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【若し、花が咲いたなら】能力者スレ【世界は変わるのでしょうか】 - パー速VIP 過去ログ倉庫

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1 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/13(木) 22:31:12.03 ID:7kyyVFygo
ようこそ、能力者たちの世界へ。
この世界は、数多の能力者たちが住まう世界。
無限大の大きさのこの世界。
多くのことが語られたこの世界だが、まだまだ多くの空白がある。
先人たちの戦い、絆、そして因縁。これらが絡み合い、この世界は混沌としている。
もしかすると、初めて見た貴方はとっつきづらいと思うかも知れない。
――だが、この世界の住人は新しい来訪者にことのほか優しい。
恐れず、以下に示す雑談所や、場合によってはこのスレでも質問をしてみてくれ。
すぐにスレへの溶け込み方を教えてくれるだろう。
【雑談所。質問や現状、雑談などはこちらでどうぞ】
PC【http://jbbs.livedoor.jp/sports/37115/】 携帯【http://jbbs.livedoor.jp/sports/37115/
【はじめに】
このスレの元ネタはVIPで行われていた邪気眼スレです。
長く続けるに際して、いくつかのルールを設けています。以下にそれを記します。
* 完全無敵の能力は戦闘の楽しみがなくなり、またスレの雰囲気も壊れますので『禁止』です。 
* 弱点などがあると戦闘の駆け引きが楽しめます。
* 戦闘では自分の行動結果に対する確定的な描写を避けること。【例:○○に刀で斬り付ける。○○の首が斬れる】など。
* 基本の心構えですが、「自分が楽しむのと同じくらい相手が楽しむことも考える」ことが大事です。
* 書きこむ前にリロードを。場の状況をしっかり把握するのは生き残る秘訣です。
* 描写はできるだけ丁寧に。読ませる楽しみと、しっかりと状況を共有することになります。
* 他のキャラクターにも絡んでみると新たな世界が広がるかも。自分の世界を滔々と語ってもついてきてもらえません。
* 「コテハン」は禁止の方向で!
* 基本的に次スレは>>950が責任を持って立ててください。無理なら他の能力者に代行してもらってください。また、 950を超えても次スレが立たない場合は減速を。
* スレチなネタは程々に。
* スレの性質上『煽り文句』や『暴言』が数多く使用されますが過剰な表現は抑えてください。
* 基本的に演じるキャラクターはオリキャラで。マンガ・アニメ・ゲームなどのキャラの使用は禁じます。(設定はその限りでない)
【インフレについて】
過去、特に能力に制限を設けていなかったのでインフレが起きました。
下記の事について自重してください。
* 国など、大規模を一瞬で破壊できるような能力を使用。
* 他の人に断り無しに勝手に絶対神などを名乗る。
* 時空を自由に操る能力、道具などを使用する。時空を消し飛ばして敵の攻撃を回避、などが該当します。
* 特定の物しか効かないなどの、相手にとって絶対に倒せないような防御を使う。
* あくまで能力者であり、サイヤ人ではありません。【一瞬で相手の後ろに回り込む】などは、それが可能な能力かどうか自分でもう一度確認を。
* 全世界に影響を及ぼしたり、一国まるごとに影響が及ぶような大きなイベントは一度雑談所でみんなの意見を聞いてみてください。
勝手に世界を氷河期などにはしないように。
* 能力上回避手段が思いついても、たまには空気を読んで攻撃を受けたりするのも大事。
* エロ描写について
確かに愛を確かめ合う描写は、キャラの関係のあるひとつの結末ではあります。
なので、全面的な禁止はしていません。
ですが、ここは不特定多数の人が閲覧する『掲示板』です。そういった行為に対して不快感も持つ人も確実に存在します。
やる前には、本当にキャラにとって必要なことなのか。自分の欲望だけで望んでいないか考えましょう。
カップル、夫婦など生活の一部として日常的に行う場合には、一緒のベッドに入り、【禁則事項です】だけでも十分事足ります。
あまり細部まで描写するのはお勧めしません。脳内補完という選択も存在しますよ。

前スレ【http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1294206550/
wiki  【http://www31.atwiki.jp/nouryoku/

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諸君、狂いたまえ。 @ 2024/04/26(金) 22:00:04.52 ID:pApquyFx0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1714136403/

少し暑くて少し寒くて @ 2024/04/25(木) 23:19:25.34 ID:dTqYP2V2O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1714054765/

渾沌ゴア「それでもボクはアイツを殺す」 @ 2024/04/25(木) 22:46:29.10 ID:7GVnel7qo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714052788/

二次小説の面白そうなクロス設定 @ 2024/04/25(木) 21:47:22.48 ID:xRQGcEnv0
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佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713966248/

全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713957007/

君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/

笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713869982/

2 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/13(木) 22:33:46.97 ID:BCsSGhCao
>>1
3 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/13(木) 22:34:56.31 ID:mge3Q6t3o
壱乙津!!
4 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/13(木) 22:38:22.25 ID:2YCffkwSO
>>1乙っす!
5 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/13(木) 22:47:22.59 ID:rI+BXbZAO
>>1乙だー
6 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/14(金) 15:21:33.92 ID:Vgb7ghsh0
>>1
7 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/14(金) 20:03:54.09 ID:tj20cFnOo
全スレ>>1000
はっ、之しか能がないもんでね。

【軽口をたたきながら前進する】
【そして襲い来る杭の群れを見るも、歩みは止まらず】

ひゅっ!

【左腕を走らせ五指のワイヤーを杭に引っ掛け軌道をずらす】
【右耳を少しえぐられ、右肩に血が滲むが、致命傷は回避】
【走る速度はアスリートレベルであり、その速度で距離を詰め、足元への斬りつけを行う】
【谷山の常套手段は相手の機動力を奪うこと】
【動く相手より動かない相手のほうがよっぽど与し易いからだ】
8 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/14(金) 20:09:52.19 ID:0NId7Wy1o
【魔術協会敷地内】

さみーさみー。超さみー

【敷地内を変わった杖をついた青年が歩いている】
【青年は、子供にも大人にも見える顔つきと、黒く短い髪に色白の肌を持ち、ワインレッド色のナイロールの眼鏡をかけている】
【服装は、黒いスラックスと茶色のシャツの上に白衣を羽織っているという研究者のようなもの。腰に締めているベルトの左側にはホルスターがあり、その中に黒いハンドガンが納まっている】
【右腕には手から肘までを覆う灰色の盾のようなものがあり、その先端から杖が出ていて青年の支えになっていた。右手は盾の内側から横に伸びているグリップを握っており、杖というには非常に機械的なデザインだ】

久々に外出たが寒いな。冬か

【引きこもり宣言】
9 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/14(金) 20:17:24.06 ID:fT2LPxeb0
>>7

いやいや、一芸でもあるなら誇るべきですよ?

私のように逃げるだけしか取り柄のない者よりはマシですよ…谷山さん

【柔和な笑みを浮かべながら立ち止まる】
【そして足元への斬りつけをモロに受ける】

おやおや、中々姑息な戦い方なのですねぇ…
しかしもう少し深く、両足を切断するほどにやらなくては…

【両足の半分近くまで傷は深く】
【大量の血が流れる、しかし平然と立っている】
【口元はさらに歪み】

では、もう一度どうぞ、こんどは切断してくださいよ?

何、遠慮することはない…

【痛覚はないのか…?否そもそもこの男は人間なのか】
【ただ一つ分かることがある】
【この男は普通ではない%体も中身も含めて】
10 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/14(金) 20:23:03.74 ID:tj20cFnOo
>>9
【斬撃が入り、刀を引き戻す】
【そして、相手の態度と言葉を受け】

姑息なのは百も承知。
本来弱いのを装備と異能で誤魔化してんだ、こうでもしねーとやってらんねえ。

【異常な相手の様子を見て、そして、相手の挑発のような言葉を聞き】
【躊躇うのが普通だろう。だが――――】

あいよ、じゃあお言葉に甘えて。

【――――すまし顔で、“ワイヤーによる斬撃”を相手の足元に放った】
【五指から放たれるワイヤーは、膝から下を細切れにする様に襲いかかる
11 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/14(金) 20:31:00.53 ID:042sI6CDO
>>1乙です
12 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/14(金) 20:33:39.96 ID:fT2LPxeb0
>>10

うーん謙虚というか卑屈というか……
何故そこまでして戦うんですかねぇ……私にはイマイチ理解できない

【考えるような仕草をしながら笑う】
【そのままワイヤーにより膝下を切断される】
【そのまま地面に倒れこみ】

あららやられちゃいました……いーですねぇ!実にいい!
冷酷なまでの殺意=I

それでなくては面白くない!

【致死量に近い血をながしながら笑い】
【右手の指を鳴らす】

さぁ現れなさい!因果の鎖≠諱I

【突如、斬りつけられた傷口から5本の鎖が放たれる】
【それらは谷山の四肢及び胴に巻きつこうとする】
【内包する魔翌力も、強靭さも先ほどの杭とは段違いである】
13 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/14(金) 20:39:51.28 ID:tj20cFnOo
>>12
あ?目の前にテメエみたいなのが良く現れるんでな。
Justiceとは別の仕事上戦うことは当然だったし。

【谷山基樹はJusticeで有ると同時にジャーナリスト】
【戦場すらを駆け巡りスクープを手に入れるには、いくら弱くとも戦う必要があった】
【ワイヤーを引き戻し、血を払う】

やれつったのはお前だからな、遠慮はしねーよ。

【そして、唐突に飛来する鎖】
【壊す発想は無い。刀で金属を壊す程の技量はないし、ワイヤーは切ることはできるが、多分異能に依る鎖を壊すのはタイムラグとなる】
【よって必然的に回避を選択することになった】
【鎖をぎりぎりで回避するはずだったが、反射神経に対して普通の身体能力が仇となった】
【拘束される左腕】

チッ……!

【刀を構え、相手に向ける】
【得体のしれない身体、得体のしれない力。何が来るか分かったものではない】
14 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/14(金) 20:51:24.44 ID:fT2LPxeb0
>>13

いやはややはり…素晴らしい回避能力をお持ちだ
私も分けて頂きたい!

まぁ…機動力を削いだ事で隙ができるのならまだですね…

【上半身を起こし、ニンマリと笑う】
【同時に、鎖が足の形を取り始め、相手を捉えている一本以外義足の役割を果たす】
【左腕を拘束する鎖を掴み】

では少々送らせていただけます

『シグナル・ランダマイズ』

さぁ見せて頂きますよ!あなたの中身をぉ!

【鎖から男の魔翌力が谷山に流れ込もうとする】
【流れ込まれたら、何らかのjusticeの情報、または谷山本人の情報を取り出そうと脳へと魔翌力が上る】
【そして強烈な吐き気と眩暈が襲うだろう】
15 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/14(金) 20:55:27.56 ID:/xYo/fWN0
【街中】

……あー、うー、おねえちゃーん?

【クリーム色の髪をツインテールに結い、右目の下に毒々しい色の蝶のタトゥーシールを貼って】
【やたらとフリルをあしらったゴスロリドレスの上に、黒いケープを羽織った、女の子が】

…………あうー。

【なんだか、しょんぼりした顔で。うろうろしたり、唐突に立ち止まったり、きょろきょろしてみたり】
【見方によっては、というかだいぶ迷子っぽい具合で、どうやら誰かを探してる様子?】
16 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/14(金) 20:59:22.49 ID:tj20cFnOo
>>14
チッ――糞が。

【左腕を振り、鎖を振り払おうとする】
【左腕は義手。生身の其れとは段違いの膂力を発揮する】
【しかし、来る魔力……】

くそッ!
(どうする、どうする、どうす……!)

【加速する思考は十分に対策を考える時間を用意した】

――――Truth News!
いいぜ、みたいなら見せてやらあ!俺の中身をなぁ!

【自分の能力名を宣言することにより、最大発動をする】
【両目は光り輝く蛍光グリーンに染まり、谷山の見る世界を変えていく】
【其れはすなわち、常人の認識できうる情報の数万倍の情報を認識する世界】
【脳の中は“谷山にしか理解出来ない”レベルの“沢山の情報”が駆け巡る】
【情報を見たとしても、その情報が見た瞬間に何処かへ飛び去っていくような】
【情報を隠蔽するのではなく、処理しきれない情報量を以て情報を保守するという邪道な対処】
【然し、足を狙う等、姑息な手段を取る谷山にとっては之が常套】
【多大な情報の増大に依り、一瞬視界がブラックアウトし、直ぐに元に戻る】
【吐き気と目眩に耐えぬきながら、谷山は拘束を解きにかかった】
17 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/14(金) 21:08:29.40 ID:fT2LPxeb0
>>16

これはッ……いいですねぇ!いい!素晴らしい!

やはり貴方は面白い!これは私も予想外でした!
ヒハハハハハハハッハ!

【脳内、視界を駆け巡る凄まじい量の情報を見て笑う】
【眼球はビクビクと回り、脳は処理が追いつかず血管が破裂する】

クククククカ!ハハハハ!

ヒャハハハハハハハアハ!最ッ高ですよ!谷山さん!

では私も、特大のモノを差し上げます!

【手が緩み、鎖が腕から外れようとする】
【目や鼻から出血しながら尚】

【膨大な混沌≠フ魔翌力を流し込む】
18 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/14(金) 21:15:06.36 ID:mZ84NJjm0
>>15
/まだおります?
19 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/14(金) 21:16:19.03 ID:/xYo/fWN0
>>18
/あなたの足元に云々かんぬん
20 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/14(金) 21:19:21.02 ID:mZ84NJjm0
>>19
/それじゃあ失礼

>>15

……なんとか…………しなくちゃ…………
なんとか…………

【ラベンダー色の肩ほどまで伸びた髪で、赤と青のオッドアイを持ち、白いワンピースを着た10歳くらいの少女が】
【やや俯き加減で、何事かをぶつぶつと呟きながら、フラフラとした足取りで歩いている】
【その様子は、一瞥しただけで『心ここにあらず』と言う事が見てとれる】

【その身からは、尋常ならざる量の魔力が感じ取れるかもしれない】
21 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/14(金) 21:20:02.57 ID:tj20cFnOo
>>17
ぐ……がぁ……ッ!

【最大発動の負担と、相手の鑑賞による吐き気と目眩に苦しみながらも、振りほどこうと暴れる】
【そして、ようやっと腕が鎖をふりはらおうとした、瞬間―――】

が……ぁあああああああああっ!

【―――流れこむ膨大な混沌の魔力】
【其れは、体自体は鍛えた一般人と大差ない谷山の肉体を蹂躙するには十分すぎるものだった】
【全身に裂傷が走る。魔力抵抗が皆無に等しい谷山の抵抗では殆どそのまま喰らってしまう】
【血が雨のように周囲に降り注ぎ、谷山は崩れ落ち―――】

ッ――!

【―――なかった】
【右手の仕込杖を地面に突き刺し、杖のように凭れかかり】
【左腕の掌を相手に向けて翳していた】

(――容赦は、でき……ない。之が、俺の――最大火力)

【谷山の攻撃力は=装備の攻撃力となる】
【故に、谷山は義手の製作者にある物を頼んでいた】
【ワイヤーでも倒せないような相手を倒せるような火力の物を一個仕込んでくれ、と】
【単発でもいいから、威力の高い物を義手に搭載してくれと】
【故に、谷山の義手の武装はワイヤーのみではない】
【掌の人工皮膚が取れ、そこから鈍い鋼色の装甲が見える】
【そして、掌の中心には2cm程の穴がある】
【その穴が顕になった瞬間、そこから大量の金属粉が放出される】
【金属粉は空気を孕み拡散していく】



  ―――――――Fire.



【ただ一言、発動コードを呟く】
【その瞬間、五指の先から電流が翔び、金属粉に着火】
【着火した金属粉は、周囲の空気を燃料にしながら高速で爆発を広げていく―――】
【内蔵火薬に依る粉塵爆発――之が谷山の奥の手だ】
【更に、粉塵爆発は“周囲の空気”を燃料にする】
【故に、爆風を逃れても酸欠の可能性が極めて高いのだ】
22 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/14(金) 21:21:09.89 ID:tj20cFnOo
>>17
//ちょっと御飯食べてきます!!
23 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/14(金) 21:31:25.48 ID:/xYo/fWN0
>>20

……うー、やっぱ居ないのよう……。
…………あれ?

【なんて、少しの間は、どうやら相手に気がついていない様子】
【ぶつぶつ言いながら、辺りを見渡した、そのときに】
【ふらふらと歩く相手を見つけ、一瞬きょとんとした表情になるも、その後に嬉しそうな表情に】
【それから、ぱたぱたと相手のほうへ近づいて行き】

カエデ、どうしたのよぅ?

【ある程度まで近づけば、そんな声をかけつつ、相手を追い越そうとし】
【ほんのちょっと先を歩くようにしながら、相手の顔を覗き込もうとしてみたり】
【会ったことあったよ、ね、? なんて私の記憶力はライフ0なのでした】
24 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/14(金) 21:36:09.44 ID:fT2LPxeb0
>>21

まだだ!まだ憎悪が足りません!さぁもっと憎め憎め憎め!

もっと殺意を!もっと悪意を!ヒァハハハハハ!

【狂ったように笑いながら空を見上げる】
【楽しくて愉しくて仕方がないと、そう言うように】

ハハハハハハハハハハ!ヒャハハハ八ハハ!

これこそ私の望む混沌≠セ!

【そう叫び、爆発に飲み込まれる】
【同時に残った二本の杭、さらに宝石のような何か】
【そう、人の悪意を、負の感情を活性化させる卵=z
【哲学者の卵≠セ、それが杭とともに谷山の腹部へと向かう】

【同時に男のものと思われる、右側の肉片の辺りに散らばる】
25 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/14(金) 21:38:57.72 ID:mZ84NJjm0
>>23

でも……どうしたら…………
お父さんと…………殺し合うの…………?
――――え?

【暗い顔のまま、フラフラと歩き続けていた少女――――ラベンダァイスは、突然自分の名前を呼ばれて驚いたように顔を上げる】
【その表情は、まるで唐突に夢から覚めたような、戸惑いを帯びたものであり】

あ――――ファラエナ……ちゃん…………?

【目にとまったのは、久しぶりに――――実に久しぶりにあった友達の顔】
【キョトンとした表情の中にも、じわりと喜びがにじみ出て】

こんばんは……久しぶり、だね?

【すっと笑顔を見せるラベンダァイス】
【しかし、その笑顔もどこか物哀しいものを引きずった作り笑顔の様な、ぎこちないもので】

【余談だが、以前は8月11日、ラベンダァイス3回目の絡みでお世話になりました】
26 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/14(金) 21:42:37.67 ID:tDCJH9rNo
【街中】


【人通りの多い大通り――……から、一つ奥まった通り】
【アクセサリーショップの前に、二つの人影が有った】


 ………………欲しいのならば、買えば良いではないか。


【黒を基調とした士官服に重ねるは、“射抜く”が如き『金獅子』の刺繍が施された紅の短外套】
【怜悧な印象を与える碧の双眸より視線を上げれば、銀髪に重ねた塵一つ無い軍帽が存在している】
【左腰には銀の拳銃、右腰には黄金の指揮棒――……青年と男性との境目、と言った年代の人物だ】
【怪我をしているのだろうか、左腕は首から提げられた包帯≠ナ固定されている】


【呆れ半分、と云った口調で彼が話しかける人物――彼女≠ヘ、ウィンドウを覗き込んでいて】


「……、………別に、いい。 無駄遣い。 すると、茶屋に悪い、から。
 ロロケルム、……先に、帰ってて。」


【黒い羽根の付いた真紅のミニチュアハットを被った150cm程の少女である】
【其の身を包む漆黒のスーツ、何処か『歳不相応』な其れの胸ポケットから覗くのは白いハンカチ】
【印象的な純白≠抱くのは、煌くような彼女の髪――…所謂、「ボブカット」と呼ばれる髪型だ】


【『帰れ』と言われつつも、軍人風の男は帰る様子も無く――かと言って、干渉を行う素振りも無い】
【―――――人通りの少ない通りには、静かな時間が流れていた】
27 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/14(金) 21:54:29.55 ID:tj20cFnOo
>>24
オ……オオオオオオオッ!!

【反動で態勢を大きく崩す。万全の状況であれば別だったかも知れないが、満身創痍の状況だ】
【平時でも反動の大きい其れに耐え切ることは不可能である】
【そして、襲い来る杭と卵を避けるのも不可能】
【不可避の“絶望”が谷山に襲いかかる】

あぐ……ッ!

【杭は腹部に突き刺さり、卵も腹部に植えつけられた】
【地面に倒れ込む谷山は、意識を失っていたかと思われたが――】

ぐ……あっ!
ああああああああああああああああああああああああああああ!!

【頭を抱えのたうち回り始めた】
【元来谷山は正義感は強いものの、悪意に触れる事が多い男であった】
【戦場における、理不尽な暴力や、理不尽な殺戮】
【それらに対する怒りを谷山は、真実の報道と言う形で放出していたつもりだった】
【そうすることで、奴ら”に対して、打撃を与えられると思っていた】
【だが――深層心理の奥底では、澱の様に、只管に悪意が敵意が積み重なり、溜まっていた】
【最近のブレイザーシティ奪還作戦でのイル・ディザスターとの会話等、悪意等の負の感情を貯めこむ事は多く】
【そして、其れを爆発させられればよかったのだが、谷山は爆発させずに、爆発させた“つもり”になっていた】
【故に、卵をきっかけにして、心の奥底の真っ黒な其れが、決壊したように表層に溢れ出たのだ】

死ね!死ね!死ね!
悪党に生きている価値なんてない!
悪党は死刑を以て裁くのが必然!
悪党なんて皆死ね!
死ね!死ね!死ね死ね死ね死ね死ねシネシネシネシネシネシネシメシネシネシネシネシネシネシネ!!

【口から溢れ出るのは、一つの本心】
【あくまで、一欠片でしか無い其れ。誰もが一度はココロに抱いたことのある感情だ】
【だが、谷山は其れが“濃すぎた”故に、強く、強く卵の影響を受けることとなった】
【目からは涙をだらだら流し、嗚咽混じりに口からは罵詈雑言が飛び出す】
【それは平時の冷静な谷山にはあり得ない光景だった】
28 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/14(金) 21:57:37.10 ID:4xWegoy0o
【街中】
【とある街の図書館からだいぶ疲れ切っているような面持ちでドアを開けて出て来た人物がいる】
【彼は図書館から出ると、あーあ、と大きく伸びをしながらリュックサックを背負いなおして歩き始める】

本日のお勤め終了〜、と…あー疲れた
今日は平和だったな…ずっと平和なんじゃないかなって思ったりもしたけどやっぱりそうはいかないんだろうな
この間の事件を思い出す限り…

【一人はさらっとした柑橘系の整髪料の匂いが漂うさらっとした茶髪にきりっとした目に真っ赤な瞳に整った鼻筋】
【白い襟をはみ出させた紺色の堅苦しい制服の上下に胸に魔術協会のロゴの形になったバッジに赤いスニーカー
首には季節に合った赤いマフラーを巻いている…服装からしておそらくはここの警備員なのであろう青年】

…あ、今日空に月が出てない…

【少し悲しげに、彼は空に指をさしてそんな事を呟く】
29 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/14(金) 21:58:36.53 ID:/xYo/fWN0
>>25

【相手の独り言は、どうも、こちらには届いていないようで】
【久しぶりに友達と会えた喜びからか、笑みは変わらないどころかさらに強くなり】

うん、久しぶりなのよ!
えっとね……、……えーっと、いつ振りだかは忘れたけれど、とにかく、お久しぶり、なの。

【前に会ったときよりか、いくらか落ち着いた気のするテンションで、そんなご挨拶】
【それから、胸というよりかいくらか首に近い位置にある、ケープのリボンの結び目をぎゅっと握って】

……どうしたのよぅ?

【一瞬で笑みはほとんど失せて、眉はしゅんと下がり。つい先ほどまで浮かべていた、心配するような表情に】
【首をかしげながら、そんな風に尋ねた】
30 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/14(金) 22:06:14.44 ID:mZ84NJjm0
>>29

……前に会ったのは、夏だったよね?

【詳しい日付は覚えていなくとも、森の中で、日の光を浴びながら昼寝をしていた時に会った事は覚えている】
【あの時は、暑いと言って良いくらい温かかった。恐らくは夏だったのだろう】

ファラエナちゃん……なんか、大きくなった?

【つい、と首をかしげて見せるラベンダァイス】
【実際には、見た目にそれほどの変化はないのだろうが、落ち着いた所作が、どこか大人びた印象を与えていた】
【ふと、それを聞いてみずには居られなかったのだろう】

――――――――お父さんと、離れ離れになっちゃった…………

【素直に、端的に口にする】
【隠したり、強がってみせたりするだけの、心の余裕は既に無くなっていた】
【再び、やや俯き気味に顔を伏せて、ラベンダァイスはポツリと言葉を発した】
31 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/14(金) 22:06:57.72 ID:qarfg4k3o
>>26

(今日のご飯は角煮ですよー時間的には夜食の部類に入りそうな勢いですけどねー)

【短めの内側に跳ねた黒い髪に、藍色の瞳ただし左目は白い眼帯で隠されて】
【少し周りから浮くような若草色和服の上に割烹着、本人の趣味なのかその割烹着はやたらとひらひらしている】
【腕には特注の靭やかな竹製の買い物籠を下げ、中には今日のお夕飯の材料達】
【身長は165cm程か、表情は困ったような薄ら笑んでいるような不思議な顔の女性が】
【からころと下駄を鳴らしながら歩いている】

まあ文句を言った日には鉄拳せいさ……ん?んー?

【そんな人物が彼と彼女の背後を通り過ぎようとしたが】
【男性の珍しい格好が気になったのか、ウィンドウに齧り付いている少女が気になったのか】
【からり、と途中で足を止めてじっと彼らの背中を見つめる】

(んー……親子ですかね、それとも恋人?個人的には後者であると野次馬根性が――――)
(うふふふふ、少しだけほんのすこーしだけ観察しちゃいましょうかね……見るだけならタダですから)

【にひひひひ、などと小悪党特有の小さな笑い声を上げた口元を袖で抑え】
【そこらの物陰に隠れて観察し始める】

/まだいらっしゃると信じてっ
32 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/14(金) 22:12:38.06 ID:fT2LPxeb0
>>27

【煙が晴れた頃、男の姿が露わになる】

グ…ガハッハハハハハ

【右半身は残らず吹き飛び、辺りには肉の焼ける臭いが立ち込める】
【焼け焦げた傷口からは闇≠フようなものが溢れ出る】

流石に……キツイですねぇ…クク…ガガ…ハァ

しかし、貴方の闇は頂きました……ククククヒヒヒヒ…

ヒャハハハハハハハハ!そうだ!それでいい!もっともっとだ!闇に身を委ねろ!そして憎め!
なぁ!そうなったのは誰のせいだ!?誰がお前を苦しめた!?誰だ!!

憎いよなぁぁ!憎めもっと憎め!憎め憎め憎め憎め!そして欲しろ!
すべての悪を滅ぼす力を!!そうすれば卵≠ェ与えてくれる!絶望を!!

もっともっと絶望しろ!絶望絶望絶望!憎悪憎悪憎悪!ヒャハハハハハハハッハ!

早く絶望に染まりなさい!さぁぁっぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!

【狂ったようにひたすら叫ぶ、サケブ】
【血を吐き散らし、体が、器≠ェ崩壊を始めても尚サケブ】

【次第に残った肉塊も崩れ始める】
33 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/14(金) 22:15:00.44 ID:koOAV1kho
>>28

【その平和を砕くであろう、音】
【青年の出てきた図書館に程近い建物壁の“向こう側”から―――】

【―――ズドン】
【“突き抜けてきた”】
【木製の壁を壊し、吹き飛ばされる様に出てきたのは人である】

【土煙と共に街道をゴロゴロと転がされ、街道の中央で止まる】

「かっ…ふ、げぇ―――!!」

【其処でベシャ、と吐血する様から見るに…折れた骨が内臓に突き刺さっているのであろう】
【だがまだ――――“生きている”】

【ズチャリ……】
【トドメをさす為であろう、壊れた壁の向こうから砂を踏んで歩み出てきたもう1つの人影が出てきた】
【月が見えない今晩…その影は非常に見づらくて】
34 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/14(金) 22:17:41.17 ID:tDCJH9rNo
>>31


…………『帰れ』と言ってもだな、ミヅハ。
一人で帰った暁には、ブラッドフォード君に何を言われるか判った物では無い。
そもそも、君の身辺警護も私の職務の一つだ。


「……なら。 もう少し、待って。」


【軍服の男が彼是と理屈臭い事を話せば、少女は其れを一蹴】
【通りが静かな為に、内容は女性の耳にも届くだろうか――ふぅ、と男は溜息を吐いて】



全く……ん――――……、……?



【一瞥=\―『本能的』に気配を感じたのか、男は隠れた女性の方向へ眼を向ける】
【「射抜く」様な鋭い眼は、然し女性を捉える事は無かったようで――再び、少女に眼を戻した】


/HAHAHA、此処に居るぜジェニファー!
35 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/14(金) 22:20:50.93 ID:/xYo/fWN0
>>31

うんと……、うーんと。
……えっと、多分それくらいなのよ、なの。
木さんが元気だったのよ、……、……うん!

【右手を口元にやり、視線はうろうろと】
【一生懸命思い出そうと頑張って】
【結果としては、大体合ってる、の辺りまでしか思い出せて無いのだが、最後にひとつ頷き、それで納得】

…………え、そうなのよ?

【それから、相手の言葉に目を丸くして】
【自分の身体のほうへと視線を落とし、手や足や、振り返って背中のほうまで見たりして】
【少しの間そうした後、自分の頭に手を置きながら、相手のほうへと視線を戻して】

……良くわかんないのよ?

【なんて。何となく不思議そうな表情で、当然なことを言ってみたりして】
【そのあと、次いだ言葉に】

………………、えぅ?
……えっ、離れ離れって……、……お父さん居なくなっちゃった、のよ?

【しばらくの間の後に、ぽつっと声を漏らし】
【さらに少しの間の後、相手の言葉の一部を繰り返してから、簡単に変換された言葉で、聞き返し】
【真っ青の瞳はまん丸に見開かれて、驚愕の表情。最後に聞き返すときには、びっくりとか、心配とか。なんだかそんな表情がいろいろ混ざったような表情になっていて】
36 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/14(金) 22:22:21.74 ID:tj20cFnOo
>>32
【のたうち回っていた谷山が、視界に相手を収めた】
【その瞬間、谷山が相手を睨みつけ叫び出す】

あぐ……敵だ、敵だ敵だ敵だ敵だ!
悪だ!悪だ!悪だ!悪は死ね!悪は死ね!死ね!死ね!
悪は殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!
もう、誰も死なないように俺が俺が!殺す!殺す!!!

【気が狂ったように口から殺意が溢れる】
【眼の色は蛍光グリーンから、真紅へと代わり】
【そして、まともに動けそうにない身体で立ち上がる】
【動く足が、崩れ落ち、地面に倒れ込む】

―――殺せない?

【ふと、気づいたように呟く】
【こんな身体では殺せない。こんな力では目の前の悪を消し去ることが出来ない―――】
【そんなのは――――そんなことは―――――】

―――――イ ヤ ダ !

【谷山の目の前に、ワイヤーフレームで出来た何かが現れる】
【人型に酷似した其れは、谷山の刀を広いひたひたと相手の元に向かって歩んでいく】

ヒハ――ッ!
ヒャハァッ!チカラだ!コレが、チカラ!
殺せ!殺せ!コロセ!コロセエエエエエエエエエエエッ!!

【じじじ、と不安定に揺らぐその人型は、右手を振りかぶり、相手の首を両断せんと刀を振るう】
37 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/14(金) 22:30:15.17 ID:qarfg4k3o
>>34

(んー……?)

【彼、彼女の会話を聞いて小さく首かしげ】
【どうやら自分の想像した二人の関係とは違う?】

(お嬢様とボディーガードですかねー)
(ちょっと残念……でもまあ暇つぶしにはなりますしーウヒヒヒヒヒ)

【もう一度下卑た笑み】
【と、次の瞬間向けられた視線にドキリ】

(あら――――?気づかれ……てない、のでしょうか……)

【更に深く物陰に身を隠そうとするがどうやら自分の杞憂だったか?】
【彼はまた少女に視線を戻していて】

(いや、薄々はバレていますよねコレは……)
(手練ですか、となるといよいよボディーガードとお嬢様説が濃厚になってきました)

【ブーブーと口先を尖らせて詰まらなさそうな表情】
【他者の関係を観察するという時点でそんな顔をする資格すらないのだけど……】
38 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/14(金) 22:31:09.73 ID:fT2LPxeb0
>>36

ヒャハ八ハハそうさ!それでいい!

【叫びながらそのまま首が切断される】
【その瞬間、体は霧のように四散した】

だが何時か…お前は狂気に呑まれる……

なんたってもう…こちら側なんだからなぁ…クヒヒヒヒヒヒヒヒ!!!

ハーハハハハッ八ハhッハハ!また会おう=I!!

【男の声だけが、どこからか聞こえ、木霊する】
【後には何も残らない、闇は一層深く、街を飲み込んでいた】

【魔翌力の残滓からわかるだろう、奴はまだ存在している=z

/お疲れ様でした!
/なんか色々申し訳ない…
39 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/14(金) 22:32:03.99 ID:4xWegoy0o
>>33

…!?

【何事かと、疑問を浮かべるよりも先に…彼は危機感からとっさに自身の懐から橙色の鍵と何かの錠前を取り出して】
【とっさに人影と怪我人の間に割り込もうと飛び出してきた建物の方向へと駆けだしながら、カチャリと鍵を差し込みひねる】
【警備員としては新米ながら突然の事態にも関わらず彼は思いのほか冷静に動く、そして割り込む事を完了した所で錠前の外殻が二つに分かれ、中から橙の光を発しながら】

≪COMON!RIDE-COFFIN!≫

【遠くから、ブオン!ブオン!とエンジン音が鳴ると同時に彼は戦闘態勢を人影に向けながら問いかける】

…なんか、とっさに飛び出してきちまったけど…なんだこの状況
えっと、もし良ければなんだけど、この状況について説明してくれる…なんてことはないかな?

…なければ、この怪我してる人を病院に運ばなくちゃいけないからここでさようならなんだけどな

【と、少し険しい顔のまま彼はそう問うてくる】
40 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/14(金) 22:33:28.30 ID:mZ84NJjm0
>>35

……そうだったね…………いくらも経ってないはずなのに……
…………森が懐かしい、なぁ…………

【『風霊統主の城』に厄介になっている以上、森には今でも頻繁に足を踏み入れている】
【しかしここ最近、季節柄気温が低い事もあるが、ゆっくりと森を散策する事も少なくなっていた】
【ファラエナの言葉に、ふとそんな事を思い出し、遠い眼をして見せるラベンダァイス】

うーん…………なんと言うか、少しお姉さんになったような……そんな気がするんだ

【不思議そうにするファラエナに、どうにか自分の中の感想を言葉にしてみる】
【ラベンダァイス自身『なんとなく』と言った程度にしか変化を感じていない】
【やはり、取りとめのない印象を一言で表すと『大人になった』と言う事に尽きるのだろう】

――――身体を乗っ取られて、おかしくなっちゃって…………
今、大変な数の人たちを、殺して回ってる…………ッ

【淡々と、ただ事実を口にする――――なんて事、出来るはずもなく】
【頭を抱え込むようにして、その場にしゃがみ込んでしまった】
【相当に神経をすり減らしている様子がうかがえるが、実はこれでも改善を見た状態なのである】

【――――何者かに乗っ取られて、破壊活動を行っていると言う】
【それは、もしかしたら、飛躍の様なものを感じさせる現実かもしれない】
41 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/14(金) 22:33:38.40 ID:tj20cFnOo
>>38
【使命を果たし、ワイヤーフレームの人型は空気に溶けるように消えていった】
【後に残るは――――】

ギャハ!ギャハッハハハハハハッハハハハハッハハハハハハハッハハハハハッハハハハハハッハハハ!!!!

【血塗れでのたうち回り狂ったように笑い転げる少年だけだった――――】

//乙でしたー!
//能力をしっかりと考えねば……。
42 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/14(金) 22:33:45.52 ID:dRkeJryE0
【街中】

へくしゅん!!
寒いですね〜〜
なんだか雪が降りそうな夜ですね〜〜
【白い髪に白い雪のような和服をきて、足には足袋と緑の下駄をはいた天狗面の少女がのんびりとした口調で歩いている】

【腰には、赤と白をベースとした棒。その尖端に黄色い星のアクセントが1ついている】
43 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/14(金) 22:37:13.52 ID:0NId7Wy1o
>>42

全くだよ。こうも寒いと外に出たくなくなる

【そんな少女に後ろから誰かが声をかけてきた】
【振り向けばそこには一人の青年が居る】

【青年は、子供にも大人にも見える顔つきと、黒く短い髪に色白の肌を持ち、ワインレッド色のナイロールの眼鏡をかけている】
【服装は、黒いスラックスと茶色のシャツの上に白衣を羽織っているという研究者のようなもの。腰に締めているベルトの左側にはホルスターがあり、その中に黒いハンドガンが納まっている】
【右腕には手から肘までを覆う灰色の盾のようなものがあり、その先端から杖が出ていて青年の支えになっていた。右手は盾の内側から横に伸びているグリップを握っており、杖というには非常に機械的なデザインだ】
44 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/14(金) 22:39:38.45 ID:tDCJH9rNo
>>37


【――視線を戻した後、男は考える】


(……隠れている≠ニすれば、『一匹』――襲撃を掛けて来ない辺り、「鼠」か?)
(どの道、ミヅハはこうなると頑固……抱えて走るには、左腕も必要だ。)


【どうやら、この男――『何者かが隠れている』可能性について考え始めた様子】
【慎重と言うか周到と言うか……、詰まりは性格の為、奥歯に滓が引っ掛かったような気分となり】



…………、……――ミヅハ、少し待っていろ。 飲み物を買って来る。


「………判った。」



【何かを企んでいるのか―――通りを離れ、一つ表の大通りに通じる脇道へと消えた】
【残されたのは少女だけ。 相も変わらず、ウィンドウの中のアクセサリーを眺めている】
45 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/14(金) 22:42:15.42 ID:koOAV1kho
>>39

【ザリッ…と、漸く人影が青年の可視範囲に入る】

【その人影の招待も…青年であった】
【切れ長の目と重力にすら逆らいそうな尖った髪。色は両方沈むような黒である】
【白地に黒で大きく髑髏の書かれたTシャツと、Gパンを着用している】
【雰囲気も瞳相応に暗く、気だるげで】
【唯一、首から下げられた銀のリングが月明かりが無くても輝いていて】
【足音を鳴らしていたのは…重厚なブーツだろう】

【片手には、中ほどからポッキリと折れた重厚なナイフ】
【刃の部分を指に挟んで立っている】

……邪魔だ。
そいつがコレを用いて勝手に売った喧嘩だ。最後までやるかどうかは俺が決める

【へし折れた重厚なナイフを青年の目の前まで滑らせる様に投げる】
【この男の言ったコレ…とはそのナイフを指しているのだろう】

【そしてその怪我人は】【病院に運ぶまでも無く、楽にすると。】
【青年にそれだけ告げて】

【ずしゃり……また、歩を進めだした】
46 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/14(金) 22:42:42.65 ID:p7Tybcr+0
>>43
そうですね〜〜
早く春が待ち遠しいですよ〜〜。桜もみたいですし〜〜
【そう言いながら振り向き】

こんばんは〜〜
【のんびりとした口調で挨拶する】
47 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/14(金) 22:48:44.29 ID:BL6DUCbuo
【路地裏】

くァ………寒いし、暇だし、腹減ったし。エネルギーというエネルギーが絞り出されてってる感があるねェ、ヒヒッ!

【気怠げな声を漏らしながら、長身の女性が暗く狭い路地のど真ん中を堂々と闊歩していた】
【寒いと言っている割に上は薄手の白カッター一枚、下はぼろぼろのジーンズという軽装】
【整えていない茶髪を肩まで伸ばしており、似合わないメガネをかけている】


―――――ぬぅ、やばいなァ。本気で腹減ってきた……
48 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/14(金) 22:50:37.19 ID:T2LPxebDO
>>47

「ひ、ぎゃああああああああああああ!!!!」

【一つの悲鳴が、まるで警報の如く響き渡る】
【何の脈絡も無く、いきなりの悲鳴を上げた主が細い路地から飛び出してきた】

「ば、ばば、ば、化け物だああああぁぁ!!!」

【お世辞にも柄がいいとも言えない容姿のその男は、いつもは険しい顔を涙と恐怖に染めている】
【一連の出来事があったのは、女性の目の前の事】
49 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/14(金) 22:52:30.01 ID:0NId7Wy1o
>>46

こんばんは。初対面の人間にいきなり声をかけられれば、もう少し驚くかと思ったんだがね

【挨拶をされると、少し微笑みながら、意外そうな言葉を口にしつつ挨拶を返した】
【話すには少し遠い距離を詰めるべく、カツン、カツン、と杖で地面をつく音を立てて少女の傍へと近づいていく】
【その杖は先端にゴムなどの緩衝素材はついておらず、小気味良い音が出るようになっていた】

非常に変わった格好をしておいでだ。えっと……櫻の国、だっけ? あそこの出身かい?

【話すのに十分な距離まで近づいた後、格好に少し目をやってから、そこから連想出来る出身地かどうかを尋ねた】
【「櫻の国」という言葉を発するとき、まるで滅多に聞かない別の言語を話すとき、或いは全く知らない単語を初めて発するときのような、独特の間があった】
50 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/14(金) 22:57:18.67 ID:qarfg4k3o
>>44

(あらら?ボディーガードさんが……)

【少女1人残して、一体どうしたのだろう?】
【職務放棄?いや、それは無いだろうけれど……】
【喧騒に紛れて彼らの会話を聞き逃してしまった】

(なかなか可愛い子ですし、うーん危ないですよね……)
(ちょっとだけならボディーガードの代わりをしても良いですよねー?)

【至って真面目……いや若干の下心混じりの考えで】
【彼が戻るまでの間もう少し近づいて少女を見守る事にしたらしく】

(バレないように……バレないようにー……)

【下駄がならないように抜き足差しで近づいて行き】
【電柱的な物の影に移動、しかし微妙に隠れる面積が足りないのか割烹着のひらひらがはみ出して】
【まあ少女からは見えない位置だろうから問題無い、と無理矢理に納得するのであった】
51 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/14(金) 22:59:22.92 ID:O2steolc0
>>49
そのくらいでは驚きませんよ〜〜
【のんびりとそう返しながら】

この前なんか雑誌記者見習いの方と初対面なのに《めいどきっさ》って場所に行きましたし〜
【何故か、雑誌記者見習いと言うとレンの顔が過ぎるかもしれない】
【まあ、レンだけど】

はい〜。私、櫻の国の東部の出です〜〜

貴方は櫻の国に行った事ないんですか〜〜?
【なんかその独特の言い方に違和感を覚え、そう聞く】
52 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/14(金) 23:01:23.36 ID:4xWegoy0o
>>45
【しばらくすると、彼の背後にフロントが妙に角ばった中型二輪バイクが駆けつけ、持ち主の警備員の要望にこたえるかの如く】
【ガチャンガチャン、と音を立てて変形すると…棺桶へと変形し、倒れている人間を誘うかのようにカパッ、と開く】

…その中に入って、俺が運んであげるから

【『どこに』、かを言わないと棺桶ではかなり誤解を生んでしまいそうな言葉ではあるがとりあえず怪我人を気遣ってそう声をかける】
【そして滑らせるように投げて来たナイフを見るなり…その場で震脚、衝撃でナイフを自分の胸の高さにまで跳ねあげると】
【続いて上から振り下ろすかのように手刀を叩き込むとぽっきり、とナイフがグリップ部分でへし折れる、地面にそれが落ちないように指で挟むように刃の腹をキャッチすると】

【くにゃり、と思い切り三角に曲げてうーん?と白々しい疑問の顔を浮かべながら首を傾げて呟く】

…うーん、これで喧嘩を売る…これなんだろう、三角の…トライアングル?新手の楽器的な?
音楽勝負でも挑まれたのかい大将、よくわからない喧嘩を売られたようだが訳を聞かせてくれよ、とりあえず冷静に事情を聴かないと
どう判断をしていいかわっかんないんだよ、頼む!お願い!

【パチン、と手を合わせて彼はまず拳を収めるように頼んできた】
53 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/14(金) 23:01:59.82 ID:/xYo/fWN0
>>40

最近行ってないのよ? 私も最近は行ってないけれど……。
……あっ、じゃあね、夏になったらまた一緒にお散歩とかどうですか、なのよぅ?

【懐かしい、の言葉に、どうやら最近行っていない、という解釈をしたようで】
【どちらかといえばどうでもいいそんな情報を呟いてから、「いいこと思いついた!」とでも言いたいような表情に】
【それから、提案するのはそんなことで。「明日もまた遊ぼうね!」みたいな至極軽いノリで形成された、お散歩のお誘いである】

…………そうかなぁ?
……んー、カエデがそう言うならきっと、そうなのよね!

【お姉さんになった、という言葉には、やはり不思議そうな反応を返して】
【自覚は無いらしく、首をかしげてみたりして】
【数度唸ったりするも、最終的に出したのはそんな結論。こくこくと頷いて】

…………、……。

【相手の言葉を理解するまでの間と、相手がしゃがみ込んでしまってびっくりした間と、言葉を大体理解してからの間】
【たっぷり何十秒かかけてから、とりあえず真っ先にしたのは、相手と同じようにしゃがみ込むことで】

……あの、あの、えっと、……。
…………ここ、寒いし、えっと。……お金あるし、お店屋さんとか、どうですか、のよ?

【ちょこんとしゃがみ込んで、膝を抱えるような姿勢】
【ぐっと頭を下げて、頑張って相手の顔を覗き込もうとしつつ、そんな提案】
【案を出しながら、相手が見ずとも左手で指す先は、どこにでもあるようなファミリーレストランで】
【表情は、心配なような、不安なような。そんなものがいろいろ混ざったような表情で。なぜだか目を涙で潤ませて、若干泣きそうな表情にもなっていたりするのだが】
54 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/14(金) 23:03:10.28 ID:BL6DUCbuo
>>48

…………………おぅ?

【突然の悲鳴、唐突な未知の出現にもなんら動ずる様子を見せず】
【とりあえず、といった調子で走る男の足を引っ掛けるようにひょいと自分の足を突きだす】


んー……夜の人気のない道ってのには、どうしてもスリルとドラマティックさを求めちゃうよねェ。ヒヒヒッ!

【そう誰にともなく呟いて、先程男が出てきた路地をそっと覗きこむ】
【最低限の警戒は怠っていないが、顔には愉快そうな笑みが貼りついている】
55 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/14(金) 23:04:34.39 ID:/GoZZ4Cso
【くす、くす、くすり、と笑い声。】

【此処は路地裏、暗くて怖い世界。】
【可憐な少女に手を出せば、八つ裂きにされて死骸を貪られ、】
【衣装金品骨髄肉片、全て攫われ消える世界。】


―――いらっしゃいませ、お客様。

どうです?そろそろこの薬でも、物足りなくなって来たでしょう。

分かっていますとも、ええ。皆さん、そうおっしゃいます。

ですが僕の手元には、これ以上のものはありません。

【白髪の少年の手には、小さな小さな錠剤が一つ。】
【それを、舌を突き出して犬の様に、熱視線を送る女が一人、或いは一匹。】


そして残念なお知らせ、僕にも胸の痛いお知らせ。

つい昨日、この薬の値上げが伝えられまして―――

【己の腕を抱いてがくがく震える女を、家族か恋人でも見る様な暖かい眼差しで、】
【くす、くす、くすり。少年は、見つめている。】
56 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/14(金) 23:08:26.71 ID:0NId7Wy1o
>>51

雑誌記者見習い? そいつって翡翠色の長い髪だった?

【軽く首を傾げながら、思い当たる人物かどうかを聞いてみる】
【まぁ当たってるんですけどね!】

うーん、難しい質問だな

【左手を項に当てながら、一つ唸って反対側に首を傾げた】
【行った事は無いが暮らしたも同然、などと説明すれば余計に難しくなる】
【しかし質問は行った事があるかどうか。そう気づき、数秒考えてから、】

俺は異世界人でね。似たような国で暮らしてた。だから行った事が無いか、という質問には"YES"と答えるのが正しいだろうね

【若干面倒というか、分かりづらい言い回しだが、とりあえず事実をそのまま伝えた】
57 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/14(金) 23:09:20.83 ID:tDCJH9rNo
>>50

【少し近寄れば、ウィンドウに映る少女の表情≠ェ見えるだろうか】


………………、……。


【―――、……『無表情』】

【単に「感情を表していない」無表情ならば、この場合はむしろ自然】
【だが、この少女の『無表情』は――まるで、感情を表現する術を知らない@lな其れだった】
【白い肌と白い髪、其れと表情が混ざり合って、一種「人形」めいた危うさが感じられる】


【――――びゅう、と風が吹き、彼女の髪を揺らして―――】






          …………手を挙げろ、名を名乗れ。


      【同時に、冷徹≠孕んだ声が『上方』から響く――!!】



【明らかに女性へと向けられた其れ、声の聞こえた方向を見れば――斜め後ろの建物の上=z
【先程の軍人が『指揮棒』を右手に持ち、彼女に其の先を向けている】
【ビリッ、と『指揮棒』の周囲に時折奔る“紫電”―――能力≠セろうか】


【其の声が耳に届いたのか、少女も振り向き――少し移動して、認めた割烹着】
【表情こそは『無表情』を貫いているが、訝しんでいる≠フは明確だ】
58 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/14(金) 23:10:53.75 ID:mZ84NJjm0
>>53

そう……だね…………
また、暖かくなったら……いいかも

【今は、とても散策に向く気候ではないが、確かに冬が明けたら一緒に散歩をするのも良いかもしれない】
【しっかりと体を預けられる木や、柔らかい木漏れ日を思い出しながら、頷いて見せた】

……ちょっと、うらやましい……な

【洗練された――――やや過剰かもしれないが、ラベンダァイスの感想は、そこに尽きる】
【それは、恐らく満ち足りた時を過ごしてきた結果なのだろうと考えて】
【抽象的な、しかし抱いている本心に限りなく近い言葉を、ポツリと漏らす】

――――――――……………………?
いい、の…………?

【ファラエナの、精いっぱいの提案に、戸惑う様子を見せるラベンダァイス】
【金の事を口にするという事は、自分に持ち合わせがない事を知って、自分の分の食事代を持ってくれると言う事なのだろう】
【若干申し訳なさそうに、ラベンダァイスは顔を上げる】
59 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/14(金) 23:11:19.49 ID:koOAV1kho
>>52

「うっ……が、ふ」

【青年の言葉に怪我人は、何の疑いも無く棺桶へ入ろうとする】
【どうせ、此処に居ても殺されるのだから】
【ただ棺桶に入る直前……暗い青年を、憎悪の籠った目でしっかりと見ていて】

………………………

【呆れた様に、三角に曲げられたナイフと青年の言い分に言葉を失って】
【一度足を止めると――――】

文字通り、殺そうとしたんだろうよ。
先端で、頸椎をグサリと――――――

【そう言うが、ナイフに先端は無くて】
【よく見れば刃が……欠けている?】

……其処に行ってみろ。
先端も、争った跡もある。

【そう言って自分たちが出てきた壁の有った場所を一度親指で指して】

俺は俺の喧嘩を…終わらせる

【それだけ言って、青年の横を通り過ぎようとし】
60 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/14(金) 23:13:22.15 ID:T2LPxebDO
>>54
「ぐえっ!!!」

【足を引っ掛けられた男が転び、地面とキスをする羽目になる】
【打ち所が悪かったのか、男は痙攣したまま動かなくなった】

【女性が覗いた路地には、真っ黒な闇だけ】
【いや、夜の闇の中に更に濃い闇が、微かにうごめいている】

………あれ、どちらさんだい……?
…僕から逃げたのは確か、男だった筈だけど……

【闇の中から、一人の人間が歩いてきた】
【黒いワイシャツに喪服を着た影のように真っ黒な20代前半に見える夢も希望もなさそうな風貌の男】
【目にかかる灰色髪から影の落ちた黒目の小さい両目が覗いている】
61 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/14(金) 23:16:05.28 ID:Kw70L3Zd0
>>56
は〜い。そうですよ〜〜
なんか、変な人でしたよ〜
【天狗面の子に変な人言われるとは…レン…】

異世界の人なんですか〜〜?
似たような国って事は〜、貴方の国も妖がいたり〜、東部と西部で対立してたんですね〜〜
【なんか間違った方向で日本を想像し始めちゃったよ!!】
62 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/14(金) 23:21:35.57 ID:BL6DUCbuo
>>60

―――――――――――。

【表情を変えないまま、脳内で簡潔かつ迅速に情報処理を行う】
【「男」「一人」「所持品不明」「先程の男を追っているらしい」】


………アタシかい? アタシはただの通りすがりだよ、オニーサン。
その男ってェのが、わあわあ喚きながら走ってたオッサンの事なら……そこで伸びてるよ、ヒヒッ!
よっぽど慌ててたのかねェ、コケて頭でも打ったらしい。

【へらり、と軽く笑いながら、警戒を表に出さないようフランクな口調で話しかける】
【まだ互いの間には数mほどの距離】

キヒヒッ……そんなことよりさァ、人の事尋ねる前にまず自分から名乗れって習わなかったのかいッ?
63 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/14(金) 23:22:10.90 ID:0NId7Wy1o
>>61

(変な……変なのか)

そいつは俺の知り合いだな、多分
元気そうにしてたかい?

【相手が判明するとちょっと嬉しそうな顔をして様子を聞き出そうとする】
【内心では変呼ばわりされたことに意外だと思いながら】

い、いや、妖怪は居なかったし東西が対立してたのは世界規模だったが……
でも確かに、そう言われると違う国、と説明した方がいいかもしれないね

【間違った方向に取られたことに気づいて苦笑いしながら訂正を入れる】
【彼の国は極普通の日本。妖怪が居なければ東西で対立してたのは遥か昔。世界規模なら現在進行形だが】
【訂正を入れた後、相違点にいくつか気づき、似た国、という表現は違うのではないだろうかと思い言葉を付け足した】
64 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/14(金) 23:23:12.09 ID:4xWegoy0o
>>59

【横を通り過ぎようとしたところで彼はす、と彼の肩へと手を伸ばし】
【ガシッ、と振り払いさえしなければ肩を掴んで引きとめようとしてくるだろう、ただしその言葉はわずかに真剣味が増す】

―――まあ、待てよ…話を聞く限り病院より前に刑務所に送るべきかもってのはわかった
この『錠前』はこっちにあるんだ、逃がしはしないさ
その喧嘩、収まらないなら俺がガス抜きとして引き受ける、というのもアリだがまずは一から十まで説明してくれ

俺の名前は剛田 剛太郎、あんたは?

【どうもこの男…目の前で争い事が起きてる事を良しとしてくれないらしい】
【一から十まで説明し、判断することができる程度の情報をくれるまでどうしようもなさそうだ】

/失礼、次風呂で遅れるかもしれないです
65 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/14(金) 23:28:46.49 ID:qarfg4k3o
>>57

へえ…………

【ウィンドウ越しに見える無機質な表情】
【自然、その片方だけの藍色の瞳を細めてつぶさに見つめる】

【彼女は何かを失ったのかそれとも未だ手に入れてないのか】
【壊れてしまったのこそれとも未完成なのか、いや――――】
【会話もしない内から推測するのはそれこそ下衆の勘ぐり、か】

――――――――……あら

【飛躍し過ぎる自分の考えを嘲笑い軽く肩を竦めようとした所で】
【頭上からの、声】

完全に考えの外でしたーこうも簡単に後ろを取られるとは歳ですかねー
でも手を挙げるのは待ってくださいな、このままだと中身を零してしまいますから……

【この状態ではどうあがいても向こうが有利、もっとも自分は戦えるような身体では無いから】
【どちらにしたって言う事を聞くしかないのである】

【小さなため息の後腕に掛けた買い物籠を地面に置いて、そして両手を挙げる】

それと名前ですかー?うーん……仕方ないですねえ
私の名前は「夜過」と申します、ただの一般人ですー

だからそんな目で見ないでくださいようーちょっとショックですよー?

【緊張感皆無、へらへらした表情のまま少女に微笑み】
【後方の男性、声の根源には一般人アピール……逆に怪しい】
66 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/14(金) 23:31:24.86 ID:koOAV1kho
>>64

………貴様が何故しゃしゃり出る?

【肩を掴まれると止まり、視線だけ其方へやって】
【その眼には、明らかな苛立ちが混じっていて】

ガス抜き云々じゃなく、禍根は根から…何も残さず潰せば良い。
…そしてこれは、貴様ら他人の出る幕じゃあ無い

【すぐに終わると、それだけ告げる】
【沈んだ瞳の奥に有るのは、無】
【自分の見ず知らずの人間の命など…興味が無いのだろう】

【故に……いとも簡単に、殺そうとするのだ】

/あいさ。ごゆっくり〜
67 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/14(金) 23:32:33.20 ID:53KKq52Z0
>>63
そうなんですか〜〜
けど、胸についてあんな暑く語る人は珍しいですよ〜〜
『貧乳で何が悪いんですか!?』とか『胸は脂肪の塊です!デカイ人は負け組です!!』とか言ってましたけど〜〜
【レン………】
【ついでに彼女の胸はまだ成長中である】

う〜〜ん……なんでしょうか〜?元気そうでしたけど〜〜
なんか無理してるようにも見えましたけど〜〜
私のきのせいかもしれませんけど〜〜
【のんびりとそんな事を言い】

そうなんですか〜?
じゃあどんな国なんですか〜?
なんか気になります〜
【天狗面の奥で目をキラキラさせながら青年の話を聞こうとする】
68 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/14(金) 23:33:03.31 ID:T2LPxebDO
>>62
…ああ、成る程……
…もう少し驚かせてやろうかと思ったけど……まあいいか

【男は静かに、状況を理解して】
【それでも歩みは止めずに、ゆらゆらと陽炎のように揺れながらゆっくりと】

…僕の名前なんか聞いても意味は無いと思うけどね…?
僕はルーザー、人生の敗者さ

【闇が、動く筈の無い物が、ズズルと動く】
【暗い闇の中で男の周りで、闇が男の足元に落ちるように動いた】
69 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/14(金) 23:35:29.31 ID:/xYo/fWN0
>>58

うん、じゃあね、約束……なのよ。
暖かくなったら、一緒に遊びに行こうね、なの。

【相手の同意に、何となく安心したような表情になって】
【それから、相手に差し出すのは、小指だけ伸ばした握りこぶし】
【至極一般的な約束の方法。指きり、である】

あのね、私がお姉さんになれてるならね、カエデもなれてると思うのよ?

【羨ましい、と。その言葉に、目を若干丸くし、そう返し】
【経過した時間は同じなんだから、相手も。なんて、そんな単純な思考回路】
【それから、にっこりと笑みを浮かべ】

大丈夫なの!
お金はあるし、使ってもいいって言われてるのよ、なの。
えっと、あのお店屋さんで大丈夫?

【先ほど微妙に浮かんだ涙を、軽く手で拭って】
【相手よりテンションが下がらないように、なんて。微妙に隠しきれていない頑張り】
【顔を上げた相手をじぃっと見た後に、視線と指で同時に指すのは、先ほどと同じファミレスで】
【希望があったら別の場所でも大丈夫、という意味も込めた、そんな質問】
70 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/14(金) 23:42:08.05 ID:BL6DUCbuo
>>68

ふゥん? 何、こいつ知り合いかい?

【とぼけた風にそう尋ねながらも、徐々に神経を研ぎ澄ましていく】
【先程逃げていた男の表情からして、ある程度以上の危険を孕んでいる事は間違いない】

そう。アタシはリジィ。リジィ=ザナドゥ=キールシュタイン。長えだろ、ヒヒッ!

【相手の名乗りに返答しつつも、警戒は緩めず、さりとて行動には出ずそこに佇んでいる】
【一瞬―――男の足元の"闇"に視線を向けた】

それで――こんな所で何してるんだい、ルーザー?
71 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/14(金) 23:43:18.08 ID:tDCJH9rNo
>>65

【男も少女も、表情に変わりは無い――が、『秘めている物の有無』から考えれば、鮮烈な差異】
【男の双眸の奥からは、何処か据わった@lな覚悟が放たれていた】


「夜過」君か、了解した。
――……ん、申し遅れたな。 ご婦人に先に名を名乗らせた非礼をご容赦頂きたい。
私はロロケルム・ランガスター=\―其処の少女の、『ボディガード』の様な物だ。

……此方としても、進んで事を荒立てる積もりは無い――が、事情≠ェ有ってな。
君は『一般人』の可能性が高いと踏んでいるのだが、確認の為に尋ねたい事が一つ有る。


【―――すとん、とロロケルムは、建物から『飛び降りる』】
【地に付く擦れ擦れで、気流に乗った@lにふわり、と勢いが和らいで――着地】



…………………『何故、其処の少女を覗いていた』?



【――――――聊か大袈裟すぎる対応だが、其れでも慣れた£イ子】
【恐らくは彼の言う事情≠ゥら、幾度かこの様な事をする機会が有ったのだろうか】



「―――……、……。」


【少女はと言えば――少しだけ横に移動して、女性の姿を双眸に映す】
【黒の瞳が、ぱち、ぱち、と瞬いて……―――買い物籠に、眼が向いた】
72 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/14(金) 23:43:42.15 ID:mZ84NJjm0
>>69

あ…………
うん、約束…………

【差しだされた小指】
【その意味するところを悟り、先ほどよりかはすっきりした笑顔を浮かべると、そこに自身の小指を絡ませる】

そう、かな……?
……私は、自信ないな…………いっつも、色んな人に守られてばっかり…………

【悔しいほど、ラベンダァイスは自覚していた――――一人立ちの出来ない自分の現状を】
【無論、まだ10歳前後の少女にすぎないラベンダァイスに、そんなものは要求などされていないし、要求するのは酷というものだ】
【しかし、一番の庇護者であった『父』との離別は、ラベンダァイスの心を弱気にさせていた】

――――ありが、とう…………
うん、あのお店で、いいよ……

【ラベンダァイスが口にした礼の言葉。それはただ食事に誘ってくれた事に対してだけではない】
【どこか苦しげに、必死に明るくふるまい、和ませようとしてくれている】
【ラベンダァイスにも分かるほど、それは見え見え――――だからこそ、礼を言わずには、居られなかった】
【そうして、店に入る事をラベンダァイスも了解する】
73 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/14(金) 23:48:38.70 ID:0NId7Wy1o
>>67

レン……

【青年は思わず俯いて額に手を当ててしまった】

大きい派の俺とは相容れないようだな。ま、冷静に考えて最早乳腺を守るために脂肪が必要になる状況は少ないんだが
しかし……そんなにコンプレックスか

【さくっと好みを暴露しつつ、理論的な考えと、レンの胸中の予測を口にした】
【バストだのカップだの、つまり胸の脂肪がそも何のためにあるのかをこういう状況でぱっと出すあたり、見た目通り理屈っぽいのかもしれない】

どれだよ

(初対面の人間に「無理してるかも」と言われるってことは普通じゃなさそうだ。無理してるかどうか、というのは本来、普通の状態と比較して出る言葉。普通の状態を知らない初対面の人間にすらそういう評価が下るというのは、恐らく見るからにおかしかった場合のみだ。今度探すか)

【苦笑いしながらどうもはっきりしない受け答えに突っ込み】
【そうしながらも、頭の中ではその答えからレンの現状を予測しつつ、少し心配をしていた】
【初対面の人間にこういわれることは少ないはずだ、という考えが元だ】
【意外と心配性?】

普通、といってもそれは俺にとってであって、そっちにとっては違うか
えーっと……俺の国では内部闘争が無く、国王は居ないけど天皇が居て、行政のトップは首相で……

【普通の国、と説明しかけたがすぐにそれはあくまで自分にとってであり、少女にとっての普通は別物だと気づいて訂正】
【その後、ほんの2、3秒考えてから、かなりめんどくさそうな説明を始めた】
74 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/14(金) 23:55:23.17 ID:T2LPxebDO
>>70
違うよ、僕に知り合いなんて関係はいない、顔見知りはいるけどね
「[ピーーー]ぞ」と脅されたから抵抗しただけさ、別に殺そうとした訳じゃない

【目の前の女性を警戒をせず…というか気力が無いようで、何も気にせず、マイペースに歩みを進める】
【途中で両手を軽く上げて、「やれやれ」とポーズを取った】

何もしてないさリジィ、僕はただ静かに煙草が吸える場所を探してただけ

【真っ直ぐ、ゆらゆらと歩いてリジィのすぐ目の前、至近距離に】
【数十cmもないような所で立ち止まり、眼球がギョロリとリジィの顔を見る】

その男が後から絡んできたのさ、僕は被害者、やった事は正当防衛だよ

【そう話す間も、身動き一つせず、不気味な程に制止している】
【もう既に、蠢く闇はいなくなっていた】
75 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/14(金) 23:57:28.83 ID:qarfg4k3o
>>71

あらやだ紳士的なんですねー、こちらは気にしていないので大丈夫ですよロロケルムさん
(やっぱりボディーガードでしたか、今日も私の勘が冴える……)

【もう少しアグレッシブな対応をされて然るべきだと思っていたのだが】
【存外話の分かる人物だったようで九死に一生】

事情がなんなのかは知りませんけれど……
私はただなんとなーく貴方達を視界に捉えて、なんとなーく観察してただけですよー
(職業柄でしょうか“慣れている”……いや慣れる程にこういう場面に出くわしているという事でしょうかね)

【真面目に普通に事実を答える、嘘を言う選択権などこの状況ではない】

【しかし表ではお道化たように見せているが頭の中で思考運動を進める】

本当ですよ?私がどこかの組織に雇われてそこの少女を誘拐しようだとか――――
まして殺してしまおうだとかは命令されていませんから、というか私に命令出来る人間なんて
今いるとしたら貴方ぐらいですかね?ほらこうやって両手を挙げさせられてるし……フフフ

【挙げた両手をヒラヒラと踊らせながら】
【「下げても良いですかね?」と青年に尋ね】

…………?

【買い物籠の何が珍しいのだろうと少し不思議に思い】
【またじっと少女を見つめる】
76 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 00:03:07.05 ID:P1D2DPYM0
>>73
どうしました〜〜?
【額に手を当てた青年を見て不思議そうに見て】

胸なんて大きいとか〜、小さいとか〜
私には〜、余りよくわからないですけど〜〜
【まあ、レンは火の国でかなりの暴走しましたがww】

初対面の私が言うのもアレですけど〜〜、テンションの浮き沈みが激しいと言いますか〜〜
急に暗い表情したかと思いましたら明るく言ったり〜〜
時々、なんか考えてるようにも見えました〜〜
【自分が思った事を言い】

     ワ タ シ ノ ク ニ    バカトノ
天皇とは《櫻の国・東部》の《殿様》みたいなモノですか〜〜?首相って言うのが補佐役みたいなモノですかね〜?
【仮にも自分の国の殿様に対して馬鹿と言うとは……】
77 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 00:05:33.50 ID:cWUt5iioo
>>66
【カチャリ、と彼は鍵穴に鍵を差し込み捻り回すと、二つに分かれた棺桶は閉じるだろう】

根を潰した程度で全部終わると?そんな簡単な事で丸く収まる世の中だったらみんなそれで終ってる
そう簡単な事じゃあないって知ってるから他人の分際でしゃしゃり出てるに決まってるだろ、他人の出る幕がないと頭から決めてかかってるならなお悪い
柔軟に行こうじゃない、おまえの最初の壁ブチ抜いた技は危険だ…喧嘩で使うような物じゃないってのはわかる

【武道家としても、今の壁を粉砕するほどの自体はかなり危険だというのは理解できるのだろう】
【この二人はまず分断、無理にでもこの戦いを終わらせなければ…人死にが起きる事は間違いなく、そしてこの青年はそれを良しとしないようだ】

…棺桶は人の身では破壊できないぞ、今日はあきらめてくれ
喧嘩自体は悪い物じゃあない、誰だって不満はあるんだからぶつかって当然…もうちょい安全にやれば構わないけど
ああやって壁ブチ抜いたりすると無関係の人間にも危害が及ぶって所が実に良くないんだ

…まあ、話してくれよ

【ドサッ、と彼は腰を棺桶に落として、手をヒラヒラ振ってとにかく戦いをまずやめさせようと言うのだろう】
【一度下ろしたその腰は極めて重く…断固として彼はそこをどいてやるつもりはないようだ】

/戻りました

/
78 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/15(土) 00:06:23.08 ID:H3kmP71B0
>>72

……指きりげんまん、嘘吐いたら針千本飲ます、のよぅー!

【まさかのリズムガン無視】
【リズムをまるで一切スルーし、極々普通の言葉の連なりとして吐き出し】
【最後だけ微妙に持ち上がるテンション、言い終われば、絡ませた指を解いて】

だって、いろんなこと知ったりやったりして、それって多分成長だから、えっと、つまり……。
……うーんと、カエデもちゃんとお姉さんになってるはずなのよ!

【何か難しいことを言おうとして、盛大に挫折した人の図】
【言いたいことをうまく言葉に出来なかったためか、何となく眉を顰めながらも、そんなことを言って】

じゃああそこに決定なの、よー!

【相手の肯定に、にこっと笑って、それから立ち上がり】
【相手が立ち上がろうとしゃがんだままであろうと、立ち上がればそちらに右手を差し出して】
【相手が手を取っても取らなくても、相手の歩く速さにあわせ、お店へと歩き出す、はず】
【お店はきっと現在地から1分もかからないような距離、目の前なのであった】
79 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 00:06:24.66 ID:sFkWTwwSO
>>991

わぁい!じゃあちーちゃん、今後ともヨロシクっスー!

【割合に安直なネーミング。センスとしては、其処まで奇抜な物でも無いのだろう、が】
【初対面の相手に、こうも軽々しく仇名を付けて仕舞える辺り、流石――――と、いうか何と言うか】
【彼女は、双眸に無邪気な喜色を、それこそ零れんばかりに湛えて笑った。――さて、そんなこんなで目的地】

【シックな木造の扉に手を掛け開けば、からん、と小気味よいドアベルの音】
【ノブから手を離し、扉を開け放ったまま、彼女は少女へと向き直り】

んー……、了解しました、重ねて有り難うごぜーます、っス。
やー、お仕事が有るんなら仕方ないすよ。ホントならお酒の一つも奢りたいトコでしたが。
ともあれ、無理に引き止めるのも不粋なんで、この埋め合わせは今度会った時にでもさせて頂きやす!

【引き止める事はせず、此方も名残を惜しむように千佳を見つめ返して、微笑んで】
【顔の火照りが多少取れたとて、目の下に陣取る隈までも消える訳ではない】
【この諦めの良さは恐らく、少女の具合が思わしくない事を察していたが故のモノだろう】

…………うん、またねー!

【ハルカはぶんぶんと手を振って、去り行くが見えなくなるまで、千佳の姿を見送っていた】
//遅ればせながら只今帰りました。此方こそ、済まないのですよー
//長時間お疲れ様でした、有り難うございましたー!
80 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 00:07:25.04 ID:VH/SEJLOo
>>74

うわ、お前タバコやんの? ………なんだか、"マズそう"だなァ……

【何を意図したのか、そんな事を若干忌々しげに呟き】

まぁいいや。正当防衛ならしょうがないよネ、ヒヒッ……!
ところでさァ、話変わって悪いんだけどさ。今アタシすげーお腹減ってんだ

なんかこう、食い物とか持ってないかい?

【至近距離、怯むことなく間を取る事もなく】
【微動だにせずに青年の目を睨み返す】
81 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 00:07:39.47 ID:aig2sRQgo
>>75

【目の前の女性――凡そ、怪しい人物には見えない】
【只の家政婦≠ゥ主婦≠ゥ……武器を持っているという様子も見受けられず】

【――――加えて、予想している相手とは手法≠ェ全く違う】


 …………お手数を掛けて申し訳無い。 下げて頂いて結構。


【『指揮棒』を腰に戻すと、帽子を外してぺこり、一礼――顔を上げると直ぐに、被り直して】
【「ミヅハ」と呼ばれた少女の方へ、姿勢の良い立ち姿で歩き始める】



「……、………家族の、分?」



【夕飯の材料≠ェ覗いていたのだろうか――少女は女性と眼を合わせると、小首を傾げる】
【決して大きくは無い声量だが、寒さの中に透き通る様な声質だ】
82 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 00:11:31.50 ID:C1p++59fo
>>76

(ビンゴ、だな)

なるほどな。教えてくれてありがとよ

【礼を言いながらも頭を動かす】
【今の状況説明で予測は確信に変わった。予備知識が無かろうと、それを見れば様子がおかしいのだろう、というのは誰にだって分かる】

(これは、少し”友人”として話を聞くべきか)

【そう胸中で決めた自分に対し、ふふ、と笑いが零れる】
【どことなく、誰かをわざわざ友人と認識した自分が、らしくなく思えたのだ】

概ね合ってるが、いくつか違うところがある
まず一つに、三十年か四十年前であれば、天皇に様を付けなければ恐らく処刑されてた。俺の国では天皇陛下ってのは、神の子だったからな
首相も正確には補佐ではなく、天皇陛下が外交的、或いは国全体の代表として活動するのに対し、首相はさっき言った通り内政、つまり国の内部を管轄する役職だ
天皇は代々世襲制だが、首相は簡単に言えば民間人が選ぶ選挙制だ

【すらすらと説明していき、最後に「ま、ざっとこんなところだ」と言って締めた】
83 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/15(土) 00:14:51.66 ID:R7ByX95W0
>>78

あ、あ……え……と……

【例の歌う様な口調での約束と思っていたラベンダァイスは、思わず面食らってしまう】
【しかし、要は約束したと伝われば良いのだ――――最後には、笑顔を取り戻し、指をそっと退く】

そう……なのかな…………

【ファラエナにそう言われ、ラベンダァイスの脳裏には、今までの事が駆け抜けていく】
【――――辛い事が多かった。色々な人の善意に励まされたけど、それ以上に身近な人たちがどんどん消えていく】
【それでも、多くの人とふれあう事が出来た。そういう意味では、確かに成長しているのかもしれない】
【つまるところ、ラベンダァイスにはよく分からなかった――――自分と言うものは、意外にも見えにくいものである】

うん、それじゃあ……行こう

【差しだされた右手に、左手を添えて】
【ゆっくりと店に向けて歩きだすラベンダァイス】
【――――色々と、話さなければならないだろう。歩きながらラベンダァイスは、伝えるべき事を頭の中で整理していた】
84 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 00:15:06.16 ID:W/NzfHAYo
>>81

うふ、ありがとうございますロロケルムさん――――ふう

【歳からか短時間でも両腕を挙げる動作は疲れるらしく、ぐでぇっと腕を降ろし肩を回す】
【最後に「うぅ〜ん」と大きく背伸びをし】

【そんな動作を見られて恥ずかしかったのか少し頬を染めて軽く一礼】
【気を取り直すように再び「うふふ」と笑い】

……?はいそうですよ家族の分です、どうにも私ぐらいしか料理が出来ないようでほとほと困っているんですよー……
――――ってこの子とお話しても良いんですかねロロケルムさん?

【彼女の家族の料理の腕がどんなに壊滅的かはひとまずほっぽっておいて……】

【ニコリ、年下の少女と視線の高さを合わせるように膝に手を付いてそう答える】
【が、先程の件もある……また両手を挙げて拘束などされた日にはたまらない、と青年の方を向き】
【「大丈夫?」と夜色の髪を揺らして尋ねるのでした
85 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/15(土) 00:15:32.55 ID:Y/IRNz2Lo
>>77

終わるとも。
個人の関係など、相手が居なければ何も残らない。お前が関わらなければ…余計問題は無い筈だ

【淡白な答えと共に、相手の意見を否定して】

…………話す事等、何もない
そろそろ、そいつに付け狙われるのも飽きた…それだけだ
人が壊れる様が見たくないなら…ソレは路地裏にでも連れて行こう

【どうやら、こいつの中では命を狙って来た者を殺すのは確定の様である】
【ただ、面倒くさげに…害虫くらい駆除させろと言いたげに、青年を見て】


――――――それとも、貴様の偽善の為に俺に死ねと?

【クツリ――――始めて感情…嘲る様な笑みを浮かべた】

/おかえりなさいでした
86 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 00:20:01.02 ID:w7Pfd4U10
>>82
どういたしまして〜?
私、御礼言われること言いました〜?
【不思議そうにしながらのんびりと答え】

そうなんですか〜〜
櫻の国に似てるようで違いますね〜〜
【わかってるのかわかってないのか…天狗面で表情はわからないが】
【一応は櫻の国と違うってのはわかったようだ】

/スイマセン!ちょっとお風呂行ってきます
87 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 00:21:05.84 ID:RRCNGWgDO
>>80
何がマズイんだい?僕が何しようが僕の勝手じゃないか
それとも、何か煙草に嫌な思い出でもあるのかい?

【じろりとリジィを睨みつけたまま、呟きに突っ掛かる】

話が早くて助かるよ…と思ったが、前言撤回だ
何で物乞いをされなきゃいけないんだい?人に食べ物をたかるなんて一番低俗な行動じゃないか、猫だよ、猫のやる事だ
残念だがあげられる物なんてないよ、僕も夕飯を食べてないんだ、君にあげるくらいなら自分で食べてただろうね

【「ご愁傷様」、嫌味な声色でそう言って】
【目を一瞬だけ逸らし、またリジィに向けて口を開く】

…あのさ、いつまでそこにいるんだい?
通れないんだけど

【どうやら、そこをどいて欲しかったらしい】
【なら口で言えよとなるのだが、彼は捻くれてる為あえて何も言わなかった】

/すいません、風呂入ってきます
88 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 00:23:45.93 ID:C1p++59fo
>>86

ああ。おかげで一つ、家から出てやる事が出来た

【彼にとっては当然重要な情報だった】
【それ故に、彼は即座にこう返答した】

(分かってねーなこいつ……まぁ今のは俺の説明が悪いか)

悪いな。説明苦手で

【ちょっと難しい説明をしてしまったかと、少し反省しつつ軽く謝罪をした】

//いってらっしゃーい
89 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 00:25:54.00 ID:aig2sRQgo
>>84

【ミヅハの近くまで移動すると、ロロケルムは近辺の壁へ】
【二人に向き合う形で壁に背を預けると――女性の質問に対して、首肯】


あぁ、構わない――。
ミヅハの自由を奪う様な真似は、命令されてもいなければ実行しようとも思わん。


【「ふぅ」、と息を吐き――女性と同じ様に、右腕だけをストレッチ】
【彼としても緊張状態は堪えるのだろうか、少し疲れた様な表情である】

【其の様を、流し目で一瞥すると――再び、少女は夜過へ目線を戻し】


「……そう。」



        「――……家族は、好き? 大事?」



【――外見相応の少女≠ェ尋ねる質問にしては、可笑しい物でもない】
【然し、『無表情』から発される其れは、深い何か≠ェ沈殿した結果の様な――そんな感触を、発散していた】
90 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 00:35:28.71 ID:W/NzfHAYo
>>89

そうですか有難うございますボディーガードさん
(何かしらが上にいる……と。規模はビッグかスモールか……)

【浮かんだままの笑み――――その裏では……】

【彼が何に属しているか、そこが気になるところだが】
【性格上断片的な情報は漏らすにしても核心の部分を口を滑らすなんてことはないだろう】
【もっとも深く関わるかどうかは今後の顛末次第、現時点で彼女はそこまでは考えていない】

分かりきった質問をなさいますねー大好きですよ、家族は……ね
もっとも実の妹は私の事は大嫌いみたいですけど……まあそこが虐めがいがあるというかなんと言いますか

えへへへ……

【それは逆に家族しか拠り所が無い、とも取れるようなそんな言葉】
【少女の質問、そして表情……彼女は何をその身に刻んでいるのか、夜過は未だ掴めずにいた
91 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 00:35:29.71 ID:VH/SEJLOo
>>87

まあねェ、アタシが単にタバコ嫌いなだけさ。ヒヒッ!
勝手に吸って勝手に肺ガンで死んでろって、勝手に逆恨みしてるねェアタシは。

【にやにやと嫌らしい笑みは引っ込む様子を見せず、】
【挑発するような口調でルーザーに返す】

あァァ、猫が低俗なんて誰が決めたんだよ、失礼だろ?
それにさァ、本当に腹減ってんだって。困ってるオネーサンを助けんのも悪くないと思わないかい?

【話のすり替えにもなっていない屁理屈を捏ね、】
【皮肉は受け流し、更に態度は図々しいものへとなっていく】

いつまで居たってアタシの勝手だろう? 食う物くれたらどいてやるさ、ヒヒヒッ!

それに――まァ、ちょっと肉つきが悪いっちゃ悪いが――食えるもんなら沢山あんじゃねえの?

【その場からは一歩も動かないままそう言い放つと、】
【三日月のかたちに曲がった口に唇を這わせ、ルーザーの体を舐めまわすように視線を動かす】

【唇の隙間から、綺麗に並び揃った"牙"が見える。まるでそれは肉食動物の―――】

92 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/15(土) 00:42:28.44 ID:H3kmP71B0
>>83

あ、そだっ。
何ならね、他の人にも聞いてみたらいいのよ、きっと!
……あっ、そっか。誰かに聞いてみればいいのね。

【相手の良く分かっていない風の言葉に、ほんの一瞬考えてから】
【いいこと思いついた、みたいな笑顔で。そんな提案ひとつ】
【言い終えてからほんの少しあと、僅かに落ちた声量で、恐らくは独り言】
【恐らくは先ほどの話題、自分の成長具合について。まあ、所詮は独り言なのだが】

出発、なのよぅー!

【添えられた手を、きゅっと軽く握ろうとしながら、そんな発言】
【そうしてから、相手の歩く早さにあわせ、歩いてほんの少しの後】

……子どもだけだけど、きっと大丈夫なのよー。

【到着した入り口前、ドアをぐっと押しながら、なんだか今更なそんな発言】
【中に入れば、暖房がしっかりと効いていて】

「いらっしゃいま……、……、いらっしゃいませ?」

【出迎えるのは、至極普遍的ファミレス風制服に身を包んで、紺色の長い髪を後ろでひとつに纏めた、そんなウェイトレスさんで】

「……2名様でしょうか。」

【なんて、保護者は居ないんですか的ニュアンスがほんのりと混じる、そんなマニュアル発言】
93 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 00:46:05.91 ID:aig2sRQgo
>>90

【「家族は大事か」――其の質問が出た刹那、ロロケルムの表情が強張った】
【目線を僅か、下に向けて……数秒間の後、少しだけ鋭さを減らした瞳で二人を収める】


「……そう。 なら、良かった。
 ――私に家族は、居ないから。 少しだけ、羨ましい。」


【こくん、と首肯――ロロケルムは、其の様を見て一度、瞳を閉じ】
【瞳を開くと、背を預けていた壁から体を離し――夜過を見遣って】



…………済まないが、少しミヅハを見ていてくれると有り難い。



【言うや否や、返答も聞かずに――向かったのは、アクセサリーショップ】
【「どうしたの」平坦な声色で尋ねるミヅハには返答せず、店内へと消える――】
94 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 00:46:52.59 ID:7hq/9Ocx0
>>88
そうですか〜
まあ〜お役に立てたのならよかったわぁ〜〜
【のんびりと答え】

いえいえ〜、そんな事ないですよ〜
【少し慌てながらそう言う】

/ただいまー
95 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 00:47:07.79 ID:cWUt5iioo
>>85

だったらこんな大騒ぎにしなけりゃあよかったのに、だから俺なんかに気付かれる
大問題だ、お前は俺に気付かれずに事を済ませればよかった…命を狙われたなら正当性って物はある
でも俺がコイツを閉じ込めてもうお前は命を狙われない…だからここから先の攻撃はただの暴力

【一応、青年が命を狙われている事を考慮して…分断のために棺桶を使用したのだろう】
【そして意地でもこのまま全て終らせようとしている…そうまでして人死にが起きるのは嫌か】

…ここから先は…泣き叫びたくなるほど本気で生き延びたい、こんなところで死にたくないって『必死』な奴だけの問題
そんなに強ければ人死になんて起こさず事を済ませられるはず、というか命を狙われるような事をしなければよかったんだ
何したんだおまえ?

【彼はこの時…普段のように感情を表に出さずただ静かに青年を説き伏せようとする】
【普段通りの冷静な態度のまま…ただ静かな『威圧』の念のみが彼から発せられる…生半可な気持ちでの『殺意』ではここは超える事は叶わないと】

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

俺の中では『殺し』をしていいのは殺して食わなければ死んでしまう奴だけって事になってる、命の危機が去った今、それでも殺したければ
三、四日くらい飲まず食わずの断食でもしてから出直してこい、そうでないと俺は納得しない
お前に殺させるくらいだったら俺はコイツを子供のための肉を探している猛獣の前に放りこむよ…それともお前が今すぐそんな死にかけの、生きれるなら人肉でもいいって奴を探してくれるのか

【…この剛田 剛太郎の『命の理念』…それもまたずいぶんとズレた物と言えるかもしれない、しかしこの男はマジだ】
【青年の『殺意』が『害虫くらい駆除させろ』レベルの…他愛ない貧弱な、そして人間のエゴに満ちた殺意だから納得してくれないと言うのだ】
【なんとも面倒くさい男に見つかってしまった、その事を悔むべきかもしれない】

【彼は暗に『殺したければ人肉を食いたいから食わせてくれと懇願しろ』と言っているらしい、そして本当は腹を空かしてない、嘘の懇願では納得しないとも】
【なんとも割に合わない、七面倒くさい男が立ちふさがってしまっている】
96 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/15(土) 00:50:38.42 ID:R7ByX95W0
>>92

他の人……?
…………他の人、かぁ…………

【ラベンダァイスを差し計ってくれる人――――果たしてどれほどいるのだろう】
【『justice』の仲間の人たちは、今それどころじゃない――――と言うよりも、ラギデュースの一件もあり、顔を合わせづらい】
【大好きだった『ハルお姉さん』こと、草陰ハルは――――記憶を失い、機関の走狗へと成り下がっている】
【それ以外に、ラベンダァイスを見続けてくれた人と言うのは――――もう、存在しなかった】

う、うん……そうだよね…………きっと大丈夫…………

【ようやく、保護者のいないという、傍から見て不可思議な状況であると思い至ったが、今さらになって引き返す事も出来ない】
【そのまま、ファラエナの後に続く様に、ラベンダァイスも店に足を踏み入れる】

はい……二人です

【こくんと頷きながら、店員に答える】
【まさか、門前払いは喰らわないとは思うが――――ファラエナとつないでいる手に、わずかに力がこもる】
97 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 00:51:35.84 ID:C1p++59fo
>>94

俺の国じゃあ、こっちと違って治安は世界的に見て良い方だったし、……あー、えっと、国同士の正面衝突のような戦争も無かったから、かなり平和だった
こっちは厳しいね

【途中で核がどうたら、という分かり辛い説明を一瞬しかけたが、慌てて止めて要点だけに絞った】
【語る口調は少し辛そうで、表情も僅かに落ち込んだものへと変わった】

そういや、こんな夜更けに一体何を? 寒いだろう?

【だがそんな表情もすぐに消して、次の質問へ】
98 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 00:52:24.82 ID:C1p++59fo
>>94
//おかえりー
99 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 00:57:53.00 ID:W/NzfHAYo
>>93

ふふふ、そうですね家族といる毎日は凄く楽しいですよ
……――――あら、そうだったんですか。ふむん……

【薄々とそのような雰囲気は感じ取ってはいたけれど、ここまでの話だったとは……】
【そして一方でこの歳の子が駄々をこねることもなくただ「羨ましい」の一言で】
【家族がいない事を片付けるのも奇妙に思えた】

ん?……あ、はい分かりましたー

【一瞬だけチャンス!とばかりにニヤリと唇の端を上げ】
【わざとらしくピシっと敬礼、胡散臭いこと山の如しだった】

(あららロロケルムさんいくら私がか弱そうに見えるからって)
(初対面の人間に大事な子を任せるなんて無用心ですよー?)

【などと思いつつも何もしないのは性格からか】
【それとも自分の欲望のままに動くのが気に入らないのか】

【それはともかくとして、夜過は静かにミヅハと呼ばれる少女に近づいて】

お嬢さんお嬢さん家族について少し良い事を教えてあげますよ……ちょいとお耳を貸してくださいませ

【内緒話でもするように人差し指でチョイチョイッと耳を貸すようにと促す】
100 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 01:02:22.37 ID:S7c5AZxf0
>>97
つまり街中で辻斬りとか起こらなくって〜、戦争とかもない国なんですね〜
【その国を想像しながら、青年の話を聞き】

私ですか〜〜?
陰陽師の仕事で〜〜、悪い《妖》がいないか探してるんですよ〜〜
この前、城が妖達に攻められた事件が起こりましたから〜〜。この国にそういう妖が逃げてないか探してるんです〜〜
まあ〜、悪さをしなければいいんですけどね〜
【どうやら彼女は陰陽師らしい】
101 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 01:03:00.75 ID:aig2sRQgo
>>99


「―――………?」


【こくり、夜過に向けた顔を傾げて】

【言われた通り――、彼女に差し出すのは、右耳】
【ミニチュアハットは頭を左右に動かしているにも関わらず、落ちない――何か有るんでしょう、多分】
102 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/15(土) 01:04:03.48 ID:H3kmP71B0
>>96

うん、そうなのよ。
良く分からないならね、人に聞いてみれば、きっと教えてくれるのよ!

【こちらとしても、何度も会い、長い付き合いの人は実は少ない気もするのだが】
【どうやら、その辺には意識が向いていないらしく。相手のそんな事情も分からないがために、いろいろと空回り】

……そうよね、大丈夫よね!

【なんて、特に深く考えないポジティブ思考】
【駄目だったらどうしよう、なんて。そんなことはきっと、欠片も考えておらず】

「…………、……はい、二名様ですね。席はこちらになります。」

【2人、と言われ。ウェイトレスさんはますます訝しげな視線を2人に向けるも】
【最終的に、妥協した模様。ぱたぱたと歩き出し】

…………セーフ、だったのよぅー。

【ウェイトレスさんが歩き出せば、追いかけるように歩き出そうとしつつ】
【ちょっぴり悪戯っこみたいな笑顔を、カエデに向けてみたり】
103 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 01:08:12.68 ID:C1p++59fo
>>100

辻斬りや内部戦争、外部戦争は昔はあったよ。最近は戦争なんて、”外道の例えで思い出す遠い御伽の場所”だがね
それだけ戦争や闘争から遠く離れた国だったわけさ

【懐かしむというより、もう手に入らない何かを思い出すような語り口で続けた】

陰陽師か、いいな
俺は元魔術師だったりするんだぜ。今はこんなんだが

【と、軽く笑いながら右腕に装着された杖を、左手で叩いてみせる】
【何かしらの事故にでも遭ったのだろうか】
104 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 01:13:09.61 ID:W/NzfHAYo
>>101

ではお耳を拝借して……

【彼女の表情はまるで悪戯をしている子供のように何かを秘めたような笑み】
【軽く少女の肩に手を乗せて耳元へと近付き】

実は家族というのは血が繋がってなくても成れる物なんですよー
血が繋がっているから家族、ではなくお互いの事を心の底奥深くから想えるから家族なんです

だからもしかしたらあのお兄さんと貴方も家族になれる可能性は無くも無い訳です
……もっともその道は険しいのかも知れませんけれど、まあ知っているに越したことは無い筈です

【こそこそとした声での秘密の会話、悪戯の内容はこんな甘ったるい家族論だった】
【それが少女に影響を与えるのか、それとも何も与えないのか……今後どうなるのか】

(本当、楽しみですね……願わくば彼女が幸せになって欲しいものです)

【お話は終わり、ゆっくりと少女から離れるついでに足元の買い物籠を腕にかけ直し】
【愛玩動物でも眺めるように少女を見つめながらロロケルムの帰還を待つだろう】
105 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/15(土) 01:15:55.79 ID:Y/IRNz2Lo
>>95

強い?クク……勝手な妄想だ

【僅か、口元だけに浮かべた笑み】
【だが、この男が男に何かしたのを其方は見ただろうか?】
【いや、そもそも・・・・・・木製の壁を壊したのは本当にコイツの“技”なのだろうか】

――――……無知、無智、無恥。
貴様に似合うは、どの言葉か

【カツン―――――】
【棺桶へと踏み出した訳ではない。寧ろ逆】
【背を向け、離れようとしている。もう用は済んだと言わんばかりに】

【元より殺意は無い。ゴキブリが出ればある程度追って殺すと同じ】
【隠れるなり自分の視界から消えればもう用は無いのだ―――】


―――――――偽善者よ。貴様は無知(無智)だ

【ある程度の距離を取った所で、彼の方へと振り返り、告げる】

貴様が守ろうとしたのは、健常者でなく。怪我人である。

【それも、重傷…いや、致命傷レベルの傷である】
【最初に彼がした吐血は内臓が傷ついた事を示す証であって】


―――――――偽善者よ。貴殿は無恥だ

【その様な捻くれた“正義”を翳して、怪我人を放っておいた】

貴様は守るべき者を放っておいた。


【―――彼が先程“閉じ込めた”怪我人は、今――――――?】

                                             お手伝い、ありがとう。

【低い、耳に残る声で――遠間から“囁いた”】

/あーうー、明日もお仕事だから申し訳ないが此処でいったん切らせてくだしあ
/最悪これで終わりとしてもいいのです・・・・
106 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 01:15:56.94 ID:RRCNGWgDO
>>91
猫なんて皆低俗さ、知ってるかい?猫は餌をくれる人間を“いい人”じゃなく“利用できる”と考えるんだ
特に懐いて尽くしてくれる訳でもなく、食うだけ食って恩を忘れる…そんな奴にどうして餌をやれるんだい?

【「つまりそういう事さ」、そう言って男は飯を奢りたくない思いを打ち明けた】

やめてくれないか、僕は草食系だと思ってはいるが食われる趣味は無いんだ
…まったく、困った人間に絡まれたな…やっぱり人って言うのは屑ばかりだ

【はぁ、とため息を尽きながら上着を探って、薄っぺらい財布を取り出し、広げる】
【それ程入ってない財布の中身を確かめて、仕方なさそうに一言】

…全く、世界は僕からどれだけ取り上げれば気が済むんだ……
…何処か、手頃な値段の店は知ってるかい?

/ただいまっす
107 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 01:17:10.98 ID:z5CiMPxi0
>>103
そうなんですか〜〜
……櫻の国もそういう国になって欲しいですね〜
【少し羨ましそうにいい】

聞いてばかりでなんかすいません〜
【相手の様子に気付き、この話をきりあげようとし】

元魔術師ですか〜
(どうしてそうなったのかは聞かない方がいいですかね〜?)
108 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/15(土) 01:18:09.70 ID:R7ByX95W0
>>102

――――誰に聞けば、良いんだろう…………?

【先ほどから逡巡している心情の一部が、吐露される】
【と言っても、こんな端的な言葉の切れ端だけでは、その苦悩まで踏み込む事は、きっと不可能なはずで】
【沈んだ表情も変わり映えのしないもの――――単なる弱気に映るだろう】

――――ふぅ……よかった…………

【ファラエナとは対照的に、ホッとため息をついて見せるラベンダァイス】
【どうやら、保護者不在の状況に相当不安を――――目下の悩みとは別の意味で――――感じていたらしい】

えっと…………
ミネストローネと、グレープジュース……お願いします

【席へと案内されると、手早くメニューに目を通し、あっさりと注文を決める】
【実際には、食事そのものにはあまり思考のウェイトを置いてないのだ】
【ざっと目を通し、手ごろな食事で、かつそれほど高価ではないだろうものを、優先して選んだ】

――――どこから、話したら…………良いかな?

【注文を伝え追われると、ラベンダァイスは真っすぐにファラエナを見据える】
【先ほどの会話では、状況はほとんど伝わっていないだろう】
【しかし、この話――――取りとめなく話しても、伝わらないかもしれない】
109 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 01:24:29.62 ID:C1p++59fo
>>107

ん? 何、気にしないでくれ

【謝罪に対し、軽い微笑みを持って返答をした】

(だが俺がこの世界に来たのにも必ず理由があるはずだ……死ぬまでには見出したい)

【微かに少女から視線を外し、胸中でこう考える】
【理由とは、誰かが何かしらの目的で、という簡単なものではなく、どちらかといえば哲学的なもの】
【それを見出してこそ、この世界に】

(──こんな世界に)

【来た意味がある、そう考えていた】

そう、元魔術師。一応は魔術協会って場所に入ってる。知ってる?
まぁまぁ有名だけど

【少女に視線を戻すと、所属を言いながら首を傾げた】
110 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 01:25:46.75 ID:cWUt5iioo
>>105
【キョトンと、少しボーっとした様子で彼を見て】

…おまえの、技じゃあないのか?
だとしたら…うーん、悪い事をしたな…で、守るべきものを放っておいた?
何を言ってるんだ、内臓に傷を負うようなレベルの負傷を負っている人間を放っておくと言うのか?

【ビッ、と彼を指さして堂々と言ってのける】

舐めるなよ、卵ではあるが俺だって『魔術協会』の魔術師だぜ
(魔翌力の練り方すら知らないけどな、しかも『治療』の決め手は俺の技じゃねーし…)

【…よくわからないが、自分の所有する棺桶はただの棺桶ではないし、閉じ込めた怪我人をほったらかしにする愚は犯さないと】
【明らかな負傷者をただほったらかしにするわけはないと主張して…しかし彼が去っていくのを見送ると】

………

【結局相手の正体すら分からないまま…ぶすっとした顔持ちで警察病院の場所を探しながら去っていく】
【←To Be Continued...】

/おいっす、ではこの辺で
/では乙でしたー
111 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 01:27:38.85 ID:aig2sRQgo
>>104

【其の言葉を聞き―― 一応は、表面上の意味は理解したのだろう】
【恐らくは「そういうもの」と云う知識を手に入れただけ、なのだろうが――こくり、頷いて】


 「…………判った。」


【夜過の目に自らの目を合わせ、相も変わらずの無表情のまま、パチパチと瞳を光らせた】

【――かつん、と其の時、靴底とコンクリートを打ち合わせる音】
【見遣れば、アクセサリー店から出て来たロロケルムが立っている――右手には、店の袋】

【ミヅハに近寄ると、彼は袋を差し出して】


帰るぞ、ミヅハ。 ……此れで君も依存は無いだろう。
出元は私のポケットマネーだ――『社長』に迷惑を掛ける事は無い。

―――……夜過君、私達は此れで失礼させて頂く。
最近は何かと物騒だ、特にご婦人の一人歩きは気を付けて。


「……ぇ…――ロロケルム。 これ……。」


【袋を受け取った彼女は、無感情ながらも――『驚き』と言うのが一番近いだろうか】
【すたすたと、既に背を向けて歩き去って行くロロケルムを見遣りつつ……其の場に立ち止まっていた】
112 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 01:29:14.17 ID:VH/SEJLOo
>>106

ヒヒッ、いいじゃねえか、恵んだら恵んだで「自分いい奴」って思えんだろ?
猫も喜ぶしお前も喜ぶ、win-winじゃんよ? キヒヒヒッ!

【屁理屈はエスカレート、最早論理の体を為していない】

―――あァ? お前今アタシの事クズって言ってn………

【ルーザーの言葉に一瞬目を鋭くして凄みかけるが、】

……ヒヒッ、何だ、奢ってくれんのかい? 案外いい所もあるんだねェ、ルーザー!

【財布を取り出した途端にコロリと態度を変え、調子よく笑う】
【初対面とは思えないほど、余りにも馴れ馴れしく図々しい】

おう、安い店なら腐るほど知ってんぜ!
とりあえずこっちの方から通りに出てだなァ………

【青年の質問に気さくに笑うと、視線を彼から完全に離し、】
【ほぼ真後ろを向いて腕で方向を指し示している】
113 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 01:32:15.01 ID:P1D2DPYM0
>>109
……
【黙って彼の様子を見て】

魔術協会ですか〜〜
そういえば櫻の出の人も入ってるって噂は聞きますね〜〜
【のんびりとそう答える】
114 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 01:36:08.92 ID:C1p++59fo
>>113

あ、そうか!

【何かに気づいたようにぽん、と──両手は叩けないので、左手で自分の太腿を叩く】

そうかそうか。横文字の名前と和名が混合してるのに慣れ過ぎて何故か気づかなかった
そうか、和名の人間は櫻の国出身か。となると結構居るな

【気づいたのは名前による国の区分だった】
【彼の周りにはカタカナの名前の知人も漢字の名前の知人も両方それなりに居た】
【何故だか国の区分に気づけなかったらしい】

(となると利織も櫻の国出身か……今度聞いてみよう)

【そのうちの一人に、出身国を聞いてみようとこっそり決意】
115 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 01:37:27.13 ID:W/NzfHAYo
>>111

ふふ、どうやら貴方のボディーガードさんが帰ってきたようですよ

【彼がアクセサリーショップに消えた、それだけで予測は十分に立つ】
【確認するまでも無く手の中には素敵なプレゼントがあることだろう】

【近づいていくる彼を避けるように】
【彼らの場を乱さないように、彼女は1歩2歩後ずさり】

(不器用さんなんですかね、でも実行力はあるようで中々良いお方じゃないですか)
(悪くないですね、むしろ――――)

【彼らの会話の終始を見て聞いて、チェシャ猫のようにクスリと――――】

はい、ご心配有難うございます……
貴方達もお気をつけてくださいまし、それでは縁がありましたらまた

お嬢さんも、それじゃあね

【まずロロケルムに髪を揺らしながら一礼】
【プレゼントは意外だったのだろう少女の反応に自然と笑みを零した後手を振り】

【それ以上は何も言わずに去っていく、夜を過ぎて去っていく……】

/この辺りですね
/久しぶりに絡めて楽しかったですありがとうございましたー!
116 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/15(土) 01:38:03.13 ID:H3kmP71B0
>>108

んと、仲のいい人とか……かなぁ?

【他の人、なんて言っても、特に何かを考えていたわけでは無さそうで】
【一瞬考えて、返すのはありきたりな感じの答え】
【困ったように首をかしげて】

【案内された席は、極々普通のボックス席で】
【時間のせいなのか、なんなのか。人は少なめ】
【子ども2人という状況を気にした風の人も特に居らず、まあ居心地は悪くなさそうで】

……あっ、え、じゃあ、私ホットココア、なのよぅ。

【席にちょこんと座って、室内の暖かさをかみ締めていたのだが】
【相手があっさりと注文を決めたことに若干焦りながら、メニューに目をやって】
【選んだのはみんな大好き(?)ホットココア】

「……かしこまりました。以上でよろしいでしょうか――――。……ごゆっくりどうぞ。」

【中略。至極マニュアル対応を見せてくれたウェイトレスさんは奥へと引っ込んで行き】
【ちなみにメニューは机に残されたままである。下げないお店らしく】

……えっと、カエデが話したいところからで、いいのよ?

【相手に尋ねられ、返すのは無難な辺り】
【要は、相手の話したいように話していい、と】
117 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 01:40:33.84 ID:RRCNGWgDO
>>112
勝手な理論さ、僕はそうは思えない
寧ろ、野良猫に餌をやる事は世間的にも猫からしても悪い事なんだけど…

【野良猫に餌をやるとその猫は自分で餌を取らなくなるし、後まあ色んな問題があったりする】
【それを思って…な訳じゃないだろうが、少なくとも彼は野良猫に餌をたかられたからとやるような人間ではないようだ】

…屑に屑と言って何が悪いんだい、全く

【凄まれても全く動じず、精力がないような表情のまま財布をしまって】

…ああ、いい、口で説明はいいから案内してくれ

【説明を始めたリジィの言葉を遮って、めんどくさそうにそう言った】

(…隙をついて逃げればいいんだけどね、捕まったら怖いし適当にあしらおう)

【死んだ魚のような瞳でリジィを見詰めながら、心の中では一つの作戦が中折れしていた事は“彼等”しか知らない】
118 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 01:45:50.51 ID:HH1lhxSD0
>>114

【彼がなんか気付いた様子を見て首をかしげ】

何かわかりませんが〜、なんかの役にたてたみたいですね〜〜
【のんびりと答え】

そろそろ私は行きます〜
貴方の名前はなんですか〜?
私は亀無天空(かめなし てんくう)と申します〜
【ペコリとお辞儀し】
119 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 01:47:59.82 ID:aig2sRQgo
>>115

【「それじゃあね」――其の言葉に、はっ、としたかの様に夜過を向いて】
【こくり、と相変わらずの無表情で別れの挨拶に応えると、小走りでロロケルムに追い付く】



「…………ロロケルム。」


……何だ。 気に入らないのなら、返品して来ると良い。
返金された金で、自分の好きな物を―――「……ありがとう。 私は、何も返せない、けど。」



………。


……………。


……フン……、ならば、明日の朝食――三人分、作れば帳消しにしてやろう。



【――――其の帰り道、彼は何時もより機嫌が良かったとか】


/お疲れ様でしたー!
120 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/15(土) 01:48:51.35 ID:R7ByX95W0
>>116

………………

【仲の良い人。そう言われて、ラベンダァイスは考え込んでしまう】
【確かに、仲の良い人と言うのなら、思い当たるのは何人かいる】
【しかし、自分の成長を見てくれていた人と言う事なら、その面々は比較的最近に知り合った者ばかりなのだ】

――――ほぅ…………

【注文を終えて、ようやく表情を緩めるラベンダァイス】
【子ども二人に対する奇異の目を意識しなくてよい状態になって、ようやく緊張が解けたのだ】
【そうすれば、自然と室内の暖かさが身にしみてくる】

――――じゃあ、話して無かった事から、話すね…………
私…………本当は人間じゃないの

【話したいところからで構わない。そう言われて】
【また、周囲に聞き耳を立てている者がいない事を確かめて、おずおずとラベンダァイスは口を開く】

私は……『ケツァル・コアトル』っていう、生物兵器…………
ケツァル・コアトル=ラベンダァイス=カエデ=キャニドップ…………
お父さんは、同時に私のマスターでも、あったんだ…………

【人間にしか見えない少女の口から、人間ではないと言う告白が放たれる】
【そして、仲の良かった父親は、父親であると同時にマスター――――支配者でもあったと言う事実】
【この事を口にする事が、一番勇気のいる事だった】
121 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 01:50:34.56 ID:C1p++59fo
>>118

赤木。赤木怜司

【お辞儀はせず、逆に背筋を伸ばして名前を名乗り返す】

じゃあな亀無さん。道中気をつけて

【それから左手をひらひらとさせる】
122 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 01:52:06.49 ID:VH/SEJLOo
>>117

…………。まぁ、猫なんてどうでもいいんだけどさ。アタシ犬派だし、ヒヒッ!

【無視、からのぶん投げ。最悪である】

初対面にそういう口の利き方は良くないぞ、ルーザー?
仮にもレディ相手なんだからさ、もうちょっと気の利いたことは言えないのかい?

【どの口だ】
【厚かましいにもほどがある態度で青年の方をバシンと一つ叩いた】


ん、そうか? じゃあ早速行こうか、ヒヒッ!
ルーザーは質と量、どっち派だい? アタシは断然量だがね!

【そのまま先程示した方向にずんずんと歩き始め、石畳に靴音を響かせていく】
【キンクリしますか?】
123 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 01:53:51.54 ID:Rp+oWGJH0
>>121
赤木さんですね〜
では縁がありましたら〜、また会いましょ〜〜う
【そう言いながら彼女は去っていくだろう】

/夜遅くまでありがとうございます
/乙でしたー
124 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 01:54:45.36 ID:C1p++59fo
>>123
//お疲れー。ありがとねー
125 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 02:01:25.22 ID:RRCNGWgDO
>>122
…めんどくさい女だ

【はぁ、とため息一つ、聞こえないように呟いた】

…どの口が言うかな、君は
後、肩を叩かないでくれるか?外れたらどうするんだ

【やれやれとでもいいたげな動作で、叩かれた肩を撫でる】
【そんなに簡単に肩は外れないだろうが、きっと叩かれたのが気に入らないだけなのだろう】

ああ、そうだね、僕は値段を気にするよ
君が遠慮出来る女性なら少しは見直すけど、きっとそんな訳はないだろうな

【嫌味を言いながらも、リジィの後ろについて歩き出した】
【yes!キンクリ!】
126 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/15(土) 02:21:58.50 ID:H3kmP71B0
>>120

【考え込む相手の様子を見て、僅かに不思議そうな表情と浮かぶ「?」】
【それでも、特に尋ねたりすることは無く】

【そして、緊張の解けた相手とは逆に】
【今度はこちらが、どこか緊張したような雰囲気に】
【今まで、こんな風に人の話を聞くことが無かったり、保護者の居ない深夜のお店だったり】
【微妙に重なる初体験の数々、僅かに表情を硬くして】

……うんと、うまく聞けないかもだけど、そしたらごめんね、なの。
…………あっ、でも、頑張るのよ。

【なんて、そんなこと】
【しょんぼりと眉を下げてから、はっとしたように、付け足して】
【何を頑張るのかは若干謎なのだが、ともかくも。頑張る、らしく】

無理とか、しないでいいからね、なの。

【話してなかったことから話す、と。その言葉に、そんな発言】

【それから、告げられたそんな事実に】

………………、……え、ふぇ?

【真剣であろう相手の様子とは寧ろ逆ベクトル】
【浮かべたのは、ぽかんとしたそんな表情で】
【まん丸にした目を数度、ぱちぱちさせてから】

…………え、カエデも、なのよ?

【なんて。相手の話を遮ってしまう可能性は一切考慮していない風に】
【尋ねる言葉は、何となくおかしくて。つまり、うん】
127 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 02:26:15.62 ID:Aws4qd5SO
【公園】
【――その中にあるベンチの一つにて】

ふぅ、こんな時間に出かけてみるっていうのも、人がいなくて中々乙な物だなぁ
【白のカッターシャツに青のネクタイをして首には紅のマフラー、手には黒の手袋を着け、腰には二本の刀を携えた少年が座りくつろいでいた】
【その顔立ちは幼く「童顔」、それは良く言えば可愛らしく、意地悪言ってしまえば女々しい】
【また少年のカッターシャツの袖には校章が付いていて、彼が学生なのが解るだろうか】
128 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/15(土) 02:34:22.40 ID:R7ByX95W0
>>126

うん…………私も、上手く伝えられるように、頑張る、から…………

【何度か、似たような内容の話を人にして来て、要点ぐらいは問題なく伝えられるようになっている】
【しかし、これまで相談してきたのは、みんな強く、賢明な『大人』ばっかりだった】
【『友達』に、複雑で重い話をして、ちゃんと伝えられるのか】
【図らずも、先ほど頭をかすめた成長――――つまりは『一人前』の能力を、試されている恰好になる】

うん……ありがとう…………

【先ほどは、つい堪え切れなくなってしゃがみ込んでしまった】
【その事を思い出して、気遣ってくれているのだろう】
【言葉には――――そして話の途中である以上、態度にも――――出さないが、ラベンダァイスは今一度、ファラエナに感謝した】

――――私『も』って…………それじゃあ…………!?

