このスレッドはパー速VIPの過去ログ倉庫に格納されています。もう書き込みできません。。
もし、このスレッドをネット上以外の媒体で転載や引用をされる場合は管理人までご一報ください。
またネット上での引用掲載、またはまとめサイトなどでの紹介をされる際はこのページへのリンクを必ず掲載してください。

厨二な能力を授けよう - パー速VIP 過去ログ倉庫

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

1 :【陰陽八極】 [sage]:2011/07/14(木) 20:55:03.73 ID:QWRj8bbIO
それを貰って、さあ、往くのだ――!



厨二病患者隔離スレへようこそ!
そしてこのスレを開いてくれて有り難う!
ルールを読んだ後は厨二病の病状をより悪化させて遊ぼう

【基本ルール】 荒らしは全力で華麗にスルー!
※荒らしに反応した人も荒らしです。

チート無双、無理やりな防御&回避、確定攻撃は禁止!
※1酷い場合は注意しましょう!
 ただし煽るようなキツい言い方は好ましくないです。
※2たまには攻撃に当たりましょう!
 いつもと違うスリリングな闘いをしてみよう!

老若男女に人外キャラまで自由にどうぞ!
※好きなキャラを演じてスレの世界を楽しもう☆
 ただし鬼だから怪力、天使だから空を飛ぶ等は勿論なし!

一言「書き込む前に更新すると幸せになれるぞ!!」

さあ!空気を読んでを妄想を爆発させよう!

只今の能力授与スレ→http://yy72.60.kg/test/read.cgi/vipdetyuuni/1308385391/
@wikiURL→http://www26.atwiki.jp/vipdetyuuni/
vipが落ちてるときは避難所へ→http://yy72.60.kg/vipdetyuuni/

※前スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1310136838/
【 このスレッドはHTML化(過去ログ化)されています 】

ごめんなさい、このパー速VIP板のスレッドは1000に到達したか、若しくは著しい過疎のため、お役を果たし過去ログ倉庫へご隠居されました。
このスレッドを閲覧することはできますが書き込むことはできませんです。
もし、探しているスレッドがパートスレッドの場合は次スレが建ってるかもしれないですよ。

【安価スレ】あかるくたのしい傭兵生活 @ 2024/05/04(土) 01:17:50.63 ID:3fwRECJNO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714753070/

モバP「コンマ1桁が0でカオス・マジキチ化する安価SS?」 @ 2024/05/02(木) 12:55:16.10 ID:lZ9SQusw0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714622115/

酸 @ 2024/05/01(水) 23:00:19.57 ID:lK9RWrTc0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1714572018/

【進撃の巨人】俺「安価で巨人を駆逐する」 二匹目 @ 2024/05/01(水) 21:08:53.38 ID:iiJDb4My0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714565332/

旅にでんちう @ 2024/05/01(水) 14:47:47.55 ID:KgjR8ljxO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1714542467/

【クリスマス・年末・年始】連休暇ならアニソン聴こうぜ・・・【避難所】 @ 2024/04/30(火) 10:03:32.45 ID:GvIXvHlao
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1714439011/

VIPでガンダムVSシリーズ避難所【マキオン】 @ 2024/04/30(火) 07:03:33.32 ID:jpWgxnqGo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1714428212/

今日も人々に祝福 @ 2024/04/29(月) 23:42:06.06 ID:cZ/b8n+v0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1714401725/

2 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方) [sage]:2011/07/14(木) 20:57:18.42 ID:+nXz5A9Jo
>>1(`・ω・´)ゞ 乙です!
3 :【生束必糸】@wiki[ [sage]:2011/07/14(木) 20:58:36.92 ID:GUDGG5C9o
/>>1乙です

>>997
「無いです! あるわけありません! りゆーなんか、煮ても焼いても食べられませんからね!」

別に食欲旺盛キャラであるわけでもないが、ともかくそんな意味不明な主張を振りかざす
青年の呆れ顔を見ても配慮せず、むしろ口論で畳みかけるチャンスとばかりに

「自主練ですか、それは素晴らしい事だと思うのですよっ。

 ―――って、帰ってしまわれるのですか!? ここで会ったのも合縁奇縁の一つです!
 他人との出会いは大切にしましょーよっ」

感心した様に頷いた直後、素っ頓狂な声を上げて驚く
そして慌てて引き留めようと言葉を紡いでみる
折角、いい感じの暇つぶしを見つけた直後に逃がして貯まる物か―――という、青年からすれば迷惑至極な理由であったが

「あ、あれです。練習の相手になりましょうか?」
4 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/07/14(木) 20:59:16.01 ID:2411TbBr0
>>1000
「よし!」

【フルボッコにされるのは逃れた。うん】

「本気ですか……ちなみに本気ってどんな感じですかい?」

【ご主人様と闘っていた時は一体どれほど力を出していたのか?】
【あれで半分とか言われたら赤い変態では勝ち目などない。ご主人様の五分の一の力に軽くあしらわれているのだから】

/>>1
5 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/14(木) 21:03:15.05 ID:fDCZ9rWn0
前スレ>>999
「確かにそうかも知れませんね、けど」

【相手の言葉を肯定する、が】

「まず初めに生まれた水とはいったいどの時点のものを言うのでしょうか」
「それに初めに生まれた水が塩水と確定したわけではありません」
「誕生したばかりの地球に初めて現れた水は雨で降った物かもしれませんよ?」

【早口で語り始める、長い】
6 :【刀陣波乱】@wiki [sage]:2011/07/14(木) 21:03:20.61 ID:ffamPKAVo
>>986
【勢い良く一閃された横薙ぎ】
【先程後退し距離をとった事によって幾分か二人の距離は離れていた】
【従って、数十本の剣を宙に召喚、時間を稼ぎつつ後退する事によって、被弾を免れた】

「ハッ、てめぇのが俺より狂ってんじゃねぇの?」

【もう一度振るわれた斬撃、怒りを露にする青年を嗤いながら】
【右手の太刀を使って受け止め、同時に左手の太刀を相手の胸目がけて突き出した――直後】

「ぐ、ああああああっ!!」

【右手が持ちこたえられず、刀は飛び、大剣は腕の付け根に深々と突き刺さった】
【結果、突きの結果が命中したとしてもしていなかったとしても――よろり、青年はよろめく様にして後退するしか無い】

>>995
【いま現在少女を注視する余裕は彼に無く】
【そのため何が起きていたとしてもそれを青年が知る由は、無い】

/>>1
/1000いってて文が消し飛んだので遅れました、申し訳ない
7 :【陰陽八極】 [sage]:2011/07/14(木) 21:03:35.07 ID:QWRj8bbIO
>>4

「うーん…そうですね…」

「あなたのご主人様と私が最後に戦ったのが…8割くらいなので…」

【考え込む少女。】
【本気を出したことは過去に一度…否、「一瞬」しかなかった。】
【少女の「ライバル」と再戦したとき…その最後の最後の数秒である。】

「ま、それ以上ってことです!」
8 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/14(木) 21:03:46.17 ID:fDCZ9rWn0
/>>1乙です
9 :【全瞑心感】@wiki >>1乙! [sage saga]:2011/07/14(木) 21:06:40.06 ID:8750ODsj0
前スレ>>996
(……まあいいや、後で寝よう)

【相手からクギを刺されるがまったく反省していないようだ】

あぁ、勢力関係ね

【ハァとため息をつく】
【まぁこういう物好きはいくらでも居るものだ】
【大抵、ただ噂を知って他の奴らに自慢したいだけの……】

……は?

【あまりの質問の多さにぽかーんと口を開ける】
【どうみてもただの知識自慢ではなく、本当の物好きのようだ】
【だが、まあだから答えないという訳にはいかない、さっさと寝るためにも】

名前は鈴木太郎、アカデミーシーカーズ寮が住所だ

【適当な偽名、住所は本当だが、探しても鈴木太郎の部屋なんて見つからないはずである】
【と、ここで大きく深呼吸をすると……】

まず、砂漠の英雄王はありゃ嘘だな、昔この辺にあった集落の言い伝えみたいなのがだんだんぼやけていっただけだ。
学園の黒い噂?ぶっちゃけ、あそこは教団といがみ合ってるし、黒い噂の一つや二つ立つだろ。
教団は、確か能力持ちで神を信仰してる奴らがゆるゆると組織化されてったんだっけか。最初は温暖だったが最近は学園の事もあって過激派になってきてるな。うん。
戦魔ってのは、昔の改造能力者で、色々とすげぇ事が出来たらしい。"転生"なんて事も基本の基本だったらしいぜ?
あと……

【相手のマシンガンのような質問にも、スラスラと答えていく】
【もちろん、真面目な勢力情報は伝わらないように自然にいなしたり捏造したりしながらだ】
【エンカウント所属の情報網を活かして、何の苦もなく答えていく】
10 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/07/14(木) 21:08:20.31 ID:nMTAt1H60
>>3
「…そうですか」(例えが食い物って、俺とかぶってる…)
【納得したように頷く、納得してないが、後しょうもない事を考えつつ】

【と、ここで模擬戦の臭いが、(ちくしょうめ…)と思いつつ】

「あーいえ、自分が体を鍛えているのはこの街で身を守る為、別に好きで自主連をしていませんから、あと女・子供に手を出すのはちょっと…」
【その場で作り出した言い訳を並べる、半分ぐらいは本当だ】
【言い終わった後、木の後ろに隠れているリュックを取りにそこへ歩を進める】
11 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/07/14(木) 21:11:26.52 ID:2411TbBr0
>>7
「8割……結構な数字ですね…」

【半分とはいかなくても2割残し】
【そして赤い変態の身体能力は常人より少しいい動きできるよ程度】
【雲泥の差だ。月とスッポンとも言う】
【余談になるが、ご主人様も死ぬ時まで一度も『本気』は出さなかった】
【否、出せなかったのだが…まあ、出さなかった】
【本人曰く「ずっと6〜8割だった」らしい】

「ぐぬぬ…ま、まあ行きますよおお!」

【これ以上聞いても絶望する気しかしなかったので話は終わり】
【ざっと地面を踏みしめ、両腕に黒炎を纏わせる】
12 :【紙背召喚】 [sage]:2011/07/14(木) 21:13:14.02 ID:cQeSKrPAO
>>9
へー。ただの奇人と思ったけど物知りなんですねー

【先程とは違って敬意を含んだ眼差しで彼女は青年を見る】
【真偽は兎も角、現在知りたい知識が貰えれば敬意を払う頭ぐらいはあるようで。】
肌寒くなるまで話す根性も素敵ですの。

【うん。完全に日が落ちてる。彼女は寒さを紛らわせる為に腕をさすりながらそんな事を口にした。】
13 :【陰陽八極】 [sage]:2011/07/14(木) 21:16:06.71 ID:QWRj8bbIO
>>11

「やすやす負けるわけにはいきません。」

【そう言って、懐からハチマキを取り出し、頭にくくりつける。】
【そして硬く結び目を作り、】

「それじゃあ…陰陽式八極門…天真爛」


「いざ―――――――――――」


ドンッ

【相手に向け、左足で踏み込もうとする。】
14 :【生束必糸】@wiki [sage]:2011/07/14(木) 21:16:09.19 ID:GUDGG5C9o
>>10
「そうですそうです!」

青年が頷いたのを見て、我が意を得たりとばかりに首肯を繰り返す少女
ひどく満足げな表情であり、相手の考えなど知る由も無く

「へぇーそうなのですか。
 
 ―――て、その言い分は聞き捨てなりませんね!」

感心した様に頷いて見せながら、慌てて怒った様な声を上げる
青年の方を指さし―――その段階で青年は大分リュックに近づいていたが――少女は挑戦的な表情を浮かべていた

「殺戮喜劇の奇術屋集団―――喜識家が一人として、その言葉は到底容認できないのです!」

ババーン! と効果音が付きそうな剣幕で一息に言いきる
15 :【全瞑心感】@wiki >>1乙! [sage saga]:2011/07/14(木) 21:17:51.27 ID:8750ODsj0
>>12
まあそれなりの情報源があるしな

【自慢気な様子もまったく無く、静かにそう言う】

【とそこでふと、辺りが寒くなっている事に気づいた】

(ハメられた……だと)

【違います】

畜生!

【くわっ!と恐ろしい形相で相手を睨むと】
【どすどすと荒々しい歩調でどこかへと歩き去ろうとしている】
【走っている訳ではないので、引き止める事は簡単だろう】
16 :【刻印指定】 [sage]:2011/07/14(木) 21:20:42.50 ID:DZSjsqHSO
>>5
「そうだね、そうかもしれない
まあそれに関しては議論するだけ無駄かな? 地球が、水が生まれた瞬間を実際に見た奴なんていないんだ」
こちらはあまり真面目に議論する気はないらしい。

「にしても、この君のどこからどうやって出たのか解らない水すらただの水なんだろう」
空のコップを振って暗に『これどうしたらいい?』と
「あ、逆にただじゃない水だせたりしないかな?」
17 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/07/14(木) 21:20:57.55 ID:nMTAt1H60
>>14
「…えー」(殺戮って…ないわー関わりたくないわー)
【自分の言葉が否定され、青年は顔を青ざめる、さて、今日何回目の顔色変化でしょう】

【それはともかく気になるワード「殺戮喜劇」、もう完全にあっちの世界の人だ、これ以上関わりたくない】

「いっ、いやー、もう自分心身疲労でして…勘弁してくれませんか?」
【リュックを取るのをやめて改めて彼女と向き合う、引き腰だ、戦闘意欲がバリバリの〇だと素人が見てもわかる】
18 :【紙背召喚】 [sage]:2011/07/14(木) 21:22:36.62 ID:cQeSKrPAO
>>15
有難うございましたーー

【呑気な口調で青年を見送る。】
【戦利品は金と情報と意思を貫くことの成功だ。完勝じゃねーか】

また会いましょうねー。

【憎たらしく感じるであろう言葉をかけ、ひらひらと手を振りながら青年とは逆方向へと歩き出した。】

/乙&ありがとうございましたです!
19 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/07/14(木) 21:22:44.63 ID:2411TbBr0
>>13
「こっちだってポックリ逝くわけにはいきませんよー!」

【ちなみにご主人様の黒いローブは公園のベンチに綺麗に畳んで置いてある】

「うわっち」

【速い。完全に対応なんてとてもじゃないが出来ない】
【だが、少しは動きが見えるので右腕を我武者羅に振るう】
【炎を纏っているため触れれば火傷するのは当たり前だが、更にその部分が麻痺したように動かなくなるだろう】
20 :【全瞑心感】@wiki [sage saga]:2011/07/14(木) 21:25:30.83 ID:8750ODsj0
>>18
(クッソー)

【振り向かずに手を上に上げて振る】
【頭の中で悪態をつきながら】

(……また今度会った時に仕返ししよう)

【と心に強く刻んだのであった】

/絡みありがとうございましたー!
21 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/14(木) 21:25:48.49 ID:fDCZ9rWn0
>>16
「ただじゃない水ですか・・・」

【少年は相手からコップを受け取り袖に落す、物理法則とかは気にしてはダメ】

「う〜ん頑張れば出せますかね?」

【おそらく硬水、軟水ぐらいは出せるだろうが超純水や塩水などは分からない】
22 :【生束必糸】@wiki [sage]:2011/07/14(木) 21:29:36.46 ID:GUDGG5C9o
>>17
「い、いや! そんな露骨に「殺人鬼は勘弁です」って顔されても困ります!」

顔を青ざめさせて立ち去ろうとする青年を見ながら、慌てて言葉を繕おうとする
実際、此処で殺戮を始める気は無かったし、そもそも―――

「こんな人気の無い所で殺したって、観客いませんから! やりませんよ、そんな興行的に不利益な事!」

奇術屋集団としての誇りから、そんな言い訳をする
到底、一般人には理解できない話であるが――まるで配慮する事も無しに
感覚が、まるでずれている少女であった
23 :【陰陽八極】 [sage]:2011/07/14(木) 21:30:53.76 ID:QWRj8bbIO
>>19

「―――――――――――勝負っ!」

【炎を纏っているため、触れたら熱いはずだ。少女はそう考え、】
【より「深く」震脚し、相手の腕を完全にかわした。そのまま懐に潜り込み、】









【相手の鳩尾を狙った右肘打ちを放とうとする。】
【「氣」を負荷したその一撃は強力で、】
【「直撃すれば」大きな打撃系のダメージを受けて、吹き飛ぶことになるだろう。】
【しかし、踏み込みが深すぎるため、その速度が緩い。態勢も崩れかけている。】
【相手の反応、及び行動によっては、回避や迎撃も充分に可能だ。】
24 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/07/14(木) 21:34:01.49 ID:nMTAt1H60
>>22
「結局人殺しじゃないですかぁー!」(早くベッドにはいりたーい!)
【青年、悲しみの叫び、もう駄目、思考が止まりそう】

「ちくしょう…何でこんな子が人を殺してお金を得るなんて仕事を…やっぱりこの街はやばい…」
【肩膝を着き、片手で痛む腹を押さえながら独り言のように呟く】
【必死に思考を繋ぎつつ意識を保つ、青年はいつまで本能にそむくことができるだろうか】
25 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/07/14(木) 21:38:46.47 ID:2411TbBr0
>>23
「あう!」

【相手の裡門頂肘は見事に赤い変態の鳩尾に命中。ダメージが入る。入りまくる】
【だが迎撃しない訳がない。吹っ飛んで距離が出来る直前に黒い火球を二つ相手に向かって飛ばす】
【当たれば勿論火傷及び部分的麻痺に陥る。1m程ジャンプするか、地面に這いつくばるように寝転がれば】
【躱すことも簡単である。1mジャンプって人間業でないけれど】

「ぐふっ!」

【それから間もなく赤い変態は数メートル離れた地面に背中から叩き付けられる】
【だが幸い骨は折れていないようだった。頑丈である】

「うぐふ…」

【立ち上がることはまだできない様子】
26 :【生束必糸】@wiki [sage]:2011/07/14(木) 21:40:41.22 ID:GUDGG5C9o
>>24
「違いますよ! 他の方々は何の理念も無しに「殺したいから」やってるだけじゃないですかっ。
 嬉戯達は「魅せる」為にやってるんですっ!」

どんなプライドだ――と傍から突っ込みを入れられそうだが、これは譲れない点であった
そういう思想の元で育ち、そういう思想を持ってしまっているのだから

「仕事と言うか家業ですよ! 伝統芸能ですよ!」

青年の独り言を聞き逃さず、抗議を入れる―――殺戮技術に走らなければ、確かに伝統芸能と呼べる家柄ではある
と、そこまで言いきった所で、ふと異変に気づく

「お腹が痛いのですか?」

心配して、と言うよりは興味本位で首を傾げながら問いかけた
27 :【陰陽八極】 [sage]:2011/07/14(木) 21:44:48.34 ID:QWRj8bbIO
>>25

「っ!!」

【眼前が真っ黒に染まる。少女は素早く踏み込みの前傾姿勢を利用して、】
【素早く前転。火の玉をかわそうとするが…】

(―――――――――右腕が…!)

【肘打ちを放った右手を引き戻す過程で、火の玉に掠る。】
【そのまま一回転。転がってから素早く立ち上がり、構えようとするが…】

「!?」

「な…!」

【まるで鉛でも入れたかのように重たく、そして融通の聞かない右腕に驚愕。】
【掠ったためやけどこそしないものの、麻痺効果は確実に効いていた。】
28 :【叉喰毒翔】様々な種類の毒を帯びた翼を生やせる [saga]:2011/07/14(木) 21:45:30.87 ID:NlFzTM3Co

「―――――嗚呼、夏だねぇ」


とある林道
女は恥ずかしげもなく、Tシャツの胸の部分を摘み、ぱたぱたと扇いでいた
尚、彼女の見に纏っている服装は赤と紫と黄色を基調としたものであり、非常に目立つ

…じんわりと身体に貼りつくような汗が気持良くない
パトロール、なんて名目で歩き回っていたのだが、余りの暑さにへたれ気味

「この時間になっても、まだ暑いなんて…」

ぼやきながら、だらだらと歩く
29 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/07/14(木) 21:46:21.09 ID:nMTAt1H60
>>26
「見る人も見る人だよ…いつつ…」(これは…幻痛…じゃないよなちくしょう…)
【ブツブツと小言を言いながらまた腹をさする、この痛みを受け入れる時が来たのか】

「いや、大丈夫、ただのストレスのせいだから」
【青年は腹をさするのをやめて立ち上がり木の下に置いてあるリュックを背負う】
【「ふぅ」と遠い目をしながらため息を着く、青年にも色々あったのだろう】
30 :【刻印指定】 [sage]:2011/07/14(木) 21:47:33.84 ID:DZSjsqHSO
>>21
「それは……少し見てみたい気もするけど、いいや」

「それより良いのかい? そんなに簡単に他人に自分の能力を見せても」
「私が君の敵じゃなきゃいいんだけど……」
無用心では? と言いたいのだ

//遅くなりました
31 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/07/14(木) 21:49:03.44 ID:2411TbBr0
>>27
「当たった!」

【地面に寝転がりながら見学して自分の攻撃が当たった…というよりは掠ったのを見た】
【そして見事、麻痺効果も問題なく表れているようである】

「う…ぐう……ふふっふ!」

【腹を抑えながらも立ち上がる】
【そして右腕からまたも火の玉を幾らか生成し、放つ】
【右腕の自由を奪っただけではまだ全然足りない。不用意に近寄ればボコボコにされる】
【間違いなく】
32 :ビラ [sage]:2011/07/14(木) 21:49:22.13 ID:rpTFT3LJo

【空から突如降ってくるビラ】
【以下、内容】

【劇団喜楽】劇団員&団長 募集中!

劇団はいろんな人に様々な娯楽を提供する団体です

詳細は事務所まで!

【そのような文面が続いたあと、地図が書いてある】
【【事務所】劇団喜楽【控え室】
http://yy72.60.kg/test/read.cgi/vipdetyuuni/1282456824/

/宣伝ビラまき
33 :【生束必糸】@wiki [sage]:2011/07/14(木) 21:52:54.42 ID:GUDGG5C9o
>>29
「需要が有るから、供給がいるのです!」

等と偉そうに、先代が積み上げてきた功績を誇らしげに言う
まるでその意味を理解した風も無しに

「そ、そうですか。えっとこれは迷惑かけましたかね…」

青年の答えに、リアルな「痛み」を感じ取り、自信を無くした様な調子になる
リュックを背負った青年を見ながら、どう声をかけるべきか、急に見失ってしまったかのように

「…え、えっと。お大事に!」
34 :【陰陽八極】 [sage]:2011/07/14(木) 21:56:51.71 ID:QWRj8bbIO
>>31

「っとと!」

【大きく左側に飛び、少女はそれをかわす。】

「ううー…どういうわけなんですか一体…」

【しかし、避けるのが精一杯で近づけない。】
【そして全く動かない右腕】
35 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/14(木) 21:59:17.31 ID:fDCZ9rWn0
>>30
「そのような心配をしてくれる人が俺の敵にはなるとは思えませんから」

【それにこれは少年の能力のほんのわずかな物である】

「それにこっちの方がよっぽど不用心ですよ」

【そして指にはめてあるナックルリングを見せる】

「これを付けていると危険な能力者たちに狙われるんですよ」

【少年は【不殺同盟】の説明を交えて相手にリングの説明をする】
36 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/07/14(木) 22:00:07.97 ID:nMTAt1H60
>>33
「はぁ…」(よーしもう何も言わないでおこう)
【これ以上言っても青年が大変なことになりそうなので追求はやめる】

「ええ、さようなら、でもこれだけは言っておきます、この街は能力者が恐ろしい程いる街、いい奴もいれば悪い奴もいる、だから逃げる時は逃げるように、それじゃ」
【青年はとぼとぼと歩き街の方角へと目指した、これからの方針を考えながら】
【そして小さく見える青年の背中は闇へと溶け込んでいった】

/これで乙です
37 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/07/14(木) 22:01:14.28 ID:2411TbBr0
>>34
「いよう!」

【容赦なくポンポン火球を出しまくる赤い変態】
【確かに物量的に近づきづらいが、周りが見えていないので後ろに回り込めば隙だらけである】
【その大量の火球を避けられればの話だが】

「あはははは!」

【完全に狂っていた時を彷彿とさせる笑い声だが狂ったわけではない】
【ただの雰囲気づくりである】
38 :【生束必糸】@wiki [sage]:2011/07/14(木) 22:03:22.09 ID:GUDGG5C9o
>>36
「う、うーん…わかりました! それではさようなら!」

青年の言葉の意味を考える様に二三度唸った後、一応は納得した様に頷く
そして、歩み去っていく青年の背中へ向けて手を大きく振って別れの挨拶を送り続けた
何も考えていない無邪気な笑みを浮かべたまま

/乙でしたっ
39 :【陰陽八極】 [sage]:2011/07/14(木) 22:07:48.48 ID:QWRj8bbIO
>>37

「キリがないですね…しかたない…」

【ソロソロと左足を下げ、】
【そして低く重心を落とし、】

箭 疾 歩

【ダアン!!!】
【一気に相手に接近するために前方向への飛び運動。】
【爆発的に加速し、直線的に間合いを詰めようとした。】
【当然。火の玉は当たる。右腕、左肩、左腕に直撃した。】
【そして近づけたなら、そのまま右足で踏み込もうとする】
40 :【刻印指定】 [sage]:2011/07/14(木) 22:09:29.53 ID:DZSjsqHSO
>>35
「心配というのは、また違うのだけどね。
そんな美しいものじゃないよ」
言われたままに少年のリングを見る。

「ふーん……捨てたらいいじゃないか。そんなもの」
「そうはいかないんだろうけどね」

「不殺同盟、そういうグループもあるんだ。あるだろうね、無抵抗主義はどこにでも存在するし」
41 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/07/14(木) 22:11:15.32 ID:2411TbBr0
>>39
「あははは!!これで近づけまい!!」

【それなんてフラグ】
【そんなこと言うから目の前に突然少女が現れた】

「うひへっ!!?」

【ちょ!こんなの聞いてねえっす!という具合に驚いた】
【そのためこれ以上なく隙だらけである。隙がいっぱい】
【だが勿論相手も無理してきたようで結構焼けていた。そしてその分体も動かないはずだ】
【さて、どう来る?】
42 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/14(木) 22:19:42.10 ID:fDCZ9rWn0
>>40
「捨てられませんよ、だってこれを付けていると・・・」

【少年は一瞬言葉を溜めて】

「皆俺を狙ってくるから誰も傷つかないじゃないですか」

【そしてそう言い切る、この少年は誰かを助けるためなら自分が傷つくことを厭わないだろう】
43 :【陰陽八極】 [sage]:2011/07/14(木) 22:21:47.54 ID:QWRj8bbIO
>>41

「…いきますよ。」

【両腕が全く動かない。普通なら、この段階で、】
【大部分の近接系能力者は負けが決まるだろう。しかし、彼女の場合は違った。】
【たったひとつだけ、まだ使える部位があったのだ。】

ドンッ!!

【今までで一番力強い震脚。踏み込みながら…】
【少女は身体を捻じる。相手に向けるのは―――――――】

「―――――――――――はあああっ!!!」














【―――――――「背中」である。】
【そのまま、背中でのタックルを放とうとした。】
【少女が最も得意とし、そして過去に「宿敵」の攻撃を相殺に持ち込んだ技。】
【威力もあのときと全く同じ。最大まで「氣」を付加した一撃だ。】
【「直撃すれば」絶大な打撃的ダメージを受けて、吹き飛ぶだろう。】

【そして、火の玉の残党が彼女の体をさらに蝕む。】
【左足、首、そして「背中」。】
【これで決められなかったら、少女の負けは確実だった。】
44 :【陰陽八極】 [sage]:2011/07/14(木) 22:23:05.10 ID:QWRj8bbIO
>>43
/すいません!追加で…

【しかし、速度が緩いため、相手の対応によっては回避、迎撃も容易い】

をお願いします!
45 :【刻印指定】 [sage]:2011/07/14(木) 22:27:35.49 ID:DZSjsqHSO
>>42
誰も傷つかせない、少年の眩しいまでの精神。
しかし、この女性はそれを『ふうん』の一言で流す。
そして、小さな声で淡く笑って
「まあ、精々死なないようにね。」

「ああそうだ、君のその感情。正体はなんだい、やはり正義かな?」
46 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/07/14(木) 22:28:56.94 ID:2411TbBr0
>>43
「来ますか!?」

【真剣勝負の最中に言うセリフではない】
【せめて「来い!」とかにすればよかったのに】

「ぐえっつ!」

【そして呆れるほど命中した。少しは躱す努力をしろ】
【直撃である。勢いよく吹っ飛ぶ。公園の中央から端っこまで吹っ飛んだ】
【そして公園の遊具。具体的には鉄棒にぶつかり、吹っ飛ぶのは中止された】
【打ち付けたのは腹。のど奥から何かがこみ上げ】

「けほっ!!」

【吐血】

「……………ぐふ」

【そして気絶。ぐふって】
47 :【陰陽八極】 [sage]:2011/07/14(木) 22:30:54.65 ID:QWRj8bbIO
>>46

「…ふううう…」

【深呼吸。残心を取ろうとするが、体がまるで動かない。】

「…ああ…氣が…」

【バッタリ倒れる少女】
48 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/14(木) 22:32:10.96 ID:fDCZ9rWn0
>>45
「ええ、死にませんよ」

【少年は[ピーーー]ないのだ、まだ目的を果たしていないから】

「正体・・・ただの自分勝手な罪滅ぼしですよ」

【少年は昔の記憶を思い出し、悲しく笑う】
49 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/07/14(木) 22:36:17.40 ID:2411TbBr0
>>47
「……………」

【死んだように眠る赤い変態】
【そういえば寝ているように死んだご主人様はどこへいったのか?】
【その答えは『学園』のどこかの地面にグチャグチャにされて埋められている】
【赤い変態が記憶を失ったせいでこの事実を知るのはあの残虐教師のみとなった】

「……………」

【…この後どうなるのか】
50 :【刻印指定】 :2011/07/14(木) 22:37:25.97 ID:DZSjsqHSO
>>48
「なるほど、君は私が好きなタイプの人間だろうね」
「頑張れば良いと思うよ、何も出来ないだろうけど、応援はしてみよう」


「それじゃ、お水ご馳走様。」
ふふん、と笑いながらその場を立ち去る

//落ちます
51 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/14(木) 22:42:37.98 ID:fDCZ9rWn0
>>50
「どういたしまして、そしてさようなら」

【去っていく相手を見送っていく】

「ふう・・・」

【そしてベンチに戻って】

「・・・いまの姿を師匠に見られたらもれなく殺されるな・・・」

【1人、身震いをする】

/了解です、乙でした!
52 :【陰陽八極】 [sage]:2011/07/14(木) 22:43:24.90 ID:QWRj8bbIO
>>49

「……」

【どうなるのだろう】
【このままラチが明かないのだろうか。するとそこに…】










……またやりやがったのかこの拳法バカは…

【呆れたようにため息をついて現れる一人の人物がいた。】
【気絶した少女と同い年ぐらいの少女である。】
【一昔前の浪人者が着ていそうな焦茶色の和服。腰には一振りの刀。深緑の鞘に納められているそれは、】
【几帳面に、彼女の右越しに差し込まれていた。】
【長い淡い翠色は不思議と彼女に似合っており、】
【小綺麗に手入れされているのが良くわかる。】

…ったく毎回毎回…本日の犠牲者は……

おら、起きろ!

【気絶した少女をそのままおんぶして、相手の元に歩く。】
【もう辺りが暗いため、誰かは分かっておらず、足で軽く蹴って起こそうとした。】
53 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/07/14(木) 22:51:58.92 ID:2411TbBr0
>>52
「…………」

【誰か来たようである】
【気絶しっぱなしという展開にはならずに済んだ。よかった】

「…………んん?」

【そして蹴られる前に目が覚めた。よかったよかった】
【と、思ったら目の前に何者かの足が。どう見ても赤い変態を蹴ろうとしている】
【ちょっとまてい!】

「うおあ!!?誰じゃこら!第三者の介入していいような……って」

【蹴りをかましてきた足に火球を放ち、シャキッと立ち上がりながらそんなことを叫ぶ】
【が、顔を見てそれをやめる】

「我が妹よおおおぉぉぉぉぉおお!!久しいではないかっ!」

【思い切り抱き着こうとした】
【姉妹愛。ご主人様愛の次くらいに強い。悲しいのはどちらも一方通行なことか】
54 :【陰陽八極】 [sage]:2011/07/14(木) 22:55:54.50 ID:QWRj8bbIO
>>53

は?

【ポカン、とする少女こと使い魔。まさか「妹」と呼ばれるとは思っていなかった。】
【というより、この世で自分を妹と呼ぶ人物は一人しかいない。】

わ!?…やめろ!!離せこのっ!!

【思いっきり足で突き放そうとする。手が使えないのは少女をおんぶしているからだ。】
55 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/07/14(木) 23:01:31.31 ID:2411TbBr0
>>54
「離さんぞよ〜!」

【この変態。何故か妹(?)に対しては変な口調になる。本当に謎である】
【そして蹴られても離れない。流石変態。頬ずりまでし始めたぜ】
【ご主人様愛の次という素晴らしい成績を残したね。妹】

「うふふふ!ふふふ!うへへへ…うひゃひゃひゃ!」

【完全に変態だこれ。暗いとはいえ人目を気にしないその姿勢】
【かつてミスドチェーン店でルイズコピペ(ご主人様ver)を大声で叫んだだけある】
【ちなみにその時は注意されて店を出された】

「うへへへへ!!可愛いなア!可愛いなア!舐めちゃうぞこのっ!」

【言うや否や舐めようとした。舌をベローンとしてペロペロしようとした】
56 :【陰陽八極】 [sage]:2011/07/14(木) 23:08:53.91 ID:QWRj8bbIO
>>55

は、離せって!!俺はお前の妹じゃねえんだよ!

【事実上、「宝石が人化する」ということで自分は生まれたため、】
【翡翠と金剛石…元の鉱石が違うため血縁関係はない…と使い魔は考えている。】

舐めるなっ!!どこまで変態なんだお前は…!

【堪らずドサッと少女を地面に落とし、さらに拒む使い魔】

「…ううん……」

【そして薄っすらと目を開ける少女】
57 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/07/14(木) 23:19:34.39 ID:2411TbBr0
>>56
「同じ人が生んだんだから姉妹よの!」

【この二人。同じ能力者から創造された所謂使い魔である】
【姉・赤い人はご主人様に変態的なまで従順であり、というか変態】
【妹・緑の人はあんまし従順でないっぽい。詳しくは知らないが】
【こっちの変態は姉妹だと言い張っているのだった】
【親が同じなら兄弟だろ?と言いたいわけだ】

「舐めるわっ!!そしてダイヤは変態ではないぞ!愛の使者だっ!」

【変態≠ダイヤ≒愛の使者 らしい。あくまで自称だが】

「はっはっはっはっ!両手を使ってもご主人様の腕力に比べればアリみたいなものなのだよ!我が妹よ!」

【勿論ギャグ補正がかかっているとはいえ化け物級のパンチを喰らってすぐ起き上がるのだ】
【普通でない。本人曰く「愛の力」らしい】

「うへへへ!うへへ…」

【妹に夢中過ぎて地面に放り出された少女のことは知らん】
58 :【陰陽八極】 [sage]:2011/07/14(木) 23:30:08.89 ID:QWRj8bbIO
>>57

どんだけ力があるんだよ!!こいつは!

愛の使者じゃねえ!!お前は「変態」だ!!

【一瞬人外か?と非常に失礼な思考をしてしまう使い魔】
【それくらい彼女は驚いていた。】

おい!!爛!!らーん!!!

「ん……ああ…翠…」

俺は翠じゃなくて…ってんなことどうでもいい!!俺を吹っ飛ばせ!

【は?という顔をする少女だったが、状況を見て「なるほど」と、】
【妙に納得した。左手で使い魔から氣を僅かに奪い、】

「…」







【なんと使い魔に先ほどの攻撃。無論攻撃翌力は低めだ。】
【使い魔も慣れているのか、できるだけダメージの無いようにそれをくらい、】






…よおし。やれやれ。変態はごめんだ。

【スタッ】
【と弧を描いて綺麗に着地。そのまま姿を隠すように何処かへ走り去って行った。】
59 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/07/14(木) 23:39:11.80 ID:2411TbBr0
>>58
「ふふふ…驚くがいい!これが愛の力だっ!」

【違います。変態パワーです】

「失礼な!変態ではなく愛の使者ですけど!?」

【どんな人にどんな状況で「変態」だと言われても「愛の使者」だと言い張る彼女であった】
【今までで訂正しなかった回数は片手で数えられるほどしかない】

「あーら…残念!!」

【なんというか吹っ飛んで行った。妹が】
【そして走り去っていった。妹が】
【走り去る妹に投げキッスをした。姉が】



「あなた、どういうつもりですか?」

【クルッと振り返り、少女にそう言った】
【どういうつもり?はどう考えてもお前の方だが】
60 :【陰陽八極】 [sage]:2011/07/14(木) 23:43:05.97 ID:QWRj8bbIO
>>59

「…私の台詞ですよ。」

【呆れたように呟く】

「まあでも…元気そうでよかったですね。」

【と、心底安心したように付け加えた】
61 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/07/14(木) 23:47:39.66 ID:2411TbBr0
>>60
「ご主人様がいないから私の溢れんばかりの愛をどこに吐き出せばいいかと言うと…我が妹になるわけです!」

【ご愁傷様です…】

「ダイヤは基本、元気ですよ!」

【多分、死合いでもない限りはギャグ補正によってすぐ立ち上がるだろう】
【恐ろしきギャグ補正】

「…と、今回は負けましたけど!次はこうはいきませんからね!!じゃ!」

【そう言ってどこかへ走り去ろうとする赤い変態】
【今はどこに住んでいるのか謎である】
【ちなみに声をかければちゃんと止まる】
62 :【陰陽八極】 [sage]:2011/07/14(木) 23:50:29.87 ID:QWRj8bbIO
>>61

「…なるほど愛ですか…」

【なんか納得する少女。それだけ相手が熱心だったのだ。】

「ん…行きますか。私もまだまだですね。それじゃ。」

【ズン】
【震脚。型打ちをしながら見送った。】


/お疲れ様でした!
/ありがとうございました!!!
63 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/07/14(木) 23:53:02.10 ID:2411TbBr0
>>62
/絡み乙でした1
64 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/15(金) 00:19:53.90 ID:OhZWK+wIO
【公園】
【深夜の公園である。街の傍の方にひっそりと存在する自然公園】
【閑散としたその場所に、一人の人物がいた。】

「……銃術の練習でもすっか…」

【一人の豊かな長い黒髪が印象的な女性である。】
【ほとんど黒と言える春用の薄手のダークグリーンのコート、】
【左目を斜めに切り裂く様な傷跡。】
【そしてもう一つは左腰に帯刀した新緑の鞘に納められた一振りの刀。】
【ズボンのベルトの右腰当たりに着けられたホルスター…そこに収められ、コートがはためく度に見え隠れするリボルバー。】
【それらが合間って、少しばかり近づき難い様な、そんな雰囲気を発していた。】
【また、辺りは季節的に暑いのだが、女は涼しげで、】
【その証拠に、彼女の周りだけまるでクーラーをあてがったかのように、程よく涼しい。】

「つってもねえ…まるで当たらないしな…」

【退屈そうにそう呟き、女はベンチに座る。】
【よくみれば、コートの内側から絶え間なく白い冷気が霧のように吹き出ているのがわかる。】
65 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [sage]:2011/07/15(金) 05:54:33.28 ID:SBVKR0mT0
>>995

小鳥ッ!!!

【それは単なる勘でしかないのだろう】
【しかし、少年は気付いていた】
【少女の右腕の事に】

>>6

ガァァァッ!?

【相手の左腕の刀を、体をずらすことでかわそうとしたが】
【避けきれず右わき腹の辺りに浅く切りこまれる】

死ィィィねェェェ!!!

【血反吐を吐きそうになりながらも、肩に突き刺さった大剣を押し込む】
【右肩から左の腰辺りまで、ちょうど真っ二つに切るように】
【けりをつける気であろう、右腕も早く治療するべきと思っているのだろう】

/返しておきます
66 :【悪魔麺喰】 :2011/07/15(金) 13:26:43.02 ID:Urt3jjh5o
【澄んだ蒼の中に凛と浮かぶ太陽の優しく蒼々の光が街の中心に位置する広い公園を穏やかに照らし】
【ふわり】【陽光の中を優雅に浮かぶ無数のシャボン玉は、光を反射し黄金の輝きを纏っていた】

「……ひゃひゃっ!やべえなこれ」

【楽しみに染まる声、空を漂うシャボン玉の元を辿れば古びたベンチに腰を下ろす、人に似た何かで】
【両手足に着いた青いファー、コシには同色のピラっとしたスカート】【高い身長の細い体を覆う藍色のタイツ】
【……そう、まるで道化師の様な】【道化師は顔に嵌めた泣き笑いの仮面を少しずらし、緑の棒を】

【ぷかり】【再び透明なシャボン玉が生まれ道化師の声と共に宙を舞う】
67 :【鵺者矛盾】無表情な鵺の子 [sage]:2011/07/15(金) 13:44:36.49 ID:HkMuAZa/o
>>6

っぅ……

【痛みを感じる間もない】
【ショックが大きく、極度の興奮状態な理由もあるだろう】

>>65

昇ッ!!
殺しちゃ駄目!!!!

【必死でそれだけを叫ぶ】
【幾ら何でも、殺生を見るのは――特に知り合いが命を奪う所など、絶対に観たくない】
68 :【刀陣波乱】@wiki [sage]:2011/07/15(金) 14:22:24.46 ID:Q/nnuEYwo
>>65 >>67

「ざっ...けんな...」

【突き刺した刀に確かな手応えは無く、感じるのは身を焼く様な激痛のみ】
【視線に怨嗟を込めて、青年を睨む。刀を取り落とした左手は、大剣を防ごうと動く】

「がっ...」
【ずぶり、ずぶり】【腕を切断し、尚も自身の身体を斬ろうと進む刃に左手を動かそうと】
【不意に力が抜ける。だらりと左腕は垂れ、青年の身体は力無く崩れ落ちようとしていた】
【大剣の通り道からは止めどなく血が溢れ、飛沫が飛ぶ。大地に、青年に、目の前の敵に】
【そして――既に動かせなくなった身体を大剣は両断し。どさりと音を立てて躯が落ちる】

【嘗てぎらぎらと輝いていた黒い瞳は濁り、青年の生を示す物は何一つなくなった。】
【彼が最後に何を思い、何をしようとしたか。――残ったのはただただ血を流す、肉片のみ】

【刀陣波乱】【死亡】
69 :【刀陣波乱】@wiki [sage]:2011/07/15(金) 14:23:22.01 ID:Q/nnuEYwo
/忘れとった...絡みありがとうございました!
70 :【手晶凶刃】手から水晶の刃が出せる [sage]:2011/07/15(金) 16:51:16.55 ID:KBXn07CD0
今日もまた一段と暑いな・・・
まったくいやになるってもんだ

【黒いトレンチコートを着た青年が木陰でたたずんでいる】
【いい加減そのコートを脱げというのは禁句である】

こういう暑い日にはロリババアと会いたくなるよね☆
そんなときにはこれ!!
(ペカペカペカッ)魔方陣〜

【いきなり地面に怪しげな魔方陣を描き始めた】
【どうやら暑さで頭がやられ始めているらしい】

オンキリキリバサラウンバッタオンキリキリバサラウンバッタ
オンキリキリバサラウンバッタオンキリキリバサラウンバッタ・・・

【とうとう召還の儀式まで始めてしまった】
【大分危険な状態である】
71 :【雨候奔竜】@wiki [sage]:2011/07/15(金) 16:55:07.55 ID:Q/nnuEYwo
【町からも然程遠くない、小さな森の中】
【照り付ける陽光から木の葉に護られながら、一人の少年が汗を流していた】
【肘を曲げ、伸ばし、繰り返す。...所謂腕立て伏せを繰り返して】

「...っ......はぁ」

【やがて区切りとなったのか、大きく息を吐き出してその場に座り込んだ】

【汗を拭い、空を仰ぎ見れば蒼い空の元涼し気な風が吹き、空色の髪が優しく揺られ】
【このまま、昼寝してしまおうか――ばたりとその場に倒れると大の字になり、目を閉じた】
72 :【即興円創】異常にタフ [sage]:2011/07/15(金) 17:01:48.46 ID:dqUdc8ilo
>>70
【暑い。暑すぎる。】
【こんな日には昼間から酒でも飲んでいなければ乾涸びてしまう】
【そう思い酒屋に向かっている途中、道端の木陰に佇む一人の青年を見つけた】
【青年はこの暑さの所為か、奇妙な事を呟いて奇妙なモノを地面に描いている】

嗚呼……お天道様の悪戯によってまた一人、
尊い命が犠牲となってしまった……

【死んでないよ!まだ無事だよ!】
【そんな事は露知らず、扇子で顔を扇いで雲の様に白い髪を揺らし】
【青年の頭上の木の葉が如き深い碧の瞳を陽に晒す、緑色の着流しを身に着けた青年】
73 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [sage]:2011/07/15(金) 17:10:15.53 ID:SBVKR0mT0
>>67>>68

【少年の目の前に倒れ込む死体】
【確かに彼は、人を殺したのだ】
【守ろうとしてたとはいえ、命を一つ奪った】
【しかし、彼は守り切ったのだ】

かはっ.........小鳥......

【脇腹からは血が流れ出る】
【もともと体に負担がかかる能力なのだ】
【それでも、少女に向かって手を伸ばす】

――この手は汚れちまった、俺は人を殺しちまった......





それでも俺はお前と居たい。だから、一緒に居てくれるなら、この手を取ってくれ

【少女が手を取ってくれたなら落ちた右手も持って、ついでに壊れた槍も背負って総合診療所にでも行くだろう】
74 :【手晶凶刃】手から水晶の刃が出せる [sage]:2011/07/15(金) 17:14:28.64 ID:KBXn07CD0
>>72
・・・ギロリ

【突如、奇妙な呪文を唱えていた青年は近づいてきたものを見やる】
【いや、その血走った眼球から睨み付けると言ってもいいだろう】

男か?女か?
男女男男女男女・・・

【再びなにやらぶつぶつとつぶやき始める】
【そしてしばらくしたあと、顔を上げて一言】

すいませ〜ん(棒読み)
あなたは何のために生きてるんですかね?

【そうつぶやいた後、黙り込んでしまった】
75 :【即興円創】異常にタフ [sage]:2011/07/15(金) 17:25:26.42 ID:dqUdc8ilo
>>74
【青年の視線に、まるで蛇に睨まれた様な気持ちになるが】

……着流しを身に着ける女性は、そうそう居ないと思うけれど

【気にせず、さり気なく。自分が”男”である事を小声でアピールして】

……”何の為に”、か
何故その様な質問を私に投げ掛けたのかはさて置き、質問に答えようか
受け売りになってしまうかも知れないけれど―――私は死ぬまでの暇つぶしに生きている

【ぱたぱた。】
【扇子で顔を扇いで、青年は笑う】
【当たり前だろう?と言わんばかりに。】

そう言う君は、何の為に生きているんだい?
76 :【手晶凶刃】手から水晶の刃が出せる [sage]:2011/07/15(金) 17:30:59.26 ID:KBXn07CD0
>>75
そうですね、
あなたと同じでいいです

【いろいろと限界なのか、随分投げやりな返事をする】

いや、やっぱりそれだけじゃいけないような気がする
生命体として最低限の役割は果たさなければいけないような気がする

【そう思い立ったあと、書いていた魔法陣を足で消して一言】

要約するとですね、
恋人が欲しくてたまらないと言うことです

【何故かいらついているような表情で言った】
77 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [sage]:2011/07/15(金) 17:42:30.95 ID:SBVKR0mT0
/わすれてました
/絡み乙でしたー
78 :【即興円創】異常にタフ [sage]:2011/07/15(金) 17:42:34.39 ID:dqUdc8ilo
>>76
確かに。三大欲求に性欲が含まれている時点で
伴侶を見つけるのはヒトとして最低限の役割かも知れないね。
しかし……ふぅん、恋人。
恋人かぁ

【脳髄に刻む込む様に、何度も何度も復唱】
【そして青年は5回目の復唱でふと気付く】

……どうしてそんなことを見ず知らずの私に話したんだ
誰か良い女でも紹介しろとでも言うのかい?
それなら諦めた方が良い
女性とは男性を食い潰して生きるモノ。
マトモな女性なんか、この世界には一人として存在しないだろうさ

【ぱちん、と乾いた音を立てて扇子を畳み】
【そのたたんだ扇子で自分の頬を軽く、何度か叩く】
79 :【手晶凶刃】手から水晶の刃が出せる [sage]:2011/07/15(金) 17:50:40.89 ID:KBXn07CD0
>>78
俺だって本当はそうなんじゃないかと思っていたさ・・・
しかし!!それでも俺は捨てきることが出来ない!!

【いつの間にか立ち上がり、力強い口調で言う】
【さっきまでぶつぶつ言っていたのに切り替えが早い】

たとえば今まであった女性といえば、
自分のことをレオンなんとかと呼んでる中二病が入った僕っ子と、
なんか魔法を使ったりする僕っ子と、
少々抜けてる女性と僕っこと、あとそれから・・・

【しばらく言ったことを復唱する】
【すると、あることにふと気が付く】

やべえ!!まともなやつがいない!!
あと僕っ子多すぎ!!飽きる!!

【目を見開いて言い放つ】
80 :【鵺者矛盾】無表情な鵺の子 [sage]:2011/07/15(金) 17:57:17.95 ID:HkMuAZa/o
>>68 >>73

……昇のせいじゃ、無いよ

小鳥が、小鳥がちゃんと対処出来てれば……

【ぐす、と泣きながら弁明を試みる】
【能力者とはいえ、小さな少女には――命が尽きる瞬間を見るということは、かなりのショックだったようだ】

……うん

【左手を伸ばし、力なく手を取る】
【必死で歪んだ笑みを浮かべながら】
81 :【即興円創】異常にタフ [sage]:2011/07/15(金) 18:00:03.62 ID:dqUdc8ilo
>>79
あ、嗚呼……まあ、そうだろうね

【立ち上がり、何やら雰囲気が変わった青年に少々たじろぐ】
【先程までの陰鬱っぷりは何処に飛んで行ったのか、と少々疑問に思う】

う、うん……そうだな、僕っ子ばかりだな
君の話を聞く限りは。
【もう、肯定から入る事しか出来ない】
【解答が少しでもズレたが最後、男女お構いなしに何かされる気がする】

でもまあ、一人称を気にする事も
……言ってしまえば、相手の性別も気にする事は無いのでは?
君は君に合う伴侶を捜せば良い。

例えそれが男性だったとしても、誰も……君の周囲の人は何か言うかも知れないが
世間に文句は無いだろうさ。
メディアでも、女性の卑劣さは後悔されている訳だし、ね?

【そうだろう?と微笑む】
【これでも何とか、目の前の青年を正常に戻そうと努力しているのだ】
82 :【悪魔麺喰】 :2011/07/15(金) 18:01:32.00 ID:Urt3jjh5o
>>66上げで
83 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [sage]:2011/07/15(金) 18:02:52.66 ID:SBVKR0mT0
>>80

泣いていいんだ.....

【肩を貸して立ち上がる】
【ゆっくりと歩きながら目指すは総合診療所】

頼む......頼む

【きっと誰かが、少女の右手をつけてくれると信じて】
【自らも血を垂れ流しながら歩く】

/診療所スレに行ってみますかね??
84 :【讃詞吹銘】@Wiki [sage saga]:2011/07/15(金) 18:06:07.31 ID:Jonqf23eo

さて、どうしたものか―――青年は首を捻る。

レンタルした軽自動車の運転席、外の世界に広がるのは、闇と
静寂。
草木も眠る丑三つ時、山道のただ中―――彼は所謂心霊スポット、その"入り口"に居た。


山肌に穿たれた大きな、穴。洞穴ではない、人工物。トンネルだった。
老朽化、需要の低下、あるいは―――いずれにせよ、何らかの理由で閉鎖され、こうしてフェンスで覆われている。
その傍らに置かれた一つの小さな花束、いかにもといった趣。

ダッシュボードの小物入れから懐中電灯を取り出し、車を後にして
フェンスへと歩んでいくその姿は、普通の人間から見れば明らかに異様だろう。
とはいえ、こういった場所に来る人間といえばそれが普通に見える、彼のような人種くらいのものなのだが――――
85 :【手晶凶刃】手から水晶の刃が出せる [sage]:2011/07/15(金) 18:07:17.52 ID:KBXn07CD0
>>81
……

【しばらく相手の言葉を聞いている】
【そして頷きながら、口を開く】

ありがとう・・・
俺は正気に戻った!!

【どうやら青年は正常に戻ったらしい】
【やったね!!】

そうと決まれば俺は自分の心をハードボイルドに保つまで・・・
やるぞ!!(キリッ

【急にやる気を出し、スクワットなどを始める】

ありがとう・・・
本当にありがとう・・・
君は俺に本当のハードボイルドとは何かを教えてくれた気がする・・・

【何故か不意に涙を流しながらスクワットを続ける】
【どうやら大分影響されやすい性格らしい】
86 :【鵺者矛盾】無表情な鵺の子 [sage]:2011/07/15(金) 18:09:57.81 ID:HkMuAZa/o
>>83

……うん

【目は虚ろ、右肩からは無い】
【しかし、そんな少女を助けてくれる存在を確かに感じ、意識を途切れそうになりながらも歩く】

【溢れる涙は、もしかしたら出血より多いのかもしれなかった】

/ですね……
/おねがいします!
87 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/07/15(金) 18:13:10.91 ID:KiVaLRoc0
>>84
/まだいますか?
88 :【即興円創】異常にタフ [sage]:2011/07/15(金) 18:13:54.37 ID:dqUdc8ilo
>>85
【何か、大きな事をやり遂げた様な清々しさだ】
【鼻歌でも歌いたい気分だが、止めておく】

嗚呼、どう致しまして
……正直、どこがどうハードボイルドなのか皆目見当も付かないけれど
そしてハードボイルドと君のスクワットにどのような関連性があるのかも分からないけれど
もう一つ加えると、君が何故涙を流しているのかも気になる所なのだけれど

心の内に押し止めて、素直に礼を受け取る事にするよ

【押し止めていない。ダダ漏れです先生】
【再び扇子を広げ、顔を扇ぐ】
【そして思いついた様に】

―――そう言えば君は地面に何を描いていたんだい?
君が影になっていて、良く見えないのだけれど

【青年に問う】
89 :【超霊流銃】@wiki [sage]:2011/07/15(金) 18:15:35.78 ID:h+Yiu3WFo
>>84
「蒸し暑さは夜になっても変わりませんか…」

夜の山中を、木の葉を踏み抜く音を響かせながら歩く一人の男
視界はほぼ闇に包まれており、目を幾ら凝らした所で地形を把握するのがやっとと言った所である
だがそんな悪状況も気にせず、この男はまるで迷う事無く一つの目的地へと向かって歩いていた

―――と、目的地に程近い所で気になる物を視界に入れる

「軽自動車―――先客か」

物珍しい人がいるな――そんな事を考えながら車体の横を通り過ぎた所で、懐中電灯の明かりを見つけた
恐らくこの軽自動車の持ち主にして、そして間違いなく――目的地を共にする者だろう

「こんばんは」

まるで街中で会ったかのような気軽さで、挨拶を掛ける
90 :【手蔓藻蔓】@wiki [sage saga]:2011/07/15(金) 18:17:00.72 ID:5A+d0gey0
>>84
【この真夜中、まさかこんな不気味なトンネルに人が居るはずはない】
【もちろん、トンネルからは何の音も……】

『カサッ』

【トンネルの奥から、足音】
【地面をするような音……誰かがそこに居る事を表している】

【次の瞬間、トンネルの奥から現れたのは女の白い腕……ではなく、細い無数の触手】
【トンネルから逆流してくるように、まるで蛇のような触手がしゅるしゅると伸びる】
91 :【手蔓藻蔓】@wiki [sage saga]:2011/07/15(金) 18:17:46.49 ID:5A+d0gey0
>>90
/※このレスは削除されました
92 :【真似神偽】 [sage]:2011/07/15(金) 18:21:15.30 ID:83sR9O4Ko
【作務衣に身を包んだナイスミドルが公園のベンチでかき氷を食べている】

「夏真っ盛り と 言ったところだな」

ロキ「まったく茹る暑さじゃ・・・」

【ひえぴたをおでこに張り、氷柱の上で涼みながら梟はそんなことを口にする】

「なに 印度は澳門・越南に 比べれば 虫が出ぬ分 些か過ごし易かろうよ」

ロキ「まぁのぅ……」

【一人と一羽はぐだぐだと そんな事を 喋りながら】

【――ナイスミドルの傍らには一つの屋台と一つの暖簾】

【『―――カキ氷 始めました』】

ロキ「……この暇人め」

「否定はせん」
93 :【手晶凶刃】手から水晶の刃が出せる [sage]:2011/07/15(金) 18:21:35.53 ID:KBXn07CD0
>>88
ああ、これね。魔方陣。
ちょっと悪魔でも召還しようと思ったんで・・・

【運動をシャドーボクシングに切り替えながら言う】

ちなみにこれには二つの目的があってだな、

@悪魔と契約して恋人でも作ってもらう
Aもし悪魔が美女だったら契約して恋人になってもらう

これが隙を生じぬ二段構えってやつだ

【どう考えても間違っていることをさも当然かのように言い放つ】
94 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [sage]:2011/07/15(金) 18:22:22.49 ID:SBVKR0mT0
>>86
/向こうに置いておきました
95 :【戯言博打】 :2011/07/15(金) 18:31:54.24 ID:urdG7url0
>>92

あちぃ…ちくしょー夏の暑さまで私をバカにするのかっ…
昨日の大敗の当てつけかこの野郎…おかげで野口が一人になってしまったじゃないのよぉ

【ブツブツと負け犬特有の雰囲気を醸し出しながら公園に足を踏み入れると】
【そこにはナイスミドルたちの傍にある屋台と暖簾】
【それを目に入れた瞬間なけなしの金をかき氷に費やすことにした】
【だが急いでそこに行ったのではがっついているように見えるので】
【出来る限り余裕があるように見せかけながらナイスミドルたちに近づいていく】

96 :【真似神偽】 [sage]:2011/07/15(金) 18:41:52.42 ID:83sR9O4Ko
>>95
「しかし 暑いな」

ロキ「む、客じゃないのか?」

【梟は向かってくる負け犬オーラ全快の女性に目を配る】

「……ふむ その ようだな」

ロキ「用意はせんのか?」

「なに 客かどうかが確定してからも充分に 余裕だろう」

【ナイスミドルはのんびりとカキ氷をしゃくしゃくと食べ続ける】

「……ッ!」

「頭がズキズキするな」

ロキ「主でもか……」
97 :【讃詞吹銘】@Wiki [sage saga]:2011/07/15(金) 18:42:05.91 ID:Jonqf23eo
>>89

「ん、あ、ああ―――こんばんは」

振り向き、男の礼に応じる。丸まった瞳、表情は驚きを隠しきれていない、それはまるで幽霊を見ているかのような、それ。
よもやこんな辺鄙な地に自分以外の人間が居ようとは。
彼にとって、男の登場は幽霊の存在以上に驚くべき事柄だったらしい。


「えっと……だな、兄さん、アンタも"これ"かい?」
「とはいっても、それ以外に出来そうな事なんてなにも無いんだけど、さ」

わざとらしい苦悶の表情を作り、手を首の辺りで小さく折り曲げて、互いの、恐らくは一致しているであろう目的を示す。
反対側から風が吹き抜けているのか、トンネルの奥から微かな、呻き声のような音が上がった。

>>87
/おります、が……予約済みなのです。ごめんなさい、またの機会にお願いします
98 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/07/15(金) 18:42:48.39 ID:KiVaLRoc0
>>97
/予約でしたか…すみません
99 :【戯言博打】 :2011/07/15(金) 18:50:00.61 ID:urdG7url0
>>96

【言うまでも無く彼女は負け犬オーラ全開である】
【なのにそれを隠しきっていると何故か勘違いしてしまっている】
【だから余裕がある…ように見えると思い込んでいる】

ねぇ…おじ様、今日も暑いわね。

【優雅っぽく少し痛んだ翡翠色の長髪を靡かせ見てくれだけ余裕があるようにふるまいながらも】

だからかき氷を一つ頂けないかしら?
(あちぃ…一秒でも早く食べたい…)
(つーか何かき氷喰ってんのよ。…うまそうだなぁ)

【と顔は正直であって、結局のところバレバレであった】
100 :【超霊流銃】@wiki [sage]:2011/07/15(金) 18:51:05.76 ID:h+Yiu3WFo
>>97
相手のひどく驚いた様な表情を見て、思わず苦笑が零れてしまった
確かに自分の登場は予想外に過ぎた事だろうが、それはお互い様と言えただろう
顔には出さぬが、この男も内心で穏やかでは無かった

目的が異なると言う事は無いだろうが、では―――この男の狙いは何か?
そこが未だに掴めていない以上、ある程度の警戒心が必要とされる

「ん? ああ、はい―――“それ”です」

相手が示した方を確認して――否、確認するまでも無かったが――首肯を返した
言葉どおりに受け取るのであれば、相手の目的も“それ”である事に相違は無いのだろう

足をゆっくりと進め、トンネルの傍に近づくと目を細めた

「成程。予想以上に骨が折れずに済みそうです」

一度でも声が聞こえてしまえば、大体の辺りはつく
虱潰しに探索する手間が省けたのは、非常に助かる話で会ったのだ
101 :【真似神偽】 [sage]:2011/07/15(金) 18:59:58.86 ID:83sR9O4Ko
>>99
ロキ「客である事が確定したぞ、主よ」

「ふむ どれ――」

【屋台の奥に鎮座するは某学園の技術を最大限流用して作り上げた下手な軍事兵器よりもお高いカキ氷マッスィーン】
【ナイスミドルが ポチッとな と ボタンを押すと】

【じゃんじゃかじゃんじゃか 氷を削り始める】

【その氷もまた とある箇所から切り出してきた 天然水100%の自然氷】

【故に 完成するカキ氷は 世界最高級】

「味は どうする?」

【用意されている味の数もまた星の数】
【――いや カキ氷マッスィーンに搭載されている 味調合機能により この世に存在する凡そ全ての味のシロップを作り出すことが可能!】
【もちろん 宇治金時やしろくまなんかにも対応している】

【なんだこれ 超欲しい】
102 :【叉喰毒翔】様々な種類の毒を帯びた翼を生やせる [saga]:2011/07/15(金) 19:09:59.47 ID:emhpisSFo

「―――さて」

女は、凛とした表情で仁王立ちをしていた

片手には安物の団扇。ロケーションは、廃ビルの屋上
そして背中には――――桜色の翼。それはまるで、天使のような美観だった


「そろそろ、本気出して悪人を捕まえよう」


ぽい、と。手に持っていた団扇を地上へと投げ捨てる
女の目付きは真剣だった


/死合いとか悪属性の方々との絡み希望!
103 :【戯言博打】 :2011/07/15(金) 19:10:09.62 ID:urdG7url0
>>101

おお…じゃあおいしく作ってよね
私の身体は!今ッ!かき氷を!欲しているのだからッ!

【夏の暑さと昨日の大敗でついに頭がおかしくなったのか】
【先ほどまでの優雅なフリがすべて台無しになっていた】
【そして味についてだが、要求したのは――】

そうねぇ…「スイ」ってあるかしら?アレ以外で食べるかき氷はかき氷じゃないッ!

【某美味しんぼの山なんちゃらとか言うサラリーマンが4巻か5巻らへんで言っていたものである】
【スイとは言ってしまえばただの砂糖水。某美味しんぼ曰く水の味が一番味わえるものだとか】
【そんなモノがあのかき氷マッスィーンに存在しているのだろうか?いいや存在してるはずッ!】

104 :【真似神偽】 [sage]:2011/07/15(金) 19:16:09.59 ID:83sR9O4Ko
>>103
「ふむ ほれ」

【ナイスミドルがカキ氷マッスィーンから取り出したるは「スイ」味? 味なのか? のカキ氷】

ロキ「……なんという技術の無駄遣い」

【梟はそんな事を口にするが カキ氷マッスィーンは 一見するとただの業務用カキ氷機だ】

「技術とはな 無駄に使うときこそが 最も映えるのだ」
「まぁ そんな事はどうでもよいか」



「――――あぁ お代は要らんぞ」
「今日はこれの試験販売であるからな」
105 :【戯言博打】 :2011/07/15(金) 19:20:56.32 ID:urdG7url0
>>104

えっ?無料?いやっほーい!
なけなしの野口を使わずすんだよ、やったね!

【年甲斐も無くはしゃぎながら】
【差し出されるは砂糖水の掛かったかき氷】
【それを受け取り、さっそく口の中に入れる】

ああ…このかき氷うまッ!
なんだこのかき氷はッ!今までのそれが紙くずみたいよっ!

【何かの美食漫画のようなテンションで言葉を紡ぐ】
【ある程度味わったところで今までスルーしていたことに今更突っ込みを入れる】

………今までスルーしてたけど、フクロウが喋ってるッ!?

【遅すぎだろ。そのリアクションをするのは数レス前だぞ】
106 :【真似神偽】 [sage]:2011/07/15(金) 19:24:15.53 ID:83sR9O4Ko
>>105
ロキ「なんじゃ、理解の内かと思うておったが理解の外じゃったのか」

「まぁ 普通は喋らんしな」

ロキ「まぁ、普通ではないからな」

「喋るからな」

ロキ「そうじゃな。儂は喋るからな」

【とか 無限ループに陥りそうな会話をし】

「だがまぁ そこまで驚くことでもなかろうよ」

【と ナイスミドルは 宇治金時を新たに作りしゃくしゃくと食べている】



107 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/15(金) 19:26:13.98 ID:88ZWORJIO
【公園】
【夕方の公園である。街の傍の方にひっそりと存在する自然公園】
【閑散としたその場所に、一人の人物がいた。】

「……銃術の練習でもすっか…」

【一人の豊かな長い黒髪が印象的な女性である。】
【ほとんど黒と言える春用の薄手のダークグリーンのコート、】
【左目を斜めに切り裂く様な傷跡。】
【そしてもう一つは左腰に帯刀した新緑の鞘に納められた一振りの刀。】
【ズボンのベルトの右腰当たりに着けられたホルスター…そこに収められ、コートがはためく度に見え隠れするリボルバー。】
【それらが合間って、少しばかり近づき難い様な、そんな雰囲気を発していた。】
【また、辺りは季節的に暑いのだが、女は涼しげで、】
【その証拠に、彼女の周りだけまるでクーラーをあてがったかのように、程よく涼しい。】

「つってもねえ…まるで当たらないしな…」

【退屈そうにそう呟き、女はベンチに座る。】
【よくみれば、コートの内側から絶え間なく白い冷気が霧のように吹き出ているのがわかる。】
108 :【戯言博打】 :2011/07/15(金) 19:30:15.34 ID:urdG7url0
>>106

【普通ではない…何ゆえ?と内心で抱いた疑問をそのまま顔に反映させながら考え事】
【彼女はこの能力者世界に生きてはいるものの能力者と出会うという機会が少ない】
【だからあまりピンとこない】

……ねぇナイスミドルなおじさんは普段何やってる訳?
暇人?年金貰って優雅な余生でもおくってんの?シャクシャク

【唐突な質問】
【更に続けようとしたが…頭痛と言うのはかき氷を食べるものの宿命らしい】


109 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/07/15(金) 19:32:17.27 ID:Dwqb3Agd0
>>102

『ぐあぁ!!…』

【そんな彼女の耳には、そのような男の断末魔が聞こえるだろうか。】
【それは、廃ビルの近くにある、普段誰も通らない路地から。】

【路地では、十数人の倒れ付す男と、数個の赤い肉塊が有った。】
【当然それらはもう動かないし、勿論声を出す者もない。】
【その中心には、ウェーブの掛かった金髪…今は返り血が付いているが、それを揺らす女がいた。】

ふふ〜ん♪ 貴方たちが襲ってきたから咄嗟に防御しただけだからね〜。
貴方達が悪いのよ〜。

【女はそう言いながら、殴殺用に閉じていたのであろう日傘をまた差し、その路地裏から歩き出そうとした。】

/死にそうになったら逃げると思うんですがそれでも良ければ…。
110 :【真似神偽】 [sage]:2011/07/15(金) 19:37:06.25 ID:83sR9O4Ko
>>108
「普段か…… ふむ……」

【そんな在り来たりの質問に対してナイスミドルは熟考する】

ロキ「人殺しじゃろ、人殺し」

【そんなナイスミドルを尻目に梟はさらっとそんな事を口にする】
【まるで『趣味は読書です』と言わんばかりの軽やかさで】

「何を 巫山戯た事を 言っているのだ ロキ」
「私は 人殺しなどせんだろう」
「そもそも 食材以外に 殺生はせん」

【ナイスミドルはその梟の言葉を即座に否定し】

「―――あれは単なる処分だ」
「ほら 壊れた玩具を 焼却するのと同じだ」

【しゃくしゃくしゃくしゃく】

【ナイスミドルはカキ氷を口に運ぶ】
111 :【叉喰毒翔】様々な種類の毒を帯びた翼を生やせる [saga]:2011/07/15(金) 19:38:19.81 ID:emhpisSFo
>>109

「―――今日のアタシはツイてるみたいだ」

その叫びはしっかりと耳に届いた。女の口元が歪む
女が真に正義感を持っていれば、到底有り得ないリアクションだ

翼を躍動させ、声の方へ

上空から路地裏の状況を把握しようとし、それは滞りなく成功する
そして去ろうとする人影へと麻痺毒の羽根を10本射出した

(――――あ、失敗した)

その後で、相手が傘を差していることに気付いた。これでは羽根が容易に弾かれ、己の存在を知らせるだけだ
後悔するも、時すでに遅し。焦りが生んだミスである
112 :【戯言博打】 :2011/07/15(金) 19:44:30.74 ID:urdG7url0
>>110

【頭痛が収まり再びかき氷を口に含み喉へと押し込もうとした瞬間】
【突拍子もない「人殺し」というワードを耳に入れ思わずむせてしまう】

ゲホッゲホッ…

【しかも聞いているうちに食材とか玩具とか訳の分からないことまで言い始めた】
【相手がしゃくしゃくとかき氷を食している間自身はかき氷を食していない】

…あんたら、人殺しさんですか、そうですかそうですか
だからと言って別に通報する気もないし
私に降りかかって来ないなら別に何してても構わないけどさ

【とは言ったものの顔が引きつっている、後退りはじめていた】
【ひとごろしと平然と言い切ったフクロウと、単なる処分と言ったナイスミドルに対して】
【何処か警戒している。ふつう人殺しと言ってにこにこしている輩は少ないだろう】
113 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/07/15(金) 19:44:39.02 ID:Dwqb3Agd0
>>111

…ん〜?

【唯、傘を差していたことか、それとも傘が頑丈だったためか、羽は傘に弾かれて地面へと落ちる。】

【勿論それに気付いた女は。そちらへと顔を向け……】

何かしら〜?
用事でもあった〜〜?

【と、空中を飛んでいる(であろう)彼女へとそう問いかける。】
【鈍感? いや、本当は気付いているのだが、わざとふざけている女。】
【というのも、戦闘するのが嫌なだけなのだが。】
114 :【叉喰毒翔】様々な種類の毒を帯びた翼を生やせる [saga]:2011/07/15(金) 19:51:00.34 ID:emhpisSFo
>>113

「不意討ち失敗、か。この反省を今後に活かそう」

堂々と独り言を発し、高度を下げながら女の頭上へ移動する
到底傘は届かないだろうが、会話には充分――つまりは中距離を維持しようと考えた。当然、理由あっての行動だ

「ああ、ちょっとアンタに用事がある。署まで来てくれるかい?」

やや悪戯っぽく、女は笑う。冗談なのか本気なのか、読みにくい声音
宙に留まっているので、当然その桜色の翼は絶えず動く。つまり、麻痺毒の羽毛は地上の女へと振りかかる
このポジションから会話を続けることで、気付かれぬ内に身体の自由を奪おうという魂胆だ
115 :【真似神偽】 [sage]:2011/07/15(金) 19:52:28.58 ID:83sR9O4Ko
>>112
「人殺しではないと 言っている だろうに」
「そもそも アレらは 人ではないだろう 私と 同じで」

ロキ「主は 人の定義が狭いのじゃよ」

「人とはより高次の存在が 練り上げ作り上げ顕現させたモノ」
「人が作り上げた擬似個体を 人と呼ぶにはおこがまし過ぎよう」

ロキ「まぁ、言わんとすることは分からんでもないがのぅ」

【ナイスミドルはしゃくしゃくとかき氷を食べながら】
【気づけばイチゴ練乳に変わっている】

「あぁ 安心しろ」
「食事中の 処分は 行わない流儀だ」

【どんな流儀だ】
116 :【戯言博打】 :2011/07/15(金) 19:59:55.82 ID:urdG7url0
>>115

【あれら?…人ではない?…私と同じで?】
【只でさえ頭が混乱してるのにそれらの言葉は頭の混乱をさらに加速させる】
【まるで目の前の存在が未知の言語を話しているかのようであった】

人が作り上げた擬似個体・・・?
何が何だかわからないわね…私の脳のスペックが低すぎるせいかしら?
ところで擬似個体って言ったわね。それって何を示してる訳?
人口能力者?それとも天然能力者?それとも今地球上にいる人類すべてかしら?

【足りない頭を最大限に働かせ、言わなくてもいいことを敢えて言ってしまっていた】
【ふと自分の手が握っているものを見ればそれは完全に溶けてしまっていた】
【だから行儀悪く、水と化したかき氷を一気飲みした】
117 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/07/15(金) 20:00:15.61 ID:Dwqb3Agd0
>>114

何その、昔のドラマみたいなセリフ〜。
今時流行らないわ〜。

あと、そんな格好でそんなセリフ言われても本当にジェイル員なのかわかんないわよ〜?

【そう、多分本気だろうセリフを言う彼女に対して、こちらは80%冗談である。】
【しかし、頭のうちでは色々と思考している女。】

(聞くまでも無く、これはあの女の能力よね…。)
(羽が刃物になってるわけじゃないし…羽に何か仕込まれてるか…。)

【良い所まで行ってるだろうが、核心には当然たどり着けない。】

綺麗な羽ね〜。ま、当たる訳には行かないけど〜。
あ、さっきの答えは「NO」でお願いするわ〜。

【そんなわけで、傘を女と彼女の一直線上に差し、羽を防ごうとする。】
【風に流された羽は知らないが、とりあえずこれで防ごうというもの。】


【しかしこの女、相手がジェイル員だというのに余裕である。】
118 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/07/15(金) 20:00:25.31 ID:mP7lfHFR0
【街の中の公園 (夜)】

「………」(………)
【静かな公園の中、一人の青年がいる、彼は現在ベンチで横になっていて誰が見ても寝てると分かるだろう】
【何故彼が寝てると言うと数日後の夏祭りを楽しむ為今までに積もった疲労を取ろうとしている為だ】

「……すー」(………)
【ベンチの下に大きいリュックがあり、青年の目には白いタオルがかけられている】
【さて、口を開けたまま寝ている青年に来るとすれば自分の知り合いだろうか? 注意してくる人だろうか? それとも…?】

/殺し合いの場合、逃げる可能性が大なのでご了承を
119 :【鵺者矛盾】無表情な鵺の子 [sage]:2011/07/15(金) 20:03:20.87 ID:HkMuAZa/o
>>118

……む?

【偶然、街に降りた帰りの少女】
【あの姿は――】

寝ておるのう

【友人を見つけた】
【いたずらっぽく笑う少女は――】

てい

【口の中に人差し指を突き入れてみる】
【起きるかどうか微妙な力加減だ】
120 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】ちび神様 [sage]:2011/07/15(金) 20:03:53.11 ID:HkMuAZa/o
>>119
/名前……
121 :【真似神偽】 [sage]:2011/07/15(金) 20:07:07.61 ID:83sR9O4Ko
>>116
「祖を辿れば 人ではなく 試験管やフラスコに行き着くモノ共だよ」

【つまりは人工能力者】
【いや その中でも 生後に開発された能力者 ではなく】
【始まりから そう在るべき として 造られた 能力者】

「確かに 人工能力者は大概が ソレだな」

【しゃくしゃくしゃくしゃく】

「ん お代わりはいるか?」
122 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/07/15(金) 20:10:09.44 ID:mP7lfHFR0
>>119
「…すー、…ん?」(……え?)
【青年は疲労が取っている最中に誰かが口に何かを入れる】
【微妙な力加減だったので気づくことは無かっただろう、青年がこの街に来る前ならば】

【すぐに口に入っている物を外してから片手で白いタオルを取って青年に寄って来たものを確認】

「…えーと、何やってるんですか、稲さん」(…以外だ)
【相手の姿を見て一言、青年の顔は軽く寝ぼけており昨日程ではないが若干疲労の色も見られた】
123 :【叉喰毒翔】様々な種類の毒を帯びた翼を生やせる [saga]:2011/07/15(金) 20:10:39.73 ID:emhpisSFo
>>117

「一度言ってみたくてね」

ふふ、と笑ってみせるが、そこに冗談めいた様子はない。事実、言ってみたかっただけなのだ

「アタシがジェイル員とは限らないじゃないか」
「もしかしたら殺しを許さない団体のメンバーかもしれないし、狂人を集めて人体実験を行う非道な組織の実働部隊員かもしれない」

尚も羽ばたき続け、やたらと長い台詞を吐いていく
半分は作戦。もう半分は、女の素によるものだった

「羽根に当たっても死にはしないから安心してよ。ちょっと動きが鈍くなるだけ」

そう言った後、肩を竦めてみせた。己の無力を嘆くような様子をみせる

女の言葉に嘘はない。羽根に当たっても死なないし、その効果は真実だ
だからこそ、言葉の裏を感じさせにくい

眼に見えない程の"羽毛”を相応量吸っても、同様に麻痺毒の効果は現れる
効果を発揮するまでにはまだ時間は掛かりそうだが、この調子で続けていれば、いずれその瞬間はやってくるだろう
124 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】ちび神様 [sage]:2011/07/15(金) 20:12:48.28 ID:HkMuAZa/o
>>122

久しぶりじゃの!

【ニコニコと悪びれない様子で笑う】

いやのう、どう起こすか迷った末こうしたのじゃ

【何故その結論に行き着くのか、そんな事は気にしてはいけない】

……む
顔色が悪いのう、どうしたのじゃ?

【疲労を色を映す男に、心配そうに尋ねる】
【もしかして起こしては悪かったか、などと考えつつ】
125 :【戯言博打】 [sage saga]:2011/07/15(金) 20:12:52.15 ID:urdG7url0
>>121

【下手な鉄砲数うちゃ当たる】
【そんな論理で正解に近い答えを言ったようだった】
【ただ彼女の中では人口能力者=始まりからそうあるべきとして〜 では無かった】
【単純に生後に開発されたものとして とらえていた】

……暑さも相まって頭痛くなるわね、ほんと。
だからお代り貰うわ。宇治金時…ある?

【食事中は殺さない、処分しないとそういっていた】
【だから立ち去りながら宇治金時を食べる腹積もり】
126 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/07/15(金) 20:18:15.48 ID:mP7lfHFR0
>>124
「あっ、お久しぶりです」
【少々重く感じる体を起き上がらせてベンチに座る】

【眠気に支配された脳を覚醒させつつこの少女を心配させないような台詞を考える】

「いや、大丈夫です、最近色々あって疲労が一気に来ただけです、大した事はありませんよ」
【微笑みながら喋る、実際青年はある程度寝たので疲労はそれなりに取れた、嘘はついていない…はず】

「それより今日はどのような理由でこの街へ?」
【言い終わってからすかさず相手に疑問を出して課題を変えた】
127 :【真似神偽】 [sage]:2011/07/15(金) 20:20:44.26 ID:83sR9O4Ko
>>125
「ほれ」

【とん、と宇治金時が渡される】

「あぁ まったく 暑さで頭が痛くなるな……」

【ナイスミドルのカキ氷は こんどはブルーハワイになっている】

ロキ「主よ。食いすぎではないか?」

「そんなことはない」

【ナイスミドルはしゃくしゃくとかき氷を食べる】

「まぁ 君の能力に 若干の興味は惹かれるが――」

【その言葉は どこか というか 明らかに不吉を孕んで――】
128 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/07/15(金) 20:23:34.04 ID:Dwqb3Agd0
>>123

まぁ、確かにそうじゃないかもしれないけど〜。
そうかもしれないじゃな〜い?

