぽん、とどこからか薬瓶の出し渡そうとするだろう】

曰く性転換のクスリだとか何トカ、まあ効果は1〜3日くらいらしいけどもな
まあどういう原理でそうなるのか良くわからんけど試しに飲んでみればいいんじゃね?
944 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 21:57:36.95 ID:39VNBsoo
>>936
スゲーあだ名とはよく言われるさ
はいはい、苗字の方で呼べば確かに男と分かるね、焔ちゃん
【だがちゃん付けである】

【火をつけて煙草を吸い始める焔をじとっとした目で見ながら】

だからぼくは煙いのがダメなんだってばさ…
やめろってば

【露骨に嫌な顔をしながら、彼から遠ざかる】

だからケムいってば
945 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 22:02:16.50 ID:L1v0ycAO
>>944

…てめこらシメんぞどら焼ぃ?

【すぱー】
【美味そうに紫煙を燻らせながら睨み付ける】

オイこら離れんな、傘から出ちまうじゃねーか

【ジリジリとドラに近づき】

見た目通りのタマの小ささ見せねーでくださいよドラ先輩よぉ?
946 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 22:03:51.31 ID:tE2TvLEo
>>941
………でね、話を続けると

私は、魔翌力の量も多くないし、使える属性も少ない
色んなアイテムで補って、やっと三流と張り合えるって所かなー
だけど、得意な分野があってね

魔術を体の一部に集める事と、魔翌力の物体化

【ジャキン、と鋭い音がして】
【少女の両手の爪が、鋭く長く変化する】
【更に、変化した爪を覆う様に、水の魔翌力が其処に集中。一回り大きな刃を作る】

【背後から抱きついた様な姿勢。両手の爪は、少年の視界の直ぐ近くに有るだろう】

………ねえ、封印≠チてさ。普通は危険だから解かない方が良い物だよね?
なのに、それを探す人間って言うのは、基本的に開こう開こうとするのが多い
どんな物語を見ても昔っからそう。そんなのばっかり
でもさー、あんまり魔術協会の中で大騒ぎ起こされたくないんだよねー
所在を態々隠してる場所に踏み込んで、何をするのか。それは、気になるし

だからさ、教えてくれない?『誰が』『何の為』探してるか
じゃないと、うっかり手が滑っちゃうかも知れないよ?

(この距離なら、先に一撃入れられる)
(向こうは武器を持って無い。魔術師だとしたら、その後が面倒かな)

【脅迫めいた言葉、声の調子をガラリと変えて】
【あまり厄介な事はしてくれるなと、釘を刺す】
947 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 22:09:17.91 ID:TztyGVko
>>943

エルフェスさん、ですね。覚えました。
俺のことはクルスと。そう呼んでください。

【にこやかに、少年の自己紹介の後ろ半分は、意図的に無視して、ついでに自分の名前を伝える】

……便利。そうですね……。

【エルフェスの、前に会ったときと同様の、どこかポジティブなものの捉え方に、小さく笑い】

……そう、とりあえずは、今の身体のままできる事をやっていくしか、ないですもんね。

【前向きな言葉で、同意した】

【少年の腕に巻かれた包帯に、少し哀しげな目を向けたが】
【少年がそう言ったことを嫌っていることを感じ、何も言わずに目を逸らす】

……きちんと治るまでは、自愛してくださいね?

【わずかに、そう伝えるだけにとどめた】

……せいてんかんの、くすり?

【そして、目の前に突き出された薬瓶を見て、胡乱な眼差しをエルフェスと薬瓶とで交互させる】
【半ば反射のような動きでその薬瓶を受け取り、目の前で揺らす】

……ううん。
原理が分からないって言うのが、なんだか怖いような……。

【飲んでも大丈夫か、飲んだところで元の身体に戻るのか、そもそもこれお金要らないのか、などの疑問が、くるくると頭の中を巡る】
【しばし、胡散臭そうにその瓶を眺めていたが】

仮に、これで性転換が成功したとして。
……なんだか、飲んだ後のことが想像は付くんですが……。

【今の身体の面影を残したまま、『少年』になる――その予想を、エルフェスに伝えてみる】
948 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 22:10:35.26 ID:Y3nr56SO
>>942

【その様子を首を傾げて見て】

【なんか面白そうな展開】
【俺は大丈夫ですよ】

【情報交換は明日wikiにレンのページ造ったときにその交換用の作った方がいいですか?】
【それとも普通に舞台裏で情報いいますか?】
949 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 22:12:45.65 ID:4au4QwSO
>>939
//お疲れ様でしたー!!
950 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 22:13:11.39 ID:2dnvxoAO
>>946

へー成る程、俺にも理解出来たぞ!
つまり近接戦闘が得意なんだなァァァ!?

