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【手が届くのに手を伸ばさなかったら】能力者スレ【死ぬほど後悔する】 - パー速VIP 過去ログ倉庫

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1 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/20(月) 21:54:43.28 ID:M8yPuE20
ようこそ、能力者たちの世界へ。
この世界は、数多の能力者たちが住まう世界。
無限大の大きさのこの世界。
多くのことが語られたこの世界だが、まだまだ多くの空白がある。
先人たちの戦い、絆、そして因縁。これらが絡み合い、この世界は混沌としている。
もしかすると、初めて見た貴方はとっつきづらいと思うかも知れない。
――だが、この世界の住人は新しい来訪者にことのほか優しい。
恐れず、以下に示す雑談所や、場合によってはこのスレでも質問をしてみてくれ。
すぐにスレへの溶け込み方を教えてくれるだろう。

【雑談所。質問や現状、雑談などはこちらでどうぞ】
PC【http://jbbs.livedoor.jp/sports/37115/】 携帯【http://jbbs.livedoor.jp/sports/37115/
【はじめに】
このスレの元ネタはVIPで行われていた邪気眼スレです。
長く続けるに際して、いくつかのルールを設けています。以下にそれを記します。
* 完全無敵の能力は戦闘の楽しみがなくなり、またスレの雰囲気も壊れますので『禁止』です。 
* 弱点などがあると戦闘の駆け引きが楽しめます。
* 戦闘では自分の行動結果に対する確定的な描写を避けること。【例:○○に刀で斬り付ける。○○の首が斬れる】など。
* 基本の心構えですが、「自分が楽しむのと同じくらい相手が楽しむことも考える」ことが大事です。
* 書きこむ前にリロードを。場の状況をしっかり把握するのは生き残る秘訣です。
* 描写はできるだけ丁寧に。読ませる楽しみと、しっかりと状況を共有することになります。
* 他のキャラクターにも絡んでみると新たな世界が広がるかも。自分の世界を滔々と語ってもついてきてもらえません。
* 「コテハン」は禁止の方向で!
* 基本的に次スレは>>950が責任を持って立ててください。無理なら他の能力者に代行してもらってください。また、 950を超えても次スレが立たない場合は減速を。
* スレチなネタは程々に。
* スレの性質上『煽り文句』や『暴言』が数多く使用されますが過剰な表現は抑えてください。
* 基本的に演じるキャラクターはオリキャラで。マンガ・アニメ・ゲームなどのキャラの使用は禁じます。(設定はその限りでない)
【インフレについて】
過去、特に能力に制限を設けていなかったのでインフレが起きました。
下記の事について自重してください。
* 国など、大規模を一瞬で破壊できるような能力を使用。
* 他の人に断り無しに勝手に絶対神などを名乗る。
* 時空を自由に操る能力、道具などを使用する。時空を消し飛ばして敵の攻撃を回避、などが該当します。
* 特定の物しか効かないなどの、相手にとって絶対に倒せないような防御を使う。
* あくまで能力者であり、サイヤ人ではありません。【一瞬で相手の後ろに回り込む】などは、それが可能な能力かどうか自分でもう一度確認を。
* 全世界に影響を及ぼしたり、一国まるごとに影響が及ぶような大きなイベントは一度雑談所でみんなの意見を聞いてみてください。
勝手に世界を氷河期などにはしないように。
* 能力上回避手段が思いついても、たまには空気を読んで攻撃を受けたりするのも大事。
* エロ描写について
確かに愛を確かめ合う描写は、キャラの関係のあるひとつの結末ではあります。
なので、全面的な禁止はしていません。
ですが、ここは不特定多数の人が閲覧する『掲示板』です。そういった行為に対して不快感も持つ人も確実に存在します。
やる前には、本当にキャラにとって必要なことなのか。自分の欲望だけで望んでいないか考えましょう。
カップル、夫婦など生活の一部として日常的に行う場合には、一緒のベッドに入り、【禁則事項です】だけでも十分事足ります。
あまり細部まで描写するのはお勧めしません。脳内補完という選択も存在しますよ。
また、有志によって制限のない分煙所も作成されました。どうしてもあかんねん、あかんねん!というときにはご利用を。

前スレ【http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1284643120/
wiki  【http://www31.atwiki.jp/nouryoku/】 
分煙所【http://jbbs.livedoor.jp/otaku/12877/
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【怪獣8号】ミナ「日比野カフカ今日は奢りだ!好きなだけ食え!」 @ 2025/08/02(土) 00:14:58.07 ID:l6LpFqfaO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1754061298/

すいか 67.1 立ててみるテスト @ 2025/08/01(金) 14:24:40.59 ID:GCnrlbTY0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1754025880/

もう8月ですね... @ 2025/08/01(金) 06:51:37.98 ID:tUwLog300
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1753998697/

【デレマス】橘ありす「花にかける呪い」 @ 2025/07/31(木) 00:03:20.38 ID:DoK8Vme/0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1753887799/

【学マス】広「笑って」 @ 2025/07/30(水) 20:41:14.60 ID:VXbP41xf0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1753875674/

パンサラッサ「安価とコンマで伝説の超海洋を目指すぞぉ!!」 @ 2025/07/29(火) 21:13:39.04 ID:guetNOR20
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1753791218/

落花生アンチスレ @ 2025/07/29(火) 09:14:59.83 ID:pn6APdZEO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1753748099/

ライナー「何で俺だけ・・・」 @ 2025/07/28(月) 23:19:56.58 ID:euCXqZsgO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1753712396/

2 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/20(月) 22:01:48.29 ID:RRFuvcYo
>>1
3 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/20(月) 22:01:58.64 ID:w.XO9cAO
>>1乙だッ
4 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/20(月) 22:02:52.17 ID:M0Wp4oIo
>>1乙zzzz....
5 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/20(月) 22:05:32.92 ID:qJ5iRIoo
>>1
6 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/20(月) 22:06:48.46 ID:w2HXg32o
>>1
7 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/20(月) 22:17:12.32 ID:F/xTfn.o
>>1
8 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/20(月) 22:21:46.88 ID:B8RBCEw0
>>1
9 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/20(月) 23:36:08.43 ID:UChyOiMo
>>1乙ですよ
10 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/20(月) 23:37:13.28 ID:Njy1LpQo
>>1
11 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/20(月) 23:38:04.36 ID:w2HXg32o
>>前999

迷えるものを導くのは、神職の役目だ。
【動いた眉毛が元に戻る】

では、私は一度神社に戻る。
もしよければ、いつでも来るといい。滅多なことでは留守にはせん。
【そういうと、振り返って公園から立ち去ろうとする】
【歩み自体はゆっくりだ、とめることもできよう】
12 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/20(月) 23:44:41.58 ID:qJ5iRIoo
>>11
ん、了解
「分かりました、ありがとうございます」

【それぞれ確認は終了した様で】

んじゃ、さいなら
「ありがとうございました、さようなら」

【二人で別な別れの言葉を言いその場から去って行った】
【呼び止める事はなく二人で並んで帰って行ったのだった】

/お疲れさまでしたー
13 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/20(月) 23:44:52.11 ID:E.QDqmU0
【――街】
【一人の少女が、空を見上げながら歩いている……】

……星が、綺麗ですわね。
1年前は――空を見上げる余裕さえ、ありませんでしたっけ……。

【ウェーブの掛かった腰程までの長さの流麗な銀髪、燃えるような真紅の瞳と】
【フリルの多く付いた、可愛らしくも高貴さを感じさせる漆黒のドレスが、特徴的な】
【18歳程度に見える外見である、ヒールのお陰だろうか、少し背の高めな少女だ】
【其の容姿は大人びた物でありながら、何処となく幼さの残っている其れで】
【華美で優雅な服装とあいまって、何となく人目を惹きやすそうな物である】
14 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/20(月) 23:46:25.89 ID:w2HXg32o
>>12

/お疲れ様でしたー
15 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/20(月) 23:53:19.39 ID:E.QDqmU0
>>13
/取り消しで。
16 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 00:12:01.37 ID:d3YHXgSO
>>13

(空から仕事が落ちてこないかなぁ……なんて、ね)
(――――流れ星にでも願を掛けてみようか?運が良ければ、叶わなくも無いかも)

降って来ればの、話だけれど――――。

【同じく夜空を見上げながら、往来を歩く青年が居る】
【見立てでは、歳の頃は二十代半ば。長身痩躯の、二枚目と言うには一枚の半分ほど余計な容姿】
【ブラックスーツに黒革の手袋、帽子から靴に至るまでが黒尽くめで】
【歩くのは、少女の対角線上。ひょっとすればぶつかるかも知れないし、その逆もまた然り】

【同じ空を見上げているにも関わらず、考える事は、叙情的な物とはおおよそ掛け離れた、正反対の其れだった】
//まだいらっしゃりますかー?
17 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 00:12:53.73 ID:d3YHXgSO
>>16
//リロード忘れてました、申し訳無い。
18 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/21(火) 00:26:17.20 ID:3cBW14Qo
【公園】

【緩くウェーブのかかった柔らそうな豊かな金髪。右目が金眼で左目が碧眼の異彩眼(オッドアイ)の妙齢の女性】
【身長は170cm弱程度。黒のブーツに黒のパンツスーツ】
【上は胸元が大きく開いたドレスのような豪奢な黒のコートだけを羽織っており、その白い肌を外気に晒している】
【首にかかっている銀のネックレスには銀の逆十字の形をした筒状のものがぶら下がっている】

【足が悪いのか右手には簡素な杖。右足を庇うように、ひょこひょこと歩いている】

――ふぅ。

【ベンチに辿り着くと一息】
19 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/21(火) 00:33:25.96 ID:cgc5wADO
>>995

………――――

【蒼が混ざった瞳に映るのは、去り行く彼女の背中―――】
【引き止めはしない。訊きたいことはもう済ませたのだから―――それでも未だ、『言い残したこと』が胸の内に】

【僕の心に抱え込まれた、深い深い『闇』―――そのことを、まるで自分の問題のように考えてくれた。そして、助けてくれたんだ】
【こんなにも優しくて、頼れる友人を持って幸せだと思わずにはいられない―――】


………―――ルシア

【―――だから、言わなくちゃ】
【今は言葉でしか表せないけど、伝えたいんだ―――】


【ありがとう=z


【呟くように、穏やかな――然し彼女に届いたであろう、その確かな一言を投げ掛けると】

【少年は、踵を返して路地裏の暗闇へと歩いて行った―――】 



/最後の最後で大幅に遅れて本っっ当にごめんなさい……
/長い間乙でした!
20 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 02:15:16.70 ID:JteycsSO
――コツ――コツ
【夜の街、時折野良猫や野良犬が通る以外生物の気配の無い静かな道】
【誰もが避けて通るような道を一人で歩く者がいる】
中々の収穫だったな、明日は炊き込みご飯だ♪
【女だ、歯並びの良さとまるで肉食獣のような犬歯の鋭さは特徴的】
【手に提げた籠にはキノコが入っている】
21 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/21(火) 12:14:40.96 ID:FXrtcWAo
【街中】

【シックなバッジが数個ついた赤いニット帽を被っている14、5歳ほどの少女がいる】
【ぴょろんと外ハネしている黒髪は胸元に届くか届かないかといったところ】
【少しぶかぶかな紺色のプルオーバーパーカーの胸元には赤と青でKNと縫われた刺繍があり】
【プリーツのついたミニスカートは落ち着いたベージュ色】
【ニット帽と同じ赤のハイソックスの上からは茶色のおしゃれなワークブーツをはいていて】

んふー、超衣替えってやつをしてみましたけど……
まだまだちょっと、超暑いですねー
日陰は超涼しいんですけど

【ふぁあ、と小さく欠伸をする少女は何故か掃除機に乗っており】
【その掃除機はどういうわけか地面から2mほど離れた所を浮遊して移動していた】
22 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/21(火) 12:39:11.92 ID:cgc5wADO
【公園】

………――――

【平日の昼時、人気も疎らな敷地の中―――ベンチを占領している一人の人影】

【蒼色のTシャツの上に紺色の半袖パーカーを羽織り、首に橙色の宝石が付いたペンダントを掛けた、黒髪ショートヘアのその顔立ちからは一見すると少女にしか見えない人物が横になって眠っていた】
【その外見から年齢は15〜16歳程だと思われる】
23 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/21(火) 13:33:04.41 ID:CGgv4Mco
【公園】

けろっけろっけろー♪

【滑り台、ブランコ、シーソーといったありきたりな遊具の置かれた公園】
【しかしながらそれらは「使用禁止 事故の可能性アリ」と書かれた張り紙がくっ付いている】
【黄色と黒のテープによってその役目を奪われた彼らの憂愁たるや並大抵のものではなく】

いざ進めー♪

【その公園にはここしばらく人っ子一人見えず、鴉や猫すら避けて通る有様】
【唯一の生存者として残る砂場は少しずつ風に攫われて、今の量ではたいしたものは作れない】

世界伝道ぉせーよっ!

【中性的な声による軽快な歌も、ただただ空しく響くだけ】
【寂しい公園の中には、人っ子一人いない そこにいるのは―】

【蛙だ 手乗りサイズな蛙だ】
【”教会”の所属であることを現すマークが入ったミニ麦わら帽を頭に乗せて】
【蛙がぴょこぴょこ跳ねている】
24 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 14:23:23.50 ID:0eQTm.SO
【魔術協会】
ふえ……結局ここにずっといますがどうすれば見学できるのでしょうか?
【海のように蒼い髪に白い肌で、白衣を着、ネックレスをして、右手の人差し指に光の届かない深海で培われた魔翌翌翌力が篭っている銀のリングに、アクアマリンが付いた指輪をした眼鏡をかけた少女みたいな顔の少年が】

【ベンチに座りながら溜息をはいてオロオロしている】
25 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 18:22:43.74 ID:0eQTm.SO
【魔術協会】
ふえ……誰もいないですね
【海のように蒼い髪に白い肌で、白衣を着、ネックレスをして、右手の人差し指に光の届かない深海で培われた魔翌力が篭っている銀のリングに、アクアマリンが付いた指輪をした眼鏡をかけた少女みたいな顔の少年が】

【オロオロしながら歩いている】
26 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 18:34:47.15 ID:IYH4VcAO
>>25

おやおやおやおやおやおやおやおや
そこにみえるは僕の甥っ子

【そこに軽そうな性格っぽいアロハシャツをきた男が
黄緑色の怪獣のような着ぐるみをきた子供とてをつないでやってくる】
【子供の手にはFの形をした棍棒のような物が握られていている】

27 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 18:37:38.28 ID:0eQTm.SO
>>26
あ…バアルおじさま達だ
【パーッと明るい顔でテクテクとそちらに向かってくる秋阿】

【一応新しい妹については秋阿はもう知ってる設定でいいのかな?】
28 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 18:41:37.80 ID:IYH4VcAO
>>27

ハロー
お元気ー?
アミノ酸とってるぅ?

【ニコニコ笑いながら】

【お好きにどうぞ
ちなみに名前はアクトのクーちゃんになりました】
29 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 18:44:36.85 ID:0eQTm.SO
>>28
はい!元気です
アミノ酸ですか?
【頷きながら】

クーちゃんもこんにちは
バアルおじさん達も魔術協会を見に来たんですか?
【首を傾げ】
30 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 18:47:54.56 ID:IYH4VcAO
>>29

乳酸菌だとつまらないからねぇ

【ニコニコ笑いながら】

いや、違うよ
どこぞの人の言葉を話す二足歩行するネコのようにSOSを感じたからきたんだよ

『…こんにちは、兄様』
31 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 18:54:13.90 ID:0eQTm.SO
>>30
乳酸菌だとなんでつまらないんですか?
【ローゼンネタを知らない秋阿だった】


ネコサバトさんの事ですか?
【秋阿はネコアルクネタを知らなかった】
【ついでにネコサバトは自キャラですww】

(僕…お兄さんになったんだからしっかりしないと)
【なんか頑張ろうとする秋阿だった】

そういえば母様がなんか探してましたよ
笑ってましたけど怖かったです
【思い出してガクガク】
32 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 18:57:50.68 ID:IYH4VcAO
>>31

個人的にはビビフズ菌でもいいけど

【マイナーにいくバアル】

うん、それの亜種かな

あぁ、それは良かった
僕もいい加減この子を伝えようとおもってね

【爽やかにニコニコ】
33 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 18:58:34.38 ID:omSfy2AO
【公園】

【流石に、こんな時間に人は多くない】
【一匹、と数えるべきか、一人と数えるべきか】
【そんなのが一つ、いるだけ】

はぁ……やっぱり、いないのかなぁ……

【憂鬱そうな表情で、溜め息をつくノースリーブを着た少女】
【肘から指先がクリーム色の毛に覆われてる】

でも入れ違いになっちゃ嫌だし……

【下半身、犬を思わせる体躯をした白い尾にクリーム色の毛の体】
【そんな組み合わせのちょっとしたケンタウロス】

【物凄い簡単な作りの小屋?の前でいる】
【公園にこんなのあったか?】
34 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 19:02:53.32 ID:0eQTm.SO
>>32
ビビフズ菌ですか?

亜種ですー
じゃあ一緒に帰りますか?
今日は人がいないみたいなので帰ろうと思いますし
【首をかしげ】
35 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 19:04:55.99 ID:IYH4VcAO
>>34

でもそれをいうなら僕じゃなくてクーちゃんか夢瑠ちゃんのほうがいいしねぇ

【ニコニコ】

そうだね
帰ろうか

【笑いながら手を差し出す】
36 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 19:12:09.20 ID:0eQTm.SO
>>35
そうなんですか?
【首を傾げながら】

はい!!
【こちらも手を差し出し手を繋ごうとする】
37 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 19:14:40.16 ID:IYH4VcAO
>>36

【手をつなぎ】

【キンクリ】
【ン・カイの海底神殿のユーちゃんの部屋までくる】
38 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 19:20:27.28 ID:0eQTm.SO
>>37
【ユーちゃん部屋】

母様ただいまー
『あら?おかえりー秋阿とクーちゃんと……』
『バ ア ル 義 兄 さ ん』
【┣¨┣¨┣¨┣¨
【と怖く黒い笑顔でバアルを見てる】
【海のような青い長髪で、雪のように白い肌に、白衣を気た女性がチェンソーを持ってる】
39 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 19:22:47.97 ID:IYH4VcAO
>>38

やぁ、ただいまー
楽しそうな物を持ってるねー

【全く動じない】

『…』

【同じく動じないアクト】
40 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 19:24:26.26 ID:/78ID.AO
【公園】
【その一角から楽しげであり騒がしい声が聞こえてくるだろう】

「凄いよなぁ…どんだけ猫に好かれんだよ。お前って本当に変わってるよな」

「違うってば!あんたと違ってハクちゃんは優しいから動物に好かれんの!ほんと、女の子に変わってるだなんてデリカシーないんだから!」

変わって…る?
【有り余る元気を発揮する男の子と女の子、それに加えてベンチの横に立てられたテントの中からは平坦でおっとりとした声がする】

「違うよ!ハクちゃんは何にも変わって無いよ!こいつがバカなだけだから!!」

変わってない…?

「イテッ!殴るな!!って…おい、ヤバいぞ!もうこんな時間だ!早く帰らないと!」

「あっ、本当だ!ゴメンねハクちゃん!また遊ぼうね、バイバイ!」
【慌てた様子で走り去ってしまう二人】
【一瞬にして静寂が訪れてしまった公園で】

「にゃー」

ご飯……ない。
【残されたテントの中を覗き込めば――純白の髪を腰まで伸ばし、首元まで覆う白い拘束衣の上から引きずるほど身に余るロングコートを羽織った裸足の無表情な少女が数匹の猫に囲まれている】
41 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 19:29:37.16 ID:0eQTm.SO
>>39
『とりあえず表出ろ!馬鹿義兄!』
【神を真っ二つする武器を放り投げながら】

「秋阿さまとアクトさまはこちらでオヤツでも」
はーい!クーちゃん一緒に食べよう?
【ウサミミキメラメイドが秋阿とクーちゃんを離れた場所に呼びながらお菓子やらジュースを用意しながら】
42 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 19:34:35.45 ID:IYH4VcAO
>>41

だが断る
僕はお話をしにきただけだよ〜

【ニコニコ】

あ、キメラくん
ついでにキッチンに(お菓子作りをして)いる夢瑠ちゃんもよんでおいで

『…』

【秋阿についていくアクト】
43 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 19:36:07.77 ID:RIbMlYDO
>>40
【暫くした後、テントへと近付いてくる人間が一人】

……なんだろう…このテント…?
【蝶が描かれたトレーナーにポケットの多いズボン、目にかかる黒髪に二本のアホ毛が触角の様に揺れる長身猫背で左目に眼帯を着けた青年】
【が、アホ毛をピコピコ揺らしながらテントに近付いてくる】
44 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 19:36:27.21 ID:C.Y5fsIo
【街中】

びびゅーーん!!
【いかにも楽しそうな声が響く夜の町】
【そんな声の持ち主は意外なモノだった】
ん〜、最近暇ですなぁ・・・
女の子でも落ちてくれば良いのにねぇ
【その声の主は、鉄製のリヤカー】
【今はバックや前進を不規則にしている】
【このリヤカー、意思があるのだろうか?】
45 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 19:42:03.24 ID:0eQTm.SO
>>42
『散々振り回しておいて話をしに来ただけとはよく言えるな』
【パキパキと腕をならしながら】

「かしこまりました」
【夢瑠を呼びに行くキメラメイド】

(父様と話すときは笑ってるのに…僕嫌われてるのかな?)
【なんか無反応のクーちゃんにショボンとする秋阿】

クーちゃんは何のみます?
【コーラやオレンジなど沢山種類あります】
46 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 19:45:40.78 ID:/78ID.AO
>>43
「にゃーうにゃー」

ハクは食べれない…よ?
【中では少女が子猫達にのしかかられ、手やら足を甘噛みされたり舐められたりしている】
47 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 19:49:47.29 ID:IYH4VcAO
>>45

まだまだ振り回すから大丈夫さ☆

【ウィンク】

とりあえず僕はクーちゃんと晃のことをお話しにきただけだから
乳酸菌でも飲んで落ち着いて、ね

【一方夢瑠はクッキーを作り上げて試食した深きものどもをダウンさせている】

『…コーヒーのブラック』

【着ぐるみの頭の部分を外していう】
48 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 19:52:40.48 ID:RIbMlYDO
>>46
……猫…?
…食べられ…ない…?
…はっ!?
【テントから聞こえた少女の声と猫の鳴き声にアホ毛をピクリと動かし】
【一つの考えが浮かび、アホ毛がピンと伸びる】

(まさか…!?中で誰かが猫に襲われている…!!?)
だ、だだだだだ大丈夫ですか!!?い、いいい今助けます!!!
【慌ててテントに駆け寄り、中を覗こうとする】
49 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 19:58:33.08 ID:0eQTm.SO
>>47
『なんだろう…今なら悪魔に勝てる気がする』
【なんか黒いオーラがでて部屋が振動してる】

『とりあえず話は聞くわ。その前に殴っていい?拒否権はないわ』
【笑顔で】

「(巻き添え喰らいたくないです…)」
「夢瑠さま。バアルさまがユールメルシアさまの部屋で呼んでます。あと修羅場なので早く来てください」
【倒れてる深きものどもに心の中で合掌しながら夢瑠に言う】

コーヒーのブラックだね
【そう言いながら用意し】

はい
【缶コーヒーを渡そうとする】
【ついでに秋阿はオレンジである】
50 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/21(火) 20:02:36.35 ID:kthZUnYo
【森】

アイムハングリっ

【すっかり日の落ちたその場所を歩き回っているのは年行かぬ一人の少年】
【背に髑髏の模様が入った黒いTシャツ、ジーンズ、少しのアクセサリとラフな格好で】
【額にある銀色のサンブレードが僅かな月明かりを反射している】

美味しいモノは落ちて無いかなぁ、美味しいの!
いや、少し美味しくなくても、お腹が一杯になれば良い?
うーん……でも、やっぱり美味しい方が良いなぁ

【周囲をキョロキョロと見渡しながら独り言を呟き、何かを探しているようだ】
51 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 20:07:31.22 ID:/78ID.AO
>>48
う…ん……
【くすぐったかったのかもぞもぞとコートの中に手を隠し、足をハの字にし膝を曲げてペタンと座り込んで】

助ける…?
…誰?
【中を覗けば若干涙を目尻に溜めた少女が子猫を器用に頭に乗っけたまま、その子猫達と同じような純粋無垢な白銀の瞳を小さく首を傾げて向ける】
52 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 20:07:58.44 ID:IYH4VcAO
>>49

あははは〜
それぐらいならいいよ〜

【ニーコニコ○画】

「あ、はい、わかりました」

【クッキーをお皿に乗せて持っていこうとする】

『ありがとう…兄様』

【すこしのんで】

『…にが』

【すぐ缶をおろす】
53 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 20:12:20.67 ID:RIbMlYDO
>>51
うわっ!!猫だらけっ!!?
【覗き込んでからまずその猫の数に驚いて】

(でもこの数じゃ人だって殺してしまう…!猫って意外と強いらしいし…!)
(とにかくあの子を猫から離さないと!!)
【※勘違い継続中】

てぇい!!
【いきなり少女に両手を伸ばし、何処かしらをソフトタッチで掴もうとする】
【少女を掴んだら、猫の中から引き上げるように自分の方向へ引き寄せようとするだろう】
54 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 20:14:02.11 ID:0eQTm.SO
>>52
『とりあえず!!今日の一発!!!』
【もの凄い力で右ストレート】

「!?」
「(まずい…秋阿さまとアクトさまが犠牲になってしまう)」
「あ…夢瑠さま…そのクッキー全て食べていいですか?お腹すいてしまって……」
【命をはるウサミミキメラメイドだった】

どういたしまして
【ニコリと笑い】

あ…じゃあ僕のオレンジと交換しますか?
55 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 20:21:48.98 ID:IYH4VcAO
>>54

にょーん

【殴られ、吹き飛び、壁にあたる】

「え、でも、これみんなに作った分ですし…」

【ちょっと困った顔をする】

『大丈夫…』

【チビチビのんでいく】
56 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 20:23:29.38 ID:/78ID.AO
>>53
【子猫達はテントの入り口の隙間から次々と逃げ出し】

…!
【手首を取られた少女は、抵抗することも無く軽々と引き寄せられ】
【あまりにも抵抗が無く身を委ねた状態なので、そのまま胸に勢い良く飛び込んで行く形になるだろう】

57 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 20:28:01.10 ID:0eQTm.SO
>>55
『………あと一万発たりないが話を聞きましょう』
【ふぅ…と息をはき】


「だ…大丈夫です。また作れば…それに夢瑠さま秋阿さまアクトさまにオヤツを用意してありますので」
【がんばるウサミミキメラメイドさん。ウサミミをぴょこぴょこ動かしながら】

そうですか?
【さりげなく開いてないアップルをクーちゃんの近くに置きながら】
58 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 20:29:16.44 ID:RIbMlYDO
>>56
うべっふ!!
【少女を引き寄せたは言いが、その勢いを自分でも計算していなかったのか、少女を胸に抱き留めたまま尻餅】

っ〜〜〜〜〜……!!
【尻餅の痛みを俯いて堪え、少女に顔を向け】

だ、大丈夫ですか…?最近の野良猫って危険らしいですし、野宿するなら気をつけないと…
【弱々しい笑みを浮かべながら少女の安否を気遣った】
59 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/21(火) 20:30:52.61 ID:0mqTQc2o
【水の国―――街中】

【大通りに面した建物の壁に向かって、数人の男達が張り紙をしている】
【多くは『ラフ』な服装であるが――――……其の中に、少し異質な一人の人物】


ああ其処の君、其の張り紙をちょっと上に………よし、其処で構いません。
此れでこの辺りは大体張り終わりましたから、そろそろ解散に致しましょうか。


【癖のある赤髪を無理矢理撫で付けたような……中途半端な髪型の男だ】
【漆黒のドレスシャツの上から着込んでいるのは、ともすれば金属光沢をも錯覚させる白銀のスーツ】
【双眸の直線上にピタリと重なって掛けられている蒼フレーム眼鏡の弦には、幾何学模様≠彫っているのが判るか】

【どうやらこのグループの中では立場が一番上のようで、あれやこれやと指示を出している】
【貼られている張り紙の内容を見れば――――……近日に開催される、エキシビジョン≠フ物と判るだろう】
60 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 20:37:26.37 ID:IYH4VcAO
>>57

うん、ありがとう

【普通に起き上がり】

まずあの子のことだけど
どう思う?

「そうですか…
なら、どうぞ」

【笑顔をで差し出す夢瑠
ちなみにあとで晃に差し出せば食べてもらえます】

『うん…
それに、母様が苦めのがほうがいいって…』
61 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 20:43:12.55 ID:/78ID.AO
>>58

………?
【状況が理解できてないのか、少し思考する為の間を置いてから】
【胸の中に収まりつつ真っ直ぐ見つめ】

ロリ…コン…?危ない…人?
ハク…どこか連れて行く?
【怯えたようでもなく、純粋にどこかで知った情報を元にして問い掛ける】
62 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 20:46:27.75 ID:0eQTm.SO
>>60
『ちっ…もっと力こめれば良かった』
『……真面目に言わせるなら精神が安定してないといいましょうか』
【真面目な顔で答え】

「あ…ありがとうございます(今食べとかないと夢瑠さまに怪しまれますよね)」
【そう考えながらバクバクとクッキーを食べ始めようとする】
【恐らく気合いで夢瑠が見てる間で食べ続けるだろう】

そうなんですか?
けど苦いの無理に飲まないほうがいいと思うよ
【不思議そうに言いながら】
63 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 20:49:25.62 ID:RIbMlYDO
>>61
ロリコッッッ……!!!?
【急に言われたその四文字、たかが四文字、されど四文字】
【その言葉は彼の心を深く傷付けるには鋭利過ぎて】
【急に顔を真っ青にしながらアホ毛をビビンと伸ばして反応する】

ろ、ろろろっろろろろろろろロリ、ろ、ロリ、ロリコンちゃうわ!!!!
【呂律が回らない上、何故か関西弁】

べ、べべ、別に何処かに連れていく訳じゃないから!!変な人じゃないから!!助けようとしただけだから!!
【冷や汗を流しながら必死に弁明】
64 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 20:54:02.79 ID:IYH4VcAO
>>62

うん、それもあるけどね

【ニッコリ】

夢瑠ちゃんや秋阿くんと違って、あのこって悪魔、つまり僕との子でしょ
やろうと思えばあのこって悪魔の契約ができるんだ

「おいしいですか?」

【ニッコリと笑いながらきく】

『あとで、糖分がくるっていってた…』
65 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/21(火) 20:54:19.42 ID:C1Ts1pUo
規制用>>993

【其処へ、かつかつと近づいて来る音】
【足音の調子は至って呑気で、現時点で危険を察知している用には思えない】
【時々は鼻歌の様な音まで混ざる】
【やがて、その足音が一瞬だけ鈍ったかと思うと】

【かっかっかっかっかっ】

【音のテンポが上がる】


【直ぐにでも、少年の前に姿を現すであろうその人物】
【少年の姿より先に、此の場の姿なき気配に気を取られ】

この気配………まさか、異端=I?

【駆けこんできた勢いを、両足でブレーキを掛けて抑える】

【赤い布地の中心に白い十字架が描かれたチュニック、細めの黒のトラウザーズ】
【軍隊風の革のブーツ、爪先と踵に金属板の補強を施し、両肩から足首近くまでの丈のマントを羽織り】
【首には毛皮のマフラー。明るい橙色の髪を襟上で揃えた少女】

【イヌ科の動物の様に、一度鼻をひくつかせた】
66 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 21:02:35.79 ID:0eQTm.SO
>>64
『悪魔の契約ね…』
『願いを叶える代わりに代償を貰う力ね』
『……まさかあの子。晃ちゃんと契約させたの?』

「も…もうちょっと味を普通にしみたらどうでしょうか?」
「今度一緒に作りませんか?」
【笑顔で言いながらウサミミがガタガタ】

糖分?コーヒーにですか?
【首を傾げ】
67 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 21:05:23.55 ID:/78ID.AO
>>63
【その反応を不思議そうに見つめて】

……違う?
【疑う訳でもなく確認だけをとるようにもう一度聞いてから】
【悩む様に少し黙り込んだ後、ハッとした様に見つめて】

ハク…助けてくれる……
じゅうでん…
【良くわからない事を淡々と言いながらギュッと抱き付こうとする】
68 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 21:09:19.34 ID:IYH4VcAO
>>66

してないし、まだあのこはやり方をしらない、いつかは本能的にしるとおもうけど
晃はやり方をしってるからまずしないとおもう

【ニッコリ笑う】

気をつけてね

「そうですか…
またツーくんと考えてみます」

【微笑み、ユーちゃんの部屋にむかう】

『なにか、全体的に、っていってた…』
69 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 21:10:15.61 ID:RIbMlYDO
>>67
そ、そう!!違うから!別に何かする訳じゃあないから!!
【誤解が解けたと解り、冷や汗まみれの顔をぶんぶん振って頷き】

…ってうわああああぁぁ!!!?
ちょ、ちょま、ちょぉぉ!!?!
【少女に抱き着かれ、赤かったり青かったりよく解らない顔色になる】
70 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 21:15:09.19 ID:0eQTm.SO
>>68
『……つまり私に言う可能性があると言うの?』
『……はぁ、アルトに対抗策でも聞いて置きましょうか?それとも変態大天使に聞くか』
【頭をかきながら】

「では…」
【そのままニコリと微笑み見送り………立ったまま気絶していた】


どういう事なんでしょうか?
【まったくわからない秋阿だった】
71 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/21(火) 21:18:54.99 ID:C1Ts1pUo
落ちた時用>>994
【走り込んだ勢いを消すまで、数十センチも滑って】
【ようやく止まると、まずは現状を理解しに掛かる】
【何かの臭いと嫌な気配。どう考えても良い物とは思えず】

……それに混じってなにやら「割と普通」な臭いが

はっ、こんな所に一般人の少年が!

【異端≠ノ気を取られていた少女は、此処でようやく少年の存在を認識する】

こんな所に居たら危ないです!さあ、早く逃げて―――

【口にした内容は、基本的には少年と同じ様な物】
【見て居なくとも、それ≠フ危険性を予測して、逃げる事を推奨した】

【その時、嗅覚に入りこむ臭い】
【場合が場合なら、程度が程度なら、良い臭いとでも思ったのかも知れないが】

――――――!!

【左手、路地裏から転がり出した死体。暗い夜のたいまつ代わりにはなるか】
【それが、一組の異形を映しだす】

……その服装も、翼も。余り良い物とは思えませんね
血濡れた翼で神の使者を騙るなど言語道断!許せません!

……そこの君!危険ですから下がって!

【姿そのものが、既に冒涜的。そう、神を信じる少女の目には映って】
【向けられた紅い光に、ブラウンの瞳で睨みかえす】
【ダン!と音を鳴らし、左半身を異形に向けたまま、左足を一歩踏み出した】
72 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 21:22:55.97 ID:IYH4VcAO
>>70

ううん、夢瑠ちゃんか秋阿くんに

【苦笑し】

さて、次は本題、晃の話をしよう

『さぁ…?』

【こちらもよくわかって】

「はいります」

【ドアのノック音と共にはいる夢瑠】
73 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 21:23:12.57 ID:/78ID.AO
>>69
【暫く抱きつき、特に何をするでもなくただ顔をうずめたまま】

ん?
じゅうでん、違う…?
【顔だけを上げて、キョトンと首を傾げながら】
わかった…
【ゆっくりと身体を離して距離を置いた】
74 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 21:27:56.34 ID:0eQTm.SO
>>72
『はぁ…じゃあ、夢瑠に対抗策を書いた紙をあとで渡すか』
『秋阿の師匠が変態だけど大天使だから悪魔の契約には対抗があるはずだから』

『……今度は何をしたのかな?』
【ニコリと】

じゃあ甘いのが来なかったらそこのアップル飲んでいいですよ
【微笑み】

『あ…夢瑠入っていいわよ』
75 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 21:29:03.21 ID:RIbMlYDO
>>73
じゅ、じゅじゅじゅじゅじゅ充電…?
【また顔色を青くして、少女を不思議そうに見て】

(あぁ、でもちょっとざんね…いやいやいやいや!!!)
馬鹿!俺のバカ!!
【自分の頭をポカポカ叩きだす】

/すいません、風呂入ってきます
76 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 21:31:12.89 ID:IYH4VcAO
>>74

ん、晃ちっちゃくなってじゃんか
あれ、元に戻ったよ

【ニコニコ笑いながら】

『そうする…』

【うなずいて】

「失礼しますわ
あら、クーちゃん、きてたの」
『…』
77 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 21:36:16.67 ID:0eQTm.SO
>>76
『あ…戻ったのね。よかったわ』
『それで夢瑠きたわよ』
【安堵の息をはき】


じゃあお菓子食べましょ。クーちゃん
あ…姉さまもお菓子食べますか?
【ポリポリと栗鼠のようにポッキーを食べながら】
78 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/21(火) 21:43:34.74 ID:C1Ts1pUo
落ちた時用>>997

異端≠フ怪物を前にして、逃げるなどという選択肢は有りません!
それより、まずは貴方です。貴方を守りながら戦うのは無理です!
私は実務部ではなく異端狩りですから!

【一般住民の避難なども受け持つ実務部に比べて、異端狩りは攻撃的な能力の者が多くなるが】
【それにしても、やたらとあっさりと言おうかはっきりと言おうか、「無理」と言い切ってしまう】
【自分の力量を知っているだけか、それとも眼前の敵への評価がそれほど高いのか】

【何れにせよ、少女は身構える】
【右手を顔の高さにまで上げて、耳の横に。左手は、自然に下げたまま】
【前に出した左足の踵を浮かせ、爪先に体重を掛け】

……異端狩りですから
ですから、異端は狩ります!

【進み出した狼に呼応するように、右足で地面を押して飛びだした】
【単純に向かって来る敵と、単純に進む自分。距離は一瞬で埋まって】

………いぃやァッ!

【突如、左足で地面を叩くようにして、ふわりと跳躍する】
【鴉の頭の異形の右手側を通過する様な軌道での跳躍、それによって黒狼の突進を回避し】

【同時、人再指の爪で、鴉の頭の目の上を、水平にひっかこうとする】
【相手が通常の生物で有れば、出血で目を塞ぐ事を狙える攻撃】
【骸骨に対してその効果は望めないだろうが、その強度を確かめる程度にはなる】
79 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/21(火) 21:43:52.11 ID:9Dzb.Hwo
落ちた時用>>996

待って!待ってくださいー!
蝶々なのに・・・はぁはぁ・・・すばしっこいです!

【翡翠色のさらっとしたロングヘアに、同じく翡翠色の凛とした瞳】
【清潔感あふれる白いワンピースと何かを隠すような黒いカーディガンを羽織った少女が】
【なにやら息を切らせて湖畔へと走ってくる】
【手には虫取りアミを持っていて、その視線の先には青く美しい蝶が舞う】

今度こそ逃がしませんよ!覚悟なさいっ!
・・・てえいっ!

────わっ!?
わわっ!わたたっ!?うわあああああ!

【一閃、勢いをつけてアミを振り下ろしすと見事に蝶はアミに捕らえられた】
【が、勢い余りすぎて申し訳程度の安全策を乗り越え、彼女の身体が宙に浮く】

【そして大きな水しぶきが少女のほぼ真横で起こった】
80 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 21:47:02.75 ID:IYH4VcAO
>>77

うん、だから頑張ってね

【ニッコリ】

ちなみに呼んだのはクーちゃんとなじませるためだからあしからず
決してみんなに夢瑠ちゃんのクッキーを食べてもらおうと思ったわけじゃないよ、ほんとだよ、悪魔はうそつかない

『うん…』

【ちまちまポッキーをたべる】

「私は別にいいわ」
【そういってミルクティーをのみ始める】
81 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/21(火) 21:48:24.62 ID:k.GV.Zso
【森】

・・・・・・・さて、と

【鮮やかな金に幾筋かの紫が混ざった、足元まで伸びる長い髪】
【それと同じく丈の長いコートを羽織った長身の男が一本の木の前に立っている】
【なにやら手元には三枚の金貨が見え隠れしているが―――】
82 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 21:50:53.15 ID:0eQTm.SO
>>80
『……嘘言うな嘘を』
【腕をパキパキならしながら】
『ラビが見えないけど……犠牲になったのね』
【フッと微笑み】

そう言えば姉様クッキーはどうでしたか?
【首を傾げ】
83 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 21:52:03.92 ID:/78ID.AO
>>75
ちょっと…じゅうでんできた…

…えっと……あ…そう…
ありがとう。
【思い出すようにしてぎこちなく感謝の言葉を述べて】

バカ…
知ってる…おしえてもらった。
かわいそうな、こと。
【感情を表に出すことは無く、それでも悪びれた様子はなくて知っている事をただ言っただけのようだ】
84 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 21:57:28.81 ID:IYH4VcAO
>>82

いやぁ、本当だよ
だって夢瑠ちゃん、基本的に晃にたべさせるし

【ニコニコ】

「失敗したわ…
やっぱりクッキーにアンコウはむりだったかしら」

『ぐろ注意…』
85 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 22:01:16.05 ID:0eQTm.SO
>>84
『本当かしら?』
【ジトー】

姉様…アンコウは刺身じゃないとダメですよ?
【首を傾げ】

クーちゃんは料理得意なんですか?
【首を傾げ】
86 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 22:03:51.64 ID:RIbMlYDO
>>83
え、あ、あぁいえ!こちらこそどうもありがとうございます!!
【急いで体制を土下座にして、頭を地面に擦り付ける】

可哀相とか言わないで!!年下の娘にまで哀れまれると俺もうやっていけない!!
【ガバッと顔を上げ、滝のように涙を流しながら少女を見た】

/ただいまっす
87 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 22:07:33.64 ID:IYH4VcAO
>>85

本当だよー
ねー、あきら

【ちらりとドアをみ】

[…]

【ドアの前で動きをとめる晃】

「ツーくんがレシピ書いてくれたのよ」
『少しはできる…』
88 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/21(火) 22:14:17.52 ID:C1Ts1pUo
落ちた時用>>999

(……やっぱり、対生物の技では駄目ですね……)
(やるなら対無機物用、直接の粉砕を………)

【振り抜いた爪に伝わる筈の柔らかい感触、何時も有るそれが、無い】
【有るのは固い感触ばかり、血の温かみも感じなくて】
【相対する敵が、異端≠ネのだという事を改めて認識する】

【両足爪先、膝、左手。順に地面に置いて、一切の音無く着地】
【左手を軸にしてのハンドスプリングで立ち上がり、異形へと向き直る】
【構えは同じ。只一つ違うのは、左手を振り子の様に揺らし始めた事】

……傷は付く。なら、削り切って差し上げます
この世に悪は多々あれど、異端≠フ存在ばかりは―――

―――………何ですか、それは……?

【見栄を切る様に顔の横に翳した右手が、思わず拳を握る】

【まるで、狼をそのまま身に纏ったとでも言うような黒さの鎧に、血を固めた様な長剣】
【何れも先程まで認識していた敵とは違う。白を中心とした配色とは明らかに違う】
【だが、やはり少女の目に移るのは、背の翼だった】

【血濡れの紅。然し、その形は聖画の天使そのもの】
【散る羽毛は、暗闇に属する異形の物とは思えず明るくて】

………異端≠ェその様な姿で人身を惑わす
その様な事、有って良い筈が有りません!

【嗅覚で無くとも、触覚が魔翌力を感じ取る。皮膚に伝わる、太鼓の音にも似た振動として】
【敵の戦闘力は、最初の推測以上。嫌でも認識を改める必要が出た】

【両足でトントンと小さく飛び跳ね、加速の用意を開始した】
89 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 22:15:49.37 ID:0eQTm.SO
>>87
『あ…晃ちゃん』
【嬉しそうに笑いながら手をあげ】

……姉様。普通のレシピ本でやってみたらどうでしょうか?
【首を傾げ】

そうなんですかー
90 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/21(火) 22:17:29.91 ID:9Dzb.Hwo
落ちた時用>>998

あぶぶっ!冷たいです!
死んじゃうっ!こんなところで!まだ蝶も捕まえてないのに!

【彼女はカナヅチではないが着水時に、気が動転、焦り、蝶を捉えた嬉しさの3つが混じり】
【結局ぐちゃぐちゃになって上手いこと動けないでいた】
【網の中の蝶は、意思と無関係に水に漬けられ可哀想ななことになった】

【と、次の瞬間自分に自分以外の何かが当たった事に気づき、】
【それが人間であることに気づいた時には既に再び宙に浮いていて】

ぷはっ!げほっげほっ!
大丈夫です・・・なんとか
あ、あの、あなたはどちらさんですか?

【初対面なのに非常に格好良く助けてもらい、まるで子供がヒーローでも観たような】
【そんなまっすぐで、きらきらな視線を送った】
【ちなみに140cmの身長を考えてもおかしいほど非常に軽い】
91 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 22:18:23.23 ID:/78ID.AO
>>86
【今まで会ってきた人間とは全く違う反応をされ、それに対しどう反応して良いものかと頭を捻り】

……さがしもの?
【しゃがみこんで顔を覗き込もうとして】

…水…
【流れ出る涙を白磁の様に白く細い指先で掬い取り、口に運ぼうとする】
92 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 22:21:27.93 ID:IYH4VcAO
>>89

[…あー、うーん]
【ざっくばらんにきられた白い髪をゆらしながら
なにか言いづらそうにし】

はいはーい
チビっこたちー、僕の部屋で魔術の勉強をしようかー
お菓子はもっていっていいよー

【急に呼びかけるバアル】
93 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 22:25:45.69 ID:RIbMlYDO
>>91
捜し物…そうですね!今何をするのが正解なのか答えを必死に探してますぅぅ!!!
【滝涙を流しながら、アホ毛をグラグラ揺らし】
【結構本気で混乱している】

水じゃないぃ…水だけど…
もー何なのこの子ぉ…
【シクシクメソメソ】
【取り合えず涙だから舐めたらしょっぱい】
94 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 22:28:43.52 ID:0eQTm.SO
>>92
『?』
『どうしたの?晃ちゃん』
【首を傾げ】

あ…わかりましたー
95 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 22:32:06.15 ID:IYH4VcAO
>>94

「わかりましたわ」
『母様がいうなら…』

じゃあ、レッツゴー

【ちらりと晃をみ、ウィンクすしながら出て行こうとし】

【全員が出ていったのを確認したらユーちゃんに抱きつこうとする晃】
96 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 22:36:59.71 ID:0eQTm.SO
>>95
【秋阿は三人についていき出ていき】

『わふっ!!どうしたの?晃ちゃん』
【抱き着かれながら晃の背中をポフポフとしながら抱き着き】
97 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/21(火) 22:40:49.46 ID:C1Ts1pUo
落ちた時用>>1000
【小刻みなステップから、連続でのその場足踏みに】
【タン、タン、タン、というリズムから、トトトトトトト……というリズムに】
【少女の両足は、加速を続ける】

(剣が相手なら、空振りさせてから飛び込んで肘裏)
(腱が無いなら肘関節そのものを砕いて、剣を落とさせる)
(10秒……いや5秒、それだけ有れば腕の二本くらい……)

……砕いて見せます!

【ト、トン。二音がほぼ重なる様な軽快さで、少女が踏み出す】
【互いに移動して開いた、大股で数歩程の間合い。それを半分までつめた所で】

……………遠い?

(違う、斬るつもりじゃ無い!)
(声熱空気の流れ風切音死体の焼ける臭い鉄の臭い光……)

(………熱!)

【眼前の異形―――フラマトルムの行動に覚えた違和感】
【五感全てを研ぎ澄まし、場に存在する全ての異質を考慮に入れる】
【声、意味が取れない。風切音、眼前で生まれた物。臭い、此処ではおそらく無縁】
【注目すべきは、熱=z

こっちか………っ!!

【踏み出した右足でブレーキを掛けながら、身体全体を反時計回りに捩じる】
【視界の端に移る、8時の方角からの炎。先程の姿勢で言えば、斜め後方から腕の下を通り、胸へ向かう機動】
【それへと正面から向かい合う様にして、両腕を体の前で交差する】

【然し、炎が狙ったのは飽く迄『胸』。後方から弧を描き胸を狙うそれは、一度少女の体を迂回して通り過ぎる】

なっ………狙いはそっ―――

【背中から肺を殴りつけられるような、重い衝撃。酸素が口から逃げて行く】
【シュウとフライパンの様な音、熱は背の皮膚と肉を焦がし】
【少女は、組んだ両腕から、地面へと激突した】
98 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 22:42:05.85 ID:IYH4VcAO
>>96

[…むぅ]

【むぎゅー、と抱きしめながら】

[なんかイチャイチャしたい]
99 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 22:45:08.80 ID:/78ID.AO
>>93
……ハクには、わからない。
【混乱している事など知らずに、言葉通りに答えを返して】

水じゃない…でも、味する…
汗…?
でも…目から…
【指先をくわえたまま何か考え事をする様にブツブツと呟いている】
100 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/21(火) 22:46:48.97 ID:9g3Zs4g0
【――街】
【一人の少女が、空を見上げながら歩いている……】

……星が、綺麗ですわね。
1年前は――空を見上げる余裕さえ、ありませんでしたっけ……。

【ウェーブの掛かった腰程までの長さの流麗な銀髪、燃えるような真紅の瞳と】
【フリルの多く付いた、可愛らしくも高貴さを感じさせる漆黒のドレスが、特徴的な】
【18歳程度に見える外見である、ヒールのお陰だろうか、少し背の高めな少女だ】
【其の容姿は大人びた物でありながら、何処となく幼さの残っている其れで】
【華美で優雅な服装とあいまって、何となく人目を惹きやすそうな物である】
101 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 22:50:53.96 ID:RIbMlYDO
>>99
目から汗はでないぃ…それは涙ぁ…
【涙を袖でぐしぐしと拭きながら立ち上がり】

…うぅ…もう……
え、と……取り敢えず…
君、名前は…ってさっきから自分で言ってる気がするけど
【怖ず怖ずと、まず名前を聞き出す事から始めた】
102 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 22:55:43.23 ID:0eQTm.SO
>>98
『晃ちゃんったら///』
【顔を真っ赤にしながらギュッと抱きしめ】

『じゃあイチャイチャしよう』
【ニコリと微笑みながら都合よく近くにあるベットに倒れようとする】
103 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/21(火) 23:04:17.05 ID:9Dzb.Hwo
落ちた時用>>2

キョーコさん、ですか
と、とりあえず、助けてくれてありがとうございます

【この冷たい湖で人肌に触れていることに非常に安心しているようで脱力している】

【手がその"隠すモノ"に触れると分かりやすく、ぴくっと反応した】
【背中から生えているものは同じようなものが二つあって柔らかい】
【身を捩って避けるべきか、このまま居るべきか悩んでいるうちにも陸に上がってしまう】

・・・ふぅ。
あっ、ごめんなさい!
こういう場合って人に尋ねる前に自分から名乗りあげるべきですよね・・・?
遅れましたが、私はミーナって申します!ミーナ=ヴィリクです!

・・・って、そういえば先程"人間じゃない女の子"って言ってました?
どうしてそれを?

【ちょっと離れて犬のようにぶるぶる振ってわずかながら水気を切った】
【水で濡れて顔に張り付いてきた髪をかきあげてから】
【一言謝りを入れてしっかりと躊躇いなく自己紹介をした】
【それから落ち着いてようやく湧いてきた疑問を率直に問う】
104 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 23:05:53.71 ID:IYH4VcAO
>>102

[…うん]

【抱きしめながら一緒に倒れ込む】

[むー、ユーちゃんのにほい…]
105 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 23:07:15.74 ID:/78ID.AO
>>101
………似てる。
涙…
【味と名前を覚え込むように目を閉じて言葉を紡ぎ】

ハクはハク。
名前…は?
【興味深く其方を見つめたまま顔を近づけて】
106 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 23:11:37.62 ID:RIbMlYDO
>>105
…そりゃあ同じ体液だもの…
【鼻水を啜り、目の周りを赤くして】

ハクちゃん、ね…いや既に何回か聞いてたけど
俺は羽民蟲舶(はたみこはく)、よろしくね
【弱々しい笑みを浮かべながら名乗り返した】
107 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 23:13:01.08 ID:0eQTm.SO
>>104
『晃ちゃん……なんか久しぶりだね。こうやっているの…』
【ギュッと抱きしめ唇にキスをしようとする】

【キンクリしますか?】
108 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/21(火) 23:16:06.80 ID:C1Ts1pUo
落ちた時用>>3

(―――しくじったっ……!)
(止まらず駆け抜けて一撃を叩き込むべきだった………)
(背中、腕は動かせる?皮膚の引き連れが……)

………っ、は……はっ………

【地面に接した両腕をバネの様に使って、身体を跳ね上げて】
【再び音も無く着地、フラマトルムへと向き直る】
【肋骨等の損傷は無いが、打撲による横隔膜と肺の一時的な痙攣、呼吸の難化】
【直ぐに動くには、血中の酸素が足りない。まずは一度、大きく息を吸い込んで】

【声が聞こえたのは、その時】

……………?

………ぁ、ぃあ………―――

【まだ、言葉を作れる程の息を吐き出せない。テレパシーは使えない】
【意味を持たない音だけが、問いに返される】

【だが】

【返すのは、音だけでは無い】
【異端≠フ根絶を主の任務とする異端狩りが、自らを教会≠フ尖兵と任じる者が】
【敵対する異端≠ノ対し、戦闘の意思を途絶えさせる事など無い】

【少女が、両手を左右に開く】
【例えるなら、十字架に張り付けられたキリストの様に。地面と平行に、真っ直ぐに】
【その両腕、肘から手首にかけて、機械的なフォルムの白銀の装甲が出現する】
【感じ取れるだろう魔翌力は、正邪何れかに属する物では無く、自然に普通に存在するそれ】

―――≪Bear My Cross≫

【白銀の装甲が、闇を裂く様な鋭い閃光を放つ】
【視界に頼り行動する物から、一時的にその情報源を奪う、強い光】

【少女の瞳が、猫の様に丸く開いた】
109 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/21(火) 23:16:54.92 ID:mG0x.MIo
>>100

つかれたぁ……。

【道の反対側から、おぼつかない足取りで一人の少女が歩いてくる】
【白磁のように滑らかな肌を持ち、絹糸のようにつややかな髪は金色で、腰程までに伸びている】
【身長は150pほどだろうか。年の頃は、その肢体の華奢さから見て、15に満たぬだろう】

……やっぱり野宿だけじゃ、身体が休まらないのかなぁ。

【すれ違う人々が、奇異の視線で少女を振り返っている――】
【その原因は、少女の整った目鼻たちが主原因――というわけでなく、少女の装いによるものだろう】
【秋めく夜風の中、その胴体を白い布でぐるり、と覆っただけのシロモノ】
【年頃の女性らしいアクセサリーの一つはおろか、靴さえ履いておらず、裸足である】

……お給金が出るまで、いろいろ我慢ですね……。

【顔をうつむけて、少女は歩いている。その直線状には、空を見上げて歩いている少女】
【もし双方がこのまま気付かずに歩いていけば、ぶつかってしまうことは想像に難くない】

/まだいらっしゃいますか?
110 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 23:17:47.00 ID:d3YHXgSO
>>100

(……暇も極まると、潰す事すら億劫で為らない)
(ああ、空から仕事が落ちてこないかな――――なんて、ね)

【其処に、同じく夜空を見上げながら、往来を歩く青年が差し掛かる】
【見立てでは、歳の頃は二十代半ば。長身痩躯に黒髪、二枚目と称するには大分冴えない】
【ブラックスーツに黒の手袋、ソフト帽からレザースニーカーに至るまでも黒尽くめで】
【然し。服装が纏う葬儀屋じみて重い雰囲気は、へらりと浮かべた人懐っこそうな笑みに中和されていた】

(あー、暇だ。どうしよう。仕事以外にやる事が無いのに、仕事も無いとか……)
(――……そうだ。流れ星にでも願を掛けてみようか?運が良ければ、叶わなくも無いかも)

まあ。降って来ればの、話だけれど――――。

【同じ空を見上げているにも関わらず、考える事は、叙情的な物とはおおよそ掛け離れて。まるで正反対の、其れだった】
【因みに歩くのは少女の前方、対角線上。ひょっとすればぶつかるかも知れないし】
【小さく呟く声やら足音やらに注意を払っていれば、その逆もまた然りである】
//今度こそっ。未だいらっしゃりますかー?
111 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 23:18:46.70 ID:IYH4VcAO
>>107

[ん…]

【キスされ、仕返し】

[だな…]

【微笑む】

/お願いします…
最近きてないのでどこまでの言葉大丈夫なのかわからない…
112 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/21(火) 23:26:59.94 ID:9g3Zs4g0
>>109

……ん……。

【――少女の声で、ドレスの少女……アポロニアの意識は、下方へと引き戻される】
【然し】

っとぉ!?あ、アブないですわよ!色々と!

【ぶつかる事も危なければ、彼女の格好も危ない、と。少女は甲高い声を上げて】
【彼女の注意を喚起し、ぶつからないようにしようとする】

>>110

……って!こういう時に限って人が来るんですわね……。
あああっと!見ちゃ駄目ですわよ!?

【――現れた人物が男性だった事を確認すると、>>109の少女を隠すように立ち位置を変える】


/すいません、気付くの遅れました
113 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 23:27:36.09 ID:/78ID.AO
>>106
…?
【色々と知識が足りていない様で良くわからないと言いたげな表情をして】

羽民蟲舶…コハク…
覚えた。
【と言いながら、ふらふらと自由奔放に隣のベンチに歩みを進め】
【仰向けに寝転がってしまう】
114 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 23:27:53.77 ID:0eQTm.SO
>>111
……優しくしてね晃ちゃん///
【顔を真っ赤にして】
【キングクリムソン!!!】
【過程は飛ぶ!!】
115 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/21(火) 23:30:22.94 ID:mG0x.MIo
>>110 >>112
/対複数は初です。それでも良ければ続行させて頂きますが……
116 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 23:31:13.93 ID:IYH4VcAO
>>114

[…ふぅ]

【相変わらずまだ余力がある晃】

[大丈夫?]
117 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 23:31:19.62 ID:d3YHXgSO
>>110
//やっべえ株ってたとかあばばばばry
//絡みに差し支えるようなら当方速やかに退かせて頂くのですぜー、時間的に
118 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/21(火) 23:32:43.90 ID:9g3Zs4g0
>>115>>117
/此方は複数は大丈夫……なのですけど、時間的に厳しいかもしれません。
/粉雪の人申し訳ありません、昨日くらいから擦れ違いっぱなしですね……。
119 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/21(火) 23:33:02.34 ID:QO9dKgYo
【街に近い丘】

ふん――――……

【白いシャツに暗い赤のネクタイ、そして黒の上下スーツに身を包んだ女がぼうっと立っている
【髪の色はネクタイと同じく暗めの赤、両の手には黒い手袋、そして瞳の色は藍色に染まって】
【右の目は眼帯で見えないがそのツリ目と眉間に深く刻まれたシワは常に怒っているような印象を受けるだろう】

……あ゛ー、たまにゆっくり夜空を見上げるというのも中々どうして悪くは無い
悪くはないけど、やっぱり性分に合わないな……

【暗い空に浮かぶ月を瞳に写して、小さな溜息が漏れる】
【静かなのは似合わない、少なくとも彼女自身それを一番よく知っているしそれで構わないと思っている】
【それでもたまには静かにしたい時もあるのは何の矛盾もない】

うん、今日は番外編だ番外編
精々適当に休んで帰ろっ……

【かつん―――と足元の小石を黒いローファーで蹴飛ばす】
【まるで子供のようなその行動で飛んだ小石は小さく弧を描いて地面にぽとりと落ちるのであった】
120 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/21(火) 23:33:35.22 ID:9Dzb.Hwo
落ちた時用>>5

匂い、ですか?
ほえー・・・。そんな見分け方があるとはなかなか、面白いですね

あ、ちなみに何かと言うとこんなナリですが古龍です!
いわゆるドラゴンって奴ですよ!えへへ

【変な匂いがしているの!?って感じに腕を嗅ぐものの首を傾げるばかり】
【一瞬だけ憂いの表情を見せるがすかさず誇らしげな表情になる】
【先程手に触れた"隠すモノ"に関係があるのかも知れない】

【裏を返せば、人間だったら助けてもらえなかったかもしれないということだが】
【そこまで考えが回るほど思慮深いわけではなかった】

虫取り網!ああ!そういえばっ!

・・・。
・・・そんなにいいものでもありませんし、諦めます・・・

【バッと後を振り返ると、湖に浮かび、ゆっくり流れていく網が一つ】
【網が動いてないところを見ると、完全に蝶は溺死したのだろう】
【今更取りに戻る勇気はないので視線を戻し、ため息を吐いた】
【網を失ったことより蝶を失ったことの方がショックが大きいのだろう】
121 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 23:35:23.98 ID:RIbMlYDO
>>113
あ、うんよろしく…ってえぇぇぇ〜……
【ハクに微笑んだ所でハクがベンチに移動して】
【その動きを体を回転させて視線で追い】

ちょ、そんな所で寝たら危ないよ!風邪も引いちゃうかもしれないし…
【ハクに駆け寄り、顔を覗き込みながら言う】
122 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 23:38:01.13 ID:d3YHXgSO
>>118
//諒解致しました、其れではクールに去るのです(キリッ
//いえいえ、お気になさらないで下さいな。ご縁が有りましたら、是非またの機会にー!
123 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 23:38:56.72 ID:0eQTm.SO
>>116
んっ…大丈夫だよ
【顔を真っ赤にしながら】
【相変わらずなユーちゃんであった】
124 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/21(火) 23:40:57.61 ID:mG0x.MIo
>>112

えっ?

【前方で突然上がった大きな声に、少女はようやく、視線を正面へと引き戻す】
【かなり接近していた人影に、身体をすくませて立ち止まり】

あっ、ごめんなさい……!

【その甲高い声を受けて、自分の不注意を非難されたと思ったのだろうか】
【慌てて、ぺこん、と腰を折って謝罪する】

すみません、少し、疲れてたもので……気をつけます。

【顔を上げれば、少女の照れた笑い顔が見えるだろう】
【もし、女性らしい観察力があれば、目の下のごく薄い隈や、赤くなった目など、僅かに憔悴した様子にも気付くだろうか】

/では一対一ですね。
/>>122さん、すみません。
125 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 23:41:51.50 ID:IYH4VcAO
>>123

[んー
ユーちゃん、知ってる?
瑠璃が俺を見捨てた理由]

【頭を撫でながら】

[あいつ、俺が凶子さんに頼まれて、殺したって思ったらしいんだ
あいつは紛らわしい性格が悪いって無理して悪態ついてた]
126 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/21(火) 23:44:38.50 ID:C1Ts1pUo
落ちた時用>>6

何ゆえ、狩るか?答えは只一つ、それが私の正義≠セからです
この世界に一片の異端≠フ存在も許さず、全てを神の御心のままに……
私は、私こそは神の剣。神の持つ拳銃から放たれる銀の尖頭銃弾………!

その為にならばサタンの待つ無限地獄へ脳天より落ちる覚悟も辞さぬが我等異端狩り=I
魔の力だろうが火薬の力だろうが核の力だろうがペンの力だろうが用いて魅せましょう!!

【チャンス、今ならば飛び込んで一撃を与えられる】
【然し、少女は直ぐには動かなかった】


【肩幅に開いた両足が、大地を力強く踏みしめる。見開かれた双眸が、敵を視界に捕捉する】
【左前腕が顔の前に運ばれ、その上に更に右腕が重ねられ、出現する斜めのCross】

【皮膚を掻き毟るかの様に曲げられた五指。その先に光る爪―――人の物で在りながら、それは刃の様でいて】
【然し敢えて敵に向ける事は無く。己の目と向かい合わせ、内に鋭さを隠し続ける】
【額の前で交差された両手首、霧を払う様に腰の左右にまで落とし】

           ≪ 変 身 ! ! ≫

【同時。身を大きく反らせ、天に晒した喉よりの咆哮】
【渦巻く熱気、溢れ出す魔翌力。歪む景色と戦場の認識、そして己の視界】
【少女の華奢な骨格が、白銀の装甲に覆われて行く―――】


【両肩、胸。分厚く、且つ鋭角的なデザイン。身を守る為に、十分な強度を持つ装甲】
【膝からブーツを巻き込んで足首まで。動きやすさを重視した簡素な装甲】
【腰から背に掛けての装甲、背には一機のブースター。魔翌力を取り込んでキィキィと音を鳴らす】

【仰け反らした喉、衣服から露出した手。何れにも表れる白色の体毛】
【掌に出現する肉球は、高所からの着地を見据えた物か】

【最たる異形は両手の爪。指一本一本から伸びる爪は、70cm程の長さを持つ両刃の剣へと変化していた】
【握る事も出来ない両手。顔の高さに構えて、ゆらりと揺らし】

…………にゃあぉぅ

【人の声で、猫を真似た】

【体を鞭の様にしならせ、深く上体を沈め。起き上がる反動で、地を這う様に駆けだす】
【一直線に進み、フラマトルムの正面へ。ギリギリまで近づくと、自分の左手側に僅かに機動をずらし】

えいやあぁっ!!

【右手の五本の爪―――五本の長剣、全てを束ねて】
【フラマトルムの右脇へ、斜め下方から突きを放った】
127 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 23:46:14.18 ID:0eQTm.SO
>>125
……うん
【撫でられて目を細めて】

…私は許せないかな?晃ちゃんを信用しなかったことやそれを後悔してない事が
【ちょっと怒りをプスプスだしながら】
128 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 23:47:32.81 ID:/78ID.AO
>>121
…?
いつもこうしてる…

だから、だいじょうぶ。
【小さく欠伸をして、すっぽりと木造のベンチに身を収めて】
129 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/21(火) 23:51:46.26 ID:9g3Zs4g0
>>124

ん、私は大丈夫ですの。ぶつかりはしませんでしたしね。
それよりも、いきなり大きい声を出しちゃって、申し訳御座いませんでした……。

【……取り敢えず、一つ目の危険である少女との正面衝突を回避できた事に、安堵を覚えたのだろう】
【アポロニアは柔らかく微笑み、余りにもスマートさに欠ける自らの防衛方法を、苦笑と共に詫びた】
【然し――もう一つ。目の前に大きい、大きすぎる問題が残っている……】

……えっと、その服装は何ですの?
ほら、色々危ないというか、これから夜も冷え込むというか、そのー……。

――――ともかくっ、……?

【アポロニアが次に口に出したのは、周囲の人物も怪訝がっていた彼女の服装についてであった】
【当然である。目の前から、夜にタオル一枚で彷徨している少女が歩いてきたのだから――】
【妙な気恥ずかしさと、ズケズケとは言えない少女の性分との所為で、諭す言葉は幾分遅れていたが】
【――其れでも、何とか結論に持っていき、諌言を掛けようとした、其の時に……彼女が一度口を噤んだのは】

……ど、どうしたんですの?具合が悪いんですの……?
ッッ、もしかして、カゼでもひいちゃったんじゃぁ……――?

【……アポロニアが、少女の普通ではない様子に気付いてしまったからであろう】
【説教じみた言葉を一旦止めて、少女の肩に手を置いて。目線を合わせながら、心配そうに言葉を紡いでいく】
【灼熱の如き紅の瞳は、この時ばかりは烈火と云うよりは蝋燭の火のような優しさを湛えた其れだったと云う】
130 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 23:52:33.31 ID:RIbMlYDO
>>128
え、えぇー………いつもって……
(この子も家が無いとかそういう感じなのかなぁ…)
【困った表情で、何をすればいいか解らないと言うように両手をわたわた】
【ついでにアホ毛もわさわさ揺れる】

…せ、せめてあのテント使うとか、さ…
ほら、寝てる時に雨とか風とか吹いたら危ないよ…?
【困った感じが残る笑顔でハクを見ながら、テントを指差す】
131 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 23:55:43.43 ID:IYH4VcAO
>>127

[いや、あいつはしてるよ
ただ、無理やりしてないって言ってるだけ]

【苦笑しながら】

[昔、あいつが悩んでる時に殴り合いして、その時にあいつに約束させたんだ
絶対後悔しないようにしろって
あいつはそれを守ってるだけ
だから]

【微笑み】

[信じてやってくれ、あいつを]
132 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/21(火) 23:59:45.58 ID:0eQTm.SO
>>131
………わかったよ。晃ちゃん
【晃をギュッと抱き着き】

……今度会ったら謝るかな…結構酷い事言ったし…
133 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 00:03:01.04 ID:0W3qckko
>>129

い、いえ、前も見ずに歩いてたこちらが悪いですし、謝られる必要なんてないですよっ。

【なにやら洗練された容姿の女性に気後れしたのか、少々オーバーな動きで、そう言う】

……服?

【少女は、自分のことについてあまり関心が無いようだった。指摘されて初めて、自分の格好を見回す】
【――それなりの時間、この格好で過ごしているので、慣れもあるのだろう】

あ、ああ……えっと、これは、その、お金が無いので。
もうすぐまとまったお金が手に入るので、それまでは我慢かなーと……。

【言いかけたところで、目の前の少女が、突然言葉を止めて】
【さらに、肩に手を置いてきたことに驚いて、顔を赤くした】

へ、えぇっ? か、風邪? だ、大丈夫だと思いますけど……

【しどろもどろに成りながら、少女は、まっすぐなその労わりの視線から目を逸らす】
【近づき、剥き出しの肩に手を置いたことで、少女の体温に以上がなさそうなことは分かるだろう】
【寝不足か、疲労か――単純に、そういった理由で、憔悴しているのだろう】
134 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/22(水) 00:04:51.78 ID:1It2ZsAO
>>132

[ありがとう]

【微笑み】

[いや、適当に挨拶してくれたらいいよ
具体的にはリア充氏ねとか]

【苦笑して】

[さて、そろそろねるか…]

【抱きしめる】
135 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 00:05:33.87 ID:BfEfVCEo
落ちたとき用>>7

あー・・・それなんですが、残念ながら今は証明する方法が無いんです
とりあえず、今はこれしか・・・
もし次に逢えたら、その時はしっかりとお見せしますので!

【近くに落ちている鋭そうな石を拾い、ピッと腕に一閃する】
【血が少し垂れるがすぐに止まり、傷が塞がり、痕が見えなくなった】
【あまり龍っぽさの証明にはならないがとりあえず人外なことだけはわかる】
【意図的に隠している感じはなく、見せたいのは山々だけど…がひしひしと伝わってくる】

むぅ・・・。
・・・そうですね。ではお言葉に甘えさせて、お願いします
でも、気をつけてくださいね!冷たかったですし!

【ぱああと顔が明るくなるのが見て取れる】
【撫でられるのが好きなのか、きゅっと目をつぶりそこだけに意識を集中させるような感じに】
【警戒心はほぼ、いや全くと言ってもいい、ゼロだ】
136 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/22(水) 00:08:17.89 ID:niTqGCk0
【路地裏】

大体の準備はできたかぁ・・・
あとは俺の調子次第だな

【襤褸切れのような服を着た青年が両手に持った小奇麗なナイフを振り回している】
137 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/22(水) 00:09:16.31 ID:kOwXXEAO
>>130
【思考しているのか、ただ単に面倒なだけなのか少し間を置いて】

わかった…
【のそのそと立ち上がり、目をこすりながら覚束無い足取りでテントの前に行くと】
【倒れ込む様にテントの中へとダイブする】
138 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/22(水) 00:09:28.43 ID:od0trcSO
>>134
リア充氏ねは挨拶なのかな
【苦笑いしながら】

うん!
【微笑み】

おやすみ…晃ちゃん
【そのまま眠りにつこうとする】
139 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/22(水) 00:14:35.67 ID:1It2ZsAO
>>138

[…どうせむこうでツンスト先生と付き合ってるさ畜生め]

【非モテだった晃の恨み】

お休み、ユーちゃん
よい夢を

【おでこにキスをして眠りについた】

/長時間お疲れ様
おかげさまでアクトの名前やイベントのふせんができました
絡み、ありがとうございました
140 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/22(水) 00:15:13.44 ID:9dbiPYDO
>>137
…うーん………一応…これでいいんだろうけど…
(なんか心配だな…)
【ハクが入ったテントを見て、アホ毛を絡ませながら思考し】

…よし!
【何かを思い立ったか、素早くその場から動き出し】
【木の枝等をテキパキと素早く組み合わせ、テントの周りに簡単な柵を作成した】
【心配性過ぎる性格が成し遂げた高速工作である】

…ふぅ、これでよし…
【出来た柵を前に自分の額から流れる汗を拭い】
【時折振り返ったりしながらその場から去ろうとする】
141 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/22(水) 00:15:43.51 ID:9Yef6ow0
>>133

……ん、謝罪合戦は此処までにしませんこと?
ほら、無限ループって怖いよね≠ニか、良く言うじゃありませんか。
だから、此処でストップ!ですの!

【――スタイルが良い、とは彼女、アポロニアの友人達の談である。本人は一貫して否定しているが】
【だが――其の大人びた容姿の割に、所作の端々は何処か子供のような拙さとあどけなさを隠している】
【現に、タオルの少女ににかりと笑い掛けた其の表情は、どう見ても成熟した人間の其れでは無かった】
 【……何処か、倒錯したような、歪んだような、そんな人物である】
【其れは、違和感と云うよりは――――特徴≠ニして捉えられるような其れでしか、無いのだが】

お、お金が無いにしてもタオル1枚はー……、〜〜。
うーん、と。今は服を持っていませんし、えっとー……。

【アポロニアは、打開策を考える。……流石に、今着ている服を脱いで渡すなんて事は出来ようもないが】
【タオルの少女が、このまま周囲の好奇の視線に曝され続けるのは、余りに不憫が過ぎるであろう、と】
【……其れに――――】

……か、風邪じゃないんですのね。じゃあ、……目に隈だから、睡眠不足、ですの?
あー、夜はゆっくり寝なきゃ駄目ですわよ?ほら、もう夜も遅いですわ。
そんな状態でこんな時間にうろついてたら、もっとキツくなっちゃうと思いますの。

【仮に、現在の症状が風邪でなかったとしても――このままだったら、お金が入る前に本当に風邪を引きかねない】
【体力が低下しているのだから、尚更だ。夏が遠ざかりつつある現在、夜が冷え込んでも何ら不思議ではない】
【だが。結局アポロニアには、早めに帰宅してゆっくりと安眠した方が良い、程度のアドバイスしか出来なかった】
【――矢張り、真っ直ぐではあるが何処か拙い善意である。こういった事態に慣れていないのだろうか……?】
142 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/22(水) 00:21:14.19 ID:od0trcSO
>>139
おやすみ…晃ちゃん
【おでこにキスをされ眠りについた】

【その日、不思議な夢を見た】
【自分が化学教師で普通に授業をしてる夢を】

/乙でしたー
143 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 00:22:10.20 ID:7YRD2YIo
【街中】

「おいクソガキ、こいつを引っ張ってくれるのはありがたいがのう…おまえさんどこまでついてくる気じゃあ?」

いいだろどこまでだって、そもそも俺この世界をよく知らないから誰か知っている人が必要なんだよ

【さらっとした柑橘系の整髪料の匂いが漂うさらっとした茶の短髪にきりっとした目に真っ赤な瞳に整った鼻筋】
【水色の質素なシャツを白い柄シャツの上から羽織り、ひざ下まで伸びた黒よりの灰と黒のストライプのハーフパンツに赤のスニーカーの青年が鎖を引いている】
【肩にはリュックサック風のバックを持ち、その首だけは…季節はずれな赤いマフラーを巻いている】

【そしてその前を先導するように垂れた耳に丸い目、ソフトモヒカンのように中央の頭の毛がこんもり盛り上がった、首輪に複数の鍵をぶら下げた
茶色い体毛に覆われ小さな子犬、いや…レッドカラーのトイ・プードル】

ところで、この棺桶っていったいどういう仕組みになってるんだ?

「この『ライドコフィン』の素晴らしさが知りたいか?ん?こいつはのう…このワシの魔道技術の全てを費やした最高傑作
内部を異次元空間として歪曲し部屋にできておるし…中にとっておきの武装を積んでおる
インプリンティングが済んどらんから使えンがのう」

【青年が引いているのは…2mほどの上から見ると細長い六角形のような形をした重厚な箱…人一人が入れそうな高級感の溢れる箱】
【安定感のあるのっぺりしたフォルムを紺色で彩っており、蓋の表面に真っ黒な三日月を象った模様が塗られており】
【そして中央部に『魔術協会』とロゴが張られていた】
【どこから見ても棺桶だった…銀色の鎖がくっついておりこの鎖を青年は引いている】
144 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 00:24:33.79 ID:1HNK.Nko
落ちた時用>>8

応えぬならば其れも良い=H
いいえ、答えましたとも。但し、貴方の望まない答えを!
その答えを受け入れられぬなら、解けぬ疑問を持ったまま地獄へ行きなさい!

【突きを放った右手、その手首を直角に横へ曲げる】
【ただこれだけの動作で、指先の刃は、そろって少女の左手を向いた】
【移動する敵、移動の向きからして自分の左斜め前方】
【相手に対し刃を横に構えるように、爪は光る】

【左足から一歩、左斜め前方へ。後退して行く敵を追って、踏み込む】
【見た目からも分かる様に、完全な近接戦闘特化型。距離を離そうという思考が無い】

………『後ろ』がどうかしましたかっ!?

(どうせ防げない、防ぐ意味も無い、防ぐ暇が有れば進め!)
(「守勢に回って負けるくらいなら無残な死骸を曝して[ピーーー]」!)

【故に、少年の「助言」すら、殆ど無視した】
【一瞬だけの後方確認。心臓や頭部を狙った攻撃では無いと、それだけを認識して】
【ならば、一撃受けて片足が動かなくなったとしても損は無いと、接近を継続する】
【心中で繰り返すのは、自分の思想の師たる、とある狩人の言葉】

【踏み込みの後後方に伸びた右足、大腿に矢が突き刺さり】
【深く矢が突き刺さった右脚は、駆けまわるには傷が深すぎる】
【然し、もうこの足を使う事は無いと決めたか、庇う様子も気遣う様子も無い】

(………この一呼吸。向こうがどんな奇策を使うかは分かりませんが……)
(その策を使われる前に、引き裂きます!)

【左足に全体重を乗せた、極度の前傾姿勢】
【左手小指と薬指、二本から伸びる刃を束ねて、フラマトルムの右膝へと突きだす】

【打撲の影響から抜け切れていない横隔膜に鞭を打ち、浅い一呼吸】
【次の一動作の分だけ、酸素を確保した】
145 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/22(水) 00:26:15.11 ID:kOwXXEAO
>>140
【気になったのか顔をテントから覗かせ】

……
【別れの言葉は告げない】
【眠たげに背を見つめ、ただ小さく手を振ってそれを見送った】


/お疲れ様でしたなのですよ
146 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/22(水) 00:27:13.79 ID:9dbiPYDO
>>145
/乙でしたー
147 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 00:28:15.55 ID:0W3qckko
>>141

あ、は、はい。わかりました、すみません……。

【了解の返事をしつつ――ストップといわれたにもかかわらず、謝る】
【どうやら、あまり機転の利く人物ではないようだ】

【少女のほうは、プロポーションの良い女性に接近している状況に、顔を真っ赤にしたまま】
【相手を鋭く観察する力があったとしても、今の状態で発揮されることは無いと言っていい】

き、気にしないでください、今までも、特に、不便は無かったですから。

【気遣いを受けても、曖昧な笑みで、そう答えるのみ】

ね、ねぶそく? そ、そんなにひどい顔してますか?

【服装といい、その自覚のな発言と言い、どうやら少女は、自分の身体に対してかなり無頓着で】
【姿見――否、手鏡の一枚でも見ていれば、自分の状態を省みることは、容易であるというのに、である】

あ、あの、あの。
ちょっとだけ、離れて頂けると嬉しいかなって……思うんですけど……。

【先ほどからどもりながら喋っているのは、吐息が掛かるほど近くに寄せられた美貌のせいらしく】
【そういえば、目もほとんど合わせようとしていない。緊張しているようだ】
148 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/22(水) 00:43:48.37 ID:9Yef6ow0
>>147

あ、また謝ってますわよ?
ほら、堂々としてれば良いんですの!この事で困った人は、誰もいないんですし――――。

【そんな彼女の様子に、アポロニアは微笑ましいといった様子で、小さく苦笑いを零すのだった】
【もうアポロニアは、彼女と正面衝突をしかけた事など、微塵も気にはしていないようである】
【それよりも、今は――――彼女の服装と、体調の事だけを気にしていたかった、というのもあるだろう】
【謝って、ネガティブな気分になって、具合が悪くなったら大変だ。病は気からとは良く云った物である】

ふ、不便はなかった……です、の?
それなら――、……い、いや!駄目ですわ!ほら、変、な人とかが……ああ、えっと……!
とにかくっ!可及的速やかに服を買って着る事を、私はお勧めしますの!

【如何やら、彼女は勢いでヘンタイ≠ニ言いかけてしまったようだが――寸での所で、何とか誤魔化した】
【其れに次ぐ言葉は、アポロニアにとっては口に出す事すら憚られる、恥ずかしい事だったのだろうか】
【……確かに、いやらしい目を向けられるかもしれない%凵A両者にとって徒に刺激が強いだけであろう】
【すう、はぁ、と。小さく深呼吸を取って、自らのリズムを取り戻して。再び、彼女へと視線を向けた】

え、と。目に隈が出来ていたりとかは、してますわね。
ひ――酷い顔だなんて、そんな。きっと、隈とかが無かったらとっても可愛らしいと思いますわ!

【違う意味であるとは云え、他人の容姿をばっさりと否定する事など、アポロニアには出来ようもなく】
【僅かに狼狽しながら、フォローになっているような、なっていないような言葉を付け加えて、安心させるように微笑んだ】
【――矢張り、何処かが拙い少女である。コミニュニケーションが決定的に苦手という訳ではないようだが……】


ふぇ、あ、あぅ。も、申し訳ないですの……!

【彼女の言葉で、漸く自分がどんな事をしていたのか気づいたのだろう。今更になって、頬を僅かに染めて】
【速やかに肩から手を離すと、一歩下がって。申し訳無いといった様子で、深々と頭を下げてみせるのだった】

 【――――そう、決定的に苦手では、ないのだが】
 【単純に、コミニュケーションを取った経験が、少ないのだろう――……】

あ、えと、貴方、名前は何と云うんですの?
私はアポロニア。アポロニア=ストレインと申しますわ。


【思い出したように、アポロニアと名乗った少女は誰何をする。其れまでの過程が衝撃的すぎて忘れていたようだ】
【自らの名を名乗ると、先程とは違って、スカートの裾を摘みながらの、優雅な一礼をタオルの少女に捧げた】
149 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 00:51:03.82 ID:BfEfVCEo
落ちた時用>>9

【ぞわっと、空気と姿の変化を見逃さず目を凝らす】
【まばたきも忘れるほど釘つけになり、現れたその姿に・・・】

ひゃあっ!?
蜘蛛さんだったのですかっ!?

なるほどなるほど!はい、鮮やかな紅色でかっこいいですっ!

【さすがに蜘蛛だと思わず、大きく変わった姿に目を丸くした】
【最初こそ驚いた声を上げるものの、それ以上は特に嫌がったりする様子はない】
【むしろどこがどうなってるのかとか興味津々なご様子で】
【そんな感じの視線を感じられるかも知れない】

【奇特な趣味はあいにく持ちあわせていない彼女だが拒絶することなく受け入れた】
【善も悪も敵も味方も無関係に呑み込む、ある意味彼女の能力かもしれない】

はい、宜しくお願いしますー!
(・・・というか、泳がないのですね)

【心のなかでつぶやいた言葉は"恐ろしい"ではなく】
【そんな、ものすごくしょーもないことだった】

/それでは一旦お疲れまでした!お先におやすみなさいです
150 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 00:55:21.19 ID:1HNK.Nko
落ちた時用>>11

(一呼吸、一動作)
(余計な動作に酸素を費やす余裕は無い)
(この一挙動、これで決めるなら………!?)

(二段構え……!)

【少女の肺に有るのは、一度行動を起こすに足りるだけの酸素】
【刃が届く位置、もう踏み込みは必要無い。動かすなら、右手】
【其処までの意識が完全に固まっている以上、他の行動は行いようも無い】
【それが、例え自分の体を失いかねない不測の事態だとしても】

……っ、ぁ、ぁあっ………!

【脚を内部から焼く炎が、右脚の機能に止めを刺す】
【脇腹へ上がる炎が、腕を動かす際、同時に動く筋肉と皮膚を焼く】
【顔へと届いた炎が、右の瞼から頬に掛けてを焦がす】

【装甲に覆われていない部分は、生身。数秒とは言え、炎の高温は生体組織を破壊するのには十分で】
【もし余分な酸素が肺に有ったなら、苦悶の叫びが上がっていただろう】


【右手の人差指が、フラマトルムの喉を指さす】
【指先の爪が、真っ直ぐにフラマトルムの喉元へと向けられる】

(この距離なら、届く。届けば十分……生物なら十分な筈)
(選択肢が少ないなら、一番簡単な物を選べば良いだけです……!)

…………ふっ

【一呼吸】

【踏み込みも伴わず、炎に依る負傷で引き攣れ、動作も遅れ】
【膝への一撃より何段階か威力の落ちた突きを、フラマトルムの喉へと放つ】

【行動終了後、口を開けて大きく息を吸い込む】
【肺に酸素を溜め、それが体に行きわたるまでの数秒。動きは、完全に消える】
151 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 00:57:20.36 ID:0W3qckko
>>148

は、はいっ。わかりましたっ。

【その声には、相手を不快にさせないように、という気配りが垣間見える】
【どうにも、不器用な少女だった】

だいじょうぶ、こう見えても腕には自信があります!
悪漢暴漢の一人や二人なら、追い払って見せますよ!

【にっこりと、花開くような笑みを浮かべて、少女は力こぶを――作りたかったのだろう】
【単に、右腕を肩の高さまで持ち上げ、肘から先を上に向ける形になった】
【無論、力こぶなんてできるはずもない。白く細い腕が誇示されただけだ】
【微笑ましい光景と取るか、不安を一層煽る光景と取るかは、受け取り手次第だろう――】

く、隈ですか……わかりました。ちゃんとゆっくり休むことにします。

【口ではそう言うも、文無しの彼女が野営しているのは、森の中の泉のほとり】
【獣を警戒せざるを得ず、浅い眠りになってしまう。今夜も、そうなることは間違いない】
【だが、そんな事を告げる意味は無い、心配の言葉には、素直にうなずき返しておく】

……ありがとうございます。お姉さんも、すごく綺麗ですよ

【どこか、陰のある口調で、褒め言葉を受け取る】
【それを誤魔化すように、アポロニアを褒め返すのだった】

アポロニアさん、ですね。覚えました。
俺の事は、クルスと。そう呼んでください。

【少女のように優雅に返礼することはできない。どこか世間知らずなイメージも相まって、良い所のお嬢さんなのかなぁ、という感想を抱きつつ】
【クルスも、ぺこりと小さく会釈をして、名乗った】

それじゃ、俺はもう帰って休みますね。
アポロニアさんも、あんまり夜遅くに出歩いてると危ないですから。
気をつけて帰ってくださいね

【そう言ってクルスは、何も無ければ元来た道筋どおり、去っていくことだろう】
152 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/22(水) 01:09:26.54 ID:9Yef6ow0
>>151

へぇ、勇ましいんですのね?良い事ですわ!
けど――この世界って、どんなに強くっても上には上がいる世界だったりしますわ。
だから、本当に気をつけてくれると嬉しいですの。

【如何やら、彼女は微笑ましさと不安の其の両方である――と、受け取ったようで。そう、言葉を掛ける】
【其れは、アポロニアという少女がこの世界で生きてきた上での、経験則であり、……そして】
     【――上には上が居る=z    【孕んだ意思は、自己の破壊への渇望=z
【求め続ける、少女は。壊してくれる$l間を。踏み躙ってくれる∞叩き折ってくれる$l間を】
【日常の中でさえ、深層意識に根差してまで。狂おしく歪んだ自分を糺す、歪んだ手段を求め続けるのだ】


ん、なら安心して私もゆっくり寝ることが出来ますわ。
……ほら、知り合いが同じ空の下でゆっくり寝てるって想ったら、気が楽になりません?

【ニコリ、まるで蒲公英のような、明るく柔らかい微笑みを浮かべながら、そんな言葉を紡いだ】
【だが、少女の云った内容は、子供じみていると云うより、最早理論として成り立ってすらいない言葉である】
【其れは……拙いなりに、慣れないなりに、彼女を安心させようとした――――其の結果であったのだろう】


あ、そうですわね。もう遅いですからね。
ふふ、ありがとうございますわ。私も気をつけて帰りますの。
じゃあ、また会いましょうクルスさん。お元気で――――!

【もう一度、礼を。今度は、子供っぽいスタッカートを付けたような動作で、頭を下げて】
【去り往く少女へと、傘を持っていないほうの左手を、振りながら。何時までも、其の姿を見送って――――】


――――って。

……俺?


【……ぴく、ぴく、と。其の一人称を漸く認識、理解して――彼女の動きは、固まってしまうのでありました】


/お疲れ様でした。レス遅くて申し訳ございません
153 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 01:17:42.12 ID:0W3qckko
>>152
/おつかれさまでした!
/いえいえ、二人ともレス速度同じくらいだったと思います、お気になさらずに!
154 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 01:27:54.52 ID:1HNK.Nko
落ちた時用>>12

………はぁっ……!

はぁっ、はー…………

【ようやく、深呼吸を出来るまでに体が回復して】
【向けられた刃の紅を、それでも睨み返した】

【まず、自分が生きている事を、自分の意識が有る事から確認する】
【続いて、自分の負傷。痛みを感じる上半身と、もはや痛みなどという域を超えた脚】
【脚が斬れたかと錯覚して慌てて眼を向け、繋がっている事を確かめた】
【その次に認識したのは、視界が妙に狭いという事】
【右目の瞼が焼けついて目が開かない。眼球が動いているのは分かるが、瞼以外に何も見えない】

……危なかった

ですが………これで

【相手を指さし、喉を貫いた右の人差指。それを、真っ直ぐ地面へと向け】
【左手で十字を切りつつ、爪に付いた血を落とす】
【左足に全体重を掛けたまま、膝を伸ばして直立にまで持ち込み】

ASH TO ASH,DUST TO DUST.
地獄に属するなら地獄に還りなさい………可及的速やかに
煉獄への切符すら私達は用意出来ない、それが望みなら祈る事です
神は寛大にして無慈悲、赦しを乞わぬ者に救いはありません

我等が神よ、我が兄弟と我が共と我が師の敵である此の者に、フレジェトンタへの道程を示し給え

【爪が消え、人の形状に。白銀の装甲が魔翌力として霧散し、白い体毛は抜け落ちて】
【其処に居るのは、元の少女。右半身の衣服が焼け焦げ、脚に重傷を負っては居るが、姿は元のそれ】

             AMEN

【最後の祈りと共に、左膝から力を抜いて】
【脚を畳むようにして、其処に座りこんだ】
155 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 01:50:34.66 ID:1HNK.Nko
落ちた時用>>14

【側面へと突き出ている為、炎の影響を余り受けなかった右手】
【その指先が、顔の炭化した皮膚を削ぎ落とす】
【カリカリと、まるで焼き過ぎたトーストをバターナイフで削るかの様に】
【そうして、少女は右目の視界を確保した】

ええ、逃げるつもりは有りませんでした
異端狩り≠ェ異端≠ゥら逃げたら、存在価値が無いでしょう?

ですけどね………

【「うわっ、なんか凄い出て来たっ」、黒い血に驚いて、座ったまま後ずさり】
【幾らかの距離を取って、ふうと一息】

死ななければ安い!

これ、真実だと思いませんか?

【自信満々、腹の奥まで信じ込んでいる、そんな印象が声から伝わる程に】
【左手でドンと胸を叩いて断言した】
【どれだけ重傷を負っても、死ななければ安い物。そんな、少々極端にも思える考え方で】

……子供だから仕方が無いのかも知れませんけど
あんまり、神様を悪く言うものじゃありませんよ?

【そんな雰囲気も少々真面目に傾いた空気も吹き消す様に】
【幼い子供を窘めるように、やや柔らかめの声を作る】
156 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 02:14:21.39 ID:EjFer6Mo
【街】

【時間は夜。一人の少女が夜を歩く】
【人の目を釘付けにしてしまうほどの美しい黒髪を腰まで伸ばした漆黒のゴスロリ服に身を包んだ顔立ちの整った少女】
【対照的に引き立つ肌は雪のように白く、いろいろと控えめな体躯。夜を歩く】

――♪

【時間は夜。一人の少女が夜を謳う】
【少女の瞳には温度が無い。服と同じく、ふわふわとした足取りで月からの銀の刃を受け流し、蔑みの視線を楽しそうに月に向ける】
【白と黒が対称的に釣り合った少女。爪にはうっすらと鱗のような模様。夜を謳う】
157 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 02:16:40.74 ID:1HNK.Nko
落ちた時用>>15

それが治っちゃうんですよねー
と言うか、治らないならあんな戦い方しませんって!
ほら、或る程度の保証が有るから?無茶が出来る訳でして……

……ん、何してるんです?

【地面の文字、少なくとも自分の知っている術式の類では無い】
【書いて有る物を読めば、自分に意味の取れる文字列では無い】
【好奇心から、身を乗り出す様に文字を覗き込む】

【死骸が消える、何かの術式では有るのだろう】
【溶けて消えた、死体を分解する術か、それとも只の転送術式か】
【其処までを読むには、魔術知識と解析技術が足りない】

アルス君ですね?駄目ですよー、こんな時間に外を歩いてちゃ
出来るだけ、屋根の有る所に隠れる!屋外を動きまわらない!
子供の一人暮らしなら、安全対策はちゃんと取りましょう!

それと、私の名前はルージュ。ルージュ・コアントローです

【外に出るなとも、誰かに頼れとも言わない。この辺りは、現実的なのかも知れない】
【そんなおかしな忠告をした後で、名乗りに名乗りを返し】

【よいしょとばかり脚を持ち上げて体勢を変え、携帯電話を懐から取り出した】
【カチカチとボタン操作。おそらくは、定型文でのメール送信。操作時間は非常に短い】
158 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/22(水) 02:44:09.83 ID:VdD9BRYo
>>156
【と、突然少女の目の前を黒い物体が吹っ飛んでいく】
【どがしゃ!と壁に突っ込んだそれは、よく見ると警官だった】

「………ぐ、げ」

おっと、すまんすまん。
おいお前、大丈夫かー?

【警官が吹っ飛んできたであろう路地裏からひょっこりと亜人の少女が顔を出す】
【紅い長髪に耳と尻尾が特徴的な少女だった】
159 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 02:45:27.29 ID:1HNK.Nko
落ちた時用>>16

そんなー、どう見ても子供ですって
子供にしか見えないんだから子供です!
だから早く何処かに帰りなさい!

【飽く迄も、相手を子供と言い続ける】
【早くその場から去れ、と言外に言いたげな、帰宅命令】
【踵を返した少年に、ほぅと小さく息を吐き出し】

異端≠ネら、狩りますけどね。そうじゃないなら狩りません………

………ん?なーんか引っ掛かるなー

【その背に小さく手を振って、メールで呼んだ救援が来るのを待った】


【数十分後】

「………全く全く己の技量を弁えぬならばまだ救いも有ろうが弁えてその上でこれとはいやはやどうにもならんね」

「どうせお前の事、治るのだろう。だが、地獄を見るぞルージュ・コアントロー」

うわー、痛いの嫌ですねー………

【拾いに来た誰かに、荷物の様に担がれてから】

………コール?

【CALL?】
【引っ掛かった原因の単語に行きついた】

/お疲れさまでしたー
160 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 03:00:42.23 ID:EjFer6Mo
>>158

――!!

【突然飛んで来た物体にびっくりして、その髪が一瞬で四方八方に広がる。正にハリネズミ状態】

……?

【怪訝な表情で飛んで来た何かを、しげしげと確認し】

…警、官…?

【と呟いたところで、亜人の少女の声に再度びっくりして】

だい、じょう。ぶ…。

【突然、話しかけられ、少女は踵を返し、サッと一歩引いて、亜人の少女に視線を向ける】
【温度の無い、爬虫類の瞳で亜人の少女をジロジロと舐め回す様に上から下までじっくりと観察】
【髪が元に戻るには、もうしばらくかかりそうだ】
161 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/22(水) 03:10:28.29 ID:VdD9BRYo
>>160
うお!?
び、びっくりした。

【少女の髪に逆に驚かされたようだ】

あ、あー………
その、なんだ、そう警戒するな。
別に私は怪しい者じゃない………

【明らかに先程まで戦闘を行っていたような薄汚れた服装】
【乱れた髪、僅かな返り血、そしておそらく少女がぶっ飛ばしたであろう警官】

ほ、ホントだぞ!?

【何一つ説得力のない様子でやけにムキになって主張した】
162 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 03:17:27.31 ID:EjFer6Mo
>>161

怪しい者じゃない…。…ふむ

【亜人の少女の言葉を繰り返し、警官と亜人の少女を交互に確認し】

私を食べても美味しくないですから…!

【何をどう勘違いしたのか左手を突き出し宣言した】
163 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/22(水) 03:25:05.02 ID:VdD9BRYo
>>162
食うかぁっ!
確かに私は人狼族だが人間は食わんっ!

【ばちこーんとツッコミ代わりに少女の左手をひっぱたいて】

名はルゥ、職業は魔術具屋だ!
ほら、そこに露店があるだろう!

【少女の指差した先には、確かに露店があった】
【………但し、正確には「露店だった残骸」と形容した方が良いほどに破壊されていたが】

露店を出してたらいきなりあの警官どもに襲われたんだ。
どっちかといえば私は被害者だぞ………ぐすん。

【いじけているのか修理しているのか、「露店の柱だったもの」をいじくりながら】
164 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 03:33:23.15 ID:EjFer6Mo
>>163

あうん…

【と気の抜けた声と共に、亜人の少女のツッコミでバランスを崩す少女。非常に脆そうだ】

ルゥ…。魔術具屋…。

【少し赤くなっている左手を右手で隠しつつ擦りながら「露店だった残骸」を見る】

それは…、災難だったわね。
ここでは露店を出してはいけないのかしら? それとも魔術具屋というもの自体がダメなのかしら?

【少女はほんの少しだけ同情し、「露店の柱だったもの」をいじくる亜人の少女に問いかける】
【いつの間にやら髪は元に戻っている】
165 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/22(水) 03:42:38.28 ID:VdD9BRYo
>>164
さぁな。
急に取り囲まれて暴力を振るわれたんだ。
昨日までは何とも無かったのに………あ、そうだ。

【ふと何かに気付いたように、がらら、と瓦礫の中から看板を取り出して】

唯一違う点といえば、この看板を出したことか。

【「『送還術』情報求む」と書かれた看板を見せる】

(あ、髪戻ってる………)

【何気なく手を伸ばして少女の髪を摘もうとする】
166 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 03:51:28.04 ID:EjFer6Mo
>>165

理不尽ね。でも世界は割りと理不尽なものなのよ。

【「主観だけで見れば、ね」と最後に小さく呟いた】
【瓦礫をまさぐる亜人の少女を眺め】

看板? …送還、術…?

【全く分からない、という表情】

【ふむ。と顎に手をあて『送還術』という言葉に思考を飲まれた少女】

【少女の髪は、亜人の少女の手の動きに合わせて、まるで別の生き物のようにクネッと動き、避けた】
【さらに俊敏な動きで、逆に亜人の少女の手を拘束しようと襲い掛かる】
167 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/22(水) 03:59:53.08 ID:VdD9BRYo
>>166
理不尽?
商品を軒並み壊されて店も潰されるのがこの世界だってのか?
なら私だって誰かに理不尽を押し付けてやる!お前が責任を取れっ!

【涙目で自棄になりながら少女をずびしと指差す】

ん、ああ。
『送還術』ってのは召喚術の反対の魔術みたいなものだ。
なんでもすごく珍しい術らしうわわわっ!?