なんか、後者はともかく〜、前者はありえないと思うのは私だけかしら〜?

【それが彼女の作戦とは気付かず、彼女に言葉を返していく。】

鈍くなるだけか〜。
それなら〜、貴女がジェイル員だとして〜、私は捕まえられないわね〜。
残念でした〜。

【言葉ではそういうも、相手が言う「ちょっと」などは信じられない。というか、全てが。】
【考えの方は、(本当ならば…麻痺…か?)など、少しずつ確信には近づく。が、たどり着くことはまだ無いだろう。】
【女は順調に目に見えない羽毛を吸い、麻痺毒を体内に蓄積させている。】
129 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】ちび神様 [sage]:2011/07/15(金) 20:24:53.34 ID:HkMuAZa/o
>>126

むう、そうか
……無理してはならぬぞ?

【少し怠そうに見えるが、本人がそう言うならそういう事にしておこう】
【根掘り葉掘り聞いても迷惑かもしれないから】

……と、特に用事はなかったのじゃが
こう、一人は何分寂しくての……

って今のは嘘じゃ!嘘!

【本音を言ってみるが、何故か恥ずかしくなったので慌てて取り消そうとする】
【ぱたぱたと手と尻尾を振り、否定の意を体でも表現】
130 :【見習い戦士】Lv.2 Exp(7/10) [sage]:2011/07/15(金) 20:25:25.34 ID:HbQHSbkKo
「きゃッ!」

石畳に叩きつけられる少女、そう、模擬戦をしていたのだ。

剣と楯を持ち、頭には三角帽子。服装は黒い半袖ジャケットに白いインナー。

奇抜すぎる...

一例をして相手と別れる。

「3勝2敗、まあまあと言った所ですね。」

やっと一人前に近づいた少女は満足そうに素振りを始める。

剣を振る度に思い出す、あの剣豪を...


「強く...なる!」

/殺し合い以外ならなんでも募集です
131 :【戯言博打】 [sage saga]:2011/07/15(金) 20:26:32.39 ID:urdG7url0
>>127

【差し出された宇治金時を貰い食べながら去ろうとした矢先】


『まぁ 君の能力に 若干の興味は惹かれるが――』


【何でも見据えているかのような口調のナイスミドルの言葉に】
【思わず体をビクッと振るわせてしまう】
【こんなことで動揺してしまうなどギャンブラーにあるまじき事である】


……何を、言ってるかわからないわね…っ
私が能力者な訳がないでしょ?


【心のどこかで無駄なあがきと知りながらもそれをせずにはいられない】
【平静を装い宇治金時を口にはこぶが、動揺が隠せていない。手が震え、目が泳いでいる】
132 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/15(金) 20:26:34.31 ID:88ZWORJIO
【続・>>107

「……」

【女はホルスターから銃を抜いた。少し長いバレルが二つ縦に並んだ、特徴的なリボルバーである。】
【手持ち無沙汰にクルクルと左手で回しながら、視線をあちこちへ。】

「……」

【そして瞳を動かす事をやめ、真っ直ぐに座ったまま銃を構えた。】
【撃鉄を起こし、トリガーに手をかけ…】



ダアン!!!



【と発砲。音の後に、眼前の木の枝が実に綺麗に粉砕する。】
【舞い散る木の葉…それを見ても女はニコリともせず、】

「…ふむ…」

「……隣の枝を狙ったんだけどな…」

【と呟いた。】
【大きな銃声が響いた事など気にしていないようだ。】
133 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/07/15(金) 20:31:34.34 ID:mP7lfHFR0
>>129
「ええ、わかりました」
【コクリと頷き微笑む、こんな少女に心配されないようにも早く疲れを取らなければ】
【そして相手がここに来た理由を聞いて「あはは」と笑い苦笑い】

「…もし時間があるのなら自分がお付き合いしましょうか? この街の事なら少しぐらい齧ってますし、もしよければですが」
【青年は少女を楽しませる為に一肌脱ぐことにしてみる、ちょっと前に約束もしたのだから】
134 :【真似神偽】 [sage]:2011/07/15(金) 20:31:42.76 ID:83sR9O4Ko
>>131
「あぁ 聞かれなかったから言わなかったが」
「私は 相対するモノが どのような能力か大体の色を視ることが出来るのでな」

【そう それは相手の能力を見透かす眼】
【最近の衰えにより 大雑把にしか分からないが】
【それでも特殊性の高い能力 の判別ぐらいは可能である】

「ま 興味はあっても 取り込むのは骨が折れそうなので 手は出さんがね」
135 :【叉喰毒翔】様々な種類の毒を帯びた翼を生やせる [saga]:2011/07/15(金) 20:34:45.53 ID:emhpisSFo
>>128

「可能性は否定しないよ。ジェイルか、或いは世界警察JOEかもしれない…って、あっちは過激派だから選択肢に入らないか」
「とりあえず、アタシとしては善良に見られたかったというのが本音なんだけどね」

世界警察を引き合いに出して、さも自分がジェイルのような物言いをするが――この女、現時点ではただの前科持ち一般人である

(…よしよし、良く舌の回る相手で良かった)
会話を続けるということは空気を吸うこと。必然的に、羽毛を吸い込む量も多くなる

「能力によっぽど自信があるみたいだね。そんなアンタは殺し屋だったりするのかい?」

ばさり、とさり気無く大きなはばたきを1つ。羽根と羽毛が多量に舞い散った
そのせいで軽く体勢を立て直す必要が出てきたので、ほんの僅かな隙が発生した。相応の手練れであれば、その一瞬を見逃さないだろう
136 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】ちび神様 [sage]:2011/07/15(金) 20:34:48.05 ID:HkMuAZa/o
>>133

……無理せずとも、寝てておって良いのじゃぞ?

【確かに嬉しい提案だが、青年が体を壊しては意味が無い】

遊びに来られなくなってもこまるしの?

【照れ隠しにそんな事を言う】
【しかし、口調には刺がない】

【尻尾はわさわさ揺れていた】
137 :【戯言博打】 [sage saga]:2011/07/15(金) 20:37:16.71 ID:urdG7url0
>>134

【見れば大まかなことがわかるだと?】
【だとすれば先ほどの言い訳は言い訳に成っていない。ただの戯言である】
【自身の能力の名前も「戯言」博打。ああ実に皮肉なものだ】

…そう。手を出さないってなら幸いってところか。
じゃあここで話は終わりでいいよね?じゃあね、かき氷旨かったわよ、おじさん。

【冷や汗を流しながら一秒でも早くこの場を去りたいと一心に願って行動に移していた】
138 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/15(金) 20:37:50.00 ID:6EWfY1Fy0
>>130
「うん?」

【たまたま散歩に出かけた少年が見た者は】

「・・・」(奇抜が足生やして歩いてるような人が素振りをしている・・・)

【おかしな恰好をした少女が素振りをしている姿であった】

「・・・こんにちはー」

【しかし、以外にも少年は少女に話しかける】
【少女の素振りを見てその剣に何かを感じたのだ】
139 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/07/15(金) 20:38:48.14 ID:mP7lfHFR0
>>136
「あはは、別に指一本動かせないと言う程疲れていません、せっかく神様が街に来たんです、お出迎えはさせてもらいますよ」
【笑顔で語り立ち上がって背を伸ばす、別に疲労は気にする程ではなかった】

「ほら、どこに行きたいですか? できる限りの事はさせてもらいますよ」
【笑顔を崩さず少女の揺れる尻尾を見る、感情がわかりやすいのもいいなと思う青年であった】
140 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/07/15(金) 20:42:06.09 ID:KiVaLRoc0
【路地裏っぽいところ】

「ハア…コマリマシタ」

【少女は困っていた】
【正確には少女に憑いている霊が困っていた】

『ああ!?ぶつかってきてなんだその態度は!!?』

【少女の襟首を掴んで持ち上げる無駄にがたいのいい男。所謂不良という奴だ】
【実際、少女にぶつかってきたのは不良の方なのだが、不良にそんな正論は意味をなさない】

「…シカタアリマセン。イッポンシツレイシマスヨ」

【いいながら自分…ではなく借りている少女の体から髪の毛を一本丁寧に抜く】
【そしてその髪の毛に何かを念じる。が】

「アレ?オカシイデスネ」

『舐めてんのかテメエ!』

【一発殴られる少女】
【首元を掴まれたまま殴られたので地面に落ちることはなかった】

(モシカシテ…ヒトノカミデハ、バイタイニナリエナイ?)

【カタカナばかりで読みづらいのはご勘弁を。霊なので】

【とりあえず、簡単に言えば少女≠ェ不良≠ノ殴られていた】

/何でも募集
141 :【真似神偽】 [sage]:2011/07/15(金) 20:44:03.54 ID:83sR9O4Ko
>>137
「まぁ――」

【能力【顔面凶器】発動】
【額から錆びたナイフや朽ちかけのナイフがガランガランと生えて、落ちる】

「ごらんのように 手を出さずとも処分は可能だがな」

ロキ「ソレは 屁理屈じゃろうて」

【カラカラとナイスミドルは】

「あぁ そうかソレはよかった」
「――不味かった と 発言していたら 君の首は繋がっていなかったろうな」

【それはもう 屈託のない少年のような笑みで 立ち去ろうとする【戯言博打】を見送る】
142 :【見習い戦士】Lv.2 Exp(7/10) [sage]:2011/07/15(金) 20:44:32.64 ID:HbQHSbkKo
>>138
剣が空を斬り裂き、独自の音を上げる。

次は剣を収めたかと思うと絶え間なく弱い雷を落とす。

「目指せ魔法剣ってね!」

と、横から少年の声が聞こえる。

何を言っているかは良く聞こえなかったが、ともかく挨拶で返せばなんとかなる!
そんな持論を脳内で展開していた。

「こんにちは!」

楯を収め、ズレた三角帽子を被り直す。

「ええと、貴方は?」

「私はレオンハルト。」
143 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】ちび神様 [sage]:2011/07/15(金) 20:45:59.96 ID:HkMuAZa/o
>>139

そ、そうか!
じゃあ頼むぞ!

【ぱたぱたぱたぱた】
【目をキラキラと輝かせ、嬉しそうに頷いた】

むう……そう言われると難しいのう

何かおすすめはあるかの?

【色々ありすぎて、逆にどうすればいいのかわからない】
【とりあえず青年に尋ねることにした】
144 :【特異物質】 [sage]:2011/07/15(金) 20:47:01.13 ID:fU5vDdEAo
【とあるビル。屋上。】

【満点の星のような人工の光が暗い大地を明るく照らす。夜の闇を押し退けるように。】
【ソレを一望できる場所に、場違いな車椅子の少年は存在していた。】
【長い茶髪。着崩された真新しい学園制服。最新型の電動車椅子。中身のないズボン。】
【其の少年は耳に携帯電話を当て、イライラと携帯電話の向こうの男に応対していた。】
【スライド式の携帯電話の向こう側の人間にイラつき、握り潰したくなるのを抑えながら。】

だーかーら!しばらくは安静にするって言ってんだよ!!!!
『しかし君には前科がだな…』
両足切断されて動けるわけねーだろ此のヘタレが!!!
『だ、誰がヘタブツッ』ツー ツー ツー

【会話を無理やり中断し、スライド式の携帯を閉じ、ポケットへと戻す。】
【響き渡った怒声…恐らくビルの屋上全体には響き渡っただろうが…まあいいか。】
【見つかったら逃げればいい。そんな事を思いながら人工の星空を見つめる。】
【ちなみに青年は不法侵入。直接空を飛んで此処に降り立った。】
【空から発見されてもおかしくないし警備員に通報されてもおかしくない。】
【さて、今日は何か有るだろうか…そんな事を思いながら景色を眺める。】
145 :【戯言博打】 [sage saga]:2011/07/15(金) 20:49:18.07 ID:urdG7url0
>>141

【不気味な音を聞いてますます気分が悪くなっていく】
【相手は得体のしれない何かにしか思えない。人の形をした何かである】
【そしてもし不味いと言ったら自身の首が無かったと思うと―――考えるのを辞めよう】

不味いわけ…ないじゃないの
あんなにおいしいかき氷は初めてだったんだから

【そう言い残して去っていった】
【そして心の底で安堵した。自身の首がつながっていて、命があることに対して】

/乙でした!
146 :【真似神偽】 [sage]:2011/07/15(金) 20:51:42.78 ID:83sR9O4Ko
>>145
/乙でしたー
147 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/15(金) 20:53:11.47 ID:6EWfY1Fy0
>>142
(おおう)

【少女が剣を仕舞ったかと思えば小さな雷が目の前に降り注ぎ少し怯むが】

「こんにちは、俺の名前は涼です」

【だが、なんとか持ち直して自己紹介をする】

「実は模擬戦の相手を探していたのですが・・・」

【そしてそう切り出して】

「よろしければ模擬戦に付き合ってもらえませんか?」

【単刀直入に言う、少年のパーカーの中から覗く蒼い目が相手の答えを待つ】
148 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/07/15(金) 20:53:13.56 ID:mP7lfHFR0
>>143
「よし、わかりました」(…失礼だけど妹みたいな感覚だな)
【ベンチに下に置いてあるリュックを背負って爽やかに笑う、疲労の色が少し減った】

「そうですね…あっ、この前クレープを食べてみたいと言ってましたね、そこへ行ってみますか」
【顎に手を当てて少し前を思い出しハッと気づいた】
【青年は自分の提案を彼女へ言ってみる】
149 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/07/15(金) 20:53:34.84 ID:Dwqb3Agd0
>>135

どれにしろ〜、私にとってお仲間さんじゃないことは確かよね〜。

【ニコニコ笑って、何時もの調子。】
【とりあえず、世間的には善良なのは確かだろうが、こちらにとってはただの敵である。】

【そう、女は一般人よりも喋る量が多い。 吸い込む羽毛は多い。】

あら〜? 私がいつ能力を使ったかしら〜?
とりあえず、殺し屋ではないわよ〜?

【彼女が聞いたのは最後の男の断末魔のみだろう。そのときには、女の能力―――スキマは消していた。】
【つまり彼女は能力行使を見ていないはずだが…。 まぁそれはともかく。】

【彼女が、体勢を立て直そうとした瞬間。】

…右よ。

【突然、女の口調が変わった。】
【この会話にも飽きてきたのだろうか。 それとも、少し遊んでやろうかとも考えたのか。 それは女にしか分からない。】

【その声と共に、女の前方に紫色の空間が出現した。同時に、彼女の右隣にも。】
【元の空間を押しのけて出現したそれは、奥に無数の目が見える、気味の悪い空間。】
【そして―――】

【女は、自分の前方にあるスキマに向けて閉じた日傘を突っ込む】
【その傘の先端は何処へ行ったかというと、当然彼女の右隣のスキマ。それは、彼女を勢い良く突こうと突き進む。】
【この不意打ちに、彼女は対処できるだろうか。】
150 :【見習い戦士】Lv.2 Exp(7/10) [sage]:2011/07/15(金) 20:58:19.80 ID:HbQHSbkKo
>>147
「涼さんですか。」

相手はどうやらヤバい人では無い模様。
ヤバい人だったとしても逃げるだけであるが。

「模擬戦の相手ですか。」

さっき5連戦した少女に相手が務まるだろうかと考えてはいる。まあ答えは決まっているのだが。

「よろこんで。」

剣と楯を抜き、三歩下がる。

少女は天に剣をかざすと、その剣を目掛けて弱い雷が落ちた。

「パフォーマンスはまだ早いか...」

危うく少女は感電する所であった。

「お先どうぞ!」

先手は相手に取らせる。さて、何が狙いか...
151 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】ちび神様 [sage]:2011/07/15(金) 20:58:23.97 ID:HkMuAZa/o
>>148

おお!

行ってみようぞ!

【ぱたぱたぱたぱたー!!】
【当社比1.5倍の速度のぱたぱた】

くれーぷ、というのは結局見たことがなくてのう
楽しみじゃ!

【わー!と嬉しそうに笑う】
【テンション上がりまくりだ】
152 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/07/15(金) 21:02:38.68 ID:mP7lfHFR0
>>151
「ええ、行きましょう」(しかし…見た目は獣人…まぁ大丈夫か)
【クレープ車がいる場所を頭で思い描きつつ少しの心配ごと】
【まぁこの街は様々な者が住む所、実際モフモフした人間も時々街で見かけるので心配は無いだろう】

【青年は一回深呼吸してから公園の出口へと足を進めた】
153 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/15(金) 21:03:58.35 ID:6EWfY1Fy0
>>150
「ならお言葉に甘えて・・・『風』」

【少年は腰から鞘に入れたままナイフを抜き、風の属性を付与する】

「はぁ!」

【そしてナイフに風を溜めて空気の塊を撃ちだす、鞘に納めているため切れ味はかなり鈍くなっている】
【様子見のためそれほど速くはない、避けるのは容易いだろう】
154 :【叉喰毒翔】様々な種類の毒を帯びた翼を生やせる [saga]:2011/07/15(金) 21:05:51.20 ID:emhpisSFo
>>149

「最初に声を掛けた時から、それだけは決まってるよ」

不敵な笑みを浮かべた。少しだけ、嫌味な雰囲気を付加しておいた

「能力じゃなく彼らをこんな風にしたのなら、それはそれで興味が湧いちゃうよ」
「ま、とりあえず殺し屋ではないと」

直接見ていなくとも、状況と、“捕まえられない”という女の余裕な言動から推察は容易だ

「じゃあ、こんな殺戮をして、それでもそんな涼しい顔をしていられるのはどうして―――」

ここでも女は失態を犯した。あまりにも会話を続けようと意識しすぎて、不意な攻撃に対処できず

「―――ッ、う!?」

右肩に、ぐさりと傘の先端が突き刺さる
反射的に身体を反対方向へ引いた。そのままバランスを維持することは困難だった故、ふらふらと高度を下げていってしまう
155 :【見習い戦士】Lv.2 Exp(7/10) [sage]:2011/07/15(金) 21:10:26.05 ID:HbQHSbkKo
>>153
相手の武器はナイフ。それは確認出来た。

(ナイフ...剣よりリーチは短いけど突きの必殺力、取り回しの良さは比較にならないか。)

しかし相手の風と言うのはなんであろうか。

その時、楯に衝撃が加えられた。
空気の塊が楯に直撃したのだ。

(見えなかった...私の空気の魔法には似ているけど)

「天に迷えし裁きの欠片よ、今一つの塔を成し、彼の者を殲滅せん!サンダー!」

空から高速の電気の塊が相手の頭上目掛けて落ちる。もし命中したとしてもその部分が焦げ、肉が多少抉れるだけであろう。
あくまで低威力の魔法である。
156 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/07/15(金) 21:10:38.05 ID:Jf2MDkfZo
>>144
/ぼしゅうー
157 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】ちび神様 [sage]:2011/07/15(金) 21:14:03.69 ID:HkMuAZa/o
>>152

むふふっ♪

【嬉しそうに後ろをついて歩く】

そういえば、お主は何処に住んでおるのじゃ?

【なんとなく尋ねる】
【会話を途切れさせないように、という狙いもあるが】
158 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/15(金) 21:14:50.00 ID:6EWfY1Fy0
>>155
「(詠唱・・?)魔法か!」

【少年が気が付いた時には空から雷が落ちてきた】

「くっ!『雷』!」

【咄嗟にナイフの属性を切り替え、避雷針にして相手の雷を逸らそうとする】
159 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/07/15(金) 21:18:47.98 ID:Dwqb3Agd0
>>154

敵なら敵で、それなりに対策は考えてるわよ〜。
まぁ、私も殺さないし、安心してね〜。

ですよね〜。
まぁ、お察しの通り私は能力者よ〜。
…いや、能力は使っても能力「者」ではないかしら〜。

そうよ〜。 殺し屋って訳じゃないわ〜。

【少し意味深な言葉を残す。 自分は人ならざるものだから、「者」ではないといっただけなのだが。】

〜〜〜

【彼女の肩に突き刺さった傘。 女はそれを一度引き抜き、2つのスキマも消す。】

質問に答えておくわね。
さっきのアレは殺戮なんかじゃないわ。 ただあいつ等が襲ってきたから、返り討ちにしただけよ。
私が無差別殺人をしたなら認めるけれど、アレはあいつらの自業自得ね。

【あくまで、悪気は無い女。】

…っ? …後ろ。

【一瞬指に痺れが走ったような気がした。 しかしそれに構わず、女は自分の前方、彼女の後ろにスキマを展開。】
【先ほどと同じような手法で、高度を下げる彼女に追撃を加えようとした。】
160 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/07/15(金) 21:20:42.97 ID:mP7lfHFR0
>>157
「んっ? 自分ですか?」(移動中の暇つぶしってとこか)
【久しぶりに質問をされたので少し頭を整理してから口を開ける】

「えっと、自分は今この街の小さいホテルに泊まってます」
【返答をしながら自分が泊まっているホテルを思い出す、古くて一人用の部屋だが一ヶ月食事無しでアパートの家賃と同じぐらいだったので迷わずそこを選んだ】
【さて、目的地だが以外と近いのですぐにつけるであろう】
161 :【見習い戦士】Lv.2 Exp(7/10) [sage]:2011/07/15(金) 21:23:01.02 ID:HbQHSbkKo
>>158
「!?」

雷が反らされた、一体どのような原理でそうなったのかは少女には理解出来なかった。

相手は攻撃をしてこない、これは攻撃のチャンス。

意識を集中させる...あの時出来た無詠唱魔法。元々この能力は詠唱を必要としない。

だが、ハッキリとしたイメージをつける為に詠唱をしている。

イメージを現実に


(ショック!)

圧縮された空気が相手の頭を目掛けて飛んで行く。もし命中した場合体が弾き飛ばされるかもしれない。
162 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/07/15(金) 21:26:49.18 ID:KiVaLRoc0
>>140あげ
163 :【叉喰毒翔】様々な種類の毒を帯びた翼を生やせる [saga]:2011/07/15(金) 21:28:35.69 ID:emhpisSFo
>>159

「――――っ、と」

左手で傷口を庇いながら乱暴に翼をはためかせ、なんとか体勢を立て直そうとする
長々と言葉を返せる余裕はなかった

「返り討、ち…なら正論と言っ、ちゃ…お終い―――」

それでも女の性格が言葉を返そうとしてしまい、追撃のヒント…即ち、“後ろ”という発言を聞き逃す
結果的に回避行動は取れず

「ッ、痛ぁ…!」

左の肩口を傘で刺された。翼の制御が尚も困難になり、ついには地へと堕ちてしまう
落下の勢いは翼である程度打ち消したものの、ダメージが残ることには変わりない

「……っ!」

せめてもの牽制として、右の翼から致死性はないが激痛を走らせる毒を含んだ羽根を3本射出した
164 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/15(金) 21:29:52.83 ID:6EWfY1Fy0
>>161
「ぐはぁ!?」

【少年の頭に衝撃が走り体が吹き飛ばされる】

「あぶなっ!」

【そして必死に取れかけたフードを被りなおす】
「なら・・『水』!『風』!」

【少年は袖からナイフを落として両手に構える】

「水技[水流壁]!」
【少年の周りに水の壁が現れる、そして可能なら相手の少女に接近を挑むだろう】
165 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】ちび神様 [sage]:2011/07/15(金) 21:30:47.94 ID:HkMuAZa/o
>>160

ふむ、そうなのか

……家族や親しい者はおらんのか?

【幸い、「ほてる」という物の知識はあった】
【しかし宿泊には金がいる、という】
【ならば親しい者の家に置いてもらったほうが……と尋ねた】

……!

いい匂いがする!

【甘い香りに鼻をひくひくとさせる】
【美味しそうな、上品な香り】
166 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/07/15(金) 21:36:57.41 ID:mP7lfHFR0
>>165
「……いや、家族は遠い場所にいますよ」(……ふぅ、いつ聞かれても心臓がヒヤリとする…)
【少女に見られないように上を向いて答える、その目は遠く、悲しい目、できるだけ先程と同じような声で返答】

【さて、それはともかく甘い匂い、グットタイミングと心で呟きその元へたどり着く】
【遠くに見えるのは車を少し改良してできた移動販売車、絶賛営業中だ、周りに人が少ないのを確認して少し安心する】
167 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】ちび神様 [sage]:2011/07/15(金) 21:39:45.97 ID:HkMuAZa/o
>>166



……その、すまぬ
わらわが軽率じゃった

【青年の目は悲しげに揺れていて】
【こちらも目を伏せる】
【こういう話は、しないのが一番だというのに】

【無言で青年の後ろを歩く】
【クレープさえ、今は意識の外だった】
168 :【見習い戦士】Lv.2 Exp(7/10) [sage]:2011/07/15(金) 21:39:56.32 ID:HbQHSbkKo
>>164
空気の魔法は命中したようで、少年が吹き飛ぶのを視認していた。

(水、風。何かの能力と言うのは解るけど...)

現れる水の壁。

少女は考える。

(電気の魔法...はダメだ。もしあれが純粋な水なら電気を通さない。炎は論外。)

(風もほぼ意味なし、水に水をぶつけてもどうしようもない。)

(ストーン!)

少女の目の前の地面が少しだけ隆起し、少年を目掛けて5cm程の石が5個程飛んでいく。
169 :【終末を希う剣】贋物の勇者ニコライ @wiki [sage]:2011/07/15(金) 21:43:27.51 ID:XRmjhKWMo

「ふぅーーーーーーーーーー………」

【眼を閉じて、集中した面持ち】
【何かの準備をする為に】
【深く息を吐いている】
【或る一人の金髪の男が居る】
【灯りの乏しい公園にて】
【空は既に暗い】


「秘剣ッ! 隼斬り!!!」

【突如】
【其の公園の中心で】
【碧眼であり、剣を握っている男が】
【剣を振るう】
【其れは、一見するに修行の為だろう】
【最早、其れは、二度斬る間の間隔など、殆ど空いていない程、素早い】


//戦闘ぼしう!!
170 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/07/15(金) 21:44:40.43 ID:mP7lfHFR0
>>167
「…ふぅ、ほら、そんな悲しい顔をしないでください」
【彼女が目を伏せたのに対し自分は振り返って彼女を見る】

「遠い場所にいると言っても今も元気で過ごしてるはずです、ほら、こんな顔をしてるとおいしい物もまずく感じますよ」
【青年は話を付け足して少女の頭をくしゃくしゃと撫でる】
【さっきの表情はどこへいったか、もう青年の顔は自信満々な笑顔と優しさで作られていた】
171 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/07/15(金) 21:45:30.86 ID:Dwqb3Agd0
>>163

私の頭の中では、そういうことになってるのよ。
例え周りがどう考えててもね。

【女は、自己中心的らしい。 周りがどう考えようと、自分はこう考えてるから、と。】
【地に堕ちた彼女に向け、またもや先ほどの攻撃を加えようとするが。】

…グッ…?

【体が思うように動かない。 毒が効いてきたのだ。】
【先ほどの彼女の言葉を理解した女。 それと同時に彼女は羽を飛ばす。】
【2本は辛うじて避けた。 だが、最後の一本は左腕へと突き刺さる。】

!!…ぐっ…あ……

【左腕に走る激痛。 麻痺はしているが、動かすのには支障がないらしい。】
【つまり、激痛だけ走らせるものか。 激痛の中、其処まで考えた女は。】

う…上ぇ!

【自身の前方下と、相手の上へとスキマを展開した女は、傘を振り下ろし、スキマへと突っ込む】
【それは彼女の上より出て、背中付近を突くだろう。】

【だが、女は殺すつもりではない。 この攻撃が決まれば、女は逃げ出すつもりなのだから。】
172 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】ちび神様 [sage]:2011/07/15(金) 21:49:43.88 ID:HkMuAZa/o
>>170

う、うむ、そうじゃな!

【笑顔を繕い、元気に答える】

早速注文じゃ!

……

【じー、とメニューを見る】
【が、どれも美味しそうで決められず】
【涎を垂らさんばかりに見ていると】

……ぬ、主のおすすめにしておこう

【縋るように青年に判断を仰いだ】
173 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/15(金) 21:49:54.93 ID:6EWfY1Fy0
>>168
「あっちもなかなかのレパートリーだな・・・」

【石がこちらに飛んでくるのを見て呟く】

(風で弾き飛ばすこともできるけど・・・その場合水流壁を解除しなければならない・・・)

【そして少年が導き出した答えは】

「被害を最小限に納めて接近を続ける!」

【まず初めに飛んできた石を躱す、其の後飛んできた2つの石をナイフで受け流す】

「あうっ!」

【石が1つずつ額と肩に直撃するがなんとか接近を続ける】

「距離は詰めた! あとは・・・」

【そして何もなければ相手の懐に飛び込んで柄の一撃を喰らわせるだろう】
174 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/07/15(金) 21:55:10.01 ID:mP7lfHFR0
>>172
「そうですそうです」(…次は表情を変えないようにしないとな)
【笑顔を保ちつつクレープ車へと向かう】

【少女が悩んでいるのを眺めて待っていたがどうやらおススメを選んでほしいようだ】

「そうですね、じゃあここはシンプルに、すいません、チョコバナナ生クリームを二つ」
【店員さんにそう言って少し待つ、店員さんがクレープを作る過程を見たらすぐに渡されるだろう】
175 :【叉喰毒翔】様々な種類の毒を帯びた翼を生やせる [saga]:2011/07/15(金) 21:56:11.04 ID:emhpisSFo
>>171

(あー、ここでやられちゃうかな…)

激痛により朦朧とする意識で、女はそんなことを考えた
もう少し慎重になれば良かったとか、無茶だったかもとか、そんな想いが浮かんでは消える

だが思考の深い所、その中心から“生きたい”という意思が退くことはなく

「…! そういう、仕掛け…!」

女の宣言と、気味の悪い裂け目、そしてそこに傘を振り下ろす行動。それらから、漸く相手の攻撃パターンを察することが出来た
咄嗟に地べたを転がり、紙一重で刺突を避けることに成功


「―――応援、呼ぶよ。それも…特別足の速いヤツを、ね」


苦し紛れの笑みを浮かべつつ、虚仮威し。携帯電話を取り出す余裕もなければ、そもそも助けのアテもない
せめてジェイルの一員だと勘違いされていればいくらか効果があるだろうと踏んでの悪あがきだった
176 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】ちび神様 [sage]:2011/07/15(金) 21:57:25.51 ID:HkMuAZa/o
>>174

おおおおお………!

【薄く焼かれる生地、そして丸める手さばきをじっと見つめ、小さく歓声を上げる】

ありがとうじゃ!

【うれしそうにクレープを受け取る】
【くんくん、と匂いを嗅ぎ、ほふぅ……と表情を崩した】
177 :【見習い戦士】Lv.2 Exp(7/10) [sage]:2011/07/15(金) 22:01:03.74 ID:HbQHSbkKo
>>173
再び石が命中するのを確認、されど少年は止まらずに接近している。

巨人ゴリアテを投石で立ち向かう様を表現した芸術、ダビデ像にもあるように、投石とは古代の戦争でも良く使われた攻撃方法である...が、相手の反応から察するに威力が今ひとつ足りなかったようだ。

「まず...い。」

気が付けば既に目と鼻の先に少年がいた。

「ぐあッ!」

柄の強烈な一撃は側頭部に命中した、だが解るだろう。その気になれば楯で防げた事を。

ヨロヨロとバランスを崩して左に2〜3歩動くが、これは相手との距離を取るため。

すぐに楯を構え、繰り出すのは...

シールドバッシュ(楯による打撃)

近距離の為、回避は困難であるが、不可能ではない。だが何もしなければ楯によるそこそこ強烈な打撃を受ける事になるだろう。
178 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/07/15(金) 22:10:02.10 ID:mP7lfHFR0
>>176
「どういたしまして」
【にこっと笑いお金を店員に渡す、青年も手にクレープを握った、また青年には珍しく周りの目を気にしなかった】

【少し車から離れてから青年はガブっとかぶりつく】
【シンプルだからこその甘み、青年は少し微笑みつつクレープを堪能させてもらう】
179 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/15(金) 22:10:20.44 ID:6EWfY1Fy0
>>177
「・・・」

【相手の少女はその気になれば盾で防げていたはずだ、だがそれをしなかったということ
は・・・】

「ぐっ!!」

【そんなことを考えていたらナイフでガードをする暇もなく盾で殴られる】

「だけど・・・!」

【相手に反撃をしようと思うが度重なる頭への衝撃、および今の盾での一撃の所為なのかふらつき、反撃が一瞬遅れる】
180 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】ちび神様 [sage]:2011/07/15(金) 22:14:43.05 ID:HkMuAZa/o
>>178

〜〜〜!

美味いぞ!!

【もぐもぐもぐもぐ】
【夢中でクレープを頬張る】
【頬にクリームがついてしまっているが、気にせずに】

甘い!

【嬉しそうに頬張る姿は、やはり歳相応の子供のようで】
181 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/07/15(金) 22:15:47.63 ID:Dwqb3Agd0
>>175

あら…気付いたかしら…?

【相手が攻撃を避けたところで、自分の攻撃パターンを見切ったと理解した。】
【だが、それに構わずまた攻撃を仕掛けようとし―――彼女は言う。】

―――「―――応援、呼ぶよ。それも…特別足の速いヤツを、ね」―――

【女は考える。 そして、言う。】

私に追跡は無駄よ。

…だけど、この体、じゃね…。

【女は、勘違いした。】
【彼女が何か合図をすれば、仲間がやってくると、そう考えたのだ。】

【女は、自身の横に人一人がくぐれるほどのスキマを作ると、彼女に言う。】

月並みなセリフだけど…。
…次に会ったら、覚えてなさい。

【そのスキマへと入り、スキマを閉じようとする。】
【彼女が何かしない限り、スキマは閉じ、あるのは男たちの屍だけとなる。】
182 :【見習い戦士】Lv.2 Exp(7/10) [sage]:2011/07/15(金) 22:17:06.86 ID:HbQHSbkKo
>>179
「手応え有り!」

本来ならここで切り上げを放つが、今は模擬戦。[ピーーー]訳には行かない。

相手は連続して頭に衝撃を受けた為か、反撃して来ない。

ここぞとばかりに楯を振り上げ、全力をもって振り下ろす。

しかし、大振りの為、回避は出来るだろう。
183 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/07/15(金) 22:20:04.56 ID:mP7lfHFR0
>>180
「ええ、おいしかったです」
【過去形、つまりもう食べ終わったらしく手には包み紙だけが握られていた】

「あー、ほらクリームがついてますよ」
【少女の口元を見て気づきリュックに手を突っ込み純白な白いタオルを取り出す】
【それを少女の口へと近づかせてゴシゴシと拭おうとする】
184 :【心通武工】@wiki [sage saga]:2011/07/15(金) 22:21:28.97 ID:5A+d0gey0
【夜の通り】
【もう時間も時間で人通りもほとんど無いその道に】

【一人の少女が倒れ込んでいた】

……

【まさに行き倒れといった様子で地面にうつ伏せになっている少女は、ピクリとも動かない】
【しかしよくよく見ると……】

…………zzzzzz

【寝ていた】
【つまり、家に帰る途中で睡魔に襲われてという事だろう】
【にしても、道のど真ん中で寝るとはこれ如何に】

【ちなみに少女の脇には、盾と杖があり】
【まるで儀式のようにぴょんぴょんと少女の周りを跳ね回っている】
185 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】ちび神様 [sage]:2011/07/15(金) 22:23:58.06 ID:HkMuAZa/o
>>183

わらわもご馳走様じゃ!

【少し遅れて食べ終わり、包み紙をたたむ】

む、あ、ありがとうの!

【素直に拭いてもらうと、少し照れながらもお礼を言った】

……のう、卓矢

【ふと表情を変えると、すこし何か迷っているような声色で尋ねるように話しかける】
186 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/07/15(金) 22:24:05.49 ID:Jf2MDkfZo
>>144
/SAIBO
187 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/15(金) 22:26:18.31 ID:6EWfY1Fy0
>>182
「・・・!」

【上から盾が降ってくるが、少年は回避しない】

「大振りになるその時を待っていた!」

【少年は2本のナイフで相手の攻撃を受け止め、そしていつからか溜めていた風の力を撃ちだす】

「風技3の型[返し刀]」

【何もなければそのまま相手は盾ごと上に吹き飛び、がら空きな腹を少年に見せる形になるだろう】
188 :【叉喰毒翔】様々な種類の毒を帯びた翼を生やせる [saga]:2011/07/15(金) 22:27:07.16 ID:emhpisSFo
>>181

「…流石、賢明な判断をするね」

虐殺行為を行ってなおも平静な女を、高く評価していた
それは勿論賞賛の意味ではない。あくまで判断能力や冷静さに長けているという理由だ

「はは、それもアンタが言ってみたかっただけだったりして…ね」

最後に冗談めいた笑顔を向けて、そのまま女の姿が消えるのを見届けた





「……参ったね。死ぬほど痛む」

それでもフラフラと立ち上がり、覚束無い足取りで歩き出した
街に着く直前で気を失ったが通行人にそれを発見されたことで、一命を取り留める


/あり乙でした!
189 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/07/15(金) 22:27:47.34 ID:Dwqb3Agd0
>>188
/乙でした!
190 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/07/15(金) 22:27:50.20 ID:mP7lfHFR0
>>185
「はい、ご馳走様でした」
【食べ物に礼を言いつつタオルを戻す、少女も満足そうだった】

【と、そこへ少女は表情を変えて】

「? どうしましたか? 稲さん?」
【首を傾げて一言、何の話か考えつつ神様を見る】
191 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/15(金) 22:30:45.44 ID:88ZWORJIO
>>144

「ふう……あら…先客がいたの…」

【ガチャ、と扉を開け、そこに現れる一人の人物。】
【一人の豊かな長い黒髪が印象的な女性である。】
【ほとんど黒と言える春用の薄手のダークグリーンのコート、】
【左目を斜めに切り裂く様な傷跡。】
【そしてもう一つは左腰に帯刀した新緑の鞘に納められた一振りの刀。】
【それらが合間って、少しばかり近づき難い様な、そんな雰囲気を発していた。】
【また、辺りは季節的に暑いのだが、女は涼しげで、】
【その証拠に、彼女の周りだけまるでクーラーをあてがったかのように、程よく涼しい。】

「…見ない顔ね…」

【ここにはよく来るのか、女は相手を見つめた。】
【よくよく見れば、コートの内側から絶え間なく白い霧のような冷気が吹き出しているのがわかる。】
192 :【見習い戦士】Lv.2 Exp(7/10) [sage]:2011/07/15(金) 22:32:05.11 ID:HbQHSbkKo
>>187
回避しない少年。

(成る程、焦り過ぎましたね...)

少女は楯ごと真上に吹き飛ぶ。
滞空時間がもの凄く長く感じた。

バランスを完全に失い、折角の高さを利用した反撃も出来そうにない。

「また負けるのか...?」

防御も何も出来ないがら空きな状態を少年に向けている。

(まだ...)

サンダー

命中するかどうかも解らない電気の塊が落ちて行くのが見えた。

最後の賭けだ、これが外れる事は敗北を意味する。
193 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】ちび神様 [sage]:2011/07/15(金) 22:32:37.55 ID:HkMuAZa/o
>>190

あの、えっとのう……

……卓矢の家族が遠くにいてもの、わらわがおる

代替品にもならぬかも知れぬが、近くにはわらわがおるのじゃ

だからの、その、寂しく思うことはないのじゃ

【照れくさそうに、しかし真剣さは言葉に強くこもっている】

卓矢は大事な、"友達"なのじゃからな!

【やはり照れくさそうだが、それでも笑顔できっぱりと宣言した】
194 :【月錠経穴】 @wiki [sage]:2011/07/15(金) 22:34:43.60 ID:gtTtH/c70
「んん、最近、甘い物食って無いわぁ……」

煙草臭さと混じる、引き締まった芳醇な出汁の香り、屋台の蕎麦屋さんに、寡黙なおやっさんの
前に座る一人の少女、金髪に小柄な体とナース服は広い椅子の中だと、妙な存在感を漂わす
蕎麦屋の中で呟く台詞なのだろうか、寡黙なおやっさんがサービスにアイスを出してくれた

……いや、うん、まぁ、そう言う甘い物と言うよりかは
私が欲するのはスイーツみたいな?女の子の嗜みじゃない?なんて
如何にも寡黙な漢たるおやっさんに、ツッコむ訳にはいかず、礼を告げ、冷たいアイスに口を付ける

おやっさん『礼はいらん………まだ小さいのに、大変だろうからな、俺にはこんな事しか出来ねぇ』
「………」

寡黙なおやっさんが、神妙な顔をして語ってくれた
………けど、何か凄く勘違いしてないかな?おもに年齢とか、年齢とか、年齢に適した対応とか
けど、折角奢られたのだから黙っておくとしよう、告げる代わりにバニラの香りが口周りに広がる
今宵の様な日は、酒でもクッとやりたいモノだが
さすがに置いてないか
195 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/07/15(金) 22:37:56.84 ID:mP7lfHFR0
>>193
【何を言ってくるか身構えて待ったが言ったのは意外な言葉】
【まさかまだあの課題を引きずっていたとは、青年も驚いたように目を丸くした】

「…ふっ、ええ、友達ですよ」
【青年は本当に嬉しそうに微笑んで確信するようにこちらも同意の言葉を言う】

「さて、これからどうします? もう暗くなってきたましたが」
【青年は暗い空を見てから一言を言う】
196 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/15(金) 22:39:31.81 ID:6EWfY1Fy0
>>192
「これで・・・!?」

【少年の上空に電気の塊が現れる】

(・・・あっれーこれヤバくね?)

【だが少年もただでは終わらない】

「道ずれですよ・・・『雷』」

【そう言って雷の属性をナイフに付与する】
【このまま電気の塊が落ちてくればお互いの電気が合わさり、スパークしてしばらく2人仲良く気絶するだろう】
197 :【緋が滴る不確定な刃】@wiki [sage]:2011/07/15(金) 22:41:52.01 ID:S8M854Gd0
>>184
【薄暗い夜の道を、とぼとぼと歩く地味な青年】
【真正面のみを見据え、路傍に転がっている少女には気付かない様子だが】

うんっ!?あれっ、うわっ、なんでこんな所に人が……
その上女の子ってなあ。ううん、放って置くべきか、起こしてあげるべきか。うう……ん?

【案の定、闇夜に紛れた少女の腕に蹴躓き、大きく体勢を崩す青年】
【同じ様に道路に倒れ伏し、漸く地面に寝転んでいる少女に気が付くと】

【あからさまに腕を組み、首を傾げて葛藤。が、傾いていた視線が、ぴたりと留まる】


な――んだ?これ。良いなあ、これ、拾って帰っちゃおうかな
いや、いやっ、もしかしたらこの子のあれだ、ペットかもしれないし。どうしようかな、ううん……

【彼の意識は、少女から動き回る盾と杖に移る。体勢を低くし、目線を二体?に合わせる】
【儀式の邪魔でもするように、二体をじろじろと見回すと、道端に座り込み、尚葛藤……】
198 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】ちび神様 [sage]:2011/07/15(金) 22:43:17.03 ID:HkMuAZa/o
>>195

うむ!

【帰ってくる言葉に納得したらしく、嬉しそうに微笑んだ】


そうじゃな、わらわだけじゃ寂しいのなら……番でも見つけると良い

わらわが「てすと」してやるからのう!

【小っ恥ずかしい空気を飛ばすように、冗談を言った】

もう少し遊んでいたかったが……仕方ない、わらわはそろそろ山へ帰るかのう

【寂しそうに、でもそれを隠すような笑みを浮かべた】
199 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/07/15(金) 22:43:25.46 ID:Jf2MDkfZo
>>191
はぁ…ったく…災難だな、クソが…

【軽く、溜め息。】
【何故自分が格下の能力者様に両足を奪われなければならないのだろうか。】
【自分はいずれ神様だって[ピーーー]力を手に入れる。何故こんな所で足踏みしなければならない。】
【少年がタバコを吸えたのなら一服やってたのだが…残念、以前試した時は全く駄目だった。】
【と、静寂を取り戻しつつあった屋上の空気に響き渡る、手入れの行き届いた扉の放つ音。】
【車椅子を操作。後ろの光景に目をやると…女性が、白い霧を出しながら、立っていた。】

…………曲芸か

【盛大に勘違い。だがまぁこの様な思考に及ぶのも仕方ない気がする。】
【コートの内側から冷気を放つ人間などそういまい。此の変人だらけの街とはいえ、そうは。】
【そして此の少年は破綻しているとは言え基本的な判断能力は常人。】
【其処まで詳しく推測しようと言う気は起きない。しようともしない。】
【もっとも、相手が自分に危害を加えるのなら話は別なのだが…まぁ今の所は其の気は無いようだ。】
200 :【見習い戦士】Lv.2 Exp(7/10) [sage]:2011/07/15(金) 22:46:05.09 ID:HbQHSbkKo
>>196
視界の外から聞こえるスパーク放電の音。

「ウォータ!」

少女は咄嗟に少年を感電から守る為に水の塊を勢いよく射出する。

もし命中さえすれば少年は感電による気絶から救われるだろう。吹き飛ぶだろうが。

閃光、少女の意識が遠のく...


意識の海に落ちて行く
201 :【心通武工】@wiki [sage saga]:2011/07/15(金) 22:47:07.80 ID:5A+d0gey0
>>197
『ど、どうする?』
{どうするも何も……}

【どこかから、二人ほどの声が聞こえてきた】
【焦ったような調子の声だが、その出所は……】

【少女?】

【否、少女の周りを跳ねる杖と盾からであった】

【青年が二体を眺め始めると、ピタッと動きが止まり】

『{……あ、どうも}』

【二体同時にぺこっとお辞儀をすると】
【またぴょんぴょんと跳ね回り始めるのであった】
202 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/07/15(金) 22:51:55.65 ID:mP7lfHFR0
>>198
「あはは、テストですか」(…どんなテストだ?)
【冗談に笑いつつ、どういうテストなのか真剣に考え込む弓指】

【そしてお別れの時が来たようだ】

「さて、そろそろさよならですか」
【楽しい時もあれば悲しい時もあり、そう自覚して少し微笑んだ、森まで送っていってあげようか】
203 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/15(金) 22:53:52.78 ID:88ZWORJIO
>>199

「…はあ?」

【ポカン、とした表情。どこか自分の容姿で「曲芸」の様なところがあるか、】
【改めて考える。どっかから飛んで来たわけでもないし、】
【片足で突っ立っているわけでもない。当人としては極めて「普通」の状態のつもりである。】

「…学園≠フ人間がこんな時間に何やってんのよ。」

「教師に見つかったらこっぴどく叱られるんじゃない?」

【話題は一転。女は相手を観察し、そして気になった事を述べた。】
【自分も一応は異能力養成機関であるアカデミー≠ノ所属している。剣術を教えているのだ。】
【ゆえに、相手の服がどこを表すのかもちゃんと分かっている。】
204 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/15(金) 22:54:08.72 ID:6EWfY1Fy0
>>200
「え、ちょっt」

【言葉を紡ぐ前に水によって弾き飛ばされる、がすぐに立ち上がり】

『風えええぇぇぇ!!』

【少女の落下地点に風のクッションを敷く、そして落ちてきた少女を優しく包む】

「大丈夫ですか!? 起きてください!」

【少年は少女に呼びかける、どうやらただ気絶しているだけの様だ】
【あまりにも必死なため、少年は自分のパーカーが脱げていることに気が付いていない】
205 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】ちび神様 [sage]:2011/07/15(金) 22:55:38.59 ID:HkMuAZa/o
>>202

そうじゃな

【んー、と背伸び】
【ふぅ、と息を吐くと】

ここから先はわらわだけでよい
それより主は体の療養を早くするのじゃ

今日はほんにたのしかった、またの!

【街の出口にてそう言うと、引き止めない限り一人歩いて変えるだろう】
206 :【緋が滴る不確定な刃】@wiki [sage]:2011/07/15(金) 22:57:49.09 ID:S8M854Gd0
>>201
【未だ葛藤し続ける青年。目を瞑り、片腕にもう片腕が強く喰い込む程、悩み、悩み、悩み尽くし】
【すると微かに声が届いた。見れば先程の二体が動きを止め、対談しているではないか】


あっ?ああ、はい、ご丁寧に痛み入ります……

【まじまじと見詰めていると、丁寧な挨拶、しかもお辞儀までしてくれた】
【青年は緊張気味な生返事を返し、また腕を組んで悩み始める】

……じゃなくて!そうだな、うん、君達は一体なんなのさ?
いや、今はそんな事もどうでもいい。君達、もし良ければ、俺のペットにならないかっ!?

【唐突に我に帰った青年。二体はまた跳び回り始めたが、そんな事はどうでもいい】
【全く以て意味の分からない物体に興奮し、思わず少女を起こし兼ねない勢いで声を荒げる】
207 :【見習い戦士】Lv.2 Exp(7/10) [sage]:2011/07/15(金) 22:59:32.04 ID:HbQHSbkKo
>>204
「...?」

さっきまで空に浮いていた筈なのだが、目が覚めると地面にいた。

落ちたようだ。

少年の呼びかけで少女は目を覚ます。三角帽子が近くに落ちていた。

「あ、あ〜。大丈夫なのですよ〜。」

「それより貴方は感電から逃れられたようですね。純粋な水は電気を通さないんですよ。よかったよかった。」

何処か疲れたような目で空を見上げている。

「それよりパーカーが脱げてますよ?」
208 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/07/15(金) 23:00:46.58 ID:mP7lfHFR0
>>205
「ええ、どういたしまして、それでは!」
【こちらもお別れの言葉を言って腕を振る、そして街の方へと歩いていった】

「………」
【そして、しばらく歩いて周りに人がいないことを確認して】
【両手が強く握り締められ奥歯をグッと噛む、青年から怒りと殺意のオーラが出るが…】

「…はぁ、もう終わった出来事なのによぉ…」(まだあの頃の怒りを覚えているこの体が悲しい…)
【それは一瞬で青年は肩をがっくりと落として悲しみの表情】
【後悔したような顔をしてホテルへと向かっていった】

/乙です!
209 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】ちび神様 [sage]:2011/07/15(金) 23:01:27.14 ID:HkMuAZa/o
>>208
/絡みおつありでした!
210 :【心通武工】@wiki [sage saga]:2011/07/15(金) 23:02:59.30 ID:5A+d0gey0
>>206
『ペット……だと……』

【杖はピタッと動きを止めるが、盾は小さめの笑い声をあげると】

{ああ、いえ、僕たちはこの子が造った人格ですから}

【さらっと何かよく分からない事を告げる】
【対して杖は】

『一日三食昼寝付きと、一週間に一回の手入れと……』

【色々と条件を提示し始めた、なんという図々しさ】
【だがこの条件を飲み込めばいいらしい……面倒くさくて死にそうなぐらいの条件だが】

【少女は大声も気にせず眠っており】
【盾は困ったような声を上げた】

【多分、所有者と人格が離れ離れになるのは、どちらにとっても危険なのだろう】
211 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/15(金) 23:07:42.83 ID:6EWfY1Fy0
>>207
「・・・・・・・・・ゑ?」

【茶髪の髪をした童顔の、悪く言えばショタ顔の少年が自分のパーカーを探す】

「・・・あれ? オレノパーカーガナイゾ」

【少年の顔がみるみる赤くなる、そして音速と思える速度でパーカーを被ると】

「・・・忘れてください、お願いします」

【パーカー越しでもわかるほどに赤くなった顔で相手に頼む】
212 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/07/15(金) 23:08:02.78 ID:Jf2MDkfZo
>>203

分かんねぇのかよ…感覚が狂ってんのか?
それとも俺がおかしいのか…まぁいいや

【あれよこれよと少し思考し、改めて此の街の異常っぷりに気付かされる事となる。】
【しかしそんな考えていた事も無駄だと判断して何処かへ放棄する。】
【よく考えると自分も異常なのだから。異常者が他人が正常か異常か判断する事は出来ない。】
【相手の問いに…少年は呆れた様な顔をする。少年の見た目はほとんどチンピラ。】
【外見を見ても分からないのか…分かってて聞いているのか…まぁ後者だろうか。】

まぁ見ての通りだ。それに学園に俺を説教する様な教師はいねぇ
此の両足じゃ行く気にもならねぇがな

【両足があろうと無かろうとどちらにせよ行かないのだが。まぁ理由にはなるだろう。】
【青年は出来る限り説教は避けたい。これだけの理由を与えれば…まぁそう長くは捕まるまい。】
【そう考えて、両足の事を付け足した。いざとなれば能力で逃走する事も出来るのだから。】
213 :【見習い戦士】Lv.2 Exp(7/10) [sage]:2011/07/15(金) 23:10:48.77 ID:HbQHSbkKo
>>211
「ん?」

戦闘中全く顔は見えなかったがここまで童顔だとは思わなかった少女である。

足元の三角帽子を目深に被る。

みるみる相手の顔が紅くなる。

「忘れるって何をですか?」
214 :【千機斧王】 [sage saga]:2011/07/15(金) 23:12:36.68 ID:urdG7url0
>>194

【そんな平和なひと時を終えようではないか】
【此処は能力者世界。人の命などケツ拭く紙以下の価値しかない】
【そんな思想を持ったガタイが良い、無精ひげを生やしまくり、汚い服装をした山賊のような男が】
【屋台のおっちゃんの頭を山賊のような男の持つ斧で叩き斬った。いや叩き割った】

グハハハハッハッ!
おじょーちゃんよぉ!!今日は何の日か知ってるかァ?

【下品で耳を劈くような大声で】
【汚らしい顔を右手でぼりぼり掻いている。何か飛んでくる。うわぁ汚ねぇ!】

俺様の誕生日だぜぇぇぃ!!と言うわけでおじょーちゃんを俺のプレゼントとして持って帰るぞぉお!!

215 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/15(金) 23:13:59.21 ID:6EWfY1Fy0
>>213
「俺の顔ですよ・・・」

【少年はそれだけ言うとまた顔を赤くする】

「お願いですから忘れてください・・・」

【そして膝を抱え込み、座り込む】
216 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/15(金) 23:15:52.35 ID:88ZWORJIO
>>212

「…わかんないわね…目の傷のことかしら?」

【光の宿らない女の左目。眼球ごと浅く切り裂かれたその部位は、】
【生き物の機関としての働きを全く失っている。目玉は女の眼窪に「ある」だけになっていた。】

【コツコツ、と歩み、端の柵のところへ。黒いそれに体重を預けて、】
【女は眼前に広がる雑踏を見やった。いつもと変わらない街並みが、無限に広がっている。】

「…そう…」

【振り返り、柵に寄りかかったまま相手の足に視線を送る。】
【そこには、本来あるべきものが無い。綺麗に、両方とも消失している。】

「……」

「…学園≠ヘどんな感じなの?…楽しい?」

【長い髪を夜風に吹かせ、女は軽く右手でそれを抑えながら、】
【一つの質問を青年に投げかけた。】
217 :【千機斧王】 [sage saga]:2011/07/15(金) 23:16:22.88 ID:urdG7url0
能力を載せておきます
【千機斧王】
自身は小型の片手斧(片刃)を二本扱える腕前を持つ能力者。斧の体裁を持っている武器なら大体は扱える。
片手斧は単体でも一般的な武器よりワンランク上の性能を持っているが、真価は二本そろっている上で自身が扱うことで変形できることにある。
戦闘中一度変形を行った形態以外には変形できないが、相手が能力外の道具の使用、能力の多面性を明かした場合変形できる形態を増やせる。
変形できる形態は以下のとおり。

・『両手両刃斧』
柄の長さを調整でき、リーチは無限大。刃の位置も柄の範囲で移動可能。ただし柄の長さが2.5mを超えると振るった後に変形を解除しないといけない。

・『トマホークブーメラン』
大きさは片手斧時と大差ないが、投擲時に決めた『位置』を正確に打ち抜きラグなしで帰還させることができる。
投げた位置に物体が存在しないとき変形を解除して手元に戻すことができる。またこの方法で戻す際にタイミングをずらして戻すことができる。

・『ダブルハーケン』
柄の上下に斧の刃がついたいわゆるダブルセイバー。物体を勢いをつけることで一刀両断にできる。
次のレスに変形が解除される代わりに真空刃を放つことできる。真空刃は3メートル先まで飛んでいく。方向は自由。

・『ツインエッジ』
見た目は変形しないが、直接手に持たずに自動的に周囲に浮き自動攻撃する。二本ともばらばらに行動できる。
移動範囲は360℃であるが、腕の長さと同等の範囲しか攻撃できない。またどちらか一本を手に持つことでもう一本をフリーレンジにする。
ただしフリーレンジにした次のレスで通常時に戻る。

・『キャノンアックス』
見た目はハルバードだが、槍の部位が銃口になっており一レスに一発砲撃を仕掛けることができる。砲撃の範囲は非常に狭く実質近距離用である。
振るった位置に火種を六発まで残して砲撃と同時に爆発させることも可能。
次のレスで変形解除する代わりに砲撃を飛ばす事が可能になり、火種を十二発まで残しで爆発させることも可能になる。
218 :【緋が滴る不確定な刃】@wiki [sage]:2011/07/15(金) 23:17:11.18 ID:S8M854Gd0
>>210
そう、ペット。何ならあれだ、ええと、友人でも恋人でも上司でも何だっていいんだ
幸いこの女の子も寝てる事だし……ねっ?

【同じくこちらも、方向性は違うが盾に対して訳の分からない返し】
【上司などと言ってしまっている所を見ると、それ程必死なのだろう】

うん、うん。それくらいならお安い御用さ、きっと
君達が居てくれれば、俺の人生は今よりずっと面白くなりそうだ!ああ、違いない。多分

【ある程度寛容な杖には、イマイチ信用出来ない曖昧な答え。やる気はあるのか】


さあ、俺の胸に飛び込んで……っと。ところで、この女の子は何なのかな?
造ったって言ってたけど、もしかして親御さん?そんなら流石に、親と子を引き離すのは気が引けるなあ……

【両腕を大きく広げてみるが、肝心な事―――少女の存在を思い出した様で】
【相変わらず寝転がっている少女を指先で小突くと質問を浴びせ、また一人考え始めた】
219 :【見習い戦士】Lv.2 Exp(7/10) [sage]:2011/07/15(金) 23:18:25.70 ID:HbQHSbkKo
>>215
「は、はぁ...解りました。」

そこまで顔を隠す要素は見つからなかったが、まあ複雑な事情(?)があるのだろう。

「あ、お怪我はありませんか?治癒しますよ。」

「簡単な怪我なら。」

自身の側頭部の真っ赤に腫れ上がっている場所、さっき柄の一撃を受けた所に自らの
手をかざす。

「ヒール」

その怪我は完璧とは言えないものの、目立たない位に回復した。

「っとまあ、こんな感じで。」
220 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/15(金) 23:21:20.93 ID:6EWfY1Fy0
>>219
「はあ・・俺は大丈夫ですので・・・」

【そして立ち上がり、フラフラと歩き出す】

「では・・・模擬戦ありがとうございました・・・」

【何も話しかけられたりしなければ少年はこのまま亡霊のように去っていくだろう】
221 :【見習い戦士】Lv.2 Exp(8/10) [sage]:2011/07/15(金) 23:24:24.20 ID:HbQHSbkKo
>>220
「え、いや、でも...」

立ち上がり、まるで亡霊のように去ってゆく少年。

「あ、ありがとうございましたー。」

少女はまるで不思議な者を見る目で少年を見送っていた。

exp+1!
exp(8/10)

/絡み乙&ありがとうございました!
222 :【心通武工】@wiki [sage saga]:2011/07/15(金) 23:24:43.65 ID:5A+d0gey0
>>218
{う、うーん……}

【苦笑の声を漏らしながら、曖昧に返す】
【盾はまだまともである、だが杖の方は】

『ま、マジで!?』

【完全に乗り気である】
【ぴょんぴょんと、今度は喜びに飛び跳ねる】

{ちょ、ちょっと……}

【盾はどうにか止めようとするが杖は止まるはずがなく】
【もう相手の手に飛び移ろうとしたその時】

「…………ぅ……ん……」

【少女が声を漏らす】
【瞬間、杖はギクッと体を止めると】

『……うん、まあ冗談はこれぐらいにしよう』

【いきなり冷静な声でそう告げた】
【少女はもうそろそろ起きそうである】
223 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/15(金) 23:26:24.60 ID:6EWfY1Fy0
>>221
/乙、そしてありがとうございました!
224 :【蹂躙ノ純白】 :2011/07/15(金) 23:29:42.45 ID:Urt3jjh5o
【蛍火を宿す蝋燭が無数に並ぶ天井から吊り下げられたシャンデリアの溶ける様に仄かな光が】
【純白の壁に囲まれた教会に並ぶ六つの長椅子を、白木で作られた質素な祭壇を照らしていた】
【銀色の満月が天上に登り、澄んだ世闇が世界を包み込む宵の時、教会には蝋が弾ける音が響く】
【祭壇に一番近い長椅子で肩まで伸びる金髪を揺れ落としながら起き上がり少年が目を覚まし】
【フワリ、と。欠伸、今だ半月の形をする純白の瞳は、祭壇の上に微笑む聖女の像を見つめていた】

「…………ん、雨?」

【不意に……叩く様な連続する音に気づく、少年は後ろに視線を。古木の扉は僅かに開いており】
【扉の近くの大理石の床は微かに濡れていた。目を凝らすと闇の中には無数の雨粒……雨が降っていた】
225 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/07/15(金) 23:30:21.27 ID:Jf2MDkfZo
>>216

そんな物気にする程クソったれじゃねぇよ

【生き物としての機関を失い、眼窪に残り、図々しく血液を循環させる女性の左眼。】
【其の眼にようやく青年は気付き、ああそう言えば自分も視力を失いそうになったと思い出す。】
【自分の足を切り落とす原因を作ったクソ人外野郎。滅多刺しになった肉塊と共に、思い出す。】
【女性は端の柵へともたれ掛かり、下の景色を眺めているのか、ともかく体重を預ける。】
【此の女性は何が目的か。皆目検討もつかない。説教もする気はないのか?】
【屋上へは何故来た?景色を眺める為?そんな事が脳内を駆け回る。】

楽しかったらこんな所で怒鳴ったりしてねぇよ

【楽しくない。それが少年の返答だった。】
【身体を弄り回され、変な得体の知れない薬を飲まされ、能力を吐き出す。】
【そんな所が楽しい訳が無い。それに青年には学校生活は謳歌出来ない。】
【それはそれで理由はあるのだが…それはまた別のお話。少なくとも少年から話す気はない。】

で?てめぇは何をしに来たんだ?

【頭の中を駆け回っていた思考を女性へと吐き出してみる。何とも他愛の無い言葉だ。】
【自分でもそう思う…だが気になった物は仕方ない。例えそれがありきたりであろうとも。】
226 :【緋が滴る不確定な刃】@wiki [sage]:2011/07/15(金) 23:39:05.07 ID:S8M854Gd0
>>222
よしっ、うんうん、なかなか話が分かるじゃないか
ほら、そう、そっちの薄べったい―――盾?の方の君も、遠慮しないで

【杖の乗り気な姿勢に、先程までの悩みも何処ぞに吹き飛び、小さくガッツポーズ】
【青年、既に受け入れ態勢は整っている様子。後は盾の方を押すだけ、という所で】

……………ひッ!?

【少女が呻き声を上げた。瞬間、青年の顔は強張り、即座に後方に飛び退る】
【最近の子供はマセており、また何でも無い様な事でも不審者扱いされる、と聞く】

【この時間帯に道路のド真ん中で、不審気な青年が傍に居る。通報必至なレベルの危機だ】


い、いやっ。あれだ、この女の子が起きてからが俺の本番なんだ……
よしっ、絶対に君達を俺のペット……えっ?ええっ!?

【それでも不可思議な二体の為、決死の覚悟を決めたらしく、恐る恐る少女に、二体に近寄って行く】
【が、杖の衝撃発言が彼の脳髄に響き渡った。余りの衝撃に、反射的に声を上げてしまう】
227 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/07/15(金) 23:40:22.26 ID:KiVaLRoc0
>>224
「イヤハヤ、マイリマシタネ」

【外をのほほんとお散歩していたのだけれど、どうやら雨が降るようだ。暗い空に雨雲がかかっている】
【これは人様の体なので傷つけるわけにはいかない。汚すわけにもいかない】
【と、よーく目を凝らすと遠くに明かりが見えた】

「オオ。アソコニオセワニナリマショウカネ」

【イイながら小走り。走る。少女が走る】
【近づいてみたらそこは教会だった】

「ア、フリハジメマシタネ」

【雨が降り始めた、それとほぼ同時に入り口と思われる扉に到着した】
【その扉をコンコンと優しく叩く】

「ハア、スコシヌレテシマイマシタカ…」

【もし、中にいる少年がその音に気づき、扉を開けてくれたならば。そこには微かに濡れた少女がいることだろう】
228 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/15(金) 23:40:45.15 ID:88ZWORJIO
>>225

「あらそう。…残念ね、それは。」

「…といっても、学校なんか楽しいって思ってる人の方が少ないでしょうね。」

【もっとも、女は学園の「裏」即ち非合法な人体実験や、】
【それに伴う強制的な能力開発の事を知らなかった。あくまで一般論として話している。】
【青年の足がないのが気になる。車椅子が最新型で、真新しいため、】
【先天的に足が無いというわけではない事が用意に分かった。】

「私?…別に。特に用事はないわ。」

「夜景を見に来たって事くらいかしら。」

【しかし、不躾に相手にその理由を問うわけにはいかない。少なくとも、】
【あまりいい思い出ではないだろう。初対面でそこまで踏み込むのははばかられる。】
229 :【心通武工】@wiki [sage saga]:2011/07/15(金) 23:45:30.37 ID:5A+d0gey0
>>226
「……ふぁ……な………んだ…」

【少女はゆっくりと上半身を持ち上げると】
【大きく伸びをし、もっと大きな欠伸をした】
【そしてすとんと肩を落とすと】
【辺りをきょろきょろと見回し】

「……あ、どうも」

【目に入った青年にとりあえず挨拶】
【二体のように、お辞儀とまでは行かなかったが、ちゃんと挨拶はした】
【別に通報云々について考えている様子も無さそうで】
【物凄く眠そうな目を、服の袖でごしごしとこすりながらゆっくりと立ち上がった】

【杖と盾はやれやれと言った様子で、二つのため息をついた】
230 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/07/15(金) 23:54:15.54 ID:Jf2MDkfZo
>>228

…俺は落ちこぼれって訳じゃねぇぞ

【一応、釘をさしておく。無論、勉強に限っての話だが。】
【それに学校生活には余り良い思い出が無いのだ。むしろこれが半分と言った所か。】
【それに自分がやっている事は本当にロクでも無い事。普通の生活など、送って言い訳が無い。】
【そして目的の為には学園生活は邪魔。自分の意思で、自分の判断で学園には行かない様にしている。】
【人を殺して、まともに学園で過ごして良い訳が無い。青年ちょっとしたの考えであった。】

…ふーん………夜景ねぇ…………楽しいか?

【何故夜景を見に来たのか、ただの趣味か、それとも別の何かか。】
【気になる事はある。だが別に聞く必要も無いだろう。気にはなるが、興味はない。】
【つまらなさそうにそう聞く。少なくとも少年に夜景の良さはよく分からなかった。】

/ごめんなさい!眠気と指が限界です…凍結良いでしょうか!?
231 :【蹂躙ノ純白】 :2011/07/15(金) 23:55:09.59 ID:Urt3jjh5o
>>227
【心に染み入る雨音は直ぐに止む気配は無く、少年はただ今だ覚めぬ意識のままに】
【隙間から、生温い風が入るにも関わらず扉を閉める事は無く、結果的にはそれが吉】
【トントン、と。何時の間にか雨音に困りに染まる少女の声が混じり初めた、と思うが同時】
【古木を軽やかに叩く乾いた音が室内に甲高く響き渡った、のんびりと少年は既に歩き出し】
【扉の正面で立ち止まり、色褪せた取っ手を握りしめ軋んだ音と共に緩慢に扉を引いた】

「…………やぁ、おはよう」

【今だ意識は半分睡魔のてに委ねられて、猫の様な笑みと共に紡いだのは時違いの言葉だった】
232 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/15(金) 23:57:31.98 ID:88ZWORJIO
>>230
/おおっと了解です。
/えっと、こちらが次のレスで去ろうと思ってたので凍結ではなくキンクリでもいいですよ!
233 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/07/15(金) 23:58:35.30 ID:Jf2MDkfZo
>>232
/おっとではキンクリで!絡みありがとうございました!
234 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/16(土) 00:00:28.87 ID:Ssts1nGIO
>>233
/了解しましたー!
/乙です!後でその旨を投下しときますね!
235 :【緋が滴る不確定な刃】@wiki [sage]:2011/07/16(土) 00:00:52.35 ID:WBUCFLHV0
>>229
ええ……と。うん、ええ、はい。お、おはようございます

【遂に少女が目覚めてしまった。精一杯の不自然な笑顔を造り、】
【青年が道端に座り込んだの少女に怯えている、それでもなかなか怪しい絵面であるのだが】

【起き抜けの仕草を行う少女をぼおっと見詰めていたが、律儀な挨拶を受け、矢張り的外れな返事】


ああー、その。起きたばっかりの所悪いんだけど……さ

【未だ眠そうな少女の気を損ねないように、飽くまで下手に出る】
【事前に一応、断りを入れて置き】

……あのー。この二人、でいいのかな?うん。俺が貰っても良い……かなあ?

【唐突だ。唐突すぎる。二体の意思をも無視した上で、少女に頼み込んだ】
【とは言えその表情は悲壮。杖の拒否が応えたのか、再度拒否されてしまえば一層酷い顔になる事だろう】
236 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/07/16(土) 00:03:48.01 ID:HQBtgm7t0
>>231
【扉は思ったよりも早く、開かれた。お陰で乾いたタオルで拭けばすぐに水滴は消え去りそうだった】

「オハヨウ、デスカ。ウーン。ア、オハヨウゴザイマス」

【おはよう、にしては時間がおかしいのでは?と思ったが永く寝ている間に用法が変わったのかもしれない】
【そんなことは今考えても仕方がないので挨拶を返す】
【少女は短めの黒髪をハンカチで拭き、乾かそうとする。ちなみに、中身は男である】
【否、正真正銘の女性なのだが、現在霊に憑かれている為、話したり動いたりしている意志≠フ決定はその霊がしている】
【そしてその霊の性別が男なのだ。ちなみに言葉がカタカナで表記されているが、発音はいたって普通】
【片言ではない】

「スミマセンガ、キョウヒトバントメテモラッテモイイデスカ?」

【軽く頭を下げながら少年に向かって言う】
237 :【蹂躙ノ純白】 :2011/07/16(土) 00:07:44.26 ID:5modNzdQo
>>236
すいません……チョット遅れるかも……
238 :【心通武工】@wiki [sage saga]:2011/07/16(土) 00:08:00.67 ID:OEebPxsa0
>>235
【相手が、苦笑にも見える笑いを浮かべている】
【少女はしばらくぼーっとそれを眺めていると、寝ぼけた曖昧な笑いをにこっと浮かべた】

「……んー?」

【やはりまだ寝ぼけているらしく、返答の速度は遅いが】
【一応ちゃんと話は聞いているらしい】

{(まだ諦めてないのかこの人……)}
『(くっそー、せっかくあの条件を飲んでくれたのに)』
「(えっ、何何?どゆこと?)」

【呆れる盾、悔しがる杖、困惑する少女】
【この間、約0.1秒】

「……ちょっと……無理かなあ…………」

【寝ぼけた顔でぼそぼそとそう言った】
【いつもなら、とりあえず相手の顔に同情するぐらいはするのだが】
【やはり、寝起きであった】
239 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/07/16(土) 00:10:22.77 ID:HQBtgm7t0
>>237
/いえいえダイジョウブデスヨ
240 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/16(土) 00:12:25.02 ID:Ssts1nGIO
>>230

「…んなこと思ってないわよ。別に…」

【髪を撫でながら、女は困った様に微笑んだ。相手の事を一瞥したが、】
【別段、落ちこぼれている、や、あぶれていると感じたりはしない。この世界では、】
【見た目が内面に直結しないことを女は身を持って知っている。】

「楽しいか……うーん…どうかしらね…」

【そう言って、女は再び足を動かす。扉に向けて、】
【ゆっくりと歩き出した。】

「ま、何もしないよりはマシよ。あいにく時間だけはたくさんあるの。毎日暇なのよねえ…」

【「でも今日はもう遅いし、帰路につくことにするわ」】
【扉を開ける直前、女はそう付け加えた。もともと、】
【気が向いたからこの場にやって来ただけで、あまり意味はなかったのだ。】
【やがて、扉の閉まる音と共に、女はその場から消えた。】


/乙ですっ!
241 :【緋が滴る不確定な刃】@wiki [sage]:2011/07/16(土) 00:21:21.12 ID:WBUCFLHV0
>>238
…………うん、まあ、ですよねー

【アッサリと拒絶され、最早表情を歪める気力も無く】
【ただただ残念そうな、それでいて全てを悟っていた様な笑みを作ると】

【肩をやや落とし、溜息をついた。執拗ではあったが、一応踏ん切りは付けたのかもしれない】


ああ、そうだ。そういえば君、こんな所で寝てたけど、あれ、大丈夫なの?
いやいや、きっと大丈夫じゃないね。物騒だ―――そうだ、せめて俺が公園にでも送り届けてあげよう!

