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【果てしない世界】能力者スレ【その頂点へ】 -
パー速VIP 過去ログ倉庫
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1 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(茨城県)
[sage]:2011/03/30(水) 22:49:01.66 ID:sDRXMJP8o
ようこそ、能力者たちの世界へ。
この世界は、数多の能力者たちが住まう世界。
無限大の大きさのこの世界。
多くのことが語られたこの世界だが、まだまだ多くの空白がある。
先人たちの戦い、絆、そして因縁。これらが絡み合い、この世界は混沌としている。
もしかすると、初めて見た貴方はとっつきづらいと思うかも知れない。
――だが、この世界の住人は新しい来訪者にことのほか優しい。
恐れず、以下に示す雑談所や、場合によってはこのスレでも質問をしてみてくれ。
すぐにスレへの溶け込み方を教えてくれるだろう。
【雑談所。質問や現状、雑談などはこちらでどうぞ】
PC【
http://jbbs.livedoor.jp/sports/37115/
】 携帯【
http://jbbs.livedoor.jp/sports/37115/
】
【はじめに】
このスレの元ネタはVIPで行われていた邪気眼スレです。
長く続けるに際して、いくつかのルールを設けています。以下にそれを記します。
* 完全無敵の能力は戦闘の楽しみがなくなり、またスレの雰囲気も壊れますので『禁止』です。
* 弱点などがあると戦闘の駆け引きが楽しめます。
* 戦闘では自分の行動結果に対する確定的な描写を避けること。【例:○○に刀で斬り付ける。○○の首が斬れる】など。
* 基本の心構えですが、「自分が楽しむのと同じくらい相手が楽しむことも考える」ことが大事です。
* 書きこむ前にリロードを。場の状況をしっかり把握するのは生き残る秘訣です。
* 描写はできるだけ丁寧に。読ませる楽しみと、しっかりと状況を共有することになります。
* 他のキャラクターにも絡んでみると新たな世界が広がるかも。自分の世界を滔々と語ってもついてきてもらえません。
* 「コテハン」は禁止の方向で!
* 基本的に次スレは
>>950
が責任を持って立ててください。無理なら他の能力者に代行してもらってください。また、 950を超えても次スレが立たない場合は減速を。
* スレチなネタは程々に。
* スレの性質上『煽り文句』や『暴言』が数多く使用されますが過剰な表現は抑えてください。
* 基本的に演じるキャラクターはオリキャラで。マンガ・アニメ・ゲームなどのキャラの使用は禁じます。(設定はその限りでない)
【インフレについて】
過去、特に能力に制限を設けていなかったのでインフレが起きました。
下記の事について自重してください。
* 国など、大規模を一瞬で破壊できるような能力を使用。
* 他の人に断り無しに勝手に絶対神などを名乗る。
* 時空を自由に操る能力、道具などを使用する。時空を消し飛ばして敵の攻撃を回避、などが該当します。
* 特定の物しか効かないなどの、相手にとって絶対に倒せないような防御を使う。
* あくまで能力者であり、サイヤ人ではありません。【一瞬で相手の後ろに回り込む】などは、それが可能な能力かどうか自分でもう一度確認を。
* 全世界に影響を及ぼしたり、一国まるごとに影響が及ぶような大きなイベントは一度雑談所でみんなの意見を聞いてみてください。
勝手に世界を氷河期などにはしないように。
* 能力上回避手段が思いついても、たまには空気を読んで攻撃を受けたりするのも大事。
* エロ描写について
確かに愛を確かめ合う描写は、キャラの関係のあるひとつの結末ではあります。
なので、全面的な禁止はしていません。
ですが、ここは不特定多数の人が閲覧する『掲示板』です。そういった行為に対して不快感も持つ人も確実に存在します。
やる前には、本当にキャラにとって必要なことなのか。自分の欲望だけで望んでいないか考えましょう。
カップル、夫婦など生活の一部として日常的に行う場合には、一緒のベッドに入り、【禁則事項です】だけでも十分事足ります。
あまり細部まで描写するのはお勧めしません。脳内補完という選択も存在しますよ。
前スレ【
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1301240291/
】
wiki 【
http://www31.atwiki.jp/nouryoku/
】
1.5 :
荒巻@管理人★
(お知らせ)
[
Twitter
]: ID:???
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ごめんなさい、このパー速VIP板のスレッドは1000に到達したか、若しくは著しい過疎のため、お役を果たし過去ログ倉庫へご隠居されました。
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もし、探しているスレッドがパートスレッドの場合は次スレが建ってるかもしれないですよ。
【怪獣8号】ミナ「日比野カフカ今日は奢りだ!好きなだけ食え!」 @ 2025/08/02(土) 00:14:58.07 ID:l6LpFqfaO
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1754061298/
すいか 67.1 立ててみるテスト @ 2025/08/01(金) 14:24:40.59 ID:GCnrlbTY0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1754025880/
もう8月ですね... @ 2025/08/01(金) 06:51:37.98 ID:tUwLog300
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1753998697/
【デレマス】橘ありす「花にかける呪い」 @ 2025/07/31(木) 00:03:20.38 ID:DoK8Vme/0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1753887799/
【学マス】広「笑って」 @ 2025/07/30(水) 20:41:14.60 ID:VXbP41xf0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1753875674/
パンサラッサ「安価とコンマで伝説の超海洋を目指すぞぉ!!」 @ 2025/07/29(火) 21:13:39.04 ID:guetNOR20
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1753791218/
落花生アンチスレ @ 2025/07/29(火) 09:14:59.83 ID:pn6APdZEO
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1753748099/
ライナー「何で俺だけ・・・」 @ 2025/07/28(月) 23:19:56.58 ID:euCXqZsgO
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1753712396/
2 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/03/30(水) 22:50:48.65 ID:yLy4ZDM4o
>>1
乙
3 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山陽)
:2011/03/30(水) 22:51:49.55 ID:ry31QDzAO
>>1
乙
4 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(熊本県)
[sage]:2011/03/30(水) 22:57:32.33 ID:O6MjvJcKo
>>1
乙
5 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岩手県)
[sage saga]:2011/03/30(水) 23:13:12.76 ID:ZN5RJ9hA0
>>1
乙
6 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/03/30(水) 23:41:13.73 ID:AewZB4Zzo
>>1
乙!
7 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/03/30(水) 23:42:15.82 ID:cgchEU2Ko
>>1
おうつ
8 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/03/30(水) 23:46:46.37 ID:DGdNT6NDO
前
>>991
【女はその声にゆっくりと振り向いた。無感動な瞳を男に向けて、薄桜色の柔らかな唇が言葉を紡いだ】
迷ったなら、そうだね、──いっそ終えて仕舞うのは如何だろう?
地面の下で永遠を獲得したら、頭を悩ませる必要も無いよ。
……ああ、頭か、そうか。
【ぞろ、と──何かが動く気配】
【動く者が男と女の二人しか存在しないこの場所で、何かが血臭澱む大気を掻き混ぜた】
【ざり、ざり、とゆっくりと女が歩む】
頭を落とすか、脳味噌を減らせば悩む事も出来ないね、ああ、そっか簡単だ。
手伝ってあげようか。物足りないんだ。全く。全然。
子宮がね、疼いてしょうがない。半端にほら、殺してしまった物だからさ。
だから、ちょっと、私と遊ばないか。互いの弱い所を探り合って責め合う遊びだ。
ねえ、良いだろう?
【甘さをたっぷりと含んだ声は切なげな吐息と共に紡がれた】
【女はゆっくり、ゆっくりと──男へ近付いていく】
//
>>1
乙!
9 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
:2011/03/30(水) 23:47:03.77 ID:g+a7Lte90
>>1
乙です!
10 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
:2011/03/30(水) 23:47:09.26 ID:y/YW+pmAO
>>1
乙なのです
11 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(福井県)
[sage]:2011/03/30(水) 23:47:11.54 ID:Bm1ZGWBeo
>>1
乙
12 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
:2011/03/30(水) 23:47:44.57 ID:Mip7+9Gs0
>>1
乙
13 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(静岡県)
[saga]:2011/03/30(水) 23:48:17.63 ID:vyF2CRpVo
前
>>990
(リン様)
『絶望を知らないような調子に乗ってる男』――?
……申し訳ございませんが、その「薬」とやらについては存じ上げませんね――
「……………………」
【男も何も反応を示さない】
【残念ながら、両者とも情報を持っていないようだ】
です、が――その『男』とやらは個人的に興味がわきますねえ……
『絶望を知らない』のなら、わたくしが是非とも絶望に叩き落として差し上げたいものです――
……と言っても、これはあくまでわたくし個人の欲望――
リン様が首を突っ込むなと仰るのでしたら、わたくしは慎んで身を引きましょう……
……っと、それから、次の質問もどうぞ――
【――と言って、ウェル子が自身の髪を、さらっと掻き上げた】
14 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
:2011/03/30(水) 23:48:25.59 ID:BgrHE8gAO
>>1
乙
15 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
:2011/03/30(水) 23:49:24.13 ID:0qVp5dzNo
>>1
乙ですー
前
>>995
………… ふぇ ――――わっ!!?
【如何にも『吃驚して飛び起きた』と云う様な動作――次いで、何とか彼女を受け止める】
【若干椅子が二本足で立ちかけるも、重心をコントロールして防止】
【腕の中の彼女を見遣ると、困った様な笑みを顔に浮かべて】
……もうおねーさん怒った!
罰として今日はもう寝る事っ。
ミリーちゃんくらいの子は、一杯寝ないと背が伸びないんだからね。
【口調とは裏腹に、彼女の頭を撫でようとしつつ――軽く揺すって】
【彼女の腕の中は体温が伝わって暖かく、眠気を誘うかも知れない――】
16 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/03/30(水) 23:50:04.08 ID:AUmgGLPZo
>>1
お疲れ
前998
分かりゃいい
【ぱっと腕を離して、ついでに護からも少し距離をとる】
とりあえず、その告白してきた子に会ってやれよ
分かったか?
【と、念を押した】
17 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
[sage]:2011/03/30(水) 23:51:05.88 ID:J/TFebgIo
日常ロールならまだしも、多人数に無理がある状況ってやっぱあるじゃないですか、かっ
18 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
[sage]:2011/03/30(水) 23:51:34.82 ID:J/TFebgIo
//はい、誤爆!ごめんなさい。
19 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/03/30(水) 23:52:23.84 ID:AewZB4Zzo
>>前997
ああ、よろしく。
と言っても、つい先日だ、自分の腕では、まだ道場を背負うには足らぬと思うがゆえに、お祖父様の様に旅に出たのだしな。
……一応、流派の技の大半は収めたのだ。ほぼ全てを扱えると言っても過言ではない、自慢ではないがな。
だが、だ。其れでも、お祖父様の領域には未だたどり着けていないのだ。
どれだけ研鑽を積もうとも、あの領域には、まだ辿りつけん、まだ、全然、な。
【少し、悲しげな顔をして、空を見上げて】
【まだ、全然足りないと。そう云う少女は、どこまでも“まっすぐ”、祖父の“後追い”を続けていくのだろう】
【後を追うだけでは、決して追いつく事は叶わないと気づくのは、いつになるのか】
む、どうした?
【ほあー、と声を漏らす少女の様子を心配に思ったのか、顔をずいっ、と近づけて問いかける】
【この少女、初対面でも凄まじく馴れ馴れしい。長所でもあり短所でもあるが】
ふむ、そう云う感じか。
お祖父様も技の名前は直感だと言っていたな、そういえば。
【此方は、剣士としては由緒有る家ではない】
【祖父の代から剣で成り上がった一族、その3代目。由緒正しいかと聞かれれば、否としか言えない】
【親は、剣士ではないし。だが、少女は正しく剣士の家に生まれていたのだった】
能力、というか体質だな。
まあ、上げすぎると服燃えたりするし、使い過ぎると腹減ったり喉が乾くんだよ。
普通にしてても他の人より食事と飲み物が必要でな、一日に五食は喰わんとやっていけん。
【ずっと、18年間其の体質を付き合ってきた当たり、面倒さは有るのだろう】
しかし、其れを実用品として使うのが、私やお祖父様だな。
鬼酔割は人斬り刀だ、だからこそ、人を斬るのに使ってやらねば逆に可哀想だというものだ。
【刀と心を通わせている様な事を口走って】
酒は割と好きだなぁ……お祖父様と良く晩酌していたものだ。
【18才です!】
ああ、どういたしまして。
何時か私の扱えるような刀を作ってくれることでも、期待しておこうか。
【刀を受け取り、腰のベルトに挟むように差す】
20 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)
[sage]:2011/03/30(水) 23:52:45.19 ID:BF3dkNHAo
>>1
乙
21 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga sage]:2011/03/30(水) 23:56:00.46 ID:AXZN8x6c0
>>994
でもね、お母さんがね。
「覚えておけばいいことあるかも知れないから、なんか知ったら覚えておきなさい」ーって。
言ってたのよう。だからね、覚えとくの!
ふえー……、ルシアお姉ちゃん、すごい!
私なんてね、お皿とか割っちゃうし、物とかなくしちゃうし、駄目駄目なのよぅー……。
うー、あー。…………。
で、でも。頑張って探せば、見つかるかもしれないのよ!
【どうやら、母親にはそんな教育を為されているらしく】
【だから、覚えるらしい。巡業、果たして彼女がこの言葉を使うことがあるのか】
【それからのそんな訂正のような言葉に、きょとんとさせた目を、きらりと輝かせ】
【それから述べるのは、自分に駄目だと思う、そんな理由】
【能力的に考慮すれば、手品の真似事くらいは出来ると思うのだが。どうもそうは思わないらしく】
【春はもうすぐ、と。その言葉に、言葉をわずかに詰まらせる】
【それでも、いっぱい頑張ればきっとだいじょーぶ! なんて、希望的観測】
【にっこりと笑い、相手の言葉に、さらに笑みを強くして】
そっかぁー。
……私はねー、撫でられるの。好きなのよぅー。
【相手の言葉に、にこー、と。力の抜けた笑みを浮かべながら、そう返し】
【どうも伸びる語尾で紡ぐのは。ええ、見ればとても分かります】
んー、でもね、ルシアお姉ちゃんが言うなら、きっと本当なのよう!
だってね、そんな気がするもん!
……そっかー、怜司お兄ちゃん、鈴音お姉ちゃんのこと、知ってたんだー……。
【言い訳のような言葉に返すのは、そんな、根拠も無い信用】
【いわゆる子どもの勘、それであっさりと説明を終え】
【次いだ言葉は、独り言に近い声量】
【「じゃあ、次会ったら聞いてみよ。」なんてのは、本格的に、独り言】
/わーい、また文章消えてました、もうしわけない
22 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sagasage]:2011/03/30(水) 23:59:37.29 ID:uyL1ekH/0
>>1
乙モード!
>>前スレ996
…ぼかす必要もないだろう、吸血鬼だよ私は
ふっ……首だけで動く生き物を探す努力は、無駄では無いと思うがね
櫻の古い時代の将には、怨嗟だけで生首を動かした者が居ると言う
【「恩人」。それに必要以上首を突き入れたくなかったか】
【軽く頷いただけで後は、彼女にとっては他愛の無い話をするだけ】
【――自分が言われたら拒否するような、証拠の知れぬ提案を持ちかけるのだから】
【やはり、心を閉ざす氷の壁は、溶けてはいないらしく】
…子を為すことの出来ない体だ。 私と、その同類の一部はな
眷属を作るのであれば、机上の空論の中なら世界も埋め尽くせるはずだが
【生理学的な観点のみで話す彼女にとり】
【恋に夢を見るなどと言うことは、微塵も無かった】
【――極めて歪な、胸から溢れそうな慕情を寄せる相手は居ないでもない】
【自身に図らずも血を注いだ、とあるテロ組織の頭目】
【だがそのケースファイルにおいても、彼女の心を満たすのは力への渇望】
【まかり間違っても、恋愛感情と言えるものでは無かった】
………この私に、恋の狂しさを説こうとした狼が居るのだがな
いや、如何に表現するべきか――とかく。後になって、笑ってしまったよ
君の恋愛があるならそれも、唾棄すべき、嘲笑されるべきものに違いない
【説いた通り。自ら先陣を切るが如く、誰かを憐れむような笑みを浮かべて】
【居丈高に腕を組んで、少女はひとまず言葉を結んだ――】
23 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岡山県)
[sage]:2011/03/30(水) 23:59:41.45 ID:3gT+nhOZo
>>1
(`・ω・´)ゞ 乙です!
24 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
:2011/03/31(木) 00:00:35.22 ID:zEmneP800
>>16
ゲフ・・ゲフ・・
わかりました・・・・。
もう一度会ってみます・・・
【正直少し彼女に会うのは戸惑いと照れがあったが】
【渋々、そう承諾した】
ではフォルスさん、
こんな時間なんでぼくはそろそろ失礼しますね
【護は最後に礼をして】
【去っていこうとするだろう】
25 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[saga]:2011/03/31(木) 00:00:57.53 ID:bs1NiaxP0
>>1
乙
>>1000
テメェ…思ったよりも“粋”な奴じゃねぇか…
久しぶりの引き分けだ、いやお前は防御しかしてないから俺の負けか。
【くつくつと笑い声を立てながら先程の仕合を嚙み締める】
【内心、やはりここらが引き際だと感じていた】
い〜イ彼氏をなくしちまったなァ、亀の甲より歳の甲って言うが
やっぱり長生きできる亀の方が“幸”があるってもんだァ!
【姿をくらました相手に向かって話しているため】
【ほとんど独りごとだが、今はそれでもよかった】
優蛾か、覚えたぜ。
またやりあおうなァ!!
【キシシ、ともう一度笑い、少年は路地裏の闇に身を隠した】
【当然,意識を失った中年の懐から財布は盗んである】
/お疲れ様でした―
/やっぱり戦闘ものは楽しいですねー!
26 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
:2011/03/31(木) 00:01:03.14 ID:oGZjca0c0
>>13
そう……なら仕方ないわ…
ありがとう…
ええ…まるで自分が一番としか思ってない…調子に乗ってる男よ…
趣味が女の歯をおって両手両足を切断して犯すことみたいよ……
そうね……トドメは私が刺したいわ…アイツに死者の怨みを教えてあげたいから
もし…脱色した髪に薬物みたいので溶けてギザギザになった歯を持つ男がいたら私に教えてくれないかしら?…絶望を与えてもかまわないわ…
名前はダーティ。能力かはわからないけど鎧騎士みたいなケンタウルスになって、ドリルを飛ばしたりするわ……
【その説明でウェル子がソイツは絶望を知らなそうな奴とわかるかどうかはわからないが】
二つ目の質問は…凄い個人的だけど…
【懐から大型拳銃を取り出し】
この銃を魔改造してくれる人か店を知らないかしら?…
【首を傾げ】
27 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[saga]:2011/03/31(木) 00:02:30.95 ID:5cPzgWCEo
>>999
奇遇だな
俺様は今、嬢ちゃんに対してどちらを名乗ればいいか迷ってる
……まぁ、それはいいんだ
マイナスの大きさを見るに、それは
さぞかし大事なもの≠ネんだろうな
【彼女の覗きみた爬虫類の瞳は、やはり醜悪で】
【たとえ底に興味の色があったとしても】
【――分かり合えないことが判るだろう】
あぁ、もいでやりたいさ
どうやっても治らない奴が身内にいるから
外科で治るならそうすべきだと思っただけだ
今後いかに不自由しようとも、心は自由になれる
だが、もいでも力がなくならないと言うなら……
ん……いや、まさか……試したのか?
【真っ直ぐな視線に、虚言も装飾も感じられなかった】
【僅かに驚きの混じった声で問い返す】
【彼女を掴む手が、少しだけ緩んで】
28 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/03/31(木) 00:03:30.39 ID:1rWLwTWZo
>>15
……ぅ、ん。
うん……ごめんなさい。もうねないと、ダメだよねっ
ミリー、ちっちゃいままなのもイヤだもん。
【言葉では、そう。実際には、より頑なに抱きついて】
【本来居るべき相手が居ない。今になって、リュビアの温かさが嬉しくて】
【小さく、その目尻に水滴をためながら―――彼女は瞳を閉じ】
……でも、ちょっとだけこうさせて、……くれないかなっ
あとちょっとだけいいから……ちょっと、だけ………、――――。
【やがて、入れ替わるようにすぅ、と穏やかな息を立てる】
【この年頃の子供というのは、そうそう起きず。もし呼べば、先程のシッターが入ってきて】
【まだ赤子のように眠りこくる少女を預かり、「ありがとうございます」と、礼を言うだろう】
【そうなれば、そこで終わり。少女にとっての楽しい一時は、女性の腕のうちで終わり、である】
29 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/03/31(木) 00:04:33.00 ID:1rWLwTWZo
//おおっと
>>1
乙!
30 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/03/31(木) 00:05:48.08 ID:yr7pl1Nfo
>>24
またな
【軽く手を振って護を見送った】
【その後──】
……いつかは誰かを選び誰かを捨てる、か
どの口が言ってやがんだ、クソッタレ
【咄嗟に思いついたその一言は自分が言ったもの】
【あまりの下らなさに、吐き捨てるように呟いた】
//お疲れ様でした
31 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
:2011/03/31(木) 00:06:47.92 ID:zEmneP800
>>30
/乙でしたー!
32 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(愛知県)
[sage]:2011/03/31(木) 00:07:13.60 ID:Kv3abFlHo
>>8
【黒く濁ったような瞳で、彼は彼女の返答を耳にし、】
ぉーん……。
何を言っているんですか。
【忌まわしい物でも見るような、そんな瞳で彼女を移しながら】
【じゃりじゃりと音を立て、近づいていく、徐々に詰まっていく二人の距離】
終わるって何ですか。意味が分かりません。
頭を落とすって何ですか、死にますよね。意味が分かりません。
手伝ってあげるって何ですか。それは分かります。何となく。
支給が疼くって何ですか。気持ち悪いです。吐きそうです。
遊びって何ですか。意味が分かりません。どういう事ですか。
【じゃり、じゃり、じゃり】
弱い所って何処ですか。分かりません。
嗚呼、それを探るんでしたね。すいません。
遊びってそういう事ですか。分かりました。
楽しいんですか?分かりませんよ。
でも、遊びって事は、楽しい事ですよね?
良いだろう?分かりません、どうしましょう。
【じゃり、じゃり、じゃり】
迷うって事はゴールを目指しているという事です。
それを終わらせろという返答は非常に間違っています。
そう思いませんか。思いますよね、あなたも。そうでしょう。
何でこんなに気持ち悪いんでしょうか。何なんでしょうか。
気持ち悪いです。吐き気がします。臭い。臭い。臭い。臭い。
……。
……。
決断力、とか、判断能力が、どういう訳か、鈍っていましてね…………。
遊んで良いんですか?遊びましょうか。遊ぶのが正しいですか。
気持ち悪いなら断るのが正解なんですか?
どうしましょう、分かりません。どうした方が良いと思いますか?
【だらだらと鮮血と共に右腕から垂れ流される黒い魔翌力が】
【彼の心臓の高鳴りと共鳴するようにドクン、ドクンと脈を打つように、地面を穢していく────】
33 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/03/31(木) 00:08:51.95 ID:kL87mZJeo
>>19
あ、私もですよー!他の国の鍛冶の方法を学ぶ為に櫻の国からここまで来たのです。
ちなみに近くの鍛冶屋さんで修行させて頂いてるんですよー。
それにしても凄いですねっ、私たちって結構似たもの同士かもしれませんっ!
だ、大丈夫ですよ花城お姉さんならきっと大丈夫です。
きっといつかお祖父さんの背中に追いつけますよ、こんなにも一生懸命なんですから!
だからそんな悲しい顔をしないでくださいな、ね?
【彼女にひたむきに努力する事を教えられたのだ】
【そんな彼女が悲しむような事はあって欲しくない、エゴかもしれないけれどそれでも……】
うわっと。いえ、一生懸命は良い事だなあと思いまして……えへへ……。
【恥ずかしそうに頬を朱に染め頭を掻く】
【普段からおどおどとしている少女はそれ故に故郷では友達は少なく、というかおらず】
【なれなれしくしてくれるのはどこか嬉しかったりした】
結構その時その時で生きているのかもしれません、いや巡りあわせなのかな?
まだ私はきちんとした刀を作った事がないので良く分からないですけども。
服が燃えちゃうのは嫌ですねー衣類はお金が掛かります。
お腹まで空くとなると食費も掛かるでしょうに……。
【結構現実的な脳味噌をしていたようで】
【なぜそういう考え方かといえば旅の途中で凄く貧困したから、という理由でした】
人斬りとかは、その、恐いです……。
刀匠としてそういう言葉は言ってはいけないのでしょうけど、それでも……。
【なまじ刀に魅入られてしまった人間を知っているから】
【今いる彼女の事が少しだけ心配だった、自分の兄のようになってしまうのではないか、と】
お酒は無理ですけれどそういうのは憧れです、家族で腹を割って話すみたいな……。
【ちなみに20歳です!】
はいっ!いつか名刀と言われるような刀を作ってみせます!
【そんな言葉を向けられるだけで嬉しいのか、ものっそ勢いで礼】
【単純な生き物らしく、やはり犬の類だろう】
34 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/03/31(木) 00:09:19.98 ID:OILpd3mDO
>>1
さん乙ですよ
35 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/03/31(木) 00:09:32.99 ID:sBQdvp6SO
前
>>992
あぁ、違いない。かるーくお散歩感覚で他の国に、ってんだから……便利なもんだよな。
…………いやまあ、少しな。変な奴に絡まれて斬り合いになった位だし、どうって事ないだろ。
どうせ二十歳に成ったか成らないかの餓鬼だ、やりたいようにやるさ。学習はするけどな。
差し当たっては、奴に一泡吹かす算段を…………なーんて。
【煙草が綺麗な放物線を描くのを、おお、なんて関心したように一瞥すれば】
【子供めいた好き勝手を並べてくすりと喉を鳴らし、「そんなもの、瑣末事だ」と付け加えて】
【どうせ使う訳でもない、咎めもせずに席に座るのを看過する。色々と、無頓着な性質のようだ】
成る程な。そりゃまあ、人なんてそんなもんじゃないの?
どうせ吹けば飛ぶんだ、各々好きに使うのも当たり前っちゃ当たり前。
価値は周りが決める、行動は手前で選ぶ。そりゃまあ、食い違う事だってあるだろ。
粗末にする気は無いけれど、矢鱈に惜しむのも宜しくない……。
【「ああ、有り体な自己啓発だか何だかの本さ。医者が、読んで少しは顧みろってな」】
【曰く、そういう事らしい。命の価値やら何やらを切々と語ってはいるが、どうも説得力を欠く】
【ああ。この著者はきっと、現状など見たことも無いのだろうな、といった風な文章だった】
36 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
:2011/03/31(木) 00:13:30.02 ID:wF4qRaq2o
>>28
【――返したのは、笑顔と首肯】
【彼女の頭を撫で続け、あやす様にゆっくりと左右に揺れて】
【数分だっただろうか、数十分だっただろうか……漸く、彼女はシッターを呼んだ――】
【――――prrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr,prrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr.】
「……っと出たか――馬車馬君キレまくってるぜ総督サマ。
国軍の偵察は終わっただろう? さっさと兵の割り振りしろって――」
…………ねぇ、鴉ちゃん。
「―― ……何だい、珍しく元気の無い。」
……ちょっとだけ、なんだけどね。
本当に、少し。 泣いても無いし、笑っても無いんだけど――。
――昔の事、 思い出しちゃった。
【――月下、不思議とその声はよく響いた】
/この辺りでしょうか。 お疲れ様でしたー!
37 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/03/31(木) 00:15:29.89 ID:cNLRgcoDO
>>993
【その言葉に対する答えは、にまりとした悪戯笑い】
【彼女の、この笑い方は──いつ見ても変わらず】
【それでも、込められた気持ちは変わるもの】
【今の場合は──「超どういたしまして」とでも、言いたいのだろうか】
チーズ、ですか……
利織ちゃんはいまだに、カマンベール以外は超苦手です
あ、でもでも、柿ピーとかを超よくおつまみにはしますよ?
【食べ物の話にも、矢張り嬉しそうに飛び付く利織】
【多分彼女も、好きな話題なのだろう】
【最も──食べることが嫌いな人間なんて、そう滅多にいないだろうけれど】
……!!
わ、超凄いです!も、もしかしてそれも超能力ですか!?
【そして、差し出されたコートを見て】
【びっくりしたように目をまんまるくさせて、そんなことを尋ねた】
【その後、「あ……えっと、超、ありがとうございます」なんて言って】
【やや恐縮しながら、コートを受け取るだろう】
/申し訳ない、意識飛んでました……
/眠気がぱないので、そろそろ〆ていただけるとありがたい、です
/それといちおつ
38 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
[sage]:2011/03/31(木) 00:17:35.07 ID:Rhqp3MDOo
>>35
自己申告はあてにならないしな。自己主張の強い奴が必要な存在かって聞かれると……
主張する事に夢中になって、本当にやらなきゃ無い事忘れてたりする
命に優先順位付ける暇が有ったら、自分の行動にも優先順位を………と
……これ、前に読んだかも
【開かれたページに顔を近づけ、目で行を追い掛ける事数十秒】
【記憶の中の何かに近いものが有ったのか、これ以上読む必要は無いと顔を上げた】
【良く分からないものを見た人間の顔。手品のそれではなく、奇行に首を傾げるような顔】
……これ、良く分からないんだよなあ
いや、そりゃ人の命は無くなったら基本的に戻らない、ってのは分かる
この世界なら戻る事は有るだろうけど、それは必ず変質して、元の通りには行かない
大体世の中、死んだらそれまでってできてんだ。死人が戻って来たら良い事無いのは当たり前だろ
…………と、脱線した
いや其処が言いたいんじゃなくて、私が思うのは……
特定の誰か、と見なかったら、人間の命って結構安く買えないか?
兵隊千人、調練の期間を考えなきゃ、そんな手間も銭も使わないで集まるだろ
何処にだって貧乏人居るんだから、金で簡単に集められる……ああ、飯も必要だけどそりゃ
【その手の本にはよくありそうな、人の命はかけがえがないという主張に】
【実際にはそうなっていないという所で、この少女は疑問を抱く】
39 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(愛知県)
[sage]:2011/03/31(木) 00:18:14.72 ID:N0TcMhQyo
>>1
、乙!
>>21
ファラエナちゃんのお母さんが? だったら、覚えておくしかないねー……。
まぁ、知識ってのは無駄にはならないとも言えるからね。場所取らないし。
大丈夫大丈夫。始めはそんなもんだから。
トランプの扱い方、手の動かし方を理解すれば、簡単なものなら出来ちゃう!
そうそう、その為にも頑張って、鈴音ちゃん探さないとねっ。
【母親が言うなら仕方ない。納得したように一度頷き】
【使う場面が無い知識は無駄な知識と言えるだろうか】
【ともあれ、手品云々は矢張り幼少からの練習と、生まれつきの器用さ故】
【練習すれば出来る! と一概に言ってしまうのも無責任か】
【にっこりと笑みを浮かべる少女に、返すように笑顔を浮かべて】
【私も頑張らないとなー、と。三人で桜を見る風景を想像しながらに思う】
んー。利害一致、だねー。
もーっとなでちゃうんだからー。うりうりー。
【いいながら、延々と頭をなで続ける】
【いい加減飽きないのか、というレベルだが、手の止まる様子は無い】
【時が経てば経つほど、口調もだらしない物に変わっていくが如何だろう】
おー、なんだか怖いくらいの信頼。当てにされるとは。
ともあれ。其れが判ったところで如何しようって話でもあるんだよねぇ。
赤木さん探して、聞いてみるしかないんだろうけど――。
【探す対象が一人から二人に変わっただけ】
【どちらか一人を探せばいいのだから、多少は楽になるとはいえ】
【それでも難易度は高い。人探しとは苦労の絶えないものである】
/此方もおくれてしまいました、申し訳ありませんっ
40 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(静岡県)
[saga]:2011/03/31(木) 00:18:31.47 ID:S5EGwEN0o
>>26
拝承――、もしもわたくしとダーティ様とやらが邂逅した日には……
生かしたまま絶える事なき絶望を味わわせ、そしてリン様に突き出す――と、プランを立てておきましょうか……
ゴースト様……貴方様も協力してくださいね――?
「…………また面倒な話を勝手にする奴だ――――」
【乗り気なウェル子と、やむを得ず協力する羽目になった男――「ゴースト」――】
【何はともあれ、「約束」……と言うにはやや物騒だが、二人はリンの話を確かに聞き入れた】
【そして、二つ目の質問を聞けば、】
…………ああ、いますね、いてしまいます――――
「――あの女か……」
知り合い……というか「仲間」とでも申しますか――
とにかく……その頼みを受けてくださりそうな「開発者」がいます
それも「魔改造」ばかりしていらっしゃるような方が……
――もちろん、当人にお話をしてみないと、というところはございますが、ね……
「――ふん……己の腕で闘えもしない癖に『技術』とやらを振りかざして強がるのは、俺は好かんがな……」
脳が筋肉で出来ていらっしゃる方の仰ることは実に含蓄があって素敵ですね、亡霊様――?
【――とにかく、「いる」らしい】
【二人の口ぶりを聞くに、どうにも「タダモノ」では無さそうな感じではあるのだが――】
【「技術者」と呼ばれる者は、往々にして変人なのだろう……】
【そう、きっとそれは古今東西変わることのない不変の真理……】
41 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/03/31(木) 00:19:46.50 ID:1rWLwTWZo
>>36
/なんというかうわぁー!ですっ!お疲れさまでしたーっ!
42 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岡山県)
[sage]:2011/03/31(木) 00:21:04.90 ID:XF6X4Knno
>>27
知りたい、ですか?
その"大事なもの"が何か
【ふふんと、いたずらっぽく笑って】
【それから、視線を合わせることをようやくやめる】
【分かり合えないから、等の理由ではなく特に理由は無く】
【第一、本当に覗き込めるのかすら怪しいのである】
そもそも、前提が間違っています
この翼も、腕も、尻尾も物質ではなくて、魔翌力で具現化されているものなのですよ
とはいえど体の一部ですから、感覚だってありますし、血も出ます
しかし、魔翌力を注げば再生するんです
だから、無くなるのは魔翌力が切れかけの時か、底を着いた時ですね
尤も、その時には私の生命活動が危ないわけですが
【残念、と間違いを指摘する先生の様に人差し指を軽く振って】
43 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
[saga]:2011/03/31(木) 00:21:40.75 ID:COnGXx1AO
【金の国 プレシール通り】
【地上から3mほどの位置に突如開いた"ワームホール"から、半ば吐き出されるようにして飛び出て来る、一人の青年】
【青年を吐き出した途端、"ワームホール"は役目を終えたかのように閉じていく】
【何とか受け身を取った青年は、肩に提げている小銃を肩にかけ直しながら、立ち上がる】
──く……何処だ、此処は……?
【短く刈り上げた黒髪に、切れ長の目を持った精悍な顔立ち】
【上下はOD色(オリーブドラブ)の迷彩服、靴は頑丈そうなブーツを履いている】
【紐を通した89式小銃を肩から提げ、皮製のレッグホルスターに9mm拳銃を仕舞っている】
【辺りを見回して、"さっきまで自分の居た"筈の世界と照らし合わせるも、納得がいかない】
『日本』…では無さそうだな
【"自国"の名前を呟いて、ため息を吐く】
クソ…一体何が起きたんだ…?
【状況を整理しようにも、あまりに非現実的過ぎて、青年の思考は追いつかない】
【青年は『能力』の無い世界から、偶然にもこの世界に辿り着いてしまった、『無能力者』】
【途方に暮れる青年は、誰か居ないだろうか…と、再び辺りを見回した】
44 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/03/31(木) 00:22:26.60 ID:59k5qSoQ0
【路地裏】
「……本気で言ってるんですか、紅斗?」
【隻眼にメタルフレームの眼鏡を掛け、真っ赤なスカーフを巻いた青年が、其処には居た】
【黒地にメタリックグレーのラインが幾つも入った凄いスーツを纏い】
【首から、鎖のように絡まった『C.C.R』の三文字をあしらった銀色のメタルなペンダントを下げ】
【ベルトから何故か刀身が無い、剣の柄だけをぶらさげ、左腰に在るホルスターは、意味深な空である】
【そして深いガーネット色の髪は、後ろで小さく結ばれていて――】
……ああ、そうだ。≪R.I.P.≫との決着は、ぼくがつける。
オタクやスバルは、もうテメエの幸せッてモンを見つけてンだろ。
だったら、それを手前から手放す道理は無ェよ
【その前には、短いアシメの黒髪で左目を覆い、首に紅いチョーカー】
【黒のタンクトップの上から白い陣羽織を着崩した装いに】
【首から大きな二つの『B』が鎖のように連なったデザインのネックレスを下げた青年が立っていた】
【チョーカーには、また紅い羽根のようなものが二つ結び付けられ――】
【白い陣羽織の背中には、漢字の≪紅≫という字を崩したデザインが大きく描かれている】
何、気にすンな。Justiceや対機関連合みてェな強いヤツらも協力してくれてンだ。
対するヤツらは、士気が上昇してるたァ言え、もう組織としての規模はかなり小さくなってる。
負けることは無ェよ、オタクはゆっくり、オタクの大切なモンの傍に居りゃア良いのさ。
「……紅斗……、……」
【――どうやら、割と深刻な会話をしているようだが】
【次々と紡がれる、「≪R.I.P.≫」や「Justice」、「対機関連合」といったキーワード】
【それを聞きとめるものは、少なくないかもしれない】
45 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/03/31(木) 00:23:35.12 ID:t2g53JFZo
>>33
ほう、今度でも遊びに行かせてもらおうか。
名前を交換した以上、もう私たちは友達だろう?
はっは、未熟者だし、年も近いだろう、似ているな、私たちは。はっはっは!
【にぃ、と男らしい笑みを浮かべて、少女を見つめる火憐】
【名前を交換しただけで友達なら、いつの日か人類皆友達になりそうだ】
……ああ、ありがとうな、七緒。
あと、花城お姉さん、ってのはやめてくれ、他人行儀だからさ。
普通に、火憐で良いよ。
【礼を言いつつ、他人行儀には慣れないと頬を書きながら言う】
私は一生一生懸命だ!はっはっは!!
毎日剣を振ってると、遅々としていても進歩が分かってくるんだ。
努力は苦痛ではなく、楽しみだな!
【どこまでも、幼子の如く純粋で、それ故に、こうして馴れ馴れしく、堂々と振舞う】
【其れは、ある意味では、長所なのかも知れない】
【……まあ、たまに“純粋”過ぎて、馬鹿を見る事になるのだが】
人生とは、戦いだからな。
其の時々の運等に全てが左右される。だからこそ、その時その時を生きることが大切なのかも知れないな。
ああ、一応サラシとフンドシだけは燃えないようにしているから問題ないのだが。
……食費はなぁ……、家族には良く呆れられたよ。
一日に米を一升喰うのは流石にあれだ、って。
【食い過ぎである、そしてサラシとフンドシ派であった。生粋の櫻の国出である】
【そして、七緒の言葉を受けて、しかし、表情を変えずに】
剣士として生きる以上、必要なことは死を許容する事だ、とお祖父様は言っておられたのだ。
殺すときは、殺し。死ぬときは死ぬ覚悟をしなければならない、と。
……十に成るか成らないかの頃に、真剣で死合をしたことがあるよ、私は。
私が怖いか?七緒。
【寂しげな笑みを浮かべて、七緒を見つめる火憐】
【剣士である以上。殺し合いをしなければならないのは必然であって、純粋な火憐のその手も、血に濡れている】
【何故なら、人を守るため、等の理由で剣を降っているのではない】
【剣を振るう事が、理由で有り、目的なのだ。だからこそ、必然人間を殺す必要がある。剣を振るうということは人間を殺すということだから】
はは、家の一族は皆素直でな。良くおはぎの取り合いで技が炸裂していたものだ、はっはっは!1
【おはぎで家が半壊がよく有る一家。平和だ】
ああ、頑張れ、七緒。
私もお祖父様を超える……剣鬼を超える剣姫を目指すからな。
【そう言って七緒を見る顔は、正に凛としているというのが正しい言葉だ】
46 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(福井県)
[sage]:2011/03/31(木) 00:24:51.02 ID:wTcZaUUfo
>>37
【ふふふ…、と怪しそうに笑うその笑みを絶やさず】
柿ピー…かぁ…
俺も…あれ好きだけど…柿の種だけでいい気がするんだ……
【ちょっと深刻そうな顔になって、話し出す青年。食べ物に関する話題が大好きなようで】
これも…隠し芸大会で…
礼はいらないさ…風邪ひいちゃだめだよ?
天才魔術道具開発者さん…
【悪戯っぽい笑みを浮かべつつも、少女の身を心配でたまらないこの青年】
【あ、返さなくていいからね。と言葉を紡いで】
んじゃあ…有難うね…。それじゃあ俺は…ここらへんで…
さようなら
【背中に隠していた、コートをちょっと豪快に着てから、青年は、元着た方向へと歩き出す】
【何か、一言言うとしたらいまだろう】
/いえいえ、大丈夫です。後そちらのレスさえ完了すれば…
47 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/03/31(木) 00:26:38.39 ID:gwRryqeDO
>>32
【女の顔には歪な笑みが浮かんでいた】
【美貌と評されて尋常である程の白いかんばせは、今や凶相と言える程に様変わりしている】
ああ、すまないね。正直に言うと、どうでも良いんだよ君の事なんか。
君が首を縦に振ろうが横に振ろうが、私はどうだって良いんだ。関係無いんだよ。
嫌なら逃げれば良いよ。追って、追って、追って、追って、追い詰めるけれど。
……だから、
【吐く程甘い血の香り。死す程腐れた臓腑の香り。──死の香り】
【女の右手がゆっくりと動いて、背に負う剣を手に把った】
ほら──
【異形の片刃大剣。連なり連結された外歯を刃に持つ其れはまるで、チェーンソー】
【女の左手は巨大な刀身に見合ったサイズの、長大な柄に取り付けられたリコイルスタータを引く】
【ドルンと響いた音は、重機のエンジンが動き出す音と類似する】
────、──?
【女の唇が何事かを紡いだが、然し其れは轟音に呑まれて聞こえなかった】
【ぎゅいいいいいいいいいい、と響く厭な音】
【女の持った巨大な剣は、まさにチェーンソーの機構を内臓していた】
【女の凶相は鮮烈になり──その瞳は愉悦を浮かべて男を見る】
48 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga sage]:2011/03/31(木) 00:28:14.50 ID:yc36pT/10
>>39
そうなのよう。
だからね、いっぱいいっぱい覚えるの!
お母さん、いーーっっつもご本読んでるけど、いつかお母さんより頭良くなるんだから!
……ふぇ、そういうもんなのよ?
えーと……、じゃあ、トランプ、買ってみようかなぁ、なの。
うん、頑張るのよ!
【こくりこくりと頷いて、聞かれてもいないが、そんなことまで、続ける】
【今までも笑っていたのだが、いっそうににっこりと。母親のことがきっと、大好きなのだろう】
【そして、首をかしげ、そう尋ね】
【それなら、と。やってみる気になったのだろう。3日坊主の香りがしないでもない、のだが】
【失せびと捜索には、そのような香りがせず。仲良しのお姉ちゃん>手品、なことは。しょうがないのかもしれず】
えへー。
……お母さんもね、撫でてくれるけどね、たまになのようー。
ずーっとずーっとご本読んでばっかりで、あんまり遊んでくれないんだから!
【撫でられて、ひどく上機嫌になって】
【そんな愚痴まで、口にし始める。どうやら、大好きな母親は中毒的に本の虫】
【「ルシアお姉ちゃんのほうがずっと撫でてくれるのようー。」なんて、付け足しもして】
【撫でても撫でても飽きない相手のように、こちらも。撫でられても、撫でられても、飽きる様子はなく】
【上昇し続けるようなテンション、世界が違ったならば、友好度はうなぎのぼり】
だって、ルシアお姉ちゃんはいい人だから、信じるのよう!
聞いてみてー、わかんないんだったら……んー、頑張るのは一緒なのよね。
【にっこりと笑いながら、返した言葉は、果たして理由の形を成しているのか】
【よく分からないが、それが、彼女的に信じる理由、らしく】
【無駄にプラス思考、あんまり未来を考えていない、とも言う】
49 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
:2011/03/31(木) 00:31:40.27 ID:kK6Ym3YA0
>>40
えぇ…お願いするわ……
ありがとう…二人共
【冷たく微笑み】
あら…
貴女達の《仲間》ですか…
その言い方だと…《R・I・P》の人ではないのね…
その人にお願いしたいんだけど……会う事はできないかしら?
【首を傾げ】
あら…世の中は腕だけで戦えると思ったら大間違いよ……
調子に乗らない方がいいわよ…足元をすくわれるわ…
【亡霊にそう言うゾンビ】
【義足に《ロケットキック》を加えた《超〜超〜》が口癖の技術者に義足を頼んだ事ある彼女は多分変わり者の技術者になれてる……筈?】
50 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2011/03/31(木) 00:36:49.82 ID:5cPzgWCEo
>>42
ここで知りたくないと言う男に見えるか?
【両手を離して、問い返すように先を促した】
【しかし、少女を害すような視線は変わらず】
【ジットリと腕や翼を見つめていて】
ふぅん、まるで魔法生物か何かだな
同胞かと思ったが、やはり種が違うのか
翼はあるし、鱗はないし
顔はどう見たって、人間の女の子だもんなぁ
(うちの一族には、こんな整った顔立ちの者は……)
…………
【指を振られて、デコピンで応えようとする】
【使われたのは右手。当たったとしても、そんなに痛くない】
51 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(愛知県)
[sage]:2011/03/31(木) 00:39:46.05 ID:Kv3abFlHo
>>47
どうでも良い?悲しいですね。とても、悲しいです。悲しいですよ。悲しいと思いませんか?
余りに自分が魅力的過ぎて、異性にモテまくっているものかと……。
思わせぶりな、はしたない。嗚呼、気持ちが悪い。
【本当に、そんな事を思っていたのかと。変わらぬ表情で言葉を紡いでいく】
【主の狂気を読み取った鋼色の翼を持った雀が、パタパタと飛んでいった。おそらく、どこか近くに】
私個人がどうでも良い。
つまり、誰でも良い?節操の無い事です。
…………。
私の意思に、──関係、──無く。
貴方は、──私を、追い詰め。──その……。
【轟音放つm大剣を一瞬、瞳に映すと「はぁん」と、狂気に孕んだ表情で笑うと──……】
狂気を纏った凶器で……。
「はい」も「イエス」も「いいえ」も「ノー」も言う暇も無く、──肉を裂いて、骨を砕く。……と。
詰まるところ……。
私が……“考える必要”は無い……と……。
迷わずに済む、──と……。
そういう事ですか、そういう事ですよね?
【だらん……。と死体の様に両手を垂れ流しながら】
【流れに身をまかせるように、狂気に身を委ねるように、迷い人は歩く。歩く。歩いて、距離を、詰めていく────】
52 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/03/31(木) 00:41:47.92 ID:cNLRgcoDO
>>46
え、あのピーナッツが超いいんじゃないですか、超
柿の種の辛さの中に、アクセントの如く超ほんのりとした甘めなピーナッツ
超絶妙なあの超バランスは、流石売り物だと超関心しますね、超
【宮下の意見には、そう反論した利織】
【どうやら彼女は「柿の種とピーナッツ共存派」らしい】
【好みの違いは、割とこんな些細なところにも現れるのだ】
あ……んふー、でもでも、お礼くらいは、超言わせてくださいね!
超ありがとうございます!
それと、今度また何か作ってほしかったら、超電話してくださいねー!
【にまり。悪戯笑いを浮かべたまま】
【コートのお礼と、ついでにちょっぴり次回の依頼に期待を馳せ】
【利織は、元気いっぱいに、宮下を見送るのであった】
/お疲れさまでした、ありがとうございましたー!
53 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(福井県)
[sage]:2011/03/31(木) 00:42:36.63 ID:wTcZaUUfo
>>52
/有難うございました。お疲れ様でしたー。
54 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/03/31(木) 00:43:37.84 ID:kL87mZJeo
>>45
ふあ……はい!お友達ですね!
どうぞ遊びにいらしてください、ココアを淹れてお待ちしてますよ火憐さん!
【その言葉が心から嬉しくて、少し泣きそうになる】
【だけどそれも直ぐに収まる、だって嬉しさの方が大きかったから】
【言われた通り下の名前で、それでも「さん」を付けるのは彼女の性格だから】
そうですね、その考えは一期一会という言葉と繋がるのかもしれません。
でもまだ私たちは若いですからまだその域には達していないです、だからまだ分からないでいいんです、きっと。
え、サラシはともかくとしてフンドシですか……。
(失礼かもしれないけれど、火憐さんと結婚する人は大変だろうなあ……)
【ちなみに普通のパンティ派でした】
【ちょっと引き気味だったのは言うまでもないでしょう】
はい、怖いです。もちろん怖いですよ、怖くないなんて嘘は付きません。
勿論自分が創りだす物がそういう物だという理解はあります、ありますが……。
だから人を斬るということを納得しなくてはいけない、という訳ではありません。直ぐには納得してはいけないと思うのです。
【刀を使い人を斬る火憐にその言葉を伝えるのは失礼だろう】
【それでも刀匠としても自分の考えを曲げる訳にはいかないのだ】
【自分が刀匠である為に、刀と斬る事の哲学は自分で養わなければならないのだから】
【そうして真っ直ぐとまだ形を伴っていない自分の考えを火憐へと伝える】
お酒を呑んで酔いに酔って家を完全に壊した人なら知っています……。
だからかどうか分かりませんが「お酒」恐いです……。
【普通の人間にどれほどの暴力が備わればそうなるのか】
【聞かれたとしても少女は口を噤むだろう、だって身内の事にしてもあまりに恥ずかし過ぎるから……】
はい、私も兄様に恥じないような刀匠になります!
【同じような、とはいかないがそれでも真摯な表情で】
【小さくコクリと頷いた】
55 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/03/31(木) 00:48:18.11 ID:1sbOnEOwo
>>43
【―――そんな様子の青年にノリノリで近づいてくる人物がいる】
せまる〜、ショッカ〜♪じごくのぐ〜ん〜だ〜ん〜♪
われらをねら〜うくろいかげ〜、せかいのへいわをま〜もるため〜♪
【その少女は路地裏という物騒な場所には不釣り合いなほどに平和で、呑気そうな歌を歌っていた】
【身なりは赤い髪のツインテールに毛糸の帽子ノースリーブの水色のシャツに紫のマフラーとと黒いミニスカート、
黒と紫の縞オーバーニーソックスの、小柄でどうにも舌っ足らずな喋り方の少女】
【…二人が真剣な話題をしているにも関わらず、どうにも緊張感がない】
ゴ〜、ゴ〜、レッツゴ〜♪かがやくマ〜シ〜ン〜♪、と
それにしてもたんていのやつは、シオンがきおくをよみはじめてからなんでかけつけてきたんだか…まあいいや
でももっとくわしくおしえてほしかったな
…ん?
【そんな少女が突然立ち止ったのは決して彼らが真剣な話をしていたからではなかった】
【左腰のホルスターを空にしている方の、スカーフの青年が付けているアクセサリーに目が行ったからだ】
【より分かりやすく言うと、彼が付けている銀のペンダントに】
…しー、しー…あーる…えーっと、うん、そうだ…たしかまえに…
【彼女は自分でもなぜ気になったかはまだ理解できてはいなかったが】
【その少女は間違いなく、その『C.C.R』のペンダントに目が行った時どうにも気になって足を止めていた】
56 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岡山県)
[sage]:2011/03/31(木) 00:48:32.40 ID:XF6X4Knno
>>50
では、特別に教えてあげます
…って別に隠すようなものでもないんですが
───「命」ですよ。文字どおりそのまま、私の命
そういう意味でも、"以前の私"といったところですね
【彼女が今ここにこうして話していることこそが得た物であった】
【これ以上無くかけがえの無いものでは確かにあるが…】
ご名答。魔法生物ですよ
正真正銘本物の、古龍…でした
人間の姿なのは、この世界のコトワリに従った結果、とでもいいましょうか
今のこの姿が何なのかは私にもわかりません
龍なのか、それとも、また別の何かなのか
【デコピンは見事に直撃。ちょっとむっとしたのか右手を下ろして】
57 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
[sage]:2011/03/31(木) 00:48:44.31 ID:7/6oyQAio
>>44
────。
【──聞き耳を立てる、人影が一つ。】
【黒衣に身を包む其れは相手の一人が“顔見知り”だと分かると、足音を立てて自分の存在を明確に示しながら近付いてくる。】
…。
(───格好付けが)
……よう、これはまた、“つまんねえ”話だな。
【此方に気付いた所で、“紅”にそういった言葉を投げ掛ける。】
【話の内容は、聞いていたのだろうか。少し神妙な表情をしている。】
58 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(静岡県)
[saga]:2011/03/31(木) 00:49:04.45 ID:S5EGwEN0o
>>49
ご名答……わたくしは≪R.I.P.≫以外にも与している組織があるのです――
――ですが≪R.I.P.≫の邪魔は致しませんので、そこはご安心を……
【さらっとそんな事実が発覚】
【まあ、ウェル子の≪R.I.P.≫への献身ぶりからすれば、嘘と言うこともあるまい】
【……と言っても、「ウェル子だから」と、もし警戒されてしまっても不思議ではないのだが】
【それはさておき――】
お会いするのは問題ありません――が、「今から」でしょうか?
それともまた「日を改めて」――?
わたくしとしてはどちらでも構いませんが……何せ時間が時間――
こればかりは確認しておきませんと、ね?
【既に時は深夜】
【メタ的なお話になってしまうが、一応そこは確認しておきたいところだ】
【無論、ウェル子の言うとおり、そちらのお好きなように! である】
「『腕だけで闘えば足下をすくわれる』……、ふっ……なるほど言い得て妙だが……」
「お前らの求める闘いと違い、俺の闘いとは勝敗ではない……」
「価値観の違いだ……足下をすくわれるのもまた一興……とな……ふっ……」
【――などと澄ましたことを言うゴーストだが、こんな狂人の言うことに共感できる者はそういないだろう】
59 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(愛知県)
[sage]:2011/03/31(木) 00:50:11.34 ID:N0TcMhQyo
>>48
おー、割とハードルが高そうな目標だね!?
でも飛び越えるハードルが高いのは良い事だ、頑張るといい!
私は木陰からひっそりと応援していることにします。
うんうん、そういうものそういうもの。
ま、手品なんて趣味レベルだから、気が向いたらでいいのよー。
【母をも越えるという少女の高い目標に驚きを覚えるも】
【目指す先が高いのは自身を向上させる上で大事な事であり】
【其れを応援するような、それほどでもない様な】
【ハードルが行き成り高すぎても失速しがちだが、少女なら大丈夫だろう、多分】
【「がんばろー!」あげる声は意気揚々と、やる気が滲み出ている】
【が、時間は夜。音量はやや控えめに】
そっかー、お母さんは本の虫さんかー。
読書もいいけど、こんな可愛い子放っておくなんて、ねー?
【わしわし、なでなで】
【時に強く、時に弱く、痛くしない程度に力を加減して、マッサージするように撫でる】
【撫でるだけでも一日は行ける! と豪語したりしなかったりするだけに】
【延々と、延々と頭を撫でては反応を、感触を楽しみ、愉しんでいる】
【にへー、とだらしなく浮かぶ笑みはどこか恍惚としているような、ある意味病的】
んー、私が良い人かは、ノーコメントというかノータッチと言いますかー……。
そう思ってもらえるのは、うれしい限りだけどねー。
【「兎にも角にも、頑張らないと始まらないねっ」】
【最終的に行き着く結論は其処、らしい。頑張るとは何なのか】
【後も先も考えていない。当たって砕けろというか、当たれ! という感じ】
――――――さてさて。そろそろ夜も良い頃合。良い子はお家で寝る時間だ。
私は良い子じゃないにしろ、貴女はもう帰路に着くべきだ、ファラエナちゃん?
【遂に、撫でていた手を離した】
【よ、と小さく声を漏らして立ち上がり、一度大きく背伸び】
【そして再び軽く少女の頭に手を載せて、そんな事】
60 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/03/31(木) 00:53:12.07 ID:t2g53JFZo
>>54
ココア……、話には聞いたことが有ったが、甘くて美味しいのだろう?
【ココア、という言葉に機敏に反応する火憐】
【家は生粋の和食派、しかも櫻の国の田舎産まれ】
【そして、一族の跡取りとして大切に育てられ、技を教え込まれた、ある意味での"深窓の令嬢”である少女】
【ココアを飲んだことが無かった】
うむ、年を取ると自然と含蓄が備わってくる物だ。
自然に従い、ただ傲然と生きる、そう言うのも悪くない物だな。
む、何か問題でもあるのか?幼少の時よりずっとなのだが。
【其れが常識と思って18年生きてきた故、何処が可笑しいのか分からなかった、ズレてるコイツ】
ん、其れでこそだ。七緒の友達に慣れて良かった。人殺しを怖くないなどといえる奴は、マトモではないさ。
そして、マトモでなくなる必要が有るのが、剣士の道……修羅道だ。
……修羅と化すまでは、私の友でいてくれるか、七緒。
【少し、目に憂いが有る】
【修羅道を駆け抜けるのが、少女の歩んでいる道】
【故に、いつかは仲を違える日も来るかも知れない。少女が人から修羅へと変わる日が】
【其れでも、その日までは友でいて欲しいと、願うような、そんな言葉】
【やはり年頃。達観しているように見えても、未だ繊細であった】
はっはっは!楽しいではないか!
私もお祖父様と酒飲んでいたら朝起きたら土に首から下埋められていたよ!
【どういう経緯でなったかは記憶に無いのが怖い話だ】
ああ、互いに研鑽を積んで行こう。
【そう言うと、腰の刀二振りが、かたかた、と震えを返して、同意するようなタイミングで動いた】
61 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/03/31(木) 00:53:39.72 ID:1sbOnEOwo
/
>>55
間違えた!
>>44
だった…
/どうしましょう、絡み文書き直し絡みますか
62 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
[sage]:2011/03/31(木) 00:55:47.90 ID:COnGXx1AO
>>61
/私を気にかける必要はないのですよ
/貴方の思うまま…進みなさい!
63 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/03/31(木) 00:56:26.24 ID:gwRryqeDO
>>51
【高速で回転する外歯の列は如何にも鋭く、その異形の大剣は巨大な凶器と言う表現こそが似合いだ】
【女はゆっくりと剣を振り被る。長大な柄を両手に持ち、頭上でぐるりと回すようにして振り被る】
殺すのに、
【その動きは緩やかな物だが、得物が重いが故の鈍重な動作では決してない】
【寧ろ、その巨大な凶器の隅々まで女の意志が行き渡っているからこそ出来る、ゆっくりとした動作】
【いいいいいいいいいい、と辺りに響くのは高速回転する歯列の刃音】
愛も、憎悪も、悲哀も、憤怒も、絶望も、問答も、正義も、悪も、理念も、信頼も────
【緩やかな動きは予兆。肩に担ぐ様に巨大な凶器を構え──】
────要らないんだよ。
【ごうん、という音】
【半歩の踏み込みと共に、女は男に向けて振り下ろした】
【──否】
【それは振り下ろすと言える程優しく軽い物では無かった】
【切り下ろすと言っても、まだ足りない】
【それは正しく叩き付けると形容するに相応しい荒々しさと筋力と暴力と速力で、気違い地味た刃音と共に打ち降ろされる】
64 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/03/31(木) 00:58:29.44 ID:59k5qSoQ0
>>55
>>61
>>57
/あれ、とは思いましたが、やはり安価ミスですよね
/しかしどうしましょう、複数絡みになる……んでしょうか?
65 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/03/31(木) 01:00:12.71 ID:kL87mZJeo
>>60
はい、甘くて素敵な飲み物ですよ!私も此処に来て淹れ方を知ったのです。
大分上手に作れるようになったので期待してもいいですよー。
【無い胸をえっへんと張る、ココアが淹れられる程度でよくもまあ、といったところか】
悪いといいますかなんといいますか……。
いえ、本人がそれで良いなら大丈夫です、ハイ……。
【そんな彼女の問いかけに七緒はどこか遠い目をしていたという】
そんなこと言わないでくださいよう……、いつまでも人間でいて欲しいです。
それは私の願望でしかないですけれど、友達が修羅になってしまうなんて許容できないです……。
【思い出されるのは兄の事、もう何年前になるのだろうか】
【鉢巻の下に隠した刀傷、それは修羅と化した兄に付けられた物】
【兄と同じようには火憐にはなって欲しくはない、自然と瞳に涙が蓄えられていた】
【七緒の思いに反応するように白鞘の刀がかたりと揺れた】
66 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga sage]:2011/03/31(木) 01:01:36.93 ID:yc36pT/10
>>59
うん、頑張るのよ!
それで、いつかいっぱい褒めてもらうんだから!
じゃあ、適度に頑張ってみるのよ!
【ハードルは高ければ高いほど、下をくぐりやすい。言ったのは、誰だったか】
【まあ、そんなことは彼女の脳内に、存在しないらしく】
【やる気はたっぷり、元気もたっぷり。母越えの目標は、次いだ言葉にたどり着くらしく】
【きらきらと目を輝かせ、そんな未来に思い馳せ】
【気が向いたらでいい、と。その言葉に。そう返す】
【なんとなくそれを本業にしている相手に失礼なような発言な気がするような、しないような】
【そして挙げられる声に、「おー!」と、乗って】
【声量は、まったく気にしておらず。子ども特有の高い声が、ああ、夜中に響き渡っていく】
そうなのようー。
後ね、甘いもの好きでね、甘いものしか食べないのよう。
……ぶー。
【こくこくと頷いて、もー! と。怒ったような拗ねたような、そんな仕草】
【それでも、撫でられる嬉しさに、それはすぐにほつれ】
【にこー、とした笑顔に戻る】
【余談だが、きっちりと結われた髪は、ずっと撫でられていたせいか、わずかにくしゃりとなっていた】
ルシアお姉ちゃんは、いい人なのよ!
だって、私に優しくしてくれるもん!
【優しくしてくれる=いい人】
【いつか悪い人にでも引っかかりそうなそんな思考】
【ためらいもなく口にする辺りが、まだお子様か】
あ、えーと。……もうそんな時間なのよ?
【手を離され、一瞬の間】
【それから現実に帰れば、はっとしたように服のポケットを漁り】
【取り出すは、蝶をモチーフにした、子どもの喜びそうなデザインの時計】
【それをじぃっと見つめて、現在時刻を把握して】
【「時間さんってやっぱりせっかちなのよ……。」なんて、最初の頃に話したようなことを呟いた】
67 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/03/31(木) 01:02:59.38 ID:1sbOnEOwo
>>62
>>64
/個人的には現状オレが別キャラで彼に絡めば丸く収まる気がするのですよ
/いっそこの四人で一挙に絡むのも悪くはない気はするけど時間も遅い
/どう動くべきか、とりあえず
>>57
の人の答えで決めたいと思います
68 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2011/03/31(木) 01:03:32.52 ID:/OUWgVGxo
【路地裏――ゴミ捨て場】
【表のそれとは比べ物にならないほどの悪臭を放つ、その場所】
【廃液は汚汁と酸化した血液が混じり合い、なんとも不吉だ】
【用も無ければ誰も立ち入らず静まりかえったこの場所で、鞭を打つような音が響く】
……なんで、ボクには加工させてくれないのサ
ボクにだって出来る、しなくちゃ、あいつらをそうしてやらなくちゃいけないのに
ああ糞ッ! 喚くな、椅子のくせにッ! 黙れよ、不良品が!
【中心に居るのは、癇癪を起こしたように怒鳴る未だ幼い金髪赤目の少年】
【黒紫の襤褸外套にスタンドカラーのピンストライプブラウス、黒×赤のチェックネクタイ】
【黒のショートパンツに膝上丈のレースアップブーツ、やはり黒のマフラーと帽子を着用している】
【滑らかな生地の白い手袋は、今はしかし赤黒く染まって元の面影は見られない】
【そしてその足元には、何か血まみれの、人のような――】
【しかしそう呼ぶには突出した部分が無さ過ぎる、言ってしまえば芋虫のような――】
【形容しがたい、『何か』が転がっている】
【骨の突き出た肘膝で体を支える様子は、言葉通り、『椅子』のようだ】
69 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
:2011/03/31(木) 01:03:35.41 ID:4ZtOPUDM0
>>58
あら…驚いたわ
【驚いてるかどうかわからない表情で】
それなら良いわ…カーネルの敵じゃなければね…
そうね…後日にするわ……
お互い時間があいた時にするわ…
【中的には寝落ちする可能性があるために後日で…OTL】
あら……まるで金の国で戦ったおじいちゃんみたいね…
戦いを純粋に楽しんで、命を削りながら戦ったおじいちゃんに…
確か花城って言ったかしら……最後は笑いながら自害したわね…
【目をつぶりながらそう言う】
70 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)
[sage]:2011/03/31(木) 01:04:24.77 ID:UgvbUV0po
【路地裏】
…………。
【漆黒のローブを着用し、人目を避けるかのように深くフードを被る少女】
【フードの隙間から覗くのは、くすんだ銀色の髪と】
【りんごのように透き通った真紅の左眼に、固く閉じられた右眼】
【首全体が黒色の水晶で構成されており】
【大口径拳銃をローブに括りつけ、翡翠色の指輪を左手中指に嵌めている】
【少女の足元には男性の死体が横たわっている】
【頭と腹部を銃弾に撃ちぬかれ、血溜まりが出来ているようだ】
【死体の死後経過時間が長いため】
【この少女が殺したようにも、殺していないようにも取れるだろう】
71 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2011/03/31(木) 01:04:32.41 ID:5cPzgWCEo
>>56
……命、か
確かにそれ自体の単価は大きいが
傭兵にとっちゃ資本みたいなもんだからなぁ
……そうさな、最後にもう一つだけ質問だ
嬢ちゃんは、新しく得た命で何がしたいと思ってるんだ?
【思うことは他にもあったらしいが】
【一つに絞って、質問する】
なるほどな、混じりもんじゃねぇのか
通りで綺麗なはずだ
反転≠オている部分でさえ、そうなんだから
下位種族はやってらんねぇわな
【反転、というのは色のことだろう】
【赤黒い翼を見た後で呟いて】
【チラリと路地裏の出口を見遣った】
72 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/03/31(木) 01:05:36.68 ID:sBQdvp6SO
>>38
声をでかくするのは簡単だが、ぎゃーぎゃー喚くだけじゃ只の騒音。
そりゃまあ、ちったあ尤もらしくも聞こえるだろうが……命は大切です、ねえ。
有象無象がわいわいがやがややってたんじゃ、本当に聞いて欲しがってる奴の声一つだって、まともには。
儘為らない世の中だ、どうでもいいけどさ。……逸れたな。
【「――あ、お前もやっぱりそう思った?」】
【言うが早いか。女性はぱたんと本を閉じて傍らに置くと、事もなげに続ける】
【ひとしきり厭世的なことを語り終えれば、だが、其れが己にとって何になろうと無関心に〆て】
【呑気に星空を見上げつつ、ふと、綺麗だな等と考えればまた下を向き】
【「難しい話って、どうも苦手」と独り語散て、其方に振り返る】
一人の死は悲劇だが千人の死は統計、ってのは誰が言ったんだっけか。
……それはさておき、高価いのは寧ろ命の付属物の方だろうさ。
単純な能力なら替えは幾らでも利くだろうが、人格に関してはそうは往かない。
事実、掛け替えが利かないって思ってるから、そいつらだって集まるんだろ。
餓死と戦死を天秤にかけた、それだけの話。どっちが低いか、どうすれば生きられるか、って。
早い話、視点の違いだ。隣に立って見るか上から見下ろすかじゃ、景色は違う。
【逆に彼女は、かけがえが無いからこそそうなるのでは無いか、と考える】
【客観視すれば命が投げ売られているように見えるが、それは各々が生きたいと思うが故、と】
【早い話、欲だ。人は転ばぬ先の杖を求めて、買いに行く道中ですっ転ぶ】
73 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/03/31(木) 01:09:41.99 ID:59k5qSoQ0
>>67
/ここで
>>57
の方に動きを委ねるのは違うような気がします。
/
>>62
の方も貴方の意志に従うとの意を表明していらっしゃるようですし、是非そちらに決めていただければ幸いです。
74 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(愛知県)
[sage]:2011/03/31(木) 01:10:13.36 ID:N0TcMhQyo
>>66
ん、もうこんな時間。
過ぎてしまえば、時間なんてあっという間なのよねー。
【空を見上げ、幾つかの星を認める】
【時間確認=星と月の位置確認という、原始的な方法】
【現在時刻を大雑把に把握したルシアは、座っていて皺のよったマントを叩きながら】
と言うわけだから、今夜はコレにて解散っ。
明日からまた、鈴音ちゃん探し、頑張りましょっ!
【そう言って、にこりと微笑む】
【久々に、やる気に満ちている、そんな気がする】
【改めて目標が出来たからか、あるいは】
【ともあれ、ルシアは名残惜しくも帰る気満々である】
75 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/03/31(木) 01:11:00.03 ID:t2g53JFZo
>>65
ほう!では、何時か飲みに行かせてもらおう。
甘い物には目がないのだ!
【此方も、自慢することなど無い筈なのに胸を張る】
【此方も胸がない、まな板だ】
……?
【何が問題なのか、本当に解らず、終始首を捻り続けていた】
【そして、七緒の言葉を受けて、しばし沈黙を経て】
……人、で居られれば一番なんだろうな。
【握る自分の拳を、見つめて】
【その拳からは、蜃気楼が起きている】
……だが、其れでも。修羅になろうとも、私は剣を極めたい。
お祖父様でも辿りつけなかった、"最強”と言う名の高みへ。
だから、ごめん七緒、人のままで居るなんて、約束出来ない。
【透徹した表情。其れは、純粋故に危なげな物】
【堅い鋼は、硬すぎるが故に壊れやすいという。正にそう思わせる難くなさだった】
76 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/03/31(木) 01:13:12.66 ID:1sbOnEOwo
>>73
/…小心者でどうしても決断を渋るのは悪い癖です
/そうっすね、クロワが現れたのもルの人と絡むのも忘れちゃった程久しぶりだし
/ルの人と絡めれば嬉しいです、そして軍人っぽい青年とは明日にでもしあさってにでもと言う事で…
77 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
[sage]:2011/03/31(木) 01:13:48.52 ID:7/6oyQAio
>>67
//何気に丸投げですか、そうですか^q^
ジンジャーの人が2人のレスを混同して絡んでしまったんですよね?
なら最初に絡みたかった方を選んだ方が良いんじゃないですか?
この時間にレスが遅くなるとどちらにしろ迷惑になると思うので。埋め合わせがしたければ、日を改める…という形で。
78 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
[sage]:2011/03/31(木) 01:15:56.78 ID:COnGXx1AO
>>67
>>73
>>77
/了解致しましたのよー
/ではまたの機会にお願いしますー
79 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(愛知県)
[sage]:2011/03/31(木) 01:19:31.88 ID:Kv3abFlHo
>>63
【これで切られたら、間違いなく、死ぬ──】
【それを理解していないのだろうか。あるいは受ける自信があるのか?ソレはありえあい】
【緩やかに振りかぶった大剣を見上げながら。彼は、“笑った”のだ────】
【次の瞬間、彼女が振り下ろした大剣に対して、あろう事か】
【────────“右手”で受け止めたのだ】
必、要─────────。ですッッッ!
【パワーに押し切られ、男は地面に思い切り叩きつけられる】
【びちゃびちゃと鮮血や肉片が弾きだされる右手】
【だが、大剣が男の右手を真っ二つに両断する事は無かった】
【どうしてこんな“有り得ない”事が起きたかを説明するならば……】
愛も、憎悪も、悲哀も、憤怒も、絶望も、問答も、正義も、悪も、……後は何でしたっけ?忘れました。
近頃、テンションの上がり下りが激しいんですよね……。
他人の意見を否定すると、勢い付くというのも性格が悪いですが──。
【ヒントは先程から、右手からダラダラと垂れ流されていた血液。及び、“どす黒い魔翌力”……】
【彼の右手に埋め込まれているのは《哲学者の卵》、一度埋め込まれたそれは破壊や摘出が極めて困難】
【その特性を、────────────悪用したのだ】
戦いにはドラマが必要です。
貴方が“要らない”という……『主張』をするのなら、私がそれを否定する。
後は、そうですね。そうですよね。沢山人が死んで居ます。お可哀想に。
私は、その人達の為に戦うとしましょうか。
だって、私は《対機関連合》の、──いわゆる、あれ、正義の味方……ですかねぇ……。
AH──ア、ハハ……ハハ……アッハッハハハハァ!!
【ドクリ。と何かがせり上がってくるかのように、男の喉が膨れ上がり】
【それはまるで炎龍のごとく。あるいは大道芸人、後者が近いか】
【倒れた状態で、口から燃え盛る炎を女性に向かって────吐き出した】
80 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
[sage]:2011/03/31(木) 01:20:05.03 ID:Rhqp3MDOo
>>72
喚くだけの馬鹿は、周りにそれが馬鹿だって気付かせる為の役には立つんだけどな
周りが全員気付いても馬鹿は馬鹿だから、自分だけ気付かないで馬鹿のまま
……馬鹿が一人なら、良いんだけど………
……やたらワラワラ居るからなあ
【本が閉じられ、行き場を失った視線は、相手と同じ様に空へ飛ぶ】
【星空を称える程に、風流な気分には成れずにいて】
その人格も、よっぽどの事が無いかぎり安いんだよな
そいつじゃなきゃ無いって奴は――個人間での係わりを除いて――殆ど居ない
居るとしたら、ごく一部……そうだな、本当に一部
『鉄の女王』か『氷の魔性』か、逆サイドで『天ヶ谷』『貴宝院』『断空』
全然違う所で……まあ、『カーネル』か?
こいつら以外で、居なくなった瞬間何かが滞るって奴は……あんまり居ないだろう
【機関の側の人間は、直接名前を出さず。正義サイドは、世間的に有名な名を】
【残り一つ挙げたのは、そのどちらにも属さない組織としては、それくらいしか思い浮かばなかったのだろうが】
……そいつら以外のどれだけ死のうと、上から見りゃ見事に何も変わらないんだよな
そいつら一人生かす為に……百や千なら切り捨てられるだろ、多分
そういう事を、分かってないとは思えないんだがなあ……ウチに集まる連中も
………兵隊一人一人省みて、何処までの事が出来るんだろうな
【当人達がどう思おうが、上からすればそういう存在は数字の1でしかない、と】
【少女の見解は、非常に単純なそれである】
81 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(静岡県)
[saga]:2011/03/31(木) 01:20:21.79 ID:S5EGwEN0o
>>69
カーネル隊長閣下様ですか――、彼もまた仲間ではありますけども――
≪R.I.P.≫としては上司ですが……「個人」として見れば……っと、これは少々不穏な発言でしょうか――
フフ……これ以上は心にしまっておくと致しましょう……
【――ごまかすように、ふと目をそらしそっぽを向くウェル子であった】
――はい、了解いたしました
ま、逃げも隠れも致しませんので、どうぞご随意に――
【こちらとしても、その判断がもっとも安全(寝落ち的に)なので、全く気にする必要はございません!】
【――と、ここで花城という老人の話が出されたので、】
……あら、あの御方が――?
【花城を知っていたのか、ウェル子が若干意外そうに言葉を発した】
へえ、少しは「出来る」お人だと見込んでいたのですが……残念、あの場で尽きる命でしたか
……ま、わたくし、死者に対しては「カラスの餌」以上の価値は見いだせませんので、特に言及することもございませんが、ね――
「――自害か……ふっ……自ら命を絶てるとは……『幸せ』な奴だ……」
【ある種非情な物言いのウェル子に対し、ゴーストは意外にも前向きな意見だった】
【「死」を華々しく彩ることに価値を見いだせるか否か……という価値観の違いが顕著に表れていると言えるか】
……さて、そろそろ、頃合い、でしょうか
【ん、と軽く伸びをして、ウェル子が立ち上がる】
【――頃合いとは、当然「帰る」頃合いのことだ】
82 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/03/31(木) 01:21:43.53 ID:kL87mZJeo
>>75
ではお菓子とかを買い込んでおきますっ!
和菓子がいいですかねー、でも洋菓子も中々美味しいですし……。
【朗らかな笑みを浮かべながら火憐が来た時のおもてなしを考える】
【友人の事を考えるのは凄く楽しかった】
うう、でも……嫌ですよう……。
【折角似たような仲間と出会えたのに】
【また1人ぼっちになってしまう、そうでなくても】
【友人と言ってくれた彼女が居なくなってしまうのは辛く】
……じゃあ、じゃあせめて修羅になるまで私に何でも説得させてください!
今は言葉が出てこないけれど、火憐さんの心を動かせないけれど……。
それでも私は友達にはいつまでも人でいて欲しいですから……っ!
【それすらも火憐に対して有効かどうかは分からない】
【例え無駄だとしてもそれでも人は人でなければいけないのだ、と七緒は思う】
【果たせなかった兄への想いを、今度は果たしたいから……】
83 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga sage]:2011/03/31(木) 01:22:32.75 ID:yc36pT/10
>>74
もうちょっとくらい、時間さんもゆっくりしたらいいのよう。
いっつも急いでたら、疲れちゃうんだからぁ。
【わずかに不満の滲む声と、表情】
【もっと撫でられていたかったのか、それとも別の要因か】
【ともかくも、ふう、と。息をひとつ吐いて】
分かったのよう。
んとね、んとね。探すの手伝ってくれて、ありがとうございます、なのよう!
【こくりと頷いてから、少し、言葉に迷うような仕草を見せて】
【その後に紡がれたのは、そんなお礼の言葉。ぺこりと頭を下げて。頭を上げれば、いっそうに強く、にっこりと笑う】
えっとね、じゃあね、また会おうね、なのよ!
【それから、別れの言葉を告げて、もう一度、ぺこりとお礼】
【くるりと向きを変えて、ぱたぱたと、走り去って】
【帰るなどとは、一言も言っていない、数十分後の路地裏で】
「あら、いかにも人探しの風ですけれど。こんなド真夜中に、こんな場所で、そんな大声で。
あなた様みたいな、お子様が、一人で。危ないですわよ?
……そうですわね、それに見合う対価をいただければ、お手伝いして差し上げますのよ?」
【……なんて。上から下まで黒くて、両眼と、胸元のキャッツアイばかりが目立つ】
【そんな格好の少女に、捕まった、とか。何とか】
/おつかれさまでしたー
84 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/03/31(木) 01:23:49.81 ID:59k5qSoQ0
>>76-77
/把握しました。では、複数絡みでもよろしいでしょうか?
/ロールを円滑にするために、念のために両方に返答をしておきます。
>>55
……アーン?何だァ?
【暢気な、敵意の感じられない声が近付いてくるのに先に気付いたのは、陣羽織の青年だった】
【現れた少女に対し、青年は鋭く睨みつけて――】
よォ、嬢ちゃん。こンな所にガキが遠足気分で来るモンじゃねェぜ。
分かったらサッサと帰るンだな、ヘンなのに襲われないうちに、よ
「……待って下さい、紅斗。
貴方、オレのこのペンダントを知っているんですか?」
【紅斗、と呼ばれた青年は少女を即座に追い返そうとしたが】
【ペンダントを下げている、少女が気にかけたほうの青年が、それを制し。訊ねるだろう】
>>57
「…………――、っ!」
【その足音にいち早く反応したのは、こちらは“紅”ではない青年の方だった】
【即座に腰からぶら下げていた「刀身の無い柄」を掴み取り、構え】
【“紅”もまた、その動作から一拍遅れて、其方に振り向き――】
……なンだ、オタクか。ビビらせンじゃねェよ。
シャル、安心しな。ぼくの知り合いだ
【張り詰めた表情を解き、傍らの青年にそう告げるだろう】
【シャル、と呼ばれた青年は、ふぅ、と息を吐き、構えを解く】
で?ツマンネぇオタクにツマンネぇと言われンなら相当にツマンネぇ話なンだろうなァ。
【“紅”は、冗談めいてそう返すが――その根底は、矢張り真剣そのものであった】
85 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/03/31(木) 01:25:26.76 ID:yr7pl1Nfo
【公園】
【夜中。街から喧騒が消え、暗さと静寂が包むようになった時間】
【誰も居ないはずの公園に、青年が一人ベンチに座っていた】
……報告終了
【パタン、と手に持っていた携帯を閉じ、ポケットへとしまう】
【青年は、整ったやや長い黒髪に、高めの身長】
【茶色のコートを羽織り、同じ色のブーツを履いて、灰色のジーンズにアクセサリーとしてチェーンをつけている】
【鋭い、或いは悪いと表現出来る目つきのせいか、雰囲気などが不良やチンピラに近い】
【こんな時間に彼は何をしていたのだろうか】
86 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岡山県)
[sage]:2011/03/31(木) 01:27:08.92 ID:XF6X4Knno
>>71
それはその価値観がおかしいのですよ
私だろうと貴方だろうと一般の人だろうと王だろうと、同じものです
……って、龍の私が人間の価値観を語るのもおかしな話ですね
【自分で言ってから、その間抜けさにくすりと笑って】
……そうですね
今のところは…何も
だって、生きたいと思うのに理由は必要ですか?
【理由を思案する様子も間もなくあっさりと答えた】
【それは逆に、彼女が答えを欲しているようで】
【だが、答えに期待はしてないのか、話を切った】
まぁ…でも、お父様とお母様からもらった大事なものがこうなったって言う後ろめたさはありますよ
今更、どうにもなりませんから、このまま行きますけど
案外、下位種族の方がいいかもしれませんよ?
位が高くなればなるほど、何かに縛られるものです
私のずっと、ずっと上位種のとある方は悲しい最期を迎えましたし…
【それも、"以前の私"の話なのであろう】
【悲しそうな表情を見せるが、どこか他人事で】
87 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(愛知県)
[sage]:2011/03/31(木) 01:27:09.13 ID:N0TcMhQyo
>>83
/申し訳ない、眠気があれなので返すアレも阿礼です……
/おつかれさまでしたー!
88 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/03/31(木) 01:30:34.47 ID:t2g53JFZo
>>82
うむ、個人的には洋菓子がいいぞ!
余り食べ慣れていないからな、旅をしていると面白い物が食べれて楽しいのだ!
【旅をする理由こそ、殺伐とした物であるが】
【其れでもこの少女は精一杯に旅を、人生を楽しんでいる】
……すまんな……。
【其れしか、言えない。虚言は言えないから】
【だから、すっ、とあやすように七緒の頭を撫でるだろう。故郷に於いてきた弟にやったように】
……ああ、待っている。七緒。
修羅に成るにしても、なにも直ぐと言う訳ではないし、なると決まったわけでもないのだ。
……だから、七緒が私を変えてくれるのを、期待しておくよ。
【少し、寂しく微笑んで】
【其れでも、修羅道を駆ける己を変えるのを、心待ちとして】
【その日を夢見ながらも、少女は血溜まりを駆け抜けていくのだろう】
89 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
:2011/03/31(木) 01:32:11.94 ID:kK6Ym3YA0
>>81
……まあ、いいわ
【ジーッとウェル子を見つめ】
ありがとう…
【ニコリと笑い】
あら…知り合いなのね
………アレは立派な武人よ……死ぬ場所を見つけ満足して死んだ…
私には…少し理解できなかったけど…
【《生きたい》と望むゾンビにとって、《死を恐れない》花城の生き様は理解できなかった…】
ええ…今日はありがとう…
それではまた会いましょう…
【再び死体を二つ抱え】
【彼女は去っていくだろう】
/乙でしたー
/眠いので寝ます……おやすみなさい
90 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
[sage]:2011/03/31(木) 01:33:47.09 ID:7/6oyQAio
>>84
──ああ、そうだ──な。
【問い掛けに同意しつつ────ふと、“紅”の隣に佇む青年に顔を向ける。】
…。自己紹介とかは後回しだ。話を続けてくれて良い。
だが、一つだけ聞きたいコトがある。
───コイツの話を聞いて、てめえは引き下がってたか?
【ぴ、と親指で“紅”を指しながら、青年に問い掛ける。】
>>55
【────特に興味を示さない。現状部外者であると感じたのだろう。】
91 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga sage]:2011/03/31(木) 01:39:03.46 ID:yc36pT/10
>>85
あらぁ、今日は猫に囲まれてないんですのね。
【その背後。じゃり、と。砂が踏まれ、擦れる音と、小さく微かに鈴の音が。数度鳴って】
【その後に、青年に、そんな声がかけられる】
【声は聞き覚えがあるはずで、そもそも、そちらを振り向けば】
【鈴を通した赤のリボンで二つに結った、長い黒髪】
【猫のようにまん丸な、グリーンアップルの瞳】
【同じくグリーンアップルのキャッツアイがトップを飾る、ペンダント】
【リボン飾りを適度に散らばした黒のバルーンワンピースに、黒のドレスグローブ】
【黒のオーバーニーソックスに、黒の編み込みブーツ】
【なんともまあ、上から下まで黒尽くめな、少女が】
残念ですわぁ、所詮一度きりの関係でしたのね?
【微かに機嫌よさげに、勘違いされてもおかしくないようなことを言って。首を傾げていた】
92 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/03/31(木) 01:39:22.60 ID:gwRryqeDO
>>79
あれ。
【一撃を受けられた女は可愛らしく首を傾げた。おかしいな、とでも言いたげな表情】
【しかし其れは直ぐ様変貌する。狂いじみた三日月の様に唇を吊り上げ、切れ長の眼は痛々しい程に見開かれた】
ああ、じゃあ始めようか! 正義の味方なら止めてみると良いッ!
【ぐるりと女は体を瞬転させた。体が回転する力を利用して、そのまま大剣を引き戻す】
【引き戻された大剣はその腹を男に見せるように構えられた。女の姿は幅広い大剣にすっかりと隠れた】
【即ち、女は大剣を盾にした】
転げた姿勢で受けられるか? なあ、見せてくれ。腕ごと潰されたりはしないよな?
さあ、さあ──
【熱波を撒き散らしながら放たれた炎を大剣の平で防ぎ、女は再び大きく腕を回した】
【自然、大剣もそれにつられて振り回される】
【高速回転する外歯の列を刃にした大剣は、異様な音を立てながら女の眼の高さをぐるりと周る】
──さあぁッ!
【刀身が背後に自身の背後に周り込むように位置した所で、女は一本背負い宛らに柄を引く】
【柄が腕なら、体は巨大な刀身】
【馬鹿げた重量に馬鹿げた力を乗せて、倒れたままの男に巨大な刀身が投げ落とされるように肉薄する】
93 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(静岡県)
[saga]:2011/03/31(木) 01:39:32.83 ID:S5EGwEN0o
>>89
ええ、「同感」――わたくしも、わざわざ死ぬことはない、と思う人間です……
無様だろうと、卑怯だろうと、この世界に残り続け、絶望を振りまくのが、わたくしのなすべきこと……ですから
「……死ぬべきときは、闘いの中で自ずと見つかる――」
「ゆえに、武の者は闘い続ける――お前達のような女にはわかるまいが……」
【――この場で花城の生き様を理解できるのは、それはまた奇妙にも「亡霊」たるゴーストだけだった】
ええ、では……「さようなら」――
「…………ふっ…………」
【そして、リンが去ったのを見計らい、ウェル子達も闇夜へと消えていくのであった――】
/お疲れ様でした! そしてお休みなさいませー!
94 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/03/31(木) 01:41:06.43 ID:kL87mZJeo
>>88
はい、それでは用意しておきます。
火憐さんがお越しになるまでどうか修羅にはならないでくださいね?
【今から用意すると色々とアレだが】
【きっと多分めいびー、心情的な意味での「用意する」だと思われます】
な、撫でないでください……。
【今にも溢れそうな雫をコートの袖で拭き取り】
【そんな事を言いつつも頭を引っ込めないのは撫でられるのが好きだからだろう】
ありがとうございます、友人を修羅にさせない為に研鑽を積もうと思います。
貴方を兄様のように狂わせたくはありませんから……だから……。
【今までのように誰かに甘えるようではいけない】
【より高みにより強くならねばならない】
【その為に自分も進む必要がある、少女の瞳は静かな決意に染まっていた】
そろそろ私は工房へ帰ろうと思います。
今は少しでも長く槌に触れたいたいのです、自分の想いをまとめる為に。
それでは火憐さん、どうかお元気で。
【ベンチから立ち上がり、会った時のように一礼】
【ベンチ際に掛けた自分の刀を腕に抱き、勇んで帰ってゆくだろう】
【自分を友達と言ってくれた彼女に何かをしてあげたいから】
【七緒はゆくのだった……】
95 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/03/31(木) 01:42:18.08 ID:1sbOnEOwo
>>57
>>90
…きがついたらさんにんにふえていた…
【きょとん、と黒衣の人物の登場に少々興味を示した後、脳内に刻まれた少女の記憶を必死で探る】
【まずその少女が最も親しい3人、続いて最近よく行動を共にする探偵一味の事を思い出す】
【その中でそのペンダントの話題をしていたのは…二人だったか】
…えっと…そう…さいごにそのはなしをしたのが『たんてい』だった、そうたしか…
でもさきにはなしたのはあたしで…たしかだげきのだんがんのはなしでルカスのことをおもいだしたあとだ、そう
そう、そうルカスだ!たしかルカスのはなしにでてきた…そうか、ああそうか!つながった!
【しばらく考え込み、ようやく記憶の中でそのペンダントの人物に該当するのが何者かを思い出したようだった】
【ルカスという名の人物と話した時にそのペンダントの人物の事を知ったと言う事だろうか、思い出した後でなんだか無表情で半目気味だった少女が笑ったような顔になる】
【そのルカスの事をとても気に入っているのだろう、おそらくは彼女の『親友』なのか】
【記憶では確かルカスと青年の話題をしたのは二回、その最初の一回の事を思い出しながら少女はペンダントの青年に指をさして告げた】
―――おまえか!まえにルカスとはなした、ルカスのかれしって!…へえ〜、はじめてみた
なまえもしってるぞ、おまえは…そう、たしかクシャクシャのクロワッサンレッドだったっけな!
【―――結局一度や二度聞いただけでは、正確な名前を覚えられなかった、その青年の間違った名前を】
【そして何かを思い出したかのように、被っていた帽子を外してその中に手を突っ込む】
96 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/03/31(木) 01:46:04.23 ID:yr7pl1Nfo
>>91
……誰だっけ?
【後ろを振り向くなり、第一声がこれ】
【じっと真顔で少女を見つめる瞳は、真面目にそう言っているようにも聞こえる】
97 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/03/31(木) 01:47:41.59 ID:t2g53JFZo
>>94
ああ、……っくく、楽しみだな、甘味、甘味♪
【小躍りするように上機嫌な火憐であった】
大丈夫さ。そう簡単に、修羅に墜ちる積りは無い。
【にっ、と安心させる“壊れそうなほどに強い”笑みを浮かべて応えた】
はっはっは!!撫でられるのが好きなのか!
【笑いながら、暫く火憐は七緒の頭を撫で続けていた】
……。ああ。
【上手く返す言葉が浮かばなかったから。短くそう言葉を返して】
【目の前の少女の思いに、感謝しつつ】
【其れでも、剣を極めずには居られない自分に嫌悪を感じてしまう】
【生粋の剣士として生まれたのを、誇りに思っていたが。この時ばかりは疎ましかった】
……ん。
またな、七緒。
【そう言うと、去っていく七緒の背が見えなく成るまで、ぶんぶんと腕を振り続けていた】
【そして、七緒が去ってからしばらくして】
……雑念が。
【そうつぶやき、二刀を抜いて】
剣を振り。己の心を切り払う。
人を越え、剣を取りし修羅へと変ぜよ。
――――フッ!!
【その一振りは、何処か鋭さに欠けていて――――】
//乙でしたー!!楽しかったのですよー!遅くの絡みなのに、長文&遅レスで申し訳なかったですの……!”
98 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/03/31(木) 01:49:29.76 ID:kL87mZJeo
>>97
/お疲れ様でしたー、こちらも楽しかったのです
/いえいえその辺はこちらもなので気にしないでいいのです
/お付き合いありがとうございました
99 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/03/31(木) 01:49:58.40 ID:59k5qSoQ0
>>90
なンだ、何時にも増してつれねェな
【ふっ、と。“紅”の青年――紅丸は、苦笑を零して】
【自己紹介も無しに迫る黒衣の彼に、青年は。決意の焔を閉じ込めたようなガーネット色の瞳を向けて――】
「……そう、見えますか?」
なッ……おい、シャル。分かって言ってンのか?
彼我の戦力差から考えて、時間は掛かれど勝てる可能性は高ェよ。
でもな、だからって死なねェってワケじゃ無ェンだぞ?オタクに何かあったら、“あの子”はどうすンだ?
【――紅丸は、やや焦った調子で、青年(――シャル、と呼ばれた――)にそう語りかけるだろう】
>>95
アーン?オタクのアタマん中を披露されても、こちとらどーしよォも無ェぞ?
兎に角この時間帯の路地裏は危ねェンだ、分かったら早く……
「まぁ、紅斗。イザとなったら、オレも貴方も居るんです。チンピラ程度には負けません。
それで、貴方は。一体どこで、このペンダントの……――“ルカス”?」
【紅丸は、やたらと少女を路地裏から引き離そうとするが、傍らの青年はそれをやんわりと宥めて】
【おそらく、これでも一応紅丸なりの優しさなのだろう――そして青年は、聞きなれた名前に目を見開いて】
「かれッ……――あ、いや……そういうことになるんでしょうが……
貴方は、ルカスのお友達ですか?だとしたら、合点が行きます。
こんな変なペンダントをしているのは、オレくらいでしょうからね」
アーン、なンだ。噂をすればどうとやら、ってかァ?
それと嬢ちゃんよ、間違ってンぜ。コイツは愉快なヤツだが、そんな愉快な名前じゃない。
コイツの名前は――「クシャルクス・クロワール・レッドスカイ、です。貴方
>>90
も、お見知りおきを」
【紅丸の言葉を遮って、青年――クロワは、自らの名を名乗るだろう。なるほど、『C.C.R.』だ】
【「是非“クロワ”とお呼び下さい」、と。そう付け加えて】
100 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga sage]:2011/03/31(木) 01:50:59.61 ID:yc36pT/10
>>96
……あら、わたくしとも一度限りのお付き合いでしたかしら。
【その第一声に、まさかそう返されるとは思っていなかったのか、わずかに間が生まれて】
【それから、にっこりとした演技臭い笑みを浮かべ、首をかしげながらそう返して】
わたくし、同じ人に始めましてのご挨拶を二度する趣味はありませんので、省略しますけれど。
【「よろしいですわね?」とまでは、続けず。目が、雰囲気が、気配が。そう語っていた】
101 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2011/03/31(木) 01:51:04.99 ID:5cPzgWCEo
>>86
おかしくなんてないぜ
俺様は金がほしいし、雇い主様は戦力がほしい
利害は一致してるんだ
俺様の命には、雇い主が値段をつけるし
病人の命には、医者が値段をつける
その値段は決して同じじゃない
【少女の笑みを見ても】
【つられて笑うことなく、無機質な口調で話して】
……俺様は、必要だと思う
嬢ちゃんが普通に暮らしていただけなら、別に何も求めないが
…その腕は、否応なく誰かを殺めてしまうかもしれないだろ?
プラスマイナス理論でいう、マイナス。生命の維持費
なのに何も生み出さずに
自分の時間を浪費し続けるなんて、赦されることとは思えない
【爬虫類の無表情な顔は、やっぱり分かりあえないような顔をしていて】
【爬虫類の無愛想な口は、出会った時と同じように、何か知ったふうに囀る】
……気にするな
嬢ちゃんがどっちだろうと、元々他人事だ
他人事に聞き入る俺様も、どうかしてるかと思うが
………久しぶりに見れて、懐かしかったんだろうな
【きっと、「龍が久しぶりに見れて」――?】
【彼女の髪をクシャッと撫でようとして】
【――その成否に関わらず】
【彼女とすれ違うように、路地裏の出口へ歩いて行こうとする】
102 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/03/31(木) 01:56:30.50 ID:yr7pl1Nfo
>>100
愛想の悪い女は記憶に残らなくてなぁ
で、何の用だ?
【口ぶりから察するに一応覚えてはいるのだろう】
【こちらも相当愛想の悪い返事をした】
103 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(愛知県)
[sage]:2011/03/31(木) 01:59:49.21 ID:Kv3abFlHo
>>92
【しゅうしゅうと、まるで煙草を吸っているかのように、ふぅ……。と煙を口から吐き出しながら】
倒れている、何を言っているのだろう。
視点を変えてごらんなさいな。
私が立っているのだと、仮定すれば、倒れているのは貴方に成ります。
【無茶苦茶な否定である。しかし、余りにも自信に満ち溢れているその言葉。狂っているのか、馬鹿なのか。あるいは──】
【倒れたままの状態で男はひゅっ!と足を振り上げる】
そう思いませんか?思いますよね。
【すると、シュルン。と公園の、どこかの木に何かが巻き付いた様な音がした】
【するすると“ワイヤーが巻き取られる音”がする、その音と共に、シルクハットを左手で抑える彼の体は】
【“女の斜め後ろ”の木の方向に引き寄せられていく。迫り来る大剣。それを紙一重に“横切るように回避した”】
【ストン、と「“女の斜め後ろ”の木」に横向きに着地する音。着地と言って良いのか分からない奇妙な体制だが】
【こんな行為に何の意味が有るのかと言えば。手品師の格好をしている通り、単の彼の戦闘スタイルなのだろう】
ほら……ね……。フフフフ……。
【その奇妙な体制のまま、女がこちら側に振り返っていない限り、“女の斜め後ろ”から】
【抑えていたシルクハットから手を離すと、いつの間にか握られていた“スペード”のトランプカード3枚を】
ソレ……素敵な武器ですよね。
私のはこんなプラスチックの柔らかい板切れですよ。
【それぞれ、首、左右の両足に向けて────投擲する】
【訓練すればトランプカードでもそこそこ切れる……かもしれないが、このカードはそういう類の物ではなく】
【彼の能力が付与されている3枚のトランプカードは風の刃を纏い、下手な刃物よりもずっと切れる獲物だ】
104 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/03/31(木) 02:01:27.62 ID:sBQdvp6SO
>>80
そのうちの幾らかでも、人の振り見て――となりゃ良いんだけど、そう易しくない。
莫迦は死んでも何とやら、とは、よくもまあ。口減らしってのは剣呑が過ぎるが…………。
【す、と。何を思ったかその掌を其方の目の前に。何かを強請るかのようにそのままを保つ】
【一本寄越せ、と、恐らくはそういう事か。何とも図々しい奴である】
【ぼんやりと星空を眺める薄墨の双眸は、明るくもなく暗くもなく】
【星に有り触れた感想を抱く位のもので、願掛けする程に感傷的でもなく】
【言っては悪いが、只管に無機だった。ともすれば硝子球めいて】
そりゃまあ、ヒエラルキーなんて得てしてそんな物だろう。最上段に立ってる奴はそう多くない。
んでもってオレは、それで十分。果てしない世界の頂点を目指すほど、野心家じゃない。
死んだところで、名前も知らない誰かから哀悼のまね事なんて鳥肌もんだね。そも無駄死にする気も無いし。
……んー。なまじ大所帯だから、明日は我が身って感覚も薄れるんじゃないか?
頭で理解してても、心が追い付いてないと言うか。……実感の有無?
やれるだけやれば良いだろ。蓋が開く前からあーだこーだ悩むのもな。
いや、漏れなくオレにも跳ね返って来る科白なのが痛いけど。
【理屈で物を考えるだけの余裕が無い。極論、どうでもいい――取り敢えず生きてりゃ勝ちだ】
【とまあ、此方も酷くシンプルに過ぎる。というか、悪く言えば俗物的な意見だった】
105 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga sage]:2011/03/31(木) 02:02:06.59 ID:yc36pT/10
>>102
あら、愛想のいい女の子がお望みですかしら?
お金なり何なりを下されば、いくらでも愛想良くして差し上げますのよ?
そうですわね、ついさっき、ちょっとしたお金も入りましたことですし。割引して差し上げてもよろしくてよ。
【そんな風に言われれば、躊躇いもなく、そう返す】
【そうして欲しければ、対価をよこせと。確かに、愛想は悪いか】
用事ですの?
特にこれと言った用事はありませんわね……。
強いて言えば、貸しを返してもらう……とかですかしら?
【用事は特に無かったらしく、笑顔はそのまま、微妙に考えるような表情を混ぜて】
【首をかしげ、そんな提案。今現在何を返せと言うのか】
106 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/03/31(木) 02:04:15.43 ID:yr7pl1Nfo
>>105
金かぁ。流石に金払うんだったらもっと上玉探すわ
格好とスタイル組み変えて出直してこい
【しっしっ、と犬でも払うように手を動かす】
貸し? そういやぁ、そんな約束もしてたっけなぁ
うーん
【用件には困ったように唸る】
【どうやって返すか思いつかないのだ】
107 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
[sage]:2011/03/31(木) 02:10:06.86 ID:7/6oyQAio
>>99
──紅(コウ)。折角てめえが説得してた所、悪いんだが──よ。
無茶をさせなきゃ──…コイツが“無茶”と判断出来んなら、別に良いんじゃねえかと俺は思う。
【ここで、クロワに向き直り】
…俺と、お前を含めて“6人”。
能力者、またはそれに近い奴らが──“6人”。
軽い戦争なら、引き起こせそうな実力を持った“6人”を相手にして戦って、だ。
──…それでも殺せなかったんだからな。カーネルって奴は、よ。
【──恐らく、隠していたであろう事実をクロワに聞かせるように言い放つ。】
時間を掛けて止められたとしても──…だ。
…その前に、どんだけの物が犠牲になる?
それを、コイツが黙って見てられるとは、思えねえな。
──…ああ、言うまでもねえが、偏見だ。
でも、伝わるモンは伝わる。
108 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
[sage]:2011/03/31(木) 02:11:47.68 ID:Rhqp3MDOo
>>104
……………?
………諦めろ
【目の前の手の意図を数秒思案。答えが出て数秒、却下】
【両手はやはりポケットに突っ込んだまま、全く抜かれようとしない】
……上の方に居る連中は、何考えてんだかな
下は何もしてくれない、上から一方通行で何かくれてやるばかり
何か利益を得ようとしたら、一々命令を与えないと動けない
そんなの抱えて責任背負わされて………厄介なだけだろうに
自分が「大した奴」だと勘違いしてる兵隊と、恩恵受けて当然と思う馬鹿
そんな奴等一人一人に目を向けてて、そーいうピラミッドの重畳に立たされて
機関だなんだの方は分かるさ、権限も付いて来るんだ、自分の欲も満たせる
正義連中ってのは………何でわざわざ、馬鹿の為に貴重な命を危険に曝すかねー……
………やったらどうなるか、くらい見えるだろ?
トップだけが気を使って下の馬鹿が野放しの群れが、どうなるかはさ?
【どうやらこの少女が悩んでいるのは、組織の在り方】
【それも、トップに立つ者と下に居る者の関係性らしい】
109 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga sage]:2011/03/31(木) 02:13:35.77 ID:yc36pT/10
>>106
あら、ひどいこと仰りますのね?
格好はいくらでも着替えて差し上げますのよ、スタイルは……どうしようもありませんけれど。
まな板がお好みですかしら? それとも、奇乳のほうですかしら。
【犬ならばそれで払えるかもしれないが、彼女は人間で】
【払われることもなく、平然とそこに居座る】
【当然のように省略されているが、着替えることも、やっぱり有料】
【スタイルについては、どうしようもない、と。諦めの姿勢】
【まな板か巨を超えた奇か。彼女が示したのは、極端すぎる二択】
【ちなみに彼女自体は、BとCの狭間ほど】
身体で払って下さっても、よろしくてよ?
そうであればして欲しいことはありますのよ。
【にこり。やっぱり営業スマイルはそのまま】
【勘違いされかねないせりふ、二回目である】
110 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/03/31(木) 02:16:33.01 ID:gwRryqeDO
>>103
“クラウドバスター”。一切合切、雲が如く引き千切る──私の体を弄くった男がそう言っていたよ
それにしてもああ、君は面白い。面白いね。うん、凄く面白い。
身軽だし──
【地面をざっくりと断ち割り切り裂いたチェーンソーのような大剣、クラウドバスターをアスファルトから引き抜き、女は振り返らずに言う】
【声音には明らかな喜色が浮かんでいた】
だから、
【三枚のトランプが奏でる風切り音の三重奏を耳にしながら、女は男に振り向いた】
【男の目には映るだろう。女がコートの下から引き抜いた、二つめの凶器が】
足止めしようかァ──ッ!
【バンッという破裂音と共に放たれたのは、散弾】
【硝煙を銃口からたなびかせるそれは、コートの内側に隠し持っていた、銃身を切り詰め単身銃に加工したショットガン】
【放たれたカードのうち一枚は、女の首から肩にかけた白いラインを切り裂いたが、散弾は他の二枚を紙屑に変える】
【それだけでは、済まない。女が撃ったのはショットガンだ】
【至近距離ではないため無数の小さな弾丸に襲われるということはないが──】
【──それでも数発の弾丸は男に届くかもしれない】
111 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岡山県)
[sage]:2011/03/31(木) 02:17:42.92 ID:XF6X4Knno
>>101
ふふっ…あはは!
あなたさんは今、というか、最初からこいつとは考え方が合わない、そんな風に思っているでしょう?
私も、同じことを思ってます
きっと分かり合える日は来ないですが…その方がいいに決まってます
【そのことがさもおかしいようにけらけら笑って】
【何故良いのかその理由を続けずに笑い続けて】
【───尤も、その理由はもう既にお互いがわかっていることだろうが】
…まぁ最終的にはそうなりますね
最後にお願いです。私のことは忘れてください
もともとそのつもりなら、わざわざごめんなさい
【髪にその手が触れる瞬間、小さく目を瞑って】
【その時には既にすれ違っているのでそちらからは確認できないが】
…それではっ
【彼女も後ろを振り向くこと無くそちらと反対方向へ歩き出す】
/遅くまでありがとうございました!最後の最後で遅れてごめんなさい
112 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
[sage]:2011/03/31(木) 02:18:09.55 ID:7/6oyQAio
//ああ、ごめんなさい言い忘れました。
ジンジャーの人が何かアクションを起こさない限り、此方には何のしようも無いので安価は省略してます。
何かが必要な時になりましたら安価して下さいませ。
113 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/03/31(木) 02:19:50.37 ID:yr7pl1Nfo
>>109
まずはその性格だな
胸はでかい方が好みだ
【すっごいじと目で見ている】
【胸を見て、”へっ”と鼻で笑った】
……あー、”お前の場合”普通の意味か
何すんだ?
【その勘違いされかねない台詞で別の女性を思い浮かべ、すぐに脳内から追放する】
【それからめんどくさそうに頭を掻きながら一応聞いた】
114 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/03/31(木) 02:25:03.96 ID:1sbOnEOwo
>>99
そうだよ、ルカスがいってた…『かれし』でまちがいない、なんだおもってたよりいいおとこじゃないか
もっとこうネウロのはんにんみたいなのをそうぞうしてた…あいつへんなやつだからもしかすると
おとこのしゅみもへんだったりして、なんておもったりしてすまんかった
クロワか、で…そっちはべにとっていうのか?よろしく…ラビット、あたしのことをよぶならそうよべ
そうかルカスのかれしだ…ちょーどよかった
【舌っ足らずでどうにも言動が幼い様子のラビットだが思いのほか言う事はキツイ】
【そして何を思ったか帽子の中から取り出したのは…小型液晶画面のついた機械のようだ】
…えっと、ここだったっけ…あたしやっぱりきかいきらい…よしうごいた
おいたんてい、おまえがずいぶんまえにいってたおとこをみつけたぞ、そう、おまえがさがしてたルカスのかれしってやつ
あいさつがわりによういしていた『あれ』、トラックにつんでもってこいよ…それとごたろー、いまたんていそこのウーピンはじいたのみたぞ
【話し相手は麻雀でもやっていたのだろうか、そしてイカサマの現場を押さえたらしい】
【すぐちかくのじゃんそうじゃないか、などと呟きながら機械をしまい、ラビットがクロワと紅丸の方を向いて告げる】
クロワッサンレッド…じゃなくてクロワ、これからおまえのことをさがしていたおとこがここにくる
そいつのはなしをきいてくれるか?あいさつがわりにおまえがきにいりそうなものもよういするからきたいしてまっててくれよ
>>107
【そして黒い男が告げたカーネルという名前にラビットはその赤い瞳をきょろっ、と向けると】
【特に表情を変えずに男に近づき、小柄なためおそらくは下から、じーっと男の顔を見ると】
…カーネルってあーるあいぴーの…ポポルをころしてリーダーになったやつのことか
あいつはつよいってたんていたちもいってたな、あたしもしょうじきほんきでやばそうっておもった
あのままだとあいつ、しあわせなひとをなんにんもけおとしてしまうって…いってたな
…あいつらはまたわきめもふらずたちむかおうとしてる。おまえも、たたかいたいのか?
【カーネルと闘う意思があるのか?と…おそらくは興味本位でそう聞いてきた】
【なにげない問答だろうが…彼女は黒衣の男の戦いへの意気込みと言う物を知りたがっているらしい】
115 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga sage]:2011/03/31(木) 02:27:27.59 ID:yc36pT/10
>>113
性格も、フォルスさんといる前でよければ直して差し上げますのよ?
あら、そうですの。趣味が悪いですわね。
【当然、有料】
【何度も何度も口にすることが、本人でさえ煩わしいのか】
【ならば、その金品要求主義をやめればいいのに、と突っ込みたくなるのだが】
【あいにくこれ、生業である。どうしようもない】
【それから鼻で笑う相手に対しては、笑顔ではあるが、冷ややかな目を投げて】
【「あるもので我慢しろ」と、そんな言外の言葉が込められている、よう、な】
【「ちなみにわたくしはBぐらいが好きですけれど。」】
【それから付け足された、そんな余談】
その判断はどこから来るのかしら?
ま。その通りですけれど。
そうですわね、さっき、お仕事を頼まれましたの、小さな女の子に。
お姉さんを探してるそうですわ、わたくし一人で探すのは骨ですので、貸しの消費、ということで適度に手伝っていただけたらありがたいのですけれど。
【「お前の場合」なんて言葉に、首をかしげ、尋ねて】
【それでも、変な意味は含まれてなかったらしい。あっさりと肯定して】
【貸しの返却の手段。営業スマイルのような笑顔は変わらぬまま、すらすらと説明して】
【説明しつつ、ベンチに空いたスペースがあれば、そこを指差し。緩く首を傾げる】
【何を尋ねているのかは、言わずもがな。空きスペースがなければ、何もしない】
116 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/03/31(木) 02:35:09.17 ID:59k5qSoQ0
>>107
……アーン、……余計なコト言ってくれンじゃねェか、黒いの
【紅丸は――矢張り、其処は暈していたのだろう】
【事実を告げる彼に、引きつったような、それでいて何処かもう諦めたような笑みを向け】
「……6人?――紅斗、貴方……」
……しゃあねェな。ああ、そうだよ。あのカーネルは、もうぼくやオタクの知ってるカーネルじゃない。
≪暴帝ポポル≫と同格……いや、下手したらそれ以上の実力者になってやがる。
「……ッざけんじゃないですよ!だとしたら、相当厳しい相手なんじゃないですか?
貴方の実力を信頼している。ですが、戦場では何が起こりえるか分からない。そうでしょう?
それに、数が少なくなったとはいえ、ヴュネルドや『ノクトクルセイド』はまだ残っている――
いずれも難敵です。だったら、オレも共に戦いますよ」
【……クロワは語調を荒くして、紅丸にそう言い放つだろう】
【――この、語り口。恐らくはクロワもまた、紅丸と同じ――――】
……ああ、ッたく。おい黒いの。オタクは知らねェだろォがな、コイツは頑固なんだ。
なかなかテメエの信念を曲げてくれねーンだよ。……オタクのお陰で面倒なことになったぜ?
【……紅丸は、諦めたように青年。緋天に、そう言って肩を竦めるだろう】
……オタクに何かあったら、ルカスのヤツはどォすンだッて言ってんだよ
「…………、…………分かってくれますよ、あいつは」
【――しかしどうやら、このクロワという青年には、“大切な人”が居るらしい】
【紅丸が一人で戦う、と宣言していたのも、おそらくはそれを案じてのことなのだろう――】
>>114
「は、はは……それはどうも。アレが変だってことはどうしようもなく認めますよ」
ああ、紅丸 紅斗(べにまる べにと)だ。紅丸で良い。
オタクは……ラビットか。いいぜ、覚えた。
ッたく、ッとォにウサギみてェなヤツだなぁ、おい
【紅丸は、名乗ったラビットに対してそう冗談めいて返して】
【一方のクロワは、ラビットが帽子の中から取り出した機会と、繰り広げられる会話に目を細めて】
……オレのことを、探している?
見当も付きませんが……いいでしょう、分かりました。
普段なら警戒するところですが……貴方がルカスの友人だというのなら、信じましょう。
「おお。デレデレだなァ、シャル。
ラビット、オタクは知らねェだろ。コイツは本当はな、相当に警戒心が強ェんだ。
信用を得たかったら相当に努力しねェといけないような、鋼鉄みてェな男さ……
それが、惚れた女の名前ひとつで一発だ。笑ってやれよ」
……からかうのはそれくらいにしておきなさい、紅斗。殴りますよ
【――と、そんなやりとりを展開する。どうやらこの2人、相当に仲が良いらしい】
117 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2011/03/31(木) 02:35:22.29 ID:5cPzgWCEo
>>111
酷いな、そりゃ偏見だぜ
龍と人の混ぜ物である俺様達は、どちらも理解できるはずなんだ
理論上はな……ゲハハ
っと……
【信用を損なうような笑い声を堪えて】
【もう見ていないだろう彼女へ、右手を振った】
意外にも俺様は内気でね
たくさん言葉を交わすことは少ないんだぜ
レアな記憶は忘れ難いし……
……さて、どうしたものか
【彼女のお願いを聞き入れる気のない亜人は、楽しげに困ったような口振りを演じる】
【そうして、街へ出る段に至って】
【自分の胸元に、カノッサ機関のネームプレートを取り付けた】
傭兵としての収穫はなかったが……
…なぁダグラス、知ってるか?
夏に無くしたものってのは、春に巡りあわせるらしいぜ
【それを言うなら、きっと冬】
【誰ともなく独り言を呟いて、雇われの機関員は雑踏の中へ消えていった】
/いえいえ、こちらのほうが遅くて申し訳ない
/お付き合いいただき、ありがとうございました!
118 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/03/31(木) 02:36:06.70 ID:yr7pl1Nfo
>>115
へぇ、そいつぁちょっとは興味がわいた
【性格も直ると聞き、少し機嫌を良さそうにしてにやっと笑う】
【有料が前提なのは分かっているのだろうが、金で女性を買うことに抵抗も何も無い】
【金には困ってないのだろうか?】
趣味だけはてめぇに言われたくねーよ
……百合?
【けれど胸の好みをけなされればむっとした表情にすぐ変わる】
【余談に対しては、やはり一番思いつくだろう言葉を口にした】
人探しだぁ? そりゃめんどくせぇな
【返却手段を聞くなり、ため息をついた。かなり嫌そうだ】
【彼はこう見えてかなりの人脈を(実際には作成途中だが)を持っているのだが、こんな広い世界で一人の人間を見つけるのが相当厄介なのは理解している】
【喫茶店の借りを返すにはでかい】
【指差されれば、すぐに一人分のスペースを空ける】
119 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(愛知県)
[sage]:2011/03/31(木) 02:39:57.73 ID:Kv3abFlHo
>>110
よく言われます。
【公園樹に足を付けながら、体を仰け反らせるような姿勢だった男は】
【彼女の言葉、引き抜いた二つ目の凶器に反応するや────】
……。
【彼の戦闘スタイルは先程も描写したが“手品師”────】
【出来ない事を可能にする。無理だと思う事をやってのける】
【手品師は相手の予想を覆さなければいけない】
(足止め…………?)
【即ち、────“否定”────】
【「足止めしようか」と言った、通常、銃それもショットガンなど向けられたらのならば】
【避ける。逃げる。驚く。或いは為す術無し。何らかの回避手段を取らなければいけない。それほど強力な武器だ】
【だから、彼は思わずニヤリと笑みを零すと】
……ははぁん。
【トンッ】
【ショットガンより放たれる弾丸の嵐の中に、右腕を盾にしながら、飛び込んでいった────】
(させませんよぉ……?)
【予想の中で、一番、「有り得ない」という選択肢を取ったのだ】
【彼女は男の行動に予測が付いただろうか】
【いや、予測手段としては、彼の先程からの言動や行動がある、あるいは────】
【散弾は、彼の右腕を主に、肩、脇腹などを少々に連続してヒットしていき、大量の血を吐き出した】
【だが、彼は止まらなかった。地面を血で、どす黒い魔翌力で汚しながら、彼女に向かって掛けていく】
両手の花とは素晴らしい状態ですね。
【彼の行動の結果。両手に武器を持ち、さらにショットガンは撃った直前】
【ある種、最高のチャンスだと、彼は考え、一気に肉薄を仕掛けたのだ】
【これに成功したのなら、彼は左手で彼女の首を掴もうとする、成功すれば同時に】
【────先ほど、カードが切り裂いた傷口に親指をねじ込もうとするだろう】
120 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga sage]:2011/03/31(木) 02:44:30.67 ID:yc36pT/10
>>118
ま、それ相応の何かは払っていただきますわよ。
一人の人間の自由を潰すのですから。あんまりにも安いと、拒否しますわよ?
【性格は個人の自由である、らしく】
【あまりに安いのは拒否するといいながらも、具体的な額は挙げず】
【相手任せといえば多少は聞こえがいいが、相手に丸投げなのである】
【相手の所持金の量に対しては、興味がないと言えば嘘になるのだろうが、現在は一切気にした風も無くて】
わたくしの趣味が悪いような言い方、ですわね?
わたくし、そこまで悪い趣味を持っているつもりは無いのですけれど……。
いえ、どちらかといえば男の人のほうがいいのですけれど。
【にこり、本当に僅か、ミカヅキモ一匹分の量も無いほどに、不機嫌が混ぜられた、ような】
【仮面の上から、その下を見る事は難しく。微か過ぎるほどの不機嫌は、相手にバレたら、相手を褒めたいほど】
【「お仕事上、そんなこともありましてよ。」なんて、言って。軽く、ツインテールの左房を払って】
あら、無銭飲食するつもりですの?
【ずいぶんと厄介なことを振りかけていることはきっと、理解しているはずで】
【それでも笑顔の仮面の下から、「さぁ、さぁ。」なんて、悪魔か何かの、そんな声(イメージ)】
【スペースを空けられれば、軽い会釈と、紙っぺらよりも薄っぺらい感謝の言葉】
【その後にベンチの前へと回り、ワンピースを押さえながら、ちょこんと座り込んだ】
121 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/03/31(木) 02:49:22.07 ID:yr7pl1Nfo
>>120
二時間五万
【両手を開いてみせる】
【少なくとも彼の中では相当高い方だ。実際払えと言われて悩むぐらいに】
【まずは反応を見るためだ】
仕事選ばねぇな、お前
【意外な答えについ苦笑いをしてみせた】
法外な値段を踏み倒すぐらいの悪行はやるぜ?
当然、脅迫もな
【薄っぺらい笑みを浮かべながら有り得ると答えた】
122 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
[sage]:2011/03/31(木) 02:50:08.84 ID:7/6oyQAio
>>114
────なーんで俺が“ガキ”に対して決意表明みたいな真似をしなきゃなんねえんだよ。
バカみてえなコトを言うんじゃねえっての。
【やれやれ、とでも言いたげな表情。まともに相手にすらされていないような、そんな気もする。】
【まず最初に返ってきた言葉は、恐らく想像していた物とは異なっていただろう。そして、質問の返答すらも──】
…ま、戦いたいんじゃねえの?
【──他人事のような口調。馬鹿にしているのだろうか。】
>>116
紅。俺は、てめえが納得の行く説得が出来たとは思えねえよ。
──俺はコイツに引き下がったか、と聞いた。
それで引き下がる意志が微塵にでもあったんなら、俺はわざと言うつもりは無かったっての。
止まんねえよ。どっちにしろ、な。
【──止まらない。彼はその事実を確定させたかったようだ。】
────。
世界で起こってる出来事と、大切なもの。
俺は比べろなんて言わねえが、「自分の為に世界のコトを放っておく」ってのを大切なものが望むかどうかってコトは、言いたい。
まあ、その辺は要相談ってトコだよ。
【──微塵も、冗談で言っているような雰囲気は感じられない。】
123 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/03/31(木) 02:52:18.92 ID:sBQdvp6SO
>>108
…………ちぇっ。あんだよ、ケチ臭えの。
【そんな事を言う割には、すんなりと手を引っ込めて諦める。然程に欲しい訳でも無いのか】
【手遊び代わりにポケットからペンを一本、何を深く考えるでもなくくるくると弄び】
……さあ、な。ぶっちゃけて言うと、オレにもよく解んないんだ。
無理すんな、とは何度も言った。でもさ、あいつら全然聞かねえでやがんの。
それどころか、この重みを背負えるコトが嬉しいんだ、なんてすっごい綺麗に笑ってさ。
莫ッ迦じゃねえ?って。……有象無象の為にあれが擦り減るんなら、いっそその前に、とも思った。
老若男女、容赦なく――と。でも、それをやっちゃあお話にならないよな。本末転倒だ。
……ほんと理解に苦しむよ、正義って。……誰もが幸せなら、それに越したコトは無い。
頭では解るんだけどさ、オレは少なくとも世界≠ニか皆≠セとか、そんな形も定かじゃないものの為に戦えない。
だけど、一つだけ解る。きっと好きだから≠竄チてるんだって、それだけ。
――――あぁ、痛いほど識ってる。
【女性はただ答えるだけ答えて、根本的な解決策は示さない。いや、示せない】
【どちらでも無く、そう頭が回る訳でもない。悩むだけ悩んでも、答えは未だに見付からず】
【下の意識から変えればと思えども、自分自身すら。そんな立場では、言える事が無い】
124 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/03/31(木) 02:52:25.48 ID:gwRryqeDO
>>119
【男の目論見は成功した。女の予測を越え、予想を裏切ったかは定かではないが】
んっ……
【首の傷口に親指を突き込まれて女は甘く喘いだ。喘ぎながら指先でショットガンをグルリと回転させて次弾装填完了】
【軽く上気した女の頬はミルクに紅酒を一滴垂らしたような淡やかな色合いだったが──】
【──女の瞳は真黒で、男の眼を直視していた】
近付いてくれてありがとう。足止めして近付く手間が省けた。
ああでも素早いからなあ君は。確り、動きを止めておかないと、
【銃口は男の腹に向けられていた。女はやはり男の眼を見たまま薄桜色の唇を舌で舐め──】
逃げられてしまうね。
【ショットガンの、引き金を引いた】
【炸裂音と共に、其の口からは銃弾が吐き出される】
125 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/03/31(木) 02:59:24.07 ID:1sbOnEOwo
>>116
【根が大自然で生きてた機械嫌いの野生児だからか、警戒心がうんぬんの所には共感できた】
【自分の命を狙う物は、時には狡猾に油断を誘ったところを喰らってくる獣もいる、臆病なくらいが丁度いいとすらラビットも思っていたのだ】
(…なかがいいってのはすごくよくわかるな、なんだかこういう『かるくちたたきあう』やりとりみたいなのすきだな…
こう…ふるくからの『ダチ』ってかんじで)
へえ、そうなのか…ルカスのダチでよかった
ひゅー、ひゅー、ってはやしたてるのがれいぎだよな?ルカスはあたしよりいつつとしうえのくせに
あたしよりこどもみたいでてがかかるかもしれないけど、しあわせにしてやってくれよ?
【いけしゃあしゃあと、保護者みたいな目線からクロワに言葉を投げかけてくる】
>>122
…そこはかとなくばかにしてるだろおまえ
これだからししゅんきおわりごろのくろふくはだめなんだ…やっぱくろふくといったらカイジだろ
すなおに『たたかいたい』っていえばいいのに
【なんでこう遠まわしに言うのか、と人間素直なのが当たり前だと思っているラビットにしてみれば、青年の行動は理解しかねるらしい】
【一部彼女も地味に青年をバカにしながらしかし戦いたい意思を感じ取ってはくれたらしい】
【そして、少女はそこであることを聞いてなかった事に気が付いた】
…ところでおまえのなまえはなんていうんだ?
>>116
>>122
【しばらくすると、『ぴー、ぴー、バックします、バックします』という音と共に路地裏に運送トラックが後ろ向きに近づいてくる】
【どうやらラビットが呼んだ人物がそれに乗っているらしい】
…あ、たんていがきた…おもったよかはやかったな
ちゃんとしじしたものをもってきたな…でもあれ、『いちねんくらいまえ』からあつめてたから…『おくにつめこんであったやつ』とか
もう『たべられなくなってる』んじゃないかな…
【…今、不穏な一言をラビットは発した】
126 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga sage]:2011/03/31(木) 02:59:34.64 ID:yc36pT/10
>>121
一分過ぎただけでも、次の時間の分までとりますわよ?
【ごくごくあっさり。軽いノリで、そう返し。どうも、その程度で構わないらしく】
【構わない、というのはずいぶん上から目線】
【そして、時間にやたら厳しい、というか。料金に厳しい、と言うべきだろうか】
お金がなければ、人の暮らしも出来ませんのよ。
食べ物も服も宿も何から何まで、お金がなければどうしようもありませんわ。
最近は蓄えがありますけれど、いつまでも遊んでいられるわけでもありませんもの。
【先ほど髪を払ったことで、なにやら気に食わない位置に、髪の房が移動したのか】
【両手で、同じような力加減で。量の房を、再び軽く払う】
【ついでに前髪も整え】
【満足したかと思いきや、座った際のワンピースの形が気に食わなかったらしく】
【そちらも、もふもふと整え始める】
【どこか猫の毛づくろいのような、そんな仕草を続けながら】
【要は、お金がなければどうにもならない、と。仕事を選ばない理由を、あっさりと説明して】
【「さすがに、お断りすることもありますけれど。」】
【なんて、付け足しもひとつ】
あら、それはいけませんわね。
人を騙すことはいけないことでしてよ?
ですから、手伝って欲しいのですけれど。
【ワンピースの整えも終えて、今度こそ満足】
【ふう、と。小さく息を吐いてから】
【どの口がそんなことをのたまうのか、そこでどうして「ですから」に続くのか】
【突っ込みどころは、いくつかあって】
127 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
[sage]:2011/03/31(木) 03:05:06.02 ID:Rhqp3MDOo
>>123
……好きだから、か。そりゃあ強いよなあ
仕事の一環で後が有る連中と違う、全ての一回が捨てられない
そりゃモチベーションには天地の差が出るか……
………勝てねえ訳だよなあ
ああ、それと。煙草は左の内ポケット、ライターもそこにいれてる
【そろそろ自分もニコチンが恋しくなったようで、煙草の在り処を】
【飽く迄自分は手を動かさず、相手に伝えることで取りださせようとする】
【ちなみに、煙草もライターも、普通の安物である】
【自分が本当に知りたいのは、何処からか】
【自分ですら良く分からずとも、二人の単純な感覚的な考察は進み】
所詮、そういう組織だなんだに所属するのは……
一般人に紛れて生活出来る強さが無い連中、なんだよな
普通に生きられるなら、普通に生きるのが安全だ。楽な筈だ
安全を楽しめない厄介者が、一つの石に座りこんで逆さピラミッドになってやがる
……何処≠セ?有名所二つのどっちか、か?
【少女は突然、問いの方向性を変更する】
【多くは、文脈に任せ、語らない】
128 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/03/31(木) 03:05:42.14 ID:yr7pl1Nfo
>>126
営業の下手な女だ
【手を下ろしてはぁ、とため息をついた】
【その一言には気分を下がらせた恨みが込められている】
ま、違わねぇな
とりあえず金さえありゃ”安心”は得られる
【猫の毛づくろいのように忙しない少女の動きを、ただ何となく眺める】
一定の価値を持つものを、不必要なほど価値を跳ね上げて渡すのも、一種の詐欺だ
お互い様だろ?