【思いもかけない言葉。ラベンダァイスは目を見開き、ファラエナを見やる】
【今の文脈で、こう言う言葉が返ってきた以上、可能性は一つしかない】

ファラエナちゃんも…………『ケツァル・コアトル』……なの…………?

【気付かなかった――――その事実もそうだが、今まで気づいていなかった事で、ラベンダァイスは驚いている】
【以前、2回ほど、同族の者との邂逅があり――――その時には、気付いた。互いの第六感のようなものが、働いた】
【それがファラエナ相手になかった理由――――恐らくは、最初に見た時にわずかな怯えをも見せるほどに、服装に気を取られていた事が原因だろう】
129 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 02:42:03.41 ID:VH/SEJLOo
>>125

んー? 何か言ったかい、ヒヒッ!?

【地獄耳。もう一度肩をバシンと叩いた】


【きんくりっ!】


……んー、こんなとこかねぇ? 安くて美味いってもう言うことないよな! キヒヒッ!

【辿り着いたのは街の端、古びてはいるが明るい雰囲気の木造酒場】
【看板も立っていないその店の前。挨拶もノックもせず、足でドアを蹴り開けると】

―――よーっし! 客だぞーっと! ヒヒヒヒッ!
……ルーザー、早く入れよ。とっとと座れ座れ!

【ぽつりぽつりと酒を飲む客を無視したような、】
【街外れの酒場特有の静かな雰囲気をぶち壊すような、】
【一人だけ外れたテンションで店の中央へと歩いていく】

【古びてこそいるが、店内は綺麗に掃除されている】
【寡黙そうな店主も慣れているのか、黙ってリジィを一瞥するとグラスを二つ用意し始めた】

よし、とっとと食う物頼むぞ! 酒は飲めるかい、ルーザー?
財布は心配すんなよ! ここはアホみてえに安いし、いざとなったらアタシがツケるからよ、ヒヒヒッ!

【調子外れに笑いながら椅子に座ると、もう片方のイスをバンバンと叩く】
【奢ってもらうと言うのに尊大。静かな酒場の中、騒いでいるのは彼女だけ】


/意識失ってました……申し訳ございません
130 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 02:45:32.88 ID:DvRU/xeVo
>>127
「……そうだねぇ。まるで歌でも歌いたい気分さ。もちろん、まわりに誰もいなければ、の話だけどね」

【少年の独り言に、思いも寄らぬ返事が返る】
【言葉の発生源は、公園中央の噴水。縁に寝っ転がり顔に新聞を被せている男から】
【赤茶けた服に妙に短いジーンズ、足下にはこの寒空にサンダルといった季節感のまるでない服装】
【その体勢のまま、すこしだけ顔を出し、横目で少年を見ていた】
131 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 02:51:36.60 ID:RRCNGWgDO
>>129
…成る程、君が選ぶにしちゃ風情があるじゃないか

【店の外装を見た印象はそれなりにいい】
【世間とか隔絶されたような…まるで異世界のような静かな雰囲気、そんな雰囲気が彼はとても好きだった】
【…が】

…君に風情は無いようだけどね

【そんな思いに馳せる心を、リジィが扉を蹴り開ける音がぶち壊した】
【はぁ、とため息をつきながらリジィに言われた通り、席につく】

もう少し静かにできないのかい君は、折角のいい雰囲気が台なしだ
…酒も料理も、軽い物を適当に頼む

【座るやいなやテーブルに両肘をついて指を合わせ、その指に額を乗せて俯くようなポーズ】
【恐らくは、これが彼のテーブルに向かう時の基本形なのだろう】

/そんな状態で大丈夫か?
/俺はこのままタイムアップ(持ち越し)でもいいんだが?
132 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/15(土) 03:05:37.24 ID:H3kmP71B0
>>128

……あう、あう。そうなのよ、なの。……えっ。

【判明した事実に、あうあうと困惑しながらも、肯定の言葉を返して】
【結構驚いているらしく、両手を口の前で合わせて、視線をあっちにやったりこっちにやったり】
【「どうしよう気付かなかった」なんてオーラを相当漂わせていたものの】

…………えぁ、じゃあ、居なくなったお父さんってマスターさんなのよ?

【少しして、ふと気がついたらしく】
【僅かに眉を顰めながら、そんなことを尋ね、言い終わった僅かあとに】

「……お待たせしました、こちら、ミネストローネとグレープジュース、ホットココアになります。」

【なんて、「いつ変化するんですか?」なんて尋ねてはいけないマニュアル文句とともに現れたのは、先ほどの紺色の髪のウェイトレスさんで】
【きちんと、カエデの前にミネストローネとグレープジュース。ファラエナの前に、ホットココアを置いて】
【最後に、カトラリーケースを机に置いて】

「……では、ごゆっくりどうぞ。」

【などと言い残し。また奥へ戻って行った】
133 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/15(土) 03:13:18.99 ID:R7ByX95W0
>>132

……そう、だったんだ…………
ごめんね……気付かなかった…………

【気付かなかった事に後ろめたさを感じているのは、何もファラエナだけではない】
【ラベンダァイスもまた、驚きながらも申し訳なさを感じている】
【その理由が理由だけに、尚更だ】

――――うん、そうなんだ…………

【どこか固く、首を縦に振るラベンダァイス】
【一番に話したかったことを伝える事が出来た。そして、一番の問題点を口にした】
【ならば――――同じケツァル・コアトルならばなおの事――――自然と、ラベンダァイスの悩みも見えてくるだろう】
【唯一の家族であった父が失踪し、外道の行いに手を染めている。それだけでも耐えがたい事実だが】
【ラベンダァイスがケツァル・コアトルであった事――――それが、問題をより一層難解なものにしていた】

――――どうも…………

【運ばれた品物を受け取り、軽く会釈するラベンダァイス】
【そうして、口を湿らせるためだろうか、ジュースをわずかに口に含んだ】
134 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 03:29:41.59 ID:VH/SEJLOo
>>131

フゼイ? 何言ってんだ、飯屋に入って食えない物を気にしてもしょうがねえだろ、ヒヒヒッ!
なあ、そうだろ?

【丁度メニューを持ってきたウエイターに同調を求めるも、慣れた感じで無視される】
【※飯屋ではなく酒場です】

……んじゃあ適当に頼むから、適当に取って食えよ!
マスター、いつもの大盛り皿全部と適当に今ある強い酒な!

【こちらも半ばルーザーの言葉を無視するようにして注文】
【相変わらずの騒ぎよう。酒場に「食事」に来る常識外れさだけはある】


/また遅れてしまいました……
/もしよろしければ持ち越しにさせていただいても宜しいでしょうか
/明日は一日中いるです
135 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/15(土) 03:40:31.12 ID:H3kmP71B0
>>133

……あうあ、私も気がつかなかった、のよぅ……。
…………カエデ、ケツァル・コアトルだったのね。
えーと、……サラとルーチカのときは分かった、かしら……、ううんー……。

【「うわー」とでも言う風に、両頬を手で隠して、ぎゅっと目を閉じ】
【改めて口にすることで再確認してから、ぶつぶつと。小さな声でそんなことを呟いて】

…………そっかぁ。

【そして、相手の肯定に。眉を下げて、しょんぼりとした表情に】
【それから、運ばれてきたココアに手を伸ばし、ふぅふぅ吹いてから、こくりと飲んで】

……えっと、じゃあ、カエデのお父さんが居なくなっちゃって、そしたらすごい悪いこと、してたのよ、……ね?

【それから口にするのは、なんだかとっても簡略化されていて】
【カップの取ってに指を絡ませながらも、視線はカエデへと向けられていて】
【全体的に下がったテンション、言い終われば、ココアをもう一口。飲み込んで】
136 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/15(土) 03:53:39.88 ID:R7ByX95W0
>>135

あ……やっぱりファラエナちゃんも、サラさんやルーチカちゃんと、会ってたんだ……

【顔を上げる。その小さな呟きを、どうやら聞きとめたらしい】
【ラベンダァイスもまた、彼女たちとの接触があった】
【コアトル同士、どこか通じるものがあるのは、当然の事なのかもしれない】

うん…………――――?

【ファラエナの言葉に、頷き返すラベンダァイスだが、直後に首をかしげる】
【何故、そこでファラエナは目を伏せるのか】

…………そう、なんだ…………
聞いた話じゃ、『justice』の人たちとも戦ったって…………

【ラベンダァイスに取り、父が元の仲間たちと殺し合うと言う現実は、非常に重いものだ】
【だが、それだけではない】

――――あいつ、お父さんを乗っ取ったあいつが……私に「一緒に来い」って、言ってきて…………
それは突っぱねたんだけど…………あの時の、お父さんの声が…………どうしても頭から離れなくて…………っ

【ラギデュースを乗っ取ったその存在は、ラベンダァイスにも『マスター』としての権限を利用して、殺戮を命じていた】
【ラベンダァイスはそれを固辞したが――――しかしケツァル・コアトルは『刷り込み』の原理でマスターを認識する】
【例え、父の意志がそこになくとも、その声はラベンダァイスに強い影響を与える】

【微かに震えだす手でミネストローネのカップを掴むと、やや早口に飲み下す】
【一見熱いように見えるが、ラベンダァイス自身はそれを感じる余裕さえなかった】
137 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/15(土) 04:37:50.59 ID:H3kmP71B0
>>136

ふぇ、……カエデも会ってた、のよ?
……世界って、狭いのねー、なの。

【相手の言葉に、またしてもきょとんと目を丸くし】
【次いで漏らすのは、控えめに見ても就学前ほどの子どもには似合わないような言葉で】
【それから「最近会ってないけど、元気だといいな、なの。」なんて、呟いて】

…………だって、私、お母さんが居なくなっちゃったら、すごい嫌なのよ。
……あんまり遊んでくれたりしないけど、……お母さんだもん。
それで、お母さんが悪いことしてたりしたら、……もっともっと嫌なのよぅ。

【しょんぼりと頭を垂れながら返すのは、恐らく、相手が首を傾げたからで】
【自分に対して分かりやすくするためなのか、それともついやってしまったのか。どうやら、置き換えて考えてしまったらしく】
【その結果として出せた答えは、とてつもなく嫌、というもので】
【考えてしまったことの嫌さとか、自分がとてつもなく嫌だと思うような状況に居るカエデがかわいそう、とか】
【しょんぼりしている理由はそんな感じ、らしく】
【最後に、そんな考えをどこかに飛ばそうとするかのように、数度首を振って】
【それから、ココアを飲んで、一度リセット。ふぅっと息を吐いて】

……、……んと、じゃすてぃすって、知らないけど……。
……えと、お友達、なのよ?

【まさかの世間知らずっぷりを露見させつつも、そんな質問を返し、首をかしげ】

……んと。
その人、は、お父さんだけど、お父さんじゃないの、よね。
それで、お父さんじゃないけど、お父さんだから――……。

【どうやら、喋りながら考えるのがクセらしく】
【スープを飲むカエデを見ながら、ほんの少し「熱そう」なんて思いながら、考えて】

…………ご本とかだと、そういうのは、悪いやつを倒しちゃえば平和、なのよ?
……うー、でも、身体とかお父さん、なのよね。
………………あ、うー。

【考えた結果出した結論は、乗っ取っているやつを叩く、なんてもので】
【ただ、意見を出した数秒で問題点を発見。困ったように唸りの声を上げた】

/申し訳ない、眠気が急上昇なのです。
138 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/15(土) 04:55:27.25 ID:R7ByX95W0
>>137

そう、だね…………
サラさんは、あちこち歩いて回ってるみたいだけど……
(ルーチカちゃん…………大丈夫、かな……)

【考えてみれば、ラベンダァイス自身も、もうこの二人とは長く会っていない】
【二人の身を案じる思いが生まれた時――――マスターを『飼主様』と呼び、自覚ないままにペット扱いを受けていたルーチカの事が頭をよぎり】
【不意にラベンダァイスも、知り合いのコアトル達の事が心配になってきた】

……!!
――――っ

【ファラエナの、悲しそうな仕草を見て、思わずギュッと目をつぶるラベンダァイス】
【こんな辛い思い、他の誰かに味あわせたいものでは、決してない】
【話を聞いてくれると言う事に甘えて、いらぬ苦痛を与えてしまったのではないかと、心が悲鳴を上げた】

えっとね…………『justice』って言うのは、お父さんが所属してた組織で……
困ってる人を助けたり、悪い連中と戦ったりする組織なんだ……
お父さん、仲間のために戦うんだって……いつも言ってた…………

【『justice』を知らない様子のファラエナに、自分なりの言葉で説明をする】
【正義を標榜する組織の一員として、仲間のために戦うと言っていたラギデュースが、悪に染まる】
【それは、ある意味で皮肉としか言えないだろう】

…………「共に来い。兵器として、お前に選択肢なんてないんだ」…………
奴の、あの言葉が……お父さんの声が…………どうしても頭から離れなくて…………

【そう。現在のラギデュースは、肉体のみが残った存在であり、決してラベンダァイスの父としてのその人とは言えない】
【しかし、ケツァル・コアトルとして考えれば、その肉体がラギデュースである以上、それは紛れもない『マスター』の言葉】
【それは、一言で表す事の出来ない、もどかしく、難しい状態】

…………同じ事を言ってる、人はいたんだ……
でも、それが上手く行くかは、分からないって…………

【意識体だけを叩く。それは既に発案されたアイディアであるようだ】
【しかし、当然と言えば当然だが、破壊活動に終始しているラギデュースを簡単に捉える事はできない以上、実行されてはいないらしい】
【そして、肉体を乗っ取った精神体に、その手の攻撃が有効なのか。それも大きな問題だ】

/では、一旦切りましょう
/昼ごろに、もう一度顔を出そうと思いますが、それで良いですか?
139 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/15(土) 05:11:53.15 ID:H3kmP71B0
>>138
/返すアレがなさそうな位に眠いので、こちらだけ。
/明日は特に用事も無いので、目が覚め次第大丈夫です、適当な時間に呼んでくだされば。
/改めてもう一度、申し訳ないです。おやすみなさい。
140 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 10:31:52.48 ID:Qh+3MP0DO
【路地裏】

……、、る、。
ぅ────ら、……、、♪

【暗い暗い、その場所に】
【幼い少女の歌があった】
【歌声は細く小さく──】
【だがそれは確かに、歌】

【──ぽん、ぽん、ぽん】
【歌に交じる、一つの音】
【酷く壊れたオルゴール】
【歪んで欠けた音の葉は】
【未だに人を、恋う響き】

【しゃら、しゃらん──】
【最後の音は、鎖のもの】
【少女が歌を、紡ぐたび】
【しゃらしゃらしゃらり】
【鎖が小さく、音鳴らす】
141 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 11:37:04.93 ID:Aws4qd5SO
>>130
/ぎやあああ!すいません、諦めて寝てしまってたので気づいてませんでした!本当に申し訳ありませんした!
142 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 12:09:39.15 ID:DvRU/xeVo
>>141
/こっちこそ遅くてごめんよー
/また機会があったらよろしくー
143 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 15:16:34.49 ID:C1p++59fo
【街中】

何かいいこと無いだろうか
女の子が空から降ってくるとか

【昼間の街中を一人の青年が歩いていた】
【青年は、子供にも大人にも見える顔つきと、黒く短い髪に色白の肌を持ち、ワインレッド色のナイロールの眼鏡をかけている】
【服装は、黒いスラックスと茶色のシャツの上に白衣を羽織っているという研究者のようなもの。腰に締めているベルトの左側にはホルスターがあり、その中に黒いハンドガンが納まっている】
【右腕には手から肘までを覆う灰色の盾のようなものがあり、その先端から杖が出ていて青年の支えになっていた。右手は盾の内側から横に伸びているグリップを握っており、杖というには非常に機械的なデザインだ】

【杖をつく度に、カツン、カツン、と小気味良い音がたっている】
144 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 15:57:12.18 ID:DvRU/xeVo
>>143
【カツン、カツン、という規則的な音に、乱雑な騒がしさが混じる】

「悪い悪い、ちょっとコレ預かってて」

【ふと突然、青年の脇から声が掛かる】
【赤茶けた服に妙に短いジーンズ、足下にはこの寒空にサンダルといった季節感のまるでない服装】
【通り抜けざま、男が青年へと放るように投げ渡したのは一つの茶色い小包】
【重さは差程なく、落としたところで壊れる類のものではなさそうで】

【――背後、男が駆けてきた方角から迫る人相の悪い人の群れ】
【足音は十に近く、その全てが男へと向かっている】
【間違いない、彼等はその小包を狙っている!】
【そして、当の本人たる男は、既に青年の前方を走っていた】
145 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 16:25:53.85 ID:C1p++59fo
>>144

ん? しょうがねーなー

【うっかり条件反射的にそう言いながら、青年は隣を見ずに小包を受け取る】
【そして次の瞬間に「ん?」ともう一度声を出して首を傾げた。自分は一人で歩いていたはずである】
【ふと隣を見ればそこに男は居らず、既に目の前を走っている。その上後ろからは大人数で誰かがやってきている】

………………。

【ぽかーん】
【ただ歩いていただけなのに巻き込まれたこの現状。あまりの変化に思考が停止してしまった】
【すぐにはっとなり、】

待てゴルァアアアアアアアア!

【小包を目の前を走り去ろうとしている男へ向けて全力投球】
【意外と速い】
146 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 16:37:08.00 ID:JRsrlgBAO
>>145
「あたっ?!」
 
【ジャストミート。意外に速い全力投球は見事に男の後頭部へ】
【つんのめるように前のめり。転がる様にずべしゃと雪の地面へ突っ伏した】
 
【さて、これで事態は一件落着……】
 
        「絶対捕まえろ!」
    「待てやゴルァ!」
      「そこの"二人"ィ! 逃がすと思ってんのか!」
 
【……おめでとうございます。晴れて『関係者』扱いです】
147 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/15(土) 16:37:38.23 ID:H3kmP71B0
>>138

んー……、会えたらいいよね、なの。
お友達だし、約束もあるのよぅ。

【会えて居ないならば、会えればいい、なんて】
【この考えについて特に捻る必要も無いのだが、まあ一切の捻りも無い言葉を口にして】
【会いたい理由なんかもなぜだか口にしつつ、ひとつ息を吐いて】

私はすっごい嫌だから……。
だからね、多分ね、カエデもそうだからね、出来ればお手伝いとか、したいの、よぅ。

【なんて、どうやら先ほどのココアで思考リセットはある程度完了しているらしく】
【まだ多少は落ち込んだような様子もあるのだが、基本的には大丈夫そう】
【ココアのカップをぎゅーっと握って、自分の考えを中心にした考え方なのだが、どうにかしたい、と】

…………んーと、いい人たちなのね?
で、そう言うことしてたお父さんが、今悪いことしてて……。

【相手の答えを、さらに簡略化。先ほどから簡略化しすぎな気もするのだが、まあ】

んと、カエデは嫌で、でもマスターさんで……。
……うー、うぅ……。

【唸りながら考えるも、どうやら結論はすぐに出てくれないようで】
【眉を顰めつつ、ココアのカップに口をつけ、こくりと一口】

…………んっと、んと。
じゃあ、攻撃とかじゃなくて、その身体に居るのが嫌な風にする、とかぁ……。
……んぅんっと……。

【眉を顰めた表情のままで、そんなことを言ってみたり】
【ただ、自分でも特に納得していないのか、先の考えで頭いっぱいなのか、何か考えた風のままである】
148 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 16:38:31.06 ID:Qh+3MP0DO
【路地裏】

……、、る
──ぅ。、あー……♪

【昼間でさえ薄暗いこの場所に】
【ひとつの、歌があった】
【声から察するにそれは幼い少女のものだろうか】
【途切れ途切れではあるものの、確かにそれは歌であり】

【──ぽん、ぽん、ぽん】
【歌に混じって聞こえるのは、オルゴールの音だろうか】
【歪んで欠けた音色を奏でる機械は、きっときっと壊れていて】

【しゃらりと、更に混じるは鎖の音】
【荒廃を思わせるその音は】
【少女が歌を紡ぐたびに、小さくしゃらんと聞こえてくる】

【少女と、鎖と、オルゴール】
【3つの音を辿れば、貴方はきっと】
【1人の少女に出会うことだろう】
【淡い燐光を放つ右目と夜色の左目を持ち】
【まるで夜の海を思わせるかのように、ほんのりと蒼みを帯びた長い黒髪の──】
【──14、5歳ほどの、少女だ】
149 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 16:49:05.81 ID:C1p++59fo
>>146

おいおい何だか知らんが無関係の善良な一般人を巻き込みやがって
お前の死体を手土産に降伏するか、ん?

【関係者扱いの事実にこめかみをピクピクさせながら突っ伏した男へとゆっくり歩いていく】
【ゆっくりなのは余裕があるからではなく、”杖をつく必要がある程足が弱っているから”だ】
【現状、いくら銃があるとはいえ、十人相手にそんな身体では太刀打ち出来ない】

(となれば、目の前のこいつを捌いて降伏する方が楽そうだが……そも銃を人に使うつもりは無い。降伏して見逃される保障も無い。かといってこの身体と関係者扱いの現状では、こいつは逃げて俺だけ拷問にかけられるのがオチだ)

【近づきながら瞬時に状況を把握し、そう脳内で結論付けて一つ舌打ちをする。万事休すというやつだ】

余計なことに巻き込みやがって……おい、この小包の中身は何だ
言わないなら銃でお前の足に穴開けて俺だけ逃げるぞ

【ある程度近づいてから男にだけ聞こえる声量で小包の中身を、脅迫を混ぜて尋ねる】
【今の数秒間での歩きだけで、この男が、自分がゆっくりにしか歩けない、ということに気づいていないことが条件の脅迫。気づかれていれば足を撃ったところで自分が逃げられない、ということがすぐバレるだろう】
【小包の中身次第では、それ自体を交渉材料に使うことを考えている。この状況を打破するために使える唯一のアイテムだ】

(頼むから答えろよ……こんな間抜けな死に方は御免だぞ)

【内心ではかなりの焦りがあるも、それを一切表には出さず答えを待つ】
【小包の中身という情報は、彼の状況打破のためには、絶対に不可欠なものだ】
【果たして答えるかどうか】
150 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/15(土) 16:52:02.22 ID:R7ByX95W0
>>147

約束…………そっか……
(そう言えば……私もサラさんと、約束してたなぁ…………)

【なんて事のない、ささやかなものだが、自分も約束があった事を思い出した】
【今度、共に空を飛ぼうと、サラと約束をしていたのだ】

…………そう、だよね…………こんなの、誰だって……嫌だよね…………

【落ち着きを取り戻したファラエナとは対照的に、ラベンダァイスはまた顔を伏せる】
【人に聞いてもらう事でしか、自分の心を落ちつける事が出来ない自分にも、嫌気がさして】

――――っ
あ……ありがとう…………

【それでも、お手伝いしたいと、言ってくれる】
【こんな自分に――――『人』と『兵器』の狭間で揺れて、どうしようもなくなってしまった自分に、手を差し伸べてくれる】
【もう何度目かもわからない感謝の言葉を、ラベンダァイスは口にした】

うん……そう、なるかな…………

【一言で言えばそういう事だ。今『justice』にはどんな人間がいて云々と話してもしょうがない】
【その程度の認識でも構わないだろうと、ラベンダァイスは頷く】

………………

【悩むファラエナに、何も言えないラベンダァイス】
【ここなのだ。ここがラベンダァイスにとっての最も難解な問題】
【従おうとすれば『人』としての自分が、抗おうとすれば『兵器』としての自分が、袖を引く】
【その狭間で、揺れる事しかできない――――それがラベンダァイスの現状だ】

――――それは、多分ダメだと思う…………
奴は、この為にお父さんを長い間狙ってたって言ってたし…………

【ポロリと漏れ出たファラエナの考えに、控えめに否定の言葉を口にするラベンダァイス】
【一度だけ邂逅した時、様々な事をラベンダァイスは聞かされていた】
【その時の、肉体を乗っ取った『奴』の言葉を鑑みるに、力によらず追い出すと言うのは、難しいと判断したのだろう】
151 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 17:01:56.94 ID:DvRU/xeVo
>>149
「あたた……」

【青年がゆっくり近づくと同じくして、男は立ち上がり頭をさする】
【大した怪我もなさそうで、逃走に問題はない。だが、ゆっくり近づいてきた青年を観察する余裕も、ましてや青年の“状況”を理解する事も無かった】


「小包の中身? ……いや実はね、ソレ、凄くヤバイものらしいんだ。何でも、この街を恐怖に陥れる事が出来る代物らしくてね……」

【嘘である】
【嘘である。大事な事だから二度言いました】
【とはいえ、その騙り口は一見して嘘と見抜けるものではない。尤も、交渉や話術に異様に長けたものならそうとも限らないが】
【さらに、判断する時間は十分にない。後ろから迫り来る足音は、徐々に迫りつつあるのだから】
152 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 17:10:02.71 ID:Aws4qd5SO
>>148
/未だおりますか?
153 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 17:13:55.31 ID:Qh+3MP0DO
>>152
/ここにー
154 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 17:18:30.66 ID:C1p++59fo
>>151

そんな大雑把な説明は……

【求めていない、と続けようとしたところで後ろを振り返る】

(くそ、タイムリミットか)

【恐らくもう追手は既に十分な距離に近づいてきているだろう】
【男の言葉の真偽を確かめたくもあったが、最早そんな猶予は無い】
【交渉に入る前に今しなくてはならないことを脳内で模索する】

(このまま交渉に入ればパターンは二つ。後ろの男が逃げるまでが確定で、奴らが数人使って男を追うか、全員で俺を追い詰めるか、だ。仮に追ってくれるなら楽だが、追わないならそこでゲームオーバー。博打過ぎる)

(なら男の足を撃てば最低でもこいつをこの場に残すことは出来る。だがそれじゃあこいつが最悪死んでしまう。自業自得だがそれはやりたくない)

(どうするか)

【選択肢は極端に言えば二つ】
【後ろの男の足を撃ち、置き去りにするかしないか】
【撃った方が確実に自分が助かる可能性は高くなるだろう。だがそれではこの男が死ぬ可能性が高まる。例えこんな状況に巻き込んだ相手とはいえ、誰かを殺したくはない】
【青年はそういった思考の持ち主だった】
【現状で両方が助かる選択肢は無い】
【ならば──】

(やるしか無い、か)

【青年は黙り込んだまま、左手で銃をホルスターから引き抜いた】
【しかしそれを青年に向けはせず、地面に転がった小包へと向けた】
【男の言葉の真偽は分からないが重要且つ絶対的事実が一つある】
【それは追手が十人以上、これを狙っているということ。それだけ重要なものだということ】
【最早他の選択肢は無かった。この小包を使って交渉を行う以外は】
155 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 17:20:46.48 ID:Aws4qd5SO
>>153
/絡ましていかせてもらいやんす!!

>>148
【そしてここに】
【その歌に釣られてやってくる人が一人】

この歌、綺麗な歌・・・
【白のカッターシャツに青のネクタイをして首には紅のマフラー、手には黒の手袋を着け、腰には二本の刀を携えた少年がそう呟きやってくる】
【その顔立ちは幼く「童顔」、それは良く言えば可愛らしく、意地悪言ってしまえば女々しい】
【また少年のカッターシャツの袖には校章が付いていて、彼が学生なのが解るだろうか】
156 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 17:28:24.56 ID:7aZvqZK6o
【くす、くす、くすり、と笑い声。】

【華やかな街の路地裏の、或る種の人が集まる溜まり場、】
【一人の女が、地面に座りこんでいた。】
【華やかなドレス、高いヒールの赤い靴、首に下げた高級そうなバッグ。】
【爪痕だらけの皮膚、痩せこけた頬、濁った眼、犬の様に突き出された舌。】


―――いらっしゃいませ、お客様。

と、もう挨拶する事も殆ど無いんだろうね、貴女には。

残念だ、実に残念だよ。残念だけど仕方が無い。

貴女が何か知っていれば、もっと違う道も有ったのに。

【その舌を摘まんで引っ張り上げる、一人の少年。】
【足跡刻まれぬ新雪の如き、長い白髪を左手に纏めて、】
【右手の自由な三本の指で、女の唇を弾くように弄んでいた。】


そろそろ――――お別れの時間かな。

最後も、夢の中を泳いでいたい?
157 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 17:30:34.37 ID:Q4E5x5X30
/tst
158 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 17:32:03.68 ID:Qh+3MP0DO
>>155

ら……、、ら────♪

【少年の接近に気付いていないのか】
【或いは、気付いているが「危険因子」だと見なしていないのか】
【どちらにせよ、今のところ少女が彼の方を見遣る気配はなく】
【響いてくる、歪んだオルゴールの音にあわせて彼女は歌を奏で続ける】

【──ふと、少女の傍に視線を移せば】
【そこには酷く壊れたオルゴールがあるのに気付けるだろう】
【先ほどから聞こえる、ぽん、ぽんという音はここからか】

【そして──少女の両手首には鎖の千切れた手錠があった】
【鎖は少女が歌うたびに、しゃらんしゃらんと音を立てる】

【だが、きっと彼は気付くだろう】
【彼女の服装。その、異様さに】
【纏うコートは夜の色。しかし下に着ているシャツは、明らかに夏の】
【それも、重ね着用の、生地が薄いもので──】
159 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 17:32:20.74 ID:DvRU/xeVo
>>154
【雪を割る音、踏み固め迫り来る足音は、最早二人の背後まで】
【その距離はおよそ四間。迫るには難く、されど逃げるにも難い距離をあけて、両陣営は相対する】
【地面に転がる小包に銃口を向けたことに、追っ手達は足を止めて青年へと睨みを効かせていた】

 「おう坊主! なにするつもりだコラ!」
     「んなことしたらただじゃ済まさねぇって解ってんだろうなぁ!」

【怒号。されど出るのは言葉ばかりで一向に動き出す気配はない】
【それが、この小包の重要性を如実に示していた】

「まあまあ、此処はとっとと逃げようじゃないか。交渉なんてきっと無駄だよ無駄」

【青年の傍ら、地面に片膝をつく男から囁くようにでた言葉はそんなもので】
【青年の”状況”を理解していない男は、そんなものをあっさりと告げていた】
160 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 17:44:57.87 ID:RRCNGWgDO
>>134
…全く、君は産まれる種族を間違ったんじゃないのかい?
人間の女じゃなく、動物の雄として産まれるべき性格だよ

【リジィについての印象を、疲れたようにそう述べる】
【獣のような風貌、風情を感じ得ない性格、彼から見れば全く女性とは思えないように見えた】

…あまり高くはつけないでくれよ、こっちにも生活があるんだ
…そもそも、ここは食事ではなく酒を呑む所じゃないか?

【俯いた顔を少しだけ上げて、指の上から覗き込むようにリジィに目を向ける】

/すいません、返事遅れました
161 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 17:46:04.36 ID:C1p++59fo
>>159

(止まった……一つ目の賭けはクリア。だがこれはあくまで絶対的な前提条件に過ぎない)

(問題は、ここからだ)

【追手から視線は一切外さない。一つ目の壁は突破したが、それは通ることが前提のもの】
【ポーカーフェイスは崩さない】

逃げたければそうしろ。こいつらが、”追うことに特化している”、”この街に詳しい”、”人海戦術を取りうる”、どれかを満たしている時点で俺もお前も終わりだよ
ただ追うだけのド素人なら話は別だが、普通なら別の仲間に連絡するなりしてお前を追い詰めてる。逃げた先に相手が居たらそれこそアウトだ

【相手から視線を動かさず、男にだけ聞こえるように返事をする】
【これらは正しい考察ではあるが、それでいて間違いも含んでいた】
【仮にこの男が追手以上に逃げることに特化していてこの街に詳しいのであれば何も問題は無いのだから。ただ、そうは考えられなかった】

(逃げることに特化しているなら、俺に押し付ける必要など無かった……それはともかくとして、交渉も確かに無駄ではあるな。交渉というのは力関係が絶妙な状況で初めて意味がある。これではワンサイドゲームだ)

【男の能力、というより逃げ方は普通のものに思えた。ただそれだけの部分から、”男をこの場に留めるための方便”を使ったのだ】
【こんな状況に陥ったことは一度も無い。そんな状況で味方が居ないのでは話にならない。例えそれがこの状況に追い込んだ張本人であれ、居ると居ないとでは話が違う】
【男から”逃げる”という選択肢を何とかして奪い、この場に留めさせる。それも青年が取った戦略の一つだ】

確かにただじゃ済まないな。俺も、こいつも、お前達も
そんなに大事なら壊されたら困るだろう? ん?

【口元に笑みを浮かべながら、左手の銃を軽く揺すってみせる】
【語り口も余裕のあるものに聞こえるはずだ。最も、それらは即興の演技なのだが】
162 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/15(土) 17:47:25.00 ID:H3kmP71B0
>>150

……うん、模擬戦の約束とか、してたのよぅ。
だから、じゃないけど……、会いたいな。お友達だもんね、なの。

【やっぱり、最終的結論は会いたい、というもので】

うんと、だから、きっとカエデも嫌なのよ。
だからね、出来るだけお手伝いしたいのよぅ。お友達だし、仲間でしょ、なの!

【誰だって嫌、なら。相手も嫌なはず、と】
【これまでの会話で分かって居るはずなのだが、きっと、改めての確認】
【それから、ぱちんと両手を合わせて、にこりと笑んで、そんなこと】
【お友達だし、仲間だから、なのかは分からないが、ありがとうの言葉はスルー。受け流して】

そっかぁ……。
……じゃあ、それを知ってる人は、多分、お父さんに会ったら油断しちゃうのよ、ね。
だって、いい人のところにいたんでしょ、なの。悪いことするなんて、きっと思わないのよ。

【正義組織側に居た人が、悪いことをしている、その状況に】
【改めてのそんな感想。ふぅ、と息をひとつ吐いて】

…………あう、あう、あう。
仲間になったフリして、油断したところをがーん、とか、……でも、駄目よね、なの。
……うぅ、カエデを苛めるなんて許さないのよぅ……。

【うー、とか、あう、とか。考えれば考えるほどそんな単語を何度も口にして】
【なんだか頭から煙でも出てるような気がするのだが、実際にはそんなことは無く。あくまでイメージ】
【最終的にはなんだか良く分からないことまで口走り始め】
【そのうちに目でも回しだしそうな勢い。どうやらキャパ寸前の様子で】

……でも、それでも嫌なぐらいすれば……。
…………あうー、それって結局、攻撃とかそう言うことになる、よね……、あー、うー。

【それならば、もっと嫌がらせをすれば、なんて考えてから】
【即自分で却下。それから、だいぶ冷めてきたココアをぐっと一気飲み】

/特に遅れたのです、申し訳ない
163 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 17:49:23.22 ID:Aws4qd5SO
>>158
・・・あの・・
【少年は少女にそう話しかけてみる】
【その目的は二つ】
【こちらの存在に気づいているか確認する為と】
【相手が何何者なのかを話す事で確かめる為だ】
164 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/15(土) 17:53:15.97 ID:AqNEu0bko
>>156
【路地裏をふらつきながら歩く少年が一人】
【学ランを着崩した茶髪をつんつんに逆立てた少年で、普段はひょうひょうとした表情を浮かべている】
【だが、今は少々様子が違うようだ】
【両目が蛍光色のグリーンに染まり、口元で何かを呟き額を抑えている】

糞……ッ、悪意が……。

【壁にもたれかかり、断片的な言葉を漏らす】
【よくみると全身傷だらけで、目の下には隈が目立つ】
【制服は汚れ、左の腕の手のひらの“奥”には金属が見える】
【そして、暫く頭を抱え、深呼吸をすると何処へ行くとも無く歩いて行く】
【其の進路の先には、路地裏ではよく見る光景が】

……、ち……ッ!

【舌打ちをする。今の自分では冷静で居られる自信がない】
【口元が、狂気に歪む、左手が勝手に動く】
【――いつの間にか少年は腰の鞘から刀を抜き放っていた】
【口をぶつぶつと動かし、額を押え、ぴくぴく痙攣している】

殺す……!殺……落ち着け、落ち着け……。
冷静にだ、いつもどおり、いつもどお……。

【しかし、押さえがきかず、足が勝手に前に動いていく】
【ふらふらと安定しない動きで、少年に近づいていく】
165 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 17:56:17.47 ID:Aws4qd5SO
>>163
/すいません、飯落ちです
166 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 18:02:21.68 ID:7aZvqZK6o
>>164

…………おや。

御免ね、ちょっとだけ待っててくれるかな。

どうやら、貴女と違って口の利けそうなお客さんが来たらしいから。

だけどそうだね、あの人は何だか怖いや。

ねえ、僕の盾になってくれるだろう?僕を愛しているなら。


では―――……いらっしゃいませ、新しいお客様。ご用件をお伺い致しましょう。

【くるうり、とん。】
【爪先を軸に、バレリーナの様に。回転しながら少年は、女の背後に回り込んだ。】
【掴んだままの舌を引き下ろし、無理矢理に女を一度頷かせて、】
【それから左手を腰の前で畳んで、深々と現れた少年に一礼。】


お話のお相手ならば、一時間3000。
安全なお仕事のお手伝いでしたなら、一件につき5000から。
この身を弄びたいのなら、一晩30000で幾らでも。
そして命のやりとりは、100000以上が相場となっています。

ですがお客様――――交渉の舞台に立ちたいのなら、爪と牙を隠して頂きたい。
167 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/15(土) 18:02:42.27 ID:R7ByX95W0
>>162

模擬戦、かぁ…………
――――みんな、大丈夫かな…………

【ふと、ラベンダァイスには思うところがあった】
【ペット同然の扱いを受け、それを当然のものとして受け止めていたルーチカ――――まだ、そんなひどい状態のままなのだろうか】
【さらに、頻繁にコアトルの間で活動していたサラは、どうしているだろうか】
【――――次に会った時には、死んでいるか、既に敵になっている――――恐ろしい話だが、それが現実に起こりうる社会だ】

…………!
そう、だね……そう、だよね…………!

【さっと、ラベンダァイスの顔に光が差す】
【そう。自分たちは『仲間』なのだ――――評価試験のために殺し合うという宿命から解放された、言わば同胞なのだ】
【本来なら、こうして顔を合わせているはずもなく、全力で戦う事しかなかった。しかし、現実には、こうして絆を築いている】
【それに気づいて、ラベンダァイスはどこか、救われた気がした】

うぅ、ん…………多分、あの様子なら……それは無いと思うけど…………

【ラベンダァイスの見た、ラギデュースのなれの果ては、ただひたすらに、殺戮の嵐を振りまくようにしか見えなかった】
【それに、恐らく先のブレイザーシティの一件、既に広まり始めているだろう】
【なら、かつての同胞に対して騙し打ちと言うのは、あまり可能性は高くないと踏んだ】

――――え?
……………………それ、もしかして…………!?

【ファラエナの、何気ない言葉】
【そこに、ラベンダァイスの意識は一気に引っ張られる】

(屈したように…………仲間になったように装って、背中から討つ…………!?)

【それは、妙案のように見える】
【現実に、自分は奴から誘いを受けている身なのだ】
【その隙をつけば、自分そのものを埋服の毒と化すことが、出来るのではないか――――】

【震える手で、ジュースのコップを掴み、喉に流し込む】
【その震えは、先ほどの恐慌状態とは、また趣を別にした、武者ぶるいの様なもので――――】

/次辺り、飯に行くかもしれません
168 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 18:05:40.43 ID:Qh+3MP0DO
>>163

────、……、、ぅ?

【声を掛けられ。少女は漸く歌うのをやめ】
【僅かに首を傾げ──彼の方へ、視線を向けた】
【淡い燐光と、夜色の目】
【色の違う2つの目が、じぃと彼を見つめる】
【そしてそのまま、しばし無言の時間が流れ──】

……、、むのー、りょく、しゃ

【ただ一言。外見よりも遥かに幼い口調で、彼女はそう言った】
【少年は彼女のことを覚えていないかもしれないが──】
【彼女は、少年のことを覚えていた】
【数ヶ月ほど前。森の中で彼と僅かの間会話をしたことを】

/いってらっしゃーい
169 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 18:07:30.11 ID:DvRU/xeVo
>>161

「……まあいいか。君をおいて逃げる事もできなくもないけど、その荷物には興味があるしね。ここは一つ、君の腕に頼るとしようか」

【巻き込んでおいて、今度は他力本願な発言。あんまりにもあんまりだ】
【その場に座り込んだまま、男は青年と追手の交渉劇を見ていた】

 「てめぇ、調子乗るのも大概に……」
  「ボケッ、んなもん出してんじゃねぇ。万が一アレが傷ついたらどうしやがる!」

【先頭の男――どうやらこの集団の仕切らしい――が腕を広げ、後ろの男を押しとどめる。抑えられた男の手には、拳銃が握られていた】
【よく見れば、先頭の男以外の外見には、何処かしらに膨らみがある。想像に違わず、その何れもが拳銃を所持しているのであろう】
170 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/15(土) 18:08:31.34 ID:AqNEu0bko
>>166
【右腕で刀を持つ左腕を掴み、抑えながら言う】

だぁ……糞……押えが効かねーんだよ……ッ!

【暫く身体に力を込め、深呼吸をして】

俺の前で“そういうの”を見せるな……、襲われたくなかったら、な。
悪いが、これ以上お前を見ていると、殺してしまいそうなんだ。

【しばらくすると、身体のこわばりが取れ、ある程度自由に身体が動かせるようになり、刀を鞘に収める】
【どう見ても、まともではない。然し、薬物の禁断症状とも違うようで】

交渉、っつても、お前、に頼むことなんざありゃしねー、よ。

【壁にもたれかかり、目をつぶる。極力この状況を見ないように】
171 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 18:16:56.33 ID:C1p++59fo
>>169

(この大間抜けを助けるのは癪だが、そんな間抜け野郎のために自分の矜持を折るんじゃあもっと間抜けだ……くそ)

【他力本願な発言にかなり腹は立ったが、そのために一度した決断を変えるのはもっと腹が立つ】
【そう考えて男には何も言わなかった】

あんたがリーダーかい? じゃあ手短に話そう
俺達はあんた達から逃げたい。無傷でな。あんた達はこの小包を無傷で手に入れたい
両方達成するのは難しくない話だと思うが、どうする?

【集団のリーダーらしき男に向けて、笑みはそのままに、交渉を持ちかける】
【まずはお互いの目的を確認した上で、ゆっくりとだ】
172 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 18:18:12.06 ID:7aZvqZK6o
>>170

それは、それは。どうにもどうにも頷きがたい難題だね。

此処は何処だろう?暴力と欲望の支配する世界、社会の暗部だ。

ここはそういうの≠ェ日常的に行われる、そういう場所≠セという事は知っているのかな?

知っているのなら、君は此処に来なければ良いんだよ。

それに………―――

【じゃり、じゃり。少年の左手から聞こえる音は、小石を拾った音にも似ていた。】
【赤と白、二色に明確に分かれたカプセルが、ひとつふたつみっつよっついつつ―――】
【その筋≠フ人間から買う事の出来るドラッグの一種、証拠の刻印が、そのカプセルには刻まれていて、】


彼女は、これが無いと苦しいんだ。分かってくれるかい?

もう、何も食べられない、水も飲めない。でもこの薬だけは胃に落とし込む。

君の舌はどれだけの間、飽食の誘惑からの隠遁生活を徹底出来るのかな………

【むっつななつやっつここのつ、女の舌に乗せられていくカプセル。】
【呼吸以外に自発的な動きを行わない女の、唾液の分泌量が目に見えて増して、】
【砂糖菓子の様に白く細い少年の指が、遠くの街灯の光を、粘性に反射した。】
173 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 18:20:16.90 ID:VH/SEJLOo
>>160

どういう意味だい? 年頃の乙女に向かってあんまりな言い草じゃないか、ヒヒヒッ!

【と、年頃の乙女……だと……?】
【ぬけぬけとそんな事を言い放ち、組んだ膝を解くと】
【からかうように両肘を付き、青年と同じポーズで指の上から視線を向ける】


「……………………………。」

お、早速来たぞ。美味い安い早い、三拍子揃って完璧なんだぜこの店はよ!
ヒヒッ、適当に取って勝手に食えよ、アタシは勝手に取って適当に食ってるからさ!

【ウエイターが口を開かないまま大皿を幾つかと大酒瓶を器用に持ってくる】
【テーブルの上に載せられた皿には、山のように盛られた炒飯、ポテトサラダ、唐翌揚げ、ししゃも、枝豆】
【相変わらず酒場の空気をぶち壊す光景だが、店主もウエイターも慣れているのか溜息一つつかず裏へ戻った】
【ちなみにここ以外、いわゆる「食べ物」が乗っているテーブルは無い】

【大瓶にはラベルも装飾も施されておらず、一緒に置かれた小さな紙切れには手書きで「スコッチ」とだけ書かれている】


大体、お前こそ人に生まれたとは思えねえんだけど?
男ならビシッとしろよ、グダグダ言ってねえでさ!
そんなだからあんな路地裏で小汚いオッサンに絡まれんだよ、ヒヒヒッ!

【口調こそ乱暴なものの、バカにする雰囲気は感じられない】
【手早く、慣れた様子で瓶から割らずに生でグラスにウイスキーを注ぐと、そのまま青年の前に置く】
174 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 18:25:51.39 ID:Aws4qd5SO
>>168
―――・・・うぇ?
【自分の事を知っている?】
【少年はそう軽く驚愕して】
【思い出そうと自分の記憶を辿る】
【辿るが―――】

・・・・・えっと・・
【覚えてませんでした】

/ただいま戻りましたぜ!
175 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/15(土) 18:27:01.12 ID:AqNEu0bko
>>172
知らねーよ……、適当に歩いていたら此処に出ただけだ……。
確かに、“そっち”とは他生の縁は有るが、狙ってきたわけじゃねー。

【息を浅く吐きながら言う】
【そして、聞こえる音に、ぴくり、と体が反応する】
【右目を開けた。右目が、相手の手の上の其れを捉える】

(“今”ああいうのを見るのは―――ッ!)

【目を瞑り、見ないようにするも、体が言う事を効かない】
【目の前の、“悪”を見てしまった】
【其れも、ドラッグであることが更に最悪であり】
【少年の悪意を発露させた“悪”の影が脳裏にちらつき―――】

――――殺す。

【―――正気を失った】

悪は死ね!死ね!死ね!消えろ!消えろ!消えろ!
悪に誑かされる者も全て死ね!死ね!死んでしまえッ!

【眼の色が蛍光色のグリーンから、血のような朱に染まった】
【少年の金属の装甲が皮膚のしたから見える左腕――義手の五指の先から、銀色の糸が踊り出る】
【振動により、斬撃の性質をもたせた其れは、空気を趨り、少年ではなく、女性を襲う】
【恐らく、首を切り落とすように放たれる其れは、細い糸である故視認も難しい】
【悪に関わる物までもを殲滅するという、少年の歪ま“させられた”正義感による行動だ】
176 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/15(土) 18:28:09.44 ID:H3kmP71B0
>>167

うぅん……、わかんないけど、わかんないなら、きっと大丈夫、なのよ。
だって、わかんないのに悪く考えたって駄目だし……、だから、きっと大丈夫、なのよぅ。

【分からないならば、プラスで見る、と】
【そんなプラス思考な考え方で】

そうなのよぅ、サラだってルーチカだって、えっと……、他の人? だって、カエデのこと、助けたいって、きっと思うはずなのよ!

【知っている2人と、会ったことの無いほかの人たちと】
【確証は一切無い発言、それでも、カエデが少しでもプラス面に行けたことが分かったのか、にこりと笑んで】

……そっかぁ、それなら、少しはいいのかな、なの。

【だまし討ちは多分無い、と。そんな言葉に、そこは安心したように息を吐いて】

うーんと、……だって、頼んでも無いのにこっちから頼んでも、少し怪しいでしょ?
でも、相手が頼んでるんだから、多分ね、……あんまり怪しくないのよ?
あっ、でも、一回断ってるのよね、うんと……、でも、仲間に従ってたんでしょ?
だからぁ……、……どうだろ?

【なんて。いろいろ言ったものの、最終的にはどうも曖昧な疑問系】
【思考容量はだいぶ使われていて、どうも思考はきちんとした形に成らないようで】
【首をかしげながら、ココアのカップに手を伸ばすも。先ほど一気飲みしたために既に空っぽ。何も言わずに手を引っ込めた】

/はあくしましたー
177 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 18:35:50.94 ID:7aZvqZK6o
>>175

さあ、今生のお別れだよ、可愛い貴女。

もう怖い夢は見なくて良い、怖い人も追いかけて来ない。

貴女の世界には、貴女だけ―――――

【ひとつふたつみっつ、己の舌にカプセルを乗せていく少年。】
【軽く上を向かせた女の口に、覆いかぶさる様に顔を重ねて、】

【小さく動いた喉から、幾つものカプセルが零れ落ちた。】
【白と赤の二色構成を、何時の間にか赤単色に変えて、女の首の断面から、ぽとり。】


―――――君は、酷いね。

見たくないものばかりの世界だ。最後くらい、夢を見させてあげたい。

僕のそんな親切心すら、踏みにじってくれるんだから。

【切り取られた首を掌の上に乗せて、少年はひらりと飛び跳ねる。】
【豹変した少年から少しだけ離れると、女の首を高く掲げて、】
【流れる血を顔に浴びながらつま先立ちで、くるりくるりと回って魅せる。】
【それはさながら、洗礼者の首を得て舞うヘロディアの娘の様でもあった。】
178 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/15(土) 18:37:14.79 ID:R7ByX95W0
>>176

……確かに…………今考えても、しょうがない……んだよね…………

【ここで悩んで、解決する類の問題ではない】
【なら、無駄に心を締め上げるよりかは、忘れた方がいい】
【と、理屈だけで割り切れるものではないが、無理やりに頭から、知り合いのコアトル達の安否を追い出す】

――――だったら、ファラエナちゃん……
ファラエナちゃんも、困った事があったら、必ず私に言ってね…………
今は助けてもらってるけど、今度は、私が助けなきゃ、いけないんだから……!

【仲間、なのだ】
【どどのつまり、仲間ならば『助け合う』のが正しい姿だと考えて】
【今は支えられているが、いつか逆に支える事があると、信じての言葉だ】

――――うん……私だって、上手く行くかは分からないし、もし失敗したら、大変なことになっちゃう…………
でも、可能性の一つとして、考えておかなきゃならないと思うの……!
少なくとも、『奴』は私を引きこもうとは、してたんだし…………ッ!

【そのオッドアイの瞳に、徐々に鋭い光が宿り始める】
【事によっては、敵の懐に飛び込む事も、ありうるかもしれない】
【戦場と言うものを体験してきたラベンダァイスの『兵器』としての部分が、徐々に目覚め始めていた】
179 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 18:38:38.30 ID:RRCNGWgDO
>>173
乙女?冗談はよしてくれ
レディーファーストを自分から申し出る女並に図々しい事を言う

【回りくどい例えを出してリジィを馬鹿にしながら、目を下に向けて逸らす】
【真似されたと感じたか、あまりいいようには思っていない】

【その後、テーブルに置かれた料理の山と酒瓶を見て】

…………………

【呆れたのか圧倒されたのか、また俯いた】

…世界にはね、色んな人間がいるんだよ
君のような人間もいれば真逆もいる、勝者がいれば当然敗者もいる
僕は敗者、そう、勝者の為に世界が必要とした敗者さ、そう自覚してしまったのに、どうやって明るくなれと言うんだい?

【表情を変えずそう言って、グラスを手に取る】
【匂いを嗅いで「強いじゃないか」と一言言って、舐めるように少しだけ口をつけた】
180 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 18:39:29.93 ID:Qh+3MP0DO
>>174

【何やら自分のことを忘れている少年に対し】
【今度は首をかくんと反対方向に傾げ】

……、、キ、ル。。だ
わすれ。た……か?

【幼い子供のような口調で語る彼女の表情は不思議そうなものだった】
【最も──人間の記憶力というのは存外曖昧なものである】
【故に、彼が彼女のことを忘れていても。彼らの邂逅は早数ヶ月も前のこと】
【褒められは流石にしないが、責めるものだっていないはずだ】

【しかし少女はそうは思わなかったらしく】
【相変わらず不思議そうな表情で、じぃと彼を見つめた】

【ぽん、ぽん、ぽん──】
【そんな彼らの様子など知ったことではない、と言わんばかりに】
【壊れたオルゴールは、歪んだ音を紡ぎ続ける】

/おかえりー
181 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 18:40:49.42 ID:DvRU/xeVo
>>171
「気にくわない、って顔だねぇ。そんなに嫌なら君だけでも逃げればいいのに。それと僕をおいていけば、まだ逃げれるんじゃない?」

【青年が秘めた言葉を、男は敢えてか口にする】
【その提案が不可能である事を男は知らない】
【元々、男の方針は逃げる事であり、追っ手をまく事にあった。はた迷惑に青年を巻き込んだのも、それの方法の一つに過ぎない】
【問題は、その巻き込んだ青年がまともに逃げられぬ者、自分に意識を向けさせ荷物を青年に隠す事ができなかったこと】
【だた、それに尽きる】

  「調子良い事言ってんじゃ……っ」
    「……ああそうだなぁ。俺達はそいつを回収したい。てめぇ等は逃げてぇ。成る程、筋は通るな。じゃあ、てめぇはどうしたいんだ?」

【交渉は、成立するか否か】
182 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/15(土) 18:44:04.89 ID:AqNEu0bko
>>177
はは……ッ!
ははははっははははっははははっはははははははははははははあはは!

【両目から涙を流しながら狂ったように笑い声を上げる少年】
【銀色の線は血に染まり、巻き戻す動作で血が飛び散り、少年の頬に赤い花を咲かせる】

酷い?悪人が何言ってんだ、そうだお前は悪人だ悪なんだ悪は死ね!
悪は死ね死ぬのが義務だ!俺が殺す!お前を殺す!殺す殺す殺す!
裁判官は俺!被告はお前!判決死刑!
死ね!殺す!殺してやる!

【口調は狂っていながらも顔は凶気に染まらず、目から涙を流している】
【だが、それでも体が動く】
【左腕がひらめき、銀色の線が一本相手の首を持つ腕に向けて走っていく】
183 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 18:44:06.45 ID:Q4E5x5X30
【水の国/大噴水前】

トンネルを五年掘り続けー
着いた先は 徒ならぬ……

【旧い血の色をしたボブヘア、右頬に深い傷跡が在り、太陽の様に煌く橙色の両目】
【右目の色合いはほんの少し濃く、例えるのなら「蜜柑色」に近い】
【赤い膝丈のトレンチコートを着て、両脚がボロボロの義足】
【地面を蹴って、かしゃかしゃと義足から錆付いた音を立てる、二十歳ほどの女が】

……ん?

【歌を口ずさんでいると―――ふと、視線の先に】

「……、……」

【五歳ほどの少年が居る事に、気付いた】
【少年は、どうやら自分の鞄が木に引っ掛かったらしく、困惑している】

【女は―――其れに気付いても、嬉しそうに微笑みながら、その光景を眺めているのみであった】
【周囲も我関せずといった様子で、少年に見向きもしない】
184 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 18:48:03.92 ID:C1p++59fo
>>181

(うぜぇ……)

【今すぐにでも口を塞いでやりたかったが、交渉が始まりかけている状況では銃口を僅かに逸らしただけで終わる】
【文句の一つも言えなかった】

簡単な話さ
おいお前。俺の右ポケットにボールペン型の小型爆弾が入ってる。それを小包の上に置け

【リーダーの返事を聞くとすぐに、傍に居る男へこう指示した】
【右ポケットの中に手を入れれば、確かにボールペンが入っているだろう】
185 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 18:49:36.90 ID:Aws4qd5SO
>>180
――――あ・・・あぁっ!
【そう口にしながら、ポンッと左手で右手の掌を叩く】
【どうやら思い出した様だ】

・・・えっとあのぉ・・いや、僕もこの数ヶ月で色々あった物で・・ちょっと記憶が頭の隅っこに・・・
【彼女の視線に耐え切れず】
【思わず言い訳をする。】
186 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 18:50:29.59 ID:VH/SEJLOo
>>179

あァ? どこからどう見ても淑女中の淑女だろうが?

【どこからどうみても違います】
【早々に飽きたのか真似っこをやめ、早速炒飯からがっつき始める】

ふぅん……まあよく分かんねえけどよ。
何? 負けたら明るくなっちゃいけないって法律でもあんの?
アタシだって負けたことはあらァな。でも今が楽しいんならそれでいいじゃんよ、ヒヒッ!

【全く持って青年の意図を解することなく、変わらない調子で笑う】
【リジィ自信、本気でそう思っている。唯の楽観主義者か、それとも―――】


―――チビチビ飲んでんじゃねえよ、ガッと行けガッと、よ!

【ルーザーがグラスに口をつけた瞬間、突き上げるようにグラスの底を軽く叩く】
【※危険ですので絶対にまねしないでください】
187 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 18:51:51.79 ID:7aZvqZK6o
>>182

表には表のルールが有る様に、路地裏には路地裏の慣習がある。

此処では、知恵と努力にほんの少しの幸運を足して得たお金を、どう使うも自由。

薬が欲しいと願う誰かに、それをプレゼントする事も自由だ。

表の住人さん、僕達の世界を壊さないでおくれよ。


――――――ヴェアヴォルフを舐めるなよ。

【ひゅうん、と、少年が一度腕を振るった。】
【それと共に、掲げられていた首が、腕目掛け放たれた鋼線へと投げつけられる。】
【空中でそれらが接触した次の瞬間、不健康の具現の女の顔は、縦に両断されている事だろう。】


【白髪の少年は身を低め、両手を地面に付けると、】
【人より獣に近い、四足歩行で自らの身体を前方に射出した。】

【鋼線が投げられた女の頭部を破砕する間に、相手の左手首まで近づく事を狙って、】
【近づければ、右手でそれを掴んでひっぱり、体勢を崩そうとするだろう。】
188 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/15(土) 18:52:22.09 ID:R7ByX95W0
>>178追記
/飯行ってきます
189 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/15(土) 18:55:03.29 ID:H3kmP71B0
>>178

【こちらもこちらで、「わかんないならきっと大丈夫」理論で、心配はほとんどどこかへ】
【相手が話題にさらに上げることが無ければ、こちらから上げることも無く】
【つまるところ、この話題は恐らくここで切れて】

ふぇ、……、あう、えっと、ありがとう、なのよぅー。
じゃあね、困ったことあったらね、相談するのよ、なの!

【それから、相手の言葉に、目を丸くして】
【ちょっとだけびっくりしたような間が空くも、すぐににこりと笑んで、そんなお礼の言葉】
【困ったことは、実は現在進行型だったりするのだが。さすがにここで言い出すことはせずに】

ううんと、いきなりやったら、みんなびっくりしちゃうだろうから、カエデを助けてくれる人たちにちゃんと相談して……。
もし駄目でも、そこにカエデを助けてくれる人が居れば、カエデもきっと大丈夫だし、お父さんも、すっごいびっくりすると思うから……うぅん。

【要は、やるならば、1人ではなく、誰か味方の居る場所で、と】
190 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/15(土) 18:57:28.40 ID:AqNEu0bko
>>187
死ね……!

【漏らす言葉は決まっている】
【殺す、か死ね、それに修飾語を付けた物ぐらい】
【紅い目は、あいての動きをぎょろぎょろと捉えている】
【女の顔は両断され、鋼糸は引き戻しの動作に入る】
【そして、その間に相手はこちらに近づき、腕を引っ張ろうとしている】
【ふらつく肉体は、容易に地面を転がる事となるが、そこで終わる程少年は弱くない】
【まだ鋼糸は四本残っている】
【人差し指を除く4本の指が蠢き、こちらをつかむ相手の腕に巻きつくように放たれる】
191 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 18:57:53.80 ID:Qh+3MP0DO
>>185

……、、──?
そう。か……、。

【こくん、こくん】
【キルは表情を変えぬまま、2度頷き】
【その動きに合わせてしゃらしゃらと。鎖が小さく音を立てた】

【知的好奇心や学習能力はそれなりに高くとも】
【そもそも知識レベルが低い彼女にとっては、彼の言葉を「言い訳」とは受け取れなかったのだろう】
【そんな彼女を「素直」と取るかどうかは彼次第ではあるが──】

【そして再び、彼女の視線はオルゴールの方へと移る】
【どうやら、彼女の横にある壊れたオルゴールのことがだいぶ気になるようだ】
192 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 19:01:42.16 ID:DvRU/xeVo
>>184
「おぉ、いい顔だねぇ……りょーかいりょーかい」

【ふてぶてしい口調で、青年の要求に応える】
【とりだしたボールペンを、そのまま小包の上に置いた】

 「……それで? さっさとそいつをひきわたしてくれねえかなぁ?」
193 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 19:02:53.64 ID:0sUBeknAO
>>183

【引っかかった鞄に困惑する男の子一人】
【引っかかった鞄を何とかしようとする同じぐらいの男の子一人】

【少し長めの真っ黒な髪とモコモコのついた】
【暖かそうな上着を来た男の子】
【女性には、見覚えがある姿かも知れない】

んしょ……
【といっても、まだ何とも出来ていない】
【むしろ、見ていて微笑ましい、かも知れない】
194 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 19:03:43.31 ID:RRCNGWgDO
>>186
一度鏡を見る事を進めるよ、どう見ても淑女と言うより脱獄者だ

【結構酷い事を言っているが全て本音である、案外遠慮の無い性格らしい】

…負け続けさ、もう気力もない
力での勝ち負けじゃない、社会的、人として他に負けてるのさ

【諦めを込めた気持ちでそう言って、またグラスに口をつける】
【すると―――?】

―――ガハッ!!?

【ガチン!と歯とグラスがぶつかる音が響いて、体が盛大にのけ反る】
【椅子にかけられた服のようにベロンと体は反り返り、口から血を流しながら体を痙攣させている】
【―――前歯が折れなかったのが不幸中の幸いかもしれない…痛みの中、彼はそう思った】

/すいません、飯食ってきます
195 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 19:07:29.07 ID:7aZvqZK6o
>>190

乱暴なのも嫌いじゃないけど、口説き文句の言えない男は嫌いだよ。

そうだね―――――君は素敵だ、とか……そんな些細な言葉で良いんだ。

僕の言葉に耳を傾けて、そして何か僕に返してくれるだけで、好意を持てるのに。


好意を持てない人には、どこかの悪い狼の会≠フ話、秘密にしちゃおうかな?

【右手を持ち上げ、相手の左腕を上へと移動させて、】
【右足を軸に身体を時計回りに回転、相手の左脇の下を潜り、横に並ぶ様に方向転換。】
【相手の左腕と自分の右腕を並行にし、近づけて。】

【腕に巻きつこうとする鋼糸は、衣服の下で固い感触に阻まれる事になるだろう。】
【切断は、容易く叶う様な状況では無い。】


【体勢の変更、鋼糸、それらに遅れて次の動作。】
【白髪の少年は右膝を跳ね上げ、相手の左脇腹を、肋骨を下から押し上げるように蹴ろうとする】
196 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 19:10:55.13 ID:pfsTzi5DO
>>193

(……うん、可愛い。)

【嬉しそうな笑顔で頷きながら考えていると―――ふと】
【もう一人、少年が増えている。益々良いな、とか女性が変態な事を思考した後】

……ん?

【―――取ろうとしている彼は、見覚えのある少年。む、と首を傾げて】

……どれどれ、どうしたの?

【先程から傍観して事情を知っていた癖に、そんな狡い発言を吐きながら】
【変質者は、のんびりと、彼等に近付こうとするだろう】

/行きなりでごめんなさい、飯落ちです
197 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/15(土) 19:13:26.16 ID:AqNEu0bko
>>195
死ね!死ね死ね!シネェッ!

【“悪い狼の会”。その言葉を聞き、体が硬直した】
【そして、その直後、来る膝蹴り】

がふっ―――ッ!

【脇腹の蹴りをもろに食らい、苦痛の声を上げる】
【元から怪我をしていたのか、脇腹から血が滲んでいる】

―――“悪い狼の会”、つったな。
あぁ、あと襲ったのは悪かった、痛みでちぃっと頭が冷えた……。

【先程の狂気に染まった状態とは異なる、冷静な声。たまに不安定な揺らぎと、体の痙攣が起こるが、安定している】

報酬は出す、だからその会についての情報を提供するだけ提供しろ。

【眼の色は朱から蛍光グリーンになり、そして黒に成る】
【糸を巻き戻し、交戦の意図はない事を示す】
198 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 19:14:10.57 ID:Aws4qd5SO
>>191
【少女の視線を追うように】
【少年の視線もオルゴールへ移る】

キルさん。このオルゴール・・どこか壊れてるんじゃないですか?
【そのオルゴールから奏でられる音に、そう指摘してみる】
199 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 19:14:37.94 ID:C1p++59fo
>>192

意外と理解力が無いなリーダー。ただ渡すわけが無いだろう

【ボールペンが小包の上に置かれた後、銃口を小包に向けたまま、一歩一歩追手達から遠のいて行く】

さっき言った通りそれは超小型爆弾だ。俺はこう見えて魔術師でね。そういった変わり物を作るのが得意なんだ
そいつは魔翌力反応の遠隔操作型。反応範囲は内緒だが、俺達がその範囲から出る頃にはあんた達から逃げられる距離になってるだろう。ま、保険ってやつだ
俺達は単純に逃げる。俺達が見えなくなったら、あんた達はそれを回収する。やることは単純だ。もし追ったり、今何かおかしなことをすれば、そいつは爆発する

【少しずつ後ろへ歩きながら、状況の説明をしていく】
【当然、この状況説明には所々嘘が混ざっていた】
【まずボールペンは爆弾ではない。ただの筆記道具だ。更に彼は元魔術師であって、今は違う】
【つまり重要な部分が全て嘘。偽りの情報。証明の手段など何も提示していない】
【ただこれらの嘘が有効なのは、”もしそうならば”を考えたとき、損害が大きい場合だ】
【彼ら追手にとって小包を大人数で追うぐらいの価値がある。ならばこの嘘は有効なはず】

(そう踏んだんだが……さてどうなるか)

簡単な話、だろ?

【にやりと、相手陣営へ向けて笑ってみせる】
【どちらにせよ、成功しなければ待つのは凄惨な結果だけ】
【やれることは全てやった。戦略に使える道具は何もかも使った】
【後は、どうなるかだけだ】
200 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 19:18:53.32 ID:VH/SEJLOo
>>194

言うねェ、そういう奴は嫌いじゃないが………まぁ、とりあえずさっさと死ぬよう祈っとくよ、ヒヒッ!

【怒っている様子は無い物の、若干言葉がストレートに】

ふぅん、他人の事とか知らないからそういうのは分からないねェ
他を気にしだしたらキリが無いぜ? アタシより上も下も埋もれるほどいるんだからよ!
ヒヒヒッ、お前だって差し当たり今ここで酒飲めてる分だけそこらの乞食より幸せだろ?

………おい聞いてんのか、ルーザー?

【仰け反る青年を気にも留めず一人くっちゃベり、】
【一口自分も酒を煽ると、かなり理不尽に声をかけた】
201 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 19:20:00.82 ID:0sUBeknAO
>>196

んと……きにひっかかって、こまってるの
【そんな事情は知る訳もなく、律儀に説明】
【説明をし終わって、鞄に手を付けた所で、女性の顔をもう一度見た】

おねーちゃん?
【あんまり自信は無いのか、首を軽く傾げて聞いた】


/ ゆっくりくってらっさい
202 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 19:26:22.01 ID:7aZvqZK6o
>>197

っしぃ………―――ぃいあぁっ!!

【跳ね上げた膝を地面に降ろして、踏み込みの代わりとして、】
【寸分たがわず同じ場所へ狙いを付けて、左手を大きく振りかぶる。】
【しゅう、と空気を裂いて振るわれた拳は、命中する事は無く、】


―――――おぉ、正解だったみたいだね。

薬の話題で腹を立てるなら、あの話にも興味を持つかと思ったけれど。

そうだね、提供しても良い。だけどその前に、僕の右腕を解放してくれるかい?

あんまりキツく絞められると壊死しちゃいそうだから。

【代わりに、自分の肘を叩いて拳は止まる。】
【捉えられたままの右腕はそのまま、左手を顔の高さにゆらりと上げて、】
【五本の指のうち、三本を畳む。人差し指と中指、二本だけを示した。】


提供する事に異存は無い。けど、君が何処まで知ってるかも知りたいな?
お金を出して買った情報が、全部知ってる話。それじゃつまらないだろう?

(そして僕も―――知らない事が有ると困るからね)
203 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 19:27:26.32 ID:Qh+3MP0DO
>>198

こわ、、れ──?

【壊れている、と言われてまたも首を傾げるキル】
【この反応から見るに、きっと「壊れている」という言葉を知らなさそうだ】

……、、ぉる、ご?

【──ついでに言うなれば、「オルゴール」という単語も】

【一方オルゴールはといえば──】
【酷く、壊れてしまっていた】
【どうしてまだ音が鳴るのか。そんな疑問を抱いてしまう程度には、だ】
【恐らく、捨てられていたものなのだろう】
【以前はきっと、綺麗な装飾で彩られていた本体は】
【材質の木が捲れたり黒ずんだりするほどに汚れており】
【音を奏でる機械の部分も、針が折れるなどして6割方は損傷していた】

【──ぽん、ぽん、ぽん】
【それでも。そんな状態でも】
【オルゴールは、確かに音を紡いでいた】
204 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/15(土) 19:30:56.70 ID:AqNEu0bko
>>202
【振るわれる拳に取り乱すことはない】
【そして、相手の言葉を聞き、糸を解き、腕を解放する】

――悪かったな、どうにも今は押さえが効かねーんだ。
謝罪も賠償もきっちりするから、情報についても、頼むぞ。

【素直に頭を下げる】
【そして、相手が自分がどこまで知っているのか、という問に眉間にシワを寄せて】

ジャーナリストとしては、ちょっと言いたくはねーんだが、殆ど知らないな。
“D”ってドラッグをまき散らしているのと、あと下っ端を一人知っているだけだ。

【壁にもたれかかりながら言う】
【ジャーナリストであるという少年。知らないということは少々恥ずかしいと思っている節がある】
205 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 19:34:01.28 ID:DvRU/xeVo
>>199
 「……おいおい坊主、ちぃとばかし待ってくれねぇかな」

【一歩一歩後ずさる青年に、仕切役の声が掛かる】
【青年の方へと動く気配はない。文字通り、声だけだ】

 「てめぇ、ソレがどんな物か解ってんだろうなぁ? ソレが俺達にとってどんだけ大切な物かをなぁ」

【苦虫をかみつぶしたような顔で、男は睨み付けながら言葉を投げる】
【苛立ちを、ぶつけたその声色は、決して穏やかな物ではない】
【だが、なんだ。どうして男はこのタイミングでこんな話をする?】

 「ソイツを無事に持って帰んねぇとよ、俺達のボスがカンカンなのさ。生憎と、血の気が多い方なもんでさ」

【まるで、何か……そう、時間稼ぎをするかのように――】
206 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 19:39:48.27 ID:7aZvqZK6o
>>204

ふぅん………余り知らない。

実を言うと僕だって詳しくない―――僕ですら¥レしくない。

売人の真似事もする路地裏住まいの僕ですら、だよ。

【解放された右腕を左手で揉み解しながら、時々唇を当て、】
【血の流れを戻しつつ、白髪の少年はゆらりと一歩。】
【相手の懐へ自分から、近づける限りに近づこうとした。】


天狼会≠ヘ、“D”関連以外で話を余り聞かない。マイナー所だね。

少しだけ考えよう。君は、バックの力なしで大きな商売が出来るかい?

僕は無理だった。最初の内は、お得意さんの資金と人脈を覆いに使わせてもらったよ―――

――――――格安でお相手して差し上げたけどね。
207 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 19:40:21.29 ID:Aws4qd5SO
>>203
えぇ、僕は知識が無いから直せないけど・・・そういうお店に持っていけばきっと直してもらえますよ
【少年はそう助言】
【とはいえ、彼女が直すお金を持っているか】
【そもそもこの助言すら通じるのかどうかは分からないが】
208 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 19:43:40.94 ID:RRCNGWgDO
>>200
………ッ…!…ッッ…………

【全ての気力を、失った】
【生きる気力も、遊ぶ気力も、働く気力も、自分が敗者と知ってからはまるで風に転がる抜け殻のように死んだような生活をしていた】
【いつの間にか喜怒哀楽の感情も薄くなり、人と言うよりは物体に近くなっていた】

【そんな彼も、流石に怒った】

……………………

【ゆらり、体を起こして、まるでボロボロのボクサーのように深く座ったまま俯いて口元の血を拭う】
【ズズ…と、彼の足元の闇、影がうごめいて立ち上る】

…あぁ、僕も我慢の限界だ
シェイド、少し灸を据えてやろう

【シェイドと呼ばれたその闇は、まるで肋骨のような形になって男の体にしがみつく】
【そして男の頭の横、同じ高さに犬の様な獣の頭部が象られ、同色の涙を流すような形状の赤い目でリジィを睨みつけた】

/ただいまっす
209 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/15(土) 19:46:02.20 ID:AqNEu0bko
>>206
そうか……、でも、少しでも情報が欲しい。
ジャーナリストとして、Justiceとして、そして俺個人として。
あいつに一発ぶち込まねーと気が済まねえ。

【また狂気が戻りそうに成るのを生身の腕を強く抓ることにより堪える】
【近づく相手を気にすることはなく、どこかダルそうな様子で話をつづける】

ああ、無理だな。そりゃあ、ほぼ不可能だ。
サイトの収入で取材経費稼げるように成るのなんて、3年かかったからな。

【同意するように首肯する。相手の云々は、極力気にしないようにする】
【其れでなければ、目の前の少年をまた襲いかねない】

で、語れるだけの情報は、あんのかよ?

【一番の問題となる其れを問う】
210 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/15(土) 19:47:36.34 ID:AqNEu0bko
>>384
えっと自分かね、了解でーす
211 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/15(土) 19:48:13.18 ID:AqNEu0bko
//誤爆!すいません!!
212 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 19:49:38.58 ID:C1p++59fo
>>205

だったら無事に持って帰ればいいだろう。俺達を逃がしてくれれば、何の問題も無いはずだが?

【声をかけられど止まることは無い。今、一秒でも止まることはそれだけで目的が果たせなくなる可能性があったからだ】
【たとえその言葉にどんな意味があろうともだ】
【ある程度さがれば小包から銃口が外される。表面上ではもう向ける必要は無いからだ】

(不安だがここが一番重要だ。一瞬でも奴らにハッタリを疑われてはならない)

【たった一つの不用意な行動から疑いを持たれる。それだけでゲームオーバー】
【いざ爆弾の嘘がバレたときの保険よりも、爆弾がバレない行動を選択する】
【そこまでしなくてはこの場は逃げられない】
213 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/15(土) 19:50:15.76 ID:R7ByX95W0
>>189

うん……出来る限りで、力になるよ…………!

【力強く頷くラベンダァイス】
【自分にも、人のために仲間のために、出来る事はあるはずだと信じて】
【流石に、隠し事を今に秘めている事までは分からず、笑顔を見せた】

助けてくれる人、か…………
アーディンさんか、シルヴァーグさんか、エルヴィアさんに、話してみるしかないかな…………

【ファラエナに言われ、考え込むラベンダァイス】
【確かに、一人で敵の懐に飛び込むのは危ない。薄氷を踏む様な、自殺行為一歩手前の行いだ】
【ならばどうするか。ファラエナの言うとおりに、味方を集うしかない】
【現在の自分が頼れる人は、そう多くはない】

じゃあ、ファラエナちゃん…………もう一つ伝えておかなきゃいけないから……
――――奴に会ったら、気をつけて……!
人を殺して、死体を操って…………とにかく、恐ろしい奴だから…………!

【伝えておくべきは、忠告】
【一人で、敵を作って戦えるだけの力を、彼は持っている】
【それを用心するようにと、言葉少なに、それでもしっかりと、ラベンダァイスは口にする】
【そして、残ったグレープジュースを、一気に飲み干した】

/ただいま戻りました
214 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 19:50:49.78 ID:Qh+3MP0DO
>>207

なお、す──、、

【まるで、幼子が周囲の人間の笑みを模倣するかのように】
【キルは分からない単語を、繰り返し紡ぐ】
【護の助言は、矢張り彼女には届かなかったようだが──】

こわれ、、て。。おるごぉ、る……なお、、す

【繰り返し、繰り返し】
【不思議そうな表情で、彼女は語る】
【まるで彼女自身が、壊れてしまったオルゴールのように】
【外見と内面が歪んだまま】
【じぃと、色の違う2つの目は、彼を見つめて──】
215 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 19:51:18.72 ID:Q4E5x5X30
>>201

【女性―――檸檬は、彼等の傍に来て】

―――……そっか

偉いね、ウィルノート

【彼の問い掛けに答える様に、小さく微笑むと】
【右手を、彼の頭へと近付けようとする。どうやら、彼を撫で様としているらしい】
【其れから―――良い大人になるよ、と言葉を続けて。彼女は悪い大人の例です】

「……!」

【少年は、鞄を取ってくれた事に嬉しそうな様子】
【鞄を渡したら、笑顔で彼に礼を言うだろう】

/再びPC移行です…只今戻りました
216 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 19:52:28.37 ID:VH/SEJLOo
>>208

【気配の変わった青年すら気に掛けずグラスに酒を注いでいたが、】
【シェイドと呼ばれた「何か」の出現に、流石に手を止めて目を細めた】

―――面白い奴もいるもんだ。ヒヒヒッ!
ほら、そんなもん連れてたら他の客が怖がんだろ?
第一この店はペット持ち込み禁止さ、ルーザー!

【しかしまだ余裕の表情は崩さず、軽い挑発の文句を投げる】


【店主が一度リジィを睨むと、やはり何も言わずに裏口のドアを静かに開けて顎をしゃくった】
217 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 19:58:26.75 ID:7aZvqZK6o
>>209

逆に考えてくれるかい?何故、情報が無いのか。

大々的に、悪名高きドラッグを流す。何故今まで、やらなかった?

これだけ儲かるんだ、出来るならやってるさ。僕ならそうするよ。

じゃあ考えてみると、出来なかった理由が有るんだろうね。

【女の血で赤く染まった顔を手で拭い、血と同程度に赤い舌で啜る。】
【この赤の元凶を、どちらの少年と見るのか。それは、見る者の目に任せよう。】


それとは別の話になるけど、中毒患者を殺して歩いてる人が居たんだよ。

全く僕のお客さんも減るからそういう事は―――脱線したね。

その人が言う事には、「近々、役人≠ェ動く――そう言われ始めてから、数ヶ月」だそうだよ。

数カ月、役人を抑えられる。新興勢力の中堅マフィアに、そんな力が有るかな?

絶対にお役人側からすれば見逃せない、“D”を扱ってる所なのに

【拭いきれない赤が頬を染める少年は、いやに女性的な笑みを見せる。】
【情報から連想ゲームの様に推測を重ねれば、辿りつけるかも知れない答え、】


以上の事から考えると、こんな結論が出て来るんじゃないかな。

推測するに、天狼会≠ヘあまり実体は無く、寧ろそのバックが怖いんだ、ってさ。

【看板を壊すのに、意味はどれ程有るのだろう。】
218 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 19:59:23.13 ID:0sUBeknAO
>>215

えへへ……
【褒められるのはやっぱり嬉しい】
【けど少し恥ずかしいのか、照れ笑い】
【後から言われた言葉の意味は全く分かってないが】

ん!
【いい笑顔で、少年に鞄を渡した】
【良い事をするのはやっぱり気持ちがいいらしい】

/おきゃえり
219 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 20:05:21.45 ID:RRCNGWgDO
>>216
…流石に…こんな漫画みたいな台詞を言うなんて思ってなかったよ…

【影の中でくわっと開かれた目をリジィに向け、睨む】
【影から出て来た闇の獣は、男の横で同じようにリジィを睨むフリをして唐翌揚げを一つつまみ食いした】

…言わせてもらおうか、“上等だ、表へ出ろ”

【そう言うと、リジィを睨みつけたまま席を立って】
【リジィがそれを承諾したのを見れば、裏口から外へ向かうだろう】
220 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/15(土) 20:05:24.48 ID:H3kmP71B0
>>213

うん、ありがとう、なのよー!
カエデも、これから困ったことがあったら言ってね、なの。

【相手の言葉に、改めてのお礼の言葉を返して】
【そのあとに、そんな言葉を付け足して】

その人たちのことは知らないけど、それがいいのよぅ。
うーんと……、カエデ、気をつけてね、あとは……、あう、ちょっと変かもしれないけれど、頑張ってね、なの。

【こくこくと頷いて、肯定してから】
【恐らくはどういう風に言うか悩んだ間の後に、そう口にして】
【言い終わった後、やっぱりどうも変な気がするのか、一度首をかしげるも、うまく言葉に出来ないのか、特に付け足すことはなく】

……あう、分かったのよぅ。
出来れば会わないのがいいけど、会っちゃったら……なるべく頑張って、逃げるのよぅ。
あんまり、攻撃とかしないほうが、多分、いいのよね?

【告げられた忠告に、こくりと頷いて】
【それから、そんなことを尋ね】
【飲み干されたグレープジュース、空っぽのコップを見て】

飲み物、お代わり頼むのよ?

【なんて、さらに質問】
221 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/15(土) 20:07:32.60 ID:AqNEu0bko
>>217
ああ、余りにも不自然すぎる。
それは俺でもわかるさ。

【乱れた髪を逆立てるように直しながら言う】
【腰のベルトポーチから包帯を出し、傷の上から巻いておく】
【そうしながらも相手の話を聞いている】

……、ふむ。

【何かを考えるように腕を組み、思考する】
【相手の最後の言葉を聞き、顔を上げる】

成程―――その情報でもしかしたらの仮説が出来た。
構成員、下っ端って自称している奴が居たんだ。
この前、そいつと戦闘してな。
その時に、コイツを体に植えつけられた。

【シャツをまくりあげ、腹を見せる】
【そこには、皮膚の内部に潜り込み、帰省しているように見える卵状の物――】
【――所謂哲学者の卵と言われるものが有った】

もしかしてだぞ、まだしっかりとした確証はないけど。
“カノッサ機関”との何らかの繋がりがあるんじゃないか。

【間違っているかも知れないし、有っているかも知れない、不確定な結論である】
222 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 20:09:27.92 ID:Aws4qd5SO
>>214
そうです。壊れた――動かなくなった物は直す――元に戻すんです。
【今度はそんな説明を加え混みながら】
【今一度、キルにそう言葉を返す】

(うぅん、とはいえキルさん言葉がちょっと不自由みたいだし・・)
【ちゃんと言葉の意味が通じなければ、そういう店に行ったとしても直してもらう事は不可能だろう】
【護の中でそんな心配が少し生まれる】
223 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/15(土) 20:14:40.78 ID:R7ByX95W0
>>220

――――うん…………!

【――――何かが吹っ切れたような、すっきりした笑顔で頷く】
【そうなのだ――――自分にも、こんなにもしっかりとした[絆/縁]があるではないか】
【一人で悩んでいた事の、なんて愚かなことだったのだろうか】
【ラギデュースの事しか見えなくなっていたが、自分は何もラギデュースとしか生きていけない存在ではない】
【――――ここまでくっきりとしたものではないが、そんな心境を湛えて、ラベンダァイスは頷いた】

――――うん……ありがとう
必ず、生きて帰ってくるよ…………!

【身を案じてくれるファラエナに、鋭い表情を見せ、力強く頷いて見せる】
【危険な事は分かっている。しかし、何も自分たち親子だけの問題ではない。多くの人命が掛かっている事なのだ】
【自然と、その目つきは鋭いものになる】

――――そんな悠長な事、言ってられないよ……!
アイツは強いから……だから、全力で、逃げて…………!

【手加減などしていたら、逃げきれないかもしれない】
【ラベンダァイスはそう直感する――――かつてより、その力は一段と増していた】
【ファラエナの身を案じ、そう忠告して】

え…………い、いいよ!
これ以上は、本当に悪いから…………

【お代わりするかと聞かれ、慌てて遠慮する】
【只でさえ奢ってもらってる身である以上、これ以上図々しくごちそうになる事なんて、出来なかった】
224 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 20:15:16.43 ID:VH/SEJLOo
>>219

――――マスター、この飯下げんじゃねえぞ

【ぐにゃん、と】
【嫌らしげに口元を三日月の形に歪めると、一息にグラスを干し】
【序にししゃもの尻尾を一つまみ、口に放り込んで】
【床を蹴飛ばすように勢いよく立ち上がると、颯爽と裏口へ向かう】



【そう経たないうちに、人気のない裏道の真ん中で仁王立ちするリジィの姿があるだろう】
225 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 20:16:50.18 ID:7aZvqZK6o
>>221

へぇ………あのカノッサ機関?

意外な所から意外な名前が出て来たけど、ならば。

ならばまだ僕は、君に提示できる情報が少しだけ有るよ。



さっき言った、『中毒患者を殺して歩いてる人』だけど―――

―――僕も、ちょっとその時は気になってね、言葉遊びをしたんだ。

「『正義の味方』の耳に届くように、遠回りに動く」
「できるなら『正義の味方』の耳に届くように願ってる人間がいる」

この二つを、少しだけ間を開けて。前の発言を忘れないうちに次。

こう言っても、その人はあまり反応を見せなかった。

【相手の少年の直ぐ傍でしゃがみ込むと、くわと口を大きく開いて、】
【皮膚の上から少年の腹部、哲学者の卵≠フ存在する部位を軽く噛もうと。】
【皮膚を痛める事は無い様に、細心の注意を払いつつ、】


……―――その人は、話を誰かに聞いてもらいたがってた。

なのに、僕が広める先を限定しても何も言わなかった。二度とも、ね。

これは………もしかしたら、其処にだけ広がってれば良い、そんな事じゃないのかな?

そしてそれが真だとしたら、『正義の味方』を嫌っているのは―――


―――――信憑性は、悪くないと思うね。
226 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 20:17:06.33 ID:Q4E5x5X30
>>218

……ふふふー。

【笑顔の彼に、益々笑みを深くして。わしゃわしゃと撫でるだろう】
【何処からか、おまわりさんこっちですの声が聞こえた気がした】

【少年は鞄を受け取ると、手を振りながら、別れの言葉と共にその場を去るだろう】
【何度も何度も、「ありがとう」と言いながら行った少年を見送った後、檸檬は】

……そういえば、ウィルノート

【ぽそり、彼の名前を呼んで。一度手を離す】
【よいしょ、と。彼の顔が良く見える様に、しゃがみ込んで―――彼女の足から、錆の擦れる音がした】

……大きな怪我とか、してないよね?

【―――そんな、問い掛け。微笑んではいるが、何処か心配そうな雰囲気】
【最近、会ってない同居人が多いからか、彼の身を案じているらしく】
227 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 20:23:30.21 ID:Qh+3MP0DO
>>222

【×ちょっと不自由】
【○すごく不自由】
【◎超ものすごく不自由なんだよねー】

もと……、、もど。す
──、、「なぉ、す」

なお……、、す。。と、どうな、る?

【今までの会話で、先ほどから音を立てている箱が「オルゴール」だと、なんとなく察したのだろう】
【しかし幸か不幸か。彼女は「壊れていない」オルゴールを知らなかった】
【偶然この場所に落ちていたオルゴールを拾い】
【ちょっとつついてみたら音が鳴った──】
【──ただ、それだけのお話】

【故に彼女は思っていたのだ】
【このオルゴールは、正常だと】
【だからこその、この台詞だった】
228 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 20:26:40.69 ID:uvZLpnO10


【路地裏】

【夜の静寂を、男の叫び声が破った】

「や…やめろ!なんでこんな……俺が何をしたっていうんだ…」

【腕から血を流した男が一人──どうやらこいつが先程の声の主のようだ】
【そして、その男と少し距離をあけて相対するように佇む女。】
【年齢は20代前半であろうか。肩ほどまでの長さで切りそろえられた滑らかな黒髪に金の瞳。】
【やや吊り眼なのだが、眼の下にうっすら出来た隈がキツイ印象を与えていない】
【服装は赤いワンピースの上から白い半そでのカーディガンを着ており】
【左右の肩から手首にかけては白い布が巻かれている。】

……そうね…

強いて言えば、あなたが悪魔で──

【──コツリ、女がゆっくりと一歩足を踏み出す。】
【それと同時に、突然男の様子が変わり始めた。】
【背からは黒い翼が生え、指からは長く鋭い爪が伸び、頭からは二つの角が突き出した。】
【夜空を背に翼を開く黒い影──その姿は所謂<悪魔>そのものである】

───それを狩るのが私の仕事だから…そんなところね。

【女の言葉等一切聴かず、宙に飛び上がる悪魔。】
【けれど女はそんな男に一切の驚きを見せず、淡々とその場で何かを呟き始める。】
【対して悪魔は宙で自分の前面にその鋭い爪を構えると、女目がけて素早く滑空。】
【終にその鋭い爪の切っ先が女に達しようとしたその瞬間】

──さようなら。

【女のその言葉が合図となり、突然あたりが紅く染まった。】
【その紅の中心には、無残に身体を引き裂かれ既に事切れた悪魔の遺体と】
【自らの身体も紅く染めあげながら無表情に女が佇んでいる。】
229 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/15(土) 20:26:57.09 ID:AqNEu0bko
>>225
……、成程、そいつは情報が正義組織に漏れることは問題としていないのか。

【哲学者の卵が植えられた部位を噛もうとしているが、気にすることはない、否、余裕が無い】
【話を脳内で精査し、繋ぎあわせていく】
【その顔は真剣で、先程まで凶気に飲まれていた者とは違う物】

――カノッサ機関、かもしれない、って事か。
……成程、こりゃァ調べ甲斐が出てきた。
人の体にこんなもん植えやがったんだ、どこまでも追ってやる。
“カノッサ機関”と“天狼会”―――まだ確証は無いが、もしかしたら……。

【話を聞き、目的を定めた】
230 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 20:27:02.57 ID:0sUBeknAO
>>226

【疑う事を知らない、と言うのも随分あれである】
【撫でられる→嬉しい、で完結してしまってるから仕方がないのかも知れないが】

またねー!

【もう会う事があるかも分からないのにそんな事を去り際に伝える】
【見えなくなるまで手を大きく振って見送った】

……?

【普段聞き慣れない音に少し困惑した】
【音の発信源はまだ分かっていないのか、ジロジロと檸檬を見てる】

んーと……うん、ぼくけがしてないよ?

【自分の体を順番に見渡して、右腕、左腕、右足、左足】
【背中を見ようとしてなぜか一回転】
【特に問題もないらしい】
231 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 20:27:36.91 ID:RRCNGWgDO
>>224
…………………

【リジィと4m程距離を開けて対峙、そのままリジィを見据える】
【獣もまた、リジィを睨み威嚇するように口から闇を漏らしていた】

…余り好きじゃないんだけどね…これは君の態度が招いた結果だ
人に飯を奢らせてぞんざいな態度を取った挙句、あれだ
…流石に治療費までは払わないよ

【自然な動きで右手を上着に差し入れ、煙草を取り出す】
【飛び出した一本を口にくわえて、右手にはライターを持ち替えて】

行け、シェイド、遠慮はしなくていい

【煙草に火を点けた、その動作と同時に獣が動く】
【素早く闇で出来た首を伸ばして、リジィに噛み付こうとした】
232 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 20:32:40.49 ID:Qh+3MP0DO
/護の方へ
/ご飯食べてきます
233 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/15(土) 20:33:09.78 ID:H3kmP71B0
>>223

【相手の笑顔と頷きに、言葉は返さず、変わりに返すのは、嬉しそうな笑顔で】

うん、ちゃんと待ってるのよぅ!
だって、一緒に森に行くって、約束したでしょ?

【生きて帰ってくる、と。その言葉に、こくりと頷き】
【先ほど契った約束ごと。「ちゃんと帰って来てね」なんて意味も込めて、口にして】

……あぅ、分かったのよ。
ちゃんと逃げるの、なの。
森で会ったときにカエデと一緒に居た人よね? ちゃんと覚えてるのよぅ。

【付け足された忠告に、別にふざけていたわけではないが、いくらか真剣みの増した表情でそう返し】
【それから、そんな確認。今更、といえば今更な気もするのだが】

そうなのよ?
なら、いいけどぅ……。

【慌てて拒否され、きょとんと目を丸くするも】
【無理に押し付けることはせず、あっさりと諦めた】
234 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 20:33:33.12 ID:7aZvqZK6o
>>229

そしてそして、もう一つ。

その人は、お役人がなにかやろうとするらしい、って話をしてくれたのは言ったね?

それに関しても、やっぱり利用しようとしてるんじゃないか、と噂は流れているとか。

でもね、今度は噂として無防備に流れ過ぎだ。



カノッサ機関だとしたら、繋がっている事を隠すつもりは薄いのかもね。

知った所で何が出来るかって、大きく構えてるだけ―――とは、思えないけどさ。

【言葉を終えると、歯で皮膚を突き破らない程度に、一度二度顎を動かして、】
【食いちぎったらどうにかならないの? 予備知識の無い者ならではの発言。】


―――僕の持つ情報は、以上だよ。

お役人も廃人も踊らされて、上の誰かさんが大儲け。それってつまらない。

僕も少しばかり、儲けさせて貰いたいからね。
235 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 20:39:23.06 ID:Q4E5x5X30
>>230

……、なら、良いんだ
之からも、怪我しない様に、気をつけてね?
最近、色々物騒だから

【返答を聞いて、安堵してから、そんな言葉を紡いだ】
【誰にも消えて欲しく無いから、とか。書くと中身が悶絶する様な色々な事を考えていた】

……ん?どうしたの?

【そして―――困惑している彼に気付き、首を傾げた】
【檸檬の足を見れば分かるかもしれないが、其処から音が出ている様で】
【銅やら木やらで作られた、ぼろっちい機械的な義足になってる】
236 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 20:40:32.63 ID:VH/SEJLOo
>>231

んー……? 何か怒らせるようなことしたっけか?

【なんだこの態度……】
【反省の色を見せようともせず、頭を掻く】

【右半身を引き、腕を降ろし、軽い半身の姿勢】

それに、――――ッ!

【再び口を開こうとした瞬間の迫撃】
【咄嗟に大きめに三歩バックステップ、回避行動に走る】


……人の話はちゃんと聞くもんだ、ぜッ!

【三歩目で勢いを止め、真横にあったゴミ箱に右足を引っ掛けると】
【思い切り振り抜き青年目掛けて蹴り飛ばした】

【何も行動を取らなければ、ルーザーの右肩にかなりの勢いで衝突するコース】
237 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 20:41:37.64 ID:Aws4qd5SO
>>227
元に戻すと、今はこんな音しか出ないけど、この音がもっと綺麗な音に戻るんですよ。

うぅん・・、僕達で例えるなら・・そうですね、今このオルゴールは病気で声が枯れてしまって変な声しかでないけど、病院に連れていけば元の綺麗な声に戻るんですよ。
【護はキルにそう分かりやすい様に、比喩を交じえてみる】
238 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 20:43:34.55 ID:nuuSvt4zo
>>228

【ザッ、ザッ、ザッ―――声に寄せられてか偶然か、近づいてくる足音が一つ】

なァにも悪魔だからって[ピーーー]ことァねェだろーによォ
仕事ったってンなショボい最後じゃ報わりャしねェ、ってェ………

【やがて声と共に、女性の正面から姿を表すのは身長160cm程の青年である】
【黒い瞳に青い髪、それに隠れる小さな動物の耳をぴくりと動かせ】
【三角形の歯を覗かせる様に表情を歪めて、やがて立ち止まり】

…………クソ血生臭ェな、おォい

【サイズの合わないジャケットの、そのポケットに両手を突っ込みながら呟いて】
【女性へ視線を向けてから、続けて悪魔の亡骸へと目を落とす】

【―――ほんの弱くだが、青年の周囲には風が吹き纏っている】
239 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/15(土) 20:43:51.18 ID:R7ByX95W0
>>233

そうだね…………ちゃんと帰ってくるよ
そして、約束は、果たすよ…………

【そう。負けられないのだ】
【人との絆がある。だからこそ、あっさりと父を騙る偽りのマスターの言葉に屈してしまう訳にはいかない】
【思えば、≪ネル・ナハト≫との最終決戦に臨んだ時も、そうだった】
【帰ってくると誓ったから、戦場で奮起できたのだ】

そう……あの人が、私のお父さん…………
少しだけ変わってるけど……ほとんどそのまんまの姿だから…………気をつけて……ッ

【これ以上、大切な人を失いたくはない】
【ラギデュースにしても、ハルにしても――――だからこそ、偽りのラギデュースに、大切な仲間を殺されたくは、なかった】

うん、もう大丈夫
……スープとジュース、ありがとう

【それでも、お礼だけは欠かさない】
【自分のためを思って、ファミレスに誘ってくれて、代金まで出してくれるのだ】
【先ほどから続いてはいるが、いくら感謝してもし足りなかった】
240 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 20:47:18.31 ID:0sUBeknAO
>>235

うん、わかったー

【あまり事を大きく捉えていないのか、口調は非常に軽い】
【大きな事件に巻き込まれない限りは、大丈夫だろう多分】

んと……おねーちゃんからへんなおとしてるよ?
【音の発信源……檸檬の足をジーッと見つめ、首を傾げる】
【義手だとか、義足だとか、そういうのを知っている訳もなく】
【もしかして、びょうきなのかな、とか変な事考えてる】
241 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/15(土) 20:47:40.69 ID:AqNEu0bko
>>234
撹乱工作かねぇ……。
どっちにしても不確かすぎるな。

ああ、知られたとしても、あそこなら問題は然程無いのかも知れねえ。
規模がでかい分目立つ組織だしな。

あと、やめとけ。
ちぎっても無理だと思う、つか千切れないんじゃないか。
千切って変なことになったらあれだし、やめといてくれ。

【相手の発言にちょっと慌てた様子で言う】
【どうなるか分かったもんじゃないのだ、死んだら困るのだ】
【そして相手が話を終えたのを確認し】

情報提供ありがとう。
んで、報酬はどんぐらいだ?

【報酬の件をきっちりと確認する】

//晩ご飯の準備してました!
242 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 20:47:59.63 ID:0sUBeknAO
>>240

/ 書き忘れ お風呂に行って参ります
243 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 20:52:35.66 ID:aig2sRQgo
【 水の国――路地裏 】


【酷く――『血生臭い』匂いが漂っている】
【路地を奥に進めば、其処には少し開けた正方形の広場――其の、中央】



…………天狼会≠フ掌握は『コイツ』で終了。
ったく、ヴォルフクライムも三刀屋も仕事の途中で逝くなよ――。



【黄金の双眸、西欧人的な容貌ををした―――肩までの黒髪を持つ男である】
【黒髪は耳元辺りで一部が左右に跳ねており、少し特徴的な髪型だ】
【身に着けているのは、紅の着流しに漆黒の帯と羽織、極彩色の『蝶』の髪飾り】
【衣服と相貌とのアンバランスさが何処か、浮世離れした印象を放っている】


【立ち尽くす彼の足元には、血溜まり=\―其れから、血塗れのスーツ姿の男性】
【『天を仰ぐ狼』のバッチが、其の胸元には取り付けられていた】
244 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 20:53:22.35 ID:Aws4qd5SO
>>232
/了解ー、ごゆっくりいってらっさいませー
245 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 20:54:09.94 ID:YXO2bcK20
【雪がふる公園】

……
(雪降ってきましたね)
(雪って言ったら雪合戦ですね……鎌倉ってのもいいですね)
【茶髪のフワフワヘアーに、紅と蒼のオッドアイで
怪しげな模様のある剣を腰にさし、ローブを着て、リュックサックを背負った少女が】

【ベンチに座りながら】

【ボーッと空を見上げている】
246 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 20:54:11.81 ID:RRCNGWgDO
>>236
【攻撃を外した獣が、何も無い虚空を噛み砕く】
【そのまま、散らばるように獣の頭部が消えていく】

【男はと言うと、蹴り飛ばされるゴミ箱を見ると左側に跳んでそれをかわす】
【背後の地面に落ちるごみ箱に目をやって、またリジィに戻した】

…やはり君の頭は動物並か?自分の胸に手を当てて考えてみればいいさ
尤も、そんな余裕があるならの話だが

【また闇がうごめいて集まり、男の頭の左側に獣の頭部が出来上がる】
【それに次いで獣の頭部の根本が変化、調度男の左肩から生えるように巨大な闇の腕が生え、鋭い爪を見せ付けるが如く空中を切り裂いた】
247 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 20:59:53.72 ID:7aZvqZK6o
>>24

死んだら、ちゃんと食べてあげるから心配しなくても良いのに。

お金は残念ながら、経済の輪に放流してあげないけどさ。

【本気の度合いは薄かったにせよ、迫真の演技とも言える拗ねた口調、】
【少年は卵≠ゥら興味をひきはがし、顔の高さを揃えた。】

【そして、報酬の請求の段。】
【ここは、最初に行った行動をもう一度行うのみ。】
【左手を顔の高さに持ち上げ、人差指と中指を伸ばす。】


20000だね、この情報と厄介事の揉み消しなら。

僕は僕で、これから役に立つかも知れない人間を捕まえた、というのは運が良かった。

だから、極端には吹っ掛けないでおいてあげよう。
248 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 21:00:19.76 ID:7aZvqZK6o
/>>247>>241
249 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 21:00:46.92 ID:uvZLpnO10
>>238
――さて、これで仕事は終わり……誰ッ!?

【悪魔の亡骸を足蹴にしながら、自分の顔にも飛んだ血をハンカチで拭きとる】
【と、そこへ聴こえた足音に身をこわばらして警戒。】
【戦闘の終わった瞬間なのだから当然と言えば当然の反応だ】
【しかし、相手を一目見るとすぐにその警戒を解いた。】

いえ、でもそれが私の仕事でしたので……それに奴には前科もありましたし。
それに悪魔なんかを派手に葬ってやる義理もありませんしね。

【先ほどまでの様子とは裏腹に、人懐っこい笑みを浮かべながら対応する。】
【けれど、悪魔何かと冷たく言い放つところには純粋な悪魔への恨みのようなものが含まれている。】

あ、そうですよね…すいません。すぐに綺麗にしますか――

【そこで女の言葉は不自然に止まる】
【その視線は青年の唯一点――身に纏う風では無く、その耳へと注がれている】

――亜人…ですか?

【全く脈絡のない質問。けれど、その問いを投げかけた相手に対して女は明らかな嫌悪の目を向けていた】
250 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/15(土) 21:04:31.15 ID:H3kmP71B0
>>239

破ったら、針千本なんだからね!

【相手の言葉に、にこにこと笑いながら、そんなこと】
【ずいぶん気楽なのは、相手のことを信用しているからで。だからと言って、このテンションでこの宣言はどうかと思うのだが】

あう、分かったのよう。
あの人に会ったら、逃げればいいのね、なの。
私も、カエデとの約束、守らないといけないんだから!
ちゃんとね、やるのよ、なの!

【あの人がお父さん、と。こくこくと頷きながら、頭に叩き込んで】
【約束を守らないといけないのは、相手だけでなく。こちらも同じ】
【ちゃんと逃げ切るから、と】

なら良かったのよぅ。
あっ、お金はお母さんのだからね、気にしないでね、なの。

【にこにこと笑いながら、人のお金だから、なんて。そんなこと】
【言いながら、机に置かれた伝票を手にとって。書かれた値段を確認すること無く、カエデに向かって、首を傾げて見せて】
【「そろそろ帰る?」なんて、恐らくは、そんな具合】
251 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/15(土) 21:05:21.16 ID:AqNEu0bko
>>247
お断りだ、まだまだ死ぬ予定は無いもんでな。
そんなに卵が気になるんならカノッサの奴ら見つけて特攻してこいよ。

【こっちは割と洒落にならないため怒り気味である】
【だが、何処か顔には人の良さがあるので余り怖くはない】
【そして、相手の出した値段を見て、財布から札を二枚出し、あと、一枚札とは違う紙を抜き出す】

あいよ、之できっちり20000だろう。
あと、何か情報つかんだら連絡して欲しい、名刺な。

【名刺には《私立隆奥学園新聞部部長》《統一征斗会新聞部幹部》《Justice所属》と、三つの肩書きが有り】
【名前は谷山 基樹と書いてあった】
252 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 21:07:18.54 ID:Q4E5x5X30
>>240

……僕も、ウィルノートを守る為に、頑張るからさ

【彼の返答に頷き、キザな台詞を言うと、瞳を細めた。何だこいつ】
【其れから思い出した様に】

『えりゅ』は、元気?

【彼と会った時、彼の言葉から知った存在の事】
【気になったのか―――何と無く、問い掛けてみた】

音……

【その言葉に、彼の視線を辿って―――】
【そして―――両足の事か、と気付いて。照れ臭そうに、笑いながら】

……足が無くなったから、作った足をくっつけて、使ってるの
だから、色んな音が出るんだ

【こんこん、と自分の足を叩いて、無機な音を響かせた】
【「煩くてごめん」、と。申し訳無さそうに、言った】

/すみません、遅れました…
253 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 21:10:58.19 ID:DvRU/xeVo
>>212

 「ああそうだな。だがよぉ……こっちにも『プライド』っつうもんがあってな、逃がすにしてもタダで逃がすっちゃあそうは問屋が卸さねぇんだわ」

【男の背後、十人弱の部下達が一斉に懐に手を入れ、獲物を取り出す】
【その手には、拳銃――いずれも特徴はなく、路地裏で取引されているものと同型の量産銃。壊れやすいが、裏では比較的手に入りやすい事で有名な代物だ】
【その銃口は、その全てが男と青年を向いていた】

「おやおや、交渉は決裂かい? やっぱり無駄だったのかねぇ。だから逃げようって言ったのにさ」

【傍らの男が、青年に声を掛ける。銃口を向けられて尚、男は異様に落ち着いていて】
254 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 21:11:06.67 ID:dDl2jE/b0
【路地裏】

――――クックックッ……やはり人間とは面白い……

【黒いローブに黒髪、そして紅い目をした男が笑っている】
【彼の前には数人の男達が血を流し倒れている】
【彼の周りには黒い霧が出ており只でさえ暗い夜の路地裏が更に暗く見えた】

――――――私が憎いか?そうだろう、だがそれでいいのだよ……負の心は私の原動力………エネルギーとなるのだから……

【そういうと彼はスゥーと息を吸った】
【不思議なことにその瞬間男達の身体から黒い霧が出てきて黒い霧はそのまま彼の口の中へと入った】

―――さぁ、食事の時間は終わりだ……そろそろ行かねばな………クックックッ……

【黒い霧が周りを包む中……彼は静かに笑っていた……】
255 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/15(土) 21:11:38.09 ID:R7ByX95W0
>>250

うん……そうだね

【先ほど、指きりげんまんを見事な我流で通され、びっくりしたのを思い出して】
【つい、笑顔をこぼしてしまう】

うん……ありがとう
こんな事を言うのもおかしいけど…………気をつけてね、その時は……

【力強い返事を聞いて、ラベンダァイスも少しばかり安心した様子を見せる】
【それでももう一度、念を押すのは忘れない】

そっか…………
それじゃ、そろそろ出ようか?

【人のお金だからよかった、なんて】
【そんな事を口にする訳にも行かず、なんとも当たり障りのない返事を返し】
【伝票を手にする仕草を見て、ラベンダァイスも席を立つ】
256 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 21:15:31.23 ID:nuuSvt4zo
>>249

前科持ちねェ……ナニやったか知らねェが、その様子じゃァ「フツーの奴」を襲ったとかかァ?
でなきゃ、良く物語に出てくるよォに怪しさバツグンのケーヤクとか……まァ、どォでもいいけどよォ

【話し方から、また格好からして見れば青年の所謂チンピラ、というやつだ】
【足蹴にされた悪魔を眺めつつ発する言葉も、全体的に軽い印象をうけるだろう】
【が、向ける視線には憐憫と侮蔑の二つが在って―――イマイチ、“掴みづらい”】

亜人………あァ、多分そーゆー分類に入るンじゃねェかァ?
もっとも狼人間でも、犬でも猫でもねェ上に仲間みてェのも居ねェが
オレ様自身、自分が何なのかっつーのァ知らねェよ、OK?

――――しっかしよォ、その目は嫌われンぞテメェ

【露骨に不機嫌。とは言っても、未だちょっとした冗談のような空気】
【挑発かお遊びか、視線の向けられていた耳をひょこりと動かして】
257 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 21:15:52.18 ID:7aZvqZK6o
>>251

生き延びるなら、僕の所に仕事を持ちこんでくれれば助かるよ。

大体の事は、やる。危険の度合いが過ぎなきゃ、あまり断る事は無い。

だけど―――此方からの連絡は、余り期待しないで欲しいな。

僕はこっちの世界の者。表の人間に自分から係わるのは苦手なんだ。

【札二枚に名刺一枚、三枚の紙に目を通し、最後の一枚だけは三度程見返し、】
【Justice、と小さく口の中で呟いた声に、色は複数ついていない。】


何か情報が欲しければ、君の方からこっちにおいで。

僕が何かを見つけてて、君がお金を持っているなら、快くプレゼントするからさ。

僕は白蘭、白狼の白蘭。覚えておくと、得をするかもよ?

【紙幣二枚をズボンのポケットへと、ねじ込みながら後方への跳躍。】
【とーん、とーん。白蘭は、谷山の方を向きながら、女の首なし死体へと近づいて、】

【それを抱え上げると、路地裏の奥へ消えて行こうとする。】
258 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 21:17:04.13 ID:VH/SEJLOo
>>246

ったく……短気な男は嫌われるぞ?

(でけぇな……デケェのは苦手なんだよなァ……)

【目に見えないほどの細い汗を一筋、頬に流しながら】
【体勢を立て直してもう一度青年に向き直る】

【臆してはいないが、かなりの警戒の色を隠そうとしない】

……来ないのかい、ルーザー?
ヒヒッ、臆病な風なのは恰好だけだと思ったが、違うのかい?