【それでもめげる素振りも見せず、ガラにもなく少女の心配をし始めた】
【終いには送り届ける、などと言い出す始末。公園でも物騒な事は物騒なのだが】

【チラチラと揺れ動く青年の視線。その先には、お約束通り杖と盾の二体が】
【悟る?踏ん切り?前言撤回。この男、まだ二体を諦めてないでいる】
242 :【蹂躙ノ純白】 :2011/07/16(土) 00:21:55.87 ID:5modNzdQo
>>236

【視線の先で頭を下げる少女の艶やかな鴉色の髪から零れる雨粒は地面に落ちて溶けて消え】
【その光景を眠気に染まる虚ろな瞳で眺めていた少年は扉を更に広く開き、少女が入れる為に】

「……別に頭を下げてお願いし無くても……ふぁ、…………イイよ。うん」
「だって、この教会は……何て言えば良いんだろうか……まぁ人いないし」

【少年の広く開いた扉の先には淡い蝋燭の明かりに包まれた、長椅子と祭壇と聖女の像】
【綺麗に掃除をされたこの空間には塵一つ無く、隅に積もる雪により心地よい温度になっていて……】

「トイウワケデ……どうぞ遠慮無しで、僕だって勝手に入っていたし」
243 :【心通武工】@wiki [sage saga]:2011/07/16(土) 00:26:03.55 ID:OEebPxsa0
>>241
【少女はよっこいしょと立ち上がると】
【盾を背中に担ぎ、右手に杖を持った】

「え……あぁ、大丈夫」

【にこっと微笑みを浮かべると】
【少女は、右手に持った杖をぶんっと大きく振る】

【次の瞬間】

【少女から右に少し離れた所に、物凄い衝撃と轟音を伴いながら、雷が落ちるだろう】
【少女はやはり笑いながら】

「これがあるから」

【まるでそれが当然であるかのように、そう告げるだろう】
244 :【小鳩丸】@wiki [sage]:2011/07/16(土) 00:31:28.75 ID:VNzNDTKUo
【夜、静まり返った公園にて】

【紅髪を涼し気な夜風にたなびかせながら、一人の青年がベンチに腰を降ろしていた】
【隣には鉄鞘に収まった刀が置いてあり、中々に不審な格好】

「―――はぁ」

【重た気に溜息を吐いて、手に持った缶を振る。】
【実に疲れを帯びた溜息であった..恐ろしい思いをした挙げ句真っ二つにされたかと思えば】
【気付けば記憶を引き継いだまま能力だけ変わり、自分は生きている――実に不思議で、疲れた】

「ったく..なんなん―――ッ!!?」

【ぶつくさと愚痴を零しながら、プルタブを開ける――間欠泉の様に吹き出す水】
【どうやら青年が振っていたのは炭酸飲料だったようで、びしょびしょになるパーカーと顔】
【無言のまま袖で顔を拭いて、何をやっているんだ、と…――溜息をもう一つ、重ねた】

/誰でも何でも...数時間しか出来ないので凍結になる恐れがありますが...
245 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/07/16(土) 00:33:11.31 ID:HQBtgm7t0
>>242
【…いい忘れていたが少女からは見える人には見えるこの世の物とは思えないほどの強大な黒い魔力が溢れ出ている】
【きっとほんの少しでも霊感があったり、魔術などに精通していればばっちりその魔力を確認できるだろう】

「アア、アナタガシサイトイウワケデハナイノデスネ」

【少女なのだが、彼はてっきりこの教会はこの眠たそうな少年の所有するものだと思っていたのだが】
【どうやら違うようだった。彼は随分と軽いノリでOKされてしまったため少し拍子抜けし、濡れた頭に右手をやった】

「…フホウシンニュウデスカ。デハエンリョナク…」

【そう言って、近くにあった椅子に座り目を瞑った。座ったまま眠るようである】
【少年が何かしてこなければすぐにでも寝息を立て始めるだろう】
246 :【緋が滴る不確定な刃】@wiki [sage]:2011/07/16(土) 00:49:22.78 ID:WBUCFLHV0
>>243
【立ち上がった少女を頭ひとつ分程高い位置から見下ろしながら、少女の言葉の意味を考える】
【杖と盾があるから、という事だろうか?いやいや、それでも物騒だ。ここは矢張り――】

【思考を遮る様に、少女が杖を振るった。と、同時に青年の前方に閃光が走り、轟音が耳を劈く】


へ…………は、はい?
あれですか、今の雷があるから――って、事ですか、ね

【ぽかん、と口を半開きにし、茫然自失。漸く口を開いたかと思えば、口調をも敬語に改めている】
【ああ、この二体は自分の手には負えない――結局、そんな考えに行き当たったらしい】


……いや、ああ、そのー、寝起きだって云うのに、すいませんでした。あはは、は…は……
そ、それじゃあ、はい、俺はこれで……失礼しま あ ぁ あ あ ぁ ぁ あ ぁ ――――

【顔面の筋肉を引き攣らせ、精一杯の作り笑い。目は少しも笑っていない】
【これ以上この二体を狙えば、自分も同じ目に遭い兼ねない。命を失ってまで欲しい、という訳でも無い】
【二体を見る目は、好奇の視線から、やや好奇の混じった畏怖の視線へと、格段に変化している】

【青年はくるりと方向を転換し、声を張り上げながら相変わらずの敬語で少女に別れを告げて】
【走行一歩手前の早足で、元来た道を遡って行くのだった――――】




/こんな感じで、終わらせてしまって良いんでしょうかね。お疲れ様、です
/遅筆、また色々と稚拙で申し訳無いです。お付き合いありがとうございました!それでは。
247 :【心通武工】@wiki [sage saga]:2011/07/16(土) 00:51:27.88 ID:OEebPxsa0
>>246
「え、あ……うん、じゃ」

【少女が手を振って相手を見送ろうとした時、すでに相手はその通りから姿を消していた】

/絡みありがとうございました!
248 :【蹂躙ノ純白】 :2011/07/16(土) 00:57:29.39 ID:5modNzdQo
>>245

【大理石の床を叩く靴の音を響かせながら少女は教会の中に足を踏み入れた、少年は扉を閉めて】
【大気に溶け始めた可愛らしい少女の寝息、少年が振り向いた時には既に少女は夢の中にいた】

「…………ふぅ、これまた変わった魔翌力……と言うか世界を壊す気かい、この量は」
「………………まぁ我には特に関係無く……小さな童はスヤスヤと夢の中で、と」

【意識を深い睡魔の海に落としても、少女の体から湧き上がる漆黒の魔翌力は少年の頬を意識撫でる】
【されど少年は何もしない、恐れる事も怯える事もただ眠た気に少女の横を滑る様にを通り抜け】
【懐からマッチを取り出し擦る音、祭壇の側に置かれた古いランタンに穏やかな灯火を宿らせた】

「眠る子供を襲うのは流石の我とてヤル気が湧かん……てか、眠い、寝る」

【少年はそれを祭壇の上にそっと置いて、少女と同じ様に側の長椅子に座り、穏やかに瞳を閉じた】
【同時に少年の右手に嵌められた指輪から小さく蒼い零れ初めて、純粋たる魔翌力により作られた雪は】
【的確に、正確にシャンデリアの蝋燭を消して行き……後はランタンの光だけが光源となっていた】


【しかし、少年もひどく眠かったの
だろうか……一粒だけ、魔翌力の雪は眠る少女の肩にフワリと落ちていき】

/すまぬ、遅れた……
249 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/07/16(土) 01:11:49.59 ID:845oQjnYo
>>244
(いますか?いいですか?)
250 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/07/16(土) 01:14:30.62 ID:HQBtgm7t0
>>248
【少女から滾る漆黒の魔力は神の力にも劣らない程強力で強大】
【実際は少女から、ではなく少女に憑いている思念体から出ているのだがそこまでは分からないだろう】
【ちなみに、本気を出せば世界を一から作り直すことすらできる。だが非常に残念なことに能力の発動に必要な髪の毛がなかった】
【勿論、少女には髪が生えている。ふさふさだ。だがそれは思念体の髪ではないので媒体にはならないのだった】
【つまり、現在はとんでもない魔力を保持しているが使えない能力者。無能力者と殆ど変りない】

「スー……スー……」

【気持ちよさそうに寝ている少女。今何が起きているのかなんて気付かない。寝ているから】
【室内で雪が降っていることにも、段々と灯りが消えて行っていることにも気づかない】
【ただただ気持ちよさそうに寝るだけである】

【こんな魔力を保持しているにも拘らず何もしてこない少年に感謝】
【勘違いされて寝首をかかれるなんて悲しすぎる。第一、これは借りている体なわけだし】
【殺されるわけにはいかないのだ。あくまで借り物だ】

【と、その時】

「ンム?」

【肩の辺りに冷たいモノが、思わず眠りから覚め、肩の辺りを見る】
【雪だ。それも魔力でできている。自分とは全然違う方向性の魔力】
【自分が漆黒の闇の魔力だとすれば、これは優しい純白の魔力。かなりありふれた表現でつまらないが】

「…フム。マジュツシデスカ」

【その雪を見ながら独り言】
【しかし、驚くほど静かなこの教会ではその小さな声もよく響いた】

/大丈夫ですよ!
251 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) :2011/07/16(土) 01:23:36.93 ID:VNzNDTKUo
>>249
/ちょっと遅れましたが!
252 :【蹂躙ノ純白】 :2011/07/16(土) 01:33:30.54 ID:5modNzdQo
>>250

【ただ人の枠組みの中で言うのなら……深い闇の魔翌力と言うのは心を凍らせる程に恐ろしいのだろう】
【だが、人の中、少年にとったら悪魔でも天使でも神でも無い"ナニカ"の少年にとったらただの魔翌力で……】

【閑話休題、終わり】

【瞳を閉じて、更に闇に。意識を落として自らを無に。心地よい睡魔の腕が少年を抱いていく】
【あと、少しで完全に落ちただろう】【あと、少しで反応は無かっただろうか……少女の声は】
【少年の寝息と雨音が染み入る様になる静かに教会で少女の納得は妙に大きく鳴なって】
【夢の中に入国直前だった少年の意識ん半ば無理やり現実のセカイへと連れて行った】

「ふむ…………魔術師ですよ…………」

【少年の睡魔に抱かれた言葉は少女の言葉が少年の鼓膜を揺らして数十秒後に答えられ】
【正面に揺れるランタンの灯火に瞳を糸の様に細めながら、少年の口元からは小さな欠伸が零れ落ちた】
253 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/07/16(土) 01:47:11.06 ID:HQBtgm7t0
>>252
【彼の魔力はその見た目だけで人々を恐怖に陥れるのに十分だろう。見えない人にはさっぱり見えないようだが】

「ヤハリソウデスカ。トイウコトハカンゼンナカガク<mセカイトイウワケデハナイノデスネ」

【最近やっと永い眠りからこの少女の体にお邪魔することで人格として現世に復活を果たした彼】
【外に出てみて最初に驚いたのは高層ビルなどだ。自分が生きた時代はもっぱら魔術≠フ時代であった】
【禁忌の魔術を完成させた彼は人々に伝説の大魔術師≠ニまで言わせるほどだったとか】

「イヤハヤ、ネムリヲサマタゲテシマッタヨウデ、スミマセン」

【相手の眠たそうな顔を見てそう判断し簡単にだが謝る】
【そして相手と同じく彼もその道を極めた人物だ。相手が魔術師だからと言って驚きもしなければ恐れもしない】
【再び寝の体制に入る】

「オヤスミナサイ」

【そして間もなく寝息が聞こえてくるだろう】
254 :【戦美ヲ呼ブ者】五感をリリースしてワルキューレをアドバンス召喚。@詳細wiki [sage]:2011/07/16(土) 02:01:53.10 ID:845oQjnYo
>>244
【公園の夜空は都会特有の曇り空はネオンで彩るためにそれは漆黒を無くし濁った闇である】
【そんな闇の中でひとつ奇妙に目立つ星がある、それが消えると同時に】
【男の目の前には輝く何かが存在しているであろう…それは光の渦と称すべき者】
【その渦はゆっくりと姿を変え粒子となって消えていく…粒子が消えるころ】
【そこには薄い布をまとったブロンドの髪をした妖美な美女が立っているに違いない】
【妖美だが、神聖さを纏っているその御姿はさながら女神か……】
【彼女はゆっくりと目を開けずに浮かぶように存在しており、一層神秘性を高める】
【そして彼女は美しいハープのような声色で青年に言葉を投げつけた】

ん、あなたかしら…?バ……ならばこの剣をよけられるはず…

【おい、目を開けろ。どう見ても別人じゃないか?いや確認しなくてもいい】
【女神らしき女性は、剣を携えていないが…手を差し出すと、そこには隻眼の戦乙女というべき剣士が立っていた】
【彼女は剣を構え、青年に対して切り込みを放つ。踏み込み、青年の上半身と下半身を分かつように…】


(遅れて申し訳ないです)
255 :【蹂躙ノ純白】 :2011/07/16(土) 02:09:54.54 ID:5modNzdQo
>>253

「今の……所は……な、けどもしかしたら未来……には我々の様……な……」

【『オヤスミナサイ』その言葉を少年は聞く事は無かった。途切れ途切れの言葉は直ぐに終わり】
【次に教会に沈黙が訪れた時には、鍵盤を軽やかに弾く様な雨音の中に二つの寝息が零れていた】
【片や、世界を創造する事を可能とする全てを生み出した神に近い魔翌力を宿す漆黒の魔術師】
【片や、ただ一つの魔術を完全に極めんと己の存在を自体を"魔法"に置き換えた純白の魔術師】
【されど……静かに眠る二人はその魔術師としての面影は欠片も見て取れる事は無く】


【安らかな暖色の光が包む空間、祭壇の後ろに立つ純白の聖女の像は、ただ穏やかな笑みで二人を見守っていた。】
256 :【小鳩丸】@wiki [sage]:2011/07/16(土) 02:17:59.07 ID:RX7GgZlKo
>>254
【やれやれと仰ぎ見た夜空。ふと、違和感を感じるものがあり】
【何気なく目をやった星――突如、それは消え、まるで取って代わる様に青年の目の前で、変化は起きた】

「……!?」

【光の粒子の様な物が渦を成し、姿を変え軈て、其処には――】【妖し気な雰囲気を漂わせた女の姿】
【その登場の仕方も相俟って、彼女は神秘的な雰囲気を持っていた――訝しむ様に青年は、目を細める】
【一体なんなんだろうか、と逡巡し...面倒にならない事を心中で祈った。そううまくいくとは思えなかったが】
【その美貌に年頃の青年がどきりとしない訳ではないが、今感じているのは疲れと面倒臭さだけであった】

「...はあ?」

【貴方かしら、と確認する様な言葉】
【青年の知り合いにこんな派手な登場をする人物は居らず、というかそもそも知り合いが居らず】
【怪訝な感情は増すばかりであった。突然そんな事を言い出す奴は、大抵碌な奴じゃない。―――――ほら】

「――お、おい!? ...ッ」

【突如現れた隻眼の剣士。手には当然――剣。青年は目に見えて動揺し、椅子から立上がる】
【そんな様子にもおかまいなく、剣士は切り込みを放ってきた。咄嗟に鞘に入ったままの剣を使い、受け止める】
【剣自体は物を擦り抜ける特性があるものの、今は鞘に入っていたので何とか受け止める事が出来た。そのまま声を掛ける】

「何のつもりかしらねぇが――取り敢えず剣、おろせ。な?」

【眼光は鋭いまま、言葉にも脅しの色を持たせるつもりだったのだが実際は剣、そして先程の斬撃の恐怖から、声は震えていた】
【情けないとは自分でも思うものの、怖いものは怖いのだから、仕方ない。表情こそ冷静ではあるものの、その声音はどことなく哀願の風にも聞こえ】

/全然問題ない..ですが、後一レス程返したら落ちてしまいそうです...それでも大丈夫ですかね
257 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/07/16(土) 02:19:53.42 ID:HQBtgm7t0
>>255
【二人の異様な魔術師は寝ていた】
【片方は少女。普通の少女。ただ、とんでもないものに憑かれた。そんな少女】
【片方は少年。普通でない少年。何度も死んで。何度も生きた少年。そんな少年】
【どちらも普通≠ナはなく、魔術師≠ニいう枠組みに置いても一線を画すような力を持っている】
【さらには途方もないような時を生きて、死んできた。だがそれは似て非なる関係であり、同じではない】
【この二人を同列に語ることは絶対に出来ない。少なくとも他人には無理だ。不可能】

【静かな教会に小さく響く二つの寝息は交わることなく、それぞれの個性を主張するように】
【朝、その時には既に雨もやみ、それと同時に少女はこの場から姿を消していることだろう】
【少なくとも今日の内は二人とも起きることはなさそうだ】

/絡みあり乙でした!
258 :【蹂躙ノ純白】 :2011/07/16(土) 02:24:05.63 ID:5modNzdQo
>>257
/乙でしたー
259 :【戦美ヲ呼ブ者】五感をリリースしてワルキューレをアドバンス召喚。@詳細wiki [sage]:2011/07/16(土) 02:48:29.28 ID:845oQjnYo
>>256
【光の中から現れた女性はいきなり青年に剣を振るわせる】
【振るうのは彼女が呼び出した戦乙女であるのだが……それでもかなり厄介な話である】
【いや厄介どころではないのかもしれない、何せこの戦乙女の剣は青年の身代わりとなった剣をはじき返すがごとく】
【右から左へと、素早い連続の横薙ぎを披露し、剣を収めた。剣は傷ひとつない黄金の刃だ】
【青年の思惑以上に愉快で面倒なことになっているのは明白であるが……】
【戦乙女は剣を納めると、女性に耳打ちしている。どうやら何かを会話しているようだ】
【青年のことはガン無視である。自分から切りかかっておいて】

………違った?やはり戦士の匂いだけで追うのは大変ね…
どこにあるのやら、ランカーズ……

【女性は戦乙女に触れると、再び光に包まれてしまう……】
【おそらくは先ほどまでのことを幻想としてしまう気か?】


(なんだったんだ?こいつEDで占めさせていただきます…もうしわけない)
260 :【小鳩丸】@wiki [sage]:2011/07/16(土) 02:55:37.81 ID:RX7GgZlKo
>>259
「な...ッ」

【その剣裁は予想以上に鋭く、鋭敏であり】【剣を弾き返されると、青年は驚きの声をあげる】
【連続の横凪を、何とか身に当たらぬ様いなし、若干乱れた息をつく――と】
【バルキリーはこっちの気も知らず女性に耳打ちを始める。ぶちぶち、と血管の切れた音がした。気がした】

「おい、お前ら――…!?」

【剣も納められ、未だ若干びくつきながらも青年は突如現れた二人に罵声を浴びせようと――】
【したのだが再び光りに包まれた女性、よく分からない事を仕掛け、よく分からない事を呟きながら――消えていった】

「―――――……はぁ」

【息を整えると、剣を降ろし、がっくりとベンチに座り込んだ。今日はなんて日だ、最悪の印象しかなかった】
【後に残されたのは、サイダーでべたついた一張羅のパーカーのみ。...どうするの、これ】

/了解です、絡みあり乙でした
261 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:--]:2011/07/16(土) 05:45:51.93 ID:Q6MlWcSi0
 曉、静かな畔に集う白鳥の群れ。
 羽根を繕い、それはさながら、寝癖を直す乙女に似ている。

 その中に紛れ、佇むのは、月明かりに染まった様な長髪を揺らす“独り”の女性。
 右目に眼帯をかけ、のぞくのは睡そうな左目、化粧にも隠れていない隈を下げている。

 白タイツに包まれた脚を折り、乙女座り。
 そして柔らかな髪を手に取り、バレッタでくくるのだった。

――。

 白鳥は、翼を広げ、数羽、寄ってくる。
 あたりにふわりと白い羽を散らして。

「……今日は、ご飯は、ありませんよ――」

 “独り”が、白鳥に話しかけるのは。
 白鳥が、朝ご飯をねだるから。
 結い終わったたなごころをぱっと開き、白鳥にむけて“ないない”をして見せるところであった。
262 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/07/16(土) 06:12:50.42 ID:RZMJ7Rds0
>>261
/まだおられますか?
263 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [sage]:2011/07/16(土) 06:13:16.30 ID:RZMJ7Rds0
/おっと名前.....
264 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:--]:2011/07/16(土) 06:19:23.94 ID:Q6MlWcSi0
>>262-263
居りますです
265 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [sage]:2011/07/16(土) 06:24:03.09 ID:RZMJ7Rds0
>>261

朝はやはり涼しいね.....

【男が一人やってくる】
【姿は紳士風、片眼鏡をかけている】
【ゆっくりと畔を散歩していた】

おや、お嬢さんおはようございます

【白鳥に囲まれた女性に声をかけ】
【軽く会釈をする】
【白鳥が逃げないように、そっと】
266 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:--]:2011/07/16(土) 06:35:58.92 ID:Q6MlWcSi0
>>265

――。

 ばさ、ばさ、と翼をばたつかせ、紳士に気が付くのは白鳥。
 そんなにお腹が空いているのか、と、足音には気が付かない独りは、まだ“ないない”をしていた。

「……」

 こまった、白鳥と会話をするにはどうしたらいいのだろうか。
 そんなことを思いながら、倦ねていた。
 そんなとき。

『おや、お嬢さんおはようございます』

 声がした。
 ゆっくり、首を向け、紳士の方へと紅い目を向け、暫し沈黙。

「――おはよう。ございます」

 それから、返事をしたかと思えば、すぐに畔の方へと向き直り。
 もう一声。

「散歩。ですか?」

 と、淡々と囁く。
267 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [sage]:2011/07/16(土) 06:41:32.90 ID:RZMJ7Rds0
>266

ええ、涼しいうちに散歩をと思って

【微笑みながらそう答える】
【そして、女性の隣に腰を下ろす】

まぁ、せっかくですからあなたとお話しするのもいいかもしれません

【女性にそう声をかける】
【そして、いまだ餌をねだる白鳥に】

ほれ、これでも食べたまえ

【と、皮をむいた蜜柑を投げる】
【ミカンなどの果物は、白鳥の餌になるらしい】
268 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:--]:2011/07/16(土) 06:50:14.75 ID:Q6MlWcSi0
>>267

「……」

 独りの隣に、紳士は腰をおろすが。
 直後に独りはその場に立ち上がる。
 それは、警戒しての反応、なのかもしれない。

「……話すほど、話題は。ありませんよ、私」

 白鳥とは会話――モドキを繰り返していたにもかかわらず。
 人とする会話は、ないという。

「……」

 蜜柑を啄ばむ白鳥を眺めながら、欠伸を一つ。
 去ることができるなら、去ってしまいたかった。
 男性ではなく、紳士の様な堅苦しい相手が苦手だったから。
269 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [sage]:2011/07/16(土) 06:55:35.91 ID:RZMJ7Rds0
>>268

あはは、嫌われてしまいましたか

【ふざけた様にそんな事を言う】
【この紳士、空気を読むのは得意だった】

話題なんてあるでしょう――
――胸の事とか

【茶を飲んでいたなら思わず噴き出すであろう】
【紳士の本領発揮である】
【先ほどまでの真面目の雰囲気は何処へやら】

いや、大きい方なのかな.....

【偉そうに批評している】
【先日もこんな事をして恨まれた】
270 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:--]:2011/07/16(土) 07:00:47.70 ID:Q6MlWcSi0
>>269
ひょっとして名前欄 【窺知欺く幽幻の陽炎】 - Wüste Mitternachtssonne - こちらではないですか?


「……」

 紳士の方は見ずに。
 五歩ほどその場から真後ろに後退、なかなか素早く。

 批判も非難もしない。
 しかし、言葉は何一つ出さない。

 胸の前で腕を組みながら。
271 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [sage]:2011/07/16(土) 07:05:03.38 ID:RZMJ7Rds0
>>270
/間違えてました......

【此方も無言で立ち上がり接近】
【怖い】

何を逃げているんだね、別に痛くなんかないだろう

【手をワキワキさせている】
【変態である】

それぇっ!!

【飛びかかった】
【能力で延着させているので、ギリギリでかわそうとしたなら、五秒ほど前に飛びかかっているだろう】
【ジェイルは来ないのか】
272 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:--]:2011/07/16(土) 07:13:09.42 ID:Q6MlWcSi0
>>271

「痛いかどうかでは。ないと思います」

 ただ、淡々と。
 言葉をその場に紡いでいくが距離はなるべく空ける。

 それから、飛びかかる紳士。
 これはかわせる――そう思った時である。

「――!?」

 気のせいだろうか。
 瞬間移動にも似た、現象であった。
 独りは紳士に飛びかかれれていた。

「……離して。ください……」

 悲鳴を上げるわけでもなく、ただ淡々と言葉を紡ぐ。
 それから、右手に意識を集中させ、黒い雲をあふれさせる。
 その規模は、リンゴ一つ分相当。
273 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [sage]:2011/07/16(土) 07:18:47.12 ID:RZMJ7Rds0
>>272

離せて言われて離す......ミギャギャギャ!!

【変態が暴走し始めたのに気付き】
【優しい白鳥がドツきまわしてくる】
【変態はブッ飛ばされた】

痛いじゃないかね

【今度はボクシングで鍛えたパンチで離脱】
【動物虐待である】

次は捕える――

【今度は早着】
【かわしたと思ったら、五秒後に紳士が突撃してくるだろう】
【手をわきわきさせながら】
274 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:--]:2011/07/16(土) 07:28:00.51 ID:Q6MlWcSi0
>>273

「――!」

 初めて、独りの表情が変わる。
 それは、白鳥を紳士が打つのを目にした時。

 目を細め、眉を吊り上げ。
 静かに、憤っていた。

「……」

 まずは一つ。
 大きさは卵ほど。
 黒い雲からギラギラとするニセモノの星を生み出し、紳士の方向へめがけて打ち出す。

「――!?」

 しかし手ごたえは――なかった。
 撃ち抜いたのは、早着して認識された紳士の幻影。

 ――さりとて、直進すれば同じ軌道上の紳士に、ニセモノの星は直進しているのであるが。
 当たれば、熱さが紳士の肌を痛めることだろう。
275 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [sage]:2011/07/16(土) 07:33:50.08 ID:RZMJ7Rds0
>>274

ビブルチッ!!

【星が飛んできた】
【紳士に直撃。熱の暑さに驚き吹っ飛ぶ】
【彼が何故かわさなかったのか、それは女性が怒っていたから】

白鳥とあなたには悪い事をしてしまったね

【そう言うと、白鳥の方に深々と謝罪】
【女性の方に向き直ると】

さて、それをもう一発ぶちかましたまえ
甘んじて受けよう

【信用にはたらないかもしれない】
【しかし、紳士はきちんと受け止める気でいた】
【そのあとどうなるかは知らないが】
276 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:--]:2011/07/16(土) 07:40:35.00 ID:Q6MlWcSi0
>>275

(外した……ならば、もう一度――)

 早着する幻影を、紳士を撃ち抜いたものと認識し、すぐに次の攻撃に備えようとするが。

『ビブルチッ!!』

「……」

 紳士は直後、吹っ飛んでいた。
 何が起きたか、独りには分かっていなかった。

 錯覚か。
 幻影か。
 それともただ単に、一人が疲れていたのか。

『さて、それをもう一発ぶちかましたまえ。甘んじて受けよう』

「……」

 残りの雲から、ありったけの――とはいえ、精々大きめの卵くらいの大きさのニセモノの星を作り出し。
 紳士の顔面めがけて撃ち出す。

 しかし、それは接触には至らず。
 目の前で弾けて目くらましをするだけ。

 破裂すれば、白鳥は一斉に畔から飛び立つことだろう。
 そして、独りも同じく、その場から逃げだすだろう。
277 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [sage]:2011/07/16(土) 07:43:19.81 ID:RZMJ7Rds0
>>276

……おや?

【目の前ではじけただけの星】
【拍子抜けであった】

むぅ、逃げられてしまったか.....

まぁいいさ、散歩を続けよう

【白鳥も女性も消えた畔を】
【一人で歩いて行った】

/絡み乙でしたー
278 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:--]:2011/07/16(土) 07:49:08.94 ID:Q6MlWcSi0
>>277

「――……」

 道端。
 そっと振り返り、追手を確認する。
 どうやら、居ない。

「……」

 そして、何か、納得ができなかった。
 苛々して、仕方がなかった。
 足を進めながら、小指を噛み。

 今だに眉は釣り上がったまま。
 鼓動は早鐘を叩き、息急き。

 ふと、小指を離し、仄かに朱を帯びた糸を引く自分の右手。
 掌を開いて見つめる。

 痛くはなかっただろうか。
 あの紳士は。
 あの白鳥は。

 そんなことを考えながら、静かに岐路に付くのだった。


ありおつでした
279 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/16(土) 12:08:37.59 ID:AEjgfZaK0
【公園】

「・・・」

【青いパーカーを被った少年がベンチに腰かけている】

「・・・」

【まるで魂が抜けたかのように、もしくは真っ白に燃え尽きたかのようにただ座っている】

「・・・カオヲミラレタヨー」

【そしてそんなことを呟いている、他の人がこの少年の姿を見たらどう思うだろうか】
280 :【淫誘嘲魔】 @wiki [sage]:2011/07/16(土) 12:26:49.90 ID:7kjKeNf30
「ん、んんー……また、外れッスかぁ」

立ち並ぶ古い軒並みが、消失点まで続くほぼシャッターな人並みの少ない商店街道路
焼け石の様に暑くなったコンクリート、干からびた蛙のスタンプ、暑さに負け墜ちる蝶や蜻蛉
煌めく夏、夏、夏……ーーー
照りつける日差しは猛暑を示し、淀み無い青い空は、吸う息すら生温い空気に変えて
陰と陽を兼ね持つ世界みたく、影と光がくっきり見えて、黒髪を揺らす女性は
影の中、既に完食した棒アイスの裏表を覗き、落胆する

「……ぁ"〜、アイス食べてた時は忘れてたけど、やっぱ暑いッス」

アイス屋の付近の水道で、タオルを濡らし頭に被せる、ひんやりとした感覚が頭に心地よく響くが
時間が経つにすれ、生温く、湿り気が忌々しいモノに変わってゆく
何度も水にタオルを濡らす内に、アイス屋の婆ちゃんに怒鳴られる、女性曰く……鬼より怖いッス

「でもこれが風情、って奴ッスかねぇ」

結局、アイスをもう一つ買って何とか機嫌を直した、冷たくて甘いミルクバー
女性はアイス屋のベンチから動かない。
281 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [sage]:2011/07/16(土) 12:35:46.04 ID:RZMJ7Rds0
>>280

ああ、やっぱり昼は暑いもんだ

【そんな事を言いながら、紳士風の男がやってくる】
【言ってる割に汗は掻いていない】

というより今朝は、何故逃げられたんだろう

私は多少のセクハラをしただけなのに......

【なんだかとんでもない事を言っている】
【彼女がまともなら二三歩退くだろう】

ん.......おやこんにちはお嬢さん

【心なしか恐ろしい笑みを浮かべる】
282 :【淫誘嘲魔】 @wiki [sage]:2011/07/16(土) 12:52:04.96 ID:7kjKeNf30
>>281
「……? あ、こんちゃッス♪」

俗に言う規律正しさが奇怪な端正さを思わし、寧ろ怪しさを醸し出すジェントルメン風味
女性は頭の上にクエスチョンマークを浮かばせ、首を傾げキョトンと眼を丸くさせる様は
男の独り言について、飲み込めてない様子で、単なる天然か、馬鹿か
或いは両方当てはまるので、在ろうが、どちらにせよ
恐ろしい笑みの意図も解らず。緩慢に咲く向日葵の様な、開花せん小さな笑顔で挨拶をし返す。

「暑い昼には、冷たーいアイスが良いッスよ〜?」
「あ、別にアイス屋の婆ちゃんの機嫌取りに薦めてる訳じゃ無いッスからね!」

汗は全く掻いてない様に見える男で、在れど“暑い”の一言はしっかりと耳に付いて居て
それ故に薦めるアイス、と言うのも、単に宣伝して機嫌の良いアイス屋の婆から
タダアイスを貰おうと言う魂胆な訳で、余計な付け足しからそんな魂胆は見え見えだ
序でに……ーーー彼女の“仕事”はどうしたのだろうか?
283 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [sage]:2011/07/16(土) 12:59:12.40 ID:RZMJ7Rds0
>>282

ん、ではいただこうか

【アイスを一本もらう】
【おばあちゃんはにこにこしていた】

む、ちょっととなり失礼

【女性の隣に座る】
【んでもってアイスをパクリ】

……

【しばらく食べていたら、ほんの僅かにだけ見えた当という文字】
【笑顔の紳士は女性に】

ちょっとそっちと変えてもらえないかい?

【と頼んだ】
【ちなみに女性への気遣い半分、ぐへへ女性が口付けた物食べるぜ半分】
【と言っても同じ味だし怪しむかもしれない】
284 :【淫誘嘲魔】 @wiki [sage]:2011/07/16(土) 13:19:22.83 ID:7kjKeNf30
>>283
「いぇぁ!それでこそ、漢ッス!今、貴方、最っっ高に輝いてるッスよー!!」
「此で、鬼コエー婆ちゃんの機嫌はゲッチュッス!」

非常に愉快げに、アイスを買う男に疑い気も無く、拍手喝采と賛辞を送った。
座るベンチから脚をバタバタさせながら、無邪気な子供の様に
……ーーー聞こえてるよ、っと言わんばかりの鬼気迫る婆ちゃんの視線に萎縮する

「む? あ、粗席ですが、どぞどぞッスよ」

粗茶ならぬ粗席とは、何なのか、別段自身の所有するベンチでも無い癖ながら
さすがに単なる陽気なボケと判断が付くだろう
紳士の男性がアイスの交換を要求してくる事に、更に首を傾ける

「? 何でッスか?同じ味ッスよー……はっ、さては当たりが無かったから」
「私のに望みを託そうと言う魂胆ッスね!?」

「残念ながら此のアイスは私が丹念に世話して、保護するッスー!!」

あまりにも的外れな理由、当たりアイスは相手側にある訳で寧ろ意図は逆だろうに
然かし、ある意味では乙女としての、何かを守れたのだろうか
にしても、女性が男を一向に疑う気配が無いのは、やはり純朴なのか
少し清純と言えるが……ーーー彼女はそうであってはならない種族な筈だが
285 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [sage]:2011/07/16(土) 13:23:59.90 ID:RZMJ7Rds0
>>284

違うんだがまぁしょうがない
――武力で蹴りをつける

【器用に溶かさぬようにアイスを口にくわえ】
【女性の腹部にくすぐり】
【演出として動きは延着させてある為、あたかも手を見ただけでくすぐったいような錯覚に陥る】

さぁ変えろ、今すぐ変えろ、ついでに胸もませろー!!

【紳士の装いなど無くなり】
【完全に変態覚醒】
【脇腹をくすぐっている】
【いつ胸も揉むかもしれない】
286 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/16(土) 13:27:44.66 ID:AEjgfZaK0
>>279
/まだ募集中です
287 :【重厚二脚】@wiki [sage]:2011/07/16(土) 13:42:55.93 ID:zuVVEj2xo
【とある街中。】

【機械脚がアスファルトの地面を蹴り、空気を揺さぶり振動を辺りに響き渡らせる。】
【其の機械の巨龍は辺りにいる野次馬に気を使う事もなく歩を進め、目的地へと急ぐ。】
【頭部に当たるのか下顎に当たるのかよく分からない部分に搭載された二門のバルカン砲。】
【脚部に搭載された二門のショック砲。恐ろしく物騒な装備を搭載した巨龍。】
【しかし逃げ惑う一般人はおらず、むしろ好奇に満ちた瞳を其の奇胎に送る物もいた。】
【其の機体はやがてとある一件の建物の前に辿り着く。プシュッと言う音と共に開く下顎。】
【中にいたのはゴーグルを首から提げた一人の青年。涼しげな風とともに姿を現す。】
【そして青年は困惑する建物の人間に、こう言った。】

焼肉弁当一つ あ、ビニール袋はいりません。

【それは単純に空腹を満たす為の手段を手に入れる為の言葉。それ以外に何の意味も持たない。】
【ただ単純に焼肉弁当が食べたい。だから注文する。たったそれだけの理由で発せられた言葉。】
【困惑する店員のおばちゃんは戸惑いつつ、弁当を手渡す。それと同時にピッタリの金銭を渡す青年。】
【それを受け取ると…コックピットを閉じ、ビルの三回程もある巨龍は歩き出す。】
【これが町中を歩く姿はどんな物か。言わなくとも分かるだろう。場合によっては通報されかねない。】
288 :【淫誘嘲魔】 @wiki [sage]:2011/07/16(土) 13:48:25.08 ID:7kjKeNf30
>>285
「ぁ、ぁははははひひひッ!!ちょッ……ンッ……ぁクッ、な、何スかコレッ……!?」

肌の上から神経を直接逆撫でする様な、感覚、こみ上げる体の高潮は響き渡る微量の電撃
の如く骨の随から震撼させる様で……ーーー相手の掌の動きを見ただけで
感覚が先に到達する様な、思考しようとも、神経を撫でられ笑いすら漏れなくなる
擽りに、片目に涙を溜め、瞼を閉ざした苦悶か、解らぬ高潮させた表情で

「ぁははッ……ッ……はぁッ……はぁッ……お、お願いッ……た、タンマ……ッスぅ!」

掌を前に翳して、遮らんとするも力が入りきらない
意識すらもままならない感覚に近く、こみ上げきる笑みは、彼女の疲弊を誘って
胸部に、手を伸ばされたと気付くと、おぼつかぬ腕の動きで遮ろうと掲げるだろう
微弱な抵抗、マウントを取られたにも近い危機的状況

「……ーーーーすぅ」

……ーーー女性には、そんな感覚と共に、何か頭に刺さった釘の様なモノが外れそうなイメージが
浮かび上がる其れは、悪魔降臨の前兆に差し掛かる暗雲の様に感じ取れた。
アイスが掌から落ちる、同時に襲う刺激にも関わらず、吸い整う息
289 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [sage]:2011/07/16(土) 13:53:47.11 ID:RZMJ7Rds0
>>288

紳士たるものこれ位できないと、ね

【一体何が、ねなのか】
【それは誰にも分からない】

抵抗など無意味なんだね

【手を丁寧に退けて、またしても胸部に手を伸ばす】
【婆ちゃんは、ざまぁ見ろと言った方に見てスルーしていた】

ふふふ、何か起こるのかな?
でも、私には関係ないっ!

【なんという男だろう】
【それでもセクハラを働いている】
290 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/16(土) 13:57:32.37 ID:jligXM/IO
>>279
/まだいます?
291 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/16(土) 14:01:25.08 ID:AEjgfZaK0
>>290
/居ますよー
292 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/16(土) 14:05:57.79 ID:jligXM/IO
>>279
/よろしくお願いします!


【そんな公園に現れる一人の人物がいた。】
【特に目的もなく、暇つぶしの一環としてこの場にやって来たのだ。】

「……」

「……はい?」

【相手を見つけて、訝しげな視線を送るのは、】
【一人の豊かな長い黒髪が印象的な女性である。】
【ほとんど黒と言える春用の薄手のダークグリーンのコート、】
【左目を斜めに切り裂く様な傷跡。】
【そしてもう一つは左腰に帯刀した新緑の鞘に納められた一振りの刀。】
【さらにはコートがはためく度に見え隠れするズボンのホルスターに入れられた拳銃。】
【それらが合間って、少しばかり近づき難い様な、そんな雰囲気を発していた。】
【また、辺りは季節的に暑いのだが、女は涼しげで、】
【その証拠に、彼女の周りだけまるでクーラーをあてがったかのように、程よく涼しい。】
293 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/16(土) 14:12:45.24 ID:AEjgfZaK0
>>292
「・・・ん?」

【意気消沈していた少年が相手の姿を見つけて】

「・・・」

【すぐに自分の醜態を見られたと理解する】

「こ、こんにちはー」

【とりあえず目が合ったので挨拶をする】
【相手の女性は気が付くだろうか、この少年の周りにも冷気が漂っていることに】

/こちらこそお願いします
294 :【淫誘嘲魔】 @wiki [sage]:2011/07/16(土) 14:17:17.12 ID:7kjKeNf30
>>289

ーーーー……“夢魔”としてのスイッチが入る、其れは欲望を象った悪魔、色欲を武にした悪魔

《ーーー……嗚呼、足りない、もっと、もっと私を愉しませなさいよ》
《ひょっとして、焦らしてるつもり?欠伸が出るわぁ?人間の癖して……ーーー》
《ふふ、もっとエクスタシーに徹しなさい、女性一人として楽しませられないのかしら?》

蜂蜜の様に舌に溶け広がる甘さを兼ね備え持つ、誘惑的魅惑的姦惑的な心地の声、聴けば脳は
蜂蜜にブレンドされた様に、一時思考停止に陥るだろう、其んな症状に陥っても
きっと人々は其の声を聴きたくなる、己の快楽に準ずる様に……ーーー事実、付近の婆すらも
虚ろに思考停止に陥っている、幻想的な響きを“声”による要因と気付ける人物は
辺りに要るのだろうか? 余程の強い信念か拒絶でも無い限り、夢魔の術中に
泥沼の様に浸かって行くとは誰も知らない


《あら、こんな所に手を出そうとするなんて、いやらしい手ね?》

丁度、思考停止が効くだろう頃合に胸に近付いた、男の手の指先を唇に付けて
数秒ばかり、舌で弄ばんとす、気付くだろうか?
彼女の背中に生えた羽根と長い爪に……ーーー赤く変色した瞳、妖しく笑む
295 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/16(土) 14:20:19.65 ID:jligXM/IO
>>293

「!」

(……こいつは…私の剣からの冷気じゃないわね…)

【自分の纏う冷気に混じり、別な水蒸気が辺りの気温を下げていた。】
【女は微かなそれを感じ取り、ほんの僅かに目を細める。】
【自分のような真性の冷気か、それとも魔翌力や妖気による擬似的な属性の類か…女は判断できないが、】
【少なくとも、相手が一般人でないとこは、朧げながらも分かる。】

「…なんで顔見られたらいけないのよ。」

【思ったことを、すぐに口にするのがこの人物の悪癖であった。】
【先ほどの独り言を聞いていた女は、相手を見つめながら質問する。】
296 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [sage]:2011/07/16(土) 14:23:24.41 ID:RZMJ7Rds0
>>294

……(ポヤー

【女性の声にとらわれている紳士】
【欲望に忠実な分だけとらわれやすい】
【だが彼は、それを上回るレベルで】

……うぅぅぅうぁぁぁ!!!

【変態だった】
【その自らの意識を奪う、つまるところ折角のじゃれあいを拒む声を】
【耳を閉じて拒絶した】

何を言うか!!いきなりそんなことしたら面白く無かろう!!
じらすのが楽しいんだーー!!
いやらしくて何が悪い!!

【そしてそれ+馬鹿であった】
【キッと真面目な顔をして悪魔の様な女性を睨む】
297 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/16(土) 14:29:28.63 ID:AEjgfZaK0
>>295
「恥ずかしいんですよ、顔を見られるのは」

【少年の蒼い目がどこか遠くを見ながら言う】

「それに女の子に間違えられるですよ・・・たまに・・・」

【何度かそっちの方々に襲われたこと記憶を思い出しながら言葉を吐く】

(・・・?)

【そして少年も自分が出しているものではない冷気に気が付く】
【どうやら今話している女性の方から出ているものらしい】
298 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/16(土) 14:35:48.52 ID:jligXM/IO
>>297

「なんで恥ずかしいのよ…」

【女の瞳もまた「氷」のように「碧」い。妖刀に精神を侵食されている証拠である。】
【やはり、納得できないというか、女としては頷ける答えでなかったらしく、】
【頭上に大きな「?」マークを浮かべていた。】

「ふうん…女の子に…ねえ…」

【なるほど音無みたいなタイプか…女は脳内にとある知り合いの名前を思い浮かべた。】
【おそらく、何らかの苦い経験があるのだろう。それを追求するのは流石に悪い気がするので、】
【これ以上、質問はしないことにする。】

「…何よ。別に珍しくないでしょう。」

【ポケットからタバコを取り出し、一本口に咥えながら、女は相手に口を開く。】
299 :【淫誘嘲魔】 @wiki [sage]:2011/07/16(土) 14:41:36.39 ID:7kjKeNf30
>>296
《………ーーーー》

驚愕すら感じる余暇はあろう筈も無く、彼女の掛けた魔法は全て彼女自身に還ってきて居り
浮かぶは空白……ーーー声を声として認識出来ない程の、意識の剥奪
甘い蜂蜜の毒に捧げられた代償、毒に征した者が毒に征される
よもや、単純な思考回路が故に為した拒絶のみならず、其れが術に陥る前に
声による要因と気付いた、本能的活動に破れた

《……ーーー》

 「ぅ………ぁ………ーーー」

赤い瞳は……ーーー元の黒い瞳に代わって、否、戻って意識虚ろにベンチから崩れる様に
倒れ伏す、其の地に墜ちる衝撃で、微かな意識は僅かに還ってくる
未だにおぼろけながら、真っ白だった目の前に、色が付き始める
現時点は、何が起こってるのか皆目検討すら付いていない
300 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/16(土) 14:44:20.96 ID:AEjgfZaK0
>>298
「いや、自分と似てる能力は初めてだったので・・・」

【そう言うが少年の能力はまだあと5つはある】

「それに武器も似ていますし」

【少年は腰から鞘に納めたままのナイフを出して相手に見せる】
【相手の武器より少々小振りだが同じ刃物の近接武器である】
301 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [sage]:2011/07/16(土) 14:45:27.71 ID:RZMJ7Rds0
>>299

【そして、そんな状況下での紳士は】

何をしているんだ、手を貸すから

【以外と紳士だった】
【変態と紳士、相反する二つが同居したのが彼なのである】
【それゆえ、女性がベンチにもう一度座り込んだなら】

ガードが甘いね

【とでもいいながらまた胸を揉もうとするだろう】
【この男、どこまで行っても素直】
【そして、変態であった】
【いい加減ジェイル辺り来ない物か】
302 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/16(土) 14:54:12.38 ID:jligXM/IO
>>300

「あ、やっぱり能力なの。」

【相手の向かい側のベンチに腰をおろし、女は紫煙を燻らせた。刀は傍に立てかける。】
【予想はしていたが、やはり。相手は能力者であった。】

「んー…?あら、ほんと。奇遇ね。」

【厳密には、彼女の武器は立てかけた刀ではなかった。】
【メインウェポンは、コートの内側に短くして忍ばせてある。言おうかいうまいか迷ったが、】
【無用にこちらの手の内をバラすまいと、喉まででかかった言葉を飲み込んだ。】
【相手を信用していないわけではないが、女は最近何回も不意打ちされており、無意識的に他人を警戒しているのだ。】
303 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/16(土) 15:03:17.57 ID:AEjgfZaK0
>>302
「本当奇遇ですね」

【少年はナイフをまた腰にしまい】

「・・・まさか能力まで似ているってことはありませんよねー」

【少年はそう言って自分の能力を説明をする】
【少年はまったく相手を警戒していない、相手の女性から殺意や敵意といったものの欠片すら感じなかったからである】
304 :【淫誘嘲魔】 @wiki [sage]:2011/07/16(土) 15:03:20.54 ID:7kjKeNf30
>>301
「……ーーーーすぅ」

差し出された手を掴まずに、彼女はベンチに座る、要約、意識が戻ってきた
そして巡る記憶
“『ついでに胸揉ませろー!!』”
“『じらすのが楽しいんじゃないかーー!いやらしくて何が悪い!!』”
頭の中で何度も木霊する男の語っただろう台詞の数々、はたまた息を整え吸う、今度は……ーーー

「おまわりさぁぁあああああああああああああああああああああああああん!!!!」
「こ、此処にぃ!!!へ、変態が居るッスぅぅうううううううううう!!!!」
「胸揉まれかけたッスぅうううぅぅうううううぅぅぅうううう!!!!」
「誰か助けてッスぅぅううううううううううう!!!!!」


商店街の中心で……ーーー声一杯の変態の存在を叫んだ。
注目を浴びんとせん中、俊敏な動きで胸をカバーし、何故か事後みたいに半分涙目で赤面して
ベンチから即座に立ち上がり、男に向けてキッとひと睨みしてから

「あと乙女の純情を弄ばれたッスぅぅうううぅぅぅうううううううう!!!!!」

まぁ、ありもしない事実すらねつ造して叫んだ訳である
305 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/16(土) 15:07:59.28 ID:jligXM/IO
>>303

「ん、んー…?」

「ああ、ちょっと待った。私は能力や幻想の類は持ってないわよ。」

【相手の能力を聞き、ふと女は付け加えた。】
【なるほど近距離系の能力である。しかもいろいろと応用が聞きそうだ。】
【相手の説明を聞いて、彼女なりに戦い方を考えていた。】
306 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [sage]:2011/07/16(土) 15:10:24.62 ID:RZMJ7Rds0
>>304

……私はそんな事していない

【ゆったりとそう言う】
【ちなみに商店街の人々はシラーっとそれを見ていた】
【アイス屋の婆ちゃんがこの鬱陶しい少女にキレ、各商店街の人々に有る事無い事吹きこんだのだ】
【ナイスだ婆ちゃん!!】

変態は否定しない、だがな
まだ私は揉んでいないぃぃぃ!!!

【再び襲いかかる】
【動きは早着させているため、すぐに回避してしまえば数秒後にまた抱きつかれるだろう】
【彼がこんなことできるのは婆ちゃんのお陰で会った】

「……(グッ」

【婆ちゃんが指を立てる】
【やっちまいなとでも言っているのだろう】
307 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/16(土) 15:11:20.43 ID:AEjgfZaK0
>>305
「あれ? そうなんですか?」

【少年は驚く】

「てっきり刀を持っているから何かの能力者なのかと・・・」

【この街では武器を持っている=能力者の図式が出来ているのでそう勘違いしていた】
308 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/16(土) 15:17:08.07 ID:jligXM/IO
>>307

「いろんな人がいるものよ。私は無能力…。」

「でも妖刀≠使える。ま、このおかげで対等に能力持ちの人間と戦えるってわけね。」

【タバコを打ち消し、女は言葉を紡いだ。】
309 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/16(土) 15:26:07.42 ID:AEjgfZaK0
>>308
「なるほど・・・」

【無能力で妖刀を持って戦う、そんな人もいるのか】

「・・・よければ模擬戦に付き合ってもらえませんか?」

【そして突然そう切り出す、同じ近接武器、そして妖刀というキーワードに誘われて一回手合せしたいと思ったのだ】
310 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/16(土) 15:29:36.22 ID:jligXM/IO
>>309

「は?…模擬戦…?」

【ここでその話題が出るとは思っておらず、】
【女は一瞬驚いたような表情をしたが、すぐにそれを打ち消し、】

「…いいわよ。時間だけはたくさんあるからね。」

【と立ち上がり、コートの内側から短剣を取り出す。】
【刃渡り30cmくらいのそれは、耐えず白い水蒸気を刀身から放っていた。】
311 :【淫誘嘲魔】 @wiki [sage]:2011/07/16(土) 15:34:15.71 ID:7kjKeNf30
>>306
「な、な……んで……なんスか……ーーー?」
「気前の良い筈の人達が……どうして……こんなッ」

婆ちゃんには、さして嫌われて無かった筈だ、アイス購入に貢献だって何度もしてた訳で
自分から鬼婆とか言いながらも、其れは軽い冗談の言い合いの一つでしか無かった筈だ
シャッター街にだって、特に害を為したつもりは無い筈なのに
裏切られた様な、自分だけが自分だけが良い気になってた勘違いの様な
私が、いけないんッスか……ーーー?
私が、悪魔だから……ーーー?

「私はッ……単に……うぇッ……っく、ひっぐッ………!」
「ぅッ…………!!」

人を信じて来た矢先に、何とも言えない脱力感と胸にこみ上げる、虚無感が襲い
簡単に抱きつかれ体勢を崩す、恐怖に見舞われた瞳、四面楚歌に投げ込まれた孤独感
欲望に身を任せ、身を襲う、人間の醜い様

(これが………人間、なんスか………)

手に汗を握る、指に隠る力、怒りか悲しみか恐怖か良く解らない感情
状況に於いては泣きじゃくる少女に、男がその上を取っているる、そんな状況
312 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/16(土) 15:34:27.72 ID:AEjgfZaK0
>>310
「お手柔らかにお願いします・・・『風』」

【少年は腰から鞘に納めたままのナイフを抜き相手と一旦距離をとる】

「まずは様子見!」

【そしてナイフを振り、避けようと思えば避けれる速さの空気の塊を飛ばす】
【鞘に納めたまま飛ばしたので切れ味、殺傷力は無いが当たれば痛い】
313 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/07/16(土) 15:35:14.57 ID:erJfAQRDO
欲しいなぁ
314 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】ちび神様 [sage]:2011/07/16(土) 15:35:56.65 ID:pc7XZs96o
>>313
/こちらにてもらってくださいな
/http://yy72.60.kg/test/read.cgi/vipdetyuuni/1308385391/
315 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/16(土) 15:38:54.17 ID:jligXM/IO
>>312

「さて…それじゃあ…」

【呟くや否や、女は一閃】
【「短」剣を払い、直後、伸ばして「大」剣にする。】

ガンッ!

【刀身140cm。】
【空気の塊を弾くにはあまりにも充分すぎるそれを従え、】
【女はゆっくりと左足を下げていく。】
316 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [sage]:2011/07/16(土) 15:41:29.75 ID:RZMJ7Rds0
>>311

(やはりやり過ぎたか.....)

【この結末以外になった事がない紳士】
【基本彼にハッピーエンドは無いのだ】

……すいませんでした

【そして丁寧な土下座】
【何度めだろうか】

私が完全に悪かった、君の気持ちを考えていなかった、すまない

【商店街の人々もなんだか落ち込んでいる】
【婆ちゃんだけは大笑いしていた】
317 :【特異物質】 [sage]:2011/07/16(土) 15:41:34.46 ID:3fX09q2vo
>>287
/age
318 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/16(土) 15:43:23.07 ID:AEjgfZaK0
>>315
「え?」

【女性が短刀を振るったら大剣になった、そして撃ちだした空気は儚く消える】

「・・・大剣か」

【少年は袖からもう1本ナイフを落として両手に構える】

「『地』と『氷』」

【そして両手のナイフにそれぞれ属性を付与させ、相手の攻撃に備える】
319 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/16(土) 15:51:35.29 ID:jligXM/IO
>>318

【右手に持った大剣を刃を上にして肩に担ぐ。】
【何気ない動作だが、これが彼女なりの「構え」であり、】
【相手との距離を図りながら、下げた左足に力をいれた。重心を落とし…】

「……」





【ダアン】
【と地を蹴り、姿勢低く一直線に走り出す。】
【剣から享受される人を超えた筋力にものを言わせ、】
【さらに通常よりも大きな歩幅で走ることにより、「瞬時に」相手との距離を詰めようとした。】
【無事距離が縮まったら、左足で踏み込もうとするだろう。】
320 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/16(土) 15:56:14.29 ID:AEjgfZaK0
>>319
「なっ!」

【相手が瞬時に距離を詰めてきた、だがこちらも準備は終えていた】

「くっ! 『風』!」

【少年は氷の属性を付与していた方のナイフを風に切り替えて相手の一撃を待つ】
【相手の女性は少年の耳をふさいでいる氷に気が付くだろうか】
321 :【淫誘嘲魔】 @wiki [sage]:2011/07/16(土) 15:58:08.99 ID:7kjKeNf30
>>316
「ッ………も、良いッス……よ……私が此処に居たのが悪いんスから」
「無闇に人を信じる……私が、悪いんスから……ッ」

離された手、息遣いを整えて見る頃には紳士の丁寧な土下座、然かし彼女には周りの反応を
窺い其れを受けて、どうでもよくなった……ーーー私が悪い、その一点張りの様な
人間の一面を見て、少しだけ落胆してしまったのだろうか
基本的に周囲の人間を嫌いになった訳じゃない、でも、嫌いじゃない人の
見たくない一面を見た事実を受け入れ難い、みたいな

「……気持ちを考えて無いのは、きっと、私の方ッス」

今は、此処に居たくない……ーーー何も無い場所に飛んで行きたい、飛べる羽根は私には有る
一言だけ言い残して、特に男をみる事も無く、蝙蝠の羽根を広げて
汚れの無い青い空へと、飛んでいこうとする
その頃に、甘いアイスが地面に溶け彼女の持っていたアイスにも在った“当たり”の文字
だがそれも、彼女の目には映らなかった
322 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [sage]:2011/07/16(土) 16:01:43.20 ID:RZMJ7Rds0
>>321

悪い事をしてしまったな......

【そう言い残すと、当たりの棒を拾い】
【何か考えた後に】

忘れものだよ

【と、ブン投げた】
【取ってくれるかは分からない】
【だが、きっと取ってくれるだろうと考えて】

【自分は帰って行った】

/絡み乙でしたー
/なんだか色々すいません.....
323 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/16(土) 16:03:02.57 ID:jligXM/IO
>>320

(…氷…!?…いや、)

【何か裏がある。女はそう直感したが、】
【こちらの攻撃過程である。今更辞めるのは、勿体無い。】
【そのまま勢い良く踏み込み、剣を捌く「軸」を作ってから…】





【大剣を峰側を向けて相手の腰当たりの高さで右から左(相手から見て左から右)に薙ぎ払おうとする。】
【超重量の剣から繰り出されるその一撃は、鋭い剣速も合間って非常に重く、】
【「直撃」すれば、大きな打撃系のダメージを受けて吹き飛ぶだろう。】

【しかし、見切れない早さではない。相手の行動によっては、回避、迎撃も充分可能である。】
324 :【淫誘嘲魔】 @wiki [sage]:2011/07/16(土) 16:08:27.20 ID:7kjKeNf30
>>322
無意識に取ったアイスの棒、信じる事を止めようとした途端に
当たりを引く、なんてのは何と皮肉なんだろうか、でも、まだ………ーーーー

/乙と絡み感謝でした!遅駄レスすまんかった!
325 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/16(土) 16:14:00.29 ID:AEjgfZaK0
>>323
「ぐうっ!」

【相手の攻撃を地の属性のナイフで受けて後方に風を撃ちだして体を支える】

「振技・・・」

【それでも、後ろに少し押されたが地のナイフの震動を強めて】

「[鈴虫]」

【勢いよく、凄まじい金属音をかき鳴らす】
【自分は耳栓をしているが相手に近距離でこの轟音と腕に走る衝撃は答えるだろう】
326 :【重力皇女】赤い殺人鬼 [sage]:2011/07/16(土) 16:22:21.22 ID:pc7XZs96o
【誰もいない公園、ベンチにだらりと座る少女】

たーいくつ、たーいくつ

【気怠げにそんなセリフを吐きつつ、目をきょろきょろとさせ"獲物"を探す】
【自分の目的、生きるための目標】
【はやく殺び(あそび)たいなあ】

ッチ、こっちから探しに行くか
糞みてぇな糞共のお・そ・う・じ・に♪

【キャハハハハ!と甲高い狂った笑いを響かせ、ベンチをたって歩き始めた】
327 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/16(土) 16:23:30.34 ID:jligXM/IO
>>325

(…風術で耐えたか――――!?)

【通常ならドーンと吹き飛ぶところだが、相手は微かに後退したのみ。】
【事前の「風」という言葉を思い出す。そのまま薙ぎ払った大剣を振り抜き、】

【瞬間】






ガギイイイイイイイイイイイイイ―――――――――――


「!?な…!!」


―――――――――――イイイイイイイイイン!!!!!!!!!






【大剣を動かしたため、腕の衝撃こそなかった物の、】
【三半規管を初めとする耳は多大なダメージを受ける。】
【自分がきちんと立てているか。それすらおぼつかないほど、】
【女の視界はグラグラと揺れていた。それでも剣を取り落とさないのは剣士の性か。】
【振り抜いた直後の態勢のまま、女は態勢を崩す。】
328 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/16(土) 16:27:23.78 ID:AEjgfZaK0
>>327
「よし! そして・・・」

【少年はすぐにナイフを構えなおして】

「終わりです!」

【相手に向かって風の加速を加えて振るう、何もなければ当たる直前に寸止めをするだろう】
329 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/16(土) 16:31:24.19 ID:jligXM/IO
>>328

「っ!…まだまだ!!」

【振るった大剣を先ほどの起動のまま払い戻す。】
【態勢を崩しているため、そもそも太刀筋も振れ、剣速も緩いが、相手の攻撃を捌くくらいはでき、】


「あいたたた…」

【弾くように打ち払えたなら、女はバックステップで距離を取り、耳を押さえる。】
330 :【特異物質】 [sage]:2011/07/16(土) 16:33:33.03 ID:3fX09q2vo
>>287
/再度上げ 殺し合いでも何でもー
331 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/16(土) 16:37:10.71 ID:AEjgfZaK0
>>329
「駄目か・・・『水』」

【相手がバックステップで距離を取ったのを確認して地のナイフの属性を切り替える】

「はっ!」

【そして耳を押さえている相手にまた空気の塊を撃ちだす】
【相手が防御行動をとればその隙に距離を詰めていくだろう】
332 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/16(土) 16:40:34.85 ID:jligXM/IO
>>331

「!…来た…」

【広い刀身を生かし、女は縦のように剣を構え、空砲を受けた。】
【そしてその間に相手が近づき、距離が詰まる。女は大剣を握る手に力を入れ、】
【攻撃に備えた。】
333 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/07/16(土) 16:42:34.52 ID:HQBtgm7t0
>>326
「うふふふ…へへへ…」

【その危ない人がいる公園に違うベクトルの方向に危ない奴が入ってきた】
【見た目は赤い長髪に真っ赤な目。そして美しいといって差し支えない顔の少女】
【それはそれは大事そうに微かに血肉で汚れた漆黒のローブを両手で持って、偶にその匂いを嗅いでいた】

「うへへ……」

【色々なことが相まってすごく目立つ】
【ので、殺人鬼にすぐ見つかってしまうだろう】
334 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/16(土) 16:44:23.53 ID:AEjgfZaK0
>>332
「こんどこそ・・・!」

【少年は風のナイフでさっきの様に加速した一撃を打とうとする】
【無論、当たる直前に寸止めをするだろう】

(そして・・・)

【後ろ手に構えた水のナイフに水を溜めてる】
335 :【重力皇女】赤い殺人鬼 [sage saga]:2011/07/16(土) 16:49:17.91 ID:pc7XZs96o
>>333
あっはぁ……みーつけた

【視界に入ったのは美しい少女】
【ああ、早く壊したい】

ねぇねぇ、アンタ……
何してんのぉ?

【愛くるしい双眸を、万人に受けるような可愛い表情を作り、尋ねる】
【殺してしまっては何をしているか聞けない、だから聞いてから殺す】
【そんな考えだ】
336 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/16(土) 16:49:38.54 ID:jligXM/IO
>>334

【もともと大剣を前に構えていたため、その攻撃を受けるのは容易く。】

「っ!」

【大剣を縦(地面と垂直)に向け、相手の一撃を捌いた。先ほどの攻撃により、まだ平衡感覚がおぼつかない。】
【若干ふらつきながらも、空いている左手で、相手の攻撃を放った直後の伸び切った手を掴もうとする。】
337 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/16(土) 16:55:32.42 ID:AEjgfZaK0
>>336
「え?」

【いきなり左手を掴まれて驚く少年】

(何か仕掛けてくるのか!?)

【そして腕を振りほどこうとするががっちりと掴まれているので解けない】
338 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/07/16(土) 16:55:46.98 ID:HQBtgm7t0
>>335
「ハアハア…クンカクンカ…」

【何をしているかと言えば匂いを嗅いでいた】

「クンk…ん?誰ですか?」

【何者かに話しかけられ臭いを嗅ぐのを中断し、見知らぬ、自分よりも小さな女の子の方を向く】
【可愛い。ふっ…だがご主人様には及ばんな…。というわけでその愛らしい見た目はこの赤い変態に対しては意味をなさない】
【彼女は臭いを嗅ぐという至福の時間を邪魔されたわけで、ほんの少し機嫌が悪い】
339 :【重力皇女】赤い殺人鬼 [sage saga]:2011/07/16(土) 16:57:46.44 ID:pc7XZs96o
>>338

私は私よ
名前を聞いてるなら、そんなもの無いとしか応えられないわね

【ケタケタケタ、と笑いながら返す】
【その裏で、考える】
【どうやってなぶり殺しにしようかといったシュミレーションを】

で、アンタのソレは何してんの?
変態行為?

【ニタニタとやはり笑いながら再び尋ねた】
340 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/16(土) 17:03:24.88 ID:jligXM/IO
>>337

【ダアン!】
【左腕を掴んだまま踏み込み。踏み込んで懐に潜り込み、】

「…吹き飛べっ!」







【左腕を掴んだまま下から突き上げ様な体当たりで相手を一瞬浮かし、】
【そしてそれが成功したなら、手を離し、大剣の峰で下から上にかちあげるように振るおうとする。】

【超重量の剣から繰り出されるその一撃は、鋭い剣速も合間って非常に重く、】
【「直撃」すれば、大きな打撃系のダメージを受けて「真上」に吹き飛ぶだろう。】
【さらに受け身を取らなかったら、地面に叩きつけられることになる。】

【しかし、見切れない早さではない。相手の行動によっては、回避、迎撃も充分可能だ。】
341 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/07/16(土) 17:04:12.13 ID:HQBtgm7t0
>>339
「名前がないとは…ではダイヤがつけてあげましょう!」

【余計なお世話だー!そして何かを考えるような仕草をする彼女】
【意外と真剣に考えているようだ】

「よし!決まった!ガバチョなんてどうでしょう!」

【真剣にふざけていた。本人はこう見えて真面目なのだが、ガバチョってなんだよ】
【無視してくれても一向に構いません。こんなの】

「失礼な!変態、ではなく愛の使者ですダイヤは!つまり愛の行為です!!」
「愛…素晴らしいですね。愛があれば何でもできます。傷が治ったりします」

【当たり前のように変態を愛に置き換えた】
【そして当たり前のように傷が治るとか言った。愛だけでは絶対に治ったりしません】
342 :【重力皇女】赤い殺人鬼 [sage saga]:2011/07/16(土) 17:07:44.84 ID:pc7XZs96o
>>341

へぇ、アンタ気持ち悪いねぇ

【あははははっは!と心底楽しそうに笑う】

変態か、変態の頭ってどうなってるんだろうな
まあとりあえず


死ね☆

【能力を発動】
【重力を火薬とした大砲のように、変態と認めた少女を空中に吹き飛ばそうとする】
343 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/16(土) 17:09:20.14 ID:AEjgfZaK0
>>340
「ぐっ!!」

【相手の一撃をまともに喰らい上空に打ち上げられる】

「だけど!」

【風をクッションにしつつ受け身を取りなんとか地面に叩き付けられるのだけは回避する】

/すいません次遅れます
344 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/16(土) 17:11:37.31 ID:jligXM/IO
>>343

「ふん…」

【ようやく平衡感覚も戻って来た。女は大剣をぐわん、と回し残心を取り、】
【肩に担ぎ直し再び構える。さてどうなるか…感触的にはモロに入った感じだが…】
【と成り行きを見つめた。】


/了解っす!
345 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/07/16(土) 17:12:33.08 ID:HQBtgm7t0
>>342
「ダイヤは気持ちいいです。この匂い。たまらん」

【どこからどうみても変態ですね。はい】

「変態じゃありませんし。愛の使者ですし」

【この違いが分からないとは…とか言っていたら…吹き飛ばされた】
【何か良く分からない力で吹き飛ばされてしまった】

「ぐっは!」

【何故今自分が空中にいるのか分からない。何がどうしてこうなった】
【何が起こっているのか分からないままこのまま地面に落っこちようとしている】

「げほっ!」
346 :【重力皇女】赤い殺人鬼 [sage saga]:2011/07/16(土) 17:16:39.20 ID:pc7XZs96o
>>345

あっはっはっは!
あんまり早く死なないでよ?

【歩きながら少女をまたも能力圏内に入れるように近づき】

楽しみたいじゃん?
おもちゃを壊すのをさぁ!!!

【もしまたも重力に囚われれば、強力な下向きの重力を発生させているため、思い切り地面にぶつかるだろう】
【高笑いをするその目には、ぞっとするほど冷たい物があった】
347 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/07/16(土) 17:25:01.52 ID:HQBtgm7t0
>>346
「!!」

【自分は今殺されようとしている】
【そんなことに今更気づいた】

「何を言うかと思えば…玩具は愛でてこそだろうがっ!」

【相手の能力圏内に入ってしまい、尋常でない勢いで地面に叩き付けられるもそんなことをさも「余裕ありますよ」的な感じで言った】
【まあ、実際余裕はまだある】

「死ぬほど可愛がってやろうか!?」

【地面に倒れ込んだまま両手からどす黒い炎が噴出し、そこから相手を狙って火球が三つ飛んでいく】
【その火球は触れれば勿論火傷。更にその触れた部分が麻痺して暫しの間動かせなくなる】
【少女は地面を見つめながらそれを行っている為、狙いは幾分か適当であるため躱すことも不可能ではない】
348 :【重力皇女】赤い殺人鬼 [sage saga]:2011/07/16(土) 17:31:06.31 ID:pc7XZs96o
>>347

いいねぇ、可愛がってよ!
ただし死ぬのはアンタだけどねぇ!!!

【ダン!と足元の地面を踏み、重力操作】
【大量の砂を操作し、砂の壁を展開した】
【火球の二つをそれで受け止めることは出来たが、気を抜いていてためか意識していなかった左手に被弾した】

あっつッ

バカじゃねーの!?
何アタシにやけどさせてんの!?

死ね!!

【逆上したのか、そのへんにあった握りこぶし大の石を5つ程相手に向けて撃ち出す】
【左手を狙う】
【自分は怪我があるのに相手に怪我がないのはおかしい。そんな訳がわからない理屈だ】
349 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/07/16(土) 17:40:47.55 ID:HQBtgm7t0
>>348
「うへへ…可愛がってやんよぉ……」

【真剣な目つきが変態な目つきになりました】
【相手が何かしたようで砂の壁を展開されていしまい、二つは防がれ、一つだけが相手の左手に命中した】
【今は暑さで動かないだろうが、どちらにしろ麻痺しているので相手は暫く左手は使用不可能だ】

「貴様が先に吹っ掛けてきたんだろーが!!?ハンムラビ法典的な考えかコラ!」

【ハンムラビ法典。それはやられたらやり返すという至極簡単な法律的なものだ!】
【なぜこの変態がハンムラビ法典を知っているのかは謎だ!教養はなかったはずなのだが】

「いっつつ…」

【五つの石が全て当たった。当たり前だ。強力な重力のせいでソレを躱すことなど不可能だからだ】
【赤い変態の左手が結構大きな石で抉られていく。動かすことは出来ないだろう。だが炎は出続ける】

「うっへへへへへ!!死ぬなら死んだでまいっか!」

【そんなことを言いながらまたもや黒い火球を繰り出す】
【今度はさっきより多く。相手へのお返しとして五つ放つことにした】
350 :【重力皇女】赤い殺人鬼 [sage saga]:2011/07/16(土) 17:46:53.95 ID:pc7XZs96o
>>349

あっはぁ!
知らねーよ!アタシが皇だ!

【頭がぶっとんでるとしか思えない発言】
【重力を操作し、高速で接近を試みた】

なぁっ
バカじゃねーの!アタシが怪我したらどうすんだよ!

【直前で上向きの重力を発生、右足を掠めて回避した】

っつつ……

アンタマジ楽しいおもちゃだなあゴルァ!

【そのまま空中から相手を再度能力圏内に収めようとする】
【厄介な腕をへし折るつもりだ】
【それも、両方】
351 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/07/16(土) 17:56:33.23 ID:HQBtgm7t0
>>350
「皇だあ?だ か ら ど う し た」

【いや本当に「で?」としか反応が出来ないのであった】

「貴様が怪我すればダイヤが舐める!」

【へ、へんたいだー!とりあえず接近されるのは免れた】
【実際は接近された方が楽に戦いが進んだのだが】
【ちなみに彼女の両腕の纏う炎は段々と黒さを増し、熱さも最初の何倍にもなっている】

「へえ!ダイヤはなーんも楽しくないけど!!?」

【体にかかる負荷が取れて動けるようになったため相手の攻撃を受け止める】
【結果、元から傷ついていた左腕はへし折れた。まあ、それでも炎は出続けるのだが】

「はい、ドンマイ」

【そしてそのままほぼゼロ距離で相手に照準を合わせて火球を幾つか発射する】
【ちなみに腕に纏っている炎に触れても火球と同じ効果があるのだが…】
352 :【超霊流銃】@wiki [sage]:2011/07/16(土) 17:58:26.99 ID:jT+xDC0bo
湖畔に浮かぶ一隻の洋船――
夜闇の中に、船窓より漏れ出た柔らかなランタンの明かりが浮かび上がる
雲無き夜空へと突き上がる帆柱の先には、煌煌と白い光を輝かし地上を同じように照らし上げる満月の姿

夏らしく生温かな風が戦ぎ、湖の匂いを辺り一帯へと運びゆく
水草は微かな音を伴って小さくも激しく揺れ、その柔らかく撓る様を徒に主張して見せていた

ちゃぷり――と小さな水音が静寂を破り、その音の突然性が、波紋とは違う新たな来訪者の到着を湖畔に伝える

「――如何にも、な雰囲気だな」

音の主が短く感想を漏らす
端的に過ぎず、しかしその単調さこそがこの者の性格を物語っていた
洋船を見上げる目は何処までも深く、其処に確かな意思を見出すことは困難であろう
別に厭世的であるわけでも無く、或いは一線を逸脱しているかの様な雰囲気を纏った――その男

男が今も変わらずに視線を送り続けるその洋船が、“幽霊船”などという卦体な名前で呼ばれていることにどれ程の知名度があるか定かでは無いが、
しかし興味本位で訪れる者が居てもおかしくは無い筈だ

“中に入った者が帰って来ない幽霊船”等という、それこそ使い古されてしまったかの様な噂であっても興味を持つ者は、どの世界にだって居るだろう

/目的なんか無い、ただこういう舞台配置をしてみたかっただけ(時間帯は気にしない)
/だから中に入る必要だって無いです、つまり何でもおっけー
353 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/07/16(土) 17:59:36.82 ID:zuVVEj2xo
>>287
/諦めない!
354 :【重力皇女】赤い殺人鬼 [sage saga]:2011/07/16(土) 18:01:31.15 ID:pc7XZs96o
>>351

キモい

すっげぇキモい

【ゴミを観るような目付きに変わる】
【凄い冷めようである】

あっぶね!

【左足をさらに焼きながらも、重力操作】
【自分から外に向けた重力】
【所謂衝撃波に近いものを使い、地面にクレーターを作るだろう】
【その当たりの物を壁にし、その後の火球を潰す考えだ】
【あわよくば、相手も仕留められる】
355 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/07/16(土) 18:12:38.74 ID:HQBtgm7t0
>>354
「キモイよ!分かってるわ!!ダイヤがご主人様以外にそんなことするとか思ってんじゃねえぞ!」

【ご主人様以外にそういうことをする自分はキモイらしい。良く分からん】

「っ!!?」

【また来た謎の力。この力の正体を見破らないことには勝つのは無理だったりするのだろうか】
【自分が放った火球がことごとく消されてしまう。これでは勝てない】
【その時、赤い変態の左側から嫌な音がした。ブチィ!と何かが千切れる音】
【それに続けて赤い何かが溢れてきた】

「なんじゃこりゃあああああああああああああ!!」

【こんな時にふざける余裕があるのでまだ大丈夫そうではあるが、左腕がもげた】
【先に石に抉られ、へし折られていたため、この衝撃に耐えきれなかったようだ】
【それにしても「なんじゃこりゃああああああああああああ!!」って……】

「いつつつつ!!」

【慌てて右腕で左腕を抑える。全く意味はないのだが】
【あまりの痛みに堪らず涙が溢れ出てくる。所謂生理現象だ】

「……………………わかった……」

【痛みと同時に彼女は悟った(?)】
【ご主人様もこのくらい痛かったんだ、と】
【いや、まだまだもっと足りないだろうが、少しは近づけただろう】

【まあ、相手から見れば痛みに涙する少女にしか見えないだろうが】
356 :【重力皇女】赤い殺人鬼 [sage saga]:2011/07/16(土) 18:18:01.67 ID:pc7XZs96o
>>355

そのご主人様は何処だぁ?
アタシがギッタギタにしてやるよぉ

【目の前でぐちゃぐちゃにすれば、気持ちいいだろう】
【二人とも殺せて一挙両得、一石二鳥だ】

ほんっっっとにアンタ、いいおもちゃだわ
面白い鳴き声だしなぁ!

【ケタケタケタ】
【さあ、止めをさしてやろう】
【そう思い、ベンチを重力で捉え、相手にぶつけようとするが】

……あぁ?
何泣いてやがんだぁ?

【先ほどまで威勢よく吠えていた少女】
【いきなり鳴き始めたのだ、多少の興味を持った】
357 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/07/16(土) 18:30:07.59 ID:HQBtgm7t0
>>356
「はははは!!ダイヤ殺すのにこんな時間かけてる貴様にご主人様は殺せませんよぉ〜?」
「少なくとも真剣にやればご主人様はダイヤくらい一秒でダウンさせられますからねぇ〜?」
「それにご主人様もう死んでますから!!」

【この赤いのを庇って死んでいる。しかもその後紆余曲折あってグチャグチャにされているのでご安心を】
【まあ、そのことは赤いのは忘れているわけだが。所謂記憶喪失である】

【で、左腕がもげた赤いの】

「………分かった。ご主人様はこんなに痛かったんだ…分かった」
「今頃だけど分かりました。体の一部がなくなったらこんなに痛いんですね」
「これでまた一つ、ご主人様のコトを知れましたよ!」

【狂っていると言われても仕方がないセリフを吐く】
【かなりの大声だ。少なくともこの公園の中全体には聞こえるほどデカかった】

「じゃ、そろそろ、イイっすか?」

【そう言うと両腕だけでなく、両足からも黒い炎が溢れ出る。しかもそれはさっきの比でない強さで燃えている】
【そしてどこまでも黒かった。見るだけで恐ろしく、熱さと恐ろしさで汗をかいてしまうほどに】
【それほどに彼女は今憤怒していた。誰に?自分を殺そうとしている女の子に?否…】
【ご主人様を殺した人物に?否…】
【ご主人様の痛みを知るのにこれだけの時間をかけてしまった自分に、これ以上ないほど怒っていた】

【その怒りはそのまま能力へと反映され、炎はより強く黒く燃え出す】
【近くにいるだけで燃えてしまいそうなほど熱く、熱く燃えていた】
358 :【重力皇女】赤い殺人鬼 [sage saga]:2011/07/16(土) 18:37:53.74 ID:pc7XZs96o
>>357

アタシも自分で疑問だよ、なんでこんな時間かかってんだ

【苛々気味にそのセリフを吐く】

へぇ、つまんね
死んでるならよえぇんだな

【はぁ、つまらないことを聞いた】
【溜息をはくと】

じゃ、そろそろ、逝ってくれ?

【相手のセリフとかぶせるように、言った】
【大地が揺れる】
【重力操作し、周りの地面を持ち上げる】
【浮遊した小さな浮遊大陸は、上に乗った少女と一緒に相手を潰そうとする】
【巨大な炎を土をかぶせて消すように】
359 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/07/16(土) 18:49:10.41 ID:HQBtgm7t0
>>358
「それは貴様が弱いからだろう?」

【ププッと笑う】

「あ゛あ゛!?もっかい言ってみろや?コラ」

【まあ、弱くはない】
【そして死んだ原因は赤いのの為に囮になったからである】
【それと時間制限】

「舐めんなや」

【浮遊大陸だろうがなんだろうが頑張れば焼ける】
【焼く。出来るだけ多く火球を生み出し、目の前に迫る物体の勢いを落とす】

「あははは!あははははははは!!」

【死ぬか生きるか、このスリルが堪らない】
【大陸の一部が赤いのの右足に刺さる。だがそんなの知ったことではない】
【泣きながら笑い。笑いながら泣く。そうだ、あの時も敵は土だった】
【土でできた兵士。それに手も足も出ず。ご主人様は―――――】

【思いだした】

「あははははははははははははは!!!」
「あは!あはははは!!あっはははは!!」

【発狂したように笑いだし、小大陸に押される。押しつぶされる】
【全く……思いだしたと思ったらこれだよ】
360 :【重力皇女】赤い殺人鬼 [sage saga]:2011/07/16(土) 18:58:05.46 ID:pc7XZs96o
>>359

【土といえど、高熱の炎にずっと晒され続ければ溶け出す】
【溶ける土に見切りをつけ、自分だけは空中に浮いたまま、土だけを落とした】

【ガラス状に溶けていく土】

あは、土葬にしてやろうと思ったけどこれは―――

【埋まった後は、歪といえどガラスの棺】
【キラキラと輝くそれは――】

なかなか、綺麗な死に化粧だな

【いくつか防ぎきれなかった炎を浴びた、痺れた体を能力で無理やり動かし】

んじゃぁな

【何処かへ飛んでいった】

/絡みおつありでした
/無茶なところを指摘していただけると幸いです……
361 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/07/16(土) 19:06:08.76 ID:HQBtgm7t0
>>360
【変態には勿体無いくらいの綺麗な情景】
【彼女にしては頑張ったのではないだろうか】
【今回失ったのは左腕。右足。それと内臓が幾つか破裂したようだ】
【閉じられた瞳からは綺麗な涙が】
【なんて綺麗な死に顔…いやまだ生きてはいる】
【彼女の左腕は公園の真ん中近くに転がっており、右足はガラス状の土の中だ】

「あはは!全部思いだした!!ヤッタ!」

【閉じていた眼をクワッと見開きいきなりそんなことを言う】
【そう。真の敵を思い出したのだから。まだまだ死ねないさ】
【ただ、今はちょっと疲れているから。少し休憩ね】
【そして彼女は再び目を閉じ、休憩時間に入った】

/絡みあり乙でしたー!
/えーと、自分的には特に問題はないかと…しかし他の人もそうとは限らないですから…
/逐一聞いてみるといいかと
362 :【重力皇女】赤い殺人鬼 [sage saga]:2011/07/16(土) 19:07:14.02 ID:pc7XZs96o
>>361
/ありがとうございます、そうしてみます
/ありがとうございました!
363 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/07/16(土) 19:08:27.58 ID:QRfsqijy0
【街外れの森の中 (夕)】

「……くー」(ZZZ)
【開けた場所に一人の青年がいる、木の下で横になっている】
【明日の祭りの為に疲れを取ろうと言う目的だ】

「…くー」
【背中に隠した剣の感触にも慣れた青年は心地よく睡眠を続ける】
【さて、もしここに誰かが来るとしたら誰だろう? 迷子? それとも…?】

/殺し合いの場合、逃げる可能性が大なのでご了承を
364 :【超霊流銃】@wiki [sage]:2011/07/16(土) 19:28:29.99 ID:jT+xDC0bo
>>352
/再募集してみたり
365 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2011/07/16(土) 19:37:04.61 ID:nmpXrWLI0
>>364
まだいらっしゃいますか?