【完全に虚をつかれたらしく髪の毛に手を拘束される】
168 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 04:13:08.50 ID:EjFer6Mo
>>167

【亜人の少女の手を拘束した髪を一瞥し】

まぁ、落ち着きなさいな。
世界は理不尽ではあっても、不条理では無いわ
不尽とは、情理を尽くさないこと。条理とは、法の道理のこと
全ては道理に適ったことであるはずよ。ただ、この件は理不尽。ということ
貴方のいう事は不条理だわ

【ぽわぽわ、と言葉を繋げる。そこに意味があるかは置いておいて】
【その間も、少女の髪の毛はしゅるしゅると亜人の少女の手から腕へと伸びていく。というか明らかに髪の毛自体が伸びている。急速に】

召喚術の反対の魔術…、ね。そんなものがあるのねぇ。世界は広いわぁ

【うんうん。と頷く】

…ん? あぁ…、ごめんなさい。

【少女が軽く首を捻ると、亜人の少女の手に絡み付いていた髪の毛はスルスルと解けた】
169 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/22(水) 04:18:07.12 ID:VdD9BRYo
>>168
ああうん、そのくらい分かってるよ………
やれやれ、また全部作り直しか。
安価な品しか並べてなかったのは不幸中の幸いだったかな。

………私的には、髪が自由に動く人間の方がよっぽど世界の広さを思い知らされた気がするぞ。

【少女の髪をしげしげと眺めながら】
170 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 04:32:38.63 ID:EjFer6Mo
>>169

なんだったら手伝ってあげましょうか? 暇だし

【自分の言葉が理解されたのが良かったのか、亜人の少女の物分りが良かったのか】
【フフッ、と少女はその容姿に似つかわしくない大人びた微笑を湛えた】

私の髪は力持ちなのよ

【と、少女はその美しいほどに美しすぎる黒髪を撫でる】

そうかしら? 私としてはこれが「普通」だから…、それにコレあんまり好きじゃないのよねぇ

【「綺麗な髪を維持できるのはいいのだけれどね」と付け加えた】
171 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/22(水) 04:39:47.86 ID:VdD9BRYo
>>170
ホントか?
それは助かるよ。

【少女とは反対に、無邪気ににっこり微笑み】

私にとってこの世界に存在してること自体が理不尽なんだ。
元々私はこの世界の住人じゃないんでな。

なるほど、そいつはお前の”能力”ってとこか。
いいじゃないか、個性的な髪で。
少し羨ましいぞ。

【毛繕いの手間もかからなそうだしな、と人狼の女の子らしい発言を付け加えて】
172 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 04:48:20.48 ID:EjFer6Mo
>>171

異世界…。

【なんだか感慨深そうに】

素敵ね。この世界だけでも、こんなに広いのに、さらにその先があるなんて。寿命だけじゃ足りないわ。

【まだ見ぬ世界に想いを馳せる】

貴方の紅い髪も素敵よ(尻尾もモフモフだし…)
そうねぇ…。正確には‘一部’ね。でも、メインでもあるわ。私の能力を一番自由に発揮できるのが髪なの

【他はてんでダメね、と笑う】

173 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/22(水) 04:55:35.21 ID:VdD9BRYo
>>172
ははっ、いつか見に来れるといいな。
フツーの手段じゃ無理だけど、『送還術』の使い手に出会えれば本当に可能かもしれんぞ。

【がたがたと露店を立て直しながら】

ありがと!
毛並み(髪)だけは中々のものだと自負しているんだ。
でもお前の毛並みの良さには少々驚かされた………な、な、ちょっと触らせてくれんか。

【そわそわしながら少女の髪を見て】

一部?
ってことは、”髪を操る能力”とかではないのか。
174 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 05:18:23.11 ID:EjFer6Mo
>>173

なるほどね…。『送還術』、か…。

【何やら頭の中にメモを残す】

こっちの柱も立てたほうがいいのかしら?

【言うが早いか少女の髪が伸び、柱に巻きつくと、ゆっくりと抱き起こした】

(毛並みって)

【心の中でツッコミつつ】

えぇ、構わないわ

【と少女は髪を、柱を起こすために物凄く伸びてしまった髪を束ねて亜人の少女に差し出す】

伸ばすのは出来るけど、困った事に元には戻せないのよ。切るしかないわね

【その髪の手触りは、上質のシルクのような、水流のような、なんとも言えない手触りだろう】

私の能力は‘蛇神(へびがみ)としての能力’よ。正確には蛇神憑き。祟られている、と言ったほうが分かりやすいかしら?

【ほら、と出された両手の爪にはうっすらと鱗のような紋様】

高い変態能力と再生能力を兼ね備えた「髪」の能力は「蛇神」としての能力が最も顕著に現れた部分だと、私は推測しているわ
当然、髪以外にも、その能力は効果を発揮する。私の嫌いな爬虫類としての特性をね

【その円形の瞳孔が垂直スリット型に変化し、キィと細まった】

申し送れたわ。私の名前は蛇迷寺 経亜(だめいじ へあ)
気分がいいから名前も教えてあげる。因みに名で呼ばれるのは嫌いなの。呼ぶ時は名字の方で「蛇迷寺」と呼んでね

【――ふぅ、と喋りつかれたように、小さく息を吐いた】
175 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/22(水) 05:27:33.24 ID:VdD9BRYo
>>174
まぁ、私も書物でしか読んだことがないのだがな。
存在自体あやふやな術だが、私が還る為にはそれしかないらしいんだ。

おお、そうだ。
ははっ、器用だなー。
それにやっぱりいい毛並みだ。
………私のとどっちが綺麗かな………?

【物珍しいのか、髪を毛繕いするように撫でながら】

蛇神………なるほど、それで合点がいった。
人間にしては変わった匂いだと思ったんだ。
蛇迷寺だな、分かった。
店が直ったらまた寄ってくれよ、歓迎するぞ。

【手伝ってもらったのが嬉しかったのか、尻尾を振りながら笑顔を浮かべて】
176 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 05:36:03.11 ID:EjFer6Mo
>>175

へぇ。それはまた、探しがいがありそうねぇ

(毛並みって)

【再度、心の中でツッコミつつ、なんだかんだで撫でられる】
【気持ちが良いのか目を閉じて】

まぁ、迷惑といえば迷惑。便利といえば便利。蛇と鋏は使いようね。

えぇ、ルゥ。また寄らせてもらうわ。今度はちゃんとした露店の時に。

【こちらも呼応するように、この少女にしては珍しく自然な笑顔】
177 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/22(水) 05:39:56.52 ID:VdD9BRYo
>>176
まぁ気長にやるさ。
………あ、いかん、つい癖で毛繕いを………

【蛇迷寺の髪のさらさらレベルが12アップした!】

うん。
そういえばお前は何してるんだ?
178 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 05:52:23.03 ID:EjFer6Mo
>>177

フフフ…、……。

【自分でも髪を撫で】

!?(なにこれ。これが毛繕い…?)

え。あ、えぇ、ちょっと夜中の散歩を、ね。特に目的は無かったのだけれど…。
貴方に出会えたのだから、散歩をしていて良かったわ。

――ふぅ。もう朝ね。そろそろ帰ろうかしら。

【漆黒のゴスロリ服の裾をパンと払い、踵を返す】

あ、

【伸び伸びになっている髪に気付くと、少しだけ考えて、服のどこからか取り出した髪ゴムと簡素な簪を使って器用に纏めていく】

なんだか貴方のおかげで切るのが勿体無くなっちゃったわ
179 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/22(水) 06:06:20.02 ID:VdD9BRYo
>>178
おお、ほんとだ………
露店修理がひと段落したら私も帰って寝るか。

ああ………悪いな、つい。
なんか、他の者の毛繕いは久しぶりで、つい楽しくなっちゃって………

【悪びれてるんだか照れてるんだか分からない様子で
180 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 06:17:24.80 ID:EjFer6Mo
>>179

いいえ。嬉しいわ
主力の髪に関しては、普段から最高の状態を維持するようにしていたのだけれど…、
私は今までのが最高の状態だと思っていたから…、…そう。まだ綺麗になるのね…

【髪を撫でつつ、ちょっとだけテンションが上がっている】

ありがとう、また一つ楽しみが増えたわ

それじゃあ、また

【少女は最後に微笑むと手を軽く振り、結い上げた髪の先を尻尾のように揺らしながら去っていくだろう】


/乙でしたー。朝ですね。長々とありがとうございました。所々レス遅くてすみませんでした
181 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/22(水) 06:20:40.63 ID:VdD9BRYo
>>180
お、おお………
なんか喜んでもらえたみたいで何よりだ。

【はにかみながら見送った】

/おつ&ありがとしたー!
182 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/22(水) 15:00:08.95 ID:niTqGCk0
【街中】

・・・・・・?

【街道を歩いている襤褸切れのような服を着た青年が、色褪せた髪を押さえながら空を見上げる】

雲行きが怪しくなってきたのか・・・?
急いで帰ったほうがいいか、どこかで傘でも買うか・・・

(それとも一つの機会とみるかな・・・)

【青年が歩を進めるたびに右手に携えている魔術協会のロゴの入った缶がカランカランと音を立てる】
【煩い】
183 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/22(水) 15:43:53.89 ID:7GXgIy2o
【街中】

煙草も買ったし!!良かった!
【いかにも楽しそうな声が響く夜の町】
【そんな声の持ち主は意外なモノだった】
ん〜、最近暇ですなぁ・・・
女の子でも落ちてくれば良いのにねぇ
【その声の主は、鉄製のリヤカー】
【今はバックや前進を不規則にしている】
【このリヤカー、意思があるのだろうか?】
【その上、このリヤカーには】
【煙草が山積みになっている】
184 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 18:06:29.06 ID:vm9yLnMo
>>183

煙草は体に毒!

【色彩豊かな明かりの灯る街中】
【話すリヤカー程度の異常に慣れてしまった人々の足が止まることはなく】
【人波をせき止める彼女が少し煙たがられつつも、街は平常通り動いている】

そんなものより酒だろっ酒!満月なんだぜぇ?

【口調に似合わず凛とした声は、上からふりかかったもの】
【リヤカーの上空には、炬燵の中の猫のように丸まった水の球と】
【その上に乗る、小さな蛙がいた】

【重力の存在を忘れた水と蛙と】
【その程度のことでは、この世界の人々は驚かない】

悪いなっ 落ちてくるのはぴょん太様だ

【頭の上にちょこんと鎮座するミニ麦わら帽子には、”教会”のマーク】
【水球の上から綺麗な放物線を描いて、蛙が跳ぶ】
【着陸予定地はリヤカーに積まれた煙草の上】
【帽子は頭にくっついているかのように、蛙の頭を離れない】

/いますよねっ 分かってるんですから!
185 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/22(水) 18:14:02.19 ID:7GXgIy2o
>>184
酒ですか!
美味しいですか?
【そのまま蛙を乗せると】
【嬉しそうにクルクル】
蛙さんは煙草吸わないんですか?
【不思議そうに尋ねる】
186 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 18:21:53.04 ID:vm9yLnMo
>>185
ちょっ!あん、ぜん!運転!

【重力の下に帰ってきた彼は、すぐさま慣性の法則に従って姿勢を崩す】
【煙草の山の中にうもれて、その姿は見えなくなる】

酒はっ!美味いぞ!蛙になって、から!全然、飲んでっないけどな!

【搾り出すような声で、煙草の壁を突き破ろうともがく蛙】
187 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 18:27:16.35 ID:1HNK.Nko
【教会¥椛ョの教会】
【屋根の上を駆けまわる賑やかな音がする】
【外から屋根を見上げれば、正体は直ぐに分かるだろう】

さー、今日も元気に街の見回りに出発です!
火と用心、能力者一人火事の元ー!

【赤い布地の中心に白い十字架が描かれたチュニック、細めの黒のトラウザーズ】
【軍隊風の革のブーツ、爪先と踵に金属板の補強を施し、両肩から足首近くまでの丈のマントを羽織り】
【首には毛皮のマフラー。明るい橙色の髪を襟上で揃えた少女が、近くの建物の屋根へ飛び移った】

【次から次へと屋根を飛び回り、移動して行く少女】
【夜目が利く者なら、少ない露出部分(手首や足首、首の周りなど)に包帯が巻かれているのが見えるかもしれない】
188 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 18:27:44.23 ID:7GXgIy2o
>>186
美味しいですかっ!!
蛙さんには私のぉ〜
口・移・しですぅ〜
【そういいながら、リヤカーの前方を上に上げ】
【ウイリーとかしてみる】
あぁ・・でも私も
人間にならないと・・・・ねぇ・・・
【突然、ウイリーをやめる】
【それは、結構な衝撃が】
189 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/22(水) 18:33:36.40 ID:zM3PywSO
>>187
【その様子を、建物の下から眺めている少女が一人】

に、忍者ですから!!

【お下げのロールヘアにしている銀髪、目は血色と赤黒色のオッドアイで】
【服は、裾に白いフリル、胸元に蒼いリボンが付いた漆黒のワンピースの上から、両袖に黒いフリルが付いたケープコートを羽織り】
【白いドロワーズを穿いており、靴は黒く、赤いリボンが付いた、モコモコとしたロングブーツ】
【赤い「ペンダントオルゴール」を首から掛けている、まだまだ幼さが抜け切らない程度の年齢であろう少女である】

【少女はそちらが忍者だと判断したようで、驚愕の表情でそちらを見つめていたが】

はっ……忍者だと決まれば、早速追い掛けるべきですから!!

【突拍子も無いことを呟いて、そちらと同じ方向へと駆け出した】

【ちなみに夜目は余り利かないらしく、包帯には気付いていないようだ】
190 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 18:35:31.28 ID:vm9yLnMo
>>188

わっ!わる、…ぐっ! いなぁ
別に!きす、とかぁ!されても!もどら…

【万有引力の凶暴性を全身で体感しながら必死で言葉を吐き出す】
【もともと煙草の煙は嫌いだが、これでさらに煙草が嫌いに】

ぐぎゃっ!

【停止の衝撃 反射的に零れる声に潰れる音、嫌な和音ができあがる】

え、おまえ 人になれんの? 何者?
【今更すぎるツッコミには、元気が残っていない】
191 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 18:38:41.49 ID:1HNK.Nko
>>189

火のよーじーん、能力者一人………

(…………おや)

【屋根を飛び回る少女が、突如鼻を引くつかせる】
【きょろきょろと周囲を見渡す様な動作の後、一度屋根の上で動きを止めた】

……火事のもとー

【屋根の上から路上へと、音も無く飛び降りて】
【それから、するりと路地裏へ向かう】

【早い話が、尾行されていると思った用だ】
192 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 18:41:51.47 ID:7GXgIy2o
>>190
ん〜とですねぇ!!
赤井美春ちゃんです!!
【デデーンと効果音がどこからとも無く鳴り】
【リヤカーがピンクの光に包まれた】

あっ!蛙くんは
すこーし、目をつぶっていてくださいね!
【ピンクの光がはじけ飛ぶと】
【そこには120cmぐらいの赤色ふんわりショートの髪】
【赤色の瞳にピンクのワンピースを着て】
【背中にかわいいピンクのリュックサックをちょこんと背負った】
【女の子がちょこんと出てきた】

【そんな女の子の頭上には、先ほどの蛙君が】
これでいいですか!!
【またもや、デデーンと鳴る】

/すみません。いきなりですが、飯落ちです。
193 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/22(水) 18:46:47.36 ID:1It2ZsAO
『だからがリア充だ!』

どうみてもリア充だろうが!

【白い髪をざっくばらんに切り、右目を髪で隠してメガネをかけた学ランの男と袴をきた長髪の男が刀を使って口げんかをしながら打ち合っている】

『どう考えても妻子もちのお前のほうがリア充だろうが!』
貴様とて彼女がいるだろうが!

『先生は彼女じゃねぇ!』

嘘だ!
194 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 18:47:36.23 ID:vm9yLnMo
>>192
眼を瞑る?ああ分かった!そしてやばい辛い!

【効果音や光に突っ込まないのはあえてなのか、不可抗力か】

ふぅ…真面目に死ぬかと思ったぜ
さっきも言ったがぴょん太様だ お父さんと呼んでくれ

【美春の頭に乗る蛙には、意外に外傷は少なく】
【煙草の箱が一部濡れている】

/ではこっちもご飯食べてきます
195 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 18:50:47.38 ID:4VAuQmMo
【公園】

…ふう……
何とか間に合った…

【誰かがベンチの上で日本酒が入っていたと思われる瓶を持っている】
【全てを拒絶するような漆黒の髪と目を持っていて】
【身長と比べると明らかに大きな真っ黒のコートを羽織っている】
【顔立ちからすると14〜5歳ほどの少年だ】
【ちなみに身長は165cmほどでそこまで大きくはない】
196 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/22(水) 19:06:06.57 ID:1It2ZsAO
>>195

>>193ですが絡みにいっても大丈夫ですか?
197 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 19:07:03.13 ID:4VAuQmMo
>>196
/OKです、ばっちこいです
198 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/22(水) 19:09:40.39 ID:1It2ZsAO
>>197

/把握

>>195

>>193の二人がぎゃあぎゃあいいながらやってくる】
199 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/22(水) 19:16:28.69 ID:zM3PywSO
>>191
……路地裏に行ったですから!! 怪しい事をするに違いないですから!!

【路地裏と忍者、その二つに共通するのは、ダークな点ばかりで】
【そちらを忍者だと思い込んでいる少女は、当然のようにそちらを追い掛け、路地裏に突入する】

/大幅に遅れました、申し訳ありません
200 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 19:16:47.42 ID:4VAuQmMo
>>198
…チッ…
煩いリア充共が…

【一気に機嫌が悪くなった】
【それでも瓶の中を飲むのは止めずに見物】
【と言うより近付きたくない、と言う顔をしている】
201 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/22(水) 19:17:11.73 ID:rvQWRPk0
【海】

―――何なんだテメー等、俺に文句でもあんのか・・・!?
「・・・さっさと出てけや、このクソチビ」

【両手を羽織に入れ、自身のこめかみの血管が浮き立つ】

【晴れており、穏やかな波の音が聞こえる】
【音自体はその場に安心を与えるが】

【少年が複数の男達に囲まれており、雰囲気はとても和めそうなものではない】
【少年も、それ以外の男も、非常に険悪そうな空気が漂っている】

【真っ赤な短髪が風で逆巻くようになっており】
【漆黒の瞳は周囲を囲む人間達を睨み付けていた】

【薄紅色の羽織という海には合わない服装だが】
【決して似合わないものではなかった】

【右手にもなにやら手甲のようなものがしてあり】
【其れが右手を隠すためか、戦うためかは判らなかった】
202 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/22(水) 19:22:11.24 ID:1It2ZsAO
>>200

『そもそもツンストってなんだよ!』

ツンデレストーカーだ!

『誰得だよ!』

【ぎゃあぎゃあ】

とりあえず学生時代は貴様がモテてた!ファンクラブもあったし!

『会員のほとんどが男だったけどな!』
やーい、ゲ○ー

『今すぐ[ピーーー]!』
203 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 19:22:14.55 ID:1HNK.Nko
>>199
【路地裏は、良くも悪くも何時も通り】
【慣れた者には平和と言えるかもしれない、薄い血の臭いの漂う場所のまま】

【路地裏に入った瞬間、気配に敏感な者なら、頭上に何かが居る事に気が付くだろう】

………………

【その何かは、路地裏に入りこんで来た少女の背後に、音も無く落下して来て】

……せいやーっ!

【掛け声と同時、後ろから捕まえようとして来る】
204 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 19:28:28.33 ID:4VAuQmMo
>>202
………………………………………

【腕が震え始める】

………………………………………

【瓶から酒と思われるアルコール臭のする液体が出てくる】

………………………………………

【イラッ★】

てめええええらいいかげんにしろおおおおおおお!!!
公園まで来てうるっせええええんだよおおおおお!!!

【瓶を2本投げつける】
【一人に一本づつだ】
【手に持っていなかった方の瓶は何故か懐から出していた】
205 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 19:29:34.96 ID:7GXgIy2o
>>194
お父さんですか!!
小さいのにがんばりますねぇ!
【頭上を確認しながら、甘い声でしゃべる】
大丈夫ですぅ
死んだら、ミハルネットの保障が効きます!!
【がしっと、腕くみをする】

そーえばっ、酒って
どこで手に入るんですか?
【その、刹那彼女の周りに煙草が落ちてくる】
206 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 19:30:03.41 ID:7GXgIy2o
>>194
/かなり、ゆっくりめに飯食べてました。すみません
207 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/22(水) 19:33:53.61 ID:zM3PywSO
>>203
【いつも通りの路地裏にやや安心を覚えるのは、嬉しい事か悲しい事か】
【上に在る気配には気付いたが、反応は出来ず】

……ぐえっ!?

【声に驚く暇も無く、いともたやすく、捕らえられてしまう】
【少女はジタバタと手足を動かして脱出を試みるが、体格差が大きい為それは叶わない可能性が高い】

(に、忍者に捕まったですから!! 下手したら手足をもがれて晒し首にされるですから!!)

【やや偏った知識から、自分の悲惨な運命を想像し、よりいっそう手足をばたつかせる少女】
【しかし、やはり体格差は大きい。余程の事が無ければ、脱出は不可能だろう】
208 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/22(水) 19:34:02.04 ID:1It2ZsAO
>>204

ぬ!
『む!』

【お互い刀で切り払い】

なんだ酔っ払いか?
やーねー
209 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 19:37:52.76 ID:BfEfVCEo
落ちた時用>>13

でも人間の姿をした蜘蛛さんって結構居るんですね!
私、前にも別の方に会ったことがあるんですよ
・・・ちょっと怖い人でしたが!

【もう一人の蜘蛛女、アビスには襲われたのだが、】
【キョーコはそんなことがないから安全だと判断しているようで】
【ぴょんぴょんと飛んでいく様子を、間抜けな顔で眺めている


わぁいっ!
どうも、ありがとうございますっ!!

【満面の笑顔で網を大切そうに受け取った】
【網とはいえど、もう諦めていたものが戻ってきた事が嬉しいようでぎゅっと抱きつく】
【服が濡れてるので結構冷たいかも】
210 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 19:38:20.97 ID:1HNK.Nko
>>207
………ふう。早速今日も怪しい人を一人つかまえました
さあ、目的を言って貰いましょうか!

【手首を掴もうとしつつの足払い、相手の腕を後ろに回して地面に押さえつけようとする】
【相手が尾行してきたものだと思っている為、遠慮が無い】
【ついでに言えば、あまり相手の話を聞こうとする姿勢も無い】
211 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 19:39:44.63 ID:ZZXwh6Io
>>201
/まだいますかー?
212 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/22(水) 19:41:12.77 ID:vm9yLnMo
>>205

まあ〜殉教の旅の中で死ねるってんなら本望ではあるけどな

【声以外に蛙の体調を確認する術は無く】
【そして蛙は活き活きした声を心がけている】

コンビニで売ってるようなやつでいいよ ほら、チューハイとか
大切なのは月夜に酒を飲むってこと自体だからなっ

【暗くなってから着飾り始める夜型な街】
【夜だけ咲く花道には、カップルが多かったりして】
【蛙と少女とは空気をぶち壊している】

ちなみにみはるんは神様とか信じてる?

/気にしてないよっ
213 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 19:42:43.17 ID:4VAuQmMo
>>208
…ああ、今まで酒を飲んでいたんだからそれは認めよう
だけどな!今まで一人で酒を飲んでた俺より!
そこら辺で騒いでたお前らの方がよっぽど迷惑だろうがあああああ!

【酔っ払い流超理論】
【自分の事は棚に上げて人の事を言う】
214 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/22(水) 19:46:25.89 ID:1It2ZsAO
>>213

一人酒か…
…そもそも酒は飲まんからなんともいえんな

『月見酒ならいいんじゃね』

そして貴様もやかましい
『そしてお前もやかましい』

【ハモる二人】
215 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 19:48:24.84 ID:7GXgIy2o
>>212
殉教の旅?
にゃんですか?それ
【少し、高めの声で尋ねる】
【左手の人差し指で自分のほっぺをつきながら】

それでは!すぐにでもコンビニ行きましょう!
らんらんらー
【お父さんが落ちない程度に、スキップしている】
【あきらかに、おかしい光景だが】

神様ですかぁ〜!
もちのろんです!大好きです!
【くるくるッと、一回テン】

/ありがとうでっす。
216 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 19:56:42.19 ID:4VAuQmMo
>>214
喧しい?
へー…

【明らかに苛ついている】
【その証拠に怒気のかわりに魔翌力を辺りに出している】
【もしかしたらその魔翌力が少年の手に集まっているのも分かるかもしれない】
【下手な事をしたらこの場で騒ぎを起こす】
【そういった一種の脅しかもしれない】
217 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/22(水) 19:56:46.82 ID:zM3PywSO
>>210
ぎゃっ!! …………痛いですから!!

【地面に押さえ込まれるそうになるも、腹部から大量の「黒い包帯」を伸ばして「支柱」にする事で、なんとか持ちこたえようとして】

目的も何も、ワタクシは忍者を追い掛けてただけですから!! 他意は無いですから!!

【必死に弁解しようとしつつも、体内では魔翌力を練り上げ、いつでも反撃出来るようにしておく】
【が、そちらから見れば、この行動は少女の不審度を更に引き上げる要因になるかもしれない】
218 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 19:57:16.95 ID:3RpZiqQo
【水の国 噴水広場】

―――――如何いう事だろうなー……。

……月が綺麗だなー……。

…………判んない事が多いなー。

【黒の大き目のシルクハットを被り、下半身までを覆う漆黒のマントを羽織り】
【膝上数cmまで伸びただぼだぼの黒いセーターに、黒ニーソを脱いで白い足を露出した】
【兎を模したネックレスを着け、両手に白いドレスグローブを嵌めた銀髪ポニーテールの少女が】
【大きな噴水の淵に腰掛け、足先で水面に映る丸い月を弄びながらぼんやりとしている】
219 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/22(水) 19:57:41.27 ID:vm9yLnMo
>>215

神様のことを知らない人のために、神様のことを教えにいく旅だっ
こう見えてもお父さん、偉いんだぞ?枢機卿さまなんだぞ?

【前半は誇らしげに、後半は茶化した風に、笑いながら言う】

らんらんらー♪っと

そうか!良かった ならみはるんも神様の子供だなっ
あと一応聞いておくけどどんな神様?

【不意打ちの回転にも動揺せず、話し続ける】
【頭の上に乗るのに慣れている…?】
220 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/22(水) 19:59:32.51 ID:rvQWRPk0
>>211
/食事中で返事遅れました
/まだいます!
221 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/22(水) 20:00:20.02 ID:1It2ZsAO
>>216

おや、魔翌力をためはじめましたよどうしましょう

『いや、正論をいっただけだし…確かに騒がしくした俺らも悪いが』

【まったくビビってない二人】
222 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 20:02:09.83 ID:1HNK.Nko
>>217
この街の何処に忍者が居るんですか!
暫く見回りしましたけど一人も居ませんでしたよ!

……あ、能力者

【腹部から伸びた包帯と魔翌力、その二つから相手を「戦闘能力のある人種」と認定】
【手首を掴む手の力が、少しばかり強くなる】

こんな所まで追って来るような人に潔白な人間なんてまず居ません!

【偏見混じりに断言しつつ、相手の観察を始める】
223 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 20:02:16.16 ID:7GXgIy2o
>>219
流石です!お父さんっ
っで
【一息置いて】
【すぅーと、大きく息を吸い】
枢機卿さまってなんですか?
【だれも、居ないところにアッパーを仕掛けながら尋ねる】

たしか・・・わたしは・・・
九十九神・・・・?
【少し、自信なさげに言う】
【実はほんとに九十九神だったりする】
お父さんはなんの、神様なんですぅ〜?
【神前提で、尋ねる】
224 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/22(水) 20:03:08.78 ID:qTw2dO20
>>218
――じゃあ、二人の見解は完璧に一致って事で、良いのね?
「ま、そういう事だろうな?」
≪……そうなるっすね≫

【薄手のトレーナーの上に赤いジャケットを羽織った、左目を縦に走る真新しい傷跡が目立つ、背中に掛かる程度の青い髪の、左腕の肘から先が触手と化しているのを、ジャケットの袖で隠している少女と】
【黒い質素なドレスの下に何故かズボンを履き、表が青で裏地が赤と言う不気味なマントを羽織り】
【手には先端に玉が施された細い金属製の杖を持ち、悪魔のような意匠をした禍々しいデザインの金の冠を被った】
【腰まで届くような銀の長髪が印象的な「少女」が】
【少し離れた位置で、何やら重々しい雰囲気で会話をしている】

【傍らには、青い炎を纏った、やけにデフォルメされた髑髏が浮かんでいる】
【が、その姿や声は、魔力持ちなどでなければ感知する事は出来ないはずだ】
225 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 20:06:44.66 ID:ZZXwh6Io
>>220
/ではでは突撃させて頂いちゃいます

>>201

(―――お洋服もお金も貰っちゃたわねー・・・・)
(お料理するだけで5度くらいおいしいのが海の家なのかしら・・・?)

・・・・・あら、あらあら〜?

【肩ほどまでの金髪が鮮やかな頭部に赤字星柄のバンダナを巻き】
【ジーンズと豊かな胸を象徴する水着の上から青地星柄のエプロンを着た】
【そんなちょっとばかりAmericanで垂れ目の女性が雰囲気も気にせず歩いてくる】

【右手にはスーパーの袋を持っており、偶然通りかかっただけのようではあるが――】
226 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/22(水) 20:11:53.19 ID:zM3PywSO
>>222
あれ? ……貴女は、忍者じゃあ無いんですから?

【この辺りで、漸くそちらが忍者では無い何かだと気付き始めたらしく】
【やや赤面しながらも、一応確認はしてみる】

痛い痛い!! 嫁入り前のレディーの手首を、そんなに強く握るなですから! 後が残ったらどうするですから!!

【強くなった握力に、憤慨気味な口調で喚いて】
【腹部から伸びた支柱包帯の内数本を分離、まるで蔦のように動かし】
【手首を掴むそちらの両手を、擽ろうとする。狙いはそれによる握力の緩和だ】

そして酷い偏見はやめろですから!! ワタクシは前科持ちじゃ無いですから!

【……良く観察すれば、十歳前後であろう少女の肉体は、戦闘者のそれでは無い事に気付けるか】
【また、もし魔翌力を察知する術を持つなら、若しくは魔翌力に敏感な体質ならば】
【少女の体内には、明らかに尋常では無い量の魔翌力が存在している事にも、気付けるだろう】
227 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 20:13:48.71 ID:3RpZiqQo
>>224

ぴっちぴっちちゃっぷちゃっぷ…………ん?

【ぱしゃぱしゃと水面を揺らし、形を変える月を楽しんでいたが】
【離れた位置から少女の下まで届いた話し声に、ふと視線を其方へ向ける】

【距離がある為会話の内容は判らないものの、その雰囲気はなんとなく伝わって】
【更に、会話をしている人物の特徴的で印象的な衣装に目を引かれ】

―――――あれ、えーっと……?

【ふと、視線が不気味なマントを羽織った人物から、その傍らへ】
【青い炎を纏った髑髏へと移し、何かを悩むように首を傾げた】

【この少女、髑髏の姿が見えている―――?】
228 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/22(水) 20:14:48.85 ID:vm9yLnMo
>>223

枢機卿ってのはあれだ――
   お父さんってことだ!!!

【まったく説明になっていないが、一度言葉を切ってから高らかに叫ぶ】
【無駄に良い声が、まわりの通行人の眼を一斉に少女に、少女の頭に集めた】

九十九神か〜予想してたけどちょっと困るな 人によっては異端扱いだしな
でも、みんな幸せにしてやる―

【次の言葉は、先程の大声で余計に小さく儚くて】
【自分自身に突き刺した誓いの確認は、一瞬だけ空気を変えた】

さて、あれだっお父さんは神様の中で一番偉い唯一神さんの子供だ そして…
みはるんも、今俺を見ている通行人の皆さんも、みんなみんな神さまの子供なんだぜ?

【中性的な声は夜を伝わってその場の多くの人に届く】
【それでも心の扉は開かれず、異常に慣れた人々はすぐに興味を失って】
229 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/22(水) 20:15:33.67 ID:rvQWRPk0
>>225

「ぶっ殺す!」

【男達の一人が少年に向かって殴りかかった】
【其れに続くように男達は次々と武器などを取り出す】

――テメェをな!!

【殴りかかられたところで羽織から腕を取り出し】
【カウンターの要領で殴りつける】

【男は吹き飛ぶように砂浜を滑り、動かなくなる】
【どうやら気絶したようだ】

・・・あ、ここにいる皆さん!こいつ等の近くにいると危険なので!離れていてください!!

【大声で周囲にまだ居る複数の人間に警告する】
【無論、その中に>>225も居た】

【少年の声が何を言っているのか判り、逆上して男達が殴りかかってこようとしていた】
230 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 20:17:05.57 ID:1HNK.Nko
>>226
捕まらなければ前科にはならないってくすぐったい中途半端にくすぐったい微妙にくすぐったい!

【爆笑する程でも無く、かと言って耐えているのも辛い程度の中途半端なくすぐったさ】
【手を離して後退、一度距離を取る】

【観察して、身体が鍛えられていないからと言って、戦えないとの認識はしない】
【能力者なら、極端な話指一本動かさずに戦える者も居るのだから】
【集められた魔翌力は警戒対象、交戦の構えを緩めず】

こんな格好の忍者が居るなら私が見てみたいです
そして人の後ろをつけて来るようなレディは見た事が有りません!
231 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 20:17:37.30 ID:BfEfVCEo
落ちた時用>>17

う〜ん・・・そうですよねー
私もあまり人を悪く言うのは好きではないんですが
ま、怖かった思いをしたと同時に自分の弱さも知れたので
丁度良かったといえばそうなんですが・・・

【狂気に気付けていたのならまた会話内容は変わったのかも知れないが】
【残念ながらそんな能力は無く、とってもフレンドリーに接している】

【手触りの悪さは意に介していなかったが、服が濡れていることに気付き慌てて離した】
【と同時に元(?)の姿に戻ったことに不覚にもびっくりして声を上げた】
【変身シーンは何でもカッコいいなぁ!と思っていたとか】

あー、やっぱり人間の姿が好きだったりするんですか?
それとも疲れるとか?
今の私では、全快でも完全どころか、全く龍に戻れませんから羨ましいです・・・

【はぁ・・・と諦めが大きく混じったため息を吐く】
【こちらは虫取り網とは違い、現時点ではどうすることも出来ない問題のようだ】

/遅れてごめんなさい!
232 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 20:19:29.70 ID:4VAuQmMo
>>221
…おりゃ!

【手に集めた魔翌力を地面に叩きつけた】
【そして次の瞬間にはまるで爆撃があったかの様な状況になる】
【“音”だけ】
【実際の被害は微量の砂が風により飛んでいき】
【たまたま近所で干されていた洗濯物に当たっただけだ】
【そして何より大きい問題だが―――】

にゃー

【―――直後、少年が猫にかわってしまったのだ】
【全身に白の毛並みを持つ子猫】
【首から大きな金色の鈴が下げられている、それに】

【そしてそのまま猛スピードで去っていこうとする】
【まるで目の前の二人に罪を被せようとしている様に】

【しかし、よく考えてみて欲しい】
【今、公園にいる二人しかまともにこの行動が出来る“犯人”が見当たらないのだ】
【猫になどこんな行動出来るはずがない】
【その場にいた二人が怪しい事になる】
【もしかしたら爆音がしてから見た近所の住人が通報したかも知れない】

【数分後、お馴染みの“あの”音が鳴り響くだろう】

/申し訳ありません、遅れました
/そして急用が入った為此処で落ちさせて頂いても宜しいでしょうか
233 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 20:20:54.31 ID:yVnJ/rYo
【───路地裏】

【クッチャ、クッチャと肉を食むかのような音がする】
【音のする方向からは、常人なら吐き気を催すような血の匂いがして】

【音の発生源には、二つの人影】

ハム…クチャ……ハグハグ…。

【一つめは、基本的な形状は人型。鮫を模したスタイリッシュな流線型のヘルメットのような頭部】
【紺色をした皮膚は、おろし金のようにギザギザとしていて、両腕にはヒレを模した2枚のブレードが付いた、怪物があぐらをかいて座っている】

【そして、もう一つの影は、その怪物に腕にかぶりつかれている20代くらいの女性だった】
【既に右腕は半分ほどしか残っておらず、帯びたたしい量の血液が垂れ流されていて、既に絶命している様子】
234 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 20:21:36.24 ID:7GXgIy2o
>>228
にゃるほどぉ!!
お父さんですねぇぇぇぇぇ!!
【こちらも、負けじと高らかに叫ぶ】
お父さんは、神様の子供で、みんなのお父さんなんですね!!
ありがとうですっ!
幸せにしてです!!
【小さく、ささやく】
【その声はお父さん以外には聞こえていないようで】
【通行人の方々はまた、彼女たちのことなどすぐに忘れ】
【楽しき十五夜の日々を過ごすだろう】
235 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/22(水) 20:21:44.06 ID:1It2ZsAO
>>232


『…』

【いつも暴れている二人】

すたこら

『サッサダゼー』

【とりあえず空をとんでにげだした】

/把握しました
お疲れ様でした
236 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/22(水) 20:23:45.66 ID:qTw2dO20
>>227
と、言う事は……あたしは当座の危機は乗り越えたと
そういう認識で良いのね?
「そうなる、な……ま、安心しろよ?」
≪……けど、油断はならないのも事実っす……
姉貴の身体、どんどんおかしな事になってきてるんすから……≫
「それも事実、か……
なんにせよ、無茶は禁物だぜ?」

【一団の会話は続く】
【ジャケットの少女と髑髏には、見覚えがあるかもしれない】
【しかし、共にいる銀髪の少女――どこか奇抜な格好をしているその人物は、始めて見るはずだ】

……とにかく、機関に対する反撃の手立ては、ようやく整い始めたわ……
あたし達の努力が、ようやく実を結ぼうとしている……
「……あー……そっちの方までは、俺は関わる気は無いぜ?
大仰に喧嘩なんか売ったら、今後どうなるかしれたもんじゃねぇからな?」
……分かってるわよ。あんたとはアーディンの旦那を介した仕事の関係だったんだから
仕事が終わったなら、もうこの話は終わり、よね?
「そういう事だな……」

【二人の少女の会話は、かなり熱を帯びている】
【自分たちを見つめる少女の視線には、全く気付いていない】

≪…………?≫

【一方、髑髏の方は、一応視線には気付いているらしく、周りをキョロキョロと見回している】
【だが、その視線はどこか見当違いな方向をさ迷っている】
237 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 20:25:50.78 ID:ZZXwh6Io
>>229

(最近の若い子は怖いわねえ・・・・)
(あらあら普通の服で砂浜に寝転がっちゃって・・・・)
(・・・・・・・あら?)

【暢気というか能天気というか、女性は上記のような事を考えていた】
【それは非常にまったりとしていて気付けば周囲に人は居らず】

うーん・・・・とりあえず離れた方がいいかしら

【男たちが少年に殴りかかる――ハズとなるタイミング】
【その時になってようやく女性はその場から数歩後ろに下がり】
【僅かな興味も有るのか其処で止まって事の次第を見ようとする】
238 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/22(水) 20:27:36.14 ID:zM3PywSO
>>230
……職質は食らった事あるけど、なんとか大丈夫だったですから!!

【そんな事聞かれて無いのに、余計な事を言ってしまって】
【ぴょん、と後ろに跳ね、そちらから離れる】

(なんか向こうはやる気みたいですから……いざとなったら、フルパワーで迎え撃つですから!)

【いざという時を考えるあまり、少女の魔翌力はリミッターが外れたかのように溜め込まれていき】
【最早、魔翌力察知に秀でていない者ですら、少女の中に濃密な魔翌力を感じ取れる程に肥大化する】

現代の忍者は、一般人に紛れてるって聞いてるですから!! 必死に否定する辺り、やっぱり貴女は忍者っぽいですから! そして、どんなレディーでも忍者は追い掛けたくなるですから!!

【早口でまくし立てる】
【内容はかなり目茶苦茶な物だが、そのあたりの頭の足りなさは年相応と言った所か、それとも純粋にアホなのか】
239 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/22(水) 20:28:34.73 ID:vm9yLnMo
>>234

ああ!幸せにしてやる
みはるんが虐められたりしたらお父さんに言うんだぞー?なんとかしてやるからっ な?

【月が優しい光を投げかけて、帽子に付いた”教会”マークを映し出す】
【即興で描かれた蛙と少女とのシルエットがおかしくて、地面を見て蛙が笑った】

ところで九十九神ってことは持ち主がいるんだよな? どんな人なん?

【そんなこんなでそろそろコンビニに到着…かな?】
240 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 20:33:29.29 ID:1HNK.Nko
>>238
忍者がこんな目立つ格好で人の居る時間に屋根の上走りますか!
しのぶものイコール忍者なのにどう考えても忍んで無いでしょうが!
レディという言葉をじっくりと辞書で引き直して来なさい!

(………成程、中級魔術師程度かそれ以上)
(出力自慢のエンジン、と言った所でしょうか?)

【言葉に対して言葉で応じては居るが】
【それ以上に気に掛かるのはやはり魔翌力。身体に直接影響が有る方で】
【右半身を相手に向け、人差指を相手に向ける】

職務質問を受けた事に加えて「なんとか」って何ですか「なんとか」って!
なんとかならなかったらどうなんですか!

(どうしましょうか……異端≠ニいう程でも無いですし)
(自警団にでも引き渡すのが一番ですかね)
241 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 20:34:39.38 ID:7GXgIy2o
>>239
わかりましたっ!お父さんっ!
【そういいながら、頭上のお父さんを左肩に乗せようとする】
詳しいですねぇ!
流石、神様のお父さんですぅ〜

ちなみに、恭平おにーたんです
一緒に林檎売ってます!
【左肩の、お父さんに微笑みかける】
おっ!コンビニですねぇ!
酒楽しみですぅ〜
【果たして、このコンビに酒は買えるのだろうか】
242 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 20:37:32.48 ID:3RpZiqQo
>>236

んー、確かに会った事あるんだけどー……。

【此方に気付かない二人の少女を、遠巻きにじぃーっと見詰めて】
【会った事はある筈だが、咄嗟に名前が出てこない】
【んー、とか、あー、とか唸りながら、首を捻り続け】

――――――ジェム、ちゃん?

【かくり、と。捻っていた首を反対側へと傾け、ぽつりと呟く】
【自信なさ気な呟きだが、場所が場所とは言えこの時間】
【人が少なく周囲も水の跳ねる音程度しか無い為、その呟きは辛うじて髑髏へと届く、かもしれない】

243 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/22(水) 20:40:02.34 ID:rvQWRPk0
>>237

(・・・まったく、危険だってのに・・・)

【周囲の人間はおおよそ帰っていったのだが】
【少し遠くに見える女性のみ、気楽にこちらのほうを見ていた】

「さっさとくたばれや!このク―――」

【既に男達は少年達に飛び掛り、ほぼ返り討ちにあっている状態だった】
【どんな場所からの攻撃も追撃され、数で押してもするりと抜けた】

【ただ、ボスと思われる一人を除いては】
【彼は男達が飛び掛る中、腕を組んで笑いながら立っていた】

テメェらと戦うのも飽きた・・・さっさとケリをつけるわ・・・

【右手に逆鱗のようなものが集まっていき、右手を形作る】
【その大きさもかなりのものだが決して遅いような感覚はなかった】

『焔』だ。さっさと逃げろ

【そういうと、右手から炎が噴出され、上空まで一気に駆け上がった】
【少年はその場で体を一回転させ、男達のほうに拳を向けた】
244 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/22(水) 20:43:02.57 ID:zM3PywSO
>>240
えっ? …………えっ?

【忍ぶ者、言われてみればその通りだ。なんで忍ぶ者が屋根の上を走っていたのだろうか】
【良く考えてみれば、服装も忍者っぽいどころかごく普通の一般人とも掛け離れた物だし】
【また、レディという言葉の意味も、良く分からずに使ってた気がする】

……勉強に、なったですから………………

【そう呟いて、俯いて】
【魔翌力の蓄積は停止。決して魔翌力が尽きた訳では無く、これ以上溜める必要が無いと判断した】

……なんとかならなかったら、無理矢理にでもなんとかするですから!!

【やや過激な発言だが、少女には特に他意は無い……反論に困ったから、取り敢えず無茶苦茶言ってしまえという発想だ】

/飯食ってきます
245 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/22(水) 20:45:42.38 ID:qTw2dO20
>>242
……でも、そう言えばあの映像……あんたもしっかり映ってるのよね……?
「あ……ま、まぁ……あれは『対機関連合』だの『justice』だのの連中が見るものだろ?
それなら、そうそう気にする必要はねぇよ……ちっとまずったかもしれねぇがな……」
……それより、今までずっと拘束してて悪かったわね……
『卵』破壊の実験と、今回の調査の依頼を合計した仕事料……これでいいかしら?
「ん……オーケー。……久しぶりに旨いものでも食って行こうかね……?」

【ジャケットの少女が、銀髪の少女に小さな紙幣の束を手渡す】
【恐らく、ゆうに200000は下らない額だろう。受け取った銀髪の少女は、ニヤリと一つ笑って見せる】

≪(……なんすか、これ……
複数の視線を感じる……?)≫

【その横で、相変わらず髑髏――ジェムは明後日の方向を見まわしている】

≪……ん?
誰か、いるんすか?≫
――どうしたのよ、ジェム?
「……なんか、あったか?」

【その時、かすかにジェムは、自分の名前を呼ぶ声が聞こえた気がした】
【頼りなさげにだが、ジェムは声のする方へと返事を返し、自分を呼んだ人物が何者なのか確かめようとする】
【その様子に気づいてか、二人の少女もまた、会話を打ち切り顔を上げた】
246 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/22(水) 20:45:45.87 ID:vm9yLnMo
>>241

【されるがままに、左肩に住居を移す】

林檎かー 平和だなー ついでに林檎酒とか売ってみたらいいんじゃないかなっ

っと、到着だなっ みはるん酒は初めて?

【酒類自体は簡単に見つかるだろう】

【レジの人は酷く低身長 140cm無いだろうレベル】
【短く切り揃えられた茶髪は、根元に黒が残っていることから染めたものなのが分かるだろう】
【淡褐色の瞳が蛙を好奇心全開で追いかける】

/美春の身長次第で対応が変わるので、身長どのくらいか教えてください
247 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 20:49:33.87 ID:ZZXwh6Io
>>243

(あの子強いわねえ・・・・パパくらいかしら)
(でもあっけなくやられちゃう人たちもちょっとアレかしら?)

・・・・・・・・?

【女性の視線は少年の右手―――逆鱗のようなそれに向けられている】
【その直前までは笑っているボスらしき人物を眺めていたりしたのだが】

・・・あら、すごいわねえ・・・・・・

【上空に駆け上がる炎を見てポカンと、といっても小さくだが口を開き】
【その炎/焔で何をするのかと位置も変えずに視線を向け続ける】
【―――ただ、ほんの少しばかりの魔翌力を体に纏った状態で】
248 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/22(水) 20:49:42.58 ID:9dbiPYDO
【路地裏】

…月が綺麗ですね
【腰まである長いポニテ白髪、死んだ爬虫類の様な紅い目は半開きにされ、口に煙草をくわえ、黒いパーカーの上に血まみれ白衣を着た青年】
【が、壁に寄り掛かり煙草を吹かしている】

「マスター、あいらぶゆーと言う意味合いで言っているのですか?」
「ちなみに私はマスターを夫に出来る程物好きではありませんが」
【青年の傍らには、水色のロングヘアーに赤い瞳、メイド服を着てうさ耳カチューシャを付けた30cm程の少女が浮翌遊している】
249 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 20:51:34.23 ID:1HNK.Nko
>>244
(……魔翌力を止めた。距離を詰める必要は……)
(一応、詰めるだけは詰めておきますか)

【相手の様子の変化、警戒のレベルを一つ落とし】
【後退して開いた分の距離を歩いて埋める】
【普通に会話をする程度の距離まで近づきながら】

……無理矢理にでも……?それは聞き逃せません!
少々仕事の範疇から外れていますがこれもまた治安維持の任!

【無限ループ】
【これを繰り返すときっと何時までも終わらない】

【此処らで一息、少々頭を落ち着けて】

………で。貴女は、こんな時間に何をしてたかと言えば……
ただ私の後ろを附けて、路地裏にまでやってきたと
所謂、そういう事何ですね?

/あいさ了解ー
250 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 20:51:43.34 ID:7GXgIy2o
>>246
お酒は初めてですっ!
煙草はよく吸うけどっ
【お酒、お酒ッとつぶやきながら、酒類コーナーへと駆け寄る】
【煙草をよく吸う時点で駄目だと思うが、そこはご愛嬌】

/大体130ぐらいです
251 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 20:56:17.09 ID:3RpZiqQo
>>245

おーい、ジェムちゃーん?

【此方を振り返るジェムに対し、被っていたシルクハットを手に持って】
【手を振るように大振りに振って、自身の存在を示す】

【其れと同時、ぴちゃりと噴水から足を抜いて】
【水に濡れた足でひたひたと、素足のままジェムの居る方へと歩き始める】
【傍で話をしている二人について気にしているのか居ないのか】
【警戒する様子は無く、若干の微笑みを浮かべたまま】

【魔翌力感知の出来るジェムなら判るだろう】
【以前会った時にはあった、少女から漏れる黒い魔翌力が非常に微々たる物に成っている事】
【そして、少女の手に持つシルクハット辺りから、“哲学者の卵”の反応が二つある事に】
252 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/22(水) 20:58:06.51 ID:vm9yLnMo
>>250

酒はいいぞー 適度に飲めば長寿の素だしな
煙草なんかやめて酒にしなよみはるん

【適当にお父さんがあれが欲しいとかこれが飲みたいとか言うよっ】

【店内の他の客は無し もう一人の店員はレジの後ろで雑誌を読んでいたり】
【レジに持っていけば店員さんが明るい声で身分証明を求めてくる】
253 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 20:59:12.76 ID:BfEfVCEo
落ちた時用>>19

ま、それでも、命あっての籾種って奴です!

【いいこと言った!みたいな顔してるけど間違ってます】
【言葉の重さが変わったのに気づいたようで反応したのがわかるもののそれ以上は突っ込んだりせず】

【出した声に自分でも間抜けだと思ったのか微妙に恥ずかしがった表情が見えた】
【水が滴るのを見て、改めてこの人が水着着ててよかった、と心の底から思った】
【蜘蛛の姿が嫌いではないものの、やはり身長差のせいかこちらの方が話しやすいようである】

なるほど、燃費ですか・・・
比べたことがないから私は分かりませんが、言われてみれば人間型の方がスマートですもんね

んー、お気持ちだけは受け取っておきますが、自分にも何故できないのかさっぱりで・・・
私は、自分自身の実力不足だと思っているんですけどね
元の住んでたところなら普通に変身できたのですが

【言われてああ〜っと納得してぽむっと手を叩く】
【ミーナ自身は諦めがついてるようでそれほど落ち込んだ様子はない】

【その魔翌力を孕んだ視線は守る障壁のない純粋無垢な瞳には真っ直ぐに突き刺さる】
【がミーナは「?」と少し首を傾げるだけだった】
254 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/22(水) 20:59:47.96 ID:kOwXXEAO
【森】
【いくつもの木々が無惨にへし折られ、その場所だけ小さな広場の様に拓けた場所に】

今日は月が綺麗だな…
私一人で見るには惜しいくらいだ…
【肩にかかる程の黒髪に赤いリボンがついた紺色のブレザーの制服を着て、スカートの下にレギンスを穿いたピンクのマフラーを首に巻く少女が大の字に仰向けに寝転んだまま頭上で光を地に注ぐ月を見つめている】
【その両腕から手の甲あたりまでに包帯が巻かれていた】
255 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/22(水) 21:02:54.40 ID:rvQWRPk0
>>247

【相手の方向に拳を向けた途端、炎が右肩から射出される】
【瞬間、加速しながら】

うらァ!!

【男達の集団の中に拳を激突させた】

【地面から砂が嵐の様に巻き散り】
【凄まじい爆音と同じくして男達は吹き飛ぶ】

【しかし、やはりそのボスだけは被害に会わなかったようで】
【少しずつこちらに向かってくる】

「其れがアンタの全力か?弱い、ああ弱いな!」

【徐々に体に魔力を纏っていき、少年に接近する】
【あくまで魔力は具現化せず、漂うように男から離れなかった】
256 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 21:04:03.37 ID:7GXgIy2o
>>252
いいですねぇ!!今度から、酒にしますっ
【自分も基本的にはラベルの柄のいいものを大量に買う】
【気がついたら、かご2個分!!】

よしっ!これでいいですねっ
【普通にレジを素通りし、店を出ようとする】
257 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/22(水) 21:05:56.92 ID:zM3PywSO
>>249
(さっきから……間合いを保とうとしてるですから? この人、戦い慣れてるですから……!)

【反射的に、数歩後退】
【腹部から伸びる支柱包帯を文字通り「消」し、そちらを見て】
【むう、と小さく呟いて、再び俯いてしまう】

そういう意味じゃ無い……ええい、ややこしいですから!! どうだっていいですから!!!

【少女は、自分の小さな脳では、上手く説明出来ないと判断したのか】
【なんと、思考を放棄した】

……そういう事ですから
【思考を放棄している事もあってか、やや淡泊な返事である】
【だが、事実そういう事なのだ。少女の言葉には、間違いは無いのだ】

/ただいまです
258 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/22(水) 21:06:36.25 ID:qTw2dO20
>>251
≪あ……姉貴!≫
え……あれは!!
「ん、どうした……あの人は?」
あたし達の、知り合いよ……久々に会うわね……

【大きく声を掛けてきた少女――ルシアに、ジェム達は気づく】
【久々の再会に、ジェムと主――レイドの表情は綻んでいる】
【――故に、今ジェムは「不感」状態で、以前の彼女は「不感」状態のジェムを見る事は出来なかったのに、何故今は見えたのかと言う疑問を覚える事は、出来なかった】

≪(――――!?
『卵』の、魔力反応が……2つ!?)≫

【――ジェムは、すぐに『それ』に気付いた】
【緩んだ表情を一瞬引き締めて、注意深くその詳細を探って行く】

≪(――以前は、『卵』を1つ、ただ持ってるだけでしたけど……今は、どうなって……!?)≫

【シルクハットの辺りから感じられる『卵』の魔力を追跡していく】
【ルシア自身に、その『卵』は干渉しているのかどうか――】

――久しぶりね
元気にしてたかしら?

【笑顔を浮かべながら、レイドは右手をあげて挨拶をする】
【非常にさばさばした所作ではあるが、左目に走った傷跡が、どこか以前と異なった印象を与えるかもしれない】

「(ん――へぇ……なんかおかしなの持ってるようじゃねぇか……
この魔力……どっちかと言うと俺のに近いかも、分からねぇな……)」

【一方、心もち後ろに下がった銀髪の少女は、脆弱な黒い魔力に興味を示したらしく、つと顔を上げる】
【少女自身、その奇抜な格好からも分かる通り、魔力や魔術に関して一定の知識を持ち合わせていたのだ】
259 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/22(水) 21:09:33.88 ID:vm9yLnMo
>>256

いや、お金払えって

【レジを出ようとしたところで、左肩から一言】

「そこの可愛いお嬢さん、何か忘れていませんか?」

【茶髪の店員さんも声をかけながらレジを離れ、小さな体で出口を塞ごうとする】
【もう一人の店員は自分の世界に没頭している】
260 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 21:11:36.57 ID:ZZXwh6Io
>>255

(やっぱりすごいのね・・・けどあの人―――)

【轟音、暴風、それこそ爆弾が弾けた様な一撃に】
【女性は純粋に「おー」などと言いつつ驚いていた】
【――しかし、未だボス格の人物は健在であり】

・・・・ほんのちょこっとだけお邪魔しちゃおうかしら

【少年へ近付いていくその男へと銃に見立てた左手の人差し指を向ける】
【すると女性が体に纏っていた魔翌力と“何か”のエネルギーが交わって】
【しゅん、と小さな音を立て―――植物の種が男へ向かって飛んでいく】

【この種、僅かながら魔翌力をまとっており】
【もし何かに触れると急激に成長、足や腕程度ならば拘束できる蔓へと進化する物だ】

【要約すれば女性の行動は少年の手助け、となるが―――?】

/申し訳ありません、少々ご飯に行ってまいります

261 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 21:12:42.30 ID:7GXgIy2o
>>259
お金・・・・?
【お金は一応あるらしい、もっとキツく言えば出すかもしれない・・・】

出世払いって事で!それか、可愛さにおまけして!!
【店員さんに微笑みかけ、首を右に傾ける】
262 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/22(水) 21:19:21.64 ID:vm9yLnMo
>>261

「あたしの小さなお財布に、そんな大金ありません ごめんなさいねお嬢様ー」

【何故か満面の笑みな店員さん 歌うような、独特なリズムで語りかける】

だそうだよみはるん ちなみにお父さん無一文だよ


【雑誌を持っている方の店員が、何かぶつぶつ言い始めた】
【三人の一匹の空間で物音も無く、それでも内容は聞き取れずにただ存在のみを誇示する呟き】

263 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/22(水) 21:20:24.42 ID:rvQWRPk0
>>260

【種が男の頭部に直撃した】
【しかし】

なッ!?
「――ッ!?・・・アンタか。邪魔すんならお前も押し潰してやるよ・・・」

【男に直撃したはずの種は男の遥か向こうに飛んでいた】
【男は先ほどよりも少し疲れていたが、肉体的ダメージは無い様だった】

【敵意を察知したのか、男は無闇に飛び掛ろうとせず、双方を警戒】

あんた・・・わざわざ狙われるようなことをしたんだから、自身のみぐらい自分で守れよ?

【少年は右手を深く握り締め、次なる攻撃に対して警戒していた】
【口ではそういうものの、いざとなったら守ることは頭で決めていたのだが・・・】

/いってらっさーい
264 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 21:24:07.20 ID:1HNK.Nko
>>257
/申し訳ない、見落としてたorz

………っとっと、離れないでくださいよー
あんまり離れると顔も見えないし、声も聞き辛いじゃないですか
ね?こんなに暗い所なんだから

【路地裏の暗さを理由にして近づいて行きながら】

ふむふむ……成程。納得いかない事も多々ありますが、とりあえず成程
では、それを踏まえた上で……

【思考放棄に走った相手の言葉を受けて、指差していた右手を降ろす】

危ないですよ、こんな所に来ちゃ
子供は夜には出来るだけ安全な所に居る事、良いですね?

【自分で誘い込んだという事は棚に上げて、説教モードに入った】
265 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 21:25:57.46 ID:7GXgIy2o
>>262
ん〜
いいですよぉ!!有り金全部出しますからぁ
【少し、頬を膨らませながら】
【リュックの中の財布を取り出す】
これでいいですかぁ〜?
【そういって取り出したのは1万】
266 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 21:26:21.72 ID:3RpZiqQo
>>258

えーと、レイドちゃんだっけ。お久しぶりっ。
うん、こっちは結構元気にしてるけど―――

【手に持っていたシルクハットを被り直し、にこりと笑みを浮かべる】
【子供っぽいその表情に疲れの色などは見えず、至って健康的だ】
【さっきまで考え事をしていた割には、大した悩みも無さそうな顔で】

………レイドちゃんの方は、色々あったみたいだね?
人伝だけど、ちょっと位なら話は聞いてるよ。

……と、貴女の方は始めまして、かな?

【対機関連合に所属している少女は、集積情報をちまちまと確認している】
【少し前に書き込まれた情報――卵の破壊や寿命の話等】
【それなりに判っている積りで、首を傾げて見せ】
【ふと視線を銀髪の少女へと向けて、疑問符と共に頭を小さく垂れた】

【シルクハットから放たれる『卵』の反応】
【それは、ただ其処に二つ存在するだけで、少女には大した影響は与えていないようだ】

267 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 21:31:39.58 ID:EjFer6Mo
【公園】

【緩くウェーブのかかった柔らそうな豊かな金髪。右目が金眼で左目が碧眼の異彩眼(オッドアイ)の妙齢の女性】
【身長は170cm弱程度。黒のブーツに黒のパンツスーツ】
【上は胸元が大きく開いたドレスのような豪奢な黒のコートだけを羽織っており、その白い肌を外気に晒している】
【首にかかっている銀のネックレスには銀の逆十字の形をした筒状のものがぶら下がっている】

【足が悪いのか右手には簡素な杖。右足を庇うように、ひょこひょこと歩いている】

――ふぅ。

【ベンチに辿り着くと一息】
268 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/22(水) 21:34:17.81 ID:zM3PywSO
>>264
むう…………それもそうですから。

【出来れば、自分の間合いである中距離を維持したかったが】
【ここで接近を拒めば、ますます疑われかねない。それは困るので、嫌々ながら近付いて行く】

納得してくれですから。納得してくれないと困るですから。

【思考放棄に走った今、これ以上の説明は出来ないのだ。勘弁していただきたいというのが、少女の本音である】

……分かったですから。

【やや含みのある口調で、ぼそっと呟くように、そう言って】
269 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/22(水) 21:34:46.72 ID:vm9yLnMo
>>265

わーお みはるんお金持ちぃ 林檎売りって儲かるのー?

【個性的な面々の揃った中で、ノリを変えない蛙】

「はいはい足りますお客様ー ついで年齢、いくつです?」

【流れゆく水のような調子の声】
【一万円は受け取らずに抱きつこうとしてくる】

【レジ裏の店員が膝を抱えてぶるぶると震えて出した】
【止めようとすればするほどに激しくなる貧乏揺すり】
【ぼさぼさの長髪が相まってクスリが切れた人みたく見える】
270 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 21:36:51.91 ID:BfEfVCEo
落ちたry>>20

・・あっ!そうそう、それです!

【間違いを指摘され、顔を赤くする】
【悪戯っぽく笑われてますます、はずかしかったり】

逆に言えば、多いエネルギーの消費を強いられたほうが強い、ということですか?
まぁ無駄にエネルギーを消費してたら意味ないですが
・・・龍の姿になれたらもっと強くなれるのかー・・・

【最後は小声で、自分に確認するように言った】
【いいこと聞いた、と心のなかでにんまりしていたらしいです】

うぅ、キョーコさん、なかなか鋭いですね
とはいってみても、その出来た頃でも完全じゃないですけどね
この人間の姿にプラスして、翼とか角とか尻尾とかその程度です

減る、というか"壊れて"しまったみたいです、私の身体

【見抜かれている以上、更に隠し事は疑惑を生むだけ。それにミーナは嘘を付くのは苦手だ】
【あまり自分でも触れたくない場所らしく声のトーンが落ちるが】
【聞かれたので淡々と答えていく】
271 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 21:39:26.03 ID:7GXgIy2o
>>269
いやぁ、結構ルートがありますからねぇ
【ふふふと、何かを企み】
年は6歳ぐらいでっす

かわいいなー、このー
【青年と抱きつく、もしかすると、接吻するかも】
さぁ、これでお買い物完了でいいですか!
お父様!!
【貧乏ゆすりは気づいてないようだ】
272 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 21:41:02.02 ID:1HNK.Nko
>>268
(……これなら、良いでしょう)
(相討ちなら得、死ななければ安い。一歩で入れるなら十分十分……)

そうは言われても、分からない物は分からないんですって
そして聞き逃せない事は聞き逃せないんです、私はね
立場というものが有るんですよ?大人には

……今、大人じゃ無いとか思ったのなら素直に懺悔しなさい

【言葉の最後に、後から一文付け足し】
【此処は特に大事なのか、一言一言強調するようにはっきりと】

分かったのならそれで良し。さあ、こんな所から早く出ましょう!

【そして、言うが早いか、相手の手に手を伸ばす】
【手を取る事に成功すれば、そのまま路地裏から出て行こうとする】
273 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/22(水) 21:41:12.69 ID:qTw2dO20
>>266
そう……よかった……
そういえば、前に『対機関連合』が集めた機関への殴り込みの時に、あなたもいたんだっけ……

【異常のなさそうな笑顔を目にし、レイドの表情に喜色が浮かぶ】
【そして、その時にふと思い出す。かつて機関の『昼の国支部』を襲撃するべく集った面子の中に、ルシアがいた事を】

え――――
そう……どれくらいの事を知ってるのかはともかく……確かに、色々と大変な事はあったわね……

【『色々あった』と言う言葉で、レイドが真っ先に思い当たるのは、妹の入院と、実質的な『死』】
【今でも、その事を思い出すのは辛い事らしく、笑みを讃えていた表情に、陰が差す】

……けどまぁ、あたしはあたしなりに色々と頑張ってはいるわ

【しかし、状況は何も悪い方へだけ動いている訳ではない】
【兄との和解。ルシアも把握している、『卵』の破壊手段の確立に、自身の寿命の延命】
【悲観だけでは終わらない、明るい変化もまた、確かに訪れている】

「おぅ、そうだな……
俺はイマミレイ=シークってんだ。普段は雷の国を拠点に動いてるんだが……今はレイドと仕事を一緒にしててな……
魔法薬とかが要り用なら、言ってくれれば都合するぜ?」

【控えていた銀髪の少女――イマミレイが、声を掛けられ改めて挨拶を口にする】
【開口一発に商談が口をつく辺り、かなり「しっかり者」の様だ】
【――先ほどのレイドとの白熱した会話も、また仕事の上での会話であった】
【その口調は非常に男勝りでどこか乱暴にも感じられるものだが、声質は高めで、どこか柔らかめでさえある】

≪(よかった……まだ『卵』は埋め込まれてる訳でも、身体に作用してる訳でもない……)≫

【『卵』の魔力を追い、ひとまず安堵の表情を浮かべるジェム】

≪(……そういえば、森島さんと繋がりがあるって言ってやしたね……
――『卵』も、その辺りから手に入れたんでしょうか……?
ずっと持ってると言う事は、管理はきちんとしてる様っすけど……)≫

【しかし、その後には何やら思案顔になってしまう】
【元々、森島 京が機関員であったという認識もあり、どこか慎重になっているのだ】

[…………]

【そのために、先ほど感じていた何者かの視線に、意識が向かなくなっている】
274 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/22(水) 21:48:53.63 ID:zM3PywSO
>>272
大人じゃな……いや、何でも無いですから。………………まあいいですから。この話は、早めに終わらせたいですから。

【………………割と自分勝手な発言だが、気にしないで欲しい】
【少女は元より難しい話をするのは苦手であり、これ以上続けるとなれば頭がパンクするのも致し方ない状況なので、こうするしか無かったのだ】

分かったですから……

【路地裏から出る事よりは、そちらに従うのに抵抗があるらしく】
【差し延べられた手は取らずに、そちらの後ろを着いて歩こうとする】
275 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/22(水) 21:50:39.49 ID:vm9yLnMo
>>271

安心しろ店員 お父さんの方はしっかり成人してるからなっ

【無機質な照明を、蛙の肌が跳ね返している】
【雨上がりに煌く蜘蛛の巣のような、そんな自然の美しさがそこにあって】

「あらあらそれではお父様ー 身分証明可能です?」

ごめん無理 マジごめんっ! でもあれだよ人を見かけで判断しちゃいけないんだよっ!

【店員さん、抱きついて頬と頬をすり合わせてくる】
【張りのある肌、柔らかい体つき、美春に酔ったような眼がゆっくりと閉じられて】

「六歳ですか、お嬢様ー ではではこれから、成長します?」
「それからそこの、蛙さん あなたは良いこといいますね」
276 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 21:53:47.67 ID:0W3qckko
>>267

あ、あのぅ。

【ベンチの裏から、わずかに息を切らせた少女の声が聞こえてくる】
【女性の溜息を聞きとがめたのだろうか】
【それとも単に、杖をついて歩いてきた女性の疲労を気にしてのものか】
【女性が振り向けば、ベンチから数メートルほどのところに立つ少女の姿が見えるだろう】

【白磁のように滑らかな肌、どこか人形じみた整いを思わせる目鼻立ち】
【柔らかそうな金髪は、腰ほどまで伸びている】
【今はその白皙は、やや上気していて、また少し汗ばんでいて、どうやら近くで運動をしていたらしい】

具合でも、悪いんですか?

【その装いは、珍妙と呼んで差し支えないもので、白く大きな布を、胴体にぐるりと巻きつけただけのもの】
【幸い、布は厚手の生地でできているようで、汗を吸って透けるような心配は無いようだが――】
【それはさておいても、靴すら履いていないとあって、公園内の人間の視線を、集めてしまっている】
277 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 21:55:07.80 ID:1HNK.Nko
>>274
(………話しを終わらせたい、か)
(なら、適当に一つ二つ質問して解放しましょうかね)

【後ろを歩いて来る少女に対しては振り向かず、音などで位置関係を把握して】
【あまり離れてしまわない程度の速度で歩きながら】

保護者の方はいらっしゃるんですか?
こんな時間に一人で出て歩くのは危険ですよ?

【割と一般的な質問】
【訊ねる声の調子も、街で見かける自警団や警察の様な調子】
278 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 21:57:00.35 ID:ZZXwh6Io
>>263

・・・・・あら変ねえ、外しちゃったかしら?
お祭りの射的なんかは得意なのだけれど・・・・

【うーん、と首を傾げつつ男の身体、それを下から上まで静かに眺め】
【確かに種が当たっていない事を確認すると左手を下げ】
【まるで翳しているかのように、その掌を自身前方の砂浜へ向け】

ええ、おばさんになっても自分の身くらいは守れるもの
ちょっと位大丈夫よ、任せてちょうだい?

【にこりと柔和な笑みを少年に向け―――それだけ】
【武器を抜く、構えや距離を取るといった事は一切せずに立ち尽くしている】

/遅くなって御免なさいっ!
279 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 21:58:31.16 ID:7GXgIy2o
>>275
そういうことだから
よろしくね店員さ・ん
【そういい終わると、瞳を閉じ】
【店員さんとキスをしようとする】
お父さん成人してるから、お酒かって良いよね
【こちらも、頬を摺り寄せる】
280 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 21:59:54.21 ID:BfEfVCEo
おry>>21
さぁ、それもわからないんです
瘴気に当てられて、自我を失って他人を傷つけた時からで・・・
きっと、天罰なんだと思います

【不可抗力といえば不可抗力だが、自分の手が穢れたことに違いはなく】
【正確な因果関係が無くてもミーナはそう思っているようだ】

【もうここまできたならいっそのこと全部話したほうが楽になると思い、】
【重い口を開き、言葉を繋げていく】

とりあえずわかるのは、今の私は魔翌力が駄々漏れなこと
その量は私が生産できる魔翌力量を大幅に上回っていること
足りない分は私の身体を削って作ってること
明確な治療法はまだわからないこと

この4点をとある生物学者の人に教えてもらいました

【魔翌力を知覚できるなら翼だったもの周辺にどろっとスライムのように濃い魔翌力を感じ取れるだろう】
【黒いカーディガンが体外への放出量を申し訳程度だが抑え、留まらせているようだ】
【まるで龍の資格が無いのを表しているそこ、】
【ミーナに取って一番醜い場所を触られるとやはりびくっと震え、意図的に手を離そうとするだろう】
281 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/22(水) 22:00:56.80 ID:zM3PywSO
>>277
【質問を聞いて、自分が帰るべき家を思い出して。しかし、保護者……と言われると、どうなのだろうか? いや、保護者という事で良いのだろう】

……家はあるし、保護者も居るですから。一人で出歩くのは、昔からの癖ですから。

【以前……いや、以前は居たのだが、ごく最近までは保護者は居ないに等しかったから】
【その名残で、一人で出歩く事が多くなっていた】
282 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 22:01:00.21 ID:EjFer6Mo
>>276

【その声に、ゆっくりと振り返る女性】

いえ…。散歩をしていて少し疲れただけよ。ありがとう
足の具合という意味では、ずっと悪いのだけどね

【少し自嘲気味に笑う】

貴方は、…

【その恰好を含め「一体、何なのかしら」と、言おうとして、その言葉を飲み込んだ】

…ジョギング?
283 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 22:03:52.56 ID:3RpZiqQo
>>273

ん、結構昔の話だけど――確かに居たね。
あの時はレイドちゃんも居たよね、確か。お話しようと思ったけど時間は無くって。

【ルシアもまた、そのときの事を思い返す】
【多くの勇士が集まった襲撃戦。知り合いも多かったものの、誰かと話す様な暇は無かった】

………あー……――――――ごめん。
でも、絶望の内には居ないみたいでよかった。結構心配してたんだよ。

【レイドの見せた陰に、失言だったと表情を曇らせ謝罪の言葉】
【然し、直ぐに表情を微笑みに変え、伝わり辛い表現で心配していた旨を伝える】
【情報は少ないものの、レイドの妹が植物状態になっていると言う情報も得ていた】
【家族を、妹を失う辛さを知っている少女は、その事を心配していたのだ】

と、えと……イマミレイ、シークさん―――シークさん? ちゃん? くん?
ともあれ、私はルシア。ルシア・マリカ。何かあったらよろしくねっ。

【さらりと自然に商談と共に自己紹介をしてきた少女に向き直り】
【名を繰り返した上で呼び方を選ぶ。候補が多いのは、相手に選んで貰おうという意図の物】
【そして、自己紹介を返した上でにこりと笑みを浮かべた】

【なにやら思案顔を浮かべているジェムの事は今は意識の外のようで】
【当然ながら、何者かの視線には気付いていないようだ】
284 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 22:07:17.22 ID:Y0y4w2DO
【街の雑踏から離れた場所―――】


【人間の手によって荒らされた形跡の無い、透明度の高い小川。耳を澄ませば、穏やかなせせらぎが心を癒してくれる】

【―――だが、釣り人一人見られないと思われたこの空間に、確かな気配≠ェ有った】


【水辺には律儀に揃えられた靴と畳まれた衣服、その上には橙色の宝石が付いたペンダント】
【ふと、その先。川の中へと視線を向ければ―――】


…………――――

【シルエットは華奢な細躯、黒髪ショートヘアで黒と薄い蒼が混ざった色合いを持つ瞳―――その顔立ちからは一見すると少女にしか見えない人物が、腰まで水中に浸かって身体を清めていた】
【外見から年齢は15〜16歳程だと思われる】

【もっとも、夜闇に紛れたこの状態では、人影の顔を判別するのは難しいかもしれないが】
285 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/22(水) 22:07:26.05 ID:vm9yLnMo
>>279

「私と目線が、同じです 成長するのは、惜しいです」

【唇を合わせようとする美春を優しく避けて】

「これでも私は、女の子 あなたはそういうご趣味です?」

【ライトブラウンの瞳で、勘違いしていないかと問いかけて】
【再び頬をあわせ、美春の体温を感じてから離れる】

俺、蚊帳の外?ねー?

【きらきら輝く蛙は、一瞬で形成された二人の世界の中で、演出の役割に落ちている】
【コンビニの、人の眼に優しいものを選んだライトは意外とそういう場に合っているのかもしれない】
286 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 22:07:53.41 ID:1HNK.Nko
>>281
(……どうやら、これ以上は話してくれそうも有りませんね)

【返る言葉の様子から、きっとこれ以上は無いと判断して】
【路地裏を出ると、近くの建物の屋根へと跳び上がる】

夜のお散歩も良いですけど、気を付けてくださいよ

【一応の警告だけ残して、それから街の中心へと視線をやって】
【呼びとめられなければこのまま去るだろう】
287 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/22(水) 22:08:07.47 ID:rvQWRPk0
>>278

「ナメた真似してくれるな、うざったい」

【左腕を女性のほうに向け、魔力を放出する】
【魔力は空気中で巨大な炎になって女性のほうに向かう】

【その瞬間】

てめぇの相手は俺だろうが!

【注意を向いていなかったであろう少年は即座に男の下に駆け寄り】
【大きく拳を振りかぶって殴りつけた】

【殴られた男は大きく吹っ飛び、砂浜を駆けていった】

【しかしその瞬間、先ほど殴った場所にまた立っていた】

何だと!?
「・・・ってぇな、テメェは後でやってやるから黙ってな」

【先ほど炎を放出した左腕ではなく、右手で】
【思いっきり手刀を少年に繰り出そうとした】
288 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/22(水) 22:10:16.81 ID:zM3PywSO
>>286
……分かったですから。これからは気をつけるですから…………

【俯きながら、そう呟いて。そちらが去るのを見届けて】
【そちらが去った瞬間、大通りの雑踏に紛れ込んだ】

/乙でした
289 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 22:10:43.22 ID:7GXgIy2o
>>285
女の子も・・良いです
どっちかというと、女の子が好きです・・・

【やっぱり、唇を合わせようとする】
店員さんも、一緒に飲みませんか?
【今晩、開かれるであろう宴会に誘う】
290 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 22:10:45.87 ID:0W3qckko
>>282

あ、ごめんなさい、不躾なことを……。

【ゆっくりとベンチを回って、女性の前へと歩きながら】
【足が悪い、という事を説明させてしまった罪悪感からか、少女は声を落として、謝罪した】

……お散歩、いいですね。
少しずつ涼しくなってきてますし、今日は月も綺麗ですし。

【その自嘲的な笑みを見咎めて、ことさら明るく笑って、そう言いながら、よいしょ、と声を上げて、ベンチの空いている場所へと座る】

……うーん、運動、かな?
ジョギングみたいなものです。

【詳しく説明する意味は無いと解釈してか――戦闘訓練の真似事をしていたことは言わず】
【少し運動しただけですぐ足が痛くなっちゃって、と照れ笑いをしながら、その華奢な足を示す】

【近寄ってみれば、歳は15に満たぬ頃だろうか。礼儀正しい落ち着いた物腰からは、存外幼い印象を受けるかもしれない】
291 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 22:12:35.87 ID:kFMV7QSO
【街中】

【幼さが残る童顔で黒髪ショートヘアの少年が歩いている】
【服装は白のカッターシャツに青のネクタイを付けており】
【カッターシャツの袖には校章が付いている、そこから少年が学生であるのが解るだろう】

んぅー・・・久しぶりに外に出たなぁ・・
292 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 22:14:27.56 ID:1HNK.Nko
>>288
/お疲れさまでしたー
293 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/22(水) 22:16:05.62 ID:vm9yLnMo
>>289

【今度は素直に受け入れる】
【美春の唇の柔らかさのみを味わい、そこから先には立ち入らず】

【すっと離れた店員さんの顔は赤みがかって、食べごろの林檎のようで】

「それでは会計、始めます 一万円からお預かり」
【お札を受け取ってレジに戻る】

欲望を断ち切った俺は別に気にしないけどさ、人前でキスって恥ずかしくない?
294 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 22:16:26.02 ID:ZZXwh6Io
>>287

まあ悪い口だこと、やめてほしいならちゃんとお願いするべきよ?
でもこの状況じゃあ私も止めはしないけれど―――

【巨大な炎を女性を直撃する、そう思えた次の瞬間】
【女性の前方、何も無いはずの砂浜が突如小山の様に隆起】
【“肉の焦げる臭い”を撒き散らしながら炎を全て受けきって】

【ほんの数秒すると隆起は現れた時同様、突如として陥没】
【後に残るのは平坦な砂浜だけとなるが―――】

(やっぱり変ねえ・・・今、確かに飛ばされた様に見えたけれど)

【気付けるだろうか――女性の左手が隆起に向いていた事に】
【そしてまた陥没と同時に掌が下方へ向けられた事に】

【――現在、左手は女性と男の中間ほどの場所に向けられている】
295 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/22(水) 22:20:07.53 ID:qTw2dO20
>>283
あれは……もう2ヶ月くらい前の話になるのね……
あの時は……あっちの用意してた罠のせいでバラバラになっちゃったけど……うん、大丈夫だったようね

【当時の事を思い出しながら、レイドは口を開く】
【状況からして、恐らくは分断された後に各個に戦闘があったのだろうが、現在こうしてルシアは目の前にいる事から】
【その戦闘を、上手く切り抜けてきたのだと解釈した】

うん……兄が、あたしの兄上が……支えてくれたのよね……
あの時まで、ずっといがみ合ってて……殺し合うことばっかりしか、考えてなかったのに……
兄上がいてくれたから、あたしは立ち直れたんだと思う

【確かに、あの時レイドは絶望に沈み、極端な無気力状態に陥っていた】
【しかし、そんなレイドの支えとなったのが、和解した兄からの言葉】
【そして、今は行動を共にはしていないが、今のレイドの兄は公私に渡ってレイドの心強いパートナーとなっている】

「っあー……『さん』ってのはしっくりこねぇけど、『ちゃん』も『くん』も俺にはふさわしくねぇよなぁ……
ま、好きに呼んでくれよ。ルシアさん?」

【呼び名に困ってる様子を見て、自分でもどう呼ばれるのが無難か考えようとしたイマミレイだが】
【生憎、彼女自身自分がどう呼称されるべき存在か、図りかねているところがあるらしく】
【とりあえず『ちゃん』と『くん』に難色を示しながら、ルシアを名前で呼び返した】

「まぁ、俺は仕事であっちこっちをフラフラしてるからよ?
何かあったら……そうだな。『八福尽星』って酒場を訪ねてくれよ
そこで俺の名前を出せば、時間は掛かっても確実に俺に話はつくからよ?」

【イマミレイが口にした酒場の名前】
【それは、ルシア自身、そう遠くない過去に聞いた事があるはずだ】

≪(……まぁ、これ以上は気にしてもしょうがない事っすね
ともあれ、ルシアさんは今は無事なんですし、もし今後『卵』がヤバい事になっても、今の俺たちならなんとでも出来る……
――――……………………!?)≫

【思考の迷宮をさまよい続けていたジェムだが、一応の区切りをつけ、顔を上げる】
【以降、レイド達の会話に耳を傾けていたのだが】
【そこで再び、何者かの視線を感じて顔を顰める】

[…………]

【視線は、かなり離れたところから飛ばされてくるようで】
【いまいちジェムにも掴みづらいものがあった】
296 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 22:21:29.38 ID:EjFer6Mo
>>290

いえ。いいのよ

【少女の座るためのスペースを空けるためか、プライバシースペースの確保のためか、杖と左足で器用に腰を浮かせて横にずれた】

えぇ。足を悪くしてから、運動らしい運動もしなくなってね。
体力も底まで落ちたわ。今の私なら子猫にも勝てないでしょうね

【うふふ、と自虐風の何か】

運動、ね。

【その言葉、口調で何かを察したのか】

いいわねぇ。若い頃の苦労は買ってでもしろ、と言うし。
でも騙されちゃダメよ。その言葉を言ったのは、苦労を売る側だから。体よく若者をこき使いたいだけね

【華奢な足を眺め、身体強化は専門外なのよねぇ、などと思ったり】
297 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 22:21:39.39 ID:1HNK.Nko
>>284
【そして、一方で】
【きっとそのシルエットが水に入って暫くしてから訪れたのだろう影が一つ】

【靴を脇に置いて、その上にペンダントを移し。畳まれた衣服を丁寧に広げようとしている者が居たりする】
【川の方からの風の匂いと衣服の匂いを比べて、それが確かに其処の誰かの物なのかと確認しようとしていたりも】

…………………そーっと、そーっと

【そんな奇妙な行動を行っていた者の正体は】
【シャツカラーの白ブラウス、前を止めない灰色のイートンジャケット】
【膝丈のスカートと黒のニーソックスを穿いた、灰色の髪に灰色の瞳の少女】
【首からは聖ユダのメダイのペンダント。両腕に真紅の籠手、左右の人差指に魔石の指輪を付けている】

【いや、何やってんだというツッコミはこの際後に回しておく】
298 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 22:22:06.62 ID:7GXgIy2o
>>293
【美春の顔も完熟したような赤色に染まっていた】

サービスしてくださいよ!
おねーたん
【そういいながら、レジのカウンターに寄りかかる】
愛してるから良いんです!欲望なんて解き放てです!!
【うんうんと、頷き】
【店員さんをちらりと見て、微笑む】
299 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 22:30:44.00 ID:Y0y4w2DO
>>297

…………――――

【―――まさか背後で大切な自分の私物が漁られている(?)とはつゆ知らず】
【ひやりと冷たく、心地良い清流の水を掬って自身の肌を洗い流している"彼"は、未だその"何者"かの存在に気付いていなかった―――】

【いろいろな意味で無防備という言葉が当てはまる状況、なのかもしれない】
300 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 22:33:46.16 ID:0W3qckko
>>296

足が悪くても、心肺機能や内部筋肉を鍛える運動はできますよ。
良かったらお教えしましょうか?

【悪意の無い笑みを浮かべ、そんな提案をする】

あの、俺も最近、ちょっと考える機会があって。
あんまり学はないけれど、自分なりに考えたんです。
必ずしも、誰かと争う必要は無いんじゃないかなって……。
どうやっても、力を付けられない人だって、世の中にはいると思うんです。

【女性に眼を合わせているようで、その焦点はあっていない。遠くを見つめるような目で、少女はまるで自分に言い聞かせるように、そんな事を語る】

そりゃ、だからって何もするなって訳じゃないですよ?
でも、適材適所って言うか……弱いことは、罪じゃなくて……うーん、上手くいえないんですけど……。

【学が無い、と自称したとおり、上手く説明できているとは、お世辞にも言いがたい】
【だが、少女が真剣に考えて出した答えで――そして、今も悩んでいるのだろう】

苦労は、買うつもりは無いですけど……。
でも、たとえ対価に見合わぬ労働でも、誰かの役に立てることは、素敵だと思いませんか?

【どこか達観したような表情で、そんな事を言う】
【根っからの善人なのか、それとも建前の話題としてそんな事を言ったのか――】
【少女の無邪気な笑みは、前者を示しているようでならない。きっと、今までも誰かに‘上手く使われる’側だったのだろう】
301 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/22(水) 22:33:47.64 ID:rvQWRPk0
>>294

(チッ・・・双方ともに中堅能力者以上か・・・めんどい)

【外傷はまったく無いものの、激しい疲労に襲われているようだ】
【男は自身の攻撃が無効化されたことと】
【少年の加速力を考え、甘く見るのは止めたようだ】

アンタは結構やれるみたいで助かった・・・さっさとこいつぶっ倒して帰りてぇ

【謎の隆起によって少年は警戒し】
【一度だけ女性の方に顔を向け、心配と安堵する】

逃げてンじゃねェ!!

【その後、即座に男のほうにもう一度殴りかかろうとした】

「別に逃げてねェっつの!!」

【先ほどとは違い、今度は両腕で少年の攻撃を受け止める】
【ミシミシ、と骨がひび割れるような音がするも、少年の攻撃と勢いを止めた】

【そのまま少年の右手を持ち、炎を発生させようとしているようだ】
【少年は反撃できず、このままでは焼かれてしまいそうだ】
302 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/22(水) 22:35:10.77 ID:vm9yLnMo
>>298

「お金が無いから、働くの そんな余裕はありません」
「お釣りをどうぞ、お客様 まずはお札で、はいどうぞ」

【手渡しされるお釣りは、実は千円ほど多かったりして】
【言葉通り、それが精一杯のサービスなのだろう 続けて小銭が渡される】

で、店員さんいっしょに酒飲むの? 月見酒楽しいよぉ?

【蛙の澄み渡った声は、やはりこの場においては音響の一部のようになってしまう】

「新入りさんは、大丈夫?」

【カタカタと、壊れたメトロノームの如く震えるもう一人に声をかけるが、返答は無い】

「まだまだお仕事続きます 付き合えなくて、すいません」

【小動物を思わせる動きで、小さく頭を下げて謝罪】
303 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 22:35:26.58 ID:1HNK.Nko
>>299
(対象:未だ此方の存在に気付かず)
(現在の状況:直ぐには上がってこれない筈)
(眼前に対象の物と思われる衣服有り)

………ふっふっふっふっふー……

【皺の出来ない様に地面に広げた衣服、その中身を確認】
【どんな種類が有るか、全部脱いでしまっているのか等々】
【そして、それの確認を終えたら】

……………作戦その一決行

【ジャケットやブラウス、スカートなどをするりと脱いで丁寧に畳み】
【それを彼の靴の近くに置いて、上にペンダントを置き直す】

【この時点で、勘の良い方なら気付いているかもしれない。彼女が何をしようとしているのか―――】
304 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 22:36:17.41 ID:xviizwAO
【火の国・採掘場】

制圧完了、ですね。
……はぁ、怪我人を極力出さずに戦うのがこんなに手間だとは思いませんでしたよー……。

【腰まで伸びた陽光のような淡い金の長髪と、翠玉のような碧色の瞳を持つ少女】
【身に纏う機関の制服と、腰に吊り下げられた細剣が印象的な少女】
【そんな少女が、数十名の機関員と共に、火の国の鉱山地帯にて、採掘……というよりは強奪、盗掘作業を行っていた】

それでも、流石にこれだけの人数がいればどうにでもなりますね……。

……あ、気絶させた鉱山の職員はあっちの小屋に寝かせてあげて下さい。
絶対に手荒に扱わないで下さいね、彼等は敵でも何でもないんですから。
怪我をした方の応急手当も忘れずにお願いしますね。

それと、採掘班は早急な作業をお願いします、出来れば余計な邪魔が入る前に終わらせましょう、ね?

【ふんわりと、微笑みながら指示を出す少女の服の裾には、No.300と刺繍がしてあった】
305 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 22:39:10.16 ID:3RpZiqQo
>>295

そうだね……大体それくらいだ。
ん、大丈夫だったよ。友達も増えたしっ。

【にこりと笑顔を浮かべる少女は、さらりと何やら流れ的に可笑しい発言を零す】
【どういった形であれ、こうして元気にしてる以上、戦闘を切り抜けたのは確かだろうが】

お兄さん? レイドちゃん、お兄さんも居たんだ?
―――良く判らないけど、良いお兄さんみたいだね。
なんだか物騒な言葉も聞こえたけど、家族は大事にしないとだよっ。

【レイドの兄については殆ど何も知らないが、複雑な事情があったという事はレイドの様子からも見て取れた】
【が、その様子から今は良好な関係に為っている事もわかり、表情を柔らかいものに変えて】
【“家族”という単語をほんの少し強調しつつ、非常に今更な発言】

好きに? 本当に好きにでいいの? いいの?

【好きに呼んでくれ、という言葉に何故か過剰な反応を示す】
【露骨に怪しい。というか、変な呼び名を考えているようにも見える】

『八福尽星』……前も猫人さんに聞いたっけ。
何か人の手が借りたい様なことがあったら、よろしくお願いするね。

【そして出された酒場の名前。聞き覚えのある名前に先日あった猫人の事を思い出し】
【滅多にそんな状況にならない少女だが、無難な返答を持って視線を動かし】

―――――――ん、如何したの、ジェムちゃん?

【ふと目に入ったしかめっ面のジェムに気付き、尋ねる】
【少女自身は、未だに遠方からの視線には気付かず】
306 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/22(水) 22:39:40.48 ID:9dbiPYDO
【廃ビル】
【壁が崩れてバルコニーのようになった階層の中で、月を見上げる者がいた】

…あぁ、そういやこんな話があったな
…満月は人を狂わせるんだってよ
…ま、それはそれとして…月に兎が沢山いるとしたら、月って天国だよな…
【腰まである長いポニテ白髪、死んだ爬虫類の様な紅い目は半開きにされ、口に煙草をくわえ、黒いパーカーの上に血まみれ白衣を着た青年】
【が、崩れた瓦礫に座って月見をしている】

「マスター、既に満月の影響を受けていませんか?」
【青年の傍らには、水色のロングヘアーに赤い瞳、メイド服を着てうさ耳カチューシャを付けた30cm程の少女が浮翌遊している】
307 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 22:39:45.97 ID:BfEfVCEo
ry>>22
だって、そうとしか考えられないじゃないですか
同時に自分をも裏切ったわけですし、
何より、他人を傷つけちゃいけないって当然のことではないですか!

【どっちかって言うと神様ポジションに近いのに神様を本気で信じていたり】
【神様なんて居ないんだ、という絶望を何度か味わっているはずなのに】
【どこまでも純粋に平和な考えを持ち続ける】

そういうのも匂いに出るんですかっ!?
不思議なものですねぇ・・・

両方違いますよー
正式名称知らないのですが、あのいかにも科学者が着てる!って感じの服着てた女性の人です
・・・もしかしてお知り合いとかだったりします?

【洗って落ちるものなのかな、とか考えながらカーディガンをくんかくんか】
【口調の変化の理由を汲み取れず、わからないまま微妙に引っ掛かったようで質問を質問で返した】
308 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 22:44:34.18 ID:7GXgIy2o
>>302
結構、きびしぃーですねー
どうも、どうもです
【札が増えていることは気づかなかったが】
【気持ちを少なからず、商売柄見抜いたりして】

了解ですっ
また今度くるから、そのときは一緒にっ!!
【またもや、3回ほどくるくる】
309 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 22:45:42.71 ID:ZZXwh6Io
>>301

(そうねぇ・・・確かに逃げている感じではないわ)
(少なくとも自分から動いて避けたりはしていないものねえ・・・・)

【女性の視線は密着した二人へと向けられる】
【その瞳には男に掴まれた少年の右手が写っていて】
【即座に左手を二人の居る方向へと翳し】

うーん、どういうことなのかしら・・・・・?

【男が炎を発生“させようとする”か“させた”かの合間、微妙なタイミングで】
【浜の砂中より腕にも見える砂の塊が男の左側に現れて】
【その先端で光るかぎ爪で男の体を何処といわず深く引っかこうとする】

【また同時、女性は戦闘が始まって初めてその足を動かして二人へとゆっくり近付いていく】

310 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 22:51:09.24 ID:EjFer6Mo
>>300

そうねぇ。でも、これが私の姿だと思っているから、大丈夫よ

【その「大丈夫」は、日常においてか、戦闘においてなのか】

【少女の話しを聞き】

勿論、弱いということ自体が罪ではないわ。でも、その弱さが原因となることもあるの。

…。昔々、とある小さな村に一人の少女がおりました。
その少女は力を求めていました。その少女の思想は村の常識であり日常でありました。
少女は多くを学び、多くを知ってゆきました。ある日、少女は、禁じられた、それはそれは見るも耐えない悪術を発見します。
その術は人の命と引き換えに、多大な力をもたらすものでした。力に狂った少女は、村人全員の命と自身の右足とを引き換えに、その力を手に入れようとしました。
しかし、術は失敗しました。少女は親しくしていた村人全員の命と自身の右足と引き換えに、呪いを得ましたとさ

【その昔話に、少女の問いの答えがあるのかないのか】

だれかの役に立てるか、か。私はあまり考えた事は無いけれど、そうねぇ。素敵だと思うわよ

【うっすらと微笑んだ】
311 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/22(水) 22:51:27.66 ID:qTw2dO20
>>305
と、友達……?
――まぁ、なにはともあれ、無事でよかったわよ……
あたしも、どうにかこうにか生き延びれたからね

【戦いに向かった先で友達ができたと言う発言に、訝しげな表情を見せるレイドだが】
【恐らくは、誰かと共闘でもして打ち解けたのだろうと解釈することにした】
【自身も、初対面の仲間と共に闘い、救われたのだから】
【――そしてその中で、ルシアにとっても決して遠くない人物を敵として屠ったのだが……】

えぇ、3年前からついこの間まで、ずっと仲違いしていがみ合ってたんだけどね
うん……リイロも大切にしてあげたかったわね……
父様が、家族の事を何も考えてくれないから、なおさら、ね……

【自身の兄について、簡単に話すレイド】
【家族を大切に、というルシアの言葉には複雑な表情を見せる】
【既に、その『家族』は半分以上崩壊してしまっており、かつての絆など見る影もないのだから】

「あ、え……あ、あぁ、まぁな……
あんまり突飛なのは、ごめんだけどよ?」

【何か嫌な予感を感じさせるその反応に、少しばかり『引き』ながら、イマミレイは頷く】
【とりあえず、あまり突飛なのは〜と、予防線は張っておいたが……】

――『猫人さん』ってことは……
「なんだ……もうアーディンの旦那と知り合いだったのか……
なら話は早い。アーディンの旦那は俺のお得意様だよ」

【レイドとイマミレイは顔を上げる】
【二人をつなげたのが、他でも無い『八福尽星』のアーディンだった】
【用心棒の傍ら色々な副業をしているとの事だったが、確かにそちらもそれなりのコネクションで仕事として成立しているらしい】

≪いや、あの……誰かに見られてるような、変な感じがするんす≫
――また?
一体何が……
「ふむ……」

【ルシアの問いに、おずおずと答えるジェム】
【それを聞いて、レイドが顔をしかめた。これが初めての事ではないのだろう】
312 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/22(水) 22:53:25.36 ID:vm9yLnMo
>>308
「またのお越しを、期待です」

【控えめに振る手に、笑顔を添えて見送った】

さあ、宴会どこにするっ!?
結構遅くなっちゃったし公園? 恭平おにーちゃんってのも呼ぶ?

【異質な空間を抜け出して、急に元気になる蛙】
313 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 22:53:52.74 ID:3umMfeko
【魔術協会・個室】

「き、貴様・・・こんなことをしてただで済むと思うな!」
ほう、ではどうなると言うのかね?詳しく教えていただけるだろうか。
【ローブを羽織った初老の男と、布の垂れ下がった奇妙な帽子を被った男が、対峙している】
【初老は壁際に座り込み、帽子の男がそれを見下ろしている構図だ】

「はっ!まずは貴様の血族をすべて人質にとってやる!そしてこの魔術協会からも永久追放だ、重罪人のレッテルを貼り付けてな!」
ふむ。陳腐だな。まず血族は私の妹しかおらん。腕っ節はそこらの雑魚になど負けんぞ。それと重罪人?下らんな、研究など別にここでなくともできる。
【まくし立てる初老を、こともなげに流していく帽子の男】
「なっ、貴様・・・!」
いいか。言ってやろう、一度しか言わんから聞き逃すな。
私は別にここを敵に回しても構わんと思っている。この規模で私を[ピーーー]?片腹痛い、蹴散らしてくれよう。
【ひたすらに、自分の自信をぶちまける。その姿に、虚栄心など、一切感じられない】
だがな、もし貴様らが世界を敵に回すなら、私は動かなければならんのだよ。珍しく、気が向いてな。

【そして、革靴で思い切り、地面に打ち付ける】
【周囲の置物が、ガタン、とはねる】

話せ。一切の隠し事なく、だ。「根」の一人である貴様なら知っているだろう?
「・・・う」
【そのプレッシャーに、言葉を詰まらせる初老】
【相手は、自分なんかよりもっと強大だ―――意思が根負けし、すべてを話し始める】

【・・・数分後】
【初老の口から言葉が切れたとき、帽子の男は口も目も閉じていた】
【眠っているんじゃなかろうか――初老が思ったとき、突然、目を開いて】
・・・カァッ!
「ぎゃっ」
【突然、初老に向かって蹴りが繰り出された】
【蹴りを腹に喰らい、気絶する初老】
・・・愚か者共が、何を考えている・・・!
行かなければ、何とかせねばなるまい。
【少しばかり焦燥を表情に含ませ、個室を出て行く】
【あとには、ここでの記憶を消された初老が残された】

/絡みは不要なのだよ
314 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 22:54:00.86 ID:7YRD2YIo
【街中】

「おまえさんも懲りないのう、死人を運ぶ箱なんぞになぜ興味を示しちょるんじゃあ?」

だってあんたのこれがすげえカッコいいデザインだからさあ

【さらっとした柑橘系の整髪料の匂いが漂うさらっとした茶の短髪にきりっとした目に真っ赤な瞳に整った鼻筋】
【水色の質素なシャツを白い柄シャツの上から羽織り、ひざ下まで伸びた黒よりの灰と黒のストライプのハーフパンツに赤のスニーカーの青年が鎖を引いている】
【肩にはリュックサック風のバックを持ち、その首だけは…季節はずれな赤いマフラーを巻いている】

【そしてその前を先導するように垂れた耳に丸い目、ソフトモヒカンのように中央の頭の毛がこんもり盛り上がった、首輪に複数の鍵をぶら下げた
茶色い体毛に覆われ小さな子犬、いや…レッドカラーのトイ・プードル】

「さ、魔術協会本部まではおまえさんが最初に来たその『水の国』を通るルートが近い
じゃがまずは…ガソリンスタンドが見えるまで歩いてみろ」

…ガソリンスタンド?どうしてさ

【青年が引いているのは…2mほどの上から見ると細長い六角形のような形をした重厚な箱…人一人が入れそうな高級感の溢れる箱】
【安定感のあるのっぺりしたフォルムを紺色で彩っており、蓋の表面に真っ黒な三日月を象った模様が塗られており】
【そして中央部に『魔術協会』とロゴが張られていた】
【どこから見ても棺桶だった…銀色の鎖がくっついておりこの鎖を青年は引いている】
315 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 22:55:56.33 ID:Y0y4w2DO
>>303

【少年―――アリエルは、現在警戒心を大いに緩めてしまっていた】
【此処は彼自身お気に入りの水浴び<Xポット――水質も良く、身体を清めるのにも適している。そして何より全くと言っていいほど人気が無かった。"穴場"なのだ――】
【それでも、もちろん水中に入る前には念入りに周囲を確認する。自分以外の誰かが居ないのか―――五感を研ぎ澄ませ、己の全神経を用いてチェックする】
【―――脱ぐ≠フだから当然だ。少しでも"違和感"を感じたのであれば、直ちに撤収。大幅に時間をずらすのみ】

【それ故に、彼は今この場に自分以外の存在は皆無であると、確証を得ているのであった。警戒心を解き、美しい自然と心身共に一体となっているのだ―――】


【ちなみに水辺に畳まれている衣服は、蒼いTシャツに半袖のパーカー等、いつもの服装一式である。そう、下着も含めて―――】


………――――

【一瞬―――ピタリと、動きを止める】
【何となく、本当に何となく。背筋に水の冷たさとは違った"悪寒"が走った気がしたからだ―――】

【まさか……いや、そんな筈は無い。気のせい、気のせいだって―――心の中で嫌な疑念を膨らませつつ】  
【ドクン、ドクンと―――胸を叩く警鐘は大きくなって。ゆっくりと、"そっち"へ振り返ろうと―――】
316 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 22:56:25.00 ID:7GXgIy2o
>>312
それじゃぁーねっ!また今度〜
【満面の笑みで、手を激しく振って別れた】

公園でいいですっ!恭平おにーたんは
、酔うと分けわかんなくなるからいいですっ!!
【顔をぶるぶる震えさせながら、拒否】
317 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/22(水) 23:02:05.11 ID:kFMV7QSO
【路地裏】

見つからないなぁ・・・
【元々何色の物だったのか解らなくなるくらいに汚れたローブに身を包み】
【顔中に包帯を巻いた見るからに怪しい人物がいた】

【その独り言から察するに何かを探しているようだが?―――】
318 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/22(水) 23:02:34.54 ID:vm9yLnMo
>>316

よっしゃー酒盛りだぁー!