【半身の体勢――リジィにとって一番対応しやすい形――のまま】
【これみよがしにルーザーを挑発する】

【靴の踵を踏んだのが、注視していれば分かるだろう】
259 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 21:19:39.00 ID:0sUBeknAO
>>252

んー……

【どういう風に返事していいのか、がいまいち分からないのか】
【困った様に首を傾げて、檸檬を見つめる】

うん、ごはんたべたからげんきだよ?

【えりゅ、とやらは食事をするらしい】
【謎しか残さない、よくわからない奴だ】

あし、なくなっちゃったの?

【声音は少し悲しげ、自分の知らない内に、大変な事になっていた】
【謝罪に対して、すぐに「だいじょーぶだよ?」と笑って見せた】
260 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/15(土) 21:20:04.45 ID:AqNEu0bko
>>257
……体の良い便利屋って事か。
あいよ、基本は自分で動く質だからそうそう依頼することはないだろうがな。

【こちらも淡々と感情の見られない声で答え】

あいよ了解。何か必要があれば連絡させてもらうぞ。
白蘭、覚えた。
俺の名前は覚えとかなくても覚えといてもいい、名刺あるしな。

【そう言い残すと、谷山はふらつきながら歩き去っていった】

//乙でした!
261 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/15(土) 21:20:52.29 ID:H3kmP71B0
>>255

分かったなら、いいのよぅ!

【なんて、にっこり笑顔】
【余談を書くならば、この子の能力であれば実際に針を千本用意することは地味に出来るはずで】
【まあ用意できるからといって、相手に飲ませるつもりは、恐らく、多分、無いはず】

うん、ちゃんと気をつけるのよ、なの。
だから、カエデも気をつけてね。
二人で気をつけて、一緒に遊びに行こうねっ!

【念を押され、相手にも先ほどの言葉を投げたあとに】
【もう一度、約束のことを出して。森という単語が抜けているのは、まあ無視できるレベル、だろうか】

……あふ……、そうするのよぅー。

【相手の言葉に返そうとするも、ひとつ、あくびが出て】
【返してから、椅子から立ち上がり、きょときょととレジを探し】
【それから、そちらに歩いていこうと】
262 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 21:25:55.56 ID:7aZvqZK6o
>>260

………あと何人に話せば、仕事が完了になるのかな。

彼を含めておしゃべり三人も居れば、どうにかなりそうな気もするのだけれど。

それとも、まだまだ足りないというのなら―――

【ぶつり、と肉を食いちぎる音。】
【首の無い女の身体は、少しずつパーツに分解されていく。】
【行きつく先は、少年の胃袋。すかすかの骨を、強い顎と歯が噛み砕き、】
【ごりごりごりごり、ばきばきばきばき】

【やがて、路地裏の奥の奥から、】

【くす、くす、くすり、と笑い声。】


/お疲れさまでした
263 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/15(土) 21:27:49.38 ID:R7ByX95W0
>>261

【こちらとしても余談だが――――ラベンダァイスの能力次第では、無傷とまでは行かなくても、本当に針千本を飲み下してしまいかねない】

うん……焦らないで、まずは『味方』を探すよ……!
一緒に遊ぶの、楽しみにしてるから……!

【当面のラベンダァイスの行動は決まった】
【焦ることなく、着実に歩を進めて行く】
【それも、生きて帰ってくるためだ】

あ、レジはあっちだね……
(……こうなった以上、お父さん……じゃなくて、『奴』との戦いは避けられない……!
死ねない、絶対に…………ハルお姉さんも救えないで、ファラエナちゃんとの約束も果たさないで、織守さん……お父さんの仲間の人たちへの恩も返さないで……
そんな体たらくじゃ――――死んでも死にきれない……ッッ!!)

【レジを指さし、黙ってファラエナの後についていくラベンダァイス】
【その心中では、固く固く決意を固めていた】
264 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 21:29:07.79 ID:LFKzSEkio
>>254

…?
これは…血の匂い……?

【たまたま、運が悪く近くを通っていた人間が一人】
【翡翠色のさらさらとしたロングヘアに、】
【髪と同じく、翡翠色のくりくりとしたまっすぐな瞳】
【真っ白なカーディガンの上に真っ黒なカーディガンを羽織って】
【本当に路地裏に似つかわしくない雰囲気を放っている少女】
【鼻腔をくすぐる血の匂いに、軽く鼻を鳴らしてそちらへと近づいていく】

───!
そこにいるのは誰ですかっ!

【丁度曲がり角で、男の声をその耳が捉えて】
【様子を伺うなんてことはせず、ばっと目の前に躍り出た】
265 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 21:29:13.74 ID:cLsyIO8r0
【街中】

【人がまばらに行き交う大通りの端を、にび色のローブを着た人影が木製の荷車を引いている】
【ときおりそれに向かって駆け寄ってくる子供達に、人影は小さな紙袋をひとつひとつ手渡しては子供達を引き離し】
【ガチャガチャ鳴る荷車の音に振り向く人の目を避けるように、深くフードを被ったそれは歩を進める】
266 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 21:31:38.53 ID:RRCNGWgDO
>>258
挑発かい?そんな見え見えの挑発に僕が引っ掛かるとでも?

【ふぅ、と紫煙を吐き出して、一言】
【煙草の灰を獣の口の中に落としてまた煙草をくわえる】

…思った通り臆病者さ、だけどね、臆病者程生き残るんだ
無謀に生きるよりは数倍ましさ

【そう言った瞬間、獣の巨大な腕が振り上げられる】
【高く振り上げて掌を開き、そのまま―――】

―――潰れてろ

【ブゥン、と音を立てながら振り下ろす】
【蝿でも叩くかのように、リジィへ掌を落とそうとした】
267 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 21:31:56.69 ID:uvZLpnO10
>>256
さあ、どうなんでしょう?
私も唯『始末してほしい悪魔がいる。』と頼まれたので実行しただけですから。
他にも『そいつには前科があるから殺しても良心は悼まない』とか色々言われましたけど。
……もとより、悪魔を始末して悼むような良心何て持ち合わせて無いんですけどね。

【青年の問いに答える少女の顔には今尚笑みが浮かんでいる
【しかしその目は一切笑っておらず、強い憎しみが感じられるだろう】
【青年の瞳から侮蔑も憐憫もくみ取ったのか悪魔の遺体からはそっと離れた。】

ああ、やっぱりそうですか。仲間がいないとなると…さみしいでしょう?

【青年の耳から視線を話すと、こんどはその顔を見つめる】
【言葉とは裏腹にその言葉には一切の同情の念も感じられない。】
【変わらず瞳に嫌悪は篭っているものの先ほどよりは柔らかになっている】

気を付けてはいるつもりなんですけどね。…どうも亜人を見ると本心が隠せなくて。

【冗談のような空気を消し去るかのように棘のある言葉を笑顔で放つ】
【青年の動く耳に視線を送ることはなく、その視線は青年の身体を下から上へ】
【まるで品定めでもするかのように見ている】
268 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/15(土) 21:42:29.42 ID:H3kmP71B0
>>263

うん、私もね、楽しみにしてるのよぅ!

【言葉通りに、きらきらと輝く目や、嬉しそうな笑顔が、楽しみにしている、と。主張していて】
【そんな約束が出来たからなのか、相手が会った当初よりもいくらか元気そうなのが嬉しいのか、なんだか全体的に上機嫌】

【そうして、指差されたレジへと歩く最中、ここでようやく伝票の値段を確認して】
【だからと言って何か言葉を発するでもなく、レジへたどり着けば】
【ぺそん、と。伝票をレジへと出し】
【出された伝票を受け取って、ごく普通にレジを打っているのは、先ほどから居る紺色の髪のウェイトレスさんで】
【ウェイトレスさんもウェイトレスさんでなんだか眠そうにしているのだが、まあ時間が時間である】

「お会計は――――。」

【なんて、また中略】
【お金を出して、おつりなんかを受け取って、「ありがとうございましたー。」なんて、言われれば】
【カエデのほうへと向き直り】

うんっとね、じゃあね、私帰るけど……。
寄り道とかしちゃ駄目なのよぅ?
それじゃあ、またねー!

【そんな、お別れの言葉】
【いくらか急いでる感が滲んでいるのだが、何となく垂れた目とかから察するに、眠たいようで】
【言い終えれば、出口の方へとぱたぱたと歩いていこうとして。当然ながら、今ならまだ引きとめられる】
269 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 21:43:08.68 ID:pfW9OYcco
【公園、砂の地面に描かれているのは不可解な――】
【――陣と言うには歪すぎる、かと言って御世辞にも絵とは言えないような、そんな図形をがりがり刻む人影、ひとつ】

〜♪ るっるー♪

【黒/黒/黒/黒/黒/黒】
【肩までの髪も丸い瞳も小奇麗な服もヒールの高い靴も細い腕も脚も。青白い顔以外はぜんぶ黒】
【頭からすっぽり被った「飾りの無いヴェール」もこれまた黒だった。とにかくそんな、黒い子供が一人】

【鼻歌なんぞ歌って、なかなかの上機嫌っぷり】
270 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 21:45:27.47 ID:Rp+oWGJH0
>>269
(おや?何してるんでしょうか?)
【茶髪のフワフワヘアーに、紅と蒼のオッドアイで
怪しげな模様のある剣を腰にさし、ローブを着て、リュックサックを背負った少女が】
【不思議そうにやってくる】
271 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 21:45:40.51 ID:VH/SEJLOo
>>266

ふん、つまんねえ奴だねェ?
リスクの無い人生を続けて、楽しいかい?

【そう軽口を叩き、ゆっくりと振り上げられる巨大な掌を見、】

ヒヒッ―――断るねッ!

【そのまま右前方へと瞬間的に翔ける。その判断は思考に依った物ではなく、経験に基づくもの】
【前に出る事で広がった掌を躱わすつもりだろう】
【手を伸ばすことはできても、手を引くことは咄嗟にはできないと判断したのか】

【成功すれば足を止めず、更に接近を続けようとする】
【もう二歩ほどで互いに腕で触れ合える距離になるだろう】
272 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 21:45:53.34 ID:Q4E5x5X30
>>259

……、

【困惑してる様子の彼に、何か顔が赤くして―――どうやら、黒歴史になった様で】
【「今の言葉は忘れて」と呟くと、当惑してる顔を背ける。何だこいつ】

そっか……えりゅも元気でって、伝えて

【何を食べるんだろう、とか、色々思う事はあったけれど】
【えりゅも、彼を守って来た存在だ。だから、言葉を伝えて欲しいと、頼んで】

うん、諸事情で……

【火の国での戦闘で潰したのだが、其れは今関係無いので置いといて】
【悲しそうな彼に対し、慌てて「大丈夫だから」と言葉を続けた】
【自分の事なんか、適当に扱っても良いのに、そんな事を思って】

【其れから雰囲気を変えようと、焦った様子で】

あ、え、えっと
―――そろそろ、家に帰る?

【そんな、提案。一緒に家に帰ろう、と】
273 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 21:46:34.61 ID:dDl2jE/b0
>>264
――――だれだお前は……

【黒い霧が辺りを包む中彼女を見てそういう男】

――――――クックックッ……いいぞ………その目……見てはいけない物を見たというその目…

【彼は笑っていた、まるで彼女が来るのが分かっていたかのように】

274 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 21:51:17.40 ID:pfW9OYcco
>>270

……出来た、会心の出来だ、傑作だッ!

【がりがりと地面を刻む音は止んで、絵筆の代わりに握っていた小枝をぽいっと放る】
【握った拳で額を拭って、ふんすと息を吐く――――】

きりんさん! 何処からどう見てもきりんさんだ!
いや、この絵画を地面に描いてしまったことが惜しくなるくらいの名作だな!

【――――――】

【 そ ん な 馬 鹿 な 】
275 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 21:52:50.02 ID:nuuSvt4zo
>>267

へェ……じゃァ、テメェは差し詰め『人外専門の始末屋』ってとこだなァ
さっきみてェにサクっと雑魚をぶっ殺して、次いでに鬱憤晴らしてよォ
金貰ってたりすンなら尚更だがよォ、良い仕事じゃねェか、あァ?

【ひゅうと風が吹く―――それは青年の背後から、臭いを近付けまいというように】
【もし上空を見ればこの時雲は動いておらず、何らかの作用によるものと気付けるだろう】

【が、見る先を変えた青年の目線と一塵程度の風、気になるのはどちらだろうか】

……例えそのコトバが同情だったとしてもよォ、オレ様は「黙ってろ」って返してやるぜェ?
オレ様は寂しくなんざ無ェ、“最強”は一人で十分だからなァ

【と、先程よりも強く意思表示――これは少々、痛いところを突かれたというような反応か】
【そして視線、先程から女性に向けられているものは明らかな嫌悪】
【同じような感情を灯す眼を、決して背けることなく真正面から。勿論笑顔は無しで、だ】

なら、そのイラつく笑いを止めろっつーンだ
隠せなんて言わねェよ、そうする位ならいっそ剥き出しにでもしやがれってェの

【ハッ、と一度言葉を切って、「何見てやがる」と言わんばかりに眉を顰める】
【見かけは歯と耳を除けばただの青年、服のサイズが合わないのはきっと、ワザとではなく】
【武装の類も、戦い慣れた者の構え等も無し―――やはり、“チンピラの一人”というのがしっくり来る】
276 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/15(土) 21:55:18.92 ID:R7ByX95W0
>>268

うん! ……春が待ち遠しいね!

【暖かくなるのが待ち遠しくなる】
【冬も嫌いではないが、二人で会う約束は、暖かくなってからだ】
【時の流れに思いを馳せ、早く春が来る事を祈った】

(でも……お金を持ってるって、ちょっと羨ましいかな……?
もちろん、普段だったらいらない物なんだけど、ね…………)

【伝票を確認して、支払いを済ませるファラエナの姿を見ながら、ふとそんな事を考えるラベンダァイス】
【今住んでいる『風霊統主の城』では、湖に行けば魚が取れ、ラギデュースとの生活の中で、森の野草について、ある程度の知識も持っている】
【それでも、こうしてレストランなどで食事をする事が出来ると言うのが、ラベンダァイスには魅力的で】
【少しだけ、純粋にファラエナを羨ましいと感じた】

うん、今日はまっすぐ帰るよ…………
夜道、気をつけてねファラエナちゃん!

【何時もなら、一人になりたくて路地裏などで時間をつぶしたりするのだが】
【これから、やるべき事が見えた以上、そんな事などしてはいられない】
【走って店を出るファラエナに続いて、歩いて出口に向かう】
【そうして、店を出ると、言葉通りにまっすぐ『風霊統主の城』へと戻った】

(シルヴァーグさんは、どうやって連絡を取ったらいいのか分からない……
エルヴィアさんは、城のどの部屋に住んでるのか聞かなかったし、いつ会えるかは分からない……
ここは、アーディンさんと殺さんに、話してみるしか、ないかな……でも、あの二人も忙しそうにしてたし……アーディンさんも、何か問題があるって言ってた……)

【家路を急ぐ中で、ラベンダァイスは一人、今後の事について考えていた】
【味方となる人に、自分の動きをサポートしてもらうと言う方針はできたが、それを誰に打ち明けるかが問題だった】
【味方になってくれそうな人は、みななにがしかの問題を抱えている】
【――――しかし、ラベンダァイスの道は、この一晩で比べ物にならない程に開けた】
【その事を思えば、その悩みも、非常に有意義なものなのだろう】

/こんな所ですかね?
/二日間、乙でしたー!
277 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 21:59:31.32 ID:0sUBeknAO
>>272

んー……?わかったー

【まだ黒歴史とか、そういうの分からない年頃なんです】
【特に疑問も持たず、返事一つで了承した】

うん、ごはんいっぱいたべるって

【元気の源=ご飯、と考えてしまえば分かりやすい】
【えりゅが何なのか、解るには時間が掛かりそうだ】

んー……むちゃしちゃだめだよ?

【彼なりに、彼女を心配してるんです】
【くい、と首を傾けて、顔を少しだけ近付けて言う】

うん!かえろっ!

【檸檬の手を握ろうと手を伸ばしながら言う】
【一緒に帰る、だけなのに随分嬉しそうです】
278 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 22:00:00.02 ID:LFKzSEkio
>>273

誰だっていう方が誰だ…って、ごめんなさいっ
人に名前を聞く前には自分が名乗るべきですよね

私はミーナって言います!ミーナ=ヴィリクです!

【誰だと言われて、正直に名乗りあげてぺこりと会釈する】
【…なんだかいまいち緊張感に欠ける気がしないでもない】
【それからゆっくりと歩を進め、近づいていく】

見てはいけないもの…
つまり、この血の匂い…暗くて分かりにくいですが
原因はあなた、ですね?

もしそうなら、なぜこのようなことを?

【誰が見てもそう思うだろうが、誇らしげにずびしっと人差し指をそちらに向ける】
279 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 22:02:46.34 ID:RRCNGWgDO
>>271
君に何が解る?何も考えないで生きているような君に
解ったような口をきくな、リスクが無い人生が楽しいか?それ以前だ!楽しいか楽しくないかで生きられたらどれだけよかったか!

【リジィの作戦は成功、一番面積の広い掌部分をくぐり抜けられる】
【攻撃をかわされた事とは関係なく、別の事で男は声を荒げていた】

楽しいなんて気持ちを感じる訳が無い!そんな生き方を強制されたんだよ!
いくら我慢しても誰にも見られず、評価されず!ただ孤独に耐えて頑張ってたんだ!
それなのに僕にいい事何か一つも無く、僕よりも劣る奴が得をする!それをただ見る事しか出来なかった!

【接近してくるリジィに向けて、言葉を感情のままぶつけていく】
【きっと先程の酒が少量なりとも関与しているだろうが、それ以上に何かが彼の気持ちを突き動かしている】

その気持ちが解るか!?解らないだろ!?君に解る筈が無い!
解らないのに知った口をきくな!!

【そして、巨大な腕が雲散していくと同時に、獣の頭が飛び出す】
【まるでリジィを向かい打たんと大口を開けて右腕に噛み付こうとした】
280 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 22:02:47.94 ID:P1D2DPYM0
>>274
( ゚Д゚)
【( ゚Д゚)】

【……なん……だと……!?】

(ありのまま起こった事を話しましょう…)
(なんか書いてると思ってた落書きがキリンだった…)

【長くなるので省略したがそんな事を考えながら驚いた様子でそちらを見ている】
281 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/15(土) 22:05:39.78 ID:H3kmP71B0
>>276

春になればお花なんかも咲くし、今より街ももっと明るくなったりするのよね、なの。
……いろんな意味で、楽しみなのよぅー!

【花が咲く、とか、約束の時期になる、とか】
【どうやら、こちらもこちらで春に焦がれ】
【期待すればするほど、時間は長く感じたりするものなのだが。まあそこは、気にしない方向】

うん、カエデも気をつけてね、なのよう!

【お店を出れば、そんな風に付け足して】
【その後、小走りで向かうのは、宿ではあるもののほぼ自分の家で】
【ドアを開けて数秒、普段は別に寝ている母親のベッドの中に、着替えもせずにもぐりこんだ、とか】

/おつかれさまでしたのー!
282 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 22:07:13.04 ID:dDl2jE/b0
>>278

――――理由?これを見ても分らないのか?

【ニヤリと笑みを浮かべる】

―――――食事だよ……お前たち人間……いや全ての生命がする行為………私はそれをしたに過ぎぬのだよ……

【黒い霧はまるで生き物の様に彼の周りに集まってきた】

―――――この者達に宿る負の心……私はそれを捕食したのだよ……
―――しかしそれも分からぬとはな……人間とは面白い……

【まるで彼女を珍しい生き物かと思っているかのように笑みを浮かべる】
283 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 22:09:38.00 ID:pfW9OYcco
>>280

【焦るな……焦るな少女よ! もしかしたらキリンではなく麒麟を描いたのかもしれない……】

ふふ、この草食動物特有の優しい目つきの表現……
僕はもしかしたら、魔法使いなんかより絵描きの方が合っていたのかもしれんな……!

【――――なんてことはありませんでしたー☆】

【ちなみにこの子供が自画自賛している目と思わしき部分】
【ぶっちゃけイキモノの目に見えない、潰れたナニカのような――子どもが見たら確実に泣くようなグロテスクなそれだった】
284 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 22:11:15.05 ID:uvZLpnO10
>>275
半分正解……ですね。厳密に言えば、『人外専門の始末屋』ではなく『悪魔専門の始末屋』です。
…雑魚を殺して鬱憤を晴らす?良い仕事?…分かってませんね。
いくら殺したところで晴れるものなんて何もありませんよ。鬱憤も、怒りも、この――

【青年から吹く一陣の風。その風が女の髪を軽く揺らす。が、空を見上げるほどの余裕はなく】
【女は自分の両腕――布が巻かれているそこを強く握る。そして、それ以上その言葉を続けることは無かった】

これは…すいません。痛いところをついてしまいましたか?
以後気を付けます。…『最強』、頑張ってくださいね。

【青年の態度にしまったとでもいうように自分の口に手を当てる仕草】
【が、相変わらず嫌悪がにじみ出たその瞳からは全く反省していないことが思い伺えるだろう】

……むき出しだなんて…だって、そんなことしたら――

【青年に気付かれたのに気付いた女は何も?と呟きながら静かに目線を外し】
【青年の言葉に少し考えるような表情を浮かべると、ゆっくりと言葉を紡ぎ始め】

――それこそ、不快にさせるでしょ?

【笑みの一切消えたその顔にはありありと目の前の亜人に対しての嫌悪が移されていた。】
【しかし、その顔が見れたのは一瞬。その後瞬時にまた薄っぺらい笑みを貼りつける】

だからこうして、出来るだけ刺激しないようにしてるんですよ。
285 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 22:13:12.59 ID:C1p++59fo
>>253

……なるほど

【攻撃態勢。交渉は決裂したように見える】
【だがそれでも、未だ青年の口元には不気味な笑みがあった】
【交渉は決裂した、と慌てるのは容易い】

(だがまだやれる事が無いわけじゃない。向こうの判断がこちらの手を読むためのブラフの可能性もある)

【一見すればもう手は無いように見える中、彼はまだ諦めていなかった】
【こちらがブラフを、戦略を取るのと同じように、相手もブラフを使ってくる可能性はある】
【そこの判断を焦るわけにはいかない】

だったら撃てよ。お前らの弾丸が俺を貫くより先に、お前らが大事にしてる小包は灰になるぜ

【笑みにも口調にも余裕がある。まるでこの状況が窮地では無いかのように】
【恐らくこれが最後のハッタリになるだろう。これを見破られる、或いはそれでも相手が退かないのであれば、最早青年に打つ手は無い】
【強いて言うならば、近くに居る男次第、といったところか】
【銃を向けられたのに合わせ、流石に後退は止まった】

//ご飯からただいまです
286 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 22:14:43.11 ID:VH/SEJLOo
>>279

はァん? アタシにお前の事なんか分かるはずないだろ?
つか自分が楽しくない理由を他人のせいにしてんなよ、この負け犬野郎ッ!

【獣の頭を視認、しかし避けようともせず更に速度を上げ、】

楽しく生きたかったら努力しな! 楽しくないなら努力が足りねえ!
ッぐ……ジジィになる頃まだ楽しくなかったら―――そん時は諦めてくたばってろッ!

【こちらも徐々に言葉をヒートアップさせ、】
【右腕に深く喰らいつかれるのにも構わず、勢いのままに真っ直ぐ単純な飛び蹴りを突き出す】
【何かしらの策を講じなければ、かなりの速度と重さを伴った一撃がルーザーの胸部に刺さるだろう】
287 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 22:16:49.72 ID:Q4E5x5X30
>>277

【了承した彼の姿が天使に見えて、赤面で涙を浮かべ掛けた】
【檸檬は、増やさない様に気をつけてと願うばかりだった】

じゃあ、もっと食べさせるっ

【サムズアップしながら、笑顔で謎の一言】
【その存在が気になって、会ってみたいな、とか、檸檬は考える】

(……無茶、か……)

……ふふ、ありがとね

【申し訳無い反面、嬉しくて。ウィルノートもね、と返答する】
【出来るだけ体を大切にしようかな、とか。彼女も考えて】

それじゃ―――行こっか

【小さな彼の手を握り返すと―――家路に着くだろう】
【誰かと一緒に帰る事が、酷く、嬉しかった】

【家帰った後でも、ウィルノートの頭を撫で様としたかもしれない】
【其れから深夜、白髪で空色の着物の女と共にどっかへ行ったきり、帰らなかったとか】
【まあ、其れはどうでも良い話である】

/ここら辺でしょうか…お疲れ様でした!
/レス時間掛かりまくって、本当にごめんなさい…orz
288 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 22:21:02.81 ID:z5CiMPxi0
>>283
……
(落ち着け…クールに…COOLになれ、天道光!!)(アレはキリンではなく麒麟かも知れない!!そう!!そうに決まっt…)
【そう思考していたが、子供の声を聞き】

(キリンだった!?)
【ガビーン!!!!】

(絶対!!に!!キリンではない!!)
(なんなんですか?クトゥルフ神話の外なる神ですか?)
(あんなの実際にいたらSUN値下がりますよ!!!)
【そんな事思考しながら近づき】

【スケッチブックとペンを取り出し】

【カキカキ】

【そして、近づいて子供の肩を叩こうとする】
289 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 22:22:13.60 ID:Qh+3MP0DO
>>237

きれー、、な……

【「綺麗」】
【その言葉が何を意味するのかは、分からなかった】
【その言葉を理解するには、まだまだ彼女には知識が足りず】
【圧倒的なまでに、人生経験だとか、人間らしく感覚だとかが足りていなかった】
【だけれども──】
【それだけれども彼女は、聞いてみたいと思った】
【このオルゴールの。壊れたオルゴールの、元の音色を】
【聞いてみたいと──そう、思った】

……、、なおす。

【呟かれた、小さな一言】
【それは今までのように疑問系ではなく】
【「オルゴールを治したい」という意志の籠もった、一言だった】

/遅くなってしまい申し訳ない!
/ただいま戻りましたー
290 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 22:26:17.14 ID:pfW9OYcco
>>288

そうだ、これ写真に撮ればいいんだ!
会心の出来だからな、フフフ……ネットにうpすればたちまち話題沸騰だ……

【※ブラクラ的な意味で】
【そしてポケットをごそごそ、カメラを探そうとして】

…………ふむむ?

【ぽひゅん、】
【「イキモノ」の肩を叩いたと言うには、いささか変な。音も、触れた時に伝わったであろう温度も】
【そんな違和感が、少女に感じ取れるだろうか】

【とにかく、子供は動作を止めて振り返る】
291 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 22:27:18.80 ID:0sUBeknAO
>>287

えへへ、えりゅも、よろこんでくれるとおもう

【少し謎が多すぎる存在、『えりゅ』】
【少なくとも、悪い存在では無いようだが】

うん、けがしないようにするっ

【そうでなくても、えりゅがいる】
【怪我の心配はあまりしなくても大丈夫だろう】

えへへ……

【一緒に帰る事が気恥ずかしくて、嬉しい】
【帰り道、ずっと笑顔のままだったらしい】


/ お疲れ様だぜー
/ なぁに、気にする事じゃないさ
292 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 22:28:40.47 ID:LFKzSEkio
>>282

…いえ、さっぱりわかりません

【あたりを一応もう一度見渡してみるが出てくるのは疑問符で】

食事、ですか?
人肉を食べている…訳では無さそうですね

【食事と言われても彼女の脳内で、この状況と食事は結びつかず】
【無いとは思いながら、死体の様子を軽く一瞥して首を傾げる】

負の心を食べてあげたのですか?
それって、ストレスだとか犯罪欲求だとか…そう言うのですよね?
ならば、あなたはいい人ですね!

…あれ、でも人は殺してますし……

【正義なのか悪なのか頭を抱えて葛藤をし始めた】

/遅れてごめんなさいっ
293 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 22:28:55.23 ID:DvRU/xeVo
>>285
 「――ちっ」

【仕切役の男が、右手を軽く挙げる。それだけで、背後の男達が銃を下ろした】
【苛立たしげで、かつ満足げな表情。その男の口元には、僅かに笑みが浮かんでいて】

 「成る程。てめぇもなかなか良い根性してるみてぇじゃねぇか。こっちの負けだよ、坊主。おい、てめぇらも下ろして良いぞ」

【その言葉に、数秒遅れて青年の背後の脇路地から、セイフティをかける音が聞こえた】
【男の眼に、嘘の色はない。正真正銘、この場を青年に従い流す心算のようだ】

 「そいつを連れて、さっさと失せやがれってんだ。それとも、俺達がご同行してやろうか?」
294 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/15(土) 22:29:38.70 ID:Y/IRNz2Lo
【公園】

【街灯の下、ぽつんとある人影】

…………寒い

【よく見れば草鞋を履き、赤く長い鉢巻をした黒髪の男が居る】
【衣服は白いスクール水着にふりふりスカートの着いた魔法少女の服…とある大会の参加賞だと解る人物は居るのだろうか】
【白スクミズの前面にははち切れそうな程発達した大胸筋や6つに割れた腹筋が浮かび引きしまった外腹斜筋も特徴的である】
【背面には己の体以上のモノを楽に支えれそうな広背筋、肩の周り・・盛り上がった僧帽筋も視惚れるには十分すぎて】
【そして、白スクミズでは隠されない四肢】
【クッキリと形の浮かぶ三角筋は肩と腕の境目をはっきり見せ、弛み易い上腕三頭筋、二の腕の下部分であるソレはキッチリと線が浮かんでおり。上腕二頭筋も逞しいが度はすぎておらずむしゃぶり着きたくなるほどだ】
【前腕部、腕橈骨筋から総指伸筋、尺側手根伸筋に橈側手根屈筋も程良く引き締まって手首や握力の強さもうかがえる】
【フリフリスカートに邪魔されて全ては視えないが、大腿四頭筋や大腿二頭筋も無駄な脂肪は無く形をくっきりと写し】
【下腿三頭筋…いわゆる脹脛(ふくらはぎ)も脂肪を着けず2つに割れているのが窺える】
【まさに「よく鍛えられた」肉体の男性が居る】


【しかしこの格好。寒いのは当然である】
295 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 22:30:40.33 ID:nuuSvt4zo
>>284

(………いかにもって感じだなァ、あの腕の布はよォ)
(いっそ吹き飛ばして……ってのァ多分悪手だしなァ―――。)

あァそうかい『始末屋』サン、所詮オレ様の感想だから気にすんなよ
ひねくれたクソガキの、それも“亜人”相手にまさかイラついてる訳でもねェーだろォ?
それに悪魔相手に思うトコがあンなら、教会辺りのやつとお仲間にでもなったらどうだァ?

……まァもっとも、オレ様なら“最強”だから群れる必要もねーけどなァ

【ふん、というその反応は正しくムキになった子供のようでもあり、また作った皮肉にも感じられ】
【特段意味も無くニヤリと笑って、人ならざる牙を外気に曝し】

オレ様は下手なウソ見るよりァどんなコトでも本物のが好いがなァ
ただのガキ相手に“ビビって”、“わざわざ”、“強く見せたがる”ってンなら別だがよォ――――……。

【更に笑みを大きく、黒い瞳で強烈な嫌悪を跳ね返すように睨めつけて】
【その上で、挑発のような言い草―――相当に幼稚ではあるが、そうするだけの自信はあるようで】
296 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 22:31:00.70 ID:RRCNGWgDO
>>286
【リジィの蹴りが深く胸に突き刺さる】
【体の作りはただの人間、それもガタイがいい訳でもなく、寧ろ細い方だ】
【蹴られた衝撃で肺から空気が無理矢理吐き出され、胃から内容物が飛び出そうになる】
【そして何より体が勢いのままのけ反り―――】

ガハッ―――!!

【口から煙草を落としながら、地面に背中から倒れる】
【その途中、獣の頭が音も無く千切れリジィの腕に残った】


……努力…?僕が努力をしてないように見えたのかい?

【痛む体に鞭打ち、むくりと上体を起こして、俯いたまま口を開く】

大した努力もせず楽しく生きられてるような人間が、僕に努力しろと言うのかい?
僕がどれだけ努力したか知らずに!どれだけ頑張ったかも知らずに!!

【叫び、顔を上げ、影の中の目を見開いてリジィを睨む】
【すると獣の頭が変化、細い蛇のような形状になってするするとリジィの腕を伝い昇ろうとする】
【狙いは首、その首に巻き付いて締め上げようとしている】
297 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 22:32:51.23 ID:UY0awSZH0
>>290
(やめてください!!それは一種のネットテロです!!)
(…にしても、感触からして人ではないみたいですね)
【そんな事を思いながら振り返った子供に】

[←コレがキリンです]
【と書いてあるスケッチブックを見せるだろう】
【←の指す方向には…ちゃんとしたキリンが描かれてるだろう】
298 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 22:38:23.27 ID:pfW9OYcco
>>297

なになに……これがキリンです、だと……

【じーっと。スケッチブックに顔を近づけて、凝視】

 【ここで少女の描いた正しいキリンと子供の描いたクリーチャーを比較してみよう!】
 【正→首が長い / 狂→首がねじ曲がっている】
 【正→目が円ら / 狂→目が暗黒物質】
 【正→四足で立っている / 狂→足……足?】

……ふむむ、僕の描いたキリンさんは……聊か耳が大き過ぎたようだな。教えてくれてありがとう。

【 ち が う 】
【それも確かにあるけど……全体的に違うッ……!】
299 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 22:41:31.27 ID:Aws4qd5SO
>>289
はい、オルゴールもきっと、こんな音じゃなくて本当の綺麗な音を取り戻したいはずですよ。
【護は更にそう言葉を加える】

直せる人がきっと何処かにいるはずです。その人に「この壊れてしまったオルゴールをどうか修理して欲しい」って言えば直してくれるはずですから。

/お帰りなさーい
300 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 22:48:00.96 ID:7hq/9Ocx0
>>298
(ち が う !!)
(根本的に違う!!)
【そう思いながら、スケッチブックにカキカキし】

[それもですが、目はそんな怖くないし、足もなんか変ですし]
[なにより!!!首は曲がってない!!!首は真っ直ぐ!!]
【スケッチブックを見せ説明する】

【なお…彼女が喋らないのは…声が出ないからである】
【だから普段からスケッチブックとペンを持ち歩いてるのである】
301 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 22:48:06.15 ID:VH/SEJLOo
>>296

ほう、アタシが努力してないって? どうしてそう思ったんだい?
人を見た目で判断すんのはバカの証拠だぜッ!

【千切れた獣の首を乱暴に振り払おうとしながら着地、バランスを取り直す】

【が、振り払ったと思ったその首が途端に変質し、うねる紐となって首に巻きつき始める】

―――過去の努力を口にしていいのは、もう努力しなくていいほど努力した奴だけだろ?
ヒヒッ、できるまでやるっていう考えにどうして至らないんだい?
それとも……自分以外は自分より努力もせずに成功したと思ってるお花畑野郎なのかい?

【しかし、締め上げる力が強まっても、声を掠れさせることなく未だ暴言を吐いている】
【その首を見れば、まるでもう一つ口があるかのように喉元が横に一筋大きく裂け、蛇を"噛んで"いるのが分かるだろう】
302 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 22:49:43.96 ID:uvZLpnO10
>>295
はい、一切気にしてませんよ。『ひねくれたクソガキの、それも亜人』の行ったことですから。
だから、いらつくなんてありえません。

【にこやかにいらついていないということをアピール】
【しかし相手の言葉を引用して返すあたり、実は結構いらついていたりする。】

教会?…そういえばそんな組織もありましたね。また探してみましょう。

【思いだしたかのように、手をポンと叩くと懐からメモを取り出して一言二言書き込んだ】

…あら、まるで群れるのは弱いことと言っているみたいですね?

【青年の笑ったときに見せた牙を見て不快缶を感じたのだろう】
【先ほどよりも少し棘のある言い方だ】

…少し違いますね。唯のガキを“ビビらせない”ために、“わざわざ”嘘をついてるんですよ。
あ、でも怯えないでくださいね。私、亜人は嫌いですけど憎んではいませんから。

【やはり、笑みも嫌悪も依然と変わらず】
【しかし分かるだろうか?女の視線には確かに嫌悪は抱かれていても、殺意は抱かれていなかった】
303 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 22:52:00.58 ID:C1p++59fo
>>293

(やっぱり囲んでやがったか……この馬鹿を留めたのは吉と出たかな)

いや結構。ご理解感謝するよ

【セイフティを外す音を聞いて予感が的中したことを知り、路地ではなく表通りをゆっくりと後退していく】
【男の言葉を信じ、目は逸らさないものの、周囲に不必要な警戒をする様子は無い】
【何も無ければ、追手達の前からは姿を消すだろう】
304 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 22:52:06.19 ID:pfW9OYcco
>>300

ふむ……ふむむ?
んー、まあ……これはキュビズム的な表現なんだよ。うん。
ピカソとかそんなん。

【ピカソに謝れ】
【そしてようやく。スケッチブック、という概念に興味を傾けて】

……君、咽が痛いの?

【とんとん、と、自分の咽仏の辺りを叩きながら】
【かくりと首を傾げる仕草は、なんだか不自然だった】
305 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 22:52:23.71 ID:dDl2jE/b0
>>292

――――クックックッ……違うな……負の心は生きたままではまだ意味を成さないのだよ……
【腕を組み】
――――――負の心は全ての生命が必ず訪れる出来事、そして生命が最も恐怖する出来事に直面した時、
――――負の心は現世に解き放たれそして彷徨う………分かるかな?
――おっと、名を言っていなかったな……ダーク・イーブル……闇、そして悪……分かりやすいだろう?

【ニヤリとした表情でそういった】

/いえいえ、気にする事はありませんよ
306 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 23:00:09.69 ID:Qh+3MP0DO
>>299

……、、ぅ!

【こくん、と】
【キルは一度だけ、大きく頷いた】
【そんな彼女の表情は、どこか嬉しそうなものであり──】

【──ぽぉん】
【ネジを巻かれた分の演奏が終わったのか】
【それとも完全に壊れてしまったのか】
【キルの横で音を紡いでいたオルゴールは、最後にそんな音を立て】
【──それきり、何も奏でることはなくなった】

【音の止まったオルゴール】
【それをキルは、そっと持ち上げて抱きかかえ】
【しゃらりと鎖の音を鳴らしてから、静かに立ち上がる】

んと、。……、ぁりがと、な

【言葉を紡ぐまでに、僅かの時間を要したが】
【彼女は確かに、そういった】
【きっと、オルゴールについて教えてくれたことへのお礼、だろう】
307 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 23:05:43.44 ID:DvRU/xeVo
>>303
 「おらっ! 通せ通せ!」

【仕切役の男の声に、路地裏に潜む影がさらに奥へと潜んでいく】
【周囲には今、何の障害もない】

【やがて、青年が遠ざかっていく最中】
【小包に歩きよる、仕切役の男】
【もう銃は届かない。されど、声は届いた】

「――ああそうそう、ハッタリ効かせるならせめて”魔翌力反応(ニオイ)”ぐらいつけとくべきだぜ? 坊主」

【仕切役の手が、赤光を帯びる。それは自然的な光ではない。魔導を学び、己が知恵と成した者が纏う光――魔翌力光】
【すなわち”魔術師”――ブラフだと、ハッタリだと、青年が”爆弾”を設置した時、そこに”魔翌力反応”がない偽物だと、男は気付いていたのだ】
【試したのは、度胸。この極限状態で、青年がどこまで"己"を貫き通せるのか】
【そして――青年は見事に勝利した】
【追っ手の一団が、青年達に背後を向けて帰って行く】
【――交渉は、成功したのだ】



「いやーすごいすごい。全く、見惚れたよ。君、肝が据わってるねぇ」

【青年の傍ら、着いているのは張本人の男】
【自分がした事を詫びるでもなく、そのまま青年の傍らを歩いていた】
308 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 23:06:49.47 ID:Aws4qd5SO
>>306
いえいえ、どういたしまして、
【護はそう笑顔で返し】
【今はもう止まってしまったそのオルゴールに視線をチラリと移した後】

そのオルゴール、早く直ると良いですね、
【そう言葉を紡ぐ】
309 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 23:07:43.84 ID:7hq/9Ocx0
>>304
(ピカソに謝れ!!!)
【少女もそうおもい】

[喉が痛いわけではなく…私は喋れないんです]
[原因は不明ですが]
【そうスケッチブックに書いて見せる】
310 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 23:09:22.72 ID:nuuSvt4zo
>>302

……あァ、そう。鸚鵡返しじゃねェと話せねェ程度にイラついてる、っとォ
いやァ悪かったなァ痛いトコロ突くようなマネしてよォ
それもわざわざ、スマイルのおまけまで付けて貰えるとァ嬉しい限りだってェの

【自然とニヤつく口元を、青年はおさめようともせずにつり上げ続ける】
【明らかな挑発――――それも、確実に楽しんでいる】

テメェがメモった教会にしろ、あの機関にしろ、何にしろ
みィンな弱ェから群れる、つまり群れるのは弱ェっつーことだ

別にそれを悪いとは言わねェが、少なくともオレ様は御免だなァ

【ひゅう、ひゅう―――ただ漂うだけであった風が、意思を持ったかのように宙を舞う】
【青年の足元に広がる塵を払い、嘲笑うかのようにそれを両者の間に薄く薄く、舞い上げて】

ハッ、テメェ芸人あたり有望なんじゃねェのかァ?
ついさっき自分の腕を抱き締めてた様なヤツにオレ様が怯えるねェ……

“キライ”じゃァなくて、“怖ェ”ンじゃねェのか?えェ、おォい?

【勿論これは真面目な意見ではなく、前々から続く冗談のそれ】
【牙を剥き出しにして笑う青年は子供のようだが、周囲にたゆとう風は対照的に冷たくて】
【その奇妙なアンバランスを纏ったまま、彼は一歩ずつ前進を始める―――ゆっくりと】
311 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 23:09:23.69 ID:C1p++59fo
>>307

【カツン、カツン、と音をたてて彼は歩いていた】
【元凶、張本人。諸悪の根源に対して言葉は無かった】
【だが男が声をかけてからしばらくして、唐突に彼は歩みを止めた】

……

【気だるげに顔を向けて、数秒後】
【空いている左手を男の首元へと伸ばした】
【それは少なくとも、素人の動きでは無く、かなり素早かった。熟練者や達人ほどではないが、ある程度の訓練を積んだ人間の動きだ】
【妨害されなければ、締め上げる、とまではいかないが軽く苦しくなる程度の力を込めるだろう】
312 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 23:10:10.06 ID:RRCNGWgDO
>>301
…知らないんだよ…知らないからそんな口がきける…!
他人がお喋りに興じている間も!遊んでいる間も!僕は勉学に勤しんだ!!
周りが愚痴を漏らす間も、飯を食う間も!僕はただ黙って仕事をしていた!!
外側だけを見て僕を批判する奴がいても、誰も評価してくれなくても、僕はただ黙って努力していたんだ!!
結果はどうだ!?努力した僕よりも無駄な事をしていた奴らの方が上にいる!努力した僕は最底辺だ!!
最初からこうなる事が解っていれば努力なんてしなかったのに、無駄な希望を持って叩き落とされたんだよ!!

【髪を振り乱し、目をひんむき、口から唾が飛ぶのも構いはしない】
【辛い思い出のままを叫び、立ち上がる】

【リジィの首に巻き付いた闇はそのままに、男の体を闇が覆っていく】
【犬のような獣の頭に、巨大な禍々しい角が二本、頭部に生えて】
【元の大きさを無視したような巨体へと、まるで怪物のような巨体となって】

ううぅぅゥゥゥオオオオオオおおオオおオおぉぉォ!!!!

【男の雄叫びと野獣の雄叫びを同時再生するような雄叫びを上げながら、頭をリジィに向けて】
【そのまま一直線、体当たりを放つ】
313 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 23:11:38.57 ID:LFKzSEkio
>>305

───……‥‥・・・。

【耳から入ってくる言葉を噛み締め、よく整理する】
【急に神妙な面持ちでゆっくりと更にそちらに近付く】

つまり、人工的にその最も恐怖する瞬間を作り出す
───すなわち、私利私欲の為に人を[ピーーー]ってことですか?

さっき食事って言いましたよね?
ダーク・イーブルさん、人を[ピーーー]のをやめてもらえませんか?
普通の食事じゃ駄目なのですか?

【特に何もしなければそのまま目の前まで近づいて】
【真っ直ぐで濁りのない純粋無垢な視線を】
【身長差的にやむを得ず上目遣いでぶつける】
314 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 23:14:20.11 ID:pfW9OYcco
>>309

原因不明……ふむ、ふむむ。

【スケッチブックに縫いつけていた視線を、少女の咽元に移す】

(呪術? ……刻印らしきものは見当たらない)
(病気? ……いたって健康そうに、見える)
(或いは、「そうである」ように、身体がつくられている……ふむむ)

【興味のあることには即座に喰いついて、他人の視線など気にせずにそれを咀嚼して味わう】
【その結果焼いて食われようと、自分の欲求が満たされればそれで満足。これはそんな身勝手な子供であって】

……ふむむ、気になる……時間をたっぷりかけて調べてみる、価値はある。気がする。
君、名前は?

【決して、優しいわけではないのだけれど】
【興味津々に目を輝かせてうっすら笑う、その表情はどこまでも純粋だった】
315 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 23:15:48.29 ID:DvRU/xeVo
>>311
「……おや、視線がすっごい怖い」

【当然の如く、喉下に伸びた手はそのまま男の襟首を掴み上げる】
【ぱんぱんと、男の手が青年の手を叩く】
【降参の証だと、捉えるには十分すぎる行為だった】
316 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 23:16:03.25 ID:Qh+3MP0DO
>>308

……、、なおった、ら
ぉまえに、も。。きかせ、る。。から……な?

【小さな笑みを、口元に浮かべ】
【キルは嬉しそうに、そう言った】
【まるで、子供がお気に入りの玩具を自慢するかのような口調で】
【彼女は、護へひとつの約束をする】
【「オルゴールが治ったら、彼へその音色を聞かせる」】
【それは、小さな、小さな。幼い子供の、約束だった】

【未来のことを約束するのは、人間だけ】
【きっとキルは。彼女の知らないうちに、人間らしくなっていく】
317 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 23:22:21.45 ID:Rp+oWGJH0
>>314
[やれやれ…私は実験動物じゃありませんよ]
【そう子供に見せ】

[天道 光。読みは《てんどう ひかり》です]
【ついでに備考するなら彼女は異世界出身で、声が出なくなったのはこの世界に来てからである】
318 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 23:26:30.93 ID:dDl2jE/b0
>>313

――――ほう、何故そんなことがいえる?私は生き物として当然の行為をしただけなのだよ……
――それに私は只の生命体ではないのでね……お前たちのようにいろんな生命を捕食出来ないのだよ………

【そう言いながら彼は逆にこう半論】

―――さっき私利私欲と言ったな、クックックッ……実に面白い……生命とは元々私利私欲で成り立っているのだよ……
――――当然お前のその人間を[ピーーー]なも己の私利私欲、所詮言い訳だ。
――――――生命とは破壊、殺戮、そして負の心で出来ている……人間はその完成形、しかし愚かにも人間はそれに気づいていない。
――しかし中にはそれに気づいた者達もいる、例えばカノッサ機関の者達の様にな……

【黒い霧が彼女を包み込む中、彼は笑顔でそう答えた】
319 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 23:26:37.95 ID:C1p++59fo
>>315

お前のような利己的な人間が、どこで何をしていようと関係無い。利己的な行動を取るのも、利己的なのも、全てには仕方ないと思えるような理由があるだろう

【声は酷く落ち着いていた。最初にこの男から逃げるという選択肢を奪うための方便のときのような粗暴さも、交渉最中の人を食ったような口調も無かった】
【例えるならば、水面のように静かで、氷のように冷たい。発する言葉は重く、一言一言に”圧力”があった】
【鋭い眼光が男を捉えている。その瞳には、こんなことに巻き込んだ男への、純粋な怒りとは別の何かがあった】

だがそこまでだ。俺が許すのはそこまでだ
俺を巻き込んだ以上はお前の事情など関係無い。よくも人の平和を脅かしてくれたな

【ぎりぎりと、徐々に首を持つ力が強くなり、締め付けていく】
【彼の腕も手も非常に細い。にも関わらず、入り始めた力は、そうとは思えないほどに強烈だ】
320 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 23:29:12.10 ID:pfW9OYcco
>>317

実験動物なんてそんなそんな。
僕にとっては何より大事な、「興味の対象」であり「娯楽の種」。モルモットのようなぞんざいな扱いなどしないのさ。

【それはそれでどうなんだろう】
【けれど子供は、楽しそうに嬉しそうに笑うのだ】
【言葉の選びかたでズレた年齢感を戻すような、見た目相応のそれ】

光君、覚えた。僕は「エクリプス」なんぞ名乗っているけど、
最近は「えくりん」と呼ばれる確率が高いのでそちらでも構わないよ。

ふふふ、良い子はお家に帰る時間だね。
それでは「またね」、光君――――

【ひらひら、青白い手を振って】
【踵を返せば、黒いベールがふわりと揺れて。そのまま夜に溶けて消えるように、去っていく】

/眠気ェ……ありがとうございましたー!
321 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 23:29:50.09 ID:Aws4qd5SO
>>316
はい、約束ですよ。指切り。
【護はそう笑顔のまま】
【小指だけを立ててキルに約束の誓いを立てようと手を指し出す】
【といってもキルが知っているかどうかは知らないが、その場合は自分から小指を絡ませようとするだろう】

期待してますよ。そのオルゴールがどんな綺麗な音でどんな曲を奏でてくれるか
322 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 23:29:50.80 ID:VH/SEJLOo
>>312

ふん。初対面の奴の過去なんて知らないねェ、ヒヒヒッ!
お前がどんだけ努力したか、ついでに言うなら成功した奴がどんだけ努力しなかったかもどうだっていい、終わった事さ。
そんなことより、その分だと最底辺から出ようともせずに負け犬生活絶賛満喫中なんだろ?
どうしてそうなったかはともかく、そこから脱却する気が無いなら……
「敗北者」のレッテルを貼られるのはしょうがないんじゃねえの?

【徐々に増殖していく闇が視界を埋めていき、】
【脅威と狂気を孕んだ異形の出現を、怯むことなく真向に捉え】

そんなに過去の努力を主張したいのかい? それでお前は楽しいかい、ルーザー?
努力したお前を叩き落とした"誰か"を憎んでいたいだけじゃないのかい?
その"誰か"って、誰の事だい? ヒヒッ―――本当にそんな奴が存在すると思ってるのかい?

【更に挑発のみを目的とした穴だらけの質問を並べ立て、】

――――ッだらあァアあぁッっ!

【一つ小さく息をすると、両腕を迫りくる二本の角の位置に合わせ】
【衝突の直前、上腕以外の力を抜いて足を跳ねさせると】
【真正面から体当たりを受け、そのまま角を掴んで運ばれるように体を浮かせる】

【あの巨体をいなすのはこの距離だと難しい、さりとて避けようとしても路地が狭い】
【しかし――自分の体重を受け止めると思えばさして難しい事ではない】
【衝撃の大きさは、体当たりのスピードで自分から角にしがみついた時となんら変わらないのだから】
323 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 23:34:26.45 ID:7hq/9Ocx0
>>320
[それならいいです]
【良いのかい!?】

[えくりん。なら私はひかりんと呼んでください]
[光くんは堅苦しいです]
【そう見せて】

[さようなら。また会えたら会いましょう]
【そう見せて、手をふり見送るだろう】

/乙でしたー
324 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 23:38:20.48 ID:Qh+3MP0DO
>>321

……、、やくそ、く?

【案の定彼女は、指切りを知らず】
【小指を絡めてくる相手を、不思議そうに見つめていた】
【かくんと首を傾げるその姿は、「指切り」という行為の説明を求めているようでもあり──】

ぅ!

【続けて紡がれた相手の台詞に対しては】
【再度大きく、頷いたのであった】
325 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 23:45:15.83 ID:DvRU/xeVo
>>319
【ギリギリと、音を立てて閉まる襟首】
【襟が、その下の首が、血流までもが、青年の手により締め上げられていく】

「おお痛い痛い。いいじゃないか、今回は特に遺恨引くような事もなかったしさ。ほら、彼等も”見逃してやるよ”って言ってただろう?」

【にも関わらず、人を喰ったような表情を同じような言葉を吐く男】
【締め上げられていく表情は紅く、効いていないというわけでもない】

「それに、半分はキミのせいだよ。あのままやり過ごせばよかったものの、あんなに大きく目立つなんて……まるで争乱を望んでるみたいじゃあないか」

【しれっとした表情、この男は、人を巻き込んでも何とも思っていない】

「――それに、君のいうような『平和』なんてこの街にあるのかい?」

【その男の声は、どこか確証のある嘲りを含んでいた】
326 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 23:49:14.81 ID:uvZLpnO10
>>310
/すいません、返レス遅くなりました。
/パソコンの調子が激烈悪くて……

え、なんで貴方の言葉を引用して返すことがいらつきを示すことになるんですか?
ああ、良いですよ別に全く突かれてませんから。こんな薄っぺらい笑顔で喜べるならいくらでも差し上げますよ。
【そう言いながら二コリ。】
【先ほどまでの殺伐とした空気はどこへやら、子供の喧嘩の様相を呈してきた】

…私とは弱いの価値観が違いますね。
負けたものが〈弱く〉、勝ったものが(強い)――何を使ってもね。

【目の前に舞う散りをうっとうしく思ったのか軽く手で払う動作】
【それと共に、不自然な一陣の風が女の方から吹く。青年のものよりも弱いが、それでも散りを払うのには十分で】

……使う言葉には気を付けたほうが良いですよ――

【青年が腕の話をしたとたんに少女の表情が一変、明らかな怒りの色がうかがえる】

――笑い事ではすまないこともありますからね

【一歩を踏み出す少年に対してこちらは特に何もアクションは起こさない】
【が、しかし…気付くだろうか。少年が纏う風にぶつかるように、微弱ながら別の風が吹き始めたことに】
327 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/15(土) 23:50:49.34 ID:RRCNGWgDO
>>322
【リジィの作戦は成功、そのまま男は空中に浮くリジィを押すような形となる】
【まさにのれんに腕押し、まったく意味の無い疾走だけが続く】

おおおおおおオオオオオおおオおおオオオオおおォォォ!!!!!

【しかし、そのまま男は走る】
【雄叫びは悲痛な叫びとなり、泣き叫ぶように響き渡る】
【リジィの言う通り、ただ憎かった、自分以外の人間を嫉んでいた】
【それしかなかった、それ以外にはもう、自分には残っていなかった】

【例えば、小さな頃に見た夢は希望に溢れていた、それももう見ない】
【夢なんて見るだけ無駄と気付いたから見なくなった】
【例えば、小さな頃得意だった事はもうやってない】
【自分よりも遥かに得意な奴がいて、自分はちっぽけに見えたから】
【そんな事がいくつもあって、小さな頃の気持ちは全て剥奪され、希望は絶望に変わった】
【誰のせいでこうなった?誰のせいでもない、自分のせいでもない】
【何が悪い?何が悪かった?何が―――】

あああああああああアアアアあああアああああアアアアアアアアァァァ!!!!!!

【頭部の赤い窪みから同色の涙を流し、叫びながら吠える】
【向かう先は、壁】
【壁に頭をたたき付け、勢いのままリジィを自分と壁との間に挟み、粉砕しようとする】
【壊れてしまった、自分の心と同じように】
328 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 23:51:32.47 ID:C1p++59fo
>>325

…………

【男の言葉を彼は黙って聞いていた。その心中に何を思うかは計れない】
【ただある程度締め上げれば、手の力はそこで固定されるだろう】

『哲学』の授業でもお望みか? 俺は得意だぞ

【唐突に、彼の口調と声色が変わった】
【それは最初、いきなり荷物を渡されたとき、条件反射的に出した、どこかお人好しそうな声】
【口元には笑みまで浮かんでいて、締め上げた手もぱっと離し、温和な雰囲気を醸し出した】

【──そう、一瞬だけは】
【手を離して一瞬、一秒に達するかどうかという僅かな間だけ、彼は時間を置いた】
【それは男に「怒りは収まった」と”安堵”を与えるため。男の心理、思考に敢えて一息つかせるための時間】

【一瞬経った直後、彼は首から離した左手で、今度は銃を素早く引き抜き持ち替え、グリップ部分で男の横っ面を強打しようとする】
329 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 23:51:49.93 ID:Aws4qd5SO
>>324
えっと指切りは・・・約束――――・・「誰かとそうするって決めた事」を守るっていう約束をする、そういう物ですよ。
【分かっていなさそうなので説明する】

うぅん、キルさんは少し言葉の勉強する必要があるかもですねぇ、
【護はそう話を切り出す】
【現に先程から通じていない言葉が多々ある】
【今のこのままでは彼女自身が困ると、そう彼は考える】
330 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 23:52:19.18 ID:LFKzSEkio
>>318

なるほど…では私から見るとあなたさんは善人でも悪人でも無くて

───可哀想な人ですね

だって、ほかの美味しい物を食べれないのは私たちから見て美味しいだけなのですが…
…負の心を食べるあなたさんは誰にも負の心を食べてもらえない

負の心を溜め込んではいいことなんてこれっぽちも起きません
楽しくないし、イライラしてしまったり…

【傍から見れば綺麗事と言われそうな事を彼女は平気で口にする】
【しかし彼女自身はまったく綺麗事は思っておらず】
【心の底から男に同情しているようだ】

…そうですね、私たちが牛さんやさかなクンさんを食べるように貴方さんから見ればそうでしょう
でも、抗いたい、言い訳でもいいから私は誰かが死ぬのを止めたいんです
───これは、私のわがままです

たとえそのことに気づいたとしても、愚かだと言われても、私はこの考えを曲げません

【黒い霧に包まれても彼女は一向に気にしていない】
【一つだけ言えるのは、間違いなく彼女は負の心からかけ離れた位置に居る】
331 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 23:53:07.12 ID:e4w5x8Q3o
【公園】

【緩くウェーブのかかった柔らそうな豊かな金髪。右目が金眼で左目が碧眼の異彩眼(オッドアイ)の妙齢の女性】
【身長は女性にしては少し高め、170cm弱程度。黒のブーツに黒のパンツスーツ】
【上は胸元が大きく開いたドレスのような豪奢な黒のコートだけを羽織っており、その病的に白い肌を外気に晒している】
【首にかかっている銀のネックレスには銀の逆十字の形をした筒状のものがぶら下がっている】

【足が悪いのか右手には簡素な杖。右足を庇うように、ひょこひょこと歩いている】

――ふぅ…。

【外灯の下、ベンチに辿り着くと一息】
332 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/15(土) 23:56:02.89 ID:LFKzSEkio
>>330
/見返したらgoogle先生IMEが余計な予測変換してたみたいです!
/さかなクンさん→魚さん ですっ ごめんなさい
333 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 00:02:38.02 ID:tHsn4ngLo
>>328
【鋭い、音がした】
【例えるなら、金具が擦れあう音。独特の済んだ響きが、二人の間に響く】

「……ふぅ、危ない危ない。そんなもので人を殴ろうとするなんて、全く僕を[ピーーー]気かい?」

【男は、やれやれという表情を浮かべながら、青年から再び一歩下がる】
【熱い者を障ったように、左手を振るう。音の発生源は、そこから。振り抜いたグリップと”男の腕”が衝突した点からだ】
【男は利己的である。人を喰ったような性格である。それでも――男は馬鹿ではない】
【先程の一瞬の表情。青年の口調が、声色が、態度が、雰囲気が穏和になった瞬間】
【――それでも、瞳だけは決して”嗤っていなかった”】
【それを、男は確りと捉えていた】
334 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 00:06:45.88 ID:Xnizar95o
>>326

イラついて頭が回ンねェからオレ様の言葉をそのまま使った、以上ォ。
笑顔なんざ貰っても嬉しくねェよンなモノより食いモンを寄越せテメェと話すとハラが減る

【どこまで遊びで、どこまでが本気なのか―――それはきっと本人にも解らない】
【が、歩みを進めるごとにそんな空気はまた徐々に消え去って】

弱い強いは一つじゃねェだろ、オレ様でも幾つか思いつくぜェ?
……まァ、勝ち負けも一つの測りだがよォ、それァ認めてやる
けどよォ、その理論で行ったらオレ様のが強ェってェ事になるなァ――――。

【圧倒的な自信――そもそも、“最強”等と名乗る時点で自意識過剰とも言えるのだが】
【先ず彼は人でもなければ一般でも無い、それが自信の根源か―――?】

へェ、ならオレ様からも一つご教示してやるがよォ
知らねェ相手にとる態度にァ気を付けた方がいいぜェ……?

【ともかく青年はザッ、ザッ、と。その足を止めずに進み続けて】
【自身を阻害するような風にはこちらの勢いを増して抗し】
【そうしてゆっくりと進んでいく先、視線の先は―――件の悪魔、その遺体である】

335 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 00:07:37.59 ID:S4LpMxU9o
>>327

【体当たりを受け流しても足を止めない異形に、瞬時、意図を把握する】

(壁、か………!)

【ほんの一瞬表情を強張らせるも、直ぐに諦観の色を浮かべ―――】


よぉし……わかったよ、グラス叩いたのは悪かった。ヒヒッ……
ここは一発、一撃勝負の根性比べで幕、ってのはどうだい?
まあ、お前に拒否権は無えがな! サレンダーなら許してやんよッ!

【謝るポイントが違うのは御愛嬌。そう言うと、角を掴む手の力を強め】
【腕の力だけで体重を支える形で、体と足を地面に対して水平に上げ、保つ】
【足と腰はピンと硬く伸びており、このまま突進を続ければ壁に「着地」するような姿勢】

―――頭蓋骨ってもんは割と薄いし、中はぐにゃぐにゃの脳味噌だけだ。頭が弱点ってのは生物共通なんだよ。
だがそこを武器にした頭突きって技が確立したのは、それだけ強いからなんだぜ? パフォーマンスにもなるしな!

【そして、異形の額と自分の額を合わせた】
【もしリジィが壁にぶつかった瞬間にも足を曲げないでいられたなら―――】
【「このスピードで互いに頭突きをしあった」のと同等のダメージを双方が受けることになるだろう】

【口調からして、リジィ自身このダメージ後に戦闘ができるほどの余力があるとは思っていないようだ】
【スピードを緩めれば互いにダメージは減るが、そうなったら直ぐにリジィは反撃に移るだろう】

【受けますか?】【受けませんか?】
336 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 00:09:52.60 ID:mYnFiaW2o
>>333

ふん。流石に、かじった程度の訓練じゃ、近接戦闘はこなせんな

【防がれたことに驚きもせず、銃をホルスターへと戻す】
【先ほど修羅場を潜ったのは確かだが、自分は言ってしまえば戦ったことなど殆ど無いただの元高校生】
【対して相手は大人数の追手が来るほどの”何か”を盗み出すほどの人間】
【技術的に戦闘面では大差があると分かっていたからだ】

失せろよ”クソガキ”、それともまだ面倒を見てほしいのか?

【首を締め上げた。いや、悔しいが締め上げさせてもらった】
【恐らく肉体的な怒りの発散は最早不可能。これ以上この男と居てもイライラが溜まる一方だろう】
【ならばもう用は無い。そう考えて男へ立ち去るよう言い渡した】
【口調がまた変化しているが、これは怒りが発散されたことによるもの。最大級の怒りの際は黙るタイプなのだろう】
337 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/16(日) 00:14:56.77 ID:BuE6BaiDO
>>329

だれか、、と……そうする。、きめ、、た……

【ぽつり、ぽつり】
【キルは今しがた教えられた単語の意味を、途切れ途切れではあるが繰り返す】
【何度も、何度も】
【まるでその意味を覚え込むかのように】
【まるでその意味を忘れないかのように】
【キルは、何度も口の中で教えられた単語の意味を、転がした】

【──しかし、やがては満足したのだろう】
【ふっ、と彼の方へと向き直り。小さく笑みを浮かべ】

……、、みんな、、おしえる、、くれ。る……
だから、、わたし、は──いっぱい、しれる

【──「皆が言葉を教えてくれる」】
【──「だから私は、知識を得られる」】
【きっと彼女は、こう言いたいのだろう】
【現に護もまた──彼女に言葉を教えてくれた】
【キルは、こんな日々を繰り返しているのかもしれず】

また、な。。
おるごぉ、る……なおす、、から

【くるりと彼女は護へと背を向ける】
【言葉から察するに、これからオルゴールを治してくれる人を探しにいくのだろう】
338 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/16(日) 00:19:55.08 ID:Rf9OSpnV0
>>330

―――――ほう、そう答えるか……なるほど、しかし覚えておくがいい……
―――人間とは破壊するために存在する。そしてその為に世界は存在する……
――それが此の世界の理だ、私は人間の本来の目的、存在理由を教え、そしてこの世界に終止符をうつのだ……

【彼は腕を組み言った】

―――今、私の前にそれに気づいた者達が集まっている……そして彼らは負の心を持っている………
――――――全てを疑う者、殺戮に快感を得た者、自分を完璧な存在だと思っているもの、自分のせいで大事な者を失い嘆く者、
――今は来たるべき時ではない、しかしその時が来たときはお前達に平和等存在しないことを教えてやろう……

【そういうと後ろを向き手から黒い空間を出した】

――――楽しみだ……カノッサや我らの様な負の存在………お前の様な善の存在、どちらが勝利するのだろうか……クックックッ……

【そう言い残すと黒い空間に入りそして空間は消えていった】
【その時は黒い霧も消えており、路地裏はまた静寂に包まれた】
339 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 00:19:56.04 ID:tHsn4ngLo
>>336
「いやいや、そんな事はないよ。もう少し鍛えれば、結構良い線行くんじゃない? 誰かを傷つける心構えも出来てる事だし、さ」

【そんな言葉を向けられても、男は替わらない】
【心に届いていないのか、心に届けていないのか……或いは、初めから心なんてこの男に存在しないのか】
【何れにせよ、老若男女問わず、相対するだけで多かれ少なかれ他人の神経を逆なでる者。そんな者と付き合うだけ、ストレスは溜まるというもの】

「クソガキ、クソガキ、かぁ……いやはやまさか自分より年下に”クソガキ”呼ばわりされるとは思いも寄らなかったよ。この記念に、名前を聞かせてもらってもいいかい?」

【描写こそしていなかったが、この男はどちらかと言えばおじさんに近い。まあ、言動や態度はクソガキのそれと、なんら違いは無いのだが】
340 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/16(日) 00:23:14.27 ID:iKBDGUEDO
>>335
【自分の目の前でしがみつくリジィが、不可思議な体制を取った】
【何をしようとしてるのか、すぐに理解する】

【それに対して、取った行動は―――】

アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアぁぁぁぁぁ!!!!!!!

【スピードを緩めず、逆に更に早く、本気の突進】
【「潰してやる」、言葉は無くともその意思が伝わる程の勢いで疾走し】

【そのまま、壁に着地したリジィとの頭突き勝負となった】
【与えようとした衝撃は大きい、だがそれだけに自分への衝撃も大きい】
【纏った闇の鎧は防御には向かず、ほぼダイレクトにダメージが伝わる】
【恐らくはリジィに与えた衝撃よりも小さいだろうが、彼にはそれで十分で…】

【ぐらりと巨体が揺らめき、闇の鎧を溶かしながら後方に倒れていく】
341 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 00:24:13.07 ID:BBpEMuj6o
【街中】
【人気の少なくなった通りにて】

こう人気が無いとアレだな、この道が自分の物になったように錯覚するな
オレ様専用通路……フン

【新雪のような或いは白紙のような白い髪、緑色に染まった瞳】
【白のタートルネックの長袖シャツ、その上にファーのついた深い緑のモッズコートを羽織り、手には黒いドライバーグローブ】
【膝下までの長さの収納がやたらと多いズボンに黒いゴム製の安全靴を履き】
【鞘に収めたナイフをズボンのベルトに掛けた少年がポケットに手を突っ込み歩いていた】

静かなのは悪くないんだけど、やっぱ寒い
空気が澄んでるからかね?心なしか、月も……

【歩みを止めれば上空に鈍い光を放つ欠けた月】
【地上にいる者等しく照らす月明かり、眩しくも無く暗くも無く】

よく見える、か……ふん
…………うー寒いなオイ帰ろうかなもう

【月を睨んだ厳しい顔、そんな表情をしている自分がアホらしいと思ったのか】
【鼻で笑い、ワザとらしく震えてまた歩き出す】

【また理由もなく意味もなく、歩みを続ける――――】
342 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/16(日) 00:24:18.09 ID:Rf9OSpnV0
>>338

/追記:絡んでくれてありがとうございます
343 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/16(日) 00:25:24.87 ID:EpNXj+kt0
>>334
ちがいますね。わざわざ私の言葉を用いる必要も無かったので引用した、それだけです。
そうですか。私は貴方に笑顔以外は何も差し上げたくないんですが……丁度ここに、黄金糖が。

【懐を探ると、黄金糖を一つとりだしそれなりに力を込めて投げつけた】
【歩みを進める青年に少なからず警戒心はあるようで、この飴は一種の牽制なのだろう】

確かに一つじゃありませんけど…帰結点は一つですよ。
〈強い〉ものが(弱い)ものを支配する。…結局は勝敗によって強いと弱いがはっきりするんです。

あら、貴方は何かに勝ちましたっけ?…まぁその圧倒的自負には負けますけど。

【自らをひたすら最強だと誇示する青年に軽い皮肉を交えながらも、女の考え方は一貫している】
【絶対的な弱肉強食主義。どうやら全てに通じる考えと信じているようだ】

その通りですね。
……私は本来どんな相手にももう少し丁寧に接するんですけどね。
よっぽど私たちの相性が悪かったのかもしれませんね。

【青年に対して風は無駄だと思い、吹かせるのをやめる】
【そして、迫りくる青年に対して警戒。いつでも戦闘に入れるよう身構えるが】
【青年の視線の先が悪魔の亡骸だと認めると、放心したように警戒を解く】

……それ、どうするつもりなんですか?

【青年の歩みは一切邪魔せず、ただ自分の抱いた一つの疑問をぶつけた】
344 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 00:27:41.94 ID:mYnFiaW2o
>>339

ハッ! そうだな、確かに、”てめーで言う『傷つけるという行為』”をする心構えぐらいは出来てるなぁ

【男の言葉に対し、彼は明確に嘲笑した】
【こんな回りくどい言い方をしたのには当然理由があった】
【彼にとって人を傷つけるというのは、肉体的に傷つけることではなく精神的なもの。故に、自分と男とでは傷つけるという言葉の定義が違うため、こんな言い方をわざわざしたのだ】
【腹の立った人間を殴ることぐらいは許される。それは彼にとって確固たる考えだった】

クソガキさんは名乗るときは自分からって言葉を知らねーみてぇだな
生憎と、馬鹿に名乗る名前は持ち合わせてなくてな。安心しろ、二度と会わねぇよ
じゃあな

【年上ということを聞き、クソガキという呼び方はそのままでただ単に敬称だけをつけた】
【その上、はっきりと馬鹿呼ばわりして、名前も名乗らず、男から背中を向けて歩き始めた】

//お疲れ様でしたー
345 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 00:31:24.44 ID:qY6htYNSO
>>337
そうですか、でもたまに違う事教えるような人もいるだろうから気をつけて下さいね。
【護はそう言い】
【絡ませていた小指を話す】

では、キルさん。僕待ってますからね、
【護はそう言い去っていく彼女の背中を見送る】
【二人の間で交わされた約束―――それがいつ果たされるかは分からないが】
【彼はきっとずっと、その約束が果たされる日をずっと待つ事だろう】

【―――人間になっていく、成長していく彼女を信じて】

/乙なのでしたよー!
346 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/16(日) 00:34:26.90 ID:BuE6BaiDO
>>345
/お疲れさまでしたー!
347 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 00:37:21.31 ID:tHsn4ngLo
>>344
「おおっと、これはゴメンよ。最近は聞かないと名乗ってくれない子が多くてさ、ついうっかりなんだ。許しておくれよ」

【そんな言葉を言っている内に、青年は男から遠ざかっていた】
【最後まで侮蔑と苛立ちを向けていた青年。その背中に届いたのは、「またね」という耳障りな言葉だった】

//お疲れ様でしたー
//絡みありがとですー
348 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 00:39:27.54 ID:S4LpMxU9o
>>340

――――――ぉぉオオおおおおおおおッッ!!

【一歩も引くことなく足に力を込め、衝突の直前一瞬頭を引くと】
【衝撃に合わせて頭突きを叩きこみ、お互いのダメージを倍増させる自殺行為に走った】


ッ…………………………!

【声も上げず、受身も取らず、その場にうつ伏せで倒れ込む】
【視界は歪み、頭蓋は痛み、体を動かすこともままならない】
【しかし意識だけは妙にはっきりしていた。辛うじて首を上げ、その視線と意識を目の前の異形に集中させる】

【青年が、元の姿に戻ったように、リジィには見えた】

―――――なー。
い、きなりで……なんだ、けどよ………腹、減ら、ない……?
ヒ、ヒヒッ……そろそ、ろ。戻らねえと、唐翌揚げ冷え、ちまう、って……よ。

【力尽きたように完全に顔を伏せると、くぐもった声を漏らし】
【なんとか立ち上がろうと足と腕を動かし始める】
349 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 00:46:31.88 ID:Xnizar95o
>>343

【取り出された黄金糖、青年の瞳は鋭くソレを捉え】
【やがて投げつけられれば風を弱め、素早く腕を伸ばして掴みとり】

アメじゃァ腹ァ膨らまねェ、が……これで一つハッキリしたなァ

今、テメェはオレ様が腹が減ったと言ってから食いモンを寄越した
簡単だよなァ、寄越せっつって寄越すヤツァ“下”だ
つまり、このアメがテメェの“下”、“負け”を認めさせるショーコになるってェワケだなァ

……まァ、貰っといて難だが後で食うとしてだ

【手元の黄金糖はポケットへ、そのまま口に放り込まない辺りに警戒心が垣間見え】

ガンコなヤツにガキが出会すとそォなンだろォ、多分
オレ様としちゃ、牽制程度で終わった分まァだマシだと思うがなァ、でェ……

……コイツ、雑魚だろォと悪魔である事に変わりァねェんだろォ?
だったら此処で腐らせとくのも勿体無ェとオレ様ァ思うんだが

【相手の風が消えると自身も周囲の風を消し、手元に高密度の風――鎌のようなそれを作り出して】
【足下に転がる悪魔の遺体、その角を片手で引っ掴んで“鎌”で切り落とそうと試みる】

【つまりは『レアモノ』を見つけた感覚―――良く言えば、資源の再利用とでもいったところか】
【道徳的意識など欠片も無く、ただスパリと切り落とせるか、それを試す】

350 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 00:47:57.14 ID:dCuqBp99o
>>338

人間は生きて何かを創るために存在するのです!
それから世界も破壊されるためではなく、それを見守るために存在するのです

───あなたさんが言う物は、間違っています!

【自分の信じていることを疑わない、どこまでもまっすぐな言葉】

負の心を持っているなら食べてあげればいい
彼らは救えないんじゃないです、誰も救おうとしない…
それならば、私が救い上げます!

そして、あなたさんが思ってる理が間違っていることをあなたさんに証明してあげます

【もう一度、勢い良く人差し指をそちらに向ける】

私は、負けません。勝てなくても、諦めません
……覚えておいてください!

【路地裏に響き渡る大声で、黒い空間の果てまで届くように】
【────力強く言い放った】

/最後の最後で遅れてすみません!
351 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/16(日) 00:48:17.23 ID:9Ql8NDbwo
>>341
あー……もう……これだから浮世は……面倒くさいですね……

【セーラー服に紺のスカートと、頭には水兵帽を被り、縁無し眼鏡を掛けて、】
【金色に煌めくロングストレートヘアーを靡かせている――、そんな身長160cm程度の少女が暗がりから駆けてくる】
【何だかとても冷めた目付きをしているが、瞳は澄んだ蒼色だ】
【また少女の周りには「カラス」が三羽――彼女を護衛するかのように付き添って飛んでいる】

【何かから逃げるかのようにせっせと走るカラス少女は、前方に>>341を発見するが特に興味は抱かず】
【チラリと見遣るだけで、そのまま少年からやや距離を置いた側方を走り過ぎようとするが――】

「――ふっ……」

【――暗闇を切り裂く一閃】
【何の前触れもなく、黒い影が空から飛び降りてきたかの如く上方より現れる】
【その「何者か」は、カラス少女の眼前に出現すると同時に、手に持つ刀を振り下ろしていた】

……あっ――

【カラス少女は急ブレーキで足を止めると、とっさに半身へと体勢を変え――】

――ぶないですね……

【――掠るくらいギリギリで斬撃を回避】
【そして、「ガキィンッ!」――という、刀が地面を打つ音が響く】

【少女の周囲を旋回するカラス達は、カーカーと威嚇するようにけたたましく鳴いた】

【――というような唐突ないざこざ(?)が、>>341の歩く側で発生してしまったのだ!】
352 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/16(日) 00:54:03.81 ID:iKBDGUEDO
>>348
……ッ……く…………

【視界が、霞む】
【大分強く頭を打ったようだ、飛び蹴りのダメージも重なり上手く体が動かない】
【だが、リジィの声が聞こえて】

……それは…余裕を見せ付けているつもり…かい?
…君も僕も……必要なのは食べ物じゃなくて病院だと思うけど…?

【最初と変わらない、嫌味な口調】
【相手を馬鹿にしながら、自嘲を込めた話し方でそう言って】
【彼の影がうごめき、体を支えるようにしながら体を立たせる】

…立ち上がるのもやっとなのに…よく言えた物だ……
…僕が動けなくても、こいつがいれば戦えるんだが…

【体を支える闇の塊から獣の頭が生えて、犬のように男に鼻を擦り付ける】
【それに小さく答えて、リジィを見下ろした】

…正直、君のような奴と酒なんて呑みたくないんだが……
…あの量を一人で片付けるのは無理だからね

【男がそう言うと、闇の塊から巨大な腕が伸びてきて】
【リジィをわしづかみにするように支えようとする】

/すいません、風呂入ってきます
353 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 01:01:08.12 ID:mYnFiaW2o
【魔術協会敷地内】

全くさっきの男は何だったのやら
歳だけ食ってて幼稚な人間が多すぎる……!

【夜更けの魔術協会。その敷地内を一人の青年が、何やら怒りながら歩いていた】
【青年は、子供にも大人にも見える顔つきと、黒く短い髪に色白の肌を持ち、ワインレッド色のナイロールの眼鏡をかけている】
【服装は、黒いスラックスと茶色のシャツの上に白衣を羽織っているという研究者のようなもの。腰に締めているベルトの左側にはホルスターがあり、その中に黒いハンドガンが納まっている】
【右腕には手から肘までを覆う灰色の盾のようなものがあり、その先端から杖が出ていて青年の支えになっていた。右手は盾の内側から横に伸びているグリップを握っており、杖というには非常に機械的なデザインだ】

しかし……寒いな。早くうちに帰りたい

【時期、時間からして寒そうな格好だ。若干震えている】
354 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 01:01:18.09 ID:BBpEMuj6o
>>351

こう寒い日はあれだ帰って寝る、寝るに限る、冬眠する

【自堕落な言葉を延々と吐いていたらばなにやら人影が近づいて……】

(オレ専用通路の終わりが来たのであったとさ……)
いや、どうでもいーけどもさ執着もクソもねーから

【基本的には「相手が関わってこなければわれ関せず」というスタンス】
【走る少女を見ても夜遅く急いでご苦労さん、と思うくらいだった……が】

【いざこざ発生となればクラッカーのカス程も無い少年の善意が主張を始め】
【歩みを止めて少女と謎の人物の方に向き直り、腰のナイフの柄に手を伸ばす】

おいおいおいおいお前ら何やっちゃってんのさ
知ってるか?ここは公道だぜ多分、騒ぐならどっかよそでやれってんだよ全く……

【溜息、それと同時にナイフを引き抜き右手で構える】
【刃渡りは20cm程、刃紋が月明かりを受け冷たく光る】

…………で、どっちが被害者でどっちが加害者だコレ?

【どちらに加勢すればいいのやら】
【少年は分からなかったらしく、そのままの姿勢で動かず首を傾げるのでした】
355 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/16(日) 01:05:02.29 ID:EpNXj+kt0
>>349
【青年の理論に思わず静かに声を立てて笑い】

……知ってました?人間が動物に食べ物を渡すのは、『餌付け』っていうんですよ?
それに人間同士であったとしても、上司から部下へ何かを上げたりするのはあるでしょう?
ただ物を送るだけの行為――しかも飴何かで明確な上下を決めるなんて出来ませんよ。

…どうぞ、お好きな時に。

【青年がポケットに黄金塔を入れるのを別段気にする風でもなく、唯薄い笑みを浮かべている。】
【警戒に気付いていないのではなく、その警戒が当然あるべきものだからこそである。】

…一理ありますね。私は頑固じゃないと思いますが…。相手があなただからでしょうね。

ええ、悪魔ですよ。
…なるほど、面白いですね。顔は依頼主への報告の際に要るので判別できる程度に残しておいてくれれば、後はご自由に。

【そう言いながらも、青年に鋭い視線は送っている。】
【やはり、一応は自らの戦利品。そのまま渡すのも何か癪なのだろう。】

(風使い。それも、結構な使い手ね。…あれなら問題無く切れるでしょうね。)

【青年の作った風の鎌。本来なら見えないであろうそれを、自らの経験と辺りの風の動きから察知する】
【そして、次に期待の視線を青年に向ける。もとよりこちらも道徳的意識など欠片も持ち合わせていないのだ】
【そして、その鎌が振るわれたならばあの下級の遺体はどうなるかも簡単に想像がついた。】
【女の想像通りその鎌が振るわれれば、その悪魔のどの部位であろうとも簡単に切り落とすことが出来るだろう】
356 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 01:06:55.95 ID:S4LpMxU9o
>>352

ヒヒッ………だ、まってろよ、ルーザー……っ
アタシは別、に、飯さえ食えりゃあ大丈b…………っっ?!!

【巨大な腕に掴まれるように支えられ、一瞬戦闘意思を蘇らせかけるが】
【直ぐに表情を緩め、青年を見つめ返す】

………へッ、嫌なら飲まないでも、いいんだぞ?

【そう再び笑うと、支えられたままジーンズの埃を弱々しく払い】
【自力で立ち、酒場の方へ歩くと同時に青年へも来るよう促す】
357 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/16(日) 01:08:14.47 ID:5gIxnjwu0
>>353

……ま、冬だもの。
寒いけど、順当な寒さね、出来れば今すぐ春になって欲しいけど。
寒いの苦手なのよ……、ま、どうでもいいわね。

【なんて、その後ろの方から】
【聞いた事のある声と、いくらか小さくはしてあるのだろうが、別に聞こえないわけではない程度の足音】
【どう考えても追いかけてます、本当に以下略】
358 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/16(日) 01:12:33.67 ID:BuE6BaiDO
>>353

【──ひゅう】
【夜更けの空気を裂いて。何かが飛翔している音が聞こえた】
【音源は彼から少し離れた上空だ】
【音の聞こえていた方向を見やれば、そこにはきっと】
【彼の見慣れたシルエットがあるはずだ】

んふー、こんな時間に超お散歩ですか?
冷凍されたもやしなんて、超調理しづらそうですけれど

【にまり】
【シルエットが浮かべるのは、いつもと変わらぬ悪戯笑い】
【暖かそうなニット帽やコートを着ているその「少女」は】
【彼の心中など知ったことではないとばかりにそんな言葉を紡ぎ】
【上空に浮かぶ掃除機の上から、彼を見下ろしていた】
359 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/16(日) 01:13:09.31 ID:9Ql8NDbwo
>>354
目撃者……
ああ……こうして戦渦は広がり、世界は破滅の螺旋階段を下っていくのですね……

【バックステップで「謎の人物」から距離を取りつつ、気怠げに吐き捨てる少女】
【彼女の視線は、少年と「謎の人物」へ交互に送られている】

「…………」

【ゆらり――「謎の人物」は体勢を立て直し、少年に顔を向けた】

【「謎の人物」は、黒のレインコートで全身を覆い、フードを被った男であった】
【スキーゴーグルを着用しており、表情や視線がわかりにくく、】
【更に、右手には抜き身の日本刀を持っている】
【見た目からして一般人ではないのが分かるだろう】
【この男は、死んだような気配と、周囲を飲み込むような漆黒の威圧感を放っている】

――逃げるのも楽ではないのですが……

【はあ、と溜息混じりに少女はコソコソと移動開始】
【さささっと、少年の隣へ歩み寄ろうとする】

名前は存じませんが、貴方様……「わたくし」かあの怪しい「雨合羽の男」……
どちらに加勢なさるおつもりでしょうか?
わたくしの考えとしては、弱きを助け、強きをくじくのが、殿方のサダメ……かと思うのですが……

【で、少女は歩み寄りながら、無表情でさらっとそんなことを言ってのける】
【媚びている訳ではないが、この少女を蔑ろにすると後が恐そうではある】
【……カラスも鳴いているし】

「…………」

【一方、レインコート男の方は、二名を見ながら「ジャマするヤツは皆殺し」的な威圧感を放っている】

【……さあ、どっちに味方するかは君次第だ! ▼】
360 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/16(日) 01:22:35.27 ID:BuE6BaiDO
>>358
/おっと、被ってしまった……
/ここは引きますね、失礼しましたー
361 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/16(日) 01:23:37.95 ID:iKBDGUEDO
>>356
…………………

【言い返す事も無く、黙ってリジィが店に入っていくのを見詰めていた】
【もう、先程までの怒りも何処かへ消えた】

…もう大丈夫だ、自分で歩ける

【獣へ向けてそう言うと、闇が影の中へと消える】
【一度頭を振って気付けをすると、ふらふらと歩いて店へと入っていった】

/ただいまっす
362 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 01:25:39.27 ID:Xnizar95o
>>355

ハッ、オレ様がその動物だって言いてェらしいが、生憎種族未定でなァ
どっかのクニじゃァ猫だの牛だの犬だのが神様扱いされてるらしいぜェ?
でェ、そいつらに飴一つでもくれてやる事を『献上』っつーンだよ、OK?

【よくもまあ、屁理屈がポンポンと出るものだが――その辺り、頭の回転は速いのだろう】
【そしてその頭はこれ以上争いを続けても不毛だとして、鼻を鳴らすだけで言葉は返さず】

動物も、成体だろォが幼体だろォが大きさが違う程度の差しかねェ
雑魚悪魔だろォと何かの役には立つだろォしなァ……っとォ

【さくり、サクリ、と――切って手にしたものは、二つの角と幾枚かの爪である】
【どちらも武器か道具か、最悪金にでもなるだろうと考えて落とした物】
【爪は黄金糖とは違うポケットに、角は手に持った状態で鎌を消し】

さァて、そんじゃァオレ様ァさっさと退散するとしとくぜェ
何時までもテメェの視線をウケてると射殺されそうだ、ってェの……じゃァなガンコ野郎ォ!

【悪魔の遺体を女性の方へと蹴り飛ばし、それからごう、と風を起こす】
【突発的な強風――先ほど舞い上がった塵が、今また再び吹き上がる】

【一方で青年はそのまま路地裏を抜け、空中からニヤリと笑ってみせて――その姿を冬の闇に消していった】

/お疲れさまでした〜!
363 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 01:27:19.38 ID:mYnFiaW2o
>>357

……こんな夜更けに関係者以外が来るところかここ

【後ろから聞こえてきた有り得ない声にぽつりと呟く】
【まさか、と内心思いながら、恐る恐る声のした方を振り返ってみた】
364 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 01:27:37.18 ID:BBpEMuj6o
>>359

なに「偶然こうなってしまったーなんてこった」的な事いってんだテメー……

【くるりくるり、手元のナイフを弄び】
【じとぉっとした目で少女を睨み】

(ああ、なんか見れれてるしなんか恐いし、絶対コイツ強いだろ……)

【異様な雰囲気の彼を見て逃げたいなあ、と少年は思ったのでした】
【もっともそんな事をする勇気は微塵も持ちあわせていないのだけど】

名前?ああ、オレはエルフェスってんだ覚えなくて良いぞ
お前のその理屈でいくと……あの恐いニイチャンがオレを助ける事になるがどうか?

【弱い=自分、強い=少女。勿論冗談ではある、……いや多分】
【1人の時と同じように「フン」と鼻で笑い、ナイフを逆手に構え直して】

……いや、うん後が恐そうだからお前に加勢するよカラス女
でもあんまオレに期待するなよ?すっげー弱いからな?な?

【念を押して弱いと伝える、ヘタレか】
【それはともかくとして少女に味方する事を選んだようで】
【一歩前へ少女を自分の後ろに隠すように出るのだった】

ほらほらニイチャンかかってこい……いや出来ればかかってこないで
今直ぐ逃げ出して欲しい気持ちでいっぱいです

【もうだめねこのこ】
365 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 01:30:37.29 ID:S4LpMxU9o
>>361

【がつがつ、がつがつがつがつ!】

――――ふぉあ、むぐ……ゴクン。お前、遅えぞ! とっとと席つけ、ほら!

【先程の二倍速のような勢いで、目を覆いたくなるほど行儀悪く大皿料理を食べ漁っている】
【グラスになみなみ注がれた酒は一口で消え、また再び注がれては消えていく】

【何故かルーザーの取り皿にも山盛りのポテトサラダ】
【いつの間に注いだのか、度がキツいウイスキーもグラスから溢れるほど】
366 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/16(日) 01:38:05.94 ID:9Ql8NDbwo
>>364
偶然って恐いですよね……、「エルフェス」様……ふふ……

【薄ら寒い笑みを浮かべる少女は何を思う】

名乗り返させていただきますと、わたくしは「ウェル子」――
「カラス女」ではございませんので、どうかご承知を……

【一歩前に出るエルフェスとは逆に、一歩下がるウェル子】

――ま、期待はしていませんが、せいぜい女の子に「カッコイイトコロ」をお見せくださいませ……

【そしてカーカーうるさいカラス達も、エルフェスを応援している……のかもしれない】

「…………ふっ――――『エルフェス』とやら……」
「その女に手を貸したのを後悔しなければいいがな……」

【男は、ザッ――と、足を一歩、エルフェスに向かって踏み出し、】
【ぶらりと下げたままの刀を握る右手に力を込め、】

「俺にやられる……ことよりも、その女に気をつけておけ……」

【なんか嫌な発言と共に、男の両脚に魔力が纏われ始めた――!】
367 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/16(日) 01:38:27.61 ID:iKBDGUEDO
>>365
…………………

【目に入ったリジィの様子に、思わず固まった】
【いきなり元気なのもそうだが、その食べる勢いと量に圧倒される】

【呆れ返りながらも席に座り、目の前の山盛りポテトサラダからスプーンで小さく一口】

…君を嫁に迎えたいと言う男がいたとしたら、僕はそいつに躊躇い無く畏敬の念を抱くよ

【ポツリと一言、呟いた】
368 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/16(日) 01:38:35.69 ID:5gIxnjwu0
>>363

あんたが来いって言ったんじゃない、ねぇ?
それとも忘れちゃったかしら。まあ構わないけど。
夜のほうが元気出るのよ、それに昨日の昼間は寝てたわ、朝までバイトしてたの。

【問題点があるとしたら、恐らく相手がその言葉を発した時にある程度予想していたであろう来襲時間とズレて居る、辺り?】
【というかこの時間にどうやって侵入したのでしょう、謎が謎を云々】
【振り返ったその先に居るのは、きっと予想通り】
【薔薇の刺繍の入った緋色のリボンに、紺のブレザーに、黒地チェックのミニスカートに。寒いという割にはボタン全開の紺色のダッフルコート】
【腰ほどまでの黒髪と、頭の上で無駄な存在感を放つ金のティアラ。女子高生だかなんだか良く分からない格好な、少女で】

そうね、まあ、こんばんはね、エセ救世主さん?
そんなに怒ると皺でも増えるわよ、それが目当てなら何も言わないけどね?

【くすくすと笑いながら、首をかしげてそんなこと】
【相手の名前は呼ばずに、名乗りの際に付け足されたほうをさらに捻じ曲げ相手のことを呼んで】
【何か妙なことを言っていたり。そんな人は居ないと思うのだけれども】
369 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/16(日) 01:39:28.51 ID:EpNXj+kt0
>>362
確かに猫や牛や豚は神の使いとしてあがめられてますけど…貴方は種族不明でしょ?
それらとは違うわけですから、やっぱり唯の動物ですよ。
そして、動物に飴一つでもやるのは『餌付け』…二人の意見は重なりませんね。

【相手の屁理屈に対して、こちらも出来る限り対抗。負けず嫌いが色濃く出たようだ】
【が、これ以上は無駄と判断したのはこちらも同じなのだろう。少しすると、おのずから黙った】

…そういうもんですか?悪魔の素材で作った道具を使うなんて、私には考えられませんけどね。

【青年が悪魔を切り分ける姿を見ながらそうこぼす】
【悪魔を毛嫌いする女にとっては、そんなものを使うなどありえないことなのだろう】

何度も言ったでしょう?私は亜人を殺したりは……ッツ!

【言葉は突風により止められ、塵が入らないように目を瞑り】
【風がやんで恐る恐る目を開いた時にはもうすでに青年の姿は無かった】

もう、最後まで騒がしい亜人ね。
…まあ良いわ。私も早く帰ろっと。シャワー浴びたいしね。

【女は言いながら、角の取れた憐れな悪魔の頭部を掴むとそれを持って何処かへと消えていった】

/お疲れでした〜!長々とお付き合い、ありがとうございました
370 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 01:45:43.73 ID:mYnFiaW2o
>>368

確かに来いとは言ったが誰がこんな夜更けに来いっつった
夜の方が元気出るとか夜行性か

【顔を見るなり「うげぇ」っとげんなりした表情】
【来る時間が12時間違いますよ】

名前か苗字で呼べよ。誰がエセ救世主だ。教祖みたいじゃねぇか
今の俺は怒りが有頂天でマッハでやばいんだよ、分かるか?

【呼び名は何だかよろしくないらしく】
【突っ込みを一杯しながら、怒ってますよってアピール】
371 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 01:48:54.34 ID:S4LpMxU9o
>>367

んぅ? ……ゴクン。なんだって?
求婚ならお断りだよ、てめーみたいなしょぼくれた奴はね、ヒヒッ!

【何を聞き間違えたのか、完全にズレた解答】
【その辺にしておかないとそろそろ天罰が下りますよ!】

―――ほら、もっと食えって! 背ェ伸びねえぞ!
そんなだから絡まれたりすんだよ!

【そう言うとポテトサラダの山に更に盛るようにして更に唐翌揚げを追加 ※強制】


で、お前普段は何してんの? 夜はあんな所うろついてちゃ駄目だぜ?
372 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 01:51:24.89 ID:BBpEMuj6o
>>366

(偶然よりもお前が恐い凄く恐い……やべえ選択ミスったかも)

【少し引き気味に顔を引き攣らせるしかし後の祭り、と】
【思考が短絡的過ぎるかなあと反省するのでした】

ウェル……子?うーん、まあいっか多分覚えた

【不思議な名前と思ったようで】
【よくよく考えればこんな状態で名乗るのは偽名なのかも】
【どっちにしても深くは言及せずに、そして今後もしないだろう】

カッコイイトコロなんて無理だね、安売りはしねー主義なんだよ
……いや、本当だぞ?本当に本当

【耳に残るようなカラスの声】
【そういえば不吉の象徴だったような、いやそんな事を気にしている場合では無い】
【男を見やり、その全体像を確認しなおす】

お前そういうのはもっと早くから言ってくれよな
絶賛大後悔時代なんだけど……っ!

【踏み出した男、来るかそれならば――――】
【迎撃する刀とナイフでは些か分が悪い、その場に留まりナイフの腹を向けるようにして構えた】
【それと同時に少年の足元から黒いヘドロのような物がじわりと滲み出始め】
【影のように地面に伸びていく、およそ半径1mも無い程度か】

【少年は魔翌力の変化等は分からないらしく】
【それに関しては気づく素振りすら見せない】
373 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/16(日) 01:55:51.42 ID:5gIxnjwu0
>>370

まあ、いいじゃない。これで約束は果たしたわよ?
ブッチするよりいくらかマシじゃないかしら。
そうね、太陽はそんなに好きじゃないの。眩しすぎて空なんか見られないもの、真昼間の日向にある白いものもあんまり直視したくないわね、目が焼かれるじゃない。

【12時間ズレてようと、来たからいいじゃない、なんて】
【なんだか常識スルーした発言、ここが個人の家やらじゃなかっただけまだマシ。恐らくは】
【それから、夜行性であることを至極軽いノリで肯定。青春真っ只中にあるべき年齢(推定)で既に太陽に負ける貧弱さ】

あら、わざわざ名乗りに付け足すくらいだからそっちがいいのかと思ったわよ?
救世主になり損ねたなら、エセ救世主でいいと思うのだけど、嫌だったかしら。
じゃあ、……そうね、まあ。思いつかないし名前で呼んであげようかしら。

【くすくす、というかくつくつ、というか】
【デフォルト表情を貫き、時折小さくではあるものの笑う声を上げたりなんかしながら、そんなこと】
【それでも最終的にはどうやら名前で呼ぶことに決めた模様。なんとなく偉そうなのはきっと気のせいで】

有頂天もマッハも私には関係無いわね。
私に関係無いことで八つ当たりされるなんて、至極嫌よ?

【半分笑いながら「こわい。」なんて言いつつ、演技がかった、というか10割演技な動作で、肩の辺りまで両手を上げて、ホールドアップ】
【ついでに、小さく一歩、相手から距離を置いて】
【なんというか、怒ってますアピールはあんまり重要視されてない模様。恐らく楽しんでらっしゃる】
374 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/16(日) 01:58:51.23 ID:iKBDGUEDO
>>371
…僕もお断りだ、君のような人間は

【軽くイラッと、少し言葉を強めて】

成長期はもう過ぎた、いくら食べようと後は肉しかつかないよ

【「それに食いきれる訳ないだろう」と呟くと、影が立ち上り獣の頭が現れる】
【そのまま、闇の獣が美味しそうに盛られた料理をムシャムシャ食い始めた】

何もしてないよ、仕事は大分前にクビになったから、今は貯金を使って暮らしてる、僕一人では十分な位はあるからね
寧ろ僕としては、君のような人間が気になるんだけどね、一体何をしてればそんな風に生きられるんだい?

【言ってから、また一口ポテトサラダをつまむ】
【見た通り余り飲み食いはしないようで、見た目の気力の無さから普段も必要最低限な生活しかしてないのだろう】
375 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 02:02:31.77 ID:mYnFiaW2o
>>373

相変わらずのダメ人間っぷりだな、感服するぜ

【あまりの貧弱さに完全に呆れ帰っている】
【自分も見た目通り貧弱。運動は苦手だし昼間に起きるし外出るのめんどくさいタイプだが、ここまでではない】
【逆にこんなのが現実に居たのか、というレベルだ】

……はぁ。ま、名前で呼んでくれりゃそれでいい
八つ当たりもしねーよ

【あまりの反応に毒気が抜かれたらしく、がっくりとため息をつきながら肩を落とした】
【早くもお疲れの様子】
376 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/16(日) 02:04:28.61 ID:9Ql8NDbwo
>>372
「――いくぞ……」

【呟く言葉とほぼ同時――男は、「上方」へ「跳んだ」】
【魔力による驚異的な跳躍力を以てして、高さ10メートルはあるだろうジャンプを行ったのだ】

【そして男が跳躍の頂点に達する頃、彼は左手を下へ向けてふるった】
【すると左袖より一本の短刀が勢いよく飛び出す】

【短刀は、真っ直ぐ、上からエルフェスへ襲いかかる】
【棒立ちだと……額の辺りにグサリ、である】
【――が、直線的すぎるその攻撃は、見切れば少し動くだけで回避が可能だと気づけるはずだ】

……見えてるとは思いますが……「上」ですからね?

【エルフェスの後ろでボソリと呟かれる「助言」――】
【ウェル子は、余裕の無表情で、クイッと眼鏡を上げる仕草をしていた】
377 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 02:07:05.93 ID:S4LpMxU9o
>>374

……そうやってファーストインプレッションだけで物事を決めちまうのは良くねえぞ?

【飄々とそんな事を抜かし、またグラスを一息に空ける】

アタシ? 食いもの探して喰って寝る場所探して寝る、以外してねえけど?
後はその辺をうろついたりだなァ。金持ってねえし。

【自由気ままにも程がある】
【少なくとも人に向かって偉そうに説教をできるレベルの生活はしていないようだ】
378 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/16(日) 02:07:39.92 ID:8qVcJB/SO
【路地裏・深部】
【現代の迷宮とでも言うべき、暗く入り組んだその一角。一寸した広場のように拓けた場所が、有る】
【その真ん中に、人が居た。まるで、此処が自分の場だと言わんばかりに、佇んでいた】
【降り注ぐ青い月明かりに目を細めつ、薄く敷かれた新雪に、視線を落とし】

――――随分と久しぶりだよな、こういうのも。さて、如何したものか……。
掃除≠チつったって、近頃は後始末するのも億劫になってきた、し。

【実に退屈そうに、仏頂面を浮かべている。視線の先には――まあ、お約束と言うべきか】
【幾人かの男達が、各々の凶器手に倒れ伏し。雪の絨毯を、朱の斑模様に変えていて】

【時折漏れる唸り声や、血液の量から鑑みるに。彼等はまだ、生きているようだった】

(……覚悟は出来てるんだろうけど、物足りないな。動けないだろうし、この辺で好いや)
(放っといても、獣が食い漁りに来るだろ。それで、お了い――――)

…………いや、待つべきか?だって、獣の方がまだ食える……口直しに成るかは、さておき。

【一方、人影。臙脂のジャケットに、肩ほどでばっさり切られた、黒に程近い濃藍の髪。白皙には返り血の一つも無く】
【左手に提げた抜き身の短刀は、血の朱色に濡れている。腰には太刀と短刀がもう一振りずつ】
【ジャケットの背にはホルダーが配置され、スローイング・ダガーが二対挿してある】

【溜め息混じりに吐き出した独り言、中性に近い涼しげな声音を響かせて】
【言うならば撒き餌、だな≠ニ、剣呑な思考を巡らし。彼女≠ヘ、唇を弧に歪めた】
379 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/16(日) 02:10:33.45 ID:5gIxnjwu0
>>375

あら、でもこの時間に起きてるあんたも駄目な部類じゃないかしら。
一般人は基本的に寝てる時間よ? 丑三つ時までは行かないけど。まだ一つの時間かしら。

【完全に呆れられていても、特に変わらない反応】
【寧ろ、相手までも駄目人間の世界へ引きずり込もうとしていて】
【言い終えてから、軽く肩を竦めて「時計持ってる?」なんて、そんな質問】

あらそう、そこまで言うならしょうがないわねー。
ま、私としては呼び方なんて比較的どうでもいいのよ、別に二人であればあんたで通じるもの。
そ。なら良かったわ、深夜に女の子の悲鳴が響き渡るなんて、怪談になるわ。
あんたにつく前科なんて、どうでもいいけど。

【「しょーがないなー」なんて気配を好き勝手に放ってから、なんだか名前で呼ばないフラグを立てて】
【八つ当たりしない、の発言には特に安心した風も無い辺り、やっぱり演技。両手を下ろして、コートのポケットに突っ込み】
【怪談>前科。まあ前科については相手のことで、怪談については自分のことなのだからしょうがない順位付けなのかもしれないが】
380 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/16(日) 02:12:56.84 ID:iKBDGUEDO
>>377
…まるで動物じゃないか、僕に偉そうに言える身分かい?

【はぁ、と呆れたようにため息をつくと、グラスをチビリと呑んで立ち上がる】
【獣が黒い舌で口の周りを舐め取って、影に引っ込んだ】

…僕はもういい、金は支払っとくから後は好きにしてくれ

【リジィにそう告げると、支払いに向かう】
381 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 02:17:56.97 ID:mYnFiaW2o
>>379

人まで駄目人間扱いすんじゃねーよ
この時間まで起きてなきゃいけない真っ当な人間だって山ほど居るだろーが

【荒っぽい口調で、ちょっぴり怒ってるかも】
【時計持ってるって質問には「持ってるけどめんどくせぇ」と答える】

あー、そこは違いねぇな
何で悲鳴が響くんだよ

【返事しながらめんどくさそうに頭をぽりぽりと掻く】
【それからぶるっと一度身体を震わせた】

おい、もう立ち話が出来る時間帯じゃねーぜ。喋るのはいいが、どっかに移動しようぜ

【白衣のポケットに左手を入れて震えてる。寒そう】
382 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 02:21:49.92 ID:BBpEMuj6o
>>376

行ってらっしゃい、オレは家に帰……らせてくれねーんだよなあ

【グスンと泣いたフリをする余裕はもう無い】
【月を背後に、男は空へと跳んでいたそれは不気味なようでどこか美しく――――】

(やっべ影になって見えね――――)

【暗闇の中で光源と呼べる物は月明かりと街灯程度】
【ただ、人工の光よりも自然の光が優っているもは言うまでもなく】
【それを背に受けている彼、明るい故に影も濃く行動の判別は難しい】

【それでも光と陰影が外周の動き、つまり腕の動きを伝えて】
【少年はなんとかそれを確認出来たよう】

ば、バーカ当たり前だよ見えてるわっ!

【確認出来たよう?】
【焦り気味に八つ当たり気味に言葉を返して危なげにその場から後方へ逃避】
【同時に黒い物体は少年を中心に移動、どうやら根源は少年で少年に接していないといけないらしい】

(んにゃろう飛ぶのはズルイぞっ!)

【飛べない少年、ただただ空の彼を見る】
【動きを見逃さないよう見つめたまま、左手をコートの内へ】

お返しだコノヤロー受け取りな!

【取り出したのは小さなナイフ】
【それこそバターナイフと見間違うような、しかしその刃は人を[ピーーー]べくして鋭く研磨されて】
【次の瞬間には投合、男の落下経路を予測し右上腕部に向けて放たれる】
383 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 02:26:24.70 ID:S4LpMxU9o
>>380

ははァん………お前、動物とか舐めてんだろ?
「人間ダイナリ動物」って考え方は流石にお固すぎんだろうよ、ヒヒヒッ!

【全く以て青年の言葉を気にかけていない。恐らく反省はしないタイプ】
【先程青年の皿に押しつけた唐翌揚げを一個「こっそり」といった調子でつまみ取るが、バレバレ】

ん、気をつけんだぞ。ほら、勘定。

【まるで引き留めようともせずに、一枚の紙を押しつけるように青年に渡す】
【―――――6桁。】
384 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/16(日) 02:28:11.81 ID:5gIxnjwu0
>>381

怒りながらうろうろしてるのが真っ当かしら?
……ま、帰宅途中とか、言い訳はいろいろあるわね。至極どうでもいい疑問系だったわね。

【くすくす笑いに若干にやにや成分を混ぜ、首をかしげ】
【傾げた直後に、自分の発言をさらりと否定、最後はなんだか曖昧な締め方をして】
【「めんどくせぇ。」な返しには、「あらそう。」なんて。残念感の欠片も無く返して、そこで時間については諦めた模様】

ま、第三者とあんたの話するときには名前で呼ぶでしょうけど。
本人の前で名前で呼ぶ必要性ってそう考えたら特に無いわね、このままでいいかしら。
八つ当たりされたらそれがどんな内容であろうと悲鳴くらいあげてみせるわよ?
涙だって流そうと思えば流せるし、そうね、そんな状況、駆けつけた人はなんて思うかしら?

【名前で呼ばないフラグ絶賛乱立中である、これはひどい】
【ただ、未だ決定はしていないようなので、今拒否すればきっと否決されるはずである、きっと多分恐らくは】
【それから、そんな発言。女子怖い。じょしこわい】
【緩く握った右手で口元を隠すようにして、数秒笑ってから、「ま、半分くらい冗談よ。」なんて、付け足して】

別にいいけど、持ち合わせ、そんなに無いのよね。
奢ってくれるって言うなら、寧ろ移動したいくらいだけど。寒いのよね、もの凄く。

【移動自体には結構賛成、らしく】
【ただお金が無いので、そう言う意味では反対。払ってくれるなら喜んで】
【この言葉たちを翻訳機にかければ、出てくる言葉は間違いなく「奢れ」である】
385 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/16(日) 02:32:57.33 ID:iKBDGUEDO
>>383
……………………

【渡された紙、に並ぶ数字の列】
【数え間違いじゃないか、数字を見逃してないか、確かめて】

…阿保じゃないのか君は、いや阿保だ、どうしようもない阿保だ

【リジィに向けてそう言うと、カウンターへと歩いて言って】

…後はアレが払う

【カウンターに半分の金額(それでも自分が食べた量には見合わない)だけ置いて、小さな声で店員にそう告げると】
【逃げるように、足早に店を後にした】

/乙でしたー
386 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/16(日) 02:33:27.70 ID:9Ql8NDbwo
>>382
【そう、男は跳躍の後、落ちることしかできない】
【つまりは、落下地点を予測した攻撃は実に効果的であり――】

「――ほう……」

【軽やかに着地した男に対して、】
【ズブリ――エルフェスのナイフは、男の右上腕武に吸い込まれるように突き刺さった】
【レインコートに広く血が滲む】

「……では……次だ――」

【しかし男はひるまない】
【右腕が負傷するやいなや、刀を左手に持ち替え、男はエルフェスに向かって「跳ぶ」】
【地上スレスレを低空飛行するかのように、真っ直ぐエルフェスへ接近を試みる】
【何もなければ、男はエルフェスのすぐ眼前で足を地に着けるであろう】

……さて――

【一方ウェル子は、闘う二人を見ながら、そろりそろりと横移動で、戦地から距離を取る】
【自分に火の粉が降りかからない位置取りを意識しているのだろうか】

【そんなウェル子とは逆に、三羽のカラス達は周辺を縦横無尽に飛び回る】
【静かに、闇夜を旋回している】

【その動向は、闘うエルフェス達を上空から監視しているかのようだ】
387 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 02:37:12.85 ID:mYnFiaW2o
>>384

事実帰宅途中だっつうの。寒いから早く帰りてぇよ
それなのに呼び止めやがって

【何だかむすっとしていらっしゃる】
【帰宅途中で家に帰る気満々だったらしい。若干八つ当たり風味】

冤罪を避けるためにとりあえずお前をボコっとく

【もしかして:問題解決でない】
【冤罪避けるために罪を犯すみたいなおかしな発想の答え】
【この眼鏡大丈夫か】

無職に金要求すんなよ。貯金ならまだ余裕はあるが
……あー

【どうすっかなぁ、とか考えながら頭を掻く】
【働いて居なくて、しかも鈴だらけの誰かと暮らしてた期間が長かったせいで貯金は結構減っていたり】
【少しの間働いていたが、それはどちらかといえば学費と対消滅していたり】
【要は減る一方】
388 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 02:43:27.85 ID:S4LpMxU9o
>>385

【がつがつ! がつがつがつがつ―――――】
【青年の言葉を聞きもせず、とにかく食事をがっついている】

【その日の夜、割と賑やかな逃走劇があったとかなかったとか】

/乙でした!
389 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/16(日) 02:44:59.82 ID:5gIxnjwu0
>>387

あら、そう?
じゃあ真っ当な部類だったのかしら。残念ね、仲間にしてやろうと思ったのに。

【むすっとしている相手の様子、完全スルー】
【口元はにこにこ笑いながら、口から上だけしょんぼりとしたような表情に】
【ミイラ感染させようとしてたらしいが、口調が全体的に冗談っぽいものの混じる感じなので、事実は半分霧の中である】

そしたら冤罪通り越して傷害事件ね。
それこそまさに悲鳴上げて涙でも流してあげるわ。
それとも返り討ちにされたいかしら? 好きなほう選ばせてあげる、特別よ?