いたらどういう風にはじめれば……?
366 :【超霊流銃】@wiki [sage]:2011/07/16(土) 19:42:00.06 ID:jT+xDC0bo
>>365
/普通に後ろから声を掛けていただくとか
/雑談でも、死合いでも、船に向かうも自由です
/書いてある通り、噂はある程度広まっているという感じなので既知で良いですよ
367 :【最速最弱】@wiki :2011/07/16(土) 19:50:58.72 ID:nmpXrWLI0
>>366
/了解

【そんな男の後ろに一人の男が立つ。】

【なぜ、この男がここにいるのかというと………分からない、気付いたらここにいたというところだ。】

(家でぼーっとしていただけだし久しぶりの外出もいいか…)

【だめだこの人完全にニートだな。】

【そんなことを考えながらも目の前にいた人物に声をかける。】

「…ここどこか分かるか?」

【そんなどうでもいいことを聞くその男にあまり警戒心はない。】

/死合いでも何でもいいですよ。
368 :【超霊流銃】@wiki [sage]:2011/07/16(土) 19:58:03.25 ID:jT+xDC0bo
>>367
ふと、人の気配を薄く感じ取る
明確な形を持たず、意思を感じさせないその人物の所在に興味を持った男は、ちらりと後ろを振り返った

「――どこか、ね」

思わず相手の言葉を反芻してしまう
ぼーっとしたようなその人物の姿を見定めながら、意図を測りかねる
ここが何処かを知らずに訪れるとは―――どこか呆れにも似た感情が湧きあがってきてもいた

「ここは、そうだね――心霊スポットとでも言えば伝わりやすいかな?」

視線を僅かに洋船の方へとやりながら、問いかける
369 :【最速最弱】@wiki [sage]:2011/07/16(土) 20:04:12.76 ID:nmpXrWLI0
>>368
【不意に相手振り向き相手の発した言葉に一瞬思考する。】

(心霊スポット………か………。)

【その男にとって心霊スポットというのはあながち嫌いではない。】

【というより、むしろ好きであった。】

「心霊スポットか、どんなモノ≠ェ出るんだ?」

【その言葉には疑問というより挑発の意味の方が少し多いか。】
370 :【掌開異能】 [sage]:2011/07/16(土) 20:06:13.51 ID:w1nD/Nkn0
【空は少しずつ暗くなり始め、立ち並ぶ店に明かりが灯り始める】
【そんな商店街の中、黒いノースリーブのパーカーの下に灰色のTシャツ、黒緑のカーゴパンツを履いた少年が歩いている】
【目の下あたりまで伸びてしまった前髪をいじりながら、人の波を避けて歩く】

「そろそろ切ろうかな……」

【前髪をいじる指を見つめながら歩く】
【この人混みの中、そんなことしていたら誰かにぶつかってしまうだろう】

/なんでも募集です
371 :【小鳩丸】@wiki [sage]:2011/07/16(土) 20:11:43.99 ID:8zrMxvkMo
>>370
【時を同じくして、一人の青年が町を歩いていた】
【この暑い中長袖の赤いパーカーを着込み、下にはジーパンを穿いて】
【燃える様な紅髪が如何にも粗野な印象を与える一方で、瞳は何処か落ち着いた黒】
【そんな、不良の端くれの様な外見の青年、空を見上げながら歩く】
【このままでは、少年とぶつかるのは避けられない、だろう】
372 :【超霊流銃】@wiki [sage]:2011/07/16(土) 20:11:44.81 ID:jT+xDC0bo
>>369
相手の一瞬の思考を感じ取りながら、内心で安堵の息をつく
心霊スポットを苦手という人は世に多くいる。てっきり逃げ出されでもされるかと覚悟してもいたのだ
それが利害に関することはないが、気分の持ち様に大きな差が出る
そういう反応が無いという事は、相手はある程度の興味が心霊スポットにあるのだろう

「モノ――と言うかね、“中に入った者が帰って来ない幽霊船”という噂なんだ。だから何が出るかはわからない」

視線を洋船の方に向けていた為、その噂の幽霊船が何を指しているかは理解し易かった筈だ
挑発を受け流すように、その言葉は事実だけを淡々と伝えるものであったが

そこで一旦言葉を切ると、視線を相手に向ける

「君も、行ってみるかい?」
373 :【掌開異能】 [sage]:2011/07/16(土) 20:16:31.33 ID:w1nD/Nkn0
>>371
【どん、と鈍いような音を立てて少年の視界が一瞬真っ黒になる】

「痛っ」

【尻もちをついてからやっと他人にぶつかったと言うことに気付く】
【顔を上げて、ぶつかった相手を探す】
【目の前に、それらしき人を見つけ】

「すっすみませんでした!!」

【即座に立ち上がり不覚頭を下げる】
【相手の外見が不良、というものを連想させるそれでなければもう少し控え目な謝罪だったかもしれない】
374 :【最速最弱】@wiki [sage]:2011/07/16(土) 20:17:27.40 ID:nmpXrWLI0
>>372
【相手の言葉を興味深そうについ呟く。】

「……出てこれない……か。」

【心の声出てますよあの。】

「面白そうだな…その出てこれなくなる≠フ意味にはよるが………。」

【思考の結果でた意志は興味か……。】

/行かせるか行かせないかは自由に
/その意志にしたがいます。
375 :【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風 [saga]:2011/07/16(土) 20:23:39.20 ID:A6LSxa0AO
【河川敷】
【明日の祭りの準備を行っている様々な人たちをぼんやりと見つめる青年が居た】

…そういや明日はお祭りか
夏の風物詩ってやつだなぁ

【普通の青年だ】
【黒髪、髪を普通に伸ばし普通にTシャツとジーンズを着ている】
【…と特に特徴のない「地味」丸出しな格好の青年である】

…まぁ一人身の俺にはつらいイベントの一つでもあるがね
夏は嫌いじゃないし祭りも嫌いじゃないんだがなぁ…

【なにやらたそがれていらっしゃる】
376 :【小鳩丸】@wiki [sage]:2011/07/16(土) 20:27:01.99 ID:8zrMxvkMo
>>373
【どん、と鈍い衝撃があって、青年は歩みを止める】
【体格差から転びこそしなかったものの、訝しむ様に目は細められ――睨んでいる、風に】
【謝罪への答えは無い。このまま無視して歩いていくか、それとも......】

「...うるせぇなあ、おい。謝って済むなら......分かるだろ?」

【薄らと笑みを浮かべながら、少年の瞳を見据え。残念ながら結論は後者となった様で】
【青年は、相手の右肩辺りを掴もうと右腕を伸ばす。そして左手は、近くの喫茶店を差していた】

「な、どうせ暇なんだろ...? ちょっと付き合ってくれよ」
377 :【超霊流銃】@wiki [sage]:2011/07/16(土) 20:27:35.89 ID:jT+xDC0bo
>>374
相手の呟きを聞けば、予想以上に興味を持ってくれているのが理解できた
思わず苦笑に近い様な、しかし柔らかな笑みを零してしまう
モノ好きだな――と、まるで他人事のような感想を抱いた為であったが

「調べに入った方々が全員“帰ってこない”らしいよ」

非常に物騒なことを、何ともない様な調子で伝える

「ちょっとした仕事みたいなものでね、自分はこれから調査に行くんだ。
 
 ―――君も、行ってみるかい?」

誘うような、試すような調子で問いを出す
この誘いに乗れば、男は直ぐに船の方へと歩き出すはずだ

無人の筈なのにランタンを灯す――“幽霊船”へと

/すいません、次遅れます
378 :【掌開異能】 [sage]:2011/07/16(土) 20:31:38.21 ID:w1nD/Nkn0
>>376
【青年に睨まれ、額に汗が伝う】

「ごっ……ごめんなさい……」

【わからないです、できればわかりたくないです】
【そう答える度胸はこの少年にはない】
【代わりに、うるさいと言われたために小声で謝罪を繰り返す】

【青年に右肩を掴まれ、恐怖で少年の身体が跳ねる】

「えっ、は、はい……」

【ビクビクとしながら、逆らったらどうなることかと思い大人しく頷いた】
379 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/07/16(土) 20:32:32.35 ID:HQBtgm7t0
>>375
「はあ………」

【実はその河川敷の横の方には人が居た】
【『学園』製の車椅子に乗っている絶世の美女。男だが】
【そんな女男は大きくため息をついた。彼もまた独り身であり、祭りに一緒に行くような友達もいなかった】
【更に現在はこんな体。ただただ憂鬱になるだけだった】

「雨降らないかにゃー……」

【なんて酷い一言でしょうか】

【まあ、凄い美人(に見える男)がいた】
380 :【最速最弱】@wiki [sage]:2011/07/16(土) 20:36:44.85 ID:nmpXrWLI0
>>377
/了解しました
【相手の言葉を聞いて嬉しそうに言う。】

「分かった一緒についていく、あけど俺の体力面には絶対に期待するなよ、それはぼろぼろだから。」

【これはうそでも何でもない50mも完走できない、普通に走ればだが。】

「そういうことで何か用意とかはいるのか?」

【そんなことに気をまわしてどうなるのやら。】

/こっちもすこし風呂に行きます。
381 :【最速最弱】@wiki [sage]:2011/07/16(土) 20:37:29.74 ID:nmpXrWLI0
>>377
/了解しました
【相手の言葉を聞いて嬉しそうに言う。】

「分かった一緒についていく、あけど俺の体力面には絶対に期待するなよ、それはぼろぼろだから。」

【これはうそでも何でもない50mも完走できない、普通に走ればだが。】

「そういうことで何か用意とかはいるのか?」

【そんなことに気をまわしてどうなるのやら。】

/こっちもすこし風呂に行きます。
382 :【最速最弱】@wiki [sage]:2011/07/16(土) 20:38:12.75 ID:nmpXrWLI0
>>380>>381
/連投すいません…
383 :【小鳩丸】@wiki [sage]:2011/07/16(土) 20:40:16.87 ID:8zrMxvkMo
>>378
「...よし! 決まりだな...」

【肩に置いていた手を一旦浮かせ、少年の肩をぽんと叩くと】
【そのまま強引に、喫茶店へと歩き出した。機嫌良く、薄い笑みを浮かべながら】
【併し考えているのは、これで今日の夕飯代が浮く、だとか、如何せんスケールの小さな思考】
【アルバイトも何もしていなければ家も無く、知り合いも居ない青年にはまさに僥倖だった】

「ま、大人しくしてくれてるなら悪くはしねえよ......多分」

【鼻歌混じりにそんな事を呟いて、抵抗されなければ喫茶店へと入店する筈だ】
【選んだのはカウンター席、自分の隣には確り少年に座ってもらうつもりだ】
384 :【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風 [saga]:2011/07/16(土) 20:42:16.78 ID:A6LSxa0AO
>>379
…?

(あれは…【学園】の車椅子、か?)
(見覚えがあるような気がしないでもない、か…?)

【ため息が耳に入りため息を吐いた主を見る】
【車椅子を見て乗った人物を見る】

(…えらく美人な男だな)
(女だったらほっとかれないだろうな…まぁ女性や一部の男性はほっとかないんだろうがさ)

【ぼんやりと本質を見る青年はぼんやりと「彼」の性別を見抜いていた】
【彼の方に向かって歩いていき】

ずいぶんと暗い言葉を吐いてるな

【普通に声をかけた】
385 :【掌開異能】 [sage]:2011/07/16(土) 20:44:15.82 ID:w1nD/Nkn0
>>383
【青年の言葉にこくこくと首を縦に振る】
【相手が薄い笑みを浮かべていても、少年の中での怖いという印象は変わらない】
【ビクビクと相手の様子を窺いながら彼について行く】

「は、はぁ……」

【相手の言葉に適当に相槌を打ち、店内へ】
【青年が選んだのはカウンター席、一人分くらい間を開けて座りたい気持ちだったが、そこに見知らぬ人が座っても困るので大人しく彼の隣に座る】
386 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/16(土) 20:44:32.70 ID:AEjgfZaK0
>>344
「・・・」

【さて、どうしたものかと少年は痛みの中で考える】

「ぐっ・・・」

【少年はパーカーを押さえながらゆっくりと、わざとゆっくりと立ち上がる】
【その両手のナイフはいつの間にか2つとも風の属性に変わっている】
387 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/16(土) 20:48:23.15 ID:jligXM/IO
>>386

「もう終わり…?」

「まだまだこんな物じゃないでしょう?」

【大剣を再び肩に担ぎ、女は相手を見やる。】
【見た目以上に大きなダメージを負っていると思っていた。】
388 :【小鳩丸】@wiki [sage]:2011/07/16(土) 20:49:47.49 ID:8zrMxvkMo
>>385
【すっかり萎縮しきった様子の少年を瞥見――これなら、容易に奢ってもらえそうだ】
【そんな事を思い、すっかり上機嫌になりながらメニューを手に取り】

「あー…俺はこれと、これと、これな。...お前はどれにする?」

【店員を呼びつけると、オムライスにハンバーグ、スパゲティ…随分と子供っぽいラインナップ】
【注文しながら、視線を隣の少年にやり、笑みを浮かべたままやけに親し気に尋ねた】
389 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/07/16(土) 20:49:48.91 ID:HQBtgm7t0
>>384
【性別を間違われなかったことがほんの僅かな回数しかない】
【このように見ただけで男だと分かった人となるとさらに減る】
【つまり、この普通な青年は随分と稀有な存在だと言えた】

「え?あ、聞かれてましたか…」

【雨が降ればいいのに…と言っているのなど聞かれて嬉しいモノでもない】
【とりあえず苦笑してみた】

「あ、あなたって彼女とかっていたりしましゅ?」

【噛んだ】
【噛んだのは緊張しているからとかではない】
【彼はとある事故により脳に怪我を負い、損傷しているため体が思い通りに動かないのだ】
【そのため口も上手く動かずよく噛む。そしてこの車椅子生活もその影響と言える】

【ちなみに学園の生徒ではない】
390 :【超霊流銃】@wiki [sage]:2011/07/16(土) 20:51:08.82 ID:jT+xDC0bo
>>380
「ん、分かった」

相手が嬉しげに言うのを聞いて、自然と顔を綻ばせてしまう
心霊スポット探索にそこまで乗り気になれるものなのか――と、感心とすら言える感情を抱いていた

「用意は別に要らないよ。基本は自分の仕事だからね」

軽く首を振りながら否定する
男にとってこれは飽くまでも仕事の一環であるのだ。用意は万全を期している

ゆっくりと洋船へ向けて、歩み始めた
そう遠くない位置に昇降口の様な物が見えるだろうか

「そう言えば名前を聞いていなかったね。自分は霊流(れいる)だ」

相手の方へ顔を向けながら簡潔に自己紹介を済ませる

/了解です
/幽霊船内の描写・行動は自由にして頂いて構いません。大航海時代の船を想起していただければ
391 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/16(土) 20:52:35.44 ID:AEjgfZaK0
>>387
「ええ、まだ終わりませんよ・・・」

【少年の両手のナイフに風の力がたまっていく】

(あとは、相手の攻撃を待つだけ・・・)

【少年は静かに相手の攻撃を待っている】
392 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/16(土) 20:54:38.04 ID:jligXM/IO
>>391

「あ…そう。」

【そして、女は再び相手の方に向け、】
【左足で一歩踏み込む。大剣を振る「軸」を作り、】





【相手の腰くらいの高さで右から左に薙ぎ払おうとする。】
【超重量の剣から繰り出されるその一撃は、鋭い剣速も合間って非常に重く、】
【「直撃」すれば、大きな打撃系のダメージを受けて吹き飛ぶだろう。】

【しかし、見切れない早さではない。相手の行動によっては、回避、迎撃も充分可能である。】
393 :【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風 [saga]:2011/07/16(土) 20:55:18.11 ID:A6LSxa0AO
>>389
そりゃ、な
祭りの準備で騒がしいとはいえここは静かな方だ
準備をしてる連中に聞かれなかっただけ、良かったんじゃないか?

【苦笑に苦笑を返し】

居ない…というかだな、居るように見えるか?
もし、万が一、天地がひっくり返って、俺に彼女という俺にとっては稀有な存在が居たとしたらたそがれてはいなかっただろうよ…やれやれ

【目を細めて川を眺めため息を吐き出す】
【ああ、たそがれたそがれ】
394 :【掌開異能】 [sage]:2011/07/16(土) 20:55:26.59 ID:w1nD/Nkn0
>>388
【相手の視線を感じで少し眉を顰める】
【溜息を吐きたいのを必死に押さえてメニューに目を落とした】
【折角なので自分も夕飯にしよう、とそれらしい項目を調べる】

「えっと、ハンバーグとサラダとオレンジジュースで……」

【適当に目に入ったものから安そうなものを言っていく】
【やはり怖がっているのか、青年と目を合わそうとはしないが】
395 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/07/16(土) 21:00:08.12 ID:QRfsqijy0
>>363
再募集
396 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/07/16(土) 21:01:27.31 ID:HQBtgm7t0
>>393
「しょうでしゅね…」

【準備している人たちに聞かれればどんな顔をされていたことか】
【あんまり皆に注目されたいとか思ったりはしない為、そういうのは避けたい】

「あ……しょうでしゅか……同じって訳でしゅね…」

【ちなみに、顔のせいで低くみられることが多いが、実は成人していた彼】
【結構年下扱いされるが年上だった、ということが多い】

「はー…彼女……友達でもいいから欲しい…」

【それは全くの独り言】
【彼に友達がいないのは彼を男として扱ってくれる人が少ないためである】
397 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/16(土) 21:03:40.89 ID:AEjgfZaK0
>>392
すぅぅぅぅ

【少年は相手の攻撃を見て、思い切り息を吸い】

「はあ!!」

【そして2つのナイフで受け止める、吹き飛ばされそうになるが何とか堪えて】
【溜めに溜めた風の力を撃ちだす、2つに分けて】

「風技5の型[風演武]」

【2つのナイフから放たれた風が相手の剣ごと吹き飛ばそうとする、それと同時に空気の塊が相手を襲う】
【空気の塊自体は容易に回避、迎撃できるだろうが吹きすさぶ風がそれを阻む】
398 :【小鳩丸】@wiki [sage]:2011/07/16(土) 21:04:32.32 ID:u3LewGuso
>>394
【店員は注文された品を記入し、踵を返して去っていく】
【後は食事がくるまで、邪魔に来る人間は居ないだろう】

「...ふぁ...
 ...で、さ。お前...実際幾ら位持ってるんだ?」

【何とも間の抜けた欠伸を一つ、眠た気に目を擦って、机に頬杖を付く】
【そして、黒い双眸からは射抜く様な視線を送り、少年に尋ねた】
399 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/16(土) 21:07:13.00 ID:jligXM/IO
>>397

「ぐっ!!」

【ヒュウン、と一陣の風が舞い、女は堪らず剣を離した。】
【同時に空気の塊が直撃。顔をしかめ、よろけながらもコートの中に手を入れる。】

【遥か後方で、大剣が突き刺さる音が響いた。】
400 :【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風 [saga]:2011/07/16(土) 21:08:48.80 ID:A6LSxa0AO
>>396
まぁ、口は災いの元ってな
お口にチャック、が利口だよ

【ふ、と笑い】

俺たち二人、一人身同士って訳だな

【笑いながら彼の頭をポンポン叩く】
【完全に年下にやる行動だ】
【ぼんやりと本質を見るのが彼ならば】
【どっかが抜けてるのも彼であった】

いきなり彼女ってのはちょっとレベルが高くないか?
友達ならすぐできるしオススメだぜ?
401 :【掌開異能】 [sage]:2011/07/16(土) 21:11:28.87 ID:w1nD/Nkn0
>>398
【去っていく店員を少し眺めてから、最初に運ばれていたお冷に口をつける】

「……一万円くらい」

【訳あって、以前大金を手に入れたので、普段からそれくらい持ち歩くようにしている】
【だいたいは散歩途中の食事に使っているが、運の悪い少年なのでこういうことにも備えているというのもある】

【青年の鋭い視線を遮るように、わざと前髪を垂らし、目を覆い隠す】
402 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/16(土) 21:12:53.63 ID:AEjgfZaK0
>>399
「はっ!」

【相手が剣を放したのを見て一気に距離を詰める】

「終わりです!」

【そして風で加速させたナイフを振る、何もなければ当たる直前に寸止めをするだろう】
403 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/16(土) 21:15:49.48 ID:jligXM/IO
>>402

「ちっ!」

【態勢を立て直し、こちらも手を抜き去り…】
【一抹の硬質な金属音とともに】






「…終わりよ…」

【相手の寸止めと全く同じタイミングで、】
【額にリボルバー式の拳銃を突きつけようとした。】
404 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/07/16(土) 21:16:55.94 ID:HQBtgm7t0
>>400
「はい」

【相手につられるように小さく笑い】

「まあ、しょういうことでしゅね…」

【頭をポンポン叩かれた】
【完全に年下に見られている】
【女に見られるのも彼ならば】
【年下に見られてしまうのもまた彼であった】

「い、一応言っておきますけど…俺23歳ですからね?」

【と、一応£壕モしておいた】

「彼女…欲しいなぁ…でもやっぱり友達が先でしゅよねぇ…」
「…って言っても…周りにいる男には色目使われるし…女には近寄らないで!って言われるし…」
「皆、俺が嫌いなんでしゅよ……」

【とほほ…って感じである】
【ちなみに、女が近寄って欲しくないのは彼と自分が並んでいると自分が劣化版に見えるから】
【という、とても自分勝手な理由からであった】
405 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/16(土) 21:21:25.26 ID:AEjgfZaK0
>>403
「・・・」

【ナイフを相手に突きつけたと同時に額に冷たい鉄の感触を感じる】

「俺の負け・・・ですかね・・・」

【少年はそう言い両手を上げてホールドアップする】
406 :【小鳩丸】@wiki [sage]:2011/07/16(土) 21:21:33.81 ID:u3LewGuso
>>401
「......おお」

【少年の漏らした言葉に、驚いた様な呟きを零し、】
【予想外の量、驚愕と感心の入り交じった表情は直ぐさま笑みと代わる】

「それは、有り難いな...。いや、当分持ちそうだ」

【どうやらすっかり全部貰う気でいるらしく、そんな言葉を紡ぎながら】
【懐から一つ、”缶”を取り出した。――ビール、一見してそうだと分かる】
【どう考えても青年は成人していない。表情は悪戯をする子供の様であった】

「...所で、お前なんて名前なんだ?」

【何気なくそんな事を尋ねながら、プルタブを開けてごくごくと飲んでいく】
407 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/16(土) 21:23:32.29 ID:jligXM/IO
>>405

「残念。この銃に殺傷力はないわ。私の負けよ。」

「剣客として得物を落としたらその時点で完敗≠セからね。」

【乱れた髪を整えながら女は言葉を紡いだ。】
【そう。剣が離れた瞬間に、彼女の負けは決まっていたのだ。】
408 :【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風 [saga]:2011/07/16(土) 21:24:45.07 ID:A6LSxa0AO
>>404
あ…?

【( ゚Д゚)】

…なん…だと…?

【( ゚Д゚ )】

見えねぇな…
…まぁ魑魅魍魎がその辺に普通に歩いてる世界だ、「そういうの」も居るか…

【ウンウン、と勝手に納得している】

なかなか不幸だなぁお前…
まぁ「みんな」嫌いってのは同意できないがな

【ガシガシと自分の髪をかき混ぜて】

俺はお前に色目使ってるか?
近寄るな、と言った覚えもない
少なくともここに一人、お前を嫌いじゃない奴が居るからな
だから…「みんな」じゃあない、だろ?
409 :【掌開異能】 [sage]:2011/07/16(土) 21:28:20.48 ID:w1nD/Nkn0
>>406
【青年の言葉を聞いてから自分の発言を後悔する】
【今持っている金額から考えれば、一万円なくなっても大したことではないのかもしれないが、それでも中学生にとっての一万というのは貴重なものである】

【ビールを取り出す青年は、成人しているとは思えない】
【悪戯ッ子のような表情を見ても、少年は特に何も言わない】
【咎める気はないようだ。度胸がないだけかもしれないが】

「……北城蒼希です」

【ぼそりと呟く】
【前髪で隠れているのでわからないかもしれないが、少年は少し不機嫌らしい】
【時間が経ち、散歩の疲れもあって眠くなってきているせいもあるかもしれない】
410 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/07/16(土) 21:30:22.92 ID:HQBtgm7t0
>>408
「………………まあ…女に見りゃれるのと同じくらい間違われましゅからね…」
「…でも俺しょんなに年下に見えましゅ?」

【というか年下にしか見えない人を魑魅魍魎と同列で語るなと】

「…しょうでしゅね」

【確かにいままでも何人か自分と関わりを持ってくれる人が居た】
【例えば片目が見えない女剣士さん、とか】

「うぇ?」

【どうやら目の前の「普通」な青年もそういう類の人間らしい】
【彼の顔がパアッと明るくなる】
【分かりやすい】
411 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/16(土) 21:30:57.41 ID:AEjgfZaK0
>>407
「・・・偽物?」

【相手の言葉を聞いて安心して手を下す】

「いえ、完敗ではありませんよ」

【少年の手からナイフが落ちる、実は先の一撃で腕が痺れてナイフを持つのがやっとの状態であったのだ】
412 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/16(土) 21:32:51.07 ID:jligXM/IO
>>411

「偽物…うーん…ちょっと違うわね。」

「剣術の補助に使うのよ。」

【ホルスターに銃を戻して、女は言う】

「いやあ…どうかしらね…剣を吹き飛ばされるとは思わなかったわ。」

【そして大剣の元に向かった】
413 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/16(土) 21:38:11.39 ID:AEjgfZaK0
>>412
「補助ですか、なるほど・・・」

【少年は足元のナイフを拾いながら納得する】

「ナイフ2つ分の溜めに溜めた風ですからね」

【あの瞬間の威力は台風を圧縮したものを喰らったようなものだ】
414 :【小鳩丸】@wiki [sage]:2011/07/16(土) 21:38:35.92 ID:u3LewGuso
>>409

「そーか、蒼希っつーのか。宜しくな」

【飲んでいたビールから口を離すと、笑みを浮かべながら馴れ馴れしく話しかけ】
【飲み口を相手に向け、お前も飲むか――?と、そんな事を問い掛けてみる】

【少年の聞いた事だけを淡々と答える様は、不機嫌そうだと青年にも直ぐ分かり】
【尤も、一万円もカツアゲもされれば無理も無い事なのだが...それでも、】
【二人きりでこの沈黙は中々気まずいものがあった。一応、数少ない青年の生きている知り合いなのだが...】

「あーあ…はやくこねえか、な...」

【ごくりごくり、どんどんとビールを呷り】
【徐々に青年の顔は赤く、酔っているのが分かり易くなっていた。バレないのだろうか、果たして】
【ビールの効果もあるのだろうか、青年は先程よりも眠た気となり、目は細められていた】
415 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/16(土) 21:40:45.99 ID:jligXM/IO
>>413

「いやあ…いい運動になったわ。」

【ザン!と大剣を引き抜き、それを背中に背負った。】
【鞘無し…いわゆる「抜き身」で帯刀している。】

「ありがとうね。あんたどっか寝る場所とかあるの?」

【女は「ランカーズ」に務めている。】
【その気になれば相手の寝床ぐらい都合で来た。】
【もし相手が宿無しだといろいろ困るだろうと思ったのだ。】
416 :【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風 [saga]:2011/07/16(土) 21:40:49.24 ID:A6LSxa0AO
>>410
見える
いいとこ中学一年生だぜ…

【じーっと彼を見る】

うん、悪い、小学生だ
小学生に見える
中学一年ってのは嘘だった、すまん

【何に謝っているのか】

だから、まぁ、なんだ
…自分を嫌う連中に無理に好かれる必要もないだろ?
なら自分を嫌わない連中に好かれる努力をした方がまだ建設的だ、違うか?

【ぐしゃぐしゃと自分の髪をかき混ぜる】

…あー、あれだ、忘れてくれ
柄にもないこと言っちまったから
417 :【掌開異能】 [sage]:2011/07/16(土) 21:45:48.17 ID:w1nD/Nkn0
>>414
【相手の馴れ馴れしい言葉には返事をしない】
【進められたビールは両手と「未成年なので」という言葉を添えて突き返す】

【青年の感じてる気まずさなど少年のほうは考えていないようで、相変わらずつまらなそうな顔をしている】

【彼がビールを飲んでいる隙にちらりと横目で様子を確認する】
【顔は徐々に赤くなっていき、どうやら酔っているらしい】
【眠た気に細められた目を見て、まさか寝たりしないだろうなと不安になる】


【厨房の方へ視線を移すと、店員が恐らくこの席へ運んでくるだろうメニューを持って歩いてきていた】
418 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/16(土) 21:46:45.68 ID:AEjgfZaK0
>>415
(あの大剣を片手で・・・)

【相手の怪力に思わず見とれているとその相手から声がかかる】

「寝る場所ならありますよ」

【少年には【不殺同盟】という帰る場所がある】
【その手には【不殺同盟】に所属していることを示すナックルリングが輝いている】
419 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/07/16(土) 21:48:06.96 ID:HQBtgm7t0
>>416
「ええ!?」

【そんなに!?と思っていたのもつかの間】

「はいい!!?」

【小学生!?え?そんなに!?と軽く混乱状態である】
【小学生に見えるって…そんなに童顔だったっけ?と鏡を見たくなった】

「…ま、しょうでしゅよね」
「しょんな人たちにわざわざ好かれる必要ないでしゅよね!」

【真面目なシーンなのだが滑舌の悪さが色々台無しにしている気がしないでもない】
【だがこれは仕方がないのである。脳が元通りにならない限り普通には喋れない】

「…え?」

【なんか共感した自分がバカみたいに思えてきた】
420 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/16(土) 21:49:04.40 ID:jligXM/IO
>>418

「あらそう…それならよかったわ。」

【そして踵を返し、立ち去ろうとするが…】

「んんー……それは…」

【リングを見つめた。】
【放浪の剣術家である彼女は、この世界の勢力のことにとんと疎い。】
421 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/16(土) 21:52:25.96 ID:AEjgfZaK0
>>420
「これはある勢力に所属している証みたいなものですよ」

【少年はリングを見せ、かみ砕いた説明をする】

「まあこれを付けていると危険な能力者に襲われたりもしますけど」

【性的な意味ではない、断じて性的な意味ではない】
422 :【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風 [saga]:2011/07/16(土) 21:53:37.79 ID:A6LSxa0AO
>>419
…まぁ、気にするなよ
童顔だろうが女顔だろうが生きてるんだし、うん

【すいっと目を反らす】

…あー、もう、わかれよ頼むから
…クサイこと言っちまったって気づいて恥ずかしくなったんだよ!
忘れるのが嫌なら俺が言ったってことを忘れてくれ、いいな!?

【ぐしゃぐしゃぐしゃぐしゃと自分の髪をかき混ぜる】
【よく見ると頬が軽く赤い】
【照れているのは明白だった】
423 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/16(土) 21:54:48.44 ID:jligXM/IO
>>421

「ふうん…」

「…なんて名前の勢力?始めて見たわ。」

【と質問】
【タバコを取り出し、一本口に咥えた】
424 :【小鳩丸】@wiki [sage]:2011/07/16(土) 21:56:45.18 ID:/KKHLu06o
>>417
【終始最低限の事しか喋らない少年に、やや苛立った視線を向けるが、】
【悪酔いした絡みかたはせずただ、持っている酒を呷るのみだった】

「―――っ...やべ」

【ふと視線をやると、こちらへと向う店員――注文の品を持って】
【青年は慌てて空になった缶を青年の方の机へと押しやって、自分はフードを被る】
【そして、テーブルに突っ伏す事によって赤くなった顔を誤摩化そうと、した】

『――お待たせ致しました。 ......?
 そちらの、お客様は......?』

【盆に乗せて、注文の品を持ってきた店員は、順々に皿をカウンターに置いていこう...と、して】
【突っ伏したまま動かない青年を見て疑問に思ったのか、少年へと質問した】
425 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/16(土) 21:59:08.46 ID:AEjgfZaK0
>>423
「【不殺同盟】です、死なない、殺さない、殺させないをモットーに活動している勢力です」

【少年は自分の所属している勢力の説明をする】

「さっきも言いましたがそれをよく思わない人たちに狙われたりもするんです」

【だが幸い少年はそういった人たちにはまだあったことはない】
426 :【掌開異能】 [sage]:2011/07/16(土) 22:00:53.95 ID:w1nD/Nkn0
>>424
【店員がやってくるのに気づいた青年は、フードを被り机に突っ伏する】
【バレたとしても自業自得なのだが、一緒にいる自分まで面倒事に巻き込まれるのは困る】

「き、気分が悪くなっちゃったみたいで、すぐ良くなると思います」

【少し焦りながら言う】
【こう言っておけば店員だって何も言うまい】

【そうですか、とかなんとかいいながら注文の品々をカウンターに置いて、店員は去っていく】

「もう大丈夫ですよ」

【突っ伏したままの青年に、小さく声をかけた】
427 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/07/16(土) 22:02:57.21 ID:HQBtgm7t0
>>422
「童顔で女顔な俺って……」

【そして滑舌が悪い。一部のマニアに大人気かも知れない】

「いやあ……きっとずっと忘れないと思いましゅよ…」
「…ふふ」

【彼なりの仕返しだ。いつか誰かに言いふらしてやろうか】
【まあ、本当に言いふらしたりはしないのだが】

「あ、照れてるんでしゅね…しょこまでのことでしゅか?」

【流石にそこまで照れることだろうか?と思う】
【観客は自分しかいない訳だし】

「……………」

【そして無言のまま自分の頭上にてるてる坊主を召喚する】
【天候は雨。てるてる坊主の下だけザーザーぶりの雨になり意味もなく地面を濡らすのであった】
428 :【真双戒剣】 :2011/07/16(土) 22:03:34.59 ID:jligXM/IO
>>425

「不殺同盟…か…」

「…本部はどの辺にあるの?」

【と質問】
【どことなく気になる物があった】
429 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/16(土) 22:06:10.74 ID:AEjgfZaK0
>>428
「本部ですか・・・」

【少年は少し言いよどみ】

「・・・空です」

【そう言って空を指さす、実際空に浮いているのだから他に言いようはない】
430 :【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風 [saga]:2011/07/16(土) 22:08:32.70 ID:A6LSxa0AO
>>427
気にするなよ、俺は気にしない

…やれやれ

【照れ隠しのため息を吐き出す】

俺みたいな普通の一般人はな、クサイこと言っちまったら普通に恥ずかしい生き物なんだよ
…やれやれ

【ぐしゃぐしゃと自分の髪をかき混ぜる】
【…これも彼の照れ隠しの癖だ】


うおっ?なんだ?

【いきなりの一部にしか降らない雨にびっくりして空を見上げ】

…てるてる坊主?
431 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/16(土) 22:08:58.34 ID:jligXM/IO
>>429

「は、はあ?」

【ポカン、と間の抜けた声を出し、】

「…どういうことよ。」

【とさらに質問】
432 :【小鳩丸】@wiki [sage]:2011/07/16(土) 22:13:24.99 ID:/KKHLu06o
>>426
【少年に告げ口され、連れて行かれるのではないかと青年は危惧したものの】
【それは杞憂に終わり、少年は上手く辻褄を合わせてくれていた様だ...顔を上げる】

「...わりぃ、助かったわ...」

【フードを脱ぐと、乱暴にぼりぼりと赤髪を掻きながら、少年に礼を言った】
【そして運ばれてきた料理を見渡せば、先ずはスパゲティを手に取って】

「...てっきり、告げ口されるかと思ってたが...うまいな」

【酔いが回ったからだろうか、口数は増えていき滔々と言葉を紡ぐ】
【スパゲティを一口食べ場感想を零し、もうひと塊フォークで取ると、少年の表情を伺った】
433 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/16(土) 22:14:49.34 ID:AEjgfZaK0
>>431
「ええと・・・俺も詳しい事情は知らないのですが・・・」

【少年は最近加入したばかりなので内部事情はまだ詳しくない】

「・・・まあ俺も詳しいことは分かりませんが実際浮いていますからねぇ」

【正直に話すが信じてもらえるかは定かではない】
434 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/07/16(土) 22:16:15.70 ID:HQBtgm7t0
>>430
「もう…他人事だからって…何回危ないっぽい人にナンパしゃれたと思ってるんでしゅか…」

【男、女、不良、なんかマッチョな人、その他もろもろにナンパされたり襲われたり痴漢されたり】
【昔(体が自由に動いていた頃)ならば返り討ちにするのも簡単だったのだが】
【最近は路地裏とかだと車椅子をひっくり返されて動きを封じられてしまうため結構危険なところまで行く】
【まあそれでも能力のお陰で事なきを得るが】

「一般人でしゅか?一般人っぽくはないでしゅけど…」

【まず完全なる一般人ならば自分を一発で男だと見破れない】

「あああ〜……こんな感じに雨降りましぇんかね〜…なんてね」

【顔だけ青年の方へと振り返る】
【目がキラキラしていて、車椅子なので必然的に上目づかいで】
【無駄に可愛かった】
435 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/16(土) 22:16:39.48 ID:jligXM/IO
>>433

「へえ…随分ハイテクなのね…」

【どうも冗談をいっているのではなさそうだ。】
【女は驚いた表情を見せる】

「…あ、それじゃあ私そろそろいくわね。」

【と、踵を返し、歩き去ろうとした】
436 :【掌開異能】 [sage]:2011/07/16(土) 22:17:41.84 ID:w1nD/Nkn0
>>432
「別に……」

【そう言って再び髪で目を隠す】
【カウンターに備え付けてあるナイフとフォークに手を伸ばし、ハンバーグを一口サイズに切って口へ運ぶ】

「俺も一緒に補導とかされたら困るし」

【口に入れたハンバーグを飲み込んでから答える】
【食事がきたからなのか、先程よりは機嫌が良くなったようにも見える】
【空腹が人の機嫌を悪くするというのは間違ってもいないらしい】
437 :【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風 [saga]:2011/07/16(土) 22:23:21.35 ID:A6LSxa0AO
>>434
そりゃ他人事だからな

【ニヤリ、と笑って肩をすくめる】

…童顔、女顔、滑舌悪いに続いて目も悪いのかお前は?
どこから見ても普通の一般人じゃないか

【無駄に胸を張る青年は自分が普通であることに無駄な自信があるようだ】

…【能力】か?
雨は嫌いじゃあないがな、明日は止めとけよ
じゃないと予定の狂った連中にぼこぼこにされるぜ?

【妙に嬉しそうというか楽しそうな彼に思わず苦笑する】
438 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/16(土) 22:23:39.34 ID:AEjgfZaK0
>>435
「はい、さようならー」

【少年は歩き去っていく女性の後ろ姿に手を振る】

「・・・ふう」

【そして相手が完全に見えなくなってからベンチに腰かけて】

「俺もまだまだだな・・・」

【1人呟いていた】

/絡み、模擬戦ありがとうございました!
439 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/16(土) 22:24:36.41 ID:jligXM/IO
>>438
/お疲れ様でした!
/ありがとうございました!!楽しかったです!!
440 :【小鳩丸】@wiki [sage]:2011/07/16(土) 22:27:14.72 ID:/KKHLu06o
>>436

「くっく...そうかよ」

【相変わらず冷めた反応、青年は喉を鳴らして笑いながらスパゲティを放り込む】
【反応も明るくなったのは酒の所為か、料理の所為か、それとも…、一概にどれとは、言えなさそうだが】

「そーいえば、蒼希は学校とか通ってるのか?」

【食事のペースを速くしながら、ふと思い付いたという様に】
【そんな事を尋ねた。前髪に構わず、少年の瞳の位置へと視線を注ぐ】
441 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/07/16(土) 22:31:32.08 ID:HQBtgm7t0
>>437
「ちくしょおおおおおおお!!」

【雷を落としてやろうかと思った】
【ナンパは本当にヤバいことがあるんだよ!】

「いやいや……だって一発で俺が男だと思ったじゃないでしゅか…」
「少なくとも俺が知ってる一般人は俺を女だと思いましゅよ…」

【うんそう】

「能力…でしゅよ……」
「発現の仕方がかなり情けないでしゅけどね…」

【思わず苦笑】

「ボコボコ!?しょれはマズイでしゅ……」

【そんなことされてはとんでもないことになってしまう】
【吐くことになる】
442 :【掌開異能】 [sage]:2011/07/16(土) 22:32:58.62 ID:w1nD/Nkn0
>>440
【こちらが冷たくしているにも関わらず笑う青年、それは酒のせいなのだろうか】
【サラダにさっぱり、というのを売りとしたドレッシングをかけてもさもさと食べる】

「通ってますよ」

【当り前じゃないか、と言いたげに答える】
【前髪越しに感じる相手の視線に、つい目を逸らし、オレンジジュースを啜る】
443 :【超霊流銃】@wiki [sage]:2011/07/16(土) 22:35:24.92 ID:jT+xDC0bo
>>380
/すいません...今日はもう間もなく落ちねばならないので...
/明日も午前しか来れませんので、破棄でも凍結でもお好きな方を
444 :【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風 [saga]:2011/07/16(土) 22:35:48.08 ID:A6LSxa0AO
>>441
まぁまぁ、落ち着けよ
まぁ…守ってやるよ、俺がそこに居たならな

【ぐしゃぐしゃと自分の髪をかき混ぜ】

お前が知ってる一般人は、だろ?
俺はお前が知らない一般人だった、それだけの話さ

【肩をすくめる】

うん、まぁ…俺も人のことは言えないからノーコメントだ

【バットを出すのが青年の能力です】

だから止めとけよ?
祭りだって楽しめばいいさ
445 :【愛玩動物】 :2011/07/16(土) 22:37:08.64 ID:avr4q3s8o
……ハムハム
【とある公園のベンチの下。相変わらずハムの塊ばっかり食らいついている、茶色の丸いもじゃもじゃ】

……
【そのもじゃもじゃは全身をびっしりと覆い、まるで暑そう】

…………
【にも関わらず、お腹一杯になるとハムを放り出し、砂場で毛繕いをしている】
446 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/07/16(土) 22:44:06.33 ID:HQBtgm7t0
>>444
「頼みましゅよ……」

【結構切実な願いだ。見て見ぬ振りが一番辛い】

「ううん……?」
「そういうことでしゅかね……ま、いっか」

【一般人なんんてそれぞれの味方でいくらでも変わるものだ】
【議論したって仕方ない】

「あ、能力者なんでしゅか?見しぇてくだしゃいよ!」

【他人の能力を見るのは楽しい】

「あなたは祭りの恐ろしさを知らないのでしゅか………?」

【その昔…独りで歩いていたところ…恐ろしいことが】
447 :【小鳩丸】@wiki [sage]:2011/07/16(土) 22:44:11.43 ID:/KKHLu06o
>>442

「そうかぁ...通ってるのか...」

【当たり前だとは思いながらも、うんうんと相槌をうってみせる】
【少年の瞳から虚空へと移ろわせた視線は、悲哀と羨望の入り交じった様な色をして】
【不良少年らしからぬ事を考えているのは、確かだった。】
【ペースアップしていた筈の腕は動きを止め、青年はただただぼーっと、していた】
448 :【掌開異能】 [sage]:2011/07/16(土) 22:47:51.48 ID:w1nD/Nkn0
>>447
【ハンバーグ、最後のひとかけらを口に放り込み、ぼーっとしている青年に、今度は少年のほうから話しかけてみる】
【気まぐれというか、少し気になる沈黙だったからだ】

「……貴方は?」

【青年が見た目通りの年齢なら、学校へ通っていなくても不思議ではない】
449 :【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風 [saga]:2011/07/16(土) 22:49:56.28 ID:A6LSxa0AO
>>446
信じろよ、俺は嘘はあまり吐かないんだ

【肩をすくめる】

…ん
何も言うな、変ってことはわかってるから

【いつの間にか右手に握られていた金属バットを差し出す】

少なくとも俺の知るお祭りは「恐ろしい」っていう冠言葉は付かなかったと思うんだがな…
450 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/07/16(土) 22:54:26.84 ID:zuVVEj2xo
【繁華街。路地裏付近。】

【ああ、またこれか。と少年は周りを囲むチャラチャラした不良達を眺め、頭の中で呟いた。】
【面倒臭い。[ピーーー]にも足りえない存在だ。面倒臭い。そんな考えが頭を支配する。】
【車椅子だからと言ってそう何度も何度もカツ上げに来られても困る。暇潰しにもならない。】
【そんな事を考えながら、星の少ない空を見上げる。今日も一番星?が綺麗だ。】
【そんな似合わない事を考えている長い茶髪に着崩した制服の少年。】
【学園性の電動車椅子に中身の無い両足のズボン。一目で異様と分かり…ターゲットにもされ易そうな風貌。】

はぁ…面倒臭い…

【腕を引っ張られ、車椅子から引きずり落とされる。少年の身体がガクンと下に。】
【しかし能力によって特異物質の引出し、操作する事によって怪我をするのを抑える。】
【直前で空中浮翌遊した訳だ。不良たちに気付かれない程度に。】
【まぁ路地裏まで我慢。と言った所か。何しろあそこは無法地帯。やりたい放題出来る。】
【警察組織はあそこので起こる事件については全くと言って良い程役に立たない。
【かくして少年は不良Aに乱暴に引きづられながら路地裏へと連れていかれる事になったとさ。】【目につくのは言うまでも無いだろう。繁華街を歩いているのなら嫌でも目につくが…?】
451 :【小鳩丸】@wiki [sage]:2011/07/16(土) 22:55:17.92 ID:/KKHLu06o
>>448
「んー…行ってねえよ」

【少年から話しかけてくるとは、珍しい】【そう思い再び視線を少年へと向けて】
【やはり寂し気な、そんな笑みを浮かべながら答えた。カツアゲした時とは別人の様】

「行きたかったんだけどな...色々あったんだよ、うん...」

【少し躊躇いを見せた後、そう言葉を付け足して青年は】
【背もたれによそり掛かると、薄らとしか開いていなかった目を...完全に閉じた】
452 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/07/16(土) 22:56:22.53 ID:HQBtgm7t0
>>449
「では信じましゅよ?」

【12のぽかん!信じました】

「金属バットを出しゅ能力?これ売れば大金持ちじゃないでしゅか!」

【どんな発想だ】
【確かにてるてる坊主は売れないが】

「いやいやいや!祭りは恐ろしいでしゅよ!?人ごみにいれば数えきれないくらい…触られましゅし…」
「かといって、木陰にいれば怪しい人たちが振って湧いたように沢山出てくるんでしゅよ!?」

【自分で自分を抱くようにして「ああ恐ろしい!」と顔を少し青ざめさせながら言った】
【まあ、いつも以上に痴漢されるということだ】
453 :【掌開異能】 [sage]:2011/07/16(土) 23:00:00.28 ID:w1nD/Nkn0
>>451
「そうですか」

【特別気にしてないと言った感じでサラダを口へ運ぶ】
【思いのほかドレッシングが気に入ったのか、そのペースは速い】

「色々……?」

【好奇心で目を青年の方へ向けてしまう】
【この青年の見た目からして色々といったら暴力沙汰だろうか?】
454 :【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風 [saga]:2011/07/16(土) 23:03:07.95 ID:A6LSxa0AO
>>452
あぁ、信じとけ
できないことはそもそも言わないんだ俺は

【ふ、と笑って】

…売れば、って発想はなかったな
まぁ確かによく飛ぶバットとして売れるかもしれないけどさ

【ふっとバットが消え去る】

あえて言おう、それはお前だけだ
祭りっていうのはな、具の少ない焼きそばやらちっさなたこの欠片の入ったたこ焼きをつまみながら毒々しい色のジュースを飲んで…
…んで夜空にきれいに拡がる花火を眺める行事なんだよ
455 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/07/16(土) 23:09:36.75 ID:HQBtgm7t0
>>454
「良く飛ぶんでしゅか…誰が使っても良く飛ぶんでしゅか?」

【もしそうなら売れるだろう。結構な高値でも黒字でいけるだろうし】

「しょ、しょうなんでしゅか!!!?」
「ふむ……ふむふむ………ふむぅ……」
「………しょんにゃぁぁ…」

【そんな夢のある楽しい行事だったとは…】
【がっくり頭を垂れる彼】
456 :【小鳩丸】@wiki [sage]:2011/07/16(土) 23:10:26.75 ID:/KKHLu06o
>>453
「おいおい...聞いといてそりゃねえだろ…。」

【苦笑しながら、そんな言葉を少年へと投げ掛ける】
【言葉の棘は無くなっていたが、口調は相変わらず荒っぽい】

「...蒼希の歳の頃には、自由に外にも行けなかったさ」

【ぼそり、聞き取り難い様な小さな声で、吐き捨てる様に言うと】
【それ以降青年の口から言葉が紡がれる事は無かった。背もたれに凭れ、目は閉じられ】
【―――耳を澄ませれば、すー、すー、と一定間隔で息を吐く音が聞こえてくるだろう。つまり...】
457 :【掌開異能】 [sage]:2011/07/16(土) 23:14:01.30 ID:w1nD/Nkn0
>>456
「……すみません」

【恐怖で、ではなく純粋に少し申し訳ないと思ったらしい】
【小さい声で謝罪する】

【青年の小さな声をなんとか聞きとり、予想以上に重い問題になんと答えたもんかと思っていると】
【隣に座る彼のほうから聞こえる小さな――寝息】

「え、ちょ、ちょっと。起きてくださいよ」

【焦ったように少年が彼の肩を揺らす】
【ここで寝られたらすごく、困る】
【少年の性分として、この青年を置いて行くのも難しい】
【どうしても起きないようなら、無理にでも……と考え始める】
458 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/16(土) 23:15:48.18 ID:jligXM/IO
【公園】
【深夜の公園である。街の傍の方にひっそりと存在する自然公園】
【閑散としたその場所に、一人の人物がいた。】

「……銃術の練習でもすっか…」

【一人の豊かな長い黒髪が印象的な女性である。】
【ほとんど黒と言える春用の薄手のダークグリーンのコート、】
【左目を斜めに切り裂く様な傷跡。】
【そしてもう一つは左腰に帯刀した新緑の鞘に納められた一振りの刀。】
【ズボンのベルトの右腰当たりに着けられたホルスター…そこに収められ、コートがはためく度に見え隠れするリボルバー。】
【それらが合間って、少しばかり近づき難い様な、そんな雰囲気を発していた。】
【また、辺りは季節的に暑いのだが、女は涼しげで、】
【その証拠に、彼女の周りだけまるでクーラーをあてがったかのように、程よく涼しい。】

「つってもねえ…まるで当たらないしな…」

【退屈そうにそう呟き、女はベンチに座る。】
【よくみれば、コートの内側から絶え間なく白い冷気が霧のように吹き出ているのがわかる。】
459 :【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風 [saga]:2011/07/16(土) 23:16:58.84 ID:A6LSxa0AO
>>455
まあな
俺の能力だってのに振るのは俺じゃなくてもいいっていうんだから浮気性な能力だよ、やれやれ

【ちょっと呆れ気味なため息を吐き出す】

まぁ…今回の祭りは楽しめばいいよ
「楽しい」ってことはわかったろ?
なら楽しめない道理はないさ

【ふ、と笑って彼の頭をぽんぽんと叩く】

…っと、ヤベッ、門限になっちまうな
悪い、俺帰るわ
縁があれば明日の祭りでまた会うかもな

【最後にぽんと彼の頭を叩き背を向けて歩き出した】
460 :【小鳩丸】@wiki [sage]:2011/07/16(土) 23:18:24.00 ID:/KKHLu06o
>>457

「んー…?」

【肩を揺らせ、顔を顰めながらぼんやりとした言葉を紡ぐものの】
【青年が起きる気配はない。相手の思惑など知る由もなく、その場で器用に眠りに付いていた】
461 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/07/16(土) 23:22:04.39 ID:zuVVEj2xo
>>450
/あげ!
462 :【掌開異能】 [sage]:2011/07/16(土) 23:23:13.64 ID:w1nD/Nkn0
>>460
「こ、困る……」

【口に出してみても現状が変わるわけではない】
【無理矢理にでも起こしたいが、この様子じゃちょっとやそっとでは起きそうにない】

【うーんと唸ってから、左手をそっと彼の膝、恐らく他の客からは見えない死角へ】

【そっとそこから雷を出してみる】
【勿論、手加減はしているので、熱いとか痛いとか感じる程度だろう】
【火傷も……よっぽど運が悪くなければするまい】
463 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/07/16(土) 23:23:16.86 ID:HQBtgm7t0
>>459
「へへ…浮気性ね…」

【何かがツボに入ったらしくクスクスと笑う彼】

「しょうでしゅね…善処しましゅ」

【今まで以上に辛いのは車椅子だというところだ】
【誰かに引っかかって転ばなければいいのだが】

「あ、しょうなの?」
「じゃ、じゃあ明日〜!」

【歩き出した彼の背に精一杯手を振った】

/絡みあり乙でした!
464 :【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風 [saga]:2011/07/16(土) 23:25:55.51 ID:A6LSxa0AO
>>463
あぁ、またな

【振り返らずにぷらぷらと右手を振って歩いていった】

/乙でしたー!
465 :【全視界】E:鉄の杖、拳銃、ブレスレット :2011/07/16(土) 23:27:08.34 ID:avr4q3s8o
>>450
……
「珍しいね、お姉ちゃんがこんなところに来るなんて」
【黒いゴスロリのドレスに長い金髪を揺らし、繁華街を練り歩く】
【右腕のブレスレットがいうとおり、確かにこんな場所に来ることはあまりなかった】

…………
「あっあれ」
【そこで見かけたのは、車椅子の少年が不良に絡まれた姿。少年の姿に、余裕が見えたような気がした。】

…………
「ねえ、行こうよ」
【別に野次馬になる気もなかったが、どうなるのだろうとブレスレットが誘ったのでこっそり近づいてみる】


/まだいらっしゃいますか?
466 :【小鳩丸】@wiki [sage]:2011/07/16(土) 23:34:51.57 ID:/KKHLu06o
>>462
「―――……い”ッ!?」

【少年の呟きに反応する筈も無く、すやすやと眠りについていた青年だが】
【流石に雷を流されれば起きる。びくりと身体が揺れ、勢い良く目を醒ました】

「此処は――…あー……....。」


「...よう。お前、能力者だったんだな。...天然なのか?」

【こちらへ向けられた周辺の客の奇異の眼差しに少し気恥ずかしそうな素振りを見せた後】
【ぱんぱん、と頬を軽く叩き。少年へと挨拶した。もうすっかり酔いは、冷めてしまったようで】
【ややあってから、付け足す様にして問い掛けた。天然の能力者なのか、と、何気なく。】
467 :【掌開異能】 [sage]:2011/07/16(土) 23:37:50.79 ID:w1nD/Nkn0
>>466

「……おはようございます」

【目を覚ました青年。満足そうに溜息を吐いた】

「まあ……。天然?」

【少年は未だ能力云々については詳しくない】
【人工的に創られる能力者がいることすら知らないらしい】
【まあその時点で天然の能力者であることは決まっているようなものだが】

「寝るならちゃんと家に帰ってから寝てくださいよ」

【酔いも冷めていうるようなので、しっかりとした口調で伝える】
468 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/07/16(土) 23:45:57.31 ID:zuVVEj2xo
>>465

…はぁ、ばーか。

【唐突に、少年の身体を持ち上げていた力が途切れる。地面に落ちる少年の身体。】
【しかしそれはやはり寸前で止まり、今度は逆に少年の身体を持ち上げていく。】
【両足を消失し、フワフワと其処に浮かぶ姿はまるで幽霊。中身の無いズボンが風にはためく。】
【傍らに落ちた男の右手と泣き叫ぶ男を一瞥し、そして数人の不良達を見渡し、鼻で笑う。】
【何だこいつら。右手が切り落とされただけで情けねぇ。軟弱者の格下共が。】
【其の程度で俺に逆らうんじゃねぇ。そう口に出した時には全て逃走した後だった。】
【そして自分に近づく少女に…やたら勇気の或る野次馬だなと思いながら視線を送る。】

…野次馬。何か用か。

【野次馬に用何て或る訳が無い。そんな質問を送るのはただ何となくだ。とくに理由もない。】
【そもそも疑問符が付かない時点でただ聞いただけという、興味の無さが溢れる。】
【もしかしたらイライラを少女にぶつけたかったからかもしれないが…それも些細な事だ。】
【結局、少年の何となくと言う根底は覆らないのだから。】

/いますよ!遅れてすいません!
469 :【小鳩丸】@wiki [sage]:2011/07/16(土) 23:46:29.71 ID:/KKHLu06o
>>467

「そうか、天然か」

【興味が無いといった風で、伸びをしながら答える】
【その実、声音には僅かばかり憧憬の念が籠っていた。】

「ああ、...そうするかな」

【少年の注意に少しむっとした気を覚えるも、素直に従う事にして】
【椅子から立上がると少年に目で、レジへ行く様に指示した。帰るつもり、だろう】
470 :【月錠経穴】 @wiki [sage]:2011/07/16(土) 23:48:47.88 ID:7kjKeNf30
あちらこちらでの一般衆の声、楽しげな様子で『明日の祭り楽しみだねwwwwww』とか
『私、○○とお祭り行くの!』とか(笑)
如何に楽しもうが、人の勝手だ、べったべたと女が男に男が女に擦り寄ろうが
私には無縁無関係だ、うん

「だから私にゃッお祭りなんかどゥッーだって言いんじゅァぁぁいィッッ!!///」
「マスターもそう思いますよねッ!思いますよねぇぇぇえええ!? ひっく///」
「カップル皆爆発ぅぅうううう!!あ、妹と湊君は抜きで///」

店主『飲み過ぎだよ、たくっ、もう店締めるからいい加減出ていきな』

「ひっく つれないなぁ、ぁー……ぃ///」

店閉め寸前の酒屋屋台、如何にも年端もいかなそうな小さな体駆の少女が、飲酒し
酔い切って顔も紅潮しきって狂言を吐いてるが、二十代半ばである
繰り返す、二十代半ばである。
素直に店閉めに協力し、彼女はお代を払い店を離れる。
すれば、路地裏に寄り、首筋に親指で突いては、顔色を悪くさせ

「ん、ぉぼろろろろろろゥ……ーーーふぅ、酔いが醒めた」
「次の仕事に行きますか、あ、ブレスケア買ってこ」

無理矢理“ツボ”を突き吐く事で酔いを覚ます。見た目の割に
乙女な要素が皆無だ
471 :【掌開異能】 [sage]:2011/07/16(土) 23:50:52.53 ID:w1nD/Nkn0
>>469
【青年の声色に違和感を覚え首を傾げた】
【最後に少し残ったオレンジジュースを飲みほして、青年の指示に従いレジへ向かう】
【言われるがままレジに向かい、彼の分まで金を払う少年を見た人間がいたとしたら……まあみたまんまの光景だろう】
472 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/07/16(土) 23:57:14.54 ID:L9kF472c0
【某ビルディング】
【血で染められた一室に、血に染まらぬ男が1人】【左腕は、骨折の治療中の様子が伺える】

「今日の残業もつつがなく終わりましたねえ。
明日は祭りがあるようですが、私は仕事が多いばかりで」

【少し悲しんだ様に言って、後始末を済まさせる】
【企業に仇成す者を誅していたのである】
【そして、部屋を後にし、エレベータで1Fのロビーに下りたのである】

/絡み街です
473 :【全視界】E:鉄の杖、拳銃、ブレスレット :2011/07/16(土) 23:57:51.93 ID:avr4q3s8o
>>468
……
「いや、お兄ちゃんって何か凄そうだなーっと思って。今のは見事だったよ。どういう能力?」
【早速馴れ馴れしく話すブレスレット。やはり能力者だという予想は当たっていたようで】
【いつもこういう話し方をするから相手をイライラさせてしまうことがあるのだろうか。とにかく物怖じはしないのだった】

……
「あ、僕たちに実演してみせるのは止めてね。お姉ちゃんは悪くないから」
【女の方は落ちた右腕のほうを見つめていた】
【そのあとでブレスレットが付け加えた】
474 :【小鳩丸】@wiki [sage]:2011/07/16(土) 23:58:24.59 ID:/KKHLu06o
>>471
【レジへ迎えば、金を払うのは少年の方】
【店員も怪訝な表情と変わるものの、青年は堂々とした様子で】
【退屈そうに欠伸などしていた。――まだ、眠いのか】

「...ほら、早くいこうぜ」

【青年はまた、ぽんと少年の肩に手を乗せ、親し気に】
【それで乗り切るつもりなのだろう――上手く行くかどうか、判然としないが】
475 :【掌開異能】 [sage]:2011/07/17(日) 00:03:57.11 ID:CkURjISn0
>>474
【欠伸をする青年を横眼で、少し呆れたように見つめる】

「そうですね」

【店員の怪訝そうな顔はそこまで変化したようにも思えなかったが】
【少年も早く帰りたいという気持ちがあったのか、その手を振りはらったりもせずに出口へ向かう】

【喫茶店の外】

「あの、そういえば俺だけ名前聞いてなかったと思うんですけど」

【自分は言ったのに不公平だ、とでも思っているのだろうか】
【店内での会話で恐怖も少し減り、目を見ながら話す】
476 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/07/17(日) 00:11:08.84 ID:E2P1u3X+o
>>473

代償も無しに自分の能力をペラペラ喋る人間がいるかよガラクタ

【そう言いつつ、フヨフヨと浮きながら出口の車椅子の元へと移動を始める。】
【能力を行使したまま会話など拷問以外の何ものでもない。少年にとっては、だが。】
【別にちょっとした会話だけでイラつく程短期な少年ではない。無いのだが…】
【此のままでは時間の問題かも知れない。少年は既に不快感を感じ始めていた。】
【緑色の液体と赤色の血液を流す右腕…一体何が楽しいのだろうか。本当に変人しかいない世界だ。】

つーかてめぇ人に者を頼んでんのに其の態度は何なんだよ
叩き割るぞクソガラクタ

【ブレスレットの言葉にやはり不快感を感じ始めてはいたようだ。ちょっとした暴言を吐く。】
【見世物にされて嬉しい人間など此の世界にはいないとは言えないが多くはないだろう。】
【吐き捨てるように、そう言った。】

/指がヤバいので返信遅くなるかも…
477 :【小鳩丸】@wiki [sage]:2011/07/17(日) 00:12:28.63 ID:Nn6VAxxdo
>>475
【どうやら無事、関門を通過出来た様だ】
【冷静に考えれば態々、そんなリスクを負う必要があったのか...】
【ただ単に、青年がよく考えていなかっただけなのだが。次はもっと上手くやろうと、心中で反省を】
【打って変わって喫茶店の外まで出ると、大きく伸びをして――ああ、眠い。より鮮明にそう感じた】

「―――…俺の名前は、ない。...だから、好きに呼んでくれ」

【...と、今度は少年の方から声が掛けられ、ようやく少年と目を合わせながら、無表情で問いに答えた】
【名前は無い、と。――今までは名乗る様な人も居らず、特に不自由はしていなかった】
【何故無いのかといえば、それなりに理由はあるが――、まだ人に話そうとは、思っていなかった】

「それ、と。さっき言った事も、忘れてくれな。...はあ、ビールってのは強烈だな」

【さっきの事、青年は自分の過去に触れていた部分に付いてを差して言ったのだが】
【それが相手に伝わるかどうかは分からない。自己嫌悪にも似た感情を抱き、陰鬱な溜息を吐いて】
478 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/17(日) 00:16:00.07 ID:vXzkSfuIO
>>458
/まだ募集中でえす
479 :【掌開異能】 [sage]:2011/07/17(日) 00:17:30.01 ID:CkURjISn0
>>477
【店を出てから聞こえる大きな欠伸】
【外も暗いし、眠いのも当然か】

「へ……うーん……」

【そういわれても、なんと呼べば良いものか】
【まあ、度々会うとは限らないし無理に呼び名は必要ないか】

「さっき……?」

【首を傾げて呟いて、それからやっと学校のことか?と思い至る】
【まあ特に彼の事を他言するつもりはないので、適当に頷いておく】
【陰鬱な溜息が聞こえるが、少年が気にしたところでそれはどうにもならないものだろう】

「えっと、じゃあ俺こっちなので」

【アカデミーのある方向を指差して言う】
【ここからだと大分時間がかかるなあ……と少年は少年で重い溜息を吐いた】
480 :【全視界】E:鉄の杖、拳銃、ブレスレット :2011/07/17(日) 00:21:15.60 ID:NrdS5/rio
>>476
…………
「そりゃそうだよね……」
【そんなことを言われて、ほんとに同情するような言葉を言った。馬鹿にしている訳ではない】

…………
「クソガラクタなんてひどいよ。僕が居なけりゃお姉ちゃんが困るのに」
【はぁ、とため息をついたブレスレット。あえて謝らずに触れないほうがいいと感じたらしい】
【そして、こっそりと女について何かヒントを言った。僕が居なけりゃ困る、と】


/次少し遅れるかもしれません
481 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/07/17(日) 00:21:31.61 ID:TQhLZH0B0
>>478
/よろしいでしょうか?

/>>472は取り消します
482 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/17(日) 00:25:57.26 ID:vXzkSfuIO
>>481
/もちろんですっ!
483 :【小鳩丸】@wiki [sage]:2011/07/17(日) 00:26:24.06 ID:Nn6VAxxdo
>>479
「ああ。...じゃあな」

【家の方向を差す少年、軽く頷いて彼もまた、踵を返した】
【少年の一万円については、忘れているのか、それとも他に理由があるのか、手を付けず】

「ああ...うまかった」

【振り返りもせず、青年は帰路に付く】【こんな風に人と話したのは始めての事であった】
【夜空を扇げば、まんまるい月がぷかりと浮かんで。――ふっと青年は、笑みを漏らした】

/絡みあり乙でした!
484 :【掌開異能】 [sage]:2011/07/17(日) 00:31:33.03 ID:CkURjISn0
>>483
「俺も美味しかったですよ」

【青年の背中に声をかけてみる】
【他人との食事は久々だったな、と思いながら呟くように言う】
【月明かりのおかげで、帰りはなんとか迷わずに帰れそうだ】

「じゃあ」

【最後に、建前ではあるが軽く笑って見せた】
【何故だかはわからないが奢りだけで済んだことも含んだ笑顔だったのだが】


/遅くまでありがとうございました!
485 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/07/17(日) 00:34:58.55 ID:TQhLZH0B0
>>458
「緑の多いところは、風もよく通りますねえ」

【足を踏み入れたのは、黒スーツの男】
【昨今の節電に合わせて、ネクタイを着けておらず】【左腕には骨折の治療中の様子が見える】
【時間が時間なので、暑さも鳴りを潜めている】
【学園に歩いて戻る途中であるこの男が公園を歩いていると、不自然な冷気を感じる】
【それに合わせて見てみれば、そこにいたのはいつぞやの暴虐の君】
【挨拶のひとつも無いのは不味いので、声を掛ける】【男は近寄り】

「久しいことですねえ、まさかこんな夜半にお会いするとは思いませんでしたよ」

【特に真新しいことの無い挨拶である】
486 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/07/17(日) 00:37:11.34 ID:E2P1u3X+o
>>480

てめぇナメてんのか 本当に叩き壊すぞ

【逆鱗に触れた…とまでは行かないのだがそれでも少年は大きな不快感を感じている様だ。】
【ハッタリでもなんでもない。ただイラついた口調からたまたま飛びでた代物だ。】
【大きな意味は、含まれてはいない。】

ああそうか。じゃあ女の方を先にぶち殺せばいいか?

【車椅子に座り、少女に睨み付ける様に視線を送る。】
【本当に殺してやる気はまぁ余り無い。無いのだが…冗談には聞こえないかもしれない。】
【其の不良の様な風貌と高身長が相まって少年には妙な威圧感がある。】
【だからと言って相手に何かあるとは到底思えないが】

/ごめんなさい!おくれました!
487 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/17(日) 00:39:49.87 ID:vXzkSfuIO
>>458

「んん…?」

【ふああ…と大きな欠伸をしたところで、女は自分へ向けられたであろう声を聞き、】
【振り返った。涙をぬぐったその視界に入ったのは…】

「ああ…ええと……あんたは…」

「………」

「…そう!思い出した…ユリック=オーエン!…だったわよね?」

【過去に自分と二回ほど会ったことがある男性であった。】
【女はあまり物覚えが良くなく、ましてや人の名前なんてもってのほかだったが、】
【目の前の人物の名前は不思議と覚えていた。名刺をもらったからかもしれない。】
488 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/07/17(日) 00:47:05.67 ID:TQhLZH0B0
>>487
【欠伸から名前を言われる一連の動作の中で男は目を細め、名を覚えて貰っていることを嬉しく思った】
【そして、無防備な様子に女性的なものも同時に感じたのである】

「覚えて頂いて恐縮です。暴虐の君
先日の肩の傷も、すっかり癒えた様でなによりです」

【あの傷を作ったことは男の中で大きな失態になっていたのである】
【少々気に病んでもいたのだろう】

「この場でもう一度、あの時の傷を詫びさせて下さい」

【と男は深々と頭を下げた】
489 :【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化 [sage]:2011/07/17(日) 00:49:29.89 ID:Nn6VAxxdo

【すっかり陽の落ちた、深夜】
【公園の一角木陰には、涼し気な風が吹いていた。其処のベンチに座る、少女がひとり】
【暖色のTシャツを着て、下にはジーンズ。表情は俯き加減で、確認する事は難しい】

「...」

【こくり、こくり、少女の頭が僅かに揺れる。どうやら、眠りに付いているらしく】
【膝に乗せられている右手には文庫本が握られて、頁を覚えておく為か人差し指が間に挟まっているのが分かる】

【そして、彼女の頭上―――木の枝には、鳥でも運んできたのか、錆び付いたハンガーが不安定に揺れており】
【このままでは何時、バランスを崩して少女の頭上に落ちてきても―――あ、落ちた】

/凍結入りそうですが、よろしければ
490 :【全視界】E:鉄の杖、拳銃、ブレスレット :2011/07/17(日) 00:51:49.68 ID:NrdS5/rio
>>486
……
「それは困るよ。僕だって意志はあるんだから。こうやって喋ってる」
【ここにきて少し怖くなったのか、少しだけ宥めるように話しかけた。セリフは変わりそうにないが】

…………ごめんなさいね、この子には反省してもらわないと駄目みたいなの
【初めて女が口を開いた。視線を変え、少年を真っ直ぐに見つめた】
【そして話したということは、能力を発動したのだ。いつでも逃げられるようにとの準備も兼ねている。五レス持続する】
【別になにをどう言おうが相手の勝手だ。こういうときはつい話が過激になるだけだ。行動にはあまり出ない】
【だからと言って余計にイライラさせる訳にもいかない。少年に同情するように声をかけた】

491 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/17(日) 00:53:27.86 ID:vXzkSfuIO
>>488

「ん?…ああ。あんなのどうってことないわよ。」

【グーっと伸びをしながら、女は言葉を紡いだ。】
【ちょうど退屈していたところなので、こちらとしても見知った人物に会えるのは願ってもないことだ。】

「は?…」

「い、いやいや気にしないで!戦闘で怪我は付きものよ」

【ポケットに手を入れ、もう中毒といっても過言でないくらい吸い続けているタバコを取り出そうとするが、】
【その動作は中途半端に終わり、女は慌てて相手の前で手を振り、顔をあげる様に言った。】

「……その腕…どうかしたの…?」

【改めて相手を見てみると、骨折か打撲かの治療痕がある。】
【気になった女は、タバコを咥えながら質問した】
492 :【三技一体】速さ・力・超生命の三形態に変身 [sage]:2011/07/17(日) 01:04:41.42 ID:chFWzZcto
>>489
へへっ、夜中ってのも悪くないッス

【同じ時刻、公園へ姿を表した小柄な影、全身を茶色の体毛で覆い、その上から黒い学ランのようなものを羽織って】
【立派な獣耳を頭頂部に据えたその顔立ちは犬を思わる――それは獣人の少年で】
【こっそり人外屋敷を抜け出ては、慣れない時間帯に少し興奮気味で】

…寝てるッスね

【ふと、ベンチ前へ赴けば視界に入る、船を漕ぐ人影。手元に本があるらしいが、暗くて見えない】
【まぁ気にすることはないだろう、その場を去ろうとしたときであった、ハンガーが落下してきて】

…(?)

【それが少女の頭に当たり、地に落ちる所までを見届けると、懐疑の視線で見つめる】
【はて、この光景は何だ、と―――実に不思議そうに、だ】

/凍結承諾!
493 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/07/17(日) 01:04:56.28 ID:TQhLZH0B0
>>491
「いや、そう言って頂けて幸いです
私はあまり戦闘そのもので傷を負いませんもので」

【顔を上げた男は、安堵の表情を浮かべている】
【手まで振って否定されることが逆に許しを与えられているようで、男をより安心させる】
【戦闘の怪我をよくあるものと割り切れるのは、つまりそれだけの場数を踏んでおり、その分の力量も備わっているということであろう】
【男の場合、攻撃の結果のビル崩落や、自棄の一撃で傷を負う回数が多いのでそう思った】【踏んだ舞台の違いである】

「ああ、この傷ですか
仕事中に正義の味方に咎められましてね、その際に負ってしまいましたよ」

【少し、微笑ましそうに傷について語る】【本来なら怒りをたぎらすべき場所なのだろうが】
【裏の仕事をしていて、口封じをしようとして、ビルを壊され証拠隠滅を率先してして貰ったとまでは伏せておく】【正義の味方を出す理由がわからないが】
494 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/07/17(日) 01:08:22.65 ID:E2P1u3X+o
>>490

物に意思なんていらねぇだろ?ここらが潮時ってやつかもなぁ?

【と良いつつも手は出さないのはやはり少年は人間だからであり多少の常識を持っているからか。】
【幾ら破綻した少年でも怒りに身を任せて他人の物を壊す様な真似はしない。そんな事、やって良い事など一つも無い。】
【障害罪等々でムショ行き…まぁそれは揉み消されるにしても面倒臭い事になるのは明白。】
【少年には何の得もない。 やるだけ無駄だと言う事だ。】

…チッ 飼い主ならちゃんと躾とけっつーの

【しかしまぁ同情する様な声色で話し掛けられたら怒りを抑えるしかないし多少収まる。】
【取り敢えず暴言は止まる。最も、ブレスレットの対応次第ではまた同じ事の繰り返しだが。】
【こんなに真っ直ぐに見つめられる何て初めてじゃねぇか?何て思いながら、矛を納めた。】
495 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/17(日) 01:15:02.63 ID:vXzkSfuIO
>>493

「ふうん…私は負いすぎて数えきれないくらい傷があるわ。」

【左目の傷を筆頭とし、刀傷が絶えないのだ。服で隠れているだけで、】
【その下には無数に存在はしている。相手の懐に飛び込む戦い方で、】
【かつ誰であろうと片っ端なら戦いを挑んだ結果であった。】

【戦闘では傷を負わない、といった相手にやはり微かな「羨望」の様な物を抱かずにはいられなかった。】
【能力を有しているかいないかの差である。少なくとも女はそう思ったのだった。怪我しないで勝てるならそれがいいに決まっている。】

「あらあら…研究≠ノ関することかしら?誰かに見られたとはしくじったわね。」

【紫煙をくゆらせ、虚空に煙を吐きながら女は微かに笑う。】
【過去に会ったときに、女は一度男の「仕事」らしきものを目撃しているため、】
【それがどの様なことなのか、自分なりに予想を立てながら言葉を紡いでいた。】
496 :【全視界】E:鉄の杖、拳銃、ブレスレット :2011/07/17(日) 01:20:31.92 ID:NrdS5/rio
>>494
……前もこの子のせいで危ない目にあったんですよ
「……ごめんなさい」
【はあ、とため息をつく女。ブレスレットは素直にそのときのことを謝ったらしい】

ほんとに生意気なんです、この子。でも、壊すわけにもいかないんで、難しいんです
【壊す、という言葉でブレスレットを黙らせ、ブレスレットに比べると丁寧な言葉で少年に返事した】

あ、そうだ。えっと、その腕をもらってもいいですか?
【女はまだ落ちた右腕がきになっているらしく、またそこをちらちらと見始めた】
【おもちゃにしようかな、腐ったら捨てればいい、とさりげなく恐ろしいことを考えていた】

497 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/07/17(日) 01:35:10.11 ID:E2P1u3X+o
>>496

気を付けろよ…ん?待てよ?

【半分呆れ気味にそう言ったところで一つ、疑問が頭に浮かぶ。】
【何故此の少女は今まで此のムカつくブレスレットに喋らせていたのか。】
【何故今平然と自分と話しているのか…と。最初から自分で喋ればいいじゃないか。】
【わざわざ生意気なブレスレットに喋らす必要も無い筈だ。なら考えられる事は一つ。】
【何かしている。恐らく能力の様な物を行使している筈だ。どんな物なのかは不明だ。】
【身体強化系か毒か…そう考えるが相手の外見に変化は無いし自分の身体に変化もない。】
【じゃあ何なのか。表情を変えずに思考していると恐ろしい言葉が耳に入った。】

……………別に良いんじゃねぇの?

【ちょっとした沈黙の後、相手の願望を許可する言葉を少女に吐きだす。】
【まったく、本当に変な人間しかいない世界だ。そう思いながら、少年はまた空を見る。】
【其処には、相変わらず一番星がキラキラと輝いていた。】
498 :【悪魔麺喰】 :2011/07/17(日) 01:40:12.35 ID:vdRnaXgpo
【全ての形を失わせる純粋たる闇の中で冷徹に佇む白き彼女の淡い白銀の光を浴び】
【都会の片隅に作られた巨大な空間に無数に陳列された冷たき墓石は乾燥に輝く】
【時計の針が天を過ぎ経つ深夜の時、不吉を纏う墓場は痛い程の静寂が覆っていた】

【ただ墓場には漠然とした死の風が吹いていた、ただ墓場の中心の存在を覗いては】
【周囲の十字架模した形をした墓から反逆する様に何故か煙草箱の形をした墓に】
【地面に腰を下ろし背中を預けていた道化師は、悲笑のマスクの下の瞳を開き目覚め】
【緩慢に立ち上がり墓に腰を下ろして、右手が握っていた燃え掛けの煙草を口に咥えた】
499 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/07/17(日) 01:40:43.75 ID:TQhLZH0B0
>>495

「左様で?その傷すらも美しさを彩る模様のように私は見えますがねえ?」

【男は本音を言ったつもりだが、かなりの世辞に聞こえるような言い回しである】
【しかし、目の前の方に刻まれた傷は傷無しには出しえない美があった】

【男の能力が接近を必要としないので刀傷のようなものは少ないが】
【その分、戦闘の余波を受けての怪我なのである】【男も、表に出ない骨折のような怪我が多い】

「そうですねえ、研究というよりかは材料集めでしょうかねえ
何事にも準備は必要ですから」

【煙の向こうの彼女に答える】【研究もあるが、その準備にも男は駆り出されているのである】
【もっとも、結果は人が消えるのだが】

/遅くなりました!!!
500 :【全視界】E:鉄の杖、拳銃、ブレスレット :2011/07/17(日) 01:44:20.10 ID:NrdS5/rio
>>497
……もしかして気づきました? 今、能力を使っているんです。あなたを襲うつもりもないですし、安心してください
【にっこりと微笑みかけた】
【そして、今能力を使っていることを言った。襲うならとっくにやっていてもおかしくないし、毒を出す仕掛けもない】
【その後、腕を拾った】

……やった!
【腕を拾って嬉々としている女。さっそくその手首を、まるで紙を破るように千切ってみせた】
501 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/17(日) 01:48:46.17 ID:vXzkSfuIO
>>499

「フフ…うまいこと言っちゃって…」

【とはいえ、退治した時に露骨にみてくる人間も少なくないため、】
【相手の態度には好感が持てた。好奇心でみている様子が一切ないのだ。】

「あらそうなの。ま、どんな感じかはだいたい想像が付くわ。」

【とりあえず、その「正義の味方」に牙を向かれたということから、】
【少なくとも、一般人が見て「良い」行動ではなかったのだろう。女は思考した。】
【そして、彼女は吸い殻を投げ捨て、立ち上がる。】

「あーあ…眠たくなってきた。」

【と。腕時計を見つめた。】


/お気になさらず!
502 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/07/17(日) 01:48:59.02 ID:E2P1u3X+o
>>500

………いや、それよりも俺はなんで手首を引き千切ったのかが気になるんだが…まぁ、いいか。
503 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/07/17(日) 01:49:21.32 ID:E2P1u3X+o
>>502
/途中送信orz
504 :【共轟弾撞】《Howling Hustler》@wiki [sage]:2011/07/17(日) 01:53:07.91 ID:5E/y4Xzho
【かつっ―――足音が一つ人気のない住宅街に響き渡る、その足音の主は自宅へと続く帰路を歩いていた】
【人気のない道、街灯も充分に点在しているわけでもないので視界も良好とは言い難く、なにより女性は一人であった】
【何かが入っているのであろう鞄を右手から吊り下げ、左手は規則手正しく右手と入れ替わりに前後に揺れる】
【背筋ピーンッ!と良い姿勢を保ち、眼鏡のレンズ越しに真っ直ぐ視線を伸ばすその光景から生真面目さが惜しみなく漏れている】
【とはいえ、そんな生真面目で一見弱そうで尚且つ夜道を独りで歩いている女性が弱そうに見えないはずがなく―――】

「よぉ、ねぇちゃん、ちょっと金くれねぇかなぁ?」
「あ、もしタダで払うのが嫌だってんなら、その金でねぇちゃんを慰めてやっても良いぜ?ヒヒッ」

【絡んでくるのは二人組の明らかな不良臭を漂わせる男性たち、こんな光景はこの能力者世界においては至極一般的である】
【加害者のはずの不良たちが被害者になってしまうケースが後を絶たないというのに性懲りもなく犯罪行為を繰り返す不良たち】
【そりゃ、彼らにも色々と言い分はあるのであろうが、先に悪さを働こうとしてしまっている手前、ボコボコにされても励まし難い】
【当然、この能力者世界の鉄則から言えばこの不良たちはこのたった1レスの絡み待ち文か、もしくは2レス目で気絶なり死んでしまうなりするのだが】

「すいませんが、両方とも丁重にお断りさせてもらいます」
「まず私のタイプではありませんし、あなたたちにお金を出すならば万年筆の一本でも買います」

【――――この女性、丸腰なのである――――能力者であるならば丸腰でも充分強かったりするのだが、どうやらその気配が全く無い】
【それならば逃げだせば良いものの、何らかのプライドか意地でもあるのか逃げ出すどころかキッパリと反論を述べるのだ】
【仏頂面、無表情、そんな言葉で描写できてしまう表情を出しながら不良たちに向ける視線には哀れみの色が含まれている】

【ああ、不良たちの額の血管ピクピクなっている―――もしや、血管を破裂させると言う作戦なのだろうか、それは定かではなかった】


/なんでもうぇるかむー!
505 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/07/17(日) 02:00:04.70 ID:E2P1u3X+o
>>500

おっかねぇな…まぁ何も無いならいいか。
つーか…やったってなぁ…

【にっこりと微笑む少女。本来なら和める所なのだが相手が相手。】
【得体の知れない能力を発動しつつ手首を引き千切るなんてとんでもないにも程がある。】
【まぁこちらへの危害は無い…だろうか?すくなくとも少女からは敵意は感じられないのだが。】
【ともかく今日はもう帰るか。なんだか疲れた。と無邪気に喜ぶ少女を尻目にそう考えた。】

それじゃ、俺は行くぜ。其の腕を何に使ったか、今度教えてくれよ?