【嫌な笑みを浮かべながら反論】
【高額請求も一種の詐欺というわけだ】
129 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/03/31(木) 03:06:10.07 ID:59k5qSoQ0
>>122
……ああ、糞。分かってンだよ、ぼくだってな。
結局、ぼくらは『因果の鎖』から逃げられやしない。
どんなカタチであろうが、巡り巡って……“導かれる”運命だ。
【紅丸は右手で、左目を覆うアシンメトリーの黒髪を、ぐしゃ、と掻き上げて】
【露になった双眸――左目の周囲には≪紅≫を崩した刺青がある――で、クロワを捉え】
でもな、そうやって世界を優先して。残された大切なものの気持ちだって、あるんだ。
それで万が一、喪っちまったのなら尚更……ツラいもんなんだよ。
ぼくはそれを知ってるから、……オタクには。
「……紅斗。オレは、死ぬつもりなんて一切ありません。負ける気も、ありません。
とはいえ、其処の彼が言うように……一度、相談するつもりですが」
【強い自信。しかしそれは、傲慢なものではなく、とても純粋な、研き抜かれた剣のような輝きをもつもの】
【クロワールは、再び黒衣の。緋天に目をやって、】
「……よろしければ、名前を。
オレの名前は、先程も申し上げたように。クロワ、です」
【と。その名を、訊ねるだろう】
>>125
「幸せに、って――まるで結婚するみたいじゃないですか、やめてくださいよ」
あン?シャル、オタクそうするンじゃなかったのか?
「……え?いや、ああ……――今は考えられませんよ、そんなの。
少なくとも≪R.I.P.≫が片付くまで、オレの未来に平穏が訪れることは無い。
そんなところに、あいつを巻き添えにしたくないですからね」
【……と、真剣な面持ちでクロワは呟く】
【しかし、裏を返せば。≪R.I.P.≫さえ片付けば、少しは考えているということ――か?】
……アーン、なンだ……ズイブンとまァ、豪快な入り方だなァ
「……食べる?」
【やがてやってきたトラックの後退の邪魔にならないように、2人は退いて】
【一方のクロワは、なんとなく嫌な予感を察知して冷や汗を流していた】
130 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga sage]:2011/03/31(木) 03:11:53.52 ID:yc36pT/10
>>128
これでも、需要はありますのよ。
【下ろされる手を目で追い、そんな恨みは軽くスルーする】
【ぴったりと合わせた両足の隙間に、指をぐっと押し込んで】
ま、人の幸せなんてものは、ある程度以上のお金があって始めて成り立つのですわ。
屋根の無い家、鍵のかからない空間、手に入らない食べ物、衣類。
はてさて、どうしてそんな環境で幸せになれると思い込めるのでしょう。
わたくしには分かりませんわ、フォルスさんには分かりまして?
【寒いのか、なんとなくなのか。足の間に手は挟んだまま】
【俯くように顔を伏せて、ただ、俯かない。相手の方へと顔を向け、首をかしげて】
【そんなことを、尋ねて見せて】
あら、わたくし、そんなことしていませんのよ。
お金は相手が望んだ額ですの、両者の同意があればそれは正当な取引でしてよ?
【確かに、彼女は。いくら要求するかを、具合的に口にしたことがなく】
【青年へ要求したのも、貸し、であって。内容は決めておらず】
【そのせいで現在、面倒なことを手伝わせようとしているのだが。悪徳商法である、立派な】
131 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/03/31(木) 03:17:13.46 ID:yr7pl1Nfo
>>130
ドMにか?
はっ、信じらんねぇなぁ?
【需要があるのが信じられないらしく、また鼻で笑い飛ばした】
【強いてあげたのもドMという酷い評価だ】
……命が脅かされない環境
それさえ確定していれば、金は要らない
【意外にも】
【彼は酷く──本当に、真顔で、真面目な声色で答えた。本心からそう思っているのだと、疑うまでもなく感じさせるほどに】
【しかし数秒すれば、”なんてな”と悪戯っぽい笑みを向けるだろう】
だぁから、喫茶店程度の借りに対し、人を探せ、なんてのは厳しいっつうの
この世界に何万人居ると思ってんだ
【両腕を広げて世界全体を表してみせる】
【どうにも彼にとっては高すぎる代償のようだ】
132 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
[sage]:2011/03/31(木) 03:20:00.94 ID:7/6oyQAio
>>125
──ああ、はっきりと“バカ”って言ってやるよ、バァカ。満足か?
世間知らずのガキに話し込んで何が得られるってんだよ、時間の無駄じゃねえか。
【──随分と、口が悪い。】
…教えた所で無駄だっての。
これでも食ってとっとと寝てろ。
【何処からともなく“あんぱん”を取り出し、手渡そうとした所で】
────…あ?
【その手が、止まった。】
>>129
…俺はどっちの意志も理解は出来るし、否定する部分なんざどっちにもねえ気はする。
────でも、時間にはどーしてもな、限りがある。
次に何時仕掛けて来るかなんて、“正確”な予想は出来ねえんだろ?
なら、俺はとっとと“終わらせて”、とっとと戻った方が───
…その方が、良いって思ったんだよ。
【暫く間を置いて、其の瞳を見据えると】
───緋天、颯護。
【彼が言う事を躊躇う本名を、そのまま告げた。】
133 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(愛知県)
[sage]:2011/03/31(木) 03:20:23.53 ID:Kv3abFlHo
>>124
どう、致しまし、────…………。
【握りしめた左手を伝い、嫌な感覚が伝わった】
【再び銃口から、狂気を吐き出す準備が完了した事を意味するソレであり】
…………。
【避けなければいけない。これは、絶対に。敗北したくなければ】
【死にたくなければ。避けなければ。────“だが”────】
【既に男の左親指は彼女の傷口に引っかかっている】
【コレを引きぬき。避ける時間があるだろうか。ギリギリあるか?】
【いやこの思考時間で……無くなった……】
【流石の彼も絶望する“普段”だったら────だが】
【哲学者の卵によって膨れ上がった狂気は。彼に、とある『賭け』を持ちかける】
【もはや、考えている時間は全て消費し尽くしていた、彼は迷わず……】
【ダラリと汗を一滴、流すと同時に。向けられた銃口に、“ 腹 を 押 し 当 て た ”……!】
【放たれる、──散弾。撃ち抜かれた脇腹に穴が空き。ボタボタと血を流していた】
【散弾を腹にぶちまけられた男は、────────────────────】
フ、フフフフフ……。
フ……ハハ……ア、ッハハハハハァ──z___ッッ!!!
【笑っていた。これまで以上のテンションで、血反吐を口から吐き出しながら】
【生きている。散弾を腹にぶち込まれて生きていられる人間が居るのだろうか】
【居るのだ。それがタダの人間ではなく────“能力者”なら…………!】
種も……仕掛けも、ありませんってねぇ……!
【女の首を締める力を強めながら、男は「ウップ」と口から血液を共に】
【腹にぶち込まれたはずの散弾をボタボタと地面に吐き捨てた】
//おおう……。調べたりしてたら時間がかかりすぎました。申し訳ありません。
134 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga sage]:2011/03/31(木) 03:26:53.33 ID:yc36pT/10
>>131
それだけ、ってわけでもありませんのよ?
若ければ何でもいい、なんて人もいらっしゃいますもの。
最終的に女なら何でもいい、とか、穴があれば何でもいい、とか。
前者はともかく、後者にはレンコンでも渡して差し上げたいですけれど。
【需要は結構ある、らし、い?】
【挙げた例があんまり過ぎて、どうも需要があるように聞こえないのは、ご法度】
【「スポンジでもいいですかしら。」なんて、くすくすと笑いながら言っている辺り、どうしようもない】
ま、それをこの世界で望むのはなかなか大変ですわね。
ずいぶん無理があるんじゃないかしら、街中で平気でテロも起こりますのに。
まあそもそも、そんな基本的な人権も持っていない人が。
お金があって、衣食住が揃っていて、ちょっとした小銭を持っているだけで後ろから刺されなくて、おまけに好きな人とでも居られるような。
そんな幸せにありつけるなんて、思っている時点で夢物語ですわね。
それこそ奇跡ですわ、住む世界がまるで違いますのに。
【相手のそんな、真面目な言葉を】
【彼女はあっさりと、否定して。確かに、路地に一本入れば、死体の落ちているような、そんな世界】
【彼女は、そんなこと。すっかりと諦めているらしく】
【次いだ言葉は、路地裏辺りでひっそりと暮らしているであろうそんな人たちに聞かせたら、それだけで刺されかねないような言葉】
あら、ずいぶん見つけやすい人のようですわよ?
騒音発生器。近くに居れば誰でもわかる、らしいですけれど。
【相変わらずの拒否姿勢。当然といえば当然なそれに、いくらか楽そうなお知らせをひとつ、投げた】
135 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/03/31(木) 03:33:47.57 ID:sBQdvp6SO
>>127
当たり前だ。易々曲がるような生半可な奴の為に、オレは擦り減らない。
出来るなら全部捨てない、そんな夢みたいな事を本気で言ってる馬鹿じゃなきゃ。
…………まあ、何はなくとも気合いが有りゃ何とかなる、ってな。
……ん、了解。
【手前で取れ、等とは言わず。其方に寄ると右手を伸ばして、二つ併せて取り出そうとし】
【一本取り出して火を点ければ、後は少女に突っ返す。礼も愛想もあったものでは無い】
【そのまま深く吸い込んで、肺に煙を――――直後、女性は盛大に噎せた】
【……まあ、何はともあれ、考察は更に続く。進むか進まないかは、さておいて】
ああ、そういう見方も有るのか。……確かに溶け込めるんなら、その方が楽、なんだろうな。
けど、やっぱり見過ごせないんだろ。どのみち避けられない、遅いか早いかの違いだ。
――――そりゃまた、偉くバランスの悪そうな……ん。ああ、そんなトコなんじゃない?
【少女の問いに対しては否定はせず。明言は避けたが、似たようなものだ】
【或いは、無防備に過ぎるとも取れるだろうが。今更、である】
136 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/03/31(木) 03:36:01.82 ID:yr7pl1Nfo
>>134
それ、需要ちゃうで
【つい似非方言が出るほど、相手の言ってることは的外れだった】
【需要に全く聞こえない不思議】
黙っとけよクソアマ
んなこたぁ、てめぇのしゃぶるしか役に立たねぇ口から説明されるまでもねぇんだよ……
【ベンチに片腕を乗せながら、星も無い夜空を見上げながら】
【汚い言葉を平然と使って、物静かに、呟くような返事をした】
【そう、そんなことは分かっている。この世界に平和などありはしない】
【『Justice』だの『青義同盟』だの『対機関連合』だの、何が居ても何をしても平穏など訪れはしない】
【そんなものは幻想、まやかし、夢、陽炎。目に見えても掴めることなど無い】
……分かってんだよ、そんなことは
【彼は二度呟いた】
へい、てめぇの耳と耳の間はヘリウムか?
この大陸がどんだけ広いと思ってんだ。本当にマジでこの街に居て騒音出してんだろうなぁ?
【挑発気味の言葉と一緒に念を押すように確認した】
【この街に、というのは、ここに居なければ当然話にならない、という意味がある】
137 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/03/31(木) 03:39:02.71 ID:gwRryqeDO
>>133
ははっ、ははは、あはははははははは────!
【腹を押し当てた感覚はショットガンを通して女に伝わっていた】
【感覚が伝わった瞬間、女はカッと眼を見開いたが、引き金を引いたその次には狂笑とも思える笑みが其の口から裂いて出た】
【その意外過ぎる行動か、あるいはその狂いじみた精神か、それとも生きる為に行動のある種の愚かしさにか】
【女は、口が裂けたような笑みを響かせる】
【────喉を締められているにも、関わらず】
はははは、はは、あぁっ──ハハハハハハハハハハハハ!
【女は徐にショットガンを捨てた。ソードオフのショットガン。装弾数は当然限られ、今ので打ち止めだったのだろう】
【女の狂笑は止まない。──それもその筈、女は体を強化されている】
【2メートルの、それもチェーンソーの機構を内蔵した大剣の馬鹿げた重量を振り回す身体能力がその証拠】
【それ以外に女は、体を構築する物質の構造すらも強化されている。女の肌は確かに柔らかく滑やかだが──強靭だった】
ふふ、ふふははっ! ああ最高だよ本当に、君は素晴らしいよ。
ねえ、どうしたら死ぬのかなあ。
【女は自分の頚を締める男の手首に、ショットガンを捨てた左手を伸ばす。──掴むつもりだ】
【同時に右手に握られた大剣が動く】
【この距離では刃は振るえないが、女はそれを高々と持ち上げ──男の頭蓋を砕かんと、握る柄の柄頭を男の頭に向けて打ち降ろす】
//お気になさらず! 私も大概ですから!
138 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga sage]:2011/03/31(木) 03:45:46.09 ID:yc36pT/10
>>136
……ま、路地裏で女買う人なんて基本的にそんな人ばっかですわね。
たまになんか結婚詐欺でも吹っかけてきてるんじゃないかって人も居ますけれどね。
【立派な需要、らしい】
【それは本当に結婚詐欺でしょうか、もう何も分からないし、どうしようもない】
あら、噛んだりすることも出来ますのよ?
ついでに言えば、彼らの本業は噛むことですわ。
炊飯技術なんかがなければ、人間って三十路辺りで物を食べられなくなるそうですけれど、本当かしら。
【もしかして、二択】
【いや、その他はきっと、省略したのだろうが】
【どうでもいい独り言。「でしたら、考えた人は凄いですわね。何考えて生きてたんでしょう。」なんて、続いて】
むなしくなるだけですけれど、眠っていれば、夢の中でそういう幸せにありつけるかもしれませんわね。
【なんて、僅かに目を伏せて。にこりとした笑みを浮かべながら】
【そんなことを、言ってみたりして】
【むなしいどころの騒ぎでなく、むしろ、現実との落差がある分。いくらか辛い選択肢だと、思うのだが】
どうしてそこでヘリウムですの?
気体ならもっと種類がありましてよ? 元素記号順かしら。
そこは分かりませんわ、最終目撃日時は約三ヶ月前ですの。
そろそろ百日ですわね、どっかで死んでるんじゃないかしら、子どもの前でしたから、言えませんでしたけれど。
【言い返すところが微妙にズレている、ような】
【なんとなく、今までの会話的にも。彼女に、あまり悪口の類は効果が無さそうである】
【それから、相手の疑問にはそう返して。これはひどい】
139 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/03/31(木) 03:48:15.57 ID:1sbOnEOwo
>>129
…けっこんすることはかんがえてないのか?
なんにせよ、あーるあいぴーをたおさないことにはどうにもならないんだな…
あたしもちからになりたいけど…たいじんせん、にがてなんだよな
【対人戦が苦手と言う事は人型をしてない相手との戦いの方が得意と言う事か】
【いずれにせよ対人戦に特化してない時点で人間との、ましてや能力者との戦いは避けた方がいいかもしれないが】
…ま、いい、いまあたしよりもあいつらをたおすことにもえてるやつがいるからさ
そいつのサポートができればいいかな…それに、じゃすてぃすってやつらががむしゃらにたたかってくれるってきいたよ
たのもしいよな、じつはこころのどこかであんしんしてたりする
>>132
あん?いったな!?コミュニケーションのきほんである『れいぎ』ってやつもみせずに
なにあたしをバカよばわりしてるんだ、せめてつりバカかかくとうバカってよべってんだ!
じゃあおまえのことも『とっとこバカだろう』とよんでやろうかッ!
【…見た感じの印象でなんとなくわかっていたかもしれないが挑発に乗るくらい単純な少女だったようだ】
【むきーっ!と言う擬音が似合いそうなむくれた顔でしばらく男を見ていたが】
【あんぱんをこっちに向けてきているのを見た後で、ラビットは言葉を続けた】
…そうご、か
あんまりきかないなまえだな、かわってるっていうのか?
あたしもひとのことはいえないが…なんだアンパンをくれるのか、きにいった…こうかんとしておまえにも『わけてやって』いいぞ
【…分けてやる、というのはトラックの荷台の中身の事だろうか】
>>129
>>132
【近づいてきたトラックは彼らの手前で止まり、そして助手席のドアが開いて人が出て来る】
【茶髪の頭に黒いフェルトハットを被せ左目を隠すように眼帯を付け首周りにふさふさした毛の帯がついた黒の革製コートに黒いシャツ
青の膝が破けたジーンズに銃を収めたホルスター付きベルトにウエスタンブーツという恰好の青年がトラックの助手席から降りて一同に近づいてきた】
【右腕には包帯を固く巻いているがつい最近に負傷でもしたのだろうか…ともあれ、彼がラビットが呼んだ人物でいいようだ】
【彼はまず、頭を下げてクロワたちや颯護に挨拶する事から始める】
「…探偵の野比信太と言う者です、はじめまして、クシャルクス・クロワール・レッドスカイ、そしてそちらは…紅丸 紅斗かな
…実に半年、長かった…あんた本人どころかルカスさんにさえ接触できないからまるで見つからないもんで
ドラっちが一度運よくルカスさんと会えた時に、頼んでおけばよかったが…」
【この野比信太という男…半年も前から、クロワの事を探していたのだろうか】
「そちらの彼の事は知らないが…紅丸さんの事は少し調べて知ってますぜ、つい最近までにもjusticeに接触している
信用が置ける人間、と言う評判を聞いていたものの、今日まで会えなかったのは残念だ」
そっちのやつはそうご、っていうんだ…こいつはべにとのしりあいらしいぞ
【さて、と本題に入る前に二人が背中を向けてひそひそ話し合う】
「…おい、ここまで来て思ったが多分おまえの誤解か、あるいはおまえはルカスさんに騙されている
それでも差し出す気か?しらねーからなオレ」
くどいな!あたしはルカスをしんじてる!なにももんだいはないさ!
【ラビットはずいぶん自信満々にトラックの荷台を片手でぱちんと叩くと荷台がウィィィィン、と持ちあがり始める】
【中の物を一気に外に出してしまおうと言わんばかりに…そんなに大量に何が入っているのだろうか】
クロワ!これはおまえへのあいさつがわりだ
べにととそうごもたべるといい、…さいしょにでてきたてまえのやつはきょうしいれたばかりだからまだたべられるとおもうし
さあつまらないものだが、あたしからの『クロワッサン』をうけとれ
すきなんだろ?たいりょうのクロワッサンが
【…何を吹きこまれたんだ、と言うツッコミを聞き届ける前にノビタの『お願いします!』という言葉が響く】
【すると、運転手の合図と共にパカッと、トラックの荷台が開いたかと思うと】
【ドサ―ッ、とコンビニトラックサイズの荷台一杯のクロワッサンの洪水が三人を飲みこもうと押し寄せてくるだろう】
140 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/03/31(木) 03:52:51.81 ID:yr7pl1Nfo
>>138
眠っていればねぇ
【そのむなしい言葉に、相槌を打った】
(ばーか……夢の中にすら、幸福なんざねぇよ)
【そのむなしく辛い選択肢すら、彼には無いのだ】
空気より軽いって意味だよ尻軽
ぷかぷか浮いてんじゃねぇよ
おい。生きてるならまだしも、幽霊は見つけられねぇぞ
【悪口の意味を答えながら、返事に「マジか」みたいな顔を向ける】
【やっぱりあまりに条件が厳しすぎる】
141 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/03/31(木) 03:58:55.63 ID:59k5qSoQ0
>>132
……ああ、出来ねェな。
前回の戦いで、カーネルに深手を負わせてやったとはいえ……
あの『能力』。マジに『血液操作』だってェなら、多分傷の治りも常人より幾倍早い。
あンだけの傷だ。普通なら最低二週間は戦え無ェだろうが……理屈は通じねぇだろうな
【紅丸は、戦いで傷を受けた腹部を無意識に押さえながら、忌々しげに呟いて】
「……ご尤も、です。オレも、何時までも組織のカゲに怯えていたくは、ない。
颯護。もし戦場で肩を並べることがあれば、よろしく頼みますよ。
少なくとも、紅斗よりは役に立ちます。彼よりは、強いですから」
……アーン、条件に因るだろ。真っ向から小細工無しで突っ込めばぼくのが強いぜ。
それを徹底的に迎え撃てる立ち回りを繰り広げるのが、シャル。オタクだけどな
【……と。クロワは、冗談めいて言ったようだったが】
【紅丸の様子と、クロワの態度。恐らく、紅丸自身。力関係では、クロワの方が上と認めているのか?】
>>139
「……考えてないわけじゃ、ないですよ。
ですが今は、考えるだけの余裕が無いんです。
…………(……それにオレは、ルカスの“心の闇”を、まだ何も知らない)」
【ふと見せた暗い表情は、本当に一瞬のものだった】
【それに、≪R.I.P.≫のことを考えていたんだろう、ということで説明もついた】
【だから、クロワがこのときに何を考えていたか。分かる者は、きっと居ないだろう】
「……探偵、ですか。この御時世にご苦労なことですね……よろしく」
アーン、でも流石に看板に偽り無し、見てェだな。
確かに。紅丸紅斗だ……Justiceと対機関連合には、協力する姿勢を示してるぜ
【そして、現れたノビタには、各々反応を返して】
【クロワは、彼もまたルカスの知り合いなのか、と小さく考え――】
「……ちょっと待ってくださいラビット。オレは貴方が何を、
というかルカスが貴方に何を吹き込んだか分かった気がしてきました。
もう夜も遅いんです、それにぶっちゃけデレさせてもらうと家でルカスが待ってる。
信太とやらがオレを探していた理由も早く知りたいですし早く帰りたい気分もあるんです
だから今こんなところでそんなものを解放することはタイムロスにしかなりえないちょっと待て止めてくださいいいですか
スピードというものは何ものにも優先する尊いものです速くて悪いことはないですから速く用件を述べて終わらせましょうそう速く
ですから何度も言いますが少し待て踏みとどまれ止めろ運転手止めなさいコラ待て理屈云々じゃなくてこんなところでそれは駄目でッ――!!」
【……と。元来のツッコミ体質から成る、クロワ名物(?)のノンブレス長文突っ込みも空しく】
【クロワと紅丸は、クロワッサンの洪水によって呑まれてしまうだろう――】
【……暫くすれば、クロワッサンの山の中から、ぼこ、とクロワが顔を出して】
「…………敢えて何も言いません。言いませんが、此処まで集めた貴方を賞賛します。
賞賛するついでに、帰ったらルカスは説教決定です。
……それで、貴方がオレを探していた理由というのは?」
【いまいち締まらない恰好だが、クロワはノビタに訊ねるだろう】
142 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(愛知県)
[sage]:2011/03/31(木) 03:59:35.32 ID:Kv3abFlHo
>>137
何を言っているんですかぁ……?
私は死なない……。今まで死ななかったんですよ?
今更、死ぬわきゃァ〜、無いでしょうが、ふ……ククク……。
【彼は喋っている、生きている。つまり、ショットガンは防いだという事だ。防いだが。完全に防ぎきった訳ではない】
【彼の能力で、銃弾が深入りする前に体に取り込んでしまったというだけの話、】
そう、────思いませんか。
思いますよね、 貴 方 も。
【狂気に孕んだ瞳が、見開くと彼は、頭を────】
【先程から、そうしてきたように今回も。逆に、敢えて差し出した】
【彼の頭にはシルクハットが乗っかっている。激しい戦闘になっても、何時だって彼の頭にはシルクハットがかぶっていた】
【そんなこんなで、彼を支えてきたシルクハットには、今回。泣いてもらおう】
【このまま絞め[
ピーーー
]のは困難だと判断した彼は、左手を首から引き抜くと同時にバックステップ】
【彼女が打ち降ろす柄頭は、彼のシルクハットをグシャリと、ひしゃげさせた】
【だが、このシルクハットとて、ただのシルクハットではない】
【打撃、斬撃などに高い防御力を持った、龍の皮膚で作られたシルクハットだ】
【ぐにゃりとひしゃげると同時に、その弾性で、彼の頭を、後方に押し出したのだ】
【結果、バックステップによる回避が成功。ひしゃげたシルクハットが地面に落ちる】
【回避と同時に、速攻を仕掛ける】
【じゃきん。と出現させたナイフが、両手に二つずつ、指で挟まっている】
【だが右手に投げる力は残っていない。後方に飛んだまま、左手に持ったナイフ2つを、彼女の左右の両足に向けて、投げ放つ】
143 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga sage]:2011/03/31(木) 04:00:27.85 ID:yc36pT/10
>>140
または、オクスリとか。いかがかしら?
現実逃避の効果は強くあると思いますわね、バッドに入らなければ。
人間をやめるって言う副作用つきですけれど。
【むなしい選択肢の次に挙げたのは、人間をやめる選択肢】
【彼女は、青年をどこへ誘導しようとしているのか】
【表情はやはり、にっこりとした笑顔で】
ああ、そういう意味でしたの?
やっと分かりましたわ、風船が浮くくらいですものね。
姉が三ヶ月も音沙汰なし、路地裏辺りで骨になってるか、どっかで売られてでもいるか、本当に家出しているのか。
さて、どれだか分かりませんけれど……。
お仕事ですのよ、せめて格好だけでも探しているフリでもしませんと。
【ヘリウムの意味に、納得した言葉と、そんな表情】
【風船が浮くから、だから何だというのか。よく分からないが、ヘリウム=風船という思考】
【変声遊びについては、印象が薄いらしく】
【挙げた三つ。子どもが依頼主だったらしいが、どれも、言ったらショック受けそうな予想である】
【面倒なお仕事を引き受けたものである、やっぱり、仕事は選ばないケがあるらしくて】
144 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/03/31(木) 04:03:11.37 ID:yr7pl1Nfo
>>143
(それすら選択肢にあったっつうの)
【返事も面倒なのか、億劫そうな顔をしてため息をついただけだった】
そりゃ仕事じゃ仕方ねぇよな
ま、せいぜい頑張れ
【と言ってベンチから立ち上がり、そそくさと逃げようとする】
【何か声をかけるぐらいは出来るだろうが、追いかけたら逃げるのではなかろうか】
145 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga sage]:2011/03/31(木) 04:07:17.54 ID:yc36pT/10
>>144
ま、オクスリとかはあんまりお勧めしませんわね。
何がいいのかしら、分かりませんわ。
ダイエットがどうとか、一回だけなら大丈夫とか、断れないとか、わたくしには理解できませんわね。
【どうも、お仕事の関係でいろいろなことはやっていそうなのだが】
【クスリについては、触れたことが無いらしく。本当の本気で、理解できない、と。そんな声と、表情を浮かべ】
はあ、では、いくらかお金を払ったらよろしいかしら?
【足に挟んでいた両手を、ようやく抜け出させて】
【自分のお尻辺りをはさむようにして、ベンチについて】
【軽く、前身を倒して。そんな提案をしてみせて】
【……よっぽど、一人で探したくない?】
146 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
[sage]:2011/03/31(木) 04:14:13.78 ID:7/6oyQAio
>>141
──ったく、あんだけ必死にやったってのによ。
マジで、悪夢かもしんねえな…
【蘇る記憶は、心臓を掴まれているような圧迫感。】
(血液操作の能力。それを最初から使って来たんなら───勝機はかなり下がると考えて良いだろうな…)
──さあ、どうだかな。
少なくとも、アイツらの戦いで全力を尽くす事。其れは約束してやれる。
【ふ、と不敵な笑みを浮かべ、そんな言葉を口にする。】
>>139
バカは何処まで行こうが、何の名詞と関連付けられようがバカだってんだよ。
バーカバーカ、後何回バカって言って欲しい?
【もはや、お決まりとなりつつある最後の台詞を吐きながら、トラックの方を見つめ】
……、……、…。
…え、半年?
はあああああああああああああああああああッッ!?
【──驚愕。そして、津波が襲ってきた時──何処か悟ったような表情で】
俺は「恐怖」を克服することが「生きる」ことだと思う…
世界の頂点に立つ者はッ!ほんのちっぽけな「恐怖」をも持たぬ者ッッ!!
【──そんな事を宣言した直後。】
…うっぎゃあああああああああッッ!!!
【洪水に飲まれて、その姿は何処かへと消え去った。】
147 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/03/31(木) 04:18:55.39 ID:yr7pl1Nfo
>>145
悪ぃが、お前と違って俺は仕事選ぶんでね
【仕事の誘いはあっさりとことわって、片手をひらひらとさせながら静かな街へ消えて行ってしまった】
//お疲れ様でした
148 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/03/31(木) 04:22:29.91 ID:gwRryqeDO
>>142
死なない?
【シルクハットをひしゃげさせた得物を無造作に下ろし、女は下がった男を見る】
【ギィィイイイイイイと嫌な音を響かせて、チェーンソーのような機構を内蔵する大剣──】
【──“クラウドバスター”は、地面を切り裂いてその刀身の先を土中に抉り込ませた】
どうだろうね。──どうだろう。君を殺して、殺して、殺し尽くせば分かるだろうか。
だから──
【放たれるナイフを前に、女は膝を“抜いた”】
試してみようかぁッ!
【“両膝の力を抜く”。──瞬間的な其の動作】
【地に立つ体をを支える足と胴を繋ぐ膝の力が抜けた事で、地への支えを失った体はほんの一瞬地に向けて自由落下を開始する】
【其の僅かの間に落ちる上体、支える物を失った脚。足裏の触れる地に掛る体重は果てしなく零に近い】
【質量は重力下でも無重力下でも変わらないが、重量は完全な無重力下では0になるる】
【──それは、上体の落ちる一瞬の間に居る彼女も同様】
【其の一瞬を逃がさない】
【足裏は地に添わせる様につけられていた。薄氷を踏ように、限り無く0に近い体重を足裏全体に分散し──】
【それと同時に地を摩擦。足場を踏むというより足場を掴み、あえて崩した体の重心を前へと投げ打って体を滑らせた】
【前に進む女に牽かれ、クラウドバスターもガリガリガリガリと地を削りながら前へと進む】
【“技”だ】
【──古流の身体操法を使い擬似的に軽くした体重を、強化された身体能力を用いて踏み込む女は、出鱈目に速い】
【それこそ、武術を修めているものでも驚愕する程の速度】
────っはは……!
【女の眼前には、ナイフ。一本は左手の手甲で弾くが、二本目は相対速度のまま、女の左肩に深く深く突き刺さる】
【それすら構わないと女は疾駆し──跳躍】
さあ、
【クラウドバスターを頭上に掲げ────】
死んでみせてくれ────!
【男に向けて、高速回転する凶悪な外歯の列を、駆け抜け跳躍した勢いのままに打ち落とす】
【強烈に────強烈に】
149 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga sage]:2011/03/31(木) 04:22:43.63 ID:yc36pT/10
>>147
…………。
【あっさり断られて、浮かべたのは笑顔ではなく、若干拗ねたようなもの】
【気に食わない、とばかり。地面に足を一度、振り落として】
【痛かったのか、しばらくぷらぷらさせた、その後に】
愛想悪いのは誰よ、私だって一人でやりたくないっての。
【誰も居ないことを確認してから吐かれた愚痴は、ひどくオフモードでしたとさ】
/おつかれさまでしたー
150 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/03/31(木) 04:23:05.43 ID:1sbOnEOwo
>>141
【ノビタは、ずいぶん懐かしい物を見るように呟いた】
【なんか、妙に老けた感じの顔で】
「久々にワロた
こういうクーガー兄貴のごときノンブレスセリフを喋りまくっていたのが初期のオレなんだよな
最近のオレはなんちゃってハーフボイルドの特徴ないはすっぱ口調だから困る」
…なんのはなしをしてるんだ、それはともかくおくのほうにつまってたのはくうなよ
たぶん…いちねんまえのやつだからくさってる
【…明らかな異臭が漂ってくる中、ノビタはクロワに訊ねられた事に気が付く】
【一体なんでまた半年も前からクロワを探し続けて来たのか…どういった理由で?】
【その言葉にすぐ答えるように、彼はフェルトハットをぐ、と深くかぶり直しながら教えてくれた】
「…本当に夜分迷惑をかけて申し訳ない、オレはやめろと言ったんだがラビットがどうしてもと言うからトラックに乗ってきたんです
こんな長ったらしい前置き置いといて、本当に申し訳ない事にオレがあんたを探し続けて来たのはほんのつまらない用事のためなんだ
出会う事が出来たらなんてことのない一言をアンタに届けてさっさと帰る、それだけだ…そんなことのために呼びとめちゃって申し訳ないぜ」
【だが、≪R.I.P.≫との戦いに積極的だと分かったのはタイミングとしては丁度良かった】
【そんなことをぽつり、と呟くと長い苦労がようやく報われるような、重い肩の荷をようやく地に下ろしたような安堵した態度で】
【半年越しにようやくクシャルクス・クロワール・レッドスカイにその言葉は伝わった】
「―――そう…『夕焼け空に何を見たか』、だったかな」
>>146
つきなみなせりふだがバカっていうほうがバカなんだってよ、いいのか?
あとなんかいもバカってよんだらおまえはいっしょうりこうなにんげんにはなれないぞ
【子供だ、子供の喧嘩だ】
【いつまで付き合うつもりだろう、そんな時ノビタが挨拶を終え、彼らをクロワッサンの洪水で洗い流して行く】
【ずっとぶすっとしていたラビットがここに来てまた満面の笑みに変わると】
はっはっはー、やーいどうしたんだ、おまえのちょうてんずいぶんひくいなー
…ってかおきあがってこないな、おーい、いきてるかー?
【バカにはしてたが、一応彼の生存を確認しようと思っているようだ】
151 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/03/31(木) 04:33:51.04 ID:59k5qSoQ0
>>146
……けどな、正直よ。
もしもシャルが一緒に戦ってくれるッてなら……こいつには、そんな「再生」も「防御」も、関係無い。
こいつの『能力』は……制限は強いが、キマれば問答無用で何もかもをブッ壊す。
それに、ぼくらだって全力だ。同じ相手に、二度も手間取りはしねェ
【ぱん、と。両拳を打ち付けて、紅丸は決意を露にする】
「……そうですか。…………では、期待していますよ」
【一方のクロワも、緋天のそんな様子に笑みを零す――】
【※ここまで全部、クロワッサン山の中での出来事です】
……アーン!?おい、黒いのが流されたぞ!?
待て、あれ、……アーン……、……行っちまった、のかァ?
【やがて、クロワッサンに流された緋天を見送り、紅丸は首を傾げて――】
>>150
「オレだって好きでこうなってるワケじゃないんです。
ただ、オレの周りにボケが多かったから必然的にツッコミに回るハメになったんです。
それで、最近生かせてない初期のスピード狂の設定がこんなところでですね」
アーン、シャル。オタクも何の話をしてンだ?
しかし……ああ、クソッ!オタクら頭が可笑しいんじゃねェかッ!
どうすンだこのクロワッサン、言っとくがぼくは無関係だぞ!
【なんとかクロワッサン山から脱出した紅丸は、凄まじい光景を前に唖然として】
【「放っとけば六王教団なんかが掃除してくれンじゃねェか?」なんて、無責任な言葉を呟き】
「……一言?『伝言』のようなものですか?いいでしょう、是非話してくださ……――――」
【此方もクロワッサンの山から抜け出して、スーツについたゴミを払っていたが】
【ノビタが呟いた、その他愛ない言葉に。クロワは、目を見開いた】
「なッ、……その『言葉』は…………なんで、貴方が……
……いや、『それ』は!その『言葉の主』は!一年前の≪ネル・ナハト≫の乱で、確かに亡くなったと――
…………――――違う、『半年』というのなら……『まさか』……」
「……ふ、はっ、……はは、は……そうか、……そういうことですか。……
そして……全て見越して、このオレのために……あの人は……そういう人ですからね。
…………有難う、信太。吹っ切れた。
オレは……≪R.I.P.≫と、戦いましょう。もう、逃げることは無い。
……勿論、一度。ルカスと相談する必要がありますが、ね」
【クロワは――その言葉だけで。ノビタに伝言を頼んだ人物の目論見通り、全てを察したようだ】
【顔つきが変わった……その瞳は、果て無き未来の希望を見据えていた】
「……さて、そろそろ良い時間ですね。オレたちは帰ろうと思います。
信太、本当に有難う御座います。ラビットは……、……一応、ありがとうございます?」
礼なんて言わなくて良いんじゃねェか、こンだけ集めたのは凄いけどよ。
どうしようもねェぜ、これ。掃除できるレベルを超えてるしなァ
【と。路地裏の一角を埋め尽くすクロワッサンを見て、紅丸はうへぇ、と嫌そうな顔をして】
152 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
[sage]:2011/03/31(木) 04:39:18.34 ID:7/6oyQAio
>>151
【何処へ、逝った──?】
>>150
──……ッ!!
【──視界の淵から、息を潜めて襲い掛かろうとする漆黒の影。】
【妨害が無ければ、後頭部に彼の握り拳が命中する──!】
【説明しよう!(ヤッ●ーマン風)】
【緋天颯護。彼の持つ能力は、“静寂”と“調整”の二つである!】
【此処で使ったのは一つ目の能力、“静寂”!】
【自分が発生する音を完全に掻き消し、此処まで近付いて来る事が出来たのだ!】
【この攻撃に関して一つ。──…そう、たった一つだけ言える事は、当たれば痛いという事だ。】
【命中するにせよしないにせよ、彼は攻撃の後何処かへと走り去る。】
【逃げ足だけは、滅茶苦茶早いのだ。】
153 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/03/31(木) 04:53:15.38 ID:1sbOnEOwo
>>151
…さいきんいかせてないせっていなんてこっちにもくさるほどある
「2年も同じキャラ動かしてるとね…未だに安定しない時があるのが悲しい」
【気が付いたらもうそんなに時間がたっていたのか、と感慨深そうな顔で二人は考える】
>>152
【…おそらくは、この場の誰よりも五感が鋭かったであろう少女の敗因はまさにその隠密能力と、そしてこの時だけ運勢が彼の方に向いていた事か】
【静寂を使われたからには音で完治する事は出来ない、残る嗅覚を使って辿ろうとしても…生憎颯護の方向が風下で感じ取ることもできなかった】
【結果、ぱこん、と音を立ててラビットの頭を小突くことには成功するだろう】
…いったぁッ!な、なーにするんだこのやろー!
あッ、にげやがった…!まてコンチクショー!
【怒ったラビットは、おそらくはすでに大きく引き離されたであろう黒衣の男を追って去って行った…】
「…あー、決意が固まったのなら何よりだぜ
ではオレも行く…さっき麻雀やってたとき四暗刻をイカサマで作った事がバレたから逃げねーといけないんだわ
あばよお二人さん…このクロワッサンは後でオレらがなんとかしておく」
【そう言い残し、ノビタもそそくさと逃げるように去って行った…】
【←To Be Continued...】
/遅くまで乙です!
/今日は最初迷惑かけて申し訳なかったとです
154 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(愛知県)
[sage]:2011/03/31(木) 04:55:09.46 ID:Kv3abFlHo
>>148
【ギリ……。と血に濡れた右手で、残ったナイフを握り締めると】
【先ほど、彼が口から吐いた様な煙が、じわりとナイフから滲み出す】
────……。
【凄まじい加速、──それは血液が抜け、卵に汚染されていたととはいえ】
【思考速度が追いつかない程の出鱈目なスピードで、迫ってくる彼女が────】
【それは、彼が気づいた時には、既に跳躍し、空から襲いかかってきたという程に】
【元より、回避するという選択肢は無かった】
【それは、彼が先ほどからやってきた戦術であり、意地であり、現実だった】
【相手の攻撃を捌けているとは言え、根本的な火力の差が如実に現れている】
【右手は血まみれ、腹部に穴が空き。叩きつけられた時のダメージで体はボロボロ】
【ここで避けたとしても、持久戦で勝ち目は、間違いなく、無いに等しいと言っても良いだろう】
【ならば、この状況は……?相手がこちらに、加速し、襲いかかってきているこの状況は……】
【彼女の言葉を借りるならば、「近付く手間が省けた」ということではないだろうか。そして、最後の勝負時でもある】
【空を飾る美しき月を見上げる様に、彼は彼女を見上げていた。その瞳に映るのは彼女の肩に突き刺さる“ナイフ”】
【ビシィ……。と二本のナイフから鈍い音がする。どういう訳か、ヒビが……入ったのだ……】
【そのナイフを素早く左手に一本持つと、両手に持ったナイフをクロスして彼女の大剣を受け止める】
【当然、こんなナイフで受け止められるものではなく、ナイフは粉々に砕け散り────】
【大量の破片が、彼女に襲いかかる。このスピードで刃の破片がぶつかればダメージを見込めるかもしれないが】
【彼の真の狙いは、それでは無かった。口元を邪悪に歪める彼の右肩に、大剣が突き刺さっていく───】
【いくら、哲学者の卵で強化された彼の右腕だろうと、このまま刃が入っていけばあっと言う間に両断されてしまうだろう、だが】
《共鳴》…………。
【大量の破片の内、一つでも、彼女の肩に刺さったナイフにぶつかったのならば、それは───】
【爆発する!規模は大きいものではないが、深く突き刺さったナイフが爆発したのなら、どうなるか───】
155 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/03/31(木) 05:22:28.30 ID:gwRryqeDO
>>154
【外歯の列が回転する異様な金属音の合間に響いたのは、爆発音だった】
【上から下へと放たれた一撃。それによって砕けたナイフの破片は当然下へと散り広がる】
【女に突き刺さった破片はそう多い物ではなかった】
────。
【だが、それによって引き起こされた爆発は別だ。相対速度によって骨にまで届く程の深さに達したナイフの爆発】
【女の左肩は抉れた。筋肉を構築する細胞の構造レベルで強化されている女の体をもってしても──】
【深くまで達したナイフの爆発によるダメージは、大きい】
【辛うじて繋がっているだけ──そう言っても良い】
【肩の肉は完全に弾け飛び、微かに残った内側の、腋側の筋肉によって辛うじて左腕は繋がっていた】
────はははッ!
【力の入らない左腕がクラウドバスターの柄から落ちた。女は楽しそうな笑い声を響かせる】
【肩から首にかけて生まれた傷に指を抉り込まれても小さく喘ぐ程度だった女】
【──痛みが快楽に変換されている。女は一瞬で頬を上気させて笑みを上げていた】
最高だ! ああ最高だよ素晴らしい! ハハ、君は全くもって最高だ!
なあ、次は私の番だろう? ほら、抉れてくれ。ブチ撒けてくれ。血肉を! 臓腑を!
足りないんだ、足りないんだ、全然足りない!
もっと私に、君を、
【だが、男の体に分け入る高速回転する刃は、その動きを鈍らせない】
【元より凄まじい重量を誇る武器。人間程度なら自重だけで圧し切ることができる出鱈目な武器】
【左腕が柄から落ち、爆発の衝撃によって女の体勢が若干崩れたたために“圧す”力は半減したが──】
【──それでも、元より人に使うには過剰な威力を誇る武器】
感じさせてくれぇ────!
【絶叫が女の喉から迸る】
【回転する外歯列によって撒き散らされた血を浴びながら、女は右腕に一層の力を込めた】
【もっと多くの、男の血を浴びるために】
156 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(愛知県)
[sage]:2011/03/31(木) 05:47:41.26 ID:Kv3abFlHo
>>155
【激痛に耐えながら、獣の様な眼光で女を睨めつける。しかし、睨むだけではどうにもならない】
【彼の高ぶる感情に共振するかのごとく、右腕のどす黒い魔翌力は爆発的に溢れ出している】
う、ぐォ……ウウウウウ……。
ぐゥォオアアアアアアアア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙──────……ッッ。
【──────ブチっ──────】
【何かが、千切れるような音がした】
【それは、堪忍袋の表現ではなく、もっとひどく現実的なものだ】
【腕、腕だ。大概の人間が生まれ持っていて。生涯を共にする】
【だが、この場に、その例外が生まれてしまったのかもしれない】
【ぼとり、と地面に落ちたのは、男の、右腕だった────】
【腕を切り離れた男は、体のバランスが崩れ、左側にぐらつく】
【ぶしゅッ。と弾ける鮮血。彼女の求める元が彼女に降り注ぐ事だろう】
【望まれない形で哲学者の卵が外れてしまったため、卵の力によって抑えられていた痛みが彼に襲いかかる】
【現実味の無い体の感覚に、彼は気絶し、倒れそうに成りながらも、応急処置を始めた】
【吹出す血液が止まる。逆に垂れた血液が吸収されていっている。先のショットガンの応用で、血液を能力で取り込む事で循環させているのだ】
うわ………………。
【絶望的な表情を見せる青年。視線が向けられていたのは、切り離れた自分の右腕】
【当然だ。腕を切り離されたのだ。しかし、彼の表情は何か、腕を切り裂かれたショックというよりは何かに怯えるような────】
【ぞわり……と、切り離れたはずの“右腕”から、どす黒い魔翌力が、溢れ出す……】
【それと同時に、まるで、野獣の呻き声のような音が、どこから、ともなく…………】
【『ゥ゙ゥ゙ゥ゙ゥ゙ゥ゙ゥ゙ゥ゙ゥ゙ヴヴヴヴヴヴヴ』】
【彼の思考は一色に染まっていた】
【「まずい、マズイ、────まずい、マズイ、まずい、マズイ…………」】
【先程まで、果敢に女性に向かっていた男が、腕から、後ずさっているのだ……】
【どす黒い魔翌力は、男の足に、まとわりついてく…………】
157 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/03/31(木) 05:58:36.68 ID:gwRryqeDO
>>156
……っ、あ……。
【望んでいた物を顔面に浴びて、女はお預けを解かれた犬さながらに歓喜を表した】
【満面の笑み。使い物にならない左腕など気にならない快感】
なあ、
【切り落とした腕などに女は興味を示さなかった。黒い魔力にも、獣の唸り声にも、女は興味を示さない】
【女の視界に写るのは男だけ。自分に快楽を与えてくれる男だけ。それ以外はどうでも良い】
【──欲しい、欲しい。欲しい】
【男が欲しい。もっと、男を感じていたい】
【けれど男はこちらを見てくれない。悲しい。だから女は至極当たり前の事を言う】
こっちを見てくれないか? お願いだ、私を見てくれ。私だけを見てくれ。
【女は男に近付く。一歩踏み出し、よろけた男に近付いて──】
私だけを見てくれ──最後に。
【──その右手に握る巨大な凶器を、男の胴目掛けて横薙ぎに振り払った】
158 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(愛知県)
[sage]:2011/03/31(木) 06:12:28.48 ID:Kv3abFlHo
>>157
【──『哲学者の卵』は宿主に死が迫った時、付加する確率が高まる──】
【切り離れた時、それは最高のタイミング。そして、負の感情が高まった時】
【『卵』が付加するには、出来過ぎた状きょうで、キリハナサレタウデHa・・・‥…】
【はァ……。はァ──】
【鼓動が高まる。吸収し切れなかった血液が右腕から吹出す】
……あ゙ぁ゙……ああ……。
【切り離れた腕が、動く。じわり、じわりと……まるで一つの生き物の様に……】
【完全に、自分から独立した右腕を見て、彼は本能的な恐怖に襲われていた】
【哲学者の卵の影響で高ぶっていた感情が切り離れ、自分のギャップに心が付いて行けていなかった】
『ちゅんちゅん!』
【雀の鳴き声が聞こえた】
【はっ。と我に返った男が目にした光景は、女が自分に向かって大剣を振り払う瞬間】
────うグッ!
【体を捻って回避するとベシャリと血を垂らして倒れるが、直ぐに立ち上がると】
【走りだす、────何者から逃げ出すように、落ちているシルクハットを広い、強引に頭に乗せ】
【どこからとも無く飛んできた鋼色の翼の雀が彼の肩に止まる。哲学者の卵の影響が消えた今……】
【彼にこれ以上、戦う理由は殆ど無かった、故に、その場を離れるという最良の選択をする事が出来たのだ────】
【その場を走り去っていった】
//こんなもんでしょうか、お疲れさまでした―!
159 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/03/31(木) 06:25:28.86 ID:gwRryqeDO
>>158
え──。
【逃げた男を、女は呆然と見送った】
【浮かべた表情は、有り得ないものを見るような驚きに満ちたもの】
どうして?
──裏切ったのか?
【裏切られた。──女の思考を占めたのはその言葉だった】
【後少し、後少しだった。後少しで──】
────たのに。
【女はぽつりと呟き、呆然と公園に立ち尽くした】
//長丁場、お疲れ様でしたー!
160 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
[sage]:2011/03/31(木) 07:19:36.71 ID:Rhqp3MDOo
>>135
擦り得るとか自分で言う事かねー……
……ああ、どーも
【突っ返された煙草の箱から、唇で一本を挟んで引きあげて】
【相手の煙草の先端の火に、自分の咥えた煙草を近づける】
【そうして、飽く迄やはり手は使わず、火をつけようとしつつ】
………一応もう一度。何処≠セ?
私は身分証明背負って歩きまわってるんだ、それくらい聞いても良さそうなもんだけどな
所属している事が恥ずかしい様な場所だったら、別に構わないけど
……成程、個人のモチベーションの差、か
この辺りは……簡単に埋められはしないしなー、うん
全体の課題にするにもあんまりに大き過ぎる……どうしたもんか
……まずは手元からだな
【それが済めば一段落。深くベンチに寄りかかって、細長く息を吐き出し】
【次の話題が見つかるまで、質問攻勢を緩める事になる】
161 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/03/31(木) 10:44:53.30 ID:sBQdvp6SO
>>160
言い方はあれだが、刀は使ってりゃ擦り減るもんだろう。自己犠牲だの何だのって、そうご大層な意味は持ってないさ。
現に、言う程でも無いしな。まだ足りない。悲しんでるとすりゃ、寧ろそっちだ。
そうなりたい≠ゥらオレは態々口に出して言ってるってのに、この無能さ加減ったら……。
しっかし、ぁ゙ー……何これ、強っ。
【「言霊が如何にかしてくれるとは、思ってないが」】
【暫くはげほげほと咳込むばかりだったが、少しして漸く慣れたか咳も収まってきて】
【ぶれてばかりだった、先端に燈った火もまた同じく。ややあって、じりじりと其方の葉が燃え滓になる音を聞きながら】
【ふう、と深く吸った息を吐き出しつつ、更に。自嘲だったが、悲観的では無かった】
【もし、何故吸い慣れない物を強請った、等と視線やら態度やらで問われれば】
【彼女はきっと呑気に、しれっと「気分だ、こういうのは」とでも宣うのだろう】
ああ、何方でも大差ないんだったな。数字の一が過剰警戒するだけ無駄、か。
どうせ手は打ってある、今更だ……Justice≠フ末席を汚してる。
名乗る程のもんじゃない。じゃあ惜しむ程かって聞かれりゃ、これまた首を傾げる所だが。
……そりゃ、そう簡単に埋まって貰っちゃあ困るって話だ。
言わせて貰うなら、まあ。気張らず気負わず、毅然としてやりゃあ良いんじゃないの?
ひょっとすると、オレみたいな馬鹿が増えるかも解らないぞ。
さておき、手近な所から、ってのは道理だな…………。
【――女性は至極簡単に言って、くるり、ペンを弄ぶ手を止める】
【これが同僚なら気遣いの一つもあろうが、敵となれば却って気楽なものだった】
162 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岩手県)
[sage saga]:2011/03/31(木) 11:04:58.70 ID:/HaBSrOI0
【森。昼だと言うのに、薄暗く。春の遠さを、感じさせる、肌寒い、其の場所】
【最初に、鳥のようなものが、飛来して、来る音。次に、木々の、枝を、へしり折りながら、落下する音】
【最後に、重量の、ある、それが。地面に、叩き付けられた、音が、響いた】
……、っ……!
【それは、ただ、痛みに、呻く。雲から顔を出した、太陽の光に、照らされ。徐々に、闇から、輪郭を、現した】
【それの容姿は、黒の大きなキャスケット帽を被り、旧い血の色をしたボブヘア、蝋燭の様に白い肌、右頬に深い傷跡】
【鬼気迫った、息苦しそうな、表情。生気の失った、濁りの混じる、オールドローズの瞳】
【体の線が分かる、膝丈の、黒ずんだ赤の色合いのロングコート。エナメル質の、黒のサイハイブーツ】
【左腕が、皮を剥いだ肉の様な色の、悪魔の様な、鋭い爪を持つ巨大な異形の腕。手の甲の中央に、簡略化した山羊と、六芒星が掘り込んである】
【異形の左を隠そうと、血で穢れた包帯を巻いているが、其れは意味を成さず。脈動するグロテスクな肉が、大きく覗いている】
【十字架型ドッグタグ、右手首に、「No.90」の刻印が入った、銀のハンドカフスを着けた、背の低い、十八歳程の少女だった】
【そして、少女の、背から。骨と、血肉と、臓器や眼球、脳漿等で形成された、グロテスクな両翼が生えていた】
【見ているだけで、吐き気が、込み上げそうな外見。羽毛は無いが、その形状から、辛うじて、翼と、判断出来る、其れは】
【只管、冷たい、死人の体温の様な、魔力を、放っているだろう。少女の、左腕からも、同様の魔力が、溢れている】
【上半身。右手で、泥の大地に、爪を立てて】
……あああ―――愛、し、愛、愛して愛してる?
愛し……。……あ、……分か……分からな……ッ
【明らかに、混乱している様な、病んでいる様な、其の、不気味な、呟き。ただ、気が違った様に、狂うばかりで】
【両翼を、乱暴に、羽ばたかせて。荒い、風を、巻き起こすと。木々が、ざわめき、葉が、散って】
【やがて。グロテスクな、その存在は。力を、失った様に。糸が、切れた様に。ぽつりと】
―――……、……好き……?
【ただ、呆然と。漫然と。少女は、誰かに、愛を、告げて。空を、見詰める】
【誰に、対しての、言葉かは、判らない。もしかすれば、誰に、対しての、ものでは、無いのかも、しれない】
【壊れ掛けた、時計の様な、少女は。緩やかに、緩やかに、元々、少なかった、頭のネジが、どんどん、吹き飛んで、行って】
【くる、くる、くるり】
【太陽は、再び、雲に、隠れ。世界は、無感動に、廻る】
163 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岩手県)
[sage saga]:2011/03/31(木) 11:10:04.30 ID:/HaBSrOI0
>>162
/【上半身を起こし、右手で〜】です…、すみません…
164 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[saga]:2011/03/31(木) 11:27:16.29 ID:bs1NiaxP0
>>162
/まだいますか?
165 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岩手県)
[sage saga]:2011/03/31(木) 11:28:37.93 ID:/HaBSrOI0
>>164
/此処に!
166 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[saga]:2011/03/31(木) 11:49:45.34 ID:bs1NiaxP0
>>162
【同時刻、とある少年は森を通っていた】
【自身、このように薄暗い場所には用は無く、さっさと通り抜けようと思っており】
【人が居るなどとは思っていなかった。ただの通り道の筈だった】
――なんだアイツ、なんだあの翼…?
精神的に逝っちまってるやつ…いや少しちげェな…あれは―――…
【あくまでも客観論ではあるが、あれは“改造痕”の様に見えた】
【この“右手”と同じ、イジられた痕の様に】
【真っ赤な短髪を後ろに回し、漆黒の双眸を大きく見広げ、その少女を見詰める】
【鮮やかに光る薄紅色の羽織も、くすんではいないものの森特有の汚れが付着しており】
【右手に付けられた無骨な手甲には、どす黒い赤色の何かが同じように付着していた】
まさか…!そのNO,90のマークッ…!
お前…まさ、かあの“カノッサ”に…?
【冷や汗を垂らし、少女に話しかける】
【話しかけながらゆっくり近づきつつ…】
167 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岩手県)
[sage saga]:2011/03/31(木) 12:09:40.08 ID:/HaBSrOI0
>>166
【少年の、足音。そして、掛けられた、言葉。其れが、異形の、耳に届き】
【淡い紫苑の、薔薇色の双眸は。ただ、怯えて、涙を、浮かべるばかりで】
が、ぐぅぁ、……ッ……!
【奔る、痛みを、堪え。其の、グロテスクな、翼で。自分の、身を、覆ってしまう】
【少年の、改造痕という、推測は、やや、当たっている。翼は、改された、能力によって、発現したものだ。少女の、左腕は、完璧に、改造された代物で】
だ、――――ッ、誰、あ、ぁ!
【小さく、震えながら。叫ぶ様に、問い掛けるだろう】
【可哀相な、自分に、酔っているのか。其れとも、本格的に、参って、しまって、いるのだろうか】
【臓腑と、骨の間から、見える、表情は。相変わらず、恐怖で、固まっていて】
カノッ、……サ、……機関、きか、機……!
あ、愛し、あいして、―――やだぁあ……ッ!
【気が違っている、うわ言だったが。明らかに、カノッサ≠ニいう、言葉に、反応を、示していた】
【大きく、震えて。卵の様に、固まり。少年を、攻撃しようとする意志は、無さそうだが、兎に角、複雑な、精神状態】
【色々と、面倒な、気狂いの、異形の少女。落ち着かせなければ。まともな、会話も、出来なさそうだった】
168 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[saga]:2011/03/31(木) 12:21:47.12 ID:bs1NiaxP0
>>167
チッ…ビンゴだったってぇ訳かァ…!
【胸糞が悪い】
【何に対してではなく、この目の前の存在に対してでもなく】
【ただただ胸糞が悪かった】
オイ!そこの小娘!俺ァ今からこの森を抜けて病院に行くッ!
一緒に付いてこい!無理ならおぶってでも行く!!
“俺も同じ”だァ!!!その苦しみァ分かる。
【右手の手甲を外し、その“右手”を見せる】
【いたって普通の右手である。手の甲に付いている緑色の石を除けば】
【それは凄まじい量の魔力を際限なく放出し続けており】
【知識の有る者が見れば『宝玉』であることが分かるだろう】
【その後、羽織の中から二本の瓶を取り出し】
【その少女に向かって転がした】
【ころころ、と音を立ててその瓶は少女の眼の前で止まり】
【それが薬である事が分かるだろう、劇濃度鎮静剤、魔性苦痛軽減性錠剤と書いてあることから】
【痛み止めと落ち着く薬だということが分かるだろう】
そいつを一錠づつ呑め、気分が落ち着いて痛みもなくなる。
まずはそれからだ。俺は、お前に、まだ近づかない。
【その場に座り込み、自身も掌に残しておいたその薬を飲む】
【瞬間、瞳の色が漆黒から薄灰に変化し、落ち着いた印象を見せた】
169 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(四国)
:2011/03/31(木) 12:31:37.63 ID:wadpLakAO
【水の国、路地裏】
良いか、こうでもしなければ中々生きていけないというのは分かる
ただな、こういう事を、しかもこのような場所でしていては命を投げうつ行為となるぞ。それに何より、心が死んでいくぞ
【うんぬんかんぬん】
【身長190cm程のガタイの良い男が涙目の少年達に説法をしている】
【頭のみを露出させている水色の鎧に、腰にある大剣。その姿はまさに騎士のものであった】
【男の装備で最も特徴的なのは、彼の大きな背中を隠すほどに大きな丸盾であろうか。見ようによってはまるで亀の甲羅のようでもある】
【男の手には“D”と呼ばれる危険なクスリを入れたビニール袋が握られており、端から見ても状況を把握するには十分か】
170 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岩手県)
[sage saga]:2011/03/31(木) 12:37:41.39 ID:/HaBSrOI0
>>168
【彼の、言葉を、聞く度に、怯え。震えてばかりの、異形の、其れだったが】
【見せられた、右手に。初めて、悲鳴を漏らすことを、止めて。驚いた、様子で、見詰めていた】
【少女は、宝玉に、関しての、知識は、薄かったが。魔力から、其れが、高エネルギーの存在だと、判った】
―――ッ……
【眼前に、転がって来た、二本の瓶。表示された、文章にも、目を通したが。信用、出来なかった】
【警戒した。もし、これが、毒だったらと、考えてしまって。只管、怖かったが】
【然し、彼が、飲用しているのを見て。望みを、賭ける様に、手を伸ばし、ふたつ、飲み干した】
【―――、そして】
……、、っは……
【ぱきり。骨が、折れる様な。ガラスに、皹が入った様な。不気味な、音を、立てながら】
【背中の、両翼を。少女は、自ら、収納した。赤と黒の、魔力の光と化し、背に、吸い込まれる様に、消えて行く】
……、誰、……なの
【段々と、落ち着いて、来たのか。力無く、呟いて】
【ただ、彼への、警戒≠ェ、残ったのか。ずる、ずる、と、座ったまま、後退するだろう】
【然し、少女の、直ぐ、背後には、大木が在って。其れに、背中を、着ける状態に、なりそうだが】
171 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/03/31(木) 12:39:26.89 ID:Ymk4j5USO
>>169
【そこへ】
・・・・―――?
そこの人達、こんな所で何してるんですか?
【白のカッターシャツに青のネクタイを着け、腰には二本の刀を携えた少年が二人の背後から現れる】
【その顔立ちは幼く「童顔」、それは良く言えば可愛らしく、意地悪言ってしまえば女々しい】
【また少年のカッターシャツの袖には校章が付いていて、彼が学生なのが解るだろうか】
172 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/03/31(木) 12:41:38.52 ID:1rWLwTWZo
>>169
―――おくすりを売るのって、なにか悪いことなのっ?
【と、少々舌足らずな声が男の背後――というより、殆どゼロ距離で放たれて】
【見れば、そこには外見8、9歳程度の少女が居て、不思議そうにビニール袋を眺めている】
【彼女の外見は、先ず桃色の髪に褐色の肌。碧い瞳はきらきらと輝くよう】
【薄手のひらひらとした上着にスカートと、その背には何故だかリュックを負っていて】
【「なんでー?」と、50cm以上は身長に差のある男へと、質問する】
173 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/03/31(木) 12:42:49.88 ID:1rWLwTWZo
/おおっと被った!ここは引いておきますです、はい
174 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[saga]:2011/03/31(木) 12:49:31.38 ID:bs1NiaxP0
>>170
俺かァ?俺の名はヴァ―デッド、ヴァ―デッド・劫火・ニコラスだ。
“あそこ出身”なら、この警戒もしゃあねェもんだな。
【ようやく狂気を納めてもらえたであろう相手に、安堵する】
【近くに生えている一本の大樹に腰をおろし】
【手甲をもう一度右手に装着、魔力は消失する】
アンタの名前は?その翼に関してや、左手に関しては一切聞かねェ。
俺も…――この右手のことは覚えてねェしな…
【ふと、一瞬だけ陰り、落ち込んだような顔をし】
【すぐさま元の表情に戻る】
【先程まで太陽が照らされて居た所と比べ、動物などの動きが甘いことから】
【動植物は太陽光が基本源であるのか、と周囲を見回していた】
あと一つ、眼の色が薄く成っちまっているが、気にしないでくれ
一晩もすれば元に戻る、俺も、“お前もな”
【そう言って羽織の中の財布から手鏡を取り出し】
【少女に向かって軽く投げる】
【受け取らなければ砕け散るだろうが、破片は飛び散らないように作られている】
175 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(四国)
[sage]:2011/03/31(木) 12:51:11.77 ID:wadpLakAO
>>171
む…
【声を聞いて振り返る】
少年は会合にいた…
【いつぞやのJustice会合の事が思い出される】
【確か、とある家族の争いについて『巻き込まれてください』と叫んでいた少年であったか…】
【男はそこまで考えて言葉を返す】
【ちなみに、男は会合に少し遅れてやって来たために、少年の名を知らない】
あぁ、この少年達がここで“D”を売り捌こうとしていたのでな。少し叱っていたのだ
【男は複雑そうな顔をして答えていく。少年達も生きるためにやっているということが解っているからであろう】
【少年達は土に汚れ、清潔感といったものはなく、瞳の中もまだ光が見えている】
【セシリアで投下すれば良かったと中身が思ったのはまた別の話】
176 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(四国)
[sage]:2011/03/31(木) 12:53:31.59 ID:wadpLakAO
>>172
/う、うーん…
今日のところはごめんなさい!また絡もうそうしよう!
177 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/03/31(木) 12:59:50.82 ID:Ymk4j5USO
>>175
・・・・あれ、うちの会合にいましたよね。
【場所が場所なだけに】
【少し、警戒していたが】
【そのうち一人が自分の同士である事に気づいて警戒は消えていく】
・・・薬物ですか・・
未だ未だこの世界は物騒な問題だらけですね・・
【そうビニールの薬物と、地に埋もれた少年達に目を向ける】
178 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岩手県)
[sage]:2011/03/31(木) 13:01:37.56 ID:4KrWnMKTo
>>161
……正義組織の連中は、名乗る事に誇りが伴う
ウチのもんは……まあ、周知の通りだからなあ
その辺りを改善出来れば、どうにかなるのかも知れないけれど……
他人の意識改善なんて、「手近」じゃないよな、全く
自分自身をどうこうするのですら時間が掛かるっていうのに
………改善するには、どうしたらいいか……うーん
【一通り、煙と共に何処かに消えてしまいそうな思考を遊ばせて】
【結局結論は出ないまま、思考を中断した】
【これまでどおり、結果の出ない思考だが】
………まあ、手近な所で……色々みて回るのなら
正義の味方って奴等と話してみるのも良いかもな、と思ったんだよ
実際に……悪くは無かったと思うしな
【思考の結果は出ずとも、別な方面で成果は有ったと】
【結論を出して、ベンチから立ち上がる】
/時間が出来たので返しとくぜー
179 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岩手県)
[sage saga]:2011/03/31(木) 13:08:42.87 ID:/HaBSrOI0
>>174
ヴァーデッド。……ヴァーデッド、……
……。ヴァーデッドは……機関の、……人間、なの?
【恩人を、呼び捨てにした。さんも付けない、デコ助野郎、なのだろうか】
【何度も、確かめる様に、彼の名を、呼んだ後。機関員の、自分を、助けた、彼に。問い掛けるだろう】
……。夢幻、……夢幻、檸檬
……ナンバーは、……90。……、 ありがとう、……
【左腕と、翼の事を、聞いた瞬間。悲哀に、顔を、歪ませた。実は、機関に、弄られた、ものでは、無いのだが】
【体のことは、深く、刻み付けられた、傷≠フ様で。そうして、名乗ったものは、変な、名前だった】
【其れから、ぽつりと。か細い、声で、礼を、告げるだろう】
【握力の強い、異形の左では、受け止められなかった。なので、右手だけで、キャッチしようと、試みて】
【一瞬、落とし掛けたが。何とか、受け止めることが、出来た】
……、ん。……
【言われて、姿見の、世界を、覗く。確かに、瞳が、薄い色合いに、変化していて】
【元々、薄かった、色合いは。更に、淡くなっていて。限り無く、白に、近い】
【手鏡を、一度、抱き締めてから。四つん這いで、移動して。彼に、手渡そうと、するだろう】
【接近すると、言っても、右腕を、力一杯、伸ばして、手鏡を渡せるという、少し、遠い位置で。接近の、阻止も、可能だ。 なにこの少女】
180 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(四国)
[sage]:2011/03/31(木) 13:09:25.16 ID:wadpLakAO
>>177
あぁ、イカルス・コニアテスだ。よろしくな同志の少年よ
【そう言うと、少年達に目を向ける】
【ちなみに地に埋もれてないよ!正座で涙目なだけだよ!】
うむ、そうだな…
少年達。とりあえず“それ”の相場より高めに払っておくから、身なりを整え、ちゃんとした職に就こうとしてみなさい
頑張って生きていくのだぞ
【そう言って男は少年達に紙幣を幾らか渡し、解放する】
【少年達はこれまた複雑そうな顔をして去っていった】
/電池1だまずい!
次遅れます;
181 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/03/31(木) 13:19:25.28 ID:Ymk4j5USO
>>180
護と言います。宜しくです。
【地に埋もれた→地に座る】
【今更ながら訂正を、携帯の入力予測って怖いです。】
あの人達、これからはちゃんとした人生になると良いですね。
【去っていく少年を見て】
【そんな事を呟く】
/了解しました!
182 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[saga]:2011/03/31(木) 13:25:09.52 ID:bs1NiaxP0
>>179
あァ?…俺は機関の人間では無ェな、入隊希望だってやつが一番近い
――ちょっとした…本当にちょっとした因縁みたいなもんかな…
【少し考えた後、ヴァ―デッドは自分が機関に入りたいことを述べた】
【それはもしかすると少女に対して残酷な一言であったかもしれないが…】
夢幻檸檬か…いィ〜い名前だな。
シンプルじゃァ名前はダメになっちまう。やっぱり曲がりくねった名前の方が
意味合い深くていいってもンだ。
ナンバーネームだけなんざ、面白くも何ともねェ!
【聞いた名前をしみじみと語ると共に、一つ、考え事をしていた】
【彼女は…100に入りこむナンバーの一人だったのだ】
【詳しいことを知り得ているわけではないが、それが機関の中でも古参であることを証明していた】
お、わざわざ返してくれるか、ありがとな
【立ち上がり、少女が手渡してくれた手鏡を財布の中に収納し】
【そこから少し離れたところにあるニ本の瓶を回収した】
さて…とりあえずは“跳ぶか”…!
檸檬、お前立てるか?
【それからもう一度元の場所に戻り】
【檸檬に向かって手を差し出す、掴むかどうかはランナー次第だ】
183 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(四国)
[sage]:2011/03/31(木) 13:27:42.75 ID:wadpLakAO
>>181
そうだな…
ところで、名前を聞いていなかった。同志の少年よ、名を何という
【男は少年に問いを投げかけた】
184 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(四国)
[sage]:2011/03/31(木) 13:28:38.00 ID:wadpLakAO
>>183
/焦りすぎだ私!
誤爆です!すみません!orz
185 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(四国)
[sage]:2011/03/31(木) 13:39:25.71 ID:wadpLakAO
>>181
護、か…正義の志を表したような名だな、良い名だ
【男は少年の方へと体を向ける】
そうだな…
路地裏を歩いていて思うのは売人の年齢の若さだ。良いように扱いやすいのだろうな
そしてそのような者達も、最後には中毒者となり、客となってしまう。卑劣な所業だ。少しでも多くの民を守らねばな…
【そうは言うものの、その難しさも実感しているのであろう。顔は伏せがちだ】
186 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岩手県)
[sage saga]:2011/03/31(木) 13:43:40.17 ID:/HaBSrOI0
>>182
……希望、……。……もし、良かったら、……
……。紹介、……しようか……?
【悪名高い、機関に、所属したいということは。並々ならぬ、意志を、持っている】
【昨夜、機関員と、色々あって。機関の、名を、聞くことも、軽く、トラウマと、化していたが】
【其れでも、仕事と、気持ちは、割り切らなければ、いけない。其れは、所属している身として、重々承知していた】
【勧誘も、大切な、仕事。故に、そう、言葉を、掛けて。 何処か、躊躇う様な、寂しげな、面持ちだが】
……。変な、……名前、だから
ヴァーデッドの、方が、……格好良い、名前、だよ
【其の言葉を、聴いた後。無表情を、浮かべると。キャスケット帽で、顔を、隠すだろう。照れたというか、デレたに近い】
【其れから、彼の、名の方が、絶対に、良いと、告げて。事実、夢幻なんとかって、変な名前である(by中身)】
【「ありがとな」、の、言葉に。また、顔を、背けて、恥ずかしそうな、行動】
【ちらり。彼の、薄灰に、白の紫を、向けて。柔らかな、表情を、浮かべた】
……、あ……
【其の、手を、取ることを。一度、躊躇った。未だ、畏れは、残っていた】
【彼の、薬のお陰で。立ち上がる、力は、在った。 然し、手を握るという、好意が、怖かった】
【そうして。悩みに、悩んだ末に。「お願い、」と、呟くと、彼の手を、取ろうと、するかもしれない】
【もし、檸檬が、彼の手を、取った場合。死人の様に、酷く、冷たいことに、気付くかもしれない】
【今の、状況下で。その、体温に、特に、意味は、無いのかもしれない】
187 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/03/31(木) 13:45:55.75 ID:qljJoJkDO
【何処かの公園】
…次は、何処に向かおうかな…
【赤い長髪に緑の瞳で
服装は上は赤のTシャツの上に黒いパーカーを羽織っていて、下はジーンズをはいている少女が、ベンチに腰掛けて地図を広げている。】
一応、大きい都市は全部回ったよね、うん
今度は逆回りで旅してみようか…
【旅人か何かなのか、少女の横には大きなリュックサックが置かれている】
188 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
[sage]:2011/03/31(木) 13:54:49.30 ID:PWL2DQ/40
【公園】
【至って普通の昼下がり。昼食を終えた子供たちや
どこかの出店で買ってきたであろう軽食を食べるカップルが行き来する、平生通りの昼の公園】
【そんな公園のベンチに腰掛け、ぽつんと佇む一人の少女の姿がある】
【10〜12歳ほどの背丈に長く真っ直ぐに下された淡い紫色の髪、前髪は短く切り揃えられており
澄んだ紫色の双眸を持ち、まだ少し寒さが残っているというのに、袖のない濃紫のワンピースに紫のスニーカーと、
全身紫色の風貌】
【紫色の所為か、物静かな雰囲気を醸し出すその姿は幼いながらもどこか凛としている】
………
【今は只、無表情で公園のタイルを見つめるばかり】
【魔翌力を感知できる者ならば近づいてみれとわかるかもしれない】
【彼女がどす黒い魔翌力を垂れ流していることに】
【だが、彼女は一切の敵意や殺気などは持っていない】
189 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/03/31(木) 14:01:04.27 ID:Ymk4j5USO
>>185
えへへ・・・最近よく言われます・・、
【名前を褒められて嬉しいのだろう】
【少し照れた様に言うが】
【顔を伏せるイカルスの様子にすぐに口調がすぐに戻る】
親に捨てられた子供達が、親に捨てられた絶望して、
薬や、殺人、売春の犯罪行為に身を染めていく。
それでしか・・この理不尽な世界に反発できないから
―――・・・僕は、彼らのその気持ちは少し分かる様な気がします。
・・・僕も、昔は・・彼らと同じでしたから
【そう、路地裏を懐かしそうな瞳で眺める】
190 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山梨県)
[sage]:2011/03/31(木) 14:01:45.18 ID:i3BUhWeIo
【路地裏】
「――――ったく、久しぶりの故郷だというのに…」
【昼間だというのに薄暗く、何処か血の匂いがするこの場所に】
【高校生ぐらいで、外見とは似つかないアニメ声をした女が立っていた】
【ピンクのショートヘアーに、赤系統が好きなのか、真紅の特攻服を着た彼女】
【前をきっちり止めたそれには、背に黒の刺繍で「赤井覇瑠過」と描かれていた】
【鎖骨の辺りまでサラシが巻かれており、いかにも不良という感じであった】
【しかしながら顔は童顔であり、どちらかと言うと愛くるしい分類に入るものであった】
【そして、そんな彼女が今、路地裏で何をしているかと言うと】
【先ほどの台詞を呟きながら、頭の悪そうな不良を、壁に叩きつけていた】
【此処までだったら、喧嘩が強いスケバンということで良いのだが、叩きつけられている彼には】
【綺麗に両足が切り落とされ、顔の右半分が、骨まで見えるほどに崩壊していた】
【かろうじて息はあるものの、処置をしても助からないレベルまで傷は達していた】
「―――食べ物は粗末にしちゃいけないって教わらなかったか?
...........................特に林檎をよぉ!!」
【叫びながらもう一度、壁が揺れるほど強く叩きつける】
【彼の傍には、ぐちゃぐちゃに踏んづけられた林檎が1つ、置いてあった】
【彼女らの怒号に導かれ、誰かやってくるかもしれない】
/久々のロールで宜しかったら・・・
191 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(京都府)
[saga]:2011/03/31(木) 14:06:41.69 ID:k5WwOpn6o
>>187
【耳を傾けてみれば、そちらに近づく足音がひらり
野原を撫でる蝶々のように、髪を靡かせながら、近づくのを感じるだろう
どうやらそれは後方から、そーっと忍び寄ろうとしているらしい、全然忍んではいないが】
【そして、次の瞬間――――視界が真っ黒に、覆われるだろう
正確に言えば、後から近づいてきた人物が、両手で貴女の瞳を覆うとしているのだ
もし、成功したならば、むにゅぅ、と貴女の後頭部に触れる、柔らかな感触
――――そして、後の主が女性、ということを理解できるだろう】
ふふふ、残念!貴女の冒険はここで終わってしまいましたー!
【それはまるで、歌うような、一片のソプラノの旋律
譜面を踊る花弁のような声のトーンは、心地よく、貴女へと零れこむだろう
しばらくすると、後の彼女は、その両手を離し、貴女が振り向くのを待ち、言葉を紡ぐ】
旅人さんですよね?久方ぶりに見つけましたわ
【ニコニコと微笑むウェーブのかかった白紫色の長髪に肩を大きく露出した黒のレースのドレスに同じく黒レースのロンググローブ
薄い生地のオーガンジーショールを羽織り黒のーソックスがかえって妖艶さを際立たせる巨乳の女性
透き通るような誘うような紫陽花色の瞳が美しい】
【たらんと、薄色の肌を飾る前髪は、さながら高級絵画を彩る額縁が如く
一片の無駄もない、彼女の顔達を、より一層強調させて
どこか圧迫感を相手に与えるほどに、その全てが完璧である】
【――――――――もーっとも、それをぶちこわすぐらいに、人懐っこく、話しかけているが
両腕をささっと、お尻の後に回して貴女の返事を、微笑みながら待っている】
192 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
:2011/03/31(木) 14:11:21.89 ID:4ZtOPUDM0
>>190
うわぁ……その辺にした方がいいですよ?
流石にアウトです。うん
(赤井……彼は今元気かな?)
【後ろからココアの匂いと声がする】
【振り向けば…ココア色のタバコをくわえた】
【長い翡翠色の髪で、赤い瞳に、白いYシャツに、黒のロングスカートをはき、左腕に腕輪をした、人形のような容姿の女がいるだろう】
193 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[saga]:2011/03/31(木) 14:12:44.70 ID:bs1NiaxP0
>>186
紹介、か。そいつは願ってもねェ絶好の機会だが…
機関が嫌、だよな?そんな奴にごくわずかでも機関との接触を望むようなことはしたくないねェ
まぁ、もっと機関を楽しんでるような屑に頼む方が、全員得だよ。
【少し罪悪感を感じたのか、機関入管を断る】
【文字道理願ってもない絶好の機会だったが、彼の順番にとって】
【“それ”はそこまで優先度は高くは無かった】
変な名前ってのはな…俺みたいに米日英の名前が混ざりこんだようなのを言うんだぜ?
いや…でも褒められたら悪い気はしねェな…ありがとょ…
【今度はこちら、照れを感じた為、少し音声が小さくなってしまう】
【大人びていてもまだまだ子供、女性相手の対応にはぎこちなさがある】
【沈黙は金というが、恥ずかしさには耐えられず】
【急に声色を上げ、叫ぶように言い放った】
おっしゃァ!じゃあちっと振動は我慢してくれよォ!
『焔』!
【そういうと、ヴァ―デッドは右手を軽く掲げ、手甲をはずし】
【何か大きく叫んだ】
【瞬間、少年の右手が化け物のように大きくなり】
【紅色の逆鱗が腕を纏っていた】
【その逆鱗は肩まで纏わり付いており、肩部には大きな空洞が存在していた】
【なお、この瞬間から、右手から発生していた大量の魔力は感じられなくなっていた】
【ヴァ―デッドは檸檬を半場無理やり左手で抱き上げ】
【“森の空を跳んだ”】
【正確には凄まじい量の炎を肩から放出し】
【ジェットの様に加速していただけではあるが】
194 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(四国)
[sage]:2011/03/31(木) 14:13:09.96 ID:wadpLakAO
>>189
うむ…分かってはいるのだがな…
だが――
【そこで護もまた、同じ境遇であった事を知り】
――そうか…
なら、あの者達を最も多く救う事が出来るのはきっと少年だ。共に尽力してゆこう
【力強い顔で、そう言う】
195 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[saga]:2011/03/31(木) 14:14:07.53 ID:bs1NiaxP0
>>186
紹介、か。そいつは願ってもねェ絶好の機会だが…
機関が嫌、だよな?そんな奴にごくわずかでも機関との接触を望むようなことはしたくないねェ
まぁ、もっと機関を楽しんでるような屑に頼む方が、全員得だよ。
【少し罪悪感を感じたのか、機関入管を断る】
【文字道理願ってもない絶好の機会だったが、彼の順番にとって】
【“それ”はそこまで優先度は高くは無かった】
変な名前ってのはな…俺みたいに米日英の名前が混ざりこんだようなのを言うんだぜ?
いや…でも褒められたら悪い気はしねェな…ありがとょ…
【今度はこちら、照れを感じた為、少し音声が小さくなってしまう】
【大人びていてもまだまだ子供、女性相手の対応にはぎこちなさがある】
【沈黙は金というが、恥ずかしさには耐えられず】
【急に声色を上げ、叫ぶように言い放った】
おっしゃァ!じゃあちっと振動は我慢してくれよォ!
『焔』!
【そういうと、ヴァ―デッドは右手を軽く掲げ、手甲をはずし】
【何か大きく叫んだ】
【瞬間、少年の右手が化け物のように大きくなり】
【紅色の逆鱗が腕を纏っていた】
【その逆鱗は肩まで纏わり付いており、肩部には大きな空洞が存在していた】
【なお、この瞬間から、右手から発生していた大量の魔力は感じられなくなっていた】
【ヴァ―デッドは檸檬を半場無理やり左手で抱き上げ】
【“森の空を跳んだ”】
【正確には凄まじい量の炎を肩から放出し】
【ジェットの様に加速していただけではあるが】
196 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[saga]:2011/03/31(木) 14:15:13.42 ID:bs1NiaxP0
/すみません
/
>>195
のはミスです
197 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山梨県)
[sage]:2011/03/31(木) 14:19:21.15 ID:i3BUhWeIo
>>192
「――――ん?……文句あっか?」
【最後にもう一度、めんどくさそうに呟きながら、強く壁に叩きつける】
【彼はもはや顔というものが存在しないほどに、ぐちゃぐちゃに変形し】
【壁という壁、地面という地面に、その血糊を撒き散らしながら】
【人間らしからぬ声を上げて、はかなく散った】
【彼女は前面と、前髪、顔の右頬を返り血で染めて】
【気だるそうに、彼を地面に放しながら、振り返った】
【その顔は、少女が想像した人物に似ていて――】
198 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山梨県)
[sage]:2011/03/31(木) 14:21:50.91 ID:i3BUhWeIo
>>192
「――――ん?……文句あっか?」
【最後にもう一度、めんどくさそうに呟きながら、強く壁に叩きつける】
【彼はもはや顔というものが存在しないほどに、ぐちゃぐちゃに変形し】
【壁という壁、地面という地面に、その血糊を撒き散らしながら】
【人間らしからぬ声を上げて、はかなく散った】
【彼女は前面と、前髪、顔の右頬を返り血で染めて】
【気だるそうに、彼を地面に放しながら、振り返った】
【その顔は、少女が想像した人物に似ていて――】
199 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山梨県)
[sage]:2011/03/31(木) 14:22:22.85 ID:i3BUhWeIo
>>192
「――――ん?……文句あっか?」
【最後にもう一度、めんどくさそうに呟きながら、強く壁に叩きつける】
【彼はもはや顔というものが存在しないほどに、ぐちゃぐちゃに変形し】
【壁という壁、地面という地面に、その血糊を撒き散らしながら】
【人間らしからぬ声を上げて、はかなく散った】
【彼女は前面と、前髪、顔の右頬を返り血で染めて】
【気だるそうに、彼を地面に放しながら、振り返った】
【その顔は、少女が想像した人物に似ていて――】
200 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山梨県)
[sage]:2011/03/31(木) 14:22:51.97 ID:i3BUhWeIo
>>192
「――――ん?……文句あっか?」
【最後にもう一度、めんどくさそうに呟きながら、強く壁に叩きつける】
【彼はもはや顔というものが存在しないほどに、ぐちゃぐちゃに変形し】
【壁という壁、地面という地面に、その血糊を撒き散らしながら】
【人間らしからぬ声を上げて、はかなく散った】
【彼女は前面と、前髪、顔の右頬を返り血で染めて】
【気だるそうに、彼を地面に放しながら、振り返った】
【その顔は、少女が想像した人物に似ていて――】
201 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山梨県)
[sage]:2011/03/31(木) 14:24:33.63 ID:i3BUhWeIo
>>192
「――――ん?……文句あっか?」
【最後にもう一度、めんどくさそうに呟きながら、強く壁に叩きつける】
【彼はもはや顔というものが存在しないほどに、ぐちゃぐちゃに変形し】
【壁という壁、地面という地面に、その血糊を撒き散らしながら】
【人間らしからぬ声を上げて、はかなく散った】
【彼女は前面と、前髪、顔の右頬を返り血で染めて】
【気だるそうに、彼を地面に放しながら、振り返った】
【その顔は、少女が想像した人物に似ていて――】
202 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山梨県)
[sage]:2011/03/31(木) 14:25:16.05 ID:i3BUhWeIo
>>197
/続けて申し訳ないです・・・
203 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
:2011/03/31(木) 14:27:40.31 ID:oGZjca0c0
>>197
文句はありますよ?私が通ろうとした道が血に汚れてるんですから
まあ…もし裏の方でしたらなるべく表には迷惑かけないで欲しいですが
【ココア色のタバコを吸って吐く】
【ココアの匂いが辺りに広まる――ココア中毒になりそうな純度100%のココアの匂いが】
……あれ?恭平?
いや…似てるけど違いますよね…恭平の家族?
【首を傾げながら】
204 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/03/31(木) 14:34:35.91 ID:7u3mhTD2o
>>191
……誰?…
【足音が聞こえてくると同時に、すぐにそれを察知して振り向こうとする】
【どうやら俊敏な反応から少なくとも一般の市民では無いようだ】
【が、次の瞬間】
!!?…
【両手で視界を覆われて、軽くパニックを起こして】
【すぐにその手を退けようとするも、後頭部に柔らかな感触が当たり、更にビクッと体を跳ねさせて】
な、何…なんなの……いきなり…!
【そして女性が語り終わると同時に手を離され、慌てて後ろを向く】
【……と、同時に、腰に挿してあったリボルバー銃であるコルトパイソンを
両手で構えてそれも後ろの人物に向ける】
なっ…!…
【が、しかし少女が予想していたのとは違い、いかにもお姫様と言う言葉が相応しい女性を目にして思わず動きが止まる】
……旅人ですが、な、何か御用でしょうか…?
【しかしそれでも銃は下ろさずに、構えたままでそう答える】
/すいません、一度帰宅してPCから返していますが、少し用事で出ることになりました
30分程度は掛かると思います…もしも良ければしばし待ってもらえますでしょうか?…
本当に申し訳ないです…。
205 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岩手県)
[sage saga]:2011/03/31(木) 14:34:56.13 ID:/HaBSrOI0
>>193
……、……。分かった……、
……ヴァーデッドは、……優し過ぎるよ。……、ありがとう
【其の、言葉に、驚くように、瞳を、見開いた後。柔らかな、安堵の表情を、見せる】
【瞼を、落として。彼の、言葉を、租借する様に、じっと、胸で、確かめ】
【彼は、ただ、只管、優しい。優し過ぎるほどに。だが、其の、思いやりは。確かに、嬉しくて】
【そこで、初めて。小さな、微笑を、彼に、向けるだろう】
……? ……、でも、……かっこいいよ……?
……。ずっと、聞いていたい。……
【彼の、反応に、小さく、首を、傾けた後。そんな、何か、恥ずかしいことを、言い出すだろう】
【恐らく、此の少女も、未だ、子供で。 寧ろ、羞恥心が皆無な方に、幼い部分が在って】
【ヴァーデッドの、名を。蓄音機で、流す様に、聞いていたいと。明るい声音で、語る】
―――……う、あ……ッ!
【浮き上がり、脚が、地面から、離れる。世界が、視界が、高く成る】
【先程、翼で飛んで来た、其の視界と、同じものだが。其れでも、怖かった】
【彼の、右手の、形状の変化。其の後、放出した、炎によって、跳躍】
【其れは。先程、右手の宝玉を、見せられた時から、確信していた、明らかな、異能の、作動】
……ヴァーデッドの、……能力?
【思考が、表に、出る。空を跳んでいる間、驚きのあまり、心の声が、漏れてしまった様で】
【行動は、離れない様に、彼を、抱き締めようとするというもの。落ちない様に、細い体を、ひしと着けて】
206 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岩手県)
[sage saga]:2011/03/31(木) 14:36:59.81 ID:/HaBSrOI0
>>196
/すみません、今気付きました…orz
/
>>205
は、無しにした方が、良いですか…?
207 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山梨県)
[sage]:2011/03/31(木) 14:37:09.68 ID:i3BUhWeIo
>>203
「裏の方か…当たってる様で当たってないね?
それに、誰もこの路地裏を通ってくださいなんざ、強要してねぇんだ..」
【ココアの香りに苛立ちながら、話していく】
【元から不機嫌だった顔が、益々不機嫌になって行くのが判るだろう】
「そういう時は、此処にこだわらず、別の道を通るってモンだろ?」
【微笑を浮かべながら、彼の血に染まった壁に寄りかかる】
【べったりと背中に血が付着するが、気にしない――否、むしろ喜んでいる様子である】
【その証拠に、首元に付いた血を見て、ニヤリと狂気的な笑みを浮かべたのであった】
【しかしながら、その表情も少女の発言で一変する】
【驚きに似ていて、それでいて何かに怯えているように】
「.........兄貴のこと、知ってんのか?…教えてくれ!」
208 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/03/31(木) 14:41:18.46 ID:Ymk4j5USO
>>194
・・・誰からも愛されないで、僕は、捨てられたんです。
・・・無能力ってだけですよ。
―――なのに、周りからそれだけで虐められて、
―――それだけで差別されて
―――――それだけで・・、親は・・・僕は見捨てたんです。
【路地裏を眺める護の声は寂しそうに二人しかいない路地裏に響く】
・・・最初は絶望しかありませんでしたよ。
死にたかった、死ぬ事しか考えていなかった
・・・・でもね、その時たった一人だけ、
・・・彼女は僕の事を認めてくれて、初めて会ったその日から、血も繋がりも何もない僕を『家族として』、ずっと面倒を見てくれた人がいてくれたんです。
【それが彼らと彼の違い】
【救いの手が――愛があったから護は、立ち直れた】
【それが無ければ――今ごろここをたむろする悪行に混じっていただろうか】
【こうして正義の人間として立つ事もなかった】
―――・・・・全部彼女の、姉のおかげなんですよ。
今の僕の人生は
209 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(京都府)
[saga]:2011/03/31(木) 14:44:13.72 ID:k5WwOpn6o
>>204
【彼女にとっては、正直言って予想外≠ネ反応であったのだろう
しかしながら、常識的に考えれば普通の行動である、貴女がそう思っても仕方がない
そのことに気づいたのか、彼女は照れたように頬を掻く】
あー……申し訳ございませんわ、こんなにも可愛らしい方がいらして、つい、手を出してしまいました
謝って許してもらえる、とは思ってはいませんが、できれば許して欲しいですわ
だって、貴女と仲良くしたいんですもの
【そっと、胸の前で両手を合わせ彼女の口元へとそっと添える
頼み込むような両手は、やや心配げに貴女を覗くあじさい色の瞳は、敵意の無さを示しているのだろう
仲良くしたい、その言葉に嘘は無いようだ】
【しかしながら、風にとけ込む紫陽花にも似た香しい髪の薫りと共に
ある種の違和感を感じ取れるであろう
それはすなわち、突きつけられたコルトパイソンの銃口に、何ら危機感を感じていない、という点】
【信用しているのか、はたまた、銃など話にならないくらいに強いのか――――】
御用、というほどでもありませんが、できればその、私めにお話をしていただきたいかなーっと、思いまして
できれば、でよろしいんですが……旅人さんのお話って、とーってもワクワクするんです
それにこんな可愛い旅人さんですもの、お話できるだけで、この雅な午後を捧げるだけの理由になりますわ
【……まあ、強い、とい形容詞からはほど遠い、ご様子
ダメでしょうか?と心配げに話しかける辺り、少し先刻の自身の行動に負い目を感じているのだろう
すなわち、やりすぎちゃったかな、と言ったノリで】
/ういういーいくらでも待つぜー
210 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/03/31(木) 14:44:20.50 ID:yr7pl1Nfo
【街中】
あーお願いしますからそろそろ普通の女に出会わせてください……!
【何やら表通りで突っ立って両手を合わせてお祈りしている青年が居る】
【青年は、整ったやや長い黒髪に、高めの身長】
【茶色のコートを羽織り、同じ色のブーツを履いて、灰色のジーンズにアクセサリーとしてチェーンをつけている】
【鋭い、或いは悪いと表現出来る目つきのせいか、雰囲気などが不良やチンピラに近い】
そこのお姉さん!
「ナンパはお断りです」
【お祈りをやめたと思ったらナンパをし始めた】
【が、即撃沈している】
211 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
:2011/03/31(木) 14:49:04.38 ID:imm25Unu0
>>207
はぁ……裏には裏のルールがあるんですから
っと、言っても貴女には関係なさそうですが…
【う〜んっと首を傾げココア色のタバコを吸い】
兄貴って…恭平の妹さん?ってことは貴女が美春ちゃん?けど後ろの名前とは違うような…
【こちらも驚き首を傾げ】
私が知りたいですよ。最近会ってないし
嫌な予感がしてたからココアタバコが毎週届くようになるし…
恭平については私も探してるんですよ
失礼…紅暁の同業者《紅蜥蜴》です
今はそっちは休業してます…
表の名前は紅閻寺レンと言います
紅い閻魔の寺と書いて紅閻寺
表では雑誌記者をしています
212 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[saga]:2011/03/31(木) 14:57:46.83 ID:bs1NiaxP0
>>205
…――優しい、か。実にうれしい言葉だが…
俺は…優しくはねェよ、気遣い性なだけさァー
【軽く口元を歪め、微笑しつつ】
【自分を再認識する、やはり自分は“優しく”は無い】
――ッッ!!?
―――うぉ…ちょ!ちょっとそういうこと言うのはヤメテ!
【彼の能力は彼の心境やテンションによって性能が著しく変化するため】
【彼は極度の緊張、もとい照れによって】
【飛行方向が蛇行と化していた】
【あまりゆれているわけではないため酔いは起こらないが、確実にショックは起こるだろう】
俺“の”かどうかは分からねぇが…数あるうちの一つではあるなァ。
まぁ、これ以外は人をぶン殴る時ぐらいにしか使えない、カスみたいなもんだがな…
【彼にはまだまだ色々な形態があるようだ】
【しかし、それらは実用的では無い上、使用時に激痛が走るため】
【使用を拒んでいる。当然そのことは檸檬には言えないのだが…】
さてェ!ここで一つの選択肢だ!
おなか減ってるか?それとも体が痛いか?
どちらにせよ両方行くがなァ!!
【薄暗く、奥が見えない森の海も】
【もうすぐそこに街が見えるほどに進んでいたようだ。】
>>206
/結局つながるみたいっぽいのでだいじょうぶです
/めんどくさいことしてすみません
213 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山梨県)
[saga]:2011/03/31(木) 15:07:02.40 ID:i3BUhWeIo
>>211
「一応、な……既に実年齢は兄貴を越えたが…
過去との決別を図る為に名前を変えた…ありがちだが、それだよ」
【少女は兄のことを知っている。それも深いことまで】
【少女に尋ねれば、兄の死因が判るかもしれない――そう確信したのだった】
【もっとも、それは彼女の推測だけで、ましてや少女に兄の死因が判る筈も無いが】
「最近会ってないか…そりゃぁ、会ってたら大問題だ…」
【そして、その推測は直ぐに終了することになる】
【少女の発言から推測するに、やはり兄が死んだことを判っていないようである】
【そう考えると、雑誌記者や裏の顔についても怪しくなってくるが】
「レンちゃんか…アタシは赤井遥・・・・かつての名前は赤井美春…
ご覧のとおり、唯の不浪人さ…」
【彼女は寂しげにそう言いながら、地面に這い蹲っている死体を】
【右足で、音が出るほど踏んづけていた】
/遅くなってすみません・・・
214 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(四国)
[sage]:2011/03/31(木) 15:07:58.12 ID:wadpLakAO
>>208
(無能力だから“不便”だとされた、ということか…)
【語られた護の過去に、イカルスも辛そうに顔を伏せる】
【そして、拒否されなければ護の頭に手を乗せて、ゆっくりと撫でながら言葉をかける】
【その姉と会うまで、よく耐えたな。と…】
【そうして言葉をかけ終えると手を離し、護の目をしっかりと見る】
ならば、一生をかけて姉に恩返しをせねばな。受けた恩の大きさは計り知れまい
さて、と。そろそろ帰るか。“お父様”とやらがいつ攻めいって来るか分からんからな。私は余り長い時間本拠地を離れるわけにいかん
少年よ、続きは私の部屋ででも話そうではないか
【そう言って、男は風雲城主の城へと戻ろうとする】
【少年が承諾しようがしまいが、とにかく男が帰ることに変更はない】
【そうして路地裏から青き騎士が消えていった】
/乙でしたー、中途半端で申し訳ない
舞台裏も見てくださいね
215 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
:2011/03/31(木) 15:15:25.58 ID:5bnxzeTc0
>>213
……待って!色々聞きたい事ができたんですが
【頭を押さえながらそう言い】
【聞きたい事が色々できた】
【だが彼女が一番聞きたかったのは…】
………恭平は死んだんですか?
【真面目な表情で…遥を見つめ】
/いえいえ
216 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岩手県)
[sage saga]:2011/03/31(木) 15:20:50.18 ID:/HaBSrOI0
>>212
……、……そんな。……
【其の、言葉を、聞き。ただ、感情を、大きく、表す。寂しそうに。哀しそうに】
【少女に、とって、彼は、申し訳無いほど、優しい、人物に、感じていた】
【故に。「優しいのに」。そんな、言葉を、漏らして。風で、旧い血を、靡かせる】
―――ヴァ、デッ
ゆ、れ、揺、何か揺、れて、落ち、
【突然、蛇行し始めた、。もう、失神寸前だった】
【暫く、震えて、いるだろう。蛇行している、始終、白い顔を、更に、白くさせながら】
【恐怖を、更に、恐怖が、埋め尽くして。少女は、毒電波みたいな、呟きばかり、零して】
……。暴力の、為、……だけじゃ、無くて
……守る、為に。……使う、ことは
【様々な、形態が、あると、聞いて。驚いた、後に。平穏に、満ちた、言葉を、返した】
【機関員とは、思えない。悪が、放つには、甘えている様に、聞こえる、其の、言葉】
――――、……
【跳んでいる事が、只管、楽しくて。何時の間にか、其の表情に、負を含んだそれは、消えていた】
【問い掛けられて、小さく、声を上げる。本当は。薬の、お陰で、痛みも、殆ど、消えていた。だが、ぽつりと】
……。体、……、痛い
【ひとつ。嘘≠、紡いだ。ただ、嬉しそうに、微笑んで、言っているので、即ばれるかも、しれないが】
【どうして、そんなことを、言ってしまったか。其れは、少女自身にも、分からず。こんな、状況で。嘘を、言う奴も、おかしいが】
/すみません、把握しました…
217 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山梨県)
[sage]:2011/03/31(木) 15:21:58.47 ID:i3BUhWeIo
>>215
「………あぁ、その通り…
私には14年前の事だがな…この世界で言うと、3ヶ月ほど前になるかな」
【腕組をしながら、少女を軽く睨み付ける】
【それには、兄の情報を知っているようで知らなかった少女への】
【軽い苛立ちと、怒りに似た感情が入っていたのだった】
「…レンが兄貴を最後に見かけたのは何時だ?」
【小さく、ぼそりと吐き捨てる】
【その声、雰囲気には何処か悲しみ、怒り、苛立ちが含まれていた】
218 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/03/31(木) 15:25:22.52 ID:7u3mhTD2o
>>209
……
【銃を構えたまま、じっと動かずに】
い、いきなり後ろから不意打ちされるとは…思いませんでしたよ…
…
【相手が信頼できると感じたのか、そっと銃を下ろして】
【それでもまだ完全に警戒は解いてないらしい】
私の、お話ですか?…
……えらく、変わった人ですね、あなたは…
【ため息をついて】
/ただいま戻りましたー
219 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/03/31(木) 15:32:44.20 ID:Ymk4j5USO
>>214
・・・えぇ・・・
【ポンっと、頭の上にイカルスの手が乗り撫でられる】
感謝してます、ずっとずっと感謝しています、
彼女には、家族として愛してもらえた
だから僕も、彼女を姉として『家族として』愛してるんです。
【それ程、彼にとって家族の絆は大切な物だった】
・・・・・えぇ、ちょうど
僕も城の部屋借りてちょっと昼寝しようと・・思ってたので・・
・・・行きましょうか・・
【そうして、護もイカロスと一緒に城へ歩いていくのだった】
/乙でしたー
/携帯なんで舞台裏は見る事しか出来ませんが了解しました。
/勝手にベラベラとすいません。
220 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
:2011/03/31(木) 15:34:24.51 ID:kK6Ym3YA0
>>217
……そうですか
あと私に怒りをぶつけるのは間違ってるぞ。紅暁の妹
【急に雰囲気が冷たい殺し屋みたいのに変わる】
紅暁に会ったのはそれより前だ…魔術協会でのライブラとの戦いでな
だが…ブレザーシティーでの一戦でアイツが死んだような嫌な気配がした…
時期的には恐らくアイツはそこで戦ったんだろう
【冷たいような眼差しで遥を見つめる】
221 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(京都府)
[saga]:2011/03/31(木) 15:36:27.47 ID:k5WwOpn6o
>>218
【銃を降ろしたのを見て、取り繕うようにふぅ、と声を漏らす
一応は緊張していたのか、はたまた演技か、どうも真意は不明である
それでも、警戒の念を少しはゆるめてくれたのを感じ、微笑みの色が濃くなる】
あら……耳に痛い言葉ですね、そんなにおかしいでしょうか?
何か不思議な人を見つけたらお話したくなる、というのはふつうの事、と思ってるんですが……
【んぅ、と小さく言葉を漏らしながら、腕を交差させ、ショールの端を軽く握る
不安げに首を傾げる様子は、絵画のように、一瞬一瞬が切り取られていくようで
その割には言葉は幼げである、人懐っこく、それでいて、ハッキリと】
【お昼の色が薄まってきたお日様が、クリーム色の日差しで二人を照らすと
まぶしそうに彼女は目を細めて、組んでいた両腕を解き、ぐぐーっと伸びをするだろう】
まずは警戒を解くのが最初、でございましょうか?
セシニアイリス<tリードリヒと申します、イリスとお呼び下さいな
旅人さんのお名前は、いかがなものでして?
【紫陽花色の瞳が、くっきりと貴女に注がれる、まさに興味津々、といったご様子
しかしながら――――瞳に映るのは、影、お日様が傾いてきたことにより、色を増す影のカタチ
彼女の爛漫、といった様子とは裏腹なその瞳の色は、どこか不思議で、不安を催すかもしれない】
【それを知ってか知らずか、瞼をパチン、と閉じて、彼女は微笑みを浮かべる
どうにも信用されてない為か、にこーっと笑ってる】
222 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[saga]:2011/03/31(木) 15:38:26.48 ID:bs1NiaxP0
>>216
守るかァ…へへっ…選択しにゃあ入って無い訳じゃあねェ。
俺の能力じゃあ、護ることはできても守ることは…出来ねェンだよなァ……
【昔、あくまでも遠い昔の話だが、それを思い出し】
【やはり。と自分をあえて自虐する、それが何を意味しているのだろうか…】
【少女は自分に対して、もはや警戒心は無いと確信したためか】
【ヴァ―デッドはある一つのギャンブルに出ようとする】
病ォ院が先だなァ…!OKOK理解したぜ。
先に謝っとく、いざとなったら自分を守れよ?
【飛行中な為、右手は使えず】
【左手には檸檬がいる為、羽織の中から薬を出すのには些か苦労を要したが】
【先ほどとはまた別の薬を取り出し、飲み込んだ】
―――…ッ
さァて、どうなっちまうのかねェ!!?
【飲んだ瞬間、ヴァ―デッドの右手の逆鱗がバラバラに分解され】
【紅色の逆鱗が背中に向かった】
【その後、ヴァ―デッドの背中には逆鱗で作られた“まるで骨など”の様な大きな翼が生えていた】
【ヴァ―デッドは少し驚いたようだが、そのまま先程よりも安定しながら】
【今度はちゃんと空を“飛んで”いた】
223 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山梨県)
[sage]:2011/03/31(木) 15:43:27.69 ID:i3BUhWeIo
>>220
「…その名前で呼ぶんじゃねぇ・・・」
【冷たい殺し屋に変貌した少女を、彼女は怒りに塗れた瞳で見据える】
【彼女が今怒っているのは、先ほどの事と、"紅暁"の妹と呼ばれたことである】
【この女にとって"紅暁"の妹というのは、気に障ってしまう言葉なのだろう】
「魔術協会…ブレザーシティーか…成る程
確か、ブレザーシティの一件は、カノッサ絡みの事件なんだろ?」
【冷たい眼差しにも怯まず、高圧的に尋ねていく】
【外見もさることながら、精神まで急激に変化したのである】
224 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/03/31(木) 15:51:23.33 ID:7u3mhTD2o
>>221
え、何それ……私がまるで変な人みたいな言い方で…
【少し不機嫌そうにして】
【こちらは癖なのか右手でコルトパイソンをくるくると回している】
え、あ、名前?…
私は…ドロル…一応この世界を旅してる旅人です。
【名前を名乗られて、慌ててこちらも自己紹介して】
…えっと、さっきは私もごめんなさい、つい癖でいきなり銃を向けてしまって…
225 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
:2011/03/31(木) 15:52:23.41 ID:4ZtOPUDM0
>>223
【あと少女ではないよ。レンは】
それは失礼した
だが今のアンタは危ないぞ?怒りに囚われてる昔の私だ
そうだろうな。アイツの事だから住民を避難させるために機関員と戦闘したんだろ……
アイツの敵を探すなら機関員を狙った方が速いだろ…
【冷たい声で、彼女に言い】
226 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(四国)
:2011/03/31(木) 15:53:13.40 ID:wadpLakAO
【街中】
ふふっ、今日は何にしようかな。パスタが余ってたよなぁ…昨日は肉じゃがだったから…うん、ボロネーゼにしよっと
【黒髪ポニーの少女がニコニコ顔で道を進んでいた】
【新品の車椅子に乗っているがそれを扱う様は熟練者のそれであり、すいーっと滑らかな動きだ】
ボロネーゼなら材料は…あ、唐辛子買わなきゃ
でも普通に言ってたら回り道だしなぁ…
【そう言って、横を見る】
【そこは、路地。危険地帯として知られるそこに入るのは流石に躊躇われるのか、うーんどうしよう、等と言いながらきょろきょろとしている】
227 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/03/31(木) 15:55:29.18 ID:yr7pl1Nfo
>>226
危ない場所を通るとき! 路地裏に興味本位で入りたいとき!
お茶に付き合っていただければ護衛いたしましょう!
どうでしょうそこのお嬢さんっていうかマジお願いだから普通の会話したいんスよマジで
【何か物凄い営業トークというか懇願の声が背後から聞こえてきた】
【一応、聞き覚えのある声……一応】
228 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岩手県)
[sage saga]:2011/03/31(木) 15:56:43.33 ID:/HaBSrOI0
>>222
……。だけど、……諦めちゃ、……駄目だよ
……きっと、いつか、また。守れる=A日が。……ッ
【彼の、言葉に。 思わず、力を込めて、返答した】
【過去に、関しては、聞かない方が、良い様な、気がして。けれど、どうしても、其れだけは、伝えたかった】
【とは、言っても。少女は、彼と、今日、会った、ばかりで。言葉に、あまり、重みは、無く。何も、知らないのに、簡単に、言う、腹立たしいもので】
【言葉を、紡いだ後。はっと、我に、帰って。そうして、唇を、噛む】
【形状を、変化出来ると、先程、聞いていた。故に、彼の、逆鱗の変化に。ただ、息を、呑むばかりだったが】
【其れでも、彼が、驚いている様子を見て。彼にとっても、凄い変化だったのだろうかと、考えて】
―――……ヴァーデッド、……、羽、が。……
……、成功、したの?
【ぽつり、彼に向けて、問い掛けるだろう】
【翼で、飛行する、その感覚は、慣れているものだったが。矢張り、一緒に、飛行している時は、また、違って】
う、……わ
【怯える様に。だが、明るい声音で。そんな声を、上げて。到着するまで、何時までも、そんな声を、上げ続けるかもしれない】
【風が、頬を叩く。ただ、ただ、楽しかった】
229 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(愛知県)
[sage]:2011/03/31(木) 15:59:14.30 ID:Kv3abFlHo
【街中】
【ベンチに座り、アンニュイな雰囲気を醸し出している男が一人】
【その左手には、緑色をしたお茶が入ったティーカップが握られている】
フフフ……、全治3ヶ月……ですか。
【黒く鋭い瞳、黒い髪。テールコートを身に付け、シルクハットを被る男】
【本来、右腕が収まっているはずの袖は、ひらひらと風に揺られて舞うばかり。即ち、中身が無い────】
【その左肩にちょこん、と留っているお供は、手品師の定番である白い鳩ではなく"鋼色の翼"を持つ雀が一羽】
まあ、寝たら明日くらいには治ってますよね。
【 全 治 3 ヶ 月 を 何 だ と 思 っ て い る 】
多分。
230 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(京都府)
:2011/03/31(木) 16:02:51.01 ID:k5WwOpn6o
>>224
【その不機嫌そうな様子を見て、ふふ、と表情を綻ばせた
単純に受け取るなら、嘲笑、にも受け取られかねない――――……けれども、つい、微笑んだのは】
気分を害されたなら申し訳ございませんわ、その大きなリュックサックにどうしても目が止まりまして
いてもたっても居られず話しかけてしまいましたの
ですから、どうか、怒らないでくださいな、その表情も可愛らしいものですが、やはり微笑が、一番のお似合いですよー
【そのような理由であろう、彼女の表情の綻びは、貴女に導かれたもの
ゆったりと紡ぐ言葉は、妙に耳に心地よく聞こえるであろうか
カーテンの隙間から差す日差しにも似た、爽やかなぬくもりを、孕んでいて――――……】
【くるくると回されるコルトパイソンを、まるで目の前で猫じゃらしを揺らされる猫のように
視線がじぃーっと、その銃へと向けられているのを感じるだろう
恐怖心や警戒、と言うよりかは――――……まあ、本能(?)的な何かか】
ドロルちゃんですわね、宜しくお願いしますわー
いえいえ、気にしてませんこと、それに当然ですわ、あんなことを為してしまったんですもの
ですから、これでおあいこ、お互いに責めないでおきましょう、約束ですよ?
【にこーっと、瞼を閉じて、微笑を浮かべたまま、左手で頬に触れて、右手を貴女へと差し出した
仲直りの握手でもするのか、と思いきや、いきなり、右手が閉じて、小指だけがぴんと、揺れる
指きりげんまん、まあ、そんな感じの事を行いたい、らしい】
【――――……もし貴女が許すなら、彼女が先刻尋ねていた、旅の話
それを騙ってみるのも、悪くは無い、と思っていただける……かなぁ?】
231 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山梨県)
[sage]:2011/03/31(木) 16:03:54.27 ID:i3BUhWeIo
>>225
あぁ、危険でも基地外でも構わない……もう純粋無垢な少女じゃないんだ
怒りに身を任せて……機関員の1人や2人は殺しても構わないだろ?
【冷たく女を見据えながら、彼女は怒りに満ちた声で】
【例え女が武力を使って止めても、彼女はその気持ちを抑えないだろう】
【一度、自身の蛍光色の頭髪を、右手の甲で、颯爽と後ろに払い】
【冷たい声とは言い難い、怒りと屈辱に満ちた声で】
………アンタは何をして来たんだ?…仲間が死んだというのに、知らんふりか?
【女性の発言からしてみて、兄を心配したことは明白であるが】
【それでも、彼女の怒りは抑えられなくて、言い放ったのであった】
/すみません・・・
232 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(四国)
[sage]:2011/03/31(木) 16:07:51.55 ID:wadpLakAO
>>227
えっ?
【少女にはその声がマシンガントークの様に聞こえた。そして振り向きながら】
フォルスさん?
【そう、聞き覚えのある声から予測して声をかけた】
/反応速すぎて中々気付けなかったww
233 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[saga]:2011/03/31(木) 16:09:12.09 ID:bs1NiaxP0
>>228
おいおい!?俺は一度として“あきらめた”ことなんてないぜェ?
ただなァ…俺の能力はちとピーキー過ぎて他人を巻き込まずにゃあ戦えねェンだ。
【言葉ではそう言っているものの、誰がどう聞いても言い訳にしか聞こえない】
【ヴァ―デッドは檸檬の言葉に対し、感動にも等しい喜びを感じてはいたが】
【やはり、昔に誰かを巻き込んでしまったことがあったのだろう】
成…功…っ?まァ成功だな、死ななかったんだ、これァ成功だよ!
いや、すまねェがこれは賭けだったんだ、どんなになるかは分かん無かったんだよな。
【エヘヘ、とうっかりしていたといいそうな顔で告げる】
【つまり、うまくいかなければ空を】
【そのまま落下していたということなのだろうか…?】
だが俺は今モーレツに楽しいッ!さっきテンションが下がる薬を飲んだのに
またしてもテンションが上がっちまったぜェ!!
【そういうと、ヴァ―デッドは先ほどよりもはるかに早く】
【“旋風を斬って”飛んでいるといえるだろう】
【目下にはすでに街が見えており、少しずつ降下していった】
【きりもみ回転しながら】
234 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
:2011/03/31(木) 16:14:18.19 ID:4ZtOPUDM0
>>231
…………黙れ小娘
【近くの壁に向かい、おもいっきり殴り、自分の拳が砕け、血が滲む】
知らんぷり?私がそんな事できるほど大人しい馬鹿と思ったか?
【悲しみが、怒りが、殺意が、覇気が、威圧が】
【膨大な量で放たれる】
今ここでお前にぶつけて奴は帰ってくるのか?
そのまま怒りに任せ機関員を端から殺したらアイツは帰ってくるのか?
我慢してるのは…悲しいのは…怒り狂ってるなはお前だけだと思ったかぁ!?
【殺し屋の仮面により、抑えてた感情が爆発する】
ただ怒りに任せて行動して、アイツが喜ぶと思ったか!?
一番近かったお前ならわかるだろ!?
【目から血の涙を流し叫ぶ】
235 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/03/31(木) 16:14:18.47 ID:yr7pl1Nfo
>>232
ん? セシリア?
【少女の予測はしっかりと合っていた】
【一応書くと】
【青年は、整ったやや長い黒髪に、高めの身長】
【茶色のコートを羽織り、同じ色のブーツを履いて、灰色のジーンズにアクセサリーとしてチェーンをつけている】
【鋭い、或いは悪いと表現出来る目つきのせいか、雰囲気などが不良やチンピラに近い】
やった! 普通の女の子だ!
【何やら万歳してまで喜んでいる】
//二分だったことに自分で気付かなかったw
236 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/03/31(木) 16:17:04.98 ID:7u3mhTD2o
>>230
…むぅ……
【笑うイリスを見て、反応に困っている様子で】
あ、まぁ確かに…このリュックはよくジロジロ見られますね…
いきなり目隠しされたのは始めてですよ…本当に……
【ため息をついて】
私、口下手な物ですから……会話が長続きしにくいんですよねー…本当に…
……あ、すいません…いつまでも物騒なものを出していて…
【イリスの視線に気づくと、慌ててホルスターにへとコルトパイソンを仕舞う】
えーと…あなたの事はイリスさんと呼べばいいんでしょうか?…
はい…では、お相子と言うことで…
あ、えっと…約束です……。
【イリスの行動を見て、何をしたいのか理解してぎこちなく右手を閉じ、同じように小指を立てて差し出す】
……で、具体的にはどんな話を聞きたいのでしょうか?…
237 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(四国)
[sage]:2011/03/31(木) 16:26:54.11 ID:wadpLakAO
>>235
普通の女の子だって…何なのフォルスさん、聞きようによっちゃかなり失礼よ
【笑いながらそう口にするセシリア。フォルスはきっと先日会ったときよりも砕けた印象を受けるだろう】
【これは彼女の親愛の証。初めて会った時は丁寧に。友達になれると感じれば、次に会った時にはややフランクに。彼女のスタイルだ】
【しかし、彼女の目は普段よりも、少しだけ。ほんの、少しだけ、濁っている】
【少なくとも今はまだ、それに気付くことは無いだろう】
238 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山梨県)
[sage]:2011/03/31(木) 16:27:42.86 ID:i3BUhWeIo
>>234
判ってるんだ!アンタが心配してくれた事なんかよ!!
それでも、何でアンタは兄貴が死んだことを知らなかったんだ!どうしてだ!
【女性が放った、此処にある全ての感情】
【膨大な量の感情を、常人が浴びれば、すかさず泣き出すことだが】
【彼女は女性の感情にも負けることのない、強い信念を持って叫んでいた】
…判らないんだよ…私には兄貴の考えていた事がよ…
…一番近かったなんて嘘だよ…私には兄貴の記憶が殆どないんだ…兄貴は私が8歳の時に死んだんだ!
【彼女は次第に感情を爆発させていく、たとえ女性が血を流しても】
【彼女は決して怯まず、自分の感情にだけ従って行動していた】
…だから、アンタに聞きたいんだ…兄貴のことを!
【女性の顔の隣の壁を、右手で精一杯殴りながら】
239 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
:2011/03/31(木) 16:29:31.39 ID:wF4qRaq2o
【 水の国―――路地裏 】
【――珍しく、不思議と『人気の無い』此処】
【人払い≠フ魔術でも使用されているのか、或いは何らかの要因が有るのか】
【詳しい要因は不明だが、逆説的な“異様”さを振り撒いていて―――】
………………ポイント25、確認かんりょー――――、―と。
【……口元に煙草を咥えた一人の人物が、其処には居た】
【『絢爛』とは別のベクトルに派手≠ネストライプのスーツを身に付けた、金髪の男である】
【金髪は恐らく、“染めて”いるのだろうか……おおよそ、『髪質』の良さそうな其れではない】
【白地に紅いラインが走る其のスーツの右胸元に目を遣れば、金糸によって為されたL.I.H.≠フ刺繍】
【毒々しい紫色の眼鏡の両弦には、対照的な白色が“染め抜く”様にして≪No.63≫の文字を示している】
【彼は路地の脇にしゃがみこむ様に、『何か』を見ていた様だが――立ち上がって】
【大きく伸びをすると、首を左右に数回動かし。 其の場を離れようと足を踏み出して――】
/申し訳有りません、予約です
240 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(京都府)
:2011/03/31(木) 16:30:15.32 ID:BiPoCavwo
>>236
【反応に困っている様子を、数刻ニコニコと観察していたものの
このままでは、話が始まらないと察したのか、貴女の言葉をそっと辿る】
いえいえ、私もお話をするのは大好きなのですが……上手、とは言いがたいですし
口下手同士、ゆっくり言葉を探してお話できたら、それだけで十分ですわ
あら、もし私を怪しい人≠ニ思うんでしたら持っていらっしゃっても構いませんのに
存外、狼の皮を被った羊さんかもしれませんよ?
【右手の人差し指を、ぴんとのばして、右腕の肘を身体の側面につけ、腕を伸ばす
そのままチッチッ、といいたげに指を振って、ね?と微笑む彼女
羊の皮を被った狼≠ニいう言葉なら聴き覚えがあるだろう、か】
ええ、そう呼んでいただけるとすっごく嬉しいです
約束ですよー
【腕を伸ばして、右手の小指同士を絡めて、離す
彼女の身長はギリギリ160に届く程度、貴女より低ければ少し背伸びして
貴女より高ければ、腰を曲げて、視線を合わせて、指きりげんまんを為すだろう】
【ふふーっと、鼻歌を歌いだしそうな勢いでご機嫌である
そして貴女の言葉に、再びの興味を向けるだろう
んー……と、口元に右手の人差し指を置き、左手で右ひじを支えて、考える体勢】
【行動が常に大きいのは癖なのだろうか、表情もころころと変わる人である】
そうですねー……ラブロマンスとか、興味のあるジャンルではありますが
今まで見てきた国のお話が一番気になりますわ
最近はこの水の国から出たことが殆ど在りませんので……
【――――……それは光の加減か、彼女の表情に一片の陰りが生まれたように見えた
それも束の間、写真に撮られる間もなく、貴女へと微笑むを向ける】
241 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/03/31(木) 16:30:48.24 ID:yr7pl1Nfo
>>237
いや、煽ってるとか馬鹿にしてるとかじゃないんだが
悪いな
【はは、とちょっと苦笑いしながら謝る】
【しかしその笑いもどんどん暗いものになっていく】
……ちょっと、移動しながらでいいから愚痴付き合ってよ
あ、こっちでいいの?
【何だか落ち込んだ様子で言いながら路地裏を指差す】
242 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岩手県)
[sage saga]:2011/03/31(木) 16:31:21.31 ID:/HaBSrOI0
>>233
……他人を、……巻き込まずには。……
……。其れでも、……、……其れでも。……っ
【意図せずとも、周囲を、巻き込んでしまうという、彼の力。其れを聞き、瞳を、伏せて】
【だが。彼の、言葉は。言い訳には、聞こえなかった。だって、其れは、紛れも無い、経験で】
【子供の様に。上手く、言葉に、表せない、自分に、苛立って。歯噛みする思いだった】
……そう、なんだ。……良かっ、……
……落としてたら、……怒ってた。……。本気で怒ってた。怒ってた
【大事な事だから、繰り返して、言ったのだろう。三回。失礼な、少女だった】
【彼の、言葉から。恐怖が、浮かび上がったのか、再び、あの、錯乱時の、表情を、浮かべていた】
【強く、速く。風を、切って。飛んでいる、彼を見て。小さく、笑う】
【やがて、到着し。地に、両脚が、着いた、瞬間に。体が、弛緩して】
―――、……。ん
【一度、息を吐き。リラックスした様子で、彼に。少女にとっての、何時も≠フ表情を、向けるだろう】
【呆とした、だが、何処か、嬉しそうな、無表情に近い其れ。後に、ぽつりと】
……。ありがと。……
【名残惜しそうに。もう一度、彼を、抱き締めた後。彼から、離れようと、するだろう】
【恐らく、御礼の意味で、やったと、思うが。どうにも、ちゃっかり、している】
【というか、この少女に、抱き着かれても、気持ちの悪い、だけで】
【其れから、向き直って。此処からは、一人で、行くと、告げるだろう】
243 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/03/31(木) 16:38:41.17 ID:cNLRgcoDO
>>239
【ぱた、ぱた、ぱた】
【聞こえてくるのは、そんな──どこか子供らしい足音】
【音の軽さや感覚から、足音の主は子供か、女性ということが分かるかもしれず──】
────ぁ
【──と】
【間の抜けたような少女の声が、静まった路地裏に染みる】
【声の聞こえた方を見れば──矢張り、いるのは1人の少女】
【透き通るようなプラチナブロンドと蒼い蒼い目をした、18歳程の少女だった】
やっと……見つけ、──
【ふわり──】
【彼女の身に纏う、喪服を思わせるような黒いワンピースコートが、風に揺れる】
【安堵のような表情を浮かべた彼女は、どこか疲れたようにまた一歩。彼へと歩み寄ろうとする】
【──きィん】
【胸元にさげたコインが、幽かに踊った】
/よろしくですのー
244 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/03/31(木) 16:39:36.23 ID:yYIUvA7SO
【路地裏】
【右耳に補聴器のような機械、狐を思わせる細い目で、口元に穏やかな笑みを浮かべる白髪の男が、手頃な木箱に座り、壁の一点をじっと見つめていた】
…………下らねーヨ。ヒーローごっこが
【背は高く、白いドレスシャツの上から黒いスーツを着ており、左胸には青色の薔薇のコサージュ。暗黒色のベルトの両腰に高級そうな革のポーチを装置した、いかにも「キザ」っぽい服装。すくなくとも見た目は、路地裏に似合う物では無い】
【そんな彼が何をしているのかというと、見ればすぐに分かる】
【壁に貼付けた一枚のポスター……巷を賑わす「青義同盟」の“それ”を「的」にしてのダーツ・ゲーム】
【従来のそれよりも少し細い<_ーツを次々と、淡々と。書かれた名前……“マーシャル・T・ロウ”の名前に向けて、投擲し続ける】
【神の気まぐれか、あるいは「確定事項」のように。それらは全て、正確に的を射ぬき】
245 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
:2011/03/31(木) 16:43:37.84 ID:wF4qRaq2o
>>243
【――足音が聞こえた時、可笑しいな、と思った】
【この辺りに屯って居たチンピラは、『カノッサ』の名を出すと去って行ったのだ】
【加えて、足音の質からして女子供=c…こんな所には少々、不似合いである】
…………キミ、誰や。 何やワイに用か。
【二の足を踏むと――≪No.63≫、百家羅山≠ヘ少女を振り向く】
【その表情には此れと言った感情は無く、強いて云えば“疑問”が一番強いか】
246 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
:2011/03/31(木) 16:43:48.10 ID:ELBtBqPN0
>>238
わかるわけないでしょ?死体もない!!嫌な予感を信じたくないでしょ!?
嫌な予感を感じた!!けど…アイツがまた笑いながらやって来ると信じてたんだよ!!
【叫び、全ての感情を出す】
違う!!それは貴女が思い出せないだけだ!
【不動とし】
………彼の全てを私はわかりませんよ
【血の涙をふき】
【落ち着きそう言う】
247 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(四国)
[sage]:2011/03/31(木) 16:45:21.36 ID:wadpLakAO
>>241
ううん、こっちも冗談だもん。気にしてないよっ
【ニコッと笑って、そう答える】
【そして、少し雰囲気の暗いフォルスの顔を覗き込むように見つめて】
ねぇフォルスさん、大丈夫?ホントに参ってるみたい…
私で良いなら、喜んで聞かせてもらうからっ
【そう言って、くるりと車椅子を回転させて、路地裏へと進む】
フォルスさんと一緒なら多分大丈夫でしょ。ほら、行こう!
【瞳の濁りには気付かないであろうが、会話を続けていけば彼女のテンションが彼と対比されているかのごとく、若干高めだということには、気付くかもしれない】
248 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/03/31(木) 16:47:03.42 ID:7u3mhTD2o
>>240
…その割には、結構話しかけてきますよね…
イリスさんがそれでいいのなら、それでも構いませんが…
イリスさんは…大丈夫な気がします…
……えーっと、それを言うなら羊の皮被った狼…じゃないでしょうか…
【ここで初めてクスリと笑い、イリスの間違いを指摘する】
あ、生憎恋愛だとかそういうのには関わってませんね…はい…。
【慌てて手を振ってそう答えて】
……今まで見てきた国ですカー…
そうですね、その国その国の文化が顕著に現れてますが…
櫻の国とかは面白かったですね…あそこは特に文化が特殊でしたし…
名前の通り桜も綺麗でした…
…何かお家の事情でもあるんでしょうか?…
【何処にも行ったことが無いと言うのを聞いて、首をかしげて】
249 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
[sage]:2011/03/31(木) 16:48:31.46 ID:PWL2DQ/40
>>244
【路地裏の闇から音もなく、静かに一つの影が姿を現した】
【10〜12歳ほどの背丈に真っ直ぐに下された腰に届く程長い淡い紫色の髪、前髪は短く切りそろえられていて】
【澄んだ紫色の双眸を持ち、袖のない濃紫のワンピースに紫のスニーカーを履いた少女――だ】
【全身紫色のその少女はポスターにダーツを投げるその姿を見て】
………何してるの?…
【よく通る、玲瓏な声をその男に向けて放った】
250 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/03/31(木) 16:55:27.16 ID:yr7pl1Nfo
>>247
……あ、あぁ
【以前会ったときに比べると高いテンションに困惑しつつも、セシリアの後をついていく】
【彼にとってそれは小さな違和感でしかなかったが、それでも誰かが後をつけているかのような拭いがたい違和感だった】
【ひとまずそのことは考えずに、ゆっくりと路地裏を進んでいく】
いやな。ここ最近、女性と話すことは多かったんだけど
それがビッチだろ、ゾンビだろ、吸血鬼だろ、マッドサイエンティストだろ、守銭奴だろ
凄い面子でなぁ
【今までに会った女性を指折り数えていく】
【言い終えれば落ち込みっぷりを表現するようにがくっと肩を落とした】
251 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山梨県)
[sage]:2011/03/31(木) 16:56:09.95 ID:i3BUhWeIo
>>246
………裏の世界の人間でも、人間らしさは無くさないってか!