【目の前に現れた爪に驚愕し、バランスを崩しそうになるがなんとか持ちこたえる】
【そして笑いながら】

お前は理解してねェな…
俺はただの下請けだ、依頼主が誰だとかそいつの目的がなんだとか、探して来るものが危険かどうかなんか知らねェ…
つかそんな事はどーでもいい……俺はただ生きてく為にやってんだからな!
いい加減重いッ!

【突如──少年の背中から黒光りする翼が4つ生える】
【翼はそのまま少女を弾き飛ばそうとさらに増長する】
951 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 22:15:22.10 ID:cUa6QRMo
>>948

いい記事を書くには、情報が必要だ。そして情報というのは一人で集めるより、二人で集めた方が圧倒的に楽だ
……さて、君の目の前には、君が持っていない、そして持ち得ない情報を手にしていて、且つ情報を欲している男が居るが、どうする?

【少々回りくどい言い方だが、確かにこう言った】
【契約をしないか、と】

【実際にはロールでやれるのが一番なんでしょうが、まぁ情報交換だけにするのもあれですな】
【wikiに作っていただければ、これ幸いです】
952 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 22:16:22.32 ID:7r43MLko
>>947

ほいよー

【なんだかこれまた適当な返事で返し】

治りが遅いより断然マシだしなあ実際
ま、適当に踏ん切りつけつつやってきゃあいいと思う

【両手を頭の後ろで組んで小さく欠伸】
【目の端に涙をためつつ】

ん?おお、わーってるようん

【絶対にわかってないだろう、そんな事も聞いてとれるような声色で】

イエス、その通り
あーその辺は悪い、くれたヤツにもっと詳しく聞いておくべきだった、でも多分副作用とかは無いんじゃねえかな

ああ、確かにキツイなそれは……速攻檻の中にぶち込まれかねない
……アレだどっか人目の付かないような所でこっそり呑めばいいんじゃねえかな、うん

【妙案だ、と呟く】
【実際妙案でなければ良案ですら無いのだが……】
953 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 22:19:32.65 ID:Y3nr56SO
>>951
………つまり貴方は貴方の欲しい情報があるって訳でそれを私が捜す、その代わり私にネタを提供すればいいんですね?
【真剣な顔で】

【わかりましたー】
954 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 22:21:08.21 ID:aanHs0.0
/次スレ【http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1284643120/
955 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 22:22:35.14 ID:39VNBsoo
>>945
けが人に対してなんて乱暴を働くんだいきみは
…ほら、だからこの傘は返すってば、雨も弱まってきたし

【焔に向けて頭をかきながら傘を返そうとすると彼は松葉杖を持ち】

…小さくて悪かったね、あんまりそこを突っ込まないでくれるかな
じゃ、そろそろいつもの場所に戻って…相棒とどっか遊びに行きたいんだ
じゃあ、縁があったらまた会おう

【そう告げると…彼は雨の下へと去っていった】
【←To Be Continued...】

/乙でしたー!雨のネタが思いつかないな…
956 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 22:22:52.17 ID:tE2TvLEo
>>950
理解出来たなら良かった良かった
それとさ………分からないなら余り迂闊な事はしないよーに
私だって、生きる為に食糧を手に入れるくらいの事、躊躇わずにやるんだから……っと

(翼、鳥?いや違う、能力、魔術……)
(魔翌力の動きなんかは少なくとも感じられなかった、能力―――)

【両腕を回した状態は変わらず、力を込めれば絞める事も出来たのだろうが】
【脅迫の為の爪を消して、両手を軽く開いた状態にして】
【両手の手首を縦に重ねて、少年の顎の下へと運ぶ】

―――っ!

結構面白そうな能力持ってるじゃない!

【思考を中断させる様に割り込んで来る翼が、少女の軽量の体を後方に跳ね飛ばそうとして】
【だが、回した両腕が、素直に吹き飛ばされる事を阻害する】

【翼の勢いと腕力の拮抗が、重力を上回って】
【少女の体は、少年の顎の下と少女の手首を支点に、時計の針の様に大きく回転】
【背負い投げを喰らったかの様な動きで、少年の手前に投げ出される】

【地面との衝突の瞬間、両手で地面を叩いて受け身】
【横に転がり距離を離そうとしながら、立ち上がろうとする】
957 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 22:25:15.93 ID:L1v0ycAO
>>955



【傘を受け取り紫煙を燻らせる】

…あ゙ー、暇だ

/お疲れ様でしたー
958 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 22:28:39.27 ID:cUa6QRMo
>>953

大体はそんな感じだ。もっと正確に言えば、お互いが持ってる有益そうな情報を交換し合う
一言で言えば、「情報の共有化」だ

【同じく真顔……といってもさっきから変わってはいないが】

【ありがとー!】
959 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 22:30:34.78 ID:2dnvxoAO
>>956

【少し少女の爪が掠り、鎖骨の辺りに傷が出来る】

ッ痛てェッ!
あァ?別に翼を生やす能力じゃあないぜ?
ただ《“力”》を象徴するのに一番適した形が翼なんだよ……魔術でも翼は特別な“意味”を持つんじゃねェか?