【あたりを憚らない大声 この小さな体からどうしてこれほどの音が出るのだろう】

飲んでるうちに酒の耐性付いてくるもんだぜ?
挑戦をやめたらそこで進化が止まっちまう

【言ってることはそんなに間違っていないのだが、酒に関しては危険です】
【そんなこんなでキングクリムゾン、かな?】
319 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 23:03:43.50 ID:1HNK.Nko
>>315
(………あらー、下着まで)
(こっちをすり替えるのも面白そうだけど、脱いでる時間が無いね)

【少女の行動は、悪戯に特化した思考の元で行われる行動は、迷いが無い】
【余りにも、迷いが無さ過ぎた】

【畳まれていて、そして広げられた衣服を纏めて拾い上げ。獲物を追う要領で、音も無く走る】
【直ぐ近くの大きな木の裏に、彼が振り向くとほぼ同時に隠れた】

【そして】

……………・ぅぅぅううぅぅうううぅぅぅうぅ………

【喉の奥から、唸るような泣く様な、そんな奇妙な声を出す】
【喉を絞って音は掠れ、声は平常より何段階か低く】
【何よりも、震えて途切れ途切れの此の声は、何処となく寒さ以外の理由で身を震わす様な】
【敢えて言えば、幽霊のそれをイメージさせる様な声】

………ぇて、い、………

【文章にならない、中途半端な音】
【振り向いた其処には、元と殆ど変わらない形で、衣服が畳まれている】
【但し、広げれば中身が入れ替わっているのは確か】
【シャツの青とジャケットの灰は、暗闇の中でなら間違える可能性も無い事は無い】
320 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/22(水) 23:04:47.76 ID:rvQWRPk0
>>309

「くそっ!駄目かよ!」

【鉤爪が男の腕に直接食い込み、その痛さに耐え切れず手を離す】
【少年は右腕を多少焼かれたものの、多少の火傷程度で済んだようだ】

【突然、その場ではとても異質な音声が流れる】

≪TIMEOVER!TIMEOVER!TIMEOV――≫
「糞ァァァ!ふざけやがって!―――」

【男の体から謎の機械音が発生する】
【男は機械でできた体というわけでは無さそうだったのだが】
【確実に男の体から流れる音だった】

【男は一瞬にしてその場からまるで消えるように消失し】
【気配も完全に無くなっていた】

【周囲の男達も何故か消失しており】
【残された少年と女性のみが海を前に立っていた】

何があったんだ?・・・あんたは判るか?

【少年は目の前の女性に話しかける】
【謎の喪失感に襲われ、その場で座り込みながら】
321 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 23:06:29.16 ID:7GXgIy2o
>>318
よーしゃぁ!!
飲むぜ飲むぜ飲むぜぃ!!
【あたり一面に並べた酒を、手当たりしだい飲んでゆく】
【ヘビースモーカー兼大酒のみという事が発覚した】

【どうぞっ!キングクリムゾンでっ】
322 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 23:06:43.32 ID:0W3qckko
>>310

……。

【女性の口から軽く語られた、一つの‘お話’】
【それをどう受け取ったのか、少女は怯えたような表情を浮かべて】
【女性の使っていた杖と、不自由そうだった右足に、視線をさまよわせる】

今のお話が、どういう意味なのかは、よく、分からなかったですけど……。
……力を求めることが弱さなら……弱い人は、弱い人なりに、生きるということ。
……神の口から出る、全ての言葉によって生きなければならない、と。私は小さい頃から、教わって生きてきました。

【少女は少女なりに、今の寓話を、訓示と受け取り、自分なりの答えを返す】

も、もしそういう意味だったんなら、貴女も、‘‘猫に勝てない’’なんて考えることも、しない方が、いいと思うんですけど……。
……力で誰かの役に立つことはできなくても、誰かを支えることは、きっとできますから……。

【女性の微笑みの裏を読もうとしても、少女にはそんな機知も経験も無い】
【寂しいのだろうか、辛い思い出があるのだろうか、そんな考えだけがぐるぐると回るだけだ】
【会話する相手の表情すら読めない自分に、少女の顔は笑みが戻ることは無い――】
323 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 23:08:16.92 ID:3RpZiqQo
>>311

そ、友達。良い子だよ?
なんだかんだ、こっち側で居なくなった人は居ない……のかな?
少なくとも、連合側での連絡は特になかったと思うけど……。

【当時、まだJusticeとの協力体制が取られていなかった為】
【連絡を取り合う手段が携帯電話という頼りないものしか無かったのだが】
【特にコレと言った不報を聞かない以上、大きな問題も無かったのだろう】

【レイドがその襲撃戦で一人の敵を屠った所為で、際どい立場に立たされている事を】
【この少女は、まだ知らない。今後も恐らく知る由も無いだろう】

三年前……結構長い間仲違いしてたんだねー……。
でもほら、今になってそのお兄さんと仲直り出来たんだからさ。
その、お父さん? とも、仲良くできる可能性はあると思うよ?

妹さんについては……その……―――。

【ぐっ、と両手で拳を握り、前例を置いて一つの可能性を示す】
【が、植物状態と聞いているリイロについて、少女は為す術もなく】
【何かを言おうとして、然し口ごもり、仕舞いには視線を逸らしつつ黙ってしまう】

――――――――――シーくん。

【突飛だった】
【名前がシー『ク』だった、ただそれだけの理由しか無い】

御得意様、って事は―――経営者?

【確か、猫人の彼は用心棒をしてると言っていた】
【そんな彼が御得意様ということは、という安易な発想だが】
【経営者が用心棒を御得意様と称することは普通に考えれば可笑しい事だ】

………誰かに?
……………………誰に?

【其れが判れば苦労しないだろう】
【かくり、と首を傾げ、特に感じない視線の主を探して周囲をきょろきょろと見渡してみる】
324 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/22(水) 23:11:17.22 ID:vm9yLnMo
>>321

【手の使えない蛙がどうやって飲むのかと思えば】
【酒が小さな水の球となって蛙の口に運ばれていく】

【色とりどりな液体が空に浮かび、月明かりを透過して芸術品に変える】

いいねぇみはるん!いい飲みっぷりだぁ!

【明らかに蛙の体を超えた量を流し込み】
【蛙を見続けている分には気付かないほど少しずつ、蛙の体が大きくなっていく】
325 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 23:15:51.01 ID:7GXgIy2o
>>324
2番!美春行きますっ
【顔が真っ赤になってもおかまいなしに飲み続ける】

はくぃっ!飲んで飲んで飲んで〜♪
【自分で言いながら、その辺の酒を一気飲み】
【大丈夫かっ6歳っ】
326 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 23:16:53.21 ID:ZZXwh6Io
>>320

【腕―――のような砂塊とかぎ爪は攻撃が済むと浜に再度潜行し】
【女性の左手も一箇所に留まらず、さまざまな場所へと翳されていたのだが】

ッ・・・・・たいむ、おーばー・・・?

【突如発声した機械音にビクリと反応し】
【またその後一瞬で姿の消えた男のこともあり、一言でいえば驚いて】
【手を翳すのをやめ、周囲を見回し―――最早男は見つからず】

・・・いいえ、どうやらあの男の人はもう居ないみたいね
たださっき聞こえた声・・・というより音かしら
それは「“時間切れ”」って意味だったと思うけれど・・・・立てるかしら?

【女性自身、見て聞いて戦った限りでは何があったのか分からない】
【一先ずは眼前で座り込んでしまった少年へと左手を差し伸べる】

【ちなみにだが、少年が素直に左手を取って立ち上がるのであれば】
【何か温かなものを感じると同時にちょっぴり元気になれるだろう】
327 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 23:16:55.97 ID:EjFer6Mo
>>322

…つまらない話しをしてしまったわね。ごめんなさい

【その端正な顔をくしゃっと歪ませ、泣き笑いのような顔で謝罪した。異彩眼(オッドアイ)が僅かに潤む】

そうね。私も、もっと前にその考えに至っていれば、あるいは…ね。

【それは昔話の少女が笑っていられた頃の話し、だろうか】
【多大な代償と引き換えに呪いという力を手にした少女だった女性に、その言葉は遅いのかもしれない】

――はぁ…

【空を見上げてため息一つ】

さぁ、湿っぽい話しは終わりにしましょう?
せっかくこうして出会えたんだものね。…そういえば、お名前は?

【狂った予定航路を修正するように話しを変えた】
328 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 23:20:35.21 ID:Y0y4w2DO
>>319

―――――ッ!!?

【ビクッ――!!暗闇の中から聞こえてきた声に、大きく肩を跳ねさせた】
【サー……っと、全身から瞬く間に血の気が引いていくのを感じる。今のは一体―――?】


ぃ……ッ……ぁ………だ、だ、誰か居る、の……??

【早速身体を伝い始めたのは、冷や汗――まるで女の子のような仕草で、両肩を抱き締める】
【勇気を振り絞り、姿の見えない声の主へと、夜闇の先へと訊ねかけた】

【断続的に鳴り響くおぞましい謎の声――今にも恐怖で頭が真っ白になりそう。それでも努めて少しでも冷静な対応をしようと試みた】
【未だすり替えられた衣服のことには気付いていない様子で―――】
329 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 23:20:36.59 ID:BfEfVCEo
>>23

・・・ん?
あの、私何か不味いこと言ってしまいましたか?

【当の本人はそのことを当然だと思っているだけに混乱して】
【さっきまでの語勢が無いことに気付き、心配しておろおろする】

へぇ〜・・・交友関係が広いっていうのも羨ましいですね
困ったときに助けてくれる人がいるのはいいものです!
・・・あ、キョーコさんも、ないと思いますが私にしか出来ないことがあったら何でも言ってくださいね!

って脊髄をブチ抜くっ!?こ、怖っ!?

【まっかせなさい!と自分の胸をぽんと叩いてなんか誇らしげ】
【あと無駄に想像力豊かな様でちょっと間を開けてからがくがく震えだした】

大丈夫ですよ!キョーコさんが謝ることはないですっ
まだ希望がなくなったわけではないです
その生物学者の人がひとまず病状の検査に尽力してくれていますから!

【本当は利用されているだけだが、全くたがっていない】
【哀れといえば哀れだが、少なくなくとも今のミーナには希望の光以外何物でもない】
330 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/22(水) 23:20:41.13 ID:vm9yLnMo
>>325

【蛙の能力は液体の操作】
【アルコールの分解を助けるよっ】

【酒で出来た水鏡に、月を映して眺めている蛙】
【しかしその様子は明鏡止水などとは程遠く】

みはるん!月見酒ってのは月と酒の調和が大切なんだっ ほら見ろ、なんか月が揺れてるぜ!
【蛙の方も大丈夫じゃないかもしれない】
331 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/22(水) 23:22:48.92 ID:qTw2dO20
>>323
そう……あの戦いも、奴等に踊らされたと言う事だけじゃ済まないわね……
あたしも、それなりに得るものはあったし……

【戦場で結ばれる絆と言う事は、それはとても強い繋がりとなるのだろう】
【レイドにしても、新たに得た自身の力を試す、良い機会になった】

少なくとも、あの時は……あたしと一緒に来た面々の中では、みんな無事だったわよ?
後の事は、何とも分からないけどね

【元々、とある事情の元、一人で機関やその他の敵と戦うつもりだったレイドは、仲間と言う繋がりに乏しい】
【その為、安否の確認となるとそう優しい問題ではなかった】
【――大事な事を託した友人が、現在尋常ではない事態に陥っていると言う事も、レイドは知らない】

いや、父様とリイロの事は……もういいのよ

【どこか寂しそうなほほえみを浮かべるレイド】
【父親との和解など、既にあり得ないと考えているのだろう】
【リイロの仇討ちを進言した時も、自分の行いのまずさを理由に取り合ってもらえなかった】
【そして、妹であるリイロ自身――その使い魔に自分は完全に拒絶されてしまっている】
【これ以上は、家族に対して希望は持てなかった】

「――あ、『シーくん』……?」

【突飛――少なくとも、予想もしていなかった呼び名に、思わず目が点になるイマミレイ】

「――――いや、結構気に入ったぜ、その呼び名
良いな……じゃ、これからは『シーくん』で頼むぜ?」

【――だが、意外にもイマミレイはその呼び名が気に入ったようだった】
【『シーくん』という呼び名を、笑顔で快諾する】

「(……なんだかんだで、俺自身の事を上手く呼んでるみたいだしな……
こんな身体じゃなきゃ、普通にそう呼ばれてたのかも分からねぇな……)」

【笑顔の裏で、イマミレイはふと感慨深い思いにとらわれていた】
【その呼び名に、自身の自分に対する想いを、振り返る】

「あぁいや……あの店に傷薬とかを卸してるんだよ
他にも、アーディンの旦那の紹介で、魔法薬の技術を応用した色々な食品とか化粧品とか……とにかく、諸々旦那に世話になってんだ」

【用心棒をしているというアーディンからすれば、確かに傷を癒す薬は要り用なのだろう】
【どうやらイマミレイは、色々と自身の製作したものを売りさばいて生活しているようだ】

≪……誰かは、分かりやせん。でも、最近……視線の主が、増えてきたような気もするんす……
確証は、ありやせんけど……≫

【どうやら、かなり遠巻きに様子を窺っているだけのようだ】
【そうやすやすと、気配は掴ませないのだろう】
332 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 23:25:06.58 ID:0W3qckko
>>327

いえ、謝られる必要はないですけど……。

【謝罪に対してそう応えるも、視線はちらちらと右足をうかがっている】
【どうにも、考えていることが顔に出やすい性質のようだ】

……あ、あの。何をするにしても、遅すぎるなんて事は、無いと思いますから。
その。げ、元気を出してください……ね?

【空を見上げる女性に、不器用な慰めを口にして】
【そんな月並みな台詞しか出てこない自分に、小さく溜息をつくのだった】

……はい。
俺の事はクルス、と。そう呼んでください。
……お姉さんのお名前は?

【問われたことに、素直に答える――それにしても、先ほどから、奇妙な一人称である】

/>>322の七行目の一人称「私」は「俺」の間違いです
/脳内修正お願い申し上げます、すみません。
333 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 23:26:28.60 ID:7GXgIy2o
>>330
えっ!
私には月が揺れる上に5個ぐらいに見えるよぉ!
【カップ酒をがぶ飲み】
【えっ?幻覚?名にソレ?おいしい?】
334 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 23:27:27.70 ID:1HNK.Nko
>>328
【彼が振り向くのが、予想より早すぎた。その為、悪戯が最後まで完成しなかった】
【果たしてこれは、彼にとって運が良かったのか、悪かったのか】
【現時点で畳まれている衣服の中に、当然ながら下着は無い訳である】

【声を絞り、もう一度。今度は先程よりはっきりと】

………ぁあああぁぁぁあ…………すけ、てぇ…………

タスケテ、タスケテェ…………

【内容は、誰かが助けを乞う時の物。人間をおびき寄せるのには良くつかった手段だが】
【声が声、余り良い予感はさせないのもまた確か】
【もし、本当に誰かが助けを求めていたら?でもこの声は?】
【そんな葛藤が生まれて行動が遅れるのを見越して、自分はシャツやパーカー、ズボンを身につけて行く】
【下着の方は、どうした物か迷った挙句、木の陰にそのまま置いた】

【ピョンとその場から跳び、木の枝に着地。暗い中、ガサガサと木の葉が揺れる】
【声は一度止めて、木の枝を強く揺らし。そこだけ突風が吹き荒れているかの様な状況に】

【そして、彼が。アリエルが向いた方向とは逆の水面に向かって、小さい石を投げてから】
【今度は、声を普段よりは低く。但し、今の様な不気味な声ではなくして】

………………誰か居るの?

【彼と同じ言葉を、そのまま返した】
335 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/22(水) 23:33:43.73 ID:vm9yLnMo
>>333

みはるん危ない そろそろやめた方が…

えと、ほら おにーちゃんが待ってるよ!

【蛙の大きさが明らかに違う サイズは当社比2倍】
【それでも飲み続けているあたり、実に説得力に欠ける】

【水鏡の中の月に舌を延ばす様子は、人によっては気持ち悪いと評されるかもしれない】
【蛙自体は全身が細やかに煌き、風流な鏡となっているのだが…】
336 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/22(水) 23:36:17.44 ID:rvQWRPk0
>>326

あぁ・・・悪いね。

【手を取って立ち上がる、思ったよりダメージは深かったのだが】

【手にとって立ち上がった瞬間、いささか気力が回復したように楽になった】

あいつら・・・勝手に絡んできて勝手に消えていきやがって・・・ふざけてるのか?
そういや助けてもらったし、ホントサンキューな。

【ニカッと笑みを見せ、感謝とだいぶ元気になったことを同時に見せる】

【自身の精神的にはそこまで元気でもないのだが、そうは言ってられない】
337 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 23:37:02.24 ID:yVnJ/rYo
【───路地裏】

【クッチャ、クッチャと肉を食むかのような音がする】
【音のする方向からは、常人なら吐き気を催すような血の匂いがして】

【音の発生源には、二つの人影】

クチャ…クチャ……。

【一つめは、基本的な形状は人型。鮫を模したスタイリッシュな流線型のヘルメットのような頭部】
【紺色をした皮膚は、おろし金のようにギザギザとしていて、両腕にはヒレを模した2枚のブレードが付いた、怪物があぐらをかいて座っている】

【そして、もう一つの影は、その怪物に腕にかぶりつかれている20代くらいの女性だった】
【既に右腕は半分ほどしか残っておらず、帯びたたしい量の血液が垂れ流されていて、既に絶命している様子】
338 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 23:38:19.39 ID:7GXgIy2o
>>335
うるせぇ!!
もっとのませろぉ!!!
【手にしていたサケパックをぶんぶん振り回し、反抗する】

これが・・・・うめんだよなぁ

【胡坐をかき、3リットルのサケパックを一気飲みする】

・・・・・・・くうーっ、うめぇ!!
339 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 23:40:40.59 ID:EjFer6Mo
>>332

【少女の視線に気付くが、これ以上、自分から掘り返す気も無いのだろう、見ない振りを決め込む】

えぇ。ありがとう。私は大丈夫よ

【少女にここまで気を使わせる自分はダメダメだなぁ、なんて思ったり】

クルス、ね。

【先ほどのからの一人称に若干の違和感を覚えつつ】

私は、イシュタール・ロベルティーネ・エレン・ケンプフェルト。長いからイシュタールでいいわ

【昔、まだ親しい者がいた頃はエレンと呼ばれていたことを思い出し】

…それにしても、貴女は女の子でいいのかしら?

【よく分からない質問をした】

/おkです
340 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 23:44:11.04 ID:ZZXwh6Io
>>336

本当、なんだったのかしらあの人・・・・
・・・でも貴方も大丈夫だったのだし、私は別に気にしないかしら
あ、もし良ければ焼きそばがあるのだけれどどうかしら?

【相手の笑顔を見て再度柔和な笑みを返し】
【どうやら焼きそばが入っているらしい右手の袋を少し上げてみせ】

あぁそれと聞いておきたいのだけれど、名前を教えて貰ってもいいかしら
私は沙莉菜よ、もしまたあの人を見つけたら・・・・と、思うのだけれど

【「どうかしら?」と続けざまに質問をする】
341 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/22(水) 23:44:57.91 ID:vm9yLnMo
>>338

こ、このタイプは…無理に引き剥がすと暴走するっ!
俺にできるのはっ!全身全霊でアルコールを分解することッ!

aquarian supplies!みはるんの肝臓は俺は守るぜ

【あえて眼を背け続けてきた焦燥が、ついに心を焼き始める】
【能力をフル活用、文字通り水増しされた体がフルフル揺れる】

ああ、くそっ これじゃあ神父失格だなぁ!

【口にする酒に、どこか物足りなさを覚え始めるかもしれない】
342 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 23:47:19.55 ID:3RpZiqQo
>>331

今となっては織守さんの所と協力体制が取れてるからいい物の。
あの時は大した連絡網も無かったから……まぁ、多分皆大丈夫だったと思う。

【「そう思ったほうが特でしょっ」と、前向きなのか考えが無いのか判らない発言】
【当の戦闘で、戦場で得られたのは、一人の敵だった友人】
【戦闘と呼んでしまうと申し訳なる様な内容だったが、それ故に少女は良く覚えている】

―――――ん、貴女が、そういうのなら……。

【寂しそうに諦めの表情を浮かべるレイドに】
【眉尻を下げ、然しそれ以上発言を続けようとはしない】
【以前、少女の友人が言っていた、「もういいんだ」という発言】
【当の本人が諦めた以上、少女は無理に自分の意見を押し付けようとはしない】
【其れが家族間のことであれば尚更、少女に口を挟む余地など無く】

……あ、シーくんでいいんだ? なんだか男の子っぽい感じだけど……。
まぁ、気に入ってくれたなら良かった。改めてよろしくね、シーくんっ。

【予想外にも笑顔で快諾され、少し驚いた表情を見せるも】
【自分の考えた呼び名が通った事も相俟って、嬉しそうな笑顔を浮かべる】

ああ、成る程。そういう商売関係……って、さっき御薬売ってるって話したっけ。
魔法込みの化粧品ってのはちょっと気になるけど、結構面白い繋がりもあるもんだねー。

【先程のイマミレイの話を思い返し、納得した様子で一度頷く】
【そして人と人との繋がりを改めて感じ、ぽつりとそんな事を】

――――誰も居ないような気がするけど……。
レイドちゃん、ストーキングされてる? ストーカー?

【周囲を見渡してみても、人の気配など感じられない】
【視線をレイドへと移し、空気の読めていないような発言と共に首を傾げる】
343 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 23:50:01.55 ID:7GXgIy2o
>>341
ん・・・・なんだこの酒はごぼぶわぁ
【酒に物足りなさを覚えるのと同時に】
【中のものが放出された】

あうっ・・・うぇ・・・

あぁ・・・・月が綺麗ですねェ・・・・
【どうやら戻ったらしいが、相変わらずウイスキーを一気飲みしている】
344 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 23:51:42.32 ID:BfEfVCEo
>>24

了解です
その時はご迷惑かけるかも知れませんが・・・暖かくお願いしますね!

だから!さらっと恐ろしいことを言わないでくださいよ!

【ミーナがキョーコに頼る、意外に近い日に来るのかも知れない】
【流石に脊髄は冗談だと思っているのか、あはは、と笑って聞き流した】

わわっ!
もうこんな時間ですか!長く喋りすぎてしまいましたね・・・
ごめんなさいです!

【しゃべるのに熱中するあまり、思った以上に時間は過ぎていて】
【服は乾いたとは言えないものの夜風に晒された髪はいつの間にか乾いていた】
【丁寧な仕草で頭を下げて】

あんまり人を傷つけるのは奨められたことじゃないですよ
何事も、平和が一番です!

それではっ!風邪を引かないようにしてくださいね!・・・っくしゅ!

【どのタイミングかは分からないが、キョーコの内包している狂気に気づいたのだろうか】
【或いは気付かず、脊髄の件のことを言ったのかも知れない】
【その真相はわからないまま、顔いっぱいに純白の笑顔を広げて】
【言った自分が最初にくしゃみをしながら、手をブンブンと大きく振って見送った】

/ここいらでしょうか?
/こちらの都合で二日にわたってしまって申し訳ないです!
/楽しかったです!お疲れ様でした!
345 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/22(水) 23:51:45.53 ID:0FqVVLk0
>>337

――――…見なかったことにしよう

【鮮やかな緑色の髪、そこから二本ピンと出たアホ毛。通称、触角】
【右赤、左緑の虹彩異色症。通称オッドアイ】
【赤の長袖に緑のケープを羽織って、赤と緑のチェックのスカートを履いて】
【赤や緑の小さめのボトルが腰周りに幾つも吊り下げられている少女が】

…としたけど、その血が欲しい

【黒いボトルを左手に持ち、怪物、というよりかは女性の死体へと近づいていく】
346 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 23:51:59.84 ID:Y0y4w2DO
>>334

ひっ……!!!

【「助けて」―――言葉という形になった呻き声。懇願してくるようなその声に、彼の表情には一層恐怖の色が濃く映る】

【助けてほしいのはこっちだ!なんて心の叫びは彼の中に留められ――】
【目が慣れているとは言え、辺りは依然として漆黒の空気に包まれており、何者かの声と相まって不気味さを増長させていくばかり―――】


………―――ッ、…………〜〜〜ッッ!!!

【夜風も無いのに騒めく木々。直後、自分の背後に響いたポチャンという音――――魚が跳ねた?でもこんな浅い所に―――咄嗟に振り向くが、其処には当然何も"無い"】

【縮こまるアリエルの両瞳に、じわ……と水滴が浮かんだ。怖い、怖い、怖い―――そして何より泣くのが早い!】
【こんな状況で招かれざる者の"姿"を見てしまったのなら、彼は失神してしまうかもしれない。それほどまでに、アリエルという少年は臆病で、弱虫だったのだ】


………―――ぁ、ぁ……え………っ?

【―――突如、投げ掛けられたその言葉。身体を震わせながら、周囲を見渡して】
【よもやそれが彼の知っている"彼女"の声であるとは、検討も付かなかった】
347 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 23:52:12.56 ID:0W3qckko
>>339

イシュタール・ロベルティーネ・エレン・ケンプフェルトさん。
イシュタールさん、ですね。覚えました。

【ようやく笑みを取り戻したクルスは、名前を反復してうなずく】
【あっさりと名前を覚えて見せたあたり、頭が悪い、と言う訳ではないのだろう。機転が利かない、と表現するのが正しいのかもしれない】

【女性の何気ない質問に、クルスの顔に陰が差す】
【焦点のあわない眼差し、自嘲のような微笑が浮かんで――そして、復元されるように元の笑顔に戻る】

……はい。
正真正銘の女、です。

【白い布の下には、未発達とは言え、なだらかな稜線を描く、女性らしい曲線が見え隠れしている】
【まだ女性らしい色香は皆無と言っていいが、少女の年頃を考えれば、それも当然だろう】

なんだったら、脱いで証明して見せても良いですよ?

【どこかいたずらっぽい笑みを浮かべ、少女は白い布の端に、手を掛ける】
348 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/22(水) 23:54:28.37 ID:vm9yLnMo
>>343

さぁ みはるん、そろそろお家にかえる時間だろう?

【刺激しないよう、割れ物に触るような口調】
【同時にウィスキーが霧になって消えてしまう】

【酒を主成分とした辺りの幻想はいつの間にか消え去って】
【酒臭い霧が気化していって、火照った体に涼を提供する】

というか俺もそろそろ辛い…
349 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/22(水) 23:59:16.55 ID:rvQWRPk0
>>340

俺の名前はヴァーデッドだ、本名は長ェから言わないけど。

またあいつと会ったら、・・・まぁ撃退ぐらいでいいんじゃないか?
俺だってまさかこんなところで襲われるとは思ってなかったしな

【海はいまだに静かに波音を立てていた】
【少しだけ名残惜しそうに海を見つめた後】

焼きそばか・・・いや、俺飯ここで食ってたばっかだしいいよ。

【本心では欲しいのだが、迷惑をかけた上に焼そばをもらうなんて出来ない】

じゃァな・・・今日は海を見に来ただけなんだけどなぁ・・・

【その場から逃げるように去っていく】
【負い目でも感じているのだろうか?】

/終わりです、お疲れ様でした!
/楽しかったです〜
350 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 23:59:26.38 ID:EjFer6Mo
>>347

【少女の潔い行動に、ちょっと驚き】

…いいわ。貴女が女の子だってことは匂いで分かっていたから
ただ、「俺」って言ってたから、ちょっと気になってね。ごめんなさい

【女性は申し訳無さそうに微笑んだ】
351 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 23:59:42.55 ID:7GXgIy2o
>>348
うん・・・
そうだねっ!!
【ふらっとよろけながら立ち上がり】
良いもんだねぇ〜酒ってね〜
【パンツ下ろしながら言う】
352 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/22(水) 23:59:45.51 ID:yVnJ/rYo
>>345

ちゅーちゅー、しちゃうの〜。

【ガブリ!と千切れた腕の部分に喰らいつくと、ガブガブと流れる血をすすっている】
【女性の死体は、怪物のおろし金のような皮膚で、ボロボロだ】

な〜んて、フェルノの真似ー♪

【などと、見た目の凶悪さとは対照的に、やや幼い雰囲気の声で、鼻歌交じりに、ガブガブと死体を貪っている】
【────ん?と近づいてきた少女を見て、右に首を傾げ、左にも傾げる。その仕草もまた、声と同じくやや幼い雰囲気だ】
353 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 00:00:03.89 ID:tKK7lMI0
【路地裏】

【コツ、コツ、コツ】
【そこに一つの足音があった】

(・・・すっかり体が鈍ってしまった)

【少し笑いを含み、左手に持つ包帯を見ると、その者は空を仰ぐ】
【黒い。それはただ黒いだけの空に見えた】

 さぁて、情報集め再開だ

【それを呟き、その儚い足音立てる】

【月明かりで、灰色のソフト帽、同色のトレンチコートが露わになる】
【もう一度立ち止まり、空を仰ぐと、そのスマイルバッチのような模様のマスクが露わになった】

(満月か・・・)

【その者の深層心理は何を思うか】
【ただ月を眺め、余韻に浸る】
354 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 00:02:39.07 ID:x9iAbOAo
>>346
誰か居るの?誰かそこに居るの?何処かの誰かが其処に居るの?
其処に、誰か、居るの?

【ガサリ】
【抑揚の無い一本調子の声が一度途切れると、木の枝が一度揺れる】

其処に居たの?誰かが其処に居たの?何時から其処に居たの?

【ガサリ】
【問いは過去形に変わり、もう一度木を揺らす】
【声量は、少しずつ大きく。夜間の静けさならば、もう聞き違える事も無い程に】

どうして其処に居るのどうして其処に居たのどうして其処に居るのにどうして其処に居たのに
其処に居るのに見えないの?其処に居たのに聞こえなかったの?
どうして?ねえどうして?どうしてどうしてどうしてどうしてどうして―――

【ガサ、ガサ、ガサ。ガサガサガサガサガサガサガサガサ】
【言葉を一つ吐きだすごとに一度。途切れなく言葉が続けば、音も途切れなく】

―――どうして、其処に居たのに

  タ    ス    ケ  テ

【ドサッ】
【何かが地面に落ちた様な重い音。それっきり、声は聞こえなくなる】
【何の事は無い。音の正体は、この悪戯の主が木の後ろに飛び降りただけなのだが】

【丁度そのタイミング、夜間でも活発なフクロウがホウと一鳴き】
【羽音も無く飛び立って、暗い中に更に暗い影を、少年の頭上に通過させた】
355 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 00:04:01.20 ID:yfl7Miko
>>349

あら残念、折角だから食べて貰おうかと思ったのだけれど・・・

【そう呟く声は、少年が有る程度離れてしまってから吐き出された声】
【おっとりとした口調に相手を追いかけるようなものも感じられず】
【上げて見せた袋に入れられたタッパ詰めの焼きそばを眺め】

・・・もう残暑が終わったら直ぐに冬ねえ
春の終わりまでには櫻の国に行きたいけれど―――

【それから意味もなくふぅと溜息を吐いて歩き出す】
【砂塊も消えた静かな砂浜をフラフラと】

/お疲れ様でした〜、こちらも楽しかったです
356 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/23(木) 00:04:31.23 ID:6o6BSsso
>>351

何やってんのみはるん!?

落ち着けっ…落ち着… あう?…

【美春の方に集中しすぎて、自身のアルコール対策がおろそかになっていたようで】

【視界が暗くなっていくのを、どこか現実感の無い意識が覚える】
【蛙の方が先に落ちた!?】

【闇の中を何も考えず彷徨うのはとても心地よくて―】
357 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 00:05:10.63 ID:H1T.3.oo
【街中、人気のない路地】

うー……

【身長150p程度、膝までありそうな長い黒髪に金の瞳】
【全身を髪の色と同じく黒いローブに包んだ少年が素足でトボトボ歩いている】

(辛いなあ、なんで僕だけこんな風なんだろうなあ……)

【空に上がった丸い月を、それとは比べるべくもない淀んだ金の瞳で見上げる】

綺麗だなあ、いいなあ……
僕ももう少し見窄らしくなかったらなあ

【よく見れば少年のローブはこれでもかという程に汚く所々擦り切れている】
【手の爪も割れていて、頬は何かで裂いたのか一直線の傷跡が刻まれている】

……寂しいなあ

【そんな言葉を吐いた所で現状は変わらず、意味は無く、無駄でしかない】
【結局は独りでただ少年はさ迷うように歩き続ける】
358 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/23(木) 00:05:24.63 ID:sBcZC3s0
>>352

…突然だけど、血、くれない?
出来るだけ多めに。その中にあるのも。

【無表情で、抑揚の殆どない声からは、感情が察せられない】
【それだけ言うと、黒いボトルを足元に置き、そこに垂れ流されている血液を吸い寄せ始める】
【もっとも、血を遠隔操作出来たりするのならこの行動は失敗に終わるが】

ついでに、あなたの持ってる血も、お願いできる?

【右手を、腰に吊り下げた緑のボトルの一本にかける】
359 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/23(木) 00:05:44.29 ID:jY89XOM0
>>342
そうね……あたしも、そろそろどこかと確かなパイプを持つべきなのかもしれない……
いくらなんでも、こんな風にゲリラ的に戦うのは、効率が悪すぎるし……今は機関だけじゃなく、≪R.I.P.≫とも戦わなきゃならないしね……

【少女自身、野良で戦っているため仲間たちとの確固たる連絡網というものを持たず】
【そして、敵は強大になる一方。『卵』の破壊など、いくつか手は打ち、進展を見せてはいるが――やはり、どこか心許ない】

……リイロの事はともかく、父様の事は、もう諦めもついたし……ね

【そもそもが、家族がバラバラになったのは父親が家庭を全く省みてくれなかったから――それに尽きる】
【それさえなければ、兄との確執も、妹の使い魔との確執も……そして、自身が戦いに身を置く事も、なかったのだろうから】

「んー……実はな……
こんな成りをしてるけど……本当は俺、男なんだよ……今のところ、完璧に身体は女になっちまってるけどな」
え……え!?≪ま、マジっすか……!?≫

【イマミレイが、やりにくそうに告白する】
【そばで聞いていたレイドとジェムもまた、信じられないものを見る様な眼でイマミレイを見返すが】
【確かに、ドレスの下にズボンという服装や、非常に男勝りの口調など、それらしい要素はある】

「……という訳で、イマミレイって言うのも、急きょ女っぽく作った偽名なんだ……
だから『シーくん』ってのは、結構しっくりきたって事だな……」

【左手で髪をいじりながら話すイマミレイ】

「あぁ、薬を買ってくれるし、薬を買ってくれそうな人を紹介もしてくれる……旦那には本当に世話になってるぜ……
ん、化粧品に興味があるなら、今度サンプル持ってこようか?」

【イマミレイの商売は、アーディンの仲介のために順調らしい】
【それ故に、イマミレイはアーディンに色々と感謝しているのだろう】

≪かなり気配は遠いっす……恐らく、こっちから辿るのはかなり難しい事かと……≫
ストーカーねぇ……、あるいは、本当の意味であたしをつけ狙ってるって事も、あるのかしら……?

【気や魔力などを読み取ることに長けたジェムでさえ、気配を負うのが難しいと言わしめるほどなのだ】
【恐らくは、かなり気配断ちに優れたものが見ているのだろう】
【ストーカーという言葉にも、レイドは一つの反応を見せる。変態的な意味ではなく、本当に邪な目的なら、狙われる心当たりは少なくないのだ】

[…………]
<…………>
〔…………〕

【そして、その様な会話を交わしている間にも、絶えず視線は4人に対して注がれる】
【ジェムの言う通り、その気配は複数の人数であるようだ】
360 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 00:07:33.39 ID:egu0Ntso
>>350

に、においっ?
か、身体は毎日洗ってるつもりなんですけどっ。

【イシュタールの台詞に慌てて、自分の腕を鼻先に近づけて、クルスは鼻を鳴らす】
【その動き自体が、そもそも花も恥らう乙女の所作としてはいかがなものか、という所ではある】

……はしたないと思われました?
ちょっと、事情がありまして……うん、直さないといけないとは思ってるんですけど、つい。

【また一瞬、自嘲の笑みが浮かんで消える】
【どうやら、その疑問は投げかけられて当然ながら――少女にとってはタブーであるようだ】

さて、そろそろ帰らないと……。

【クルスは、ベンチから立ち上がり、うーん、という声とあげ、伸びをした】

イシュタールさんは、お一人で大丈夫ですか?
なんだったら、送らせてもらっても、大丈夫ですけれど……。

【傍目から見れば、線の細い13・4歳の少女と、杖をついた女性では、自衛力にはさしたる差はないだろう】
【だというのに、少女はなぜか胸を張って、そんな事を提案した】
361 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 00:08:57.33 ID:eyiCcGco
>>356
お父さん・・寝ちゃった?
【パンツをしっかり履いて、お父さんを手で掴む】
こういう時は・・・・・

【そういうと、リュックの口を開け】
【そこにお父さんをいれ、背中に背負った】

家で寝かしてあげようー!
【赤ちゃんをおんぶするように背負う】
362 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 00:12:54.53 ID:kr4eg9oo
>>358

あっ、──あっ……。

【吸い寄せられていく血を眺める事しか出来ない】
【と言っても、垂れ流している分には別に吸われても問題ないのだが】

血?別に良いよ、全部はダメだけど。

【ガブガブとかぶりつきながら、女性の死体を思いっきり抱きしめる】
【すると、怪物のおろし金の様な皮膚によって、死体はぐしゃ!と切り裂かれ、潰れ、夥しい量の血液がさらに垂れ流されていく】

「あなたの、───持ってる」?
持ってないよ僕、血なんか。

【また、左右に首を傾げる幼い動作、持っている=∞所持している≠ニいう認識であり、自分の中の血液を勘定に入れていない】
【そのため、彼女の言っている事がよく分かっていない様子】
363 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/23(木) 00:13:00.28 ID:6o6BSsso
>>361

【お父さんはなすがまま】
【リュックの中でたぷんっと、水の跳ねる音がしたり】

けーろーけーろー

【蛙らしい歌が背中から流れる 無駄に音程の整った美声】

/そろそろ終わり、かなー?
364 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/23(木) 00:13:25.11 ID:zz.vycSO
【街中】
はぁ…残業疲れたな…
【長い翡翠色の髪で、赤い瞳に、白いYシャツに、黒のロングスカートをはき、左腕に腕輪をした、人形のような容姿の女がトボトボと歩いてる】

今日は家に帰ってすぐ寝よう
【ふわぁ〜っと欠伸をしながら】
365 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 00:15:53.88 ID:AHxy7U2o
>>360

あぁ、大丈夫、大丈夫。そういう臭いじゃないから

【フフッ、と女性は笑う】

事情…。ま、次の楽しみしておきましょうか

【まるでまた会うかのような口調】

そうね。日付も変わったし…、星辰も騒がしくなって、街には太陰が満ち始めた
そろそろ帰ったほうがいいわ…

あらそう? でも、大丈夫よ。私にはボディガードがいるから

【嬉しそうに言ってから、やんわりと断る女性】
366 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 00:17:40.33 ID:eyiCcGco
>>363
可愛らしいよっ!お父さん!
【そんなことを言いながら、美春は家へと帰っていった】
【お父さんは美春の家で一晩を過ごした】

/こんな感じでいいでしょうかね?
367 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/23(木) 00:20:51.37 ID:sBcZC3s0
>>362

…じゃあ、遠慮なく

【垂れ流されていく血液量は、放っておくよりも多い】
【どうやら、死体の中から搾り出すように排出しているのだろう】
【吸われるもの以外は、全部持っていくつもりだ】

――――…本当に、無い?

【右手で緑のボトルを掴み、その口を怪物の左肩辺りに向け、水滴を一つ飛ばす】
【水滴の弾速は速く、そして硬い。下手したら皮膚に穴が開く可能性がある】
368 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/23(木) 00:23:17.38 ID:6o6BSsso
>>366

【けろけろした歌が家の中で響いて、恭平さんの安眠を妨害したかもしれない】

うーん…みはるんかあいいよーみはるん…

/お疲れ様でしたー
369 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 00:23:20.74 ID:egu0Ntso
>>365

な、なら良いんですけど……。

【元・男であった現・少女としては、女性の笑みに、何か裏を感じずには居られない】
【野宿の拠点に戻ったら、今日は念入りに身体を洗おうと、ひそかに決心した】

あ、はい……。

【あまりその辺りの事情を公言したくは無いクルスとしては、苦笑いを浮かべつつ】
【この場で追求されないことには安堵した】

(……星辰、太陰?)
? ……夜に出歩くのは、危ないですしね。

【聞きなれない単語に、クエスチョンマークを浮かべたが、特に深く聞き込むことはない】
【とりあえず、と一般論で返答して茶を濁す】

ボディガード……?

【きょろきょろ、と公園の入り口や付近を見回すが、特に何もクルスには見当たらない】

……それなら良いんですけど。

【大丈夫と言っているなら大丈夫だろう、と決め付けて】

それじゃ、おれ……じゃなくって、私は帰りますね。
気をつけて帰ってくださいね。

【慌てて一人称を訂正する、間の抜けたところを見せつつも】
【特に呼び止めなければ、少女は軽く走りながら、公園を去っていくだろう】
370 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 00:25:53.25 ID:eyiCcGco
>>368
『ぉーい、なんだぁ美春ぅー』
『今日も帰り遅いじゃねぇかって・・・・蛙ぅ!!』


/お疲れ様でした。お父さん可愛いよおとうさん。
371 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 00:32:38.75 ID:kr4eg9oo
>>367

え、──あっ、あっ、ちょっと…!

【勢い良く吸いだされていく血液を見て、焦るように死体にむしゃぶりつく】
【ぐっちゃ、ぐっちゃと血液を啜り、肉をちぎり、骨を砕き、内蔵をすする】

やめてよ…、お姉ちゃん、意地悪?

【でかい図体しているくせに、少女をお姉ちゃん呼ばわりだ】

うん、持ってないよ?

【必死で死体に食らいついているので彼女の放ったアクションは見逃す】
【水滴の弾丸は、左肩を直撃した】

あ、──うッ?!

【ボロボロになっていた死体がべちゃり、と地面に落ち、血液及び、内臓やらがデロデロと溢れる】
【攻撃を喰らった事で、反射的に怪物は後方に飛び退いた、その際、地面にはガリガリと引っかいた傷が作られる】

え、──なに、なに?どうゆう事?

【血液は差し出した、自分は血を持っていないと真実を告げた】
【彼女が、自分に襲いかかってくる事は、──無いと思っていた】

い、意地悪……?

【左肩は負傷し、血が出ているが、深い傷にはなっておらず、穴が開いたというより、切り裂かれた傷ができている】
【まともな生物よりは頑強な皮膚、それに加えておろし金のようなギザギザとした皮膚の特性が、水滴の角度を変えてしまったのだろう】
372 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 00:36:25.03 ID:i7ghW5.o
>>359

ん、そういうのなら私達の所は何時でも門が開いてるよ?
何処かに属するのは無理だ、って言うならどうしようもないけど……

【私達の所、というのは“対機関連合”の事だろう】
【justiceとは別の、俗に言う『正義』の組織】
【情報統合ネットワークの存在のお陰で、横の繋がりは十分となったその組織に】
【話の流れから、それとなくレイドを誘ってみる】
【今まで無所属を貫いていた相手が、その言葉に乗るかは判らないが】

……諦めたなら、私から言うことは何も無い、かな。
ただ、少しでも可能性が在るなら、賭けるのも悪くないかも知れないよ?

【レイドの家族関係について、少女は何もと言っていいほど知らない】
【その為、大したアドバイスが出来るわけも無く、無難な言葉を選び】

――――――えっ?

【突然の告白に、驚愕にも似た表情でイマミレイの顔を見詰める】
【見た目は如何見ても少女だが、確かに口振りをはじめ、ありえない事では無い、かも知れないが】

―――え、シーくん、男の子だったの? どこかで聞いたような話だけど。
と、とにかく、シーくんはシーくんだから、其れでいいような気もしなくも無いけど。

【地味に言語機能が可笑しくなりつつも、ふと似たような話を何時か聞いたのを思い出す】
【ルシアの友人の一人に、同じ様な境遇の子が居た。その事を思い出して】

……あ、いや、うん、只でくれるなら、貰おうかな?
興味があるって程美容に拘ってる訳じゃないけどねっ。

【年齢の割りに身体の成長が乏しい少女は、子供の様な若々しい肌を持っている】
【その為、特に美容に関して気にかけている訳ではない、のだが】
【年齢相応に恋する少女は、普段余りしない化粧に関して若干の興味を持っているらしい】
【お金を払う積りが無い辺り、地味なせこさを感じさせる】

ふむ………駄目だ、全っ然判んない。本当に誰か居るの?

【遠くの気配を過敏に察知するほど、少女の感覚は優れておらず】
【複数の視線を向けられても、なんとなく変な感じがする、程度にしか反応できない】
【無意味と判っていながら、再びぐるりと周囲を見渡して】
373 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 00:36:38.32 ID:AHxy7U2o
>>369

えぇ。貴方も気をつけてね。

【少女の後姿を見送りながら、スン、と鼻を鳴らして、女性の言う匂いを再度、確認する】

ふむ…?

【小さく首を傾げた】

さて、私も行くか…。よっ…と…!

【掛け声で腹筋に力を入れて、女性は杖をつき、立ち上がる】

――…深淵より 湧き出て参れ――

【詠唱を部分破棄した小さな呟きと共に、月明かりに照らされた女性の影が変形し、盛り上がり、数匹の漆黒の犬が姿を現した】
【うろうろと女性の周りをうろつく漆黒の犬。女性は銀のネックレスの先にぶら下がった銀の筒状のものの尖端を口に咥えて】
【ピッ!っと小さく音を鳴らす。そして、笛の音で漆黒の犬を従えると、ゆっくりと公園を後にした】


/乙でしたー。ありがとうございましたー
374 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 00:39:25.59 ID:egu0Ntso
>>373
/おつかれさまでした!
375 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/23(木) 00:42:29.34 ID:sBcZC3s0
>>371

――――まだ出る筈。もっと…

【多少吸われたとして結構な量がボトルに入っているはずなのだが、ボトルが満タンになる様子は見られない】
【ただ、二者に吸われて、血液ももうそろそろ無くなるのではなかろうか】

意地悪じゃない。ただ血をもらうだけ

【呼称は簡単にスルーされる】


――――…ホラ、血がある
…搾り出すのは、結構手間がかかりそうだけど。

【左手で指差すのは、今しがた作った傷】
【これで、少女の狙いは相手にも分かっただろう】

……もう一度聞く。貴女の血、くれる?
376 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 00:50:12.76 ID:kr4eg9oo
>>375

【順当に吸われていけば、元の流出量を考えれば、死体はそろそろカピカピになっているだろう】

あげる、って言ってないのに。
勝手に血、吸ったし。

僕の言う事、聞く気ないよね、お姉ちゃん……?

【両手を擦り合わせ、鋭利な皮膚をジャリジャリ鳴らして威嚇する】
【ヘルメット状の頭部の口がガバっとひらくと、中には鋭く尖った牙が何本も生えている、完全に鮫のソレだ】

シャー───!!

【さらに、吠えて威嚇もする、幼い声なので、若干気の抜けた様な威嚇かもしれないが】
【鋭利な皮膚、強靭な牙、さらに見た目の悍しさ、見た目が人間の並の能力者の持つソレを遥かに上回る威圧感】

【鮫のような怪物は、明確すぎる拒否≠フポーズを取った】

【少女を見据え、ガリ、ガリリッッ!と足踏みすると、地面が削れる】
377 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/23(木) 00:51:27.82 ID:jY89XOM0
>>372
……そうね
家に戻って、兄貴とも協議してみるわ……考えてみれば、あそこのリーダーの天ヶ谷 双葉には、前にも誘ってもらってたしね……

【かつて、孤独に闘っていたのは、存在を隠しながら戦わなければならなかったから】
【しかし、今はその都合は存在しない――存在を伏せながら守るはずだった昴は、今やおおっぴらに取り戻すべき対象になっている】
【そして、戦力が足りないと聞かされていた『対機関連合』……躊躇する理由は無い】

――――そうね……父様はともかく、リイロ達との事は、なんとかできれば……したいんだけど……

【既にレイドは、父親に対してはなんの期待も抱いていないのだろう】
【しかし、不本意に分かれる事になってしまった妹の事は、まだ諦めがついていないのだろう】

「あぁ……本当は男なんだよ……
前に、とある儀式術式を失敗して、儀式が暴走して……こうなっちまったって訳だ。だから、女と言っても何も間違いじゃないんだけどよ……」

【身体が女になってしまったのは、不慮の事故とも言うべき事らしい】
【男と称するべきなのか、女と称するべきなのか――イマミレイにも、そこは難しい問題として認識されているようだ】

「ま……という訳で、『シーくん』って響きは俺にとって心地いいんだ
だから、まぁ……よろしくな」

【男口調を捨てなかったり、わざわざズボンを履いたりしていることから分かるかもしれないが、イマミレイ自身は男としてのアイデンティティを大事にしている】
【故に、シーくんという呼び名を気に入ったのだろう】

「只で、ねぇ……まぁちょっとぐらいなら……」

【苦笑しながら、空中に左手をかざすイマミレイ】
【すると、小さな光の魔方陣の様なものが形成され、手のひらにすっぽり収まる様な小瓶が出てくる】
【中には、オレンジ色のクリームが入っていた】

「ま、これが俺の扱う化粧品かな。適宜肌に塗りつければいい……効果は折り紙つきだぜ?」

【言いながら、小瓶をルシアに差し出すイマミレイ】
【極々少量ではあるが、本当に只で渡すつもりらしい】

[…………!!]
<…………>
〔…………〕
≪恐らく……って、あ……気配が、遠ざかって行く……?≫

【ジェムが頷こうとした時に、再び声が裏返る】
【気配の主たちは、ちょうどそのタイミングで遠ざかったのだろう】
378 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 00:52:03.20 ID:kr4eg9oo
>>376
/ちょっと意味が伝わり辛い気がしたので訂正
/あげる、って言ってないのに。→あげる、って言う前に。
/僕の言う事、聞く気ないよね、お姉ちゃん……? →最初から僕の言う事、聞く気ないよね、お姉ちゃん……?
379 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/23(木) 00:56:15.79 ID:sBcZC3s0
>>376

…正解。貴女の意見は基本的に尊重するつもりは無い。
それに、敵意を向けた。

【勝手な行動をされて敵意や嫌悪感を抱かない者がいるのかどうかはさておき】
【右手のボトルから水が放出され、手元で剣の形状を模る】
【剣の切っ先を相手に向け、構える】

【威圧感をそよ風のように受け流し、表面的な無感情をぶつける】
【恐怖でもなく、虚勢でもなく、ただ何も感じていないような様は動揺を誘うこともあるだろうか】

【その間に、血を吸いきった黒いボトルは何処かへと転がっていく】
【安全圏へと逃げるのだろう】
380 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 01:03:29.77 ID:kr4eg9oo
>>379

【凶器を作り出し、はっきりと、敵意という言葉を口にした目の前の少女】

敵、──敵意?敵なの?お姉ちゃんは敵なの…?

【威嚇していたものの、基本的には意地悪してきたくらいの認識だったので】
【ここで初めて、目の前の少女が、自分の『敵』だと明確に認識をした】

そう、そうなんだ───。
ユウカ姉ちゃんに聞いた、こういう時は、こういうんだって。

闇の暗黒組織、ネイビィ・シャドウが怪人…。

バイツァー・ジョーカー。

【グゥルルルル…。と獣のように喉を鳴らし、足を少し開き、やや中腰気味なポージングを取る】
【左手は垂らし、右手は────少女の胸の方向に、ゆらり、と向けられ】

[ピーーー]。

【シャァアアアアアア!!と吠える、真夜中の路地裏に、ソレは響き渡った】
381 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 01:12:32.48 ID:i7ghW5.o
>>377

双葉さんも誘ってたんだ。だったら改めて誘う必要も無かったかな?
ともあれ、こっちとしてはまだ人員募集中だから。気が向いたらでもいいから、よろしくね。

【協議が間に入るとはいえ、口振りから見るに可能性は十分にある】
【人が増えれば戦力も増え、また、情報網も広がる】
【悪いことが無い以上、人員の増加は願っても無い事だ】

妹さん、か……私じゃ、其れも如何する事も出来ない、かなぁ……。

【植物状態になった、という事は知っている。誰が原因になったかも、また】
【然し、誰が、と、その結果しか知らず、その間の過程を全く知らない少女は】
【治癒術もその手の専門家も知らない為、如何する事も出来ない】
【実はその妹にも使い魔が居て、レイドとの関係が悪化している事等知る由も無く】

ぎしきじゅつしき……んー、魔術についてはちょっとだけど……。
でもアレだよね、ちょっと間違えたら性別変わっちゃうとか、魔術ってのも面白いというか。

ん、よろしく、シーくんっ。

【段々魔術についての認識が変な方向へ向かっている気がしなくも無いが】
【不慮の事故とはいえ女の身体になり、それでも男としての自分を棄てないイマミレイに】
【確りと『シーくん』を強調した上で、改めてよろしく、と笑顔を見せる】

――――――お、え、良いの、只で貰っちゃって?

【何だか悪いなぁ、とか呟きながらも、差し出された小瓶を受け取り】
【目の前に翳して中身を覗き込んだり。「ありがとねっ」と、確り御礼も忘れずに】

………ん? 遠ざかって――居なくなった?
ちょっとジェムちゃん。実況、実況っ。

【自分の事では無いからか、何も掴めないからか】
【気配を感じ取れているらしいジェムに、詳しい状況の報告を急かす】

382 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/23(木) 01:16:21.35 ID:sBcZC3s0
>>380

…無抵抗で搾り出されてくれるのなら、危害は加えないつもりなのだけど。
――――でも、絶対にそうはいかない。だから敵。

【搾り出すこと自体が危害を加えることなのだが】

怪人と言われても、「だから?」としか返しようが無い。

【この言葉にも「だから?」としか返しようが無い気がするのだが】

…もし貴方が生きていたならば、その時に名前を教える。死んだら意味が無いから


――――突

【水の剣を両手で持ち、刺突の如く前に突き出す】
【その切っ先から放たれるのは、水の棘。鋭利な分先ほどよりも貫通力は高い】
【狙いは、向けられた相手の右手】
383 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/23(木) 01:21:36.13 ID:zz.vycSO
【公園】

やっぱりココアは美味しいな
【長い翡翠色の髪で、赤い瞳に、白いYシャツに、黒のロングスカートをはき、左腕に腕輪をした、人形のような容姿の女が】

【ココアを飲みながらノホホンとベンチに座っている】
384 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/23(木) 01:26:14.77 ID:jY89XOM0
>>381
えぇ……戦力不足も良いところだから、って声を掛けられてね
あたしの方も、もうやるべきことはやったし……そろそろ腰を落ち着けても良いかな、とは思ってるわ……

【『卵』破壊の技術の確立。これを成すまではと、レイドは『対機関連合』への参加を固辞していた】
【しかし、それはできあがり、『justice』の協力の元で、実証する事も出来た】
【ならば、もう『対機関連合』に入る事を躊躇する理由は、何もない】

……ありがたいけど……最終的には、あたしがどうにかしなきゃならない問題だから……

【ルシアの気遣いは、とてもありがたかった】
【しかし、ここから先は余人を関わらせるべきでない領域】
【レイドも、その事は十分に承知していた】

「あぁ……全く、便利なものほど使い方を間違えるとロクなことにならねぇからな……
それに、なんだかんだ言って、これのおかげでは俺は生活できるようなものだからなぁ……
――ん、ありがとよ」

【実感として、術式を暴走させて被害に遭っているイマミレイは魔術の恐ろしさを知っている】
【しかし同時に、イマミレイの今を支えているのも、また魔術】
【そこには、少々複雑な思いを滲ませているらしい】
【そして、シーくんという言葉を、どこか強調して口にしてくれるルシアに、軽く、しかし心からの礼を口にした】

「あぁ。それくらいの量ならサンプルって事で問題はねぇよ
気にいったら、是非次は商品として買ってくれよな!」

【小瓶を手渡し、左手をひらひらさせてみせるイマミレイ】
【その所作は中々板についており、先ほどの告白、そして男口調さえなければ、本当にただの少女でしかない様に見える】

≪あ……!
――今のは、気配からして、多分3人から4人くらいだったと思いやす……前は1人だけだったのに……
…………もう、いないっすね……≫

【かいつまんで説明するジェム】
【どうやら、それなりの期間、それなりの規模で監視されているらしい】

――何が目的なのか。敵なのか味方なのか……厄介な事ね……

【話しを聞くレイドも右手で頭を抱える】
【正体が分からないと言うのが、一番不気味な要素だった】
385 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [daga]:2010/09/23(木) 01:29:50.36 ID:kr4eg9oo
>>382

怪人は名前を名乗るものなの!

【そういうものなの!】

シャァアアアアアアアアアアアアアアアッッ!!

【ブシュン──と、前腕が分子上に分解、瞬時に再構築され形状が変化する】

無理だよ、お姉ちゃん。

【先端に付いた、鉄槌、さらに、牙の生えた口、元々あったヒレはそのままに】
【右腕がハンマーヘッドシャークに変化、ソレは生物的というよりは機械的な、武器だ】

だって、お姉ちゃん、僕に噛まれちゃうじゃら。
死んじゃうよ。

【棘が放たれ、回避行動は一切とろうとせず、逆に正面に右手を向けたまま、少女に向かって突っ込んでくる】
【パカリ、と口開かれたハンマーヘッド・アームが、鋭利な牙と強靭な顎により、真っ直ぐ飛んできた棘を噛み砕こうとする】

死んだら、…名乗れないよね?
386 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/23(木) 01:39:30.38 ID:sBcZC3s0
>>385

【棘は容易に噛み砕かれる】
【味は無い。冷たくない氷を食べたような感じである。きっと】

まず、私が噛まれるとは限らない。
何らかの回避行動は、よほどのことがない限りとるから。

次に、噛まれたところで死ぬとは限らない。言わずもがな。

…そもそも、名乗る必要性自体が無い。
貴方が死ぬか私が死ぬか、それで終結するだろうから。

【剣を右手で持ち直し、右側へとサイドステップを踏む】
【右側には建物の壁、そこまで大きく避ける範囲は無い】
【左手で腰に下げた赤のボトルを掴む】
387 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 01:44:58.00 ID:.g0dbp6o
【町外れ:丘】

【丘の上に一本の桜の木がある。】
【いつもであれば、この季節に桜が咲いているはずがないが】
【今日は何故か桜の花びらが散っている。】

【――――蒼に染まった花びらが】
388 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 01:47:14.65 ID:pNeUEoSO
【森の中、湖の畔にて】
【虫の声に、風鳴り。かさかさと枝葉をなぶる風は冷たく、然れど身を切る程では無く】
【中秋の名月、欠ける事無き真円は天蓋に煌めき――静かに、柔らかな光を投げ掛けている】

【月夜の森。恰も一つのカンバスに収まった絵画のような光景の中】
【ぱしゃ、ぱしゃ。瀬音ともまた違う、恐らくは人為的に引き起こされた水音が響く】

――……、………。
……、………、―――――。

【見れば、白皙の人影。性別の境目すら曖昧な佇まいは、無機的でありながらも違和感無く景色に馴染んで】
【黒に程近い濃藍の髪は、月明かりを透かし、夜風に蒼く靡いて】
【対となる臙脂色のジャケットは、肩に掛けられるようにして在る。これもまた月夜に映えて、時折空っぽの袖を夜風に靡かす】

【か細く何事か口ずさむ姿。傍らには履物、左手には抜き身の短刀】
【両足は緩く揺らされ、水面と水中の狭間でぱしゃぱしゃと遊んでいる。水音の原因は、此れだろう】
【物憂げな、或いは何処か危うげな表情は、空では無く湖面の月に向けられて――――】
389 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 01:48:26.42 ID:kr4eg9oo
>>386

お姉ちゃん、すっごい…冷めてるね。

【右側に、こちらから見たら左側、つまりはハンマーヘッドを真っ直ぐ向ける理由は無くなり】
【くいっと、引いいて後ろに引っ込める、そして引っ込めた勢いで、左手を前に勢い良く差し出し】

ザ、───ばぁぁああああああんッッ!!

【一瞬、低姿勢を取ると、下から潜り込むように、少女に向かって飛び掛ってくる】
【狙いはただ一つ、突き出した左掌で、少女を『撫でる』事だ】

【人間を超える腕力に加え、おろし金のような肌は、『触れる』という行為を攻撃に変換してしまうのだ】
【優しく、撫でると表記したが───正確には『すり下ろす』左掌は、ボトルを掴む少女の左腕に狙いを付けている】
390 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 01:57:20.39 ID:i7ghW5.o
>>384

戦力不足は―――まぁ、人手は多いほうがいいしね。
レイドちゃんが来るなら大歓迎だよっ!

【横の繋がりは広がったものの、対機関連合としての人員はそれなり】
【現状の人員はJusticeと同等とも言えるが、規模的に言えば小さい方だろう】
【それに、ある程度見知った仲の相手の方が、気分的に気楽な部分もある】

……そだね。私には、応援する事くらいしか出来ないけど。

【ごめんね、と眉尻を下げて】
【何も出来ない以上、頑張れという位しか出来なかった】

確かに、ねー。
何でも出来るからこそ、何にでも転がっちゃうって言うのもあるのかも。

お金に余裕があったらねっ。
それに、さっきも言ったけど美容に拘ってる訳じゃないんだからっ。

【受け取った小瓶を被っているシルクハットの中に無造作に放り込んで】
【まるで本当の少女の様に板についている所作に、思わずくすりと笑みを零し】

―――――居なくなった? あれ、さっきも同じこと言ったっけ。
遠くから見てるだけってことは、友好的な相手じゃ無いみたいだけど。

【ふむ、と鼻を鳴らして腕を組み】
【判りきっているだろうが、思った事を口に出す】
391 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/23(木) 01:57:49.98 ID:sBcZC3s0
>>389

そうじゃないと、生き残れない

【左手で掴んだボトルから、油があふれ出て左腕を包み込み、一部が自身の右腕へと移動していく】
【その包み込む一瞬前に、相手の左の掌が腕に触れ、「滑る」】
【触れたその一瞬に腕の皮膚が一気に逆剥け、血が少し流れ出るが、痛みは表情に出さない】
【掌には油が付着していることだろう】

…そういうつもりじゃなかったのだけど、これは思わぬ結果になった。

【先ほどから、右手の剣は動いていない。何か意図でもあるのだろうか】
【壁を背にする形に向き直る。ただ単に追い込まれただけのようにも見える】
392 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 02:07:42.13 ID:kr4eg9oo
>>391

【少女の皮膚を滑り、磨り、飛び込んだ勢い余って、飛び出してしまう】
【背中を壁に向け、向き直った少女からすれば、斜め左方向だろうか】

【だが、ガリィ!と片足で踏ん張ると、皮膚の特性がストッパーの役割となり、うまい具合に停止】
【僅かに距離を取る形となり、バイツァー・ジョーカーもまた、少女に向き直る】

───そういうもんなの?
冷めてると強くなれるの、へぇー…?

【カクン、カクンと首を左右に揺らしながら、ふうん。と頷く姿は一見馬鹿にしているように見えなくもないが】
【純粋に、『学習』しているのだ、幼げな声や動作、おそらく、生まれて間もないか、元々知能が少ないだけなのか】
【前者の可能性が高いだろう、知能が少ないのなら、学習しようとはしないからだ】

なに、なになに?思わぬ結果って、どういう事?
ていうか、この油なに?気持ち悪いよー。

【左掌に付着した油を気持ち悪そうにぴっ、ぴっと払おうとしながら】
【ふっ!と右手のハンマーヘッド・アームを少女に向け、口を開ける】
【だが、足を止めていて、少女に向かってくる様子は見られない】
393 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 02:08:03.36 ID:H1T.3.oo
>>387
/寝落ち覚悟で絡んで良いでしょうか?
394 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/23(木) 02:10:26.91 ID:jY89XOM0
>>390
そうね、兄上ともよく話しておくわ……
他にも色々と、力になれるかもしれないし

【見知った人が多い――『対機関連合』に居場所を求める上でのメリットは、これに尽きるだろう】
【ルシア、らぶみ、森島……そして、友人の兄である天ヶ谷 双葉】
【気心が知れていると言う事を言えば、レイドにとって『対機関連合』はこれ以上ない魅力があった】

あぁ、気にしないでよ。大丈夫……あたしなら……

【恐縮して知事困った様子のルシアに、静かに頷きながらレイドは胸を張る】
【容易にくじけないだけの心は、持っているつもりだ】

「そうだな……でも、出来る事が多いからこそ、その道を極めようと思うのも、また然り――」

【どこか遠い眼をしながらそう話すイマミレイ】
【彼女(?)にも、何らかの目的があったのだろう】

「ああ……ま、考えておいてくれよ? 他にも色んな物はあるからな?」

【自分の商品に、それなりに自信はあるらしいイマミレイは笑顔で答える】
【世間一般には女で通しているためか、乱暴な言葉遣いの中にも、どこか落ち着いたものを感じさせた】

≪……そう、っすよね……目的がいまいち分からないっす……
なんで俺たちを遠巻きに見ているのか……≫

【ルシアの言うとおり、有効的な相手ならば何らかの接触を求めてくるのが普通だろう】
【しかし、四六時中という訳でもないのが、どうも気に掛かるらしい】

――――まさか、ね……

【レイドが小さくつぶやく】
【心当たりが何かあるのかもしれないが、それ以上の事は口にしようとはしなかった】
395 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/23(木) 02:11:30.10 ID:pNeUEoSO
>>393
//無論にございます
396 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 02:12:06.93 ID:.g0dbp6o
>>393
/無論、寝落ち?んなもん関係ねーんだよ!!
/絡みたいと思ったならば、その時からロールは始まっている・・・っ! と、誰かが言ってました。
/結論:どうぞお絡み下さい。
397 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/23(木) 02:15:07.85 ID:pNeUEoSO
>>398
//あばばば、勘違い乙です俺。済みません
398 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/23(木) 02:16:19.95 ID:pNeUEoSO
>>397
//あ、安価ミスです>>393です二重に済まない………。
399 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/23(木) 02:17:07.73 ID:sBcZC3s0
>>392

…それはただの油。何の変哲も無い、油

【付着した分の油は、ただの油である】
【簡単に振り払える】

…全てに気を取られるよりは、何も気にしない方がいい。

【ほんの少しだけ方向転換、相手と正対する形になる】

【左腕と右腕が油で包まれる。だが、右手の剣と触れている部分はそうではない】
【左手をスカートのポケットに突っ込み、なにやらごそごそと探している】
【その間に、右手の剣を少し変化させ、刃が前後に二本並んだような形状にする】
【正面から見たら一枚の刃でしかなく、並べた意味は無いように思える】

【突進を待っているのか、切っ先を向けるのみ】
400 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 02:19:01.94 ID:H1T.3.oo
>>387

蒼い花びら……ありゃりゃ?ここは異界か何かかしらん?もしや私ったら死んじゃった?

【腰程度まである長い黒髪、なんだか胡散臭い糸目】
【いたって普通の白いシャツに暗い青のジーパンを穿いた女性がフラフラと歩いて来る】

うーん……まだ本格的に死ぬ時期じゃないと思ってたなんだけども
計画が狂っちゃったのかしら――――とまあ冗談ですけどもね

【うふふ、と薄らの笑いを浮かべて誘蛾灯に誘われるように蒼の根源に向けて歩みを進める】

>>396
/さんくすです
401 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 02:27:40.89 ID:kr4eg9oo
>>399

ただの油なの?じゃあ、お姉ちゃんの腕に油が包んでたのは?
あ、そーか!それがお姉ちゃんの能力だね?そうだよ、きっと、そう。

油を操るの?それとも液体?もしかして、炎とか、そっち系?だったら僕、怖いなー。

【好奇の声で、少女に向かって語りかける、幼いゆえに、好奇心が強いのだ】

【油は、ぴっ、ぴっ!と必死に振り払おうとはしているが】
【皮膚の形状のせいで、油が絡まって全然落とせていない、擦り落とそうにも皮膚の形状が(ry】

うぇ────…。

【凄く気持ち悪いが、諦める事にしたようだ】

ふふふぅー………。

ハァ!

【ブン!と右手をさらに付きだすと、ハンマーヘッド・アームの開いた口から、水鉄砲が勢い良く飛び出す】
【拳大のサイズの海水の塊を三連射だ。勢い良く放たれた、ソレは、先程の少女の放ったように皮膚を貫くようなものではないが】
【『量』と『速さ』を持ち合わせた、それは、当たれば、重く、そして痛い、狙いは大まかだが、少女の腹部を中心に斜めに3つが並んでいる感じだ】
402 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 02:31:15.02 ID:i7ghW5.o
>>394

もし入る決心が決まったら、御近くの連合の人に一報を。
双葉さんの連絡先とか知ってるなら、そっちでもいいかな。

【それほど世間に大勢居る訳でもないが】
【連合員からはネットワークを通してリーダーへと連絡が取れる】
【“卵”の破壊法を始め、レイドの参入は様々な面で戦力の増強に繋がるだろう】

ん。大丈夫なら、いいの。

【大丈夫。少女からしてみたら信用為らない言葉ではある】
【其れでも、かといって何も出来ない以上、頷いて見せるしか無く】

――魔術を極めたら、何処に辿り着くんだろうね?
魔術に限らず、物事を極めた先には、何があるんだろうね……。

【ふと、そんな事を口にする。特に意味は無い様子だが】
【自分の発言に何か思うことがあったのか、一瞬だけイマミレイ同様、遠い眼を見せる】

―――――考えておくね。機会があったら何か買うかも。

【然し、直ぐに表情を戻し、相槌を打って微笑む】
【機会があれば。最近よく口にするが、余り機会があった事は無かったり】

んー、内気なファンとかそういうのでも無いだろうし……。

【ジェムの言葉に小さく首を傾げて呟くも、考えても何も判らない】
【何より―――】

――――――――ん……。

【不意に、両手を上に伸ばして背伸び】
【時間も時間、少しだが眠気に襲われたらしく、深く息を吐いた】
403 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 02:31:36.15 ID:.g0dbp6o
>>400
・・・おや、お客人か。

【その桜の木の下に】
【黒羽二重の羽織に、朱の龍紋付の長着を着】
【紺の角帯、黒の袴を履き、白足袋、白鼻緒の雪駄を履いた女がブルーシートの上に椅子を立てて座っている。】

――――しかし、こういうのもオツだとは思わんかね?
いい月夜に蒼の桜と来たモノだ。これはいい酒が飲めるモノだよ。

【そう言うと、懐の中から酒を取り出す】
404 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 02:36:43.50 ID:H1T.3.oo
>>403

あーら……まあ、和服だわ

【「ほー」とか呟きながらマジマジと女性を見つめる、いや観察といったほうが正しいのかもしれないが】
【そんな事をしつつも軽い足取りで近づいていき】

そう?私は普通が一番好きだけども、だって異常な事なんて何一つ良い事ないじゃない
ホラ出る杭は打たれる的な?……いや戯言か

【自分の言った事をいとも簡単に下らないと嘲り】

お酒ー?あらやだ最近呑んでないわ、寿命縮みそうだしどうしましょ……
うー……少しぐらいなら誤差レヴェル?

【顎に手を当て困ったような顔で考え込む】
405 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/23(木) 02:37:52.71 ID:sBcZC3s0
>>401

…果たして、それを私が説明する義務は?
(油はまだ付いている、はず)

【ポケットから、手の中に納まるサイズの何かを取り出したか、或いは何も取り出してないか】
【両手で剣を持ち、一歩踏み込んで海水の塊に合わせて斜めに振り下ろす】
【一発目、両断。二発目、両断。二つに分かれた弾はそれぞれ少女の両サイドへ飛ぶ】
【三発目、斬り切れず、両手を押し込められる】
【弾の勢い自体でその後に切れるが、左下腹部に弾の半分が当たり、弾ける】
【どうやら、自身のものでない水は操れないようだ…?】

…っ、流石に痛い

【言葉以外で傷みを見せる様子も無く、剣を両手で持ったまま相手に向けて走り出す】
【痺れを切らしたか】
406 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/23(木) 02:43:22.32 ID:jY89XOM0
>>402
そうね……ルシアの他にも対機関連合には知り合いがいるから、もしかしたらそっちから声を掛けさせてもらうかもしれないわ

【完全にコンスタントに、とまでは行かないが】
【とりあえず『対機関連合』との連絡の取り合いは不可能ではない】
【『卵』破壊の時に『justice』へ協力と情報提供を仰いだのは、より確実に接触できたからだ】

うん……なるようにはして見せるわよ

【ルシアの危惧通り、レイドの口にする『大丈夫』という言葉には、開き直った諦めの様なものも含まれているのだが】
【しかし、どうにかしたいと言う思いは本当らしく、そこまで白々しい響きという訳でも無い】

「――――俺は、主に黒魔術の方面の方が専門だが……
本当の意味で、魔術を極めたなら……その先にあるのは『神への階段』……としか思えねぇな……」

【その呟きに、答えて見せるイマミレイ】
【漠然とした思い。突き詰めて考えた事などないために、そんな答えしか出なかったが】
【魔術という技術の体系を見るに、その言葉も完全な的外れとは言えないだろう】

「おぅ、期待しておくぜ!」

【ルシアの言葉に、ニカッと笑みを見せるイマミレイ】
【どうやら、固定客を掴みかけていると解釈したらしい……あまり期待は出来ないのだが】

ファン、ねぇ……どこでそんなものを拾ったのかしら?

【思わず苦笑するレイド】
【既に、自分の体は美しいという言葉で表現するにはふさわしくないものへとなり果てている】
【その上で、自分の様な女のファンに成る様な人間なら、逆に会ってみたい気がした】

あ――――もうこんな時間ね……
「ん――――そうだな……
どうする、今日のところはお開きにするか?」

【眠気を振り払うルシアの様子に気づいたのか、レイドが時間を確認し、少し驚いた表情を見せる】
【それを受けて、イマミレイはそろそろ休むかと提案した】
407 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 02:46:38.84 ID:kr4eg9oo
>>405

説明、義務?無いよ?

【走りだしてきた少女を見て、口元を緩ませる事で、感情を表現する】
【海水弾を放ったハンマーヘッド・アームを引っ込めて、左手を前に向け】

でもね、大体、わかってるんだよねー、液体系ってのは。
だって、その剣も水で作ってたでしょ?血も動かしてたしー。

【こちらもまた、少女に向かって、歩みだす───】

ま、念動力、って線もあるけどねー。

【───そして、引っ込めた右手の瞳が怪しく光る】
【引っ込めたとは言え、再びチャージしている可能性も有る、少しは注意しておいて損は無い、───と思う】

【そして、前に向けた左手はゆらゆらと少女に狙いを定めてくる】
【鮫の口元よりも注意が必要かもしれない。コレに、掴まれたどうなるか、考えるだけでも恐ろしい事だ】
408 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 02:47:20.83 ID:.g0dbp6o
>>404
普通なんて、この世には無いんじゃないか?
少なくともこの新世界には無いよ。

普通ってのは、動かないことさ。
人は普通が嫌いだから動く、そうだと思う。というか思っている。

【そのまま、酒をコップに注ぎ飲み始めた。】

――――さて、ここに酒が有る。貴方は飲みたいか?
飲みたくなければ一人で飲んでしまうが?

【ふと、そういう質問を投げかけた。】
409 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 02:54:36.98 ID:H1T.3.oo
>>408

それこそ悪魔の証明ですわー
無きにしも非ず、逆も然り――――みたいな?

【口を掌で隠してクスリと笑う】
【トン―――と桜の樹に背中を預け寄りかかる】

相対的って便利な言葉よね、個人の自由って言葉と同じくらい便利だわ
などと私の自論めいた下らない言葉なんかどうでも良くてー

【不思議そうに頭上に在る蒼を見上げる】
【恐らくは彼女の人生ではこのような物は見たことは無かった】

うーん……実際問題それを呑んで脳味噌フワフワ状態になって死にかねないのよね
――――……まあいっか死なば[ピーーー]嫌ならば[ピーーー]、よね
それちょーうだいっ!!

【なんともいい加減に「下さいな」とのたまうた】
410 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/23(木) 02:56:21.27 ID:sBcZC3s0
>>407

…やっぱり、説明の必要も無い。

【図星のようだ】
【引っ込められた右手に、注意こそ向けるが深追いはしない】

【水の刃に、右腕の油がコーティングされる】
【水と油は混ざり合うことは無い。その境界線をくっきりと示す】
【気づくだろうか、右手首に油の細い線があることが】
【服の裏を通って、赤のボトルのうちの一つから出ていることが】

【一度左手を離し、隠し持っていたそれを露にする。――ライター】
【別に見せ付けるのが目的ではない。刃の表面の油に、火をつけるため】
【その刃の燃える剣を、左腕目掛けて振り下ろす】

【問題は、刃が高温になっていることである】
【固めてあるとはいえ、所詮水は水、沸点は変わらない。固体状態だから昇華と言うべきかも知れないが今はどうでもいい】
【燃えた油に水をかけたらどうなるかは分かるだろう。油に混ざりこんだ水が一瞬で沸騰し、膨張、爆発】
【この剣は、今まさにその状態である】

【剣が左腕に触れるか触れないかのところで、爆発するだろう】
411 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 02:58:02.70 ID:i7ghW5.o
>>406

―――――ん、ちょっと待ってね……うん。

ちょっと眠いし、今日の所は御開きにしましょ?
これ以上話してても、あの人たちの正体は判らないかも知れないし。

それに、夜更かしは美容に悪いしねっ!

【大体の話をぶった切り、お開きの提案に目尻を擦りながら同意】
【実際少女の言う通り、これ以上の話の発展は殆ど無いだろう】
【少なくとも、眠気で回らなくなった思考は口数をガリガリと削る】

【最後に、さっきまで拘って無いと豪語していた美容を引き合いに】
【ここでお開きにしよう、という意志を明確に伝えた】
412 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/23(木) 03:02:45.32 ID:.g0dbp6o
>>409
ま、そうかも知れんな。
無くは無いが有るかも知れん。

人次第ってとこだな。

【酒を一口、ロに含み。】

別に死にゃぁしないさ。
死ねば本望、生きらば、回避

酒で死ねるなら本当に嬉しいモノだよ。

【酒瓶とコップを渡す。】
413 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 03:05:04.06 ID:RVNWgQDO
>>354

ひ……ぁ……ぁ……―――ッ

【―――ネジが壊れた人形のように、平淡で無感情でまるで生気の感じられない言葉を紡ぎ出すその存在、言霊する奇怪な音。周囲に広がる果て無き暗闇】
【その全てが、少年の恐怖を煽り立て、苛んでいく―――】


ごめ……なさ……ごめん……なさ……い……ッ!!

【誰に対してか分からない謝罪の言葉を繰り返しながら―――耳を塞いで、拒絶する。バシャッと腰を落として蹲り】
【小刻みに震え始めた身体―――何も纏うものが無いその細躯に、恐怖は冷気となって貫いて】

【…………つまり、ものの見事に彼女の悪戯に振り回されていたのであった】


…………っ

【そして間もなく、何かが落下したような音―――】
【恐る恐る耳を塞いでいた手を離し、ゆっくりと顔を上げて】


…………うっ……、ぅぅ………―――うぁぁぁん………

【 泣 き 出 し た 】


/舞台裏の通りです………本当にごめんなさい
/返信はしておきます……
414 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 03:07:17.74 ID:H1T.3.oo
>>412

いやはや有難とねん……っと

【手を伸ばして2つを受け取り器に酒を満たす】

……んくっ――――うん、お酒ね
なんだろうものっそ久方ぶりに呑んだ気がするわ

【くいっと軽くコップを傾けて喉に注ぐ】

ふう……やっぱ飲み過ぎると駄目っぽいかもしれない、レッドランプが脳内で回り始めた
とまあ私の体の話なんかダストシュートにぶち込んで

この桜はアナタの所業?

【軽く傾げて尋ねてみた】
415 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 03:07:59.60 ID:kr4eg9oo
>>410

【人並みの脳みそは有っても、それを活かす頭脳はまだ出来ていない】
【バイツァー・ジョーカーの狙いは、単純明快──────────】

ははっ、かっこいー。
燃える剣、炎系?

【刃は左手で適当に受ける、そして、一気に腸に右手で噛み付く】
【自分は左手を失うかもしれないが、相手は胴体を失う、単純だが、恐ろしい作戦だった、決まれば──の話なのだが】

熱そうだね?まあ、喰らったら熱いんだろうけどさ。
そんなんじゃ、熱くて痛いだけで、致命傷には────…。

【左腕を構え、そのまま刃を受け、右手を突き出そうと──────】

【ボゴン】

【結果は、どうなったか、技を放ったそちらが一番よく判るだろう】

えっ、───あ、────?

【ハンマーヘッド・アームは少女に向けて突出される事はなかった】
【何故なら、予想外の出来事に、反応しきれ無かったからだ、爆発によって、バイツァー・ジョーカーの左腕は、見事に吹っ飛んだ】

い゛───z___ッッ!!

【引きちぎれたのだ、吹き飛んだ左腕の前腕は、グルグルと周り】
【周囲に血の雨を降らせた後に、ジョーカーの後方に、ボトリ、と落ちた】

イ゛ッッダィイイイイイイッッ!!

【だらだらと血は噴出す、少女が望んだモノだろう】
【だが、危険な状態でもある、追い詰められた獣は、『暴れだす』のだ】

【ガチン、ガチン!…ガチンガチンガチガチガチガチガチガチガチガチガチガチガチガチガチガチガチガチ】

【高速で、歯と、歯がぶつかり合う音】

【ハンマーヘッド・アームと、頭部の口、両方から、絶え間なく、聴こえてくる】
416 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 03:10:20.15 ID:kr4eg9oo
>>415
/追加 【血液は、人間と同じ色だが、やや生臭い魚のソレの匂い、および成分だ、彼女が気に入るかは分からない】
417 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/23(木) 03:11:14.09 ID:jY89XOM0
>>411
そうね……今のところは、考えても仕方ないと言うのもそうだし……

【実際、ただ遠巻きにして自分を監視する『だけ』のため、レイド自身に害は無い】
【ただそれだけの事実に、考察だけを積み重ねても意味は無いのだ】

「それじゃあ……行くか?」
そうね……それじゃ、お休み、ルシア……
≪また今度、会いましょうぜ……!≫

【レイドとジェム、そしてイマミレイは、連れだってその場を後にしようとする】
【呼びとめなければ、3人はそのまま立ち去るだろう】
418 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 03:19:07.03 ID:i7ghW5.o
>>417

ん、また会おうね、三人とも!

【去り行く三人を、大声と共に手を振って見送る】
【御開きの提案をしておいて呼び止める理由も無く】

―――さて、とりあえず帰ろっか……。

【ふぅ、と深く息を吐き、欠伸を一度噛み殺して】
【ふらふらと、噴水広場を後にした】

/遅くまでお疲れ様でしたーっ
419 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 03:20:46.02 ID:.g0dbp6o
>>414
この桜か?嫌、私じゃぁないよ。

【コップの酒をクイッと飲み干し。】

蒼い桜もオツなモノだな。
薄紅の桜もいいが、こういうのもオツなモノがあるもんだよ全く、ゴホッゴホッ。

【咳き込み血を吐く。】

420 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 03:24:16.54 ID:H1T.3.oo
>>419

あらら、そうなの……ちょっと残念
あ、コレ有難うねー美味しかったわ

【よっこいしょ、と年寄りのような掛け声を上げつつ腰を降ろし】
【両手の酒瓶とコップを渡す】

そうねー、でも普通を愛する私としては少し恐いかしら
まあ良き経験かな――――って、あらやだどうしたの?持病か何か?

【そんな事を言ってはいるが血を見ても顔色1つ変えはしない】
【見慣れているのか感覚が麻痺しているのか、或いは両方か……】
421 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/23(木) 03:24:54.41 ID:jY89XOM0
>>418
「……んじゃ、俺もここで」
そうね……また今度、何かあったらアーディンの旦那を介して連絡を入れるわ
「オーケー……じゃな!」

【二人もまた分かれ、それぞれの道を歩んでいく】

≪姉貴……≫
……誰かが見てるのは、今は忘れましょう……

【だが、レイド達にはまた別の不安材料が出来ているのも事実である――】

/こちらこそ、遅くまでお疲れ様でしたー!
422 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/23(木) 03:25:56.51 ID:sBcZC3s0
>>415

【勿論、爆発の影響を少女が受けないわけが無い】
【タイミングは何度か計っていたのか、爆発の直前に剣を手放すことで、被害を抑える】
【だが、相手の腕は吹き飛んでいるわけである。少女の右腕にも相当なダメージがある】

…――――しばらく腕が使えなくなるのが欠点

【右腕の皮膚が火傷で覆われ、酷く変色している】
【よく見れば、服のところどころが焦げ、右頬にも火傷が有る】

【右腕を力なくぶら下げ、バックステップ】
【飛び散った血液も、撃ち出された先ほどの海水も、飛散し消火された油も、全て少女の足元によってきている】
【正確には、少女の眼の届かないところにあるものは引き寄せられていない】

…混ざってしまった。もう、意味を成さない。
ただ、その腕にはまだありそう。だから、まだ終わらない。

【足元の混ざった液体が浮き上がり、両腕に、肩から手の先まで纏わり付く】
【赤と黄金は混じることなく、ところどころに透明な班を混ぜた、禍々しさすら感じられる模様となる】

【その場から動かない。余裕のつもりなのか、攻撃を待っているのか】
【それとも、失血でも待っているのだろうか】
【ただ、左の拳を前に突き出す】
423 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 03:33:56.47 ID:x9iAbOAo
>>413
【木の後ろに落下した、正確には着地した音】
【その音の主が、這いずる様にして木の後方から現れる】
【巨大な芋虫か、百足の様に。がくりと垂れさがった首は、地面を向いていて】
【地面に置かれた指は、何度か空を切ってもがいた後に、身体を前方へと進める】

【そして、その影が近づくにつれて】
【月が、星が、闇に慣れた目が、その何者かの姿を目に映してくれるだろう】

【地を歩くのが人。人は、這うものでは無い】
【だが、地を這いずって彼に近づいてきたそれは】
【視界を地面で埋めて、音だけを頼りに這い寄る(様に見える)それは】

…………………其処ニ、居ル、ノ……?

【彼と全く同じ服装をしていた】


【まあ、そりゃ本人の服を着てるのだから当たり前だが】


【そして、恐怖も行きつく所まで行きついて、少し冷静さを取り戻す事が出来たのなら】
【這い寄るそれは、きっと見慣れているであろう真紅の籠手を着けている事。首から彼のとは別のペンダントを付けている事】
【髪の色は黒では無く、それに白を足した所謂灰色であると言う事】

………ふ、ふっ………あはっ、あははは…………

【笑いをこらえる余り、立ち上がれなくなっている事が見て取れるだろう】


/眠れないから一応返して置く!
424 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 03:41:28.96 ID:kr4eg9oo
>>422

【ビクンっビクン!と痙攣する落ちた左腕】
【血はダラダラと流れていき、次第には動かなくなるだろうが】

ウ゛…ゥ゛…ウゥウウ゛……───。

【頭部と、右手、両方、大口を開け────】
【少女に向かって、飛びかかろうとする────!!】

【その瞬間】

【しゅるんっ!とジョーカーの背後から、まるで鞭のような、触手が2本、伸びて来て】

うげッッ!!

【左腕を束縛し、首に絡みつき、勢い余ってジョーカーはビタン!と地面にひれ伏した】
【その後、ずり…ずりと、触手はジョーカーを引っ張っていこうとするだろう】

/…いかん、意識が飛びかけていた。
/ものすごい強引な形ですが、締めに入っていこうと思います、良いところで申し訳ない…。
425 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 03:44:36.99 ID:.g0dbp6o
>>420
いや、少し疲れてるだけだろう。
最近、忙しかったからな。

【肩を竦め、そういう。】
【勿論のことながら嘘である。】

疲れたなぁ、実に疲れた。
血ってのは色合いとしてはいいんだが、見たくないな。

【顔色一つ変えないのを見て】
426 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/23(木) 03:46:43.75 ID:sBcZC3s0
>>424

【飛び掛る姿勢を見て、左腕で顔面をかばうように構えたが】
【その後の相手の挙動で、すぐに構えを解く】

【別に触手の動作を邪魔することなく、多少の疑問はあるもののそれに付いて言及するつもりも無く】
【落ちている左腕へと近寄る。無防備に見えるがそうでもない】

(…まあ、いい)

【左腕で、左腕を拾い上げようとする】

/いえ、こんな時間まで引っ張ってしまってすみません
427 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 03:54:30.84 ID:H1T.3.oo
>>425

ふぅーん……まあ深くは追求しないけどねん

【酒気によって少し紅に染まった頬で、小さく嘲笑う】
【或いは自分自身に向けた笑みなのかもしれないが】

血を喜んで見る人間なんてそれこそ異常者よ
自分の血だろうと他人の血だろうと……あまり良い気はしないものだろうし

まあ他人の心情なんかどんなに頑張っても一生理解なんて出来ないのだけどね
そういった意味では人類皆孤独、なーんちゃってねーウフフ

【真の意見かと思えば冗談、冗談かと思えば真実】
【真実かと思えば虚言、虚言かと思えば真の意見】

【ようするに全部いい加減なヤツだった】

ところでアナタのお名前は?私は久連乃ってーのよろしくー

【酒が回り始めたのかケタケタ笑いながら尋ねる】

/眠気ばピークなので次であたりで終わらしてもらっても良いでしょうか?
428 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 03:57:32.08 ID:kr4eg9oo
>>426

【首を閉められ、完全にノビてしまっている】

……。

【ズルズルとジョーカーは血痕を残しながら引っ張られていく】
【ソレを追うのは自由───だが、途中で途切れ、追跡は不可能となるだろう】




──…

───…


【某所】

あー、危なかったわぁ……。
相手の子、可愛い子だったから、さらって来て欲しかったんだけどぉー。

新型のこの子に、この段階で死なれちゃ、私が困るのよねぇ。

【白衣を着た、長い白髪に頭にイカのような三角頭巾をかぶり】
【フランス人形のような大きな瞳に、生気を感じられない、半透明の肌の女性が水溶液の中で治療されているバイツァー・ジョーカーの前で愚痴っている】

あ、ヒレ…一本、取られてる。

【アイテム:バイズァー・エッジ 千切れた腕に付いていたヒレ状の刃 固く頑丈でよく切れる 加工すれば武器になるかもしれないが、無理して使うようなものではない】

/いやいや、あの時間に投下したのは自分ですし。序盤、変に引っ張っちゃたりもしちゃいましたからね。
/なにはともあれ、お疲れ様でしたー!
429 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 03:59:39.57 ID:RVNWgQDO
>>423

ぅぅぅ……えぐっ………うぁぁぁん………

【ポロポロぼろぼろと、幼い子供みたいに泣きじゃくる。大粒の涙はひたすら彼の頬を濡らしていく】
【その様子はとても大袈裟で、その上随分と滑稽に思えるかもしれないが―――彼にとってはそれくらい怖かったのだろう。たぶんきっと恐らく】
【とにかく今は涙を流すのに忙しそう。そのせいで、井戸の亡霊よろしく這い出して来る彼女の姿は残念ながら見えていなかった―――】

【それでも―――ここまで素直≠ネ反応を示したのだから、彼女の調戯は大成功を収めたと言ってもいいのかもしれない】


ひっく………ぅぅ……ぅ…………、…………――――え?

【―――次に鼓膜を震わせたのは、何処か聞き覚えのある愉快そうな笑い声】
【彼にとって、それはお世辞にも心地良い声とは言えない―――恐らく今まで積み重なってきた彼女に対するイメージの問題か】


………――――吟、雪…? 

【ぱちり―――瞬きと共に宙を舞った一粒の熱い水滴】
【暗闇の下、声の主の正体の名を、呟いた―――】
430 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/23(木) 04:02:38.17 ID:sBcZC3s0
>>428

(追う? 意味なし)

【左腕を拾い上げて、何処かへと歩き去っていった】

/お疲れ様でしたー
431 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 04:03:21.00 ID:.g0dbp6o
>>427
・・・ま、そんなものだよ。
他人なんざこれっぽっちも分からんよ。

人ってヤツは案外難しくできてるってことが確信出来るよ全く。

【椅子をたたみ、シートを除け始める。】

名前か、今はハリーと名乗ってる。
”放浪する砂楼の若き王”さ

さーて、そろそろお開きとしよう。
桜ももう散り終わるころだ。

【一塵の風が吹き蒼の桜の花びらは散り散りに散っていく。】

/オールライッベイベー
432 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 04:14:57.32 ID:x9iAbOAo
>>429
あ、ははははは、ヤバ、ヤバい、息苦しい、ハハ
アッハハハハハハハハハ、ハッ、ハハ……
ア、アリエル、幾らなんでも怖がりすぎ、ちょっとさ

【所謂「ツボに入った」状態、地面を叩いて笑う笑う】
【時々苦しげに息を吸って、それでもまだ足りずに笑って】
【何度か咽せ、深呼吸をして、そしてようやく立ち上がれる】

アッハッハハ……はー、危ない危ない
長生きしたいのにこんな所で笑い死ぬ所だったじゃない、アリエル

こんばんは、水風呂の加減はどう?
冷たいのが好きなら協力してあげようと思ったんだけど………ふっ、ふふ……
ちょっと冷たすぎたかな、これ?

【抱えて隠れた衣服の山、唯一身につけなかった下着を靴の方へと投げて】
【少々サイズが大きい彼の服を身につけて、そりゃあもう良い笑顔】
【これ程まで成功してしまうとは予想もしていなかった、出来よう筈も無い】
【「一枚カードゲット」、そんな物騒な呟きも、直ぐに笑いで掻き消される】
433 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 04:16:48.38 ID:H1T.3.oo
>>431

不確かなのは確かだけどねー……ああ、これも虚言か
全くどうしようもないわ――――

【そうっと片目を開き、また直ぐに閉じる】

ハリーちゃん、多分覚えたわ
最近記憶力が衰退しまくりだけど、まあなんとかならあね

【どこの国の物かもわからない音色を口笛で奏でながら樹からゆっくりと離れて】

んー、やはり散るから美しい……
人の一生もこうありたいものだわね――――

ほいじゃ、グッバイハリーちゃんまたいつかねー
いつかがあればいいけどねー

【なんやかんや言いつつ手を振って彼女は去って行くだろう】

/ぬう、ありがとうございます
/そして乙かれさまです!
434 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 04:31:22.61 ID:oUbF8F6o
>>433
あぁ、また機会がありましたら。

【そのまま見送った後】

――――散るから美しいか・・・。
私には出来ないことだなハハッ

――――そろそろ、隠れるのを止めようか。

【蒼の桜の木の下、一人で笑い、一人で酒を飲み干した。】

/お疲れ様でしたー。
435 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 04:39:33.91 ID:RVNWgQDO
>>432

へっ………吟、雪……??なん…で………えっ…??

【初めに頭の中を渦巻いたのは疑問符ばかり――赤くなった瞳をぱちくりさせながら、現在の状況を何とか整理しようと試みる】

【つまり、あの薄気味悪い声の主――"お化け"の正体は、今目の前で笑い転げている彼女であったと?ただの、悪戯??】
【お茶目(?)な彼女の気紛れにより、彼は自身の情けない"弱点"を盛大に露呈した―――そのことを悟った時、彼はあまりの羞恥で顔を赤らめたのだった】

【だが然し―――そんなことよりも、彼は今の自分の本当の"醜態"を忘れていた――】


ぅー………、………あれ、………―――っ!?吟雪、そ、それ僕の服!?

【立ち上がった彼女を改めて視界に収めた時、彼女が身に纏う衣服のことに直ぐ気が付いた】

【彼女の"悪戯"はアレで終わりでは無かった―――慌てふためきながら、自分が身に付けるべきものを取り返そうとザブザブ水の中を進んでいく】


【―――あまりの恐怖を覚えたせいで、正常な思考が未だ起動していなかった】
【自分が裸≠ナあることを忘れている!!】
436 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 05:19:16.16 ID:x9iAbOAo
>>435
声真似ってさー、練習次第で結構出来るようになるんだよねー
二種類も有れば、後は雰囲気とか声の代償で誤魔化したりさ
ま、そんな事は兎も角……ふふふふ

アリエル、まだ怖い?それとも、服が無くて驚いた?
どっちにしても、さ。本当に面白い反応してくれるよねー

【近づいて来る、目的は当然一つだろうが】
【それを見ても、吟雪はまだ笑いが収まらない】
【本当は、あれを着て逃げてくれれば最高だったのだが、其処まで求めるのは無理な話か】
【兎にも角にも、右手がすうと持ちあがる】

ねえ

【まず、アリエルの顔に指を向けて】

ねえ

【次いで、畳まれた衣服へ】

流石に、そろそろ気付く頃だと思うんだけど
まあ別に人狼はそういうのも見慣れてるし別に何とも思わないから良いけど
人間はそうでもないし、ねえ?

【またアリエルの顔。其処から、すうと指が下がって行く】
【彼の衣服を身に付けた自分自身はと言えば、或る程度の距離を保つべくトーンとバックステップ】
【先程隠れていた木に寄りかかり、指はまだ向け続ける】
437 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 06:03:52.39 ID:RVNWgQDO
>>436

な……何で僕の服着てるのさっ!?いいから返しt………――――っ

【―――――あれ?】

【ここでようやく何かが引っ掛かる。そう、今目の前で彼女は"勝手に人の服を着ている"】
【そもそも―――彼女に弄ばれる前、自分は何をしていたのか】

【中途半端に乾いた上半身が、夜風に当たって僅かな寒さを感じさせた―――】
【視線は彼女の指差す方へと導かれる―――自分の物では無い、"誰か"の丁寧に畳まれた衣服、それに加えて、何故か放置されている下着が目に飛び込んだ】

【妖艶で、加虐的な笑みを浮かべる少女。その指先に操られるかの如く、さらに視線は己の身体へ―――】


…………――――〜〜〜〜〜〜〜ッッッ!!!!