【冗談を交えてそう言うと少年は車椅子をクルリと反転させ、少女に瀬を向ける。】
【そして微かな駆動音と共に路地裏の外へとタイヤが回転し、動き出す。】
【何かあれば止まるだろう。が、なにも無ければそのまま去っていく。】
【もう一度、空を眺める。星は雲に隠れてしまっていた。何処とく寂しいな。】
【本当に似合わない。そう思いながらまた視線を戻し、動き始める。】
506 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/07/17(日) 02:01:41.26 ID:TQhLZH0B0
>>501
「事実をそのまま伝えて、何か支障でもありますかねえ?」

【死線を幾重も潜り抜けた証が、好奇の目で見ることができる訳がない】
【さながら、美術品に走る美しいヒビに似ている】

「仕事ですから。色々とこなさなくてはならないのですよ
それがあまり人様に見られると口封じが必要なものも、ねえ?」

【男は口元を綻ばせて応えた。言動と行動が一致している気がしないが】
【また、時間を女性に合わせて確認すると、草木も眠る時刻になっている】

「全くです。誰かの丑の刻参りを見ることになる前に戻るとしましょうか
ああ、要らないとは思いますが、住まいまで送りましょうか?」

【冗談を含めて、別れを告げてみる】
507 :【全視界】E:鉄の杖、拳銃、ブレスレット :2011/07/17(日) 02:07:05.78 ID:NrdS5/rio
>>505
これ、いいわ!
【一体、何がどういいのかわからない。しかし指を一本一本粉々にしたり、なにか琴線に触れるものがあったのだろう】

ありがとうね! 絶対に教えるわ!
【ここにきてテンションが上がったようで、帰って行く少年に声をかけた】

/おつでした!
508 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/07/17(日) 02:09:47.53 ID:E2P1u3X+o
>>507
/あり乙でした!遅くなったり文が破綻したり…ほんとごめんなさい!楽しかったです!
509 :【悪魔麺喰】 :2011/07/17(日) 02:37:47.10 ID:vdRnaXgpo
>>504
/まだいらっしゃいますか?
510 :【星空神話】 [sage saga]:2011/07/17(日) 04:11:13.11 ID:+E7JN2+go
「……あとどのくらいもつ?」

四頭立ての馬車が北へ向かっていた。エーゲ海の湿りを帯びた風もここまでは届くことはなく、風晒しの乾いた道がまっすぐ伸びていた。
もう半刻も走ればエピルスを抜け、ギリシアの支配域を出る。

「……まだだいじょぶ……」
「どうしてあそこで無茶をした! この阿呆が、お前はただの人間なんだぞ?」

馬車に体を預けるようにして脱力した少女を武装した男が怒鳴りつけた。
少女の顔が青ざめるのを過ぎ、赤紫色に沈着しているのを見て男はさらに声を荒げた。

「いいか、お前が戦っていたのはヒュドラと言って、神殺しの化物なんだ。人間がその毒を喰らって生きていけるわけがねえ……くそっ!」
「ぺル……そんなに…怒らないでよ……だって、ちゃんとうまくいったでしょ?……」
「そういう問題じゃねえんだよッ! お前はまだ封印しなきゃならない化物がたくさんいるんだ……毎回、こういうことをしてたら……」

男が言葉を繋げようとしたところで馬車が石にぶつかり跳ね上がった。糸の解れた人形のように体を弄ばれる少女の肩を男は力強く支えた。
男は布の手袋越しでも彼女の熱が伝わってくることに、苛立ちにも似た感情を抑えることができなかった。
だが、その感情の行く先は失われ、目が痛いほど青い天を睨むしかなかった。

「……まだ、我慢できるな?」
「へーき、だよ?」

少女の息が小さく吐き出される。小刻みに震える体がヒュドラの毒と戦っていることを伝えていた。

「……それ以上はしゃべんな」
「……うん…あっ」

少女は口を抑えようとしたが、その力すらなく、細い腕がピクリと微動しただけだった。
白い腕の血管が浮き上がり、紫斑が所々染みのように広がっていた。
桃色だった爪も生まれおちた後に取り付けられたように違和感のあるものに変色していた。

「今は寝てろ。マケドニアに入って少しすればレバノン杉の森がある。そこの水に浸れば、お前の毒も治る。だから、安心しろ」

少女は目を伏せるようにして男の言葉に応える。
男はそれ以上彼女のことを見ていることができず、馬が荒立てる砂煙の先をしっかりと見据えた。彼女の肩に手を置きながら。
彼女が息をひそめたのを感じて、男は馬車の荷台に寄りかかった。そこでまだあの戦闘から兜すら外していないことに気付いた。

これほどまでに取り乱したことはなかった、と男は思った。
メデューサの首を刎ねたときでさえ冷静だったじゃないか、どうしてこの少女一人に慌てる必要がある。
この女が死ねばまた次の神官候補が選出され、こうして功業を強いられるはずだ。そして俺はその手助けをする。

だが、と男は思った。この目の前で苦しむ少女を自分は助けたいと思った、生きてほしいと願った。この少女の何がそう思わせるのか――分からない。

「ぺル……」

少女が毒に臥してもなお光を失っていない瞳で男を見つめていた。何かに悩む男の美しい横顔を。
そして、言葉でなければこの気持ちは伝えることはできないだろうと少女は思っていたのだった。

「お前、寝てろって言っただろ」

男は見られていたのが気恥ずかしかったのか、顔を背けたまま少女の顔を見ることはなかった。

「ごめっ、ん……でもね、ありがと、それだけ」

男はその言葉を聞いて、体とは裏腹に彼の心には空の底に沈んでいくような得体の知れないものが表出していた。
511 :【星空神話】 [sage saga]:2011/07/17(日) 04:15:31.03 ID:+E7JN2+go

ギリシア圏を抜けてバーバリアンの住む地までくると雰囲気ががらりと変わり、未開の地特有の肌がざわめく感じがあたりを満たしていた。
マケドニアの西方に位置するレバノン杉の森に辿り着いたのは日没まで一刻ほどの頃だった。

馬車から少女を降ろし、落ちないように前屈みにして背負った。枝の少ない太く白い幹が等間隔で並ぶその光景に男はいつも心を奪われた。
人の立ち入れない神の領域、ぴりぴりとした静謐な空気がそれを伝えていた。
その一方でギリシアの建築物を支える柱が乱立しているようにも見える。
男は彼女の意識がはっきりとしていたならば、その様子を空を支える森と表現しただろうと思った。
夕刻の橙色の西日が一本一本の影を作り、中心へと至る道を覆い隠そうとしていた。

彼女の体温は下がり始めていた。毒と戦う体力はそれほど残されていないのが分かった。

「頑張れ……もう少しだ。もう少しなんだ」

少女は応えるように男の首に回した腕に少しだけ力を入れる。もう声を出すことすらできなくなっていた。彼女を蝕む紫斑が首にまで広がり始めていた。
男は真実を伝えることを恐れていた。神殺しの毒を浄化するのは並大抵のことではない。
レバノン杉に囲まれたこの神の庭の聖水をもってしても、解毒できるかどうかはその人の精神力によるのだから。

「着いたぞ。あとはお前次第だ。意識をしっかりともて、自分のことを忘れるな」

森の中にぽっかりと空いた空間に小さな湖があった。透きとおってはいたが、底は深く、その下を覗くことはできない。

男は音もたてないほどやさしく少女を降ろして、すぐに抱きかかえた。
そのまま湖の畔まで行くと、彼女を水に浮かべるようにして湖の中にそっと入れた。解毒が始まった。
湖面が波打ちわずかに白く光った後、彼女はふわふわと漂いながら湖の中心に引かれていく。
男はその様子を、膝をつき、射し込む西日に目を細めながら見つめていた。美しいと思った。奇跡があるならば、この時以外のいつ起きるというのだ。

奇跡の時間は長くは続かなかった。

彼女を取り込もうとしていた紫斑が湖面の上に溶け出し、見ることの叶わない永遠の底に落ち込んでいった。
レバノン杉の表皮のように白い膚が彼女に戻っていた。苦しみに歪んでいた顔が次第に緩み、水のような透き通った表情になった。
あまりにも均整がとれていたので、なにもかも崩壊してしまうのではないかと思う一方で、そこに永劫にあるのではないかとも思わせた。
彼女が目をゆっくりと見開くその瞬間を男は見逃さなかった。なにか太陽が昇ってくるようなひどく自然な光景だった。
512 :【星空神話】 [sage saga]:2011/07/17(日) 04:15:52.63 ID:+E7JN2+go

「……もう、大丈夫なのか?」

男が身を乗り出そうとしたそのとき、少女が声にびくりと反応した。体に力が入り―――湖の中心で少女は溺れていた。
先ほどのすべてを台無しにするほど、滑稽なものだった。

「た、たすけて……わたし、うっぷ……お、泳げないんだけど!」

男はそのふざけた光景に頭を抱え、天を仰いだ。この女のどこに魅かれたのかと。

「チッ、動くんじゃねえ! 力を抜け、そーっとだ、なにもするな!」
「ば、ばかった……」

そうは言うものの泳げない人間に力など抜けるはずもなく、相変わらず暴れまわり、神聖な湖をバシャバシャと荒らす不届き者と化していた。
男は湖に飛び込むと、少女に近づき脇から手を入れて支えた。

「あ、暴れまわるんじゃねえ! 俺まで溺れたらどうするんだッ!」
「だ、だってー……!」

男は少女に力一杯抱きつかれながらも湖畔に辿り着いた。ここまで少女を運んできた疲れが水に浸かったせいで流れ出てくるようだった。

「ぷはーっ……た、たすかった……」

少女は大の字で地面に寝転がる。毒が抜け、体力が戻ってきたようだった。

「わたし、泳げないのにどうしてあんなところにいたの?」
「お、お前なー……」

男は呆れるように溜息をついて、少女の横に背を向けるようにして寝転がってしまった。

「あぁ! もしかして、またわたしに変なことしようとしてたでしょ?」
「するか、阿呆ッ!」

レバノン杉の森はすでに闇に包まれていた。木が密生しているせいであまり光が入ってこなかった。
男は寝そべったまま、面倒くさそうに頭を掻くと、後ろにいる少女に向かって手を振った。

「……今日はここで寝るぞ。どうせ毒は治ったんだ、どこでもいいだろ。それに森を出るには明るくないと無理だ……って、おい、聞いてるか?」

男が半身だけ振り返ると少女は男に寄り添うようにして眠りについていた。
男は少女を起こさないように注意を払いながら段差のある土に寄りかかった。少女は男の脇に入りこむようにして、寝息を立てていた。

「寝やがったか……無理もない、か」

男は自嘲気味に笑って、少女の寝顔を見つめた。それからレバノン杉の隙間から見える星に目を凝らした。
二人を包み込むように夜光が射し込んでいた。男もまた奇蹟を起こすことができる者だった。

「父よ、偉大なる父よ。この清廉なる乙女に永遠の祝福を!」

この少女のために男が二つだけだった。一つは彼の父である主神ゼウスに祈ること。そして……。
男は彼女の長い髪に触れると、荒涼とした感情が湧き出てくることに気付いた。

彼女を守らなければならない。たとえ空が落ち、大地が裂けても。

―――彼の名はペルセウス。すべての英雄の祖である。

/ソロールです
513 :【星空神話】 [sage saga]:2011/07/17(日) 04:18:16.48 ID:+E7JN2+go
/「この少女のために男ができることは二つだけだった」
/ですね……久しぶりだったので、また暇な時に来ます!
514 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/17(日) 05:17:11.99 ID:vXzkSfuIO
>>506
/すいません意識とんでました…送ってもらったってことでと願いします…申し訳ありません。絡み乙でした。
/あとでその文を投下してときます。寝落ちすいません…
515 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/17(日) 09:03:12.19 ID:yb5C+wuT0
【公園】
「・・・」

【茶髪の童顔、悪く言えばショタ顔の少年がベンチに座って俯いている】

(なんでパーカー全部洗濯するんだよおおおぉぉぉ!! 俺の馬鹿あぁぁぁぁ!!)

【蒼い服を着ているがその服にはパーカーはついていない、その出で立ちは少女とも思える】

(大丈夫、知り合いにさえ合わなければ大丈夫、さっさと日課を終わらせて帰れば大丈夫)

【そして誰もいない公園で顔を真っ赤に染めてナイフの手入れをしている】
【その顔はそっちの趣味の方々には堪らないものがあるだろう】
516 :【万象武器】材料があれば過程を省略し武器を作れる [sage]:2011/07/17(日) 09:33:08.38 ID:u64QMYPHo
>>515
/いいですかね?
517 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/17(日) 09:33:39.06 ID:yb5C+wuT0
>>516
/大丈夫です
518 :【万象武器】材料があれば過程を省略し武器を作れる [sage]:2011/07/17(日) 09:36:35.39 ID:u64QMYPHo
>>515
/ではおねがいします
【今日は夏祭りがある】
【そこでこの男は弟と義妹に用事を頼まれていたのだった】
【弟からは祭り会場にお酒を配達すること、義妹からは浴衣を取りに行って来てと頼まれていた】
【あとは戻るだけである、全く兄使いが荒い人たちだ】

【一休みをしようと公園に入ってみるとそこには武器の手入れをしている人がいる】
【男なのか女なのかどっちなのか判断に困ったがとりあえず話しかけてみることにした】

「そこでナイフの手入れをしている人ー、慌てていると手元が狂うよ?」
【近くで見るとなんともそっちの趣味の人が喜びそうな感じがする】
【しかも顔が赤いなにか恥ずかしいことでもあったのだろうか】
519 :【聖夜静鐘】《サイレント・ナイト》 ハンドベルを召喚する神様 @wiki [sagesaga]:2011/07/17(日) 09:38:23.01 ID:Ja3ZlyMV0
>>515

〜♪

【朝の公園。 其処へ、1人の女が入ってくる。】
【クリーム色の長い髪と純白の裾長ワンピースを揺らして、公園へと足を踏み入れた女。】
【手には、分厚い本。【世界の神話 17】だ。】

【ベンチへと向かい、早速本を開く。】
【このシリーズの本を読むのは女の日課であり、分厚い本であるのに、一日一冊というハイペースである。】

ふむ、なるほどなぁ…

【等等呟きながら、本を読み進めていく。】
520 :【聖夜静鐘】《サイレント・ナイト》 ハンドベルを召喚する神様 @wiki [sagesaga]:2011/07/17(日) 09:41:05.77 ID:Ja3ZlyMV0
/>>515って何だよwww
ごめんなさいwwただ絡み町ですww
521 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/17(日) 09:46:34.89 ID:yb5C+wuT0
>>518
(くぁwせdrftgyふじこlp!!)

【心の中ではパニクッているが表情は必死に冷静を保つ】

「こ、こんにちはー」

【真っ赤な顔のままとりあえず挨拶をする】

「大丈夫ですよ、これでも慎重にやっていますから」

【素顔の状態の少年は男性恐怖症なので、相手の男性を少し警戒している】
【昔、そっちの方々に襲われたことがあるからである】
522 :【万象武器】材料があれば過程を省略し武器を作れる [sage]:2011/07/17(日) 09:56:48.92 ID:u64QMYPHo
>>521
【夏の生暖かい風が髪を揺らす】
「こんにちは、慎重にやっているなら大丈夫だねぇ。」

「すごい個人的な話だけども…どうして顔が赤いのかな?」
【そこが妙に気になったのである】
【この男はそっち系ではないので安心してくれていいだろう】
【弟にはデレキレだがそれ以外は普通である】
523 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/17(日) 10:06:03.72 ID:yb5C+wuT0
>>522
「本当はいつも顔を隠しているんですけど、今日はパーカーをすべて洗ってしまって・・・」

【少年は今までのいきさつを話す、その間も顔は赤い】

「顔を出すのは恥ずかしいんですよ・・・」

【本部の中では誰かに見つかる可能性があったので外で作業をしている】
【けっして中の人の作為的なものではない、断じてない】
524 :【音声魔術】魔法使いなエルフ [sage saga]:2011/07/17(日) 10:15:47.04 ID:BbrE11ixo
【草原のど真ん中に立つログハウス】
【受付窓というのだろうか、ドアの横にある少し大きめの窓から、甘めのカフェオレを片手に外を見る女性が一人】

んー、今日もいい天気だなー

【ずずず、と一口すする】
【久しぶりにこちらに帰ってきてから、ゆっくりとした時間が楽しい】

誰か来るかなぁ

【ふわあ、とあくびをするとそこらにあった文庫本を手に取り、読み始めた】

/なんでもどうぞ!
525 :【万象武器】材料があれば過程を省略し武器を作れる [sage]:2011/07/17(日) 10:17:14.90 ID:u64QMYPHo
>>523
「ふむ、そういうことか面と向かって対面するのが苦手なのか…」
【顎に手を当てて斜め上を見る そして何か思いついた】

「たしか冷えタオルがあったはずだから…」
【エコバックの中を探ると保冷剤とともにビニール袋に入った濡れタオルが出てきた】
【まだ未使用なので安心してください】

「まずはそれで顔を拭いて落ち着きな。」
【ビニール袋ごと渡そうとする】

【この男は浮浪者及び居候なので特に留まっている場所がない】
【CGに入れないという訳ではないです。決して】
526 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/17(日) 10:25:15.81 ID:yb5C+wuT0
>>525
「あ、ありがとうございます」

【相手からビニール袋ごと濡れタオルを受け取る】

「ふぅ」

【そして顔を拭いて少し落ち着いたのか顔の赤みが減る】

「だいぶ落ち着きました・・・」

【そう言って少年は手入れの終わったナイフを腰に差し】
【能力を使って冷気を出す、おそらくこの冷気は相手の男性にも届くだろう】
527 :【万象武器】材料があれば過程を省略し武器を作れる [sage]:2011/07/17(日) 10:35:13.40 ID:u64QMYPHo
>>526
「お礼を言われる程じゃないよ。」
【ちょっと照れた】

「まぁ、落ち着いたみたいでよかった。」
【ふと気が付くとどこからか冷気が漂ってくる】
【元をたどると目の前の少年からだった】

「冷気を出しているのは君かい?」
【年中Gパンなので涼しいのは嬉しい】
【どうでもいい話だが夏場の鍛冶場はヤバい】
528 :【聖夜静鐘】《サイレント・ナイト》 ハンドベルを召喚する神様 @wiki [sagesaga]:2011/07/17(日) 10:35:23.10 ID:Ja3ZlyMV0
>>524
/まだいますか?
529 :【音声魔術】魔法使いなエルフ [sage saga]:2011/07/17(日) 10:41:25.54 ID:BbrE11ixo
>>528
/はいー
530 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/17(日) 10:42:59.11 ID:yb5C+wuT0
>>527
「ええ、俺の能力です」

【別に隠すようなことでもないので少年は正直に話す】

「ほかにも風を吹かせたり水を出したりできますよ」

【さらに火や電気をいったものも出せる】
【実際これ程レパートリーが多い能力は珍しいだろう】
531 :【聖夜静鐘】《サイレント・ナイト》 ハンドベルを召喚する神様 @wiki [sagesaga]:2011/07/17(日) 10:43:30.58 ID:Ja3ZlyMV0
/>>519取り消し!

>>524 /それでは絡ませていただきます!

【そのログハウスに、1人女が近づいてくる。】

ふむ、「ログハウス」という奴か…。
こんなところに、こんなものがあったとはね…。

【クリーム色の長い髪と純白の裾長ワンピースを揺らす女。】
【手には【世界の神話 17】という分厚い本が。】

【そして、そのログハウスへと近寄ってみると、中には女性が。】

…やぁ。こんにちは。
此処は君の家かな?

【ちょっと興味がわいた女は、そう言って、女性へと話しかけた。】
532 :【音声魔術】魔法使いなエルフ [sage saga]:2011/07/17(日) 10:46:44.76 ID:BbrE11ixo
>>531

こんにちは!

【パタン、と文庫本を閉じ本棚に戻す】
【元気の良い声を返しつつ】

うん、ボクの家であり、店だよ!
今は看板下ろしてるから休業中だけどね

【あはは、と笑う】
【この会話だけでも元気の良い、活発な人物なのだと思わせられるだろう】

良かったら飲む?

【お客様用のプラのコップを取り出し、ふりふりと振りつつ】
【近くにはドリンクサーバーが置いてあった】
533 :【聖夜静鐘】《サイレント・ナイト》 ハンドベルを召喚する神様 @wiki [sagesaga]:2011/07/17(日) 10:53:26.66 ID:Ja3ZlyMV0
>>532

へぇ、お店だったのか。
何を売ってたんだい?

【元気だなぁ…と思いつつ、何が売られていたのか少し興味がある女。】
【そう尋ねた。】

あ、良いのかい?
それなら遠慮なく頂くよ。

【女性から、思いがけなくそう提案される。】
【女性から手渡されたプラのコップを持ち、サーバーへと向かう。】
【そして、カフェオレを注いで戻ってきた。】

フフ、美味しいよ。

【‭一口飲んで、結構美味しかったらしく、そう口にした。】
534 :【万象武器】材料があれば過程を省略し武器を作れる [sage]:2011/07/17(日) 10:57:37.60 ID:u64QMYPHo
>>530
「そうな、能力か…。」
【う〜んと小さくつぶやく】

「色々あるのか、便利な能力だねぇ。」
【レパートリーが多ければどんな場面でも対応出来る】

「能力を教えてもらったのだからこっちも教えないとね。」
「私の能力は材料があればどんなものからでも武器を作れるという能力だよ。」
「鉄鉱石はもちろん壊れた武器だとか、鉄パイプでも武器が作れる」
【一種の鍛冶屋だ、そしてリストラされた】

【しゃがんで地面に手を触れるとそこから土の剣が生成される】
「まあ素材はそのまんまだけどね。」
【滅多に鉄なんて拝めるものではないのでこんな感じである】
535 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/17(日) 11:08:30.97 ID:yb5C+wuT0
>>534
「・・・」

【相手の能力を黙って見ていると地面から剣が現れる】

「おお〜」

【思わず拍手をする、創造系の能力を拝むのは初めてだった】

「・・・材料さえあれば?」

【何か思いつき、少年はポケットから何かを出す】

「すいませんこれって武器に加工できますか?」

【少年が見せたのはつい最近イベントで手に入れた撃槍峰の顎を見せる】
【これを加工して武器にするかナイフを強化できないかと考えたのだ】
536 :【音声魔術】魔法使いなエルフ [sage saga]:2011/07/17(日) 11:09:01.39 ID:BbrE11ixo
>>533

色々な道具を扱ってたよ?
武器とか、あ!マイクを作ったこともあったよ!

【このログハウスも、ある意味能力で作った物】
【それはまあ、転生前の能力なのだが】

良かったぁ……
ボク甘党だからさ、結構甘めに作ってるから……気に入ってくれて良かったよ

【にこにこ】
【苦味が感じられない、しかしコーヒーとしての風味を残したような甘さだ】

ボクはシルフィア、キミの名前は?

【両手でカップを包むようにもち、こくこくと飲む】
【笑顔のまま尋ねた】
537 :【聖夜静鐘】《サイレント・ナイト》 ハンドベルを召喚する神様 @wiki [sagesaga]:2011/07/17(日) 11:17:14.87 ID:Ja3ZlyMV0
>>536
へぇ、道具、武器、マイクもね。
凄いじゃないか。

【この女性が…ちょっと驚く。】
【職人か、いや、マイクも創ったことがあるなら能力か。】

フフ、実は私も甘党なんだ。
こういう甘いのは大好きなんだよ。

【甘党というより、全部大好きなのである。】
【「ふむ、このミルクの甘みが…」とか何とか呟きながら、少しずつ飲んでいく。】

っと、私はエネン。 エネン=ルナ=アルトというんだ。
よろしく、シルフィア。

【名前を尋ねられる。】
【その笑顔と同じように、こちらも笑顔で言葉を返す。】
538 :【万象武器】材料があれば過程を省略し武器を作れる [sage]:2011/07/17(日) 11:17:33.47 ID:u64QMYPHo
>>535
「土じゃあ強度が足りないからそんなに使えないけどね。」
【それでも量があるのでたくさん作るのである】

「虫の顎っぽいね。」
【撃槍峰の顎をまじまじと見つめる】

「できるよ。これくらいの大きさならナイフ位ならできるんじゃないかな?」
「もしくは、強化するなら見た目はどうする?」
【どんな感じにするのか聞いてみる】
【仕事の関係で注文を聞いてしまう】
539 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/17(日) 11:26:02.91 ID:yb5C+wuT0
>>538
「なら強化でお願いします」
【ナイフはすでに4本あるのでこれ以上急いで増やす必要もないだろう】

「見た目ですか・・・懈怠の邪魔にならないやつ、できれば強度があればうれしいです」

【特に見た目にこだわる必要もないので実戦で使える頑丈な奴を頼む】
540 :【音声魔術】魔法使いなエルフ [sage saga]:2011/07/17(日) 11:31:35.69 ID:BbrE11ixo
>>537

今はその能力はなくなっちゃったけどね……
でも今は、新しいこの能力がある

【ヒュッと腕を振ると、魔法機杖が手元にあらわれる】

ボクは目指さなくちゃいけないんだ、"万能無限"に

【全てを統べる神に等しくなる】
【そんな事を真顔で言い切った】

甘いものは正義だよね!
よろしく、エネン

【にこっ、と笑う】
【人懐こい人物だ】
541 :【万象武器】材料があれば過程を省略し武器を作れる [sage]:2011/07/17(日) 11:37:33.56 ID:u64QMYPHo
>>539
「分かった、強化だね。」
【眼を瞑り考えごとをする】
(ふむふむ、この素材なら強度が上がる)
(あとは邪魔にならなようにか・・・)

「ああ、分かった。でナイフを渡してくれるかな?」
【要望に応えられるようにやってみるつもりである】
542 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/17(日) 11:40:58.04 ID:yb5C+wuT0
>>541
「お願いします」

【そう言って袖から1本鞘に納めたままのナイフを渡す】

「お代はどれぐらいですか?」

【そしていつの間にか出した財布の中身を確認しながら聞く】
543 :【聖夜静鐘】《サイレント・ナイト》 ハンドベルを召喚する神様 @wiki [sagesaga]:2011/07/17(日) 11:43:35.64 ID:Ja3ZlyMV0
>>540

昔の能力って訳か…。

…おぉ、杖が。

【この杖は何をできるんだろう――…そんなことを考えながら】
【女は杖をまじまじと見て、それから視線を女性へと戻す。】

へぇ…“万能無限”か…
いいね。 君がその気なら、出来るよ。 きっと。

【真顔で言う女性。 女はその女性に微笑みかけ、そう言った。】
【そう言うのも、自分自身が神だからか。 全能な神になる―――等しくなることも、不可能ではないと、そう言いきったのだ。】

うんうん、正義だ。

よし、あんまり長居するのもあれだから、もう行くよ。
それじゃ…

【こちらもニコニコ笑い、笑みを返す。】
【そして女はもう帰るようだ。 女性に背を向け、手を後ろに向けて小さく振りながらドアへと歩く。】
【そのまま見送るのも、引き止めるのも容易である。】
544 :【音声魔術】魔法使いなエルフ [sage saga]:2011/07/17(日) 11:46:23.98 ID:BbrE11ixo
>>543

えへへ、ありがとね!
頑張るよ!

【照れ笑いを浮かべながらも、嬉しそうに礼を言った】
【笑われても仕方がない、人が目指すには高すぎる目標だからだ】

うん、また何か用が有ったらぜひ来てね!
歓迎するよ!

【歩き出す女を笑って見送った】

/絡みおつありでした!
/丁度私も落ちるところでありがたいです……
545 :【聖夜静鐘】《サイレント・ナイト》 ハンドベルを召喚する神様 @wiki [sagesaga]:2011/07/17(日) 11:51:36.08 ID:Ja3ZlyMV0
>>544
/乙でした!
546 :【万象武器】材料があれば過程を省略し武器を作れる [sage]:2011/07/17(日) 11:59:00.79 ID:u64QMYPHo
>>542
「どうも、ちょっと待っててね。」
【とは言っても一瞬なのだが】
【やろうと思ったらお代の話】

「お代はいいよ、こんな浮浪者でもお金はあるからね。」
【とはいっても他人の金なのだが主に弟】

「それと言っては何だが、弟とか義妹に逢ったら遊んでやってくれ。」
【【酵素活製】と【黒鉄双角】の特徴を教える】

「さてと、やるかな。」
【エコバックを地面に置く】

【撃槍峰の顎とナイフを持ち、ゆっくりとあわせる】
【何故か光が放ちどんな感じになっているのか不明である】

「よし、できた。」
【ナイフを鞘から抜くと撃槍峰の模様がある】
【そしてわずかな溝が波のようにナイフに刻まれている】
【強度はちょっとやそっとでは壊れない程度】
【効果はカマイタチの射程距離が1mアップ、錆びにくい】

「こんな感じでいいかな?」
【ナイフを鞘にしまい少年に差し出す】

「まあ、不満があったり壊れたら教えてね」
【バックからメモ帳を取り出し連絡先を書く】
547 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/17(日) 12:08:16.18 ID:yb5C+wuT0
>>546
「ええ、分かりました」

【相手の弟と義妹の特徴を覚える】

「・・・」

【相手の手元のナイフが強化されたものへと変わる】

「すごい・・・ありがとうございます」

【そしてナイフを受け取り袖にしまい、メモを受け取りポケットに入れる】

「では、俺はこの辺で・・・」

【少年は何もなければ赤く染まった顔のまま立ち去っていくだろう】
【相手の作業が終わり自分がパーカーをしていないことを思い出したのだ】
548 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/17(日) 12:13:23.80 ID:vXzkSfuIO
>>506

「物騒ねえ…ま、その仕事≠フ詳細が気になるけど…」

「今は聞かないことにするわ。」

【おそらく、人に話せる様な内容ではないのだろう。「口封じ」という言葉や男の慣れた様子の雰囲気から、】
【それを直感的に推察することができた。自分としても、過去にその様なことを目の当たりにしたことがあるため、やはり内容は気になる。】

「んー…?ああ、私は家なんてないわ。旅人だからね。」

「まあでも…そうね…せっかくだから送ってもらおうかしら。ランカーズの方までね。」

【二本めのタバコを咥え、ライターを探しながら、】
【女は言葉を紡ぎ、そして歩き出した。】


/乙でしたー!
/寝落ちすいませんでした…
549 :【万象武器】材料があれば過程を省略し武器を作れる [sage]:2011/07/17(日) 12:17:02.86 ID:u64QMYPHo
>>547
「うむ、逢ったらよろしくね〜。」
【バックを再び持ち少年を見送る】

「いやはや、恥ずかしがり屋か…
俺と言ってたから男か。」
「俺っ娘も可能性もあるが俺は萌えないな。」
【うんうんと首を縦に振る】
【きっと夏祭りは楽しいこととなるだろう】

/おつです
/それと飛ぶ斬撃の飛距離が1mアップに修正してください…
550 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/17(日) 12:19:36.62 ID:yb5C+wuT0
>>549
/乙でしたー
/了解しました修正してきます
551 :【万象武器】材料があれば過程を省略し武器を作れる [sage]:2011/07/17(日) 12:22:24.72 ID:u64QMYPHo
>>550
/お願いしますね
/絡みありがとうです
552 :【共轟弾撞】《Howling Hustler》@wiki [sage]:2011/07/17(日) 12:38:12.89 ID:v/Su/uFYo
/>>504で絡み募集ですー!時間は深夜ってことで!
/あと、>>509さん、返事ができなくてごめんなさい!また別の奇怪に絡めれたら嬉しいです!
553 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/07/17(日) 12:52:09.27 ID:E2P1u3X+o
う、ウヴァさーん!

こんちゎ
554 :【特異物質】 [sage]:2011/07/17(日) 12:53:06.09 ID:hHgTqkLlo
>>553
/誤爆しましたよええ
555 :【時限超人】 [sage]:2011/07/17(日) 13:03:23.80 ID:RfaVXyHe0
>>504

「……ん?」

【家路に着いていた一人の少女が、前方で住宅街で会話を交わしている二人組の男――と、女性を発見する】
【人気の無い住宅街に響く声は、耳を澄まさずともよく聴こえてくるものであり】
【少女は考えるよりも先に、地を足で蹴って彼らに走って近づいて行く】

「ちーっす! 何してんの、そこのお二人さん!」

【二人組の男に、背後からかけられた元気のいい声】
【振り返れば、そこには青色の半袖半ズボンのツナギ服に身を包んだ、一人の小柄な少女が立っているだろう】
【そして、鍔後ろに被った彼女の帽子に付けられた――ジェイルのバッジが】
【まるで男たちに見せつけるかのように、電灯の明かりを受けてキラキラと輝いていた】
556 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/17(日) 13:09:41.39 ID:vXzkSfuIO
【どっかの廃墟群】
【草臥れた鉄骨が剥き出しになる廃ビルや、昼でも薄暗い大通り。】
【昔日の賑わいを感じさせないこの場所で、一人の人物がいた。】

「……」

【一人の豊かな長い黒髪が印象的な女性である。】
【ほとんど黒と言える春用の薄手のダークグリーンのコート、】
【左目を斜めに切り裂く様な傷跡。】
【そしてもう一つは背中に抜き身で背負った身の程もある大きな片刄の大剣。】
【それらが合間って、少しばかり近づき難い様な、そんな雰囲気を発していた。】
【また、辺りは季節的に暑いのだが、女は涼しげで、】
【その証拠に、彼女の周りだけまるでクーラーをあてがったかのように、程よく涼しい。】

「……不殺同盟=cか…」

【壁にうっかかり、ポツリと呟くその独り言は、ぬるい風に流され、消える。】
【よくよく見れば、大剣から絶え間なく白い冷たい水蒸気が吹き出ているのがわかる。】



/なんでも対応
557 :【共轟弾撞】《Howling Hustler》@wiki [sage]:2011/07/17(日) 13:18:30.54 ID:v/Su/uFYo
>>555
「あぁん?」

【ギロリと睨み(笑)を利かせながら振り返る二人の男、女性は視線だけを動かしてやってきた少女を見た】
【男性組は二人とも小悪党さながらの下卑た笑いを浮かべながら少女の方へと一歩を踏み出そうとしたのであったが】
【キラリと光る眩しさが目玉へと飛び込み、一体何事かと光を受けない位置に首を少しずらして凝視したところで】

「「あッ!!!」」

【そこからは一瞬の出来事であった、驚愕の表情を見せた二人組は少女にも女性にも目もくれず走り出したのだ】
【方向的には女性の方向であったが、女性のことなどまるでいないかのように横をすり抜けて駆けて行く】
【当の女性はその不良っぽい男性たちを捕まえる気も止める気配も一切見せず、変わらずの仏頂面で完全にスルーし】
【ふぅ、と溜め息を一つ小さく吐いて肩をすくめた後に、足を二歩踏み進めて少女の方へと距離を詰めると】

「……危ない所、ありがとうございます」

「お見受けしたところ、ジェイルの方ですね?」

【当然、女性も少女の光り輝くバッジを認識していたらしく、首を右にくっと僅かに傾けつつ少女へと確認を取ろうとする】
【問題は描写を増やそうにもこの女性は挙動や表情の変化が少ない事にあった、原則仏頂面なのである】
【とはいえ、『危ない所』という危機感を持っている以上はある程度の感情は持ち合わせており、別に厨二病よろしくな無感情と言う訳でもない】
【視線を少女へと降ろしている女性は頭をこれまた僅かにくっと下げて、礼儀正しく、少女に礼を述べる、正にセオリー通りの動きとも言えた】
558 :【時限超人】 [sage]:2011/07/17(日) 13:27:54.97 ID:RfaVXyHe0
>>557

「おお……」

【尻尾を巻いて逃げ出していく男達の背を見やり、少女は感嘆の声を零した】
【付けててよかった、ジェイルバッジ】

「うん? へへっ、どういたしまして!
 ……っても、話しかけただけなんだけどね」

【礼を言われ、少し嬉しそうに、だが特に何もしていないような、という自重気味の笑みを女性へと向ける】

「うん、そうだよ。
 あたしはジェイルの、瀬々良木 蒼斗っていうんだ。
 おねーさんは?」

【確認への答えを返し、帽子を取ってそこに付けられたバッジを指で指示した】
【そして女性の礼儀正しい動きにつられたのか、所属を答えると共に自身の名を相手へと伝える】
【まるで男のような名前だが、柔らかく無邪気な笑みを浮かべる少女の顔を見れば、「実は男」なんて展開はありえないと分かるだろう】
559 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/17(日) 13:42:33.49 ID:9xqywmN3o
>>556
/まだ大丈夫でしょうか・・・?
560 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/17(日) 13:44:48.94 ID:vXzkSfuIO
>>559
/大丈夫です
561 :【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル [sage saga]:2011/07/17(日) 13:46:56.12 ID:9xqywmN3o
>>556
>>556
【そんな廃墟群へと足を運んだのは一人の少年 短く立たせてある黒髪、黒い瞳、と大きな特徴も無い普通の少年だ】
【ただ、もの凄く暑そうである まあこの気温なら仕方ない事かもしれない 足取りも、どことなくフラフラしている】
【何でわざわざ暑い時にこんなところへ来たのかと言うとただの偶然だったのだが、この暑さは少年にとって予想外だったらしい】
【暑さにうんざり、と言った顔で辺りを見回すと、たまたまあった古びた自動販売機へダラダラと歩いていき、自動販売機の前へと立つ 普通の人間なら、ここでお金を取り出すところだが】

……よし、やっぱ便利だなこれ

【少年は違った 自動販売機へと右手を向けると、パチッという音と共に自動販売機の照明が一瞬落ちる】
【照明はすぐ回復するのだが―――ガコン、という音と共に缶ジュースが落ちてくる 簡単に言うと、自動販売機に電流を流して誤作動させたのだが―――】
【つまり、軽度の犯罪行為をしている少年がいた 少年から女性はまだ見えていないようだが、女性側からなら恐らく目に入るだろう 音も相俟って、少年が何をやったということまでもわかるかもしれない】
【少年はと言うと、早速缶ジュースのプルタブを開けて「プハァーッ!」とか言いながら満足気な笑みを浮かべている】
562 :【共轟弾撞】《Howling Hustler》@wiki [sage]:2011/07/17(日) 13:50:30.16 ID:v/Su/uFYo
>>558
【少女を見下ろす二つの視線には内に考えられた感情や思考を乗せてはいなかったが、実際には一つの疑念があった】
【『ごっこ遊び?』という一つの疑念、バッジは一見本物に見えるくらいではあるが、こんな少女がジェイル員というのはにわかに信じ難い】
【とはいえ、バッジを"よく"見かけている自分が見分けが付かないということは本物である可能性も十分あるわけであり】
【簡単に結論を着ける気には全くなれず、ならば仏頂面でも相手にジェイルとして敬意を払うのが当然、おまけに急場を助けてもらったのもある】

「私は佐藤 恭子という者です。」

「先日、ジェイルの方に事務員として異動されました」
「まだバッジも配られていなかったので、あなたが来てくれて助かりました」

「……ジェイルのどこに所属されているので?」

【そして、また一つ浮かび上がってきた疑問は相手のもっと詳細な所属である、まさか実働部隊ではあるまいと】
【しかし、それでもこの少女がジェイルに加わっていると考えるのも非常に難儀な話であり―――困惑してしまいそうになる】
【だが、それを表情には決して出す事なんて無く、困惑と言ってもそこまで酷いレベルではなかった、深刻な問題と言う訳でもない】
563 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/17(日) 14:00:25.68 ID:vXzkSfuIO
>>561

「………」

【やっぱり今は気温が高い。考え事をしていると、そこに現れた一人の少年を見て、】
【女は考えた。どことなくおぼつかない足取りと、額に浮かんだ汗、そしてうんざりした表情から、それが容易に推察することができた。】
【自動販売機に歩を進めるところまで見ていたが、それからは興味を失ったらしく、視線を外そうとした――――――が、】

「!」

(……電流…!?)

【目の前で起こる現象を見て目を丸くした。少年はコインを入れ、缶を取り出したのではなく、】
【一抹の乾いた音とともに、「無償で」物品を取り出していた。】
【別に、女は正義組織に所属しているわけでもないし、街の治安を守っているわけでもない。ただ、】
【思考をくゆらせるためにここにやって来たのだ。ゆえに、相手を咎めるつもりはないが、】

【しかし、それでも気になるのだ。予想外なことが起こるとその方に意識がいく。】
【属性の中でも攻撃的かつ厄介な「雷」を唐突に発生させた少年に女は近づき、】

「…ちょっと…あんた今の…」

【後ろから、そう声をかけた】
564 :【時限超人】 [sage saga]:2011/07/17(日) 14:00:48.80 ID:RfaVXyHe0
>>562

「恭子だね。ふーん、ジェイルの事務員さんだったんだ」

【よく見れば事務員っぽい顔してる、とかいい加減なことを思いながら】
【次にかけられた質問に、不思議そうに首を傾げながら答えた】

「……? 二番隊だけど?」

【少女の返した答えは、相手の思ってもいなかった実働部隊だった】
【帽子を再び被り、頭の後ろで両手を組み、相手を見上げる少女の姿は――まだ幼さが残る顔立ちもあいまって】
【ごっこ遊びと思われても仕方のないことなのかもしれない】
565 :【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル [sage saga]:2011/07/17(日) 14:13:20.26 ID:9xqywmN3o
>>563
あー、やっぱ夏は冷たいものに限rひゃい!

【裏返った声で返事(?)をしつつ、ですぐさま女の方へと顔を向ける少年 確かに少年は女の存在に気付いてなかったが、どう考えても驚きすぎである】
【そこで初めて女の容姿をよく見ることになる 背中に背負った大剣、顔にある傷跡、長い黒髪 容姿だけで判断すると、怖いとか、かっこいいとか、その様な印象だった】
【が、少年が妙に萎縮してるのは容姿のせいではなく、先ほどの自身の行動 まあいくら缶ジュース一本とは言え、悪事を働いたことには変わりない】

…な、なんのことでしょうか……?

【普段この少年は敬語などまず使わないのだが、何かもの凄く焦っているらしい 何もしてないと言いたげである】
【ただまあ、視線が女性から逸らされていたり、多少声が震えていることからとぼけている事を見破るのは簡単だろう】
【いくらなんでも怖がりすぎである とても自動販売機に電流を流した人物とは思えない】
566 :【共轟弾撞】《Howling Hustler》@wiki [sage]:2011/07/17(日) 14:19:26.19 ID:v/Su/uFYo
>>564
【―――"二番隊"―――非常に、非常に、非常に、ごっこ遊びとしか思えない、バッジが無かったら絶対にそう思う】
【これはツッコミ待ちなのだろうか、所謂『それはギャグで言ってるのか?』という状況なのだろうか、それを私に要求しているとてもいうのか】
【それとも真剣にごっこ遊びをしているだけで別にこちらに動きは求めておらず、単純に話に合わせていればそれで良いのか】
【しかし、しかし、バッジが本物にしか見えないのも気にかかる、拾ったか?拾ったのか?そうとしか考えられない】

【なんて思考は一切表には出さないように努め、冷や汗一つ垂らさないようにし、送る視線は依然無感情としたもので】
【心内環境は非常に大荒れの天気となってはいるのだが、そんな嵐の中に飛び込んだレポーターの如く暴風をガン無視し】

「……そうですか、大変ですね」

【――――たったの一言で疑問を握りつぶした、否、踏み潰して丸めて心の中にある精神と時の部屋のゴミ箱に投げ捨てた】
【仮に相手がごっこ遊びだとしても話を合わせていれば問題は無いし、本物だとしてもそれで問題が起きるはずがない】

「ところで、幾らジェイルとは言っても未成年者がこんな夜中に出歩くのは感心しません」
「とはいえ、あなたがいなかったら私も危ないところではありましたが、大人として放置するのも忍びない」

「良ければ、家までお送りします」

【助けられた立場をどこかへと放り投げながら少女へと大人としての提案をするのであった、常識と良識に塗れた提案】
【事実的には少女の方が女性よりも強いのであろうし、丸腰でバッジも無いジェイル事務員など戦力として数えるのは難しい】
567 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/17(日) 14:31:00.78 ID:vXzkSfuIO
>>565

「ぷ…」

【思わず吹き出しそうになる女。笑のツボが浅く、裏返った声に表情を崩しそうになった。】
【が、なんとか耐えると、改めて相手を見つめる。結構普通だ。透き通るように澄み切り、】
【純度の高い絵の具を固めたかのような黒い瞳に、白い肌。そして女性的な顔立ち。】
【どうも過去にあったことのある人物と似ていなくもない…頭の隅でぼんやりとそんなことを考えながら、】

「あら…とぼけるの。…まあ、いいわ。動かないでね。動いたら斬るわよ。」

【微かな微笑み。「氷」のように「碧」い右目と、生の光が全く宿らない「死」んだ左目が、少年を見つめ、】
【ゆっくりと、緩慢な動作で抜き去られた大剣。鉄紺色の刀身が鈍く陽光に光り、女の右腕が動く。】

【少年が何も抵抗しなければ、女はその峰を、彼の首元にゆっくりと当てがうだろう。】
【冷却を発し続けるヒヤッとした感覚は数秒。女の右目が「黄」色に変わるとともに、】
【バリバリバリバリ――――――――少年にとっては聞き慣れたであろう乾いた音が響き、】
【刀身が真っ白の電気を纏う。大量に流されるそれは当然首との接点を通じて、少年にも流れるだろう。】

【普通なら、感電し、そのまま焼け焦げてしまう。中から突き上げる様な感覚に、記憶が飛んでしまうかもしれない。…普通なら=z
568 :【時限超人】 [sage saga]:2011/07/17(日) 14:32:08.10 ID:RfaVXyHe0
>>566

「……えー」

【「えー」】
【その一言で、少女は常識と良識に満ちた相手の提案を無下に蹴った】

「それはこっちの台詞だよ。あたしが恭子を家まで送る」

【一歩前に歩み出る。そして女性を見上げながら、声を強くしてそう述べた】

「まだバッジも貰ってないんでしょ? だったら危ないじゃん。
 さっきだって男の人に絡まれてたしさあ」

【助けた側の立場を忘れず、先程の出来事を思いだす】
【するとやはり、相手が自分を放っておくことが出来ないのではなく、自分が相手を放っておいてはいけない】
【というジェイル員の使命感からか、子供なのだからか、そこは譲ろうとはしない】
569 :【共轟弾撞】《Howling Hustler》@wiki [sage]:2011/07/17(日) 14:42:45.83 ID:v/Su/uFYo
>>568
【ザクッ】

【痛い、非常に痛いところ突かれた、勿論表情には決して出さないが反論の余地があるように見えない】
【現実問題としてバッジが無い上に丸腰の自分では急場の時に少女を護ることができるわけがなく、だが少女なら逆ができる】
【3秒ほどの沈黙、静寂を放ちながらこれでもかという勢いで思考を巡らせ、大人としての尊厳を如何にして守るか考える】
【子供に守られながら帰路を歩く大人?ハハッワロス、明日から自分は憂鬱な気分でジェイルへと足を向けることになるだろう】

「これでも、ジェイルに来る前は警察官だったのである程度の訓練はしています」
「あなたがどんな能力を持っているかは知りませんが、やはり能力で追い払うのは目立ちますので」

【―――譲れない、こちらも一切譲る気は無い、というか譲れば色々とヤバい、こう自分の精神的にヤバいのだ】
【それを表情だとか体の動きなどで表現できればまだ良いのだが、生憎とそんなスキルは身につけてらず、仏頂面一筋】
570 :【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル [sage saga]:2011/07/17(日) 14:51:07.60 ID:9xqywmN3o
>>567
【吹きだしそうになる女を見て、「な、何がおかしいんだよ…」なんて不機嫌そうに呟く少年 まああんな声出されては吹きだしそうになるのも仕方ないかもしれない】
【が、そんな事を言っている間に、耳に入る女の言葉 それと同時に、少年は戦慄した こんな暑い時期なのに体温が一瞬で下がった気がした】

…え?う、うわちょっと待てっておい!

【ゆっくりとした動作で大剣を抜き去る女性に対して、その場に縫い付けられたかのように固まる少年 まるで氷の彫像だ】
【普段の少年なら真っ先に逃げ出すなり応戦するなりしただろうが、完全に萎縮してしまったのだろうか 逃げ出す様子すらない】
【女の言葉を、動かなければ無事、と考えたのだろうか 首元に当たるヒヤッとした感覚に、鳥肌が立つ】
【何とか女の顔へと視線を向けると、その瞳は氷のように碧かった が、女の瞳が黄色に変わると同時、落雷のような音が少年の首元で鳴り―――】

―――うわああああごめんなさいごめんなさいごめんなさい!!!

【少年が涙目で両腕を振り回していた せめてもの反抗のつもりなのかは知らないが、女に全く届いてない】
【この光景だけ見ればただ単にバカそうな少年が両手を振り回してるだけだが、女なら違う光景に見えるだろう】
【普通なら少なくとも気絶、場合によっては死に至ってもおかしくない電撃を受けたこの少年には―――火傷の跡すら残らなかった】
【けど泣きそうな顔で両腕を振り回しつつ謝罪の言葉を連発する少年はやっぱり様にならない】
571 :【時限超人】 [sage saga]:2011/07/17(日) 14:51:43.73 ID:RfaVXyHe0
>>569

「……ふうん」

【相手の仏頂面を目を細めて見上げながら、頬を小さく膨らませる】
【どうやら相手も、譲る気はないようだ――腕を組んで悩む少女は、ふと、あることを思いついた】

「ねえねえ、恭子。あなたの家ってどっちの方向?
 ここから直線距離で何メートルくらい?」

【と、唐突にふくれっ面を止め、そんなことを訊ねてきた】
【この質問には何か少女なりに考えていることがあるのだろうことは、彼女の口元の笑みから見受けられる】
572 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/17(日) 14:59:07.60 ID:vXzkSfuIO
>>570

「大丈夫よ…ちょこっと試すだけ。」

【電撃を流し続けながら、女は相手を見つめていた。焦げるわけでもなく、意識を失い倒れるわけでもない。】
【少年は両手を振り回している。つまり通常どおり、「動いて」いるのだ。表情も涙目であるが少しも苦痛に歪んでいない。】

「…なるほどねえ…雷耐性が極端に高い体質か…あるいは無効化してるか…」

「まあどっちにしても能力者であるのは間違いないわねえ…」

【剣を話すとそこにはもう、冷たい瞳に戻った女がいた。】
【懐からタバコを取り出しながら、少年を見つめる。大剣は傍らに突き刺し、そこに慣れた様子で右手を置いていた。】

「…そんなに怖がらなくてもいいじゃないの。」
573 :【恒憐葬乱】認識したものを斬る剣術を扱う能力E:重めの模擬刀 [sage saga ウサミミ]:2011/07/17(日) 15:03:32.22 ID:JCTJgfHb0
【昼】
【森にて】
【落ち葉が溢れる大地、ざわざわとゆれている木々】

「・・・・・・」

【そしてその緑の大地を】

―――ざっざっざ

【そんな音を響かせて歩く少女】
【片方の手には日本刀】
【もう片方の肩にはスポーツバック】

【そして頭には】

―――ピコ・・・・・・ピコ

【ウサミミ】
【彼女は音を立てながら歩き、そして立ち止まった】
【周りを木に囲まれ、もちろん彼女の前には一本の木があった】

(・・・・・・練習・・・しないと)

【うだるような暑さの中彼女は頬に汗を伝わせながらそう思考しはじめた】
【スポーツバッグを木の葉だらけの大地に置き、しばらくして模擬刀を抜いた】
【そして】

「・・・・・・ふっ」

―――ガッ・・・・・・ガッ

【目の前の木に向かって一心不乱に振り始めた】

/模擬戦募集です
574 :【共轟弾撞】《Howling Hustler》@wiki [sage]:2011/07/17(日) 15:04:20.11 ID:v/Su/uFYo
>>571
【投げられてきたのは唐突な謎の質問、その質問にどういう意図があるかは不明であった】
【その表情から何かを企んでいるのは察せる、所謂企み顔というやつなのは見ただけでわかるものだ】
【しかし、何を考えているかまではわからないに決まっている、自分は超能力者でも精神系能力者でもない】
【……とはいえ、それを黙っている必要性があるわけでもないのだ、言いたくないと言う訳でもない】

「……ここからだと、大体300mくらいですが」

【つまり、そこそこの近さ、時間でいうと徒歩5分くらいであろうか、結構近かったのに不良に絡まれると言う運の悪さである】
575 :【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル [sage saga]:2011/07/17(日) 15:11:26.41 ID:9xqywmN3o
>>572
…ってあれ?

【暫く虚空に向かって両腕を振り回しまくってた少年だったが、ようやく我に返ったかのようにその両腕を下げる】
【女のほうへと視線を移してみれば、そこには地面に突き刺さった大剣と、そこに右手を置きつつ懐から煙草を取り出す女】
【しかもなにやら、「怖がらなくていい」なんてことを言っている 何がなんだかわからない、といった具合で一回瞬く少年】

…あ、あのー…逮捕は…?

【唖然とした表情で女の方を見ながら、ポツリと一言 どうやらこの少年、女を警察的な組織に属している人物か何かと勘違いしているらしい】
【女の言葉を聞いていたら、女はあくまで少年を試しただけだという事が認識できただろうが、その頃少年は両腕を振り回していたため全く聞いてなかった】
【未だに少し縮こまったような体勢で、女の表情を窺うようにちらちら視線を遣っている けど缶ジュースはちゃんと持っている】
576 :【時限超人】 [sage saga]:2011/07/17(日) 15:13:58.46 ID:RfaVXyHe0
>>574

「ふんふん、大体300mくらいだね。分かったよ」

【言うと、少女はその場で屈伸を始める。その次に足首を回したり…所謂準備体操である】
【方向は――言われずとも、相手が最初に向いていた方向で合っているだろうと推測する】
【しばらくの後、準備体操を終えた彼女は――大きく息を吸って】

「はああっ!」

【気合を放つと同時に、少女の全身が蒼いオーラで包まれる】
【どうやら、一日に一回しか使えない能力をここで発動させたらしい】
【何故? と相手が疑問に思うよりも先に、少女は素早く女性をお姫様抱っこという形で抱え持ち上げようとする】
【それが出来たならば、彼女は地を蹴り住宅街を爆走し始めるだろう。女性の家へと向かって】
577 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/17(日) 15:25:31.96 ID:vXzkSfuIO
>>575

「…いったでしょ。試すだけって。」

【「百聞は一見に如かずっていうでしょ?」】
【女はそう付け加え、紫煙を燻らせた。先ほどの行い…ほんのわずかに少年から放たれた電気をみるに、】
【おそらく電流を操る能力か…女なりに相手の異能を予想していく。電気を使う能力なら、それに耐性があってもおかしくない。】

「…どうしたのよ。そんなキョトンとして。」

【状況を把握しかねているような少年の顔を見て、女は首をかしげた。】
【そして続く言葉を聞いてさらに訝しげに眉をひそめる。思わずタバコを取り落としそうになった。】

「な…!あんた何勘違いしてんのよ。」

「私はそんな人間じゃないわよ。捕まえるわけないじゃない。」

【肺に煙を収め、そしてそれを吐き出しながら、女は苦笑した。】
【なるほど勘違いされている。無理もないかもしれない。】
578 :【共轟弾撞】《Howling Hustler》@wiki [sage]:2011/07/17(日) 15:34:21.60 ID:v/Su/uFYo
>>576
【―――???―――何故に目の前の少女は準備体操をしだしたのか、これまた意図不明である】
【もしや、強引に意見を押し通した時の為の準備運動なのだろうか、既にやる気満々なのだろうか】
【なんとも判断し難い行動であるが、いつまでもそれを静観しているのも何だかむずがゆく】

「……あの、何をしているん―――――――」

【そう、言いかけた瞬間―――視界が浮かび上がり】

「――――うひゃっ!?」

【早い、そして気が付けば自分よりも背の低い少女に高速で運送されているではないか、しかもお姫様だっこで】
【能力、であると直ぐに理解はしても驚きを隠しとおすのは難しい話であり、目を丸くして驚愕の表情をせざるをえない】
【これだからこの能力者世界は困惑してしまうのだ、少女がこのようなことをするなんて、おとぎ話にもほどがある】

【鞄を落とさないように両腕で抱きしめるようにガッシリと持ち、大の大人は少女に運ばれていた】


/たびたび遅れて申し訳ないです……
579 :【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル [sage saga]:2011/07/17(日) 15:42:56.75 ID:9xqywmN3o
>>577
【相手が電気への耐性持ってなかったとしたらどうすんだよ…、なんてツッコもうとしたがそれは胸中に留めておく】
【それよりも大事だったのは続く女の発言 本人曰く、「私はそんな人間じゃない」らしい つまり、完全なる少年の勘違いであって―――】

えええええ!!! ち、違うのかよ…!
…はぁ…… ま、それはそれで良かったけどさ…

【大きく項垂れる少年 なんというか、女の発言で一気に現実へと引き戻されたような感覚があった】
【正直今まで気が気でなかったのだが、ビクビクする必要もなければ、必死に自分の行動を隠す必要もなかったようだ】
【まあただ、逆に言えば厄介ごとになるわけでもなかった 良かったような、悪かったような、なんとも複雑な気分である】

…あ、一応名乗っておくと、俺は神無月 道行っていうんだ …お前は?

【警戒心が解けたからか、それとも単に相手の名前を知りたかっただけかは知らないが、とりあえずは遅れた自己紹介をする少年】
【それから自動販売機の方へ体を向けると、パチッという音と共に落ちてくる缶コーヒー 相手がその様な人物でないとわかってからやりたい放題である】
【外が暑い中冷気を帯びている缶コーヒーを相手へと差出し―――「飲むか?」なんて問いかける 電撃は便利だ】
580 :【時限超人】 [sage saga]:2011/07/17(日) 15:44:38.95 ID:RfaVXyHe0
>>578

「――到着!」

【約300m先まで超特急で走った所で、少女は急ブレーキをかけた】
【ズギャギャギャギャ!! とか何とか物凄い音を静かな住宅街に響かせて、さらに道路には濃い跡と火花を残していた】
【ちなみにここまで至るまでの間、少女は直線距離でしか走っていない】
【つまり、飛んで跳ねて家の屋根やら塀の上やらを走りまくっていて、相手にはジェットコースター以上の恐怖を与えてしまっているかもしれない】

「あ、まだ三分あるや。
 どう? これから蒼斗特急町内一周爆走でもしてみる?」

【左手首につけた時計でまだ能力の使用時間が三分残されていることを確認すると】
【すでに目的は達成したというのに女性を腕から下ろさず、悪戯で楽しそうな笑顔でえげつないことを提案してみたりしている】

/大丈夫ですよ
581 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/17(日) 15:55:44.69 ID:vXzkSfuIO
>>579

「あんたが勝手に勘違いしたんじゃないの。」

【突き刺した大剣を引き抜き、それを背中に戻してから、女は堪らず笑いながら少年の驚いた様子に視線を送っていた。】
【うな垂れる青年を見て、ひょっとして過去に捕まりそうになったのだろうか…などという思考が頭をよぎる。D.O.T.A辺りならやりかねないよなあ…なんてことも考えてしまった。】

「ん?…ロータスよ。ロータス=ブラック。」

「神無月ね…ふむ。」

【幼い時から剣ばっかり降ってきたため、彼女はあまり頭が良くない。特に物覚えは悪く、少年の名前を必死に頭に叩き込んだ。】
【見る限り、こちらに対する警戒心は解けた様に思えた。容姿では無駄に損をしているため、取り敢えず安心した。】

「にしても…なるほどいろんな使い方があるわね。あ、貰うわ。」

【缶コーヒーを受け取り、そのプルタブを起こしながら彼女は感心した声を発した。】
【まんま電撃である。少年から一度だけ放たれたそれは、改めて女を驚かせるには十分すぎた】
582 :【共轟弾撞】《Howling Hustler》@wiki [sage]:2011/07/17(日) 15:57:18.25 ID:v/Su/uFYo
>>580
【―――正直、泣きそうである、今まで乗った一番早い乗り物は電車くらいであり、しかもこの特急は露出しているではないか】
【風が痛いレベルであるし、上やら下やら縦横無尽に動くは動くは、完全に全身が緊張してしまい強張ってしまっていた】
【スピートが零へと落ち付いても中々緊張は解かれることがなく、その表情も仏頂面とは違った唖然とした表情であった】
【これでを後3分間、しかも町内一周なんてされたら――――[ピーーー]る、緊張と恐怖で[ピーーー]る、後2回は花畑を見れる】

「い、いいいや!遠慮しておおおきます!!」

【最初の時と大きく差があるくらいに取り乱し、大人の尊厳を途中で落っことしてしまったのであった、ビビりまくりである】
【それと同時に、この少女がジェイル員であるのも認めざるを得なかった、相手の口振り等から察するに制限時間つきの超人能力】
【正直、帰りたい、切実に】
583 :【時限超人】 [sage saga]:2011/07/17(日) 16:10:00.06 ID:RfaVXyHe0
>>582

「遠慮しなくてもいいのに。結構楽しかったでしょ?」

【相手の取り見出し具合のどこをどう見たらそんなセリフが吐けるのか】
【少女は渋々と女性を下ろすと、うんと伸びをした】

「あー、やっぱりちょっともったいなかったかなあ。
 これで今日一日能力使えないし……まあ、いいか」

【能力を使わず、普通に手を引っ張って走って行けばよかったのではないか、と少女は今更ながら後悔する】
【が、そんな後悔は瞬時に消え失せた。走っているときに楽しかった、それだけで十分な満足感を得られたからである】

「そんじゃ、あたしも帰るね。
 今度はジェイルで会おうね、恭子!」

【と、笑顔で手を振り、別れの言葉を告げた直後、100mを5秒で駆け抜ける速さで少女は走り去っていくだろう】
【もしもまだ相手が何か言いたいことがあったならば、超人の聴力で聞きつけ彼女はすぐに戻ってくるだろうが…】
584 :【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル [sage saga]:2011/07/17(日) 16:13:15.92 ID:9xqywmN3o
>>581
ロータス、な…よし…

【元々この少年はあまり頭が良くない上勘違いが激しかったりもするのだが、一応聞いた名前位はちゃんと覚えるようにしている】
【相手の名前を頭の中で繰り返すのだが―――相手も同じ様に名前を頭に叩き込んでいることなど、少年は知る由もなかった】

…そうそう、例えばジュースを無料でゲットしたりとか…えーっと…

【相手の言葉に得意げな顔をする少年だったが、途中で言葉に詰まる 他の使い方が全く思いつかなかったらしい】
【「…ま、まあとにかく便利だよな!」なんて言葉を無理やり終わらせると同時に、右手を胸の辺りまで持ち上げるとそこへ電流を纏わせる】
【パチパチと空気が爆ぜる音をたてつつ、さらに得意げな表情を浮かべる少年 一応纏ってる電流はかなり強力なものなのだが、どうしても様にならない】
【そういえば、俺の能力を食べた"アイツ"もそんなことやってたな…、なんて事を考える 誰でも考えることは同じか】
585 :【共轟弾撞】《Howling Hustler》@wiki [sage]:2011/07/17(日) 16:18:55.82 ID:v/Su/uFYo
>>583
【短い時間ではあったがかなりの長い時間が経っている様に感じている女性は降ろされ、久しぶりの気分で地に足を付ける】
【風があって涼しいと言えば涼しかったと言うのに、汗がどっと出てきて堪らなく気持ち悪い、ジェットコースターなど足元にも及ばなさそうだ】
【相手は楽しかったらしいが、こちらは緊張で冷や冷やであった、次回が決してないことを祈るばかり】

「え……あ、ああ……さような―――……ら」

【―――こちらが言葉を述べ切る前に遠くの彼方へと走って行ってしまった少女を見送り、両肩を大きくがくっと落とす】
【もしや、他のジェイル員もこんな感じなのだろうか、と考えると出勤するのが躊躇われる、ビックリ人間ショーは沢山だ】
【そして、自分が悪人でなくて良かったとも思える、もし自分が悪人だったらあの少女から逃げ切れる自信なんて全く無い】

【女性は自宅の扉へと歩き出し、夜風を背中から浴びながら自らの家へと入って行った】


/絡み乙でしたー!
586 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/17(日) 16:22:14.75 ID:vXzkSfuIO
>>584

「覚えにくかったら「黒睡蓮」でもいいわよ。」

【自分も相手と似た様なことをしているとわかり、女は補足した。】
【もともと偽名である。どう呼ばれても構わないのだ。】

「…ふうん…すごいわね…痛くないの」

【バリバリバリバリと音がし、なるほどやはり雷撃を「操作」できるらしい。】
【女は驚くと同時に敵にしたら極めて「厄介」だと感じた。近距離戦主体の女にとって,】
【剣に電撃を流されたらそれで終わる。当人は無能力者であるため、耐性なぞ持っていない。】

「……」

【そして何を思ったのか、女はその電撃に触れるつもりなのか、ゆっくりと手を延ばした】
587 :【時限超人】 [sage saga]:2011/07/17(日) 16:22:23.86 ID:RfaVXyHe0
>>585
/こちらこそ、絡み乙でした!
588 :【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル [sage saga]:2011/07/17(日) 16:41:03.75 ID:9xqywmN3o
>>586
…へ、へ……?

【相手の"黒睡蓮"という言葉の意味がわからなかったのか動揺する少年 少年にとってはこっちの方が覚えずらそうである】
【女の名前が偽名であることなど露知らず、睡蓮って花あったよな確か…、なんて事を頭の中で考えるのだった】

…まあな なんというか、体質…みたいなもんなのか?

【得意げな顔のまま自分の能力を説明し始める少年 最後疑問系になってしまったのは、恐らく少年自身がこの能力をよく理解してないからだろう】
【少年が電撃を使うことと言えば、精々保身と自動販売機を誤作動させることくらいだろうか】
【女がまだ能力者かどうかすら判別できていない状態で自分の能力をぺらぺら喋るのは完全に警戒を解いたからか、それともバカなだけか】

……って、ちょっと待て触るなよ!

【そんな得意げな表情が一転、焦ったものに変わる 理由は勿論、自分の右手、正確にはそこに纏う電撃へと手を伸ばしていたから】
【一応安全性を考えて威力は低めにしてある為、触れても一瞬強い痛みが走る程度だろうが―――少年が手を引くのが先か、女が触れるのが先か】
【まあ、目の前で電流を纏うなんて事されたら触れたくなるのも当然かもしれない】
589 :【重力皇女】赤い殺人鬼少女 [sage saga]:2011/07/17(日) 16:45:11.88 ID:BbrE11ixo

はあ、暇だわ

【チンピラが多いことで有名な裏通り】
【そこを真っ赤に染め、退屈そうに肉塊を蹴る少女】

ほんっと、暇だわぁ

「ひっ、や、やめて、やめてくr」

やーだ

【グシャッ】

【無様に命乞いした少年を"潰した"】

あぁ、もっともっと楽しい殺し合いがしたいわぁ

【獲物が居なくなったそこに興味はない】
【真っ赤なドレスを、さらに赤く染めた少女は気怠げにため息を吐いた】
590 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/17(日) 16:46:14.23 ID:vXzkSfuIO
>>588
/すいません次遅れます…
/あれだったらキンクリでもかまいません。…申し訳ない…
591 :【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル [sage saga]:2011/07/17(日) 16:58:09.28 ID:9xqywmN3o
>>590
/いえいえ、気長に待ってますので!
592 :【重力皇女】赤い殺人鬼少女 [sage saga]:2011/07/17(日) 17:15:41.70 ID:BbrE11ixo
>>589
/取り消し!
593 :【輪燐罹淋】はたらかない@wiki E:パラオキソナーゼ [sage saga]:2011/07/17(日) 17:55:07.13 ID:zs+fKqSm0
【まだこの時間帯でも照りつける太陽が燦々として、湿度を孕んだ熱気が体を蝕むこの季節】
【子供たちは門限を間近にその姿を消し、大人たちはそもそも犬の散歩が精々で公園には人気が少ない】
【その少ない人気の頭数として、独りの少女が木陰で眠っていた】


う〜ん……むにゃぁ〜〜


【布団持参で】

【公共の場を堂々と自分の寝所と定め、アウトドアなのかインドアなのか理解できない行為を続ける少女】
【「はたらかない」と書かれたアイマスクが一層異常さを引き立てる】
【ただし、彼女が寝ているだけだ】
【ただそれだけ、まあその行為自体が問題なワケだが】

/なんでも募集
594 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/07/17(日) 18:16:20.08 ID:E2P1u3X+o
【とある公園。】

【嗚呼平和だな。と少年は思う。】
【子供達は親や友達と夏祭りに出掛け、まったくの静寂を維持している。】
【唯一聞こえる音と言えば風が草木を揺らす心地好いガサガサと言う音くらい。】
【平和過ぎてつまらん位だ。ベンチの上で寝っ転がり、何となく思考する。】
【長い茶髪に着崩した学園の制服。そして消失した両脚と言う真っ先にカツ上げの対象になりそうな姿も今日はそう目立たない。】
【頭の後ろで手を組み、次に両脚を組もうとした所でそう言えば無かったんだったなと思い出す。】

………寝るか……………………

【フワッとアクビをすると重くなってきた瞼を閉じ、暗闇へと無用心に意識を向ける。】
【能力の使い過ぎで脳が疲れたのか。それとも単純に両脚が無くなっていらない負担が増えたからか…】
【そう思いながら意識は深い闇の中へと沈んでいった。無警戒に。】
【つまりは両脚の無い不良が公園のベンチで眠っている。物を盗るもよし。額に肉と書くもよし。】
【イタズラし放題物取り放題…に見えるが誰かくるのだろうか?】
595 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) :2011/07/17(日) 18:32:42.29 ID:vdRnaXgpo
>>593
/まだいらっしゃいますかー?
596 :【輪燐罹淋】はたらかない@wiki E:パラオキソナーゼ [sage saga]:2011/07/17(日) 18:36:35.18 ID:zs+fKqSm0
>>595
/いますよ〜
597 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) :2011/07/17(日) 18:40:50.51 ID:vdRnaXgpo
>>593
【短い方の時計の針は右斜め下を指し始め、次第に空に混じり始めるのは赤の色】
【公園には何時の間にか何処からか暖かい祭り囃子流れ始め、一人の人影が現れる】

「おい、おい、マジかよ……」

【濃い青色をしたタイツの様な服を身につけ、ギザギザのスカートを、両手両足には青のファー】
【そして、顔に哀笑のピエロマスクを嵌めた人影は丁度正面、木陰の布団、寝る少女】
【暇潰しにと歩いていた脚を更に速く、零れ落ちるのは驚きの声、止まったのは少女の側】

「なんじゃこれ……どうぞ悪戯して下さいってか?」

【膝を僅かに曲げ、腰を曲げ、屈み込みて覗き込み、首を捻りて……疑問を零して】

/途中で少し落ちる可能性がありますが、それで良ければお願いします。
598 :【悪魔麺喰】 :2011/07/17(日) 18:44:53.55 ID:vdRnaXgpo
>>597
おっと名前を忘れていました
599 :【輪燐罹淋】はたらかない@wiki E:パラオキソナーゼ [sage saga]:2011/07/17(日) 18:52:17.52 ID:zs+fKqSm0
>>597
すぴ〜〜〜〜〜♪

【布団の中の安眠少女は目覚めない】
【こんな場所で眠っている方が悪いと言えよう】
【何をされようと文句は言えまい………論理的には】

【逆に、ここまであからさまに怪しい人物に対してちょっかいをかけようという人物がいたとして】
【何に巻き込まれようが、それは仕方ないことだと言える】

【なんて思考を呼び起こすかどうかは知らないが、少女は居たって平和な寝顔でむにゃむにゃし続けていた】
【とても無防備である】
【なんだってできそうだ】
【あ、でも[ピーー]な行為は厳禁な!】
600 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/17(日) 18:57:19.50 ID:vXzkSfuIO
>>588

「あ…ま、好きに呼べばいいわ。」

【何となく相手が混乱している気がして、女はさらに付け加える。】
【ちなみにロータス=睡蓮だ。好きな花の名前から偽名を作っている。】

「体質…ねえ…先天的な能力者かしら…」

【手を伸ばしながら、女は言葉を紡いだ。電流に「綺麗」や「汚い」という概念があるのかわからないが、】
【少年に纏う電撃は、少なくとも「綺麗」に思えた。】

「あいたっ!!」

【そしてバチっと、女の身体に一瞬だけそれが流れ、】
【彼女は手を引っ込める】



/お待たせしましたー!
601 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(愛知県) [sage]:2011/07/17(日) 18:58:35.90 ID:E2P1u3X+o
>>594
/あげー
602 :【悪魔麺喰】 [sage]:2011/07/17(日) 19:07:45.12 ID:vdRnaXgpo
>>599
【流れる祭囃子にも響く蝉の歌声にも人影の声も眠る少女を起こす目覚ましとは成らず】
【ただ平和な色の少女の口元からは穏かな、安心に染まりきった寝息が零れ落ちていき】

「……てか、あつくねぇのか?」【言葉の返答なく、僅かに寂し気な少女を眺める人影は】
【右に捻った首を、次に左に疑問に捻り】「──まぁいいや」【と首を振り、零したのは笑い声】

「サテサテサテサテッ、日が暮れかけた子の時間にぃ、何故か公園で眠っちまっているキュートなレディぃ
──し、か、も……ふか〜い、ふか〜い眠りの森に迷い込んでいるときたもんだ……わかっているよなぁ」
あぁ、なんと穢れなく無防備……まるで、まるで、あれやこれしてと言わんばかりに……俺は誰だ?」


「──もちろん、イタズラが大好きな道化師な悪魔ちゃんっさ!ヒャッハ!」


【小声で高速で機関銃の如く連続して紡がれる言葉は大気に消えてそして悪魔は少女の側にシャガミコミ】
【黒い黒い…マジック、なんとまぁ油性と書かれたマジックで綺麗な少女の額に《肉》と書こうとしているではありませんかッ】
603 :【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル [sage saga]:2011/07/17(日) 19:10:18.71 ID:9xqywmN3o
>>600
…あー……

【やってしまった、という表情と共に右手での放電をやめる少年 すぐさま引いた手も、結局は意味を成さず】
【加減していた為か、流石に相手がその場で倒れたりなんて事は無かったのだが、少なくとも痛みがあることは確かだろう】
【すぐさま女のほうへと目を向けると、そこにはやはり手を引っ込めている女 少年はその痛みがわからないのだが―――】

ご、ごめん…大丈夫かよ…?

【とにかく謝罪である 少なくとも少年が得意げに放電していた所為であることは確かだ】
【慌てた表情で、相手の表情を窺いつつ―――電流へと触れた手に外傷が無いといいのだが】

/おかえりなさいー
604 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/17(日) 19:17:10.79 ID:vXzkSfuIO
>>603

【女は痛みを逃がそうと、手をフラフラと振っていた。】

「ああいや…大丈夫よ。…本物ね…」

【過去に、退治した中で電流に酷似した「魔翌力」を見たことがあった。見かけは超高圧電流だが、】
【実際は術者の意思によって威力の強弱を付けられる疑似電流である。その類かと思って確認したのだが、】
【なるほど正真正銘。本物の電撃である。少し触っただけでもこれだけ痛いのに、少年はそれを纏っているにも関わらず、実に涼しげな顔をしているではないか。】

「しかし…。あんたとだけは戦いたくないわ。」

【微かに赤くなった手の甲をさすりながら、改めて女は言う。】
【真っ向勝負したら勝ち目はあるだろうか。三度の飯より戦いが好きな女であるが、】
【能力の相性というか、そういったものにはやはり縛られるのだ。近距離系の能力者とは相性がいい代わりに、少なくとも目の前の少年のように相性の悪い能力者も存在する】
605 :【悪魔麺喰】 :2011/07/17(日) 19:19:40.42 ID:vdRnaXgpo
>>599
/すいません、呼ばれてしまいました……少し落ちます。ごめんなさい
606 :【輪燐罹淋】はたらかない@wiki E:パラオキソナーゼ [sage saga]:2011/07/17(日) 19:20:17.76 ID:zs+fKqSm0
>>602
うぅ〜〜ん………

【急に騒がしくなった周囲の様子に唸るような寝声を立てるものの、目は依然として覚まさない】
【アイマスク越しにも不快に歪んでいる眉根が見て取れるが、相手はそれすら気に留めないようだ】
【そしてその眉根の上、広く開かれた未踏の処女地たるデコに黒々とした悪魔の穂先を近づけ―――】


へくちっ


【少女の唐突なくしゃみと共に、爆発が起きた】

【とはいえ、それは小規模なもの……せいぜいマジックペンを吹き飛ばす程度の】
【微かに漂う腐魚臭の残り香は、は自然発火し爆発したホスフィン――リン化水素――のものなのだが
 目の前の人物にはそんなこと知る由もあるまい】
【危険を感じて反射的に能力が発動したらしい、ちなみに変換したのは自身の寝汗である】


うるさいッス…………


【その爆発音で目が醒めたのか、その後のリアクションで目が醒めたのはは分からぬが】
【少女は明確な意思の籠った声を放ち、寝返りを打って】

【二度寝に入った】


……………ん、アンタ一体誰ッス?


【かに見えたが、流石にそこまで空気の読めない人間ではなかったらしい】
【再び夢に落ちる直前で引き換えし、上半身を起こしてアイマスク越しの視線を向ける】
607 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(愛知県) [sage]:2011/07/17(日) 19:23:10.83 ID:E2P1u3X+o
>>594
/もう一度…!
608 :【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル [sage saga]:2011/07/17(日) 19:42:37.50 ID:9xqywmN3o
>>604
…な、なら良いけど……

【微かに赤くなった女の手の甲 とりあえず電流に触れた本人は大丈夫だと言っていたが、本当に大丈夫なのか】
【女に「本物」と言われても、その意味がわからなかったらしく小さく首を傾げるだけ 本物、とはどういう意味なのだろうかと】
【もしかすると偽物の電流があったりするのかも知れないが、少なくとも少年はそんなもの知らなかった ただ深く聞くと余計頭がこんがらがりそうなので、その疑問は胸中に秘めておくこととする】

……そ、そうか? …まあ俺も嫌だけどな……

【戦いたくない、女に言われて、苦笑しつつもそう言葉を返す少年 と言っても、少年は戦いが好きなわけではないのだが】
【自分の能力が相手にとって相性の悪いものだとは露知らず そもそも警戒を解いてから相手と戦うことなんて全く考えていない】
【そのままへらへら笑っていたのだが、ふと暗くなってきた空を見上げると、「あ、もうこんな時間か」なんて呟いて】

…そろそろ行くか、じゃーなー

【左手に持っていた空の缶ジュースをゴミ箱へと投げると、間延びした声で別れの言葉を述べつつ、女に手を振りながら暗闇へと去っていくのだった】
【よく見ると、少年は微かな笑みを浮かべているのだが―――女が気付くかどうかはわからない】
609 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/17(日) 19:53:02.18 ID:vXzkSfuIO
>>608

「偽物の電流もあるのよ。」

【言っている意味が分からない、と首を傾げる相手に女はそう言葉を紡いだ。】
【コーヒーを一口飲むと、冷たい感覚が喉を流れる。】

「そうよ。近距離殺しよ。あんたの能力は。」

「あら?戦いは嫌いかしら?」

【微かに乱れた髪を整える。この時期はうっとおしいため、バサッと切ってしまおうか。】
【短くして見るのもいいかも知らない…なんてことをぼんやりと考えた。】

「あ、もう行くの。それじゃあね。ごちそうさま」

【缶の中に残ったコーヒーを飲み干し、彼女もまた少年のようにゴミ箱へ。】
【弧を描いて落下したそれを見てから、青年に手を降った。】

「…なかなかかわいい笑顔してるじゃないの。」

【去る背中にそう呟いてから、その後に、】
【彼女もまた、少年と反対方向に歩を進めた。】


/お疲れさまでした!
/ありがとうございましたー!
610 :【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル [sage saga]:2011/07/17(日) 19:55:35.50 ID:9xqywmN3o
>>609
/おつかれさまでした&ありがとうございました!
611 :【輪燐罹淋】はたらかない@wiki E:パラオキソナーゼ [sage saga]:2011/07/17(日) 19:59:08.32 ID:zs+fKqSm0
>>605
/こちらも暫し飯落ちしますねー
612 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/07/17(日) 20:26:37.31 ID:E2P1u3X+o
>>594
/最後にあげてみる
613 :【悪魔麺喰】 [sage]:2011/07/17(日) 20:28:06.11 ID:vdRnaXgpo
>>606

【くるくる、と】【赤みが差し始めた陽光を浴びながら少女の額を汚そうとしたペンは突如湧き上がった】
【子供が扱う火薬のような情けない音共に発生した小規模の爆発により、悪魔の後方に飛んでいき…】
「……」【悪魔思考停止】「…………」【悪魔更に行動も停止】「……──っえ?」【──ようやく疑問色】

【眠る者への、しかも少女の対する悪戯は悪魔を誘うのは興奮、仮面から零れる息は激しく生臭くて】
【この事もあった為か予想を超えた現状に悪魔の心は強制的に停止が選択され、思わず見る己の手】

「────……一体何が起こりやがった訳なの───」【そして悪魔は気が付かなかった】


「……──ウギャァァァァァァァァァァアァァアァァッ!!」【何時の間にか少女が起き上がり此方を見ていたことを】

【悪魔が少女の遮光布に覆い隠された視線に気が付いた瞬間、少女の直ぐ近くで上がるのは蝉すら逃げる絶叫】
【脳を通すこと無く、体は自然と四つん這いで布団やら地面やらを踏みながら醜く動き取りあえず逃げる事を選択】
【その動きは獣の如く、その速さは風の如く、三回の瞬きの間に既に悪魔は少女の正面、5m程の移動を完了!】

「……ぜぇ……─ぜぇ……おい、急に起きるなよ……心臓にくそわりぃ…死ぬかと思った……──あ?…ぜぇ
な、名前…か…ぇ…その前になんだよこの匂いさかなくせぇ……ま、ま、いいかぁ……」【酷く乱れるのは息】

【今だ驚きの感触に立ち上がる事は出来なくて、地面に座り込んだまま悪魔は少女の方へ振り向いて】

「……ぜぇ……ハァ……──お家で習わなかった……のかいレディィィ…尋ねるときは自分からだと…
が……なんだかんだと聞かれれば──答えて……あげるが世の情けとも言うな…──ロキシー…
──俺様はロキシ−=ジュマンジ様……だぜ……てか目ぇぜってぇ見えてねえだろ…それ……」

/遅れました……そしてただいまです
614 :【輪燐罹淋】はたらかない@wiki E:パラオキソナーゼ [sage saga]:2011/07/17(日) 20:41:35.97 ID:zs+fKqSm0
>>613
だーかーらー、うるさいッスぅ〜!