【首を擦りながら説明的な言葉を発する】
【ガッガッと地面を慣らすように靴で叩き】

あんまり騒ぎはしたくないンだったな……
まだやるか?俺は構わないぜ……ただ
この棟が多少壊れるくらいは勘弁してくれよな…

【翼はさらに黒い輝きを増して揺らめいている】
【少年は笑いながらトントンと壁を叩く】
960 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 22:31:14.91 ID:TztyGVko
>>952

(……悪魔の力を借りているようで、非常に心苦しくはあるんですけどね)

【エルフェスの態度に、真剣に悩んでる自分がなんだか馬鹿みたいだ――】
【そんなことを考えながら、これ以上の台詞は、どちらの得にもなるまい、と胸のうちに仕舞いこむ】

いえ、わざわざ私なんかのために、ありがとうございます。
では、一応ご厚意、賜っておきますね。

【言いながら、クルスは器用に、身体に巻いてある布の中に、瓶をしまう】
【そして、若干の苦笑を混ぜた声音で】

私が望んでるのは、元の――人間の身体で。
それが叶わないなら、せめてこの身体を守る手段なんです。

【この薬では、元の身体に戻らない、って決まったわけじゃないですけど、と付け加え】

さっきも、この身体が呪われたものなら、せめてその力を使えないかな、と思ったんですけど……。

【エルフェスと、図らずも戦闘となったあの時】
【クルスの意思はともかく、身体は確かに悪魔の力を行使した】

……あの時の感覚は、まだこの身体に残ってます。
だから、セエレのあの力を、私が制御できないかな、と。さっきまで実験してたんですけど……。
……なんだか、実験してる時ばかり、エルフェスさんと会いますね。

【最後の一言は、クルスなりの冗談なのだろう。半分照れた顔で、笑う】
961 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/16(木) 22:31:27.42 ID:/mzfPWA0
>>920

/まだいらっしゃったりします?
962 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 22:37:08.33 ID:xW94LWwo
>>961
/何故まだいるのが分かった!
963 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 22:37:18.50 ID:tE2TvLEo
>>959
魔術に置いて、意味を持たない物の方が少ないと思うけどね?
翼だけが特別な訳じゃない。飛ぶ事に関しては、翼は重要な意味を持ちそうだけど
力の象徴なら獅子、剣、それから……

爪と牙

【追撃が来ないうちに跳ね起きて、両手を顔の高さに構え】
【口を開くと、犬歯が肥大化し牙へと変化】
【両手の爪も、人間のそれの延長ではなく、獣の様な太く強靭な物となっている】

後の面倒事を無くす為なら、少しくらいの騒ぎは良いでしょ
それに、建物が壊れる程に暴れたら、流石に誰か来るだろうしね

………“地下封印室”を探してる外部の人間と、此処の生徒
どっちに味方してくれるかな?集まって来た人は

【左手は掌底の形にし、鳩尾の前に20cm程離して構え】
【右手は軽く開き、顔の高さで40cmほど離して構える】
【右脚は前に、左足はやや後方に置き】
【ステップは踏まず、重心を低く構える】

【建築物が破損する程の騒ぎになれば、寧ろ自分が有利だろうと高をくくる】
【一応、退路と非常時の手段を確保している辺りは、場慣れしていると言うべきか】
964 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 22:38:37.25 ID:Y3nr56SO
>>958
なるほど…
【少し考えるようにし】

いいですね
その案受けます
【ニコリと微笑み】

少し質問いいですか?
965 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 22:40:08.39 ID:cUa6QRMo
>>964

ん、何だ?