また笑いながら、か……ったく、前の私と変わらないじゃねぇか......
【俯きながら、今度は後悔と懺悔の気持ちを込めて】
【もう一発、血に塗れた右手で、壁を殴りつけた】
そうだとしてもなんだよ…私は変わってしまったんだ…
兄貴との楽しい思い出より、人を殺し続けている時間の方が長いんだよ!
【彼女は苛付いていたのだ、思い出を殆ど思い出せない自分に】
【別世界で、兄の姿を追い続け、気づけば故郷に戻り】
【故郷では、妹の自分より、友人の方が遥かに兄を知っていて】
「…だったら、アンタが知っている兄貴を教えてくれ…」
【もう一度、壁を殴りつけた】
/遅れて申し訳ないです・・・
252 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[saga]:2011/03/31(木) 16:58:57.58 ID:bs1NiaxP0
>>242
ああ、今回見てェにさ、戦闘以外で人を助けることができれば…
能力何ざ関係ねェんだと思うんだ、能力何てもンは強さよりもさ
どれだけ役に立つかだよな…ははっ!
【なぜか若干無理やりにでも落ち込んでいないことを装おうとするのは】
【やはり檸檬が悲しんでいるのが見たくないからだろうか、それとも…】
まぁ、怒るよな!俺だって怒る。
だけどさ、怒った方が印象は残るよなァ!
【反省はしていないようだが、くだらないことを言ったなと】
【内心苦笑していた】
【そして、地面に到着し、少女を離して自分も地面に立つ】
【立ちくらみにも似た感覚とともに、翼は右腕に戻っていた】
おう、感謝なら何時でも何処でも何度でもしてくれァ!
うっ!?嬉しいもんだ、感謝ってのはよ!
【豪勇とした仕草で、抱きしめてくれたのをどんと来いというように返しているが】
【内心ではガチガチで噛んでしまったことに少々落ち込んでいた】
ちょっと待ってくれ、ええと…ほいっ!
【檸檬が一人で行こうとするのを見て、呼びとめた後】
【巾着に似た何かを少女に向かって投げた、中には先程の薬が入っていた】
俺が行くのは能力系の病院だからここで別れるが、そいつァ餞別だ!受け取れェ!!
それとさ、サンキューな。色々、ホント色々さ!
【実は先程の森の中、少年も絶望していたのだ】
【知らずにだろうが少年は慰められており、それは本当に感謝していた】
【せめてもの、形に残るものを残しておきたかったのだ】
じゃな!夢幻檸檬さんよ!
俺のこと忘れんなよっ!?
【大きく手を振って、檸檬の向かったのとは別方向の病院へと向かっていた】
【最後はあっけなく別れたのも、少年は振りかえりたくなかったのではなく】
【笑顔を見られるのが恥ずかしかったのだろうか】
/ありがとうございました
/久しぶりの戦闘パート以外で、とても楽しかったです
253 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/03/31(木) 17:02:22.75 ID:cNLRgcoDO
>>245
──ぁ、あ、ぁあ……
【疲れ、安堵した表情の次に浮かべたものは──歓喜、だった】
【正確にいえば、彼──百家の紡いだ台詞を、聞いた瞬間に、だろうか】
【奏でられたのは、紛れもなく「関西弁」──】
【──「間違いない」「彼だ」】
【探しに探して、1ヶ月か、2ヶ月か】
【この時の彼女が浮かべた気持ちを、誰が責めることが出来ようか】
お探し、しておりました──羅山様
私、は……エルネスティーネ、と、申します
あの──お伝え、することが、あって……
【──ぱた】
【また一歩、距離を詰める】
254 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(京都府)
:2011/03/31(木) 17:04:02.06 ID:BiPoCavwo
>>248
【零れ落ちた貴女の笑顔に、思わず見とれてしまいそうになって
数刻、ほんの数刻、ぽーっと、見惚れるような表情へと、彼女が支配されて
……それに気づいたのか、慌ててパタパタと頭を振り、再び微笑を浮かべた】
ふふ、下手だけど大好きなんですよ、お話しするのが
それが可愛い人となら、その楽しみは何倍にもふーっくらと、膨れ上がります
今の私の気分が、そんな感じなんですよー
【ゆったりと、紡ぐ言葉はおっとりとした彼女の歩調に合わせた言葉
ゆらりと揺れる前髪が、彼女の頬を撫でると、右の手で、それを払う
零れ落ちた芳香があたりに満ちると、指摘された間違いを恥じてか
はだけられた白い頬が、仄かにぬくもりを含んだ赤色に変わっていく】
わぁ……もう、恥ずかしいですわ、ええ、狼さん、狼さんかもしれないんですよー
【きゅぅ、と頬が染まって、言葉に出したとおり、恥ずかしいのだろう
ムダにかっこつけた分、その反動は大きく、取り繕うのもやっとである】
……あら、それは意外ですわ、こんなに綺麗な赤毛に、そんな顔立ちをしてるんですもの
引く手数多、と言っても全く可笑しく無い様に思えますのに
そしてそして、関わっていない、ということは私にもまだチャンスがある、ということですよね?
【クスクス、と微笑む彼女は、冗談だか本気だか分からないだろう
櫻の国の話を聞いて、櫻の様子でも思い浮かべてるのだろうか、愉しそうに微笑を向けて
貴女の問いに、その微笑を曇らせる、までは】
――――……体力がございませんの、その為、遠出する、というのが苦手なので
それに最近の物騒なこと、ドロルちゃんも気をつけて下さいね?
【なーんか、話をはぐらかしているようにも思えなくは無い】
255 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
:2011/03/31(木) 17:06:45.15 ID:kK6Ym3YA0
>>251
人間らしさをなくしたら…それはただの殺戮者だ
【静かにそう言い】
《死んだ人を忘れたらその人は本当に死んでしまう》
貴女は……忘れてはいけないんです
思い出してください。貴女と恭平の思い出を
【静かにそう言い】
いいでしょう
【そして彼女は話すだろう。自分が知ってるかぎりの恭平の事を】
/気にするこったなぁい
256 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(四国)
[sage]:2011/03/31(木) 17:08:15.55 ID:wadpLakAO
>>250
【フォルスの歩調に合わせてセシリアは車輪を転がしていく】
【そして彼が語ったこれまでの軌跡に、おぉ…と思わず声を出した】
それは…何というか、凄いね
私も“普通”の人とはちょっと違うけど、そこらへんはマトモだと思うから清涼剤になる、かな?
【笑いながら自身の脚を指差し、最後に彼を上目遣いで見ながら首を傾げて小さく肩を竦める】
【ここ最近の彼の女性遍歴を思えばそれはそれなりに魅力的に見える仕草、かもしれない】
257 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/03/31(木) 17:12:10.07 ID:yr7pl1Nfo
>>256
あぁ可愛いな……もう、ほんと、今日セシリアに会ってなかったら俺どうなってたんだろう
うっうっ……!
【かなり率直に褒め言葉を言ったあたり、相当まいっていたのだろう】
【腕で目を押さえて泣き真似までしている】
で、何かテンション高いけどいいことでもあったの?
【泣き真似はすぐに終わり、違和感の正体をつきとめにかかった】
258 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
:2011/03/31(木) 17:13:04.90 ID:wF4qRaq2o
>>253
エルネスティーネ=c………。
【『何処かで目にした名』を少女が名乗った事に、眉を顰める】
【独特のイントネーションで彼女の名を復唱すると、眉間に手を当てて】
【そう、何処かで目にした≠フだ……『耳にした』のでは無い】
――あぁー、確か、『ブラックハート』ちゃんから連絡入っとったなぁ。
……何やエルネスティーネちゃん、そないに長い間ワイ探してくれとったんか。
“接点”無いから棚上げにしてしもとったんやけど……いやー、スマンなぁ。
【『データベース』に投稿されていた名だ、と気付くのに、然程時間は要らなかった】
【彼女の接近を静止する事も無く――笑って=A彼女に詫び】
…… で、『伝える事』って何やろか。 真坂機関@高ンや無いやろ?
【――投げ捨てた煙草を踏み、彼は“不審に思った事”を問う】
【機関絡みならばデータベースで事足りるし、目の前の少女は組織の人間にも見えない】
【ならば、個人的な知り合いからだろうか。 居ない事も無いが、思い当たる物も無い――】
259 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山梨県)
[sage]:2011/03/31(木) 17:14:15.94 ID:i3BUhWeIo
>>255
忘れてはいけない…か…
判ったよ、レン…私は思い出す為に戦おうと思う、兄貴が何を思ってたかを追う為にも…
【壁から拳を離し、ぷらぷらと下がっていく】
【行動とは間逆に、その顔と言葉には、彼女の決意が表れていた】
それに、レンと話していて、何かを思い出しそうな気がするぜ…
【落ち着いたのか、初めて女性に笑みを浮かべて】
【静かに、女性が話す思い出を聴いていた】
/キンクリで良いでしょうか?
260 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岩手県)
[sage saga]:2011/03/31(木) 17:15:07.43 ID:/HaBSrOI0
>>252
【薬が入った、それを、受け取って。嬉しそうに、微笑んで】
【大切に、取って置こうと、誓って。彼に、別れを、告げるだろう】
【そうして】
―――……、忘れんなよ、……か
……。忘れられないよ、……
【小さく、笑い声を、上げて。彼の、背を、見詰めながら。ぽつり】
【そして、少女が、向かったのは。病院では無く、路地裏で。ただ、異形の、左を、隠す様に。日陰へと、潜る】
【何度も、何度も。ありがとう、と、繰り返された、其れは。きっと、彼には、聞こえなくて】
【彼は。強かった。ただ、只管。心から、強くて。少女は、彼の、闇に溺れない未来を、祈った】
【ふと。空を、仰げば】
【くる、くるり】
【雲は無く。太陽は、平等に、全てを、照らしていて】
【其れを、眺めた後。少年の、声を、想起すると】
【再び、湧き上がった、恐怖を、無理矢理、押さえ付ける】
【ただ、その行動に。少女は、未だ、少女のままで、居られた】
【くる、くる、くるり】
/ありがとうございました…!
/ヴァーデッド君可愛いよ、ヴァーデッド君、お疲れ様でした!
261 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/03/31(木) 17:15:38.10 ID:7u3mhTD2o
>>254
…ど、どうかしました?…
【イリスがじっとこちらの顔を見ているのに気づき、少し戸惑いながら首をかしげる】
そうなんですかー…私とは大違いですねー…
な、別にそんな可愛くなんか…
【イリスの言葉を聞くとわたわたと慌てて、顔が少し赤くなる】
そ、それを言うならイリスさんこそ美人ですよ…何というかお姫様みたいで…
【そして恥ずかしさを誤魔化すためか、すぐに言葉を返して】
もう…狼の皮を被った羊なら拍子抜けしますよ…本当に…
【まだクスクスと笑いながら】
だから私はそこまで言うほどでは…
!?な、何言い出してるんですか!…
私には何のことかさっぱり分かりませんよ!
【自分の容姿を褒められ、私にもチャンスがあるとまで言われると顔がかぁぁっと真っ赤に染まり、慌てて手を振る】
あ、そうなんですか…ご、ごめんなさい…何の考えもなしに聞いてしまって…
【しかし表情を曇らせたイリスを見ると、申し訳なさそうに謝って】
いえ、それに関しては大丈夫です…
私はむしろ…その物騒なことを無くす為に旅をしていますから…
/少し退席…もとい犬の散歩に行ってきます、15分程度掛かるかと思われます…すいませぬorz
262 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/03/31(木) 17:17:26.11 ID:yYIUvA7SO
>>249
【男はそちらを見て、特に感情の篭らない目で】
【突然の来訪者にも、口元の穏やかな笑みは崩さないままで、口を開く】
ただの暇潰し、だーヨ。
【「文句あるか」と付け加えても違和感なさそうな口調。不機嫌、とかでは無く、ただ単に「邪魔されたくない」だけ】
お前こそ何だ、こんな所に“普通の”子供が来るもんじゃあないだろーヨ。
【つまり、ここに来た貴方は普通では無い、と……そう言いたいのであろう】
【ダーツを投げる手を止めて、身体ごとそちらを向いて、少女の返答を待つ】
/申し訳ありません、遅れました
263 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
:2011/03/31(木) 17:21:02.13 ID:KkLRmyEx0
>>259
ええ……恭平を殺した機関員に関しては私も調べますので
【静かに言い】
【彼女は恭平の事を語り続けた】
【キン☆クリ】
【そして話し終えるだろう】
/YESYESYESYESYESYESYESYESYESYES
264 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(四国)
[sage]:2011/03/31(木) 17:21:09.38 ID:wadpLakAO
>>257
あーあーあー、泣かない泣かないっ
【くすくす笑いながら、(車椅子な為)彼の腰辺りをぽんぽん、と叩こうとする】
【そして彼の急な問いに対して、彼女はぽかん、とした後、にまりと笑う】
【そうして右手の指先で口元を隠しながら】
ふふふー秘密〜♪
フォルスさんには教えられないなー
【と、それなりに失礼なセリフを吐いた】
265 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/03/31(木) 17:23:40.37 ID:yr7pl1Nfo
>>264
えー、教えてくれよー
彼氏でも出来たのかー?
【興味が出たらしく、にこにこしながら聞いてくる】
【最初に思いつくのはやはり恋人関連】
266 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山梨県)
[sage]:2011/03/31(木) 17:24:07.25 ID:i3BUhWeIo
>>263
【そして彼女は、微笑んだまま女性の話を聴く】
【その全てが、彼女にとっては新鮮であり、何処か懐かしさを感じるものだった】
【女性が話し終わるとともに、彼女は路地裏から出ようと、左側へ歩いていき】
【3歩ほど進んだところで、女性へと振り返る】
「ありがとな…アンタのおかげで、少しずつ思い出せてきた…
また何時か、どこかで会おうぜぃ?」
【小さく微笑みながら、女性に尋ねた】
267 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
:2011/03/31(木) 17:27:19.02 ID:3uTAwAFW0
>>266
どういたしまして
【ニコリと微笑み】
じゃあまたね。遥
【そう言うと彼女は去っていくだろう】
/乙でしたー
268 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/03/31(木) 17:27:19.40 ID:cNLRgcoDO
>>258
あ……ブラックハート、様──
よかった……ちゃんと、伝えていてくれたのです、ね。。
【そのまま彼女は、そんなことを語りながら彼へと近付いていき】
【何もなければ──百家から数歩分の距離を置いた、会話するに丁度いい位置で立ち止まるはずだ】
いえ……その、ニュースなどで、お名前は拝見しておりましたので──
ご多忙な方とお見受けします……仕方、ございませんわ
【そして、コートのポケットを軽くあさり】
【「あの──」と】
【どこか、気弱そうな声で】
【何かを、語りだそうと──】
────「信楽瑞葉は、戦争なんて望んでいない」
【ポケットから引き抜いた手を、彼女は百家へと差し出す】
【その手には──金色の、ロケットペンダントが静かに乗せられていた】
【彼女には。エルネスティーネにはきっと、この言葉の意味はわかっていない】
【故に。その言葉を、伝言を告げた直後は】
【まるで相手の反応を見るかのように、じぃと百家を見つめ──】
269 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山梨県)
[sage]:2011/03/31(木) 17:28:20.01 ID:i3BUhWeIo
>>267
/乙でした!
270 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
[sage]:2011/03/31(木) 17:28:25.99 ID:PWL2DQ/40
>>262
暇潰し…でも……面白そう
【その暇潰しに興味を示し、彼が手に持つダーツをまじまじと見ている】
【只、興味津津というわけでもないのか、単に感情が希薄なのか、少女はずっと“無表情”だ】
【無理に手を出してダーツを弄りたいのでは無いらしく、その場で彼の返答を待つ】
【その点に関しては邪魔されたくない、という願いは叶っている…か】
…通れたから、通ってきた
【つまりは、「道があったから歩いてきた」】
【理に適っているような、適っていないようなそんな返答】
【路地裏で事件に遭ったとき、彼女はどうするつもりだったのだろうか】
【幼き少女はそんなことを考えもしなかったようで】
//全然いいですよー よろしくお願いします
271 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(四国)
[sage]:2011/03/31(木) 17:30:19.37 ID:wadpLakAO
>>265
―――〜〜〜ッ!
【フォルスの言葉に真っ赤になるセシリア】
あ、と……へへ…
む……へへ…
【それに気付き、顔を引き締める。緩む。また引き締める。緩む。せわしない】
272 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(京都府)
:2011/03/31(木) 17:33:23.37 ID:BiPoCavwo
>>261
【いえ、なんでもございませんの、と慌ててその質問に否定を返し
紅くなった貴女に、また見惚れてしまいそうになるのを堪えて、表情を和らげて】
あら、私がお姫様でしたらドロルちゃんは女神様になってしまいますわ
そして貴女が可愛い≠ニいうことを否定してしまいましたら、私に見る目が無い≠ニいうことになってしまいますよー
それに私が世辞を述べられるほど頭が回るとでも、思ってるのかしら?
【恥ずかしさを誤魔化す様子が愉しいのか、可愛らしいのか、えいやえいや、と攻め込んでいく
まあ彼女が嘘を述べれるほどに賢い人物に……見えないのは、事実であろうか
――――ニコニコ、とした微笑が、言葉に信憑性を持たせようと為している】
【まだ引っ張られて、むぅ、と少し怒ったように頬を膨らませた
尤も、怒っては居ないのだろう、フリだけである、というのは十分に理解できる】
そういうこと、なのですよー
――――……はてさて、どういうこと、なのでしょうかね
【はぐらかすような言葉は、貴女にもっと慌てて欲しいから、か
もしくはからかうのも愉しいが、それだけでは話が進まないと、自制するため、か
謝った貴女へと大丈夫ですよ、と微笑を向けると、続く言葉に興味を抱く】
……それはそれは、何だかとーっても、素晴らしいお仕事のようですね
良ければ私めに、その事をお話してほしいですわ
ドロルちゃんが物騒なこと≠なくして下さいましたら
私でも安心して、道を歩くことができるようになりそうですしね
【ニコリ、と向ける微笑は、素直な賛辞に満ちていて
――――ゆーったりと、時が過ぎていくのを感じるだろう】
【宵闇に近く、傾いてきた太陽は、仄かに夕日の色を溶かし込んできて
クリーム色のパレットに零した茜色の絵の具は、今日の終わりを微かに感じさせていく
肌に感じるフライング気味の夜風に、へくち、と彼女はちいさくくしゃみをして魅せた】
/いえいえー沖になさらずー
273 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/03/31(木) 17:34:05.18 ID:yr7pl1Nfo
>>271
……っ!
【その初々しいというか普通というか、とにかくあまりにいい反応だったせいか、両手を顔を覆ってぐっと天を仰いだ】
【何か、凄い嬉しそう】
あぁ、いいなぁ。これや、これやで
セシリアは可愛いな……うっ、うっ
【あ、ちょっと泣いた】
嬉しいことは、話すともっと嬉しくなるんだよ
【と、それらしいことを言って誘惑】
274 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/03/31(木) 17:39:51.25 ID:yYIUvA7SO
>>270
(……不気味な奴)
【あまりにも“無表情”な彼女に、内心ではそう毒づきつつも】
【ダーツを持っていない方……左手で、左腰のポーチの中を漁り】
ほらヨ……
【彼が持っているのと同じダーツを、彼女へと放り投げる】
【……釘を刺しておくと、投擲した訳では無く、放物線を描くように放り投げたのである】
よく分からない事を……
【面倒臭そうな表情を、ほんの少しだけ浮かべつつ】
【溜め息を一度。怪しげな少女に対して僅かな、それこそ「無いよりマシ」程度の、警戒心を向けて】
それで、……いや、“ヒーロー”のポスターをズタズタにしている俺が殺人鬼の可能性は捨て切れないーヨ。もしそうなら、どうする?
【要は、“警告”しているのだ】
【自分がそうする訳では無いが(利益が無いから)、誰かが彼女を惨[
ピーーー
]るような事があれば、少々夢見が悪い】
275 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
:2011/03/31(木) 17:43:15.85 ID:wF4qRaq2o
>>268
【胸ポケットに浮かんでいる長方形は、煙草の箱だろうか】
【其れほど吸わずに捨てたにも関わらず、再び右手を伸ばして――】
……し…… が 、 ら き ……―――ィ?
【――其の手が、凍り付く様にして停まった】
【瞬間、彼の顔に浮かんだのは呆然=c…『反応が無い』】
【搾り出す様にして信楽≠ニだけ発音すると、ゆっくりと右手を下ろし】
【ギョロついた双眸で見遣るは、彼女の差し出したロケットペンダント】
【僅かながら“震える”手で其れを受け取り――中≠確認すると】
…………ンな…、 ……アホな ――“何で”や……。
【――表情は、恐怖≠ニ驚愕≠フ綯い交ぜになった其れへと変貌した】
…… 此れ …、……『本人』から渡されたンか……?
『亡霊』とか…、――『代理人』とか、そんなモンや無いンやな―――?
で…… …、「信楽、瑞葉は……戦争を――、望んでない」……。
【若干ながらも、震える声色 ――尋ねるのは、“信楽瑞葉本人からか”と云う問い】
【然し、其の口調からは、半ば確信しているのだろう≠ニ思わせる何かが感じられた】
276 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(四国)
[sage]:2011/03/31(木) 17:46:34.22 ID:wadpLakAO
>>273
【フォルスの反応でちょっと我に帰るセシリア。別の意味で頬を赤く染め、「も〜!!」と言いながら軽く握った握りこぶしでポカポカと彼を叩こうとする】
え〜どうしよっかな〜…
【そう言って、黙り込むセシリア】
【暫く迷った後誘惑に勝てなくなったか、フォルスから目をそらして呟き始める】
でも…私達の恋は、普通じゃないから…さっきフォルスさんが話してくれた人達程じゃないにしろ、普通じゃないから…
【人差し指同士をつんつんと付き合わせて、そう話す】
277 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/03/31(木) 17:48:23.65 ID:7u3mhTD2o
>>272
ならいいのですが…
【少し腑に落ちない、と言った表情で】
そ、そ、そんな事無いですって!…
イリスの方が可愛いですよ…
なっ…だ、だから…その…
【褒められるのには慣れていないのか、言葉で攻められると顔を赤くしたまま俯いてしまった】
本当にすいません……
【少ししょげた感じになってしまって】
あぁ、えっとですね…私の小さい頃からの夢がその…女の子としてはおかしいのですが…
「正義の味方」になることでして…
【気恥ずかしいのか目を泳がせて】
でも、私は何の能力も無かったので、諦めていたのですが…
とある方法で戦えるようになったので、それを使って旅しながら何か悪事とかを見かけたらそれを止めるように頑張っています…
【活き活きとした様子で自分のやっている事を語る】
はい、がんばっていきます!…
【そしてニッコリと笑いながら、元気よく答える】
……大丈夫ですか?
【くしゃみをしたイリスを見て尋ねる】
…もうこんな時間ですか…
結構長い間話していたんですねー…
【茜色の空を見上げて、ポツリと呟いて】
んー…今日の宿を探さないとなー…
278 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
:2011/03/31(木) 17:49:20.26 ID:O7hvWoGY0
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/sports/37777/1299823704/
セシリアさん見てるー?^^
279 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/03/31(木) 17:50:14.78 ID:yr7pl1Nfo
>>276
あははー
【ぽかぽか叩かれてるのにすっごい嬉しそう】
【※Mではありません】
何、百合? 兄妹? ばっち来い!
【喋りそうになっているセシリアを後押しするかのようにストライクゾーンの広さをアピール】
【恋愛ごとなら大概いけるようだ】
【やめときゃいいものを】
280 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/03/31(木) 17:53:24.88 ID:cNLRgcoDO
>>275
────、
【その、反応を見て】
【ぽかんとしたような表情をエルネスティーネは浮かべた】
【話についていけてないのだ──】
【だが、それでも】
【理解できる箇所は、何個かあって】
【自分が受け取った伝言は──とても、重要なことだったと】
【それだけは、改めて、認識し】
……私にこれを託された方は。
ご自身の名を、瑞葉、と──
【静かに、静かに、紡ぐ】
【声に落ち着きが出てきたのは──】
【動揺したように見える相手の空気に、呑まれない為】
【この場で自分も動揺すれば──よい結果はもたらさないと判断したためだった】
281 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
[sage]:2011/03/31(木) 17:58:52.17 ID:PWL2DQ/40
>>270
わっ……と…
【放り投げられたそれを、白く細い腕を伸ばしてキャッチ】
【…しきれず一度ぽとりと地面に落してしまうがすぐに屈んで拾った】
【この様子からして身体能力も少女のそれだ】
ありがとう…
【素直にお礼を言うと、彼の真似をして投げようと試みるが】
…………
【どうやら、投げ方がイマイチわからないらしい】
【先程の彼と同じようなポーズを2、3通りとってみたあと、『投げ方を教えてほしい』と言い歩み寄ってゆく】
【魔翌力を感じとれる者ならば、彼女からどす黒い魔翌力が滲み出ていることに気づくかもしれない】
【しかし、彼女は敵意や殺気といった類のものは全く持っていない】
【――自身の魔翌力を制御出来ていないのだ】
……
【彼の質問は、何となくだが「ここで事件にでも巻き込まれたならどうする?」と言っているのだと理解した】
【彼女は一瞬、ほんの一瞬だけ、口元を歪ませて獰猛な笑みを作ると】
………わからない
【と、そう曖昧な返事をした】
282 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(京都府)
:2011/03/31(木) 18:01:43.45 ID:BiPoCavwo
>>277
【俯いた様子を見て、やりすぎちゃったかなーと感じて、静かに言葉を探す
しょげてしまった彼女の様子も合わさって、どこかムードが悪くなった気がした】
――――……ふふ、凄く、素晴らしいことと思いますよ?
人生というのは、正しく生きる、という方がとても難しいものです
ですから、正義の味方は、いくらあっても、足りませんね
けれども、一つ約束してください
貴女が戦えるようになった時、悪と対抗できる力を持った時のその時の気持ち
どんな時も、忘れないで下さいね?
【――――……それはどこか、変わった言葉
いつものゆったりとした肯定の言葉ではなくて、言い聞かせるような言の葉
約束ですよ、と微笑みかける彼女の笑みは、どこか憂いの色を滲ませていて】
【吹く夜風が演目の終了を感じさせて
見上げると、薄く黒色に染まりかけた空がぽっかり、佇んでいて
風に揺られて木々の揺れる音がフィナーレを告げているような気がした】
うぅ……やっぱりお外は苦手ですねー……そろそろ帰る、としましょうか
……残念です、私の家に空きがあったならば、止めてさしあげましたのに……
――――また、会いましょう、その時は……できれば暖かい場所で話せると良いですね
では、私はこの辺で……
【最後に一片、微笑を零すと、彼女は背中を向けて、ゆっくりとその場を後にするだろう
風に靡く後ろ髪は、一度瞬きすると、その場から消えてしまいそうなぐらい儚い
それはまるで、ついさっきまで話していた彼女が、仮初、であるかの如く
――――言葉にはできない、そんな淋しさを感じてくれるかしら?】
【後に残るであろう髪の残香だけが、尾を引いていた】
/乙でしたー!愉しかったぜー
283 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(栃木県)
:2011/03/31(木) 18:01:52.22 ID:oGBrZFmd0
【水の国 細道】
【ここは水の国の何の変哲もない、小さな路地の一つ】
【空も夕焼け模様に染まり、暖かさと涼しさが同時に舞い込む心地よいひと時】
【帰宅途中の社会人に散歩中の学生など、個人が自分の時間を過ごす様子がチラホラと見受けられる】
【その一辺に屯う、奇抜な格好をした三人の不審人物】
【路地の隅に集まり、何かしらのテストのようなことを行っている様子が窺えるだろう】
【その姿といい声といい行動といい、全てにおいて彼らは不審者であると言わざるを得ない】
ンジャ、始メテヨ。
【中央のまとめ役であろう人物は、麦わら帽子を被って頭を隠し、顔全体を包帯で覆っている】
【その服装は白ランとチャイナ服、そして白衣を混ぜ合わせたような、割と清楚な服だ】
【さらに、その声はガラスのように透き通っており甲高く、周囲にはよく響く】
【その右手には《Lv.100》と書かれた眼球のような球体が、左手には魔翌翌翌力を発しながら光る球体が握られている】
「…了解、デハ此方ニ声ヲ…」
『上手ク成功スレバ良イノデスガ…』
【こちらから右側の人物は、黒長のシルクハットにワンレンズタイプのサングラスを頭頂部に装着している】
【縦に異様な長さを誇る襟のコートで足元から口元までを隠されたその頭は、人並みと比べると異常に高い】
【そして左側の人物は、人並みと比べると異常な大きさの黒い巨大なフード一枚で頭一帯を覆い隠しこんでいる】
【その服装に至っては、黒くて分厚い寒冷コートと寒冷ズボンを履いており、3人の中で一際暑っ苦しい印象があるだろう】
【どうやら二人の手には、それぞれ黒い発音装置とマイクらしきものが握られているようだ】
【そして、そのマイクを中央の人物の顔の前へと突き出し】
ア、ァあー、あー…
【マイクに中央の人物が自分の声を吹き掛けた途端、その甲高い声はバリトンとソプラノの混じった実に美しい中性的な声に変化した】
――素晴らしい…取引先≠ニの交渉の時はこれでいこう。
…だけどあまりこの声は好きじゃないな〜、普段はナシッテ事デ。
コレデ交渉ノ準備ハ終ワッタ。次ハ収集ダ。
アレ<忠収シニ、風ノ国ノ大風車ヘソロソロ向カウヨ。
【発音装置に付属したスイッチをあっさりと切ると、指で自身の頭部を軽く弾きつつ行き交う人々を見つめ始めた】
【包帯で覆われ、目口の全く見えぬその顔に映し出された表情は何を示すのか――】
/長文ですが一応これでも自由絡みレスです!
284 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
:2011/03/31(木) 18:05:01.13 ID:wF4qRaq2o
>>280
【彼女の返答を聞くと、百家は再び目を見開き】
【……次いで、ロケットペンダントを背広に突っ込んで】
………… 信楽 瑞葉 …、……――――。
【―― 一旦、彼は間を置く事にしたらしい】
【胸ポケットから震える手で、苦労して煙草を一本取り出すと】
【ライターで其れに点火……数秒吸っただけで、其れを投げ捨て、踏み潰し】
―――……エルネスティーネちゃん。
其の、信楽瑞葉=@……今、『何処』に居るかとか判らんか。
“国”でもエェし、“住所”でも――何でも、「些細な事」でも構わん。
礼は幾らでも払う。 ――……どや、判らんか。
【――エルネスティーネにそう尋ねる彼は、『機関員』である】
【彼女の言った様に、ニュースでルビーシャ≠フ件も耳に入っているだろう】
【“極悪人”とも言って良い立場の者に、其れを伝える事が瑞葉の為に成るのか】
【『報酬』と云う言葉が出た以上…、……彼は、“知る必要性”が有るのだろうが】
【…………華蔵院商会≠フ事を告げるか否かは、彼女次第だ】
285 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(四国)
[sage]:2011/03/31(木) 18:10:46.48 ID:wadpLakAO
>>279
【彼の促しに後押しされ、少女は小さな声で話し始める】
………女の子同士
シズリさんって言うんだけど…
【フォルスにとって衝撃的な発言になるであろう台詞を吐いた】
286 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/03/31(木) 18:13:34.79 ID:yr7pl1Nfo
>>285
…………………………………………………………………………………………………………ん?
【物凄い間をあけて、一言だけ聞き返した】
287 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/03/31(木) 18:14:54.58 ID:7u3mhTD2o
>>282
……そう言ってもらえると…こうやって頑張ってる甲斐があります…
【微笑を浮かべて】
?……
はい、それを忘れてしまったら…私はもうその時には正義の味方とは言えません…
【真剣な表情で、答えを返す】
帰るなら早くしないと暗くなってからはそれこそ危険な目に遭ってしまいますよ?…
いえいえ、そこまでして貰うほどでも無いですから…
【笑いながら手を振って】
はい…大丈夫です、もうそろそろ春らしくなってきましたから…
それじゃあ、また会いましょうね…イリスさん…
……不思議な人だったな…イリスさん…
【イリスが去った後で、小さくそう呟くとこちらもリュックを背負って公園から去っていった】
/お疲れ様でしたーこちらも楽しかったです
ただでさえ久しぶりで文章があれな上に他中退席も多く、すいませんでした。
288 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/03/31(木) 18:17:31.76 ID:cNLRgcoDO
>>284
【「機関員」──それは世間一般で言われるところの「悪人」ではあるが】
【彼女は。エルネスティーネは、大体の悪人に対して『理解』をしようとしている】
【それは単純に──彼女の師匠が所謂悪人だという理由もあるのかもはしれないが】
【そうでなくとも、百家のことを「恐れず」にここまでたどり着いたのだ】
【彼女が、機関自体に酷くネガティブな感情がないのは分かるかもしれず──】
【だけれども】
【そのことと、今から発する言葉は、全くの別物】
【確かに彼女は、機関に対して負の感情は抱いていない】
【しかし──そのことと、機関員を不用意に信じてその結果、「依頼人」を危険に晒す可能性を導くのは】
【全くの、別問題であり】
……、残念ながら
申し訳、ございません──
【そっと、エルネスティーネは俯いて】
【ひとつの「嘘」を、ついた】
【瑞葉の居場所は、知らないと】
【そんな──偽りの言葉を、紡いだ】
289 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(四国)
[sage]:2011/03/31(木) 18:19:17.55 ID:wadpLakAO
>>286
……え?どうしたの?
【その反応に、彼女はきょとんとした顔で応えた】
290 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/03/31(木) 18:21:24.59 ID:yr7pl1Nfo
>>289
いやぁ、あはは。最近あんまりに大変だったもんで耳の調子が悪くてね
お相手さんの名前、何ていうんだっけ?
【妙に明るく笑いながら耳遠いんですとか言い出した】
【小声だがしっかりと聞こえていたはずだ。そう、脳が拒絶したのだ。いや、脳というより精神が】
291 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
[sage]:2011/03/31(木) 18:24:14.44 ID:PWL2DQ/40
>>281
//あばばば、安価間違えてることに今気付きました
//正しくは
>>274
ですごめんなさい!
292 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/03/31(木) 18:27:30.13 ID:yYIUvA7SO
>>281
【少女には聞こえない程度の、ほんの小さな、あるいは音が鳴っていないのか……とにかく、“ごく小音”の舌打ち】
【それが少女がダーツを取り落とした事に対する物かは、誰にも分からない】
(……利益にならない)
【少女、そして少女から溢れる「どす黒い魔翌力」を感じ取り、そちらに視線を合わせるように、姿勢を低くして】
【汚い事を考えながら、“投げるコツ”を簡単に説明……】
【……え? 説明の描写? ダーツの投げ方なんてシラネーヨ】
……一度やってみろーヨ
【説明が終わると……彼はそう言って】
【手本を見せるように、件のポスターへ向けて、投擲】
【何の妨害も無ければ、それは綺麗にポスターを射ぬくだろう】
【そして少女は】
【仮に、この男の説明を理解出来ていたならば、恐らくプロ≠ナあろうこの男程では無いが……然し、“的”に当たる程度には、上達するだろう】
【……類い稀なる才能があれば、また別なのだが】
【そして】
……ふぅん
【「わからない」】
【表情から……それを「何をしてしまうかわからない」というニュアンスだと考えたのか? 訝しげな視線を、そちらに向け】
なら、良いんじゃないかーヨ?
【彼女の“どす黒い魔翌力”……この男は何とも思わないようだが】
【それがあるなら……例え制御出来なくとも、自分の身は守れる……筈だと考えたての、言葉である】
293 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
:2011/03/31(木) 18:28:25.06 ID:wF4qRaq2o
>>288
【――其の返答に、さしたる表情の変化は見せない】
【只、「そうか」と言葉を返し、再び煙草を吸う動作を繰り返して】
……エルネスティーネちゃん、此れから話す事は『伝言』や無い。
やから、信楽瑞葉≠ノ伝える必要は無い……――。
近々――ルビーシャ≠ナ戦争が起こる。
やけど、其れが……、…“水の国中心部”まで及ばん、ってのは約束する。
ワイが出来るのは、其れで最低限……。
『決戦地』をルビーシャ方面に移す事しか出来ん。
【――エルネスティーネには、意味の取り辛い言葉かも知れない】
【だが、僅かながらも、「伝言が良い方向に働いた」と云うニュアンスは伝わっただろうか】
【恐らく其れは、瑞葉の望んだ結果でも有ったのだろう……】
…………『コレ』はやっぱ、返しとく。 造りはエェから貰っとき。
【最後に、『ロケットペンダント』をエルネスティーネへ差し出して――】
294 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(四国)
[sage]:2011/03/31(木) 18:32:20.76 ID:wadpLakAO
>>290
え…。いやだから…シズリさんって言った、んだけど…
【フォルスの妙な態度に、空元気とも言える態度に違和感を覚えつつ、そう言う】
【彼女の眼が、また少しだけ濁り始める】
295 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/03/31(木) 18:37:07.32 ID:yr7pl1Nfo
>>294
………………
【返事が無い】
【今度という今度はその単語、言葉は脳に入った】
【入ったのだが……】
【しずり、シズリ、Sizuri──はて、聞き覚えがあるようなないような】
【何人かな? 東方かな? 不思議な響きだなぁ。変わった名前だなぁ】
【あはは、俺の知り合いじゃあないよなぁ、そんなビッチの権化みたいな名前を知っているわけないよぉ】
【あれ、何でビッチの権化とか思ったんだ? 知らない人にそんなこと思っちゃいけないよね】
【あはは、あはは、あははのは】
【────────────】
シ
ズ
リ
だとぉ!?
【脳内混乱から帰って来た途端に叫びやがった】
296 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
[sage]:2011/03/31(木) 18:40:50.51 ID:PWL2DQ/40
>>292
………
【只管に無表情で只こくこくと彼の指南に相槌を打ち、ある程度のことを頭に入れ】
【そして言われた通り、投げてみようとボスターへと向き直るが】
……あれしか、的はないの?
【何が気に入らなかったのか、別の的を要求し始めた】
…うん……
【その言葉には少しだけ俯いて小さく返事をした】
【彼女は“嘘”を吐いている】
【彼女の目的は――路地裏を歩いているときに大体達成される】
【何せ、人の魔翌力を喰らうために獲物を、大量の魔翌力を有する者を探しているのだから】
【目の前の男は魔翌力を持っているかどうかわからないので手を出さないが】
【余談だが、彼の表情や舌打ちなどには全くもって気付いていないようすだ】
【ダーツを指南してもらっていた時の眼など、この少女は無垢そのものである】
297 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/03/31(木) 18:42:38.17 ID:cNLRgcoDO
>>293
ルビーシャで、戦争──……
そう、ですか……
あの──ありがとう、ございますわ
【金の国。火の国。そして、水の国】
【少女が生きてきたたった1年の間に、もうそんなにたくさんの戦争が起き、起ころうとしていた】
【そのことに彼女は──】
【殺し屋の師匠を持ち、考古学者の父を持つ彼女は】
【一体、何を思ったのだろうか】
【──もしかしたら。「何も」思わなかったのかも、しれないけれど】
【それでも彼女は、百家に対して礼の言葉を告げる】
【事情は知らないけれども。この伝言で。瑞葉の言葉で】
【相手がなんらかの決断をし、己の行動を変えたのが分かったから】
【だから。ありがとうと──そう、告げて】
え、あ、あの……、、えと。。
【返されたペンダントに対しては、戸惑いの表情を見せ】
【蒼い蒼い瞳に、再び気弱な色を浮かべて、百家とペンダントを交互に見遣り】
【何故このタイミングで言ったのだろうか】
【「わ、私の名前……エル、と。よろしければ、そう、お呼びください」】
【──少しだけ、おどおどしたような声でそう呟いて】
【更に何かを言いたそうに──彼を、見つめる】
298 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(四国)
[sage]:2011/03/31(木) 18:46:56.46 ID:wadpLakAO
>>295
【急に叫ばれ、ビクッと体を弾ませる】
えっ何っ?知り合い?
【恐る恐る、そう尋ねる】
【もうすぐ路地裏の出口が見えてくる】
/すみません、七時半過ぎから出かける予定が入りました
それを目処に終わらせます
299 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/03/31(木) 18:52:07.51 ID:yr7pl1Nfo
>>298
あ、あぁ、一応
【元気の無い返事が返ってきた】
【うっかり顔を見れば、妙に脂汗の出ているフォルスが見れるだろう】
【余談だが、確かシズリはフォルスのことをセシリアに話していたはずだ】
(あいつはエスパーか……次から次へと全く)
【先回りが二度も続けば能力を疑いたくもなる】
で、仲良くやってんのか?
【とりあえず当たり障りの無い質問をした】
//了解
300 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
:2011/03/31(木) 18:52:32.86 ID:wF4qRaq2o
>>297
【先程から、煙草の消費は止まるところを知らない――】
【何故か『数秒で捨てる』のであるが、次から次へと着火して】
…………エルちゃん、やね。 分かった。
【そう返したところで、とうとう無くなったのだろう】
【少し眉を寄せると……、「こっちこそ」と言葉を返し、腕時計に目を遣る】
【“そろそろ別れる”積もりなのだろうか、再び彼女に目を遣って――】
じゃあ、ワイはこの辺りで ――って、まだ何か聞き忘れとった?
言いたい事有るンやったら、さっさと言っとき。
伝えたい事も伝えられんかったら、後悔ばっかの人生や……そんなんオモン無いやろ。
【そう言って、笑みを浮かべる彼は――或いは、『悪人』には見えなかったかも知れない】
【「何やエルちゃん」と、彼女に言われた様に其の名を呼んで、問い掛ける】
301 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/03/31(木) 19:03:36.79 ID:cNLRgcoDO
>>300
……、…………。。
【浴びるように煙草を吸う、なんて言葉があれば】
【きっと其れは、彼のためにある言葉なのだろう】
【兎も角エルは、必死に煙草を吸う百家を、唖然として見ていたが──やがて】
【声をかけられ、再び。思考は少しだけ浮かんだ、疑問──】
【彼に言いたい一言へと戻っていき】
………あの
【恐る恐る、紡ぐ言葉は】
どうして────羅山様、は……
機関に、居られるのです、か?
【──暗に。悪人には見えないと】
【そう取れる内容の言葉を、口にした】
【そして】
【百家の浮かべた、その笑みが。百家の吸った、煙草の香が】
【何故か──愛しい人を、思い出させて】
【──彼女が惹かれるのは】
【いつだって、「悪人」だった】
302 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/03/31(木) 19:04:27.54 ID:yYIUvA7SO
>>296
【少女の言葉に、ダーツのハリネズミになったポスターを、ベリッ!! と剥がし】
【数秒程思案した後、彼は】
……これならどうだーヨ?
【右腕の袖の中から……何かを放つ=z
【それは、「カミキリムシ」だ。魔翌力により構成された……“鎧を着た黒いカミキリムシ”】
【それが先程までポスターが在った場所に張り付いて、“的”となる】
【それと同時に、ポスターに刺さったダーツ達を、ポーチの中にしまい込み】
………………………“どうした”ーヨ
【そして、少女の方を見て】
【穏やかな笑み、警戒心、それらが織り交ざって、複雑な笑み】
【大量……とは言えないが、それなりに多量の魔翌力を宿す男は、まさか目の前の無垢な瞳が……魔翌力を喰らうモノだとは、思ってすらいない】
303 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(四国)
[sage]:2011/03/31(木) 19:07:59.67 ID:wadpLakAO
>>299
あっ、そういえばシズリさんから「フォルスさんを頼りにして良い」って言われてました
【彼女はシズリとの会話を思い出す。彼女等が知り合いだということは彼女は既に知っていたのだ】
仲良しですよー。最初に会った時には…いつつ……
【片手で頭を押さえる】
ご、ごめんなさい。調子悪いみたい…
えぇっと、うん。とにかく今は一緒に住んでるんだ
【頭を振ってから、そう口にする】
【今なら分かる筈だ。彼女の瞳に光が、無い】
/中の人が完全に忘れてました、すみません。感謝します
304 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/03/31(木) 19:13:11.11 ID:yr7pl1Nfo
>>303
(パス? あの女が俺にか? 何故……?)
【「フォルスを頼っていい」】
【その伝言は強烈な違和感をフォルス当人に抱かせた】
【お互い会ったのはただ一度。その一度で、互いの本性を垣間見せた。少なくともフォルスが本性を見せたのはあの女にだけだ】
【ただそれだけのことで仲間意識を持つ人間だとは全く思っていない】
(こいつの瞳、これは……)
【シズリの思惑を推測していると、セシリアの瞳が視界に入った】
【光の無い虚ろな瞳。それを見てフォルスは──】
【──感覚的に彼女の目的を捉えた】
(いいぜ、一緒に楽しもうじゃないか)
【にやり、と】
【不敵な笑みを浮かべる】
なるほどな。仲良しってのはいいこった
俺とも仲良くしてくれよ? なぁ?
【薄い笑みを──シズリのものと似て異なるそれを張りつけて、セシリアの頭を不必要なほど優しく、愛でるように撫でようとする】
305 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
[sage]:2011/03/31(木) 19:22:04.52 ID:PWL2DQ/40
>>302
………ッ
【一瞬、それはカミキリムシが男の袖の中から飛び出した時だった】
【少女の顔に変化が出たのだ。何かを抑えるように必死に奥歯を噛みしめた】
【怖かったのか、キモかったのか、それとも別な感情…か】
【然しすぐにカミキリムシの方へ、先程の指南通りの姿勢をとり】
【シュンッ!】
【投擲した】
【ダーツはぶれることなく真っ直ぐ、勢いよく飛ぶ】
【が、狙いは中々よかったものの惜しくもダーツはカミキリムシの真横の壁に当たり、刺さらず地面に落ちた】
…………なんでも…ない…
【そう言ってダーツを取りに行こうとするだろう】
【落ちたダーツを拾い、カミキリムシを見遣る。その表情は彼から見えないが】
【――先程一瞬だけ浮かべた獰猛な笑みに変わっている】
【カミキリムシが動こうとしなければ、そっと、真白なその細い腕で優しく触れようとするだろう】
【成功すれば、それから魔翌力を吸い取ろうと――試みる】
306 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(四国)
[sage]:2011/03/31(木) 19:23:53.61 ID:wadpLakAO
>>304
【頭を撫でられ、はぁ、と溜め息をつく。次いで、笑み】
まったく。いつもこんなことしてるんでしょ。しょうがないなぁ
【通りに出て、彼の方へと振り返る】
じゃあ今日はこの辺で。またねフォルスさん
【そう言って、街の喧騒へと消えていく。もし今何か声をかければ、彼女は手を振るなり何なりのジェスチャーで応えるだろう】
【彼等、彼女等の運命は一体どんな結末を迎えるのだろうか】
/乙でしたー
307 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/03/31(木) 19:28:55.13 ID:uoxbfg+U0
【風の国東部――ルクシャトリス郊外の丘】
【生活と遺跡が混在する、『悠久の流れを風に閉じ込めた街』】
【其処を無言で見下ろす、人影があった】
…………、…………。…………。
【研ぎ澄まされた刃の様な、果てを見据える真紅の瞳】
【秘めたる野望の具現の様な、燃え盛る灼焔を映した髪】
【金糸の装飾が施された純白の軍服は、高貴絢爛たる様相を呈し】
【腰に挿した、双振りの大きな鞘。白い手袋を嵌めた両手】
【各部を覆う、月輪の如き玲瓏な輝きを放つ紅い鋼の鎧が、覇者たる風格を放ち】
【そして靡く真っ赤なマントが、それを彩り纏め上げる――】
【……――≪R.I.P.≫新総帥。カーネル=アドルフ・レルゼクム】
【その軍服の胸部は、まるで十字架を示すかのように、十文字に裂かれていた】
……あれから何年か。変わらんな、……此処は
【そして、街を見下ろしながら彼は、ぽつりと呟きを風に溶かして】
308 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/03/31(木) 19:29:22.69 ID:yYIUvA7SO
>>305
……惜しいーヨ。
【少女がダーツを取りに行く様子を、その細い目で、じっと見据えて】
【彼女が見せた獰猛な笑みを……見逃す事は無かった】
【カミキリムシに“カメラ”でも付いているのか? 原理は不明、然し】
【カミキリムシの視界は】
【男の視界と、100%リンクしている】
(………………)
【だが……彼がそれに対して、何かアクションを起こす事は無い】
【ただ、穏やかな笑みで……カミキリムシが魔翌力を吸われ、消えるまで。二つの視界で眺めている】
309 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/03/31(木) 19:35:40.68 ID:yr7pl1Nfo
>>306
はいはい、またねー
【軽く手を振って見送る】
【その後──】
ははは……あっはっはっは!
シズリのやつやるなぁ! 思った通りだ、お前は天才だよ!
理屈と理論で固める俺には到底真似出来ない!
【路地裏に歓喜の声が響き渡る】
【それは接触した人物を二人も毒牙にかけていた同僚に対する賛美の言葉だった】
【彼はゆっくりとじっくりと”しか”出来ない。瞬時に人を堕とすなど到底出来ない】
【そうさ、彼女は天才だ。感性で物事を成し遂げるタイプに、理論の俺は絶対に勝てない】
【人を堕とすことに関しては絶対的に自分は勝てない。天才に秀才が勝つなどありえない】
だけどよぉ。確かに共通のおもちゃを持つのは楽しいさぁ
けどそれじゃあ俺の目的は果たせねぇんだよ
だから──
【両腕を広げて天を仰ぐ】
【薄気味悪く下劣な笑みを浮かべて空を見上げる】
【そう、勝てはしないのだ】
【ならば、こちらの土俵に降りてきてもらおう】
──お前に手駒になってもらおうか。なぁ、天才さんよ
【勝てないのは競争。ならば、直接対決はどうかな】
//お疲れ様でした
310 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/03/31(木) 19:39:08.73 ID:1rWLwTWZo
【公園】
【ベンチではなくブランコに、一人の少女が座っていた】
【桃色の髪に褐色の肌、ひらひらとした薄手の服を着た彼女の背には、小さめのリュック】
【そして何故だかその右手には懐中電灯を持っていて、静かにきぃ、と漕ぎ始め】
ぅー……ミリー、まだ帰りたくないなっ……。
でも、もうくらいし……だれかあそんでくれたり、しないかな
【ふと、彼女は手元の懐中電灯を点けて、薄暗い公園内を照らし始める】
【ブランコで揺れる明かりは中々に強く、もしかすると公園の外からでも目に付くかも知れない】
311 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
[sage]:2011/03/31(木) 19:39:58.55 ID:PWL2DQ/40
>>308
―――!
【抑えきれなかった。其れが魔翌力で構成されていると勘づくと無意識にその魔翌力にありつこうと手を伸ばしてしまった】
【カミキリムシの魔翌力を全て吸い取り、其れが消えた直後、自分が何をしたか少女は理解した】
【暫く――と言っても4秒程、其れがいた壁を見つめた後】
……消えていった……ごめんなさい…
【―と、さも自分が何もしてなかったかのように、申し訳なさそうに繕い“嘘”を吐くだろう】
【尚、吸収された魔翌力は少女の腕付近に溜まっている】
【彼女はカミキリムシの魔翌力を吸い取り、自分の魔翌力に変換していたのである】
【これは、彼女の能力の一部なのか…】
………
【そして、何も言わず振り返る。再び幼げな無表情を纏って】
【ダーツを握り、男の方へと静かに戻ってくるだろう】
//ご飯行ってきます
312 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
:2011/03/31(木) 19:40:18.15 ID:wF4qRaq2o
>>301
【――其の問い掛けは、彼にとって意外な物だったのだろう】
【少し驚いた様な顔を作ると……、 上≠指差して】
……「何で機関に居るか」――、 ―難しいなぁ。
別に、『機関である必然性』は無いんよ。
“使い易い”から居るだけであって……まぁ、その辺は秘密。
まぁ、でも…………ちょっとロマンチックな言い方したら、や。
【――――見上げれば夜空には、大きな月≠ェ有って】
………… 、…… アレ ≠ノ取り憑かれたから 。
【『月に取り憑かれているから』……そう、彼は話す】
【其の服装と振る舞いは、相俟って何処か“道化”染みた印象を醸していた】
【――月光を眼鏡が反射して、其の双眸は見えないだろう】
【尤も、見えた所で其処には、何も無いのかも知れないが】
…………じゃ、伝言ありがとさん。 『楽しく生き』や、エルちゃん。
【――何時の間にか、月に憑かれたピエロ≠ヘ背を向け、軽く手を振っていた】
/お待たせしましたー
313 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/03/31(木) 19:45:28.79 ID:kzBMuZuV0
【『風霊統主の城』 1階大広間】
…………本当の『籠城』よね。今の状況…………
【薄手のトレーナーの上に赤いジャケットを羽織った、左目を縦に走る傷跡が目立つ、背中に掛かる程度の青い髪の、両腕の肘から先が触手と化しているのを、ジャケットの袖で隠している少女と】
「仕方ねぇ…………あの透明になれる様な奴まで、クローン兵士の中にはいるんだぜ?
いつ、どこで見張られてるかも分からねぇ以上、安全なここから出るのは不味いってよぉ……」
【短く刈りあげた髪に、上下黒で揃えた服の上から更に黒いベストを着込み、右目の周囲に古い火傷の跡がある青年と】
[アーディンさんをほったらかしにして、どこかに行く訳にも行きませんしね……
誰か、協力してくれればいいんですけど…………]
【ラベンダー色の肩ほどまで伸びた髪で、赤と青のオッドアイを持ち、白いワンピースを着た10歳くらいの少女と】
〔――――いや、一つだけ心当たりがある…………。ひょっとしたら、協力者も得られるかもだぜ、ラベンダァイス?〕
【背にでかでかと「東」の一文字が書かれた白いコートを羽織り、腰の左右のホルダーにそれぞれ剣と銃の様なものを下げた、くせのある銀髪に黒光りする様な瞳を持った青年が】
【床にしゃがみ込んで円陣を作りながら、難しい顔で何事かを話している】
≪え…………東さん、何か、心当たりでもあるんですかい?≫
"まぁ、心当たりもなく、そんな事は言うまい?
…………説明して欲しい。東さん"
【ジャケットの少女の傍らには、青い炎を纏った、やけにデフォルメされた髑髏が浮かんでいる】
【が、その姿や声は、魔力持ちなどでなければ感知する事は出来ないはずだ】
【また、火傷の青年の左袖が、違和感が無い程度に少しだけ膨れている】
<…………>
【その一団から少し離れた所に、フード付きのマントと半ズボンを着た、顔に大きな傷があり尻尾の先が二つに分かれた、猫人間という表現がしっくりくる眼つきの鋭い二足歩行の猫が】
【即席の寝床の上に横たえられ、静かに眠っている】
【なお、広間の入り口には『身に魔力を秘めている方の助力が欲しい。実験に参加してほしい』という張り紙が貼ってある】
/予約です
314 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(熊本県)
[sage]:2011/03/31(木) 19:45:59.82 ID:7LK0z4b/o
>>310
お嬢さん、お一人ですか?
【ひょっこりと、その横合いから顔を覗いたものがいた】
【蒼い毛皮に猫耳尻尾、ボサボサの髪の毛に糸目を隠した獣人が、穏やかに笑っている】
【そんな声の掛け方をして、驚かれたらどうするのかは知らないが】
【子供にはマスコットか何かかと思われるかもしれないその風貌が、雰囲気を和らげる…のか?】
もうすぐ暗くなってしまいます。
これ以上遅くなったら、ご両親が心配なさるのではないでしょうか?
早く帰らないと。
【笑うような口を一切動かさず喋る猫少女は、心配するかのように眉を寄せた】
【唐突過ぎるこの来訪者、普通なら怪しまれて盛大に警戒されるのだろうが…】
315 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/03/31(木) 19:46:55.37 ID:CJpgi6uGo
>>307
………はて、この様な所で何を思うかな。武人よ
【こつん。その背後から響く足音】
【気配を隠すでも無く、極自然に貴方に歩み寄って行く人影】
【視れば無精髭を生やした30代の男性が居る】
【真っ白なワイシャツとGパン。嫌でも目立つ、赤い手甲を着用し、左腰に脇差を2本、中位と長大な刀を1本ずつの刀を携えている】
【身長は170cm後半とそこそこ大きくガタイも良いが乱雑に切られた黒い髪と黒い瞳は左程特徴的でも無く】
【だが彼のその両の瞳は、薄くとは言え包帯が巻かれていて視界を閉ざしており】
【腰に差した計4本の刀と、それだけが特徴的だ】
…こんばんは。で宜しいかな?
視ての通り、目が効かないから分からんのでござるよ
【貴方から約3mの距離で立ち止まり、道でも尋ねる様な緩い雰囲気で、中年男性らしい生温い声で語りかける】
316 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sagasage]:2011/03/31(木) 19:50:05.36 ID:tvs5MPZX0
>>307
【かた、かた、と。】
【革靴が土を叩く規則正しい足音】
【それが男のすぐ後ろまで来て、ぱたりと止む】
…………!!
【現れた少女の姿は、齢にして14ほどだろうか――】
【降り積もった雪にも似た豊かで真っ白な髪を三つに編んで、二房。両サイドに垂らし】
【赤縁のアンダーリム越しに映る眸は淡い緑、紅のリボンを黒いワンピースの胸に】
【見開かれた眼に浮かんでいるのは、驚愕と胸の高鳴り】
【あえて彼女に似合わない表現を使えば、それは「ときめき」と言うものだろうか?】
……こんばんは、アドルフ・レルゼクム
まさか、君が物思いに耽ることがあるとはな
…“絶対的な一線”を画した存在でないことは、理解したつもりだったが
それでも、不思議に見えるものだね
【“斬られるかも知れぬ”と言うのに――】
【彼女はカーネルの姿に、ぴったりと焦点を合わせ】
【紡ぐ声は、相も変わらぬ淡々としたものだが】
【怜悧な緑には、昂然とした「紅」が混じり始めていた―――】
317 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sagasage]:2011/03/31(木) 19:51:35.81 ID:tvs5MPZX0
//「スピード不足も、運命だ…」
//訳:
>>316
は三人絡みの自信がないので、後腐れなく撤退します
318 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/03/31(木) 19:52:53.63 ID:cNLRgcoDO
>>312
……、…………、
【彼の言葉を、終始無言でエルは聞き届ける】
【其れは或いは──一言一句、百家の言葉を聞き逃さないようにするためだったのかもしれないけれど】
【言葉を発しはしないものの、エルはどこか子供のような、不思議そうな表情で話を聞く】
【しかし──与えられたのは。彼女にとっては、酷く曖昧なものであり】
【すぅ、と。見上げた先にあった、陰の存在を、認め】
【それでも彼女は──きょとんとした表情のままであった】
【きっときっと。彼の言葉は】
【まだ子供である彼女には──少し、難しかったのかもしれず】
……、ふ、ふぇっ──?
あ、あぅ、えっと……
────また、お会いしましょう、ね……?
【百家の言葉の意味を、それでも理解しようとしていたのだろう】
【故に。彼が背を向けたことに気付いたのは、彼の声が聞こえてから、で──】
【──再会しようと告げた言葉は】
【どうして紡げたのか。彼女自身にも、分からなかった】
/おかえりー
319 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/03/31(木) 19:52:57.03 ID:yYIUvA7SO
>>311
【その一部始終を“観て”いた彼は】
そうかーヨ。消えたなら……仕方ないな。
【然し、彼女の嘘≠咎める事はせず】
【内心、「損しか無い」と。彼の「損得の世界」において、それは“良くない”事だと分かってはいたが】
(俺は……子供には甘いーヨ)
【まるで、言い聞かせるように】
【そんな事を考えながら……左手で、ポーチから。何か、“錠剤”のような物をニ、三粒取り出して……口に、含む】
……どうする、もう一度やるか、それとももう、終わりにするか……
【がりがりと、錠剤をかみ砕き】
【喉に通しながら……然し、依然変わらない穏やかな笑みを口元に浮かべ】
320 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/03/31(木) 19:54:33.87 ID:yYIUvA7SO
>>311
/了解しました
321 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/03/31(木) 19:55:20.26 ID:1rWLwTWZo
>>314
え、あ、ぅ……うんっ。ひとりだよ、ネコさんっ……?
【少しばかり、口ごもる。誰か居ないかと探しはしても、まさか一般的な人で無いとは、と】
【ただやはり、外見相応(8~9歳)の反応なのか、少しすればにこりと笑い】
【僅かに舌足らずな具合で言葉を返して、相手を「ネコさん」と呼び】
んぅ……しんぱいはしてくれるけど、きっとおしごとで今日もいないもん
ミリー、おうちでひとりはヤだよっ。……ネコさんは帰らないのっ?
【どうやらミリーと云うらしい少女は、ぱちぱちと電灯の明かりを弄りながら相手に問う】
【警戒や疑念、そういったものは殆ど無しに、ややしょげた様子で――青い瞳で、相手を見て】
322 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/03/31(木) 19:58:12.48 ID:uoxbfg+U0
>>315
…………、…………。
【気配を隠さぬなら、彼に察知出来ぬ道理は無い】
【紅を纏う彼は、ゆっくりと身体ごと其方に振り向くと――】
……盲人、か。
白杖も持たないようだが……大したものよ
【其方に質問には一切返すことなく、そう呟くだろう】
【その呟きも、相手にあてたものではない。独り言のように呟いたものだ】
だが……それでこのオレを“武人”と言った、その根拠が気に成らぬといえば嘘になる。
聞いてやる。貴様は何故、オレを“武人”と?
【そして、ここで漸く、彼に向けて訊ねるだろう】
【とはいえ、矢張り其方の言葉に向けて返された言葉ではない】
【その意図は、未だ読めず、か】
>>316-317
/把握しました。また機会があれば、よろしくお願いします!
323 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(京都府)
:2011/03/31(木) 19:58:42.08 ID:BiPoCavwo
>>313
【こんこん、とノックの音がその広間内を支配するだろうか
次いで開かれんとする扉は、新たなる来訪者の訪れを静かに告げて
――――……ふわり、とした紫苑の花の香りが、その空間内へと、零れていく】
【視線を扉の方向に向けてみれば、ノックの音の主が、佇んでいるだろう】
【紫苑色の長い髪の後方を三つ編みにし、一つにまとめ腰の辺りまで垂らした
白いオフショルの長袖のトップスに純白の手袋、両手首にかけた黄色いリングそして黒いレースのミニスカ
やや濃いめの紫苑色のニーソックスからみえる脚線美が素晴らしい巨乳の少女である】
……えーっと……その、表の張り紙を見て覗いてみたんですが
私の手で良ければ、いくらでもお貸しできますが……
【ぱたぱた、と周囲へ視線を動かし、見知った顔がいないか、確認する彼女
一応会合等で見かけた顔はあるものの、殆どが会話も交わした事が無い、いわば他人
ふぅ、と虚を突くようなため息も、仕方が無いといえば、仕方が無い】
【寸刻して、彼女の紫苑色の瞳は、ある一人の男性≠見つけるだろう
それは青々と広がる草原から、一厘の四葉のクローバーを見つけた少女が如く
彼女の童顔が、あっ、と言った、嬉しそうな発見の色に染まった】
……東さん、ですよね、お久しぶりです
一度お話したきりですが、覚えていただけてるでしょうか、シオンです
【きゅぅ、と瞼を閉じて、満面の微笑を、彼へと注ぐだろう
見知った顔を見つけて、落ち着いたのか、次に瞼を開けた時、その紫苑色の瞳の色が強くなったように感じれるだろう、か】
……っと、自己紹介を先にすべきでしたね
シオン・エルミオール・オルテンシア、と申します、一応Justice≠ノ身を置いている者です
概要は先ほど述べた通り、この身で良ければいくらでも、と思い、この扉を叩いた所存でして……
猫の手にも満たぬやもしれませんが、是非、お手伝いさせてください!
【ペコリ、と音がしそうなほど丁寧に頭を下げると、彼女の三つ編みが、ふわりと虚空を揺らす
零れ落ちる紫苑の香りは、空間内の空気に溶け込んで、彼女、という存在をアピールするが如く
ふわりと漂う芳香が、微かに魔翌力を孕んでいるようにも思える
それはつまり、彼女本体にも魔翌力が在る、ということ
――――尤も、人外などのそれ、と比べては、酷く微弱ではあるが】
324 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
:2011/03/31(木) 19:59:22.65 ID:wF4qRaq2o
>>318
【――彼女が其れを紡いだ時には】
【既に、百家の姿は無かった…直ぐ其処の角でも曲がったのだろう】
【路地裏には、彼の残した煙草の匂いが漂っていて】
【 ――ふわり、 と】
【血の様に紅い蝶≠ェ、月を目指して消えた】
/お疲れ様でしたー!
325 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(熊本県)
[sage]:2011/03/31(木) 20:03:21.80 ID:7LK0z4b/o
>>321
心配してくれてありがとうございます。
お優しいのですね。
【そう言って浮かべたのは、本当に人がよさそうな笑顔】
【優しく頭の上に手を伸ばして、抵抗されなければ、壊れ物を扱うように柔らかく撫でるだろう】
私は…そうですね、家がないのですよ。
だから、本当は今日寝る場所を探していたのです。
あ、真似しちゃいけませんよ?
【茶目っ気たっぷりに、ちょっとだけ糸目を開いてウィンク】
【そこには、少女と同じ…或いは、少しだけそれより暗い蒼い瞳が、夜の闇にあってなおぼんやりと輝いている】
…では、そうですね。
ご両親がお帰りになるまで、遊びましょう!
私、手品が得意なのですよ!
【言うや否や、ちょっと放れて、大仰なお辞儀】
【言葉通り、手品師がするような仕草】
いかがです? ご覧になりますか?
【他意は、なさそうだ】
326 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/03/31(木) 20:09:54.88 ID:cNLRgcoDO
>>324
────、
【百家と別れた後】
【彼女は帰路を、急いでいた】
【無性に、逢いたかった】
【師匠である黒衣の彼に、逢いたかった】
【煙草の香のせいか。あの笑みのせいか】
【酷く、寂しさを、彼女は覚えていて】
【ジョン様。ジョン様──】
【私は、あなたのことを】
【──愛しています】
/お疲れさまでしたー!
327 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/03/31(木) 20:10:17.18 ID:CJpgi6uGo
>>322
白杖を買う金が無い。ついでに言えば売っている場所を知らない…八方塞がりにござるなぁ。
【顎に生えた髭を右手で弄りながら、律儀にも呟きに答え】
【左手はダルイのか一番小さな刀の鞘へ…握るでもなく唯置いて】
……何故、か。何故でござろうなぁ―――
【ふむ?と、自分でも不思議そうに首を傾げながら思い返す】
【咄嗟に出た言葉だったのだろう。しかしそれが何故咄嗟に出たのかを、少し考えて】
ああ―――そうか。
【漸く理解した、と言う様に小さく頷き―――これまた小さく笑みを作ると】
貴殿からは血錆と鉛の香りがする
懐かしき、戦場の香りだ……
あとは……雰囲気、か?…………気を悪くしたなら、謝るでござるよ
【違ったかな?と、少し自信なさげに首を傾げて】
【それでも、口元はそれを確信して居るかのように―――笑みを形作った儘である】
328 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
[sage]:2011/03/31(木) 20:12:24.18 ID:PWL2DQ/40
>>319
………
【自分が何をしたかもしかしたら知られてしまったかもしれない…と不安を抱いていたが】
【何も咎められることもなく、叱られることもなかったので酷く安堵した】
【…表情には依然変化は見られないが】
(こんどはもう…抑えられない)
(そうなる前に……っ)
【手に持ったダーツを指の腹で転ばせるなどして、暫く弄っていたが】
……ううん、その代わり、次に会うときには上手くなっておくから
あの…一本だけ
―――ちょうだい?
【と催促し始めた】
【男が出した薬には、すこし怪訝そうな顔を向けただけで】
【特に何も追及しなかった】
//只今戻りましたぞ!
329 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/03/31(木) 20:13:02.89 ID:1rWLwTWZo
>>325
ん……おうちがないなら、ミリーのおうちに来てくれればいいのに。
いっつもひとりでつまんないんだもん、おうちなんてっ
……うん、まねしないよっ。ミリー、わるい子じゃないもん
【素直に、その頭を撫でられる。素直なもので、実に嬉しそうである】
【その際には僅かに目を細め、ついには懐中電灯の明かりを消して】
……ほんとう?もしかしたら、帰ってこないかもしれないよ?
でも、手品……見たいな。ネコさんの、てじなっ
うんっ!ミリー、ネコさんの手品ごらんになるーっ!
【こくこくと幾度か頷き、なにか期待するような目付きで相手を見る】
【懐中電灯を持った手も、そうでない手も腿の辺りに置き――ブランコを止めて。】
330 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/03/31(木) 20:15:01.49 ID:kzBMuZuV0
>>323
――――ん、ノック…………?
「はーい、どうぞー?」
【ノックの音は、正しく場に居る全員に聞こえた】
【右目に火傷の跡がある青年が、それに答える】
あ――――協力、してくれるの。ありがとう……!!
じゃあ、こっちに来てください。詳しい事を、説明しますから…………
【ジャケットの少女が立ち上がり、少女――――シオンを中へと招き入れる】
【どうやら、一団のイニシアチブを握っているのは、このジャケットの少女らしい】
〔ん、あ――――!
シオンじゃないか! 久しぶりだな!〕
【パッと満面に喜色を滲ませる青年――――銀鶏】
【じりじりとした籠城生活の中で、知り合いと再会できて、嬉しかったようだ】
[――――あ、そっか…………見た顔だな、って思ってたら、『Justice』の会合で……]
〔って、シオン、あんたも『Justice』のメンバーだったのか…………あの時は武美とばっかり話してたから。気付かなかったぜ…………〕
【過去、『Justice』の発足会合に顔を出していたラベンダァイスと、町の中で邂逅していた銀鶏だが、改めての自己紹介の受けて、シオンの新たな一面を知った様だ】
【ラベンダァイスとしては――――大勢の会議ではないと言う意味で――――直接対面するのはこれが初めて。銀鶏も、シオンが『Justice』だと、ここで初めて知った形となる】
えっと…………じゃあ、こっちの自己紹介も…………
あたしはレイド=E=ヴェイス…………今、ここの城に匿ってもらって厄介になってるのと……『哲学者の卵』、アレの破壊のために、『Justice』に外部協力してる者よ
「俺はアストラ=O=ヴェイス。レイドの兄貴だ…………同じく、城に厄介になってる…………」
[私は、ケツァル・コアトル=ラベンダァイス=カエデ=キャニドップです……。『元』Justiceメンバーの、ラギデュースの、娘です…………]
【その場に居合わせた面々が、続々と簡単な自己紹介をしていく】
〔俺はまぁ、自己紹介は良いとして…………おい、アーディンの旦那?〕
<む――――――――東か。どうした?>
【唯一、既知の関係である銀鶏は、横たわっていた猫人間を起こしに掛かる】
〔『卵』実験に協力してくれる人が来たんだ。自己紹介をと思ってよ? ……この人は、『Justice』のシオンさんだ〕
<!! そうか…………。俺はアーディン=プラゴール…………そこのレイドに協力している。早い話が、やくざの用心棒だ…………
…………ここに、『卵』を貰っている…………>
【シオンの存在に気づくと、先ほどまで眠っていたにもかかわらず、すぐさま起き上がり、自己紹介をする猫人間――――アーディン】
【左腕で右肩を抑える。そこに『卵』が被弾しているのだろう】
――――じゃあ、詳しい説明をするけど…………良いかしら、シオンさん?
【一同の顔合わせが済んだところで、レイドがそう切り出す】
331 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/03/31(木) 20:17:34.61 ID:uoxbfg+U0
>>327
(……金が無い、という理由で杖を持たぬか。だがそれは、それでも十二分に生活が出来るということ)
(……洗練……“気配”を読む、というのか?……このカーネルには無い“能力(ちから)”よ)
【その呟きに返される言葉は、無かったが】
【真紅の魔獣は、その鋭い瞳で注意深く男を観察し、そして思考していた】
【何故“武人”と見たか、という問いに対する答えには――】
……ほう。
【はじめて――言葉も視線も、男を“見た”】
さァ……どうだろうなァ。あながち、間違っているとは言えん。
だが、武人というものは自負するものではないはずだからな……
貴様がオレを武人だというのならば、貴様の中ではそれが正解になるだろう。
……夜で合っている。それと、貴様から見て右に7歩も歩けば足場が悪い。
知らずに踏み込めば、そのまま街の方まで転がり落ちることになるだろう。
……尤も、貴様にはスデに分かりきっていることか?
【そして、意識を向けて初めて、先刻の質問に対して答えを返した】
【もし“取るに足らぬ人物”であったら、返答はしなかったのだろう――】
332 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/03/31(木) 20:18:50.72 ID:kL87mZJeo
【どこかの森の中その奥地】
ふむう、化物の気配……。
してたのですけども勘違いですかね、今日は調子が悪いのかも。
【よく時代劇の旅人などが被っている笠を頭に被り、その笠の影の為か人物の顔は捉えづらくもある】
【その身は紫色を基調にした厚手の法衣、お坊さんの着ているアレを想像すれば良い】
【右手には大きな粒の木製で出来た数珠、左手には鈍い光を放つ錫杖が握られていて】
【言うなれば東方の僧のような姿をした青年が切り株に腰掛け小さく溜め息】
そういう日もあるという事で、今日はハイキングにしましょう。
丁度おはぎを持っていますしねー……。
【笠の影で見えないが声色がどこか嬉しそうなのだから表情も緩んでいるのだろう】
【どこから出したかは不明だが掌には笹の葉包みのおはぎ(3個入り)が】
【傍らには竹筒の水筒が1つ、お茶入りである】
甘いものは良いですねー心が洗われます……あむ。
【手早く1個指で掴んで口に放る、もっちもっちと喰む】
【森の静かな雰囲気も相まって少し豪華なおやつタイムであった】
(しかし、どうでしょうかね……僕の目もそろそろ限界なんでしょうか)
(まだまだ保っていただかないといけないんですけど……)
【影の中で紫の双眼が妖しく光り】
【周囲を監視するように右に左に動く】
【などとしつつも2つ目のおはぎに手を伸ばす、結構余裕があるのかもしれなかった】
333 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(熊本県)
[sage]:2011/03/31(木) 20:26:53.75 ID:7LK0z4b/o
>>329
ふふふ、機会があれば、伺いますね、ミリーさんのお家。
ではでは、ミリーさんのためのマジックショー、始まり始まりなのですー!
【『声』が告げると、突然どこからともなくスポットライトが猫少女を照らした】
【一見空からなのだが、星がある以外に仕掛けは見当たらず、いきなり光だけが現れているかのようだった】
【それから、猫少女は人差し指を少女に近づけ、鼻先三十センチあたりで、突然仄かな火が灯る】
【蝋燭のような淡い火で、よくよく見ると、肘の先から指先まで蒼い光の線が走っているのを見つけるだろう】
【反応を見て笑い、指を離して、ついでに三歩下がって少女から見て左を向くと、その火に息を吹きかける】
【淡い火が、いきなり火炎放射機の様にぼうと燃え盛る】
【前触れのない火の拡大で視界を覆うかもしれないが、その火は瞬間的に消え、代わりに、火の向こうに猫少女が二人】
【寸分たがわぬ分身だった】
【中央の猫が手品師らしくポーズを決め、両サイドの二人がそれを見せびらかす】
【だが、最初にいた猫…つまりから見て右側の猫が、いきなり真ん中の猫に食って掛かる】
【お前、目立ちすぎだ。仕草が、声なしでそう主張する】
【するとやっぱり、真ん中の猫もそれを買ってしまう】
【お互い額を突き合わせ、一触即発】
【左端の残された猫がオロオロと駆け回ると、いきなり二人の胸元の布に手を突っ込んでまさぐりだした】
【驚いて赤くなる二匹にかまわず少し中をまさぐっていると…】
【どん! と爆発。見た目だけ派手な炎が上がり、三匹はしりもちをついた】
【引っこ抜かれた手にはびっくり箱が乗っていて、中からでてきた人形が『喧嘩両成敗!』と書かれた垂れ幕を広げていた】
334 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(京都府)
:2011/03/31(木) 20:30:37.23 ID:BiPoCavwo
>>330
【矢継ぎ早に、四方八方から向けられる言の葉に、舞う彼女
元々頭の回転は速い方なのだが、何分、緊張もあってか、少々処理するのに時間が必要だった】
ふぇ……ふぁ……あ、あの、すいません――――……数秒時間を……っ!!
【瞼をパチクリパチクリさせながら両手を前に出し、すとーっぷと、言いたげに、言葉を漏らした
ふぅ、とため息を一つつくと、瞼を静かに閉じる、すっと、右手だけを眼前にはためかせる状態に為して
数秒して、瞼が開くと、そこには凛とした彼女が居た】
……すみません、何分、会話慣れしてないもので……少々状況把握に手間取りました
レイドさんにアストラさん、ラベンダァイスさんに、アーディンさん……そして、東さんですね
一見して、凄い人数と、思いましたが……どうやら、それも納得できますね
私などがお役に立てるかは、正直疑問ですが……
【苦笑しながら、一応の言葉を返すと、その集団の中へと向かうだろう
輪に入ると同時に、銀鶏の直ぐ側へとチョコンと座ろうとするだろう
そして、銀鶏へと、じぃっと、視線を向けようとする】
【言葉は紡がない、ただただ視線が告げている、紫苑色の瞳が今にも零れそうなぐらい水色を貯めている
心が折れた、と形容するのが正しいのだろうか、それとも、上手くやれるのか不安なのであろうか
いずれにせよ、少々戸惑いを覚えているのは事実であろう、フォローするもしないも、銀鶏次第である】
(うぅ……すっごく、緊張しますね――――……そして、レイド、でしたっけ
確かライクの話を聞いたときに、聞いた名前、でしたね……確か――――)
【チラリ、とレイドへと視線を移し、過去に聞いた内容を思い出していく
ライクとレイドの確執、それが解消したのかも、疑問に思えて
そして、一番の疑問は、アーディンに関する事であろう】
(……猫なんでしょうか、人間なんでしょうか――――……
ふ、二又の猫さんなんて始めて見ました……)
【興味津々、といった御様子でアーディンに向けられる、視線
一応は肩にある卵≠気にしてもいるのだろうが、好奇心の方が強かった
……シオン選んだの人選ミスじゃないかなーっと、仄かに思えてもしかたないほど、そわそわしてる】
335 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)
[sage]:2011/03/31(木) 20:32:06.21 ID:UgvbUV0po
【路地裏】
…………。
【漆黒のローブを着用し、人目を避けるかのように深くフードを被る少女】
【フードの隙間から覗くのは、くすんだ銀色の髪と】
【りんごのように透き通った真紅の左眼に、固く閉じられた右眼】
【首全体が黒色の水晶で構成されており】
【大口径拳銃をローブに括りつけ、翡翠色の指輪を左手中指に嵌めている】
【少女の足元には男性の死体が横たわっている】
【頭と腹部を銃弾に撃ちぬかれ、血溜まりが出来ているようだ】
【死体の死後経過時間が長いため】
【この少女が殺したようにも、殺していないようにも取れるだろう】
336 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/03/31(木) 20:36:57.19 ID:t2g53JFZo
【路地裏】
……ッ、う……、痛……。
【路地裏の壁に凭れかかり、呻いている人影が有った】
【学生服と白い髪が目立つ少年の様だ】
【しかし、その姿は、唯の学生と言うには、少し語弊があると言っていいだろう】
【先ず、顔の右半分に掛かる、金属と皮でできたマスクのような物が、被さっていて】
【そして、左腕には拘束具が着けられ、ベルトでがんじがらめに縛り付けられている】
……、逃げたはいいが……、行く場所も、何も……考えられねぇ……。
【頭を抱えながら、一人路地裏に座り込み続ける】
【其の、銀色の目には、“絶望”と“狂気”が渦巻いている】
……ッ……、黙れ、黙れッ!!
……糞、薬……薬は……。
【ごそごそ、と腰に巻いたベルトポーチから注射器を取り出し、首に注射器を刺そうとしている】
337 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/03/31(木) 20:42:51.95 ID:CJpgi6uGo
>>331
なぁに。具足を纏いて得物を取れば武士
尚且つ生き残るだけの信念と能力さえ有れば―――立派な武人よ。
尤も、誰かみたいに信念を失った武人は唯の死人となるでござるがな
読んで字の如く。戈に因りて止まる者でござる
死ぬまでしか、武人では居られぬ。死ぬまで戦うしかないのが武人に候
【夢を実現する術が戦う事しか無い者が居る。ならばその夢が潰えたその瞬間、その夢の持ち主はどうなるか】
【答えは1つ。文字通り、“死人”と化す。命が有ろうと、無かろうと】
【夢が叶うまで戦って、戦って、戦い抜くからこその“武人” “敗北”は即ち死を表すのだろう。“夢”が、“生きる意味”と共に潰えるのだから】
【ある意味―――この男が貴方を武人と言ったのは的を射ていたのだろうか?】
いいや、有り難い助言にござるよ
…正直、こうなってからそう日は経っておらぬでな。勘で動いて勘で戦って勘で歩いているでござる故――――
【 「……あー」 】
【と、一度空を仰いで息を漏らすと。次に其方の方を見ると】
……何処でござるか此処?
【オッサンがちょっと涙声で尋ねました】
338 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/03/31(木) 20:47:23.61 ID:kzBMuZuV0
>>334
あ…………あぁ、ごめんなさい…………
こっちも…………この間の会合以後、この面子でずっとここに居たから、ちょっと感覚が狂ってるわね……
【考えてみれば、自分たちは互いに良く見知っているが、シオンにとってはそうではないだろう】
【流れる様な自己紹介では、漏れが出てしまうかもしれないと、レイドは『やってしまった』と言う表情で、触手と化した右腕で自分の後頭部を掻き毟る】
≪大丈夫っすよ…………魔力さえ貸してもらえれば、十分すぎる助けっすから…………≫
"まぁ、やや体力を使う作業でもあるが…………そこのフォローもあって、この人数だ……問題はあるまい…………"
【控えていた二体の使い魔が、この人数の理由を説明する】
【『卵』を破壊するためには、それだけの入念な準備も必要なのだろう】
〔――――――――? …………あー……………………
シオン、そんなに緊張する事はねぇよ。確かに物騒な連中だけど、悪い奴等じゃ、ねぇからな…………〕
【不安げなシオンの表情に気付いたのか、銀鶏がぎこちなく言葉を掛ける】
【こうした形での他人のフォローは得意ではないのだろう。その言葉も、シオンの心を沈められるか、疑問である】
(――――こう言う時、リイロさえいてくれれば、な…………)
〔(――――リイロちゃんなら、もっとすんなり、シオンをこの輪の中に馴染ませてくれたんだろうけどよ…………)〕
【レイドの表情には、どこか憂いの様なものが見られる――――表層的ではなく、かなり深い所に】
【それは、ここに居ない彼女の妹の事が、大きく影を落としているのだろう――――銀鶏も、いつの間にか似た様なな表情をしてるのが、印象的だ】
<…………? ワーキャット(猫人間)を見るのは、初めてか?>
【自身に向けられる視線に、アーディンは気づいたのだろう。そんな質問を飛ばして、フッと微笑んで見せる】
【状況からして、『卵』の方を見ているのだろうが――――どこか『固い』シオンを和ませようとした、アーディンの計らいだ】
じゃあ、シオンさん。説明するわね…………
ジェム…………あたしの使い魔が、『卵』を破壊するための波動を、アーディンさんの肩に向けて発射するから、あたしを含めた4人で、魔力をジェムにバックアップしてもらいたいの
普通なら、3人で十分なんだけど…………人の体に埋まってる事、そしてこの状態の『卵』は、結界の様なものを張るって話を考慮して、人数を増やしたのね
これが無ければ、あたし達の人数だけで対処できたんだけど…………
そして、魔力を注ぐ時には、ジェムに直接触れなきゃいけないんだけど、ジェムのこの炎……触れてると、体力と魔力を削られて行くから、結構しんどいわ
――――それでも…………やってくれる?
【レイドの口から、大まかな『実験』の内容が伝えられる】
【先ほど、蛇の姿をした使い魔『ダハル』が言った様に、魔力だけでなく、相応の体力も必要な物らしい】
【レイドは、ここまでを口にして、もう一度シオンの意志を確認する。それは参加意思と同時に、事の詳細を把握してもらえたかの確認も兼ねている】
339 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/03/31(木) 20:47:33.42 ID:1rWLwTWZo
>>333
うんっ、きっとだよネコさんっ!きっとっ!
【始まりの『声』に、思わずぱちぱちと手を叩く】
【光が何処から来るのか、一体何が始まるのか―――】
【様々、気になることはあるが視線の先は「ネコさん」の指に灯る火で】
【じっ、と事の次第を――或いは、しかめっ面とも見える表情で――見守り】
【突如として周囲を照らし出す炎に「わあっ!」と驚喜の声を挙げ】
ぁ、あっ……うぁ、わ………っ!
【不穏な空気。作り物であろうと無かろうと、少女の目には仲良くは見えず】
【続いて、残された一匹が胸をまさぐるという行為】
【何故だか少しだけ恥ずかしくて、両手で顔を覆い――その隙間から、事の次第を見続けて】
【そして最後に、爆発。驚きのあまり、小さく開いていた視界が同様に小さな両手で埋められてしまい―――】
―――すっごーいっ!
ミリー、こんなのテレビでしか観たことないよっ!まほうみたい!
ねえねえ、ネコさんっ。今のっ、いまのどうやってやったのっ!?
【そう、驚く出来事の連続だったが、“スゴイ”のだ。少女はこんな光景を観たことが無かった】
【炎に、分身に、ちょっとした情事に、爆発―――目を爛々と輝かす彼女の心中は、察するまでもない】
【ただ、「これで終わりなのかな」と僅かに思いながらも。手を叩きに叩いて、立ち上がる】
/次少し遅れるかもです、ごめんなさいっ!
340 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(栃木県)
:2011/03/31(木) 20:52:47.95 ID:oGBrZFmd0
【市街地】
【路地裏の手前に存在する、静粛とした夜の街角】
【そこに、道沿いに建てられたビルの壁に寄りかかり、僅かな月明かりを頼りに新聞を読む男】
【“路地裏殺人、犯人は快楽目的”】
【“広場で爆発、複数人が重軽傷”】
【“機関の攻撃、なおも残る爪痕”】
【男が読む新聞の一面には、この世界の定義を象徴する暗い文章しか掲載されていない】
(…そうだよな…)
(何やっても、結局殺されるのは何も関わらない筈の一般人だけなんだよな…)
――大丈夫、俺は殺人鬼を容認する奴等の様には堕ちねぇさ
【一切の派手さを捨てた深緑色のニット帽、黒いジャンバーと水色のジーンズで適当に固めた服装】
【自身の個性を全く尊重しないその地味な姿は、何処から見てもただの一般人にしか見えないだろう】
341 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/03/31(木) 20:54:56.91 ID:uoxbfg+U0
>>337
……成る程な。
『夢』がある。『信念』がある。それを成すために、戦う。
それが“武人”であるというのなら……オレは、まさしくそうなのだろう。
だが……オレが目指すものは、もっと先にある。
そんな気は微塵と無いが、万が一。このオレが、運命や大いなる流れというものに『敗北』した時。
オレという人間は死するが……オレの『夢』や『信念』は、生き続ける。
永久に終わらぬ思想と闘争の道……オレの後ろに付いてくる者が……引き継いで歩み往く道――
そんな道を生み出せる者。武人を越えた、『夢を導く者』……それがオレの目指すものよ。
そしてきっと、その果てにこそ……『理想郷』は、存在する。
【男は、赤いマントをなびかせながら、ぐ、と拳を握りこみ】
【眼下に広がる悠久の街に、再び視線を落とした】
【……静かな街だ。賑やかな夜、ではない。静寂が包む……長閑な街だ……】
……勘だと?フン、ならばその『勘』というものは、大したものよ……
……ここは『風の国』。東部に位置する街『ルクシャトリス』を見下ろす丘よ。
丘といえど、一部の地形は急な坂道になっている……あまり好んで進入するものは居まい
【ざぁ、と風が吹きつけ。男は静かに、そう返した】
【涙声には気付いているのだろうが……何を思っているかは分からない】
342 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/03/31(木) 20:58:02.28 ID:t2g53JFZo
【路地裏】
……ッ、う……、痛……。
【路地裏の壁に凭れかかり、呻いている人影が有った】
【学生服と白い髪が目立つ少年の様だ】
【しかし、その姿は、唯の学生と言うには、少し語弊があると言っていいだろう】
【先ず、顔の右半分に掛かる、金属と皮でできたマスクのような物が、被さっていて】
【そして、左腕には拘束具が着けられ、ベルトでがんじがらめに縛り付けられている】
……、逃げたはいいが……、行く場所も、何も……考えられねぇ……。
【頭を抱えながら、一人路地裏に座り込み続ける】
【其の、銀色の目には、“絶望”と“狂気”が渦巻いている】
……ッ……、黙れ、黙れッ!!
……糞、薬……薬は……。
【ごそごそ、と腰に巻いたベルトポーチから注射器を取り出し、首に注射器を刺そうとしている】
343 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/03/31(木) 20:58:49.33 ID:SX2LsfuDO
【街中―――噴水広場】
ふぁ………っ
(最近暖かくなってきたなあ……眠い)
【蒼色のTシャツの上に紺色の長袖パーカーを羽織り、首に橙色の宝石が付いたペンダントを掛けた、黒いショートヘアで薄い蒼色の瞳を持つ――その顔立ちからは一見すると少女にしか見えない人物が、噴水の淵に腰掛けて道行く人々を気怠そうに眺めていた】
【外見から察するに、年齢は15〜16歳程だと思われる】
(………――もし、あの中から。お姉ちゃんが現れてくれたなら―――)
(どんな顔、すればいいかな―――なんて…)
………もう。追いかけっこは疲れたよ―――
【噴水の柔らかい水音と人混みの喧騒の中、その呟きは融けていって―――】
【――暫くすると、彼≠ヘ意識を夢の世界へ落としていくだろう】
344 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(熊本県)
[sage]:2011/03/31(木) 21:00:35.10 ID:7LK0z4b/o
>>339
そりゃあもう。私、本物の魔法使いさんですから!
【えっへん、と、右側にいた=最初の猫が立ち上がり、胸を張った】
【分身たちは何故か腰が低い調子でぺこぺこと頭を下げながら、夜に紛れて消えた】
【スポットライトは未だ輝き続けていて、猫とミリー、双方を照らすように二条輝いている】
でもでも、手品師さんの魔法は、秘密ですよぅ。
魔法の秘密を暴かれちゃうと、手品師さんは暴かれた魔法を使えなくなってしまうって言う決まりがあるのです。
【子供に言い聞かせるような『声』は、冗談めいていて、けれど何処か魅力的な響きがあった】
【それから、一歩一歩とミリーへと近づき、少女の手を取り、手首に指を当てると…】
【どこからともなく、万国旗が。しかも、『この世界にあるはずがない国々の』】
でも私、魔法はいっぱい持っていますから、お嬢さんの秘密一つと引き換えに、何か一つ、種を明かしてもよい、と思っています。
その秘密が大事であればあるほど、力ある魔法へと変わるのですから。
【万国旗を手繰り寄せ、手の中で丸めてしまう猫は、おにぎりを握るように力を込め、手を開いた】
【その手には、一輪の花。季節はずれのコスモス】
どうです? 何かあります? お嬢さんの秘密。
【猫少女は笑っていた。笑っていたが、その言葉は、何処か妖しく】
【…何故だろう、猫は何かを、警戒しているような…】
/承知しました、ごゆっくりどうぞー
345 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/03/31(木) 21:05:47.62 ID:yYIUvA7SO
>>319
に追記
/私も飯です。申し訳ありません
346 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/03/31(木) 21:07:21.45 ID:yr7pl1Nfo
【路地裏】
そろそろ休暇がほしいな
【独り言を呟きながら夜の路地裏を歩く青年が居る】
【青年は、整ったやや長い黒髪に、高めの身長】
【茶色のコートを羽織り、同じ色のブーツを履いて、灰色のジーンズにアクセサリーとしてチェーンをつけている】
【鋭い、或いは悪いと表現出来る目つきのせいか、雰囲気などが不良やチンピラに近い】
休暇、普通の女との遊び……夢やな
【ぶつぶつぶつぶつ】
【静かな路地裏だと意外に響く】
347 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
[sage]:2011/03/31(木) 21:07:58.01 ID:PWL2DQ/40
>>345
/了解です
348 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(京都府)
:2011/03/31(木) 21:10:08.91 ID:BiPoCavwo
>>338
【レイドに謝らせてしまい、申し訳ない思いで、胸がきゅぅと締まった
けれども、大丈夫です、と紡ぐことしかできず、フォローの言葉が浮かばなかった
その為か、銀鶏の言葉の一つ一つに、確かめるように頷いた】
……だからこそ、です――――……もし、失望させてしまったら、と思うと……どうしても……
ですが、自分の手で扉を叩いたなら、後は為すべき事を為すだけですね
もしも――――そう思うと、まだ緊張しますが……
【一旦、言葉を区切り、フォローを為してくれた銀鶏へと視線を向ける
弱々しくも、しっかりとした意志を感じさせる瞳が、静かに思いを吐露する
その瞳はくっきりと思いを伝えて、遅れて言葉が、それを修飾する】
……貴方の存在は、とても励みになります、貴方の背中を見ているだけで、頑張ろうと思えるぐらいに
ですので、今日は背中をお借りしますよ?銀鶏――――……
【寸刻、瞼を閉じて、次に開くと、その瞳に涙はなく、その代わりに自信が満ちていた
前髪が飾り立てる横顔は、しっかりとした安心感があって、貴方たちへの信頼を、強く強く思っている表情である】
ええ、どこかの文献で読んだ気もしますが……実物、となると初めて、ですね
宜しければ……その立派な尻尾を、その――――……
【両手の人差し指を、つんつん、とさせ、続く言葉を何やら誤魔化す
彼女を観察していれば、小さくボンッと紅く爆発するだろう――――なーにを考えてんだか
尤も、それは全てが終わった、と仮定するならの話、と彼女も知っているのか、長く尾は引かない
向けられる微笑に、微笑で返すと、紡がれる言葉に耳を傾ける】
あ……っと、シオン、で結構ですよ――――……なるほど、大体の事情は把握しました
ジェムさんに魔翌力を注ぐ、それでいいんですね……頑張ります
――――……宜しく、お願いしますね?
【その言葉は、ジェムに向けて放たれた言葉である、と同時に、その場に居る面々へと向けた言葉であろう
瞳には陰り無く、ただしんしん、とした覚悟が満ちていて
貴方達に捧げる覚悟を、しっかりと象徴していた】
349 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/03/31(木) 21:11:55.37 ID:CJpgi6uGo
>>341
…ほほう。武人超える、とな
宜しければ、貴殿のその“信念”――目指す理想郷とやら、教えては貰えぬか?
【その要望は、決して強いモノでは無い】
【可能ならば…その様なニュアンスの強い、人肌程の温度の生温い声である】
【貴方の夢が大きいだろうからこそ―――己は部外者とハッキリと自覚している】
【――――故に、可能ならば。既に“死人”と化した己にも、一時の夢を。夢を持っていたあの頃を思い出せる様な強い“夢”を、教えて欲しい】
…街……?
はて、それにしては―――――
【街が死んでいる様な―――――と、言いかけた】
【言い切る前に、口元を手で覆って】
……故郷か何かでござるか?
【継ぎ足す様に、口にした】
350 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/03/31(木) 21:12:45.75 ID:7u3mhTD2o
>>335
【ふと、あなたの後ろから、一つの気配がする】
【出来る限り息を殺しているようだが…
【もしもあなたが戦闘に慣れていたりした場合は、この時点で気配に気づき、何らかの対策を取れるだろう】
……動かないでください…
【そしてカチャリと言う音とともに、あなたの後ろから、少女の物と思われる声がする】
/まだいらっしゃいますでしょうか?…
351 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/03/31(木) 21:20:45.45 ID:uoxbfg+U0
>>349
……このオレの目指す、≪理想郷≫だと?
オレの目指す、≪理想郷≫は……――――
――――すべての『日陰者』に、『光』が与えられる場所……
『運命』や『偶然』などといった不確かなものによって幸福が奪われるのではなく……
ただしく『力』と『信念』によって『幸福』を掴み取ることが出来る世界ッ!
そのためなら……今、力が無いというのに、幸運にも平穏という『幸福』を甘受しているものたちを――
“叩き落すこと”も、全くやぶさかではないッ――!
この世は平等ではない
『光』を浴びられるのは、ごく一部の『強者』のみ……
だが、今の時代は……『弱者』であれど、『光』を浴びることが可能となっている――
そのために、ほんとうの『強者』であっても、路地裏で泥を啜る生活をしている……そんなものが居る。
だからこそ……今一度、世界は。この世界の、生命は。
『淘汰』されねばならない……本当に強いものだけが生き残り、幸福を手にする……
……それが≪天秤の逆転≫であり……――――≪世界を序曲に返す≫ということよ……!
【男は――それは叫ぶような声量ではなかったが、確かに力が篭った調子で、紡いだ】
【そこで彼は、気付けるだろうか。この思想、この言葉……】
【もし彼が、世間に疎くなければ。一度は耳にしたことがあるかもしれない、考え方】
【……――≪R.I.P.≫。リターン・イン・プレリュード――】
【そして、男は。……カーネルは。彼の言葉に、一度だけ彼の顔を見て】
【再び街を見下ろし――】
……ああ、……そうだ。
ルクシャトリスは……オレの故郷だ。
このオレが……かつて育った街だ……――
【――そう、無感情に紡ぐだろう】
/9時半ごろから一旦、10時ごろまで離席します。一応今のうちに連絡しておきますー
352 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/03/31(木) 21:23:48.67 ID:OaPyLnVSO
【路地裏】
【血まみれの男が、壁に寄り掛かりながら歩いている】
【黒い瞳、一つに束ねた黒髪】
【返り血を浴びてそのままにしたような赤黒い和服】
【腰には白い鉤手甲がぶら下がり】
【両腕には黒い鉤手甲を装備】
【黒い方は、鉤爪の代わりに長さ20cm程の刃が付いている】
あーくそ痛ぇ………
【呟きながら歩き続ける】
353 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岡山県)
[sage]:2011/03/31(木) 21:24:35.76 ID:XF6X4Knno
【街はずれの草原】
ん─────っ!
たまには路地裏から出るのもいいですね!
広々としてて、とっても清々しい気分です!
【ばふっと音を立てて、草を枕に転がる影が一つ】
【草原の色に非常によく馴染む、翡翠色のさらさらの長髪】
【髪と同じく翡翠色の、くりくりしたまっすぐな瞳】
【黒いマントの様なものを羽織った、そんな風貌の少女】
【────そこだけ見れば────普通の少女】
ふわぁ…
いい風が吹きます………このまま眠ってしまいそう…
【だが悲しいことに、一目見た時に"普通"だと思う者は少ないだろう】
【何故なら、彼女の背中、今は草との間のクッションになっているが、
────そこには黒紅色の不気味な翼が伸びていて】
【次に目が行くのは、鋭そうな爪の生えた異形のものの彼女の手】
【おまけに彼女の後ろには尻尾があって、犬のようにぱたぱたと動かしている】
【いずれも龍を彷彿させる形状で、彼女が人外だと判断するのは難しいことではない】
354 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/03/31(木) 21:27:52.29 ID:t2g53JFZo
>>352
【ふらり、ふらり、ふらり】
【人影が路地裏を歩んでいく】
……ッ、糞……、黙れ、黙れッ!
……痛い、ッ、声が、やまない……ッ。
薬、打ったのに……糞、うるせェんだよぉぉおぉぉっ!!
【学生服と白い髪が目立つ少年の様だ】
【しかし、その姿は、唯の学生と言うには、少し語弊があると言っていいだろう】
【先ず、顔の右半分に掛かる、金属と皮でできたマスクのような物が、被さっていて】
【そして、左腕には拘束具が着けられ、ベルトでがんじがらめに縛り付けられている】
【そんな人影が、今、なにやらブツブツ呟きながら、男の正面から歩いていくる】
【其の外見、言動共にマトモにはとても見えないであろう】
355 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/03/31(木) 21:29:45.32 ID:kzBMuZuV0
>>348
〔――――大丈夫だ。一度の失敗ぐらいで、懲りる様な連中でもねぇよ
俺だって、よくは分からんが…………『Justice』だって、武美だって、そうだろ……?
――――多分、武美は、一回の失敗で、懲りる様な奴ではないと、思うな…………――――こいつらだって、同じさ…………〕
【シオンの返事を受けて、ようやく『何にたいしての不安』なのか分かった様子の銀鶏が、更に言葉を紡ぐ】
【シオンの知人――――否、確かあの時、特別な関係にあったと言っていた気がする――――の名前を出して、その心配はないと告げる】
【ここまでこぎつけたのも、並大抵の努力ではないのだろう。なら、今さら一度の躓きで、気力が殺がれる事もない】
〔おっ…………そうか……………………!
俺は世界一を目指してんだ…………励みになるってんなら、俺だってこれ以上なく、頑張れるさ!〕
【自身には――――目標もあるが、同時にプライドもあるのだろう。銀鶏はシオンの言葉に嬉しそうな表情を見せつつ、力強く頷く】
【先頭を行くものは、後に続くものの先達となるのも一つの役目だ。『世界一の血筋』を自称する銀鶏は、尊敬の言葉を受けて、その意志を改めて確認する】
【ニカッと笑みを見せる銀鶏は、正に『少年の様な』と形容すべき、無邪気さと純情さを、そして少年にはない力強さを、湛えているだろう】
<まぁ…………人間社会の中で、こうも素直に溶け込んで生きている同胞は、そう多くはないだろうな。初めて見るのでも無理はない…………
――――――――ん? …………あぁ……………………まぁ、良いだろう…………>
【自分とて、人間社会の中で、いっぱしの人間になれた訳でもなく、常にその身を危険に晒す事で生活を確保しているのだ】
【普段から見慣れる様な事は、そうそうないだろうと、その言葉を引き取り】
【シオンの言いたかった事を斟酌すると、少し返答に間を置きながらも、了解の返事を返す】
【――――猫扱いをされる事を、これ以上なく嫌っているアーディンではあるが、大事な協力者の頼みでもあり、身に『卵』が埋まっている状態で心をざわめかせる訳にもいかず】
【やや苦笑を浮かべながらも、一つ頷いて見せる】
えぇ…………!
こちらこそ、よろしくね、シオン…………!
――――じゃあ、兄上! ラベンダーちゃん! 準備お願い!
「オーケーだ! 任せろ!」
[はい――――いつでも行けます!]
東さんは、まだ背中の怪我が響いてるんだし…………カメラ撮影お願い! 大事な映像記録よ!
〔おぅ! こっちも任せろ!〕
【シオンの了解の返事を受けて、レイドは合図を出し、それとともに一団も慌ただしく準備にかかる】
【レイド、アストラ、ラベンダァイスは、ジェムの体へと手を伸ばし、青い炎を纏ったその体に触れる】
【銀鶏は、アストラからビデオカメラを受け取ると、録画の準備に入る】
<――――何らかの苦痛がある事も、考えられる、な…………俺も、準備は出来た。これで舌を噛み切る事は、ないだろう……!>
【アーディンが、ジェムの前に座り込むと、口にタオルを咥える】
≪――――魔力波長、調整…………! 『卵』の埋まってる、正確な位置は…………よし!
シオンさん、お願いします!≫
【準備が整ったらしいジェムが、シオンに合図を送る】
【その体に触れると、事前の説明通り、体力と魔力が抜けるような感覚に見舞われるだろう。それは貧血の軽い症状に似た物を、感じさせるかもしれない】
356 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)
[sage]:2011/03/31(木) 21:32:33.75 ID:UgvbUV0po
>>350
【この少女は、小学生程度という見た目に似合わず】
【かなり戦闘に慣れているという部類に入り】
…………断る。
【近づいてくる気配に気づくと】
【右手で拳銃を抜き、勢い良く振り返る】
【そしてもし誰かがいるのであれば、その誰かに銃口を向けるだろう】
/反応が遅れましたが、います。
357 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岩手県)
[sage saga]:2011/03/31(木) 21:32:40.02 ID:/HaBSrOI0
【街の、酒場。夜になり、楽しそうに、騒ぐ者達が、増えて来た、其の頃】
【カウンター席。ぽつり、座って。店主に、語り掛ける、人物が居た】
……だって、世界は。不平等では、無いですか
変えたくても、簡単に、変えられないものじゃ、無いですか
私の、考えは。甘えた者の、思想とは、承知していますが……
そういう、甘えた、私ですから
私には。≪R.I.P.≫や、カノッサ機関の思想は、素晴らしいものに、感じます
自ら、世界を、変えようとすること。私は、好きです
【どうして、そういう話題に、行き着いたのかは、判らない。だが、熱を帯びた様子で、語って】
【自分の、思想を。だらだらと、続けると。最後に、ぽつり。付け足す様に、】
もし、あの方達が。全て、終えた℃栫B私は、喜ぶと思います
【其の、人物は。雪原の様な、目に痛いほど、真白く輝く、ポニーテイル】
【たゆたう、夕の海の様な、茜色の、猫目。衣で出来た、紫の、ローブ】
【白の、植物柄の、サイハイブーツを、履いた。二十代後半程の、女性だった】
「……。変わっている、……というか……」
「……、うん、……。変わっているね。……貴女は」
ありがとうございます
【其の後。何事も、無かったかの様に。「小魚のフライ、ひとつ」と、店主に、声を、掛けて】
【テーブルに、放置していた、カシスリキュールを、一口。喉を、潤した】
【悪しき、思いは。鼻歌混じりに、店内の、客を見渡したりしている。其れは、笑っていた】
358 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/03/31(木) 21:33:14.00 ID:1rWLwTWZo
>>344
ほんとうっ?いいなー、ミリーもまほうつかいさんになりたい
まほうつかいさんになったらね、こんどはネコさんみたいになるんだぁー
【信じる信じる。まるで疑いを知らぬように、いとも楽しげにそう語り】
えー……ぅ、でも、それだともうまほうが見れなくなっちゃうんでしょ?
そんなきまり、なければいいのに。ネコさんのまほう、ミリーはもういちど見たいもん
―――、――――?……ひみつを言えば、おしえてくれるの?
【手を取られれば、期待して。指を当てられれば、目を見張り】
【やがて現れる『万国旗/見知らぬ小旗』。自らの手とそれを、何度も視線は行き交って】
【―――ふと、静まる。視線もコスモスから地面へ、足元へ。】
【考えているのだ、なにか秘密はあっただろうか、大きな秘密はあっただろうか、と】
【そして】
えっとね。ミリー、ママにも言ったことないんだけど、ね?
へんな子なのかなって思ったんだけど、ね?……ミリー
……ミリーも、ネコさんみたいな“まほう”、ひとつだけつかえる、よ?
【少しだけ不安そうに面を上げて、妖しげに笑む猫の少女へ、言葉を告げる】
【言外に、ほんのちょっぴり“?”が混ざる。その意がなにか、計りかねるが】
/やっぱり遅く……すいませんです
359 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/03/31(木) 21:34:55.50 ID:OaPyLnVSO
>>354
……何だ……?
【男は足を止める】
…おい、お前……。
…大丈夫か……?
【話し掛ける】
360 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/03/31(木) 21:37:00.77 ID:7u3mhTD2o
>>356
!…
【あなたが振り向いたそこには】
【赤い長髪に緑の瞳で
上は赤のTシャツの上に黒いパーカーを羽織っていて、下はジーンズ
と言う格好の高校生位の少女が居た】
【その手には、リボルバー銃のコルトパイソンが両手で握られて、その銃口はあなたに向いていた】
……戦闘に手馴れている…
…その男は…あなたが殺したんですか?…
【銃を構えたまま、あなたへと少女が問いかける】
361 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/03/31(木) 21:38:11.00 ID:t2g53JFZo
>>359
……ッ、黙れ黙れ黙れ……ッ。
【壁に凭れかかり、荒く息を吐いて】
【暫くしてから、男の方を向くだろう】
【ぎらり、と獣のように銀色の瞳がギラついて】
……大丈夫に見えたら……、っ。
眼科に行くのをおすすめしとくぜ……。
【皮肉と諦観の混ざり合った笑みを浮かべて、地面に崩れ落ちるように座り込む】
【腰に巻くベルトポーチから使いきりタイプの注射器を取り出し、おもむろに自分の首に駐車しようとするだろう】
【手がぶるぶると震えており、凄まじく危なっかしい】
362 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/03/31(木) 21:40:28.49 ID:yYIUvA7SO
>>328
【少女の、今までの様子】
【そこから……彼は、彼女の“能力”あるいは“体質”を、概ねだが……予測して】
(魔翌力を食う吸血鬼……吸魔鬼ってトコかーヨ。まあどうでもいい……素性を知る事に利益は生まれない)
【しかし、それを口には出さないで】
……ああ、やるーヨ。それの名前は、“ホルンリベレ(角蜻蛉)”……ま、大事にしてくれーヨ。
【そう言いながら、右手で、ポーチからもう一本だけ、ダーツを取り出して−】
これは……餞別だーヨ。俺は“スノウウル=シャンドリヨン”……縁か利益があるなら、また会うかもな。
【先程と同じように、穏やかな笑みを、決して絶やす事は無く】
【それを少女に向けて、放る。すぐに気付けるだろう……先程のカミキリムシが、ダーツに“しがみついている”】
【シャンドリヨンは、その場から、歩き去る。引き止める事は……武力を行使しなければ不可能】
【何か言う事があるならば、独り言を言えば良い。カミキリムシの視覚聴覚は、彼とリンクしているのだから】
/乙でしたー!
363 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/03/31(木) 21:40:35.13 ID:CJpgi6uGo
>>351
………なんとも、まぁ…
【壮大だ、と言わずとも雰囲気で…語りたいのは察せるだろう】
【だが、同時に――――思った事が1つ】
【今は、ソレを言うことは無い…少々、その前に尋ねたいことが増えたから】
知り合いには会いに行かないのでござるか・・・・?
そもそも…その町と言うのは、人が“居る”のでござろうか?
【それは遠回しに、彼の町に何が有ったのかと…尋ねていて】
/はいさ、諒解です
364 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(京都府)
:2011/03/31(木) 21:44:12.28 ID:BiPoCavwo
>>355
【――――その名前を聞いて、静かにざわめく心
それはきっと、良い方向へと揺れる、鈴蘭のような香りを零しながら、心をはためかす
貴方の言葉もあってか、憂いなどどこかへ、消え去ったようで】
【続いて紡がれる、世界一の言葉、その言葉にもたれて、身を委ねたいほどに
言葉一つで、心が鼓舞された、そんな気持ちになって】
……それは頼もしい言葉ですね、そして、同時に嬉しさを感じています
こんなすぐ近くに、これほどまでに頼もしい仲間がいる、という事実について、です
あ、あと……武美の名前はあまり出さないで下さい……その、恥ずかしい……ので――――……
【ぱたぱたと、手を振って、照れ隠しのような言葉をつむぎながらも、どこか嬉しそうである
仄かに赤色の暮色を表情に残しながらも、貴方へと、そっと微笑みかける
その少年の様な笑みに孕まれた力強さを、静かに感じて】
尤も、成功したら、という条件付きではありますが、ね
――――……ですが、その言葉を戴けたのなら、成功させるしかありませんね
【それは銀鶏に向けた微笑に比べると、どこか幼さを含んでいて
満面の笑みは、彼女の実年齢より、幾分か若く見えるような微笑で
普段が、大人びようとしている分、そのギャップは、少し大きく感じられるだろうか】
【裏を返せば、そこまでに彼女は楽しみにしている、ということであろうか
――――……良いことか、否か、それはまだ不明ではあるが】
(……っ……久々ですね、魔翌力を外に放出するのは……
いつ以来でしょうか――――……上手に出来ると、よいのですが……
――――高速思考<Jット)
……ええ、分かりました、今、参ります――――!!
【白い手袋越しに、すっと、ジェムへと触れる、身体から抜けていく魔翌力と体力
思わずぐらつく足元は、過去に何度も経験した貧血のそれに似ている
それだけに、ぐっと、唇の端を噛む――――……今の自分の、軌跡を思い出して】
【――――――――そして、その集団の一部のものが、気づけるかもしれない
彼女が放出する魔翌力が、過去に会った、ある人物のそれと、類似している、ということに
正直言って不鮮明である、それに意識を集中させる必要があり、そんなのに気を割く余力も無いであろうが
――――もし、感知できれば、それはイリス≠フ者に酷く類似していることに気づけるだろう】
365 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(熊本県)
[sage]:2011/03/31(木) 21:44:45.08 ID:7LK0z4b/o
>>358
お母様にも、内緒の秘密、ですか?
【猫は、疑問をあらわすように小首を傾げる】
【興味がある、といいたげで、けれどちょっと遠慮しているようでもあって】
【それから、ちょっと間を空けて、安心させるように笑いなおして】
私もね、きっと変です。
魔法使いさんは、魔法が使えるから、いろんな事が出来たけれど、
いろんな決まりがあって、そのために…本当にやりたい事を、やれなかった事だって、あるのです。
【猫の眼が、一瞬虚空を見た】
【それが誰に向けたものかは、よくわからないが、憐憫めいた感情が、その蒼い瞳の中に漂っている】
【ミリーに、よほど強い魔,力があったなら、その言葉すら拾えたかもしれない】
”すまない”
【心の中で直接響くような、謝罪の言葉】
【『声』とは別の、少年のような低いトーンを】
ですから、変な子だって、よいのですよ。
それを本当に口にしてくれたあなたの勇気を、私『たち』は否定しない。
【『声』は、謝罪の言葉に答えなかった】
【或いは答えないことで、応えたのかもしれないけれど】
【けれど少女に向かっては、力強く、断言する】
ですから、見せてください、貴女の魔法。
せっかく出会えたのです、同じ魔法使いなのですから。
【そう言って、猫は笑った】
【覚悟を決めたような顔で、何があっても、決して驚かない】
【そんな、少女らしからぬ、ちょっと男性を感じさせる強い表情で】
/いえいえ、楽なペースでかまいませんよー
366 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)
[sage]:2011/03/31(木) 21:46:05.77 ID:UgvbUV0po
>>360
……うん。私が、殺した。
【無表情に、氷のように冷たい声で、相手の問いかけを肯定する】
【あまり動揺を見せないところからすると、「殺り」なれてる様子】
【男の死体は、死んでから既に一日以上経っている】
【この少女の言葉が真実であれば、何らかの目的があって殺人現場に戻ってきたのだろう】
367 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
[sage]:2011/03/31(木) 21:49:00.52 ID:PWL2DQ/40
>>362
………っと、と…
【放り投げられたダーツを今度は落とすことなくキャッチ】
ありがとう…
『自立自動殺戮ユニット―――Iamyプログラム code:Failer-001』
ゼーロ・ウィオラーケウス
【ダーツのお礼を言うと、その場で小さくどこか機械的な口調で謎の言葉と、名を名乗った】
【そして、彼とは逆方向に向き、静かに路地裏の闇へと消えていった…】
/乙でしたー
368 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/03/31(木) 21:52:55.49 ID:OaPyLnVSO
>>361
…そんな事言えるくらいなら、そこまでヤバくはない、な………。
【皮肉を皮肉で返す】
【少年の取り出した注射器を見る】
(………薬か……?)
(…禁断症状、か……)
…とりあえず言っとく……。
…そういうヤツは辞めといた方が良い……。
【警告する】
369 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/03/31(木) 21:53:48.41 ID:7u3mhTD2o
>>366
っ!……あなたは…これが初犯という訳では無さそうですね…
【顔をしかめて、思わず銃を握る手にも力が入る】
私は…警備とか自警団とかじゃあないですが、こういう光景にはよく立ち会います…
だから分かる……その死体は…新しい物じゃない…
でも…あなたが殺したと言う…
なら…何故あなたは…何のためにここに戻ってきたんですか…!
【そして更にあなたへと声を大きくして問いかける】
370 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/03/31(木) 21:56:47.53 ID:t2g53JFZo
>>368
……っは、それもそうだ……。
【強がりの様に、そう返して】
【男の警告を聞き、銀色の獣の目を向けて】
……ドラッグの類じゃない。
鎮静剤とか、色々だ……か。
ッ……。
【そう言いつつ、首筋に薬液を注入する】
【崩れ落ちるように、路地裏に倒れこんで】
……あ゛ー、どうしてこうなっちまったかね……。
【ぼこん、ぼこん、ぼこん】
【左腕が、拘束具を突き破りそうなほどに強く蠢き、右目のマスクもぎしぎしと軋みを上げている】
……余り、長く此処に居ないほうがいいぞ。
多分、正気保てるの、あまり長くない、から。
371 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)
[sage]:2011/03/31(木) 22:00:08.50 ID:UgvbUV0po
>>369
……ええ、初犯じゃないわ。
別に、深い理由はない……。
けれど……放置しておくのは、嫌だったから。
【大声で問いかける相手とは対称的に、淡々とした事務的な回答】
【銃口や引き金から目を離さず、警戒しているが】
【自分から手を出すつもりはないようだ。相手が手出ししたら、容赦しないだろうが】
372 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/03/31(木) 22:02:41.22 ID:1rWLwTWZo
>>365
へん……でも、いいの?
……でも、でもおともだちはみんな、「へんなやつ」だって言うよ?
みんなまほうは好きなのに、まほうがつかえるとみんないやがるよ?
それでもいい……の、かな。ミリーは、ちょっとだけヤだっ。
【彼女が属する集団、友達といえば―――学校か】
【一般人の集まる場所で、嫌がられる魔法、図らずして、異能の力】
【世間、親の目というのは子にも備わる。きっと彼女は、その目に晒された経験が有るのだろう】
【先程までとは打って変わって弱い声、俯きがちな、その視線】
【だが“なにか”―――聞こえたような。そんな気がして、持ち直し】
……ネコさんはまほう、見せてくれたもんねっ!
ミリーも、ネコさんになら見てほしいかもっ。だから―――
【「見てて」、と。彼女が意識を向けるのは、元より手に在った懐中電灯】
【この電灯、少々特殊らしく、“しぼり”が有り。つまりは、明かりの円を弄れるようなのだが】
【スイッチを入れるとそれを動かし、時折大きく、折節小さく、サイズを変えて宙を照らす】
【すると、どうだろうか。電灯の明かりに照らされた空間に、絵の具のように光が残っているではないか】
【色は白く、輝き、そもそも割と絵は得意なようで―――描き出されるのは、熊】
【大きさは立っても1mと少々、ミリーと同じ程度で、いわゆる小熊。更にただの絵かと思いきや、視点を変えれば立体で】
【とん。ミリーがそれに触れると、動き出し。犬のように大人しい小熊は、四足で猫の少女へと近寄っていき】
【当の“まほうつかい”は―――事の成り行きを、尚も不安な様子で眺めていて。】
373 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/03/31(木) 22:03:03.74 ID:uoxbfg+U0
>>363
オレは……必ずや、この夢を成し遂げる。
もう、不当な支配などは存在しない……オレは『強き者』となり……
『幸福』を……――掴む……!
【再び吹きつけた風が、カーネルのマントを靡かせる音が響く】
【その言葉からは、並々ならぬ決意が滲んでいた】
……知り合いなど居らん。
居ったところで、最早会う意味も無い……――
――人は居る。今時の街では珍しい、“夜は眠る街”だ。
だが、昔はもう少し活気があったな……
この街は少し前、『魔イナゴ』と呼ばれる害虫の被害を受けたのだ。
魔イナゴは農作物を食い荒らすだけでなく、人体の魔力をも吸い上げる危険な蟲――
それに街は疲弊してしまっているのだ
【街を見下ろしながら、カーネルは丁寧に説明を返すだろう】
【その語り口は、矢張り何処か無感情であった】
/戻りました、お待たせしました!
374 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/03/31(木) 22:04:25.82 ID:7u3mhTD2o
>>371
あなたが従うとは思いませんが…
言うだけ言っておきます…
……大人しく、捕まってください…
もしも、拒否した場合は…
私も手段を考えないと行けない…
【真剣な眼差しであなたにそう告げる少女】
'【手段を選ばないとは銃をあなたに撃つことなのか、それとも別の何かなのか…】
【今の段階で、それはまだ分からない】
375 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/03/31(木) 22:06:09.66 ID:kzBMuZuV0
>>364
〔――――シオン、君は、本当に良い仲間たちに囲まれてんだろうな…………『仲間』って奴の大切さを、きっと俺らよりも、分かってるんだろうな
――――――――っと、あぁ……悪ぃ!〕
【基本的に一人で戦い続けてきた銀鶏には、『恩人』はいても『仲間』はいなかった】
【先の言葉も、銀鶏よりもシオンが口にする方が似合うだろう。それくらい、銀鶏よりもシオンの方が、理屈ではない、心で分かっているはずだ】
【――――武美の名前に恥じる様子を見せたシオンには、それこそあっけからんとした謝罪を一つ返す――――銀鶏には、恋愛などの心の機微は、分かりそうもない】
<…………心配するな…………俺にも、仲間の与えてくれた言葉がある…………それに、この20年、常に困難と戦い続けてきた…………
この一時だけで、躓く様な事は、『仕置きの猫又』の名に賭けて、やらせんよ…………!>
【どこか幼さを秘めた笑みを見せるシオンに、力強く頷いて見せるアーディン】
【厳しくも、誰かを労わる様なその表情は――――まるで『父』の様な暖かさに満ちている】
――――兄上、ラベンダーちゃん、良い!?
「おぅ!!」[はい!!]
――――東さん、録画は!?
〔今スイッチを入れた! オーケーだ!〕
――――ジェム、そっちの準備は良い!?
≪魔力供給来ました! いつでも良いっすよ!!≫
――――アーディンさん…………行くわよ!?
<うむ…………!!>
【レイドが、全体の一つ一つを確認していく。いよいよこの術を、生身の人間に試す時が来たのだ】
【自信はある。しかし確実に成功するとは限らない。故に慎重になるのだろう】
【ましてや、実験対象は、自らこれだけのために『卵』を被弾してくれた、既知の恩人なのだから――――】
――――――――行きなさい!! ジェムッ!!!
≪了解っす!! ――――――――『ソウルバースト』ッッ!!≫
【レイド、アストラ、ラベンダァイス、そしてシオンの魔力を受けて、ジェムは『卵』破壊のための術――――『ソウルバースト』を発動させる】
【ジェムの両眼から、深い青色の波動が、アーディンの右肩に向けて、照射される】
――――く、ぅ…………!!
「こ…………くぁ…………っ、こいつは…………きやがる…………!!」
[うっ…………うぅ、ん…………!!]
【魔力バックアップ組が、苦悶の表情を浮かべる】
【術を発動した事で、先ほどまでの疲労の感覚が、よりはっきりと感じられているのだ。レイド達の額に、汗がにじむ】
<――――ぐ!! む……………………『卵』が……熱い…………!>
【波動を照射されているアーディンは、状態をなるべく記録に残そうと、自分の感覚を、タオルを食いしばりながら告げる】
【どうやら、波動を照射されている『卵』に、何らかの反応があったようだ】
【元より、素の状態でも、破壊に至るまで振動やひび割れといった反応があったので、ここまではまだ想定内か】
"(…………む!?)"
【一方、一人作業の輪の中に入っていない――――否、何かアクシデントが発生した場合に備えているダハルが、つい、と顔を上げる】
【協力者であるシオンから、セシニアイリス<tリードリヒの物と、よく似た魔力を感じたのだ】
"(…………偶然とは思えん。が…………我一人では何ともな…………
この手の分野に、もっとも長けているジェムは…………今は邪魔すべきでない…………!)"
【ダハルとて、使い魔として自分の感覚にある程度の自信はあったが、魔力などの分野はジェムが一番秀でている】
【しかし、ジェムは作業の要として重要な仕事を行っており――――結局この疑問は、今は胸に秘めるしかなかった】
376 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/03/31(木) 22:08:23.72 ID:OaPyLnVSO
>>370
……鎮静剤、ね…。
【倒れた少年を見る】
……おいおいおい、何なんだお前…?
【少したじろぐ】
…「さっさと出てけ」ってか…?
…そりゃ無理だ、見て分かんだろ…?
【血で濡れた和服をつまんで見せようとする】
377 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)
[sage]:2011/03/31(木) 22:08:44.54 ID:UgvbUV0po
>>374
……捕まったら、どうなるの?
【「はい」とも「いいえ」とも言わず、変な質問をする】
【条件次第では、捕まってやらないこともないといったところか】
【どうやら、あまり好戦的な性格ではないようだ】
378 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/03/31(木) 22:11:17.61 ID:CJpgi6uGo
>>373
ふむ―――然らば
【ひゅう―――と、生温い風が吹く】
【振り向けば―――其処には】
……君は、あそこも潰すんでござろう?
【さも当然の如く】
【生温い、人肌の温度の生温い笑みを浮かべた儘の男が】
【さも当然の如く…問うた】
【生温い、声で】
【――――そんな“弱い”街。迷いも、同情も、思い出も、全て捨てて】
【強い者だけを濾しとるのが、君の夢なのだろう?】
……今、街は眠っている
火を放つなら今で御座ろうよ
ああ、逃げ道は1つだけ作ると良い。其処に群がる人の中から、強い者と弱い者の“選別”をすればいいのでござるから
【其処まで辿り着けぬ程度なら…弱かっただけ】
【辿り着いても貴方に殺されるなら、弱かっただけ】
【全てを切り抜けてこそ―――――君の夢に、“理想”に、近づくのだろうから】
【「さぁ、どうぞ?」】
【街へ降りる為の斜面へ、ゆるりと促して】
/オカエリナサイー
379 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/03/31(木) 22:13:43.29 ID:t2g53JFZo
>>376
……昨日位に、化物になっちまったらしい。
っは、笑っちまうよなァ。
【つくつく、と引き笑いを上げながら、男の問いに答えて】
ちょっと前まで、普通に人間やってたってのに。
今は誰がどう見ても化物だぜ?
人生どうなるかわからねぇって、こう言うことを言うんだろうな畜生ッ!
【どがぁっ、と壁に右腕を叩きつけて】
【がっ、がっ、がっ、がっ】
【拳から血が噴き出るまで、壁を殴り続けてやっと、自分のやっている事に気がついたようで、腕を止めて】
【男を見上げて】
……これでも使っとけ。どうせオレには必要ない物だ。
【ベルトポーチをごそごそと漁り、消毒薬等の応急処置具を放り投げて】
……糞、痛い……ッ!
【ぶつぶつ、とまた言葉を続けている】
【情緒不安定であるようなのが見て分かるだろう】
380 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(京都府)
:2011/03/31(木) 22:20:14.03 ID:BiPoCavwo
>>375
【――――良い仲間達、言われて見れば、その通り、と言えるだろう
けれども、それもここ数年のこと、かつての彼女は、貴方と同じく、一人で戦い続けてきた
その道の険しさを知っているから――――今の貴方の言葉が、やけに重く聞こえた】
……それはコチラの台詞です、こんなに素晴らしい友人≠ェいらっしゃるんですもの、羨ましい限りです
ですので宜しければ……その友達の輪に、混ぜていただけると、とても嬉しいです
って、いきなり何を言っているんでしょうか……っ……すいません、何だか……銀鶏が、喋りやすくて、つい……
【慌てて取り繕うように、頬を掻いて、苦笑いを表情に浮かべるだろう
けれども寸刻、確かに映って見えた、羨望の色、それだけ、レイド達との仲が羨ましく思えたのだろう
ぎゅぅ、と小さく抓る心の奥、自分の中の嫌な気持ちが、カタチになった気がした】
――――……その言葉、しっかりと受け取りました
私も私の全力を尽くします、ですので――――お約束、覚えておいてくださいね?
【紡ぐ言葉は去り際の言葉、集中力が重要となる仕事だ、雑談に感けててはいけない
けれども、この僅かな言葉だけで、後押しされる心があるのも事実
ふわり、貴方へと向けた微笑は、どこかリラックスしていて、彼女の精神状態をよいものにした】
っ……んぅ、ぁぅ……――――キツイ、ですね……っ!!