【もしかして:結局悲鳴上げて泣き真似する】
【それから、なんだか物騒な選択肢も追加。そして、選ぶ自由は与えてくれるらしく】
【A.あんまだいじょばない】

あら、前は仕事がどうこう言ってなかったかしら?
私の記憶違いかしら。お金無いから、私に奢れなんて無しよ。
それならここで凍えながら立ち話した方がずっとマシよ、冬は寒い方が身体的にはいいらしいわよ?

【無職、なんて単語にそんな反応を示して】
【実際のところ、(私が)あんまり覚えてないので、記憶違いな可能性は十分すぎて】
【そして、奢るくらいなら寒さを選びたいらしく】
【まあ生き物的には暖房ぬくぬくより冬は寒い方がいいのかもしれないが。人間的には嫌である、ご遠慮したいところ】
【もしかして追加:頭撃たれて意識ないであろう鈴だらけの病院代】
390 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 02:46:08.89 ID:BBpEMuj6o
>>386

(チッ、戦意喪失はしてくれねーか……)

【あわよくば、とは何事もいかないものだ】
【むしろそのようなことに期待する方が間違っているだろう】
【毒づく少年はただ自分の考えの甘さを自ら咎める】

いくらでも来いってんだ――――

【投合から通常の構えへ移行、右手のナイフを逆手に重心を低く】
【地面ならばいくらか地の利がある】

【少年の足元の黒い物体が前方、迫る男に向かい伸びる】
【この物体は少年の体の一部にさえ触れていればある程度は融通が利く】
【木々の枝分かれのように伸びて伸びて――――】

避けれるもんなら避けてみろってんだ!

【尚も細く細分化された其れから男の進行を妨げるように】
【地面から彼に向かって斜めにまるで針のように伸びた、長さは1m程ではあるが太さは無く子供の小指程度のサイズ】
【そして案外脆いらしく、生成途中で折れ霧散した針も2つ程確認出来るだろう】

【彼から見て中心を掠めるような位置で右に3つ左に2つ】
【テンポ良く避ければ問題は無いだろう】
391 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 02:50:33.26 ID:mYnFiaW2o
>>389

こめかみがぴくぴくするな
ま、今の俺じゃ殴って泣かせるっつう内容じゃお前にも出来ねーよ
5秒以内に気絶させる、の方がまだやれる可能性があるな

【とか何とか】
【ちょっとむかっとしたかも。冗談かも】
【杖ついてる状態でそんなことが出来るんだろうか】

あれ、言ったっけ?
じゃあもう帰ろうぜ、俺が寒ぃ

【彼も(俺も)覚えてないのか首を傾げちゃってる】
【立ち話はしんどいらしい。どうしても】
【蝶さんどうした】
392 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/16(日) 03:01:53.94 ID:9Ql8NDbwo
>>390
「――甘いな……」

【自分の進行を妨げる「黒」――】
【男の動体視力、反射神経は相当に鋭いようで、その動向を見逃すことはなかった】

【まず男は刀を地面に思い切り突き立て、「ブレーキ」とする】
【そうして跳躍による前進を止めると、流れるような動きで、突き立てた刀の柄に足をかけ――】

「――《紛》(まがわし)――」

【刀を足がかりに再びジャンプすることで、「黒い物体」を飛び越え、回避】
【なおかつ、そのままエルフェスに上から接近】
【これを許すと、エルフェスの眼前にこの男は着地することになり、危険かもしれない】
【ただし結果がどうあれ、刀はこの時点でこの男の手から離れた】

……用意――

【それを傍観するウェル子は、スッ――と右手を天に掲げる】
【あからさまに怪しいが、現時点で何かが起こることは――無いようだ】
393 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/16(日) 03:03:17.28 ID:5gIxnjwu0
>>391

そんなこと言われても、私には良く分からないのよね。
触らせてくれるって言うならまだしも、嫌でしょう?
だから、私には分からないのよ。つまり、あんま私には関係無いわね、それ。

【ぴくぴくされても良く分からない=関係無い】
【わけの分からない省略の仕方をして、最終的に自分にほとんど関係無いとか言う結論】
【この場自分と相手しか居ないくせに、平然とそんなことをのたまえる神経】

別に、殴られなくても泣けるのよ? ……ま、出来れば殴られたくは無いわね。好き好んで殴られる人なんて滅多に居ないでしょうけど。
あら、私が何の抵抗もしないと思うのかしら? 塗装された場所とか室内は苦手だけど、何も出来ないわけじゃないのよ?

【彼女の計画に、殴られる、という過程は特に必要ないらしく】
【殴られることに関してはノーサンキュー。まあ当然ではあるか】
【それから、5秒以内に気絶させる、なんて。そんな言葉に、平然と正当防衛振りかざす宣言】
【そう言う場所で殴ろうとすればある程度抵抗がよわ、い?】
【まあ比較的どうでもいい豆知識のコーナーでした】

…………さあ、特に詳しくは覚えてないわね。
人間、どうでも良いことは即忘れるのよ、つまりどうでもいいってことね。
……それってあんたの家かしら、それとも私に家に帰れって言ってんのかしら?
後者だとしたら比較的嫌ね、せっかく来たのに寒い思いして、若干八つ当たりされて帰るだけかしら。

【結論:どうでもいい】
【まあそこまで重要度の高い話題でもなし、これでいいのだろうが。両者忘れているのだから、どうでもいいのである。多分】
【それから、そんなこと。自分の家に帰るのは何となく嫌らしい。癪に障る(?)】
【前者だとしたら比較的普通に上がりこむ宣言。女子だというに平然と男の家に上がりこめる神経】
【ヒント:あの場に居た人以外鈴の子の現在位置を知らない】
394 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 03:08:12.78 ID:mYnFiaW2o
>>393

あんたが近接戦闘どの程度得意かに依るな
ちょっと出来る、じゃ駄目。結構慣れてる、でも多分駄目
そんな感じだ

【正当防衛に対しては結構適当な説明】
【あんまりやる気は無さそう。あっても困るけど】

じゃあいいや
タイミングが悪すぎるんだよ。時間的に眠いしな
来るなら昼間来いよ。せめて夜にしろ。夜中は駄目だろ

【お前が悪い宣言。夜中に来たんじゃ仕方ない?】
【この世界じゃ男の家に上がる女子なんて珍しくないどころか最早普通】
【結論:貯金がまた超減った】
395 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 03:10:36.16 ID:BBpEMuj6o
>>392

(無駄打ちしちまったか……)

【陽動の1つや2つになるだろうと思ったのだが】
【存外肝が据わって、更に中々の動体視力に反射神経】
【完膚なきまでに回避されてしまい、役目を果たせなかった「針」は少年が命じると共に霧散】

「爪」……かね、この場合

【今度は左手から黒い物体が滲み出て少年の下腕をコーティングするよに覆い】
【手も同じく、ただ指の先だけが鋭く尖りそれはまるで獣の爪のよう】

【黒い物体を少量だけ動かすならば使用制限も直ぐには来ない】

……――――

【とはいえこれで迎撃態勢が整ったとは言いがたい】
【距離というのは戦いにおいて重要な要素である】

【其れを察してかあるいは感じてか少年は1,2歩とその場からバックステップ】
【相手の動きが察知出来るような位置へと移動するのだった】
396 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/16(日) 03:17:23.74 ID:5gIxnjwu0
>>394

どうかしら、ロクに喧嘩なんてしたこと無いから知らないわ。
実験体になってみる? そうね、軽症くらいで許してあげるわよ。

【喧嘩したことが無いので、どの距離感が得意かが分かっていない様子】
【それから、ずいぶん物騒な提案。無傷では済ましてくれないらしく、にやにや気味に笑いなら、ひ比較的ひどいことを言っていたり】

あらそう……。
昼間は行動してないことの方が多いのよね、寝るのに忙しいの。
起きてぼんやりしてればすぐにこんな時間よ? 
……ところで、私は特に眠くも無いのよね。
ま、帰れって言うなら少しうろついたあとに帰るけど。

【昼間→寝てる 夜→ぼんやりしてる 夜中→超元気】
【彼女の生活スタイルはきっとこんな感じで。最早お手本に出来るレベルの駄目な生活スタイル】
【眠くないアピールしつつも、帰れ言われたら諦めるらしく。そこらへん聞き分けはいい(?)】
【もしかして:ある程度自業自得】
397 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/16(日) 03:22:42.08 ID:9Ql8NDbwo
>>395
「俺は今、手ぶらだがな……」

【ここまでは順調】
【エルフェスの前にしゃがみ込むように着地した彼は、】
【バックステップするエルフェスを目で追いながら呟き、】

「……『これ』がある――」

【左手を右手上腕部へ持っていく】
【そこにあるのは……先程突き刺さったエルフェスの「ナイフ」――】
【男は、ナイフを握ると一気に引き抜き、】

「ふっ……」

【下がったエルフェスを追うように、軽く前へ跳躍】
【エルフェスへ体当たりでも喰らわせる感じで、】
【左手のナイフをエルフェスの腹部へ突き立てようと迫る――】

【「見切る時間」はあった】
【一方で、「距離」も近い】
【僅かな判断ミスが命取りとなりうるかも知れない――!】


大丈夫でしょうか、エルフェス様は……ふふ……

【右手を掲げたままのウェル子、静かに独り言】
【彼女の周りで、ざわ……と、空気が怪しく蠢いた】
398 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 03:24:28.37 ID:mYnFiaW2o
>>396

実験体……実験体か

【何かその言葉で思いついたのか、数秒間顎に手を当てて何か考えていた】
【が、それが何か言うこともなく、また考え事で軽症云々が吹っ飛んだのか、返事は特に無かった】

お前、もう少し生活リズム戻さんとそのうち困るぞ

【流石に見兼ねたのか、呆れながらもアドヴァイス】
【最も、これで通用するとも思ってないのだが】

まぁ何だ。今日は帰れ。日が悪すぎる
そのうち、会いに行ってやっからよ
じゃあな

【適当且つ一方的に再会の約束を投げて、どっかに歩いていこうとする】
【余程眠かったらしい】

//そう、余程眠いのである
//お疲れー
399 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/16(日) 03:36:16.59 ID:5gIxnjwu0
>>398

……あら、実験体願望でもあるのかしら。
変な趣味ね、唯一の友人が変な趣味持ってるなんて、私籤運悪いのかしら?

【相手が何か考えてる間に、なんだか若干「うわぁ」的表情でひどいことを言ってたり】
【もしも悪いとしても、それは籤運ではない気がするのだが。強いて言えば対人運?】

現状特に困ったことは無いわよ?
まあ、そうね、強いて言えばお店が閉まってたりすることと、至極一般的人種と生活時間が合わないことくらいかしら。
……ああ、ふたつは大体一緒ね。要するに他の人と合わないし会わないのよね。

【相手のアドバイスは軽く受け流し。それでもいくつか困るようなことはあるらしく】
【ならば直せといいたいところ。しかし特に困ってないらしいので、直さないのであった。BADEND】

あら、そう。じゃあ帰ろうかしら。
ところでそれ、どこに会いに来るのかしら?
いつの間にやら私の家が割れてるのかしら、それこそ通報しないと。

【帰れ、と面向かって言われれば、あっさりと帰ることを肯定して】
【肩を竦めながらも、相手の言葉にそんな返し】
【会ったのは草原と、こことで。いつもそこに居るわけでなし、ならば家でも割れてるのか、と】
【飛躍している気のする思考だが、まあ。要は突っ込みたかったのである、きっと】

【そうして、相手の背中だかを見送って。少しのあとに】

…………会いたくて震える前に寒くて震えるし、帰ろうかしら。

【なんて、誰に投げるでもない独り言とともに、外に出られるほうへと足を向けて】
【どこかの森の神様よろしく、歩いた跡にほんの数十秒だけ存在して消えるようないろんな色の薔薇を残しながら、歩いてしばらく後】

……あ、そうね。強いて言えば中距離くらいかしら?

【なんて、さらに独り言のあと、その後は一輪の薔薇も残さずに外に出て行った、とか】

/眠くないじたばたごろごろ
/おつかれさまでしたのー
400 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 03:38:24.71 ID:BBpEMuj6o
>>397

……?――――!

【要領を得ないように目を細めたが、直ぐに理解出来た】

(マジかよオイ――――)

【まさか自分の投合したナイフを刺したままにしていたのはこの時の為だったのか】
【動揺、そして気づけば目の前に彼】

チィ!

【防御の体勢を取ろうと両腕を前に出す】
【そして男の体当たりを受ける】

(クソ……っ)

【しかしナイフを注視していたのが幸いしたのか黒で覆われたその左手で防ぐ】
【ただ男は刺そうとしたナイフの切っ先に確かな手応えを感じただろう】

【男の体当たりがちの攻撃をそのままに距離を取るために後方へ移動】
【ずざあっという擦過音、衝撃が大きかったのか背中から転ぶ】

…………んだよやるじゃ、ねえかっ!
(ああ、クソやっちまったよ……)

【足を上げ、そして背中の筋力を弾くようにして跳ね起き姿勢を正し構え直す】
【見たままでは少年は大したダメージは負ってないようにみえるが】

【白いシャツの布地、その腹部の部分が赤く赤く染まっているのが確認出来るだろう】
【なんの偶然かそこには数週間前に同じようにナイフを刺されそして縫った傷跡があり】
【男のナイフは防御した少年の手、その指の間から切っ先だけを古い傷跡の上から貫いたのだ】

【時間を経過するごとに赤色は範囲を少しずつ増やしていく】
【長期戦になると不味いのは言うまでもない】

【ただ少年はその場で何もせずにただ構えたままで動かない】
401 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/16(日) 03:59:55.76 ID:9Ql8NDbwo
>>400
「致命傷は避けたか……」

【倒れ、体勢を立て直すエルフェスに顔を向けながら、】
【小さなナイフを鋭く振るい、刃に着いた血を払う】
【ヒュンッ――と虚空を斬る音が冷たい空気を震わせた】

「しかし……もう一度言ってやろう……」

【こちらもバックステップで少しばかり距離を取り、】

「『甘い』な……」

【ナイフを自分の足下へぽいっと放ると、それを、「蹴った」――】

【魔力で強化された強靱な脚力で蹴られたナイフは、】
【まるで銃弾の如く、鋭く、速く、エルフェスの胸部へ向かって――】

……ここ、ですね――

【舞う血飛沫――と共に、冷静な少女の声と、「カー」と澄んだカラスの鳴き声が、割って入った】

【エルフェスと男の間に入るように右腕を伸ばす彼女――】
【ナイフを右手に受けたのは、彼女だった】

「――チッ……!」

【なおかつ、カラス達は男を上空から襲う】
【蹴りを放ったばかりだった男は、たまらず体勢を崩す】
【効果的なダメージは与えられずとも、男には大きな隙が生じていた】

……見せ場は作りました
「血の代償」……せいぜいこれに見合う「スペクタクル」で幕を引いてくださいね――

【ふう、と一息つきながら、ウェル子は駆け抜ける】
【ナイフを腕で止めてから、即座に彼女は「舞台」より離脱した】

【つまり、エルフェスの前には、たじろいでいる「レインコートの男」しかいないわけであり――】
402 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 04:16:33.43 ID:BBpEMuj6o
>>401

(やば――――防御、間に合わ……)

【確かに甘かった、同時に呆けていた】
【この男をどう対処したものかと思案にふけっていた、目で見ているようで見ていなかった】
【現実に思考を戻した所でようやく視界に入るのは迫る「銀色」】

――――ち

【このまま再び腹部に刃をもらうとして、この速度では臓器すらも深く傷つけるだろう】
【そうなればどうなるかは言わずとも……】
【病院か墓場か……と自分の顛末を思ったその時に】

【彼女の腕が、そこには在った】

ちっ!言っただろオレは格好良いのは安売りしねーんだよバーカめ
まあでも今回ばかりは少しだけ真面目に――――

【ここまで彼女にやらせておいて、自分が情けないままというのはそれこそ本当に情けない】
【幸いにも両足に怪我をしたわけではない、動くのであれば地面を蹴る事は出来る】

――――バラバラにしてやんよ――――

【そして、少年は地面を足で掴み男に向け飛び出す】
【縮地を思わせるような半ば地面と平行に飛ぶような動き】

――――――――

【距離を稼ぎ、男の2歩手前辺りで地面と足が触れ合う】
【跳躍の衝撃そのままに靴底を削るような擦過音、同時に足元から黒い物体が滲み周りを包む】

ほら、返品は許可しねーけどもってけよ

【硬質化した黒に包まれた左手を握り締め加速の乗った拳を男の顔面に叩き込もうとし】
【それと並行し足元の黒が再び「針」を作る、数は4つ、それぞれが男の両腕両足を貫こうと地面から伸びるだろう】
403 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/16(日) 04:41:43.81 ID:9Ql8NDbwo
>>402
「女……舐めた真似を……!」

【男は両腕を大きくふるってカラスを散らしている】
【終始落ち着いていた彼の声には、やや憤りの念が滲んでいた】

――『絶望の水先案内人』――

気まぐれなカラスは、貴方様を先に絶望送りにすることを望んだのでした……
ね、「亡霊(ゴースト)」さん――?

【駆け抜けたウェル子は、クルリと「男」――否、「ゴースト」へと向き直る】
【彼女の表情は、悪戯っぽくもあり、凍て付いたようでもある、非情かつ穏和な……二律背反の微笑であった】

「死した亡霊に……絶望など……!」

【――気付けば、エルフェスが迫っていた】

「――ふっ……エルフェス……!」

【拳と針……避けるには時既に遅く、迎え撃つには用意が足りない】

「返品するには惜しい……中々の……『闘い』だったぞ……!」

【つまり――】

「…………ッ………………っ……!!」

【全てがゴーストを捉えた】
【どす黒い赤い液体が飛散し、思い切り拳を喰らった反動で身体は仰け反る】

「………………」

【ゴーストは、うめき声も上げずに、仰向けでぶっ倒れた】
【彼のゴーグルには、大きな衝撃を喰らったことを意味するヒビ――】

【ゴースト……戦闘不能……である】



……はい、おめでとうございます
よくできました

【――と、勝利の余韻を味わう暇もなく、ウェル子が口を挟んだ】
【その上、ぱちぱちと心のこもっていないような感じの拍手をしている】
【腕は痛くないのだろうか……】
404 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 04:59:51.77 ID:BBpEMuj6o
>>403

――――――――

【殴り終えたままの姿勢で少年は彼の言葉に耳を傾ける】
【こんな出会い方をしていなければ、もしかしたら……と、考え止める】

そうかいそれなら良かったぜ、オレもこの『闘い』覚えておいてやんよ

【拳を戻し黒色のコーティングを解き、手袋に包まれた掌をじっと見つめる】
【何故だか彼の表情は儚げな、無表情な、悲しそうな色に薄らと塗られていた】

【ひとまずこの騒動は終わりかだろうか】
【緊張を解すように肺の息を吐き出した所で彼女の声】

…………んあ?あーそっかお前いたんだな
よく出来たなら腹に怪我なんかしてねーよバーカ……あ、お前怪我はどうした?

【無論冗談交じりの言葉、加えてなんだか偉そう】
【思い出したように少女に怪我の事を尋ねながら近寄って行く】
405 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/16(日) 05:12:01.92 ID:9Ql8NDbwo
>>404
口がお悪いことで……
怪我はもちろん、ザックリとやられてますので、痛いことこの上ないですよ?

【冷めた表情で、ナイフの刺さったままの右腕をエルフェスに見せる】
【手と肘の間あたりをナイフは抉っていた】
【無論、服は血染めで真っ赤だ】

一応、わたくしは貴方様に助けて貰ったのですから、
口が悪くとも、貴方様はわたくしの「恩人」なわけでして……

【などといいながら、歩き出す】
【その向かう先は……ゴーストが使っていた「刀」が突き刺さっている箇所】

ところで、これ、どうですか?
亡霊専用、業物の魔刀……いや、妖刀……、でしょうか
戦利品としては丁度いいですよね、貰っていったらいかがですか?

【彼女は左手で刀を引き抜き、】

……あ、これは「恩人」だからとか、そういう訳ではございませんよ
他人のものを差し上げて「恩を返した!」などと申し上げる程、
わたくしはあつかましくはありませんからね

【再びエルフェスの元へ歩み寄り、刀を差しだした】
406 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 05:30:10.78 ID:BBpEMuj6o
>>405

口が良いオレとか気持ち悪いだけだろ

【上品な言葉遣いの自分……うん想像したく無い】
【それに絶対誰かしらにからかわれるだろうし】

……あのなそういうセリフはもっと痛そうな表情をしてだな
まあいいや、ちょっと待ってな包帯は持ってねえけど確かハンカチなら……あった

【他人の怪我よりも自分の腹部の心配をするべきなのだろうけど】
【気になるらしくコートのポケットから白いハンカチを取り出して手のナイフで適当に裂き】

ほれ、コイツでも巻いとけよ何もしないよりましだろうぜ?

【刀に向かった少女を追いかけながら簡易の包帯を差し出し】

助けてもらった云々は特にきにしてねーけども
うーん刀かあ……ま、貰えるなら貰うとすっかな物は試しってやつだサンキューな

【軽いノリの礼の後、差し出された刀を恐る恐る受け取るだろう】
407 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/16(日) 05:45:30.43 ID:9Ql8NDbwo
>>406
ありがとう御座います……とまあ、素直に包帯を頂きます

【刀を差し出すのと入れ替わりで包帯を受け取る】
【相変わらず涼しげな顔である】

【そしてこの刀だが、いわゆる妖しい一品ゆえ、それなりの特質が備わっている】

【まず、刀全体が妖しい魔力を帯びている】
【血に濡れればそれを悦び、闇夜で振るえば漆黒を切り裂き、持つだけである程度の威圧感を放つ】
【つまるところ、名状し難き「おどろおどろしい」雰囲気を纏っているのだ】
【場合によっては、持ち主たるエルフェスの気分が悪くなる可能性も否定できない】

【更に、「異様に丈夫で、壊れないし、刃こぼれもしない」】
【ゴーストが散々手荒に扱っても凛とした刀身を保っているその刀、最大の特徴でもある】
【切れ味は保証されているので、武器に使うなり、質屋に入れるなり、なんなりと活用できるはず……だ】

ああ、それから……
まあ……お礼……と言っても何も思いつきませんが……

【腕に刺さったナイフを引っこ抜いて捨て、包帯を巻きながら、思案にふける】
【軽く空を見上げる彼女は、どことなくとぼけているような感じでもあり、】

このまま今度会うときまでさようなら……でも一向に構いませんが……
……そうですね、殿方相手でしたら……頬にキスでもいたしましょうか?

【包帯を巻き終え、無の表情にて、そんなことをさらっと言ってのけた】
【……本気なのかからかっているのか、それすら分からぬクールさである】
408 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 05:55:22.62 ID:BBpEMuj6o
>>407

うんうん、そうしとけ手当するに越したことはねーからな
あ、ハンカチは返さなくてもいいからな一応だけど言っておく

【ちょっと注釈を加えてニヒヒと軽い笑みを浮かべ】

……なんだかヤバめな雰囲気だなコレ
でもそれを補うだけの性能はありそうだ、つーか誰が鍛えたんだろうなこんなの

【上に下にと適当に見回して持った感想はやはり似たようなもの】
【そしてこの刀の製作者が気になったらしく、少女が知るわけもないだろうがぼんやりと呟き】

【このままでは目立つだろうと黒色の物体で刀身を包んで脇に隠すように持ち】

だからお礼とかいらねーってば……――――

【まあいつも通りのセリフで返そうとしたけれど】
【次の少女の言葉に耳を疑い、そして少しの赤面】

いやいやいやいや待て、いいか落ち着け落ち着くんだ
そういうのはな?そういうのはだな?好きなヤツにするべきであって――――
まして初対面の、偶然その場に居合わせたような人間にするようなもんじゃねえのっ!

【この間5秒】
【一番落ち着くべきはお前だろう、というぐらいの勢いで】
【顔の前で手をブンブンと振るのでした】
409 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/16(日) 06:08:53.50 ID:9Ql8NDbwo
>>408
刀の出所……ですか

【ふむ、と軽く首をかしげ、】

そうですね……どこかの世界のどこかの国のどこかの赤い人――でしょうか……

――大体どこの世界にも、「望みを叶える者」がいたりするものです
「望みを絶つ者」が、どこにでもいるように……ね

【まるで「望みを叶える者」と「望みを絶つ者」を具体的に知っているかのような口ぶりで答えた】
【もっとも、彼女はそれ以上は語らぬのだが】

……あら、案外面白い反応ですね

【そしてエルフェスの慌てぶりを見て、僅かに口元をゆるませた】

まあ……そこまで仰るのでしたら、ご遠慮させていただきますが……
では、今日のトコロはお互いお疲れですし、この辺りで――

【――と、諦めたように軽口を叩いて、、】
【エルフェスとすれ違うような形で前へ歩み出し――】

――ところで……

【すれ違いざまに、ポツリと、】

……「甘い」とは本日三度目でしたっけ?

【そっと呟きつつ、隙アリとばかりに側方から、】
【ウェル子は、エルフェスへ、非常に軽いキスを、頬へと繰り出した――!】


【エルフェス! この窮地を凌げるか――!?】
410 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 06:19:43.11 ID:BBpEMuj6o
>>409

なんぞその抽象的な言い方は、さっぱり分からねえ……
まあ会えるなら一度会ってみてーかな、こんなのつくるヤツの面拝んで見るのも悪かねーだろ

【違う世界、違う国、赤い人―――少年程度の知識量では全く思い浮かばず】
【「望みを絶つ者」に似たようなフレーズをどこかで聞いたようでそれも思い出せず】

テメエまさかオレの反応目当てか……馬鹿にしやがって

【ぐぬぬ……】

まあ、まあケガのこともあるし許してやる
ほいじゃあなとっとと帰って傷治しちまえよー

【かるーく手を振ってそのまま自分も帰ろうとしたが】
【少女の声、なんだろうか?と目の端で捉えようとした瞬間には既に遅く】

【頬に軽く唇が触れた】
【そして数瞬もしないうちに】

にゃ、(……にゃにおしおるかァーー!!)

【顔を真っ赤にして、思考と身体が追いつかずそのままの姿勢で完全停止】
【口を金魚のようにパクパクさせて、見ている分には面白いだろう】
411 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/16(日) 06:31:00.92 ID:9Ql8NDbwo
>>410
世界などいずれは消え行く消耗品……
でしたら、望み絶えぬ今くらいは……「冗談」や「悪戯」を時折楽しんでもいいですよね?

【ほんの挨拶程度の口付けを終え、ウェル子は儚げに言った】
【無に近い表情にも、どことなく薄い笑みが滲んでいるような――】

――ふふ……それではエルフェス様……
帰路、ゆめゆめ油断なさらぬよう、気をつけてお帰りください……
カラスに眼球を抉られた……なんてことありませぬように、ね

【そして何事もなかったかのように、そのまま歩いていくウェル子――】

【「カー、カー」――】
【カラスが鳴く】

【それは、ウェル子を迎える従者であると同時に、夜明けを告げる使者でもあり、】
【要するに、何か異次元だったような、亡霊とカラスの空間は、うつつへと舞い戻ったのだった】

ああ……夜が明けてしまいますね……
日陰者には……朝日は……辛いものです……

【ウェル子は、通りを逸れて横道へ……】
【ひっそりと彼女は、路地裏へと消えていった――】
412 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 06:38:36.15 ID:BBpEMuj6o
>>411

にゃ……

【未だ停止、いや休止状態で少女の言葉を理解できる程には脳味噌は動いておらず】
【ただその緑の瞳は彼女のその表情を記憶していた】

う、うっさいわ!オレだってそこまで馬鹿じゃないわい!!
お前こそ気をつけろよなちくしょーめ!!

【語尾とか語調とか色々とぐちゃぐちゃだが話せる程度には回復】
【顔の赤みも引かないまま人差し指を向けて心配してるんだかしてないんだか分からないセリフを吐き】

ほいじゃーな!コノヤロー!!

【もはや誰だコイツ、というような感じで別れの挨拶を告げて】
【また暫く放心してから帰路についたとかなんとか】

/朝早くからお疲れ様でしたー
/レスが遅くて申し訳ねーです、とりあえず土下座します
/絡んで頂きありがとうございました!
413 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/16(日) 06:44:06.88 ID:9Ql8NDbwo
>>412

【二人が去ったすぐ後……まだ人通りが多くなる前のことである】

【倒れたままだったゴーストの身体に、無数のカラスがたかっていた】

【やかましい羽音と鳴き声は数分続き、】

【それが止んだ後にその場に残ったものは、】

【何もなかったという】

【血も、肉も、骨も、それらが存在していたという残り香すらも】


「されど亡霊は死なず……」

「――だが収穫もあった……」

「いずれ亡霊が死す日も――」

「ふっ……どうだろうな……」


【数時間後、人の増えた通りで、】
【真っ黒なレインコートを着て、ひび割れたゴーグルを掛けた妖しい男が、人混みに溶けていった――】


/実にお疲れ様で御座いました!!
/いえいえ、こちらこそ時折遅くてごめんなさい!!
/では、ありがとーございましたっ!
414 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 13:12:05.94 ID:mYnFiaW2o
【魔術協会敷地内】

【昼間だというのに風景はどこか暗かった】
【それは空を覆う灰色の雲が原因。薄く光るその雲達は世界をほんの少しだけ暗くしているけれど、それでいて普段とは違った綺麗さがあった】
【そんな空から、雨とは違うものが降っていた】
【それは雪】
【白くて小さな塊が、ふわり、と宙を舞いながら落ちていく。世界を彩るように落ちていく】
【沢山積もった雪のおかげで、いつも居る場所も、いつもとは違う雰囲気を出していた】

……と、長くて不慣れな風景描写はさておき
雪じゃん。テンション上がるわ

【協会の敷地内も雪だらけ。そこに一人の青年が震えながら立っていた】
【青年は、子供にも大人にも見える顔つきと、黒く短い髪に色白の肌を持ち、ワインレッド色のナイロールの眼鏡をかけている】
【服装は、黒いスラックスと茶色のシャツの上に白衣を羽織っているという研究者のようなもの。腰に締めているベルトの左側にはホルスターがあり、その中に黒いハンドガンが納まっている】
【右腕には手から肘までを覆う灰色の盾のようなものがあり、その先端から杖が出ていて青年の支えになっていた。右手は盾の内側から横に伸びているグリップを握っており、杖というには非常に機械的なデザインだ】

【テンション上がると言ってはいるが、寒くてそれどころではなさそう】
415 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/16(日) 13:14:14.14 ID:BuE6BaiDO

きゃー! 超寒いです!
超雪です! 超雪! 超白いです!

【──そんな声が、上空から聞こえてくる】
【彼にとってそれは、きっと聞き覚えのある声で】
【普段は悪戯っぽい響きを持つ声は、今日は何故か興奮気味だ】
416 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/16(日) 13:15:29.41 ID:BuE6BaiDO
>>415>>414宛てです><
417 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 13:18:29.72 ID:mYnFiaW2o
>>415

雪か……最後に見たのはもう三年も前だ
あの頃が一番良かったな。今となっちゃ……何だうるせぇな

【何か回想ないし思い出に浸っているところに上空から声】
【邪魔しやがって、とか思いながら上へ顔をやる】
418 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/16(日) 13:25:18.12 ID:BuE6BaiDO
>>417

雪────っ!!

【上空を見上げれば、まあ予想通りというかなんというか】
【まず目に入るのは浮翌遊する掃除機】
【その掃除機の上には、やっぱり1人の少女が乗っていた】
【ぴょろんと外ハネしている黒髪の、中学生ほどの少女だ】

【まだ相手には気付いていないのだろう】
【雪!雪!と掃除機の上でテンションが上がりまくっている】
419 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 13:27:43.72 ID:mYnFiaW2o
>>418

あぁ、やっぱり利織か
ったく、はた迷惑に騒ぎやがって

【迷惑そうな言葉とは裏腹に、彼の口元には笑みが浮かんでいた】
【どこか安心したような嬉しいような、そんな笑みだ】

おーい利織ー

【名前を呼びながら彼女に向けて左手を振る】
【気づかれないのでは寂しいから】
420 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/16(日) 13:42:31.91 ID:BuE6BaiDO
>>419

ん?

【声を掛けられ、初めて相手の存在に気付いたのだろう】
【少女──南雲利織は、ようやく声のした方向へと視線を移す】
【逆に言えば、すぐ下にいる相手に気付く余裕がないほどまでに何かに気を取られていたということか】
【この場合──彼女が気を取られるものと言えば雪以外にはないのだが】

なんだ、超もやしですか
雪と超同化してて超気付きませんでした

【そんな、失礼とも思える挨拶をした後ににま、と笑い】
【すぅっと掃除機(電気で動く清掃道具。通常は空を飛ばないものをさす)で彼へと近づいていく】
421 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 13:45:47.99 ID:mYnFiaW2o
>>420

同化してて気づかなかったんじゃなく雪だけ見てたから気づかなかったんだろ?
随分とテンション上がってるなお前

【気づいたらすぐに左手を白衣のポケットに突っ込み、肩を竦めながら返事をする】
【時折震えていて寒そうだ】
422 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/16(日) 13:56:53.14 ID:BuE6BaiDO
>>421

……。
だって超雪ですよ雪!
これでテンション上がらないとか、バーに行ってミルクを飲むくらい超不自然です!

【恐らく図星だったのか、前者の問いには答えない】
【だが後者に対しては、それはそれはテンション上昇著しく】
【なんだかもう、うるさい】
【雪が降っただけでこの反応だ】
【純粋に雪が好きなのか、或るいは雪があまり降らない地域の出身なのだろう】
423 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 14:01:46.64 ID:mYnFiaW2o
>>422

はいはい

【このテンションの上がりっぷり。普段も変なテンションだが、ここまで高いのは見たことが無い】
【余程嬉しいのだろうと思い、おかしなことは言わず苦笑いで返しておいた】
【その裏で】

(和名。櫻の国。雪に対する反応から、南の出身かな)

【いつも通り、どうでもいいことに頭を回していた】
【考えるのは最早癖だろうか】

立ち話もいいんだが、家に入ろうぜ
寒くてたまらん

【そう言ってがたがたと震えてみせる。いや、実際に震えるほど寒いのだが】
【手やら鼻やらが赤くなっているあたり、結構やばい】
424 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/16(日) 14:15:06.80 ID:BuE6BaiDO
>>423

ちょ……なんですかその超適当な反応ー!
これだからもやしはぼっち臭がするんです!

【なんだか楽しみに水を注されたような気がしたのだろう】
【むぅ、と頬を膨らましてそんなこと】
【それでも未だに雪に対する興奮は冷めることなく】
【すぐに空から降る粉雪を見遣って嬉しそうににまりと笑う】

んー? もやしがそう言うなら、別に超いいですよ?
それにしても、超寒そうな格好ですね
冷凍もやしにでもなりたいんですか?

【 今 更 】
【冷凍もやし云々は、きっと彼を心配しての発言だろう】
【きっと。多分。】
425 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 14:18:15.09 ID:mYnFiaW2o
>>424

……

【利織が雪を見て微笑んでいるのを見て】
【ちょっとだけ、むすっとしてみた】

割とマジで冷凍もやしになりかねん
とりあえずお前の家に入れてくれ

【ガタガタ、ガタガタ】
【時期的に無理のある格好のせいで本当に寒そうだ。やばい】
426 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/16(日) 14:30:03.53 ID:BuE6BaiDO
>>425

【雪に超集中しているせい、なのだろうか】
【彼が不満げな表情をしているのには気付かないまま】
【もう一度だけ小さく、嬉しそうに「雪〜」と呟いて】

全く……
なんでこの時期に超そんな格好なんですか?
ほら、利織ちゃんを見てください!超完全防備です!

【そんなことを言って、ふよふよと寮へ進みはじめる利織】
【部屋云々に対して何も言わないところをみると、きっと入れてはくれるのだろう】
【因みに今の利織の格好は、ぽんぽん付ニット帽にマフラー、手袋、コート】
【普段よりも身に纏うものが多いのは、きっと今日が雪だからだろう】
427 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 14:34:15.76 ID:mYnFiaW2o
>>426

格好変えると認識されねーんだよ

【寮に行く途中、そんなメタ発言】

【そして寮内。利織の部屋……のリビング】

あー寒かった

【勝手知ったる我が家という感じでソファか何かに座り込む】
【きっと何度か夕飯を貰いに来てるし食べたりしてるだろうからきっと慣れてる。多分】
428 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/16(日) 14:47:53.01 ID:BuE6BaiDO
>>427

固有アイテムでも超導入すれば超いいんじゃないですか?
超掃除機だとか、コイン付のネックレスだとか

【メタ発言に対しては、こちらも同じようにメタ発言】
【或る程度目立つ固有アイテムや髪色はとても便利】

あんな格好で風邪引いても超自業自得ですからね?
熱が出て茹でもやしになっても、利織ちゃん知りませんよ?

【──やっぱり、心配はしているのだろう】
【ソファーの前に置かれている小さなテーブルに、今しがた淹れたばかりのお茶を置き】
【ちょっとだけ心配そうな表情で、彼の隣へ座る】


/ご飯食べてきまーす
429 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 14:51:44.65 ID:mYnFiaW2o
>>428

なう、固有アイテム

【杖と白衣を指差す】
【白衣はジャスティス】

熱出たら利織がきっと看病してくれるって信じてる

【当たり前のようにそう言いながら、お茶を手に取って軽く啜る】

……いや、熱出るのはまじで勘弁だな
なぁ、これ、何か魔導具化して温度調整出来ない?

【数秒考えた後、やっぱり風邪は嫌らしく、そう言って白衣を指差す】
【そんなに白衣が好きかとも思うが、割と表情は真剣だ】
【理由があるんだろうか】

//おっけー
430 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/16(日) 16:31:31.78 ID:BuE6BaiDO
>>429

超なるほど

【ぽん、と手を軽く叩き】
【これ以降相手がこの話題を口に出さなければ、メタな話題はこれで終わるだろう】
【まぁ、あんま本スレでメタぃのはダメだよね!】


ふ、ふん!
どうせもやしのことだし看病してあげられる人間なんて超利織ちゃんくらいしかいないに超決まってます
だから仕方なくこの超天才魔術師である利織ちゃんがもやしのお世話をしてあげるんです
超天才だからそのくらいは超あっさり出来るんです!
んふー、さすが利織ちゃん!
何という超寛容さ! 何という超慈愛!

 【     】

【何か下らない一言どころか戯れ言が聞こえたが、きっと無視していいだろう】
【むしろ、無視しなければならないだろう】
【利織ごときの電波発言をいちいち真に受けていたのであれば、会話が遅々として進まず】
【最初の話題から大幅にずれることは目に見えているからだ】
【──最も、彼女とそれなりに仲の良い彼であれば】
【そのようなことは分かり切ってはいると思うが】

……で、白衣を超魔道具化ですか?
そんなことするよりも、白衣の下にセーター着こむとはすれば超いいじゃないですか

【そして、真剣な相手とは裏腹に此方はきょとんとした表情】
【何故白衣にこだわるのか】
【その理由が、いまいち分からないらしい】

/ただいまー
431 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 16:35:10.48 ID:mYnFiaW2o
>>430

またそんなツンデレじみたこと言っちゃって、にやにや

【電波発言に対して何かにやにやしてるもやし】
【電波ではなくツンデレ扱いになっている】

服を重ねて保温するにも限度があるし、季節ごとに変えるのが面倒だ
それなら、白衣そのものに、外側の温度を感知し、内側を適切な温度に変化させる術式を組み込んだ方が楽かとな

【セーターは確かに楽だが、このもやしはもっとめんどくさがりなようだ】
【だが表情や声色は割と真面目で、本当にそうしてほしいらしい】
【しかし、効率化という面にしてもあまりにも最初に手間がかかる気がする】
432 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 16:35:59.40 ID:mYnFiaW2o
>>430
//おかえり
433 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/16(日) 16:52:57.01 ID:BuE6BaiDO
>>431

だ、誰が超ツンデレですか!
もやし頭大丈夫ですか?
耳鼻科と精神科を超紹介してあげましょうか?

【むきーっとなってそんなことを言う利織】
【なにやら前も似たような会話をした覚えがなくもない、が】
【どうやら自身がツンデレだと言う自覚はないらしい】
【そうでなければこんな反応はしないだろう】


おー、超なるほど
最初の準備に超手間はかかりますけど、完成してしまえば超便利ですね!
うぅん……だとすれば、超どんな術式がいいでしょうか……

【準備に手間がかかる、というのは確かだけれど】
【きっとそれ以上のメリットがあると踏んだのだろう】
【上手くいけば、魔道具化した白衣を大量生産することも可能】
【──或るいは、そんなことも考えたのかもしれない】
【何にせよ、利織はもやしの意見に対して肯定的な態度だ】
434 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 16:58:46.84 ID:mYnFiaW2o
>>433

精神科は間に合ってる。耳も鼻も悪くない
あんたは照れ隠しにあれこれ言うタイプだからな

【そう言いながらまだにやにやしてる】
【怜司からすれば、やっぱりツンデレ、というか正確には照れ隠しをするタイプに見えるようだ】
【頭の中では面白い、とか思っていたり】

ま、何より年中白衣が着ていられる。白衣が好きでな

【※本音】

絶対に必要なのは温度感知のセンサー。温度変化は、内側のみを変化させるか、或いは白衣をフィルターと見立てて、外気を吸収し、内側を暖めるか、といったところだな
魔翌力が使えれば自分でやるんだが、それはまだ無理だしな
魔翌力を放出して魔方陣が描けるペンでもありゃいいんだが……

【構想自体は練ってあるようだが、自分では出来ないようだ】
【そのあたりが魔翌力を失ってもすらすら出てくるあたり、流石に複数の班に所属していただけのことはある、といったところか】
【魔方陣を描くためのペン、というのも面白いかもしれない】
435 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/16(日) 17:20:01.37 ID:BuE6BaiDO
>>434

超違います!照れてなんか超ないです!
そんなこと言うと……えっと、えっと──

ち、超ほっぺたむにむにしますよ!

【──どうやら、図星らしい】
【ほっぺたむにむにが罰ゲームになるのだろうか】
【そんな疑問も浮かぶかもしれないが、それはさて置いて】
【「もやしは超白衣萌えだったんですね」】
【そう、相手の発言に返した後】

ふんふん、なるほど……
流石超新呪文開発班と術式解析班に超所属していただけありますね
術式に関する知識や発想はそれなりって感じです……

【それなり、とは言っているものの】
【照れ隠しの余波がここにも及んでいるのだろう】
【きっと本音は「それなり」ではなく「すごい」であるのは想像に難くない】

それに──魔方陣を描けるペン、ですか
インク替わりに魔翌力を入れて、属性毎にペンを変えて……
うん、これは超面白そうですね
上手いこと完成すれば教育部門の教材に超転用することもできますし──
きっと、超今まで以上に魔術が身近になりますね!

【アイディアは受けた】
【となれば、作製するのは利織のフィールド】
【しばし何かをぶつぶつと呟いていたが、やがてぱっと顔を上げて嬉しそうににまりと笑い】
【「白衣」ではなく「ペン」の開発に、意欲を示す】
436 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 17:28:08.65 ID:mYnFiaW2o
>>435

んもー、素直じゃないんだから
頼られるの、嬉しいくせに

【によによ、にやにや】
【「嬉しいくせに」と言う部分だけは、どこか心を読むような、落ち着いた口調だった】

ま、そのペンを作るとしたら、それは魔導具じゃなく、どちらかといえば新呪文扱いだろうけどな
少なくとも俺が見てきた中では、『魔導具』ってのは道具に対し魔方陣を描き入れ、本来の用途とは別の用途を持たせたものを言う
だがこれは”そうするために”、”それだけのために”、形を整えた道具を作り、用途通りの機能を持たせるべく、魔術を使用するわけだからな
……と、俺は考えるんだが、利織先生はどう考える?

【利織の言葉に対し、怜司はある種独特の考えを展開した】
【それは彼なりの『魔導具』の定義の話。そしてこれから作るかもしれない道具の定義】
【語り口は仰々しくなくいつも通り。それでいて落ち着いていて纏まっている】
【そこからは、何となくだが、浮ついていない確固たる自信のようなものが感じられるかもしれない】
【また、彼は”思う”ではなく”考える”と言い、聞き返すときにもその言葉を口にした】
【それは今話した内容が、感覚的に捉えたものではなく、理論的に思考したものだからなのだろう。この言葉の選び方にも、彼なりの独特の考え、拘りがあるのかもしれない】
【利織に先生とつけたのは、雰囲気や若干のおふざけもあるが、こと魔導具に関しては利織の方が上だと認めているからだ】
437 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/16(日) 17:58:35.00 ID:BuE6BaiDO
>>436

【「ふ、ふーんだ!」】
【そう言って利織は、そっぽを向いてしまった】
【なんだかもう、図星すぎてうぼぁーってなったんだろう】

────「魔道具のための魔道具」
考えてみれば、今までそれが超存在しなかったことが超驚きです
今までの、少なくとも私が自分のアイディアで創りだしてきた魔道具たちは「私にしか超作れない」
もし作れたとしても──製作効率は私の時よりも超劣るはずなんです
他の──班長たちを初めとする魔道具開発班の人たちの魔道具も、超そんな感じです
旋律を詠唱とする楽器式魔道具や、様々な形状に変化する棺桶
私が見てきた魔道具はどれもこれも超癖の強い子たちばかりです
言い換えれば──製作にちょっとしたコツがいる

でも──「ペン」があれば
「ペン」があれば、私たちみたいな超専門家の手でしか生み出されなかった魔道具が、超普通の人でも創れるようになる
術式というある程度の知識さえあれば、の話ですけれどね

話を超元に戻しますと──
私は「ペン」みたいな魔道具も「あり」だと思います
今までひとつひとつ手作りだったものを、超効率的にすると言った意味では──
いわば「ペン」は、工場にあるような超機械みたいなものですからね
でも、工場にある機械も、その機械から生み出された機械も。
みんなみんな、同じ機械なんです
呼び方や名前は確かに超違うかもしれませんが──
私からみれば、みんな超同じ機械ですから

【「ペン」──】
【これから創ろうとしている魔道具を、利織は便宜的にそう呼んだ】
【そして、今までの魔道具とは違うそれすら、利織は魔道具だと言う】
【きっと彼女の中の「魔道具」の定義は、とても広いのだろう】
【それは、以前彼女が話した「家電製品を魔道具に改造する理由」からも明らかだ】
【そして、その利織の物事の捉え方こそが】
【彼女が、魔道具開発班にいる理由、なのかもしれない】
438 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 18:07:48.44 ID:mYnFiaW2o
>>437

ふ〜ん。ま、重要なのは定義じゃないな

【怜司の反応は短かった】
【だがその表情はどこか面白そうで且つ満足そうだ】
【彼の納得いく考えだったのか、ともかく表情から察するに悪くはなさそうだ】

『ペン』か……

【ペン。怜司の案から生み出た”魔導具のための魔導具”、その便宜的な呼び名】
【彼はそれを呟き、何かを考えるように、左手を顎に添えた。彼が考え事をするときの癖の一つだ】
【数秒、数十秒。長い沈黙があった】
【きっと頭の中ではこの魔導具のことを考えているのだろう。定義か、作り方か、はたまた利用方法か】
【それはまだ分からない】
【しかし、次の言葉は『ペン』とは別のものだった】

話を戻そう。とりあえずは白衣だ
寒くてたまらんからこれをエアコンみたいにしてくれ!

【それまでの落ち着いた口調や、考えてる最中の真面目な表情は霧散し、どこか冗談っぽくこう言った】
【エアコンはねーよ】
439 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 18:15:11.37 ID:D5NDT7Eh0
【街中】

【わずかだが、まだ雪が降り続いている街】
【狐の耳と狐の尻尾がはえ、巫女服と暖かそうなマフラーを来た少女が一人歩いていた】

寒いな・・・

【ポツリと小さく呟き、手に息を吐いて手を暖めようとしている】
【耳と尻尾が力なくペタリと垂れており】
【どうやら大分疲れている様子だ】
440 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/16(日) 18:31:44.25 ID:BuE6BaiDO
>>438

ま、超そういう事です
それに、定義なんてものは超後からついてくるものですし

【彼の表情を見て、此方もにまりと満足げに笑う】
【「自身の意見を否定されなかった」】
【きっと彼女にとっては、たったそれだけのことではあるが嬉しいものであったのだろう】

────?

【そして、何やら考えこんでいる様子の怜司を見てかくんと首を傾げるも】
【彼女自身からは、その沈黙を破ることはしなかった】
【何かを考えている最中の人間に何を話しても、あまり意味はないと思ったのだろう】
【そのまま、じっと彼のことを見つめ──】

超室外機でも超背負ってろ

【あまりの雰囲気の壊れように、思わずそんな一言が漏れた】
441 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 18:34:31.82 ID:UN/DAS4No
>>439
【くす、くす、くすり、と笑い声。】

【聞こえてくるのはその後方、とんとん、と軽い足音と同時、】
【凍結した路面の上を、平坦な地面と変わらぬ足取り。】


本当に寒いね、この季節は。

ああ、可哀想に、見ただけでも元気が無くなってしまって―――

【少女に近づいて来るのは、一人の少年。】
【足跡刻まれぬ新雪の如き、長い白髪の。毛皮のコートを、糊の利いたシャツの上に重ねて、】


―――少し、温まる方がいいんじゃないかい?

【少女の横に、たん、と躍り出て、】
【突然、少女の手を自分の手で、包むように掴もうとした。】
442 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 18:35:46.66 ID:mYnFiaW2o
>>440

まぁ流石にエアコンは冗談だが、こいつを趣味と実益を兼ねて魔導具にしてほしいっつうのは本当だ

【左手で襟を持ち、白衣を軽くひらひらとはためかせる】
【冬の時期にこれだけの格好で寒いのは分かる。が、そこまでして白衣が好きか】

それとも……『ペン』から作るか?

【一瞬】
【『ペン』という単語を口にするとき、またしても温和な空気が無くなり、彼は真顔に戻った】
【それは今口にしたものを、まるで安易に手にしてはいけないもののような、少しの重苦しさがあった】
【この反応は先ほどまでともまた違う。思考の結果、何かが変わったか】
443 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 18:40:51.76 ID:D5NDT7Eh0
>>441

ふぇ・・・?

【後ろから聞こえる声を聞き、変な声を出す少女】

なんだおまえ、誰だおまえ?

【見知らぬ人を見てためか出る言葉】
【だらしなく垂れていた耳をピンと立て警戒態勢を取った】

【だが疲れているためか、少年にそのまま手を包まれた】

【少年に手を包まれたため少しは手は温まったのだろうが】
【しかし、少年を見る少女の瞳はとても冷たかった】
444 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 18:48:44.40 ID:UN/DAS4No
>>443

なんだ、誰だ。そんなこと今はどうでも良いだろう?

寒いから温まろう、それだけ考えればいいのさ。

ああ、本当に冷たいな。だけど君の目よりは、手の方が温かいかも知れないや。

【重ねられた手の上に、はあ、と温かい息を吹きつけて、】
【白く染まった空気を二人の間に昇らせ、少年は小さく微笑む。】
【少女の質問を、一度はぐらかしてみせてから、】


僕は、ただの通りすがり。

君がとても寒そうだから気になってね―――それじゃあ、駄目かい?
445 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/16(日) 18:52:33.17 ID:BuE6BaiDO
>>442

うーん、服を超魔道具に作り替えたことはあまりありませんし──
糸の集合体、と考えればお人形たちと似たような感じで超いけそうですけれど……

とりあえず、完成するまでの間は超我慢しててください
それこそ、白衣の超重ね着でもすればいいんじゃないですか?
──超好き、なんでしょう? 白衣

【にま】
【浮かべたのは、いつも通りの悪戯笑い】
【白衣が好きならもっと着ればいいじゃない、的な発想だが──】
【白衣を重ね着というのは、あまりいただけないファッションかもしれない】

──、……怜司?

【そして、変わった雰囲気に対して】
【重苦しくなった空気に対して】
【それを作り出した怜司に対して】
【利織は、不安そうな。怪訝そうな表情を浮かべる】
446 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 18:58:37.71 ID:mYnFiaW2o
>>445

俺たち魔術師(かがくしゃ)は、物を作るのに大きな理由を必要としない
ただ出来るかもしれない。作れるかもしれないから作る、ただそれだけだ
だが仮に、もしこの『ペン』が、実際に世に生まれ、広がったら、世界はどうなる?

【重苦しさはそのままに、顔の前で左手の人差し指を立てる】
【物を作るのに難しい理由や細かい事情などは関係無い】
【しかしそれでも怜司は考えることがあった】
【この『ペン』は──世界に生まれていい物なのかどうかを】
【先ほどの僅かな間の沈黙、その正体を彼は語っている】

【”魔導具のための魔導具”】
【道具の軽量化、利便性の拡大、作成の効率化】
【この『ペン』の影響は、少し考えただけでも多岐に渡るはずだ】
【それを、怜司は敢えて自分の考えを先に言わず、まずは考えさせようとした】
【利織本人に】
447 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 19:01:02.13 ID:D5NDT7Eh0
>>444

ダメだと思うぞ。

【ジトーっとした目つきで少年を見る】

知らない人には、もらうな、ついていくな、のっかるな。って言うだろ。
だいたい、こんな寒空で見知らぬ女子の手を握るとか変態すぎじゃ。

【未だ冷たい目つきで、少年を見つめていた少女だったが】
【何かに気づいたのか、はっとした表情をした】

そうか!わかったぞ!おまえ変態だろ!
おまわりさーん!!

【少年から手を離そうとして大きな声で叫んだ】
448 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 19:07:56.03 ID:UN/DAS4No
>>447

僕の場合、知らない人について行って、のっかって、もらうのが仕事なんだけどね。

変態呼ばわりは結構、寒空の下でならロマンチックと言ってもらえれば嬉しかったのだけれど。

……それと、待った待った。警察を呼ばれると余罪が多すぎて困るから止めてくれないか。

【少女の手から手を離し、代わりに口を塞ぐように抑えようとしながら、】
【台詞とは裏腹、少年はあまり慌てていない様にみえる。】


ところで……耳、それから尻尾。普通の人間よりは、寒さに強そうにも見えるけれど。

君は、何処の―――いや、この聞き方だと分かりにくい?

そうだね、君はどの部族、集落の出かな………?

遠い親戚だったりしたら、面白いのに。
449 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/16(日) 19:11:47.74 ID:BuE6BaiDO
>>446

────…………、

【すぅ、と口を開くも。当然のことながらすぐには言葉は出てこない】
【彼に問われたことを考えるのにかかったのは、数秒か、数十秒か】
【或るいはもっと、時間を要したかもしれず──】


魔術が超気軽に扱えるようになって、世界中に魔術が超浸透して、それから──

──魔術が、悪いことに使われるかもしれない


【先ほどまでは冗談を言っていた利織も。今はそんなことはしていられなくなったのだろう】
【呟かれた最後の一言は、どこか苦し気なものであった】
450 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 19:16:09.01 ID:D5NDT7Eh0
>>448

む、むぐっ!もがっ!

【口を塞がれてもがもがと呻いている】
【少年の手から逃れて数歩後ろに下がり】

なんじゃー!いきなり!!口とか塞ぐとかとんだ変態じゃ!

【耳と尻尾をピンッと尖らせながら、文句を言って騒いでいる】

なん?あたしはフォルクス族って言う狐の獣人じゃ!
住んでた集落は知らん!もう無くなったからな!!
おまえは絶対に親戚じゃない!そんな変態、親戚にいる気がしない!

【ふー!と狐の癖に猫のように威嚇をする】
【そして、根拠も無い要素で勝手に決め付けている】
451 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 19:24:13.72 ID:UN/DAS4No
>>450

いきなり警察を呼ぼうなんて乱暴な事をしてくれるから………ね?

せめて大人しくしてくれれば、ってこれじゃ暴漢にしか聞こえないか。

追及するのはコートの防寒性だけで十分。その服は―――櫻の?暖かそうには見えないね。

【自分のコートとは対照的、少女の巫女服は暖かそうには目に映らず、】
【寒さを増す洒落を交えながら、のらりくらりと少女の文句をかわす。】


ふぅん、狐……人間の分類で行けば、狼も狐もイヌ科で親戚になりそうだけど。

ああ、言い忘れてたけど僕は狼の獣人―――ヴェアヴォルフ。集落は君と同じで消滅。

人間から外れた者同士、仲良くしてくれればうれしいんだけどな。


………それから。やっぱり狐なら、美女に化けられるのかい?

【自分も純粋な人間では無いとアピールして、少しでも親近感を沸かせようというたくらみ。】
【最後に一言、受け取り方によっては邪推されかねない発言を交えつつ、】
【離れた数歩の半分を、すたすたすた、と歩いて埋めた。】
452 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 19:26:41.93 ID:mYnFiaW2o
>>449

簡単に言えばそうだ。簡単に考えればそうだ。真っ先に思いつくのがそれだ

【利織の返答に、怜司はこう返した】
【それはつまり、悪いことに使われる、という答えは、ほんの一部。触りでしか無い、ということだ】

魔導具開発の簡略化。学べば誰でも、通常の機械では成し得ない現象を引き起こせるようになる
そうすれば魔導具が広まるだろう。研究も進むだろう。手足や身体の一部を欠損した人間を助けることも出来る。専用の義手を作れば、通常の人間では不可能な超精密作業も可能になる。建築物、いや、通常の合金を加工するだけでも、本来以上の硬度を持たせることが出来る
移動手段、医療機器、勉強用の道具から料理に使う器具まで、ありとあらゆるものに広がる可能性がある
それは、兵器や武器、軍隊の兵装に有効活用されるだろう

【──彼が考えた時間は、今の利織のと合わせ、あっても二分】
【”魔導具が誰にでも簡単に作れるようになる”、たったそれだけから、彼はここまで考えた】
【恐らく、普通であればどこか大げさに聞こえるだろう。何分、スケールが大きすぎる】
【要約すれば、この開発が世界のほぼ全てを変える、そう怜司は言っているのだから】
【本人も、心の中では半ば、有り得ないだろうと思っている。だがそれと同時に、有り得る、とも考えていた】
【予測され得る未来が良いのかどうかは、彼には分からない。しかし作る以上は、先のことも考える必要がある】
【考える能力が、あるのならば】

【最後に彼はこう付け足した】

魔導具が誰にでも簡単に作れるようになれば、それは即ち、誰にでも簡単に武器が作れることになる。誰でも簡単に戦えることになる
そう──お前が家電製品を元に作った大量の武器が、ブレイザーシティ解放戦線に使われたようにな

【他の全ての人にとっては大げさな話】
【しかし兵器転用という部分”だけ”は、彼にとって”だけ”は】
【大げさでも何でもなく、既に起きた事実だった】
453 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 19:33:24.96 ID:D5NDT7Eh0
>>451

美少女に化けれるか・・・!?
どういう意味じゃそれ。
なんじゃあ?あたしがブサイクとかそういう意味か?

【額の右上辺りにうっすらと青筋を立て、引きつった笑顔になる】

うるさい!仲良くとかうるさい!
おまえみたいな変態の友達になるか!
櫻とかよくわからん!これは先生がくれたもんじゃ!

【威嚇しながらも一応少年の質問には答えようとする少女】

いいか!おまえなんか友達にならなくてもあたしにはいっぱい友達がいるんだぞ!

【そう言って、両手で指を折り始め】

アルに、先生に、めがねに、ミーナに、ヴァルに、リーズに、レモンに・・・・・・

【段々と少女の表情が青く悲しそうな顔になっていった】
【数えていて思ったより友達の少なさに気づいたのだろう】

と、とにかく・・・うっ!あたしは友達いっぱいだ!

【なんとかごまかそうとする】
454 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 19:40:39.12 ID:UN/DAS4No
>>453

いやいや、君は美女というよりは可愛らしいと形容した方が似合うと思ってね。

狐と聞けば妖艶な美女、というイメージが有るけれど………君は活発な美少女、というところだろうから。

人狼は荒々しい者が多い。狐のつつましやかな所は、見習ってほしいのだけれど―――

【しくじったかな、と思いつつ、フォローを入れて。その間も、焦りは表に出さないように、】
【言葉を続けていると、目の前で分かりやすく変わって行く少女の表情。】


いや、友達に人数は関係無いよ。

人数より、一人一人とどれだけ親密で居られるか、が大事だと思うね。

だけど、友達は生まれた瞬間に友達になれた訳じゃないだろう?

仲良くなるのに、何かきっかけがあった筈だ。だから………―――

【一歩、二歩、また距離を埋める。少女が開けた距離の分だけ、少年は近づいて、】
【折り畳まれた少女の指を、自分の手でもう一本畳もうとする。】


―――ね?寒くはない?

何処かで温まるのも、悪くないと思うよ。

【ダンスパーティーのエスコートのように、腰を曲げて手を差し伸べて、】
【街並みの建築物から一件、喫茶店に視線を向けた。】
455 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 19:46:55.35 ID:D5NDT7Eh0
>>454

妖艶じゃなくて悪かったな・・・

【ふてくされたような表情と声で答える】

ぬー・・・

【ジーっと少年を見つめ、少年の支援を向けたほうを向き】

わかった。

【小さく呟いき、少年の手を掴もうとした】

ちなみに、あたしあんまりお金ないぞ。

【ポロッと一言、店に行くにあたりつけたしを言った】
456 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/16(日) 19:50:44.67 ID:BuE6BaiDO
>>452

そんな、超大げさ──

【「大げさな。」】
【そう、笑い飛ばそうにも。そうすることは出来なかった】
【話を聞けば聞くほど。彼の言葉はイメージとして頭に染み込んでくる】
【学校で。病院で。工場で】
【そこに関わる人間が「ペン」を持つ姿が、容易に想像でき──そして】

ブレイザーシティ……解放、戦、線──?

 【「──作って、くれないか」】
 【「──家電製品の、魔道具を」】

【あの日、黒野青年に告げられた言葉が脳裏に蘇る】
【あれは。あの時は。ただ、彼を助けたくて。だから】
【なのに。戦線──戦争……?】

超、なに……それ……

【驚いたように目を見開き。声を震わせる利織】
【覚えたのは、自分が知らず知らずのうちに戦争に関わっていたという恐怖】
【──そう。彼女は、覚悟を決めた戦士でもなければ命知らずの猛者でもない】
【ただの。魔道具開発に長けているというただ一点を覗けば、ただの一般人なのだ】
【そんな彼女に向けられた真実は】
【彼女が平静を保つには、少しばかり重すぎて──】
457 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 19:54:18.55 ID:mYnFiaW2o
>>456

……落ち着くまでの時間はあげよう

【ひとまず話を止め、自分の言葉を飲み込むための猶予を設けた】
【怜司はただ黙って、利織の頭に左手を乗せようとした】
【拒まれなければ、ゆっくりと頭を撫でるだろう】
【こうすれば、少しは気が楽だと考えて】
458 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 19:57:06.02 ID:UN/DAS4No
>>455

お金に関しては心配しなくていい―――暖を取るだけならやり方は有るから。

今必要なのは、身体を温める事と、冷たい視線を払拭する事さ。

コーヒーの一杯くらいは御馳走するし、ね。

【掴まれた手を軽く引いて、視線をやった喫茶店の方へ。】
【雪道でスリップしないようにと、あまり急がずゆっくり歩いて、】


ほら、雪の降る中に居たから………払わないとね。

ちょっと失礼、頭とか肩とか。

【雪の降る街。少女の頭上にも等しく降りたであろう雪を、払い落そうとした。】

【喫茶店に到着すると、奥の方の席を選ぶ。】
【其処まで少女を案内して、椅子を軽く引いて、】
【彼女が座るのを、その状態で待つ。】


友人としての関係は、維持する事は難しくもない。

難しいのは、関係を作る事。こうしてきっかけを用意した以上、成功すれば嬉しいな。

………っと、そういえば互いに名前も知らないのか。

僕は白蘭、あまり有名人では無いよ。

【短めの自己紹介をしながら、メニューを開いて少女の方へ向けた。】
459 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/16(日) 20:02:58.25 ID:BuE6BaiDO
>>457

ん……。

【きゅ、と膝の上で拳を握り】
【緊張のためだろうか──その拳も、僅かに震えていた】
【しかし、怜司に撫でられて少しは落ち着いたのだろう】
【恐怖や緊張のせいで強ばっていた身体から、ゆっくりと力が抜けていく】


/ご飯食べてきまーす
/多分その後すぐお風呂行くので、次の返信は遅くなるかも。超
460 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 20:05:07.77 ID:D5NDT7Eh0
>>458

ぬぅ。

【頭にかぶった雪を少年に払い落としてもらい、プルプルと頭を振った】

【喫茶店に到着し、引いてもらった椅子にポスンと座る】
【座った衝撃でか、カシャンとなにかの金属音がしたが、少女は気にしていない様子】

白蘭・・・有名人とかだった正直引くぞ。変態だったし。

【ジト目を向けながらまだ変態と言う】

あたしはコルル。さっきも言ったが狐の獣人じゃ。

【少年からメニューを受け取ろうとした】
461 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 20:12:14.94 ID:UN/DAS4No
>>460

多少変態なくらいじゃないと、僕のお仕事は儲からなくてね。

雪の中でマッチ売りの少女の様な終わりを迎えるのは勘弁してほしいから。

……ホットコーヒーで良いかな。

【自分自身は少女に遅れて、椅子に斜めに座る。】
【右足を左足の上に重ねて、左肘をテーブルの上、】
【メニューは数秒だけ眺めて自分の注文を決め、少女に渡す。】


コルル、か……成程、なんとなく狐っぽい名前だ。

じゃあコルル、僕の家ではないけれどくつろぎたまえよ。

此処なら路地裏と違って、おかしな薬の騒動に巻き込まれる事もない。
462 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/16(日) 20:15:06.29 ID:mYnFiaW2o
>>459

【利織の頭を撫でながら、尚怜司は『ペン』について考えていた】

【この開発が成功する見込みは無い。未だ構想段階だ】
【だがどこかの──自分や利織以上の天才が、自分と利織の構想を元に開発、成功させる可能性もある】
【重要なのは有益性だ】
【軍部転用は絶対に免れない。ただでさえ能力者と非能力者、或いは能力者同士の戦いが多いこの世界で、低コストで作れる魔導具を兵器にしないというのは、あまりにも楽観的過ぎる】
【『ペン』が世界中に広まるのはいい。作り手としては喜ばしい】
【他の誰かに開発されたとして、有益な物の開発に貢献出来たのならば、こんなに嬉しいことは無い】

(だが、俺が心の底から許し難いのは……)

【そう、怜司が本当に、真の意味で、恐れ、忌み嫌う結果なのは】

【 自分が崇拝している魔術(しそう)、それを元に編み出した大切な魔導具(どりょくのけっか)が、戦闘や争いなどという”クソ下らない事”に使われることだった 】

【例えその理由が世界を良くするために悪人を殺す、だろうと、自分の快楽のために適当な人間を殺す、であろうと怜司にとっては関係なかった】
【争いに、誰かを殺すことに、自分が最も嫌う行動のために使われる】
【それだけは死んでも我慢ならなかった】

【だからこそ、彼は躊躇していた。そして躊躇していて尚、作らないという結論を出せない程、この発想は怜司にとっても魅力的だった】
【人々に認められたいのではない。金が欲しいわけでもない。地位が欲しいわけでもない】

【ただ彼が望むのは、自分が作れるという結果だけ。頭の中で構築した理論が、正しいと証明されることだけ】
【そう、彼にとって作れるかもしれないから作るという”欲求”は、思いのほか強かった】

//はーい
463 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 20:17:44.24 ID:D5NDT7Eh0
>>461

苦いの苦手。

【そう言ってメニューを受け取りって、メニューに目を通す】
【そして遠慮せずにホットココアとサンドイッチを頼む少女】

おまえの家だったらびっくりだよ。
喫茶店が家とか凄すぎるだろ。

【きついことを言いながら、テーブルの上に手を乗っけながら注文したものが来るのを待っている】
【一応来るのが楽しみなのか、頭の耳がピコピコと動いているのがわかる】
【だが、相変わらず表情は険しい】

薬ってなんじゃ?
風邪でもはやっているのか?

【薬と聞いて、少女にとってすぐに関連づいたことを聞いた】
464 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 20:25:36.24 ID:UN/DAS4No
>>463

………まあ、そのくらいなら奢るよ。

常識的な金額だし、誘ったのが僕だという負い目もあるからね。

それと、僕の家は日によって変わるから、時々はもっと凄い家もあるよ。

タイミングさえ合えば招待しようか?道に迷ったら鼻を使おう。

【「ホットコーヒー、ホットココア、サンドイッチ。それから苺のムース二つ。」 近くを通ったウェイターに注文して、】
【メニューを元の位置に戻してから、コップの水で喉を湿らせる。】


風邪―――心の風邪、かも知れない。割とそうなりやすく、完全な治療法が無い。

それに対する、根本的に解決にならない薬、そういうのが最近は出回ってるのさ。

怖いなら、路地裏にはあまり近づかない方がいいよ―――マフィアにカノッサ≠ノ、嫌な名前のオンパレードさ。


………知っておきたい?


【ようやく此処まで持って来れた、と、少年は爽やかに微笑んだ。】
【爽やかさとは無縁の、どろどろした話題、周りの席に聞こえないように声を顰めて、】
【テーブルの上に、軽く身を乗り出した。】
465 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 20:32:48.64 ID:D5NDT7Eh0
>>464

なんじゃそれ、おまえどういう生活してるんだ・・・

【馬鹿だろ。と言葉では言わなくても、表情がそれを語っていた】
【こんなことを言っているが、この少女も結構人のことをいえない生活である】

心の風邪の薬とか、変なことを言うな。
でも、少しは和らぐならいいんじゃないのか?

【彼女にとって風邪はめんどうで辛いものとの認識らしい】

カノッサ・・・・・・なんか聞いたことあるような名前だけど・・・
うーん、どこで聞いたんだっけなぁ・・・なんだったかなぁ・・・
わかった!人の名前だろ!?

【世界でも有名なカノッサ機関。その名前すらも彼女は聞いたことある程度の知識しかない】
【いや、それ以下の知識レベルなのかもしれない】
【彼女はこの世界の闇の部分にずいぶんと疎いようだ】
466 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 20:41:28.36 ID:UN/DAS4No
>>465

僕の生活の事は、後に回そう。その方が話しが進めやすそうだ、そうだろう?


心の風邪は、和らぐならその方がいいのかも知れない。

だけどね?そのお薬は、ほんの短い時間だけ、和らげる事しかしてくれないのさ。

しかも、風邪の原因はそのまま残す。だから、薬が切れてしまうと、また風邪が戻ってくる。

そして薬の効果時間は、薬を使うたびに短くなって―――――分かる、かな?

【テーブルに乗せた左肘、左手の上に顎。】
【困ったように片方の眉の端を下げ、両目を細めてにこり。】


そうだね……人名、なんだろう。最初は人名だったんだろう。

だけど今、カノッサ≠ニ言えば、一つの組織が頭に浮かぶ人間が多いんじゃないかな?

カノッサ機関=\――ついこの間まで火の国で、一つの街を占領してた。

こわい、こわーい人達だよ。人間にとっても、僕達のような生き物にとっても、ね。

【「まだ来ないかな」 ウェイターの動きを見て呟いた頃、届けられるコーヒーとココア。】
【サンドイッチはもう暫くすれば出て来るのだろう、あまり混雑していない店内の事だ。】
【クリームも砂糖も多めに入れて、少年はコーヒーに口を付けた】


/すいません、次は少々遅れます。
467 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 20:49:45.81 ID:D5NDT7Eh0
>>466

へぇー・・・

【目をまん丸にして、関心がなさそうな声を上げながら届けられたココアを飲む】
【関心がないと言うよりも、言っていることが半分も理解できていないだけかもしれない】

じゃあ、カノッサってのは悪いやつらなんだなー

【カノッサ機関についてはなんか凄く悪いやつらとの適当に認識しただけだった】

薬もそんなに効かないもんなんだなー。

【どうやら、薬のほうもいまいち理解し切れていない様子】
【ウェイターが遅れて持ってきたサンドイッチを受け取った】
【サンドイッチを両手で持ち、三角の先っぽを咥えながらちびちびと食べる】
【なんだかハムスターというか、リスのような食べ方である】
【現状、肉食の狐の面影は、もはや容姿しかない】
468 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 20:50:15.18 ID:D5NDT7Eh0
>>467
/追記で。
/わかりましたー。
469 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 20:59:15.44 ID:UN/DAS4No
>>467

………そして、そのうち心の風邪は、別な病気に変わってくる。

薬の効果時間の間は、その人は天国をみているんだ。

なにも苦しい事や辛い事は無い、全てが上手くいく素晴らしい世界を。

そんな世界は、段々味わえる時間が短くなる―――薬の量を増やしても増やしても増やしても。

耐えられないんだろうねそんなの。そのせいで却って、心の風邪は悪化するんだ。


分かりやすく言うと、その薬を使うと心の風邪が治ったように感じるけれど、

本当は治っていないし寧ろ風邪は悪化する、でも飲まないと苦しくてたまらなくなる。

その薬がどんなに値段が高くても、買わないと居られなくなるんだよ。

【こう言えば分かるのかな、と、内容を噛み砕いて、】
【スプーンがからからと、コーヒーカップの中身を掻き回す。】
【世に言う『麻薬』の知識、全く無いというのは珍しいな、そんな事も思いながら。】


困るのは、そういう薬をバラ巻いてる連中が、天狼会≠ニか名乗ってる事でね。

狼という言葉にマイナスイメージが付きまとうのは勘弁願いたいよ……どちらかと言えば僕は、秩序の側なのに。

表の秩序と路地裏の秩序が、イコールで結ばれるのは難しいんだけどさ。



/思ったより早く戻れました。
470 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 21:01:02.95 ID:jBxbUVKao
【公園】

寒い寒いと思っていれば寒くなる。
ではこんな寒空の下、暑いなどと言えるだろうか。

【紺藍色の髪を赤いリボンでツインテールに結んで、青渕のメガネ】
【ベージュ色のセーラー服に紅と青のチェックのミニスカートを穿いて】
【右腕に腕時計の様な機械、腰の左右には白と黒のハードポイント】
【頭部に茶色の犬耳、大き目のヘッドフォンを装着し、スカートから茶色の尻尾を覗かせている】
【140cm程の小柄の少女が、雪の積もった公園で一人、なにやら呟いている】
【襟元に付けられたボタンのマークから、“魔術協会”の生徒だと判るだろう】

――――ま、気晴らしにはなったな。

【少女の目の前には高さ1m程の雪達磨】
【目も鼻も口も手も木の枝で簡単に作られた、少し大きめの雪玉】
【良く見る物と違う場所と言えば、何故か両サイドに着いている犬耳位か】
【自分の完成作品を見て、満足気に頷く様は正に子供である】
471 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 21:09:49.45 ID:qY6htYNSO
>>470
寒・・こんなに雪降るなんて
【白のカッターシャツに青のネクタイをして首には紅のマフラー、手には黒の手袋を着け、腰には二本の刀を携えた少年が公園の入口前を通りかかる】
【その顔立ちは幼く「童顔」、それは良く言えば可愛らしく、意地悪言ってしまえば女々しい】
【また少年のカッターシャツの袖には校章が付いていて、彼が学生なのが解るだろうか】

・・・ん?雪達磨?やっぱりこんな季節だと、作りたくなるよねぇ・・
【少女と雪達磨に気がつき】
【そちらに視線を向ける】
472 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 21:13:53.08 ID:D5NDT7Eh0
>>469

へぇー。それは、変な薬だね。
変って言うか、危ないって言ったほうがいいのかな?

【もふもふとサンドイッチを食べながら言う】

じゃあ天狼会ってのも危ないやつらなんだな。

【一応はちゃんと効いているようだが、完全に理解し切れていないのは知識不足のため】
【彼女を育てた環境が、なるべくそういった外部の余計な情報を与えなかったためだろう】

でも、なんで狼がマイナスのイメージになるんだ?
別に狼と天狼会は関係ないんだろ?
そんなこと気にしないほうがいいと思うよ。
あたしの知り合いが言ってたことなんだけど、
『外の風評を気にするな。それはそれ。おまえはおまえ。それ以外の何者でもないんだから』って。

【少女はとある人物からの受け入りの言葉、少女自身も気に入っているのであろう言葉を言った】
【誰にも流されず、己を貫く、そんな意味が込められているのだろう】
【それの真の意味を少女が理解し切れているかどうかは別としてだが】

/おかえりなさいませー!
473 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 21:18:40.58 ID:ykK4MGE5o
【路地のほうからふんわりと良い香りが漂ってくる。それは魔法の霧の一種であり
 影響下にある対象の一番の大好物を連想させるような香りだった。とはいえ魔法の効果はごく控えめで
 不特定多数の中から少数を引き出すような役目を担っているかのようだった】

ふっふっふ。この輝きの赤の手にかかればこの程度の事など造作も無いですわ
後は引き寄せられた相手を見極めて、私がより強くなる為の糧とするのですわ
……それにしても寒いですわ、へ、へ、へくしっ! うう、一人前の魔法使いになるまで
じっと我慢の子なのですわ……

【全身真っ赤なローブと三角帽に身を包み、どでかい箒を携え
 寒さに震えながらも獲物を選定している魔法使いが一人
 平均的な男性程もある長身の持ち主だが、声や顔つきはまだまだ大人と子供の境目を漂っている】
474 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 21:22:39.80 ID:jBxbUVKao
>>471

然し、所詮は人工物。
残しておけば近所の子供が喜ぶかも知れんが――

【雪達磨の処理を如何するかと首を傾げていると】
【ふと背後からの視線。振り向けば青年の姿があり】

……なんだ、噂をすればと言う奴か?

【知らない相手なので、視線を向けはするも声を掛けはせず】
【何か用か? といった感じの表情で其方を見ている!】
475 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 21:24:21.21 ID:UN/DAS4No
>>472

意外と、人の頭は単純なのさ。

全く無関係の二つでも、似てると思うと近づけて考えてしまう。

坊主憎けりゃ袈裟まで憎い、と言う言葉もあるからね。


それにね、コルル。自分は自分、で押し通せる事ばかりでもないんだよ。

僕は僕だから君の事はどうでも良い、なんて僕が考えてたら……そもそも僕達は、ここで一緒に居ない。

外の風評を考えて行動を取り繕うから、上手く行く事もあるのさ。

……僕の好物が狐だ、なんて前情報が有ったら、君は僕と仲良くしてくれるかい?そんな事は無いけれど、ね。


ん、そろそろデザートの出て来る頃か。

【少年の言葉の通り、苺のムースが二つ、運ばれてくる。】
【風評被害が儲けに直結する、商売人としての思考を持つ少年、】
【コルルのような、周りに流されずに居られる考え方は、少し羨ましいと思いながら、】


おっと、僕ばかり喋ってしまった気がするね、失礼。

兎に角、そういう事。路地裏は本当に地獄だぜ、って事だよ。遊びに来るなら気を付けてね。

【それもあまり表には出さない様にして、ムースをスプーンで崩す。】
【ムースの甘さに両目を細め、狭まった視界で少女を眺めて、にこり。】
476 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/16(日) 21:25:48.29 ID:iKBDGUEDO
>>473
【そんな匂いに釣られたか、一つの影がやってきた】

…なんか豆腐の匂いするんだけど…胸糞わりぃなおい

【頭から脚まで全身真っ黒な、人型の何かが魔法使いへと歩いてくる】
【それは白いファーの付いた紫色のコートを素肌の上に前開きで着て、ジーンズとスニーカーを履いている】
【体は真っ黒な体毛が生えていて、紅い両目の右目は傷が通り閉じられている、そして後ろに折れ曲がっている頭から生えた長い耳が彷彿とさせるのは、兎】

おーい、この匂い出してんのお前か?くせーからやめろよ

【腰の後ろに三日月状の鞘をぶら下げ、右肩に象牙色の外套をかけて首に蛇のシルバーネックレスをかけた、黒い兎の獣人がそこにいた】

「マスター、やはりそうなってもお豆腐なのですね」

【獣人の傍らには、水色のロングヘアーに赤い瞳、メイド服を着てうさ耳カチューシャを付けた30cm程の少女が浮翌遊している】
477 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 21:30:12.66 ID:qY6htYNSO
>>474
雪達磨か・・ちっちゃい時によく作ってたなぁ・・・
【そう少年は少女を見ながら思っていたが】
【少女がこちらを見ているのに気がついて】

あぅ、すいません・・何かとても楽しそうだったから
【そう少女に告げる】
478 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 21:31:36.35 ID:D5NDT7Eh0
>>475

好物が狐とか・・・野蛮だな。
だけど、一つ言っとくがあたしは狐じゃなくて狐の獣人だからな!間違えるなよ!

【指を少年に指して言い放つ】
【少女にとってそこは重要らしい】

なんか、本当に外のことって難しいね。

【まるで別世界から来たかのような表現をして言う】

路地裏とか普通は遊びに行く場所じゃないだろー。
時々通ったりするけどな。人を探しに。
まぁ、路地裏じゃなくても怖いやつは要るけどなー。

【そう言いながら、少女の目は少年の食べている目に向かっていた】
479 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 21:33:07.41 ID:Xnizar95o
【路地裏】

最近はどうにも、日が陰ると冷え込むな
身体の動きが鈍りきらない内に見つけたいものだが……

【カツ、カツとブーツの音を響かせながら歩く女性が、そこに居た】
【褐色の肌に銀色の髪、蒼い軍服を着こなして、片手には拳銃】
【巨大なドット・レーザーサイトが付属されたそれは、何時でも引き金を引ける状態で】

【その女性はまるで何かを探すかのように、眼光鋭く暗がりを見回し続けている】
480 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 21:37:49.28 ID:UN/DAS4No
>>478

僕の好物は……特に、決まってはいない。

お腹が空いてて其処に有れば、大体のものは食べられるよ。

だけど、そうだね―――鹿、猪、森の獣は好きだ。

でも、こういう甘い物も、偶には食べたくなるんだよ。


君も食べなよ。その為に、二つ頼んだんだから。

【ムースの皿とスプーンを一つずつ、少女の方へと押しやって、】
【自分の分は半分程食べた所で、コーヒーの残りを飲む。】
【目へと向けられた視線と、にらめっこの様に視線のぶつけ合い。】


おや、誰か探しているのかい?それも、そんな所にいそうな人を。

君の話からすると、そういう人とはあんまり縁が無さそうに聞こえるのだけれど。

良かったら、話くらい聞かせておくれよ。
481 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 21:39:51.76 ID:ykK4MGE5o
>>476
しめしめ、来ましたわ。しかもこの気配は魔法使いのもの……逃がす道理はありませんわね
受けるのですわ、スタンスローター!

【やって来たウサギ人間が姿を現すか現さないかという所で、不意打ちまがいに箒を振りかざして魔法を放つ
 飛来するスタンガンの如き力を持つ電気の球体は、軽い火傷と強烈なショックを相手に与えるべく彼へと飛んでいった】

豆腐?あなたはもしかして僧房住まいですこと?それに人形連れ……
まっ、ボウズでもシャーマンでも構いませんわ。命までいただくつもりはありませんから、その力よこしなさい!
……へくしっ!うう、ウサギのパイでも食べながらレモンティーでまったり暖まりたいですわ

【臆する様子も無く威風堂々と構える。それらしい隙こそ見当たらないが
 放たれた魔翌力は恐らくあの箒を媒介として発動しているらしい】
482 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 21:43:29.60 ID:jBxbUVKao
>>477

……いや、気にするな。謝ることじゃないさ。
子供ってのは、結構物を作るのが好きだからな。

【自分も子供の癖に、まるで度外視しているようで】
【と言うか、楽しんで居たという事実は否定せず】

お前も気が向いたら作ってみるといい。
ここらで雪が降るのは珍しくは無いが、永遠でもない。
作れるうちに作ったほうが、楽しめるというものだ。

【腕を組んでうんうんと偉そうに頷いて】
【足を軽く上げて下ろせば、雪を踏み締め擦れる音】
483 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 21:45:23.89 ID:D5NDT7Eh0
>>480

マジでか!ありがとう!おまえいいやつだな!

【そう言って嬉しそうに、デザートを受け取る少女】
【彼と会って、初めて見せた笑顔だろう】

実際どこにいるのかわかんのだ。
だからとりあえず、いろんな場所を探しているんだけどな。
いきなり住んでた孤児院を訳のわからんこと言いながらいなくなって。
みんな寂しくなるから探してるんだけど全然見つからない・・・

【断片的に答えられる少女の事情】
【少し寂しそうな表情をし、耳がペタンと垂れ下がった】
【勘の言い人なら、少女の様子と発言から”みんなが寂しくなるから”では無いことに気づくだろう】
484 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 21:51:48.90 ID:UN/DAS4No
>>483

………おやおや、分かりやすいねコルルは。

甘い物が食べれるからって、変な人について行ったりしないように。

この言い方だと、僕も該当しそうなのが怖いけど―――


―――と、冗談はさておき。

孤児院ね………そんな所からいきなりいなくなって、見つからなくて。

手掛かりが全く無いというのは難しい、困ったものだね。

【コーヒーを空にして、自分の分のムースも食べ終わって、】
【ウェイターに水のおかわりを持って来させて、それをぐいと飲む。】
【口の中に残った甘さを腹に落とし込み、冷たさで脳を目覚めさせ、】


可能性は色々と有るだろうけど、そうだね。まずは、多くの人に聞いてみる事が重要だろう。

名前、容姿の特徴。これだけでも、探す為のヒントにはなる。

過去に遭遇した事があるかも知れないし無いかも知れない。どちらにしても、知らないと判断出来ないからね。
485 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/16(日) 21:52:23.24 ID:iKBDGUEDO
>>481
あん?

【あ、ありのまま今起こった事を話すぜ!異臭の原因を探しにきたら攻撃されて(ry】

あぶねぇっ!!?

【しかし流石に獣の反射神経、目の前に迫る雷球を咄嗟にしゃがんでかわした】

いきなり何しやがんだてめー!
人にいきなり変なもん飛ばしてそのまま話進めようとしてんじゃねーよ!

【間一髪攻撃をかわした獣人は立ち上がり、魔法使いを睨みつけながら怒鳴る】
【また攻撃されかねないと、左手を背後に回し刀の柄を掴んで置いて】

「マスター、本当にあなたは人なのでしょうか?どちらかと言えば兎成分が高いと思われますが」

【メイドは無表情で獣人の脇に浮いていた】
486 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/16(日) 21:56:43.54 ID:AiKBDGUE0
>>479

おやおや、女性がこんな時間にこんな所に居ては、危ないですよ?

【陽気な声が聞こえてくる、すぐ近くから】

どうも、こんばんわ……

【透き通るような肩ほどの長さの金色の髪に黒のソフトハット、“蛇のような”鋭い糸目≠フ中に黄金の瞳を持ち】
【左手の甲に緑の蛇の紋章のような魔法陣≠フ中に逆さまの十字架≠サの下にZT≠ェ描かれた刺青があり】
【黒いシャープな印象を与えるダークスーツの下に白のドレスシャツ、毒々しい蛇のような緑のネクタイ】
【黒いスラックスに緑のベルトを二本通して、そこから黒いチェーンを垂らして、黒いブーツを履いた】
【“歪な雰囲気”を醸し出す180cm程のスラリとした長身の青年】

【両手には黒と金のブレスレットを付けており、腰のベルトにはホルダーに入った細長い金属の杭が何本も付いている】

【帽子を抑え、近くの路地より現れる】

そんなに周囲を気にして…なにかお探しですか?
487 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 21:59:10.90 ID:qY6htYNSO
>>482
といっても、流石にこの年齢じゃあ・
【少女に口ではそう返す】
【子供扱いされるのを恐れてちょっと抵抗があるのだろう】
【だが体は正直な物で】
【雪遊びがしたいのかめちゃくちゃソワソワとしている。】
488 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 22:04:29.32 ID:D5NDT7Eh0
>>484

大丈夫だ!

【少年の心配をよそに元気の言い返事】
【まったく大丈夫そうでは無さそうである】

やっぱりそうか。
みんな同じこと言うのな。

【他にも数名に聞いたのだろうか、普通に考えれば同じようなことを言うのだろう】
【ムースを全て食べ終えたからか、ふぅーと一息つき椅子の背もたれに寄りかかる】

じゃあおまえ知ってるかー?
服はなー、たぶん全身真っ黒い服着てると思うんだ。
身長は170cmくらいで、ひょろっとしてる感じ。
あと、すっごい変人だ。アルベルトって名前なんだ。

【探し人の、彼女から見た容姿や性格を伝える】
【その情報が正確なのか、曖昧であるが】
489 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 22:05:39.95 ID:ykK4MGE5o
>>485
いきなりで何が悪いのですこと?そもそもこんな路地裏にホイホイ来るような無用心さが
そのまま身を滅ぼす事になるのですわよ!チャネリング・P!マジックハンド!

【一応喋っている間は攻撃が止っているものの、話をする合間々々に奇妙な詠唱、そして魔法の呪文を唱えると
 彼の目の前に半透明の腕のようなものが現れ、魔法使い風の女性が手を突き出す動きに合わせて
 打撃とそれに類する波状の衝撃を与えようとする】

むむ?中々良さそうなものを持っていますわね……そうですわ、命が惜しいならばそのメイドールをよこすのですわ

【宙に浮かぶメイドの人形に変な名前を付けながらも、その表情はやや嬉しそうにしている
 そちらのほうへ気を取られているため、彼が刀の柄を掴んだ事には殆ど注意を払っていない】
490 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 22:08:00.16 ID:Xnizar95o
>>486

……問題はない

対象が成人していて、身を守る術も武器も身に付けていればだがな
とりあえずこんばんはと返しはするが、こんな時間にこんな場所を彷徨く相手は信用ならん

【声が聞こえた――その時点で、声の方向へと装飾の大きな拳銃を向ける】
【即座に引き金を引くわけでもないが、指は確かにそこにかかっていて】
【やがて相手の姿を確認すると、数字の刺繍に眉を潜め】

(“ZT”……71、と読むのであればナンバーズか………?)

能力者を探している。或いは、それに準ずる戦闘能力を有する者をな
で、単刀直入に尋ねるが貴様はカノッサ機関のナンバーズか?

【足を止め、腕を下ろさす、何時でも撃てるぞとアピールするように銃を小さく揺らし】
【口元に棒状の光――タバコのような物を“作り出して”、尋ねる】
491 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 22:10:30.70 ID:UN/DAS4No
>>488

―――アルベルト、だね。

身長は僕より少し高い、黒服揃えは目立ちにくいのが難点。

細身で、変人……こっちは会話してみないと分かりにくいか。


うーん………正直に言うと、見つけるのは難しいかも知れないね。

あまり目立つ所が多くない、ヒントになる部分が少ないから。

変人という所に期待するしかない、か。

【食事の一切を終えると、伝票を見て金額を把握。】
【財布から紙幣を取り出し、椅子から立ち上がる。】


……思ったより、遅くまで話し込んでしまったね。

仕事の合間に、噂だけでも探っておくよ。見つかるかは分からないけど。


これから仕事だから、送ってくのは無理だけど―――大丈夫かい?
492 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 22:12:37.35 ID:jBxbUVKao
>>487

年齢なんて気にするな、そういうのは老けてからでいい。
子供に思われるほうが何かと得もあるしな。

【少女は言いながら徐に素手で足元の雪を一握り拾い】

ほら、冷たくて色々冷えるぞ。

【ぎゅ、と軽く握りつぶしただけの雪の塊を】
【少年に向けてアンダースローで投じた】

【放り投げる様な形で投じられたそれは、回避も容易だろう】
493 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 22:16:21.08 ID:D5NDT7Eh0
>>491

探してくれるのか!?
おまえ良いやつだな!本当に!

【目をまんまるに、キラキラとさせて話した】

あぁ、本当に変人だ!言ってることがいつもわからん!
難しいことばっかり言うしな!

【変人という部分は彼女にとっての偏った認識のようだ】

うむ、大丈夫だ!
あたし、こう見えても強いから。

【そう、ニッコリと笑顔になってそそくさと少女も少年につられて立ち上がった】
494 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/16(日) 22:18:13.39 ID:AiKBDGUE0
>>490

いえいえ、私人の多い所は苦手でして……

まずはその物騒なモノ、しまって頂けますか?恐くてまともに話せません

【両手を軽く上げて苦笑しながら呟く】
【相手の問いに帽子を外して紳士的な振る舞いでお辞儀をする】

はい、私カノッサ機関 ナンバーズ=甎o.71≫のレギンです……お見知りおきを

それにしても、どのような目的で能力者をお探しで?

私にお手伝い出来ることなら致しますが……

【帽子を被り直しながら柔和に微笑む】
【こちらは警戒していないのか、全く敵意は向けない】

495 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/16(日) 22:19:00.17 ID:iKBDGUEDO
>>489
…チッ…あーもー訳わかんねーしめんどくせー…
落ち着いて話ができねぇってんなら、わりぃが痛い目見て貰うぞ

【目の前に巨大な腕が現れるのを見ると、右手で掴んでいる外套をメイドにパス、外套がメイドと数cm空いた状態で浮翌遊する】
【直ぐさま右手を開いて右足を引き、左半身を前に向けるような半身の構えを取る】
【そして、拳が突き出されると同時に―――】

―――悪兎ノ気掌!

【小指と薬指、中指と人差し指をくっつけて開いた形で、右手の掌をたたき付けるように拳にぶつける】
【掌の肉球が拳に触れた瞬間、掌から衝撃波が放たれて拳の衝撃と相殺した】

………ッ

【いや、完全に相殺出来てはいなかった】
【攻撃の余波が右腕に伝わり、よろける】
【…が、体制を直ぐに立て直し、魔女へと翔ける】

それは俺じゃなくあいつに言いな、引き取るんなら俺は大歓迎だ!
「またまたマスターったら、私がいなくなると何にも出来なくなってしまうくせに」

【メイドはただ、離れた場所でクスクス笑いながら観ているだけ】
496 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 22:21:59.97 ID:qY6htYNSO
>>492
あぅ・・・でm――――ふんぎゃっ
【少年の顔に雪が命中し、言葉が途切れる】

冷た・・・っ!やりましたねっ!
【そして少年は顔の雪を払い】
【今度は自分の足元の雪を掴み、握り雪玉を作ると】
【少年は少女に投げ返すす】
【雪玉は少女に向かってまっすぐ飛ぶ、少女が横に移動などすれば回避は簡単である】

/すいません、風呂入ってきます。
497 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 22:23:19.98 ID:UN/DAS4No
>>493

人探しは、得意分野では無いけれど……苦手という事も無い。

仕事の合間に訊ねるだけなら、そんなに労力も要らないしね。

友人特別待遇、料金は頂かないでおくよ―――今のところは。

【レジへ伝票を運び、支払いは手短に済ませて、】
【温かい店内から、雪の降る街へと再び足を進める。】
【日が沈み時間が経過し、更に白くなった息。】
【はあ、と手に吐き出して、指の冷たさを和らげた。】


そう………強いなら、良かった。

強くないと、困る事は多いからね―――どういう場面でも。

それでも、厄介事には巻き込まれない様に気を付けるんだよ?


それじゃあね、クルル―――次が何時かは分からないけど。

君の探している人が見つかるよう、時々は祈っておくよ。

【コートのポケットに手を入れて、ざくりざくりと雪を踏んで、】
【少年は、路地裏の方へと歩き始める。】
498 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 22:23:24.20 ID:1vd//mkDO
【街中/人気の無い一角】
【仄かな暗闇、男の悲鳴、街灯の明かりで伸びた、みっつの影】
【絶叫と、発砲音が響く世界の中、会話する二人】

―――発見。捕獲に入る

【乳白色と藍が入り混じり、ウェーブが掛かったセミロング】
【瞳は、黄金色と緑が渦を巻き混じっている、気味悪い色合いで、病んだ様に隈が出来て居る】
【表情は不機嫌に眉を寄せ、然し惚けてしまったかの様に口が半開き】
【黒ロングコートの上から、腕やら胴に何本も何本も茶革のベルトを巻いて】
【髪は長いが、中性的な顔付きで、外見からでは性別を判断出来ない、背の低い人影と】

「私まで駆り出されるなんて……非番の筈なんですがね」

【黒の長髪に、黒のフリルワンピース、右目モノクルの】
【不気味な人影と同じ背丈の少女が、面倒腐そうに髪を掻き分けていた】

【彼女等の前には、へたり込んでいる、怯えた一人の男】
【肩に穴が空き、其処から硝煙と血液が漏れている】

目標発見後の、主の指示は

「ひだっさんはですねー、自由にやれ、と仰てました」
「ああ、でも。目標は生かして捕らえろとも」

【少女の言葉を聞いて、人物は眉を顰めると】
【その片手に持っていた―――紫の拳銃を】

―――そう。なら、自由にやってみる

【人物の、爛々と輝く眼。目の前の生き物に、嗜虐の限りを尽くしたいという欲求】
【小さな悪魔は、再び男へと、拳銃を向け―――】
499 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 22:26:43.91 ID:Xnizar95o
>>494

だからといって路地裏に行くような一般人は居ない
とはいえ、まあ………いいだろう、私はNo.77のガルニエだ

【相手が名を明かすその時まで、決して銃を降ろすことはない】
【が、身分さえわかれば即座に下ろして腰に下げ、自らもまた身分を明かす】
【“データベース”を見ていれば解るかもしれないが本人ならば昼の国の副支部長だが―――。】

……最近はどうにも旗色が悪い
というのも、ナンバーズの数と“向こう”の数が逆転している為だと私は思う

つまりは“時限爆弾/卵”を仕込むために、だな
手伝うというのならそのうち銃で射出出来るようにしたものでも送るが……?

【相手の微笑に対して、こちらの表情は無いに等しく――只管に目は鋭い】
【敵意があるわけではなく、単にそういう顔つきだと考えればそれまでなのだが】
500 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 22:28:42.54 ID:D5NDT7Eh0
>>497

今のところはなのか!

【至極驚いた表情をして一緒に店外に出る】
【外に出た瞬間の気温の格差、風の強さに一瞬体をブルッと振るわせた】

うむ、わかった。なるべく気をつけるようにするよ。
ありがとな!

【少年が歩いて行く方向へ手を振って見送る少女】

あたしも頑張ってあいつを見つけよう!

【小さく呟いて、街中へと歩き出していった】

/おつかれさまでしたー!
501 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 22:32:33.35 ID:ykK4MGE5o
>>495
ふっふっふ、無気力で通じるのはほのぼの学園編だけなのですわ
私も遊びじゃありませんですわ、わりあい本気で――あなたの力が欲しいのですわ!

【衝撃と衝撃がぶつかり合うと、普通にやっただけでは魔法使いの非力さでは太刀打ち出来ない
 だが、どうも彼の力の一部が利用されているようで衝撃はそのまま競り合う形となり
 やや表情を歪めながらも一歩退いて次の魔法を唱え始め】

この速度で競り合えるなんて……っ、シルフィード・バリア!

【風の層が幾重にも織り込まれ、赤い魔女服の女性――輝きの赤の前に大気の層を形作る
 余程力が無ければ破る事は出来ないが、代わりにそのまま押し潰す事は出来る
 喋る余裕はあまり無くなり、箒をしっかり構え身を護らんともする】
502 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 22:36:39.17 ID:jBxbUVKao
>>496

ふっ、まだまだ子供ではないか――!

【左手を軽く持ち上げて、飛んできた雪球を受け止める】
【砕けた雪が顔に幾つか飛んでくるが、それを右手で軽く払い】

偶には恥も外聞も忘れて、好きに楽しんだら如何だ?
早いうちから固まってると、将来何も出来なくなるぞ。

【しゃがみこんで両手で雪玉を一つ作る】
【そして、その雪玉を少年の胸元へと投じた】

【今度はオーバースロー。だが、元が少女なので】
【緩やかな弧を描いて少年へと向かっていく。これまた回避は容易だ】
503 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/16(日) 22:39:51.67 ID:AiKBDGUE0
>>499

あぁ、確か新しいNo.77の方でしたね…申し訳ありません、最近あまり支部には行っていないので
書類にもまったく目を通してなかったんですよ

これは大変失礼致しました……
議員殿の副官とこんなところでお会いするとは思ってもいませんでしたので

【再び綺麗なお辞儀をする、口元に笑みを浮かべて】
【相手の言葉にわざとらしく顎に手を当てて】

そうですねぇ……最近は職務怠慢な方ばかりで…
このままでは…押し切られてしまいますね…クク

あぁ…卵≠フ植え付けですか…私も大好きですよアレ≠ヘ…
最近も二名程植えつけたのですが…あの自らの悪意と戦いもがき苦しむ様…最高ですよ…!

思いでしただけで…クク……吹き出しそうだ…

あー結構です、私、物騒なモノは苦手でして…それに
私は自身の魔翌力に乗せて植えてけるのが得意でして…これが存外有効なんですよ…

【帽子のズレを直しながら柔和に微笑む】
【かなり狂った感覚を持っているようだ】
504 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 22:40:36.60 ID:UN/DAS4No
>>500

これで、二人目。あと何人に話そうかな。

彼女は……いや、大丈夫か。知ってる事は、話してくれそうだ。

そうだね、次は純粋な正義の味方が良いな。

僕の境遇に泣いて怒ってくれるような、純粋で可愛い正義の味方……

【背中に届く声に、片方の手をポケットから抜いて、】
【軽く左右に振って、挨拶の代わりとした。】

……いや、それは後で考えよう。今はそれよりも―――

【路地裏に踏み込むと、目に映る馴染みの深い光景。】
【其処から少年は、一人の男を見つけた。】
【容姿は平凡か並み以下、然し高級そうな衣服と靴。】

【少年は、男へと歩みよりながら、】


―――いらっしゃいませ、お客様。


【くす、くす、くすり、と笑い声。】


/お疲れさまでした
505 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/16(日) 22:42:52.92 ID:iKBDGUEDO
>>501
俺の力なんざ持ってったら酷い事になるぞ、見た目で判断するのは大間違いだ

【前方に張られるバリア、右腕は…まだ使えない、却下】
【じゃあこのまま切り裂くか…というか攻撃したら思う壷だ、却下】
【それじゃどうする、防御を崩すには…】

【…防御してない方向から攻撃すればいい!】

おらっ!!

【魔女の前方でジャンプ、軽々と魔女を飛び越す高さ】
【もし妨害が無ければ、そのまま魔女を飛び越す途中で体を捻り背後から左足で空中回し蹴りをかまそうとする】
【もっとも、妨害されたり、背後に来た所で対処されれば失敗するが】
506 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 22:50:47.15 ID:Xnizar95o
>>503

構わん。所詮一支部内での地位、外ではただのナンバーズだ
それに地位など、機関ではたいした意味を持たない…・・そうだろう?

【あっさりとした反応――富や名声といった物に興味を持たない人種なのだろう】
【相手の言葉を気にする様子もなく、むしろ否定して】
【相も変わらず冷ややかな顔付きのまま視線の先に在る男の言を聞き】

(……ニヤけ面に、今の言動。ナンバーズらしいナンバーズといった所、か)

ああ……それを打開するためにも一度、強烈なカウンターを仕掛ける必要がある
私のことを知っているのなら計画も知っているだろう
絶対にとは言わんが、ナンバーズならば参加して貰えると此方も助かるのだが

要らないのならそれで結構、量産出来る状況でも無く、高いのでな
しかし二人か……その“被害者”、名前や容姿は解るのか?

【ぽぅ、と口元の光を明るくして――動かぬ表情を垂らし出す】
【いつの間にか腕を組んで、呆れるでもなく言葉を続ける】
507 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 22:54:56.64 ID:ykK4MGE5o
>>505
んなっ、ウサぴょんジャンプですの!?

【甘く見すぎていたかと後悔するも束の間、そもそも彼女は攻撃を見切り慣れていない
 今のように先立って防御を張っておくのが常であり、予想外からの攻撃は危機となる】

きゃああああっ!

【身を強張らせての防御、しかし全身を扱った蹴りに身体は吹き飛ばされ空を舞う
 しかし、先に張ったシルフィード・バリアに彼女がぶつかると、彼女の魔翌力を察知してか
 それは柔らかなクッションへと変わり、痛みで動けぬ彼女を優しく起こした】

いててて……本気で蹴っ飛ばしましたわね。不意打ちとは随分じゃないですこと!
ところで貴女はただ見てるだけですの?

【身体の麻痺を癒すためか、不条理な文句を言いながらも魔法を扱わずに箒へ魔翌力を集中させている
 即座に魔法を使ってくる事は無いだろうが、その箒に何か特別な力が込められているかもしれない
 恐らくは位置を反転したと思われ、近くにいるであろうメイドが気になり声をかけた】
508 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 22:56:40.14 ID:qY6htYNSO
>>502
・・・・それもそうですねっ!?
【少年は飛んで来た雪玉をヒョイっと横に回避して、すぐにしゃがみ込むと】
【手元に雪を寄せ、先程よりも少し大きめの雪玉を作り】

それじゃ思う存分楽しんで見る事にして見ますっ!!
【その出来た雪玉を少女に向かっと投げる】

/ただいま戻りました
509 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/16(日) 23:03:43.46 ID:AiKBDGUE0
>>506

地位がある方が動き易くて良いと思いますがねぇ…

まぁ貴女がそうおしゃるならそうしましょうか

【糸目を少し見開き、黄金をのぞかせながら笑う】
【帽子を抑え、相手の言葉にうんうんと頷き】

うーむ、私、諜報が主な任務ですので、あまり戦いの方は…しかし同僚の願いだ、考えておきましょう
しかしと言ってはなんですが…もしそのカウンターも失敗したら、どうするおつもりで?

えぇ、物騒なモノを持ち歩けば、それだけ怪しまれますから…
他に必要とする方にお渡しください

ええと……どんな容姿だったかな…

一人は…シルクハットを被ったマジシャン風の男ですね、肩に銀の雀が乗っていた…扱う技も奇術のような

もう一人は谷山さんだったかな?学生服を着てワイヤーを使う方です

【悩んだような顔をしながら呟く】
【相変わらず、口元には笑みがあるが】
510 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/16(日) 23:04:18.63 ID:iKBDGUEDO
>>507
…これがめくりの力だ…ってな

【どうでもいい事を呟いて、魔女に体を向けてすたんと着地】

不意打ちだあ?てめーが先にやってんだろーがよ
命があぶねーのに手加減も糞もあるか?あ?

【まるで不良のように魔女にメンチを飛ばし、すらりと左手で刀を抜く】
【三日月状の紅い刃に平行な柄、逆手に持った手に刃が被さるように、柄の先端側にも短く刃が伸びた刀】
【刀を抜いた瞬間ダッシュ、また攻撃をされる前に刃を首に宛て動作を封じようとする】

「はい、観ているだけですよ?私には戦闘の類は向きませんから」
「言うなれば私はマスターのオプション、何事にも干渉されずマスターのお傍に在るだけです」

【「それがなにか?」とでもいいたげに、メイドは魔女に営業スマイルを向けた】

/すいません、風呂入ってきます
511 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 23:05:29.82 ID:jBxbUVKao
>>508

――んむっ!?

【投げた後は当然、次の玉を生産する必要がある訳で】
【しゃがみ込んでいた頭部に、投じられた雪球が直撃】
【衝撃に一瞬表情を歪め、然し直ぐに頭を震って】

――――やる気になってきたようだな。

【にやり、と口元を歪め。作った雪玉のうち一つを左手に持ち】
【右手に持っていた雪玉を再び青年へ】
【――三度目だが回避は簡単である】

【然し、素手で雪遊びする辺りも子供と言うか】
512 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 23:13:53.82 ID:Xnizar95o
>>509

生憎と、私は地位よりも実地での戦いを求める人間でな
立場が良くなると戦いなど下手に出来ん……まあ、そういうことだ

【立場が低ければ、また高ければどちらも能力者とは戦う機会が極端に減る】
【それは避けたいのだ、と彼女は言って】

出来ればで良い、不可能ならば無理に出てこいなどとは議員も言わんだろう
が、失敗したら正直な話どうしようもないだろうな
金獅子殿は消え、兵力を失い、士気を損ない、益々派閥化は加速する

……だからこそ、勝たねばならない状況に機関は在る

【そうして後の彼の言葉に頷いて、自身で言った状況にため息を吐き】

肩に銀の雀を乗せたマジシャン風の男と、谷山というワイヤー使い、か……
分かった、もし出会うことがあれば良いように煽っておこう
あまりじっくりと待つような時間も無い、早々に暴れて貰った方が助かるからな

【暫し目を瞑って、二人の人物を刻み付けるように小さく二度呟く】
【未だに明かりは光勢を強めていて、周囲を薄く白く照らし出す】
513 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 23:17:13.99 ID:ykK4MGE5o
>>510
狭い路地、ちゃんと切り返しをして避けるべきでしたわ……

【同じくどうでも良い事を呟き、キリッと箒を構え】

それはこっちの台詞でもありますわ。強い者はより強く、弱い者から糧を得る
それが例え命を賭したものであろうとも、弱肉強食、ルール無用だからこそ強き者となるのですわ!そぉい!

【刀を抜いた瞬間箒を掲げる。悠長に魔法を唱えていては間に合わない
 だからこそ彼女の箒の最も基本的な役割である浮翌遊を発動させた。文字通り息をするように彼女の身体が宙に浮かぶ
 刀を首に突きつけられる前に空へと逃げ、また即座の跳躍にも予め対応出来るように箒には意識で動かせるように魔翌力を込めた】

なーるほど……使い魔でもしっかりつくればもうちょっとだけ優秀に働きますわね
もしかしてあなたのマスターはそういう趣味なのですか?