【少し不思議そうな表情で首を傾げた】
966 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 22:40:56.09 ID:7r43MLko
>>960

あー……たまたまだよたまたま、うんうん
別にお前に感謝される為にやったわけじゃないしな

【飄々とそう答える】
【照れ屋、というか天邪鬼というか……何にせよ面倒臭いヤツだった】

成程なあ、っつっても呪いやら悪魔やら全くわからんけどもな
そのクスリが呪いによる性別反転に効果があるかもわからんし、実際結構なギャンブルだよなあ

【何かを賭けて、という点では人生というのもそれほど変わりは無いと言えば無いが】
【それにしても妙な賭けだなあ、と少年は思うのであった】

あのいけ好かない悪魔か、あの後出てきたりしたのか?そのセエレとかいうのはさ
実験ねえ……あんま無茶とかすんなよ件の悪魔がまた調子に乗るかもわかんねーし

うん……多分偶然だな偶然

【どこか自嘲めいた半笑いで応するのであった】
967 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 22:42:13.40 ID:XZ2ItQDO
【街中】

さて……、任務は一先ず完了した、で良いんですかね…

【白髪頭の黒縁メガネ、着用しているフィンガーレスのグローブと狂犬をモチーフにしたようなデザインのロングライダースコートは、共に深い夜色】
【悪辣な蛇を思わせる開かれたその瞳に、燃えるような紅を宿す、齢は20代半ばか、そんな長身の男性】
【コートの左襟先に数字が刻された、独特なデザインのプレートストラップが目立つ】

…にしても量られているのか…試されているのか、あまりに簡単な気がしないでも無いですが……
ま、そんなことは後で考えるとして…今は……
【薄明るい街灯の下に、夜闇と同じか、或いはそれより深い黒をはためかせ】
【そう呟きつつ、特に行く宛てもなさそうなゆったりとした足取りで歩く】

(そう簡単に見つけられるとは思わないが…、やらないよりはマシか)
968 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/16(木) 22:43:46.07 ID:/mzfPWA0
>>962
/勘です
/宜しくお願いします!

>>920

【その先――両足を伸ばし】
【座りこむ者がいるのが分かるだろうか】

 ――

【空を仰いでいるので、生きてはいそうだが】
【何やらおかしい――】

【よく見れば――】
【灰色のトレンチコート、同色のソフト帽、長ズボン、白いスーツ――】
【スマイルバッチのような模様の、白いマスクを被った者がいるのが分かるだろうか】
969 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 22:45:54.16 ID:Y3nr56SO
>>965
その情報の共有化
私や貴方以外に他の人にその情報の共有化を持ち掛けてみるのはいいですか?
【首を傾げ】

二人より多い方がいいし
貴方も私もその方が得でしょ?
970 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 22:49:39.40 ID:2dnvxoAO
>>963

成る程、博識なこって……
爪勝負といきてェ所だが……生憎と今日は《マニュピレーター》がねェ
まァ《“次元間虚数領域”》の演算、把握は大分慣れてるからなァ……充分だろッッッ!

【ダンッッと足形に地面が凹む程に強く踏み込み】
【数m跳躍する、さらに空中で身体を半身にして】

まずはお手並み背景するぜェ…

【ビュオオ!と空を切る音と共に左肩の方に生える2つの翼が一気に伸びる】
【その固さは“鋼鉄がごとき”である】
【そのまま少女の右肩と左太ももを貫こうとする】
【身体を狙わない辺り、命は取るつもりはないのか、遊んでいるのか】
971 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 22:53:27.26 ID:xW94LWwo
>>968

【少女の視線が足元を離れることは無く―】
【―そもそもその意識がその場にあるのかさえ分からないほど】

【相手に気付いているのか、いないのか】
【その歩みは止まらず、変わらず、ゆったりと】
【水面に広がる波紋を思わせた 眼を離したら消えていってしまいそうな幾何学模様】

通行の邪魔です 踏みますよ?

【小さな声は、障害物の無いコースを澱みなく走りきる】

【その歩みは止まらず、変わらず、ゆったりと】
972 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 22:53:41.64 ID:TztyGVko
>>966

ふふ、俺が感謝したいから、感謝するだけです。
それなら、良いでしょう?

【エルフェスの言葉を逆手にとって、感謝を利己的なものである、と論旨をすりかえる】

ええ、俺にも分からないことばかりですし……。
あの羊皮紙を解読できれば、もう少し何かが、分かるかもしれませんけど……。

【この世界の突飛さにはもう慣れたらしく、性転換する薬、なるものは受け入れたが】
【その薬が自分にもたらす結果は、同様に突飛なものになるかもしれない】
【そう考えれば、ある程度の準備はしてから、実験に望むべきだろう――と、クルスは判断する】

あの悪魔は、たぶん、召喚の条件を満たさないと出てきません。
あの時の言葉から考えたんですけど。

ひとつ、月の光が、この身体に十分に与えられること。
ふたつ、儀式を行うように、ひそやかな場所であること。
みっつ、俺の身体がそこにあること。
よっつ、そこに一人の人間がいる、もしくは人形があること。

私が考えるには、この四つを満たせば、彼を喚ぶことが出来るんだと思います。

だから、夜に誰かと二人きりにならない限りは、大丈夫のはずです。

【言いながら、まだ公園にまばらに残っている人々を視線で示す】

そういえば。エルフェスさんは、今日も夜のお散歩ですか?
973 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 22:54:47.79 ID:cUa6QRMo
>>969