ふあぁぁぁぁ〜……ふ〜ん、ロキシーさんね

【混乱して立ち上がれぬ男に、目覚めはしたものの布団からは動こうとしない少女】
【低い視点のまま話が続いてゆく】

呼びにくいんで『ろっちぃ』でいいッスか?
いいッスよね?
おお、いいッスか!!

【無論まだ相手は答えていない】
【寝起きとは思えぬテンションでまくし立てるように会話の主導権を奪い取った少女は、
 そのまま目の前の男に勝手極まりないニックネームを押し付け、確定させてしまった】

私のことは『ゆかりん☆』っと呼んでくれていいッスよぉ〜
いやはや、それでは今後ともよろしくッス、『ろっちぃ』

【どう見ても見えるハズの無い、アイマスク越しの視線を男に向けて、少女はにこやかに笑いながらその名を告げる】
【しかし自称『ゆかりん☆』とはどうゆうことなのか、というか『☆』の部分はどう発音しているのか】
【などなど疑問を残すものの、いたってマイペースに相手を巻こうと会話なのかどうなのかすら怪しい対話を続ける】

/お帰りなさいです
615 :【LUIN ENGINE】@wiki [sage]:2011/07/17(日) 21:03:41.25 ID:v/Su/uFYo
【夜、火力発電所、機関部】

【赤、赤かった、率直に比喩無く描写するならば血溜まりがこれでもかと散乱していた、そして転がっているのは幾つもの人の死体】
【作業員やら警備員やらの服装をしている者がほとんどであり、その代わりに立っている一つの奇怪な人影がそこにはあった】
【影と呼ぶには白過ぎる肌、病的なまでに、人外的なまでに真っ白な肌を持ち、不気味さとホラーを備えた両の真っ黒過ぎる瞳】
【その視線の先には今も稼働している発電所の機関部があり、そこに生成された電気を集めて各地の変電所なり家庭なりへと送るのだ】
【だが、少女はそれを点検する訳でも無ければ、この死体たちの供養だとか弔いなんかする訳が無い、人間だって豚の葬式は開かない】

「……よくよく考えれば、何で今までこれを誰もしなかったのか不思議ですわ」

【コツコツと足音を機関部へと進ませていき、左腕がないせいでやや歩き方がぎこちないが右腕を少々大ぶりに揺らしてバランスを取り】
【機関部の前に立ち止まると、操作版などで操作をするという感じでは無く―――直に機関部に触れようとした、大きなその機械はそれでも稼働を続ける】
【少女が一体何をしようかというのかは言うまでもない話だ、人間の敵で、その敵が発電所に来たともなれば、やることなんて一つ】
【しかし、それを止めるような者は今この場にはいないし、これが直接的に人間の死に関係する訳でもない、そう考える事も出来る】

【それでも、この発電所の稼働を停止させれば、この周辺地域の病院の機械は停止し、信号機も点かなくなり、自分が暴れまわったりしても正義のヒーローが来なくなる】
【今までの悪党たちは何故この方法を取らなかったのかといささか疑問を覚えた少女は何だか自分が天才にでもなったかのような気分】
【まぁ、少女が自画自賛に浸り虚栄心と自尊心を育むのは毎度毎度のことなのでそこは捨てておいても良い部分である】


/誰でもうぇるかむー!雑談からころすぃあいまで!
616 :【淫誘嘲魔】 @wiki [sage]:2011/07/17(日) 21:04:55.95 ID:cRkjhi8s0
索漠とした漆黒の闇の街頭に、月が隠れ白く燃える雲の隙間から漏れ出る月光は
丁度、彼女の座り込む十字架の石碑にライトアップしており、何処かナイーブなのか
憂いを込めた、瞼を縮め細めた黒い瞳で、唯、雲の流れと塵の様な星の集まりを眺めて居る

「……何処かで、祭りの音がしてたッスね」
「楽しいんだろうなぁ……ーーー」

彼女は普通の人間では無い、いわゆる悪魔の一端とも言える存在で有る。
然かし、彼女に人を襲い欺き害を為す事は、しない、寧ろそういった行為を嫌う側だが
勿論、表面上の話だ、彼女に薄く鋭利な爪を持ち、蝙蝠の羽根が背中に付いて居る様に
彼女には悪魔としての血が流れ着いている、其れは
逆らえぬ運命の様な、野獣が野獣で無ければ、生き延びれないのと同様
彼女もあくまで悪魔で無ければ悪魔として生き延びれない。

「今宵は涼しいッス……」

そして最近に成って、彼女は自身が人間では無く、悪魔という自覚意思に芽生え
何処か人と接するのに、恐ろしさ、怖さを覚えてしまって居た。
ある種の失念を知ってしまったからだ、其れはトラウマの様にこびり付き、なかなか離れない
披瀝する相手も居らず、彼女は十字架の下、ただただ迷って居た
617 :【悪魔麺喰】 [sage]:2011/07/17(日) 21:13:13.18 ID:vdRnaXgpo

「……『ろっちぃ』で強制的に確定───だと………な、なんと、この俺が…会話で……負けた」

【悪魔のマシンガントークに戦きもせず、逆に強引に会話の主導権を獲得した少女…なんと】
【再び予想外に予想外を加えた展開に悪魔は立ち上がる思考を感染に除去し、今だ座り】

「──ふ、ふふふっははは……いいじゃねぇか気に入ったぜぇ……ゆかりん☆とやらぁ…」

【表情見えぬ仮面の奥、されど悪魔は確かに笑っていた、楽しげに…好敵手を見つけた─と】
【そして、手を後ろに回し地面に付きたて、まるで怯えた様な姿勢から、悪魔は地面に胡坐を組みて】

「まぁ、さっきの質問にまだこたえていねぇとかの野暮な突っ込みはしねぇ…だって面倒だし☆まぁまずとりあえず」
「なぁ、ゆかりん☆───なんで俺様におびぇねぇんだ?……な、ん、で、笑って対応できる訳だぁ?ゆかりん☆」

【首を右へ捻り、マスクの奥の瞳は細められ、零れる口調はオドケル様な疑問色,で】

/見逃して…おりました……ごめんなさい
618 :【悪魔麺喰】 [sage]:2011/07/17(日) 21:14:01.83 ID:vdRnaXgpo
>>617>>614です。
619 :【輪燐罹淋】はたらかない@wiki E:パラオキソナーゼ [sage saga]:2011/07/17(日) 21:28:40.23 ID:zs+fKqSm0
>>614
だって見えてないし

【なるほど、納得である】
【とはいいつつこのアイマスク、遮光はしっかり視界はちゃっかりで見えているのだが】
【実際には、この少女自身が見た目に拘泥しない――というか変な奴らは割と見慣れている――というのが大きい】


あれ、ろっちぃってそういうお仕事のヒトッスか?
ヒトを怯えさせたら出てくるもよもよ〜んを宝石チックなものにきゅお〜〜んしないと上司に怒られる的な

【何のアニメのイメージかは分からないが、擬音語だけでここまで表現可能な日本語って素晴らしい】
【と相手が思うかどうかは分からないけど、そんなことを問い尋ねる】


それは悪いことをしたッスぅ〜………

それじゃ今からでも遅くないッス、頑張って悲鳴の一つぐらい上げてあげるッス!!

【などと再び勝手に会話を進め、思いっきり息を吸い込んで頬を膨らまし】



キャァーーーーッ、変態ッ!!!!!

【変態呼ばわりされました】


誰かァァーーーーーッ、襲われるゥゥゥウーーーーーーーーーーッ!!

【危険な変態扱いされました】


犯されるゥゥーーーーーーーーーッ!!

【ダメ押しとばかりに変態が性犯罪者へとランクアップしました】

【彼女に悪気があるかどうか?】
【そんなもん自分の眼で確かめろよ】

/いえいえー、お気になさらず
620 :【悪魔麺喰】 [sage]:2011/07/17(日) 21:49:26.09 ID:vdRnaXgpo
>>619

「ちげぇ、ちげぇ、仕事でも何でもねぇってぇのつかなんだその擬音はそもそも俺ら悪魔が人間みたいになぁ──うん?」

【悪魔は、ケラケラと笑ってしました】【それは勿論少女が冗談で言っていると思っているからです】
【悪魔は片手をふりふりしていました】【それはまさか先の展開なんて予測して無かったからです】

「─アレ? 何故勝手に会話をススメテイルノデス?」「イヤイヤ今更そんなに気合なんか入れなくてもさ──」

【掴めない、掴めない主導権に、もはや関心の粋に心が感じている悪魔の脳内に成り始めたのは危険信号】
【此方が一進む間に10は進む少女は、何故か次第に頬を膨らませて、とても可愛らしいものでしたが……が】
【悪魔に其れをじっくり確認をする余裕などありませんでした、いや初めはこれを望んでいましたが──何故今更】

【そして、少女の甲高い悲鳴が、花火の様に打ちあがり、しかもそれは三段花火でしたとさ……】

「──    何    故    今    更    ッ    ッ    !」

「  し  か  も  め  ち  ゃ  め  ち  ゃ  犯  罪  者  扱  い  じ  ゃ  ネ  ェ  か  !」

【この行動は悪魔とて人間とて、きっと変わらないだろう、いや絶対に】【瞬間に動き始めたのは、悪魔の肉体】
【──何故人は悪いほうに行動してしまうのだろうか。それは本能か、修正か】【──悪魔の行動はシンプル】
【少女の叫び声が天を貫き響き渡った瞬間に、悪魔のツッコミも響き渡り、風の様な速度で、少女の口を塞がんと動き始めたッ】


【……あぁ、馬鹿、逃げればいいのに──少女の叫び声は、確実に青い服の公務員やら対能力者の組織やらを呼び寄せ始めた】
621 :【輪燐罹淋】はたらかない@wiki E:パラオキソナーゼ [sage saga]:2011/07/17(日) 21:58:18.51 ID:zs+fKqSm0
>>620
ふぃ〜〜、大声出すのはカロリーを消費するッス〜
どうだったッスか? ろっちむごがご

【いきなり口を塞がれた】
【いやまあ、正当な理由はあるけど、いきなりというか予想つくハズなんだけど】


むごがごふむむっふしゃ〜〜〜!!


【枕の上で頭を転げさせるように必死に抵抗する】
【じたばたしたら布団が肌蹴た】
【布団をちゃんと敷いてある不自然さを除けばすごく………犯罪臭がします……】


う、ううう…………

【暫くして、疲れたのかだらりと脱力し、「もうどうにでもして」と言わんばかりの格好となり】
【胸の控えめな膨らみを上下させながら、紅潮した顔に涙の筋まで流して震え出す】

【この状況を楽しんで演技しているか、ガチなのかの判断はお任せします】
622 :【無貌欺神】 [sage]:2011/07/17(日) 22:11:05.51 ID:f/HIVLe20
>>615

「それはお約束だね、変身中のヒーローを攻撃してはいけない。
 そんな有り触れたお話だ」

【その男は何時から其処にいたのか分からない、あるいは初めから立っていたのかもしれない。
 面前の少女を一瞥する、興味を移さないガラス玉のような眼球で。ただ見ているだけだ】

「気にしないでくれたまえ、空気だと思えばいい。虚構だと思えばいい。
 君は何も心配せずに作業を続けたまえ」

【男は事務的な音声を上げる。ここまで行くとなれば無機質と呼ばれるようなものだ。
 男は唯無機物おように存在している、今もなお、少女を視線に含めても】
【発電機は稼動している。少なくとも現時点では。
 次の瞬間には稼動している保障なんて何処にもないが、あぁ、果たして。どのようになってしまうのか】
623 :【悪魔麺喰】 [sage]:2011/07/17(日) 22:18:22.88 ID:vdRnaXgpo
>>621

「………──────ほぉ」

【悪魔に口を塞がれ、押し倒された形の少女が起こすのは抵抗の旗、されとて体勢と悪魔の力は偉大だった】
【転がるように揺れる体、少女の呻きは悪魔の心の何かを撫でり、抑えられた手は外れない──少女の抵抗が止む】
【先ほど落書きをし損ねた額から零れる汗は涙の雫と混ざり合い、肌蹴た布団にし染みを作る、震えるのは子犬の如く】

「………──────ほぉほぉ」

【忘れそうだがココは野外、大気の温度は夕日が沈みかけても熱を持ち、マスク越しにでも少女の香りが鼻腔を擽る】
【暴れた少女、少し捲れ上がる衣類から覗くのは穢れ無き純白の肌、興奮か何かに揺れる小さな胸は妖艶で……】

「おいおい──ま、さ、か──おぉけい、理解した──寝ていたのは望んでいたのからだよなぁ…そりゃかそうだ」

【悪魔は哂う、笑う、嘲う】【口を塞ぐ手はそのままに悪魔は脱力した少女に圧し掛かる様に体に嫌にゆっくりと】
【手を押さえていない逆の手は少女の色鮮やかな朱に染まった頬に流れる河を掬い上げ、更に上へ上がり手】

「……───さぁさぁさぁさぁ、恐怖に震える少女の瞳はどんな色、いざ見てみましょう…オーッぷん」

【少女の身に着けたアイマスクを外さんと──紡いだ声は興奮に染ま獣の如く不潔】【ただ悪魔は気が付かない】
【自分の背中に大きな影は出来ていたこと】【その影はとても逞しく、悪魔をにらみつける瞳は正義の炎に燃えていたことを】
624 :【警戒口調】@wiki [sage saga]:2011/07/17(日) 22:21:03.23 ID:0LDAW9aR0
【夜の公園】
【時間からか、もう人気もないそこで】

【一人の青年が、寝ていた】

【いや、ベンチの上で寝てたとか、遊具の上で寝てたとか】
【暑い中、ただ横になって寝てたとかそういう訳じゃない】

【テレビ、冷蔵庫、電気カーペットの上にあるベッド】
【床にはエアコン、家電製品の数々が、寝ている青年の周りにあった】
【もちろん青年はふかふかのベッドの上で寝ており、エアコンからは、何故か冷気が吐き出され】
【とても快適そうである】

【公園の近くを通りかかる物ならその姿は目に入るだろう】
625 :【輪燐罹淋】はたらかない@wiki E:パラオキソナーゼ [sage saga]:2011/07/17(日) 22:25:52.99 ID:zs+fKqSm0
>>623
んっ……………?

【少女はアイマスクに指をかけようとしている悪魔ではなく、その先に視線を向ける】
【無論、アイマスク越しの視線など男には気づきようもないだろう】


んんーっ、んんっむっふー!!

【少女は必死に体を動かし、口から手を放そうとするが上手くはいかない】
【仕方なく、男に示すように指で背後の空間を指さす】
【別に男を犯罪者に仕立て上げたかったワケではなく、その場のノリでやってしまった行為だったので】
【「あ〜、ちっとばかしやりすぎちゃったッス〜」などと思いながら】
【窮地をギリギリ脱せる程度のタイミングで男に助け船を出す】

【まあ反省の色はこれっぽっちも無いけどね☆】
626 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/07/17(日) 22:40:06.21 ID:E2P1u3X+o
>>594
/此処で敢えてあげてみる
627 :【悪魔麺喰】 :2011/07/17(日) 22:47:14.72 ID:vdRnaXgpo
>>625

【アイマスクを外そうとした手は空を切り、再び上がり始める呻き声】
【混ざり合う様に荒い息を零す悪魔は……もう一度、筈さんと……そして気づく】

「…………あぁ?」

【イヤ、気がついてしまったと言うべきだろうか、少女の差した指の先】
【そして、背中に突き刺さる情熱を、止まる動き……首だけが錆びた動きで後方を】
【そこには、まぁなんという事でしょうか、膨れ上がる制服は筋肉の為に】

「……いやぁ、あの、…………これはですね、遊びと言うかなんというか」

【はい、居たのは立派な警察官のお兄さんでした☆、そろりと悪魔は立ち上がり】
【無論、お兄さんは逃がしません、腕をガシッと掴み、悪魔はズルズルと引きずられ】

「イヤイヤイヤイヤイヤイヤ、聞いて下さい、俺…僕は違います! えっ!見てた?」
「イヤだなぁ…だったらわかるでしょう………あれか遊びだって…あれ何故拳を振り上げるの?」

【悪魔も頑張って説得したりしていましたが中々難しく、けどどうやら逮捕は免れたらしいです、が】
【お兄さんの立派な拳が振り上げられました、お兄さんは笑っています、刑は鉄拳制裁】
【そして、怯える悪魔を無視してお兄さんは拳を振り下ろしました、そして連打連打連打!】

「いやっ、いやっ、……………アッーーーーーーー!」


【悪魔は抵抗出来ず殴られます、少女の正面で壮絶な制裁が始まる悪魔の悲鳴は悲しげに】
【数分後、二三注意してお兄さんが去った後には、なんか悪魔塊みたいなものが転がっていました。】
628 :【輪燐罹淋】はたらかない@wiki E:パラオキソナーゼ [sage saga]:2011/07/17(日) 22:58:14.65 ID:zs+fKqSm0
>>627
【流石にこれは気の毒だし助けてあげようかな〜なんて途中で思ったりしたが】
【密着した対象に使い分けられる能力でもなく、下手すると被害も大きくなるし】
【そんな考えを数秒ほど脳内で回転させた後】

【めんどくさくなり、考えるのを止めた】

【そして再び寝た】


【〜十数分後〜】

ふあ〜〜〜、あ、ろっちぃオッハー☆

【浅い眠りから覚めた彼女の目の前には、さっきまで会話していたはずの存在の無残な残骸が】


よーッス、生きてるッスかぁ〜?

【器用に布団ごとずりずりと移動し(この期に及んで立ち上がらない)】
【元悪魔だった塊の、既にどこかも分からない部分をつんつんとつついてみる】


生きる希望を捨てちゃダメッス〜〜

傷は深いぞガッカリしろッ!!

【心配してるのかからかっているのか分からない調子のまま、物言わぬ肉塊とのコミュニケーションを続行した】
629 :【悪魔麺喰】 [sage]:2011/07/17(日) 23:19:49.37 ID:vdRnaXgpo
>>628

【警察官のお兄さんが去っていった後の悪魔は凄惨を究めていたと言えるかもしれない】
【細長い手足は無残にも変な方向に捻じ曲がり、各内臓はほぼ破裂、仮面は見事に割れていた】

「……おぉ──ゆかりん☆か……──俺は長い夢を見ていたようだ……」

【割れた仮面から覗くのは、意外にも整った顔付きの男性の顔──ただ不気味に光る赤い瞳が異質】
【少女の布団を摺る音に、凹んだ腹部を突付かれた痛みに、壊れた玩具の動きで悪魔の顔は少女を見つめ】

「ハハっ……てか、この際に及んで、俺に又突っ込み。を……ゲホォッ……まぁ、てめぇらしいな…」

【黒い歯が覗く口元から零れ落ちるのは赤い赤い、鮮血で】【されど悪魔の表情は春の昼の如く穏かで】
【少女の頬を撫でようとした手は……僅かに動いただけで、僅かに揺れただけで止まってしまって.…】

「長い、長い人生…というか悪生だったぁ……──いやぁ、まさかこんな最後を送るとなぁ……
まだ…生きたい……いやもう死にたい.……こうなっちまったらわかんねぇ……まぁ──」

【悪魔の口元から零れる鮮血は止まる気配、それどころか更に増し、悪魔の体から温もりを奪い去っていき】
【──次第に悪魔の瞳が、落ちていく、それは劇の終わりを知らせる垂れ幕の様に…迎える死、されど笑顔】

「最後…てめ…ぇに見…取……ら──れる……の…も悪く──ね……・…な」【そして…全てが終わってしまって】

【【悪魔麺喰】 しぼ     ──あれ?】



「………ってか俺死んでなくね?」


【──いやだって怪我はせいぜい打撲だけですし】
【じゃあ、あの吐血は?……気のせいだろ、きっと】
630 :【輪燐罹淋】はたらかない@wiki E:パラオキソナーゼ [sage saga]:2011/07/17(日) 23:33:30.03 ID:zs+fKqSm0
>>629
わ〜〜ん、ろっちぃが死んだーーっ!!

これからろっちぃよいしょ本&ろっちぃF.Cつくろー!って思ったッスのに……
くすん……悪魔薄命ッスぅ……

【どこの漫画へのファンレターだ】
【涙を流しながら(自由に流せるスキル持ち疑惑)目の前で静かに息を引き取った悪魔に覆いかぶさる】
【布団ごと】


あれ、生きてたッスか!?

それじゃあさっきの感動のシーンは一体なんだったんッスか!!

JAR○に訴えるッスよぉおおっ!!!

【少女の体重+布団の重みによる圧迫+両手による殴打→打撲だらけの体=?】
【あと伏字が微妙にその用を成していない】


まー、生きててよかったッス

もー、ろっちぃが調子に乗りすぎるから痛い目に遭うんッスよぉ?
これからは反省して真面目に生きるッス!!

【一番の原因はその場のノリであの警察官の方を引き寄せたあなたにあると思います】
【などと悪魔が正直に言えるかどうかは分からないけれど】
【とりあえず不幸な悪魔くんが踏んだり蹴ったりな結果になったのは確かなようだ】
【無論、この少女の方は完全な安全圏だったワケではあるが】
631 :【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル [sage saga]:2011/07/17(日) 23:38:21.97 ID:9xqywmN3o
>>616
【雲の隙間から漏れ出る月の光に淡く照らされた、とある街頭 こんな時間にこんな所を歩き回っている独りの少年がいた】
【何故こんな所を歩き回っているかと言うと、やっぱり暇なのである 時間帯も相俟って中々に危険な暇つぶしだ】
【黒く短い髪に、黒い瞳 大きな特徴も無い―――強いて言えば幼さの残る顔立ち位だろうか、そんな普通の少年である】

…どこかで祭りの音がしてた気がする……
……はぁー、行けばよかった……

【何か俯き気味だが発言も至って普通である 「ま、夜の街を歩くのもいいよな」なんて言って、すぐさま顔を上げる】
【これと言った目的も持たず、ただただぶらぶらと歩くだけなのだが、これでも少年にとっては結構面白いらしい】
【そんなわけでぶらぶら歩き続けていたのだが、ふと突然立ち止まり―――少年の目に入ったのは、月光に照らされた十字架の石碑と、そこに座り込む人影】

―――…こんなとこで何してんだ? 夜は危ないぞ…?

【近づいてみると、その人物が女であることは簡単にわかった 警戒心も無く近づいて、言葉をかける少年】
【相手からしてみれば明らかに矛盾している発言である ―――そして勿論、少年が相手の心境など知る由も無い】
632 :【悪魔麺喰】 [sage]:2011/07/17(日) 23:50:33.40 ID:vdRnaXgpo
>>630

【暑い──ただ暑かった、何時の間にか沈んでいたがこの夏の季節、お天道様が沈んでも暑い】
【だから……少女の圧し掛かり(布団込み)は物凄くつらかった……重みは万力の如く、ぽこぽこは傷に染みる】

「えぇい、この俺様のツッコミがまにあわネェッ!──てか乗るな!、叩くな!、」【奇しくも先ほどの逆の少女と悪魔】


「悪かった、めちゃめちゃ俺が悪かった、マジ改めるからホントニ改めるから、このロキシー=ジュマンジ」


【少女の圧し掛かりにより腹部に掛かる重圧は、先ほどのお兄さんのボディを喰らった腹筋には致命傷】
【連続して振り下ろされる少女のポコポコは各種内部出血している体には泣きそうになる位いたくて】
【──まさに潰れた声を吐き出しながら、悪魔の両手は少女の体を持ち上げんと動き出しながら──】

「まじで叩くな!ホントニマジで頼むから…なんでも聞くからとりあえずどいて……てか」

「て か な ん で わ ざ わ ざ 布 団 で 乗 っ て く る ん だ よ ぉ ! !」

【人を嘲り笑い貶める悪戯好きの小悪魔ロキシー=ジュマンジは子犬のような悲しげな声をあげていましたとさ】
633 :【淫誘嘲魔】 @wiki [sage]:2011/07/18(月) 00:03:42.28 ID:5x4GOYm/0
>>631
ぴくん 肩を揺らし、近付く足音の心地を感じ取る、何処か強ばる体の筋肉、力の隠る指や手
何時もなら、顔を見合わせ誰とも知らぬ顔でも陽気に挨拶を交わしたのだろうか
今は、きっと今だけは……ーーーそんな気分に成れない。
十字架から、背を離し丸めて、膝を抱え持ち三角座りに近い状態へと座り直す

「別に……ーーーー」
「なーんも、してないっすよ、ただ座って、ただ空を眺めてるだけッス」

嘘は吐いていない、無愛想にも見えるだろうか、眉を吊り下げて何かに拗ねてる様な、やや片目に
口元をへの字に変えて、如何にも不機嫌御機嫌ナナメな態度を醸し出して居る。
意地に近い感情なんだろうか、すん、と鳴らす鼻
少しだけ冷えてきたかも知れない

「夜が危ないなら、暑苦しい昼に此処に座りぱなしに、熱中症になれ、っと言うんスか?意地悪ッスね」

物事を考えるにも、気勢を殺がれた気分で、頭が回らない、ただ気ままな風にさらわれて何処かに消えたみたいだ
鼻白む表情ながら、鼻を明かしてやろうとも言わんばかりな憎まれ口の様に
下らない頓知を効かす、其れで目の前の少年が憤慨でも為して何処かに去るなら
別にそれでもいい、とでもいうようだ
634 :【輪燐罹淋】はたらかない@wiki E:パラオキソナーゼ [sage saga]:2011/07/18(月) 00:06:40.95 ID:XHPytTvh0
>>632
うぃー、反省したなら今日のところは許してやるッスぅ

【許してくれた】
【というかなんで上から目線なのか】
【命に別状がないからと言って傷口に拳を叩き込む(表現としては間違いはない)のは正しい行為なのか】
【いや、ありえない】


むぅ〜、ろっちぃは私のアイデンティティーを否定するッスか?

【持ち上げられた体ごと布団ごと、転がり落ちるように一回転し、包まるような状態で着地&リバース】
【軽くではあるが傷に響く程度の衝撃をしっかりと孕んで依然として倒れ伏す悪魔に横付けしなおす】
【無論しっかりと布団に入ったままである】
【どうなってるんだろう、ベルトか何かで内側に固定でもしているのだろうか?】

ん、んんん?

さっき、『何でも聞くから』って言ったッスか?
言ったッスよね?
いや確実に言った、言い切った!!!
ハイ事実確定〜〜、一名様ご案内ッス!!

というワケで〜〜〜♪

【アイマスク越しでも満面の笑顔であることが分かる表情をありありと見せつけながら】
【悪魔の必死の囁きの言葉尻を捉え、食らいつき、まな板の上に載せた】
【まあ食らいついてから俎上に上げるのは些か表現としてはアレだが】
【とにもかくにも、少女は布団の中から楽しそうな顔を覗かせて、嬉々として男の反応を眺める】
635 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/18(月) 00:17:11.11 ID:cVuWZ7gIO
【どっかの廃墟群】
【草臥れた鉄骨が剥き出しになる廃ビルや、昼でも薄暗い大通り。】
【昔日の賑わいを感じさせないこの場所で、一人の人物がいた。】

「……」

【一人の豊かな長い黒髪が印象的な女性である。】
【ほとんど黒と言える春用の薄手のダークグリーンのコート、】
【左目を斜めに切り裂く様な傷跡。】
【そしてもう一つは背中に抜き身で背負った身の程もある大きな片刄の大剣。】
【それらが合間って、少しばかり近づき難い様な、そんな雰囲気を発していた。】
【また、辺りは季節的に暑いのだが、女は涼しげで、】
【その証拠に、彼女の周りだけまるでクーラーをあてがったかのように、程よく涼しい。】

「……不殺同盟=cか…」

【壁にうっかかり、ポツリと呟くその独り言は、ぬるい風に流され、消える。】
【よくよく見れば、大剣から絶え間なく白い冷たい水蒸気が吹き出ているのがわかる。】



/なんでも対応
636 :【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル [sage saga]:2011/07/18(月) 00:17:29.80 ID:FZe2xDu9o
>>633
【どうやら女も別段何かしていると言ったわけではないらしい ある意味少年と同じである】
【石碑の近くで三角座りする女が不機嫌であることは、流石の少年でもわかった ―――少なくとも表情は、だが】
【とはいえ少年がした事といえばたった今話しかけたくらいで、相手が不機嫌である理由はわからなかった】
【もしかすると相手にとって一番落ち着くのは少年がこの場から去ることなのかも知れないが、少年はバカなのでそんな事気付くわけもなかった】

…い、いやそういうわけじゃないけどさ……
……ただ、ちょっと気になっただけで………

【相手の言葉に、思わず言葉を詰まらせる 少年にとって相手の言葉はどこか強いものに聞こえたのだろうか】
【苦し紛れに返事をして、それっきり沈黙してしまう少年 かける言葉が見つからないのか、それとも話すのを躊躇っているのか】
【と言ってもやっぱり憤慨してその場から立ち去るわけでもなく―――怒ってもなければ笑ってもいない、複雑な表情を浮かべていた】
637 :【悪魔麺喰】 [sage]:2011/07/18(月) 00:28:36.39 ID:hzD+iYMdo
>>634

「……てか何で上目線──いや何でもねぇって」

【疲れた言葉を吐きながら悪魔の両腕が持ち上げるのは、布団を含めても尚軽々と持ち上がる体──これで良しと】
【けれでもココで予想外、コロコロリ】【と転がるのは少女の体そして連れ添うように動く布団──ぐぅ、再び悲鳴】
【気が付けば…何時の間にか、少女は悪魔の横で不満の声を上げていて……首を向けてみれば……不満色の声】

「別に否定はしてねぇよ……てか俺様の人をからかって弄ぶ悪魔的なアイデンティティーを【そして悪魔は知らない】
木っ端微塵に破壊してくれたのは……一体何処のどなたさんでしょうか、か、か?……あ」【自らの犯した最悪のミスを】

【急に突然に上がり始めたのは少女の口調、脳内に再び高らかに鳴り響き始めたエマージェンシーッッ!】
【少女との小さな格闘の時に顔から完全に外れてしまった仮面の下、蝋の様に白い悪魔の顔に滴る冷たい汗】

【首が動く、ぎしぎしと、動かし高たく無いのに、動いてしまう】【あぁ、なんか予感した予測した…悪魔の笑みは乾いた笑み】
【次第に視線が写し出し始めたのは、暗いくらい闇の中の魔窟から顔を覗かせる少女の瞳を隠しても尚解るまぶしい笑顔ッ!】


「え、えぇ〜〜〜そんなこと言ったっけ……絶対気のせいだと思うけど…………あぁはいはいはいはい言いました!!」
「おっけ、おっけ、俺様も男だ……悪魔だけど、──ええぜぇ!、言ってみな!!レディィ!!、ある程度なら」


「────……叶えてやるぜコンちくしょっーーーーーーーーーーーーーーーーーー」

【そして、悪魔は少女から視線を外して、叫びは破産した店主の如く、烈火の紅の髪を五本の指を立てワシャワシャと掻き毟った】
638 :【悪魔麺喰】 :2011/07/18(月) 00:32:01.09 ID:hzD+iYMdo
/すいません……30分程落ちます、ごめんなさいっ!
639 :【氷柱細剣】突いた部分を冷凍するレイピア使い。 E:レイピア×2 @詳細wiki [sage]:2011/07/18(月) 00:44:29.48 ID:GhpHXROfo
>>635
【夏なのに、ひんやりとした世界。生命の息吹を残さないこの世界】
【夕焼けはただ黄昏を生み、恐怖を育てていくためにしか存在しない】
【なぜなら太陽は光も熱もこの地には最低限しか与えず、半ば義務感のみである】
【そんな世界にお似合いなのは……終末を告げる女神の子守唄】
【否、子守唄という名のレクイエムを刃の軋りで奏でるべく…この地に二人の女剣士を呼び出したのだろう】
【一人は、壁に寄りかかり……静かな冷気を纏いているあなた……そしてもう一人は?】

…………

【草鞋とアスファルトがこすれる音とともに、あなたの放つ冷気よりも冷たい風が出現する】
【それは、黒衣の和服を着こなす紫陽花色の髪をした女性。さらさらとしたその髪質が闇と混じるよう】
【女性は腰帯に二本の剣を装備しており、彼女もまた剣士であることを示している】
【何よりも、その剣からはその空間を包むかのような絶対零度の世界が広がっているような錯覚を受けるほどの氷気を放っている】
【紫陽花の女はあなたを脇目で見た後、そのまま通り過ぎようとした】
640 :【輪燐罹淋】はたらかない@wiki E:パラオキソナーゼ [sage saga]:2011/07/18(月) 00:45:28.43 ID:XHPytTvh0
>>637
こほん、それじゃあ…………

【少女は息を吸い込み、頬を膨らませ、その状態で一呼吸おいてから】


ろっちぃ、私の友達になってくれッス!!!!


【少しだけ頬を赤らめながら、布団の中からではあるけれど、寝っぱなしではあるけれど】
【真摯さを含んだ言葉を、悪魔へと叩きつけた】

あ、「お友達から始めるなら……///」とかいう意味じゃないッスよ?
ろっちぃにはそういう意味の魅力は一切感じていないので悪しからずッス

【ダメ押しの予防線を張られた】

まぁ、ヒマな時に遊びに来てくれればいいッス
私は気長に寝て待ってるッスからね〜

【そういって投げつけられたのは折りたたまれた一枚の紙】
【彼女の『安住の地』ならぬ『安眠の地』である学園の「裏側」の一角を示す地図】

まぁ、ろっちぃは丈夫そうだから生きて辿りつけるッスよ、きっと

【なんか不穏な言葉をぼそっと付け加えて】

ふあ〜………、んん、テンション上げ過ぎた反動で疲れたッス

疲れは寝て取るに限る……寝る子は育つ……ぐぅ………

【そして唐突に、一方的に会話を終えると】
【最初に見つけた時と同じような無防備さで、ライフワークである睡眠活動を再開するのであった】
641 :【淫誘嘲魔】 @wiki [sage]:2011/07/18(月) 00:46:32.04 ID:5x4GOYm/0
>>636
去る気配の無い少年、別段去らせるつもりで強く言い放った訳でも無いが
言葉を詰まらせ、何とも形容し難いもみくちゃな表情を作りあげている少年に一向に事を運ぶ気配は無く。
少しだけこちらの意地悪が過ぎたものかとも反省の色が浮かぶが
構わず、やや怪訝そうな、窺うような半目で、少年をジトーと覗き見てみる

「気になる事があるなら、座って話したらどうスか?」
「黙られても、解んないッスよ」

少年側にも、適当な座り場はあるだろうが、女性は十字架の座れるスペースの片隅を空ける様に
腰を為して動く、ぽん、っと手を置く意図は、座ったら?っと示唆している様子
黙られても、解らない、別に話す側にも解らないのだろう事を知った上で話した事だ
自分にも解らなくなってるから、人の信じ方を
ある種、自分にも言える事なんだろう……ーーー

「……はぁ、八つ当たりなんて、情けないッスよね、ごめんなさい」
「やっぱなんでも無いッス……」

どっちなんだろうか、やはり拒絶した、不機嫌そうな言動から、いきなり申し訳なさそうな様子
少年の優しさを無碍にでもしてる罪悪感に捕らわれたのだろうか
受け入れたいのか、拒みたいのか、自分にも解らない
642 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/18(月) 00:55:29.25 ID:cVuWZ7gIO
>>639

「……。」

【女は微かに自分の剣の柄を握った。理由は言うまでもない。】
【肌に感じる冷気の量が上がったのだ。属性操作が狂ったのかと思い、表情を訝しげに眉を潜めた。】

【…いや】

【違う。と、彼女は再びその思考を打ち消す。おかしい。自分の冷気とは若干タイプが違う。】
【使い慣れた剣から発するそれとは違う感覚の属性を、女は直感的に感じ取っていた。そしてそれを裏付けるかのような足音。】

(……あいつか…)

(あの得物は…妖刀か…?にしてもこの冷気は…)

【女は自分の属性の出力を落とした。相手の剣から発せられるそれに比べたら、】
【自分のなど微々たるものだ。横目で見られる事で、一瞬だけ目が合い、】

「……ちょっと待った…」

「…ずいぶんと涼しいじゃない?…ねえ…?」

【去ろうとするその背中に、女は言葉を紡ぐ】
643 :【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル [sage saga]:2011/07/18(月) 01:04:49.58 ID:FZe2xDu9o
>>641
……っ …ああ、ごめん……

【相手の言葉で我に返ったかのように顔を上げる少年 まるで自分が沈黙していた事に気付いてなかったかの様な表情だ】
【少年自身も何が言いたいのか全くわかってないのかもしれない とにかく、そのまま立っているのもアレだと感じたのだろうか】
【女の空けてくれたスペースに、ゆっくりとした動作で腰を下ろす しかしその表情は、依然として複雑なままで】

…別に俺はいいけどさ……
…八つ当たりってことは、何かあったのか…? い、いや、話したくないなら良いけど…

【最初は相手の言動に怯んだ様子を見せた少年だったが、別段ものすごく気にしていると言うわけでもないらしく】
【八つ当たり、と言う事は少なくとも女にとって何か嫌なことがあったのだろう 少年もそれを考えた上で、問いかける】
【と言っても無理に話させるつもりなど毛頭無い それに、少年がそれを聞いたところで何になるわけでも無いかも知れないのだが―――】
【単純に、気になった、と言うのが大きいだろう すぐ隣に座る女の表情を、チラチラと窺う少年】
644 :【氷柱細剣】突いた部分を冷凍するレイピア使い。 E:レイピア×2 @詳細wiki [sage]:2011/07/18(月) 01:16:20.12 ID:GhpHXROfo
>>642
【女性は、ゆっくりとその場を立ち去ろうとしたのにはわけがあった】
【先ほどから自身以外の冷気を感じ取っていたのだが、その正体を知ると同時に面倒を嫌った】
【戦闘好きの自分であるが、この狭い空間で立ち回れる保証がない。それに相手の得物は大剣】
【服装を見ても気軽に扱うタイプでろうと考えた故もあるが、何よりも相手の纏う雰囲気が警鐘を鳴らす】
【相手が剣を握る瞬間が見えたのだ、ここはすばやく切り抜けるべき】
【女性は歩みを速める…がその前に相手は自身を明確に捕らえてしまったようだ】
【………どうやら自身が纏う冷気について質問があるらしい……】
【女性は、少ない口数でゆっくりと相手に答えを返した】

…………そっちこそ。暑苦しい格好をしている割には余裕じゃない…

【一言多いだろう……まぁ人と会話するのが得意ではない彼女にしてみれば初対面と十文字以上を話すのはずいぶんとした快挙だ、ほめてほめて】
【……相手の容姿を再度確認する、やっぱり暑苦しい。この季節にコートとは頭がおかしいといいたいくらいだ】
【…こっちは地味に夏服仕様で若干浴衣に近い装備であるのに……】
【それより気になったのは背負っている大剣。これが冷気を放っているのか?】
【いや、それ以外に何かあると本能で察した女性は再び相手に背を向けて】

…………急いでいるの。

【腰に指した剣の柄に手を添えながら、相手からは見えない眼光で睨んだ】
645 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/18(月) 01:28:35.17 ID:cVuWZ7gIO
>>644

「今は寒いくらいよ?この季節にコートが役に立つとは思わなかったわ。」

【うっかかるのをやめ、相手に近づきながら言葉を紡いだ。】
【確かに、寒い。属性を切ってもこの温度である。いかに相手の冷気が強いかを示唆していた。】
【そして、唐突にその足が止まる。理由は言わずもがな。】

「…ずいぶんと喧嘩っ早いじゃない…」

「…私が何か悪い事したかしら…?」

【柄に添えられる手。それを見て女はポッケに突っ込んでいた手を慌てて取り出した】
【こちらからは見えないが、その眼光は鋭く、油断のないものなのだろう。】
【相手の雰囲気からそう推察した彼女は、こちらもこちらで一抹の警戒心を宿した】
646 :【悪魔麺喰】 :2011/07/18(月) 01:29:15.46 ID:hzD+iYMdo
>>640
【耳より少し先より聞こえる少女の空気を吸い込むか細い音は、悪魔の心臓の鼓動を確実に早めてドクドクと】
【両者の間に?張り詰めるのは緊張の膜やら糸やら、時は一瞬であるが、分にも時間にも心は感じ取ってしまい…】

【───────そして、】


「なんか…………まぁ、予測通りというか、あらかじめわかっていたというか、おい寝るなよ」
「人の話は全然聞いていネェ感じだし、勝手に話は進めやがるし、そもそも通常が変だしよぉ」

【気持ちが篭る純粋な願い、悪魔に願うのは場違い筋違いお門違いな小さな子供の様な願いごと】【零れる苦笑】
【悪魔は投げられた地図を広げ眺めながら、答えを聞く事無く眠りの国へ遊びに行った少女に愚痴る様に】

「俺ってばマジもんの悪魔だぜぇ? 願うならば金やら美味いもんやらだろうが普通」
「…………あぁもうチクショウーー、何故俺様がこんな餓鬼になんか完敗してやがるんだ?」

【聞く者が無くとも言葉は止まる事を知らなくて……ふと、悪魔の耳を捉えたのは複数の足音と若い声】
【悪魔の零した溜息は脆く儚く待機の中に消えて行って、痛みを堪え起き上がり、確認するのは不良達】
【その数はおおよそ五人程、完全に日は沈み月明かりの中、爛爛と獣の光を宿す不良達の瞳の先には少女】

「……え、なに彼女と巫山戯たプレイをしているんだって?………てめぇら、アホか」

【ゆらり】【悪魔は緩慢に立ち上がる、軋むのは骨、悲鳴をあげるのは全身の筋肉】【漂い始める緊張】
【不良達は各々手に持った日常に潜む凶器達、弄びながら、全員揃って浮かべるのは吐き気がする笑みだけ】

「……まったくよぉ、寝る場所選べをこのゆかりん☆がよぉ……あぁ、気にすんな独り言だ、かす」

【悪魔は呆れた様に呟きながら、囲み始めた不良達を眺め……嗤う】【なんだこの程度か……丁度いい】

「てめぇらよ……ほっっんとに運が悪りいなぁ……マジで、うん」

【紡ぎ出す言葉の途中、悪魔は自らの頭部に振り下ろされたバットを、受け止め……ヤスヤスと握り潰す】
【ざわめく不良達、一瞬にして崩壊を始める日常の空気、世界に漂うのは汚れた殺気……されど悪魔は笑い、嗤う】


「こいつの友達である悪魔、ロキシー=ジュマンジ様と……殺り合うんだからなぁぁっ!」


【そして始まる喧嘩………いや、一方的な虐殺の無音舞台、最後に立つのは……やはり悪魔だけ】
【さて、スッキリしたと……悪魔は帰ろうとするが……ヤッパリ気になって、結局、夜が開けるまで少女の側にいましたとさ!】

/遅れました……
/そして、絡みありでした、とっても楽しかったです!!
647 :【淫誘嘲魔】 @wiki [sage]:2011/07/18(月) 01:35:50.28 ID:5x4GOYm/0
>>643
「……気になるッスかね?」
「ま、話さない、って言ったら、きっと消化不良になっちゃうッスよね」

「ーーーー」

首を傾げさせて、感じる些細な疑問
どうしてこうも少年が複雑そうな表情を浮かばせて居るのか良く解らなかった
きっと自分がそうさせて居るのか、思う度に罪悪感がこみ上げてくる

ーーー……女性は語らう、自分の種族が悪魔である事を、蝙蝠の羽、牙、爪、尖った耳を見せながら
人の欲を惑わす“サキュバス”である事を、関わらず、悪魔で有りながら、自分は人の中で
育てられた事、無意識下に人を襲った事が有る事
そして逆に襲われた事、それでもまだ人と接するも、接してる内に
人と悪魔としての自分は関わって良いモノなのか、何を信じたら良いのか……ーーー解らなくなった事
漆黒の闇に溶け行く星の瞬きに、全て刻みつける様に、紡いで行った。

「ーーー……こんな感じッス、悪いッスね、退屈な長話で」
「要するに、悪魔にもなれず、人にもなれず、ずっーとこのまんまなのかなって」
「私は臆病なんスかね」

溜息を吐いた頃には、自分が途轍もなく長い語らいをしてた事に驚きの気持ちが生じていた
648 :【氷柱細剣】突いた部分を冷凍するレイピア使い。 E:レイピア×2 @詳細wiki [sage]:2011/07/18(月) 01:43:11.10 ID:GhpHXROfo
>>645
【寒いか…確かに寒い。こっちも好きでこの氷点下の世界を作り出さん勢いで冷気を放っているわけではない】
【ここなら人がいないだろうと思って一気に放出しているだけなのだ、そっちのように冷やさなければ死ぬというわけではない】
【いや、相手はいったい何を考えてその格好をしていると聞きたい。なぜ態々、冷気を必要とする格好をしているのか】
【何度もいうがこっちは夏服仕様で風通しがいい、一方相手はそれに対する処置を自身の能力という手段のみで解決している】
【もし、これが自分の弟や従者だったら有無を言わせず着替えさせる…しかし相手はかなり危険な人物だ】
【なんか左目の色がないし……勝手な事を言うが、どうみても温厚な人物ではない】

……その格好が暑苦しい。少しは周りに気を使ったらどう?
先に剣に手を掛けたのはそっち、後ろから切りかかられたらたまらない。
特にあなたみたいな暴力そうな女なら警戒するという点でこの行為は正当。

【お前が言うな、といいたいところだ。まぁいかんせん能力を仕様した影響か気分が高翌揚しているのだろう】
【それにこっちも警戒しているだけだ、こっちも悪いことはしていない】
【皆さん、これがリアルのキャットファイトです。いやこの二人を子猫ちゃんと称するのは厳しいものがあるが】
【これで相手が引いてくれればいいのだが、相手に視線をやらず内心祈るだけだ】
649 :【輪燐罹淋】はたらかない@wiki E:パラオキソナーゼ [sage saga]:2011/07/18(月) 01:44:28.92 ID:XHPytTvh0
>>646
/遅れながら絡みあり乙っした!
650 :【LUIN ENGINE】@wiki [sage]:2011/07/18(月) 01:48:25.16 ID:hx30/BDWo
/>>622さんまだいらっしゃいますかー?良ければ、ロールをしたいですっ
651 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/18(月) 01:53:43.56 ID:cVuWZ7gIO
>>648

「先に剣…?私が…?」

【「?」と女は首をかしげた。いつ自分が抜く素振りを見せたか…】
【時間を遡って反芻すると、思い出した。あの時である。女は内心舌を巻いた。よく見ているものだ。】

「暴力そうな女……いや、まあ…」

【否定できないのが悲しいところであった。容姿では無駄に損をしている。】
【しかし、「帯刀している」という行為だけを見てみれば、得物の大小はあれど相手も似たようなものではないか。女は考えた。】
【特に、超低温を発している限り自分寄り目につきやすい。他者から警戒されるかもしれない。】

「不意打ちならとっくにしてるわよ。こんなグダグダ話してないで…」

「真後ろから袈裟に一発でね。」

【呆れたようにそう言った】
652 :【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル [sage saga]:2011/07/18(月) 02:00:25.86 ID:FZe2xDu9o
>>647
【女の話を、特に何かリアクションを示す事も無く黙って聞く少年 相手の持つ蝙蝠の羽を見ても、牙、爪、尖った耳を見ても驚くことは無かった】
【思えば少年はこの街に着てから本来考えられない現象に沢山遭遇していたりするので、慣れてしまったのかもしれない まあその中の一つに、"自身の能力"もあったりするのだが】
【依然として表情を変えない少年は、常にその表情を浮かべているのかなんて思ってしまう程だ 決して無表情なわけではないのだが】

―――…ふーん……

【女の話が終わって、同じ様に溜息を一つ吐く少年 バカな少年にとって長い話は難しかったのだろうか】
【ようやく変わった表情は、何かを思考するようなもの 少なくとも、女の話が退屈だったというわけではなさそうだが―――】
【顎に手を当てて、「うーん…」とか何とか唸っている どうやら話の内容を理解しようとしているらしい】
【こうやっていくら小さい頭をフル回転させたところで、それが良い結果導くとは限らないのだが】

…なんだろ、考えすぎなんじゃないのか?

【女に顔を向けて、一言 まあ少年らしいと言えば少年らしい発言ではある 表情は珍しいことに結構真面目だが】

…俺にはよくわからないけどさ……
別にお前が…えーと、サキュバスだっけ…? だったとしても、俺は何にも思わないけどな… …少なくとも、俺は

【「ま、お前の事を何も知らない俺がこんなこと言うのもおかしいけどな」なんて言って、小さく苦笑い 確かに少年と女は、今日が初対面である】
【非常に少年らしい、単純な、悪く言えばバカっぽい発言だが、本心である事は確かである】
653 :【LUIN ENGINE】@wiki [sage]:2011/07/18(月) 02:11:31.93 ID:hx30/BDWo
/あー……>>622さんがどうやらいらっしゃらないようなので
/>>615で絡み募集です! >>622さん、絡んでもらったのにロールができなくてごめんなさい!
654 :【氷柱細剣】突いた部分を冷凍するレイピア使い。 E:レイピア×2 @詳細wiki [sage]:2011/07/18(月) 02:11:58.88 ID:GhpHXROfo
>>651
【相手はどうやら自身の行動を振り返るのに時間がかかるようだ…まぁ普通は察するのすら難しいが】
【女性の中で相手は頭が悪くて口も悪くてセンスも悪いと三悪として設定された】
【決して、ドロンボーだとかの意味ではない…まぁ相手は意外とボンテージとか似合いそうであるが】
【そんな思考をさえぎっている間に、相手は自身の発言に対して抵抗を行う】
【その悪そうな頭でどれだけ言い返すかが楽しみだ……】

………それをさせるくらいならあなたの両手足を『封じる』くらいのことはするわ。
あなたがそうしないのは……わかっている。

【この言葉の意味としては、手ごわいと感じている時点で不意打ちは危険ということである】
【不意打ちでもしないと勝てないとは言うが…不意打ちくらいで倒せるならそれはただの強い人である】
【真の強者や実力が拮抗しているなら、不意打ちの直前に仕込みを入れるのだ。背を向けてすぐ切りかかるのは非常に危険である】
【油断できないからこそ、不意打ちを警戒するのだ。つまり、先の先を読んでその後を読むのがコツなのである】

……………

【つまり相手は引いていないのだから女性は動けない。相手に背を向けたまま鞘に手を掛けているという無音状態が続くのであった】
655 :【淫誘嘲魔】 @wiki [sage]:2011/07/18(月) 02:23:12.12 ID:5x4GOYm/0
>>652
「まぁ、此の問題は種族間を巡る実に難解な事で一般人には、この先生きのこr……えっ?」

唸る少年が、編み出した答えに反射的な動きで首を曲げ、相手を凝視する形で
目をまん丸くさせて、驚愕かはたまた亜然としてるのか、変な汗を滴らせる位に
困惑と言うよりかは頭が真っ白になった ……ーーー何にも思わない
 ……ーーー考えすぎ

「……何スか、その馬鹿丸だしな意見は、何か話した私が馬鹿みたいじゃないッスか」

真面目な表情を作る少年に対して、それはそれは半睨みする形でジトリと、批判を始める
聞いた通り馬鹿と罵って居る裏腹に、何処か、彼女の悩みは黒ずんだキャンパスを
破いた先の真っ白な紙を覗いた様な、余計なものが無くなる感覚の様な

ーーー……馬鹿……か

「ん……ーーーいや、馬鹿で合ってたッスねぇ、えぇ」

吊り上がってゆく口元、何となく雲の隙間から差し込む月光は
朝日を覗く清々しさや清涼感があって、鬱憤の様に胸のうやむやは綺麗に浄化されたかの様
少しずつ、彼女に柔らかな緩慢な笑みを作り出していって

「えぇ、初対面の馬鹿に諭されるのは、実に屈辱的ッス♪」

苦笑いを浮かぶ告げる少年に、満面無い笑顔で返す
656 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/18(月) 02:24:29.39 ID:cVuWZ7gIO
>>654

【しかし】
【相手の三悪は…センスのところはどうか知らないが、口と頭が悪いという事に関してはあながち間違いではなかった。】
【もっとも、女はそう思っているなんて夢にも思っていない。もともと他人には興味がないのだ。思考を推察できるはずもない。】

「……」

【そして、この女。「病的」「異常」「基地外」と言われるくらい負けず嫌いであった。】
【もうそれは常軌を逸しており、自分が相手より下と思われるのをウジ虫のように嫌うのだった】

「…何…あんたさっきから…喧嘩売ってるのかしら…」

「私はなんにもしないって言ってるでしょう…」

【心中穏やかではない。】
【青い炎を胸中でごうごうと燃やしながら、鋭く問いかけた】
657 :【氷柱細剣】突いた部分を冷凍するレイピア使い。 E:レイピア×2 @詳細wiki [sage]:2011/07/18(月) 02:40:58.93 ID:GhpHXROfo
>>656
【互いに行動ができぬまま既に数分か。正直時間の無駄であるが…】
【彼女の戦闘本能が強者と想定できる相手に剣を向けないという意識で精一杯だ】
【ここで潔く抜いてしまえば気が楽なのだが……如何せん相手を先ほど不利な相手と考えた手前】
【なかなか踏み切れない。しかもここまできたのならそのまま移動したいのだが、それも本能が良しとしない】
【つまり理性との板ばさみになっているが故にこんな状況なわけで】
【ここで発破に火をつけるきっかけが生まれれば踏ん切りがつく。これが本当の冷戦だ】
【一方相手は声調からだいぶ痺れを切らしているようだ……まずい。このまま戦えば自分が負ける】
【そうすれば何をされるかわからないくらいに自分は相手を逆撫でしてしまった】
【……しばらく思考の渦に飲まれてしまう、女性はどうするべきなのかを自身に問いかけてるのだが…】

何もしない………その言葉を信じるとしよう。

【……ここは相手のプライドを信じることにし、歩を進めた…が、この判断がミスであった】
【これこそまさしく、逆鱗に触れる行為かもしれない。なぜなら女性は相手の性格をまったく考慮していないのだ】
【ここに相手の知り合いがいれば肩をすくめる展開になることは予想できるのに】
658 :【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル [sage saga]:2011/07/18(月) 02:44:44.93 ID:FZe2xDu9o
>>655
【やっぱり「この先生 きのこ」に見えてしまうのだがそんな事は現在最高にどうでも良かった】

…はい、ごめんなさい……

【いくら馬鹿だと罵られても、馬鹿であることは少年自身も自覚しているわけでただただ謝るばかり】
【深く突き刺さってくる女の視線から、必死に目を逸らしつつ「あ、アハハ…」なんて笑って無理やり発言をごまかそうとする】

……?

【そこで耳に入る女の言葉 「馬鹿で合ってた」 その言葉の意味は少年に理解できるものではなく、不思議そうに首を傾げる】
【少年がその発言の意味を必死に探る様子を、月光が照らしていた 漆黒の闇に差し込む白い光は、中々に幻想的でもある】
【そのまま少年はじっと唸っていたのだが―――ふと隣の方を見てみると、そこには笑みを浮かべる女がいた】
【相手の表情は、少なくとも初対面のときとはまるで違って―――少年の事をバカと罵っていた割には、柔らかい笑みだった】

…べ、別にそこまで馬鹿って言わなくてもいいだろ……

【ついその笑みから目を逸らし、不機嫌そうな表情を造る少年 今度は少年の方が不機嫌になる番だろうか】
【口ではこんな事を言っているが―――相手が笑ってくれたのが嬉しかったのか、不機嫌な表情を造ったはずの少年はどこと無く嬉しそうでもある】
659 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/18(月) 02:54:36.21 ID:cVuWZ7gIO
>>657

「ふん…」

【虫が好かない。女の胸中はこの一つであった。】
【少し前ならば、もう斬りかかり、そして頭に血が上り返り討ちにあっていたのだが、】
【現在は少し違う。とりあえず我慢というか…そのような冷静さも覚えることができた。】

「ちっ…」

「……逃げるが勝ち≠ゥ…」

【ワザと相手に聞こえるようにつぶやき、】
【ガチャ。と必要以上に大剣を揺らし、女も踵を返した。】
660 :【氷柱細剣】突いた部分を冷凍するレイピア使い。 E:レイピア×2 @詳細wiki [sage]:2011/07/18(月) 03:04:55.69 ID:GhpHXROfo
>>659
【女性はひたすら歩を進める…まぁ元よりこの予定だったのだが】
【余計な手間を取った、非常に面倒くさいことだ…だがこれで心置きなく進める】
【相手に小言を言われても関係ないし、自分は自分の道を行くと決めたのだ】

【どうやら、相手も引き下がることに決めた模様。正直二度と会いたくない】
【女もプライドは高いが、無謀は嫌いだ。後相手の都合もある】

【……ざんねん!】



(からみ乙?戦闘したいなら無理につなげてもいいですが…)
661 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/18(月) 03:09:16.51 ID:cVuWZ7gIO
>>660
/絡み乙っ!
/いえいえ!時間も遅いですしこの辺で!
/ありがとうごさいましたー!
662 :【淫誘嘲魔】 @wiki [sage]:2011/07/18(月) 03:14:25.66 ID:5x4GOYm/0
>>658
「そこで謝らない、男なんスから、馬鹿にされてたら、こう」
「馬ァ鹿にぃすんじゃぬゥェェエェずゥォォォドッコラァァ!!! 位は言えないとッ!」

割と冗談か良く解らない冗談を、吐ける程に余裕も出来たのか、目を据わらせ
ヤクザ風味な対応をジェスチャー込みで、再現した
声を司る能力者だけあって、ドスの効いた声も出せる様だ。

「……ーーー」

雲と月と闇と夜空と星と、昼の様な淡く光る寂れた街頭の向こうには
既に祭りが終わった頃に成るだろうか、横には少年の傾げさせた疑問符を浮かばせるとぼけた顔
三角座りを解いて、腰をおろし、足をパタパタさせ
馬鹿にした口調から不機嫌ワルツを見せる少年の顔を見ると、少し面白く、くすり、と
胸を撫で下ろす笑みが漏れ出る

「ーーー……そう言う、馬鹿は、大好きッスよ、私は」

なんてったって私も馬鹿だから、考えても解らない馬鹿だ、種族?人間との関係?
もうねぜーんぶ馬鹿みたいだ、種族は何かと聞かれたら、=馬鹿と答えたって良い

ーーー……ドンッ

きっと祭りは終わったと言うのに、一発だけ、馬鹿が上げたのか
光の塵々が華やかに、彩り鮮やかに、雲と月と闇と夜空と星と 花火が咲いた
663 :【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル [sage saga]:2011/07/18(月) 03:33:03.40 ID:FZe2xDu9o
>>662
…うわああああああ!!!!!

【相手のよくわからないドスの聞いた声とは対照的に、結構な高い声で悲鳴(?)を上げる少年 女の声にビビったか】
【少なくともこの少年は素直に謝っていた方が良さそうである ―――冗談っぽいやりとりにしてはやけにリアルな声である気がしたが、それを深く聞くのもよそうと思った 色々な意味で】

…はぁー……

【何か思うことがあったのか、溜息を一つ 恐らく、祭り終わったんだろうな、とか、なんか食べたかったな、とか…そんな事を考えているのだろう】
【溜息をつく割に、少年の表情は依然として不機嫌そう―――ながらも、やっぱり何処か嬉しそうで】
【それでも女の方にはやっぱりチラチラと視線を移していて―――女に倣うように、何となく足をパタパタさせた】

……! な、なんだよ大好きって…!

【―――のも束の間、女の言葉が耳に入るや否や、少し頬を赤くしつつすぐさまその言葉に反応する少年】
【「大好き」という言葉に過剰反応しすぎである そもそも相手の言葉に、恋愛的な要素は恐らく無いのだろうが】
【何処かの誰かがあげた花火の音にも全く反応する様子は無い 夜空に華が咲く中、少年は馬鹿をやっていた】
664 :【淫誘嘲魔】 @wiki [sage]:2011/07/18(月) 03:58:49.51 ID:5x4GOYm/0
>>663
「さ、さすがに女相手にビビるのはどうかと思うッスよ……?」

ビビりん、びびりだな、さすがビビりん、寧ろ甲高い悲鳴に対し冷や汗を浮かべる程に
相手の肝っ玉の小ささに、苦笑いを浮かべて、額をポリポリと掻いた
一息吐いて、溜め息を吐く少年に首を傾けさせる、また何か不満事でもあるのだろうか

「ぅ………」

今度は自分から聞く番だろうか、不機嫌そうな声色を、にしたって此の流れだと
何だか不自然だし、恥ずかしいと言うか何というか、妙な緊張が走った、もう一度
一瞥して覗くと、何処かうれしそうな少年の顔があった。
あぁ……ーーーそっか

Mなんだね、きっと  私は何となく誤った納得をした。

「ぅおっ、見たッスか!今の花火綺麗っt……んあ?」
「そりゃ、意味通r……ーーー」

「ほーぅ ほぅほぅ♪ 其れはどう言う意味での大好きを想像したんッスかねぇ? ねぇ?」

花火の感動に目を輝かしてると、少年は頬を赤くして、問い掛けている
意味通りと伝えようとして、中断、嗜虐心に近い何かがそそられたか
ニマーと顔をニヤけさせ、理解しながら敢えて問い責めを為す。この時だけは思えるかも知れない
ーーー……悪魔だなぁ、と
665 :【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル [sage saga]:2011/07/18(月) 04:18:05.78 ID:FZe2xDu9o
>>664
だ、だって今の声やけにリアルだったし、な…

【普段はこんなにビビってるわけではないと弁解したいところだが、案外胸を張ってそう言えるわけでもないのでこの事には触れないでおく】
【口から出たのはやはり素直な感想 そもそも女性と話す機会が多いわけでもない少年だったが、まさかあの様な声が出せるとは思っておらず】
【じ、女性は皆あんな声出せるのか…? なんて、下らない事で小さい頭の中をハテナマークで一杯にしたのだった】

……え、え?花火? あ、見た見た凄い綺麗だったよな!

【そしてこの言葉の内容は完全に嘘である 女の逡巡に等全く気付いていなく、既に花火が上がった後の空を見て一人はしゃいでいる】
【勿論こんなよくわからない演技をした理由は、自分の発言をごまかす為だったのだが―――多分、というより、絶対意味を成さない】

…い、いやだからどういう意味も何も無いだろ……

【やっぱり発言を聞いていた女は、意地の悪い(様に見えた)笑みを浮かべつつ少年の顔を見ている】
【こうなると少年の方も何か言いわけをしなければならないのだが、この状況での弁解はかなり無理があり―――】
【結果、まるで意味がわからない反論をしつつ、女の笑みに押されたか、少し後ろへと下がるのだった 頬を赤くしたまま】
666 :【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル [sage saga]:2011/07/18(月) 04:58:55.47 ID:FZe2xDu9o
/寝ちゃいましたかね? 僕も眠かったのでとりあえず凍結と言う事でよろしいでしょうか!
/雑談で呼びかけてくれれば再開なり何なりしますので!
667 :【淫誘嘲魔】 @wiki [sage]:2011/07/18(月) 04:59:35.83 ID:5x4GOYm/0
>>665
「いやはやー、まだ女性声でドスを利かせるってのは、こう、喉に優しく無いんスよねー」
「今度、ビビりんも教わるッスか? 男性の女性声のだし方とか♪」

弁解虚しく、彼女の中で“ビビりん”と言う仇名が自己の中で決定した様子で
声に関しての、低音域の辛さを語る、少し考えてからまったく使用用途が不明な女性声の出し方を
教えようかと提案する、コツさえ掴んだら簡単な様だが、半ば冗談のつもりだ

「ぶー……今、全っっ然花火見て無かったッスよねー?」
「むぅ、どういう意味でも無いなんて……ま、ビビりんに聞く事態、間違いッスかねぇ」

はたまた不機嫌そうに顔をしかめる、頬を赤くしたまま体を引く少年に、追う様に顔をズイッと寄らせ
圧迫させて、答えを得ようとするが、暫くして溜め息を吐き、自己完結した。
やや明るくなりつつある心地の夜空を覗く、
朝焼けに近いピンクに塗られた雲々、少々の沈黙を残し一拍入れてから口を開く

「……っと、夜が明けきる前に帰らないと」

「ーーー……我が名はアルトレーネ・ヴィオラ・ダ・モーネ・フルド」
「人に、フルネームを口で教えたのは、此が初めてッス」

/PSPめ、入り切らぬッ、続きます
668 :【淫誘嘲魔】 @wiki [sage]:2011/07/18(月) 05:00:11.59 ID:5x4GOYm/0
>>665
「大好き、の言葉の意味は、そこにあるッスよ? なんて」

馬鹿には解らないッスね、なんて言い残して完全に夜が明けてしまう前に、彼女は僅かに
辺りが光で包まれる前に、蝙蝠の翼を雄々しく広げ、ふわりと柔らかに地面から浮かぶ
悪戯をした小悪魔の様に舌を出してから
少年に対し、もう一度柔らかに緩慢で素直な笑みを残してから、唇を微かに動かし、微妙な息遣い
に乗っ取る様な甘い蜂蜜の様な声で告げた……ーーーー

“ありがと”

十字架の上を横切り……ーーー街頭の建物の隙間を縫っていく様に彼女は去るだろう。


/ごめっ、眠気故に〆ました、乙と絡み感謝ッ!遅駄レスすまんかった!
669 :【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル [sage saga]:2011/07/18(月) 05:03:00.28 ID:FZe2xDu9o
>>668
/おおっと、ごめんなさい 今から返します!
/とりあえずおつかれさま&ありがとうございました!
670 :【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル [sage saga]:2011/07/18(月) 05:37:53.96 ID:FZe2xDu9o
>>667-668
い、いやそれ教わって何になるんだよ…あとビビりんってなんだビビりんって!

【多分、この少年が女性声を出したところで何にもならない というより、顔立ちが女性的なので寧ろ面倒なことになりそうである】
【それよりも、少年の意識は勝手に付けられたあだ名らしきものに奪われていた 一体どうすればそういうあだ名になるのだろう】
【やはり少年が先ほど大いにビビっていたからなのだろうが、少年はどうにも納得いかなかった ただ、何を言ってもあだ名は変わらない気がしたので文句を言うわけでも無かったが】

…はいはい、見てませんでしたー… …それ、どういう意味だよ……

【まああんなバレバレの演技すぐ見破られるのがオチで、十字架の付近ではよくわからない攻防が繰り広げられていた】
【と言っても少年はただただ後ろに下がっていただけなのだが―――自己完結したらしい溜息を吐く女を見て、少年は安堵の溜息】
【そうこうしている内に空も白んできて、少年は朝焼け特有の色に染まったピンク色の雲をなんとなく見ていた そこで女の声が耳に入り、その方へと視線を遣る】

……な、なるほど、アルトレーネ・ヴィオラ・ダ・モーネ・フルド、な…
…一応言っておくと、俺は神無月 道行 ま、今更名乗るってのもなんかアレだけどな…

【少年にとって長い名前を覚えこむのは少々辛かったか それでも一度聞いた名前は忘れないようにしているので、頭の中でしっかりと反芻する】
【それから、少年も名前を教えるべく自己紹介…をしたのだが、今更自己紹介というのがおかしかったのだろうか、その顔は小さく笑っていた】

…そ、そこってどこだよ…… ま、いいか じゃあな

【やっぱり少年は馬鹿なので未来永劫解らないだろう 最後は最早意味のわからない返答をする少年】
【蝙蝠の翼を広げる女を見てゆっくりと立ち上がり、控えめに手を振りつつ、別れの言葉を告げる―――のだが】

―――……っ! …べ、別に俺は何もしてねえよ……

【最後に女の告げた言葉は、しっかりと少年に聞こえていた 先ほどのように頬を少し赤くして、しばらくその場に立ち止まる】
【数秒後、我に返ったかのように誰も居ない場所で一人そう呟き―――十字架に、そして少女に背を向けて、歩いていく】
【何となく空を見上げると、そこには鮮やかな色の赤い雲と、赤い光があった ―――少年はやがて、走り出した 少し嬉しそうな表情を顔に浮かべたまま】
671 :【重力皇女】赤い殺人鬼少女 [sage saga]:2011/07/18(月) 07:49:53.30 ID:gDRAbfwIo
はあ、暇だわ

【チンピラが多いことで有名な裏通り】
【そこを真っ赤に染め、退屈そうに肉塊を蹴る少女】

ほんっと、暇だわぁ

「ひっ、や、やめて、やめてくr」

やーだ

【グシャッ】

【無様に命乞いした少年を"潰した"】

あぁ、もっともっと楽しい殺し合いがしたいわぁ

【獲物が居なくなったそこに興味はない】
【真っ赤なドレスを、さらに赤く染めた少女は気怠げにため息を吐いた】

/リサイクル!
672 :【狂暗ノ魔刃】@wiki :2011/07/18(月) 08:10:15.27 ID:uJdspJ7f0
>>671

まさか、また会うとは.....

【沈んだ口調で現れる少年】
【少女には見覚えがあろう顔】
【もっとも、昔の話だが】

その姿で人殺しとかしてんじゃねぇよ

家に帰ってこい。まだ戻れる

【覚えていてほしい】
【ちっぽけな希望だ。壊したのは自分だ。身勝手だと分かっている】
【それでも戻ってきてほしいのだ】
673 :【重力皇女】赤い殺人鬼少女 [sage saga]:2011/07/18(月) 08:19:57.96 ID:gDRAbfwIo
>>672

あぁ?
誰だてめぇ

【首だけをそちらに向け、声がした方向に声を返す】
【姿を認めると】

な――のぼ、る―――?

【一瞬だけ、「小鳥」の声がした】
【少女の意識はまだ殺人鬼の底に押しとどめられているのか、それとも】

がッ……頭が…………っ

【頭を抱え、ぐらりと揺れる】

く、そおおおおおおおおおおおおぉおおおおおおおおおおお!!!


【重力場を竜巻状に回転】
【コンクリートは抉られ、少女を中心とした球体の嵐のように】
【重力圏外には影響はないだろう】
【必死で、何かを抑える】
【必死で、何かから出ようとする】
【拮抗している二つの意識がぶつかり合い、暴走しているようだ】
674 :【狂暗ノ魔刃】@wiki :2011/07/18(月) 08:24:53.19 ID:uJdspJ7f0
>>673

……(スタスタ

【竜巻へと歩いて行く】
【コンクリートの破片が飛んでくる、強化した拳で砕く】
【死など怖くない。もう捨てたも同じ命だから】
【せめて懸けに使ってやろう】

戻ってこいっつってんだ.....

【半端ではない重力に押しつぶされそうだ】
【脇腹の傷から血がにじむ】

誰だかしらねぇが
――うちの小鳥を返せェッ!!

【少女に向かって手を伸ばす】
【隙だらけなので、攻撃されればかわせない】
675 :【重力皇女】赤い殺人鬼少女 [sage saga]:2011/07/18(月) 08:32:10.66 ID:gDRAbfwIo
>>674

アタシはまだ消えたくない!

消えたくない消えたくない消えたくない消えたくない消えたくない消えたくない消えたくない消えたくない!!!!

【拒絶重力】
【内から外へ向けるような、自分に触れようとするものを遠ざける重力】

【しかし、ぐにゃぐにゃとその重力の力は弱まったり強まったりしている】
【拮抗する、片方の意思の力だろう】

のぼ、る、この子、うるせぇ!、も、助け、嫌だぁああああ!、て、あげ、て

【二人の言葉が一つの口から発されるためか、混ざったような言葉】
【穏やかな左目と、狂ったような右目】
【しかし、発される言葉は確実に「小鳥」が勝っているようだ】
676 :【狂暗ノ魔刃】@wiki :2011/07/18(月) 08:38:35.12 ID:uJdspJ7f0
>>675

誰も消えろなんて言ってねぇよ
お前もちゃんと助けてやるさ

【吹き飛ばされそうになるが、剣をつきたてて対抗する】
【それでもしがみつく。わずかに残った可能性に】

二人ともそろって.....うちに招いてやるよ

【苦しげに笑いながら】
【二人でありながら一人の少女に手を伸ばす】

二人とも......こっちに来い!!

【最後の力を振り絞って走る】
【二人とも助けられるかは分からない】
【それでも、右手をのばす】
【重力に抗い、ボロボロの体にチカラを使い】
677 :【重力皇女】赤い殺人鬼少女 [sage saga]:2011/07/18(月) 08:46:31.12 ID:gDRAbfwIo
>>676

【重力停止】
【5メートルだけの無重力空間】
【少女はふわりと浮かび上がる】

……アタシも救おうってか

二人揃って……バカなもんだ

【へっ、と拗ねたような、でも嬉しそうな】

いいよ
アタシの中の小娘と変わってやるよ

【すぅ、と目を閉じる】
【しばらくして目を開けたとき、その目は以前の少女の物だった】

……昇

……あり、がとう

【ふわふわ浮きながら、ゆっくりと涙が浮かぶ】
【球体の液体は、まるでビー玉のように】
678 :【狂暗ノ魔刃】@wiki :2011/07/18(月) 08:51:33.25 ID:uJdspJ7f0
>>677

感謝されるような覚えはねぇぞ
ちょっと、迎えに来ただけだし

【照れ臭そうに言う】
【昔が戻ったわけではないだろう】
【でも、取りあいず良かったと思う少年であった】

あとさ、さっきの人格に言いたいんだけど

【すぅと大きく息を吸い込む】
【そして、阿修羅の様な顔で】

誰が馬鹿だゴラァァァッ!!!

【と叫んだ】
【つい先ほどまでの面影は零であった】
【これが素なのだからしょうがないが】
679 :【重力皇女】赤い殺人鬼少女 [sage saga]:2011/07/18(月) 09:03:12.52 ID:gDRAbfwIo
>>678

……ありがと、昇

【ハニカムように笑う】
【嬉しそうに】

……馬鹿って言う方が馬鹿って知ってたかバーカ、だって

【苦笑しつつも、もう片方の人格の言葉を返す】

……あの子の事、なんて呼ぼう

【名前がないと結構不便だ】
【そう思い、少し黙りこんで考える】
【やはりふわふわういたまま】
680 :【狂暗ノ魔刃】@wiki :2011/07/18(月) 09:09:23.00 ID:uJdspJ7f0
>>679

てめぇ次出てきたら愉快で素敵にブッ飛ばす

【若干切れつつも】
【まぁこいつも助けれてよかったと思った】

桜、ってのはどうよ

【春には桜の周りを小鳥が飛ぶ】
【そんな事を考えたりする少年であった】

後いい加減降りようぜ
酔ったんだけど.....

【無重力酔いをしていた】
【気分が悪そうである】
681 :【重力皇女】赤い殺人鬼少女 [sage saga]:2011/07/18(月) 09:16:29.14 ID:gDRAbfwIo
>>680

……出来るもんならやってみろバーカ、って笑ってるよ

【実際、近接系とは相性の良い能力なので迂闊に殴れば重力の壁に阻まれる】
【それを見越していっているなら相当性格が悪いのだろう】

桜……
……うん、いい名前

(ッケ、名前なんていらねーのに)
(……無いと、不便だよ?)
(ッチ)

……桜も、それでいいって

(オイテメェ何行ってやがんだ!)
(……違うの?)
(違うくねーけどよ……)

【意外と強引なのかも知れない】

……あ、ごめん

【ゆっくりと無重力から1Gに戻す】
【能力を使う上で慣れている少女は大丈夫だろうが、少年はどうだろうか】
【一応倒れたときのため、近づいておこうとする】
682 :【狂暗ノ魔刃】@wiki :2011/07/18(月) 09:21:03.33 ID:uJdspJ7f0
>>681

むぎゃ

【案の定落下した】
【しかも顔面から】
【鼻血がだらだら出ていた】

おい桜てめぇやっぱ消しとくべきだったなオイ
……冗談だけど

【もちろん冗談だ】
【そんなことしないし出来ないだろう】

さて、うちに帰りますか
結構放置してたしなあの家

【少女が消えてから】
【少年が修羅に落ちかけてから】
【思えばずーっと放置していた】
683 :【重力皇女】赤い殺人鬼少女 [sage saga]:2011/07/18(月) 09:33:50.34 ID:gDRAbfwIo
>>682

……大丈夫?

【右手を差し出し、立ち上がる手伝いをしようとする】
【表情は若干苦笑で】

……うん、帰ろう
……久しぶりの、お家

【重力操作】
【少年ごと重力で掴み、飛んで帰ろうとする】

684 :【狂暗ノ魔刃】@wiki :2011/07/18(月) 09:37:04.57 ID:uJdspJ7f0
>>683

あぁ、桜からすれば初めてなんだろうけど

【此方も苦笑いし】
【立ち上がったが】

<ギャァァァァァァ!!!

【いつぞやの逆になっていた】
【Gがかかり過ぎるのもつらいのだ】
685 :【重力皇女】赤い殺人鬼少女 [sage saga]:2011/07/18(月) 09:42:22.24 ID:gDRAbfwIo
>>684
【しばらく飛翔すると、家の前に帰ってきた】

……ただい、ま

【誰ともなく呟くと、久しぶりのドアを開ける】
【浮いたまま】

【なれるのには時間がかかるかも知れない】
686 :【狂暗ノ魔刃】@wiki :2011/07/18(月) 09:45:50.40 ID:uJdspJ7f0
>>685

……(グタッ

【おおのぼるよ、しんでしまうとはなさけない】
【もちろん生きています】

おろしてくれ......マジで死ぬ

【げっそりして言う】
【先ほどの重力には耐えていたのに......】
687 :【重力皇女】赤い殺人鬼少女 [sage saga]:2011/07/18(月) 09:51:23.27 ID:gDRAbfwIo
>>686

……あ、ごめん……

【そのまま布団の上まで少年の体を浮遊させ、ゆっくりと降ろす】

【重力圏を最小に留め、自分だけ浮遊することにしたようだ】

……レモンスカッシュ、飲む?

【気持ち悪くなったときなどはさっぱりした飲み物がいいだろう】
【そう思い、尋ねる】
688 :【狂暗ノ魔刃】@wiki :2011/07/18(月) 09:53:56.93 ID:uJdspJ7f0
>>687

飲む、絶対飲む

【布団にあおむけに倒れ伏せている】
【まだ息はしている】

お前は浮いてるのがいいのか....

【疑問をぶつける】
【彼にはとても耐えきれないのだ】
689 :【重力皇女】赤い殺人鬼少女 [sage saga]:2011/07/18(月) 09:59:30.99 ID:gDRAbfwIo
>>688

……ん、ちょっとまってて

【冷蔵庫からソーダ水とガムシロップ、そしてレモンを取り出し、レモンをジューサーにかける】
【コップに果汁とソーダ水、最後にガムシロップを入れてかき混ぜる】

……結構、楽しい

【コップを持って布団の元へ飛ぶ】
【実際、飛ぶのは楽しそうだ】
690 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/18(月) 10:47:22.09 ID:86jP18mIO
【廃墟群】
【昔日の栄光を失い、昼でも暗いこの場所に一人の人物がいた。】

「……不殺…か…」

【一人の豊かな長い黒髪が印象的な女性である。】
【ほとんど黒と言える春用の薄手のダークグリーンのコート、】
【左目を斜めに切り裂く様な傷跡。】
【そしてもう一つは背中に抜き身で帯刀した身の程もある片刃の大剣。】
【それらが合間って、少しばかり近づき難い様な、そんな雰囲気を発していた。】
【また、辺りは季節的に暑いのだが、女は涼しげで、】
【その証拠に、彼女の周りだけまるでクーラーをあてがったかのように、程よく涼しい。】

「……分からんな…どういう組織か……正義側か…あるいは…」

【タバコを蒸かしながら呟く独り言は、風に流され、そして消える】
【よくよく見れば、大剣から霧のように大量の白い水蒸気が吹き出しているのがわかる】

/なんでも対応
691 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/18(月) 10:48:33.94 ID:86jP18mIO
【廃墟群】
【昔日の栄光を失い、昼でも暗いこの場所に一人の人物がいた。】

「……不殺…か…」

【一人の豊かな長い黒髪が印象的な女性である。】
【ほとんど黒と言える春用の薄手のダークグリーンのコート、】
【左目を斜めに切り裂く様な傷跡。】
【そしてもう一つは背中に抜き身で帯刀した身の程もある片刃の大剣。】
【それらが合間って、少しばかり近づき難い様な、そんな雰囲気を発していた。】
【また、辺りは季節的に暑いのだが、女は涼しげで、】
【その証拠に、彼女の周りだけまるでクーラーをあてがったかのように、程よく涼しい。】

「……分からんな…どういう組織か……正義側か…あるいは…」

【廃ビルの壁にうっかかり、タバコを蒸かしながら呟く独り言は、風に流され、そして消える】
【よくよく見れば、大剣から霧のように大量の白い水蒸気が吹き出しているのがわかる】

/すいませんこっちで…なんでも対応
692 :【狂暗ノ魔刃】@wiki :2011/07/18(月) 10:50:16.07 ID:uJdspJ7f0
>>689
ありがと

【レモンスカッシュを口に含んで】
【プハーと美味しさを表す】

なぁ、小鳥
あの日の事、思い出したのか??