/了解です
514 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 23:21:43.30 ID:qY6htYNSO
>>511
うぉ・・っ?!冷たいっ!
【少年は咄嗟に腕で雪玉を受け止め雪玉が崩れる】
【とは言え、少年の腕にもひんやりとした冷気が走る】

【続いて、また雪をかき集めて雪の山を完成させ、雪玉をすぐにでも作りやすい状態にすると】
【そこから雪玉を製造、少女に向かって投げる】
515 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/16(日) 23:25:22.49 ID:AiKBDGUE0
>>512

そうですねぇ私もこれ以上書類が増えるのは嫌ですから

やはりある程度自由なナンバーズが一番ですねぇ…

【帽子を抑えながら柔和に笑い、頷く】
【ふむ、と肩を竦めて】

あぁそうそう、谷山さんはJustice≠フ所属のようですよ?
もう一人もその系統の所属でしょう、いやはや危なかったですよ

まぁその分正義≠ネんて名乗ってる連中のほえ面が見れて最高でしたけどねぇ……クク…!

打ち込んだ時点でかなり精神状態は操作させて頂きましたので…

もう孵化してるんじゃないでしょうか?

【言動や物腰とは裏腹に、この男…】
【中々に仕事はできるようだ、戦闘も苦手と言っているが…】
516 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/16(日) 23:30:01.88 ID:BuE6BaiDO
>>462

【──頭を撫でられて、数分ほど経っただろうか】
【拳の震えなどが収まっていることを見ると、だいぶ気持ちは落ち着いたのだろう】

【そして】
【彼の気持ちを知ってか、知らずか】
【彼女は、ぽつりと呟いた】

──……怜司は、どうしたい?

【「創る」か「創らない」か】
【──先程告げられた真実を知って、尚】
【彼女はそんなことを言うのだ】
【「──作れるかもしれないから作る。ただそれだけ」】
【それは今しがた、彼が言った台詞】
【きっと彼女の本質は、完全なまでに 魔道具開発者/かがくしゃ なのだろう】

/ただいまー
517 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 23:35:54.89 ID:mYnFiaW2o
>>516

…………。

【どうしたいかを他人に聞く。それをするときは、迷っているか、背中を押してほしいかのどちらか】
【いずれにせよ、自分が思ったことをそのまま言う、ということに変わりはなかった】

本音を言うならば造りたい
頭の中で構想を練った。気がつけば練っていた
──造る以外の選択肢があるか?

【彼は数秒も考えず、簡単に言った】
【それ以外の選択肢など無いと】
【彼女の本質が魔導具開発者(かがくしゃ)ならば、彼もまた科学者なのだ】

//おかえりー
518 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 23:36:33.07 ID:jBxbUVKao
>>514

む……。

【雪玉を作っては投げ、作っては投げられ】
【防いでは避け、投げては防がれ避けられ】
【そんな事を暫く続けているうちに】

――――おい、ちょっと待て。
雪達磨を作るかどうかの話じゃなかったかっ?

【ふとそんなことに気付いて、雪玉を投げる手を止めた】
【気が付けば少女の後ろにあった雪達磨も流れ弾でボロボロになっていた】
519 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 23:38:57.97 ID:Xnizar95o
>>515

【一度だけ、またコクリと頷いて――それで、一つの会話を打ち切って】

ふむ……二人とも既に孵化している可能性が高い、と

(人が苦しむのを見て楽しむ上、それなりの能力がある……)
(それは卵が孵化するほどの負の感情を一度で操るという点でよく分かるが、さて――――。)

【瞳を開き、組んでいた腕を下ろして相手を見据え】

貴様、レギンとかいったな。何処かの支部に所属しているのか?
そうでないのなら、またお前が望むのならだがある種の支援が出来る
動くナンバーズは貴重で重要だ、私としては是非それを受けてもらいたいものだが

【これまた一つ、規模としては大きめの提案をする】

【その内容はこう―――水の国支部の支部長“代理”をやらないか、と】
【備品や兵を使うもよし、好きに支部を弄るも良し】
【勿論“代理”である以上、面倒な書類の整理などはさせない、と一言付け加えて】
520 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/16(日) 23:41:47.37 ID:iKBDGUEDO
>>513
…ったく、訳わかんねーよ…
なんでこんな場所でサバンナごっこしなくちゃいけねーんだっつーの

【行動は対象がその場からいなくなった事で失敗、体制を立て直し魔女に体を向ける】
【右腕のダメージも回復してきた、右手をにぎにぎして感覚を取り戻す…が】
【相手は空中、高く跳べるとは言え滞空時間は長くない自分には少々骨が折れそうだ】

「使い魔ではありません、メイド精霊です」

【どう違うんだ】

「マスターの趣味は理解しかねますが、余り言うことを聞かなくてもいいと仰ったのはマスターです」
521 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/16(日) 23:42:48.41 ID:iKBDGUEDO
>>520
/追記、ただいまっす
522 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/16(日) 23:50:35.17 ID:AiKBDGUE0
>>519

これと言って席を置いている支部はございませんが…

【嗤いながらソフトハットを摩る】

それは大変魅力的なお誘いですが……

たしか水の国支部長はまだ空席ではないはずでは?

しかしその提案にはOKを出させて頂きたい、私としましても、プラント≠フ拡大がしたいですし

最近の水の国での薬物事件℃タは私があるナンバーズの方に頼まれて行ったことなのです

ですから、水の国の裏≠烽る程度存じていますしね

【帽子を整えながら柔和に微笑む】

【この提案が気に入ったのか、三日月のように笑う】
523 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/16(日) 23:51:14.01 ID:BuE6BaiDO
>>517

【幼い頃から、物を作るのが好きだった】
【空っぽのペットボトルや使わない段ボールなどは、いつも格好の遊び道具だった】
【月日が流れ、大人と呼ばれる年齢になっても。物作りを好きな気持ちは変わらず】
【変わったのは、段ボールが家電製品に。ハサミが魔翌力になったくらいだった】
【そしてその気持ちは──今も、変わらない】


──じゃあ、超決定ですね

【例え、その発明が世界に影響を及ぼそうとも】
【「作ってみたい」という気持ちは──抑えきれない】
【だからこそ。彼女も短い言葉でそう答えを返した】
524 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 23:54:06.26 ID:ykK4MGE5o
>>520
初めに言った筈ですわ。あなたの力が欲しい、と
俺の力で酷い目に遭うだなんて言ってましたけど、そういう物自体がこの世界にはごくありふれた物ですわ
とはいえ魔翌力もそろそろ無くなってきましたし……そろそろケリを付けさせてもらいますわ

【くるりと飛行し位置を変え、ちょうどメイド精霊が自分と相手の間に入るように距離を取る】

チャネリング・Tディグニティ……焼かれてしまえ、ですわ!クリムゾンノート!

【時間の感覚が一瞬だけ揺らいだかのような気味悪さ、それを感じる間も無く手を振り上げ放たれる炎
 路地の横幅いっぱいに焔が放たれ、地面まで下降しながら撃っているので波のように降り注いでくる】
525 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/16(日) 23:55:03.71 ID:mYnFiaW2o
>>523

なぁに、造ったところで、俺達しか知らなければ問題無い

【緊迫した空気を無くすように、怜司は明るく気楽そうにこう言った】

それに、仮に世に出たとして、世界が変わったとして
それは俺達の責任じゃない。”使う側”の問題だ

【それに加え、少し真面目な声色で続ける】
【そう、彼らは兵器を造るのではない。怜司と利織がこれから着手するのは、本来は人の役に立ちうるものだ】
【それを違った使い方をされても、自分達に責任は無い。怜司はそう言う】
526 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/17(月) 00:01:09.93 ID:gr8QX57Ko
>>522

ああ、支部長は確かに埋まっているが……何より、動いていることが第一だ
現状では金獅子殿が代理のような事をしている面もある
一人は二つよりは、二人で一つずつのほうが効率が良いからな

そういうわけだ、今後水の国支部の運営全般はそちらに任せよう
上には私から伝えておくが、データベースに報告位はした方が良いかもしれんな?

【至極あっさりと、出した意見に賛成ならば邪魔するものは何も無い】
【後々幾つかの書類が送られはするだろうが、この会話だけでも十分】

薬物、というと……あの“D”とかいうモノの事か
小耳に挟む程度だったが、ナンバーズが関わるとまた話も別、か

水の国は任せた、薬物の方も手は出さないようにしておこう
それと、もし昼の国支部や私の手助けがいるのなら何時でも言って貰って構わんからな

【そう言うと口元の光を手に取って、ぽいと宙に放り捨てる】
【――と、次第に光は弱まって、地に落ちる前に明かりを消し】
【『他に話は?』と尋ねながら右手を腰に当てる】
527 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/17(月) 00:08:13.25 ID:wh7o0RwDO
>>525

そ、それもそうですねっ!
超他の人にばれなきゃいいわけですから!

【確かに、先程怜司が述べた兵器転用云々は、そのような運用をし得る人間の手に「ペン」が渡った時の話】
【そうならないようにするためには、「ペン」の情報そのものを秘匿にするのが一番だ】
【気楽そうな怜司の台詞を聞いて、利織も似たようなことを思ったのだろう】
【こくん、こくんと2回ほど頷き】

……そう、ですね
本来は魔道具開発に超役立つ道具になるはずなんです
作った後は、使い手の判断に任せるしか、超ありませんね

【──こちらも、ほぼ彼の意見に賛同した】
528 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/17(月) 00:14:52.95 ID:ZO2IvwYko
>>527

それでは実際に『ペン』を造るわけだが
研究室を借りた方が効率はいいはずだ。折角協会に居るわけだからな
その交渉は俺がしよう

【すらすらとこれからやるべきことを話していく】
【まずは研究室の借用。これから造るものは大掛かりになるであろうという予測のためだ】
【最も、これは魔導具に疎いためあくまで予測だ】

【もしも了承されれば、後日、二人が使える研究室を、怜司が借りてきているだろう】
【番号に拘りがあるのならば、言ってもらえると助かる】
529 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/17(月) 00:15:49.18 ID:LRy6ow1SO
>>518
あぅ、まぁこれも楽しいし良いじゃないですか?
【少年の手も止まり、少女にそう告げる】
【にこやかで、とても楽しそうに】

雪遊びには変わりありませんよ

/すいません、遅れました
530 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/17(月) 00:16:04.47 ID:9ZaLtojDO
>>524
その理由がわかんねーんだよ、そんな大層なもんじゃねーし
使い道もわかんねーのにホイホイやれるかっつーの

【そう言った所で、多大な熱気が周囲を包む】
【原因は解りきっている、目の前の炎、嫌でも視界を覆う炎が、襲い掛かる】

…チッ…!丸焼きにする気かよ…!
「マスター、私はご都合主義で大丈夫ですがマスターは大変ですね(笑)」

【あんな量の炎は防ぎ切れない、というか元より魔術だのエネルギーだのの対象方法に疎いのだ】
【左手の刀じゃ当然防げる訳も無い、だがあれに飲み込まれて耐え切れる気がしない】
【どうするか…考えている間にもう炎は目の前まで迫る】

……くそ…やるしかねぇか…!

【何かを決断したように呟いて、炎に、炎の向こうの魔女へと視線を向けて】

…うおおおおおおおおおおおおぉぉぉ!!!

【次の瞬間大ジャンプ、黒い流星となって魔女へと跳ぶ】
【当然途中には業火の壁が立ちはだかる、その炎へと右手を突き出して】

悪兎ノ気掌!!

【右腕が焼けるのにも動じず、炎へと衝撃波を打ち噛ます】
【それにより炎に穴を開けて、魔女への道を造らんと―――!】
531 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/17(月) 00:18:53.69 ID:29ZaLtoj0
>>526

ふむ、報告は匿名にてお願いしたいのですが…

動き易さを考えて、水の国支部に新たな支部長代理が就任した≠ニいう事実だけ伝えるという形で…

貴女からデータベースにお願いしたいのですが…よろしいですか?

【帽子に手を当てて柔和に微笑む】


では、貴女の方も、例の件∴ネ外でも私の手を必要な時があれば仰ってくださいね…

では私の方も以上です、どうぞ金獅子@lにもよろしくお伝えください

では、水の国の件、承りました…私人の上に立つのは苦手なので、期待はなさらず…

【嗤いながらそう相手に伝える】
【闇のなか開かれた黄金≠ェ輝いていた】

532 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/17(月) 00:25:12.64 ID:wh7o0RwDO
>>528

確かに、情報漏洩を未然に防ぐ意味でも、作業効率化の意味でも超その方がいいですね
「ペン」を所属する班で、仕事の片手間に開発しようとするには外部に超ばれてしまいますし
かと言って、寮の部屋で開発するにはあまりにスペースが超足りません
寮はあくまでも超生活する場、ですからね

もやしが研究室の申請をしてくれるなら、利織ちゃんとしては超助かります

【「ほら、私何度か上に超喧嘩売ってますし」】
【最後にそう付け加え、利織は悪戯っぽくにまりと笑った】
【番号に拘りはあまりないので、其方で自由に決めてもらってもいいですよ】
533 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/17(月) 00:26:07.42 ID:gr8QX57Ko
>>531

ふむ……まあいいだろう、私の方から情報を送っておこう
断って後々拗れても難だ、精々“仲良く”やろうではないか

【フッ、と初めて小さな笑みを――笑いではない何かを見せて】

了解だ、相互協力関係ということで行くとしよう
既存のシステムを新興の者が如何に上手く使うかが肝、何方も損は無い

……あぁそれと、金獅子殿も就任当時は同じことを言っていた

【踵を返し、手を振ることも振り返ることもなく暗がりへと姿を消していく】
【協力、と言うには些か胡散臭くはあるが――確かに何方も損はしない】
【最後に、暗に期待していると口にして、完全に姿も音も消えていった】

/お疲れさまでした〜!
534 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/17(月) 00:32:30.34 ID:29ZaLtoj0
>>533

【立ち去る相手をにこやかに見送り】

これは、プランの省略が出来そうですね…ククク

【静かに笑った】

/お疲れ様でした!!
535 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/17(月) 00:32:41.61 ID:ZO2IvwYko
>>532

ならば決まりだ
お偉方には「術式解析班と魔導具開発班の共同開発による作業の効率化」とでも言っておくから合わせてくれ
『ペン』の話し合いは今後、そこで行おうか

【と言い、一度頷いた】

【後日、利織の携帯には、研究室の場所と番号が送られるだろう】
【「第234研究室」、と】

とりあえず『ペン』についてはまた今度にしよう
それはそれとして、白衣はどうする?

【『ペン』の話をここで一旦切り上げ、白衣の話に戻した】
【また左手でひらひらと白衣を動かしている】
【どうするかというのは、魔導具化についてだろう】
536 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/17(月) 00:33:55.73 ID:8caOEJPDo
>>529

それもそうだが……はぁ……。

―――ボクはそもそも、運動は得意じゃ、無いんだ。

【楽しそうな少年に対し、少女は息を深くついて】
【ぽすん、と雪の上に腰を落とし、肩で呼吸】
【短い雪合戦でも、少女はそれなりに疲れたらしい】
【肉体労働を得意としない少女には、雪合戦すら重労働だった】

……確かに、つまらなくは無かった、がな……。

【上気した頬を冷やすため、雪でよく冷えた左手を沿え】
【息も絶え絶えに、吐き出すようにそんな事】
537 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/17(月) 00:34:40.68 ID:kH8wqP3qo
>>530
「何だか酷い言葉が聞こえたような……え゛っ、これをそのまま突っ切って来るですの!?
 おおよそ正気じゃありませんわ、変態ですわ!マゾヒスト、いや焼けイストという奴ですわっ!
 TからPへ、転換、マジックシールド、プロテク――!!」

【錯乱し、魔法を途中で止めてしまった為に僅かに焔の勢いが弱まる
 箒の魔翌力を活性化させた為に宙に浮けば良いものを、冷静さを失ってありったけの防御魔法及び詠唱を行う
 先のマジックハンド同様、彼の力がそのまま障壁となっているような気配さえあり――】

――――だわっ、たたたはひゃばらへぶっ!

【焔の壁に僅かな空間が作られ、そこから飛来した衝撃波が魔女の障壁を粉砕しながら直に押し飛ばした
 先の蹴り以上の衝撃は確実にあったであろう、ローブのあちこちに焼けたような跡が残り
 魔女のほうは地面を転がりながら雪に埋もれてしまった】
538 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/17(月) 00:47:47.12 ID:9ZaLtojDO
>>537
……………………

【魔女を吹き飛ばしたのを理解すると、そのまま重力に任せ落下】
【地面にすとん、と着地して刀を鞘に納めた】

…で、辞世の句は読むか?

【魔女を睨みつけながら、一歩ずつしっかりと、恐怖を感じさせる速度で魔女へと歩いていく】
【焼けた右腕はだらりと垂れ下がり、耳と一緒にぶらぶら揺れている】

てめーの言った通り弱肉強食だ、弱い奴は強い奴に食われるのが常だろ?

「マスター、兎が言うような台詞じゃありません」

【まったくだ】
539 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/17(月) 00:50:42.60 ID:wh7o0RwDO
>>535

ん、超分かりました
じゃあ、今日は「ペン」についてのお話は超終わりですね

【最後にもう一度だけ、にまりと笑い】
【白衣についての話へと戻ると、左手の人差し指を軽く唇に当て】
【うぅん、と僅かに考えこむ動作を見せた】

「ペン」完成がいつになるか分からない以上、白衣から手をつけた方が良さそうですね。
先程もやしが言ってた通り、白衣をフィルターに見立て、
白衣の内側の温度を変えれるようするのが一番楽ではありそうです

【どうやら、利織としては白衣を先に弄りたいらしい】
【確かに、この寒さを何とかするための依頼なのだ】
【その寒さが先にどこかへ行ってしまっては、お話にならないだろう】

/眠気ががが
/明日に回してもらっても大丈夫でしょうか?
/夕方頃にはここへ来れる予定です
540 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/17(月) 00:54:19.77 ID:ZO2IvwYko
>>539

じゃあ白衣は預けよう

【そう言い、彼は今自分が着ている白衣を脱いで利織へと差し出す】
【因みにもう一着あるため、現状で困る部分は特に無い】

自分一人で全部やるか? それとも、術式は俺が考えるか?

【既に頭の中で出来上がってるのか否か、怜司はそう提案した】
【科学者や開発者だけではなく、プロは自分の仕事に誇りを持っていることが多い】
【だから彼はわざわざ、効率を脇に置いて「一人で全部やる」という選択肢を用意したのだ】

//おっけー
541 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/17(月) 00:55:53.41 ID:kH8wqP3qo
>>538
いたたたた……爆発音と星のチャリチャリが宙に浮いているようですわ……

【クラクラしながら頭を持ち上げる。こんな状況でも箒はしっかり握って離さない
 余程大切な物なのだろうか、何故かリボンが丁寧に巻かれていたりするが】

そうですわね、弱い動物は逃げる事に成長を遂げて繁栄している物もあるのですわ
それと、まだ負けた訳ではありませんことよ。ミ……

【へたれた状態で彼女が次に放つ魔法はミラー。己の分身のような幻を作り上げ、相手を霍乱する魔法
 そしてその次には、未だ箒に蓄積された魔翌力でもって空へ逃げようとするだろう】
542 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/17(月) 00:55:55.68 ID:wh7o0RwDO
>>540
/では、今日のところはこれで
/ひとまず、お疲れさまでしたー!
543 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/17(月) 00:56:22.66 ID:vhgnB/HNo
【森の中】

………………

【少し開けた広場のような場所にて】
【新雪のような或いは白紙のような白い髪、緑色に染まった瞳】
【白のタートルネックの長袖シャツ、その上にファーのついた深い緑のモッズコートを羽織り、手には黒いドライバーグローブ】
【膝下までの長さの収納がやたらと多いズボンに黒いゴム製の安全靴を履き】
【鞘に収めたナイフをズボンのベルトに掛けた少年が樹に背を預け地面に座っている】

うーん……こんなもんかなぁ

【少年の足元のランプは周囲に温かな光を差している】
【その明かりに当てるように少年は持った刀――――妖しい魔翌力を放っている】
【それを掲げて見上げてみる】

刀の鞘とかはナイフ屋じゃ売ってなかったしこれで勘弁ってヤツだな
丁度良さそうなヤツでもどっかで見かけたら買うかね……

【先程から試行錯誤していたのは抜き身の刀、その刀身を包帯で隠す為】
【まだ慣れていないのか所々撓んだり捻れたりしているのは愛嬌というヤツである】
【包帯で巻いた程度でその刃の切れ味を防げるとは正直言い難いものがあるが気にしてはいけない】

尋ねるとしたら、刀匠とか……か?
うぬーよう分からんなあ、まあ成るようになるかなあ……

【扱い、というか持ち歩く時の保存方法に悩んでいるらしく】
【胡座の膝の上に乗せて「うーん」と首を傾げて、無い知恵を絞るのだった】
544 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/17(月) 01:04:53.40 ID:9ZaLtojDO
>>541
…チッ

【舌打ち一つ、左手で頭を掻いて】
【その左手をポケットに入れて、何処か脇の方に顔を逸らす】

【魔女の逃走は成功するだろう、魔女がいなくなってから歩き出す】

「マスター」
……それ持ってろ、腕が動くまでな
「…マスターの耳なら、幻覚も見破れたのでは?」
…何の事か知らん

【黒い兎と、小さなメイドはそのままその場を後にした】
545 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/17(月) 01:12:52.22 ID:kH8wqP3qo
>>544
うぅいたた、ほんと洒落にならない痛みですわ……
早く帰って治さないと、一生のお付き合いになってしまうですわ

【よろめきながらも箒にまたがり、傷ついた身体を遥か上空まで浮かせて飛行中】

……良く分からないですわね。お人形さん好きの兎さんに、動くメイドール……
あーあ、最後にミニマムの魔法をかけてあげれば良かったですわ。そのほうがお互いお似合いですこと

【自分の庵に辿り着いたその後も、妙に記憶に残り続けるのであった】
546 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/17(月) 01:14:26.17 ID:9ZaLtojDO
>>545
/乙でしたー
547 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/17(月) 01:17:07.55 ID:kH8wqP3qo
>>546
/そちらも乙かれさまでした
548 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/17(月) 01:20:05.03 ID:lW3Y0+B3o
>>543
【くす、くす、くすり、と笑い声。】

【森の中の灯りにいざなわれたのか、それとも少年の持つ刀の魔翌力に惹かれたか、】
【小さな声が、草木を揺らして近づいて来る。】
【少年の正面から、自分の気配を隠さないで、敵対の意思はなく、】
【あまり間も空かずに、声の主は茂みから顔を出す。】



どんなもん、かなぁ?

何か過ごそうだね、その刀。

【足跡刻まれぬ新雪の如き、長い白髪が顔にかかる、】
【一人の少年が、木に寄りかかる少年を見つめていた。】

【髪の色も年の頃も、偶然にも似通っていて、】
【内面は、どうなのだろう?】
549 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/17(月) 01:26:26.92 ID:vhgnB/HNo
>>548

あ?…………

【少しの不快感を顕にした声、そして顔を上げれば】
【自分と似たような外見の、といっても彼本人はそれほど鏡を見ないのだけど】
【それはともかくとして、1人の少年がそこにいた】

あー……凄いっちゃあ凄いんじゃねえかな多分
地面に突き刺しても折れなかったし、耐久力的には申し分なさそうだ

【コツン、軽く刀身を叩いて見せて】
【意味も無く手に持って軽く振ってみる、包帯姿故にどこか不恰好ではあるけども】

で、お前誰だよいきなり話しかけてきやがってビックリするじゃねーかオイ

【目を鋭く細め睨み】
【刀の切っ先を少年に向ける、白布の隙間からは銀の刃が小さく顔を出す】
【やはり、というか警戒しているらしい】
550 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/17(月) 01:31:11.61 ID:lW3Y0+B3o
>>549

はは、いきなり話しかける以外に接触の方法が無いじゃないか。

人間だれしも最初は初対面だろう?人間の定義は省略するけれど。

寒い寂しい森の中、偶然人を見つけた。声をかけたくなるのは仕方が無いさ。

それとも―――声もかけずに触れた方が良かったのかな?

【がさ、がさ。茂みを揺らし、抜けだしてくる少年。】
【向けられた切っ先の方に首を差し出し、白い喉を向かわせ、】
【それでも刃が引かれなければ、首筋の皮膚に軽くそれが突き刺さる事になるだろう。】
【皮膚が切れた程度では、命に係わる出血などは見られない。目を楽しませる結果にはならないが。】


こんばんは、良い夜―――かな?寒い夜だとは思うけれど。

一人で過ごすのには辛い、そう思うくらいにはね。

君はどう?一緒に夜を過ごす人はいないのかな?
551 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/17(月) 01:43:16.62 ID:vhgnB/HNo
>>550

まあそうだけどさ、もっとこう優しい感じで登場してもらえると――――
オレのチッコイ心臓に余計な負担が掛からねえかなーなんて……

ああ、でもいきなり触られるのは勘弁だな
寒気で鳥肌立っちまうよそんな事されたら……さ

【心臓が小さいかどうか、いや多分普通のサイズなのだろうけど】
【冗談っぽく鼻で笑い、「あぶねーよ」と切っ先が裂く前に刀を引く】

ま、空気が澄んでいる分は良い夜だな後静かなら言う事無しだ
……そうそうこんばんは、だな

【初対面に限らず出会い頭にするべき事といえば、そう挨拶だ】
【少年自身も刀に執心していて忘れていたようだけど。軽く頭を下げ】

冗談、オレは1人に慣れてるんだよ誰かとなんか面倒臭いったらありゃしねえ
せいぜいグダグダしながら布団の上で寝てるのが性分さね

【そんな質問をされたのならひねくれ者はひねくれ者らしい回答をせざるを得ない】
【一緒に過ごす人が例えいたとしても、いなかったとしても少年はそう答えただろう……そして】

そういうお前はどうなんだよ、ええおい?寂しい夜、一緒にいてくれるようなヤツいんのかよ?

【悪戯混じり、皮肉交じりの質問】
【少年に向けてからかうように指差して尋ねるのだった】
552 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/17(月) 01:51:47.12 ID:lW3Y0+B3o
>>551

そうかい、それじゃあこれからは―――………

……―――そうだ、優しく耳元に息を吹きかける、なんていうのはどうかな?

温かい吐息なら、鳥肌も収まるんじゃあないかと思うよ。

【別な要因で鳥肌の立ちそうな提案、二人の少年の物理的な距離が埋められて行き、】
【長髪の少年は、胡座をかいて座りこんだ。】
【白い喉を仰け反らせ、自分の爪をほんの少しだけ食いこませて。】
【「刺さないの?」 指を退けても、爪の痕は赤く残る。】


静かな夜も良いけれど、冬は雪のせいでいつも静か。時々は騒がしい夜を過ごすのも良いじゃないか。

それに―――騒がしい方が、寂しさは紛れる。こうして、一人より二人で居る方が、ね?

ああ、それから―――

【胡座で座ったまま、ぐうと身体を前方に傾けて、緑の目の少年へと近づいて。】
【至近距離、顎の下から顔を見上げる様な位置まで。木が邪魔で下がれないのを良い事に、入り込もうとする。】


―――今日は運が無くてね。一人、自分の身を抱いて寝る予定。

何時もなら、抱く相手か抱いてくれる相手か、一人か二人は見つけて寝るんだけど。

だけど―――うん、特定の誰かは居ない。君の質問は、そういう意味だろう?

ところで君、君の答えは良く聞くと答えになっていないと思うのだけれど。
553 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/17(月) 02:07:05.16 ID:vhgnB/HNo
>>552

お前そういうの絶対ワザと言ってるだろ……
むしろ逆効果だよ、というか逆効果だよ、鳥肌が留まる所知らずだよ

【そんな事をされた日には盛大に混乱に陥ることだろう】
【「刺さねえよ」と刀を脇に置き、少年の行動をチラリと覗き見る】

騒がしいのはどっちかというと嫌いだな、静かなのに越したことはない……多分だけどな
どっちにしたって好みの問題かね

【近づいてくる少年、なんだか猛禽類か何かに狙われているような錯覚】
【気のせいだろうと無理矢理納得して仰け反り気味に後ろへ逃げようとするけれど】
【樹が邪魔をして頭を軽くぶつけるだけに終わる】

近いぞオイ――――ってその発言は随分と不誠実だなあ
「一人か二人は見つけて寝る」まるで急拵えの相手と寝るみてえに聞こえるぜ?

【ここぞとばかりにちゃかして】

ま、大体はそんな意味だけどさ――――
って痛いトコ突いてくるな、折角適当にぼかしたってのに……まあ一緒に過ごすようなヤツはいねーけどさ

【変に隠すのもそれこそ「変」だし、隠すような価値もないだろう】
【両肩を竦めて珍しく正直に答えるのだった】
554 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/17(月) 02:17:32.66 ID:lW3Y0+B3o
>>553

好みの問題、か……そうなのかもね。

僕は、静かなのはあまり好きじゃないから、誰かと居る方がいい。

それに、誰かと居ると温かいだろう?だからこんなふうにしてるのさ。

【ゆらり、伸ばした手が、緑の目の少年へ。長髪の少年が見上げる、喉元へと向かう。】
【もし喉に手が触れたなら、寒気に晒されながらも保たれた、高い体温を感じるだろう。】
【中に流れる血は、走り回った後の様に、どくどくと速く流れている。】


ふふ―――それが仕事だからね、僕は。誠実じゃ、やってられないのさ。

その代わり、その一晩だけは―――例えそれが仮初のものだろうと―――その人を愛してあげるよ?

いいじゃないか、そんな暮らしも。持っている資源は、有効に使わなきゃ。

【血の様に赤い唇が開いて、同じ色の舌が歯の上を滑っていく。】
【長髪の少年の笑みは、少年の顔の上に浮かびながら、いやに女性的でも在った。】


で、君は結局一人寝か……今夜は、その刀と寝るのかな?

見た所もそうだし、君が言う所を聞いても、随分と良い物に見えるけど。

珍しいね、そんな刀なのに抜き身だなんて。普通なら、鞘とセットでありそうなものだけれど………
555 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/17(月) 02:29:52.62 ID:vhgnB/HNo
>>554

騒ぐのは、本当たまーにで十分だオレは……な
誰かと居ると温かいのは否定出来ないけども、まあなんというか――――

【向かってくる掌、首でも締められたらたまったものではないが】
【この距離ならば優位さは自分にある、何かこれ以上の事をされたら……である】

温かいけども、喉元はなあ……ちょっと恐い感がなきにしもあらずだ

【普通ならばもっと冷えているものではないだろうか?触れた手の温度にそんな疑問を持ち】
【いや基礎体温が高い人間などいくらでもいるか、と疑問を取り下げ】

成程なそういう世界の住人か……?(あんま好きくねーな、そういうの……)
(仮初、嫌な言葉聞いちまったな久しぶりに――――)

【「ああ、なんかヤバイ」と彼の動作を見た少年は思ったそうです】
【そんな名状し難い危機感があってか首に触れる手を離すようにと軽く叩こうとし】

刀と寝る、ふっ――――変な表現だな
実際そうなりそうな感じだけどな、いつ寝首をかかれるか……なんてな

【刀自身に確固たる意思なんて物は今のところは無い、言わずとも冗談である】

持ってたヤツもこのまんま、抜き身の状態で使ってたしなー
鞘ばっかりは適当なのを見繕うしかねーだろこの場合

【本来の持ち主から譲り受けたのかそれとも奪ったのか】
【どちらかと言えば後者の方に近いけどもそれは言わないのでした】
556 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/17(月) 02:34:29.40 ID:LRy6ow1SO
>>536
あぅ・・・?大丈夫ですか?
【何だか辛そうな少女に対して】
【一方彼女に心配の言葉をかけてみる】

・・・僕もです。たまにやる雪遊びも良いですね
【少年はそう言いながら手袋を外して、彼女に渡そうとするだろう】

/すいません、また意識が飛びました。もう今日は本当に眠気がヤバいです。
/今晩続きで構わないでしょうか。無理なら終わらせても構いません。
557 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/17(月) 02:39:35.19 ID:lW3Y0+B3o
>>555

喉は、良いよ。皮膚が薄くて、その下の血管まで近くてさ。

声を出すと震えるのが良く分かるし、軽く押すだけで息が詰まって声が掠れて。

ちょっと傷をつければ血が流れて、噛みつけばぶつりと切れて―――

―――ああ、たまらないね。

【叩かれた手の甲を舐めながら、身体ごと下がる白髪の少年。】
【「からかい過ぎた?」 首を傾げながら、今度は会話の適切距離へと、】
【表情をがらりと変えて、歳相応の少年の笑みへシフトした。】


ふぅん……貰い物なんだ。それじゃあ、仕方が無いのかな。

でも、それだと持ち歩きに困らない?抱いて寝たら寝がえりした時に切腹しちゃいそうだしさ。

革紐か、糊や膠で固めた布でも巻きつければ、鞘の代わりになりそうだけど……

包丁とは訳が違うし、それでも不足かな?


ところで、寝首をかかれるような暮らしをしてるの?

路地裏住まいの僕ですら、寝首を掻かれる心配はあまり無のにね。
558 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/17(月) 02:54:42.91 ID:vhgnB/HNo
>>557

うっひゃあ……オレが言うのもなんだけど良い趣味してんなあお前
(首は人間の弱点だけど、なんつうかなあ……)

【この少年は自分が思うよりも危険な存在かもしれないと薄々思い始めたが】
【彼のいたって普通の笑みに少し惑わされて「少し、な……」とバツの悪そうに返す】

そうそう貰い物だからなー仕方ないなー

【露骨も露骨である】

その通り持ち歩きが結構大変だった訳よ
脇に隠すように持っても目立つだろー?ガラの悪いヤツらはやたらと見てくるしさ……

……糊、その発想は無かったわ
そうすりゃある程度の硬さは手に入れる事が出来るし鞘が見つかるまでの代用品としては良い
ナイスな提案サンキュー、明日にでも糊買って包帯の上に垂らして固めてみるわ

【実際にやったら刀身を大分傷めそうだけども、その辺りはご都合主義である】
【思いもしない妙案に少年の顔を綻んで彼をやたらと褒めて】

んう……真面目に返してくるとは……
そんな暮らししてねー、とは言いたいけど――――
そうは言えないんだよなコレが……まあ今住んでる所は安全といえば安全な場所だしその心配もないんだけどさ

【2,3思い当たるふしはあるらしく、苦笑いの表情】
【見た感じでは根無し草のようなこの少年は意外にも住居があるらしく】
559 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/17(月) 03:06:51.45 ID:lW3Y0+B3o
>>558

………ものすごくぼうよみにきこえるのはぼくのきのせいだね。

ま、やり方は色々あるさ。頭は胴体と繋がっている間に使わないと。

と……文房具屋の液体糊とかは、流石に無理じゃないかな。試した事は無いけれど。

衣服をパリっとさせるああいうのなら、どうにかなるか―――と単なる思い付き。

【歳相応の笑いを、褒められた事により継続させて、】
【それもやがて、時間の経過と共に薄れて、通常の表情へと変わって行く。】


おや、家が有るのか……こんな所に居たから、野宿する人だと思ったよ、御免。

だけど、そういう暮らしをするのなら、家が一つだと不安だね。

最近はどこも物騒だ、路地裏も変な薬とマフィアが幅を利かせて、居心地が悪いったらありゃしない。

宿を使うのは部屋代が掛かるし、儲けが少なくなって嫌なんだけど―――と、脱線した。

兎に角、場所によっては寝るにも安心出来ないのがこの世界。困った話だよ全く。
560 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/17(月) 03:19:02.26 ID:vhgnB/HNo
>>559

うん、きのせいだよー

【きのせいです、ハイ】

え、文房具のアレじゃ無理なの……?……――――
衣服をパリっとさせる?……ま、まあ探してみるか!うん!

【文房具の糊でやろうとしていたようです、セーフ!】
【洗濯のり、と名前が出てこないということはどんな物か知らないわけで】
【発見には数日と掛かりそうでした】

どっちかっていうと野宿6割部屋で睡眠4割くらいかな
ちょっと恐いヤツが住んでるからな、出会わないようにたまーに外出するわけさ

【にひひひ、と悪い笑みを浮かべる少年】
【実際はその「恐いヤツ」ではなく、その場の気分で外出しているのが真相である】

じゃあ家は2つくらい在ったほうがいいのかね?そうなると手入れも2倍になりそうだな……
掃除は嫌いじゃないからいいけども、家具とか金がー……

【家具のような高い物をポンポン買える余裕は無いらしい】
【セーフハウスのような物は確かにあっても困らないかもしれない】
【此の後少年がそういった部屋を探すのは別のお話、かも】

薬にマフィア、か……嫌だねえ本当
神様ってヤツは一体何処を見てるのやら、困っちまうよな全く

【少年の意見に同調し、ふふと薄ら笑い】
561 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/17(月) 03:29:59.95 ID:lW3Y0+B3o
>>560

神様が見てるのは、多分恋人の浮気現場だろうね。

それでやきもちを焼いて、浮気相手を石にしたり獣にしたり。

もしくは自分が浮気してる相手を星座に変えて、虐められない様にキープしたり。

だって君、自分が天上に居たら、人間の事なんか面倒で構ってられないだろう?

それに、一々覗かれてたんじゃ、おかしな事も楽しめない。見られて楽しむ趣味は余りないんでね。

【自分の頭上、星空を指差しながら、軽い口調で神を揶揄、】
【緑の目の少年と同じ程度の深さで、笑って見せた後、】


―――天狼会≠チて知ってるかな?最近、D≠チて薬をばら撒いてる。

ここなんか、神様が見てない代表例だと思うね。

路地裏に収まってるうちはいい。この所、表にのこのこ出て行って、大々的にばら撒いてるらしい。

表と裏の境界を薄くしてくれるような真似は、裏の住民には居心地が悪いんだよ。

僕も、少しは落ち着いて眠れる所が欲しい、かな。

【唐突に語りだすのは、少しずつ表に出て来た話題。】
562 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/17(月) 03:49:36.35 ID:vhgnB/HNo
>>561

やっぱ神様ってのはロクでもねえヤツだったのか
まあ少なからずそんな気はしてたけどさ、ふん――――

【星空を彼は見上げず、ただ憤ったように顔を顰めるだけだった】

天狼会=c…どっかで聞いたような気がしないでもないな
薬ばら蒔いて、ヤク中量産してなんのつもりだか……

【天狼会、天狼会、どこかで聞いたようなフレーズだが思い出せず終いには思考放棄】

確かに陰陽は分けられて然るべきだな
まあそれはともかくとして、どっちにしたってロクな事になりそうもねーな
その天狼会とやらのしてる事は……――――

【少し真顔になり、視線を落として思案】

いや、そういうヤツらに対抗するような連中もいるっちゃいるんだ
その内に抑止力としてそいつらが動き出すと思うよ……多分だけどさ

【まるでその彼らを知っているような口ぶりで、上げた表情は挑戦的な、笑み】

なんにしても悪いヤツの目論見は打ち壊されるべくして打ち壊されるもんさ
そういうもんだろこの世の中ってのは、さ?

【くくく――――と皮肉の混じった笑い】
【そして地面に置いた刀を掴み、腰を上げ立ち上がる】

そろそろ冷え込みもきつくなってきたし、オレはそろそろ帰るぜ
……そうだ辺りは暗いし、そのランプお前にやるよなんでも暖を取るには困らない品らしいぜ?

【す―――と指さした先には古びたランプ】
【今まで自分たちを照らしていたそれは淡くその光を揺らす】
【少年が言った通り特殊な品物らしいのか、ランプの周囲の温度は何故か温かく一夜を過ごすには十分だろう】

【ちなみに燃料は“燃やせる物”とオールマイティ、その品物の珍しさに比例して燃焼時間は伸びるのだ】
【ランプ上部の蓋を開ければ中は小さな炉のようになっていてそこに突っ込むらしい】
563 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/17(月) 04:00:28.44 ID:lW3Y0+B3o
>>562

神様が善人なら、世界はきっと素晴らしい。

だけど僕は、そんな世界に生きていたいとは思わない。つまらないだろうからね。

神様お願いです、どうかこれからもろくでなしの駄目神様であって頂けますように。

僕の様な生き物が生きられる余裕を、世界から奪ってくださいませんように。


―――さてと、楽しい楽しい夜の会話もそろそろ終わりか。

抑止力の期待はするけど、その続きは頷けない。

悪い奴は勝つ。だから世の中バランスが取れるんだと僕は思ってるよ?

【緑の目の少年が立ち上がると、「あ」と小さく声を出して、】
【然し自分は立ち上がらず、ランプの近くに座り直す。】


そうかい、くれるのならば有り難く受け取るよ、ありがとう。

そのお礼というのも何だけど、少しだけ情報の続き。

天狼会≠フバックには、カノッサ機関≠ェ居る可能性がある―――飽く迄可能性だけど。

そして、親切なお偉いさんを巻き込んで、何か戦争紛いの事をやろうとしてるみたいだね。


それじゃ、さようなら。次に会うのは何時の日かな?

僕は白蘭、白狼の白蘭。情報でも薬でもこの身体でも、お金を持ってくれば売ってあげる。

気が向いたら路地裏に、ね?

【ごきん、がきん、ばき。】
【ランプが周囲に映すシルエットが、鈍い音と共に変形して行く。】
【長髪の少年の皮膚の下で、筋肉と骨が波打つように動きまわって、】
【華奢な少年の骨格は、獣と人を足した様な、歪な物に変化していた。】

【ランプの横、身体を丸めて地に伏せる少年。】
【それでも声だけは変わらない。立ち去ろうとしても、少しの間は聞こえているだろう。】
【現れた時と同じ、どこからともなく聞こえてくるような】

【くす、くす、くすり、と笑い声。】


/お疲れさまでした
564 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/17(月) 04:32:34.98 ID:vhgnB/HNo
>>563

素晴らしい世界、変わらない世界、変われない世界
ろくでなしとはよく言ったもんだ、それならオレみたいなヤツが生まれるのも納得がいく

【淡くしかし確りと笑い飛ばし】

ひとまずの所は終わり、かな――――
その勝った悪い奴を良い奴がまた倒して世の中のバランスが取れるのさ
始まりも無く終わりもなくただ円環は無限へと……ってな

【だとしたらこの世は永遠のイタチごっこの輪の中なのだろうか】
【それを外から眺める「神」のようなものがいるとしたら……全く夢も希望も無い話である】

 【ランプであるが1つの下らないルールがある】
 【上部の燃料の入れ口のサイズよりも大きい物は入らない、つまりは燃料にならない】
 【以上がこの道具の唯一にして絶対の酷く現実地味た規則だ】

間違ってもソイツの部品をバラしてソイツの燃料にすんなよ
オレにそれをくれた奴曰く「盛大に爆発するよ」とかなんとか……

 【使いようによっては小規模な爆弾にもなる……らしい】

んだよまたカノッサか、となればアイツらが動く可能性が濃厚になってきたな
ともあれサンキュー情報は宝、ってね

【まあ少なからずは機関の名は関わってくるだろうとは思っていたが】
【こうも早く交わるとは、と珍しく深刻に考え】

あばよ、次の機会はどうだろうね。縁があればあるんじゃねーかな
薬と身体はいらねーけどな、ほいじゃな白蘭気が向いたら情報買いにいってやんよ

【いつも通りに軽く手を振り、微笑みながら】
【ゆらりゆらりと歩き出し】

……ああ、そうだったオレはヒトデナシのエルフェスってんだ覚えなくて……ってビックリした
そ、それじゃこんどこそじゃーな狼さん、風邪引くんじゃねーぞ

【自分から名前を言うのを忘れたと振り向けば変化した彼の姿】
【成程、白狼とはつまりはそういうことかと納得し軽く気圧されながらも名を名乗り】
【もう一度手を振り直して】

【土を踏みながら帰路へと向かう――――】

/お疲れ様でしたー
/返レス遅くて申し訳ないです、なんだか描写も微妙だし……
/あ、絡んでいただいてありがとうございましたー!
565 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/17(月) 07:08:02.31 ID:XBa8mmIIO
>>556
/申し訳ありません、平日中は恐らく帰宅が夜遅くになってしまう為
/今回の絡み、自己紹介をして別れた、という形にさせて頂けないでしょうか?
566 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/17(月) 08:21:10.75 ID:LRy6ow1SO
>>565
/了解ですー
/では乙でした!
567 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/17(月) 16:20:59.08 ID:wh7o0RwDO
>>540

……、ち、超一人でやります!

【差し出された白衣を受け取りつつ、利織は強気な声でそう言った】
【──本音を言えば、最初は怜司に手伝いを頼むつもりだった】
【というのも、依頼に適した術式がぱっと思い浮かばず】
【なんだかちょっと面倒になって、術式だけは怜司に考えてもらおうという】
【なんとも打算的な思考に至ったからだ】
【最もこれは、ある種の信頼を怜司においているが故の行動であり】
【決して、手抜きだとかプロ意識の逃避行だとかいうわけではない(はず)】

【しかし、怜司の話を聞き──】
【なんだか、ここで彼の手を借りては負け、的な意識を感じはじめたのだろう】
【「もやし如きの手を借りるなんて、この利織ちゃん未代までの恥」──】
【心の中では、そんなふざけている上に若干言い回しを間違えている台詞を浮かべているに違いない】
【しかしなんともまぁ、変なところで変なプライドを覚えるものだ。モャハー】


/返しておきますね!
568 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/17(月) 16:31:04.50 ID:ZO2IvwYko
>>567

そいじゃ任せた
なるべく早くな。完成したが春になりました、は洒落にならん
まぁ夏使えばいいんだが

【白衣を渡した後、怜司は念のためこう言っておいた】
【「まぁ利織だしそこまで時間はかからんだろう」と考えながらも、念のため】
【相手は言い方が悪いかもしれないが、”戦争に使われた最も多い武器の作成者”なのだ】
【その腕は素人でも凄いと分かる。ただの素人でない怜司ならば尚更だ】
【そのため、時間制限以上に余計なことは言わなかった】
【こと魔導具に関しては信頼を置いている。共同開発をしようとするところからも、それは伺える】
【共同で何かをする、という部分だけでも、怜司にとっては人格、能力共に最大級の信頼を置いていると言っても過言では無いのだ】
【これから造る『ペン』は、使い方を誤ってはならないものなのだから。信用の置けない人間と造るはずが無く、使い方を誤らないためには人格も必須なのだ】

(いや、超超言うから人格はねーよ)

【……過言じゃないんだよ。モャハー】

そうそう。ブレイザーシティの一件だがな、大変だったぞ
わざわざ黒野とっ捕まえて話聞いたんだから

【真面目な話はもうおしまい】
【ここからはいつも通りの温和な雰囲気を出している】
【話的には、苦労話っぽいが】

//おはよー
569 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/17(月) 16:48:12.68 ID:wh7o0RwDO
>>568

言われなくても超分かってます
もやしはもやしで、白衣が完成する前に風邪なんか超引かないでくださいね?

【受け取った白衣を、一度両手でぎゅうと握りしめ】
【それから、自分の目線の高さに白衣を軽く広げてじっと観察する利織】
【何か意味のある行為なのだろうか】
【それとも、単純に手持ちぶさただからなんとなくしているだけ、なのだろうか】


──黒野くんを?
そういえば……最近黒野くん、超見かけないですね
魔道具の説明されないまま、超どっかに行かれちゃいましたし

【そして、続く彼の話を聞き、利織は驚いたように目を瞬かせ】
【話を聞かせて、とでも言いたげに、視線を白衣から怜司へと移す】
570 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/17(月) 16:52:36.68 ID:ZO2IvwYko
>>569

黒野を見ない?

【一度きょとんとしながら首を傾げた】
【それからすぐに視線を利織から外し、何やら難しい顔をし始める】

(戦死? いや、ブレイザーシティで死んだならば確実に分かるし研究室が開放されるはずだ。なら単に行方不明か?)

(もしかすると今回の一件が理由でカノッサに狙われたというのも有り得る……)

【その裏では当然、黒野が行方不明の理由を考えていた】

単に見ないだけか?

【自分の話は脇に置き、先に黒野についての質問】
571 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/17(月) 17:03:09.38 ID:wh7o0RwDO
>>570

見ないっていうか……超居ないっていうか

【「どう、したんでしょうね」】
【どこか不安げに、利織はそう話すも】
【その口調はどこか頼りのないもの】
【どうやら、ここ数ヶ月黒野と顔を合わせる日が多かった利織でも、詳しいことは分からないようだ】
【詳細を彼女に尋ねるのは、無為に時間を浪費してしまうだけだろう】
572 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/17(月) 17:19:32.03 ID:ZO2IvwYko
>>571

詳しくは分からん、か

【ふむ、と怜司は言葉を漏らす】
【推察するにはあまりに情報が少ない。可能性の中には”車に轢かれた”があるレベルだ】

まぁそう簡単にくたばっちゃいないだろ。あいつは相当に頭が”キレる”人間だ

【半分利織を安心させるための言葉だが、半分は本当に”評価”していた】
【黒野ダンドクは、怜司より”先に”利織の作り出す魔導具の有用性と利用方法を思いついた人間。そしてそれを実行に移すだけの行動力とパイプを持っていた】
【確かに、利織に詳細を話さず、半ば騙すような形でブレイザーシティの一件に関わらせたことに対し、良い感情は持っていない】
【だがそれと能力は別だった】
【それに何より、ブレイザーシティを解放しなくてはならないという正義感、そこから来る必死だっただろうという予測、極力利織に迷惑をかけないように努力した姿勢】
【それらもまた、彼の真っ直ぐな人格を裏付けている、と怜司は考えた】
【あの日、怜司は黒野や利織を”考えが甘い”と評価したが、それはあくまで自分側での話。黒野は最善を尽くしただろう、と今では思う】
【利織の魔導具に注目した発想の良さ。実行に移した行動力。無礼にも思える態度の自分に、適した説明をしてくれた律儀さ】
【それらを彼は一言に纏めた】

うん……あいつは俺以上に、そして違うベクトルで頭がキレるやつだ。そう簡単に死にはしない

【これもまた、ある種、利織と同程度の信用の言葉だった】
【利織が気づくかは分からないが、彼が人を本気で褒めることなど殆ど無いと言っていい】
573 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/17(月) 17:32:41.59 ID:wh7o0RwDO
>>572

単純に超他のことで超忙しくて、協会にこれなくなってるだけかもしれませんし、ね

【「なにかの折に、また超ひょっこりと帰ってくるかもしれません」】
【まるで自分を納得させるかのように呟かれた一言ではあったが】
【更なる怜司の言葉に、利織は小さな笑みをやっと浮かべた】

んふー、結構黒野くんのこと超評価してるんですね
ま、確かに彼がそう簡単に死んじゃうだなんて超思えません

【──残念ながら、怜司の言動は彼にとって「超」珍しいものであることに】
【利織が、気付くことはなかった】
【そうなるためには、ある程度赤木怜司の人間関係やそれに付随する対人感情を知る必要があったが──】
【そのようなことを知るには、まだまだ彼らの付き合いは短いとしかいいようがなかったのだ】
574 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/17(月) 17:36:52.64 ID:ZO2IvwYko
>>573

ま、奴の一件が無ければ、さっき話した『ペン』の危険性だって大げさな、で終わってたかもしれないからな
それを証明した功績は偉大だよ

【『ペン』の危険性──そう、魔導具量産による武装化】
【ブレイザーシティの一件が無ければもしかしたら、自分はそれに気づかなかったかもしれない】
【そこを怜司は評価していた。彼は自分の一歩先を行っていた、と】

……あ〜〜〜〜

【なんて話をしていたのに、何だか急に表情が不機嫌なものに】
【貧乏ゆすりまでしている。唐突だ】
575 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/17(月) 17:47:59.22 ID:wh7o0RwDO
>>574

た、確かに超そうですね……
ブレイザーシティのことがなければ、超机上の空欄って考えちゃってたかもしれませんし──

【それを言うなら、「机上の空論」である】
【兎も角、「黒野くん、超すごい人だったんですね……」だなんて超言いながら】
【白衣を持ち続けていることにも疲れたのか】
【そっと、怜司の白衣を膝の上におろすも】

──?
ち、超どうかしましたか?

【貧乏ゆすりをしている彼を見て、僅かにぴくんと身体を震わせた】
【今までの自分の発言に何か、彼の機嫌を損ねる要素があっただろうか】
【そんなことを考え、ちょっぴりおろおろ】

/次少し遅れるかもー
576 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/17(月) 17:51:48.32 ID:ZO2IvwYko
>>575

それを言うなら机上の空論だ

【ちゃんと突っ込む】

いや……えっと……あぁ駄目だ、顔は出てくるけど名前は出てこない
何つったかな……黒野と居たとき、アホなこといきなり俺に言ってきた馬鹿女は

【何やら黒野と話している最中、別の人が居たらしい。それを思い出してイライラしているようだ】
【何を言われたのやら】

林檎じゃなくて、蜜柑じゃなくて……檸檬は別のやつだし……何だったかな

【果物ばっかり】

//おっけー
577 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/17(月) 18:05:13.12 ID:wh7o0RwDO
>>576

あっ……
た、確か超そんな言い方もありましたね!

【その言い方しかねーよ】

【彼の不機嫌の理由が自分でないと分かったためか、少しは安心したのだろう】
【僅かに怯えるような態度は消え、変わりにきょとんと首を傾げ】

(黒野くんと一緒……果物──)

葡萄さん?

【※漢字が違う】

/ただいまー
578 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/17(月) 18:11:10.55 ID:ZO2IvwYko
>>577

あーそうそう、葡萄葡萄

【※発音がおかしい】

いや実はな。事の詳細を黒野から聞いたとき、俺は思わずお前と黒野の考えが甘いって呟いたのよ
お前はお前で考えたとは思うが、俺から見たらどうしても甘く見えたんだ。この危険なご時世に正体不明の何かに関わるってのはな
黒野も黒野で、あのカノッサ機関相手に、誰かを関わらせて、無事に済むっていう考えは、俺には甘く思えたんだよ
そしたらあいつ唐突にキレやがって、「利織を信用してやれ」だの「このモヤシ野郎」だの好き勝手言ってくれやがってよー

【スラスラスラスラ……】
【先ほどとは打って変わって、凄い勢いで愚痴を漏らしている。余程腹が立ったのだろう】
【利織に愚痴を言う、というのもこれまた珍しい光景だ】

//おかえりー
579 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/17(月) 18:20:29.95 ID:wh7o0RwDO
>>578

……今考えれば、超軽率でしたね
黒野くんが悪い人じゃなかったからよかったですけど──
今回は運が超よかったですよ
今更になって、超反省してます

【以前の利織からしてみれば、依頼をこなすことが最優先で他のことに気を回す余裕がなかったのだろう】
【故に、一度事態が収束して気持ちにゆとりができた今。やっと気付ける】
【あの時の自分は、超危ない橋を渡っていたのだと】
【そう思った上で、葡萄ならぬ無道武美の話を彼の口から聞き──】

誰がもやしだ葡萄──っ!

【なんか おこった】
【※利織もいつも「もやし」と呼んでます】
580 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/17(月) 18:24:35.88 ID:ZO2IvwYko
>>579

よろしい。ただまぁ、さっき言った通り、お前はお前で必死だったんだろうし、助けたかったんだろ
危ない橋だったが、今お前は無事だ。そこを喜べ

【反省の言葉に対し、怜司はこう返した】
【甘い考え、と言いながらも、利織が何も考えず、ただ愚直に依頼を受けたわけではない、と怜司は考えていた】
【ただ知らなかっただけ。そしてそれは罪では無い。これから覚えればいいだけのことだ】

いやお前ももやしって呼んでるだろーが

【流石にそこは突っ込む。突っ込むしかない】
【ぺしっ、と軽く利織の額を叩こうとする】
581 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/17(月) 18:40:47.57 ID:wh7o0RwDO
>>580

んふー、そうですね
超何事もなく今こうやって過ごせているのは超すごいことです
もやしももやしで、利織ちゃんのこと心配してくれて超ありがとうございますね

【にま、と】
【そういって利織は、悪戯な笑みを浮かべた】
【考えが甘いだの、協会から出ろだの】
【そういった苦言を呈するのは、相手が自分を心配してくれているから】
【きっとこれも──言われたときには分からない感情】
【大事なことは、その時に分かるとも限らない。だから】
【──「ありがとう」】
【だから、分かった時に】
【あの時はありがとうと、改めて礼を言うのだ】

【そして、ぺしりと頭を叩かれても全く動じず】
【むしろソファーの前のテーブルを逆にぺしぺしと叩きながら】

私はいいんです!私は!だって超天才ですし!
それにもやしの飼育というか超栽培してますし!
つまり利織ちゃんはもやしの……、管理業者?

【──管理業者?】

超うるさいです!細けぇこたぁ超いいんです!

兎も角!
もやしをもやしと呼んでいいのは利織ちゃんだけなんです!特許きょきゃきょきゅなんです!

【…………。】
【きっと最後のは、特許許可局とでも言いたかったのだろう】
【──支離滅裂である】
582 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/17(月) 18:45:23.54 ID:ZO2IvwYko
>>581

なぁに構わんよ。今更気にするな

【ありがとうと言われれば、にこっと笑ってこう返す】
【大切なのは今こうして平和なこと。そして分かり合えること】
【頭の片隅で、そんなことを”感じて”いた】

あーあー落ち着け落ち着け
俺をもやしって呼んでいいのはお前だけだから落ち着け

【愚痴っていた怜司が「どうどう」と利織をおさえている】
【立場が逆転している。どういうことか】
583 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/17(月) 18:53:11.90 ID:wh7o0RwDO
>>582

【「んふー」】
【怜司の笑みには、こうやって】
【いつものような悪戯な笑みを返して】
【──いつまでこんな、平和な時間が続くか分からないけれど】
【ずっと、こんな時間が続けばいいと】
【そんなことを、思った】

分かればいいんです、超分かれば

【ふん、といった感じでようやくテーブル虐めを中断する利織】
【なんだか、他人に怜司をもやし呼ばわりされるのがよほど気に食わなかったようだ】
584 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/17(月) 18:54:58.40 ID:ZO2IvwYko
>>583

そんなに俺の呼び方に拘りあったのか、お前

【苦笑いというか困ったような顔というか】
【(´・ω・`;)←こんな感じの顔をしている】
【怜司にとってもこの反応は全くの予想外だったのだろう】
【当たり前だ。もやしという呼び方に拘りを持つ人間が居るだろうか。いや居ない】
585 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/17(月) 19:01:13.88 ID:wh7o0RwDO
>>584

だって、もやしの呼び方はもやししかないじゃないですか
超何を言っているんですか?

【暗に拘りがないといいつつ、自分以外の人間が彼をもやしと呼ぶと怒る】
【何やら矛盾しているが、どういうことだろうか】
【もしかしたら、僅かばかりの独占欲、のようなものを感じているのかもしれない】
586 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/17(月) 19:04:54.47 ID:ZO2IvwYko
>>585

一応俺、怜司って名前あんだけど

【怜司は、え、もしかして知らない? 的なことを一瞬本当に疑った】
【いつから自分の呼び名はもやしで固定になったのだろうか】
【もしかして、自分の名前はもやしなのでは】

(いや、無いな)

【流石にその考えはすぐに無くなったが】
【だが怜司には何となく、一つだけ、拘る理由に見当がついていた】
【拘ってない、などという判断は宇宙の彼方に投げ捨てている】

……独占欲?

【ぼそり】
587 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/17(月) 19:12:32.93 ID:wh7o0RwDO
>>586

超知ってますよそのくらい
超天才の利織ちゃんを舐めないでください!

  .モヤシ
──怜司、ですよね?


 【        】

【その時の彼女の表情は、筆舌に尽くしがたい】
【強いていうならば。これ以上ないまでに、にっまーとした笑みを浮かべていた】
【……、そうとしか、表現できなかった】

ち、超違いない……超間違えた!違います!
決して超そんなわけじゃないです!

【そして、どうやら彼の推測はあたっていたようだ】
588 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/17(月) 19:14:53.68 ID:ZO2IvwYko
>>587

………………………………

【             】

【ぽかーん。もうそうとしか言い様が無い】
【独占欲とかそういう問題じゃない。そういう次元じゃない】
【口は開いてるし、目は虚ろだし、ギャグ漫画日和のウサギに勝るとも劣らないというか何というか】
【とにかくひたすらぽかーんとしていた】
【そして頭の中では】

(あ、俺の名前もやしなんだ)

【諦めていた】
589 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/17(月) 19:20:10.55 ID:lW3Y0+B3o
【くす、くす、くすり、と笑い声。】

【雪の積もった街の通りを、街灯に照らされて颯爽と、】
【歩いて行く女性の後ろに、呼吸を心配する程に口を動かし続ける少年。】


ねえ、寒いでしょう?この雪のなか、一人で歩くのは。

これからまだ寒くなる、夜中にはコートを着てないと眠れなくなるくらいだよ。

それにお姉さん、一人でしょう?これから予定が有る、そういった様子には見えないよ。

だからさ、この寒さを乗り切るためにも―――

【やがて、女性は少年を振り切って、何処かへと立ち去ってしまい、】
【残された少年は一人佇んで、冷えた両手に息を吐きかける。】


―――はぁ。駄目だったかあ……仕方が無いね。

あんまり遅くならないうちに、今日の仕事を捕まえたいんだけれど………

そうだね、何処かに居ないかな………寂しそうなお姉さんでも、お兄さんでも。

【足跡刻まれぬ新雪の如き、長い白髪をコートの背に垂らして、】
【少年は、道行く人々の顔を観察していた。】
590 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/17(月) 19:33:02.68 ID:wh7o0RwDO
>>588

あれ?
超どうしました?
もやしー? 大丈夫ですか?
おーいもやしー?

【様子が急変した怜司が、流石に心配になったのだろう】
【きょとんとした表情を浮かべ、ひらひらと彼の顔の前で片手を振ってみせ】
【その間も、ずっとずっと】
【彼女は彼のことを「もやし」と】
【そう、呼び続けていた】


【話は一転──「怜」という漢字には、「もや/靄」という意味が籠められていることを知らない人間は多い】
【そもそも「怜」とは「賢い」という意味を持つ漢字であることは、ご存知だろうか】
【そして、人は物事を知れば知るほど】
【すなわち賢くなれば賢くなるほど】
【己が如何に無知かということを知っていき】
【更に貪欲に、更に闇雲に知識を求めるようになる】
【そう、まるで靄(もや)に包まれてしまった旅人が、道をがむしゃらに進むかの如く】

【そう言った意味では、「怜司」を「もやし」と読んだ彼女のセンスは大したものなのかもしれない】
【ただ一点──】
【「怜」を「もや」と読むという事実が、真っ赤な嘘である一点を除けば】
591 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/17(月) 19:38:34.91 ID:ZO2IvwYko
>>590

うるせー、自分の名前気に入ってる俺に謝れちくしょー

【意外と大丈夫そうである】
【しかし何だか拗ねており、机の上でのの字を書いている】
【名前は気に入ってるらしい】

でだ
お前、葡萄と仲良いのか? ありゃ気に入った人間にしか向けない言葉だったぞ
俺の行動は余程頭の捻くれてる奴じゃなきゃ、利織にとって不利益な行動には映らん。怒鳴る心理自体は全く理解に値しないが、実際どうなんだ?

【急に真面目というか元に戻り、仲の良さを聞いてきた】
【普通であれば初対面の人間にいきなりキレる、なんてことはしない。信用してやれ、なんて二人の関係性を知らない人間が使う言葉ではない】
【それらの要素を全て払拭するものがあるとすれば、余程仲が良い場合のみだ、と怜司は考えたのだ】

(ま、それでも有り得んがね、あのキレ方は。あまりに理不尽だ。逆に考えれば、もしかすると利織がどうこう以外の理由があるかもしれんな)

(あったところでそれはただの八つ当たりだし、俺が許す理由には欠片もならんが)

【利織の返事を待つ間も、怜司は何か考えてむすっとしていた】
【本当に腹が立ったのだろう】
592 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/17(月) 19:52:41.31 ID:wh7o0RwDO
>>591

んふー、超ごめんなさいね、怜司

【今度はちゃんと、怜司、と】
【彼の名をしっかりと、そう呼んで】


怒鳴られた──?
超変な話ですね
確かに、「少し前に会ったら惚れていた」とは超言われましたけど……
私が無道さんと話したのって、1回だけですよ?
そりゃ、504研究室でもちらほら会話はしましたけど、
互いについて長時間話したのは、1度きりです

【彼の話を聞き、うぅん?と首を傾げる利織】
【どうも、武美が怜司を怒鳴った理由が分からないらしい】

/申し訳ない
/次からちょこちょこ返信遅れ気味になります…
593 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/17(月) 19:59:24.58 ID:ZO2IvwYko
>>592

あー、それじゃないのか? 「少し前に会ったら惚れていた」
惚れるぐらい気に入った……あれ?

【利織に指差しながら言葉を復唱し、推察をしていたところでぴたっと止まった】
【そして数秒後】

葡萄って性同一性障害?

【一言聞いただけでは「何で?」とも思えるようなことを言った】
【思考ルートはこうだ】
【惚れる→両方女だから有り得ない→利織が男→付き合い長くないけど見てて分かる→葡萄が男→喉も肩も特徴となる部分は全部見たが有り得ない→じゃあ中身だけ男】
【といった具合だ】
【これらを瞬時に考え、先ほどの発言に至った】
【もしかすると、利織ならば怜司がこういう”1から100まで考え、100だけ言う”タイプなのが分かるかもしれないし、分からないかもしれない】

//おっけー
594 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/17(月) 20:12:43.43 ID:wh7o0RwDO
>>593

うぅん……女の子に惚れられても正直超困るんですけどね
私にそういう趣味、超ありませんし
人の趣向にあれこれ口は出したくないですけど──
同性愛って、なんか超エグくて好きじゃありません

【困った表情で、利織はそんなことを言った】
【「好きじゃない」というあたりでは、本当に嫌そうに、げぇと舌を出す始末】
【だが、次に怜司から漏れた言葉にきょとんとした表情となり】

えっ?
超違いますよ。無道さんって超同性愛者なんですよ?
協会の中では超それなりに聞く話だと思ってましたが──

【なんて、こと】
【どうやら、「何故そんな発言に至ったのか」を考えるより】
【怜司の発言の訂正を優先したらしい】
595 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/17(月) 20:19:49.93 ID:ZO2IvwYko
>>594

あ、そうなの。俺って他人の噂に興味無いから知らないんだよね

【それなりに聞く噂であれ何であれ、怜司の耳に入っていなかったらしく、意外そうな顔をしている】
【こちらはこちらで”コートと刀の変人”なんて一部では認識されていたわけだが、別段有名でも何でもなく】
【それでも一部の人間達の妙な詮索等は鬱陶しいもので、必然的に噂にも耳を貸さなくなっていた】

噂自体、人の行動心理の原理上、信憑性が欠片も無いしね

【と、怜司は付け足した】
【伝言ゲームというのをご存知だろうか。それはとても簡単なもので、聞いた話を別の誰かにそのまま話す、それだけだ】
【にも関わらず、伝達される情報には必ず齟齬が発生し、最終的には原型を留めない】
【そのことを知っているため、怜司は噂に価値を見出していなかった】

しかし、なるほど。同性愛者か。そんなことをぽろっと漏らすあたり、余程お前が気に入ったか、同性愛で苦悩してないってことだな
苦悩してたら絶対に安易に表には出さんからな

【そう言い終わってから一度ぶるっと身体を震わせ、利織と同じく舌を出してみせた】
【怜司もそういうのは嫌いなのだろう】

ま、ともかく理由は分かった。あいつとは二度と話したくないね

【最後にむすっとしながら締めた】
596 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/17(月) 20:29:02.15 ID:ZO2IvwYko
>>594
//飯いってきやーす
597 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/17(月) 20:49:22.05 ID:wh7o0RwDO
>>595

んふー、なんだか超怜司っぽいです

【噂話に疎い彼の様子を見て、くすくすと小さく肩を揺らして笑う】
【何故だか分からないが、利織の中では怜司は世捨て人のようなイメージがあるのだろう】

それに──確かに噂なんてものには尾鰭がつくものですよね
「誰の噂だよ」って思ったやつが実は自分の噂だったー、だなんてことも有り得ますし

【「酷いものだと、利織ちゃんが協会上層部に殴り込みかけた、なんて話もあったんです」】
【「超失礼ですよねー!」】
【そんな話を、苦笑いと共に語る利織】
【噂なんて、冗談半分で聞いておいた方が楽しめる】
【そう、まるで占いのように】

ま、超話したくないんなら話さなきゃいいんじゃないですか?
無理に話そうとしても、きっと精神的な超負担になりますよ
話したい時に話して、そうじゃない時は離れる
そうすれば人間関係なんて、ある程度超円滑に進みますって

【不満顔の相手を慰めるかのように】
【利織は苦笑いをしながら、怜司の頭をかるくぽんぽんと撫でようとする】
598 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/17(月) 20:49:59.07 ID:wh7o0RwDO
>>596
/いってらっしゃーい
599 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/17(月) 20:54:21.01 ID:/qVgN6gSO
【町外れ―――】

【此処はとある甘味処、兼BAR。人気メニューは――はてさて、何だったか】
【ほど好く和洋を折衷した店構え、重厚な黒檀の扉を開けば、清潔感溢れるシックな内装の店内】

【雰囲気は悪くないが、今時の若者受けはしなさそう。立地と相俟って、大分損をしているのだろうが】

……なあ、黒いの。いつも思うんだけどさ――店長は?
「来てないよー。今日は重役出勤だと思うね、多分……」

【それでもリピーターが多いのか、客の入りはそれなりといった様子であり】
【店員は和風洋風、男女二種ずつの制服姿で、くるくると忙しく動き回っていた】

今日も≠フ間違いじゃないの、それ。Rook≠フマスターとは大違いだ。
「……そりゃまあ、奇特な人だから。忙しいんでしょ、副業」

【そんな中店員が二人、比較的空きの多いカウンター付近で軽く話し込んでいる】
【見た所、サボ――――いや、休憩時間、と言った所だろうか?】
600 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/17(月) 21:05:11.15 ID:hjNq7jA70
>>599
【そこへ】

ふぅ…久々の街だ
山ごもりして…何日だったか?たまに街に食材買いに行くけど…まぁいいか
【カランと入って来る一人の影】

【背中に大剣を背負い灰色の長い髪に緑のジャージを着て眼鏡をかけ、首に黄色いペンダントをかけている】
【腰に黄色い石が装飾された斬れないように刃のつぶれた西洋剣をおさめた小さなナイフの装飾のついた鞘と深緑色の簡素なフォルムをした拳銃を装備した】
【18歳くらいの女性だ】
601 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/17(月) 21:06:41.58 ID:lW3Y0+B3o
>>599
【くす、くす、くすり、と笑い声。】


【きぃ、と扉が開かれて、外気が店の中に吹き込む。】
【毛皮のコートと頭髪に、折から吹く雪が積もっていた。】
【来訪者は、袖で雪を叩き落とし、カウンターへと、】


―――開店休業、かな?

火と飲み物を頂ければ、嬉しいのだけれど。

【成人にはどう見ても見えぬ顔に、薄赤い笑みを浮かべる。】

【足跡刻まれぬ新雪の如き、長い白髪の少年。】
【肌の白さは、天性に加え、外気の冷たさのせいもあるだろうか。】
602 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/17(月) 21:14:12.55 ID:lW3Y0+B3o
>>601
/リロミス失礼、複数辛ければ退きます。
603 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/17(月) 21:16:33.63 ID:XvvQvcxZ0
>>602
/オイラは大丈夫ですよ
604 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/17(月) 21:32:16.76 ID:/qVgN6gSO
>>600-601
【ややあって。彼等は、何時までも油を売っても居られんと】
【また、各々の仕事に移る。注文を取ったり、グラスを磨いたり――】

ああ、成る程。判らなくもないけど、本業ほうり出して駆け回るのは考えものだよな。

「まあ、良いんじゃないかな。経営は確りしてるみたいだし――そろそろ上がりだっけ?」
……ん、オレ――じゃない、私はもう少ししたら。さて、お喋りはここまで、っと。

【片やドレスシャツにウェストコート、典型的なウェイター・スタイルに黒髪、長身の青年】
【片や小袖に袴、和装のウェイトレス。濃藍の髪を後ろに括って、縁無しの眼鏡を掛けている】

(……片方は見た顔だな。襤褸は出して呉れるなよ、カイ)
「(りょーかいっ、今度はきっちり心得とくよ)」

「「いらっしゃいませー!」」

【ドアベルの音に其方へと向き直れば、店員は一礼してお客を迎える】
【ウェイトレスは少年に歩み寄り、コートをお持ちしましょうか、等と問うて】
【ウェイターは人懐っこそうな笑みを向け、カウンター席へと二人を促して】
//遅れて申し訳ねえのです、此方は大丈夫なのですぜー
605 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/17(月) 21:42:09.90 ID:MlbeRgkc0
>>601>>604
……………………………………………
【ウェイトレスの姿を見て、無言】

………………
(話した事ないけど朔夜さんだぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!!!!!!!!!!)
【顔はいたって目付きの悪い表情だが、心の中ではなんか大絶叫】

【何故なら】

(どうしよう……大会終わって以来山に篭ってたから最近の事情に参加してないよ……)
(なんか言われないかな?怒られないかな?……いや、寧ろ私が仲間っての知られてないかも……影薄いし…エルメア、織守、師範、ノビタとしか私話した事ないし………)
(けど怖そうだし…ガクガクガクガク)
【心の中がなんか面白い事になってるww】

【だが目付きの悪い表情でカウンターへ行き】

飯を…
【そうポツリと言う】
606 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/17(月) 21:45:48.48 ID:lW3Y0+B3o
>>604

コートは結構、このままで良いよ。

それより、乾いたタオルを貸していただけるかな―――雪が、ね。

【頭に積もった雪が、店内の温度に溶けて水となり、顔に滴る。】
【片方の目をウインクするかの様に閉じたまま、少年はウェイトレスに要求し、】


個人的には、縁の有る方が大人しく見える。櫻の衣装には其方が似合いかと思うよ。

だけど君の髪は、櫻よりもむしろ大陸の人間のそれに近いね―――

【何気なく、右手を眼鏡の蔓に伸ばしてみる。】


>>605

隣の人、こういうお店でそれは頂けない。

もっと優雅に、しかし華美にならないよう、振舞おう。

まずはその怖ぁい目を解さないと、ね?

【そして空いている左手は、もう一人の来客の眼鏡へ。】
【妨げるものがなければ、そちらもやはり蔓を掴んで、】


―――僕としては、こう組み合わせた方がいいんじゃないかと思うんだ。

そこのお兄さん、どう思う?

【二人の眼鏡を、交換してしまおうとした。】
【何故か、ウェイターに同意を求めながら。】
607 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/17(月) 22:00:32.01 ID:ZO2IvwYko
>>597

まぁそうだなー……中々怒りは収まらんが

【利織に撫でられてもまだむすっとしている】
【利織のためにしたことが否定されたようで悔しかったのだろう】

しかし、協会で研究室を借りる、か
まさかこんな大事をすることになろうとはなぁ

【ただの一介の生徒。強いて言うなら他より研究班に所属するのが早く、それが二つだった】
【”まだそれだけ”の自分がこうも早く研究室を持つことになるとは思ってなかった、というのが怜司の正直な感想だ】

今じゃ新呪文開発班だって入ってないし、術式解析班の仕事だって、口頭や文面での発案だけだしな

【と、ため息混じりに漏らす】

//ただいま
608 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/17(月) 22:27:58.27 ID:/qVgN6gSO
>>605

(――海里、だったか。妙にじろじろ見てるけど、あー……気取られた?)
(声色は変えてるし、格好にも気を遣ってる、し……まさか)

【普段の仏頂面が嘘のような営業スマイル。普段は中性めかしている声のトーンを、女性らしく引き上げる】
【立ち居振る舞いと言い、勘違いかもと疑うレベル。本人だとしたら逆に怖い。本人だけど】

(どうだろう、ミスんなきゃ、気の所為で通せるか――――)

【付き合いは皆無、顔を合わせたのは会議と城≠ナの探索程度であって】
【内心、不安がっては居るが――まさか、初見で見破られたとは思わなかったのだろう】

「はいはーい、お客様こちらの御席にどうぞー!このバーボン……じゃない」
「ホットミルクはサービスなので、先ずはお掛けになってあったまりながらお待ち下さいな?」

>>606

……はい畏まりました、少々お待ちをー!

【す、とさりげなく身体を引けば、一礼。踵を返して店の奥へと下がる】
【ふわり。ともすれば黒にも見える髪の一房が掌を掠めて摺り抜け、光の加減で蒼く靡いて】

【――――どうやら、やんわりと拒まれて仕舞ったよう】

「申し訳ない。ああ見えて人見知りで……ええ、確かに彼女には、其方が似合いかと」

【ウェイターは二つのカップをカウンターに置きつつ、眦を引き下げて柔らかく笑み】
【この場を離れた彼女をフォローしつつ、こくりと首肯を返した】

【そうこうして居る内に、白いタオルを手にしたウェイトレスが戻って来て――御注文は?と、二人に】
609 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/17(月) 22:28:47.60 ID:wh7o0RwDO
>>607

そんなに超怒らないでくださいよ
そうなる気持ちも超わからなくはないですけど……ね?
もしその気持ちがずっと続くようであれば、怜司にとっては超不本意かもはしれませんが
無道さんとまた超お話するのも手かもしれませんね

【そういっている間も、ずっと】
【利織は怜司の頭を撫で続けていた】
【彼の気持ちを少しでも落ち着かせよう、というのもあったが】
【彼がそんなにまで、自分のことを気に掛けてくれていたのが改めて分かり】
【きっときっと、嬉しかったのだろう】

そりゃ利織ちゃんだって、このタイミングで研究室を持つことになるなんて超思いませんでしたよ
それも、他班の人と共同での研究は超意外でした
相手が怜司で、超よかったですけどね

っていうか新呪文の方は超やめちゃったんですか──
まぁ超無理もないですね
でも、怜司には超期待してますよ?

兎も角、これからは超一緒に頑張りましょう!

【例え怜司に魔翌力が感知できずとも、そこは自分がフォローする】
【「ペン」を創るには、利織の知識だけでは足りず】
【怜司だけでは、技術が足りない】
【互いが互いを補い、初めて「ペン」完成の可能性が見える】
【だから。そんなに弱音を吐くんじゃないと言わんばかりに】
【利織は敢えてにまりと笑い、明るくそう告げる】

/おかうりー
610 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/17(月) 22:36:24.22 ID:ZO2IvwYko
>>609

死んでも嫌ですぅ、あいつと和解とか不可能ですぅ

【ぶーぶー】
【唇尖らせて駄々を捏ねるように答えた】
【これも、何か、珍しいっていうか何ていうか……】
【撫でられるのは嬉しいらしく、時折猫のように目を細めていた】

元々この二つの班に所属してたのは、というか協会に入ったのは前の『刀』の解析のためだしな……確か

【『刀』──怜司がこの身体になった元凶】
【その解析のために、怜司は魔術協会に入ったらしい。が、本人に何だか自信が無いあたり、忘れていそう】
【「まぁそれはどうでもいいや」と仕切りなおすように怜司は付け足した】

はいはい頑張りますよっと
あんまそう言うキャラじゃないんだけどねー。ま、俺と一緒ならお前もモチベーション上がるんじゃねーの?

【利織の言葉に結構適当に返す】
【めんどくさそうな素振りはするが、変に気張るのが嫌なだけで、本当にめんどくさいわけではない】
【何か余計なことを言いながら、利織をちらっと見る】
611 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/17(月) 22:42:25.51 ID:EPIuAkyn0
>>606
あっ?
【少年の方を向き】

よくわからねえな…私はこういう店来た事ねえからな
後、目は生れつきだ
【そう睨みながら少年に言うが】

(あわわわわ!!!なんか変な子に絡まれた!!!)
【心の中では大パニック】

【まあ、表情には一切だしてないが】

【そして自然に手を出し眼鏡をガードしている】

>>608
(けど表情豊か…いやもしかしたら、私みたいに《仮面/表情》をかぶってるのかもしれないし…)
【普段から男みたいな強い性格と睨みをきかした表情を偽ってる海里】
【本当は普通の少女みたいな彼女】
【ゆえに、女らしい振る舞いをしてる朔夜は別人ではなく本人ではないか…そう考えてしまう彼女】

ああ
……すまないが…もしかして彼女は朔夜か?
【だから彼女は本人に聞こえないような小さな声で座りながらカイに聞く】

そうだな…飯はどんなのあるんだ?

【ホットミルクは置いてあるの?】
612 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/17(月) 22:48:53.22 ID:lW3Y0+B3o
>>608

………ちぇっ、つまらない。

見た目を気にしないというのは、決してプラスにならない事を知るべきだね。

こういう仕事をするのなら、特に、だよ。

ん―――ああ、有難う。

【戻ってきたウェイトレスからタオルを受け取って、髪の水気を取って、】
【カウンター席で足を組み、肘をついて指を組む。】
【後ろにならぶ酒瓶を、一つ一つ目で追って、】


そうだね、最初は弱いのでいい、カルピスサワーで。

シングル、氷は要らない。混ぜ方に拘る程舌は肥えてないよ。

それから、ウィスキーを適当に見積もっておいてくれるかな。呑み終えたらハイボールのトリプルを頼む。

後は―――チョコレートは有るかい?


>>611

似合わないね、ちぐはぐだ。服装と言葉づかいと、顔つきと。

その純朴な―――悪く言えばやぼったい―――ジャージも、その他も。

君はどうにも、改築を重ねた家のように見えるね。

まずは、その目をおやめ。それだけでも、随分可愛らしく見える。

ペンダントが嘆くような事をしてはいけないよ。

【ガードはされても遠ざからない。手はそのまま伸びていき、】
【ガードした手から数センチの空中で、ハチドリのように静止した。】


飲まない?折角こういうお店に来たのだから。

すこし背伸びをすると、世界が広く見えるよ。
613 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/17(月) 22:50:32.08 ID:SUZWQJR8o
【街中】
【今にも雪が降ってきそうな空気の冷たい夜の曇り空の下を二人分の影がぼやきながら歩いている】

寒い、疲れた、眠りたい、女体に触れたい

「誰か困ってる人をお世話したいデスヨー」

【黒い無造作な短髪に卸したてと見まがうほどにまっさらな白衣とカッターシャツと、銀のルーン文字入りブレスレットに
ブランド物の髑髏のネクタイ『KILL・A’s tie』 に膝の所のみが色あせて他は新品同様に黒いジーンズの青年と
三日月の髪飾りで黒髪をポニーテールにしている耳にアンテナヘッドホンのような機械のついた黒を基調とした服と白いエプロン…俗に言う侍女服の少女が並んで歩いている】

ここ最近仕事ばっかりで退屈だったなあ…最後に遊んだのはブレイザーシティの時以来かあ…
なんかこう、久々に冒険の旅をしたいとは思わないかね相棒

「そうですね…たまには新大陸とはまた違うまだ見ぬ土地へと冒険の旅をしてみたいのデスヨー…」

【あーあ、刺激欲しいなあと呟きながら白衣とメイドの二人組はだるそうにうろうろ歩いている】
614 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/17(月) 22:50:44.07 ID:wh7o0RwDO
>>610

分かった分かった、超分かりました
でも、拗ねもやしは超珍しいですねー

【そんなことを言いながら、まだなでなで】
【また、拗ねている怜司が珍しく、その上可愛らしく見えたのだろう】
【撫でている最中は、くすくす笑っていて】

超適当ですね
全く……自分が班に超入った理由くらい──
ま、どうでもいいってんなら超どうでもいいですけど

【付け足された一言に対して、今度は呆れ顔】
【だが、そんな表情である本人も似たようなことを言っているために全く場が締まらず──】

──。……な、何超ナルスィ→なこと言ってんですか!
私の超モチベーションはいつだって超高いです!
もやしが来たからといって超変わりません!

【──と、本人は言っているものの】
【いつもよりちょっぴりテンション高いのは、事実だったりしる】
615 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/17(月) 22:53:33.45 ID:ZO2IvwYko
>>614

ぶーぶー

【(`・3・´)】

えー、大人しくモチベ上がるっつっときゃ俺のモチベも上がって万々歳なのに
素直になっときゃ可愛いのにー

【また唇を尖らせている】
【ぶーぶー】
616 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/17(月) 23:03:51.44 ID:wh7o0RwDO
>>615

今日のもやしは超どうしちゃったんですか?
子供っぽいもやしも、それはそれで超ありだとは超思いますけど

【なんて言いながら、今度は頭を軽くぺしぺし叩こうとする】
【なんだか結構、面白がってるかも】

そ、そう言われたら超言いたくなくなります
確かにモチベ上がるのは超事実……あっ!

【しまった、とでも言うかのように口を押さえるも、もう遅かった】
【なんのかんので、やっぱりモチベーションは上がるらしいです】
617 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/17(月) 23:05:07.61 ID:ZO2IvwYko
>>616

痛いよ姉ちゃん

【唇尖らせながら叩かれている】
【いつから弟に】

……にやにや

【超にやにやしてます。凄いにやにや】
【何か、凄い嬉しそう】
618 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/17(月) 23:09:37.03 ID:wh7o0RwDO
>>617

……そんなに超にやにやした上に超そんなことを言うのは超この口ですか!
超この口ですか!

【怜司の態度が変わった瞬間、唐突にそんなことを言い始め】
【頭をたたくのを止めて右頬をつねろうとする】
【きっと照れ隠しからくる行動だろう】
619 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/17(月) 23:12:33.55 ID:ZO2IvwYko
>>618

いひゃいいひゃい。へれはふひにほーひょくはひへないよ

【何言ってんだか全然分からないが、】
【「痛い痛い。照れ隠しに暴力はいけないよ」】
【と言っている】
【抓られてもまだにやにやしている。それも当然で、一緒に居てモチベが上がると言われれば、誰だって嬉しい】
【抓る手を払いもせず、逆に利織の頭を撫でようとする】
620 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/17(月) 23:17:51.14 ID:vhgnB/HNo
>>613

【そんなほのぼの(?)と歩いている彼らの少し前にて】
【なにやら騒がしい声が響いている】

「て、テメエ!俺が誰だか分かってんのか!?」

うっせえうっせえテメエ蹴り飛ばせば仕事は終わりなんだからとっとと蹴らせろ
本当は殴ってやりたい所なんだけど、まあ姉様に感謝するんだなクソッタレめ

【よく見たなら黒いスーツに赤黒いネクタイを締めた女性と】
【いかにもな感じのチャライ男が道の端にてなにやら喧嘩している様子】
【周囲の人々は触らぬ物になんとやらと避けて通っているためその場所だけいやに広く目立つ】

「つうか女のテメーが男の俺に敵うとでも思ってるワケ?ワケ?」

チッ……あ゛ー面倒臭いなお前は、んなダッセえ格好してる癖にいきがりやがって
関節という関節はバラバラに引き裂いてやろうか?ええオイ?

【女性はやたらと凄んでいるが彼女のその両腕には白いギプスが】
【布を首掛けして支えている所を見ると骨折でもしたのだろう。両腕を骨折、というのも些か妙ではあるが……】

【お互い今にも殴りかかりそうな雰囲気、しかし女性は両腕を使えず不利……だろうか】
【なんにせよ彼らが求めているような刺激とは格が下ではあるが確かな「刺激」にはなるやもしれない】
621 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/17(月) 23:19:40.31 ID:wh7o0RwDO
>>619

超なんですか、何を言っているのか超分かりませんよ?

【何を言っているのかは本当に分からないらしいが】
【つねる手を止めてまで話を聞こうとは思わないらしく】
【そのまま、ぐいぐいと頬を引っ張り続けるも──】

わ……!?

【頭を撫でられ。頬をつねる手が止まった】
【手どころか、身体がぴしりと硬直している状態である】
【──どうも、押しには弱いらしい】
622 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/17(月) 23:23:35.05 ID:ZO2IvwYko
>>621

これから長い付き合いになる
よろしくな、利織

【そう言いながら頭を撫で、最後にぽんぽんとしてから、ソファから立ち上がった】

さて、そろそろ帰るかなー
また晩飯一緒に食おうな。じゃあな

【短めの別れの挨拶をして、杖をつきながら出口へと向かっていく】
623 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/17(月) 23:26:50.41 ID:SUZWQJR8o
>>620

【そのいざこざが視界に移った瞬間、二人が顔を見合わせる】
【口を尖らせながらメイドの方がハンドシグナルで『どうします?』と聞いてくるのに対して『決まっている』、と得意げに白衣の青年が返すと】
【優雅さすら感じさせる歩みを進め彼は二人の間に割って入ろうとする】

まあ待ちたまえ君たち、何をそんなにピリピリして喧嘩をしているのか知らないがここは少し冷静になってみてはどうだね?
こういう一触即発の状況は放っておくのも心苦しい、ここは私に免じてまず一歩下がって深呼吸をしてみてはいかがだろうか
特にそちらの麗しいレディー、腕を怪我しているようではないか、無理してはいけないよ

「なんかハカセがこういう事してる所久々に見たのデスヨー」

【付き人を久しぶりに(らしい)感心させながら白衣の青年は自身に満ちた顔つきで諌める】
624 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/17(月) 23:32:38.85 ID:wh7o0RwDO
>>622

へ──?
あ、よ、ち、超よろし、く、です

【頭を撫でられたせいか、それとも他に要因があるのか】
【利織の頬は僅かに赤く染まっており──】

え、えと──ち、超おやすみなさい!
超気をつけて……あれ、寮の中なのに気をつけて?
ま、まぁいいです!
また明日にでも超晩ご飯食べに来て下さいね!

【途切れ途切れではあったものの、なんとか別れの言葉を紡ぎ】
【そのまま、怜司を見送ることだろう】
625 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/17(月) 23:33:53.01 ID:/qVgN6gSO
>>611

「――サクヤか、と問われましても……自分には解り兼ねますねー」
「ほら、櫻のヒトの名前って難しいんですよ。音が同じでも綴りが違ったり……」

「で、その……サクヤさんでしたっけ。お知り合い、ですか?」

【ウェイターはくすくすと笑いながら、ややこしいですよねー、等と小声で告げて】
【丁寧にグラスを磨きながら、逆に海里へと問い掛ける。仕事柄、人の話を聞きたがるような性質なのだろうか】

「基本的には、お菓子に軽食、ソフトドリンクに……あ、メニューは此方に有ります」
「お酒もあるけど、18になってから――あれ、20?どうだろ、大丈夫なのかなぁ?」

>>612

「洒落っ気が足りない、というのはマスターにも常々言われているんですけれど、ねー」
「俺としても残念で為りませんよ、元は良いのにどうにも物怖じして仕舞って」

……カイ、そういう事は言わないで下さいな、その……
「セクハラだー、って?恥ずかしがるのも判るけどさ、慣れないと」
わ、解りますけど!――……っ、失礼しました!

【へらへらと当たり障りの無い話を続けながら、グラスに注いだ中身をマドラーで軽く撹拌して】
【カウンターに置けば、あたふた慌てるウェイトレスを横目に、酒瓶を吟味して思案顔】

っ、と…………勿論。ビターで宜しいでしょうか?

626 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/17(月) 23:34:29.96 ID:ZO2IvwYko
>>624

はいはい、また明日

【左手をひらひらとさせて、利織の部屋から出て行った】

【そして外】

(いやぁ……何か、真っ当な人生を歩み始めてる感じがする)

そうか、これが平和と幸福か

【なんて、変なことを帰路で言っていたとか】

//二日間お疲れ様ー
627 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/17(月) 23:44:20.82 ID:wh7o0RwDO
>>626

【──怜司と別れ】
【部屋の中で利織は一人呟く】

……もやしのくせに、超生意気です

【頭を撫でられた時の、あの感覚を思い出しながら】
【ふと。テーブルの下に転がっていたただのボールペンへ、視線が移った】
【利織はそれを、何も言わぬまま拾い上げ──】

世界、を……

──── ≪ Click ≫

【かたん】
【利織の持つボールペンが、一人出に、ばらばらになった】

/超お疲れ様でしたー!
628 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/17(月) 23:45:45.84 ID:/9JmnL1H0
>>612
……余計なお世話だ
【図星をつかれながらも睨みながらそう言う】

【表情や言葉は男に舐められない為】
【服装は女好きな男に声をかけさせない為】
【本当はオシャレしたいんだが…………まだ元の世界にいた頃のトラウマの為である】
【表情や言葉使いはたまにボロを出すが】

私はまだ未成年だ
(それに……背伸びはまだしたくないな〜)
【少年にそう言いながら】

つうか、まずお前はいくつだよ?見た目通りにまだ子供とは言わねえよな?
【睨みながら】
【もし彼が未成年だったら酒の注文をストップさせるが】
【彼が嘘をつく可能性も考えているが、未成年じゃないと言われたら一応は信じるつもりだ】

>>625
(食えない性格の人だな…)

そうか…
なに…なんか見た事あると思ったから聞いただけだ
【小さな声でそう返し】

じゃあホットミルクと…
【メニューを見ながら】

《ほうれん草とベーコンのソテー》と《おさしみ》と《ポテトサラダ》と《唐翌揚げ》を
【………………】
【メニューのバランスがなんかおかしい】

お酒は20からだ…それと私は18だからお酒は飲まねえよ
【そう睨みながら言う】
629 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/17(月) 23:48:17.00 ID:vhgnB/HNo
>>623

あ゛?
「ハァ?」

【両者ともものっそい表情で突然現れた彼を前から後ろから睨みつける】
【特に女性の方。昏い藍色の瞳は片方、右目は眼帯で塞がれており】
【そのツリ目と眉間に深く刻まれたシワによって常に怒っているような印象を受けるだろう】

【というか大分前から怒っている】

んだよテメエは?何?邪魔すんの?え?何戦争か?お?
やるってんならやってやってもいいぜ?関節という関節を逆側に曲げて人形さん踊りさせてやるよ?

【こういう場合ならば颯爽と現れた彼に対してそういったセリフをいうべきなのはチャライ奴なのだろうけど】
【今回はどうやら違うようで……。眉間の皺ついでに額に青筋を浮かべて女性が食ってかかってくる】

つーか腕程度怪我してようがしてまいがこんなクズ余裕だし!?
「えっ……クズとか酷い」
指先一本でボッコボコだし?指使えねーけどな!

【大言壮語と聞こえても無理はないレベル】
【青年にずずいっと近づいて下から睨み上げるようにガンを飛ばす。どうみてもコッチがチンピラです本当にry】

まあ兎も角だ、テメエはそこを退くのか?退かねえのか?2つに1つだ――――
いや退け今直ぐ退け早く退け、ついでに蹴らせろそして退け

【それなら最初から質問めいたことを聞くな、という話で】
【靴の底で地面を一定のリズムで叩きながら青年が退くのをただただ待っている】


(「逃げようかな俺、なんだかアウェーっぽい感じだし……」)

【チャラい彼は意外と冷静だった】
630 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/17(月) 23:50:54.38 ID:lW3Y0+B3o
>>625

へえ―――ステアで来るとは思わなかった。

こういう所だと、どこもかしこもシェイクする姿を見せたがるものだと思ったよ。

どっちにしても、それで生まれる味の違いは分からないんだけど。

………ああ、それからウェイトレスさん。小袖に袴は、ちょっと固すぎる。

お酒を出すのなら、小紋を着てみたらどうだろうね?

【カウンターに置かれたカルピスサワー、ごくりと喉を鳴らして半分程飲み、】
【忙しそうな店員の様子を余所に、衣服の品評。】


ああ、それで構わない。少なめでいいよ。

後は、アルコールが脳髄を犯すまでの間、耳を楽しませてくれないかい?

昨日も今日も仕事が上手く行かなくてね、ちょっと落胆してるんだ。

勿論、お兄さんが仕事の成功の手伝いをしてくれるなら、それに越した事は無いけれど。


>>628

余計なお世話を焼かないと、対人関係は広がらないのさ。

赤の他人の余計なお世話の押し売り、そして代金として好意を頂く。

商売人の行動にあまり目くじら立てないで欲しいな、お姉さん。

アドバイスをするなら、ジャージではなく改造学生服辺りはどうだろう。

慣れない怖い顔も、少しは雰囲気が出るかも知れないよ?

【アルコールが5%前後含まれた液体、それを口中に留めながら】
【酒精の香りを孕む吐息を、ふう、と少女の方へ吹きつけて。】


僕?ええと―――三月で16になる筈だね、記憶違いでなければ。

もっと幼い子の方が好き?女衒を呼べば見つかると思うけれど?
631 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/18(火) 00:02:59.63 ID:r2cLMT6xo
>>629

指が使えない時点で指先で倒せる程度の相手も倒せないではないかね
気丈でしたたかな女性と見たが万全の状態でないときはあまり動きまわってほしくはないなあ…
ほら、彼を見たまえ…戸惑っているではないか、君も大変だね

【それで威圧されるどころかなんか振り返ってチャラい男を労い始めた青年】
【時間もあるしこのタイミングで逃げても構わないぞとハンドシグナルで意思を送ると改めて女性の前に立ちはだかる】
【妙ににこやかな顔で女性の怒りを受け止めていると】

無論どいてあげるとも、しかしその前に君少し頭に血が上りすぎているのではないかね?それはよくない!
ジャンクちゃん『やわらかアイス枕』差し出してあげなさい私は退く

「あ、了解いたしましたデスヨー」

【妙に手慣れた様子でジャンクちゃんがエプロンのポケットに手を伸ばすと青年は彼女の前から退いてあげる】
【そして彼女の左隣にすごい至近距離に近づきながら「おや、何か?」とどや顔で語る】

【そしてメイドの方が今度は前に出ると、彼女の前に今冷蔵庫から取り出したみたいに冷えた『やわらかアイス枕』を差し出してきている】
632 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/18(火) 00:07:30.53 ID:QxxxYqDAO
【街中】

【今はもう人気がない薄暗闇が包む道を、些か頼りない街灯が照らす】
【その端に光を飲み込む様な暗闇を帯びた路地裏へと続く道から、唐突に悲鳴と恐怖に満ちた絶叫が漏れ出した】


【しばらくして、また何事もなかったかの様に静まり返った街中の道に――路地へと続く道からボールの様な塊が宙を舞ってべちゃりと道に落ち】
【それを追うようにせわしない元気な足音が路地裏から近付く】


うひゃー、こんなところまで飛んでっちゃったです。
最高記録かもです!
【闇より現れたのは――短く散切りにした黒髪に大量の血液の痕、黒を主にした長袖の服には赤いラインの走った大きな襟が特徴的で目をひき、それに合わせる様に赤色のスカーフが首元にあしらわれて、上と同色のプリーツスカートと青みがかかった紺色のレギンスを履く】
【あまりにも幼い容姿と底抜けに明るい口調で、片手に不釣り合いな両手剣を引きずりながら少女は道の中央に歩みを向けて】

駄目ですよ〜、死んだ後まで逃げるなんて反則です!
【足下に転がる苦痛と絶望を張り付けた生首の髪を拾い上げて、口を尖らせながら眼前にそれを掲げて見つめていた】
633 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/18(火) 00:18:32.04 ID:OQ9E1BMuo
>>631

あ゛ー?つまりは何だ、アタイを舐めてるってえ事か……
なんだなんだそうならそうと早く言ってくれれば良いのに――――

【どうやら馬鹿にされていると勘違いしたらしくAHAHAHAHAと乾いた笑い声を上げ】
【のっそりとその右足を軽く上げ……】

――――よッ!!

【そのまま足元の突き下ろす、その速度たるや異常に素早く】
【靴の裏が地面に接した瞬間に靴底を中心に小さめのクレーター状の陥没が出来上がる】
【その時の彼女の顔を見たのならいつもの機嫌の悪そうなそれに加えてどこか自信ありげな……ドヤ顔?】

(「うわっ……やっべアレ、誰だか知らんが兄ちゃんサンキュー」)

【青年のおかげでチャラい子は九死に一生を得たそうです】
【小声で軽く礼を述べてスタコラサッサと逃げ出した】
【青年が後ろを振り向いたのならその背中は既に見えない程に遠くだろう】

あ、なに?退かないのか良し殴る……ってアレ?

【青年には意固地になって退かないで欲しかった、憂さ晴らしの為に】
【しかし意外に素直で、拍子抜け、あっけに取られたような表情を浮かべて】

【もうこの辺りになれば分かると思うが、彼女は相当に周りに迷惑な性格である】

ん、なんだよコレ……どうしろってんだよコレ……

【女性には幾らか優しく、といってもその表情は変わらないけど】
【前に出てきた少女を蹴り飛ばすつもりは無いらしく】
【ただ彼女が手に持ったひんやりとした物体Xに警戒しているのか1歩下がった】
634 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/18(火) 00:30:00.45 ID:r2cLMT6xo
>>633

【突然クレーター状の陥没を蹴りだけで生み出した瞬間ジャンクちゃんの方がビクッ!と怯えた様子を見せたのに対して】
【青年の方は極めて冷静を崩さず、むしろ嬉々として彼女の生み出したクレーターを見てみると】

おやおやこの穴を見てみたまえ…このジンジャー・ユースロットこれまでずいぶんとしたたかな女性を見て来た物だが…
こう、パワフル!って感じの女性にはずいぶん久々にお目にかかる物だ…君、名前は?

「うわ…蹴りで大穴が…蹴りにおいてはワタシよりもパワフルかもデスヨー…」

【口を上品に抑えながらあっけにとられるジャンクちゃんをしり目に彼はずいぶん友好的に接してくる】
【そしてアイス枕に戸惑っている女性にやさしく手ほどきするかのように目線を女性と同じ所に持って行き、枕に指をさして説明した】

これはだね、頭にのせればいいんだ
そうすると…ひんやりして非常に気持ちがいいからやってみたまえ

【と、善意から女性に枕を差し出してくる】
635 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/18(火) 00:43:38.84 ID:OQ9E1BMuo
>>634

……………………

【いつも通りの思ったような反応(例:チャラい子)をされず】
【調子でも狂ったのか額を抑え首を左右に振る彼女】

嬢ちゃんは甘いな、両腕も使えれば更にパワフルなんだぜ?
……つーかそも姉様が冗談交じりにアタイの骨さえ折らなきゃ…………

【まさかの青年総スルー、名前すら名乗らず】
【メイドな彼女に偉そうに全快状態の自分がどんなに凄いかの説明+姉への愚痴(小声)】

あ゛ー……そんなのは知ってんだよ
アタイが何が言いたいかっていうとだな、テメエの目的はなんだって事だよ

【ギョロリ、青年を睨みつける。どうやら得物を逃がしたきっかけになった彼に敵意全開のよう】
【ちなみに掴めないのでただじーっと氷枕を睨むだけ、不便です】

スレが壊れたところ、直します。。@荒巻 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/operate/1161701941/
636 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/18(火) 00:49:56.36 ID:NEjp8PqSO
>>628

「ああ、成る程……有りますよねー。横顔とか後ろ姿とか、妙に誰かに似てるなぁ、なんてコト」
「例えば貴女とか、コンタクトに替えて髪をアップにしたら、俺が昔好きだったヒトに――」

「……あ、口説いてませんよ?お仕事柄ですかね、ついつい口数も多くなっちゃってー」
「何と言うか、こーいうトークがすっかり馴染んじゃったんですよね」

「どうせ身に付くんなら、せめてもっと美味しいカクテルの作り方でも、と思えども――こればかりは、地道に精進です」

【うんうん、と同意を重ね。有りがちな体験談と、冗談めかした科白とを並べて】
【淡い笑みに彩られた口許を、殊更に悪戯っぽく吊り上げて見せる】

【煙に巻かれたようなというか、何と言うか。人は良いのだが、何処か掴めない所が有った】
【不快にさせないよう念押ししつつ、店の奥に向けて注文を復唱。「少々お待ち下さいねー」と】

>>630

「実はぺーぺーだった頃に、カッコ付けて大ポカやらかしたコトが有るんですよねー、あはは」
「でも、それ依頼どうにも苦手意識が有って――なんて事は無いのですけど。お客様のニーズに合わせた迄、です」

「シェイカーで均一に仕上げるよりかは、一口ごとに微妙な味の違いを、と……」
「若造が失礼を申しますが、代わり映えのしないのには食傷しているように見受けられまして」

【果たしてどちらが本当なのやら、たかが一杯、されど一杯です≠ニ嘯いて】
【タンブラーにウイスキーを注げば、チェイサーと共にテーブルへ。次いで、チョコレートを】

えっと……これが、制服なので――――
「そう身構えなくて良いって、ね?華が足りないかもってのは、君だって言ってたじゃないか」

……ええ。私も前々から、あまり格式張った服装だと、お客様に寛いで頂けなくなる、と
「それと一緒。俺から今度店長に掛け合ってみようか?――と、申し訳ない。」

「俺で宜しければ、喜んでお相手させて頂きます。……そのお手伝い≠ノ、個人的な興味も有りますし」

スレが壊れたところ、直します。。@荒巻 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/operate/1161701941/
637 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/18(火) 00:52:59.34 ID:r2cLMT6xo
>>635

「わお…ジュニアハカセ、これ思いのほかハカセのほうがパワー負けしているのではないのデスヨー?」
そうか?私も腕力には自信はまあまああったが…まあ私はどちらかというと力より技に特化しているしな
そして君の姉ずいぶんと暴君じみているようだ…かわいそうに、気持ちは分かるぞ私の胸に飛び込んできてもいい

【と、彼が両手を開こうとしたら…ああそういえば両手が使えないのだったな、と改めて思い出すと】
【彼はそのままジャンクちゃんからアイス枕を取り上げるとそれを女性の頭の上に乗せようとしながら】

揉めてただろう?怪我人のお嬢さんがガラの悪い男と
だから止めました、じつはすでに目的は果たされてしまったから気分転換にアイス枕をプレゼントしようと思ったのだよハッハッハ

【なんか腹立つくらい軽やかに女性の前でステップを踏みながらずいぶん機嫌がよさそうに爽やかなスマイルを送って来る】

スレが壊れたところ、直します。。@荒巻 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/operate/1161701941/
638 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/18(火) 00:59:06.03 ID:xQWBmVmv0
あれ以来ハブ酒こねぇな

スレが壊れたところ、直します。。@荒巻 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/operate/1161701941/
639 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/18(火) 01:00:06.50 ID:8dg9Q+Sg0
>>630
……そうか
つうか商売人だったのか?お前
(意外だな〜)
【ジーッと相手を見て】

いや、もう学生服着る年齢じゃなくなるからそれは遠慮しとく
寧ろ、着る服ジャージばかりだし
第一、ジャージを馬鹿にするなよ?
いいかジャージはな、パジャマにしても良し、部屋着にしてもいいし、外着でもいいんだ
着てるだけでリラックスできるし、なによりいざという時に動く時も便利だ
例えばスカートとかヒラヒラしてるものを着てる時に襲われたら動きにくい。だがジャージなら動きやすい
いいか?ジャージを馬鹿にするな?ジャージをあがめろ!!ジャージ姿で何が悪い?
【…………】
【オシャレしたい年頃なのに…4年間ジャージ着てたせいでジャージの魔翌力にとりつかれた?】
【まあ本人もオシャレな服も着たいと思っている筈だが…】

……あっ?
【ピクッ】

(え?……バレた?確かにまだ慣れてないけど…なんで《表情を作ってる》のがバレたの…4年間貫き通したのを……ボロもだしてないのに)
【表情に出さずそう思考するが】

待て!未成年!!!
【流石に未成年が酒を飲むのはマズイだろっと少年に言う】
【だが酒を奪うとかいう行動には移らない】
【もしかしたらここでは黙認してるのかもしれないし…】

【まあ、そこで屁理屈を言えば納得しちゃうかもしれないが】

あと私はショタ趣味はねえよ!!

>>636
……ハァ
(ノラリクラリとかわして…明らかに聞かれたくない事をかわすような…)
(まあ朔夜さんにここでなんか言われる訳じゃないから大丈夫か!)
【なんかそう言う結論にいたりながら彼を見送り】

…………もしかして未成年の飲酒認めてるのか?
【朔夜にそう言いながら少年を指差し言う】

スレが壊れたところ、直します。。@荒巻 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/operate/1161701941/
640 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/18(火) 01:07:09.44 ID:OQ9E1BMuo
>>637

(なんだろうコイツはアレか?もしかしたらぶん殴られたい人種なのか?)

【彼の言葉は冗談なのか本気なのかいまいち分からず首かしげ】

あ、姉様に関しては他人のお前でも滅多に口に出さない方が良い、というか出すな
お前の不本意な言葉でアタイの寿命がマッハで消費されかねねーんだよっ!

【こんな場所にその「姉」は居るはずもないのだけど彼女は恐れ混じりに注意する】
【相当に危険な人物か、ただ妹にスパルタな人物か……どっちにしても彼女には鬼のような人なのだけど】

……?あーアレはアイツが調子乗ってるからお灸を据えろって頼まれたんだよ
んでついさっき見つけて、その仕事を終わらせようって時に――――

お前が邪魔しやがったんだコノヤロウ……金返せ

【ぶすっとした表情のまま抵抗せず、というか出来ずに頭の上にアイス枕が乗っけられた】
【冷たさにまた顔を顰める、どんな行動をしても怒るんじゃないかという疑惑】
641 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/18(火) 01:09:25.28 ID:jGvD6g6wo
>>636

成程ね、面白いや。それに、正解なんじゃないのかな。

炭酸の利いたお酒で作る所が多い、シェイカーで作ったら悲惨な結果になるか。

これに思い当らなかったのは、僕の失敗。流しておいてくれたまえ―――ん、流石にこの度数は大変だ。

【ウイスキーにも半分口を付けると、タンブラーの空いた部分にカルピスサワーの残りを注ぎ、】
【手首を捻って中身を混ぜ、ごくりと喉へ落とし込む。】
【40度の酒は、少年の喉には過酷。薄めて飲むのが丁度良いのか。】


櫻の衣装は良いね、心が安らぐ。

あまり豪奢な糸を使わず、目に優しい所を選ぶと良い。此処は、落ち着いて飲む所だろうから。


それと、お兄さん。何も聞かずにそんな事を言うと、吹っ掛けるよ?

なあに、昨日からお客が見つからなくて、ベッドの上で眠れてないのさ。

お兄さんがお客さんになってくれるのなら、少しだけ安くしておいても構わないけれど………?

【「一晩だけね」 血の様に赤い舌を、同色の唇の上につきだして、】
【舌に乗せたチョコレートを転がしながら、少年は薄く微笑んだ。】


>>639

………御高説、有難う。

崇めるのなら、お姉さん一人で崇めていたらどうだろう?その内信者も増える筈だ。

寝巻や部屋着として使う衣服を、外出先で堂々と着る感覚は分からないけれど―――

―――と、それから。何時まで、能面になってるつもりだい?