多人数化か……情報の収集力は高まるが、例えば俺が情報を渡したくない人物に情報が渡る可能性がある
一人一人いちいち面接のようなことをするのは、結構面倒だな。そのあたりをどうするか……

【と、短く問題の指摘をした】
974 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 22:58:39.54 ID:tE2TvLEo
>>970
お手並み拝見?逆だよ、逆
私が、貴方の程度を見てあげるの
どの程度動けて、どの程度の技が有るか、ね

(……上からの攻撃、だけどこれはまだ問題無い)
(捕まえて引きずり落とすのが先、かな)
(いや、翼自体を動かせるなら、感覚やダメージの共有も有り得る話だし)
(…………決定。アレを試してみようか)

【右肩へ伸びる翼に対して、右足で一歩の踏み込みから、右肘を振り上げて】
【籠手の手首部分を翼に叩きつけ、上方へ跳ね上げて逸らす】
【そのまま、踏み込んだ足を軸に反時計回りに回転、左大腿を狙う翼を背面にかわして】

(攻撃を引き戻しながら方向転換、次も翼ならもう一歩踏み込める)
(真下まで行けば、飛んで足を捕まえられるけど……)

(……次。狙いが甘ければ、捕まえてみようかな)

【右手に、中程度の魔翌力を集束させ始める】
975 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 22:59:09.05 ID:Y3nr56SO
>>973
そうか…
確かにそうですね

……ではとりあえず私と貴方で情報の共有をしましょう
それで人数の追加はおいおい考える事にしますか?
976 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/16(木) 23:00:36.95 ID:/mzfPWA0
>>971

 ―― なんだ?

【路地裏の壁に背をつけ――】
【よく見れば、この者は右肩に怪我をしている――】
【そんな事はどうでもいいのだが】

 
  怪我人を踏むだなんて失礼ではないか?


【率直なそんな答え。警戒は――この者にとっては緩い
【左手を拳にするだけ。まさにそれだけである】
977 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 23:05:41.79 ID:cUa6QRMo
>>975

ん……そうだな。だが数人程度はやれるはずだ
この人間は優秀だ、信頼出来る、仲間に入れるべきだ。そう思ったなら、交換の際に言ってくれ。直接会って決めよう
そして同じことを俺もしよう。俺が引き入れたい人間を見つけたときには、必ず君に会わせてから考えよう
それでいいか?

【少し悩んでから、結論を話した】
【多人数化の問題は信頼出来るか否か。最初の数人ならば直接会うことが出来ると考えたのだ】
978 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 23:06:43.85 ID:F5juOQAO
【公園】

まだ万全じゃない。
気だるさが残ってるね。

面倒だけど…何か食べないと、流石に死ぬかな…
【だらしなく乱れたセミロングの白髪に、袖が完全に手を隠す程身に合っていない白衣を纏う少女がベンチにちょこんと座り込んでいる】
979 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 23:07:25.71 ID:7r43MLko
>>972

ぬう……まあそれなら仕方ないか

【そう言われると言葉を返すに返せないのであった】

ああ、やっぱりまだ解読出来てねーのか
つーかあんなの解読出来る気がしないな

【ずぃ、っと眉を潜める】
【魔術などそっち方面の知識は余り無いようで】

へえ、条件ねえ……

【興味が少なからずあるのか今度は胸の前で腕を組んで黙って聞いて】

おー、なんだこの間のは奇跡的にその4つが符合した訳か
運が良いやら悪いやら複雑だなあ……

【「ま、今は問題無いかな」と小さく呟き】

ん?まあ大体そんなもんかな、目的も無くプラプラーっとね

【果てもなくいい加減でした】
980 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 23:09:52.40 ID:2dnvxoAO
>>974

へェ……お前に…食い尽くせるかァァァッッ!?
さァ、どうすンだ!?

【フッと少女に向かった黒い翼が根元から“消滅する”】
【片翼を失った身体は空中で大きく傾く───が】
【ボッ!と再び翼が発生、その“力の顕現である翼が生えた”事により爆発的なエネルギーが少年の後方に発生】

ハッハァァァァッッ!
楽しいなァオイ!

【少年は空気を凄まじい速度で裂くように少女へ接近していく】
【まさに弾丸のような速さだ】

こいつは……オマケだァ!

【途中、左手にバスケットボール程の黒い球体が現れ】
【そのまま少女の腹部目掛けて放たれる】
【これもまた鋼鉄のような硬度だ】
981 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 23:11:17.22 ID:Y3nr56SO
>>977
ええ。わかりました
【ニコリと笑い了承する】
982 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 23:11:18.79 ID:xW94LWwo
>>976

この世界の路地裏で、そのような理屈が通用するとお思いですか?