【――――バシャッ!!】
【大きな魚のように勢いよく水を跳ねさせて、冷たい水中へと肩まで身体を沈み込ませた】

【結論から言えば――――セーフ≠ナあった】
【彼女の所へ上がろうと川の中を歩いていたアリエル――立ち止まった時には、水面がそのヘソの辺りに】

【―――あと一歩、歩いていたら。考えたくも無いだろう】

【とにもかくにも、かぁぁ〜っ……と】
【「ハダカを見られた」―――その事実に、顔を真っ赤に火照らせていたのであった】
438 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 06:27:37.90 ID:x9iAbOAo
>>437
んー、何で?何でだろ、自分でも良く分からない
強いて言うなら……その場のノリ?
ほら、逃げられたら追いかけたくなったり、炭酸飲料が有ったら缶を振りたくなるみたいな……

【答えになるのかならないのか、今一つはっきりしない答え】
【指の動きに従って彼が動くのが、おかしくて堪らずまだ笑う】
【自分の着ている服を見せびらかす様に、爪先立ちでくるりと周り】

……此処まで全部綺麗に引っ掛かると、流石に私も喉が疲れて来るねー
これ以上笑ったら声が枯れちゃいそうだよ

で、アリエル?このまま背中を向けてた方が良いのかな?
そうじゃないと貴方何時までも、水の中に潜ってそうだもんねー

【木に両手をついて、顔をその上に重ね。かくれんぼの鬼の様な姿勢に】
【見てない、という意思表示。着替えるなら今の内に、という事なのだろうが】

………着替えは、其処に用意して有るよー

【後ろを向いたまま、畳んだ衣服を指さす】
【自分の好みに合わせたグレーのジャケット、白のシャツカラーのブラウス】
【黒のスカートは自分の膝程度の丈、配色は普段の衣服と余り変わらない】
【然しながら、普段ズボンスタイルで外を動く事が多い彼女が、今宵に限ってこのセットで現れた理由】

【それは、中身の意図的な干渉である】
439 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 06:59:42.35 ID:RVNWgQDO
>>438

………〜〜〜ッッ

【冷たい水中に沈んでいるのに、何故か顔が熱いのは気のせいではないのだろう】
【人狼とはいえ、異性の顔見知りにハダカを見られるなんて―――】

【顔に巡った血流は引くことを知らず、このまま煙になって遠くへ行きたいと思う―――"恥"という感情が今はとても憎らしく。頭をオーバーヒートさせてしまいそう】
【暗く澄んだ水中へと鼻の下まで潜り込み、ブクブクと口で小さく泡立てて】


【―――彼女が指示した"着替え"とやらに、目を遣った】
【"用意"されているのは明らかに男が着るような物ではない】
【子供騙しのお化けで泣く→裸を見られる→女装披露―――泣きっ面に蜂どころでは済まない羞恥の3連コンボが完成しようとしている、とでもいうのだろうか?】

【おかしい―――こんなの理不尽だ!ただ水浴びしていただけなのに、なんでこんな―――】
【―――そうして生まれたささやかな抵抗心】


…………服。返して………

【木の陰に隠れる彼女を涙目で睨み付け、ボソッと。恨めしそうな声で呟いた―――】
440 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 07:10:10.74 ID:x9iAbOAo
>>439
返して欲しいの?困ったねー、それは本当に困った
だって、私が着てた服は其処に有るんだもの
着替えるにしても……此処はこの通り。暗さに隠れるにも時間がねえ

【周りを指さし、空を指さし。時間帯の変化を改めて認識させて】
【明るくなれば見通しも良くなるのは自明の理。木から顔を離し、一度川の近くまで】

……まあ、どうしてもって言うなら、私は別に良いけど?
元々、野性で生きる分には服なんて着ない訳だし?

【そんな事を言いながら、両手でシャツの裾を掴み、一気に鳩尾の辺りまで】
【大小様々な傷が残る白い腹を、一度はっきり見せた】
【当然ながら脱ぐつもりも無く、然しこうすればどんな反応が来るかある程度予想も付く】
【抵抗を真っ向から切り落とす、或る種厄介な選択肢】

【だが、追い詰めてばかりでは何れ手痛い反撃を喰らうのが世の心理】
【何となくそれを理解しているからこそ、僅かな逃げ道を用意する】

あ、そうだ。私、最近読んでる本が有るんだー
ファッション雑誌とかそういうの、今まで全然読んだ事無かったから
だからさ、これからちょっと買い物に付き合ってくれない?
新しい服買って、それから返してあげる

【返す、と明言した。其処の部分だけ、声を少し大きくした】
【その代わり、「これから」という部分はややぼやかして】
441 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/23(木) 11:08:51.62 ID:sBcZC3s0
【公園】

眠い…――――

【鮮やかな緑色の髪、そこから二本ピンと出たアホ毛。通称、触角】
【右赤、左緑の虹彩異色症。通称オッドアイ】
【赤の長袖に緑のケープを羽織って、赤と緑のチェックのスカートを履いて】
【赤や緑の小さめのボトルが腰周りに幾つも吊り下げられている少女が】

…これじゃ寝ちゃう

【ベンチに座ってうつらうつらしている】
【時折がくんとなっては目を覚まして、また眠そうになって、の繰り返し】
442 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/23(木) 11:22:45.31 ID:AV4Aba60
443 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/23(木) 11:47:29.51 ID:r7noggIo
解除
444 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 15:49:10.84 ID:PiMGa.SO
【路地裏】

――――・・・・
【元々何色の物だったのか解らなくなる位に汚れたローブに身を包み】
【顔中に包帯を巻いた見るからに怪しい人物がそこにいた】
445 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/23(木) 18:45:08.23 ID:xBWKtTko
【街中】

【シックなバッジが数個ついた赤いニット帽を被っている14、5歳ほどの少女がいる】
【ぴょろんと外ハネしている黒髪は胸元に届くか届かないかといったところ】
【少しぶかぶかな紺色のプルオーバーパーカーの胸元には赤と青でKNと縫われた刺繍があり】
【プリーツのついたミニスカートは落ち着いたベージュ色】
【ニット帽と同じ赤のハイソックスの上からは茶色のおしゃれなワークブーツをはいていて】

……なんか超寒くなってきましたね
秋物出してて超正解、です。

【ころころと口の中で飴玉を転がしているその少女は、どういうわけか掃除機の上に乗っていて】
【更にその掃除機は地面から2mほどのところを浮遊して移動していた】
446 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [!red_res]:2010/09/23(木) 19:13:44.39 ID:nxyeeDYo
【 水の国―――大会会場 】


あー、マイクテス、マイクテス――――……さあ、やって参りましたエキシビジョン。
お集まりになられました観客の皆様、こんばんは。 この大会は『華蔵院商会』の協賛でお送り致します。


私は今回、司会を勤めさせて頂きます華蔵院商会、社長付き秘書=\――……スラウテルン・ブラッドフォードで御座います。


「皆様こんばんは―――……同じく、アシスタントの橋立 椿です。」
「実況は初の経験ですが、私もスラウテルン共々、精一杯尽力させて頂きます。」


……さて、早速選手の紹介に参りましょう――――……橋立、アナウンスを。


「では、エキシビジョンを開始します。」


/続きます
447 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [!red_res]:2010/09/23(木) 19:15:16.73 ID:nxyeeDYo

「第二試合、選手紹介を開始します。」


一組目ッ!!!!『 デ カ イ 』――――ッ!!!!!………一言に尽きるこのペアッ!!!!!!!
身長196cmと200cmオーバーァァァァァァァアァ!!!!!!! 天賦の体格を存分に利用して勝利を掴むッ!!!!!!


アンゼンリッチ・ベルク =\―――……『シェン・ロンド & 龍雷寺 宗戒』ィィィィィ〜〜〜〜〜〜〜〜―――――――ッ!!!!!!!!!


「……シェン選手、第七回大会は三位入賞、第八回大会はベスト8の実力者です。」


聳え立つ連峰に対するは、可憐な花? ―――― n・a・h <b!!!!!!!!そんな筈が無いッ!!!!!!!
『綺麗な花には棘が有る』……其の言葉、今此処に体現するのかぁぁぁぁあああああぁぁぁッ!!!!!!????


アグレッシヴ・ブルーメ =\――――……『冬月 士 & 氷酉雷夢』ゥゥゥゥゥゥウウウウウウウウウゥゥゥゥ――――!!!!!!


「では、試合開始……何だか私、要らない様な気が。」

/第二試合の方々、主催からのレスは以上です。此方にレスを付けてから戦闘を開始してください。
448 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/23(木) 19:18:09.21 ID:nxyeeDYo

「――――――……第三試合です。 司会の息も切れて参りました。」


このペアは『ビッグ・ネーム』二人で御座いますッ!!!!!!!!
片や言わずと知れた Justice <梶[ダーァァァァアアーーーーーーアアアァァァアッ!!!!
片や金の国王家直属騎士団≪ヴァン・ド・ターブル≫の一員――――――ッッ!!!!!!!
正義の二刃が其の身を『研ぎ澄ま』さんと此処に顕現≠オたッ!!!!!!!!


破邪顕正の双刃 =\―――……『貴宝院 織守 & レオンハルト』ォォォォォォォォオオオオオォォォォォォォォ〜〜〜〜〜――――!!!!!


「……先の≪ネル・ナハト≫大乱では、織守選手と共闘した仲と言うデータが。」
「お互いをよく知るお二人、どのような共闘を演じてくれるのでしょうか。」



はぁ、はあ……つ、次のペアで御座いますッ!!!!!!
正義≠ノ立ち向かうは悪≠ゥ!!!? 其れとも別の正義なのかァァァァアアアアアァァアァァ!!!!!!?
『二面性』を持つ少女と、受付曰く『何か“ふてこい”』男ッ!!!!!! この二人、ベクトルは違えど異端=\―――――ッ!!!!!!!?


マジェスティック・アウトローズ =\――――……『キョーコ・ミハイロフ & 梧堂 渉』ァァァァァァァァァアアアアアアアァーーーーァアァァア!!!!!!!!


「では、両ペア……――――試合を開始してください。」

/第三試合の方々、主催からのレスは以上です。此方にレスを付けてから戦闘を開始してください。
449 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 19:21:10.71 ID:yfl7Miko
>>447

実力者と言われようが、結局優勝できてはいないわけでね・・・・
まあ、いずれその座を掻っ攫う為にここに居るわけだが

・・・・・・さて、お味方と敵さんはどちらかな?

【鮮やかな金に幾筋かの紫が混ざった、足元まで伸びる長い髪】
【右手には髪同様紫の刀を鞘ごと持ってロングコートを着込んだ】
【瞳までも紫色の長身の男が靴音を立てながら入場する】

/シェンです、お三方よろしくお願いします
450 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [!red_res]:2010/09/23(木) 19:24:29.76 ID:nxyeeDYo

「……第一試合、選手紹介を開始します。」


第一試合第一組ッ!!!! 祭りの『魁』はこの二人だァァァァァァアーーーーーーーーアァァッ!!!!!!!
唸る『柔』と『操剣術』――――――!!! 技巧≠フハイブリッドは何を生み出すのかッ!!!!??


『業』の体現者達 =\――――……『犀宮京都 & ラグナ』ァアァァァァアアアアアァァァアアァァァァァァ!!!!!!!


さぁ其れではもう一組へと参りましょう!!!!! 片や『大会』初出場ッ!!!!!!
片や『常連』といっても差し支えは無いであろうこの男ッ!!!! 変身≠今回は見せてくれるのでしょうかぁッ!!!!!!


Newcomer × Regularvisitor = ??? =\――――……『紫・アルバルリア・ヴラド & ヴァルトスラット』ォォォォオオオオォォォォォオオオオ〜〜〜〜〜〜ォ!!!!!


「では、試合開始―――……くれぐれも、相手を過度に傷つける行為は無いようにお願いします。」

/第一試合の方々、主催からのレスは以上です。此方にレスを付けてから戦闘を開始してください。
451 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [!red_res]:2010/09/23(木) 19:25:10.68 ID:nxyeeDYo
「第四試合です」


さぁ野郎共歓喜しろッ!!!!! この試合、出場者は全員女性だァ!!!!!
……とは言っても、身長が小さいとか胸が大きいとか等『関係は無い』ッ!!!!!!
重要なのは「強いか否か」―――――……この一点に尽きるのですッ!!!!!!


綾羅錦繍のルットーレ =\―――――……『ネコサバト & シオン』ッッッッッッッッ!!!!!!!!!!


其れではもう一組へと参りましょう!!!!! このペアは両者、ニューフェイス≠ナ御座いますッ!!!!!!!!
実力・能力・戦闘スタイル総てが『未・知・数』ッ!!!!! 果たしてどんな戦いを見せてくれるのか!!!!!!


『引き波』知らぬニューウェーブ =\――――……『チェルシー & 蛍川翠』ィィィィィイイイイイィィィィィィィイィイィィ!!!!!!!!!!!!


「メイド服……私も着た事が有りますが、存外動きにくくは有りません。」
「対戦相手の方々は、機動性の面で“高”を括りません様に―――……では、試合開始です。」

/第四試合、以下同文です
452 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [!red_res]:2010/09/23(木) 19:25:34.91 ID:nxyeeDYo

「………暫くお待ちください、司会が水を飲んでいます。」

――――……、………ぶはっ!!! で、では参りましょう!!!! 橋立ェッ!!!!!

「お待たせしました、第五試合、選手紹介を開始します。」

……片方のデータが無いぞ受付仕事しろチックショォォォォォォォォオオォォォ!!!!!!
然し、其処を如何にかするのが私の『仕事』ッ!!!!! 参りましょうッ!!!!!
此処まで来れば余計な事は無しッ!!!! 彼女達の『奏でる』試合に酔いしれろォ!!!!


敢為邁往見敵必倒 =\―――……『識槻朔夜 & ハリー』 ィィィィィィィィイイイイィィィィ!!!!!!!


「…………ネタ切れ(ボソッ」


Shut up<b!!!!!!! 聞こえてるぞ橋立貴様覚えてろォォォォオオォォォオオオ!!!!!!!
さぁ、お次でラストのペアッ!!!!!! 私、喉からが死にそうで御座いますッ!!!!!!!
受付からの報告によりますと、一方は『偽名』と名乗りッ!!!! もう一方は『如何考えても偽名だろう』との事ッ!!!!
有難う受付ッ!!!!!! ネタを提供してくれて有難う大会受付ぇぇぇぇぇええぇえぇぇーーーーーーーーーぇぇぇッ!!!!!!


溢れ出る受付への感s「 違 い ま す 」

………………。

…………………………。

……………………………………。


「 浮世を騙る其の『仮面』、真名に想うは『T』か『F』か =\―――……『サナ・ローウィン & Justevil』」



「どうぞ、試合を開始してください。」

/第五試合、以下同文です
453 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/23(木) 19:28:18.76 ID:0PBAeFs0
>>447
ううう…ちゃんと戦えるのかな、私…
【黒目、黒髪、姫カットの腰まで届くストレートロングヘアーの少女。】
【身長は140cmほど、右胸に鷲章がデザインされた黒のライダースジャケットに、】
【黒のカーゴパンツ、黒の編み上げブーツと、】
【左腕のサイバーチックなグローブとケーブルで繋がっている単眼式ヘッドマウントディスプレイがかなり目立つ】
【冷や汗を浮かべて緊張に体を震わせながら入場し、辺りを見渡し】

…と、とりあえず、皆さん宜しくお願いしますねっ
【口元を引き攣らせながら参加者に挨拶し、Berserkと表記されたSDメモリーカードを懐から取り出す】

/士です。皆さん宜しくお願いしますねー
454 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 19:30:24.10 ID:76T/xjYo
>>447

【ガツ、と長下駄の音を鳴らして、踏み入れる影】
【狩衣を身にまとい、常の御柱は――今回、その背にはない】

このような催し物が行われているとはな・・・・
我が『龍雷さま』を広めるにふさわしいと言うもの。
【顔面にしかめ面をを貼り付け、鋭い眼光を瞳に宿す】
【「神主」―――見るものがいれば、その姿から、その仕事が分かるだろう】

参加することに、意義はある・・・さあ、どこまでやれるものか?
【表情を動かさず、彼は呟いた】

>>449

タッグの相手は・・・お前か。
この大会限りと言う短い時間だが、よろしく頼むぞ。
【シェンのほうを見て、一礼する】

/龍雷寺・宗戒です。よろしくお願い申す!
455 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 19:33:17.22 ID:x9iAbOAo
>>450
……………殺しちゃダメ?
お義母様は殺そうとした事が有るって言ってたのに……つまんない

じゃあ、腕だけで良いや。それか目玉。ビー玉の代わりにして遊ぶの

【緋色の小袖に紅紫の袴、紅紫のリボンという明治の女学生風の服装の少女が、観客席から会場に飛び込む】
【血塗れの紅の唇、その補色となる蒼穹の髪と瞳。腰には白銀の鞘を持つ一振りの刀が有る】


【観客席では】

「おい、池雲。あんた、何を観客席に物騒なもん持ちこんでるんだい……」

『……麻酔銃だ、死にはせんわ馬鹿めが
お前こそ足元の斧を如何にかせんか、邪魔くさい』

【『鬼』と『狐』が一体ずつ。『狐』は少女に<宴Cフルの銃口を向けている】
【スコープからは一瞬たりと目を離さず、何時でもその首筋を撃ち抜けるように】
456 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/23(木) 19:34:29.56 ID:Ze65D2DO
>>447
あーはいはい、準備体操はオッケー、と
ま、適当に頑張るとしますかね、ケイちゃん見付からなかったしやる気でないけど
【雷マークの黒シャツの上に前開きのジャケットを着て、ダメージジーンズと指貫き手袋を履き白いニット帽を被った黒髪セミロングの女】
【―――氷酉雷夢が、伸びをしたり首を鳴らしたり、まるで盛り上がりを見せないように立っている】

>>449>>454
…ま、お手柔らかに頼むわ、オ・ニ・イ・サ・ン♪
【シェンと宗戒にウィンクをして】

>>453
…っつーことで、あんたと私は同じチームだけど…
…ま、テキトーに頑張って、私もテキトーに助けるから
【士に顔を向け、さらっとやる気の無い言葉を告げた後】

…でも、やるからには負けたくはないわよねー…
【バチバチと、体の周りで黄色い火花が舞い散る】

/氷酉雷夢です、よろしくおねがいします
457 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/23(木) 19:37:05.59 ID:f3A21YSO
>>448
なんとか良い所を見せたいもんだ……
(あわよくば入団希望者の増加を……)
【全身に刃物刃物刃物】
【剣、刀、太刀等に始まりククリや大剣、槍や斧まで刃物と呼べるあらゆる武器を装備した青年が入場する】
まさか、織守と組む事になるとは思わなかったがな……
知らない他人よりは気楽でいいな…
458 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 19:38:13.56 ID:bX5H5Dko
>>451

…………うるさい。

【長い銀髪を赤いリボンでツインテールに束ねた、赤い首輪を付けた少女が入場してくる】
【全身には、ふりふりフリルな白を基調としたメイド服を纏い】
【大口径拳銃を腰のホルスターに提げ、黒い表紙の分厚い本を持ち歩いている。】

……私のパートナーは、誰?

【きょろきょろと、辺りを見回している】

/ちぇるしーです、よろしくお願いします
459 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/23(木) 19:40:29.11 ID:2YxK3dYo
>>450

・・・

オーラは何とか止められたが・・・大丈夫だろうか・・・

【膝まで隠れるフード付き薄手のコートを着た18歳くらいで】
【髪型は、6つの角のような髪が後頭部に逆三角形状に並んでおり、髪の色と目の色は緑青色で】
【顔付きは―天空のような…気まぐれに旅する風のようなそれの、左手に手袋をはめた青年がやってくる】


>>455

で・・・俺のタッグ相手は・・・・・・あん時のあんたか
まあ、色々と言いたいが・・・細かいことは良いや――とりあえず、今は宜しくよ

【そして、彼女の方を向いてそう言った】
460 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 19:41:49.14 ID:yfl7Miko
>>454

ああ、よろしく頼むよ神主さん

取り合えずそっちの能力やら戦法やらを教えて貰っても?
俺は一応刀と・・・小道具を使って中距離までなら戦えるが

【礼は返さず軽く頷く様にして相手を見】
【その戦い方を問いかけて】

>>453>>456

(相手はどっちも女性か・・・とはいえ)
(あの機材や黄色い火花を見る限り、容易く済む訳も無いか)

さて、どうしたものかな・・・・

【相手へと視線を移し、その左手に一枚の金貨を作り出して】
【先ずは二人の敵と一人の味方、その出方を窺うように動かない】
461 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 19:43:16.96 ID:89I3rMDO
>>451>>458
さて、こういう場所もこういう形式も初めてね・・・宜しく、えーっと、チェルシー

【腰近くまである赤茶色の髪を後ろ側でまとめ、琥珀色の瞳をしたスタイルのいい少女が入場してくる】
【水色と白を基調としたフリルの大量に付いたミニスカートの衣装を身に纏っている】
【他の特徴を端的にいえばウェイトレス服なのだが…どうにもフリルが華美過ぎる】

・・・戦いたくないなぁ、シオン

【左胸のあたりには「みどり」と書かれた名札が付いており、腰には鞘に収まった刀が一本と細長い何かを収めた袋が】
【いきなりなんかぼやいているが気にすることはない】

「翠様ー!頑張ってくださーい!」

【観客席の最前列から、エメラルドグリーンの髪と栗色の瞳の、メイド服の少女が叫んでいる】

<蛍川翠、さん・・・>
[ええ、見えますか碧さん?あれがこの間話した方ですよ…あら、相手側にネコサバトさんがいますね]
<・・・そうですか>

【その少し後ろで観戦しているのは車椅子に乗った琥珀色の髪に赤茶色の瞳をした少女、
そしてそれを押しているのは全身が水に濡れた女性だ】

/翠です、宜しくお願いします。そしていきなり飯落ちです
462 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/23(木) 19:44:39.98 ID:zz.vycSO
>>451>>458
にゃははははははははは!!!!!!!!
今日も何処かにネコが来るにゃぁぁぁ!!!
【身長30cmで、黄金に輝くネコメで、闇のような漆黒の長髪に、ネコミミが生えた少女みたいな謎の生物が】
【足から煙と炎を出しながら空からやってくる】

お前が対戦相手かにゃ?
私のパートナーはどこにゃぁ?
【着地しぴょんぴょん跳びはねてる】

/皆さんよろしくお願いします
463 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/23(木) 19:49:53.82 ID:KEwqmQ2o
>>448>>ALL

――ほう、中々に洒落た紹介文じゃな?悪くないのじゃ

【バサリバサリ……と、無機質ともいえる羽撃き音と凛と響く少女じみた声が会場に鳴らされた】
【その正体は、櫻を象った華美な着物を身に纏い、腰まで届く黒髪と黒曜石のような瞳が特徴的な】
【身長150cm程の童顔気味な面立ちをした東洋風の女性であった】
【女性は翼長3m近くに達する巨大な「折り鶴」の上に座り、高度3mほどの位置から会場を見渡している】

さて……相手は聞かぬ名じゃが、如何なる戦士で在ろうことかの?
最も誰が相手であろうとも――この貴宝院織守、逃げも隠れもせずに迎え撃つ所存じゃがな!

行くぞレオンよ!お主の背中をこのわらわに預けるが良い!

【女性――織守は快活で、勝ち気な表情を浮かべ堂々たる態度で胸を張る】
【戦の準備は万端也。矢でも鉄砲でも迎え撃たんとばかりに高らかに宣言し――――】

【――――織守の左右・頭上の空間が僅かに歪み、其処から白い物体が出現する】
【それは2m四方ほどの大きさをした「紙」。それらは織守の周囲に浮かんだまま……ひとりでにパタパタと「折られ始めた」】

/織守です。今日はよろしくお願いしますです
464 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/23(木) 19:50:20.12 ID:6o6BSsso
>>452

【緑の黒髪、漆塗りの瞳、白磁のような肌の少女】
【真っ白なワンピースの上に純黒のカーディガンを重ねて】
【左手に持った日本刀は、鞘の中で静かに瞑想を続けている】

私達は仮面組ですか―
みなさまは如何様な演技を期待していらっしゃるのでしょうかね…

【獣の牙のようなものに、紐を通して首からかけて】
【さらにその牙には、文字で埋め尽くされて黒く染まったお札が貼り付けられている】

ジャステヴィルさんの戦い方は知りません
私は私のやり方で、いかせて頂きます

【全方位を警戒しつつ、力みは無い自然体な構え】
【右手を刀に伸ばして腰を低くし、いつでも抜けるように準備】

【第一手目は、不動―シンプルにして王道、自身を信頼しているからこその手】
465 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/23(木) 19:50:23.78 ID:0PBAeFs0
>>456
はいっ!宜しくお願いします!
【満面の笑みを見せて雷夢に応じる】

>>449 >>454
それじゃあ…
【取り出したSDメモリーカードをこめかみに突き刺す】
【ずぶずぶと沈み込み、擬似能力SDメモリーカード"ベルセルク"の効果―】
【身体能力の向上、反射神経の鋭敏化、痛覚の鈍化…そして、使用者の凶暴化を促す精神汚染】

うあああああっ!…はぁっ!はぁっ!ああああああっ!
【両手で頭を抱え、髪を振り乱す】
【そして―】

っふう…随分すっきりしましたね。…さあ、さあ、さあっ!来てっ!
【ぎらぎらと、不気味に輝く目元もそのままに右手を掲げる】
「ミーーー」
【飛来した蝉型機械、シーケイドチェンジャーを掴み、シーケイドの羽を横に押す】
【カチャ、と音を鳴らし】

【真剣な眼差しで左腕を引き、体全体を左へひねり…】

…変身ッ!
【体を戻し、シーケイドを空へと放り投げる】

【シーケイドが胸部分に止まり】
【そこから士に】
【蝉の幼虫みたいな顔のフルフェイスヘルメットに】
【全身に胸にシーケイドがついた緑色の鎧に】
【両手に長さ10cmの鎌みたいな一本爪が装着された】
【魔力でできた鎧が装着されるだろう】
【その姿は蝉の幼虫みたいな姿だ】

頭が暑いっ!でも…キモチイイですねぇ。ふふふっ
【装着された鎧をまじまじと見つめながらぐらぐらと頭を揺らす】
さあ…準備オーケーですよ
【右手を振り上げて相手を威嚇する】

466 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 19:50:36.65 ID:P7YGDJ6o
>>451>>458>>461>>462

【足音もたたない無音の歩行、そこへと入場した彼女は
どこか、思いつめたような表情で、整った顔たちを僅かに曇らせながら、周りの声援に耳を傾ける
――――が、やはり、心此処に在らず、といった様子か】


(……翠、か――――……可能性の一つ、として予想はできていましたが
やはり、どうしても……まだ心が落ち着きません)


【とくん、と刎ねる心の鼓動、落ち着かぬリズムは壊れたメトロノームのよう
刻まれる音はただただかき乱す黒色の楽譜に付いた染みで――――落ち着くには程遠い】

【フィールドに並ぶ、三つの人影の中、彼女一人がまだ灰色の心で立っている】

【それはまるで――――霧の中に立っているように、側に居る仲間に気づかないように、眼前に立つ敵に気づかないように
吹けば今にも倒れそうなほど、崖の上に立つ弱々しい紫苑でしかない】

【――――……そこに吹く、混沌色の風
ざわざわ……とざわめく会場、をの視線の先には――――……カオスの代名詞、ネコサバトが居た】


……――――ふぇ?


【ポカーン、とする――――自分の予想のはるか上をいく、目の前の謎の生物に
辞書に付け足さないといけませんね――――そう小さく呟いた彼女は、どこか迷いの晴れた表情で】


ここですよ、不束者ですが、今日はよろしくお願いします


【目の前を跳ねる貴女へと、手を差し伸べた紫苑色の長い髪の後方を三つ編みにし、一つにまとめ腰の辺りまで垂らした
白いオフショルの長袖のトップスに純白の手袋、両手首にかけた黄色いリングそして黒いレースのミニスカ
やや濃いめの紫苑色のニーソックスからみえる脚線美が素晴らしい巨乳の少女】

/シオンです、よろしくっ!
467 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 19:51:47.87 ID:egu0Ntso
>>448

【ブーツが平坦な土に覆われた地表と擦れる軽い音、同期して響くのは、殆ど立たない足音】
【試合開始の位置に至れば、ざすっ―――足元を踏み締める鈍い音を最後に、其れは静止。代わって声が広がる】

はぁい、皆さんご注目。そして司会、過呼吸って結構キツいわよ?

【両腕を万歳するように天に掲げて出す其れは、高く可愛らしい声紋―――実況席を軽く見やりつつ、ふふと笑った、その影は】

【どこか淀んだ青色の瞳を備えたぱっちりと大きな目に、白い肌、14歳ぐらいに見える、茶色いオーバーニーブーツを履いた小柄な少女】
【白に近い金色のロングヘアを持ち、頭には写実的に蜘蛛を模したグロテスクな髪飾りを付け、常にとろん、とした視線を周囲に送る】
【腰にはパンパンで、熊さんと華の柄のウエストポーチだが、膝までを覆い隠すケープにより、今は膨らみとして認識されるのみ】
【新調したと思しき、ド派手な赤に金縁のそれは、髪飾りと合わせて何処で購入したか問い詰めたくなる】

お相手さんは、あの顔…聖都の掲示板で視たわね、武美んトコのボスさん? でもう一人は知らない、と。
……相方さんを知らないのは、ちょっと不安要素ね…。

【自分の周囲、戦闘に参加する3人に、次々と視線を移していく】
【実質上、知り合いはゼロ。手札を明かすことが無い代わりに、味方の戦力も把握できていない】

まっ、今日は皆様宜しくお願いしますっ、てね。
それで、ゴドーくんだっけ? …言っておくけど、私の能力の余りの美しさにビビらないでよ。

【全員に聞こえる様なボリュームで言うその姿―――『臨戦』と言うべきか、魔翌力感知ができれば、余り性質の良く無い魔翌力が見える】
【若し、『判る』人間なら―――それが、『哲学者の卵』に影響されたものだと、おぼろげながらにでも把握できるだろうか

/キョーコです、宜しくお願いします!
/※代理書き込みです
468 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 19:56:02.72 ID:egu0Ntso
>>448

【真っ白なカッターシャツのスソを、黒いスラックスからだらしなくはみ出させた】
【黒目黒髪の二十歳過ぎの青年が、ぺたぺたとやる気の無い足取りで、舞台に足を踏み入れる】

おぉ? こりゃズイブンと盛り上がってるご様子で。
向こうさんもエラく……なんと言うか、ド派手なご登場だし。

【その胸元に留められた紺色のネクタイも、やはりだらしなく緩められ――しかし、なぜかわざわざネクタイピンが留まっている】

ま、わざわざ水の国まで足を運んだ甲斐はあったっつートコか。

【そして、対戦相手などそっちのけで、観客席に向かって、軽薄な笑みを浮かべ、右手をひらひらと振り始める】
【余裕か、それとも開き直りか――】

んじゃ、キョーコ嬢ちゃん、ヨロシク。
痛いのヤなんで、適当に降伏するかもだけど、ソコんとこ、ヨロシクね?

【これから真剣勝負の中に――命の取り合いこそしない‘かも’しれないが――飛び込もうという気構えには、とても見えまい】
【――やはり、開き直りなのかも、しれない】

/梧堂渉です! よろしくお願いします!
469 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 20:02:29.69 ID:bX5H5Dko
>>461

…………。

【挨拶に反応はしない】
【無表情である少女は、なんだかすっごい無愛想で】

……私は、後衛しかできないから。
サポートに徹する……だから、前衛は任せた。

【そう言うと、相手の意見も聞かずに翠の後ろへと下がっていく】

>>462>>466

…………貴方達が、敵。
殺さないように殺さないように殺さないように……。

【なんだか物騒なことを、自身へといい聞かせて】

───《 Luminous Vista  Ver.B 》

【チェルシー──と翠の周りに、合わせて七つの水晶が出現する】
【それぞれ色が違い、虹色の如く七色に別れたソレは】
【地面から軽く浮翌遊しており、二人を守るかのように円状に展開している】
470 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 20:09:14.65 ID:76T/xjYo
>>460

雷を主体とした徒手空拳による打撃だ。
常なら柱を持っているが、今回はないので関係ないだろう。
【自分の戦い方を手短に話す】

>>456>>465

そして向こうが相手か。
【向こうの二人を一瞥する】

・・・鎧か、この世界にはつくづく驚かされる。
【蝉の幼虫のような鎧をまとった少女に少しばかり目を見開く】
(もう一人は火花・・・どんな手品を見せてくれることやら)
【軽く拳を握りこみ、ボクシングを少し崩したような構えを取る】
龍雷さま、お力を。
【神主――宗戒の拳に、パチッ、と電撃が走った】
471 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/23(木) 20:09:44.05 ID:f3A21YSO
>>463
あ、そういや伝言があったんだが…ま、今じゃなくてもいいか………
【右手に剣を抜き】
やれやれ、頼もしいね…おかげで安心して突っ込めるってもんだ。
それじゃ、私は斬り込むとするか…
>>467>>468
(先ずは軽めに様子を見て、相手の能力を引き出すか…)
【右手に剣を持った状態でキョーコに向かって走って行く】
472 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/23(木) 20:10:53.64 ID:zz.vycSO
>>466(シオン)
こちらこそよろしくお願いしますにゃぁ!!
【元気よく挨拶し】


【目がキュピーンと光る】

>>461(碧)>>469(チェルシー)
目からビームにゃ
【まずは御手並み拝見というわけで両目からパンチみたいな威力の二つのレーザーを水晶の間を狙い、二人に放たれる】

【だが水晶を動かせるなら防げるだろう】
473 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/23(木) 20:15:55.52 ID:nxyeeDYo
>>450


…………誰がラグナだ。馬鹿。


【明らかに間違えられた名前に文句を言いつつ、会場へ現れた人物が一人】

【髪型は艶やかなスカイブルーの髪をリボンで括ったサイドテール、身長165cm程の少女だ】
【双眸と同色の黒を基調としたブレザー制服をきっちりと着込んでいるが、スカートは短め】
【黒色のニーソックスから少し視線を上に向けると左腰には軍刀、紅い鞘には幾何学模様が掘り込まれている】
【また、制服の襟元に目を遣れば―――“魔術教会”の紋章を模したバッジが付けられていると判るだろうか】


――――――………華蔵院 フィスカ≠セ、宜しく頼む。


【不思議と『アナウンス』の如く響き渡った反響を耳にしつつ――――……鯉口を切った】

/ラグナの人の代理です
474 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/23(木) 20:19:22.96 ID:Ze65D2DO
>>460>>470
…ふーん……
【シェンと宗戒、二人を品定めするように上から下と見定め】

(…長髪の方は…刀が武器、と)
(…あの下駄男は雷……アタシの電気は効かなさそうね)
…って事で、得物けってーい♪
【ニヤリ、と不敵に笑いながら】
【首の後ろへと右手を回し】

>>465
…ねぇ、あんたその…アタシの予想なんだけどさ
鎧砕けて飛び散ったりしないわよね?いやしてもいいんだけど、お願いだからアタシを巻き込まないでよ
【変身した士を横目に見て、予感と注意を促す言葉を告げ】

…そんじゃ皆さん、がんばりましょー!…ってか
【ずるり、と右手で背中から引き抜くのは】
【何処に入ってたのか不思議に思う位の長さを持つ、長いバール】
【そのバールの曲がった方を相手に向けるように、両手で持ち】

女の子だから、手加減してね?
【バチバチィ!!と言う音と共にバールに電流が流れ】
【同時に、相手の二人に悪そうな笑みを向ける】
475 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/23(木) 20:21:36.92 ID:aanupUU0
>>452 >>464


【その足音も、歓声ともブーイングとも言える声に掻き消される】
【灰色のトレンチコート、同色のソフト帽、ズボン】
【スマイルバッチのような模様の白いマスクの者が――】

 仮面か―― 俺は本名だ。これ以外の名は無い

【仮面と呼ばれたのが不快だったのか。自己中心的思考を回して】
【その者は少女の隣に立ち――】

 ―― なんだ?いつかの少女じゃないか

(驚ろいた――この世界の少女は大会にも出るのか)
(実力は未知数なのは分かるが―― やはり心配だ) 

 ――まぁ、無理はするなよ?
 俺はあんたのお陰で大丈夫に“なった”
 だからと言って俺が、頼りがいあるかは別だが

【隣に立って少女を見るとそんな事を言い放つ――】
【相手の方を見やると――】

 プクク・・・フハハハハ!

 一人知っているぞ――
 これは面白いウォーミングアップになりそうだ 

【その笑い声。その狂気を露わにしたか】

【―― 深呼吸してこの者は、少女と同じく不動である】
【ただ違うのは、右半身を前に出し、左半身を退く】
【“半身構え”の体制を取っている】

/Justevil中です。飯がまだなので、色々怪しいです・・・
/とりあえず、此方を優先していただきました。迷惑かけます
476 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 20:23:04.00 ID:89I3rMDO
>>466
憂鬱ね、ああ憂鬱だわ…

【そして目の前に現れたシオンを見て頭を抱えた――が、気を取り直して立ち上がる】

>>469
よろしく。大体わかった、一目見たときからそんな気がしてたわ

【一目=拳銃ですが】
【大人しく水晶の内側に入って相手の出方を伺うことにする】

>>472
わー、なんて非常識な…よっと!

【ビームの軌道を確認すると、半身になりながらステップで僅かに横に移動、射線から逃れる】

/スイマセン、お風呂入ってきます
477 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 20:25:01.61 ID:egu0Ntso
>>468

痛い目に遭ってから、よ?其れだけは重々承知して此処に来てるんでしょうけど。
……ま、あんたみたいテキトー『っぽい』奴も嫌いでは無いかしら…『バリバリの前衛』だけど、宜しく。

ああそうそう、私が相手の脊髄ブチ抜きそうになったら、勝手に降伏しても良いから。殺しちゃ駄目なんでしょ?

【細い首を曲げるだけで、向き直らぬまま梧堂に視線を送る】
【現時点では、好意も悪意も伴わない―――強いて言うなら、品定めする様な、底の推し量れないタイプの眼だ】
【軽いウィンクを言葉の終わりのサインとしてから、じりりと燃やす様な視線を、ライバル二人に刺した】

        【さあ―――『ゲームスタート』だッ!!十六夜の下、踊れ戦士たちよ!】

>>471

…まあ、あんな沢山武器を背負ってて、殴りに往かないのも嘘よね…。
でっ、と。さーてさて会場の皆様ご注目、今から世紀のスペクタクルやっちゃうわよー!?

【敵の動向に神経を張り詰めながらも、会場を見まわして―――正しく、『アナウンス』するかの如き大声を上げ】
【……キョーコの顔から、剥がれ落ちる様に笑みが消える】

【キョーコの体は左脇腹の横ですっ、と凛々しく腕を構え、右腕は斜め前方に突き出す形を取り】
【レオンハルトに、殺意に近い感情を宿した熱視線を送る―――奥歯が磨れ合い、ギリリと唸って】
【見栄えはする、だがファイティングポーズとしてはお粗末―――そんな体制のまま、紡ぐ、叫ぶ、その言葉はただ一つ】

―――変っ!

【豪―――ほんの一瞬だけ、戦闘フィールド内の風向きが『逆流』する】
【伸びている右腕を、肩の外側に出る様に、少しずつ開いていく―――魔翌力も、従って解放されて】

                                   身ッ―――!!

【左腕と右腕を、交差させる形で、風を引き裂く様に動かして―――嗚呼、会場を包むのは『咆哮』だ】
【白い糸に包まれ、音が消えるか否か、そのうちに少女の姿が消えて、やがては糸すらも消失する】
【その場に、代わって現れたのは―――】

アハハハハ…ガラでも無い事は、やるもんじゃないわねッ!

【貌に並んだ8つの単眼は鮮血を閉じ込めたレンズが如く紅く、全身の色は厭らしい光沢を放つ漆黒に、ショッキングピンクの暴れ塗り】
【体の至る所に茶色く細かい、触れば相当に不気味な感覚であろう細かい毛が生え、身の丈は2Mほどで、強靭な甲殻が体を覆う】
【両肩から一本ずつ、背中側に折りたたまれる形で、ロボットアームのような細い“脚”が生え、蠢く横開きの口からは黄色い液体が滴る】

さあ来なさいよ、レオンハルト、貴宝院。キョーコ・ミハイロフの真の力を魅せてあげる!

【半身に構えて、自分からは動かず敵の動向を見ている…8の視線は、一度に周囲180度以上を捉える】
【どちらにも対応しに行ける常態であり―――刹那、怪物と化した彼女の腹部に、禍々しい『罅割れ』が奔る事に、気付けるか!?】
478 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 20:28:57.12 ID:arUey/Uo
>>452>>464>>475

【茶色のコートに銀髪混じりの茶の短髪、黒の野球帽を被った女が舞台にやってくる。】

でさぁ、敢為邁往見敵必倒ってなんて読むんだ?

【首を傾げながら、やってくる。】

おーやおや、どこぞの狂人も居るのか因縁でもつけられたマッチング内容になってんのかねぇ?
あん時は少し過労が溜まってたが、今日は違うんだなこれが

【目の前の狂人に対し言い放つ】

”軽く遊んでやるよ、狂人、それからそこの女の子もだ。”

【コートの中から大型の拳銃を取り出しつつ、待つ】
【多分、相方を】

/ハリーでございます。
/よろしくお願いします。
479 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/23(木) 20:29:22.11 ID:KEwqmQ2o
>>471>>対戦相手ALL

うむうむ……やはり、前衛が居ってくれるというのは有り難いのぅ
では、わらわの一手目は地盤固めと行こうかの?時間は十分に、取れそうじゃしな

【走りだすレオンハルトの背を頼もしげに眺めながら、織守はニヤリと口元を上げた】

                   <貴宝院流不折正方形一枚折り:折り鶴/亀甲/鉄槌>

【織守の右の紙は1.2m程の大きさをした「亀甲」状の物体へと変わり、左の紙は大きな「槌」の形を模す】
【頭上の紙は「鶴」の形状へと変貌し、上方に昇っていき……新たに作られた鶴の折り紙は天井を目指し飛んでいった】

【貴宝院織守の術「オリガミ」。紙を生成し、其れを折り形を成すことで形状に応じた特性を持たせ操作することが出来る】
【折るのに1レスを要し、更に一枚一枚は大きな脅威にはならないが……応用性と自由度故に放っておけば場を制することも可能な特殊術法である】

一人は妖怪変化か――アレは、レオンに任せておけば問題なかろう
……あと一人、あやつの手と動き次第じゃな。わらわはわらわに出来ることをするまでじゃがの

【軽く手を掲げ、左右の折り紙を操作する】
【まず動くは鉄槌折り紙。折り紙は真っ直ぐにレオンハルトの所へと飛んでゆき……その頭上2.5m程の位置に待機しようとする】
【次に動くは亀甲折り紙。織守の前面に押し出るようにして盾の役割を果たさんとする】

【織守の左右に新たに2m四方の紙が出現し――折られ始める】
【現在の状況:織守・後衛地上3mの位置に浮遊中。鉄槌・レオンハルトの頭上へと移動中。折り鶴:天井へと移動中。亀甲:織守の前面にて待機】
480 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 20:29:38.98 ID:yfl7Miko
>>465>>474

(変身か・・・・少しばかりやっかいだな)
(普通に考えるのなら身体能力が上がっていると見る)
(で、もう一人は電気と・・・バールとはまた厄介だね)

【変身する少女、凶悪な工具を手にする女性を紫の瞳で捕らえ】
【どうしたものかと一人思案し】

>>470

よし、ならあんたはあっちの変身した方を相手してくれ
電気と電気で打ち消しあうより効く相手の方がいいだろう?
もっとも、あんたが望むならどちらを選んでも構わないが

【そう神主へと告げると長髪の男は行動を開始する】

【先ずは接近、バールを持った相手の方へと数歩歩いて近付いていき】
【少々の距離を開けた状態から左手の金貨を指で弾いて当てようとする】
【もし触れれば―――“今は”何も起きないが、触れた場所にペタリと張り付く物だ】


【現在は二人の相手をどちらも視界、意識の内に入れている】
【ただどちらかといえばバールを持った相手を攻める意向、といったところか】
481 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/23(木) 20:30:14.60 ID:0PBAeFs0
>>474
/しまった、レス順が決まってない…どうしましょうか
んー?
【楽しげな口調で雷夢へと振り向き】
えへへ、二段階目の変身は試してないんですよぉ♪
ですから、そうならないように気をつけますねっ!
【右手を掲げて合図を送る…口調は可愛げがあるが、見た目が不気味で説得力がまるでない】
>>460 >>470
ふふっ…ふふふふっ
【両手の爪を擦り合わせてギャリギャリと音を立てる】
【ぐるりと宗戒の方を向き】
私は電撃使いに縁があるようですね…そこの貴方、勝負しましょうっ!
冬月 士…行きますっ!
【思い切り地面を蹴り、足元の土を撒き散らしながら宗戒との距離を詰めようとする】
【肉体の強化の影響か、すぐにでも接近するだろう】
(ああ、夢みたい…生物も召喚しないで戦えるなんてっ)
482 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 20:30:58.48 ID:P7YGDJ6o
>>469>>472>>476

【その元気よく挨拶する様子に、戦闘前だと言うのに、思わず表情が綻ぶ
ネコサバトが何なのかはわからない、けれど――――その可愛らしさは彼女を魅了するのに十分で】


では、不慣れながらも、お手伝いさせていただきます


【護りたい――――そして、彼女の役に立ちたいと
現れる心はくっきりと、その表情に映っていて――――眼前の敵へと、視線を注ぐ】

【チェルシーと翠の周囲に浮翌遊する七つの水晶、虹色に艶やかに輝くそれは
敵ながらも、武器ながらも、心を、視線を、一瞬掴むほど、美しくて――――】

【それと同時に少女が呟くその言葉に――――思わず圧倒される
それほどまでにその言葉は重く、同時に心の重さをも感じる】


(――――ですが、気おされてばかりでは勝てません
前線に出てくるのは翠、ならば――――)

身勝手ですが、私が前を切り開きます
大変心苦しいですが……サポート、よろしくお願いします、お姫様


【ネコサバトに向けてウィンク、一つ、くっきりと整った睫が一つ輝くと
すぐさま真剣な眼差しに戻り、フィールドを蹴る――――地面を踏みしめる感触は、軽く――――彼女のコンディションの良さを感じさせる
一つ、二つ、どんどんと加速する彼女】

【単純に考えれば、水晶に囲まれた二人へと突撃するのだ、無謀と言う他無いだろう
だが、これはタッグマッチだ、彼女一人、ならばそんな判断はしなかった】

【彼女の行動に至るプロセスの中にネコサバトがいた、彼女が今まさに放ったビーム
もし、ビームを阻止するために水晶を動かしたならば、必然的にどこかスキマ≠ェできる
そこへと切り込むため、彼女はネコサバトを信頼し、敵への突撃を試みた】

【何も対策をしなければ数秒で、水晶の直ぐ側まで接近されるだろう】
483 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga ]:2010/09/23(木) 20:34:05.36 ID:pNeUEoSO
>>452>>464>>475>>478

【今、此処に為された、全試合の開幕宣言。斯くして、火蓋は切って落とされ】
【ややあって。パーソナリティの熱き解説に背を押され、最後の選手が意気揚々と――――――!!】

【出て、】【来ない。】【――――来ない?】【朔夜さーん、もしもーし?】

【  来  な  い  】

【愈々以って「金返せー」だの「早くしろー」だの「踏んでくれー」だの、何やらそんな感じの野次が飛び交いかけるかと思われた――――】

【刹那の、事だった】


【――――しん、と、観客席が水を打ったように静まり返る】
【更に一拍置いて、俄かに響めき始める観衆】


【観衆の視線を辿れば、其処に。バトル・フィールドの片隅に】


  【 ぽつり。人影が―――― 】


【夜空を鏡映しにしたような、黒に程近い濃藍の髪。十六夜月に赤々と映える、臙脂色のジャケット】
【柳眉は顰められ、僅かに細められた切れ長の双眸は、緩く吊り上がり】
【白皙の肌も相俟って、其の容貌は、涼しげと言うよりは酷く寒々しく】


――――……闘り合うのは好きだけどさ、騒がしいのは苦手なんだ。

    だから=\―――――早々に、終わらせようか。


【――――――嗚呼=B】
【識槻朔夜と呼ばれた彼女≠ェ、宛らホラー・ムービーのカメラワークのように忽然と。悠然と、佇んでいた】
【雰囲気は、まるで何かに希釈されたように=A淡く。月光が落とす影法師が、辛うじて実在を伝えていて】


【――――如何なる手品を使ったのか?聞くまでも無く、何れ判るだろう】
【佇まいに反して苛烈な、ともすればK.O.宣言≠ニも取れる言葉と共に、鞘鳴りの余韻を響かせて】
【彼女は、左逆手に握った短刀を――――抜き放つ】
【構えはやや前傾した左自然体。狙いは言に違わず、開幕直後の速攻か】

何やら……見知った顔が一つ。まあ好いや。其処の、ハリーだったか――?宜しく頼む。
因みに、読みは「かんいまいおうけんてきひっとう」。我が道を突き進み、邪魔する奴は悉くブチ殺す――ってな意味だったかと。

【さあ、今度こそ――――「競演」の、或いは「狂宴」の、開幕――――!!】

//宜しくお願いします!
484 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/23(木) 20:36:11.34 ID:nxyeeDYo
>>450

(……犀宮 京都ってどんな人なんだろう。)

【――――…腹の内、疑問を抱きつつ入場する者=z

【者≠ニ表現したのは―――……『男性と女性の区別が付かない』からである】
【全身、頭部に至るまで、「特殊部隊!」と言った感じの戦闘スーツ≠ノ覆われていて】
【腰には近代的な刀≠ニ拳銃―――おそらく、此れを主体として戦うのだろう】


………あ、このスーツは飾りですので耐久性は無いです。


【『正体を隠したい』のだろうか―――……機械を通した声が、響き渡った】

/第一試合主催キャラ其の二です
485 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/23(木) 20:36:29.70 ID:Ze65D2DO
>>481
/投下した順でいいかと
/つまりはシェンさん→士さん→神主さん→俺の順番
486 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 20:39:02.84 ID:bX5H5Dko
>>472>>476>>482

…………。

【六つの水晶が動き出し──】
【翠は回避したため、半分無駄になるものの】
【二本のレーザーを防ぎきるが】

【相手の狙い通り──水晶の陣形に穴が開いた】
【そう、隙間は出来たのだが────】

────《 射出 》

【残った一つの水晶から、エネルギー弾が放たれた】
【狙いは走りだしたシオンの腹部で、一直線に向かっていく】
【軌道は単純で、威力もかなり低めであるが──邪魔になるかもしれない】
487 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 20:40:18.41 ID:x9iAbOAo
>>459
………………貴方は

何?2VS2と聞いていたけど、3VS1なの?
別にそれでも良いわよ、吸える血が増えるし

………なんて、やる訳にもいかないのよね、ルールだもの

【一応、記憶にはあるらしい。その為か早々にやや険悪な声】
【だが、攻撃の意思は其方に向けない。『試合』で『ルールがある』という事は理解しているらしい】


>>473>>484
【入場した二人を視界に収めて】
【然し表情は不機嫌さを残したまま、はぁと小さく息をつく】

………あー、やっと玩具が来たわね
殺さなければそれで良いのよね?他は、何をしても
私、ダルマさんが欲しいの。本当に手足が無くても起き上がれるの?
今までの玩具みたいに、腕一本でもう死んじゃうの?

死なないでね、負けるの嫌だから

【両手をそれぞれ一本ずつ、二人の相手に向けて】

『Get up you know the worst』

【その両手から、無数の針の様な物を飛ばした】
【正体は、固体化した血液。突き刺されば液体へと戻り、ダラリと流れ落ちる】

【先制攻撃と、エキシビジョンという形式に似合わない言葉】
【焦れている。もう、理性で繋ぎとめられるギリギリのラインに、最初から突入している】
488 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 20:41:03.84 ID:76T/xjYo
>>474

向こうも電撃か。
【バールを取り出し、電気を流し始めた女を】
【少し複雑そうな目で見る】

>>480

把握した。似た力を持つものを相手にするのも、厄介だからな。
【雷夢のほうに向かって歩き始めたシェンにそう言い】

>>481

来るか。
【高速で間をつめてくる士に対し、目を細め】
【大きくバックステップ。その長身からは想像もできないほどの速度で後方に飛ぶ】
【距離にして、4,5m。そして、両の掌を合わせ、また呟く】

龍雷さま、祝福を。
【まとった電撃が、さらに強くなる】
【着地をした後、その僅かな間で相手の動きを見極めようとする】
489 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/23(木) 20:42:46.43 ID:0PBAeFs0
>>485
/了解でーす!
490 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 20:45:10.86 ID:egu0Ntso
>>477

うぇ。なに、ガチで殺り合う大会なの? メンドーだな……。
大体、そのほっそい身体で脊髄ブチ……抜……!?

【やる気の無い、あからさまに嫌そうな声音で、キョーコのハッパに応える途中――】
【少女のあまりな変貌を目の当たりにして、声が止まる】

さすがにそんなヤバそうなのは聞いてねぇぞ! オイッ!

【異形へと変じた少女から距離をとるように素早くバックステップ、全力で突っ込みの声をあげた】

>>471 >>479

うわぁ……。誰か鎖に繋いどけよこんなヤバソーなの……。

【ガッチャンガッチャンと金属音も激しく走りこんでくるレオンハルトを見て、素直な感想を一人で呟き】
【その刃物男が狙いをつけているのは、まず間違いなくキョーコ】

あー、嬢ちゃん? あの全身凶器は頼んだ!
あっちの女の子の方がなんぼか……。

【ならばそちらに任せるべき、と即座に判断、レオンハルトから距離をとりつつ、織守の方へと走り出す】

うえー、まぁいいや、あっちの方がまだマシだろ。柔そーだし。

【が、レオンの後ろでばたばたと操られる紙(?)のようなものに、苦渋の声を上げる】

(……変質? 召喚? まぁ良い、まずは近づくことからだし、なっ!)
『八柱の逆説(パルメニデス)』……『亀に追いつけない』!

【走る速度は、成人男性程度のもので、異常な瞬発や速度を見せるわけでもない】
【が、渉の言葉と共に、渉を中心とした、半径2メートル程の、球形の空間が広がる】
【空間内は黒く変色しているように見えるため、範囲や、範囲内にある渉についても視認は容易だろう】
【渉の移動にあわせ、その球形の空間も動いている】
【渉は織守の方へと近づいていく】
491 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/23(木) 20:48:02.38 ID:6o6BSsso
>>475

(この人の知り合い、ですか…反応からして、間違いなく異常者―私と、私達と同じ)

【それでもジャステヴィルの笑う方向を見ようとはしない】
【どちらにしろ、これから相手を読む機会はいくらでもあるはず】
【そう考えて、今は全身で風を、空気を、世界を感じる】

心配してくださるのは結構ですが、私はあなたを庇うつもりはありませんから
そのつもりでお願いしますよ?

【感情の見えない声は、まるで独り言のような調子で】

>>478

(こちらも待ちですか 嵐の前の静けさ、ですかね)

ええ、楽しく遊びましょう

【すっと、少女の眼が閉じられる】
【目の前に広がる夜は、自分の思考を妨げることの無い無害なもの】

【pistis=sophia―触れることで情報を読む能力】
【視覚など不要 空気がすべてを教えてくれる】
【銃を取り出したことも、眼で見ずとも分かる】
【情報が、心の中に落ちて、無機質な波紋を描いていく】

>>483

あらら、重役出勤ですね
遅刻したのに早引きとは虫のいい話です

【少女の特殊な現状把握方法は、彼女のトリックに迫ることができるかもしれない】

【静かに、緩慢な歩みで数歩後ろに下がる】
【舞台が少女の存在を忘れているかのように、無音の後退】

私はいつでも、どこからでも歓迎しますよ

――さあ、どうぞ

【幽かに、それでも確かに、声を上げて笑った】
【風鈴を思わせる、酷く儚く、細やかな声だった】
492 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/23(木) 20:48:34.94 ID:2YxK3dYo
>>487

・・・一応、2VS2だ
この場ではあんたを痛みつけないから安心しろ・・・
・・・多分な、ケケッ

【そして、相手の方へと向き直し】


>>473,484

で、あんたらが俺らの相手だな・・・
とりあえず、宜しくよッ

――龍化
【彼は、まるで嘴のような形状の口を持ち、体系は人間に近く、爪は人間よりやや鋭く、尻尾があり】
【鱗は緑青色で、短めで同じ緑青色の羽毛が生えており、皮は海色で、同じく短めで同じ海色の羽毛が生えており】
【目の虹彩や爪、口内は朱色で、後頭部には羽毛が集まってできた6つの角が逆三角形状に滑らかに並んでいる龍になる】

(・・・片方に見覚えがあるような気がするが・・・よく、思い出せねェな・・・・・・)
【そして、次の攻撃の準備をした】
493 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/23(木) 20:50:27.98 ID:Ze65D2DO
>>480
(成る程、不得手な相手を避けさせて分担に来たわね)
(…望む所…と行きたいけど)
【バチバチと体中から音を鳴らしながらシェンを見遣り】
【バールの先端を地面すれすれまで下げて】

悪いけど速攻でやらせて貰うわよ!長々と遊んでる程暇じゃあないの!
【体制を一気に低くしてコインを潜り】
【そのまま地面にバールを擦りながらシェンに接近】
【その一連の動作はかなり素早く鋭い、電流による自己強化を行っているのだろうか】

…ニヒヒッ♪
【しかし、その表情は何やら不穏さを纏った笑みが浮かんでいて】

>>481>>488
そんじゃそっちはおねがいー…なーんて言う訳ないでしょ!!
【シェンへと走る足を止め、地面を擦りながら急ブレーキ】
【スピードを落とした所で体の向きを変え、神主へと素早く駆け出す】

わざわざ別々の相手狙ったらチームの意味がないじゃない…ってね!!
【もし、この一連の動作が阻害されなかったなら】
【バールの曲がった先端を鎌の様に使い神主の足を払うように殴り付けようとするだろう】
494 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/23(木) 20:51:34.42 ID:zz.vycSO
>>476(碧)>>482(シオン)>>486(チェルシー)
サポートは任せるにゃぁ
【そう言うと足から炎と煙を出し高く飛び上がり】

《口からニャー》
【口から《ニャー》という文字の形をしたエネルギー弾が放たれ水晶から放たれたエネルギー弾を相殺させ道を造ろうとする】

【だが碧への邪魔はできてない】
495 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/23(木) 20:56:59.53 ID:nxyeeDYo
>>487

――――……私があの女の子中心に相手するから、あっちの人は頼む。

「了解で御座います、フィスカお嬢様―――……って何か来ますよ!?」

判ってる。

【どうやら、二人は顔見知り=\―顔は見えていないが――らしく、行動ベクトルを決定】
【フィスカは鯉口を切ったまま二人のほうを向いていて……どうやら、バトルスーツよりも先に『気付いていた』ようで】

 【――――キラリ、鞘の魔方陣が光を発すると共に腰を落とし】


―――――――――……疾ッ!!!!!!


【刀を振り抜く=\――……共に刀身から発生する『強風』ッ!!】 
【無数の針、其の大部分を風で叩き落す=c……が、しかし】


「痛ッ!! ちょ、ちょっとこっちも守ってくださいよッ!!!!!」

【 も う 一 人 に 刺 さ っ て は り ま す 】

【『正面』のみに風圧を凝縮していたようで――……哀れ、ガードした左腕に針が数本刺さる】
【ブツブツ文句を言いつつも、戦闘に支障は無い<激xルなのであろうか―――……】

「まったく………―――協調性も何も無いんだから。」

【腰の刀を抜いて右手で構えつつ、走り寄るはヴァルトスラットッ!!!!】


―――――………行くぞッ!!!!


【他方、フィスカは刀を構えると――……アルバルリアへ『疾駆』】
【この走法、異常に速い=c…おそらくは、能力か魔翌力による補助か】
496 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/23(木) 20:58:46.31 ID:f3A21YSO
>>477
【走りながら左にも片手剣を抜いて逆手に持ち】
随分派手な能力だ……
(身体強化か?『だけ』って事はないだろうが…外骨格の硬さも気になる所か…)
【右手の剣を相手から見て右から左へ、胴目がけ真一文字に切り掛かる】
>>479>>490
【渉がそちらに向かったのを見て】
織守!気をつけろ、一人向かったぞ!
(一対一に分断する気か…?)
(ま、あいつならなんとかなるだろ……)
497 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 21:02:32.27 ID:yfl7Miko
>>493

なんなら一撃対決に持っていっても構わないけどね
生憎、勝敗の決まりきった勝負なんざ観客は望んじゃいないだろう
そんなわけで適当にやっていくつもりだが・・・・?

【暗に自分が勝つと安い挑発を織り交ぜて言葉をかけ】
【その最中、相手の笑みに妙なものを感じ―――】

>>481>>488>>493

―――足元注意だ、そこのお二人さん

【左手に小さなナイフを三本生成して方向転換した女性へと向き直り】
【自身以外の三者が集まる場所へとそんな声をかける】

【一つは神主へのバールによる攻撃の注意喚起】
【もう一つは左手のナイフを足目掛けて投げ付けた女性に対してである】
【ナイフは刃渡り4cm程しかなく、当たった所で追加効果の類は無い】

【当然ながらこの状況、男は神主に迫る少女にまでは手が回っていない】
498 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 21:02:57.47 ID:89I3rMDO
>>482>>486>>494
(またワケの解らんものを…どっちに行く!?)

【接近するシオン、変なものを吐くへんないきもの――】

チェルシー!シオンの抑えは任せた!

【嫁に手を出すなんてとんでもないby翠】
【そういうと一気に跳び上がり、水晶のシールドから出つつネコサバトの方面に向かい――】

吹っ飛びなさい!このバカ猫!
【ニャー弾丸を遮る軌道で鞘を投擲しつつ抜刀、翠自身は低軌道で跳んだままネコサバトを縦一文字に両断する軌道で刀を振るう――!】
【峰打ちだが】
499 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 21:04:38.14 ID:x9iAbOAo
>>492>>495

(相手は二人、もしかしたら三人)
(今夜使って良いのは翼と牙と……死別≠ニ)
(これだけ使えるなら十分、よね)

【叩き落とされ、地面に突き刺さる針】
【それらが液体へと戻り、地面に血だまりを作って行く】
【その様子を見て唇の端を少しだけ吊り上げ、すうと体を前方に傾けた】

【風で落とされて出来た血だまりは、フィスカとアルバルリアの丁度中間地点】
【先に駆けだしたフィスカは、おそらく血だまりを踏み越えて向かって来る事になるだろう】

あら、正面から来てくれるのかしら……面白いわね
そろそろ、剣士で腕試しをして見たかった所なのよ

【腰の刀、白銀の鞘から引き抜いたそれの刀身は、禍々しい紫色】
【それを大上段に構えて、相手に呼応するかの様に直線的に飛びだす】

【移動の機動も直線的なら構えも直線的。何を狙っているかは容易に測れるだろうが】
【もし左右に良ければ、広がった血だまりへアルバルリアが到達するのを許す事にもなりかねない】
500 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/23(木) 21:05:32.65 ID:0PBAeFs0
>>480 >>488 >>493
あれーっ!?どーしたんですか?
【進行方向を変えた雷夢を見て間の抜けた声を上げる】
…なーるほどっ♪各個撃破ですね!
【右手の爪を構え…急停止。距離を取った宗戒に向けて大きく跳躍し】
(いいですねぇ、こんなにパワーアップしてるなんてっ)

あははっ!これは痛いですよーっ!
【そのまま右手の爪を振り下ろす!】
(セオドアさんは電撃能力者は危険とか言ってましたけど…やってみなきゃ分からないですよね!)

【―外れれば勢い余って爪が地面に突き刺さるだろう】
501 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/23(木) 21:11:45.35 ID:2YxK3dYo
>>495,499

・・・こっちに来るか

(と、なると近距離が得意なのか?)
(どちらにせよ・・・今、鎧を纏う余裕はなさそうだぞ・・・)
【魔翌力を目へと集中させ・・・】

とりあえず、――まずはッ! 牽制だッ!
喰らえ、エアロ・アイレーザー!
【目から空の魔翌力のレーザーを、走り寄ってくる相手へと撃つ!】
【威力は控えめだが、速度は中々だ】 【狙いは脚だが、あまり正確ではない】

(オーラ止めるついでに身に付けられた・・・新技を繰り出す余裕はあるだろうか?)
502 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 21:13:10.62 ID:egu0Ntso
>>490

【まるで『実物』の様に、異常性の見られぬ紙から織り上がった、複数の造形】
【直感的に、鶴に跨る女性の姿に、アラート表示を重ねたキョーコは、一体だけは相手に出来ぬと判断】

……え、可愛いでしょ私。七百五十三光年譲って、カッコいいでしょ?
ま、その話は諒解―――でも、チャンスさえあれば、潰せるほうを潰しましょ。
見ての通り、私の膂力は最上級なんだから。

【くにり、くにり、両手の指の自在な動きを確認し、関節部を亡霊の恨み事の様な音に軋ませ】
【相手に聞こえても問題はない程度に、今後の方針を告げてみる…最初の声は、ちょっと不満げ】

>>479 >>496

最初に言っておくわ。
二刀だろうが万刀だろうが、能力無くしては所詮は『人間』の技…其れだけで、怪物を仕留めようなんて

【接近するレオンハルトの斬撃、其れが繰り出される直前】
【両足にぐぐ、と力が入り、足元の土がささやかに凹む】【人間の裸足とは似ても似つかぬ、尖った足跡を刻んだ】

―――『反 吐 が 出 る ッ』!!

【颯爽と、マントをはためかせ―――キョーコは、3階連続でのサイドステップで『距離を取る』】
【自分から“怪物”を名乗るにふさわしい脚力によるソレは、一つ一つが『迅い』、『上手い』、『長い』ッ!】
【結果、見事に直撃コースを回避する―――が、斬撃自体はその巨体を掠めた模様で、二の腕に浅い一本の刃傷が刻まれた】
【緑色の血が、今は『未だ』ぽたぽた滴る…だが、只でやられている訳ではない】

【跳ねながら敵と自分の間の向きを調整したキョーコは、両腕の指から白い『糸』を、細いレーザー状に放つ】
【速度は速く無く、切断可能、回避されれば自発的に分解されるが】
【もし命中すれば粘着、その部位に卑しく絡み付き、動きを暫く阻害するだろう】

【そして、時間差。最後のステップの着地時に『口吻』から放たれたのは、件の『黄色い液体』を、球形に固めたモノ】
【その正体は『溶解液』―――“反吐”にも見える其れは、致命性は一切孕まないが、命中すれば焼けただれる様な激痛が襲い】
【武器で受けてしまえば、劣化を招く危険性もあると言えよう!】

(…隙作り、殺さないで、ね……嗚呼、難しい)

【思考を巡らせるキョーコの口が、チロチロと身の毛のよだつ異音を発す―――只の鳴き声だが、いちいち『気持ち悪い』】
【織守の動きへの対応は現状ないが、『鎚』の存在ははっきり認識しており…何かしらの考えも、有る様だ】

【腹部のヒビは、少しずつ大きくなってきているが、未だ何かが起こる様子はない】
503 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/23(木) 21:15:43.80 ID:KEwqmQ2o
>>490>>502

――ほぅ?このわらわに真っ直ぐ向かってくるとはな
さてさて、蛮勇であるかそれとも勝算あってのことか……とくと見せてもらおうかの!

                   <折り鶴/視覚共有>

【阻止されなかった、飛び立った方の折り鶴は天井近くに到達する】
【折り鶴の特性は「飛行・共有」。ある程度限定されるが、五感を共有し情報を得ることができるようになる】
【折り鶴を天井に置いた理由は、上方より会場全体を見渡しアドバンテージを得る目的であった】
【――そして】

(何やら妙な術が出ておるが……得体が知れんな)
(……まあ、つついてみれば分かることじゃろう)

             <貴宝院流不折正方形一枚折り:鬼面×2>

【織守の左右の紙が、1.3m程の高さの「鬼の頭部」を模した形状へと変化する】
【そして「鬼面」達は、迫る渉に向けて凄まじい勢いで突撃を開始した――。】

【鬼面の特性は「硬度/突貫」。獣の皮を重ねたような質量と硬度を特性として備え】
【猪が如き突進力を有する、攻撃的な折り紙である】

【右で生成された鬼面は、真っ直ぐに渉へと向かい突進を仕掛ける】
【額には二本の鋭い角があり、それを突き出す形での攻撃だ。軌道は単純だが、勢いも相まって直撃したならば危険だろうか】

【左で生成された鬼面は、今は渉への攻撃は行わない】
【突進の途中で勢いを殺し、織守と渉を結ぶ直線軌道上の間に待機。次の手として待ち構えた】

【現状:織守・地上3m程の位置に鶴に騎乗し浮遊中。右鬼面・突撃中。左鬼面・待機中。折り鶴・天井付近で仕事中。鉄槌・レオンハルトの上方に待機】

>>496

――ふん、都合が良いというものじゃよ!
前衛のお主が挟撃の憂き目に会うことが一番の懸念じゃったからな、お主はお主のやり方で戦うがよいのじゃ!

【レオンハルトの頭上では鉄槌折り紙が待機している】
【恐らくはこれが、織守の援護の一手。】
【レオンハルトの受けきれないような攻撃の身代わりや、追撃の一手としての活用が基本となろうか】
【使用タイミングは、レオンハルトが指示することも出来るだろう】
504 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/23(木) 21:17:27.59 ID:P7YGDJ6o
>>486>>494>>498

【彼女にとっては、予想していた可能性の一つ、接近を止めることなく
彼女の手元が一瞬、光を浴びた切っ先のように、鋭く光る】

【彼女の右手首のリングから伸びた一筋の光――――ワイヤーロープが
彼女の左手に握られ、そのまま彼女は後方へと大きく右手を引いた】

【丁度、左手から右手へと、腹部を通る、一筋の線が引かれたように――――
そのまま行けば、腹部へと一直線に放たれたエネルギー弾は、ワイヤーに導かれ、軌道をそらされるだろう
無論この回避は、エネルギー弾が一発だったから、こそできる回避だ、ネコサバトの攻撃の影響はここでも出ている】

【が、チェルシーのもくろみは半ば成功した、接近を止めることは無かった、とはいえ、確実に速度は落ちる
ハイからロウへ、そしてハイへ、速度の緩急の付け方は天性のモノか、彼女の速度が上昇したように感じる
それでも、速度自体は回避する以前のモノと変わりはしない、時間≠ニ引き換えに得たのは普通より大きな疲労=z

【――――そのはず、で在ったが――――……
彼女の側を過ぎるサポートの一撃、それは彼女の回避行動の前に、目の前のエネルギー弾を相[ピーーー]るだろう
しかし、かといって、彼女の取った回避行動は行われる、無論――――虚空を相手に】

【ハッキリ言って彼女の失策だ、仲間を――――ネコサバトを完全に信用しなかったが故の結果
数秒、彼女が結晶にまで近づくのに余裕が出来た、ことだろう】


(……っく、やはり戦い方が上手いですね――――……
手出しでも良いので攻撃をしかけないと、このまま封殺されそうです)


【彼女に遠距離用の武器は無い、厳密に言えばあるのだが、まだ隠しておきたいという気持ちは強い
チェルシーはともかく、翠の能力はある程度見知っている、情報のアドバンテージを大切にしたいという心の現われだろう
ただ、翠は同様に彼女の能力の殆どを知っている、その為、それを生かすにはすなわち――――翠の足止めが必須、であろう】

【……なんて、思いは成就するはずも無いな!
瞬間、接近が止まる、彼女をすり抜けていく翠――――選択は二つに一つ
翠を止めるか、チェルシーを狙うか――――そうこなくては、彼女の心にわきあがる、闘志】


――――高速思考、展開


【一秒も、一時も、一刻すら必要ない――――瞬きする以前の時間さえ在れば良い
彼女が選ぶは、最高にして最速、そして、最善の道】


/ごめん、続ける
505 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/23(木) 21:18:07.63 ID:P7YGDJ6o
>>504続き


Dead Memories=\―――Amaranth


【再び、駆け出す彼女――――狙いをチェルシーに絞った?否、違う――――
先刻の回避、そのままにされているワイヤーロープ、彼女はそれを利用する】

【Dead Memories≠フAmaranth≠フ能力、過去に起きた記憶の再生――――彼女は
チェルシーが自身に放ったエネルギー弾≠ニネコサバトが放ったニャー≠再生する
位置は双方がぶつかる、寸前――――すなわち、双方はぶつかる前に、彼女のワイヤーでできた道に導かれることとなる】

【ワイヤーで導かれるその矛先――――同時に、彼女はクルリ、と大きく上から見て時計回りに回転
それはつまり、導く矛先をネコサバトへと攻撃しようとする翠≠ヨと向けるため】

【行動が成功すれば、エネルギー弾≠ェ、それを追ってニャー≠ェ翠へと襲い掛かることになるだろう
幸いにも威力はかなり低め≠セ、当たっても致命傷にはならないだろう】

【一方、彼女は、と言えば、クルリ、とその場で回転した後、再び加速、チェルシーに向け、最速で間合いを詰めようとする
失敗する、可能性が在るとするなら――――チェルシーの放ったエネルギー弾≠ェ操作可能、ならば、だろう
彼女の攻撃以前、回避の時点で彼女の作戦はお釈迦になるだろう】
506 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 21:18:45.17 ID:76T/xjYo
>>493>>497

・・・警告どうも、だ。
【向かってくる雷夢と、振られるバールを横目に見据えつつ】

・・・それは確かに痛そうだ!
【振り下ろされる爪を正面から睨む】
(受けるのは不可能ではない・・・しかし今、柱はない、敵も来ている――厄介だな)
【少しばかりの脳内会議】
【導き出された判断は】

(やはり受けるのは得策ではないか!)
【直線的で威力の高い攻撃と、素早く行動を封じようとする攻撃】
【後者は、相方の援護があるとしても、それが間に合うかどうか分からない】
【まず、攻撃の軌道から逃れるため、横に跳び】
・・・フンッ!
【バールの一撃を、その上を跳び越すように回避しようとするだろう】
【成功すれば、そのままシェンのほうに向かって走り出す】
507 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/23(木) 21:21:54.21 ID:aanupUU0
>>478

 チィ・・・
(“銃”か――嫌な武器だ)

【マスクに対をなし、“中の顔”は顰める】
【その構えを崩した――!】

 狂人と呼ばれるのは構わん。何とも言うがいい

【その言葉には狂いがあるはず】
【だが――この者にはその“常識”は通じない】

>>483

 フフ・・・あの時は世話になった
 “正々堂々”――良い試合にしようぜ・・・

  あんたなら、ウォーミングアップに十分だ

【少し右肩を回して見せ、また構える――】

>>491

 俺を庇うかはどうでもいいが、俺が時間を稼ぐのは確かだ

【自分の体などどうでもいいとでも言うようなその言葉】
【この者にも、ある意味“感情が無い”】

 その隙を打て。何とか気を反らしてみよう

【少し笑うと、少女から離れるように――】


 ――うおおおおおおおおお!!!


【その雄叫びをあげて、二人へ走り寄る――!】
【先手を捕る為の賭け。その前に――傷一つ残さんと思えるその想いが】
【囮としての“仕事”をする――】

/ただ今戻りましたー
/皆さん、改めて宜しくお願い致します!
508 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 21:25:40.53 ID:bX5H5Dko
>>494>>498>>504

……───任せられた。

【七つの水晶が、上空へ向け移動していく──】
【これにより、チェルシーまでの道が開けたように"見える"が】
【下手に接近しようとすれば、水晶が戻ってきて包囲されてしまう可能性が高い】

【────誘っているのだ、この少女は】

【また、シオンが誘いに乗らず接近してこないとしても】
【水晶はまだ動き出しておらず、翠のサポートへと向かえる────】
509 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/23(木) 21:25:52.44 ID:Ze65D2DO
>>497
おろ?
【バールを振り抜こうと足を止めた所にナイフが刺さり、一瞬遅れて血が吹き出す】
【だが、しかし】

…っんの!これしき!!
【足を止めたと言う事は、既に攻撃範囲内】
【ぶぉん!とバールを振り抜き、神主の足を払おうとする】

>>500
/一旦落ち着くんだ、シェンさんの最新のレスに帰せばズレがなくなるぜ

>>500>>506
おっとっと!?
【しかしその攻撃もかわされ、攻撃の勢いでふらつきながらも体制を立て直す】
…っと、ありゃー不意打ち失敗かー
【バールを右肩に担ぎ、残念そうに神主とシェンに体を向け】
510 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 21:26:07.17 ID:bX5H5Dko
>>508
/ごめん追記見逃してた、無しで。
511 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/23(木) 21:27:14.90 ID:nxyeeDYo
>>499

【『疾駆』―――……血溜りを踏み越えつつ、フィスカは相手が飛び出した≠ニ認識する】

(大上段……? 私なら『アクセント』を入れる……―――可笑しいな。)
(少なくともアレなら、十分に“回避できる”―――…構えを変える時間は無い筈だが。)

【両者の接触までの僅かな時間、フィスカの思考は敵の『動作』について張り巡らされる】
【ほんの少しの『違和感』――――……だが、其れを深く思考するまでの時間は無い】
【必然的に、敵の狙いが“血溜り”に存在する事にも気付きはしない―――が=Aである】


『面倒臭い』………一撃で決めれば問題は無いッ!!!


【まず、フィスカは『避けた』―――必然的に、アルバルリアの前方は開ける℃魔ニなる……が】


                 八 雲


【避けた際、即座に姿勢を低くしつつ反転=\――其の右足は、『固体化された』空気を支えとしていて】
【現在は背を見せているであろうアルバリアに向かって、空気≠クラウチングスタートのブロックの如く蹴り出し<b!】

(届け―――――ッ!!!!)

【同時に、自分から見て『左から右』……一文字に、背中を切り裂かんと刀を振るうッ!!】
【――――……が、もし“当たった”としても、アルバルリアの進行を妨げるまでの威力は無いだろう】


>>501

「―――――……、……早々にフェードアウトはゴメンですのでねっ!!」

【レーザーが『来る』と認識した直後、自分から見て右へローリング=z
【この人物、中々に“戦闘慣れ”しているようで―――……回避した後、左手で拳銃を引き抜き】


「ひこうタイプには炎がよく効く=\―――……ってね。」


【トリガーを押すと同時、発射されるのは『炎の弾』――……大きさは野球ぼーる程か】
【存外に速い=c…狙っているのは、『一番的が大きい場所』、詰まりは腹部≠フようだ】
512 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 21:30:06.32 ID:egu0Ntso
>>503 >>496

うおッ! 飛ぶのかよ!

【そんな事を口走りながら、頭上へと飛翔した鶴からは、ひとまず視線を切る】
【そして、突進してくる鬼面に対し――渉は、なんとこちらからも視線を外し、後ろを向く】

【黒い空間内へと鬼面が飛び込んだならば、その速度が‘何かの力’――に阻害される】
【急激に減速し、猪突のようなその突進は、まるで赤子が手で押し返せるような速度に変じる】
【もし織守自身にその手ごたえを感じる術があるならば、空気が粘性を帯びたような――そんな違和感も、感じ取れるだろう】

【空間外へと放り出されれば、元のように動きを取り戻す。が――このままならば、鬼面は結界に囚われたままだ】
【無論、鬼面を捕えたままにするならば、渉自身もそこから動けないということだが】

(……自律能力はなさそうだな、ま、あったら強制解除なんだけど)

【高度な演算が可能な物体が、結界内に取り込まれると、この結界は維持できない】
【――つまり、‘思考能力=高度な演算能力’を持つモノを、結界内に取り込むことはできないという欠点はある】

チッ、おい、キョーコ嬢ちゃん! 先にそっちの全身刃物潰すぞ!
俺はあの鶴には手が出せねぇ!

【大声でそんな事を呼ばわり、振り返る――‘手が出せない’と大声で呼ばわったのは、あるいは作戦か――天然か】】
513 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 21:34:28.20 ID:bX5H5Dko
>>494>>498>>504>>505

【──幸いにも、エネルギー弾は操作できないようで】

……──任せられた。

(あれは防げない、なら─────)

【自身を守るために、二つの水晶を近くに残すと】
【残り五つの水晶が、上方へ移動していく───】

【──シオンがこのまま接近してくるならば】
【五つの水晶を動かして、シオンを包囲しようとするし】
【他の行動を取るならば──翠のサポートに向かわせられる】

【守りが薄くなったため、多少リスクが高いものの──】
【恐らくは、かなり多くの状況に対応することが出来るだろう】
514 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 21:35:10.28 ID:yfl7Miko
>>500>>509

・・・・取り合えずはセーフだな
まあ、小さいながらナイフの分は有利になった、と

【ニヤリと笑って二人の相手、またこちらに走り来る神主を見て】

>>506

無事なら何より、足を潰されちゃやっていられないだろうしな

しかし困ったね、バール持ちの方は割りと頭が働くタイプらしい
変身したほうは言わずもがな・・・正面から当たりたいタイプじゃあない

【当初の様に相手を再分析しつつ、左手に金貨を作り出し】

どうしようかね神主さん、“そのまま”でいくかい?

【それを手元で弄りながらまた尋ねる】
515 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/23(木) 21:36:26.59 ID:zz.vycSO
>>498(碧)>>504>>505(シオン)>>508(チェルシー)

にゃっと
【両手から獣みたいな鋭い爪を出しガードするが】

うにゃ!?
【吹き飛び地面に落下する】

【そしてピカーンと光り始め】

【白銀に輝く瞳で、雪のような純白の長髪に、腰にナイフを装備して、左腕にコネクタがついてる腕ベルトをし、首に蛇みたいな形のホイッスルをぶら下げた少女に変化し】

《岩をも砕く乙女の激流、受けてみなさい》
【咏唱をしながらネコサバト…いや汐の前に水のエレメントが集まり始める】

【だがまだ攻撃には移っていない】
516 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 21:38:31.67 ID:x9iAbOAo
>>501>>511
【直線行動、A地点からB地点までを最短時間で移動する】
【その動作の最中、アルバルリアは、すぅと息を吸い込んだ】
【一息、溜めこんだ空気は、血中に酸素をいきわたらせる為の物では無い】

……きぇええええええええええいい!!

【猿叫=A示現流独特の、奇声とも思える大音声】
【振りあげた刀を背に回し、更に背を逸らし】
【狙いは当てる事では無い。岩だろうが鉄だろうが、力と速度で切断する事】

【ザ、という音と共に、刀―――妖刀死別≠ェ、地面を切る】
【先を見越してのフィスカの回避は、この威力だけを追求した一撃を、完全に空振りさせた】

【だが、空気を扱う事の出来るフィスカなら感じられるだろうか、この一太刀の異質さを】
【刀が通り過ぎた空間、其処の空気が断ち切られ―――】

           【―――轟】

【瞬刻生まれる真空、すぐさま周囲の空気が、その空間へ流れ込む】
【それによって生まれた気流で、アルバルリアは更に加速した】

………痛い、わね?

【背面、背中を裂く攻撃を、前方に進む事によって浅く留める】
【切っ先に伝わるだろう、皮膚と肉、それに肩甲骨の一部を削いだ感触】
【小袖の背面から血が噴き出して、翼の様に布を染める】

【ぴちゃん、アルバルリアの足が血だまりを踏みつけて】
【同時、空間への斬撃によって生まれた真空が、血をアルバルリアの顔まで巻き上げた】
517 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 21:41:20.14 ID:arUey/Uo
>>483>>491>>507

ということは、覇道の為に邪魔する奴はぶっ飛ばしていいってことだな。

【うんうんと頷き。】

要するにだ、全力で打っ潰していいんだろ?
朔夜とか言ったな、お前さんは前の奴を潰せ、後ろはなんとかする。

――――少しばかし、時間でも稼いでみよう。

【ガシャリ】
【歪んだトリガーを引く音】
【狂人は最早、眼中に有らず】

――――仕事の時間だ、”カタストロフ”

【砂煙を場に残し、駆け始める】
【目眩ましのつもり少しの足止めは出来ると算段をつけたのだろうか】
518 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/23(木) 21:42:22.14 ID:2YxK3dYo
>>511,516

・・・ちィ、速いな・・・かわせるか・・・ッ?
【彼から見て、左へとサイドステップしたが】

ッ・・・
【回避しきれず、右腕へと炎の弾が・・・直撃ではないものの、命中】
【"タレのないやきとり"の匂いが辺りへと漂う】

あっつ、効果普通でも結構効くな・・・・・・
そして、遠距離持ちか・・・とりあえず、ブレス、・・・当てられるか?
【スゥゥウウゥ――】 【大きく息を吸い込み始めた】

【――時々、アルバルリアとフィスカの方を見ている】

/次のレス遅れるかもしれません
/返レスが無かったら空気にしてください
519 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/23(木) 21:43:17.46 ID:zz.vycSO
>>515>>508>>513宛てで
520 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/23(木) 21:43:32.15 ID:0PBAeFs0
>>509
/すごく落ち着いた^^
/申し訳ない。ここから最新のレスにちゃんと返しますよー
>>506 >>514
あっ
【あっさりと回避されてしまい、爪が地面に突き刺さる】
【少々慌てたように左腕を振るが、反撃がないことを確認するとすぐに落ち着きを取り戻し】
よっ…と
【力を込めて右手を引き抜き、爪から土が零れ落ちる】

【雷夢の方へ蝉の幼虫を模した顔を向け】
失敗しちゃいましたねー…次はどうしますか?
私は…今の状態じゃあ爪を振り回すくらいしかできないですねっ
【攻め手に困っているようだ】
【頭を傾げて意見を待っている…少々不気味だが】
521 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/23(木) 21:49:25.08 ID:f3A21YSO
>>502
迅いな……
糸か…!
蜘蛛の糸なら…
【左手の片手剣に魔翌力を込めて地面に突き刺す】
燃えろ!
【剣の突き刺さった場所から柱のように姿が完全に隠れるほどの火炎が吹き出し、糸を焼き切る】
【が、その火炎が仇となって後に発射された溶解液への反応が遅れた】
これは!?
【左腕で弾いたが左腕に激痛が残る】
……!……酸か……っ!?
【火柱はまだ残っている】
>>503
有り難いことだ……!
(しかし……距離を詰めなければ決定打は難しいな………)
522 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 21:51:59.91 ID:89I3rMDO
>>504>>513>>515
【一気に風を噴射しての突撃――それは細かい制御が利かないということであって】

よしっ――ぐぁっ!

【ネコに一撃を入れたところでシオンが再生した二つの弾丸をまともに食らい、高速を保ったまま錐揉み回転で落下する】

くっ…何事!?…何事!?

【風を逆噴射して勢いを制御しつつ落下、着地してすぐに体勢を立て直す】
【直前までネコサバトの方に意識を向けていたが為に、シオンが具体的に何をしたかを把握しかねている】
【そして二回目の「何事」は変身したネコサバトに対するもの―――】

(何か来る…!間に合うか――?)

【その汐が何やら構えたのを見て、刀を突きの構えにし、反射的に突進をかける】
【だが翠には体勢を立て直すタイムラグがあった――間に合うだろうか】
523 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/23(木) 21:52:53.89 ID:P7YGDJ6o
>>513>>515>>522

【彼女の視線が奔る、上空へと向かった水晶、へと
ここで彼女は接近を止めた、チェルシーとは大体5m程度、数歩踏み出せば十分射程距離内
しかし、チェルシーの側には水晶が在るし、水晶は自身を包囲しようと、動き始めているところだ】

【彼女の表情に浮かぶ悩≠ヘ確実にその水晶に原因が在る
攻めにも護りにも役に立つそれ――――単純に突っ込んでいくだけなら、返り討ちにあう
かといって、凝った攻めを展開しようにも、彼女には少々手札が足りない】


出し惜しみしている場合ではありませんね――――……
想像の何倍も、強力でした、すいません、軽んじていて――――


【少々、表情に微笑を浮かべ――――軽く右手を眼前にかざし、リングからワイヤーを伸ばす
大量のワイヤーは、彼女の足元にたまっていく、降り積もる時雨雪が如く】


Thnks fr th Mmrs


【ワイヤーが絲繰られる、直ぐに積み重なって一つの形になる、同時に、それに色が付いて、質感が付いて
瞬く間に、それは人となる――――少女、一人の少女――――人狼≠フ彼女に】


では――――参らせていただきます


【彼女が作り出した人狼≠ヘ、丁度、彼女を包囲する結晶の外へと作った
ワイヤーからくみ上げるのだ、ワイヤーの位置を少しずらせば他愛も無い事だろう】

【数刻の間合いもおかず、人狼≠ヘ駆け出す、それこそ人ならざる¢ャ度で
狙いは真っ直ぐ、チェルシー、体勢を低くし接近した人狼≠ヘその象徴ともいえる、純白に濡れる牙を
紅い紅い闘争本能のままに、向け、手が出るよりも、足が出るよりも早く、チェルシーの右腕へとたてようとする】

【少し集中すれば光が、人狼≠ゥら、シオンへと伸びているのが確認できる
結局は絲繰り≠ナしかないのだ、この行動も――――しかし、人形≠ノしては、あまりにもリアルなその速度は
恐らく、何かしらの能力が働いていることは、容易に想像できて】

【危機は同時に好機である、絲繰りに集中する彼女は、今は無防備
非常に高度なセンスと技能が要求されるが、今、彼女を攻撃すれば、人狼≠フ攻撃も止まるであろう
しかし、タイミングを外せば、その暴力的な――――あまりにも野性的な、その牙を
その柔らかそうな肌色の身体へと突きつけられるのだ、常人ならば、防御を――――保身を、優先するであろう】
524 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/23(木) 21:52:59.77 ID:nxyeeDYo
>>516>>518

(真…、……空……? クソッ……――――『浅い』。)

【『空気を司る魔術師』として、若輩ながらも『剣術家』として……理解する=z
【「この攻撃は失敗だ」――――……即座にもう一度、『空気を蹴って』方向転換、バックステップ】

「………結構、手こずってますか?」
―――……大丈夫だ、一太刀は入れてやった。

【ヴァルトスラットの目線に誘われるように、振り向いたバトルスーツはフィスカに話し掛け】
【フィスカは『何でもない』とでも言うかのように、刀を伝う血液を払い―――……正眼に構え、アルバルリアを見据える】
【彼女が位置しているのは丁度、先程アルバルリアが針を放っていた辺りである】

「(………何かが『来る』予感がひしひしと―――……少し気を配るかな。)」

【バトルスーツは銃口を尚もヴァルトスラットへ向けつつ、アルバルリアへも気を配る】
【『銃口を向けている意味』――――……早い話が、攻撃されたら反撃する≠ニいう“意思”を示しているのだ】


/了解しましたー
525 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 21:55:50.21 ID:76T/xjYo
>>509>>520

【二人の様子を伺いつつ、走り去る】

>>514

全くだ、足は起点、少しばかり冷やとしたが、助かった。
悪知恵持ちは、相手にするとやはり厄介だな・・・。
【たどり着き、礼を言って】

・・・私は別に構わん。
ただ、やれる全力を尽くすのみだからな。
【拳を打ち合わせ、言葉に応じる】
【バチバチ、と電気がほとばしる】
526 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 21:59:56.60 ID:BCF9QQoo
【第四試合会場・最前列】
【茶髪に黒のソフトフェルトハットと左目の眼帯、袖を取り外した腰まで伸びている黒の特殊レザーコートに
黒のジーンズに特殊ブーツの少年が席に腰掛けて観戦している】

ネコサバトとシオンのコンビとはまた異色すぎるよな…
どうだドラっち、最近おまえ元気なかったが久々に彼女の姿を見て…ん?


【その隣で黒髪に白い鉢巻き、黒いシャツに赤色のベストと銀の腕時計、カジュアルなベルトに青いダメージパンツにウエスタンブーツ】
【そして顔や服の下に包帯を巻いた負傷の跡が目立つ少年が隣で片手に松葉杖をつき、もう片手で空目がけて人差し指を差ししめながら】

【おばあちゃんが言っていた、『戦いはへそでするものだ』】

【と、かかれた横断幕をかかげて戦いを見守っている】


…なにやってんの?この負傷者は

【だが相方の方は反応が冷たい】
527 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/23(木) 22:02:53.92 ID:Ze65D2DO
>>525
…んー…まいったなー…
【バールを右肩に担ぎ、シェンと神主を見据え】

(…簡単にはいかないか、不意打ちで足潰して二人がかりなら簡単そうだったんだけど)
(…取り敢えず、バッテリー切れる前には決めたいね…味方がいるから充電はできそうだけど)

>>520
そーねー…アタシが後衛でサポートしてもいーんだけどー…
…まぁめんどくさいから、取り敢えずアタシが暴れて隙作るわ
あんたはその隙狙ってでかいの叩き込みなさい
【士に顔を向けず、その場でステップを踏みながら答え】
【バールを持つ方とは逆の左手を軽く振って】

…んじゃ、いきますか!
【バールを地面に擦りながら、シェンと神主へと駆け出す】
【右足にナイフが刺さっているにしてもそのスピードは落ちず】
【体中に流れる電流で筋肉強化を施しているのだろう】
528 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga sage]:2010/09/23(木) 22:03:14.25 ID:x9iAbOAo
>>518>>524
/ヴァルトの人了解したぜー

……背中を斬られると危ないのよ
熊を殺す時なんか、背中から腕の腱を斬っちゃうとね、爪を翳せなくなる

………痛い、痛いわ

【舞い上がった血を顔に受けて、血よりも紅い舌の上で転がして】
【左手にそれを吐き出すと、頬にべったりと塗りつける】
【足元の血だまりを靴の裏で叩いて、ピチャピチャと音を鳴らし】

ねえ、クイズをしない?
貴女達二人で解答権は一回、当てたら御褒美をあげちゃうわよ

『Cirque Du Freak』

【地面に広がった血だまりが、突如柱の様に高く吹き上がる】
【ほんの一瞬だけアルバルリアの姿を覆い隠したそれは、瞬き一回程の時間で消えて】
【其処に、大きな紅い棺桶が出現した】

【そして、変化はまだ続く】
【棺桶が、二つに分裂し、地面をすすと滑った】
【フィスカの右手側に一台、左手側に一台。挟み込むように移動しようとする】
【二つの棺桶からは血のラインが地面を通り、フィスカともう一人を迂回して繋がっている】

〔さあ〕<私は>〔どっちに〕<いるのかしら?>

【そして、左右の棺桶から交互に聞こえる声】
529 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 22:04:23.78 ID:bX5H5Dko
>>515>>522>>523

【───"常人であれば"】
【ここで、この少女は──常識外な行動に移る】

(……ネコサバトが何かを溜めて、シオンは────なら。)

【人狼の牙を、"ノーガード"で受ける】
【鮮血が舞い、その牙は少女の右腕の機能を一時的に奪ったが───】
【それでも、この少女は顔色一つ変えず】

────《 射出 》

【五つの水晶から、エネルギー弾が一斉に放たれた】
【その内二つはシオンの胴体を狙って、三つはネコサバトの胴体を狙って】
【威力は低いものの──攻撃を受けてまで狙いを定めたため、その狙いは正確だ】

【──痛覚が無く、タッグでの経験が少ない少女だからこその行動】
【だが、攻撃をノーガードで受けたことには変わりなく──その代償は大きいかもしれない】
530 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/23(木) 22:07:26.66 ID:pNeUEoSO
>>517

ああ。そういう事で、相違無いよ。
とは言え、あいつも面白そうだけど―――まあ、諒解した。

【意を組んだか、軽く首を縦に振って快諾する――】
【俄か仕込みの連携よりかは、各々の仕事を的確にこなす方が勝算も高いと踏んだか】
【彼女は巻き上がる砂塵の中、くつりと愉快げに喉を鳴らした】

>>491>>507

【結論から云おう。情報に感応する少女の異能、万象記録のpistis=sophia=z
【其の力は間違いなく、彼女の手品のトリックを暴き得る。だが―――だが、だ。未だ、遠い=z

まあ、な。道理を引っ込めて無理を通すのが、オレなのさ。
其れともう一つ。真打ち≠チてのは――――

【「遅れて登場する、と相場が決まっている物だが?」】
【悪びれもしない平淡な口調で、紡がれるは傲岸不遜の言霊】
【口の端は緩く弧を描き、然し双眸が湛えた光は鋭いままに――――酷薄な、アルカイック・スマイルを浮かべて】

【紡ぐ言葉は同じく儚く、然し刺すように凛と響く。端的に過ぎる語調、少女が風鈴ならば彼女は刃か】


ウォーミング・アップ?巫山戯るなよ=A狂人の。
――――微温い事を言っていると……そう。腕の一つや二つ、知らぬ間に飛んでいるかも知れない。なあ?


【直後。真っ直ぐに駆ける仮面を眺めつ、不本意だ、と苦言を呈し】
【真っ正面から応じると見せて――――仮面の男を、待つ。いや引き付ける=z
【踏み込み一つで抜ける位置まで。必要とあらば、直ぐにでも助太刀出来るポジションを保つ為】


【引き付けて、引き付けて、引き付けて――――】

(――――今だ<b!!)

【踏み込み。直線的だが、相当に速い。其処から擦れ違い様、左の短刀で相手の脇腹への一閃を放とうとする】
【砂煙の援護と気配の希薄さが相俟って、挙動は読み難いだろうか】
【攻撃は二段構え。踏み込みが成ったなら仮面の男の背後で体を反転させ、停止しつつ】
【回転の勢いのままに、腰に挿したもう一振りの短刀を右順手で引き抜いて――袈裟の追撃を放つだろう】
531 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 22:08:55.31 ID:egu0Ntso
>>512

…やるなら全速全力で[ピーーー]わよ。
私の見積もりが正しければ、あの折り紙の子、放っておけば放っておくほど『手』が多くなる。
出来る事なら、私はあっちを先に潰したいけど、今は本腰入らないッ!

【後方に立つと言う事は、織守の耐久力は少なくとも高くはないと判断】
【先んじて、片付けるのは接近しているレオンハルト―――但し、一気に攻め込む為の『注意』だけは忘れない】

【すぅっ―――軽い音を立てて、梧堂の方に、一本の『震える糸』が飛ぶ】【そこから、位置的に彼だけに『絞った』声が伝わるだろう】
【彼女の能力、“アラクネア”は、状況さえ揃えば、容易に、何らかの形で位置関係を引っ掻き乱す事が出来るのだ】

…あ、あと、私は21歳!『嬢ちゃん』は余計よぉぉッ!!

【不意に、会場全域に聞こえるようなラウド・ヴォイス―――観念している様な、恥じている様な、甘くも尖った声】
【その『二面性』は、変身の前後の違いには限られないらしい】

>>521 >>503

【火柱に飛び込めば、確かにキョーコの体は焦げて炭と化す】【然し、最短コースで接近しようと想わなければ、問題は無い】

ええ、蜘蛛の糸で大正解。本物より色々と強いけど。

【炎の周囲を円状の軌道で廻り込み、レオンハルトを狙う―――所謂『サテライト挙動』という奴】
【意識的に、相手が気付くかは判らないが、炎と自分の間にレオンハルトが有る様に、土を蹴って疾駆する】
【常人には―――少なくとも、『徒競争』であれば、捉えるのは難しいと思える速度だ】

―――しゅばっ!!

【最初は、右手を使った攻撃―――狙いは、織守が造り上げた『鎚』である】
【その動きを予測して、右手の指から放った糸―――“お椀状”に『拡がる』ッ!!】

【ギラり、人工の光と会場が産みだすハイ・ヴォルテイジを受け、煌煌と輝いても見える其れは、まぎれも無く『蜘蛛の巣』だ】
【だが、サイズは鎚を覆うことすら可能な程度、もはや漁業用の網としても通るかもしれないレベル】
 【もし、キョーコの思惑通りに飛び込めば―――数秒の間ではあるが、巨大な破壊力の塊は、確実にその動きを静止させられてしまう】

……ブッ飛びなさい、歩く銃刀法違反!

【次に動かすのは、レオンハルトに向けていた『左手』―――両足に絡み付く様に、真っ直ぐ糸が飛んでいく】
【薙ぎ払うのはなかなか難しい挙動】【若し命中してしまえば、キョーコの指と『繋がったまま』の糸が、伸び縮みしながら振るわれ】
 【キョーコの背後の地面に叩き付ける様に―――あわよくば、炎の中を通過する様にして、レオンハルトは振り回されるだろう】
 【高度や速度の都合上、隙は生まれても骨を本格的に傷める事は無さそうだが、狙いも速度も先ほどより洗練されている】

……で、ゴドーくん!来るならぱぱっと来ちゃいなさい!
今なら女は、刃物男にもあんたにも反応しきれないかもしれないわ!