【額に映る冷たい汗が、彼女を飾る前髪へと染みこんで
揺れる揺れる、一房の髪は、小刻みに震える華奢な脚と連動しているようで
時折漏れる声は、細い喉を揺らして落ちる、夜露のように、染み込んで行く】
【彼女の魔翌力が漏れていくにつれ、イリスの魔翌力が色濃くなっていく
――――ただそれは、脳内の片隅においておくべき、ノイズ、今触れるべきは、かのような旋律ではなく
瀬戸際で揺れる、協奏曲で、あろう】
【ジェムの判断は、至極、正しいものだ】
381 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/03/31(木) 22:21:13.31 ID:uoxbfg+U0
>>378
【カーネルは……一瞬、驚いたような視線を其方に向けたが】
【ふぅ、と小さく息を吐くと――】
……無論のことよ。
あの街は……今、パラーバランスが崩れかかっている。
このオレの思想を押し広げ、『淘汰』を実行するならば……今だ……
……だが、『今この瞬間』では、無い
【――街を見下ろしながら、確かに。そう告げるだろう】
『夜襲』であってはいけない……それは全てを殲滅する策だ。
此度の『作戦』の目的は、『淘汰であり宣伝』。
我等の思想を……考え方を……より広く浸透させるコト――
それと同時に、不条理によって何かを失ったものたちに、問いかけるのだ。
その『日陰』の世界は……貴様の『意志』で変えられる。
『力』を欲するなら、不当な不幸に抗うなら……『立て』と。
そして、このオレについてくるがいい、と……――
……あの街の天秤を完全に崩壊させるのは、オレであってはいけない。
そのことによって『立ち上がったものたち』……『街そのもの』でなければ、いけないのだ。
そう……――――我が部下『ザンシア』によって先導され、自ら武器を取った『金の国の民』のように。
……実行は……――来る『4月9日』……だ……。……――――
【力強く……力強く、彼は述べる】
【だが、その表情は真っ直ぐに街を見下ろしていて】
【きっと、男には視えないだろうが――何処までも、無表情だった】
382 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/03/31(木) 22:25:20.80 ID:OaPyLnVSO
>>379
……バケモン、か………。
…何があったってんだ……?
【更に尋ねる】
…おっと……?
【投げられた薬を受け取る】
……ありがとよ…。
【壁に寄り掛かり、和服をはだけさせ】
【そのまま手当てを始める】
383 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(熊本県)
[sage]:2011/03/31(木) 22:26:55.52 ID:7LK0z4b/o
>>375
おおっ、これは…!
【猫少女は、感嘆の『声』をあげた】
【じぃっと、動き出す小熊を眺めて、触れてみる】
【感覚がある。列記とした、立体。しかも触れたら、くすぐったそうに一瞬身を屈めて、指先で撫でると、目を閉じて…】
ひょっとするとこれは、大魔法かもしれません!
魔法使いさんも、これにはびっくり仰天です! すごいすごい!
【目が会うと瞬きして、ちょっとかわいらしい】
【少女のかわいらしい絵が、しっかりとした意識を持っている】
【感動の溜息を細く漏らし、猫少女は、そんな『魔法使い』に向き直った】
”こんなすごいのを見せられちゃ、黙っているわけにはいかないね”
【今度ははっきりと、少女にも声が聞こえたはずだ】
【その姿に不似合いな、少年のような声が、心の中に】
【猫もまた、指で宙に絵を描いた】
【指先に灯った蒼い光が、円で囲まれた十字架を描き出す】
【縦棒と横棒は、中央の球体の後方にくぼむように歪曲してつながっている】
【それを指ではじくと、絵が、同じ形のアクセサリー…ロザリオとなって猫の手に落ちた】
”いいかい? これはね、僕の魔法と、同じ理由で動く”
”縦棒と横棒、周りの丸…それぞれ一つずつ、君の記憶を『焼き付ける』事ができるんだ”
”強く覚える事で、このアクセサリーは、君の記憶を三つだけ、『再現』できるようになる”
”…そう、僕の魔法はね、『人の魔法を真似する魔法』なのさ”
【少年の声を鳴らしながら、猫はロザリオの天辺に鎖を通し、少女へと手渡そうとする】
【首から提げるにはちょうどいいサイズになっている】
”でも、悲しみを消すための魔法は、一番大事なときのために、秘密にしておくんだ”
”秘密を打ち明けた君の勇気が誰かの痛みを受け止める力になれるよう、そのロザリオに祈るよ”
【再び、少女の頭をなでる猫は、もう一回微笑んで、離れた】
”小さな小さな魔法使いさん、僕は、今日の君の悲しみを消す事が出来ただろうか?”
”出来たなら、それでいい。君の魔法で、いつか誰かの悲しみを消すお手本となるなら、僕も嬉しい”
”出来なかったなら…僕よりも、君が上手な魔法使いになるために、たくさんお勉強してね”
【ちょっと困ったように笑う猫の足元が、唐突に消え始めた】
【徐々に線が上へと昇って、もうすぐ消えてしまうだろう】
”そのお守りがある限り、君は一人じゃないさ”
”そのお守りに刻む三つの記憶が、君を守ってくれるだろう…無くさないでね”
【そして、猫耳の天辺が消えた】
【風が吹く、今まで忘れていたようにやんでいた風が】
【少女の周りをめぐるように穏やかな風が、それからずっと吹き続けていた】
//こちらも遅くなりましたが、これにて離脱します
//勝手に変なもの預けてしまいましたが、好きにしちゃってくださいな、お守りですのでっ、ではこれにてご免
384 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/03/31(木) 22:28:24.18 ID:t2g53JFZo
>>382
……カノッサ機関。きっかけはアイツらだった。
あんまり、詳しいことは話したくない。
……痛い上に、幻聴も聞こえて思考が纏まらないんだ。
処置が終わったら離れたほうが良い、余り人を傷つけたくないんだ。
【どんよりした、疲れた表情を浮かべて、そう答えて】
……気にするな。
【それだけ、短く答えて】
なんで、怪我してたんだ?
【そう問いかけた】
385 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/03/31(木) 22:29:14.69 ID:7u3mhTD2o
>>377
…それは…牢獄行きでしょうね…
後はあなたが犯した罪次第ですが……
【少し拍子抜けしたようだが、すぐに問いに答える】
……あなたが殺したのが悪いんですよ?…
/少し遅れました、すいませぬ
386 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/03/31(木) 22:32:31.32 ID:gwRryqeDO
【路地裏】
【チェーンソーの外歯が回転する音に類似した異様な機械音の合間に、絶叫が響いた】
【出鱈目な大きさをした片刃の大剣を、裾が足許まである黒革のジャケットコートを着た女が一閃させる度に、一人が死ぬ】
…………
【女の持っている大剣は、まさにチェーンソーのように外歯を高速回転させて刃としていた】
【まるで雲霞のように斬り散らされ、血煙を吹き出して死んでいく人、人、人】
【この路地裏を溜まり場にしていた彼らは、冗談みたいな気軽さで死んでいく】
……足りないな。
【やがて己以外に動くものが無くなった時、女は空を見上げ、気怠げに呟いた】
【ばらばらになった肉が散乱したその場所で、女は独り月を見上げる】
387 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/03/31(木) 22:32:38.46 ID:1sbOnEOwo
【水の国・とある街中】
【午後七時を回り外灯が灯り始める時間帯になった】
【日がすっかり沈んだ時間帯になっても比較的都会に近く、ほぼ24時間昼間のように明るい通りとして有名な場所があった】
【だが今日に至ってはなぜか明かりが付かず不夜の町と言われたその通りがすっかりさびれたゴーストタウンのように静けさを生んでいた】
【22時を過ぎた頃に突如明かりが消え、電気がつかず道端の人間が不安そうに歩いている】
【そんな中、急に冷え込んだかと思うと道の真ん中にどこから発生したのだ、と疑問を持ちたくなるような濃く、深い白の霧が発生する】
【ただでさえ明かりが付かず前を見るのにも苦労するというのに深い霧、誰もが怯え始めていた】
【そんな中、その場にいた誰もが、いつのまにか一人の人影がその道の真ん中を妙に疲れ切った様子で歩いていた事に気が付かなかった】
【まるで突然そこに現れたかのようにまるで気配を感じさせなかった人影が妙に苛立ったように、だん、だん、と地面を蹴り飛ばすように歩き続ける】
…あーあ…絶対迷った…見た事もない街に来ちゃったもんなあ…無計画に家出なんかするんじゃなかった
ここはどこの国だろう…一度も来た事ない場所だ、ちょっと走ってただけのはずなのに…なんか都会についちゃった
こんな近くに都会なんてあったのか…?まるでそんな様子なんて見えなかったのに
【そこにいたのは、黒髪に骸骨のようなモチーフのヒ―ローのプリントが付いた柄Tシャツと黒いデニムの真新しいジーンズとスニーカー
上物の皮のベルトには携帯用工具入れをフックで填めて、その両手に機械の戦闘用ガントレットを装備した少年がよろ、よろ、と歩く】
【きょろっ、とその瞑らな黒い瞳を動かし視線の中に光を失った街並みを入れて…言葉を失う】
…明かりが…ついてない…停電してるのか…?
【ようやく人の気配がしたと思ったらタイミング悪く停電の街に来てしまった…そんな不自然な事態に首を傾げているようだ】
388 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)
[sage]:2011/03/31(木) 22:35:50.73 ID:UgvbUV0po
>>385
……じゃあ、嫌。
牢獄に行ったら……人を殺せない。
【相手の予想通り、捕まるのを拒否する】
【そして、一歩、二歩と後退し、相手から離れる】
【「手段を選ばない」ことを、警戒しているようだ】
/いえ、大丈夫です。
389 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/03/31(木) 22:37:58.63 ID:kzBMuZuV0
>>380
〔あー……………………友人、じゃ、ねぇな…………正確に言うなら『恩人の姉』だ。ま、数奇な縁って奴だよ
それは構わないだろうさ。レイド達だって、こうやって戦ってるの、全部『友人』の為らしいからな。レイドも…………きっと――――寂しいんだろうぜ?〕
【改めて『友人』かと聞かれると――――銀鶏は、レイドを『友人』と評する事の出来る立場かどうか、微妙だった】
【銀鶏とレイドを繋いでいた絆の鎖は、レイドの妹――――今この場にはいない人物を指して『寂しいのだろう』と言えば、大体の事情が分かるだろう】
〔へ………………なんか、そう言われると嬉しいねぇ、シオン〕
【シオンの、かすかな自己嫌悪に近い思いなど終ぞ知らず、銀鶏は照れるような笑みを浮かべる】
【例え男女の間柄に興味はなくとも、人との絆を忘れる事は、ないのだろう】
<うむ…………そちらも頼んだぞ…………!>
【キッと表情を引き締めながら、答えるアーディン】
【失敗に終われば、下手をすると自分も『卵』によって外道に墜ちてしまうかもしれないのだ。間際になり、とうとう温和な表情を捨て、真剣さを滲ませる】
――――く、うぁ…………う…………!!
「お、おいレイド……ッ………………ラベンダー、っ、お前は、大丈夫か…………ッ?」
[私、は…………ケツァル・コアトル、ですから…………! そ、それより…………うぁ、っ、…………シオンさん、大丈夫…………です、か……!?]
【照射が続き、更に体力と魔力を削られる一行】
【右手でジェムに魔力を供給しながら、左手で頭を押さえるレイドに、息が上がってきているアストラ、ふらつきながらも、『生物兵器』として、魔力を切らさせないラベンダァイス】
【各々、この状況と戦いながら、互いに気遣う言葉をやり取りする。そうした励まし合いも、この状況では重要だ】
<ぐ、う……うっぐ……………………ウガアァアッァガガガ!! ゥゥウオオオァアアアアアアアアア!!!>
〔なっ、おいアーディンの旦那!!〕
【照射を受けるアーディンに、異常が起こった。先ほど言っていた『熱』が、更に昂ぶったのだろう】
【顔を醜く歪めて、身体をよじりだす。苦痛から、逃れようとしている動作だ】
≪ッ、アーディンさん!?≫
"ジェム!! 手を休めるな!! そのまま押し切るんだ!!
医者は、患者が泣くからと言って治療の手を緩めたりはしない!! ここで気を抜いては、最悪失敗するぞ!!"
≪…………!! わ、分かったっすよダハル!!≫
【状況を冷静に見ていたダハルが、逸るジェムを叱責し、押し止める】
"東さん…………撮影は一時手控えて、アーディンさんを押さえてくれ!!
このままでは、波動の照射がずれてしまう…………!"
〔うぁ……わ、分かった!!〕
【更にダハルは、撮影係の銀鶏に、アーディンを抑える様に指示を飛ばす】
【普段から、レイドとアストラのサポートに回っているダハルの冷静さが、活きた格好だ】
<ウゥゥゥッッッググググウウウゥゥゥゥ!!>
〔旦那!! 大人しく…………しろっ!!〕
【アーディンを抑える銀鶏。流石に体格の差があり、そのまま抑え込む事には成功するが、やはりアーディンは苦しそうだ】
390 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/03/31(木) 22:38:27.03 ID:OaPyLnVSO
>>384
……ただの喧嘩さ……。
……この頃喧嘩してなくてさ……。
……大分鈍っちまった……。
【手当てをしながら呟く】
……んじゃ、そろそろ出ていくとするか……。
……俺は、橡 蘇芳(つるばみ すおう)ってんだ……。
お前は……?
【少年に背中を向けながら尋ねる】
391 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/03/31(木) 22:38:45.15 ID:7u3mhTD2o
>>388
…仕方ないでしょう…
殺したあなたが悪いんですから…
……それにその言い方は…まだこれからも無関係の人を[
ピーーー
]つもりですね?…
…ならば…少し強引にでも…大人しくしてもらいます…
【そう言うと、後退していくあなたに向けていたコルトパイソンを少女は…何と自分の米神に向けた】
392 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/03/31(木) 22:41:45.31 ID:CJpgi6uGo
>>381
………武人よ。
覚えておくと良いでござる
武とは戈にて止む者。
ソレを行うは紛れもなく人に候
【にっこりと。相変わらずの生温い笑みの儘】
【少し偏り過ぎたとも取れる彼の…“武人”としての生き方を言う】
【夢の為ならば、裂き、斬り、突いて、殺しきるのがそうである】
【彼の告げる言葉に、小さく頭を振ると】
そもさん。ソレは“街”の意志でござろう?
貴様が欲するのは強き“者”ならば、それは可笑しい
武人よ。同じ強き者を…より強き武人を求むなら。貴様は“矛盾”していると言える。
群れて強いつもりになるなら誰でも出来よう。
それこそ、貴様が嫌悪する弱き者ですら…な
【他の者がそうしているから、自分もそうする】
【集団だからこそ、人は自分が強いつもりになって。勘違いする】
【――――そして】
……流されただけで、『幸福』を甘受するのを良しとするのは“違う”のでござろう
【集団の行動には少なからず“流された”だけの者も居る筈だ】
【貴方の残照を浴びて幸福になる者も居るだろう】
【嗚呼―――それじゃあ】
……英雄よ。
今すぐに“濾し”取れ。
極限状態ですら“正常”な判断を下せる者こそ強いのだから
【――――戦場にて散った亡霊の。戯言に候】
【無視するも良し、一考するも、其方の自由】
393 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/03/31(木) 22:42:02.55 ID:7u3mhTD2o
>>391
/米神→こめかみです
/どんな変換ミスですか…orz
394 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/03/31(木) 22:42:41.92 ID:t2g53JFZo
>>390
……そうか。
あんまり、無理はするな。
喧嘩とかその手の物騒な事を起こすと正義の人達の仕事が増える。
【こんな、化物の様な見た目をして】
【なのに、“まるで正義組織に属しているかのような”発言をした】
【そして、相手の名乗りを受けて、苦笑を漏らして】
……悪い、今の俺は名乗れない。
名乗ったら、色んな人に迷惑掛けちまいそうでな。
【そう言うと、左腕を蠢かせる】
【どごっ、と左腕が地面にめり込み、それを支えに無理やり立ち上がって】
……じゃぁな。
【そう言うと、だん、と地面を蹴ってビルの屋上へと消えていった】
//上手く話しをふくらませられないくてすいませんでした!乙でしたー!
395 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)
[sage]:2011/03/31(木) 22:46:15.21 ID:UgvbUV0po
>>391
……そんな事は、分かってる。
けど……私は、死ぬわけにはいかない。
───《 Luminous Vista 》
【少女の周囲の空気が、変わる】
【現象としてはまだ何も起きていないものの】
【なんとなく、少女が"能力"を発動したということが分かるかもしれない】
…………?
【自身のこめかみに拳銃を向けたことに、疑問を抱くものの】
【まだ手出しはせず、様子見に徹する】
396 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/03/31(木) 22:48:23.43 ID:kL87mZJeo
>>386
【その悲鳴を聞いたか聞いていないでか、その殺人の現場に走る人影が1つ】
【ガチャガチャという金属音を響かせながら路地裏へと現れるのは……】
確かこちらから…………っ!
【淡い真珠色の、およそ腰あたりまで伸びた髪を揺らし】
【ピンク色のタートルネックのセーターの上に乳白色のくるぶしまで隠れるようなロングコート】
【首には2つのアクセサリー、1つは小指程のサイズの小さな剣の形をした白銀色のアクセサリー】
【もう1つは微かに青色がかった小さな菱形のクリスタルのアクセサリー】
【茶色の革製のロングブーツを履いて更に白色のマフラーをした女性はその惨状に一瞬目を伏せる】
【が、未だ残る気配にその瞳を鋭く細くさせ】
貴様、自分が何をしたのか理解しているか……。
【殺人の主を睨みつけ、今まで手にしていた麻袋を地面に置く】
【ガチャリという音、先程の金属音はここから響いたのだろう】
397 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/03/31(木) 22:51:38.19 ID:OaPyLnVSO
>>394
…そうか…。
……あー…。
…あんな喧嘩するんじゃなかった…。
…怪我してなけりゃ喧嘩できたのに…。
…まぁいいや。
…じゃあな…。
…次会った時は、喧嘩しようぜ…。
【そう言い残し】
【壁に寄り掛かりながらどこかに去っていった】
/乙でした!
398 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(京都府)
[saga]:2011/03/31(木) 22:53:10.50 ID:BiPoCavwo
>>389
【魔力と体力がそがれ、呼吸に微かに陰りが見えてきて
――――……それでいても、他人の言葉はやけにクリアに聞こえる】
……っ――――……ええ、何とか……っ!!
最近使ってませんでしたから……量だけなら十分……っ!?
【そう紡いだ彼女の視線が、アーディンを捉えた、銀鶏が抑えることに成功しているものの、満足とは言いがたい状況だ
――――……ここで彼女が少しサポートに回るのも、選択肢としては有りだ
けれども、それはつまり、寸刻彼女の放出量が減る、ということ――――とばっちりを受けるのは、レイド達となる】
【紫苑色の瞳が、周囲を見渡す、皆の表情は、今にも崩れてしまいそうなほどに、濡れていて
彼女の一存で、この不安定な状況が崩れてしまうかもしれない
――――……けれども、アーディンのその、苦しそうな様子が、友人の、苦しげな顔が、耐えられなかった】
【故に――――……】
……っ……ごめんなさい、皆さん、数秒、持ちこたえて下さい……!!
【彼女の左手が、ジェムから離れて、彼女の手首から、ワイヤーが零れ落ちた
それは、瞬きをするよりも早く、一瞬にして零れていく、大量のワイヤー
やがて彼女は――――紡ぐ、その能力の名を】
Thnks fr th Mmrs=\―――!!
【ワイヤーが、自然に、巻き上がり、一つの形を成していく
それは文字通り、瞬く間に、色を、カタチを、質感を変化させていって
数秒で一人の女性≠ェ、その場に現れるだろう】
【白紫色の軽くウェーブのかかった長髪、端正な横顔に添えられる前髪に
肩を大きく露出した黒のレースのドレスにオーガンジーショール同じく黒レースのロンググローブ
黒のニーソックスがかえって妖艶さを際立たせる巨乳で童顔の女性
透き通るような誘うような紫陽花色の瞳が美しい――――彼女は、間違えることなくイリス≠サの人であろう】
【女性≠ヘ、ジェムにその薄布で包まれた両手を触れると、膨大な量の魔力を送り込もうとするだろう
それと同時に、シオンは、苦しそうに声を漏らしながらも、左手を再びジェムへとつけようとする
単純に数えて、人数が一人分増えたのだ、役に立つ、であろうか――――……?】
399 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/03/31(木) 22:54:43.11 ID:7u3mhTD2o
>>395
私もあなたを逃すわけにはいかない…
【そして親指で銃のハンマーを起こして】
……『変身』…
【一言そう呟くと、躊躇無く銃の引き金を引いた】
【すると同時に少女の姿が一瞬真っ赤な炎に包まれる】
【そして次の瞬間には、そこに居たのは少女では無かった】
…さて…行きますよ?…
【背中に細身の剣を装備しており、左手には籠手状の盾…
そして腰の右の部分には、コルトパイソンを提げた赤い西洋甲冑の戦士がそこに居た】
【その戦士が先程の少女と同じ声で、そう宣言した】
400 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(静岡県)
[saga]:2011/03/31(木) 22:59:19.81 ID:S5EGwEN0o
【路地裏】
嗚呼……塵芥や屍肉を漁るのも、体調優れぬ昨今にあってはあまり捗りませんねえ……
積極的に生者を屠るような気分……というか調子でもございませんし――
【セーラー服に紺のスカートを着て、長い青リボンの巻かれた水兵帽を被り、縁無し眼鏡を掛けて、】
【金色に煌めくロングストレートヘアーを靡かせている――、そんな身長160cm程度の少女が、暗く辛気臭い路地をふらふらと行く】
【鋭く光る眼鏡の奥から、冷めた目付きと、澄んだ蒼色の瞳が覗き――】
【普段ならば素肌をさらけ出しているであろう少女の両脚には、今はしっかりと包帯が巻かれていた】
――フッ……、この辺りで……「ティータイム」と、洒落込んで一服でもいたしましょうか……
【そして、よく見ずとも目につくであろう、彼女の水兵帽の上に止まる一羽のカラス】
【そのカラスが、「カー」と澄んだ鳴き声を夜闇に響かせた――】
401 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/03/31(木) 23:00:46.87 ID:1rWLwTWZo
>>383
ぁ……ぅ。そんなにすごい、の、かな……?
【予想とはまったく違った反応だった。いつもなら、きっと相手は逃げていた】
【それが、どうか。自分がこの小熊に思うことを、相手も思っているではないか】
【十にも満たない少女には、只々それが嬉しかった。嬉しくて、ついついはにかみ】
【増して、そこで褒められれば。同じ俯くにしても、感情は以前とは大違いに高ぶって】
【なんだか視界が濡れて見え、薄手の袖で、それを拭い】
ネコ……さ、ん?……いいのかな、もらっちゃっても
ミリー、もうネコさんにすごいまほう、見せてもらったのに。おかえし、できないのに……?
【深々と言葉を聞き入る少女の目元は尚も、僅かな潤みを見せていて】
【“魔法のロザリオ”―――それは確かに、少女の小さな手へと渡される】
【どういう理由かは分からないが、少女はそれを握ると小さく笑ってみせ】
うん、うんっ!ひみつにするよっ、たのしかったよっ!
まほうつかいにもなっちゃうし、おべんきょうもちゃんとするっ!
だから……えっと、だから……、………ありがとう、ネコさん。
ぜったいになくしたりなんか、しないもん。やくそくするからっ――――。
【消えて、しまった。殆ど同じ時だ、白く輝く小熊の姿が、夜の闇に飲まれて失せたのは】
【小さな魔法使いには、それが限界。しかし―――いつか、勉強を続ければ、と】
【この時、彼女は小さいながらの夢を持つ。その内容ばかりは、“秘密”だが】
……えへへっ。ネコさんといつでもいっしょ、だね
【さて、傍目から見れば懐中電灯を持った少女が一人。しかし、彼女に寂しさは感じられない】
【首にかけたロザリオと、穏やかな初春の風に包まれて―――微笑み、電灯片手に歩き出して―――。】
/お疲れさまでしたー、そして色々とありがとうございましたっ!
402 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/03/31(木) 23:00:59.52 ID:gwRryqeDO
>>396
【黒衣の女は気配に気付き、手に持った得物の回転する外歯を停止させ、女性を振り返った】
【形の良い薄桜色の唇に、くっきりとした二重の涼しげな切長の眼。月に幽むような白い肌】
【すらりと伸びた肢体はしなやかで、起伏に富んだ豊かな躰付き】
【黒衣の女は美貌と形容して良い容貌をしていたが──気配はこの上なく不吉だった】
ああ、解っている。人を殺した。──ひぃ、ふう、みぃの……何人殺したか。
解らないな。十人位か? 物足りないから……多分その辺りだろう。
それで……
【女の履いた黒い軍靴がこつこつと音を立ててアスファルトを進み、引き摺られる大剣が嫌な音を立てる】
【女は黒い手甲を填めた左手で自分の顎の輪郭をなぞり、首を傾げた】
君も彼らの仲間入りをしたいのか?
【問い掛けた声に、感情の色は存在しない】
403 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/03/31(木) 23:02:58.22 ID:t2g53JFZo
>>400
う……うぅ……。
【不穏なうめき声を上げて、人影が近づいて来るだろう】
【黒いジャケットに、ベージュのロングスカートという目立たない格好をした少女だ】
【年の頃は10代後半。しかし、何処か幼い雰囲気というか、馬鹿っぽさを感じさせる】
【腰には普通より長めの刀と、小太刀がベルトに差されおり、その双方が名刀であるという風格を感じさせる物だ】
……おなか、へったー!
【そう全力で叫ぶと、少女の目の前で前のめりに倒れこむだろう】
【ぐぎゅるるるうるるるうるるるるるるうる!】
【ぐぎゅううううううううううううう!】
【ぐおおおおおおおおおおおおおおんッ!!】
【腹が、凄まじい勢いで鳴り響いている。もはや獣の咆哮と行っても差し支えない】
404 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)
[sage]:2011/03/31(木) 23:03:50.92 ID:UgvbUV0po
>>399
……変身能力、か。
【戦士の姿に変わった相手を見て、こう判断し】
───《 射出 》
【銀髪の少女の頭上に、赤色の水晶を生成する】
【細長く、先端が尖った其れを、相手の腹部を狙って一直線に放った】
【速度自体はそれ程でもなく、殺傷力は低めである】
405 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/03/31(木) 23:07:17.30 ID:uoxbfg+U0
>>392
……オレは強い者を求めているわけではない。『淘汰』を求めているのだ。
幸福に胡坐を掻く弱者は篩(ふる)い落とされる……一方で、たとえ今不幸を啜っていようが……
……ほんとうに強いものは、残る。それが『淘汰』ということだ。
強い者というものは、淘汰の結果として残る副産物に過ぎない。
『街』とは、その『淘汰の場』を生み出す『土台』だ。
『金の国』しかり……あの国は『淘汰』の土台となったのだ。
ならば先ずは街そのものを動かす必要がある……個人単位で出来ることは限られているからだ。
その際、群れて強い気になっているものがいても“構わない”。
そういうものは結局、続く『先』において篩い落とされることになるからだ……
『先』……『変革』が必要なのだよ。
その火種となるものを、我々が撒き……『場』が、大いなる炎と成す。
そうして炎によって何もかも焼かれて、生き残った『強い者』。
本当に『幸福』を得るに相応しいものが、其処に新たなる『場』を……
……『理想郷』を生み出していく。そのために闘争を行い、本当の強さというものを研磨していく。
……――奪い奪われ、無関係でいることは赦されぬ。
すべての人間が弱者と強者に分けられ、幸福を得る権利を求め合う。
強者は光を得、弱者に与えられるものは泥まみれのパンしか無い――
――そんな、『世界の在るべき姿』!それをオレは求めているのだ。
もう誰も、不当なる『運命や偶然』で虐げられない世界……
誰もが『納得』できる『世界』だッ!『力があるものが全てを手にする』というな。
それこそが『理想郷』ッ!
【……カーネルは。ここまで、其方を一切見ることなく、紡いで】
【言い切ってから其方に振り向いて、真紅の目で包帯の奥にあるであろう双眸を見据え】
……長々と述べたが、簡単に言うとだ……
ただ襲撃するだけでは、今まで幾多と存在したテロリストと変わらない……
結局、何時ものように『Justice』や『対機関連合』が何処からともなく現れ、戦うからだ。
『戦い』を『全ての人間』に及ぼすには、『街そのもの』が『戦い』を生み出さなければならんのだ。
…………そして。
オレが正しいのか、貴様が正しいのか。それはまだ、誰にも分からない。
オレたちがこの戦いの道を駆け抜けきった時、ようやくそれは分かる。
間違っているのは、果たしてどちらか……終わりの果てに、答えが存在する。
オレはそれを掴み取るまで……オレ自身の信念を、変えることはない。
何故ならオレは……――≪R.I.P.≫の『総帥』……
……――カーネル=アドルフ・レルゼクムだから、だッ……!!
……悪くない時間だった。少しは有意義だった、な
【……そこまで言って、カーネルは踵を返し。歩いていこうとする】
【男の眼が見えずとも、それは気配で感じられるだろう】
【男が特にアクションを起こさぬなら――カーネルは去り往くはずだ】
406 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/03/31(木) 23:09:27.54 ID:kzBMuZuV0
>>398
ま…………不味い…………!! 前より、も…………くぅ、あ!! …………消費が、早い…………!!
「レ、レイド…………俺に、んんっ、ぐ……!! 掴まれ…………!!」
[み、みな…………さん…………!! ハァ、ハァ…………っぐ!! うぅん…………!]
【そろそろ、バックアップ組の限界が近いらしい。前回も参加したレイドの言によれば、前よりも魔力の消費が早いとの事でもある】
【ふらついたレイドを、アストラが支えながら、魔力の供給を続ける】
≪や…………やっぱり、不味いっす…………これで、足りるかどうか…………!≫
【ジェムも、無闇にこの配分をしている訳ではないだろう。これでも、『卵』破壊に至るかどうか、分からないと言うのだ】
――――!? シオ……イリス、さん…………!?
「な、に…………!?」
[あ…………魔力が、楽に…………!?]
【ワイヤーの束から現われた人物に、驚くレイドとアストラ】
【同時に、ラベンダァイスは、魔力の供給が増すのを感じる。状況は、確かに好転したようだ】
≪こ、これなら…………ッッッ!! …………行けるっす!!≫
【ジェムもまた、苦しげに状況を確認しながら、返事を返す】
【より一層の力を込めて、波動の勢いが増す。一刻も早く、アーディンをこの苦しみから解放するべく】
【――――だが、魔力について楽にはなっても、体力まではそうもいかない。状況は、完全に好転した訳でもない】
【――――さらに、状況はもう一つ】
<ガ――――――――『ゴォォォオオオアアアアアアアアアアアアッッッッ』!!!>
〔な……旦那――――――――ゴホッッッア!!〕
【ゴリ――――と、アーディンの肩から、くぐもった『何かが壊れる音』が、確かに室内に響く】
【同時に、アーディンの苦悶の表情の中に、凶相が走り――――押さえつけていた銀鶏の腹に、拳の強烈な一撃を叩きこむ】
【苦し紛れの物で、爪は剥かれてはいないが、相当に強烈な一撃だったようで、銀鶏の口から、血が飛び散る】
【床に置いていたカメラのそばにまで、その飛沫は飛ぶ】
"――――不味い!!
苦痛で、苦痛で『卵』が『孵化』したんだ…………!!
ジェム、一切の手を休めるな!! 一気呵責に『卵』を壊せ!! ここで走り抜けなければ…………アーディンさんは…………!!"
≪りょ…………了解っす…………!!
みんな、感覚的に、あともう少しっす!! あと10秒でいい…………持ちこたえてください!!≫
【ダハルには、起きている事の真相が見えた】
【その苦痛が、『生命の危機』を想起させ、『卵』を『孵化』させてしまったのだ】
【ダハルの言う事が正しければ――――このまま『卵』を破壊しきらなければ、なんらかの後遺症――――そして、誰かの負傷、最悪死者が出る事は、避けられない】
【しかし、ジェムの言葉を信じれば、全てはもうすぐ終わる】
407 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/03/31(木) 23:09:31.45 ID:7u3mhTD2o
>>404
まぁ、そう言う事にしておいて下さい…
っ!
【相手が水晶を発生させ、それを自分に飛ばしてくると分かると
盾になっている籠手が着いている左手を前に突き出し、それを防ごうとする】
…魔術関係でしょうか…これは…
【そして盾を前に突き出したまま、小走りで相手に近づこうと】
408 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
[saga]:2011/03/31(木) 23:12:04.82 ID:COnGXx1AO
【街中】
【短く刈り上げた黒髪に、切れ長の目を持った精悍な顔立ち】
【上下はOD色(オリーブドラブ)の迷彩服、靴は頑丈そうなブーツを履いている】
【紐を通した89式小銃を肩から提げ、皮製のレッグホルスターに9mm拳銃を仕舞っている】
【何やら呟きながら、街道を歩いている】
言葉は通じた…いや、"通じてしまった"…と言うべきか?
聞いた限りでは、昨日の彼処は『金の国』と言うらしいが…クソ、全く聞いたことがないぞ、そんな国は…
【ガシガシと頭を掻きながら、不満そうな表情を浮かべる】
【異界の地に居る不安、と言うよりも、どうにも事態を把握しきれない苛立ちの方が強いらしい】
街中でも妙な奴をちらほら見かけたが…アレは『超能力』か何かか?
……やれやれ、どうにも解らん
【顰めっ面のまま、青年は街中を歩く】
【呟きに『違和感』を感じる者もいるかもしれない】
【そして、少々俯きながら歩いている為、誰かとぶつかってしまうかもしれない】
409 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(静岡県)
[saga]:2011/03/31(木) 23:15:16.78 ID:S5EGwEN0o
>>403
……………………
【人影を見れば、無表情のまま、足を止めるカラス少女】
【やや警戒心を持ちつつも、敵意を持つには至らず、ただ相手の動向を窺うのだが――】
…………あら――――
【――なんと、勝手に倒れたではないか】
【そして「おなかへった」という宣言に加え、凄まじいまでの腹の音】
【と、なれば、最早疑う余地も無く相手は空腹なのだと分かるわけで……】
――まあ、別に行き倒れを助ける義理も理由も無いわけですが、ね……
【――と呟き、おもむろに、指を鳴らした】
【パチン――と、乾いた音が路地裏に轟いたと思えば、】
…………「こんばんは」、お嬢様――――?
【倒れる相手を、どことなく見下すような視線】
【無温度、無感動、無機質でありながら、明らかに一般的に言う「よい人」などとは異質の雰囲気を放ち――】
【それから、どこからともなく「カー」「カー」と、複数のカラスの鳴き声が聞こえて来るではないか】
【徐々に大きくなっていくカラスの声量――】
【恐らく、カラスたちは、「ここ」へ接近してきているのだろう】
410 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/03/31(木) 23:16:02.80 ID:kL87mZJeo
>>402
たわけが、人を殺して思う所はそれだけか……。
(―――珍しい得物、機械剣の類か?)
【場の惨状も確かに目を引くが、対する彼女の得物もそれと同等あるいはそれ以上に目を引く】
【大きく、そしてその刃は凶暴という字をそのまま体現したような風体】
【言うまでもなく危険な相手だろう、その人間性を含めて……である】
フン、どちらかと言えば貴様を彼らの元に送り……
そして然るべき罰を彼らから受けて貰いたいぐらいだ。
【凶暴には暴力を、同じ程度の武力を】
【真珠色の髪を揺らし麻袋に両腕を突っ込み、そして取り出せば】
【女性の手から下腕をカバーするように白銀の手甲が装備されている】
【手甲中央部に円月を描いた彫刻、月光を受け尚も輝く】
そうまではいかないまでも……。
【殺されていった彼らを見、顔を伏せる】
【彼らにも家族があっただろうにと、彼らにも人生があっただろうにと、無念だったろうにと】
【再び顔を上げた時には冷たく、しかし確かな怒りの篭った表情で】
【更に麻袋から取り出したるは1本の剣、黒鞘の手甲と同じく月の彫刻がされている】
【これが彼女の得物だろう】
ここで制裁を与えることは出来るだろう――――。
【剣を引き抜けばそれは片刃、刀を意識しているような形状だが】
【幅は大きく、そして刀身も黒く輝き己の剛胆さを主張している】
【右手で剣を構え、左手には鞘を収める】
【そのまま右半身を立ち、構え、小さく息を吐き、見つめる】
411 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)
[sage]:2011/03/31(木) 23:16:35.28 ID:UgvbUV0po
>>407
【赤色の水晶は盾に弾かれ、消滅せずに地面に落下する】
……いや、私の能力。
───《 射出 》
【今度は橙色の水晶を、相手の左膝を狙って撃ち出す】
【威力・速度・大きさなど、色以外は先程の水晶と殆ど変わらない】
【また、この攻撃と並行して、銃口を相手の腹部へ向けて狙いを定める】
【赤色の水晶:相手から見て後方。地面に転がっている】
412 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(京都府)
:2011/03/31(木) 23:19:31.31 ID:BiPoCavwo
>>406
【ただでさえギリギリな上に、能力まで使用したのだ
――――更に言えば、彼女の魔翌力自体、大したものではない、かなり限界に近い】
っ……ハァ――――……うっ……くん……
(今にも……手を離して、座り込みそう……です――――……
ですが、ここで……諦めるわけには――――……)
【ふらふら、とふらつく足元は、今にも崩れ落ちそうで
じぃ、と華奢な脚に浮かんだ汗が、べっとりと、ニーソックスを張り付かせる
元々、あまり丈夫とは言えない身体――――……零れる吐息が、熱を孕んでいるようで】
【そして、響き渡る音≠ヘ、コンチェルトを惑わす、酷い酷いホワイトノイズ
思わず耳を閉じたくなるような轟音に、目を背けたくなるような惨劇に、彼女の精神も削られていく】
(ここ、で……手を離すことは、簡単、でしょう――――ですが、先ほどまでの言葉は、なんだったのでしょうか……
護りたい、って思ったんです、助けたい、って思ったんです、この……素晴らしい人達を……っ
今まで、助けられてばっかりだったから……これぐらい、どうということもありません――――っ!!)
くっ……んっ……――――その言葉……っぁ……信じます、よ――――!!
【片目を閉じると、微かに呼吸が楽になるStop the Clocks#]内の回路をいくらか切断
残る体力と魔翌力を、イリスと、彼女に分け与え――――……ラストスパートをかけようと為す】
413 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/03/31(木) 23:21:58.83 ID:7u3mhTD2o
>>411
……やはり、能力者ですか…
くっ…同時に仕掛けるつもりですか…!
【相手が橙色の宝石を撃ち出し、同時に銃を構えるのを見ると
右手を背中の剣に伸ばして】
……はぁっ!
【左手の盾を銃弾が飛んでくるであろう場所に構え
右手で持った剣で下からすくうように宝石を弾こうと】
414 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/03/31(木) 23:22:05.04 ID:t2g53JFZo
>>409
……ああ、こんばんは。
【腹の音を盛大に響かせながら、きりっ、とした表情で挨拶を返す】
【全く格好が着いていない】
……うぐぐ……、気合……ッ!
【なにやら呟きながら、がばぁっ!と立ち上がる少女】
【割と小柄な様で、貴方と同じくらいの背丈であるだろう】
余り路地裏を彷徨かない方がいいぞ?
最近の世の中は物騒だからな、ああ、この前私も絡まれたんだ。
君の様に可愛い子なら、危ないだろうに。
【この少女、所謂“お馬鹿なお人好し”であった】
【へらへらと隙だらけな笑いを浮かべて、腹が減ったなー、などと呟いている】
【しかしながら、その上で立ち姿に隙は少なく、その振る舞いはまるで“日本舞踊”の様に美しい】
【そして、聞こえ、大きくなってくる鴉の声を聞き】
ふむ、鴉か。
【と徐に呟くと、耳を澄ませて】
……鴉も喰えなくはないな。
【などと呟きながら手をごきごきと鳴らしている】
415 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2011/03/31(木) 23:27:55.60 ID:5cPzgWCEo
>>408
【彼の、俯きがちの視野の中を、なにか黒いものが過る】
【そう認識した瞬間】
【柔らかなものが、ふにゃっと彼の下腹部に当たるだろう】
……っ
【衝撃は小さく、転倒には至らないかもしれない】
【どちらにせよ、彼の目の前には】
【古代ギリシャ風のドレスを纏った小さな少女が立っているだろう】
【毛先の巻いた癖毛の黒髪に陶磁のような白い肌を持ち】
【襟元は大きく開いていて、歳不相応に豊満な胸が少し危なっかしい】
【透明感のある羽衣が肩から腕に掛けてふよふよ、少女の周囲を漂っている】
【よく見なくとも、黒い何かは彼女の頭だったらしい】
416 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/03/31(木) 23:28:43.71 ID:gwRryqeDO
>>410
【得物を把った相手を見て、黒衣の女は薄桜色の唇を舌で舐めた。真黒の瞳はその得物を真っ直ぐに捉える】
刀……では無いのかな。けれど懐かしい。昔は刀を握っていた気がする。
……いや、違うか。じゃなきゃこんなもの持たずに──
【女は右手に掲げるように大剣を持ち上げた。切っ先を空に向け、手甲を装する左手はその鍔元に伸びる】
刀を持っているだろうから。
【鍔元についたリコイルスターターを力強く引くと、エンジンが獣染みた唸り声を上げて駆動する】
【高速回転を始めた外歯の列は鋭い刃となり、2メートルを越える大きさの凶器を、女は無造作に降ろした】
【片手で持って、自然体】
【下げ持たれた凶器の切先がアスファルトに当たり、高速回転する刃がそれを削断する】
じゃあ、始めようか。
────君を感じさせてくれ。
【そう言って、女は笑った】
417 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/03/31(木) 23:31:46.06 ID:CJpgi6uGo
>>405
………ああ、また会おう。カーネル=アドルフ・レルゼクム
【最後は、それ以上の事を言わなかった】
【彼の言葉に“納得”したのか。それとも“理解”したのか】
【それとも――――カーネルの意志に“気圧された”か】
【去りゆく彼の背を、見るでもなく。ただ遠くへ行くことを“感じて”】
【暫く―――その場に立っていたが】
………くッフ…
【…思わず、吹き出して】
―――――カ……ハァーッハッハッハッハッハッハッハ――――――――――
【街にすら聞こえそうな“音”で“声”が。“喜色を含んだ笑い声”が響いた】
【生温い、生気の感じないそれでなく、感情を前面に押し出した笑い声である】
いやはや、人の上に胡坐を掻いた人間ならば発破をかければ大抵逃げ出すかと思いきや
逆に論破されようとは……
【苦しそうに腹を抱えて笑って、今回の痴話喧嘩の“敗北”を実感する】
【そう―――この男の突然の提案…“濾しとる”事をさせようとしたのは謂わばテスト】
【実行する程度のテロリストならば、背後からでも斬り捨てようと】
【無理だと懇願する程度なら、その程度かと笑ってやろうと】
【カーネル…≪R.I.P.≫総帥は“そう”では無かった】
ああ言う男は強いだろうなぁ。斬り結んでみたいのぉ。
ああ、クソ―――――――
――――――惜しい事をした
【左手―――いつでも刀を“射出”出来る様にしていたソレを使って居れば、戦えただろうか】
【何はともあれ、この“武人”の心には今一度“火”がついた】
武と言う文字は、戈でしか止まらぬと言う訳よ
【4月、9日】
【其の日を、其の舞台で――――】
【―――――貴殿と切り結べん事を願う】
/斬りも良いのでお疲れ様でした、ですね
/有難う御座いましたーッ!
418 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)
[sage]:2011/03/31(木) 23:32:03.27 ID:UgvbUV0po
>>413
【弾いた感覚で分かるかもしれないが、水晶はかなり硬く】
【相手の剣で上に弾かれた後、地面へと落下した】
(……守りが、固い。)
───《 射出 》
【またもや、黄色の水晶を撃ち出す】
【ただし今度は狙いは相手でなく、自身の足元】
【コンクリートの地面に、この水晶は刺さった】
【尚、盾が構えたのを見たため、拳銃の引き金は引かなかった】
【しかし、依然銃口は相手に向けたままなので、注意は必要かもしれない】
【赤色の水晶:相手から見て後方。地面に転がっている】
【橙色の水晶:相手から見て左方。地面に転がっている】
【黄色の水晶:銀髪の少女の足元。地面に刺さっている】
419 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(静岡県)
[saga]:2011/03/31(木) 23:34:32.59 ID:S5EGwEN0o
>>414
…………ああ、失礼、一つ訂正させていただきます――――
……「お嬢様」ではなく、「お姉様」――で、ございますね?
一応目上の方にはそれなりの「敬意」を払わないと、いけませんから、ね……
【どこをどう見て相手が自分より年上だと判別したのか――】
【このカラス少女は、ふとそんな訂正を入れてから、】
わたくしを襲うような輩は、そうそういらっしゃらないはずですが……
大抵は、お返しに一つ視線をくれて差し上げるだけで、蜘蛛の子を散らすように逃げていきますから――
それでもわたくしに敵意を持って絡もうとするのは……阿呆か、強者か、といったところでしょう……
【眼鏡のフレームに触れ、少し持ち上げる仕草】
【レンズの向こう側にあるのは、闇も光も吸い込んでしまうような深淵の瞳で――】
それから……「野生」は別としても……「わたくしのカラス」は、口に出来るようなものではございませんので悪しからず……
【カー、カー、カー、カー】
【どんどん近付く、鳴き声達】
【そして、数秒の後に、路地裏の奥から飛んでくるカラス達は、よく見れば「何か」を脚に引っかけて運んでいるようだが……】
【いくつかの小包に…………、折りたたみ式のテーブル――……!?】
420 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
[saga]:2011/03/31(木) 23:35:15.54 ID:COnGXx1AO
>>415
おっと、すまな…い?
【何か、人と接触したにしては、衝撃は軽いし、感触にいたっては"柔らかい"】
【それに『違和感』を感じて、今一度"ソレ"の正体を見直せば、少女の豊かな胸部であったワケで…】
……すまない。いや本当に
【数歩、後退して少女から程よい距離を置こうとする】
【肩に提げる小銃の紐部分を持って、それをかけ直し、青年は少女の全体像を見るだろう】
421 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/03/31(木) 23:37:16.07 ID:7u3mhTD2o
>>418
(…何を狙ってるの…?)
【結晶を自分の足元に撃ち出した相手に疑問を抱きつつ】
(でもどの道…このまま防戦一方でもキリが無い…!)
はぁぁ!!
【頭の中でそう決めると、盾を前に突き出したまま、走り出した】
422 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/03/31(木) 23:38:25.57 ID:uoxbfg+U0
>>417
【男から随分と離れたところで、カーネルは「転送装置」を起動する】
【≪R.I.P.≫本部へと直通するシステムだ……その足元に、黒い水溜りが出現し。彼の身体を、沈めていく】
…………、…………。
ああ、そうだとも。
オレはオレの信念を曲げることはない。
ただ……≪理想郷≫を成し遂げるために、突き進むだけだ……
この世界のいかなる人間も、無関係でいることは許さない……
本当に強いものが『幸福』を掴み取る、世界を創る……
そう……
――“このカーネルが”……――
【最後の呟きに、続く言葉は何だったのか】
【だがそれは、黒と闇の中に呑まれ、風にすら聞こえることは無かった】
/ごっつい思想合戦をありがとうございました!お疲れ様でしたー!
423 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/03/31(木) 23:38:45.08 ID:kzBMuZuV0
>>412
うぅぅぅ…………この、程度…………ああああああっっっっ!!
「ジェム…………きっちり…………頼んだぜ…………!! ぐぁっ…………おおぉおぉぉあああらぁぁぁぁぁぁ!!」
[ん、ぐ…………っ、はあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!]
【ジェムの言葉を、そして術の成功を信じて、バックアップ組は、最後の力を解き放つ】
【このまま、アーディンを見殺しにする訳にはいかない――――それぞれに思うところは違うが、その意気だけは共通していた】
<グアアアアアアァァァァァアァアァウウウウウゥゥッッッッ!! ギィィィオオオオオオオッッッッッ!!>
〔旦那…………ゴッッッッホ…………!! 耐えろよ…………!! 最後まで、離さねぇぞ、旦那ァ――――!!〕
【『孵化』による発狂と、術を受ける事による苦痛が、アーディンを狂わせる】
【しかし、銀鶏にも銀鶏の意地がある。ここでアーディンを離してしまえば、アーディンはレイドを、ジェムを――――シオンを襲うだろう】
【それだけはさせてはならない。彼女らを危険に晒してはならないし――――世界一の血筋が、ここで屈しては、ならないのだ】
≪――――――――行けます!!≫
【ややして、ついにジェムの口から、希望は届けられる】
【バシュウウウウウゥゥゥゥゥゥ――――――――!!】
【アーディンの右肩から、黒い煙の様な物が放出される】
【それは、禍々しい黒い魔力を周囲に振りまく――――まごう事なき『哲学者の卵』の因子だった】
【以前の実験でも、最後はこうして分解されていた――――とうとう『卵』は破壊されたのだ】
【煙と化した『卵』は、波動に晒されて、風に吹き消される灯の様に、消滅していった】
<グ――――ハッ!! う、うぁ…………ぐっ!!>
【それを境に、アーディンの苦痛も、そして『孵化』した『卵』の影響も、解けた様だ】
【アーディンの苦しみ方が和らぎ、その声にも理性が戻る】
う、ぁ………………や、った…………!
「は、はは…………お前ら…………前の時も、こんな感じだった、のかよ………………こりゃ、色々と…………労力、使うぜ…………」
[やりました、ね…………レイドさん…………アストラさん…………シオンさん…………!]
【波動が収まると、その場に全員がくず折れてしまう】
【大の字に床に倒れるレイド。どっかりと腰を下ろすアストラ。両手をついて汗を流すラベンダァイス】
【――――『孵化』と言う、予想だにしなかったアクシデントを乗り越え、実験は成功――――この術が『卵』に対して有効であることを、実証したのだ】
【更に、誤算を逆に言えば――――『孵化』した『卵』ですら、ジェムは破壊できると言う事になる】
<――――みんな…………ありがとう。お陰で…………ようやく『卵』から…………解放された、よ…………>
【アーディンが、場に居る全員に礼を言う。本人も、苦悶のあまりに体力を消耗しているのだが、流石にバックアップ組ほどではないようだ】
【――――アーディンの言葉を以って、実験は終了と見做して良いだろう】
424 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/03/31(木) 23:42:50.56 ID:t2g53JFZo
>>419
……む、君は年下か。
大人びた態度だから同い年くらいかと思ったよ、はっはっは!!
【腰に手を当てて高笑いをする馬鹿な少女】
【おそらく此方は年上だろうが年下だろうが人間だろうが人間じゃなかろうが変わらぬ態度を貫く類の人間だ】
【そして、少女の深淵の様な瞳を向けられて、逆に覗き込む様に目を合わせて】
ふむ……、暗い……、いや違うな。何も無いのか。
また変わった目をしているな、君は。
確かに大抵の輩はその目を見れば逃げてしまうだろうな、ああ。
【腕を組み、口元に変わらぬ笑みを浮かべながら話を続ける】
【嫌悪も抱かず、ただ目の前に居るのがそう云う存在であると理解した上で、ただ受け入れた】
【少女の瞳を見つめる此方の目は、生気に溢れた、漆黒の紅蓮である】
【鴉が食べられないとの言葉に、落胆の声を漏らす】
うぇー……、焼き鳥なら手っ取り早いから良いと思ったんだが……。
【燃やせるような設備も物も持っていない少女。何らかの手段で火を通す手段を持っているのだろうか】
【来る鴉を見上げると、顔を輝かせて】
おおおおお!何だあの鴉!?
すごいぞ!なあなあ!なんだあれ!
【ぴょんぴょん飛びながら鴉を見ている少女。2m程の跳躍を無意識にしている】
【そして、言動や動きが凄い実年齢に対して幼い物だ】
君が仕込んだのか!?あの芸、凄いなー!
【少女の方に向き直り、素直に賞賛をしている】
425 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/03/31(木) 23:43:26.23 ID:kL87mZJeo
>>416
――――征くぞ。
【麻袋をそのままに彼女は走る】
【同時に両方の手甲を中心に魔方陣が形成され、一瞬の閃光で彼女の姿は隠れる】
【彼女が再び現れた時、白を基調とし肩で切れたような騎士服を纏っていた】
【真珠の髪も纏められポニーテールに、風に靡く】
(とはいうものの如何に剣がアダマンで強化されようとも……)
(あの剣の刃に敵うかどうか、加えてあのパワーだ)
【剣を地面に下げ小さな火花を散らせながらも彼女は思考する】
【あの武器にどう対処したものか彼女にどう対処したものか、と】
まあ、いい先ず一手目……っ!
【鞘と剣、その両方に自身の魔翌力を流す】
【数瞬の内に青の魔翌力にコーティングされる2つ、単純な強化の為の魔術だ】
【そのまま女性の剣を警戒しながら近付き】
【先ず剣で左肩を狙い振り下ろし、左の鞘で右脇腹へ横に薙ごうとする】
426 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2011/03/31(木) 23:44:19.82 ID:5cPzgWCEo
>>420
【少女は、黒髪に黒目】
【病的に白い肌も、黄色人と捉えて差し支えなく】
【櫻の国か、日本出身のようにもみえる】
【少女はといえば、彼の胸か腹筋辺りにゴツンしたらしい】
【細い鼻梁に両手を添えて、小さく低く唸っていたが】
【彼からの謝罪を聞くと、慌てて】
【こちらこそごめんなさい≠ニいう意味を込めて、頭を下げた】
……っ
【しかし、彼が小銃の紐に触れると】
【怯えたように小さく跳ねて】
【――何度も何度も、短く速く、頭を下げる】
427 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)
[sage]:2011/03/31(木) 23:45:25.49 ID:UgvbUV0po
>>421
(……接近戦は、お断り。)
【一歩、二歩、少しだけであるが後退りして】
───《 爆破 》
【相手が"黄色"の水晶に近づいた瞬間、其れが爆発する】
【直前に少女が後退したのは、この爆発から逃れるという意味もあったのだ】
【しかし、規模・威力ともに爆発としてはそこまで強力とはいえない】
【赤色の水晶:相手から見て後方。地面に転がっている】
【橙色の水晶:相手から見て左後方。地面に転がっている】
428 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/03/31(木) 23:50:07.96 ID:7u3mhTD2o
>>427
んなっ!?──
【まさに踏み込もうとした時に水晶が爆発し、思わず後ろによろける】
(……射出された後も操作が効く…)
(でも…ここで後ろを向けば、間違いなく私は銃撃に逢う…)
【後ろからの攻撃にも警戒しないといけなくなったため
ひとまず盾を構えたままじっと動かないで居る】
429 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(京都府)
:2011/03/31(木) 23:52:09.14 ID:BiPoCavwo
>>423
【最初は、あまりの開放感に、何が起きたか理解できなかった
――――けれども、実験の成功と共に、伝わってくるのは満足感……助けられて、力を貸せた、という心地よい感触
それはさながら、一人愛でた日陰に咲く花にスポットライトがあたったが、如く、静かな達成感を感じさせる】
【けれども、ここで、倒れてはいけない――――単純に、実験が成功した、それだけで終わってはいけないのだ】
……ハァ……ハァ――――……皆さんのお陰ですよ、私が手伝えたのは、ほんの僅かですし……
それに、気になるのは……卵≠フ性質です……
今日の実験を経て、孵化した卵≠ナさえも破壊できる、ということが証明されました
次に目指すのは苦痛≠フ無い、除去方法、更には、この技術の普及、だと思います
【喜びたいのは、彼女だってそうであるだろう――――……けれども、この実験の意義を考えると、そうは言ってられない
この実験の結果は、成功であり進歩でもあるのだ、この結果を大切にしてこそ
彼女たちが捧げた力の意味が、アーディンが耐えた痛みの意味がある、というもの】
【とは言え、言葉とは違い、彼女も、喜びたいのだろう
――――……そこまで紡ぐと、糸が切れたように、ぺたん、と座り込んだ】
それにしても……本当に、良かったです……アーディンが、無事で……
そして何より、皆さんのお役に立てて――――……凄く、嬉しかった……っ……です……
【彼女の掌が、彼女の顔を覆って、零れ落ちる夜露の花開く瞬間を、見せないようにする
自身の涙で、この場の雰囲気を汚してはいけない、そう思う理性が、一つ一つ、とけこんでいって
床に落ちる涙の一滴一滴が、祝福の拍手の音にも、聞こえるかもしれない】
【何はともあれ、素晴らしい結果が出たのだ
理屈を抜きにして、喜ぶべきなのだろう】
430 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
[saga]:2011/03/31(木) 23:54:08.68 ID:COnGXx1AO
>>426
(『日本人』…か?だが、俺の様にあの変な"穴"を通して此処に来たと言うのか…?)
【対する青年も、黒髪に黒眼。『日本人』、或いは櫻の国出身に見えるだろう】
【しかし、青年は言うなれば『異世界人』。櫻の国を知らない】
【故に、先ずは少女が"どちら"の住人なのか、聞こうとする】
君は…産まれた時から"この世界"に居るのか?
【聞いた後で、青年は少女の怯えたような様子に気付き、その原因を考える】
【ちょうど触れていた小銃が目に入り、それが少女を怯えさせてしまった原因だろうと考え、小銃を背中に隠すようにする】
【が、少しばかり銃口が見えてしまっている】
大丈夫だ、君を傷付けようとしている訳じゃあない
【だから、頭を下げないでくれ】
【なるべく優しい声色で、青年はそう付け加えた】
431 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(静岡県)
[saga]:2011/03/31(木) 23:54:11.11 ID:S5EGwEN0o
>>424
へえ……なるほど……さて、貴方様は、「どちら」なのでしょうか――ね
【見つめ返す、深い蒼】
【自分の瞳を見て、それから「好意」でも「敵意」でもない、ただ「受け入れる」という選択をした目の前の相手は……】
【果たして、「阿呆」か、「強者」か――】
【――そうして、見定めるように、若干目を細めた後に、】
…………ただの、ティータイム、です――――
【迫り来るカラス軍団は、二人の少女達の横を一気に通り抜けながら、】
【運搬していたブツを落として、そしてまたどこかへと飛び去っていく】
【それは僅か数秒の出来事であった】
意外と路地裏というのは、くつろぐに容易い場所――
むしろこの荒んだ雰囲気は、有象無象の区別無く、例えこのわたくしであろうと、ただただ許容してくださる……
【その場にしゃがみ込んで、ガチャガチャ、と折りたたみ式テーブルを組み立て始めるカラス少女】
【大した時間も掛けず、すぐにテーブルは完成し、この場に鎮座することになるだろう】
432 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/03/31(木) 23:55:53.85 ID:q21/1gqio
【水の国】
ふむふむ。
こっち側に出れば色々売ってるけど、心なしか活気が無い気がするなぁ……
こんな情勢だから仕方ないのか、それとも元々なのか
いずれにしても気をつけて歩かないと、広すぎて面倒なことになりそうだな
【空色の患者衣を着て首に分厚く包帯を巻いた青年が下駄をカラカラと鳴らしながら歩いている】
【髪は砂色、ぼさぼさで特に前髪が伸びたそれは彼の視界を遮っていて】
【ポケットに手を突っ込んだまま、あてもなくふらりふらりと街道にてウィンドウショッピングを楽しんでいるようだ】
【恐らく近くの病院から出て来たのだろうが、こんな時間に外に出ていて良いのだろうか?】
433 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)
[sage]:2011/03/31(木) 23:59:00.61 ID:UgvbUV0po
>>428
───《 射出 》
【相手の左足首を狙って、緑色の水晶を撃ち出す】
【相変わらず、先程までの水晶と色以外は変わらない】
【銀髪の少女が放つ水晶の火力は低く】
【防御に徹していれば、中々ダメージは受けないだろうが】
【このままでは、場に水晶が溜まっていく一方である】
【──多少の危険は覚悟の上で、何か手をうつ必要があるかもしれない】
【赤色の水晶:相手から見て後方。地面に転がっている】
【橙色の水晶:相手から見て左後方。地面に転がっている】
434 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/04/01(金) 00:00:02.31 ID:SbajzIkDO
>>425
【鞘剣一双にして間合いを詰めてきた女性に対し、黒衣の女はアスファルトから大剣の切っ先を引き抜いた】
【そのまま迫ってくる女性と、放たれる鞘打、切り下ろしに相対し、女は──】
この辺りか?
【──下段から大剣を摺り上げた】
【受けるという考えが無いのか、それとも自分の頑丈さに自信があるのか、鞘打は最初から無視】
【唸り声を上げる巨大な凶器の、摺り上げる剣筋の先には、女性の剣】
【普通なら、鞘打ちは無視してこちらを受ける事を選んだ──となるのだろうが、しかし女の得物は長大だ】
【それ故、相手の剣を迎撃しようとすれば、自然────】
しィ……!
【────相手ごと切り払う形になる】
【このまま攻防が進めば黒衣の女の右脇腹には鞘がめり込むことになる。それは、確実】
【しかしこのまま攻防が進めば、黒衣の女の巨大な得物は、その長さ故に女性の体ごと剣を打ち払うことになるかもしれない】
435 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/04/01(金) 00:01:46.00 ID:+rzOwI5Co
>>431
ふむ……、弱くはないがな……、まだお祖父様程には強くないのだ。
……そして、頭は自慢ではないが――――悪いぞ!
【えっへん、とまな板胸を張り、自信満々にそう宣言する】
【自分での評価ならば、“弱くはない阿呆”、という評価と成るようだ】
ほう、茶とな。
【眉根をぴくり、と動かして】
【少女の言葉を聞き、真剣な瞳で立ち】
後ほど、礼をさせて頂く故、出来ればご相伴に預からせていただきたいのだが。
436 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2011/04/01(金) 00:02:51.44 ID:9/4Dq+6ro
>>430
【黒曜石のような双眸には、畏怖の色を乗せた水滴が湛えられていたものの】
【彼の優しさが通じたのか、ついぞ流れだすことはなく】
【長い睫毛が湿る程度で踏みとどまった】
【謝罪の動作をやめて】
【――それでも、まだ、警戒心が残っているのか】
【目は合わせずに、首をフルフルと横に振って、彼の問に答えた】
【つまり、初めからこの世界に居たわけじゃないらしい】
…………
【それから、おず、と視線を上げて】
【――どうしてそんなことを聞くのか≠ニでもいうように】
【不思議そうに、首を傾げた】
437 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/04/01(金) 00:05:30.20 ID:XbUBr0Yzo
>>433
(ここは一か八か…ああするしかない…)
(どの道ここで守りを固めてもジリ貧でしかない…)
【と、その時緑の水晶が飛んできて】
(今だ!)
やぁっ!
【先程と同じ様に剣で水晶を弾くと】
【その弾いた勢いで空中にへと、武器である剣を投げた】
【そしておそらく相手が剣に眼を奪われている間に、腰のコルトパイソンを抜いて】
【左手の盾で銃を警戒しつつ素早くシリンダーを一度出し、
軽く回転させてから元に戻し、自分の頭へと撃ち込もうと】
438 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(愛知県)
[sage]:2011/04/01(金) 00:06:41.23 ID:q6IXyPryo
>>432
【青年の後ろから声がする】
あ、あの────……。
【フリルのついた赤いワンピースにカーディガンを羽織り】
【紫色の三角帽をかぶった腰まで伸びる黒髪のストレート】
【髪と同じく美しい黒色をした瞳を覆い隠す眼帯を左に付け】
【首には紅い宝石の付いたペンダントをつけている少女がいる】
夜風は体に触りますよ……?
まだ寒い時は寒いですから……。
あ、いや、差し出がましい事かもしれませんけど。
見たところ、入院している方のようでしたから、えっと、見た目で判断しました、ごめんなさい。
【少しばかり目を逸らしながら、最後に何か謝ってきた】
それとも、夢遊病な方でしょうか。
【さらっと失礼な事を】
【患者衣で深夜徘徊=夢遊病なのだろうか】
439 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/04/01(金) 00:07:58.98 ID:c8RBeOQq0
>>429
≪ありがとう…………ございます…………みなさん…………!
本来、この術で助けたかった人は……別な経緯で…………救われちゃいました、けど…………それでも、これで…………『卵』に悩む人たちは…………救える、ように……!!≫
【フラフラと高度を落としながら、ジェムが全員に告げる】
【『ソウルバースト』を修めるきっかけになった人物は、別ルート――――危険な賭けによって『卵』を取り除いていたが、そうとばかりは言っていられない人も多いだろう】
【そうした人々を救うための技術が、ついに完成を見た事になるのだ】
苦痛の、ない…………方法、ね…………どうした、ものかしら…………?
「この方法を、発展させるってのは…………無理がある、な…………別なアプローチが……いるか…………?」
≪技術の普及って言うのも…………この『ソウルバースト』を、人が使える様にするには…………術式に、起こさなきゃなりませんし…………
なかなか、厳しいところでは、あるっすね…………≫
【シオンの言うとおり、ここは到達点ではあるが、終点ではない】
【これから、この術を使って『卵』に苦しむ人たちを救わなければならないのだし、より一層の研鑽が、求められるのも事実】
【ただ、疲れ切った彼等の思考は、すぐには立ち働かない――――これもまた、事実】
<――――ありがとう、シオン………………恐らく、君の助力が無ければ『卵』を押し切る事は出来ず…………俺は畜生に墜ちて、レイド達を手に掛けていたはずだ…………
――――重ねて感謝する。本当に…………助かったよ>
【顔を覆うシオンのそばまで歩みより、その肩に手を置いて、正面から礼を言うアーディン】
【既に、シオンが泣いている事も承知なのだろう。大人の男としての、力強くも柔らかい言葉で、シオンに感謝を述べた】
〔――――ゴッホッ…………オッ、ゴ…………!!〕
≪――――!! 東さん…………!≫
【何かを忘れている――――ジェムが訝しげに顔を上げた時、銀鶏の咳き込む音が聞こえてくる】
【銀鶏は、アーディンの一撃を貰い、吐血しながら、全てが終わったのでビデオカメラを回収し、録画を終了させていた】
【しかし、そこで力尽きてしまったらしく、カメラを手にしたまま、床に倒れ伏し、吐血を続けていた】
≪大した魔力も…………残ってないっすけど…………『ソウルシャイン』!!≫
【そんな銀鶏のそばまでジェムは飛ぶと、先ほどの波動と良く似た、しかしずっと優しい感じの受ける、青白い光で銀鶏を照らす】
【それを受けて、銀鶏も多少は落ち着いたのか、そのまま眠りに落ちて行った】
440 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(静岡県)
[saga]:2011/04/01(金) 00:10:30.85 ID:pZtUNm4io
>>435
…………ああ、そうですか…………
【……と、自分で頭が悪い宣言をしてしまった眼前の娘を、】
【びみょーに、なんだか憐れむような眼差しが……いや、気のせいかも知れない】
――ん、そうですねえ……
【さて、相伴に預かりたい、との申し出だが――】
……地に伏し、乞うような眼で、わたくしの靴を舐めたら、その申し出を受け入れましょうか――
【フッ――と、軽く息を漏らしつつ、自身の髪をサラッと掻き上げるこの少女】
【サラッと吐かれた発言は、どうにも冗談に見えない様相を呈し――】
――まあ、冗談ですけど、ね……
【――何事もなかったかのように、彼女は、テーブルと一緒に運ばれてきた「折りたたみ椅子」をくみ上げ始めた】
441 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(京都府)
:2011/04/01(金) 00:13:22.13 ID:pxsUa/h9o
>>439
【アーディンの言葉に、力無く頷いて、言葉を漏らすことも出来なくて
倒れた銀鶏を見て、思わず、言の葉に詰まった】
……すいません、私、もう駄目みたいです……っ
【――――……パタリ、とその場に倒れると、くーくーと寝息をたてて、自身の睡眠を示す
見てみれば、いつの間にかイリス≠熕リれており、彼女の限界がとうに訪れていたことに気づけるだろう
彼女に関する疑問=\―――そのいくつかが晴れるのは、まだ先のようだ】
/っと、そろそろお風呂とか就寝とかあるから落ちるね
/やりたいことを全部してもらえたなら良いけど……どうだろう?
442 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
[saga]:2011/04/01(金) 00:14:53.98 ID:NELuXrsAO
>>436
(参ったな…子供の相手をすることもあったが…俺はどうもこういうのが苦手だ。山中の訓練の方が気が楽だな…)
【少女の瞳が、泣くギリギリのところまで来ていたのを見て、青年は内心でひやりとしていた】
(それにしても、喋れないのか、喋りたくないのか…)
【先ほどから、ジェスチャーでの意思疎通ばかりな少女を見て、そう思い、何か事情でもあるのだろうとして、詮索はしないようにする】
【そして、首を振って自分の質問に答えた少女に、青年は告げる】
そうか、俺も"この世界"の産まれじゃないんだ
……『日本』は知っているかな?
【少なくともこの世界出身ではない。ならば、少女は自分と"同じ世界(少なくとも日本の在る)"の出身なのか、それが気になる】
【腰を落とし、目線を少女に合わせるようにして、青年は質問する】
443 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)
[sage]:2011/04/01(金) 00:15:14.91 ID:vOxTxc3so
>>437
【緑色の水晶は、地面に落下して転がる】
……何?
【相手の狙い通り、剣に目を奪われる】
【警戒心が強いのが災いして、それなりの時間剣に注目していて】
…………っ
【結果、相手の本当の目的に気づくのにかなり遅れ】
【気づいた頃には、相手の行動は終わっていた】
【赤色の水晶:相手から見て後方。地面に転がっている】
【橙色の水晶:相手から見て左後方。地面に転がっている】
【緑色の水晶:相手から見て左後方。"橙色"の付近。地面に転がっている】
444 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/04/01(金) 00:15:25.76 ID:oOrYmrMm0
【繁華街】
【夜であれど、人で賑わうこの場所の大通りに、ふたつの影があった】
いやー、美味しかった!たまには外食も良いねー。
【ひとりは、ドクロの飾りのついたハットを被り、首にベルトチョーカーを巻いた少女だ】
【パッと見セミショートだが後ろで長い髪を一つ結びにしており】
【襟と袖にファーが付き、至る所にベルトをあしらった、細身のシルエットの黒いフルジップジャケットを着込んでいる】
【ジーンズは暗い灰色のものを着用し、靴にもドクロのワンポイントの装飾が施されており】
【また、左腕にもベルトタイプのレザーブレスレットを着用している】
【そして、首から鏡映しのような逆向きの「S」を象った銀色のペンダントを下げている】
ねぇ、どう?君も美味しかったでしょ?
「……え、…………うん。……おいしかった、けど……」
【もう一人は――短い白髪。前髪の一束にだけ、黒のメッシュを入れた特徴的な髪色】
【その上から黒いキャップを被り、シンプルな黒いパーカーの下に白のワイシャツ】
【2つ連なった指輪のネックレスを首から掛け、白いデニムのジーンズを履いた】
【全体的に黒と白だけで纏められた特徴的な服装の――やや幼い、少女で】
【2人は、仲良さげに並んで歩いているが――白黒の少女は、周りをきょろきょろとして落ち着かない】
「……ね、……ねぇ。本当に…………大丈夫なの、か?」
……大丈夫だって。君も、少しくらい外を出歩かないと滅入っちゃうでしょ?
それに、その姿なら気付かれやしない。万が一があっても、私が居るって。
「……、…………スバル、……」
さあ、そうと決まればもう一件行く?
美味しいスイーツのお店があるんだよ、“琴波”!
【と。帽子の少女は、白と黒の少女の手を引っ張り、歩き出そうとするだろう】
【しかし、あんまり帽子の少女の勢いが良いので、下手をすると誰かにぶつかるかもしれない】
445 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/04/01(金) 00:16:48.16 ID:+rzOwI5Co
>>440
む、なんだ其の可哀想な人を見るような反応は。
【眉根を立ててぷんすかと怒っているが、あまり怖くない】
【というか、此の様な反応は慣れきっている様である。……其れも其れで問題だろうが】
【此方の頼みに対する、相手の反応をドキドキしながら待ち】
【そして、放たれる冗談には聞こえない言葉を受けて】
……ほう。
真逆、私がそのような事をするとでも……?
【凄みのある表情を浮かべ、殺気とは行かないまでも、周囲に重苦しい空気を齎して】
【そして、そろり、そろり、と腰を落とす】
【……無意識のうちに地に伏そうとしていた】
【プライド、食欲に負けるの巻】
【しかし――――――】
なんだ冗談か。
【次に冗談と言った瞬間、すくっ、と元の立ち姿に戻る】
いやはは、流石の私も地に伏してまで食を求めはしないさ。
せいぜい土下座をするぐらいなものだ、はっはっは!
【地に伏すのも、土下座もほぼ同じという事には気づいていない】
446 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/01(金) 00:16:56.41 ID:6gl81STto
>>434
(入った……っ!……!?)
【左手からは確かな手応えを感じた】
【ただ、眼前より迫るのは巨剣の暴力】
【そこから逃れようにも既に自分の攻撃は力が乗ってしまっている、今更大幅には戻せない】
――――――――
【必然、機械剣の刃車と自分の剣が当たり】
【舞うは火花、ぎぎぎぎという金属の擦過音と共に手から腕へと振動が伝わる】
【重量も加わり既に戻せない程、力の釣り合いが崩れ】
…………っくあ!!
【彼女は剣と共に吹き飛び壁へと打ち付けられる】
【背中に伝わる衝撃に一瞬意識が飛びそうになるがtなんとか手繰り寄せ再動】
【剣を杖替わりに立ち上がろうとすれば目に入るのはその刀身】
(……なんと、ここまでの物か)
(やはりアレは危険、幾らこの剣といえど耐えられる回数は少ない……か)
【無数の傷が中腹部に何重にも付けられていた】
【強固さでは引けを取らない剣に、だ……焦る】
【だがその気持ちを抑えるように立ち上がり】
ならばこちらも本気を出させて貰う、征くぞ「月冥」
【彼女の何かを喚ぶような声】
【その声の一瞬後に装備していた手甲から甲高い耳鳴りのような音が響き……】
【白銀の手甲は彼女の魔翌力を吸い剥がれ、宙に浮き】
【そして魔翌力を餌にその銀の体を巨大化させてゆく】
【全長は2m程、巨大な銀の手が女性を守るように浮いて】
【低く低く唸りを上げる】
さあ来るが良い、全力でたたき潰してやる……。
【2つの巨大手甲は攻撃にも防御にも用いられる】
【彼女は壁を背にしたまま、剣を構え相手の出方を伺うようだ】
447 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/04/01(金) 00:21:59.25 ID:XbUBr0Yzo
>>443
上手く陽動出来たみたいですね…
【そして引き金を引いた】
【すると、静養甲冑の背中から、二枚の真紅の翼が出現して】
……これなら、爆発しても届かないですよね
【そのまま翼を羽ばたかせ、風を起こしながら空へと飛行する】
【その際に、落下途中であった剣を右手で掴む】
…行きますよ!
【そしてそのまま、先程と同じように盾を前に突き出して相手に向かって急降下していく】
【どうやら体当たりを決めるようだ】
【特殊弾薬5/6】
448 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/04/01(金) 00:24:29.86 ID:wOpelJdSO
>>444
【その時、前から一人少年が歩いてくる】
……ふぁ…よく寝たらお腹すいたなぁ…
護 容姿テンプレ
【白のカッターシャツに青のネクタイを着け、腰には二本の刀を携えていて】
【その顔立ちは幼く「童顔」、それは良く言えば可愛らしく、意地悪言ってしまえば女々しい】
【また少年のカッターシャツの袖には校章が付いていて、彼が学生なのが解るだろうか】
【少年は並ぶ飲食店に気を捕らえれて前を向いていない】
【このままでは二人のどちらかにぶつかるだろう】
449 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/04/01(金) 00:25:58.34 ID:wOpelJdSO
>>448
/訂正
/三行目は飛ばして下さい。
/これだからメモは…
450 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2011/04/01(金) 00:26:10.53 ID:9/4Dq+6ro
>>442
【不意に聞こえた『日本』という単語に、表情が明るくなった】
【声を出さないことと裏腹に、感情はかなり開放的らしい】
【知ってます≠ニ、頷いてから】
【自身の稚い小さな指を、口元に添えて】
【彼の容姿を下から上まで、興味深そうに眺め尽くす】
【最後に、彼の黒い瞳を捉え直して】
…………
【彼に対して生じた違和感――レッグホルスターに収まった拳銃――を】
【納得いかなさそうに指さした】
【少女の凛とした瞳が説明を要求している】
【なんで持っているんですか?≠ニ】
【もっとも彼とは初対面】
【そこまでの意思疎通は望めないかもしれないし、その振りをして話を逸らしてもいい】
451 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/01(金) 00:26:11.32 ID:1BfZKVhmo
>>438
わ、びっくりした。
……?ああ、親切にどうも
いやいや、いきなり謝られるような程でもないさ、
寒くなったら帰るからご心配なく……
【声に気付くと砂色の髪の青年は振り向いて軽く会釈する】
【患者衣の下に肌着一枚では、すでに寒いと感じてもよいはずなのだが…】
ははは、良い夢が見られるならそれもアリだろうけどな
残念なことに、夢遊病では無いのだよ
【ははは、と笑いながら少女の一言を流す】
【自分の意思で深夜徘徊しているのだから、疑いをかけられても文句は言えないのだ】
452 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(静岡県)
[saga]:2011/04/01(金) 00:26:44.36 ID:pZtUNm4io
>>445
【……まさかプライドが食欲に負け……かけたその瞬間を目の当たりにして、】
……………………なんでしょう、なんか涙が
【※無表情な上に、流すような言い方】
【当然、涙など一筋も流れてはいない、というか眼が潤んですらいない】
ま、よろしいでしょう……心意気は認めます――……後、面白かったですし
……満足頂けるかは分かりませんが、ごちそういたしましょう
【カチャン――、出来上がった椅子を、テーブルの前に置いて、そして座る】
……すみませんね、普段ならお客様に椅子をお譲りするところですが、
今のわたくしは見ての通り、脚を負傷していまして――
申し訳ございませんが、貴方様は立ち食い、立ち飲み、となってしまいます
ああ、お客様に対するこの無礼、わたくし自身が残念無念で仕方ありません、ええ、まったくもって……
【――と、肩をすくめ、それから顔を手で覆うという謎のオーバーリアクション】
【本気の皮肉なのか、ちょっとしたお茶目なのか、わかったもんではないから怖い】
……ま、準備はもう出来たも同然……あと僅かばかりお待ちを――
【そして最後、テーブルの上にいくつかの「小包」を置いた】
453 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/04/01(金) 00:28:10.43 ID:c8RBeOQq0
>>441
<…………ゆっくり眠ってくれ、シオン…………大した礼は、出来ないが…………>
【眠りに落ちたシオンを見届けると、その体を抱えあげ、そっと大広間のソファへと横たえるアーディン】
【肩の『熱』は、一種の幻痛だったようであり、参った様子は見せなくなっていた】
<――――レイド。俺がお前たちと共に行動して手助けできるのはここまでだ…………
俺は店に戻る。あの場所から…………俺なりに、お前の父の軍……『暴蜂(バウフェン)』と戦おう…………>
――――分かったわ…………今まで、本当に…………ありがとう、アーディンの旦那…………
気をつけて、ね…………?
<うむ…………眼が覚めたら、シオンによろしく伝えておいてくれ…………
『八福尽星』に、遊びに来い、と……な>
【シオンを寝かせると、アーディンはすぐに出発の準備に入る。彼にも彼の戦いはあり、これからも続くのだ】
「これが…………SDの、コピーだな…………」
【アストラは、銀鶏の手からビデオカメラを取り上げ、先ほどの映像を取り出す】
「ラベンダー…………シオンを頼む
あと、この映像とか、今回の結果の、報告とか…………お願いしといてくれ…………お仲間の、通信網みたいなのが、あるんだろ?」
[わかり……ました…………任せてください…………]
【手短に、アストラはシオンにしてもらいたい事を、ラベンダァイスに伝えて行く】
【前回の映像も、4階のPCに入れている。それと同様の作業と、『集積情報』への、今回の結果の報告】
【『Justice』ではレイドやアストラにはその権限はないし、父が『元Justice』とは言え、ラベンダァイスが勝手に操作するのも、グレーゾーンだろう】
【これらの事も、シオンに頼みたかった事だ】
じゃあ、兄上…………東さんを、ラベンダーちゃんの部屋に、運びましょう…………
「そうだな…………肩貸すぜ、レイド…………」
[お休みなさい。レイドさん、アストラさん…………]
【銀鶏を伴い、2階へと引いていくレイドとアストラを、ラベンダァイスはシオンのそばで見送って行った】
【―――― 一同の肩の荷物も、一つ降ろす事が出来た。しかし、これはまだ始まりに過ぎない】
/乙でしたー! ありがとうございました!
/後は、この中にある通り、『集積情報』への報告をお願い出来れば……
454 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)
[sage]:2011/04/01(金) 00:28:37.46 ID:vOxTxc3so
>>447
まずい……。
【空へと飛行した相手を見て、】
【咄嗟に銃口を向けるが、引き金を引くのは間に合わず】
…………くっ
【体当たりを受けてしまい、背中から地面に叩きつけられる】
【体勢が崩れたため、反撃などはない】
【赤色の水晶:相手から見て後方。地面に転がっている】
【橙色の水晶:相手から見て左後方。地面に転がっている】
【緑色の水晶:相手から見て左後方。"橙色"の付近。地面に転がっている】
455 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/04/01(金) 00:31:44.96 ID:oOrYmrMm0
>>448
「ちょ、っと、待……――」
どうしたのさ?いいじゃないか、たまには楽しまないと損だよ?
【帽子の少女が、歩きながらふと後ろを振り向いた】
【当然そうなると前が見えていないことになり――】
……うわっ!?
「スバル?!」
【少年は、帽子を被っている方の少女と勢いよくぶつかってしまうだろう】
【白と黒の服装で統一された少女は、ぶつかって尻餅をついてしまったスバルと呼ばれた少女を気にかけて】
【まだ、少年の方に視線をやってはいない】
456 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/04/01(金) 00:33:46.73 ID:+rzOwI5Co
>>452
むむ?悲しいことでも有ったのか。
なに、我慢することはない、そういう時は思い切り泣いたほうがいいものだ。
【無表情なのを、泣くのを我慢していると思い込み、心配そうに少女の顔を覗き込む】
【馬鹿なりに思いやりに満ち溢れている。馬鹿だけど】
っふ、流石の私だな。
人を楽しませた上に、てぃーたいむのご相伴に預からせてもらえるとは。
【うんうん、と満足気に腕を組み首を縦に振っている】
【なんか凄く嬉しそうだ。あと横文字には弱いのか、どこかティータイムの発音がおかしかった】
【そして、少女の詫びるような言葉。そして、オーバーリアクションな動作を受けて】
いやいや、気にすることはない。
元々君にこうして迷惑を掛けているのは私であるのだからな。
施しを受ける以上、贅沢を言うつもりなど微塵も無いさ。
それに、三日三晩夜を徹して走り続ける程度には体力は有る、安心したまえよ。
【その、謎のリアクションに素でそのまま返した】
【この少女、言動自体は小難しく、教養も有るように見えるのだが……】
【小包を目をきらきらさせながら見つめ倒す少女】
ふふふふ、何が出てくるのかな、楽しみでたまらんぞ私は!
457 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/04/01(金) 00:34:13.61 ID:XbUBr0Yzo
>>454
っと……
【そのまますぐに体勢を立て直して、相手の喉元へ右手の剣を向けて】
……降参してください、私は[
ピーーー
]つもりはありません…
【そのまま停止して、相手の反応を伺う。】
【後ろの水晶に関しては、今は意識が行っていないだろう】
【特殊弾薬5/6】
458 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
[saga]:2011/04/01(金) 00:34:48.28 ID:NELuXrsAO
>>450
【少女の表情の変化】
【それだけで、彼女が『日本』を知っていると解り、青年も胸を撫で下ろす】
(同じような境遇の人間に会えたのは、不幸中の幸い…か)
【そして、自身を興味深く見詰める少女の視線が、拳銃に行き着き──説明を求めるような、些か厳しい瞳を向けられる】
【青年は、その視線に苦笑いを浮かべると、一抹の不安と共に、少女へ言葉を投げる】
……"自衛隊"って知ってるかな?
【もしかしたら、彼女の知っている『日本』と、自分の知っている『日本』は、また違うモノなのではないか…そんな不安が過ぎったのだ】
459 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/04/01(金) 00:38:34.78 ID:SbajzIkDO
>>446
【脇腹を打ち込んだ鞘から伝わった感触は──重い】
【確かに一撃が入った手応えはあるが、人間を殴ったような手応えではないことが、恐らく解るだろう】
【女の体は、特殊だ。かつてカノッサ機関をスポンサーとする研究所で、散々体を弄り回された結果】
【身体能力の強化。恐怖の欠場、闘争本能の激化──それに加え、身体を構築する様々な物質自体の、構造の強化】
【女の肌は柔らかくすべやかだ。しかし──強靭】
【事実、鞘を脇腹に叩き込まれても軽く咳き込んだだけ】
【片手で打ち込んだ故の、打ちの軽さもあるのだろうが──それ以上に、黒衣の女の体が強靭であったことがその要因】
……面白いな。剣ごと体を引き裂くつもりだったんだが。
【黒衣の女は一歩一歩、ゆっくりと歩きながら女性に近付いて行く】
【──女は今まで、何度もそうしてきた。迂闊に踏み込んできた者を、その長大な剣によって武器ごと引き裂いてきた】
【それを防いだ女性に対し、微かな笑顔を浮かべながら近付いて行く】
なら、
【ぐぐ、と体を屈める。クラウチングスタートを彷彿とされる姿勢を取り、女は両手で凶器の柄を握った】
行こうかァ!
【──跳躍。強化された身体能力を用いて弾け飛んだように女は跳躍した】
【次の瞬間、黒衣が翻ったのは女性の頭上】
【ギィィィイイイイという異様な音を立てて女性が背にした壁をその凶器の切先で削断しながら、強烈な速度で黒衣の女が落ちてくる】
【無論──その武器も同様】
【女性を頭から股関まで一刀の元に両断しようと、黒衣の女は女性の頭上から攻撃を仕掛ける】
460 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(愛知県)
[sage]:2011/04/01(金) 00:38:53.78 ID:q6IXyPryo
>>451
【会釈をされると、こちらも軽く返すが、真っ直ぐ目は見ず】
【少し顔が赤いのは知らない人と話すのに慣れていないのだろう】
そうですか……。
やはり、差し出がましい事だったようですね、
見ているこっちが寒くなりそな格好だったので、つい。
【人見知りをするような仕草をみせている割には】
【さっきから思っている事を正直に口に出してくる娘っ子である】
……実は、
寒いとか、関係なく……ですね、えっと……。
【きょろきょろと左右、前後を確認すると、少し青年に近づいて】
あの、ちょっと……。
この辺ですね、『変なもの』が出るんですよ……。
怪我か、お病気をしているのなら、早めに帰った方が良いかもしれません。
【え、いきなり何の事だろうか】
【エイプリルフール……?そういえば時計の針を12時を過ぎ去っている】
【しかし、彼女の声は真剣そのもので。真剣というより、若干怯えている】
461 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)
[sage]:2011/04/01(金) 00:40:40.87 ID:vOxTxc3so
>>457
…………分かった。
私も……命は惜しい。
【やけにあっさりと"OK"した。無表情で、淡々と】
【喉元に刃を突きつけられ、仰向けに倒れている状況】
【確かに、絶体絶命のピンチには見えるが───】
───《 連鎖 》
【ボソッと、かなりの小声で三文字の言葉を発する】
【少女が能力発動するために必要なキーだ】
【これに気づければ、相手も対応ができるだろうか】
【尚、この「三文字の言葉」の効果により】
【"橙色"と"緑色"の水晶が砕け散り】
【二つの残骸から発生した光が、赤色の水晶へと集まっていく】
【赤色の水晶:相手から見て後方。地面に転がっている】
462 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2011/04/01(金) 00:43:44.48 ID:9/4Dq+6ro
>>458
【じえぃたい≠ニいう響きを、耳は覚えていたらしい】
【しかし、意味は教わっていなかったようで】
【一泊置いてから、難しそうに攅蛾して唸りだした】
…………
【結局、悪い人なの? ヤクザさんと同じなの?=z
【――手話も覚えていない彼女は、そんな複雑な質問をすることが出来なくて】
……
【知らないんじゃないからね、分からないだけだからね=z
【説明してくれてもいいよ=z
【そんな意味を込めて】
【――半ばイジケたように、彼の服を小さく引っ張ろうとするだろう】
【もはや、しっかりと伝わることは絶望的な領域である】
463 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/04/01(金) 00:44:14.03 ID:wOpelJdSO
>>455
……ふぎゃっ
【少年はバタんッと後ろに倒れて】
【こちらも尻餅を付くと】
(う…?スバル…何処かで聞いた様な…?)
【ぶつかった少女の名は何処かで聞いた事がある様な気がした】
【…――が、今はそれどころではない。】
……ぅ…すいません…
【とりあえず、今はそうぶつかった事を少女に謝罪した。】
464 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(静岡県)
[saga]:2011/04/01(金) 00:45:49.74 ID:pZtUNm4io
>>456
んー……ああ……な・る・ほ・ど――
【――一連の相手の反応を見てから、意味深な一言】
【……極々僅かに口の端を吊り上げたのは……気のせいではない】
そんなに期待されても困りますが、ね……
【ともあれ、小包を開けていく】
【出てくるのは、コーヒーポット、ティーカップ、皿、スプーン、フォーク……そして、チョコレートケーキ】
【しかもコーヒーポットには既に熱々のコーヒーが入っているという不思議っぷり】
【御丁寧に、ちゃんと二人分の食器があるのもまた不思議だが……】
コーヒーは、上司様がわざわざお取り寄せしてくれた高級豆を使ったもの……
【まず、カップにコーヒーを注ぎ、それを皿に乗せる】
【その皿にスプーンを置き、相手の前へ持って行く】
【それから自分の分もやって、】
……ケーキは、わたくしが直々に選別した甘さと苦さが丁度よく調和した至極の一品――
【ケーキを、皿に取り、フォークを添え、これも相手の前に】
【……で、もちろん自分の分も】
……あ、普段わたくしブラックコーヒーしか飲まないもので、お砂糖やミルクはございませんが――
まあ、我慢してください
【――まさしくティータイムの用意が、ここに完成した】
【……場所は場所だが】
465 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/04/01(金) 00:45:59.38 ID:XbUBr0Yzo
>>461
……ご協力、感謝します…
【そう言うと、相手の拳銃を遠くに蹴飛ばしてから、剣を仕舞う】
【そんな事をしていたので、小さく呟いた相手の言葉には気づいておらず】
……では、私についてきてもらえますか?…
【甲冑のまま、倒れている相手に対して手を差し伸べた】
【無論、水晶にも気づいていない様子だ】
466 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/04/01(金) 00:47:42.34 ID:oOrYmrMm0
>>463
あいたた……こっちこそごめん、大丈夫かな?
【帽子の少女――“スバル”は、ぶつかったことによってズレた帽子を被りなおして】
【打ってしまったお尻をさすりながら立ち上がり、少年を見やる】
【その瞳は、海のように澄んだアクア・マリン色だった】
【同時に、左手を差し出して少年が立ち上がるのを手伝おうとするだろう】
【一方、その背後で少年を覗き込んだ、もう一人の少女は――】
「…………――――っ、!」
【一瞬、ほんの一瞬だけ、少年の顔を見て驚いたような表情を見せたが】
【それは本当に一瞬であり……ぶつかってしまった挙句、スバルに声をかけられた少年がそれを見れるかは分からない】
467 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/01(金) 00:52:55.26 ID:1BfZKVhmo
>>460
いや、嬉しかったよ。素行のせいか普段から心配してくれる人間は少なくてね
そうでなくても俺に話しかける奴にはロクなのが居ないんだ
今回は珍しく。と言えるかも、なんて久々に期待しているんだよ。俺は
【ガシガシと髪を掻き分けて、少女の方を見遣る】
【そうでもしなければ、前が見えない程に前髪が長いからだろう】
……ふぅん?
それはなかなか、面白そうじゃないか
【青年は怯える少女の言う「変なもの」に興味を引かれた様子】
【忠告を真面目に聞く気は無いのだろう】
【それが青年に話しかける人間が少ない所以なのかもしれない】
怪我はしてるが、それなら尚更。だな
早めに帰っても俺を待つのは看護婦の注意勧告か、面白みの無い真っ白ベッドだけだろうし……
468 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
[saga]:2011/04/01(金) 00:54:25.11 ID:NELuXrsAO
>>462
あー……うん
(うむ、全く解らん…どうしたものかな)
【服を引っ張られ、無言の圧力(?)をかけられ、応答に困った青年は、生返事を返す】
【先ほど小銃を見て怯えていたこともあるので、とりあえずは自分は危険ではないと伝える為、青年は】
とりあえず、俺は悪い人ではないぞ
"自衛隊"は皆を守る為のお仕事だからな
【と、答える】
【結果的に少女の求める解答(?)になったのは、奇跡的と言えるだろう】
469 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/04/01(金) 00:55:02.81 ID:+rzOwI5Co
>>464
……む?
【眉間に皺を寄せて、少女の方を見つめる】
【その目は、先ほどまでのバカっぽい物とは一線を画し、目の前の者を見定める“剣士”の目】
【どことなく不穏な気配を感じ取ったのだろう。余り頭が良くないが、その代わりに動物的直感に優れている様だ】
【しかしながら、小包が開けられていくと、その表情は途端微塵も無くなり、目を輝かせるわくわくした物へと変わる。わくわくさんである】
おおおおお!
美味しそうだぞ!
【正に満面の笑みというに相応しい笑みを浮かべて、取り出されていく物を目を白黒させて見ていく】
ふむふむ、こーひーか、私も家の近所に有るハイカラな店でよく飲んでいたな。
確か……クワトロベンティクラシックキャラメルバニラアーモンドヘーゼルナッツアドジェリーエキストラチョコレートチップエキストラチョコソースエキストラキャラメルソースエキストラホイップエキストラシロップノンティーゆるめマンゴーパッションフラペチーノとか言うものであったか。
【其れはコーヒーではあるが、邪道な飲み物である。要するに全部載せと行っても過言ではない物】
【しかし、普通にコーヒーも飲むことが出来る】
【そして、注ぎ、目の前に置かれたコーヒーの香りを嗅ぎ、うむ、と頷き】
余り詳しくはないが、格別の品で有るのは香りで即座に理解できるな、素晴らしい。
【そして、追加で差し出されるケーキを見て】
……うむ、素晴らしく美味しそうだ。たまらん。
此の様な確りとした洋菓子の類を食べるのは初めてかもしれんな。
礼を幾ら尽くしても足らん、ありがとうな。
【すっ、と心よりの礼をして、少女の続ける言葉を受けて】
大丈夫だ。甘いのも辛いのも苦いのも酸っぱいのもなんでも行けるからな、私は。
【そう言うと、目を瞑り、目の前で手を合わせて】
では、頂かせてもらおう。
470 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)
[sage]:2011/04/01(金) 00:55:02.94 ID:vOxTxc3so
>>465
…………うん。
【差し伸べられた手を、強く握り締め】
……──知ってる?
今日は──「嘘をついてもいい日」、だって。
【力を込めて自分の方へと引っ張り、相手の体勢を崩そうとする】
【そして───】
───《 Luminous Vista 》っ
【赤色の水晶の先端から、大きなエネルギー弾が放たれる】
【相手の背後にあった水晶。狙いは、背中だ】
【力を溜めていたため、威力はかなりのものである】
471 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/01(金) 00:55:50.34 ID:6gl81STto
>>459
(手応えにしても様々思うところがある……)
【機械化、遺伝子操作、装甲……etc】
【どれにしても分かる事は彼女が手強い存在だということ】
【戦略を練らなければ、負けかねない】
友人に鍛えて貰った物だそう易々と砕けると思うな。
ただ傷を付けた事は、素直に感心してやる、よくもまあそんな武器を扱える物だ。
【相手は重量級、しかしその身のこなしは恐らく……速い】
【なによりあの剣を軽々と振るのだから、脚の方もそれと同じくだろう】
【魔翌力を再び剣に流し、強化】
来るなら来い――――っ!!
【自分の予想は当たった、彼女は宙を舞った】
【重力という鎖などないかのように、跳んでそして自分の頭上】
【壁すらも削りながら堕ちて来て――――】
「月冥」っ!!
【その声に反応し左右両方の手甲が動き頭上へと移動】
【甲の部分を向けその刃を受ける、瓦礫に混じり火花がはじけ飛ぶ】
【だが強固な手甲の装甲はそうは簡単には破れないだろう】
………一閃っ!
【その隙に彼女は一歩前に出て振り返ると同時】
【剣を逆手に持ち替えて、刃に纏わせた魔翌力を女性に向けて放つ】
【狙いは胴部を狙い横に一文字、青白い魔翌力の刃が迫る】
472 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/04/01(金) 00:59:52.61 ID:XbUBr0Yzo
>>470
…っと…
【相手が手を握り締めると、それを引っ張り起こそうとするが】
なっ───
【不意に相手の方にへと引っ張られると、そのまま体勢を崩してしまい】
っあああああっ!!
【背中に高出力のエネルギー弾が直撃し、
そのまま変身が強制解除され、相手に被さる様に倒れてしまう】
473 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/04/01(金) 01:01:34.33 ID:wOpelJdSO
>>466
…こっちは大丈夫みたいです。
そちらは…?大丈夫でしたか?
【少年は自分の身体を一回り見て確認を取ると】
【とくに外傷らしい物はなかったらしく】
【少女―スバルの左手を取って立ち上がり、そちらにも怪我の有無を尋ねる。】
【その間、もう片方の少女に視線を向ける事はなく】
【一瞬の驚きには気づく事はなかった】
474 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(愛知県)
[sage]:2011/04/01(金) 01:04:40.40 ID:q6IXyPryo
>>467
あ、えっと……それはなんて言うか、どういたしまして。
【嬉しかったよ、と言われ。顔を赤くしながらペコペコ首を振りながら】
【心配してくれる人間が少ない。話しかける奴にロクなのが居ない】
【彼の言葉を聞いて、「それは凄く自業自得ですね。」と思ったが、流石に失礼なのでニコリと笑って飲み込んだ……が】
……ところで髪、切らないんですか?
【別方面からのどストレート!】
病院が嫌なら体を勞って早く治すのが一番だと私は思いますが……。
面白い……、ですか?
ううん、この話を聞いてもそんな事を言えるでしょうか。
【挙動不審気味に、キョロキョロと辺りを見渡してから、すう、と一息入れ】
【少し、青年に顔を近づけると、ボソリ、とぎりぎり聞こえる様な声で囁いた】
怪奇、『徘徊する腕』……です……。
【え、なにその信憑性に欠けるB級ホラーみたいなのは】
【しかし、彼女の怯え様。挙動不審っぷり、────】
【もしかして、それを……見たのだろうか……?】
475 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2011/04/01(金) 01:05:58.38 ID:9/4Dq+6ro
>>468
【鮮やかに、にぱっと微笑んで】
【白く、並びの良い歯列を見せた】
【正しく明眸皓歯。煌く瞳は、ヒーローを見たような視線にも似て】
…………
【彼の服を掴んでいた右手を離し】
【発育が良すぎるきらいのある双丘の間に突っ込んだ】
【そのまま、何かを探るようにゴソゴソ動かして】
【――取り出されたのは、小さく折りたたまれた1000の紙幣が、三枚】
【迷うのは一瞬だけ】
【視線の高さを合わせてくれている青年の胸へ、押し付けるように渡そうとする】
476 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/04/01(金) 01:06:22.35 ID:oOrYmrMm0
>>473
そっか、良かった……うん、私も怪我は無いよ。
【スバルは、相手に怪我が無いと知ると、ほ、と安堵の溜息を吐いて】
【ふと再び、少年を見やって――ぼんやりと、】
(……なんだろ、なんだかアリエルのことを思い出しちゃった。
…………元気かな、アリエル……まだ、私が助かったこと、知らないよね……心配、だな)
【丁度、少年のような。いや、彼よりも一見すると少女っぽい、スバルのことを“お姉ちゃん”と慕ってくれる少年】
【そんな彼のことを、思い出していて――】
【――そのため、一瞬でも少年と“アリエル”を重ね合わせたのか】
……あ、ほら。砂がついてる。ちゃんと払っとかないと、見っとも無いよ?
【少年の手を取った左手を離して、少年のズボンについた砂を優しく払おうとするだろう】
【なお、この間もう一人の少女は、不自然なほどに無言で。やや俯き気味に、スバルの斜め後ろに立っていた】
477 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(静岡県)
[saga]:2011/04/01(金) 01:06:34.99 ID:pZtUNm4io
>>469
クワトロベンティクラシックキャラメルバニラアーモンドヘーゼルナッツアドジェリーエキストラチョコレートチップエキストラチョコソースエキストラキャラメルソースエキストラホイップエキストラシロップノンティーゆるめマンゴーパッションフラペチーノ……ですか
覚えていることが苦痛になる程度には長ったらしくて、頭が痛くなりますね……
忘れることに致しましょう――
わたくし、記憶力は正直あまりよろしくないタチの人間でして、ねえ……
【…………冗談だ、うん、きっと冗談だ】
……遠慮なさらずどうぞ……もちろん、毒や薬などは入っていませんから、大丈夫ですよ?
【――嗚呼、これぞ要らぬ一言】
【人間、今まで気にもしていなかったものも、ひとたび思い出してしまえば、気になってしょうがないものだ】
【つまるところ、普通の人間の場合、こんな妖しい奴が振る舞う食べ物に、毒物なんかが入ってるかも知れない、とちょっと思った時点でそれを忘れることが出来なくなり……】
【……と、まあ、これは「普通」の人間の場合――】
【この素直一直線(?)な少女相手では、「定石」とは違う反応が返ってくる可能性も高いわけで……】
【なおケーキにもコーヒーにも、妖しいブツは一切入っていないため、実は、何ら警戒する必要は無い】
――頂きます……
【――と、そんなことなどお構いなしに、こっちもこっち手を合わせた】
【そしてまずはコーヒーカップに口を付け、飲む】
【一呼吸置いてから、フォークを手に取り、ケーキを一口だけ切りとって、口に運ぶ】
【――全ての動作は、上品極まりない所作によってこなされていく】
【優雅なるティータイムとはまさにこのこと――】
【時間帯と、場所を、盛大に間違えてるのを除けば、だが】
478 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)
[sage]:2011/04/01(金) 01:11:10.13 ID:vOxTxc3so
>>472
【役目を終えた赤色の水晶は、バラバラに砕け散る】
……悪いのは、騙された貴方。
エイプリルフール……だから。
【相手が被さってきたせいで、非力な少女は身動きがとれない】
【じたばたしてみたりもするが、やっぱり邪魔で動けず】
…………これで、形勢逆転ね。
───《 射出 》
【相手の頭上に、青色の水晶を生成する】
【「いつでも貴方を殺せる」という、意思表示だろうか】
【──二人が密着しているため、強力な攻撃が撃てず】
【実際は、いつでも殺せたりはしないのだが】
479 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/04/01(金) 01:14:39.97 ID:XbUBr0Yzo
>>478
……私も…まだまだ……甘いですね…
相手の言葉を…鵜呑みにするなんて……
【甲冑が強制解除されるのは、相当ダメージを受けたと言うことなのか
満身創痍で動けないようである】
【しかし、この少女年齢の平均より軽めなので、何とか体を退ける事は出来るだろう】
【不思議なことに、命乞いをしたりする様子は無い】
480 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
[saga]:2011/04/01(金) 01:15:38.72 ID:NELuXrsAO
>>475
【目元、口元の美しい、少女の表情(かお)】
【その瞳が、何やら煌めいたのを見て】
(……なんだ、この視線は。いや、好意の視線を向けられるのは、悪い事ではないんだが…)
【青年は、些か気恥ずかしい気持ちを覚える】
【そして、谷間に手を突っ込んだ少女にギョッとしながらも、次いで取り出されたものを見て】
……お札?
【疑問の声をあげる】
【更に、それが自分の胸に押し付けられたとあっては、何が何やら解らない】
【青年はどうにも事情が呑み込めない為、受け取るのを躊躇っている】
…どうして俺にお金を?
【少女に視線を合わせたまま、率直に疑問を投げかける】
481 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/04/01(金) 01:16:28.84 ID:+rzOwI5Co
>>477
おお!今の一瞬で全部覚えるとは凄いな君は!
記憶力たっぷりじゃないか!私に分けて欲しいぞ!
【この一瞬で、この超絶長い名前を暗証できる少女の記憶力が悪いはずがないことはさすがに分かるようだ】
【この少女、思考より感覚に頼る。故に、言動などには余り誤魔化されない類の生物だ】
ふむ、ならば安心だな。
毒物の類があれば大抵味や香りで分かるものだ。
それに、こんな立派なものに毒を盛るなど、食に対する冒涜……ッ!
【拳を握り締め力説】
【躊躇うこと無く、上品な動作でコーヒーを口に運び、嚥下する】
……む、香り高い……、そして渋すぎない苦味。
コレは……、ぶらっくであればこそ……、いや、ぶらっくでなければいかぬものだな。
うむうむ……、この心地良い苦味に上書きするように、このちょこれぇとけぇきを……。
【すっ、と茶の湯の如く洗練された動作でフォークを手に取り、ケーキを一口、口に運ぶ】
……うむ。正解だ。素晴らしい。
この組み合わせは至高と言っていいだろうな。
これだけ完成された味だ、毒や薬を混ぜれば、確実に気づくだろうに、冗談が過ぎるぞ?はっはっは!
【此方も、楽しげにかつ上品にティータイムを楽しんでいる】
【確実に、一般とは“外れた”反応で有るのは確かだろう】
【……場所も、時間帯も違えているのも気にせず。毒が入っている事を匂わされるも気にせず食す】
【“異常なほどにまっすぐで素直”。それが少女を表す言葉だろうか】
482 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(福井県)
[sage]:2011/04/01(金) 01:17:00.06 ID:Jbkz9rqCo
【公園】
【公園から聞こえてくる男性の優しい歌声】
【その声の発信源は、ベンチに座っている一人の少年】
【黒い学生服を着て、黒い目に、ぺったんこの黒い髪】
【腰には2つのホルスター、中に1丁ずつ銃を入れて、その役目を果たしている】
【身長は165cmほどで、年齢は見たところ15才前後だろう】
【1通り、歌い終わった所で、目を閉じ、下を向いてから、深呼吸してからのヨッシャ!ではなく、ベンチへと寝そべりだす】
【何故歌を歌ったのかは中身にも分からず、寝そべりだした理由も分からないが】
【深夜に大声で歌いだし、そのうえベンチを占領するのは迷惑だろう】
【そして、辺りに響くのは、『こんな所で寝てると風邪引くよ』という声】
【少年の口は開いておらず、というか、その声に対し、んーかたいこといわないでよ。と言葉を返す】
【周りに少年以外の人影は見当たらず、これを見るとかなり怪しいというか疑問を感じるだろう】
483 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/01(金) 01:18:10.56 ID:1BfZKVhmo
>>474
……包み隠さないな、なんというか
とても痛いところを突いてくれる、というかな……?
【青年は酷く愛想笑いに似た苦笑いを浮かべる】
【青年の言葉通りに痛い所を突く一言は、青年にその場しのぎの言い訳を考えさせていて】
切るタイミングを見失ったんだよ……
自分で切るのも苦手だし、他人に任せられるほど懐も暖かく無くてね
【これが単に言い訳】
【昨日まで金欠で、今日は金を手に入れるために奔走していたのだから間違いではないのだが】
うぅん、治療する術が無いから病院は仕方なくでも行かなくてはな
コレがこのままでは余り気持ちが良くないからね
【首に巻かれた分厚い包帯をトントン、と右手人差し指で叩いて】
おお、季節外れの怪談のようだね……
なんなら此方から探してみてはどうだろう?
案外、そういうときに限って出会わないものだよ。そういうのは
【青年の反応は半信半疑、といったところだろうか】
【いずれにしても興味だけは津々】
484 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/04/01(金) 01:20:39.89 ID:SbajzIkDO
>>471
おや、また受けられた。
【女は楽しそうに、あるいは興味深そうに呟きながら──一撃を受けた手甲に刃を立てる凶器の柄を握ったまま、逆立ちするような姿勢になった】
【手を地面に沿わせる代わりに柄を握る──そんな体勢】
【足は空を向き、頭は地を向き。そうして女は、膝を曲げるように肘を曲げた】
【膝を曲げてから打つのは、跳躍に他ならない】
ふ──
【曲げた肘を一気に伸ばす。曲げた膝を一気に伸ばして跳躍するように、腕によって手甲の上から巨大な凶器ごと跳躍】
【異様とも言える体捌きを可能にするのは、その異常な身体能力】
【胴を狙う一文字の閃光は、果たして女の腕を掠めただけで──女は再び、空中にその黒衣を躍らせる】
いやあ、面白いな。落ちる勢いを使っても受けられるとは思ってなかった。
【空中で体を捻る。腕による跳躍の先、女が着地──足を付いたのは】
なら、これはどうだろう。落ちる勢いと、
【壁】
跳躍の勢いを利用した、
【女は強烈に壁を蹴る。天地不問とばかりに足をついた壁を蹴り、“地へと跳躍”。二度目の跳躍の先に居るのは、】
二撃目はァァア────!
【敵手に、他ならない】
【空中、壁を足場に地へと跳躍するという異様な体術によって得た勢いと、地へと落ちる勢い、そしてその腕力】
【三種の力を一撃に束ね、黒衣の女は再び凶器を打ち下ろす】
【────敵手たる女性の頭を狙い、その脳天を微塵の血肉に変えようと】
485 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/04/01(金) 01:21:37.72 ID:wOpelJdSO
>>476
……よかった
【怪我が無いことを聞き、】
【少年は安堵した様子で呟くと】
…あ、有り難うございます。
すいません、普段こういう所は気にしない質なものでして、
【自分のズボンに砂を付いていた事に今更気づいていなかった様で】
【指摘を受けて、少女に叩かれる落ちるズボンに付いた砂に視線が行く】
486 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)
[saga]:2011/04/01(金) 01:23:58.92 ID:vOxTxc3so
>>479
……命が、惜しくはないの?
【命乞いをしないのが予想外だったのか、問いかける】
【直ぐに殺したりはしない】
【いや、そもそも殺す気自体無いだろうか───】
【小学生並みの力+疲労大で結局退かせない】
487 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/04/01(金) 01:25:45.03 ID:oOrYmrMm0
>>485
そうなの?駄目だよ、ちゃんとしないとさ。
そんなんじゃ、女の子にだってモテないよ?
【何処かからかうように、スバルはそう口にして】
「……ねぇ、スバル。そろそろ……」
あ、うん、そうだね。
それじゃ、ごめんね!私も気をつけるから、今度からは気をつけるんだよ?
【――背後にいた少女に指摘され、スバルは別れを告げて歩き出そうとする】
【少年が引き止めなければ、そのまま行ってしまうだろうが――】
【……「スバル」という名前。何か引っかかっているなら、訊ねてみることも良いかもしれない】
488 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/04/01(金) 01:27:03.26 ID:XbUBr0Yzo
>>486
…そんな事を気にしてるなら……
こんな行動してないよ…
……私は…正義の味方になりたいの…
誰かの為に命を落とすならそれでもいい…
………いつでも死ぬ覚悟は出来てるよ……
【被さったまま、息絶え絶えにそう言って、力無く笑う】
489 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2011/04/01(金) 01:28:48.40 ID:9/4Dq+6ro
>>480
【疑問を投げかけられて】
【少女は、幼さの残る瞳をいっそう丸くした】
【あなたは無情にも私に説明を求めているのですか?本気ですか?=z
【嫌味だったら、いくら温厚な私でも怒っちゃいますよ?=z
【――と、大体そんなようなことを考えているのかもしれない。しらないけど】
【少女は不機嫌そうな、難しそうな、しかめ面を作ったあとで】
【気を取りなおしたように張り切って、小さく鼻を鳴らした】
…………
【空中に2つ円を描いて、一つ目から、二つ目に指をさす】
【それから青年を指し、日本とは違う紙幣を広げてみせる】
【さいごに、街中の宿屋さんと酒場を指さして、「困ったな」という表情を作りながら、腕を組んだ】
【ふにょんと、彼女の組んだ腕の上に、双丘がゆったりと並ぶ】
【 わ け が わ か ら な い よ 】
【―― 一連の動作の後、再び紙幣を彼に渡そうとして】
490 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(静岡県)
[saga]:2011/04/01(金) 01:29:28.88 ID:pZtUNm4io
>>481
……正確には、「瞬発的な記憶力」はよくても、「長期的な記憶力」が弱い――と申しましょうか
例えば、人のお名前とお顔――わたくしは、覚えるのが大の苦手、でございまして、ね……
【――と、そんな返し】
【この辺は、嘘をつく意味もないので、本当と見ていいだろう】
……ええ、わたくしはこの組み合わせが大好きでして――
いつも、一服の際は、ブラックコーヒーと、チョコレートケーキを、こうしていただくのです……
【一旦、かちゃり、とカップを皿に置いて、】
さて……折角ですから、お茶のお供に、一つ四方山話でも――
【こほん、と小さく咳払いをしてから、】
ま、何でもよろしいのですが……そうですねえ……では――
『余り路地裏を彷徨かない方がいいぞ?』
『最近の世の中は物騒だからな、ああ、この前私も絡まれたんだ』
『君の様に可愛い子なら、危ないだろうに』
――先に、貴方様が述べたこの言葉……鑑みるに……
そんな物騒な場所で、何故空腹で倒れるに至ってまで、彷徨っていらっしゃったのか――
……と、素朴な疑問をぶつけてもよろしいですか――?
【固定された無の表情を持つ彼女は、そう尋ねながら、小首を傾げた】
【真っ直ぐに、相手の双眸を、見据えて――】
……あ、うっかり引用してしまいましたが、『君の様に可愛い子なら』――とかなんとかという部分は、別にどうでもよろしいです、ええ
【………………だ、そうです】
491 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(愛知県)
[sage]:2011/04/01(金) 01:31:08.25 ID:q6IXyPryo
>>483
あ、えっ……その、ごめんなさい!
私、人は見た目で判断するので、つい、……口が滑って。
【口が滑って、て。人は見た目で判断するとか普通、言うか^q^】
あ、そうだったん……ですか?
【病院に掛かっているからお金が無いのかな……。と脳内補完しつつ】
そうですよ。治療がんばってください。
【首の傷……。あるいは有り得ない方向に曲がってしまう病気だろうか】
【いや、明らかに前者だろな、と思い。分厚い包帯を見て痛ましい表情を見せる】
────…………え゙ッ。
【目を向いて、驚愕した。サ、サガシテミテハドウダロウ……?】
【何を言っているのだろう。怪奇の事を話して、心配だから付いていくという名目で】
【誰かと一緒に病院方面に向かおうと思っていたのに、まさかの興味津々である】
いやいや───……。
そういうものは興味本位で探す、とか、言っては、駄目、だと、思い、ま、す、よ!
【ブンブンと首を振って否定する】
あ、えっと、その……そう、祟られますよ……!
【と、力いっぱい、彼の提案を否定した次の、瞬間────】
【青年がウィンドウショッピングをしていた建物と隣の建物の間、即ち……】
【-“路地裏”-と呼ばれるある種の亜空間から、どす黒い魔翌力が漏れ始める】
【魔翌力を感知出来る少女は、それに感づいて、涙目でゆっくりと振り返ろうとする】
【青年が魔翌力を感知できるかどうかは分からないが、彼女の反応を見て、何かが来ている事は理解できるだろうか】
492 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)
[saga]:2011/04/01(金) 01:33:13.40 ID:vOxTxc3so
>>488
……そう。
でも、生き続けたほうが人を救えるんじゃないの……?
此処で死んで……誰かのために、なる?
【氷のように冷たい声で、尖った言葉を言い放つ】
【相変わらずの無表情ではあるものの──どうやら、怒ってるらしい?】
493 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/04/01(金) 01:33:26.69 ID:wOpelJdSO
>>487
…うぅ…
【少女にからかわれて】
【なんて返そうか少し戸惑う様に呟き】
………あ、あの…っ、
僕、護って言います。
ちょっと、貴女の名前、教えてもらえますか…?
【どうしても気になったのか】
【少年――護は、去ろとする少女達に尋ねようとする】
494 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/01(金) 01:35:10.50 ID:6gl81STto
>>484
なっ――――(アレを避けたっ!?)
【驚愕の表情で天に舞う女性を見る】
【カウンター気味の一撃、自信はあったしかし……】
(壁を利用……っ!?」)
【手甲を戻すにも間に合わない】
【凶刃が迫る、命を刈取る物が、自分に】
【怖気そうになる、敵わないと心が呟く、死を受け入れよと】
【だが……】
想いを果たせず殺された者がいるのに
私が此処で負けてなるものか―――ッ!!
【剣に魔翌力を流す先程よりも大量に、より強く】
【そしてその剣を同じく魔翌力を篭めた鞘に収め中央部を女性に向け手を添えるようにして構える】
ふ――――っくぅ……っ!!!
【鞘も剣と同じく鉱石で強化されている】
【がそれを抉るように金属が擦れ激しい光を放つ、鞘は乱れる刃にどんどんと削られてゆく】
【そして彼女がその身に受ける力も相当な物で幾ら地に足を付けているからといっても段々と後方に押されていく】
【だが、一撃でも耐え切れば勝機はある……】
うぅ……「月冥」!!叩き潰せェ!!!!
【鞘を握る手に回転刃が触れ皮膚が爆ぜる】
【これ以上の刃の進軍は防がなければならない、彼女は叫んだ】
【手甲はこれに反応、両の銀の手は拳を握り女性の背後を殴りそして潰そうと迫る】
495 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/04/01(金) 01:36:32.80 ID:oOrYmrMm0
>>493
……うん?
【スバルは、その名乗りにくるりと振り向いて】
【もう一人の少女も、歩みを止め顔だけ其方に向ける】
私?私は『昴(すばる)』……『天ヶ谷 昴』さ。
こっちの子は、みz「――“コトハ”。……コトハ、だ」
【昴が白と黒の少女の名を紹介しようとしたところで、少女自身が急に口を挟む】
【……“コトハ”。少し珍しいが、別段気にする名前でもない、か……?】
……え?“琴波”、どうしたの?
「いや、……なんでもない、けど。……ごめん、“私”……人見知り、だから」
【……もし、これが『手紙』などの、『音を文字として表現できる会話』だったなら】
【きっと少年――護は、「気付けた」のかもしれない――『琴波』と当てる漢字は、珍しいだろうから】
【彼が解き明かそうとしたのは“スバル”だが、実はもう一人の少女もまた、護に“関係がある”少女だったのだ】
【……尤も、“あの時”は。顔を隠していたし、声色も変えていたため――気付くのは、難しいか】
496 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/04/01(金) 01:37:15.02 ID:+rzOwI5Co
>>490
【少女のその言葉を受けて、うんうん、と頷いて】
分かる、分かるぞ!
私も人の名前とか色々覚えるのが苦手だからな!
【事実であることは疑いようがないだろう】
うむ、いい趣味をしている。
この組み合わせは、私も嵌ってしまいそうだな。
【コーヒーを啜り、ケーキを食む】
【其れが同しようもないほどに幸せである様な表情を浮かべながらティータイムを続けていて】
【そして、話題を提供する、との事に、視線をケーキから少女へ向けた】
【その、一言一句変わらぬ暗唱、及び問いを受けて】
むー……、大した事ではないな。あと、一言多いぞ。
まあ、可愛くないのは事実だがなぁ。
【などと、前置きをした後】
ぶっちゃけて言ってしまえば、道に迷った上に一食抜いてしまってな。
体質上、一食でも抜くと餓死しかねないからな、全く不覚だったよ。
飯屋を探して歩いていたというのに、いくら歩こうとも見つからぬのだからな。
【はぁ、と嘆息しながらそう言って】
【一食抜くと餓死する体質……、わりかし不便な体である。燃費が悪い以前の問題だ】
497 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
[saga]:2011/04/01(金) 01:40:19.72 ID:NELuXrsAO
>>489
そうか…すまなかった、謝るよ
【少女の浮かべた表情を見て、青年はそう言った】
【(今までのことを見る限り)少女は喋れないのだ】
【敢えて"何が"すまないのかは言わずに謝るのは、彼なりに気を使っているのだろう】
【そして、気を取り直した少女の謎ジェスチャーを見て、はてと首を捻り】
………うん?
【円はと紙幣が示すものは……"お金の違い"?】
【だとすれば、宿屋と酒場を指差した後の「困ったな」は、"俺の持っている"お金は其処では使えない…?】
【だからこれを受け取れ、とそういうことか?】
【ところで胸は関係ないよな?お金の使い道が変わって来るんだが】
【……と、大体こんな予想を立てて、少女に聞いてみる】
……要するに、"この世界のお金"を、俺にくれる…のかな?
【少女が紙幣を受け取りつつも、青年は眉を顰めて】
【けれど…それでは君が困らないか?】
【と、少女はこの世界での収入源があるのか心配して、そう付け加えた】
498 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/04/01(金) 01:41:40.50 ID:XbUBr0Yzo
>>492
はは……まぁその通りなんだけどね…
ここでただ死ぬより、命乞いをして難を逃れたり…
【と、ここであなたはわき腹につめたいものを感じるだろう】
……また誰かを殺しかねないあなたをここで道連れにするべきかもしれない…
【その冷たいものは、コルトパイソンの銃口であった】
……でもしない…
【が、すぐにその場に銃を落として】
私は本当に…甘いよ…いざ相手の止めを刺すときなるといつもこう……
さっきもあのまま止めを刺せばこうはならなかった…
……私がやってるのは、所詮ヒーローごっこなのかな…
ぅうっ!…く…!
【まだダメージが残っているらしく、痛みに耐え切れずに相手の上から退いて、うずくまる】
499 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/04/01(金) 01:46:44.42 ID:1BfZKVhmo
>>491
正直、なんだよな…多分
【聞こえるか聞こえないか程度の声量で呟く】
【此処のところ空腹を満たされている青年の心は少しは安定していて】
ん、ありがとう。
俺もなるべく早く直ったら良いと思ってるんだが、うまくいかなくてね
自業自得と言えばそうなんだが……
【因みに上手く行かない、の内訳は首元の傷口をとある人間に思いっきり噛まれた事による】
【とはいえ其れは青年の責任もあり、他多数にも責任があるため誰を責める訳にもいかなくて】
祟られる、ね……
不届き者は祟りを恐れず、無謀に尽きる
というのもアリじゃないかな、此処で果てる気は毛頭無いのだけど。
【今や青年にとっては、買い物が二の次】
【興味が沸いたなら、その腕をぜひこの目で見てみたいものだ、なんて】
【何一つ考えておらず、好奇心だけで動こうとしていたが】
おやおや、探さずとも向こうから来てくれたようだが……?
【青年も同じく魔力を感知したらしく、少女に呼びかける】
【その様子には一抹の恐怖すら感じることが出来ないほどに平静】
【鈍いのか、図太いのか、慣れているのか】
500 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(静岡県)
[saga]:2011/04/01(金) 01:49:07.75 ID:pZtUNm4io
>>496
あら、可愛くないだなんてそんな――
先程、地に伏そうとした貴方様は、実に純朴で愉k……可愛らしかった、ですよ――
【ささっと、目を背ける彼女】
【うっかり口が滑ったのか、わざとなのか……】
――へえ、不覚、ですか……
【――と視線を戻して、ケーキをぱくり】
【確かに、黙ってさえいれば見られる容姿ではあるが……黙らないので夢幻の如くなり】
この世界、妙な体質を持つ方も少なくないので、今更驚くことはありませんが……
その話ですと、わたくしが「命の恩人」ということになってしまいますねえ……
あら、これは大変……フフッ……
【――で、コーヒーをくいっと飲み干す】
【飲み干して、ポットから、お代わりを注ぎ入れる】
……わたくしは、そこまでお腹が減っているわけではないので、大して食べませんが――
貴方様は、もしよろしければ、ケーキもコーヒーも、お代わりが御座いますのでどうぞお申し付けを……
【……と、「申しつけてくれ」なんて言い始める有様】
【妙な奴だが、本気で礼儀だけはキチッとしているご様子】
【もしメイドにでもなろうものなら八面六臂の大活躍かも知れない】
501 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/04/01(金) 01:52:34.23 ID:wOpelJdSO
>>495
昴さんに…コトハさん…
【やはりコトハの事にはついては気づかなかった様だ】
【いや、それよりも反応したのは――昴の名の方に、だった】
…天ヶ谷 昴……
え………天ヶ谷ァっ?!!
【彼女の苗字がなんとも聞き慣れたものだった事に驚き】
【途端に、頭の中にあったピースが繋がっていく】
…て事は、貴女は、双葉さんの妹さん…ですか?
【驚く護は、そう更に尋ねた】
502 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/04/01(金) 01:56:32.93 ID:SbajzIkDO
>>494
ハハハッ! 大した根性だなあ! だが、それがどうした?
思いも果たせずに殺された者がいる? ──そんな物はこの世界のどこにでも転がっているだろう!
【徐々に──徐々に徐々に、女の力が強くなっていく】
【最初は加減して今になって全力を出し始めたという訳ではない】
【ただ単純に、捕らえられていた際に受けていた精神調整の結果だ】
【恐怖も緊張も感じないように調整された脳髄は、戦闘という極限状況下で際限なく精神を高揚をさせていく】
【それが人体のリミッターを徐々に押し上げ──少しずつその力を底上げして行く】
クハハッ! 堪らないな全くもって堪らない! 堪らなく心地良い暖かさだ!
君の血は温かいぞ? 本当に心地良い温かさだ、もっと感じさせてくれ!
──ほら、どうした? 押し返さなければそこらに転がるモノの仲間入りだ!
もっと君を感じさせてくれ────!
【唇を塗らし頬を上気させて女は叫ぶ。その眼は痛い程に見開かれ、浮かぶのは血への渇望】
【女はそのまま押し切り、女性を微塵の肉に変えようと力を込めるが────】
あ、
【瞬間、背後から襲う形となった手甲によって、背中を強かに殴打された】
────っ!
【踏ん張りの効かない空中。黒衣の女は強烈に吹き飛び、壁に激突】
【黒衣の女が激突した壁はその衝撃に崩れ、大量の礫と瓦礫、粉塵を路地裏に撒き散らした】
【黒衣の女の体は、瓦礫の下────】
503 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)
[saga]:2011/04/01(金) 01:56:42.94 ID:vOxTxc3so
>>498
【銃口を突きつけられても、少女は冷静だった】
【なんとなく、撃たれない気がしたから】
…………そうね。
人を殺さずに済む貴方も、
命乞いすらせずに命を無駄にする貴方も、
正義の味方気取りの貴方も……私は、だいっきらい。
……殺すしか道がない人だって、いるのに。
【邪魔だった相手が退くと、銀髪の少女は立ち上がる】
……───だから、殺してあげない。
死なせて、楽にさせてなんかあげない…………。
せいぜい……痛みで、苦しんでるといい。
【そう言い残すと、少女はこの場から歩き去っていこうとする】
【歩くペースは遅いため、何かするならば今のうちか】
504 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2011/04/01(金) 01:57:04.66 ID:9/4Dq+6ro
>>497
【先程の不機嫌そうな表情は、別段深い意味があったわけではないらしく】
【彼の謝罪に対して、軽く首を横に振る事で応じて】
【しかし、ジェスチャーの第一感想として】
【青年に首を傾げられたため、急に恥ずかしくなって顔を背けてしまう】
…………
【続けて質問を投げかけてくれた彼の方を】
【じとっ、と目だけ動かして見つめ】
【りんごのように染まった頬のまま、コクコク、と二度頷いた】
【――大正解らしい】
【ちなみに胸は関係ありませんでした】
……、…………
【ふと、青年の心遣いを受けて、意外そうに――或いは嬉しそうに――向き直る】
【一度自分を指さした後、先程の宿屋を指さして】
【両手を広げ、なにか、大きい人物のシルエットを作った】
【最後に、重ねた両手を耳に当てて、就寝のポーズ】
【――誤解のないように翻訳すれば】
【あそこの宿にお父さんがいるから大丈夫なのです≠ニ言いたいらしい】
【彼に対する心配事のなくなった少女は】
【にこやかに手を振って、宿の方へ歩き出そうとする】
505 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/04/01(金) 01:57:27.90 ID:+rzOwI5Co
>>500
むう……、無様だと思うのだがな。
あの時は割と命がかかっていたからな、死ぬよりは土下座する方がマシだ。
少なくとも、“まだ”死にたくはないからな。
【眉根を寄せ、なんとも言えない表情を浮かべる】
【“まだ”、という当たり、何時か命を捨てる覚悟が有るのだろう】
うむ、旅をするのも楽ではないなぁ。
色々と異国の物を口にできるのは悪くないが。
【ケーキをしゃもしゃもと上品かつ豪快に頬張りながらそう言って】
【顔立ちは、所謂クールビューティーの類なのだ、この少女】
【目付きは切れ長かつ涼やかな物で、目鼻立ちもくっきりとしている】
【だというのに、言動が全てを台無しにしていた。此方も、黙ってさえ居られれば……の類だ】
うむ、だからこそ感謝なのだ。
何時か君が困ることがあったら、一度君を助けようではないか。
命の恩人に報いるには、命の恩人を救うのが一番の礼だろうしな。
【コーヒーを啜り、飲み干して】
【相手の続けた言葉を受けて、顔を輝かせる】
おお!礼を言わせてもらおう!