笑うか怒るか、はっきり表情を見せてくれれば良いのに。

【少しずつ、アルコールが脳に回って来て、顔色が赤く変わって行き、】
【それに伴い思考と口調は緩く、鈍く変わって行く。】
【でも、会話に支障をきたす段階にはまだ至らずに】


―――未成年が飲酒してはいけないと、そんな決まりは僕は知らないよ?

お客として来ている以上、僕にはこれを飲む権利は有るのさ。
642 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/18(火) 01:16:39.52 ID:r2cLMT6xo
>>640

なんと、ご忠告感謝する…その様子ではよほど恐ろしい姉君のようだね、少々自重しよう
しかし姉とはそんなに恐ろしい物なのか?長男だった私にはよく分からない物だな

「パプリカさんは…そういえばジュニアハカセと同い年だから姉って感じではありませんよねデスヨー」

【ぶすっとした表情で怒って来る女性にうーん、と少し気まずそうな顔をする、どうも助けたつもりが邪魔をしてしまったようなのだ】
【そいつはマズイな、と少し内心思いながら彼はそのままなだめるように】

それは失礼…怪我人にそんな重い仕事をさせるわけにもいかないなとつい首を突っ込んでしまった、というか怪我人にそれを頼むなんてよほどすごいな…
申し訳ないが、彼の最期の顔を見ていただろうか、彼は君の言葉にもうすでに心折れそうな顔になっていた、その上腕力に物を言わせてはあまりにかわいそう過ぎる
そして何度でも言うが、手負いとなっている君のような美しいお嬢さんに力仕事を任せておくのはあまりに心が痛かったのだ…出過ぎたマネをして非常に申し訳ない

「まあ、お姉さん…あの方もあんまりおいたが過ぎると身が危険になる事はわかってくれたと思いますので…ここは怒りを納めてもらえないでしょうかデスヨー…」

【どことなく、いつもより多く気障な言い回しをするジンジャーに対し、平和的に解決するべきだ、と言う点をフォローするジャンクちゃんが女性を二人がかりでなだめてくる】
643 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/18(火) 01:35:02.64 ID:OQ9E1BMuo
>>642

……姉様に関しては滅多な事は言わない、というか言えない
だから聞くな、絶対に聞くな、これ以上聞いたら殴る

【これ以上聞くな、と有無を言わさぬような念押し】
【言葉は呪いとなり得て、そして巡り巡って彼女に返ってくるらしい】

この程度ならリハビリにもなんねーさ、さっきの奴見たところ弱っちそうだったしな
……?なんだよさっきのそんな面白そうな面してたのか

【小さな声で「惜しい事したな……」と呟いたのが聞こえただろう】
【どうやら加虐に加虐を与えるのが好きな人物らしく、その表情たるやニヤァ……と嫌な笑顔を浮かべていた】

だからこの程度なら手負いにすらなんにーの、ってかお嬢さんって年齢じゃねーし
いいか?お嬢さんってのはお前の従者っぽいその子の事を言うんだぜ、な?

【少女を見やりながら同意を求めるように首を傾げる、ちょっと枕がずり落ちるがバランスを立て直し】
【傾げると同時に手入れの無いボサボサの髪が揺れそして仄かな甘い香りが風に流れる、シャンプーは一応女性物を使っているようだ】

んー、嬢ちゃんの頼みなら仕方ねーかなこの件無かった事にしてやるよ
お前も今度はアタイの仕事の邪魔すんなよなー

【綺麗サッパリ水に流すとまではいかないものの】
【流石にここまで言われて引き下がらないのも大人ではないし、と無意味に怒る事を止め】

……っていうか気になったんだけどお前と嬢ちゃんってどんな関係?
主人と従者?……いやそれは犯罪、いやいやもしかしたら……――――

【先程から妙に息のあっている彼らの関係が気になっていたらしく2人を交互に見つめて】
【若い男に幼い従者=いかがわしい、という脳内図式の方がいかがわしいと言わざるを得ない】
644 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/18(火) 01:48:17.80 ID:r2cLMT6xo
>>643

…わかったとも、もう聞かない
「(そんなに恐ろしい方なのでしょうか、正直逆に気になりますデスヨー)」

【そんなに言いたくないのか、と少し怪訝な顔を見せたがしかし納得してくれたらしいジンジャーは腕を組んで引いてくれた】
【先ほどから何を考えてるのかよくわからないようでいて実は結構物分かりはいい男なのかもしれない】

ずいぶん意地悪な事を言うね…さっき私に喰ってかかってた時のセリフが結構堪えてたみたいだったぞ
そして、そんなに謙遜する事はないのに…まあジャンクちゃんはなんとなくお嬢さんっぽくは見えるかもしれないね
ただ、メイドがシニョリーナ(お嬢様)と言うのもなんかヘンな気も少しするがね…ん?我々の関係か

【きょろ、と一度二人がきょとんとした顔で互いの顔を合わせると、すぐに女性の方に向き直り】

…長年コンビを組んできた相棒であり、そして家族かな…そういえば25になったはずなのに故郷の弟や妹の元に長い事戻ってない
元気にしているだろうかあいつらは…
「ワタシがこのジュニアハカセの父上、ユースロットハカセに作られて…もう10年くらいは過ぎたのではないデスヨー?
そういえばそれくらい長い事コンビを組んでいるのデスヨー…なんだか感慨深いデスヨー」

【ほわほわと柔らかい表情になったジャンクちゃんのその頭をジンジャーが両手で持つ】
【すると、その拍子でスポン、とジャンクちゃんの身体から笑顔のまま頭部が取れて、それを女性に向けて告げる】

こうみえてこの相棒は全身兵器だから頼りになるぞ?こうして首が取れるのはなんとなくそういう仕様だからだそうだが

【…このメイド人間じゃない、なんだか機械の駆動音が先ほどから聞こえると思ったら…ロボットだったようだ】
645 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/18(火) 02:01:22.42 ID:gCW+ZEzSO
【郊外―――廃墟】
【辺りはすっかり暗くなってしまい、ここも不気味さを漂わせている】
【そんな中、こんな所にいる一人】

くそ・・・っ!何で・・何でッ・・・!!?
【白のカッターシャツに青のネクタイをして首には紅のマフラー、手には黒の手袋を着け、腰には二本の刀を携えた少年がいた、】
【その顔立ちは幼く「童顔」、それは良く言えば可愛らしく、意地悪言ってしまえば女々しい】
【また少年のカッターシャツの袖には校章が付いていて、彼が学生なのが解るだろうか】
【更に、腰の二本に加えて彼の手には巨大な刀がもう一本握られている】
【が、その紅黒い血の様な刀身は途中から無くなってしまっていて更なは全体にヒビが入っている】

【―――そして、少年のそんな悲痛な叫びは、闇夜に消えていく】
646 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/18(火) 02:01:55.71 ID:OQ9E1BMuo
>>644

そうしてくれると本当助かるわ……うん

【理解のある人間で助かったとほっと一息、胸を撫で下ろす】

言われるような状況を作る奴が悪いのさ、理由がなけりゃアタイは怒らねえよ……多分だけど
ま!確かにアタイは(見た目)若いけどな!ピッチピチだけどな!

【あ、なんかテンション上がったみたいですよ】

お嬢さんってのはアレだよ心意気みたいなものさ、心がお嬢様って感じ?

【それはそれで酷く抽象的であるけれど】
【気品は生まれではなく育ちで育まれる物である、とでも言いたいのだろう】

家族か、うんそいつは良いな道理で仲がよさげなワケだ
だが故郷の家族にも面出さねえのは感心できねえな……たまーにでいいから出してやれよきっと喜ぶから

【「家族」という言葉にやたらと反応する彼女】
【どうやら家族に執心する人種のようで珍しく笑顔を浮かべる、ただ眉間の皺は残っているが】

……あれ今作られたって?――――!

――――――――!!

【セリフの中の1つの言葉が気になり尋ねようとしたら目の前にはスプラッタな光景】
【スナック感覚で首が取れるなんて一般的な視点から言えば衝撃どころの話ではなく】
【生首状態の彼女を指差しながら口をパクパクさせて声なき叫びを上げる】

――――いや、いきなり首すっぽんは無いもうワンクッション置けよ!
ちょっとビックリしたじゃねえか……

【10秒程して覚醒、遅すぎるツッコミを入れるのでした】
647 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/18(火) 02:09:12.20 ID:NEjp8PqSO
>>639

「……で、そのサクヤさんって人。どんな方なんですかー?話を逸らされると、気になって仕舞う性分でして」
「幸い御本人も居ませんし、場所が場所です。ちょっとぐらい教えてくれたってー」

【逃げと言うよりは、当たり障り無く話を繋いでいる、といった所――か?】
【或いは単純に、こういった商売に有りがちな、話したがり屋なのやも知れないが】

【さておき。その御本人疑惑の掛かった人がすぐ近くに居るというのに、とんでもない事を言い出した】
【面白がって不発弾を突くような真似。解ってやっているとすれば、相当性質が悪いが】
【逆に、本当に人違いである、とも取れそうな科白でも有り――――どうにも、読み難い】

え、櫻では数え十五の頃から呑まされて居ましたが……。
「……浮世は憂き世、どんな方でも偶には酔いに溺れたくなる物、ですよー」

【――――^q^】

>>641

「若輩者の戯言ですが、そう言って頂ければ光栄です。……え、あ、そうそう」
「(――いや、不器用は不器用なりに役に立つものだね。危うくまた同じ間違いをする所だった)」

――――ふふ、またド忘れしてた癖に。
「うー……、少しは溜飲も下がったかい?」
ええ、それはもう……。

【折りを見てゆるりとハイボールの用意に移りつつ、にこにこと微笑って応え】
【と、其処にウェイトレスの鋭い一撃。痛い所を突かれたウェイターは、軽く肩を竦めて見せる】
【お互い様とばかりに、口には出さずさらりと流し。「では、お飲み物は」と、すかさず売り込んで】

……でしょうね、店長も常々、気兼ねなく過ごして頂きたい、とおっしゃって居ましたもの。例えるなら、そう。
桜が真っ赤な色をしていたら、花見の宴も然程には――――といった所でしょうか……。

「ふふ、それだけの大枚を叩く価値はお有りでしょう。高翌嶺の花には、手を伸ばし難いものですが」
「魅力的なお誘いです――褒め言葉も過ぎれば毒だ、傾国と迄は申しませんが」

【「人一人を傾ける事ならば、実に容易く」――冗談とも付かない口調で、そう呟けば】
【くすり、負けじと喉を震わせて。ウェイトレスの呆れた視線を、さらりと流す】
648 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/18(火) 02:21:44.51 ID:pvwFH5Fm0
>>641
ちっ…のれよ
【少しふて腐れ】

あっ?別に能面みたいな顔してないだろうが?
(むぅ……もうちょっと鏡見て練習しようかな?)
【少し不機嫌そうな表情にするが、心の中では少しいじけてる】

………コレで満足かな?
【看破されている以上…偽る必要はないと思い】
【表情を戻し、口調も元に戻し、普通の少女らしい感じになる】
【まるで別人のように感じるだろう】
【が、やはりちょっと少し不機嫌そう】

え?けど…アレ?それならいいのかな?アレ?けど常識は…………プシュー
【あ…頭から煙出した】

>>647
え?どんな人って言われましても…
【口調や雰囲気がガラリと変わり】
【強きで男まさりな女性から今時の普通の少女みたいな雰囲気になる】

話した事ないですし……私はどんな人か正確にはわからないですよ
【う〜〜〜ん…っと悩んでいるフリをする】

【なにより】

(あの人が朔夜さん本人で、この人が知らないだけだったら絶対後怖そう…うん。下手な発言はやめよう)
【そんな結論にいたっていた】

…………あれ?私が変なの?
あれ?
【\(^0^)/】

あ…私がこんな感じなのは内緒で
【誰に対して言ったかわからないが】
【恐らく彼女が朔夜だった時の為の言葉かもしれないし】
【普通に彼らに対して言った台詞かもしれない】
649 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/18(火) 02:25:05.29 ID:r2cLMT6xo
>>646

ならば悪い方は悔い改めなくてはな…あの様子では当分悪さはしないっぽかったが
まあ心がお嬢様か?と聞かれたら…こいつは生まれた時からメイドやってるなあ…って感じか
もうね、根っからのメイドなんだ

「でも、有事の際は身体中の兵器で闘うのデスヨー、最も得意なのは白兵戦ですけど」

【ロケットを発射する感じではなく、パンチやキックが基本武器っぽいとでも言わんばかりに、その場でシャドーボクシングを始めるジャンクちゃんの身体】
【というか、この子首が取れても普通に喋っていられるようだ、本当にどういう構造なのだろうか】

いろいろあってね、大事な家族とはいえちょっと照れくさいし、少々バツが悪いからね
旅を初めてもうだいぶ経つ…仕事が休める所まで行ったら顔を出したい物だ

【そしてしばらくしてものすごいびっくりしてる女性に気が付き、生首のままジャンクちゃんがたしなめる顔でジンジャーを注意する】

「ジュニアハカセ、ワタシの首だけの状態なんてそうそう見慣れている人なんていませんよデスヨー、ワタシが自動人形だって事を
最初に説明しておかないからすっごく驚いてしまっているじゃないデスヨー」

…あ、スマナイ…やっぱりジャンクちゃんって説明入れないと機械だってわからないんだな

【カチャリ、と元通り首を身体に戻しながら、何か再確認するように誇らしげにジャンクちゃんの頭を撫でている】
650 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/18(火) 02:28:31.21 ID:jGvD6g6wo
>>647

手を伸ばしづらいなら、僕が其処まで降りて行ってあげようか?

雲の通い路吹き閉じるなら、俗世の垢にまみれた紙幣に頼ればいいんだよ。

男の子と遊んだ事は有る?女の子と違って、簡単に折れたりしない所が好評なんだ。

国は無理でも、店の一つは傾けられる。買ってくれれば、損はさせないよ?

【くす、くす。舌が口の中に引き込まれ、チョコレートが噛み砕かれる。】
【白い歯を染めたチョコレートは、ウイスキーに洗い流されて腹の底に消えた。】


―――最近は物騒でね、どこもかしこも。ロマンティックな逢瀬を楽しもうにも、麻薬中毒者が転がってたりするんだよ。

このお店はどう?そんなお客さんやら売人やら、紛れ込んではいないかな?

天狼会≠燒{当に、裏のルールを考えて欲しいものだよ全く。あんな薬をバラ撒いてさ。

このままじゃ、桜の季節より先に、路地裏に赤い花が咲きそうだ。勘弁願いたいね。

【大なり小なり、ニュースでも新聞でも。天狼会≠ニD≠フ名は、目にした事が有るかも知れない。】
【タンブラーの縁を爪で弾くと、かん、と固い音がして、】
【少年は、空になったタンブラーに、溜息を落した。】


>>648

ずーっと、何考えてるか分からない無表情。そして無愛想。

だけど熱弁、他人への干渉。これもちぐはぐ、食い違い、おかしな所。

お姉さん、思ってるより随分分かりやすいよ?

いいじゃないか、弱く見られていると得する事もあるんだから―――そういう趣味のお客さんが付きやすい、とか。


さて、未成年の飲酒は問題無し、と結論が出たね―――水より安酒の方が安全な時もあるんだよ。

だからさ、飲もう?折角の機会だ、飲んで酔って、楽しめばいいんだよ。

折角、屋根と壁が有る。凍死の危険は無いんだから。

【コートのポケットから取り出したのは、小さな小さな亀甲模様のガラス瓶。】
【自分が空にしたタンブラーに、一口の半分程注いで、少女の方へと押しやった。】
651 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/18(火) 02:42:18.57 ID:OQ9E1BMuo
>>649

それなら良いけどな、ああいう手合いは反省するのは一瞬さね。だから殴って再起不能にするに限るんだよ
生まれた時からメイドってのも凄いな色んな意味で、いや――――
嬢ちゃん料理とかできんの?やっぱその格好だしできんの?

【】

お?お?……お?電波か何かか?ビリビリ系のアレなのか?
それとも独立的な?いや頭脳が2つ?……!?

【ジャンクさんの不思議身体構造に惑わされているのか頭上には沢山の「?」】
【シャドーボクシングの動きにまた驚かされたのか足だけで戦闘態勢、言わずもがなビビッてる】
【一歩引いたような目線は継続中で人生経験が豊富でもこういう体験は無かったらしい】

ぐぬぬ……んう?あー確かに照れくさいのは分からないでもねえわな
ん?……良く考えりゃあアタイもお前に注意出来るほど家族の所に帰ってねえ――――

【人のことを言う前に自分の事を省みろとはこの事である】
【仕事人間という点では青年と彼女は似ているのだろうか?】

そうだそうだー!いきなり首抜きは無い最悪R指定がかかる
――――!……だから戻す時もワンクッション置けってば……

【首だけのジャンクさんに同調、しかしどこか腰が引けた感じなのは愛嬌……?】
【戻す時も一瞬だけビクっと震え、そしてそっぽを向いたのはほっとした表情を見せないようする為】

(なんか機械っぽい音はしてたけどもまさか――――なあ……)

【彼女が機械だと気付くまでは1つ足りなかった模様、ただ薄々はそんな感じはしていたけど】
【それを言わないのは自分がそれを看破出来なかったのがバレるとちょっと恥ずかしいからとかなんとか】
652 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/18(火) 02:45:14.19 ID:OQ9E1BMuo
>>651
/うひゃあ書き忘れてるぅー!

それなら良いけどな、ああいう手合いは反省するのは一瞬さね。だから殴って再起不能にするに限るんだよ
生まれた時からメイドってのも凄いな色んな意味で、いや――――
嬢ちゃん料理とかできんの?やっぱその格好だしできんの?

【やたらと料理について聞くのは彼女自身料理が全く出来なく】
【そして現在の住居に住んでいる者の中にも料理が出来る者がいなく】
【料理が出来るという人物がいるならばどんな者なのか見てみたかったからである】

/を追加でお願いします><
653 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/18(火) 03:08:36.68 ID:r2cLMT6xo
>>651

…乱暴だなあ…

「え、ええ…普段からジュニアハカセのお食事はワタシが担当させていただいていますデスヨー
焼き魚だろうと炒飯だろうと和・洋・中のレシピは全部こなしているのデスヨー、ジュニアハカセ結構食いしん坊ですから
あ、もちろんお料理だけじゃなく家事はひと通りできるのデスヨー」

【えへへ、と頬をかきながらすました様子でジャンクちゃんが女性の予想通り『料理は基本的に出来る』事が判明】
【それが生まれた時から当たり前だったとでも言いたげに彼女は特に自慢もせずに明かしてくれた】

戻す時もワンクッションかね…?そこまで怖がるとは思わなかったなあ…戻してるんだから救済措置の類と思ってたよ
ちなみに、一応電波的な物だった…と、思うぞ多分

【そこまで告げると、ジャンクちゃんが手首の時計を見て、現在の時刻を確認すると】

「…あ、ジュニアハカセ…もう遅いですしそろそろ帰らないと明日が辛いのデスヨー」

む、そうだね…ではここでおいとまさせてもらおう、最後に君の名前を聞いておさらばさせてもらおうか
まずこちらからは私はジンジャー・ユースロット、そしてこっちは相棒のジャンクちゃんだ

「またいずれ、お会いする事がございましたらその時はよろしくお願いいたしますなのデスヨー!」

【礼儀正しくスカートをつまみお辞儀をするその身のこなし、礼儀正しさから何から確かにちょっとお嬢様っぽくはある】
654 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/18(火) 03:26:32.38 ID:OQ9E1BMuo
>>653

乱暴じゃないアタイはアタイじゃねーのさ

【自分らしさに誇りを持っているのか胸を張り】
【ニカっと白い歯を見せニヒルで挑戦的な笑みを浮かべる彼女の姿は】
【いっそ清々しい物があったとかなかったとか】

う……うおお……すげえじゃんかお嬢さん
し、しかも家事まで?……(ヤバいぞアタイ人間的に負けてる……)

【お嬢ちゃんからお嬢さんに呼び名がランクアップ】
【料理が出来てしかも家事まで一通りとなると彼女にとってジャンクさんはもはや雲の上の人となりました】

怖がってねーよ!ただちょっと驚いただけだっつうに
考えてもみろよ目の前で首がキュポンと抜ける様子を見た人間がどれだけこの世にいるってんだ

あ、電波なんだ呪術的な奴じゃないのか……そっか……

【嘘、ちょっと怖がってました】
【不思議だけども曰く理にかなっている構造らしいので一安心】

ん、そんな時間か?……って時計つけれねーんだったわ
ちっくしょー不便だなあ早く治れよなあー全くよう

【かろうじてギプスの間から手は出ているものの腕時計が付けられる状況ではないのは一目瞭然】
【携帯電話で時刻を確認しようにもポケットから取り出すのも一苦労、とは彼女の言葉であった】

ああそうだな何かの縁だし名前ぐらいは……
――――アタイは八柳の夜行ってんだ通称壊し屋、なんか壊したい者/物があんならアタイを頼りな
よっぽど気に入らない依頼じゃない限りは引き受けてやるよ、それなりに値引きしてな

【壊し屋とはつまりは物を壊すのに特化した何でも屋のような物である】
【それじゃよろしく、とばかりに顕になっている片目でウィンク】
【まあ実際もう片方の目が眼帯で隠れているのでただの瞬きにしか見えない】

長々話し込んじまって悪かったな、それじゃあなジンジャーにジャンク嬢
今度会った時に全快してたら全開で遊んでやるよ、またなー!

(うおお、お嬢さんだお嬢さんっぽい動作だ……すげえ)

【手が動けば手を振るけれど無理なので首を傾ける事で挨拶とし】
【ジャンク嬢の素敵な動きに暫く見とれてから、数秒後ハッとして――――】
【その後クスリと微笑み肩を竦め頭に乗った枕のバランスを取りながらその場から去っていくだろう】

/お疲れ様でしたー!
/ジャンク嬢マジお嬢さんです我が家に来て料理をゲフンゲフン
./ともあれ遅くまでお付き合いありがとうございましたー
655 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/18(火) 03:30:00.87 ID:NEjp8PqSO
>>648
「ああ、成る程ね。けどそんな淡い繋がりでも、通い慣れない場所では頑丈な鎖みたいに思えるコトも有り、と」
「……うん、あるある。知らないよりは識っている方が、怖くないよね。顔馴染みの虎が、噛み付かない道理は無いけれど」

【柄の悪いように見せ掛けた態度は、言い換えれば不安の裏返し。こんな場所では尚更に、と】
【内面を見透かしたような言葉を吐いて、付け加えた二の句は煽るが如く。主に、朔夜を】

(――――虎呼ばわりか、そうかそうか。黒いのの分際で随分ナマ言って呉れたよな、あぁ……)

【だが然し。彼女は、海里のそんなもしも≠フ危惧に反して――笑っていた】
【それはもう、にこにこと。ただただ純粋に、にこにこと、微笑んでいた】

【頭の中に限っては、恐ろしいコトに為っていたのだ、が】

――――マイノリティ?
「ですよねー……」

【曰く、そういう事らしかった】
【釘を刺すような科白については、目に見える形で応じる事は無い】
【ただ沈黙を以ってして、肯定。注文の品の乗った皿が、海里の目の前でことりと鳴った】

>>650

「どんな鍵よりも、魔法の言葉よりも。それは確かに真理でしょうが――花に有るのは根ばかりです」
「霧中を進む事も無ければ、花を歩かす事も出来ない。無理矢理摘む程、野暮じゃない、と」
「高翌嶺の花は高翌嶺の花。山ほど積んで踏み台にしても、所詮は一夜限りの泡沫――」

「なんて、詩人でも無し。断る理由にしちゃ軽すぎるのが、辛いトコだね」
「店を傾けられちゃあ困るが、其処までイレ込む程に餓鬼じゃない積もりだし。――さて、どうしよっか、なぁ」

【心までは動かせませんと、子供の捏ねる駄々のように謳い上げて。ふ、と口の端にシニカルな笑みを乗せ】
【きん、マドラーがグラスに当たって小さく鳴って。出来上がったハイボールを、カウンターに】

――此処は例外です、と言いたい所でしたが、つい最近に暴漢が押し入りまして。
「本格的に暴れる前にお帰り願ったから、幸いにも被害はグラスが少しで済んだのだけどね」

しかし、天狼会=\―――全く、一等星の名が泣こうってものです。仁義も何も……。

「風の噂に聞いたが、D≠フ出所は悉くあそこだそうだね。あんな薄利多売じゃ、他の売人はさぞ窮屈な思いだろう」
「拡散が拡がってるトコを見ると、近く他の一派と抗争でも起こるかな。……嘆かわしい事」

――あら、随分と良くご存知なんですね?

656 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/18(火) 03:35:52.49 ID:r2cLMT6xo
>>657
【急にお嬢さんと呼ばれ、妙にかしこまった様子になった夜行に少しおろおろした様子で】

「…?あの、どうなさいましたデスヨー?」

ジャンクちゃんのスペックの高さに惚れぼれしてるのだろうさ、まあ家事ひと通り完璧にこなせて
それが日常茶飯事だとでも言うように首がポーン、と抜ける奴なんて世界中にそうそういてたまるかって感じではあるね

【だとするとジャンクちゃんの存在で少々驚かせすぎたかな、と首を傾げながらも彼は背を向けて】

おう、縁があったらまたお会いしよう夜行君、壊し屋ならなんか橋の解体か何かで出番があるかもしれんな
ではさらばだ

「アリーヴェデルチ―デスヨー!」

【別れの言葉を済ませると、二人は夜の闇に消えて行った】
【←To Be Continued...】

/乙でした―
/機械メイドは男のロマンと最初に言ったのは誰だったか
657 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/18(火) 03:42:37.56 ID:8dg9Q+Sg0
>>650
別に無表情ではなかったんだけど?
【不思議そうにしながら】
【中の描写不足だったかもしれないが、確かに無表情ではなかったし、表情もちゃんとあった…もしかしたら彼には無表情に見えたのかもしれない】
【それは彼のみぞ知る】

そういうのが嫌なんだけど…
【ジト目で相手を見て】

はぁ……あのね…私は飲まないの
【グラスを押し返し】

未成年の飲酒が認められたからって私はお酒は飲めないの
それに今日会った人と仲良くお酒飲むような軽い女じゃないの
【はぁ……っと溜息をつきながら】

【更に言うとお酒にはいい想い出がないからでもある】

>>655
まあ、そんな感じですかね?よくわかりませんけど
【首を傾げ】

(………なんかこの人遊んでる感があるな…)
【カイを見て】
【そして注文が来た料理を食べ始める】


>>二人
【しばらくして食べ終わり】

さて…そろそろ久しぶりの家に帰るかな?
【そう言いながら立ち上がり、御会計をすませようとし】

私は愛野海里(あいの かいり)
縁があればまた会いましょう
【そう少年に言い、会計を済ませると去っていった】


/スイマセン…そろそろ寝ないと仕事がまずいので…
/お先に失礼します
/お二人共乙でしたー
658 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/18(火) 03:48:46.02 ID:jGvD6g6wo
>>655

遊び方を弁えてるお客さんは嬉しいよ、余計な手間がかからない。

僕だって、穏便に済ませられるのなら―――夕飯のメニューを、自分専用にしなくて済むんだ。

お兄さんはどうやら良いお客さんになってくれそうだし……―――櫻の流儀、初回はおもいっきりサービスするよ?

但し、『返し』をしないなら男の恥。馴染みをつけられなかったら僕の恥になるのが怖いね。

【度数が下がり、炭酸が喉を突き、随分と飲み易くなったウイスキー、】
【ハイボールを、今度は一度も止めず、一息に飲んでしまった。】


―――薄利多売で、余所が儲からない。それだけでも困るのだけれど。

貴重なお客さんを片っ端から廃人にしてしまう事、手入れが厳しくなる事。

この二つも、他の売人からして見れば厄介な話だ。

そりゃあね、天狼会≠ヘ良いだろうさ。裏にカノッサ機関≠ェ居るんだk―――


―――おっと、失言失言。

【明らかに、わざとらしく口元を押さえて。少年は指の隙間から、ぺろりと舌を出す】


>>657

やれ、やれ。こういう所に来たら飲まないと損なのに。

適切にお酒を楽しめる人は、魅力的に感じられるんだよ?

………ああ、最後に一つ。


縁があれば。縁が作れたように思えたかい?

貴女がそう思えたのなら幸いだよ、お姉さん。

【注いだウイスキーは、自分で飲んでしまって、】
【喉の焼ける様な感覚に、軽く眉をしかめた】

/お疲れさまでした
659 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/18(火) 04:45:37.17 ID:NEjp8PqSO
>>657
「ん、解らなくて良いのさ。なまじっか理解できて仕舞うと、酷く息苦しい事になるから」
「自分に嘘が吐けないのは、それはそれは欝陶しいものだよ。全く以ってね」

【是。知らぬが仏という事も、世の中には有るのだと――何か、酷くややこしそうな科白を吐いて】
【海里が料理を食べるのを余所に、うんうんと尤もらしい顔をして首肯】

「「ご来店有り難うございましたー!」」

【食べ終われば、お粗末様でした等と一言。彼が作った訳でも有るまいに】
【ウェイターウェイトレス共に、勘定を済ませて退店する彼女に大きな声で告げて一礼、見送って】

【「今後ともご贔屓に」とウェイターが呟いた瞬間、ぴくり。確かに、ウェイトレスの眉根が寄った】

――――おい、黒いの。
「あ、はははははー……」
//お疲れ様でしたー、そしておやすみなさいませ!
//こんな深夜まで済まないのです……

>>658

………お前、そういうシュミ有ったんだ。てっきりノーマルだと思ってた。
「以前言わなかったっけ?ストライクゾーンはそこそこに広いのさ」

哀しいかな、需要と供給が必ずしも一致する訳じゃないけれど、な。

「――――否定出来ないのが、何とも。そういう事で其処まで経験豊富じゃないから、リードは宜しく頼んだよー」
「薬を盛るような真似はしないから、安心して夢中にさせてね?………なーんて、さ」

宵越しの銭は、か……翌朝が愉しみだな?
「――――――……言っとけ。」

【突如として被った猫、もとい化けの皮がすっかりと剥がれ落ちて。露に成ったのは、男勝りの跳ねっ返り】
【けらけら笑って、軽妙な掛け合いを二、三。途端に火を噴いたウェイトレスの舌端に、立場はあっさり逆転して】

【逃げるように話を打ち切れば、手にしたグラスを一気に乾してゆく少年】
【その景気の良い飲みっぷりに、ウェイターは「おお」、と簡単の吐息を漏らした】

――――あーらら、道理で手口がわざとらしい訳だ。ひっどいお話。
代紋掲げて堂々クスリをばらまき放題なんざ、真っ当なヤクザの手口じゃないとは思ったが。

「蒼の字、ボリュームボリューム。君の気性じゃ、トサカに来るのも解るけど、ね?」
その名前で呼ぶな、莫迦黒。さておき、誰に雇われてる?黒幕の仲間ってんじゃ、おいそれとは喋らないだろう。

「莫迦って……まあ、確かにそいつぁそうだろうけどさ。お酒の力って訳じゃないだろうし」

660 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/18(火) 05:01:47.67 ID:jGvD6g6wo
>>659

古いマフィアの頭だと、薬は邪道って考えもあるからね。

銃器売買人身売買は兎も角、人間一人を壊してしまう薬は駄目だ、と。

櫻のヤクザ者は良く知らないけれど、似た様な考えのも居るだろう。

面白い事に、伝統を重んずるマフィアというのは、警察組織よりも信用されて愛されていてね。

―――裏を返すと、伝統もなく人道もないマフィアは、皆に嫌われるんだ。

路地裏の住人とお役人と、両方敵に回したら―――新興マフィアなんて数日で潰れる。

じゃあ、なんで数カ月野放し?バックが強い、簡単な結論。だけど、カノッサ≠ニいうのはあまり考えない。

あちらさん、最近はすこし大人しくなってたと思ったから。


お役人さんにもカノッサの犬がいるらしいし、犬に騙されてる馬鹿も居るらしいし。

何処かの正義の味方が飛んで来て、路地裏を適度に掃除してくれると助かるんだけどね。

僕のように、路地裏が生活の基盤となっている人種には、今の状況は居心地が悪いんだよ。


それと、お姉さん。教えて欲しいなら、ゼロが4つ付かないと話してあげないよ?

僕は『うっかり口を滑らせた』だけで、こういう情報は本当なら有料なんだからさ。

……それとも。御伽話に、また口が滑るのを期待する?

【「おかわりは良いや」 もう十分に飲んだから、】
【少年は、自らの長い白髪を、両手に乗せてさらさらと流す。】
【客としての時間は終わり。此処からは、商売人としての時間。】
【情報も、物品も、自らの肉体も、言葉も、金銭に変わるなら全て変えてしまえ、】
【赤みの差した頬を、長い爪が伝って行く】
661 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/18(火) 05:54:27.82 ID:NEjp8PqSO
>>660

所謂ところの任侠ってヤツだな。尤も最近じゃ死語じみて来やがったが、それでも、だ。
昔気質の伝統派だろうがビジネス気取りの新鋭だろうが変わらない、物には道理ってもんが有らあな。
それなりの情≠竄辯義≠竄邇揩チてねえヤツは、おおっぴらにやりゃ疎まれる。力が無けりゃハジかれる――。

「弱きを助け強きを挫くなんてーのは今日びとんと見ないけど、さ」
「――それなりの流儀は持ってるよね。日蔭者でも、いや、寧ろだからこそ≠ゥな?」

「天狼会=c…決して、新しい名前じゃぁない。此処いらを仕切ってた筈、だけど」

変節の原因なんざ知るか。内部抗争か外部からの干渉、精々その辺が関の山だろうさ。
ブレイザーシティの一件で懲りてた、とは思わないが。舌の根も乾かぬ内にってのはこの事だな。

【代わる代わる、矢継ぎ早に接がれる言葉。道理に疎い方でもないのだろう、互いに顔を顰めて】
【この二人の性分は、元よりそちら側♀り。正義の代紋に依らずとも、後は】

――まあ、何だ。路地裏歩く度にあの様じゃあ、おちおち散歩も出来やしない。
「捜してる子が居るんでね、キナ臭いのは一刻も速く止んで欲しいし」

何より――

「――早い話が」

【――――気に喰わない=Bたった六文字、重ねた言葉。その一言で蹴りが付く。】
【人畜無害な店員から一転、有害極まる人斬り≠ニ壊し屋≠ヨ。もっと言うなら、彼の上客≠ヨ】

上等だ、話せるだけ話せ。序でに今後の頼みの分も色付けてやらぁ。
黒いの、持ち合わせが無いから給料一寸前借りするが、良いよな?
「幾ら何でも屋さんったって、この期を逃せってのは頼まれたって御免だよ。店長には話を付けとく」

オーライ、それでこそだ莫迦黒。
「だから、莫迦は止めてってば、さぁ………」

【連絡時間等々を差し挟み。ややあって、茶封筒から取り出したるは万札が十】
【櫻の娘が宵越しの銭なぞ持つか、零が一つ多いのぁ誤差の範疇、持ってけ泥棒とばかりに】
【扇宜しくばさりと開いて、カウンターへと叩き付けた。出し惜しみせず、威勢良く】
662 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/18(火) 06:19:27.31 ID:jGvD6g6wo
>>661

―――ヒュウ♪

格好良いね、二人とも。東のお客さんに偶に居るタイプだ。

予想以上の金額、返せと言われても返せない。その分仕事で払おうか。

但し、これには多々の推測が含まれると言う事を、知っておいて欲しいかな。


―――さて。僕が誰に雇われているか。
これは、僕自身が知らない。何せ立場をあの人は告げなかった。
だけどね、僕は依頼人にも、たまーに悪戯を仕掛ける事がある。悪い癖だ。
依頼内容は『情報を広げる事』、と僕は受け取った。けれど、確かめる時に僕はこう言った。
「所謂『正義の味方』の耳に届くように、遠回りに動くなら」 対象を限定したんだ。
その人は、僕の言葉を訂正しようとしなかった。きっと、必要が無かった。
加えて、D≠フ中毒患者を殺害していた点、戦闘狂の様子が見受けられた点。
どうやら僕の雇い主は、『正義の味方』とはかけ離れた所に居るらしい。

此処で、とあるジャーナリストに聞いた情報。この目でも見た情報。
天狼会≠フ「構成員、下っ端って自称している奴」に、彼は哲学者の卵≠植え付けられていた。
かの名高きカリナトゥス女史の例を見るまでも無く、卵≠フ出所と言えば?一つしか無いだろう。
この段階で、天狼会≠ノカノッサ≠ェ何らかの形で係わっている事が窺える。

僕の雇い主は、天狼会≠フ人間とは考えにくい。何歩か譲っても、天狼会≠フ利になるよう動いては居ない。
だけど、その他の正義組織や、他のマフィアの利益が生まれる動きとも思えないんだ。
じゃあ、何処だろうあの人の居場所。ねえ、予想は付いて来たんじゃないかい?


さあ、次。彼等の狙いは何だろう。
役人を丸めこみ、廃人を増やし。尤も考えやすいのは、『正義の味方』への嫌がらせ。
善意で現れた面々、薬を求める廃人達の罵声罵倒、法を掲げる役人。誰でも考えつく事だ。

この過程で、きっと天狼会≠ヘ、所謂『裏』の世界を掌握するだろう。
売人は、D*ウしでは利益が上がらなくなっていく。きっと天狼会≠フライバルは、取り締まりがキツくなる。
一国の『裏』を一つの組織が支配し―――その組織はカノッサ≠フ犬。
おや、カノッサがいつの間にか一国占領だ、困ったね。
………ブレイザーシティとは違う。占領されていく過程が見えないから、まだ、だあれも動いてない。


喉が疲れた、少々休憩しよう。


【紙幣十枚ズボンのポケットにねじ込み、赤い目を光らせての商談。】
【裏側からものを見ている少年の見解は、ずれてしまっている物もあるかも知れないが、】
【裏に回らなければ見えない情報が多分に含まれて、正解を導いているかも知れない。】
【全てはまだ、推測の域。】

/流石に、眠気が危ないので、続きは今夜にお願い出来るでしょうか?
663 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/18(火) 06:54:23.55 ID:NEjp8PqSO
>>662
//勿論なのですぜ、遅レスで引っ張っちまい申し訳ない……。
//取り敢えず、次の自分のレスで一旦〆、という事で。ではでは、おやすみなさいませー!
664 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/18(火) 19:32:31.91 ID:/A4p7I3Fo
テスト
665 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/18(火) 19:39:08.74 ID:P90oPUfI0
【水の国 森】

たああぁぁぁっっっ!!
「ぐぅらあぁぁぁぁっっっ!!」

【薄手のトレーナーの上に赤いジャケットを羽織った、左目を縦に走る真新しい傷跡が目立つ、背中に掛かる程度の青い髪の、左腕の肘から先が触手と化しているのを、ジャケットの袖で隠している少女と】
【短く刈りあげた髪に、上下黒で揃えた服の上から更に黒いベストを着込み、右目の周囲に古い火傷の跡がある青年が】
【人気の無い森の中で、切り結びあっている】

――――ふぅ
やるわね、兄上…………
「そっちこそ、だな……何気に、強くなってんじゃねぇか?」
…………もう、負けられないものね

【少女の右手には、青白い気を纏ったナイフが逆手に握られており】
【青年の右手には、機械的なパーツのあるハンマーが握られていた】

≪……けど、悠長に訓練してる暇が、果たしてあるんすかね……?≫
"仕方なかろう……新たな得物の取りまわし方……ある程度は把握しておかなければなるまい"

【二人から離れたところで、青い炎を纏った、やけにデフォルメされた髑髏と、一匹の蛇が、その有様を見守っている】
666 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/18(火) 19:49:15.16 ID:gCW+ZEzSO
>>665
【とそこへ】
【一人の少年が現れる】

うぅん、どうしよう・・?
【三人(?)共に見覚えがあるであろう白のカッターシャツに青のネクタイをして首には紅のマフラー、手には黒の手袋を着け、腰には二本の刀を携えた少年が現れる】
【その顔立ちは幼く「童顔」、それは良く言えば可愛らしく、意地悪言ってしまえば女々しい】
【また少年のカッターシャツの袖には校章が付いていて、彼が学生なのが解るだろうか】

・・・・って、あれ?
【少年は何処か思い詰めた様な顔をしていたが、そちらに気がつき、いつもの表情に戻す】
667 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/18(火) 19:57:32.87 ID:P90oPUfI0
>>666

さて…………もう一発、行くわよ兄上!!
「上等だ……どっからでも来い!!」

【一息つくと、二人は再び真正面からぶつかり合う】
【互いの武器がぶつかり合い、ギチッと火花を散らす】

"だが…………なるほど優れた武器を開発したものだな……
流石は、アーディンの旦那の紹介と言ったところか……"
≪こう言う人脈の強みって言うのは、今の俺たちには助かるっすからね……≫

【変わらず、それを眺めている二体の使い魔】
【その表情は、どこか引き締まったものになっている】

≪――――あれ……!?≫
"む――――誰だ……!?"

【そんな中、使い魔たちが第三者の存在に気付いたのか、視線を飛ばす】
【夜目で分かりにくいが、そんな障害は二体には関係がない】

≪――――護さん!?≫
んっ……!?
「なに…………!?」

【ほどなくして、髑髏――――ジェムがその姿を認める】
【声に反応して、二人の動きも止まった】
668 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/18(火) 20:12:54.26 ID:gCW+ZEzSO
>>667
レイドさん、アストラさんっ!良かった、二人共無事だったんですねっ!
【現れた少年――護は二人の名を呼ぶ】
【その表情は嬉しそうで】
【リイロクローンの件で、護は二人を心配していた、】
【そして、今。ここに自分の目で二人共に未だ無事だという事実を確認できた事に、安心を感じ、その嬉しさから思わず、笑顔がこぼれた】

/すいません!絡み初めたばかりだと言うにこんな時に急遽用事です!
/一時間半で戻って来ますが、待てないなら切っていただいても構いません!誠にもうし訳ない!
669 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/18(火) 20:22:24.08 ID:P90oPUfI0
>>668

ま、護……!
「――――おぅ、久しぶりだな」

【動きを止め、少年――――護を見やるレイドとアストラ】
【驚いた様子のレイドと、汗をぬぐいながら苦笑するアストラ】
【確かに、二人はここに、死ぬ事なく立っていた】

「――――そっちこそ、無事だったか……
最近、どんどんきな臭い事態が増えてきやがるからなぁ…………」

【顔を顰めながら、アストラはしみじみと口にする】
【世情は、より一層の混迷を極め出しているのだ】
【そんな中で、正義のために活動する護の安否は、アストラ自体気にはなっていたのだろう】

護……その…………『justice』は大丈夫なの?
なんか、メンバーに欠員が出たって聞いたけど……

【やりにくそうに、レイドは切り出す】
【護の所属する組織『justice』――――正義を貫く組織に、欠員が生じた】
【その事態に、穏やかならぬものを感じているのだろう】

/了解しました。待ちますよー
670 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/18(火) 20:31:06.96 ID:NEjp8PqSO
>>662
そいつぁどうも、縁が合えば今後とも宜しく。
「――無けりゃ無理矢理結ぶまで?」そゆコト……お前の時と同じだ。

この際推測でも構わない、情報は一つでも多く欲しい。成る可く多角的に判断したい。
然して回らない頭二つだが、情報が足りず考えられないのと余って纏まらないのじゃ後者のが遥かにマシだからな。

筋がどうこう語るからには、貰うだけ貰って出鱈目語るような性質の悪いのでも無いだろうし。

【さあ、長口上は終わりだ。本題に移ろう≠ニ、頷いてウェイトレスは奥に引っ込み】


「……確かに。天狼会≠ヘ、どうも体の良い隠れ蓑にされてるっぽい節が有ったからね」
「一度だけ、売人と名乗る男に会ったんだ。そいつは文字通り、D≠湯水みたいにバラ撒いてた=v
「多分、無料で。聞けば、不様な姿を晒す人間を観るのが、堪らなく愉しいんだってさ」
「おまけに、莫迦丁寧に代紋を曝して……こっちの反応を見て喜んでる。劇場型の愉快犯の匂いがしたよ」

「あいつは違う。真っ当なマフィアなら、――何の利益も無く、廃人を量産なんてしない」

【――――ややあって早着替えを済ませ、始まった話に割り込んで】

とすれば、広める情報がどの程度の物かにも因るけれども……情報を広める≠チてのは聞くからにミスリードか、挑発か?
「どっかな。少なくとも、叩かれるのがデコイなら、黒幕は痛くも痒くも無い…筈」

だが、何故中毒患者を[ピーーー]?――人柱、って訳でも有るまいに。依頼主が人で無し≠セってのは解るが、どうにも。
「単なる殺人じゃないんなら、回転率の増加かなぁ?末期≠ェそこら辺にごろごろしてたら、商品のイメージが落ちる」
「……どうだろ、これは微妙なセンか?」

――で、次は……天狼会≠フ構成員に卵≠植え付けられたジャーナリスト。
言わずもがな、卵≠ヘ最早カノッサ機関≠フお家芸だ。奴らと天狼会≠ヘ繋がってる、と仮定して。

先程の二つの例。これを統合すると、どうやらこの仮説がほんの少し真実味を帯びてくる。
「戦闘狂に愉快犯。ビジネスライクとは程遠い奴等が、天狼会≠フ名を不必要にクローズアップしてる事」
「これは、一構成員の暴走って域を少し超えてるように思える。君の言う通り、行動の指針が少しばかり可笑しいんだ」


で、さっき其処のウェイターが言った奴だが――うん、聞く限りでは、そういうのが飛び切り好きそうだな。
「奴さん主犯じゃなさ気だったから、それが主な狙い、って決め付けて掛かるのは尚早だが…間違いなく、その傾向は有るよ」

正義の味方をさんざっぱらコケにして、おまけに国一つ付いて来るって訳だ。

「そうなりゃD≠フ市場は拡大するね、カノッサの息の掛かった組織もいきおい増える」
となると、益々解決が遠くなる……単純に叩くだけじゃ、創られた土壌≠ワでは変わらない。

「利権やら欲望やらが絡んで、どろっどろだ。こんな話には、正義の味方じゃ手も届き難い」
道理だな。根っこを枯らすにも情報が足りず。さて、如何したものか、と――――。

「だが。俺は違うよ、朔夜ちゃん――――?」
――――識ってる。使い所は間違えないから、その時は。

「りょーかいっ」

【数少ない情報と予想とで大まかな全体像を形作る、パズルの構築にも似た意見の交換】
【彼等のそれは少なからず飛躍していて、酷く感覚的。悪く言えば無理矢理な感が否めないが】
【少年の視点――彼等に取っての死角を、補填出来る――から足りないピースを埋められ】

【枠組みが、僅かずつ説得力を増してゆく。正答に近いものは導けそうだ】
【では打開策はと訊かれれば、此方は未だ答えに詰まる。現状は、思ったより複雑だった】
//済みませぬ、最後の最後で……取り敢えず只今帰りましたので、返しておきます
671 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/18(火) 20:45:58.62 ID:PaqeoMouo
【水の国――街中】


【決して『人気が多い』とは言え無いが、其れでも疎らに人通りの存在する通り】
【とある建物の前に――ダンボールを数十箱載せた軍用トラック≠ェ一台、停まっていた】
【ダンボールを運び込んでいるのは、数人の男達。 そして、彼らを指揮している人物が一人――】


……そうそう、そっちから運んでくれ。
『注射器』の方は幾らでも手に入る――“大事な物”から、先に運ばないと。


【黄金の双眸、西欧人的な容貌ををした―――肩までの黒髪を持つ男である】
【黒髪は耳元辺りで一部が左右に跳ねており、少し特徴的な髪型だ】
【身に着けているのは、紅の着流しに漆黒の帯と羽織、極彩色の『蝶』の髪飾り】
【衣服と相貌とのアンバランスさが何処か、浮世離れした印象を放っている】

【あれこれと指示する彼とは対照的なのが、もう一人】
【荷台の空いた部分に座り込み――、どうやら、箱を背に眠っているらしい人物】


「…………………おむれつ…、……ぅへへ………―――。」


【身長は170cm程、白を基調としたパンツタイプの軍服を身に着けた女性だ】
【腰まで伸ばした櫻色の髪を辿れば、鷹≠フ細工が施された大き目の軍帽】
【背には其の変色具合から年季の窺い知れる『三味線』を背負っている】



【男達がダンボールを運び込んでいる建物――事情に詳しければ、】
【其の建物は天狼会≠フ所有する、所謂『組事務所』であると判るかも知れない】
672 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/18(火) 20:51:41.47 ID:7YIkb2kDO
>>671
【そこに、頭から脚まで全身真っ黒な、人型の何かがやってくる】

【それは白いファーの付いた紫色のコートを素肌の上に前開きで着て、ジーンズとスニーカーを履いている】
【体は真っ黒な体毛が生えていて、紅い両目の右目は傷が通り閉じられている、そして後ろに折れ曲がっている頭から生えた長い耳が彷彿とさせるのは、兎】
【腰の後ろに三日月状の鞘をぶら下げ、右肩に象牙色の外套をかけて首に蛇のシルバーネックレスをかけた、黒い兎の獣人が男の方へと歩いてくる】

…よお、大変そうだな、何運んでんだ?

「自爆テロに使う爆弾ですか?」

【獣人の傍らには、水色のロングヘアーに赤い瞳、メイド服を着てうさ耳カチューシャを付けた30cm程の少女が浮翌遊している】
673 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/18(火) 20:52:02.15 ID:jGvD6g6wo
>>670

僕が、仮に天狼会≠フ構成員だとしたら。情報を広めるのは、『勝てる』と確信してからになるだろう。

正義の味方も頭の悪いお役人もその他マフィアも、全て相手にして勝てると確信してからだ。

勝つ方法は幾らでもある―――民衆を味方に付けるのは、最も簡単なやり口。

大義を解かなくても、薬と食べ物とお金さえ有れば、簡単に言う事を聞いてくれるだろうさ。

そして、こんな風に扇動するんじゃないかな?

「六王教団は!Justiceは!君達の生活を守る事は無い!パンの一欠片もくれる事は無い!
安心したまえ、これからは我々天狼会≠ェ」 あ、此処は「我々カノッサ機関≠ェ」でも良いね。

「我々が、君達に天国のような素晴らしい生活を約束しよう!」

勿論、彼等の作る天国は、D≠ェ見せるバッドトリップって訳。

【演劇の役者じみた、大仰な動作と口調。長い白髪をマントの裾の様に払って、】
【少年は、予想しうる一例を演じて魅せる。】
【悪人の思考は、其方に腰まで浸かった人間の方が辿り着きやすい。】
【汚い仕事というのなら、少年のしている事も、十分にそう見られてしまう部類なのだから。】


そして、これを防ぐにはどうするか。簡単なのは、天狼会≠潰して、隠れ蓑を剥がす事。

当たり前だけど、これは向こうも気付いてる筈。お役人さんの邪魔が入るだろうね。

―――お役人さんが、六王教団にあげる報告書。ちょっと書きかえられたら、怖い事にならない?

マフィアと一緒に、正義の味方まで掃除されたらたまらないね。


以上が、僕の推測と、持っている情報。金額にはまだ不足かな。

残りは、これから集める情報の優先的な提供、で補わせて欲しい。

【少年は、此処までを終えると口を閉じる。カウンターに両肘を置いて、指を絡ませると、】
【顎を手の甲に乗せ、軽く目を瞑り。二人が、結論を出すのを待つ事にした。】
674 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/18(火) 21:01:55.92 ID:PaqeoMouo
>>672

【訪れた二人組に、指示を出していた男は作業を中断――振り返る】
【こうして見ると、スーツ姿の他の男達と比べて浮いた♀エじが一層に強い】


そうだね――そっちのお嬢さんの仰る通り……ってのは冗談。
ちょっとした商売品さ。 飛ぶ様に売れてね、生産が追い付かないんだ。


【ノリとしては『軽い』――丁寧に、ジェスチャーを交えて話す男】
【ダンボールの中身はどうやら、ヒット商品≠轤オい】


君達は……何だい、手伝ってくれるのかな?
構ってやれなくて悪いんだが、忙しいんで――興味が有るのなら、『あっち』に話してくれるかい。


【『あっち』と彼が指差したのは、幸せそうな表情で眠る荷台の女性】
【寝言で食べ物の名前を時折呟いている辺り――、夢の中では食事中なのだろう】
675 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/19(水) 00:48:50.71 ID:X8LBNlCR0
臨時スレ>>313

ほしくは無いですよ・・・
そんな不気味な雰囲気かもし出してる剣とか。
呪われた剣とか持ってて死んだら、シャレになりませんからね。
ほしがるのは・・・コレクターか研究者か・・・
それぐらいじゃないですかな?

【苦笑いを浮かべながら少年に答えた】
【その妖しい剣から感じる雰囲気と少年から受けた警戒心に対しての苦笑いだろう】

(最近睨まれたばっかだなぁ・・・まぁ、妖しいっちゃ妖しいんだろうな俺・・・)

【などと苦笑いのうちでは一人落ち込んでいた】

本当に、そんな対した理由は無いんだけどね。
最近色んな「感覚」を整理がてら取り込みすぎちゃって・・・
ちょっとした魔翌力でも、敏感に反応しちゃうと言うか・・・

【ポリポリと顔を指で掻き】

なんか、引き付けられたって言う感じかな。

【まったくもって答えの無い答えである】
【話すのは苦手、と言うよりもどう説明したらいいのか迷っている様である】
676 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/19(水) 00:59:28.02 ID:dlpXkFbJo
>>675

「ふーん、そんならいいけどさ」
「呪われていたとして、それで死んだならその呪いに飲まれたソイツが悪いのさ」

【何の論理もなく、もはや精神論めいた皮肉を吐く少年】
【確かに異様なコレを盗るような人間はいるとしたら隣に座っている少女くらいか、とベンチの端に立て掛けて】

『はいっ、欲しがった人がここにいますよー!……あの1日だけ貸したり――――』
「しねーよへちゃむくれ、家帰って寝てろ」
『あうう……酷いですよへちゃむくれは……』

【押しが弱く、言葉に弱い彼女は頭を抱えて縮こまる】
【その姿を例えるならどこか小動物的でもあった】

「へー大変だなソイツはやっぱある程度は鈍い方が生き易いのかね、オレ様らっきー」
『――――?「感覚」を取り込む……えっと、失礼な事をお聞きしますが貴方は人間?』

【青年の苦悩など何処吹く風とばかりに少年はベンチに深く座りへらへらと笑う】
【対照的に彼女は彼の意味深な発言に少しの警戒を込めて、尋ねる】

「引きつけちゃって悪いけど、こっちの水は甘くもなくむしろ毒だぜ?」
「もちろん薬にも何にもならないタイプのなー」

【果たして「毒」とは刀の事かそれとも少年自身か、或いは……】
677 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/19(水) 01:07:34.68 ID:fFy727FSO
臨時>>315

・・・・それは・
【レイド達の言葉に護の口が思わず止まる】
【レイドの言う言葉があまりに正しくて】
【言い返す言葉が見つからない】
【そして―――】

・・・・困った時は、ちゃんと僕達に頼って下さいね・・
【護は去っていこうとする二人に】
【そう言葉を口にし】
【二人を見送る】
678 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/19(水) 01:09:48.34 ID:X8LBNlCR0
>>676

ハハ、一理ありますね。
死んだそいつが悪い。確かに・・・そうかもしれませんね。

【ふぅと小さな溜め気をつきながら、何かを憂いた表情になった】

お嬢さん、彼は渡したくない理由があるんですよ。
それはしようが無いと思いますよ。
複製とかできたりしたらいいんですけどねー。
まだそう言う能力にはあったこと無いですしね。

【笑顔を少女に向けながら言う】
【その縮こまった少女の姿を見て少し和んだのか苦笑いから笑顔に変わったのだ】

ちょっと前までは俺もにぶかったんですけどね。
まぁ、長所短所、どちらもあると言ったところですかね。

【と少年に向け言い】

一応人間だと思いますよ。はい。
自分が思っているだけかもしれませんが。

【続けて少女に向かってウィンクをしながら言った】
【要するにただのかっこつけの馬鹿のようだ】

刀は―まぁ見るからに毒っぽそうですが・・・
君達は甘い蜜だったりするのかな?

【冗談としか言いようが無いことを笑顔を向けて言った】
【刀を持っている少年はすでに毒に犯されているのかもと心のどこかでかすかに思っていたのかもしれない】
679 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/19(水) 01:15:26.20 ID:LuNWNCbAo
落ちた時用>>316

正直に言っちゃうと、此処で適当に考えて思い付く事は、向こうも思い付くだろう。

天狼会≠ェ現時点で潰されてない理由が、役人との癒着『だけ』とは思えないよね。

隠れ蓑が更に隠れ蓑を被ってる、そんな可能性もあるんじゃないかな。


―――結論、そして僕からアドバイスを探すとするなら。

少々乱暴なやり方だけど、天狼会♀ヨ係者と判明した瞬間、殺害または拉致監禁という手段はどうだい?

何か吐く奴は、どうせ放っておいても吐く。吐かない奴は、脅す時間が勿体無い。

そうして、路地裏に新たなルールを作る。即ち、『天狼会=<求[ルの傘に守られない者』という、ね。

D≠フ売人も、見つけたら狩る。徹底的に、『裏』から天狼会≠叩きだすんだ。

こういうのは―――路地裏にたむろしているチンピラにやらせよう、はした金で動くさ。退屈してるだろうから。

親父狩りなんかするより世間の為になる、収入も多くなる。彼等も喜んでくれると思うよ?


これで、今の僕に出来る仕事はお終い。此処からは別なお仕事の時間―――

―――と、そう言えばまだ名前も知らなかったか。

【自分の手の本数は、どう頑張っても増やせない。だから、他人の手を借りる算段を少年は組み上げて、】
【その提示を終えた所で向けられたウェイトレスの言葉、互いに名乗っていない事に気付かされる。】
【長い白髪に手櫛を通し、背筋を伸ばし、薄い笑みを浮かべ。写真を取るかのように、外側を繕い、】


僕は、白蘭。白狼の白蘭。フリーランス、と言えば聞こえがいい。根なし草と言えば本質に近い。

お金次第で物でも情報でも人でも、集めるし売るし、壊す事もある。そんな仕事だよ。

そっちは―――特に、お兄さんの方の名前は聞いておかないと―――何て言うの?

【二人に向ける笑みは、少年の顔をしながら、いやに女性的でもあった。】
680 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/19(水) 01:21:35.84 ID:3F7hETPv0
>>677

"……言うまでもない事だ。我々はまだ、死ぬわけにはいかない……"
≪ギリギリまで、自分たちの力で頑張るってだけっすよ……。いざとなったら、世話になるんすから…………≫

【レイドの厳しい言葉に対して、使い魔達がフォローを入れる】
【レイドの言葉は真剣なもの――――故に、容赦の無い、鋭いものになっていた】
【それによって、護の心が折れたり、レイドへの心証を悪くする事のないように、彼らなりに考えた行動だった】

"……では失礼する。帰り道、気をつけてな…………"
≪護さん…………どうか、無理だけはしないでくださいね…………そんな事、人の命を預かる人間には、許されない事っすから……≫

【別れの挨拶を済ませると、使い魔達もレイド達の後を追う】
【4つの陰は、森の闇の中へと消えて行った】

「…………レイド。良かったのか? 護の事……」
――――彼は優しすぎる。それが個人なら、長所であり、魅力であるんでしょうけど…………
ああして、多くの人に、その命に関わる事をやってるなら、それは『甘さ』でしかない……
人のために戦うって事は、現実を見て、適切な判断を下す事が必要なの…………分かるでしょ、兄上?
「まぁ、分からん事もないんだが…………確かに、あれじゃあいずれ戦場で倒れかねねぇ…………」
――――そう、戦闘力の強さ弱さ以前の問題…………彼には強さがない
間違えを犯さない強さが、犠牲を払う強さが…………

【道行き、レイドの本心が吐露される】
【レイドにとり、護と言う人物は、非常に危うい性質を持っていると見られていた】
【『justice』の事だけでなく、それもまた、レイドにとって黙ってはいられない事の一つだったのだろう】

/乙でしたー!
681 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/19(水) 01:25:33.51 ID:dlpXkFbJo
>>678

「それに呪いなんて目に見えないモノ――――」
「本当に「死」への因果関係があるかどうかさえ証明出来ないしな……」

【その逆はどうだ、という話でもあるのだけど】
【其れを突き詰めたところで答えは無く、ただ死ぬだけ……】

『うー……仕方ないので諦めます、諦めざるを得ないです』
『でも複製品は嫌ですよ本物も本物、完璧なオリジナルじゃなくちゃ――――』

【青年の言葉が功を奏したのか納得しむくれ面を戻す】
【例え100%コピー出来る能力があったとしても、突き詰めればそれはコピーでしかない】
【ならば「本物」に執着するのはある程度なら合点がいくだろう、これは少しいき過ぎな気がしないでもないが】

「短所……魔翌力の攻撃が色々キツイ、いやこれ死活問題か?」

【なんて口に手を当て独り言ち】

『そうですかー……でも感覚を取り込むって?』
『うぐぐ――――』

【その点が気になってまた尋ねる】
【男性に耐性が無いのかそんなウィンクですら顔を下げ頬を抑え……】
【ちなみの少年の事は男性とすら思ってないようで大丈夫らしいです】

「…………いや」
『私達は………』

「『毒、だ(です)よ――――』」

【少年、挑戦的な薄ら笑いを浮かべ】
【少女、悲しげな薄ら笑いを浮かべ】

【自分を毒のようなものと称するのはそういう気分だったのか】
【自分がどのような存在か理解しているからか、そう彼らに尋ねてもきっと答えない】

「なーんてな、毒でも薬でもねーよフツーの一般人」
「あ、一般人はこんな刀持たねーか」

【こうやって自分から茶化して終わらせるから】
682 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/19(水) 01:33:46.79 ID:fFy727FSO
>>680
/乙でした!
683 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/19(水) 01:46:55.53 ID:X8LBNlCR0
>>681

因果なんてものは・・・
死んでからじゃないとわからないのかもしれないね・・・

【小さく、ボソッと呟いた】

所詮コピーはコピーでしかないからねぇ。
でも、まぁ、それでもどうしてもほしいならば・・・最後の手段に出るしかないね。
殺してでも奪い取るって言う手段に。
幸い、少年は魔翌力に対して鈍そうだし、魔法とか使えるならいけるかもしれないんじゃない?

【笑顔で不気味なことを言う】
【実際ほぼ冗談で言ったので、彼も本気にされては困るだろう】
【目の前で行動に起こされてもどうしようもないだけなのだから】

(しかし、この子のことを一瞬でもかわいいと思ってしまった俺は危ないのかもしれない・・・)

【それと同時に少女の行動を見て、心の中ではあまり良くないことを考えていた】
【表情は笑顔のままだが、内心こういった女性の行動にあまり免疫がないようだ】

ハハ、一般人か。

【笑顔で答えつつ】

一般人・・・ねぇ・・・

【妖しい笑みを浮かべて、ボソッと呟いた】

/すいません!返信遅れました・・・
684 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/19(水) 01:57:00.82 ID:dlpXkFbJo
>>683

「死んだ時点から絡まる因果もあるかも……な」

【同じく、誰に宛てたでもない言葉を呟き】

『こ、殺してでも……?奪い取るっ!』
「お前さ、オレを殺れると思ってる?お前だけの力でさ?ん?」
『すいまえんでした……』

【戦う前からパワーバランスが傾いていたらしく】
【珍しい少年のニコヤカな笑みに少女はガクブル】

『残念ながら魔翌力も魔法もよく分からないのです……』
「オレらは不便な人種らしいぜ、類は友を呼ぶとかなんとか――――」

【魔翌力△二人組、魔法を使われたら死ぬぞ!気をつけろ!】

『…………?なにか?』

【彼のいかがわしい(?)考えを察したのか鉢巻を揺らし首を傾げ】

「そうそう一般人、ちょっとおかしい一般人」
『それって一般人じゃないですよう……』

【けらけらけら、冗談で笑う彼に真面目に突っ込む彼女は結構お馬鹿さんなのかもしれない】

/いえいえ大丈夫ですよー
/ただちょっと次の返レスが遅れるかもです
685 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/19(水) 02:07:48.74 ID:X8LBNlCR0
>>684

もう、見てわかるほどの上下関係なんだね・・・

【二人のやり取りを見て苦笑いを浮かべた】

それは残念だ。
でも、魔法なんてもの、あってもなくても・・・
不便はしないしね。今は。

【自分自身も魔翌力が無いような言い方をする】
【今は、という言葉を言ったときの雰囲気が少し違かった】
【よく見えているものなら、その小さな変化を読み取れるだろう】
【内面の考えまで読み解けるのかはまた別なのだろうが】

ハハハ・・・いや別に、ナニモナイヨ!

【なぜか急に片言で話し出す】
【悟られないようにしてるつもりだが、むしろ怪しい】
【やはり単純にただの馬鹿なのだろう】

そういうなら、俺もちょっとおかしい一般人かな。
世界平和を願う、ただの一般人さ。

【少年の冗談に乗るような形で言った】
【だが、未だに少女に思っていたことを悟られてないかとドキドキしている】

まぁ、それはおいといて―そう!感覚ね。感覚の話。

【無理矢理な話題変換をして少女の気を別のところへいかせようとする】

俺にとって「感覚」ってか、どっちかって言うと「同化」ってほうがあってるかもしれないね。
一応、俺の力のひとつだから。

【自慢をするわけでもなく、どちらかというと申し訳なさそうに自分の力ということを話した】

/はーい、わかりましたー。
686 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/19(水) 02:12:45.95 ID:vcZLW4JSO
>>679

好いね、気に入った。どうにも苦手なんだよな、ややこしいのって。
快刀乱麻を断つ、ってな具合に、邪魔者はさくっと――おっと、つい口が滑った。

「正義の味方の台詞かい、それ。まぁ、俺としても楽で良いのだけど」
「魔女狩りならぬ、ね……そういうのが好きそうな奴が居たら、片っ端から当たってみるよー」

燻り出すまでとは往かずとも、少しでも効果が挙がれば御の字、だな。同じく、乗った。
【「なにそれ厭なマトリョーシカ」等と、朔夜は露骨に顰めっ面を浮かべていたが】
【殺害、ないし拉致監禁。そんな物騒な提案を耳にした瞬間、は俄かに表情を綻ばせ】
【猛禽や肉食獣も斯くやの獰猛な笑みを浮かべて、ひゅう――と一つ口笛を吹いて】

「……チンピラで相手になるかどうかは、判らないけど。類は共を呼ぶ、って言葉も有るからね」
「俺や彼女が路地裏を歩いてれば、同じようなのが血の臭いに釣られて寄って来るし」

……オレが人で無し≠セとでも言いたそうな口ぶりだな、まるで。
「口ぶり……いや、ストレートにそう言ってるよ?否定は出来ないってか、しないでしょ」

まあ、そんな事はさておき。出来れば今の提案、同じコトを訊いた奴にも広めておいて貰えると助かる。

【ウェイターも、くすくすと苦笑いを浮かべつそれに同意する】
【それから、頼む相手には困らない、と一言。自負している癖に不服げな彼女に、悪びれる様子も無く宣い】
【さて、此処で自己紹介。聞き終えれば両者居住まいを正しい、口を開いて】

「白蘭君ねー、覚えた。以後宜しくね?」
世話になる。オレは朔夜、識槻朔夜。んでもって、こっちがカイ=スケイプヴェルト。

「しがないフリーの何でも屋さんだよー。縁が御座いましたら、どうぞ宜しくお引き立ての程、なんて」
……正義の味方≠ネんて柄じゃないが、そういうお仕事を。
まあ、要は只のウェイトレス、兼人斬りだ。お前を斬る羽目にならない事を祈ってるよ。
687 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/19(水) 02:29:13.43 ID:LuNWNCbAo
>>686

末端の売人の一人や二人、武装したチンピラの数で押せば楽勝だよ。

能力者と違って、ああいう類のは勘が鈍い。後ろからやれば、簡単に、ね?

それから、名前は覚えたし、この提案を広めろというのも了解した。

―――ああ、朔夜さん?

【自分の隣。酒を飲むなら、肩を組んで放歌するにも良いだろう距離に居る人斬りに、】
【少年は、笑みを浮かべたままではあるが、ほんの少しだけ視線の鋭さを強めた。】
【床に触れていた靴が、彼女の脛へ。こつん、と音がする程度の力で、振り子のように打ち出されて、】


そういう物騒な事を言われると、僕は困っちゃうなあ―――後で斬られるのは嫌だし。

だけどね、僕を斬るには近過ぎるし、僕だって決して弱くは無いんだ。

おかしな事を言わないで貰えると助かる、実行に移さないなら尚助かる。

カイお兄さん、朔夜さんの手綱を握っておいてくれる?悲劇は生まれない方が、精神衛生上好ましいから。

【椅子を両手で押して身体を浮かせ、少年はその場に立ち上がる。】
【飲むのは終わり、仕事の話も一段落。今宵、此処で彼に残された行動は―――】


―――それじゃ、そろそろかな。お会計を、と頼みたい所だけど………

お兄さん、遊んでくれるなら、ついでにこれもお願い。駄目?

そんなに沢山飲み食いした訳でもないし、いいでしょ?

【とん、と、左右の靴が床を叩いて、】
【少年はカウンターを飛び越え、カイの隣に立とうとする。】
【165cm、いやギリギリ足りないか。女性として生まれていれば、十分な身長だったのかも知れないが。】
【華奢な骨格の少年は、青年と並べば随分小さく見えた。】
688 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/19(水) 02:36:45.48 ID:dlpXkFbJo
>>685

「いやたまにコイツのが強いよ、うんマジで」
『皮肉か嫌がらせですかそれ……?』

【だが少年は真面目な顔】
【今、ならば少女が強くなる要因がこの場にないので青年の言った通りの関係ではある】

『今?……というと昔はあったとかー……』
『あう、邪推ですよねゴメンなさい』

【少女は機微な変化に気付いたらしく目をパチパチとさせながら】
【じっと青年を見上げ、そして余計な事を聞いたかなと申し訳なさそうに竦む】

『そうですかー?……』

【基本他人の言う事は素直に聞くが納得半分興味半分といったところか】

「世界平和、なあ……オレは周りが平和ならそれでいーや」
「全部が全部平和なんてそれこそ無理難題の部類だし」

【個人の出来ることには無論限界がある、それならせめて身の回りだけでも……】
【少女は少女で未だ気になっているのか時折首を傾げ】

『同化……となると「こうやってオレがコイツを抓ったら」』
『ふぇ、いひゃい!いひゃいですよー!!』
「お前も痛くなったりするわけ?」

【ごく真面目に話を続けようとした少女を邪魔するように少年が彼女の頬を抓る】
【伸びる頬、涙目で逃げ出そうにも逃げ出せない少女はただ痛みに耐えている】
689 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/19(水) 02:37:54.73 ID:dlpXkFbJo
>>688
/追記です
/遅くなりましてすいません
690 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/19(水) 02:50:56.62 ID:X8LBNlCR0
>>688

そうか、君は限定的な条件下で強く慣れるのか。
それは―すごく興味深いね。

【うんうんと頷きながら、始めて少年や少年の持つ刀ではなく少女に興味を示した】
【もちろん変な意味ではなくて】

昔も無いよ。あったのかもしれないけど。俺が覚えている限りではない。
俺は未来の話をしてみたのさ。
別に君が申し訳なさそうにする理由は無いよ。

【疎んでいる少女を安心させるために笑顔を向ける】
【彼は過去を振り返らないのか、過去に固執はしていないのか】
【だからこそ、遠まわしな意味ではあるが未来について考えて言ったのだ】

その未来ってのがね。これも俺の力の可能性の一つなんだよ。

【そう言うと懐から一冊、ガイドブックのような本を取り出し】
【少女を抓る少年、二人を見ながら】

俺は他人の力をかりて、他人に成りすます。
言わば他人をコピーすると言うか、どっちかって言うとコスプレに近いのかもしれない。
本人自身とではなくて、その人の力を劣化コピーさせてもらって、自分に同化するって感じかな。
制限は色々あるんだけどね。
で、この本にはその力のコピーが書かれているんだ。
誰をコピーしたのか自分自身で忘れないためにね。

【本をヒラヒラと左右に振り、アピールする】

少年、君が言うように全部を一人で平和にすることなんかできない。
だから、俺は他人の力を借りるのさ。
俺自身は非力で何もできない人間だからね。

【簡単に、自分の使用としていること、自分の能力の少しだけを教えた】

/いえいえ、大丈夫ですー!
691 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/19(水) 03:07:44.05 ID:dlpXkFbJo
>>690

『え、いや……むしろ弱いんですけど』
『不意に戦闘になった時とか直ぐに失神しちゃうし……』
「……………………」

【少女自身には強いといった自覚は無いらしく、謎の謙遜いや謙遜ですらないか】
【隣の彼は何か知ってるようだがそっぽを向いて小さく鼻で笑うだけでノーコメント】

『となると記憶喪失ですか?……(だとしたら私と同じ、かも……)』

【ベンチから乗り出し気味に青年の顔を見上げ弱々しい語気ながらも再び尋ね】

「ニイちゃんよう、コイツが謝るのは癖みたいなモンだから気にするこたーねーよ?」
「それに謝るだけなら誰にでも出来るしー?なあ?」
『うう……そう言われると返す言葉も……』

【しょんぼりしました】

『へー変身出来るんですねー……って私抓られ損じゃないですかっ!』
「コピー、なんだ変な縁だな……あ、オレに成りすますのは止めてくれよ?」
「ついつい自分に殺意が芽生えちゃうかもしんねーからさ」
『聞いてますかっ!?コレほっぺた赤くなってますよ多分!』

【うがーと少女にしては珍しく声を上げて少年をキッと睨む】
【「縁」と意味ありげな言葉、そして自分には化けるなと釘をさす】

【自分嫌いなのかそれとも特別な事情があるのか、それは少年しか知らない事である】
【そして少女は総スルー】

「なるほど、ね……オレはどっちかっていうと物の力を借りてるってトコかな、非力なのは同じだ」
「まあアンタだけ手の内明かしてオレだけってのもフェアじゃねーし――――」

【軽く掌を上に向け右手を出す少年、何でもないような表情】
【数秒もしない内にそこから液状とも固体ともつかない黒い物体が滲むように現れて】

「ほら、便利だろコレ?お前とは違った方向のコピーだよ」

【また数秒もしない内に黒色は細長く伸びやがて刀の形に形成される】
【先程まで弄っていた傍らにある刀と造形が酷似しているのを見れば「コピー」という意味も分かるだろう】
692 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/19(水) 03:15:54.86 ID:X8LBNlCR0
>>691

(ふーん、何か意味ありげな感じだな)

【などと二人のやり取りを見ながら思う】

ふふ、記憶喪失かどうかは、内緒だ。

【右手の人差し指を口にあてウィンクをしてごまかす青年】
【この行動は、どうみても何かを隠しているのだろう】

凄いね。君のその能力。本当にコピーだね・・・

【と、途中で何か思ったのか】

そのコピーした武器をお嬢ちゃんにあげればいいじゃないかな?

【などと冗談を言いつつ】

まぁ、大丈夫だよ。君に成りすまそうにも・・・
君からの許可が無ければ無理だからね。制約が多いのさ。
それに、できたとしても、そういった理由ならやらないよ。
まだ死にたくないし。

【ハハハと笑う】
【そんな笑顔の表情でも、目線はコピーされた刀を見つめていた】
693 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/19(水) 03:37:02.90 ID:dlpXkFbJo
>>692

『…………?』
「……………ふん」

【微妙な雰囲気に少女は疑問で少年は作った偽物を弄り】

『あうー、そうですか……』

【初対面でそうそう教えてくれる訳もないか、と諦めるが】
【やっぱりしょんぼりと】

「まあオレの記憶力次第なんだけどな……今日はたまたま調子が良かったんだよ」
「いつもならもっと適当な感じだし」

【どうやら記憶を元に作り出しているらしい】
【今回上手く出来たのは刀を見たのがついさっき、というのもあるのだろう】

「……だってさホラ受け取れよ」
『えっ?うわっ、ハイ!!………』

【なにやら面倒臭そうに適当に少女の手に模造品の刀を渡す】
【少女は嬉しいやら、だけど偽物だからあんまり素直に喜べない微妙な感じ】

『でも偽物はー……ってアレ?あれれ?消えちゃいましたよ?』
「まあこんなモンさ、便利ばかりじゃねーのよリターンばかりじゃねーのお前と同じ」

【刀の柄が少年の手から離れた途端に刀は霧散し消滅】
【少女の手には何も残らず、ただ空を掴むのみ】
【どうやら少年が触れていないと形を保てないらしい】

「ともこれでお相子っと。なんだそんならいいんだ、自分の姿を見なくて済む」
『刀……刀……――――はっ!……お兄さんも色々大変なんですねー』

【ふっ、と唇の両端だけあげて笑い】
【彼女は掌から消えた刀が恋しそうにブツブツ呟いていたがやがて覚醒】
【なんだかむつかしくて分からないが青年を軽くフォローし】

「さて悪いけどオレはそろそろ帰る、鞘の件だけど保留で頼むわほいじゃ」
『あ、ハイさようなら風邪を引かないようにお気をつけてー』

【見せる物もお互いが対等になるようには見せたしそろそろ寒い、布団が恋しい】
【掛けた刀を乱暴に持ってベンチから立ち上がり、少年は随分と軽いノリでその場から去って行くだろう】
694 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/19(水) 03:37:34.31 ID:vcZLW4JSO
>>687

っ、ああ――とんだ無礼だったな、悪い。立場柄どうしても疑い深くて。
…………少なくとも、利害が一致してる相手を斬るような真似はしないよ。

「一々剣呑な物言いをする人でね。自分のコトは自分で御するだろうから、大丈夫」

【甘んじてそれを受け、気不味そうに頬を掻きつつ一言詫びて。何分この気性なもので、舌禍を招き易いよう】
【言う事には、誰彼構わず刃傷沙汰を起こす程、弁えていない訳でも無いらしい】
【利害が一致しない相手≠ノついては、と言外に告げる朔夜に、カイが空かさずフォローを入れて】

さて、オレはそろそろ上がりだし、帰るとしようかな……お邪魔だろうし、さ?
後はまあ、若いお二人さんで宜しくやってくれ給え。なんて、な――

「全く、いつも一言余計なコトを。見合いかってぇの……ああ、もう直ぐ俺も上がれるからね」

「――――あははー、まさか。それを断るほど野暮じゃないよ。当然の事、だろ?」
「彼女ほどじゃないけれど、この位も支払えない程に切羽詰まってる訳でも無し」

(――偶には……いや、結構閑古鳥も泣くけれど、大きい仕事もそこそこ来るし、ね)

【ややあって朔夜は席を立てば、ひらひらと後ろ手に手を振って、足取りも軽く店を出る】
【ドアベルの音とにやにや笑い、それから茶化すような一言を残して。カイもこれには苦笑い】
【気前よく支払いを承諾して、飲み代は自分にツケておいて呉れ、と】

【羽振りは気前程には良くも無いが、武士は食わねど何とやら。元より隠し事は得意であり】
【自然ににっこりと、事もなげな笑みを装ってみせ。まあ、でも食うに困るような事は無いだろう、と内心で思案して】

//取り敢えず、次の自分のレス辺りで〆にしましょうかー?
695 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/19(水) 03:45:09.64 ID:X8LBNlCR0
>>693

ハハハ・・・

【少女と少年の二人のやり取りを見て苦笑いを浮かべる青年】
【だが、どこかホッとしてる様な雰囲気がある】
【二人の行動を見て心が少し温まったのだろうか、どこか嬉しそうな顔をした】

複製能力は・・・やはり制約が多いものだな。

【自分の中で納得しつつ】

うむ、気をつけて―

【少年が去って後姿を見て片腕を振った】

あぁ、そうだ。少年。俺はアルベルトって言う。
覚えておいてくれると嬉しいな。

【去っていく少年の後姿に声をかけた】

君にも自己紹介。俺はアルベルト・J・ジークリン。
よろしくね。

【少女に同じように自分の名前を言った】
696 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/19(水) 03:49:33.73 ID:LuNWNCbAo
>>694

別に、お望みなら一緒でも構わないんだけど、ね。

大体の事は、大丈夫。余程極端に、外れていなければ。

多少の無茶くらいは楽しむのが、この世界に生きていくコツだと思うね。


―――あの人には頼まなかったけど。コート、お願い出来るかな?

【背を仰け反らせ、腕を背後で伸ばして。重力に任せて、コートを脱ぐ。】
【それを左手に、右腕はカイの腕へ絡ませようと、しゅるりと伸びる。】
【白狼との名乗りは或いは真か、熱病とは無縁の顔色だが、体温は高く鼓動は速い。】


マフィアがどうとか、薬がどうとか、たくらみがどうとか。本当は、得意分野じゃないんだ。

僕は楽しく生きて、そして目的を幾つか達成出来れば良い。其処までのルートは、シンプルな方が良い。

だから、こういうのは大好き。何をすればいいか、分かりやすいし―――楽しいし。


ね、お兄さん。部屋は、どっち?


【軽く傾げた首、白髪がさらりと肩に広がり、店内の灯りを乱反射する。】
【赤い唇が上下に裂けて、同色の舌と白い歯列。その更に奥に、喉の暗闇。】
【ごろごろと、じゃれつく子犬の様な音。それらに交えて、】

【くす、くす、くすり、と笑い声。】


/眠気的にも、此方から返せるのがこれで最後になりそうなので、そうして頂ければ。
/一足お先に、お疲れさまでした。
697 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/19(水) 03:58:20.13 ID:dlpXkFbJo
>>695

「逆にリターンだけの力とか恐くて使えねーよ、どんなしっぺ返しが来るんだろう?ってな」

【長時間座っていて疲れた、軽く背伸びをしついでに欠伸も】
【目の端に溜まった涙を拭い】

「アルベルトか覚えた、オレはエルフェスっての、覚えなくていいぞ面倒臭いだろうからな」
『また憎まれ弄れ口を……イエ、ナンデモナイデスヨー』

【とりあえず名乗るときのテンプレート】
【それも少女と初めて会った時に言ったのか彼女に突っ込まれて睨む彼】

『あ、私は七野の七緒と申します以後お見知りおきを……アルベルトさんっ』

【えへへへと恥ずかしさの混じった笑みを浮かべて自己紹介】
【握手、しようと思ったけれど初対面の彼にするのは少し恐くて途中まで出した手を引っ込める】
【暗がりの中で見えたのなら、彼女の手に小さな傷や青痣が沢山出来ているのが分かるだろう】

『そろそろ夜も遅いですし私も帰らないと師匠に怒られます』
『アルベルトさんもそろそろお帰りになられたほうが良いと、思います、なんてー……あはは」

【途中から自信が無くなったのは余計なお世話かな、と思ってのこと】
【どうしようもなく押しが弱い性格というのが理解できるだろう】

『と、とにかく私はそろそろ帰りますねっ!寒いですし!』

【跳ねるようにベンチから立ち上がり】
【うーん、と無い胸を張りながら背伸びをし】

『それではさようならアルベルトさん!またお会いできたら嬉しいです』
『それまで貴方の息災を祈って――――』

【微笑みながら手を振り、そして何もなければそのまま去って行くだろう】

/もう時間も遅いですしこの辺りでよろしいでしょうか?
/あ、まだ何かお話したい事があるのであれば明日続けても構わないんですー
698 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/19(水) 04:05:06.49 ID:X8LBNlCR0
>>697

エルフェスと七緒な。うむ。覚えた。

【とか言いつつ、ガイドブックのような本を懐から取り出し、名前をメモし始めた】

そうだな。もう帰らないとね・・・
君みたいなお嬢ちゃんが一人でいたら、危険な目にあうかもしれないしね。

【ニコッと少女に笑顔を向けた】
【少女が手を引っ込めたときに一瞬見えた傷】
【その驚きの感情を笑顔で殺したのだった】

うむ、では。再び出会うときは、世界が平和になったときにでも。

【手を振る少女に手を振り返して去るのを見送った】

まぁ・・・俺には帰るべき場所なんか・・・
この世にはすでに存在していないがな・・・

【静かになった公園】
【一人小さく呟き、夜の暗闇の中へと消えていった】

/遅くまでありがとうございましたー!
/はい。大丈夫ですので。おつかれさまでした!
699 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/19(水) 05:06:30.87 ID:vcZLW4JSO
>>696

あー、それは無いと思うよ?潔癖のきらいが有るというか、他人に懐かない性質だし――――。
まあ、そうだね。楽しく美味しく好き嫌いなく、懐は広く持たないと損だ……っと。

――――畏まりました、喜んで。多少は気を許してくれた、ってコトで良いのかな?

【もうすっかりと夜も更け行き、憚る人目もとうに失せた店内。右手でコートを掬い上げ】
【左手を為されるが儘に絡めつつ、くつ、と一つ喉を鳴らして】
【指を絡めれば、手を牽いて足を進め。握った掌の熱と拍動は、彼とは真逆に低く、緩く】

【そんな戯言を吐きながら、少年に歩幅を合わせて歩き出す】

気が合うね、俺もだよ。そんなに切れる方じゃないからさ、取り敢えず愉しきゃ良いや、って。
目的が有っても無くても、どうせ生きるなら面白可笑しい方が得。真理だよね、これってさ。

好き嫌いで別けるのなら、シンプルなのは嫌いじゃない方だし。
何も考えなくて良い程、夢中になれるなら尚の事――……ね。

――――此方だよ、白蘭。さあ、おいで?

【歩みは止めず、振り向かず。微かに揺れる髪は、薄明かりを捉えて離さない、真逆の黒】
【糸のように細めた目、緩い弧を描いた唇。横顔に浮かんだ、仮面のようなアルカイック・スマイル】
【店の奥、向かう先は真っ暗闇。その手前で一度踏み止まれば、少年に振り返り、名前を呼んで招き入れ――――】




【――――CLOSED.】

//度々長引かせて済まないのです、遅ればせながらお休みなさいませ
//遅くまでお疲れ様でした、有り難うございましたー!
700 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/19(水) 18:40:36.15 ID:fxfsG+5Oo

――。

(…調べ物ってのは、割に合わないわね)

【――水の国、大会会場付近の広場】
【そこにひとり佇む、大剣を背負う少女】

【行き交う人々を眺めながら、小さく溜め息を吐き】
【どこというあてもなく、歩き始めた】

【その大剣を除けば、一般的であると言える少女】
【彼女を“機関員”であると認識出来るのは、ごく少数である。】
【――何もしないのであれば……普通である事には変わりない。】

//絡みが短時間になる事をご了承の上で。
701 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/19(水) 19:09:05.99 ID:fxfsG+5Oo
>>700
//撤退
702 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/19(水) 20:10:10.99 ID:LuNWNCbAo
【くす、くす、くすり、と笑い声。】


【治安は決して宜しくない、然し路地裏程は物騒じゃない、】
【所謂『裏』の人間が、堂々と表を歩ける、そんな街。】

【降ろされたシャッターに寄りかかり、道行く人々を眺めながら、】
【時々、身形の良い成人や、逆に如何にもなチンピラに、声を掛けている少年。】
【或る種の規則性を持ちながら、然しその規則性は理解するのに少々ヒントが少なくて、】


―――……ねえ、お兄さん。疲れた顔をしてるよ?

最近多いんだ、そういう人。でもね、流行りのお薬に手を出したりしちゃいけない。

あんなのにお金を出すより、もっともっと賢い遊び方が―――

【声を掛けられた人間は、殆どが素通りして行く。】
【それでも、少年は諦めず、一人過ぎればまた一人。】


―――あーあ、また逃げられちゃった。

【足跡刻まれぬ新雪の如き、長い白髪。】
【指に絡めて弄びつつ、また声を掛けに行く】
703 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/19(水) 20:18:07.51 ID:ybDshrHAo
>>702
【路地裏から出て通りを歩く一人の少女】
【燃えるような赤髪のショートカットに、金色の目が目立つ】
【格好は、カーキ色のツナギに、頭には昔の空軍の軍人が付けたようなごついゴーグルが】
【背丈は小さく、未成熟で、10代の前半に見える】
【そして、何よりも眼を引くものがあった】
【腰のハードポイントに取り付けられた巨大な機械だ】
【腰に巻きつくように付けられた其れは、何に使うかパッと見検討もつかないような物である】

ふぅ、お仕事終了、と。

【疲れたように息を吐き、のんびりと歩いている】
【頬にはベッタリと、鮮血が飛び散っており、気づいたように其れを袖で拭った】
【よくみるとツナギにも点々と血痕が残っている】
704 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/19(水) 20:30:03.38 ID:AdMv6F8Ao
【街中】
【ガラガラガラガラン、とアスファルトに金属の塊を擦り合わせるような音を立てながら一人の人物が歩いている】

―――――――――――――…

【それは黒髪に黒い獰猛な『オオワシ』を象った…ショッカーマークのような絵が刻印された仮面で顔を隠しており
赤いシャツに腰まで伸びた黒の革製コートと首の銀のネックレスを複数身につけ、銀の腕時計を手首に巻いたカジュアルなベルトに
青いダメージパンツの腰からシルバーアクセを2本垂らしたウエスタンブーツの人物だった】

【彼は右手に金属バットを掴んだままだらりと力を抜いて垂らした状態で歩いている】
【そのため金属バットがアスファルトに擦れる度にそんな音が鳴っていると言う事だろうか】

【何を考えているのか、今どういう表情をしているのか?それは顔についた仮面のせいでわからない】
【ただ彼が纏う雰囲気のせいで、とても沈んだ表情を浮かべているのかもしれないと周りにそう思わせてしまうようでいて】

…あ、そういや新年になってから一度も女の子のおっぱいを揉んでないじゃん、意外だな

【なんて言葉も飛び出すから実は結構余裕そうなのか、非常に量り辛い】
705 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/19(水) 20:31:29.78 ID:LuNWNCbAo
>>703

―――うわぁ。

(あまり粋じゃなさそうな人だね―――あんな格好で通りを歩くなんて。)
(それに、んー……お金も無さそう、若すぎる。)
(かと言って、騙して売るには怖い相手か―――)

【引き寄せられた目は、少女に対する不安要素ばかり見つけ出す。】
【こういう街でも、流石に殺人狂の恐れのある者に、自分から声を掛けには行きづらくて、】


(……君子危うきに近寄らず、触れないでおくのが賢明かな。)
(向こうから来たら―――――その時はその時だ。)

【見つからないでくれと祈りつつ、身を縮めて、】
【少年は、歩く少女を眺めているばかり。】
706 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/19(水) 20:36:30.08 ID:ybDshrHAo
>>705
【ぴくり、と声を敏感に聞き取り、少年の方を見た】
【そして、おもむろに自分の服を確認する】

わちゃっ!血塗れじゃん!!
ごめんね!びっくりした!?

【どうやら自分の格好で怖い思いをしたと思ったようだ】
【顔に浮かべる表情はのんきかつ明るい物で、悪人には見えない】
【だが、純粋すぎるほどに純粋な瞳は、逆にそら恐ろしい物を感じさせるかも知れない】

いやっは、ここらへんにコインランドリーとか無いかな?
服洗濯しなきゃ。

【血って取れにくいんだよねー、とボヤきながら血のついた服をごしごし擦っている】
707 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/19(水) 20:47:59.97 ID:LuNWNCbAo
>>706

―――吃驚というより、少々呆れたかな。表を歩くなら、それなりの服装を。両親に習わなかった?

ああ、両親が居ないと言う回答が返ってきたとしても、驚きはしないから安心していいよ。

(……良く居る狂人か。お金にならないんだよね、こういうの。)

【少年は、少女の純粋な瞳を、特別なものだと認識しなかった。】
【危険人物かもしれないとは受け取ったが、自分の知らない種類の人間では無い、と。】
【特に怯えるでもなく、日常会話の延長の様に。差し障りのない会話から、】


さあ、探した事が無いから分からないね。見つけられないとは思わないけど。

でもね、君。そういう格好で歩いてると、お店に入るのを嫌がられるという事は分かるかな?

路地裏とは違う。此処は一応街なんだ、分かって貰いたいね。

―――秩序を乱すのは、何処かの馬鹿狼の群れだけで十分だよ。

【少女の格好を窘めつつ、話題を別方向に。】
708 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/19(水) 20:49:57.47 ID:nV67pz6AO
【『どこかの国』の『どこかの路地裏』】
【一面銀世界と化したその場所に、何処からともなく灰が降る】
【吹き抜ける北風にも微動だにせず、然しながら降雪の如く深々と】
【やがて堆積を終える多量の灰は、まるでヒトガタを模っているようにも見えた】


【――「ぴょう」。今度の寒風は、新雪諸共に灰を拭い去って】
【後に、路地裏の銀世界に残されるのは、倒れ伏す人間が独りだけ】

……は、――――ッあぁ

【アッシュブロンドのサイド・テイルに、へーゼルグリーンの瞳を持つ白皙痩身の男】
【洋服の上からロング丈のレザーダッフルコートを羽織り、革製のショートブーツを着用】
【フィンチ型の眼鏡を掛け、首には小さな正十字の連なったチョーカーを巻いている】

くう……、つ、ッ寒――……

【倒れたままの男をよくよく観察すれば、蒼白い頬には紅が差し、呼吸も些かばかり荒い】
【何やら、一目見て判る程度には病み患っている様子だが――その他に「違和」が二点ほど】
【――薄らと纏う“血液の臭い”と“異端の気配”は、判る者ならば感じ取ることが出来る筈だ】
709 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/19(水) 20:53:07.62 ID:ybDshrHAo
>>707
いやぁ、こんなに血が飛び散ってるとは思わなくてねー。
それに今この服しか無いし?

【家族が云々については言及せず、へらへら笑いながら言う】
【やたらテンションが高く、早口で喋るため忙しない印象を与えるかも知れない】

まあ適当にホテルでも止まって洗えばいいかな、出費は痛いんだけどねー!

【およよ、と泣き崩れるようなふざけた動作を見せ】
【そして、相手の注意に】

だって、私この服しか無いしー、つなぎ楽だしー。
狼がこんな町中に居るの?

【天狼会については知らないようで】
710 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/19(水) 21:04:09.44 ID:LuNWNCbAo
>>709

―――じゃあ、新しい服を買えば良いんじゃあないかい?

その些細な出費すら惜しいのなら、仕方が無いけれど。

君の懐具合に関しては、僕の懐と関連性が無い以上興味関心は無いしね。


ところで。これを聞くのを忘れていた、何か用かい?

お金が動かないなら、僕は動く姿勢すら見せないよ?

【相手の目的を察するより、直接問いただす方が早いと判断、】
【営業用の愛想繕いもせずいるのは、相手が金蔓に見えない故か。】


……………………知らないの?こんな所に損な格好で居るのに?

(………あらら、これも駄目、高確率でひっかかる家族云々も駄目。)
(困ったね、お金のない人に持ちかける世間話、使えそうなネタは―――)

【そして暫くの間、少年は長考に入る。】
711 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/19(水) 21:09:26.86 ID:ybDshrHAo
>>710
今は食べるのに必死でねー。

【苦笑して】
【そして、相手の問いに首を傾げて】

いやー、特に無いけど?
強いて言えば、血塗れでびっくりさせちゃったかな、って思っただけで。

【つなぎの血痕を拭うのは諦めたようだ】

いやぁ、アレなんだよね、いわゆる“異世界”から来た人間でさ、私。
全くそういう事情わかんないのさー。

【異世界から来る人間はそこそこ珍しいかも知れない】
712 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/19(水) 21:16:21.58 ID:LuNWNCbAo
>>711

………ああ、そうなんだ、うん。

路地裏に行けば、幾らでも落ちてると思うよ、食べ物。

ちょっと探せばお金だって手に入る―――そのやり方を採用して、安全に生きていけるかと言えばNoだけど。


で―――成程、異世界の人間ね、はいはい。

だったらこんな所にいないで、もう少し安全で親切な人が多い街に行くべきじゃないかな。

実際、僕は君に対して何らかの利益が生まれる行動は起こさないだろうから。

(参ったね………この世界を1から説明なんて、5ケタの代金でも難しいお仕事じゃないか。)
(どうしようか、本当に―――困ったな。)

【そこそこには、珍しい。飽く迄、そこそこには。】
【あちらこちらの組織を覗いてみて、異世界出身者のなんと多い事か。】
【しかし一般レベルにまで視線を低くすれば、そこそこには珍しいと言えるのかも知れない。】

【少年がこの話題に食い付かなかったとは言え、語りたいのならばそれを妨害する者はなく、】
【話題に困り口を閉ざした少年に対する、助け舟となり得るかも知れない。】
713 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/19(水) 21:24:31.96 ID:ybDshrHAo
>>712
流石にあったかいご飯が食べたいかなー。
安全じゃないのはいつでもだけどねん。

【と、少年のその言葉に答え】

いやぁ、あんまり“表側”って苦手でねー。
今は旅から旅への根無し草で適当に便利屋的な事やってるけど、やっぱりそういうのが性に合うって言うか、ね。

【口を閉ざし、困っている少年の様子を見ると】

あと、ごめんね、話しかけちゃってー、そろそろ行くから。

【腰の機械が分離し、組変わり、2m程の機械性の箒のような物となった】
【箒の吐く部分は4枚羽、砲門が先端に搭載されている】
【少女は、それにまたがり、ゴーグルを顔に装着する】

じゃ、又いつかー!

【そう言うと、少女は空に向けて飛び去っていった】

/すいませんでした……。絡み乙でした……。
714 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/19(水) 21:35:05.33 ID:LuNWNCbAo
>>713

ああ、又何時か。何時になるのかは知らないけれど。

次が有るとしたら、何か仕事でも持ちこんでくれると嬉しいね。

それか―――土産話でも、なんでも。

【飛び去る少女に手を振って、また通りに視線を戻し。】
【交通量に大差は無く、暗さの深度も大きくは変わっていないが、】


……仕事の続き、は―――もう良いか。

【少年は、路地裏に消えていく】


/お疲れさまでした
715 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/19(水) 21:41:06.34 ID:vkZDlihuo
【公園】

【緩くウェーブのかかった柔らそうな豊かな金髪。右目が金眼で左目が碧眼の異彩眼(オッドアイ)の妙齢の女性】
【身長は170cm弱程度。黒のブーツに黒のパンツスーツ】
【上は胸元が大きく開いたドレスのような豪奢な黒のコートだけを羽織っており、その白い肌を外気に晒している】
【首にかかっている銀のネックレスには銀の逆十字の形をした筒状のものがぶら下がっている】

【足が悪いのか右手には簡素な杖。右足を庇うように、ひょこひょこと歩いている】

――ふぅ。

【ベンチに辿り着くと一息】
716 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/19(水) 23:17:38.50 ID:fFy727FSO
【街中】
【人通りの少ないこの時間にそこにいたのは】

(能力は未だ復活しない・・うぅん・・・)

【白のカッターシャツに青のネクタイをして首には紅のマフラー、手には黒の手袋を着け、腰には二本の刀を携えた少年がいたのだった】
【その顔立ちは幼く「童顔」、それは良く言えば可愛らしく、意地悪言ってしまえば女々しい】
【また少年のカッターシャツの袖には校章が付いていて、彼が学生なのが解るだろうか】
【少年は何処か思い詰めた表情で何か考えている】
【故に彼は今前方には注目が行っていない】
【このままでは誰かにぶつかる可能性はとんでもなく大だ】
717 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/20(木) 19:20:32.46 ID:5UmfXCJO0
【酒場『八福尽星』】

「――――と言う訳さ……お前さんの言うとおり、あの病院、やっぱりクロだわ…………
パトロンに、しっかりヴェイスグループの影響が見えてやがるからなぁ」
そうか…………これで、裏が取れたな……
「ついでに言やぁ……あの病院、地下に変な設備を備えてやがるぜ
普段の医療行為には使われず、かといって備品の倉庫の様に使ってるとも思えない、入り方が良く分からない地下空間とくりゃあ……そういう事なんだろ」

【フード付きのマントと半ズボンを着た、顔に大きな傷があり尻尾の先が二つに分かれた、猫人間という表現がしっくりくる眼つきの鋭い二足歩行の猫と】
【こげ茶の皮ジャンを着こなした、長髪と言う訳ではないがやたらボサボサとボリュームのある金髪を持つ、サングラスの男が】
【酒場の隅のテーブルに陣取り、何らかの密談を行っていた】

――――分かった。これが成功報酬……それと俺のおごりだ、今日は好きなだけ飲んで行ってくれ
「へへっ、そうこなくっちゃなぁ…………早速ビール、貰おうかい?」
…………しかし、この情報を抑えたとして、今後どうするべきか…………

【猫人間が、男に金一封と思われる封筒を渡すと、男は店員を捕まえ、注文を伝える】
【それを見守りながら、猫人間は難しい表情をしていた】
718 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/20(木) 19:29:59.48 ID:K4IT/vngo
>>717

【がちゃ―――と、酒場の扉を開く音】


……あ、すいません。 ウーロン茶と――否、やっぱり其れだけで。


【近くの店員へと話し掛け、オーダーはウーロン茶一杯だけ】
【『最低限』とも感じられる調子の其れを終えると】


【とん、とん、とん、とん、……足音が、彼らへと近付いて行って】


―――、…お久し振りです、アーディンさん。
少しお聞きしたい事が有るんですが、お時間大丈夫ですか?


【所々が焦げたホワイトシャツに、紅いベルトを通したボロボロの黒いスラックス】
【肩甲骨の辺りまで伸びた髪は首筋の辺りで括られており、蒼いリボンが目立つ】
【両手には『魔法陣』の描かれた白い手袋を嵌めた――貧乏そうな青年だ】


【まぁ、随分と寒そうな格好では有るが――橋立 椿≠ノ相違無いだろう】
719 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/20(木) 19:31:58.69 ID:FBYbYCz/0
>>717

【キィと扉を開き、一人の人物が来店する】

いやー疲れました疲れました……
書類仕事もいささか大変ですねぇ…



【透き通るような肩ほどの長さの金色の髪に黒のソフトハット、“蛇のような”鋭い糸目≠フ中に黄金の瞳を持ち】
【左手の甲に緑の蛇の紋章のような魔法陣≠フ中に逆さまの十字架≠サの下にZT≠ェ描かれた刺青があり】
【黒いシャープな印象を与えるダークスーツの下に白のドレスシャツ、毒々しい蛇のような緑のネクタイ】
【黒いスラックスに緑のベルトを二本通して、そこから黒いチェーンを垂らして、黒いブーツを履いた】
【“歪な雰囲気”を醸し出す180cm程のスラリとした長身の青年】

【両手には黒と金のブレスレットを付けており、腰のベルトにはホルダーに入った細長い金属の杭が何本も付いている】

【猫の居る端の席の近くに座り、帽子をテーブルに置く】

店員さーん!注文お願いしますよ…

【男は陽気に店員を呼びつける】


720 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/20(木) 19:32:58.40 ID:FBYbYCz/0
/被っただと…>>719
は無しナンダナ
721 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/20(木) 19:33:13.96 ID:5UmfXCJO0
>>718>>719
/複数、行きますか?
722 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/20(木) 19:33:56.92 ID:K4IT/vngo
/おk、複数行きましょうか
723 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/20(木) 19:34:58.76 ID:4jPgZgPm0
>>717
【扉が勢いよく開き】

四丹神殺!!!
ただいまもどりましたー
【オレンジのショートヘアーに、茶色の瞳で、赤いジャージを着た女性が】

【元気よく入ってくる】
724 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/20(木) 19:36:06.34 ID:FBYbYCz/0
/ではスーパー複数で行きましょうか
725 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/20(木) 19:37:36.28 ID:FK81XjJP0
……………あちゃー……
リロードするべきだった
>>723はなしで
726 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/20(木) 19:37:54.10 ID:5UmfXCJO0
>>720
/申し訳ない、またの機会に

>>718

[はい、ウーロン茶承知しました!]

【注文をうけ、店員はすぐに店の奥へと向かう】
【単品だけの注文なので、程なくそれは届くだろう】

む――――椿か、久しいな
無論、今は大丈夫だ
「あー……俺はちょっと引っ込んでるわ。そっちの方が良いだろ?」
…………そうだな、頼む

【猫人間――――アーディンは来客に気づき、手を上げて挨拶する】
【其れを受けてか、同席していたサングラスの男は隣の席へと移った】
727 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/20(木) 19:38:52.14 ID:5UmfXCJO0
/うお、リロードするべきだった…………
/あらためて、皆さんどうします?
728 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/20(木) 19:40:10.73 ID:FBYbYCz/0
/時間的に行けます帽子中身
729 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/20(木) 19:44:02.11 ID:ey52yR860
明日の朝を考えると複数は少しキツイので私はひきます…OTL

by四丹神の中
730 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/20(木) 19:49:52.14 ID:5UmfXCJO0
>>729
/すいません、またの機会にお願いします

/>>726に追加
>>719

[はい、こちらにどうぞ!]

【来店した青年に、店員は迅速に対応し、席へと案内する】
【壁際の席――――>>718>>726にほど近い席だ】

[では、ご注文を承ります……!]

【手元の伝票を引き寄せ、青年に注文を聞く店員】
731 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/20(木) 19:57:35.41 ID:K4IT/vngo
>>719>>726>>730

【「有難う御座います」と、アーディンに向けて笑みと共に一言】
【サングラスの男に軽く会釈すると――彼の座っていた席に、腰を下ろして】


――……天狼会≠フ事なんですが。


【若干彼に顔を寄せ――『小声』で切り出すのは、評判の悪い*シ前】
【アーディンも把握はしているだろう、D≠フ販売元と目されているヤクザだ】


最近、この辺り……どうです、D≠ヘ広まってますか。
○○の方なんかでは結構広まってる様で――。


【――――○○=適当な地名、と考えて頂ければ有り難い】


【青年の顔は、至って『真剣』其の物――好奇心≠ゥら尋ねているのでは無いだろう】
【尚、声を潜めていると言っても……>>719には、内容やワードの幾つかが耳に入る可能性もある】
732 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/20(木) 20:07:56.21 ID:FBYbYCz/0
>>730>>731

じゃあゆで卵と牛乳で……お酒は苦手なんでねぇ…

【柔和に笑いながら店員に注文をする】
【その後に携帯電話を取り出して、何やら打った後】

いやー全く近頃は物騒ですねぇ……

ドラックの蔓延に、テロの活発化…挙句には水の国≠フ中心都市に機関の支部が堂々と…

Justice≠竍教団≠ヘ何をしているんでしょうかねぇ…?

【独りごとのように呟き、二人のほうを見つめ】
【柔和に笑いかけ】

ねぇ?貴方方もそう思いませんか?

【そう、細い目を少し開き、問いかける】
733 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/20(木) 20:16:23.91 ID:5UmfXCJO0
>>731

「(はぁ……旦那も随分と忙しいようだなぁ…………?)」

【会釈してくる青年――――椿に目礼で答えながら、肩をすくめてみせる男】
【密談が重なる事になるほど、アーディンが厄介事を抱えている事に、ある種のおかしさを感じたのだった】

――――アレか。幸いなことに、ここら辺ではまだ名前は聞かない……
あるいは、俺たちの張り巡らしている網の目を潜っているのかもわからんが、少なくとも、こちらでは把握していないな……

【話題の転換に素早く対応し、椿と同じく小声で答えるアーディン】
【その目線は真剣そのもの。先ほどのどこか困惑した表情はすっかりなりを潜めている】

[ビールとウーロン茶、お待たせしました!]
「おぅ、待ってたぜ!」

【その時、注文の品が届く】
【サングラスの男は、早グラスを受け取り、豪快にのどに流し込んだ】
【椿たちの話には、興味を抱いていないようだ】

>>732

[承知しました!
少々お待ちください……]

【注文を書き込むと、店員は店の奥へと向かう】

――――む?

【猫人間の耳が、ピクリと震える】
【見た目通り、その耳は並みの人間以上の聴力を備えているようで】
【ただの独り言とも取れたが、青年は自分たちの方を向いている】

――――さてな。全面対決は、さしもの連中でもそうそうできるものではあるまい?

【一度青年に向き直ると、猫人間――――アーディン=プラゴールはそう答える】
【如何に正義を掲げた組織でも、そうそう玉砕を行うにはいかないと口にする】
【確かに、機関やその他テロも、いわゆる『正義』の勢力に対する備えを持っているだろう】
【となると、事はそう簡単に行かないと言う事も、十分に考えられる】

「ま、かの連中も、おとぎ話の様な完全無欠のヒーローじゃないって事…………
そうそう簡単に行くような、世の中じゃありませんってね……――――あ、すまん、焼き鳥、軟骨を中心に何本か見つくろって」

【それを受けて、隣の席に移っていたサングラスの男も、言葉を挟む】
【どこかおちゃらけた様な口調で言葉を紡ぐと、そばの店員に更に注文を伝える――――マイペースを貫いているようだ】
734 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/20(木) 20:31:26.54 ID:K4IT/vngo
>>732

【ぴくり―― 一瞬、心が反応する=z
【『機関支部の移転』……其の事は、初耳であった】


(……シェンさんが居ない今、『引き篭もり』しか居ないからノーマークだったけど――参ったな。)
(水の国支部の移転≠チて事は、水の国支部の稼動再開≠意味する――。)

……僕みたいな一般人には判りませんが――反攻の機会でも、窺っているんじゃないですかね?
ほら、ブレイザーシティの一件でも、最後は機関から解放したじゃないですか。


【嘗ての上司を身中で想起しつつ――発するのは、『一般人』の『適当』な言葉。楽観。】
【軽く彼に応対すると、再びアーディンに向き直って】



>>733


……そうですか――済みませんが、何かD@高ンで有りましたら連絡を下さい。
出来る限りの『お礼』はしますから……。


【相も変わらず、小声である】


【青年としては――『喜んでいいのやら悲しめばいいのやら』と言った感じだろうか】
【広まっていない℃魔ヘ喜ばしいが、情報が無い℃魔ヘ残念である】

【懐に手を入れると――、取り出したのは、一枚の『名刺』】
【華蔵院商会 特別対策室 副室長≠ニの肩書きに続いて、『橋立 椿』――其れから、電話番号が記されている】


【ふぅ、と大きく息を吐き――緊張の糸が少しだけ緩んだのか、ウーロン茶に手を伸ばして】



…………そう言えば、レイドさん達はその後――。



【其処まで、『疑問』の調子を伴った言葉を続けると―― 一気に、半分程を呷った】
735 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/20(木) 20:39:20.40 ID:FBYbYCz/0
>>733

いやはや、現実的な意見ですねぇ……

まぁ所詮は正義の味方≠ネんて弱者の群像なんですよ
完全な善など存在しない…人の中には絶対にどこか闇≠ェある…

だから面白いんですよねぇ…って少々お喋りがすぎましたね…

【笑みを浮かべながら会釈して、再び正面へ向き直る】

>>734

ほら、あの真っ黒なビルですよ、いつの間にあんなの建てたんですかねぇ…

ブレイザーシティねぇ……あれも結局最後に行使したのは暴力なんですけどね
力で力に対抗したところで大した変化はない…

その点D≠ばら撒いてる方々は合理的だ…

【振り向きざまに皮肉めいた発言をする、勿論笑みをつけて】
【そしてレイド≠ニいう単語を聞いて醜く口元を歪める】
【場の空気は張りつめたものに変わる】
736 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/20(木) 20:48:36.72 ID:5UmfXCJO0
>>734

うむ…………約束しよう。君の方がD≠ノ関しては上手く対応できるだろう
情報なり、実物なり……何か入ったら、連絡を入れよう

【名刺を受取りながら、頷いて見せるアーディン】
【『お礼』と言う言葉が入っている以上、それをある種の『依頼』と同義に扱っているのだろう――――瞳に、鋭い光が宿った】

――――あぁ、レイド達か…………

【話題の切り替えに、つっと顔を上げるアーディン】
【椿には、レイド達の事は隠してあったなと思いだしながら、口を開く】

――――安心していい。あいつらの無事は確認された。つい最近にな……
それと、敵のカモフラージュ施設の一つにも、ほぼ見当がついた…………
今は、敵に対して、どうアプローチを仕掛けるかを、考えていたところだ…………

【相変わらず、自身がレイド達を匿っている事は、口にしない】
【しかし、積極的に関わっている姿勢のみを口にしないだけで、かなりの情報を提示した】
【――――既に、単独行動可能なレベルまでにレイドが回復した事を受けての判断だった】

>>735

[ゆで卵と牛乳、お待たせしました!
ごゆっくりどうぞ!]