【自分の『背後』にその身を倒さんとしているのは、挟撃の為】【なお、命中していても、その時に糸はぷつん、と切れるだろう】
【徹底的に一人を潰すことを重視した攻撃―――『二人』で、如何に対応する?】

【ヒビの状態―――人間で言う臍周り全体に広がり、亀裂の一つ一つも深く大きくなっている】
 【“発動”は、そう遠く無いだろう…】
532 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 22:11:52.28 ID:yfl7Miko
>>520>>525>>527

よし、それじゃあそのままの作戦で・・・
というよりは臨機応変に行くとしようか

【結局の所作戦も何も大したものはありはせず】
【両者前衛という条件から「その場に合わせる」と伝え】
【丁度相手が走り出したのを見てこちらも走り出し】

(電気、電流・・・刀を出して戦うのなら厄介極まりない)
(だったら刀を使わなければいいってだけでもあるが―――)

【左手の金貨をバールの女性へと弾いて飛ばす】
【もし金貨に触れれば―――その効果は最初の物と変わりなく】
【相手と距離を詰めていくに従って左手は刀の柄へと伸びる】
533 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/23(木) 22:11:59.60 ID:2YxK3dYo
>>524,528

・・・焼き鳥にされたお返しだ・・・・・・
お前が攻撃しようとしまいと・・・とりあえず、"ぶっ放す"だけだッ!
【口を開けて、吐き出すのは】

陸吐息ッ!
【多くの岩の破片や、土などで構成されたブレスッ!】
【それはバトルスーツへと、一直線に進む】
【威力にはムラがあり――速度は遅めだ】

【成功失敗問わず、次の攻撃に対して回避行為は取れない】
534 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/23(木) 22:14:32.29 ID:zz.vycSO
>>522(碧)>>523(シオン)>>529(チェルシー)
(よし…)
サバト・スプラッシュ・アロー
【そう言った瞬間】
【集まった水のエレメントから一点集中され矢のように鋭い、水の奔流が】

【《チェルシー》の腹部を狙い放たれる】

【一人集中狙い】
【彼女の援護と追い撃ちをかねた一撃だ】

【ここは一端碧を無視する形だが彼女が防御体制をとろうとしたからのチェルシー狙いでもある】

【だが】

ぐっ…
【三つの水晶が当たり後ろに吹き飛ぶ汐】

【口から血液代わりのエレメントの液体を吐き出しながら】

【そして懐からカードを一枚取り出そうとする】
535 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/23(木) 22:14:48.52 ID:KEwqmQ2o
>>512
【補足だが天井に飛び立った鶴と、織守が乗っている鶴は別物である】
【織守の乗っている鶴の位置は地上3mほど。何らかの手段があれば届かせることも難しくないであろう低空だ】

――ふむ?
……成程のぅ、これはちと相性が悪いかも知れんな。

【鬼面とは感覚を共有しているわけではないが、極度の鈍足状態に陥った事は見て取った】
【「オリガミ」の弱点の内一つは、殆どの折り紙は「ぶつけて攻撃」するタイプであるため】
【その結界がある限り、鬼面は大した脅威にはならないだろう。しかし――――】

じゃがな、動かぬならばこのまま千日手じゃぞ渉とやら?
それとのぅ――今から背を向けてレオンに向かうならば、わらわはお主の背を容赦なく打ち抜かせてもらうのじゃ。
お主には前進し、この貴宝院織守と向かい合う以外の選択肢は一切やらん。

【怯むことも慌てることもなく、現状を見た上で織守は渉にそう言い放つ】
【鬼面は角をドリルのように高速回転を始め、同時にその全身も動き出す】
【回転動作を加えることで勢いを増し、貫通力を生み出そうとしているようだ】

【「渉に対して」のそれ以外の動きは現状見られない】
【渉の結界を突破する明確な手段は今の織守には無いためか、渉の動きを待つような形となっているようだ】
【そして――】

――それとも、動かぬならば動かしてやろうかの?
わらわは数多のカミを駆る術師、お主がそのまま動かぬならば……お主の相棒が危険になるだけの話じゃ

【――焦らせるように、ニヤリと口元を吊り上げながら】
【織守の左右に新たな紙が出現する。多くの折り紙を展開しているためか、折る速度は落ちているが】
【それでも新たな脅威が増えつつあることは見て取れる……そう、蟻の巣を啄いて渉を焦らせることが目的だ】

【鬼面を無理なく止められるならば、己が有利を覚え前進を続ける。織守はそう思っていたが故に】
【結界を展開し、留めている間は渉の行動が制限されると判断していた。それ故の行動であり言葉だろう】

>>521>>531

(ほう――見たままの蜘蛛の糸か)
(強度・粘度・性質……全てが未知数じゃが、ただの糸ならば――然程驚異にはならんのじゃ!)

【天井の折り鶴を通して会場全体を見渡している織守は、槌を絡め取らんとするその行動に気がつく】
【高速で思考を組み立て、プランが完成。】
【鉄槌は――高速で横回転しながら、其の勢いと質量を以て糸を正面から中央突破を計り、成功したならばキョーコの右肩付近から打ち据えようとするだろう】
【鉄槌の特性は「硬度/重量」。その硬度は本物の鉄に近く、重量は特性によりそれなりに備えられている。直撃したならば相応のダメージが奔るだろうか】
536 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/23(木) 22:19:34.47 ID:6o6BSsso
>>507

私、あまりそういうタイプでは無いのですが―

高威力砲台役、出来うる限り演じてみましょうか

【右手で刀を抜き放つ】
【その刃が虚空に傷を残すことを恐れているかのように、緩やかな抜刀】
【左手に鞘、右手に刀 背筋を伸ばして、眼前は黒一色】

【揺らめく炎が如き刃紋 魔力が感じ取れるなら、その刃が内包する強い魔力に気付けるだろう】
【その道に詳しい者なら、それが攻撃や強化ではなく、魔力は単純に保管されているだけなのが分かるかもしれない】

>>517 >>530

【少女は眼を瞑ったまま動かない、動けない】
【一対一の戦いなら、捕捉する対象は一人だけ】
【しかしこのタッグ戦では、同時に三人の動きに気を配る必要がある】
【負担は単純に3倍?いや、乗算式! 静寂を纏ったこの小さな体の中で、那由他の電気信号が行き交う】

ジャステヴィルさん、前方に短刀を持って女性が待機中、そのままいけば4秒後です
さらに銃を持った方もこっちに走りよってきます
短刀の方が襲い掛かって来たら、とりあえずかわして四歩右に飛び掛ってください

【砂煙など、視覚に頼らない少女には意味がない】
【真っ暗闇の中で、少女は頭の中の箱庭を見つめているのだ】
【むしろ、砂に触れることで相手の能力の情報が読めるかもしれない】

【足止めを信じて、隙を射止める術を組み立てる 戦術としてのそれも、道具としてのそれも、着々と準備していく】


想起…

【ようやく長い眠りから覚めた刀の先に、小さな炎が姿を現す】
【刃に封ぜられた魔力は、迷うことなく炎の下へ流れゆき、その身を捧げて燃えていく】
【火種は可能性の象徴 まだ、弱い―しかしいずれは…】
537 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/23(木) 22:21:13.82 ID:zz.vycSO
>>534追加
防御じゃなく突きでした

そして攻撃くらったのは水晶だけではなく突きもです

間違いスイマセン
538 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/23(木) 22:21:14.52 ID:0PBAeFs0
>>525 >>527 >>532
了解しましたっ!
【右手で雷夢に敬礼する】
(…とは言ったものの、そのまま突っ込んだらまた邪魔が入っちゃいますよね)
【溜息を付いた後、周りを見渡し】
(土くらいしかない…ん、土?)
【ハッとして、"飛び道具"を思いつく】
飛び道具っ!ありました!
【両手で足元の地面を抉り、それを乱暴に固める】
【野球のボール並みの大きさの土塊を一つ作り、それを右手に持ちながら宗戒に向けて走り出す】

さあ!さあ!さあっ!私達の猛攻はまだまだ続きますよ!
【ちらりとシェンの方を向き―】
ん…妨害はいけませんっ!
【足を止めて、凄まじい風切り音と共に土塊をシェンの鳩尾を狙い、投げつける】
よーし!れっつごーっ!
【再び宗戒へと走り出す】
【右手の爪をわざとらしく見せつけながら…】
539 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/23(木) 22:25:40.31 ID:nxyeeDYo
>>528

………ぅっ、………――――クイズ=H

【まるで幼子が『泥遊び』をするかのような―――……血の遊びに、抱くは微かな嘔吐感】
【が、此れぐらいで吐いていては話にならないのも判っていて…鸚鵡返し、直後に状況を把握】

「………お嬢様ー、“どっちも”は駄目ですよー。 お客さんが怒りますー。」

そ、そんな事ぐらい判ってるッ!! 誰がそんな事をするかっ!!!

【バトルスーツからの忠告は賢明な物であったらしく、左右の棺桶を其々一瞥して】

(確か、直感で選ぶと人は左≠選び易いんだったな―――……よし。)

【この間の思考、一秒。 どちらが直感か判った物ではない。】
【――――兎にも角にも、彼女は右側≠フ棺桶を向き、刀を鞘に収め……『居合い』の姿勢を作り】


         青龍式 =\―――『 花嵐 』


【鞘の放つ光≠ニ共に抜刀―――! 同時に棺桶へ迫るは、切り飛ばされた=w空気の塊』ッ!】
【飛ぶ打撃≠ニでも言うべき其れ、硬度は『石』の其れに近いだろうか――――】


>>533

「僕は左だと思い―――……って!!」

【“注意を半分しか払っていなかった”為に――……『対応が遅れる』】
【即座に反転し、攻撃の内容を視認≠キるも……最早、回避が可能な状況ではなく】


「クソッ、ちょっと『勿体無い』けど―――……背に腹は代えられませんか!!」


【瞬間、彼が取った行動は……拳銃内で、炎を『暴走させる』事】
【一応、薬莢が入っている其れに引火すれば―――後は押して測るべし、だろうか】

【彼は今や“爆弾”と化した其れを≪陸吐息≫へと投げつけ――――】


「あー、“吹き飛ばすのは”無理……――――ッ!!!!」


【ドン――――と、爆発が岩の一部を吹き飛ばすも、力及ばず】
【『不完全』ながらも其の直撃を受け、後方へ数メートル吹き飛びつつ……埋まった=z
540 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 22:27:20.93 ID:89I3rMDO
>>523>>529>>534
なっ―!この卑怯者!

【狙いが自分でなくチェルシーだと認識する刹那、踏み込みで突進の軌道を変え、水流とチェルシーの間に割り込む】

くっ・・・きゃあっ!

【申し訳程度に刀を盾にするが、何の力も込められてない刀で止められる訳もなく刀を弾かれながら吹き飛ばされ、後ろに転がる】

くぅ・・・やってくれたわね・・・

【呻いていたのは、ほんの僅かな間】

・・・「2人とも」、容赦はしない方向でいいわね?

【起き上がったときには、今までとは打って変わって落ち着いた声で話し始める】
【2人とも――つまり汐とシオンを潰すと宣誓しながら、腰の袋に手を伸ばす】
541 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/23(木) 22:28:17.93 ID:P7YGDJ6o
>>529>>534>>540

【防御に移る、回避しながら攻撃する、それらの可能性は考えていた――――しかしながら
目の前の――――少女が、自分と変わらないような、少女がとった行動は、そのどれらをも凌いでいて】


な――――っ……!!


【眼前に咲く、鮮血、散る様子はまるで花びらが如く、彼女の心も、視線も、全て奪っていって――――
次の瞬間、身体を貫くエネルギー弾――――思考が停止し、数瞬後、そのどれもが、真っ赤に染まった】


んっ……ぐぅ――――……あっぐ……


【焼かれる痛みか、形容するならば――――確かに威力は低い、しかし、慮外の攻撃は、時に、威力以上のダメージを与える
彼女の表情が落ちる、歪む、苦しさからか、腹部を押さえ、ハァ、ハァ、とただただ吐息を吐き続けている
その様子からは、戦意が薄くしか感じられない、捨て身の――――そう、チェルシーの捨て身の攻撃はこれ以上とない、成果を上げた】

【とたんに掻き消える人狼≠ネるほど、この能力一つにも、かなりの労力を使うのであろう
今、まさに、この状況において、それを維持するのは難しいのだろう】

【もし、彼女が在る程度の場数を踏んでいた、ならば、これによって頭も冷え、次なる戦略も紡げただろうに
如何せん、今の彼女はまだまだ青い、そこまで行き着くはずも無く、ただただ神から与えられし思考能力を
ペンキをぶちまけたように赤色に染め上げて、塗りつぶしてしまった】

【緊急事態の赤は、まだ引くのに時間がかかる
追撃するならば、今のうちであろう】
542 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/23(木) 22:28:47.53 ID:MHk7qMAO
【電話】

【急に鳴る、急に鳴らない電話も珍しいが】
【掛けた相手の電話番号が出るようなら、非通知】

/ 予約なのさ
543 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 22:30:04.45 ID:76T/xjYo
>>527>>532

また来るか・・・。
【グ、と拳を握りこむ】
【雷夢と相対するシェンを見て、そして走り出した自分の相手を見て】
【その手にあるものに、気づく】

・・・来てるぞ、もう片方からだ。
【シェンに向かい、声をかける。投じられた土の塊を指しての言葉だ】
【自分も、士に向かって駆け出す】
【見せびらかすような右手を見据えながら】

【距離が詰まり合えば、まず、ヘルメットの顔面に向けて右手の掌底を繰り出す】
【触れれば常人なら焼け焦げるほどの電流をまとった一撃だ】
【さらに、掌底自体も威力は高い。目安としては、木の板ぐらいなら割れる勢い】
【繰り出した後には、電流の勢いは僅かに弱まる】
544 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 22:31:21.04 ID:76T/xjYo
>>543
/ぬわあ、安価に>>538を追加です!
545 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 22:31:30.14 ID:89I3rMDO
すまん>>537読んでなかった
>>540無しで・・・
546 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 22:32:11.60 ID:4wp/D2AO
【自宅】

【漆黒の長剣が部屋の壁に立てかけられている事を除けば、何一つ奇妙な物の無い極々普通の部屋】
【緋色の瞳と肩まで伸びた黒髪が印象的な部屋の主は、眼を伏せ、うとうとと微睡んでいた】

……ん、父さん……母さん……何故……?


【遠い昔の、夢に包まれながら】
547 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 22:33:29.10 ID:egu0Ntso
>>531

【試合中にそんな訂正を叫ぶキョーコに苦笑し】

余裕あんじゃねぇか! 耐えろよ! 嬢ちゃん!

【せめてもの、とハッパを欠けた】

>>521 >>535

いっつもならここで逃げるんだけどなッ!
ああ畜生、二度とエキシビジョンマッチになんか出ねぇぞ……!

【上から降ってくる余裕に満ちた声に、怨嗟のような言葉を吐き出して】
【しかし、鬼面がどう動こうと、渉は気にしない。鬼面を押さえつけているのは、物理的な圧力ではないのだ】
【呪いや、結界と呼ぶのがふさわしく――この中にあるものは、‘近づきたいモノに近づけない’そのルールに支配されるのだ】

あいにくだが、この結界は無敵でね!
破れるモンならやってみな!

【挑発には挑発で返し、鬼面に背を向けて走り出す】
【この結界は、渉に付随して動くものだ、当然、その力を抑えられていた鬼面は、結界から解き放たれる】
【――だが、渉へ愚直に突進を繰り返すなら、結果は同じことだ】
【結界に囚われ、結界から放たれ――それを繰り返すのみ】

【レオンハルトの方へと走り込みながら、渉はスラックスの右ポケットから、折りたたまれたナイフを取り出す】
【刃渡りは15pほどで、折りたたみナイフとしてはかなり大きい部類だ】
【バチン、と音を立てて刃を起こし、それを右手に構え】

【今度はスラックスの左ポケットから、柄に輪の付いた、刃渡り8pほどの小さなナイフを取り出す】
【キャップのような小さな鞘を振って落とし、柄の輪を指に引っ掛け、手のひらの中に収納するように構える】

(あのハンマーは硬ェんだろうな……!)
(クソッ、俺だって結界を包囲されたら、チェックメイトになっちまう!)

【左手のナイフは投擲用のソレだが、ハンマーに投げつけたところで、あの槌に効果を為すとは思わない】
【ならば、と回避運動に入るであろうレオンハルトに向けて、左手のナイフを投げ撃つ――投げたナイフもまた、結界に囚われるが】
【その軌道から、渉がずれれば良いだけの事。ほんの少しのラグがあるものの、投擲ナイフは、狙い過たず、レオンハルトの首筋へと飛んでいく】

【そして、そのナイフの軌道を追うように、渉もまた、レオンハルトの元へと走る!】
548 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 22:33:38.73 ID:x9iAbOAo
>>533>>539
【アルバルリアの能力は、『血液の三態操作』と『血液を媒介とした転移』】
【この二つの内、転移には幾つかの制約が掛かる】

【一つ、血液が液体である事。二つ、触れて、自分の支配下に置いてある事。三つ、或る程度の範囲内にある事】
【この他にも、自分の血液の比率等々が影響するが】
【この瞬間、如何にかその条件が満たされた】

【考えようによっては、正解は“どっちも”。この遊びは、所謂イカサマである】
【右側の棺桶へと攻撃が向かい、命中した事を衝撃で悟った瞬間】

あらざーんねん、外れでした

【転移、左側の棺桶へと移動し、其処から跳び出す】
【衝撃で右側の棺桶が崩れ、元の様に血だまりとなり。左側の棺桶は、蓋を開いて其処に立ちつくす】
【そして、アルバルリアは、抜刀直後のフィスカへ向かって、頭から飛び込む】

ねえ、遊んでよ。お人形遊び
ぎゅっと抱きしめて、色んなポーズを取らせて上げるからさ

【頭で、フィスカの腹部を打ち据える軌道の体当たり。但し、吹き飛ばさない程度に威力を抑えて】
【命中させたその瞬間、次の行動へ移るつもりの様だ】
549 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/23(木) 22:34:59.30 ID:MHk7qMAO
>>542は忘れなさい、誰も見てはいけません


>>546
【電話がなる】
【掛けてきた相手の電話番号が分かるようなら非通知だ】
550 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 22:36:50.43 ID:bX5H5Dko
>>534>>540>>541

(傷は深い……が、戦闘続行には問題ないと判断。)

【右腕は、この戦闘中動かせそうになかったが】
【元より少女は、戦闘に右腕を殆ど用いない】
【"ダメージを除けば"、問題ないと判断────】

【このような思考をしている時点で、既に常人では無いのだが】

ここは─────

【シオンを包囲しようと、七つの水晶が動き出す】
【一手先で大ダメージを与えるより、二手先で確実に止めを刺すのが狙いのようだ】

【──が、この考えは、相手がシオン一人なら正しいかもしれないが】
【この戦いは1VS1ではなく、"タッグバトル"なのだ────】
551 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 22:37:29.97 ID:89I3rMDO
/ごめん、さらに>>545を撤回したい

>>537
/>>540の通りにして突きは入らなかったことにしてもらえないですか?
突きを入れたことにするとお互いに描写の大幅な修正が要りそうなので
552 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/23(木) 22:37:50.44 ID:2YxK3dYo
>>539,548

・・・っふ
【相手へと攻撃が命中したのを確認すると、顎の下を右手の甲で1度軽く撫で】

まずは、体勢を取り直して・・・媒体棒を持つ・・・
【コートの下から、媒体棒を取り出し】

さて・・・どう来るか・・・
【それを、火傷を負っていない左手で持った】

【その際、別の方向――すなわち、2人の方にも意識を向けつつ】
【体勢を取り戻そうとし】

(あっちは血液操作的なものだっけかな・・・どう補助出来るだろうか・・・)
553 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/23(木) 22:38:04.58 ID:Ze65D2DO
>>532
まーたそれ!?何だか解らないけどおいそれと当たる訳にはいかない…ってーの!!
【右手のバールを振り払い、コインをバールで払う】
【コインはバールに張り付くが、それを気にせず走り】

>>538
ナイスアシスト!やるじゃない!
【走りながら首を少し傾け、士に笑顔を向ける】

>>543
…っと!ここでフェイント!!
【またもシェンの前でブレーキ、神主に向けて走り出す】
【…と、見せ掛けて】

…なんちゃってね!
【そのダッシュさえも中断、走り出す瞬間の溜めた状態からもう一度シェンへと駆け出す】
【攻撃のタイミングをずらすフェイントである】

【そのまま接近出来たなら、電流を纏ったバールの曲がった先端でシェンを思い切り殴ろうとするだろう】
【その恐ろしい形状からも解るように殴られれば怪我は軽くないだろうが…正直、彼女には一片たりとも容赦や躊躇いが無い】
554 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 22:38:52.85 ID:4wp/D2AO
>>549
……電、話?

【眠い眼を擦り、欠伸を噛み殺しながら、ゆっくりと電話に近づき受話器を取る】

……はい、もしもし?
555 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/23(木) 22:40:01.14 ID:aanupUU0
>>530

 ああ、今思い出した――前のテロリストか
 顔がみえなか――!

【その言葉は歪むしかない――】
【印象が悪すぎた―――】

(――思いもしない救いだな)
(これで“後ろ”は見えまい――!)

>>536

 (――何?)

【その言葉はこの者へ届いた――!俄かには信じがたいが】
【その恩が、この者を踏み止まりさせた】

 フフ・・・成程。待ち構えているんだな
 あんたを信じよう

【あくまで囮として――】

>>517

【短刀を紙一重でかわし――】
【右四歩先へ飛び交った!】

【脇腹を切られていた筈なのだが―― それは“服を切った”だけに留まれた】
【少女のお陰である】

 ――ようし、では此方も時間稼ぎをしよう

【左手をポケットに滑らせ、煙の中へ“白い物”を投げようとする】
【成功すれば所詮ビニール袋を丸めただけだが――】
【気休め程度にはなるのか――?】
556 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/23(木) 22:44:07.76 ID:MHk7qMAO
>>554

『……私だ、シルヴァーグだ』
【電話を掛けてきたのは彼女】
【電話を掛けてきた辺り何かしらあったのは間違いないだろう】

『少し、会って話がしたい、大丈夫か?』
【それほど急いでる様な口調でもない】
557 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 22:44:18.49 ID:yfl7Miko
>>538>>543>>553

・・・・ああ、わかってるとも

【こちらへと飛来する土塊――それに対する策は一つ】
【太刀筋が見えるか曖昧な程の速度の抜刀、居合い】
【シュパ、という音と共に土塊を切り落として対応する】

【―――――のだが】

生憎変化に富んだ戦いってのは苦手でね・・・
それに、そっちだって言えたもんじゃ―――ッ!

【直後にフェイントを含めたバールによる攻撃が迫る】
【男はバールの持ち手部分を刀の鞘で受け止める、が】
【曲がった先端部分は彼の右肩へと数cmほど食い込んでいて】
【右腕はおろか、刀の柄を掴もうとする左手の動きも鈍くなっている】
558 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/23(木) 22:47:06.59 ID:zz.vycSO
>>540(碧)>>541(シオン)>>550(チェルシー)
卑怯じゃないわよ
だって2VS2だよ?貴女はその意味がわかってるかしら?
【カードを見せ】
【カードには、両手がブースタがついた二回り大きい機械腕のゴリラのイラストが描かれ、端には2と小さな字でかかれてる】

それとも貴女は戦いに容赦できないほど甘ちゃんなのかしら?
どんな事でも手加減はしない
それが相手に対する礼儀よ
(って…シオンがマズイわね)
【そう行って、碧に向かい走り】

殴るわよ
【そう行って殴るモーションをしようとし】
【背中から虹色の翼をはやし】

【碧の間合いに入る前にそのまま彼女を《飛び越えようとする》】

【成功したらそのまま翼で空を飛び、囲まれようとするシオンを広いあげるように回収しようとする】

【成功したら、一端チェルシーと碧と距離をとった場所にシオンを降ろそうとし着地するだろう】

【カードを見せたのは攻撃すると見せかけるブラフだ】

>>551
/わかりました……色々スイマセン……こちらのミスで
559 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 22:47:34.81 ID:4wp/D2AO
>>556
……ああ、僕は構わないよ。

【数瞬、間を置いて答えが返ってきた】
【断る理由が考えつかない事から察するに、何があったのか、を少しの間考えたのだろう】

今から行く、何処で落ち合えば良いんだい?

【電話口から聞こえる、物音】
【既に家を出る準備を始めているのだろう】
560 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/23(木) 22:51:01.61 ID:nxyeeDYo
>>548

【「外れた」―――……少なくともそう信じた☆挙゚、フィスカは反転する】
【常道、当然の行動と言えるだろう。 背を向けるのは拙い……が、今回ばかりは違った=z

なっ……―――――は……っ!!!!

【腹を向けた≠フが拙かった―――…骨の無い部位、直接内臓へ響くダメージ】
【一瞬、呼吸が困難となる。 体の動きが停まる。 思考が停止しかける。】

【紛い無く、現在の彼女は『怯んで』いる―――……!!】

>>552

「(……どうしよう、其処まで本気出す必要の有る取引≠カゃあ無いんだけど――――。)」

【他方、広がる中空を見上げつつバトルスーツは考える】
【蓄積ダメージは中々の物、無理して動けば『痛み』は二十分に走る――――。】

「………、……っと、お嬢様を黙ってやられる訳には行きませんね。」

【目の端に写った――……フィスカへの攻撃=z
【「だから左って言ったのに」等と思いつつ、腹筋を使って即座に立ち上がり】


「悪いですが、僕はパートナーを助けに行きますんで……さようならッ!」


【幾分ふら付く体を無理に動かし、刀を引き抜いて向かうは―――アルバルリアの方向】
【ヴァルトスラットには『背中を見せる』形となるが……どうするかは、彼の自由だ】
561 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/23(木) 22:51:14.65 ID:f3A21YSO
>>531
弱点さえわかれば大したことはないな…
【右手の剣に魔翌力を込め、刀身を火柱の中に『浸す』】
焼き尽くせ!
【今まで地面から真上に向かって吹き上げていた火柱がユラリと揺れたかと思うと】
【3つにバラけて2つは足元と鎚へ絡みつく糸、残る一つはキョーコ本体へと向かう】
【それはまるで龍か蛇が空中を飛んでいるようにも見える】
>>547
やれやれ…………甘く見られたもんだな…
【ナイフを五本程左手に持つと】
【ナイフの飛んでくる方へと放り投げばらまく】
とりあえず、遠距離攻撃は無駄みたいだしな。
【放り投げたナイフはまるで空中で固定されたようにピタリと動きをとめ、飛んでくるナイフを防いだ】
【そのまま真っ直ぐ突っ込めば空中に停止したナイフにそのまま突っ込む事になる】
562 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/23(木) 22:51:20.53 ID:MHk7qMAO
>>559

『近所の公園にでもいてくれ、すぐに済む話だ』
【すぐに済む話を電話口でしないのは何故】
【口だけだと、何かしらの不便があるのだろうか?】

【それだけ言えば、ブツッと音がして電話が切れた】


/ キンクリな予感
563 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/23(木) 22:53:55.70 ID:0PBAeFs0
>>543 >>553 >>557
…来たっ!
(ダッキングくらいできますよね…?)
【繰り出された掌底をダッキングでかわし】
(よしっ!)
その手を封じm…〜〜〜〜ッ!?
【右手に突こうとした爪が触れた瞬間、士の体に電流が走る】
【痺れる体を無理矢理バックステップで後退させ、状況を理解しようとする】
(うう…回避しても電流が残るんですね…痛みが少ないのは…あ、ベルセルクの効果か)
【受けたダメージが小さなものではない事実には気づかず反撃に移る】

こっ…のおおおおっ!
【サッカボールキックの要領で地面を蹴り、大きく地面が抉れて、宗戒に向けて大量の土が飛ぶ】
はあああああっ!
【土が目くらましに役立つかどうかは気にせず、宗戒へ接近、体を前に屈めながら足を狙い、両手の爪をクロスさせる】
564 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 22:56:14.22 ID:4wp/D2AO
>>562
ああ、解ったよ。


【キングクリムゾンッ!!】


【公園】

……さて、と、言われた通り公園に来たけれど……。

【流石にこの時期にコートと戦闘衣は着ていられないのか、薄手のシャツの上に薄い革のジャケットを羽織り、手には長剣……でなく、鎌を持った姿で立ち尽くす】
565 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 22:57:38.30 ID:x9iAbOAo
>>560
キ、キキキ…………キキキカカカカカ………

つーかまえたー、私のお人形さん

【怯んだ、今が好機】
【刀を振りかざすには背の負傷が痛いが、こうして近づいてしまえば】

【両腕を、フィスカの肘の外側から背へと回して、気を付けの姿勢で固定しようとしつつ】
【自分の肩でフィスカの肩を押すようにして、仰向けに押し倒そうとする】
【両腕を抑える事と自分が密着する事で、背を曲げての受け身を妨害するのが、一つ目の狙い】

【そして、もう一つは】

今夜のご飯は、此処で食べようかしら
頂きますを言わないと、お義母様に怒られちゃうわね

【首筋の血管】
【青い青い海の様な眼は、紅く紅く血の色に染まって、フィスカの頸動脈に熱視線を送っていた】

【両腕を掴む事に回し、更に体を預け。現時点で、背面への対処はゼロ】
【それと言うのも、これが『タッグでの』試合という事を、そもそも考慮していない為】
【もう一人はもう一人と戦っているだろう、そんな楽観的予測の為だ】
566 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 22:58:12.42 ID:x9iAbOAo
>>565
/安価が吹っ飛んだ>>552もです
567 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 22:59:59.31 ID:arUey/Uo
>>530
じゃ、検討を祈る
とりあえずなんとかしてみるわ

【砂煙に紛れてその場から消えていった。】

>>536

・・・しかし、コイツは相手にし難いな
でも頭潰さねーとどうしようもねーしな

【指示しているところを小耳に挟み】

(大襲撃ぶちかまして落とすか。嫌、バレてるだろうな・・・。)

【ズドン】
【一発目は少女の身を掠めるように当てはしないように打ち】
【ズドン】
【二発目は確実に少女の身に当てるように放とうとする】

【所詮は音を固めたの弾なので殺傷力としては少ないが吹き飛ばす程度の弾力である。】
【ここは相手の”精度”を試そうとする。】

【が】
>>555で投げられた、白い物が砂煙の中入ってくる】

(しまっ、しまった!やってしまった!)

【一発目こそ確実に上記の様に打つが、二発目はあられもない方向へと放つハメになる。】
568 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/23(木) 23:00:27.67 ID:MHk7qMAO
>>564

【キン☆クリっ】

【公園】

ん……来てたか
【カレルが公園に着いてまもなく、彼女も歩いてきた】
【いつも通りの黒いローブ、短い銀髪に深い赤色の眼】
【暑くないのか、なんて事は知りません】

立ち話も何だ、ベンチにでも座ろう
【その辺りのベンチにでも座しましょう】
569 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/23(木) 23:00:56.50 ID:2YxK3dYo
>>560,565

・・・戦闘中に、敵へ背を向けるのは・・・自殺行為だぞ
まあ、細けェーことはおいておいてだ・・・
【そう、忠告をしながら】――【彼は詠唱を始める】

――

「大いなる空よ」
『大いなる海よ』
{大いなる陸よ}

【それは簡素な詠唱だ】
【彼の体表から陸海空の魔翌力がゆっくりと放出され行く】

【・・・フィールドは土】 【果たして――?】

――――
【だが、彼は油断しているようで・・・大きな隙を見せている!】
570 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 23:02:10.05 ID:89I3rMDO
>>541>>550>>558
ええ、理解したわ――

【袋から取り出されるのは八本の骨「だけで」構成された、大振りな扇】
【骨は生物の甲殻らしきものと金属の組み合わせで構成されており、それらの先端は刃物のように鋭く尖っている】
【そして右手で構えたそれを開きながら正面、汐の方に向け】

――挟み撃ち上等、よね?――『刻みなさい』、≪舞霞≫

【汐を目で追ったまま扇を振るい、「シオンの方に」緑色の魔翌力の刃を放つ】
【視線では汐を見ていたが、彼女はブラフに反応しない――先程の攻防で彼女が自分を見ていないと把握していたから】
【狙われた状況で無視したのだ、いわんや仕掛けてくることなどをや、と】
【横向きの刃はシオンの脚狙い、水晶が上から囲い込むのに合わせて下をフォローする狙いもあるだろう】
571 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 23:05:25.77 ID:4wp/D2AO
>>568
ああ、解ったよ。

【適当なベンチの端に腰掛け、シルヴァーグの方を向き】

えっと……遠回しな言い方は苦手だから直球でいくよ。
何があったんだい?

【わざわざ電話で人を呼びだした】
【理由が無い、とは思えない、罠、だとも思えない】
【が、推測するには余りにも情報が少なすぎる】

(……チェルシーの事、か……?)
572 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/23(木) 23:05:49.37 ID:P7YGDJ6o
>>550>>558>>570

【疼く痛みは続きながらも、何とか、思考能力が回復していく
チェルシーの戦法は彼女にとっては良い方向へと傾いた――――が、それが必ずしも、そのまま進むとは言いがたい
彼女の体力、精神力、そのどちらとも彼女は大分消費している
使えるにしても後数回だろう、攻撃のチャンスに至っては一回で精一杯かもしれない】

【頭が冷えるにつれ、彼女は自身が――――そう、崖の上に、立っていることを改めて実感した
また、それは同時に、彼女に選択をたたきつけることとなる、即ち――――進むか、立ち止まるか
後数手もしないうちに、発射されるであろう、水晶による攻撃、賢明ならば、確実に、それを耐えるべきであろう
しかしながら、そのままでは現状維持でしかない、進むことにはならないのだ】

【波は既に足元まで来ている、刃は咽喉元に突きつけられている
ここで現状維持など――――彼女にとっては、それこそ慮外のことだ】


――――……ハァ……ハァ……


【良くて相打ちであろう、しかし、このままでは確実に次の一手でやられる
ならば、彼女はあがこうとする、パートナーの助けを待つ戦い方などタッグバトル≠ニはいえないから
――――死ぬ気で、パートナーの役にたとうとするのがタッグバトル≠セから】


Dead Memories=\―――Amaranth


【彼女が再生するは、先刻、彼女の直ぐ側を通った翠
尤も、翠を再生したかったのではない――――彼女が欲しかったのは――――刀
翠≠フ主な攻撃手段である刀、彼女はそれを、再生した翠≠ゥら、そっと奪い取る】

【彼女の能力ならば、ビデオのように、再生できるのだ
一時停止など、朝飯前、と言ってもいいのだろう】

【彼女は再生した刀≠両手で握り、そして、小さく切っ先を振った
切り刻まれる、足元に落ちていたワイヤー――――彼女が先ほど、人狼≠生成したワイヤー
バラバラになったワイヤーは、まるで銀色の雪のように、数瞬、煌きながら、落ちて
同時に、そっと――――振り向いた、自分を拾い上げようとする、ネコサバトへ向けて
任せてください、と、私が、彼女の相手をするから――――と、紫苑色の瞳が、目じりを少し、垂らして、伝える
そして、付け足すように、ごめんなさい、と小さく苦笑して】


……今度こそ、参ります――――……っ!!


【彼女は下段に刀を握りなおし、たん、と駆け出す――――前述の通り、お互いの距離は非常に近い
行動が成功すれば、あっという間に、間合いを詰められるだろう
ただ、付け足すとすれば、彼女は今――――必死だ、即ち、気づいていない、汐が放った刃≠ノ
このまま直撃すれば、彼女の目論見は外れるだろう――――彼女を生かすか[ピーーー]か、全ては――――相棒であろうネコサバトにかかっている】
573 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 23:06:50.39 ID:76T/xjYo
>>553>>557

(がんばってくれよ、柱がない今、複数を相手にするのは辛い)
【御柱を持ち込まなかった理由、それは威力が高すぎると言うこと】
【打撃よりも、粉砕に近いそれは、下手をすれば相手を殺しかねないのだ】
(まあ、私もそんなことを言ってられないか)

>>563

残念だったな・・・!
【右手を突かれて、しかしその後バックステップする士に向かって、声をあげる】
【僅かに弱まった電流を意識しつつ、顔を向けた瞬間】

・・・!?ぐおっ・・・。
【突如飛んでくる大量の土】
【思わず、腕で目にかからないように押さえようとして――】
(いや、ここで目をつぶされてはまずい!)
【あえて、『右目だけ閉じて』土を受けた】
むっ・・・!
【その時点で、左目は土にまみれ、使い物にならなくなるが・・・】

(来るか!)
【閉じていた右目を開き、再び得た視界で、迫り来る両の爪を見る】
【とっさの判断、思考も何もなしに、おもむろに左手を伸ばすと】
【クロスした状態の爪を、握ろうとする】
【当然、左手にも電流は流れている】
574 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/23(木) 23:09:22.84 ID:MHk7qMAO
>>571

……まぁ、何となく分かってるとは思うが、シィの事だ
【ローブの内側に手を入れて、再び取り出した】
【メモ用紙みたいな紙が一枚、内容は《No.15》とだけ】

シィが渡してくれた物だ、カレルはどう思う
575 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/23(木) 23:12:33.28 ID:Ze65D2DO
>>557
【バールが刺さる手応えに、ニヤリと笑みを浮かべ】

…知ってる?バールって色んな使い方があるの
例えば…こんな使い方!
【バールを肩に刺したまま、左手もバールを掴み】
【シェンへと高圧電流を流しながら、両腕を下に落とすように引いて】
【シェンを引き倒そうと、引き倒せなくとも肩の肉を抉ろうとする】

>>563>>573
(…あっち、結構電気に戸惑ってるわね)
(効かないにしろ、互角に殴れそうなアタシがいくべきだったかしら)
【その行動をしながらも、味方とその相手へチラリと注意を向けて状況把握】
【意外と抜目ない性格なのだろうか】
576 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 23:14:12.59 ID:4wp/D2AO
>>574
No.15、か。
常識的に考えたら、これだけじゃ何も解らないよね。
でも、これが手懸かりになるから、チェルシーはこれを君に託した訳で……。

【はぁ、と溜め息を吐いて、鎌を握る手に力を込める】

……という事は、多分答えは一つ、なんだろうね。
確証は無いけれど、僕にはそれ以外の答えが思いつかないよ。

――――――機関。
577 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/23(木) 23:14:11.28 ID:nxyeeDYo
>>565>>569

【抵抗するほどの力≠ヘ無い―――呆気無いほどに呆気無く、彼女は押し倒される】
【結構な巨乳であるとかそんな事は如何でもいいが、彼女が『感じる』のはまごう事無き視線=z
【「頚動脈」色の変わった視線と彼女の言葉に、垣間見るは“吸血鬼”のヴィジョン】


    =\――――………、た……助け……っ。


【掠れる声で『呼んだ』のは……おそらく、バトルスーツの名前であろうか】
【音量が小さすぎて、“聞き取れない”――――……人名である事は確かであるが】


 【――――他方、バトルスーツの方である】

【着実に歩を進めていた彼は、『間合い』の少し外へと到達】
【見る≠フは……フィスカの明らかな危機。 耳に入るは明らかに『ヤバい』少女の発言】
【ヴァルトスラットの詠唱は確かに聞こえているが、構っている♂ノは無い―――。】


「残念ながら―――……此れは大会、人殺しはNGです。」


【言葉と同時に踏み出し=A『振る』刀身は―――――“紅く染まっている”】
【どういう理屈を使ったのかは明らかでないが、『高温に熱されている』事は確かなようで】
【高温の峰打ち≠―――……彼女の背に向けて、大上段から振り下ろした】
578 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 23:15:43.26 ID:egu0Ntso
>>535

―――…わ、きゃっ!!

【レオンハルトの方面に集中していた意識を穿つ、突然の攻撃】
【前もって、突破を予測して強力な『粘性』と、或る程度の『強度』を与えられていた、蜘蛛の巣】
【だが、本体からの魔翌力供給を断たれている以上、鉄壁とも長命とも言い難く】
【救援無し、回避行動はなけなし―――キョーコの体は、どん、と。横から無慈悲に打ち据えられたッ!】

……くぅっ、やっぱり予測通り…。
狙いを絞らなきゃ、始まらない…ッ!

【ただ―――それでも、体を捻り飛ぼうとする意志と、中絶された動きは功を奏し、息を僅かに詰らせつつも大きなダメージは受けていない】
【数メートルを吹き飛ばされ、脇腹の装甲をべこり、と多少なりとも凹ませ、散在する神経を苛む痛みに、女の子の声が湧いて出る】
【其れでも、すぐさま、闘志を湛えたままに立ち上がる事は出来たのだ】
【ただ、>>547の言葉に『人の話を聴きなさいよ!』などと、何時もの悪態を垂れる程の余裕とは、当然言えない】
579 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 23:16:08.32 ID:egu0Ntso
>>561

…分裂なんてあったま来た…。
こうなったら、私の奥の手を魅せるんだから…ッ!

【転んだままゴロゴロと―――樽の様に『回転』、炎の龍を回避し、ゆらりと立ち上がる】
【既に『崩壊』していた鎚を包む糸は、ただただ無価値に燃え尽き、僅かな灰の粉じんすら残さず消え】
【レオンハルトに向かって放たれた糸も、道半ばで焼き払われ、紅蓮に飲み込れて届かなかった】
【キョーコは、明々と輝く怪物の瞳、その全てに怒りと魔翌力を滾らせ、両足で根を張るが如く、地を踏み締めて】

―――≪アラクネア=ヘルズゲイト≫ッ!

【ピキ、パキリ、氷を砕くに似る音が、キョーコの腹部を走り―――『罅』の中心に、一本の縦長な『溝』が生まれた】
【剣で切られた時に流れ出たドロついた緑色は、確認できない】【どうやら、能力の一環であるようだ】
【キョーコはその溝に手をかけ、ビニール袋でも開く様な自然な動作で――『横へ』『横へ』『横へ』!『押し広げる』ッッ!】

――あぁぁぁっ…あぁぁ…う、ぃゅ……!!!

【嗚咽にも似た、想像を絶する喘ぎ声―――千の刃の苦悶と、千の飴の快楽、同時に与えられている様な】
【或る程度――『穴』と呼べる程度まで溝を開いたところで、キョーコは肩で息をしながら両手を離し、構え直す】
【『穴』のイメージは、さながらブラックホール―――その奥には、生々しいモノも、一切の光明も存在しない】

……ほーら、往ってらっしゃいな、私の可愛い子蜘蛛達。
私の手足として動き、私の牙として噛みつき、私の眼として殺意を注ぐのよ。

【その中から、ゾロゾロと、『無数の脚』が這い出て来るッ!―――その直情には、キョーコと同じ、光る眼の集団】
【ぼとり、ぼとり、やがて『足音』は、『二つの落下音』に変容し…キョーコの足元で地を捉える、合計16本の脚】

【先ず、一匹―――煉獄の焔が如く赤黒い、すべすべした蜘蛛。魔翌力を放出して巨大化し、全長100cm程に拡大された】
【此方は、キョーコの許に待機し、まだ動かない―――だが、レオンハルトに向けて、『激痛の溶解液』を吐いた!】

【次の一匹―――クケケ、と人の様に嗤い、背中には頭蓋骨を想起させる白い模様の入った、暗黒色の蜘蛛】
【此方は、直立すれば平均的な成人男性程度のサイズは有りそうな蜘蛛―――『織守の方に』向かおうとするだろう】
【まだ、動きは見せない―――だが、含有魔翌力は紅い蜘蛛より、明らかに多く、歩く速さは並みの人の疾走を凌駕している】

【そして、キョーコの宣言通りに、この蜘蛛たちは本体と『痛みを除く』感覚を共有している】
【テレビのモニターを切りかえるより簡単に、彼女は周囲の状況を確認できる…織守と、似たような状況だ】
580 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 23:17:44.95 ID:bX5H5Dko
>>558>>570>>572

…………。

【───少女は、常に冷静だった】
【乗り越えてきた殺し合いの数】
【真剣勝負であろうと、命は賭けていないこの戦い】

【冷静でいられる──これが、今の少女の最大の長所かもしれない】

【故に、この少女は──翠が放った刃にも】
【そして、シオンがそれに気づいてないであろうことにも、気づいていた】

(……なら、私が取るべき手段は。)

【チェルシーの前で待機していた二つの水晶が】
【シオンの腹部へと向かっていき──そのまま、突っ込んでいこうとする】
【エネルギー弾とは違い、水晶であるため操作はたやすく】
【例え回避しようと、そのまま追尾していこうとするだろう──】

【その分、威力は殆ど無いに等しいが──それで充分】
【少しでもシオンの足が止まれば、翠が放った刃が切り裂いてくれるだろうから】
581 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/23(木) 23:18:48.83 ID:MHk7qMAO
>>576

……やっぱり、そうなるか……
【他の意味があるとも思えない】
【少なくとも、今のところは機関の事としか】

良かれ悪かれ、《No.15》がシィに関わってるのは間違いないと思う
少なくとも、今のところはそう考えるしかない
582 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/23(木) 23:22:54.67 ID:zz.vycSO
>>570(碧)>>572(シオン)>>580(チェルシー)
(……わかったわ)
【シオンを拾うのをやめ、右手でナイフを抜き】

(道を開いてあげる)
【そしてシオンがいた位置の真上辺りからナイフを奮いそこから月の魔翌力の刃を翠が放った刃に向かい放ち相殺させようとする】

【そしてすぐさまナイフをしまい】

私を忘れないでね♪
【汐が着地しシオンに向かってくる2つの水晶を両手で掴もうとし】

【成功したら水晶をもったままチェルシーに向かい接近しようとする】

【チェルシーの誤算…汐は完全なシオンのサポートする】
583 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 23:23:24.59 ID:yfl7Miko
>>563>>573>>575

【高圧の電流は男の動きを絡めるように止めていく】
【紫の瞳と食いしばられた口元以外、直ぐに動かせる部位は無い様に見え】
【その動かせる瞳にしても味方やもう一方の敵へは向いておらず】

ぐッ・・・・ォ・・・・・!

【グイ、とバールが引かれると膝を折る形で前方に姿勢を崩し】
【同時に肩の肉が抉れ、生々しい血肉と筋繊維が見え隠れする】

【―――もちろん、ただやられてばかりというわけでもなくて】
【姿勢を崩す際に左手に三枚の金貨を作り出して相手へと放る、という行動を取る】
【最早接触の効果は言うまでも無いが―――何だと言うのか?】
584 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/23(木) 23:24:10.76 ID:KEwqmQ2o
>>547

――ふん、大言吐きよるわ小僧めが!
この世界に完全も絶対も無敵も無いということを、百の後悔と共に噛み締めるが良い!

                   <貴宝院流不切正方形一枚折り:鉄砲×2>

(あの結界には単純な物理法則は全て防がれるのかの?)
(例外がないならば、前言通り千日手にもなろう。――先ずは、あの結界の「穴」を見つける。其処からじゃ)
(お誂え向きに……このわらわに背を向ける余裕まで見せてくれておるからのぅ?時間には事欠くまい)

【織守の左右で折られた紙は、「鉄砲」の形状を模し銃口を渉の両肩へと向ける】
【銃口の周囲から小さく大気が揺らぐ音が聞こえ……数秒後、空気を振動させながら「弾丸」が発射された】

【それは透明な、高密度に圧縮された空気の弾丸。軌道上の空気を揺らがせながら向かっていく】
【ぶつけて攻撃する多くの折り紙の中にあっての例外が一つ。「生成/射出」の特性を持つ鉄砲折り紙だ】
【弾丸の威力は本物のそれよりも落ち、速度も視覚で捉えられる程度だが――直撃したならば少なくないダメージが奔る可能性がある】
【狙う位置は前述通り「両肩」。二発の弾丸が、渉に襲いかかる――。】

【渉の行動を制限するためか、鬼面は愚直な突撃を続ける】
【そして軌道上に待機していたもう一つの鬼面は――――】

>>561>>579

【――向かってくる「敵」の存在を認識し、突撃を開始する】
【狙いは当然、暗黒の蜘蛛。其の胴部を狙い猪が如き勢いで迫らんとした】
【額の鋭い二本の角を押し出した、勢いのある突進は、軌道が単純ながらも直撃すれば相応のダメージが奔るだろう】

(一手、二手、三手……くっ、流石に頭が回らんようになりそうじゃの!)

【そして先程キョーコを打ち据えた鉄槌は、今度は盾となりレオンハルトと赤黒い蜘蛛の間に立ちはだからんとする】
【渉によるフォローなどがなかった場合は、溶解液を受け鉄槌折り紙は溶解液を受け破壊され、レオンハルトに対する被害を抑える結果を齎すだろう】

【織守は、「二人分」の思考を持ち情報処理を行うことが出来る】
【しかし、数多に生み出した折り紙と、多数の動きを見せる戦場への対応で疲弊が見られ始めた】

【現状:織守・後衛、地上3mの位置。鬼面A・渉に突撃中。鬼面B・暗黒蜘蛛へと突撃】
【亀甲・織守の前面で待機。鉄槌:溶解液からレオンを護る盾とならんとする。折り鶴:天井付近に待機】
585 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 23:24:47.35 ID:x9iAbOAo
>>569>>577
【捕獲成功、抑え込んだ。そして力は自分が上】
【魔術師ならば詠唱の時間、魔翌力の蓄積の時間、行動に存在するであろうラグ。それより自分の牙が早い】
【勝てる、ではない。遊べると、そう認識する】

【両膝を使って、腰を締め上げるように。馬を乗りこなすやり方に近いそれで、身体の位置を固定して】
【マウントポジションから襟絞めにでも入る様な密着体制、一度解除して背を逸らす】

頂きまー―――

(………ん、ん?)
(まさか、いや、そのまさか………)

【牙をつきたてるべく開かれた口から】

―――ギィアアアアアァッッ!!?

【零れ出たのは、苦痛による悲鳴だった】
【振り下ろされた刀身の熱に反応して、背の傷口から血を噴き出し、液体を接触させて冷まし】
【然し、背を痛打する金属の衝撃は、鞭などとは比べ物にならない】
【仰け反った背と首をフィスカの上で更に逸らし、張りつめた弓の様な体勢で動きを止める】

【肺か、それとも呼吸器の別な位置の負傷か。叫びと共に散る飛沫に、赤が混じってまた顔を染めた】
586 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 23:26:06.46 ID:4wp/D2AO
>>581
多分、悪い方向だね。
仮に良い方向の知り合い――そう、僕や君のように、彼女に敵意を向けない人間なら、わざわざこんな方法で教える意味が良く解らないんだ。
『そういえば《No.15》が……』と一言言えば良いだけ。
こんな面倒な方法で―――そう、まるで監視を逃れるような方法で、伝えなければいけない理由は、ないんだ。

【推測、憶測、所詮想像の域を出ない話だが――】
【――青年は、確信めいた何かを、感じていた】

チェルシーは、他に何か言っていなかった?
それと……一応、僕にこの事実を伝えてくれた理由を教えて貰えるかな?
587 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/23(木) 23:28:07.29 ID:2YxK3dYo
>>577,585

――

《我にその力を見せ給え!》
【詠唱を終え】

――喰らえッ!
[自然の力(ザ・ワールド・パワー)]!
【そして!】 【技が放たれ・・・】

・・・あれ?
【・・・なかったッ!】 【まさかの"不発"】
【そう、自然は・・・術者と同じく"気まぐれ"なのだろう】

やばいぞ・・・此処で"不発"は痛いな・・・
【そして、3人の方を見る――】
【峰打ちを受けたアルバルリア、敵対しているとは言え今は相方】
【今はどうすることも出来ないが、小さく舌打ちをする】
588 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/23(木) 23:30:09.42 ID:MHk7qMAO
>>586

……そうでないと分かりきっていても
いい方に考えたくなるな……
【理想を見過ぎ、とも言える】

特には、言ってなかったな
大した理由もないさ、目的が少し似てる同士だからな
【明確な意味としては、シィを早く助けたかった、だろうか】

/ 寝落ちが危ない
589 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 23:35:22.17 ID:4wp/D2AO
>>588
僕は、疑って掛かる事にするよ。
悪い結果だった時、命を落とすのは僕じゃくて彼女なんだ。

『助ける』―――そう約束したんだ、絶対に、僕はそれを為す。

そっか、でも少し嬉しいな。
信用されてる事が解って安心したよ。

【口元に小さく笑みを浮かべてそう言うと、何かを思い出したかのように、表情を変えて】

……さて、と、今日はこの辺りで終わりにしようか。

あ、そうそう、これから先、僕は正義組織に接触してみようと思う。
相手が『機関』なら、僕たちだけではどうにもならない。
腕に自信が無い訳じゃないが……流石に頭数が違いすぎるからね。
590 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/23(木) 23:36:14.95 ID:pNeUEoSO
>>536>>555>>567
【同じく、少女の指示を耳に留め―――識槻朔夜は、考える】
【翻した体を更に90゚ターンさせ、跳躍した仮面の男に向き直りつつ】
【視界が閉鎖された状態での指示にしては、適切過ぎる――そんな違和感を辿り、原因≠絞り】

(躱された――――さっきの声。読まれている、のか?)
(だとしたら何故。魔翌力は感じる、けど探査術式の類じゃない。視覚には頼ってないから、嗅覚か、触覚か、聴覚か)
(能力なら…風を読む≠ニか、音波のアクティブ・ソナー≠ニか、或いは単純なマッピングとか)
(考え得る最悪の予想は、未来視=\―まあ、流石に其れは無いか?)

(取り敢えず、だ。タネが判らないなら近付けば好い。認識阻害≠フ効力が直接及ぶ距離まで近付いて、叩く)
(……あのテの司令塔タイプは往々にして、高すぎる情報処理能力に身体がついて行かない事が多いから、な)

とは言え…………つくづく、性質が悪い。
下手打ちゃこのまま後手後手だが、如何するよ。奴さん、中々に優秀らしいし――。

必要なら、二人掛かりで潰そうか?
【思考は一瞬、決断から発言へ要する時間は更に短い】
【導き出す最善手は至極単純、敵の処理能力を上回る負荷を与える≠ニ言う、所謂飽和攻撃だ】
【予想外の妨害を受け、冷静さを失っていないなら―――耳に届くだろうが、果たしてハリーは如何答えるか】

逃げてばかりで囮が務まるのか――?
足止め位は果たして見せろよ、狂人の。

(拒絶――認識阻害=j

【同時。砂煙の中では判り難いだろうが――彼女の周囲から淡い霞が染み出して、その身体に纏わり付くように棚引き始める】
【少女には、其れが伝わるだろう。伝わる情報の中に含まれた、僅かなノイズ≠ノ因って】
【間髪入れず彼女は駆け出し、仮面の男への再接近を図る】
591 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 23:36:25.76 ID:PiMGa.SO
【路地裏】

―――・・・
【元々何色の物だったのか分からなくなるくらいに汚れたローブに身を包み】
【顔中に包帯を巻いた人物】
【その姿は見るからに、更には場所が場所なだけに怪しさを感じさせる】
592 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 23:36:34.19 ID:89I3rMDO
>>572>>580>>582
【翠は視線を動かし、次の標的を汐に定める】
【放った刃の結果は見ない――成功ならシオンは動かない、さもなくば彼女は次の行動に出る、それで判断すればいいと踏む】
【彼女を追う様に飛翔、そして汐の様子を見て――】

(あっちはシオンのフォローに回るか…仕切り直しはどっちに利する?)

【ほんの少し考え――】

こっちも素敵なタッグと行きましょう、チェルシー?

【そう言うとチェルシーの真上に陣取り――】

『静め、沈め、風よ集え―――』

【扇を天に掲げ、何かを唱え始めると同時――彼女の更に上空に大気と魔翌力が集まり始める】
593 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/23(木) 23:36:39.10 ID:0PBAeFs0
>>573 >>575 >>583
(片目だけ!?そんな…)
…あっ
【目を潰した後、両の爪で引き裂こうとしていた士だったが、宗戒のとっさの判断に動揺し】
っあああああああああ!
【掴まれた状態で電流を流され、体を痙攣させる】
うっ、あああああっ!ああああっ!
【必死に抵抗して腕を振りほどき―】

(このままじゃ、勝てない…っ)
【よろよろと背を向けて走り出す】

…。
【右手で胸のシーケイドの頭を押す】
【魔力の鎧が背中から割れ、そこから魔力エネルギーとなり消え、中から】
【蝉みたいな顔のフルフェイスヘルメットに】
【全身に、胸にシーケイドがついた緑色の鎧に】
【背中に蝉の羽みたいな魔力エネルギーの羽が生えた】

【魔力でできた鎧が装着されるだろう】
【その姿は、蝉みたいな姿】

【高速で翅を羽ばたかせて地上から5M程離れて浮遊し、左腕を口元に近づけて】
…CIS起動、召喚対象…DAG-1……召喚開始
【音声認識機能で左腕に装着していたサイバーアームのプログラムを装甲越しに起動させる】
【士の目の前に黒い靄が噴出し、靄に右手を突っ込む】
【靄が晴れ、士の右手に珍妙な武器―銃身の付いた剣、DAG-1が握られる】

これ以上は危険ですからね!
【DAG-1の刀身を掴み、折り畳む】
【全体のシルエットが銃を模した形となり、ガンモードに移行、護拳に付いた引き金を引き、光弾を発射する】

【一応足を狙っているようだが、その狙いは甘い】
【光弾は拳銃弾より僅かに遅いが、着弾すれば大きな火花を上げて熱量と衝撃によるダメージを与えるだろう】
594 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/23(木) 23:39:08.51 ID:nxyeeDYo
>>585>>587

【ギュッ、と瞳を閉じ―――……まだ『幼い』のだろう、フィスカは現実から目を背ける様に視覚を拒絶する】
【「もう駄目だ」……そんな一念が、彼女の心中を支配していたが】

…………、……えっ?

【自らの頭上から蝸牛へ直送されたのは、『他人』の―――…アルバルリアの悲鳴=z
【見れば、バトルスーツが刀≠彼女に押し当てていて――――“理解”する】

「女の人に対する加虐趣味は無いんですが……医療班の腕なら傷跡は残らないので、ご安心を。」

【バトルスーツはそう、少し“辛そうな”声色で話すと――…刀を離し】
【続けて放つは横薙ぎのキック=B フィスカの上から、彼女を排除するのが目的だろう。】

【幸か不幸か―――……この間、ヴァルトスラットは『無視されている』】
【逆に言えば、大抵の事が可能≠ネのだ……パートナー≠ェ劣勢な今こそ、『手』を打つべきだろう】
595 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 23:41:29.47 ID:P7YGDJ6o
>>580>>582>>592

【突っ込んでくる、二つの水晶――――確かに、予想は出来た
しかしながら、回避するのは難しく、かといって防御していては、彼女の体力が先に限界が来る
こればかりはどうしようもない――――彼女は唇の端を噛んだ、それはすなわち耐える=\―――為】

【わらにもすがる思いで、低い可能性を――――自身が耐える、という、その細い可能性に頼ろうとした
結果、可能性を掴もうと、伸ばされたその手は、貴女に――――拾われて】

【彼女は知らない、彼女に近づいてきていた刃を、そして――――それを絶ったのも貴女、だと
――――彼女は知らず知らずの内に助けられた、ならば次は、彼女が――――返す番だ】


……有難う御座います、貴女がいてくれて――――貴女が仲間で、本当に良かった


【踏み出す一歩は重く、そして――――今の今まで届かなかった、一歩
それは即ち、射程距離内に、初めてチェルシーを捕らえた――――ということ
刀≠ワで使い、いくつもの壁を乗り越えて、ようやく、ここまで来た――――外すことは、できない】


(一手でも遅れれば……翠の攻撃が来る――――としたら、私は耐えられない
少々策不足ですが――――仕方在りません)


――――跳んで下さい!!


【汐に向け叫ぶと同時に、彼女は刀を一閃、汐が跳んで、目の前から居なくなれば、チェルシーの腹部を一閃する軌道で
彼女から見て左から右へ握ったその刀を、高速で振るう――――……が】

【刀がチェルシーに触れた瞬間、刀は消えてなくなるだろう
当然、彼女は両手を握った徒手空拳で、空を、虚空を撫でるだけだ――――考えてみれば当然だ
彼女の能力では、物体の強度までは再生できない、当然、そうして生成した刀で人を切るなど、不可能なのだ】

【つまりは――――彼女の狙いはブラフ、だったのであろう】
596 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 23:48:08.63 ID:x9iAbOAo
>>587>>594
【背は、腹よりは頑丈。とは言っても、所詮はその程度】
【防具など無しに金属の一撃を受ければ、無事で済む道理は無い】
【然しながら吸血鬼の異形の肉体、一撃での戦闘不能も無く】
【結果、痛みだけが極度に伝わる】

【蹴りを受け、軽く地面をバウンドするように吹き飛ばされて】
【やがて、ぐったりと地面にうつ伏せになる】
【背の傷から、口から、大量の血液がこぼれ出し、アルバルリアの衣服を真紅に染めて行く】
【鼻と口が血に浸かり、然し気泡が上がらない。呼吸すら、していないのか?】

【まさか、死んだか?】

【それにしても、血が多すぎる】
【体重50kg前後の少女の血液にしては、余りにも多すぎる】
【何リットル有るだろう、10か20か30か。ポリタンクをひっくり返したような惨状が其処に出来上がる】


【観客席】

「……あー、そろそろだねえ。どっちの意味でもそろそろだ
こういう時に投げるのはタオルとやらで良いんだったかい?」

『後一発、だな。そうなったら、お前が飛びこめ。先に私が此処から眠らせる』

「全く、手間のかかるお嬢ちゃんだねえ……」

【引率者二名が、本人の意思に関係なくギブアップさせる算段を取り始めた】
597 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/23(木) 23:48:43.51 ID:6o6BSsso
>>555

あら、そちらの方もお知り合いですか
意外に顔が広いのですね

【相手に伝えるつもりは零、小さな風鈴の音は、砂煙の中では瞬く間に掻き消される】

(意外に信頼されているようですが…私はあなたを信用しきってはいないのですよ?)

>>567

【視覚を切り捨てて、能力に神経を注ぎ込む現在、精度は高い】
【空気と砂塵の流動が、頭の中でフィールドの立体像を作り上げる】
【地面に伝わる幽かな振動は、到達時間を含めることで相手の運動により正確な色付けをなす】

【当然、動かない】
【肩を掠める弾丸に、一切の反応を示さず 手の内で繰る魔力だけに残った意識を注ぐ】

【成長する赤は、果てを知らぬ砂漠のよう】
【供物を貪欲に貪り、どこまでも大きく、力強く、熱く―】
【火の粉の涎を零しながら、炎は進化する】

【触れた弾丸から、相手の銃についても情報が読めるだろう】
【愛用のものであれば、そこから相手の戦闘様式についても読めるかもしれない】

>>590

さて短刀の方、もう1回きますよ 軌道は直線、後背から
対応は任せます

(認識阻害系…ふふっそういった魔術には慣れています)
(この程度の密度なら、阻害されていることそれ自体の情報で補完可能)


【思索にふけりながら、気配を殺す】
【砂煙に視界を阻まれた中で、少女の小さな体躯は非常に見えづらく】
【数歩、左後ろへ 静謐を体の内に呼び込んで、如何してか足音は恐ろしく静か】
【銃撃を警戒して、相手に悟られないように位置を変える】

【しかし歩くことに意識を取られる間は、空間の認識は甘くならざるを得ない】
【大雑把にしか回りの動きを掴めない間に、居場所を掴むことができれば攻め込むチャンスになりえる】
598 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 23:48:44.96 ID:76T/xjYo
>>575>>583>>593

く・・・。
【振りほどかれ、距離をとられる】
【左目を押さえ、若干よろめき、後は追えない】

・・・なるほど、羽化と言うわけか。
【変形を遂げた士を見て、ぼそり、呟く】

むっ・・・!
【飛んでくる光弾を視認、回避を試みる】
【しかし、彼は現在隻眼の状態・・・したがって、距離感が曖昧】
【横に飛ぶも、左足をかすりやけどを負って】
【後方で着弾、その背に熱と衝撃を感じる】
確かに危険だ・・・!
【再び両の拳を構え、空中の相手を見据える】
【あと一撃、それで電流は絶える】
【この一撃をどうするか――まずはそれを決める必要があった】
【対空中、近距離型にとって一番厄介な状況である】
599 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/23(木) 23:49:55.86 ID:Ze65D2DO
>>583>>593>>598
【シェンが姿勢を崩しながらも投げたコインは彼女の量太股辺りに張り付く…が、それに構う様子も無い】
【それも当然の事、既に止めを決める体制に入っている】

そぉれ!一丁上がりぃ!!
【シェンを引き倒す際に体の後ろへと引かれたバール】
【そして、目の前で膝を着くシェン】
【この位置関係から出される行動とは―――】

―――ぶっトんじゃいな!!
【引いたバールを下から振り上げる様に両手でフルスイングして】
【折り曲がった曲線の部分でシェンの顔面を思い切り殴り抜こうとする】

600 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 23:49:58.70 ID:bX5H5Dko
>>582>>592>>595

…………そう、ね。

("私たちの勝利"のために、私がすべきことは──)

【五つの水晶を、翠の近くに集める】
【既に操る余裕は無いが──防御にでも、役立ててくれたらと】

───《 爆破 》

【汐が掴んだ二つの水晶が、爆発した】
【"爆発にしては"、然程威力は高くないが──決して低いわけではない】

【そして、自身が倒れる事を覚悟して、刀での一撃を受けるが】
【何も起こらない──覚悟していたのに、覚悟していたからこそ、呆然として隙ができる】
601 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/23(木) 23:54:55.20 ID:egu0Ntso
>>561

っと!

【なぜか空中で静止したナイフの壁に、梧堂は足を止めず、その場所を迂回して――あくまで静止したナイフだ――さらに走る】

(クソッ、どいつもこいつもバケモン揃いかよ、キョーコに負担かけてばっかじゃねーか!)

【レオンハルトの数メートル手前で立ち止まり、周囲を見回すと、なにやら新たな鉄砲のようなものが、自分を狙っていて――】

(あの娘もしつけーな! 俺にゃ当たらないってのに、まだ俺狙いかよ!)

【レオンハルトに密着した戦闘を挑みたいが、そうするならば、今展開している結界は解除しなければならない】
【そうすれば、鬼面を同時に相手取ることになる――結界はどうあれ、梧堂自身は、何の変哲も無い成人男子】
【刃物と、得体の知れない鬼面を真っ向から相手取って、勝つ算段は無い――】

【だが、レオンハルトにせよ、織守にせよ、手数の多さはかなりのもの】
【このまま膠着する手を選べば、キョーコが集中砲火に合うことは想像に難くない】

(……くそっ、殺されねぇなら、なんとかなるだろ!)

【あまりにも甘い目論見ではあるが、死なないことに希望を掛け――】

……『八柱の逆説(パルメニデス)』! 『壺は満たされる』!

【黒い結界が消失し、今度は黄色の球形結界が現れる――半径は、渉を中心に、一メートルほど】

っらァ! 根性みせねぇとな!

【鬼面に襲い掛かられるだろう。弾丸に肩を撃ち抜かれるだろう】
【だが、この結界をレオンハルトに接触することが出来れば、彼の負うダメージを、レオンハルトと等分する】
【肩にダメージが入れば、レオンハルトの肩にもダメージを】
【梧堂が[ピーーー]ば――レオンハルトにも死を】
【――呪いの力は不意を撃ってこそのもの】
【不慣れな使い方ではあるが――今は、レオンハルトと相打ちに情けなくもキョーコに託すことしかできない!】

(……なさけねぇが、その図体なら俺のほうが速いだろ!)

【相打つ覚悟を決め、重心も低く、レオンハルトに走り寄る!】

/遅くてすみません……。
602 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/23(木) 23:57:31.50 ID:2YxK3dYo
>>594,596

――
【彼は考える】 【彼女を助けるか、大技の準備をするか】
【自分に意識は向いていない】 【そう分かっている】
【技の準備をする時間は十分にあるだろう】 【が】
【この大会のみとは言え、パートナーである彼女を見捨てて良いものだろうか】

【が、彼は・・・彼女の変化に気づいた】
【多い、明らかに多いそれ】 【彼女の能力は・・・血液操作的なもの】
【そして、彼がとった行動は・・・】

・・・けけッ、ただでやられる様な奴じゃあねェーの位は分かってるさ
すまねェーが、こっちはこっちで準備させて貰うッ!
【彼女を"見捨てて"――媒体棒へと魔翌力を充填し始めた!】
【これが彼。 気まぐれでどちらにも転ぶ】 【――何をしでかすかは、あまり分からない奴】
603 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/23(木) 23:59:40.32 ID:zz.vycSO
>>592(碧)>>595(シオン)>>600(チェルシー)
【爆発を受け吹き飛び】
【口や両腕から血液かわりのエレメントの液体が吹き出し】

げほっ…げほっ…
(好都合ね)
【そのまま上空にいる碧に向かい翼をはためかせ向かっていき】

【彼女がずっと持ってたゴリラのカードが光り彼女の右手を包み】
【右手にブースターエンジンがついた機械腕が装着されるだろう】
【ゴリラ魔物カードの効果……それはパンチ強化だ】

ハァァア!!!!!
【そのまま碧に向かいブースターエンジンで加速させ威力の上がった右ストレートを碧に放とうとする】

【まともに当たれば吹き飛ばされるだろう】
604 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 00:06:07.07 ID:QjSfduYo
>>593>>598>>599

【金貨は落ちれば多少なりとも音がする】
【それが無い―――ならば刹那の間で視認できずとも結果は知れる】
【故に、何かを繰り出そうとして左手で指を鳴らす形を作る】

【名状し難い不快な打撃音が響くのは丁度その時―――】

(星が飛ぶって言うが・・・・成程、確かに・・・・)

【左手の指がパチンと鳴り、張り付いたコインが極めて小さな規模で爆発を起こす】
【それはコインが密集すればするほど威力を増す物で――】
【―――とはいえ、一つ一つは本当に小さな威力しかない代物である】

・・・・・こりゃ・・痛い、・・・ね

【――顔面に想像したくも無い攻撃を受けた男は左目を瞑っていた】
【顔の左半分、特に目の下は皮膚が切れ出血していて】
【逆に右目は瞳だけでなく全てが紫――禍々しい色に染まり】
【覚束ない足取りで立ち上がると一歩だけ下がり、左手を刀の柄へ伸ばす】

【攻撃の型に見えなくも無いが―――ダメージがあまりに多大な物なのは見て取れるだろう】
605 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 00:08:00.50 ID:G/k6l.6o
>>596>>602

「(………まだ≠セな、『血が多い』――――。)」

【最初に見た彼女の能力―――……血液操作≠ナある事は、諒解している】
【『対処法』が無い訳でもないが、“一対一”で無ければ不可能な其れだ】

「――――……起きて下さい、お嬢様。」

……っと……――――死んで…無いよな……?

【バトルスーツに引き起こされ、フィスカが視認するは『死んだように見える』アルバルリア】
【だが、同時に“異常性”―――……血の量や、其の雰囲気から其れを感じ取って】

……まだ、か――――――――…ッ、此れはッ!?

 【――――『落ち着いた』彼女は、覚えの有る*wwヘを感じ取る】

【疾――――――ッ!と振り返れば、其処には『魔翌力を溜めている』ヴァルトスラット】
【思い出すは、例の龍=B 「何か危ない」―――…脳は、そう指示を伝えて】


…………そっちは頼んだ。


【バトルスーツを置き去って、刀を構えつつ――…ダメージ蓄積の残る体を其方へ歩ませる】
【残ったバトルスーツは軽く肩を竦めると、刀≠拾い……『吸血鬼』へと向き直った】
606 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 00:14:18.21 ID:u5D2MsDO
>>595>>600>>603

『地の驕りよ、空の偽りよ――』ぐはぁっ!

【微動だにせぬまままともに食らい吹き飛ばされる――何故何の対処もしなかった?】
【それは翠からすれば明瞭な答えだ、「その方が都合がいいから」】

がはっ…『風とともに墜ちろ――』

【何の都合がいい?――翠のしていることに――翠のしていたことは――】

チェル、頭に水晶を!――≪フォーリングブラスト≫!

【その宣言と同時、先程まで翠の―――つまり今打撃を仕掛けた汐の直上にある巨大な風と魔翌力の塊が猛烈な勢いで真下に放たれる】
【技の直前の言葉足らずな発言をチェルシーは汲めるだろうか――気付けば先程の翠の位置から解るだろう、
この風はシオンを、更にはチェルシーをも巻き込む軌道で地面目掛けて叩き込まれることに――!】
607 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 00:15:07.96 ID:va5xFISO
>>578>>579>>584
なんっだソリャ……4対1かよ…………
【目の前の鎚を盾代わりに溶解液は防ぎ】
(不利だな……上手く近付けない……)
【背中に背負った大剣に左手を掛ける】
>>201
(だが…先にこっちか……!)
【大剣は刃渡りだけで2メートル以上の長大な物】
【結界の外からでも十分に届く長さだ】
何を狙っているか分からないが……そうは行かない…!
【大剣を横に振り抜く、ただし刃ではなく面で殴り飛ばすようにだ】
608 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/24(金) 00:15:26.35 ID:s/7w2L20
>>597

(だが、俺は何故反応できる――?)

【少女の言っている事は正確だった。その結果として――】
【自分のした事に少し信じられないとそう思う――】
【あまりに正確すぎた、その行動】

 成程・・・そうゆう事か――

【疲れない。自分を裏切る事が“出来ない”この者は――】
【自分が、何者であるか忘れる事が出来たこの者は――!】

 フフ・・・俺らしい―― 能力だ事

【初にして、“何となく”自分の能力が分かった】
【自分がいつになく、冷静になれる謎も分かった】

>>567

(奴を先にやりたいが――)

【トレンチコートの右肩に手をかけバッサと脱いだ――!】

 そうゆうわけにはいかないよな

>>590

 “人間”

【その声は――彼女へ向けられ】
【やがて、服を彼女へ投げる――】
【自分でも驚くほど正確に――!】

【目くらましの要素があるが――それは狙いではない】
【この者の狙いは――】

 迎撃ほど良い者は無い。覚えておくんだな

【その攻撃は二段構えだった。そのまま走れば、彼女の鳩尾めがけ――“正確”に】
【添えるような右手で掌低を繰り出す――!】

【相手の勢いは落ちていれば、それほどの威力はないが――】
【はたして、その攻撃は・・・はたまた、その服は通用するか――?】

【その行動も、前もってわかったからできた事であった――】
609 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 00:17:43.17 ID:yS5AglEo
>>602>>606
【「敵は一人じゃ無かったか?」】
【「いや、これは2VS2のルール、二人居るのはおかしくない」】
【「でも、それならこっちにももう一人居るんじゃないか?」】
【「そうだ、居た筈だ」】

………我等は派遣された戦場全てで全力を尽くすもの

【「じゃあ、何で自分は二人と同時に戦ったのだろう」】
【「簡単な話、もう一人が何もしなかったから」】
【「好機をみすみす逃して、其処に立っていたから」】

状況を思考し=\――

【「そうか、そういうのもアリなんだ」】
【「なら、1VS3でも良いのかしら?」】

【ウェーブがかった髪が、青から赤へと染まって行く】
【髪の質も変わり、指を通せば一度も引っ掛かりそうにない直毛へ】
【両手の指が、地面を握りしめ、血を跳ねさせた】

―――最善の判断を下す<b!!

「デモンズハンド・オブ・ブラッド」!!!

【技の『系統』が変わった】
【何十リットルもの血液がアルバルリアを中心に集まり、巨大な「右腕」を作り出す】
【固体化し、金属の様な強度を誇る、巨人の如き右腕】
【それが、バトルスーツをわしづかみにしようと、高角度から手を伸ばす】

【そして、もし掴む事に成功すれば】
【それを、ヴァルトスラットに′けて投げ飛ばそうとするだろう】

610 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/24(金) 00:18:40.25 ID:Rz4JkI.0
>>598 >>599 >>604
ここからならどうにか勝てる…?
【勝機を感じた矢先、一瞬、羽ばたきが止まり、がくんと体が揺れ】
え…?
【すぐに体勢を立て直すが、その姿に動揺が見て取れる】
あ…まさか…
【思い当たることはただ一つ。ダメージの蓄積】
(そんなっ!いくらなんでも早すぎる!)
【ベルセルクの痛覚の鈍化がダメージの把握を遅らせる結果となった】
【いくら肉体を強化したとしても、少女の体では激しい戦闘には耐え切れない】
…っ!
【その事実を否定するかのように必死で宗戒に狙いをつけて】
来ないでっ!来ないでっ!来ないでぇっ!
【一発、二発、三発と光弾が放たれる、が】
【士には射撃の経験が無い。銃の扱いに優れた彼女の部下ならば余裕で使いこなせるが、今の彼女の腕では全弾命中は不可能だろう】

【ヘルメットに変化は無い…が、体の震えが彼女の動揺を如実に示している】
611 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 00:21:59.64 ID:TyzvuKIo
>>600>>603>>606

【そう、彼女の狙いはブラフ、刀での攻撃など最初から期待しては居ない
空になった手が、虚空を横切る――――その途中で、開かれる】


Dead Memories=\―――……


【そこに在るのは、銀色の破片、恐らくは、彼女が先刻――――バラバラにしたワイヤー――――今考えてみれば
刀でバラバラにしたのではなく、バラバラにするように操作でもしたのだろうか、いずれにせよ、そこに在るのは十中八九、それだ
先刻、人狼≠構成した――――ワイヤーの、破片】


――――Rage Against the Machine


【Dead Memories=\―――のもう一つの能力、物体の過去の状態を再生する
彼女の手に握られたワイヤーの破片は、もの凄い勢いで元の、一本のワイヤーへと――――そして
人狼≠ヨと、姿を変えていく――――彼女の狙いは、最初から、そう、最高のタイミングで、これをぶつけるが、ため】


――――……きっと、届くはずです


【彼女の掌からのびたワイヤーは、地面へと落ち、そこで人狼≠ニなり
人狼≠ヘ変わらぬ牙を携え、眼前のチェルシーへと襲い掛かる――――狙いは、左肩
そこへ牙を突きたて――――そして、そのままチェルシーを押し倒そうとする、完全なる決着と、上空にいるであろう――――翠への追撃のため】

【――――が、それは結局、行われない――――たん、と小さな音が立ち人狼≠ヘ行動の途中で消え去る
更に述べるなら、翠の攻撃により、人狼℃ゥ体の攻撃も、かなり遅れた――――攻撃自体がその前に止められる可能性も高い
見てみれば、そこには、ぱたん、と座り込んだ少女が一人、死力を尽くしたのだろう、能力を連続で使用した彼女は
とっくに限界が来ていたのだろうか、座り込んで、気絶したように、眠り込んでいる――――】

【最後の攻撃を、結果を、可能性に託し、彼女は一足速く、戦線を離脱した】


/っと、自分勝手で悪いですが、ここで落ちさせてもらいます、ごめんなさい
612 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 00:24:50.83 ID:3Eysqlgo
>>605,609

大丈夫だ・・・直撃はさせない・・・多分な
とりあえず、一発撃たせてもらうぜェー
【魔翌力が、媒体棒へと貯まりゆく】

つッ・・・だが、右手でも持たないと安定しない・・・
・・・我慢だ我慢
【媒体棒を、右手でも持つ――両手持ちだ】
【・・・・・・まだ、何も撃たない】

ちびっ子を盾に準備するのは少し心が痛むが・・・まあ良いや
一度とった行動は、訂正できないッ! ――ならば、やるのみだ!
【バトルスーツがこちらに向けて投げ飛ばされてもそうで無くても――】
【彼のとる行動は変わらないッ!】
613 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 00:26:04.10 ID:NYtWdVMo
>>601

…女の場所のアナライズは任せなさい、私の子蜘蛛に!
あんたと私は、まず全身刃モノを片付けましょ!

【原理は分からない様に、蜘蛛を使えば敵の状態を把握できることを、それとなく伝えた】
【余談―――突撃する梧堂の漢気に、幾許かの『好意』を抱いた様だ】
【怪物ゆえに分からないが、表情は僅かに、綻んで―――想えば、かつて火の国で彼女を救った人物も、其れなりに勇敢な男だった】
【今は運命の悪戯に押し流されて決別しているが、『嗜好』自体は変わらないらしい】

>>584

『クカ…ク、カカカ…!』

【面白くも無いのに、嗤い続ける漆黒の巨妖―――此れは、きっと蜘蛛の『啼き声』なのだろう】
【カサリ、寧ろ御器被りのような不快音と速度、右側に滑る様にして回避しようとするが、鬼面の速度と質量が、先んじた】
【横に大きく張り出した左脚、頭から数えて第一脚を貪るように掠め、真ん中あたりから枝の様に折る】
【蝸牛を苛む邪悪な呻き声に、観客には眼をそむけ耳朶を塞いだたモノも居るかもしれない―――歩行速度、低下】

……流石に、私ほどは戦えないわよね…でも!

【漆黒の蜘蛛は、キョーコと同色の緑を傷口から垂れ流しつつも、動きを止めない―――関節をバネの様に折りたたみ】
【地に突き刺さりそうなほど、先端的な『7つ』の脚を踏みしめ、跳び上がり―――『天井にケツを向けた』ッ〜!?】
【しゅるん―――鋼線を振るう様な、冷たく澄んだ音、放つは純白の糸】【真っ直ぐ、『鶴の居る』周囲を目指し、飛んでゆく】
【重力に多少軌道を曲げられつつも、何らかの『素早い』妨害が無ければ、漆黒の体を天井にぴたり、と貼り付ける筈だ】

【それに成功した場合、口から放つのはキョーコのモノと全く同質の溶解液…そう、『融かす』『液体』】
【回避し様は有るが、鶴にとっては冷徹な俯瞰を妨害され、かつ危険に過ぎるものだろう】

>>607

【紅い蜘蛛は、『大剣めがけて』、溶解液を2発放つ―――金属と歯、確実に相性が悪く、当たれば耐久度がごっそり削られるだろう】
【なおこの蜘蛛、防御力はかなり低く、殺そうと想えば簡単に殺せる】

―――はぁっ!

【但し―――キョーコもまた、両足を振り上げ、全力でレオンハルトに疾走を始めた、という事実を無視すれば、だが】
【そして、梧堂も…ただ、隙の少ない遠距離攻撃が可能なら、蜘蛛に手を打つのも善策だろう】

【攻撃後、紅黒い蜘蛛は、くるりと織守に向き直り、其方に注意を向ける】
614 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 00:29:53.82 ID:ptr0Cv6o
>>603>>606>>611

…………。

【最高のタイミングで襲いかかってくる人狼】
【上空から襲いかかってくる大きな風】
【片方ならともかく──両方は、無理だ】

【──残り五つの水晶は、翠の周りに展開していた】
【ならば、翠に向かっていった汐は、その近くにいるはず】

……翠、後は任せた。

───《 爆破 》

【その五つの水晶が、一斉に爆発】
【それらの爆発が、汐に当たるかどうかは不確かだが───】

【──成否に関わらず、人狼の牙と翠の一撃によって】
【チェルシーは倒れこみ───そのまま、意識を失った】

/では俺もこの辺で
/お疲れ様でした、ありがとうございましたー!
615 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 00:31:51.01 ID:G/k6l.6o
>>609

「……ははっ、………洒落になりませんね。」

 【―――おそらく、フルフェイスの下では『冗談だろ』とでも言いたげな表情をしているに違いない】

【「こういう使い方」は予想外であったのだろうか……対抗策を考えるも、“浮かばない”】
【ダメ元で刀を向けてみるも―――……一度打ち付けた所で、“刃毀れ”しそうなので止めた。】
【為す術も無く、巨大な“手”に掴まれて―――――――――】

【――――――――――――ビュン!、と風斬り音】

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁアアアアァァァァァァアアァァァアアアァァア!!!!」

【 投 げ 飛 ば さ れ 、一直線に向かうはヴァルトスラット。此の侭では“直撃”である】


……………何をしてるんだ。


【上方を弾丸の如く飛んで行くバトルスーツを視認し、「一体何か」と背後を振り向くフィスカ――…其の表情が、凍り付いた】
616 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 00:32:08.66 ID:L1SfpUSO
>>606(碧)>>611(シオン)>>614(チェルシー)
【相手が何を考えてるかわからない】
【だが自分の位置…そしてチェルシーに対する碧の発言……なら】

【急にピカーンと光り】

緊急回避にゃ
【ネコサバトの姿に戻り、口から煙と炎を出し、その勢いでチェルシーの位置から逃れようとする】

【成功したら地面にたたき付けられ】
【失敗したら爆発を受けるだろう】

【コレにより勝敗は決まる……果たして結果は?】

/シオンの人とチェルシーの人乙でしたー
617 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 00:32:24.81 ID:G/k6l.6o
>>615
/補足、フィスカは足を止めています。
618 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 00:32:42.48 ID:Kq03WsMo
>>599>>604>>610

(さて、どうするか・・・)
【構えながら、どうするか思案していたが】
・・・?
【突然、崩れた士を見て、眉をひそめる】
【何が起きたか、それは分からない。だが、彼女が何か無理をしていることは、分かった】

・・・くっ。
【放たれる光弾、バックステップを繰り返して回避】
【数発がかするが、無視】

無理するくらいなら・・・!
【そして、拳の電流を、掌に集め、球にし始める】
机に向かって勉学に励め!
竜雷さま、造形を!
【電気の球は、細長く形を変える】
【それは、いわゆる投げ槍のような】
ハッ!
【それを空中の士に向かい、投じる】
【貫通性と殺傷力は皆無、あるのは電撃と少しばかりの感電】
【ショック死するほどの電圧ではないが、気絶くらいはするかもしれない】
【当然のことながら、軌道はまっすぐだ】
619 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 00:33:21.91 ID:rSHT/EMo
>>590>>597>>608
・・・オーライ、オーライ。
こりゃ、奴さんぶっ潰さねーと終わんねーぞこりゃ。
(相手が思考能力高けりゃ手の内バレてる可能性あるな・・・呼ぶ)

【瞬時にそれを察知する。】
【そして了承の言葉を紡ぎ出す。】

――――カタストロフよ!来い!

【目標を少女に向け】
【左手を向ける。】

――――砂楼の若き王が命ずる、『容赦をするな!!叩き潰せ!!』

【左の義手を投げる。】
【すると、義手に意思が宿ったかのように少女の方に向かっていく。】
【狙いは手の内の魔法だろうか。】
【将又】
620 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 00:35:16.89 ID:rSHT/EMo
>>619
/すまん事故った。

【将又】
【その腕を止める為に放ったのか。】

【狂人には目もくれてない。】

を追加でごめんなさい。
621 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 00:35:49.73 ID:AummnQDO
>>604>>610>>618
いよっし!これで決ま―――
【シェンを吹っ飛ばし、歓喜に表情を綻ばせた所で、コインが爆発】
【密集すれば威力がますそのコインは、彼女の太股の辺りに密集していて】

うぐぇっ!!?
【足の付け根が大きく爆ぜ、その衝撃に後方に吹っ飛んで尻餅を着く】

…っつぅ………ちょっと…か弱い女の子相手にそりゃ無いんじゃないの……!?
【酷い火傷を負った足を電流を流して無理矢理動かし、バールを支えにしながら立ち上がって】

(…やっば…そろそろバッテリーも切れてきた…)
【表情は笑みだが、何処か強がる様で】
【顔には冷や汗が流れている】
622 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/24(金) 00:36:49.33 ID:7iy7gMko
>>601
結界の出来は大したものじゃが……繰り手は思考が青いのぅ?
そのような結界が使えるならば、下手に無駄な行動をせずに
初めからあの蜘蛛を護るなり、虚言と合わせてわらわの注意を引くなりしておればよかったのじゃ。

次からは己の能力を顧みて、行動や役割を一貫とさせることじゃな?
筋は悪くないが、それでは宝の持ち腐れも良いところじゃ――!

【渉の記述通り、鉄砲の弾丸は軌道を揺らぐこと無くその肩を捉える】
【しかし、肉を貫き骨を粉砕するほどの力はない。だが石を思い切りぶつけられたような強い衝撃と痛みが走り】
【最悪バランスを崩す可能性もあると考えられる。これが成功したならば、ダメージと共に行動を制限する効果もあるだろうか】
【一方鬼面は、結界が解けた瞬間に動きを止める】
【貫通力を増した鬼面は「殺傷力」が高い。それを抑えるための停止と考えられる】

【鉄砲折り紙は、再び空気の弾丸を生成すべくチャージを開始する。どうやら射撃の後は1レスのタメ時間が必要なようだ】

>>607

レオンハルト――っち、それは悪手じゃぞ……!
背中は任せろと言うたじゃろうが馬鹿者め――――!!

【今先程織守が渉に見せた余裕は……この瞬間崩れ落ちた。渉の決死の行動が――実を結んだのだ】
【レオンハルトは、後方から寄ってくる渉に向けて対応し、キョーコ達に背を向け致命的とも言える隙が生じると考えられる】
【織守が槌を犠牲にしたのは、レオンハルトがキョーコや蜘蛛に対する攻撃の起点とするため】
【その為に、継続した攻撃手段としてではなく一度限りの壁にしたのだ】

(さて――これは予想外じゃな、最悪わらわ一人でカタを付ける必要があるか)
(いい加減……頭が痛くなってくるが、)

【現状、キョーコと赤黒蜘蛛に背を向ける形となったレオンハルトを補える折り紙はない】
【織守は、痛む頭と消費される神気を感じながらも次の手次の手と考え出す】

>>613

ええい、どいつもこいつも――!
こうなったらわらわ一人で片付ける気持ちで望まねばならんな!

【天井に向かう漆黒の蜘蛛へと、鬼面は方向を転換し追撃の一手と襲いかかる】
【狙いは蜘蛛の背中部分。角は高速回転しており直撃したならば相応のダメージが奔るだろう】
【しかし、蜘蛛が糸によって移動する速度よりは遅い。蜘蛛の行動は成功し――天井の折り鶴は溶解液により破壊される事となった】

【織守の頭上下方に3m四方の紙が出現し、折られ始める】
【破壊された二つの折り紙分を考えても、負担はかなり大きく織守の額から汗が滲む】
623 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 00:39:45.03 ID:3Eysqlgo
>>609,615

アース・レーザーッ!
【全体的な向きを調整すると・・・媒体棒の先から、陸海空の魔翌力のレーザーが一直線に発射されるッ!】
【太さは・・・2mはあるだろうか】

【向きは、フィスカには半分程度当たり、アルバルリアに当たらない様な方向だ――】
【見捨てたとは言え・・・一応、タッグの相手に当てる気は無いらしい】
【そして、もしかしたら、バトルスーツにも当たるかもしれないが・・・それが当たる等して軌道が変わらなかったら】
【――彼とバトルスーツは激突してしまうだろう】
624 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 00:42:00.96 ID:yS5AglEo
>>612>>615>>623

これで二人、次……!

【敵のカウントが「三人」。人数を間違えている訳でも何でもない】
【只、思う様にやりたい様に、敵を『玩具』にするだけ】

【血液の腕が溶けだし、液体へと戻る】
【高くそびえたそれが溶け、重力に従って下方へ流れ】
【倒れ伏したアルバルリアを飲み込んだ瞬間、次の声】

「タイダルウェーブ・オブ・ブラッド」!!

【溶けて液体へと戻った血が、フィスカへと津波の様に押し寄せる】
【動体視力の如何によっては見えるかもしれない、血の波の中に、小さな刃物の様な物が混ざっているのを】
【液体の中に、固体化させた血液を混ぜて流し、のみ込んだ者を切り裂く】
【母が最も汎用的に使っていた技、言うならば必殺を誓った最後の一撃】

【味方で無いなら敵、敵なら全て倒すべし】
【自分が『玩具』を傷つけるのは良いが、『玩具』に傷付けられるのは不愉快で許しておけない】
【知的レベル等々それなりの年齢相応でありながら、精神年齢だけが極端に低い此の少女は】

【立ち上がるよりも、守りを整えるよりも、敵を蹂躙する事を選んだ】
625 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 00:42:47.97 ID:QjSfduYo
>>610>>618>>621

【一度効力を発揮すれば最早コインはただのコイン】
【張り付く効果も消え去り、拉げた金属片として地に転がり】

なら・・・ッ・・相手がいかにもな男だったら、バールで殴っても良いと・・・・・?

【どうやら見ため以上にダメージは大きいようで】
【女性を追うように前へ出される足は一歩が大きく、また遅く】
【言葉を発する事もかなり辛い様子である】

(流石に走るのも相手を目で追うのも厳しいな・・・・)
(となると・・・・最後、ってところか――――)

【それら幾つもの様子から分かるだろう事は先ず一つ】
【“相手の限界はもうすぐそこ”ということであろう】

626 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 00:44:56.36 ID:u5D2MsDO
>>611>>614>>616

【魔術を放った後、翠はその場に降下し――】

げほっ!ごほっ!

【着地した途端、激しく血混じりの咳をつきながらその場に跪いた】
【考えてみれば当然だ、ここまで翠は三回も相手の攻撃の直撃を受けている―無事な方が変というもの】
【特に汐に殴られてなお詠唱を続けられたのは風を操る能力の強引な応用の賜物――喀血程度の代償も当然と言わざるを得ない】

う…くぅ…

【まだ意識は保っているようだが、もう翠の方から仕掛ける気力も体力も残ってはいない】
【かくしてネコサバトの狙いは完遂され――あとはネコサバトが戦えるかどうかがそのまま勝敗と言っていいだろう】


/シオンの人、チェルシーの人お疲れ様でしたー
627 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 00:50:16.77 ID:NYtWdVMo
>>622

がッ……! ックソ!
嬢ちゃんのご高説、ありがたくて涙が出るぜ!
二度とアンタとは闘りたかねぇよ!

【両肩に受けた傷は決して浅くない。現に、右手に構えていたはずのナイフは、取り落としてしまった】
【が、脚部が潰れていない限り、走ることは出来る――怯まない。まだ、腕も、痺れているが、動く】
【まだ誰にも一撃すら与えていない。何も役目を終えず、退場することはできない!】

>>613

その子蜘蛛さんは、俺に近付けんなよッ!
……怪我するぞ!

【台詞の前半は大声で叫び、後半は、蜘蛛の糸を手繰って、伝える】
【これで、この結界が危険だと理解してもらえただろう――】

【この結界は、結界内の動物にダメージを均等に除算するものだ】
【蜘蛛が結界に、‘動物の判定’を受けるかどうかは分からないが――危ない橋を渡る必要もあるまい】



どんな膂力してやがんだ、テメーは!

【悪態を吐いて――それでも、死の旋風となって襲い来る大剣に対し、前へ踏み出す】
【下がれば、同時にソレは、自分の役目から遠ざかるという意味】

【グン、胴薙ぎの一撃に、ダックイン。およそ人が歩行するには不可能なほどの前のめりな低姿勢で、その下をくぐる】
【そして、片足で踏み切り、――レスリングのタックルのような姿勢で、刃物で武装するレオンハルトへと、突撃する】
【――ダイビングした姿勢から、次の一手を放つことは出来ない。地面に転がる無様を見せれば、織守も、レオンハルトも――】
【それを見逃すような緩手は放つまい。それでも――わかっていても、跳ぶ!】
628 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 00:53:48.02 ID:L1SfpUSO
>>626
【地面にたたき付けられ】

(相手は負傷してるにゃ…シオンもやられちゃったけど…相手のパートナーもやられてるにゃ)
【立ち上がろうとするが】

あれにゃ?
【立ち上がれない】
【無理もない】
【今までのダメージの蓄積…更に地面にたたきつけられた衝撃もあり】
【立てない】

立つにゃ……立てにゃ!!
私が立たなかったらシオンのがんばりが無駄になっちゃうにゃ!!
王は退かぬ!媚びぬ!省みぬにゃ!!
王に敗走はないにゃ!!
立つにゃぁぁぁぁあ!!!!
【必死に叫ぶも立ち上がれない】

………畜生にゃ……
【ネコサバトは動けない】

……………お前らの勝ちにゃ
【悔しそうに言うネコサバト】

【決着】
【勝者…蛍川翠&チェルシー】


また…勝負しろにゃ
次は負けないにゃ
629 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/24(金) 01:02:49.52 ID:Rz4JkI.0
>>618 >>621 >>625
あ、当たらない!?そんなっ!
【かすっただけ…自分の射撃技術のなさに、うろたえる】
(ここで、ここで負けたら私は…)
…!?
【飛来する投げ槍をかわそうとする、が】
(は、早くかわさないと…!)
【ボロボロの体ではまともに動くことすらできずに直撃を受けてしまう】
あ…ああああああああっ!
【意識を失い、羽ばたきをやめた体が地面へと落下する】
【落下の衝撃も含めたダメージの蓄積により、変身が解除され、少女の姿へと戻ってゆく】
【電撃によるダメージで、体は痛々しく焼け焦げている】
【シーケイドチェンジャーが主の無事を心配しているのか、士の周りを飛び回る】
【意識を失ったことにより、ベルセルクがこめかみから排出され―】



あ、あっあああああっ!いたっ、痛い…痛いっ…体があつい…いたい…っ
【ベルセルクの解除と共に痛覚が元に戻り、精神汚染も取り除かれる】
【体をくの字に曲げて、必死に痛みに耐える士】


う、うううっ、こんなっ、ぶざまに負けて…
【ゆっくりと起き上がり、周囲の事も気にせず座り込んだ体勢になる】
うっ…ぐすっ…一人じゃあ何もできないって言われて
【両手で涙を拭おうとするが、涙は次々と溢れ出て止まらない】
とっても弱かった私に…変身アイテムが手に入ったって言うのに…
結局弱いままじゃないですかぁ!
もう、もういや…あ、あっああああ…うあああああっ!あああああ…っ
【声を上げて泣き出す】
630 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 01:06:04.64 ID:u5D2MsDO
>>628
うふふ・・・あはははは!
やった…私たちの…

【跪いたまま勝者というのもアレなので、ボロボロの体を押して立ち上が――】

勝ゴホッ!

【無理でした☆】
【微妙に勝ち損ねたので倒れ込みつつ――】

そう、まだ戦いは終わらない…!私が倒れても、いずれ2人目、3人目のみどりが……グハァ!

【古典的捨て台詞を吐いて意識を絶った】

【なんかもうむしろ引き分けかもしれない】

/お疲れ様でしたー!最後gdgd申し訳ない…
631 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 01:06:10.58 ID:iletQ6SO
>>597>>608>>617

有り難い。潰して、直ぐに行く。

(――――気休めか。何れにしろ、座標は割れているだろうな。だが)

【それだけ言って、彼女は会話を切った】
【嗚呼。フィールド中に情報≠フ糸が張り巡らされている今、局地的なジャミングは通用しない】
【位置を把握されているのは変わらない事を、彼女は識っている=\―――】

【為らば、何故】

【答えは明白だ。司令塔としての役割≠、破壊する為】
【この阻害は、ノイズは、そも正常に認識する事を拒む℃魔ノ端を発する物。単純な妨害術式とは、理を異にしている】
【例えるならば、DOS攻撃。何等かの概念――大量の情報で脳というサーバーに過負荷を掛け、情報を滞らせる】
【其処に生まれるのは、意識の処理落ち=B見えて、聞こえて、触れて。感じているのに、理解出来ない一瞬のタイムラグ】
【必然、司令は僅かに遅延する。一瞬の攻防が命運を分ける近接戦闘に於いては――致命的】
【仮面の男に正確な指示を下すには、此れでは些か頼りない】

【因みに】
【先に忽然と姿を現したように見えたのは、其れが原因だろう。彼女はごく普通に、歩いていただけである】


――――自分で手の内バラしちゃ、世話無いよ。狂人。


【彼女は、走る】
【コートの目眩ましにも怯まず、最大速度で駆け抜け、接近】
【彼が発した言葉から手の内を察して、真っ直ぐに――右手の短刀で突きを放つ】
【刀身の分、リーチは上。回避では無くカウンターを狙ったなら、恐らくは同じく鳩尾辺りに深々と突き刺さる事になるだろうか】
【鞘鳴りの音はしない。致命打は来ない。打撃なら、耐えられる――そう踏んだ、自爆覚悟の特攻である】
【無論、短刀が刺さった後に、彼女の鳩尾にも掌底が叩き込まれる事となるだろう】
632 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 01:06:47.19 ID:G/k6l.6o
>>623>>624

【先ず、バトルスーツの方から言うと……“軌道は逸れなかった”】
【相当な力≠ェ其の体へと懸かっているらしく、掠った程度ではビクともしない=z
【『ダメージ』こそ、確かに“入っている”筈では有るが―――――勢いは弱まっても、軌道は変わらず】

「――――――――…ッ!!!!」

 【――――…見事に激突、である。】



…、……く……クソッ……………。。


【一方、フィスカ――…動体視力は、幼い頃より習った剣術の為に“すごぶる良い”】
【其の為、『飲み込まれれば如何なるか』、認識する為に時間は其れほど必要無かった】


(落ち着け……アレは飽くまでも混合物の混じった液体≠ナしか無い………。)
(液体なら、如何にか……―――――よし……。)


【最早、“殺し合い”と化した試合―――……少女は、生命を守る為に思考を張り巡らせる】
【「本体≠ウえ気絶させれば問題は無い」、と。 其の思考に到達して――――。】


          青龍式 =\―――『 華突 』ッ!!!!!