いやぁ、変わった気配をしているが君は本当にいい人だな。
何か思惑があろうと無かろうと、その行動に大しては、礼を返さねばならぬだろう、うむうむ。
【なんだかんだで、本質を見抜いているような居ないような】
とりあえず、コーヒーをもう一杯とケーキを頂きたいのだ!
506 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/04/01(金) 01:57:31.01 ID:oOrYmrMm0
>>501
「(……よかった。気付かれなかったみたい……)」
【どうやら護が気付いていないらしいことを悟ると、“琴波”は内心で胸を撫で下ろした】
【一方、昴は――】
そう、昴と、コトハ。どうかした、まも……――わっ!?
【突如少年が大きな声を出したのだから、つられて大声を出してしまう】
【「びっくりした」なんて呟きながら、昴は――】
……うん?……ああ、“お兄ちゃん”の知り合いかな?さすが、顔広いねー……
そ。対機関連合リーダー、『天ヶ谷 双葉』は私の兄。
そして、私も対機関連合の新人、天ヶ谷 昴さ。
初対面だとよく「姉」に間違われるんだけど、よくわかったね?
【そういって昴は、にこりと護に笑いかける】
【確かに、昴は年齢の割りには大人びているし、何処かお姉ちゃん気質なところがある、か?】
507 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(愛知県)
[sage]:2011/04/01(金) 02:03:15.83 ID:q6IXyPryo
>>499
無謀に尽きる……それもアリ、ですか……。
【彼女にとって、あまり共感出来る生き方ではなく】
【そんな生き方だから怪我をするのでは……、と思うが】
【だが、そこは彼自身の生き方であり、他人がとやかく言える範囲ではないのだ】
【ベチャり、ぺちゃり、ぽたり、ぽたり。想像力を働かせれば気持ちの良いものではない音が近づいてくる】
【ズ……ズズズ……ズ───………。どす黒い魔翌力は音が近づいてくると共に濃く、成って来て】
【チラホラと見えた、通行者も、それを不審な目で見ていたり。逃げ出す者も見える】
【『ゥ゙ゥ゙……ヴヴ………』】
【弱った獣の唸り声のようなものが聞こえてくる】
【言い方を変えれば、追い詰められた獣のような、危険な唸り声だ】
【ズ、ズズズ……ベチャリ】
【路地裏から、壁伝い這いでてきたのは】
【彼女の言った通り、宙に浮いている『腕』だ、見た目からして人間のものであり】
【真新しい銃口、古い傷跡、古い火傷跡などがちらほら見えるか……?】
【だが、『腕』それらを覆い隠すほどの『鮮血』が付着しているのだ、彼女が危険視するのも無理はない】
【ソレが、『違う誰か』のものか、あるいは『腕自身』のものかは、分かりかねるが】
あわわわわわわ……。
【キャーとか、ギャーとか、イヤー。とか叫びながら】
【少女は、隠れる。青年の後ろに。おい、けが人を盾にするな】
【通行人も、彼女同様、うわー!とか叫びながら逃げたりしている】
【一部の人間はこの手の自体には慣れているのか、普通に歩いている人もいるが】
508 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/04/01(金) 02:04:59.82 ID:XbUBr0Yzo
>>503
……あなたは……殺さなくてもいい人間だって…思ったから…
【去って行く相手に向かって、何とか言葉を紡いで】
……私は……本当に…正義の味方に…なれるのか…な…
【そう言うと、痛みが限界まで来たのか、その場で気絶してしまった】
/長時間お疲れ様でしたー
/復帰後初の戦闘でしたのでやりすぎてなければ良いのですが…
509 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)
[saga]:2011/04/01(金) 02:08:02.53 ID:vOxTxc3so
>>508
/お疲れ様でした。
/寧ろ、もうちょっと攻撃してくれちゃっても良かったです。
510 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/04/01(金) 02:09:59.82 ID:wOpelJdSO
>>506
いえ、お兄さん…双葉さんから昴さんの事話して貰ってたんで
でも、実際こうしてに会うと確かに妹と言うより、お姉さんみたいですね。
【護は彼女の事を見ながら思った事をそのまま口に出し】
そうなんですか?
僕も、Justiceに入ってるんですよ。
なら、これからは同士ですね。
どうぞ宜しくお願いします。
【そう、こちらも微笑み返した】
511 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
[saga]:2011/04/01(金) 02:10:04.94 ID:NELuXrsAO
>>504
【だいぶ、ジェスチャーでの意思疎通に慣れたのか、青年は(あっているかは別として)少女の言わんとしていることを汲み取り】
【その"言わんとしていること"を、口に出す】
成る程、彼処の宿屋に雇い主が居るのか…なら、安心だな
【ちょっと ちがいます】
【とは言え、青年側の心配も無くなった訳だが】
【宿に向かって歩く少女に、お礼と共に、自らの名前を言う】
ありがとう、助かったよ
俺は海原進(うなばら しん)だ
【そして、何やら思い出したのか、少女の後を追って、少女の隣までたどり着くと】
…今日の宿、まだ決めて無かったよ
君の勤め先(?)に泊まらせてもらおうかな
【若干勘違いがあるものの、青年は少女にそう言って、後に着いて宿へ向かって行くだろう】
512 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/01(金) 02:10:41.77 ID:2wzlWEKSO
>>502
く……うぅ…………
【徐々に押されている、それも自覚出来る分恐怖は倍増する】
【例えるならば段々と首を絞める力を強く、死までは遠くしかし短い】
【回転する刃の凶悪な音も恐怖へと誘うようで、出来るのであれば逃げだしたくなる】
死者を……冒涜する……な……っ!!
【限界は近かった、手甲の援護が永遠に思えた】
【しかし迫る力は突然に消える、自明だ手甲が殴り飛ばしたのだろう】
【膨大な力に抗った、その疲労は自分が思うよりも大きく片膝を付く】
…………ふ……ふう、際どい。
【数秒息を整え立ち上がる、まだ土煙が漂う中念の為剣に手を掛けながら女性へと近づいて行く】
【無論、両方の手甲を連れてである】
【ただ手甲を包んでいた魔翌力が切れつつあるのは輝きが失われつつあった】
どうだ貴様、お前が嘲笑った人間の力を思い知ったか。
【吹き飛ばされた女性から3m程の位置に立ち、そう呟く】
【数分の出来事ではあるが体力は大分削られて】
【彼女の顔には疲労の色が見えるだろう】
/暫し携帯から失礼致します
513 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(静岡県)
[saga]:2011/04/01(金) 02:12:11.51 ID:pZtUNm4io
>>505
そうですねえ、何かしら目的をお持ちでしたら……それを成すまでは死ねませんよねえ――
です、が……何事も用意周到にしておくべきです……
己の意志を貫きつつ、命も矜恃も捨てぬためには……そう、生き馬の目を抜くしかないのですから……
【――と、これは「助言」か「忠告」か】
【何にしろ、どこか危なっかしい相手に対する一つの意見であった】
嗚呼……貴方様って……首輪に繋いで四つん這いにでもさせたら、さぞお似合いで素敵そうな御方、ですよ、ね――
【――――――――――】
……………………あ、四月一日ですから、ね――――――――――?
【なんだ、ただの嘘か】
――と、失礼しまして……
【……サラッと空気を切り替えて、相手のカップと皿を引き寄せる】
【そして、コーヒーを入れて、ケーキも新たに一つ置いて、】
……はい、どうぞ、ごゆっくり――
【ささっと、遠慮がちな仕草で差し出す】
【立ち上る湯気は、実に薫り高く、この場を包み込む】
ちなみに……わたくしは、『ウェル子』――で、ございます
「君」、「君」、とばかり仰られるのも何ですから、一つ名乗っておきますけども――ね?
【右手中指を立て、眼鏡のブリッジをクイッと押し上げながら、彼女――『ウェル子』――は、そう名乗った】
514 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/04/01(金) 02:15:12.37 ID:oOrYmrMm0
>>510
え、ほんとに?ねぇねぇ、お兄ちゃん私のこと何て言ってたの?
【昴は、目をきらきらさせて護に訊ねるだろう】
【やはり、兄からの評価というものは気に成るのだろうか】
あはは……お兄ちゃん、ちょっと子供っぽいところあるからね。
でも、頼れる時はすごく頼りになるし……私も頑張らなきゃな。
へー、Justice所属なんだ。
それじゃ、仲間だね。うん、こっちこそ宜しく!
【そう言って昴は、護に向けて左手を差し出し、握手を求めるだろう】
【その隣ではコトハが、なんだか俯いて無言でずっと立っているのだが……】
……あ、ごめん、琴波。
この子、ちょっと人見知りだからでさ……あんまり人とお話するのが得意じゃないんだ。
無愛想に見えるけど、悪く思わないでね、護。
【そんなコトハをフォローするように、昴は苦笑して説明するだろう】
515 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/01(金) 02:20:48.95 ID:1BfZKVhmo
>>507
まぁ、道化を演じる気も無いし、正直に生きていこうじゃないか少女さん
【青年の生き方は、きっと話して理解できるモノでは無いだろう】
【青年だって生き方に関しては見定めている最中なのだから】
【そしてそれは彼だけでは永遠に定まることは無いだろう。それほど不用意なのだ】
来たか、季節はずれ……果たしてお前は言葉を持つか……?
それにしても面白そうにしているじゃないか
どうやら、期待を上回ってくれそうだが……
【ぼそっ、と唸る影に話し掛けながら】
【青年は這い出てくる腕を睨みつける】
【アレは戦闘行為を繰り返してきたのではないか?と青年は推測し】
【「腕」の浴びた鮮血を一瞥して、さらに心を躍らせる】
俺は……君を守れる自身は無いぞ?
それでも俺の背中につくなら、相当な物好きと思われかねないしな。主に俺に
【と、今度は青年が少女に忠告してファイティングポーズをとる】
【どうやら戦う気らしく、正気の沙汰とは思えない】
…さ、来るなら来ても良いんだぜ?
【そして挑発】
【青年は確実に、好奇の目でその「腕」と相対していた】
516 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/04/01(金) 02:21:31.46 ID:+rzOwI5Co
>>513
ああ、だからこそ。死なぬためならば地を這い蹲ろうとも、泥をすすろうとも生きていく積りは有るさ。
なんだかんだでこの18年生き延びてきたのだし、な。
そして、用意周到にすべきというのは同意しておこう……、普段から握り飯でも持ち歩くかな……。
【顎に手を当て、思案しながらそう応えた少女】
【助言であろうと、忠告であろうと。其れが己の糧に成るのならば躊躇いなく受け入れる】
【純粋故に貪欲である】
……そう云う趣向か。男ならば躊躇いなく引っこ抜いた上で焼き潰して去勢する所だな。
【ちり、と周囲の空気がわずかに歪んだ様な気配を感じさせた】
【どうも、その手の冗談は苦手なようである】
……ああ、えーと……?えいぷりるふぅる……?だっけ、か。
嘘を付いても怒られない日だったかね。
――――ああ、成程嘘なのか、びっくりしたぞはっはっは!
【嘘と気づくまでのタイムラグ、10秒以上であった】
む、ありがとう。
【新たなケーキとコーヒーを受け取り、相好を崩して】
【一口、はむっ、と頬張って、コーヒーを啜る】
んむ。旨い。
【満足そうな表情を浮かべているさなかに、少女の名乗りを受けて】
ウェル子か。よろしく頼むよ。
【にぃ、と気取った笑みを浮かべながらコーヒーを口に運び】
【カップをソーサーに置き、襟元を正してウェル子を見据えて】
花鳥風月一派戦術道場二代目頭目。
花城 火憐[ハナシロ カレン]だ。
……と言っても、お祖父様の跡を継いだのはつい先日。
自己がこの肩書を名乗るに足るか見定めるための旅に出ている修行の身だよ。
【その肩書、その姓[カバネ]。よく見れば、腰に帯びている二振りの刀のウチの一本は、ウェル子の知るある者の物である事が分かるだろう】
517 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2011/04/01(金) 02:25:17.93 ID:9/4Dq+6ro
>>511
【少女的には予想外だった彼の解釈に、表情を固めて】
【ちょっと違うよ≠ニいう意味を込めて、右手を横振った】
【もっとも、強く否定する気は無いようで】
【――大筋が伝わったことに、満足するように息を漏らす】
…………
【「うなばら しん」と、声を出さずに口を動かした後で】
【隣の彼を見上げながら、楽しげに微笑みかけた】
【自身もまた、思い出したように、胸元から一枚の紙を取り出して】
【みてみてー≠ニ、はしゃぎながら両手で広げた】
【そこに書かれていたのは「ゆうか」という平仮名三文字】
【恐らくそれが、彼女の名前】
【数秒見せた後、彼と共に宿屋のドアを開けるだろう】
【ちなみに、宿屋の料金は一泊2000】
【少女のお小遣い的に、これ以上の支援は難しい】
【あとは青年次第なのである】
/すみません、眠気でペースが落ちてきたので、この辺りで
/お疲れさまでした!ありがとうございまちた!
518 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/04/01(金) 02:29:36.65 ID:SbajzIkDO
>>512
【土煙が晴れた】
【否、】
嘲笑った覚えは──
【切り裂かれた】
──無いがね。
【女が握る大剣の名は、対物大型削断刀、“クラウドバスター”】
【その名は“一切合切を雲霞の如くに切り散らす”ことに由来する】
【正にその名の由来通りに異様な刃音を立てて瓦礫と粉塵とを切り裂いていた】
知ったのは──そうだな
【女は明らかに壁に叩き付けられた勢いによってあちこちを負傷している】
【恐らく黒衣の内側は血まみれだろう。頭からも血が流れているが、特に深い傷は左肩】
【治癒しかけの大きな傷があったのだろうか。黒衣の肩部の裂け目から覗くのは、抉れたような痕跡と血】
────君とはまだ、
【3メートル程。その位置が“拙い”】
【3メートルとは黒衣の女が半歩踏み込めば十分に“クラウドバスター”が届く距離】
【一歩ではなく、半歩】
【強力な身体能力を有する女の半歩は──迅速だった】
遊べそうということかな──ッ!
【狂い染みた笑みから放たれたのは、チェーンソーのように高速で回転する外歯の列を刃とする対物大型削断刀、クラウドバスターの一撃】
【踏み込む力と腕力によって振るわれる袈裟懸けの一撃は、その深い懐に女性を捉え、振り下ろされる】
【切り下ろすというには、その勢いは激烈に過ぎた】
【叩き付けるという言葉が似合いな程に、強烈な力を載せた一撃が──女性に向けて、打ち下ろされる】
//お気になさらずですよー
519 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
[saga]:2011/04/01(金) 02:30:59.33 ID:NELuXrsAO
>>517
【少女が右手を振ったのに対して、青年は訝しげな顔をするも、直ぐに表情を戻す】
(あれはポケット代わりなんだろうか…いや、深くは考えないようにしよう)
【胸元から取り出された紙に書かれた、「ゆうか」の三文字を見て、少女の名前と解釈して】
ゆうか…か。いい名前だ
【そう少女に笑いかけて、いざ宿へ】
【手持ちからして、少々躊躇うところはあったが、今更他の宿を探すのも、野宿というのもアレなので、結局泊まることにしたようだ】
【翌日には、青年は別の地域へ旅立つつもりだろう】
/お疲れ様でした!
/ありがとうございました、おやすみなさいー
520 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
[saga]:2011/04/01(金) 02:31:21.96 ID:NELuXrsAO
>>517
【少女が右手を振ったのに対して、青年は訝しげな顔をするも、直ぐに表情を戻す】
(あれはポケット代わりなんだろうか…いや、深くは考えないようにしよう)
【胸元から取り出された紙に書かれた、「ゆうか」の三文字を見て、少女の名前と解釈して】
ゆうか…か。いい名前だ
【そう少女に笑いかけて、いざ宿へ】
【手持ちからして、少々躊躇うところはあったが、今更他の宿を探すのも、野宿というのもアレなので、結局泊まることにしたようだ】
【翌日には、青年は別の地域へ旅立つつもりだろう】
/お疲れ様でした!
/ありがとうございました、おやすみなさいー
521 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(愛知県)
[sage]:2011/04/01(金) 02:36:26.53 ID:q6IXyPryo
>>515
た、──戦うんですか……?あんなのと……?
【自身も能力者で、ある種の常識的ではない力を持っているのだが】
【歳相応の少女らしく。やはり、この手のものは怖いらしく、戦う姿勢を見せる青年に対して再び驚愕する】
【肝試しで幽霊を探すのは分かる、まだ分かる】
【だが、見つけた幽霊と戦おうとするという発想は少女にとって有り得ないものだった】
ち、血まみれですよ……。
きっと、そう、何人もの人間を血祭りに上げてきた、んですよ、そうです、きっとそう。
【“見た目で判断”した結果、彼女は『腕』に対してそう思ったのだろう】
【まあ、こんなスプラッターなものを見れば、大概の人間がそう思うのだろうが】
【現状、この奇っ怪な物体が本当に害があるのかどうか、分かる人間は、おそらく居ないだろう】
し、死んじゃうかもしれません。よ。
【守れる自信が無いと、言われると、ちょっと距離を置いて後ろに下がった、ついでに電柱の影に隠れた】
【いざとなったら逃げる準備万端である。逆を言えば、いざとなるまで逃げようとしないというのは怖い物見たさに近いものがあるのだろう】
【なんて言うか、まあ、さっきからの言動を振り返れば、やはり少女は正直な子なのだろうというのが分かるだろう】
あ、本当に危なくなったら……援護くらいは……出来る、かと。一応、私、魔女なんで、はい……。
『…………ゥ゙』
【唸るのをやめ、じッとしていた腕だったが、青年のファイティングポーズを見るや、黒い魔翌力をさらに放ち出す】
【物言わぬ『腕』は、おそらく、その行動を見て、それをこちらへの敵意だと認識したのだ、即ち臨戦態勢……】
【宙に浮く、腕は、くるんっ、と手を返すと。次の瞬間にはナイフが握られていて】
【それを器用にくるくると回すと、それを青年に向ける】
522 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(静岡県)
[saga]:2011/04/01(金) 02:40:18.78 ID:pZtUNm4io
>>516
……では、わたくしは女ですので、構いませんね?
【――なんて、懲りない発言】
ま、あまりからかって叩きつぶされるのも困りますので、冗談はほどほどにしておきましょうか……
【小さく肩を回し、それからコキリ――、と軽く首を鳴らす】
『花城』……『火憐』……お姉様、ですか――
【その名を、反芻するかの如く、目を閉じ、そのまま数秒――】
人の縁とはかくも奇妙なもの――
です、が……故人のことをとやかく申すのは詮無きこと……
ゆえに、「彼」については口を閉ざしましょう――
【ゆっくり、瞳を開き、】
……貴方様が闘い続けるならば……いずれ、巡り会うこともあるでしょうか――
【静かに、立ちあがろうとする】
【ウェル子は、何を言っているのか】
【全てがぼかされた、煙に巻くような発言】
【ウェル子の真意は、どこに――――?】
523 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/04/01(金) 02:42:57.84 ID:wOpelJdSO
>>514
…えっと…
僕は結構前に昴さんが《R.I.P.》に連れていかれたって言うのを聞いていたんですけど…無事だったんですね
大切な妹だって…言ってましたよ。
【本当に結構前なのでうろ覚えなのだが】
【そんな事を言っていたのを思い出し、そう答えて】
えぇ、これからお世話になると思います。宜しくです
【再び差し出した彼女の左手に握手すると】
……そうなんですか。
僕は別に、大丈夫ですよ。
【後ろで黙るコトハに、そう告げた】
524 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/01(金) 02:47:40.24 ID:6gl81STto
>>518
(倒れて――――)
(――――――――いないっ!)
【視界に入る土煙を裂く物】
【そして迫る女性は、早かった――――】
(防御か攻撃か……っ!!)
【彼女はどちらを選ぶべきか思考する】
【再び剣で受けるというのは愚策、鞘は既にその中央部を抉られている】
【次に受けたのならば人たまりもない……】
【そうなれば手甲での防御だが、残りの魔翌力も少なく動かせるとすれば左右とも一度程度】
【しかし防御を選ばなければあれ程の刃を受けてしまえば絶命に等しい】
【それらを踏まえ彼女は決断する】
右、私を護れっ!左、構えっ!
【その言葉を受け、右の手甲は彼女の前に踊り出る】
【巨大な手の甲をクラウドバスターに向け、そして防御】
【剣の重さに一瞬「ガクン」と揺れるが持ちこたえる、力を出すと同じくして漏れ出る魔翌力】
(耐え切れる……か?)
【飛散する装甲と魔翌力に不安が過る】
【いくら稀有な魔術装備と言えど、ここまで激しい攻撃を受けた事は無い】
【そしてその彼女の不安は現実の物となる】
【クラウドバスターの一撃を防ぐ手甲が大きく揺れる】
【クラウドバスターを手に持っている女性ならば分かるだろう「抵抗が少なくなった」と】
【事実手甲の纏っていた魔翌力は枯渇したに等しく、回転刃が装甲にめり込み】
【やがて貫く】
なっ――――!!く、ぁぁぁぁぁぁあああ!!!!!
【掘削用の機械を思わせるその刃が自身の身に迫る】
【再び手甲で防ごうにも片方の手甲には指令を既に出している】
【凶刃は彼女の左肩から腹部に掛けて浅くはあるが肉を引きちぎり】
【彼女の血が弾け、そして叫び声が反響する】
【主が危機に瀕する一方で】
【左の手甲は指を揃え、その身を手刀の形に変える】
【そして攻撃の後の女性を右横から切り飛ばそうと振られるだろう】
525 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/04/01(金) 02:48:29.90 ID:+rzOwI5Co
>>522
そっちの気はないさ。
触れてくるなら、“熱い”抱擁を返してやるが。
【体質の詳細に付いて明かしては居ないが、文字通りの熱い抱擁である】
【とりあえずは、消し炭に成る程度の】
やれやれ、ウェル子は真顔で冗談を言うから困るな。
【呆れたような声を返して、コーヒーを飲み干し、ケーキを食べ終える】
【因みに既に呼び捨てにしていた】
……む、お祖父様を知っていたのか。
まあ、語らぬならば無理に聞くことはせぬ。
何時か、話を聞けると嬉しいがな。
【開いた瞳を見返すは、炎を宿した真っ直ぐ過ぎる黒い瞳】
うむ、生涯を戦い抜くのが花城一族。
故に、私とウェル子は何時か必ずめぐり逢うだろう。
【そう言いながら、優雅な動作……、花城翁を思わせる動きで立ち上がり】
その時、敵か味方かは解らないがな。
敵だったらせいぜい楽しく殺し合おう。
味方だったらまた楽しくお茶でもしようか。
【その、真意を問いかけること無く少女は背を向けて】
今宵の出会いに感謝しよう、ウェル子。
又いつか、会えると良いな。
はっはっはっは!!
【豪快に笑いを上げながら、振り返ること無く少女は歩き去っていった】
//こんな遅くまで付き合っていただきありがとうでした!遅レス&無駄な長文すいませんでした!楽しかったのですよ!
526 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/01(金) 02:53:32.50 ID:1BfZKVhmo
>>521
話し合いでも良いけど、あの様子じゃ話も聞いてくれそうに無いしね
何人もの人間を血祭りに上げてきたんなら、
尚更、至近距離の獲物である俺達を逃してはくれないだろうよ?
【もしアレが歴戦の「腕」なら】
【後ろを向いて逃げている内に背中から襲われるかもしれない】
【生憎バック走にも自信はないし、青年にはとりあえず相対するしか手段は残されていなかったのだ】
【加えて、後方には少女が一人】
【相手が攻撃してきたときに、自分が判断できなくては彼女を危険に曝すかもしれない】
【言う割に、青年は少女の心配もしていたのだ】
大丈夫、俺は絶対死なないからさ
ただ、自分の身だけは絶対に守れよ。俺が少女一人を巻き添えに殺したと有っちゃ気分が悪いしな
【「気分が悪いから」その言葉に偽りは無く】
【青年は「絶対に死なない」と断言して】
……へぇ、奇遇!俺、魔法使いなんだよねッ!
【そう告げるが早いか、目の前の腕の元へと駆け出す】
【歩数にして、十数歩】
【ナイフを握った腕に対して、青年は無謀にも敢えて至近距離戦闘を仕掛ける心算だ】
527 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/04/01(金) 02:54:14.57 ID:oOrYmrMm0
>>523
……ああ、うん……なんとかね。お兄ちゃんが、助けてくれたんだ。
……そっか。……えへ、へ
【昴は、嬉しそうに――本当に嬉しそうに、微笑んだ】
【きっと彼女は、双葉のことが大好きなのだろう――深い兄妹愛を感じさせる】
【それは、最近戦いが続くこの世界において、護の心にあたたかいものを吹き込んでくれるかもしれなかった】
うん。よろしくね!
【昴はその手をきゅっと握ってから、離して】
【後ろにいた“琴波”は――】
「…………、……ごめん、……私は、……
……あのっ、……また今度、……お話、できたら……良い、な、って……」
【俯いてから、ぽつぽつと言葉を紡ぐだろう】
【その際、護には見えないだろうが――琴波の左手が、ぎゅ、と。昴の背中を、掴んでいて】
(……――――――――!)
……さて、それじゃ、私たちはもう行くね?
ばいばい、護。お兄ちゃんともども、宜しくね!
「……、…………また、……」
【そうして昴たちは、笑顔で手を振りながら去っていくだろう】
【琴波は、最後まで引っ込んだような様子だったが――――それは、無論――】
【――護と別れて、随分と離れたところで――】
……うん、ここまで来ればいいかな……あの子が、どうかしたの?
「……ごめん、スバル……あの子、は……“僕”が『仕事』してる時……一回、会ってる、んだ。
その時も、Justice所属って知って……『水羽 琴波』で名乗ったか、ら。ややこしくて、ごめん」
……そっか。いや、私もちょっとだけ、浅はかだった。
…………結構、良い子に見えたけどね。まだ、難しいか……
うん、ゆっくりでいいよ。少しずつ。一歩ずつ、進んでいこう?
…………“ワーズ”
「…………うん、……」
【……水羽 琴波――いや、≪R.I.P.≫の≪四刃≫、ワーズワイス・コッペリエル】
【彼女が心から笑い、様々な人と友達になれる日は、近いのだろうか――】
/このあたりで〆させていただきます!お疲れ様でした、ありがとうございました!
528 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(静岡県)
[saga]:2011/04/01(金) 03:00:34.44 ID:pZtUNm4io
>>525
……やれやれ、元気のよいことで――
【パチン――と、ここで再び指を盛大に鳴らす】
そうですね……もっとも「何時か」などというものが、
果たしてこの浮世に存在するかは……個々人次第、でしょうか……
【……遠くから聞こえてくる、「カー、カー」というあの鳴き声】
――例え、共に茶を飲み交わし、こうして歓談で時を過ごそうと……
【……きっと、ウェル子は、「友」なんてものは、作らない、作れない――、信じていない】
……では、『さようなら』――
【終わりは歯切れよく、スッキリと、彼女たちは別れを告げることとなり、】
……わたくしの『同僚』が、失礼いたしました――なんて、ね……?
【もう、そんな言葉も、聞こえる距離ではない】
【この後、ウェル子は片付けをして、この場を去るのだろう】
【≪ R eturn T n P relude ≫】
【赤く滾る上司達を、黒く野望に燃える同僚達を、白く光り輝く敵対者達を――】
【カラスの、漆黒に瞳に、映しながら……】
/お疲れ様でしたっ!! いえいえ、全然気になりませんでしたよー!
529 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/04/01(金) 03:04:27.53 ID:SbajzIkDO
>>524
迂闊だったね。近付き過ぎた。
勝ったと思っていたか? ……なあ、今の気分を教えてくれないか?
勝ったと思って近付いて──切られて絶叫。死は間近。
【振り落としたクラウドバスターを、女は腕をぐるりと回すようにして引き戻す】
【大きく重い武器故に、左肩の傷が開いた今、肩に負担を掛けないようにするために必要な動き】
【そうして引き戻したクラウドバスターの平を──】
ふんッ!
【引き戻す勢いを利用し、叩き付けるようにして女性の制御し、手刀を作った左の手甲に押し付けた】
【クラウドバスターはの刀身は当然、分厚く幅が広い】
【人ひとりくらいなら余裕を持ってその影に隠せる大きさ】
【その平を利用して盾とし、手刀の一撃を受けたのだ】
……!
【──が、その体は手刀の勢いに大きく押されて跳躍するように後退った】
【再びクラウドバスターを両腕をぐるりと回して引き戻すが──標的である女性からは離れた】
【距離にして凡そ、8メートルはあるだろう】
【──攻めて勢いを利用すれば、手甲と拮抗することができる】
【しかし、防御に回れば左肩に開いた傷のために踏ん張りが利かず、押し返されるのは白明の理】
────ふふ、押し返されてしまった。
【血を流す黒衣の女は、ゆらりと一歩を踏み出す。その姿は宛ら、幽鬼のように】
530 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(愛知県)
[sage]:2011/04/01(金) 03:07:04.21 ID:q6IXyPryo
>>526
あ、────……。
【彼女は、彼が言った言葉の意味が理解出来た】
【特に私みたいなすっトロい人間は人たまりも無い可能性がある】
【確かに、一番安全なのが戦う事────なのかもしれない、と】
あの、えっ、はい……。
分かりました、頑張ってください、て───え、ええッ!?
【三度目、三度目の驚愕である!】
【確かに、今、彼は魔法使いと言った、言ったが────】
【ファイティングポーズを取ったり、接近戦を仕掛けるその姿から、魔法使いとしてのソレを想像出来なかったからだ】
『…………ア゙ァ〜………』
【先程から微かに、聞こえる声のよな唸り】
【しかし、この物体のドコに口があるのだろうか、口から発するソレではない、別のなにかの音だろうか】
【別の音だとしても、そんなもン、どこから放っているのだろうか……謎は深まるばかりである────】
【その“謎”こそが────怪奇が怪奇である所以であり、仕組みさえ分かってしまえば可愛いものかもしれない】
【だが、現実としてこの場に存在しているのは、『血濡れ』の『謎』の『腕』なのだ】
【くるり、くるり、と器用にナイフを回す、この『腕』は、彼が接近してくるや】
【「えい、えい、えいっ!」とでも、言わんばかりに、ブンブンとナイフを降って斬りかかってくる】
【行為としては高度なものではないが、やっている者が者。ビジュアル的にものすごい恐怖だ】
531 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/01(金) 03:17:11.58 ID:6gl81STto
>>529
っ……はあっ……はあっ……。
【血が流れている、臓器はどうやら傷ついていない】
【いないにしてもここまでの損傷は無視出来ようがない】
【赤い水たまりが形成されてゆく、命が流れてゆく】
(ここまで、かな……でもせめて一矢報いたいな……)
【血の気が失せれば生存本能が働き余計な思考は無くなる】
【この場をどう切り抜けるかという点にのみ思考が働き始める】
【しかし逃げた所で、それは解決と成り得るのか……理性が呟く】
【両の手甲は行動の後、魔翌力が完全に霧散し停止地面に落ち元のサイズへと戻る】
【武器はもうこの手の中の剣程度……】
【呼吸が早くなってゆく、失われゆく生命の最後の足掻きか】
(勝機があるとしたら、コレか……だが使いこなせるのか)
(いや、やらなければ死ぬか)
【膝を付いた状態で首に下げたアクセサリーを見下ろす】
【2つ、それぞれをどう使うべきか……】
【剣は鞘の能力により不完全ではあるが魔翌力が圧縮され】
【より強い斬撃が可能になった、問題は全てのタイミングである】
【同じくゆらりと立ち上がり、鞘から剣を引き抜いて右手で構える】
532 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/01(金) 03:26:18.37 ID:1BfZKVhmo
>>530
【接近】
何をそんなにッ
【青年に対する腕の振りが縦なら剣戟から左右にスライドするような足裁きでナイフを躱し】
驚く必要がッ
【青年に対する振りが横振りなら素早くしゃがんで回避してまた立ち上がり構え直し】
【足元への横振りであれば軽く跳ねて剣戟を避け】
有るというんですかねッ!
【青年に対する振りが袈裟斬りのように斜めならば、上体を左右に反らして紙一重に避ける】
【突きも同じく、上体を後ろに反らすようにして捌いていく】
【青年から攻撃することはまだ無いが、上記のように降りかかる剣戟を回避しようとする】
【その動きは熟練されているとは言い難いにも拘らず、無理矢理に避けているような、そんな風に見えるかもしれない】
はッ……はッ……
くそ……三流映画に出てきそうな割にドンだけ攻撃的だよ……っ
【しかし青年の体力にも限界がある筈】
【回避だけでは撃退は不可能だと青年も心得ているはずだが…?】
533 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/04/01(金) 03:34:14.18 ID:SbajzIkDO
>>531
──……ああ、なんだか懐かしいな。
【弄くり回されて過去を千切られた黒衣の女の脳髄に、去来する何かがあった】
【それは、剣を構えた女性──剣士と対峙するという“状況”によって千切られた記憶の断片から形だけを取り戻した】
────。
【女の呼吸の質が変わる。それは明らかに何らかの流派の整息術によるもの】
【クラウドバスターを構える女の姿勢が変わる。異形の大物を構えるにはいかにも不似合いな正眼の構え】
【────だが、その正眼こそが異常だった】
……──。
【対峙する女性の力量ならば、恐らく見える。クラウドバスターが大きく見える】
【クラウドバスターが大きく見え──それを構える黒衣の女が、小さく見える。まるでクラウドバスターに隠れてしまうように】
【クラウドバスターは巨大な武器だ。平を見せるように構えれば人を隠せる】
【しかし、刃筋を立てた状態では、刀身の幅ではなく厚さでは、流石に人は隠せない】
【なのに関わらず──クラウドバスターが大きく見え、黒衣の女はそれに隠れるように小さく見える】
──懐かしいな、この感覚。
【────女の正眼の、隙の無さがそう見せる。相手の隙を見るだけの力量を持つ者には、そう見える】
【もしもそれだけの力量を持たない者が、隙の無さを知らずに仕掛けたら──】
【──刹那の間に、その者の首と胴は永久に別離することになるだろう】
…………
【響くのは、クラウドバスターの駆動音のみ】
【禍々しかった女の気配は今や消え失せ、そこにあるのは果てなく玲瓏な刃の気配】
【その瞳の色も、今までとは違いどこか透き通っていた】
【────響くのは、クラウドバスターの駆動音のみ】
【一刹那を読み合うような緊迫の時が、流れる】
534 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(愛知県)
[sage]:2011/04/01(金) 03:36:49.29 ID:q6IXyPryo
>>532
あわわわ………。
【刃物。触れたら斬れる。血が出る】
【恐怖の物体に対してギリギリの戦いを繰り広げいる(彼女にはそう見える)青年に対して】
【ハラハラ、ドキドキ。というか、ハラハラしか出来ていない状態だ、一方、『腕』は、というと】
『…………ッ!』
【自分の攻撃がことごとく回避された事にイラっとしたのか】
【それとも、三流映画とか言われてイラっとしたのか】
【後者なら、意思の疎通も可能かも知れないが、実際の所は分からない】
【『腕』は、やけくそ気味に、青年に向けてナイフをぶん投げた】
【特に高等技術とか、そういうのではなく、文字通り投げただけ】
【当たり方によっては刺さりもしないかも知れない────】
【み、見た目に騙されるな……!意外と大したことない──かもいれないぞ】
【だが、サイズが腕一本という事もあり、相手にするのが面倒臭い奴というのもまた事実】
535 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(福井県)
[sage]:2011/04/01(金) 03:42:13.78 ID:Jbkz9rqCo
【公園】
【純粋に、光り輝く黒い瞳、艶やかなすこし長めの髪】
【青いぶかぶかのツナギを着た身長140cm程の少年にも少女にも見える子供が左手をベンチの背もたれにかけ、ベンチに座っている】
………
【決して言葉は話さないが、寂しい、構ってオーラを纏っている】
536 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/01(金) 03:48:16.81 ID:6gl81STto
>>533
ふっ…………。
【同じく痛みを和らげる為に呼吸を整える】
【平時の思考を失い過ぎてはいけない、何事もバランスが大事である】
【左手でクリスタルのアクセサリーを小剣のアクセサリーに近づければ】
【音もなく小剣の中に沈み、小剣を薄らの青に染める】
(早さならば相手に分がある、ただ私も助けを借りれば並ぶ事は出来る筈)
【脇を締め柄を握る右手に、弱くではあるが左手を添える】
【そうして構えられるのは奇しくも同じ構え、正眼】
(決まるのは一瞬か、どうせ散ってしまうのならば魔翌力を全て……持ってゆけ!)
【白銀の手甲の起動には恐ろしく魔翌力を消費する、手甲の動作も同じくだ】
【魔翌力を喰らう物という節制の無くなった今、彼女の青い魔翌力は剣のみに集中し】
【文字通り刀身に渦巻き、周囲の大気を削るような動きの後】
【定着し静まる、それは嵐の前のようで……】
(強大、後の先を狙う……)
【微かながら足を動かしじりじりと間合いを詰めつつも】
【構えたまま目を細め相手の動きを見る】
537 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/01(金) 03:55:25.34 ID:1BfZKVhmo
>>534
(心なしか、怒っている…ような…?)
(試す価値は、あるか?)
はッ……はッ……
【青年には攻撃を躱す過程で様々な物が見えてきていた】
【相手が殺傷を目的としているなら、攻撃には目的が生じる】
【その癖、その振り方、特徴、徐々にだが、相手の手の内を肌で感じていた】
【その中で、相手にも何か意志が有るかもしれないという疑心も同じくして】
【ならば、奇を衒うのも一興】
【無論、多少の犠牲など承知の上で】
――――――――、。
【衝突、】
【ナイフを】
【包帯の巻かれた首元で受け止め】
【布を裂いて、皮を裂いて、肉を裂いて、二度目の皮を裂いて】
【一秒の間を置いて、赤く鮮血を弾けさせる】
【青年はワザと、自らの首をナイフで貫かせたのだ】
【その上で】
――――所詮、この程度さ
【ニヤリ、と笑みを作って、倒れる事無く「腕」を見遣る】
【相手に目が有るかは分からないが】
【口が無いのに呻くなら、目が無くても視覚で相手を揺さぶれるのではないか?】
【と、青年は考えたのだ】
538 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/04/01(金) 04:07:08.96 ID:SbajzIkDO
>>536
【女性がじりじりと間合いを詰め始めるのと同時、黒衣の女も間合い微かに詰め始める】
【頭が全く上下しない、重心が全くぶれない、──ともすれば、服の揺れが無ければまるで動いているように見えない特集な摺り足】
【人間が体を動かす時に行う、捻り、溜め、うねらせるという筋肉の動きを極限まで削ぎ落とすことによる、無静の歩】
【もしも女が櫻の国の衣装である袴を着ていたら、彼女は全くもって動いているようには見えなかっただろう】
【黒衣の女は半ば無意識的に──或いは、“剣士と対峙するという状況に流される”ように、その動きを取っていた】
【一瞬、風が吹いた】
────!
【刹那、女が動き──両膝を“抜く”】
【両膝の力を抜く。──瞬間的な其の動作。地に立つ体を支え、脚と胴を繋ぐ膝の力が抜ける】
【地への支えを失った躰は一瞬に満たぬ一刹那の間に地に向けて落下した】
【その僅かの間に落ちる体。支える物を失った脚。その脚の触れる地に掛る体重は、果てしなく零】
【──質量は重力下でも無重力下でも変わらないが、重量は完全な無重力下では零へと変ずる。其れは上躰の落ちる彼女にも言えること】
【────其の刹那を逃がさない】
【地に添わせる様につけられた足裏は薄氷を踏むが如く。限り無く零に近い体重を足裏全体に分散する事で、体重を更に零へと近付ける】
【それと同時、地を摩擦。足場を踏むと云うより足場を掴み、あえて崩した体の重心を前へと投げ放って体を滑らせる】
【────擬似的に体重を軽くすることで踏み込みの速度を引き上げる、縮地法】
【軽くした体重を、強化された筋力によって推進させる女の動きは──今までよりも、遥かに速く、女性へと肉薄する】
──
【その加速をもって、重心をもって、腕力をもって】
────
【その加速を載せて重心を載せて腕力を載せて】
────はッ
【クラウドバスターによる袈裟懸けの一閃を、女性へと打ち放った】
【────風が、止む】
539 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(愛知県)
[sage]:2011/04/01(金) 04:19:38.57 ID:q6IXyPryo
>>537
えっ────、────。
【青年の予想外の行動に、『腕』は──────】
『────?……ッッ!』
【確かに、反応を見せた】
【セリフでは伝わり辛いが、手の仕草に明らかに動揺が走っている】
【俗な感じでセリフで書き出すなら『えっ、何やってんのこの人、怖ッッ!』────のような】
【少女が、この『腕』の事を恐れるように、『腕』もまた、理解の出来ない青年の行為に恐怖に近いものを感じている】
『…………』
【いや、恐怖というより、嫌悪に近いような、理解出来ない“感情”に近い何かが、『腕』からは感じられる気がする】
【結果として、青年は、『腕』の不意を付いた、────だが、さらにもう一つ、副産物的な効果が得られる事になる】
え、えの、ちょっと、その、ええッ!
な、何やってるんですか──────!!大丈夫ですか、え、今、わざと当たったんですか!?
【『腕』以上に、動揺したのは、『少女』の方だった──────!】
【そりゃ、そうだ。ナイフの刺さった場所が、場所である、下手をすれば大惨事。驚かない理由もあるまい】
『…………ッ!』
【青年に気を取られていた、腕は、──少女の大きな声に驚き、ビクッッ!と一瞬、硬直した。空中で静止状態となる】
【このチャンス、青年は──────────どう活かすか】
540 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/04/01(金) 04:21:43.93 ID:wOpelJdSO
>>527
そうなんですか、
【護はそう言うと、】
【小さく、「家族…か」と言葉を紡いで】
そのようやく掴んだ絆、もう離れないでいられる事を願います、
【そう告げてると】
…では、お二方
おやすみなさい。
【そう別れて去っていく彼女らを見送っていくのだった】
/すいません、軽く意識が飛んでました。
/乙でしたー!
541 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/01(金) 04:23:50.17 ID:6gl81STto
>>538
(いつかしら、仕掛けてくるその時を見極める……)
(しかし彼女の身のこなしは一体……いや、いまはそれどころではない)
【伝聞で聞いただけだがそれは自分の想像する武士の動きにも似ていて】
【もしや彼女は東方の生まれなのではないかと半ば推測するが、思考を切り替える】
【敵は彼女だ、敵の生い立ちは今は推測する所ではない】
――――――――!
【そして彼女が動いた】
【動いたと思った頃には既に加速をしていた、速い】
【集中していなければ捉えられなかったに違いないが、今の自分はどんな機微な変化も見逃しはしない】
【眼球から脳へと情報が伝達、その情報を分析し最適な行動を弾きだす】
(今――――!)
【行動の時、彼女は掛ける】
【同時に先程準備したアクセサリーが一瞬輝き】
【その後、彼女の背に広がるっているのは複数の連なる剣で構成された「青い翼」】
【「翼」は音も無く翼の主を空へと誘う】
【迫る袈裟の斬撃】
【飛翔しながら右へ重心を移動、それに反応するように「翼」は彼女を右へ誘う】
【だが対応が少し遅れたのか左肩、それに伴う後方の「翼」が破損し】
【彼女は苦悶の表情を浮かべ、そして赤色と青い銀色が飛散するだろう】
【片側の「翼」が破損した事で制空制動は乱れる】
【凶悪な一撃を辛いながらも躱せたのなら、空中で軽く前へと回転することになるだろう】
542 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/01(金) 04:33:07.44 ID:1BfZKVhmo
>>539
案ずること無かれ、だ
【言うが早いか、青年は硬直する「腕」を両手で掴もうとし、】
【掴めたなら、力任せの全力でその腕を背負い投げるように表通りのど真ん中】
【位置にして少女と自分の間に投げ捨てようとする】
【その狙いは挟み撃ちでもあり】
【疑心のうちの一つ、戦闘を監視するものが居れば、その監視外である表通りに「腕」が投げられれば本意ではない筈】
【疑心のうちの一つ、腕が操り糸など見えない何かと接着していたなら、地面に叩きつけられた埃の舞い具合等で判断出来る筈】
【それを検証するため、首にナイフが刺さったまま血を流すの青年は「腕」を投げとばそうとする】
543 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/04/01(金) 04:42:14.94 ID:SbajzIkDO
>>541
(クッ……! 仕損じた────!)
【“刀儀刹奈”は半ば混乱に近い状況にあった】
【気が付けば剣士と真剣で立ち会い、しかも自分は大量に傷を負っていた】
【訳が分からないながらも真剣で立ち会っているという状況、自分の身に刻んだ技を使う】
【手馴れぬ得物を握りながらも縮地法を使って駆け袈裟を打つが、しかしそれはかわされた】
(だが────)
【“刀儀刹那”は剣士だ。刀を持って今まで生きてきた。身に刻んだ己の流派には跳ねる敵を切り裂く技もある】
(空中、軽く前に回転するような姿勢──貰ったぞ、その状態で私の突きが避けれるかッ!)
【空中に飛んで一撃を避けた相手に、“刀儀刹那”は追加の一撃を仕掛けようと、得物である刀を構え直しながら瞬転しようとして────】
(なっ……!)
【握っていたのが、手馴れた刀ではなく、機械仕掛けのチェーンソーのような馬鹿げた大剣であることに気付き、驚愕した】
【極度に集中していたために、正眼に構えていた時は気付かなかった。これでは、技を放てない】
(────莫迦な! 何が起こっているっ!? 私の刀は、)
【そこに、致命的な“隙”が生まれていた】
544 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(愛知県)
[sage]:2011/04/01(金) 04:45:45.73 ID:q6IXyPryo
>>542
『ギ……ャ───ッッ!』
【べちょッ。という鈍い音がした。『腕』に付着した血液が地面に貼りつく音だ】
【という訳は、青年による『腕』の投げ飛ばしは成功したという事だ────】
きゃッ……。
【と、いきなり『腕』を飛ばされてきて、一瞬少女は竦んだが】
【あえて此方に投げ飛ばしてきた意図を理解し。赤い《カード》を取り出した】
【それを────『腕』に向ける】
『…………ッ』
【『腕』は、地面に腕が平伏した状況で、キョロキョロと掌を回して状況を確認する】
【もはや、退路はない。そして、致命的となったのは、“少女”に向けられたカードだった】
【どういう訳か、それを見ると、力を無くしたのように、掌をぺちゃりと地面に倒し────】
『…………』
【────────ベシベシ!と地面を叩き出した……!!】
【これは、どういった意図があっての行為なのだろうか】
【ま、まさか。青年が疑心していた、監視する者への合図なのでは────────!?】
【叩くのを止め、『腕』はキョロキョロと、前後ろ、即ち、少女と青年の様子を確認するようにして】
【ポリポリと、腕を引っ掻く仕草。それは「えーっと、ワカンネーかなー……」みたいなものに感じられ】
【何かをひらめいたかのように、握りこぶしを作ると。付着した血液で地面に何かを書き出し始めた……】
【そこには、こう、────────記されている】
【『ぎぶ、ぎぶ』】
【即ち、降参宣言だった】
545 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/01(金) 04:55:28.13 ID:6gl81STto
>>543
(成程、意思で動きの操作は出来る訳か……)
【右の「剣翼」を微細ながらに動かし躯体制御】
【彼女は半ば吹き飛びながらも空中での回転をある程度御し、そして】
【重力に逆らったまま、謂わば宙吊りのような姿勢のままで】
そこだァ!!!!!
【叫び、握った剣を袈裟に振る】
【青色をより濃くしたような蒼色の魔翌力の斬撃が女性に向かい飛来する、が】
【ここで僅かばかりのアクシデントが発生することとなる】
………?う、あ――――落ちる……!
【慣れない物を使った為か「翼」の制御を誤り】
【そしてその失敗に「翼」が気に食わなかったのか突然消失】
【斬撃の振り終わる瞬間にそれが起きた為にズレが生じる】
【女性の腹の真ん中を狙っていたがそれは捻れ、やがてもし当たったのならば女性の右胸右肩を……】
【斬撃の端で切り裂くような形となるだろう】
【一方空中で空を掴む術を失った彼女は、必然更に向こう側へと吹き飛ばされ】
【軽い弧を描きながらやがて地面と出会う】
くっ……ふ…………――――。
【接地の瞬間に何とか体を捩り両足を付きそして剣を地面に突き刺して】
【飛び出した反動を[
ピーーー
]のだった】
546 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/01(金) 04:59:43.42 ID:1BfZKVhmo
>>544
ふむ。
脳ある腕は果たして何を隠すかな?
【そんな事を言いつつ、首元にナイフが突き刺さって包帯を真っ赤に染めている青年が表へ歩いてくる】
【ひれ伏す腕の傍らへ、同時に少女の方へ近付いていって】
しかし結構、痛ぇなぁ……
よう。久しぶりだな少女さん
……それで、えーっと……怪我は無いか?
【大怪我をしている自分の事を棚に上げて少女の無事を確かめようとする】
【もう何か色々と無視している気がしないでもないが】
【今の青年には、まずは少女のことが最優先なのだ】
【少女から何か返答があったなら、青年は問答無用で「腕」を右足の下駄で押さえつけようとする】
【たとえ、相手が降参をしようとも】
【逃がす気は更々無いらしい】
547 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(愛知県)
[sage]:2011/04/01(金) 05:06:04.26 ID:q6IXyPryo
>>546
少女、────さん……。
【久しぶり、確かに久しぶりな感覚だ】
【そして、少女はそのなんとも言えない呼び名に苦笑すると】
そうでしたね。いきなり、こんな事があって、
自己紹介もしてませんでしたよね。
私の名前、……ロザリーって言います。
魔女見習いのロザリー・ウィッチです、こんばんは。
はい、ありがとうございます。お陰さまで私には……。
ですが、あの………。
【少女の視線は、当然、青年の首に向かっている】
『…………ッ!』
【踏まれた『腕』は、ぐえっ!みたいな感じで海老反りになる】
【青年が踏んでいるお陰で、恐怖心は若干薄れているようで】
【少女は、腕に目をやりながら】
これ、なんなんでしょうね……。
『…………』
【物言わぬ、『腕』────】
【だが、文字は書けた、尋問は可能だろう】
548 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/04/01(金) 05:08:29.70 ID:SbajzIkDO
>>545
ッ……!
(迂闊……! 立ち会いの最中に逡巡するとは、何と迂闊な──!)
【“刀儀刹奈”は自分の愚行を心中で罵りながら、飛来する斬戟から身を守ろうと咄嗟に馬鹿げた大剣を引き寄せ──】
【──ようとしたが】
ぐッ──!?
【それは刀を引き寄せようとする動きだった】
【“刀儀刹那”は刀使いだ。咄嗟に出るのは刀使いの動きのみ】
【しかし、引き寄せようとしたのは大剣。──左肩の負傷が無ければ引き寄せられただろうが、今はそうはいかない】
【ほんの少し前にやったように、腕をぐるりと回すようにしなければ、重量のあるクラウドバスターは引き寄せられない】
くっ、ぁ──……。
【結果、半端に引き寄せられたクラウドバスターは、胸をカバーするに留まった】
【右肩を深く傷付けられた“刀儀刹奈”は、痛みと、何より全身を襲っていた疲労のあまり──気を失った】
【クラウドバスターがアスファルトを削り地に突き立つ】
【“刀儀刹奈”は、意識を手放しその体をアスファルトに投げ出した】
549 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/04/01(金) 05:18:52.32 ID:1BfZKVhmo
>>547
ロザリー…ね、覚えられれば覚えておく
俺はアルフレート、魔術協会の所属ってことになってる
怪我は無い、か……これで俺はゆっくり眠れそうだな
いやはや無事で何よりってところか……
【青年はホッとした様な穏やかな表情を浮かべて】
【非常にゆっくりと瞬き、ふー。と一息】
ああ、俺は大丈夫だよ
最初は刀、次には牙、今度はナイフだ。いい加減に慣れもするし、
傷は何処まで行っても、傷止まりだからね……
【即死でもおかしくない傷を負い、それでも尚青年は平静に立っている】
【じわじわと滲む赤、微かに魔力が血に混じって漏れているような?】
うーん、「腕」だな……
試しに筆談でもさせてみるか……?
【と、少女に提案してみて】
【足元に踏みつけた「腕」を一瞥する】
550 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/01(金) 05:19:04.63 ID:6gl81STto
>>548
【着地の衝撃でも無論痛みに響く】
【小さな苦悶の声を上げ、それでも相手が未だ立っているかもしれないと顔を上げ】
【剣を引き寄せ立ち上がる】
ふっ……ふっ……ふっ…………――――
……終わった、か?
【いまだにクラウドバスターが叫ぶ音は止まらずにいるが】
【どうやらその主である彼女は倒れてくれたようで、一息つきながらも気を引き締める】
【先程の煙の中からの一撃を思い出していたのだ、まだ油断は禁物である】
(しかし先程の彼女の動きはどこか不自然であった……)
(戦闘での負傷による隙、とは違うような気も――――)
【ふと戦闘の中で気になった事を思い出すが頭を振り思考を止める】
【いや血を失い過ぎ気が遠くなった】
まあ、良い……これで彼らの無念も……。
…………はあ、いかんなどうにも……、倒れてはいけないというのに……。
【足が意思とは違う方向へ右へ左へと動く】
【いよいよ危ないのだろう、不思議と笑みが零れたこれは自嘲の笑みだろうと冷静に思う】
コイツを捕えてどこかに突き出さねば、裁かれるべき所へ連れて行かねば……。
ならな……い、の……に。
【もう既にこの時点で意識は連続しないでいた】
【言うなれば映像がぶつ切りになってしまったビデオテープのような物だ】
【やがて視覚の情報は途絶え、彼女もその場で膝を付き崩れる事となる】
【その後彼女がどうなるかは神のみぞ知る、といった所だろう】
551 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/04/01(金) 05:28:31.26 ID:SbajzIkDO
>>550
…………。
【それから直ぐ様、黒衣の女は立ち上がる】
【まるで痛みも疲労も感じていないような、言うなれば全身の負傷など全く意に介さない自然な動きで立ち上がる】
【傍らに突き立つクラウドバスターの柄を握って引き抜き、辺りを見回す】
────。
【敵を探す。黒衣の女は女性を探す】
【しかしそこに有るのは倒れ臥した人体と、バラバラになった人体とが複数散らばっているだけ】
……逃がしたか? 殺したか?
──ああ、残念だ。分からない。まあ、次に会ったとしたら、その時に殺せば良いか。
【愉快そうに笑って、黒衣の女はクラウドバスターの駆動を止め、専用の金具で背中に背負う】
【路地裏から女は歩き去る。痛みも疲労も、過去も本来の自分も失った女は、次なる殺戮の舞台を探して、立ち去った】
【死体と同じように倒れ臥した女性には、気づかないまま】
//長丁場お疲れ様です! ありがとうございましたー!
552 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(愛知県)
[sage]:2011/04/01(金) 05:29:12.04 ID:q6IXyPryo
>>549
アルフレートさん、ですね。
私は記憶力に自信があるので覚えておきます。
魔術協会────。
【ああ、あの。という反応】
【知ってはいるが、魔女として所属している訳ではないようだ】
はい、本当にありがとうございました。
刀、牙────……。
あの、アルフレートさん、聞きづらい事を聞いても良いですか……。
幽霊……じゃないですよね……。あはは。
【ナイフはともかく……。首に刀、牙なんてものが刺さって】
【よくもまあ、生きていられているな。と、いう意味で冗談っぽく聞いてみる】
『…………』
【アルフレートの提案への解答をロザリーが言う前に】
【徐に『腕』は、人差し指を可能な限り伸ばすとガリガリと血で文字を書き出し始めた】
【「は なせ 」の3文字】
【これ以上は書けない。何故なら、地面にベッタリと血液が張り付いていて】
【書けるスペースが無くなってしまっているからだ。これ以上の言葉を書かせるならば】
【言われた通りに腕を離す。あるいは、踏んだまま横にずらすといった感じか】
553 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/01(金) 05:32:59.71 ID:6gl81STto
>>551
/お疲れ様でしたー!
554 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/01(金) 05:44:01.27 ID:1BfZKVhmo
>>552
記憶力に自信がもてるなんて、羨ましいね…全く…
【自嘲気味の笑みを浮かべて】
ははは。幽霊だったら化けて出てきても、人には触れなかったりするからな
まぁそんなことはさておき、俺は幽霊じゃないよ
ただ死んでるには間違いないんだけどね……
言ってしまうと、ただの死体。だから既に死んでるし、活きてもいる
要は動けるだけの死体なんだよ、俺は……
【頭をバリバリと掻きながら、吐き捨てるように言う】
【「嗚呼、分かりづらいだろうから解る必要はないぞ」と付け加えて】
……おっと、済まないな『腕』
【思い出したように青年は踏んでいる足を退ける】
【このままなら、腕も逃げられるには逃げられるが】
【追われることも覚悟しなければなれないということを暗に告げている】
555 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(愛知県)
[sage]:2011/04/01(金) 05:55:17.01 ID:q6IXyPryo
>>554
…………?
【アルフレートの自嘲気味な笑みに対して首を傾げ】
あはは、ですよね、
流石に今の質問は冗談ですy────ほぇ?
【え、この人、今、なんて言った】
し、死体って────事は、ゾンビですか!?
あ、いや、リビングデッドですか!
【どう違うのかは、分からない】
【ただ、驚いてはいるが、死体である彼に対して恐怖などは感じていない様子】
【まあ、彼女は──“見た目”で人を判断する人ですから。見た目が普通なら、それほど恐怖などは感じない模様】
『……』
【アルフレートの拘束が解かれた『腕』は、地面に再び、文字を書き始める】
【「状きょう は なんと なく つか めた」】
【「私 は この娘 を さがして いて たま たま 路地うら から 」】
【「 でて きたら 私 に てき意 を 持った お前 が いたから 応戦 した だけ だ」】
【───以上、『腕』の言い分である。信じるかどうかはアルフレート次第】
【しかし、どうして「この娘」おそらくロザリーを探していたのかに付いては語っていないので、信憑性に付いては微妙なところだ】
556 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/04/01(金) 13:13:45.23 ID:8tqGtMWV0
【神社】
【未だ蕾の桜並木、綺麗に掃除が行き届いた石畳――小鳥のさえずりが響く、俗世と隔離された空間】
【その奥にある、社の縁側に、ひとつの人影があった】
うむ、今日の掃除はこれくらいでよかろう。
しかし、最近は暖かくなってきたな。もう春というものかの
【前頭部のみが美しい白銀色という、特徴的な短い外ハネの黒髪】
【清廉なる紅白の巫女装束を纏い、その上から白い衣を羽織った少女だ】
【凛とした銀の瞳は、世の果てまでをも見据えているな儚さを持っていて】
【背中でとても大きく結ばれた蝶々結びの飾りが、羽か尾のようにひらりと舞っている】
【少女は縁側で、傍らに空の湯呑と饅頭を置き。その逆側には、竹箒が立てかけてある】
実に良い天気だな……、…………うむ…………。
…………。…………んむ。。。
【少女ならぬ巫女は、その暖かな日差しにうとうとしているようで】
【やがて座りながらも、その瞳が完全に閉じるだろう。神社の縁側でうたた寝する巫女、なんだか良い光景である】
/5時半までしか絡めませんが、それでもよろしければ。
557 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
:2011/04/01(金) 13:42:38.28 ID:KKM6zN6AO
>>556
/まだいますか?
558 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/04/01(金) 13:45:28.79 ID:8tqGtMWV0
>>557
/此処に!ですがちょっとした急用が入ったので、最初のお返事だけ少々遅れます。申し訳ないです。
559 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
[saga sage]:2011/04/01(金) 13:47:25.65 ID:KKM6zN6AO
>>556
【コツコツと境内を歩く音と共に、ひとつの人影がそちらに向かってくる】
……おぉ
【赤い布を緩めに頭に巻いて癖の強い黒髪を軽く纏めた、藍色の瞳の青年だった】
【黒のポンチョで体型を隠し、その下に黒のワイシャツと薄い白のベストを着用】
【ポンチョには1から12までの数字が暗い灰色で刻まれているが確認しにくく、】
【ベルト変わりに砂時計を繋ぐ細い鎖を使用して、サラサラと時を刻む音がする】
【時計が埋め込まれた八端十字架を提げており、どうやら教会¥椛ョの神父であるようだった】
【片手に竹の皮で出来た包みを持っており、中身は団子なのかみたらしの香ばしい匂いがほんわりと漂っていて】
【どうやら花見を兼ねて此処を訪れたようでもあった】
>>558
/了解しました、気にせずどうぞー
560 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/01(金) 13:56:06.92 ID:SsfCMPIuo
【とある街中の桜並木】
【今年の春は例年より比較的寒く桜が咲く時期がとても遅くなっているらしく、桜並木を歩いてもほとんど咲いていない】
【そのことをテレビの予報を見て知り、残念がる子供がちらほらと見られる中その少年はいた】
…おっかしいな…ここが桜並木…?全然咲いてないじゃないか…
オレ達が花見した先週にはもう満開になってたと思ったのになんでこの街ではほとんど咲いてないんだ…?
【黒髪に骸骨のようなモチーフのヒ―ローのプリントが付いた柄Tシャツと黒いデニムの真新しいジーンズとスニーカー
上物の皮のベルトには携帯用工具入れをフックで填めて、その両手に機械の戦闘用ガントレットを装備した少年が桜並木を歩いている】
【歩きながら彼は首を傾げていた。ここはつい最近に花見をした場所からたいして離れていなかったはずなのに】
【なぜ、この辺りの桜はまだ咲いていないのか…?】
…この街だけ気候が違うって事…?やっぱ都会の空気が悪いのかな…
【うーん、と首を傾げて彼は近くにあった桜の木に触れて見る】
561 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/04/01(金) 14:06:55.92 ID:8tqGtMWV0
>>559
…………ぅうん……
【巫女は来客にも気付かず、座ったまま暖かな日差しを甘受し、眠りに浸っている】
【なかなか画になる構図であるし、よく見れば顔つきも割りと可愛いのだが――】
……んぅ…………ゼニ……はよぅゼニ……よこさぬか…………
しんこー……しんこーをささげるゅのだ……
【 寝 言 よ 】
【なんだか寝言で全部台無しになった気がするが――この巫女を起こすも起こさぬも自由】
【神社の中を散策するも自由、だが……残念ながら、桜はまだ蕾の状態であった】
【しかしその枝の上では、ちゅんちゅん、と小鳥が鳴き。これはこれで、割と良いものかもしれない】
/お待たせしました、よろしくお願いします!
562 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)
:2011/04/01(金) 14:07:25.49 ID:0Er040dU0
>>560
【――人気が無い、桜並木】
【その少年に近づいてくる、人の足音】
【こつ、こつ、こつ】
【最初は微量に聞こえる足音は少しずつ、少しずつ大きくなる】
【こつ―――】
【やがて、単調なリズムで刻まれていたそれは少年の近くで止まるだろう】
―――桜、咲いてませんねぇ
【かけられた平坦な声は、若い女性のものだった】
【どのタイミングで少年がこちらを向くは知らないが、目を向けたらその女性の容姿は目に入るはずだ】
【背丈は170cm程、年齢は19歳ぐらいで左目は黒】
【黒と白を基調としたスカートが長めのエプロンドレス、白いフリルのカチューシャ】
【少しだけクセのあるショートカットの黒髪などが特徴のいかにも「メイド」だと分かる女性】
【――右の瞳孔が灰色で黒色の☓印が描かれている、と言った特徴が無ければ普通のよくいるメイドとして通用したかもしれない】
【女性の目は、少年が触れている桜に向けられている】
563 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/04/01(金) 14:07:58.79 ID:9TJHMExao
>>560
今日はエイプリルフールらしいから嘘つくか
【そんな少年の近くに青年がやってきた】
【青年は、整ったやや長い黒髪に、高めの身長】
【茶色のコートを羽織り、同じ色のブーツを履いて、灰色のジーンズにアクセサリーとしてチェーンをつけている】
【鋭い、或いは悪いと表現出来る目つきのせいか、雰囲気などが不良やチンピラに近い】
相変わらず枯れ木だな
【少年が触れているのと同じ木を見上げて呟いた】
564 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/04/01(金) 14:09:35.41 ID:+rzOwI5Co
>>560
むー……、櫻が咲いていないのか。
全く、残念だ。
【はぁ、とため息を突きながら桜並木を歩く人影】
【黒いジャケットにベージュのロングスカートという目立たない出で立ちの少女だ】
【長い黒髪は、ポニーテールにして尚、腰までの長さが有る】
【切れ長の瞳は、怜悧な美しさを帯び、カワイイ系というよりは所謂美人系と言った顔立ち】
【しかし、そんな見た目でありながら腰には二振りの刀をベルトに差していた】
【その堅牢な拵は、見るものが見れば名刀、業物の類であるのは間違いない】
全く、せっかく弁当とか買ってきたと言うのに。
【……右手には袋が下がっていたが、一人で重箱弁当を食い尽くす積りの様だ】
枯木に花を咲かせましょう、とな。
【そう呟きながら、徐に少年の触れる櫻の樹に手を翳し、気を送り込んでみた】
【すると、つぼみが少しだけ花開いたようだった】
……え?
【やった張本人がぽかんとしている】
565 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/04/01(金) 14:10:23.04 ID:+rzOwI5Co
//なん……だと……!引きますねー
566 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
[saga sage]:2011/04/01(金) 14:11:28.21 ID:KKM6zN6AO
>>561
……うわぁ
【マジかよ、と言いたげな反応で寝入る少女を眺めていた青年だったが、】
【少し考えたように沈黙すると、足音を殺すこともなく彼女に近付いていき】
【その鼻先へゆらゆらと香ばしい匂いのする包みを差し出してみるだろう】
【また、彼の身につけている十字架に埋め込まれた時計が少々煩いかもしれない】
/おかえりなさい、宜しくお願いしますーっ
567 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/04/01(金) 14:17:11.28 ID:+rzOwI5Co
【路地裏】
……全く、暇な奴らが多いものだ。
【ぱん、ぱん】
【手を払いながら、一つの人影がそう呟いた】
【年の頃は10代後半、しかし、小柄な姿はまだ高校生でも通じるほどには若い】
【黒いジャケットにベージュのロングスカートという目立たない出で立ちの少女だ】
【長い黒髪は、ポニーテールにして尚、腰までの長さが有る】
【切れ長の瞳は、怜悧な美しさを帯び、カワイイ系というよりは所謂美人系と言った顔立ち】
【しかし、そんな見た目でありながら腰には二振りの刀をベルトに差していた】
【その堅牢な拵は、見るものが見れば名刀、業物の類であるのは間違いない】
【足元に転がる不良達は、無残に“焼け焦げて”いた】
【火気の類は見当たらないというのに、この少女がやったというのなら、炎を操る術が有るということだ】
よっ、と。
【不良の襟首を掴むと、少女は次々と路地裏のダストボックスに不良を投げ入れて言った】
568 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/04/01(金) 14:19:08.30 ID:9TJHMExao
//分散した方がいいと思うので引きますねー
569 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/04/01(金) 14:20:21.98 ID:8tqGtMWV0
>>566
……んむ……ぅ………………
【黙ってれば可愛い、の典型を地で往く巫女は、なんとなく幸せそうに春の日差しにたゆたって】
【……が、青年が其方に近付いてくれば】
【そう、香ばしい匂いのする包みを差し出すより速く、足音と接近だけで――】
【――ぱち、と。凛とした銀の瞳が開いて】
……――――何奴かぁぁぁぁァァァァーーーーーーーーッッ!!
【ばさばさばさー、と。小鳥が全部飛んでいきました】
【巫女は凄い勢いで立ち上がり、懐から右手でおフダのようなものを取り出して】
【人差し指と中指の間に挟み、青年に向かって突き出すだろう】
寝込みを襲うとは笑止千万不届千万、この傲慢不遜な悪辣鬼畜めがッッ!!
幾ら我が天地神明ひっくり変えるほど妖艶な美を纏っているからとはいえ、夜這いならぬ昼這いとは怪しからんッ!!
その百年沼の底よりも淀んだ心、もはや我が神であっても照らすことは出来ぬッッ!!
其処に直るが良い戯け者、我が神に変わって神罰たる滅びをくれてやるわ邪心爆殺魍魎退散ッッ――――!!
【何やらものすごい勢いで凄いことを叫びながら、周囲の桜並木がざわざわと揺れだす】
【巫女の身体からどどどどどどどど、と何やら凄いオーラっぽいのが立ち上っているのはギャグ補正の力だと信じたい】
【ともあれ、さっさと弁解せねば何をされるか分かったもんではないだろう】
570 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/04/01(金) 14:22:46.80 ID:9TJHMExao
>>567
【ぱちぱちぱち、と軽い拍手の音が響き渡る】
【身体を傾けて壁にもたれている青年が鳴らしているものだ】
いや、姉ちゃん強いな!
【その青年は感嘆の声をあげている。一部始終を見たというわけではないが、倒したのは理解出来ているようだ】
【青年は、整ったやや長い黒髪に、高めの身長】
【茶色のコートを羽織り、同じ色のブーツを履いて、灰色のジーンズにアクセサリーとしてチェーンをつけている】
【鋭い、或いは悪いと表現出来る目つきのせいか、雰囲気などが不良やチンピラに近い】
【要は、たった今ダストボックスに放り込まれた人間と同じ種族ということだ】
強い女性は好みだ。お茶でもどうだい?
【平然とナンパするチンピラ(仮)】
【命が惜しくないのだろうか】
571 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/04/01(金) 14:26:06.27 ID:+rzOwI5Co
>>570
【がっ、と最後の一人をダストボックスに投げ込んで、ばんっ、と乱暴に蓋を閉めて】
【そして、鳴り響く拍手と掛けられる声を受けて、くるっ、と振り向いて】
はっはっは!褒めるな褒めるな!
【破顔して高笑いを上げた】
【どうも、敵意の類を向けられない限りは人畜無害な類の生き物の様だ】
【そして、チンピラのナンパを受けて、首を傾げて数瞬後】
いいぞ!奢ってくれるならな!
【即答。頭が足りないぞ、コイツ。ぶっちゃけ、ちょろいぞ!】
【強い代わりに頭が残念なようだ】
572 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/01(金) 14:27:07.83 ID:SsfCMPIuo
>>562
【ハッ、と突然声をかけられた事で少し驚いたらしい…人見知り気味なのか】
【しかし目の前に現れた女性の服装を見て…ぽつり、と呟いた】
…メイド、なんだ…本当にメイドと縁があるな…ってそうじゃなくって
お姉さんも早く花見をしたいのか?オレはこの間親父たちと花見やったんだけどね
それにしてもヘンだな、この辺りはもうとっくに桜は満開になってたとばかり思っていた
…この間桜の満開がどうのってニュースやってたじゃん
【桜の満開…桜が咲くのが遅れるニュースはやっていたかもしれないがそんなニュースはなかったはずだ】
573 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
[saga sage]:2011/04/01(金) 14:27:45.60 ID:KKM6zN6AO
>>569
おあぁぁぁぁ――ッッ!?
【普通にびっくりしたのか、素っ頓狂な声をあげながら下がる青年】
【お札を突き付ける少女に対してやや引き気味ながら包みを向けた状態で】
いやいやいや、あの、アレだ、ちょっと待て聞いてくれ
天にまします我らが父に誓って俺は何もしてない、何もしようとしてないっ
ただちょっと花見をしようと思ってその許可を貰おうと声をかけようとしたまでで!
マジごめんなさいちょっとお願いなんで話聞いてくださいこのとおり!
【なんて必死に言いながらも団子の入った包みを壁(?)にしようとしてたりする】
【……なんというか、はたから見ればあほらしいことこの上ない状況だ】
574 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/04/01(金) 14:30:23.86 ID:9TJHMExao
>>571
(うわ、ちょろっ!)
【てっきり怒られると思っていたため、青年は表に出さないように驚いた】
【”あぁきっと、頭は足りないし飯に弱いけど誇りがどうたらってタイプなんだろうな”──と、予測をつけておく】
じゃあまぁ近くのカフェにでも行こうか
姉ちゃん、名前なんていうんだ?
【上機嫌そうな声で名前を尋ねつつ、表通りの方を指差す】
575 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/04/01(金) 14:34:44.69 ID:+rzOwI5Co
>>574
む?今、なにか不埒な事を考えなかったか?
【目を半眼にして、薮睨みで青年を見つめる】
【頭は悪いが直感は鋭いタイプ。動物的なようだ】
うむ、丁度腹が減っていたのだ。感謝しよう!
【こくこく、と頬を緩ませながら指差す方を向いて】
【名を問われて、眉を少し立てながら】
名を問うのならば己から名乗るのが筋というものだろうに……。
まあ良い、私は花城 火憐[ハナシロ カレン]。
いわゆる……、旅の剣客、とでも思ってくれれば良いぞ。
576 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/04/01(金) 14:36:37.25 ID:8tqGtMWV0
>>573
ふん、性犯罪者は皆弁解するものなのだッ!汝(うぬ)も典型的なその類だの!
そうやって我が信じ切ったところを襲う魂胆だろうがそうは往かぬッ!!
さぁそろそろ天地海風山河陽月人獣に別れを告げるが善いぞ、汝の歩みは此処で潰えるッッ!!
征(ゆ)くぞ、法陣展開ッ!
【ば、と。巫女が指に挟んでいたおフダを離す――すると、はらりと天に舞う符が、ばらばらと分身する】
【いや、違う。元から数枚――5枚か。纏めて挟んでいたのだ。それがひとりでに動き出し――】
【ぐるぐると、青年の周囲を取り囲むようにして浮遊停滞するだろう】
ふふふ、ふははははははッッ!!
我に手を出さんとした不徳を悔いながら滅するが善いわ――――ッ!!
【完全に悪役な笑いを零しながら、巫女は両手で方印のようなものを組み】
【いよいよもってヤバい空気が充満してきたころ、すぅ、と彼女は目を閉じて――】
【閉じて――――】
【 ぴたっ 】
【あれ、おフダ全部止まった】
【そして突然、はらはらと。全てのおフダが地に落ちるだろう】
【巫女は――ゆっくりと、銀の瞳を開いて】
……うん?汝、こんなところで何をしておる?
ああ、参拝客かの?すまんな、あんまり天気が好いので眠っておったようだ。
【 えっ 】
577 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)
:2011/04/01(金) 14:39:26.36 ID:0Er040dU0
>>572
【メイド服の女性は、一旦目線を少年にやる】
【そしてゆっくり首を傾げて】
‥‥さてどうでしょう、メイドかもしれませんしメイドじゃないかもしれません
【――冗談なのか違うのか判断し辛いぐらい無表情の女性】
【右の瞳といい雰囲気といい、不気味ですらある】
一応楽しみにはしてたんです、花見、独りですけど
まあ必ず必要と言うわけではないのでどうとでも
【と、そこで少年の話に疑問を持ち、関心がそこにずれる】
―――満開?‥‥ありましたっけ、そんなニュース
私は見てませんけども‥‥
【少年の言うニュースに怪訝そうな声を出す】
【仮面でもあるかのごとく、顔だけは変わらない】
【ただただ、無表情だ】
578 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/04/01(金) 14:41:31.09 ID:9TJHMExao
>>575
【直感で考えていたことを当てられ、一瞬だが眉をひそめた】
いや、考えてないさ
【低い声でそう答えると、表通りの方へと歩き出す】
【驚きはしなかった。そういった類の人間が居ることは知っているから】
【ただ──この少女が自分の”天敵”であると判明した。独特の危機感のようなものが心中に現れた】
【理論で固めるタイプは、いつだって感性で物事を捉えるタイプを苦手とする】
【”こいつは間違いなく苦手だ”、と青年は思ったのだ】
花城火憐、か
俺はフォルス。好きに呼んでくれればいい
で、あんたは何て呼べばいい?
【心中は顔に一切出さず、明るい調子で名前を名乗り返した】
【しばらく歩けば喫茶店に辿り着くだろう】
579 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
[saga sage]:2011/04/01(金) 14:45:48.70 ID:KKM6zN6AO
>>576
確かに小さい子は可愛いがそういった趣向はないから止めてくれそういうキャラ付けするのは!
っていうかおいちょっとマジかよやめろようばばばばオイ待って待ってこんなところで宗教対決したくない――ッ!
【とかなんとか言いながら、少女のフダが浮遊するのを見て青年は十字架を取る】
【それが彼のデバイスなのだろう、中央に嵌められた時計は急に動きを止めると】
【ぐるるるるっ――針が暴れるように逆回転していき、何かおかしな様子を見せる】
【ふわり、漂う魔力は情けない雰囲気とは違って強大なものを持ち――――】
……えっ
【あ、こっちも止まった】
【正気に戻った(?)巫女さんが見るのは、竹皮の包みを片手に十字架握りつつ】
【なんでだか臨戦体勢を取る教会¥椛ョの青年――だろう。どうしてこうなった】
580 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/04/01(金) 14:49:24.43 ID:YW6uQPNko
【路地裏】
くっ…ぅ…
まだ…とても移動できる状態じゃあ…無いかな…っ!…
【赤い長髪に緑の瞳で
上は赤のTシャツの上に黒いパーカーを羽織っていて、下はジーンズ
と言う格好の高校生位の少女が、壁に凭れ掛かって息を切らしている】
【どうやら深夜に行われた戦闘の負傷が、まだ回復していないらしい】
【右手にコルトパイソンを握り締めて、周りを警戒している様だ】
581 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/04/01(金) 14:49:30.48 ID:+rzOwI5Co
>>578
【青年の言葉を聞き、腕を組んで】
ふむ、気にしないことに“しておこうか”。
【無意識では有るが、この男は完全に信用するには足りぬ、と判断したようだ】
【確かに、理論立てて考えるタイプに取っては、苦手な存在だろう】
フォルス、だな。よろしく。
【にかっ、と先程までのやり取りを忘れたように軽快に微笑んでフォルスを見返して】
【歩きながら、どう呼べば良いか問われて】
他人行儀は苦手なのでな。
普通に火憐と呼び捨てにしてくれて構わん。
何か人の呼び方にこだわりがあるのならば止めはせんがな。
【自分の意思を伝えながら、相手の意思も尊重する】
【無意識にそういう事が出来る当たり、ある程度人間自体は出来ているようだ】
【暫く歩き、喫茶店の前へ着くと】
うむ、腹がへったのだ、入ろうではないか。
582 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/04/01(金) 14:54:19.98 ID:9TJHMExao
>>581
じゃあ火憐、でいいな
【確認するように言ったあと、喫茶店の中へ入っていく】
【それから迷わず窓際に席に座り、火憐にメニューを差し出した】
まぁ奢りだ。常識範囲内だったら好きに食っていいぞ
【と、気前の良さそうなことを言う】
【メニューは割と普通】
583 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/04/01(金) 14:55:41.67 ID:8tqGtMWV0
>>579
うむ?なんだ、大陸の方の宮司かの?確か……「神父」だか云うのだったか。
信じ仰ぐものは違えど、大いなる神の教えを説く者という点は同じよ。
何も無い神社(かみやしろ)だが、ゆっくりしていくが善い。
……可能であれば賽銭を捧げていって欲しいところだが……
【巫女は人当たりのよさそうな笑みを浮かべて青年を見やる】
【何やら最後に完全な蛇足が入った気がするが――そこでふと、青年の周囲に散らばるフダを見て】
うん?可笑しいの……我のおフダだな。懐から飛んだのか?
そんなに風も無いというのにな……ところで汝よ、いつまでそこで固まっておるのだ。
何か用があって来たのではないのか?
【はて、と首をかしげながら。草履でとことこと歩いて、落ちているおフダを回収してゆく】
【その間に固まっている青年を指差して指摘するだろう。これはひどい】
584 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/01(金) 14:57:28.03 ID:SsfCMPIuo
>>577
【んー…?と、無表情ではぐらかす奇妙な女性に、正直少年は反応に困った】
【しかし基本的に女性を無碍に扱うべきではない、そう考えた少年は今の台詞を言いなおす】
…メイドじゃないかもしれないの?わかった、じゃあ言い直すよ
つくづく黒いロングスカートと白いエプロンと縁があるな、って…楽しみにしてたならぜひ咲いてほしいよな
なんで、ここだけ咲いてないんだろ…
【なんでここだけ、まるでここ以外は全て満開だと思っているかのようだ】
【今年は比較的気温が低くて、桜が咲くのにだいぶ時間がかかっていると言うのに…まるで得ている情報が違うかのようだ】
【あるいは彼もメイドの女性をからかっているのか?すぐばれてしまうようなウソだと思われるのだが…】
あったよ、先週から桜前線の予報○HKの夜のニュースとかでやってたって
おかしいな…考えても見ればこの辺りちょっと冷えるね…日がさしてるからあったかくなるような気はするけど
でもオレちょっと寒がりなんだ…もう一枚上に着れる物を買いに行かないとね
【そう呟くと、少年は女性のほうをもう一度向いて、満面の笑みを浮かべて告げてきた】
【独りという言葉を少し気にしてくれたのだろうか、少し気を使うような様子で】
いつか咲いたら今度はここで花見がしたいや!お姉さんも来ればいい
未成年だから酒は用意できないけど、なんかバーベキューみたいなのは作れると思うしさ!
585 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/04/01(金) 14:59:02.60 ID:+rzOwI5Co
>>582
うむ、構わんのだ。
【こくり、と首肯を返して、喫茶店に入り、窓際に座る】
【そして、痛み居る、と言いながらメニューを受け取って】
成程、常識の範囲内か。
【一応ながら、人よりは食べると自覚している火憐】
【それ故に、数を絞るのならば、相応に美味しそうな物を食べたいと思考】
【むーむー唸りながらメニューを睨み百面相をしている】
よし、決めたぞ!
すぱげってぃなぽりたんと珈琲セットと食後にこのちょこれぇとぱふぇを頼む!
珈琲セットのケーキは……、このおぺらとかいうケーキで頼むぞ!
【少し常人よりは多いが、火憐としては割とセーブ気味に注文をした】
586 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/04/01(金) 15:02:10.60 ID:9TJHMExao
>>585
じゃあ俺は適当な飲み物でいいか
【食事は取らないらしく、店員を呼ぶと二人分の注文を頼む】
【メニューを見ずに決めたあたり、この店にはよく来るのだろう】
で、火憐は何してる人なんだ?
学生、か?
【店員が居なくなった後、比較的よくある質問を火憐に投げかけた】
【見た目から推測できる年齢からは、学生か何かに見える】
【首を軽く傾げながら、フォルスはそれを口にした】
587 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
[saga sage]:2011/04/01(金) 15:02:16.53 ID:KKM6zN6AO
>>583
【完全に絶句しているのか、ぽかんとした様子で彼女を見詰めていたのだが】
(……あれ、激しい夢遊病とかその類だったりするのか?)
(もしくはなんだ、呪われてるのか、誰かに操られてたり、そういうアレなのか?)
(…………えっ、もしくは激しい寝言だったの?)
【彼女の言葉も右から左へと流しながら、とりあえず時計を指先で撫でると】
【術式発動の準備を開始していた十字架は速度を落とし、戻っていった】
……あぁ、うん、気にしないでくれ
さっき春十番くらいの風が来てな、なんか物凄いことになっておフダだけがぶっとんでいったんだよ
えっと、まず、そうだな。……巫女さん、とりあえず花見とかしても大丈夫か?
【よく分からないことを言いながら、縁側に座っていいか尋ねてみると】
【とりあえず彼は彼女に近寄ってみるだろう。頭の中は混乱中であるのだが】
588 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/04/01(金) 15:08:52.64 ID:8tqGtMWV0
>>587
なんだ、そんな風が吹き付けたのか?それはそれは……凄い風だったようだな。
我はてっきり、我がまた寝相でヘンなことでもしでかしたのかと思ったぞ。
ちょっとばかし寝起きが悪くてな、たまに気付いたら布団がひっくりかえっていたりするのだ
【寝相……だと……?】
【しかし、あれは寝相とかそんなレベルでは無かった気がする。布団がひっくりかえるレベルではない】
【が、巫女はそんなことは気にしないといったように、青年の申し出に――】
花見とな?ふむ、普段なら信仰もゼn……賽銭も捧げずに我が社に踏み入ることは許さぬが……
汝は同じく神職に携わる者のようだしな、特別だ。好きにするが善い。
しかし……我が社の桜とて、ご覧の有様だぞ?
まだ花開くには遠い。蕾は蕾で、趣深いがな
【「うむ、座るが善い」と返して、巫女は桜並木を示す】
【それは見事に立ち並んだ桜で、咲き誇れば相当に美しいことが伺えるが――少々残念か】
589 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/04/01(金) 15:08:55.55 ID:+rzOwI5Co
>>586
【フォルスの質問を受けて、首をかくり、と傾げて】
いや、剣士だな。
先日お祖父様の道場と流派を継ぐことになってな。
一応職業を言うならば道場主というものだろう。
……と言っても、まだまだ未熟故、こうして己を鍛えるために旅に出ているのだが。
【ほら、私の刀。と腰の刀を軽く示して】
【未熟というのには、少し強いと思うが、それでも彼女の目指す高みは遥か遠くに有った】
おっと、これがすぱげってぃなぽりたんか!
【運ばれてきたナポリタンを見て、目をきらきらと輝かせて】
【フォークを手に取り、素早いながらも優雅な動作で麺を巻き、口に運ぶ】
……む、成程、これがすぱげってぃなぽりたん。
中々味が濃いが悪くないな。焼きそばの類と似たものだな、うむ。
ふむふむ、酸味の中にも具材の旨みが有り……、うむうむ、単純に見えて案外奥深い味わいだな、旨い。
【などと、どこぞの料理評論家のようなことを呟きながら高速でナポリタンを平らげていく】
590 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)
:2011/04/01(金) 15:14:10.87 ID:0Er040dU0
>>584
【無表情ながら、女性は少年の言い直しに「ではそうしましょう」と乗った】
【見た感じでは分からないが、きっと会話を楽しんでいるのだろう】
―――‥‥ここだけ?
【少年が口走った、その言葉に疑問を抱く】
【当然、彼女にも「他は咲いていない」ようにしか見えない】
そうなんですか‥‥?
もしかしたら私が見逃しただけなのかもしれませんね
【自身の記憶を遡りながらも、少年の話に対応する】
【やはり、それらしきニュースは見ていない】
――有難うございます、私も、行ければご一緒したいですね
いつになるのかは分かりませんが‥‥
【ここで初めて、彼女は小さく小さく笑って見せた】
【儚い、というよりは、足りないと言った方が正しい笑みで――】
591 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/04/01(金) 15:14:29.29 ID:9TJHMExao
>>589
へぇ、道場主か、そりゃ凄いな
【褒めるような感嘆するような声で返事をするも、フォルス自体は微塵もそう思っていない】
【剣士、道場、流派──それらから連想される"誇り”という言葉は、フォルスがこの世の中で嫌っているものの上位には入っている】
【嫌悪感をわざわざ表情に出すほどではない。演技も出来る。だがその言葉に本心は無い】
それなりに満足したみたいだな。良かった
【高速で平らげる様子を笑顔で眺めている】
【あんまり驚かないのは、やはり何となく予想がついていたから、だろうか】
592 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
[saga sage]:2011/04/01(金) 15:16:42.24 ID:KKM6zN6AO
>>588
寝相……あぁ、うん、随分とファンキーな寝相なんだな……
【布団がひっくり返るどころかぶん投げられるくらいの寝相だったのだが、】
【青年は何をいう訳でもなく、菩薩のような慈悲(?)でロリコン扱いされた理不尽を受け止めることにした】
おぉ、ありがとな
あとおにーさんは団子買うのに現金は使い果たしたから賽銭は出来ないぞ
【と、覚醒してから早速ゼニゼニ言いはじめた彼女にそう注意してから】
【縁側に座ると桜並木を見詰めてからぼんやりと笑い、包みを開きながら】
いいんだよ、桜が咲く頃にはおにーさんは暇な時間がなくなるから
調度いいのさ、これくらい
【なんて言いつつ、彼女に「食べるか?」とみたらしの包みを差し出すだろう】
593 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/04/01(金) 15:21:53.19 ID:+rzOwI5Co
>>591
何、大したものではない。
剣士としては未だ未熟、道場主と名乗るには恥ずかしい練度だからな。
だから、そこら辺は気にしないでくれ。
【表情を変えずに言う当たり、本当にそう思っている、というかこの少女が虚言を言う事は先ず無いだろう】
【そして、この少女は祖父の教えを受け育ってきたため、古風な武士道を抱いている】
【それこそ正に、剣士としての“誇り”を抱くような、である】
あ、そうだ。
フォルスこそ、一体何をしているのだ?
【思い出したかのようにフォルスに問いかけた】
うむ、なかなかだ。
さて、珈琲も頂くとしようか。
【そう言いながら、気品ある動作で珈琲を口に運び、ゆっくりと啜っていき】
――悪くない。香りも立っているな。
苦味と酸味の兼ね合いも確りとしている。
味の濃い、ちょこれぇとのケーキと組み合わせるには調度良いだろう。
【珈琲をすすりつつ、ケーキも、しゃもしゃもと口に運び、幸せそうな顔をしている】
594 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(熊本県)
[sage]:2011/04/01(金) 15:21:56.78 ID:LDMpHKUco
あーあー、こんなに食い散らかして…。
【溜息交じりのそんな声が、とある路地裏に反響する】
【治安が悪い、なんていう次元を通り越して、もはや死体置き場として名の通る路地裏】
【それでも悪ぶりたいガキ共が分不相応に足を運び、結果本物によって屠殺され続ける悲劇の地】
【鉄のにおいと腐臭と蝿が群がるこの場所に、今回足を踏み入れたのは、蒼い毛皮の猫獣人】
【不機嫌そうに尻尾を下げて、ボサボサの黒髪に隠れる糸目が、今は不快感をあらわにしている】
【足元には、死体の博覧会かと思うほど多彩な有様の肉塊が転がっている】
【その一つ、首から上をなくした、それ以外は割と綺麗な死体に近づき、少女はその懐を探り始めた】
【こんな現場、見られたら何を誤解されるかわからないのに、少女は一切気にした様子が無い】
595 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/04/01(金) 15:25:28.88 ID:8tqGtMWV0
>>592
ファンキーとは何だ、最近の若いのはすぐ横文字を使いたがるから好かぬ。
まぁ我も十二分に若いのだがの、そこらのテンプレな巫女系ロリババアと一緒にしてもらっては困るぞ?
【横文字使ってるじゃねぇか】
【しかし、そんな突っ込みはさせまいというような高圧的な態度】
【そして、無い胸を張って威張りやがる姿勢――色々と大したモンである】
何?なんだ、最近のは少し余分なゼニも持ち歩いておらんのか?
以前此処に来た者もゼニを持っとらんかったしな……もっと不測の事態に備えて余分に持たぬか!
突然団子が値上がりしていたりだな、他にも何かがあって手持ちが減るかもしれん。
他にも急に交通機関が麻痺してタクシーを拾うハメになったり、或いは怪我をしてしまって治療が必要だったり……
何が起こるか分からぬ、この世の中。少し手持ちは多く持っておいて損はあるまい。
そうすれば、ほんの少しの幸福が舞い降りた時、それを与えてくれた神に感謝して、
その信心の表れとして御賽銭を捧げてゆくことも出来るのだからな。
【何故説教を受けなければならないのだろう。しかし妙に話が長い上に途中までは納得できそうだから困る】
【それも全て、最後のあたりの付けたしで台無しになるのだが】
ほう?……ま、忙しいからの。汝も大変だな。
それと何を言っておる、むしろ許可を出すつもりだったのか?そんな立場では無いだろう汝は。
むしろ我が「そうかなら一緒に食べてやろう」という立場でだな。あ、それとどうだ。茶でも飲むか?
【みたらし団子には凄い暴論を返しつつ、草履を脱いで障子を開けつつ訊ねる】
【その際、自分の傍らにあった、空の湯飲みが載ったお盆も持って立ち上がっている】
596 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/04/01(金) 15:27:49.53 ID:9TJHMExao
>>593
俺か? 探偵だ
【仕事の質問に真っ赤な嘘で返した】
【やっていることは探偵のようなものなのだが、実際はかなり違う】
【諜報員と探偵では、同じ種類でもだいぶ差があるだろう】
お前、評論家か?
【苦笑いしながら料理の解説に対して言葉を漏らした】
597 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/01(金) 15:32:49.16 ID:SsfCMPIuo
>>590
ああ、オレついこの間まで家族で世界中回る旅をしてたんだ、風の国に光の国、水の国に金の国
まだ櫻の国とか氷の国、聖都には行ったことないし、『開の国』に至っては実在してるのかどうかさえわかんない
親父の嘘だと思うけどさ、一番親父との付き合いが長いパプリカだって否定してるし
櫻の国だったら間違いなく咲いてるだろうけど、とにかくオレいろんなところを回って桜が咲いてたのを見たんだ…間違いないよ
【『開の国』という名前には聞き覚えがないが、とにかく彼はいろんなところで桜が咲いてるのをこの目で見たと言う】
【信憑性はあまり高くないが…とりあえず彼は嘘をついている様子はない、エイプリルフールだから困らせているという可能性もあったが】
…もちろんどーぞ!ぜひ来てくれると嬉しいな…ウチの男子は皆、女性に優しくが基本なんだぜ
いくらでも来るといいんだよ…って、ああ…
【そこで、彼は思い出してしまった】
【散々家族の話をして、『またみんなで』と言った時に…彼はそれが叶うのは厳しいことを思い出した】
そうだ、オレ家出したんだったっけ…
【どうも、彼はその家族から家出をしたばっかりのようだ】
598 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/04/01(金) 15:35:00.19 ID:+rzOwI5Co
>>596
ほう、探偵とな。
確かに、少々その手の人種の纏う胡散臭い気配が有るようだ。
【納得した様子で、そうコメントを返す】
【そして、フォルスの漏らした言葉に、少し自慢げな表情を浮かべて】
之でも舌は肥えていてな。
しかし、家では殆どが和食だったから洋食が珍しいのだ。
だからついつい物珍しくてな。
【珈琲を美味そうに飲み、ケーキを平らげて】
さて、と。
パフェ持ってきてくれ。
【店員にそういい、パフェを受け取る】
【……どう見ても、一人前には見えないほどには大きいパフェだった】
【其のパフェを見て尚、表情を崩すことはなく、逆に笑顔を浮かべて】
ふむ、この大きさで尚盛り付けの妙を忘れぬか。
遊び心に溢れて目にも楽しい。ぱふぇと言う物は中々に素晴らしい甘味だな。
さて、では実食と行かせてもらおう。
【そう言うと、カレーサイズのスプーンを取り、巨大なアイスにスプーンを突き刺して、口に運ぶ】
……成程。このサイズで在るが故に、全部食べられるのを考慮した構成と成っているのか。
口当たりが軽いな、空気分が多く含まれているか。ふむふむ、甘さも控えめ。
一人でも十分に食える、良く考えられたものだな。
【もっしゃもっしゃもっしゃ、と正に評論家然とした表情をコメントをしつつパフェを食べている】
599 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
[saga sage]:2011/04/01(金) 15:35:41.02 ID:KKM6zN6AO
>>595
じゃあ狂気的な寝相だよ……
【溜息をつきながらこっそり呟く青年】
【ぺったんこを張って説明する彼女は可愛らしいが、それを口に出したらロリコン扱いされる未来が見えるので黙ると】
いやぁ、確かにおっしゃる通りだな
次の機会が有れば賽銭用に幾らか持ってくるからさ、許してくれよ。な?
【とか言いつつ、彼は結論を「賽銭寄越せ」に感じたのかそんな風に笑ってみせ】
忙しいなぁ、春は変換期だし
この機会にって教会を訪れる子達も多いからな、なんとも大変なもんだ
あいあい巫女さま、俺と団子を一緒に食べて頂けないでしょーか?
【割と疲れる作業が多いのか遠い目をしながら青年は溜息をひとつ付くと、】
【団子の暴論にも笑いながら冗談っぽい言葉を返してから、お茶への親切には頷いて有り難く頂戴することに】
600 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/04/01(金) 15:41:23.02 ID:9TJHMExao
>>598
ま、そういうことだ
【そのコメントに、若干の安堵を感じた】
【これで疑いは多少晴れるだろう。例え疑念や警戒心があろうとも正体が分からない状態よりはマシだ、と】
女はやたら甘いもの好きだからなぁ
【出てきた妙に大きいパフェを見てぽつりと感想を漏らす】
【一方でフォルスは飲み物をちまちま飲んでいるだけだ】
【正反対もいいところか】
601 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/04/01(金) 15:44:31.81 ID:8tqGtMWV0
>>599
狂気的とは失敬な。少しは言葉を選ばぬか。
【むーん、と眉を顰めて青年を睨む巫女】
【※ ×ロリコン扱い ○賽銭要求 】
いや?違うぞ?賽銭用ではなくあくまで保身、保険のためだぞ?
賽銭はあくまでその時の汝の心持、信仰心で捧げるものだ。
ただの?ちょーっとでも多目に持っていれば、そうやってフーっと御賽銭を捧げようと思った時にな?
こう、捧げられるだろ?とな、そんな感じだ。これからは持ち歩くが好いぞ。
ま、この教えを説いてくれた我に、その我が仕える神への感謝としてゼニを供えることも云々
【だめだこりゃ】
教会≠ネ。我が社には一切参拝客が増えぬのは何故だ?
神道に入りたいと申してくる者も居らんしの、矢張り大衆的なものの方がウケるのだろうか。
ふふん、それで好い。共に食ってやろうぞ。そして、ちょっと待っているが善い
【なんでぶつぶつと愚痴りながら、にやにやと気分が良さそうに屋内へ入っていく巫女】
【……暫しの静寂。ぴーぴー鳴く小鳥、さわやかな風。神聖な空気――】
【――少しの間、ようやく落ち着いて「花見」が出来るかもしれない】
待たせたな。饅頭と芋羊羹も付けてやろうぞ
【やがて戻ってきた巫女は、お盆の上に熱いお茶が注がれた湯飲みふたつと、饅頭数個。芋羊羹数本を持ってくるだろう】
602 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/04/01(金) 15:46:06.52 ID:+rzOwI5Co
>>600
うむ、お祖父様の交友関係にもその手の怪しい人方は居たからな。
慣れているのだ。
【うんうん、と頷いてそう答えて】
【元より、警戒心を無意識で抱いていただけであるため、態度は変わることはない】
【そして、フォルスが飲み物を飲み干す頃には、パフェを全て平らげていた】
うむ、小腹は埋まったな、礼を言わせてもらおう、フォルス。
【……これだけ食べて、小腹。であった】
【一日五食以上食べなければ餓死する体質であるために仕方のないことではあるが】
603 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)
:2011/04/01(金) 15:46:42.49 ID:0Er040dU0
>>597
‥‥それは、楽しそうですね
というか、楽しかったんでしょうね
ええ、そうですね‥‥
【恐らく彼は、本当のことを言っているんだろう】
【『開の国』という言葉は知らないが、自分の知らない国ぐらいはあるだろう、と自己完結した】
―――はい、是非‥‥?
【少年の様子が何か変わったのを、少年が何かを思い出したのを、彼女は少し不思議そうに見つめた】
【少年が口走ったその事実に、驚くわけでもなく】
――――‥‥‥‥
【ただ、ただかける言葉が無かった】
【赤の他人であるこの少年に、赤の他人である自分が首を突っ込んだところで、変わるわけはないだろう】
【それでも彼女は、ほんの少しでも出来ることを考えた】
604 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/04/01(金) 15:52:13.15 ID:9TJHMExao
>>602
礼、か
【その言葉を聞いてうぅん、と軽く唸りながら、両腕を組んで俯く】
【間違いなく礼を何にするか考えているポーズだ】
【しばらくそうした後、顔を上げて彼はこう言った】
なぁ折角だ。あんたの剣技が見たい
【要求は非常に単純なものだった】
605 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
[saga sage]:2011/04/01(金) 15:55:07.37 ID:KKM6zN6AO
>>601
【視線を逸らしつつ、聞かないふりな青年。仕方ないといえば仕方ない】
【それから賽銭要求する彼女に生暖かい笑いをみせたりしながら頷いて】
……こういうところもやっぱり信者を受け入れてたりするのか?
あんまりそんな風には見えないんだが……
【普通に不思議だったのか、そんなことを尋ねつつ少女が戻ってくるまでの間】
【静かな境内の中、暖かい日差しと綻びかけた蕾を眺めながら日常を楽しんだ】
――おぉ、ありがとな
【饅頭に芋羊羹、それにみたらし団子と和菓子が沢山に青年は頬を緩ませる】
【どうやら甘味が好きらしく、早々に饅頭へと手をつけながら一口囓って】
606 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/04/01(金) 15:56:25.06 ID:+rzOwI5Co
>>604
ふむ、剣技とな。
【フォルスの言葉を聞き、口元ににぃっ、とこれまでのバカっぽい笑みとは異質な笑みを浮かべる】
【それは、猛禽や獣の類に通じる凶暴な気配を感じさせるもので】
【おそらく、先程までが猫かぶり、という訳でもなく、どちらもが本質なのであった】
【数秒後、こくり、と首肯を返し】
手の内を見せるのは剣士として余りしたくはないのでな。
一つだけならば、見せてやっても良いぞ
607 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/04/01(金) 16:00:22.91 ID:8tqGtMWV0
>>605
そうだな、殆ど受け入れることはないが……ちょっとくらい、話をしてくる者も居ってよくないか?
汝らは結構居るのだろう、そういうのが。何か負けている気がしてならぬのだ
【結構負けず嫌いなのだろうか。むー、と唸りながらお盆を置いて】
【「それとも皆、我が妖艶なる美に憚っておるのかの?」なんて真面目に呟いているあたり、残念な頭である】
うむ、一人ではとても食べ切れんものだ。こうして客人が訪れた時くらいしか出せぬでな。
遠慮せず食うがよい。安心しろ、料金などは取らん
【※言わずとも普通は取りません】
ほれ。芋羊羹なんて、どうだ?我の知り合いから譲り受けたものだ。
なんでも櫻の最高級品らしいが、我はあまり羊羹は好かんでのー。
饅頭を先に食ってしまうんで、どうしても余ってしまうのだ。
……うむ?そういえば、あやつも教会≠フものでは無かったか?
【芋羊羹を差し出しながら、巫女ははて、と首を捻る】
【……「芋羊羹好きな、教会¥椛ョの人間?」】
608 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/04/01(金) 16:03:25.42 ID:9TJHMExao
>>606
(なるほど、頭が空に見えて戦いを心得てはいる、というところか)
【一つだけなら、という返事に青年は内心驚いていた】
【彼女の言い分はもっともだ。剣士として侮っていた、馬鹿だ、という認識を改めることとなった】
それでいい。表に出るか
【伝票を引っつかみ、先にレジへと向かう】
609 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
[saga sage]:2011/04/01(金) 16:07:11.23 ID:KKM6zN6AO
>>607
あぁなるほど、そういうことか
アレだ、教会だってほんとに初期の方は押しかけるみたいにしてたんだから
日々の親切とか思いやりとか、なんかそういうのが大事なんじゃないかな、うん
【饅頭もっさもっさ喰いながら言ってるあたり、若干胡散臭く聞こえるが】
【それも事実の一端ではあるのだろう、勝手に頷いて自己完結しつつ】
……請求されたらおにーさんは付けをお願いするしかないんだが
【無一文なので若干顔を引き攣らせながら、そう言うと】
【今度は団子をもっきゅもっきゅしていたが、彼女の言葉にぴたりと停止した】
【芋羊羹に教会≠ニくれば、浮かび上がるのは一人の偉人しかおらず】
……メルフュレル・ファーザー、か?
【藍色の眼を丸くしながら、思わぬ縁にそう尋ねるだろう】
610 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/01(金) 16:08:53.43 ID:SsfCMPIuo
>>603
…もちろんさ、ずっといろんな所を旅し続けて来たんだ…何度未知の土地へとトレジャーハントの旅をしてきた事か
親父も、オレの弟や妹たちも、だいぶ過激な大事件に巻き込まれたりしてさ…でも、楽しかったな
今は拠点でゆっくりしているけど…また旅に出かけたい
【そんな彼女が、どうも自分の事を心配してしまっている事に気が付くと、あわわ…と慌てふためき始めた】
【先ほど彼が行った女性に優しくが彼の家訓になっているとしたら…その女性を心配させる事はあまりいい事ではないのだろう】
…いや、大丈夫だから心配しないでくれよ!大したことじゃあないんだ…ただ、ちょっとつまらないケンカをね
オレの大事にしてた変形ロボットのパーツを勝手に分解してほとんどを新しく作るロボットのパーツに使っちまったんだ、オレの親父が
オレの親父トレジャーハンターでありながら科学者でさ、そのロボットも元は親父から貰ったもんだったんだけどさ
…そう、生まれて初めて親父からプレゼントしてもらった物だったんだけど、さ…親父はそれをすっかり忘れちまって
戻りたいけどオレは親父がオレを探して詫びの一つも入れるまで帰りたくない、だから家出した…って感じかな
【ごめんね、子供じみた事情なんだよ、と彼はメイドをフォローすると】
【黙りこんでしまった女性の頭を撫でようとするだろう…背丈がどれくらいかはわからないがこの少年は平均的な成人女性の身長と同じくらいだ】
611 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/04/01(金) 16:09:00.18 ID:+rzOwI5Co
>>608
【すくっ、と立ち上がる動作は、洗練されていて】
【馬鹿ながらも育ち自体はかなり良いものであることを想起させるかもしれない】
【見るものが見れば、その歩き方等も、重心を崩さない、“武の気配”を感じさせる歩み】
【人としては馬鹿だが、剣士としては確りと完成した思考を持っている】
支払い任せた。中々悪くない料理だったぞ。
【そう言うと、颯爽と外に出ていく】
【そこら辺の動作等だけを見れば、きりっ、として格好いいと言えるのだが……】
【外に出ると、軽く指の関節を鳴らして、首を回した】
612 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/04/01(金) 16:13:11.43 ID:8tqGtMWV0
>>609
馬鹿なことを申す出ないわ。我ほど日々思いやりに溢れておる者はなかなかおらんぞ?
参拝者のことを第一に考え、我自身の心身も健やかに保ってだな。
むろん神への感謝も一時たりとも忘れぬ、見よこの境内を。徹底的に清潔にしておるのだ。
【これを本気で言っているのなら、恐らくこの神社に参拝者が増えることは無いだろう】
【しかし、実際この境内はとても綺麗に掃除が行き届いている】
【あの石畳など、小石一粒すら落ちていないのだ。そこだけは、評価出来るか】
うむ、ツケでも構わん。が、“今日は”請求せんから安心するがいい
【そう言ってにっこりと笑う巫女、だが……次回以降は取るのだろうか】
【尤も、次回以降があれば、ではあるのだが】
【そして、メルフュレル・ファーザーと。その名前を出したなら】
【巫女は、そうそうそうそう、と小さく無駄に連呼してぽむ、と手を叩き】
おお、そやつだ。我の昔馴染みでな。今でもたまーに此処を訪れ芋羊羹を置いて往くのだ。
一回一回やたらと置いて往きよるもんでな、溜まって仕方無いのだ。
何なら汝よ、一箱くらい持って帰るか?
【……とのことである。こんなところにまで、かの導師の芋羊羹布教は行き届いていたのか】
613 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/04/01(金) 16:15:30.18 ID:9TJHMExao
>>611
(剣士は大半が真っ直ぐゆえの弱さがある。だがたまにおかしなことをするやつらも居る。この一撃で見極められるかどうか……)
【会計を終え、表へと出てきた】
【見られるのは一撃のみ。剣技に精通しているわけでもない。一撃だけでどのような剣士か見極められるか、当人にも自信は無かった】
【しかしそれはそれ】
じゃあ、頼む
【火憐へと声をかける】
【火憐を、いや、火憐の動きを見る瞳は真剣なものだ】
614 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
[saga sage]:2011/04/01(金) 16:21:41.99 ID:KKM6zN6AO
>>612
あとはもうちょっと本音を隠せるようになれば、アンタは完璧だよ。うん
【境内の綺麗さは認める以外他なくて、其処はあっさりと頷くも】
【憎めない守銭奴具合が、彼女を尊敬する相手というよりも友人レベルにしていた】
【……なんというか、この巫女。話しやすくて神聖な具合があまりないのだ】
……お、おう。ありがとな
【若干引いてしまいました】
【それからメルフ導師に関して、彼は何か考え込むように沈黙していたが】
【問い掛けられると視線を彼女に移して、困ったように眉を寄せる】
あー……昔馴染み?
【と、彼女の言葉で気になった部分を問い掛けなおして】
【(寝言なので信憑性はないが)ロリババアではないと宣言した彼女は、少女だ】
【それとなかなかいい歳いったメルフ導師との繋がり方を思い浮かべるのが、難しいのだろう】
615 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/04/01(金) 16:23:50.87 ID:+rzOwI5Co
>>613
【出てきたフォルスを視界に収め、こくり、と首を立てに振る】
【準備は出来ている様だ】
ああ、では行かせてもらおう。
【そう言うと、腰を落として、長いほうの太刀に左手を掛ける】
【その瞬間、ざわり、と周囲の空気が変わっていく】
【殺気、とも違う。いうなれば“間合いに入ると殺される”、と感じさせる気配】
【この若さに於いて、その域に達しているのは、才能と努力故で】
【その気配は、無差別にフォルスにも襲いかかるだろう】
【まるで、喉元に刃を付きつけられている様な緊迫感を感じさせながら、櫻色の唇をわずかに動かして】
【鯉口を切りながら、技は放たれる】
鳥之壱――――――――
【ちぃん】
――――――――飛燕ッ!!
【その瞬間、火憐の目の前で白銀が駆け、消えた】
【残るは豪風と“熱気”のみ。――――所謂居合の剣技であった】
【目が良ければ分かったかも知れない、その超速の剣技の軌道が、異常な物であったと】
【刀身の周囲に空気の揺らめきがあり、どこまでが刃の間合いかを悟らせないのである】
【コレは、伝統芸能や、お遊びの技ではない】
【――――人を殺すためだけに創りだされ、それ故に機能美の領域に達した物である】
【残心を残し、軽く息を吐くと】
うむ、まあまあかな。
【と良い、口元をほころばせた】
【先程の剣技を放ったとは思わせない姿である】
616 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)
:2011/04/01(金) 16:28:36.64 ID:0Er040dU0
>>610
―――そう、ですか
【彼の心境は分からない】
【だが、彼の思い出を聞いていると、少し辛かった】
【ロボットやらトレジャーやら、仲の良い家族だったんだと連想すると、もっと辛かった】
お話は、よく分かりました
私は、貴方の事は分かりませんけれど、そのままなのは、何故か、辛いです
【無表情だが、言葉にはほんの少し感情が籠っていた】
【役に立ちたいと、そう言うことだろうか】
【彼女の身長は170程度、難なく手は届くはずだ】
【頭を撫でられることに抵抗はせず、頭の上の彼の手を見つめる】
【そして彼女は、唐突に提案した】
何か、私に出来る事があれば言ってください
何が出来るかと言われて答えられるものではありませんが‥‥――――
―――ここまで話したんです、もう友達でいいでしょう?
【笑う、まるで仮面が取れたかのように】
【その笑顔は他人を安心させるような其れだ】
/ちょっと遅れました、申し訳ない
617 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/04/01(金) 16:32:11.12 ID:8tqGtMWV0
>>614
本音?我は本音は割と隠しておるぞ?
今だってな、
「ケッ、なんで聖職者だというのにゼニを持っておらんのだどうせたんまり貰っておるのだろう、
どうせ使わぬのだから我に寄越すか我が神に捧げるかすれば好いのだこの戯けめが
それが有意義な使い方であるし棚に眠らせたゼニを経済に還すことにもなって一石二鳥、
イヤ我が神の恩恵も受けられて一石三鳥四鳥五鳥と云うものぞ。
それを実行せんとは何とも可哀想なものよの、汝なんぞ爆発するがよい」
……という本音を、これっぽっちも見せておらんかっただろう!!
【えっへん、と無い胸以下略。こいつは重傷だぜェ……】
……――――ああ、昔馴染みといっても、数年ほどの付き合いだがな。
以前、あやつが国中の教会を行脚している際に知りおうたのだ。
勝手に桜を見ておったうえに、今日の寝床が無いから貸してくれと言いおってな。
同じ神職者からゼニを取るのも憚られるでの、仕方ないから境内の掃除をみっちり6時間やってもらったのだ。
それが縁での、まだたまに訪れよる
【さらっと言う巫女だが、普段から綺麗なこの境内を6時間も掃除させられたというのだろうか】
【それはイヤでもこの神社と巫女を忘れないだろうし、下手したら愛着も沸くものだろう】
【……しかし、説明する際に。ほんの少し間が空いたのは、気のせいだろうか】
【気にするほどのものではないかもしれないが――?】
618 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/04/01(金) 16:33:04.59 ID:8tqGtMWV0
>>617
/国中の教会→大陸中の教会、に訂正でお願いします。
619 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
[saga sage]:2011/04/01(金) 16:40:46.99 ID:KKM6zN6AO
>>617
んなこと思ってたのかこの巫女……
【ぽそっと呟くが、若干青年の眼も坐ってる。流石にアレなようでした】
【別に持ってない訳じゃねぇし、でも沢山貰ってる訳でもねぇし】
【とかなんとかぶちぶち考えながら、彼女の説明を瞳を細めて聞いていく】
……ふぅん
確かに行脚はやってたし、あの人なら掃除も丁寧にやりそうだしな。会ったことないけど
しかし6時間とか、そんなに掃除する場所あるのかよ……此処に
【――沈黙に気付かなかったのだろうか】
【特に気にすることもなく青年は団子を食べると、彼女が入れてくれたお茶を一口飲んで頷いた】
620 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/04/01(金) 16:41:11.17 ID:9TJHMExao
>>615
(気配は上々。消せるかどうか次第で戦術的有用性も上がるな)
【圧倒的な気迫。殺気とは一線を画した明確な予感すら思わせる気配】
【喉元に刃を突き付けられるような感覚と緊迫感に包まれながら、平然とした様子で火憐の動きを注視していた】
【そんな状態で何の反応も示さないなど、本当に探偵の挙動なのだろうか】
【図らずも、フォルスは今もっとも、自分の本性をさらけ出していた】
(……熱、か)
【初めて見たとき、周囲の不良は何かに焼かれていたようになっていた】
【もしかするとこの技かと、推測をしてみるもそれ以上は進まない】
【重要なのは、恐るべき気配と神速の居合いを持つ、ということだけだ】
おー、すげぇな
【パチパチパチ、と最初のときのように拍手をしてみせる】
【その表情はわざと作った驚きが張りつけてあった】
621 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/04/01(金) 16:45:34.17 ID:+rzOwI5Co
>>620
【気づいていただろうか】
【技を放つとき、白刃の様に冷たい瞳を火憐はフォルスに向けていたことを】
【その目は、ぎらり、と斬るべきか斬らざるべきか、獲物を見定める目で有ったことを】
っふ。
これ以上は打ち止めだ。見せぬし教えぬ。
【胸を張り、自慢げな表情を浮かべるも、一つだけ、と言ったのは事実の様だ】
【いくら求めようとも、これ以上の秘技の開帳は望む瀑もない】
【もし、それでも見ようとするならば。この少女に襲いかかることでしか其れは成されないだろう】
622 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/04/01(金) 16:47:08.11 ID:8tqGtMWV0
>>619
イヤだの、我がそんなことを考える戯け者に見えるか?
じょーだんに決まっておろーうぞ☆
【きらっ、なんて擬音を響かせながら、ちょっとアニメ声を作ってウインクしやがる】
【一度こいつは、こいつの言う天罰というものを喰らうべきではないだろうか】
【そして巫女は、ここでようやく団子に手を出してもきゅもきゅと齧り】
うむ、週に一度は徹底的の徹底的に掃除するからな。
この居住全体に加え、拝殿の外や中……まぁあやつも聖職者だからの、特別だ。
流石に本殿は我が担当したが、まぁこの境内のほとんど全部だ。
なんだ?汝も掃除がしたくなったのか?
【拝殿とは、主に参拝客が参拝するアレである。賽銭箱や、がらんがらん鳴らす鐘がついていたりする】
【そして本殿とは、本来公開されない、御神体が安置されている聖域だ……と、補足知識】
623 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/04/01(金) 16:49:56.21 ID:9TJHMExao
>>621
いや結構結構。俺ぁ満足だぜ
【軽い笑みを浮かべて両手をあげてみせる】
【これ以上は一切追求しないし、余計な欲もかかない】
さて、と。いいもん見れたことだし、そろそろ行くか
じゃあな火憐。またどっかでなー
【と、別れの挨拶をいって軽く手を振る】
【それから路地裏の方へ向かって歩きだした】
【まだ引き止めることも出来るし声をかけることも出来る】
624 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/04/01(金) 16:52:32.64 ID:+rzOwI5Co
>>623
そうか、ならば此方も満足というものだ。
礼に足りぬかと心配だったからな。
【ほっ、と安心するような表情を浮かべて、少女は笑んで】
【去っていくフォルスを引き止めること無く、軽く手を振って見送って】
【彼の背が見えなくなってから踵を返して歩き出す】
……悪い人には“見えない”んだがなぁ。
……どうにも、警戒を抱かずには居られん。不思議だ。
【ぶつぶつと呟きながら、そうして少女も街中の雑踏に紛れて消えていった】
625 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
[saga sage]:2011/04/01(金) 16:52:44.97 ID:KKM6zN6AO
>>622
うわぁ。うっわぁ……!
【二回言いました】
【しかしどうしても憎めないのが彼女の魅力であるようで、青年は少し笑うと】
【同僚が差し入れたという芋羊羹を感慨深く頂き、無言で囓って飲み込んだ】
ほう。流石は巫女だな
……そういやこの神社、なにが奉られてるんだ?
【本殿、との言葉に気になるところもあったらしい】
【甘味を美味そうに平らげながら、ふと彼女にそんなことを尋ねる】
626 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/04/01(金) 16:53:47.29 ID:9TJHMExao
>>624
//お疲れ様でした
627 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/01(金) 16:55:10.96 ID:SsfCMPIuo
>>616
…優しいんだな!ありがとうねメイドのお姉さん!
へへへ…そんなに心配しないでくれよ、どうせ親父が謝りに来たらすぐ帰るつもりさ…
でももし何か一つ頼んでいいなら、花見の席で膝枕でも頼んじゃおうかなっと、大好きなんだよね膝枕
【へへ、と少し得意げに舌を出しながらそんなアホなことを頼む少年】
【意外と家出をしたこと自体はマイペースに考えているようだ】
でも、オレの友達になってくれるのはとても嬉しいな!ありがとう!メイドさん
【そう告げると、彼は自分の腕時計を見て辺りを見回す】
【日が暮れ始めた事を気にしているのか…そういえば家出中なのだが、宿はあるのか?探しているのか…】
628 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/04/01(金) 16:58:23.92 ID:8tqGtMWV0
>>625
……おい、何だその反応は。何だその笑みは。
ああクソッ、やって損したわっ!ああもう、何もかも爆発するがよい!
【むぎー、なんて漏らしながら頭を抱える巫女。華麗なまでの自爆である】
【が、この神社に何が奉られているのか、という青年の質問に】
【巫女は一瞬、大真面目で其方を振り向いて――】
『神』だ
【えっ】
この神社に祀られておるのは、非常に敬虔深き神だ。
それはそれは素晴らしい神が祀られておる。汝も我も及びも付かん、想像すら出来んような、すっごい神だ。
最早凄すぎて、その名を語ることも聞くことも、存在を知ることでさえ畏れ多いわ。
【と――先程とは打って変わって、妙に真剣な調子で紡ぐだろう】
【適当に言っているのか、ガチで言っているのか判断が難しいところである】
629 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
[saga sage]:2011/04/01(金) 17:03:23.29 ID:KKM6zN6AO
>>628
何もかも爆発したら境内ぐっちゃぐちゃになるぞー
【自爆した彼女を楽しそうに見ながら、そんなことを言う青年】
【基本的には会話が好きなようで、お茶を飲みながら会話を繰り返していたが】
【――『神』】
【その言葉は重く、深いものだ】
【少女の語りを聞きながらも青年は、何か思うように沈黙していたが】
……名も知らぬ神を奉ってるってことか?
【結局は真偽が分からず、そんなふうに茶化すような“逃げ”を選択してから】
【何か時間でもあったのか、青年はお茶を飲み干して「ご馳走様」と呟き立ち上がった】
630 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)
:2011/04/01(金) 17:06:54.33 ID:0Er040dU0
>>627
それなら、良かったです
膝枕、ですか?分かりました
ではその時に―――
【まだ、その笑みは絶やさず、彼の頼みを了承した】
【とりあえずは一安心したのだろう】
【そして「メイドさん」と呼ばれたことで、たがい名前も知らないことに気付く】
私は‥‥ピルトゥリ、です
貴方の名前は?
それと、宿はあるんですか?
【自己紹介と共に、彼の名前と気になった事を尋ねた】
631 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/04/01(金) 17:12:43.33 ID:8tqGtMWV0
>>629
うるさいわTA☆WA☆KEがッ!
ぐっちゃぐっちゃになってもすぐに掃除するから構わんッ!
ああもう、妙に恥ずかしいぞッ!この屑めが!屑めが!屑めが!
【頭をぶんぶん振ってぎゃーぎゃー言いながら青年を指差し、屑めが乱舞である】
【この巫女、実は相当アホなのではないだろうか】
……馬鹿めが、その神に仕える巫女たる我がその名を知らぬ道理もあるまい。
だが、その名を知れば呪われてしまうほどに凄まじい神だぞ?
【と、さらりと返してみせる。これもまた、胡散臭いが際どいラインだ】
我は巫女。神聖なる加護を受け、心身ともに浄化し、全てを捧げた。いわば神の眷属。
身内たる我に名を明かしても問題ないが、あくまで他人である汝には害を齎す。
とにかく、神得や教えによれば――よそ者に告げては、ならんのだ。
【……しかし、ここの語り口は、妙に説得力があるだろう】
【青年は疑問を抱くかもしれないが――真偽を問いかける、その前に】
……っと。そろそろ時間だな。我も用事がある。
すまないが、もうお開きにしてもらおう。何、また何時でも来るがよいのだ。
して、汝よ。名を聞いておいてやろうぞ
【巫女は立ち上がって、開封した和菓子の包みを集め、盆の上に載せようとする】
【彼女も神に仕える身。何かこれから仕事があっても、可笑しくは無い】
632 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
[saga sage]:2011/04/01(金) 17:18:55.19 ID:KKM6zN6AO
>>631
落ち着けって、自爆しすぎだろお前
【楽しそうにしながらドウドウと彼女を馬鹿にするように落ち着けつつも】
【ふむ、と彼女の言葉に唸る。なんとも際どいラインだ】
【神道の方は疎いが――そんな神がいてもおかしくはないだろうし】
【どの道、自分にはあまり関係ない。追求しても仕方ない。好奇心は尽きないが】
あぁ、楽しかったよ。ありがとな
俺はミールっていう。メルフさんが来たら、その時は一応宜しく言っておいてくれ
【なんて、最後までどこか上から目線の憎めない巫女に対して笑うと】
【彼女の名前を聞いて、それから立ち去るだろう】
633 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/04/01(金) 17:24:07.93 ID:8tqGtMWV0
>>632
うむ落ち着いた
【早ぇ^q^】
【とまぁ、色々と突っ込みどころが満載ではあったが】
ほう、ミールか。うむ、あの芋導師が来たら言っておいてやろう。
そして我が名はイミナ。この春霞の社(はるがすみのやしろ)が巫女、イミナ・ハルネアだ。
また来るが好いぞ、ミールよ。団子、美味かった。
そして願わくば、次回は賽銭を持ってくるのだな
【と、最後までこんな調子で。巫女、イミナはミールを見送るだろう】
【桜並木をさぁ、と吹き付けるさわやかな風に揺れる巫女装束――ああ、黙ってれば顔とか悪くないのに】
【……そして、春霞の社の桜は、未だ咲かない】
/お疲れ様でした!有難う御座いましたー!
634 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
:2011/04/01(金) 17:25:40.00 ID:KKM6zN6AO
>>633
/お疲れ様でした、ありがとうございましたー!
635 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/01(金) 17:27:58.05 ID:SsfCMPIuo
>>630
わーいやったやった!オレ女の子の膝枕は大好きさ!
へへへ…バイク教習に挑戦する前になんかいい牡丹餅手に入れちゃった!
【そのままその場でスキップを踏み始めて、ピルトゥリが名前を名乗ってくれた事に気が付く】
【自分はまだ名乗ってすらいなかったのだ、いっけね、と頭をパチンと叩いて反省する】
へへ、女の子に自己紹介することを怠るのはだめだな…紳士として恥ずかしいぜ
どうもピルトゥリさん、そちらに先に自己紹介をさせてしまった事をお詫びいたします
―――ジンジャー、オレはジンジャー・ユースロット!よろしくね!
【…『ジンジャー』、彼は間違いなくそう名のった】
【かの街にあるバイク屋、婦人服などを取り扱うユースロット商会のオーナーにして、六王教団の科学者である男】
【justiceたち同盟勢力に科学的な面でバックアップをし続けて来た男と同姓同名だったのだ】
【…同一人物のはずはない、彼は25歳である事を公にしているのだから】
636 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)
:2011/04/01(金) 17:43:53.26 ID:0Er040dU0
>>635
―――フフッ、嬉しそうですね
【少年の様子を見て、微笑み】
【ピルトゥリはそのままの感想を述べる】
――ジンジャー、ですね。よろしくおねがいします
【―――ジンジャー・ユースロット、どこかで聞いたかもしれない】
【だが、ただ噂で聞いたのかもしれない、記憶違いかもしれない、という風に名前についての興味は薄れていく】
【女性、ピルトゥリはその『矛盾』に気付く事無く、目の前の少年『ジンジャー』について考える事は無かった】
【そして、先ほどジンジャーが時間を気にしているように見えたことを思い出し】
――時間、大丈夫ですか?
【若干、首を傾げて聞いてみる】
637 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(京都府)
:2011/04/01(金) 17:51:54.61 ID:pxsUa/h9o
【水の国、噴水広場付近の喫茶店】
【微かに赤みがかかってきた空に、夕暮れ時を告げる風がふわり
そんな香りを愉しみながら、野外テラスにてコーヒーカップを握る女性が一人
夜の衣を羽織っていく情景に、微かに視線を揺らして】
……たまには、のーんびり、と過ぎていく日も良いですねー
何だかこんなこと言ってると年を取ったって、感じますが
【独り言のように紡がれる言葉は、風に乗って、周囲の人々の耳にも届くだろう】
【白紫色の軽くウェーブのかかった長髪、端正な横顔に添えられる前髪に
肩を大きく露出した黒のレースのドレスにオーガンジーショール同じく黒レースのロンググローブ
黒のニーソックスがかえって妖艶さを際立たせる巨乳で童顔の女性
透き通るような誘うような紫陽花色の瞳が美しい】
【潤んだ汚れ一つ無い肌や、くっきりとした色を示す髪の毛は、とても老いを感じさせないで
紡がれるソプラノの響きも相極まって、彼女の言葉の不自然さを伝えた】
……んー……けれども、何か、一つ、物足りない気もしますね
お話し相手になってくださる可愛い方でもいらしたら良いですのに……
【ゆったりと紡がれる言葉は、誘いの言葉にも思える
――――まあ要するに、淋しいのだろう、一人でのんびりするのも】
638 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/04/01(金) 18:03:05.08 ID:YW6uQPNko
>>637
/昨日の今日なので先に聞いておきますが、ドロルで絡んでもいいでしょうかー?