【男のすぐ横で、不思議なほど自然に止まった】
【慣性に従い、装飾豊かな服が揺れて止まった】

本気で思っていらっしゃるのなら、この場所を離れるべきです

【続けておろされるリュックが、その音で会話の意思を表している】
【ここで初めて相手の顔を見た少女は、しかして何一つ反応を見せず】

冗談のおつもりでしたら、かなりの自信家と解釈します

【その場に腰をすえたリュックに手を添えて、中のものをすぐ取り出せるよう準備】
【こちらの警戒は、相手より遥か強い】
983 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 23:15:43.41 ID:cUa6QRMo
>>981

うん……

(さて、重要なのが初期での信頼ならば、この子ともそれを築いておくべきなのだが……)

【両腕を組みながら視線を落とす】
【また何やら考え始めたようだ】
984 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 23:16:20.83 ID:TztyGVko
>>979

ええ、専門の知識か、あるいは一から暗号を解読できるような専門家の助力が必要かもしれません。

【クルスもまた、魔術の解析や術式の構築などの技術には、疎い】
【すでに祝福が済んでいるものや、儀式礼装が施された武器を扱うのを、専門にしてきたためだ】

……運が悪いというか、めぐり合わせが悪いというか。
ほんとに、ご迷惑おかけしました。今は、問題ないと思います。
……私の予測が正確なら、ですけど。

【正確なら、とは言うが、現在もその兆候はないことから】
【クルスは、自分の予測がほぼ正しいであろうことを確信していた】

……なんだか、エルフェスさんと話してたら、悪魔のことで悩んでた自分が、すごく情けないことに思えてきました。
あーあ、俺もちょっと散歩して帰ろうかなー。

【どこまでも楽観的で、前向きなその態度に、小さな羨望を抱いて】
【クルスは、そんな事を口にする】
985 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 23:16:30.71 ID:tE2TvLEo
>>980
どうする?どうするも何も、ね
やるべき事は決まってるんじゃない?

(……向こうから近づいて来るなら、こっちの物)
(近づいて来る、という事が分かったなら、ね)

(………今回は無理。次で仕留めよう)

【上空から斜めに降下してくる少年に対し、また一歩の踏み込み】
【狙いは、近づく事では無く、着地の予想地点より一歩だけ前に出ること】
【これにより、少年が着地したその瞬間、背中合わせになる体勢へ持ち込もうと測っていた】

………あ

(ヤバ、前に出た瞬間)
(跳べない、避けれない、防―――)

【だが、降下してくる少年より先、飛来する黒い球体】

―――がっ……う、ぐ

【踏み込んだ左足でブレーキを掛けながら、両腕を体の前で交差させて】
【籠手を用いて球体を打つように、腹部への直撃を防ぐ】
【然しながら軽量の少女、速度は有るが素の腕力は跳びぬけてはいない】
【球体の速度と重量に押され、後方へと吹き飛ぶ】

【再び開く二者の間合い】
【少女が集束させた魔翌力は、指輪を通って右腕全体へと広がって行く】
986 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 23:19:03.56 ID:Y3nr56SO
>>983
まあ情報を共有する立場ですから私は貴方の事を信用します
【ふぅ〜っと背伸びをし】


どうかしました?
【首を傾げ】
987 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 23:23:38.95 ID:cUa6QRMo
>>986

……いや、最初の言いだしっぺだ、俺と君の間で個人的な信頼関係を築くことは必要だと思ってね
だが──

【ここまで口にしておいて、何かまだ迷っているようだった】
【言い分としては特に間違ってはいないが──?】
988 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 23:24:25.52 ID:2dnvxoAO
>>985

ハッハァァッ!そのまま地面に這いつくばってな!
次で決め……ッッッ!

【次なる攻撃を繰り出そうとした少年は一歩歩み、頭を抑える】
【度重なる大きな力の行使、いくらもっとも力を“通しやすく”───“自然な形状”である翼にしても】
【人の身には少し大き過ぎたようだ】

ちィ……演算が追い付かねェ……
いや……追い付かせるッッッ!

【ザッと雑念を払うように強く踏み込み、ゆっくりと少女へ近づいていく】
【翼は依然としてそこに顕現している】
989 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 23:25:59.81 ID:Y3nr56SO
>>987
だが?………って
あ…そうか初対面だしお互い信頼できるかまだわかりませんよね
【真剣に考えながら】
990 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 23:26:41.36 ID:7r43MLko
>>984

むう、そうなると結構な難題だな
生憎とその手の知り合いなんか全くいないし……

【首を傾げてどうしたもんかと呟きつつ】

いんや別にいいって迷惑とも思ってないし
条件がわかったなら悪魔の出現を避けることも容易になったってこったろ
それだけでも十分な進歩だぜ?