【彼女が『空気』へ放つは、神速の三連突き=\―――ッ!!】
【圧倒的な“速さ”は、他でもない純粋な、『彼女の努力の賜物』……!】
【空気を突き出し=A『遠隔に突きを飛ばす』が如き其の技が向かうのは、アルバルリアの倒れていた地点】
【「三発なら、液体程度は破れるだろうか」――――……そう判断した故の、技のセレクトである】

633 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 01:07:42.85 ID:va5xFISO
>>613>>622>>627
【大剣が劣化する!】
っ…特別製だってのに……
【振り抜いた大剣を勢いのままに投げ捨て】
…っく……ミスったか…?
いや、そうでもないか……!
(近付きすぎた…!…今からじゃあ避けられないっ!?)
【向かってくる渉に向かってカウンターで膝を合わせようとする】
【ダメージの分散で肩などに血が滲み始めた】
634 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 01:09:14.26 ID:L1SfpUSO
>>630
……まさかのオチを全て持ってかれたにゃ…
【倒れたまま相手を見て】

……体力回復の為寝るにゃ
【そのまま眠りについた】

/乙でしたー
/いえいえ。こちらこそスイマセン…
635 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/24(金) 01:16:45.65 ID:Bsxx532o
>>608 >>631

【数歩の移動、その間はやはり読み取りが遅い それに認識阻害が相まって】
【初動からその後の動作、展開を推定する、というこれまで行っていた行為が欠ける】
【ジャステヴィルの動きに対する反応は、その行動が終わってからになった】

(ああ、やはり甘いですね 狂いきって、矛盾を認めれば完全になれるというのに…)

【特殊な認識阻害に対しても、驚きは無い】
【常に手元に―現在は恋人の手に預けているが―多種多様な結界が張り巡らされたものを置いている】
【先に警戒しておくことができれば機能停止には陥らない 速度は落ちれど精度はそう変わらず】
【逆に言えば、咄嗟に大量の情報を流し込まれれば少女は止まる】

>>619

(折角の移動も無意味ですか…失敗しましたね)

【準備はあと僅か、だからこそ少しの賭けに出る】
【分は悪くないと踏んだ 大会の性質上、掛け金に命は必要ない】
【腕に関しての対処を後回しに、炎に専念】

【司令塔は、砲台を兼ねているのだ】

想起

【再度紡がれる言葉は、自身の能力で知った、他者の技能の再現を現す】
【首からかけた、牙は炎の魔獣のもの 張り付いたお札の力は、熱の統制】

【燃え盛る紅蓮は、一転して収縮を始める】
【収束する熱が炎を新たな段階へと導く 紅から橙へ、そして青白く】
【冷徹な色合い 拳大、いやそれより少し大きいか それは人魂によく似ていた】

【義手に対しては、何ら備えをしない】
【そのままいけばぶつかるか―?】
【触れることができれば、義手のその性質や、相手についての情報が読めるだろう】
【付けてからしばらく経っているのなら、相対する相手の名前や思想についてなども読めるかもしれない】
636 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 01:17:39.01 ID:yS5AglEo
>>632
【液体だけでは心元無い、とは言え】
【数十リットル、波を作る程の血。それに、固体を混ぜ込んだのだ】
【「液体程度」では無い。「液体だからこそ」この技は恐ろしい】

【突きが命中した部分がそのままぽっかりと抉られて、然し残りの血はそのまま】
【範囲を絞った防御では、威力よりも量を重視したこの攻撃は防ぎきれない】

【そして、別な視点で見れば】

【「液体程度」の防御力で、三発の攻撃の威力を何処まで削ぐ事が出来るか】
【一か所の波の厚さで、何処まで威力を軽減する事が出来るのか】

【ドン、と空気が倒れたアルバルリアに当たり、うつ伏せのまま小さな痙攣】
【背から、今度はフェイクではない、体内からの出血を再び始めて】


「……頃合い、かねえ。おーい、降参降参、そこの吸血鬼は降参だ」

【同時、観客席から投げ込まれたタオルが、アルバルリアの上に落ちる】
【救護班が来るより先、紫色の霧が彼女を包み込んで】

【ひゅう、と一陣の風。霧が晴れた時、その姿は消えていた】

/此方はこの辺りで1抜けで
/お疲れさまでしたー
637 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 01:20:08.76 ID:3Eysqlgo
>>632,636

ちィ・・・駄目か、1方への攻撃のついでにもう1方の軌道をそらすのは流石に無茶だったか・・・ッ!
【綺麗に激突し、そのまま背後へとすっ転ぶ】
【同時に、バトルスーツもその方向へと持って行かれるだろうか】

ぐえあ
【レーザーは、あまり長い時間放出されなかったので、・・・既に止まっていた】
【なお、彼は何だか鳥臭いだろう――あと、羽毛がわりともふもふしている】
【そして、もし左腕に触れたら・・・感触がどこかおかしいと感じるかもしれない】

【場所的に、攻撃を当てるのが少々面倒かもしれない】
638 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 01:21:20.51 ID:Kq03WsMo
>>621>>625>>629

当たった、か・・・。
【投じた槍が当たり、落下していく様を見て、内心安堵する】

【そして、泣き出した少女】
【それは、何か宗戒の気を引くものがあって―――】
【すぐにでもシェンの援護に行かなければならないのだが、足を、止めてしまった】
【その言葉から、おおよその察しは着いて】

一人で何も出来ないのは、当然だろう・・・。
すべてできるものなんて、どこにもいやしない。
【士に、静かに声をかけて】

道具に頼るのも、悪くないだろう。
自分で、何かひとつのことに打ち込んでみるのも、悪くあるまい。
何事にも、得手不得手というものは、存在するのだからな。
【説教をするように、ぽつぽつと言った】

【シェンと雷夢のほうに向かって歩き始める】
【しかし―――】
(・・・全身の筋肉の損傷が激しい・・・やはり、肉体に直接かけるのは、無謀だったか?)
【彼の肉体は、見た目以上に消耗していた】
【本、彼は竜雷さまの力をすべて御柱を介して使っていたのである、己の肉体を行使するということは、それなりの代償が必要なのだ】
【全身が悲鳴を上げていてもおかしくないこの状況で、いったい何ができるか?】
【疑問は浮かんだが、やってみなければわからないと、ずりずりと足を引きずって進む】
639 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 01:21:43.48 ID:3Eysqlgo
>>637
/追記、アルバルリアの方乙でしたー
640 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 01:22:25.56 ID:NYtWdVMo
>>622

【下は見ていた、其れが蜘蛛が命を与えられた理由、役割の一つであったから】
【だが―――破壊と、回避。同時に行えるほど複雑で上等な思考エンジンは搭載していない】

『カカカアカ…ッ…キャア、あqwwせdrftgyふじこlp!!』

【文字列としての表現が不可能な、壮絶極まりない無残な声。背中を見れば、柔らかな甲羅が深々、貫かれている】
【寸断されたその後ろ半身がボトリ、と地に落ちれば、魔翌力に還り消失、撒き散らされた緑色の血漿は、沸騰するように消え去り】
 【だが―――突撃の勢いで、天井に喰い込みかけた『前半身』は、未だ『腹の皮1枚』命を繋いでいるッ!】

【完全に『無力』ッ! 口からは有害性を喪った透明な滴が、老人の涎のようにボトボトと情けなく漏れだす】
【其れでも、最後の一瞬まで、神の視点からのヴィジョンをキョーコに提供しようとしているのだ】
 【意志を持たぬ怪物の悲哀か―――とはいえ、放っておいても次のレスには、上半身も墜落・雲散霧消するに違いない】

……うぐぅ。

【一方、キョーコには或る程度の疲弊が見られ、変な声が異形の喉を震わす―――戦闘の激化と、後は所謂『産みの苦しみ』というヤツだろうか】
【レオンハルトへの『全力疾走』…常人以上とは言え、平常時の彼女に見せれば、冷淡に嗤い飛ばされてしまいそうなスピードだ】

>>627 >>633

……危険ッ!?

【その言葉に、ふと足を止めた直後、結界に入り込んだレオンハルトの肉体が、前触れ無く傷つく】
【細かい理由は分からない――それこそが、能力だが――言わんとすることは、糸電話越しの声に理解させて貰えた】
【もし、この『現象』が起きなければ…そろそろ抑え切れなくなりそうな狂気に燃ゆるキョーコは、『跳び込んで』いたやも知れない】

…ゴドーくん、大技ならたぶん私の方が上、適当なところで離れなさいッ!

【見たい、見たい―――実際にヒトの血が滲むところは、実は本日初めてだ】
【待ちかねていた真紅のインク、その滲みに思わず『脊髄を抜きたくなる』欲望ォォォッ!!――如何にか、堪えて】

―――ディィィィィヤァァァァァァッ!!!

【もし、梧堂が―――否、『結界』が、何らかの形でレオンハルトから離れる事が有れば】
【力強く土を蹴り、一気に距離を詰め、脇腹に…最悪、剣とぶつかり合う形で、強烈なドロップキックを叩きこもうとするだろう】
【ギリギリまで曲げられた膝関節は、激突の直前で堰を切る勢いで軋みながら解放され、速度に立脚した威力は凄まじい】

【ただ、相手の命を奪う様な体術ではなく、最悪でも骨が折れたり、意識を奪われたり、という程度か】
【また、自らの肉体を弾丸とする、大いなる一撃の反動―――命中時に、脚に跳ね返り響く鈍いダメージも、決して小さくはない】
641 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 01:25:36.80 ID:AummnQDO
>>625
あら…別にいいじゃない…
だって相手は可愛い女の子よ…?男ならそれくらい耐えられるでしょ…?
【ニヒヒ、と挑発するような笑みをシェンに向けて】
【わざと言っているのか、本心なのか…】

(…にしろ、そろそろやばい…かも…)
(…緊急用電池は…あった)
【右手でバールを投げ捨て、左手でジャケットから乾電池を取り出して】

十秒チャァァジ!!!
【乾電池をくわえ、チュゥゥ!と吸う】
【一応これで彼女に電力がチャージされるのだが…端から見ればナニコレ状態であろう】

…よっし!一撃分チャージ完了!!
【乾電池から口を離して、放り投げ】
【右手を銃の形にしてシェンに向ける】
【その立てられた人差し指と中指の間には、パチンコ球が挟まっていて】
【体中からバチバチと電気が流れ、その右手に集まっていく】

>>629>>638
…あーあ、仲間はやられちゃったか…
…ドンマイ、で片付けられそうな状態じゃないね
【右手に電流を溜めながら、士を横目で見て呟き】

…ま、数時間の仲だけど、仲間がやられたとなっちゃ黙ってられないねぇ
一矢報わなきゃ、アタシのプライドが廃れるってもんよ…!
【ニヤ、と笑いながらそう言えば】
【バチバチと言う音が更に強く、まるで沢山の鳥が鳴くように鳴り響き】
【背中から電流が漏れ出して、まるで雷で出来た翼の様な形を象る】

さーて!そこの下駄!迂闊に近付いちゃあ痺れるよ!
こいつが終わったら相手してやるから大人しくしてな!
【近付いてくる神主に顔を向けず言って】
【視線は真っ直ぐ、シェンに向いている】
642 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 01:29:42.52 ID:G/k6l.6o
>>636>>637

【やった=\――……そう『認識』した刹那、不意に少女の視界が揺らぐ】
【明らかな『魔翌力の使いすぎ』に、“掠ったレーザーのダメージ”……限界=Aである】

………、…………ッ。

 【――――――ドサリ、と其の身が崩れ落ちる】


【一方、ヴァルトスラットへ飛んだバトルスーツ……動かない=z
【――――……恐らくは、激突した際に気絶したのであろうか。】


【兎にも角にも、此れでペアが二人共戦闘不能≠ニなった訳である】
【飽くまでも『形式上』の勝敗を表すならば―――……『アルバルリア & ヴァルトスラット』の勝利だ】

/此方もこの辺りで! お疲れ様でしたー!
643 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/24(金) 01:33:01.02 ID:s/7w2L20
>>631>>635

 言った筈だ・・・良い試合にしようと――

【手の内をばらしたのは、この者もうっかり者だったのか】
【それとも、それほど少女を信じたのか――?】
【今となっては分からない。ただ、瞬間には鳩尾に深く突き刺さる短剣と――】

 ――・・・ぐあ!

【深く彼女の鳩尾を捉える、その掌底――】

(俺はなぜナイフを使わなかったんだろうな――)

【今頃そんな後悔をして、その白いスーツとマスクは赤く染まる――】
【だが、囮として終焉を迎える為――!ただそれだけの為に、この者は立つ】

 ――あんたに分があったな

【血が――地へ滴る。時間が無い――】
【左手が、彼女の右手を】

【――――手を離せと言わんばかりに】
【その左手は弱弱しく――捉えようとする】

【その狂人は――>>619の方を見ている】
644 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/24(金) 01:34:55.11 ID:7iy7gMko
>>627>>633>>640

ええいくそっ!悪手に悪手を重ねおるわレオンハルトめ!
狙うのはそっちじゃなかろうが大馬鹿者めが!前を向け!目の前だけでなく大局を見据えろ!

――――っ手遅れ、じゃがな……!

【現在の位置関係は、渉へは兎も角キョーコに対する対処が難しい】
【だが、レオンハルトは完全にキョーコを無視した状態だ。恐らく、攻撃されれば後ろに目が付いていない限り対処は困難】
【しかし、織守が何らかのフォローをしなければいけない状況であることもまた然り。】
【織守はそんなレオンハルトの行動選択に激昂し声を荒らげた。】
【それは背中を任せろと言った織守の言葉。其れを無視し狙うべき相手に背を向けたレオンハルトの「裏切り」に対する怒りでもあった】

――巫山戯おって……!
これではとても間に合わんが……――一手、報いさせてもらうぞ!

【織守の鉄砲折り紙より、圧縮空気の弾丸をキョーコに向けて放つ】
【だが、空気弾の速度ではとても攻撃をカットするには至らない。これは、フォローではなく攻撃。】
【ドロップキックのような大技を放てば隙ができると考え、頭部と胸部を狙い二発の空気弾は大気を裂きつつ迫っていくだろう】

                    <貴宝院流不折正方形一枚折り:鉄剣×2>

【そして、頭上下方の折り紙は巨大な「剣」の形を模して顕現する】
【織守はそれを両手に掴みながら――背から一対の折り紙の翼を出現させつつ軽い回転動作を交えて着地した】
【恐らくは、遠距離攻撃を無力化する渉に対応するためであろうが……賢明な判断とは言い難い】

【何事もなかったならば、先程生成した亀甲。引き戻した鬼面と共に戦地へと駆け出すだろう】
【この戦闘に――決着を付けるべく。】
645 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 01:37:11.50 ID:3Eysqlgo
>>642

【一方こちら】

【・・・伸びている】
【先程放ったレーザー・・・でかい分、魔翌力の消費量も大きい】
【その状態で、激突したのだ】

【鳥臭い彼は朝になると鳴いた】

/皆様乙でしたー
646 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 01:39:16.53 ID:QjSfduYo
>>629>>638>>641

さて、ね・・・・・否定はしないが・・・・・

【激しい頭痛に平衡感覚の欠如、今にも途切れそうなその意識】
【頭部への鈍器による殴打は深刻なダメージを与えていて】

(雷か・・・・・?イマイチ、良く見えないが・・・・)
(まあいいさ、後は“神頼み”にでもしておこう―――)

【それは特別に大きな踏み込みを前方に倒れるようなものへと変化させる】
【踏み込みと同時に刀は抜かれ、軌道としては女性の右肩から縦に一閃】
【仮に当たれば軽傷ではすまない一撃が――最後の一撃が放たれる】

【そう、この攻撃は踏み込みこそ急だが隙が多い為に迎撃が容易で】
【更にはダメージからか、攻撃の成否に関わらず男はどさりと地に倒れ伏すこととなるのである】
647 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/24(金) 01:49:56.37 ID:Rz4JkI.0
>>638 >>641 >>646
【宗戒に言葉を掛けられた士は、どうにか泣き止み、左腕のハンドヘルドコンピュータのディスプレイパネルを開く】
(CCS起動…召喚対象、セオドア・ブリーチ…召喚、開始)
【黒い靄と共に鎧を模した強化外骨格の上にグレネードベストを身に付けた兵士が現れた】
【身長は185cmほど、フリッツヘルムと防弾ガスマスクで顔が覆われている為、表情は確認できない】
「負けたのか」
…はい
「無様だな。あれほど気をつけろと言ったのに」
【淡々と会話をした兵士は両腕で士の体を抱える】
「こんな場所でピーピー泣きやがって、やっぱりお前は阿呆だな…恥ってモノが無いのか?」
何とでも、言えばいいですよ
「…フン、お前は俺達に護られてりゃいいんだよ。余計な事しやがって」
【出口へ向かう途中、振り返り、三人に向かって声を張り上げる】
「我らが貧弱主はリタイヤだ。パートナーの方には迷惑を掛けてしまうな…申し訳ないっ!」
雷夢さん…さようなら…また、会えたら…
【兵士の腕の中でがくりと意識を失う】
「あーあー、情けねぇ…宣伝もできてねぇじゃねーか…ったく」
【救護班が来る前に兵士は会場を後にする】

/お先に…お疲れ様でしたー!
648 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 01:53:39.93 ID:NYtWdVMo
>>633

グ……!

【結界に、レオンハルトを取り込む――その目的は達成されたが】
【膝のカウンターは、見事にその額に突き刺さった。薄い皮膚と毛細血管が破れ、流血する】
【梧堂は、宙に浮いていた身体をどうにか膝から着地させたが――頭を打たれたせいだろう。意識が霞んでいくのに抗えない】

>>640

……俺ァ元々、頭脳労働専門職なんでね。
トドメは……頼んだぜ?

【揺れる脳をどうにか、最後の役目を果たすまで、繋ぎとめる】
【伝達用の糸を震わせて、これから行うことの注意事項を、最短、最小で伝える】

糸を使うな。躊躇うな。

>>644

【織守の攻撃と、そして近づいてくるのを目に留める――銃と、そして、二対の剣を】

(……あの娘を潰すにゃ、ちっと前衛に二人がかりで時間掛けすぎたか? 後はキョーコ次第……か)
(ま、俺みたいなハズレ籤を引かせて、悪かったな……)

【もう意識がなくなる。その前に、せめて、キョーコがレオンハルトを打ち倒せるように】
【あの銃弾は封じることが出来なくとも、せめてこの男の炎を封じる――】

『八柱の逆説(パルメニデス)』。
……『尾を咬む蛇の庭』。

【誰にも聞こえないような声で、しかし。しっかりとその祝詞を唱え終えた】
【黄色い結界が消失し、現れるのは黒でも黄色でもなく――赤い球形結界。半径は、梧堂を中心に三メートルほどだ】

【その空間内での、『召喚』・『出現』・『消失』を抑止する結界】
【もし、レオンハルトが先ほどのように魔翌力を行使しようとも、その発現は全て遅滞し、すくなくとも、襲い来るキョーコの攻撃には間に合うまい】
【半径三メートルの結界を、脱出することが出来れば――あるいは、ソレも可能だろう】

嗚呼、もうこりごりだ……好きに降伏しろ、キョーコ。

【最後にそう呟いて――梧堂は、意識を手放した】

【梧堂 渉――戦闘続行不可能】
649 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 01:54:13.53 ID:rSHT/EMo
>>631>>635>>643

―――あっちは終わったな。

【だが然し、足止めされているのを見て。】

・・・・仕方ねーな、こっちも終わらせてやるよ。情報処理量の限界って奴を味あわせてやるよ!
――――”カタストロフ”砂楼の家臣よ!古代からの力を見せよ!

【義手が手に触れるだろう。】
【そして、流れ出る夥しい情報量】

【名前:ハリード・ロンメル】
【思想:気に入らない奴は[ピーーー]、若しくは傷めつける。】
【戦闘スタイル:”不明”】
【没年:”○月○日”】
【そして、流れる義手の情報。産まれ、国、栄光、家計、家督、家臣、夢、使用武器、貯金残高、エトセトラエトセトラ】
【不要な情報も全て投げ打って流しこむ】

【大量の情報量を一気に流し込み、思考回路を一瞬でも止めようとする。】

(こりゃあ、一種の賭けだな。ほんと、効くのかねぇ・・・?これ)

【そして、一気に少女に向かって駆ける。】
【あちらの戦いが終わったのなら援護が来るだろう。ならば、こちらは一撃回避の盾になればいい。】
【紅蓮を放ったときに盾になろうと言う策を取ったのだ。】
650 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 01:58:17.95 ID:Kq03WsMo
>>647

(保護者は、いるようだな・・・)
・・・大事にな、では。
【現れた兵士を見て、思う】
【そして、返事を返し、また前を向いた】

/お疲れ様ですー

>>641>>646

・・・残念ながら・・・。
雷に撃たれるのには・・・慣れている・・・。
【覇気のない返事を返し、最後に、右腕を持ち上げ、拳を作る】
竜雷さま・・・。
・・・お力を。
【そして、身体に無理を言わせて、バチンと電撃を走らせる】
【再びの、疾走】
【向かうは、敵】
【繰り出すは、最精密にして、最後を告げる攻撃】

最後だ。
よければ、貰っていくといい。
【握りこんだ拳を、雷夢の頭部に向ける】
【射程範囲に入り次第、繰り出すだろう】
【入れたなら、だが】
651 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 02:07:53.01 ID:AummnQDO
>>646
(…さて、どこ狙う…?)
(…殺しちゃ駄目…なんだっけ?なら頭、ノー、心臓、ノー)
(…余り無茶な所を撃って殺しちゃったらまずいし、だからって意味がない所撃っても…殺し合いじゃないから威力は少し押さえてるけど)
…ってうわっ!?迷ってたらっ!!?
【何処に攻撃をするべきか、彼女はそれを迷っていた】
【そんな迷いをしている間に、シェンに攻撃範囲まで接近され】

―――腕がぶっ壊れても文句言わないでよ!!?
【瞬間、バチチィ!と一際大きな音が鳴り】
【右手の指の間から、雷の帯を引きながら帯電したパチンコ球が打ち出される】
【その速度は銃弾にも負けず劣らず、狙いはシェンの手】
【刀を持つ手を撃ち抜き、その攻撃を阻害しようとする】
【しかしその攻撃が失敗すれば、彼女は刀から大きく切り裂かれ、おまけにバッテリー切れを起こしてその場に倒れる事となるだろう】

>>650
【…嫌、そんな予測は必要無かった】
【彼女がシェンへとパチンコ球を撃った瞬間、頭へと向かう神主の拳】
【その殺気を察知し、横目で見て】

――――チィッ!!!
(こんの…!空気読みなさいよこの下駄男!!!)
【歯をギリ、と食いしばり、バチリと走る電流】
【残るなけなしの電力をフルに体に流し無理矢理体を動かして】
【パチンコ球を撃った衝撃を使い上体を反らして殴打をかわす】

…やば
【その行動により、体制を崩して】
【彼女はその場に尻餅をつくように転倒するだろう】

>>647
/乙でしたー
652 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 02:08:47.03 ID:iletQ6SO
>>635>>643>>649

か、は――――っ!!

【酷く厭な手応えを残して、華奢な身体がくの字に折れ曲がる】
【ごぼり、根こそぎ酸素を吐き出して。横隔膜と内臓のダメージからか、暫時、正常に呼吸する事すらも適わない状態に】
【落ちかかる意識を繋ぎ止め、視界を白く染め上げたまま――彼女は、】

(――――先ずは、一人)

【知らず、酷薄な嗤いに口許を歪めていた】
【捉える左手に表情を歪めつつ、突き立てた短刀をご丁寧に捻って】
【傷口を拡げつつ抜き取ると、そのままの勢いでふらりとたたらを踏んで後退】

――――放っときゃ、命に関わる…傷、だ。
さっさと、棄権しろ――――衆目の前で[ピーーー]の、趣味じゃ、ないんだよ。

此処の医療班、優秀らしいし、さ……。

【どうにか呼吸を整えながらも、掠れた声で告げる】
【抜いた短刀から舞う飛沫が、白皙の頬に紅を引いて。黒かった双眸は止め選ぬ殺意に満ち、蒼く煌めく】
【断る事は、見越しているのだろう。ハリーに向け、一手報いんと狙っている様に見える――その姿からして】
【故に、最後の一言は覚悟表明だ。「断るのなら、死の一歩手前まで追い詰める」と、彼女は言外に語っていた】

【からん。握力を失った右手が短刀を手放すと同時、辛うじて一挙動分の酸素を吸い込んだ彼女は彼に向けて跳躍する】
【敢為邁往、見敵必倒。背中は任せてある、ならば取るべくは只一つの行動】
【完膚無き迄に叩き潰す為の――――追撃】
【後顧の憂いを残したままでは、助太刀すらままならないのだから】
653 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 02:12:59.57 ID:va5xFISO
>>648
【結界の効果で額が裂け血が流れる】
やれやれ…なんて厄介な能力だ……ダメージの共有か…?
(だが、男の方は再起不能か…………)
この男じゃあないが…潰れる前に少しくらい貢献しなくちゃあな………
>>640
【刀身の見事な一振りの剣を抜く】
【そして大量の刃物をその全身に留めている帯を掴む】
一度きりの全方位防御兼攻撃って所かな……
【帯を勢いよく引き抜き辺りに刃物をばらまくと空中に固定】
【刃物は本人を中心にドーム状に不規則に並び空中に停止している】
私なりの結界さ…刃のな……
【無理に突っ込めば多少なりと刃物に身を刻まれるは必至】
【かといって隙間を探してくぐり抜けていてはキックの為の勢いはつかない】
(さあ……どうする………?)
【手にした剣に魔翌力を込め始めた】
>>644
織守、あんたは無駄な消耗は避けておけ。
【剣を構えながら】
どうせ私では倒しきれない……
最後は、あんたがやるんだ……!
654 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 02:17:39.25 ID:QjSfduYo
>>647>>650>>651

【結果から言えば、最後の一撃というやつは不発に終わった】
【パチンコ玉は刀を持つ手を見事に打ち抜き】
【刀を落とす事は無かったが大きく軌道が逸れ、何も無い空間を切り裂いて】

戦いに文句も何も無いさ・・・・
・・・ただ、先にオチたのは残念だが――――

【そのまま彼は倒れこみ、起き上がる事も無く一つ息を吐いて】
【不意に黒い空間が現れて――吸い込まれるように姿を消した】

/お先に失礼します、お疲れ様でした〜!
655 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/24(金) 02:18:57.30 ID:Bsxx532o
>>643

【廻る廻る、思惟の螺旋】
【瞼の裏の深淵から解き放たれて、見開いた眼が最初に納めるのは】

私には無理するなと言っておきながら―

【朱く咲いたジャステヴィル】
【狂い咲き、その花々は白地によく映える】
【元路地裏の住人たる少女は、その光景にどこか安らぎのようなものを覚えて―】

>>649 >>652

まだ持ちますから 棄権なんてしたら怒られてしまいますよ

【青白い炎が、軽い音を立てて爆ぜる】
【準備の労苦に対して不釣合いすぎるほどコミカルな破裂音だった】

二重想起―獄烙零火蝶

【フィールドに舞い降りる、数多の蝶】
【中心は炎 揺らめく灯火は内へと向かい、情熱は決して外には漏れず】
【夢見る翼は蒼氷 すべての熱を差し出したことで、形を得て空を舞う】

【炎の操作と熱の操作 相性は申し分ない】
【能力によって相手の位置は掌握済み 動きの癖についてもある程度覚えた】

【可憐な青の蝶が、上から下から右から左からッ 2人に――】

ああ、着眼点は悪くないですが
一人程度の人生なら…

――――

【情報の奔流に飲まれて、静止した】

【普段なら、一人の人生を読むくらいわけも無い】
【しかし、認識の阻害による停滞が歯車を乱す】
【思考の階段の先が黒霧に包まれる】

【この場の数刻は値千金、再起動までの時間を、どう活かす?】
656 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 02:27:58.18 ID:Kq03WsMo
>>651>>654

隙を狙うのは・・・当然だろう。
【拳をよけられ、よろめくように歩いていき】
【そのまま、倒れ伏す】

・・・相方も消えたようだ・・・やれやれ、私たちは敗北したようだ。
【そのまま、全く動かない】
【漏れるのは言葉だけ】

やはり・・・・無茶などするものではない、な・・・。
【全身にひどい痛みを感じながら】
【大きく、深く、嘆息した】

【勝者、冬月 士 & 氷酉雷夢】

/シェンの中の人さん乙っしたー!
657 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 02:31:41.03 ID:AummnQDO
>>654>>656
…っつ〜……あーあ…完ッ全に電池切れだわこれ…
【尻餅を着いた後、気が抜けた様に仰向けに倒れ込む】

…最後までアタシが気保ってたからアタシの一人勝ち〜…なーんて…ね……
【ニヒヒ、と小さく笑い声を漏らしてから】
【すぅ、と目を閉じた】

/皆様方乙でしたー
658 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 02:36:26.18 ID:NYtWdVMo
>>644 >>648 >>653

―――躊躇えって言われても、躊躇わないわよォォッ!!

【天井から、今剥がれ落ちた――漆黒の蜘蛛の眼に映った、最期のヴィジョンで、鉄砲が放たれたことを把握し】
【自分の眼の前には、大量に展開される刃の嵐、武芸の極み―――思わず、「嘘ッ!?」と言いたくなるのを、噛み殺して】
【梧堂が最後に残した『彩色違い』なる結界の効力を信じ、蹴り込むことは止めなかった】
【右腕でがばり、と。敵の攻撃に引っ掛かる可能性が有るマントを脱ぎ棄て―――跳躍――ッ!!】

……う、う、うぁぁぁぁぁ!!

【魔翌力による動作は、結界の効力によりもう遅い。その結界は、宣言した通りであれば『一度きり』】
【何かしら、この状況に於いてすら扱える切り札が無ければ、ヒトガタの蜘蛛の襲撃を逃れる事は、至難の業に違いない】
【キョーコとて、自らの『殺人技』への矜持と愛情を持っている。其れが試合を超えた殺意に乗って、脚裏から威力として流れ込むのだ】

【だが―――攻撃の成否には関わらず、恐らく大量の刃に総身を切り裂かれ、スライムのような血をシャワーの如く散らし】
【トドメには、背後から迫る裂空の神気、織り造られた弾丸―――蜘蛛の姿が風に溶ける様に消え去り】
【其処には『赤い血液』に塗れた、金髪碧眼の少女しか居ない筈だ】

【なお、マントの下の彼女の服装は『紺 色 の ス ク ー ル 水 着』である】
【会場の各所で、溜息、奇声、怒号、第3試合に参加している某人の部下が吹き鳴らすブブゼラ、悲喜こもごもの交響曲が聴かれたと言う】

『ウシャァァア!』

【一方、残されていた紅い蜘蛛は、全ての魔翌力を懸けて織守に一矢報わんと、急襲を仕掛ける】
【だが、余りにも其れは、泣きたくなる程―――『単調』ッ……簡単に、降り神の力で受け止める事が出来るだろう】
【もし命中したとしても、胴体に噛み付かれて浅い傷を負うのが関の山――母親の後を追う様に、粒子と化して露と消ゆ】

                【第3試合勝者:貴宝院織守&レオンハルト】

 【歓声と悲嘆、湯気が上がる様な戦場の上、今宵の十六夜が浮かべたのは、如何なる貌だったか―――。】
659 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/24(金) 02:42:46.14 ID:s/7w2L20
>>649

(――俺は終わったのか?)
(何もできずにこのまま意識が逝くのか――!)

【その者を突き動かすは――異常なまでの気迫】

(――そうだ。俺は、まだ終わるわけには行かない)

>>652 >>655

【コツ――コツコツ】
【よろよろと数歩。そして血は常人では耐えられない程流れている】
【明らかなる、無茶。何故其処まで――?】

 ・・・あんたにも・・・・だが――奴にも恩がある
 ―――― 俺は、体を捨ててでもあんた等を遠ざける。それが“義務”ってもんだろう

 俺の―――やりたいようにやらせてもらう

(明らかにダメージは通った。とりあえず・・・こいつだけでも止めなければ)
(俺と似た、こいつだけでも―――!)

【完膚なきまでに散っているはずのその者は――地に血の溜まりを残し】


 ――ぬぅううううああああああ!!!!


【その怒号と血と共に、渾身の力で左アッパーを放つ――!】
【やはり相手の急降下した勢いによるその拳は――やはり、彼女の鳩尾を捉えようとする】
【回避が間に合うか。外れるか――?若しくは罠に嵌ったか】
660 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/24(金) 02:46:49.29 ID:7iy7gMko
>>648>>653

――ふん、この期に及んで無駄な消耗も何もなかろう!
まさかこの局面でも、後ろに下がって傍観しておれとでも言うのか!

【織守は、レオンハルトの呼びかけを却下する】
【それと同時に、鉄砲・鬼面・亀甲・騎乗していた折り鶴が全て霧散した】
【局面は終焉に近づいている。「不要」な折り紙は全て消して一点、決戦のために力を蓄え】

退くならば、それはお主じゃよレオンハルト
……生死をかけた決闘でもない、それ以上動けぬならば休んでおれ。

【怒りが収まっていないのか、少し荒いで視線も睨むように細められているが】
【気遣うような言葉を告げると――更なる加速を以て飛翔し】

>>658

――――ハッ!

【向かってくる紅の蜘蛛に対して、織守は裂帛の気合と共に剣を振るう】
【剣折り紙に対する操作・翼による推進力を以て華奢な体躯を補い】
【駒のような豪快な全身回転運動を持って叩き斬るという、織守独自の近接戦闘術】

【だが――その剣の軌道は僅かにズレて、蜘蛛の頭部付近を風車のごとく掠める程度に留まり】
【回転動作の折に突き出すようにして向けた左肩に、蜘蛛の顎が食い込み肉を裂いた】

……う……ぬ――ふぅ……
お主の決死、戦に掛ける想い……わらわがしかと受け取った。

皆よ……天晴れな戦振りであったぞ……。
――次はな、肩を並べて共に戦いたいものじゃな……

【激痛を身体に刻みながらも、消え行く蜘蛛と二人の試合相手に向けて】
【ニヤリ、と勝ち気に笑みを浮かべて賞賛の言葉を送ると――織守の構成していた全ての折り紙が消滅し……グラリ、と身体を揺らしながらその場に立った】

【殆ど負傷らしいものを負っていないとはいえ、変わりがわる局面への思考と数多の術の行使は安いものではなく】
【頭痛と目眩に加えて肩の痛苦に耐えながらも――腹部から真紅の剣を天に向かい突き出し――堂々と勝鬨をあげた】

/お疲れ様でしたですぜー!
661 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 02:58:57.14 ID:rSHT/EMo
>>652>>655>>659
・・・わりーな、一人じゃねーんだな、これが。

【駆ける】

私は一人で三人だ、”白冰のフィア・モーゼル”、”黒焔のカタストロフ”、砂楼の最後の家臣達。

そして、情報の齟齬があったろうなー・・・色々さぁ。

――――そりゃそうだろ、死んだ身だぞ私は

【謎解きを始める。】

そして、<<情報処理>>にストップした。おまえさんの負けだよ、この試合さ。

【カチャ】
【撃鉄を起こし、引き金に手を触れる。】

(然し、これ爆発したら結構やばくねーか?これ)
とりあえずチェックメイトだ。完膚無きまでに王手だ。

【命までは取らん。】
【その銃口を突きつけるだけでいい。】
【そのまま、銃口を突きつけようとする。】

これが私の戦闘スタイル名づけて『ぶっちゃけその時はその時やろう作戦』だ。

【ネーミングセンス皆無の台詞を言ってのける。】
【これが我らの戦術よ!と言わんばかりに。】
662 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 03:04:34.93 ID:va5xFISO
>>660>>658
だろうな……!
【魔翌力を込めた剣を地面に突き刺し】
燃え…!
(…間に合わない……!)
【最後の結界による魔術の遅滞】
【それが決定的になった】
………駄目か………っぐう!!
【蹴りをまともにくらい吹き飛ぶ】
(…情けない…な……)
【地面に倒れ僅かな後】
【空中に停止していた刃物が全て落下する】
【意識を失ったのだろう】
【最終的に立っていたのは一人だけだった…】


/みなさんお疲れ様でしたー
/織守・・・お前がナンバーワンだ・・・!
663 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 03:09:50.21 ID:NYtWdVMo
>>660

【救護班は尻に火を当てられたようにせかせかと現れ、キョーコを回収していく】
【見ればわかるが、あの状態でも、拙いながらに呼吸はしている―――怪物の能力さまさま、といったトコロか】
【溢れ出る禍々しい魔翌力も、『卵』の深みを知らぬ無能力者が大多数観客たちには、何とも映らない】

                   【その頃、会場の内外では】

「エハ、ハハ……中々の宣伝効果でしたよ、此れなら自分としても満足できるモノで、パメラさん?」
<うふふふぅ…やっぱり、トゥインクル競馬はぁ焼きそばぁ…ってぇ、何か違うぅ?>

【人の波に喰らい付いた多々買いの戦乙女たちは、爆熱と疲労に当てられて、よく判らない会話のドッジボールを交わしつつも】
【ほぼ空になった屋台を背負って、満足げに嗤い合った】

『……此れが、能力者さんの、戦闘……。』
《わたしも対機関を全うするため、生きる為、更に強くなら…にゃーん》

【戦闘と言う名の巨大な劇場、魂の激突に見蕩れていた幼い二人は、現実に引き戻されながらも、余韻を、そして】
【夫々の想いを、胸に―――新たなる決意を、こころのカンヴァスに描いて】

「キョーコもシオンも見られて、今日は眼福…惜しむらくは、二人とも気絶しちまったとこだな!」
「労の一つでも労いたいもんd」[黙っていなさい、先刻も貴女の角笛が五月蠅くて、手がブレました]

[……恋人の晴れ舞台ぐらい、マトモに撮らせるコトですね、二股のお嬢様。]
「……クソッ、後であたしたちは本気で潰し合わなきゃ往けない気がしてきたーッ!」

【―――馬鹿と変態は、今日も仲良くケンカしていた…訳ではあるが】

   【冗句は兎も角、未だこの『聖地』は、眠らない―――!】

/皆様、乙でした〜!
664 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 03:22:59.70 ID:Kq03WsMo
>>657

【医療班が来る直前、青白い影が、神主を背負う】
【影は、パチッ、と発光したかと思うと】
【後には、何も残っていなかった】

【後日、大会会場に、一枚の張り紙があった】
【そこに記されていたものは―――】

【[龍雷神社]】
【[場所は――]】

/お疲れ様でしたー!
665 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 03:29:01.16 ID:iletQ6SO
>>655>>659>>661

(アッパーカット、か。高位置の相手に打つには――――向かないな)
(振り切った拳ごと踏み躙る。其れで、了いだ)

【意識は半ば墜ちかけ、腹部には鈍痛。内臓を痛めた所為か、喉奥から鉄の味が迫り上げて来る】
【――――彼女は決して打たれ強くない。だが、極限の状況下には慣れていて】
【だからこそ、この期に及んで尚も醒めていた】

【息を継ぐ暇が無いから、言葉は吐かない。酸素は1mlだって、無駄に出来ない】
【嗚呼。彼女が振るうのが短刀ならば、態勢の問題上、またしてもカウンターを喰らっていただろうか】

【だが、二度目は無い。次に振るうのは、脚。顔面目掛けた蹴り技である】
【足と腕のリーチの差に、高低差。故にアッパーは蹴りを放つ脚に阻まれ、鳩尾は捉えない】
【因みに狙いは頭部へのダメージで、出血に揺れる意識を刈り取る事ともう一つ】
【蹴りが当たったのなら、彼女はその反作用を用いて――体を翻し、彼を足場に再跳躍。ハリーの許へ参じんとするだろう】

(……然て。死に体のこの身に、告死蝶の群れは少しばかり骨だが)
(今の拒絶≠ナ、何処まで捌けるやら――――)

(。。。ってか、もう少しマシな名前は無かったのか…?)

【先の全ての成否に関わらず。恐らくは防御手段か、或いは最期の攻撃の為の一手か】
【少女の蝶の蒼色とは、似て非なる蒼の輝きが――――認識阻害の霞を媒体に、現出し始める】
【その彩は、今の彼女の瞳の色に酷似していた】
666 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/24(金) 03:34:30.34 ID:Bsxx532o
>>659 >>661 >>665

なかなか楽しかったです、砂漠の王さま方

【初めはぎこちなく、やがて緩やかに】
【その容姿もあって、少女はまるでよく出来た人形のよう】

ですが、もう私は準備を終えているのですよ?

【熱を奪って飛ぶ”蝶”が、フィールド中に散っている】
【少しの差で、銃口には氷の膜が張っていた】
【気付かずに引き金を引けば――?】
     
改めて―

【裾をつまんで丁重に礼】
【残酷な笑みが白い肌に張り付いて】

【地獄の蝶の群れが飛来する】
【触れれば獄炎、ムスペルヘイム】
【避ければ零下のニブルヘイム】

【二段重ねの地獄が、上下左右から襲い掛かる!】
667 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/24(金) 03:49:50.33 ID:s/7w2L20
>>665

(これが・・・経験の差か――)

【踏み台にされた者は――そのまま前に地に叩き落とされる】
【鈍い音。水溜りに突き落とされる屈辱・・・だが】

 見事・・・――

【せめてその言葉を残し、意識が落ちていく――】
【落ちたくない――だが落ちていく――】

>>661

(結局狂人は何も守れんのか――)

【血の池に嵌って。もがくその者は――】

>>666

(すまない――ここまでだ―――)

【其れを最後に、大観衆の歓声と共に、その者は―― “肉体的に”気絶する】
【それは狂人故。悪人故に相応しい―― 最後に見えた】
【光は閉ざされる――その無念を心に留めながら】

【Justevil――戦闘不能】
668 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 04:08:42.30 ID:rSHT/EMo
>>665>>666>>667

―――だからさ、命までは取らねーよ。
『ぶっちゃけその時はその時やろう作戦』ってのはその場しのぎの小技さ。

【引き金を引く気は更々無かった。】
【大会のレギュレーションの殺人行為は禁止されているからだ。】
【スッと左手に持っていた拳銃を上にスライドさせ】

――――じゃ、少し気絶してなお嬢様。

【ブンッ】
【そのまま少女の頭に向けて叩きつけるように殴ろうとする。】
【言ってもカチ割るなんて性悪なことはしない。】
【適度に気絶する程度に力を加減して叩きつけようとするだろう。】

・・・あー、全く全く持って気に入らん。
こんな時どう対処するんだよ全く。

【地獄の蝶を見ながら】

――――ま、勝ちなら上々、負けてもまぁよし、引き分けが妥当な線だなこりゃぁ

【避けもせず、地獄の蝶の群れの中が雪崩れ込む。】
669 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 04:40:20.66 ID:iletQ6SO
>>666-668
【――――彼をその屈強な意識ごと刈り墜とすのと、彼女が跳躍の最高到達点に至るのはほぼ同時】
【戦場を俯瞰視点で見下ろして、漸くまともに働くようになったばかりの肺に、息を深く吸い込んで】
【ぽつり、呟く】


――――お前もな=A狂人の――……。


【或いは、彼女にとって其れは最大級の賛辞であった。彼の最期の一撃は、無駄では無い】
【事実、渾身のアッパーカットを受けた左足には、見えずとも多大な爪痕が刻まれていた】
【恐らく、満足な踏み込みは望めまい。片足では、着地もままならない――――】

【宛ら翼を失った鳥か。地に足を付いたとしても、其処に生まれる多大な隙を突かれるのが関の山】
【彼女が、戦闘不能になる未来。それは紛れも無く、必定の物だっただろう――――独りなら=z

――――菜の花に飽くまでも無い、櫻に繋いで止めて遣るよ。
百花繚嵐=c…即興式、蒼穹桜花・狂い裂き=\―――!!

【童謡に準えて、彼女は不敵に、高らかに謳う】
【同時。十六夜の月明かりを透かし、現出せしは花片を模したる蒼の刃――――ッ!!】

受け止めろ、そしたら七割、いや六割方何とかしてやるから……っ!

【彼女の命に従い】【彼女と共に】【狙いは、縦横無尽に致る地獄の蝶の群れ】【地に繋ぎ止めるべく】【一斉に、降り注ぐ】
【拒絶を抱いた刃、其の対魔術特性を遺憾無く発揮して。其れでも尚、少女の切り札相手では分が悪い】
【三〜四割は我慢しろ、と言う事か――――いやはや、横暴】
【ややあって彼女もまた、重力に従ってハリーの真上に落下する】
670 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/24(金) 04:50:09.11 ID:Bsxx532o
>>667 >>668 >>669

【大技の後であり、再起動から間もない】
【分かっても、体が付いて来ない】
【銃は寸分の狂いも無く目標に辿り着き】

【驚くくらいにすんなりと、少女は仰向けに倒れた】

【至近距離での蝶の炸裂】

【十六夜の月が視界に入って、消えた】

(ああもっと、読みたかったですね…)

【最後の一刀 力なく振られた刃に、黒い星が浮かび上がり】
【夜に潜んで飛んでゆく先は、ハリー、そして丁度そこに落下する朔夜】
【とはいえ星の弾丸は一つ―どう転んだとしても二人を同時に倒すことはできない】

――サナ・ローウィン:戦闘不能
671 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 05:00:18.11 ID:rSHT/EMo
>>669>>670
――――疲れた、実に疲れた。
(三、四割?オーライ、なんだったら十割全部被ったっていい。)

【そう考えていた】
【その時】
【ドスッ】
【朔夜の体重が全力で伸し掛る。】

グフッ・・・こりゃぁまぁひっでぇ・・・デキの悪いエンディングだな。
ま、勝ち試合まで持ち込めたんだ、誇っていいだろ。

【そのままぶっ倒れ、そのまま寝てしまった。】

―ハリー:戦闘不能?

/先に撤収させてもらいまっさ。
672 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/24(金) 05:05:23.06 ID:s/7w2L20
>>668 >>669 >>670 >>671

【その気絶した者は――後に運ばれるだろう】

【病院へ。そしてしかるべく所の――――】
【刑務所。その中へ入れられる】
【――考えが変化する。その要素を含みながら】

 ―― 強くあらねば・・・

【誰かは、其の青年の寝言を聞いたという】

/皆さん乙でしたー
/途中トラブったり、遅かったり申し訳ありません
673 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 05:18:26.01 ID:iletQ6SO
>>670-671
【爆風に煽られ、熱に身を焼かれつつも、朔夜はどうにかハリーの上に――――】

っ……。おあとが宜しい様で、とは往かないか。
……なあ、受け止める時はさ、嘘でも軽そうな素振りしとけよ。

オレだって、仮にもか弱い乙女なんだか――――あ、れ――?

【着地。溜息混じりに笑えない冗句を吐き出して、肩を竦めようとした】
【その刹那。黒い流星が、無防備な頭部を直撃する】
【衝撃は、意識を奪うには十分過ぎる程で。倒れた彼女に折り重なるようにして、朔夜は力無く昏倒し――――】

【識槻朔夜:戦闘不能】
【時を於かずして、待機していた救護班がフィールド内へ突入。速やかに処置を始めるだろう】
【その後の事は、また別の話。今はまだ知る由も無く――――】

【ともあれ、試合終了である】
//お疲れ様でしたー、
674 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 17:32:08.46 ID:3Eysqlgo
【街中――】

へっへいへいへい〜へい〜
俺の名は「ジャグ・オヤギ」!
とりあえず今日は寒い寒い!
戦闘して身体を暖めたいぜェ

【頭のてっぺんを禿げ散らかし、ぐるぐるメガネをかけた30~40代程の典型的なおっさんが】
【でかい声を出しながら、街を歩いている】
675 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 17:58:49.84 ID:PC7BM.s0
kai
676 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 17:59:10.99 ID:PC7BM.s0
677 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 19:51:14.46 ID:rcYBSoSO
【廃墟】

うーん、斬れ味は抜群、だけどやっぱり未だ完全じゃないな・・
【黒髪ショートヘアの少年】
【服装は白のカッターシャツに青のネクタイを着けている】
【またカッターシャツのの袖には校章がついており、彼が学生であるのが解る】

【少年の周りの廃墟にはどれにも斬った後が残っている】
【少年のその独り言からこの廃墟達についたの斬り傷は彼に因るものだろう】

【―――だが、ならオカシイ】
【少年は刃物の様な物を持っていない】
【いつもなら護身用に刀を持ち歩いているが、それもない】

【―――ならどうやったと言うのだろう?】
678 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/24(金) 20:26:57.51 ID:KUNt5Z2o
【聖都──街中】

【道の端にある大きなゴミ箱の陰に隠れて、何やら気配を押し殺している一人の人物がいた】

(……こんな身体のお陰か、破魔結界の影響もないな……)
(クソ忌々しいが、そこだけは唯一トクしたところか……)

【──外見にして8歳程、小さな白皙の少年だ】

【乱雑に白いメッシュが入った烏羽色の髪に、真紅の瞳を持ち】
【白黒ボーダーの大きなシャツ一枚を、ローブのようにして纏っている】
【靴は履いていないようで、その小さな素足が直接地面に触れていた】

(……前に押し掛けようとした時は邪魔されたからなァ……次は抜からない)
(──……恐らく、あの建物の筈だ……『魔術協会』ッてのは……)
(……警備は……人の数は……何処か入り込めそうな所は──)

【彼は、葉っぱの付いた木の枝を構えて頭を隠しながら、】
【もう片方の手に持った双眼鏡で遠くの建物の様子を覗いている】
【どうやら本人は至って真面目に隠密行動しているつもりのようだが──かえって目立ちそうですらある】
679 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 20:33:46.74 ID:9LNFT.DO
>>440

…………ッ

【眼前で上半身を悪戯に曝け出そうとした彼女―――反射的に目を逸らす】
【わざわざ"暗闇"に頼らずとも、さっさと地面に落ちている服を拾って木の陰で着替えてくればいいのに。そうしないのは、彼女が"遊ぼうと"しているから―――】
【嫌味に映る笑顔を見れば、そんなことも容易く把握出来てしまう】

【グッ、と悔しそうに唇を噛み締め、彼女の態度に対して沸き上がる苛立ちを堪えつつ】
【もう、何を言っても無駄だと―――観念した。言い方を変えれば、"折れた"】


わ、分かったよ……ついて行ってあげるから、だから………その……―――暫くあっち行っててよ……っ

【目尻を下げ、ボソボソとやっぱり悔しそうな口調でそう告げた―――「それに着替えてやるからあっち行ってろ」――と】

【"ファッションに興味を持った"という趣旨の発言も甚だ疑問だったが、もう突っ込んだりはしない】

【それに、猛暑の季節はとっくに過ぎているのだから、これ以上冷たい水に浸かったまま体温を奪われていたら、たぶんきっと恐らく高確率で風邪を拗らすだろうと判断した】
680 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 21:03:15.34 ID:9jh5J/s0
【街中】

今日も疲れたわー
せっかく外に出たんだし、いろいろ見て回るかな

【魔術協会の制服を着て缶ジュースを持った青年が歩いている】
681 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 21:08:26.12 ID:yS5AglEo
>>679
そうそう、それで良いのそれで
そうすれば、全て丸く収まるんだしねー
一番手っ取り早い解決策だからさ

【もう一回のターン。爪先で立って、勢い余ってもう一回】
【アリエルに背を向けながら、トンと飛び跳ね木の上に】
【生茂る葉の中に姿を隠して、視界を遮った】

所でさー、何処か良いお店知らない?
適度に安くて、布地の頑丈なのが売ってる様なお店
あんまり高いと手が届かないし、薄手のペラペラのだとすぐ破れちゃうしさ
予算考えると、上下揃えるのは難しいとしてー……

【そして、アリエルが疑問を持った発言の趣旨】
【其処に関しては、他の言葉より優先順位を高くして考えている様子】
682 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 21:25:47.97 ID:sSndv2AO
>>680

【路地裏から物音が聞こえてくる】
683 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 21:28:48.97 ID:Ef38gLgo
【街中】
【通りに面した打ち放しコンクリート造の建物、そのシャッタが開けられていて】

さて……

【丁度その直ぐの所に立ち、グローブを填めた指でレンチを回しているのは、薄汚れた白衣を纏った青年】
【汚れはオイルによる物だろうか、そう簡単には落ちそうに無いような】

手早く、終わらせてしまいましょうかね

【彼が対面しているのは、メタリックブルーでコーティングされたフレームの、大きな機械の塊】
【何かの乗り物のようで、しかしそれにタイヤのような部位は見受けられない】

【レンチを左手に持ち直して、青年は屈み込み、それに手を伸ばす】
684 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 21:29:34.64 ID:IT2OEMAO
【公園】

最近、肌寒くなってきたのだ…
私の冷え切った心も女の子に暖めて貰いたいものだぞ…はむ。
【肩にかかる程の黒髪に紺色のブレザーの制服を着て、スカートの下にレギンスを穿いたピンクのマフラーを首に巻く少女がベンチに座りながら肉まんを両手に持ち食べている】
【その両腕から手にかけて真っ白な包帯が巻かれていた】
685 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 21:30:26.41 ID:fcaJ1m6o
【街中】

たまには髪型を変えてみるのもいいですねっ!
新鮮な気持ちで物事に取り組めそうな気がします!

【翡翠色のロングヘアを黒いシュシュで留めたポニーテールと】
【同じく翡翠色の凛とした瞳を持った身長140cm程の少女が歩いている】
【白いワンピースに、何かを隠すような黒いカーディガンを羽織っており】
【手ぶらなところを見ると、どうやら散歩のようだ】
686 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 21:30:35.57 ID:9jh5J/s0
>>682

……お?

【物音を聞きつけたのか青年は立ち止まり】

何の音だろう…
……これは、怪しいにおいがする…!

【好奇心にまかせて物音のする路地裏へと進む】
687 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 21:32:48.40 ID:9LNFT.DO
>>681

…………見たら許さない

【木の上へと跳躍していったその背中に、ポツリと。然しながら強い語気、睨むような視線を浴びせ、念には念を押した】

【彼女の姿が暗闇に溶けていくのを確認してから――ザブッ…と水音を立てながら陸へ上がる】
【身体を拭くのもそこそこに、てきぱきとした動作で下着を穿いて―――改めて視界に映ったのは、これから自分が身に付けなければならない衣類の数々】

【グレーのジャケット、白のシャツカラーのブラウス、黒いスカート―――】


(…………――――)

【これを着たまま街中へ出なければならないのか―――そう考えると、気が引ける。特にあのスカート、短すぎる気が……】
【―――若干の抵抗を覚えている内に、くしゅんっ!と少女のようなくしゃみを一発】
【とにかく今は着る物がこれしか無いのだから、仕方ない。畳まれているそれらを手に取り、袖を通し始めた―――】


知らないよそんなの……それぐらい自分で調べなさい

【ふいに彼女が投げ掛けた質問には、素っ気なく答えてみせる】
【彼自身、あまり外見に気を遣うことはなく、ファッションにもそこまで興味を持っていない。その返答自体は嘘では無いのだろう】
688 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 21:38:56.71 ID:sSndv2AO
>>686

【路地裏では】

『月円舞!』

双虹舞!


【袴をきた刀をもった男と白い髪をざっくばらんに切り、右目を髪で隠してメガネをかけけ、刀の鞘と魔翌力の塊でできた虹色の刀をもった学ランの男が踊るように戦っていた】
689 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 21:40:35.77 ID:yS5AglEo
>>687
見ても別に何とも思わないんだけどねー、私の場合
異性の裸を見たいなんてのは、人間だから考える事だと思うよ?
……いや、同姓でそう考える人も知ってるけど。個人的に

【身長差、この二人だと10cm前後。其処から考えると、足の長さの差は大雑把に5cm前後】
【吟雪が着て膝程度の丈になるスカート、アリエルが身につけると僅かに膝が出るか】
【イートンジャケットは籠手の上から付ける為にやや大きめ、寧ろ彼が身につけると丁度良くなる】
【少女的な容姿も合わさり、恐ろしい程に違和感の無い姿が、其処に顕現する事になるだろう】

えー……だって、そんなの普段買わないしさー
適当にリサイクルショップとか行って、比較的状態の良いのだけ買ってるし
新品売ってるお店なんか知らないのに……

……良いや、何件も連れ回してやるから

【不服そうな拗ねた様な声、木の上で枝を蹴りつけて葉がガサリ】
【着替えが終わるまで、一応降りて来るつもりは無い様だが】
690 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 21:45:50.34 ID:nK.yI3Io
>>678

……、超、なにしてるですか?

【少女の声が少年の頭上から聞こえた】
【僅かに引いてしまっているような、そんな声だ】

/まだいらっしゃいますですか?
691 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 21:46:58.67 ID:9jh5J/s0
>>688

おーおーおー…
…何だ何だ、こんな所で何やってるんだ…?

【青年は二人の男を見つけて】
【驚いたような表情でその光景を眺める】


……時代劇か…?

【そこから真っ先に青年の頭は殺陣を思い浮かべたようだ】
692 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/24(金) 21:47:36.20 ID:KUNt5Z2o
>>683

「ガウガウッ! ガウッ!」

【突如、遠くの方から犬の吠える声が響く】
【その調子からしてどうやら酷く怒っているようだが──その犬は、一人の人物を追い掛け回していた】

はあッ、はあッ、はあッ……! なン、ッで──!! 

【──それは、外見にして8歳程、小さな白皙の少年だった】

【乱雑に白いメッシュが入った烏羽色の髪に、真紅の瞳を持ち】
【白黒ボーダーの大きなシャツ一枚を、ローブのようにして纏っている】
【靴は履いていないようで、その小さな素足が直接地面に触れていた】

【彼は時折後ろを振り返りながら、路面をぺたぺたと全力で疾走している】
【荒れる息。ぐんぐんと縮まる犬と少年の距離──しかし少年は、そこでその建物を見つけ】

……ッ、!
ちょ、っと、邪魔するぞ──ッ!

「ガウッ! ガウッ!」

【少年はばひゅーん、と、その建物の中に向かって飛び込んでいこうとする】
【犬も、そのまま止めなければ、少年を追って建物の中へと入っていってしまうかもしれない】
693 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/24(金) 21:49:20.58 ID:p3NeoZg0
【火の国、ブレイザーシティ、噴水を備えた公園】
【機関による支配が為された都市の中、街灯浴びるベンチに並んで座る二つの人影】

『(…情報収集なら此処かAOEが一番楽だろうが、流石に表層には出ないか)
(48番は頼りたくないし…というか、何でアイツはこんなコトを?)』

【其の一人。見た感じでは丁度、17歳ぐらいで、身長約165cmの細身で胸は小さめの少女】
【緑色のリボンが付いた女物の黒い中折れ帽を被り、髪は肩を少し超えるぐらいのサラリとした金髪で、瞳の色は冷たい灰色】
【長袖ワイシャツに、膝まであるピンク色のスカートを着用していて、胸元には赤に白ボーダーのネクタイ、足は白いソックスと黒いローファー】
【そして―――気づく事は難しいが、ネクタイの裏地には「No.28」の刺繍が、ひそやかに確かに存在している】

「コルネリア様、次はどこ、に、往、く?」

【もう一人。たどたどしく、何処か怯えを感じさせる口調で話す、されど無表情の少女】
【深海の色を映し出したのかと想わせるような、ダークなショートカットの蒼髪と、燃え尽きたように真っ白な肌】
【瞳の色は真っ黒で、着用する衣服はゼブラを彷彿とさせる、白黒のメイド服。中学生ぐらいの背格好の少女だ】
【頭には前述の少女と同じデザインだが、紅いリボンの帽子をかぶり、其処に星型のバッジを一つ付けている】

『どうだか…取り敢えず、表面に出てる所は全部調べたんだよ』
『……それと、此れを見てたら何だかやる気が無くなって来たんだ…はぁ』

【小さな声で、肩を寄せて語り合う二人の姿は―――姉妹の様な師弟の様な、奇妙なモノで】
【28番の女の手元では、さぁぁ、と心地良い雑音を提供してくれる水の芸術の音とは違う、『笑い声』が響いていた】

【もし、其処を見れば…『Dr.ビフロンのムフフフ料理教室』なる番組が、携帯電話の画面に映し出されている事が判るだろうか】
694 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 21:49:48.01 ID:nK.yI3Io
/いやんすれ違い
/>>690はなかったことにー
695 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 21:50:57.45 ID:qXrDaYAO
【火の国・採掘場】

制圧完了、ですね。
……はぁ、怪我人を極力出さずに戦うのがこんなに手間だとは思いませんでしたよー……。

【腰まで伸びた陽光のような淡い金の長髪と、翠玉のような碧色の瞳を持つ少女】
【その身には機関の制服を纏い、腰には細剣が吊り下げられている】
【そんな少女が、数十名の機関員と共に、火の国の鉱山地帯にて、採掘……というよりは強奪、盗掘作業を行っていた】

それでも、流石にこれだけの人数がいればどうにでもなりますね……。

……あ、気絶させた鉱山の職員はあっちの小屋に寝かせてあげて下さい。
絶対に手荒に扱わないで下さいね、彼等は敵でも何でもないんですから。
怪我をした方の応急手当も忘れずにお願いしますね。

それと、採掘班は早急な作業をお願いします、出来れば余計な邪魔が入る前に終わらせましょう、ね?

【ふんわりと、微笑みながら指示を出す少女、その服の裾には、No.300と刺繍がしてあった】
696 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/24(金) 21:51:50.59 ID:KUNt5Z2o
>>694
//わ、ごめん! まさか一時間以上も前の投下にレス付くとは思わず……
//申し訳ない、またの機会に超よろしくお願いします><
697 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 21:54:12.00 ID:sSndv2AO
>>691

『月刃!』
水刃!

『華月舞!』
鉄円脚!

【二人は気づかないで戦いあっていて
学ランの男は蹴り技まで使い始めている】

『てめ、脚は卑怯だぞ!』
お前とて脚を使えばいいだろうが!
『武士は脚、使わない!』
しらねーし、お前は武士じゃねぇ!
698 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 21:55:50.78 ID:rcYBSoSO
>>685
【その街道の先に】
【少女の見知りのメイド服を着た少女――いや少年がいる】
【その手には店のチラシが、どうやら客寄せをしているようだが】

―――客来ないな・・
699 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 21:57:38.79 ID:Ef38gLgo
>>692

【左手と構えたレンチを肩に置き、軽く首を鳴らすような素振りをしながら】
【青年は右手のグローブを手早く脱ぎ捨てると、そのまま白衣のポケットに滑らせる】

さて……接客用のパフォーマンス、という意図も在ったのですけれども

【すると「ピ」と電子音が小さく鳴り】
【続いて鉄板が揺さぶられるような僅かな騒音と共に、シャッタが降下を始める】

顧客に成り得ない方は、基本的にお断りしていまして

【青年は、そう言いながら立ち上がり、閉まるシャッタの方へ振り返る】

【降下する速度は比較的早く、数秒もすれば地面まで降りてしまうだろう】
【少年と犬との差がどれだけ在るかにも依るが、分断されるか、どちらも鉄板に激突するか……】
700 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 22:01:51.11 ID:nK.yI3Io
>>684

【その公園に、一人の少女が入ってくる】
【シックなバッジが数個ついた赤いニット帽を被っている14、5歳ほどの少女だ】
【ぴょろんと外ハネしている黒髪は胸元に届くか届かないかといったところ】
【少しぶかぶかな紺色のプルオーバーパーカーの胸元には赤と青でKNと縫われた刺繍があり】
【プリーツのついたミニスカートは落ち着いたベージュ色】
【ニット帽と同じ赤のハイソックスの上からは茶色のおしゃれなワークブーツをはいていて】

魔術協会職員の死亡事故──うぅん、なんか超怪しいですね
あの時の魔物以外にも、なんかあるんでしょうか
超やばいっていうか、超変な感じがします……。

【そんなことを言いながら、ぽちぽちと少女は携帯を弄っているのだが】
【どういうわけかこの少女。掃除機の上に乗っていて】
【更にはその掃除機。地面から2mほど浮翌遊して移動していた】

/まだいらっしゃるでしょうか?
701 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 22:03:39.58 ID:9jh5J/s0
>>697

と思ったら、どうやら時代劇じゃないっぽいな
二人だし、カメラないし、うるさいし。

【先程思い浮かんだ考えを青年はすばやく打ち消し】

まぁ、聞いてみるのが早いか…

…おーい。こんな所で何してるんだー?

(…十中八九、喧嘩だと思うけど。)

【真相を確かめるべく、少し声を張りながら二人の男に近づいていく】
702 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 22:05:35.68 ID:9LNFT.DO
>>689

【そっちがどう思うだとか、そういう問題じゃない―――そう反論しようとしたが、不毛な会話になりそうだったので言葉を継がず】
【本当なら文句のひとつぐらいボヤきたいところを抑えて、黙々と着替えを続けていた―――】


【そうして1分も経たぬ内―――衣擦れの音が止むだろう】
【再び彼の方へ視線を向ければ、其処には―――】


………―――ッ、…………ね、ねえ………せめて下だけでも……返して欲しいんだけど………スースーして………

【―――与えられた衣服を完璧に"着こなした"アリエルが、頬を赤らめながらそわそわとスカートの裾を押さえて立っていた】

【その姿、もはや女装≠ネどではなかった。誰が見ても"彼"が少年であるとは気付くまい――】
【違和感など欠片も存在しない。吟雪の予想を上回るであろう立派な少女へと、確かに変身≠オていたのだった―――】
703 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 22:06:03.86 ID:fcaJ1m6o
>>698

あれは・・・?
どこかで見たことあるような?

【遠くからじっと観察するように眺めながら近付く】
【ものすごく似た人物が連想されるが、あの人は男だったはず?】

あのっ!
いきなりすみませんが、あなたさんに弟さんかお兄さん居ます?

【混乱した頭は、兄弟じゃね?という結論に至ったようです】

704 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 22:10:36.54 ID:SJKuXBoo
【ブティック『ロマンス』】
【女性用の服しか売ってくれない事で有名なジンジャー・ユースロットの店舗である】
【その隣には同人物が経営している次世代バイク屋『AIR-DASH』があり、新しいバイクを売りさばいている】

【そして当店の解放されたガレージで黒い短髪にまっさらな白衣、ドクロのネクタイ『KILL・A’s tie』 に黒いジーンズの青年がバイクをいじり回している】

【一方三日月の髪飾りで黒髪をポニーテールにしている耳にアンテナヘッドホンのような機械のついた
黒を基調とした服と白いエプロン…俗に言う侍女服の少女が『ロマンス』の前で呼びこみをやっている】

ま・・・
知っているやつが多かろーが少なかろうが
どうでもいいことだが・・・
私の名前はジンジャー・ユースロット
旅人にして科学者だ

【彼らは店の前で他愛ない話をしているようである…客は来てないみたいだ】

『ジュニアハカセ、今日は久しぶりに寒かったのデスヨー、お風邪をひいてはダメなのデスヨー?
それはそうとこうも急な寒さが続くようでしたら久々にお鍋でもやりますか?デスヨー!』

気が早すぎるぞジャンクちゃん、いくらなんでも鍋はない…やるならしゃぶしゃぶ
それに寒いのはあくまで今日じゃあないか…明日はまた暑いかもしれないのだよ?
705 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/24(金) 22:10:43.71 ID:KUNt5Z2o
>>699

(──……!? 何だ、マズい、閉じられ──!?)

くそッ……間に合え──!

【ぴょーん、ごろごろごろ──】
【少年は、閉じられ始めたシャッターに臆す事無く特攻を決行】
【前方に大きく飛びのいて、地を転げながらギリギリの所で建物内へ進入】

【一方の犬の方は言うと──】

「ガウガウガウッ! ガウッ! ガウggびぇんっ」

【──ベシャッ】
【少年に向かって飛び掛り、あと少しで捕えたかというところで】
【勢いよくシャッターに激突、くぅんと子犬のような鳴き声を漏らしてからすごすごと後退】

【青年の機転によって、少年側大勝利である】
【が、】

はっ……はっ……はっ……
犬畜生如きが……はあ……はあ……三世紀はえェっての……

──……はあ……はあ……はあ……、あ?
……飛び込んだはいいが……出られねェ……?

──おい! 開けろ! おい! 

【ダンダンダン、と。今度は開けろーと喚きながらシャッターを叩き始めた】
706 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 22:13:12.58 ID:yS5AglEo
>>702

……………うわーお

【音、何となくでの雰囲気。きっと着替えは終わったのだろう】
【そう思い、木から飛び降りて。さあどうだろうと振り向いて】
【眼前の「元少年」―――こう言っては語弊が有り過ぎるがーーーを視界に入れる】
【何かを言おうと考える前、反射的に口が動いて】

………絞めてみたい

【最高級の賛辞を贈った】
【本人にとっては、最高級の賛辞。惨事しか起こりそうもないが】

下?下着なら其処に合わせておいたと思ったけど……穿いてないの?
もしそうだったら、風が吹かない事を祈りながら歩く事だね
……うん、予想以上。本当にさ

さ、それじゃ行こうか?その感覚もまあ……慣れると思うし
私も暫くジーンズばっかりだったからねー、それ最初に着た時は脚が寒かったけど

【返してと言われても、涼しさに同意するばかり。ちょいちょいと手招きをして、早速歩きだす】
【背を向けて先に歩きだす、その足取りは少しばかり荒く大雑把】
【「……私より可愛い」と、呟きが聞こえた様な気がした】

【素直について行くのならキングクリムゾンが自動発動し、二人は街中の華やかな通りに移動する事だろう】
【途中ナンパされたり絡まれそうになったりとのお約束イベントが起こる危険も有るが、まあ切り抜ける事は出来る筈】
707 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 22:15:41.32 ID:sSndv2AO
>>701

『武士じゃないならなんなんだ!』
妖狩人だろ!
『違う!それはもうやめた!』
マジか!?
マジだ!!

【なんか技を出し合いながら会話している】

『ていうか話かけられてるぞ!』
マジで!?なんで!?
『なにをやってるかってさ!』
喧嘩だろ!
『修行っていっておけよ』
たしかにその方が聞こえがいいな

【二人して刀を鞘に収める】
708 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 22:18:00.97 ID:yIOnXiko
【路地裏】
今日も良い温度ですねぇ!
私のような夜の人間にはちょうどいいです
【濁ったような紺の髪、黒い瞳】
【前をきっちり閉めた黒いビジネススーツに】
【透き通るような青のネクタイをした青年が】
【何かを壁に叩き付けながら半笑いでつぶやいている】

『ぐぁっげろどぉ!』
【その叩きつけている物は、もはや顔など留めない】
【血まみれのチンピラだった】
【その顔を殴りつけたのであろう】
【青年の腰元には血がべっとりついた鉄パイプが置かれていた】

安心してください 後始末は鳥がしますから
【相変わらずの半笑いで囁く】
【壁にたたきつけるスピードは段々大きくなっており】
【ただの肉魂になるのも時間の問題か】
709 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 22:18:07.42 ID:W8bz4.SO
【路地裏】
【深部】
【そこは、血と悲鳴に染め上げられていた】

…………殲滅完了

【無数の「異形」が倒れる中、唯一立っているのは】
【深淵を覗いたような黒目がちの大きな目を持つ、男とも女とも思える整った顔立ち】
【髪は全体的に真面目そうな印象を受けるであろう、少し長めの黒髪で】
【背中には、魔法による改造が無数に施された為か、魔翌力を帯びる赤黒い大型の弓を背負い】
【左胸に「教会」の紋章が付いた、足元までをすっぽり隠す黒く長いマントに身を包んでおり、黒い靴を履いた、小柄で中性的な人物である】
710 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 22:18:41.64 ID:rcYBSoSO
>>703
【アレ?確かこのメイド女装の少女の時の姿――守(偽名)でも前に会ってるから普通に面識はあるはず?】
【まあ、それはともかく】
【少女の声にギクッと諸に動揺して】

ふえ・・・?!き・・・そっくりさんか気のせいじゃないですか
【答えるが凄いびくびくしてる】
711 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 22:19:21.34 ID:Ef38gLgo
>>705

【肩の上でリズムを取るようにレンチを往復させている】
【当然ながら、白衣のその部分にはオイルの跡が残されて行くのだが】

そう……貴方は、顧客に成り得ますからね、つまりはそういうことです

【「君は招いた、そして逃がさない」と言外に】

機械に浪漫を感じるのは全少年に共通の感情ですよ
最新の物に対してであるのに、一種のノスタルジィに近い物が其処には在る
いや……それは、何時からか変質してしまったからなのでしょうかね

【呟くように語る青年の声は、どちらかと言えば独り言に近いニュアンス】

分かるでしょう?このメカニズムの荘厳かつ流麗なフォルムの良さが、貴方にも───

【メタリックブルーの骨格を持つ何らかのマシン】
【搭乗部分と思われるシートが2つ付いており、バイクのようにも見えるだろうか】
【ただしタイヤの在るべき場所には、楕円型の円盤が「地面と水平に」取り付けられている】
【その方面に知識が在るならば、それが“浮翌遊移動”を行う為の乗り物であると分かるだろう】

【青年は、悠長な様子でそれをレンチを持った方の手で指して、喚く少年の方を見やる】

───っと?おや……?何処かで……いやいや

【と、何かを思い出したのか、少年の姿を注視して】
【グローブを外している右手を顎に添えて、物を考えるような素振りを見せる】

【シャッタは鉄製とは言え、例えば鉄塊で殴れば十分破れるような強度】
712 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 22:26:39.86 ID:9jh5J/s0
>>707

ホ。仲睦まじきかな

【呟き】

お、終わったのかい?ご両人
こんなところで修行とは、珍しいね?

【青年は微笑みながら話しかける】
713 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 22:28:01.18 ID:fcaJ1m6o
>>710

・・・?
ふぅん、そうですか・・・変なこと言ってごめんなさいです

【ぺこりと頭を下げて、お店の看板を見る】
【これまたどこかで見たような名前・・・】

あの、やっぱり・・・いえ違いますよね!あはは

/あれ?ならばこっちのミスですね ごめんなさい
714 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/24(金) 22:29:41.65 ID:p3NeoZg0
【星が良く見える、小高い丘に立つ影一つ】

……っふぅ、武美に引っ張って貰って、ヴァルトスラットの薬ガブガブ全飲みして、と…。
ソレにしても、色々と素敵な体質で助かったわ。もう走れるし殴れるし蹴れるし脊髄もブチッ、と。

【それは、どこか淀んだ青色の瞳を備えたぱっちりと大きな目に、所々包帯を巻かれた白い肌】
【14歳ぐらいに見える、茶色いオーバーニーブーツを履いた小柄な少女】
【白に近い金色のロングヘアを持ち、頭には写実的に蜘蛛を模したグロテスクな髪飾りを付け、常にとろん、とした視線を周囲に送る】
【茶色い大型マントを上半身を隠す様に羽織っていて見えないが、腰にはパンパンの、熊さんと華の柄のウエストポーチを付けていた】

…あー、脊髄脊髄。脊髄抜きたい。
エキシじゃ抜いたら、と言うか殺したら怒られるから、余計ヤっちゃいたい……。

【少しずつその全容を示し始めた、秋の星座達が、放物線を描いて宇宙(そら)のパレードを往くのをまじまじ見詰めつつ】
【柔らかな唇の門を叩き、終には跳び出す言葉は、酷く荒んでいてかつ扇情的な声に彩られていた】
715 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/24(金) 22:30:07.14 ID:KUNt5Z2o
>>711

機械? あァ、確かにいつか手に入れてやる技術ではある
だが、今はやることがあるンだ。ノスタルジィだかノストラダムスだか知らないが、
さっさと此処を開けて────

【少年は、悪戯な猫のようにシャッターをガリガリと引っ掻いていたりしたが、】
【今の彼には自力で破れる手段など何一つ持ってはいなかったので、抵抗を諦め】
【眉を顰めながら青年の方へ、また機械の方、ひいては建物内を見渡してから──】

【──ふと、青年に視線を戻したところでそれが硬直した】

(……あれ、こいつ……──いや、そうだ、あの時の……)


──……お前、『マシノ』か?


【自然に零れた、その名前──】

【──青年がその少年に見覚えがあったとすれば、それは間違いではないだろう】
【と言うのも、彼の姿は、かつて森で見えたあの隻腕義手の青年の姿と酷似しているからだ】
【丁度、あの時の青年をそのまま幼くすればこのような姿になりそうな──】

【──別人、だろうか。しかし、少年は確かに青年のことを『マシノ』と呼んだ】
716 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/24(金) 22:34:28.53 ID:pljtgSU0
>>695
【灰色のズボン、フード付きの黒いマントを被った】
【身長は180cm代前半ほど、紺色の瞳】
【腰に黒い鞘に入った剣を携えた青年が】

・・・さて、何処かで会ったな、あのナンバーズ
(今、あの件はあの男が段階を踏まなければどうしようもない、ならば)
俺は俺で恩を受けた人間に対し報いるため、・・・ならん者のために、今、出来る事を成さなければな
【採掘場の岩陰に片膝を地面につき、隠れながらその様子を探っている】
【知っている人間とはいえただ一度のみの会話、敵対するなら戸惑いなぞ先ず無い】
【特に気配を隠すようなこともなしていない】
【或いは見つけられることにより何らかの行動を起こしたいのか?】

/まだいらっしゃいますか?
717 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 22:34:31.83 ID:rcYBSoSO
>>713

そ・・そうですよ、ミーナさん。世の中にはそっくりな人が三人はいるっていうし・・・
【とごまかそうとする】
718 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 22:36:14.24 ID:sSndv2AO
>>712

『まだ終わってはないな』

まぁ、いいじゃないか
叫び疲れた

『じゃあ、叫ぶなよ…』

【袴の男がため息をつき】

『けん…もといこの修行ならどこでもやっている
今日はたまたま路地裏なだけだ』
719 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 22:40:10.64 ID:fcaJ1m6o
>>717

む?ミーナさん?
・・・自己紹介しましたっけ?

【考えるように頭を少し上に傾けるが、やはりそんなはずはない】
【視線を戻し、じっと瞳の奥の奥まで覗かれそうな視線を投げかける】
720 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 22:41:44.59 ID:9jh5J/s0
>>718

(いま、絶対喧嘩って言おうとしたな)

【心の中でそんな事を呟きつつ】


なかなか、面白かったよ
派手で。

ところで、刀を納めてしまっていいのかい?

【正直な感想を述べながら青年は不思議そうに問いかける】
721 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 22:42:04.59 ID:CeFrrwMo
>>714

ぎゃははは、何だか恐い事言ってるヤツがいらあな――――

【白いシャツに暗い赤のネクタイ、そして黒の上下スーツに身を包んだ女がローファーをカツカツと鳴らし近づいてくる】
【髪の色はネクタイと同じく暗めの赤、両の手には黒い手袋、そして瞳の色は藍色に染まって】
【右の目は眼帯で見えないがそのツリ目と眉間に深く刻まれたシワは常に怒っているような印象を受けるだろう】

ケっ、よう久しぶりだなええオイ!

【およそまともとは程遠いあいさつ】
【友好的とは思えない尖った表情で軽く手を上げての挨拶】

洞窟の時の怪我ァ治ったか?アタイは治ったぞ

【割とどうでもいいことを言いつつ】
【目の前の少女をジロジロと見回し始める】
722 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 22:42:31.61 ID:qXrDaYAO
>>716
/まだいますよー


採掘班の方達も行きましたし、警備班の方も巡回をお願いしますね。
A班は東側の通路から、B班は彼方の通路からお願いします。

【少しの間待機していたならば、警備の人間は巡回に出て少女は一人きりになる】
【……そう、まるで、誰かが何時現れても良いように】

……さて、大変なのはこれから、ですねー。
723 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 22:42:31.68 ID:Ef38gLgo
>>715

【直ぐに青年は手を顎から放し、僅かに肩を竦める素振りをしてから】

(まあ……気のせい、ですかね)

【一番可能性として高いのは何か?「他人の空似」だろう……そう判断したのだろうか】
【青年は、再び機械の方へ向き直り、レンチをその一部に掛けると】
【その外殻であるメタリックブルーを容易く剥がして見せ】

【内部が露わになったそれには、より精細な機械構造が、まるで臓物のように並んでいる】
【それを数瞬、悦に入ったような表情で眺めた所で】


──────うん?

【『マシノ』?】
【驚き、それをそのままに表した何処か間の抜けた声と共に】
【カコン、と手に持ったフレームを地面に落としてしまう】

いやいや、いやいやいや、いやいや

【腰を落とした姿勢のまま足を小刻みに動かして、体を再びその少年の方に向ける】
【その様子は「シュール」と呼ぶのが相応しいか】

いえ、私はいかにも『マシノ』と名乗っている者ですけれども……
───ええと、失礼ですが、お名前を拝聴してもよろしいでしょうか?

【「一番可能性が低い」、名を呼ばれるまではそうであった選択を選ぶことを渋るような】
724 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 22:46:57.70 ID:NYtWdVMo
>>708

【その凄惨な現場へ、緩やかな歩調で歩いてくる女性が一人】

……あー。

【目の下に隈を作った、二十代の半ばから後半ほどの歳の――いやに不健康な印象を受ける女性だ】
【女性は、黒いスリムパンツ、白いカットソーに薄青いブラウスを重ねた、ごく普通の格好】
【灰白色のセミロングは、ゆるくウェーブがかかっている】

だからイヤなのよねぇ、こういうところで商売するの……。

【肩にかかった髪をかきあげながら、そんな言葉をぽつり、と漏らして】
【互いの声が聞こえる距離まで近づく】

そいつ、まだ生きてるなら、放してやって欲しいのだけれど?

【とても他人の命を心配しているとは思えないような、事務的な口調で、そう言った】

/まだいらっしゃいますか?
725 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 22:49:46.85 ID:yIOnXiko
>>724
/いたり。いなかったりします
726 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 22:49:50.45 ID:sSndv2AO
>>720

『別にいいさ
なぁ、晃』

どうせあの後口げんかになるだけだからな
あー、維持で頭いてー

【いつの間にか座り込んでいる晃と呼ばれた学ランの男
それをみてやれやれと肩をすくめる袴の男】

『お前も大概修行バカだよな』

お前にいわれたくねーよ、瑠璃
727 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 22:49:54.04 ID:rcYBSoSO
>>719
あれ?あれ?お忘れですか?僕です。守です・・だいぶ前ですが会って、話したじゃないですか。公園でミーナさんと僕とド変t・・結城さんと
【と視線にアタフタしながら思い出させようとする】
728 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 22:50:56.15 ID:9LNFT.DO
>>706

へっ………ぇ、えっ!?

【彼女なりの"誉め言葉"―――真意が分からず、ビクッ!!と怯えた風に肩を震わせた】
【"本当の"少女からしてみれば、この程度露出の内に入らないのかもしれないが――今の彼には、その細い両足にひんやりとした夜風が当たる度、下半身に何も着ていないような錯覚を覚えた】
【実を言うと、彼がこのような"恥ずかしい格好"をしたのは初めてではないのだが―――】
【かといって、その様子からもお分かりの通り決して"慣れている"わけではないのも事実だった――】


違っ……、そういう、わけじゃ……ッ!!あ……ま、待ってよ!!

【歩き始めた彼女。その背中を慌てて追いかける】
【何やら穏やかでない空気をその足取りに感じながらも、漏らされた呟きは彼の耳には入らなかった―――】


【―――そうして二人は街中へ】

…………―――っ、………ねえ……吟…雪………な、何か凄い見られてる……気が………

【相変わらずスカートを押さえながら、ビクビクと縮こまって彼女の後ろを歩いている。不慣れな都会に怯える上京したての田舎っ娘のように―――】

【大胆(?)な短い丈の効果故か、すれ違う男性通行人の視線を一身に浴びながら、今にも泣きそうな表情を浮かべていた】


/すいません見落としていました……
/お風呂なので次の返信遅れます
729 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/24(金) 22:52:59.71 ID:pljtgSU0
>>722
【携帯性を重視したであろう小型の弓矢を構え】
【岩陰から立ち上がり】
【その構えた矢の先を彼女へと向けてその姿を現す】

よぉ、久しいな嬢ちゃん、極力、一般人に手を出さない姿勢は・・・他の機関員と比べたらある程度マシだが
俺には俺のやらなきゃいけないことがある・・・此処から・・・退いてもらおうか
【その顔を引き締まらせ、見据えるのは敵の姿】
【何時敵が動いても良いように限界まで引き絞ってからその姿を現したようだ】

【だが・・・何処か妙に思わないだろうか、彼は以前は剣を扱っていたはずなのに今回は弓矢だ】
730 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/24(金) 22:53:24.94 ID:KUNt5Z2o
>>723

【青年がその機械の内部構造を露にした所を、】
【少年はふと一瞥すると──「やはり」と内心で呟いた】
【何が「やはり」なのか──少年は、青年をじっと見つめながら、一歩前にでて】

……まさか、憶えてないワケじゃないだろ
──……『コレ』だって何回も読み直したンだ。読み直すほど識らなくなったが……

【首元からシャツの中へと手を入れると──】
【その中から、ある紙の束を取り出して、青年に見せながら口を開いた】

──ゲーティアって、名乗った筈だ……あの時は

【紙の束をびらびらと上下に揺さぶりながら──】
【ふん、と軽く鼻息を鳴らして、真紅の双眸に青年の姿をただ映していた】


731 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 22:53:59.94 ID:yIOnXiko
>>724
ん?放せと?
【くるり、と女性の方へ振り向き】
【あいも変わらず、半笑い】
良いですけど・・・・・
こっちも商売ですからねぇ!
【どこか楽しそうに言ってから】
【バンっと強く叩き付け放す】
【ソレは、もう虫の息であり助かる余地は低いと思われる】
732 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/24(金) 22:56:06.27 ID:p3NeoZg0
>>721

【ざっくばらんな声に、マントと長髪を靡かせながら振り向けば】
【其処にあるのは、見知った憤怒に似た表情―――キョーコは小さく、微笑んだ】

…あら、夜行じゃない。お久しぶりね。
脊髄は気にしないで。飽くまでも私の嗜好に過ぎないから。

【マントの隙間から、するりと小さな右手を出し、ぶらりと振る―――中のスクール水着がちら、と見える筈だが】
【キョーコ自身は一切合財気にする様子はなく、ごく自然な微笑みを続けていた】
【然し―――個人差というレベルでは無い、魔力染みた瞳の淀みは、何処か『ヒトらしくない』と思わせるかもしれない】
【あの戦場では、まともに認識するには別に裂くべき時間と労力が大きかっただろうが、此処ではそんなコトは無いのだから】

治った。それからまた怪我したけど、あの時もらった薬を使い果たして如何にか直したわよ。
何でそうなったかってと、ね……

【「昨日、水の国であった「エキシビション」ってのに、知り合いがお手伝いで往くって聞いて、私は選手として―――」など、と】
【描写するほど面白くも無い程度に、昨日の試合についてのあらましを語るだろう…怪我の理由が其れと言うことが、判る筈】
【なお、勝敗については素直に『敗北』の二文字を伝える】

ところで、夜行はこんなとこに何を?今までは、何を?
天体観測なら、まあ大体私と一緒だと想うけどさ。

【会話の切り出し方に迷ったか―――先ずは、当たり障りのない問いを、投げかけた】
733 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 23:00:05.97 ID:qXrDaYAO
>>729
貴方は、あの時の路地裏の方ですね。
お久しぶりです。

【ぺこり、とまではいかないが、軽く、相手の弓矢が視界から消えない程度に頭を下げて挨拶する少女】

申し訳有りませんが、私にもやらなければならない事があるんです。
今、私のしている事は間違った事だと解ってはいますが、退く訳にはいかないんです……ごめんなさい。

【右手が左腰に吊り下げられた細剣の柄に、触れる】
【抜き放たないのは、相手が攻めてこないのなら此方も刃を向けないという意志表示か】
734 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 23:00:08.08 ID:yS5AglEo
>>728
/携帯だと追いにくいし仕方が無いかも知れんねー
/30分待ってレスが見当たらなかったら雑談で呼んでくれい
/書き込んでた場合、そのレスの番号教えるから

【街の中でも、特に若者の多い通り。服を買うなら、そういう場所が良いのだろう】
【そうなると当然の事ながら、「そういう」人間も幾らでも居る】
【路地裏の住人ならば寧ろ叩き伏せれば良いのだろうが、視線だけ向けて来る輩に先制攻撃する訳にもいかず】
【いや、それどころか】

んー、見られてるね確かに。女の子%人でこの時間だと、珍しいのかな
ほら、手振ってるよ。返してあげたら喜ぶんじゃない?
やり過ぎると勘違いして寄ってくるけどねー

【寧ろ視線を呼びよせるように、大きく手を振ってみせる吟雪】
【周囲の下卑た笑いや視線は、減る事を知らない。それを態々煽り立てるようにして】

【そして、足の向かう先】
【其処には、割と規模が大きめの店が一軒】
【コンセプトは『浅く広く』、何かに特化はしていないが大概の服が置いてある様な店】

……此処、此処。前に見当付けておいたけど、此処なら良いでしょ
さ、選ぶの手伝って貰うよー

【深夜に行動する者が多い第五世界、二四時間営業の店は多く】
【閉店の様子を見せない其処へ、足取り軽く入って行く】
735 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 23:00:51.86 ID:nK.yI3Io
【魔術協会敷地内】

【シックなバッジが数個ついた赤いニット帽を被っている14、5歳ほどの少女がベンチに座っていた】
【ぴょろんと外ハネしている黒髪は胸元に届くか届かないかといったところ】
【少しぶかぶかな紺色のプルオーバーパーカーの胸元には赤と青でKNと縫われた刺繍があり】
【プリーツのついたミニスカートは落ち着いたベージュ色】
【ニット帽と同じ赤のハイソックスの上からは茶色のおしゃれなワークブーツをはいていて】

……今日は超バッドラックな日ですね

【なにやら釈然としない表情で、ばさりと新聞を広げている】
【どうも情報収集中らしく、彼女の隣にはいくつもの新聞の束と、小型のテレビ、ラジオ、携帯電話etcetc...】
【こんな一斉にモノを集めて大丈夫なのか、と思いたくなるが彼女自身は平然としており】
【時折勝手にチャンネルの変わるテレビやラジオが夜風に流れていく】
【因みに、彼女のチャームポイントである掃除機は、影が薄いながらもしっかりと彼女の足元に鎮座していた】
736 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 23:01:16.52 ID:NYtWdVMo
>>731

……。

【笑いながら人を壁に叩きつける、という凶行に、どのような感想を抱いたのか】
【振り向いた男に、僅かに眉を顰めて――しかし、それ以外の表情は崩さない】
【気怠げな表情で、面倒そうに溜息を一つこぼした】

耳がいいのね。
でも、そちらがどんな商売をしてるのかはどうでもいいわ。

【離れた場所での独り言を聞き取られていたことに、そんな皮肉じみた言葉を返して】
【床に倒れた男の近くまで歩み寄り――つまり、青年の方へと近づいて――かがみ込む】

はぁ。まぁ良いわ。
DOAだろうと術中死だろうと、私に責任はないし。

【そして、救急車を呼ぶためか、あるいは別の目的か。女性は、ズボンのポケットから、携帯電話を取り出した】
737 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 23:01:43.22 ID:fcaJ1m6o
>>727

・・おおっ!

【合点が行ったようで手をぽむっと叩いた】

ごめんなさい、
ちょっとここのところ、ごたごたが続いてて抜けてました・・・
ということはここが前言っていた8時までに来ないといけない喫茶店ですか?
738 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 23:02:08.76 ID:Ef38gLgo
>>730

【空いた右手で軽く額を抑え、自らに何かを押しつけるように、納得させるように】

まあ……今更、なのですかね
翼を持つ方には幾度か会いましたし、ヒトの姿は常に一定ではない
ええ、貴方が“変態”を行ったとしても、何ら不思議ではないのでしょう
いやはや……これだからこの世界は面白い

【※「姿を変える」の意】

そうでしたか───お久し振りです
“ソレ”もティッシュペーパに交換に出されていないとは、やや予想外ですね、いや、有り難い限りですが
……「開けろ」とのことでしたかね、ええ、そのくらいはサービスで承りましょう

【やや早口で語る青年の姿は、何処か戯けているような雰囲気を持ちながら】
【ポケットに右手を滑らせ、先程と同じ…或いは逆の過程で、シャッタは開かれて行く】

それで……今日は、何かご用件が在っての事で?
「厄介払い」なら、あの程度の相手に対してなら、何時でも承りますけれども

【……が、犬が衝突した為に僅かに歪みが出来たのか、三分の二ほど開いた所で鈍い音と共に止まってしまう】
739 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 23:04:14.98 ID:Kq03WsMo
【路地裏】

【ガリガリ、と言う音が響く】
【そして、硬いものを削る鈍い音】

グゥオオォゥルゥァアアゥルル・・・。
【そこに踏み入れば見えるのは、藍色の鱗に、翼を持った姿】
【黒いジャケットを着込み、鋭角的な頭部を持つ者・・・それは竜人】
【しかし、その藍色の瞳は、紅く染まるのではないかと言うほどの怒気を孕んでおり――】
【その拳は、何かの血で、真赤に染まっていた】

ガゥルルルルゥグアアアァアァアァア・・・!
【口からは、もはや意味を成さぬ唸り声がこぼれ――】
【拳を握ると、灰色の壁にそれを繰り出し、壁を穿った】
【ガツン、鈍い音が、また一つ響いた】
740 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 23:06:09.35 ID:9jh5J/s0
>>726

いやぁ、そういうことじゃないんだ

さっき君が言ったと思うが、

【君、のところで瑠璃と呼ばれた男に青年は目を向けて】


ここは「路地裏」だからね
いつ何時、誰に襲われるか分かったものじゃない

居合いでもない限りは抜いておいたほうが賢明じゃないかな?

【笑みを浮かべながら、はっきりとした口調で語る】
741 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 23:07:26.59 ID:L1SfpUSO
>>735
あぅ……どうすれば見学できるんですかね?
【海のように蒼い髪に白い肌で、白衣を着、ネックレスをして、右手の人差し指に光の届かない深海で培われた魔翌力が篭っている銀のリングに、アクアマリンが付いた指輪をした眼鏡をかけた少女みたいな顔の少年がトボトボ歩いてくる】
742 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/24(金) 23:08:07.19 ID:pljtgSU0
>>733
【その相手の挨拶を前に少し顔を歪める】
【何かを忌避するように】

これから殺し合うであろう相手を前に・・・挨拶とは暢気なものだな
試合だとかスポーツだとか、礼節を払ってやるもんじゃない・・・そんなこっちゃあ・・・死ぬぞ?まぁ俺からしたら構わない事なんだが
【ならば何故口にする?そしてこういう場において妙な礼節を払うのは好みでは無いらしい】
【先程の歪めた表情はそれだろうか】

・・・間違った事と解っているのか?・・・だったら俺の勝ちだ
【その言葉の意味を語ることなく短く言い放つと、その引き絞った矢を・・・】
【良く見れば鏃は青い。ただの矢ではない、当たればバケツ一杯分の水が弾ける矢で殺傷性など無いものだ】
【その引きしぼった矢を放つ、相手の頭を狙って】

【恐らくは最初の一手で敵の意表を突こうと言う手だろうか。水の弾ける矢など、普通は聞かない】
743 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 23:08:45.87 ID:yIOnXiko
>>736
まぁ、商売柄耳はよくないといけませんからねぇ
因みに私は赤井林檎やお客様対策室に勤務しています
【そのままポーカーフェイスで握手を求める】

おねーさん、電話ですか?この辺電波つながりましたっけ?
【無論、バリバリ繋がるのだが】
【こちらもかがみ込み、女性の携帯を覗こうとする】
744 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 23:09:52.84 ID:CeFrrwMo
>>732

じゃあアタイは頭打っ潰したい、とアタイの嗜好を晒してみたり

【とまあ彼女の言葉はもちろん冗談なのだが】
【本人的には他人にそういう事をしそうと思われようと思われまいと結構どうでもいいらしかった】

うへぁ……何て格好してんだよキョーコよう、マントは良いとしても……これじゃあ見てるコッチが寒いわ

【「なんとかした方が良いんじゃねえの?」などと呟きながら、開かれた片方のみの藍色の瞳でキョーコに瞳を見る】
【魔翌力等はよく分からないが「感じる」程度の事は出来るようには創られている】
【目を細めると共にその妙な感覚を受けつつも表情には一切出さない、出した所で眉間のシワが増える程度なのだが】

おー……?エキシビション、成程アレに出てたワケか
いやさ暇潰しに観に行こうかなとは思ってたんだけども仕事が入っちまってなあ、ちなみに今その帰りな

【元より好戦的な部類に入る彼女なれば自然、会場に足が向く事になったのだろうしかし今回は運が悪かった】
【彼女の服装を見れば所々埃が積もっていたりする、仕事中の汚れと見て間違いは無いだろう】

バッカ、アタイが天体観測なんてするようなタマかよ悪いけどロマンチストじゃねえんだよ
まあリアリストってワケでもねーけど……っとアタイの話なんか実際どうでも良いんだよキョーコ

【ザッと一歩キョーコに近づいて】

お前何かあったろ、なあ?

【クスリとでも笑い出しそうな声色で突拍子すらも度外視して尋ねた】
745 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 23:10:37.43 ID:sSndv2AO
>>740

大丈夫だろ

『あぁ、何かきたらすぐわかるし』

【二人が肩をすくめ】

いざとなったら刀ビームをうつ

『やめれ、色々と壊れる』

【いいながら苦笑する二人】
746 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 23:13:22.94 ID:qXrDaYAO
>>742
それはお互い様ですねっ。
[ピーーー]つもりなら、私に話しかけずに弓を引けば良かった、矢を放てば良かったんですから――

【答えを返しながらも素早く横に跳び、放たれた矢の射線から逃れる】
【未だに剣は抜かないが、剣の刀身に魔翌力が蓄えられてゆくのが解るかもしれない】

解っていますよ。
ただ、それでも、私の理想の為になら、私はそれを行う、それだけの話です。

……それと、勝利宣言は負けフラグですよっ。
747 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 23:13:23.65 ID:nK.yI3Io
>>741

……っと、超見学希望者さんです?

それだったら、事務所の方に行って簡単な手続きを踏めば職員さんが超案内してくれると思いますよ?

【相手に気づいたのか、広げた新聞を一旦閉じ】
【にま、と笑いかけてそう言った】
【しかしその後、僅かに何かを考え込むような仕草を見せ】

それとも、私が案内してあげましょうか?
魔導具研究班以外の、他の研究部門の研究室はちょっと無理ですけど、ね

【ぽち、ぽちと。周りにあるテレビやラジオの電源を次々にOFFにし】
【ぽんぽんと適当に鞄の中に詰め込んでいく】
748 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 23:16:58.95 ID:NYtWdVMo
>>743

あ、そ。
その‘林檎屋’ってのは、何かの隠語なのかしら?
たとえば、人の頭とか。

【自己紹介の言葉にも素っ気なく答え、差し出された右手には目もくれず】
【当然、握手に応じる気は無いようだ】

バリ3みたいだけど?

【覗き込んでくる不躾には、特に不快を示さず、すぐに救急番号をコールする】
【目がよいのならば、幾何学な模様で構成された、可愛げのない待ち受け画面が見えるかもしれない】

……あー、怪我人が一人。男の人です。
わかりません、顔の原型が無いです。すごい血です。
……場所は○○の××の近くの、路地です。△△の看板のところで折れたところを真っ直ぐ。
はい、急いだ方がよろしいかと。

【この上なく事務的な口調で、ひとしきり会話を終えると、あっさりと電源を切る】
【携帯電話を元のポケットに戻し、立ち上がる】
749 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 23:19:01.90 ID:9jh5J/s0
>>745

そうか、そいつはなんとも天晴なことだ

(ビーム然り。)

【不意に青年はポケットに空いている左手を突っ込み】


じゃあ、仮にこれから俺が「何かしたら」刀を抜くのかい?

【不敵な笑みを浮かべて】
【青年は缶ジュースを持ったままの右手をぐりんぐりんと動かす】
750 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 23:19:04.23 ID:L1SfpUSO
>>747
あ…はい!!見学したいんです!
【目をキラキラさせながら相手を見て】

魔導具研究班ですか?
あ…してみたいです
僕の家そういうのしてるので

あ…申し送れました
僕、秋阿(あきあ)といいます
【ふかふかお辞儀】
751 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/24(金) 23:19:01.98 ID:pv/pYXko
【公園】

【焦げ茶色のハーフパンツ、真っ白なTシャツ、ちょっと肌寒そうな服装をした少女】
【赤いカチューシャを付けた、栗色のセミロングヘア】
【今日だけは後ろで纏めて、ミニポニーテールになっていたりする】

………さて、今日は何をしようかな
偶にはマジメにお仕事するのも悪くないかも

【自販機の側面に寄掛かって、コーヒーをちびちび飲んでいる】
【視線の先には、街明かり】
【小指が立っているのは、ただの癖だろう】

【暇そうに、缶に口を付けて―――】
【――中身は先程から、一向に減っていない】
752 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/24(金) 23:20:57.92 ID:KUNt5Z2o
>>738

……信じるのか。こんな身体でも
──……まァ、変に子供扱いする奴らよりかは話が識っていいな

【青年──増野の様子を見て、数呼吸ほど様子を伺うように黙していたが】
【やがて、ふん、と軽く息を鳴らしてから、紙の束を再びシャツ内に収めて】

……用件も、無くはないが……
偶々飛び込んだら此処だっただけで────

【そこで、異音。少年は、途中で止まった開きかけのシャッターを一瞥すると──】
【即、亜音速でそれから目を逸らした。機械には詳しくない彼だが、何となく『ヤバい』と感じ取ったのか】

────あァ、それより
……何作ってンだ、それ。良いシュミだな

【やがて、何事もなかったかのように──】
【バイクのような、メタリックブルーの其れにゆっくりと近付いていきながら】
【その構造を色々な角度から、興味深げにじろじろと見遣り始めた】
753 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 23:22:14.47 ID:IT2OEMAO
>>700
/みぃ!ごめんなさいなのです!!
/全く気付けなかったのですよ!!!
754 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/24(金) 23:22:28.76 ID:pljtgSU0
>>746
【彼の足は動かず素早く次の矢を引き絞りながら】
【ゆっくりとした動きで弓矢を動いた敵に向ける】

特に気配を消していなかった、故に奇襲はしても大した効果を得られないと判断しただけだ
隠れている相手がまさか堂々と現われるなど、先ず無いからな
【などとご高説を垂れているが相手が気配を感知する事を前提とした話だ】
【相手はナンバーズ、だから高く買っているのだろう】

間違っていると感じているなら・・・お前はその理想をも何処かで間違っていると言っている様なものだ
間違っていると解っている上で、間違いを持った人間に勝利は無い。
【まだ何処かぼかした物言い】
【未だ矢は引き絞る途中、フードで隠れていて見えづらいが解るだろうか?】
【彼の顔は何処か疲労の色を帯びている】
755 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 23:22:31.71 ID:sSndv2AO
>>749

いや
『防ぐ』
でもって
『意図をきく』
…答えなかったり、気に食わなかったら『喧嘩する』

…セリフをとるなよ…
『は!まだまだ甘いな!』

【交互にいいあう二人】
756 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 23:23:38.74 ID:nK.yI3Io
>>750

んふー、もしかしてもしかして、魔導具とかに超興味ある感じです?
だったら丁度いいですね。私、その魔導具研究班の一員なんです

【テレビなどをしまい終わったら、今度は広げていた新聞をまた鞄へ】
【そのため彼女の表情はあまり見えないが、声からするときっと笑っているのだろう】

秋阿くん、だねっ
私は南雲 利織(なぐも かがり)!
魔術協会へ超ようこそです!
じゃあ……やっぱり最初は魔導具研究班の研究室から超見て行くですか?