639 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(京都府)
:2011/04/01(金) 18:12:50.09 ID:pxsUa/h9o
>>638
/わっちは別に構わんぜー!
640 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/04/01(金) 18:20:35.33 ID:YW6uQPNko
>>637
【と、景色を眺めていたイリスの視界に】
【明らかに他の市民と歩き方が違う人物が目に入るだろう】
……とりあえず…早く、休める場所を…!…
【そしてすぐにその人物が昨日会った旅人のドロルだと分かるである】
【ドロルは地面に倒れて転がったのかと思うくらいに服は汚れており】
【その歩みは重く、よろついている】
【そして弱っている状態で襲われてはひとたまりも無いからか、右手にコルトパイソンを握り締めている】
/どうもですー。ではでは
641 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(京都府)
:2011/04/01(金) 18:26:03.16 ID:pxsUa/h9o
>>640
【ぴくん、と彼女の耳が揺れた、零れ落ちた、聞き覚えの在る旋律を、聞き逃さずに
惹かれるように視線を向けてみれば、見知った人物が、そこには居て
その並々ならぬ様子に、微かな違和感を覚えて――――……】
(……正体を明かす、わけにはいきませんが――――……
大切な友人が困っているのを、見過ごすほど、薄情な人間じゃ、ありませんのよ)
【静かに、コーヒーカップが揺れると、ドロルの眼前に魔方陣が出現≠キる
虚空に浮かぶソレは、硝子細工のように、キラキラと太陽を反射して、光って見えて
日光を反射して光る水溜りのように、綺麗な色を覗かせていた】
【そして、寸刻して、風がふわり、と魔方陣から吹き上がって
貴女が抵抗しなければ、そのまま貴女を巻き上げようと為すだろう
――――……数刻の空の旅、風が彼女の前の席へと、貴女を運んでこようとする】
642 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/04/01(金) 18:32:37.32 ID:YW6uQPNko
>>641
【よろめきながら歩いていた所、突然目の前に魔方陣が出現し】
なっ!…何…!?…
【軽い攻撃でも受けるわけにはいかない状況で
すぐにコルトパイソンを魔方陣に向けようとするが】
っ!…ぅ…!…
【余程ダメージを受けているのか、引き金を引くことが出来ずに
そのまま風に巻き上げられて、宙にへと浮かぶ】
…え、な、イリスさん…!?……
【そして、座席の上に降ろされ、目の前に居る人物に驚いた様子でそう言う】
643 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/04/01(金) 18:33:05.32 ID:jiMeoCxSO
>>178
褒められた事じゃないだろうし、堂々としてろってのも無理が有る、か。
誰もが皆、自分のやってる事を肯定できるって訳じゃないからな。そっち側は尚のこと。
ましてや身体に名刺貼っ付けて歩けるような奴らとなれば……考えてみれば、割と稀有だしさ。
……あぁ、とんでもなく気の長い話だ。然程に確実ってわけでもない。
それこそ、何処から手を付ければ良いやらさっぱりだよ――。
人を殺すのは誰にでも出来るけど、育てるとなると途端にハードルの高さが跳ね上がる。
【ただただ心の向くまま、紫煙と要領を得ない言葉とを吐いて散らし】
【「だからって、完成品を引っ張ってきて固めるってのも、いまいち芸がない」と溜息ひとつ】
【思惟に耽れども明確な解答には至れず、道程の遠さばかりが目につく始末に】
【女性は小さくぼやいて、煙草の先に積もった灰を弾き落とした】
【だがまあ、もとより創るより壊すが専門の彼女とて、得る物が無いわけでは無く】
【それが直ぐに実を結ぶかはさておき。最初は憂いを帯びていた表情も、今は心なしか清々しい】
【駄弁る相手が居ると居ないとでは、矢張り気の持ちようも変わるのだろう】
そりゃ重畳。こっちとしても、良い気分転換になったよ。
煙草一本じゃ、手心は加えてやれないけどな?
【ふ、と口の端を緩い弧に歪め。ごく淡く微笑しつつそんな事を言って、ひらりと片手を上げる】
【悪意なく微かな刺を帯びた軽口は、冗談のつもり、なのだろう】
【一本が、どんな金品に変わった所で。――そんな事は、きっと互いに解り切っている】
//あばばばば、済まない……思ったよりも立て込んでしまって、すっかり連絡出来ませんでした。
//取り敢えず返しておきます。もうキリも良い所でしょうし、切って下さって大丈夫です
//重ねて、申し訳ありません……。
644 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岩手県)
[sage saga]:2011/04/01(金) 18:37:35.69 ID:WQOkBw5e0
【とある、廃墟。既に、窓ガラスは、撤去され、眩い月光が、ふわり、差し込み。コンクリート壁が、より一層、侘しさを、掻き立てる】
【木々に、囲まれた、其の場所では。じっと、息を潜めると、何処かから、獣の咆哮。鳥の、飛び立つ音が、聞こえて来る】
【其の、廃墟の、部屋の隅。廃材に、混じって、青白い、闇の光に、溶け込む。申し訳程度に、浮かび上がった、赤と、黒】
……愛してる、……愛して……。……
【其処から、聞こえて来る、うわ言。少女の、声。誰に、対しての、言葉かは、判らない】
【其の、人物は、黒の大きなキャスケット帽を被り、旧い血の色をしたボブヘア、蝋燭の様に白い肌、右頬に深い傷跡】
【険しく、疲労した表情。生気の失った、濁りの混じる、オールドローズの瞳】
【体の線が分かる、膝丈の、黒ずんだ赤の色合いのロングコート。エナメル質の、黒のサイハイブーツ】
【左腕が、皮を剥いだ肉の様な色の、悪魔の様な、鋭い爪を持つ巨大な異形の腕。手の甲の中央に、簡略化した山羊と、六芒星が掘り込んである】
【異形の左を隠そうと、血で穢れた包帯を巻いているが、其れは意味を成さず。脈動するグロテスクな肉が、大きく覗いている】
【十字架型ドッグタグ、右手首に、「No.90」の刻印が入った、銀のハンドカフスを着けた、背の低い、十八歳程の少女だった】
……。……、愛してる……
【体育座りで。ぶつぶつと、ただ、ただ、愛の言葉を、紡ぎ続ける。其の行為に、恐らく、意味は、無い】
【其れは、完全に、病む手前の、印象を、受ける。其れとも、既に、気が、違って、しまったのだろうか】
【暫し、経った後。「嫌だ」と、言葉を、続け。愛を呟くことを、止めた】
【また、獣の咆哮が、ひとつ】
……。やっぱり。……、怖い……
……今日は。……、エイプリルフールだし、……明るく、行かなきゃ……
でも、……あのことも。……。考えなきゃ、いけない……
【其れから、顔を上げ。部屋の、部屋の、遠くに在る、鉄パイプの曲がった塊を、見詰めながら。寂しさに、埋もれる】
【自分を、元気付ける様な、言葉を、呟いても。少女は、やたらと、周囲を、警戒している、様子で。やがて】
……、機関=c…は。……
【遂に、疲れ果て。荒い息を、一つ吐き、眠りに、落ちる】
【出来れば、砂糖菓子の様な。甘い、甘い、夢を、見たい。そんな、思考と、共に】
【世界は、白と、黒に、染まりながら、静かに、廻る】
645 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(京都府)
:2011/04/01(金) 18:41:32.27 ID:pxsUa/h9o
>>642
【――――貴女の戸惑いの言葉をBGMに、静かに冷笑を浮かべながら、コーヒーカップを口につける
ぷっくりとした唇が、カップの渕へと沈み込んで、中にある液体が、流れ込む音が、響いていく
んぅ、と細く白い喉が、とくん、と音を響かせて――――……静かにカップを置いた】
お久しぶりです、の言葉は少し大げさですね、こんにちわ、と紡いでおくことにしましょう
つい、見つけてしまい、手が出てしまいましたの、驚かせてしまいましたか?
【そこに在るのは、昨日と変わらぬ、完璧なまでの微笑み
顔にかかる前髪が、ベストな位置で、彼女の表情を隠し、その笑顔の彫りを深くさせる
貴女に惜しげもなく魅せる笑みは――――常に、それほどの水準に、在って】
【彼女に取っての、貴女の特別さ、それを暗に伝えている、ようにも思える】
さて――――お話の前に、何かあったかいものでも頼むことにしましょう
見たところ、色々とあった御様子ですし、落ち着くためにも、手助けは必要でしょう
友人のよしみで、これぐらいは私がお払いしますよ
【パッチリと開いた瞼から覗く紫陽花色の瞳は、やはり、どこか圧迫感があるものの
それを補って余りあるほどに、彼女の言葉は、優しく聞こえるだろうか
艶の在るソプラノの声は、聞き取りやすく、貴女の中へと溶け込んでいく】
646 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/01(金) 18:48:24.66 ID:1BfZKVhmo
>>555
死体は死体だよ、安置室に置いてあるのと同じ
アレが動いていると考えれば幾分か解り易いだろ?
一応言っておくと日にも弱くはないし、十字架で成仏したりもしないから安心だ
【安心といっても自分の身を案じる訳でもなく】
【逆に心の中ではその事実を静かに省みる】
……へぇ、彼女に御用とは興味深いな?
お前がどんな様相だろうが好き好きだろうが、熱狂的過ぎると怖いぞ?
それに、血まみれで出てきたら驚くだろうが
そんなナリで出てきたお前が悪いし、戦いたくも……迎撃しようともするだろう?
【言いかけた言葉を中途半端に喉の奥へ押し込める】
【さり気に少女に対する暴言を吐いたような気がするが、本人は気にも留めていないようで】
【ぐっ、と首元のナイフを引き抜く】
【その時には生暖かくて真っ赤な血を飛散させ、鋸の刃を引くのと同じように傷口を広げる】
【包帯の下の皮膚の斬り(突き)痕からは赤い肉が此方を覗いていて、首の裏側も同じように赤を覗かせる】
【青年は手に取ったナイフを確かめるように、手の内の其れを玩んで】
もっとも、祟りでなくて玩具だったのは残念だけど
【呟く】
647 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/01(金) 18:48:48.41 ID:1BfZKVhmo
>>687
うぎゃー、寝落ちしてしまいました。申し訳ないorz
此方アルフレートの中の人ですが、連絡も遅れてしまって何とお詫びしてよいのか…
一応、
>>646
に返してありますので、もう少しお付き合い頂ければ幸いです…
648 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/04/01(金) 18:51:36.77 ID:YW6uQPNko
>>645
……唐突すぎて…びっくりしました…
まさか……イリスさんとは思いませんでした…
【相手が自分に害を与えない相手だと確認すると】
【今までの疲労からか、ぐったりと深く椅子に座り込んで】
……申し訳ないです…
それじゃあ…ココアを…お願いします…
っ…う…はぁ……
【飲みたい物を言った後、また鈍い痛みが走ったのかそれを堪えて息を整えている】
……何とか…休憩は出来そうですね…ありがとうございます…
【そしてぐったりとした様子で、イリスの顔を見て感謝の言葉を告げる】
649 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/04/01(金) 18:52:08.31 ID:YW6uQPNko
>>645
……唐突すぎて…びっくりしました…
まさか……イリスさんとは思いませんでした…
【相手が自分に害を与えない相手だと確認すると】
【今までの疲労からか、ぐったりと深く椅子に座り込んで】
……申し訳ないです…
それじゃあ…ココアを…お願いします…
っ…う…はぁ……
【飲みたい物を言った後、また鈍い痛みが走ったのかそれを堪えて息を整えている】
……何とか…休憩は出来そうですね…ありがとうございます…
【そしてぐったりとした様子で、イリスの顔を見て感謝の言葉を告げる】
650 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/04/01(金) 18:52:52.93 ID:YW6uQPNko
>>648
>>649
/っと連投申し訳ないです…。
651 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/04/01(金) 18:54:04.14 ID:KR4PBhkuo
【路地裏】
【暗い暗い、そのばしょに】
【かつん、こつん】
【規則正しい、女性特有の靴音が響く】
【其の音をたどってみたならば──或いは、一人の女性に出会うことだろう】
【この無法地帯を涼しげな顔で歩いていたのは──藍色の長髪をまっすぐに伸ばした、エメラルド色の瞳の女性だった】
【首元をささやかに飾るのは、アクアマリンが用いられたネックレス】
【純潔を象徴するが如き白いワイシャツは淫らに着崩され】
【その豊かな双丘の在る胸元のみでボタンを留めた──非常に、大胆な格好をしている】】
【しかし、肌の露出の多い上半身とは対照的に脚はベルボトムのジーンズを履いており】
【足元を彩る藍色のパンプスを素足で履きこなしていた】
そういえば──今日はエイプリルフールだったっけ
もう嘘をつくのには遅い時間帯、かな
でも……ひとつ、嘘をつくとしたら──
「私はビッチです」……ってところ、かなーぁ?
【くつくつくつ】
【囁くような笑い声が、風に乗り】
【──凛】
【右耳に付けたイヤリングが風に揺れる】
【≪No.CZ≫──耳の装飾品に刻まれた数字。其れの意味するところとは】
652 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(京都府)
:2011/04/01(金) 19:01:14.38 ID:pxsUa/h9o
>>648-649
【頼まれた品を、近くにいた店員さんに頼むと、お願いします、と丁寧に微笑みかけた
きっと彼女は、誰に対しても、ニコニコ、と接するのだろう――――たぶん、そんな感じ】
【頼み終えると、静かにキョロキョロ、と紫陽花色の瞳を、貴女に向けた
恐らくは、何故、そのような格好になっているのか疑問に思っているのだろう
数刻して、貴女へと向ける視線は、どこか心配げに曇っていた】
――――……昨日の今日で、何かおありでしたの?
服も汚れて、お疲れになっているみたいで……
【おせっかい、かもしれない、と思っているのだろうか、胸の前で交差する彼女の指が、不安げに揺れる
微笑の無い彼女の表情は、心配そうな色を魅せていて――――それはどこか、可笑しく思えるかもしれない
それほどまでに、彼女は常に微笑んで、誰にも優しく接しようとしているから】
【野外のテラスは、夜風をくっきりと吸い込むものの、なぜだか、寒さを感じないだろう
まるで、誰かが熱で、貴女を包んでいるかの如く――――……】
……もしかして、それは昨日貴女が言っていた正義の味方≠ノ関連することなのでしょうか?
【首をかしげると、チリン、と鈴の音がしそうなほどに、前髪が彼女を修飾する
作られたようなその完璧さが、今日はどこか、不安定なように揺れている
――――それはつまり、表情が落ち着かない、ということ、心配が、くっきりと、現れている
感情がはっきりと顔に表れるタイプの様子】
653 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[saga]:2011/04/01(金) 19:02:14.80 ID:HVl8zUumo
>>644
【──ふと、その時】
【透き通る横笛の音色が、少しだけ遠くから響くだろう】
【その旋律は、夜気を揺蕩うような緩い調子を伴って、奏でられる】
【曲名は無い。ただ身の内の何かをそのまま奏でるような、即行の譜面】
【その音色は、色褪せた静寂に色を添えることは無い、冷たく透徹したもの】
【誰に宛てる訳でもない、月明かりと同調するために奏でるような、儚い旋律だった】
【──耳を澄ませば、音の出所はおおよそ掴めるかもしれない】
【その音色は、彼女がいる廃屋の窓辺、その上方から響いている】
【宙空に人がいる可能性を考慮しなければ、恐らくは、屋上の縁辺りにでもいるのだろうか】
//まだいらっしゃいますの?
654 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(中部地方)
[sage]:2011/04/01(金) 19:09:12.28 ID:COk0uIE0o
>>651
【彼女が歩みを進めるその先】
四月バカ・・・・か。
【其処に黒い服、漆黒のマント、フルフェイスタイプの仮面】
【腰に一振りの刀を帯刀した男が】
言われてみるまで気が付かなかったが・・・・・・
いつからかだったか・・・・
そう言ったことにあまり興味を示さなくなったのは・・・・・
【あごに手を当て思案するように独り言をつぶやいている】
バカらしくて興味が失せたのか・・・・或いは・・・・
私自身に余裕がなくなってきたか・・・・・・・
655 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/04/01(金) 19:15:40.84 ID:KR4PBhkuo
>>654
【かつん、こつん、かつん】
【目的もなく、路地裏を歩く】
【いや、もし「誰かと会う」──「誰でもいいから誰かと会う」】
【それを、「目的」だと呼べるのであれば】
【彼女は確かに、目的を持って歩いており】
【ふと、前方を見れば──如何にも不審者といった風体の男がいて】
【其れを見た彼女は一瞬だけ。ぽかんとしたような表情となる】
【だがそれも、本当に僅かの時間だけ】
【すぐに彼女はにこりとした笑みを浮かべ、彼へと近付いていき】
──や、どうしたのか、なーぁ?
【そんな──語尾を甘ったるく間延びさせた口調で】
【かつん、こつん。彼へと、話しかける】
656 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岩手県)
[sage saga]:2011/04/01(金) 19:15:48.82 ID:WQOkBw5e0
>>653
【うつら、うつら、眠り掛けていた、異形は。美しい、笛の音が、聞こえる事に、気付いた】
【瞼を、重くさせていた、眠気が。緩やかに、飛んで行って。意識が、完全に、覚醒する】
―――
【屋上。誰か、居る。其の、事実に、異形は、身を、凍らせた】
【本来ならば、其の、音色を、美しいと、溜息を、吐いて。聞き入って、居ただろう】
【然し。機関の、敵≠フ、可能性や、危険人物の、可能性も、有ることを、想起して。警戒を、強める】
【兎に角、異形は、音色の、正体を、確かめに、行くことを、決意して。立ち上がると。無言で、階段を、上り。屋上へと、向かう】
【其れから、緊張を、解く様に、息を、吐いて。屋上の、ドアを、開ける】
/此処に…!
657 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/04/01(金) 19:20:22.93 ID:YW6uQPNko
>>652
…はい……まぁ…
【イリスの問いかけに、力なく苦笑して】
……その通りですね…
昨日あんなに張り切っていたのに、恥ずかしながら負けちゃいまして…
こんな惨めなことになってます…
【ため息をついて目を閉じる】
しばらく休めば回復するので、そこまで心配する事でも無いんですけどね…
【不安そうなイリスの顔を見て、安心させるようにそう言う】
658 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(中部地方)
[sage]:2011/04/01(金) 19:24:48.68 ID:COk0uIE0o
>>655
ん?
【かけられた声に反応してその方向を体を向け】
いや、少し考え事をしていただけだ。
それよりもこんな夜に一人で何をしているのだ?
【身につけていたマントを外しながら接近、其れを彼女に差し出して】
ここは治安が良い、とはお世辞にも言えない場所だ。
そんな肌を露出させていては君の身が危ないぞ?
【ここで彼女の耳元、イヤリングの刻印に目が行き】
(ローマ数字・・・・・107・・・・・機関の人間でしょうか?)
659 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[saga]:2011/04/01(金) 19:25:43.55 ID:HVl8zUumo
>>656
【屋上の扉が開かれた途端、笛の旋律が霧消した】
【同時に、策を越えた屋上の縁に腰掛けている人物が、呟く】
……──ちっ
ンだよ、鼠の気配かと思ったら……
【それは、深黒のローブコートを羽織った、白皙の長躯】
【乱雑に白いメッシュが入った烏羽色の髪に、真紅の瞳を持ち】
【首元には、古風な鍵が付いた黒のチョーカーが巻かれている】
【青年が、金色の光沢を帯びるフルートを、片手で一度回すと、】
【それは夜気に溶け入るように、金の粒子となって霧散していった】
【彼はそのまま振り向かず、背中越しに声を紡ぐ】
……──誰だ
ここは貴様の塒(ねぐら)か。そうだとしたら、邪魔したな
【と、同じ問いを返されそうな状況の中、先んじて語りかけんとして】
//おっすおっす、よかった。ではよろしくお願いします
660 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(京都府)
:2011/04/01(金) 19:30:21.32 ID:pxsUa/h9o
>>657
【最後まで聞いて――――……夜風が一陣、そっと吹くと
彼女はおもむろに、席を立つと、貴女の後方へと向かおうとするだろう
――――そして、ゆっくりと、後方から抱きしめようとする】
【それはきっと、昨日目隠しをするのと、似た状況で
押し付けられる柔らかい感触も、鼻を擽る心地よい菖蒲の香りも変わらず
違うのは、彼女の腕が、貴女をぎゅぅ、と抱えるように、絡みついている、こと】
もう、そこまで心配すること、なんですよ?
女の子なんですから、下手に傷が残ってしまったら台無しですわ
――――……もう少し、身体を大事にしてください
【少し責めるような口調なのは、本気でそう思っているからか
言の葉にはほんのりと、強い思いが溶け込んでいるように思えた
けれども――――……すっと、顔を貴女の顔の直ぐ側に近づけて、言葉を紡ぐ】
【貴女を擽る、彼女の髪は、ふわふわ、とまるで絹絲のような肌触りで
貴女を労わる誰かの手のように、そっと、包み込むような感覚を与えようとする】
――――ですが、ご無事で何よりです
覚えていてくださいませ、貴女が傷つくと、哀しむ人が居る、ということを……
貴女の身体は、貴女だけのモノじゃ、ありませんのよ?
【ね?と付け足す彼女の言葉に、ふふ、っといった微笑みの色が混ざって
視線を彼女へと向けてみれば、そこには昨日の――――否、昨日以上の微笑が、在って
静かに時を、止めていく】
661 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/04/01(金) 19:31:55.17 ID:+rzOwI5Co
【路地裏】
――――――――ッ!!
【路地裏に、咆哮が響き渡る】
【怨嗟、憎しみ、悲しみ、恐怖、歓喜、絶望、希望、怒り、嫉妬、苦痛、快楽、恐怖、安楽、緊張】
【あらゆる感情が綯い交ぜになった其れは、まるで絵の具の色全てを混ぜた結果として黒く染まったかのように、どす黒く、重苦しい物と成っている】
……ッ、畜生……ッ!!
なんとか、抑えたが……ッ。
【路地裏で、涙を流しながらうずくまる“バケモノ”が一匹】
【その足元には、数名の不良の類が“半殺し”で転がっていた】
【裂傷や、打撲等をしているようで、不良たちの足や腕はあさっての方向を向き、そこかしこから血を流していた】
【流す涙は、“赤黒く”。人の流すものではない】
【顔の右側には、金属と皮でできた堅牢な眼帯……拘束具と言っても差し支えない物が装着されていて】
【そして、其の左腕にも、特殊な材質の拘束具と無数のベルトが巻き付けられていた】
【格好は所謂学ランであるのだろうが、ボロボロに敗れている上に、血まみれで】
【骨より白い白い髪も、今は血がこびり付き、醜い斑模様と成っている】
……嫌だ……ッ。
もう、いやだ。……、死にたい……ッ。
【頭を抱え、半殺しの不良から這いずるように離れて、路地裏の壁に凭れかかり蹲る】
【己の意思に反して暴走し、周りに被害を齎す自分の状況】
【人ですら無くなった自分の体】
【其れは、若干17歳である少年の心を打ち据えるには十分に過ぎるものであった】
662 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/04/01(金) 19:35:57.76 ID:KR4PBhkuo
>>658
考え事、かーぁ
もうすぐ春だから、かな?
【「ほら、恋の季節だし。春って」】
【──なんて。どこか脈絡の無い言葉を彼へと返し】
【差し出されたマントを見て、どこか面白そうに口元の弧を深めた】
──私は、お散歩、かなーぁ?
それに、こんな夜って──夜はまだまだ、始まったばかりだよ、お兄さん。
治安が悪いのも重々承知の上。
リスクを犯さなきゃ、スリルは味わえない──違うかなぁ?
【イヤリングは、何も答えない】
【しかし──この世界で数字を身に付けるという事は】
【其れは殆ど。其の者が機関員である事を示していて──】
【くすくすくす、と。囁くように彼女は笑い】
【そっと、身をくねらせる大げさな動作をして──紅の塗られた唇へ、白い指先を当てがう】
663 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(熊本県)
[sage]:2011/04/01(金) 19:39:09.59 ID:LDMpHKUco
>>661
”どうした、少年”
【惑い、狂う少年の心に、直接響く声があった】
【『それ』もまた、少年のようなちょっと低いトーンで、けれど僅かに、威圧感を持つような】
【路地裏、その入り口】
【蒼い毛皮の、猫獣人が一人佇んでいる】
【中肉中背、ボサボサの黒髪、その奥に潜む糸目の下に、輝く蒼い瞳があった】
”見たところ、擦り切れていると見るけど”
”それが望みなら、僕が殺してあげたっていい”
【…姿に似合わぬ、大きすぎる影を背負って】
”それが、心の底から湧き出る本心なら、ね”
【誘うような、試すような言葉は、】
【少年の中で揺ら揺らと漂う】
664 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(茨城県)
[sage]:2011/04/01(金) 19:40:20.15 ID:ayMn4Zi3o
>>661
【どか、と重いものを蹴り飛ばす音がし】
【濃いオレンジの髪に毒花を挿した、スウェット姿のねーちゃんが現れる】
何だァ?邪魔くせーったらありゃしねェ
粗大ごみの日は土曜だろうが
【不良たちの死体を蹴り飛ばして道を作り、】
【彼女は少年の元に歩み寄る】
死にたい、だァ?
そんなさびしい顔のまま死ぬのはつまんねーぜ?
【そのまま進めば、彼女は蹲る少年の前にしゃがみ込むだろう】
665 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/04/01(金) 19:41:11.36 ID:YW6uQPNko
>>660
……イリスさん?…
【不思議そうに立ち上がり、こちらに来るイリスを見ていたが】
っっ!?…い、い、イリスさん!?…い、いきなり…何を?…
【昨日の目隠しとはまた別の意味で不意打ちを受け、少し顔が紅潮して慌てている様子で】
う…まぁそれは……そうなんだけど…
そういうのを気にしてられないから……
【イリスを心配させていると分かると、バツが悪そうにそう言って】
…私だけの身体…じゃないかぁ…
……まさか、私の事をこんなに心配してくれる人が居るとは…思いもしませんでしたよ…・。
【イリスにそう言われると、気恥ずかしさを紛らわせるためか
イリスと同じように微笑を浮かべてイリスの顔見てそう言う】
……でもね、少し位の無茶をしないと…誰かを助けたりは出来ないんです…
666 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(茨城県)
[sage]:2011/04/01(金) 19:41:26.31 ID:ayMn4Zi3o
>>661
/おおう、被ってしまった…
/
>>664
は無視してくださいな
667 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/04/01(金) 19:44:42.12 ID:+rzOwI5Co
>>663
……ぁ。
【普段の少年ならば、あり得ないほどに弱い声を漏らして】
【縋りつくように、少年はその声の元へ目を向けた】
【銀色の左目からは、今も赤黒い涙が流れ続けていて】
【其れを見れば、不快に思うだろうと思い、袖で目元をぬぐい】
……ほんとう、か。
【憔悴しきった……眠れても居ないのだろう。目元には分厚いクマを作って】
【そんな目で、獣人を見上げていた】
……もう……、どうすればいいか……、わからねぇんだ……。
俺……は、……。
【溢れる言葉は、上手く纏まらず】
……ただ、此の侭。悪戯に生きて……、人を、傷つけるのは、……俺の……。
俺の……本懐じゃぁ、ない。
【何故なら、少年は“正義の人”だから】
【このように、守るべきもの達を無差別に傷つけてしまうのならば】
【それこそ、死んだ方がましだ。そう思っていた】
【心が、擦り切れているからこそ。思考がマイナスに向かっているというものもあるのだろう】
668 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/04/01(金) 19:45:32.20 ID:+rzOwI5Co
>>666
//了解ですー、また今度よろしくですー
669 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岩手県)
[sage saga]:2011/04/01(金) 19:46:20.23 ID:WQOkBw5e0
>>659
【夜の空。青の月と共に、見えた、人物は。長躯の、青年】
【紡がれていた、旋律は。闇で瞬く、金の、光は。空に、溶け込む様に、消えて】
……、
【問い掛けの、言葉は。優しげな、印象を、受けた。好戦的な、人物では、無いのかもしれないと、思って】
【其れでも、警戒を、怠ってはいけない。自分が、油断した瞬間。彼が、闘う意志を、見せるかもしれない】
【余りにも、彼に対して、怯え過ぎている様に、感じる、少女は。風に、其の、赤い髪を、靡かせながら】
……機関員=B……
……。……いや。……邪魔を、したのは
僕の、方……。……其れに、此処は。僕の、場所では、無い……
【ぽつり。誰だという、問い掛けに。自分の、職を、簡単に、告げて。然し、名前は、語らず】
【其れに、此の場所は。異形が、偶然、訪れた、場所で。寧ろ、此処の、使用権は、彼に有る気がして】
【異形から、ふわり、香って。彼に、届くかも、しれない。死臭と、腐臭≠ニ。時の流れた、血液の、香り】
【感情は、浮かべずに。淡く、濁る、紫の、双眸は。じっと、彼の背を、捉え】
【「ごめん」。最後に、付け加えて。押し黙る】
/宜しくお願いします!
670 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(熊本県)
[sage]:2011/04/01(金) 19:50:33.54 ID:LDMpHKUco
>>667
”…つらいね、少年”
【腕を組み、悠然とした猫は、疲れたような笑みを漏らす】
”じゃあ、君の本懐って、なんだい?”
【それでも、あえて無情に問う】
【鸚鵡返しのような、けれど痛みを押し殺し、期待で上塗りするような声で】
”君が何故、そんな風になっているのか、僕は知らない”
”けれど、ここで死にたい、なんて口にしたら、君はその本懐すら裏切ってしまう”
”それを為す為に生まれ、生きてきたんじゃないのかい?”
【少女は少年を見る。海より深く空より遠い蒼が、少年の眼を、痛みに苦しむその目を、真正面から】
【同じように、痛みを持つものの眼で】
671 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(茨城県)
[sage]:2011/04/01(金) 19:51:26.44 ID:ayMn4Zi3o
【昼のファミレス】
はァ!?横山のじーちゃんGB大会とか…ねーわ
【濃いオレンジの髪に毒花を挿した、スウェット姿のねーちゃんがテーブル席で一人】
【待ち合わせの約束が潰れてしまったのか、酷く不機嫌だ】
【ちなみにGBとはゲートボールの略と思われる】
細川のじーちゃんも今日がん検診だし、遊ぶ相手いねーじゃん…
誰か一緒に茶してくんねーかな
【彼女の前の席は、空いている】
【命知らずな奴なら、きっと彼女の前に断りもなく座ってくるのだろう】
672 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/04/01(金) 19:53:29.54 ID:+rzOwI5Co
>>670
//すいませんおや帰ってきたので至急ご飯作ってきますごめんなさい!
673 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(熊本県)
[sage]:2011/04/01(金) 19:54:09.50 ID:LDMpHKUco
>>672
/了解、ごゆっくりー
674 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(京都府)
[sage]:2011/04/01(金) 19:55:08.99 ID:pxsUa/h9o
>>665
【――――彼女はそれを聞いて、どう思ったのだろうか
肯定したい≠サれは正しい心で、正しき道――――……けれども、心の奥で疼く、また別のココロ
それは満開の花壇に紛れた、一片の外来種、他とは違う色は、くっきりと、目立つ】
【貴女がこれ以上傷つくのなら、その原因を消し去るのも悪くは無い
――――……きっと、そんな思いは、当然、ではないのかもしれない】
(もう、貴女が悪いんですよ――――……そんな顔して、そんな言葉を紡がれたら、揺らいでしまいますの)
【けれども、それは表には出ない、とくん、と小さく喉を震わせ飲み込むと
ココロの奥で溶けて消える、そんな淡い、感情――――……
表情に浮かべた微笑を、くっきりと強くすると、言葉を紡いだ】
あら、私が友人を心配しないような軽薄な女にでも見えるのでしょうか?
だとしたら残念ですねー……もっと、私の事を分かって欲しいですわ
【ニコニコ、と表情に笑みを浮かべたまま、冗談交じりで言葉を紡ぐ
大げさに肩を竦めてみせて、言葉の真剣さを、打ち消していく
――――ふわり、と彼女が揺れるたびに、靡く髪の毛は、まるで羽根のように、揺らめいて
一片、貴女に触れる感触は、撫でるような――――そんな、ぬくもりに満ちている】
……むー……強情ですねぇ……でしたらもう、何も言いませんっ
ですが、約束して下さい、例えどんな目にあっても、また、こうして抱きしめさせてくれる、と
――――……また指きり、しましょうか?
【ぷくぅ、とほっぺたを膨らませて、怒りを、表現しているらしい――――……伝わってはこないが
ぴょこん、と貴女の後ろから左手を伸ばして、くいっと、小指を立てている
彼女の表情を見てみれば、あっけなく頬っぺたの空気が抜けて、しぼんで
緩やかな微笑が、満ちている、と感じるだろう】
675 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/04/01(金) 19:57:24.15 ID:c8RBeOQq0
【街中】
――――決戦の時も、そろそろ遠くは無くなってきましたが……
それでも今日は、のんびり過ごせましたね…………
【ジーパンにトレーナーと言う、ラフでありふれた恰好をした、淡褐色の肌に明るめの紫色の髪をした女性が】
【右手にスポーツバッグ、左手にコンビニ袋を提げて、機嫌良さげに歩いている】
【どこかのジムの帰りか何かなのだろうか、濡れた髪から爽やかな香りを漂わせ、シャワーを浴びてきた後である事がうかがえる】
【左手のコンビニ袋には、何本かの飲料が入っているらしく、コツコツと中で触れ合う音が響く】
やはり…………たまの休みと言うのはありがたいですね…………
仕事から離れて、こうしてすっきりしてこれるんですから…………
【夜空を見上げると、一つ微笑みを浮かべる】
【どうやら、相当にリフレッシュした様子で、その笑顔にも機嫌のよさが表れている】
676 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岩手県)
[sage saga]:2011/04/01(金) 19:57:55.96 ID:WQOkBw5e0
/すみません、ゲーティアさんの方、ご飯食べて来ます
677 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/04/01(金) 20:06:11.93 ID:YW6uQPNko
>>674
……どうか…しましたか?…
【何かを考えているイリスを見て、首を傾げて】
ああいや、そうじゃなくて……
旅をしている途中で、人と会うことはあってもそこまで仲良くなることも無いので…
【すぐに理由を説明して】
そ、そう言われても…まだ昨日逢ったばかりですし…
【そして冗談を言われると分かりやすくわたわたと慌てて】
私に出来る事といったらそれ位ですから…
それに、夢ですしね……
…努力します…
……良いですよ、しましょうか…
【怒った振りをするイリスを宥める様に言って】
【そして少し震える左手を上げて、同じく小指を立てて差し出す】
678 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[saga]:2011/04/01(金) 20:06:27.63 ID:HVl8zUumo
>>669
【──すう、と、甘美な香が彼の鼻を擽った】
【死臭と腐臭】
【どんな香水よりも彼が好んでやまないその香りに気付いた途端、】
【彼はほぼ反射的に、首だけで彼女を振り向いていた】
【その白皙の貌に、僅かな驚愕が滲んだ】
【即座に言葉を返すことが出来ず、数度の瞬きを挟む】
【彼がその眉を顰め、彼女の全身を観察するように眺める】
……──機関員だと
【途端。宙空に放り出していた足先が、飛燕のように高く蹴りあがり、】
【その足先がそのまま円弧を描き、逆立ちの体勢から、両腕で縁を強く押す】
【ふっ、と、重力を軽視するような躍動で、その体躯が舞い上がり、】
【宙空で捻りを加えながら、青年は、彼女へ身体の正面を向ける形で、策の内側へと着地する】
……随分腑抜けたカノッサの“番号付き”がいたものだな
ついこの間殺り合った“七十七”は、もっと美味そうな面をしてたンだがな
【外套のポケットに両の手を差し入れたまま、真紅の瞳を軽く細める青年】
【そして、数歩ほど開いている互いの間合いを、そのまま保持しつつ、言葉を次ぐだろう】
──で、その天下のカノッサ党が、ここで何してやがる
この前売った喧嘩に、代理で仕返しにでもきやがったのか
【と、青年の口唇が、その端に肉食獣の笑みを滲ませる】
【──彼女が抱いた優しげな印象など、まるで正面から叩き割らんとするような様相】
679 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[saga]:2011/04/01(金) 20:07:04.81 ID:HVl8zUumo
>>676
//はい、了解です。ごゆっくりどうぞー
680 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(中部地方)
[sage]:2011/04/01(金) 20:08:34.42 ID:COk0uIE0o
>>662
ふむ・・・・・
どちらにしてもせめてお腹は隠したほうがいい。
女性は体が冷えてしまっては大変だからな。
で、だ。
【マントを再び身につけ、彼女に向き直る】
リスクを犯すと言うより・・・・自ら身を投じているように見えるな。
もし、私が君に襲いかかるような人間だったらどうするつもりだ?
【胸元に妖しく輝くアクアマリンを見つめながら】
答えてくれないか?夜の女王様?
【そう尋ねる】
/すみません、飯食っておりました
681 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(京都府)
:2011/04/01(金) 20:19:55.72 ID:pxsUa/h9o
>>677
【絡まる小指と小指は、互いの温もりを重ねるのには十分で
吐息の音が混じりあい、微かな音だけが余韻を残す
ぎゅっと、二つの小指が重なり合って、お願いを約束にして】
【――――……ふわり、とその手を離すと、彼女は大きく、伸びをした
たゆん、と軽い音をたてて、彼女の胸の二つの膨らみが揺れたのは、また別のお話】
はいっ!お約束ですよー
……ところで、それほどまでに、正義の味方≠思うのは、何か理由がおありなのですか?
その可愛らしい肢体を汚してまでも、その道を行くのですから……
【てくてく、と歩いて、彼女の前の席へと座りなおす
――――丁度そのタイミングで、貴女の元へと頼まれていた飲み物が運ばれてくるだろう
吹き上がる湯気が、夜風に乗って、その香りを、華やかに伝えてくる】
【ミルクに溶けたシュガーの香り、甘い甘いチョコレートの匂い
ミルクココアの果てしない温もりの味が、舌先一杯に広がるように、薫りが全てを伝えてきて
思わず彼女も、くんくん、と鼻を揺らした】
682 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
[sage]:2011/04/01(金) 20:20:07.80 ID:Yesr9wov0
【公園】
【人気の少なくなったこの場所にダーツで遊ぶ少女が一人】
【10〜12歳ほどの背丈に真っ直ぐに下された腰に届く程長い淡い紫色の髪、前髪は短く切り揃えられていて】
【澄んだ紫色の双眸を持ち、袖のない濃紫のワンピースに紫のスニーカー…と言った風貌で】
【だれに教えてもらったのか…普通よりも細いダーツを、公園の樹に貼った紙で書いた的へと投げている】
………
【その顔は何故か、無表情】
【右半身を樹へ向け、細く真白い腕を眼の高さまで上げて狙いをつけ――】
【シュッ!】
【と効果音がつきそうな程に鋭く投擲し、見事に的のど真中に命中させた】
【無表情の所為か、はたまた紫色の所為か、その姿は幼いながらも、どこか凛として見えるかもしれない】
683 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/04/01(金) 20:20:23.66 ID:KR4PBhkuo
>>680
ふふ──優しいんだね、お兄さん
【くすくす、くす】
【漣が如き、囁きが如き幽かな笑みは続く】
【まるでこの状況を、楽しんでいるかのように】
【瞳のエメラルドと、胸元のアクアマリン】
【身体に宿る宝石の煌きと、身体を飾る宝石の輝きは】
【派手だとか華美という言葉は似合わなかったけれど】
【それが逆に。彼女という人間を引き立てる存在となっていて──】
そうだね……そうかもしれない。
きっと私は──ギリギリを味わいたいだけなのかもしれない、ね
そして──その問いかけは、どういう意味、なのかなーぁ?
「襲う」の意味合いにも
よると
思うけど──?
【漣を崩して浮かんだ笑みは──どこか妖艶な其れ】
【唇に宛がった指先を、まるで見せつけるかのようにそっと咥え】
【ちろりと──時折舌の色を覗かせながら】
【淫猥な水音を立てて──軽く、舐め取る】
【────誘って、いるのだろうか】
/おかえりー
684 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/04/01(金) 20:25:32.40 ID:+rzOwI5Co
>>670
【本懐を、問われて】
【それを語るときだけは、生気を取り戻すかのように】
【凛とした、精悍な表情を浮かべて】
――――世界平和。
……報道で、情報で。
人々が心から平和を望む世界を、作る。
それが俺の本懐。
【などと、馬鹿のようなことを言った】
……だからこそ。俺がここに居るのは、平和じゃない。
……でも、俺以外に、俺のしたいことが、出来るのも……居ない……。
【頭を抱えて、搾り出す様に声を出して】
……だから……、どうすりゃいいか分かんないんだ。
…………、此の侭、マトモに思考も出来ない化け物になるぐらいなら、死んだ方がマシ。
【ぎり、と歯を食いしばって】
そりゃぁ、死にたかねぇ……ッ。
【ぽつり、と本音を一欠片だけ、こぼした】
//すいませんマッハで食ってきましたただいまです!
685 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/01(金) 20:26:19.43 ID:LppUjTD/o
>>671
えっとねー、ミリーはおちゃよりもオレンジジュースがいいなっ!
おねーちゃんはむぎちゃ?りょくちゃ?うじちゃもあるみたいだよっ?
【と、少しばかり舌足らずな言葉で女性に声をかける少女が、また一人】
【桃色の髪に褐色の肌、ひらひらとした薄手の服を着て】
【小さなリュックを背負い、首にはロザリオを下げた―――そんな、8~9歳位の子なのだが】
【彼女は当然のように女性と対面で座り、ニコニコと微笑みながらメニューを眺める】
/お言葉に甘えてえ突撃ー!
686 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/04/01(金) 20:28:59.47 ID:YW6uQPNko
>>681
はい……約束です…
【微笑んでそう答えて見せる】
……んー…そうですね…兄の影響…でしょうか…
あ、来ましたね…ココア…
【カップの取っ手を手に持って、そのまま口にへと運び、少し傾けて一口飲む】
……ふぅ…暖まります…
【そしてため息をついてそう言う】
687 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)
[sage saga]:2011/04/01(金) 20:29:28.97 ID:xhMbwZ5J0
>>675
わ、悪かった!!俺が悪かったよぉ!!だから許してくれよぉ!!
【彼女の後ろの方でガラガラ声で大きく叫ぶ黒いパーカーの男】
【周りの人は少しうるさいと感じるだろう】
【よく見ると隣にいる茶色のテンガロンハットをかぶったウェスタン風の男に手錠をかけられている】
まー運が悪かったなぁ。それにしてもへったクソな万引きだこと…店員が気ィつかなくても俺にはバレバレだったぜ?
どんな悪事も梅酒のT・ロウには見逃されないんだなぁコレが。自警団もうすぐ来るってよ。
【もし彼女が万引きの大きい声に振りかえったなら、ロウと言う男は「うるさくてスマンねぇ。お嬢さん。」とでも紳士っぽく言うだろう】
688 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(熊本県)
[sage]:2011/04/01(金) 20:36:09.97 ID:LDMpHKUco
>>684
”遠大な理想だ、永遠といってもいいだろう、人の身に余る理想…君も、見てしまったか”
【猫は、笑った】
【でも決して、それに馬鹿にするような悪意はなく】
【肯定の意思を示す、強い笑み】
”超えればいい、人を”
【そしてさも当たり前のように告げる】
”思考を捨て、概念と成り、ただ君が守りたい者たちを守るために、侵略者の前に立ち塞がる力に”
”かつてその身に過ぎたる力を宿した英雄たちは、力に苦しみながら、その鎖で爪を磨ぎ、牙を磨いた”
”そして、皆思った。『こんな事で、死んでたまるか』と”
【にやり、獰猛に笑う猫少女】
”いいだろう、その言葉が聞きたかった、少年”
”その意思を持ち続けろ、そして願うといい、『死にたくない、平和を自分が作る』と”
”君がその願いに背信しない限り、僕は君の力になろう”
【一歩、前へ出る少女は、頼もしく笑う】
”何せ、魔法使いだからね”
りぃん。
【少女の体に、蒼く輝く光の線が浮かんだ】
【全身を刺青のように走るそれは、内なる力をあらわすように輝く】
”少年、これよりやれる事をやってみる”
”痛みに叫んでも、泣いたっていい。誰も咎めないし、咎める事は僕が許さない”
”けれど、決して諦めるなよ。決してだ。絶対にその理想を完遂すると、もう何があってもその理想を裏切らないと誓え”
【右手を開き、少年へ向ける】
【それから、今気がついたように、ちょっと首をかしげて】
”少年、名は?”
//おかえりなさいませ、無茶はいけませんよー
689 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(茨城県)
[sage]:2011/04/01(金) 20:38:44.95 ID:ayMn4Zi3o
>>685
うおッ!って何だ、どこぞのレディーか…
んじゃオネーチャンはウジ茶にすっかな
【当然のように座って来た小さな女の子に驚きつつ】
【携帯を閉じて、きちんと少女に向き直る】
お前、ミリーチャンってのか?
オレは優蛾チャン。よろしくな
【ケーキおごるぜ、と言って優蛾は呼び鈴に目を向ける】
【だが、それを押したのは、宙に浮かぶ”手”】
【どうやら彼女の能力のようだ】
/Yeah!サンキュー!
690 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(京都府)
[sage]:2011/04/01(金) 20:38:53.95 ID:pxsUa/h9o
>>686
【兄≠フ単語に、パタパタ、と揺れる、彼女の耳
聞きたがりなのか、それとも好奇心旺盛なのか、口を割って零れる言葉を抑えられなかった】
お兄さん、ですかぁ……良ければお話していただけませんか?
ドロアちゃんのお兄さんに、興味が湧いてきましたの
【この通り、と付け足して合わせた両手を、彼女の口元へと持ってきて
ね?と言いたげに首を傾げて、微笑をくいっと、強調する
鈴の音を鳴らすような声が、辺りへと響き渡って、染み渡る】
【――――……気づけば、すっかり太陽がその姿を隠して、夜が満ちてきた
キラキラと街灯が光る裏側には、思わず息を呑んでしまいそうな夜がいっぱいで
空がため息をついているような曇天なのも手伝って、今日は一段と、寒そうな夜である】
【その為か、貴女の中へと流れ込むココアのぬくもりは、しん、と中へと染み渡るだろう
彼女もそんな貴女の様子を見て、自身のカップを傾けて、彼女へと流し込んでいく】
んぅ……ふぅ、ぷはぁ……ホント、暖まりますねー……
――――……でも、少し、醒めてきたみたいですし……
【紫陽花色の瞳が、じとーっと、貴女のカップへと注がれる
左手の人差し指を、口元に当てて、くりくり、と瞳をパッチリと開けて、強調して
じぃーっと貴女へと向ける瞳からは、おねだり光線がでてる気がしないでもない】
691 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/04/01(金) 20:39:20.86 ID:c8RBeOQq0
>>687
――――何事、ですか?
【ふと気がつくと、後方から響いてくる男の悲鳴】
【振り向いた先で行われていたのは、ささやかな捕り物劇】
(――――――――T・ロウ…………?
『blue justice』と言う…………『justice』にも『機関』にも……≪R.I.P.≫にも敵対する、新興組織のリーダー……?)
【最初は、ただのささやかな非日常の光景かと、単なる野次馬根性で覗きこんでいた女性だが、取り押さえている男の名乗り口上を聞いて、表情を変える】
【仕事柄、多くの情報を統括している女性は、最近良くも悪くも話題になるその存在についても、ある程度の情報を持っていた】
まぁ…………うるさいのはそこの男のせいなんでしょうけど…………
その男、何を……?
【ロウに声を掛けられた女性は、野次馬の一人の様な顔をしつつ、そんな質問を返す】
【大まかな状況こそ分かっているが、何故この男がこんな場面に居るのか――――ふと気になったのだ】
(――――『不殺の正義』を歌う組織のリーダー…………
何を『敵』と見做すのか…………ある程度は、見極める必要がありますね…………)
【誰にも分からない胸の中。女性は思うところを持っていた】
【『blue justice』の存在は、自分たちにとってどういう存在になるのか――――それを見ておく必要があると考えたのだ】
692 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(中部地方)
[sage]:2011/04/01(金) 20:40:06.20 ID:COk0uIE0o
>>683
どういう意味か、だと?
ふふ・・・・・・・
【着崩されたワイシャツから露出する素肌】
【柔らかな曲線を描く豊かな胸、首筋】
【ふっくらとした唇、舐めとられた指先】
【それら全てを舐めるように見つめ】
どういう意味なのか・・・・・・・・
【彼女に接近し、さらりとした藍色の髪を手に取り】
この私が教えてやろうか?ん?
【指先に絡めながら、優しく尋ねる】
/ごめん、ちょっと席外れてました、申し訳ない
693 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(中部地方)
[sage]:2011/04/01(金) 20:40:43.41 ID:COk0uIE0o
>>683
どういう意味か、だと?
ふふ・・・・・・・
【着崩されたワイシャツから露出する素肌】
【柔らかな曲線を描く豊かな胸、首筋】
【ふっくらとした唇、舐めとられた指先】
【それら全てを舐めるように見つめ】
どういう意味なのか・・・・・・・・
【彼女に接近し、さらりとした藍色の髪を手に取り】
この私が教えてやろうか?ん?
【指先に絡めながら、優しく尋ねる】
/ごめん、ちょっと席外れてました、申し訳ない
694 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(中部地方)
[sage]:2011/04/01(金) 20:41:21.69 ID:COk0uIE0o
>>683
どういう意味か、だと?
ふふ・・・・・・・
【着崩されたワイシャツから露出する素肌】
【柔らかな曲線を描く豊かな胸、首筋】
【ふっくらとした唇、舐めとられた指先】
【それら全てを舐めるように見つめ】
どういう意味なのか・・・・・・・・
【彼女に接近し、さらりとした藍色の髪を手に取り】
この私が教えてやろうか?ん?
【指先に絡めながら、優しく尋ねる】
/ごめん、ちょっと席外れてました、申し訳ない
695 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/01(金) 20:47:55.93 ID:LppUjTD/o
>>689
うんっ!ミリーは、ミリーっていうんだよっ!
おねーちゃんは優蛾おねーちゃんかぁ……うんっ。
【「覚えた!」と言わんばかりに、小さく一度頷いて】
【少し邪魔にも思えるリュックを下ろし、それを自身の隣に置く】
【そんな時、聞こえてきたのはケーキをおごるという言葉】
【それは少女に取って素直に嬉しく、机の下では両足をふらふらと動かして】
【やがて、呼び鈴を押した手が目に入ると―――それに、じっと視線を向け】
ぅ……、………優蛾おねーちゃんも、“まほう”がつかえるのっ?
【と、尋ねかける。推察するに、能力という存在を深く知らないのだろうか】
696 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/04/01(金) 20:48:53.13 ID:+rzOwI5Co
>>688
……ああ、ちょっとした事情でな。
“平和じゃない世界”に長く身を置いていた。だからこそ、何よりも平和が大切だ、って。
目の前で死んでいった奴らが、さ。頼むんだよ。
この現実を、戦争ふっかけてるバカどもに教えてやれ、って。
俺らをこれ以上増やさないでくれ、ってな。
【先程まで、淀み、くすんでいた銀色は、今は理性と意思を取り戻し。本来のギラギラとした強すぎると言ってもいい程の輝きを取り戻している】
【少年の見た現実は。抱いた理想は。遠大で有って尚、心が折れかけて尚、挑むに足ると】
【そう信じているからこそ、このような世迷い言を迷いなく言い放てる】
【そして、少女の言葉を受けて】
っは、そりゃぁいい。もうどうせバケモノだ。
それに……人じゃなくなろうと、俺は俺、代わりはしない。
【人を超える、その言葉に、人間から外れた元人間は、強い笑みを返して】
此処で死ぬわけには行かない。
此処で死ぬことなど許されない。
この俺の願いを叶えるまでは、俺は決して死す事など認めない。
――――俺は……死にたくない。
世界を平和にするその日までは、決して。
【この少年は、おそらく約束を違えない】
【そう信じさせるほどに、バケモノとなって尚、光を宿した瞳で少女を見据えている】
【確認のような言葉を投げかけ、右手を向ける少女に、“いつも通り”の大胆不敵なふてぶてしい笑みを浮かべて】
っは、悪いが俺は往生際が悪いのさ。
地べた這いつくばろうとドロ啜ろうと手を汚そうとも……!
俺はこの理想を裏切ることは決して無い!
俺が正義であり続けようと、悪になろうと。この思いは“俺”だからだ。
力を貸してくれ。
【少女の目を見つめて、コクリ、と頷いて】
justice所属、谷山 基樹[タニヤマ モトキ]。
否[イヤ]――――――違うな、其れは俺の本質じゃぁない。
【一度名乗って、言葉を言い直す】
“世界を救うジャーナリスト 谷山基樹”だ!
【そう、誇らしげに名乗りを上げた】
【すっ、と少女を見る目は、相手の名乗りを待つようで】
697 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岩手県)
[sage saga]:2011/04/01(金) 20:50:42.31 ID:WQOkBw5e0
>>678
【振り向いた、瞬間。覗いた、真紅の、瞳に。小さく、震える。此の異形は、弱過ぎる、生き物なのだろう。ただ、彼を、畏れるばかりで】
【そうして、言葉を、聞き。其の、異形が、恐ろしく、感じた、微笑みに。息を、呑んだ】
(……七十七。……、……ガルニエ……)
(……確か、データベースの、ログに。……在った)
【異形も、覚えが有る、其の番号。今は、とある女性が、属している、其のナンバー】
【ふと。先代の、流麗な、金の髪。女性の、淡い、銀の髪を、想起して。現実逃避し掛けた、自分の頭を、恨めしく、感じた】
(……。……嗚呼)
(……そうか、……)
【そして。其の、言葉から。異形は、彼に関して、判ったことが在る。寧ろ、其れに、気付くことが、遅過ぎた程で】
【烏羽の髪。真紅の瞳。一致する容姿。機関の、データベースに、敵対者のリストに、彼の、名前が、存在していた事】
【ガルニエの報告で、ゲーティア=B召還術を、主流とすると、記されていた】
……。腑抜けていることは、……。自覚、している……
僕は、……血の気は。……無い&だから、……
【少ない、では無く。敢えて、無いと、答えて。其れから、少しばかりの、思考】
【余りにも、消極的。腹立たしいほどに、受身。青年の、返答を、聞くまで。異形は、じっと、其の場に立つばかりなのだろう】
【では、彼は。青年は。もしかすれば、彼女と、対する、人物かもしれない。其の、獰猛な、笑みは。異形に、そんな、感情を、抱かせた】
【どうすれば。】
……。仕返しは、……僕からは、……しない。……
僕は、……カノッサの、名前、だけで。……戦闘が、起こることは
……仕方ないと、思っているから……
……ただ、……君が。……ゲーティア≠ェ、……何か、するのなら
【「僕は。其れに、答える」】
【其処まで、言葉を、終えた瞬間。異形は、緩やかに。其の、左腕から、魔力を、発し始めるだろう。】
【彼が、闘いを、始めるならば。異形は、言葉通り。其れに、確実に、答える】
【其の、魔力は。異形と同じく、赤く、黒く、彩られていて。恐らく、其れは。異形と、同調した、魔力故に、なのだろう】
【然し、魔力、そのものからは。彼が、愛してやまない、一人の、少女≠フ、其れと。少しばかり、似ていることに、気付くかもしれない】
/遅れてすみません、只今戻りました…
698 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/04/01(金) 20:51:04.24 ID:YW6uQPNko
>>690
……えーっと…多分聞いてて心地よく思わない様な内容なんですが…それに長くなりますし…
それでも良いなら……
…ちょうど10年位前でしょうか……
私の両親はなんなんでしょうね…まぁ人間としてあまり出来た人では無かったんです…
私と兄は日々虐待を受けてました……
兄はとても正義感の強い人間だったので……常に私の事を励ましてくれて…両親のことも憎んでいました…。
なので…さっき、傷が着いたら大変って言ってくれましたけど……
実はあちこちにあるんですよね……傷が…
【ため息をついて】
……?…
【イリスの視線に気づいて】
え、えーと…少し飲みます?…
【恐る恐る尋ねる】
699 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岩手県)
[sage saga]:2011/04/01(金) 20:52:49.00 ID:WQOkBw5e0
>>697
/【どうすれば。】の文章は、ミスです、消して下さい…
700 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/04/01(金) 20:53:06.87 ID:KR4PBhkuo
>>692-694
──素敵、だねぇ
私……お兄さんみたいな人、『大好き』──かなーぁ?
【きっと、自慢の長髪なのだろう】
【髪を触られると、彼女はくすぐったそうに肩を竦めてまた笑う】
【──ふわりと】
【香ったのは、シャンプーの其れだろうか】
【どこか人を心地よくさせるような匂いが、路地裏の饐えた其れを忘れさせて──】
でも──お互いの名前を知らないのは、ちょぉーっと、味気ない、かなーぁ
ねぇお兄さん──
【 「名前」 】
【 「教えてよ」 】
【エメラルド色の瞳を、悦ぶかのようにすぅと細め】
【静かに、静かに──消え入りそうな。それでいて不思議と耳に残る声で彼女は言う】
/お気になさらずー
/PC調子悪そうだけど大丈夫?
701 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)
[sage saga]:2011/04/01(金) 20:54:15.54 ID:xhMbwZ5J0
>>691
何を? ああ、へったくそな万引きしててな、「おい、今なら戻せば許してやる」って言ったのにそのまま店から出て逃げようとしたからよ、
…ってもう自警団来たか…いつも思うが早ぇなあ…
【彼女に対して今までの流れを簡潔に説明した後、五月蠅い万引きを自警団に引き渡した】
【自警団の一人がロウに対し】
ロウさん、いつもお疲れ様です。組織のほうも…応援してます!!
【と、頭を軽く下げながら言う】
【それにロウは笑顔で】
ああ。もうすぐRIPやカノッサの奴も捕らえてやっからそんときも頼むぜ?
【と言って2本指を立てての敬礼をする】
【そして彼女のほうに顔を戻すと】
とにかくあいつはそのまま逃がしても再犯やらかしそうだったから自警団に来てもらった…って感じかねぇ。
【そう言って軽く今までの話をまとめた】
702 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(茨城県)
[sage]:2011/04/01(金) 20:54:34.69 ID:ayMn4Zi3o
>>695
“まほう”…アッハハハァ!
そうだなァ、オレも使えるんだなコレが!
【少女の言葉に、優蛾は楽しそうに笑って】
んで、
ミリーチャンは “まほう” 使えんのか?
【ニタリと、笑みを浮かべてミリーに問いかける】
703 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(熊本県)
[sage]:2011/04/01(金) 21:01:29.27 ID:LDMpHKUco
>>696
”…ふふふ、ククククッ…!! 正解だ、基樹!!”
【何が可笑しいのか、少女は念話においても哄笑をあげた】
”『正義という言葉』を守ろうと言うのだったら、僕はもうやめていた”
”でも、君は違った! 『たどり着いていた』! その言葉の先にっ!!”
”嗚呼、君みたいなのに会いたくて、僕は来たんだよ!!”
【がしゃん、と、重々しい音を立てて、少女の前に鎧が現れた】
【少女同様蒼い線が走り、二メートル近い体躯は丸みを帯びていて、兜には猫耳の飾り】
【その鎧が、基樹の前へ瞬間的に現れた】
【そして構造を無視して正面が二つに割れ、基樹を飲み込んでしまうだろう】
”絶対の客人、風渡る者、プレインズウォーカー、夢見る旅人…”
”その呼び名は数あれど、あえて名乗ろう”
”僕は魔法使い(ウィザード)、数多の夢を超えて、夢を守りに来た者! 名はブルーラインである!”
【高らかな宣誓と共に、鎧の内側に力が集まり始めた】
【患部であろう右目と腹部に収束する力は、ともすると激痛を基樹に与え続けるだろうが】
”強行権限を使う、君の中にあるその異物をフォーマットしなおして力へと変革させる”
”なぁに、最近魔翌力を使う機会がなくてね、余分に溜まっていたんだっ!!”
【鎧を通して、少女が透けて見えるだろう】
【ブルーラインの周囲には、溢れた力が放電に似た現象を起こし、路地裏を時折照らしていた】
【右手を通してでる力は、鎧に注ぎ込まれ続けている。その向こうで少女は、歯と目を全開にして笑っている】
”…哲学者の、卵? Easter Eggに、アートマン…なるほど、混成が過ぎるようだ…っ!?”
【少女のひざが折れて、僅かによろめく】
【立ち上がろうとした少女は、自分の眼と口から、先ほど谷山が垂れ流していた赤黒いモノが漏れているのに気付く…】
704 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/01(金) 21:01:47.92 ID:7uLTRPjyo
【カノッサ機関 氷の国支部】
【年間を通しての平均気温もマイナスであるここ「氷の国」は】
【四月の訪れを告げる春風も、温もりを伝えきれぬ凍土の大地】
【その永久凍土の大地に、とある建物―――】
【6つのピールと5つの張り出しを有する、見上げるほどの大聖堂だ】
【氷の国特産の砂岩が用いられた外壁は氷雪と見紛う程純白であり】
【聖堂建築様式による5つの鐘楼は、天を突くように聳え立っている】
【その入口、ガスマスクの機関員が門番を勤める扉上部の碑銘には】
【”Lasciate ogne speranza, voi ch'intrate'”―――】
【―――”汝等こゝに入るもの一切の望みを棄てよ”】
【もしも、”あなた”がこの大聖堂を訪れると言うのならば―――】
【この扉の碑銘の通りである―――「汝等、一切の望みを棄てよ」】
【さて、この重い扉の向こうに待つのは、如何なる希望か、絶望か】
/ぱっしょんです、正次さんお願いします
705 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/01(金) 21:01:55.58 ID:LppUjTD/o
>>702
わぁ……ほんとう、だよねっ?
うそじゃなくて、ほんとのほんとにまほうだよねっ?
【更に、尋ねる。目が僅かに輝いて見えるのは、気のせいではない】
【能力を目の当たりにした経験が少ないからか、彼女はとても楽しげで】
んー……ちょっとだけ、だけど。でもひみつだよっ、“まほう”だもんっ!
……ねえねえ優蛾おねーちゃん、まほうってだれでもつかえるのかな?
お友だちはみんな、そんなのへんだっていうんだ、けど……。
【秘密、というのは嫌がらせだとか、そういうことではないのは確か】
【ただなんとなくしょげた様子で、質問に質問を重ねていって】
【―――ボーイか誰か、店員が来れば「オレンジジュースっ!」と元気いっぱいになるだろうが】
/ちょっと御飯食べてきますです、ごめんなさい
706 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/04/01(金) 21:02:22.90 ID:c8RBeOQq0
>>701
なるほど…………まぁ、見ての通りのしがない犯罪者だった…………と言う事ですか
【引っ立てられていく万引き犯を、白けた眼で見送りながら、女性は状況を把握する】
【どうやら、あの万引き犯は運悪く彼と居合わせた事で、ブタ箱行きとなったのだろう】
組織…………あぁ、もしかしてあなた『マーシャル・T・ロウ』ですか?
『blue justice』の?
【引き上げて行く団員の一人の言葉を受けて、ここでようやく相手が誰だか分かった様な言葉を口にする女性】
【真実としては、先ほどから相手が何者なのかは分かっている恰好なのだが、ここは演技を通した】
新たな『正義』を打ち出したようですが…………敵と戦う上で、勝算はあるんですか?
既存の『Justice』や『対機関連合』も、それぞれに≪R.I.P.≫、もしくは『機関』に手を焼いている現状ですけど……?
【わずかに、不安げな声色を作り、そう問いかける女性】
【まだ表立っての活動の内容を聞かないために、その戦力の程も知れない】
【一般人の顔を装って、探りを入れた格好だ】
707 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(愛知県)
[sage]:2011/04/01(金) 21:02:26.71 ID:q6IXyPryo
>>646
はあ────。
つまり、なんて、……言うんですかね、神話、伝承、とか、そういうのでは一切無く……。
本当に文字通り、死体が動いているだけ……みたい……な?
【うーん?と首を傾げて考える】
【「あれ?でも、傷を治せるって事は新陳代謝はしてるって事ですか……?」と付け加え】
好き好き……?えっ、私、……イロモノ系……ですか!?
【そうだよ!】
『…………』
【物言わぬ『腕』の指が止まる】
【彼の興味深いといった言葉に対する返信──つまりは「ロザリーを探していた」という理由に付いて】
【『いい だろ ..。 なんでも あれだよ ですてぃにー』】
えっ。
【腕に運命感じてるとか書かれて、気味悪そうに一歩ロザリーは引いた】
【『それ に 付いて は 私に も 多少 の非はある か 』】
【『まだ 腕 歴が ... 短い し 怪我も している むしろ ほご しろ やさしく』】
【多少、多少である。どう考えても、これが100%悪い気がするのは気のせいではないだろう】
【しかも、腕歴とか、訳の分からない事を言い出し、「俺怪我してんだからしょうがないだろー」見たいなふてぶてしい事を言い出した】
『…………ッ!』
【玩具──?今、なんて言ったんだ、この男。玩具っつたか、私、まさか玩具にされるのか!?】
【腕の心の叫びを現すならば、こんな感じだが。それを文字で現す余裕もなく、見に危険を感じた『腕』は】
【しゃかしゃかと指で地面を張ってロザリーの後ろに隠れようとする】
気持ち悪いっ。
『…………っ』
【なんか、足元にゴキブリでも張ってきたかのように、片足を上げて、涙目で壁に寄りかかった】
【ひでぇよ、ロザリーちゃん!いや、事実気持ち悪いんだけれども】
/かなり遅れてしまいましたね……。申し訳ないです。
708 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(中部地方)
[sage]:2011/04/01(金) 21:03:08.34 ID:COk0uIE0o
>>700
大好き、か・・・・・・
君は案外縛るのが好きなようだな・・・・・・
柔らかな言葉と、体の鎖で私を縛りつけてどうするつもりだ?
【心地よい彼女の香を】
【サラサラの髪を手で梳き、感触を楽しむ】
私の名はラグナロク、だ。
今度は君の名を
【そっと、仮面に包まれた口元を彼女に近づけて】
教えていただけるか?女王様?
【優しく、囁き返す】
/なんとか大丈夫、ありがとね
709 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
[sage]:2011/04/01(金) 21:04:30.29 ID:Yesr9wov0
【公園】
【人気の少なくなったこの場所にダーツで遊ぶ少女が一人】
【10〜12歳ほどの背丈に真っ直ぐに下された腰に届く程長い淡い紫色の髪、前髪は短く切り揃えられていて】
【澄んだ紫色の双眸を持ち、袖のない濃紫のワンピースに紫のスニーカー…と言った風貌で】
【だれに教えてもらったのか…普通よりも細いダーツを、公園の樹に貼った紙で書いた的へと投げている】
………
【その顔は何故か、無表情】
【右半身を樹へ向け、細く真白い腕を眼の高さまで上げて狙いをつけ――】
【シュッ!】
【と効果音がつきそうな程に鋭く投擲し、見事に的のど真中に命中させた】
【無表情の所為か、はたまた紫色の所為か、その姿は幼いながらも、どこか凛として見えるかもしれない】
710 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(四国)
:2011/04/01(金) 21:06:01.54 ID:JyoG0o1AO
【水の国 街中】
(収穫が少ないなぁ、色々仕事があるから仕方ないけど)
もう少し、他人との出会いを大事にして行きたいねえ?
【グレーのパーカーにジーンズ、とどこにでもいそうな格好】
【目深に被ったパーカーからは黒髪と黒い目が見える彼】
(あまり面倒じゃない厄介事に巻き込まれるのが一番早いかな……)
【買い物帰りか、両手にはビニール袋をぶら下げて】
【何かぶつぶつと呟きながら街中を歩いていた】
【ろくに注意せず歩いているため、誰かにぶつかりかねない】
711 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/01(金) 21:06:43.05 ID:cR1T0c5bo
【どこかの草原、人工的の光が無いその場所は、】
にゃっはーァ、超っ。星がキレイっ!
【……そんな感じ。】
【そんな場所、青い香りを放つやわらかな草の上、仰向けに転がった人影ひとつ】
【鮮やかで爽やかな薄緑色の瞳を持つ、黄緑のパーカーに身を包んだ少女だ】
【丈が長くてミニスカワンピースみたいになっているその服には、フードに三角耳と背中に尻尾のお飾り付き】
【濃緑のショートカットは、何故だか左サイドの一房だけ長くて。「鈴付きの紫のリボン」で結ってある】
……マテンローと、どっちがキレイなんだろ?
あとどのくらい歩けば、トカイに着くかなー……
【ぽっつり呟く彼女の隣には、大きいリュックサック】
【履いているのは、「履き古してます! どや!」とでも主張したげなぼろっちぃスニーカーで】
【どうやら彼女は、旅人のようだ】
712 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/04/01(金) 21:09:42.21 ID:+rzOwI5Co
>>703
自慢じゃないが……歳の割に聡明でな!
気に入ってもらえたなら、其れは重畳ッ!
さぁ……、来な。覚悟はできているッ!
【其の笑いも、現れた鎧も】
【全て、何が来ようと、お前に任せよう】
【そう、言わんとばかりに。堂々とした態度で少年は全てを受け入れる】
【鎧に飲み込まれ、中に取り込まれる谷山】
ッ!おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!
【凄まじい激痛が谷山を襲う】
【しかし、泣き言など言うものか】
【泣くぐらいならば、怒りを】
【痛いと喚くぐらいならば、立ち向かうが如き咆哮をッ!】
【激痛のさなか、谷山はにぃ、とそれでも強い笑みを浮かべる】
……ッ、ぐぉ……ッ!
ちぃっと、キツイじゃぁねえか!
だがなぁ……ッ!此処で倒れちゃ男がすたるッ!
男の子は負けず嫌いなんでなああああああああああああああああああああああッ!!
【負けるものか。相手が全力で此方を救おうとしてくれるのだ】
【ならば、此方も全力で答えるのが筋。そういう、少年の美学】
大丈夫か、ブルーラインッ!?
……其の力は、絶望と悪意の力……。
立ち向かうのは、相応の覚悟がいるものだ。
……、それでも、来るなら。それでも、俺を助けてくれるなら……ッ!
【ぎしぃ、と歯を食いしばり、奥歯がばきぃ、と砕けて】
俺も、俺の全力でいつかお前を救わせてもらうッ!
713 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(京都府)
:2011/04/01(金) 21:09:53.50 ID:pxsUa/h9o
>>698
【――――……その話を聞いて、微かに表情を曇らせた
単純に、貴女の話が心地よく思えない≠フではなく――――……怒りに近いものがあるのだろう
それは、貴女を虐待した両親たちへ向けて、か――――それとも――――……】
【風が肌に纏わりついて、媚を売った髪の毛が、彼女へと触れてくる
それを、ゆったりと手で解くと、少し、間を置いた】
――――……許せませんわ、全く以って
それで、続けてください、お兄さんのお話を
【それでも、貴女の歴史を辿るのは、悪い気持ちではないのだろう
頬杖を軽くついて、ゆったりとため息を漏らしながら、貴女の話を聞く体勢に移る
じぃ、と向ける視線は、透明感があって、纏わりつかずに、すぃーっと、消える】
【――――……そして、貴女の申し出に】
……お言葉に甘えさせてもらいましょうか!
催促して、ごめんなさい、けれども、間接キッス、してみたくなりましたの
【悪戯っ子のように微笑むと、ぱたぱた、と彼女はまるで尻尾でも振るかのように、嬉しそうにしてみせた
意外と、大胆な性格か、はたまた、欲望に正直なのか
――――ニコニコ、と貴女のカップを受け取り、貴女が口をつけた箇所に、口をつけようとするだろう】
714 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(福井県)
[sage]:2011/04/01(金) 21:11:16.22 ID:Jbkz9rqCo
>>704
んー…やっぱ寒いね…さすが氷の国、ってとこかな……
【手をポケットに入れて、肩をちぢこませながら、やって来る一人の青年】
【黒いスーツにカーキのモッズコート、身長170後半程の、青年だ】
【氷の国の支部の扉の前で、足を止めて、門番の機関員へと、声をかける】
あー…俺、宮下正次っていうんだけど…氷の国支部?ここに入りたくて…来たんだよね…
【門番へと、手振りを交えながら、来た意図を手短に説明する】
【どうやら、この青年、襲撃に来たワケではなく、機関に加入しに来たらしい】
んー…望み捨てろってかぁ……ちょっと怖いなぁ…
【碑銘を、見て、怖いとは口では言っているも、そんな素振りはちっとも見せずにいるこの青年】
【この青年の言葉が機関員に、信じられれば、氷の国支部の中へと足を進めるだろう】
/よろしくお願いします
715 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[saga]:2011/04/01(金) 21:13:35.36 ID:HVl8zUumo
>>697
【まるで相手の血肉を品定めするような、猛禽の眼差しが、】
【途端、ぱっと何かが霧散するようにして、その貌に再びの驚愕が現れた】
……そうか。徒党を組んでる貴様らなら、
俺の情報ぐらい、簡単に回せるンだろうな
【だが、その獰悪が笑みが、より一層深みを帯びて戻ってきた】
【口唇の円弧がますます歪められ、鮮血色の双眸が滾り始める】
──何処まで知ってやがる
まさか俺とヤツの戦闘を全て見ていた訳でもないだろ
術式系統は、戦術傾向は、その対策は……あァ、そこまで熱心に分析もしてくれないか
あんな一回きりじゃァ、俺はまだまだ小バエレベルだろうからァ──ぁあ嗚呼アッっははハハぁぁア゛──!
【──芒、と、外套から両の手が引き抜かれて、魔力風が渦を巻く】
【漆黒に装甲された右腕は魔導義手、薬指に銀環を嵌めた屍肉の左腕】
【その両方の掌に刻まれた魔法陣が、紅い魔力光を帯び始める──】
【──が】
【刹那に、血の歓喜に歪んでいた彼の貌が、硬直し、黙する】
【紡ぎ始めていた術式に伴う、魔力量の上昇が、最高潮に至る寸前で、減少した】
【そのまま、彼が口唇を開き、そして零される言葉】
……──貴様、何か、殺がれるな
……腐った身体それ自体は、大して珍しいとも思わないが
その腕……──随分、趣味の良い化粧をしてやがる……
……一つだけ、奇妙なことを聞かせろ
その“腕”は、本当に貴様のものか?
【──妙な違和感が、彼を行動させることを拒んでいた】
【彼はそれきり口を噤み、彼女の様子を、伺い続けるだろう】
//ぎゃあ発見が遅れました申し訳ない! おかえりなさいませー
716 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/04/01(金) 21:15:53.97 ID:KR4PBhkuo
>>708
ふふ、そうだよ──
上に乗られるよりは、乗るほうが好みなんだぁ
縛りつけた後は……どうしよう、かなーぁ?
嗚呼 ──── そうだ
【くすくす、と。漏らす囁きは遊びに興じる子供が如く】
【されど行う遊戯は幼い純粋無垢なものではなく──】
【もっと深く、もっと淫らなもの】
【夜の女王と呼ばれた彼女】
【その髪の色は確かに、夜に立つ者には相応しいかも知れず】
『 愛して 』 あげる ── ってのは
どう 、 かなーぁ?
【気まぐれな勅命を、彼女は下す】
【それは本当に気まぐれなのだろうか】
【或いは、彼女の纏い使役する鎖の一部なのかも、分からなかった】
──ラグナロク。
ふふ、随分と恐れ多い名前だね──ラグナロク君
私はシズリ。
好きなように呼んでくれていいよ、ラグナロク君
──親愛の、証に、ね
【シズリ──藍色の髪の彼女は、己の名をそう謳った】
【東洋の其れとも、西洋の其れとも受け取れるその名は】
【そっとそっと、彼の耳にだけ残るものだ】
717 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/01(金) 21:15:57.41 ID:7uLTRPjyo
>>714
【その来訪者の、大聖堂の”地獄の門”を開こうと求める姿に応じ】
【扉の横に立つガスマスクの機関員、黙ったまま、重い扉に手を掛け】
【さながらゲストを前にエスコートするドアボーイか】
―――ガ、チャン―――
【そして、扉の向こう、入口に立つものは―――】
ようこそいらっしゃいました
【燃える赤色のショートヘアに、温和な印象を持った金色の両目が輝く】
【フラワーハットを被った、紺色のブラウスとロングスカートの細身の女性】
【首元には十字架が輝き、ブラウスの裾には≪No.111≫の刺繍がある】
私は―――カノッサ機関氷の国支部の支部長を勤めます・・・
パッション・プレイ≪No.111≫と申します
今しがた来訪の連絡を受けましたゆえ、
満足なおもてなしも出来ませんが、ごゆっくりと・・・
【パッションは顔を上げて向き直り、「どうぞこちらへ―――」と】
【機関支部・大聖堂の内部へと”訪問客”を招き入れた―――】
718 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)
[sage saga]:2011/04/01(金) 21:17:18.18 ID:xhMbwZ5J0
>>706
…少しはこっちでも有名になったのか、ハハハ。
【その物言いからこの男がマーシャル・T・ロウであることが判明】
まぁまだ人数は物足りないからじっくり行かせてもらうからな。本当はあいつらと同盟組んだほうがいいんだが…
あと勝算だっけ?そりゃ「俺がいる」ってことだ。 もし俺と、いや俺らとjusticeとかが同盟を組んだらRIPやカノッサは危ないぜ?
RIPやカノッサにとって本当の危険人物はjusticeのリーダーの織守…?とかじゃなく俺なんだからな。
【実力に相当な自信を持っているこの男だが】
【なんとなく、この女性は一般人とは違う何かを持っているように感じた】
…お嬢さん結構世間に詳しそうだねぇ…何か情報を扱う仕事とかだったりするの?
もし知ってたらでいいんだけど、カノッサやRIP、もしくは他の正義組織のこと教えてほしいんだわ。俺ぁ情報に疎いんでねぇ。
【探りを入れつつ何かしらの情報を求めるロウ】
719 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(熊本県)
[sage]:2011/04/01(金) 21:18:37.86 ID:LDMpHKUco
>>712
マスター、谷山さんの言うとおり、反転衝動が逆流しています!
精神リンクのフィルター制御を提案!!
【鼓膜を揺らす類の『声』が、ブルーラインにそう提案した】
【次の瞬間、ブルーラインは銃で撃たれたかのように頭が後方へ勢いよく傾ぎ、元に戻ったときには】
【…額に、小さな穴?】
【それを中心として、まるでひびが入るかのように赤い線が顔面に広がっている】
”ダメだ、ここで退いたらこっちからの干渉を弾かれてしまう”
”そもそも、こういうときは続けなきゃいけないんだよ、男の子って奴ぁな!”
【次第に、少女の頭からも液体が流れ始めた】
【全身に脂汗が浮かび、苦痛に歯を食いしばりはいじめるブルーライン】
…っ!! マスター、ベクトル指定を!
”そうだね、血中に解けているEaster Eggを応用する”
”卵の除去には至らないだろうが、身体機能を上昇させる…そうだな、ナノマシン、なんてどうだろう?”
承諾、これより、卵より溢れる力の性質を固定します。
谷山さん!
【それでも、決して右手を下ろすことはなかった】
【少女は力を注ぎ込み続けて、変革を続ける谷山をひたすらに見つめ続ける】
”叩き潰せ、そんなもの!”
”絶望だか悪意だか知らないが、君の願いが、そんな陳腐なもんを前にして竦んでいいのか!?”
”それすらも噛み砕き、踏み潰し、君は進め! 願いへ! 夢へ!!”
【液体は流れ続けた、汗と混じって地面へと滴り続ける】
【少女の眼の色が変わってゆく…あの蒼が、緑、黄と顔を変える】
【それでも、魔法使いは決して力を注ぐ事をやめない!】
720 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/04/01(金) 21:22:47.19 ID:YW6uQPNko
>>713
兄も、児童相談所に連絡はしたりしたのですが……
親がそれを認めないものですから……どうしようも無くって…
……そんな感じで、暮らしていたのですが…
ある日に、父の機嫌がいつにもまして悪かったのか……
……その…えっと…私の服を……無理やり脱がそうとしまして…
そこで兄がキレまして…私に暴行しようとした父を殴って本気の喧嘩を始めたんです…
その騒ぎを近所の人が通報してくれてそれで警察の人が来て…両親は逮捕されたんです…
……その後は、私と兄は孤児院で生活していたのですが…
………ある日、兄と用事で出かけた銀行で…
…私の運が余程悪いのだからかは分かりませんが……
そこで立て篭もり事件に巻き込まれてしまったんです…。
【ここまで一度に言い終えると、ふぅと息をついて】
な、なっ……
【間接キスをしてみたいと言われ、
そのまま自分が口を付けた場所と同じ部分からココアを飲まれると】
イ、イリスさんは…本当に何がしたいんですか!…
【直ぐに顔が真っ赤になって、イリスにそう言う】
721 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(福井県)
[sage]:2011/04/01(金) 21:25:20.84 ID:Jbkz9rqCo
>>717
すみませんねぇ…
【ドアボーイへと、感謝の言葉を入れるが、興味は扉の先へと向かれている】
【扉が、開くと共に、どきどき、とした気持ちが膨れるが、表情は変えずに】
あー…どうもこんばんは。
俺は、宮下正次です…。察しはついているとは思うけど…一応…能力者です…
急に、来てごめんなさいね…
俺が、ここに来た理由は…カノッサ機関の…ここの支部に加入したいから…です…
【内部へと、足を踏み入れてから、立ちながらではあるが、支部長と言うこの女性に、丁寧語を使いながら、加入の意図を伝える】
【嘘だとか、そういう情は湧かないだろう】
722 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/04/01(金) 21:26:20.53 ID:+rzOwI5Co
>>719
任せるぞッ……!
俺は、耐えることしか出来ねぇからッ!!
だから、応援することしか出来ねぇッ!!
【苦痛も、激痛も。目の前の協力者が苦しんでいる前には、意味はなく】
【すぅ、と激痛の中息を吸い、声を張り上げる】
がんばれえええええええええええええええええええええええええええっ!!
ああ、そうだぁッ!男の子には意地が有るんだよォッ!!
【咆哮の如き、激励をブルーライン……そして己に掛けて】
【そして、ブルーラインの言葉を受け、犬歯を顕として】
……悪意も絶望も……ッ!
抱えるのが人間ってもんだ……ッ!!
だがなぁ、何時までもうじうじぐちぐち、止まって欄ねぇんだよッ!
俺には、夢があるッ!!
悪意も絶望も、否定なんかしやしねぇッ!!
――――両方抱えて善意と希望の世界作ろうじゃァねぇかあああああああああああああああああッ!!
【たたき潰しなど、しない】
【悪意も、絶望も。乗り越えるものであって、否定するものではないから】
【故に、マイナスのそれらを抱えて、谷山は全力で光に向けてかけ出すと、そう宣言したッ!!】
【折れなどしない、折れるほど、谷山の意思は弱くないッ!!】
723 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(中部地方)
[sage]:2011/04/01(金) 21:28:43.34 ID:COk0uIE0o
>>716
大好きの次は愛している、か。
其れは冗談か?それとも・・・・・
【優しく、彼女の髪をかきあげて頬に触れる】
【まるで恋人にするかの如く、愛しむように】
シズリ、か。
ではシズリ、君の愛してあげると言うのは・・・・・
どういう意味なのだ?
うわべだけの虚愛か?友人同士の友愛か?それとも・・・・・・
【すっと、手を滑らせて、指先でしずりの唇の触れ、なぞる】
恋人同士の情愛。か?
どれのことを指しているか・・・・私に教えてもらえるか?
724 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(茨城県)
[sage]:2011/04/01(金) 21:30:34.22 ID:ayMn4Zi3o
>>705
おお、その通り!
こんなんで良けりゃ、気が済むまで見せてやるよ
【“手”が4つに増えて、少女の前でそれぞれ意志を持ったように動き回る】
【じゃんけんをしあっている“手”達の横では、別の“手”達が紙ナフキンを引っ張り合ってケンカしている】
【毒々しい爪の色を除けば、なかなか愉快な光景だ】
【恐らく、少女のしょげた様子を察して、彼女なりに元気づけようとしているのだろう】
あーなんつーか…
ソイツらはきっと、分かってくれねーヤツなんだな
【彼女なりに、言葉を選びながら少女を慰める】
【粗野な印象が強い彼女だが、こんな一面もあるらしい】
オレのこの“まほう”も相当嫌われモンだったけどよ、本当に分かってくれるヤツってのはやっぱいるんだわ
仲嶺のじーちゃんも堀内のじーちゃんも、何にも言わずに受け入れてくれてんだ
そういう“ガチなヤツ”って、絶対いるからよ
【しょげていた少女が顔をあげると、いつの間にか店員が来ていたのだろうか】
【オレンジジュースといちごのショートケーキが目の前に置かれていた】
/はいな〜、ごゆっくり
725 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/04/01(金) 21:30:45.83 ID:c8RBeOQq0
>>718
(…………やはり)
【笑みを見せるロウの言葉に、合点が言った様子の女性】
【捕り物を行った上での余裕綽々の態度も、ある程度荒事に慣れているからなのだろう】
……………………そう、ですか…………
しかし、同盟を組みたいと言うのなら、あのポスターの文面は無いんじゃないですか?
『舐めてるならこっちからお断りだ』……とか、『文句があるなら直接言いに来い』……とか
それとも……あれはパフォーマンスで、裏では両者合意のものだとか?
【自分の実力に自信を持っているらしいロウの言葉は、どこまで信用できるか不透明な部分がある】
【その『実力』が発揮される場面と言うものを知らない以上、本当に覇を唱えるに値するだけの力があるか、分からないからだ】
【しかし、言葉の上で気になったのは、ポスターの文面】
【その文面を追うに、どうも他の組織に対して一種の牽制をしているようにしか見えない】
【文面そのものを、正確にではないものの、覚えている範囲で反芻し、さらに聞こうとする女性】
――――――――残念ですが、私はそんな大した人間ではありません…………
ただ、今の世の中、迂闊な生き方をしていては、何時何に巻き込まれるか、知れたものではありませんので…………個人的に世の中のニュースに耳をそばだてているだけです
情報…………と言う事なら、単に職業上の物です。これでも、しがない社長秘書をさせてもらっているので…………
ですから、世間一般以上の情報は、私も知るものはありませんよ?
(――――少し、態度が露骨だったか…………?
とはいえ…………これ以上踏み込まれる事は無いでしょう…………)
【ロウのさりげない追及をかわしながら、特に知る事は無いと答える女性】
【事実、この女性は大した情報を持ってはいない。『機関』に対しては、全くのノータッチ。≪R.I.P.≫についても、世間の噂程度のレベルの物しかないのだ】
【――――だが、隠された顔を持っていると言う事。それは事実】
【社長秘書をしていると言うのは本当だが、その『社長』が、どのような行いをしているのか――――そこについてはこの場で語る事は無いだろう】
【そして、彼女らの一味が――――『Justice』と≪R.I.P.≫に対して敵対行動を起こしている事も――――】
726 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(京都府)
:2011/04/01(金) 21:31:11.89 ID:pxsUa/h9o
>>720
【こくこく、と頷きながら、話を聞きながら――――……貴女の両親への怒り、と共に
仄かな羨望の思いを、抱いて――――
それはまるで、溢れ出る湧き水が如く、抑えても、心の中から、零れ落ちた】
……羨ましいですの、そのような素晴らしいお兄さんがいらっしゃって
私にも兄弟が一人いましたが――――……あまり仲が良くありませんでしたしね
ふぅ、話がずれそうになりましたわ、続けて下さいな
【ふふ、と微笑を向けるものの、それはどこか雲っている――――……理由は言わずもがな、か
貴女の表情の奥にある過去、それはとても、重く苦しいもの、に思えて
――――故に、貴女の抱える夢も、それと同じくらい、大きいものに感じてしまう】
【正義の味方=\―――素晴らしい、夢ではある、けれども、素直に賛辞できないのは、彼女の立場故にか
すっと、口にしたココアの味が、微かに苦く感じた】
あらあら、それはドロアちゃんとイチャイチャしたいに決まってますわ
そーんな、可愛らしい表情をしていては、襲われちゃいますよー
誰に、とは言いませんがね
【クスクス、と微笑みながら、紅く染まった貴女の表情を見つめる】
727 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/04/01(金) 21:31:33.48 ID:+mMLSxaSO
【人通りのまばらな街道】
うーん……。
【14〜5歳程に見える少年が歩いている】
【紅い瞳、ボサボサの黒い短髪】
【砂埃で薄汚れたクリーム色のコートを羽織り】
【同じ様に薄汚れた黒い長ズボンを穿いている】
【右腕にはウロボロスを象った腕輪を付けている】
【コートの背中には二つ穴が空いており】
【そこからは『竜の翼』としか言えない物が生えている】
【よく見ると、両手の爪は全て5cm程の長さに伸びている】
人の街に来たは良いけど……。
これからどうしよう…?
【下を向いて、うろうろと歩き回る】
728 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/01(金) 21:35:33.86 ID:7uLTRPjyo
>>721
【そして彼を招きいれ―――】
【大聖堂・応接の間】
【部屋奥に鎮座する大理石の暖炉は赤く燃え上がり】
【壁一面はダイヤモンドシュガーほどに白く輝いて】
【中央に備えられたテーブルと椅子には金の縁取り】
さぁ、では、そちらへお掛けください・・・
【パッションは椅子に腰掛けると、対面側の椅子に宮下を案内し】
【応接間奥から呼び寄せた、門番と同種のマスクを掛けた給仕係】
【マスクの給仕係より、パッションと宮下の前に並べられたのは】
【ガラスカップに盛った「バニラ・アイス」と、薫り立つ「カフェ・オレ」】
さて、宮下様―――
単刀直入に申しまして、私たちカノッサ機関は、
何人たりとも加入をお断りすることはありません
加入の際の面接などは、所詮はつまらぬ猿芝居
時が経てばいづれ聞いた内容も変わり映ることでしょう
私はあまりそのようなことに興味はないのですが―――
―――が、今までの機関加入の希望の方は、
野心を胸中に抱く者、負の感情を纏う者、欲望に渇望する者・・・
多々の方々を見てまいりましたが・・・
どうも宮下様にはそのような「様子」も見られません
さてさて、世間で言うところの「悪」であるカノッサ機関へは、
どうして加入しようと思ったのでしょうか?
差し支えなければ教えていただけますか?
【カフェ・オレを手に取り、口元に運び舌で転がすように味わうと】
【かちゃり、カップをソーサーに戻して、ニコリと宮下に問いかけた】
729 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岩手県)
[sage saga]:2011/04/01(金) 21:37:32.81 ID:WQOkBw5e0
>>715
……。……何処まで、……かな。……
(……。……名前、出さない、方が……良かった、かもしれない……)
(……。駄目だ、……僕、は……)
【しまった、と、思った。あまり、情報を、知っている、素振りを、見せる事は。データベースの、存在を、知られてしまう、危険性が有って】
【あまり、情報を、漏らすことは、いけない。故に、咄嗟に、答えた、言葉。然し、其れは、最早、挑発の言葉に、聞こえて】
【そして。両の、掌に、刻まれた、魔法陣が。紅く、紅く、輝いた事に、警戒し】
【異形も、其れに、答え。戦闘の、準備に、入ろうと。左腕を、彼へ、向けようとして】
【―――其処で、問い掛けられた、言葉は】
【訂正すると。異形の魔力に、少女の、魔力が、混ざっている様な。其の、感覚に、近い】
【偶然か。或いは】
【腕に、ついて。問い掛けられ、異形は。少女は。驚愕した様子で、瞳を、見開く】
【ずきり。酷く、頭が、痛んで。記憶を、封じていた、鍵≠ェ、解かれる】
此の、腕は―――
【其処で。想起した。其れは、電撃の様に、脳を、駆け巡った】
【長い、長い、間。何処か、ぼんやりとしていた、其の記憶。漸く、気付く。記憶に、眠っていた。一人の、少女の、笑顔】
【異形にとって、辛い、記憶だった。ただ、ショックを、受けるというよりも。徹底された様に、異形が、完璧に、解き伏せられた様に】
【異形は。其の、記憶を。すんなりと、受け入れた。 少し、困惑し、辛く、感じたが】
【其処までの、少女の、思考は。短かく。或いは、数秒の、時間を、要するほど、長く】
【そして、】
……弄られた≠フかも、しれない。……、或いは。……着けられた≠フかもしれない
……、僕の。……御主人様、……
【そんな、曖昧な。然し、全てを、簡潔に、述べた、返答を。彼に、放つだろう】
【其の、人物への、御主人様という、呼称は。異形の、無意識下で、紡がれたものだ。深層で、刻まれているのだろう。 従属を】
―――。……屍を、統べる、……女王
【従属、を】
730 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/01(金) 21:38:40.92 ID:1BfZKVhmo
>>707
…まぁ、そうなる。我ながら実に難儀なことだ
ただ、基本体が死体というだけで魔翌力を通せば生前の機能を大方再現、或いは復旧できるから、
飯を食えば美味く不味く感じられるし、そういう機能だってある程度は戻せる
その代わり、魔翌力が切れればサヨナラ。詳しく言えば意識の消滅と動作不可を誘発するんだ
【サヨナラ。とは簡潔な】
【つまり青年は身体の全ての機能を魔翌力に依って補っている事になる】
【生きている人間と比べれば幾らか頑丈だろうが、捉え様によってはある種脆くなったとも取れる】
あ、いや、そういうわけでも無い、かな。ははは。俺は嫌いじゃないぞ、うん…
君は、そう、【チラ】
好かれるタイプなんじゃないか、なー、とね
【何処と無く棒読み、のような?】
保護しろ……か
…仮に俺がしてやれることはなんだ?病院に連れて行けばいいのか?怪我腕
【まるで怪我人と言う様に怪我腕、なんて言ってみたりして】
【少女の裏へ隠れようとする腕を睨みつける】
【内心、恨んでいないかと言えばそれは嘘だ】
【首の傷の修復予定地にもう一度風穴を開けられたのでは、たまったものじゃない】
【自業自得と理解しながらも、青年の思考は逆恨み的だった】
/いえいえ、此方こそ……
731 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(熊本県)
[sage]:2011/04/01(金) 21:40:19.32 ID:LDMpHKUco
>>722
ま、マスター!?
【盛大に吐血するブルーラインが顔を上げたとき、その眼は既に真っ赤だった】
【血か、卵の影響か、その奥で苦痛が荒れ狂っていても、ブルーラインは、】
Soldier/Human
”…そうだ、それでいい、戦士 / ヒト よ”
【谷山の脳裏に、突然別の景色が浮かび上がる】
【少年は知らないはずだ、それは、ひょっとすると、かつてブルーラインが見た景色だったのかもしれない】
【赤い戦士が、仮面の向こうに涙を隠し、笑顔のために戦っていた】
【ヒトでも悪魔でもなくなってしまった少年は、それでも願いのために異界を駆けた】
【少女の願いに寄り添うために、少年はそれでもと叫び続けた】
”谷山基樹、君にいい言葉を教えよう”
”手は綺麗に、心は熱く、頭は冷静に”
【…ヒトをやめてでもなお、それは誰かのために敵へと向かった】
【その景色の果てには、輪郭しかない都市があった】
【色をなくし、ただ輪郭だけが残る、時が止まった世界】
【そのとある道の真ん中に、蒼い靄のような姿があった】
【形は判然としないが、ふと上を向いた…そんな事が抽象的にわかるかもしれない】
【輪郭だけの世界を俯瞰するあなたと、視線が合ったのかもしれない】
”尊厳と共に在れ、少年”
”君の願いの完遂を持って、君の返礼として受け取ろう”
【景色が元の路地裏に戻った】
【少年を覆っていた鎧も、あれだけまぶしかったであろう光も、激痛すらもはやなく】
【…上手くいけば、苦痛は軽減されているはずだ】
”君の意思を膨らます力だ”
”大事に使えよ、基樹”
【決意、誓い、心に熱が宿るなら】
【それに答えるように、少年の腕には力が、頭には余裕が出来ているだろう】
732 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/04/01(金) 21:41:26.18 ID:KR4PBhkuo
>>723
【ラグナロクの指先が此方へ滑りこんでくるのを捉えたのか】
【彼のものを受け入れるかのように、シズリは自身の指を其処から抜き取る】
【──つぅ、と】
【ほんの少しだけ、シズリの指先から透明な水気が糸を引き】
【代わりにラグナロクの其れを、シズリはそっと舌先で触れようとする】
【そして──まるで自分のものだということを主張するかのように】
【柔らかな部位に触れた彼の指を、軽く咥えようとして】
ふふ──冗談で言えるほど、『愛』は軽くはないよ、ラグナロク君
近いのは……恋人同士、かなーぁ?
ねぇ、ラグナロク君──。
ラグナロク君は……私の事、『愛して』くれる──?
【愉悦に浸った表情で、シズリはラグナロクを見る】
【『愛』を語る彼女の、其の声は】
【とても甘く、熱く──湿りを帯びた蜜のように、愛おしいものだった】
733 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)
[sage saga]:2011/04/01(金) 21:43:48.19 ID:xhMbwZ5J0
>>725
…あれはだな…ちょっとした手違いと言うか…なんであんな喧嘩腰か俺もよくわからなくてさ…
まぁ対等な立場で組みたいってのはあるけどね…
【なぜこのような喧嘩腰のポスターになったのか】
【それはタツミ(ロウの相棒)が言うには「ロウが酔っていてこんな攻撃的な文章になった」らしいが】
【実際は同盟反対のタツミが意図的にロウに内緒でこんな文にしたのであるが…その事実をもちろんロウが知らないわけであって】
情報は知らない…か。…カノッサやRIPの奴一人とっちめて情報聞き出すしかないのかねぇ…
賞金稼ぎ達も何も知らねぇしよぉ…
【そして彼女が情報を持ってないとわかるとそう言って軽くため息をつくロウ】
【人数が少ない分、ネットワークも狭いのだろう】
734 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(福井県)
[sage]:2011/04/01(金) 21:44:42.76 ID:Jbkz9rqCo
>>728
それじゃあ…失礼します…
【そう言うと、椅子に軽く座る青年】
【丁寧な言葉だが、口調は決して変わらないが、敬意はちゃんとあるらしい】
【出された食べ物を食べたい衝動に襲われるが、
上司になるであろう、この女性が食べるまでは、食べないつもりらしい】
【この青年が、礼儀正しい方であることを思わせるだろう】
あー…それは、多分、言うと怒られそうなので……
うーん…でも正直に言うべきかなぁ……
第一の理由は…
「お金の為」です…
2つめは、悪側の人間のほうが…人生が充実しそうだから…です
【少し、自問自答をしてから、申し訳なさそうにそう言い放つこの青年】
【カノッサ「らしくない」というのは重々承知しているらしい】
【女性がカフェオレへと手を掛けたを確認してから、いただきます、と言ってカップを取って、口へと入れる】
【ピク、と眉が動くが、気づくか、気づかないかの程度だ】
735 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/04/01(金) 21:45:08.37 ID:wOpelJdSO
>>727
(何だろ……あの人、)
【そんな少年を背後から見つめる視線があった】
【もし、少年がそれに気づいて振り向いたなら――…】
……翼…?
飾りとか付けられてる物じゃみたいじゃないみたい…
あれは生えてる…?本物……?
【白のカッターシャツに青のネクタイを着け、腰には二本の刀を携えた少年が背中の翼を興味津々な様子で見つめていた】
【その顔立ちは幼く「童顔」、それは良く言えば可愛らしく、意地悪言ってしまえば女々しい】
【また少年のカッターシャツの袖には校章が付いていて、彼が学生なのが解るだろうか】
736 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(新潟・東北)
[sage]:2011/04/01(金) 21:45:09.93 ID:g/SNLrlAO
【???】
【とある森林の上を旋回する一機の兵員輸送用ヘリ】
【少し古い物なのだろうか、至る所に錆が目立ち、機首に取り付けられている機銃も動くかどうかわからない】
【そんな、旧式のヘリが森林の一角】
【まるで用意されていたかのように、草木が生えておらず、更地になっている場所をライトで照らしている】
「あそこに着陸できますかねぇ〜…ん〜…もうちょい綺麗にしたほうがいいんじゃないですか?」
………無駄なことはしなくていい…“お誂え向き”なら構わん
【操縦をしているのは、女だろう】
【パイロットヘルムに小型の通信機、そこから漏れる声は男の声ではない】
……連絡は?
「ん〜………まぁ…“ボチボチ”ですねぇ〜」
「返事が返ってこない人だらけですよ〜」
……伝わればそれでいい
【そして、後ろの席に座る男は】
【窓の外を見ることも無く、ただ淡々と指示を出す】
『ジェス、降下だ』
【男は、耳に付けた補聴器のような機械のスイッチを《Member》に切り替える】
「ラ〜ジャ♪」
【そして、ヘリはゆっくりと“更地”に降りていく】
【“E・Noir”の集合場所】
【用意しておいた合流地点へ】
/E・Noirのみなさんど〜ぞ〜
737 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(中部地方)
[sage]:2011/04/01(金) 21:51:07.42 ID:COk0uIE0o
>>732
君を愛しているか、か・・・・・・
・・・・・・・・
【加えられた指先の感触を楽しみつつ、好きにさせ】
其れを答える前に一つだけ教えてくれるか?
君が愛していると言うのは・・・・・・・・
この私と言う「個人」か?
それとも・・・・・・
雄と言う「性別」か?
私は移り気よりも一づを好む。
君は・・・・どちらだ?
【開いたもう片方の手、その指を頬から首筋に這わせ、尋ねる】
738 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/04/01(金) 21:52:11.26 ID:+mMLSxaSO
>>735
……!?
【視線を感じたのか、急に振り向く】
え…っと……。
何か、用ですか…?
【とりあえず尋ねてみる】
739 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/01(金) 21:53:27.37 ID:LppUjTD/o
>>724
【歳相応の浮き沈み。上へと引っ張るには、四つの“手”は多すぎるくらいか】
【ぎゅ、と胸元のロザリオを掴み、自由に動くそれらを見れば、少女は笑う】
【本当に魔法のようなものである。子供のではあるが、確かに女性は人の感情を変化させて】
【輪の付いた十字架、それから手を離して、両手を腿の上に収め】
そう、なのかなっ……?ミリーは、ほんとにヘンじゃないのかな?
……でも、そうだよねっ。
ミリーがヘンでも、ネコさんも優蛾おねーちゃんもやさしいもん。
【「だから、いいやっ。」、と。小さく感謝の言葉を伝えたりしながら、手には確りフォークを持ち】
【キチンと頂きますと口にして、三角形の先端を切り、刺して、ほうばり】
【にこり。いかにもおいしそうな笑顔を見せる所を見ると、きっと彼女はもう大丈夫。】
【そうした中で、ふと彼女は疑問を抱いてフォークを止め】
そういえば、優蛾おねーちゃんはおじーちゃんがなんにんもいるのっ?
ミリーはね、おじーちゃんはひとりしかいないんだよっ。
【思えば、女性の独り言を含めてミリーは四人の「じーちゃん」を聞いていて】
【単にそれが気になったのか、可愛らしげに首を傾げて、また尋ね―――。】
/戻りましたっ!
740 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/04/01(金) 21:53:56.04 ID:YW6uQPNko
>>726
はい、凄く仲が「良かった」ですね…私と兄は…
【過去形でそう言って】
イリスさんにも…ですか?…
あ、はい…では…
【イリスの兄弟の事が気になるも、イリスに話の続きを催促されるとすぐに話に戻る】
……それで…その事件を起こしたのは単独犯だったのですが…
相手は銃を持っていたので……どうしようもなかったんです…
…数時間立っても…交渉がうまく行かないのか、ずっと事件は膠着状態でして…
他の人質の人も、私ももう体力的にも精神的にも限界でした…
………その時…兄が立ち上がって…犯人に飛び掛ったんです…
本当に…兄は正義感が強かったですから…周りの人を見てたいて耐え切れなくなったのでしょう…
犯人もまさか
人質が銃を持った自分に立ち向かってくるとは思わなかったのか…兄と犯人はとっ組合いになりました…
その間にその機会を逃さずと警察の人の合図で…多分特殊部隊か何かでしょうか…?…
そういった人たちが突入して来て…人質を避難させ始めたんです……
……そこで…兄は犯人に撃たれました……
…よくよく考えてみれば当たり前ですよね…
大の大人に、その時高校生くらいだった兄が勝てるはずが無い…
すぐに犯人は取り押さえられましたが…
兄は…当たり所が悪かったのか…残念ながらもう……手遅れでした…
……兄は…あの場に居た大勢の人質を救った……英雄として死にました…
…私にとっても……兄は誇れる正義の味方なんです…。
……それからでしょうね…私が……兄の様な…
自分を犠牲にしてでも…誰かを救えるような人間になりたいと思ったのは…
……長くなりましたね…兄については、これくらいでしょうか…
【何処か寂しげな笑みを浮かべて、イリスにそう言う】
イチャイチャって……私は女ですよ!?……
【顔が赤いまま軽くパニックに陥っている】
こ、怖いこと言わないでくださいよ…
741 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/04/01(金) 21:55:28.94 ID:+rzOwI5Co
>>731
【駆け巡る、凄まじい情報量、景色】
……こ、れ、は……ッ。
【なんとなく、理解できた。もしかしたら、ブルーラインの記憶ではないか、と】
【目を、見開き。その全てを脳裏に焼き付けんと】
【”手は綺麗に、心は熱く、頭は冷静に”――――其れは、谷山其の物ではないか】
【手こそ汚れていても、熱い信念を心に抱き、その信念の成就の為に、冷徹な思考を巡らす。それが谷山基樹という人間のあり方】
……。
【霧と、視線があった。目を逸らさない。確りと、その姿を見据えた】
(……ま、安心しときな。約束は破らない男だからさ――――)
【伝わったかは分からないが、そう、霧に伝えて――――】
……ッ!?
【突如、元の路地裏へと引き戻された】
なぁに、力の使い方を違えるつもりは無い。
【左腕の拘束具を右手で引きちぎる】
【そこに有るのは、消失の証】
【“己の信念の為に”失った腕を埋める鋼】
【其れを、暗い空に掲げて、拳をぎゅっ、と握って】
《Hello――――Truth world》
【そう、誰に言うとも無く呟いた】
【Truth News――――真実の情報を齎す為に少年がいつの間にか得ていた力、“真実の情報”】
【Hello world――――悪意に飲み込まれ発現し、結果として自己の悪意と向きあう結果と成った、“世界への産声”】
【それらは今混ざり合い、新たな力へと変化した】
【Hello―――Truth world】
【ようこそ――――真実の世界へ】
ありがとう、ブルーライン。
【にぃ、と笑みを作って、ブルーラインの肩を叩くだろう】
其れより、大丈夫か?あの力、俺が経験したから分かるが、碌なもんじゃァない。
辛いなら、薬やるけど。
742 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/01(金) 21:55:41.61 ID:7uLTRPjyo
>>734
お金・・・
【彼女はその回答を聞くと、ふぅん、一つ呼吸を置いて】
いえいえ、別に理由はなんであろうと構いません
今の質問は単なる私の好奇心です
確かに金銭には世を潤滑させる万能機能がありますが、
その欲望に身を飲まれて沈んでいった愚者も歴史には数多くおります
しかしお金だけがあってもお腹は膨れませんし、
そのまま眺めていても飽きてしまう、虚しいものですね
先ほどの「二つ目」とあわせて考えれば、
「自分の人生がツマラナイから銭が欲しい」なんて聞こえてしまいますね
それならば機関でなくとも、もっと良い働き先でもいくらでもあるでしょう
・・・どうもその回答には「本心を隠している」ように感じられますが?
【テーブル越しの、宮下を見る目つきは先ほどと変わらずに穏やかなもの】
【しかしその目つきの奥底には、人を射抜く”冷たさ”が感じられるだろうか】
【もちろん宮下は、この追加の質問に答えても、答えなくても良い】
743 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[saga]:2011/04/01(金) 21:56:55.85 ID:HVl8zUumo
>>729
【──その返答を聞き終えた時、】
【彼はどんな表情を作って良いのか分からなかった】
【数拍、彼が沈黙する】
【その間に、段々と唇の端が歪んでいくことに、彼は気付いた】
……──そうか
道理で、愉快な匂いがしやがる訳だ
──屍を統べる女王
奇遇だなァ……我が家にも、腐った姫君がお一人、在らせられるンだが
【異形たる彼女から漏れ出す魔力に、混ざりこんでいるそれ】
【砂粒の中に幾つかの砂金を見つけ出したように、何故か、彼の胸が躍った】
【「……面白ェな」】
【ばさり、と、羽織っていた魔繊外套が、その場に脱ぎ捨てられる】
【──中に着ているのは、暗黒色の袖無し胴衣に、同色のズボンとブーツ】
【墨色の長腰布を纏い、褐色のベルトの上に、赤銅色のベルトを一本、斜めに着用している】
【そして、その赤銅の革帯には、一振りの業物が、下げられていた】
──……お前が一体何なのか、確かめてみたくなった
【──燻銀色の鉄塊。その武具を一言で現すならば、】
【折り畳んだ大鎌──とでも評すことが出来るだろうか】
【三日月のように湾曲した刃が内側に折り畳まれ、柄も縮んでいるため刀程の大きさだが】
【彼がそれを腰から抜き放つと──刃が起き上がり、柄も即座に伸長。身の丈ほどもある、大鎌へと変貌した】
【──特徴としては、その柄の上部に、二連結した回転弾倉を有するということ】
【がしゃり】
その女王の名は何だ
──貴様がはっきりと“それ”を断定しないなら、この俺が抉り出してやる
“外れ”なら外れで、気の毒だと諦めろ
だがもしも“当たり”なら──最ッ高に愉快なことになる
……主に俺が、だがなァあ嗚呼ぁア亜──っッ!
【再びの、魔力風──】
【猛禽な笑みを湛えた真紅の瞳が、直線で彼女の見据える】
【流血が、望まれた】
744 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/04/01(金) 21:58:04.96 ID:c8RBeOQq0
>>733
そ、そう…………ですか…………
【自分でも良く分からない。予想だにしなかった答えに、戸惑いの返事しか返せなかった女性】
【自分の組織の重要な広報広告について、把握していない部分があるとは――――】
【規模の大きい組織でも無いのだから、トップは全容とは言わないまでも、ある程度の事は把握しているはずだと踏んでいた女性は、肩すかしを喰らう格好になる】
まぁ…………大規模な活動を行おうと言う組織です
情報の秘匿も、徹底しているでしょう…………情報が筒抜けでは、軍事作戦など行えませんからね
【情報化社会と言われている現在――――否、太古の昔から、戦いの中にあっては『情報』は重要なファクターであった】
【だからこそ、スパイや忍者などの隠密を専らとした人間たち、狼煙やシーザー暗号などの伝達手段は古くから発達してきたのだ】
【情報は甘いものではないと、女性はさりげなく述べて】
(…………これ以上踏み込むは、危険か…………)
【相手に自分の正体を知られてはならない。これも一つの『情報』】
【これ以上は、踏み入る事を避ける様、女性は心に決めた】
――――マーシャル・T・ロウさん、社長秘書としての立場から、一つ進言させてください
【表の顔ならば、いくら晒した所で痛くは無い】
【女性は、表の顔で接しつつ、この場を切り抜ける方針に打って出た】
企業内のプロジェクトと言うものは、新規に立ち上げる際に、必ず『実現可能性』を問われます
如何に大きな見返りを期待できるプロジェクトでも、成功の可能性の低いものは採用されません
先ほど、あなたは『自分の力こそが、『機関』や≪R.I.P.≫に対しての脅威になり得る』と言いましたが…………
『戦争』――――『個人』対『個人』の『戦闘』ではなく、『組織』対『組織』のそれを、敢えて『戦争』と言いましょう
『戦争』と言うものは、一人が秀でていても、勝てるものではないのです
ましてや、『blue justice』は、通常に勝つ事よりも難しい『不殺』の姿勢を打ち出しています
――――今のままで終わらず、より地盤を固める事を、お勧めしますよ…………
【やや長いその内容は、何を言わんとしているのか、やや漠然としているだろう】
【しかし、ここから趣旨を斟酌すると『自分一人の力だけを頼りにするな』という忠告が見えてくるだろう】
【女性は、自分の立場から言える事を『進言』と言う形で残したのだ】
745 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)
[saga]:2011/04/01(金) 21:58:19.35 ID:vOxTxc3so
>>736
【小学生程の外見の少女が一人、集合場所の隅の方で佇んでいる】
………。
【漆黒のローブを着用し、人目を避けるかのように深くフードを被る少女】
【フードの隙間から覗くのは、くすんだ銀色の髪と】
【りんごのように透き通った真紅の左眼に、固く閉じられた右眼】
【首全体が黒色の水晶で構成されており】
【大口径拳銃をローブに括りつけ、翡翠色の指輪を左手中指に嵌めている】
746 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(熊本県)
[sage]:2011/04/01(金) 21:59:08.83 ID:LDMpHKUco
【谷山に視線をやると、液体でまみれたからだを拭ってから、笑って首を振り】
”いいよ、なんとでもなるさ”
”じゃあ唐突で悪いけど、がんばってね”
【ヴン、奇怪な音がして】
【その視界から猫少女の姿が唐突に掻き消えた】
【探しても探しても、きっと見つける事はできず、谷山の主観では消滅したように見えるだろう】
”なんて、格好つけては見たものの…”
むちゃくちゃです! 躯体に変なブラックボックスが出来てるじゃないですか!!
【それから、谷山少年から離れた場所にある、とある屋上】
【ブルーラインは肩で息をしていた。顔に出来た皹は終息して、目の色も青く戻り、いまやおおむね元通り】
【悲鳴をあげる『声』に、ブルーラインは力なく笑って答える】
コッチ
”いいよ、どの道最後は破棄して終わりだ、本体に影響しないのなら構うもんか”
ほんっと無茶苦茶言いますねマスター! 私だって、心配したんですよ!?
【涙声を受けて、天を仰ぎ、快活に笑う仕草で、けれど声はなく】
”すまなかったね、ラーズ。今日は労ってあげよう、後で、たっぷりね”
な、なぅ!?
【奇声を上げて、声は黙り込んだ】
【なにやらぶつぶつと…「やだ、そんなとこ…」とか、「そっちはダメ」とか、要領を得ない事を延々と呟き続けて】
【ブルーラインは、胸に出来た重りに手を当てる】
”がんばれよ、少年。君の願いが折れぬ限り、僕は君の隣に在り続けよう”
【以前より身体が重く、確かに妙な異物感を感じるけれど】
【ブルーラインの表情は、確かに晴れやかだった】
/勢いでいろいろやってしまいました、勝手にすみませんが谷山くんのアツさが俺を狂わせるんだ!
/アツい男谷山くんに幸あれーってな感じで、こちらはこれにてご免!
/とても楽しかったです、また機会があればよろしくですよー!
747 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/04/01(金) 22:00:30.34 ID:KR4PBhkuo
>>737
──── 『 勿論 』
【其の問いかけを聞き。≪夜の女王≫は答える】
【宝石すらも己の引き立て役に変える彼女は】
【甘い甘い。例えるならば芳しい黄金酒のような】
【熱い熱い。例えるならば熟れた蜂蜜のような】
【くらりとくるような──どろりとした声で答える】
『キミ自身』を ────
『 愛しているよ 』
【──其れを信じるか、信じないかは】
【──其の『愛』を拒むか、受け入れるかは】
【ラグナロクが。彼自身が、決める事】
748 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/04/01(金) 22:01:29.69 ID:kTEp5/bio
>>736
【ここは集合場所―――おそらく人気もなく一般人はおそらく来ないであろうというような場所】
【そこに一人の男が桜吹雪と共に集合場所の片隅に現れる】
(ここ・・・だな?)
【桜吹雪と共に現れた青年は、濃紺のバサッとしたザンギリ頭で、白銀の瞳と端正な顔持ちで】
【赤地に金のラインが入った忍服の上から黒地に金の豪華な羽織を羽織って金の下駄を履いている。】
【背中に2つの大きめの金色と銀色の煙管(キセル)を担いでいる】
749 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(茨城県)
[sage]:2011/04/01(金) 22:02:23.94 ID:ayMn4Zi3o
>>739
【元気を取り戻したらしい少女を見て、優蛾はふっと微笑み】
【そして少女の質問に、一瞬きょとんとした表情を見せ、また楽しそうに笑った】
アッハハァ、友達にじーちゃんが多いってだけよォ
ミリーチャンのじーちゃんはひとりだけかァ…
【そして、宇治茶を啜る】
【実物が来るまで『ウジが浮かんだ茶』が来ると思っていたのは秘密だ】
ところで、ソレ。宝物かァ?
【少女のロザリオを指差し、問う】
/おかーり!
750 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[sagasage]:2011/04/01(金) 22:02:44.00 ID:ULiikY1T0
【水の国 / 公園】
はぁぁぁっ! せぇりゃぁっ!!
すぅ……つぅぁぁぁぁぁッ!!
【装いはデニムの半ズボンとピンクの「パンダ」が描かれたTシャツ、小学上級生ぐらいの容姿】
【真っ赤な眼に蒼白な肌、肩までの黒髪が特徴的で、値打ちのしそうな「紅い指輪」を付けた】
【そんな風采の少女が――生気も溌剌と、ゲートボールの棒に似たものを振り回している】
「…昼に振るえば好奇の視線、夜に回せば近所迷惑……
よって当方、わざわざ公園で力を養う必要は無いとも思うのですがなマスター?」
【そして、至極冷静なツッコミを加えるもうひとつの声】
【その主は、どこを見回しても見止めること叶わない】
【纏めると――凶器を携えた少女が叫んでいて、謎の声が間断の静寂を満たす】
【いろいろと、心配になるような光景だ】
751 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/04/01(金) 22:03:38.57 ID:wOpelJdSO
>>738
【ジーッと、少年の翼を見つめていたが】
【少年がそれに気がつき、振り向いた事で二人の視線が合う】
…えっ?!あっ…えと…、
【突然の質問に戸惑い】
…えと、何か困ってるみたいでしたので、大丈夫…ですか?
【そう、答を胡麻かした。】
752 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/04/01(金) 22:05:30.15 ID:+rzOwI5Co
>>746
……っは。
【消えたブルーラインに軽く手を振って】
はっはははっははっは!!
おおおおおおおおおおおおっしゃああああああああああああああああああ!!
【拳を握り締め、びょん、と跳躍して】
糞っ、いくら礼してもしきれねぇじゃねぇか!
ったく、デカイ借り作っちまったなちくしょー!
【罵詈雑言を吐きながらも、その顔は晴れやかかつ、嬉しげな物で】
【ちぎり取った拘束具の表面に数式がまとわりつき、次の瞬間には、銀糸のスカーフと成って】
【其れを首に適当に巻き、少年は歩き出す】
【風になびくスカーフは、まるでどこかの“正義の味方”の様で――――】
さぁって――――世界平和の為、今日も一丁頑張りますかッ!
【腕を回し、強い瞳と強い心を携えて】
【“世界を救うジャーナリスト”は再起し歩き出したのだった!】
//うおおおおおおおおおおおおおおおおお!すげー熱くて楽しかったのですよッ!!
//いつかブルーラインさんにも恩返しがしたいものですッ!
//乙でしたー!!
753 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(京都府)
:2011/04/01(金) 22:06:09.74 ID:pxsUa/h9o
>>740
【彼女はそれ以上、自身の兄弟については語ろうとはしなかった
――――……貴女の話に興味があった、それも理由の一つであろう
ただ、それ以外にも、何かしらの理由が在る様に思えた
どうして、姉や妹、兄や弟、と言った言い方ではなく――――兄弟、なのであろうか】
【尤も、彼女はそんな事より、貴女の話を静かに聴いて
――――数刻、間を置くと、言葉を紡ぐ】
……そんなお兄さんでしたんですか――――……
けれども、一つだけ、私に言わせて下さいな
【ピン、と薄布に包まれた右の手の人差し指を立てた
左手で頬杖をついて、静かに微笑みながら、そっと唇を震わせて、言葉を紡ぐ
漏れ出る言葉は、ねっとりと、夜に溶け込んで――――……静かな冷たさを孕んだ】
貴女はお兄さんが亡くなった時、どう感じたか、私には想像もつきませんわ
けれども一つだけ、確かに言える事がありますのよ?
――――……その時、お兄さんが亡くなった時に、貴女が感じた気持ちを
貴女が傷つく度に、感じる人がいる、ということです
ドロアちゃんの夢は、痛いほど感じ取れました、私にはとやかく言えないぐらいに
ですが、一人の友人の言葉も、ココロの何処かには置いておいて下さいね?
【きっと、先ほどにも似たような事を言っただろうか――――……
見方を変えれば、響きも変わる、響く音色は、先ほどの忠告からお願いへと変化して
揺れる揺れる、菖蒲の花を想像させるほどに、甘ったるい音色が、微かに尾を惹いて】
――――……あら、愛があれば性別など関係ありませんのよ?
ふふふ、冗談ですこと、お気になさらずに〜
【すっごく、嬉しそうな笑みをしている、汚れ一つ無い肌に刻まれるその微笑
一瞬一瞬が、まるで良く出来た絵画のように、カットされて、保存できるほどに
――――……尤も、そんな表情が、今はわっるーい笑みになってるけどいも】
754 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[saga]:2011/04/01(金) 22:06:30.35 ID:HVl8zUumo
>>743
//色々と誤字脱字が酷い
//×【猛禽な笑みを湛えた真紅の瞳が、直線で彼女の見据える】
//○【猛禽の笑みを湛えた真紅の瞳が、直線で彼女の瞳を見据える】
755 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山梨県)
[sage]:2011/04/01(金) 22:09:50.33 ID:tB7yUY5Eo
「――――シャリ............」
【――路地裏に普段は到底響かない音が響く】
【その音は、子供たちの笑い声でもなく、中の良いカップルの甘い声でもなく】
【ましてや、常時この場所で耳にする、悲鳴や怒号でも無かった】
【路地裏】
【それは、林檎の様な果物を、丸かじりにしている音と良く似ている】
「――嗚呼、脆い奴だなァ…機関も屑が入るってか」
【路地裏に似合わぬ音を出しているその女。外見は高校生ぐらいで】
【ピンクのショートヘアーに、赤系統が好きなのか、真紅の特攻服を着ており】
【前をきっちり止めたそれには、今は見ることは出来ないが、背に黒の刺繍で「赤井覇瑠過」と描かれていた】
【鎖骨の辺りまでサラシが巻かれており、いかにも不良という感じであったのだが】
【顔は童顔であり、どちらかと言うと愛くるしい分類に入るものであった】
【彼女は、血で染まった真っ赤な壁に寄りかかり、林檎を齧っていた】
【さらに、常人が見たらトラウマに残ってしまうほどに、無残に切り刻まれた、おそらく男の死体が足元に】
【唯の肉塊と化した彼からは、彼が機関員であったことを証明するものは見て取れないが】
【先ほどの彼女の発言から察するに、彼は機関員であったことは間違いないだろう】
【右手で林檎を口に運んでいる傍ら、左手には動き続けている赤いチェーンソーが握られており】
【その先では、もう1つの腐乱死体に伸びており、動かなくなったソレをさらに切り刻んで、血のシャワーを出していていた】
/返信が遅かったりしますが、それでも宜しいでしたら
756 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)
[sage saga]:2011/04/01(金) 22:09:58.45 ID:xhMbwZ5J0
>>744
…ま、言われなくてもそうするさ。それにしても流石秘書、凄い頭良さそうだな。小さいころから高い教育でも受けてたのか?
【ロウも地盤を固めるのが先決だと思っていた。戦争の真理もわかってはいるが、ロウはいつも自分が強いことを前面に押し出す癖がある】
【なぜならそれで相手が委縮して降参してくれれば血が流れずに済むから】
【そしてロウのこの発言。相手の幼少期のころに若干突っ込んだ質問である】
757 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(愛知県)
[sage]:2011/04/01(金) 22:11:03.53 ID:q6IXyPryo
>>730
はあ…………。
じゃあ、常に死と隣り合わせって事ですね、────死体だけに……。
……。
……。
今のは、忘れてください。
【忘れてください】
いーんですよ、私、──家族にも嫌われてましたし。
万人に好かれるタイプの人間ではない事くらい、重々に承知……してますし……。
【落ち込むというよりは「けっ!」となんか若干拗ねたような感じで目を逸らすと】
【『腕』は少女の後ろに隠れながらも、指をひょいっと伸ばして】
【アルフレートに見えるように文字を書き記していく────】
『え どうだ ろう ... びょう院 行っ ても 私 治りょう して もらえるのかな ... うで だし 私』
『な 何 見てん だよ ...』
【アルフレートに睨まれて、ビクっ!とする『腕』】
【その文字をロザリーも横目に見て】
……死体の人でも入院出来るなら、腕でも──。
あ、──でも、お金とか、持ってませんよね。腕……ですし。
保険も対象外だと思いますよ。多分。可哀想に。
【対象外とか、以前にそんなモノに入っているのかという】
【「可哀想に」という言葉には然程感情が篭っていない】
『…………じャ──ァ 看病 ししししし て く だ さい』
【しゃ、喋ったぁああああああああああああああああああ!!】
【喋れんのかよ!じゃあ、最初から、喋れよ!どうなんだよ、そこっ!】
きゃー!
【『腕』はロザリーの足にしがみついた】
【それに対して、ロザリーはぶんぶんと足を振る。良かったね、なつかれて】
758 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(福井県)
[sage]:2011/04/01(金) 22:11:37.66 ID:Jbkz9rqCo
>>742
【カチャ、と音を立てて、カップを元の場所へと置いた後、返答を始める】
つまらない理由と言うのは承知してますよ……
お金があれば…何でも買う事が出来ます…
少なくとも俺はそう思います……
俺に、一流企業に入ったりする頭も、家庭もないです…
ですが、というか、そのために、俺は、結構強い人間になることが出来ました…
【青年の言う、強い人間、とは、人間として綺麗とか、そういうワケではなく、喧嘩の強さを指している様子】
【もっとも、人間として、綺麗なのが、強いと言う考えなど青年にはなく】
そして、俺は、誰かの下につく事が大好きな人間です…
その誰かが、魅力的な人物であればある程に、俺はその快感を感じる事が出来ます…
これらの条件がすべて揃った、手っ取り早い組織が機関と言うワケです……
笑ってくれても、罵倒してくれても構いません…
ですが、俺は、誰よりも貴女に忠誠を尽し、貴女にとって有益な手駒となります…
理由はこれだけです…どうして、こうなったのか、は言いたくありませんが…
【全て話しきった、というような様子の青年。女性の返答を待つと共に、アイスを食べに掛かる】
759 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(新潟・東北)
[saga]:2011/04/01(金) 22:13:58.38 ID:g/SNLrlAO
>>745
「アハッ♪いや〜アレですね〜“首水晶さん”ですよ〜」
「やっぱり約束は守ってくれましたかぁ」
【ホバリング状態のヘリから、格納された車輪が現れ、ゆっくりと地面に着地する】
「待ってて下さいね〜♪すぐにお着替えしてそっち行きますから〜」
【ヘルメットを取り、その中から現れたのは、濃紺色の髪をした女】
【髪は結んでおらず、メガネもかけていない】
【女は、パイロットスーツを脱ぎ捨て、ウキウキした様子で着替え始める】
【全員に声が聞こえるよう、《Member》にスイッチを切り替えているようだ】
>>748
「ん〜〜…?」
【極力迅速に、スカートを履き、スーツのボタンをしめながら】
「“流れ者さん”もいらっしゃいますね〜」
……流れ者?