【気にするなとでも言いたげな表情でふ――と笑う】

んーそっかそりゃあ……
(なんだか逆にバカにされているような気がしないでもないぞ)

……まあやりたいようにやりゃあ良いんじゃね、んじゃオレもそろそろ部屋に帰ろうかね
んじゃあなクルスー達者でー

【何もなければ片手で欠伸を抑えて、軽く手を振って去っていくだろう】
991 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/16(木) 23:26:48.35 ID:/mzfPWA0
>>982

 確かに俺には通用しないのかもしれない

  だが、俺で無くとも通用しないならこの世界はくるっている

【この者らしいそんな答え】
【行動を強制するつもりはない。だが――こんな言い方しかできない】
【この者の、変な所である】

 ――“この場所を離れるべき”そう思うのか・・・

  では聞くが、この場所が何か分かっているのか?

   君のような少女に何が分かるのだ?

【左手の拳は解かれ―― その警戒心は無くなった】
【右肩を左手で抑え、両膝を曲げて立とうとする】
992 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 23:31:24.14 ID:cUa6QRMo
>>989

まぁそういうことだ。特にそっちからすれば俺はごろつきと喧嘩してた同じくごろつきだ。信用には値しないだろう

【まず自分のことではなく相手の立場から見た物言いをする】
【これは特に他意があったわけではなく、「客観的に見て」自分からより相手から見た場合の方が信用ならないからだ】
993 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 23:32:58.33 ID:tE2TvLEo
>>988
……………ゲホッ

(……骨は守った、肺は問題無い)
(じゃあこれは、えーと………横隔膜の辺り、か)

(………息が吸えない。吐けるけど)

【数mの距離を開けて、腹を左手で抱えながら立ち上がって】
【一度急きこんでから、ぜんそくの発作の様に口を大きく開け、喉をひゅうひゅうと鳴らす】
【腹部への衝撃で息を吸い込めず、暫く酸素不足に苦しんで】

【然し、一つの結論に至る】

(………向こうは、単発の攻撃は得意。でも、連発はあまり得意じゃない)
(だったら、まだ次は来ない。立ち上がって、構えて……)

……口が利けるくらいになら、余裕は有る?

【相手は、連続での攻撃は行えない。そう踏んだ】
【単発の強力な攻撃を、精々が二挙動。それが限界だろうか、と】

【なら、次でもし相手が跳び上がるなら、其処で動きは見せなくても良い】
【このまま近づいて来るなら、同じように前進する】

【右腕全体へ広がった筈の魔翌力は、関節部だけに集中して蓄積を始める】
【右肩、右肘、右手首。バチバチと、漏電した様な音が鳴り始める】
994 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 23:33:32.97 ID:TztyGVko
>>990

あ、いえいえ、お気になさらず。
地道に解読していきます。

【ある程度はその覚悟を固めているようで、特に落胆する様子も見せることは無い】

……犠牲が無ければ結果は無いとは言いますけれど。
やはり、得た結果に相応しない犠牲は、心苦しいものですよ。

【気にしないわけにはいかないのだろう、小さく溜息をつく】
【まったくもって、生真面目な少女だった】

あっ、お薬、わざわざありがとうございました!
また、どこかでー!

【去りゆく少年の背に、大きく声をぶつけて】

主よ、心の闇を取り除き、安らかな眠りを、我らに。エイメン……。

【小さく祈りの文言を呟きながら、クルスもまた、公園から立ち去った】

/おつかれさまでした!
995 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 23:38:14.13 ID:xW94LWwo
>>991

矛盾は完全を作るもっとも安価な素材なのですから

――当然、狂ってますよ?

【その言葉を放つ、少女は優しく微笑んでいる】
【彼女自身もまた、世界と共に狂っているのかもしれない 道化には笑いがよく似合う】

この場所は魔界です 常識の外ですよ
私のような少女が、このような物騒な代物を携帯する必要があるくらいに、ね?

【相手の動きに素早く反応して、リュックから取り出したのは刀】
【左手で鞘を持ち、右手ですぐに抜き放てるようにと構える そこまでの動きの俊敏さが、相手に対する答え】

【魔翌力が見えるなら、鞘に隠れる刀身から魔翌力を感じ取れるだろう】

あなたこそ、何が分かると言うのですか?