【先ほどの注文の品をもって、店員が戻ってくる】
【それを青年のテーブルに並べると、更にサングラスの男のテーブルにも、焼き鳥の串が置かれた】

――――ほぅ、面白い事を言う…………
その通り、世の中はバランスだ。光があるのなら闇がなければならず、正義があるのなら悪徳がなければならない……
そして、富者がいるのなら貧者がいなければならない……
その理屈を肯定する事が出来て初めて、俺たちは自分の存在を『存在しても良いもの』として認める事が出来る…………
――――まぁ、ゆっくりしていくと良い…………

【青年の言葉を受け、面白そうな笑みを浮かべ、アーディンは答える】
【その言葉を一言に纏めれば『中庸』の理屈だ】
【極端に走ってはならない――――だからこそ、世に言う『悪徳』も必要なものなのだ】
【そう口にして、アーディンは青年から目を離し、再び椿へと視線を移す】

「(なぁーんか、胡散臭い兄ちゃんだな……?
ま、この界隈なんて、そんな連中ばっかりか……)」

【ビールと焼き鳥を互い違いにこなしながら、ふとサングラスを男は青年を見やる】
【しかし、サングラスでその視線は紛れ、青年には分かりづらいものだろう】
737 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/20(木) 21:00:44.12 ID:K4IT/vngo
>>735

【ズキン=\―――微かに、頭を痛みが奔る】
【恐らくは『卵』の影響であろうか……――】


        (――――…………厭な奴。)


【――――嫌悪≠竅A所謂「マイナス」の感情と呼応する様に発生する其れだ】

【自分でも其れ≠ニ理解はしている……其の為、相手の言葉に喰らいつく事はしない】
【加えて、今回の場合は――少し、“引っ掛かった”事が有った】


……、…『合理的』? ――其れって、どういう事ですか?


【D≠ばら撒く者達と、『力を行使する者達の違い』――純粋に、引っ掛かる】


>>736


あぁ…………其れは良かったです。

【『安全は確保された』との言葉を受け、心底安心そうな表情を浮かべる】
【――――が、直後の言葉に少しだけ眉を顰めて】


――……? アプローチって言いますと……攻め方≠ナすか?
<Justice>辺りに協力をお願いして攻め込めば――其れとも、何か不都合が有ったり?


【要因としては幾つか考えられる――が、絞り切れはしない】
【「出来の悪い頭ならお貸ししますよ」と、言葉を続けると……一転、真剣な顔へと回帰する】
738 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/20(木) 21:17:19.71 ID:FBYbYCz/0
>>736

ええ、ゆっくりさせて頂きますよ、ゆっくりとね…

【嗤いながらゆで卵を食べて、懐へ手を入れる】
【そして、青年の方を流し目で見ながら笑い、懐から手を出す】


【その手に握られるのは、注射器……サングラスの青年だけに見えるようにクルクルと回し】
【「D≠ナす」と、声には出さず唇だけ動かす】
【サングラスの青年だけに、見せつけるように】

>>734

その言葉のままですよ…えーと、椿≠ウん?

【クスクスと笑いながら背中ごしに語りかける、背中のせいで注射器は見えない】
【ちゃっかり名前も聞き取っていたようだ】

暴力で相手を倒し!懺悔させ!服従させたところで所詮は上辺だけの支配、中身≠ヘむしろ反抗心でいっぱいだ…!
その結果が機関のブレイザーシティでの敗因ですよ…

そのようにただ力でねじ伏せるだけでは…非効率すぎる

ならどうする…?簡単だ、中身≠壊してしまえば楽だ、反抗もしない、する力もない

まぁ…彼ら≠ヘもっと大きな事をなそうとしているようですがねぇ

【嗤いながら、つらつらと言葉を紡ぐ】
739 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/20(木) 21:18:15.97 ID:9BdwX3oDO
【路地裏】
【闇夜。空虚。喪失。】
【意味の無い単語の羅列が、其処に存在する】

―――……。

【雪原の様な白髪のポニーテール、括っても腰までの長さが有り】
【紫のローブを着て。亡霊の様に、そしてKAGEROUの如く】
【曖昧に、一人佇む女≠フ姿。齢は二十代後半か、三十に見える】
【女性は、拳銃のグリップに指を通して、くるくると回して遊んでいる。】

……手回し式心臓ポンプって、逆に有りじゃない?……って、思うんですよ。

【何か呟いたが、此の世界とは何ら関係の無い、妄言だろう】
【んー、と思い切り背伸びした後、息を吐いて。倦怠そうに言葉を紡いだ】

あー……そろそろ、仕事始めましょうか。
内容は、何でしたっけ……忘れました……。

【壁には、神の子の物語に出て来るワンシーンの様に】
【腕を広げて、両の掌に釘を撃ち込まれている、満身創痍の男が居た】
【未だ意識が有る様子の男の額へと、女性は無言で銃口を向ける】
740 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/20(木) 21:21:53.92 ID:BYbYCz/DO
>>739
……ねぇ、君…

【不意に、気配と声が一緒に現れるかのように】
【少女の背後に、KAGEROUの如く儚げな影があった】

…こういう時、僕はどんな顔すればいいか解らないんだけど

【黒いワイシャツに喪服を着た影のように真っ黒な20代前半に見える夢も希望もなさそうな風貌の男が、立っている】
【目にかかる灰色髪から影の落ちた黒目の小さい両目が「見てはいけない物を見てしまった」と言わんばかりに覗いていた】
741 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/20(木) 21:25:41.85 ID:5UmfXCJO0
>>737

(…………だが、じり貧である事に、変わりはない、か……)

【椿の安堵の言葉を聞きながら、内心穏やかではないものを感じるアーディン】
【レイドの命は繋いでいる。しかし、敵の包囲網も確実に狭まってきている事だろう】
【逃げる事は出来ても、防ぎきる事など出来ない。そんな状況に置かれているのが現状だ】

そうなのだが…………もしも敵に『隠されてしまえば』それまでだ。奴等の影響力を嘗めてはいけない――――
一気呵責に攻め立てねばならず、もし逃げ道――――この場合、物理的にも立場的にもそうだが、追い落としをしくじれば、奴等は一斉に反撃に出るだろう……
それに、施設の一つを落とした所で、敵に壊滅的な打撃を与える事はできない…………難しいのだ

【そうなのだ。拠点の一つを見つけたと言っても、所詮それまで】
【それをどのようにして攻撃し、自分たちに流れを引き寄せるか。それが容易ではない】
【実の娘でさえ本気で殺しに掛かる様な人間たちなのだ。下手に『justice』に協力を仰ごうものなら――――】
【その報復でさえ、堂々と行いかねない。そしてそれが現実になれば、世情の混乱は避けられないだろう】

>>738

「ん…………?」

【ビールが入り、多少赤らんできた顔で、サングラスの男は青年を見やる】
【微笑みかけられたと言う事は、ぶしつけな視線を感づかれたのだろうか――――】

「お――――
(こ、こいつ…………!? おいおい…………何気に厄介な状況なんじゃねぇか、これ…………?)」

【唇の動きは、確かに読みとれた。その内容は、穏やかならぬもので】
【酔いの醒める思いをしながら、男はゆっくりとビールをテーブルへ置いた】
【しかし、ここで声を荒げ「ここにD≠ェある!」と叫んだところで、事態は泥沼に陥るばかり】
【『今は』あまり腕っ節に自身の無い男は、事態の推移を見守ることしかできない】

「(まさか…………この場で使おうなんて、考えてる訳でもあるまい……)」

【表情筋が引き締まって行くのを感じながら、男は姿勢を正す】

【――――この一連の動作に、猫人間の方は気づいていない】

/すいません、風呂入ってきます
742 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/20(木) 21:32:22.24 ID:eRjBmk/fo
【公園のベンチ】

今日はみたらし団子……
ちゃんとした団子屋で買いたいのですけどまあ贅沢は、ね

【ちょっとサイズの大きな紫色を基調とした荘厳な法衣を身に纏い】
【仄かに草の爽やかな匂いを放つ笠を頭に被った青年が座っている】

食べられるだけ幸せです――――

【彼の表情は笠の影で良く見えないが、微かに微笑みを浮かべて膝上にあるパックの串団子を見つめている】
【中にはもっちもちの団子に甘々なみたらし、それが3本詰まっている】

さてお茶ー……あれ?ここに入れたのにな……あれれ

【袂の中に手を突っ込んである筈のお茶缶を探すも】
【手応えは無く、どうやらどこかで落としたらしい】

はぁ……駄目だなあ最近

【独り大きなため息を漏らし、ガクンと肩を落とすのでした】
743 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/20(木) 21:45:57.37 ID:yLjgktHDO
>>740

【彼の声を聞いて、銃を持っていた手が小さく震えた】
【そろり、引き金から指を離し。満面の笑みを、彼へと向けて】

……笑えば、良いと思うよ!

【そんな事を、言い放った】
【ネタ発言自重】

【そして、雰囲気を切り替える様に】

うふふ。今晩は、青年君。
……何だか、切ない雰囲気の方ですね……。

何か……楽しく無い事でも、有ったのですか?

【何か、失礼な事を言い始めた……ッ!orz】

【彼の顔を見て、以前、変わらぬ笑顔のまま、問い掛ける女は】
【言葉を紡ぎながら、―――銃を、下ろすと。】
【体ごと、彼へと向き直り。ゆうらり、ゆらり、揺れた】



【―――殺気が、溢れ出る】
744 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/20(木) 21:51:03.68 ID:K4IT/vngo
>>738

【――――嗚呼、と心中は平穏を取り戻す】


(………、……何処まで£mってる?)


(……天狼会≠ワでか、其れとも『機関』か、『ピエロ・リュネール』、――“百家 羅山”か――。)


【――否、と思考≠打ち切る新しい思考=z
【『何が奴等の目的か』――“自分達”でも、其の最奥は掴めない】
【知っているのだろう≠ニ推し量る事の出来る人物でさえ、自分の知る限りでは一人だけだ】


ん……? ――あはは、冗談も程々にしてくださいよ。
今回のD≠チて、『天狼会』が利益の為に売ってるだけでしょう。 陰謀説は楽しいですが……。


【――――「無いですよ」、と言葉を締めくくり、アーディンへと向き直った】



>>741


【―――以下、彼の言葉は小声≠フレベルにまで落とされる】


…………レイドさんの実家って、大企業≠ナすよね。


【ぽつり――確認の様に紡がれるのは、そんな言葉】
【顎に手を当て、思考する事数秒……後、とんとん、と額を叩き始め】


――……全く関係無い所≠ゥら、攻撃してやればどうです?
『秘密裏に攻撃する名分』――矛盾してますが――が有れば、レイドさん達には繋がらない。
ミスした場合に攻撃を受けるのも其処なら、彼女達への被害は無い……。



――――……馬鹿な話ですが、“乗りそう”な人は一人知ってます。



【―――何ともまぁ、ぶっ飛んだ思考≠ナは有るが、一応理に適っている事は適っている】

/お待たせしました
745 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/20(木) 21:57:05.97 ID:BYbYCz/DO
>>743
…今の状況を自分で理解していないのかい?笑えない冗談だ

【更にネタに乗って微笑む…なんて事はせず、呆れたような仕種でそう言って】
【はぁ、と俯いてため息をつくと上目遣い気味に女性に目を向ける】

楽しく無い事?寧ろ楽しい事なんて一度もないね
…まあ、今一番楽しく無い事はこの状況だけどね

【落ち着いた…と言ったよりは驚く気力すらないといったような態度で、辺りの状況を見回す】
【ふと女性を見た時、自分に殺気が向かってるのに気付いて】

…僕に敵意を持つ前に、君は君のやるべき事をやったらどうだい?

【あろうことか、満身創痍の男へと意識を向けさせようとした】

/いきなりすいません、風呂入ってきます
746 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/20(木) 21:58:34.95 ID:FBYbYCz/0
>>741

【嗤いながら、空いている手で、ある方向を指さす】

【その方向には、酔いつぶれ、項垂れる女性が…】

いやー一人で食事というのも寂しいものですね…

よろしけれお三方とご一緒してもよろしいでしょうか?

【さもなくば女性へ打ち込む、とでも言うかのような口ぶりだ】
【三人が自分に良い印象を抱いていないのと、重要な話をしている事を理解している】
【断らせないために、あえて青年だけに見せたのか…】
【依然として、笑みは絶やさない】

>>744

本当に……ほんとうにそうお思いで…?

広がりすぎる天狼会の名=@新たな機関支部=@動かぬ政府、役人

これだけの事が…今水の国≠中心に起きている…これが偶然だと…?

【冷たく、笑みを含んだ口調で語りかける】
747 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/20(木) 22:00:22.98 ID:6XbD1e/ro
>>742
【<ジャリ/チャリ/ズッ>、っと音がした】
【足を擦る様な、鎖が擦れる様な、蛇が這う様な、そんな音が重なった様な奇妙な響き】

――さて、問題です。

【声が、背後から掛けられる】
【振り向き、見上げればそこに映るだろう姿】
【野暮ったい紫髪に無精髭。赤茶けた服に妙に短いジーンズを併せた、季節感の無い風貌】

このちょっと雪塗れでだいぶコールドになった佐藤園のお茶は、キミのかな?

【手元に一つ缶を揺らしながら、胡散臭い笑みを向けて、そう問いかけた】
748 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/20(木) 22:05:34.16 ID:eRjBmk/fo
>>747

はい……?

【CV,杉下右京 と冗談は投げ捨てて】
【突然掛けられた声になんだろうと顔を上げて見れば知らない男性】

えっと、多分そうですね僕のだと思いますが……
もしかしたら違うかもしれません、どっちでしょうかね

【彼の手を見れば、なるほど自分が買ったお茶と同じ物】
【しかし本当に自分が買った物かは証明できず】

んー……――――

【現れた彼のしたい事を計りかねている様子で首を傾げる】
749 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/20(木) 22:11:25.36 ID:5UmfXCJO0
>>744

……その通りだ。言ってみれば一つの財閥だな
傘下の企業は数知れないが、ヴェイス家そのものでは事業は行っていない……もっぱら財布役と監督だけを行ってる様だな

【ヴェイス家について、入っている情報を口にする】
【いつの間にか――――恐らくは、レイドの知り合いと聞いた時から――――アーディンは椿を、一種の相談相手として見ていた】

――――無関係な場所からの、攻撃……?
……すまない、もう少し具体的に説明してくれ…………その『乗りそうな人物』を含めてな…………

【その言葉の意味が、上手く汲み取れなかったようで、アーディンは続きを促す】
【少数の人材で攻撃する事は、既に視野に入っていたが、それでも現状では人の確保が出来ていない】
【椿の語る『人物』にも、興味がそそられた】

>>746

「(く…………!
こいつ、侮ってた…………とんでもない悪党だぞ――――ッ!!)」

【その仕草に、青年の意志の全てを感じ取る】
【今度こそ、完全に酔いは醒めた――――只の変わり者だと見ていた自分の、なんと迂闊な事よ】
【掃き溜めの様な場所では珍しくもない人間。実際にD≠使う様な真似はすまい】
【それらの推測一つ一つが、愚かなまでに希望的観測であった】

「おっ、そうかい…………確かに、一人で飲んでも、酒のうまさはそこそこだ…………
あんた、酒は苦手だってさっき言ってたよな? なんなら、話だけでも付き合っちゃもらえねぇか?」
……………………?

【内心の葛藤を可能な限り表面に現さないように努めながら、男は青年を自分のテーブルに――――アーディンと椿のhなしているテーブルの隣にへと誘う】
【それをアーディンは、表情を変えないまま、当たり前の様に見やる】

(――――何を考えている?
俺たちが、『仕事』の話をしていると言うのは、分かっているだろうに…………)

【単に酔っているための不注意とは、思わなかった】
【しかし、訝しがる様子を露わにしても仕方がない。その為に、視線を飛ばすだけに止めたのだ】

「――――あんた、名前は?
俺はヴァルター=アルメクス……『アルメクス探偵事務所』の所長をやってる……よろしく」

【名を名乗りながら、どこからか名刺を取り出し、差しだす男――――ヴァルター】
【名刺にも、しっかりと『アルメクス探偵事務所』の連絡先と所在地が記載されていた】

/ただ今戻りましたー
750 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/20(木) 22:12:12.68 ID:6XbD1e/ro
>>748
【「どうするんでしょうねぇ」などとはいいません。えぇ】
【首を傾げる姿に、男は微苦笑を浮かべて】

いやいや、たまたまこの公園に通りかかった時にこのお茶を拾っただけだよ。そこまで悩まないでおくれ。

【そんな事をいいながら、男は了解も得ずベンチの背に腰掛ける】
【振り返るような体勢のまま、青年へと目を向けて】

別に、キミが要らないというなら僕が飲むというだけさ。でも、結局は拾い物。僕の物じゃあ、ない。
だったら、別にキミが貰ったところで何の問題もないだろう?

【そう、男はにべもなく告げる。そこに、悪意は混じっている様子も無い】
【尤も、この男自体に胡散臭い雰囲気が無いかといえば、そうとは言えないのだが】
751 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/20(木) 22:19:03.81 ID:siaw1wxw0
【公園】

…………うー、この子が喋れたらお姉ちゃんの場所とか分かるのかしら?

【電灯が中途半端に照らしているベンチに、小さなひとかげが一つ】
【クリーム色の髪を、緋色のラインの入った黒いリボンでふたつに結って】
【真っ青の両眼、右目の下に毒々しい紫色の蝶のタトゥーシールを貼って】
【フリルとリボンをやけくそ気味にあしらったゴスロリドレスの上に、黒いふわふわとしたケープを羽織った、女の子】

…………常識的に考えて、無理なのよぅ。

【いっぱいに開いた右手の上に乗せた、1センチほどの小さな鈴をじぃっと見つめながら、なんだかぶつぶつと独り言なう】
752 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/20(木) 22:21:23.39 ID:eRjBmk/fo
>>750

悩んでいる訳ではないですよ、ただそれが僕じゃない誰かの人だったら――――
その誰かが困っているだろうなあ……と思いまして

【公共の物であるベンチに誰が腰を掛けようと大した問題ではない】
【特に気にする事も無く、背中側に顔を向け】

いや、こんな寒空の下で缶1つ探しているような人間もそうそういませんか
それじゃあソレを頂きたいのですがよろしいでしょうか?もっとも今飲むつもりも無いんですけどね

【その理由は明白、冷たいお茶はこの環境で飲むには辛すぎるから】
【下宿先に戻った時にでも温めて、というようにするつもりらしい】

ホラ……寒いですし、ね

【とは言うもののそれほど寒そうに見えないのは】
【彼がその身を分厚い法衣に包んでいるからである】
753 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/20(木) 22:29:26.83 ID:6XbD1e/ro
>>752
まあね、そういうと思ってたよ。

【そういって、男がポケットに手を入れる。取り出したるは、今買ったばかりであろう、程良く暖まっている飲み物】
【惜しむべくは、それがお茶ではなくコーヒーというところか】
【どこぞの青狸のポケットか、とも突っ込みたくならなくもない】

そんなキミには僕からこれを上げよう。何気にする事はないさ、それは僕の奢りだ、遠慮無く貰っておきたまえ。もっとも、キミの罪悪感が刺激されるというなら、その『団子一本』と交換という事でも、僕は全く一向に全然さっぱり構わないんだけど、ね?

【……つまりは、最初からそういうことだったのだろう】
【よくよ思えば、男の目は最初からそこに行っていたような気が……しないでも、ない】
754 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/20(木) 22:33:36.61 ID:K4IT/vngo
>>746


(……クサいにも程が有る。)
(『個々』は普通に考えれば別の事案――何で“仄めかす”?)
(仄めかして得≠フ有る人物なんて、少なくとも居ない……。)


 ……じゃあ、引っ包めると何が起こってるって言うんです?


【彼の意図≠ェ全く見えない――正に、暗中模索の心境】
【此処で彼は、『聞き出す』方向へと意識の舵を切る……尤も、“表層”には一切出ていないが】



>>749


【相変わらずの小声=\―数瞬『溜めた』後、彼は再び口を開く】


……商売敵=\―そういう『企業』からの攻撃、って形にするんです。


『現ヴェイス家当主は優秀すぎて邪魔だ』

『偶々、彼についての“悪い噂”を入手した』

『証拠を掴んで突き出せば、少なくとも退陣――最悪、逮捕も有り得るだろう』


以上の三題噺で、商売敵≠ェ動く理由としては十分。
“証拠の目星を付けた場所”を強襲する―――『証拠』云々は、でっち上げでも構わない。


――――……で、『乗りそうな人物』なんですが――――。


【――画策≠行う彼の顔は、付き合いの浅いアーディンからしても『別人』にしか思えないだろう】
【言葉を紡ぐ口は滑らかに動き、其の留まる事を知らず……橋立 椿≠フ面影は無い】
【『相貌』は一切の感情が排除され、機械的に″を吐き出す生命体――そんな印象すら、有る】

【――――然し、>>749の『申し出』によって、ふ、と我に戻って】


…………名刺の企業≠フ、『トップ』です。


【――半ば強制的に、最低限の情報≠フみの伝達で会話を一段落させ――「どうぞ」と素っ気無い返事を返した】
755 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/20(木) 22:34:37.68 ID:eRjBmk/fo
>>753

コーヒー……(余り好きじゃないんですが……)

【じっとそれを睨み暫く考える彼、そして】

ブラックであれば喜んで頂きます、何も気にせず頂きますよ
全くの善意で貴方がそれをくださるのであれば僕の罪悪感は全く刺激されませんので

【うふふ、と表情は見えないのだが笑い】
【両手でがっちりと団子の入ったパックをホールド】

全然刺激されませんので、はい――――
欲しければ「欲しい」と言わない限り僕はお団子をあげませんよ

【甘い物がかかっているからか結構意地悪でした】
756 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/20(木) 22:37:43.00 ID:9BdwX3oDO
>>745

【その言葉を聞き、―――ぴたり。殺気が薄れる】
【彼女は、自分の隣辺りに居る男へと、視線を移して。】

【然し―――再び、目の前の彼へと、視線を向けた】
【ひひ、。―――老婆の様な、小さな笑い声が、彼女の口から漏れる】

―――……既に捕らえた人間を[ピーーー]より、先に。
やらなきゃいけない事が、あるのです。

【ふわり。男の傷からのものだろうか、血液の香りがして】


―――未だ自由の身の、目撃者を、消して置かないと。


【―――だから、ごめんなさい……ね―――】
【そんな風に―――飄々と。彼に、謝罪して】

【銃を持った腕を、錆びた機械の様に、ぎこちなく上げて行く】
【―――どうやら、彼へ銃口を向けようとしている様だ】

/了解しました、行ってらっしゃいませ。
757 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/20(木) 22:42:55.08 ID:FBYbYCz/0
>>749

それはそれは、お断りする理由もありませんしね……私もお話に参加させて頂きますよ

これはご丁寧に…私教会 情報部¥椛ョのハーネットと申します
仕事柄、情報は得意ですので何か、お役に立てるかもしれませんねぇ…

【柔和な笑みを浮かべて、指定された席へ座る】
【この距離から女性へ打ち込むのにはかなり難しい】
【だが、それすら一瞬でこなせるような威圧感≠ェこの男にはある】

それでは、先ほどから何のお話をしているか、教えていただけますかね?

D≠フ事なら私も詳しいですが…レイド≠ニいうのはいったいどんな方で…?

【話をほとんど聞いた上での発言】
【罪のない市民の人生≠ゥ仲間の情報≠ゥ】
【ヴァルターは今、瀬戸際に立たされた】

>>754

さぁ…なんでしょうかねぇ…?

ただの偶然か……意図的な必然か……なんにせよ…

水の国で一騒動あるのは確かですかねぇ…いやーこわいこわい

これだけは言えます……与えられた情報の表面だけを見ていては、真実へはたどり着けない…そうゆうことです♪

【楽しそうに嗤いながら、呟く】


758 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/20(木) 22:52:44.15 ID:5UmfXCJO0
>>754

――――なるほど……企業同士の抗争と言う形に置き換える訳か…………
それなら、『justice』に目を向ける可能性は、確かにぐっと低くなるな……

【椿の豹変に、アーディンもまた、表情を引き締めて話を聞く】
【だが、その表情はどちらかと言うと、椿の『切れ者』としての顔に感心している一面があった】

(――――少しばかり、勢いに任せて、本腰では押しの弱そうな感じもあったが……こんな顔を隠していたとはな…………!
…………なるほど、椿もなかなかどうしてやるではないか……!)

【最初に会った時は、『天狼会』の下っ端への焼きだけで青い顔をしていた印象が強かった】
【しかし、今覗かせているその顔は、到底そんなものでは収まらない。密かに、椿への評価を上げるアーディン】

――――――――ほう……………………
『二虎競食』に、乗る人物と言う事か…………!

【『二虎競食』――――強者を共倒れさせるために、食いつきそうな餌を投げ込み、互いを争わせる計略】
【これに自社の社長を選んだ椿の姿勢に、ますます目を光らせるアーディン】
【だが、確かにこれが当たれば、ヴェイス家への有力な攻撃手段になりうる――――】

>>757

「ハーネットさん、ね……こっちこそよろしく」

【青年――――ハーネットの名前を反芻し、頷くヴァルター】
【ハーネット相手に平静を装うのも滑稽だが、隣で話しているアーディン達に、サインを送っていると思われる訳にもいかない】

「――――――――さぁ、な……『レイド』の事は何とも…………
俺がここに居るのは、別件での商談なんでなぁ?」

【実際、彼がアーディンに指定されたのは『ナポリス総合病院についての調査』であり、レイドの事はほとんど知らないに等しい】
【腹の探り合いと言う訳ではなく、ヴァルターには話せるだけの情報を持っていなかったのである】

「(くそ……開口一番、こっちの知らない事を持ってきやがるたぁ…………!
――――これで、このままぶん殴り勝負に持ってければ、どれだけ楽か…………っ)」

【自身の受け答えに、全く無関係の人間の運命がかかっている】
【表情には出さない、出せない苛立ちを、ヴァルターはただサングラスの中に押し込める】
759 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/20(木) 22:52:45.55 ID:6XbD1e/ro
>>755
【――ピシ、と】
【肌寒い冬空の下で、空気が張り詰めたような音が聞こえた気がした】

……そうかそうかそうかそれはそれはゴメンよ。生憎とこの『暖かい』コーヒーは最近出たばっかりの『どろり濃厚糖質』でね。いやはや、残念かな残念かな。
嫌いというのであれば仕方ない。この『暖かい』コーヒーは責任を持って、僕がこの場で『暖かい』内に全部飲み干してしまおう。いやいや、気が利かなくてゴメンよ。

【すっ、と隠したパッケージはどうみても真っ黒ブラック色です本当にありがとうございました】
【うふふという笑みに返すのは、こちらもやはりうふふで】

ではではならば、存分にそのみたらし団子を食すと良い。もっとも、この寒さではもうだいぶ固まってしまっているかもしれないけどねぇ。ああ寒い寒い。寒いから僕はこの『暖かい』コーヒーを飲んで身体を『暖める』としよう。嗚呼寒いなぁ。

【子供だこのおっちゃんー!?】
760 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/20(木) 23:00:02.88 ID:BYbYCz/DO
>>756
【漂った血の匂いが、鼻をくすぐる】
【解りきった事だがいい匂いではないな、そう思って】

…訳の解らない理屈だね、痛みに苦しむ前に留めをさしてあげた方が、僕はいいと思うけど

【作戦失敗、仕方なさそうにため息をつく】

…全く、僕もああされちゃ堪らないね
僕は今から全力で逃げるけど、君が僕に追い付いて殺せるんならやってみるがいいさ

【そう言うと、左足を後ろに引いて】
【次の瞬間には振り返り、脱兎の如く駆け出すだろう】

【しかし相手の得物は銃、それを知っての行動にしては少々考えが浅いように見える】
【もしかしたら女性は、この男から何か闇の気配を感じるかもしれない】

/ただいまっす
761 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/20(木) 23:01:49.19 ID:eRjBmk/fo
>>759

そうですかそれは残念です、甘い物と甘い物は一緒に食べてはいけない……という訳ではありませんけど
やはり食べ合わせというのがありますからね、甘いコーヒであれば遠慮しておきます

【物腰柔らかーに対応する彼、声色も感情の機微によって変わることも無く一定で】
【というか素で気付いていないのかもしれない】

確かに固まってしまうかもですね。でも下宿先であればレンジもありますし――――
それに緑茶も沢山買い置きしていますから、全然大丈夫です

【素晴らしきかな文明の利器】
【かっちかちのお団子も2分で柔らか!】

それにそんなに寒いのであればやはりそのコーヒーは貴方が飲んで身体を温めるべきですよ
僕はコレのおかげで温かいので大丈夫ですから

【す――と法衣の袖を掴み持ち上げて見せる】
【重みがあるのは布地が厚い為、体温は調度良い温度に調整されているのだ】
762 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/20(木) 23:12:25.64 ID:K4IT/vngo
>>757>>758

【『ニ虎共食』――其の言葉が耳に届くと同時、浮かぶのは苦笑い=z
【彼としては、『共食』に持ち込む積もりは毛頭なかったらしく――】


…………天才≠セけど、変人≠ネんです。


【――――――詰まりは、只の鼻の利く物好き=c…だろうか?】


……じゃあ、僕はそろそろ帰ります。
細かい連絡はお渡しした先に――メールか電話でお願いします。


【そう言い残すと、椿は立ち上がり――顔をハーネットへと向ける】
【『じっくり』……其の表情を、凡そ“十秒以上”は見詰め続けて】



――……貴方には、裏≠ェ見えているんでしょうか。


若し、“其れだけ”知っていて……『幾らか』見えた気なら、半分≠煬ゥえてはいないと断言します。
「教会」も、<Justice>も、水の国≠焉A“天狼会”も――『一視点』から見ても、きっと判りませんよ。



    …………貴方の言った事を、当然≠フ様に知っていた僕ですら『判らない』んですから。



【――――其の捨て台詞は、或いは気に入らない相手へのお返し≠セったのかも知れない】
【だが、幾らか『優しい』調子も含まれた其の言葉を残して……彼は、カウンターに札を置くと、酒場から去った】


/このタイミングで風呂ですので、丁度良いので終わらせて頂きます!
/お疲れ様でしたー!
763 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/20(木) 23:17:12.33 ID:6XbD1e/ro
>>761
……………………はぁ。はいはい、いーよ、僕の負けさ。できれば、その美味しそうなみたらし団子を分けてはくれないかい? このブラック無糖をあげるからさ。

【物々しく、重々しい溜息。どんだけ子供なんだ、このおっちゃん】
【とはいえ、そこからは素直】
【すっ、と差し出すは黒いホットコーヒー】
【あ、また溜息吐いた】
764 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/20(木) 23:19:18.48 ID:FBYbYCz/0
>>758

おや、そうなのですか……それは残念です

ではどんな要件での会談で?

あぁ、ついでに、そこの獣人さんに、レイド≠ウんについて貴方が&キいて頂けますか?
今、ここで…そうですね…例えば居場所とか…

そうして頂ければ、こちらも何か質問≠ノお答えしましょう…

おや、どうしました?少し飲みすぎでは?お顔が真っ赤だ…

【柔和な笑みを浮かべて、肘をついて手のひらを組み】
【囁くように問いかける】

>>762

さぁ…どうでしょうか……私が見えている≠ニ思ってもそれは私の物差しで測っただけの結果ですから

だいいち、全てを知るもの等いない…神でなければね

だからこそ……面白い

【去っていく青年に呟きかける】

(全く……厄介…否、恐ろしい)

【歪んだ口元でそう、囁いて】

/お疲れ様でいたー!
765 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/20(木) 23:24:44.20 ID:9BdwX3oDO
>>760

【彼の背中を見詰めて、また笑う―――嗤う】
【彼が逃走する事を、出来る事なら、止めたい彼女は】

……此方は、銃ですよ?

【呟きと共に、引き金に指を掛けて】

【―――其処で、彼から感じた、闇の気配】
【逸れに眉を顰め、警戒する可きか、と思考したが―――】
【遠ざかって行く彼が見えたので、彼女は、行動を優先する事にした】

―――申し訳無い所ですが。
私は、貴方との追いかけっこを所望します。

【そんな、戯れ事を吐くと】
【―――阻止が無ければ、彼の足元へと向けて、発砲するかもしれない】

【もし、成功したならば―――撃ち放たれたのは、銃弾では無く、五寸釘だと分かるかもしれない】
【銃弾よりも長く、重量の為か、スピードは遅い】
【更に、思考していた時間も含めて―――回避は、可能】

/お帰りなさいー。
766 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/20(木) 23:25:52.50 ID:eRjBmk/fo
>>763

おや、お団子欲しかったのですか?
……なんて冗談ですよこちらも意地悪をしてすいません、甘い物が好きなのでちょっと、ね?

【くすり、微笑みながら膝の上のパックから手を離し】

あれ?なんだブラックコーヒーじゃないですか、嘘を付いたんですね……
まあお相子ですし今回は許しましょう

【一礼の後、コーヒー缶を受け取りじぃっとそのラベルを見つめて】
【ようやくそれがブラックだと分かったようだ、彼はあまり色の区別がつかないのかもしれない】

それじゃあこちらをどうぞ――――

【かぱっとパックを開けて男性に向けて差し出す】
【やたらと甘いみたらし団子、ちょっと冷えて少し固い】
767 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/20(木) 23:33:04.42 ID:5UmfXCJO0
>>762

なるほどな…………そういう人物なら、確かに食いついてきそうだな……

【色々と、裏で怪しい行いをしているヴェイスグループ】
【なら、その相手を叩けば、何らかの利益を上げる事も出来るだろう】
【そのような考えを持つのは、アーディンだけではないだろう】

――――うむ、後日……目途が立ったら連絡を入れよう
気をつけて帰ると良い…………

【立ち上がる椿に、そう言葉を掛けると、手を上げて挨拶をすませる】
【――――椿とハーネットの間の会話には、一切の干渉を行わなかった】
【その領域は、自分の埒外の出来事なのだ――――立ち入るべきではないと、一歩引いた立場を貫いた】

[ありがとうございました! またどうぞ!]

【店を出て行く椿の背に、店員の威勢のいい声が掛けられる】
【穏やかならぬ会話の続いた事など、店のほとんどの人間は何も知らない―――――――】

/乙でしたー!

>>764

「あぁ……悪ぃ、そいつは勘弁してくれよ
こちとら探偵だ。守秘義務って奴も、あるんだからよ…………」

【話す事を拒否する。しかしそれは建前上の事だ】
【ヴァルターは、そもそも断れる立場にはない。更に一つ凄まれば、話さざるを得ないのだ】

「――――俺が、か…………分かった」

【その意図は、容易に読みとれる。自分は、操り人形の立場を取らされているのだ】
【しかし、それが分かったところでどうしようもない。一つ頷くと、ヴァルターはアーディンへと顔を向ける】

「なぁ、旦那…………さっき話してた『レイド』っての…………居場所とか、分かるのか?」
――――何故そんな事を知りたがる? さっきの話は、お前とは関係の無い事だろう?
「そりゃあそうだけどよ…………俺も話の途中で追い出される格好になってるんだぜ?
多少なりとも教えてくれても良いかねぇか」
残念だが、そっちの情報までは入っていない。一番新しいのが、精々目撃情報までだな

【ヴァルターとアーディンの会話は、芳しくない】
【アーディンにとっても、ヴァルターは別件で組んだ仕事上の関係にすぎない】
【必要以上の事をぺらぺらとしゃべるつもりはないのだろう――――只でさえ、レイドを護らなければならない立場に居るのだから】
768 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/20(木) 23:33:13.90 ID:6XbD1e/ro
>>766
……甘党って、大抵性格歪んでる人多いよねぇ。まぁ、僕も人の事言えた方じゃないけど、さ。

【そう言って、青年から串を受け取る】
【徐にかぶりつく様。一つ目の団子を、咀嚼していた】

ん? なんだいキミ、眼でも悪いのかい? 近視なら眼鏡でもかけるべきだよ。コンタクトレンズは、あまり僕的には好きじゃないねぇ。眼の中に異物を入れるなんて、そんな眼姦じみた真似はゴメンさ。

【団子をくらいながら、そんな事を言う】
【確りと見ている辺り、抜け目のない性分なのかも知れない。とはいえ、流石にその症状までは見抜ける物ではないが】
769 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/20(木) 23:40:22.03 ID:eRjBmk/fo
>>768

何をおっしゃいますか僕の性格のどこが歪んでいるんですか?
いたって真面目な性格だと自分でも思うのですけど……

【解せぬ、といった表情で首を傾げる彼】
【天然かそれとも……である】

あらら、悟られてしまいましたか……まあこれは職業病みたいな物なので――――
治すも治らないも無んですよ、それにメガネやらなんやらと面倒臭そうですし

【男性が団子を取ったのを確認しまた膝の上に戻し、パタンと蓋を閉める】
【どうやら今此処で食べる気は無い、というか無くなったらしい】

(固そうだし……家で温めて……)

【いい加減な計画な上、結構ちゃっかりしていた】
【ただ缶コーヒは今飲むべきかどうか悩んでいるらしく彼の手の中でクルクルともてあそばれている】
770 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/20(木) 23:44:09.97 ID:FBYbYCz/0
>>767

いえ、結構ですよ、話たくないのなら、無理強いはしません

【二人の会話を柔和な笑みを浮かべて見つめ】
【手を組み換えながら、口を開く】

おやおや、貴方は結局何も話してくださらない…まぁ仕方がありませんか…
会ったばかりの人間にホイホイと重要な話はできませんよね

では今度は私の番ですね……なにか知りたい℃魔ヘありますか?
私の知りうる範囲でお答えしますよ

そちらの獣人さんも…

【帽子をポンポンと払いながらにこやかに問いかける】
771 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/20(木) 23:46:47.56 ID:BYbYCz/DO
>>765
【撃ち出された五寸釘が右足へと、真っ直ぐ迫る】
【しかし、釘が今正に刺さらんとした、その瞬間】

【ゴパァ、と何か液体が弾けるような音がして、右足からタールのような黒い液体が噴き上がる】
【見たまま、蠢く闇としか形容出来ない黒はスライム状となって釘を受け止め、飲み込み、出て来た箇所に染み込むように消えていく】

(…釘か…嫌だなあ、刺さると痛いじゃないか)

【そんな事を考えながら急に立ち止まり、振り返って】
【右手を真っ直ぐ女性に伸ばし、指を鉄砲の形にする】

…これは帰すよ

【そう言うと、伸ばした右腕の指先から闇が噴き出し、人差し指の先に孔を作る】
【次の瞬間、先程闇が飲み込んだ釘がその孔から、女性に向けて打ち出された】
772 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/20(木) 23:49:07.26 ID:6XbD1e/ro
>>768

……あれかなぁ。『一番知らない事はなんですか?』『それは自分だ』ってやつかなぁ。まあ、灯台下暗し、己を視る眼は己には無し、ってね。

【そんな失敬な事を呟きつつ、いつの間に開けていたのか、男は缶のお茶を呷る】
【寒くはないのかと、聞かれてもおかしくはないだろう。もっとも、それを進言するならまずは格好の方なのではあるが】

職業柄、ねぇ。そんな大層な法衣を着てるあたり、どこぞやの教会のお偉い方? もしくはカルト? 頼むから『趣味だ』、なんて回答はやめておくれよ。五歩ぐらい軽く引いちゃうから。

【クルクルと手の内でもてあそばれるコーヒーを眺めながら、尋ねる】
【さっきから余計な言葉が多いが、それはこの男の性分なのだろう】
773 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/20(木) 23:50:05.44 ID:6XbD1e/ro
>>772
//訂正>>768>>769
774 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/20(木) 23:54:02.82 ID:5UmfXCJO0
>>770

「――――俺たちの仕事は、信用第一なんだ……
これを失ったら、依頼なんて来なくなっちまうからな……」

【何らかの圧力が来ると思っていたため、あっさり引き下がられた事に、一瞬言葉を失う】
【しかし、やはりなんて事の無い態度で、受け流す】

悪いが、これでも情報屋でな…………仕事上情報を共有する必要がある時以外は、相応の代価を払ってもらわなければならぬ……
どうしても知りたいと言うのなら、金と相談だな

【逆にアーディンは、毅然とした態度を貫く】
【先ほどの椿との話が、正に『仕事上情報を共有する必要のある場合』にあたるのだろう】
【だが逆を言えば、相応の代価さえ払えば、ある程度の情報は開示すると言う事になる】

「知りたい事、ねぇ…………あんたはなんでその『レイド』って奴を探してるんだ?」
では聞こう。さきほど彼と何やら話していたが、D≠ノついて何を知っている?

【二人ともに、それぞれ質問を重ねる】
【とはいえ、名前以外の素性のわからない相手に、詳しい事を直接聞き出そうとするのも論外】
【質問は、自然当たり障りの無い方向へと流れる】
775 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/21(金) 00:01:50.60 ID:TDy8ZDnAo
>>772

そこまで自分の事を理解していないつもりもないんですけど……
でもまあ結構色メガネで自分を見てるのかも、しれませんねー

【自分にしても何事にしても完全に理解、なんて事はあり得ない】
【全ては移り変わる物なのだから】

教会でも協会でもカルトでも趣味でもないですよ
僕はなんていうか退魔師みたいなものです、ホラ妖怪退治とかそういう感じの

【今回は珍しく手元に錫杖やらの装備がないので分かりづらいが】
【彼曰くそういった職種の人間らしく】

何か化物関係で困った事があれば僕に言っていただけると
なんとかなるかも知れません、まあ僕自身そこまで強くはないんですけども……

【謙遜か照れ隠しか側頭部をカリカリと掻き】
【そして流石に貰っておいて飲まないのも失礼かと思ったのか缶のタブを開け】
【軽く一口流しこみ、苦い顔を浮かべる……といってもいつまでも顔に付き纏う影で表情は見えない】
776 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/21(金) 00:09:40.89 ID:slYA5oym0
>>774

いやはや全く、情報とは貴重なモノですからね……わかりますよ、私も情報部ですから

【うんうんと頷いて笑う】


そうですかそうですか……では幾らで頂けますか?
どうぞお好きな額をご記入ください…

【そう言いながら懐から小切手を取り出す】
【その拍子に、注射器が、床に落下する…幸い割れずにテーブルの真下に転がる】
【男は気づかぬように話を続ける】

なんで……と言われましてもなんでですかね?理由は不明ですが、私も捜索を依頼されましてね…

D≠ノついて…ですか…機関のレギンと言う人間が広場で散布していたとの情報がありますね

【柔和に笑いながら続ける、依然気づいた様子はない】
777 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/21(金) 00:12:17.60 ID:Fvxj8dZ7o
>>775

そういうことさ。真っ正直に『自分』を直視したら、ヒトなんて簡単に壊れちゃうよ。まあつまり、そんな風に見ても壊れず揺るがず在り続ける様なモノを、人はこう呼ぶのさ――『化け物』、ってね。

【やれやれとでも言うように、男は腕を仰々しく広げ、肩を竦める】
【漸く齧り付いた二口目、団子はいつしか冷たくなっていた】

退魔師、ねぇ。そういったのは須く教会所属だと思ってたけど、そうかそうか、キミみたいなフリーの人もいるのか。
とはいえ、謙遜や卑下はよくないねぇ。自分が自分でやってる事を自分が否定したらいけないよ。そこはしっかり、自信/自身を持たないと。
778 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/21(金) 00:13:10.62 ID:T5uOYTgDO
>>771

【彼の指から放たれた釘に、反応出来なかった】
【その力に驚愕し、瞳を見開いて―――】

【ボッ、と。穴が開く音と共に、彼女の胸部に、釘が突き刺さる】
【刺さった反動と傷の熱さで、二三歩ほど、ふらついた】

……、は……はは……もう、意地悪ですね。

【―――冗談を口にするも、笑顔では無い】

【そして、彼女が思考する内容は、他愛無いもので】
【―――釘を、返された】
【傷が痛む。あの闇が、彼の力か】

【然し、彼は立ち止まった。好機を、逃す訳には―――】

……、―――ッ

【口の端から血液を垂らし、荒い息を吐くと】
【再び銃口を向け、引き金へと指を掛け様とするが―――痛みに耐えているのか、時間が掛かっている】
779 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/21(金) 00:22:37.68 ID:kn4P4xrP0
>>776

――――情報化の時代と言われ、今でこそ重要視される情報と言うファクターだが、情報はいつの時代でも重要なものなのだ……
『経済』と『情報』……結局はこれを制したものが世界を制する事になる、と言うくらいにな

【現在言われている『情報の重要性』のそれは、つまるところ『情報の新鮮さ』と言う事に尽きる】
【何しろ、誰でも確実に情報は手に入るのだから。それならば、よりタイムリーな情報に価値があるのは当然と言える】
【これに対して、古い時代には情報そのもの、そして通信そのものが重要な課題だった】
【それを考えれば、現在だからこそ情報が大事ととるのは、大きな間違いだと言える】

――――ならば、100000頂こうか?
その金額に納得してもらえるのなら、入ったばかりの新しい情報を提供しよう

【金額を提示するアーディン】
【無論、匿っていると言う事情を考えれば『実は今この酒場にいる』とまでは口にはしないだろうが――――それでも、本物の情報を提示する用意はある】

「――――なるほど、色んな人間が探しているって訳だ……」
…………………………………………

【捜索を依頼されたため。その言葉に、さしたる疑いを掛けないヴァルター】
【正確には、ハーネットそのものに気を取られていて、それどころではなかったのだ】
【一方で、アーディンはじっとハーネットの顔を見る】
【レイドを探すよう依頼する人物―――― 一番可能性が高いのは、自分たちの『敵』である】

――――機関、か…………なるほど…………
天狼会≠ニ機関の間に、関係が……?
あるいは、天狼会≠サのものが機関のダミー組織の可能性も考えられる、か…………

【その答えに、頷くアーディン】
【その真偽は、現在は確かめようはない。だが、新たな目線が開けたと言うのは事実である】
【――――後で、独自に裏を取らなければならないだろう】

――――先ほどの金額を訂正だ
今の質問に対する答えで相殺――――『レイド』に関する情報の金額は、50000で良い…………

【ここで、アーディンは譲歩に入る】
【今の質問に対する答え。それをも『代価』の一部として考えたのだ】
780 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/21(金) 00:26:18.96 ID:TDy8ZDnAo
>>777

『化物』ですか……化物を退治する僕もどちらかと言えばあっち側の生き物かも知れませんね
それでも僕は化物を退治し続けるしかないですけど――――

【2口目もやはり苦く、どうやらこの苦さは文字通り苦手のようだ】
【自分には緑茶が一番合っているのかもしれないと自分の好みを再確認するのであった】

フリーというのは微妙に違いますけれど、まあそんな所です
まだ自信を培える程の年齢ではありません、それはこれからのお話もっと研鑽を積んでからの……ね

【ふ―――と小さく息を吐き】

でも実際あまり人を守れていないんです、この間だってその前だって
やはりどうしようもなく僕は弱いみたいですよ

【ごくり、最後の一滴まで嚥下し胃の中を苦い色に染め】
【その声色もどこか苦味の混じったようなそんな声】

……なあんて、ね。寒いので少し気分が暗くなるとこんな情けない言葉も出てしまいます
本当、貴方に愚痴みたいに言っても意味なんてないのに……ごめんなさい

【一礼し謝罪の言葉を告げる彼】
【寒い季節はどうにも心が貧しくなる、それは彼とて同じ事だった】

お詫びといってはなんですが、コレどうぞ
よくよく考えれば持ち帰るのも手が汚れそうなので貴方にあげますよ

【そう言いながら残った団子の詰まったパックをずずいっと男性に差し出すのでした】
781 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/21(金) 00:30:38.59 ID:lYA5oymDO
>>778
【自分が打ち出した釘が女性の胸に刺さる、それを見て「予想外だ」とでも言わんばかりに目を見開いた】

…勘弁して欲しいね、人殺しにはなりたくないんだけど

【そう言って、右腕を降ろす】
【闇が体に染み込むように、また消えた】

…頑丈じゃないか、普通は痛くて動けないと思うよ
…僕なんかに構わず、病院にでも行った方がいいんじゃないのかい?

【心配している訳ではなく、かと言って気にかけている様子も無い】
【ただ、そう言っている間にも、彼の黒い服の上で黒い闇が、微かにうごめいている】

/すいません、眠気がちょっと限界に来てます
/出来る事なら明日に持ち越しをお願いしたく…それか絡み自体を無かった事にして切ってしまってもいいです
782 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/21(金) 00:34:02.84 ID:slYA5oym0
>>779

【注射器はコロコロと転がり、ヴァルターの足元へと転がる】
【奥の女性は、店員に起こされ、ふらふらと会計へ向かう】

それほどまでにレイド≠ニいう方は貴重な存在なのでしょう……
技術か、はたまた存在≠サのものに価値があるのかは知りませんがね

【含み笑いをしながら淡々と語る】

そう考えるのは早計ではないでしょうか?
それなら普通に機関として散布すればいい

この件にはもっと大きな、誰も知らない裏がありそうですね
現在教会も総力を挙げて調べております

【ふっと息を吐いて、背もたれに持たれる】

ではどうぞ、その金額をご記入ください

【小切手を獣人へ差し出す】
783 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/21(金) 00:41:39.21 ID:hlbfewKDO
>>781
/すみません、了解しました…自分は明日来れないので、迷惑を掛ける訳には行かないので…。
/打ち切る形になります、ごめんなさい…女が撤退したという感じで、お願いします。

/レスに時間掛けてしまい、更になんか面倒なキャラでごめんなさい、お疲れ様でした。
/そして、有難う御座いました。またいつか、ロール出来たら、嬉しいです。
784 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/21(金) 00:44:44.16 ID:Fvxj8dZ7o
>>780

深淵を覗く者はナントヤラ……全く、どっかのおっさんも妙な言葉を残したものだよ。そうは思わないかい?

【付きまとう影に、相変わらず表情は伺えない。だが、飲んでいる様子に、男は僅かばかり苦笑を浮かべて】
【そんなに嫌ならわざわざ付き合わなきゃ良いのに、と思ったが、口には出さなかった。何でも憚らず口に出す男にとって、それは礼の類だったのかもしれない】

それでも、さ。実力や能力なんて、後から付いてくる……謂わばおまけの様なものさ。
助けられなかったのは不幸だけど、それはまあ仕方ない。過ぎた事さ。力ばっかり追い求めたって、それは力に捕らわれるだけだよ。目的と手段がごちゃまぜになったって、良い結果を生まないのは歴史が証明してるしね。
キミだったらどうする? 自信なさ気に仕事をこなしてくれる人と、自信あり気に仕事をこなしてくれる人。どっちを人は選ぶだろう?
……なんてね。ま、こんなことは正直な話、何の意味もないんだけどね。愚痴なんて熱かろうが寒かろうが溜め込んでたらその内自然と溢れてくるものさ。人に聞かせるのも、石ころに聞かせるのも、大した違いは無いんだ。だって言い聞かせているのは、何よりも誰よりも自分自身になんだから、ね。

【そんな、煙に巻くような言葉の羅列】
【意味があるのか意味がないのか、それすらも判断に困るもの】
【ただ男がしたことは、「いいのかい?」といいながら団子を受け取る事だけであった】
785 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/21(金) 00:46:32.24 ID:kn4P4xrP0
>>782

「(ん――――――――これは、さっきの……!?)」

【足に当たる感覚。目だけでそれを追いかけ、ヴァルターはそれが何なのか把握する】
【しかし、表面上は何事も無いかのように装う――――そこは流石に探偵業についているもののスキルだ】

「なるほどね……少しばかり、俺も興味が湧いてきたな…………どんな人物なのやら……」

【様々な人間が追い求める――――言ってみればキャスティングボード】
【純粋に個人として、その存在に興味を抱いた】

むぅ…………確かにそれも一理ある…………
いずれにせよ、情報は足りない様だな……

【確かに、単なる小遣い稼ぎとしては、やり方がまどろこしい】
【しかし、D≠フ存在を繋いでいる以上、天狼会≠ニ機関には、何らかの関係、もしくは繋がりがあるはずで――――】

――――分かった。では話そう……

【小切手に50000の数字を書き込みながら、アーディンは口を開く】

去年の暮れに、水の国でレイド=E=ヴェイスが、何者かの刺客と思しき3人組と交戦しているところが目撃された
これは、その他の要素と総合的に考えるに、信用に足る情報だ…………

【ここから話す情報は、全てレイド自身から渡されたもの】
【それをあたかも、別のルートで仕入れた情報の様に装って、アーディンは話す】

また、それとは別に、つい2日前…………水の国の森の中で、レイドに似た特徴の女が、模擬戦を行っていたと言う情報もある
これは、まだ裏こそ取れていないが、最新の情報だ
――――――――翻って鑑みるに……レイドは水の国を拠点として活動している事になる

【最新の情報として、未確認であるという建前の元、レイドの行動をそのまま伝えて行く】
【これらの情報に嘘はない。紛れもない。何しろ、本人の口から聞いた事そのものなのだから】
【ただ、レイドの『現在』については何も口にしない】
786 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/21(金) 00:48:28.17 ID:lYA5oymDO
>>783
/わかりました、すみません
/またいつか、絡んだ時はこんな事がないようにします
/乙でした
787 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/21(金) 01:01:05.81 ID:slYA5oym0
>>785

成程、また水の国≠ナすか……いやはやこれは…

これも偶然か…必然か…ククククク

【口元を歪めながら、立ち上がり】

役にたつ情報をありがとうございました……これを参考に探してみますよ
もしお会いすることがあれば…よろしくお伝えください

ではまた、今度は友人≠連れてこの店に来るかもしれません…
ヴォルターさんの事務所にお礼≠烽オなければいけませんしね…

【帽子を被り、スーツを整え】
【食事代をテーブルに置く、二人の分も含めてだ】
【そして去り際にヴォルターの肩に手を置いて、耳元で囁く】

それは差し上げます……有効に使うことです…
自分に打っても構いませんがね…クク

【そう言ってから、会釈をし、店から出る】
【何故D≠持っていたのか、誰に雇われたのか…その真相は闇の中だ】

/遅くまでお疲れ様でした!!

788 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/21(金) 01:07:07.77 ID:TDy8ZDnAo
>>784

ええ、本当に……皮肉にもならないです――――

【小さくクスリと笑ったのは、多分自分を嘲る意味で】
【重い腰をベンチから上げて背伸ばす、気持ち良い、骨のほぐれるような音】

実力、能力はおまけなんかじゃないですよ。もっと違う大事で必要な物です
過ぎた事だからと考えを止めるのは僕は嫌です、それに力に捕らわれるというのなら既に……
いえ、なんでもありません――――

【自身のより深い部分はあまり人に言うべきではない】
【他人に余計な負担を掛ける事も無い、無駄に心を磨耗させる必要はない】

本当は嫌いなんですよ、何が嫌いかって誰でも物でも、何かに対して愚痴を吐いている自分が――――
凄く情けなくて、惨めで……だからこんな事は滅多に無いんです、やはり寒いと駄目ですね

【わざとらしく身震いし】
【青年は困ったように笑い】

どうぞ、早いうちに食べてしまってください
物には旬というものがありますから……それでは僕はこの辺りで家に帰るとします
ああ、そうだ僕の名は五篭の正誤と申します、縁があればまた是非――――

【会釈、の後名乗りそしてそのまま浅い雪を踏みながら歩き出すだろう】
789 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/21(金) 01:18:17.51 ID:kn4P4xrP0
>>787

(――――確かに、パワーバランスが水の国に集中しているのは、どういう事か……)

【不気味な笑みを見やりながら、アーディン自身も疑問に感じる】
【『justice』、機関支部、そしてヴェイスグループ――――――――今わかるだけでも、これらがこの国に集結している事になる】

……うむ…………気をつけて帰るといい……
「……………………」

【含みを持たせたハーネットの物言いに、自然と口数が少なくなるアーディンとヴァルター】

「……分かってて落としたのか…………」

【店から出て行くハーネットを見送りながら、呆然とするヴァルター】
【要するに、匂わせているのだ。「自分はこういうものだ」と、わざと掴ませる事で相手をけん制する、一種の示威行為】

「――――――――旦那、奴が落として行ったものだ……D≠轤オい……」
――――なんだと…………?
「あいつ、かなり怪しいぜ…………これ、どうする?」
…………悪いが、譲ってくれないか? …………こっちの知り合いに、これをどうにか出来そうな奴がいる……
そいつに託したいと思う…………
「分かった…………正直、俺の手には余る…………頼んだぜ?」

【ヴァルターにできる事は、全てをアーディンに伝える事】
【その上で、D≠も預ける――――ただの探偵である自分よりは、適切に扱えるだろうと信じての事だ】

「――――じゃあ、俺もそろそろお暇するぜ…………ナポリス総合病院の事は、これが最終報告って事で……」
あぁ…………お前も気をつけて帰ると良い。『ヒーロー』
「…………っ」

【立ち去ろうとするヴァルターの背に、わずかに皮肉の交じった別れの言葉を投げかけるアーディン】
【一瞬、動きを止めながらも、ヴァルターも店を後にした】

――――――――すぐにでも、イマミレイに連絡を取らねばな…………
これ以上、ふざけた薬を蔓延させて、たまるものかよ…………!

【注射器を、ぐっと握りしめるアーディン】
【周辺が、一気にきな臭くなってきた。それでも、やる事は変わらない――――この店を護りながら、自分にできる範囲で『仕事』をこなす事だけである】

/乙でしたー!
790 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/21(金) 01:23:10.23 ID:Fvxj8dZ7o
>>788

縁や所縁なんて言葉、あまり好きじゃないな。なるときはなるし、ならないときはどうやったってならない……ボクの嫌いな言葉の一つさ。まったく、忌々しい。

【男にしては珍しく、感情の籠もる言葉】
【それは、自分の名を嫌うが故に。意味も響きも、嫌悪する事に差異はない】

……叢雲。ボクの名さ。下の名前は好きじゃないんでね、悪いけど名字だけ名乗らせて貰うよ。まあ、憶えたければ憶えていいし、忘れてもらっても構わない。
とりあえず、これはありがたく貰っておく事にするよ。それじゃあ、またね。

【そう言って、男は青年の後ろ姿を見送った】

/絡みあり&乙でした―

【】
791 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/21(金) 01:23:37.58 ID:TDy8ZDnAo
>>790
/乙でしたー!
792 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/21(金) 16:26:55.84 ID:RQed4lHc0
【路地裏】

【カチッカチッカチッ】
【金属ライターの蓋を開け閉めしている音がする】

【カチッカチッカチッ】
【音を鳴らしているのは黒髪に白いパーカーと青いジーンズを着た男】
【パーカーに付いたフードをかぶりマフラーで口元を隠しているため表情がわかり難い】

【カチッカチッカチッ】
【時折、男の腹からグーグーと大きな音が鳴り、路地裏に小さく響かせている】
【男は壁に寄りかかりながら、光の差してない瞳を目の前の”モノ”に向けていた】

「おい、兄ちゃん。聞いてんのかよ」
『そんなカチカチならしてねーでさー、お金貸してくれない?』

【男の目の前にいるのは、いかにも柄の悪い二人の男】
【どうやらこの男、見知らぬ二人組みに絡まれているようだ】

【カチッカチッカチッ】
【ふぅ、と何度も小さくため息をつきながら二人組みを見て一言】

なぁ・・・たばこ持ってないか・・・?
「あぁ?兄ちゃん何言ってんだ?」
『今の状況わかる?今の状況』

【男が小さく答えるが、もちろん言っても素直にくれる二人組みではない】
【それを聞いてか、男の目つきが急に変わった】
【二人組みは気づかないが、わかるものならわかる目つき】
【それは―獲物を[ピーーー]時の目つきであった】
793 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/21(金) 20:18:43.94 ID:3ovox/kj0
【路地裏】

……んー、んー。
…………おねえちゃーん?

【クリーム色の髪を、緋色のラインの入った黒いリボンでふたつに結って】
【真っ青の両眼、右目の下に毒々しい紫色の蝶のタトゥーシールを貼って】
【フリルとリボンをやけくそ気味にあしらったゴスロリドレスの上に、黒いふわふわとしたケープを羽織った、女の子が】

あ、うー。
鈴音おねえちゃーん?

【なるべく明るそうな道を選んで歩きながら、うろうろきょろきょろ。どうやら誰かを探している様子だったり】
794 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/21(金) 21:09:28.66 ID:8ES8yRZ6o
【路地裏】

………………。

【長い銀髪を赤いリボンでツインテールに束ねた赤目の少女がここに。】
【白いブラウスの上から緑を基調としたブレザーを着用し、下は赤黒チェックのスカート。】
【大口径拳銃を腰のベルトに提げ、黒い表紙の分厚い本を持ち歩いている。】

【少女の足元には、胸から血を流した男が倒れている】
【銃で一発で撃ちぬかれたのだろう──生死は不明だが、もし生きていてもかなり危険な状態に違いない】
795 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/21(金) 21:12:17.75 ID:v9kyWNhd0
796 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/21(金) 21:48:06.56 ID:9uHmIQGAO
>>794

……シィ?
【よろよろと、壁に手を付き歩いて来る女性が一人】
【黒いローブに、銀髪赤目の女性】
【少し近くまで来て、足下にいる男性を見た】

……、止血して、急げば間に合う……か…?
【生死の確認はしていないが、多分まだ間に合う】
【そう言って、彼女は黒いローブを脱ぎ始めた】
【下に着ているのは、白いYシャツと、ジーンズと普通な格好】
【ベルトに剣の鞘と、フリントロック式の銃が吊ってなければ、普通だ】
797 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/21(金) 21:48:35.80 ID:slYA5oym0
【水の国 西部】
【繁華街 自警団詰所前】

【多くの人々で賑わう繁華街の中にある簡素なビル】
【都市部という事もあり、多数の自警団員が出入りするその場所】

【昨今水の国で起きている嫌な事件もあってか、ピリピリとした緊張感に包まれている】

【バチッと不可解な音がビル周辺に鳴り響く】

【ドゴォォォォォォォォォォン!】

【突如爆発が発生し、ビルは大炎上する】
【燃え盛るビルを反対車線の歩道のガードレールに立って眺める一人の人物】

あっレギン君?予定通り吹っ飛ばしたよーー写メ送ろうか?
えっいらない?分かったよー

んで?次は何処だっけ?

【真っ黒な肩まで掛る黒髪に狼のような耳を生やし】
【黒い瞳で、さらに赤いフレームのゴーグルを付けた整った顔立ちの青年】
【袖、フード、裾にファーをあしらった体を覆いつくす黒いコートに】
【黒いボトムに黒いコンバットブーツと黒ずくめの服装である】

【ボトムの青いベルトからはいくつものバタフライナイフがジャラジャラと垂れている】

【携帯を片手に楽しそうに笑う】
798 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/21(金) 21:57:53.04 ID:8ES8yRZ6o
>>796

……その必要は、無い。

【シルヴァーグの姿を見据えると、拳銃を抜う】
【グリップを両手で握りしめ、足元の男の頭へと狙いを定め】
【無表情でその引き金を引こうとする──止めを刺そうと】

【手慣れた手つきではあるものの、幾つかの段階を踏まなくてはならない動作なので】
【止めようとすれば難しくはないだろう】
799 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/21(金) 22:06:39.23 ID:9uHmIQGAO
>>798

黙って見ててくれ
【自分の意志でやってる訳では無いのはわかる】
【ただ形はどうであれ、やらせる訳にもいかない】

【銃身を掴もうと手を伸ばした、掴めたのなら】
【結構な力で銃身を上に向けようとするだろう】
800 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/21(金) 22:11:30.87 ID:tIFDGecDO
>>797
/まだいらっしゃいますか?
/プラス、何時頃まで大丈夫でしょうか?
801 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/21(金) 22:14:41.56 ID:slYA5oym0
>>800
/いますよー、時間は特に制限ないですが、ヤバいと思ったら強引に締めるかもしれません…
802 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/21(金) 22:16:24.90 ID:8ES8yRZ6o
>>799

…………やだ。
私は…………やらなくちゃ、いけないの。

【口ではこう言ってるものの、抵抗自体は無に等しい】
【申し訳程度にグリップを強く握って固定しようとしたものの】
【力の差が大きいのか、あっさりと銃口を上に向けられる】

【少女も積極的に殺したいわけではないのだし、当然といえば当然の反応だが】
【元から自分の行いを止めて欲しかったかのように、思えるかもしれない】
803 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/21(金) 22:24:57.70 ID:9uHmIQGAO
>>802

もう十分だろう、相手はもう動けない
実験にしても、これじゃあ意味がない

【一応は実験と言う名目での殺し、だったはずだ】
【彼女が手を引くに足る理由かはわからないが】

時間が無いんだ、手を退くんなら、早くしてくれ

【男性の状態は極めてよろしくない、手遅れになりかねない】
804 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/21(金) 22:30:27.93 ID:Bk1/oTADO
>>801
/了解しました。


【くす、くす、くすり、と笑い声。】

【声の主の少年は、ビルから十メートル程の場所にいた。】
【爆風に押しのけられ、地面にへたりと倒れ込んで、然し幸運にも怪我はなく、】
【生死の境を数メートルの距離に見て、少年は笑っていた。】

―――危ない、危ない。

もう少しで死んじゃうところだった、危ないね。

死んだらつまらない、生きてこその人間です―――と。

【ふらりと寄りかかったのは、青年の立つガードレール。】


そこのお兄さん、貴方は大丈夫?

煤で真っ黒になっちゃってるよ?

【青年の衣装の黒を皮肉りながら、己の白い長髪を指に絡ませて、】
【初対面の相手にするには少々気軽に過ぎる調子で呼びかけた。】
805 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/21(金) 22:31:57.86 ID:8ES8yRZ6o
>>803

……実験だから、殺すの。

止めたいなら……私を倒せば、いい。

【あくまでも自分から止めるつもりはないと、淡々と言う】
【シルヴァーグの言葉は紛れもない事実で、】
【あまり少女の言葉ばかりに気を取られていては、確実に男は死んでしまうだろう】
806 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/21(金) 22:38:57.25 ID:slYA5oym0
>>804

おー大丈夫かーてか余裕そうだなオイオイ

【携帯を閉じながらガードレールから歩道へジャンプする】

心配ご無用、ピンピンしてるぞ!耳も!

てゆうかこの色はもともとだクソガキ…てめーは灰で真っ白だな

【頭から生える狼の耳をピコピコさせながら嗤う】

ここらへんは危険でいっぱいだ、だからさっさと家に帰んな坊ちゃん

【嗤いながら少年の頭をポンポン叩こうとする】
【初対面でも大して気にしていないようだ】
807 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/21(金) 22:41:46.78 ID:9uHmIQGAO
>>805

馬鹿言わないでくれ
(銃を奪った所で本がある、銃よりはやりやすいだろうが……)
(急がなきゃ……)

【戦闘の意志は無い、ある訳がない】
【銃身を握り締めたまま、強く自分の方に手を引いて】
【銃を奪い取ろうとした】
808 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/21(金) 22:48:13.20 ID:8ES8yRZ6o
>>807

…………どこが馬鹿なの?
彼を助けたければ私を倒す、もしくは殺す……それが一番合理的。

【淡々と、説明口調で、冷静に言い放つ】

【力を込めて抵抗するが、グリップから片手が離れる】
【少女は片手では拳銃を扱えないので、この時点で無力化したと言ってもいいのだが】
【完全に奪い取ろうとするならば、もう少し力を込める必要があるかもしれない】
809 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/21(金) 22:49:09.07 ID:tIFDGecDO
>>806

と、言おうか。原形はそれかな?ああ、これは気にしないで。

大丈夫なら結構、もっと元気がなくなっても良さそうだね。

貴方にも同じ言葉をかえすよ、「余裕そうだ」って―――

【友人と会話するような気安さの少年。】
【然し、青年の手が頭に伸びると、足を振り上げ、】
【靴の裏で、手のひらを受け止めた。】


――――お客様、商品に手を触れないでくださいませ。

その耳が本物なら、幾らかの値引きは考えるけどね……同種?
810 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/21(金) 22:53:27.83 ID:RQed4lHc0
【路地裏】

【カチッカチッカチッ】
【金属ライターの蓋を開け閉めしている音が路地裏に響く】

【カチッカチッカチッ】
【音を鳴らしているのは黒髪に白いパーカーと青いジーンズを着た男】
【パーカーに付いたフードをかぶりマフラーで口元を隠しているため表情がわかり難い】

【カチッカチッカチッ】
【男は目をつぶりながら壁に寄りかかっている】

【カチッカチッカチッ】
【男の足元には、二つの赤く染まった物体が転がっていた】
【それは、普通ならば無くてはいけない部分が欠けてしまった人間だったモノ】

【カチッカチッカチッ】
【ふぅ、と何度も小さくため息をつきながらライターで音を鳴らしている】
811 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/21(金) 22:56:24.87 ID:9uHmIQGAO
>>808

生きていたいなら、そんな事言わないでくれ

【七夕の日、短冊に書いた事を覚えてる】
【自分の意志ではないとは言え、何か、変だ】

……少し痛くするぞ

【そう言って銃身を握っていた手を離した】
【それと同時に地面に両手を付く様にしゃがみシィの足を払おうとする】
812 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/21(金) 22:58:56.53 ID:slYA5oym0
>>809


いやーこーゆうの見るの大好きでさー
綺麗じゃね?燃え盛るビルとか、戦争で焼け落ちた町とかさ…

だから余裕…お前もそんな感じ?

【笑いつつ腕を組んで問いかける】

うおっばっちい!何すんだよお前!

て、商品…?まさかお前体売ってんの!?
まだガキ≠セってのに…大変だなお前も……

同種?俺は獣人だぞ……しかも希少な人狼=I!!

【何か勘違いしたのか憐れむような目で見つめる】

【そして自分の種族を明かして自慢げに胸を張る】
813 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/21(金) 23:06:41.33 ID:8ES8yRZ6o
>>811

私は、もしの話を……っ

【シルヴァーグが手を離したことにより】
【後方へとぐらりと、体勢が崩れる】
【そんな状態では、直後に襲いかかってくる足払いには対応できず】
【一瞬少女の姿が宙へと浮き、そしてコンクリートの地面へと背中を叩きつけられた】

【こうなっても銃を離していないのは、褒められる点かもしれないが──】
【体勢を大きく崩したことにはかわりなく、しばらくの間は何もしてこない、出来ないだろう】
814 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/21(金) 23:12:35.68 ID:OAIVn5XAO
>>810
【――其処へ、覚束無い足取りで遣って来る者が独り】

おや――何だ、妙に血の匂いがすると思ったら……

【アッシュブロンドのサイド・テイルに、へーゼルグリーンの瞳を持つ白皙痩身の男】
【洋服の上からロング丈のレザーダッフルコートを羽織り、革製のショートブーツを着用】
【フィンチ型の眼鏡を掛け、首には小さな正十字の連なったチョーカーを巻いている】

やあ、“そこのソレ”は君がやったのかい?
だいぶ赤色に濡れてしまっているようだけど……

【転がる二つの元人間を見ながら、眼鏡の男は溜息をひとつ】
【少しばかり離れた位置に立ち止まってパーカーの男へと声を掛ける】
【如何にも不健康そうに見える眼鏡の男だったが、その身体には薄ら“血の匂い”と“異端の気配”を纏っていた】
815 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/21(金) 23:13:10.08 ID:Bk1/oTADO
>>812

路地裏住まいで、こんな事に驚いていられないよ―――恐怖感は、別の問題。

無体なお客さんのよくわからない行動の方が、よっぽど驚かされるさ。

ところで、その問いにイエスと答えたら買ってくれるの?

同種が少ないと、『そういう事』も不自由だろうし―――ね?

【耳を両手で覆い隠し、再び離した時にはもう耳は無く。】
【入れ違い、白髪をかき分けて、ひょこりと飛び出す狼の耳。】

【『その問い』が「商品」と「同種」、どちらにかかるのかは、人の解釈次第。】
816 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/21(金) 23:14:42.21 ID:9uHmIQGAO
>>813

【足払いが命中したのを確認すれば】
【すぐに先ほど脱いだローブを使って男性の止血を始めた】
【その姿は非常に無防備、当たり前と言えば当たり前だが】

【間に合わないかも知れないが、彼女は止めない】
817 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/21(金) 23:18:10.62 ID:RQed4lHc0
>>814

【声をかけられ、カチカチと音を鳴らすのをやめた】
【血の匂いと異端の気配から険しい表情を見せながらメガネの男のほうに首を向けるが】

ふん・・・・・・

【小さく鼻息を漏らし、再びライターの音をカチカチと鳴らし始めた】
【男の問いに答える気は無いようだ】
【しかし黙秘すると言うことは、肯定と見て良いだろう】
818 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/21(金) 23:23:25.38 ID:slYA5oym0
>>815

路地裏に住んでるのかー今$F々大変だろあそこは

やーなこった、何で同種だからってこんなガキ買わなきゃいけないんだよ

つーか第一にガキに興味はねぇ!第二にお前男だろ!

【やれやれと首を横に振りながら手を上げる】

もーこの話は終わりだ…何か他にあるのか?

もしかして同種と会えたから話したいのか?

【あくびをしながらガードレールガードレールに寄りかかり、問う】
819 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/21(金) 23:27:03.47 ID:8ES8yRZ6o
>>816

…………シル、ヴァーグ。

【脈略なく、女性の名前をつぶやく】
【その理由は少女にしか──いや、少女にすら分からないだろう】

【上体だけを起こして、ジッと倒れた男を見据えると】
【拳銃をジッと構え、銃口を男の頭部へと向け】
【────そして、引き金を引こうとする】

【ヘッドショットは難しいとされているが、動かない的であればまた話は別】
【何事もなければ、弾丸は無慈悲に男の頭を貫くだろう】
820 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/21(金) 23:36:42.58 ID:tIFDGecDO
>>818

おやおや、食べ頃なのに―――この間も、優しいお兄さんが買ってくれたよ?

世界は広い、それは視点がマクロでなくても該当するのさ。


ああ、それと―――声をかけたのは単純な理由。

これやったの、もしかして貴方?いや、咎めるつもりじゃなくってね。

そうだったら、色々儲かりそうだなあ、って。

【単刀直入、捻りを加えない質問。】
【答えが返るまでの間に、少年は立ち上がって、青年へと近づいていく。】


―――売り物は、この身体だけじゃない。

お金と依頼人次第で、道理と無理の境界線も書き直すよ?
821 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/21(金) 23:36:42.64 ID:9uHmIQGAO
>>819

【弾丸は男の頭部を抉り飛ばした】
【元々大口径の銃、血と肉は散り、臭いが充満し始める】

【ちゃんと、銃を奪っておけば良かった】
【急ぎ過ぎて失敗した、死なせてたまるか、と思い過ぎて失敗した】

そう、か………
【救えたかもしれない命が、目の前で潰えた】
【どうしようもない無気力感の中で、ただしゃがみ込むしか出来なかった】
822 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/21(金) 23:41:26.66 ID:oE00PhoSO
【郊外―――廃墟】

今の状況になってもう早一ヶ月程たっちゃったなぁ・・・・はぁ
【白のカッターシャツに青のネクタイをして首には紅のマフラー、手には黒の手袋を着け、腰には二本の刀を携えた少年はその場に座りこんでため息を付いた】
【その顔立ちは幼く「童顔」、それは良く言えば可愛らしく、意地悪言ってしまえば女々しい】
【また少年のカッターシャツの袖には校章が付いていて、彼が学生なのが解るだろうか】

このまま・・このままこれがずっとだったら・・どうしよう・・僕は・・・―――
【少年はそう呟き】
【空の月を見上げるのだった】
823 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/21(金) 23:43:25.91 ID:OAIVn5XAO
>>817
ふむ――何だ、……ツレない態度だね
僕と会話する価値が無いと判断したのか……
それとも、意外とシャイだったりするのかな

【そんな戯言を宣いながら、顔には柔和な笑みを浮かべてみせて】
【口角をわずかに釣り上げつつ、おもむろに眼鏡を右手に取った】

……さて、「無言は肯定の証」だとはよく言うけれど
君が“何か”を殺してようがなかろうが、そんなことは関係無いんだ

僕はね、今、酷く喉が渇いているんだよ
だからさ、君に一つだけ“お願い”があってね――

【口元からちらりと覗くのは、一般的な人間のそれよりも肥大化した鋭利な犬歯】
【“喉の渇き”を静かに燻らせて、眼鏡を持つ右手に左手を添える】


  君の生き血を、僕にちょうだい


【――そうして、血液が欲しい≠ニの告白】

【「ジフティー、出番だ。」そう呟けば、“眼鏡”が瞬く間に形状を変え始め】
【長い縄の先端に、丸みを帯びた透明な「おもり」の付属している武器に変貌を遂げた】
【左手に余った縄を巻き、右手に持つ「おもり」を地面に垂らして、相手の出方を伺っている】
824 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/21(金) 23:45:16.05 ID:8ES8yRZ6o
>>821

……気にする必要はない。
貴方は悪くないし……所詮、他人。

【少女なりに、慰めているつもりなのだろうか】
【けれどその言葉には、感情というものが殆ど篭っていなくて】
【加害者である少女は同様もせず、凶器をホルスターに収めた】
825 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/21(金) 23:47:48.42 ID:slYA5oym0
>>820

うわー聞きたくないわそーゆうの……

あぁこれ?爆発≠ヘ俺じゃないけど…きっかけ≠ヘ作った

こう、動力室をバチバチっとね…まさかこんな綺麗に吹き飛ぶとはなぁ

【特に隠すでもなく認める、同時に耳と耳の間に黒い電撃≠ェバチバチと発生する】
【それから焼け落ちるビルを眺める】
【その表情は自らの作品を見る芸術家のようだ】

なーに言ってんの、ガキの持つ情報や人脈、できる行動なんてたかが知れてるわ…

【あきれたように溜息をつく】
826 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/21(金) 23:51:47.46 ID:9uHmIQGAO
>>824

……防げたはず、なんだ

【シィに当たっても仕方ないのは分かってる】
【これは自分の意志では無いから、やらなければ殺される】

……さっきはごめん、怪我してないか?

【立ち上がって、シィの方に体を向けて言う】
【真っ白だったシャツは、返り血で随分汚れてしまった】
827 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/21(金) 23:53:58.99 ID:RQed4lHc0
>>823

【カチッカチッカチッ!】
【最後にライターを一際強く閉め、両手をパーカーについているポケットに突っ込んだ】
【戦闘態勢をとった男を見て、はぁと小さく溜息をつき】
【ゆっくりと壁から体を離して、体を男のほうへと向けた】

血がほしい・・・?

【もう一度溜息をつき】

今俺は・・・ひどく機嫌が悪い。

【両手をポケットから取り出し、右手の服を腕まくりして】

やると言うならやってもいいが・・・・・・
死んでも恨むなよ?

【右手を上に向け、人差し指を立てこっちへこいと言う動作をする】
【彼なりに挑発をしているようだ】
828 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/21(金) 23:59:35.88 ID:8ES8yRZ6o
>>826

……確かに、貴方なら防げてた。
私に……中途半端に優しくしていなければ…………。

【なんだか、私に優しくする必要は無いとでも言うような言い回し】
【──結局は、少女も止めて欲しかったのかもしれない】

私は……大丈夫。

【少女の言うとおり目立った外傷もないし、恐らくは中身も大丈夫だろう】
829 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/22(土) 00:06:11.62 ID:/9A5awAAO
>>828

……気をつける

【急ぎ過ぎたのと、遠慮し過ぎたのと】
【他にもあるだろうが、主にはその2つ】

なら、良かった……
言う場面が少しあれだが……久しぶり、シィ

【何ヶ月ぶりか、無事で良かった】
830 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/22(土) 00:06:28.00 ID:eX2sF8PDO
>>825

―――古来から、権力者の女を籠絡するのは、スパイ活動の一つにあげられるんだよ。

厳格な将軍でも、ベッドに入れば子犬同然になったり。無口な参謀が、知恵の全てを、罵声を考える事に使ったり。

人間が最も油断するタイミングの一つが、『事後』なのさ―――女が怖い理由の一つ。

自分が抱いた相手が自分に害をなすなんて、考えにくいらしいね。

見た目だけで判断して「無理」と言った貴方なんか、最高に騙しやすい相手だよ。


さて―――……貴方が積極的に損をしたいのなら止めないけど。

その場合は、貴方の情報が商品になるだけ。それはそれでお得でしょ?

【大きく動く事はなく、セールストークも自分から強くは押し出さず。】
【どちらに動いて利があるかは、青年の判断に任せ、待ちに回る。】
831 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/22(土) 00:11:32.52 ID:LXzvxqzzo
【公園】
【ベンチに腰掛け目の前にテーブルをたてかけ、アールグレイを入れたポットとティーカップを置いている人物がいる】

…この公園昔は夜中になるとアベックが出没するって話を聞いてたけどオレが居つくようになってからは
めっきりいなくなったんだな、なんか悪いことしたかもな

【茶髪に黒のフェルトハットに左目の眼帯、首周りにふさふさした毛の帯がついた黒の革製コートに黒いシャツ
青の膝が破けたジーンズに銃を収めたホルスター付きベルトにウエスタンブーツの青年が紅茶を飲みながら自分の書いたメモを確認している】
【今年になってから大きな仕事などは一切依頼を受けておらず良い収入は見込めていない、という状況を記したメモを見てため息をつきながら】

…非常に滑り出し悪いな、justiceメンバーとしてのオレのあり方にもゆらぎが見え始めて来たし…
やべーな、どうしたもんか…オレはどうあるべきだろうか…

【ベンチの背もたれに体重をかけて、ため息を突きながらもう一口紅茶を口に含んでいる】
832 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/22(土) 00:12:52.97 ID:0OChqesMo
>>829

…………お久しぶり。
シルヴァーグは……元気だった?

【なんだか挨拶がかしこまってしまうのは、挨拶し慣れていない故か】
【首を傾げて、女性の安否を尋ねる】
【今日出会ったとき、ふらついていたのを見逃していなかったらしい】
833 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/22(土) 00:14:58.01 ID:RhN1XDuAO
>>827
何だ、機嫌が悪いだなんて穏やかじゃ――ないのは、僕も同じことか
安心しなよ、死んでも恨みはしないさ。後悔だって、きっとしないよ
この世に対する怨恨を遺して呪縛霊に成れるほど、僕は出来た奴じゃないからね

……さあ、君も、吸血されたからって僕を恨んでくれるなよ
僕にとっては、コレは為さねばならないことなんだからさ――

【一度ひゅうんと風切り音を響かせて、身体の右横にて縄を振り回し始める】
【先端に「おもり」の付属した縄は徐々に加速してゆき、あっという間にトップ・スピードに程近い速度へ】

――言われなく、とも!

【男の静なる挑発を見るや、至極愉快げな笑顔を湛えつつ】
【前に一歩だけ踏み出しながら、回転による遠心力を持って「おもり」を投げ放つ】
【狙いは男の右肩、緩く弧を描く軌道で肉薄せんとする「おもり」は見た目と違って存外に重く、そして硬い】
【対処する分には難くないだろうが、直撃すれば大きなダメージは避けられないやもしれない】
【また、その動作と並行して、左手の余っている縄を地面へと垂らした】
834 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/22(土) 00:15:18.47 ID:SYiYGiA30
>>830

オウオウ、口の減らないクソガキだなオイオイ…

まっ俺の事を言いふらすなり、自警団に駆け込むなり好きにすればいいさ

【不敵に笑いながらガードレールに腰かけ、足を組む】

まぁなんだ…そこまで言うならだ…

今俺がお前に興味を持つような情報≠断片的に見せてみろよ

それが面白そうだったら幾らでも買ってやるよ

【右手を差出しながら笑う】

835 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/22(土) 00:17:20.26 ID:/9A5awAAO
>>832

……あんまり、だな

【聞かれると思って無かったらしく、少し言葉に詰まった】
【理由までは、言わなくていいだろう、とそれだけ】

服と語尾、直したんだな

【会った時に言おうかと思ったが、状況が悪かった】
【あれはあれで可愛かったんだが、まぁいい】
836 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/22(土) 00:26:02.84 ID:0OChqesMo
>>835

…………どうして?

【首を傾げて、その理由を問いかける】
【深い理由はなく、単純に気になったからのようだ】
【昔から疑問に思ったら直ぐ聞いちゃう、そんな子だった気がする】

……うん、直った。

【”直した”じゃなくて、”直った”】
【気づいたら直ってたとかそういえばそんな事もあったなとか、そんなノリである】
837 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/22(土) 00:26:16.38 ID:tnaT4wpW0
>>833

【飛んできたおもりをギリギリのところで避ける】

万物は食からなり。

【狙われた右肩が縦にバックリと割れて、そこから巨大な口が現れた】

喰らうべきもの。

【そして、その巨大な口が狙いは、避けた故に男の後方まで伸びているであろうおもりである】
【そのままおもりへ右肩の口が喰らいつこうとする】
838 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/22(土) 00:26:33.60 ID:Qn72VvVDO
>>834

―――生憎と、無造作にばらまける情報は少なくてね。

だけど、安心して?ここまでに僕は、結構迂闊な発言をしてるから。

お兄さんが、僕より賢いなら分かるはずだよ―――ガキじゃないんでしょ?

【商品に洗剤までつけてバラまく新聞屋とは違い、少年は明らかな出し惜しみ。】
【煙に巻くような発言で逃げ道を用意した上で、】


まずは、どういう情報が欲しいのか。話はそこから、かな?

大したことない建物を目立つ方法で破壊、このあたりから傾向の予想はつくけれど。

【自分から差し出すのではなく、あくまで相手から。】
【そうなるように、誘導の言葉。】
839 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/22(土) 00:33:33.48 ID:/9A5awAAO
>>836

どうして、って言われてもな……

【少し説明に困る、本当の事を言うのもあれだ】
【結局、「わからない」と答えるしかなかった】

……まぁ、良かった
あの格好だと、少し危ないからな……

【2つの意味で危なかった】
840 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/22(土) 00:38:08.44 ID:0OChqesMo
>>839

どうして、わからないの?
どうして、危ないの?

【右に一回左に一回、首を傾げて首を傾げる】
【シルヴァーグの瞳をジッと見据えて、問いかける。じーっと】
841 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/22(土) 00:40:25.91 ID:SYiYGiA30
>>838

いやーガキの発言なんか刹那で忘れちまったよ…

それに俺は頭が悪くてな、そーゆう言葉遊びが大の苦手なんだよ…
友達は得意らしいけどね、どうも俺は駄目だわ

まっ大方Justice≠フ連中とかに売りつけんだろ?
違うの?違うなら分からねー残念…

【面倒そうにこめかみを叩く、頭が痛そうに顔を歪めて】

だからいってんじゃん…俺が楽しめそうな情報≠セって

今までの会話と行動で大体俺がどんな性格かわかるだろ?

【後ろに仰け反りながら淡々と呟く】

842 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/22(土) 00:42:12.45 ID:/9A5awAAO
>>840

………えーとだな……

【思わず後退りしそうになった、こう来るとは思って無かった】
【色々考え中……】

わからない理由を聞かれても困る
それと、路地裏には変態が多いから……

【逃げ切れる自信はない、うん】
843 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/22(土) 00:45:50.47 ID:0OChqesMo
>>842

……えーと?

【更に一回、今度は首を左に傾げる】
【同じ動作ばかり繰り返していると、容姿も含めて人形みたいかもしれない】

…………そう。
良く分からないけど……納得しとく。

【困っていると聞いて、変態の件についてはこれ以上の追求はしないだろう】
844 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/22(土) 00:49:59.67 ID:/9A5awAAO
>>843

【納得しておく、と言われ安堵の溜め息を吐いた】
【これ以上言われれば、少し危なかったかも知れない】

……ここから出ないか?

【話題が途切れたついで、ここは血生臭過ぎる】
845 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/22(土) 00:54:08.67 ID:RhN1XDuAO
>>837

お、っわ……何、だ――!?

(何だ、一体何なんだアレは――「喰らう」って、もしかして“口”なのか……?
 ――と、すれば……アレで足元の肉塊も喰らったワケだ)

【肩より出現した巨大な“口”に、男は思わず緑褐色の目を見開く】
【浮かべていた表情が苦々しげなものへと変わって、数瞬ほどのたじろぎ。】
【右腕を後方へと遣り「おもり」ごと縄を引き戻そうとするが、しかし間に合わない】
【結果、「おもり」は口に喰らいつかれてしまい、右手に握られている縄がピンと真っ直ぐに張った】

くっ……悪いけど、コレは替えが利かないたった一つの大事な得物でさ――!
そうやってぱくりと喰われちゃ、困るんだよね……ジフティー!

【苦味成分が大半を占めるその表情は浮かべたままに】
【得物の名前を叫ぶと、左手の余っている縄の先が三日月状の透明な「刃物」へと変化】
【明らかに射程距離圏外、間合いの外だと言うに、彼は左手の縄を回転させて刃物を振り抜いた】
【そうして刃物の軌道上に生じたのは、“斬撃”の特性を持つ大きめの可視衝撃波である】
【狙いは、先程同様に右肩周辺、“口”の根本の辺り。飛翔軌道は直線的で、これも矢張り対処は容易い筈だ】
【一方で男は、と言えば、武器の可動範囲を制限されているため動こうにも動けず、先程と変わらない位置に立っている】
846 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/22(土) 00:57:12.91 ID:eX2sF8PDO
>>841

楽しむだけでいいなら、そうだね―――今週みた死体の数、20以上。

運悪く物騒な現場に居合わせる事が多かった、だけどそれだけじゃない―――でも理由は有料。


貴方にプレゼントするのは、この世界の当たり前のしくみの紹介。

テロなんか日常茶飯事で、小さなものだと明日には忘れられる。そうしない為には努力が必要だ。

目撃者などが多数に、『重要性が高い』と広げる事とかね。

今回の場合―――僕が黙ってたら、このテロはすぐに影に埋もれる。



言いふらしてあげる、恐怖感を煽ってあげる。世紀の大悪人と吹聴してあげてもいい。

そして―――意図的に『間違えて』あげてもいい。

【少年のカードは『情報の拡散』だ。】
【ただのテロでも、騒ぐ人間が多ければ大事に出来る、災害時のデマと同じこと。】
【もう一つばかり、商売のタネになりそうな話、死体の死因の話はさわりだけ。】
847 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/22(土) 00:58:05.90 ID:0OChqesMo
>>844

いいけど……大丈夫なの?

【大丈夫、とは──シルヴァーグの体調について言っているのだろう】
【理由は聞けなかったが、ふらつくのは普通じゃない】
【例えば病気とか、良くない何かがあるのは確かだろうから】
848 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/22(土) 01:02:15.63 ID:/9A5awAAO
>>847

大丈夫……と思うよ、多分
それに、ここにいるよりはいいだろうし

【壁を支えにして、彼女は歩き出す】
【変わらず、ふらついてる歩きだ】

(心配させてしまったかな……)
849 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/22(土) 01:04:52.56 ID:tnaT4wpW0
>>845
ん・・・!?

【飛んできた斬撃】
【それを防ぐため、喰らいついていたおもりを一度離し元の右腕に戻した】

万物は物は入り口へと誘う。

【おもりを離したと同時に、右手の口がさらに手の先まで裂け】

イートハンド。

【赤く、紅いさらに広く巨大な口へと変化した】
【衝撃波の線となるべく平行になるように手をかざし自分に当たらない程度に衝撃波を喰らった】

こちらかもいかせてもらうぞ。

【衝撃波を食らった右腕を大きくその場で振った】
【すると、喰らった量とほぼ同じ威力の衝撃波が男のほうへと巨大な手の口から吐き出された】
850 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/22(土) 01:09:22.71 ID:SYiYGiA30
>>846

20かぁ……なんかこう…もっとバーンと死んで欲しいよな!

あぁなんだ、お前もそっち≠ゥ……これは彼も嘆くわけだ

別に…重要なのはテロ≠ェ起きた事じゃあないんだーよな、うん
中身≠フ話よ中身……

ばら撒くのは勝手だが、その辺は外さないで欲しいな、うんうん

【首をゴキゴキ鳴らしながらぶつぶつつぶやく】
【そしておもむろに懐に手を入れて】

まぁ、なかなか面白かったわ、これで美味いもんでも食えよ

遠慮すんな、同族が路地裏で売春なんて俺の価値まで下がっちまうからな

【そして札束を二、三束取り出して】
【少年の足元に放り投げる】

んじゃまた何処かであったらな、また話してくれや

おにーさんは仕事に戻るよ…

【コートのポケットに手を入れて、歩道を歩きだす】
851 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/22(土) 01:10:43.38 ID:0OChqesMo
>>848

……そんな動きじゃ、此処は危ない。
暫く休んだりして、早く体調を良くした方がいい……。

【シルヴァーグを追うようにして歩き出し、横に並ぶと】
【彼女の背中に右腕を回して、彼女を支えようとする】
852 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/22(土) 01:16:23.10 ID:/9A5awAAO
>>851

……ありがと、早く良くなる様にするよ

【シィが背中に腕を回した事が少し意外だった】
【善意を受け取らない訳にもいかないから、大人しく支えられよう】
853 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/22(土) 01:23:21.08 ID:0OChqesMo
>>852

……貴方は、自由なのだから。
その身体を……無駄にしちゃいけない。

【そんな言葉をボソリと呟く】
【普段より感情が込められた其れは、紛れもない彼女の本音かもしれない】
854 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/22(土) 01:25:36.73 ID:Qn72VvVDO
>>850

……お金を投げるのは感心しないな、無粋だし。

僕はお金を受け取れなかった。だから商談は不成立。

このテロの事も貴方の事も、有象無象の記憶の中に入れておくよ。

【投げ捨てられた札束は、拾おうとしない。】
【相手が自分に渡さないなら、『契約の成就』を伴う『受け取る』という行動は起こせない。】
【「流行りなのかな」と呟き、風に身を任せる紙幣を見やり、】


じゃあね、誰か知らない人―――その方が互いに都合が良いと思うから。

語る口の貴重さが分かったら、仕事を持ってきなよ―――安くはないけど。

【とーん、とん。】
【大きく飛び跳ね路地裏の方、暗闇の中に紛れていった。】


/お疲れ様でした。
855 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/22(土) 01:27:09.81 ID:SYiYGiA30
>>854

/お疲れ様でしたー!

856 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/22(土) 01:28:20.57 ID:/9A5awAAO
>>853

……絶対、助ける、から
それまで、我慢してくれ……

【そう私の中で決めた、救ってみせる】
【出来るだけ早く、助けよう】


【そろそろ路地裏の出口、兼入り口が見える頃か】
857 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/22(土) 01:34:37.17 ID:0OChqesMo
>>856

……期待せずに、待ってる。

【彼女の言葉に、いつも通りの調子でそう答える】

【やがて、この血生臭い路地の出口が見えると】

…………じゃあ……さようなら。

【シルヴァーグの背中を押して、表通りへと放り出そうとし】
【成否に関わらず、自身は背を向けて路地裏の奥の方へと歩きさっていこうとする】
858 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/22(土) 01:39:38.34 ID:/9A5awAAO
>>857

なぁ、シィ

【背中を押されて、通りに出た】
【路地裏と通りの境、裏と表、そんな風に思う】
【普通の人と普通じゃない人との境界】
【去る彼女に顔を半分ほど向けて言う】

チェルシーって、呼んでいいか?

【確か彼女が貰った名前】
859 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/22(土) 01:40:28.60 ID:RhN1XDuAO
>>849
【縄を引っ張って口から離されるおもりを引き戻し、手元に回収】
【斬撃が文字通り喰われてしまった光景を目の当たりにして、表情の苦味は更に増すのみ】
【振り抜いた左手の刃物を地面へ垂らしつつ、右手のおもりは再び身体の横にて回転させる】

……ふう、危なかったな。そのまま喰われちゃったら、どうしようかと思ったよ
ああ来なよ、遠慮なんて要らないからさ――随分と面白くなってきた、しッ……!

【振り抜かれる右腕、吐き出される衝撃波、迫り来る斬撃】
【相手の一挙手一投足を見据えながらも、振り回すおもりで衝撃波の相殺を試行】
【しかしながら半分程度しか破壊は為せず、男の左肩を切り裂くと同時に消滅】
【後方へ、一歩、二歩とよろめいて、回転の手を止めずその場に踏み留まる】

ッ痛……ふふふ、そういう力が有るんだね
……君の“ソレ”は、出入口のようなもの――でもあるのかな
ねぇ――その口はどのくらいまで開くの?横に引き割いたら、血は出るのかな……?

【肩に走る疼痛のために幾分か冷静さを取り戻したらしく、蒼白な顔が再び愉快げに歪む】
【縄を振るっておもりを弓なりに投げ放ち、相手の右腕に巻き付かせようと試みながら】

気になるから、少ォしだけ試させてよ、――ねっ!

【投擲の動作と共に、前方へ勢いのある踏み込みをひとつ】
【おもりが到達するであろう直後に、パーカーの男の足元の地面が大きく皹割れて】
【靴底の形をした薄い板が、それなりの勢いをもって相手の下腹部を殴打せんと跳ね上がるだろう】
【材質はこの場の地面と同じもの、足のサイズは踏み込んだ男のそれと同じ】
【近くの足元を観察すれば、地面が足の形に抉れていることが判る筈だ】
【前動作の“踏み込み”と“地面の皹割れ”が、発動の合図である】

/ひゃあ遅れてすみませんっ
/もし辛かったりしたら遠慮なく言ってくださいね
860 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/22(土) 01:43:40.46 ID:0OChqesMo
>>858

……構わない。
シィもチェルシーも……どちらも、私であることに変りないから。

【淡々とした様子で、そう答えると】
【路地裏の奥の奥、更なる暗がりの方へと消えていく──】
861 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/22(土) 01:48:04.12 ID:/9A5awAAO
>>860

……また今度な、チェルシー

【次があるかもわからないが、あると信じたい】
【どちらも無事なまま、再会出来る様に】

はぁ……大丈夫かな、私



/ こんな所かね、絡みお疲れ様したー
/ チェルシーぺろぺろ
862 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/22(土) 01:49:01.80 ID:0OChqesMo
>>861
/おつかれさまでしたー
/汚いから舐めちゃいけません><
863 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/22(土) 01:59:41.17 ID:tnaT4wpW0
>>859

【投げられた投擲に目をやり、先ほどと同じく手の口で食べようとするが】

ぬっ・・・!

【地面の皹割れから現れた薄い板が下腹部へと直撃】

―!?

【攻撃を受けたことにより後ろへよろけ、投擲が右腕に巻きつかれる】
【まったく警戒していなかったためか、見た目の威力以上にダメージが入ったようだ】
【もしくは、単純に体が打たれ弱いのだろう】

あぁ・・・めんどくせ・・・

【ボソッと呟くと右腕から無数の口が出現し、巻きついた縄を内側から噛み裂こうとしている】

//今のところは大丈夫ですー。
864 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/22(土) 02:04:45.09 ID:Kw7PfMv60
【街中】

【人がまばらに行き交う大通りの端を、にび色のローブを着た人影が木製の荷車を引いている】
【ガチャガチャ鳴る荷車の音に振り向く数少ない人の目を避けるように、深くフードを被ったそれは歩を進める】
865 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/22(土) 02:34:56.70 ID:RhN1XDuAO
>>863
っと、この音、まさか喰われて――?
……――やあ、コレは拙い……よな

(しまった、こうなることは予測出来たはずなんだけど――痛い判断ミスだ)

【どうやら“ジフティー”は、一般的な縄と材質が異なるらしかった】
【ガリガリと深く傷付きはするものの、完全に裂くまでには多少時間が掛かるだろう】
【――とは言え、逸品物の得物である。破損はなるべく避けたいようで】

――いよいよ、面白くなってきたところなんだけど……
僕はそろそろ、君の生き血が欲しい、かなっ!

(……肩も痛いが、僕にとっては武器の損失が一番痛いからねっ……!)

【破壊される前に、と縄を勢いよく引っ張って相手の体勢を崩そうとしつつ】
【踏み出す左足を軸に、時計回りに一回転。縄を引く力に回転力を加えながら】
【更に、左手を振り抜いて刃物を投擲。狙いは特に定まっていないが、命中するとしたならば胴体辺りか】

【この流れるような一連の動作により、男の縄のよな武器には想像以上に大きな負荷が掛かる】
【小さく響くのは、バキリと言ったいやな音。もう少しだけ力を加えれば、武器の完全破壊は可能と成り得よう】
866 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/22(土) 02:49:42.96 ID:tnaT4wpW0
>>865

【噛み砕こうとしている縄が急に引っ張られ手前に倒れそうになる】
【よろめきながらも、なんとか踏ん張って完全に倒れることは無かった】

【だが、飛んできた刃物が倒れかけたためか胸へとあたる】
【完全に当たった。当たったのだがその胸元から血が流れ出てはいなかった】

しかたなしか・・・また服が破けるが・・・

【ビリビリと服が破ける音と共に、本来なら刃物が刺さっている場所から巨大な口が見えた】
【胸の横一線を口に変え刃物を止めただろう】
【その弊害が服が破れることであった】

【バリバリと、縄と刃物を現れた無数の口と胸の口で噛み砕こうとする】

【その攻撃を受ける動作をしたまでは良いが、服を破いて脱ごうとした瞬間】
【バランスを崩して、地面に片膝を付いた】
【先ほどの一撃のダメージがまだ残っている様子だ】
867 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/22(土) 03:14:20.49 ID:RhN1XDuAO
>>866
わぁ――これまた大きな口だな、結構な数の口を出せるんだね?……正直、驚いたよ
それに、身体の至る箇所に出現させることが出来るって言うのは――……想像以上に強かった

【感慨深そうに呟きながら、男は何をするでもなくただぼうっと一部始終を眺めていた】
【ばり、バリ、――“バリン!”力を加えられて耐えきれなかった武器が、粉砕して辺りに散乱する】
【そうして、男の手に残っている武器の残骸へ散らばった破片がひとりでに集結してゆき、最終的に無色透明な球体へ変化】
【「暫く使えないな。」そう呟きながらコートのポケットに球体を納めると、改めて疼痛を感じたのか左肩の傷を手で抑える】

ううん――しかしこれじゃあ、君の生き血は吸えないかもな……
熱いキスを交わした後、そのまま喰われてしまいそうだからね

個人的に楽しかったのは確かだけど――そんなことより、大丈夫かい?
次に会った時のために、良ければ君の名前を教えてもらいたいな

……僕は、ピム。ピム=エイネって言うんだ。

【笑声を零しながら宣う戯言は、男から吸血の意思が失せたことを表しているのだろう】
【懐っこい柔和な笑みを湛えて、『ピム』と名乗る男は相手に名を問うた】
868 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/22(土) 03:26:15.07 ID:tnaT4wpW0
>>867

褒め言葉として・・・受け取っておこう。

【男の感嘆を、素直に受け入れようとはしない】
【ゆっくりと立ち上がり、ピムと名乗った男を鋭い目で見つめる】
【彼の懐っこそうな笑みとは対照的に、無感情無表情な顔をしていた】

敵対した者に対して大丈夫と声をかけるのは・・・
いささか不可解だが・・・

【などと呟きながら、マフラーを首に巻きなおし】

今はもう、名はない・・・ネスメヤーノフと呼ばれたことはある。

【本名ではなく、誰かに呼ばれたその名称で答えた】
869 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/22(土) 03:44:32.85 ID:RhN1XDuAO
>>868
うん――何だ、相変わらず素っ気ないって言うか、ニヒルと言うか……――
……そんなに不思議かい?昨日の敵は今日の友、って言うだろう。それと同じことだよ
まあ僕の場合、翌日に敵になるかもしれない可能性が高いのだけれど……

そうか、『ネスメヤーノフ』――か。
名前が無いと言うのなら、……僕もその呼び名で呼ぶことにするよ

【ピムは一度だけ頷いて、踵を返しネスメヤーノフに背を向ける】
【血液で赤く染まった手を眺めつつ、意識は後方の男へと向けられたまま】

……それじゃあ、夜明けも近いし今日はこれくらいのところでお暇しよう
今度会ったらば必ず君の生き血を頂戴するよ、ネスメヤーノフ?

【密かに男との再会を願いながら、躊躇いもなく血液をぺろりと舐め取って】
【幽かな月光さえも避けるように、男は暗闇へと去っていくだろう】

/夜遅くまでお疲れ様でした!有難う御座いましたー!
870 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/22(土) 03:47:57.60 ID:tnaT4wpW0
>>869

【暗闇へと消えて行くピムを見て】

【破けたパーカーのポケットからライターを取り出し音を鳴らし始めた】

【カチッカチッカチッ】
【路地裏になるライターの開け閉めをする音】

【カチッカチッカチッ】
【男もまた、逆方向の闇へと消えていった】

/おつかれさまでしたー!
/また機会があれば絡みましょう!ありがとうございました!
871 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/22(土) 16:32:03.85 ID:/qIfx4xDO
【路地裏】
【ひゅうと寒気で満ちるその場所で、1人の少女が歩いていた】

る、、──、ぅ、あー……

【年の頃は14、5か】
【淡い燐光を放つ右目と夜色の左目を持ち】
【夜の海を思わせるような、ほんのりと蒼みがかった長い黒髪が特徴的な少女だった】
【サイズのあっていない、夜色のコートの下には】
【夏に着るような、重ね着用の白い服を一枚着ているだけであり】
【靴下も着けずに靴を履いているその足は、この寒さにも関わらず露出されていた】

ぅ──。。

【小さく、彼女が声を上げる】
【響きからすると、これは歌っているのだろうか】
【そんな彼女の腕には、酷く壊れたオルゴールが抱かれており】
【両手首に嵌められた、鎖の切れた手錠が、しゃらりと音を立てた】
872 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/22(土) 16:40:11.71 ID:LXzvxqzzo
>>871

―――――――――――――…

【黒髪に黒い獰猛な『オオワシ』を象った…ショッカーマークのような絵が刻印された仮面で顔を隠した
赤いシャツに腰まで伸びた黒の革製コートと首の銀のネックレスを複数身につけ、銀の腕時計を手首に巻いたカジュアルなベルトに
青いダメージパンツの腰からシルバーアクセを2本垂らしたウエスタンブーツの人物が仮面の下にドラ焼きを持って行きながら歩いていると】

…なんだろ、声?歌?ずいぶん小さな声が今…聞こえた気がするけど、ドラ焼き食べてたからちょっと危機のがした
今のは…あ

【と、仮面に隠された顔面が振り向いて…オルゴールを抱いた少女の存在を視認した】
【表情がすっぽり隠れたワシのマークを象った顔面はただ無機質な情報のみを相手に与えたままだったが…】

【やがてその場にしゃがみ、少女と同じ目線になると妙に柔らかく手招きをしながら】

…ほらおいでー、今のは君かい?

【と、妙に友好的な声で話しかけてくる】
873 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/22(土) 16:52:55.46 ID:/qIfx4xDO
>>872

……、、ぅ?

【声を掛けられ。少女はふと其方へと視線を移し】
【特に相手の容姿へ警戒心を抱くことなく──僅かに、首を傾げた】
【恐らくは、何故声を掛けられたのかが分からないのだろう】
【だが、続く相手の言葉にはぱちくりと目を瞬かせ】
【しゃらんと鎖の音を鳴らしながら、素直に其方へと近づいていく】
【その様子はまるで、人に懐いている犬猫を思わせ──】

なおせ、る……、。か?

【ぽつり呟かれたその声は、今しがた相手が聞いた声と同じもの】
【歌を歌っていたのは、彼女で間違いないだろう】
【しかし──「なおせる」】
【一体なんのこと、だろうか】
874 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/22(土) 17:09:36.94 ID:LXzvxqzzo
>>873

【彼は今微笑んでいるのか?表情すら浮かべていないのか?ワシのマークだけが記号として顔に出ている青年は】
【しかしながら妙に和んだ様子の声で近づいてくる少女を見ながら】

…わあ、本当に来たよこんな見るからに怪しい顔してる奴に、人懐っこいもんだなあ…
無防備じゃないの、もしぼくが「げへへお嬢ちゃんお兄さんといい事しないかいげへへ」とか言ってくる得体の知れない輩だったら
どうするつもりだったんだか、まあいいや…ん?

【なおせるか?と言われて少し考える、直してほしい何かがあるのだろうか】
【しばらくして少女が持っているオルゴールに目が行き】

…直せるか?ってのはこのオルゴールの話をしているのかい?ぼくが?
…一応、メカいじりの経験はある、まあ貸してみなよ

【ジンジャー・ユースロットやエヴァン・メ―ストルの元でそういう細かい技術をばらしたり組み立てたりする作業に触れる機会も会った】
【ただのオルゴールくらいだったら…と、彼は少し自信をもって手を差し伸べてみる】
875 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/22(土) 17:25:16.46 ID:/qIfx4xDO
>>874

……、、?

【──言葉を、あまり知らないのだろうか】
【相手にそんなことを言われても、少女はきょとんとした表情を浮かべるだけ】
【先程紡いだたった一言でさえ、発音が見た目よりも明らかに幼かった】
【知的レベルは小学生低学年程だろうか】
【なんとも不思議な少女であった】

……、!