「根無し草ってやつでござんす、、」
…ふん
【鼻で笑われながらも、髪を縛り、“男”より先にヘリから出て行く】
「早く来て下さいよ〜」
………あぁ
【男は一人】
【瞑想するかのように目を閉じている】
760 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/01(金) 22:14:15.55 ID:LppUjTD/o
>>749
おじーちゃんのお友だち……どうやったら、つくれるのかなっ。
うんっ、ダールトンおじーちゃんっていうんだけどね、ミリーはあったことないのっ
なんだかいっつもいそがしいみたい。おじーちゃんなのにっ。
【きっと、認めてくれる人を探したいのだろう。そういった友人の作り方を、尋ねかけ】
【また聞いてもいない、自らの祖父について短く語る】
【しかし、少女は恐らく十にも満たない身―――おじーちゃんといっても、まだ若いのかもしれないが】
……んぅ、そうだよっ!きのうね、こうえんでね、ネコさんにもらったんだっ。
これがあるからね、ミリーはひとりじゃないんだよっ。おまもりなんだぁ
【―――と。おそらく、ネコさんというのは特定の人物だろうか】
【気軽に初対面の女性を「おねーちゃん」と呼ぶ子なのだ、少し特徴があれば渾名をつけるのもありそうな話である】
761 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(愛知県)
[sage]:2011/04/01(金) 22:14:18.87 ID:q6IXyPryo
>>757
/訂正です
/『え どうだ ろう ... びょう院 行っ ても 私 治りょう して もらえるのかな ... うで だし 私』
/『な 何 見てん だよ ...』
/この二行は【】が掛かっているって事でお願いします。
762 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/04/01(金) 22:14:53.56 ID:7yENXry/o
>>750
…………近所迷惑どころか変質者として通報されても問題ないでござろう
【ざっ…ざっ……】
【砂を踏む足音を立てて。誰かが少女へ後方から近づいて行く】
【切れ味のよい刀を思わせる様な、無機質な殺気の残照を纏った気配は…暗殺者に似ている】
【見れば1人の中年男性が居る】
【無精髭を生やした30代の男性だ】
【真っ白なワイシャツとGパン。嫌でも目立つ、赤い手甲を着用し、左腰に脇差を2本、中位と長大な刀を1本ずつの刀を携えている】
【身長は170cm後半とそこそこ大きくガタイも良いが乱雑に切られた黒い髪と黒い瞳は左程特徴的でも無く】
【だが彼のその両の瞳は、薄くとは言え包帯が巻かれていて視界を閉ざしており】
【腰に差した計4本の刀と、それだけが特徴的で】
【両の手には――兜を2つと、太く長い杭を持っている】
……はて、何処かで聞いた様な声にござるな
【と、男側は頸を傾げて】
【少女から数m離れて、立ち止まるだろう】
763 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/04/01(金) 22:15:06.59 ID:KbKu3r+SO
>>736
【合流地点。既に彼はそこにいた】
【右耳に補聴器のような機械、狐を思わせる細い目で、口元に穏やかな笑みを浮かべる白髪の男】
【背は高く、白いドレスシャツの上から黒いスーツを着ており、左胸には青色の薔薇のコサージュ。暗黒色のベルトの両腰に高級そうな革のポーチを装置した、いかにも「キザ」っぽい服装……】
…………来たかーヨ。
【機械のスイッチは、「OFF」】
【空を舞っていた、そして今は地に近付くヘリコプター、更にはその場にちらほらと居る他のメンバーを見て、然し、表情を変える事は無い】
/シャンドリヨンです。
764 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(中部地方)
[sage]:2011/04/01(金) 22:15:06.95 ID:COk0uIE0o
>>747
そう、か・・・・・・・
【加えられた指を引き抜く、つぅっと糸を引いて、消える】
私は君ほど早くそう言ったことを決めることはできない。
君の言うように冗談で言えるほど軽く、な。
だから・・・・・・
【マントを掴んで自らの身を包ませる】
答えることはできない、今の時点で、な。
君のその行為はとても嬉しい、だからこそ
不用意に決めたくはない。
信じてくれるか?
765 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岩手県)
[sage saga]:2011/04/01(金) 22:16:08.21 ID:WQOkBw5e0
>>743
【取り出された、禍々しき、大鎌。其の、刃で。小さな首が、飛んで行く想像が、脳を過ぎる】
【真紅と、淡い紫が、ぶつかる。様々な、色彩が、踊る、真白の月光の中。青年は、嬉しそうに、笑って】
【異形は。其の、笑顔を。何処か、呆然とした様子で。怯えた様子で、見詰めることしか、出来なかった】
……、
【唇が、震えた。其の、矮躯が、震えた。今直ぐ、逃げ出したい、衝動に、駆られた。だが、其れは、いけないことだと、自身が囁き掛ける】
【故に、異形は。力無く、地面に、へたり込み。大地と、其の身を、縛り付けて。決して、逃げられない様に】
【嗚呼、そうか】
【此れも。運命なのだ】
【自分は、どうなってしまうのだろう。其れでも、名前を、言わない方が。更に、酷い事に、なるのは、目に見えていて】
【紡ぐ。異形にとって、柔らかで、暖かな、響きを持ち。静謐で、恐れを抱き。最も憎み、最も敬う、其の、名】
そ、……の。……女王≠フ。名は
【コーロコル】
【轟、と】
【彼の、魔力風が。異形の、頬を、叩いた】
766 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/04/01(金) 22:17:33.77 ID:YW6uQPNko
>>753
……?…はい…
【ひとつだけ言いたいと言うイリスの言葉を聞いて、イリスの顔を見つめて】
っ!……
……分かりました…
…次からは…気をつけます…
【そしてイリスの言葉を聞くと、申し訳なさそうに顔を下げて】
…私にとっても…イリスさんは、大切な友人ですから…
訳が分かりませんよ!……問題ありますって!……
【やはり恋愛とかそう言うのはよく分からないのか、終始顔が赤い】
いや……イリスさん…気になりますよ…そんな企んでる様な笑みを見せられたら…
767 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/04/01(金) 22:19:07.81 ID:c8RBeOQq0
>>756
…………いいえ
幼いころは、それはひどい生活でしたよ
…………今の社長に拾われたお陰で、こうした『今』があるのです
【女性の顔に、微かに陰が差す】
【その言葉の通り、この女性は幼少期の頃は悲惨としか言いようの無い人生を送っていた】
【しかし、それを変えるきっかけとなったのが、彼女が秘書として仕える『社長』なのだと言う】
(――――ここを話すのは、不味い…………)
【その『過去』について触れる事は、『裏』の顔を持つ女性にとって、あまり好ましい事ではなかった】
【過去を晒す事が、即自分たちの正体に結びつく訳でもないが――――暗いものを抱えているとして、目をつけられでもしたら厄介だ】
【過去の人生――――言ってみれば一つの『歴史』を、即行で偽るのは難しい】
【女性は、必要以上の言葉を口にせず、ただ『話したくない』と言う態度を、それとなく滲ませながら、この事態をどう切り抜けるかを考える】
768 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/04/01(金) 22:19:34.32 ID:+mMLSxaSO
>>751
え、っと……はい。
こういう「街」は初めてなので……。
でも、大丈夫です。たぶん…。
【そう答える】
えーと……そうだ。
一応名前を聞いておきたいんですけど……。
僕の名前は、ヘイロンって言います。よろしく。
【名前を名乗り、相手の名前を尋ねた】
769 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(新潟・東北)
[saga]:2011/04/01(金) 22:23:16.75 ID:g/SNLrlAO
>>763
【着陸したヘリの中から出てきた、婦人用スーツを着た、下縁メガネの秘書のような女がそちらを見ると】
「ん〜?あれですか?いやいや〜…うん、連絡して丁度にいらっしゃるってことは」
………“一応”仲間だ
「アハッ♪やっぱりそうですよねぇ〜」
「ん〜…」
【女は、まじまじとその男を上から下まで見つめ】
「“薔薇ホストさん”?」
【勝手に自分の中での徒名を決める】
【ヘリの中の男、ヘリの外の女】
【お互い回線は《Member》のままだ】
770 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(京都府)
:2011/04/01(金) 22:23:43.84 ID:pxsUa/h9o
>>766
【――――大切な友人≠サの言葉に、思わず微笑が消えそうになった
単純だけれども、胸を打つその言葉は、様々な思いが溶け込んでいて
とくん、と震える喉が、終わりを告げる、終幕の鐘を、鳴らしそうになる】
【彼女の立場、と貴女の立場、は全く違うもの
それこそまさに、決して交わらぬ平行線上の生命線でもあって
今、こんな風に交錯しているのも、神の悪戯、というほか無い
――――それは、十分に理解していた】
さて、そろそろ……帰ることにしましょうか
今日は愉しかったですよ?色々と、良いお話が聞けました
また、会えるといいですね――――……それでは
【それは、一瞬の事、席を立ち上がって、振り向き加減に、横顔を向けて
――――微笑が、虚を突いた、と思う瞬間に、零れ落ちた、言葉が一片】
Live Forever=\―――……
【気がつくと、その場から、彼女の姿が消えて
――――……テーブルの上には、二人分にしては十分すぎるお金が置いてあって
カップに残った菖蒲の口付けだけが、ただ夜に滲んで、儚げな香りを垂らしていた】
/っと、そろそろ落ちるねー!乙でしたー!
771 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/01(金) 22:24:27.22 ID:7uLTRPjyo
>>758
【―――その、彼の独白は】
【まるで単純にして幼稚、実直にして簡素】
【強さを求めると言う、これ以上ない目的】
【彼女は目を閉じたまま、彼の独白を聞き―――】
正直に申しまして、すこし驚いてしまいましたが・・・
宮下様が仰る内容がそれまでならば、私はそれ以上はお聞きしません
では、さっそく雇用条件のお話に参りましょうか
【パッションは後ろを振り返り、待機する給仕係りに目配せをし】
【これから説明する品々の載ったトレイを、彼の前に運ばせた】
・・・詳しいことは後々お話しするとして、まずはそちらの端末をご覧ください
【宮下の前のトレイには「携帯型通信機」と「十字架型ドッグタグ」】
まずは、「携帯型通信機」、これは機関のデータベース(/nouryoku/pages/1933.html)とリンクしています
ページトップ画面を見てください、正義屋「Justice」の貴宝院、識槻、谷山・・・
宮下様も、どこかで名前を聞いたことがあるかもしれません
いえ、もしかしたら実際に会ったこともおありでしょうか?
宮下様にお願いしたいお仕事は・・・
・・・この対抗勢力の彼らの情報収集に当たってもらえますか?
「どんな服装だったか」「どんな行動をとったか」「どんなことを言っていたか」「どんな攻撃方法か」などを、
勿論毎日情報を投稿、なんて言いません
もし街や路地裏で気になった相手がいた場合には、このデータベースに投稿をお願いします
もしも「有益である」と認められる情報に対しては、
宮下様へ「金一封」を支給いたしましょう
【金一封―――】
【具体的な金額は明示せずとも、機関だけあって決して安くはない額】
【パッションはそこまで喋り終え、もう一度カップを手に取り喉を潤して】
【―――「お仕事やってもらえますか?」、にこりと宮下に問いかけた】
772 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/04/01(金) 22:24:31.72 ID:KR4PBhkuo
>>764
(────、────。)
【其の言葉を聞いて】
【シズリは、何を想ったのだろう】
【シズリは、何を感じたのだろう】
【彼女は離れていく指を、名残惜しそうに見つめていたが】
【やがて──彼の表情を覆い隠す仮面へと視線を移し】
【仮面の下。そこに存在するであろう彼の表情を見たいかのような──】
【そんな、表情を浮かべ。シズリは笑った】
──うん。『信じる』よ、ラグナロク君
キミの答えを……待ってるから、ねーぇ?
【声の質は、もう元に戻っていた】
【静かな、静かな囁きにも似た声で】
【彼女は笑い、答えを紡ぐ】
773 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(茨城県)
[sage]:2011/04/01(金) 22:26:15.67 ID:ayMn4Zi3o
>>760
ヘェ、ミスター・ダールトンねぇ。
そいつは“まほう”使えたりしねーのか?
【能力があるらしい少女の肉親、そう考えると彼も能力者なのだろうか、と】
【何の下心もない、純粋な好奇心で問いかける】
【“まほう”に興味があるのは彼女もまた同じだ】
ネコさん… 動物の方じゃねーみてーだな。
何かよくわかんねーけど…
【ネコさん、という存在に疑問を抱きつつ、優蛾は茶を啜った】
774 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2011/04/01(金) 22:27:56.21 ID:9/4Dq+6ro
【公園】
「……困ったな、どうしよう
早くしないと……」
【小さく響く独り言】
【音源には、蝶の羽を持った妖精――そのように見えるものが】
【青白い燐粉を燦かせながら、夜闇を舞うように飛んでいた】
【手のりサイズの身体であるため、光ばかりが目立って仕方ない】
【或いは小さな人魂に見えるかもしれず】
「……うぅ〜ん、諦めちゃおっかな」
【本人は腕組みをしながら、悩ましげにボヤいていた】
775 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)
[sage saga]:2011/04/01(金) 22:28:11.61 ID:xhMbwZ5J0
>>767
(…話したくない「何か」がある感じか…?悪いがちょっとお嬢さん怪しいんで聞かせてもらうぜ…!)
へー。いい社長なんだな。何か「イイ話」っぽいから聞かせてくんねーかな?ロウさん暇なんだよこれから。
【その話が自分に何らかの形で関わるわけではないだろうが――ロウなりに彼女を探ってみようとする】
【ちなみに彼女のことを「お嬢さん」と呼ぶロウだがこの男は20歳である】
776 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)
[saga]:2011/04/01(金) 22:28:34.35 ID:vOxTxc3so
>>759
……私の方には、こないで。
【女性に対してかなり態度が辛辣なのは、気のせいじゃない】
それで……貴方が、リーダー?
【男の方を向いて、問いかけた】
【緊張とかそういうものはなく、いつも通りの無表情である】
【尚、現在少女が装着している補聴器のような機械のスイッチは《off》である】
777 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/01(金) 22:30:04.90 ID:1BfZKVhmo
>>757
……あ?
【聞き返し】
……ああ!
【間を空けての理解し】
……ああ
【同情に満ちた同意の意を込めて】
【青年も酷いものだ。冗談にそんな反応を示すだなんて、酷いものだ】
住めば都という奴かね、悲しいがな、
この身体でも応用が効く様に成ってくればそこそこ快適さ。全く持って不愉快なことだ
【青年は手の内のナイフを患者衣に備え付けのポケットへ入れて】
【首元の包帯を解いては巻き直し始める】
万人に好かれてなくても良いじゃないか、色物だろうが好いてくれる奴は居るようだし……
俺のように万人に好かれないよりは、精神衛生上良いことじゃないかな
【青年の場合は好かれようともしていないし、好かれる要素も無いので当然と言えば当然だが】
【言いながら、血まみれの腕を見遣る】
お金は、なぁ……貸してやれない事も無いが……
うむ、保険も対象外か……はははっ!そうだな、その通りだ!
【茶化すように青年は笑って】
看病、ねぇ……
うーん、良いんじゃないかな。好かれてるようだし
【青年は至極テキトーに言い放つ】
【内心は軽い厄介払いに似た気分】
【もっとも、厄介とは思っていないところが青年の自責する点で】
てか、喋れたんなら、初見の時に喋ってくれよ……
コイツも無駄になっちまったじゃねーか……
【言い終える丁度の所で青年は包帯を巻き終える】
【コイツとは、恐らく首への一撃の事を指しているのだろう】
778 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/01(金) 22:30:28.98 ID:3sDOYm5DO
【公園】
……またここに来てしまった
【鮮やかな黒髪黒目を持ち、鍵形の木製の髪飾りを付けた比較的胸の大きな少女がベンチに座っている】
【漆黒の長髪はうなじの辺りで束ね上げられ、夜色の瞳は透き通った輝きと吸いこまれそうな暗さを備えている】
【黒いインナーの上に、白い上着とスカートを着ており、黒いタイツが足全体を覆っている】
【その両腰辺りには、それぞれリボンをあしらった白い半月形のポーチらしきものが付いている】
記憶の手掛かりも見つからないしなー…、どうすればいいんだろ、この先
【両脚をパタパタと、少々見た目に似つかわしくない動かし方をさせながらそんな事をぼやき―――】
…新聞が無いと暇がつぶせないね
779 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(中部地方)
[sage]:2011/04/01(金) 22:31:39.28 ID:COk0uIE0o
>>772
ありがとう、シズリ。
【そう言うと仮面の下部分がカシュンと、横に開いて口元が露になる】
ではこれは・・・・・・
【すっと、身を寄せるようにして接近し】
答えを待ってくれる君へのお礼、だ。
【彼女は、シズリは自分のことを大好きと、愛していると言った】
【ならこの程度ならば拒まれないだろう、と】
【シズリのおでこ、額に口付けを試みる】
780 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/04/01(金) 22:33:12.75 ID:YW6uQPNko
>>770
えっ、あ、はい…もうすっかり夜ですしね……
今日はおかげさまで何とかなりました…ありがとうございます…
はい、それじゃあ…また会いましょうね…
【そして次の瞬間にはイリスは消えており】
あれ?……魔法か何か…使えるのかな…
【そう呟きつつ、ふとカップに目を落として】
ん……私、本当に良い人と友達になれたのかな…良かった…。
【ふぅと息を漏らして、嬉しそうに微笑を浮かべてそう呟いた】
/お疲れ様でしたー!
おかげで大分キャラが固まってきましたです
781 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/01(金) 22:33:33.99 ID:LppUjTD/o
>>773
んー……わかんない。けど、きっとそうだと思うなっ
ママも、ちょっとだけ“まほう”、つかえるからっ。
【親がそうなら、祖父もそうだろう。そういう推理の元に、少女は答える】
【しかし、会ったこともなく人物も知らないと言うミリーにとって】
【きっとダールトンという祖父は、少なからず遠い存在なのだろうというのが解る】
えっとね、ネコさんはまほうつかいさんで、こーいう耳があってねっ?
たぶんだけど、きっとだけど、ミリーのお友だち。……だとおもうんだっ。
………ねえねえ優蛾おねーちゃん、ケーキ、食べる?
【気がつけば。三角形のケーキは最早、イチゴと一切れを残すのみで】
【おごってもらった手前、恩を感じているのか―――ふと、甘味を勧めてみて。】
782 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(福井県)
[sage]:2011/04/01(金) 22:34:44.84 ID:Jbkz9rqCo
>>771
変わっている事も承知してますよ…
「変わり者」なので…
【アイスのスプーンを置いてから】
Justice…
ええ、聞いたことがありますよ…
申し訳ないですが、会ったことは無いですが……
【端末を手に取り、ふむふむ、と独りで呟きながら、話を聞く青年】
見た感じ俺は怪しくはあるけど、悪い人には見えないらしいですからね……
適任だと思います…余談ですが、少し、物まね等も出来ますし…
お金…ですか…了解しました…
機関の為、いや貴女の為に、頑張らせて貰います。
【ふふふ、と怪しい笑みを顔に浮かばせる青年。おそらくだが、お金に喜んでいるらしい】
【そして、仕事に対する意識の高さが分かるだろう】
あ…、後1つお願いがあるのですが…
「哲学者の卵」を、一つ貰いたいのです…
…よろしいでしょうか?
【何を目的にか、哲学者の卵を要求する青年】
【そう言い終わると、また、アイスへと手を出す】
783 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/04/01(金) 22:35:23.58 ID:kTEp5/bio
>>759
【ヘリと人のいるほうへ歩いて近づいていき】
(あいつが……リーダーか…)
ああ、待ち合わせ場所間違えてなくてよかったぜぇ
【あえて彼は口数が少ないようで……】
【現在の端末のスイッチは<<off>>である】
784 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/04/01(金) 22:36:03.87 ID:wOpelJdSO
>>768
(「こういう「街」は初めて」…)
(…遠くの方から上京してきた人なのかな…)
【その言葉に、そんな事を思って】
僕は護と言います。
Justicと言う組織に所属している者でして、
…困った時はよかったら頼って下さいね。
【そう付け加えて、名乗り返した】
785 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[sagasage]:2011/04/01(金) 22:36:15.99 ID:ULiikY1T0
>>762
【――物覚え、悪い方ではない】
【ましてや戦戈を交わし、印象が深く刻印された相手ならば】
【すっぱり忘れてしまう事こそ、無理という物】
「マスター、あれは……!」
…分かってるわよー、山本正勝だったっけ?
また戦えって言われたら、ちょっと面倒なんだけどサ――
【良い印象を抱いているということは、残念ながら無い】
【蛇蝎のごとく嫌うわけにも非ず。然し、纏まった時間の鍛錬は疲労を呼ぶ】
【本調子でない。額をつらりと滑る汗に――気付かぬ間に、冷えたものが混じった】
……逃げるのも、なんだかムカつくわよね!!
【されど浮かべるのはドラ猫のような、八重歯覗かせての不敵な笑み】
【相手の目が塞がっているのを分かって、手をゆらゆらと振った】
【どう掛かられても問題が無いよう、「ベンヌ」を寝かせた状態で構え】
【森林に忍ぶ猛禽が如く、その瞬間を待ち構える――】
「……マスター、お待ちを。
ここで事を構えるのは、早とちりと言うものですぞ…。」
「山本殿、お久しぶりです。
今宵もなかなか、星の清いものですな?」
【対して、ベンヌは史音の行動を抑止しようと試み】
【円やかに熟した、芳醇な男声をまったりと響かせた】
【不機嫌そうに唇を尖らせる史音の姿が見えないのは、少々面倒なことだ】
【この二名のちぐはぐさに迫る資料が、少なくなる――】
786 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/04/01(金) 22:36:45.02 ID:c8RBeOQq0
>>775
えぇ、素晴らしい社長ですよ…………
私としても、その話をしたいと言うのは山々なのですが…………
――――私の休日は今日だけ。明日からはまた秘書として、業務に赴かなければなりません…………
【女性にしてみても、『社長』を賛美する言葉を口にする事は、嫌な事ではない】
【むしろ『崇拝』の域に達しているその人物の事を人に話すのは、『当たり障りの無い範囲では』彼女にとっても至高の喜びだ】
【しかし、相手が相手だ――――下手な事を口にするのは、不味いと言う思いが、女性の中でわずかに膨らんでいる】
【故に、既に夜も更けている事を利用して、これから帰らなければならないと、追及を外しに掛かる】
しかし…………このまま別れると言うのも、勿体ないですね…………
これをどうぞ…………
【言いながら、女性は右手のスポーツバッグを地面に置いて、懐から名刺を取り出す】
――――まだ名前を名乗っていませんでしたね
私の名前はリーナ=ヴェイセシスと申します…………何か私に用があれば、そこの連絡先に連絡をください
【名刺を差し出しながら名を名乗る女性――――リーナ】
【名刺にも『ヴェイスグループ 会長兼社長秘書 リーナ=ヴェイセシス』の文字がある】
787 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[saga]:2011/04/01(金) 22:37:33.73 ID:HVl8zUumo
>>765
【──喉の奥で、爛れた嗤い声が一つ弾けた】
──……く、フ、あッはハハ、は、……、ァ、ア、は
【その双眸は歪に見開かれ、唇は円弧を描き、】
【湧き上がる黒い愉悦を抑えるだけで精一杯といった有様】
【片手で、前髪を握り潰すようにに掻き揚げながら、一度天を仰いだ】
……──最ッ高だなァ……
【くつ、ぐつ、と喉元から嗤い声が零れ落ちる】
【そして、肉食の爬虫類が獲物を捕捉する様にも似て、】
【彼が、その頭を緩慢に前方へと垂れる。血肉に歪んだ貌が、彼女を見据える】
【ざり、と、青年が一歩を踏み出す】
【地にへたり込んだ彼女を、舌なめずりさえ似合いそうな貌で捉えたまま、】
【肩に担いだ大鎌の柄で、軽く肩を叩きながら、段々と歩み寄っていく】
──……どうした。何をそんなに怯えてやがる
捧げられた首を刈り取るだけなら、そこらの包丁で十ゥウ分だろォ?
『テウルヒア』の初陣がそれじゃァ、あんまりすぎンだろ……なぁ
【『戦錫鎌テウルヒア』。知れぬことだろうが、それがその大鎌の名】
【それをくるくると愉快そうに回しながら、彼はまた一歩、踏み出して】
【もしも、そのまま彼女がその場を動かなければ、だが】
【ひゅう、と、虚空を薙いで、『戦錫鎌』の刃先を、彼女の首筋へと突きつけんとするだろう】
【その如何に関わらず、彼は言葉を次ぐ】
……──なァ、カノッサの“番号付き”
少し愉快な語らいをしよう。首吹っ飛ばすのは、それからでいいだろ
……──そんな身体になったことが、憎いか。恨めしいか
いや、そもそも何故、そんなことになったのか……俺は知る義務があるだろうな
……あいつと会って、何が、あった
【鮮血色の双眸が、緩く細められて、問うた】
【唇はやはり愉悦を孕んで、歪められたまま】
788 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山梨県)
[sage]:2011/04/01(金) 22:39:31.32 ID:tB7yUY5Eo
>>755
/もう一度絡み待ち…
789 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/04/01(金) 22:40:05.06 ID:KbKu3r+SO
>>769
(妥当な線で行くなら……グレアムさんの秘書、かーヨ? ……大穴で、愛人かも)
【降りて来た見知らぬ女】
【ほんの一瞬だけ身構えて、然し、周りの雰囲気、空気、そして耳に入ったグレアムの声から、彼女もまた《E・Noir》なのだ、と】
【その“身分”について、どうでもいい推測をして】
“ホスト”……そう見えるのかーヨ?
【穏やかな笑みは絶やさずに。感情が読み取り難い表情で、そう呟いて】
【ヘリコプターの方へと、二、三と歩を進めて行く】
790 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/04/01(金) 22:40:11.54 ID:KR4PBhkuo
>>779
────っ
【その、口付けを受けて。一瞬だけシズリは驚いた表情を浮かべた】
【予想外、だったのかもしれない】
【まさか──今この瞬間になって】
【そんな、「純情」そうな行動を相手がするなんて思っていなかったから】
【だけど──その表情をすぐに笑みへと変え】
【心地良さそうに、そっと目を閉じて。瞳に宿るエメラルドを休ませる】
【口元に浮かぶ彼女の笑みもまた──それはそれは、悦びを感じているようで】
……ありがとう、ラグナロク君
【──静かに。お礼に対するお礼を、彼女は紡いだ】
791 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(愛知県)
[sage]:2011/04/01(金) 22:45:03.08 ID:q6IXyPryo
>>777
…………────!
【言葉にならない叫びで、両手に真っ赤にした顔を隠して】
【しゃがみこんだが、しゃがんだら、しゃがんだで、足にくっついている『腕』が】
『……!』
【やあ!見たいな感じになって。それにまた、ギャー!みたいな】
やめたほうが良いですよ、貸した所で返す算段も無さそうですし。
だって、腕ですもん……。────所詮。
『……』
【所詮。とか言ってます】
【さっきから散々な言われようで、嫌われているのにも関わらずロザリーに懐く『腕』】
【まさか、こいつは──────────Mなのか……!】
看病、うう────。
【汚物でも見るかのような表情で『腕』を見るが、あれ?よく見たら可愛い、────】
【とは、まったく思えず!】
【『いいこと いう な あなた。 ま女 なら 使いま だと おもって さあ』】
つ、使い魔……腕が……使い魔……。
【そして、最初から喋れよ、という尤もらしい彼の意見に対して】
【『そ れが 出来てた ら 苦ろう しな| ........』】
『………ゥ゙────ヴ……ッ!ヴェっ!』
【血が足りなくなってきた文字が掠れ始めた。しょうが無いから喋ろうとするが】
【なんか、喉に食べ物を詰まらせた鳥のような声が出てくる。ひどい例えだが】
【ぜーはー、ぜーはー。と上がらせる息も無い癖に、そんなモーションで自己表現】
【最初の唸り声は、どうやら頑張って、喋っていたつもり────だったっぽい】
792 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/04/01(金) 22:45:22.14 ID:7yENXry/o
>>785
………はて、その声は。
【ううん、と】
【手が自由なら顎に手を当てそうなほど錆び付いた脳をフル回転。思い出そうとする】
【そして、ついに―――】
ああ、ベンツ殿でござったか。御息災であったか?
【…史音の事は脳から除外された様です】
【しかも、思い出した名前も間違っている。高級だけど】
【前回の違いは、少女の衣服】
【そして男の目元には包帯が巻かれている事と――――あの殺意をで出来上がった黒い“霧”が無くなった事か】
【個人に向けられる殺意と違い、今回の殺気は漠然としたモノで…不快と言う程ではない】
前回出会ったのは路地裏であったか、空気が澄んで居らぬ故。今宵の方が美しいんでござろうて
【ベンヌにたいして、人肌の…生温い温度の声で返答し】
【予想するかのように言った言葉の意味は…今、彼が両の瞳を覆っている事から察せるか?】
793 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/01(金) 22:48:12.27 ID:7uLTRPjyo
>>782
そうですね・・・確かに宮下様ならば、
顔も知られていないので、相手に気付かれずに調査も出来るでしょう
ふふっ、宮下様の働きには期待していますよ?
【にこり、彼に向かって微笑みかければ】
もうひとつは、十字架のドッグタグ(認識票)です
何の仕掛けもありません、ただのタグです
まぁ、いわゆる「お揃いの品」というものですね
私も付けていて、氷の国支部の皆さんにもつけていただいているのですが
【ちらり、パッションは首もとの十字架タグを掲げて見せて】
【十字架の銀色が照明の灯りを映し出して、キラリと輝いた】
では、哲学者の卵も、お一つ用意しておきましょう・・・
帰る頃には渡せると思いますよ
【振り返り後ろに立つガスマスクの機関員へ用件を伝え、用意させ】
では、宮下様・・・ナンバーズ待遇として、お好きな数字をお選びください
それがあなたにとって、「もう一つの名前」となります
794 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/04/01(金) 22:48:36.22 ID:+mMLSxaSO
>>784
「Justice」の護さん、ですね。
護さんは、この辺りに詳しいですか?
そうなら、少し案内して欲しいんですが……。
【翼を軽く羽ばたかせながら、早速頼み事をする】
【先程の羽ばたきで、翼が本物である事が分かるかもしれない】
795 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(中部地方)
[sage]:2011/04/01(金) 22:50:29.51 ID:COk0uIE0o
>>790
素敵な笑顔、だ。
会った時のような妖しい笑みも悪くはないが、そちらのほうが私は好みだ。
次会うときも又、其の笑顔を見せてくれると嬉しい。
【カシュリ、と仮面が元の状態へ】
では、私はそろそろ・・・・・・
君も此処にはあまり長居しないほうがいい。
私を愛してくれている人が危ない目にあったら悲しいので、な。
【マントの端を掴んで体を包みつつ】
796 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)
[sage saga]:2011/04/01(金) 22:51:23.98 ID:xhMbwZ5J0
>>786
へぇ、リーナちゃんね…まぁ俺のことは…知ってるしいいよな。電話番号もポスターに書いてあるし。
賞金稼ぎの俺と違って忙しいなら休日は有意義に使うべきだよな
【名刺を貰い、自分の仕事──賞金稼ぎなので自分次第でいつでも休日というその仕事に自分が付いていることをさりげなくアピール】
…まぁお嬢さんも見ときな。俺らが起こす「青義の風」をな!!
【そう言って2本指敬礼をすると彼女の横を通り去っていこうとするロウ】
797 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/04/01(金) 22:57:01.69 ID:KR4PBhkuo
>>795
──ふふ、覚えておくよラグナロク君
その優しい言葉の忠告も、ちゃーんと、ね?
【相手が立ち去る気配を見せたからか】
【シズリもまた──この場から離れることにしたようで】
【ふわりと自分の髪を軽く梳いて。再び、シャンプーの香りが周囲に漂い】
【くすりとした笑みを浮かべながら──彼女は、言う】
それじゃあ──『またね』
『愛しているよ』……ラグナロク君
【まるで恋人同士のような別れの挨拶は──】
【酷く酷く、楽しそうなものであった】
798 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(福井県)
[sage]:2011/04/01(金) 22:57:24.00 ID:Jbkz9rqCo
>>793
期待に応えられるよう、頑張らせて貰います…
お揃いの品ですか…俺も付けさせていただきます…
付ける場所としては…あまり目立たない場所でもよろしいですか?
【そう言って、トレイから、タグを取り、手で軽く握る】
【目立たない場所、と言ったのは、機関員とバレるのを嫌ったからであろう】
【ありがとうございます、と軽く頭を下げながら言った後】
ナンバーズ…ですか…
たしか、貴女は≪No.111≫でしたよね…?
ならば俺は≪No.112≫を選びたいと思います…
【ナンバーズという考え方は前から知っていたのだろうこの青年】
【1つ下の番号を選んだのは、数字の上での、忠誠を誓いたいという、青年のよく分からない価値観からだろう】
799 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/04/01(金) 22:58:34.69 ID:c8RBeOQq0
>>796
…………えぇ、そこかしこでポスターは拝見させてもらいますからね
こちらから連絡する時は、そのポスターを参照させてもらいますよ
【名刺を渡し、右手にもう一度スポーツバッグを取る】
【恐らく、中にはジムで使った着替えなどが入っているのだろう】
――――折に触れ、思い出させてもらいますよ。『blue justice』リーダー、マーシャル・T・ロウさん…………
【横を通り過ぎるロウに対して、そう返すリーナ】
【すっと微かに頭を下げると、そのまま自分も歩きだす】
【――――余談だが、リーナの方が年上だったのだが、ロウの年齢を知らなかったために、その事については特に何も言わなかった】
(「青義の風」、ね…………
その風が…………我々の『お頭様』の怒りに触れない事を、願いますよ…………マーシャル・T・ロウ…………)
【背中越しに、立ち去って行く相手の気配を感じながら、人知れず唇を歪めるリーナ】
【『正義』を――――否、『青義』を掲げる彼が、自分たちに対してどう行動するのか】
【その表情に、先ほどまで見せなかった微かな敵意を滲ませながら、リーナは夜の街へと消えて行った】
/乙でしたー!
800 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(新潟・東北)
[saga]:2011/04/01(金) 22:58:57.98 ID:g/SNLrlAO
>>776
>>783
>>789
「っぽいだけですよ〜それっぽいって〜」
【女は、悪戯気な笑みを浮かべながら“薔薇ホスト”と(勝手に)名付けた男に言うが】
「って、はぐぅっ!?」
【“首水晶”と(こちらも勝手に)名付けた少女の言葉に、大袈裟なリアクションで答え】
「ヒドいですよ〜…そりゃないですよ〜…なんでこういう…あ〜…」
少し黙ってろ
「ぐっはっ!」
【ヘリの中にいる男にトドメを刺される】
………“流れ者”に…ふん………首水晶
【ヘリの中】
【視認出来る程の魔力が機内に充満しており】
【その濃さで、男のシルエットすらも見えないだろう】
【唯一見えるのは、光る二つの眼】
【それが、“流れ者”と“首水晶”に視線を向ける】
【それは、よく言う“鋭い”というものではなく】
【押し潰すような、息をすることさえためらってしまうような、重厚感と】
【誰に対してでもない、“全てに対する殺意”を含んだ眼光だ】
……スノウウル=シャンドリヨンには既に言ったな
俺が〈E・Noir〉の代表…グレアム・スレードだ
【その“眼”の持ち主は、短く、答える】
801 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/04/01(金) 22:59:19.56 ID:wOpelJdSO
>>794
ええ、良いですよ。
何処ですか…?
【と、尋ねるが】
【その視線は軽く動いた翼に向いていて】
…あの、失礼ですが
その翼…本物なんですか…?
貴方は…一体…
【ついに、我慢できずに】
【恐る恐る、しかし興味津々に背中の翼と、少年自身の事について尋ねる】
802 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/04/01(金) 23:00:16.15 ID:SbajzIkDO
【水の国、公園】
つ、ついに金が無くなった……
【ベンチの上、財布を開いてその中身をためつすがめつしていた赤毛混じりの黒髪の青年が、がっくりと肩を落とした】
【なんということでしょう。財布の中身は小銭のみ。青年は赤毛混じりの黒髪をわしわしと掻いて】
うがあああああ!
【──なんて叫んだ】
チクショウ! 俺はこの世界でも貧乏なのか!? 六道三界どこにいっても貧乏なのか!?
贅沢は素敵だ! ……じゃねえ贅沢は敵だ!
畜生……畜生……チクショウめぇえええ!
【青年の慟哭は、夜の闇を引き裂いた】
803 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(中部地方)
[sage]:2011/04/01(金) 23:00:16.46 ID:COk0uIE0o
>>797
ああ、また、な。
【軽く手を振って其れに答え】
【踵を返し、街道へと歩いて行った】
/途中遅くなることも多々あって申し訳ありませんでした。
/楽しかったです、お疲れ様でしたー
804 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/01(金) 23:00:58.42 ID:1BfZKVhmo
>>791
返す算段は確かになさそうだが……うむぅ……
しかし、だとして貸せないのは惜しいな
法外な値で巻き上げてやろうかと、冗談じみた思案をしていた所なのに
【本音をさらっと曝す】
【ということは貸す気など最初から無かった、ということだろう】
しかし、好かれているなぁ……
羨ましいとかではなく、腕の性別が気になる所だが……
腕だから、特に性別は無いのか……?
それはさておき、どうにも其れは憑いてきたそうだしさ
良いんじゃないかな、うん
【押し付ける気だ!】
【嫌がる彼女には悪いが、好かれているんだし】
【青年はそんな思考で押し通そうとしている】
……喋るな、汚い。
【はぁ。と溜息をつく青年】
【喋れと言ったり、喋るなと言ったり】
【そもそも彼の事だ。喋っていたとしても問答無用で戦ったことだろう】
805 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2011/04/01(金) 23:02:20.24 ID:9/4Dq+6ro
>>778
【少女の眼前にひらひらと迷い込んでくる
>>774
の妖精】
【長袖で丈の長い、重そうなドレスを身に付けているものの】
【飛行には支障ないらしい】
「ごめんなさい、手はあいてますか?
あいてますよね?
今、暇って言いましたよね
向こうで人に倒れてて…!」
【割と世話しない感じで声を掛けてみる】
/まだ、いらっしゃいますか?
806 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[sagasage]:2011/04/01(金) 23:03:32.73 ID:ULiikY1T0
>>792
…あれー、戦わないの?
今度はサ。アンタの腕か足持ってくつもりで居たのに…
「無理でしょうな、今のマスターには
永劫、そのようなことに熟達する必要は御座いませんが――」
……武器のくせに、アホみたいなヤツだよねアンタ
それこそ本当に、クマのぬいぐるみにでも生まれてくればよかったのにっ
【史音の眸の中には、不安と安堵が同居し、せめぎ合っていた】
【それを観て「戦いを望まぬ武器」ベンヌは、ただちくりと史音に釘を刺す】
【それに憎まれ口を叩きはするものの――目算が合っていたか、それ以上の行動は無く】
【「ベンヌ」を手にとった臨戦姿勢が、へにょりと弛緩して】
「『ベンヌ』でございます…。
宜しければ、覚えてお帰りなされ。」
「……む、これは失礼であった
眼をお塞ぎになって居られる貴殿に、空の話は持ちかけぬべきでありましたな…。」
「あの日の後、何か眼に不都合でも?
差し支え無きようであれば。あたましでも拝聴させて頂きたい」
【そもそも、眼窩すら見当たらないベンヌがこの物言いをするのは滑稽】
【しかし彼は特におかしいと思わぬ素振りで、しかも極めて真面目に応対する】
【悔やむようなその声音の時、あったならば奥歯を噛んでいるのだろうか】
――アンタら、アタシのこと無視して話進めようとしてる!!
ふーんっ、これだからオジサマは嫌いなんだよーっ…
「聞き役に徹すること。
お嬢様は、出来ない訳では無いはずなのですが……な。」
【装いやら、表面的な部分には変化が生じたけども】
【この二名――コメディタッチに片足踏み込みつつも、あの時とだいたい同じ調子だ】
807 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(茨城県)
[sage]:2011/04/01(金) 23:04:05.39 ID:ayMn4Zi3o
>>781
ヘェ。やっぱ能力って遺伝すんのかな…
【そしてネコさんの説明を聞いて、】
ほォ… 能力者のネコ、ねぇ。。
ミリーチャン的に友達チックな感じなら、ガチでそうだと思うぜ。
おー、気持ちだけもらっとくぜ。
全部ミリーチャンが食いな、ここのは評判だから勿体ねーぜ。
…さて、と
【ゆらりと席から立ち上がり、“手”で伝票をつまみあげた】
んじゃ、巣に戻るわ
茶の相手してくれてありがとーな、また会おうぜ
【健康サンダルを擦りながら、優蛾は席を離れた】
【去り際、一つの“手”がそっとミリーに「バイバイ」した】
/遅れたうえにぶつ切りですみませぬが、落ちます…
/日常ロール下手すぎ\(^o^)/正直すまんかった
808 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岩手県)
[sage saga]:2011/04/01(金) 23:04:27.09 ID:WQOkBw5e0
>>787
【異形は。ノートの隅に、重要な、短い文章を、記す様に。ぽつり、思考する】
【此の瞬間の様に、相手に、自分の、生を、委ねられる、状況は、何度も、有った。其れに、抗おうと。死合う、経験も】
【精神の、弱い、此の、異形は。畏れた、相手は、数え切れないほど。無論、一人、一人が、記憶に、深く、刻まれている】
【然し、青年は。ゲーティアと云う、青年は】
【余りにも。飛び抜けて。絶望、そのものに、感じた】
【其れは。意識することも、怖くて。脳に、焼き付けることも、躊躇うほどだった】
【刃が、突き付けられ。息を呑む。また、あの、死の感覚を、味わうのだろうか、と】
【テウルヒア=B鎌の、名。其れを、聴いて。恐怖で、小さく、声を上げる】
【―――、恐ろしい】
ひ、
【問い掛けられた、言葉に。速く、早く、答えねば、と。どもりながら、或いは、何時も通り、拙い言葉で】
……。……御主人様、と……会って
……聞かれて。……ゲーティア、を、……知っている、か。て。……其れで、……殺、
【答え、 其処で、 再び、 気付く】
【ゲーティア。其の、名。少女が、口にして。微笑んで。愛。愛する、相手。 ああ、また。 気付くことが、遅過ぎた】
【此処まで、来ると。喜劇に近い。本当に。自分は、余りにも、忘れっぽ過ぎる。次から、気を付けないと。あああぁ、と。絶叫にも、近い。望みを、絶った、声を】
【「ああ、でも。次って、あるのかな」】
……あな、……た。は……、……
【息が、出来ない。もう、笑みしか、込み上げない。気が違った様な。屍には、似合わない。余りにも、下らない、情けない、笑顔】
【其処で、息を、ひとつ。其の後。「愛しているの?」と、早口で、問い掛けるだろう】
あ、ああああぁ、あああぁっぁぁぁぁあああぁっぁ、あ、ひは
【ゲーティア】
【コーロコルが、愛している、人物の名だった】
【知らないかと、問われた、名だった】
809 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)
[sage saga]:2011/04/01(金) 23:05:18.11 ID:xhMbwZ5J0
>>799
…ん。綺麗な女性に思い出されるなら光栄だ。
【ロウは両手をポケットに突っ込みながらロウはそうつぶやき、彼も夜の街に消えていくのであった】
810 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/04/01(金) 23:05:19.43 ID:KR4PBhkuo
>>803
【──彼と別れ。場所は再び、路地裏】
【かつん、こつん】
【女性特有の靴音がその場に響き】
【藍色の髪を風に揺らしながら──シズリは、笑う】
ふふ──あ、ははぁ……楽しい。楽しいねーぇ?
でも。でもまだ、まだ、まだ、まだ──足りない、足りないんだよ
真っ黒くろすけ君、は──多分、数に入れないほうがいいだろうけど……
フォルス君は、いい情報を持ってきてくれる
だからまだまだ、まだ、役に立ってもらうよ
そして──問題はキミたちだ
ねぇ、護君。セシリアちゃん。檸檬ちゃん──ラグナロク君
【かつん、こつん、かつん】
【浮かんでいた笑みは】
【酷く澱んだ、其れだった】
/いえいえ、お気になさらずー
/此方も楽しかったです!ありがとうございました、お疲れ様でしたー!
811 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)
[sage saga]:2011/04/01(金) 23:06:38.86 ID:xhMbwZ5J0
>>799
/ 言い忘れた、りーなさん乙です
812 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/01(金) 23:09:41.07 ID:7uLTRPjyo
>>798
うーん、ドッグタグは別に何処でも構いませんよ
アクセサリー程度、と考えてくれて結構です
「十字架ドッグタグ=氷の国支部」との情報は
正義屋さんたちには知られていないはずですし
【ふふっ、そう笑みを浮かべてカップを飲み干して】
【自らの首もとの十字架を手に取りキラリと輝かせ】
では、宮下様は≪No.112≫ですね・・・
これからの働きに期待しておりますよ―――≪No.112≫様?
【彼女は椅子から立ち上がり、手を差し出して彼に握手を求め―――】
【その後は、支部内の適当な部屋を宮下に割り当てて】
【凡そ望みの武器類の支給を氷の国支部より配給するだろう】
【もちろん、彼の望んだ―――哲学者の卵さえ、も】
/では、このあたりでしょうか?ありがとうございました乙でした!
813 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/04/01(金) 23:10:47.56 ID:+mMLSxaSO
>>801
えっ? あっ、はい。本物、です。
信じてもらえないかも知れませんが、僕……
『竜人族』ってやつなんです。
【翼を軽くつまみながら答える】
えっと、何処に行くか、でしたっけ?
…こんな『人でない者』も泊めてくれるような宿を、探してるんです。
【翼から手を離し、言う】
814 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/01(金) 23:12:01.81 ID:3sDOYm5DO
>>805
【少女は、眼前に飛んできた妖精を見て一言―――】
……まるで人魂である
【そんな事を呟きながら、なにやら話しかけてくる人魂もとい妖精の話を聞く】
決め付けは良くないと思うよ
―――まぁ暇ではあったけど
それで、人が倒れてるってどうしたの?
【それから、ベンチから腰を上げて、人魂(じゃない)の言葉の説明を求めるだろう】
815 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)
[saga]:2011/04/01(金) 23:12:04.85 ID:vOxTxc3so
>>800
……。
【殺意はまだ、耐えられる】
【今までに何度も、何度も向けられたことがあったから慣れているし】
【自分個人ではなく、"全て"に対するものだったから】
【しかし、"重厚感"の方は──今までに感じたことがないほど、重いものだった】
【直視し難い。視線を合わせることが、辛い】
……────ニナ。
【けれど、それでも、このまま威圧されっぱなしはなんとなく"嫌"だったので】
【紅い瞳で睨み返し、非常に簡潔ではあるが名乗り返した】
【名乗りを終えると】
【これ以上は目を合わせたくないようで、男から(ついでに女性からも)顔を背ける】
816 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/04/01(金) 23:12:51.51 ID:kTEp5/bio
>>800
【そして秘書のほうを一旦見て、その後グレアムと呼ばれる男のほうをみるだろう】
(あれだけの魔翌力……面白ぇ……)
【青年も何かを感じ取ったのか瞳も卍の様な刻印が浮かびあがる】
【青年の卍眼≠サの特別な眼は殺意はないが、眼光の鋭さと見たものを見通してしまうような眼で彼を見据える】
【グレアムと呼ばれる者が只者ではないとしたら、きっと何か気づいているかもしれない】
【青年もグレアムと呼ばれる男の殺意を含む重厚な眼光を見ても彼は動じるそぶりを見せず】
オイラぁ獅子堂 輝天てぇんだ
【眼≠ナ会話するものに眼≠ナ対話をしようとし、名乗る】
817 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(愛知県)
[sage]:2011/04/01(金) 23:12:55.27 ID:q6IXyPryo
>>804
そうですよっ!
腕だけだから、いざとなったら、臓器を売らせたりも出来ませんし……。
お金にするなら、サーカスに売り払うくらいしか……嗚呼、後、研究施設に────。
『……〜〜〜〜ッッ!?』
【え、まさか、しないよね?そんな事しませんよね?】
【みたいな感じで、足にくっついたまま、指でペチペチと叩く】
腕に好かれる才能よりも、魔術の才能の方が欲しかったです……。
うう、もう、しょうが無い、しょうが無いんですよ……ね。
【がくりと項垂れ、観念した様子────】
性別、……無いんじゃ、無いですか、ねぇ……。
腕だから、……その、無いですし……。
……。
……。
【何気なく、ぽつりと呟いてしまったが】
【なんか、私、とんでもない事を言いかけてしまったのではないでしょうか!?】
【と、タラリ。と汗を一滴流す。声も小さかったし、聞こえてないよね!聞こえてませんよね】
【見たいな感じで、何事も無かったかのように「えへへ」みたいな感じで、ニコリと微笑んだ】
『…………』
【青年の発言に。そこはかとない理不尽さを感じたが、本当に黙る辺り素直】
【いや、素直というより、さっきぶん投げられたのが若干、トラウマになっているのか】
818 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/04/01(金) 23:14:08.82 ID:7yENXry/o
>>806
ハッハッハ、スマヌな
拙者は今日…鍛練の為に来たのでござる
後ほどで宜しければ、一戦交えるとするでござるか?
【手足はやれぬし頸も貰わぬがな、と。念押しして】
【嗚呼、今回は“死合”つもりは無いらしい】
っと、コレは失敬。ベンヌ殿―――――あとドボル……史音ちゃん、であったか?
【頸を傾げて、確認する様に少女の名を――――。一瞬なんて言いかけたのだろうか】
【尤も、聞かない方が良い事もたくさん有るって言いますよね】
【目元を覆う包帯について尋ねられれば、少々困った様に首を傾げて】
いや何…少々喧嘩をした折、抉られてしもうてな。
二度と光は見えんと言われてしもうた……参ったでござるなぁ
【あはは、と大して困った様子も無く笑って見せて】
【悔やむ様な声のベンヌに、気にすることは無いと雰囲気で語っている】
―――っとと、忘れておらぬよ。
えー…っと、そうでござるな――――アメちゃんとか食べるでござるか?
【それに対して男の方は、内面的な変化も大きい】
【少女と武器に対して最後に見せたあの性格が前面に出ていて――――】
819 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(福井県)
[sage]:2011/04/01(金) 23:15:43.95 ID:Jbkz9rqCo
>>812
では、ポケットにでも入れておきましょうか…・
【そう言うと、手の中のタグを、コートのポケットへと優しく突っ込む】
ふふふ…少し照れますね…
【口元を少し緩ませて、世間話を返すかの如く、言い放つ】
【ご心配なく、ちゃんと働きます、と口元をそのままにして、紡ぐ】
【青年も立ち上がり、快く握手を返す】
【何故これほどいるのかと思えるほど武器を支給してもらい、】
【後日、この青年は自分の胸へと、哲学者の卵を埋めつけるのはこれから先のお話】
/ありがとうございましたー!乙でした!
820 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/01(金) 23:16:17.88 ID:LppUjTD/o
>>807
【こく、と首を傾げる。言葉の意味は何となく分かるが、曖昧すぎて返せないのだ】
【ただ、“能力”と“まほう”が同一あるらしいことは分かったようで、小さく頷き】
そう、かなっ……ううんっ、そうだよねっ!
優蛾おねーちゃんがいうなら、きっとあってるもんっ。
……ぅ、いいの?せっかく、おいしいのにっ……。
【でも、ちゃっかりとイチゴを口いっぱいにほうばって】
【クリームの甘味と、淡い酸っぱさと。なんとも、飽きない笑顔である】
【そんな折、女性が席を立ち―――ミリーは自然と、それを目で追い】
ぅ……うんっ!ケーキ、おいしかったよ優蛾おねーちゃんっ!
またあったら、こんどはいっしょに食べようねっ!
【膝立ちでシートから身を乗り出し。女性と、一つの“手”に】
【自らの小さな両手を振ってみせ、やがて姿が消えるまで、そうしてから】
【彼女はじっくりと、残ったケーキとジュースを平らげる。その姿、寂しさなどは微塵も無かった】
/お疲れさまでした〜!
821 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/04/01(金) 23:17:39.72 ID:KbKu3r+SO
>>800
>>《E・Noir》メンバー
【その場に集まった、自分とリーダーのグレアムを含め、“五人”のメンバー】
【首に水晶の少女、桜吹雪の忍者、グレアムと共に現れた女……グレアム以外とは、一切面識が無かったが……】
……個性派揃いか。
【そう呟いて、然し、自分もそれなりに個性派だという事には、気付いているのか】
【周囲を見回して】
……スノウウル=シャンドリヨンだーヨ。
【他のメンバーと同じように、簡素な自己紹介を済ませる】
【グレアムの“殺意”は、前回嫌と言う程に「感じた」ので……今更、何か反応したりはしない。強いて言うなら……指先の震え、くらいか】
822 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2011/04/01(金) 23:21:10.71 ID:9/4Dq+6ro
>>814
「……ぅ、うるさいですよ
どうみたってかわいい妖精ちゃんじゃないですか
目がわr……わわっと」
【少女の一言に傷ついたらしく】
【両腕を「もーっ」と押し下げながら、憤慨した】
【それでも、モノを頼む立場】
【脊髄反射でノドまで出かかった悪態を飲み込んで】
「……私の見込みは間違ってなかった!
あ、いえ
お散歩をしてたら、倒れている子供を見つけて……
……頭を打っているみたいだったんですけど、
私の腕力ではどうしようもないので、人間の方を探していたのです
ついてきて頂けませんか?」
【つらつらと、台本でも読み上げるような説明口調で喋る人魂もどき】
【ひらり、と彼女に半身を向けて】
【彼女が同意してくれるなら、飛行を開始するだろう】
823 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
[sage]:2011/04/01(金) 23:22:48.04 ID:2t91gtZxo
>>755
【──唐突に、響く声。反響のせいか、“元”が分かり辛い。】
──R18指定は、一体何処に書いてるんだ?
スプラッタワールド楽しんでる所、悪いんだけどよ──…ッ!
【──漆黒の刃を両手に、突っ込んでくる“真っ黒な影”。】
【狼のような動きで相手に接近して行くと、右手に握る刃にて、チェーンソーを持つ腕を真っ二つにする軌道で切りかかる。】
【──“食い千切る”かのような強烈な一撃。しかしながら、反撃を受ければ一溜まりも無い。】
824 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[saga]:2011/04/01(金) 23:25:38.03 ID:HVl8zUumo
>>808
【青年は、何処か気だるげな様子で、緩慢に小首を傾げた】
【しかし、彼女を見下ろすその貌は、やはり歪んだ笑みを湛えたままで】
【つう、と、刃の峰で、その細い首を弄るように撫でんとしながら】
【途切れ途切れの言葉を紡ぐ彼女に、「頑張れ、頑張れ」と愉悦交じりの相槌を交えた】
【──そして、彼が全てを聞き終えて】
……そうか、そうだったのか
よく最後まで喋れたなァ、さすがはカノッサの“番号付き”だ、褒めてやるよ
【と、有りっ丈の皮肉をこめた冷笑を放り投げたとき、】
【その問い掛けは、確かに彼の耳に入る。唇の円弧が、さらに深みを湛えた】
【そして言った】
──あァ。愛してるよ
この身が壊れそうになるほど、狂おしいほどに、あいつだけをな
【その時の彼の貌に、笑みは無かった】
【気だるげに小首を傾げたまま、発狂にすら至ろうかという彼女を見下ろす真紅の瞳】
【そこに血に飢えた滾りはなく、只管に透徹した、あの笛の音色に良く似た何かを湛えていた】
【「──少し、愛しすぎたンだよ」】
【聞こえるか聞こえないか危ういほどの、小さな言霊が付け加えられて】
【そして彼女を見据えたまま、氷点下の冷たい声色が次がれるだろう】
……おい、“番号付き”
貴様のような、震えるだけが能のヤツが、何故カノッサなどにいるのか全く分からないが
どうする。ここで死ぬか?
あいつが世話になったようだから、それに免じて何か遺言があるなら聞いてやる
【鋭利な鎌刃の先端が、すう、と、彼女の頚動脈の寸前で、停止する】
【血に飢えた表情などは最早無く、その白皙は深い憐憫すら湛えていた】
825 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/01(金) 23:26:08.94 ID:1BfZKVhmo
>>817
サーカス小屋でも流石に……いや、どうなのかな?
まぁ、なんだ、ジャグリングとかならできる様になるかもな、うん
【売り飛ばされる前提で話を進めてみる】
【今更だが、青年にもサドに似た気質が垣間見える】
うむ、諦めようか……
案外に、そうだな、仲良くやっていけるんじゃないかな、多分
【希望的観測な言葉を並べ立てて】
【心の中で「押し付けてやったぜ、はっはー」なんて言ってみて】
【心の中で「すまない」と謝ってみる】
【其れを口に出さないのは青年が面倒を避けているからで】
え、ああ。
……うん?
……そうだよな!無いもんな!
これじゃあ、俺にも判んないなぁ……
【復唱】
【コイツ、確信犯だ!】
826 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/01(金) 23:30:43.53 ID:3sDOYm5DO
>>822
「自称かわいい」は何よりも信頼に値しないという話をどこかで聞いた気もするね
【人魂っぽいものを(恐らく意図的に)直視せずにそう断じる―――なかなか容赦ない】
【それから、大ざっぱな状況説明を受け―――】
その子供は知らないけど、断る道理も無いね。行こうか―――案内、お願い
【立ち上がった少女はそう言うと、人魂ですらないものにそう促して、倒した人物の元に向かうだろう】
【ちなみに此処まで、感情として読み取れるだけの表情の変化が見受けられない
―――特段無愛想な表情や態度を示している訳ではないのだが、兎に角素振りから感情が読み取りづらい】
827 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/04/01(金) 23:32:54.03 ID:wOpelJdSO
>>813
…竜…人…っ!?
【少年はその言葉に更に興味津々に瞳を輝かせる】
【どうやら少年のその正体は彼の純真な少年心をくすぐったらしく】
いえ!信じますよっ!
この世界には、未だ未だ未知の物だらけですからっ
それに…竜、カッコイイじゃないですか!
【少し興奮気味に、彼に話すが】
…っ!あ、何かすいません。
【と、すぐに素に戻り深呼吸をして、一旦落ち着くと】
『人でない者』も泊めてくれるような宿…
なら、うちの本拠地なんかどうですか…?
【そう、少年に勧めてみる】
/すいません、風呂落ちです。
828 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[sagasage]:2011/04/01(金) 23:33:14.61 ID:ULiikY1T0
>>818
【かまって貰えたことで、多少は喜ばしかったらしい】
【風船のような赤ら顔の膨れっ面は、風船のように萎んで】
…アンタが殺らないんだったら、今日はやらない
何となくサ、寝て治るくらいには体力温存したいんだよねー、今日は
ド、ドボルザーク?
「新世界」って言いたいなら、良かったわねアンタ
ベンヌよりは洒落のセンスあるわよっ。それこそ溢れかえるぐらい!
【おい、仙骨出せよ(笑)】
【異世界の作曲家について、聞き齧ったくらいは知ってるらしくて】
【にんまりと笑みを浮かべながら、燐光を滲ませる「指輪」をとんとんと叩く】
【恐らく、両者の発想には大きな断層、亀裂が生じているハズ】
【彼女は古代ベルカ式の思考法ですからね】
「む…それは、痛ましいことですな。お見舞い申し上げましょう
マスターも、戦いのリスクたるものをもっと自覚すれば善いのですが――」
「(………リスクを理解できるころには、もう手は出ないのだ)」
【彼の雰囲気に絆されて、声色は明度を増した】
【――すぐに憂色を濃くしてしまうのは、使命感が故だろう】
【すべてを物語るはずの言葉は、音として紡がず】
えー、怪しいおっさんから飴とかもらったらダメって良く言うじゃーん!
しかも毒とか針とか18禁なアレとか入ってそーだしっ、アンタの飴!
【可愛げがない、この一言に尽きる】
【とは言え、一度は血糊を仄暗い路のパレットでとかし合った相手】
【すぐに信用することも、出来ないらしい――】
【また――彼女は、壮年の男に良い印象を持っていないらしい】
【大人を嫌うという傾向、意気がる子供には儘あることか】
829 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(愛知県)
[sage]:2011/04/01(金) 23:34:23.84 ID:q6IXyPryo
>>825
……えへへ。
【えへへ】
……。
……。
【にっこりと、笑いながら。まるで、熱湯に温度計を突っ込んだかの如く───】
【顔の下から、うぃぃぃぎゅいんぎゅいんぎゅいんぎゅいんみたいな───】
【そんな感じで、ゆっくり顔が赤くなっていく。そして、メーターが振り切った瞬間】
ィ、ィ、イヤぁぁぁぁぁぁぁアアアアアアアッッ!!
【顔を両手で抑え、『腕』を足にくっつけたまま、脱兎の如く、その場を逃げ出そうとするが】
……。
【あ、なんか、Uターンしていたぞ!】
あ、あの、助けて、くれて……ありがとうございました。
【と、律儀に例を言うと、再び、走りだして行く────】
……。
【と、思えば、またUターンしてきて────】
そ、そうでした、……その、首の、治療費とかっ……!
【顔を真っ赤にしたまま、妙に律儀なせいで中々逃げ出せないロザリーだった】
ぅ、ううっ……ううう……。
【 泣 く な 】
830 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山梨県)
[sage]:2011/04/01(金) 23:34:30.10 ID:tB7yUY5Eo
>>823
【めんどくさげな顔つきのまま、林檎を齧っていると】
【不意に、反響して聞き取りにくい、明らかに此方に敵意を示した声が聞こえる】
【この声の発信主に見覚えは無い―ひょっとすると機関員か?】
【いや、この死体に発狂した普通の能力者ということも考えられる――】
【その様な一連の思考と共に、何か黒い雰囲気を感じた】
【とっさに彼女は、手にしていた林檎を地面に頬り投げると】
【両手で赤いチェンソーを掴み取り、すばやく黒の影の方向へと体を向ける】
【振り向きざまに、横薙ぎを放ったが、丁度影と同等のスピードであった】
【その為、互角に交じり合い、お互いの威力が消滅するということも考えられるが―】
/いきなり遅れました、すみません
831 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(新潟・東北)
[saga]:2011/04/01(金) 23:35:58.27 ID:g/SNLrlAO
>>815
>>816
>>821
「いやいや!皆さんもっとこう…趣味とか話しましょうよ!なんかあれですもん!空気があれですよ〜お通夜みたいですよ〜♪」
【全員が警戒、もしくはそれに近い何かを帯びているのを感じた、ジェスと呼ばれる女は、なんとか場を和ませようと苦笑いを浮かべながらそれぞれに目を向ける】
………分からんでもない…
【“眼”の持ち主は、静かに固定座席から立ち上がり】
…そうもなるだろう……
【機内の外、月の光の下に歩みだす】
「あは〜…まぁあれですもんねぇ…みんなお腹になにか〜って感じですもん」
…………とりあえずの人員がこれか
「いや〜…連絡つかないって言いますか…不通の人が…あは〜」
……ジェス、王女の生死は?
「……アハッ…」
……………プラン修正、BからCへ
Cのファーストフェイズに移行……
【月光に照らされる、その男】
【青髪のウルフカット、藍色のトレンチコート】
【全身から膨大な魔力を垂れ流し、左手に携えた居合刀自身も“それ”を溢れさせている】
【闇を纏い、独り歩きする宝玉】
……さて、何から説明しようか………
【グレアム・スレード】
832 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岩手県)
[sage]:2011/04/01(金) 23:40:06.61 ID:u+aFHbgjo
>>643
煙草一本どころか、小石一つでも情は残る
それが、人間っていう奇妙な生き物の作りだと思うけどな
だから……こうやって回るのは、ひょっとしたら。機関の為、かもしれないぞ?
まあ、そんなのはどうでも良い事だろうさ
こんな言葉の応酬だけじゃ、何かは明確に変わらない
実際に動かないと、な
【手は未だにポケットの中。手を上げて答える事はせず】
【首を一度横に傾けて、手を振る代わりの合図とした】
んじゃ、私はそろそろ……そうだな、次に行こう
立ち止まらず、見て回らないと……進めない
立ち止まり続けるのも、いい加減にやめないとないし
【ばさりとコートを翻し、向かうのは市街地とは正反対の方角】
【金属音混じりの足音を響かせて、少女は去って行った】
/こちらも今ようやっと来れたぜ気にするなー
/そしてお疲れさまでしたー
833 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2011/04/01(金) 23:43:11.17 ID:9/4Dq+6ro
>>826
……「他称かわいい」のほうが信用できないと思いますよ、私は
自信があるのは良いことなのです
【しれっと、独り言のように言い返す妖精さん】
【神自身が細部にまで拘って作ったかのような彼女の容姿は】
【文字通りの意味で人形めいていて、現実感に乏しい】
【その辺りは直視しつづければ、把握できるかもしれないけれど】
(感情を、あんまり表に出さないタイプなのかな
……驚いてくれるといいけど)
はい、こっちです
【妖精は飛行を続けて、植え込みをひとつ越える】
【開けた視界の先には、】
【白いシャツに、ブラウンのホットパンツを着た子どもが】
【左半身を地面に付けるように、身体を横たえている】
【目測では、13,4歳くらいだろうか】
……あの子ですよー
【妖精も、倒れている子供を指さして】
【そのまま、子供の上まで飛んでいく】
【――もし、彼女が妖精の後に続くように一歩ふみ出せば】
【べきり、と不吉な音がして、足元に落とし穴の口が開くだろう】
【深さ3.5m、直径1m60cm】
【掘った人間は疑いようもなく暇人だ】
【底にはフカフカの落ち葉が敷き詰められているため】
【落ちたとしても痛くはないが――】
【暗中に目を凝らせば、落とし穴の部分だけ、わずかに湿って黒ずんでいる】
【気がつけば回避も可能だろうか】
834 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
[sage]:2011/04/01(金) 23:46:15.99 ID:2t91gtZxo
>>830
────流石に、この程度じゃ死なないか
…“甘い”な。
(──…俺)
【衝突の瞬間、このままでは“圧される”と察知。】
【右手の刃への力を緩めながら、後ろへとバックステップ。】
【無論そのままこちらの放った攻撃は殺されるが、数瞬でも拮抗していた力が緩む事で、バランスは僅かにでも崩れる筈である。】
──“葬爆刃”ッ!!
【──その瞬間を狙って、“刃”を“爆発”へと変える。】
【刃を構成していた物質が、全て爆発のエネルギーへと変化し、辺りに熱をまき散らす。】
【自らの技術を存分に使った上での不意打ち。不意打ちとあって二度は通用しないが、其れが相手の攻撃翌力を削ぐ為に必要であると彼は考えている。】
835 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)
[saga]:2011/04/01(金) 23:46:33.53 ID:vOxTxc3so
>>831
趣味……無し。
【女性に反応してあげた。やっさしー】
……目的。
《E・Noir》の、目的は……?
【顔を背けたまま、男へと問いかける】
836 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/04/01(金) 23:49:32.62 ID:7yENXry/o
>>828
はっは、それは残念にござる
とは言え、拙者もちと―――――楽しそうな“喧嘩相手”を見つけたでな
4月、9日迄。怪我は出来ぬ
【くつり―――と、口元が笑みを作った】
【それは、彼が僅かに醸し出していた刃物のような殺気を、より明確に―――より鮮明に―――より鋭くして】
【嗚呼、本当に、愉しげで】
【此処まで恋い焦がれる、相手なのだろう】
……いや、ハンマー持ってドボルと言ったらげっふん!!!!
【わざとらしい、大きな咳払い】
【太刀厨のこの男に隙は無かった】
【……でもドボルさんは可愛いと思うの】
はっは、なぁに。こうなっても案外戦えるモノよ。拙者の様なオッサンとなってはな
……腕を斬り落とされた痛みは、消えぬと言うな
【少女の方を心配する様に呟いて】
【――――しかし、少しその声色に―――懐かしむ様な色が含まれている事に気付けるだろうか】
な、何を言うか!拙者の何処が怪しいと―――!
と言うか、産まれてこの方37年。色事どころか血で血を洗って男同士で肌をぶつけ合い。延々と戦ってきた野郎が何か出来―――――――ぅっ
【……37年間。物心つく頃には既に刀を握り、戦っていて】
【色事なんて考える暇も無く―――男同士の友情に花を咲かせ……思い返せば、良い事無かったなぁ。と】
【…あ、ちょっと泣きそう】
837 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/04/01(金) 23:50:31.21 ID:+mMLSxaSO
>>827
うーん…。
「Justice」の本拠地、ですか……。
【少し考えこむ】
「泊めてやる代わりにJusticeに入れ」なんて事になったら……。
Justiceがどんな組織かも分からないのに……。
【なんとこの少年、Justiceを知らなかった】
【それも当然、彼は人ではない】
【人でない者が、人の組織を知らないという事はごく自然な事】
/了解です
/ごゆっくりー
838 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/01(金) 23:51:15.08 ID:1BfZKVhmo
>>829
…………。
……ハァ……。
削岩機の勢いで墓穴を掘るなよな、全く
【二度目の少女が離れている隙にこんなことを呟いた】
【酷いものだ、全くもって……酷いものだ】
お、お帰り
治療費は……うん、別に良いよ。払わなくても
【どうやら現在の所持金を計算して言ったらしいが、本人の前でそういう風にするのはどうなんだろう?】
【恐らく金が無ければ、きっと払わせていたに違い無い】
泣くなよ、ロザリー……相棒が見てるぜ?
【と言って青年は少女の頭を優しくポンと叩いて足元を見遣る】
【青年の中ではもう既に「使い魔」的ポジションに落ち着けた、ということだろうか】
【しかし押し付けた本人が言うのはどうかと思うが】
【何食わぬ顔で親しげに名前で呼びやがった】
839 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岩手県)
[sage saga]:2011/04/01(金) 23:51:43.86 ID:WQOkBw5e0
>>824
【狂おしいほどに、彼女だけを。其の、言葉に、異形は】
【愛している=B最早、其の、言葉の、意味も。分からなくなるほど、繰り返した、言葉】
【きっと、と。異形の影は、瞼を落として。 彼と、少女は、きっと】
【何時までも、互いを、愛し合って。甘く、甘く、蕩ける程に、愛おしかったのかもしれないと】
【其処で、思考が、途切れた】
【嫌だ=B思考が、青年を、否定する。見えない。全部、見えない。見えない、見えない見えない見えない見えない】
【目の前が、真っ暗に、成る。ただ、ただ、彼が、怖かった。きっと、其れは、憎悪にも、敬愛にも、似て。異形にとって、彼は、少女と、似ている気がした】
【誰か。誰か。誰か。ああ、だれも、こない。つめたい。だって、本当は、僕は、僕は】
【 】
―――――い、や。嫌、嫌、嫌だ、いッ、――――――アアアアアアァァァァァアアアアアアアあああああああああああ嗚ぁああア!!!
【甲高い、女の、悲鳴が、響いた。誰のものかは、明白だった】
【其の状態は。半狂乱、という、言葉が。一番、合っていた。一時的なものかも、しれないが、完全に、壊れていた】
【死亡した後、初めて、想った。自分から、行動したい≠ニ願う、其の、感情。激しく、涙を流して、否定して。昂ぶっている】
【否定した。否定、したかった。 例え、これが。 最期でも、良いから】
【魔力が、左腕に、収束し。左腕が、形状の、変化を始める。骨を組み替える、音と共に。まるで、大砲の様な、形影に】
【其の、大口の、先端で。全魔力で形成された、人の首ほどの、輝く、魔力弾が、形成され。其れが、彼に、向けられるだろう】
【ただ。咆哮、変化までは。明らかに、時間が、掛かっていて】
【その間、もし、異形の、首を、跳ね飛ばそうと、すれば。呆気無く、終えることが、出来るだろう】
【現実は、非情か。其れとも】
【其れは。異界の王に、委ねられる】
840 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/04/01(金) 23:52:43.23 ID:kTEp5/bio
>>831
【グレアムに対し、】
オイラは好き勝手にやらせてもらうが本当にいいんだな?
【組織という以上、何かしらルールがあるものだろう】
【自由という意味でもこの組織に入った青年も、リーダーである彼に最後の確認を取り】
そうだな、オイラも目的を聞いておこうか
隠すのはなしだぜ?
【目的を具体的に説明しろとばかり言わないような態度で】
841 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/04/01(金) 23:54:29.41 ID:KbKu3r+SO
>>831
>>《E・Noir》メンバー
(……王女、恐らくは金の国の一件か)
【グレアムの言葉に、ほんの少しだけ】
【考え込むような様子を見せて、ヘリコプターへ、四、五、六】
趣味はダーツだーヨ。
【律儀にも、女の質問には答える】
【面倒臭そうな口調では無く、表情と合った、優しげな口調で】
【しかし内心、ひどく“つまらない”】
(さて…………特に質問もない。とりあえずは……“傍観”)
【穏やかな笑みで、辺りを見る男】
【「ホスト」……確かにそう“も”思えるような、“社交的”な雰囲気。しかし、どちらかと言えば、それは“不審”な物を大きく含んでいて】
842 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山梨県)
[sage]:2011/04/01(金) 23:57:02.04 ID:tB7yUY5Eo
>>834
「―――餓鬼の喧嘩は他所でしろってんだ!!」
【両手にかける力を増加し、力押しで行こうとするものの】
【不意に力を緩められ、さらに後ろに逃げられた為に】
【一時的に、体がチェーンソーに持っていかれ、前ののめりこむ】
【そして、右足を反射的に前に出し、体制を元に戻そうとするものの】
「――――ぐわああああああああ!!」
【爆発による熱風。全てが彼女を包み込むように襲ってくる】
【チェンソーで顔の前を保護するも、特攻服や手は少しずつ焼け焦げていく】
【しかし、目も空けられない状態で、彼女は我武者羅に】
【何も言わずに、チェンソーを前に向かって、∞の形を描くように振り上げた】
843 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/01(金) 23:59:13.68 ID:3sDOYm5DO
>>833
自信家と自惚れ屋は違う……と言ってあげるのが的確なのかな?どう思う?
【小首を傾げながら人魂のように輝くそれに視線を向けてそう尋ねる】
【なるほど少女の目にもその端正な外見は写ったが―――現状それが話に影響するでもなく】
【中略】
【人魂モドキが倒れた少年の上に飛行していくのを見て、少年の方に視線をやり―――】
……そう、わかっt―――
【踏み出した一歩で、綺麗に地面に消えた】
【………】
【……】
【…】
『なるほど、助けを求めてるにしては声に焦りを感じなかったのが不思議だったけど―――』
【しばしの後、穴の底から声が響いてくる―――】
【 相変わらずの淡々とした口調、怒りの感情は伝わってこないが―――
―――その様子は人(?)によっては却って空恐ろしく感じられるかもしれない】
844 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(愛知県)
[sage]:2011/04/02(土) 00:01:20.71 ID:4YeaV43ko
>>838
あっ……そうですかっ!
【あー、良かった!みたいな感じでにっこり】
【街中で三角帽かぶってたり、『腕』に好かれたりする以外はパッと見、普通……いや、既に普通じゃないが】
【な少女であるロザリーだが、蓋を開けてみれば、発言が正直過ぎたり、意外と辛辣だったりと思考が斜め上を行っていた】
うう、はい……。ッ!?
相棒、──……あ、相棒……ッ。相棒に、なるんですよね……。
【そうだ、そうだった。しょうが無いと諦めた時点で、もはやこの足にくっついている気色の悪い『腕』は私の使い魔】
【その悲しすぎる現実を、彼の発言で付きつけられ。ため息しか出てこなかった】
【『腕』に至っては、相棒呼ばわりにえらく上機嫌、見た目の判断は難しいが】
……。えーっと、そうですね。
流石に、こんな夜中にこんな物を連れていると変な誤解をされそうなので
【いや、時間は関係なく変な誤解はされると思います】
とりあえず、急いで帰って、……洗濯でもしようかと思いますので。
【せ、洗濯……】
では、アルフレートさん。ありがとうございました。
また会う日まで、さようなら。
【ペコリ、とお辞儀をすると、その場を立ち去ろうとする、────足に『腕』を引っ付けたまま】
845 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[sagasage]:2011/04/02(土) 00:09:37.75 ID:bs6odF3g0
>>836
ふーん、そりゃ良かったじゃん
ライバルも目標も居ない人生なんて、張り合い無いもんねっ
【注:ドボルなんちゃらは無視する方向で行くようです】
【価値観の相似が見えて、少しだけ態度を和らげた史音は】
【八重歯をさらけ出して――へへっと。眼に痛いくらい、明るい笑みを咲かす】
「…私が求めているのは、傷だらけで戦い続ける事にはありませぬ
傷つき続ければ、いずれは戻れなくなると分かって頂くことでして――な」
ベンヌはこんなカンジの一点張りだからサ、無視しよーか?
…それって、誰から聞いた話ぃ?
腕が二本ある人に言われた「だけ」じゃ、あんまり説得力無いかも
【――口に出さず、生意気に振る舞い続けはせども】
【史音の眸の潤が、汚泥混じりの水たまりのような影を微かに帯びた】
【腕のない自分という情景を、ふと思い描いてしまったのだろう】
【それを実行した「心のパレット」は、空虚ではない――】
【男に腕を裂かれかけたと言う「絵の具」が、用意されていたのだ】
【――好奇心と嫌な気持ちの、小宇宙戦争】
【尋ねた言葉は、楽観的に片付けて欲しいと言外に述べている】
【素直に底まで穿って語ろうとしないなんて、人間は面倒だ】
うん。すっごく怪しいよアンタ
佩刀は珍しくないけど数が多いし、服装と似合わなすぎて逆に怖いし
その手袋の親玉みたいなやつ、いつも付けてて邪魔じゃないワケぇーっ?
【 酷 評 】
【けれども、こちらの言葉を多く拾ったならば】
【立ち込める暗雲を、吹き消せるのかも知れず】
846 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/02(土) 00:09:54.45 ID:HAlt0yoSO
【歓楽街の裏通り】
【煌々と輝く表通りとは事なり宵闇と静寂が辺りを支配する】
『ひ…や、やめ…』
『ギャアアアァァァ!!』
【静寂を切り裂く絶叫】
【数人のチンピラが一人の女性を囲んでいる】
【ただし、絶叫を上げているのはチンピラ達】
【長い白髪を無造作に流し、スラリとした体躯に黒い着流しを纏い女性は妖艶は笑みを浮かべ佇む】
【手には直刃の日本刀】
【血に濡れながらも一目て名刀解る美しさ】
どうぞ、舞ってくださいな。
【クスリと微笑み、刃を振るう】
【流麗と称するに相応しい剣の冴えでチンピラ達血の華を咲かせ、紅の海に沈める】
847 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
[sage]:2011/04/02(土) 00:10:25.46 ID:63oaAnKBo
>>842
──ああ、“ガキ”。その言葉はそのまま返す。
【──もう片方の“刃”が“切り取られた”事で、攻撃を仕掛けてきた事に気付く。】
…ッ!?
【その結果、咄嗟に回避する事が出来ず、腕の一部を引き裂かれてしまう。】
【其処まで傷は深くなかったものの、痛みが思考に影響を与えかねない。】
…直情的に向かってきやがって──
(──逆に読めなかったってのは、油断し過ぎたか……相手の攻撃がアレだけならまだ楽に済みそうなモンだけど)
──今更、話なんて聞けねえよな?聞くつもりなんかねえけどさ
【──“短剣”を、刃を失った右手に数本生成。】
【彼が持つ“刃”は、何らかの力で彼が生成した物のようだ。】
848 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2011/04/02(土) 00:13:37.02 ID:KdyWjsaBo
>>843
【案内されてきた少女の気配が消えたことを背中に感じ取って】
【地面に横臥していた人影は】
ぷふ……っ
ふふふ、あははっ!
【笑いを堪え切れず】
【楽しげに足をバタつかせた】
【それから反転するように起き上がり】
【妖精とハイタッチした後】
【悪びれた様子もなく、穴の中を覗き込む人影】
自信家か自惚れ屋か、って質問に答えるなら
私は、この人形が好きなだけ、かな?
えっへへー
今日はねー、エイプリルフールなんだよー
【微妙に外ハネした栗色のセミロングに、透き通った水色の瞳】
【円形に刳り抜かれた星空を背負うのは】
【いたずらっぽい笑みを浮かべる少女≠セった】
【ああ、多分空気読めていない】
【そして、時間的にはギリギリアウト=\―】
【ちなみに少年に間違えられるのは、キャラメルさん以来でした】
849 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/02(土) 00:16:38.28 ID:RPGP/mgzo
>>844
所詮使い魔さ
使いたいだけ使えば良いんじゃないかな
【終始、青年は穏やかな顔で】
【ある意味、神経を逆撫でしているように見えなくも無い】
うん、そっか……
洗濯機に入れれば傷に沁みるかも知れないけど、血塗れも取れるかもしれないしな
良いと思うよ、なぁ?
【と言って、足に掴まる『腕』にウインクを送る】
【その意は「息災に」】
【どうやら、「『腕』を洗濯機に入れてしまえ!」と言った心算らしい】
【何度も言うが……酷いものだ】
また会うころには祟りに慣れるように。
…仲良くなっておくと良いんじゃないかな!
では、また何処かで。
じゃぁな
【「仲良くなっておくと良い」】
【其れは腕の持つ物を、そして少女の持つ物に期待を込めて】
【いつかまた出会うかも知れない、彼女らに送る】
【立ち去る少女達には手を振り、自らの足は病院の元へ静かに歩いていくのだった】
850 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[saga]:2011/04/02(土) 00:19:28.30 ID:FZ0cLjkco
>>839
【──硝子の割れるような半狂乱の絶叫を伴奏に、】
【変化を始める異形の腕が、その歪な音を奏でていく最中】
【刹那、彼女を見下していた、零度の紅玉が、細められて】
【ひュ──怨】
【両手で鎌を握ったまま、彼の長躯が旋風のように翻る】
【疾った銀の軌跡。夜気を引き千切る颶風が追随した】
【無慈悲な無音が、数拍満ちるだろう】
…………────
【──がしゃり】
【背を向けたまま、振るい終えた鎌を納刃し、柄を縮める】
【赤銅色の革帯に戦錫鎌を収めると、俯いていた顔を緩慢に起こす】
【す、と、徐に、彼がその左掌を開くと、】
【そこに小さな懐中時計が一つ、出現する】
【ぱちりと音を立てて、その上蓋が開かれた】
【──その短針は『]U』を指し、】
【長針は、『U』と『V』の中間ほどを指し示していた】
【青年が、背中越しに声を紡いだ】
……どうでも良いことを一つ、教えてやる
俺は昨日、たった一つだけ、嘘をついた
【長躯が緩慢に翻り、そして彼女を見据え、言うだろう】
──俺は“腑抜けたやつ”と言ったが、そんなやつはいなかった
居ないやつの遺言を、聞き遂げることは出来ない
……名を言いやがれ、“番号付き”
今にしてようやく、殺す価値が出てきたところだ
【──腰元の戦錫鎌は、全く血に濡れていなかった】
【それが指し示すことは即ち、刃は虚空を薙いでいたということ】
【大砲に相対する彼は、唇の端を僅かに吊り上げ、生ある彼女を見据える】
【その紅い瞳に、先までの見下すような影は無く、冷たい鋼の色を湛えていた】
851 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(愛知県)
[sage]:2011/04/02(土) 00:19:45.68 ID:4YeaV43ko
>>849
/お疲れさまでしたー!
852 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山梨県)
[sage]:2011/04/02(土) 00:20:44.57 ID:uphV9WW3o
>>847
【腕の一部を切り裂いたような感覚はあるものの】
【先ほどの熱風のせいもあってか、中々前をしっかりと見ることが出来ない】
【つまり、彼が短剣を作成したことなど、知る由もないのだ】
「聴いてやるよ――てめぇが機関員じゃねぇならなぁぁぁぁぁぁぁ!!」
【狂ったように叫びながら、チェンソーを頭上まで高く振り上げる】
【チェーンの回転速度は最大になり、一度でも触れたら皮膚が切り刻まれる】
【そして、彼の脳髄めがけて、一直線に振り下ろした】
【尚、今の彼女は視界が殆ど無い。底を突けば簡単に倒すことが可能だが】
853 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(新潟・東北)
[saga]:2011/04/02(土) 00:21:06.31 ID:D0OPYV7AO
>>835
「いや、無いなら無いで“メガネの人と一緒にお出かけ”とか趣味にしましょうよ〜」
【ぶ〜垂れるような口調でニナに言い】
>>840
「こっちはこっちで全スルー…」
【チラッと獅子堂のほうを見】
>>841
「まともに答えてくれたの“薔薇ホストさん”だけってどういうことですか…」
【スノウウルのほうを指差し口を〈3〉←こんな形にしている】
>>Member
………まずは…そうだな…
【獅子堂のほうに、“発光する灰色の瞳”を少し向け】
……自由にやってもらって構わない
勝手に抜けてもいい、俺達の名を掲げて戦場へ行こうが、黙って乱入も、むしろ別の勢力に情報をリークしてもいい、俺はプライベートには“あまり”口を挟まない主義なんだ
【あまり、という言葉を強調し】
そして、俺の指示で戦場に行けば……極力命令はしないつもりだ
“アドリブ”で闘え
【自由過ぎる勢力、ということを再確認させるように言うと】
目的は…………
【少し考えこむように顎をさすり】
………まぁ…世界を敵に回した戦争、能力者も非能力者も関係ない、シンプルな戦争をしたい…それだけで充分だろう?
【勘の良い者なら気付くだろう】
【充分だろう?と言った言葉】
【明らかに“他人に対する言葉”】
【本人の目的ではなく、組織としての目的を言ったまでだ】
【確かに、組織としては嘘ではない】
【だが、“男”の目的は、その先にある】
854 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/02(土) 00:22:19.95 ID:ZGUFTaJDO
>>848
【まぁ、一言地の文で警告するなら―――「空洞を無闇にのぞき込んではいけない」】
【と、いうわけで】
【落とし穴全体から、巨大な火柱が上がる訳である】
―――ああ、人形ってことは、その人魂は遠隔操縦だったのかな?
【もう最初に人魂と思ったからそれで通す―――という話はさておき、イタズラ少女の――正確には火柱の上空から声が響く】
【それは確実に先ほど「落とした」少女の声で―――恐らくは火柱に乗って穴から抜けたのだろう】
855 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/04/02(土) 00:25:55.26 ID:lEpniWSAo
>>845
ライバル…と言って良いモノか
方や≪R.I.P.≫の総帥。方や拙者の様な浮浪者。
いやはや…釣り合う気はさっぱりせぬな
【アッハッハと、何処か乾いた笑いを溢し――――】
【――――今、誰と言った?】
で、ござるか。
大した忠義心よの。ベンヌ殿
【と、敢えて史音のことばの方を敢えて無視してみて】
【誰から聞いた話か、と聞かれれば】
遠い…遠い場所に“逝”った―――戦友に候
刀を握れなくなった、武士に候。
守るべき者を護れなくなった抜け殻に候
………“そう”成らぬ為に御身はお大事に。
【にこり―――と、生温いより、ほんの少しだけ暖かい笑顔で…そう言って】
【詳しい事を語った訳ではない。そうなった人たちの泣き言を綴った訳でも無い】
【それでも―――――肉体の死より恐ろしい、精神の“死”を、垣間見れただろうか?】
【“ベンヌ”を握れぬ己の辛さを―――想像出来ただろうか?】
【そして笑顔は凍りつき】
おいィ!!!中年男性は特に心が弱いから優しくしましょうってガッコーで習いませんでしたかねェ!
拙者だって好き好んでこんな恰好してるんじゃネーですよ!!!
元々赤い具足姿だったのが中の人のファッソンセンスの無さと有り合わせっぽいし良いやって適当さが相俟って出来たスクラップってだけじゃコラァァァァ!!!
【最早キャラ付とはなんだったのか状態】
【出来るだけ暗い話題を避けようとしたか、更に手に持ってた兜まで地面に叩き付けた】
/凄く申し上げ辛いのですが明日仕事ですので…可能ならば持ちこさせて頂けると嬉しいです
856 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/04/02(土) 00:26:19.74 ID:qXqiCJ0Oo
>>846
//まだ居ますでしょーか?
857 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)
[saga]:2011/04/02(土) 00:29:00.86 ID:wAipP9L+o
>>853
……嫌いなものは、眼鏡の人。
【優しさが全く感じられない言葉を、冷たく言い捨てる】
…………そう。
充分では……無いけれど。
【勘が鈍いようで、目的の追求はしないようだ】
858 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/04/02(土) 00:29:32.06 ID:4j5lD+5SO
>>837
僕達《Justice》はその名の通り、
正義の為の組織です。
困っている人を助けるのが、主な活動で
その内の一つとして
「行く所の無い人達に、部屋を提供する」っていうのをやってるんです。
勿論、無償です、
誰かを救うのに、代償なんていりませんから
【考える彼に】
【護は、そう説明をすると】
―――…どうしますか?
他の宿にします?
【今一度、尋ねた】
859 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/04/02(土) 00:30:20.79 ID:4j5lD+5SO
>>858
/追記
/ただいま戻りました!
860 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/02(土) 00:30:30.02 ID:HAlt0yoSO
>>856
//いますよ〜
861 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/04/02(土) 00:30:30.18 ID:RvQYNwkNo
>>853
おっと、わりぃな参報さんよ
【彼女のほうを向き、謝りグレアムに視線を戻し】
まぁオイラはつええ奴と戦えるっていう余興が楽しめればいいんだがよ
オイラはアンタと会うのは初めてだが…もちろん参報さん以外のメンバーにもな
【一度回りを見渡し、それで少し考えるそぶりをし】
まぁ自由にやっていいみてぇだし、オイラはもう聞きてぇ事は今んとこねぇぜ?
【とりあえず目的については青年は納得したようで】
862 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/02(土) 00:31:46.93 ID:RPGP/mgzo
>>851
/お疲れ様でしたー
/いや、長らく引き留めてしまって申し訳ない…
863 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/04/02(土) 00:32:41.29 ID:qXqiCJ0Oo
>>846
……む、悲鳴。
【眉根を立てて反応するは一人の少女】
【黒いジャケットに、ベージュのロングスカートという目立たない出で立ちだ】
【長い黒髪はポニーテールに結われ、腰まで流している】
【涼やかな目付きは、凛とした印象を与える、所謂美人系と言う物だろう】
【そして、腰には二振りの刀が有って。その双方が拵を見れば名刀、業物と見て分かる程の“格”を持ったシロモノだ】
あっち、だな。
【そう呟くと、躊躇いなく駆け出した】
【十数秒後、少女は路地裏に滑りこんで】
……おお。コレはコレは、見事に血溜まりだな。
そこのお人、コレは貴方がやったのか?
【凛とした目を眇めて、少女は女性を見据える】
【そして、徐にポケットから握り飯を取り出して、血溜まりの中でぱくつき始めた】
【戦闘になるかも知れないための“燃料補給”なのだが、何処かマヌケである】
//では突撃で御座いますー!
864 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2011/04/02(土) 00:34:46.70 ID:KdyWjsaBo
>>854
……ぷわっ!?
【背筋に走った悪寒に導かれるまま、上体を逸らす】
【瞬間、空洞を砲口にした巨大な火柱が眼前を駆け抜けた】
【ふわりと浮いた前髪が軽く焦げて、ジリリッ】
【その姿勢のまま、上空を仰いで】
【赤い焔は、少女の焦った表情を照らし出す】
【――これは、たぶん勝てない】
ょ、妖精だもん……
というか待って待って、怒るのは反則っ
【落とし穴から速攻で抜けだした少女へ、声を掛けつつ】
【その場にヘタリ込んだまま】
【眼前に両腕を平行に並べて、情けない防御姿勢をとった】
865 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
[sage]:2011/04/02(土) 00:39:05.00 ID:63oaAnKBo
>>852
──カノッサ機関、水の国支部所属。
…“ロストナンバー”。
【──静かに、語り掛けるかのような口調で言葉を発する。“機関員”という言葉を聞いた瞬間に、急激に“冷めて”いく。】
──番号を失った、ただの機関員だよ
【鋭い目で睨み付けると共に、再びのバックステップ。軽やかな動きで、かわして見せた。】
【──其れが“児戯”であると言いたいかのように、最小限の動きでの回避。恐らく、この大振りでは掠める事すら無いだろう。】
【続けて短剣を投擲し、相手に到達したであろう地点で“爆発”に変換。】
──“散れ”
【構わずに左手に持った刃を捨てるかのように放り投げ、これも“爆破”。】
【爆発の規模は、刃に込められた魔翌力────この場合は、刃の大きさに比例する。】
【相手の隙を縫っての“短剣”での爆破。続けてやや大きめの“刃”での爆破。】
【先程とやっている事自体は変わらないのだが、攻撃の感覚が更に短く、そして激しく変化している。】
866 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岩手県)
[sage saga]:2011/04/02(土) 00:41:54.32 ID:YDivqXWR0
>>850
【彼の、冷たい、鋼色の、双眸に。異形は、息を呑み。其れでも、収束する力は、止まらない】
【死した者が。生者を、潰そうと、掛かっていた。傍から見れば、其れは、シュールな、光景で】
【しかも、彼は。異形の、主人の、大切な、存在で。きっと、知られたら、どんな結末が、待っているかは、容易く、想像出来る】
【恐らく、彼の、掌の中の、懐中時計は。刻々と、移り変わる、時を、刻んでいるのだろう。そして、嘘≠フ日は、終って】
【時は。流れる様に、進んで行き。対して、異形の、時は、遡って。其の、オールドローズは。焔の様な、橙≠ノ、変わった】
……夢幻、檸檬―――……ッ
【ぽつり。問われて、紡がれた、名は。彼に、届いただろうか】
【異形が、少女に、戻った時。 ―――彼は】
ッゲエエエエティアアアアアァァァァァァああああああああああああああアアアアア!!!
【叫んだ。獣の様に、ただ、無心で。全部、終らせたくて。悩みなんて、何処かに、吹き飛ばしたくて】
【そして。彼に、礼を、告げる様に。精一杯の、感謝を、伝える為に。 左腕の、凶弾を。彼に、放とうとするだろう】
【忘れたく無い。亡くしたく無い。泣くしたく無い】
【じっと、しているだけでは、何も、始まらない。 其れを】
【其れを。ゲーティアの、其の、凶刃で。思い出した】
【そうして。全て、撃ち放ち。力が、抜ける様に、少女は、地に、伏すだろう】
【失神。勝手に、盛り上がって。勝手に、気絶した。身勝手な、其れ。 其の後。殺すか、生かすか。其れは、彼の自由だ】
867 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/02(土) 00:43:16.31 ID:ZGUFTaJDO
>>864
【落とし穴の反対側に降り立ち、それと同期するように火柱が収まっていく―――】
少し強すぎたかな……?この使い方は久し振りだったからね、いけない
【恐らくは火勢のことだろう、やりすぎを自戒するような事を呟き―――】
……ごめん、ちょっと加減を間違えたみたい―――大丈夫?
【土に汚れた衣服を手で払いながら落ち着いた調子――つうか落ちる前と変化が見えない――で、そう少女に言葉をかける】
【その瞳には怒りと言うよりもむしろ、微かに困惑の色が見えるだろうか―――】
868 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/04/02(土) 00:44:14.80 ID:jLyufcJSO
>>853
>>《E・Noir》メンバー
その薔薇ホスト、って言うの……やめてくれないかーヨ? 嫌じゃあないが……どうも“合わない”んだ。
【穏和な口調で、そう言って】
【表情は依然、穏やかなまま。不快感、とかそういう物を、表に出さないタイプなのか】
……………………
【そして、グレアムの言葉】
【勧誘の際に聞いた物が殆どで、“自分向け”の言葉では無い事は理解している】
【その為、“表面だけは聞いているように見せかけて”いたが】
(……目的? 違う……これは……もっと何かある、深淵なる何か……)
【グレアムが語る目的、それには僅かながら、違和感を感じたようで】
【一瞬、表情を変えたが……言葉には、出さない。あくまでも彼は、慎重だ】
/遅れました
869 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/02(土) 00:45:20.82 ID:HAlt0yoSO
>>863
【血の海に沈む骸を眺めながら、刀を降って血を払い腰の鞘に納める】
ふふ…。
【妖艶な笑みを浮かべながら佇んでいると
>>863
に気付き】
あら…?
【振り向く】
ええ…そうよ。
でも、お嬢さんも相当の物だとお見受けしたわ。
【
>>563
の腰の二刀を見て素直な感想を述べる】
870 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/04/02(土) 00:45:32.94 ID:g3nVtf9SO
>>858
タダで泊めてくれるんですか!?
【表情が明るくなり、背中の翼も大きく羽ばたく】
ありがとうございます!よろしくお願いします!!
【何度もお辞儀をする】
……あ、
【ふと表情が曇る】
…すみません、Justiceの本拠地へ案内してくれませんか…?
871 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山梨県)
[sage]:2011/04/02(土) 00:49:27.02 ID:uphV9WW3o
>>865
【彼が機関員であることを、口にした瞬間】
【元から怒りに満ち溢れていた彼女の顔が、般若の面の様に、より一層怒りに満ちた顔になる】
【よほど機関に恨みと屈辱があるのだろう、熱風の中でもその顔は揺らぐことの無く】
「―――うおおおおおおおおおおおおおおお!!」
【怒りにより支配された精神は、時にその人すらも滅ぼす】
【全身をまとう特攻服に炎が引火し、彼女は火達磨同然の姿となる】
【それでも彼を倒したい一身で――チェンソーを振り回しながら、襲い掛かってきたのだ】
【既に顔は焼けて、跡形もなくなっている。さらに、肌には無数の短剣と刀の破片が刺さり、血が流れ出ている】
【この様な状態である、ほっと居ても死ぬのは時間の内かもしれない】
872 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[sagasage]:2011/04/02(土) 00:49:42.90 ID:bs6odF3g0
>>855
≪R.I.P.≫の総帥…それって、カーネル=アドルフ・レルゼクム?!
「ほう。それはそれは、大きく出たものですな…。
貴殿には私は何も言いますまい。星の巡り、その良きことのみを願わせて頂きたく…」
【実感がないがために、驚きはすれど極大とは言い難かった】
【ベンヌの側も、どこか本音を暈したような言葉で】
【思ったような、打てば響く感覚――は、無かったかも知れず】
【波の引いたテンションのまま、史音はどこか淋しげな笑みを浮かべた】
【――“逝った”。その言葉の意味は、伝わりきっていないらしいが】
……刀を握れなくなった、武士っ………。
それってサ。夢を叶えられなくなったアタシ達、みたいなものかな?
…だったら、そうなるのは嫌だよ
アタシにはね、ちょっとやり遂げなきゃいけないことがあるんだ――
「……なら、私の言葉も忠言として受け止めて下さいまし。
ほんの少し、ほんの少しで…御座いますゆえ。」
【珍しく神妙な顔に張り付いたのは、実年齢相応の逡巡。そして懊悩】
【「死」を知る年となって、彼女には思うところがあって】
【――ベンヌの言葉に、声を返すことをしないのも】
【いつもの「無視」とは、どこか違う意味合いが隠れているのだろうか】
【何分多感な少女、心中はジャングルにも似て容易には読めないけども――】
って良い話したかと思ったら、やっぱりアンタ駄目ね!!
アタシより25年も長く生きてるんなら、もー少してきとーにおおらかに出来るでしょ!!
……もー良い、アタシ帰るからっ!
――アンタみたいなへんちくりんのちんちくりんと夜通し語り合ってたら、アタシまで変になっちゃう!
「あ、あーれれ……?
むぅっ、山本殿、暫しのお別れで御座いますぞ〜っ!!」
【――何分多感な少女、すぐに気分は移り変わって】
【くるりと踵を返し、中心街まで走り去ろうとしてしまうだろう】
【ベンヌにも、彼女の気持ちは完全には分からないらしくて】
【声を悶えさせる姿は、ウダツの上がらない「保護者」のそれでしか、今はない】
873 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/04/02(土) 00:50:21.54 ID:qXqiCJ0Oo
>>869
やはりかー。
【うんうん、と頷きながら握り飯一つ目完食】
【そして、徐に二つ目を大口開けて口に放りこみ、しゃもしゃもと咀嚼嚥下この間1秒】
うむ、私も一応は剣士を名乗る身だ。
【どうやら、燃料補給は終了したようであり、女性に向けて、闘気が向けられているのが分かるだろう】
このような光景を作るお人だ。
剣士として、戦いを望まないはずがないな。
【そう言うと、女性の目を見据えて】
我が名は花城 火憐[ハナシロ カレン]
花鳥風月一派戦術道場頭目である!
願わくば、汝との死合を望みたいッ!
【そう、名を名乗り宣戦布告をした】
874 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2011/04/02(土) 00:53:26.14 ID:KdyWjsaBo
>>867
【火柱と同質の攻撃が来るのかな、と】
【ペタン座りのまま、瞼をぎゅっと瞑って身を強ばらせていたものの――そんなことはなく】
……ぇ?
【薄目を開けたところに】
【心配するような言葉が掛けられたものだから】
【不思議そうに首を捻ってしまう】
……うん
えぇっと……
髪が、焦げた
【 や か ま し い 】
【彼女も、少女の感情が上手く掴めないらしく】
【機嫌と反応を伺うような調子で、答えて】
【焦げた前髪を軽く引っ張った】
【ちなみに謝罪はありません】
875 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
[saga]:2011/04/02(土) 00:54:40.57 ID:p7xETTuAO
【街中】
【一人の青年が、街道を歩いている】
【短く刈り上げた黒髪に、切れ長の黒目を持った精悍な顔立ち】
【上下はOD色(オリーブドラブ)の迷彩服、靴は頑丈そうなブーツを履いている】
【紐を通した89式小銃を肩から提げ、皮製のレッグホルスターに9mm拳銃を仕舞っている、そんな青年だ】
(当面の問題は、収入源を得ること…だな)
(どうも街ごとに文化レベルが違う世界のようだが、テレビもあったし俺の居た世界とも共通点は多い)
しかし…
【一つだけ、前に居た世界と決定的に違う点】
【それが、『能力』の存在だ】
(この世界の治安は、どうにも相当悪い部類のようだが…なるべく銃を使わずにおきたいもんだな)
【この世界にも、恐らく銃は存在しているとは思うが、同じ種類の弾丸は無いかもしれない】
【そう思うと、予備弾薬が無い今の状態では、弾薬の浪費は抑えたいところだ】
……仮に銃を使っても、身の安全が保証出来るとは、限らないようだがな
【街中でちらほら見掛ける『能力者』を思い出して、青年は呟きを漏らす】
【もし、戦闘向きの能力を持った『能力者』と戦いになってしまえば……】
【そう考えるだけで、青年はため息を吐いてしまう】
【周囲に気を配りながら歩いている為、誰かと目が合うかもしれない】
【或いは、余所を向いている時に、誰かとぶつかってしまうだろうか】
876 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/04/02(土) 00:57:36.36 ID:lEpniWSAo
>>872
あー。そうそう。確かカーネル何とかゼクロムさんにござる
とは言え、一度会ったきりにござるしな。ライバルとは言えぬよ…矢張り
【くく、と自分も実感が沸かぬのか…少々困った様に笑う】
【否―――相手の立場などどうでも良いのだろう】
【其処に、戦うべき…戦いたい相手が居るのなら】
…なら、戦うべき時を間違わぬ様頑張るでござるよ
拙者と違って若いんでござるから
【「まだ若い」 その言葉に、幾つの意味を重ねたか】
【死ぬわけにはいかぬだろう。失う訳にもいかぬだろう―――未来が、まだ先が、在るのだから】
【君はもっと、“生きねばならない”】
【まぁそんないい事言っても、台無しになりましたが】
やかましゃぁ!
拙者とて好きで童貞設定盛り込まれた訳じゃないで御座るよモォ〜〜〜〜〜!!!
ご健勝をな!史音ちゃんにベンヌ殿!!!
【怒りをあらわにしながらも、最後はちゃんと相手の健勝を祈って――――】
………拙者も帰るか。
まだ、“全盛”には遠かろうて
【呟いて、彼もその場を後にする】
【遺されたのは――――“真っ二つに割れた”兜だけで】
/それでは、お疲れ様でしたー!
877 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/04/02(土) 00:58:10.72 ID:4j5lD+5SO
>>870
えぇ、因みに「泊まる」のも、「住む」のも可能ですよ。
【そう、補足を入れて】
構わないですとも
じゃあ、行きましょうか
【と、Justiceの本拠地――「風霊統主の城」を目指して】
【歩き出すだろう】
【キンクリ…しますか?】
878 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/02(土) 00:59:24.03 ID:ZGUFTaJDO
>>874
髪の毛は大事だからね、それはすまなかった
【またも淡々と謝罪の言葉を―――ツッコミがいない】
ハサミは―――ないか。仕方がない……私の服とおあいこと言うことで
【何言ってるんだこいつ】
【いや、土で汚れた(白いので目立つ)服を見れば言わんとすることはわかるが―――その下の感情が伺えない】
879 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/02(土) 01:02:24.34 ID:HAlt0yoSO
>>873
ふふふ…。
今夜はいい夜ね。
貴女の様な人と舞えるなんて…。
【例え同性でも見惚れてしまうほどの笑みを浮かべ、自らの刀を抜く】
名乗られたなら返さないとイケませんね。
閃真流宗家、白羽 月[シラハ ツキ]と申します。
880 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[sagasage]:2011/04/02(土) 01:04:14.42 ID:bs6odF3g0
>>876
//おつかれさまです!絡んで頂きありがとーございましたーっ!
881 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
[sage]:2011/04/02(土) 01:04:25.87 ID:63oaAnKBo
>>871
────一時の感情で周りが見えなくなるような奴が、“ガキ”なんて呼ぶんじゃねえよ、ボケ
【冷ややかに。そう冷ややかに、告げた。】
…。
(確実に、“戦闘不能”に陥る方法を…)
(出来なければ、俺はアイツに殺されるか────)
【滅茶苦茶な状態で武器を振るう、その合間に潜り込もうとするが軌道が読めずに傷を負っていく。】
【“回避”に集中するものの、時間が経てば“状況”は悪くなっていく。】
……。
(──自分で自分を“潰す”かだ)
【右の掌を首に向けて叩き込まんとする。】
【冷静な判断力は保てているものの、少しでも軌道がズレれば自分の腕を切断されかねない。】
【彼の纏う黒衣、そして手に填める手袋は魔術に対する耐性が高く、かなり燃え難い。】
【衝撃を与える事に成功すれば、そのまま地面に叩き伏せるだろう。】
882 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/04/02(土) 01:05:00.05 ID:wOiQuLhU0
>>875
(はぁ、はぁ……なんで何処探してもこんな有り触れたものが売ってないのさ……!)
(こんな時間になっちゃったし……速く帰らないと――)
【たたた、と。青年が歩く街道の横道から、駆けるような音が聞こえてくるだろう】
【それだけなら、気にも成らないかもしれないが――】
……――よいしょっ!、……うぇ?
【急に目の前の角から少女が飛び出し、しかも青年の方向へ勢いよく曲がったのなら、そうはいかない】
【恐らくそのままなら、かなり勢いよくブツかってしまうだろう】
【そうなった場合少女は綺麗に尻餅を付くことになる】
【――それは、ドクロの飾りのついたハットを被り、首にベルトチョーカーを巻いた少女だ】
【パッと見セミショートだが後ろで長い髪を一つ結びにしており】
【襟と袖にファーが付き、至る所にベルトをあしらった、細身のシルエットの黒いフルジップジャケットを着込んでいる】
【ジーンズは暗い灰色のものを着用し、靴にもドクロのワンポイントの装飾が施されており】
【また、左腕にもベルトタイプのレザーブレスレットを着用している】
【そして、首から鏡映しのような逆向きの「S」を象った銀色のペンダントを下げている――】
【で、片手には分かりやすいレジ袋。恐らく、中に入っていた食材やら本やらが散乱してしまうだろう】
883 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[saga]:2011/04/02(土) 01:06:19.90 ID:FZ0cLjkco
>>866
【──ばさり、と、彼の背に突如と緋光の翼が一対、顕現する】
【しかしそれで空へと舞うのかと言えば、そうではなく──】
【自らの身を守るようにして、その大翼が、彼の前面で重ねられる】
──酸っぱそうな名前だ。今喰らわずに、正解だったな
【眩しく輝く凶弾の飛来する先、彼はそこから動かない】
【咆哮が耳鼓膜を打ち振るわせるのが何故か心地よく、唇の端が微笑する】
【夜気を穿ち来る魔力の光弾が、背の地面に長い影を伸ばし──】
(……──あ、まずッた)
(これは下手すれば、死──)
【 ──號っッ! 】
【凄絶な衝撃と熱量が、翼に包まれた彼の真っ向から襲い掛かり、】
【大気を震わす轟音と共に、その長躯が軽々しく弾き飛ばされていく】
【無音】
【──全てが吹き飛ばされ、彼が居た場所には、】
【硬いコンクリの床が無遠慮に穿たれて、大穴が覗いていた】
【ひゅう、と、虚しい夜風がその上を渡っていき】
【──どしゃり、と、濡れた雑巾を地に落としたような音が、唐突に響く】
【その音の出所には、襤褸切れを纏った何かが、全身から白煙を上げて這い蹲っていた】
──……く、ソ、が……
最初(ハナ)から、それを撃て、……ってンだよ──
【びしゃっ、と、その口腔から、漆黒の血反吐をぶち撒け、】
【全身を小さく震わせながら、覚束ない足取りながら、何とか青年が立ち上がった】
【千々として乱れた前髪の奥から、爛々と滾る紅玉】
【肩で荒い息をしながら、戦錫鎌を杖代わりにして、彼女の方へと歩み寄っていく】
【失神している彼女のすぐ前方まで至れば、そのまま見下ろし続け】
……──貴様がそんな身体に、なった、原因は……
間違いなくあいつに、ある訳だが……その前提を、作ったのは、恐らく、俺だ
怨むンなら、ついでだから、俺の方も、一緒に怨むことを勧めておく。七対三ぐらいの、割合でな
【「……無論、俺が前者だ」】
【と、聞こえていないのかもしれないが、そんな言霊を紡ぐと】
【緩慢に背を向けて、吹き飛ばされて策に引っかかっていた魔繊外套を拾い上げ】
……次こそは、殺してやるからな
その趣味の良い腕に似合う足腰でも、鍛えてやがれ
【言い終えるが早いか、彼の足元に、巨大な魔法陣が出現し、】
【彼の身体が、徐々にその中へと沈みこみ、そしてやがて姿を消す】
【──慟哭と咆哮の後には、ただ静寂が訪れた】
//この辺りでしょうか、お疲れ様でした、ありがとうございました!
884 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/04/02(土) 01:06:23.80 ID:g3nVtf9SO
>>877
/キンクリお願いします
885 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/04/02(土) 01:09:48.42 ID:qXqiCJ0Oo
>>879
舞いと言うには、些か無骨に過ぎるかも知れぬが。
今宵の出会い、良きものとしようではないか。
【にぃ、と此方は極めて凛々しく、女益荒男な笑みを浮かべる】
【この少女、脳髄の中身が剣一色。戦闘となれば尚の事】
【相手の見惚れるような笑みを受けるも、顔色を変えることはない】
【其れはある意味では、剣士に向いた基質と言えるだろう】
月殿か、未熟の身なれど、よろしく頼むぞ。
【腰の刀を二振り引きぬく】
【右には、太刀。しかし、少女が手に持つと、途端に小太刀ほどの長さへと変化する】
【その太刀を抜く瞬間、周囲には濃密な酒精の香りが撒き散らされる】
【常に表面を酒で濡らしている妖刀だ。一合では酔う事は無いだろうが、数を重ねれば徐々にアルコールが回ってくるだろう】
【そして、左には小太刀が握られる。此方も、右の妖刀と同格の妖気が感じられるが、どういう物かは見て分かるものではない】
では――――参る。
【そう言うと、だん、と地面を蹴り、接近】
【右の刀で突っつくように突きを放つ。先ずは牽制の様である】
【動きは早く、気で身体能力を強化していることは明白であった】
886 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山梨県)
[sage]:2011/04/02(土) 01:10:56.15 ID:uphV9WW3o
>>881
【彼女は既に口を開こうとはしなかった】
【何故か―ついに顔に引火したからである】
【口をあければたちまち気道が焼け、呼吸困難で死んでしまう】
【いくら周りが見えなくても、自分の体のみは確実に守っていた】
【首に向かって伸びえてくる右拳】
【彼女と、彼女のチェーンソーは確実にその拳を捕らえ】
【首に届くよりも早く、その武器を振るう】
【拳に対して、刃を真正面から、弧を描くように切り刻んでいく】
887 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2011/04/02(土) 01:11:22.53 ID:KdyWjsaBo
>>878
…………うぅん
私は伸びるの早いから、大丈夫なの
【前髪を指で弾くと、緩々と首を振って】
でも、なんでそんなに……平然としてるの?
私、騙したのに…
……まるで、ガラス一枚隔ててるみたい…
【私≠ノ対してか、事象≠ノ対してか】
【ともかく彼女はそう感じたらしく、不満そうに口を尖らせた】
【怒らないで、といった癖に、難儀な子供である】
【釈然としない表情のまま立ち上がり】
【許されるならば、穴を避けて彼女の傍に行こうとする】
888 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岩手県)
[sage saga]:2011/04/02(土) 01:15:35.10 ID:YDivqXWR0
>>883
【眠りに、落ちる、直前。重たい、頭で、全ての、言葉を、聞き届ける】
【やがて。何とか、瞼を、持ち上げて。魔法陣に、沈み、消えた彼を、見届ける】
【助かった。其の、意思だけで。ちっぽけな、異形は、満たされた】
……。原因、……は
【「彼に、有る」。其の、言葉に。ただ、空虚な、表情で、反応して】
【最後の、七対三の、其れに。小さく、微笑んだ】
【ああ。甘過ぎる。 二人は、愛し合っている】
……、あ……ああ。ぁ……
【呻き声。誰に、対しての、ものかは、判らない。ただ、感情だけが、込められて】
【其の内、強烈な、眠気に、襲われて。ただ、緩やかに。眠ってしまった】
【其れは、憎悪だったかもしれない】
【其れは、好意だったかもしれない】
【其れの、どちらかなのかは。今の、異形に、判断、出来なかった】
/すみません…お疲れ様でした…
889 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
[saga]:2011/04/02(土) 01:15:36.53 ID:p7xETTuAO
>>882
ん──うおっ?!
【たたた──その足音が耳に入り、周囲に気を張っていたこともあり、死角からの音源に、視線を向ける…のだが】
【少女が視界に入り、「ああなんだ、普通の女の子か」という思考と、「うおぶつかる?!」という思考は、殆ど一緒で】
【ぶつかった時、その感触から、青年の体はやたらと引き締まっているのが解るだろうか】
【衝撃を受けるも、青年は何とか倒れずに踏ん張って、少女が尻餅をつく前に、レジ袋を持っていない方の手を掴もうとするだろう】
…大丈夫か?
(最近のファッションには疎いが…"こういう"のはどんな世界でも変わらないものなのだろうか?)
【少女に声をかけつつ、その外見に僅かながら顔を顰める】
【もし少女が尻餅をつかずに済んでいても、レジ袋の中身は…散乱してしまうかもしれない】
【そうなれば、青年は拾い集める手伝いをするだろう】
890 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(新潟・東北)
[saga]:2011/04/02(土) 01:15:39.57 ID:D0OPYV7AO
>>857
「何故僕だけピンポイントなんですか…いや…もしかしたら…」
【ツンデレってやつですか?!と思考を巡らし、ニマァっと笑い】
>>861
「いやいや〜いいんですよ〜も〜“流れ者さん”が意外と真面目だっていう証拠じゃないですかぁ♪」
【ニマニマ顔で、グレアムの質問にのみ答えた姿勢に対する印象をさらっと言うと】
>>868
「アハッ♪なら〜え〜っと〜…」
【女はニマニマ顔を維持したまま、眼を閉じ】
「“ハスラーさん”ってどうでしょ?」
【ダーツとは無縁に思える徒名】
【しかし、能力ではなく“姿勢”に対しての徒名なら?】
「ナインボールとか強そうですよねぇ」
【いくら玉を落とそうが、最後に9を落とした者が勝つ】
【ジェスは、この男の姿勢を見て、それを口に出した】
【順調に積み上げていった計画をオジャンにすることが出来る力を、メンバー全員が有しており、この男はそれに気付いているだろう、と当たりを付け】
「アハッ♪」
「あれですよ〜意味は無いんですけどね〜」
「ただ、この前見たテレビで…アナタみたいな格好した人がビリヤードしてたんですよ〜」
【その考えを微塵も出さない、無邪気な笑顔でそう言う】
>>Member
………ジェス…茶々をいれるな…
「…アハッ♪」
【グレアムは、各々の顔を見て】
……………通信機の説明に移る
【トレンチコートのポケットから一つ取り出し】
《OFF》はミュート………自分の声は相手に聞こえない状態だ…相手の話は筒抜けだがな
【《OFF》のスイッチを一度いれ、すぐに切る】
《Member》は………この通信機同士でしか受信できない周波数に乗せて会話をする………外部からのハックなどには………ノイズにしか聞こえないだろう
【《Member》のスイッチにも同じ動作をし】
最後に《ALL》だが、これは様々な種類の電波を飛ばし、それぞれの媒体…テレビやラジオにキャッチさせる
……最初はひとまとめ…放たれればネズミ算式に増えてく、単純な構造だ
【これには触ろうとせず、軽く振ってみせるだけ】
891 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/02(土) 01:18:15.50 ID:9Nkvrihqo
>>636
【時間?という質問を受けて彼は腕時計を見ると…慌て始める】
【日の沈み始めた夕方になってしまっていることに気が付いた彼はそのまま背を向けて】
…ああ、ごめん!実はオレまだ今日の宿取ってないんだ…!
早く取りに行かないと…寝袋忘れたから野宿したら凍死する!ありがとうピルトゥリさん!
また会おうね!お嬢さんに会えた事を今日の誇りにしよう!それじゃあね!
【そう言って、彼はそのまま去って行った】
【ジンジャー・ユースロットと名乗る少年の事を通行人もどうせ同姓同名だろうと信じて疑わなかった】
【彼は実は良くも悪くも巷で有名な男、仮にありえるとしたら彼の親戚だとかそういう繋がりがあるという場合か】
【しかし、ここに一人その少年が『同一人物』である事を認める人物が隠れていた】
【その人物は物影で気配を立ちしばらくメイドと少年の会話を聞き続けていたが…やがて二人ともいなくなってから呟いた】
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨…
「新製品の開発も終わり久々にぶらぶらしてたら…このジンジャー・ユースロット…まがりなりにもあの顔を見間違えるわけがない…
いつも鏡とアルバムの中で死ぬほど見る顔で間違いない…この間からこの世界のあちらこちらで妙なエネルギー反応は観測していたが…
クソッ、どういう事だ…ありえない…なんでよりにもよって…!?」
【そこに隠れていたのは黒髪に白いブラウス、まっさらな白衣に腕に銀色の腕輪タイプのアクセサリーをつけ、
髑髏模様のネクタイを首に締めている膝のところが破けそうな黒いジーンズの青年】
【世間一般では、彼こそ『ジンジャー・ユースロット』として認知されている人物のはずだった】
「…あそこにいるのはは『オレ』だ…!あれはまぎれもなくオレ自身だッ!!」
【←To Be Continued...】
/というわけで、バイトから帰ってきましたので返しておきます…
/途中で切ってしまい申し訳ありませんでした、乙ですー
892 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/02(土) 01:20:40.99 ID:HAlt0yoSO
>>885
ふふふ…せっかちね。
でも、閃真流に相手に突きは駄目よ…?
【少女の突きの切っ先に寸分違わず合わせこちらも突く。】
【まともにぶつかれば少女の刀は弾かれるだろう】
【閃真流は打突を徹底的に極め、奥義とした流派。】
【故にこのような神業と言ってよい技を安々と行える。】
893 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/02(土) 01:20:49.57 ID:ZGUFTaJDO
>>887
そう、それはよかった
【先程の火柱による疲労もあってか、ふぅ、と安心したような息をひとつついて】
【それから、投げかけられた質問に対して、落とし穴の淵を歩きながら―――】
……怒っていないわけでは無いんだけどね
コレが怒って然るべき出来事と言うのはわかるけど、それが感情としてうまく浮かばない―――
―――なんというか、簡単に言えば感情が希薄になっているんだ、私は。特に喜怒哀楽の類は
【そう語る少女の表情や声音からも、やはり感情を読み取ることは困難で―――】
【此方からもてくてくと歩いてイタズラ少女と合流する】
894 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
[sage]:2011/04/02(土) 01:22:38.42 ID:63oaAnKBo
>>886
【幸か不幸か────魔翌力を浸透させていた右の掌は、魔翌力を『固定』する事で威力を削ぐ事が出来た、が】
(────無謀、か…)
【切られる拳を硬質化した所で、攻撃自体を無くす事は出来ない。】
【──鋼鉄を削るかのように、抉られていく。】
ぐ──ああッッ!!
【迸る激痛は、正常な思考能力まで奪っていく。】
【熱い物に触れた際に咄嗟に手を離すかのように、本能的に蹴り飛ばす事で、対象を。痛みを消し去ろうとする。】
895 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/04/02(土) 01:24:24.87 ID:wOiQuLhU0
>>889
うわっ、と、っ!?
【結局、案の定というべきか。少女と青年がぶつかってしまう】
【が、青年の咄嗟の判断により、少女が尻餅をついてしまうのは防がれた】
【ちなみに、レジ袋を持っていたのは左手。青年が掴んだのは右手である】
いたたた、……昨日といい今日といい……なんだろ、今春は私、衝突の相でも出てるのかな……
【うーん、と唸りながら小さく呟いて。同時に、手を離して体勢を整えて、それから青年を見上げる】
【澄んだ海のようなアクア・マリン色の瞳が、青年を捉えるだろう】
えっと……ありがとう。一応私は大丈夫だけど、そっちは大丈夫?
【ブツかったことでズレてしまった帽子を右手で直しながら、少女は訊ねる】
【が、ふと左手元に視線を落とせば――】
…………あーーーーーーーーーーーーっっ!!明日の朝パンが!朝ヨーグルトが!!朝バナナが!!
朝プリン生クリーム仕立て春限定イチゴソースカラメル付きが!!ついでにカレールーがっっ!!
【なんだその組み合わせ】
【というか、朝にどれだけデザート食べる気なのだろうか。恐らく突っ込んではいけない】
【懇切丁寧に散乱したレジ袋の中身を説明すると、少女は慌てたようにそれを拾い集めてゆく】
【青年もそれを手伝ったなら、ひとつだけ少女が説明しなかったものが、丁度青年の足元に落ちているのに気付けるだろう】
【恐らく、青年の居た世界≠ナは。ファンタジーの典型ともいえるべき存在だったであろう、それは】
【『一般魔術論中級:治療術・補助術編』と銘打たれた本であることが分かるはずだ】
896 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/04/02(土) 01:26:13.73 ID:qXqiCJ0Oo
>>892
【かっ、と軽い音を立てて、切っ先がぶつかる瞬間にその勢いを利用して腕を引く】
【そのまま、演舞の様な回転の動きを以て、足払いへと移っていく】
花鳥風月は戦場にて極められし技。
【ひゅっ、と足が風切音を立てて足元を払おうとし、その瞬間、気が足に集中する】
【真紅の気である。その気は、密度を高め、椛の葉を形作る】
故に、どんな手が来ようと対応できぬ筈がない。
【堅実かつ苛烈。攻撃こそ最大の防御を実践する花鳥風月一派】
【その技の数々は、“合理を極めたが故の芸術的な機能美”を持つ】
【椛の葉を纏う足は、左から相手の足元を狩らんと襲いかかっていく】
897 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/04/02(土) 01:26:25.17 ID:4j5lD+5SO
>>884
【了解、キンクリっ!】
【―――時は過ぎ、場所は変わり】
【水の国/とある森の中】
【Justic本拠地 「風霊統主の城」、入口前】
ふぅ、やっと着きましたよ。
ここが僕達の本拠地、
――…そして、これから貴方の家ですよ。
ようこそ、お帰りなさい。
【護は、ふと足を止めて】
【後ろを振り返るとそう歓迎の言葉をかけて】
【携帯端末を取りだすと、何かを見ながら】
で…えぇと、何号室がいいですか?
111〜119、121〜197号室まで空いてますが、
【そう希望の部屋を尋ねるだろう】
898 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)
[saga]:2011/04/02(土) 01:27:55.85 ID:wAipP9L+o
>>890
…………成程。
(私は……《ALL》、いらないけど。)
【宣戦布告などには役立つかもしれないが】
【部下の一人に過ぎない少女にとっては、使う意義が薄い】
【女性はもう、面倒くさいので無視することにしたらしい】
899 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/04/02(土) 01:28:59.08 ID:RvQYNwkNo
>>890
真面目だなんて思っちゃいねぇよお
【真面目といわれ多少照れてはいるが】
オイラこういうカラクリにゃあ詳しくはねぇが
ようは大体は<<OFF>>か<<Member>>だけ使っとけばいいってことだな
<<ALL>>はなんでぇ?全世界に宣戦布告ってぇ奴かい?
【全世界に戦線布告など普通はありえない話だが】
【先ほどの目的を聞くところによるとあながち間違ってはいないのかもしれない】
900 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山梨県)
[sage]:2011/04/02(土) 01:32:27.74 ID:uphV9WW3o
>>894
【彼女は拳を抉り取る事には成功した――だが、それまでだった】
【彼の一撃により、3mほど後ろへと投げ飛ばされる】
【その際に、チェーンソーは上空へと彼女の手によって頬リ投げなれた】
【彼女は投げ飛ばされ、燃え盛ったままうつぶせに倒れる】
【未だ抵抗しようと、右手を上に上げようとしたが、力が入らない】
【せめてチェーンソーさえあれば―――その希望も叶えられられる。最悪の形で】
【チェーンソーは飛来する。彼女の心臓の真上を】
【主の下に帰ってきた武器は、チェーン部分を背中から貫通し】
【一面彼女の血の海にしながら、中のガソリンに引火し、果てた】
【哀しき兄弟の物語は、此処で完結となる】
【赤井 美春 死亡】
/ありがとうございました!
/お疲れ様でした!
901 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2011/04/02(土) 01:34:06.66 ID:KdyWjsaBo
>>893
……そう、なんだ
私は、怒られるのは嫌だけど
関わる価値がない、って思われるのは、もっと嫌
【そうして円周の1/4を巡りきり、二人は合流する】
【並んでみると分かるかもしれないが】
【少女の身長は、内面の幼さの割に高めで】
【彼女よりも10cmほど高い】
【反対に、胸は大幅に負けていて】
【――閑話休題】
だから、今みたいに歩み寄ってくれると、わりと嬉しいよ
【にへへー、と締まりなく笑う少女】
【彼女の左肩に左手を置こうとしながら】
【右手で背中の土を、パッパッ、と払おうとする】
……いつからなの?
【動作を試みる途中】
【そう、付け加えるだろう】
902 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/02(土) 01:35:36.95 ID:HAlt0yoSO
>>896
あらあら…。
【足払いを大きくバックステップで避け】
ハッ!
【着地すると同時に少女に向かって踏み込み】
【彼女の左胸に向け、神速の平突きを放つ】
903 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
[saga]:2011/04/02(土) 01:35:52.33 ID:p7xETTuAO
>>895
ああ、俺は大丈夫
これでも鍛えてるつも…それは少し摂取過…なんでもない
【とりあえずは、少女に怪我がないことに安堵してから、彼女の朝食事情にツッコミを入れかけて…止める】
【少女の瞳を見て、直感的に「彼女は"こっち"の産まれかな」と考えて、もしかしたらこの世界のことを詳しく教えてもらえるだろうか、なんて考えて】
あー…派手に散らかったな
…うん、ちょっと形は崩れてるけど、食べる分には支障はないだろ
【埃を払う為に、少女の朝食(朝パン)を軽く手で叩く】
【そして、一つの"異質"な落とし物に、気がついて】
(ん?なんだこれ……『魔術』?!)