996 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 23:40:16.03 ID:7r43MLko
>>994

そっか、まあ適度に頑張れなー

【何事もバランスが一番大事である、とまではいかないが】
【無理はし過ぎないように、と思いつつ】

全く、理性的な人間ってのは時に損をするもんだなあ……

【仕方ないヤツめ、と少しからかうように笑い】

ん、ほいじゃあなー
あんま無茶すんなよー

【声を背中に受けながらテクテクと公園から出て行く】
【公園からある程度離れた所で突然立ち止まり】

ん……どうしたもんかね、ああどうしようもないのか

【片目だけ開きじぃっと自分の掌を見つめるのであった……】

/乙でしたー!
997 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 23:41:00.01 ID:2dnvxoAO
>>993

おー全開バリバリオールオッケーだよ……
ゲホッッ……

【強がりだと丸わかりだが不敵に笑い、呼吸を整える】
【一度、首をゴキゴキと鳴らすと、再び地面を強く踏みつけ】

らあァァッッッッ!
粉々になっても文句言うなよォ!

【少女に向けて、凄まじい勢いで“駆けていく”】
【左右に展開された翼により建物の壁ばガリガリと傷が入り、削り取られていく】
【少年の右手を黒い膜が多い被さっていく】
【そのまま少女の頭を目掛けて黒い右手が降り下ろされる】
【当たれば脳震盪では済まされそうにない】
998 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 23:43:37.68 ID:Y3nr56SO
>>992
う〜〜ん……そういえばそうでした
【ハハハと笑い】

けど、なんて言ったらいいでしょうか?
ごろつきとかにしては、やけに頭の回転がいいというか…こう私が見習いとはいえ記者に情報共有を持ち掛けてみたり
ただのゴロツキなら魔術協会の人間とか本名とか、調べればわかるような事を言うとは思えませんし
こう自分が信頼にあたいするかとか考えてる時点で
私は好感はもてましたね

……まぁ貴方が頭脳派の悪人で、魔術協会では良い顔をして、裏で何をしてるかわからない人だと言われれば私の見る目がないですが
【苦笑いしながら】
999 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/16(木) 23:49:05.78 ID:cUa6QRMo
>>998

重要なのはそこだ。表面だけかどうか。それを確かめるために個人的な信頼を築く必要があるのさ、お互いにな

【照れてるのか何なのか、ぽりぽりと頭を掻きながら返事をした】
【その内容には若干ながら、彼からの不信も含まれてはいる】

(……まぁ接触がなければ平気か)

で、どうする? このままお開きなら、連絡先だけ渡そう
それとも少し喋るか?

【ともかく、こう提案】
1000 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/16(木) 23:51:50.83 ID:tE2TvLEo
>>997
………一つ、教えてあげる
私はね、魔術師になってから精々一年程度
実戦で使うには、早すぎると思うでしょ?

だけど、私は生きてるんだよ。こういうふうに
それはね、専門が魔術じゃないから

【右手が、顎の高さまで再び持ちあがる】
【指一本一本が折りたたまれて、固く拳を作り】
【左手はやはり拳を作って腹の高さ。左半身を相手に向ける】
【ボクシングで言う所の、ヒットマンスタイルとでも言えば良いだろうか】

【向かって来る相手を、その手を視る=z
【破壊力は有るのだろう。受けても、腕が持たないかも知れない】
【十分に理解出来た】
【理解した上で、懸念を捨てた】


雷拳術「雷神交叉」


【少女の両目が、真紅へと変貌する】
【右足の踏み込み、振り下ろされる右手を横へと動く事で回避して】

【関節に蓄積された魔翌力が、雷の様な炸裂音を立てる】
【電流を用いての、意図的な筋肉の痙攣。随意より数段早く、数段力強い収縮運動】
【それが、少女の肩、肘、手首を回転させ、拳を少年の顎へと打ち出させる】
【回転、コークスクリューブローが生み出す拳の先の超加速と、少年自身の速度。それに、自分の全体重を乗せたカウンター】
【意識を狩り取るなどと生易しい事は言わず、顎を砕かんばかりに放たれた】
1001 :1001 :Over 1000 Thread

 ,.――――-、
 ヽ / ̄ ̄ ̄`ヽ、   【呪いのパーマン Ver2.0】
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鑑真「雑草うめえ!」 @ 2010/09/16(木) 23:44:56.48
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とあるシリーズの御坂美琴があーだこーだ言うスレ@ @ 2010/09/16(木) 23:40:37.06 ID:nSrVORQo
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ニコに『VIOLET ZONE』のUTAUカバーをうpりたいのだが @ 2010/09/16(木) 23:37:23.78 ID:b4MgNwo0
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ここだけ全員焼肉店(夢の終わりと始まり) 157店舗目 @ 2010/09/16(木) 23:15:43.43 ID:bnr8k320
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【A】蒼い子が全レス【雑】※メシ王 @ 2010/09/16(木) 23:04:09.10 ID:LgPTC8ko
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