【そして、鞄を背負ってベンチから立ち上がり、にまりと悪戯っぽい笑顔を見せ】
【かんっ!と掃除機を足の先でつつくとその掃除機がひとりでに浮き上がった】
757 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 23:23:57.48 ID:yIOnXiko
>>748
人の頭はスイカだとかいろいろありますが
家はそーじゃないですね、しかも林檎は心臓あたりかも・・・
【ポーカーフェイスは崩さなかったが】
【握手に応じなかったために内心イラっときたらしく】
【右手を強く握り締め始めた】

あらあら、よい子ですね、おねーさん
困っているモノがいたら声を掛けるんですよね
【どこか、馬鹿にしたような、楽しげな声で言う】

おねーさんも殺しのお仕事ですか?
【それこそは、自分は殺しの専門と言わんばかりに】
【両手を広げながら尋ねる】
758 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 23:25:06.16 ID:nK.yI3Io
>>753
/あわわ、こちらこそごめんなさい
/もういらっしゃらないと思って他のキャラと絡み始めてしまったんです……
/なので>>700はなかったことにしていただけませんか?
/機会があれば今度絡みましょう。。
759 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/24(金) 23:26:35.16 ID:p3NeoZg0
>>744

えー?潰しちゃったら、脳漿とか骨のカケラとか飛び散って面倒臭いし、気持ち悪いじゃない。
お友達の貴女にだから教えちゃうけど。脊髄抜きは愉しいわよ。
首の骨と皮をズルッ、と外して、そうじゃなきゃ力ずくで折って、連結を外しちゃうの。
後はズールズル、途中で背骨が引っ掛からない様に、頭を確りホールドして上に持ち上げるのよ。この時の表情がもう堪んないわ。
血程度だったら戦えば普通に飛びだすものだから別に気に成らないし、髄の中までチュルチュル食べたり、頭蓋骨を集めるお楽しみもできるし…ね?

【キョーコは、焼け付く如き興奮の一端すら隠さずに、少しだけ拗ねた様に、流れる様に、冗談と思いたい言葉を紡いでいく】
【―――浮かべるのは、とても良い笑顔で】【そう、『親友と語り合う』人間が見せる、笑顔だ】
 【学生が、食堂で仲の良い知り合いを集めて、和気あいあい語らう時のテンションと、ほぼ相違なく重なるソレだ】

あらま、確かに夜行の仕事って、妙な時にお仕事入りそうだものね…。
どうせなら、あそこでボディーガードとか警備員の仕事でも有れば良かったのに。

【あれだけの言葉から―――『ごく自然に繋がって』、残念そうな声で、夜行へと次の返答が与えられる】
【別の世界に有るような文と文、単語と単語が、キョーコの中では完全に「地続き」なのだ】
【そして、『大切な友人』達が、それに疑いを持つとは、『その時まで』は、これっぽっち、爪の先ほども考えない】

【そして、会話を一度断ち切り、じわりと迫る夜行の視線に、自分の甘い視線を重ねて】

あー、何か有ったかもね…『人間を辞めた』とか。
でも別に、『キョーコ・ミハイロフ』を止めた訳じゃないから。むしろコレが素、みたいな?
お陰で一人、脊髄抜いて中身をちゅっちゅしちゃいたい相手は、出来たけど。

【僅かに眉を吊り上げ、言葉尻に重い影を這わせつつも】
【依然、さばさばとした口調に不似合いの、高く可愛らしい声が、秋の夜長を揺らす】
760 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 23:26:36.90 ID:TyzvuKIo
>>751

【一つの足音が、そっと近づいてくる――――音の方向を向いてみれば
一人の人影が、ゆっくりと此方へと、其方へと、近づいてきているのだ】


全く、お話もできないとは……この町は随分とまた、荒んでいるものだね
まあいいさ、何事も順調にいっていては、それこそつまらない


【やれやれ、と言いたそうに彼は前髪をかき上げた、そして――――目の前の少女に気づいたのだろう
歩みを速くし、其方へと近づいていく】


……どうやらもう一つ、今日の僕には幸運が残されていたようだね
初めましてお嬢さん、素敵なコーヒーブレイク、僕もご一緒させていただけるかな?


【紺色の袴に白の羽織を着て――――その上から女性の着るような紫の艶やかな長羽織を羽織った
黒の長髪の後方をリボンで一括りにし腰の辺りまで垂らした、女性のような顔たちの中世的な青年】

【彼は、端正な顔を、微笑で染め上げて、彼女へと視線を向ける】
761 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 23:30:47.79 ID:L1SfpUSO
>>756
はい!僕の家、水の国で《オカルトショップ・氷水》をひらいてまして父様達のお手伝いのためにここで勉強したいんです
【そう言い】

そうなんですかー
南雲さんですね。よろしくお願いします
【ペコリとお辞儀し】

はい!
わぁ…掃除機が浮かんだ
762 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 23:31:08.87 ID:qXrDaYAO
>>754
それでも、試してみる価値はあると思いますけど……まあ、それは価値観の違いなんでしょうね。

【倒すつもりなら、そうするべきだった】
【そう、少女は考えているのだろう】
【どの道、どんな形で遭遇しても、きっと刃を交えるのだろうから】

過程が間違っていても、得られる結果には意味がある。
私より年上に見える貴方が、それを理解していないとは思えませんけどね。

それと、無理はいけませんよ。
自分の体調すら管理出来ない人間に、実力を発揮しきれない人間に、私達機関を討つ事は叶わない、今すぐに背を向けて出直す事が賢明だと思います。

【敢えて嫌味な言い方を選んだようだが、言葉に宿る感情は、心配】
【見ず知らず――と言うわけではないが、ほとんど他人の筈の相手にも――敵対しているというのに――同情の感情を持ってしまう】
【まだまだ、この少女は『甘い』ようだ】
763 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 23:31:33.99 ID:9jh5J/s0
>>755

んん。

なんとも殊勝な心がけだが
(どこもおかしいところはないな……じゃなくて)

…そんなだと、死ぬんじゃないか?

【二人のやり取りに苦笑いしながら】
764 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 23:32:55.04 ID:Ef38gLgo
>>752

【シャッタが止まったことについては、ただ頭を軽く掻いて】
【声には出さず、「やれやれ」と口だけ動かす】

……ああ、これは、正確には私が作ったということでもないのですがね

【黒い瞳に輝きが灯る】

元々は大量生産品───とは言え、数量限定でそれなりに値段も張る物ですけれどもね
それを比較的安価で手に入れましたので、整備と改良を施している所です
流石に大きな所で作られる物には先端の技術が使われていましてね
眺めて、触れているだけでも十二分に楽しめるというものですが
やはり市販される量産品であるからには故意に性能を落としている部分が在るわけです
そこのリミッタを解除して……後、フレームはオリジナルですかね
外殻を多少弄ったので正規の規格の物では合わなくなりまして、軽く成形塗装しただけですが
素材にはそれなりの──────

【捲し立てるように語り始める青年、息継ぎをどこでしているのやら】
【しばらくして、ようやく息が切れたのか、一度言葉を止めてから思い付いたように】

そう、まあ、「空中バイク」ですよ、簡潔に言えば
貴方には……少し、乗れそうには在りませんが

【落としたフレームを片手で拾い上げる】
765 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 23:33:01.82 ID:9LNFT.DO
>>734

………女の子じゃないもん………もうやだ……しにたい………グスッ……

【公衆の面前で女装を曝す―――本人にとっては悲惨なまでの罰ゲーム、成り行きで参加してしまった『ミスコン』以来の羞恥プレイである】
【ただ、顔見知りに遭遇してしまうのなら未だしも、周囲の人間は"少女二人組"として見ているのだから、そこまで恥ずかしがる必要はない】
【吟雪のように手を振り返して、それどころか誘惑してやるぐらいにもっと堂々としていれば良いのだが―――それは流石に酷なことかもしれない】

【いつの間にか、吟雪の服を後ろからぎゅっと握って―――俯き加減で歩いていたのだった】


【そうして辿り着いた店舗の前】
【其処は彼も足を運んだことのない店だったらしく、こんな場所あったんだ……と、新鮮そうに呟いて。立ち止まったまま看板を見上げた】


………なるべく早く決めて……ね?

【出来ることなら店員にすら会いたくないらしい。もちろんそれは無理な話だ】
【だが、ともかく今は一刻も早く人目から逃れたいようで―――彼女とは対照的、重々しい足取りでトボトボと店内へと入っていった】


/只今戻りました
/了解です。お気遣いありがとうございます
766 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 23:34:02.43 ID:NYtWdVMo
>>757

あとザクロとかもあるわねー。
中身が赤けりゃ何でも良いんじゃない? イチジクとか。

【立ち上がり、青年のほうに向き直って――改めてその全身を確認】

(……普段は会社員、時々変人ってことかしら。頭の良いバカってイヤよね)

【その出で立ちから、ビジネスマンかサラリーマンと見当をつけ、酷く失礼なことを想像したが、無論口には出さない】

お褒めいただき、どうもアリガト。
取引相手は大事にするものでしょ。
後で責任追及されても、救急車は呼びましたって言い訳作れるし。

【疲れたような――元の造詣からして、酷く不健康そうではあるのだが――表情を作り、皮肉のような青年の声に、平坦な声で応える】

ただのバイヤーよ。
どーでもいいけど、あんまり、派手なことはしない方がいいんじゃない?
ま、アンタがどーなろうと、私には関係ないけど、ね。

【大仰なしぐさで物騒なことを尋ねてきた青年に、また眉を顰めた】
【軽い口調で、そんな忠告じみたことを口にして、路地の出口の方へと向き直る】
【特に邪魔をすることが無いなら――女性は、来た時と同じように、緩やかな歩調で、ゆっくりと去っていくだろう】
767 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 23:35:18.61 ID:sSndv2AO
>>763

むろん
『ちゃんとした敵にあえば』
その時は
[ピーーー]『倒す』

【晃は[ピーーー]といいきり瑠璃は倒すという
それでおそらく二人の心の在り方がわかるだろう】

『…変わったな、晃』
この世界ゆえいたしかたし
768 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 23:36:26.39 ID:SJKuXBoo
【公園】
【茶髪に黒のソフトフェルトハットと左目の眼帯、黒の特殊レザーコートにジーンズと滑車付きの特殊ブーツの少年がベンチに腰掛けて呟く】

…来月誕生日かあ…なんだか不安になってきたぜ
とうとう10代のうちに帰る企画はおじゃんになって消えちまいそうだなあ…

【彼は携帯用カレンダーを取り出しながら来月の31日の赤丸を見てはあ、とため息をついていた】
【とうとう輝かしき10代の日々は幕を閉じようとしている、その事実がまだ実感湧かない】
【20代になればもはや少年ではないだろうな、と少年時代の終わりを感じ取りながら】

…そろそろ本気で今の職について考え直した方がいいな
どこかの洋菓子屋で面接やってないかな…

【久々に誰かに試食してもらいたいな、と心から思いながら彼は自分で淹れたアールグレイを飲み始める】
【今日に限って妙に寒いと思いながら淹れた紅茶が妙に彼の身体の中にしみわたる】
769 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 23:36:35.89 ID:Kq03WsMo
【路地裏】

【ガリガリ、と言う音が響く】
【そして、硬いものを削る鈍い音】

グゥオオォゥルゥァアアゥルル・・・。
【そこに踏み入れば見えるのは、藍色の鱗に、翼を持った姿】
【黒いジャケットを着込み、鋭角的な頭部を持つ者・・・それは竜人】
【しかし、その藍色の瞳は、紅く染まるのではないかと言うほどの怒気を孕んでおり――】
【その拳は、何かの血で、真赤に染まっていた】

ガゥルルルルゥグアアアァアァアァア・・・!
【口からは、もはや意味を成さぬ唸り声がこぼれ――】
【拳を握ると、灰色の壁にそれを繰り出し、壁を穿つ】
【ガツン、鈍い音が、また一つ響いた】
770 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 23:37:14.51 ID:nK.yI3Io
>>761

≪オカルトショップ・氷水≫──ふぅん、そんなお店があるんですか
今度水の国に行った時は、超超よらせていただきますねっ?

【名前からして、何らかのマジックアイテムを販売しているところだと思ったのだろう】
【魔導具を扱うものとしてはその店は興味を惹かれたらしく】
【心なしか目を輝かせ、利織はそう言った】
【その後此方も同じように、「超よろしくです!」などと言ってひらりと手を振り】

んふー、これ、私が超改造した掃除機なんです!
中に「制御」と「浮翌遊」の術式が超書き込まれてるんですよ?
それじゃ、超出発です!

【浮き上がった掃除機に腰掛け、後ろの部分に鞄を置くと】
【利織を乗せた改造掃除機はふわふわと先へ進んでいく】
771 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/24(金) 23:38:54.34 ID:pv/pYXko
>>760

【自分の方へ近づいてくる足音】
【其方へ目を向けて】
【缶を口元から、スッと除いた】

……は、はじめまして
えと、それは構わないけど…

【青年に、気恥ずかしがるような、仄かに警戒するような】
【誤魔化しの笑みを返した】
【――なんとなく、言葉がくすぐったかったのだ】

…コーヒーって、何回飲んでも慣れないね
私は苦手

【雰囲気を壊すようなことを言って】
【苦笑を浮べた】
772 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 23:39:41.45 ID:IT2OEMAO
>>758
/全く僕の方は構わないのですよ!
//それよりも僕の不手際で迷惑をかけてしまって、本当に申し訳ないのです…
//その機会が訪れる事を心から願っていますですよ!にぱー☆
773 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 23:41:03.67 ID:yIOnXiko
>>766
バイヤーさんですか・・・
安心してください、だから夜に動くのです・・・・
【小さく頷き、何かに気づいたように】
おねーさん!
名前と胸のカップと好きな殺し方を教えてください!
【にっと笑い首を傾ける】
【この男にも考えがあるのだろうか】
ちなみに私は、バック・ストーローク
背泳ぎとおよびください、そして好きなのは撲殺です
【ふっと笑い、女性に歩み寄る】
774 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 23:41:18.37 ID:CeFrrwMo
>>759

流石のアタイでもそいつは引くわ、うん……

【某AAのように両手を左右に振りつつ後ずさり】
【自分から言っておいてコレである】
【しかし彼女の心中ではどうにも説明出来ない「嫌な予感」にも似たモノに渦巻いて】

残念ながら何かを守るのは苦手なんだよなあ
まあ、ブチ壊すのが何も考えなくていいから楽ってのもあるけどどっちにしたってボディガードなんてやんねえわ多分

【言うべき言葉と考える事を並行して行う、何も難しい事でも無いが自身思考を極力悟られないように表情は変えず】
【自然に、さも当たり前のように返す】

何かあった、それは「正義の味方」のお前を歪める程の事かね
……とも一番聞きたい事は1つなんだけども、お前まさか一般人にゃあ手を出してねえだろうな?ええオイ?

【晒された左と、眼帯の下の右、その両眼を細めて捉える】
【彼女にしては珍しくその瞳は色と同じく冷たく感じるだろう】
775 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 23:41:36.22 ID:nK.yI3Io
>>772
/お心遣い、感謝いたします
/あまり気にしないでくださいね。携帯だと見落としは結構あることですしww
/では、お疲れ様でしたー!
776 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/24(金) 23:43:43.23 ID:KUNt5Z2o
>>764

(……俺のせいじゃない。あのクソ犬が悪いンだ)
(いざとなったら、コドモのふりしてバックレてやればいい……)

【つ、と。頬を伝った一筋の冷たい汗】
【だが、それもすぐに吹き飛ぶ事になる】


 ……っ、…………、……──!


【──青年が突如として繰り出した言葉のエクスプレスを受ける準備がまだ出来ていなかった為に、】
【少年は、目の前を8倍速のサンバ・パレードが通過していったような錯覚を憶えた】
【漫画的技法で表すならば、青年が喋っている間、少年の目が『+』字になってしまうような形】

(……あァ、そうだ、こいつはそういうヤツだった……)
(聞くからには準備をしておくべきだったな……迂闊だ)

【だが、言葉が止んだ所で気を取り直して】

──……、……空中、バイク?
飛ぶのか……これ? 魔術無しで?

【少年は、もう一歩バイクに向かって近付くと、】
【触れそうなフレーム部分をぺたぺたと触り始めようとする】
777 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 23:43:54.85 ID:L1SfpUSO
>>770
はい!多分父様か母様か深きものどもさん達か水の精霊さん達かキメラさん達が働いてると思います
【なんか気になる名前(?)がでたが気にしない気にしない】

そうなんですかー
あ…待ってください
【そう言いながら、旅行鞄みたいのを何処からだしその上に乗り】
【旅行鞄が勝手に動きついてくる】
778 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/24(金) 23:43:59.46 ID:pljtgSU0
>>762
戦いは一度、やり直しは効かない、ならば、素人がいきなり暗殺技を仕掛けるより
自分がいつもとっている戦闘スタイルを通すべきと判断しただけのこと
【そもそも弓矢自体慣れている武器でもない】
【そんな事を敵に察知されるものでは無いと解ってはいるので話す声は淡々と、感情を殺した声】

外れ過ぎた過程がもたらす結果など・・・高が知れている。間違いがあるといってる時点で自分に迷いがある
迷いが無いなら、結果のために起こす過程に何の迷いも無く進めるはずだ
いや、機関員が目指す結果自体高が知れている、か。さぞ下らん結果があるのだろうな
待て、貴様何歳だ。一つ言っとくが俺は若い、絶対にだ

ふ、そのくらい、丁度良いハンデだ
こんな疲弊した身ならば、間違いを自覚しているその身でも勝機が生まれるやもしれんな
【次の矢は鏃が緑色で妙な魔力が篭められている】
【眼を一瞬剣に移している辺り相手の剣の魔力も一応感知しているようだが、今は判断材料が無い、それで何を成すのか】


【そしてまた放つ矢】
【今度は普通に刺さる、しかも刺さるだけに飽き足らず刺さった箇所から蔦を発生し絡ませる】
【蔦が体内に侵入するような事は無いが】
779 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 23:45:43.40 ID:yS5AglEo
>>765
んー、早く決まるかどうかは分からないね
だって私、あんまりファッションとか知らないし
動きやすいかそうでないかだけで今まで選んでたしさー
だから、選ぶの手伝って貰おうと思って連れて来たの

【店に入ると、棚をするする抜けて奥の方へ】
【二人に視線を向けて数秒沈黙、それから挨拶と礼をする店員】
【それには余り意識を向けず、目的の個所へ】

【まず訪れたのは上着のコーナー。サイズは割と小さめの物が多い】
【女性向けなのか華やかな物から、落ちついたデザインの実用本位のものまで揃っている】
【ハンガーをひっかきまわす様にして一つ一つ探していたが】

………決められないなー
ねえ、アリエルならどれが良いと思う?女の子の気持ちになって

【わざと最後に一言付け足して、選択を任せてしまう】
780 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 23:48:10.18 ID:9jh5J/s0
>>767

なるほどなるほど

(余裕か或いは、それ以上か)

じゃあ、改めて勝負を申し込んじゃおっかなー

【からから、と笑いながら】
【ほんの少しの殺気を放つ】
781 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 23:48:12.79 ID:nK.yI3Io
>>777

……なんか、超すごいお店なんですね

【あ、は、は、と小さく苦笑いするも気にしない方針に決めたようで】
【ふわ、ふわと掃除機を進ませながら秋阿の方を振り返る】

お、おー! それ、魔導具の一種です?
なんか超親近感を感じますねー

【そこで目に付いた旅行鞄にこれまた興味を抱いたのか】
【きらっきらした表情で鞄を超見ています】

【研究室までキンクリしますか?】
782 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 23:49:01.95 ID:TyzvuKIo
>>771

【その恥ずかしそうな――――そして、警戒の混じった微笑を見て
彼の瞳が細められて、彼は言葉を付け足す】


おや……――――少し、不安にさせてしまったかな?
そんな可愛らしい顔を誤魔化すのは、あまり見ていて感心はしないね
できればキミには、心の底から笑って欲しいものだ


【気恥ずかしそうな彼女に遠慮する、なんて心は微塵も無く
自分のペースで話し続ける彼、ただその言葉は――――意外に熱が篭っているように思える】


っと、自己紹介も無しに話し続けるのは、少々無粋だったかな
僕はレリア・ブラックモア、宜しく


【そういうと彼は、彼女の目の前に立つと、少し間を置いて、彼女と視線があうように
そっと、跪き、白く細い、しなやかな手を差し出した――――握手を求めて】


783 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 23:49:43.04 ID:NYtWdVMo
>>773

まぁ、アンタみたいなのは公僕に捕まったほうが、一般市民にはありがたいでしょうけど。

【なぜか連れ立って歩いてくる青年の方をめんどくさそうに見やって、そんな事を言う】

(……追い払った方が良いかしら。……それとも、何か買うつもり?)
Aカップで、好きな殺し方は毒殺。

【青年の応えに、淡々と応える】
【女性の胸部は、平均以上の豊かさを、衣服の下からでも見せ付けており、明らかな嘘と分かるような返答だ】
【僅かに歩調を速め、女性は青年を引き離すように歩いていく】

背泳ぎさん、あんまりしつこいとモテないわよ。

【釘を刺すような声も、やはり平坦で】
【青年の表情など、一顧だにしない】
784 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 23:49:44.93 ID:yIOnXiko
>>773
/いまさら、ミス発見です。バック・ストロークが正解です。すみません。
785 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 23:51:55.47 ID:qXrDaYAO
>>778
まあ、良いでしょう。
人の戦闘スタイルにケチを付けられる程、私は強くありませんし……。

【これ以上問いつめる意味は無い、そう判断したのか、この会話は無理矢理切り上げた】

迷いを捨ててしまうのは、駄目だと思いますよ。
迷って、悩む事にだって意味はあるんですからね。

ふ、私はまだ硝子の十代ですよっ!
真面目に答えるなら十八です。
きっとお兄さんよりは若い筈……!!

【何て言いながらも陽光のような色の魔翌力を纏わせた剣を引き抜き、放たれた矢を剣で下側から弾き飛ばし、何とか避ける】

私には仲間もいるんで、寧ろ私がハンデをあげるべきな気がするんですけどねー……
まあ、いいや、取り敢えず、行きますよ。

【そして、大地を強く蹴り、駆け出した】
786 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 23:52:38.90 ID:sSndv2AO
>>780

どっちに
『いや、お前だろ、主人公』
本編だと主人公お前だけどなー
『コアなメタ発言をするな…』

【瑠璃はため息をつき】

『で、どっちだ?』
787 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 23:52:43.17 ID:L1SfpUSO
>>781
そうですか?
【不思議そうに首を傾げ】

はい。ネコサバトさんと光さんと一緒に造った物なんです
一応、中は異空間に繋がるようにしてありまして、風の魔翌力で動かしてます
…お二人はロー●ン・メイデンの乗り物できたとか言ってましたがよくわからないですけど
【そう説明し】

【イエス!!!】
788 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 23:54:35.78 ID:yIOnXiko
>>783
捕まる?殺されるの間違えでしょう?
【右手で髪の毛を押さえながら項垂れる】
Aは貧乳でいいですが、あなたは違うでしょう
【体勢を元に戻すと、不意に腰元の鉄パイプを右手で取り出し】

では最後に、あなたの名前は?
本業はリヤカーと露天の林檎販売なのでサービスのためにも教えてください
【右手の鉄パイプを女性に向け尋ねる】
789 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/24(金) 23:56:13.46 ID:Ef38gLgo
>>776

【微笑む、にやつく、その中間のような表情で】

ええ、飛びます
メインの動力は……と言っても、幾つかのエンジンを複合して利用しているのですけれども
浮翌遊・前進・旋回それぞれに反重力エンジン、MRジェット、MRジャイロを核として…

【フレームは良く磨かれていて、擦ればキュ、と音がする】
【それが外された機械部分に触れるとオイルが付いてしまうだろうが】

……面白いでしょう?
私にとっては、同じなのですよ───『アレ』らも、コレも
大きさが異なるだけで、そのベクトルは同じ軸の上にある

【「概してその大きさが重要なのですが」とは、呟くように】

【そしてゆっくりと青年は立ち上がる】

───さて、子供はそろそろ帰らなければいけないのではないでしょうかね?
私は日が昇る前には眠るという至って健全な生活を送っていますけれども
……そう、少し、まだ仕事が残っているのです
貴方がそれを超す価値のある依頼を今して下さるのならば、それはそれで構いませんが

【言いながら、半開きになったシャッタのほうへ目を遣る】
790 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/24(金) 23:57:35.76 ID:p3NeoZg0
>>774

一度やれば、病み付きよ?
夜行も試してみればいいじゃない、その腕力なら余裕でイケそうだもの。

【彼女にとって、脊髄を首ごと引っこ抜くことは、人生の中でも五指に入る良質な遊戯】
【それを知らないことを「勿体ない」とでも言いたげに、実際に脊髄を抜く際の手順の真似(エア・脊髄)をしてみる】
【但し、何時も其れをする際の『蜘蛛女』の姿とは体の勝手が違うようで、猿の小躍りみたいに滑稽】

あの時は、壁だかなんだか投げてくれたじゃないの。
お陰で大分治癒が早くなった気がするのよ?…あ、私は何も出来なくて、御免ね。
この埋め合わせと言うか恩返しと言うか……兎に角、何時かさせてもらうからっ!

【彼女は、夜行が破壊専門の人種であるとは想っていても、それしか出来ないと言う認識はしていない】
【温かな感謝の声紋が、寒空に溶けていく―――其れまでは、至って普通。ともすれば、正常な少女の様にも思えるが】

【『恩を返す』ことと、『仇を返す』事に拘る、元来の性質は―――明らかに、淀んだ極彩色に染まっていた】
【歯を震わせ、慌てた様に放つ言葉には、確かな狂気と不必要な使命感、そして螺旋よろしくネジ曲がった愛が宿る】

歪んで無いと想うわ。正義の味方で、悪の敵。
脊髄ブチ抜くのは、誰かを無駄に殴るヤツか、私を殴った奴だけよ、いや他にも悪事は色々有るけどさ。

【声に、一切の揺らぎは無い―――全ての『異質』は、酷く曖昧で、優しい視線を吐き出し続ける蒼の瞳に固まる】
【ただ、言葉だけでは、此れ以上キョーコの邪悪性を引き出せず、外観の推測も不確かに想ってしまえば、それは確かに不確かなのだ】
791 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/24(金) 23:59:41.83 ID:9jh5J/s0
>>786

(主人公て。)

【相変わらず声にださない疑問】


んー…どっちでもいいよ?

片方さんずつ連戦でもらっても良いし、二人まとめてお相手するのも面白そうだ
(二人同時は流石にキツいかもだけどねぇ…)

【青年は困ったような顔で話して】
【缶ジュースに口をつける】
792 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 00:00:02.80 ID:vcHY3ogo
>>787

ネコサバトさんと光さん、ですか……覚えておいて超損はなさそうですね
それに──なるほど、風の魔翌力ですか。
物を動かすのに風を使うという発想は超なかったですけど、なんだか超面白いです。
確かに自然界の要素を使えば、大気中の魔翌力を使用して稼動させることも超できます、ね……

【その説明を聞き、なにやらスイッチが入ったのか】
【ぶつぶつと何かを呟いていたが、程なくして二人は魔導具研究班研究室へと到着】
【開き慣れたドアの前に来てようやっとその事に気づいたのか】
【はっとした表情で秋阿の方を見てにまりと笑い】

えっと、ここが魔導具研究班の超研究室です!

【なんて言いながら、かちゃりとドアを開けた】
【電気はつけっぱなしだったのか、室内は明るく】
【本棚やら研究員のデスクやら開発中の魔導具やらがあちこちにあって、ごちゃごちゃとした印象だ】
793 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/25(土) 00:01:07.16 ID:SGsv8eg0
>>785
奇遇だな、俺もそんなに強くない
【首を左回りに回しながら角度を上げる】
【髪は影になってよく見えないが敵意を灯した目が良く映る】

は!その程度は言ってもらわねばな!
【その程度は言ってもらわねばそれこそその程度だったと斬り捨てる所だった。口にせずとも大体言いたいことは解るかのような勢い】
【まぁそもそも剣を抜いてないから斬り捨てられないが】

大して変わらないくせに人を老獪扱いするたぁなぁ!!
【何もそこまで言われて無いがどうやら実年齢より上に見られることが多々あるのだろう、だから此処まで過剰反応する、と】
【ちなみにこいつは十代後半と言う曖昧な事以外決めてないのであしからず】

有象無象など物の数ではない!!!
【疲弊など無かったかのような強い声で言い放ち、地を蹴ると】
【先程隠れていた岩の上に飛び立ち】
【今度は入り組んだ形の鏃を持つ矢を構える、裂傷を酷くするための矢か】
794 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 00:03:27.23 ID:cYj5wWIo
>>788

さぁ? 官憲が殺人者どうするかなんて、興味ないもの。
捕まえられようが、殺されようが、元気だろうが、私には関係ないわね。

【投げやりにそう言い放って、路地の出口近くで立ち止まった】
【改めて青年の方に向き直り、腰に手を当てて、右足に重心をかけた自然体で立ち止まる】

そうね。じゃあZカップよ。

【そんな規格はない】
【じゃあ、などと発言したあたり、マジメに答える気は無いようだ】

【目の前に凶器を突きつけられても、女性は怯える様子も無ければ、警戒すらする様子が無い】
【自然体のまま、腰に手をあてて、青年の方に】

‘薬屋’よ。私の事が知りたいなら、そう訊けば、伝わる人間には伝わるわ。
それに、リヤカーも林檎も、特に必要ないから、あなたにサービスを受けることは未来永劫無いわ。

【どこまでも、女性の返事は投げやりで、不真面目で、平坦で、面倒そうだ――】

で、用が無いなら、私は帰るわ。

【疲労したような、不健康そうな、隈の目立つ眼差しで、青年を値踏みするように見ている】
795 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/25(土) 00:04:29.05 ID:0FoDUiko
>>782

【見抜かれたことの驚きか、或はただの照れなのか】
【青年を見つめる瞳が一瞬だけ、まんまるに開かれて】
【それから、ふぃ、と逸らされる】

だ、だって、突然そんなこと言われても……
……困っちゃうし…

…大人はそういうとき、笑っとくものだから

【仄かに耳を赤く染めながら、言い訳じみたことを話して】
【前に立つ彼を、上目遣いで見つめた】

レリア・ブラックモア…?

私は……、海洋冒険家で…
皆からは、サージって呼ばれてるよ
…えと、よろしくね?

【受け取った相手の名前を、大切そうに復唱した後】
【コーヒー缶を左手に移動】
【差し出された手を、温かさの残る右手で握ろうとする】
【その感触は柔らかく、まだまだ幼さが残っているようだ】
796 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 00:06:33.45 ID:75P4T6AO
>>791

選ぶのは面倒
『だな』

【肩をすくめる二人】

いっそ、あれだ
解放して選んでもらうか
『そうするか
どうせ選ばれたら全力をだすし』

【そういって二人はめをつむり
晃が目を開けると髪が蒼に染まって目が深紅になり、隠れていた目には魔法陣が浮かび上がっていて人外の気配まるだしで
瑠璃は周囲に風をまとい、刀に手を添える】

さぁ
『どっち』
797 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 00:09:12.29 ID:Qp2yaUDO
>>779

【あまり外見には気を遣わない性格と言えど、こういう店にやって来るのは久々なのだろう】
【揃えられた見慣れぬ上着の数々。それらに興味を引かれて手に取ってみたり、購入する気は無いのに微妙にお買い物気分に誘われていた】


へっ……?あ、ああ……迷ってるの?
ええと……うーん……女の子の気持ちって言われても………

【彼女の付き添いで来ているのを忘れかけていたところ――唐突に声をかけられ、一瞬反応が遅れた】

【言われた通りにハンガーに掛けられている衣服を見つめ直す―――女の子らしい服?=z
【真面目に思考を巡らせる――思い浮かべているのは、自分の知っている女性陣のファッション。あくまでさんこ程度に】


―――じゃあ、コレとかは?


【それから、商品の内のひとつを選んで彼女に見せた】
【―――端的に言ってしまえば、"地味"なデザインを抱かせる紺色系統のもの。男女関係無く合うと思われる、所謂「当たり障りの無い」チョイスだった】
798 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 00:10:49.31 ID:mQJdOcSO
>>792
ネコサバトさんはダンボールの車や魔物カードなどを造ったったりしてますし
光さんはクナイや銃などの魔導具を造ってます
僕は属性の魔石を使って魔導具を造ってますけど
【三人(?)とも作るジャンルはバラバラのようだ】

動力は僕が担当で、デザインは光さんが担当、異空間製作はネコサバトさんが担当なんです
【よく見ると旅行鞄の模様が魔術文字になっており、ちょっとした防御結界が旅行鞄の回りにはられてる】


ここなんですかー
【目をキラキラさせながら回りを見てる】
799 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 00:11:12.96 ID:/PE/lJQo
>>794
官僚は人を[ピーーー]――それこそが、あいつらの正義とやらだからな
【鉄パイプを腰に戻し】
【右手を顔の前に持ってくる】
【この姿勢が彼の一番楽な姿勢であろう】

Zか・・・破格だな
【ふっと、指の間から笑う】
そうか薬屋か・・・なんかあったらよろしくな
【左手を一回小さく顔の前で振る】

お帰りの際は足元に気をつけてって、な
【ふらっと、向きを変えると】
【両手をポケットに突っ込み、小さくそうつぶやいた】
800 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/25(土) 00:12:30.77 ID:0FoDUiko
>>795
/すみません!ごめんなさい、読み落としてしまいました!
/前に立つ彼〜の部分は、なかったことに…!
801 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 00:13:57.04 ID:9ZSEnJAo
>>797
ふんふん……こう言う色だと普段との違和感もあんまり無いね

よし、じゃあまずはこれ!

【即決、である】
【見せられたそれに上から下まで視線を走らせて、それからパンと一度手を叩いて】
【そのコーナーでの選別を終了し次へ向かう】
【数歩歩いてから、思いだしたようにブレーキを掛けて振り向き】

あ、それはちょっと持っててくれる?
後はシャツとー、下に穿くのとー
下着は別に有るので良いや

【まだ持っているようにと指示して、移動する】

【これ以降、ズボンやスカートやその他、所謂ボトムスのコーナで一度】
【それから、シャツなどの置いてあるコーナーで一度、同じ様なやりとりが繰り広げられるだろう】

【二か所を纏めたのは、中身の不精が原因である】
802 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 00:14:40.41 ID:VuZOjgA0
>>796

オウフ。

【変貌した二人を見るなり青年から声が漏れる】

(こりゃ、見誤ったかぁ…?ww)


…じゃあ、君にお願いしようかな

【そういって青年が指名したのは瑠璃と呼ばれた男の方】
【案外あっさりと決まったらしい】
803 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 00:15:45.96 ID:iTnNApoo
>>795

【その少女らしい仕種に、彼は思わず微笑を零す
幼い妹を見守る兄の心境が如く、彼の表情は、何をしても受け入れる、といった心で満ちているように感じる】


なに、無理に大人になる必要などないさ
遅かれ早かれ、誰でも大人になる、だから――――今の、少女の時期は、今だけの特権だよ
精一杯、大切になさい、僕は、そんなキミが見て見たいからね


【上目遣いに注がれる視線に交錯するように向けられる
暖かい、温もりが満ちた瞳は――――誰かを安心させるには十分なほど、どこか懐かしい瞳で
彼の悪意の無い親切心が感じ取れるかもしれない】

【ぎゅ、っと握られるその手は、握り締めるその手は――――思わず、抱きしめたくなるほど柔らかく、幼く
彼の長い指が、包み込むように、覆い隠すように、護ろうとするように、そっと、添えられていく】


偶然、にしては随分とまあ運の良い偶然だね
サージと出会えた事を、神様にでも感謝するとしようか


【紡がれる言葉は、詩にも似た美しい言葉の羅列であり、一種の唄であるようにも感じる
奏でる音は耳に心地よく、夜と交わり、旋律として溶け込んでいく】

【彼は、彼女の手を離すと、そっと隣に座ろうとする】
804 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/25(土) 00:16:27.20 ID:BaqNEmIo
>>789

【キュ、キュ、とフレームを擦ったり触ったりしているうちに、】
【機械部分にも触れてしまい、少年の手にオイルが付着した】
【彼はその汚れた手をじっと見つめると、くん、と一度臭いをかいで──小さくエンッと咽た】

……エンジ……えむあー……なに?

【その最中に聞いた横文字の類は、彼には全く馴染みの無い物であったらしく】
【眉間を寄せる少年の頭上には、沢山の?マークが浮かんでは消えていた】
【だが、「面白い」といことだけは、確かであったようで──】

……へェ。大したもんだ、な
これ全部一人でやってるのか……

【少年は、青年の言葉を聞きながら──機械から一歩引いて、建物内を見回して】
【立ち上がった青年を見上げる形で再び口を開く】

……結局、お前まで子供扱いするのか
──……あァ、帰るよ、そろそろ……

【シャッターに目をやって──ふと、少年はその場で黙考する】

 【──彼が増野と言う人間に依頼したい事はそれこそ山ほどあったが】
 【しかし、『今』の彼には、それを成す事が出来なかった】
 【あの時交わした『機械と魔術』に関する様々な事が──今の彼には、不可能で】

(…………)

 【──「魔術が使えない」等と。青年に言い出せよう筈もなかったのである】

【──ともあれ、少年はシャッターの方へと歩き出すと】
【その真ん前で、ぴたりと足を止めてから一度振り向いて】

……場所、覚えたからな。今度はゆっくり来る……またな

【そう言って、後ろ手を振りながらシャッターから出て行く──】
805 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 00:16:52.65 ID:75P4T6AO
>>802

だって
『よしきた』

【晃は魔翌力を解放をやめ、壁にもたれかかる】

『では、名前を名乗っておこう
俺は折月 瑠璃
風使いだ』

【手を添えたまま、いう】
806 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 00:17:16.54 ID:uLUedGAo
>>790

やんねーよ、ただでさえ人間辞めてんだ自分から人の道を踏み外してたまるかっつうに

【露骨に嫌そうな表情を浮かべ丁寧(?)にお断り】

あー……そんな事したっけ?やっべあんまり記憶ねえや
ま、あの状況じゃ他人なんて気遣うのはよっぽどのバカだろうよ謝る必要ねえって
埋め合わせに関してはそっちの良識に任せるわ……

【あまりその時の事は覚えていなかったらしい、刹那的というかいい加減というか……】
【ふん、と自分のした行為に鼻で笑う、皮肉屋らしい返事の仕方だった】

【そして敢えて遣った「良識」という言葉、己の善意にて物事を判断するように】
【判断すべき時にキョーコがどのようなアクションを起こすのか、彼女の良識とは何か】
【様々に意味を持たせて彼女は言葉を選んだ】

ふぅん、そうかい――――

【面倒臭い、そもそも言葉で何かを解決した事なんて数える程しか無い】
【それならば、シンプルに行こういつものように】

あは、ところでキョーコようアタイがどんな人間かとかどんな性格かとか下らないトッピングは抜きにしてさ
実際どうよ?アタイの脊髄はブチ抜きたいかい?

これは、正義やら悪やら抜きにして純粋にお前の本能に聞いてんだ
どっちだい?やりたいか、やりたくないか……

【つぅ――と唇の端を持ち上げて、拳を握る】
【恐ろしく下手な挑発行為、そうそうコレに乗っかるようなシアワセな人間はいないだろう】
807 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 00:17:20.15 ID:cYj5wWIo
>>799

まぁ、私もあんまり仲の良い人種じゃないから、関わりたくはないけどね……。

【鉄パイプを腰に戻したのを見て、戦闘の意思は無いと薬屋は判断したのか】
【出口の方へと身体を向け直した】

そうね、そんなことが本当にあれば、だけれど。
さようなら。
ま、あなたも気をつけて帰りなさい。

【去っていく青年に、気遣いの気配の無いそんな言葉をぶつけて】
【路地から、人通りのある街路へと、女性は姿をくらませた】

/おつかれさまでした!
808 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 00:19:13.13 ID:vcHY3ogo
>>798

なるほど……やっぱ得意分野は超人それぞれですね
人の話を聞くの、超参考に──おー、なるほど、芸が超細かいですね

【うんうんと頷きながら鞄を観察していたところ、その魔術文字に気づいたらしい】
【うわぁ、とか、ほぇえ、とか感嘆の声をあげながらじぃと鞄を見ていたが】
【やがて、掃除機からすちゃっと降りて、とあるデスクの方へ歩いていく】
【そのデスクの周りにはやたら電気製品が多く、横のほうにはでーんと洗濯機が置いてあった】
【利織はそこまで歩いていくとデスクの上に持っていたカバンをがしゃりと置き】

んふー、超興味沸きました?
事務所の方に行って簡単な面接さえ受ければ、研究部門に所属することも、或いは教育部門の方で授業を受けることも超可能です!
面接に対する心配は超いりませんよ? なんせゆるっゆるですし

【遠まわしに、協会への勧誘を始めた】
【研究室内部には魔導具が多分たくさんあるに違いない】
【少なくとも利織のデスクの周りは変な魔導具だらけだ】
【小型扇風機だの電気スタンドだの家庭用プリンターだの……一体何に使うのだろう】
809 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 00:22:49.43 ID:/PE/lJQo
>>807
それでは、さいなら
【女性に対して振り向き】
【女性が居なくなるまで、確認をして】
【反対方向から歩いていった】

【スーツの内ポケットからピストルを取り出して】

・・・・・・・・・あばよ

【静かに、倒れていた男性に発砲した】
【その後林檎売りの青年のリヤカーに居たという情報はあるのだが】
【いまだ、彼がどういう人物なのかはなぞに包まれている】

/お疲れ様でした。
810 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 00:25:46.52 ID:VuZOjgA0
>>805

よいしょ…っと

【飲みかけの缶ジュースを塀の上に置き】

あ、どうもご丁寧に…
俺はアルフレート。見ての通り、魔術協会の生徒

【ポケットから小さい辞書のような本を左手に取り出す】


じゃ、始めよっか。

【青年はトントン、と爪先を鳴らして】
811 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 00:26:43.55 ID:mQJdOcSO
>>808
はい!
次はみんなで光さんの魔導具を造るんです
【ニコリと笑い旅行鞄から降り】

そうなんですか?
う〜ん…父様やバアル義兄さん達から教わるだけではなくここでも勉強できますし…魔導具作りも父様や夢瑠姉様やネコサバトさんや光さん以外のも見られますし
【考えてる秋阿】

南雲さんのはどんな魔導具なんですか?
【電化製品を色々見ながら】
812 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 00:32:15.00 ID:ltD60pko
>>804

【基本的に、増野という青年は人間を区別することを余りしない】
【それは、道徳的にはむしろ褒められたことではない方向に寄っているものなのだが】

まあ、適当に察して下さい───“本業”が、在りますので

【詰まる所が、深夜、人気が少なくなってから行うべき何かが在る】
【婉曲と冗談の意図は、撹乱、或いは別の何かの暗示】


ええ、また、是非ともお気軽にお越し下さい

【ゲーティアに対して彼がどの程度の期待を、彼の計画の中に数値として置いているのか】
【それは、営業スマイルで軽く会釈をする様子からは、計ることは出来ないだろう】

【元々、森で会った相手の素性も何も知らないのだから───ただの「小さな可能性」なのか】

【それとも】

さて───

【別れを告げれば背を向けて、何処か楽しそうな足取りで】
【少年とは逆の、建物の内部へと歩みを進める】
【薄汚れた白衣を纏った青年は、やがてその奥の暗闇へと姿を消すだろう…シャッタを半開きにしたまま】

/乙でした〜
813 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 00:33:54.60 ID:75P4T6AO
>>810

『魔術協会ってなんだ』
よんでなのごとくだろ
『というと相手は魔術師か、なら』

【風がふき】

『接近戦に持ち込む!』

【地面を滑走し、まっすぐ突撃してくる瑠璃】
814 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 00:34:04.26 ID:Qp2yaUDO
>>801

【自分のチョイスに即座に納得したことに安心感を覚えつつ】
【選んだ上着を律儀にその場で畳み、次なるコーナーへと向かって行った彼女の後ろを追いかける】


………へっ?え、僕が持つの……?あの、ちょっと………

【それって雑用じゃ……―――なんて抗議は認められるわけもなく】
【というより―――彼女の購入品を当然のように持たされていることに対して、あろうことか本人に忠告されるまで疑問を抱かなかったのはどういうことだろう】
【完全に吟雪のペースに飲み込まれてしまっている気がしないでもないが、アリエルはあまり気にしないことにした―――】

【それから行く先々のコーナーでも、先程と同じような光景が繰り広げられていた】
【言うまでもなく、選んだ衣服を手に持たされるのは彼である】
【そんな荷物持ち係にも、決して愚痴は零さない。彼女に対して無意味な抵抗をするのは利口ではないと、彼は悟っているのだから………―――】
815 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 00:35:30.32 ID:vcHY3ogo
>>811

ふふ、なんだか超うらやましいですね
共同制作、ですか──今度、誰かに超呼びかけてみましょうかね?

【なんて悪戯っぽく笑う利織】
【何の素材をベースにするかということからもめそうなのが簡単に想像できるかもしれず】

超どうします?
個人的に超言わせていただければ、人がたくさんいる所の方が超切磋琢磨できると思いますけど……

【悩んでいる秋阿の背中を押すかのように、一言そう呟いてから首を傾げ】
【きっと手持ち無沙汰なのだろう。かちゃかちゃと時計を片手で弄っている】

っと、私のですか?
私のは、内部に術式が書き込んであるっていう、単純なものです
この辺に転がってるのは開発途中のが超多く、て──
あー、これなんか超面白くないですか?

【そう言いながら取り出したのは計算機】
【しかし、ぽちっと電源を入れると何故か計算機から音楽が流れ出した】

私は術式を物質に定着させるのが超得意なんですけど、それ以外の魔術──
例えば、空中に魔方陣を書いてそこからなんらかの効果を発動させる、ってのが超苦手なんですよ
816 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/25(土) 00:36:25.59 ID:0FoDUiko
>>803

【視線は何故だか、逸らせない】
【清らかな湖水が流れ込んだような、青い瞳は】
【戸惑い揺らぎながらも、彼を見つめていた】

(……大切にする…?)
(えぇっと……、誤魔化しがない方が良いってことかな…)

【あえて口には出さずに、彼の言葉を反芻して】
【一度、頷きかけた】

……はわっ

【――握手した手に、左手を添えられて】
【小さくポニーテールが跳ねた】

【離されると、すぐに胸元に手を引っ込めて、ぐっと握る】
【異性にそういう事をされるのは、やっぱり恥ずかしいらしい】
【小さく首を振り、気を取り直して】

…れ、レリアで良いのかな

レリアは……、その、神様とか、信じる人なの?

【隣に座る彼に対して、少し上擦った声で問いかけた】
817 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/25(土) 00:37:43.01 ID:ESEE8yU0
>>806

……?
夜行も、人間じゃ無かったんだ。当然だけど初耳ね?

【ノーセンキューを示す言葉の中で、さらりと耳朶を流れ、蝸牛で廻ったのは、気に成る言葉】
【昔から、クールなようで素直だった21歳の少女は、率直な質問を投げかけた】

した、確かにした。まだ感触が残ってるかもしれないわよ、私の手に。
あ、そうだ……良識も何も、友人の窮地に立ち向かうのは私の義務だと想ってるから、そっちこそ気にしないでね?

あんたを脅かす奴が居れば、腹パンしてから喉に噛み付いて脊髄ブチ抜いて、骨は綺麗に洗って…後は部屋にでも飾って欲しいかしら。
それくらい…自慢でもなんでもないけど、序に言えばlikeの方だけど―――好きよ、夜行の事。

【臆面も無く、甘く拡がる言葉を、唇と言う糸紡ぎが産み出し続ける】
【純粋な『好意』に成り立つ好意で、無意識のうちに他者の世界を冒す、呪われた存在】
【永遠に祝福から隔絶された彼女は―――既に覚醒した『哲学者の卵』が眠る、ラインがくっきり出た可愛らしい下腹部を摩る】
【血に濡れたワードを選ぶたびに、その瞳は恍惚の海に沈んでいくように見えた】

……あー、でも確かに馬鹿だわあんた。
重要なのは、その「下らないトッピング」なのよ。私が脊髄を抜くのは、気に入らない相手。

【キョーコ・ミハイロフは―――余りにも、『悪意』と『善意』がハッキリと区分された存在になってしまった】
【最終的に、ではあるが…選択肢は、甘く甘く溶けて溶かして往くか、恨み節に代えて脊髄をブチ抜くか、の二択である】
【今はまだ、答えが出ない―――怪物の狂愛と、怪物の落胆が、鬩ぎ合っている…それに、決着を付けようと】

逆に訊くけど、あんた、私の頭を打っ潰したいの?

【悪戯っぽい笑顔を咲かせて―――首をからり、と人形のように曲げて、言い放つ】
818 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 00:38:38.83 ID:Xb2Wcgwo
【路地裏】

【ガリガリ、と言う音が響く】
【そして、硬いものを削る鈍い音】

グゥオオォゥルゥァアアゥルル・・・。
【そこに踏み入れば見えるのは、藍色の鱗に、翼を持った姿】
【黒いジャケットを着込み、鋭角的な頭部を持つ者・・・それは竜人】
【しかし、その藍色の瞳は、紅く染まるのではないかと言うほどの怒気を孕んでおり――】
【その拳は、何かの血で、真赤に染まっていた】

ガゥルルルルゥグアアアァアァアァア・・・!
【口からは、もはや意味を成さぬ唸り声がこぼれ――】
【拳を握ると、灰色の壁にそれを繰り出し、壁を穿つ】
【ガツン、鈍い音が、また一つ響いた】

【そして、外の光をその血走った目で見ると】
【そこに向かって、歩き始めた―――】
819 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 00:39:27.20 ID:aENmZ2DO
ラグナさんを許してあげて下さい

分煙所より
820 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 00:40:41.63 ID:VuZOjgA0
>>813

よしっ、やるからには手加減抜きな!

(手ぇ抜くとすぐ死ぬしね。俺)

【突撃してくる瑠璃を確認した途端、青年は大きく左手を振りかぶり】


クロスカウンターーーッ!


【持っていた小さな辞書のような本を瑠璃の顔面めがけて投げつける】
821 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 00:43:06.94 ID:9ZSEnJAo
>>814
【結局の所、シャツやらジャケットやらその他諸々、アリエルに持たせたまま】
【時間にして約十分程度か、かなりの即断即決っぷりで衣服を選び終わる】
【満足げに一度頷いて、それからレジへと向かい】

買ってから、其処の試着室で着替えさせてもらうから
服を返すのはその後、かな

【アリエルが持っているそのまま、店員に値段を計算させる】
【財布から紙幣を何枚かと小銭を取り出し、最小の単位まで丁度支払って】
【衣服を受け取れれば、そのまま試着室へと入って行く】

【一方、レジ打ちを済ませた店員は】

『……失礼ですが、お客様。少々質問を
おかしな質問ですが……お臍の位置は、何処に御座いますか?
勿論、その衣服の上からで結構ですが、指で示して頂ければ………』

【アリエルに、少々奇妙とも思える質問を寄こす】
822 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 00:44:21.76 ID:iTnNApoo
>>816

【彼自身は、と言えば――――人当たりの良い微笑を携えながら
彼女の揺れ動く心の様子を、味わうように、堪能していた】

【彼女の問いに、しばしの沈黙を置き――――彼は答える】


信じてるよ、信じてなきゃ、キミと会えた理由すら説明できない
偶然≠アこに来て偶然¥o逢った――――そんな偶然で片付けるには、やっぱり運が良すぎる
それだけキミと僕が出会えたのは奇跡に近い事だね、感謝しないと


【彼の言葉は、彼女を褒め称えるものが多い
――――それは純粋な、まじりっけの無い、感情の表れであろう
それほどまでに目の前にいる貴女は、その言葉に相応しく、彼の心を落ち着かせてくれる、から】


――――さて、次は僕から質問をさせてもらおうかな、サージ
逆にキミは、神様はいると思うかい?


【夜風がそっと、二人の間をすり抜ける――――どこか生温い、夏の名残を感じさせるその風は
どこか異質≠ナ――――それはまるで、目の前に居る、彼に、そっくりで】
823 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 00:46:49.37 ID:mQJdOcSO
>>815
けど何を造るかというのと誰がどの担当かってのでかなり時間かかりますよ
ネコサバトがローゼン・メイデ●の人工精霊造りたいっての対し光さんがローゼン・メ●デンの鞄を造りたいとなんか5時間くらいもめてました
【何をしてるんだその二人】

やってみたいです!
【元気よく言い】

計算機に音を再生さる術式ですか?
【首を傾げ】

そうなんですか
僕は魔石を使って魔導具を作りますけど
魔術は水を使って水性生物の形をとり、様々な効果の魔術《水族館》や物を媒体にした召喚術
それと《魔装偽神(アバター)》ですかね
824 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 00:49:08.33 ID:75P4T6AO
>>820

【ひょい、といわんばかりに顔面を横にそらしてよけとしながら】

『弧月』

【鞘をはめた状態で弧をかくように刀をふるう】
825 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/25(土) 00:51:42.96 ID:BaqNEmIo
>>812

【──建物から暫く歩き、人気の無くなった街中】

(……相変わらず、“読めない”ヤツだ)
(機械を弄るヤツは全員ああなのか……?)

(──……何かが、違うな……)

【──底の知れぬ機械技師との邂逅。数にしてたったの2回】
【それだけの時間では何も掴めない事等、本来ならばさして珍しくも無い】
【しかし──どういう訳か、掴めない事がさも当然であるような──】
【──思考は堂々巡りを繰り返す。ともすれば、“それ”こそが彼の意図なのか──】

……チッ。無理に計ろうとするからこうなる──

【──ふと。前方に気配があるのに気付いて】
【益々深く沈みいきそうになる思考が、そこで断絶された】

「ウウウウウ……」

【──すぐ前方には、頭にたんこぶを作った犬が低く唸っていた】
【「此処で会ったが百年目」とでも言いたげに、今にも飛び掛ってきそうで】

……上等
あいつに比べたら、こっちの方が断ッ然計りやすい──

【少年は、一度軽く首を鳴らすと──】
【だんっ。再び、何処へとも無く全力で走り始めた】


//うおー、お疲れ様でした!ありがとうございました!
826 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 00:57:26.40 ID:vcHY3ogo
>>823

あー、やっぱり超そうなっちゃいますか
共同開発、思ってた以上に超難しそうですね

【むむぅ、と唸りながらも苦笑いを浮かべている利織】
【未だ見ぬ「ネコサバト」と「光」という人物が5時間も論争を繰り広げていたところでも想像したのだろう】
【本人たちからしてみれば死活問題でも、他人の目から見れば面白いことも多いのだ】

んふー、じゃあ超決定ですね。
今夜はもう超遅いですから……明日の午前中にでも事務に超行ってきたらどうでしょう?
多分土曜日でも午前中なら開いてるはず、ですしね?

【秋阿の返事を聞き、彼女は嬉しそうににんまりと笑い】

超その通りです
問題点といえば、あまり曲数が計算機に入らないってことですね
劣化版音楽プレイヤーって感じです。
丁度持っていた携帯音楽プレイヤーが電池切れしちゃったときに咄嗟に作ったものですから、超しょうがないといえばしょうがないですけど、ね

【再び、悪戯っぽい笑みを浮かべた】
【しかし、計算機に音を再生させる術式を組み込むとは……よく分からない感性の持ち主である】

──≪魔装偽神(アバター)≫、ですか
超聞き慣れない言葉、ですね
どんなものなんです?
827 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 00:57:56.91 ID:VuZOjgA0
>>824

あっ、外れた

【また声が漏れる】
【どうもこの青年は思ったことが口に出がちなようで】

…ぐぁッ!

【本を投げ終わったところ姿勢の青年に対し、鞘が綺麗に青年の顎を捉える】

うっ…ぐぐぐ……

(やべぇ、痛え)

【その一撃をもらった青年はよろよろと仰け反り、後ずさっていく】
828 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 00:59:33.03 ID:uLUedGAo
>>817

ヒト科のちょっと外側かな、噛み砕いて説明すっと
どっちにしたって人間じゃねえけど、考えてもみろよ人間だったらあの時みたいに壁なんか投げられねえだろ
まして魔翌力なんざ皆無で強化もできやしないんだぜ?

【ひらりひらりと右手を揺らす、見た目は普通だが内包する力は異常】
【口ぶりからその事実を特に悲観しているようには感じ無いだろう】

ふーん、じゃあしたのかね流石アタイ良いヤツだわ、うんうん
……ぎゃははは、わーったよ何かあったら期待しないで待ってるわ

【軽く、それでいていい加減に笑いながらキョーコの言葉を享受する】

そんな会ってもねーのに「好きよ」言われてもなあ……
いや、嬉しいけどさ――――

【なんというか恥ずかしい物が無いとは言えない】
【それでも頬を染めるような事はしないのだけど】

遥か年下の相手に「好きよ」と言われ次に「バカ」と言われてアタイの怒りがマッハなんだが
まあどっちにしたってそこまで言うなら心配は要らないのかね……

【杞憂で終わるならそれで良し、終わらなければ……】

ん?……あー、それなあ
結構打っ潰したいかもしれねえな、こうやって――――さ

【大きく広げられた右手をキョーコの頭の上に持って行き】
【そのままペシャンと頭を叩こうとするだろう、もちろんその手に力など篭っていなく例え触れたとしても怪我などしようがない】
【見れば夜行はニヒルな笑みで――――】
829 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 01:00:54.07 ID:Qp2yaUDO
>>821

…………ごゆっくり。僕は此処で待ってるから……

【購入後、試着室へと入っていく吟雪にそう声をかけて、軽い溜め息をひとつだけ】
【予想よりも短い時間で買い物が済んで良かった、という気持ちと】
【服を選ぶのを短時間付き合っただけなのに、何故こんなにも疲れるんだろうという気持ちが半々ずつ―――】


…………――くしゅんっ!……うー……もうちょっとちゃんと身体拭いておけばよかったかな……

【僅かに感じた寒気、本日二度目のくしゃみを控えめに放って】
【風邪引いたら吟雪のせいだよ……なんて、心の中で文句を呟いた】


―――っ!!は、はいっ!何でしょう……―――へ?おへそ?

【直後、声をかけてきた店員。女装中の為、大袈裟に反応してしまい】

【―――だが、投げかけられた質問に対して怪訝そうな表情になり】
【頭の上に疑問符を浮かべたまま、臍のある辺り――自身の下腹部を指差すだろう】
830 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 01:02:59.19 ID:75P4T6AO
>>827

『風剣』

【上げた刀に風をあつめ】

『暴風』

【振り下ろし刀にまとった暴風をアルフレートに放とうとする】
831 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/25(土) 01:03:13.01 ID:0FoDUiko
>>822

……そっか
レリアの言う神様は、一人一人のことを、よく見てくれているんだね
…もし本当に居るとしたら……
それは凄く親切で…、……ちょっと悪戯好きなんだと思う

【少女にとっては、耳に甘すぎる彼の言葉】
【足を、もじ、と動かして、軸を変える】
【照れを隠せない自分が、本当に恨めしい】

【すり抜ける夜風が、前髪を靡かせた】
【飲めもしないブラックコーヒーに、一度口をつけた後、話し出す】

……私も、居ると思うよ

でもそれは、一人じゃなくて
色んなものに宿って、私たちの見守っててくれる
…そんな存在だと思うの

………レリアの言う神様の方が、ロマンチックかもしれないね

【何もしてくれない神様なんて、嫌だな、なんて思いつつ】
【小さな笑みを浮かべた】
832 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 01:07:30.26 ID:9ZSEnJAo
>>829
【アリエルが指差した臍の位置、それを見て何度か頷き】
【それから、試着室の閉じられたカーテンを見てまた頷き】
【何とも形容しがたい、だが例えるなら街で声を掛けてきた男達にも似た笑顔で】

『一つばかり、覚えておくと役に立つかも知れない知識ですが
男性のお臍は腰のくびれの高さに、女性のお臍は腰のくびれより少々低い位置に有るのだとか
……お買い上げ、有難う御座いました』

【何ともどうでも良い知識を披露し、深く深く頭を下げて】
【そして、店内の整頓へと向かった】


【試着室のカーテンが開いて、着替えが終わった吟雪が姿を見せる】
【灰色のランニングシャツの上に、前を止めない暗い紺色のパイロットコート】
【やや細身の深緑のカーゴパンツ、ベルトからチェーンを何本か垂らしている】
【選んだ服装を鏡で見て、ファッションショーの様に腕を掲げてみたりしながら】

………ふっふっふー、本日の仕上げ
ねえ、これ飲んで見ない?結構面白いよ?

【先程まで着ていた衣服は試着室の中に畳んだまま、靴を履き直して】
【それから、液体の入った小瓶を手の上に乗せて見せる】
【コーヒーにオレンジジュースを混ぜたような色合いのそれは、余り美味しそうにも見えない】
【無視して着替えるなら、それに妨害も入りはしないだろう】
833 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 01:07:57.52 ID:mQJdOcSO
>>826
はい…結局は最後はジャンケンで決めてましたけど
【苦笑いしながら】

う〜ん…計算機で造るとしたら数字によって属性魔術を放つようにしてみるのもいいと思いますね
+や×で複合魔術を放てるようにしてみたりとか
【考えながら自分の意見を言い】

光さんがいた世界で確率された魔術なんです
確かクトゥルフ神話に関係する魔導書を媒体にして作られし神を身に纏うんです
【説明しながら】
【つまり彼はクトゥルフ神話に関係する魔導書を持ってるのか?】
834 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 01:09:48.05 ID:VuZOjgA0
>>830

ぐ…

(回避……ムリダナ)
(せめて、軌道を逸らすか)

うわぁぁぁあ…

【青年は自らに叩きつけられた暴風を上体を反らすように受け流しつつ、】
【尻餅をつきながら後方へ倒れこむ】
835 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 01:12:22.74 ID:75P4T6AO
>>834

【尻餅をついたアルフレートに鞘をはめたままの刀をむけ】

『まだやるか?』

【鞘に風をまといながらきく】
836 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 01:12:23.81 ID:iTnNApoo
>>831

【彼は彼女の言葉を聴くと――――そっと立ち上がって】


そんなことないさ、キミの、サージの神様だって、十分ロマンチックさ
皆に平等に視線を注ぎ、中立に在る、得てしてそんな神様が一番頼れるものさ


【彼はそこまで言うと、再び微笑を浮かべ】


そんなことより、サージが神様を信じているロマンチストだったとはね
やっぱりまだまだ、可愛い可愛い女の子だね


【少し、からかい気味に彼女へと言葉を向ける
底に在るのは、優しさと、素直な――――目の前の少女への、賞賛】


――――っと、これ以上長居していたら、サージの事で一杯になって、明日が辛くなる
名残惜しいけど今日はこれで、失礼するとするよ


【彼は片手を上げて、そっと、夜風に靡く長い髪を抑えると、そのまま公園を後にした】


/っく……眠気が限界さねぇ、短いけどここで乙でしたー!
837 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 01:14:24.74 ID:vcHY3ogo
>>833

なるほど……聞く限りだと超決着がつきそうにない感じでしたけれど
確かにそれだと超公平です

【同じく、苦笑いを浮かべたままそう言い】

──!
その発想も超なかったです!
超ありがとうございますっ! 秋阿くん超すごいですねっ!
普通の電卓でもいいですけど、関数電卓に術を組み込んでみても面白そうですし……
んふふふふふふ……なんだか超イメージが超わいてきて超超超超利織ちゃんハイッ!テンショーンッ!

  【なんか】  【壊れた】

神話……神を纏う、ですか
なんだか超派手な──って、あれ?
それって、神話関係の魔導書を持っているってこと、ですよね?

【同レス内にてテンションに差異があるというのはよくある話であり】
【今回の利織も、その例に漏れなかったのだろう】
【きょとんとした表情で首を傾げ、浮かんで当然とも言える疑問を口にした】
838 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/25(土) 01:18:49.27 ID:ESEE8yU0
>>828

ああ、能力としての範疇に無いのなら、確かに可笑しい話よね。
まー自分も本性は節足動物だから、かなり如何でも良いと言えばどうでもいいのだけど。
相手の事は、隅々まで出来るだけ知っておきたいから…。

【キョーコも、かつてはどうだか知らないが、悲観する様子は全くない―――寧ろ、誇る様な】
【少しだけ俯き加減に言葉を紡いでいく彼女は、かつてとは明確に『軸』をズラされてしまっていた】

そうそう、大丈夫よ。私が夜行や、大切な友達の為に頑張るから…ね?

【念を押す様な声は―――よくよく考えれば、明らかに理由を別の処に転嫁している】
【夜行の性格と言うモノをすでに把握しているからか、抵抗なく頭に彼女の右手を載せて】
【暫くすれば、微笑みながらその腕を軽く掴み、一度離そうとするだろう】

じゃあ、今度は私からプレゼントしてあげる。

【それに成功すれば、刹那―――キョーコの体は、真っ白な糸に包まれて、数秒後に糸と一緒に消えて】

―――特別に、『本当の姿』で、抱き付いてあげちゃおうかしら?

【貌に並んだ8つの単眼は鮮血を閉じ込めたレンズが如く紅く、全身の色は厭らしい光沢を放つ漆黒に、ショッキングピンクの暴れ塗り】
【体の至る所に茶色く細かい、触れば相当に不気味な感覚であろう細かい毛が生え、身の丈は2Mほどで、強靭な甲殻が体を覆う】
【両肩から一本ずつ、背中側に折りたたまれる形で、ロボットアームのような細い“脚”が生え、蠢く横開きの口からは黄色い液体が滴リ】
【どこか女性的な体形と、背中と腰にかけてを覆い隠す、茶色いマントだけを面影として残した、蜘蛛の異形が入れ違いに現れた】

当然よね、怖くないわよね、私の綺麗で可愛い、真実のカラダは怖くないわよね? 
だって―――…友達、なんだから。

【相も変わらずの声で喋るソレは―――常人なら背筋を凍らせ、眼に滴を張らすだろうその姿で】
【身長差が逆転した夜行の体を、柔らかく抱こうとするだろう】【並んだ毛と堅い皮膚感、とても心地良いとは言い難い】

【嗚呼―――生贄の儀式の様に見えなくもない其れこそが、今の彼女が求める『誓い』なのだ】
【日に日に暴走を増していくキョーコの中では、大凡ブレーキと呼べるものはとっくのとうにショートしていて―――。】
839 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 01:22:13.87 ID:mQJdOcSO
>>837
けど作り終わった後は達成感がありますよ
【ニコリと微笑み】

どういたしまして

持ってないですよ
【首を傾げ】
けど父様は母様の実験で魔導書《水神クタアト》と融合されて水神になってまして、僕にその魔導書の力が遺伝されていて、この指輪の魔翌力を使って《魔装偽神》を使うんです
【………………サラッと凄い事言いやがった】

/お風呂入ってきます
840 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 01:22:25.36 ID:VuZOjgA0
>>835

んー……
まだ…やるよ

まだ、詰んでないからな…!

【仰向けに倒れたまま、ポケットから両手にナイフを取り出す】

(この体勢から切り返すのはキツいがね…)

841 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 01:25:34.35 ID:vcHY3ogo
>>839

んふー、そうでしょうね
一人で作るのもそれはそれで超達成感がありますけど……二人だと、余計そうでしょうね

【ふふ、と。どこか羨ましそうに微笑んで】

──……、あれ、実は秋阿くん、超すごい子です?

【( ゜д゜)】
【浮かべた微笑みは、すぐにぽかんとした表情となってしまった】
【「もしかしたらこの子、協会に入る必要超ないんじゃないでしょうか?」】
【そんな考えがふと浮かんでしまう程度には、驚いているようである】

/うぃ、いってらっしゃいませー!
842 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 01:27:21.77 ID:Qp2yaUDO
>>832

……―――?
それって、どういう…??あの、………っ

【伝えられた言葉、店員の笑顔の意味が汲み取れず――小首を傾げ、頭上の疑問符は跳ねるばかり】
【追及しようとする前に、店内奥へと引っ込んでしまうその姿を、釈然としない様子で瞳を細めながら見つめるだけだった―――】
【彼にはちょっとばかり、思考力が足りなかったかのかもしれない】


【その直後、今度は試着室のカーテンが開く音と共にファッションチェンジした吟雪が姿を現して】


………、うんうん、けっこう似合ってるよ。僕のセンスも悪くないのかも……って、何……ソレ……?

【彼女というモデルを通して、自身のチョイスに自ら納得していたところに差し出された得体の知れぬ液体―――】
【飲むかどうかは別として、気味悪そうに瓶を見つめながら、とりあえずその正体を訊ねてみた】
843 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 01:27:27.03 ID:75P4T6AO
>>840

『そうか』

【頷くと】

『目を背けず避けろよ』

【まとっていた風をつかって鞘を高速で飛ばし、その数瞬遅れる形で瑠璃も突撃する】
844 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/25(土) 01:31:25.51 ID:0FoDUiko
>>836

そ……、それは……レリアだって、同じでしょ?

【うぐ、と息を詰まらせた後、缶を両手で胸元に寄せて】
【そこに目を落しながら、答えた】
【気分的には、やられた、という想いが強く――】

………

【去っていく彼を、視線で追って】

……こういう時、上品に返せたら格好良いのにね
でも、レリアが望んでくれるなら、素のまま挨拶でも良いかな

……またね

【ふふっ、と満足そうに笑って】
【彼の背中に、別れの言葉を投げかけた】

【その後少女は夜空を仰いで】
【コーヒーが冷めるまで、その場に佇むだろう】


/わー、お疲れ様でした!
/なんかもう凄い、ありがとうございましたっ
845 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 01:34:47.65 ID:9ZSEnJAo
>>842
これ?ちょっと魔術協会の資料とか色々拝借して作ったの
大変だったんだよー、試作品の完成までに三回爆発したし
爆発しなくなってからも突沸とか色々あってさー
結局如何にかこうにか素材変えたりとかして、ようやく完成したんだけど……

まあ、端的に言うなら……体の一部だけ極端に成長させる様な薬、かな
成長と言っても歳を取らせるんじゃなく、魔術的な要素で形を変える感じの
定着させられるかどうか、それは実験中だから分からないけど……
多分成功するから大丈夫大丈夫

【言葉一つ一つが、既に大丈夫ではない】
【不安要素の塊の様な解説をしながら、試着室から少しばかり離れて】
【「早く着替えないと先行くよー」と声を掛ける】
【尤も、この時点ですでに衣服は試着室。このまま立ち去っても、自分の衣服を回収出来なくなるだけだが】
【急かすのにはこの言葉で良いだろう、と割と適当に考えている】
846 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 01:36:38.11 ID:VuZOjgA0
>>843

目を背けたことは…ッ

【飛来する鞘に対し、青年は仰向けに倒れた状態から思いっきり蹴り上げて弾こうとしながら】
【その勢いのまま体を一回転させて起き上がる】

あんまりないんだがね……!

【集中】
【青年は瑠璃の突撃から繰り出されるであろう斬撃を予想し、両手のナイフを構える】
847 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 01:38:16.38 ID:uLUedGAo
>>838

まあ人外同士適当に仲良くやろうや
(隅々まで知っておきたい、ねえ……本当の名を教えてねえけど、これはアタイが救いようのない人間なのかね)

【それは小さな秘匿行為、誰にも明かさず誰にも話さない】
【彼女の本当の名は……】

へいへい、でも自分を見失うなよ
他人の事を考えすぎてぶっ壊れる人間なんて多々いるんだからさ

【それは誰かとは言わず、或いは自分自身の事かも知れない】
【軽く左右に撫でて、同じく抵抗無く腕を掴まれ離す】

プレゼントって――――

【と言い終わる間も無く】
【現れたキョーコのもう1つの姿に少し驚きつつ】

…………おうおう、流石のアタイもいきなりはビックリするんだけどなあ
勘違いしているようだけどアタイは体こそ丈夫だけど決して精神的に丈夫ってわけじゃねえんだぜ?

【困ったもんだ、とでも言いたげな溜息を付いて】
【何の抵抗も無く抱きつかれる、その服の上から皮膚を刺激する感触に本能的な怖気を感じる】
【感じはするがそれを表情に出す程には子供ではない、依然変わらぬ機嫌の悪そうな顔で】


あ゛ー……面倒臭えなオイ

【抱かれて次に上げるのは気怠げな声】

お前、さ――――それをアタイに聞いてさ、そんな事をアタイに聞いてさ、なんて答えて欲しいワケ?
お前の望む答えならなんで言ってやるし、ついでにしてやるよ、お前は何が欲しいんだよええ?

【およそそんな挑発的な言葉を並べるような状況では無い】
【下手をすれば火に油を注ぐような、そんな事態にも成りかねない言葉をズケズケと気にする様子も無く、言う】
848 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 01:40:32.61 ID:y9qU22SO
【路地裏】

……目が、冴えるなあ。

【黒いスーツに赤いネクタイ、無造作に伸ばした、メタリックなスカイブルーの髪と、虚ろな曇り空色の瞳】
【両手の甲にある雫型の痣からは、夥しい魔翌力が「溢れ出して」いる】
【そして首には、無数の傷が入った青いペンダントオルゴールを掛けた青年が、そこにいる】

(Colorlessが倒された時点で、『画用紙』は殆ど半壊、だな…………)

【何やら苦々しい表情で、コートのポケットから煙草を取り出そうとしつつ、手頃な木箱に腰掛ける】
849 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 01:44:30.05 ID:75P4T6AO
>>846

【瑠璃はニヤリと笑うと】

『そうか』

【目の前に2歩てまえでクルリと一回転しながらふみこみ】

『円月』

【遠心力を加えての一撃を放とうとする】
850 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 01:48:03.58 ID:mQJdOcSO
>>841
そんな事ないですよ
僕はまだ1歳ですし
父様みたいな魔術や魔導具作りに、母様みたいなキメラ造りに、師匠みたいな回復魔術など
皆と比べたらまだまだ未熟です
【なんかツッコミ所がありすぎるが】
【謙遜してるわけではなく本当にそう思ってるようです】

/ただいまー
851 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 01:50:45.32 ID:Qp2yaUDO
>>845

………―――

【「結構"美味しいよ?"」ではなく、「結構"面白いよ?"」】

【"試作品……"】
【"三回爆発……"】
【"極端に$ャ長……"】
【"実験中≠セから分からない……"】
【" た ぶ ん 成功するから大丈夫……"】


【………―――そんな未知なる薬品の治験体にされるなんて、堪ったもんじゃない】
【悪徳業者や霊感商法でももう少しマトモな言葉を並べる筈だ】


…………着替えてくる

【コレに対して訊きたいことが幾つか有るけれども、今は後回し】
【表情を引きつらせ、凶々しい色合いの液体を横目にしながら試着室へと入っていく】


【―――それから数分後】

【いつも通りのパーカースタイルに着替えたアリエルが試着室から出てくるだろう】
852 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 01:51:17.35 ID:vcHY3ogo
>>850

……。……、え、え、え、ち、超待ってください?
1歳? え、あれ?
つまり超どういう……、えっ?
肉体年齢と実年齢、超釣りあってなくないですか?
いや、確かにそういう人も超いるかもですけどもう童顔だとかそんなレベル超超越して、えっ?

【 大 混 乱 】

/おかえりなさーい
853 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/25(土) 01:53:05.62 ID:ESEE8yU0
>>847

何が欲しいか?そりゃあ決まってるじゃない。
私の事を知って、想ってくれる友人が欲しい、それだけよ。

【ぐ―――と抱きしめる強さを上昇させ、弾む声で耳元に囁いて】
【相手の反応に関わらず、一度体を相手から外し、少女の姿に戻るだろう】

…私の望むとおりに、してくれるのよね夜行?
生憎、貴女の脊髄は抜く気になれないの。少なくとも、今宵は。

【懇願する様な、刺すような―――形容に悩むが、兎に角『敵意無し』に『狂っている』のが、不気味な瞳だ】
【ざっ、と小さく地面を蹴り飛ばして、ぼそりと言葉を付けたして】

【吹いた風がさらり、と金色の髪を撫でた】
【歪んだ微笑は―――寂しげとも、取れなくはない?】
854 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 01:55:50.61 ID:VuZOjgA0
>>849

(薙ぎ…)

【刃に巻き込まれるように足を捌き、右手のナイフで一撃を抑えるように弾こうとし】

横から差し込む……ッ!

【左手のナイフを瑠璃の腹部に突き立てようとする腕を伸ばす】
【それが避けられたならナイフは塀に突き刺さるだろう】
855 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 01:58:23.72 ID:VuZOjgA0
>>854
訂正
突き立てようとする→突き立てようと
856 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 01:58:45.50 ID:mQJdOcSO
>>852
えっと…ちょっと事情が色々ありまして
父様と母様がバアルおじ様に頼んで僕と姉様が産まれたときに、10年くらい成長させて貰ったんです
ですから見た目は11歳ですけどまだ1歳なんです
【凄い事サラッと言ったよ!サラッと言ったよ!!】
857 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 01:59:20.09 ID:75P4T6AO
>>854

『く…』

【抑えられ、腹部にささりながらも】

『風剣・竜巻!』

【自分をじくに竜巻を呼ぶ】
858 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 02:00:17.78 ID:uLUedGAo
>>853

んだよそんな事か、偉く簡単じゃねーか

【再び「ふん」と鼻で笑い】
【応じるように自分からも抱きしめる】

イエス、望むのならば友人にでも親友にでも家族にでもなってやるよ
ガキは黙って大人にワガママ吐いてりゃいいんだっつうに、全く気ィ遣ったり遠慮する必要なんざねえっての

【姿の戻ったキョーコの肩に軽く両手を乗せようとし】

脊髄を抜くのは今宵じゃなくても勘弁だけど
ガキのワガママならこちとら何時でもウェルカムなんだぜ?

【そうしてキョーコにニィっと笑いかける】
859 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 02:01:22.78 ID:9ZSEnJAo
>>851
んー、私の時は割と普通に行ったんだけどねー
二十倍希釈で試したけど、ちょっと手の骨格が変わっただけだし

【実際、骨格が変われば筋肉の配置やら皮膚の表面積やらで結構な大事だとは思う】
【元々変身能力が有って色々体を変化させられる自分を検体に使ったのが問題だとは思うが】
【今回、飲まないという選択をしたのは、安全面で言うなら正解なのかも知れない】

【着替え終わったアリエルを見ると、両手を差し出して自分の服を受け取ろうとする】
【そうしながら、ふと外の街へ目を向けて】

あー……人通りも少なくなってきてるねー……
もう少し遊びたかったけど、人間は昼行性か………じゃ、仕方が無いや

【受け取ればそれを買い物袋へと放り込み、左手から下げて】
【そして、右手の小瓶の中身を、自分でグイと飲み干す】
【体の一部の成長、この場合はどうなるか、目を凝らすまでも無く】

【肩に届かない程度の長さだった灰色の髪が、蜥蜴の走る様な速度で伸びて行く】
【ぱち、ぱち、と瞬き二回程の時間、腰を少々過ぎる程にまで伸びたそれ】
【当然だが前髪も平等に伸びていて、ホラーの幽霊の様になってしまっているのだが】

……よーっし、大成功!

【爪で前髪と横髪を適当な長さに切りそろえ、髪を左手で後方に纏め】
【ベルトから細いチェーンを一本選んで、纏めた髪をポニーテールに固定した】
【「やっと、出来た」。小さく小さく、満足げに呟く】
860 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 02:03:55.68 ID:vcHY3ogo
>>856

超サラッと超言わないでくださぁああい!

それって超どうなんです!?
なんかもういろいろ言いたい事超ありますけど超ありすぎて逆に超纏まらないっていうか
そんな人を、っていうか人なの? え、なんなんです超馬鹿なんですか超死ぬんですかっていうか!
生命体をそんな超急激に超成長させちゃってもいいんです?!
なんかめちゃくちゃ影響超大きそうですよぉ!?

【あまりに理不尽なすごさから、だろうか】
【むきーっとなったりたむたむと机叩いたり地団太踏んだりとリアクションに大忙し】
861 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 02:06:22.29 ID:P1C33VEo
【街】

【しとしとと雨が降る】

【時間は深夜。一人の少女が闇を歩く】
【不思議と闇に映える黒に黒を重ねたような漆黒の美しい黒髪を結い上げ、黒のゴスロリ服に身を包んだ顔立ちの整った少女】
【対照的に引き立つ肌は雪のように白く、いろいろと控えめな体躯。闇を歩く】

――♪

【時間は深夜。一人の少女が雨を謳う】
【少女の瞳には温度が無い。服と同じく、ふわふわとした足取りで服に合わない番傘を回し、零度の視線を暗雲へ放つ】
【白と黒が対称的に釣り合った少女。爪にはうっすらと鱗のような模様。雨を謳う】
862 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 02:09:00.12 ID:mQJdOcSO
>>860
あぅ……
【なんか雰囲気に押され困ってる】

確か特に問題はないみたいですよ
それにその当時赤ちゃんを動かすのは大変だって中の人が
【困ったようにメタな発言言いやがった!?】
863 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 02:12:13.42 ID:VuZOjgA0
>>857

なっ…!!

(飛ばされる…!が……逆に活かせれば…)

【青年は左手のナイフを離し切れず、竜巻に跳ね上げられ先程の位置とは反対側へ飛ばされ】

う……ぐあっ……

【裏路地を転がり、うつ伏せの状態に収まる】
864 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 02:12:59.86 ID:Xb2Wcgwo
>>861

【雨の音に混じり、石畳を音がする】
・・・グル・・・ル・・・。
【合わせて、唸り声のようなもの】

【少女の前方から、大柄な影が歩いてくる】
【距離が離れているせいか、姿が見えにくいかもしれない】
865 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 02:13:57.60 ID:vcHY3ogo
>>862

……、あっ、ち、超ごめんなさい、です、

〜〜〜って、中の人──!?

【困っている様子を見たのか、しゅんとした表情となって謝るも】
【次の瞬間には画面の向こうをみてびしりとツッコミ】
【普段はボケに周っている利織がツッコミに周るのは、結構珍しいワンシーンかもしれなかった】
866 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/25(土) 02:16:59.63 ID:ESEE8yU0
>>858

(…残念だけど、家族なんか要らないのよね…)
う、此れでも一応21歳、あんまり子供扱いされても困るのだけど…。
その言葉、ずっと忘れないわよ? …ずーっと、ね。

【肩に手を乗っけたまま、ふふと笑って声を出す】
【ただ―――キョーコは『裏切られる』事を極端に嫌悪すると言う事は、出来るのなら留意しておくべきかもしれない】
【裏で巡る思考、表で走る視線、結局彼女は、もう『ヒト』という一線を、負の方向に跳びこえたのだから】

……っ、と。大分話しこんじゃったわね、夜行。
私、明日はちょっとした用事が有るから、今日は此処で失礼させて貰うかしら…。

ありがと、夜行。本当に…。

【見方を変えれば、呪縛にもなる、邪悪な存在から生まれた感謝の言葉】
【月を見上げた少女は、時間の経過を実感し、焦った様に踵を返してその場を去ろうとするだろう】
【但し、呼び止める事は可能だ】
867 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 02:17:59.65 ID:mQJdOcSO
>>865
あ…こちらこそスイマセン
【ペコリと謝る】

【なか は め を そらした▼】
868 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 02:18:01.91 ID:75P4T6AO
>>863

【吹き飛ばされたのをみると竜巻をとめ】

『カマイタチ』

【刀をふるい、風の刃をはなつ】
869 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 02:18:13.02 ID:Qp2yaUDO
>>859

人間の世界では夜遊びはいけないことなんだよ?
ついでに言うと水浴びを覗いたり、他人の服を勝手に着たり、お化けのフリしてホントの幽霊の仕事を奪うのも規則違反なのっ!


…………――――え?

【遠回しに今日の彼女に対する文句を吐き出している最中―――】
【瓶の中の液体を一気に飲み干した吟雪を見ると、数秒の間呆気に取られて】


なっ……!!え、な、何…を……―――ッ!?

ぁ………吟、雪……っ!?

【凄まじい速度で発毛していく灰色の髪―――あまりのことに驚愕し、唖然と口を開いたまま】

【髪が伸び終わり、彼女が長髪を整えて後ろで纏めるのを、その意図も分からずポカーン……と眺めているのだった】
870 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 02:20:39.60 ID:vcHY3ogo
>>867

んふー、秋阿くんのせいじゃないですから、超謝る事ないんですよ。
──っと、そろそろ超夜も遅いです。
ご両親も超心配されるんじゃないですか?

【ふふ、と小さく笑ってふと時計を見て】
【もういつの間にかかなりの時間が経っていることに気づいたのだろう】
【僅かに首を傾げ、そう言った】
871 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 02:24:09.16 ID:mQJdOcSO
>>870
けど……

あ…本当だ
じゃあ僕はそろそろ帰ります
また会いましょう。南雲さん
【そう言うと旅行鞄に乗りそのまま去っていった】

/夜遅くまでありがとうございます
/乙でしたー
872 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 02:24:32.29 ID:uLUedGAo
>>866

そう、関係ねえな21歳程度じゃあ――――
どうぞどうぞ一生覚えてて構わねえよ、その程度背負えねえワケねえからな

【そうしてまた彼女はニヒルに笑うのだ】
【キョーコに対しての皮肉なのか、はたまた自分に対しての皮肉なのか……】

おお……マジにこんな時間だ、アタイも帰らねばな
ん、あいよっほいじゃまたなキョーコ

【肩から手を離し、早く行けとばかりに軽く頭を小突くだろう】

礼するくらいならまた抱きしめさせろそれで勘弁してやっからよ!

【と、走り去るキョーコの背中を暫く見つめ】
【大きく息を吸込み】

いいかっ!なんかあったら周りのヤツにでもアタイにでも頼るんだぞっ!!

【夜中に響く、割るような声でエールにも似たそれを告げて】
【夜行もどこかに去りゆくだろう】
873 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 02:24:43.24 ID:P1C33VEo
>>864

――……?

【ピン、と何か変化に気付く少女】
【それが一体、何なのかはまだ分かっていないが】

――…

【不思議そうに不安そうに周囲を見回し――、クルリと番傘を回し、その一点に視線を向ける】
【姿が見えたわけではない。言ってしまえば、感覚。その少女の能力ゆえの特殊感覚】

【まだ相手が不明なため、少女は行動は取らない】
【咄嗟に逃げ隠れ出来るほど場馴れはしていないし、未知の誰かに襲い掛かるほど愚かでもないからだ】
【番傘の柄を握り、じっとその先を見つめている】
874 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 02:26:24.68 ID:9ZSEnJAo
>>869
夜にしか活動しない人間だって幾らでも見るけどねー
それに、私に夜に動くなって言うのは人間に昼出歩くなって言うのと同じ事だよ?
他人の服に関しては兎も角、幽霊の仕事を奪うのは問題無いと思うけど

ねー、リキュール?

「はい。生憎とこの世に留まる霊魂は多いとは言えず、幽霊の居場所には空きが多いですから
……宛もこれまで居た様な登場ですが、ただいま参りましたリキュールで御座います」

【薬品を飲み干し、その小瓶を放りあげながらの返答】
【揚げ足取りの様にして言葉を返しながら、横の方に声を掛けて】
【すると、落下してきた瓶をキャッチしながら、半透明のメイドが返答する】
【なお、フレンチメイドではなくヴィクトリアンメイドである、と言う事を追記しておく】

どう?面白いでしょ、この薬。髪「だけ」選んで伸ばすのには、薬品より寧ろ魔術要素の方が多いけどさ
割合にして……魔術9に薬品1?殆ど魔術だけの様な物かも、ね
……あの服装で長髪にしてたら、アリエル完全に女の子だったのに、勿体無い

【「はい」、と手に持った袋を、半透明のメイドに手渡して】
【首を振るとそれについて来る髪、風の感触を楽しむ】

……………それじゃ、この辺りかな?
結構虐めたけど、あれが出なかったのは予想外
出て来た所を叩きのめして、引きずって行く事になるのかなーって思ってたけど

【店の外の方へと向かいながら、ふと急に】
【前回の邂逅の最後、余程印象が強かったのか】
875 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 02:29:21.34 ID:VuZOjgA0
>>868

く……そぉっ…!

【うつ伏せのまま右手のナイフで迎撃しようとするも】

【キン、という金属音とともにナイフが風の刃によって跳ね飛ばされ、隣の建物に刺さる】


【両手にナイフは無し、丸腰に見えるが…】
876 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 02:29:45.27 ID:vcHY3ogo
>>871

んふー、秋阿くんは超優しいですね。

じゃ、いつかまた超お会いしましょうね!
できれば今度は、同じ協会の者として!

【最後はまた、にまっと悪戯っぽい笑みを浮かべ】
【去っていく秋阿を見送った後──】

……あれ、ひょっとして利織ちゃんが最後です?
協会内の電気も、超消えちゃってますし……やだなぁ、暗いの、超やなんですよ

【なにやらぶつぶつと文句を言いながら、鞄や掃除機を持って研究室の外へ出て】
【パチン】
【スイッチを切る音がし、全ては暗転する──】

/いえいえ、こちらこそありがとうございました!
/お疲れ様でしたー!
877 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 02:34:15.70 ID:Xb2Wcgwo
>>873

【近づくにつれて、その姿ははっきりとしてくる】
【見えるのは、藍色の鱗に、翼を持った姿】
【黒いジャケットを着込み、鋭角的な頭部を持つ者・・・それは竜人】
【藍色の瞳空は輝きがうせて、あるのは憎々しげななにか】
【その拳は、何かの血で、真赤に染まっていた】

グゥルルゥゥォォオオアアアアガガルルル・・・
【半開きになった口からは牙が覗き、奇妙な唸り声を上げている】
【全身を雨に濡らし、ザグ、ザグ、と歩みを進めている】
【少女の姿を認識している様子はない、今なら隠れようと思えば出来るのではなかろうか】
878 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 02:46:08.09 ID:P1C33VEo
>>877

【そのシルエットが露になるにつれ、少女の手に力が入る】
【フッフッフ、と浅く短い呼吸を繰り返し、一歩、後退】

【少女の髪の毛が俄かに、ざわつく】
【止まっていた視点を左右に素早く動かし、隠れられる場所を探しつつ、二歩目の後退】
【続いて、三歩、四歩】

【首を振り、辺りを見回す】

【ようやく場所を見つけたのか、気配を殺し尚且つ素早く移動を始めた瞬間】
【勝手に臨戦態勢に入っていたのか、結っていた髪の毛が解けた】

――カラン

【と、簪の転がる音だけが響く】
879 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 02:46:26.03 ID:75P4T6AO
>>875

『そろそろ決めるぞ』

【全身に風をまとい、鞘を風でひろい刀を収め、構える】
880 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 02:50:00.64 ID:Qp2yaUDO
>>874

………っ、え……―――ッ!!?

【突如として姿を現した謎のメイド。リキュール≠ニ呼ばれたその存在に、思わず目を見開いて驚愕した―――】
【予想外の出来事の連続で、思考回路が上手く作動しない】
【メイドに視線を固定されたまま、「こんにちは…」と喉から固まった挨拶を捻り出した】


………―――っ、……お、面白けなんかないっ!!そんなわけのわからない薬を飲まそうとしてたなんて……!!
僕は吟雪の玩具じゃないよ!!それに……―――

それに………髪を伸ばすなら、やっぱり女の子の吟雪の方が似合う、し……

【ちらりと彼女のポニーテールを一瞥して、ボソリと呟いた】
【「その髪型も似合ってる」―――と。遠回しに言ったつもりなのかどうかは、誰にも分からない】


……―――あれ≠チて?何のこと……?

【彼女の断片的な言葉―――本当に"何も分かっていない"といった口調で、訊ね返した】

【―――漆黒の色と混ざった薄い"蒼"】
【"今は"―――湛えられたその色以外、何の歪みも見せていない】
881 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 02:51:45.08 ID:Xb2Wcgwo
>>878

・・・グゥ?
【運命のいたずらによるものか、落ちた簪は高い音を響かせる】
【竜人は、正しくその音を聞き分け―――】

グゥウルルルゥゥォ・・・!
【全身からほとばしるような、一種の気配を放つ】
【一瞬、殺気と勘違いしそうな強烈なそれは、憤怒と憎悪が入り混じったもの。殺気とは、根本が違う】
【両の腕を広げ、爪を構える】
【ギリ、と歯が鳴った】
882 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 02:54:09.03 ID:uLUedGAo
>>866
/と夜遅くまで有難うございました!
/久しぶりに絡むことが出来て楽しかったです
/お疲れ様でしたー
883 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 02:55:20.75 ID:VuZOjgA0
>>879

いや、もう決まった

――――――《爆ぜよ、剪定の剣》


【瞬間】

【閃光と共に隣の建物に刺さったナイフが爆発を起こし、大量の炎と煙を吐き出して路地一帯に火の粉を散らす】

884 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 02:58:58.46 ID:75P4T6AO
>>883

『…!』

【瑠璃は瞬間的に空へ飛び上がり】

あちちちち!

【晃も上空へ逃げる】
885 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 03:00:33.77 ID:P1C33VEo
>>881

【背後で響いた音に、ピタリと足が止まる】
【解け散らばり、視界をより深い黒へと染めていく自分の黒髪を見ながら頭を過ぎるは最悪の展開】
【少女の身長よりも長い髪は、濡れた地面に触れるのを嫌がるかのように、くるくると独りでに巻き髪へと変化した】
【直後、その気配を全身に受け】

――ッ、ヒッ!

【と引き攣った小さな小さな悲鳴。硬直する身体】
【現実から目を背けるように、少女は振り返らない。恐怖から、少女は振り返れない】
886 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 03:01:51.41 ID:9ZSEnJAo
>>880
「こんばんは。物理法則とは生憎不仲では御座いますが地面を歩く感覚は捨てがたく
本日も仕事をしない重力の代わりに自分を抑えつけて居りますリキュールで御座います
……私の登場に深い意味は御座いません。強いて言うなら、幽霊の話題が出たから出来ごころ、と言う所」

【小さく礼をすると、吟雪より先にスススと店の外へ向かうリキュール】
【足の動きと歩幅に移動速度が吊り合わないのは、この際気にしない方が精神的に楽な筈】

んー?ふふ、似合ってる?
前々からずーっとこの髪型にしたかったんだけどさ、髪伸びなくて
かつらは何となく嫌だしエクステも今一つだし、ちょっと諦めかけてたんだよねー……
最初に見せるのがアリエルになるのは、ちょっと予想外にも程が有ったけど

【後ろから髪を手に取って、すーと指を通して】
【重力任せではらりと落ちる、その感覚を何度も楽しみ】

…………分からないの?じゃあ……

……いや、良い。別に何でもないよ、気にしない気にしない
何も無いならそれで良いの、そうでしょ?

【分かっていない?何故?問い詰めようかとも思ったが】
【知らざるを得ない状態に無い。なら、きっと状況は良好なのだろう】
【深く知る訳でも無い自分があれこれ考えるより、気にしない方が良い。そう判断して】

もう私は戻るよ。寮の門限だとか軽く吹っ飛んでるけど、まあ問題無いでしょ忍び込むし
じゃあね、誰かと一緒に買い物したのは生まれて初めてな気がするけど……

……割と、楽しかったよ

【先に外へ出たリキュールの後ろを追って、自らも店を出て】
【夜の街を、魔術協会の方角へと歩いて行った】

/お疲れさまでしたー
887 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 03:09:15.71 ID:Xb2Wcgwo
>>885

グゥガルルゥルゥウ・・・!
【唸りを上げる竜人、歩みは止まらない】
【じわり、じわり、少女に向かって進む】

【爪は鋭く研がれ―――てはいなかった】
【今まで散々酷使していたからか、すでに一ミリもはみ出す幅がなかった】
888 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 03:09:23.74 ID:VuZOjgA0
>>884

ゴホッ……うえっ…

ゲホッ…ゲホッ…アチャチャチャチャチャ…!

【青年は避け損ねたのか、うつ伏せのまま阿鼻叫喚】
【これを見る限りでは青年は自滅したように見える】

【やがて、煙が晴れてくると、ゆっくりと青年は立ち上がる】
889 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 03:16:34.54 ID:75P4T6AO
>>888

消火ー消火ー
ピーポーピーポー

【その間に魔術で消火活動をしている晃】

『…大丈夫か?』
890 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 03:21:31.04 ID:VuZOjgA0
>>889

もう少し規模は抑え目だと思ってたんだけどなぁ…失敗失敗

【ははは、と言って笑っているあたり平気なのだろう】

いや、しかし我ながらうまくいったようでよかったよ。うん

【青年が立ち上がって始めて気付くだろうが、左手にはあの小さい辞書のような本が握られていた】
891 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 03:22:35.73 ID:P1C33VEo
>>887

――ッ…。

【近づいてくる気配を背中に受けつつ、瞬きを必要としない鏡のような円形の蛇の目は見開いたまま】
【瞳孔は忙しく右へ左へ。何かを探しているわけではなく、ただ、焦っている】

【この事態を打開したいが、何も思いつかない。頭の回転だけが加速する】

【走って逃げる? …追いつかれるに決まっている】
【和解を申し入れる? …そもそも話しが通じるかが分からない】
【戦う? …竜に蛇が勝てるのか?】

――ッ!

【ぐるぐると思考を巡り廻らせ、意を決して振り返る】
【ただ、番傘を盾のように前方へ広げて】
【視界は無し。ついでに策も無し】
【二つの意味で、見通しが悪いなぁ、なんて、どうでもいいことが頭を過ぎる】
892 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 03:25:07.93 ID:75P4T6AO
>>890

【瑠璃はため息をついて、地面におり、刀を構えようとして】

金・お笑いの道1式

『はぐぁ!』

【晃によって落とされた魔翌力でできた金タライがあたり悶絶する】

今日もそろそろおひらきなのぜ
これ以上やるならビームをうつのぜ、主に目と口から
893 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 03:28:06.16 ID:Qp2yaUDO
>>886

………ご丁寧に、どうも………

【店の外へと退出していく半透明さんに、未だ固まった表情で声をかけた】
【彼女は一体何なのか、いつから吟雪はあのような奇怪な存在を従えているのだろうか。そんな疑問が一瞬だけ渦巻いたが―――】
【「リキュール≠ヘメイドの妖精さんなんだ」という、どうにも適当な結論で一人納得することにした。それ以上のことを考えるのはよそう―――思考回路を半ば強制的にストップさせる】


危うく僕が長髪を見せるとこだったよ……全く
3ヶ月前に切ったばかりなのに

【「今の髪型、気に入ってるんだからね?」と付け足して、自身の後ろ髪に触れた】
【あの薬品を飲まなくて良かったと、心から思わずにはいられなかった―――】


………―――――


…………―――そう

【―――――意味深すぎる彼女の言葉。だが、それに関して追及する気にはなれなかった――】
【たぶん、自分でも"分かっている"―――だから、これ以上"知りたくなかった"】

【『いいんだ。今は』―――――】


………そっか。僕は……疲れたけど

【苦笑気味に、そう言うと】
【「じゃあね、吟雪」―――ありきたりな別れの言葉。去り行く彼女の背を見送った】

【ファッションを気にしたり、髪型を変えてみたり―――】
【―――今日1日で、彼女のイメージが変わった気がした。少なくとも、もう「苦手なだけ」では無くなった、かもしれない】


………―――くしゅんっ………

【―――――本日三度目のくしゃみと共に、そんなことを思うのだった】


/乙でしたーっ!
894 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 03:29:43.83 ID:Xb2Wcgwo
>>891

【そうしている間にも距離を詰め】
【右手のすでにない爪を喰らわせようとする、が】

・・・グォウ・・・!?
【突然、開かれた傘】
【少女を睨み続けていたせいで、いきなり視界が奪われる】
【困惑し、少しだけ気配が和らいだ。右手が止まる】
【視界がなくても、それは伝わるかもしれない】
895 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 03:30:33.64 ID:VuZOjgA0
>>892

あーあ、ご愁傷様
ナイフ刺さってんのに追い討ちとはいやはや……

…鬼だねえ…

【青年は晃の方に目を配る】

【因みに瑠璃に刺されたナイフも小さな辞書のような本によって同じく起爆可能の代物】
896 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 03:33:44.96 ID:75P4T6AO
>>895

とりあえず今日は帰れ

『…やれやれだ』

【瑠璃はため息をつくと刀を地面に放り投げ】

『ゆっくりしかできない!』

【いきなり晃の顔をデフォルトしたような饅頭っぽい物体になる】
897 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 03:39:23.72 ID:P1C33VEo
>>894

――ッ!