【レモンスカッシュを飲みながら聞く】
【あのような人格が現れたという事は、そうとしか考えられない】

/いやぁぁぁ遅れました!
693 :【重力皇女】赤い殺人鬼少女 [sage saga]:2011/07/18(月) 11:02:14.32 ID:gDRAbfwIo
>>692

……ん

【気に入ったようで、ほっとしたように頷く】
【自分の飲み物は――ミントソーダにしよう】
【観葉植物のように置いてあるミントを数枚千切り、コップに放り込む】
【ソーダ水とガムシロップを入れ、ミントをつぶしながらかき混ぜる】

……うん

【こくり、と頷く】
【此処から先は――桜に任せよう】

そもそもアタシが生まれたのはそのせいなんだよ
テメェがヘタな嘘つくから余計ショックだったんじゃねーの?

【はぁ、と溜息を吐きながら桜が喋る】

アイツにとっては自分が起こした罪を忘れてたってことが一番キたみてぇだしな

【ずず、とミントソーダを一口】
【すぅっとして目がさめるようだ】
694 :【狂暗ノ魔刃】@wiki :2011/07/18(月) 11:08:16.71 ID:uJdspJ7f0
>>693

ま、実質殺したのも嘘ついたのも俺だしな
罪も俺のもんだよ

【苦笑いしながらレモンスカッシュをすする】
【なんだか懐かしい味だった】

なぁ、俺はここに居ていいのかな

【明後日の方を見ながら問う】
【自身がやったことに今さらながら自信をなくしている】
【あ、ダジャレじゃないですよ】
695 :【重力皇女】赤い殺人鬼少女 [sage saga]:2011/07/18(月) 11:17:11.82 ID:gDRAbfwIo
>>694

バーカ
それもアイツの負担なんだよタコ

【はぁ、と溜息を吐きながら】
【背負うべきことは背負う、それは大事なことだと思う】
【弱くなりたくないから、自分が自分であるために、理由は様々】

居ちゃダメっつったらどっか行くのか?
ま、小鳥が消滅したらアタシがこの体をイタダくダケだからいいケドね

【意地の悪い、性格の悪い笑みを浮かべながら】
【ぐいー、とさらにミントソーダを煽る】
696 :【狂暗ノ魔刃】@wiki :2011/07/18(月) 11:20:18.88 ID:uJdspJ7f0
>>695

タコは八本足の軟体動物で俺は人間だ

【この二人が離すとどうにもすぐ喧嘩になる】
【子供っぽい少年であった】

そりゃ駄目だ、その体はお前だけのもんじゃねぇし

【レモンスカッシュをぐいと飲みこみ】
【こっちも悪げな笑みを浮かべる】
697 :【重力皇女】赤い殺人鬼少女 [sage saga]:2011/07/18(月) 11:27:34.59 ID:gDRAbfwIo
>>696

へぇ、人間ってそんなに知能低かったっけ?
あぁなんだアンタは人間のマネしたチンパンジーか

【ケタケタケタと笑う】
【小鳥は中であたふたしてたり】

……げ、アンタもうコイツみたいなチンチクリンに手ェ出してんのか

【わかっててやっているが、うわぁ……と言った顔で引く】
【曲解すればそううけとれるから、より面白いほうを選んだらしい】
698 :【狂暗ノ魔刃】@wiki :2011/07/18(月) 11:32:38.24 ID:uJdspJ7f0
>>697

OK分かった[ピーーー]

【本気で切れてしまう】
【しかし、殴れない。体は別の人なんで】

……(ピキッ

【堪忍袋の緒が切れた】
【取りあいず手元に合った枕を】

とっとと人格代われこのヤロー

【ブン投げた】
699 :【重力皇女】赤い殺人鬼少女 [sage saga]:2011/07/18(月) 11:37:33.66 ID:gDRAbfwIo
>>698

イヤだねこの[放送禁止][表現禁止]

【どんな罵詈雑言を飛ばしたかは想像にお任せします☆】
【しかしやはりニヤニヤと笑いながら】

グラビティーアクション/リバース
GravityAction/Rebirth

【要するに自分に向かってくる物をそのままの軌道で跳ね返す技】
【しかも心なしか強めに返した】

あぁん?
どうちまちたかー? ニヤニヤ

【すっごい性格悪い】
700 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [saga]:2011/07/18(月) 11:43:14.96 ID:uJdspJ7f0
>>699

……jkidcumo;ok

【完全に切れた】
【戻ってきた枕も....】

……(ドゴォォォ

【全身全霊で撃ち返した】
【もう手加減は出来ない】

てめぇその体で戯言言ってんじゃねェェェ!!!

【魂の叫び】
【広い家にすら響き渡っていた】
701 :【重力皇女】赤い殺人鬼少女 [sage saga]:2011/07/18(月) 11:52:28.63 ID:gDRAbfwIo
>>700

あっははははぁ!
そうでなくっちゃなぁああああああああ!

【更に強力な重力の壁で跳ね返す】
【挑発して楽しんでいる】

あれ?
あれあれあれぇ?
その体に全力でマクラぶっ放すヤツが何をいってんですかぁ?

【さらに煽る】
【荒事が大好きなようだ】
702 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [saga]:2011/07/18(月) 11:57:53.17 ID:uJdspJ7f0
>>701

てめェもう消え去れェェェ!!!

【吹き飛んできた枕もかわして】
【泣きそうになりながら叫ぶ】

ああもうマジ殺すごめんね小鳥......アハハハハ

【ヤンデレどころかヤンヤン】
【剣を持ってぶつぶつぶつぶつ】
【もちろんジョークなのだが】
【限界ぎりぎりまで剣を振り降ろすかもしれない】
703 :【重力皇女】赤い殺人鬼少女 [sage saga]:2011/07/18(月) 12:09:17.33 ID:gDRAbfwIo
>>702

い〜や〜だぁ☆

【うざい、これ以上無いくらいにうざい!】

あれぇアタシ殺されちゃうよぉー
ってことで正当防衛だよなあ?

グラビティーアクション/ペンデュラム
GravityAction/Pendulum

【重力圏を最大まで拡大】
【急激な左右の重力を起こし、振り子のように思い切り振るだろう】
【げっそりとするまで振り回したら開放するが】
704 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [saga]:2011/07/18(月) 12:12:17.33 ID:uJdspJ7f0
>>703

あははははははははははははhhhhhhhh

【適度に壊れました】
【思いっきり振られても、剣を突き刺して能力使って耐えて進む】

ねぇ、桜
お  ね  が  い  死  ん  で

【目の前に来ると大剣を一閃】
【もちろんギリギリで当てません】
705 :【重力皇女】赤い殺人鬼少女 [sage saga]:2011/07/18(月) 12:15:36.16 ID:gDRAbfwIo
>>704

げっ

【今更弄り過ぎたことに気づいた】

グラビティーアクション/エスケープ
GravityAction/Escape

【大剣を一閃する直前に、相手と逆方向の重力を発動】
【最小圏で発動する技のため、緊急回避に向く】
【少し大きめなバックステップを――】

だっ ゴンッ

【したが、頭を思い切り壁にぶつけ、昏倒した】
706 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [saga]:2011/07/18(月) 12:20:01.45 ID:uJdspJ7f0
>>705

ギャハハ、ざまーみろ!!

【大笑いしている】
【大差ないくらいこちらの性格も悪い】

いい加減人格代われ
次はマジで無いぞこら

【思いっきりの笑顔でそういう】
【手を差し伸べて、ほら起きろと一言】
【それでも起きなきゃ枕で叩きます】
707 :【重力皇女】赤い殺人鬼少女 [sage saga]:2011/07/18(月) 12:24:11.11 ID:gDRAbfwIo
>>706

【気絶中、なう】

【疲れていたのもあってか、そのまま寝てしまっているようだが】

【寝顔は桜であっても小鳥に近く、無防備な場合は小鳥より女の子らしいかもしれない】

【能力は停止しているようだ】
708 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [saga]:2011/07/18(月) 12:26:21.74 ID:uJdspJ7f0
>>707

気絶したのかよ.....

【おもしろくなさそうに言う】
【なんだかんだで楽しんでいた】

……(ボカッ

【そして少女を一発枕で殴りつけた】
【情け容赦??何それ知らない】
709 :【重力皇女】赤い殺人鬼少女 [sage saga]:2011/07/18(月) 12:29:04.99 ID:gDRAbfwIo
>>708

 スゥスゥ

【なされるがまま】
【マクラで殴られると、そのまま身をまかせるように横にこてん、と倒れた】

んー…… ムニャムニャ

      スゥスウ

【胎児のような姿勢を取り、眠り込んでしまった】
【幸せそうな寝顔で】
710 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [saga]:2011/07/18(月) 12:31:06.27 ID:uJdspJ7f0
>>709

なんなんだろうこの人

【ついそんな事を漏らす】
【普段からそうしていればいいのにと思う少年であった】

あ、そーだ買い物買い物

【そして家から消えていく少年】
【どうせすぐ帰ってくるだろうが】
711 :【重力皇女】赤い殺人鬼少女 [sage saga]:2011/07/18(月) 12:49:58.66 ID:gDRAbfwIo
>>710

【そのまま、明日まで寝続けたとさ】

【朝起きたらまだ桜だったのは別の話】

/ごめんなさい、おでかけなので此処で落ちます……
/絡みおつありでした!
712 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [saga]:2011/07/18(月) 12:51:16.36 ID:uJdspJ7f0
>>711
/乙でしたー
713 :【暗黒吸命】@wiki [sage]:2011/07/18(月) 12:57:34.66 ID:zQi8L0Tpo
【路地裏。】

「た、助けてくれ!俺はもう裏家業から足を洗った!い、命だけは!」
…はぁ。何にも分かってねぇな、オマエ

【路地裏に二人の男がいた。地に伏せる一人はガタイの良い大柄な中年男性。】
【見降ろす一人は黒き騎士剣を携え、純白のシルクハットを身に付けたベストの青年。】
【暗い闇の世界。昼だろうと何だろうと裏路地はやはり裏社会の人間の仕事場だった。】
【青年が男の頭へと足を下ろす。男は其の勢いで地面と思い切りキスをする。】
【ボキッという音がした。鼻が折れたのは確実だろう。気絶してもらっても困らないのだが。】

足を洗った改心した人殺しを止めた…そんな事言われたって遺された御遺族様達は納得出来ねぇよな?
と言う事で死んでくれよ。大丈夫だ一瞬で終わる。
「ふぁ?や、やめ…」

【ザクッと言う音が路地裏の不穏な空気の中に溶けていった。】
【男の首元に突き刺さした騎士剣を引き抜く。ズルッと嫌な音がする。赤黒い血が剣にこびり付いている。】
【仕事は終わり…後始末は面倒臭い。死体をそのままに、其処から立ち去ろうとする。】
714 :【全瞑心感】@wiki [sage saga]:2011/07/18(月) 13:20:51.72 ID:7kCWfq400
>>713
どひゃー、やっぱりカッコいいねえ、正義のヒーローって奴ぁ

【男が死体に背を向けた瞬間、誰かが路地裏の奥から呟いた】
【振り向けば、そこにはニヤニヤと人を馬鹿にしたような笑みを浮かべる、一人の青年が目に入るだろう】

【左肩から先が無く、狼の耳と尻尾をつけ、一匹の黒猫を頭に乗せ】
【警察やらジェイルやらD.O.T.Aやらに指名手配されているその青年は】

【興味深げに、ツンツンと死体を突っついている】

剣なぁ、俺も剣が使えるような筋力があればなぁ……

【まるで目の前に死体があるのが当然のように、軽い口調でそんな事を呟いている】
【別に隠れている訳でもないので、振り向けば簡単に視界に入るだろう】
715 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [saga]:2011/07/18(月) 13:28:39.82 ID:uJdspJ7f0
【お昼時の公園】

ああ、今日は心なしか涼しいな

【そんな事を言っている紳士が一人】
【ベンチに座っている】

昨日はひどい目にあったな......

【昨日会った事を知っている者に聞かれれば大方殺されよう】
【自覚がないのもほどほどにせいと】

そういえば、弟は元気にやっているのだろうか

【弟の心配を始めた】
【お昼時の人いっぱいの公園で】
716 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/07/18(月) 13:36:54.77 ID:UcZTRl900
【街外れの森の中 (昼)】

「せいっ! はっ! せいやっ!」(昨日は楽しかったな)
【開けた場所に一人の青年、水晶でできた剣を振っている普通な青年がいる】
【今日も平常運転な彼だが心なしか肌の血色がいい感じがする】

「せいっ! せいっ!」(腹一杯喰ったから満足満足)
【夏祭りのことを思い返しながら、今日も一部の森に響く声をあげる青年であった】

/死合いの場合、逃げる可能性が大なのでご了承を
717 :【心通武工】@wiki [sage saga]:2011/07/18(月) 13:47:22.54 ID:7kCWfq400
>>715
「よし!今日の夕飯は何にしよう!」
『何でもいいだろ……俺らどうせ食えないし……』
{というか叫ぶのやめて…………ただでさえ暑いのに……}

【元気いっぱいの少女が、公園を歩きながら夕飯の話をしている】
【だが話している相手はどこにも居ない、少女の近くから、二人ほどの声がするだけだ】
【右手に杖、背中に盾、不思議な格好をした少女である】

「うるせぇ!さっさと何か案を!」
『{自分で考えろよ}』

【少女は元気だが、他の二つの声、つまり、杖と盾から発せられる声はまったく乗り気ではない様子】

「だいたい、暑さ寒さは感じるのに飯食えないとか不便過ぎるだろぉ!」
『あ、そこ言っちゃうかー』

【少女は少しイラッとした様子で、ベンチの前を通り過ぎていく】
【結構大声で喋っている】
718 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [saga]:2011/07/18(月) 13:53:08.50 ID:uJdspJ7f0
>>717

……(キュピーン

【レーダーに反応が来た】
【女性に対して敏感すぎる紳士であった】

ちょっとそこのお嬢さん
中々面白いものを持っているね

【少女に話しかける】
【別に口説いてるわけではない】

ちょっと私と話でもしないか??

【若干不審者であった】
【いきなりそんな事言うか普通】
719 :【LUIN ENGINE】@wiki [sage]:2011/07/18(月) 13:55:38.01 ID:ObFd9XRNo
/>>615再利用で絡み募集中ー!
720 :【心通武工】@wiki [sage saga]:2011/07/18(月) 13:57:14.27 ID:7kCWfq400
>>718
「ん?」

【声を掛けられ、足を止める】
【後ろを振り向き】

「話?」

【首をかしげるが、怪しいとかいうより、不思議な人だと思っていただけらしく】

「おぉ、いいぞ!」

【にこっと笑いながらそう答えた】

【一方、杖と盾の脳内】

『(え?あや、怪しくね?)』
{(怪しいね)}
『(大丈夫だと思う?)』
{(知らないよ)}
『(……そうか)』

【ある意味杖より横暴な盾に抑え付けられ、特に主人に警告はしていないようだ】
【少女は、とてとて、と歩いて相手に近寄り、隣に座ろうとするだろう】
721 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [saga]:2011/07/18(月) 14:02:20.05 ID:uJdspJ7f0
>>720

ん、まぁジュースでもおごろう

【冷たいジュースを直ぐに二本買ってきて】
【一本少女に渡す】

晩御飯がどうこう言ってたけど
夏は涼しいそうめんが良いのではないかね

【そう意見する】
【夏に食べるそうめんは非常においしい】

あと、その盾と杖、いったいどういう仕組みなんだい
能力、なのかな

【疑問に思った事を聞く】
【しゃべる杖や盾とは中々面白いと思う紳士であった】
722 :【心通武工】@wiki [sage saga]:2011/07/18(月) 14:09:01.70 ID:7kCWfq400
>>721
「おお!ありがとう!」

【怪しむ事もせず、笑いながらジュースを貰う】
【無警戒である、今の所は】

「そ、そうめんかー」

【うーん、と考え込む少女】
【脳内では】

『(こちとら太陽に何か悪い事したかってぐらい暑いのに……)』
{(一人だけそうめんとか……しかも冷たい奴とか……)}
「(うるっさいなもー!)」

【杖と盾が不平たらたらだったが、少女は全て無視し】

「よし!今日の夕飯はそうめんにしよう!」

【ほぼ独断で決定した】
【自分で何も思いつかなかったから杖や盾に聞いていただけらしい】

「うん?能力だけど?」
『ういっす』
{こんにちは}

【隠す事もせず能力だと明かす】
【と同時に、杖と盾がそれぞれ軽い挨拶をした】

「仕組みは、なんというか、こう、人格が具現化したような物なんだよコレ」

【と説明しながら杖をぽんぽんと軽く叩く】
【よく分からないだろうが、そう説明するしかないのだ】
723 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [saga]:2011/07/18(月) 14:13:58.87 ID:uJdspJ7f0
>>722

人格の具現化......

【頭が必死に思考する】
【ある程度考えがまとまった後に出た結論は】

つまるところ、生きている人間の人格をコピーした、とでも言うところかな

【こんな感じだった】
【まぁ遠からず近からずなのではないだろうか】

それにしてもまぁあれだね、小さいね.....

【どこがとは聞かないでほしい】
【視線の先に有るもので分かるだろうから】
【つまるところ、胸であった】
【死亡フラグである】
724 :【心通武工】@wiki [sage saga]:2011/07/18(月) 14:19:46.03 ID:7kCWfq400
>>723
「うん、そうそんな感じ」

【こくこくと何度も頷く】
【杖や盾なら、最初からもうちょっとマシな説明を出来たのだろうが】
【残念ながら少女、この一人の二体の中では一番馬鹿である】

『(馬鹿だなぁ)』
{(馬鹿だよねぇ)}

【杖と盾がそんな事を考えているが、少女には聞こえないようにしているらしい】

【少女は首をかしげ】

「小さい?何が?」

【どういう意味か理解していない様子】
【杖と盾は薄々感づいているが、何かの間違いだろうと考え、何も言わない】
725 :【LUIN ENGINE】@wiki [sage]:2011/07/18(月) 14:22:14.90 ID:ObFd9XRNo
/>>615で今一度絡み募集ですー!
/流石にしつこいので、これにも絡みがなかったら別の絡み待ち書きますー
726 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [saga]:2011/07/18(月) 14:22:36.46 ID:uJdspJ7f0
>>724

いや、なんでもないさ......

【数日間で、言葉には出さないという事を学んだ紳士】
【でもやっぱり駄目じゃないかな】

しいて言うなら視線の先......かな

【視線はもちろん動いていません】
【つまり、視線の先を見ればすべてが分かるわけで】
【完全に詰むわけだ】
727 :【心通武工】@wiki [sage saga]:2011/07/18(月) 14:27:38.31 ID:7kCWfq400
>>726
「視線?」

【相手の目から視線を追っていく】
【すると、自然に顔は下に落ちる訳で】

【真下を見た瞬間、もう一度顔を上げ、最初から視線を追い直す】
【だがやはり視線の位置は変わらない】

「は?へ?」

【混乱した様子の少女】
【何となく分かっているが、まあ混乱するのは当たり前だろう、どストレートに見られた経験なんで無いし】
【対して杖と盾は】

『(へっ、変態だーーッ!!)』
{(うわぁ……)}

【杖は猛烈に引き、盾は冷たく引いた】
【どっちにしろ引いている】
【少女は頭の上にクエスチョンマークを浮かべまくっている】
728 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [saga]:2011/07/18(月) 14:32:02.92 ID:uJdspJ7f0
>>727

(いますごく当然の評価を受けた気がしたのだが)

【そんな事を思っている】
【そりゃまあ当たり前の評価だ】

そうめんもいいけどざるそばもよさそうだね

【直ぐに話題を切り替えた】
【過去四度ほどこんな事をして】
【素直に言って助かった事はない】
【まぁ冷静に考えられたらこの状況でもブッ飛ばされるだろう】
【もちろん、視線は固定】
729 :【心通武工】@wiki [sage saga]:2011/07/18(月) 14:36:37.99 ID:7kCWfq400
>>728
「う、うん……ざるそばか……」

【話題が切り替わったが、少し警戒心が生まれてしまったようだ】
【相手の視線がやはり変わらないのがちょっと嫌だったのか】
【少しだけ横にズレてみた】

『(俺の能力で病院送りにするしかないな)』
「(え、えぇ!?ちょ、それやりすぎ!)」

【少女は、あまり大事にはしたくないらしいが……?】
730 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [saga]:2011/07/18(月) 14:39:42.99 ID:uJdspJ7f0
>>729

(やってしまったね)

【ずれたのを追ったりしない】
【そこまでじゃない......はず】

なんだかその杖から殺意を感じるんだが

【杖を睨む】
【ちなみに、動きは延着してある】
【杖が殴ろうとしたなら、それは幻影だろう】
731 :【心通武工】@wiki [sage saga]:2011/07/18(月) 14:45:50.21 ID:7kCWfq400
>>730
『……気のせいだろ』
「そ、そーだよ」

【あはは、と苦笑する少女と冷たく告げる杖】
【明らかに嘘である】

【杖は今すぐにでも殴りかかっていきそうな勢いだが】
【少女が動かない為、少女が掴んでいる杖もどうしようも出来ないようだ】
732 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [saga]:2011/07/18(月) 14:49:28.69 ID:uJdspJ7f0
>>731

おやおや、杖君は君のナイトかい??

【おちょくるように言っている】
【殺されるのではないか、本格的に】

昔はもっとひどいことをしてしまった事もあるのだが....

【昨日の祭りを知っていたなら】
【それが分かるかもしれない】
【もっとも、少女は知らないだろうが】
733 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/18(月) 14:53:03.33 ID:86jP18mIO
【廃墟群】
【昔日の栄光を失い、昼でも暗いこの場所に一人の人物がいた。】

「……不殺…か…」

【一人の豊かな長い黒髪が印象的な女性である。】
【ほとんど黒と言える春用の薄手のダークグリーンのコート、】
【左目を斜めに切り裂く様な傷跡。】
【そしてもう一つは背中に抜き身で帯刀した身の程もある片刃の大剣。】
【それらが合間って、少しばかり近づき難い様な、そんな雰囲気を発していた。】
【また、辺りは季節的に暑いのだが、女は涼しげで、】
【その証拠に、彼女の周りだけまるでクーラーをあてがったかのように、程よく涼しい。】

「……分からんな…どういう組織か……正義側か…あるいは…」

【廃ビルの壁にうっかかり、タバコを蒸かしながら呟く独り言は、風に流され、そして消える】
【よくよく見れば、大剣から霧のように大量の白い水蒸気が吹き出しているのがわかる】

/なんでも対応
734 :【心通武工】@wiki [sage saga]:2011/07/18(月) 14:54:55.71 ID:7kCWfq400
>>732
【ブチッ】

『黙れこの変態がぁぁぁ!!!殴らせろ!!一発でいいからぁー!!』
「うわあ!落ち着け!」
{打撃ならむしろ僕がやるべきだと思う}

【杖が暴れだす、それを抑える少女、盾はよく分からん】

「え、何、酷い事t」
『どうせまともな事じゃねーだろゴルァ!』

【杖がキレ過ぎて会話がまともに繋がらない】
【というか杖が物凄くうるさい】
735 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [saga]:2011/07/18(月) 14:57:11.60 ID:uJdspJ7f0
>>734

別に殴られてもいいんだよ??

【非常にいい笑顔で言う】
【でもどうせかわすだろう】

えっと、胸を触った......

【駄目である】
【本当にいろいろ駄目である】
【ていうか手をわきわきさせて】

実演しようか??

【とか言っている】
736 :【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化 [sage]:2011/07/18(月) 15:00:26.06 ID:cs5AOD2fo
>>492

「……い”っ!?」

【落下したハンガーは、少女の頭頂部にこつんとぶつかっては、ベンチの裏側へと落ち】
【少女は大きく奇声をあげた。痛かった訳ではないだろうが、驚いたのだろう、きょろきょろ辺りを見回して】

「……あ」

【急な衝撃の原因を探ろうとして――目に付いたのは目の前の少年。...獣人を見るのは、始めてであった】
【寝惚け緩い回転を続ける頭、ぱちぱちと瞬きを繰り返しては、これは一体...少年もまた、不思議そうな表情をしていて】

「...こんにち、は」

【うっすら開いた口から紡がれるのは、コミニュケーションの基本である挨拶。...涎を拭いながら】
【取り敢えずこれを言っておけば間違いないだろうと、頭を整理する様な意味合いもあり】
【尤も相手が言葉をしゃべれるかどうかも少女には分からなかったのだが】
737 :【心通武工】@wiki [sage saga]:2011/07/18(月) 15:02:15.23 ID:7kCWfq400
>>735
『……』

【あまりにキレたせいか、しばらく無言、おそらく放心状態】

「へー、胸……は?」

【少女、口をポカーンと開ける】
【その途端、どんどん顔が赤くなっていき】

「は?え、ちょ、む…ッ!?」

【意味不明の言語を発している】

「い、いやいやいやいや」

【ずざぁ!と物凄い勢いで後退り】
【ついに、右手の杖を構えて相手に向ける】
【まだ今は"警戒"で留まっているが……?】
738 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [saga]:2011/07/18(月) 15:05:23.00 ID:uJdspJ7f0
>>737

そ、胸だけど何か??

【飄々としています】
【犠牲になったシスターが可哀そうだ】

逃げるな逃げるな......

【じりじりと追い詰めます】
【もちろん動きは延着している】
【殴ったらそれは幻影だろう】
739 :【三技一体】速さ・力・超生命の三形態に変身 [sage]:2011/07/18(月) 15:06:47.60 ID:S8Rb0mNNo
>>736

……あ

【相手が言葉を発したタイミングとほぼ同時、鏡合わせのように同じ言葉を口にする、あ、目覚めたな、そんな事を感じつつ】
【その後の己を珍しがるような視線に少しの疑問。はて、自分はそんなに観察されるべき対象なのだろうかと思いながら】

…こ、こんちゃッス
一体何してるッスか…?

【挨拶されたならば反射的に返す。普通に話す様子に何処か不合致感や違和感を感じられるかもしれない、特に彼を初めて見る人には】
【先程からの一連の流れが至極気になった少年は無礼とか、初対面とかそういう事を一切考えず、とりあえず聞いてみて】
【口調は少々警戒の色、だって一見ふしんしゃっぽいですもの(少年視点による)】
740 :【心通武工】@wiki [sage saga]:2011/07/18(月) 15:10:02.32 ID:7kCWfq400
>>738
「は……あ、あぅ」

【相当慌てている様子】
【が、自衛をしないとヤバいのは分かっているらしく】
【杖を構え】

「つ、《剣落とし》!!」

【杖をぶんっ、と振り、相手の頭上に雷を落とす】
【物凄い轟音と衝撃、光を伴った雷である】
【だが、それは幻影に対しての攻撃であり、本体には当たらないだろう】
741 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [saga]:2011/07/18(月) 15:12:35.14 ID:uJdspJ7f0
>>740

どこを狙っているんだい

【少し離れた場所から声をかける】
【余裕たっぷりだった】

痛みはないから安心したまえ

【今度は早着している】
【近くに来たのを殴ったら、数秒後に本体が飛びかかってくるだろう】
【能力の無駄遣いにも程がある】
742 :【心通武工】@wiki [sage saga]:2011/07/18(月) 15:17:24.03 ID:7kCWfq400
>>741
「ちょっ!?」

【相手が回避したと勘違いし、慌てる】
【どうやって撃退しようとか考えながら、後退り】
【逃げながら、杖を構え】

「《地衝雷震》!」

【素早く地面に杖を叩きつけた】
【次の瞬間、相手が……否、相手の幻影が近寄ってきた時に、杖を叩き付けた位置に、小さめの雷が落ちるだろう】
【少し目暗ましにはなるだろうが、本体が飛び掛ってくるのに何ら支障は無いだろう】
743 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [saga]:2011/07/18(月) 15:20:08.22 ID:uJdspJ7f0
>>742

何も分かっていないね

【雷が消え視界が開けたら】
【即座に襲いかかってくるだろう】

何度も言うけど痛みはないのさ.....ふふふ

【変態です本当にありがとうございました】
【ジェイルか何か来ないだろうか】
【取りあいず今は来ないだろう】
744 :【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化 [sage]:2011/07/18(月) 15:22:23.47 ID:cs5AOD2fo
>>739

【返ってきたのは普挨拶、言葉のキャッチボールは何のことはなく成立して】
【始めて見る姿格好の彼が、普通に喋る姿は中々面白く感じたのか、おぉと小さく感動にも似た声をあげて】

「…そうですね……」

【やが問われている内容について、考え始めた。】
【すっかり本の事など意識から外れており。栞代わりの指を抜いてぱたんと閉じた文庫本、膝の上に乗せ直し】
【左手を膝に置いたまま、右手は顎に宛てがわれ...ふと、顔を上げ少年の顔を見たかと思えば】

「…寝て、ましたね」

【見れば分かるだろうなどとストップを掛けるシステムは少女の中には存在せず】
【ありのまま、間違いではないだろうが――…素直に思ったまま思い付いたまま、少年の問いに答える】
【それ意外に言い様が無かったというのもあるのだが、やはり間の抜けた印象は拭えない】

「……」

【そして少女は、改めてまじまじと少年の容貌をじーっと観察しながら...】
【不意に顎にやっていた手が動き、ちょいちょい、少年を手招きする様にして】
745 :【心通武工】@wiki [sage saga]:2011/07/18(月) 15:26:43.84 ID:7kCWfq400
>>743
「あ、れっ……」

【確実にこちらに向かっていたはずなのに、何故か相手は少し離れた位置からまた飛び掛ってきている】
【簡単に言えば、デジャヴみたいなそんな感じ】

『(テレポーター?)』
{(……ていうか、単純に幻覚じゃないの?)}

【杖と盾が少女の頭脳になって色々考えている】
【もちろん少女はそんな事を気にする暇は無く】

「わわあ!」

【また急いで後ろに逃げようとするが、ずっと逃げ続けて足が疲れていた事もあり、躓いて後ろに転ぶ】
【こてっと尻餅をつきながら、もう半分涙目である】
746 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [saga]:2011/07/18(月) 15:29:58.88 ID:uJdspJ7f0
>>745

痛み......このくだりはもうやめよう

【若干メタ発言】
【まぁスルーしていただきたい】

……(コチョコチョ

【でも揉んだのは脇腹】
【もんだというよりくすぐりではないだろうか】
【さすがに触るのはまずいと思ったのだ】
【もちろん、もう一度触った事があるし、手を滑らせるかもしれない】
747 :【三技一体】速さ・力・超生命の三形態に変身 [sage]:2011/07/18(月) 15:31:02.00 ID:S8Rb0mNNo
>>744
…やっぱ、そうッスよね

【己はというと大方相手が何をしていたかは考えが付いていた。恐らく、というか確実に、此処で居眠りだ。となると浮かぶ、さらなる疑問】
【最近は御世辞にも治安が良いとは言えないこの地域、そんな此処で寝るとは、なんとも無防備というか、危機管理が成ってないというか】
【眉間に小さく皺を寄せ、薄い笑みを浮かべつつ軽く笑い声を漏らし、答えて】

最近ここらへん危ないらしいじゃないッスか…大丈夫ッスか?
誰かに襲われたりとか考えないッスか?お家何処ッスか?

【次いで、更に質問を投げる。少年が見た感じ目の前の少女はというと普遍的な、よくある少女に見えて】
【それは非力で儚い存在に勝手ながら思えてしまう。故に、心配だ。例えば何かの危険があったりしたら】
【若しくは目の前の少女が見た目に似合わぬ強能力者であるとも考えられるが、しかしそうとは一概にも言えぬ訳で…】


…な、なんッスか?

【唐突に見られた手招き、対象は明らかに自分、それはこっちへ来いと示しているのは明白で―― 一瞬、どうすべきか悩む】
【しかし少年、享受された能力のおかげで怪我することもないし即死することもない。少し考え、そして】
【かなり警戒しつつ一歩、もう一歩と前へ進んでみる。さて、何があるか分からぬゆえ拳を握り。警戒の様子は見ればすぐに分かるだろう】
748 :【心通武工】@wiki [sage saga]:2011/07/18(月) 15:33:30.28 ID:7kCWfq400
>>746
【頑張って立ち上がろうとするが、それより相手の方が早かった】

「……!?」

【まあ当然というかなんというか、相手の行動が予想外だったようだ】
【驚いたような表情をするがそれはすぐに笑いに代わり】

「あ、ひゃ、や、やめ……あはは!」

【身悶えながら物凄く笑っている】
【嫌がっている様子は無いが、やめればすぐ逃げ出すだろう、多分】
749 :【LUIN ENGINE】@wiki [sage]:2011/07/18(月) 15:33:33.36 ID:ObFd9XRNo
>>733
/あー、まだいますかね?
/というか、多分また殺し合いになるかもしれないのですが……いるならば絡んでも良いでしょうか……?
750 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [saga]:2011/07/18(月) 15:39:00.83 ID:uJdspJ7f0
>>748

ははは、この位なら良いだろ

【変態は変態なりに学んだようで】
【よっぽど中の良い相手以外はそんなことしなくなったはずなのだが】

あ、手が滑った

【冗談じゃなく本気で手を滑らせる】
【もちろん滑った先は.....】
【胸であった】

……小さい

【ごまかそうとしています】
【どう考えても殺されます本当にありがとうございました】
751 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/18(月) 15:41:30.04 ID:86jP18mIO
>>749
/ぬおおおお遅れてすいません!!
/もちろんです!大歓迎ですよ!
752 :【心通武工】@wiki [sage saga]:2011/07/18(月) 15:43:18.75 ID:7kCWfq400
>>750
「ま、やめ……きゃはははっ」

【手を止めようとするが、笑ってしまって体がうまく動かないようだ】
【そうこうしている内に】

「……え」

【相手が手を滑らせ】
【時が止まった】

【数秒間、口をポカーンと開けた状態で放心していたが】

「…………て……めぇぇぇぇ!!!」

【顔を真っ赤にしながら、涙目の状態で、思い切り相手を突き飛ばそうとする】
【突き飛ばせたなら、急いで立ち上がるだろう】
【まぁ、その後少女は、能力をフルに使って、地球にクレーターを作るだろう、多分】
753 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [saga]:2011/07/18(月) 15:46:24.85 ID:uJdspJ7f0
>>752

いや今の俺が悪いのぉぉぉ??

【突き飛ばされる男】
【今のが不可抗力でも、信じてもらえやしないだろう】

ちょっと待て、やめて、やめて、ディナーおごるから!?ね、ね!?

【土下座している】
【クレーターは止めてほしいのだが】
754 :【心通武工】@wiki [sage saga]:2011/07/18(月) 15:50:39.99 ID:7kCWfq400
>>753
{当たり前でしょ}
『流石、変態だな』

【少女はビキビキと額に怒りを集めている】

「ディナー?信じられるか馬鹿!!」

【と大声で言い放ち、両手で杖を構えると】

【思い切りぶぅんと振り回す】
【勢いで少女自身が一回転してしまうほどの力で振った】
【相手の頭に落ちる雷は、厨二補正を持ってしても、何か後遺症が残るレベルのはずだ……】

【だが、やはり回転したのがまずかったのか標準が少しズレ】
【相手の横に雷が落ちる事になるだろう】
755 :【蟇弧護法】 :2011/07/18(月) 15:52:38.85 ID:t/9BmzYR0
>>716
再募集します
756 :【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化 [sage]:2011/07/18(月) 15:53:55.02 ID:cs5AOD2fo
>>747

「いやあ...危なかったですね......つい、居眠りしちゃいました」

【笑みを浮かべる相手を見ては、思わず控え目な笑みを返しながら...気恥ずかしそうに頬を掻き】
【次々と投げ掛けられる質問、その心配を他所に、飽くまで自分のペースで暢気に言葉を返した】

【果たして大丈夫なのかどうか、恐らく悪質な人物が現れたのならば大丈夫ではなっただろう】
【それでもまあ、無事だったのだから、と楽観的な思考が紡ぐ言葉に人を安心させる効果は皆無】
【襲われるか考えなかったのか――、そんな問い掛けにもつい、という言葉一つで済ませてしまおうと】

「お家は......あっちにあります、よ」

【そう言って指差したのは少年の頭上辺り、その方向にあるらしい】
【如何せんアバウトで意味の無い答えの様な気もするが、当然そんな事は考えておらず――…】


【手招きしてみれば少年は、須臾程の逡巡を見せた後じりじりとこちらに歩み寄り】
【警戒されているなあ...そう思い至り、好奇心からの行動にも流石に抵抗が生じ、少女は躊躇いを見せる】
【尤もその躊躇いが何か、相手には判然としないかもしれないが――…ともかく少女は、迷い、考えて】

「…失礼します」

【結局小さくやや緊張した様な、そんな声を掛けて】【そうっと手を伸ばす、少年の頬に向けて】
【躊躇いや迷いは一体何処に行ってしまったのだろうか、好奇心の前には遠慮という言葉も殆ど意味を為さず】
【少女はその瞳を爛々と輝かせながら――少年への好奇心を、益々膨らませていたのだった】
757 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [saga]:2011/07/18(月) 15:55:02.64 ID:uJdspJ7f0
>>754

いやぁぁぁぁぁぁぁ!!!

【近くに雷が落ちた】
【直撃していたらと思うと震えが止まらない】

いや本当におごるから、奢らなかったら殺していいから!?

【見苦しい土下座】
【もう恒例行事であった】
【とあるシスターたちには一生治らないとも言われた】
758 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】ちび神様 [sage saga]:2011/07/18(月) 15:55:24.38 ID:gDRAbfwIo
>>716

やほう、じゃ!

【樹の枝からにょろん、と逆さまに登場】
【偶然見つけて、驚かそうとしたようだ】

精が出るのう、修練とは感心感心

【逆さまのまま腕を組み、うんうんと頷く】

/よろしければ!
759 :【心通武工】@wiki [sage saga]:2011/07/18(月) 15:58:42.10 ID:7kCWfq400
>>757
【雷が直撃しなかったのが、まるで相手が悪いとでも言いたげに】
【チッ、と大きく舌打ちする少女】

『(う、うわぁ、怒るとこんな怖いのか)』
{(新発見だね……)}

【使い魔達も戦々恐々(?)】
【少女は、しばらくフーフーと危険な吐息を漏らしていたが】

「……はぁ」

【呆れたようにため息をつくと】

「分かった……じゃあ絶対に奢れよ!?」

【まだ脅すように杖を構えながらそういった】
【一応は許すようである、まだちょっと怒っているけど】
760 :【蟇弧護法】 :2011/07/18(月) 16:00:59.84 ID:t/9BmzYR0
>>758
「うおっと! 稲さんじゃないですか」(心臓に悪いな…)
【驚きつつも素振りをやめて振り返る青年、ここに着てから二回目の木の上の人との対話です】

「それで、今日は散歩ですか」
【ポケットから無理やり押し込んだ白タオルを取り出しつつも身の上話をする】
761 :【暗黒吸命】@wiki [sage]:2011/07/18(月) 16:02:45.33 ID:zQi8L0Tpo
【路地裏。】

「た、助けてくれ!俺はもう裏家業から足を洗った!い、命だけは!」
…はぁ。何にも分かってねぇな、オマエ

【路地裏に二人の男がいた。地に伏せる一人はガタイの良い大柄な中年男性。】
【見降ろす一人は黒き騎士剣を携え、純白のシルクハットを身に付けたベストの青年。】
【暗い闇の世界。昼だろうと何だろうと裏路地はやはり裏社会の人間の仕事場だった。】
【青年が男の頭へと足を下ろす。男は其の勢いで地面と思い切りキスをする。】
【ボキッという音がした。鼻が折れたのは確実だろう。気絶してもらっても困らないのだが。】

足を洗った改心した人殺しを止めた…そんな事言われたって遺された御遺族様達は納得出来ねぇよな?
と言う事で死んでくれよ。大丈夫だ一瞬で終わる。
「ふぁ?や、やめ…」

【ザクッと言う音が路地裏の不穏な空気の中に溶けていった。】
【男の首元に突き刺さした騎士剣を引き抜く。ズルッと嫌な音がする。赤黒い血が剣にこびり付いている。】
【仕事は終わり…後始末は面倒臭い。死体をそのままに、其処から立ち去ろうとする。】

/使い回しですが…こんなんですが死愛以外でもおっけーです!
762 :【三技一体】速さ・力・超生命の三形態に変身 [sage]:2011/07/18(月) 16:04:22.85 ID:S8Rb0mNNo
>>756
き、気をつけたほうがいいと思うッス

【つい、どころではない。少年、すこしばかりの焦燥を見せつつそう言って】
【先程から感じる無防備さにそろそろ心配を感じ始める頃。赤の他人とはいえ傷つくような場面は見たくない】
【まだ会って数分であるが、そんなふうに思うのは単に、少年が馬鹿正直な「良い子」であるからだろう】

あっち?

【指さされた方向は自分の…上?指差す方向のその先、目で追って上を向いてみる。眼に入るのはただの空で、家は見つからない】
【結局分からずじまいのまま首を下に下げようとした、その時だった―――頬に伝わる、温い感覚】

(?)

【それが相手の手だと分かるには、そう時間はかからなかった。少し照れたような様子で】

あっ…
…あの…?

【何をするんですか、と問いかける。触っているんです、という返答が返ってきそうな気がするが…】
【この訳のわからない状況を、少年は何故か拒否する様子は見られない。否、動けないといったほうが実直なのだろうか】
【――少女の手の中で、温い毛玉がもさもさ揺れる】
763 :【LUIN ENGINE】@wiki [sage]:2011/07/18(月) 16:04:47.15 ID:ObFd9XRNo
/うい、ではお言葉に甘えまして
/ちょっとNPC利用の描写になってしまいましたので、問題があるならば言ってくださいましっ

>>733
【件の事から数日間、人間狩りを行いつつ少女はひたすらに自分に屈辱を与えた人間たちの消息を探っていた】
【時には人間を脅して目撃情報を探ったり、ある時はヤツが剣客であることから剣術道場だとかを潰して回ったりした】
【能力者や達人並みの剣士ならば少女に勝てるかもしれないが、ただの無能力者では幾ら剣術の心得があろうと敵では無い】
【そしてついに、周辺の村で女性の剣士を見かけたと言う情報を得、この廃墟が立ち並ぶ場所へと足を運ばせたのであった】

【しかしながら、廃ビルをひたすらに虱潰しに見て回っては相手と行き違いになったり体力を消耗してしまう可能性が高い】
【となれば、なんらかの策を講じざるを得ず――――村から下等生物である人間を一人連れてきた、もちろん屈強な男などではなく】
【扱いやすく、それでいて悲壮感を放ちやすく、か弱くて保護翼をかきたてられるような―――少女だ、歳は10歳ほどか】
【まるでウサギの耳を掴んで運ぶかのようにその少女の髪の毛を右手で握り締めながら引っ張って歩き、廃墟群のおよそ中央の位置に立ち】

「アーアー……クソッタレの下等生物の剣士に告ぎますわー!!」

「今直ぐに出てこないと私が悪役さながらに人間の少女の首を引き千切りますわよー!!」
「もちろん逃げても殺しますわ!あなたが死んでも、負けても、命乞いしても殺しますわ!!」

「そちらに大義名分充分なはず、三度目の正直、今度こそその息の根を止めてくれますわ!!!」

【大声で叫びをあげるはつまらない悪役のお約束の口上、これが映画だとか小説ならば編集の段階でボツにされるのは確定である】
【だが、人外の少女にとってこれが現実であり、相手を今度こそは逃がさない為にも人質を連れてくるのは然るべき当然の策であった】
【ぶっちゃけて言えば前回、あそこで相手が逃げてくれなければほぼ死んでいたとはいえ、決して勝ち目が無いなんてことは有り得ない】
【となれば、例えまた負けそうになったとしても逃げられるのだけは避けるべき事態であり、それならば悪役の一つにでも成り下がってやるのだ】
【いや、悪役ではない、少女からしてみれば何の変哲もないアクションに過ぎない、人間だって犬を戦争の道具にしたりするではないか】

【ならば、至高の生物である自分が下等生物である人間をどう扱ったって構わないに違いない、こんなの非情とか冷酷の内にすら入らない】

【人外は待つ、叫んで待ち続けるのだ―――まぁ、来なければこの人間の少女を宣言通り肉塊に変えてしまうだけである、私は人外なのだから】
764 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】ちび神様 [sage saga]:2011/07/18(月) 16:13:11.43 ID:gDRAbfwIo
>>760

うむ、暇だったのでのう

【えへん、と言った具合に】
【しかし暇というのは別段自慢できることではないのだが】

あ、そうじゃ

【ごそごそと袖の中を探り、小さい袋を取り出すと】

くうかの?

【中に入っていたのは天津甘栗】
【剥き済みのそれは、焼き立てなのか甘い香りを立てている】
765 :【蟇弧護法】 :2011/07/18(月) 16:20:10.75 ID:t/9BmzYR0
>>764
「そうですか」(やっぱりやる事がないんだろうなぁ…)
【あまり知られていない神は暇と感じつつ、どうでもいいかのように受け取る】
【と、彼女が差し出してきたのが香ばしい匂いを出す栗だ】

「あっ、いただきます」
【一個だけを摘みポイッと口の中に入れる、旨いと感じつつ顎を上下させ】
「ムグムグ、そういえばこの街で知り合いとか増えてきましたか?」
【噛み終えた所で相手に課題を振ってみる、参杯客が増えたかの確認も兼ねて】
766 :【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化 [sage]:2011/07/18(月) 16:22:29.69 ID:cs5AOD2fo
>>762

「あはは...そうですね、気をつけます。」

【焦りを見せる少年を、知ってか知らずか少女は、へらりと間の抜けた笑い声を零して】
【気をつけます、と、そう言葉を紡ぐのであった。本当に、気を付けるのだろうか...いまいち説得力に欠けた】
【――気遣いを見せる少年の言葉に、優しいんだなあと、そんな感情を内包した笑みでもあるのだが】

「いやあ、ちょっと...」

【何をするのか、戸惑い気味の少年に問い掛けられる物の、返す言葉は上の空で】
【掌に伝わる感触に、何処か感嘆の様な感情を抱いて】
【左右に少し撫ぜる様に指を動かしてみれば、暖かい毛玉がもさもさと、心地良い感覚が伝わってきて】
【おぉ、と...小さな感動がぽつぽつ、ぽつぽつ、少女の心中に浮かんでいくのだった。――そして】

「...失礼、しました」

【そんな、先程と同じ様な言葉、未だ尾を引く興奮を声に滲ませながら...少女は手を引いた】
【爛々と、輝く瞳は相変わらずで....少年を見上げながら紡ぐ言葉はなく、されどどんな感情を抱いているかは明らかであった】
767 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/18(月) 16:29:30.18 ID:86jP18mIO
>>763
/よろしくお願いします!
/多分大丈夫だと思いますよ!


「………」

【うだる様な天気…太陽が過労死するのではないかと思うほど働いているこの場で、女はその陽気からウトウトとしていた。】
【咥えたタバコは短くなり、とっくに足元に打ち捨てられている。そこから微かに立ち上がる煙は、冷気に曝されて風前の灯となっていた。】
【静寂が身を包んでいる。一陣の風が吹き抜け、それが彼女の髪を柔らかく揺らし、小鳥がどこか遠くの方で囀り、鳴いていた。】

「………ん…んん?」

【すると、唐突にその静寂が途切れる。小鳥たちはあたふたと飛び去り、平穏が音を立てて崩れた気がした。】
【最初は、そもそもまだ夢の中だ。その虚構の世界の延長上の出来事だと思う。】

【しかし――――――――いやにはっきりした感覚と、一度聞いたことのある声≠ェその思考を否定した。】
【女は訝しげに眉を潜める。思考をくゆらせながら、響いている声に耳を傾けた。】

「な……!!」

【絶句、とは自分の今の表情をいうのだろう。女はその瞬間一切の思考を途切らせ、】
【そして気がついたら走り出していた。普通なら鼻で笑い相手にしないのだが、声の主はその言葉通り、】
【「肉塊」を作りかねない。それは女が身を持って知っている。冗談や、ハッタリではないのだ。あの人外≠ヘやりかねない。】






「…何やってんのよ…あんた…」

【群の中央。四方を廃ビルで囲まれた広場の様な場所で、女は久方ぶりに相手と相対した。歩みを止め、その広場の真ん中に立つ少女を見据える。】
【その不完全な左腕は過去に自分が斬り落としたものだ。満身創痍になりながらも、闇雲に振った剣で錆にした。】

【そして掴まれる…少女の右腕に乱暴に掴まれている少女と女は目が合った。全身を小刻みに恐怖から揺らし、泣きはらしたような赤い目と、女のまだ見える右目が交錯する。】
768 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】ちび神様 [sage saga]:2011/07/18(月) 16:32:52.69 ID:gDRAbfwIo
>>765

まあ、少しずつの
最近はよく子供達が遊びに来てくれておるぞ

【街の子供達のことだろう】
【しかし、信仰はどうかと言われると……】

最近は"ぱん"というものの焼き方を習っておる!
……じゃがまだまだのようでのう

【完全に街には馴染みきっていた】
【本来の目的何処行った、といった感じだ】

そういう主は最近どうなのじゃ?

【そういえば青年は自分の話をあまりしないな、と思い、尋ねた】

769 :【殺戮条約】誰も死なせない@wiki E:三節棍『鬼灯丸』、不殺銃、不殺ナイフ [sage saga]:2011/07/18(月) 16:34:23.62 ID:XHPytTvh0
>>761
/まだ大丈夫ですかー?
770 :【三技一体】速さ・力・超生命の三形態に変身 [sage]:2011/07/18(月) 16:36:30.01 ID:S8Rb0mNNo
>>766
怪我とかしたら、怒られちゃうッスよ?

【冗談っぽく言う少年の、手には癒えきっていない生傷やら何の手当もない擦過傷が確認できるかもしれない】
【実を言うところ少年、色々なところへ模擬戦をしに行っては毎回怪我を負って人外屋敷の面々に怒られてたりするのだ】
【ふん、と軽く息を漏らし、本心はあまり心配していなさそうな様子である】

…うん

【触れられた頬から手が引いてゆく感覚。感じ、口を噤んでは帰って行く手を眺め】
【頬の、触れられていた箇所に自分の手を当てては少し撫ぜてみてはそこに何があったのかを確かめてみるが】
【感じるのはいつも通りの感覚で、そこには何もなかった。もう一度、相手に照れたような視線を向けると】

…め、珍しいッスか?俺っち、そんなに
あ、気にしてはないッス、別に

【此処へ来てからというもの、己を見ては珍しがらない人間のほうが少なかった。人間じゃない者は反応に薄かったが】
【故に、人間である相手が自分に対し持つ感情といえば奇妙だとか、好奇心なんだろうと予想するのには容易かった。ただ】
【まさか触ってくるとは思ってもいなかったらしい、照れるのは初な少年はこういったことに慣れていないのに起因していた】
771 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [saga]:2011/07/18(月) 16:36:55.33 ID:uJdspJ7f0
>>759

分かりった、折角だからちょっと高級なレストランにでも

【そう言って先に歩いて行く】
【しばらく歩いて行くとついたのはイタリアンレストラン】

あ、お邪魔するよ

「いらっしゃいませ」

【席に着く】
【そして、メニューを見せて】

今日は奢りだから好きなのを食べたまえ

【とほほ笑んだ】

/遅れてすいません......
772 :【暗黒吸命】@wiki :2011/07/18(月) 16:40:08.63 ID:zQi8L0Tpo
>>769
/おっと気付くのに遅れました いますよー!
773 :【心通武工】@wiki [sage saga]:2011/07/18(月) 16:44:09.03 ID:7kCWfq400
>>771
「……」

【無言で相手に着いていくが、内心おいしい物が食べれるとほくそ笑んでいる】
【そして中に入ると、挨拶はしないものの店員に少しだけ頭を下げ、男と一緒の席につく】

「そうか、じゃあ」

【ばっとメニューを奪うと】

「これと、これとこれと、あとこれと……」

【ガンガンガンガン、遠慮も何も無い、どんどん注文していく】
【少女が『これ』とメニューで指差した料理を、杖と盾が注文する共同作業】
【もちろん、ただの嫌がらせではなく、本当にこれ全部食べるつもりである】
774 :【蟇弧護法】 :2011/07/18(月) 16:45:23.73 ID:t/9BmzYR0
>>768
「おお、そうですか、まぁゆっくりがんばってください」
【客が来るのを素直に喜ぶ、これで退屈も無くなるのであろう】

「パッ、パンですか…中々洋風にこっているようで…」(和風と洋風が組み合うとは、中々だな)
【少女の新たな趣味に少し驚きつつ】
【自分の課題が来る】

「んー…、まぁ自分の最近と言えば…」
【腕を組み空を見上げ、また栗を一つほお張った口をへの字にして考える】
「まぁ毎日毎日自主練習をして街を散歩、その時に能力者と出会って知り合いになったり危険な目に会ったりしてます、あっ、最近自主練習中に誰かが来るって言う事も増えてきました」
【青年は正直に自分の話を出す、多少は苦労していますがとりあえず元気でやってます】
775 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [saga]:2011/07/18(月) 16:47:47.35 ID:uJdspJ7f0
>>773

……それでは私はミートスパゲッティーを

【ちょっと安い奴にしておいた】
【この子は太らないのかなと思ったけど流石に聞かない紳士であった】

「お待たせいたしました」

【料理が運ばれてくる】
【明らかに少女の量が異常だった】
【頭が痛くなった】
776 :【殺戮条約】誰も死なせない@wiki E:三節棍『鬼灯丸』、不殺銃、不殺ナイフ [sage saga]:2011/07/18(月) 16:49:36.33 ID:XHPytTvh0
>>772
/それじゃお願いしますね

>>761

…………おい、お前ッ!!

【血塗れの剣を依然として携える青年へと、突き刺さるような声】
【青年の反応を捉えるとともに、その一瞬の隙を突くように跳躍】
【ビルの壁を蹴り、少年の頭上を軽快に越えると、血の海に沈んだ男へと駆け寄る】


………遅かったか

【血が出るほど唇を噛みしめ、その事実を確認するとともに立ち上がり、振り返る】


なんでだ?

本当にお前は、こいつを殺す必要があったのか……?

【悲しみと怒りを織り交ぜたような視線で射竦めるのは、目の前の青年という理不尽】
【お世辞にも正義漢とは言えない目つきの悪さとラフすぎる服装ながらも】
【その瞳に浮かぶものだけは確かに本物だった】
777 :【心通武工】@wiki [sage saga]:2011/07/18(月) 16:53:30.94 ID:7kCWfq400
>>775
【だって奢ってくれるって言ったもん、その一言で少女の頭は埋め尽くされ】
【罪悪感の欠片も感じない少女であった……さっきあんな事やられた後だし】

「よっしゃー」

【フォークとスプーンを取ると】

「いっただっきまーす!」

【元気よく料理にかぶりついた】
【物凄い勢いで食していく、食欲がとかそういうのではないぐらいの胃袋だ】
【そのスピードは落ちる気配を見せない】

『今日はそうめんじゃなかったっけ?』
{そうだったね}
『何で高級レストラン?』
{知らないよ}
『……そうか』

【さっきも見たようなやり取りを繰り返している杖と盾】
【とかなんとかやってる内に、少女はもう三品目に手をつけ始めていた】
778 :【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化 [sage]:2011/07/18(月) 16:54:15.13 ID:cs5AOD2fo
>>770

「...怒られるのは、嫌いですからね」

【冗談めかして話す少年に、こくりと小さく頷いては怒られるのは嫌い――と】
【怒られるのが好きな人は居ないと思うが...特に嫌いなのだろう、おそらく】
【少女もまた冗談ぽく、そんな言葉を返すのだった】【...未だ、少年の手の傷には、気付いていないようだが...】

「...始めて、見ましたからね」

【珍しいか、と問う少年に漸く、配慮の欠けていた行為を自覚し、答える声は少し堅かった】
【が、そんな後悔も束の間、気にしていないという言葉に心中そっと胸を撫で下ろした】
【今度こういうことがあればもう少しは慎重に行こうかと反省しながら、少年に向けた視線】

【...くすりと、小さく笑い声を漏らした】
【先程まで自分に注意を促していた少年が思わぬ所で照れ、を見せたのが、可笑しかったのだろう】
【馬鹿にしている訳ではないだろうが、からかうような悪戯っ子の笑みを浮かべ】
779 :【LUIN ENGINE】@wiki [sage]:2011/07/18(月) 16:54:50.30 ID:ObFd9XRNo
>>767
【一度目を瞑って、周囲にこちらへと足を向けてくる何かがいないかと期待をしながらその瞬間を待ちわび続け】
【静寂の中に流れる風が自分を憎むように横から一回吹き付けてきたが、その程度の風では人外は決して倒れたりはしない】
【いっそのこと何回かの敗北の内のどれかで殺されてた方がマシだったのかもしれない、いつまでも屈辱を刻み続けるくらいならば】
【だが、それでも今は生き延びてしまっているわけではあるし、生憎と止めを刺されなかったくらいで復讐心が消え去る構造ではないのだ】

【―――そして、目を開けた時、思わず人外なる少女はニヤリと、口で弧を描くように嫌味に笑みを浮かべて見せる】

「あら、お久しぶり」

「やっぱり出てきましたわね、偽善心には抗えない?」

【そう言いながら髪の毛を掴んでいる右腕を上に一度大きく振りかぶるように人間の少女の身体ごと持ち上げ、地面に投げ放ち】
【Maine system online―――"HYPER MUSCLE"――――ボキャッ、人間の少女の右足を人外の右足で踏みつけ、骨をへし折る】
【これから待ちに待った殺し合いロールだというのに、人質が逃げてはお話しにならない、その為の対策を打っておくのも当然】
【当然、当然、当然、人間に復讐をする為だけに人外として当然の事をしてきた、自分以外は全て豚や牛と同じだ、家畜同然だ、野獣と同等だ】

「さぁ、さっき言った通り、今日こそはあなたのその頭蓋を叩き割ってやりますわよ」

【執念、執着、固執、復讐、復讐、憎悪――――ある意味での一種の敬愛、人間にして自分を何度も叩きのめした相手への妙な執着心】
【自分が殺さなければいけない、自分がこの手で脳味噌を引き摺りだしてやらなければいけない、そんなはた迷惑な使命感】
【そんなどうしようもない感情の取り付かれ、囚われた人外は喜々とした様子で左足を後ろに一歩分引き摺り下げる】
780 :【暗黒吸命】@wiki [sage]:2011/07/18(月) 17:00:46.53 ID:zQi8L0Tpo
>>776

あん?って…

【突き刺さる様な声が裏路地特有の泥々とした空気を切り裂き、耳に届く。】
【姿を捉えた時には既に相手は青年の頭上。素晴らしい身体能力だ。】
【腹が立つ程美しく飛び越えられ、既に事切れた男へと駆け寄る。医者の類だろうか。】
【それとも別の何かか。まぁ男の事情などどうでも良い事だ。ターゲットの蘇生でもされない限りは。】

依頼だからな。生活の為、金の為だ。
十二分にある。

【なんでも無い様にそう言い放つ。暈す事も無い、ただストレートな考えをぶつける。】
【不良みたいな格好の癖に正義漢とはまるでドラマみたいな人間だ。今時珍しい。】

で?俺はさっさと金を受取りに行きたいんだが。依頼人に口五月蝿く言われるのも困る。
用が或るなら早く済ませてくれ

【こっちも忙しいんだと、やれやれと言った態度で付け加える。早く返してくれと。】
【両刃の騎士剣の血を切り、腰の鞘へと納める。カチンッと言う音が響いた。】
781 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】ちび神様 [sage saga]:2011/07/18(月) 17:00:55.52 ID:gDRAbfwIo
>>774

うむ、今度食わせてやろう!

【微妙な反応を流すように、嬉しそうにそういった】
【……美味しいかどうかは保証できないが】

ふむふむ
中々楽しそうな人生を送っているようじゃの!

【それが一番じゃ、と付け加え、頷いた】
【危険なこともあったようだが、結果的に切り抜けているのだから大した問題ではない】

そうじゃ、それと言っておくことがあった
主は――わらわが消えたら、どう思う?

【遠い目をし、社の方を見つつ尋ねた】
【思わしいことがあるのか、それとも単なる問答か】
782 :【三技一体】速さ・力・超生命の三形態に変身 [sage]:2011/07/18(月) 17:02:48.49 ID:S8Rb0mNNo
>>778
やっぱそうッスか、
いや、触ってくる人ってのは初めてっつか…ね?

【相手の言葉から推測するに、やはり物珍しさから来る好奇心で己に触れていたらしい】
【触れられるという経験は過去に一度のみで―その時も先ほどと同じような反応を示したのだが―やはり、慣れない】
【そして小さく聞こえた笑い声、何かからかわれているような気がしないでもない】

な、何が面白いッスか!も、もう…

【腕を回しつつ軽く吼える、いじられるというのにも慣れていなくて、典型的な、よくある反応を示し】
【犬歯が軽く見える程度にまで口を開け、声を発すのだった。】
783 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [saga]:2011/07/18(月) 17:04:54.09 ID:uJdspJ7f0
>>777

【少女がそんな食べ方をしていて】
【ちょっとだけ紳士としては腹が立ち】

こら、食べるなとは言わないから、ゆっくりと食べたまえ

【周りがくすくす笑っているのでそう耳打ちする】
【可哀そうに思う気持ちがあったのだ】

まったく......すいません、何分こう言う所は初めてな物で......

【周りの客に頭を下げている】
【客たちはじきに食事に戻り始めた】
784 :【蟇弧護法】 :2011/07/18(月) 17:08:12.13 ID:t/9BmzYR0
>>781
「そっそうですか、楽しみに待っています」(神が作るパン…どうなることやら)
【多少不安になりつつも笑顔で答える、ちょっぴり心配だ】

【そして自分の生活の反応に頷きつつまだ何かを言うらしく聞いてみる】

「……消えたらどう思うって、悲しみますね、…何故そんな事を? 参杯客もあなたの事を忘れるなんてほぼ無いと思いますが…?」
【頭に疑問が張り付いてきたので真剣な表情になりつつ質問をぶつけてみる】
785 :【心通武工】@wiki [sage saga]:2011/07/18(月) 17:09:30.71 ID:7kCWfq400
>>783
「ふ?」

【口に食べ物を入れたまま、相手の言葉に反応する】
【なんとも女の子らしくない】

「ふぃにひふぁい、ふぃにひふぁい」

【翻訳不能】
【相手が頭を下げ始めた頃にはなんともう食べ終わっており】

「ふぅ……えっぷ」

【思い切りゲップをした】
786 :【真双戒剣】 [sage saga]:2011/07/18(月) 17:11:18.91 ID:86jP18mIO
>>779

【横になぐ風に揺れる髪を気にすることもなく、女は相手に視線を送っていた。】
【よく見ると、治療されたあとが見受けられる。人間をほどなく憎んで…いや、見下しているこの少女が、】
【病院やなんかに言ったとも思えず、さてどういうわけか…自分で強引に処置したのだろうか。女は火照った頭で思考をくゆらせた】

「ちっ……大人しく諦めればいいものを…」

【直後。乾いた音ののち、甲高い悲鳴があたりに響いた。】
【女は口角を上げ笑う相手を睨む。その姿が…残虐な行為が過去の自分とほんの僅かに重なり、吐き気に似た不快感を覚えた。】
【相手の左足が下がる。予備動作0で距離を詰めて来るか…警戒とともに、女はゆっくりと剣を抜―――――――――――かず、】

「…ちょっと待った…」

「どうしてお前はそんなに人間を殺す…」

「何がお前をそうさせてるんだ。」

【一つの質問を、人外たる存在に投げかけた。】
787 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [saga]:2011/07/18(月) 17:13:37.32 ID:uJdspJ7f0
>>785

……(チョン

【ちょっくらチョップ】
【こんなんでも一応は英国紳士なので短いお説教】

気にしない気にしないじゃぁない
そんなんのは私が許さない

【静かな覇気を出す】
【いつもこの調子ならいいのだが】
【何故か翻訳もできた】

あとゲップをするな!

【もう一度チョップ】
【かと思いきや頭をなでる】

折角元が良いんだから、もっと女の子らしくしたまえ

【それらしく注意した】
788 :【殺戮条約】誰も死なせない@wiki E:三節棍『鬼灯丸』、不殺銃、不殺ナイフ [sage saga]:2011/07/18(月) 17:18:15.87 ID:XHPytTvh0
>>780
生活のため? 金のため?
そんなもん、人殺しに手を染めなくたっていくらでも方法はあるだろうが

【事切れた男を背に、その言葉に対して強い怒気を放つ】
【何より、人を殺しておいて自然体を貫く罪悪感の無さが、彼の沸点まで感情を煮え滾らせる】

誰だって死にたくなんかねェだろうがッ!!
何の権利があってお前は他人を殺せるっていうんだ?
人の命を奪って得た金で生きることはそんなに楽なのかよ!!
奪ったものだけの価値を得られるもンなのかよッ!!?


………そんなワケ、ねえよな?

【路地裏に響く怒声、まき散らすように、叩き付けられるように発されたそれ】
【数秒を置いて続けられた言葉は、怒りよりも悲しみを多く孕んだ、静かな声だった】

悪いが解放はできねェな
てめェの腐った根性叩き直して、自分の今までやってきたこと反省させてやるよ

【腰に差していた三節棍を組み、1本の長い杖として】
【反省も後悔も一切していない青年へと、その先端を向けた】
789 :【心通武工】@wiki [sage saga]:2011/07/18(月) 17:19:41.00 ID:7kCWfq400
>>787
「いて……」

【チョップを受け、頭を少しさする】

「う……」

【結構正論だったのか言い返せず】
【一瞬だけすねたが】

「わ、分かった、分かったって」

【こくっと小さく頷いた】
【だが、盾も杖も少女も脳内では】

「(変態が女の子らしさを語るか)」
『(何言ってんだこの変態が)』
{(変態……)}

【もう許してやれよ、というぐらい脳内ではこき下ろされてました】
790 :【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化 [sage]:2011/07/18(月) 17:20:30.78 ID:cs5AOD2fo
>>782

「そうなんですか…、」

【触ってくる人は始めて――少女は意外そうに、小首を傾げながら】
【自分の様な人間に珍しく思う人間は少ないのだろうか...そんな事を思った】

「ふふ、ごめんなさい」

【腕を回しながら口を尖らせる少年に謝罪の言葉を口にするも、笑い声は大きくなるばかりで】
【そういうところが面白いんですよ、とは口には出さず、心中で思いながら】
【少年の犬歯を垣間みては、こんな所も違うんだなあ、と――――流石に、触りはしない】

「...あれ」

【そんなこんなで、少女はベンチに座り直して――漸く気付くのであった、その手の傷に】
【一瞬ぴり、と電撃の様なショックを心中に受けて...何の傷だろう、何となく、察しは付くのだが】
【そんな感情を抱きつつ少女は、再び右腕を少年の左腕を取る様に伸ばした】

「...この傷、どうしたんですか」

【もし成功したのならば、少女は両手で包み込む様に丁寧に左手を取って、傷口だけ見える様に】
【視線を真っ直ぐ、少年に向けて――問い掛けるだろう。説教をする様な、今までの少女からはギャップのある、少し堅い口調で】
791 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [saga]:2011/07/18(月) 17:22:46.73 ID:uJdspJ7f0
>>789

(何故だろう今殺意がわいた)

【必死でそれを抑えていた】
【でも悪いのは紳士だよ、良かったね!!】

あ、コーヒー一杯

そう言えば君の能力だけど、人の人格をコピーできるんだよね
私のもできるかな??

【直ぐに届いたコーヒーを飲みながら聞く】
【絶対にしてもらえないだろう、こんな変態だから】
792 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】ちび神様 [sage saga]:2011/07/18(月) 17:25:10.71 ID:gDRAbfwIo
>>784

うむ!
こう、一口で頬が溶けるようなパンを作るぞ!

【とろける、と間違えたのか、余計怖い表現】

悲しんでくれるのか……ありがとうの

【はにかんで笑う】

多分じゃが、わらわは力を――信仰を取り戻したとき、消える

【淋しげな目で、しかし口調はいつもの通り】

何故街が神様で溢れかえらぬか
考えても見よ
多く知られる神々を見たことがあるものが、どれくらいおる?

【そう。総じてそれらは――この世に居ない】
793 :【心通武工】@wiki [sage saga]:2011/07/18(月) 17:27:44.72 ID:7kCWfq400
>>791
【脳内で呪詛のように変態変態と呟きながら、大量に置かれた皿を整理する作業を始めた】
【食べまくったからか、急に行動スピードが遅くなったのが分かるだろう】
【かなりゆっくりとお皿を重ねている】

「出来るよ?」

【首をかしげながら言った】
【例え変態の人格だったとしても、実はある程度の梃入れは出来るので、嫌そうな顔はしていない】
794 :【三技一体】速さ・力・超生命の三形態に変身 [sage]:2011/07/18(月) 17:28:13.52 ID:S8Rb0mNNo
>>790
んぐ…全然気にしてないッスから…

【萎縮するように言う、相手が謝罪してしまうとそれを安易に受け止めてしまうのが少年の癖だ】
【理解や納得するよりも前に、である。少々不満足そうな表情ながらもそう、言葉を紡いで】
【同時、相手が自分のこういった振る舞いにそういう感情を抱いているなどとは露知らずで】

え?こ、こいつは…

【不意に手を取られ、そして尋ねられる、その声が何故か先ほどとは少し違っているような印象を受けた】
【この感じは何度か感じたことがある、そうだ、仲間に怒られてる時の感覚だ。それに近いものを感じると】
【何故か冷や汗が滴り落ちるような、やばい、という感情。表情から色が消え失せ、焦燥、頭が回らない】

これは…あ、あれッス、俺っちドジなんで・・よく転ぶッスよね…ははっ…

【瞬間に浮かんだ言葉は何故か嘘の言い訳。乾いた笑い声と共に言う様子はそれが真実でないと知るには容易か】
【もう片方の手で後頭部を軽く掻きつつ、視線は左右に泳ぎっぱなし。動揺を隠しきれていないようだった】
795 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [saga]:2011/07/18(月) 17:31:20.73 ID:uJdspJ7f0
>>793

なら是非ともやってもらいたいものだね.....

【そんな事をいいながら何か考える】
【そして、店の人に】

ついでにケーキを一つ

【と頼む】
【もちろん奢り】

ついでだから奢りだよ

【別にイメージ回復など狙っていない】
【ただお詫びにと頼んだだけ】
796 :【蟇弧護法】 :2011/07/18(月) 17:32:05.05 ID:t/9BmzYR0
>>792
「……消える? 力が元通りになると?」(どういう事だ?)
【右手で頭を掻きつつ軽くしかめっ面になる、忘れられても消え、信じる者が増えすぎても消える、意味がわからない】

「いえ…神なんてあなたしか見たことがありませんよ」
【よく考えると神なんて腐るほどいる、しかし街で見かけるということは全く無い】
【隠れて過ごしているのか、それとも…? 青年は次の言葉をよく聞き取ろうと耳に集中する】
797 :【LUIN ENGINE】@wiki [sage]:2011/07/18(月) 17:35:20.49 ID:ObFd9XRNo
>>786
【戦力的に考えれば前回よりもやや不利、前回あったはずの自分の機能が二つ無いのだから客観的に見ればだ】
【しかし、元々自分は機能全てを一度の戦闘で使いきってしまう様な燃費の悪いことはしない、つまりは相手に見せていない機能がある】
【剣士など能力があろうと所詮は剣を振るだけしか脳が無い、人間の動きを予めある程度勉強しておけばそれなりの挙動予想は可能である】
【無論、言うだけならば簡単で実行は難しいという類いなのではあるが―――生憎と人外に人間の常識を当てはめるのは愚かしいこと】

【Implant active―――と、そこで流れてくるは憎きクソ人間から放たれる質問、嗚呼、戦闘態勢すら取っていない】

「……生憎、人間とお喋りする様な時間は持ち合わせていませんわ」

【少女は"言えなかった。"】

「まぁ、大人しく四肢を折られるって言うなら、言うかもしれませんわよ?」

【人間と喋るなんて愚行だ、とでも言うかのように相手を睨みつけ、右腕も後ろに少しだけくっと引かせて振りの動作に備え】
【問答無用、それを体現せんと、ただココにあるのは人外と人間の殺し合いしかないと言わんばかりに歯軋りを一度ギリっと噛み締める】

【―――Implant active "HYPER NEURON"&"MAX CAPTURE" online―――】

【そして少女は右足を大きく――――踏み込み、人外を体現せんと急激に両足を加速させて相手への間合いを詰めようとする】
【間合いを詰める事が出来たならば、当然相手にも自分にも思考の余地無く相手の首根っこへと右手を伸ばし、その喉を掴もうとするだろう】
【Metal cellの神経断絶により体の硬化機能が失われた今、瞬間的な火力を発揮するのは自らの骨をも折りかねない事である為、まずは掴んで動きを封じる戦法】
798 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】ちび神様 [sage saga]:2011/07/18(月) 17:38:47.56 ID:gDRAbfwIo
>>796

所謂、神界、天界に行く――いや、行かされるからじゃ
一定以上の神格を得れば、強制的にのう

【空を見る】
【そこにある訳ではないが、その先の天界へと想いを寄せる】

大きい神格がこの世界にたくさんいれば、司る物でも相互干渉が起こり、破綻する
それを防ぐための措置じゃ

【いわばそれは一種のシステム】
【抗いようのない絶対】

じゃから、もしかしたらわらわは近いうちにそちらに行くかも知れぬ、ということじゃ

【青年の方を向いて、何処か寂しそうに笑った】
799 :【心通武工】@wiki [sage saga]:2011/07/18(月) 17:39:07.38 ID:7kCWfq400
>>795
「そう、別にいいけど」

【何か変な事をする気じゃあるまいな、と思い切り怪しみながらも一応OKを出す】
【すぐにやってきたケーキを受け取ると、口を大きく開けてたったの二口で完食】
【おいしそうに笑っているが、やはり何か駄目である】

「あぁ、あと一応言っておくけど」

【言わなくてもいいかな、とも思ったが、細かい説明は一応しておくらしい】

「あんたの人格を使わせてもらうのはいいが、基本的には現存しない、死者の人格しか武器として具現化出来ないからその辺ヨロシク」
「後は、作った人格をあんたにやる事も出来ないからその辺もヨロシクな」

【二つともだいたい真実である】
800 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [saga]:2011/07/18(月) 17:42:42.53 ID:uJdspJ7f0
>>799

あぁ、別に構わんよ
という事は杖と盾君は死んだのかね

【この人はそれを聞いて】
【私が消えても第二第三の私が.....などと思っている】

まぁ、まだ死なないはずだけどね

【そう言っているが絶対に死ぬはずだ】
【主にセクハラ的な意味で】
801 :【心通武工】@wiki [sage saga]:2011/07/18(月) 17:47:18.84 ID:7kCWfq400
>>800
「うん、元の人は死んでる」

【こくっと頷いて答えた】

「あぁ、うん……死ぬ前に牢獄に送られるだろうからね……」

【相手に聞こえないようにそう呟くと】
【テーブルから乗り出し、向こう側に座っている相手の額に左手を伸ばす】

「じゃ、やるぞ」

【別に音速で迫っている訳でも無いので、『待った』の一言で左手は止まるだろう】
802 :【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化 [sage]:2011/07/18(月) 17:49:13.33 ID:cs5AOD2fo
>>794

【少し不満げながらも、少年は全然気にしていないと少年】
【少女は、そんな返答が返ってくるとは思っていなかったらしく、一瞬きょとん、と】
【したあと、嗚呼、やっぱり素直なんだなあ...と、にこにこしながらそんな事を思うのだった】


「...嘘、ですね」

【先程の笑みは何処へやら――打って変わって、じっと少年を見つめる少女は神妙な表情で】
【少年の動揺を感じ取ると短く言葉を紡いで、少年の言葉を一蹴してしまった】
【あろうことか、生傷をちょんちょんと人差し指で刺激して...怒っているのだろうか、珍しく】

「―――……貴方、の方こそ...あんまり無茶はしないで下さいよ?」

【最初の方、言葉を詰まらせたのは無意識に名前で呼ぼうとしたからだろうか】
【小さくはあ、と、息を吐くと、咎めるような視線と声音を、少年に突き付けた】
【何時しか、少年の手を握る力は強くなっていて――…彼女なりに心配しているのだろう】

【相手が原因を告白する前に、勝手にその理由を断定してしまったが】
【彼女の職業柄、という事もあり大方の察しはついて、なおも嘘を付くという事は、当たっているのだろう】
【やや意外に思いながらもそう思い至っての判断だった。...間違っていたら凄まじく恥ずかしい、覚悟はしている】
803 :【蟇弧護法】 :2011/07/18(月) 17:51:13.18 ID:t/9BmzYR0
>>798
「天界…」(強制的にか……)
【それを聞き青年は自分も空を見上げる、神がいるということは神の世界もあるのだろう】
【彼女の話を聞けば確かに理には適っている、しかしそれは強制的にされる処置】

「それは…」
【相手に表情を見せないように真上を向ける、青年は悲しみに近い目の色をしたが】

「いい事じゃないですか! 人々に稲さんの事が知りわたって消えずに神界にいけるんでしょ!」
【顔を少女に向けて笑顔で喋る、彼女の話を聞く限り、いつか力を取り戻せるのだ、青年は喜んで彼女を祝った】
804 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [saga]:2011/07/18(月) 17:51:34.15 ID:uJdspJ7f0
>>801

……(ズズズ

【悠長にコーヒーを飲んでいる】
【別に何ともなさそう】

言っておくけど私は捕まらないよ??

【聞いていました】
【それでも呑気にコーヒーを啜る】

そう言えば名前を聞き損ねていたね
私は天王寺真と言うんだが君は??