【足元の本に、手を伸ばし】
【その表紙をみれば、青年は「おいおい勘弁してくれよ」と、手の甲を額に当てて、困惑する】
『超能力』の次は『魔術』…か
なんでも有りだな、この世界は
【思わず漏らした言葉は、少女にとっては違和感を覚えるものだろうか?】
904 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/04/02(土) 01:41:13.95 ID:jLyufcJSO
>>890
…………………
【ジェスが自分に付けた、新たな名前】
【彼はまた少しだけ、思案する。“薔薇ホスト”よりはマシだなあとか……その他にも、いろいろと……】
……悪くはねーヨ。
【その末に出た、肯定的な言葉】
【真意かどうかはともかく……表情や口調は、とても穏和な物】
まあ、ビリヤードは……嗜む程度なんで。あまり良く分からないけどーヨ。
【そして、どうでもいい補足をして】
【次に、グレアムの方を……正しくは、彼が持つ“通信機”を見る】
【《OFF》《Member》】
【“それら”は既に聞いていた。彼が興味を示すのは、あくまでも《All》】
(ふぅ、ん)……質問があるんだが…………あくまでも聞き流してくれても構わないーヨ。
【その全容を知り、シャンドリヨンはこの会合で初めて、自発的に口を開く】
……その異様な技術力の“正体”……そして、“そんなもん”を用意した、“理由”……単に戦争したいだけの「集まり」なら……「個人」にそんな大それたモンは必要無い筈だーヨ……違うか?
【自信に満ち溢れた“内容”】
【然し、口調や表情は……やはり穏和極まりない物で。学校の生徒がちょっとした疑問を知りたいような……そんな口調で】
905 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/04/02(土) 01:43:05.65 ID:qXqiCJ0Oo
>>902
危ないな、ッ!
【ぎぃん、と甲高い音を立てて突きを打ち払う】
【太刀を扱うのは、少女の身故に向いていない為、この少女は小太刀を使用していた】
【そして、今現在少女は二刀を扱っている】
【二刀流とは元来守りに秀でた型で有る、故に、ちょっとやそっとでは守りを抜くことは難しいだろう】
……やるな月殿。
【素直に賞賛を返す少女】
……少々、技を見せてもいいかも知れないな。
【などと呟くと、少女の足元の血溜まりが“沸騰”し始めた】
【少女の周囲からは、陽炎が立ち上っており、ゆらり、ゆらり、とその姿を上手く捉えるのが難しい】
いくぞ。
【ひゅぅっ!と風切音がすると同時、少女の右腕が趨る】
風之壱、凩ッ!
【気により剣速を加速させての真空刃を飛ばした】
【威力自体は低いが、速度は早い】
だ ぁ ん っ !
【そして、次の瞬間地面を蹴る音が響き、真空刃の真後ろにピタリ、とくっつく形で前進してくる】
【真空刃を受け止めた直後の隙を狙うつもりなのだろう】
906 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/04/02(土) 01:43:31.28 ID:wOiQuLhU0
>>903
そっか、良かった……。……凄い装備だね、身体も鍛えてるみたいだし……
もしかして、自警団の人?それとも、『六王教団』?
【少女もまた、ほ、と安堵の息を零して。それから、青年の纏う装備に目が行く】
【滑り出す言葉――『自警団』は、きっと理解できるだろう】
【だが、『六王教団』という言葉は、聞きなれないかもしれない】
うーん……大丈夫かな?大丈夫だよね、多分。
ごめんね、ありがとう。このヨーグルト・バナナサンドにしようかなー、って思って
【ああ、なるほど】
【それでも糖分を摂り過ぎな気もするが、多分突っ込まなくていいだろう】
【そして――……】
あ、ごめん。そっちも私のだ。
この種類だけが何処探しても見つからなくてね、苦労したんだよ……
ま、私の使う魔術体系は、私の『家』に伝わる我流だから魔術書とかは要らないんだけどね。
……あれ?『魔術』、知らない?……いや……
…………ちょっと待って、何か聞いたことあるよ、“そういう人”。
【少女は、青年が拾おうとした本を手にとって、ぱ、ぱ、と埃を払い】
【更に青年にとっては理解が難しい文言を連ねて苦笑したところで、違和感に気付く】
【そして再び青年を見上げながら、ううん、と頭を捻って】
……もしかして、……君。『この世界の人』じゃ、なかったりする?
【……ジャックポット(大当たり)――ずばり、言い当ててくれるだろう】
907 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/04/02(土) 01:47:17.49 ID:g3nVtf9SO
>>897
ありがとうございます!これから何かあったら、またよろしくお願いします!
【深々とお辞儀をしながら礼を言う】
うーん……。
じゃあ、111号室でお願いします。
【少し考え、希望の部屋を言う】
…そう言えば、手続きとかは必要ですか?
908 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/02(土) 01:48:07.38 ID:ZGUFTaJDO
>>901
そう感じたのなら、私は謝らないといけないかな
【170近い(と、いうことになるのか)背丈のイタズラ少女に視線を上向きにして】
それならいいんだけど―――ん、ありがとう
【背中の土を払ってくれるイタズラ少女に感謝の言葉を掛けながら―――】
そうだね―――「感情のアンバランス」と言うくくりなら去年の夏、記憶喪失と同じ頃かな
【さらりと、そんな生き方を左右しかねない事件に触れて―――】
そういえば、名前を聞いていなかったね。私は穂躑躅輝夜(みつつじかぐや)、キミは?
【……表面的な深刻さがさっぱりなのが輝夜の悪いところだと切に思います】
909 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
[sage]:2011/04/02(土) 01:53:47.63 ID:63oaAnKBo
>>900
【笑いもせず、悲しみもしない。】
【ただ淡々と、目の前の景色を眺め続ける。】
──…因果応報、自業自得。
ま、俺の言えた事じゃねえ、か。
何でてめえがこんな事してたか、なんて事に、もう今更興味はねえ────が
(…俺が居ようが居まいが、死ぬ運命に変わりは無い)
(お前がコレを選んだ以上は────)
────────。
【───その唇は言葉を紡ぐものの、音としては誰にも認識されない。】
【其の姿は、闇に紛れて何処かへと消えていた。】
910 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
[saga]:2011/04/02(土) 01:55:53.34 ID:p7xETTuAO
>>906
あーいや、俺は──ろく…なんだって?
【『自警団』は、解った】
【けれど、『六王教団』なんて言葉は解らない】
【初めて聞く単語に、青年は思わず少女に聞き返してしまう】
【知らない単語は、ボディーブローのように、青年の内面を叩く】
……当たり
俺は『地球』って星の、『日本』という国にいた、『元陸上自衛官』だよ
訓練中に、奇妙な穴に吸い込まれて、気がついたらこの世界に居たんだ
【一部、此方の単語も、少女には解らないかもしれない】
【小銃をコツコツ叩きながら、「この装備はその名残」と言う】
【『元』と付けたのは、戻れる見込みも無いからだろうか】
出来れば、色々と教えてもらえないだろうか?
その…『魔術』や、『超能力』のことを
【少女の発言から、彼女は"こっち"の産まれという推測を、確信に変えて、そう頼んだ】
911 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2011/04/02(土) 02:02:20.43 ID:KdyWjsaBo
>>908
【払い終われば肩からも手を離す】
【お礼に対しては、首を振ることで答えて】
えっ、記憶もないの……?
去年の夏……、何かあったかな…
大規模な事件に関係があるとしたら、機関襲撃の時、支部に居たとか…?
【完全に当てずっぽうである】
【個人的な事件であれば、少女の記憶にあるはずもなく】
【一度思考を打ち切って】
みつつじ、かぐや……
……うん、変わった苗字だね
【受け取った名前を大切そうに復唱した後】
【軽く考えこむようなポーズを取って】
……えへへ
輝夜は、なんて呼びたい?
【目の前の少女をどうにか困らせてやりたいらしく】
【控えめに笑いかけながら、問いかけた】
【ノーヒントである。正解はありません】
912 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/04/02(土) 02:03:31.79 ID:4j5lD+5SO
>>907
111号室ですね。
分かりました。
もう後は特に何も要らないですよ。
皆さんには僕からヘイロンさんの事、連絡を入れておきますからね
【と、そう告げ】
【「じゃあ案内しますね」と城の中へ入っていく】
【この案内する間に特に何も話す事等が無いのであれば、キンクリ】
【やがて111号室に到着するだろう。】
913 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/04/02(土) 02:07:45.11 ID:wOiQuLhU0
>>910
【本来ならば、ここで。『六王教団を、知らない?』と、少々驚きを以て迎えられるのだろう】
【が、この少女はたった今、青年の事情を知った。ゆえに、ゆっくりと手順を追って、説明することにする】
『六王』……この世界の、神さまみたいな人たちだよ。人じゃないと思うけど。
この世界と一緒に生まれて、この世界を護るために居るんだって。
『六王教団』は、その六王の下で働く……私たちを護ってくれる組織、……みたいなものかな
『炎』を司る、炎統王ヴォルケイトス。
『風』を司る、風統王ウィンドル。
『水』を司る、水統王アクエリアス。
『地』を司る、地統王グランジア。
そして、断罪王アルキュノスと……――
――この世界の中心部。『光の国』の『聖都スラウロット』に本部を構え……
六王教団の中でも『最強』と謳われる、『聖都勝利王師団』が仕える六王。
勝利王、ヴィクトリアス……――
……この世界では、小学生くらいで習うことなんだよ。今の、必要だったらメモにして渡すから遠慮無く言ってね
【とのこと、である。超能力、魔術の次は“神”と来た――正確には、神ではないのだろうが】
【俄かには信じ難いかもしれないが、最早そんなことは。この世界に来てから、日常茶飯事であろう】
『チキュウ』の、『ニホン』……ごめんね、知らないや。
でも、私たちと見た目は全然変わらないんだよね……
【少女は青年を、興味深そうにアクアマリンの瞳で見つめて】
【『陸上、自衛官……?銃に加えて、迷彩スーツだから……軍隊みたいなものかな?』と、返す】
【どうやら、『軍隊』という『概念』は存在しているらしい。それが今も存在しているのかは、謎であるが】
うん、分かった。私に出来ることがあれば、協力するよ。
とりあえず……立ち話もなんだし、其処でお茶でも飲みながらお話しようか?
そっちに時間があれば、だけど……私の知ってる限りの『情報』なら、教える。
【言いながら少女は、近くにあった喫茶店を右手の親指で示す】
【とはいえ、この時間まで開店している喫茶店だ……雰囲気はBARに近いだろうか?】
【流石に、こんな街の通りの真ん中に構えている店だ。典型的なチンピラの溜まり場などにはなっていないだろうが】
914 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/04/02(土) 02:12:57.06 ID:g3nVtf9SO
>>912
【キンクリして、111号室前】
ここが今日から僕の家になるんですか…。
では改めて、ありがとうございました!これからよろしくお願いします!
【再度頭を下げ】
【111号室の扉を開き、中に入ろうとする】
【護が何か言うのであれば、これが最後になるだろう】
915 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(新潟・東北)
[saga]:2011/04/02(土) 02:15:06.76 ID:D0OPYV7AO
>>898
【無視にもめげず、というより気付いていないのだろうか】
【ジェスは(間違った意味で)「分かってますよ♪」と言わんばかりの表情で軽くウィンクし】
>>899
「アハッ♪」
「いやいや〜だって僕の相手してくれないんですもん」
「“流れ者さん”はお仕事優先ですかねぇ?」
【片目を閉じたまま、悪戯気に舌を出す】
>>904
「んっふっふ〜…もしかして同じ番組見てました〜?」
【舌を戻しても、まだ悪戯気な笑みを浮かべたまま】
【スノウウルの真意が見えないなら、見せざるを得ない機会をいずれ引きずり出すのも面白い】
【女の笑みは“無邪気な子供”のそれだ】
>>Member
【グレアムはスノウウルの発言を聞くと】
………俺は“平等”が好きなだけだ……
【短く、そう答える】
【しかし、それはマトモな答えではない】
「ここは僕がお答えしましょう!」
【答える気の無いようなグレアムに変わりジェスが】
「あれですよ〜…宣戦布告は後々なんですが〜救難信号に使ったりとか〜…ワザと《ALL》にして相手方に計画を漏らして〜“釣っちゃう”とか?」
【“表面的”な利点を述べていく】
【あえて情報を流し、ある一方に守りを固めさせ、手薄になった地点を突くことも可能であろう】
【その声がいつも指導者のみなら、次第に相手も念をいれてくるだろうが】
【一人一人が“デコイ”になることで、情報を錯乱させていく】
【しかし、この説明は“表面的なもの”】
【利点は説明したが必要性までは説明しきれていない】
916 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/02(土) 02:16:42.10 ID:ZGUFTaJDO
>>911
それって昼の国の事?
………いや、その時はまだ記憶に無いかな
【目を伏せて記憶を探る素振りを見せてから、そう呟く―――】
【メタ話になるが、機関襲撃が昼の国支部の一件を差しているなら、
彼女は割と鋭い部分を指摘したのだが……当の輝夜が何も知らない・覚えてないので、少女にはどうにもならなかったり】
読みにくいと、割と評判だよ
【それは評判と読んでいいのか】
【ともかく、逆に質問返しを食らった輝夜は―――】
……じゃあ、「魂落 穴人」(こんらく あなと)とでも読んでいいかな
【!】
【ちなみにこれは落とし穴と人魂をアナグラム……え?聞いてない?】
917 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
[saga]:2011/04/02(土) 02:19:50.97 ID:p7xETTuAO
>>913
成る程…
炎統王ヴォルケイトス、風統王ウィンドル、水統王アクエリアス、地統王グランジア、断罪王アルキュノス…
そして勝利王ヴィクトリアス……か
クソッ、本当に"ファンタジー"だな
【青年にしてみれば、少女の言葉は『TVゲーム』に登場する言葉の羅列】
【幾らここが別世界と解っていても、油断すれば失笑を漏らしてしまいそうだ】
【「ドッキリですか?」…と】
【そう出来たら、きっと幸せだったのだろうが】
…学ぶしか、慣れるしかないな、こればっかりは
すまない、後でメモをくれ
【途方もない"事実(はなし)"に、頭がクラクラするのは、きっと気のせいではないのだろう】
【少女にメモを要求しつつ、彼女の『軍隊』という返しに、反応して】
……『軍隊』と例えたくはないかな、個人的には
あくまで、『守る』為の、組織だから
【少なくとも、暴力的なものではないと、訂正する】
【そして、少女の提示に頷き、BARに向かって歩いていくだろう】
【青年が懸念するのは、凶暴な『能力者』や『魔術師』の存在】
【だが、この世界を知る少女が示した店な以上、彼女に従った方が安全とも、思っていた】
918 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)
[saga]:2011/04/02(土) 02:25:47.55 ID:wAipP9L+o
>>915
……あれ、撃ってもいい?
【女性を指さし、グレアムに向けて問いかける】
【無表情で言ってのける姿は、とても冗談には見えないというか】
【この少女の辞書に、冗談なんて言葉は存在しない】
利点があるにしても……デメリットのほうが、大きい気がするけど。
こんな通信機使う時点で、相手に警戒されるだろうし……。
【自由だとか平等だとか、そういった感情的な答えではこの少女は納得できない】
【あくまで合理的に、冷静に考える】
919 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/04/02(土) 02:27:18.76 ID:4j5lD+5SO
>>914
えぇ、そうですよ。
ここにはJusticeの人達だけじゃなくて貴方みたいないな一般の人達も沢山いますから。
皆と、ぜひ仲良くして下さいね。
僕も、…ここに住んでる訳じゃないですがよく来はしますから
また会う事があるはずなのでその時は宜しくです。
【護はそう一礼すると】
では、ヘイロンさん
おやすみなさい。
【部屋に入っていく彼を見送っていくのだった】
/こんな夜遅くまで有り難うございましたー
/乙でした!
920 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/04/02(土) 02:28:53.94 ID:wOiQuLhU0
>>917
あ、一発で全員覚えたんだ。結構記憶力あるんだね
【なんて、然程重要でないことを捉えて呟いて――】
……ファンタジー、か。私たちからすれば、普通のことだからさ……
このあたりの感覚は……難しいな、わかんないや……。
【「分かった、後でお店の中で渡す」と。少女はメモを書くことを快諾して】
【後ほど青年に、今しがたの『六王』に関する情報が記載されたメモが手渡されるだろう】
『守る』ための組織、か……
それじゃ、“私と一緒”、なのかな?……――
【――と。少し、意味深な言葉を零してから、少女はBARに近い雰囲気の喫茶店に入店する】
【内装は……少なくとも、思ったより治安が悪い風ではないことが救いか】
【たまたま空いていたため、少女は店の隅にあるボックス席を指定し、其処に座る】
【レジ袋を隣のイスに置き……――室内でも帽子は取らないようだ】
……ねぇ、メニュー……飲み物や食べ物って、一緒なの?
【そしてそれは、純粋な好奇心。メニューを手渡しながら、訊ねるだろう】
【メニューに踊る文字。飲み物、リキュール類……アルコール、ビール――】
【食べ物――先程少女がぶちまけた食材から気付いていたではあろうが――見慣れたレシピだ】
【なお、『文字』に関しては――恐らく其処は、メタ的に突っ込んではいけない部分だろう。
描写をするうちに気にはかかったが、多分答えは存在しない。メタ的な意味で。兎に角、理解出来るはずだ】
921 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/04/02(土) 02:29:28.91 ID:jLyufcJSO
>>915
さあ……? もしかすると、見てたのかも……
【“はぐらかす”】
【あくまでも利益になりそうも無い会話、長引かせる必要は無いと考えて】
【事実、彼はその「TV番組」を見ていたが……まあ、それはどうでもいい事か】
【そして、《All》について】
【グレアムの曖昧な言葉には、「ふぅん」と。“曖昧”な反応を見せて。続くジェスには】
なるほど利益はありそうだーヨ。
【意外にも、単純に返答する……が】
(……だが……“必要”かーヨ? “それ”……確かに、「得」にはなる、が……それ以上に“損”もする。そもそも……この組織が戦争をしたい“だけ”なら…………何かおかしい。これは……)
(“損がデカすぎる”……それに今お前が言った“利益”は「勝つ」為の利益だ。“勝ちたい”……「何に」勝ちたいんだーヨ? 本当に勝ちたいなら……こんな「裏切る為にある」ようなモンを渡すのは可笑しいだろうーヨ……)
【内心は、違う】
922 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/04/02(土) 02:31:43.93 ID:RvQYNwkNo
>>915
まぁ本業は盗人だがよ
最近は盗みてぇもんがあまりねぇもんだ。
【若干残念そうな顔をしながら】
(宣戦布告は後々……まぁいいか……)
ようし、<<ALL>>は時と場合によっては使いよう……って事だな!
【宣戦布告というキーワードがかなり気になっているようだが】
/すみません、眠気がかなりMAXで><
/自分は次レスで一旦落ちようと思いますorz
923 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/04/02(土) 02:31:54.16 ID:g3nVtf9SO
>>919
/こちらこそ乙でした!
924 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2011/04/02(土) 02:34:37.28 ID:KdyWjsaBo
>>916
あ、私が思い出したのは、二回目の水の国支部かな
あれは初夏だったと思うし…
……うぅん、原因も思い出せないとなると
治療はなかなか大変そうだね
知り合いとかは、いないの?
【少女の推測は、見当違いの方向だったらしい】
【ちなみに、二人は櫻の国の最終決戦で、多分、居合わせていたりする】
【でも、そのとき輝夜さんは着物で】
【エコエブルの際はナース服だったはず(中身の記憶が正しければ)】
【衣装が違えば印象も違うということで――、初対面なのだ】
…………
【自分につけられた呼び名を聞いて、不意に顔を逸らした】
【何を想像したか知らないけど――或いは響きがそうなのか】
【羞恥か怒りか、頬を紅潮させて】
……ふん、だ
いいよ、もう。サージで
嘘だけど、偽名だけど
【ぶっきらぼうに、自分の通名を教えつつ】
【彼女の頬を、うにぃっと軽く抓って引き伸ばし、弾こうとする】
【とても理不尽】
925 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
[saga]:2011/04/02(土) 02:39:19.09 ID:p7xETTuAO
>>920
まあそこそこには、な
そうだな…これがこっちの普通…現実、か
("私と一緒"…?)
【少女に言葉を返しつつ、その意味深な発言に興味を示すが、今は胸にしまって店に急ぐ】
【店内を見渡して、特に害が無いことに安心して、席につく】
【室内でも帽子を取らない少女に、若干ながら不信感を抱くが、「まあそういうファッションなのかもな」と、直ぐにその不信感を打ち消す】
そうだな…一緒だ──言葉も──考えてみれば…
【文字はry】
【此処に来てから、不思議に思っていたのは、意思の疎通が取れること】
【それも、"言葉"で、だ】
そうだ、俺は海原進(うなばら しん)だ
【そう言って、なるべく柔らかい笑みを作って、名を名乗る】
【そして、彼女の返答を聞いてから、こう切り出すだろう】
さっきの…"私と一緒"というのは、どういうことかな?
【『能力』よりも『魔術』よりも、先ずは其方が聞きたかった】
【濁されたならそれでも構わないのだが、聞かずにはいられなかったのだ】
926 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
[sage]:2011/04/02(土) 02:46:27.27 ID:p7xETTuAO
>>925
/oh...言葉が…
/【そう言って、なるべく柔らかい笑みを作って、名を名乗る】
は
【なるべく柔らかい笑みを作って、名を名乗る】 です
927 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/04/02(土) 02:53:12.29 ID:wOiQuLhU0
>>925
……そっか。まぁ、さっきから私と会話できてるもんね……
不思議なことだけど……良かったよ。これで言葉や文字も分からないなら、厳しかった。
【少女は――ふぅ、と。安堵のような、疲弊のような溜息を零して】
【「何も頼まないってのも微妙だし、アイスティーでいいかな。お金は出すよ」】
【青年の手からメニューを返してもらいながら、そう告げて】
海原、進か。
私の名前は昴。天ヶ谷 昴(あまがや すばる)。よろしくね。
【其方から名乗られたなら、此方も名乗らない道理は無い】
【少女――昴は、此方もまた、人当たりのよい笑みを浮かべてそう返すだろう】
……ああ、其処?
えっと、そうだね……どう説明すればいいのかな。
ちょっと、順番を追って説明するね。
いきなりで悪いけど、この世界の治安はあんまり良くないんだ。
強い能力者や、強い魔術が使える人間は、自然と大きなものを手にしようとする……
色んなテロ組織や、世間一般に言う『悪』の組織が、この世界には跋扈してる。
有名どころでは、一年くらい前に世界の全土を戦争に巻き込もうとした≪ネル・ナハト≫。
ここのボスで凄まじく強い能力者だったキルベルク・シルバーソードは、対抗する能力者の活躍で討ち取られて、≪ネル・ナハト≫は瓦解した。
その次くらいに有名だったのが、妖怪で構成された集団『櫻が夜行』。
人ならざる者の集団……大将の華秋太白は強力な妖だったみたいだけど、これも打ち倒されてる。
今活動してるのは……『カーネル』っていう男をリーダーに据えた、≪R.I.P.≫って呼ばれてるテロ組織。
それと、ピエロ・リュネールっていう名前も少し聞くね。ごめん、こっちはあんまり詳しくないんだ。
そして……――最古参であり、最大規模であり、最も知られている『悪』。
それが、『カノッサ機関』。
とにかく、規模のケタが違う。全国に支部があって、本部は何処にあるんだかよくわからない。
彼らは『ナンバーズ』って呼ばれてる、全部で何人居るか分からない部隊が主力なんだ。
皆、服装の何処かしらに『番号』をつけてる……それが『カノッサ機関のナンバーズ』の証になる。
そして、ナンバーズの上に、各支部の『支部長』が居る。……最近は、カノッサ自体も目的がバラバラみたい。
ほとんど、この『支部長』によって独立された部隊になってる、ってところなのかな?
でも、機関員はどいつもこいつもクセ者の実力派揃い……関わらないのが、吉かな。
ちょっと予想以上に長いお話になりそうだけど……どう、大丈夫そう?
必要なら、またメモにしておくから。
【(中の人の)予想以上に長い話になりそうだ。昴は、ここで一旦話を区切り、訊ねた】
928 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(新潟・東北)
[saga]:2011/04/02(土) 02:54:03.89 ID:D0OPYV7AO
>>918
………死ぬ場は用意するつもりだ…待ってろ…
【明確に、ジェスが死ぬことも予定にいれてるかのように言う】
【以前、ジェス自身が言った“傀儡”という言葉】
【それは、自分の結末を知った上で言ったのだろうか】
>>921
「…アハッ♪」
【ジェスは、徐々に確立させていく】
【この男は打算的な人間では?という考えを】
>>922
「ん〜…盗んでもらいたい物はですねぇ〜」
「僕のハーt」
……《ジェス・ハーキュリー》
「はい」
【いい加減にしろ、というような感じで強制的に中断させる】
/大丈夫ですよ〜
//一応、ジェスとグレアムは《Member》の状態なんで、明日にでも見てもらえれば、と
>>Member
「いい質問ですよ〜“首水晶さん”♪」
【ビシィとニナに人差し指を向け】
「今の段階ではですねぇ〜得体のしれない存在でいいんですよ〜」
「だって、“首水晶さん”や“ハスラーさん”が気付いたんですよ?」
「要はですねぇ…あれですよ〜…ん〜…」
「“頭の良いそういう人達を困らせたいんです♪”」
【ランダム要素】
【事実、リスクのほうが圧倒的だが】
【なぜそんな行動をするか?という点で、頭の良い連中は足踏みをする】
【目の前にある餌には針が仕掛けてあるかもしれない】
【そう思わせることで、戦術は限定させることが出来る】
【さらに、その回線での会話を聴いた“別の勢力”が】
【更なるランダム要素として降りかかってくる】
【それは、こちらにも牙を向ける者をもおびき寄せる撒き餌だが】
929 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/02(土) 02:54:56.39 ID:ZGUFTaJDO
>>924
治療してくれた人はいるけど……あの人は何も言わないから、知らないか私のためにならないかだと思うな
それにあの人とは暫く会ってないんだよねー……
【以上、胡散臭い「あの人」の話】
手掛かり……実は私は夢遊病的なものの気もあるんだよね
一時的に意識が飛んでたりするんだ
【改めて言い連ねるとこいつかなりヤバい状態だな……】
特に≪R.I.P.≫がテロを起こす前後に頻発する、と私調べで。でも私を見かけたって話は聞かないんだよね
【軽いホラーに鳴り始めたが……ともかく、輝夜は色々抱えてるらしい】
【以前の遭遇がイベントの顔合わせだったのは幸か不幸か―――
当時ちゃんとした形で会っていたなら、今の輝夜が「変わりすぎている」事にも気付けただろうか】
わはっは。よおひふ、はーひ
【訳:わかった。宜しく、サージ】
【ともあれ、抓られた状態で挨拶を交わし、それから輝夜も同様にサージの頬をむにむにぱちんしようとする】
【やりたい放題かこいつら】
930 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/04/02(土) 02:55:22.17 ID:wOiQuLhU0
>>927
/その次くらいに有名だったのが、という表現に少し補足
/その次、というのは時期的な意味合いです。≪ネル・ナハト≫が『瓦解した、その次に』有名なった組織、って感じでしょうか。
931 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/04/02(土) 03:03:45.51 ID:RvQYNwkNo
>>928
おいおい、オイラぁ自分からは口説かねぇぜ?
【軽く冗談まじりの声で話し】
そいじゃぁ、オイラ聞きてぇ事も聞いたしそろそろおさらばさせてもらうぜぃ
また用ができたら呼んでくれよっ!オイラから呼ぶこともあるかもしれねぇけどな!
【まるで端末の使い方を覚えて使いたいかのごとく青年は""参報話と”グレアム”対して話すと】
んじゃ、これからよろしくなっ!
【<<E・Noir>>のメンバーでもある二人に挨拶をする】
【青年は印を組むと美しい桜吹雪が発生、桜吹雪が一度青年を覆いつくしながら舞うだろう】
【そして舞っていた桜吹雪が散った時には青年はいなくなっており、桜吹雪もじきに散り消え行くだろう】
/先に落ちる形になってすいません><
/みなさんお疲れ様でした!
932 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)
[saga]:2011/04/02(土) 03:04:02.22 ID:wAipP9L+o
>>928
…………そう。
【今撃たせてくれなきゃ、意味が無いし】
【幾ら苦手な相手といえど「似たような存在」としては】
【死ぬ場が用意されているというのは、ちょっと気に入らない様子】
成程……。
(でも、危険に……思えるけど。)
【理にかなっているようで、かなっていない】
【納得出来る答えではあるが、安定性に欠けている】
【もっと"賢い"作戦も幾らでもある筈、と少女は思う】
933 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
[saga]:2011/04/02(土) 03:08:01.57 ID:p7xETTuAO
>>927
そうだな、代金は…すまない、頼むよ
【青年は此方に来たばかり】
【言葉は通じても、お金が無いのだ】
【昨夜遭遇した少女から貰った、なけなしのお札は、出来れば使用を避けたいところだったので、情けないが少女にたかることにする】
昴…か。よろしく、昴
【一応、手を伸ばして握手を求める】
【特別大きくはないが、ゴツゴツとした手だ】
…テロ組織か
どんな世界にも、居るものなんだな
【少女の挙げる組織を、脳内で反芻して──】
『カーネル』…"大佐"か…?
それに『カノッサ機関』か……
(なんだか向こうの世界でも名前だけは聞いたことがあるような…何だったかな?)
【少し首を捻りながらも、少女の話に意識を向けて】
成る程、『番号』の付いた人間には注意しろ…ってことか
大丈夫だ…でもそうだな、すまない、頼む
【少女からの好意を、青年は申し訳なさそうに受ける】
【一先ずこのことは、後でメモを見返せばいいだろう】
それで…君はそれを止める組織の一員…と言ったところかな?
【『守る』という点が一緒であるなら、少女はそういう組織に所属しているかも】
【その推測の元、そう言ってみる】
934 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2011/04/02(土) 03:15:09.14 ID:KdyWjsaBo
>>929
……ふぅん
敢えて言わないのなら
あなたが知らない方が良いこと、なのかな…
…そういう秘め事に
あんまり、いいイメージは沸かないけど……んっ
【もしかして:軍服っぽい服を着た「あの人」】
【サージは知らないので、「あの人」なる人物が話さない理由だけを考えた】
【そのまま頬をつままれて――抵抗しないのは、なんでだろうか】
いふぁいと、あるいしとしてたいひて
しきるふぁかしぇと、ふぁいとし、みちゃいな
【訳:意外と悪いことしてたりして。ジキル博士とハイド氏、みたいな】
【はい、聞き取れません】
【ぱちんと解放されて、にゃっ≠ニ一声鳴いた】
【先程のこともあって、自分の予想は半ば信じていないのか、言い直すことはしなかった】
【頬を軽くさすりながら】
……そろそろ、夜も遅いし、私は行こうかな
またね、輝夜
暇があれば、あなたのことを知ってる人、探してみるよ
【最後まで、以前であっていたことに気づけず】
【軽く手を振りながら、別れようとするだろう】
935 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/04/02(土) 03:16:14.89 ID:wOiQuLhU0
>>933
うん、気にしないで。困った時はお互い様だよ
【ありがたいことに、なのか。その精神は、どの世界でも共通らしい】
【少女は店員を呼ぶと、「アイスティーをふたつ」と注文して】
【お茶を出すのに、時間が掛かる道理は無い。暫くすれば、アイスティーふたつがテーブルの上に置かれるだろう】
なんて呼べばいいかな。海原さん?それとも、進さん?
【昴はそんなことを訊ねながら、握手に応じる】
【少女らしい、柔らかな手――だろうか】
……そっちの世界にも、あるんだね……人間って、やっぱり欲深いのかな。
――うん、カーネルは軍隊の出身者。昔は『大佐』の地位にあったんだって。
フルネームは『カーネル=アドルフ・レルゼクム』。その大佐の地位に対する誇りが強いから、今も名乗ってるみたい。
【握手していた手を離し、右手でアイスティーのグラスを傾けて】
【それから、メモの件に関しては、また快諾するのだろう】
そういうこと。そんなに悪いテロ組織が乱立してるなら、当然それに対抗する組織だって、ある。
君が所属していたっていう『陸上自衛官』?のように、一般民衆を悪の手から護る組織。
≪ネル・ナハト≫や『櫻が夜行』みたいな強力な『悪』が倒されたのも、彼らのお陰ってところが大きいかな。
まず、さっき説明した『六王教団』でしょ。
でも、教団は主に街そのものの治安を、安全を守ることが多いから、あんまり戦いには出てこない。
逆に言えば、六王教団が街を守ってくれてるから、他の組織が敵との戦いに専念できるんだ。
そして、今の世間で所謂『正義の組織』の『筆頭』なのが、『Justice』。
凄くわかりやすいネーミングで良いよね。規模も結構大きい。
リーダーは『貴宝院 織守』っていう、さっき言った≪ネル・ナハト≫の乱での英雄。
もともと、Justiceの前身になった組織が、≪ネル・ナハト≫に対抗した人たちの集まりらしいしね。
その『Justice』との横のつながりが強いのが、『対機関連合』。
名前から分かるとおり、設立当初は『カノッサ機関』に対抗する組織として立ち上げられたんだ。
今では路線変更して、すべての『悪』の組織と敵対し、打ち倒すのが目的だけどさ。
で、『対機関連合』のトップの名前が、『天ヶ谷 双葉(あまがや ふたば)』。
もっかい言うけど、私の名前は『天ヶ谷 昴』。
……――つまり、そういうこと
【――にこり、と。昴は、何処か悪戯っぽい笑みを浮かべて、青年を見やるだろう】
【『天ヶ谷』なんて珍しい苗字、そうそう被ることはないだろう。そして、この昴の態度】
【導き出される答えは、きっと一つしかないはずで】
936 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/04/02(土) 03:26:22.85 ID:jLyufcJSO
>>928
>>《E・Noir》
【女の笑いは無視して】
……ふぅん? まあ……悪くはねーヨ。
【内心、蟠りもあるが】
【然し今は、“納得しておく”のが……筋という物であろうか】
/申し訳ありません。先程から携帯の電源が頻繁に落ちる事態が頻繁していますので、返レスが不安定になります。
937 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/02(土) 03:30:39.47 ID:ZGUFTaJDO
>>934
まぁ秘密にするのは大抵後ろめたいことがあるからだしね―――自分にか、他人にかはわからないけれど
【その推測はノゥだと明言しておこうか】
【我が身にこれだけ重大事があれば錯乱してもおかしくはないが――そこは感情が抑制されたことの功罪か】
【ぱちんされて「にゅっ」と随分妙な声を上げて】
……よく聞こえない。「ジキル博士とHYDE氏」は分かったけど
【お前がむにむにしてたせいだろ……というか、聞き取った部分が何かおかしいし】
【此方も手を頬にぽんぽんと当てて】
そうだね、あまり遅くなると怒られかねないし
ありがとう、サージ。またどこかで無事に会えたらいいかな
【最後までマイペースにそんなことを言い、サージを見送った後、輝夜もその場を後にするだろう】
【……落とし穴、誰が埋めるのやら】
//この辺ですかね、お疲れ様でしたー!
938 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
[saga]:2011/04/02(土) 03:32:41.01 ID:p7xETTuAO
>>935
【少女の諸々の好意をありがたく受け取って、青年は少女の手を握る】
【そして、少女に】
好きに呼んでくれていい
……向こうに居た時は"海原二尉"って呼ばれていたかな
【少し遠い目で、そう言った】
【少女の手の感触から、「こんな娘でも、戦いに参加することがあるのだろうか」、そんなことを思って】
昔の階級…か
確かに、大佐ともなれば解らなくもないかな
【離した手で、少女と同じくアイスティーを口に運ぶ】
悪が栄える分、正義の組織もまた同じ…って訳か
何というか、下手をしたら俺が居た世界よりも大変なのかな、此処は
【青年は"今此処"に居るのだから、他人事ではないのたが】
【どうにも、他人事のように思えてしまう】
………これは、また大物と会ってしまったもんだな、俺も
【少女のカミングアウトに、些か目を丸くして】
【青年は、目の前に座る少女を見みる】
/ぬおう…変に時間が掛かってしまいましたすいませんorz
939 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(新潟・東北)
[saga]:2011/04/02(土) 03:40:24.49 ID:D0OPYV7AO
>>931
「……あは〜」
【ジェスは苦笑いを浮かべながら、小さく手を振る】
【これ以上余計なことをすると“マズいことになる”と気付いたようだ】
…………さて…盗人はどう出るか…
【グレアムは、小さく呟き】
【思考の中のプランを修正・追加していく】
/長時間乙でした!
//お休みくださいorz
>>932
>>936
「あれですねぇ〜言いませんでしたっけ?」
「全てを敵に回した戦争って」
「別にあれなんですよ…ん〜…正義とか悪とか、“今の段階”では区別されたくないんですよねぇ」
「とりあえず横から殴りかかる!理念もなんもないですよ〜!みたいな“頭の悪い集団”のイメージを付けたいんですよ〜」
「そうしたら」
【ジェスは右手で指パッチンをすると】
「利用し易い集団って思ってくれる人達が“釣れちゃう”かもしれませんしね〜」
【クスッと笑う】
…………“納得”してくれたようで何よりだ
【こちらも形だけの“納得”】
……………質問が無ければ…“終了だ”
【再び、機内に戻ろうとするグレアム】
【その後を追うように、周囲の魔力が揺らめく】
/皆様方、ここいらで切り上げますかい?
940 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/04/02(土) 03:41:20.22 ID:wOiQuLhU0
>>938
えー、好きに呼んでくれ、って言われると困るんだよね……
海原二尉、か……海原、……二尉…………二尉……
……海原にーさん?
【 電 波 炸 裂 】
【物凄い短絡的である。物凄い短絡的ではあるのだが……それでいいのだろうか】
いや、むしろ海原にーちゃん?
【酷くなった気がする】
さぁ、どうだろうね……でも、大変だと思う。この世界に生きる、私からすればね。
【昴は――その歳相応の少女とは思えないほど、達観したような様子を一瞬見せて】
【からん、と。アイスティーが注がれたグラスの氷を、鳴らした】
あはは、大物は私のお兄ちゃんなんだけどね。
でも、『対機関連合の天ヶ谷 双葉の妹』って言えば、大体通じちゃうのがちょっと悔しい。
何時か、『天ヶ谷 双葉の妹』じゃなくて、『天ヶ谷 昴』として。
お兄ちゃんの隣に立って、お兄ちゃんや皆を守るために、戦いたいな
【……それは、年頃の少女が抱くような純粋な夢でありながら】
【年頃の少女には相応しくない、重い決意を兼ね備えたものであった】
【……――『戦い』。この世界では、こんな少女であっても、『戦いの因果』に巻き込まれている】
【そして、思い返せば。そのための『魔術書』であったのか】
/お気になさらず!
941 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/04/02(土) 03:45:03.07 ID:jLyufcJSO
>>939
成る程……“考えている”な。
【それだけ言うと】
……今日はもう遅い。それじゃ、また会おうーヨ。
【その場を去った】
/乱雑な文で申し訳ありません。お疲れ様でしたー
942 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2011/04/02(土) 03:45:37.98 ID:KdyWjsaBo
>>937
【やはり軍服の人は、マジモンの先生だったのですかー】
うん、そかもね
でも、秘密って言うのは、秘密であることさえ隠しておかなきゃ、不完全なんだ
……輝夜はもう、半分辿り着いてるのかもしれないね
私には、分からないけど
【少女の使っている名前が紛い物であることを知る者は、そう多くない】
【それもまた、秘密を秘密にする手段なのだ】
……それ、ほとんど聞こえてるよ
【くす、っと笑うと】
【もう一度、彼女に向き直って】
次はね
輝夜でも引っ掛かるようなイタズラ考えておくよ
【あまり嬉しくない宣言を残して、少女はその場を後にするだろう】
【――それは、その、路地裏の死体が片付く原理と、同じシステムを使います】
/わー、ありがとうございましたー!
943 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)
[saga]:2011/04/02(土) 03:46:44.04 ID:wAipP9L+o
>>931
……よろしく。
【感情の薄い声で、挨拶を返し】
(……───桜の、花?)
【舞い散る桜吹雪を、見蕩れたかのようにぼーっと見ていた】
>>939
そうね……。
私からの話は無いし……終了で、いい。
【リーダーが機内に戻ろうとするのを見ると、少女もクルリと背を向け】
…………言う必要無いと思うけど、一応。
私は……貴方の、人形にも駒にもならないから。
【グレアムに向けて、こう言い残すと】
……じゃあ、また。
【小声で挨拶をして、この場から歩き去って行った】
/では、お先に失礼します。
/皆様、お疲れさまでしたー!
944 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
[saga]:2011/04/02(土) 03:51:00.84 ID:p7xETTuAO
>>940
ああ、いや…うん、それでも大丈夫だ…うん
【どうしてこうなった?!】
【何故か、自分の力では彼女の暴走もとい電波は止められない気がした】
……やれやれ、俺は君みたいな『子供』を守る為の立場に居たはずなんだけどな
今じゃ俺がそっちの側……か
【少女の達観した雰囲気と、「皆を守る為に戦いたい」という意志に、青年は思わず言葉を愚痴のように零してしまう】
兄貴の隣で…か
ああ、だから"あんな本"を──
【さっきの本を思い出して、そう言う】
【とすれば、昴は魔術師なのだろうか?と疑問が過ぎる】
……俺も、戦えたらいいんだがな
【そうして、また愚痴のように、言葉を零した】
945 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/04/02(土) 03:58:44.42 ID:wOiQuLhU0
>>944
うん、私のお兄ちゃんはお兄ちゃんだけだけれど、君は海原にーちゃんね。決定。
よろしくね、海原にーちゃん
【本当にどうしてこうなった】
【漢字にすれば『海原二尉ちゃん』となるはずなのだが、……もうどうでもいいや、本人が納得してるならヨシである】
……うーん、そうだね……海原にーちゃんは、所謂『無能力者』なんだよね?
無能力者であっても、能力者と渡り合える人も居るって聞くけど……
そういう人は、大概が凄まじい剣の達人だったり……どこかで、やっぱり人を越えてるんだよね。
海原にーちゃんだって、昔の世界では『人を護る組織』に居たんでしょ?
だったら、一般人よりは十分に戦えると思うけど……どうだろうなぁ。
一応、能力者も魔術師も人間。銃で撃てば、死ぬ。それは心強い武器になるだろうけど……
……とりあえずさ。戦えたらいいな、じゃなくて。
『戦うんだ』っていう、意志だと思うよ。第一歩は。
例えば……君に素質があるかどうか、分からないけどさ……
…………やってみる?『魔術』とか
【……昴は。袋から魔術書を取り出して、それを示しながら問う】
【『魔術』……あまりにも突飛な話だろう。そんなファンタジー――】
【――しかし。先程と打って変わって、真剣に言葉を紡いだ昴】
【特に、『戦えたらいいな、ではなくて、戦うんだという意志』――その言葉は、響くものがあるだろうか】
946 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(新潟・東北)
[saga]:2011/04/02(土) 04:02:19.72 ID:D0OPYV7AO
>>941
>>943
………………ふん…
【鼻で笑うグレアム】
【本人にとってはイレギュラー要素が多すぎる、E・Noir】
【メンバー然り、立ち回り然り】
【だが、それすらも“予定通り”と言わんばかりの表情をしながら、機内の座席に座り目を瞑る】
「みなさ〜ん!あれですよ〜!また呼びますからねぇ〜!」
【それぞれに手を振りながら、ジェスは急いで操縦席に向かう】
「いやはや…あれですねぇ………いざ集まってみればもう……腹に一物って感じですねぇ」
……………構わん…
【操縦席に座るジェスに、グレアムは短く答える】
「全然予想出来ませんねぇ〜…アナタの目的も…皆さんの考えも」
……分かったような口振りだったが?
「当たりをつけて話してるだけですよぉ」
「そういうものじゃないですかねぇ〜…弱く見えるとこを突いてくのって」
…………ワザと弱く見せてたら?
「まぁ……取り返しのつかない段階なら〜」
【ヘリは、徐々に空高く飛び上がる】
「白旗でもあげちゃいます?」
………それからどうする?
「アハッ♪色々出来ちゃいますねぇ〜♪」
【E・Noirは動きだす】
/皆さん方、長時間乙でした!
//もうゆっくり休んでくだせい!こんな時間までお付き合いしていただき、ありがとうございますorz
947 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
[saga]:2011/04/02(土) 04:12:31.29 ID:p7xETTuAO
>>945
ああ、よろしく……
(どうしてこうなった)
【どうしてこry】
【そうだ、納得してるからいいのだ、多分】
『能力』…『超能力』みたいなものか
そうだな…無い。普通の人間だよ
【周りに居るのは、青年からしてみれば、言葉は悪いが『化け物』のようなものだ】
【目の前の少女を例にしたって、『魔術』を知り、戦いにだって躊躇わず参加出来る】
【それも訓練を積んだ兵士ではなく、一見すれば渋谷でも歩いていそうな少女が、だ】
【プライド、という棒はとっくに折れている】
【『無能力者』であること、『無知』であること】
【この二つは、青年を『戦えれば』と言わせるに充分なものを持っていて】
………………ああ、畜生
解ってるさ、"どんなに長い道のりでも歩かなければゴールに着かない"ってことは
【そんなネガティブな思考を振り払うように、青年は宣言する】
【他ならぬ自分の為に、少女を証人として】
"戦う"。その為のモノなら、どんな技術でも知識でも欲しい
……教えて欲しい、『魔術』を
【元の世界では、「魔術を習いたい」なんて言えば、鼻で笑われる】
【けれど、此処は違う】
【青年もまた真剣な表情で、少女に言うのだった】
948 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/04/02(土) 04:21:31.95 ID:wOiQuLhU0
>>947
……そっか。
【無能力者。それはスデに予想できていた】
【同時に、――昴は。此処では未だ明かされることはないが】
【今、この少女が説明した「テロ組織」……≪R.I.P.≫に所属していたという過去を持つ】
【そのため、なのか。同年代の少女の中では、ひとつ飛びぬけて戦いに特化していると言っていいし】
【同時に、そんな縦社会で生きるため、相手の「顔色」や「思考」を読む力も、少しは備わっていた】
【……相当なものだろう。見知らぬ世界、見知らぬ技術、自分の道理常識は何も通用せぬ世界】
【きっと、自らの想像も付かない苦しみ……――それでも、彼が一歩を踏み出さんというのなら】
……分かった。
【自分は、喜んでそれを後押ししようではないか】
……先に言っておくけど、分からないよ。『素質』があるかどうかは。
魔術発動の形態は色々だけど、基本になるのは『術者』に内在する『魔力』だよ。
君に魔力があれば、努力しだいで魔術は使えるようになる。
……確かに、君が居た世界に『魔力』は存在しないのかもしれない。
だけれど、『魔力』という『概念』が存在しなかっただけで、
そういう『存在』そのものは『在った』……そういう『希望的観測』も、出来るでしょ?
世界間を移動する、なんて滅茶苦茶な現象が起きてるんだ。
海原にーちゃんに元々『魔力』が存在してた、なんてコトがあっても、何も不思議じゃない。
「魔力」が無いなら無いで……別の手段なんて、幾らでもある。
魔力を秘めたアイテムを使って、それを「媒介」にする、とかね。
もし魔術を習得できれば、魔術と、銃……そういうところに所属してたのなら、体術も出来るのかな?
それを上手に組み合わせれば、能力者だって渡り合えるはずさ。
それに、お兄ちゃんは……「天ヶ谷 双葉」は、私なんて及びもつかないレベルの魔術師だよ。
私たち、天ヶ谷の一族が使う魔術は、天ヶ谷の血に宿った特殊な魔力を使って発動する我流だけど、
一般的な魔術の発動過程やシステムも、ちゃんと勉強してるし……きっと君の力になれる。
……さて。海原にーちゃん。
君自身に、『魔力』が内在しているかどうか。調べてみても、良いかな?
……私はあんまり『探知』は得意じゃないから、上手くいくか分からない。
知り合いに、とんでもなくズバ抜けた魔術師が居て……その人なら、確実だろうけど。
こんな時間だから、アポイントも取れないし。私がやるしかないよね
【――昴は、すぅ、と。左手を持ち上げて、真剣な表情で海原に問いかけるだろう】
949 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
[saga]:2011/04/02(土) 04:23:44.87 ID:p7xETTuAO
>>948
>
>>947
>
> ……そっか。
>
> 【無能力者。それはスデに予想できていた】
> 【同時に、――昴は。此処では未だ明かされることはないが】
> 【今、この少女が説明した「テロ組織」……≪R.I.P.≫に所属していたという過去を持つ】
> 【そのため、なのか。同年代の少女の中では、ひとつ飛びぬけて戦いに特化していると言っていいし】
> 【同時に、そんな縦社会で生きるため、相手の「顔色」や「思考」を読む力も、少しは備わっていた】
>
> 【……相当なものだろう。見知らぬ世界、見知らぬ技術、自分の道理常識は何も通用せぬ世界】
> 【きっと、自らの想像も付かない苦しみ……――それでも、彼が一歩を踏み出さんというのなら】
>
> ……分かった。
>
> 【自分は、喜んでそれを後押ししようではないか】
>
>
> ……先に言っておくけど、分からないよ。『素質』があるかどうかは。
> 魔術発動の形態は色々だけど、基本になるのは『術者』に内在する『魔力』だよ。
> 君に魔力があれば、努力しだいで魔術は使えるようになる。
>
> ……確かに、君が居た世界に『魔力』は存在しないのかもしれない。
> だけれど、『魔力』という『概念』が存在しなかっただけで、
> そういう『存在』そのものは『在った』……そういう『希望的観測』も、出来るでしょ?
> 世界間を移動する、なんて滅茶苦茶な現象が起きてるんだ。
> 海原にーちゃんに元々『魔力』が存在してた、なんてコトがあっても、何も不思議じゃない。
>
> 「魔力」が無いなら無いで……別の手段なんて、幾らでもある。
> 魔力を秘めたアイテムを使って、それを「媒介」にする、とかね。
>
> もし魔術を習得できれば、魔術と、銃……そういうところに所属してたのなら、体術も出来るのかな?
> それを上手に組み合わせれば、能力者だって渡り合えるはずさ。
>
> それに、お兄ちゃんは……「天ヶ谷 双葉」は、私なんて及びもつかないレベルの魔術師だよ。
> 私たち、天ヶ谷の一族が使う魔術は、天ヶ谷の血に宿った特殊な魔力を使って発動する我流だけど、
> 一般的な魔術の発動過程やシステムも、ちゃんと勉強してるし……きっと君の力になれる。
>
>
> ……さて。海原にーちゃん。
> 君自身
950 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
[sage]:2011/04/02(土) 04:24:57.83 ID:p7xETTuAO
>>949
/これはヒドい本当にヒドいorz
/すいませんまさかこんなミスをするとは…ッ!
951 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/04/02(土) 04:26:08.01 ID:wOiQuLhU0
>>950
/ドンマイです。誰でもミスくらいブチかまします。
/ところでそのドサクサで
>>950
を踏んでいらっしゃいますが、携帯からスレ立ては行けますか?無理でしたら代理で立ててきます。
952 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
[saga]:2011/04/02(土) 04:33:56.80 ID:p7xETTuAO
>>948
そうだな、重火器の扱いや多少の格闘術なら、そこら辺のチンピラには負けない自信はあるんだが…
【チンピラが『能力者』だったら、なんとも言えないが】
魔術にも流派があるんだな…呪文を唱えてハイ完了とはいかないか
『魔力』か……考えたこともないよ
だけど、確かにそういう見方も出来るか……いや、そう思いたいな
"前に進む"為にも、そう思いたい
…………解った、調べてくれ
【どう足掻いても、今の自分に出来ることは限られる】
【ならばすがれるものにはすがりつこう】
【それが結果として誰かを守れる力になるのなら、泥水だって喜んで飲んでやろう】
【そんな気持ちで、青年は昴に後を任せる】
953 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
[sage]:2011/04/02(土) 04:35:39.56 ID:p7xETTuAO
>>951
/無理みたいです…すいません、頼みます
954 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/04/02(土) 04:46:12.73 ID:wOiQuLhU0
>>952-953
格闘術だって、ただぶん殴るだけってわけにはいかないでしょ?
それと同じだよ、魔術だってただ殴るだけみたいに簡単じゃないのさ。
私たちの……『天ヶ谷流魔術』なんかは、呪文要らないしね。
【言われてみれば、確かにそうか。人の身体が織り成す格闘でさえ、あんなにも流派があるのだ】
【人の身体よりも幾倍も自由に扱えそうな魔力を主体とする魔術なら、もっと流派があって可笑しくは無い】
……何度も言うけど、此処で魔力が無かったからって終わりじゃない
戦う手段は、幾らでもある……少しずつ探していけばいいんだよ
……手、貸して。左手。さっき握手したみたいに、握らせてくれればいい
【――昴の左の掌。其処に、明らかな異常が発生する】
【これは何なのだろうか――ほのかな光のようなものが、彼女の左掌に集束していくのだ】
【目の前で目の当たりにする超常現象――「能力」――「魔術」――】
【透き通る蒼穹のような蒼の色の輝き……天ヶ谷の『魔力』を左手に纏った彼女は】
【それで、海原が差し出すであろう左手を、握ってみるだろう】
【昴が取った方法は、異なる魔力同士を「反発」させることで探知するやり方だ】
【昴が纏う『天ヶ谷の魔力』とは別な魔力が、もし海原の身体の中に眠っているなら】
【彼女の左手に纏われた蒼穹の魔力は、少なからず反応し、影響され――】
【恐らくは、“輝きが少し乱れる”か、“光が強くなる”か……何らかの『反応』があるはずだ】
【探知に長けているわけではないため、不確かな方法だが――果たして】
/了解です、立ててきました。
/次スレ:
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1301686797/
955 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
[saga]:2011/04/02(土) 04:58:02.80 ID:p7xETTuAO
>>954
【昴の言葉に、「そうだな」と短く返答すると】
【真剣な面持ちのまま、左手を差し出して──昴の手を握る】
【彼女に起きた異常を見ても、もう青年は驚くことはない】
【世界の現状、存在する異常、少女すら戦場に出る実情を知らなければ、きっと驚いたのだろうが】
【昴からそれらを聞かされた今、この程度の"異常"で驚く訳には、いかない】
───────
【青年は戦う為に力が欲しいと言った】
【少女は魔術を提示した】
【青年にも『魔力』があるかもしれない、その希望的観測の元で】
【けれど】
────駄目、か
何も……起きないな
【変化の無い昴の手】
【それは、厳しい現実を、青年に突き付ける】
【落胆した様子はない】
【駄目元での試みだったからと言うこともあったが、昴の言うとおり、戦う手段は幾らでもあるのだから】
/ありがとうございました!助かります
956 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/04/02(土) 05:08:47.49 ID:wOiQuLhU0
>>955
……駄目、か
【昴はほんの少し俯き気味にそう呟くと、左手に集束した魔力を霧散させて、手を離し】
……でも、言った通り手段は幾らでもある。
魔力を持ったアイテムをデバイスにする方法……
見方を変えて、君の所持している装備品に術式を刻んで魔術的効果を付与する方法……
そもそも、魔術を使わない方法だって、あるかもしれない。
……これ、私の家の連絡先だよ。住所も書いてる、此処から遠くない。
それに、私の名前を出せば、何処かでお兄ちゃんと出会った時だって、協力してくれるはず。
ま、お兄ちゃんは何時だって困ってる人を助けるんだけどね……
【昴は、連絡先が書かれたメモを差し出して。兄のことを話す時には、苦笑して】
私だって、もっと色々協力したいけれど……今日はもう、少し時間が遅くなっちゃった。
だから、そろそろお開きかな……海原にーちゃん、今日の宿はあるの?
【本を袋に仕舞いこみながら、昴は訊ねるだろう】
【残ったアイスティーのグラスを、一気に傾けて。置かれた空のグラスに、氷が踊る】
957 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
[saga]:2011/04/02(土) 05:18:57.15 ID:p7xETTuAO
>>956
昴が気を落とすことはない
……この世界じゃ頼りないかもしれないが、これでも厳しい訓練を受けてきた体だからな
【笑って、笑い飛ばして、青年は自らの胸を叩く】
【諦めなければ、きっと道はある筈だから】
色々とすまない…その兄貴にも、会ってみたいものだな
【メモを受け取り、それを胸ポケットにしまう】
【アイスティーの残りを一気に飲み干して、空のグラスをテーブルに置く】
もうこんな時間か…遅くまで引き留めてしまったな
…そういえば、時計や時間の概念も一緒なんだな…不思議なもんだ
あー…まだ決まってないな
どこか安い宿、知ってるかな?
【席を立ち、昴に宿についてを聞きながら、店を出るだろう】
【その後は自分で宿を探すか、或いは昴に紹介された宿に足を運ぶか、そのどちらかだろう】
/ではこれにて!
/遅くまでお付き合いいただきありがとうございました!
958 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/04/02(土) 05:30:30.09 ID:wOiQuLhU0
>>957
うん……海原にーちゃん、頑張ってね。私が言うのも、変かもしれないけどさ
【その姿勢を感じ取ったのか。昴もまた、海原を激励して】
えっとね、お兄ちゃんは……うん、赤毛のアホ毛。そんな感じ。
あと、目はちょっと私と似てるかな。大空みたいに蒼い瞳をしてるんだ。
【赤毛のアホ毛、と。凄くざっくりとした説明だが、本当に赤毛のアホ毛なのである】
【そう言って海原を見据える昴の瞳は、海のようなアクアマリン――】
【空のようだ、という兄の瞳と、確かに対照的でありながら、何処か似ているものなのだろう】
【空も海も、水平線の果てでは同じ蒼に溶けるのだから】
そっか……ごめんね、私の家の部屋を貸してあげられればいいんだけど。
今、ちょっと事情があってね……。
うーん、安い宿か……あ、そうだ。私が随分昔に使ったことがあるんだけど。
丁度、この通りから西に行って……其処にある広場の、赤い屋根のレストランの裏手にある宿屋さん。
朝ごはんも夜ごはんもサービスも何も付いてこない代わりに、かなりの安値でベッドに寝られるよ。
浴槽は無いけど、シャワーが付いてたかな?最低限の設備、って感じだね。
ご飯は……何処かで買うしかないけど、よかったら参考にして。
……ああ、でも枕が固いから、私は椅子のクッションを二つ折りにして枕にしてた。
それじゃあ、海原にーちゃん。また何処かで!
ばいばい!
【店を出れば、昴は自らの知る限り最安値の宿の位置と内容を大雑把に教えて】
【やがて、手を振りながら反対方向に去って行くだろう――】
/長時間お疲れ様でした、有難う御座いました!
959 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/04/02(土) 07:58:41.62 ID:oIDKe1DSO
腹減ったなあ……どうしよ……金も無いし…
【腹を鳴らしながら朝の通りを一人の少年がフラフラと歩く】
手っ取り早く金になる話ってないもんかねえ…
[難しいだろーよ、そもそも、普通のバイトすらも難しいしなぁ?]
だよなあ……
【大きなゴーグルで目元を隠し、髪は伸び服装は薄汚く、旅人かもしくは浮浪者のような出で立ち】
【謎の声と会話しているがはたからは異常者にも見える】
ちくしょー、政治のバカヤロー!
[政治の事なんか分かってねーだろ]
【空腹からくる苛立ちに任せて地面に転がるスチール缶を蹴り飛ばした】
960 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/04/02(土) 13:14:28.42 ID:Q7yimMZ6o
【街中】
ふふ、平和だねぇ
平和なのはいいことだよ
【藍色の長髪をまっすぐに伸ばした、エメラルド色の瞳の女性が歩いていた】
【首元をささやかに飾るのは、アクアマリンが用いられたネックレス】
【純潔を示すが如く纏う真白なワイシャツはしかし、淫らに着崩されていて】
【豊かな胸の双丘の在る胸元のみで留められたボタンは、とてもとても窮屈そうにしている】
【しかし肌の露出の多い上半身とは対照的に、脚はベルボトムのジーンズを履いており】
【足元を彩る藍色のパンプスを素足で履きこなしていた】
──ただ、ちょーっと退屈、かなーぁ?
【──凛】
【右耳に付けたイヤリングが風に揺れる】
【≪No.CZ≫──耳の装飾品に刻まれた数字。其れの意味するところとは】
961 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(京都府)
[sage]:2011/04/02(土) 13:23:01.97 ID:9QbKt0I3o
>>960
【貴女のイヤリングを転がした、風に乗って、一片
零れ落ちる菖蒲の薫りが、貴女の鼻を擽るだろうか――――……】
……あら、こんな所で同僚さんに出会えましたか?
【耳に流れ込むのは、しっとりとしたソプラノの声
ねっとりと響き渡る貴女の声とはまた違った、耳に残るその声は
――――貴女へと流れ込んで、とくん、と溶け込んでいくかもしれない】
【視線を前に向ければ、声をかけた主が一人】
【白紫色の軽くウェーブのかかった長髪、端正な横顔に添えられる前髪に
肩を大きく露出した黒のレースのドレスにオーガンジーショール同じく黒レースのロンググローブ
黒のニーソックスがかえって妖艶さを際立たせる巨乳で童顔の女性
透き通るような誘うような紫陽花色の瞳が美しい】
【同僚≠ニの言葉から、彼女が機関員、であることは想像ができるだろう
――――……尤も、ナンバーの刻まれているであろう装飾品は無い、名も無き工作員か、それとも――――】
よろしければ私とお話をいたしませんこと?
こんな穏やかな昼下がり、一人で過ごすのは勿体なすぎますわー
【くしゃ、っと表情を崩して、綻ぶ彼女の表情
汚れ一つ無く、微笑が刻まれる顔たちは――――不自然なほどに、完璧、であった
ふわり、と昼下がりに吹く風は、どこか甘ったるい、薫りがして――――……】
962 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/04/02(土) 13:37:12.93 ID:Q7yimMZ6o
>>961
──んー?
【かつん、こつん、かつん】
【女性特有の靴音を響かせ。「話し相手」を見つけようとしていた時】
【その声が──シフォン・ケーキを想わせるような声が聞こえてきた】
【ふと前に視線を移せば。そこにはどこか──そう】
【「自分と同じような」感じを持つ、それでいて。自分とは違ってどこか清楚さもあたえるような──】
【そんな、女性が立っていて】
……ってことは、キミも機関員、なのかなーぁ?
最近はよく会うね
最も──数が多いからある意味当然といえば当然、なんだけど、ねぇ?
【にこりと顔に張りつけた、仮面の笑み】
【エメラルド色の瞳の彼女は、自分が機関員である事を隠そうとせずにそう言った】
【以前、ナンバーを身に付けていないナンバーズに出会った事がある】
【となると、目の前の相手が本当に機関員だったとして──】
【紫陽花色の彼女は、ナンバーズか、工作員か──或いは、ナンバーを与えられていない上の人間か】
【そんな選択肢を脳内で叩きだし】
【しかし次の瞬間には「どーでもいいかーぁ」なんて、同じく脳内でばさりと切り捨てる】
【人間か、人間で無いか。機関員か、機関員で無いか。敵か、味方か】
【或いは彼女にとって──それは、ほんの些細なことにしかすぎないのだろう】
ふふ──丁度私も、話し相手を探していたところなんだーぁ
どうも……気が合う、みたいだねえ──?
【甘く甘く間延びした語尾と、仮面のように端正な笑みで彼女は語る】
【お菓子のようなこの甘さは、目の前に居る彼女からだろうか】
【脳内を刺激するその甘美な香りに──】
【エメラルド色の彼女は、心地よさげに目を閉じる】
963 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(京都府)
:2011/04/02(土) 13:49:36.90 ID:9QbKt0I3o
>>962
【耳に溶け込むのは、尾を惹くねっとりとした甘ったるい言の葉
舌先にふわりと広がりそうな、とろけそうな響きに、思わず身を委ねたくなる】
ええ、とても嬉しいことですわ、気の合う方がいらっしゃる、ということは
申し遅れました、私、セシニアイリス<tリードリヒ、どうぞイリスとお呼び下さいな
【お尻の後ろに両手を回して、首を微かに曲げて、言葉を紡ぐ
瞼が落ちて、表情に刻まれる微笑は、心なしか安心感を貴女に与えようとするかもしれない
白い肌を隠す前髪の色合いは、さながら、控えめに華を修飾する夜露のように
額縁で区切れそうなほどの微笑が、惜しげもなく貴女に向けられて】
【その名前に聞き覚えがあろうと無かろうと――――貴女にとってはどうでも良いことなのだろう】
それにしても機関にこんなに美人の方がいらっしゃるとは思いませんでした
もう、思わず嫉妬しちゃいますよーそんな格好なされていては
【ニコニコと、微笑みながら、貴女の格好について、言及する
自身のスタイルを惜しげもなく魅せるその服装も相極まって、大人の女性の色香が零れてきている
彼女はどちらかといえば――――……その童顔もあってか、大人というよりかは少女っぽい】
【ため息混じりに紡がれる賛辞の言葉は、時折昼下がりの日差しに照らされてキラキラと反射して
思わず空色を透かして見えるほどに、透明感の溢れる、シャーベットの味わいの言葉
清楚、確かにその言葉が似合わなくも無いだろう】
【貴女へと注がれる紫陽花色の視線は、ゆったりと、貴女を辿る
零れ落ちる上半身の裸体は、瑞々しくて、思わず息を呑んでしまいそうになるほどに
わぁ、と彼女が声を漏らすほどに、セクシーな胸元からは、色気がはちきれんほどに零れてきそうで】
【彼女は重ねた両手を口元にもってくると、ふふ、っと微笑んで魅せた】
964 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/04/02(土) 14:05:19.20 ID:Q7yimMZ6o
>>963
セシニア……フリードリヒ──
【なるほど、議員に確かそんな名前の一人が居た】
【つまり、彼女が其れか──】
【思考に浮かんだのは、ただそれだけの短いもの】
【感銘も、驚愕も、上司に対する恐れのようなものも浮かばず──】
【「議員」という情報は、本当にそれが必要となるときまでは】
【記憶の水底に──そっとそっと、再び沈め】
イリスちゃん、か──
私はシズリ。見ての通りアンダーナンバーの≪No.107≫
シズちゃんでも、シズりんでも、シズリちゃんでもシズリさんでも
親愛の証として、好きなように呼んでくれてもいいから、ねーぇ?
【くすくすくす、と漏らす笑みは囁きのようなもの】
【上司を呼び捨てにしないところは良い点なのかもしれないが──ちゃん付けはどうなのだろうか】
【しかし、エメラルド色の彼女はただただ笑い】
【グロスの塗られた柔らかそうな己の唇に──そっと、白く細い指先をなぞらせる】
私も、キミみたいな可愛い人が機関に居るとは思わなかったよ、イリスちゃん
キミにはキミの魅力がある──私には決して醸せない、可愛らしい花蜜を持っている
羨ましいとはあまり思わないけど、ね?
人の魅力は、人それぞれ。花の香りも、花それぞれ。その、蜜の味もね──?
【「違う、かなーぁ?」】
【イリスの──上質なシャンペンの如きすぅっとした言葉に】
【シズリは、シズリなりの──熟れた蜂蜜の如き甘く蕩ける声で返す】
965 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(京都府)
:2011/04/02(土) 14:21:06.47 ID:9QbKt0I3o
>>964
【親愛、とはまた良い舌触りのする言葉であろう、その言葉を聴いて、彼女は嬉しそうに目を細める
ちゃん付けに関しては言及をせず、貴女から出された呼び名を吟味して】
それは嬉しい心遣いですわ……でしたら、シーちゃん、って呼んでもよろしいかしら?
こんな風に、お友達のお名前を呼ぶの、夢だったんですよ?
【彼女の唇の下に添えられる、右の手の人差し指
黒い薄布に包まれた指先は、スラリと細い、ピアニストのそれに似ていて
黒鍵を叩くその指先が、愉しそうに風に揺れて】
【――――……靡く前髪を、ふわふわ、とかき混ぜながら、掻き上げる
零れ落ちたいくらかの菖蒲の薫りは、幼い純潔の薫りに似ていて
貴女へと向ける、柔らかな微笑にともされる、薫り付けのアクセントにも思えるかもしれない】
【そして、ねっとりと思考に絡みつく、貴女の賛辞の言葉に
思わずきゅぅ、と白い肌に、赤みを混ぜて、照れ隠しに、微笑んで魅せた】
……もう、あんまり嬉しい言葉を紡がないで下さいな、こんな緩んだ表情
恥ずかしくって見られたくございませんの――――……
それに、私も貴女の言葉の薫りに酔ってしまいそう、ですわ
――――……よろしければ、もう少し、手加減を為してくださいませんか?
【ぱたっ、と表情を隠すように、両手を顔に当てて、すーっと、瞳だけを貴女に向けて
言葉はそうは言いつつも、どこか嬉しそうなのは、何故であろうか
熟れた果実の発する、淫靡な薫りに酔わされながらも
今の足場を感じず、ふらふらと揺れそうな足元の不安定さを、浮翌遊感を、愉しんでいるようにも思える】
【それは確かに、委ねるに値する言葉で、人物であろう
肌を申し訳程度に覆う、オーガンジーショールが風にはためいて、揺れ動く彼女の思いを代弁しているようで
貴女の言葉に踊らされる彼女を、軽く修飾した】
966 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/04/02(土) 14:40:43.17 ID:Q7yimMZ6o
>>965
シーちゃん──ふふ、そんな風に呼ばれることはあんまりなかった、かなーぁ?
勿論構わないよ、イリスちゃん。
それどころか……新鮮な呼び方をしてくれた事にお礼を言いたいくらいだよ──
いや──
『 愛して 』 あげたい、かなーぁ?
【──その意味は、一体どういうことなのだろうか】
【恋人同士の其れなのか。それともただの情欲なのか】
【くすくすくす。囁きの笑みが、漣のように広がる】
【口元にあてられた、イリスとは対照的にも見える白の指先】
【互いにどこか似たポーズを取った彼女たちは──】
【雰囲気のせいもあってか。まるで鏡合わせのような、仲良しの双子のような】
【そんな印象が得られるかもしれず】
【艶やかな唇に宛がった其れを、シズリは軽く咥えて舌先でなぞり──】
【まるで甘い甘いキャンディーのように、愛おしげに舐めあげる】
【── と】
【熱く湿った水音は。純潔の菖蒲に対するささやかなプレゼント、なのかもしれない】
ふふ──そう言われると……もっともっと、酔わせたくなるよ
生憎と、手加減はよく分からないんだ
だから
酔ったキミを ──── もっと見ていたい
【其の言葉は。相手の奥底をもっと知りたいというサインなのだろうか】
【告白の台詞にも似たその音は──】
【囁き声に包まれてはいるものの、芳しい腐酒のような響きを持っていて】
【口元に宛がっている右手ではなく。空っぽの、何も持って居ない左手をそっとイリスに向け】
【白い柔らかな指先で──イリスの頬に、触れようとしていた】
967 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(京都府)
:2011/04/02(土) 14:57:04.89 ID:9QbKt0I3o
>>966
【愛して=\―――どういう意味なのか、その可能性は幾重にもある
けれども、それを深追いはしない、きっと、彼女が望んでいる通りの意味で、断る理由も無い
互いの雰囲気は似ている――――そうは、彼女も感じていた】
【けれども、その深渕は、きっと、違う――――……】
あら、それは……すごく、嬉しい言葉ですね、嬉しくて、その……満ちてしまうくらいに
ですが、私などに注ぐくらいなら、他の方に傾けるべきと、思いますよ?
私などに愛≠向けても、私の愛しか返すことができませんから、ね――――シーちゃん
【染み落ちた水音が、彼女の心のざわめきを強調する
それは水面に落ちる雫が如く、周囲に波紋を浮かべて、広がっていく
ぎゅぅ、と腕を彼女は自身の前に寄せて、腰の前で、交差させた――――……】
【二の腕に押され、ぷくぅ、と膨らんだように強調された彼女の二つの膨らみ
黒いドレスで大部分を隠され、見えるのは、上半分程度しかないものの
潤んだその瑞々しい膨らみは、貴女の水を受けて、嬉しそうに揺れた】
【肌は、まるで一流のシルクのように、きめ細かくて
思わず、単なる接触を愛撫にまで昇華させたく――――なるかもしれない
それと同様の事を、彼女も貴女に触れたならば、思えるのだろう
尤も――――そう思うには彼女は少々、受身すぎたかもしれない】
んぅ……ぁっ……もぅ、悪酔いするほう、なんですよぉ……
それに、こんなに優しく触れられたら……甘えたく、なってしまうじゃないですか――――……
【ビクッ、と触れられた瞬間には、怯えの表情を、一瞬だけ、露にした
――――……それはまるで、条件反射的な、怯えに似ていて
それも、また、一瞬のこと、安心したように、微笑が、元に戻ってきた】
【それは貴女の手、であるからか、微笑が戻ると、それは貴女の手で澱んでいく
誰の手すらも寄せ付けなかった白い果実から、落ちる初めての蜜のような吐息
それはきっと、とろけきるほどに、甘く、意地らしい
――――仄かに、彼女のほっぺたに温もりが宿ってきたのを、感じれるだろうか】
968 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/04/02(土) 15:16:17.00 ID:Q7yimMZ6o
>>967
──それでもいいんだよ、イリスちゃん
私は生憎と──世界中を『愛している』から、ねーぇ
その『愛』の恩恵を、イリスちゃん。キミだけが受けないだなんて……
それはちょぉーっと、不公平じゃないか、なーぁ?
【「違うかなぁ、イリスちゃん」】
【イリスちゃん。イリスちゃん。ねぇ、イリスちゃん。どう思う?イリスちゃん】
【ゆるりと。ねとりと紡がれていく言の葉は】
【互いの繋がりを求める時の吐息のように熱く──そして湿っていた】
【何度も何度も、相手の名を呼ぶ其の声は】
【まるでまるで。己の存在を、相手の脳に、記憶に、心に擦り込もうとしているかのようで】
────、
……いいんだよ、イリスちゃん。たぁーっぷりと甘えて、いいんだよーぉ?
だって、ねぇ、イリスちゃん
────私たち、 『 友達 』 なんだから
【触れた瞬間の、幽かな怯え】
【その揺らめいた感情の波を、シズリの指先は確かに捉えた】
【故に──ほんの少しだけ。驚いたような、怪訝そうな表情を浮かべる彼女ではあったけれど】
【それでも。イリスの微笑みが戻ってくると、シズリの笑みも自然と舞い戻り】
【つつ、と。頬から、唇へと】
【ゆっくりと。大切な大切な硝子細工を触るかのように、ゆっくりと】
【指先を静かに静かに、なぞらせていく】
【先端から伝わる心地よさは、きっと。イリスの反応や香りから、もっともっと深められていて】
【彼女に触れるシズリの表情は──どこか、愉悦に浸る其れであった】
【そして紡がれたのは、まるでまるで新たな楽園へと誘う一言】
【純粋な少女に、知恵の実を授けた蛇のように】
【エメラルド色の視線は、そっと紫陽花色を見つめて──】
969 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(京都府)
:2011/04/02(土) 15:32:42.85 ID:9QbKt0I3o
>>968
【愛の言葉に、溺れていく、彼女――――……脳内に絡みつく自身の名前
愛液を含んだような、そんな艶めかしい言葉が、妙に尾を惹いて
残響に残響を重ねて、響き渡る協奏曲のような、独奏
――――貴女の望みどおり、静かに彼女の中に、貴女が刷り込まれていくだろう】
羨ましい、ですわ――――私は、どうしても、そのようには出来ませんの
この小さな両手で抱えられるぐらいの人達にしか、愛を捧ぐ事はできません
ですからシーちゃん、私は貴女がとっても羨ましいんですよ?
……こんな思いをさせていただいてるのに、愛まで受け取ってしまっては、何だか申し訳がいきません
――――私にも一つ、何かお返しをさせてくださいな
【彼女の言葉を手繰る、と丁寧なソプラノの中から、丁寧な思いが汲み取れる
それはいわゆる、愛、と言われるものであろう、自身の受けた愛を、貴女にも向けようと思う、ココロ
とくん、と高鳴る心音が、昼の風に溶け込んで、響き渡った】
【再び彼女が微笑むと、鈴の音が響きそうなほどに――――風が泳いだ
はためくショールから零れ落ちる、素の肌は、誘っているかのごとく白くて
慌てて彼女は右の手で、ショールの端を押さえると、微かなフィルターを、その素肌に寄せた】
【つーっと、肌を貴女の綺麗な指先がなぞる度に、まるで、その軌跡が性感帯にでもなったかのように感じる
貴女の潤んだ指先が通った後を、風が撫でるだけで、敏感に反応してしまいそうになるほどに
――――それはきっと、魔術に似ていた、貴女の使う言葉と色香の魔術
んぅ、と零れ落ちる声は、甘い甘い、耽美な嬌声】
……本当に、宜しいんですの?
――――でしたら少しだけ、お言葉に、甘えて魅せることにしましょう
【瞼を閉じて、彼女の唇へと触れようとした貴女の指先に
自分から一歩、踏み出すように、口付けを為そうとするだろう】
【肉感的な唇は、小さな彼女の口にピッタリの、柔らかさと大きさで
微かに湿った色を孕ませながら、貴女の指先へと、まるで蝶が止まるような接吻を送ろうとする
もし、接吻が成功し彼女が唇を離した後は、つーっと、ねっとりとした粘液が、口の中から零れてきたようで、絲を惹くことになる
キラキラ、と輝くであろうその絲に、恥を見せるよりも先に、彼女はポーッと見惚れて
数刻後、自身がはしたない事をした、と慌てて謝罪をするだろう】
970 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/04/02(土) 15:57:51.74 ID:Q7yimMZ6o
>>969
────過ぎた望みを言うことが許されるなら……イリスちゃん
キミが愛を注ぐ人たちの中に、この私が含まれて居る事を願う、かなーぁ
私たちは『友達』で──それでも私は、キミのことを『愛している』
ただ、きっと私の『愛』はまだ……寂しく切ない、甘い甘い片想い、だろうから、ねぇ?
【「ねぇ、イリスちゃん」】
【また、声が呼ぶ。花の蜜のように甘い甘い声が、名前を奏でる】
【紡がれた言葉は、『愛』を確認する其れ】
【混じる感情は──少しだけ寂しそうで。少しだけ、切なそうで】
【まるでまるで。ちゃんと、言葉にしてくれないと嫌だ、なんて──】
【そんな。彼女の容姿にはそぐわぬ子供染みた駄々を、感じることが出来るかもしれず】
……あぁ、イリスちゃん
キミは本当に──可愛らしい子、だねぇ
イリスちゃん……イリスちゃん。
キミを『愛』したのは──本当に、よかったよ
其れとも……キミの魅力に取り憑かれたといったほうが──正しいの、かなーぁ?
【糸を引く透明な其れを見て。麻薬のように痺れる甘い声を聞いて】
【シズリは、薄らとした笑みを口元に浮かべ】
【己の指先を唇から離し。その代わり──イリスの口付けを受けた指を、己の口に触れさせる】
【そして、謝罪の言葉など余計な物とでも言うかのように】
【先ほどと同じく。或いはイリスがした行動と同じく。彼女は指先をそっと、咥え込んで】
【甘い甘い相手の蜜を、己の中に受け入れる】
【間接的なその行為は──イリスの紫陽花色には、どのように映るのだろうか】
【嗚呼──と。思わず熱い吐息が零れる】
【指先に纏わりついた花蜜を、一滴たりとも逃さぬように】
【焦らず。ゆっくりと、じっくりと味わうかのように丁寧に舐めあげて──】
【それからようやく紡いだ言葉は】
【今までとは違う──「攻め」の台詞ではなく】
【一歩分、相手から距離を置いたようにも感じられる言葉】
【その距離を、詰めるかどうするか──その決定権を持っているのは、シズリではない】
971 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(京都府)
:2011/04/02(土) 16:12:56.33 ID:9QbKt0I3o
>>970
【奏でられた単音が、妙に脳裏に響き渡る
耳から入って、中でとけて、その甘さは、舌先にまで残る
残響が奏でる自身の名前は、貴女のせいで、強く強く、ココロ惹かれる】
……そうですねー……言うまでも無い、と思ってましたけれども
だって、恥ずかしいんですもの――――……当然の事ほど、口に出すのは、ねー
けれども、愛しい愛しい貴女のため、ですもの、紡がない方が可笑しい、というものですわ
愛していますよ=\―――シーちゃん
【それはまるで、年の近い、姉のように、駄々をこねる妹を静めるように
表情にでた微笑と、言葉を紡ぐ口から零れ落ちる旋律は、母親の代わり、と少し色気を出した姉の言葉に似ていた
そっと表に響き渡る、福音を告げる聖母のような微笑は、心からの言葉である、ことの証明とも言えよう】
【そして彼女は――――貴女に、愛しい自身の友人の面影を重ねて
次に、その面影とは違う、また別の貴女という存在を見つめる
シーちゃん、と辿るように再び紡ぐ言葉は、貴女だけを見つめていた】
【――――もっとも、背伸びをするような彼女の反抗は、スグサマ元に戻る】
……なんだか、悔しいですの、もう少女と言える年齢ではないのですから
やっぱり、綺麗、とか美人って言ってもらえるほうが嬉しいんですよ?
【むーっと、頬っぺたに空気を送り込んで、明確な形で不満を示す
それもきっと、カタチだけ、ほんの少し背伸びをしたシャボン玉は、ぷっくりと風に吹かれて消えて
後に残った、微かな石鹸の薫りが、彼女の言葉の残響と、重なって見える】
でも、不思議ですよ、シーちゃんに言われたら……それでも良いかな、って思えます
貴女の言葉を借りるなら、シーちゃんの魅力に取り憑かれている、とでも言うことにしましょう
【間接的な、粘液の交錯に、うっとり、とするような微笑を向けた
今度のそれは、大人びた姉へと思慕の情を寄せる妹の表情にも見えた
先刻の彼女と、現在の彼女、どちらもまた、貴女とは親密な思いを抱いているようにも感じる】
【嬉しそうに、口の前で重なった両手、どうやら彼女は、惜しげもなく踏み込んだようだ】
972 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/04/02(土) 16:31:25.83 ID:Q7yimMZ6o
>>971
────うん。
私も、イリスちゃんのこと
『愛しているよ』
【その、言葉は──浮かべた、笑みは】
【どこか。安堵の気持ちが、篭っていた】
【しかしそれは──イリスに愛されるということへの気持ちではなく】
【『愛』の言葉を、相手から紡ぎ出せたと言う、そのことへの気持ち】
【そんな些細なこと。或いは表には出せなかったかもしれないが】
【少なくとも。安心したような、ほっとしたような其れをイリスは感じるかもしれず】
ふふ、ごめんねぇ、イリスちゃん
だって本当に、可愛らしいんだもの
その瞳も、声も、姿も──キミという人間全てが、『愛しくて』たまらないよ
でも──私の魅力に取り憑かれてる、なぁんて……
イリスちゃんも、上手だねーぇ?
【咥え込んだ左の指を名残惜しそうに離し】
【銀糸を引きながら──シズリの指は、口から遠ざかる】
【そして──まるで、自分の方へ来た事を歓迎するかのように】
【右手をそっと、イリスへと伸ばし】
【幼い妹を褒めるかのように。優しく、愛おしく】
【彼女の頭を、撫でようとする】
973 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(京都府)
:2011/04/02(土) 16:42:19.10 ID:9QbKt0I3o
>>972
【――――貴女から零れる、安堵の気持ち
それを感じ取れて、彼女もまた、胸を撫で下ろせた
彼女もまた、貴女から零れる愛の言葉に、安心させられるから】
【有難う御座います、と言葉の代わりに、大きく頷いて――――……
彼女がリードするのは、終わり、というところであろう】
もう――――……そんなに褒められましたら、何も言い返せない、じゃないですか
【それは、本当に言葉どおり、それ以後の言葉が出なかった
頭では何かしら考えているのだろうか、けれどもそれも、白く柔らかな喉元で止まって消える
結局漏れるのは、彼女の放つ、天性の思いか――――……甘えたがりの、性質か】
……その――――……うぅ……
悔しいです、でも、やーっぱり、心地いぃですねー……
【目を細めて、彼女の頭を撫でる、貴女の温もりにもたれ掛かる
元々身長はそこまで高くない、少しかがむと、それこそ妹のように、撫でやすい位置に頭があるだろう
貴女に操り糸を握られてるかの如く、撫でる手が動くたびに、首を動かして、貴女に甘えていく】
【髪の毛は一片一片が、絹糸のように、温かい手触りで
くんかくんかしてみると、彼女の名前どおりの菖蒲の薫りが、そっと、貴女を擽るだろうか
彼女はといえば、瞼を閉じて、貴女を信頼しきっている御様子】
【――――……心なしか、夕暮れを覗かせる日差しが、彼女の目元でキラキラと光っている
それは、まるで、涙のように――――……見える、かも、しれない】
974 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/04/02(土) 16:57:58.37 ID:Q7yimMZ6o
>>973
────ふふ、やっぱりイリスちゃんは可愛いよ
【何も言い返せない、との言葉に】
【シズリは小さく笑って。再び「可愛い」とイリスに告げる】
【其れは、自分の手の下で子猫のように甘える彼女を見ての事なのだろうか】
【或いは──『愛』を受け入れた相手を、褒める言葉なのか】
【どの道、その言葉の意味はきっと語られる事は無く──】
……イリスちゃん。
つらいことがあったら、私に愚痴ってもいいんだから、ねーぇ?
お仕事も大変だろうし、ね。
【目元で煌く光を見て。甘く甘く、シズリはそう囁きかけた】
【手は未だ、イリスの頭を撫で続ける】
【きっときっと、その『愛』を示す行為は──】
【イリスが満足するまでは、ずっとずっと止まる事が無い】
【ふわりと香る菖蒲の香りには、矢張り心地よさげに目を細め】
【それでいて、完全にエメラルド色と夕焼けを切り離すことはなく】
【ただただ。仮面の笑みに愉悦を少しだけ加えた表情で】
【妹のような『友人』を。子猫のような『愛しい』人を、見つめていた】
975 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(京都府)
:2011/04/02(土) 17:05:06.00 ID:9QbKt0I3o
>>974
【きっと、時計の針が数回重なっただけの短い時間であったろう
それでも、彼女に取っては永遠にも近しき愛の時間
――――哀しいかな、終わりはいつでも訪れないといけないもの】
……っと……そろそろ戻らないといけませんわ
本日は有難うございました、とーっても、心地よい時間でした
願わくば、また再び、会う日を楽しみにしてますよー
【本当ならば、もーっと、貴女に撫でてもらいたかったのだろう
貴女に愛しくして欲しかったのだろう――――けれども、それを許さないのは、彼女の立場、で
ふんわりと、掌から零れ落ちる雫のように、貴女の元から抜け出すと、そう言葉を紡いで】
【クルリ、と踵を返そうともせず、数秒、名残惜しそうに貴女を見つめると
最後にゆっくりと、唇をはためかした】
次は、私が愛を上げる番ですからね?
――――Live Forever
【悪戯っ子のように、くしゃ、っと微笑むと、お楽しみに、といわんばかりに、ウィンクを一つ
パチッと音がするほど綺麗に、左の睫が彼女の表情を隠すと左手が、そっと、彼女の口元に添えられて
――――彼女はその場から¥チえてしまうだろう】
【手にはまだ、彼女の温もりが、柔らかさが、薫りが、絲を惹いているだろうか
沈み行く夕日が、微かに眩しく思えたなら、この邂逅にも、意味があったに違いない】
/っと、それでは落ちるねー乙でしたー!
/愉しかったぜー!
976 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/04/02(土) 17:19:47.58 ID:Q7yimMZ6o
>>975
うん────私の方こそ、すごくすごく、楽しい時間だったよ、イリスちゃん
それじゃ……『またね』
『愛しているよ』──イリスちゃん
【手の中から抜け出した小鳥。それを再び捉えようとするも】
【「時間が無い」とも取れる相手の言葉を聞いて、それを諦めた】
【そして、最後の最後。ちゃんと、相手に届くように『愛』の言葉を囁いて──】
【──消えた彼女のいた空間を。名残惜しそうに見つめていたシズリだったが】
【やがて。かつり、こつりと歩き出す】
【相手の能力。立場。雰囲気。容姿。そんな雑多な情報が、頭の中を巡り──】
【──場所は変わり。シズリの用意した住処の一つ】
【セシリア・ランツという少女のいない、「寝る」ための場所に彼女は居た】
【そしてその身を、ふかふかのダブル・ベッドに預け──】
────っ、は、……!
流石は議員なだけ、ある……なんだ、あの捉えにくさ
全っ然──捕まえた気にならない
だけど──あの言葉を引き出せただけ……まだ、マシ、なのか、なーぁ
【浮かべるのは、先ほどとはまるで違う腐敗した笑み】
【普段であればきっと高笑いの一つや二つしているのであろうが──】
【今日に限っては、其れは苦笑だった】
【ある程度落ち着けるこの場にきて。思いだしたかのように、じとりと汗が滲む】
【──機関員相手に、今日の彼女は本性を見せなかった】
【否──見せられなかったというのが、正解なのかもしれない】
【『愛している』──】
【ぽつりと呟いた一言は、天井に飲み込まれ、消えていった】
/おおおおおおお疲れ様でしたー!
/こちらこそ楽しかったです、ありがおつございましたー!
977 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
:2011/04/02(土) 17:27:36.01 ID:gaSnwUSz0
【公園】
【人気の少なくなったこの場所にダーツで遊ぶ少女が一人】
【10〜12歳ほどの背丈に真っ直ぐに下された腰に届く程長い淡い紫色の髪、前髪は短く切り揃えられていて】
【澄んだ紫色の双眸を持ち、袖のない濃紫のワンピースに紫のスニーカー…と言った風貌で】
【だれに教えてもらったのか…普通よりも細いダーツを、公園の樹に貼った紙で書いた的へと投げている】
………
【その顔は何故か、無表情】
【右半身を樹へ向け、細く真白い腕を眼の高さまで上げて狙いをつけ――】
【シュッ!】
【と効果音がつきそうな程に鋭く投擲し、見事に的のど真中に命中させた】
【無表情の所為か、はたまた紫色の所為か、その姿は幼いながらも、どこか凛として見えるかもしれない】
/イベント前だけど絡める人がいれば是非
978 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/04/02(土) 19:14:08.92 ID:Pwp8b+OSO
【水の国――――どこかの空の上、とある輸送機の内部にて】
「以上だ。予定ポイントに到達し次第速やかに降下し、状況を開始せよ。健闘を祈る」
――――え、マジで?俺素人なんだけど、降下訓練とか全ッ然やった事無いんだけど。
「マジもマジ、大マジだ。何なら背中を押してやろうか?よお、タフガイ」
(やっばいどうしよこの人断ろうもんなら額で煙草吸わせてやるって目えしてるよなにこれ横暴)
「 返 事 は ? 」
さ、さー、いえっさー!
(そういうコトはブリーフィングで言ってくれないかなぁ泣くぞ畜生ォォォォォオッッ!!)
【嵐の前の静けさの中、そんな会話があったそうな――――】
//絡み不要、なのです。
979 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
[!red_res]:2011/04/02(土) 19:30:57.10 ID:9Y35neZ+o
【 水の国 ――― ≪ ディモルキャスト平原 ≫ 】
【水の国、国境付近に存在する広大な土地……ディモルキャスト平原=z
【肥沃な土壌は青々とした草原を育て、温暖な気候は多種多様な生物を生育させた】
【――然し、今宵ばかりは平和≠ネ光景を垣間見る事は出来ない】
【東に陣を構えるは、総兵力15000≠フ水の国・国軍】
【とは言え、其の『総て』が戦闘に参加する訳では無い――】
【ルビーシャ攻略≠ノ要する兵力を温存し、前線には約6000≠フ兵を配置していた】
【対するはルビーシャ駐屯軍に援軍を加えた、約5000≠フ機関軍】
【此方は前線に4000≠フ兵を押し出し、温存兵力は僅か五分の一、決戦体勢である】
【此処を破られれば、一息にルビーシャまで落とされてしまう事は想像に難く無い】
【約三倍の兵力が相手であっても、“撃破する”しか手立ては無いのだ】
【だが両軍は、数≠ェこの会戦の勝敗を決めるのでは無いと知っている】
【国軍側にとっては、広く募った反カノッサ≠フ能力者達】
【機関側にとっては、ナンバーズ≠中心とする能力者達】
【『一個大隊相当』とも称される彼等の働き如何で、数千の兵力差などいとも簡単に覆る】
【―――― 一発の銃声が響くと共に、ディモルキャスト会戦≠ヘ開始された】
/イベント開始です。機関側の方は投下をお願いします。
/VS主催の方は少しお待ちを。
980 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/04/02(土) 19:32:36.78 ID:6XbeQDnD0
【――――ディモルキャスト平原】
――――アッハハハハハハハハ!!
ザコ共が……あぁザコ共がッッ!!
結局のところ、数が多いだけでしかない癖に、へっぴり腰になりやがって…………
――――――――どうしたよ? 逃げねぇで、全員まとめて飛びかかってくればいいじゃないか!?
アッハッハッハッハッハ……………………!!
【赤いウェーブがかったロングヘアーに、黒のライダースーツで全身を固めた、毒々しい赤い口紅が印象的な女性が】
【狂気的な哄笑を上げて、興奮した様子で天を仰いでいる】
【その細い首筋には、『Canossa 616』と刻み込まれたプレートのついた、金属製の首輪がはめ込まれている】
【――――カノッサ機関『人工強化プロジェクト』の『試験体サイボーグ』】
【そして、≪No.616≫の呼び名を持つ、人間を嫌う狂機――――ブラックハート】
【周囲には、それを見た人間の大半が『死体の山』と表現するであろう、大量のもの言わぬ兵士の骸が転がっている】
【控えめに見積もっても、その数は100を下らない】
【ブラックハートの右腕には、白熱した短い剣の様なものが握りしめられており】
【左手には、小型のガトリング砲台が接続されている】
――――所詮、人間なんてこんなもんだ…………
一山いくらでも価値の無い、クズ…………!
それが本質…………ッ!!
【どのような殺戮が行われたのか――――国軍兵士たちは遠巻きにブラックハートを囲む事しかできず、呆然としている】
【4000対6000。その物量差も、戦場の片隅であるこの空間では、もはや意味を成していない】
――――ま、今回は防衛が目的なんだ…………
お前らがそうやって手をこまねいているってんなら、あたしゃ、構わねぇよ…………!
【ぎらついた狂笑を浮かべながら、ブラックハートは足元の死体を踏みにじる】
【一部が砕けて肉片と化したそれは『ぐちり』と嫌な音を立てた】
/ブラックハートです
/エルネスティーネ、ゼビレイ、朝宮のお三方、よろしくお願いしますー
981 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
:2011/04/02(土) 19:33:01.64 ID:9Y35neZ+o
【 ―― ディモルキャスト平原、上空数十m=z
【国軍旗艦、飛空戦艦ルーク・ルカイナー=A甲板上】
【……君達が配置されたのは、この飛空戦艦――簡単に言えば、『護衛任務』】
【将官級が多数乗り組むこの艦が撃沈されれば、指揮系統の乱れから敗北は必至】
【故に、『前線』よりは少し奥まった地点ではあるが……能力者達を配置する事が決定された】
【尤も、乗組員は戦闘は無い≠ニ高を括っているのだろう】
【障害物の特に無い、ただっ広い甲板上で、引き締まった顔つきの警備兵は少なかった】
≪ …………此方、三時方向。異常無 ―――ん? ≫
≪ どうした。変事が有ったのならば速やかに報告せよ。≫
≪ 否、一瞬――……何か≠ェ見えて ……―――ッ!! な、……ァ!! ≫
【――だから、有る意味では『気付かないのは仕方ない』事だったのかも知れない】
【日も暮れ始めた中、 ……… 】
≪ そ、総員対ショック体勢!! ―――『 敵 艦 が 突 っ 込 ん で 』来るッ!!!! ≫
【――――光学迷彩≠施した艦船が突っ込んで来る等、誰が思うだろうか】
【叫ぶ様な放送が艦内に響いた次の瞬間、艦船が大きく揺れる=c…流石は旗艦、と言った所だ】
【普通の船ならば一溜りが無いであろう所を持ち堪え――揺れも直ぐに収まった】
【だが、其れだけでは安心≠ゥらは程遠い】
【……甲板上に居た者は、或いは、甲板上に出て来た者は、“直ぐ横に飛空艦が付けている”事に気付くだろう】
【そして、向こう側の甲板から『乗り込んで』来る二人の人物――】
「……………… 頭打ちかけた ―――なぁ、光学迷彩艦≠フ使い方間違って無いか。」
何言うてんの鴉ちゃん。 『奇襲法』としたら一番分かり易い遣り方やんか―――。
【――片方は、紅の着流しに黒の羽織を羽織った西洋人顔の男。 黒い長髪には、『蝶』のブローチ】
【もう一方は、機関員の制服を身に付けた金髪の男。 軍服の様な其の胸元には、≪No.63≫の刺繍】
【………… 敵≠ナある事に、間違いは無い】
/VS主催の方は、此方にレスをお願いします。
/キャラの開始位置は、『国軍旗艦の甲板上』でお願いします。
982 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岩手県)
[sage saga]:2011/04/02(土) 19:36:32.61 ID:YDivqXWR0
【ディモルキャスト平原】
【時が経ち、古ぼけた、一滴の血は。書の、詩を、読む様に。其の、光景を、見詰めていた】
【瞳は、橙。緩やかに、戦火の闇を、見届ける。何を、思考しているかは、判らない】
【表情。感情は、込められてはいないが、何処か、引き締めた様な、其れで】
(……、)
【映る、形影。浮かび上がる、其の、輪郭は。人のものの様で、何処か、違っていた】
【其の、人物は。黒の大きなキャスケット帽を被り、旧い血の色をしたボブヘア、蝋燭の様に白い、死人の様な肌、右頬に深い傷跡】
【今にも眠りそうな、ぼんやりした表情。死者の様に、生気の失った、然し、淡く輝く、オレンジの瞳】
【赤・黒のボーダーの、ニットワンピース。黒いオーバーニッソックスに、同色の、レースアップブーツ】
【左腕が、皮を剥いだ肉の様な色の、悪魔の様な、鋭い爪を持つ巨大な異形の腕。手の甲の中央に、簡略化した山羊と、六芒星が掘り込んである】
【異形の左を隠そうと、血で穢れた包帯を巻いているが、其れは意味を成さず。脈動するグロテスクな肉が、大きく覗いている】
【十字架型ドッグタグ、右手首に、「No.90」の刻印が入った、銀のハンドカフスを着けた、背の低い、十八歳程の少女だった】
……。……戦い、……
……。……各々の、思想と、意志で。……、闘っている
【決意。揺り動かされた、感情。其の、小さな異形は。吐露する。悪意も無く。失意も無く希望の元。只管、時を、刻む様に】
【異形から、漂うものは。腐臭と、死臭と。噎せ返るほどの、血液の、香り】
【然し。返り血は、浴びていない。恐らく、其の、不気味な色合いの、髪から、漂うものなのだろう】
……僕は。剣を、取る。……機関員≠ニして
……。君は、……どうする……?
【最後に、紡がれた、言葉は。装飾が無く、シンプル過ぎるものの様に感じた】
【やがて。機関員の、自分の、元へ。訪れるであろう、人物に。そう、問い掛ける】
【機関の、人間として。与えられた、仕事を、果たす為。其の、異形は】
【ざわり、】
【異形の、左腕に】
【紅く、黒い、魔力が、集束する】
/夢幻檸檬です、カイさんの方、宜しくお願いします!
983 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
:2011/04/02(土) 19:36:49.15 ID:+55NG1zC0
【ディモルキャスト平原―――機関軍】
【右翼部隊―――指令ユニットレギン率いる一個小隊規模の特殊兵団】
【この戦場は―――定着状態にあった】
【土嚢の並ぶ戦場地帯に異様に目立つ部隊がそこにあった】
【真っ白な肩や膝にパッドの付いた装甲軍服に白いコンバットブーツ真っ白な顔全体を覆う鉄仮面】
【手には様々な火器や支援物資、銃弾などを持った】
【無機質な気配を放つ人形≠フような兵士達が機械的に攻撃を開始している】
さぁ……どうなる事やら……勝敗を決めるのは数≠ゥ、個≠ニしての力か…
百家¢蜷謳カの事だ……何かしら策を張り巡らせてあるだろうな……まぁ
こっちはこっちで勝手に暴れて頃合いを見計らってとっとと撤退してぇもんだ……ハハハハハハ!!
まぁ…ウチの木偶人形達はいちいち指揮を上げる必要がなくて助かるが……クク
さぁて諸君………パーティ≠フ始まりだッッッ!!!!!!!
存分に楽しむとしようかッ!!!!なぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?
【戦場を眺めながら、陽気に笑って喋る一人の人物】
【燃え上がるような腰ほどまで伸びる長さの真紅の髪に、“蛇のような”鋭い赤と黄金混ざった混沌≠フ瞳】
【左手の甲に緑の蛇の紋章のような魔法陣≠フ中に逆さまの十字架≠サの下にZT≠ェ描かれた刺青があり】
【真っ赤なシャープな印象を与える袖、裾、フードにファーの付いたロングコートをボタン全開で着て】
【中には真っ黒なタートルネックに夜色のボイドキューブ≠フネックレス】
【紅いスラックスに黒のベルトを二本通して、そこから黒いチェーンを垂らして、紅い先の尖ったロングブーツを履いた】
【“混沌の雰囲気”を醸し出す190cm程のスラリとした長身の青年】
【そして青年が寄りかかる一つの大型兵器がある】
【全長6m、全幅2.91m、全高4m重量20.5t】
【真っ黒な車体の所々に赤のラインが走っており、白蛇≠フエンブレムが刻まれた大きな重戦車】
【通常の砲台に加え、その上に、三つのならんだ長筒型砲身が並んでいる】
【側部、背面には薄い装甲で守られたラジエーターが組み込まれている】
【その戦車は定期的に三連砲身を上空に向け、水平にして】
【国軍の部隊に向けてロケット弾を発射するッッ!!】
ハハハハハハハッッッ!!!!!どうよ!!!!
今日の為に倉庫から引っ張り出してきたこの…火力特化型重戦車 ゲルへレム≠フ力はよぉ!!!!
手も足も出ねーか国軍さんよぉおおおおお!!!!所詮数が取り柄のカス連中かぁぁぁぁぁぁ!?
【その火力に少し腰が引き始めている国軍兵たち、砲撃には大きなラグがあり】
【隙を付けば接近する事も可能なのだが……誰かが先陣をきればこの状況が打開できるかもしれない】
984 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/04/02(土) 19:38:10.37 ID:jLyufcJSO
【ディモルキャスト平原−】
【その一角に、一つの「部隊」が在る。周りには障害物一つ無い、清々しいまでの平原……である】
【人数こそ少ない……が、然し。全員が何か“異様な雰囲気”を持っている】
…………さて……そろそろ来るかヨ、正義の味方気取りの諸君。
【その中で最も“ヤバい”氣を纏う男】
【赤いオールバック、糸目、出っ歯。身体は細身で、些か“迫力”に欠けるルックスだが……】
【着ている服。緻密かつ意味不明な模様が描かれた、翠色の男物チャイナ服……その首元には、《No.14》の文字】
【そして、その背後に控えるのは、怪しげな雰囲気の集団……総勢十人】
【あまりにも“瓜二つ”で、見分けがつかない。ボサボサの赤髪で、銀色のガスマスクに、機関支給のコートという容姿。特徴としては、全員が“素手”】
【間違いない事は、ただ一つ】
【彼等もまた……「カノッサ機関」に命を捧げる“尖兵”達の一部だという事】
【その証拠に……彼等の周囲には、戦い敗れた、国軍の兵士達】
/紅麒麟です
/ブルーラインさん、ラグナロクさん、どうぞよろしく。
985 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/04/02(土) 19:40:20.16 ID:Q7yimMZ6o
>>980
【さくり、さくり】
【その死体の山を割って進むかのように近付いてくるのは、一つの足音】
【それは遠目から見ても分かるが──接近するのは一人の少女】
【その影を見て。一人の兵士は其れを味方だと思い。一人の兵士は無茶だと叫ぶ】
【透き通るようなプラチナブロンドの髪と蒼い蒼い目をした、18歳ほどの少女だった】
【そのウェーブがかった金髪はラメ入りのヘアゴムによってポニーテールに纏められていて】
【少女は喪服を思わせる黒の強い灰色のワンピースコートの上から、同色のケープを羽織っていた】
【コートの袖口と裾、襟には暖かそうな黒いファーが。背中側には上品な編み上げの飾りも見受けられ】
【ケープの留め具としてなのか、首元には灰色の大きなリボンが結わえられている】
あら──お久しぶりですわ、ブラックハート様
【まるで街中で偶然擦れ違ったかのように、少女は戦場を歩く】
【まるでこれから「お茶でもしに行きませんか」とでも言うような表情で、少女は戦場を歩く】
【ふと、彼女を見れば】
【以前には見られなかったであろう「炎をデフォルメしたような形状の小型の盾」が左腕にあった】
【その他にも、服がやや赤みを帯びていたり。襟元に蝶を模した赤いブローチがあったり】
【或いは──靴に、炎のように赤い小さな羽根が生まれていたり】
【更に語るのであれば──彼女の周囲には、無数の火の粉がふわりふわりと漂っていた】
【彼女を守るかのように配置された其れは、妖精の如く前後左右に舞い散っており──】
ここで会うのは、偶然でしょうか──或いは、必然かもしれませんわね
兎も角。お礼はこの場で言ったほうが、よろしいかもしれませんが──
百家様の事。改めて、ありがとうございました
先日無事──伝言は、伝えられました故に。
【──きぃん】
【首に下げているチェーン付のコインが、鈍く光を反射した】
/こちらこそ、よろしくお願いします!
986 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(熊本県)
[sage]:2011/04/02(土) 19:41:30.95 ID:srcgxyAuo
>>984
【ディモルキャスト平原】
【轟、と、風を切るような異音】
【見るとそれは、遠方から迫る、青褪めた流星…の如き槍】
【弧を描くように空から、部隊へ向かって落下する】
【狙いはギリギリだが、一歩間違えたなら、無残にも顔を失うことになるだろう】
はぁーいすみませーん、ここまっすぐお願いしますねー
【戦場を、一台のジープが走る】
【戦乱のなかを突っ切るようなそれは、槍が落ちた方向へと最高速度で疾走する】
【その天辺には、蒼い毛皮の、人型の猫と呼ぶべきモノが伏せていた】
【地に腹を付けて伸びる姿勢でスコープを覗き、部隊の生き残りに照準――――】
【そして、発砲】
【狙いはそこそこ正確だったが、発砲の瞬間砂塵が巻き上がり、向こうの景色は見えない】
【しかも爆発を回避するように車が大きく右にハンドルを切ったため、振り落とされそうになるところを全身でしがみつく】
…ちっ、混乱していて確認が難しいですねぇ…。
おにいさーん、もっと安全運転できないんですかー!?
【猫少女は溜息をつきながら、その狙撃銃の空薬莢を排出、リロード】
「むちゃ言わないでくださいっ!! 砲弾やら流れ弾避けながらじゃこれが限界ですよ!?」
【哀れな運転手の泣き言は、すぐさま生まれた爆発の渦に消えた】
【多少覚悟してきたとはいえ、彼は元々後方支援要員。こんな戦場で荒事に駆り出される事など、想像していなかったようだ】
【少女はそんな運転手の様子を見て、脇に備えてあったアサルトライフルを一つ小脇に抱える】
【右手に狙撃銃、左手にアサルトライフルを持って、少女はそこから飛び降り…】
じゃ、帰っちゃっていいですよ? がんばってくださいねー。
【無責任に笑い、狙撃銃のロングバレルを手の代わりのように振った】
【振り返り、おそらく敵となるだろう機関構成員らしきチャイナ青年に向けて、アサルトライフルを向ける】
【後方で何かが派手に吹き飛んだが、気にしない】
もしもし、お兄さん方。見たところカノッサ機関の方とお見受けしますが。
【緊張感ゼロ。世間話のような切り出し方をした猫少女は、ボサボサの黒髪の向こうに糸目を隠し、返事を待たずして続ける】
―――――死にたくなければ、いなくなって頂けませんか?
【大差のない、無慈悲な二択を、一切の遠慮容赦なく放った】
【口を動かさず『声』だけが告げたそれを、果たして相手はどう受け止めるのか】
//ブルーライン、出撃します
//ラグナロクさん、紅麒麟さん、こちらこそよろしくおねがいします。お手柔らかに
987 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/04/02(土) 19:48:50.14 ID:YrSuOvg/0
>>980
>>985
【草を踏みしめる、音】
( 《目標確認》 )
【少し。微風が吹いただろうか―――――】
【そうして、その姿は突如として、現れるだろう】
【其の両腕を漆黒ローブに仕舞っている風の其れより、
「銀色の髑髏と眼窩に宿る赤い眼」のその顔が際立つ。無論其処以外は“人間”なのは確からしい――所詮アンドロイドの様な印象である】
【位置関係的には其の者と向き合う形になるだろうか】
【其のまま寡黙に、其の者達を其の禍々しい双眸で少し見回しつつ】
【『死体の山』其れをも眼中に無さそうだ。無表情のままに、「ふむ」と唸ると―――】
最初に云っておくが青義同盟の規制の中に殺すな、との記述が在る
殺傷する事は其れに“そぐわない”
――よって『今回も』あんた等を「無力化」する事を目的として活動する
(《激しい戦闘を予測――》)
( 《出力、50%》 )
【青義同盟に所属しているのだろう。そんな縛りを付けて――――】
【一連の作業が終わったその瞬間、赤い眼を真正面へ向け極めて説明口調で
頭脳の「システム」。其の数値を直視しながら。そう、云い放ったのだった】
/ゼビレイです。エルネスティーネの人、ブラックハートの人、朝宮暁の人宜しくお願い致しますー
988 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/04/02(土) 19:54:29.74 ID:jLyufcJSO
/申し訳ありません、紅麒麟の人は今から飯落ちです……
989 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/04/02(土) 19:55:11.08 ID:UKoB5w8DO
>>980
>>985
【ディモルキャスト平原──】
【草を分ける音と共に、青年の声が二人に投げ掛けられた】
──よぉう姉ちゃん、お嬢ちゃん。なんだか滅茶苦茶ご機嫌だな、オイ。
【赤毛混じりの黒髪、黒革のシングルライダースジャケットに裾に焔の刺繍がされたデニム】
【その青年は、いかにも頭にキてると言いたげな表情で、ブラックハートとエルネスティーネを睥睨する】
でもよぉ、ちぃっとばかり──
【左半身を前に出した半身の構え。暁の体からは微かに熱が発せられていた】
【鳶色の瞳は普段よりも赤みが強く、黒髪に混じる赤毛も明度が強い】
──はしゃぎ過ぎじゃねえか? とりあえずその足どけろや、姉ちゃんよ。
【眼光鋭く──特に死体を踏みにじるブラックハートに強烈な敵意を向けながら、赤毛混じりの黒髪の青年は言う】
>>987
【ゼビレイの近くに現れた青年は、視線をブラックハートとエルネスティーネから外さず、言葉を紡ぐ】
……ロウのとこのヤツか? ……共闘と行こうぜ。
【ぽつり呟く言葉は、真剣そのものだった】
//朝宮です。皆様よろしくお願いしますー!
990 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(熊本県)
[sage]:2011/04/02(土) 19:55:52.14 ID:srcgxyAuo
>>988
/.承知しました、ごゆっくりどうぞー
991 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/04/02(土) 19:58:53.59 ID:qXqiCJ0Oo
【草原、平地地帯】
……準備、できてる。みたい、だね。
【一人の少女が、そこに佇んでいた】
【セーラー服に白衣の、おそらく高校生であろう格好】
【伸ばしっぱなしの長い黒髪は、ぼさぼさに荒れっぱなしで】
【淀んだ目の下には、分厚いくまが出来ている】
【その右腕には、“統一征斗会 科学部第十三研究所”と書かれた腕章が着けられている】
戦争のための、物は……、戦争で試してみなければ。意味はない。から、ね……。
っくくく……、くく、ごほっ、ごほっ。……むせた。
【柄にもなく高笑いを上げてみようとして咽てしまった】
……さて、私、の……出……、……番は、有る。のか、……な。
【少女の周囲には、4つのコンテナが】
【少女の背後に有るコンテナには“Hecatonchires”[ヘカトンケイレス]と記されており】
【前方に有るコンテナには、“Cyclops”[キュクロプス]と書かれている】
【両方共、サイズは2m程であり、かなり頑丈な構造をしているようだ】
【中に何が入っているかは、予想がつかない】
//レンジャー部隊 & マーシャル・T・ロウ & ギルマスの皆様方、よろしくお願いします!
//遅れてしまいまして、誠に申し訳有りませんでしたッ!
992 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(中部地方)
[sage]:2011/04/02(土) 20:00:30.19 ID:tpTgQeV5o
>>984
戦場・・・・・・・何とも懐かしい・・・な。
【黒い服、漆黒のマント、フルフェイスタイプの仮面を身につけた男が】
【地面から1m、彼我の距離訳100m、その地点で浮翌遊している】
風に戦ぐ殺気、空気に溶け香る硝煙、恐怖と緊張に塗れた怒号・・・・・・
【マントを靡かせながら両手を広げ、六感全てを駆使し感じ取るように佇む】
いい、実に良い・・・・・・私はこれを・・・・・・
待っていた!待ち望んでいた!!!
【ビシッとポーズを決め叫ぶ】
命を燃やし!命を削り!!
奪い合い蹂躙する!!!
そんな戦争を待ち望んでいた!!!
【何もない空間、ラグナロクの前方に闇のような漆黒の刀身を持つ長剣
其れと同型の、澄んだ空色刀身を持つ長剣、美しい青色の刀身を持つ長剣がそれぞれ出現し彼の周囲を漂う】
さて、私の敵は何処、だ?
【ゆらり、と周囲を見渡して、敵を探す】
/遅れてしまって申し訳ありません、紅麒麟さん、ブルーラインさん
/今日はよろしくお願いします
>>988
/了解っす
993 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[saga]:2011/04/02(土) 20:00:37.33 ID:FZ0cLjkco
>>981
──方法としては、確かに悪くない、けど
【──姿無く、響く声】
【音の出所には、甲板の柵の外側にぶら下がっている、細い両腕の姿があった】
【衝突の衝撃で、危うく外へ放り出されそうになったのを、間一髪で逃れていた、のだろう】
【その人物は、甲板の柵を両手で握ったまま、まるで鉄棒競技のようにして、】
【くる、と、軽快にその身体を回転させると、撓めた脚で柵を蹴りつけ、甲板内へと着地する】
……『何』が乗ってるかまでは、しっかり確かめておくべきだった
【それは、緩くウェーブのかかった暁色のショートヘアを持つ少女だった】
【ベージュのカーゴパンツに白いローカットスニーカー】
【黒い長袖Tシャツの上から白Tシャツを重ね着して】
【盾を模したピンバッジの付いたデニムのベストを羽織っている】
……強いて言うなら、運が悪いよ
『カノッサ』相手に『連合員』がこれだけ揃ったら、負ける気がしない
【前方へ掲げた右の手に、大きな銀色の『ハサミ』が出現】
【その切っ先を彼らに向けながら、凍れる炎を宿した茜色の瞳で、敵性者を見据える】
//あれ……レスしていいんですよね
//黒野カンナです、よろしくおねがいします
994 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/04/02(土) 20:02:20.44 ID:AjFfP0uJo
>>981
折角、地に足を着けて戦えると思ったのだけれどねえ……不覚かしら
ずうっとふらふら揺れているし、飛ばされそうになってしまうし、散々だもの
【少しばかりのしかめ面。金の髪と金の瞳を持った女性が、甲板で小さく唸っていた】
【薄紫のドレスを風に靡かせ、腰に括った白い日傘はとても戦いに赴く格好には見えず】
【まして、その「両手薬指」に填めた指輪などを見ると―――何処の令嬢か、と】
【ともかく、そんな人物がそこに居た。口で言う割に足元は確かで、次第に表情も解れつつある―――】
(……普段は戦いなんて苦手だけれど、ね。逃げていては対機関の名が廃るかしら)
(それに、わざわざ飛空艦を使ってまで乗り込んでいく相手は……先ず、重要人物よねえ)
ふぅ……自分の出来ることをする。言うは易く行なうは難し、かしらー
【―――の、だが。少しずつ整えられていく笑顔というのが、いやに好戦的に見え】
【肩ほどまでの金髪を後頭部で一つに束ね、その両手には魔翌力を浮かべ】
【更には能力なのか―――両手の魔翌力から、“生き物の原型”にも見える肉塊を作り出しながら】
硝煙のスパイスだなんて、味付けが濃すぎてウケないかしら
此処は一つ、生粋の“家庭料理”をご馳走して―――お帰り願う、わね――――?
【衝撃で切ったのだろう、額の小さな傷からの流血を小さく舐め】
【『妖艶で鋭い』、そんな目付きで二人の“敵”を、睨め付ける】
/サリナどす、皆様方宜しくお願いします
995 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[sagasage]:2011/04/02(土) 20:05:26.32 ID:bs6odF3g0
>>983
…そーよそーよ、とっとと撤退してよ!
その噎せ返りそうな三下臭嗅いでると、アタシまで小物になっちゃいそーだしサ…
アタシ――「そっち」側にとーにかく一発ぶん殴って“みたい”ヤツが居るのよねぇ!!
【装いはデニムの半ズボンとピンクの「パンダ」が描かれたTシャツ、小学上級生ぐらいの容姿】
【真っ赤な眼に蒼白な肌、肩までの黒髪が特徴的で、値打ちのしそうな紅い指輪を付け】
【柄の長さにして85cm程の、深き群青に彩られた「機械化鉄槌」を携える】
【そんな風采の少女が――颯爽と国軍の陣容の内より馳せてきた】
【血煙立ち込める戦場にあって、浮かべるは不敵で無邪気な笑み】
【―――「戦争」に、英雄を見出す者の笑み】
「マスター、前線まで来たからには止めなど出来ませぬ。
そして。ロロケルム殿の分を、戦う義務が無いとは言えますまい」
「――ただ、後悔だけは為さらぬよう。
やり通す『信念』、『目的』を無くされたその時には――」
「最終手段ですな。危険を考慮したうえで“ロケッティア”のシステム自体を封印。
――――即時の撤退を、進言させて頂きましょう…!!」
【さて。少女の手の中で眩い光芒を滲ませるのは、人差し指を通した環】
【呆れ加減で紡がれる円やかに熟した男声は、そこから発されていた】
【彼女は、それに対して――無言で、首を深く傾け】
“パーティ゛なんて、トンデモナイよね
だってここからはアタシたちの「サーカス」
―――ひのき舞台の、はじまりだもん!!
【自信満々に言葉を結び、瞬刻。少女は足を動かしていた】
【国軍側に向かおうとする白い人形に、すれ違いざまに横殴りを浴びせて】
【砲撃の状況如何によって――戦車の懐「近く」まで、駆けていこうとする】
【それはまるで、この星のものでは無いような】
【月面の出来事であるかと錯覚させるほど――軽やかな挙措だった】
【海部 史音そしてベンヌ。たった二人の特務隊はいま】
【―――殺戮を、はじめる】
//海部史音withベンヌです、お三方よろしくおねがいいたします!!
996 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/04/02(土) 20:06:50.05 ID:6XbeQDnD0
>>985
ん――――――――お前…………エル!
【近づく人影に。どうやら殺戮の主もそれを『無謀』か『自信過剰』か――――ともあれ敵対者と認識していたようだが】
【姿を認め、そして声を聞いた時。ブラックハートの表情から狂気が抜け、喜色が漂う】
ほぅ…………戦闘準備は万全みたいだねぇ…………
――――確かに。この戦場にお前が来たって事は、伝言も伝えられたみたいで…………良かったよ
――――ついでに、一緒に戦えるのも、良かったさねぇ……!
【以前とは色々と違う姿は、間違いようもなく戦いの備えなのだろう】
【そして、彼女の望んでいた伝言は、この戦乱の中心人物。エルネスティーネの言葉通りに接触は成功したとも分かり】
【そして――――機関と友好的にコンタクトを取っていた人物がここに居るのは、『友軍』であるから】
【表情に、再び戦意と殺意、そして狂気をはらみながら、ブラックハートは愉快そうに笑う】
>>987
こっちは…………ようやっとおいでなさったようだねぇ…………あたしらに仇なす奴が…………!
【更にもう一つ、近づいてくる影】
【それに対しては、今度は何の遠慮もなく殺意に満ちた視線をぶつける】
(ん…………、『人間』じゃない…………?)
【だが、その特異な外見に、一瞬ブラックハートの表情が訝しげに歪む】
【彼女の殺しの理由は単純明快――――『人間』か憎いから】
【しかし、まるで機械じみた姿は、自分に近いものを感じさせて――――わずかに、殺しの姿勢に揺らぎが生じた】
あぁ…………例の『殺す事も出来ねぇ腑抜け』の一味か…………
そんなのお呼びじゃねぇんだ…………偽善者。殺す価値もないクズは、さっさとどこかに失せろ…………!
【戦場で不殺を口にする態度。それだけで相手が何に所属するものか分かる】
【これ以上なく不愉快と言いたげな渋面を作ると、ぞんざいに右手を振るう】
【文字通り『失せろ』と言うジェスチャー。――――戦場に、『殺せない』奴は要らないと言う、ブラックハートの態度がにじみ出ていた】
>>989
――――ほぅ…………お前はちょっとばかりは戦う事の意味を分かってるみたいだねぇ……!
結構結構…………殺し合いじゃねぇ戦争なんざ、筋書き通りのプロレスの様な…………胸糞悪いものにしかならないからねぇ!!
【もう一人、現われた人物は、最初からこちらへと敵意をむき出しにしてくる】
【それを受けて、多少は機嫌を直したのだろう。再びその顔に危ない笑みが戻ってくる】
『人間』どもの『駆除』を邪魔をするってんなら…………ここではっきりさせないとねぇ……!
どっちが『死ぬべきか』ってなぁ…………!
【死体を辱める行為に怒りを剥き出しにすると言う事は、胸の中に『大層ご立派な正義』を秘めているのだろう】
【その正義が『護ろうとしているモノの為』に、その命を狂わされたサイボーグ戦士は、笑みの中にずるずると殺意を引きこんでいく】
>>985
>>987
>>989
面子も揃ったようだ…………行くぜッ!!
【この場に、一般兵士ではない4人の戦士が揃った】
【ブラックハートは、これを戦いの合図と見たようで、行動を開始する】
【足元の肉片を、
>>989
へと蹴り飛ばす。怯ませるとともに、挑発の意図も兼ねている行動だ】
【そして、そのまま
>>985
と合流するべく失踪しながら、
>>987
へと左腕のガトリング砲台から、ビームバレットを発射する】
【低出力の物の為、1発や2発ならばたいしたダメージにはならないだろうが、連射力は見るものがある。連続で被弾するのは危険だろう】
/以後、エルネスティーネ→ゼビレイ→朝宮→ブラックハートの順に、レスをお願いします
997 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/04/02(土) 20:09:31.97 ID:Pwp8b+OSO
【一発の銃弾を開戦の狼煙として、ディモルキャストの地に騒音が満ちる】
【あちこちで鳴り響く銃声、爆音、それは宛ら遠雷の如く。――――そして、此処にも】
【見える、だろうか。その常人の物ならぬ、地平を見渡す橙の双眸には】
【上空。戦線を空から破り、パラシュートで降下して来る――――独りの、影が】
【すらりと言うよりひょろりと伸びた長身痩躯に黒髪と、洞々たる昏闇色の眸】
【ブラックスーツにスラックス、上はレザースニーカーから、下はソフトハットまで】
【何から何までとは往かぬも、肌を除いた殆どが黒。葬儀屋めいた装いの青年だ】
【彼女の左腕を悪魔の其れとするならば、彼の右腕もまた然り。――彼女の其れが有機なのに対し、此方は無機か】
【黒鋼を思わす装甲に覆われ、前腕には分厚いカイト・シールドが如き楯。鋭利な爪を備えた、長大なる異形――――】
【有機と無機、女性と青年、左と右。対比すべき点の幾つも見られる其れは、歪んだ鏡に映したように】
【きい、ぃぃぃぃぃ――――――!!】
【耳を劈く、高音。唐突に、降下する彼は右腕を擡げ、其方に向けた】
【その掌から突き出すは、黒の砲口――彼女の魔翌力に呼応して、紅蓮の光がその内に満たされる】
【目標捕捉、セーフティー解放。Tyrant≠ニドライヴを直結します】
【出力最大、エネルギー集束率を75.2%に上昇。並行してF.C.S.演算開始。スラスター、展開】
【皮下装甲、並びにフィールドをアクティブに。砲撃態勢への推移を確認】
覚悟なんて、当に出来ているさ。それが誰かの、望みなら、ね――――
……カイ=スケイプヴェルト。これより、状況を開始する。
【――――そして、視線が交錯する。互いの任務を果たす為、眼前の敵を捉えて――!】
//遅くなりましたあああっ!χ中身です宜しくお願いします!
998 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(中部地方)
[sage]:2011/04/02(土) 20:09:38.24 ID:tpTgQeV5o
/すいません、ラグナロク、飯食ってきます。
999 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2011/04/02(土) 20:09:48.45 ID:Pwp8b+OSO
>>982
【一発の銃弾を開戦の狼煙として、ディモルキャストの地に騒音が満ちる】
【あちこちで鳴り響く銃声、爆音、それは宛ら遠雷の如く。――――そして、此処にも】
【見える、だろうか。その常人の物ならぬ、地平を見渡す橙の双眸には】
【上空。戦線を空から破り、パラシュートで降下して来る――――独りの、影が】
【すらりと言うよりひょろりと伸びた長身痩躯に黒髪と、洞々たる昏闇色の眸】
【ブラックスーツにスラックス、上はレザースニーカーから、下はソフトハットまで】
【何から何までとは往かぬも、肌を除いた殆どが黒。葬儀屋めいた装いの青年だ】
【彼女の左腕を悪魔の其れとするならば、彼の右腕もまた然り。――彼女の其れが有機なのに対し、此方は無機か】
【黒鋼を思わす装甲に覆われ、前腕には分厚いカイト・シールドが如き楯。鋭利な爪を備えた、長大なる異形――――】
【有機と無機、女性と青年、左と右。対比すべき点の幾つも見られる其れは、歪んだ鏡に映したように】
【きい、ぃぃぃぃぃ――――――!!】
【耳を劈く、高音。唐突に、降下する彼は右腕を擡げ、其方に向けた】
【その掌から突き出すは、黒の砲口――彼女の魔翌力に呼応して、紅蓮の光がその内に満たされる】
【目標捕捉、セーフティー解放。Tyrant≠ニドライヴを直結します】
【出力最大、エネルギー集束率を75.2%に上昇。並行してF.C.S.演算開始。スラスター、展開】
【皮下装甲、並びにフィールドをアクティブに。砲撃態勢への推移を確認】
覚悟なんて、当に出来ているさ。それが誰かの、望みなら、ね――――
……カイ=スケイプヴェルト。これより、状況を開始する。
【――――そして、視線が交錯する。互いの任務を果たす為、眼前の敵を捉えて――!】
//遅くなりましたあああっ!χ中身です宜しくお願いします!
1000 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)
[saga]:2011/04/02(土) 20:12:11.86 ID:wAipP9L+o
>>981
【甲板上に、一人の青年が佇んでいる】
【壁に寄りかかっているのは衝撃で体勢を崩したためか、それとも最初からこうだったのか】
……───てめぇ、か。
こんなに早く再会することになるとは思わなかったが──まぁ、いい。
【敵対の証とでも言わんばかりに、処刑剣の切っ先を二人へと向け】
────「対機関連合」だ。
この艦は、お前たち「カノッサ機関」にはやらせねぇぞ。
【左手に集まっているのは、彼の象徴たる"蒼穹"の魔力】
【まるで、燃えているかのように真赤な赤毛に】
【青空の如く透き通った空色の瞳──「対機関連合」リーダー、天ヶ谷 双葉だ】
/双葉の人です。本日はよろしくお願い致します。
1001 :
1001
:Over 1000 Thread
,.――――-、
ヽ / ̄ ̄ ̄`ヽ、 【呪いのパーマン Ver2.0】
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| |@_,.--、_,> このレスを見たら10秒以内に次スレを建てないと死にます。
ヽヽ___ノ 次スレを10秒以内に建てても死にます。
パー速@VIPService
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ローカルルール変更に伴い、1000到達の報告が不要になりました。
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【百合】好きな後輩に告白したい @ 2011/04/02(土) 20:01:20.66 ID:RwqRad/AO
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バイト先の好きな子にプレゼントあげたんだが @ 2011/04/02(土) 19:58:43.32 ID:kbIxBpYD0
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最近妹がさりげなく乳をあててくる @ 2011/04/02(土) 19:41:36.22 ID:07YbTcWAO
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