【番傘を盾に異様な威圧感に耐える少女】

……?

【謎の沈黙に、消えない気配】
【そこにいる。いるが、何もしてこない】

【不思議な時間が僅かに流れ――】

バシュ!!

【「せい、や!」っと心の中での掛け声と共に、少女は素早く番傘を突き出し閉開する】
【そこそこ大きな音。散らばる水しぶき。一瞬、開かれ閉じられる視界】

【必殺・猫騙し】
898 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 03:44:57.96 ID:Xb2Wcgwo
>>897

ゴゥァ!?
【どうするか考えあぐねていたところに、大きな音】
【完全な不意打ち、飛ぶ飛沫】
【思わず、後退する】

【後退した際、石畳を足が削る音が響くだろう】
【その音から、距離を離したことが分かるだろうか】

【しかし、この挙動、どう見ても獣である】
【とても知性ある生き物の行動とは思えない】
899 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 03:58:27.78 ID:P1C33VEo
>>898

【半分、冗談でやった不意打ちが効いたことで少女のモチベーションは多少、回復した】


【一歩間違えば叩き潰されていたであろう、あの場面で猫騙しとは】
【豪胆なのか怖いもの知らずなのか――、直前まで怯え震えていたのは確かなのだが…】


【ゆっくりと番傘を上げ、ようやく正面から対峙する】
【「…大きい」 それが少女の最初の感想】
【身長150cmにも満たない少女からすれば尚更、大きく見えただろう】

……。

【数秒、考え】
【言葉の代わりに、うねうねと何匹もの蛇のように髪の毛を動かしてみる】
【特に意味は無く、これでコミュニケーションを図れるとも思わないが】
900 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 04:01:59.95 ID:Xb2Wcgwo
>>899

【少々飛びのいて距離をとり、様子を伺っている】
【爪がないことにようやく気づき、両の手を握りこむ】

・・グルゥ!?
【突然、少女の髪の毛が動き出し、驚きの唸り声を上げる】
【警戒するようにそれを睨んでいる】
【おそらく、その間は仕掛けてくることはないだろう】
【行動を起こすなら、今がチャンスか】
901 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 04:12:44.33 ID:P1C33VEo
>>900

【相手の動きが止まり、ここがチャンスだと理解した少女は、番傘を閉じ、さらに髪の毛を展開する】
【うねうねとした動きはそのまま、重力を無視するように、少女の上方にも広がる髪の毛】

【それはまるで…、なんだろう】
【何と表現すれば良いのか、大量の黒髪が頭部を中心に広がり】
【幾匹の蛇が群がっているかのように、幾億の虫が蠢いているかのように、ザワザワと動き続ける】

【一言で言うのなら、不気味。尺も稼げて一石二鳥】

フフフ…。

【無意味な乾いた笑い。爬虫類を彷彿とさせる垂直スリット型に変形させた瞳孔も相まって、これもまた不吉さを上げるだろう】
902 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 04:21:58.33 ID:Xb2Wcgwo
>>901

グルルルルゥ・・・。
【じっと、その波打つ髪を睨み続ける】
【髪であるならば、己の爪で引き裂いているのだが、今はそれがない】
【パンチで草をちぎるのは難しいのだ】

【さらに、相手の瞳に目が向く、その異様な様相を見て】
【竜人は、己でも気づかぬうちに】
【一歩、後ろの後ずさっていた】

/うおっ・・・こんな時間に絡むべきではなかったか・・・!?
/申し訳ないですが、いったん睡眠を取らせていただいてよろしいでせうか・・・!?
903 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 04:24:01.75 ID:P1C33VEo
>>902
/おkっす。続きはどうしましょ?
904 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 04:28:18.06 ID:Xb2Wcgwo
>>903
/舞台裏にて呼び出しを・・・午後あたりなら起きてます
/いやあ、無理はするもんじゃないです・・・
905 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 04:30:06.51 ID:P1C33VEo
>>904
/了解です
/ですな。無理は禁物です。おやすみなさいませ
906 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 09:58:38.69 ID:2Nl1zYSO
>>737

/ミーナの人すみません、母の妨害によって強制的に寝落ちさせられました。
/続きはどうしましょうか?ここでも切ってもらっても今晩続きでもどちらでもどうぞ。
907 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 10:43:38.47 ID:5ew/gwco
>>906
/おはようございます
/私はどちらでもかまいませんよー
908 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 11:02:02.71 ID:PozaE720
【路地裏】

カラスは言う、カラスは言う
「あの頃にはきっと戻れないぜ」

……「君はもう、大人になってしまった」♪

【薄暗く、夏の終わりを感じさせる肌寒い路地】

【―――其処に、女性の歌声が響く】

【歌を、紡いでいたのは】
【旧い血の色をしたセミロング、太陽の様に煌く橙色の両目】
【右目の色合いは、「蜜柑色」に近く、時々、両目が虹色に輝いて見える】
【白のシャツを着用、黒のスラックスに、黒のローファーを履き】
【ベルトを巻き、チェーンを吊り下げた、二十歳ほどの女性だ】

【全身を赤黒い血液で染めながら、ぼうっとした様子で、ふらふらと歩いている】
【右手には、紅く彩られた長剣。―――左手は、服と同じく、血液で濡れている】

【虚ろな様子では有るが、しっかりと歩を進めているのを見る辺り、怪我をしている訳では無さそうだ】
【恐らく、手と服を濡らしている其れは、自分の血では無く―――返り血だろうか】
909 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 11:14:30.44 ID:jMg5CXgo
>>908

【女性が居るところから少し先の曲がり角】
【そこから低いうめき声やら何やらが聞こえてくる】

「ぐぇ……っ!?」

【その声がした数秒後には、その角から不良らしき男が壁まで吹っ飛んでいく】
【喧嘩か何かだろうか】
910 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 11:27:27.67 ID:PozaE720
>>909

――――――――、ぁ

【呻き声が聞こえ、意識が覚醒したのか、我に帰った様な表情を浮かべる】
【不良らしき男が吹っ飛んで来た辺りで、驚愕した様子で、小さく声を上げた】

……、……?

【気になったのか――早足で歩を進め、角を曲がり、其の光景を見ようとする】
【かつかつと、ローファの音が周囲に響く】
【瞳の色が、どろりと、鈍い虹色の光を放った】

/申し訳ない、遅れました…
911 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 11:31:45.08 ID:2Nl1zYSO
>>737

いえいえ、構わないですよ。思い出して貰えたなら、

え・・・えぇ、は・・8時でしゅ・・終了なんですよ・・・
【ただしメイド喫茶としての営業がである】


/了解しました、では続きをお願いします。レス返しておきます。
/今晩は8時半くらいには居てますの
912 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 11:37:54.91 ID:jMg5CXgo
>>910

何なんですか何なんですか何なんですかぁ!?
自分らから喧嘩売っといてこのザマは何なんですかぁ!?

【そこに居たのは】

「ぐっ!?」

人を見た目で判断しちゃいけませんってお母さんから習わなかったのかなぁ!!

【感情に任せたまま声を荒げ、今も別の不良の腹を蹴り上げている青年】
【右手には納刀したままの大きな刀を、右肩に置いた状態で持っている】
【白衣を羽織っているため身体の輪郭は分かりづらいが、手や首など、微かに露出している部分を見ればかなり細身であることが分かるだろう】
【とても刀を振るえるようには見えないし、また不良を倒せるようにも見えない】

情けねぇなぁおい……ん〜?

【蹴るのを止め、不良を足で踏みつけながら、ゴミを見るような視線をそれに向けている】
【最早ただの弱いものいじめだ】

【そんな劣悪なことをしている青年には見覚えがあるだろう】
【服装さえ変わったものの、顔には変化が無いのだから】

【この青年は少し前に──海岸で会話をした青年だ】
913 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 11:52:50.55 ID:PozaE720
>>912

――――――――……、

【―――見覚えの有る青年】
【―――自分に優しい言葉を投げ掛けてくれた、彼―――忘れる筈も無い】
【しかし―――彼の、其の変貌した姿に、小さく息を呑んで】

【其のゴミでも見るかのような視線に、高く小さな声で、悲鳴を上げる】
【二、三歩ほど後退し、暫くの間、顔を青ざめさせて怯えていたが―――】

【意を決して、彼女は、止めに入ろうと思った】

……、……何、してるんだ

【最初に出たのは―――そんな、言葉だった】
【彼女の血塗れた姿から、彼女自身も、かなりの人間を傷付けて来たのだろうが】
【彼へと向けた其れは―――酷く、偽善に満ちた、滑稽なもの】

……止めなよ、……もう、良いだろ
此の人達、抵抗も出来ないぐらい、傷付いて―――

【そして―――彼へと、静かに歩み寄ろうとして】
【其の足取りも、恐々としたものだ。矢張り、『変わってしまった』彼が、怖いのだろうか】
914 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 11:58:45.88 ID:jMg5CXgo
>>913

あ?

(女の声……?)

【声が聞こえ、その方向に視線を向ける】
【”女性の声”という認識に漠然とした、それでいて強い恐怖を抱きながら】
【しかし実際に目にしたとき、その”漠然とした恐怖”が「認識出来なくなる」ほどに膨れ上がった】

…………

【返事は無い】
【ただじっと、見方によってはぼけっとした表情をしながら、女性の方を見ている】
【足にも恐らく力が入っていないのだろうが、散々痛めつけられた不良は動くことも出来ない】
915 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 12:10:40.51 ID:PozaE720
>>914

【彼等を痛め付ける行為を止めたからか、若干の警戒を緩め、ほっと安堵の息を吐いたが】
【此方をじっと見つめている様子に、不思議そうな表情を浮かべた】
【血塗れの姿で、彼に歩み寄る―――近付く度に、鉄の匂いが彼女から漂って】

……、……どうして、こんな

【搾り出した様な声で、彼に問い掛ける女性】
【彼が、誰かを傷付ける姿なんて、考えても居なかった】

……なんで……何で、だよ……

【―――頭の中が、身体が、冷えて行く様な感覚に陥る】
【もう一度思い出した、記憶の中の彼が―――優しかった事が、尚更悲痛だった】
916 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 12:16:52.88 ID:jMg5CXgo
>>915

……興醒めだ

【第一声は、狂ったような口調ではなかった】
【いつぞや、海岸で会話したときのような、どこか冷静さを感じさせる言葉遣いだった】
【呟くように言った直後、踏みつけていた不良を、もう一度蹴る】
【まるでサッカボールを蹴るような、軽い動作だった】
【にも関わらず】

「ぁ……!」

【不良は数mから数十m吹っ飛び、少し先にある壁に叩き付けられた】

【青年は最早不良を見ていない】
【ただ感情の落ちきった表情で、女性を見つめているだけだ】
【先ほどまでとは様子が一変していた】
917 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 12:28:30.46 ID:PozaE720
>>916

――――――っ

(…脚力?…、其れとも、魔術?)

【再び不良が吹き飛ぶ様子に、身を強張らせ、一度立ち止まった】
【一瞬、様々な思考が駆け巡ったが―――頭を軽く横に振り、再び歩み寄って】

……、……何か、……あったんだよね?
…この人達が、……先に絡んで…来たとか……

【妨害されなければ、彼と数歩開けた程度の至近距離で、会話しようとするだろう】
【先程の彼の言葉、不良の数から察するに、恐らくそうだろうと推測して】
【ならば、彼は防衛の為に行動したのだろうか、と考えた】

【―――だとしても、明らかにやり過ぎだ、と彼女は思う】

【彼も、大分落ち着いた様子だが―――其れでも、怖かった】
【先程の彼の言葉、あの視線が、脳裏に焼き付いてしまったから】
918 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 12:36:46.42 ID:jMg5CXgo
>>917

【距離に関して妨害は何も無かった】
【ただ近づこうとすると、その分彼が退いた】

……おかしいな。どうして俺の行動に正当性があるように話を進めようとするんだ?
そんな義理は……ん?

【思った疑問をそのまま口にしている最中に、一度中断して黙り込む】
【しばらくしてから、「あぁ」と何かに気づいた声をあげた】

思い出した……いつぞや、海岸で記憶がどうたらと現実逃避の方法を考えてたやつか

【どうやら青年の方は女性が誰か分かっていなかったらしい】
【「だが」と彼は続ける】

それでもどうして正当性がある方向に進める? 赤の他人ほどじゃないが、わざわざ恐怖を押し殺してまで近づく相手でもなければ、進んで正当性を模索するような相手でも無いはずだ
解せんな

【変わらない疑問をもう一度口にし、女性へと視線を向ける】
【疑いの視線を】
【彼には、彼女がどうしてこんなことをしているのか、全く分からなかった】
【正義感を振りかざし、止めに入るならまだしも、自分の信じられる情報を引き出そうとするなど、理由が見つからないのだ】
919 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 12:56:38.73 ID:PozaE720
>>918

【距離を置く彼に、哀しげな視線を送って】
【小さく項垂れながら、「思い出した」という彼の言葉を聞き、唇を噛んだ】

(…そっか)

【此の姿を、覚えていないのも当然だ―――彼と出会った時は、少女の姿だったのだから】
【成長した此の姿を、知っている筈が無い。―――仕方無い事だ】

【其れでも―――彼は、「思い出してくれた」】

―――――――……っ

【彼にしてみれば、何でも無い行動なのかもしれない】
【其れでも、彼女にとっては、闇の中に一筋の光が差し込む様な、希望に感じた】
【感じたから、―――再び、彼と向き合おうと思った】

……だって、……優しく、……してくれたから……

あの時、君は……僕に、色々、問い掛けてくれて……

【顔を上げて、彼へと視線を向けながら、言葉を紡ぐ】
【瞳の中で、不気味に歪む虹色が、徐々に橙一色へと変わって行く】


――――君が……こんな事、する筈……


【彼女は、信じたかった―――否、考えを押し付けたかっただけなのかもしれない】

【彼の行動が、正当なものだと、願いたかった】

【しかし――――其の言葉を、口に出した後で、気付いた】
【此れは、自分の一方的な考え方では無いか、と】
920 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 13:05:59.81 ID:jMg5CXgo
>>919

……

【何かを言おうと、口を開きかける。だがその状態で少し止まってしまった】
【「下らない理由だ」そう言って否定しようと思った。けれど何故か言葉が出ない】
【自分の中の何かが──今は忘れてしまった何かが、絶対に言うなと叫んでいる。そんな気がしたからだ】
【もし今、静止を振り切って彼女に否定の言葉をかけてしまえば、もう二度とその”何か”を思い出すことが出来なくなる】
【そしてそれは、自分にとって終わりを意味することだと、そう感じた】

……そうさ、そいつらが喧嘩を売ってきたのは事実だ。俺もやり過ぎたがな

【だからこう答えた。嘘ではない事実を】
【嘘ではないが、ある一面だけを取り上げた事実を】
【本当は喧嘩を売られるように仕向けたのだが、それは言わなかった】
【わざわざそんなことを言う必要は無い、と判断したからだ】
921 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 13:21:50.29 ID:PozaE720
>>920

【其の言葉を聞き、浮かべた表情は、涙を浮かべそうな程の、嬉しそうな笑顔】
【右手の剣が、するりと地面に落ちて―――地にぶつかり、かろん、と音を立てた】

……、そっか……

【安堵の息を吐きながら、小さな声で返答し、瞳を細める】
【自然と、息を吐いた後に続いた言葉は―――安心した様な、緊張を解く様な声音で、「良かった」】

……良かった……本当に、良かった……

【まるで廃人の様に、狂いに狂った果ての人物のうわ言の様に】
【―――俯いて、両手で顔を覆い隠し、涙声で何度も呟いた】
【余りにも弱々しい其の姿は、今にも消えてしまいそうな程、儚いものだった】

【―――もし彼が、否定の言葉で答えたならば】
【また、彼女の『大切なもの』が、消えてしまう気がした】
922 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 13:22:39.25 ID:PozaE720
>>921
/最後の【〜した】を、【〜したから】に脳内変換お願いします
923 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 13:28:45.10 ID:jMg5CXgo
>>921

(何で安心してるんだか……)

【目を伏せ、あまり面白くなさそうな表情で黙っている】
【理由を言われても、疑問は残ったままだった】
【「自分が昔優しくしたこと」と「この現状が信じられない」ということが彼の中では繋がらない】
【それらが「信じていた人間が、信じられる通りのままで安心した」ということにならない】
【尤も、その事実が導き出せたところで、彼の反応は大して変わらなかっただろうが】

【不愉快さは消えない】
【けれど、立ち去ることも声をかけることもなく、静かに待っている】
924 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 13:45:41.51 ID:PozaE720
>>923

【暫くしてから――落ち着いたのか、顔を上げて、彼に笑顔を見せる】
【ほんの少し、顔が赤い。泣いていたのか、…其れとも、気恥ずかしさからだろうか】

……ごめんね……変なコト、言っちゃって

【ゆるりと首を振り――肩に届く程度の、彼女の衣服にこびり付いた血と、同じ色をした髪を揺らす】
【其れから、申し訳無さそうな声音で、謝罪の言葉を述べていたが】

【―――真剣な表情で、静かに彼を見据えて】

……君みたいに、優しい人は
……こんな惨い事、しちゃいけない

【そんな―――我侭で、理不尽な言葉を、投げ掛けた】
【こんな事をするには、貴方は優し過ぎると】

……、僕みたいな、『戻れない人間』が、する事だ

【其れから―――自虐の様に、そんな事を言って】
【血塗れた彼女が吐くには、滑稽過ぎた】
【彼女は―――何処までも無様で、醜い人物だった】

【其れから―――彼に背中を向けて、其の場を去ろうとするだろう】
【呼び止めなければ、無言のまま、―――多色の輝きを放つ、鉱物の長剣を置いて】
925 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 13:47:29.73 ID:Ugm22fQ0
【路地裏】

誰も居ないのか・・・?珍しいな・・・

【右手で頭を何度か掻く少年】

【真っ赤な短髪と漆黒の瞳を持ち】
【何を探しているのか。路地裏をうろうろと歩き回る】

【薄紅色の羽織が薄暗い路地裏ではより一層目立っており】
【金持ち、あるいは何も知らない貴族の息子といった物騒なことには向かないイメージを持たせる、が】

【右手に付けられた手甲には乾いて剥がれ落ちている血の塊が付着しており】

【静かなイメージとともに荒々しい様子も伺える】

チッ・・・幾分か寒くなってきやがったな、もうそんな時期か。

【吹き込む北風に身を引き締めながら、ふらふらと路地裏を回っていた】
926 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 13:50:58.84 ID:8QXVovgo
【郊外──廃墟】

【透き通るようなプラチナブロンドの髪と蒼い蒼い目をした、18歳ほどの少女がいた】
【少女は茶色のタータンチェックの長袖のワンピースを着用】
【ワンピースの袖口のところには黒いファーがついており、襟は丸襟のものだ】
【腰の後ろの方には、ワンピースと同じ柄のリボンがキュッと結ばれていて】
【靴は少々幅広の黒いワンストラップシューズを履いていた】

……風が、もうすっかり秋のものですわね
お父様とお会いしてもうすぐ1年、ですか──

【ふわりと、金の髪が風に揺れる】
【そのお嬢様めいた風貌が寂寞とした廃墟にいる様は、どこか絵画的な雰囲気を覚えさせる】
927 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 13:54:58.04 ID:jMg5CXgo
>>924

(優しい……?)

【その言葉は情報同士の繋げ方を失い、感情をどこかに置いてきた彼の心にも響いた】

……ふざけるな

【招いたのは、怒りの発露】
【沸いてきた感情の、ほんの少しが込められた言葉をかけるとすぐに、地面を踏みしめるように歩いていき、その肩を左手で掴もうとする】
【掴めたならば、乱暴にこちらを振り向かせてから、首を掴んで壁に押し付けようとするだろう】
928 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 14:04:24.07 ID:PozaE720
>>927

【肩を掴まれ、びくりと、其の細い身体が震えた―――、一瞬だけ、思考が出来なくなる】
【―――強引に彼へと振り向かされ、其方へと向いた瞬間】
【彼女が浮かべていた表情は、恐怖と驚愕が入り混じったものだった】

な、

【「何を、」と言葉を続けようとした瞬間―――其の矮躯が、壁に押し付けられる】
【首を掴まれた性か、はたまた恐怖から来るものか―――上手く、息が出来ない】

――――、ひ、う……ぁ……!?

【此処で、漸く状況を理解したのだろう。ほとんど呼吸の様な、声にならない悲鳴を上げながら、じっと彼を見詰めた】
【彼女は、気付く―――自分は、何かしてはならない事をした、と】

【そして―――「彼が、怒っている」という事実に】
929 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 14:08:42.62 ID:jMg5CXgo
>>928

そんな言葉を俺にかけるな!!

【視界に映るであろう表情は、まさに怒りで満ちていた】
【さきほどまでの、狂ったような喧嘩とも、感情の抜けきった表情とも違う】
【冷静さを完全に失った、そんな状態だ】
【締め上げるほどではないものの、相応の力を入れて首を掴んでいる】

【だが】
【今日見せた二つの状態に比べれば】
【今の方が余程──人間らしい】
930 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 14:19:08.91 ID:PozaE720
>>929

――――――――っ

【怒りに満ちている―――去れど、人間らしい表情を見せた彼】
【先程の、彼女の言葉は―――今まで保っていた冷静さを、失わせるほどの其れだったとは―――と、深い自責の念に囚われ】

……、ぃ

【始めは、小さな―――良く聞き取れないほどの声で、呟いて】
【身体を震わせながら、彼女は】


……、……ごめん、なさ…い…


【彼に、謝罪した】
【―――ただ只管、申し訳無かった】
931 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 14:19:44.62 ID:Ugm22fQ0
>>626
/まだ居ますか?
932 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 14:26:04.98 ID:jMg5CXgo
>>930

優しい人間が……!

【何かを言おうとしたが、唐突に中断してしまう】
【そして怒りに満ちていた表情がみるみる変わり、まるで何かに怯えて、恐怖で目を見開いている、そんな表情に変わった】
【首から手を離し、じりじりと後ろへ下がっていく】

ぁ……あぁ……

【トン、と壁にぶつかると、その場で座り込んでしまった】
【視線は女性に向いている。向いたまま、がたがたと震え始めた】

【三度目の、強烈な変化】
【怒りの次は恐怖だ】
【こんな短時間でここまでの変化をするのは、普通じゃない】
933 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 14:34:38.42 ID:PozaE720
>>932

【首を離され、息を整える様に、軽く咳き込む】
【締められるほどの力加減では無かったとは言え、恐怖で上手く呼吸出来なかったのだろう】

―――――っ、か、は…!

【少しの間、息を整える作業に集中しようとしたが―――】
【―――彼の突然の変化に戸惑い、橙を見開いた】

……、……

【まるで、自分に怯えるかの様な行動】
【自分は、彼に何かしただろうか。考えてみるが―――今彼女が行ったのは、謝罪のみ】

【息を呑むと―――恐る恐るといった感じで、彼に】

……どう、したの?

【囁く様な声量で、問い掛けた】
【浮かべた表情は、心から彼を心配したもので】
934 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 14:40:27.28 ID:jMg5CXgo
>>933

【声をかけると、びくっと肩を大きく震わせた】
【その後、ゆっくりとした挙措で身体を蹲らせる】
【言葉での返事は無いが、ふるふると首を振った】
【恐らくは、分からない、という意味だろう】
【原因は不明だが、怯え方そのものはかなりのものだ。今も目に見て分かるぐらい震えている】
935 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 14:51:38.62 ID:PozaE720
>>934

……、……

【首を横に振った彼に、不安そうな表情を浮かべて】
【く、と唇を噛むと、困惑した様子で思考した】

(……、どうして……)

【様々な思考を巡らせ―――「過去に何かあったのだろうか」、という推測に至る】

【…とにかく、今は彼を落ち着かせないといけない】
【そう考えた、彼女は】

……大丈夫、だよ

【薄く、微笑みながら―――彼に、「大丈夫だ」と言葉を掛けた】
【―――何が大丈夫なのかは、言わない。…恐らく、「自分は何もしない」という意味だろうか】

【静かに、彼に歩み寄ろうとしながら―――付着していた血がすっかり乾いた、血生臭い右手を、彼の頭へと向けて動かそうとして】
【妨害されなければ、静かに撫で始めるだろう】
936 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 14:54:34.04 ID:jMg5CXgo
>>935

ひっ……!

【近づかれた瞬間、明確に怯えた】
【妨害は何も無い。ただ頭を壁につけるほど、遠ざかろうとするだけ】
【撫でようともすれば、その右手を左腕で勢い良く弾くだろう】

【何に怯えているかは、これで判明するはずだ】
【その理由までは、分からないが】
937 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 15:05:24.93 ID:PozaE720
>>936

……、……っ

【払われた其の手に、びくりと身体を震わせて】
【其の瞬間、橙が、其の手を染める赤黒い色を捉えた】

(……もしかして……)

【其のまま、静かに其の手を見詰める―――更に、自分の衣服に付着した、大量の其れも】
【彼が怯えているものは―――まさか】

……、……

【其れに気付いた時、哀しげな表情を浮かべて】
【だらり、其の両手を下ろすと―――静かに、其の場を去ろうとする】
【理由は分からないが―――此の姿のままでは、彼が怯えてしまうだけだ、と考えたから】

……怖がらせて、ごめん


――――さよなら


【ぽつり、静かに、呟いて】
938 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 15:11:13.14 ID:jMg5CXgo
>>937

【返事は無い。きっと出来ない】
【止めるものは、誰も居ない】
939 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 15:18:21.24 ID:PozaE720
>>938

【―――其のまま、彼女は去って行った】

……、

【歩きながら、想う】
【彼を怯えさせて、傷付けてしまった事を】

……そう、だよね

……こんな……、……血生臭い、自分……

【血が怖い彼に、こんな自分が近付いても】
【何も、出来ない―――彼に話し掛ける事すら、出来ないのだ】

……、ごめん

【「少女」は―――矢張り、自分は】
【醜い人間だと、思った】

【女性は―――路地裏の最奥へと、消えた】

/お疲れ様でした!有難う御座いました!
/後半文章量少なくてごめんなさい…精進せねば…
940 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 15:23:54.31 ID:jMg5CXgo
>>939
//お疲れさーん
//お互い様だ、気にするなww
941 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/25(土) 15:27:06.14 ID:jnP01kAo
【路地裏】

【短く切り揃えられた茶髪は根元に綺麗な黒が残っている 染めたものなのだろう】
【淡褐色の大きな瞳がきょろきょろと動き回る ボーイッシュな顔立ちの、身長130cmに満たない少女】
【白のTシャツの上に薄緑のパーカー キュロットスカートは白とピンクのチェック柄】

高身長に、魅力なし 死んでしまえと、嘯く私

【独特な節をつけて、歌うように】
【主に櫻の国で行われている和歌のリズムに近いだろうか】
【小さな声は、まるで遥か遠く、霧の中から抜け出してきたような不思議な余韻をもっていて】
【だからこそその内容が不釣合い極まりない】

【興味を覚えた風が誘われてきて、少女は壁に背を預ける】
【新聞紙が目の前で吹き飛ばされていった】
942 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [!red_res]:2010/09/25(土) 19:29:23.86 ID:VfT7CaMo
【カノッサ機関―――“データベース”】
【設置されて早二ヶ月が過ぎようとしている情報の要であるが―――】

「―――議員シェン・ロンドより通達」
「9月25日、19:30よりある施設の襲撃と占領を行ってもらう」
「ついでに敵の殲滅も目標とする。場所は―――――」

【聖都をはじめとした世界五カ国の様々な施設である】
【この内容は後にマスコミや正義組織へも議員直々に伝えられており】
【目的はあくまで言葉の通り、占領と殲滅だとされている】

【―――もっとも、信じる信じないは受け取った者次第なのだが】


【そして当日、場所は聖都・『スラウロット博物館』】
【事前通達によって客は居らず、警備員も館内には姿を見せていない】

【ただ、展示品だけはしまいきれなかったのかそのままとなっていて】
【それらが羅列する広い通路――地図で見ればかなり端の位置】

「今回の作戦は占領が目的だ、各施設を過度に破壊しないように」
「また抵抗者が排除しきれない場合は撤退するように、これは“命令”だ」
「逆に排除が完了すればうちの支部の者が施設を封鎖しに行く事も伝えておくよ」

【美術品などを一時保管する倉庫の前で“データベース”へと追加の指令――】
【世界中で任務に当たるナンバーズらへと『作戦決行』言葉が伝えられる】

・・・・・さて、さっさと済ませて戻ろうか

【行うのはやはり議員―シェン・ロンドだが、その姿はやや異様且つ異質】
【特徴的な長さの髪、両の瞳、右手に持った一本の刀】
【そのどれもが禍々しいまでの紫色―――染めただけではこうはならない】
【黒いロングコートと肌の色だけは常人と変わる事は無いが―――】

【――左手に持った携帯の様な物をしまい、視線は直ぐ目の前の扉に向けられて】
【今まさにそれをあけようとする男が一人、其処に居た】

/イベント開始となります、襲撃側は投下をお願いします
/また朔夜の方はこれにレスをお願いします
943 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 19:30:51.42 ID:lz8b0IYo
【 星の国―――『クローニン通信局』 】

 【―――“情報通信技術の最高峰”……そうは言っても、外見こそは「普通」の通信局だ】

【所謂『平屋根』、直方体の其の建物の高さは五m強ほど。 外壁には梯子≠ェ架けられている】
【敷地内には巨大な「パラボラアンテナ」―――……戦術的に考えれば“遮蔽物”となり得るだろうか】
【屋上は十分な広さを持っており、吹き飛ばされでもしない限りは落下する事は無いと考えられる】
【正門から建物までは50mも無く、全力疾走すれば十秒はかからない距離である】
【時刻こそは夜だが……軍が設置した照明によって、周囲はまるで昼≠フような明るさだ――――。】


        【――――……さて、今宵の話≠ナある】


[……こちら正門警備隊より本部へ、異常無し――……本当に何も来ないな。 ]

【――――……『正門』を、武装した軍人達が仰々しく固めている】
【通信を切って独りごちる彼が“そう言う気分”となるのも、無理の無い話だ】
【未明より警備を開始してこの時間まで、猫の子一匹異質≠ネ物は見ていない】
【仲間達も気が緩み始めているらしく、上官の目を盗んでトランプに興じている者達も見られる】

[(まぁ、仕事なんて無いに越した事は無いんだが……――ん、アレは………『増援』か?)]

【そんな事を思いつつ、煙草を吸おうとポケットに手を伸ばした刹那―――……彼は『 見る 』】
【暗闇に瞬く“ヘッドライト”は、見慣れた「軍用車」の其れ…だが、“可笑しい”、…………速すぎる<b!】
【既にこの距離ならば、“速度を落として”も良い筈……「このまま」では――――……違う、アレは『味方』じゃあない!!】


[―――……、っ!? おいっ!!逃げろお前等ッ!!!! 敵≠セ!!! “ 突 っ 込 ん で 来 る ”ぞッ!!!!!]




 【ニヤリ―――――――、運転手≠ヘ 哂 っ て ――――………。】


         

【 ―――――――……正門で発生した爆音≠ヘ辺りに響き渡り、激動の騒乱を告げる『警鐘』と化した 】


/カノッサ機関団体様、夜神父スタイルで到着です。宜しくお願いします。
/現在、正門前で爆発が起きた状態と考えて頂ければ。
944 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/25(土) 19:31:32.94 ID:BaqNEmIo
【火の国──ラザフ魔力発電所前】

【都市部からは離れ、静まり返ったこの森々たる一帯にそれは存していた】
【――『ラザフ魔力発電所』。今宵、カノッサ機関が襲撃を仕掛けるポイントのひとつである】
【──ざり、と。その巨大な建物を前にして、土を踏みしめた一つの影】

……ふうむ。少し冷え込んできましたな。秋の気配です

【黒のロングコートに『ひょっとこ』のお面を被り、インカムを装備した長身の男だ】
【腰の両側にあるホルスターには、それぞれ赤いリボルバーと銀のリボルバー】
【銀のベルトには金色の音叉がぶら下げられており、バックルには“101”の彫刻がある】

【彼はその背後に、各八名の四分隊から成る、総勢三十二名の一個小隊を引き連れていた】
【各々がカノッサ機関の軍服に身を包み、小銃と思しき銃器とインカム等の通信機器を装備】
【非常に訓練された機関兵ではあるが──今回、No.101が引き連れてきたのは『工作部隊』】
【戦闘そのものよりも諜報活動や軍事技術面に秀でた部隊であり、そもそも規模が大きくない】

【──今回襲撃する、この『ラザフ魔力発電所』】
【どうせいるのは普通の職員達のみ、大した武装でなくとも制圧できるだろう等と踏んでの事か、】
【或いは別の目論見があるのか──どうあれ、これは明らかに制圧後の事を想定した部隊編成であった】

──No.101より全『熊』分隊へ

『熊T』から『熊U』は各分隊長の下制圧行動に移りなさい
抵抗する者へは、各自装備した『電磁麻痺銃(パラライズ・ガン)』と『衝戟弾』による発砲を許可します

『熊V』分隊は『熊T』、『熊U』の後方援護(バックアップ)
制圧次第、工作活動に移りなさい

『熊W』分隊は無力化した者、抵抗しない者を捕虜として管理
以後、私の指示があるまで待機することを命じます

以上、各個散開


 「「Wilco(了解)」」


【男は非常に慣れた様子で、インカムを通して部隊へと命令を下した】
【命を受けた機関兵達は、統率の取れた動きで其々発電所へ向けて駆けて行く】

ああ……こんなものは“久しぶり”すぎて、肩が凝りますな
……まさか再びこんな事をするようになるとは、全く思いもしませんでしたが……──

──……お月様はいつも綺麗ですなあ

【かくも呑気に──少なくとも見た目には──月を見上げ、ふうと一息ついた男】
【しかし、侵攻は既に始まっている。正義の士が何処に潜んでいるのかも知れず──】

//襲撃側≪No.101≫です! 織守の方、よろしくお願いします!
945 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 19:33:42.09 ID:9ZSEnJAo
【雷の国・シュナイダー刑務所】

【連続殺人、猟奇殺人、大量殺人、此処はさながら凶悪犯罪者の博物館】
【いや、鉄格子を揺す振り叫び吠える様は、動物園と呼ぶ方が適切だろうか】
【雷鳴も雨音も看守の足音も、もはや彼らの娯楽とは成りえない。面会に足を運ぶ者は、指を余すばかり】
【退屈で退屈で、狂った気がもう180度狂って正気に戻ってしまいそうな。地獄とは別種の、然しまた地獄】

【今宵ばかりは、生命の熱を取り戻した囚人の叫びが、暗い通路に響いていた】


【上から数えて三つ目の高層階。二つ階段を昇れば、最上階へ辿り着く】
【凶悪犯罪者の中でも特に凶悪で凶暴な者が集まる、外道畜生の都】

【「俺を此処から出せ!」『看守の野郎ざまあ見やがれ!!』<死体をもう一回ぶっ殺してやる!>】
【薄暗がりの中では、深い赤は黒とも見紛う。床に広がる液体は、闇と同色にも見えて】
【ぴちゃん、ぴちゃん、水面に波を立てながら、歩く影が一つ】

【「女だ!」『煙草なんかより俺のを咥えやがれ!』<雌の臭いがするぞ!>】

……ああ、五月蠅え野郎どもだな本当に
テメェら女見た程度で一々カいてんじゃねえぞコラァッ!!
手錠と一緒に手首と粗末なモノまで切落されてえかッ!!

【白無地のポロシャツは襟のボタンを止めず、その上に≪死獸弌≫とヤンキーの様な文字が書かれた袖無しジャケット】
【裾へ向かうにつれて黒から赤のグラデーションを描くズボン、金属補強された戦闘靴】
【藍色がかった膝までの白髪の、身長160cm程の少女】
【両手はズボンのポケットに突っ込まれ、口には煙草を咥えている】

【下卑た叫びと獣欲の籠った視線に、鉄格子を蹴りつける事で答え】
【口内に溜まった唾を飲み込まず、囚人の一人の目に吐き出す】

………ったく、餓えた野郎はこれだからな
最上階はまだか?高すぎるだろうが此処……

……まあ良い、やる事は二つ。場合によっちゃ三つか?
さっさと済ませて風呂にでも入るか……此処の空気が染み付くのは嫌だ

【かーん、戦闘靴の踵が通路の床を蹴って、獅子脅しにも似た音を立て】
【其処で、ふと少女は立ち止まった】

【≪No.41≫魔斬 香月】
【普段より些か、気が荒い】


/ルシアの人、お願いします
946 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 19:33:54.75 ID:OWde7VIo
【水の国――「ソロン霊廟」】

【太陽も沈んだ秋の日の夕暮の頃、死者の眠るこの霊廟において「事件」は起きた】
【複数名の武装グループは教会内部を占領、当時内部に居た数名の警備員を殺害し】
【自らの主張を誇示するように、武装グループは鮮血ほどに真赤な旗を持ち出した】

【秋風に揺られ夜空にはためかんとする、その鮮血の旗章は】



           ≪―――Public Enemy:カノッサ機関―――≫




【某議員勅命の元に行われた世界規模の同時機関テロは】
【日々惰眠を貪る世界中の衆愚へ「恐怖」をもたらした】

【忘れてはならない、世界は「機関」が支配することを】

【教会全体を取り囲む黒塗りの機関軍用車、銃を手に取り待機する無数の武装機関員】
【この水の国「ソロン霊廟」も―――機関の占領が完了するのも時間の問題だろうか】

【冒頭―――いまや機関の手に落ちんとするソロン霊廟において、入口部でグループ全体に指揮する男が立つ】
【その男は顔全体を余すことなく包帯で覆い隠し、黒ジャケットを着込んで胸には”93”の印章のピンバッヂ】
【包帯の隙間から覗かせる両眼はルビー程に紅い、一連の犯行の指揮を取る「冷酷」で残忍な包帯の男である】

Aグループは「支部」に戻って更なる援助物資の補給のこと
Bグループは周囲住民の暴動及び逃亡の鎮圧・制圧のこと

【包帯男は入口部で待機する武装機関員のグループへ、淡々と用件のみの指示をして、それぞれの場所に向かわせ】

・・・

【一人残った男は鮮血の旗を手に抱え、重く閉ざされた教会入口の扉を大きく開けた】

【男の目的は鮮血の軍旗を教会屋根部へ取り付けること―――】
【―――それはカノッサ機関による「占拠」のなによりの証左】


【Public Enemy:カノッサ機関―――この憎むべき悪のテロ行為を】
【この世の「正義」の名の下に、向かい受ける者は居ないのか!?】

/R93号です、毒牙さん方、今夜はよろしくお願いします!
947 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 19:39:31.89 ID:iTnNApoo
【聖都――――スラウロット博物館=z

【明るく大きな、無機質な通路、白を基調とした壁紙に囲まれ、太陽光にも似た、温かな照明が、縦にも横にも広い、この通路を照らし出す
古代テクノロジー展=\―――その中で、尤も出品数が少ないのはこの空間であろう
ここに飾られているのは絵£ハ常ならば、考えられないほど過去に描かれた絵≠ナあろうと
見果てぬテクノロジーは、時を超越し、ソレを完璧な状態で保存していた】

【しかしながら、絵の数は非常に少ない――――調度≠フ問題もあるが、その理由の一つに
理解できないもの≠ェ多いから、であろう。その古代がいかほど昔、かも分からぬような様々な絵≠フ中には
専門家がどれほど鑑定しても、理解できないようなものも多く、必然的に、一般客への展示も控えられる】

【――――今、此処に在るのは静寂、人の気配が感じられぬ冷たい冷たい空間の中に
ただそこに在り続ける、古代の遺言は、あまりにも不気味で――――……】
【――――――――そこを歩く、人影が、一つ】

【それはまるで、それ自体が展示品のように、歩むたびに、新たな作品が生まれていくように――――
その無機質な、空間と調和する、作り物のような――――女性
彼女は、その表情に、微笑を薄く貼り付けて、その水面に波紋一つ立てず、ゆっくりと雪を踏むように、歩く
くぐもった足音だけが時雨れる中、急に雨が止む――――立ち止まった彼女は、通路の終わりに飾られた一つの絵を、見上げた】

【Paint It, Black≠ニ名づけられたその絵は、今、まさに塗ったかのような新鮮な瑞々しい黒で全面を覆われた、それだけの絵
彼女はそれをしばし見つめると、くるっとターンをし、背を向ける】


うーん、優秀な皆さんのお陰で私はする仕事がありませんわ
喜ばしいことなのでしょうが、素直に喜べませんね


【作り物の笑顔が崩れ、代わりに、困ったような苦笑を浮かべる彼女
どこか温もりの篭った言葉は、ソプラノの旋律に乗せて、静かな静かな通路へと染み渡って
むーっと、彼女は大きく伸びをして、ぷはぁ、と息を吐いて】


――――……仕方が無いので、鑑賞に、参るとしましょう
こういう教養をつけるのも、たまには必要ですしね


【両手を後ろに回して、軽く重ねながら、ゆらゆら、身体を揺らし、愉しそうにそこに在る
――――それでも、けれども、彼女は、後方の絵よりも黒い、感触がする】

【顔が映るほどの黒に、思わず目をそむけてしまう――――そんな、恐怖にも似た、冷たい感触
それは何が原因なのだろうか――――……否、原因など無いかもしれない
ただ、分かるのは一つ、彼女は――――明らかに敵≠セということ】

【白紫色の長髪に肩を大きく露出した黒のレースのドレスにオーガンジーショール
同じく黒レースのロンググローブ、黒のニーソックスがかえって妖艶さを際立たせる巨乳の女性
透き通るような誘うような紫陽花色の瞳が美しい】

【機関最高議会、議員が一人――――セシニア・イリス・フリードリヒは、静かに在る】

/夢瑠の人宜しくですっ!
948 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 19:41:28.20 ID:y9qU22SO
【火の国】
【ラザフ魔翌力発電所】
【……の、外】

……行け。迅速かつ静かに、制圧しろヨ。

【青年の一声で、数名の武装した機関兵が、施設の制圧の為に、外壁の一部を爆破して侵入を開始する】
【更に、青年も……少し遅れて瓦礫を蹴飛ばし、内部へと侵入する】

カノッサに盾突く無謀な奴ら……そういう奴らは、嫌いじゃないアルネ。

【そして、施設内部】
【先に侵入した機関兵達はもう居ない。そこに居るのは…………】
【緻密かつ意味不明な模様の、翠の男性用チャイナ服を着た、明るい赤髪オールバックで糸目、出っ歯が特徴的な優男っぽい青年と】

『…………』

【青白い髪をツインテールの縦ロールにした、血が付着した白装束が特徴的な色白な幼女である】

【二人は、この騒ぎを聞いて駆け付けた「正義の邪魔者」を迎え撃つ為に、魔翌力や電気のタンクが点在するそこで待ち構えている】

/紅麒麟です
/エストレアの方、よろしくお願いします。現在、研究所の外壁の一部に人が余裕で通れるような穴が空いている状態です
949 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 19:42:20.50 ID:p.XTP0Qo
【水の国:ソロン霊廟付近の草原】
【死者が休み、生者が祈る場所】
【その近くの草原に一つの墓がある】
【今では、墓銘すら読めない程に石が風化し、誰の墓かも解らないことになっている。】

【その上に図々しく座っているモノが一人――――】

――――私が始めて死んで埋められた場所か。
下んねぇ、下らなさすぎる。全くもって下らねぇ。

【墓石に座っているモノは女の様だ。】

機関がここを奪ろうって話らしいな
協力する訳じゃない・・・が自分が遊ぶためには少し助力をしてやろうじゃないか。

【月の光が草原に刺す。】
【茶色のロングコートに銀髪混じりの短髪、黒の野球帽を被った女だ。】
【女は、ハハッと笑う。その笑いは狂気に満ちて、尚且つ乾いていた。】

――――私は最強の武を求め続ける

【ソロン霊廟の戦いは長く熱い物になるだろう】
【だが、終幕はいつ終わるかは、神のみぞ知る】

【さぁ、さぁ皆さん幕が上がりますよ。】
【それでは――――開演】

/襲撃側:ハリーでございます。
/本日はよろしくお願いします。
950 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 19:43:06.34 ID:w0uu1kDO
>>946
なぁぁぁにしようとしてんだぁ?おい
【突如、93号の背後から響く、怠そうな声】
【それと、ザリ、と土を踏む音】

【そちらに顔を向ければ、二人の姿がある】

…墓場でわいわい騒ぐなんざ、本当に不粋な奴らばかりだな、機関って奴は…
【腰まである長いポニテ白髪、死んだ爬虫類の様な紅い目は半開きにされ、口に煙草をくわえ、黒いパーカーの上に血まみれ白衣を着た青年】
【対機関連合が一員、毒牙巳異が立っている】
【その真っ赤な瞳で93号を刺す様に見据えて、右手には紫の鞘に収まった刀をぶら下げ】
【その体は、顔は、既に新しい返り血に紅く染まっている】

「マスター、墓場で死体を量産とは粋な行為なのでしょうか?」
「埋める手間は省けそうですがね」
【青年の傍らには、水色のロングヘアーに赤い瞳、メイド服を着てうさ耳カチューシャを付けた30cm程の少女が浮翌遊している】

/防衛側、毒牙巳異です
/よろしくおねがいします
951 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/25(土) 19:44:02.00 ID:0FoDUiko
【雷の国/シュナイダー刑務所】

【肌を撫で上げる、生暖かい気候】
【生い茂る熱帯植物と、森林特有の鼻につく大気を抜けた先】
【篠突く雨の中、襲撃予告のあった巨塔は、何事もなく聳え立っていた】

【その堂々たる偉容は、暗雲を支える柱の如く】
【閃く雷光にも掻き消されない、圧倒的な存在感】
【数多の罪人を閉じ込めるシュナイダー刑務所とは、此処に相違ない】

【外から見える人影は、塔の入口に一つのみ】
【機関所属であることを示す紋章を左胸につけ】
【インカムと暗視ゴーグルを装備し】
【アサルトライフルを携帯した青年である】

「――定時連絡
 入口、異常ありません」

【左手を、インカムの左耳部分に当てて誰かと通信を行っているようだ】
【恐らく、そこに送信用のスイッチがあるのだろう】

【―――重要区画の制圧に、一人しか人を置けなかった辺り】
【塔の下層を襲撃する指揮官は、人数不足に悩まされているのかもしれない】

【激しい雨によってぬかるんだ地面は、各人の行動の障害となるだろうか】
【キミが塔の防衛を望むならば、内部に侵入しなければならないが】
【他の手段があるならば、それを行っても良い】


/ゼノアです
/エルフェスくんの方、よろしくお願いします!
952 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 19:45:03.02 ID:75P4T6AO
>>947

あら、こんなところに妖しい方が

【こつこつ、と足音をたてて現れた紺色のワンピースをきた少女】
【背後には三本の槍が浮かんでいて、手に小型の銃が握られている】
953 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 19:45:14.66 ID:YEkLieMo
>>943

・・・
【その様子を、ぼうっと眺めている青年】

・・・やばくね?
【一息おいて、事態の重大さに気づいたのか爆発の起きた方向へと駆けてゆく】
【それはすぐさま辿り着くだろう】

【それは――】 【それの名は――】
【――彼の名は"ヴァルトスラット=エアローグ・ゲルト"】 【略して"とーさん"。DTなのに】 【更に略すれば"ttt"もしくは"っっt"】
――――【そんな事はどうでも良いとして】

【容姿は・・・膝まで隠れるフード付き薄手のコートを着た18歳くらいで】
【髪型は、6つの角のような髪が後頭部に逆三角形状に並んでおり、髪の色と目の色は緑青色で】
【顔付きは―天空のような…気まぐれに旅する風のようなそれの、左手に手袋をはめた青年】

ったく・・・何でこういう面倒事によく巻き込まれるかな・・・
【1つ、大きく溜息をついた】

/本文にもありますがヴァルトスラットです、よろしくお願いします
954 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/25(土) 19:49:35.24 ID:9lb9uSgo
>>944

――――――ほう、揃いも揃って蟻の子のように群がっておるわ。

【駆け出す工作員達へと、何処からか凛と響く声が鳴らされた】
【その出処は屋上……視線を上に向けたならば目に収めることもできるだろう】
【そして、宣告ともいえる其の声を皮切りに――襲撃者達に白色の物体が襲いかかった】

【物体は、鬼の顔をしていた。物体は、狐の顔をしていた。それは、無色透明の弾丸だった】
【1.3m程の大きさをした「鬼と狐の頭部」が、先頭に向かい、戦線を切崩さんと突撃を計り】
【無色透明の弾丸が二発、後方支援部隊二名の頭部に向かい放たれ、無力化を狙う。殺傷力は低いが、命中すれば強い衝撃が加わる空気の弾丸だ】

【顔を上げた男とは、丁度視線が交錯するだろう】
【其れは紙を繰り、神と共に在りし女王。痩身を鋼のごとく立たせ、正義の剣を振るう士】
【白鶴を傍らに携え、二丁の鉄砲を従えながら――一点。襲撃者達を見据えていた】

じゃがな、貴様らの運命は今この場に立った瞬間決したぞ?
――運が悪かったのぅ?このわらわ、<Justice>リーダー貴宝院織守様と戦を交わすことになるのじゃからな

【冷然と、しかし耳を通し頭に浸透するような声を響かせながら】
【死刑判決を下すかのように、右手に持った血色の魔剣を振り翳し】

――来るがいい、この正義の剣を跳ね除け貴様らの野望を達する自信があるならばな!
愚昧なるものは剣を持ちてわらわにむかえ!臆病な鼠は尻尾を巻いて逃げ帰るがよいわ!

【振り下ろすと同時に――その切っ先を真っ直ぐに、隊長であろう男へと向けた】
【見知った顔だ。だが、容赦や遠慮をするような間柄ではない。一心、敵対存在として――彼の姿を捉えていた】

【織守の頭上の空間が歪んだかと思うと、其処より3m四方の紙が出現し、折られ始めた……】

/わーい!よろしくお願いしまーす!
955 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 19:49:51.66 ID:8QXVovgo
>>949

【ざぁ──】
【草原に風が吹き渡り。一人誰かの気配を運んでくる】

【透き通るようなプラチナブロンドの髪と蒼い蒼い目をした、18歳ほどの少女だ】
【少女は茶色のタータンチェックの長袖のワンピースを着用】
【ワンピースの袖口のところには黒いファーがついており、襟は丸襟のものだ】
【腰の後ろの方には、ワンピースと同じ柄のリボンがキュッと結ばれていて】
【靴は少々幅広の黒いワンストラップシューズを履いている】

【墓参り──?】
【否。この状況下において、それはありえない】
【となれば】

──……、貴女、は……

【闘争にそぐわぬ気配を持つその少女は、さくりと草を踏み】
【女から5mほど離れた所で立ち止まる】
【「何故貴女がここにいるのか」──】
【そう言いたそうな、悲痛な面持ちだ】
956 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/25(土) 19:49:57.39 ID:ESEE8yU0
>>943

【“御存知”だろうか? ――――『アシダカグモ』と呼ばれる、害虫駆除の専門家の名前を】
【台所を疾駆し、光すらも自らの邪悪な造形に取り込む、暗黒色若しくは茶褐色の『アレ』を狩るのが、彼女の主な仕事だ】
【だが、そんな彼女は余程のモノ好きにしか賞賛されずして、自らも感情のままに闘うだけで、救いようは『皆無』である】

【そう―――些か失礼な例えではあるが、今宵の戦いの主役達の幾つかは、そんな蟲に擬せられるだろう】
【今、駆け抜ける鉄が嗤った。路面に火花を散らして、阻むモノの命を散らして、爆破と言う形で偉大な造花を添えプレリュードを奏でた】
【―――言いかえれば、其れは『蜘蛛』にとって、『獲物』の気配を伝え、世界を台所に変える不用心なラッキィ・チャンスなのだ】

……ああ、こういう形なのね、ふーん。
こういう施設急襲は敵が多い、ってことは脊髄が多いって判断してきたのだけど。

【そして、今。耳を劈く爆音の残滓が少しずつ薄れていく中で、一つの足音と、愉しげな独り言が聞こえてくるだろう】
【限り無く薄い、気配を消して迫りくる捕食者≪プレデター≫の様な其れに混じって、『関節』がキキ、と軋み唄う】

―――この派手さ、案外、見積もりは間違ってないのかもね…アハ、ハハハ。

【貌に並んだ8つの単眼は鮮血を閉じ込めたレンズが如く紅く、全身の色は厭らしい光沢を放つ漆黒に、ショッキングピンクの暴れ塗り】
【体の至る所に茶色く細かい、触れば相当に不気味な感覚であろう細かい毛が生え、身の丈は2Mほどで、強靭な甲殻が体を覆う】
【両肩から一本ずつ、背中側に折りたたまれる形で、ロボットアームのような細い“脚”が生え、蠢く横開きの口からは黄色い液体が滴り】
【背中を覆うのは、真紅の布地に金の淵が入った、勇ましく王者を彷彿とさせる、似逢わないマント。その体形は、何処か女性的で――――】

 【瞬間を刹那を、惜しむように。悪意の警鐘が響く、通信所の正門へと向かっていくその影は】
 【―――蜘蛛の如き姿をした、ヒトガタの異形であった】

【もし、何事も無ければ、『キョーコ・ミハイロフ』は、正しく『虚を“衝かれた”』正門に至る筈だ】
【其処で、何を見るにせよ―――“警鐘”は既に、開戦を告げる“GONG”と、イコールで結び付く!】

/キョーコです、宜しくお願いします!
957 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 19:50:16.58 ID:w0uu1kDO
/イベントだから急いで立てた次スレ
/http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1285411747/l50
958 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 19:50:22.09 ID:rqHKM72o
>>945

―――――全く、嫌になるよねほんとに。
か弱い女の子相手にあれやこれや、常識を疑うってもんだよ。

【捕らえられた畜生共が乱入者に対し狂った咆哮を上げる中】
【不意に、其の場にそぐわぬ幼い声―――不思議と良く通る、鈴の音のような少女の声が響く】

【コツコツと足音を鳴らし、気の振れた叫び声の木霊する中を歩いてくる人影が一つ】
【時折鉄格子から伸ばされる腕を一瞥しては、事も無さ気に溜め息を吐いて】

ま、常識がある人がこんな場所に居るとは思えないけど―――
……と、そんな言い方したら私の常識まで疑われちゃうかな?

【まぁいいか、と呟き、カツリと一度強く床を踏みしめることで高い音を響かせて足音が止まる】

【黒の大き目のシルクハットを被り、下半身までを覆う漆黒のマントを羽織って】
【膝上数cmまで伸びただぼだぼの黒いセーターに、足のラインを際立たせる黒ニーソ】
【兎を模したネックレスを着け、右手中指に猫目石の指輪を嵌めた銀髪ポニーテールの少女が】
【看守を殺害し、最上階目指して歩みを進めていた少女の前に、立ち塞がる】

―――――――――貴女も、此処に投獄でもされに来た?

【鉄格子の確りと嵌められた個室を一つ指差し、嘲笑するかの様に蒼の瞳を細めた】

/ルシアです、よろしくお願いしますっ
959 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 19:50:27.77 ID:8QXVovgo
>>949
/書き忘れ
/本日はよろしくお願いします!
960 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 19:54:31.73 ID:iTnNApoo
>>952

【彼女は、眼前に現れた少女に、敵意を向けるでも、好奇心を向けるでもなく
ぱん、と自分の目の前で手を合わせ――――微笑を、つまりは、好意を向けた】


あら、こんなところに愛しい方が


【ふふ、っと付け足したように顔を綻ばせ、整った顔たちを、微笑でくしゃっと崩す
ある種の威圧感を感じさせる紫陽花色の瞳が、瞼に溶けて一瞬消えて、安心感を増させる――――そんな、微笑み】


うーん、どうしましょうか……お仕事柄、一緒に絵を見ることができないんですよね
もう、こんな時だけ、機関員という仕事を恨みますよ、本当に


【少しオーバーリアクション気味にふんっ、と言うと彼女は腕を組んで
そっと右手を挙げ、口元へと添える――――ルージュの柔らかそうな唇が、微笑で、歪む】

【恐らく、彼女と少女の間合いは10m程度、近すぎず遠すぎず、あえて言うなら少女に分の在る位置であろう
しかしながら、目の前の彼女は――――どうも、ぬらりくらり、と掴みがたい印象を与えるかもしれない】


さて、どうしましょうか……あ、貴女が良ければ、お仕事を終わりにして
ご一緒に紅茶でもいかがでしょうか?この近くに美味しいお店、あるんですよ


【そんな軽そうな提案――――作戦だろうか、目の前の貴女を、油断させるための――――……】
961 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 19:55:22.41 ID:H7j2x6SO
>>942

【――――視線の先、重厚なる造りの大扉。男が其れを開く事を阻む者は、無い】
【義勇の徒は未だ来たらず。然し、彼程の強者ならば――――】
【扉に手を掛け、蝶番を軋ませた時点で、とある異変≠ノ気付くだろう】

【周囲の空間が、明度と彩度とを失いゆくような感覚。空調にしては、ヤケに大気が冷たく思える】
【風は動きを止め、耳鳴りのする程の静寂が、扉の鳴る音を誇張して】
【嗚呼、此の雰囲気は。――――――嵐の前の、其れに似ていた】




【見ずとも判る。一枚の区切りを隔てて、誰かが、何かが、そこにいる=z
【扉を完全に開けば、その空隙から漏れ出ずるは淡い淡い霞】

【闇の中。蒼い双眸だけが、光を映して煌めいた】
//遅ればせながら、宜しくお願いします!
962 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 19:56:11.12 ID:OWde7VIo
>>950
【既に指揮をした武装機関員は機関軍用車にて出発した後のこと】

【教会入口扉に手を掛けたまま、包帯の男は「?」と後ろを振り返り】
【なんとも気だるそうな青年と―――メイド少女?を紅い両目で捕らえた】

(すでに部下はここを出発したはず・・・機関からの援軍が早々来るとは考えられない・・・)
(逃げ遅れた一般市民か?いや、まさか殺されに来るようなものだ・・・)
(普通に考えれば教会へと近寄るはずもない。それにしてもこの雰囲気、只者でもない・・・)

【―――ならば、機関に刃向かう愚か者か―――】

【にやり、包帯からみえる口元は邪悪な笑みを浮かべ】

ここソロン霊廟は我らカノッサ機関の占領化となる・・・
観光客及び参拝者は本日より無期限の立ち入り禁止にさせてもらおう・・・

それ以外の用件というのならば・・・
問おう、貴様の目的は何だ・・・?

【教会前、秋の夜風が両者の間を通り抜け】
【互いに冷たく火花を散らす、”紅い眼”の異形の者たち】
963 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 19:56:19.08 ID:Xb2Wcgwo
>>948

【外壁の穴に、一つの影がさす】

ふふふん?
なかなかなケンカ腰ってやつじゃあないかしら?
【不敵な笑みを見せ、入ってきた存在】

【複雑な金糸の刺繍が入ったローブ、右手に携えた槍のような杖】
【そして目を引く、とんがり帽子、下に見える顔には右目を覆う眼帯】
【そう、その姿は――古今東西、変わらぬことなく伝えられてきた、「魔女」の姿】

今宵は、どんな劇になるのかしら?
お題目の容易は、出来てる?ついでに、涙と鼻水の準備も。
【カツッ、杖の石突で地面をうち、高い音を響かせる】
【顔に浮かぶのは敵意と言うよりも、歓喜に近かった―――】

/よろしくお願いするッス
964 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 19:57:18.49 ID:lz8b0IYo
>>953>>956

【爆発の起きた地点―――……其れは正に、阿鼻叫喚≠ニいう形容が似合う様であった】
【“襲撃者”の操る車には『爆発物』が積まれていた様で、衝突と同時に其れが爆発=z
【バリケード代わりに設置されていた警備兵達の軍用車を巻き込んで爆破し……周囲の兵士達も然り、だ】

 【おおよそ“戦闘可能”な者は見受けられない―――――……】


【其の地獄≠ノ、自ら入って行く『二人連れ』……門外に居る二人には、其の様が見えるだろう】


………ふ、うふふふあはは、何これ滅茶苦茶楽しいじゃあないですかぁ……―――。
こんなに楽しいんだから、『皆』も連れて来て上げれば良かったですねぇ……うふふ、あは。

「………突入するだけなら、ヘリコプターを使っても良かったと思うのですが………。」


【黒煙≠ノ消え去る後姿―――……どうやら、「戦闘の意思」が有るのならば“追う”べきらしい】
965 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 19:58:40.09 ID:9ZSEnJAo
>>958
【煙草の煙、自分の衣服にも染み付いたそれ】
【周囲の男の不快な体臭、黴臭い牢獄】
【それらに交じる、少しばかり外の空気を感じさせる風】
【打ち鳴らされる鐘の低音を、鈴の高音が裂いて押し退け】
【他には無い音。『足音』を、耳に届けた】

………常識だ?

殺し合い出来る連中に、常識なんか有る訳ないだろ

【仕事の内容は、3つに増えたらしい】
【暗闇に十分慣れた目を、ぐぅと大きく見開いた】

【他には余り見ない、セーターだけで体を隠す服装、シルクハット】
【銀の髪もニーソックスも、全てが以前聞いた情報に合致する】

……お前、あの眼鏡のペットか
首輪の一つも付けて繋いでおけば、面倒事も無かったのにな

【まずは、距離を詰める。足の届く距離が自分の距離だ】
【普通の会話を装って、テンポを崩さず真っ直ぐ進む】
【首を左右に動かして、骨を一度ずつゴキゴキと鳴らした】
966 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 19:58:58.34 ID:75P4T6AO
>>960

あら、それは素敵ですね
なら、その後に私の家でアクセサリーでも買いませんか?
ネックレスとか指輪とか色々あるんですよ

【少女は微笑み、銃を下ろす】
967 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 19:59:57.58 ID:jMg5CXgo
【聖都、『スラウロット博物館』】

【中庭は静寂に包まれていた】
【人は既に居ないため、叫び声など聞こえるはずもない。爆音すらしないし、何か派手な音が聞こえるわけでもない】
【襲撃にしてはあまりに静か】
【その異様な静寂の中、唯独り佇んでいる青年が居る】

【白衣を羽織り、左手に納刀状態の刀を持つ】
【黒い短髪の、子供にも大人にも見える、どこにでも居そうな青年】
【彼はずっと、誰かを待つように夜空を見上げていた】


//赤木怜司です。クルスの人、よろしくお願いします
968 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 20:01:13.78 ID:uLUedGAo
>>951

(そもそも何故機関がこんな所を襲ったのか――――)
(とか考えてみたけど実際見てみないとわからんね、どうも……)

【真っ白な髪に緑の瞳、迷彩柄のチョッキの上からフード付きの黒いロングコートを羽織り】
【両手には指穴付きの手袋、膝下まであるズボンに黒い安全靴を履いた少年が】
【塔の入り口前、とある木の根元に小さく蹲るように隠れてそちらを見つめている】

入り口に1人の時点で大分キナ臭いな……罠かね

【雨の中、傘もささずに小さく呟かれる声が雨音に消え】

銃に……うわおフル装備じゃねえかよ
さてさてどうしたもんか、どうしたもんかと考えるならば――――

【足元の小さな小石を拾い上げて】

(目の前に出れば銃でやられるし、古典的だけどこれがベターかな……)

【金属の擦れる音と共にその右手に先述のナックルガード付きのナイフを握り】
【一方、くん――と石の握った左手を振りあげて】

(当たれば御の字、当たらなくても気は逸れるだろうよ―――っと!!)

【そして振り下ろす、狙いは入り口の監視しているであろう青年の頭部】
【しかし暗いこの状況では当たる確率など高いワケが無く、どちらかと言えば気を逸らすような意味合いが強い】

【石を投げた後、直ぐに少年は姿勢を屈めてまた隠れ、様子を見るだろう】
【場合によっては飛び出して青年と対峙するかもしれない】

/エルフェスです
/よろしくどーぞ!
969 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 20:05:00.58 ID:YEkLieMo
>>956

・・・お前、何で此処に居るんだよッ
別にどうでもいいけどさ
【彼女の姿を捉えると、そう言って】


>>964

【兵士もろとも起きた爆発を見た彼は、それについての言葉を発する】

で・・・これはひっでェ有様だ
まあ良いや・・・ん、何か中に入ってったな
【黒煙へと消え去る2つの後ろ姿】 【それを見た彼】

こういう時は、とりあえず追うッ!
・・・それが吉だ、多分な
【その姿を追うように、再び駆け出す】
【障害物は跳び避けて】 【黒い煙はなるべく吸わないようにして】
【駆ける。】 【追い駆ける。】 【――わらわらダッシュだッ!】
970 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 20:05:33.84 ID:y9qU22SO
>>963
(……魔女、カ)

【細い目を更に細め、現れた人影を睨む】
【女を卑下している訳では無いが、直接的な肉体のぶつかり合いは期待出来ない……そう考えて】
【しかし「魔」女とあれば、面白い戦いが出来そうだ、と。また別の期待が生まれる】

アハッ……つまらない御託いらない。さあ、早く始めようヨ!

【ごきり、首を鳴らし】
【右拳から弱い放電……これは何にも当たらず、虚空に散る】
【能力は電気関係か。或いは何か複雑な力か】
【さらに、左拳と両脚にも魔翌力を溜めて行く……更なる放電が狙いと考えるのが普通だが……?】
971 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 20:07:15.53 ID:VfT7CaMo
>>961

――――――――・・・・・。

【「おかしい」――――最初に感じたのはそれである】
【いくら博物館が大きかろうが足音一つ聞こえてこない】
【そして倉庫というものは当然ながら「保管をする場所」―――】
【魚市場ならまだしも、美術品を保管するのに低い温度というのは少々妙であり】

・・・・・成程、殲滅対象としては少しばかり手がかかりそうだ
随分と久しぶりじゃあないか“『正義』の殺人者”サマ?

【扉を大きく開ききり、紫の瞳を蒼の双眸と交差させる】
【口元は僅かに吊り上がり―――何とも楽しげで】
【室内に一歩踏み入ると其処で足を止め、暗い倉庫に目を凝らす】
972 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 20:08:15.97 ID:w0uu1kDO
>>962
…墓場なんざ占領してどーすんだよ、肝試し大会でも開くってか?
…ま、いいや
【軽くおちょくる様に答えながら鞘を持つ右手を前に伸ばして】
【刀の柄に左手を添え】

俺の目的?んなもん決まってるさ、お前ももう解ってんだろ?
…死体くらいは埋めてやるよ、生き返ったりしないようにな
【刹那、右左と足を大きく踏み出し接近しながら左手で刀を抜き放ち】
【右下から斜めに93号に抜刀斬りを放つ】
【その刀は刃に強酸を纏う凶悪な刀、斬られれば傷口が溶かされ痛みが長く続く事になるだろう】
973 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 20:08:53.28 ID:cYj5wWIo
>>967

(……なにしてるんだろう、俺は)

【一人の少女が、中庭に通じる通路の扉の陰でうずくまり、震えている】
【年の頃は15に満たぬだろう。身長は屈んでいるため正確にはわからないが、150pには達するまい】
【外気に晒された、白磁のように滑らかな肌は、薄暗がりでもその形をぼんやりと浮かび上がらせる】

(……もう、誰とも争う必要は無い……そう思ってるはずじゃなかった……?)

【腰ほどまで伸びた金の髪も、同様に淡く光を受けて煌く】
【だが、暗がりの中でもなお、その容姿が目立つ原因は、髪にも肌にでもない】

【まるで浮浪者のような、白く大きな布を、ぐるりと胴体だけに巻きつけた、その姿】
【足元を見れば、靴すら履いておらず、その裸足は埃と土で汚れている】

(……なら、なんでこんなところにまで、来たの?)

【恐怖か、苦悩か。怯えるような眼差しで、中庭に佇む青年の方を見やり】

(……ああ、やっぱり、行くしかない……)
(このまま、全部見なかったことにして、逃げるなんて、できない……)
(……主よ、この穢れた身体でも、御許にゆく事は許されますか?)
(迷える私に、その御導きを。エイメン……)

【小さな動作で、右手で十字を切り】
【ぎゅっ、と己を叱咤するように両拳を握り締め、扉の陰から、月光の下へと足を踏み出してゆく】

……今日は、危ない人たちが、襲ってくるそうですよ。

【無理矢理に表情を引き締めることには、ひとまず成功した】
【月光を受け、その白い全身と人形じみて整った顔の造形は、中庭に現れた、大理石の彫像のようで――】

早く、避難されることを、お勧めします。

【目の前の青年は、まず間違いなく襲撃者の一派だろう――】
【それでも、自分でも信じられないような確率に賭け、少女――クルスは、硬い声でそう告げた】

/クルスです、よろしくお願いします。
974 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 20:11:15.25 ID:iTnNApoo
>>966

【まあ、と嬉しそうに声をあげる、一瞬明るい微笑がはじけて、その後おっとりとした
彼女に見合った、とろけた微笑をそちらへと向ける】


それは何とも嬉しい偶然ですね、部下たちのお土産ピッタリですわ
それに、あまり大きなお声ではいえませんが、今回のお仕事のご褒美にもピッタリです


【ご褒美とはつまり――――彼女の彼女のためのご褒美なのだろう、子供っぽい事を言うものだ
彼女の一挙手一投足は、どこか、軽く――――彼女の見た目、と全く在っていないように思える
しかし、それでも、言葉の端々に宿る、どこかねっとりとした余裕は、見た目以上、と言っても過言ではない】

【ああ、でも――――と彼女の唇が震えて、ため息とともに、言葉が漏れる
にじみ出た、染み出た――――言葉は、どこか落胆の雰囲気が混じっている】


……私、まだ議員になったばかりで、部下の皆さんの趣味、よく分かっていないんですよね……
やはり好き嫌い、というものはどなたにもございますし――――


【しょぼん、と彼女の表情から微笑が消えて、少し、哀しげな表情に落ちる
――――……が、それもすぐに消えて、あ、と嬉しそうな声があがる】


そうそう、目の前に専門の方がいらっしゃるんですもの、安心してお任せしてよろしい……ですよね?


【てくてくと歩いて、其方へと近づこうとし――――少し、表情を伺うように
少女と視線が合うように、よいしょ、とかがみこみながら、どうでしょう、と小首を傾げて尋ねようとするだろう
――――勘が、あるいは、魔翌力の察知に優れていれば――――交錯するであろう視線=\―――それが、並のものではない、と感じるだろう】

【それは――――彼女の温和そうな、のんびりしているような――――それとは正反対に位置する、暗い暗い――――バックボーンにある、絵のごとき暗さ
紫陽花色の瞳が持つ、魔翌力とも、何ともいえぬ、得体の知れない不安感にも似た重圧が、人のそれとは思えないほど、強いと、感じ取れる、かもしれない】

【そして付け加えるなら――――嫌悪を感じさせるような、目の前の人が、敵だと、明確に意識してしまうほど
それは黒く∞深く≠サして何より美しい=\―――そう感じてしまうかもしれない】
975 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 20:11:52.28 ID:p.XTP0Qo
>>955

――――おや、久しぶりの邂逅と言ったところか、何ヶ月振りだったかね?

【女は墓の上に座って空をみている。】

で、元気にやってたかい?自分の強さってのが分かったかい?

【矢継ぎ早に質問を投げかける。】

なぁ、今の私は一体何者なのかわかるかい?
――――私は全てを――――答えを考えるのを辞めた、だからここに居る。

【すっかり嘗ての彼女ではない。】
【成り下がってしまったか、将又どこかで壊れてしまったか。】

【彼女――――ロンメルはそう語った】
976 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/25(土) 20:12:40.00 ID:ESEE8yU0
>>953

(……すっごく何処かで見たことが有る気がする、でもそれどころでは無いわ)

【キョーコ・ミハイロフの八の単眼―――戦闘機のキャノピーを思わせる其れは、量も質も、故に視野も『人間離れ』している】
【故に、『一瞥』という作業すらとらずに、かつて仕事のクライアントとなった人物らしき影を捉えた、が】
【―――其れを追いかけたところで、恐らく敵という訳ではない。今は只、爆煙に飛びこむ『二人』を追う】

 【尤も――青年がこのテロに対抗するタイプの人間、もとい龍なら、何れはお互いを認識することになるだろうが】

>>964

【肉が焼ける匂い―――なんて、生温いモノでは無い。沸騰しかけた血が飛散し、ヒトのミンチが大量生産されている】
【爆発が起これば、稼働可能な車は、当然導かれて爆発する。被害は被害を呼び、この世にちょっとした悪夢を提供する】
 【だ、キョーコが抱く感想は、「脊髄抜かないとか、勿体なく無いの?」…誤解を恐れずに言えば、至極自然で、短絡的な反応だ】

……影、車に乗ってたとしたら、被害はないのは不思議。
まあ、良いわ。首根っこ掴めて蹴り飛ばせる構造っぽいし。

【後ろ姿は―――『人影』だ。自分の様な怪物では無い。其れに、ささやかで歪んだ安堵と興奮を抱いて】
【『指から糸を数メートル分垂らし』、全身の毛を逆立てながら、意図的かは知れずとも、効果的であろう煙幕の中に飛び込んだ】

【彼女は、所謂『気配』や『空気の流動』の感知を、前述の行動によってサポートしている】
【仮に、突然の攻撃が不意を打って襲い来るとしても、敵を見失ったとしても、そのお陰で大きな問題にはならない】
【更に厳密にいえば、根本から『何事も無ければ』、見失うなどと言う羞恥は晒さないだろうし、脚も常人より速く頑健だ】

……嗚呼、愉し。

【偶然にも―――殺すべき敵と、同じような事を、口走った】
【人間よりは酸素が薄い環境にも強いらしく、聴こえるかも知れぬ呼吸のペースは、通常の疾走よりも僅かに荒くなるだけである】
977 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/25(土) 20:13:28.32 ID:BaqNEmIo
>>954

「──なッ!? 上だッ! 伏せろーッ!」

【ドンッ──!】
【夜気を穿ち、迫り来る不可視の『鬼』と『狐』】
【間一髪、気付いた分隊長が吠えるも、それら『頭部』は前方二分隊を大きく吹き飛ばした】

 「ッぐあっ!?」

    「──ぐはあッ!?」

【後方の分隊長二名に向けられた弾丸も見事命中、頭部を強打しその場に崩れこむ】
【次々と崩壊していく分隊──しかし、彼らも訓練された兵、残った後方二分隊十六名が散開し、】
【屋上に存す神気の女王へ、携えていた『電磁麻痺銃』の銃口を一斉に向けたが──】

……なんと?

(……まさか、そんなところにあのような……)
(──……ふうむ、参りましたな……何故)
(まあ良いでしょう、ひとまず──)

──No.101より全分隊に告ぎます
動けない者はその場に残し、速やかに『撤退』
ブレイザーシティまで引き返しなさい

──繰り返します、No.101より全分隊へ。ただちに『撤退』を命じます

【──その銃弾は放たれる事がなかった】
【銃を構えた兵達に向けて、即座にインカムで『撤退命令』を下すと】

……なに、貴方達は悪くありません
今回ばかりは──少し、相手が悪かったようですからな


……報告書には『貴宝院織守』とただ一言書いておけば、それで許されるでしょう──


【耳のインカムを外し、その場に放り捨てながら一歩、また一歩前へと歩みを進め】
【月夜に生えるその黒曜をじっと見据えながら──だんっ、と力強く前方へ疾走】

【その右腕を屋上へと向けると──捲られたその腕に装着されている何かの機械が露になった】
【──ウィンチに酷似したそれ。突如、その機械から『鉤付きのワイヤー』が伸びて屋上の壁に絡まっていくだろう】
【そのまま阻害が無ければ、ワイヤーを一気に巻き取り──直接対峙すべく、屋上の上へと飛び上がらんとする】
978 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/25(土) 20:14:43.00 ID:jnP01kAo
【聖都/墓地】

【蝙蝠と鴉、黒と黒】
【そんなテンプレートな不気味さを塗りたくられたこの墓地は、”教会”保有のものとなっている】

【広くも無く、狭くも無く、中程度の墓地には皆一様に十字架が並ぶ】
【その殆どは、ただ土の上に墓標を刺しただけの簡易なもの】
【命日も、名前すらもそこに添えられないものが多く、身寄りの無い―悪い言い方をすれば邪魔な―死人達】

【夕暮れの緋衣から夜闇の緇衣へ、空が衣替えを行う時分】

【墓が掘り返されていた】
【倒れた十字を傍らに、空を仰ぐは虚ろな眼窩】
【臥した骨々は知識の無いものには性別の判別すらできず、人以前に骸骨たる存在に成り果てて】
【――なんてものはほんの一部で、大部分の骨は壺に収まっているが】
【逆に言えば、確かにそういった者達もそこには、いる】

今日という日に、暇を弄ぶ正義の味方さんなんてそうそういないでしょうから

【緑の黒髪、漆塗りの瞳、白磁のような肌】
【黒で統一されたブラウスとベルベットスカート】
【傍らにはやけに重そうなリュックと―そして、土に汚れたスコップ】

私はゆっくりと作業を進められますね

【それだけで証拠は十分だと言うのに、今現在少女の両の手は】
【頭蓋骨を乗せている】

ああ、楽しい…

【薄汚れた白と、終わりの見えないにらめっこに興じる少女】

【几帳面な太陽が明日に備えて休む頃、鴉も疎らに帰宅を始めた】
979 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 20:15:35.98 ID:Xb2Wcgwo
>>970

つまらないわねぇ。
もうちょっとノリってものを考えたら?
【自分の発言に乗らない相手を、不満そうに見る】

(まずは放電、単一か、複数か。
それが問題ね)
【杖から手を離す、すると、杖は】

練り上げた最新式の魔術の第一実験体に、あんた達を選んであげるわ。
魔術的肉弾戦ってやつを見せてあげましょ。
【落ちることなく、ふわ、と浮かび上がった】
【魔女は、両手を打ち合わせる。パァン!と小気味いい音が響く】
【相手が魔翌力をためているのを感じつつ、こちらも魔翌力を収束し始める】
980 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 20:17:20.26 ID:rqHKM72o
>>965

それは御尤も。

詰まり、貴女にも常識は無いと。
やっぱり世間の為にも投獄は止む無しじゃないかな?

【精神的な余裕はまだ在るのか、表情を崩す事無く】
【牢獄、其れも凶悪犯罪者が詰め込まれた狂気の満ちた其処】
【其処に居るにも関わらず平静を保って居られるのは、余程強靭な精神なのか】
【―――または、既に狂っているのか】

【指輪の嵌められた右手を水平に伸ばす】
【猫目石の指輪のお陰で薄暗い世界なら容易に見据えることが出来る】

――――ペットって言われると、違うって言いたくなるなー。
飼われてるって意味では間違いでも無いのかもしれないけど。

【右の手はそのままに、左手を正面、対峙する少女――香月へと向け伸ばし、掌を翳す】
【と、ルシアの前方斜め上、何も無かった空間に突如黒を思わせる魔翌力が収縮し】
【刃渡り1.5m程、闇から切り抜いたかの様な真黒な大剣が出現、ルシアの前方に突き刺さる】

【急接近の防止と、此方の能力の披露――言うなれば牽制だ】
981 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/25(土) 20:17:42.50 ID:0FoDUiko
>>968

【塔の入り口は、岩作りの屋根に覆われている】
【ほぼ泥と化した地面よりも、一段高い石畳の地面】
【故に青年は、雨に濡れていない】

【しかし、目前には雨のベールと夜闇、立ち上る水煙】
【暗視ゴーグルでも、飛来物の認識は難しい】

【正確に狙われては回避も出来なかっただろう】
【しかし、投石は青年の頭部を掠めて】
【出入り口の金属扉にガンッ、と当たった―――凹みは無い】

「―――――っ!?」

【青年は、通信よりも優先して振り返り】
【音源―――金属の扉側へ銃を構えた】
【恐らく、任務よりも保身を優先したのだろう】

「―――石……?」

【錬度の低い青年は、此処でようやく左手をインカムに当てて】
【何事も無ければ、そのまま敵襲を告げようとするだろう】
982 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 20:18:27.73 ID:jMg5CXgo
>>973

(……さて)

【号令がかかった】
【それに対し、彼は目を伏せる】
【自分がどうしてここに居るかを確認するために。何を為すかを、思い出すために】


(始めるか)

【さぁ、演劇の──最高の表現手段の始まりだ】


【覚悟を決めたように目を開き、ゆっくりと視線を下ろしていって少女を捉える】
【外見から来る年齢も、その外見も、そして性別も、どれも驚くことではない。ここには誰だって来る、来てしまう】
【彼は用意していた言葉を口にした】

同じ言葉を。不相応な格好で、何しにここへ?

【この場所に相応しい、とても静かで落ち着いた口調だ】
【とてもこれから悪事を働く人間には思えないほど、声は澄んでいた】
983 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 20:20:48.96 ID:8QXVovgo
>>975

──……強さについては、まだ分かりません
そして私は、まだまだ弱い──だからこそ、まだ、あの方と共にいることはできません──

【震える声で、少女──エルネスティーネは言う】
【信じたくなかった】
【あの日。あの時大切な事を教えてくれた彼女が、目の前にいることを】
【しかし現実は非情】
【「目を閉じて耳を塞いだところで、現実ってやつに変わりはない」】
【少女の師匠は、以前そう彼女に教えてくれたが──】
【そのことを、少女は今はっきりと認識する】

ロンメル、様──
どうして……どうし、て……貴女は、そこにおられるので、す……

【でも──それでも言葉を紡ぐのはエルネスティーネの甘さ故か】
【以前会った時と変わらぬ声で。変わらぬ姿で】
【ロンメルの囁きに答えぬまま、彼女は問う】
984 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 20:21:09.63 ID:75P4T6AO
>>974

私の家のアクセサリーは特殊でして
魔術効果があるんですよ

【少女は微笑みながら、その黒く深い感情をうけいれ】

部下の方は危険がいっぱいでしょう?
ならアクセサリーよりも体力を癒せるクッキーがいいと思います

【少女もまた、人外の気配をまとった、それにしてはあまりにも普通すぎる瞳で見つめる】
985 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 20:24:35.75 ID:9ZSEnJAo
>>980
もう、此処は刑務所になんかならないよ
そんな機能、維持させるつもりは無い
その方が、こっちの約に立ちそうだしな

……こいつら出してやるのかと思うとへどが出るけど
お前をくれてやれば落ちつくだろ、それなりに

【眼前に出現した大剣の大きさに、ルシアの腕の長さ】
【それら両方を合わせて、おおよその間合いを把握する】
【体のある位置から、約2m。これだけ離れれば当たらないと判断して】
【其処から更に一歩。約3mの距離まで近づいて行こうとする】

あの眼鏡は、お前に手を出すなと言ってたけど
でも、邪魔されるんなら仕方が無いよな、この場合

一応聞いとくぞ、退くつもりは有るか?

【視線はルシアの顔から手へ、そしてまた顔へ戻り】
【顔、特に目。左目に的を絞り、止まった】
986 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 20:25:13.13 ID:OWde7VIo
>>972
肝試し・・・時期は過ぎてしまったが、それも面白いかもしれないな・・・
遠く異国には人骨で飾られた教会もあると聞く・・・
幸い死体には不足しない世、ならばこれよりの戦死者の遺骨で飾りつけようか・・・

【にやり、相手の調子に合わせるようにと軽く返答するも】
【決して実現させてはならない、機関の「恐怖支配」の一部分】

・・・っと!

【突如として切りかかられたことに対して】
【咄嗟に腕を振り上げて旗を守るように防御を取るも】
【黒のジャケットの袖は強酸に焼かれて溶け出した】

(袖が・・・溶けた・・刀に化学薬品でも付着させていたのか・・・?)

【顔色一つ変えずに、冷静に敵の攻撃を判断】
【腕を斬られた包帯男だが、被害にあったのは袖だけであり】
【袖口から見える、腕は鋼色に冷たく輝き―――】

「死体」、「生き返る」、と言ったか・・・

だが、残念だ・・・
私の身体は地に還ることもない鋼の肉体・・・

私は―――




―――CYBORG:改造人間だ―――




【冷淡な眼で、変わらずに両者を見据えて】
987 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 20:25:14.43 ID:uLUedGAo
>>981

(――――チャンス!)

【石が金属の扉に当たったことは逆に運が良かったのかもしれない】
【音に気を取られた青年の動きを見逃さずに】

――――――――

【少年は声も無く駆け出し始める】
【単調な雨の音の中で泥を踏む音と共に右手のナイフを握り締め】

――――………

【そんな中で青年に近づけたのならば】
【無言のまま青年の背中に向けてナイフの切っ先をあてがうだろう】
【切っ先から滲み出るのは「動くな」という脅迫、動かば突き刺すという意思】
988 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/25(土) 20:26:00.39 ID:lz8b0IYo
>>953>>976

【敷地内へ飛び込んだ二人が捉えるのは―――……矢張り後姿=z
【『襲撃者』としては余りにも緩慢な歩を、通信局へ向けていて】

軍用ヘリを借りて機銃掃射とかも考えましたよぉ?
でもねぇ……やっぱり自爆≠ノは美学を感じるんですよワタクシ様……嗚呼、すばらしきかな=B
其れに、飽くまでも任務は『占拠』、そう、『破壊』は駄目……でも、“偶然”正門は燃えてしまった………飽くまでも“ぐ・う・ぜ・ん”に。
ワタクシ様達は飽くまで、『運命』に導かれている―――…そう、きっとそう。

……ワタクシ様何が言いたいんでしょうねぇ…うふ、うふふふあはhhっはああはははっははっははははh!!!

「……兎に角………もう、壊してはいけません。 技術≠ェ無くなっちゃいますから………。
 其れよりも…………、どうします≠ゥ………?」

…………あぁ、何か変なのが着いて来てるじゃないですか、殺しましょ。

【25mほど歩いた所で……―――――二人連れは、反転する】

「………! …………貴方は………ヴァルトスラット君、でしたか……………?」

【二人連れの後方を歩いていた方……詰まりは彼らに近い$l物は、ヴァルトスラットにとっても『見覚えがある』だろう】

【何処か烏≠フ漆黒を思わせるドレスをふわりと身に纏った女性――――……奈々浦桔梗=z
【右肩には同色の布の薔薇飾りが付けられていて、唯一の例外は長い銀髪】
【薄倖=\―――喪服のような装いからは、そんな印象が放たれている】

あ、知り合いですかぁウィドウ≠ウん? ワタクシ様殺しますよ?殺します殺します殺します……う、うふふふふふふふ。

【笑いながら話すのは、細身のプレートアーマー=\――――銀の全身鎧に身を包んだ男だ】
【露出された顔の左半分はピッタリと張り付いた前髪によって覆い隠されており、】
【残り半分の顔が抱く瞳は、『狂気的』な色を宿した漆黒と純白のコントラスト】
【羽織った真紅のロングコートからは、腰の金具に縦横無尽と掛けられた銃弾ベルトが覗いている】

 【其の目は大きく『見開かれて』……彼の異常性≠より一層強調していて】


「―――――………貴方達二人に…………この戦場からの退去を勧告します。」

………早い話が……死にたくないんなら消えろ≠チて事ですよ――――ま、ワタクシ様は殺す気マンマンですが。


 【―――――――――敵を認識したとしても、其の調子≠ヘ変わらない】
989 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 20:27:20.03 ID:y9qU22SO
>>979
……アハハ!!

【肉弾、そう聞いた青年の顔が、パアッと明るくなる……無邪気とすら、思える程に、だ】

……名乗れヨ、魔女。ワタシの名は紅麒麟……誇り高きカノッサの十四番にして……「世界一」のエンターテイナーを目指す男アルヨ!!

【カノッサに所属しながら、エンターテイナーを目指すこの青年の心中は良く分からないが】
【堂々と宣言する姿は、ある意味「武人」ともとれるかもしれない】

【魔翌力は溜め込まれ続ける……右手からは、再び放電。更に】
【放たれた電気が、まるで「爪付きのグローブ」のような形状となって、紅麒麟の右手に装備される…………】
990 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 20:27:22.94 ID:cYj5wWIo
>>982

その危ない人たちを……止めるために。

【もしかしたら、目の前の人間も、同様の目的で来た人間かもしれない】

……あなたが俺と同じ目的でここにいるなら。

【自分がどれほど、弱気になっているのか。少女に自覚は無い】
【目の前の人間を、全て疑ってかかって居れる様な、そんな頑強な精神構造は持ち合わせていないのだ】
【なにより、目の前の青年は、あまりにも堂々としている――彼が、これからこの建造物を破壊し、占拠するのが目的なら】
【もっと、目立たない場所に居るべきではないのか】

【そんな甘い目論見が、少女の警戒心を、引き下げている――事此処に及んで、なお】

微力ですが、協力できます。

【緊張に固まった表情を、僅かに柔らげ――クルスはそう答えた】
991 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 20:29:14.41 ID:iTnNApoo
>>984

【彼女はその少女の微笑みに――――驚きにも似た感情を覚える
知っている、から――――己が瞳について、そして、それを受け入れ、微笑む――――目の前の、人ならざる少女に
心を許しそうになる、甘えつきたくなる、自分の方が――――大きい大人の女性、だと言うのに】


魔術効果、というと魔術増幅や外付けの魔術回路、などでしょうか
こう見えてもそちらの畑には少々自信があるんですよー


【それはあくまでも心の中の、感情――――あまり、知られたくない、感情である
理由など、付け加えるならいくらでもあろう、その中でも一番大きいのを、かいつまめば――――在りたいから
彼女は、貴女に、自分のいい姿だけを、見ていて欲しいから、少女の中での彼女は、特別で、在りたいから】

【思わず、零れだす心を、そっと両手で押さえて、彼女は微笑を崩さず
明るい口調で話す、幸いにもせき止められた言葉は、表情にも仕種にも表れることは無い】


あら、そんなものも?――――……どうしてくれるんですか、今にも行きたくなってしまいましたよ?
――――あ、でも仕事もありますし……


【少し考え込むように、うーんと目を閉じて、人差し指をぴんと、たて
彼女の柔らかげな唇に沈める、ふわり、と抱きつくように包み込む感覚を愉しみながら】


――――そうです、もっとお店のアピールをしてください
私が行きたくなってしまったら、お仕事はおしまいです、貴女のお店にお邪魔させてもらいますよ


【瞳をキラキラ、と輝かせながら少女のような、好奇心に満ちた表情を向ける、彼女】
992 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/25(土) 20:29:20.89 ID:H7j2x6SO
>>971

ああ――――正義≠ゥ。此れ程オレに似合わない詞ってのも、無いよな。
ともあれ、今晩は。確かに久しいね、悪≠フ人格者。

【そう。美術品は冷暗所に保管するのが好ましいとは言え――――まるで、零下の只中だ】
【飽くまで体感温度≠ニしての其れだが、些かにやり過ぎている】
【音は響かずくぐもって、まるで総てが酷く遠い事のよう】

【凝らした目はやがて闇に慣れ、臙脂の外套、濃藍の髪、白皙の貌を確かに捉えるだろうか】
【識槻、朔夜。正義の名の許に振るわれる剣にして、人で無し≠フ人斬り】

鬼ごっこは好みだけど、場所が場所だ。美術品の鑑賞がてら、待たせて貰ったよ。
そも殲滅に成るか如何か、さて。永い夜になるだろうし、前置きもそこそこに始めようか――――。

【すらり、鞘鳴りの音を遺して。左手に短刀を抜き放ち、緩く構える】
993 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/25(土) 20:31:26.25 ID:9lb9uSgo
>>977

引き際は弁えておる、か。
互いの戦力を考え、雑兵共では物の数にもならぬと瞬時に見極められるとは
敵ながら――……一将としての判断を褒めて遣わそうか

【屋上の縁付近より機関の軍勢を見ていた織守は】
【向ける銃口を止める男の姿を収め、状況を把握しポツリと賞賛とも取れる言葉を告げた】
【瞬間――鬼面・狐面は夢幻の如く消滅し……】

そうじゃ、戦は将同士の決闘こそが最も被害が少なく効率が良い。
来やれ敵将――――其の御首(みしるし)、手土産として攫って行くぞ

【ワイヤーが屋上に掛かり、敵将が己の元へと向かってくる姿を視界に収めると】
【織守は口元を吊り上げ、己を……勝利を信じて疑わないかの如き表情で、傍らの白鶴に寄りかかる】

【瞬間、白鶴の嘴が織守の着物の端を掴み低空を飛翔する】
【其れは、決戦場の舞台を躍るため。適切な間合いを以て、将同士の決着を付けんとするため】

                       <貴宝院流不折正方形一枚折り:大鷲>

【屋上を、後方数m飛び退ると、白鶴は織守を地面に降ろし天へと飛翔する】
【其れに代わるようにして、織守の頭上の紙は雄々しき翼を広げる「鷲」の姿を取り男を威嚇せんとする】

【心持ち――十全】
【戦の構え――十全。】
【覚悟――――言うまでも無し】

【織守は、月光に照らすようにして血色の魔剣を振り翳し――真っ直ぐに切っ先を向けると】
【二丁の銃口を男へとゆらり……と向けながら、相手の取る言動を見極めんとするように漆黒の双眼を微かに細めた】

【現状:織守・地上、ある程度の距離。白鶴・天に向かい移動中。鉄砲×2・織守の左右。チャージ中。大鷲・織守の頭上】
【紙を出現させ折るには一定のスペースが必要なためか、配置の問題でこのレス中に新たな折り紙を出現させる様子はない】
994 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 20:31:27.25 ID:5ew/gwco
>>911

むぅ、ありがとうございます

【右手に着けた可愛らしいデザインの腕時計を覗き込み、時刻を確認する】
【そしてちょっと悩んでから】

へぇ〜・・・なかなか素敵なお店ですね!
私、今ヒマなのでせっかくですからはいってもいいですかっ!?

/それでは8時半になりましたのでー
995 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 20:34:53.40 ID:YEkLieMo
>>976,988

・・・まあ良いや、細かいことは気にせず野次馬精神乱入精神で行こう


・・・って、何でお前まで居るんだよッ
別に誰が誰で誰だろうとだ・・・
・・・"襲われたら抵抗する"、"何となく、フィーリングでやる"
――――――ただそれだけ。
そっちに 殺 す 気 があるなら、俺は俺なりにやるだけ。
無くても、何かやばそうだからやるだけ。
そんな適当なことで動くだけ。
だけ。だけ。だけ。だけ。だけ。だけ。だけ。だけ。ソレダケ。

って訳だ――ご愁訴様、気まぐれ野郎襲われて
・・・別に、俺を止めてから・・・あわよくば"ぶっ殺してから"行っても全然問題ないだろう?

――龍化ッ!
【彼は、まるで嘴のような形状の口を持ち、体系は人間に近く、爪は人間よりやや鋭く、尻尾があり】
【鱗は緑青色で、短めで同じ緑青色の羽毛が生えており、皮は海色で、同じく短めで同じ海色の羽毛が生えており】
【目の虹彩や爪、口内は朱色で、後頭部には羽毛が集まってできた6つの角が逆三角形状に滑らかに並んでいる龍になる】
996 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 20:35:26.18 ID:p.XTP0Qo
>>983
あぁ、まだ解らない・・・か
まだまだ時間は有るんだ、これからじっくり探せばいい。

【前と変わらぬ口調で言う】

【そして間を置き】

――――そして、理由を求めるか。
もう・・・疲れたからさ、こうやってみんなの前に立ち塞がることにした。

機関とは手を組んでないから安心しな
いや、何処の組織とも手を与してはない。

――――で?どうする
今直ぐ前に居る敵を打っ潰すか?

【未だ空を仰いでいる。】
【今直ぐ攻勢に出ればダメージを与えられるだろう。】
997 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 20:35:49.30 ID:w0uu1kDO
>>986
【93号を斬った所でブレーキをかけ、後方に跳んで距離を離す】
【刀を鞘に納めながら93号を見据え】

…改造人間?…録なのがいねぇな、ほんと
…まぁいいさ、やる事はかわらねぇ
【ペッ、と煙草を脇に吐き捨てて93号に向き直り】

…死体作りが、スクラップ作りに変わるだけだ
【そう言うと、彼の背後に紫色の牙の様な針が二本出現し】
【針が彼の首を挟むように、首の後ろ側に刺さる】

(…改造人間…っつー事は毒が効かないかもな)
(…力押しでさっさと決めるか)
【首に刺さった二つの針から紫色の毒気が噴出し、まるでたなびくマフラーか羽のように見え】

「パイルダーオーン!」
【メイドが無表情でパーカーのフードに入り込んだ】
998 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 20:36:37.02 ID:Xb2Wcgwo
>>989

ふふん、紅麒麟ね。
私はエストレア・・・「全世界最強の魔女」よッ!
【満面の、邪悪な笑みを、その顔に盛大に浮かべて】
【彼女は名乗った。躊躇いもなく、大声で】

ならば世界をわかせて見なさい、エンターティナー。
あんたが思う、ありとあらゆる手段で!
【魔翌力は、まだ収束を続ける】
まずは、私がその第一観客になってあげるわ。
【ニヤリ、と邪悪な笑みを浮かべて】
【まだ、魔女が動く様子はない】

(問題は、あっちの子。どんな隠し玉を持つのやら)
【ちらり、と白装束の幼女を見やる】
999 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/25(土) 20:37:19.41 ID:75P4T6AO
>>991

なら、沢山しますね

【少女は微笑みながら、言葉をつむぐ】
そうですね…、私の家のお店、オカルトショップ氷水というんですけど
私のお父様が経営して、商品を作っているんです
アクセサリーには好きな魔術属性を付与できて、さらに効果も色々選べるんです
例えば、増幅や変換とか
それの核となる魔翌力石もお父様が作っているんです
その魔翌力石は私も研究に使っているんですよ

【微笑みながら、無防備に銃をさしだす】
1000 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 20:38:06.92 ID:jMg5CXgo
>>990

【弱腰。それが見抜けない男ではなかった】
【協力を仰ぐにしても、何かをしようという意気込みが見えない】
【まるで、何もありませんようにと願いながらここに来た】
【青年は少女を、そういった風に捉えた】

心弱き者は去れ。何事も無いことを祈るなら、この場所には来るな

【返答は、ある種の警告だった】
【これだけではまだ、彼が敵かは分からないかもしれない】
【言葉にはまだ敵意も殺意も含まれていないからだ】
1001 :1001 :Over 1000 Thread

 ,.――――-、
 ヽ / ̄ ̄ ̄`ヽ、   【呪いのパーマン Ver2.0】
  | |  (・)。(・);    このスレッドは1000を超えました。|
  | |@_,.--、_,>    このレスを見たら10秒以内に次スレを建てないと死にます。
  ヽヽ___ノ    次スレを10秒以内に建てても死にます。

パー速@VIPService
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1002 :最近建ったスレッドのご案内★ :Powered By VIP Service
【戦え】能力者スレ【己の覚悟と信念を胸に】 @ 2010/09/25(土) 19:49:09.15 ID:w0uu1kDO
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喫煙所 23箱目 @ 2010/09/25(土) 19:39:06.91 ID:77iKSy6o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1285411146/

唯「とある桜高の軽音楽部!」 @ 2010/09/25(土) 19:37:42.17 ID:McOnHkDO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1285411062/

今から遊ぼうって @ 2010/09/25(土) 19:31:18.84 ID:.SFcNTA0
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フヒヒヒヒヒwwwwwwww @ 2010/09/25(土) 18:58:53.75 ID:7yUrt.U0
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