【そして、相手から手を差し伸べられるとぱっと、嬉しそうな表情を浮かべ】
【持っているオルゴールを、相手へと渡すことだろう】
【元は綺麗な装飾が施されていたであろうそれも】
【今は色褪せて材質の木の部分がところどころ見えてしまっており】
【内部は内部で──オルゴールが音を奏でるのに必要不可欠な櫛や歯がほとんど折れたり欠けてしまっていた】
【これでは買い直しを勧めた方がいいだろうが──?】
876 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/22(土) 17:40:18.94 ID:LXzvxqzzo
>>875

(…困ってるよこの子、言葉の紡ぎ方を考えても…情緒はあまり発達していないのかもしれないね
何者なんだろう、発音の仕方も勉強できなかったのかしら、そして服が薄いよ
こんな冬に…防寒要素コートだけじゃないの)

【などと考えながら彼女からオルゴールを受け取ると…なるほどだいぶ状態がひどい事になっている】
【自分もメカいじりが全然出来ないわけではない、とは言ったが…櫛や歯が折れすぎていてもはやどこをどう修正すればいいのか分からない状態だ】
【所詮素人に毛が生えた程度の技術しかない青年にはどうしようもない】

…きみ、この曲がどういう曲か覚えているのだったら…これもうすでに買い直した方がいいんじゃあないの?
なんというか櫛だの歯だのがボロッボロに折れてるし、見栄えも装飾が剥がれて非常に悪い気がするんだけど
直すよりはそっちのほうがいいとは思うけど?

【無機質な仮面を少女に向けて、オルゴールに指を差しながらもう一度『ボロボロすぎる』『新しいの買うか?』と二言に直して喋ってみる】
【一応、それを勧める程度の気持ちでそう告げてみる】
877 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/22(土) 17:51:01.98 ID:/qIfx4xDO
>>876

ぅ……、、だめ、だ
なおし、て……きかせる。。
「やくそく」したん、だ……
だか、ら、、なおしたい、んだ。。

【ぽつり、ぽつり】
【どうやら、買いなおすという選択肢は少女の中にはないらしい】
【拙い言葉遣いではありながらも、少女はどこか懸命な様子でそう台詞を紡いだ】
【だが、その言葉を口にしたのは彼が台詞を言い直してからだ】
【どうやら、長すぎたり難解な言葉は理解が追い付かないらしい】

878 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/22(土) 18:01:11.41 ID:LXzvxqzzo
>>877

(…誰かの約束の品…?うわあしまった…そう来たか…
それじゃあもう直すしかないなあ…そう言われちゃったらもう直すしかない系でしょう…とはいえどうしようかしら
ぼく、こんなレベルでブッ壊れてるのを今すぐは直せないぞ)

…えーっと、いいかいお嬢さん…名前知らないけどお嬢さん
あのね、このオルゴールはだいぶひどく壊れてるから、すぐには直らないかもしれない
でもどうしてもコイツを直したいなら…こういう細かい修理ができる人の元に持っていく

【それこそ細かい修復のできる機材なり、繊細な作業が得意な人員などもいるかもしれない、とゆっくり喋って伝える】
【だがこれをどうしても直したいと言うからには一度首を突っ込んだからにはやり遂げたいと考える…極力可能なら直したいと】

むずかしい壊れ方をしていても直せる場所に、これを一度持っていってもいいかい?

【と、少女にそう持ちかけて、修理する方法を告げてくれた】
879 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/22(土) 18:14:20.27 ID:/qIfx4xDO
>>878

【「オルゴール」「壊れている」「すぐには」「直らない」】
【相手が紡ぐ台詞の中で、ようやくそれらの言葉だけは理解できたのか】
【ほんの少しだけ、残念そうな表情を浮かべた少女ではあったが──】

……、、!
なおせ、る。。

【彼の言葉を聞き、表情は一変】
【嬉しそうな笑みを浮かべ。こくんこくんと2度頷いた】
【その動きに合わせ、彼女の手首にある手錠がしゃらしゃらと音を立てたが──】
【この動作から察するに、オルゴールをどこかへと持っていくのに異論はないのだろう】

んと……、、キル、だ
そう。。よばれ、ている。
おまぇ、……、は?

【そして──「名前知らないけど」という言葉から、自己紹介を求められていると思ったのか】
【彼女は、不吉なイメージの伴うその名を、紡いだ】
880 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/22(土) 18:35:48.83 ID:LXzvxqzzo
>>879

…壊れている部分はかなりダメージは大きいけど…腕のいい人はこれくらいでも直す人はいる
まあ任せてくれるかい?ジンジャー博士辺りだったら多分この状態から本来どういう曲を鳴らすオルゴールなのかまで特定するだろうさ
…っと、つまり…戻って来る頃には元通りの曲を鳴らすようになっているよ

【そう告げると彼は懐にオルゴールをしまう…名前を聞かない事にはどこの誰に返せばいいのかすらわからない】
【だから自己紹介して少なくとも相手がだれで、住所どこなのかくらいは聞いておいてもいいと考えたのだろう】

キルちゃんね、これが直ったら後々ぼくがきみの元に届けてあげるよ…まあ今月中には戻って来るさ
こちらも名乗り返さないとね、やあ…ぼくドラえもん、嘘だけど

【普段から口癖のように名乗り文句を使ってきた青年は普段のような言い回しで自己紹介をする…否】


ぼくのことは『しんゆう』と呼んでいいよ、正義の味方のトモダチさ


【仮面を下からグッ、と押して位置を直しながら『しんゆう』は去年までとは違う名乗りを上げた】
881 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/22(土) 18:55:33.38 ID:/qIfx4xDO
>>880

ぅ。。

【しゃらしゃらと手錠の音を鳴らし、頷く少女──キル】
【最も、理解できたのは「戻ってくるころには元通りの曲を鳴らす」という部分だけであったが】
【だが、きっとキルにとってはそれだけで十分だったのだろう】
【彼女の、どこか不気味な笑みがその証明でもあった】

せーぎの、、みかた。とも、だち
……、、しんゆ、う

【そして──相手の。「しんゆう」という名を聞き】
【何度か、口の中で「しんゆう」という言葉を、転がした】
【正義の意味も。友達の意味も。親友の意味も】
【何も彼女は知らなかったけれど】
882 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/22(土) 19:15:59.88 ID:LXzvxqzzo
>>881

そう、しんゆう…ぼくはみんなのしんゆうさ
きみにとってもしんゆうさ、きみのオルゴールが直ったらぼくが返しに行くと約束しよう
信用してぼくにオルゴールを貸してくれてありがとう

【初めて会った変わり者の人でも、話せばわかる物だなあと少し感慨深そうに頷いていたが】
【そこで少し気になった様子で彼は呟く】

…そうだ、このオルゴールの曲、なんて曲が鳴るの?
ぼくではこの破片からじゃ特定できないから…どういう曲名かは知らない?

【先ほどからの様子では…少し不安だが、とにかく質問を投げかけてみようと思いそう聞いてみる】
883 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/22(土) 19:26:26.93 ID:/qIfx4xDO
>>882

んと……、、どう、いたしまし、て

【彼女は確かにそう言って、ふわりと笑みを浮かべた】
【しんゆうの意味は、まだよく分からなかったけれど】
【それでも、「ありがとう」と言われたから】
【いつか誰かに教えられた通り】
【「どういたしまして」と、彼女は言った】

……、、?

【だが、続く彼の言葉にはかくんと首を傾げる】
【矢張り、曲名などは分からないのだろう】
【元より知能の低さが伺える彼女のこと】
【曲にも名前があるということを知らない可能性もあった】
884 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/22(土) 19:58:20.17 ID:LXzvxqzzo
>>883
【隠された表情は…もしかするとまいった様子を表していたのかもしれない、そんな様子で彼は頭をかく】
【ふー、とため息をついて呟いた言葉は】

…まいったね、ラビットより会話が通じないよ
きみ、学校には行った事がないようだね…この国もしかして義務教育とかないのか?

【オルゴールをまた取り出してポン、と手の上で跳ねさせてみると】
【トントン、と指で淵を叩いてみるが当然ながらそれで様子が分かるわけもない】

…早く、これを復元したいね…ちょっと聞いてみたい気もするよ
キルちゃんがそこまで楽しみにするなんて…ずいぶんとこれに思い入れもあるみたいだし

/遅れました…失礼!
885 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [!red_res]:2011/01/22(土) 20:04:03.07 ID:N2lhY/n5o
【火の国 郊外】

【天頂に弓張月が赤く染まり刺す今宵のことである】
【過月の”解放戦線”の傷跡も未だ癒えぬ火の国に】
【戦いの火種が今再び、まさに点きようとしていた】

【狗の仮面で顔を覆った黒服の機関戦闘員は、おおよそ30人程度であり】
【戦闘服の胸元には「ハートと髑髏」をあしらった隊章が縫い付けられ】
【先端に剣先を括り付けた小銃を手に携え、まるで直立不動に並び立つ】

はーい、夜遅くに進撃お集まりいただき、ごくろうさまですー
では、カノッサ機関・第93機械化歩兵部隊≪Iron Hollow≫の
”Fucking New Guy(クソッタレの新兵)”のみなさーん

私たち部隊の本日の任務は”ただいま人気沸騰中”な火の国への進軍、
及び「先の戦争」の、とある”blob(遺体)”の回収作業でーす


では最期に、もう一度注意点を纏めますねー

@レジスタンス能力者との戦闘は極力避けること
A目的である回収作業は本日24時までに終了させること
Aただし進行作業に”Sapper(妨害者)”があった場合は戦闘もやむ得ず



【その前方には、赤髪ショートヘアに紺のクロークで全身を覆った女性がおり】
【右手を上げて「@、A、B・・・」と指折り説明するその姿は緊迫感もなく】
【列を成す戦闘員に向かっての姿は、子供に遠足の説明する引率教師のようだ】

まぁ、こんな説明、今さら言うまでもないですね?
もちろん”Winchester(弾丸切れ)”の際には”HTH(白兵戦)”もお忘れなく!

じゃあ、”Nordo(コミュニケーション不全者)”のみなさんは分かりましたかー?

【クロークの女性が部隊に問いかけると】
【戦闘員は皆一様に小銃を抱えなおして】


「―――”Word up!Word up!Word up!Word up!Word up!”―――」
  (――――了解!了解!了解!了解!了解!―――――)



    ≪―――――――――業―――――――――≫


【城壁に向かって放たれた弾撃は、声にならない悲鳴を挙げて爆ぜ散り】
【周囲一面に業火を噴いては、夜闇の帳を血ほどに紅く紅く染め上げる】

【今宵火の国は再度悪意に燃え上がるか、あるいは】
【―――この悲劇を防ぐ正義の熱き魂は、何処か?】

/突破テロです、初めてですが頑張ります
/えーと、2、3人くらいなら、なんとか、と
/説明の通り、24時前には終了させます、つもりです
886 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/22(土) 20:11:02.77 ID:QYhmCk9SO
>>885
【と機関員達から少し離れた所で】

あれは・・機関・・っ?!何で・・・
【白のカッターシャツに青のネクタイをして首には紅のマフラー、手には黒の手袋を着け、腰には二本の刀を携えた少年がその様子を見ていた】
【その顔立ちは幼く「童顔」、それは良く言えば可愛らしく、意地悪言ってしまえば女々しい】
【また少年のカッターシャツの袖には校章が付いていて、彼が学生なのが解るだろうか】

・・・よりによってこんな時に・・っ!!
【少年は呟きそちらへ向かっていく】
887 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/22(土) 20:14:53.16 ID:5WhBv0Uw0
>>885

何の因果かねぇ…………まさかこんな現場に居合わせるとは思ってもみなかったよ……

【背にでかでかと「東」の一文字が書かれた白いコートを羽織り、腰の左右のホルダーにそれぞれ剣と銃の様なものを下げた、くせのある銀髪に黒光りする様な瞳を持った青年が】
【展開していく兵団に、白けたような目線を注いでいた】

――――本当なら、こんな事やってる場合じゃないんだが…………
ま、良いか…………ここで勝てれば、俺の目標にまた一歩近づくってもんだ…………!

【気だるげな言葉を吐きながらも、ニヤリと好戦的な笑みを浮かべると】
【右手には、短くて幅が広く薄い、大型の包丁の様な形をした剣を】
【左手には、銃口を中心に十字型の銃身を持った、トリガーやマガジンが存在しない、不思議な銃を】
【それぞれ、ベルトのホルダーから抜き放ち、具合を確かめるかのように、二、三度軽く振って見せる】

さぁて…………ド派手な事をやってくれて感謝するぜ…………?
これでまた一段と、活躍のチャンスが与えられたってもんだ……!

【コートの裾をばさりとはためかせると、両手の武器を構える】
【もはや言葉はいらないだろう。青年は交戦の意志を、ありありと示している】
【向かってくる敵を威圧するかのような『戦笑』――――多勢に無勢でありながら、青年は微塵もたじろぐ気配を見せなかった】
888 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/22(土) 20:16:33.34 ID:kU8QRetio
>>885
【そこに通りがかる一人の人影】

はっは、どうやら楽しそうな事をしてるじゃァないか。

【そう呟く声の元に居たのは一人の老人】
【浅葱色の着物の上に漆黒のインバネスコートを纏っている】
【頭髪は既に完全に抜けており、しかし髭は長く胸元近くまである】
【腕や足は枯れ木のように細いが、其の立ち姿はしっかりとした物】
【腰に差している一振りの刀を見ればわかるように、この老人は“戦える”】

お前さん達!

【部隊の者たちに向い、歩みを進めながら声を張り上げ】
【―――腰の刀を引き抜いた】
【途端、周囲に酒精の香りが漂い始める】
【花城は、それを深く吸い込み、香りを愉しむと、口元を獰猛な獣のように歪め】

―――――チィっと、遊ぼうじゃアねえか。

【ぞわり、と花城の周囲の空気が歪むような錯覚を感じるかも知れない】
【老人の殺気だ】
【老人は、善ではない。かといって悪でも無い】
【言うなれば――――剣に魅せられた馬鹿である】
【部隊を前にして尚、揺らぐこと無く老人は相対している】
889 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/22(土) 20:19:52.86 ID:N2lhY/n5o
>>886>>887>>888

ふぅん・・・

【進軍の前方に立ち塞がる白シャツの少年、コートの男、浅葱の老人】

(まさか早々にレジスタンス能力者に出会うとは、運が悪いなぁ・・・)

【クロークの女性は全隊の進軍を一時止め、全隊の前に出て】
【さてさてどう出る、とその3名を品定めするように、見定めて】

はいはい、夜分遅くにこんばんわ、みなさんー

えーっとですね、まずは皆さんの誤解を解いておこうと思います
そもそも私たちはなにも怪しいものではありません
ちょっとあちらの火の国まで「御遣い」に出るだけなんですよー

おっと名乗り遅れましたね、私はカノッサ機関所属のナンバーズ
パッション・プレイ≪No.111≫です、以後お見知りおきを・・・

【怪しいものではない、と名乗る彼女は渾身丁寧な物言いであるも】
【あの≪世界の悪≫所属であることを併せ考えれば、十分に不審者】

それに私は”Vietnik(戦争反対者)”なんですよ
お互いに無益な殺生は避けたいところ、ここを通していただけませんか?

【クロークの女性、先ずは代表として敵前に平和交渉、といったところか】
【しかし彼女の後ろに控える前列の機関員は皆銃剣を構えての臨戦態勢】
890 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/22(土) 20:20:09.46 ID:rjyFsrq60
>>885
……………………へくしゅん
【くしゃみの音と共にその弾幕を跳ね返すように雷の幕が現れるだろう】

【跳ね返った銃弾には電撃が纏われてるだろう】

はぁ…まったくしつこい連中だな…
(……決まらなかったよ…)
【背中に大剣を背負い灰色の長い髪に緑のジャージを着て眼鏡をかけて、首に黄色いペンダントをかけ、腰に黄色い石が装飾された斬れないように刃のつぶれた西洋剣をおさめた小さなナイフの装飾のついた鞘と深緑色の簡素なフォルムをした拳銃を装備した18歳くらいの女性だ】

【睨むように連中を見る】

【心の中では決まらなく恥ずかしがってるが…表情に出してない】
891 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/22(土) 20:21:48.51 ID:/pUJWPpr0
/………うん…出遅れた…
>>890は無しで
892 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/22(土) 20:24:10.22 ID:/qIfx4xDO
>>884

がっ、こ……。、
ぎむ……、、きょー?

【学校。義務教育】
【そのような言葉を聞いても、矢張りきょとんとした表情を浮かべるだけ】
【もしかしたら、学校や義務教育といったものとは無縁の生活を送ってきたのかもしれない】
【だとすれば、彼女のこんな様子にも納得がいくだろうが──】
【だが──それにしても彼女の物の知らなさは異常かもしらない】

……、、しんゆう。
ぉるごー、、る。ありがと、、な
ぉまえ、くる。。──まってる、から、な

【ぽつり、ぽつり】
【拙い口調で。幼い言葉で】
【オルゴールが直って、手元に戻ってくるのを待っていると】
【お前がくるのを、待っていると】
【確かに、そう言ってから。くるりと彼へと背を向け】
【たん、と軽く地面を蹴って──そのまま、路地裏の闇の奥へと、消えていった】

/申し訳ない、急用が入ってしまいました
/戻ってくるのは遅くなりそうなので、ここで〆させてもらいます
/ありがとうございました!お疲れさまでしたー!
893 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/22(土) 20:24:11.42 ID:N2lhY/n5o
>>890
/ごめんなさい、私にもっと複数処理出来る脳みそがあればいいんですが・・・
//申し訳ない!また今度テロった時にお相手お願いします!
894 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/22(土) 20:25:35.35 ID:kU8QRetio
>>889
【女性の言葉を聞き、顔をくしゃくしゃに歪め、高笑いをする】

カカ……ッ!
そんな事を言われて、止まるとでも思うのかい、お嬢ちゃん。

【そう言うと、一歩足を踏み出す】
【刀を右腕で構え、するり、と滑るように動く其の動作は、剣技と言うよりは舞と言う方が正しいほど優雅なもので】
【しかしながら顔に浮かべるは、剣鬼の笑みである】

――――儂は平和とか、どうでもいいんじゃよ。
只、目の前に敵が居るならよォ―――切らなきゃいかんさね。

【桜色の剣気を纏う、齢七拾の剣鬼は、老獪な笑みを浮かべ女性に向け歩みを進めていく】
【老人に対し戦闘回避は不可能と思うべきだ】
【それでも尚、老人を説得するのならば、老人はためらいなくパッションに斬撃を放つだろう】
895 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/22(土) 20:32:00.97 ID:5WhBv0Uw0
>>889

カノッサ機関のナンバー111、ね…………こんな時分にご苦労な事だ

【現状、こんな場所に、しかも少数の兵隊を率いて現われるという事自体、もの好きな行いと言わざるを得ない】
【その事を揶揄してか、ほんの少しの皮肉を込めた独白を呟いた】

おいおい…………冗談だろ?
無益な殺生を控えたいって言うんなら、後ろの兵隊はなんだよ?
最初っからやる気満々じゃないか?

【ややオーバーリアクションを交えながら、青年はリーダーと思しき女性――――パッション・プレイへと声を張り上げる】
【事実上の砲艦外交を仕掛けてきた相手の言葉として、それは通らないと糾弾し】

――――どっちにしろ、お前らはさっき『撃っちまった』よな?
だとしたら、撃ち返されても文句は言えないんだぜ?
何より…………俺はもう、やる気満々なんだよ…………この檜舞台、みすみす逃がせるか!

【そして、青年に退くと言う選択肢は存在しない】
【恐らく、ヒロイックな活躍をして人々の目を引くにはこれ以上ないチャンス】
【青年の『生きる目標』と合致するこの状況では、青年は下がれない】

冥土の土産に覚えとけ…………!!
俺の名前は東 銀鶏(あずま ぎんけい)!!
――――東の血筋は世界一、地獄に行っても忘れるなッ!!

【演武の様な動作を挟みながら、名乗り口上を口にする青年――――銀鶏】
【彼にとっての戦い――――己の名を、強者として知らしめるための戦いが、始まろうとしていた】
896 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/22(土) 20:32:33.89 ID:LXzvxqzzo
>>892

義務教育…ってのは、日本では9年間の教育をして教養を身につける事を義務つけていて…
って、ぼくはまた分かり辛い事を言ってないだろうか

【いっけね、と自身の頭を叩きながら最後にオルゴールの約束を思いだすと】
【最後に背を向けて消えて行くキルの背に向けて…壊れたオルゴールを向けながら】

うん!約束は守るとも…ぼくはきみの良き『しんゆう』であるためにもね
それではまたね…ばいばい

【そう告げると、しんゆうもまた背を向けて彼女の元から去って行った…】
【←To Be Continued...】

/実はこちらもです
/また別の機会にお会いしましょう…次はもっと早めに返せるようにします…申し訳ない
/では乙でしたー!
897 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/22(土) 20:34:42.30 ID:QYhmCk9SO
>>889 >>886 >>887
(あ・・・東さんっ・・こっちのお爺さんは・・知らない人だなぁ)
【少年はまず、他に現れた味方側を見る】
【もし、知らないメンツばかりだったらと少し不安だったが】
【老人の方はともかく、もう一人の方が知り合いだったのが幸い、少年は少しばかりの安心を覚える】
【そして次に女に向き】

・・・この火の国は戦争の傷が未だ癒えていないんです。僕もここで戦いたくなんかありません。
だから引いて下さい。
【女性と同じく、平和的解決を求めるが】
【その中身は女性の求める物は大きく擦れ違う】
898 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/22(土) 20:48:42.14 ID:N2lhY/n5o
>>894
(こっちのじーちゃんは説得も応じず・・・)

敵?
それは人聞きの悪いことを・・・

ならば今度お茶でもご一緒にいかがですか?
素敵な緑茶とお煎餅でおもてなししますよ、"Old fart(クソジジイ)”さん?

【なるほど彼女の思惑通り、この老人に説得は効かぬ様だ】
【困ったように笑う彼女と、殺気をむき出すこの老人】
【そして口調は丁寧でも、言葉尻は吐き捨てる軽蔑表現】

【彼女は隣のコートの男に眼を移し】

>>895
(こっちのニーちゃんは熱血漢?目立ちたがり屋?)

やっだなぁ、「一発なら誤射かもしれない」と異世界の偉い人は言いましたよ?

それに東さん、そんなに人を睨まないでくださいよ、
ウチの戦闘員さんはまだまだ”Fucking New Guy(クソッタレの新兵)”なんです

・・・戦闘員さんも緊張して、手元が狂うことになりますよ?

”MotherFucker(クソヤロウ)”さん?

【ちらりと後ろを指差して、銃剣を構えた戦闘員を指し示し】
【部隊員は前方6名・後方にそれぞれ5名が付く進軍体制】
【正面から見れば、計6つの銃剣の”手元が狂う”こととなるか】

>>897
(こっちのボーヤは・・・言うことは立派だけど・・・)

えぇ、そうですね
私もそのご意見に賛成ですよ

戦争は行けません、何とか避けたいものですよ

・・・だからここを退いてくださいな、”fucking kid(クソガキ)”君?

【”平和を求めるのならば、むしろそちらが避けるべき”】
【やはり機関とレジスタンスの溝は到底埋まらないか】
【最期に少年に吐き捨てるように”罵り言葉”で〆れば】

>>ALL

【パッションと立ち塞がる3者、それぞれの思惑のは見事にすれ違い】
【「ふぅ、仕方ない」と心の中で考えた彼女が、最期通告を3者に告げる】

さて、皆さん、どうでしょう、か?




―――最期の最期に、言いますよ

        ≪私たちの邪魔をしないで、ここを通してください、ね?≫


【彼女の”最期に言いますよ”とは―――彼ら能力者が要求を拒否をすれば】
【「B妨害者があった場合は戦闘も止む得ず」、この戦闘局面は避けられない】


【―――今宵火の国は悪意に燃え上がる―――】
899 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/22(土) 20:55:48.91 ID:kU8QRetio
>>898
カカッ、後ろに軍隊並べて戦いたくない言う奴に何を言われようが無駄さね。

【相手の言葉を受けるも暖簾に腕押し、桜色の剣気をまといながらそこに立つ】
【相手の侮蔑の言葉を聞き、口元に裂けるような笑みを浮かべ】

耄碌するにはまだ早いと儂ァ思ってるのさ。

【息を深く吸い、長く吐き出す。之を三度繰り返し、心を落ち着かせ】
【そして、相手の最後通告が耳に届き、それに対する返答を】

“――――儂の暇つぶしにお前さん達の邪魔をさせてもらう”
之で十分かねェ?

【油断無く刀を構える。構えは中段、隙の少ない万能の構え】

――――行くぞ。

【只、そう口にすることで心は決まった】
【後は前に進み、剣を振るのみ】
900 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/22(土) 20:59:26.93 ID:QYhmCk9SO
>>898
―――・・・・交渉決裂・・ですか・・残念です。
【少年はそう戦闘準備を取る】

(とは言え・・今能力は使い物にならない・・)
【少年は腰に携えた刀の二本の内の一本を抜く】
【少年が抜いたその刀は闇の魔翌力を放っている】
901 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/22(土) 21:00:08.84 ID:5WhBv0Uw0
>>898

なら、誤射に対する納得いく説明と、謝罪は必要だよな? だと言うに、結局は退く気ないんだろ?
――――だとしたら、同じ事だ……!!

【分かり切った詭弁。つまるところ、パッションは穏やかならぬ行いを、中断する気はないのだ】
【ならば、それが誤射だろうがどうだろうが、関係無い】

じゃあ、そのひよっこ共の実地訓練か何かかよ?
ここは幼稚園児のピクニックに来るような場所じゃないんだ。とっとと帰れよ……?

【無駄だ。言葉は無駄だと分かっているに、減らず口を止められない】
【結果的に、行きつくところは同じ。なのに、何故こんな軽口を叩いているのだろうか】
【――――久しぶりのチャンスに、ワクワクしているのだ】

――――じゃあ、回答しよう…………
その要求に、答える事はできないってな
と言う訳だ。さっさと掛かってこいよ新兵諸君。ズタズタに切り裂いてやるからよ…………!

【銀鶏の答えなど、始めから分かっている】
【ここでの戦端は、銀鶏自身望んでいる事でもある。みすみすと、撤退などするはずもなかった】
【――――わずかに姿勢を低め、腰を溜める。臨戦態勢に移行した】
902 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/22(土) 21:14:08.71 ID:N2lhY/n5o
>>899
あら、それは残念ですねぇ・・・

私たちでお相手になるかは分かりませんが・・・
まぁ、冥土のお土産くらいにはなるといいですね?

(まだ剣は構えているだけ、かなぁ・・・)
(いつでも斬りあいはOKだぜ!って雰囲気で・・・)

【交渉決裂】
【ならば、と彼女は後方の部隊員に目配せで合図を送り】

>>900

そうですねぇ、私も、とっても残念ですよ・・・
(なんだか薄気味悪い刀・・・こっちの子も剣術系、かなぁ)

【交渉決裂】
【彼女は「ふぅ」と、少年を悲しげに見返して】

>>901

ん?誤射発砲の説明責任?

そうですねぇ・・・
「むしゃくしゃしてやった、今は反省していない」ってところでどうでしょう?

ピクニックだったら、明るい昼間が良いですね
だったら今度ディトでもいかがです?
素敵なランチボックスでもお持ちしますよ・・・

【やはり最期のコートの男も、交渉決裂】
【むしろ分かりきった結果であろうが、軽口には軽口で返し】



>>ALL

【クロークの彼女は手を高く挙げて指先をパチリ、と鳴らし】

では、此度の交渉は残念ながら破談、ということで・・・
まことに遺憾ですが・・・


                ”Fuck(クソヤロウ)”



【その刹那、クロークの彼女の前へ前列戦闘員が踊り出て】
【皆は手に構える銃剣をガチャリ、再度持ち直して―――】



                ”Fire!(撃て!)”

【クロークの彼女から声高々に下された、発砲命令】

【浅葱の老人、コートの男、白シャツの少年へは】
【それぞれ部隊前方の2名ずつの機関員が銃を向け】
【戦闘員から一斉に放たれる、まずはご挨拶の銃弾】

【しかし狙いはそれぞれの前方足元―――様子見の意味を込めての”威嚇射撃”だ】
903 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/22(土) 21:21:09.36 ID:kU8QRetio
>>902
カカッ!
ああ、せいぜい楽しませてくれ、お嬢ちゃんと新兵共。

【刀を構え、機関員が銃を構え、発砲しようとするのを確認する】

月之弐――月読。

【老人の双眸に気が込められ、月光の如き金色の光を孕む】
【そして、老人は威嚇射撃を物ともせず、前進していく】
【銃口の向き、相手の体勢などから、直接は撃ってこないと判断した】
【それでも万が一が有る為に、射線からは外れるように前進し刀を振り被ると】

風之壱――凩ッ!

【老人と兵士の距離は刀の間合いとしては遠い、だが老人は刀を振り抜いた】
【真空波に依る遠距離攻撃である】
【風切音を鳴らしながら、真空波は老人を狙う兵士の一人を襲っていく】
【刀身にまとわりつく酒精も付加されており、当たれば血中に微量ではあるがアルコールが注入されるだろう】
904 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/22(土) 21:24:50.06 ID:kU8QRetio
//ごはん食べてきます!
905 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/22(土) 21:26:20.49 ID:N2lhY/n5o
>>904
/OKですー
906 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/22(土) 21:27:46.90 ID:5WhBv0Uw0
>>902

説明になってないよな、それ…………
俺にも分かる、流石の俺にも、分かるぜ…………

【軽口と言う事であれば、相手の方が流石に一段上であったようだ】
【元々、銀鶏自身もあまり頭の出来た方ではないのだが】
【この一言には、脱力感を禁じえなかったようで、やや呆れ気味の声色になっていた】

残念だが、まったりって言うのは、俺の性に合わないんでな…………!
そんな事より、よっぽど刺激的でハイなダンスを、楽しもうじゃないかよ……!!

【本来の目的は、戦う事にあったはずだ】
【しかし、この軽口のやり取りが、銀鶏には妙に楽しく感じられた】
【もはやそんなものは余計と思いながらも、自然とその口は無駄なセリフを紡いでいた】

(ッ、撃ってきやがった…………!?
なんだ、外れ…………!? 本当に銃もまともに扱えない新兵なのか、それともわざとか…………
ま、どっちでも同じことだがな……ッ!)

【銃を向けられた瞬間、銀鶏はコートで身を庇うような姿勢を取る】
【そのままでは、当たればそのまま致命傷に至る様にも見えるが、次の瞬間コートは白く発光する】
【彼のコートは、武器工であった父を作り上げた、魔力に反応して防具として十全たる機能を発揮する一品】
【それにより、銃弾を受け止めようとするが、それ以前に銃は彼に命中しなかった】

(なら、どうする…………知れた事、距離を詰める事だ……ッ!
銃のアドバンテージは遠距離攻撃が出来ることに尽きる…………近づいちまえば……!)

【威嚇射撃を乗り切ると、銀鶏は兵隊たちに向かって疾走する】
【右手に握った剣が、魔力を帯びて黄金色の光を放ちだす。これもコートと同様に、魔力を帯びて真価を発揮する武器である】
【全身を魔力的な武具で固めた戦士――――それが銀鶏の戦闘スタイルだ】
907 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/22(土) 21:29:58.00 ID:QYhmCk9SO
>>902
(・・・来るっ!!)
【少年は兵士達が銃を向けた同時に反応して】
【闇の魔翌力を刀から放つ!】
【狙いは銃から打ち出された銃弾】
【もし、銃弾が魔翌力に対する対策などが成されていない、『只の銃弾』ならば】
【そのまま、互いはぶつかり合い、相殺しあい放たれた銃弾を当たる前に破壊するだろう】
908 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/22(土) 21:40:46.33 ID:qsuE6Fvlo
【路地裏】
【薄汚い壁にもたれて、繰り返されるかすかな呼吸。小さくて、深い】

(周期が、狭くなっている、ような。気がする)
(……ああ駄目だ、「そんなことどうでもいい」、と、思ってしまうくらい)

【白い髪/白い肌/灰青の瞳/黒い服/黒い靴】
【色彩と言う概念が抜け落ちてしまったような、細く小柄な少女】
【右の眼を覆い隠す長い前髪は、「その下」を見せたくない、と語るように、世界と視界を遮断する】

……、……斬りたい。
斬りたい、斬りたい、刺したい、裂きたい、……ぅあ、

【「×××たい」「でも駄目だ」「誰かに会いたい」「会いたくない」】
【いろんな感情が綯交ぜになって、あたまが、ぐらぐらする】
909 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/22(土) 21:42:30.73 ID:YiYGiA3DO
【草原】

……………

【頭から脚まで全身真っ黒な、人型の何かが夜空を見上げている】

…月って兎模様に見えねえよな

【それは白いファーの付いた紫色のコートを素肌の上に前開きで着て、ジーンズとスニーカーを履いている】
【体は真っ黒な体毛が生えていて、紅い両目の右目は傷が通り閉じられている、そして後ろに折れ曲がっている頭から生えた長い耳が彷彿とさせるのは、兎】
【腰の後ろに三日月状の鞘をぶら下げ、右肩に象牙色の外套をかけて首に蛇のシルバーネックレスをかけた、黒い兎の獣人がそこにいた】

「マスター、急に何を言い出すのですか」

【獣人の傍らには、水色のロングヘアーに赤い瞳、メイド服を着てうさ耳カチューシャを付けた30cm程の少女が浮翌遊している】
910 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/22(土) 21:44:25.35 ID:L81DAB67o
>>908

……お?

【たまたまそこを通りかかる人影。思わずと言う様に立ち止まり】
【よく見ればひとりの青年が居る】
【切れ長の目と重力にすら逆らいそうな尖った髪。色は両方沈むような黒である】
【白地に黒で大きく髑髏の書かれたTシャツと、Gパンを着用している】
【雰囲気も瞳相応に暗く、気だるげで】
【唯一、首から下げられた銀のリングが月明かりを映して輝いている】

気味わりぃな…ホント

【少女を見て、一言】

【こつ、こつ。】
【足音を鳴らして少女の傍を通り過ぎようと歩みを再開する】
【足音を鳴らしているのは…その重厚なブーツだ】
911 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/22(土) 21:47:25.98 ID:N2lhY/n5o
>>903
>>903
(相手は能力者・・・能力の分からないうちは威嚇射撃だけど・・)
(”怯まない”!?)

【部隊員の初弾の威嚇射撃は、初対面の敵への「様子見」の意味の発砲】
【そこになんらかの能力・技術で対処することで、相手の能力を知る目的だが】

(このじーちゃん・・・銃が怖くないのか!?)

「”Ouch!(ぐわっ!)”」

【老人の放つ真空波は、前面の狗面の戦闘員の腹部を切り裂いて】
【たらり、と流れる”黒い液体”―――おおよそ人間の血ではないもの】

【しかし斬られた戦闘員、軽く悲鳴を上げるのみで】

”Fire!”

【再度、その銃口を老人に向け、発砲する】
【狙いは敵の胸部―――次弾は威嚇射撃ではない】

>>906
おや、お熱いパッション・ダンスがお好みで?
それはいいですねぇ、情熱で、怠惰で、廃退なダンスなんて!

【まぁ、と感嘆の声を上げて答えるクロークの彼女】
【しかしその彼女の前方では銃口を構えた戦闘員が待ち構える】

(とっさにコートで身を守った?普通のコートなら守れるはずないのに・・・)
(それに、あの剣も光って・・・なにかしらのマジックアイテム、かなぁ)

【コートで身を守ったということは、”そのコートで銃弾は防げる”ということ】
【ならばコートで身を守れない人体の箇所はどこか?】


”Fire!”

【標的が向かってくるのならば、むしろ狙いやすい】
【コートの男に対して、その銃口を向けて、再度発砲する】
【狙いは敵の頭部―――コートではふさがれていない箇所】

>>907

【少年がその刀から放った、闇の魔翌力の前にして】
【機関員の銃弾は魔装コーティングの無い、ただの銃弾】

(え?消えた?なんで?)

【その不思議な光景にあっと驚くパッションであったが】

(消えたのは・・・あの気味悪い闇っぽい性質が原因、かなぁ)
(いやいや、そうとも限らないし・・・)

【たしかに弾丸の消失劇は奇妙としか言いようが無い】
【しかしそれも初弾の”威嚇射撃”があってのことだ】

身を守る万全のバリアって、ところかな?ボーヤ?
どこまで守れるか、だったら正面から狙ってみようかしら?

”Fire!”

【白シャツの少年にも放たれる、再度の発砲命令】
【しかしこれは威嚇射撃ではない―――狙いは胸部】

【この銃弾も、先と同じ”只の銃弾”であるが】
【再度闇の魔翌力で消し去るか―――あるいは】
912 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/22(土) 21:50:54.86 ID:qsuE6Fvlo
>>910

   あ、
【聞いてしまった、硬質な音】
【「足音だ」「人だ」「肉だ」「血の詰まった皮袋」】
【「聞くな」「思考するな」「ただの空耳だ」「気に留めるな」】

 【「斬ったら、たのしいよ」】
 【「ひとごろしは、駄目」】

【ぐるり、ぐるり。脳漿の海が掻き混ぜられて】

……、……ッ、ぃあ、ぁああ……は、ははっ……

【――――すべてが、どうでもよくなってくる】
【甘い陶酔にも似た痺れる感覚、それだけが小さな少女の脚を動かして】

【通り過ぎた青年の方に、身体を向けて、距離を詰めようと歩み始める】
913 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/22(土) 21:54:18.51 ID:Cq7L/M0F0
>>909

それでも、昔の人は兎に見えたらしいわよ?

【なんて、その後ろから、気がついていなかったならば唐突に】
【気がついていたならば、別にごく普通に。そんな少女の声がして】

……ま、空気が綺麗とか、視力とか。いろいろあったのよ、多分ね。
国によっては女の人の横顔とか、いろいろあるらしいわね?
残念ながら、私にはどれも見えないのよ。妄想力の欠如かしら?

【振り向いたならば、そこに居るのは】
【紺色のブレザーに、薔薇の刺繍の入った緋色のリボン】
【黒地チェックのミニスカートに革靴。ついでにボタンの開け放されたダッフルコート】
【腰ほどまである真っ黒の髪の上に鎮座する金のティアラ以外至極普遍的女子高生的格好の、少女で】

ところで、こんばんは? こんな寒い時期に時間にお月見かしら?

【至極馴れ馴れしいです先生】
914 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/22(土) 21:55:24.15 ID:kU8QRetio
>>911
【銃を持つ相手とは戦ったことがある】
【自分より強い剣士と戦ったことがある】
【70年を懸けて花城はあらゆる戦いを経験してきたと言っても過言ではない】
【才能で補えない物が一つある。それが時間】
【70年という時間は、老人に無数の経験を刻み込んだ】
【故に、銃を畏れない。故に、銃を打倒する。故に、何が起ころうと、戦い続ける――――】

はっ、変な体をしてやがるのう。

【銃口がこちらを向く。老人は剣士、防御力自体は普通のもの。守りに入れば死は近づく】
【故に、老人は動く】
【相手が銃の引鉄を引く頃には既に老人は大上段の構えに映っている】
【相手の銃口から冷たき鉛玉が吐き出されると同時、花城は気を纏わせた斬撃を放つ】

花之壱――――桜楼ッ!

【刀身にまとわりつく櫻の気が、花びら状となり、周囲に舞って行く】
【花びらは、相手に向けて翔んでいく】
【花びらには斬撃の性質を持ち、銃弾を切り、更には相手に傷を与える目的だ】
【攻撃は最大の防御――――そう言わんとばかりな行動だ】
915 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/22(土) 21:56:39.89 ID:L81DAB67o
>>912

【かつん、こつん】
【ブーツの重厚な音とは別に、青年の命は見るからに―――“軽そう”だ】

【両手はズボンのポケットへ突っ込み】
【重心も常に安定している訳ではない―――武道など一切経験が無いのだろう】

【喉――簡単に裂ける】
【胸――簡単に突き刺せる】
【手足――簡単に斬り落とせる】

【歩みは決して速い訳ではない】
【見るからに鍛えている訳ではない】

【見るからに―――ただのチンピラ】
【嗚呼、この命は簡単に、散らされるのだろうか?】
916 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/22(土) 21:58:48.65 ID:5WhBv0Uw0
>>911

あぁ、俺は熱いのが好みだ!
分かるだろう……飛んじまうんだよ!! 嫌な気分も、淀んだ眠気も、漠然とした不安も!!
熱けりゃ熱いほど、俺は燃える…………そうすりゃ、戦える……!

【基本的に、銀鶏は難しい事をグダグダと考えないタイプ】
【元より、世間一般で騒がれている正義や悪など、どうでもいいとすら思っている性質の人間である】
【彼の願いはただ一つ、強者として名前を轟かせる事だけであり、その為の手段として、戦いを望んでいるのだ】
【彼がやたらと熱さを求め、アグレッシブな態度を取るのも、それが理由なのだろう】

――――そう来ると踏んでたぜ!!

【銃口は、まっすぐ自分の頭を狙っている。恐らく、次の手も銃で来るだろうと言う予感は、十分にあった】
【銀鶏はそれを受けて、空へと跳躍する。銃弾を交わしながら、更なるフィールドへと移動したのだ】

(ッ、しまった……かすったか…………ッ)
どぉぉぉぁあああああっっっ!!

【しかし、跳躍で完全に回避すると言う計算は、どうやら甘いものだったらしく、右の太ももに銃弾が掠め、傷を負う】
【それ自体は深手ではないが、足を負傷すると言うのは、あまり歓迎できる事態ではない】

【――――だからと言って、怯む様な銀鶏ではない。怯んで行動を中止する事は、即、死に繋がる行為だと言う事くらい、銀鶏にも分かる】
【右手から、更に剣に魔力を注ぎ込むと、剣の先から、黄金色の太い触手の様な、光の鞭が形成される】
【それを、地上に向かって振るった――――上手くすれば、3人前後は巻き込む形になる】
917 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/22(土) 22:00:39.22 ID:YiYGiA3DO
>>913
…月はどう見ようが月だよな
…俺にはブッサイクな野郎の笑い顔に見えるよ

【ごく普通に、そう答えて、ポケットに左手を入れたまま振り向く】
【ふわ、と長い耳が髪がたなびくが如く揺れた】

…月を見てたら懐かしくなってな、まあ嘘だけど

【真顔でテキトーな嘘つきやがった】
918 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/22(土) 22:06:13.15 ID:qsuE6Fvlo
>>915

【呼吸がだんだん浅くなるのも、身体が熱いと感じるのも。なんだか獣みたいだなあと、ぼんやり客観視】
【理性と本能が剥離していく感覚に、嘔吐感すら覚えていた】

(斬りたい刺したい裂きたい貫きたい潰したい)
(殺したい。殺したい。殺したい。殺したいんだ)
(けれどそれは駄目。それは駄目。だって私は正義を名乗ると決めて)

【ひゅう、】
【咽が変な音を立てて、欠落するような陥落するような感覚】

(もう、考えるのがまどろっこしいや)


【今にもぽきり、と折れてしまいそうな、危なっかしい白い腕】
【その先、これまた細い小枝のような指先が、すぅっと空気を撫でて】

【――――ずる、る、るるるるるる】

【下に向けた掌から、何かが「生える」――白銀に煌めくそれは、刃だ】
【一メートルほど刃を伸ばし、鍔と柄が現れて、切っ先が地面に軽く触れたころ】
【とさ、と音を立てて、刃が地面に突き刺さり、凶器が全貌を顕にした】

【――一本の、刀】

【たん。地を蹴る音は明確に空気を裂く】
【凶器を握って狂気を孕み、青年に向かって、駆け出した】
919 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/22(土) 22:07:19.82 ID:QYhmCk9SO
>>911
【少年はもう一度】
【放たれた、今度こそこちらの身体を狙った弾を破壊しようと】
【闇の魔翌力を放つ】

・・・・っ!!!
【もし破壊できたなら】
【少年はそのまま兵士達に向かって駆け出し】
【魔翌力を放った刀の刃を振るうだろう】
【だが、当たったとしてもそれは斬撃ではない】
【この刀は本来は修練が目的の物故に刃がないからだ】
【だが、代わりに重さが重視されており、戦闘に使えばそれは刃物よりも、鈍器に近い】
920 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/22(土) 22:07:34.44 ID:Cq7L/M0F0
>>917

そうね。
形当てクイズでもするなら、雲でも見てた方がいいわ。
一人でやっても寂しいでしょうけど。
恋人とやるのがオススメかしら? そうね、背後からヘッドショット貰ったりするかもしれないけど。

【月の兎さん云々は確かに形当てではあるものの、若干どこか違う気がしたりしなかったり】
【そんなことオススメしておきながら、直後になんだか物騒な発言】
【勧めてるんだか勧めてないんだかよく分からない言葉である】

あら、月から来た兎の末裔?
なら、月の話でも聞かせて欲しいわね。何なら作り話でもいいのよ?

【こちらもこちらでポケットに両手を突っ込み、相手を見下したような、嘲笑するような】
【そう見えてもおかしくないような笑みを浮かべながら、僅かに首を傾げて見せて】
【嘘宣言はスルーである。でも作り話でもいいらしく】
921 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/22(土) 22:10:55.48 ID:L81DAB67o
>>918

【かつ…こっ―――】
【足音が、止まった】

【駆けだした少女の足音が嫌でも耳につき】
【その姿をもう一度確認しようと振り向いて―――――】


【喉が晒される】
【腕はポケットへ。得物は持っていない】
【今まで隠れていた胸も何とか見える】

【何処を斬る?何処を落とす?何処で――――殺す?】
922 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/22(土) 22:11:21.90 ID:QYhmCk9SO
/すいません、風呂行ってきます
923 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/22(土) 22:16:52.39 ID:qsuE6Fvlo
>>921

【ひゅう。咽は相変わらず変な音を立てていて】
【踏み込む速度は、きっと「速い」。小さくて軽い分だけ、楽に移動が出来る】

【奥にぐっと引かれた右腕――その先の手首が返されて――】
【そこよりもっと先――銀と言うよりは白に近い刃が、煌いた】


【選択は「突き」。青年が振り返れば、ちょうどその「咽仏」を狙って】

【腕が、手首が、刃が。突き出された】
924 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/22(土) 22:22:04.46 ID:YiYGiA3DO
>>920
どっちにしろ、独りでやろうと恋人とやろうと端から見てる分には脳みそお花畑な奴らだと思うよ
「マスター、自分の首絞めてますよ」

【脳みそお花畑発言=先程の自分の行動批判】
【一応メイドが無表情で指摘したが例外的に良い耳には届かなかった】

…そうだな…んじゃ昔話でもするか

…俺が月にいた頃は周りに色んな兎がいてな、悪い奴いい奴、嫌な奴優しい奴、まあ沢山いたよ
だけど皆共通して体は真っ白、まるで綺麗な月みたいな白さだ
でも、俺だけは月の真っ白な大地に似合わない真っ黒な体に産まれちまって、そりゃもう嫌われたよ
当然だな、皆真っ白な中で俺だけ真っ黒、まるで汚ぇ石ころだ
んで、他からハブかれちまった俺はとうとう自分から他人を避けて、月から落っこちちまった…

…はい、めでたしめでたし

【言われたまま作り話をして、「まあ嘘だけどな」と付け加えて】
【全然めでたくもなんともない気がするのは気のせい】
925 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/22(土) 22:22:13.68 ID:N2lhY/n5o
>>914
えぇ、機械化歩兵部隊、ウチの自慢の子たちなんですよー

【老人の漏らした感想に、律儀に答えるパッション】
【もし彼が経験を積んで銃弾への”恐怖”を克服したというのならば】

敵が怖い、なんて思うからいけないんですよ
だったら最初からそう”考えない”ようにすればいいだけのこと

【最初に衝撃波を受けた機関員、さらに重ねて花びらを一身に受け】
【胸部腹部、銃を構えた両腕へとその前面に無数の切り傷を負って】

”邪魔!”

【負傷兵の後部に位置する戦闘員が、その負傷兵を真っ直ぐ蹴り飛ばす】

【もしも攻撃を放った老人が移動をしないのならば―――】
【蹴り飛ばされた負傷兵がそのまま覆いかぶさるように倒れこむだろう】
【”役立たずならば、せめて敵の足止めくらいは役に立て!”、そんな意味を込めてか】

【邪魔!と叫んで蹴り飛ばした後方機関員が、ゆらり、その銃口を構えた】


>>916
(って、飛んだ!?)

【跳躍したコートの男を見上げて、あっと驚く彼女だが】
【放たれた金色の鞭の攻撃を避けるべく、咄嗟に身を屈めた】

「「!!!」」

【彼の鞭によってバランスを崩した機関員】
【不覚にも手に持つ銃剣を落としてしまったが、】

空を自在に飛べる人間は居ません・・・
・・・着地には、ご注意を・・・

【屈んだまま、にやりと笑うクロークの彼女】
【飛んだのならば、あとは落下するのみである】

【ならば狙うは、その一瞬の着地瞬間】

”Fire!”

【後方にて銃を構える機関員が3名、狙いを定めて】
【コートの男が着地した瞬間に併せて、凶弾を発砲】

>>919
【やはり白シャツの少年の放つ、闇の魔翌力を前に】

(やっぱり、消えた?!)

【その事実は、2度目とて覆らず】

【駆け出した白シャツの少年の、向かい来る刃を】
【前面機関員は銃剣を構えなおして受け止めて】

”Kick!(蹴り上げろ!)”

【クロークの女性は、刃を受け止めた機関員に直接攻撃を命じる】

【駆け出して斬りかかるということは、すぐ目の前で対峙するということ】
【鈍器ほどの攻撃を受けた銃身は折れ曲がり、もはや使い物にならず】
【機関員は曲がった銃身を投げ捨てて―――少年目掛けて真っ直ぐ蹴りかかる】
926 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/22(土) 22:22:57.07 ID:N2lhY/n5o
>>922
/OKでーす
927 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/22(土) 22:27:28.53 ID:L81DAB67o
>>923

【ギィ―――ッッッ】
【火花が―――散った】
【少女の手には、まるで鉄骨でも擦った様な変な手ごたえがあるだろう】

【青年の喉は―――貫けていない】
【ギリギリ。身体を捻じった状態の儘身体を反らす様な状態――それが、僅かに少女の目測を狂わせたか?】
【いや、それだけではない】
【少女からは見ることができた筈だ―――刃と喉から散った“火花”を】

【異様なまでの―――硬質さ】
【身体を反らせて喉の“丸み”を利用して突きの起動を逸らしたとしても、かなり硬い。いや、硬すぎる】

【ギリッ――歯噛みし、苛立った様子を露わにすると】

い―――ってぇなゴラ!!!!

【ブォン】
【同じく“硬い”拳で、少女を薙ぎ払おうとする】
928 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/22(土) 22:29:46.80 ID:kU8QRetio
>>925
はっ、関係無いさね、どっちにしろ切り裂くだけだ。

【鼻で笑うようにその言葉に応える】
【目の前の負傷兵が蹴り飛ばされこちらにもたれかかってくるが、花城はその場から移動しない】
【既に花城は、次の行動の準備に入っている】
【次の攻撃は、突きである】
【刀身に気を纏わせ、老人の両手が振れた】
【次の瞬間、突きは倒れこむ目の前の負傷兵の腹を貫き、後方の機関員に突きが伸びていくルートを通る】
【目の前の負傷兵が何らかの行動で突きを防がなければ、蹴り飛ばした目の前の死体の背中から突きが襲いかかることとなる】
【気によりリーチが延長しており、心の賦を狙った突きは、真正面の死体の奥からという“死角”からの攻撃だ】
【更に、負傷兵を盾にすることにより、銃弾をうけにくくする事も狙っている】
929 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/22(土) 22:34:30.41 ID:5WhBv0Uw0
>>925

……だから、その隙を狙うのも、想定済みだ、ッ!!
――――喰らえッ!!

【着地の隙を狙ってくるだろう事は、分かっていた】
【パッションの言うとおり、空中で自在に姿勢制御ができる人間と言うのは、能力者の中にもそう多くはないだろう】
【ならばどうするか――――着地の隙を突こうとする敵の、機先を制する事が、最善の一手】

【銀鶏は、左手に持った銃を兵隊たちへと向ける】
【その銃には、実弾は込められていない。ならば何によって敵を撃つのか】
【――――彼の身につけている他の武具と同様、それは魔力を使用する】
【魔力によって形成された4発の光弾が、地面に向けて発射される。狙いは勿論、敵の兵士たち】

【――――だが、その行動はやや遅かった。敵に対する攻撃としては機能したが、隙を消すまでには至らなかったのだ】

グアッ、――――はっ、っ…………ッ!!

【着地の瞬間、先ほど銃弾が掠めた右の太ももが痛み、体勢を崩してしまう】
【そこへと飛来する追い打ち。コートで防ごうとするも失敗し、わき腹に貰ってしまう】
【やはり致命傷には至らないものの、先ほどよりもずっと分かりやすい痛手である】

(まずっ…………まだ動けるけど……このペースは流石に不味い……!)

【傷は、それ単体で終わりではない。痛みが、確実に行動を阻害する】
【歯を食いしばり、すぐに立ち上がって見せるも、右足とわき腹からは少しづつ出血が現われ、確実に傷を負っている事が見てとれる】
【――――銀鶏の心に、わずかな焦りが生まれる】
930 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/22(土) 22:37:03.43 ID:Cq7L/M0F0
>>924

ま、一人のときと二人のときだと咲いてる花が違うと思うけどね?
あと、前者は別に生温い目を向ければいいけど、後者は殴りたくなるのよね。
カップルは室内でいちゃついてればいいのよ、何であいつら外に出てくるのかしら。
部屋に永遠と篭って餓死してればいいんだわ、ねぇ?

【脳内お花畑からなんだか飛躍した発言】
【訳したならば:「カップル爆発しろ」】
【最終的に、なぜだか相手にまで同意を求め、首をかしげてから】

あら、脳内お花畑でもいいじゃない? 人に迷惑かけないなら。
とりあえず数としては二人みたいだし。周りが見えないピンクの薔薇乱舞ってわけでもなさそうだけど。

【頭数が二人なので、後者判定の模様=殴りたい(?)】
【誰も殴りたいとは言っていないのだが、寸前の発言的に若干の危険(?)】
【いまだに両手はポケットに突っ込んだまま、変わらぬ笑顔や口調からして、殴りそうな素振りは一切無いのだが】

醜い兎の子、かしら?
そうね、私は黒いほうが好き。
ついでに言えば、そうね、ここみたいな離れた場所から見るなら、そっちのが見つけやすいわ。
皆が白いと、見分けもつかないし大変じゃない。
……、ま、お話に突っ込んだって特に良いことないわね。
ところで、それ、誰のどの視点から見ためでたし、かしら? 比較的気になるのよね。

【そんなお話を聞いて、真っ先に思い出したのは某醜い鳥さんのお話で】
【相手のお話が終われば、見つけやすいとか見分けがつくとか、そんな神様視点のこと】
【自分で突っ込んでも良いことが無い、なんて言ったくせに、直後にそんな質問】

…………あ、それと。足は大丈夫だったかしら?
粉砕骨折ってレベルじゃないと思うのよね。

【※これはあくまでフィクションです】
【最初からそうではあったのだが、ふざけたような声色がいくらか強くなって。確実にふざけてらっしゃる】
931 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/22(土) 22:37:24.78 ID:qsuE6Fvlo
>>927

あれ、

【目を見開いて】
【「かたい」。攻撃を放った手が、びりびりする】
【ぱちり、一回おおきくまばたきする頃には拳は小さな頭に到達していて】

 【が、ごっ。 一拍置いて、ずるるり】

【易々と薙ぎ払われた軽い身体はしたたかに壁に打ち付けられて、赤い線を描く】
【ぐらぐら揺れる脳味噌は一切の動作を赦さずに、少女の身体は壁に凭れかかって座り込んだ】

……ぅあ、れっ……?

【だくだく流れる液体は明るいところで見ればきっと赤。それは目に流れ込んで、数回しぱしぱとまばたき】
【痛みにもがくより、不可思議な感覚に首を傾げるのが先決だったようで。疑問符を浮かべたまま、静止した】


【――もし、青年に傷を与えられていたなら。その傷を中心に、軽い、軽い……不快感が襲うだろう】
【「今はまだ」多少の、違和感。なんだか、くらっとする。その程度のソレしか与えられないし】
【青年が「毒」に対して対抗する術を持っているなら、ソレは発動しない】

【……「毒」。それが、刃に仕込まれている――!】
932 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/22(土) 22:40:08.61 ID:QYhmCk9SO
>>925
・・・・ぐはぁ・・っ!!
【少年の腹に、兵士の蹴りの足が入り】
【少年は後ろへと飛んでいき倒れる】

・・・やっぱり・・そう上手い事にはなりませんかぁ・・・っ
【少年は苦しそうに呟き】
【腹の痛みにが手から離れる】
【つまりは、今の少年はあまりに無防備】
【無防備窮まりない状態、隙だらけだ】
933 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/22(土) 22:41:21.39 ID:QYhmCk9SO
>>932
/只今戻りました!
934 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/22(土) 22:46:12.90 ID:L81DAB67o
>>931

くっそ、あぶねぇ……

【喉に触れて数度刃と擦れた箇所を撫でる】
【ぬるり―――生暖かい滑りを手に感じて】

【今回避けれたのは…幸運以外のなんでもない】
【あの速度と勢いで、少女の刃を喉の中央…力の逃げ場のない其処に突き立てられれば、幾ら彼が硬くても死んでいただろう】

【喉の傷から感じる“不快感”】
【それは今はまだ――】

おいくそガキ!
手前、なにしやがる!

【―――今はまだ、苛立ちを加速させるだけである】
【大きく足音を鳴らしながら、少女へ歩み寄っていき】

【近づけば、右足で思い切り腹を蹴ろうとするだろう】
935 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/22(土) 22:51:22.84 ID:N2lhY/n5o
>>928

(やった、か!?)

【厄介な剣客老人の動きを封じ込めた、と思った次の瞬間】
【負傷兵は既に息絶えた存在、放たれた突きを防ぐ手段は無く】
【遺体を突き破っても尚突き進む老人の刀身を目撃した】

【そのまま伸びた刀身は、後方機関員までを串刺しとし】

(って、どんだけ伸びるンだよぉぉぉー!)

【まさかの光景に一瞬眼を奪われたパッションは】
【矢継ぎ早に放った戦闘員への命令をハッと飲み込んでしまう】

【いくら万能といえど、命令が無ければ戦闘員は行動が出来ない】

【ワンテンポ遅れての、一瞬の隙を作ってしまった】
【老人が更なる追い討ちをかけるのならば、この瞬間か】

>>929
(お、やっぱり着地の瞬間がキーだったね!)

【命中した銃弾は、初弾が太もも、次弾がわき腹】
【下半身への被弾は、”機動力を削ぐ”ということ】

ふふん!今この瞬間がチャンス!

【コートの男の、傷を負いつつも立ち上がるその姿は】
【痛みをこらえているのがよく分かるほどだ、ダメージは十分蓄積されている】

”Fire!”

【そしてさらなる下される、発射の命令に機関員は銃を向けての発砲】
【狙うは、男の両脚目掛けて―――完全に行動を封じるのが目的か】

>>933

【後方へ蹴り飛ばされた少年目掛けて】

”Attack!(突け!)”

【下された命令は、銃剣の先端刀身での”突き攻撃”】
【今この無防備な少年目掛けて、月明かりに輝く刀身が振り下ろされた】

【しかし単純な”突き”ゆえ、その軌道はひどく単純なもの】
【渾身の力で身体を逸らせば、避けることも可能だろうか】

【もし避けなければ、哀れな死体が野原に転がり込むのみだ】
936 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/22(土) 22:53:20.14 ID:N2lhY/n5o
/あれ、レス番号が変ですね、失礼しました!&お帰りなさい!


×>>933

 【後方へ蹴り飛ばされた少年目掛けて】(後略)


>>932

 【後方へ蹴り飛ばされた少年目掛けて】(後略)
937 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/22(土) 22:53:43.20 ID:qsuE6Fvlo
>>934

かたい。かたかった。斬れない、刺せない、裂けない……
どうしよう、どうし、

【俯いたままぽつりぽつりと不明瞭な言葉を垂れ流して、顔を上げたのは青年が近づいた「後」】
【未だ靄の晴れぬ思考に回避の余地は無く、彼の右足はきれいに少女の腹に減り込んだ】
【呻きともと息とも付かぬかすかな声を上げて、少女は咳き込んで、えづく】

……ぇ、うえ、っぐ……、

【液体が地面を叩く音、恐らく嘔吐しているのだろう。蹲って呻きながら、】

【それでも腕は、取り落とした刀に伸びている――】
938 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/22(土) 22:57:21.60 ID:N2lhY/n5o
>>929
/失礼、攻撃描写に対して返答がありませんでした!
/以下の分を追加します、しつれいしました

【空中よりのその光の銃撃に、パッションの回避指示が遅れて2名戦闘員が負傷する】
939 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/22(土) 22:57:35.88 ID:L81DAB67o
>>937

うっっっっっっぜぇ!!!

【蹲り、嘔吐し、それでも刀に手を伸ばす少女へ】
【取り落とした刀を拾おうとするのを許さないのか、下を向く少女の鼻を思い切り蹴り上げようとして】


【…ヤのつく自由業並みに酷い奴だ】
940 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/22(土) 22:58:15.58 ID:YiYGiA3DO
>>930
同意を求めるな、俺からしちゃ脳みそお花畑の男女もどうでもいい
…あ、いや、惚気話する野郎はムカつくけどな

【答え:男だけ爆発しろ】
【ていうかどうでもいいんじゃないのかよ】

…ああ、違うぞこれは、そういうアレじゃない
寧ろ、俺の話にまともに付き合ってくれねえよ
「嫌ですねマスター、私がいなければマスターは独り言ばかり言う事になるんですよ?」

【少女の考えに感づいたか、メイドとの関係を説明】
【言っている事は本当のようだが、メイドの言っている事もあながち間違ってはいなさそうだ】

見付けやすいったってな、誰が俺を探すんだっつー話だよ
めでたしってのも、誰かの視点でもねーよ、俺が知る筈ねーだろーが

【いくら目立ってもそれが必要になる事が無い、と彼は言う】
【それは置いといて、作り話としても随分とテキトーすぎやしないか】

…落ちた場所が柔らかかったから大丈夫だった

【全くもってテキトーだなこいつ】
941 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/22(土) 22:59:02.12 ID:kU8QRetio
>>935
【刀身を延長する気を切り、刀を引きぬく】
【返り血がふりかかり、老人の着物に赤い色を付けていく】
【そして、再度の攻撃へ。老人はひたすら攻勢に出ている】
【其れは、防御の弱いがゆえだ。要するに、何らかの手段で老人に防御せざるを得ない状況に至らせれば、この状況は変わるだろう】
【だが、老人も其れは百も承知、故に、次の攻撃にすぐさま移る】
【横構えからの横薙ぎの斬撃である】

風之壱凩―――乱れ打ち!

【単発ではなく、5発の真空波が前方の機関員に襲いかかる】
【一撃一撃は直接の斬撃に劣るが、数で其れを補う一撃だ】
942 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/22(土) 22:59:26.85 ID:zYnrk/dOo
【路地裏】

んだよコレ……

【愚痴のような小さな言葉が文字通り小さく反響する】
【しかし袋小路のその場所の声は誰も受け取る事は無く空に溶けう】

あーもう面倒臭え……

【そこには新雪のような或いは白紙のような白い髪、緑色に染まった瞳】
【白のタートルネックの長袖シャツ、その上にファーのついた深い緑のモッズコートを羽織り、手には黒いドライバーグローブ】
【膝下までの長さの収納がやたらと多いズボンに黒いゴム製の安全靴を履き】
【鞘に収めたナイフ2つをを腰のベルトの左右に掛け、更にそれにぶら下げるように――】
【包帯を糊か何かで固めて作った鞘(恐らく本来の鞘が無い故の代用品という所だろう)に収めた刀が一振りという】
【物々しい装備の少年が地面に座っていた】

【いや、座らされていた】

どうしろってんだよ本当、いい加減腹減ったぞ

【不機嫌な表情、不機嫌な声を上げ、胡座をかいている彼の周囲円状に】
【例えるならば限りなく平面に近い薄さのそして限りなく透明に近い白色に染まった……「手」、それも複数】
【その地面から生えた「手」がその身を使い少年を円錐の鳥かごのようにして捕えていた】

かれこれ3時間このままじゃねえか、なんだよオイ
アレか?監禁趣味の変態野郎の使い魔かなんかか?
……オレにこんな事するとか趣味悪いどころの話じゃねーぞ

【少年はため息1つ抱いて、静かに頭を抱えるのだった】
943 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/22(土) 23:02:41.70 ID:qsuE6Fvlo
>>939

【仰け反る。下から蹴り上げられたのだから当たり前だ】
【鼻孔からづぅっと血が噴き出して、伸ばした腕が一回おおきく痙攣】

ぎ、ぅ、

【一瞬だけ瞳を大きく見開いて――すぐに、ゆるりと瞼が落ちる】
【仰け反った頭がおおきな弧を描いて、吐瀉物の上に沈む】

【――沈黙。ざあ、と風が吹いて、刀が消え失せた】

【少女は、気絶している。当たり前だが】
944 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/22(土) 23:02:45.35 ID:5WhBv0Uw0
>>935

――――のぼせてんじゃねぇよ。人を甘く見るな…………!

【勝ち誇ったようなパッションの言葉に、ギリッと目を怒らせる銀鶏】
【最強を目指すその気性は、多少のダメージで参ってしまう様なものではない】
【確かに、身体へのダメージの蓄積によって、動きは鈍るだろうが――――その程度で戦闘不能になる様な、ヤワな精神ではない】

クロスカノン……『ブラストスタイル』……展開、ッ!!
行くぜ、三下共…………ッ!!

【左手に握りしめた魔銃を、ぐいと突き出す】
【瞬間、十字の砲身が機械的に展開し、そこに魔力が目視可能なレベルでチャージされていく】

――――骨も残らず、消し炭になりやがれぇぇぇぇぇぇぇッッッ!!

【仁王立ちの姿勢のまま、魔銃に収束させた魔力を放つ。それは、黄金色の奔流の如きビームとして発射される】
【明らかに機関兵の大部分を――――事によってはパッションをも、飲み込んでしまいかねない光の洪水である】

ぐあ、あぁぁあぁぁっっっ!!

【完全に動きを止めての一撃。当然、足に貰う銃弾には回避も防御も出来ない】
【だが、それら全てを打ち捨てて、銀鶏は攻撃に専心した】
【既に傷を負い、長期戦になだれ込むのは望ましくない。故に、敵に大打撃を与えて、一気に倒してしまうのが狙いだ】
945 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/22(土) 23:07:02.10 ID:QYhmCk9SO
>>935
・・ぁ・・・危なっ―――!!
【まさに間一髪】
【少し身体を横に逸らし軌道から外れ突きをなんとか避けた】
【だが少年は、よほど蹴りが入ったのだろう、彼は未だ倒れたまま】
【更に不幸は、身体を逸らした事で離してしまった刀と更に距離を作ってしまった事だ】
【痛みで上手く身体を動かせず、手を伸ばすが刀に届かない】

(・・・くそ・・・後はもう・・・能力しか・・・でも・・・今使い物になるのか・・・?!)
【少年は焦りを感じだす】
946 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/22(土) 23:08:07.52 ID:L81DAB67o
>>943

あ゙ー、くそが!!

【びきびきと青筋を浮かべ、未だ苛立ちが―――納まらない様で】
【吐瀉物の上へ踏み込んで、屈みこむと】

起きろやクソガキ。
手前いきなり何すんだ?あ?

【聞いているかも分からない少女に向けて言いながら】
【少女の髪を掴んで顔を上げさせようとする】
947 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/22(土) 23:08:30.85 ID:Cq7L/M0F0
>>940

……ま、そこらへんは性別に因るわね、多分。
とりあえず、やたら恋人居るアピールするやつとか、人に迷惑かけるやつとか、そこらへんは無差別爆発すればいいわ。

【妙な結論付けてから、付け足す発言は、やっぱり「リア充爆発しろ」的な】
【人畜無害なら別にいいらしいのだが。さっきの発言を考慮するなら、室内に篭ってるやつらは別にいい、と】

そういうアレだったアレだったで、ある種軽蔑の視線をプレゼントしたわよ?
ところでその場合は、人形性愛者になるのかしら。……えーと、なんて言うんだったかしら?
あら、そう、つまり仲はいいのね。羨ましいわ。

【人形、なんて至極勝手にメイドさんを分類付け】
【それから、視線をどこかへ流して、しばらく考えるポーズ】
【思い出せなかったのか、話題を変えて、少しあとに】
【やっぱり気になるのか、「知ってる?」なんて首をかしげて見せて】

あら、世の中には放射能食べて育つ菌類なんかも居るのよ?
あんたを探す人だって兎だって案外居るかもしれないわよ?
……ま、少なくとも私じゃないわね。あんたとは初対面だし。

【よく分からないたとえのあとに、つまるところ居る可能性はあるじゃない、と】
【そしてそれはこの子ではないと。とりあえず完全初対面なので当然である】

あら、そう。
それならよかったわ、人間もそうだけど、足がダメになると急に弱るのよね。

【……らしい】
【適当感満載のお話にも一切崩れぬ相手を小ばかにしたような笑顔とふざけた声色】
【なんというか、なんと言うか】
948 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/22(土) 23:13:58.40 ID:qsuE6Fvlo
>>946

【軽い。見た目通りに】
【易々と持ち上げられた顔は、盛大に血で汚れている】

……ぅ、……

【小さく呻いて、瞼を持ちあげる。それだけの動作でも相当辛いのか、顔を歪めて】
【口を、動かした】

殺してやる、殺したい。斬りたい刺したい裂きたい、ぅ、
……いたい。

【呪詛の言葉を吐いて、また顔を歪めた】
949 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/22(土) 23:18:25.56 ID:L81DAB67o
>>948

【吐瀉物と血で汚れた少女の顔を見て、まるでまるで虫でも見るかのように冷たい目をすると】

――――喧しいぞ。雌。

【少女の喉を掴もうとし】

【もし掴むと、少女が意識して呼吸しないとつらい位の力で―――絞めるだろう】

お前を此の儘犯して壊して捨てても良い。
なんならお殺すのも有りだ。
だが、お前に選択肢は―――絶対に与えない。

解ったか?家畜。

【いとも簡単に、そう言って】
950 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/22(土) 23:24:37.82 ID:qsuE6Fvlo
>>949

……殺す。殺す殺す殺す、お前、絶対殺してやる!
腕も足も目も耳も、死なないように丁寧に綺麗に削ぎ落として、
路地裏に転がし、て、野良に。喰わせて、や。るぜったい、ころして、う、ぁ、ぎっ

【雑音混じりの暴言を流しているのに、少女は、泣いている】
【痛いから泣いているのか、それとも。「何故」なのかは解らないけれど】
【とても悲しそうに、泣いているのだ】

【やがて言葉は途切れ途切れて、ぶつんと切れる】
【二度目の気絶、このあとの少女をどうするかは青年次第】
951 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/22(土) 23:24:55.97 ID:YiYGiA3DO
>>947
…何だろうな…お前、俺の知り合いと気が合うかも知れないな
…まあベクトルは真逆っぽいが

【男女カップルを妬む少女を見て、一人の知り合いを思い出した】
【…が、共通するのはカップルが嫌いなだけで後は殆ど真逆なのも思い出した】

変な趣味を持つみたいに言うなよ、俺は少し妹萌えなだけで特殊性癖なんてねぇよ
「マスター、では私のこの耳は何なのでしょうか」

【キリッと性癖カミングアウトしつつ言う傍で、メイドが無表情で自分の頭を指差した】
【指差す先には趣味でつけさせられました感満々のうさ耳カチューシャ】

…そこで『私がなってやる』くらいの事言ってくれりゃ一発で惚れたんだがな

【初対面に対して無茶ぶりすぎる】

…ま、そんな奇特な奴がいたらいいんだけどな、いる訳ねえけど

【ふ、と寂しそうな目を何処かに逸らして、そう言った】

/すいません、風呂入ってきます
952 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/22(土) 23:28:20.19 ID:qsuE6Fvlo
/スレ立ててきましたー
/http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1295706437/
953 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/22(土) 23:30:30.92 ID:L81DAB67o
>>950

カ、ハハハハハ。
やってみろよクソガキ

手前にそれが出来る頃にゃ―――食べごろになってんだろ

【その時は、その時こそ】
【俺がお前を食い尽くすと―――楽しげに宣言してやって】

【少女が気絶するとパッと手を離して吐瀉物の上に落としてやる】

――――それまでせいぜい。
俺を楽しませるまでせいぜい。死なない様――祈ってやろう

【それだけ呟いて立ち上がると、少女の傍の壁へ寄り掛かり】
【少女が目を覚ます兆候があるまで、そうしているだろう】
954 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/22(土) 23:33:14.38 ID:qsuE6Fvlo
>>953

【とさりと地に墜ちた身体は、安らかに眠るようにごろりと転がって】
【穏やかな寝息を、立て始める】

【顔は相変わらず、血と吐瀉物と、それと涙で汚れたままだが】

/すみません携帯移行します……!
955 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/22(土) 23:36:01.76 ID:L81DAB67o
>>954

…………起きねえ

【3分程しての一言である】
【待ちくたびれたらしい。早い。】

【取りあえず、汚れた顔をポケットに入れていたハンカチでぬぐってやろうとし】
【本人いわく、暇潰しにした事らしい。】

/あいさ〜
956 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/22(土) 23:36:58.18 ID:Cq7L/M0F0
>>951

あら、それってどんな人かしら?
ベクトルが違うほうが案外仲良くできるっていうじゃない、ちょっとは気になるわね。

【相手のそんな発言に、比較的早い速度でそんな返し】
【どうやら、興味が沸いた模様。食いついたとも言うが】
【まあ実際のところは、暇なので食いついて見ました、的反応なのだが。微塵も外に出さないのであった】

妹萌えは十分に特殊性癖じゃないかしら?
至極普遍的性癖って言うのは……、えーと、そうね。黒髪萌えとか、眼球萌え、とかかしらね?

【どうやら、彼女の中では妹萌えはアウトライン】
【至極普遍的性癖を挙げるために考える時点で彼女もアウトライン。そもそも眼球は普遍的じゃありません本当にry】
【もしかして:駄目な子】

そうね、兎耳のほうが妹よりマシなんじゃないかしら?
マスター様とおそろいの気分はいかが?

【指差した先の兎耳への感想は、妹よりマシだとかなんとか】
【それから、なんだかそんな質問。首をかしげて尋ねて】

……あら、あら?
こんな初対面の少女でもいいのかしら。見境無いのね、兎だからかしら?
そうね、どうしてもって言って地面に這いずるくらいの気持ちがあれば雀の涙的に考えてあげてもいいわよ?

【相手の言葉に、僅かではあるものの、驚いたように目を丸くし】
【ただ、目を丸くしたのはほんの一瞬。次の瞬間には、デフォの笑みへと戻っていて】
【なんだか平然とひどいことを言っている気がするのだが、まあ。条件さえ満たせば考慮、す、る?】

放射能とかヒ素食べて暮らすやつらも世界には居るのよ?
人間だって何十億居るわけだし、数人くらいは異常行動起こすのが居ると思うのよね。
あんたがそれに出会ってるかはともかくとして、ね?

【寂しそうな目はさらりとスルー】
【ともかくも、異常要素のほうをいくらか支持したい様子】

/はあくしましたんー
957 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/22(土) 23:39:04.15 ID:oDkrBMQno
>>942
/まだおりますかー?
958 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/22(土) 23:40:13.64 ID:zYnrk/dOo
>>957
/炭鉱夫をしていましたがいますよー
959 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/22(土) 23:41:24.06 ID:N2lhY/n5o
>>941

「!!!」

【追撃・追撃・追撃の連鎖】

【前面に立つ機関員も、銃剣を構えなおして真空波を受けるが】
【所詮は廉価な支給品程度である、当然攻撃を受けきれるはずも無く】

【なす術も無く、ただただ”斬られ散る”戦闘員】

>>944
【そして隣に眼を移せば、負傷しつつも対峙するコートの男】


わっと!

【男の掲げた銃身をとっさに危険と判断し、身を屈めるパッションだが】
【部隊員への避難命令は、放たれたビームよりも一瞬遅れてしまい】

「「「「「「gaaaaaaaaaa!!!」」」」」」

【”命令も無く”仁王立ちのままの機関員は、その光の洪水に飲み込まれ】
【光が止む頃には、辺り一体には無数の焼け焦げた機械片が飛散する】


>>945

【そして、いくらか時間もたっただろうか】

【パッションは頭に当てた手を下ろして見上げれば、既に部隊は散々たる始末】
【生き残りの兵士は居ないかとキョロキョロ見渡せば、白シャツの元の兵士が一人】

・・・チッ!

”pullout!(撤退!)”

【生き残った兵士に撤退の合図を送り、パッションは残党兵を呼び戻し】


/Next
960 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/22(土) 23:42:05.97 ID:y/gwkBvSO
>>955

…………、ぅ

【顔を擦られる感覚に、擽ったさを覚えて】
【もぞもぞと身を捩って――薄く目を開けた】

は、…………けほ、?

【開いた瞳に浮かぶのは、疑念】
【てっきり自分は殺されたのだろうと思っていたし、何故未だ青年がそこに居るのか】
【疑問点はふたつ。小首を傾げてみせるその姿に、ひとごろしの色は見つけ難い】
961 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/22(土) 23:42:22.24 ID:N2lhY/n5o
>>941>>944>>945

      ”Shit!Shit!Shit!”
     (クソ!クソ!クソ!)

【戦局を見れば、明らかなる劣勢だ】

【刀一本で一騎当千たる浅葱色の老人に】
【魔銃を放つ世界一を名乗るコートの青年と】
【劣勢でもなお反撃せんと足掻く白シャツの少年】

【対してこちらの兵力は、≪No.111≫と機関兵士が1名のみ】
【武装兵力≪IronHollow≫にとって、敗戦色はすでに濃厚だった】

【よっと、クロークの彼女は立ち上がると、3者を見定め】

えーっと、私は死にたくは無いので、これで撤退をします!
おっと、別に逃げるわけじゃないですよ、戦略的撤退って奴ですから

まぁ、いずれあなた達とは別の戦場で会うことにもなるでしょうか・・・

浅葱のクソジジイさん、冥土のお土産が渡せずに残念ですよ
白コートのクソヤロウさん、今度は昼間にディトなんて、いかがです?
白シャツのボーヤも、あなたは剣術よりも体力をつけましょう・・・


【最期に吐き捨てる言葉は、内容自体は以前と変わらず強気であるが】
【戦局を見れば、もはやそれは単なる負け犬の遠吠えにしか過ぎない】

ふぅ、っと
おしゃべりはこのくらいにして・・・

【彼女は、クロークの裾を翻して】


≪Ousideturn---≫
        ≪---turn---≫
               ≪---turn---≫


【彼女は左足を回転軸に左回りに三度廻り舞い】
【その足元を中心に、蒼い光の波紋が広がる】

【ダンスステップによって展開する彼女の魔術式は―――】
【―――彼女と兵士を覆うほどの”こなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいい”を生み出して覆い隠し】
こなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいが晴れることには、すでにその場から2名は消えていた】

【こうして勇敢なる3者の能力者の手によって―――】
【火の国への”不審火”を未然に食い止めることが出来た】



/突発テロはこれにて終了です!
/みなさん、ありがとうございましたー!
962 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/22(土) 23:44:21.48 ID:L81DAB67o
>>960

………起きたな

【少女を一瞥し、そう確認するように呟くと】

【よっと声を漏らしながら立ち上がり、其の儘歩き出そうとするだろう】
【何処、とは言わない――何処かへ】

【何故少女の傍にいたかは、今聞かないと分からない―――だろうか?】
963 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/22(土) 23:46:55.87 ID:kU8QRetio
>>959
ッ!

【敵を切り倒すも、油断はせず、残心に移り構えを撮り直す】
【然し、相手は撤退する様子。口元に笑みを浮かべ、その様を見つめる】
【相手の捨て台詞を聞き、獣の如き獰猛な笑みで答えた】

はは、今度会ったらその時も潰してやるよ、安心しな。
そして、儂ァ糞爺じゃねえ、花城 六輝[ハナシロムツキ]だ、覚えとけ。
次は、お前さんにメイドの土産をくれてやらァ。

【……消え去った二名を確認すると、老人は刀を収め、どこかへと歩き去っていった】

//乙でした!楽しかったです!
964 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/22(土) 23:50:47.67 ID:QYhmCk9SO
>>961
(・・・・撤退・・・)
【少年は消えていく兵士と女を見届け】

・・・――――反論できないや・・・これから筋トレもしなきゃ駄目か・・
【女性の最後の言葉にそう呟くのだった】

/皆さん、乙でしたー?
965 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/22(土) 23:50:55.68 ID:oDkrBMQno
>>958
/では、突貫しちゃうますっ

>>942

……何をしているんです?

【夜も遅い路地裏。捕らえられている少年の背後から】
【聞こえるのは余り場にそぐわない――この世界ではそうでもないが――少女の声】

【振り返れば、黒の大き目のシルクハットを被り、足首程まで、全身が隠れる程の漆黒のマント】
【膝上数cmまで伸ばされただぼだぼの白いセーターで隠すべき所を全て隠し】
【人形の様に白い肌、子供らしいほっそりとした足のラインを際立たせる黒のニーソ】
【銀の長髪を低い位置でポニーテールにした身長1.2m程の少女】

【無感情な色違いの瞳で、手と、中の人物を見据えている】
966 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/22(土) 23:51:40.95 ID:y/gwkBvSO
>>962

……なぜ、

【とろりとした眠た気な瞳はしかしはっきりと、歩きだす青年を捉えて】
【半ば反射的に口を開いて、背中に声を投げ掛ける】

そこに、いてくれたんですか、?

【少し擦れたけれど、届いただろうか】
【先刻、青年を殺すと宣告した小さな声】
967 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/22(土) 23:54:00.26 ID:5WhBv0Uw0
>>959>>961

ぐ、うぅっ…………!!

【魔力が尽きると、銀鶏はその場にしゃがみ込んでしまう】
【蓄積されたダメージを無視しての、無茶な一撃は、特に足に響いていた】

へっ、死にたくねぇか…………まぁ、それが普通だわな……
別に、俺は構わねぇぜ……背中を撃つような、外道でもないんでね…………

【大勢の機械兵士を焼きつくして、やり遂げた感のある表情を覗かせながら、銀鶏は顔を上げる】
【彼自身にも余裕はなくなっていたが、それは相手も同じと分かり、かろうじて軽口が復活する】

あぁ…………今度はもっと過激に、ダンスしようじゃねぇか…………
こんな野暮ったい兵士どもなんて挟まず、1対1でよ…………!

【立ち去るパッションの背に、そんな言葉を投げかける銀鶏】
【パッション自身の実力は、よく分かっていない。しかし、せっかく戦うのであれば、機関のナンバーズと言う、それなりに歯ごたえのありそうな相手を下したい】
【最後まで軽口の応酬の様になりながら、銀鶏は苦しそうに、だが愉快そうに笑顔を見せた】

――――――――ぐ、あ…………こりゃ、ひでぇ…………
武美やシオンに、何言われるか分かったもんじゃねぇな…………さっさと、自分で治療しないと…………

【敵を倒した。その自らの姿をアピールする余裕もなく、銀鶏はフラフラと立ち上がる】
【魔力はほとんど使い切ってしまった。もとより治癒魔術などは使えないが、このままでは自前の治療もままならない】
【とりあえずは自分の足で病院などに向かい、治療を受ける必要がある】
【自分の身を案じてくれる人々の顔を思い出したながら、銀鶏は夜の闇へと姿を消した】
【――――人々に讃えられる様な、鮮烈でヒロイックな勝ち方はできなかったが、結果的に彼は火の国を騒乱から救ったのだった――――】

/乙でしたー!
968 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/22(土) 23:55:36.27 ID:L81DAB67o
>>966

【かつ、ん……】
【一度、足を止めて…肩越しに笑みを浮かべて見せると】

―――俺を殺すんだろ?

【そんな楽しみなモノを、こんな場所に寝転がしておくなんて…勿体ない】
【そう言う様に、ただただ深く。笑みを浮かべて】

俺もまだお前を犯してもねぇ。壊してもねぇ。
互いにまだ、楽しんでねぇ。

【そんな“つまらない”儘終わるなんて、認めないと】
【それだけ言って―――路地裏の闇に消えゆこうと、歩みを再開した】
969 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/23(日) 00:00:22.58 ID:8wAC1//vo
>>965

……あ?

【どうしたもんんかとじっと足元を見つめて考えていたが】
【掛けられた声に間の抜けたような声を上げ、そして声の方向へと目をやる彼】

(あー?アレ、えっと……レミカ、か?)

【この子は誰だろうか?疑問符を沢山浮かべなあら暫く黙りを数秒決め込み】
【そして思い出したように彼女の言葉に――――】

オレはただ座ってるだけ、何も悪いことはしてない……
本当、オレにしては珍しく悪いことはしてないんだよな神に誓って

【自分の境遇を悲しむように髪を掻き上げて】
【じっとりした目で少女を見つめる、話相手程度にはなるだろう】
【正直な所、1人でこの狭い環境というのは若干辛かった気を紛らわせるような物が欲しかった】

捜し物して歩いてたら……色々あってこうなった、どうしてこうなった
オレが聞きたいくらいだよ、もう……

【肩を落とすそして溜息、偉く端折った説明だった】
【この格好で3時間弱、同じポーズ或いは姿勢でいるというのは想像以上に体力を使う物なのだ】
【疲労の色も彼の顔からして伺えることだろうだろう】

/よろしくお願いしますー
970 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/23(日) 00:02:39.50 ID:ntIQT3USO
>>968

ころ、

【す。まで言う前に、気怠さが身体を支配して】
【駆け巡る睡魔、ああ説明したいのに行ってしまう、その前に、ここで寝たら、まずい、】

――――。

【――本日三度目のブラック・アウト】
【次に少女は目覚めた時には、しっかり風邪を引いていて】
【忌まわしい呪いが招いた奇妙な出逢いに、改めてもう一度首を傾げるのだった】

/ありがとうございましたー!
971 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/23(日) 00:04:08.57 ID:oqT18FX6o
>>970
/お疲れ様でした〜
972 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/23(日) 00:04:19.62 ID:/UxBHTKDO
>>956
どんな人?
…童貞

【終了。】
【それは人物像の説明になってるのか疑問が残るが説明終了】
【童貞の一言で説明できる人間もどうなのだろうか】

…黒髪はまだしも眼球よりは妹萌えのがマシだろ、断言出来るぞ

【眼球<妹】
【彼の中で妹は絶対的存在であり一部除いて他性癖はアウトオブ眼中】

「まるで犬のクソでチョコレートケーキを作る工場を見たようなサイッテーな気分だぜHAHAHAHAHA」

【営業スマイルでなんともアメリカンな返答】
【要約すると『どうでもいい』である、全く違ぇ】

性欲高いみたいな言い方すんな、俺はそんなんじゃねーよ
…そこまでして手に入れるのは何か違うだろ

【性欲が高いからではない、きっと友達が欲しいとかそんな理由】
【かといってそうしてまで欲しい訳ではない】

…なんか自分で言うのはいいが他人にこう言われると凹むな
変な奴しか俺を好きにならないみたいじゃねえか
「マスター、あなたは何なんですか」

【意外とめんどくさい奴】

/ただいまっす
973 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/23(日) 00:11:25.15 ID:8cnX3AAAO
【路地裏】

【闇の奥から、熟れすぎた甘ったるい果実のような腐敗臭が流れてくる】
【また時折、ガリッだとかパリッだとか、何らかの硬いものを削るような音がしていて】

――…………♪

【小さく聞こえるのは、音階の捻れた――鼻歌】
【その声質は高く、少女のものだ】

【……何がいるのだろうか】
974 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/23(日) 00:15:54.93 ID:FWWqKIs/o
>>969

【声を掛けてから此方に気付き、その後の沈黙】
【少女は無表情のまま、無感情の瞳を逸らしもせず】

……今は、私が誰か等関係有りません。

【ぴしゃりと一言。とことこと少年を取り巻く檻へと歩み寄り】
【奥が透かして見える程薄く透けている手に、静かに自らの手を伸ばしてみたり】
【何の防護も無ければ少女の手はその手に触れ、然し何も起こらない】

……見に覚えが無いのですか?誰かを殺めたとか。
……もし身の潔白が証明できるのであれば、信用に足るのですが。

【端折られた説明からは誰かの策略としか判断できず】
【手を伸ばしながらも、首を傾げて尋ねる】
975 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/23(日) 00:20:06.87 ID:MtN5kfZr0
>>972

……そんなにどんな人か分からない説明も珍しいわね。
そうね、男で女に縁の無い人生、ってことくらいしか分からなかったわよ?

【数秒足らずの説明に、笑みの形が僅かに崩れ】
【ほんの少し、眉を顰めるような表情。思わず笑みが崩れる程度には絶句した、らしく】

あら、そうかしら?
近親相姦的性癖よりいくらもマシじゃないかと思うんだけど。
……そういえば、近親交配は障害児が生まれやすいって言うけど、あれ本当なのかしら。
具体的にはどれくらい確率が上がるのかしらね? 人権的なアレで詳しい数値は出せないのかしら。
まさか自分で実験するわけにもいかないし、そもそも身内は既に死滅してるのよね……。

【「妹<眼球」説を支持してらっしゃる】
【彼女の中では近親相姦的性癖よりもこちらのがいくらも健全だとか】
【眼球のどこに健全要素があるのかわからないのは仕様です】
【それから、なんだかぶつぶつと。あんまりよろしくない思考を繰り広げてらっしゃる】

あら、だったら外しちゃえばいいのに。
そうね、外して猫耳なんてどうかしら?

【営業スマイルとずいぶんかけ離れた言葉と、そのギャップに新たに貼りなおされた笑顔の仮面は揺らがず】
【寧ろいくらか楽しそうに笑いながら、そんな提案をしていたり】

だって、兎っぽいのがいきなりそんなこと言ってきたら真っ先に思い浮かぶのはそれじゃないかしら?
ま、やったところで断ってたわよ。
初対面の一切何も知らない男相手に頷くほど馬鹿馬鹿しいイエスマンでもないの。
残念ね、至極妥協してお友達くらいにはなったげてもいいわよ?

【なんかなんかいってる→ああ、兎だからか】
【そんな思考順序だったらしく。何かひどい人なのでした】
【「何か違う」なんて相手の言葉には、速攻のそんな返し】
【やったところで、元々断るつもりだったらしく。まあ至極当然的】
【何が残念なのか良く割らないのだが、ともかく。妥協しまくってお友達は許可する、らしい?】

あら、私は私を好いてくれる人なんて片端から変人だと思ってるわよ?
ま、変人だとしても好いてくれるならいいじゃない。独りぼっちより何倍よりマシだわ。

【まさかの友達否定思考。悪びれた風もなく、至極平然と口にして】
【それから、そんなこと。慰めてるんだか何なんだかが良く分からないのはきっとご愛嬌】

/おかえりませー
976 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/23(日) 00:27:26.76 ID:OUooCG900
>>973
んにゃ?なんかいるのかにゃ?
【そこに近づく30cmの影】

という訳で今日も路地裏をネコがいくにゃぁぁぁぁあ!!!!
【身長30cmで、黄金に輝くネコメで、闇のような漆黒の長髪に、ネコミミが生えた少女みたいな謎の生物が】

【ムーンウォークしながら近づいてくるだろう】
977 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/23(日) 00:32:31.45 ID:8wAC1//vo
>>974

へいへい冷たい反応だこと……

【「愛想の1つくらい〜……」と呟き、溜め息が漏れ出す】
【どうにもこんな状況にいると溜め息が多くなると口を抑え】

お前さあ?そんな身の潔白とかいうのを言葉で証明した所で――――
なんの信憑性があるっていうんだよ?

【フン――鼻で笑い、そして何故か偉そうな顔】

――――オイ!むやみに触るなよ怪我すんぞ!

【不用意なその掌に注意の声を掛けるが、既に触れる寸前】
【少女の手と白色の「手」の間が紙1枚程に近づいた瞬間に突然その表皮に複数の切れ目が入り】
【それが瞼のように開かれ中から金色の瞳が現れ、その瞳を起点に小規模な結界がこれまた複数展開される】

【もっとも触れた所で軽くしびれる程度の弱い物でこれといった怪我もしないだろう】
978 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/23(日) 00:32:40.10 ID:8cnX3AAAO
>>976

【ふわり――更に混ざる、枯草の匂い】
【そこから、凜と涼やかな鐘の音も混ざって】

……僕さぁ、にゃんにゃんは好きだよぉ。
でも、もどきに興味は――あんまり、ないなぁ

【肩甲骨辺りまで伸びた灰色の髪に、黒いニット帽を被った群青色の瞳の少女が立っていた】
【厚手の灰色のパーカーに黒いショートパンツと、黒いタイツに包まれた脚にブーツ】
【硬い音を立てていたのは、どうやら手に持った棒付きのキャンディーだったようで】

……キミは“なぁに”?

【そう、甘ったるい声音で尋ねた】
979 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/23(日) 00:33:10.16 ID:QgyEVxeDO
>>973
【くす、くす、くすり、と笑い声。】

【意図的に殺された足音が、歌声に引き寄せられていく。】
【くん、くん。鼻が空気を吸い込んで、熟した匂いを嗅ぎ付ける。】


―――そこにいるのはだあれ?

【長い白髪の少年は、路地裏を進む。】
【足取りに躊躇いはなく、真っ直ぐ音と匂いの方向へ―――】
980 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/23(日) 00:34:35.68 ID:QgyEVxeDO
>>979
/リロード忘れ失礼、退きます。
981 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/23(日) 00:37:20.59 ID:8cnX3AAAO
>>980
/申し訳ない、また今度お願いします
982 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/23(日) 00:39:02.39 ID:Jxy+8qIY0
>>978
もどきとは失礼にゃ!!
どっからどう見ても、そこら辺にいるスーパープリティーキャットォォォ!!!だにゃ!!!!
【※猫は二足歩行しません】
【※猫は喋りません】
【※猫は服を着ません】
【※猫は髪の毛が生えません】

【容姿を簡単に説明するならメルブラのネコアルクみたいのだ】

私かにゃ?私はネコサバトだにゃ!!
【元気よくぴょんぴょん跳び跳ね】

お前はなんて名前かにゃ?僕っ娘にゃ
【なんか変なあだ名つけた】
983 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/23(日) 00:40:49.20 ID:/UxBHTKDO
>>975
そうとしか言えねえよ、あとヘタレだ
…あ、それと虫

【最後の一言でますます余計に更に解らなくなっている、わざとかこいつ】

俺にだって妹はおろか家族すらいねーよ、でも妹萌えだ
大体妹っつったって実際の妹の他にもそんなポジションだとか義妹とかあってな…
それに近親相姦とかじゃねえんだよ、そういうのとは別に兄妹愛っていう方面でな…

【なんか妹について語りだした、怠そうな無表情のまま】
【かなり長いが聞き逃しても構わないと見られる、寧ろ長いからカット】

「耳は四つもいりません」

【回答、拒否】
【この短い言葉にどれだけ深い否定の意味がこめられているか、知る物は少ないし知らなくても別にいい】

…妥協してまでなんなくてもいいよ、そういう風に作るもんじゃねーだろ

【「そんな考えだから友達少ないんですよ」】

…変な所にカモフラージュしてまで言うな

【これは酷いメタ、メイドさんは第三の壁をも越える】
【まあめんどくさい考えを持っているのは正解ではある】

…ああ、変人だな、俺でもそう思うわ
…そりゃそうだな、変人だろーと好いてくれんならいいや
…何があっても仲良くしてくれて、俺の事思ってくれて、そんな変人は何人いるのかね

【はあ、とため息をついて、今まで会った色んな顔を思い出して】
【ふと遠い目で、目を何処かに逸らした】
984 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/23(日) 00:44:12.47 ID:8cnX3AAAO
>>982

はいはぁい、どーでもいいよぅ。別に

【ひらひら掌を振りながら面倒そうに対処すると、カリカリと飴を削りながら頸を傾げた】
【初対面でいきなり名前を聞かれるとは思ってなかったのだろう――意地悪そうな光が瞳に浮かび】

やぁだよ、教えてあげなぁい

【……大人気ない】
985 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/23(日) 00:49:25.98 ID:mHm/2tLm0
>>984
どうでもいいのかにゃ!?
【ガビーンっと効果音が何処からかなり】

教えてくれないのかにゃ?
もしかして名前がないのかにゃ?
それとも名前が恥ずかしい名前なのかにゃ?
まさか…………可哀相な奴だにゃ…
【なんか違う解釈し始めた】

名前がないのなら私が名付けてやるにゃ!!!
【そして話が変な方向に進んだ!?】
986 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/23(日) 00:52:47.97 ID:FWWqKIs/o
>>977

……はぁ。

【愛想も無く、まるで真似でもする様に溜め息】
【伸ばした手が白い手に触れる直前、指先を通して伝わってきた痛みに】

……、――――っ。

【ば、と手を引いて、痛みを感じた右手を左手で包むようにし】
【少女にしては珍しく、やや焦りの混じった表情で改めて籠を睨む】

……大分厄介みたいですね。外部から接触も出来ないとは。
……兎も角、私はこの場合如何するべきでしょうか。

【半歩ほど身体を後ろに下げ、籠から離れつつ】
【少年に対し、如何すればいいかと尋ねる】
【何かをしようとは思っていても、何をすればいいかさっぱりの様で】
987 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/23(日) 00:54:35.28 ID:8cnX3AAAO
>>985

うん、別にいいよ
僕はキミをにゃんにゃんとは認めなぁい、それでいーじゃん。万事解決だよぉ

【かなり投げやりに言いながら、細い脚の爪先で相手を突こうとする】
【勿論、怪我しない程度の力だが……まぁ、あまり気分は良くないだろう】

んー……じゃあ、気に入ったらキミのくれた名前も使ってあげるよぉ
気に入らなかったら無視するけどぉ

【なんだかんだと言いながら、少女も彼女との会話を楽しんではいるようで】
【唇には柔らかな笑みが浮かんでいた】
988 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/23(日) 00:58:58.30 ID:8wAC1//vo
>>986

ばっか、だから言ったじゃねーか全く
火傷とかしてねーか?結構痛かったろう?一応消毒した方が良いぞ念のために

【そう言うからには少年も内側からこの手に触れたらしく】
【右手が赤く腫れていた】

厄介も厄介さ、これのせいで切るにも切れねーし……
まあ何か出来るっていったら、そうだなあ

【うーん、と首を傾げ暫くの間考え考え考えて】

話し相手くらいじゃないかね、多分オレの場所とお前の場所で
何の縛りもなく出来るのはそれくらいだよ……迷惑な話だけどな

【彼には結界を切るなんて芸当は出来ないし】
【この狭さではぶら下げた刀も抜けないのだ】

【導きだされた答えはそれだけだった】
989 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/23(日) 00:59:54.13 ID:MtN5kfZr0
>>983

それってわざとなのかしら?
説明が説明の形を成していないのよね、ちっとも分からないわ。
分かったのはへたれと虫と男と年齢=歴。
ところで私、虫苦手なのよ。

【やっぱり全然分からない説明に、それでも今度は笑みのままで対応】
【分かったのはその4点だけで、しかも虫苦手らしく】
【もしかして:会う前に拒否】

…………そういえば、新星座がどうこう言ってるのって、へびつかい座だったかしら?

【長い長い相手の台詞の間、ある程度聞いているフリだけはしつつも、視線は空へ】
【相手の台詞が終わった頃に首をかしげながら尋ねるのは、一切まったく関係の無い事柄で】
【「話聞いてませんでした」感を漂わせつつ、悪びれた様子が無い辺りが慣れている(?)】

そう。じゃあいいわ。
小さいメイドさんに無理矢理猫耳付ける趣味、無いのよね。

【メイドさんの即答には、僅かに肩を竦めながら、そう返して】
【ほんの少し残念そうに見えるのはきっと気のせい。残念なのを誤魔化しているように見えるのも、きっと気のせい】

ま、友達なんて「なろー」「うんいいよー!」みたいにしてなるものじゃないと思うのよね。

【相手の言葉にそんな風に返してから】
【時空を越えたメイドさんの言葉に、一瞬間を空けてから】

……私もこれだから友達少ないのかしら?

【なんて、視線を僅かに横に逸らしながら、呟いてみたりして】

人の言うこと聞いてばっかで言いたいこと言わないようで出来る友達なら、寧ろ居ない方がいい気がするのよね。
一人がそこまで苦痛なわけで無し、ま、苦痛なのも世界中たくさん居るみたいだけど。
それで思いつく候補が居るなら、それでいいじゃない? 嫌だってんなら贅沢者の言葉と共に蹴りをプレゼントしてあげるわよ?

【要は素で仲良くできる人がいい、と】
【至極自論。それから、軽く右足で地面を蹴って見せたりして】
【それから、ここでようやっとポケットから両手を出して、自分の頬に触れて】
【「つめたー」なんて、至極小さな声で独り言。しばらくぺたぺたしたあとに、両手はまたポケットへ】
990 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/23(日) 01:02:10.40 ID:mHm/2tLm0
>>987
にゃっ!?
認めろにゃ!私はネコだにゃ!!
【そえ抗議しながらも足の爪先でつつかれる】
【プニプニしてて軟らかいぞ】

うにゃ……なら……
【少女を観察し】

雨宮 夜魅(あまみや よみ)にゃ
なんかミステリアスで妖しく綺麗な感じな人だからにゃ
【そう言いながら少女に言う】

【果たして…】
991 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/23(日) 01:11:50.75 ID:8cnX3AAAO
>>990

僕の知ってるにゃんにゃんとは違うもぉん

【そりゃそうだ】
【しかしプニプニしてる感覚が気に入ったらしく、何回かつんつんと遊んでいて】

……ふぅん、意外だなぁ
なんか、ネタみたいな名前にされると思ったのにぃ

【失礼だった】
【しかし割と気に入ったのか、にんまりと頬が綻んでいたりするあたり単純だ】

/さっきからなんだか携帯の反応が悪いので、20分以上経っても返信がないようでしたら切ってください。申し訳ない
992 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/23(日) 01:12:31.70 ID:/UxBHTKDO
>>989
じゃあ何説明しろってんだよ、詳細なデータなんか知らねえし説明もめんどくせえよ

【めんどくさいにしてもこの説明は無いんじゃないか、説明されてる本人がかわいそうである】
【いや、かわいそうな事になるような奴ではあるが、にしても知り合いにこうまで言われるのはかわいそうである】

…そうだな、へびつかい座だな、十三星座っていまいち普及してないから殆ど意味ない星座だけどな

【スルーされた事に突っ込まず返答、きっと本人も予想はしていたのだろう】

…めんどくせ、話聞いてると眠くなるくらい難しくてめんどくせえ話だ
…ま、俺みたいな奴が考えるだけ無駄ってこったな、もう考えるのやめるわ
大体、友達欲しいだの出来ないだの考えてりゃそりゃ上手くできんわな、恋人とかと同じようにな

【結論:めんどくさいから思考破棄】
【あまりに難しい考えになりそうになると思わず思考をやめてしまう、そんな男である】
【ただめんどくさがりなだけで頭が悪い訳では…いや、頭は悪い】
993 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/23(日) 01:13:34.17 ID:FWWqKIs/o
>>988

……言うのが遅すぎるんです。常識的に考えて。

【少年の優しい(?)言葉にも拗ねたような悪態を吐いて】
【触れて痛む指を舌で軽く舐める。応急処置以下】

……残念なことに、私は魔術的要素に関してはからっきしです。
……頼れる人が居ないことも無いですが、今から呼ぶのも忍びない。

……つまり、私に出来ることは無い、と。

【納得してしまった少女は、再び檻の傍へ、触れない程度に近付いて】
【んしょ、と呟きながら地べたに体育座り】
【当然地面にマントを敷いている為、服を汚すことはないが】

…………お腹、空きません?

【ふと、囚われの少年に何を思ったのか】
【じとりとした瞳を向けながら、そんな事を尋ねた】
994 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/23(日) 01:18:35.25 ID:n139jkYB0
>>991
当たり前だにゃ!私はネコの王(自称)だにゃ!!!
【なんか言いながらプニプニプニプニされている】

失礼だにゃ!私はコレでも三人(一匹と二人)に名前をつけてるんだにゃ!
【そう言いながらキリッと言うがプニプニされてるため余り決まってない】

夜魅でいいかにゃ?
【首を傾げながら】

ついでに漢字でこう書くにゃ
【そう言いながら地面に雨宮 夜魅と書いていく】

/うにゃ…わかりました
995 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/23(日) 01:20:10.30 ID:MtN5kfZro
>>992

そうね……、……そうね。
じゃ、いいわ。
会えたらそのとき考える、うん、それでいいわね。

【相手の言葉に、しばし思考タイム】
【そうして導き出された答えは、そんなもので】
【結論としては:後回し】

それで行くと、私ふたご座になっちゃうのよね。
そう言う意味では結構やめて欲しいのよ、ねぇ?
今までの癖で星座聞かれたらかに座って返しちゃうもの。

【ズラした話題への返答に、妹萌え談義は最早どこか遠くへ】
【星座が変わるから嫌、なんて。どうでもいい意見である】

あら、そう?
深夜こそこういう思考がはかどると思うのよ。
深夜テンションってやつかしら? ま、私の場合は一番目が冴えてるってだけね。きっと。
というわけで、元の話題はなんだったかしら? 何で兎が月でお餅を突いてるか?

【めんどくさい、なんて言葉には、そんな言葉を返してから】
【何か生活パターンのズレを匂わせるそんな言葉】
【それから尋ねるもとの会話内容。全然違うのでした】
996 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/23(日) 01:22:57.67 ID:8cnX3AAAO
>>994

……ぇー

【認めたくないらしい、あからさまに嫌そうだ】
【それから何か考えていたが、真っ赤な舌で飴を舐めると――楽しそうに笑って】

僕の名前はコーロコル
だからぁ、キミがくれた名前は……もし、機会があったら、――子供に使うかもぉ

【生まれたらの話だけどねぇ、と付け加える少女】
【勿論腹部が膨らんでいる訳でもないので妊娠はしてないのだろう】
【自分に付けるには少しだけ綺麗すぎたようだ】
997 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/23(日) 01:27:52.65 ID:NvseUjw40
>>996
認めるんだにゃー
コレが現実なんだにゃー
【にゃんにゃんと両手をフリフリし】
【こちらも楽しそうに笑い】

んにゃ?コーロコルかにゃ?
よろしくにゃ!
【元気よく跳び】

そうかにゃ?約束だにゃ!
【パーッと明るく笑いながら】
998 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/23(日) 01:32:38.46 ID:8wAC1//vo
>>993

行動するのが早すぎんだよ常識的に考えて……

【ふふん、と薄ら笑いする様はまるで小悪党】

奇遇だなオレも魔術とかは全然駄目だ、才能の「さ」の字もねー
だよなあ第三者に助けを呼ぶのも気が引けるってもんだ……
つまりこの状況は詰みだ困ったなオイ

【でも、そんなに困ったようには見えないのは少年の強がりなのか】
【それともこの状況を楽しんでいるのか……】

お腹減った、凄く減った

【コクリ―――と一度だけ頷いて】
【何かくれるのかと期待の目で見つめ返す、もっとも食べ物が結界を通過出来るかどうか妖しいが……】
999 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/23(日) 01:33:51.27 ID:/UxBHTKDO
>>995
星座なんて殆ど聞かれる機会ねえだろ、寧ろ誕生日を聞かれるのが自然じゃねえのか
つーかそんな心配なんざしないでも十三星座で星座聞く奴なんかいねーよ、変わり者にも程がある

【そもそも星座なんか他人に聞く奴いないだろ、と】
【いやいるのかもしれないけど、彼からしたらそうなのでそんな心配はするだけ無駄だろ、と】

…いや、もうめんどくせぇ、口と頭が疲れて筋肉痛起こしちまうよ
最初の話なんか覚えてねえよ、つーかそんだけ話ズレてるのに驚きだよ

【どんだけめんどくさがりだよ、ってぐらい、話すのもめんどくさいらしい】
【まあ突っ込むべき所にはしっかり突っ込んだりしてるのだが】
1000 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/23(日) 01:33:59.39 ID:8cnX3AAAO
>>997

……まぁ、僕は普通のにゃんにゃんが居たらそれでいいんだけどねぇ。ふつーのやつ

【あくまでも猫として、ネコサバトを認める気はないようだ。その他人外としてなら好きだと認めるかもしれない】

んー、でも、“旦那様”が認めないかもしれないからぁ、確定じゃないけどねぇ

【“旦那様”――少女はそう言った】
【その言葉を口に出した彼女の表情はほんのりと柔らかく、どこか幸せそうで】
【腐敗と枯れ草の香に似合わない、仄かに甘い雰囲気があった】

【……惚気乙である】
1001 :1001 :Over 1000 Thread

 ,.――――-、
 ヽ / ̄ ̄ ̄`ヽ、   【呪いのパーマン Ver2.0】
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パー速@VIPService
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1002 :最近建ったスレッドのご案内★ :Powered By VIP Service
唯「ああああムナクソ悪いムナクソ悪いよおおおおおお」 @ 2011/01/22(土) 23:57:53.40 ID:dgCDbhPBo
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皆で1行づつ繋いで名探偵の推理ショー @ 2011/01/22(土) 23:44:56.26
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/vip4classic/1295707496/

うさぎごや 212匹目 @ 2011/01/22(土) 23:35:08.54 ID:u2JdCSA8o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1295706908/

【A】蒼い子が全レス【雑】※カラクリとかTGとかイカ娘とか @ 2011/01/22(土) 23:27:35.83 ID:Y3QhBlV+o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1295706455/

【僕は無限を抱いている】能力者スレ【眠りの奥】 @ 2011/01/22(土) 23:27:17.86 ID:qsuE6Fvlo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1295706437/

風呂場で脇毛48本抜いてWKG48結成した @ 2011/01/22(土) 22:58:52.99
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4vip/1295704732/

【雑談】酒の肴は蛇とぬことAA 今日もココでフリーダムに♪VOL.129【旅好き】 @ 2011/01/22(土) 22:57:44.23 ID:B2I+QWTCo
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ジエン総合スレ @ 2011/01/22(土) 22:26:08.56 ID:gVuANA+po
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