【今さらながらに自己紹介】
805 :【心通武工】@wiki [sage saga]:2011/07/18(月) 17:54:59.09 ID:7kCWfq400
>>804
「……そ、そうか」

【聞かれていた事で内心焦っている、隠そうとしているが口調にボロが出ている】

「名前?」

【ふと左手を止め考える】
【考え事はただ一つ】

【こいつに本名を教えてもいいのだろうか】

『(大丈夫じゃね?変態だけど悪い奴じゃないだろ)』
{(僕もそう思う)}
「(そ、そう?そうかな?)」

【どうやら、多数決で本名を教えるという選択肢になったようだ】

「俺はハイン・アルベルティ、別に覚えて無くていいよ」

【冷たくそう言い放つと、左手を伸ばし、相手の額にぺたっと触れた】
806 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】ちび神様 [sage saga]:2011/07/18(月) 17:55:56.48 ID:gDRAbfwIo
>>803

……喜んでくれるのか

【祝う青年を、うれしさとさみしさの半々に混ざった表情で見つめる】

じゃがの、わらわは

わらわは、怖い

こんな、楽しくなってきたのに、わらわは消えねばならぬ

どうすればいいんじゃ、わらわは……

【途方に暮れ切った声音】
【少女なりに考えて、考えて、考えた】
【しかし、答えは出なかった】
807 :【三技一体】速さ・力・超生命の三形態に変身 [sage]:2011/07/18(月) 17:59:35.94 ID:S8Rb0mNNo
>>802
ば、バレてたッスか…

【冷静に紡ぐ相手の言葉は正解であった、自分が嘘を付いていたということは見え透いていたらしい】
【ただ、何故ばれたのかは理解できずじまいであった。よもやまさか相手がそういう職業の人間であると知る由もない】
【傷に触れられる度、先ほど頬を触られた時とは違う、針で刺すような軽い痛みが肌を介して感じられた。嫌そうな顔を少しだけして】

…無茶しなきゃ、駄目なんス

【無茶するな、という言葉に真正面から否定の言葉を投げる。口調は弱くとも然りとした意志で】

無茶でもしないと強く成れないッスから…
そう、俺っちは強くなりたいッス。だから模擬戦をお願いしてるッスけど・・・勝てなくて

【ばれたのなら仕方がない。自分のこれまでの経緯を包み隠さず言う。彼は強くなりたいが為に戦っているのだ。体の生傷はそれによるものである】
【時に口調が弱々しくなるのは勝てない己への不甲斐なさであろうか。悔しそうで、だから無茶をしてしまっているとも考えられるかもしれない】
808 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [saga]:2011/07/18(月) 17:59:59.73 ID:uJdspJ7f0
>>805

アルベルティねぇ
ややこしいからベルちゃんでいいか

【勝手に決める】
【まだコピーは出来ないのかなと若干ワクワク】

私が死んだら、たまにはこの人格も使ってやってくれ

【死亡フラグが立った】
【こんな変態の人格使うかよ】
809 :【真双戒剣】 [sage saga]:2011/07/18(月) 18:03:03.26 ID:86jP18mIO
>>797

【前回の戦闘…その時に相手の足を斬った感覚を思い出す。】
【前々回…つまり最初に目の前の人物と相対したとき、居合を放ったわけだが、その感触はあまりにも硬かった。刃が折れるのではないかと思ったほどである。】
【しかし、二戦目では足を斬ることができた。血液が舞うのは確かに女の脳に刻まれている。あの時なぜ体の硬化を使わなかったのか。】
【考えられる理由の一つは、こちらの攻撃速度が早すぎて、反応ができなかったか…しかし、あの時自分は満身創痍だった。それに相手は人ならざるものだ。そもそも人間とは次元が違う身体能力ゆえに、見切れない攻撃ではなかっただろう。】
【それでは、なぜ発動しなかったのか。女はここで考える。発動しなかったのではなく、発動「できなかった」のかもしれない。と。】
【その理由はわからない。自分の刃が足に食い込んだ瞬間に、何か重要な能力の基盤を叩き壊したのか、あるいは少女自身が過度に能力を使役しすぎたのか…】

「………そう。」

【そこで、彼女は思考を隅に追いやる。自らに向けられた質問の答えは、あまりにも簡単なもので、どちらかといえば少女の言葉ではなく態度に教えられた。】
【睨む相手の…その黒い瞳から放たれる鋭い視線を正面から受け止めた女は、微かな鈍い音とともに、静かに大剣を抜き去る。鉄紺色の刀身が陽光に鈍く光り、刃は白くそれを反射した】

「…まあ、いいわ。…この戦いが私にとって「光」になるか「闇」になるかはわからない…」

【相手の右足が動く。下から上。一つの完成された人間より上を行く生き物の動きが、そこにはあった。】
【同時に、女もその動きを見据える。神経の一つ一つまで、相手を追うことに集中した。】

「ただ……」

【ダアン!!】
【相手の接近と同時に、「瞬間移動」が始まった刹那。女もまた一歩踏み込んだ。肩に担がれた大剣が揺れ、微かな音を出す。】
【わずかな時間で瞳を動かした先にはグッタリと倒れる一人の少女。足を折られ、立つこともままならず、激痛に視線は虚ろになっていた。】










「―――――――――――殺 し た く な っ て き た わ」










【踏み込みは深く、相手の腕よりも女の首は「下」にあった。少女が手を伸ばすのをやめていなかったら、女は彼女の懐に潜り込んだことになる。】
【そのまま、繰り出そうとするのは左肩での突き上げる様なショルダータックル。怪力から繰り出すその一撃で、次の攻撃の補助のため、相手の体を空に「浮かせ」ようとした。】
【当然、物理的攻撃力は低い。あくまでも補助だ。深い踏み込みからの攻撃であるため、速度もゆるく、相手の対応によっては、回避、迎撃も難しくない。】
810 :【蟇弧護法】 :2011/07/18(月) 18:04:17.67 ID:t/9BmzYR0
>>806
「ええ、喜びますよ」
【子を見守る親のように歯を見せず優しく微笑む、実は青年も嬉しさと悲しさが半々、いや、悲しさの方が多いかもしれない】

「……稲さん、こんな若い自分が言うのもなんですが人生楽しくなってきてからが本番、消えるんじゃ無い、神の世界に生まれ変わるようなものですよ」
【少女へ数歩近づき自分なりに彼女を励ます】

「自信を持って、後何日か判りませんが、この人間が住む世界を、思いっきり楽しもうじゃないですか」
【腕を少し開いてちょっと大きめのリアクションを取る、これが青年の考えだ】
811 :【心通武工】@wiki [sage saga]:2011/07/18(月) 18:04:59.92 ID:7kCWfq400
>>808
「(うぜぇ……)」

【どストレートにそんな事を考えているが、抗議はしない、めんどくさいから】

【左手で相手の額に触れたまま、右手を自分の肩の辺りまで上げる】

「……使えたら使ってやる、じゃ、始めんぞ」

【右手をジーッと見つめながらそう告げた】
【瞬間、左手と右手が淡くぽうっと光を発する】

【数秒後、右手に武器が現れるはずだ】
【その事を相手に伝えてはいないが、現れる武器の形は、無意識的に相手が決めるのだ】
【そしてそれが、人格が武器として具現化した時の姿になる】

【一体、どんな武器が現れるのだろうか】
812 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [saga]:2011/07/18(月) 18:11:56.19 ID:uJdspJ7f0
>>811

(私の能力ならガントレットにでもなるかな)

【紳士の能力は所詮、動きが相手に遅く、または早く認識されるというもの】
【だが、紳士は基本拳しか使わないため、出来るのはガントレットであろう】

おお、やはりガントレットか

【現れたのは二つのガントレット】
【紳士のイメージに合ったスマートな物】

で、私はまだ何かしないといけない事はあるのかね

【そう聞いた】
813 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】ちび神様 [sage saga]:2011/07/18(月) 18:19:58.65 ID:gDRAbfwIo
>>810

……ありがとうの?

【意外な言葉に目を丸くしつつも】

そうか、生まれ変わる……か

……向こうでも楽しうやれるかな

【もう一度空を見る】
【直ぐに視線を戻し】

そうじゃな!
たくさんたくさん遊ばねばならぬ!
すぐではないわけだしのう!

【うむ!と頷くと、笑顔に】
【パンも食べさせなければいけない。まだ消えるわけにはいかないのだ】
814 :【心通武工】@wiki [sage saga]:2011/07/18(月) 18:21:03.35 ID:7kCWfq400
>>812
【右手にはミニチュア化されたガントレットが現れた】
【ガントレットと言っても、ゴツゴツした不恰好な物ではなく、スマートで軽そうな物だ】
【ひゅるひゅるひゅる、と不思議な音を立てながら、ガントレットは回転しながら萎んでいく】
【そしてぽんっと軽快な音を立て、赤いカードに変化した】

「ん?えーっと」

【後は何かあったか?と考え】

「……そうだ、あんた能力者だろ?」
「人格の元になった奴が能力者だったら、その能力をモチーフにした、技やら魔法やらを武器に付与出来るんだけど」
「あんたの能力も使っていい?駄目なら駄目でいいぜ。OK出されないと出来ないし」

【淡い光はまだ出ているが、NOと返されれば潔くその光を消すだろう】
815 :【蟇弧護法】 :2011/07/18(月) 18:26:20.20 ID:t/9BmzYR0
>>813
「あっち側でも友達はできるでしょう、きっと楽しいですよ」
【確信はできないがきっといい所と決め付ける】

「そうですそうです、この街にはまだ素晴らしい場所がありますよ」
【満足したかのように腕を組みうんうんと頷く青年、励ましは成功のようだ】
【食べ物の店は喜んで紹介しようと、心に決めた青年であった】
816 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [saga]:2011/07/18(月) 18:26:54.33 ID:uJdspJ7f0
>>814

折角だからOKだよ

【軽くそう言う】
【コーヒーは飲みほした】

一応説明しておくけど、私の能力は自分の動きを相手に延着させて見せたり早着させて見せる事
延着させれば、私の動きは遅れて見えるし、早着させれば数秒速めに見える

【若干ややこしい能力なのだが分かってもらえただろうか】
【これでもかみ砕いて説明した方である】
817 :【心通武工】@wiki [sage saga]:2011/07/18(月) 18:29:41.24 ID:7kCWfq400
>>816
「おぉ、ありがとう」

【一瞬、右手の光が強くなったかと思うと】
【次の瞬間には、もう光は両手から消えていた】
【少女は右手に持っていた赤いカードをポケットにしまうと、テーブルの席に戻った】

「……え?あ、う、うん」
『なるほど、分かった』

【少女は焦ったようすでこくっと頷いたが、杖が冷静に答えた】
【まあ、三人の内誰かが分かっていれば大丈夫だろう】

「じゃあ、キリもいいし、この辺で俺は帰ろうかな」

【よっこいせと立ち上がりながらそう言った】
818 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】ちび神様 [sage saga]:2011/07/18(月) 18:30:44.51 ID:gDRAbfwIo
>>815

うむ、きっとそうじゃな!

【ようやく何時もの調子に戻ったようで】
【楽しそうに頷いた】

また案内を頼もうかの、今度は"けーき"を食べてみたいぞ!

【そうなると現金なもので、楽しそうに畳み掛ける】

今から……と言いたいところじゃが、今日は用事があるしの、そろそろ行かねばならぬ

【しゅん、と少しテンションが下がる】
819 :【LUIN ENGINE】@wiki [sage]:2011/07/18(月) 18:31:11.87 ID:ObFd9XRNo
>>809
【少女の漆黒の眼球には魔法陣が光り輝いていた、中央にペンタクルの描かれた紫色に淡い光を放つ魔法陣が】
【更に少女の全身の感覚は冴え渡り、少女はまた二つの人外的パワーを開放し、現在進行形で利用している状態にある】
【確かに硬さは失った、鉄をも焼き切る破壊力も失った、だがあくまでその程度―――まだ少女には『回避力』という手段が残っている】
【魔眼は相手の全身の神経伝達の電気信号を瞬く間に観測し、少女に戦術的なデータとして勝利のヒントを提供し】
【人並み外れた反射神経はそれを受け取って直ぐに演算・計算・処理・整理し、結果として少女の全身を動かす為の戦術を構築する】

【相手の未来が視える。深い踏み込みから繰り出されるタックル、おまけに深い踏み込み故に動きを予測し易い、愚鈍―――】

「―――クヒッ」

【思わず喉から絞り出される様に笑い声を漏らした―――相手が踏み込みを始め、タックルの体勢を整えた時には既に回避が始まっていたのだ】
【相手の動きを見てそれに対応するなんてレベルでは無く、冗談抜きでのチート扱の回避力、燃費が悪いとは言え短期決戦には持ってこいの力】
【情報が有り、作戦を立てる神経があり、それを実行に移す身体能力が存在する―――正に一つの軍司令部、そして独りの軍隊を所有にしているに等しい】

【回避する為に少女は右足で地面を軽く蹴って相手から向かって右側、少女から見て左側に体を動かし、タックルを回避する】
【右腕は相手の頭上をスルーしてしまうが―――何分、事前情報があるが故に驚く事も無くすぐさま腕を引っ込めて左足を軸に体をクルリと反転】
【人間がこれらの行動を行うにはとても足りない様な時間であるが、少女は人間ではなく、遥かに優れた生物たる故にそれを実現する】
【今や自分は怪力はあるとはいえ攻撃を喰らっても無傷では済まされないのだ、まずは攻撃の回避を最優先にするのが戦術の常】

【直後、反撃を行う為に右手を少しばかり前に突き出すと―――放電する、青白い電流が空中を迸り、相手の筋肉の動きを阻害しようとする】
【直撃したところで丸焦げだとか気絶する様なレベルではないが、それでも痛みと痺れが襲う事はありえる、その為の放電なのだ】
【しかし、この放電機能によって少女が同時に起動させている機能が四つになってしまう為……超反射神経の機能をダウンさせておく】
【一種のブレーカーの様な機能が備わっている為、下手に機能を働かせ過ぎれば自らの脳を破壊してしまいかねないからだ】

【どちらにせよ、既に随分とエネルギーを消費してしまっているのは事実である、最強であるには、完璧であるには代償も大きいのは自然の理】
820 :【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化 [sage]:2011/07/18(月) 18:32:02.05 ID:cs5AOD2fo
>>807
【やはり、というべきか少女の推測は当たっていたようだった】
【改めて少年を見ながら、一体どんな目にあったのかと、類推する。…答えは直ぐに、少年の口から】

「...っ 」

【――簡単に、了承されるだろうと...そう思っていた。傷口を責める様に触って、強引な手も使ったのだから】
【それでも少年の口から発せられたのは、真っ向から少女の言葉を否定するもので。俄に目を見開いた】
【悔し気に、時折弱々しく成る口調で紡がれるのは、少年の目指す目標、強く成りたい、という言葉】
【模擬戦、始めて聞く言葉ではあるが、何となくそのニュアンスは分かる。傷の理由は、明らかになり】

「……」

【短くない沈黙だった。俯き加減、真剣な表情で黙り込み、少年の言葉を受け止めて考え込むのだった】
【あったばかり、それでも少女は、少年がこれ以上傷つく事を考えると居たたまれない気持ちになった】
【少年が行っているという、模擬戦。「もし」、そう考えると、どうしても、無理矢理にでも引き止めたいという感情が強くなる】
【それでも、其処には少年の純粋な志があるのであって――――………】 【…随分と間を空けて、顔を上げる。】

「...分かり、ました。もう、無茶をしないで、とは.....言いません。でも
 ...もし本当に、危なくなったら...絶対、命を大事にしてください」

【自分の意志を相手に伝えようと、一生懸命言葉を選び、少年に語りかける】
【結局、無茶をするなと言っている様な物かもしれないが、其れでも言いたい事は伝わるだろうか】
【心配は募る、併し少年の目標を無碍にする事など出来る筈も無く...そもそもそんな権利も無いのだ】
【だから、命だけは...と、”お願い”した。言われるまでもない事かもしれないが、少しでも自分の身を大事に思ってくれれば】
821 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [saga]:2011/07/18(月) 18:32:24.27 ID:uJdspJ7f0
>>817

あぁ、さようならベルちゃん

【そう言って少女を送り出すと】
【コーヒーをもう一杯頼み、葉巻を吸った後】

【金を払って去っていった】
【この時、凄まじい金額だったのは内緒である】

/絡み乙でしたー
822 :【心通武工】@wiki [sage saga]:2011/07/18(月) 18:34:03.72 ID:7kCWfq400
>>821
「ふぅー、満腹満腹!」
『人格も貰えて、良かったな』
{案外良い人なのかもね}
「だなぁ」

【あはは、と笑いながら、ゆったりとした歩調で歩く】

【もちろん、その頭に罪悪感なんてあるはずもなかった】

/絡みありがとうございました!
823 :【蟇弧護法】 :2011/07/18(月) 18:34:17.37 ID:t/9BmzYR0
>>818
「なるほど、ケーキですか」(歓迎してやらないとな)
【復唱して覚える、今度彼女が喜びそうなケーキ店を探してあげよう】

「ええ、じゃあまた会う日に紹介しますよ」
【微笑んで彼女の用事を受け入れた】
824 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】ちび神様 [sage saga]:2011/07/18(月) 18:36:44.66 ID:gDRAbfwIo
>>823

うむ!
それじゃあの、また会おうぞ!

【そう言うとまたも木に飛び乗り】

<サラバジャー

【忍者のごとく枝々を飛びながら飛んでいった】
825 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】ちび神様 [sage saga]:2011/07/18(月) 18:37:26.36 ID:gDRAbfwIo
>>823
/絡みおつありでした!
826 :【蟇弧護法】 :2011/07/18(月) 18:39:24.53 ID:t/9BmzYR0
>>824
乙です
827 :【三技一体】速さ・力・超生命の三形態に変身 [sage]:2011/07/18(月) 18:44:10.32 ID:S8Rb0mNNo
>>820
…俺っちは、死なないッス

【この瞬間が至極不思議だった。何故、目の前の少女はこんなにも自分を心配しているのか】
【初対面の己に、ここまで言及するのか――分からなかった。分からなかったけれども】
【その真意だけは痛いほどに分かった。傷口に広がる鈍い、連続した痛みより、深く、鋭く、体の芯、心の底まで】


だから大丈夫ッス!そりゃ、俺っち無茶はいっぱいするッスけど、おっきな怪我はしてないっす!
ヤバイと思ったら逃げるッスから、だから、大丈夫ッス、俺っちを信じて欲しいッス

【重苦しく憂いた空気が大の苦手だった。少年はカラ元気に支えられた虚勢ではあるが、少し声を大に、明るい口調で】
【相手の心配を払拭させるような、力強い、確固とした強い意志に裏打ちされた己の思いの丈を隠すこと無く、紡いで】
【今度はそっと、自分の手を相手の頬に近づけ、軽く撫ぜる、柔らかな体毛に覆われた丸い手は、指は、儚さなど感じさせぬ、強き者のそれで】

…ね?

【犬を思わせる少年の顔立ちの中に、柔らかな笑み、茶色う瞳孔を置くに住まわす円な瞳の目元、少ししわを寄せて】
828 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/18(月) 18:45:51.85 ID:86jP18mIO
>>819

【何か異能を顕現している――――――相手の絵の具を塗り固めたかのような黒い瞳に浮かぶペンクタクルト、そこからぼんやりと紫色に光る魔方陣を見て、女は直感した】
【属性攻撃か…あるいはものをがっちりとつかむことができる脚力の能力か…件の戦いにより、その一部を見ている女はどれが来るか思考する】

「――――――――――!?」

(…見て#けた!?)

【普通なら、動体視力と反射の速度にラグが生じ、タックルを視認したら次の瞬間には当たるだろう。しかし、】
【相手は違う。人外は、それでもなお、行動を開始し、自身の右に身体を置いた。】

「!…まずいっ!!」

【思わず叫ぶ。「右」には自身の「得物」がある。加えて、それは金属。近接した状況では雷を呼び込む避雷針になるのだ。】
【小さな悲鳴とともに、流れるように身体をさばいていた女の動きのスピードが不自然に遅くなる。】
【氷のような深い「青」から海のような明るい「蒼」色に変わりかけている瞳で、少女の足元に目をやり、】
【感電による隙を打ち消そうと、右足で足払いをかけようとした。当然、物理的攻撃翌力は低い。否、皆無である。】
829 :【刻印指定】三種の刻印を召喚 [sage]:2011/07/18(月) 18:45:57.14 ID:v3ZsJ89SO
「これは、ねぇ……」
夏、路地裏。日も落ちあたりは暗くなっているのだが温度は全く下がらない、熱帯夜と呼ばれる夜。
黒いネクタイスーツの上に白衣を羽織った女性がたっていた。

小首を傾げなから観察するのは、男の死体。
両手は赤く染まっていた。

「困っちゃうなぁ」
830 :【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化 [sage]:2011/07/18(月) 19:00:31.84 ID:cs5AOD2fo
>>827

【言い切って、対す少年が紡ぐのは明朗な言葉――力強く、確固たる意志を感じさせる】
【少年の手が、頬に触れて。心地の良い柔らかで力強い感触から感じ取ったのは――嗚呼】

「...そうですよね...大丈夫、ですよね」

【どっと息の詰まる様な、少女の緊張が抜けたかと思えば...何時もの通りの、間の抜けた笑みが其処に】
【少年の顔を見上げて、――少し、照れた様な感情も垣間見せながら、】【...唐突に】
【少年の手を握る、少女の手から淡い光が漏れて――…痛みは引いていき、傷は元通りになるだろう】
【少しの間、柔らかな光は少年の傷を癒し続けて...すっかり元通りとなると、少女は手を放す。右手は、ポケットの中に】

「...貴方が怪我をしなくなる位強く成るまで、何度でも私が傷を治してあげますから、...此処に、来て下さい」

【最後にお代は要りませんから、そう付け足して少年の手に握らせたのは、くしゃくしゃになった診療所への地図】
831 :【LUIN ENGINE】@wiki [sage]:2011/07/18(月) 19:01:27.42 ID:ObFd9XRNo
>>828
【いけるいけるいけル―――やはり手の内を全て晒さずにおいて正解であった、奥の手はいつまでも取っておくものである】
【体の硬化は攻撃にも防御にも転用できるので頻繁に使用していただけで、回避や意表を突く為だけならばコチラの方が有利】
【奈何せん燃費が悪いのが欠点であるが、元々短期決戦や一撃必殺に重点を置いている手前燃費の悪さなど気にしない】
【放電によって相手の動きを阻害出来たならば、後は即行で相手の脳を直接電気によって焼き尽くしてしまえばそれで―――】

「アッ……!!――――ゲギッ!!」

【――――瞬間、視界が転倒し、足は右側へと昇っていき、視界は左側へと落ち込んでいく、続く全身への衝撃】
【自分が流した電流と相手の神経に流れる電気信号が入り混じってしまって一瞬判断が付かなかった、完全に墓穴を掘った】
【左側面から地面に衝突し、今までは体の硬化によって消去されていた痛みが今回ばかりは素直に脳へと響いてくる】
【しかし、目を丸くして驚く暇など一切無い、相手に隙を相殺されてしまったとはいえ―――電気など、どこから流そうと一緒だ】

【目の前にある左足、足払いに使用した右足の代わりに相手の身体を支えている左足へと目掛けて右腕を咄嗟に伸ばし、掴もうとする】
【当然、掴めたならば―――電流を流す、小さな雷雲とも比喩される生体電気を最大火力で流し込むのだ、空中放電とは訳が違う】
【更に言えば電流を流そうとするのと同時に相手も転倒させてしまおうと人外の怪力で足を引っ張ろうともするだろう、もちろん掴めたならばの話ではあるが】
【ともかく、自分は倒れていて相手は起きている、この圧倒的に不利な体勢から逃れなくてはこの剣客に勝てるわけがない】
832 :【三技一体】速さ・力・超生命の三形態に変身 [sage]:2011/07/18(月) 19:11:23.14 ID:S8Rb0mNNo
>>830
(!)

【何となく伸ばしたてを握られる感覚は先程の奴と似ていて、でも何処か違う感じがした。ただ、それよりも】
【握る手が「光る」という光景のほうが不思議であった。静かに、それを見つめて数秒――腕から感覚が一つ消えた。痛みだった】
【成程、これが彼女の能力だったのか、そう、理解すれば我知らず少年は笑った。自分を信じてくれたのだな、と思って】

…これは

【次いで自分の手に握らされたのは小さな紙片のようなものであった。見た感じは地図らしく、また少女の言葉から察するに】
【それは自分にとっては実に心強そうなスポンサー。お代が要らないとなれば、自分の特異性が分かったような気がして】

…ありがとうッス。俺っちはコウタって言うッス。
また今度…絶対行くッスね。待っててほしいッス。

【必ず行く、と宣言をすれば一度、名乗って一礼。まだ幼さ残る外見ながら礼には礼儀が感じられる】
【そして頭を上げ、最後に軽く笑むと―――くるりと踵を返し、向く気は人外屋敷。】
【帰る気らしい、特に何もなければ元気に走りだすだろう】
833 :【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化 [sage]:2011/07/18(月) 19:23:58.23 ID:cs5AOD2fo
>>832

「私は沖...遥香、です。待っていますね。...コウタさん」

【相手に応じて、自己紹介を返せば、小さく一礼を返し。】
【少年は絶対に行く、と、それならば安心...きっと大丈夫だろう、そう信じて】
【さっきあったばかり、そんな事はもう小さな事となっていて】
【怪我をすれば悲しいし喜べば嬉しい。そう自然に、思える様になっていた】
【少女は顔を上げ、踵を返した少年に穏やかな視線を向けながら、静かに見送る】

【席を立ち、少女が帰路につくのはその少し、後となった】

/絡みあり乙でした...!
834 :【三技一体】速さ・力・超生命の三形態に変身 [sage]:2011/07/18(月) 19:26:03.24 ID:S8Rb0mNNo
>>833
/乙っしたー!!
835 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/18(月) 19:38:07.59 ID:86jP18mIO
>>831

「ちっ!!痺れがっ!」

【ビリビリと身体が浮くような感じがに女は舌打ちする。身体に微弱な縄を蓄えたかの様に、ほんの僅かに動きが鈍くなった。】
【瞬間的な隙は打ち消せた物の、まだその余波は残っているのだ。】
【そんな中で、素早く伸ばされる腕を避けることなどできるわけがない。払った足を戻す途中。かつ、あまりにも距離が切迫しているのだ。無論。女は相手の様に「人外」でもない。それより一つ下の…少女の言葉を借りるなら「下等生物」であった。】

「あ―――――――――――ああああああ
ぁぁぁぁぁぁぁああああ!!!!!!」

【中から突き上げる様な特異な嫌な感覚に、女は堪らず苦しそうな悲鳴を発した。】
【掴まれる、右足が戻る前に自身の重心を揺さぶられる―――――――――――しかし、】

【掴まれた瞬間に、まだ致死量の電流が流れる前に、…女とて、対抗策を興じた。】
【相手が手の内を明かしていないのと同じ様に、女も、また手札を隠し持っていたのだ。】

「このガキ………」

【今までの戦闘では殆ど使用していない。女が「不殺」を誓ってからは、その札は封印していた。】
【そして今後とも使うつもりがなかったのだ。しかし、ここに来て彼女はその札を切った。理由は単純明快にして簡素―――――――――――】








《……消∞し∞飛∞べ=t








【相手を「[ピーーー]」―――――――――――そのためである。】

【今までになかった何かが、その瞬間女に乗り移ったかのように、雰囲気が変わった。】
【ちょうど相手が…人間を、下等な生き物を蹂躙するときのように、一切の妥協を許さない、冷徹な威圧である。】

【その昔…神殺機関に属していた瞳―――――「紫」色のそれで、自身に牙を向く天使を見つめ、】
【一閃。少女の電撃を纏う右手をその脇側の付け根から刃を入れ両断し、そのまま得物を動かし胴体をも真っ二つにせんと、担いでいた大剣を下ろし、そしてそれで降り抜こうとした。】

【超重量の剣から繰り出されるその一撃は、鋭い剣速も合間って非常に重く、】
【「直撃」すれば、大きな切断系のダメージを受けて吹き飛ぶだろう。】

【しかし、見切れない早さではない。相手の行動によっては、回避、迎撃も充分可能である。】
【が、これだけではなく、直撃していればそこに付加されたものによりさらなる追撃を食らうことになる。】
【それはある意味、とても厄介。自らの力では癒えることのない、しつこくしつこくいつまでも残り続けるダメージを負う】

【人によってはその発症は様々。ある人は感覚器官を侵され、ある人はその場で湿疹とともにのたうちまわり、】
【またある人は何の症状も発さず、またある人は軽度のダメージのみですんでいる。】

【どうなるかは…ひとえに少女の「体質」しだい―――――――――――毒≠フ斬撃が襲いかかる】

【また、これが当たる当たらないに関わらず、女は体制を崩し、仰向けに倒れることになるのだ。】
836 :【暗黒吸命】@wiki [sage]:2011/07/18(月) 19:55:54.61 ID:zQi8L0Tpo
>>788

ひゃーカッコイイー。

【叩きつけられる怒号。怒号。怒号。強い想いを孕んだ大きな怒気。】
【それをくっだらねぇと言った表情で、半分聞き流しながらそう言い返した。】
【それは先程から何も変わらず、全く変わらず、不変不動を貫いていた。】
【戯けて、ふざけて、笑いながら。からかう様に、そう言い放った。】

ああ、そんなわけねぇよ?

幾らでもある? まゃそうだわな。 俺も傭兵何て面倒臭い仕事したくねぇしな。
人を[ピーーー]権利何て誰一人として持ってねぇよ。俺も、お前も、そいつもな。
人殺しで奪った金で過ごす事が楽な訳ねぇじゃねぇか。 結構重労働何だぜ? 殺人も。

【否定せず、しかししっかりと真っ直ぐに認める訳でも無く。それは歪んだ返し方。】
【腰に納めた剣を今一度引き抜き、手元に。暗き闇を讃える暗黒剣を構える。】

やってみろよ。現実も見れねぇ甘ちゃんの坊やが。

【握った左手の親指を立て、それを胸元へ持っていき、その指を地に向ける。】
【所謂、サムズダウン。挑発、だ。】

/遅れました 死にたい
837 :【殺戮条約】誰も死なせない@wiki E:三節棍『鬼灯丸』、不殺銃、不殺ナイフ [sage saga]:2011/07/18(月) 20:07:12.75 ID:XHPytTvh0
>>836
はっ、俺が甘ちゃんねェ……
あぁ、別に甘ちゃんでも構わねえぜ
他人の不幸を嫌い、命を救うことを甘ちゃんって言うンなら俺はそれでいい

【嘲るような挑発に、むき出しの心で応える】
【真剣に、真摯に、故に直情的で、ひたむきに素直な言葉を連ねる】


だから、そんなこともできねえのが『現実』だっつうンなら


そんな『現実』、俺がぶち壊してやるよッ!!

【飾り気も何もない、信念を貫くためだけに発せられた言葉と共に】
【自らの足の腱を断ち切る勢いで一気に踏み込み、杖の切っ先を青年の喉元を抉るように突き出した】

/気にしないでくださいな
838 :【LUIN ENGINE】@wiki [sage]:2011/07/18(月) 20:11:02.69 ID:ObFd9XRNo
【少女の眼前で青白く輝く光、鉄の天使の翼を隠し持つ少女が繰り出すそれは正義の力かそれとも悪魔の力なのか】
【それは定かではないが少女は歯軋りをしながらもニヤリと笑みを浮かべ、込み上げてくる歓喜の感情を抑えられずにいた】
【このまま殺し切る、相手が今までにどんな人生を歩んできたのだろうが知ったことではない、今までの人生全てを無駄にしてやる】
【私に会って生き残ったのが罪だ、私を打ち負かしたのが罪だ、私と会話をしたのが罪だ―――天罰、天罰、上等な生き物は下等に罰を加えるのが常】
【少女は自分の上で女性の瞳が紫色に変わり、その雰囲気の変化を感じる事なかった、魔眼も確かに機能を続けていると言うのに】
【油断しているわけではない、完全に全力を出している、それでも出せなかった理由を言うならば―――最初から少女の目は曇っていた】
【別に油断しているつもりではなくとも普段から相手を下等生物と認識していれば、無意識的にもそこには隙が生じてしまうもの】

【自分がそうであったことに気が付いたのは――――――――右腕が両断された切った瞬間であった、魔眼が充分に機能していなかったとしても遅過ぎた】
【相手の電気信号が、神経伝達の流れが見える、未来が視える、胴体を切断し様としている、しかし幾ら人外の力とはいえこの体勢では回避なんて無理】
【『死』を予知してしまった、予測してしまった、観測してしまった、本来生物が知る由は無いそれを完全であるが故に悟ってしまった】
【このままでは死んでしまうと言うのに、成す術が見当たらない、どの機能を使ったとしても相手の凶刃から逃れられる方法が思い浮かばない】

「や、止めッ―――――――」

【思わず真上へと視線を見上げて攻撃の中止を促そうとしかけるが、少女の視界に移った女性の顔は、瞳は、とても人間のソレには視えず】
【さながら蛇に睨まれた蛙か、完全に相手のペースに、気迫に、威圧に呑まれてしまった少女は一瞬とは言え畏怖の感情が沸き上がってしまい】
【目を大きく見開いたまま言葉が喉で詰まり、初めて感じた死への恐怖から両の真っ黒な瞳には水分が溜まり始め、プライドは今にも砕け散りそうで】

【――――――裂かれる、己が体、胴体、飛び散る血飛沫、地面へと撒き散らされる内蔵物、断面から覗くは切断によりボロボロになった"真っ黒"な骨】
【瞬く間に激痛が襲いかかり堪え切る事なんて出来るわけがなく両目から涙を流し、口から血反吐を唾液と一緒に一度大きく吐き出してしまう】
【急激に薄れてく体温を感じる、いや、逆に感じなくなって切るからこそ薄れていると感じているのだ、今まであった自分自身と言う温もりが感じられない】

「あ……ひっ……ゲフ……げグ……」

【されとて人外の身体、人知の極限を突き詰めた生命体、その生命力や生命への執着は人一倍以前に人の域を遥かに超えているに決まっていた】
【これだけの怪我を負っても即死しない、まだ脳は稼働し心臓は既に存在しない機関へと血液を送り出そうと脈動を続ける、人間の常識が全く当て嵌まらない生物】
【真っ黒な眼球に浮かびあがっていたペンタクルは塵となって消え去り、少女にはもはや体を起こす力も相手を見上げる力すらも残っていなかった】
【ただ悪戯に生きているだけ、反撃もできなければ延命する手段も講じれない、それでも天使は、悪魔は、化け物は、人外は人間よりも生き続けた】

【そして、目の前の女性に畏怖してしまった時点で完全に自覚してしまった――――嗚呼、私、最強でも完璧でもないのだな、と】
【三度目の正直すら成功せず、それどころか人間ならば即死の事態にまで追い込まれた、おまけに自分には再生の機能は残念ながら付いていない】
【少女は半ば諦めの心境、いや、完全に諦めていた、自分が最強でないと自覚してしまった少女に戦意があるわけが無かった】
839 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/07/18(月) 20:22:10.37 ID:zQi8L0Tpo
>>837

はっ!馬鹿が!現実は壊せねぇから現実なんだよ!

【真摯な其の姿勢。此処最近の世の中を見てまだこんな志を持てるとは珍しい。】
【しかしそんな姿勢は青年にとっては忌むべき対象であり腹だたしい存在だった。】
【喉元を抉る様に突き出された杖を騎士剣を横に振るい、薙ぐ。衝撃により軌道がズレる筈。】
【そして後方へと跳ね、距離を取る。わざわざ相手のテリトリーで戦ってやる必要は無い。】

闇の剣技を見せてやるよ!暗黒吸命!

【そして右腕に握った騎士剣を今度は相手に向け、縦に振るう。】
【それと共に相手の頭上には巨大な闇が発生するだろう。其の闇はまるで零れ堕ちる様にアスファルトの地面を染める。】
【数刻後、出現するは巨大な闇の大剣の刃。直撃すれば激痛と共に相手の生命力を奪いさる。】
【しかし闇を認識するのが早ければ対処も可能。さて、どうでるか。】
840 :【暗黒吸命】@wiki [sage]:2011/07/18(月) 20:22:35.00 ID:zQi8L0Tpo
>>839
/名前ミス!
841 :【LUIN ENGINE】@wiki [sage]:2011/07/18(月) 20:24:44.69 ID:ObFd9XRNo
/>>838>>835宛て!
842 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/18(月) 20:34:09.29 ID:86jP18mIO
>>838


「―――――――――――残す言葉はあるか」










【視界が暗転し、自分の肉が焼ける焦げたような匂いが鼻を突き刺していた。自分の身体が地面に叩きつけられ、ポキポキ、と小枝を踏みおるような音が響く。】
【薙ぎ払った大剣は、返り血…とも言い難い、真っ黒な液体を大量に刀身に纏わせている。】
【身体が、熱い。それも体温を外部から無理やり上げられているような、実に嫌な感覚である。おまけに地面に力一杯叩きつけられたことにより、激痛がそこに上乗せされていた。】

【緩慢な動作…とは言っても時間的にはそんなに経過していないが、起き上がり、女はフラフラと相手に近づく。】
【その瞳には前々回戦った時の焦りも、前回満身創痍になったときの動揺もなく、ただ純粋な「殺意」。自分よりも高位な存在に対する衝動と欲望の集合のみが存在していた。】

【そして、近づけたのなら切っ先を首に突きつけようとし、紡ぐ言葉は簡単なもの。】
【涙を流し、かつて自分を死の一歩手前まで追いやった少女に、女は問いかける。】

【上から∞見下ろし≠サして無機質≠ノ。】
843 :【殺戮条約】誰も死なせない@wiki E:三節棍『鬼灯丸』、不殺銃、不殺ナイフ [sage saga]:2011/07/18(月) 20:36:30.98 ID:XHPytTvh0
>>839
そうやって最初から諦めてるような奴は

【三節棍を弾かれ距離をとられるが、ともに先ほどの足の損傷が回復】
【再び追い縋ろうとしたその時に相手の声が響き、騎士剣が振るわれる】


できることでさえ、できなくなっちまうんだよッ!!

【素早く身を躱すとともに、先ほどの位置に視線を向けると】
【発生した闇が刃となって、地面から遥か上空へと聳え立っていた】


ヒトが傷つく痛みを理解できねェっていうンなら

【回避の勢いを利用し、遠心力を杖に持たせ、それを地面に突き立てる】
【その力の反動を利用し、踏み切ることで上方向へのベクトルを産み出し】
【陸上の高跳びの原理で高く舞い上がった青年は、頂点で壁を蹴りつけ落下】

まずは自分で、その痛みを喰らってみなッ!!

【自由落下の速度に先ほど壁を蹴った速度を加え、三節棍を相手の右肩へと振り下ろす】
844 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/07/18(月) 20:48:19.21 ID:zQi8L0Tpo
>>843

黙れクソ野郎!野郎としても出来ない奴の事は考えた事はあるか!?

【高々とそびえ立つ大剣はしかし何にカスる事も無く天を貫き、崩壊していく。】
【しかしそれで此の青年の追撃が終わる訳でも無く姿勢を戻し、剣を構える。】
【青年が見た光景は杖、壁等を最大限に生かし、上空へと飛び上がる敵。】
【自由落下の威力も持った攻撃…騎士剣を叩き折られる可能性も、ある。】

はっ!素直に喰らってやるかよ!

【騎士剣の持ち手を右手から左手に変更。瞬間方に嫌な衝撃と感覚。】
【何かが折れる音と共に恐らく着地したであろう青年の脇腹に黒き騎士剣を突き刺そうと試みる。】
【鋭く尖った先端。刀程では無いとは言え串刺しにする位訳ない筈だ。】
【殺れる筈。痛みを噛み締め、そう思考する。】
845 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/07/18(月) 20:48:46.12 ID:zQi8L0Tpo
>>844
/野郎→やろう orz
846 :【暗黒吸命】@wiki [sage]:2011/07/18(月) 20:49:29.12 ID:zQi8L0Tpo
>>844
/しかも名前ー!
847 :【LUIN ENGINE】@wiki [sage]:2011/07/18(月) 20:50:14.92 ID:ObFd9XRNo
>>842
/次少しだけ遅れます!
848 :【殺戮条約】誰も死なせない@wiki E:三節棍『鬼灯丸』、不殺銃、不殺ナイフ [sage saga]:2011/07/18(月) 21:03:43.09 ID:XHPytTvh0
>>844

できねェンじゃねえだろ、そこで諦めて折れちまっただけだろッ!!
自分の上限を勝手に決めつけて、少しの努力に満足して、そこで立ち止まっちまっただけじゃねェかッ!!

【容赦ない一撃を叩きつける、骨を砕いた感触】
【半ば無鉄砲に突っ込んだせいで、そこからの姿勢は簡単には制御できなかった】
【無様に転げはしなかったものの、充分な隙がどうしても生まれてしまうような状態で着地し】


ぐはっ…………ッ!!

【その隙を突くように、深々と騎士剣の先端が腹部を貫いていた】
【男の口から鮮血が零れ落ちる】


ったく、本当に容赦しねェなあ……
その肩、ガマンできる程度の痛みかよ?

【口元から血を流しつつ、貫かれたまま首だけで相手の青年を見上げる】
【死にかけのハズの男は不敵な笑みを浮かべながら言葉を続ける】

まあ、安心しろ……
そいつは『俺が治す』

【そろそろ能力による『治療』が始まる時間だ】
【自分以外に対しては、破壊を遥かに上回る苦痛を与えながらではあるが】
【その破壊された肉体は欠損まで含めて蘇るだろう】
849 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/18(月) 21:06:27.93 ID:86jP18mIO
>>847
/了解しましたー!
850 :【暗黒吸命】@wiki [sage]:2011/07/18(月) 21:18:58.71 ID:zQi8L0Tpo
>>848

ははは!!!考えが足らねぇんだよ!周りの人間が全力で妨害したらどうなると思う?
自分の為に相手の将来を、夢を、希望を、全部潰したらどうなる?
俺みたいな人間にはみんなそれ相応の理由があるんだよ!
立ち止まったんじゃねぇ!両手両脚、全部もぎ取られたんだよぉ!

【皮膚を貫く感触が剣を伝わり手元へと伝わっていく。ざまぁない。此のまま殺してやる。】
【剣を引き抜き、それをもう一度振りかぶる。横薙ぎの一撃。止めの一撃とばかりに。】
【しかし一瞬、右肩に違和感が走り、激痛が肩を貫く。】

っ…ぁぁぁぁぁあああああ!!!!!!!

【肩の感覚が戻る。しかしそれに気付かない、気付けない程の痛みが肩を襲う。】
【膝をつき、右腕で左肩を抑え、もがく。剣は取り落とし、足元へ。カランカランと音を鳴らす。】
【暫く後、痛みは収まるが膝を付き、額に汗を浮かべたまま。所謂隙だらけと言う奴だ。】
851 :【LUIN ENGINE】@wiki [sage]:2011/07/18(月) 21:22:44.43 ID:ObFd9XRNo
>>842
【殺される――――少女の思考はそれで一杯であった、いや、殺されずともこのまま放置されただけでも勝手に死んでしまう】
【完璧であろうとなかろうと、最強だろうと最弱だろうと生きたい、生き延びたい、明日も明後日もまた人間への殺意を燃やしていたい】
【死ぬ覚悟なんて一度もしたことがなかった、したことなんてなかった、死ぬビジョンが視えた事なんてなかった、でも―――今は視える】

【目の前に】


「エグッ……ゲヒッ……ぁぁ……」

【言葉すら発する余力が無い、まぁ、イイ―――このまま死んでも、消えてしまっても、最後の最後まで人間よりも優れていることを示せずとも】
【前もこんな事あったが、一度生命を諦めてしまうともうどうでも良くなる性質なのだ、生き延びられるならばそれに越した事は無いが、それは無理】
【別に改心したとか人間に罪悪感が沸いたなんて言う美談は一切無い、そんな感情が沸き上がったら自分は人外ではなくなってしまう】
【それでも、ああまで殺し合いを繰り返していたのは実は殺してくれる人間を探していた……のかもしれない、違うならば酷い勘違いではあるが】

「げぅ……ッハァ…………ファック……ユー……」

【悔しい、とてつもなく悔しい、完全であることを証明できずに死ぬのが堪らなく悔しい、でも―――何故か満足感がある、使命を全うできた気がする】
【もしかしたら記憶に無い自分を作った連中が設定した何らかの目的をクリアしてしまったのかもしれない、それとも別の理由かもしれない】
【だが、確実に要因の一つとして―――人間に全力で殺される、と言う事が満足でならないのだ、最強であると思いこんでいた故に】
【自分が強くなければ相手は本気で殺しに来ない、自分が最弱ならば相手は余裕で剣を振るって命を取らなかったかもしれない、しかし今殺されようとしている】
【相手に多大なダメージを与えて、ボロボロの相手に殺されるのがこんなにも満足感を得られることだなんて、想像だにしていなかった】

「です……わ…………」

【そして―――――――また一つ、喜劇の幕は降り、殺し合いと憎悪に自分の居場所を見つけていた存在の物語にピリオドが打たれる】


【死亡】





【――――――――――――――ズルッ―――――――――――――――――】



/長くなったので分割します!
852 :【殺戮条約】誰も死なせない@wiki E:三節棍『鬼灯丸』、不殺銃、不殺ナイフ [sage saga]:2011/07/18(月) 21:30:50.71 ID:XHPytTvh0
>>850
くっ…………

【剣こそ引き抜かれたものの、まだ再生し切ってはいない】
【痛みに呻く相手に、脇腹を抑えたまま立ち上がり、見降ろすように視線を向ける】

ああ、確かに俺はお前がどんな人生を送ってきたかなんて知らねェ
どんな酷い目に遭ったか、どんな絶望を目の当たりにしてきたかなんて想像もつかねェ

でもよ、だからってお前が他人にそれを押し付けていい理由になるのか?
お前と同じ苦しみを背負う羽目になる人間を、自分の手で生み出してもいいのか?

【脂汗を浮かべながら痛みに声を上げる青年に、隙だらけのその姿に声をかけ続ける】
【脇腹からの出血は大分収まってきたようだ】

お前が両手両足をもがれちまったっていうンなら、這いずることさえ出来ないほど痛めつけられたっていうンなら

俺が治してやる

遅すぎるってことはねェ、今からでも間に合うさ
本気で後悔して、本気で反省した奴が過去を捨てられないなンてことはあっちゃならねェ
新しい一歩を踏み出したいンなら、いくらでも俺が手を貸してやるよ

【そういって、塞がった傷口から手を放し、相手へと差し出す】
【甘ったるい、理想だけの、現実には存在しない空想だらけの話なのに】
【それを語る男の顔はどこまでも真剣で、微笑みさえ湛えて、まっすぐな視線を向けてくる】
853 :【LUIN ENGINE】@wiki [sage]:2011/07/18(月) 21:34:24.55 ID:ObFd9XRNo
/>>851の続き

【EMERGENCY EMERGENCY】
【Maine System down―――ERROR―――CHORD 563#o2141##MAZIN】
【Program RESET―――SUCCESS―――】

【Emergency System――――STARTING】


【人外なる少女の背骨が体内から這いずり出してくる―――その背骨は真っ黒であったが、それには鱗がビッシリと生えていた】
【顔は蟲の様に無数の小さく真っ黒な眼球がこれまたビッシリと存在し、およそ20対ほどの足をガサガサと動かしながら這いずり出してくる】
【人外なる少女の肉を踏みつぶし、ついでに強靭な顎で食い千切っていき、『魔翌龍』は次なる宿主を探そうと人外を捨てて出てきた】
【おぞましい、という表現よりも醜悪という言葉の方が遥かに似合うかのような見た目の龍、いや、それは本当に龍なのであろうか?】
【背中には二枚の鉄の翼、よく見れば全ての眼には紫色の光を放つペンタクルが描かれている、右の足の先は炎を纏ってもいる】
【左足は電撃を纏っていて、ヂヂヂヂヂヂという高い音を発しながら頭部から生える触角らしき二本の棒で帰ってくる音をキャッチしている】
【そして、その長さは人間の背骨の長さほど―――人間の神経がもっとも集まる場所は、脳の次に脊髄・背骨なのだ】

ヂヂヂヂヂヂヂヂヂヂヂヂヂヂヂヂヂ

【『魔翌龍』は近くに倒れている人間の少女を視つけ―――羽ばたき、空を飛び、少女へと飛んで行こうとした、とりあえずは宿主探しである】
【その少女が適合者だとはとても思えないが、とりあえず、適合させてみる、そんな感じで人外を捨てて人間へとあっさり手の平を返す】
【もしも、剣士なる女性が何もせずに静観し続けたならば、『魔翌龍』は人間の少女の背中を食い破り、体内へと入りこんでしまうだろう】
【人外も人間も関係ない、この『魔翌龍』もまた人外――――自らの使命を果たす為ならば、"とりあえず"――――】

【とはいえ、その速度も動きも、とても人外の少女の中にいたソレとは考えにくいくらいに遅かった、もちろん早いと言えば早いのだが】
【何分、体の構造の具合もあるし、大きさの問題もあって中々に宿主がいるレベルと同じくらいに動くのはひたすらに難しい話】
854 :【暗黒吸命】@wiki [sage]:2011/07/18(月) 21:53:23.69 ID:zQi8L0Tpo
>>852

はっ!知ったもんか!俺がやらなくても誰かがやるんだよ!
どれだけ平和な国だろうと闇に堕ちる人間はいる!いるんだよ!防ぎようがねぇ現実なんだよ!
闇に堕ちる人間を減らしたければ闇に堕ちた人間を皆殺しにするしかねぇ!其の影響で堕ちた人間も全部!
無理だろう!?無限ループ、悪循環だ!止められねぇだろう!?

【全部救えると思ってんじゃねぇ!声を荒げ、腹に力を込め、悲痛なまでに叫んだ。】
【しかし其の言葉に同情する余地は無い。ただ自分勝手な考えを叫ぶのみ。】
【自分がやらなくても自分以外の人間がやる。そんな自分勝手な叫び。】
【傍らの騎士剣を杖に、立ち上がる。其の瞳にもはや反撃する気力は遺っていない。が。】

馬鹿じゃねぇのか!?闇に堕ちた人間はそう簡単には抜け出せねぇよ!!!!
説教の一つや二つで抜け出せる程軽い業を背負ってないんだよ!
よぉく見とけ!!!これが堕ちた人間のきったねぇ末路だ!焼き付やがれ、エリート!!!!

【漆黒の騎士剣を胸に当てる。やはり怖くはない。何ともやりがいの無い。】
【まぁいい。所詮其の程度の命という事だ。他人に消されるのも無駄なんだろう。】
【だったら自分で引導を渡してやる。刃を、心の臓に、押し込める。】
【鮮血が、舞った。】

【【暗黒吸命】 死亡】
855 :【激情の赫き一閃】 -Carmilla- :2011/07/18(月) 21:55:52.26 ID:hzD+iYMdo
【天を見上げれば墨を水に溶かす様に果ての無い闇が広がる夜空、浮かぶのは鶸(ひわ)色の上弦の月】
【都会の公園の端、白い円テーブルに置かれた湯気を上げる紅色の液体は月光に照らされキラキラと光る】

【時代を経た木製の白椅子に、軽く腰掛ける闇に滲む濃藍色に染まる礼儀服を着込んだ小柄な少女は】
【かたかた、と。硝子が揺れる軽い音、左手は白い陶磁器の取っ手を掴み持ち上げて、喉が揺れた】
【余計な音が無く、雲が動く音すらも聞こえるしずかな夜、公園の片隅で……少女は一人、ティータイム】
856 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/18(月) 22:03:12.57 ID:86jP18mIO
>>851

「ふん…」

「死ぬ人間がそんなこと言っても滑稽なだけよ?」

【相手の憎悪の篭った視線を受け、女は口角を上げた。そこに戦う前までの女は存在しておらず、切っ先から滴り落ちる毒を気にも止めていない彼女は冷徹そのものだった。】
【満身創痍になりながらも、女もまた、相手とは違った満足感を覚えていた。「殺しの楽しさ」といえば適当か…少女がそうしてきたかのように、女もまた、他者を殺害してその優越に浸る時期があったのだ。そうでなかったら誰が神殺機関≠ノ何かはいるだろうか。】

【自分が止めを刺すまでもなく、目の前の少女は死ぬはずだ。明白なその事実から、女は剣の払う。残った毒と血糊を払い飛ばしてから、「黒」い瞳を最後に無機物とかした少女に向け、踵を返した】

>>853

「……。?」

【しかし、その足は唐突に止まる。聞いたことのある男性の声。プログラムを感情の篭らない声色で淡々と読むその音が響き、女は再び足を止めた】
【ゆっくりと振り返る。電撃と地面に叩きつけられたことにより、痛みが断続的に彼女を襲っていたのだが、ふと、その痛みが打ち消された。】

【いや、より強烈な感覚に上書きされた、と言った方が適当かもしれない。目の前の龍は…その姿。電撃、炎、鉄の翼電撃と魔方陣】

「化け物…それがお前の本当の姿か!!」

【ダアン!】
【相手が羽ばたき出したと同時に、女は自分を律するように声を出し、左足で一歩踏み込んだ。空を飛び、宿主を探す龍に対し、】










【大剣を右から左に薙ぎ払おうとする。】
【超重量の剣から繰り出されるその一撃は非常に重く、】
【「直撃」すれば、大きな切断系のダメージを受けて吹き飛ぶだろう。】

【しかし、女自身のダメージ故見切れない早さではない。相手の行動によっては、回避、迎撃も充分可能である。】
857 :【殺戮条約】誰も死なせない@wiki E:三節棍『鬼灯丸』、不殺銃、不殺ナイフ [sage saga]:2011/07/18(月) 22:05:44.86 ID:XHPytTvh0
>>854
おい、まっ―――――


【差し出した手はその行為を止めるのにはあまりにも遅すぎて】
【心臓を貫く刃を無理矢理引き抜くが、溢れる鮮血は止まる様子が無い】


……………なんで、なんでなんだよ

死ななきゃいけねェほど、お前は救われなかったのか?

俺の手なんかじゃ、全く届かない場所にお前は囚われてたっていうのか?

【自分の無力さを痛感する】
【目の前にいたのに、救えなかった】
【目の前の男も、しばらく前にこと切れた後ろの男も】
【思わず握り拳をアスファルトへと突き刺し、骨まで砕け、千切れた皮膚から血が流れる】

―――――――チックショォォォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!


【青年の慟哭と共に暗雲が立ち込め、急な夕立が降り始める】
【雨は3つの体をしとどに濡らし、血塗れの路地裏を洗い流す】
【それでも青年の心を染める痛みだけはいつまでも鮮烈なままだった】

/絡み乙っした……黙祷
858 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/07/18(月) 22:10:25.40 ID:v3ZsJ89SO
>>829
//一応、まだまってます
859 :【暗黒吸命】@wiki [sage]:2011/07/18(月) 22:10:45.23 ID:zQi8L0Tpo
>>857
/死愛あり乙でした!
860 :【LUIN ENGINE】@wiki [sage]:2011/07/18(月) 22:26:20.15 ID:ObFd9XRNo
>>856
【―――ギョロッ】

【早かった、ただただ反応が早かった、女性が『魔翌龍』へと走りだした時点で『魔翌龍』はそちらへと視線を向けていたのである】
【唯一少女が剣士に見せなかった機能、『ソナー』システムである―――ヂヂヂヂヂと常に放っている音が返ってくるのを聞いて、周囲の状況を把握する】
【つまり、いきなりの攻撃にでも充分対処できる、『魔眼』による相手の神経伝達観測を行い、相手がどんな攻撃をするかを探知し】
【『超反射神』を持ちいてそれをすぐさま整理・処理し、化け物の身体能力を持ってしてそれを実行できる構えを取っていた】
【しかし、空中では突然の無理矢理な回避は効かない―――それならば、その攻撃を全て防いでみせるまで―――】

―――――ギッ!!!!!!!!!!!

【―――――左の鉄の翼を盾の様に前へと繰り出し、加えて鉄にも等しい程の防御力を誇る体を持つ『魔翌龍』は、攻撃を受け止めた】
【とはいえ、この化け物の方にも大きな誤算があったのは事実らしく、その証拠に衝撃波による内部ダメージが著しかった】
【第一に大きさの問題と言うのも非常に大きい、それだけで防御力や攻撃翌力に大きな差が出てしまう、なんとしてでも誰かに寄生したい】
【適合されなくても良い、例え宿主が背骨を失った瞬間に死に瀕してしまったとしても、それを何回か繰り返せばあの人外の様に適合者が出てくるはずなのだ】

【どちらにせよ、この状況は『魔翌龍』にとってとても不味い状況、ここで壊れてしまっては宿主を探すどころでは……いや、そうか】

【衝撃波による風と震動が完全に収まった直後――――『魔翌龍』は相手の口目掛けて、剣士なる女性の口目掛けて突進を繰り出した】
【その速度は人外なる少女の時よりも幾らか襲いが、それでも充分に化け物の冠を持てるほどである―――適合失敗させて、[ピーーー]つもりなのだ】
【適合したならば儲けもの、自分は生き永らえる上に『機関』としての使命をこの剣士を媒体にして遂行できるのだ、誰かに宿るのが使命】
【あんな人の模造品のような少女よりも屈強な剣士の方が遥かに強いに決まっている、これならばより『完璧』な生物が出来あがるかもしれない】

【しかし―――――――人外なる少女の癖が移ってしまったのか、幾ら速いとは言えその攻撃は単調に真っ直ぐであった】
【機械的ではない攻撃方法、自尊心と虚栄心と自信が無ければ、真正面からの攻撃だなんてとてもできるものではないのだ】
861 :【剣聖】 [sage]:2011/07/18(月) 22:28:21.08 ID:CnegA0mbo
>>829

「………………もふ」

路地裏に響く足音。ちょうど女の背後を取るように近づいて行く。
振り向けば目に映るのは黒い長髪の和装の麗人――紫の外套の剣客。

薄く開いた双眸は女性と血塗れであるだろう男性の遺体を呆然と眺めていた。
腰に提げた二本の刀が揺れる。美女と形容しても可笑しくは無い”彼”は女性の少し近くで立ち止まる。


「…………んく………道、迷った」


口に咥えた食パン(夜食)を食べながらぼそりと道に迷った事実を小さな声で漏らした。
死体や明らかに殺人者である女性を見ても、特に思う事も無いのか―――唯々、自然体であり。

/いけますかねっ
862 :【刻印指定】 [sage]:2011/07/18(月) 22:40:20.14 ID:v3ZsJ89SO
>>861
「あーあ、人に見られてしまったよ」
死体の上着の裏ポケットを探り、中の煙草の箱を取り出すが、顔をしかめて元に戻す。

「そんなことより、いいなぁ、パン。美味しそうだね。」
こんな路地裏で会うのも何かの縁、と口には出さないがそんな様子で気楽に話しかける。

女性――この金髪で目に包帯をかけた女性も死体には触れず。相手をどのような人物か、試す。
863 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/18(月) 22:40:48.03 ID:86jP18mIO
>>860

「!!」

【ガリリ!!と嫌な音が響き、大剣と鉄の翼が噛み合った。】
【一つ吹きながらえた火花が辺りを一瞬だけ照らし、相手の無数の紫色の目を顕現させた。】
【これが本体だろうか。とすると、あの少女は一体…女は剣を担ぎ直し、回らない頭で思考した。―――――――――――刹那】


「―――――――――――うわっ!!」


【突っ込んでくる龍に対し、女は左に横っ飛びで倒れるように回避することしかできなかった。】
【幸いにも、直線的な行動は見切るのは容易く、万全の状態なら、そこからさらに反撃できたのだが、いかんせん今はその逆の状況にある。】

「くっそ……どういうことかしら…」

【大剣から放たれる金属音…その後に、左腰に刺された「太刀」。二本のそれに手を置きながら、】
【女は体制を立て直し、痛みに顔をしかめた。】
864 :【剣聖】 [sage]:2011/07/18(月) 22:46:35.59 ID:CnegA0mbo
>>862

「…………んく」

見てしまった、と返すべきか悩み中。なんと返していいやら。
ぼーっとパンを頬張りながら死体の上着を探る女を見つめていた。


「耳だけなら残ってるけど、食べる?」


ちょうど残っているのは食パンの耳が一切れ。残りは既に彼の腹の中だ。


「殺したの?」


まるで「よう、髪切った?」という何気ない会話の様に投げかける質問。
特に正義感も湧いているわけでは無い様子。しかしながら、少しばかり嫌なものを見る目ではある。
865 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/07/18(月) 22:48:28.82 ID:XWGYmpIQ0
【町外れの森林】
【こんな所で限界数まで兵隊を動かしている男が1人】

「動きをもう少しすばやく出来ませんとねえ……」

【日ごろの数とは勝手の違う分、操作に無駄が出る】
【それを訓練で解消しようというのである】

/絡み街です
866 :【LUIN ENGINE】@wiki [sage]:2011/07/18(月) 22:52:23.90 ID:ObFd9XRNo
>>863
ヂ……

【突進を回避され、余った勢いを羽の羽ばたきによって殺し切りそのまま方向を反転させる龍、蟲の様な無数の複眼が龍らしさを曇らせる】
【鉄の翼にしたってとても龍に相応しいものではなく、言うなれば人工らしさが漏れ出したソレなのだ、あの電子音声にである】
【とかくも、そんな設定は今は必要ない―――『魔翌龍』が宿主を視つけるか、それとも剣士が逃げるなり龍を[ピーーー]かなのだ】
【しかしながら、今からまたそこの地面に倒れている人間の少女に寄生しようとしてもこの剣士がそれを許してくれそうにない】
【あの死体、人外なる少女の身体に戻るか、いや、戻ったところで脳が停止している上に下半身が無いのではお話しにならない】

【ならば―――――逃げる―――――それで良いではないか、何もあの死体や目の前の剣士やそこの人間の少女に構う必要性は無い】
【違う遠くの国へ行って、そこで適合者を探せば良いのだ―――龍はヂヂヂヂヂヂという音を撒き散らしながら剣士に背を向ける】
【何分、羽で飛んでいる為に滞空というのが非常にし難い、だがその代わりに速度はそれなりで勢いが付けば止められないレベル】
【龍は一刻も早くこの場から去ろうと空を滑空するだろう―――もちろん、見逃したとしたら二度と剣士の目の前に姿を現さないだろう】
【単純にココの人間は色々と強い人物が多いので、ならば他の地域でずっと活動をしていればもうこんな事態に合わずに済むのだ】

【そう、誰も知らぬ"設定"と化せば、全てが万事上手くいくのである―――少女に悲劇があろうと、魔翌龍が死のうと生きようとだ】
867 :【刻印指定】 [sage]:2011/07/18(月) 22:53:30.88 ID:v3ZsJ89SO
>>864
「なんだい……こんなものを見て面白いかい?」
嫌そうな顔はするが、こちらは見ている。表情だけで相手の気持ちを判断出来ない。判断するだけの情報がないのだ。
だったら、相手に答えを問えばいいだけで。

「くれるのかい?」
死体を探るために付けていたのだろうか。手袋を外し耳を受け取る。
「ありがとう」
猫のような大きな目で、見返してくる。おそらく感謝しているのだろう。

「見れば分かるだろう?」
そして、手袋をポケットに入れる
868 :【剣聖】 [sage]:2011/07/18(月) 22:58:35.30 ID:CnegA0mbo
>>867

「………つまらない」

きっぱりと答える。面白いわけが無い。人間の死を見て悦ぶほど狂人では無い。
昔の自分にしても、終わってしまった生命などに興味が湧く事も無かった。

昔の自分か、と不意に思い出し唇をきゅっと結んだ。


「…………ん、なぜ殺したの?」


耳を渡してぶらり、と手を自由に身体の横にぶらつかせた。
次の問いかけ。手袋をポケットに入れる女性を見つめて遠慮する事無く。
869 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/18(月) 23:05:32.21 ID:86jP18mIO
>>866

「何なのよ…私がさっき殺したあいつは一体…。」

【視線を送ると、もうそこには目を閉じた一人の少女…だったものがあった。背中をガサッと強引に切り開かれたようになっている。】
【改めて龍を見やると、それに生える翼。帯電する腕。燃える炎。全て見覚えがあった。女にかつて牙を向いたものばかりである。】

「!!」

「待てっ!!逃がすか……このっ!!」

【シャッ】
【鞘から剣が抜き去られた瞬間、そこから放たれるのは「水」でできた「剣圧」所謂「斬撃」】
【こちらに背を向け滞空し、逃げ去る龍の首辺りを狙った一撃である。】

【相手の皮膚の硬度にもよるが、「直撃すれば」切断系のダメージを受けるだろう。しかし、】
【女は今全身傷だらけ。電圧に身体を焼かれ、地面に骨を折られている。満身創痍の状態での攻撃であるため、】
【彼女の目論見に反し、まるで違う方向に飛んで行くかもしれないのだ。】

【どうなるかは、どこを飛び、どこに当たるかはまるで分からない。ゆえに、逃走が成功する可能性も十二分にある。】
870 :【刻印指定】 [sage]:2011/07/18(月) 23:10:11.64 ID:v3ZsJ89SO
>>868
「そうだね、私もつまらないよ、そして困っている」
一枚の耳切れを長く何とか味わおうと、口に挟んだままである。

「くっくっくっ……」
「見ただけで解らないなら正直に言いたまえ。私は殺してないよ。」
「まずこれだよ、首。閉めたような跡がある。しかも腕を使ったプロレス技みたいな、この太さは女性のものじゃない。大体私の身長じゃ無理さ」
「でもこれは致命傷じゃない。この男は一度締めを抜けている……」
などと、専門的な知識を長々と言いつづけ

「まあ、以上のことから私が殺したと判断するのははやとちりだよ」
そんなこと、ちゃんと死体を専門的な知識を持って調べなければ分からない話しである。

だが……「見て」判断した情報が間違いだったのは確かだ。
「まあ、私も血だらけの人の前に死体があればその人が殺したと判断するさ、普通だよ」くっくっくっと笑い
「実際は雷が落ちただけかもしれないのにさ」
871 :【剣聖】 [sage]:2011/07/18(月) 23:17:03.31 ID:CnegA0mbo
>>870

「…………」

不思議な事を言う女だな、と小首を傾げた。
つまらないなら、早々に立ち去れば良いものを。


「そう、貴方は殺してない……か」


早とちりだったか、と相手の説明を聞いて思う。いや、そうだろうか。
普通の発見者が死体を漁る様な真似をするのだろうか。常人であればあるほど確実にしない行為。


「この世界は……異能で満ち溢れてるからね……」


ふっ、とほんの僅かに笑い女を見る。あたかも「お前が殺したんだろう」と名探偵気取りの笑み。
実際、彼は十中八九目の前の女性が殺したと思っている。能力さえあれば、女性が先に言った矛盾など無いに等しい。

だからといって、特に何をする気も無いが――――女から見れば、彼の笑みは酷く挑発的に見えるかもしれない。
872 :【LUIN ENGINE】@wiki [sage]:2011/07/18(月) 23:17:20.90 ID:ObFd9XRNo
>>869
【――――ザンッ】

【首、そう、首が飛んで行った―――魔眼があるとはいえ、そちらを見ていなければそれはもはや機能しないただの球体】
【あっさりと、あれだけ多彩な機能を持っていた龍がその一撃で首を持って行かれ、地面へと墜落していき、ベチャッと音を立てる】
【皮膚の色は黒なのではあるのだが、何分少女の体内から出てきたので血液に塗れて真っ赤、おまけに内蔵物特有の異臭もする】
【何のために存在するのか、存在していたのか、それを一切示さず少女も龍も沈黙してしまった―――設定は意味不明なまま】

【意味不明な設定、意図不明な設定、鉄の翼だけを見るならば機械、しかし魔法陣なるものも確かに存在していた】
【それでいて背骨が実は龍だったなんていうオカルト且つファンタジーな話、誰に言ったら信じてもらえるのだろうか】
【しかし、確実にそれは現実であって、なんとかっていう名前の組織が巷を謳歌していてもおかしくはないのだ】

【人外なる少女の死体には蝿はたからない】

【誰にも知られずに歴史の闇に埋もれて行く設定、誰からも忘れられる最強だったはずの生物、魑魅魍魎蔓延る奇々怪々の世界】
【少女がどんな思いをして死んだところで、結局誰とも関係なんてあるわけが――――ないのだ】


【魔翌龍 停止】



/絡み乙でしたー!
873 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/07/18(月) 23:19:27.35 ID:XWGYmpIQ0
>>865
/24:00まで待ちます
874 :【刻印指定】 [sage]:2011/07/18(月) 23:26:40.12 ID:v3ZsJ89SO
>>871
「……仕事だからね、これが。」
「それも好きでやっている仕事だ」

目の前の人物の疑問を感じたのだろう。ひとりでに話し出す。
「いや、[ピーーー]ことがじゃない。勘違いしないでくれよ」
「実際、私はこいつに死なれて困っている。さっきも言ったけどね」

「異能か……。大嫌いだよ、常識という考えを壊してくれるからね。」
「いまもこうして僕に疑いの予知を生み出そうとしている。また少し嫌いになりそうだ」
はぁ、とため息を吐いて。

「まあそんなことはどうでもいいや。道に迷ったそうだね。」
「この男にもう用はないし、私も詳しい訳じゃないけど、案内しようか?」
875 :【剣聖】 [sage]:2011/07/18(月) 23:36:05.02 ID:CnegA0mbo
>>874

「………仕事」

自分とは縁のない言葉だな、と思いつつ。


「………良く分からない。困ってるならさっさと逃げればいい」


ふぅ、と本当に良く分からないものを見る目で困り顔。殺しているのか、そうでないのか。
暫し考えたが、直ぐにやめた。正直なところ自分には関係無い事であったからだ。


「……いいえ、別に。行きたい場所があるわけでも、無いから……じゃ、気をつけて」


特定の住処も無い、行く場所も無い。道に迷ったのは事実ではあるがこの辺りを探索して見るかと思ったらしい。
女性の申し出を断り、踵を返して路地裏から出て行く剣客。なんとも気ままな足取りであった。

/からみおっつー!
876 :【刻印指定】 [sage]:2011/07/18(月) 23:46:46.86 ID:v3ZsJ89SO
>>875
「困り方にも色々あるのさ。」
手帳を開き、ペンで何かを綴りだす。
が、途中で手を止めペンを口に加える。

「あの子ラッキーかもなぁ……」
地形なんて北の方が寒い程度にしか知らないのだ。
「さあて、どうやって帰ったものか。」


//ありがとうございました
877 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/18(月) 23:53:54.41 ID:86jP18mIO
>>872

「……」

【荒い呼吸が震え、女は抜き去った太刀をその場に取り落とし、脱力したように膝を付いた。】
【―――――――――――勝った。その言葉が、彼女の胸中を占めている。淡白な勝利への充実感ではなく、相手を殺し、その命を奪ったという残虐な黒い衝動が、彼女を支配していた。】

「―――――――――――…」

【分からないことは二つあった。一つは目の前の人外「達」。】
【機械的な音を奏でていた翼…魔術的措置がなされていた目。】
【しかしその身体を支える骨格は確かに生物のそれだ。ベクトルを異にする三つのものが、確かにその龍には収まっていた。】

【そしてもう一つは「自分」である。あの腕を切り落とすときの残忍な衝動を思い出し、思わず身震いした。】
【まだ捨てきれておらず、そればかりか昔のように殺しに快楽を感じている…】

「……これでもう…」

【ひとまず、無意味な殺戮が減った。少なくとも女はそう思う。戦うのは二度とごめんだった。目の前の少女が、】
【「人外」ではなく「人間」だったのならおそらく自分は負けていただろう。それも完膚なきまで叩きのめされていたはずだ。】

「はあ…ったく…骨が数本イったわね…こりゃあ…」

【キン】
【納刀し、ゆっくりと立ち上がる。乱れた髪を整えながら、足を折られた少女の元に向かった。そのときの女には、もう残虐な威圧も、硬い覇気もない。】
【ただ静かに、一人の「人間」としてそこにいた。】

「よっこいしょ…」

【気絶する少女をゆっくりと抱え、おんぶする。村へ行くために踵を返すと、足元には龍の首が転がっていた。】
【それを見て去る前に一度、首を動かし、後方を見やる。真っ黒の液体の中央に動かずに横たわる「天使」】
【その隣に機能を停止する龍。どちらも先ほどまで女を殺そうと驚異的な戦闘力を見せつけていた物である。】

【女は思う。】

「………」

【結局―――――――――――最強なんて存在しえないのかもしれない。】
【その時々の、戦況、心意気で、状況は大きく変わるのだ。例えば、人外たる少女がこちらの動きに準じて、警戒に警戒を重ねて「人間的に」向かってきたならば負けていたし、】
【その逆。女が腕を切り落とす段階でためらっていたりしたら、たちまち組み伏せられて頭蓋を割られていただろう。】

「……」

【ザッザッザ、と足音を立てながら、女は広場を後にする。もう振り返らず、「最強」「高位なる存在」へ視線を向けることはなかった。】
【生ぬるい夏の風が吹いたとき、そこには女の姿はなく、ただ、遠ざかる足音だけが小さくこだましていた。】


/お疲れ様でした!
/ありがとうございました!楽しかったです!!
878 :【永舞悪魔】@wiki [sage saga]:2011/07/19(火) 00:01:04.60 ID:C1Lao8US0
>>865
【森の奥でも颯爽登場。半永久的に踊り続ける悪魔だよ。ショタだよ】

【今彼は両手に水晶でできた剣を持ち、所謂『剣の舞』を披露していた】
【ちなみに観客はいない】

「あーっ」

【と思ったらこんな森の奥に沢山の人影が】
【しめたっ!とその人影たちに向かって踊りながら近づいていく】

/まだ間に合いますか!?
879 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/07/19(火) 00:09:50.16 ID:VRs4elvN0
>>878

【兵隊を動かしていると、入ってくる人影】
【それは、踊っている】【そして背格好から、見覚えある人物と判断】
【そこから弾き出されるのは…】

「少し痛い目に遭って頂きましょう」

【少し流暢さを欠き、声も小さな状態】【40体はそれだけで負荷である】
【それを制御する為の的が、今来た踊り手である】

【40体が、わらわらと踊り手を追い回す】
【動きの早いゾンビ映画である】
880 :【永舞悪魔】@wiki [sage saga]:2011/07/19(火) 00:14:37.39 ID:C1Lao8US0
>>879
「うわわ!」

【ちょ!死ぬって!!この子踊りを止めたら死ぬって!】
【必死に踊りながら全力で踊りながら頑張って踊りながら逃げる幼女っぽい男の子】
【…なんだか描写が『必死に全力で頑張って踊っている』ように感じられるが違う。逃げているのだ】

「ど、どうしたの!?やめてよ!死んじゃうよ!!」

【いきなり追い回されたけど、まずは話しかける。まあ、それ以外の選択肢がないわけだが】
【このまま追い回されたら死ぬ。だから説得する。だがこの兵隊に話したって無駄なのであった】
【ドンマイ】
881 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/07/19(火) 00:23:07.41 ID:VRs4elvN0
>>880
【何かゴチャゴチャ言っているので兵を下げる】【男の周囲に集合・整列して固定される】
【石像と兵隊とでは、負担が桁違いである】【深く息をして声を出す】

「何故死ぬのです?踊り続けている貴方様に言われても説得力がありません!」

【流石に何も説明も無く追い回すのも申し訳ないので、下げたのもある】

「少し訓練に付き合って頂けません?矢の雨を潜り抜ける簡単なお仕事ですから
矢に殺傷力はありませんから、大丈夫ですよ?」

【改めて依頼する。断ったら命は保障しないかもしれない】
882 :【永舞悪魔】@wiki [sage saga]:2011/07/19(火) 00:27:34.86 ID:C1Lao8US0
>>881
「よ、よかったぁ…」

【兵士たちが下がっていくのを見て一安心】
【そしてその中心にいる人物と言えばこの前(結構前)に一緒に踊った人だ】
【そして自分の知らない間に恨みを買ってもいた】

「だって僕は踊ってないと死んじゃうんだよ!」

【未だに踊っている。片時も休んだことはない】

「えええ!?全然簡単じゃないんだよ!」

【断る!ドーン!】
883 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/07/19(火) 00:35:28.15 ID:VRs4elvN0
>>882
【断られた】
【それなら答えは1つ】
【簡単なお仕事をイヤでもして貰うだけである】
【男は携帯のタイマー機能を使い、約3レス分になるようタイマーをセットする】

「それなら踊りは邪魔しませんから、動く的になってくださいね」

【口角を上げながら、男は言った】
【同時に40体の兵が短弓を装備する】
【そして、一斉射撃を始める】【もっとも当たってもダメージの無いよう鏃の硬度は下げてある】
【拒否権?そんなもの無かった】
884 :【永舞悪魔】@wiki [sage saga]:2011/07/19(火) 00:46:24.26 ID:C1Lao8US0
>>883
「えええ!!!??」

【折角断ったのに無慈悲にも相手は弓を構え、それを一斉に発射してくる】
【ちょwwwおまwwww死にますってwwww】

「いたた!地味に痛いんだよっ!」

【まあ、子供だし。痛かった】
【勿論当たらないように逃げてはいるのだが、全て躱しきれる訳がない】
【踊りながら¢S力で逃げる】

「仕方ないから!使っちゃうね!」

【彼がそう叫ぶとあら不思議。森だったはずの訓練の舞台がディズニ●ランドにある】
【シンデ●ラ城みたいな無駄に豪華なお城にいつの間にか変化していた】
【ここは舞踏会が行われるであろう大きな広間。奥には大きなステンドガラスがあり、綺麗である】
【そして彼はその舞台から伸びる対になっている二つの階段を駆け上がっていく】
【二階へ逃げる気だ】

「へへーん!お城で鬼ごっこなんだよ!」

【なにこれ楽しそう】
885 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/07/19(火) 00:53:02.61 ID:VRs4elvN0
>>884
「つれないことを言わないで下さい」

【嫌がるのも気にしないで、射撃をさせていると】
【城が現れる】【男は、逆に目を輝かせた】
【兵隊が半分消え、代わりに現れたのは4台のカタパルト】
【城ごと破壊する気である】
【兵隊が丸くなり砲弾になって、的の子供を狙って放たれる】
【そして新たに兵隊が地面から現れる無限ループ】

【残時間2レス】
886 :【永舞悪魔】@wiki [sage saga]:2011/07/19(火) 00:59:39.26 ID:C1Lao8US0
>>885
「ちょっとぉ!?」

【砲弾って!それはマジで死ぬよ!?】
【慌てて二回のテラスから玉座のある広い部屋へと移動する】
【ドアがひとりでに開き、彼が入るとひとりでに閉まった。まさかの自動ドアである】
【そしてそのドアから玉座までは長いレッドカーペットが敷かれていた】

「こ、ここまでくれば一安心なんだよ…」

【多分安全。多分】
887 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/07/19(火) 01:06:37.69 ID:VRs4elvN0
>>886
【逃げ込まれてしまった】
【仕方ないので半分を土に換えて、階段を上る、その間もドアへの砲撃が続き、周辺を破壊して】
【道は開かれた】【男はカタパルト隊を土に還し、新たに20体の弓兵でドアに突入】

「逃げないで下さいよ、別に取って食ったりはしませんから」

【兵の後ろで笑う】【男の背後には20体の剣士が現れる】
【安全ほど信用できないものは無いのだ】

【残り1レス】
888 :【永舞悪魔】@wiki [sage saga]:2011/07/19(火) 01:11:58.81 ID:C1Lao8US0
>>887
「げえっ!!」

【壊すのではなく突入してきた】
【額から嫌な汗が滲み出てくる。死ぬぞこれは…と】

「で、でも……」

【なにより相手の言葉が信用できない。何とも言えない恐怖が彼を支配する】
【一応水晶でできた剣を持ってはいるものの、使い方なんて知らない。踊りには使うが】

「ちょっと待ってほしいんだよ!」

【と言って待ってくれるような相手でもないが…?】
889 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/19(火) 01:14:45.82 ID:eRr1gerIO
【公園】
【もう日も落ち、閑散としたその場所に一人の人物がいた。】

「うぅ…」

【一人の豊かな長い黒髪が印象的な女性である。】
【ほとんど黒と言える春用の薄手のダークグリーンのコート、】
【左目を斜めに切り裂く様な傷跡。】
【そしてもう一つは抜き身で背負った身の程もある大きな片刃の大剣。】
【それらが合間って、少しばかり近づき難い様な、そんな雰囲気を発していた。】
【また、辺りは季節的に暑いのだが、女は涼しげで、】
【その証拠に、彼女の周りだけまるでクーラーをあてがったかのように、程よく涼しい。】

「がはっ!……ちくしょう……」

【血を吐いた女は、大剣を立てかけ、脱力してからベンチに座る】
【辛そうに息をしながら、ぼんやりと夜空を眺めた。】
890 :【狂戦之魂】暴走状態になりパワーアップ出来る狂戦士@wiki [sage]:2011/07/19(火) 01:21:44.53 ID:PxDa9p1AO
>>889
「んー……村の外はハッテン≠オてんだなー。見たことないもんがたく……ん?」

【公園に足を踏み入れたのは、一人の少年】
【青い布切れをマフラーのように首に巻き、ポールアクスを背中で斜めに担いでいる】
【そんな少年は、女性の姿を確認すると、慌てて近寄って来るだろう】

「だ、大丈夫かよねーちゃん!」

【そんな台詞を吐きながら、少年はベンチまで走って来るはずだ】
891 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/07/19(火) 01:23:48.29 ID:VRs4elvN0
>>888
【待つ?そんな言葉の意味随分前に忘れてしまった】
【構わず、矢の一斉射撃後に剣士を突っ込ませる】
【男は、負担が大きく言葉を出せない】
【それでも、相手の恐怖は手に取るようにわかる】

【そして、剣士が妨害無く踊り手を取り囲んだならば、首に剣を突きつけようする】
【がその瞬間携帯がけたたましく鳴り出した】

【残り時間0】
892 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/19(火) 01:26:11.07 ID:eRr1gerIO
>>890

「くっそ…骨が…」

【脇腹を抑える。おそらくポッキリいっていると思われた。】
【すると、そこに現れた少年。おそらくは自分に向けられたであろう声に、彼女はしかめ面を上げる】

「ああ………」

「…誰よあんた…」

【駆け寄る少年に、女は言葉を紡いだ】
【武器を見て、一抹の警戒を宿しながら…】
893 :【永舞悪魔】@wiki [sage saga]:2011/07/19(火) 01:29:50.76 ID:C1Lao8US0
>>891
「ひええ!」

【矢は放たれた。その幾つかは無情にも彼にぶつかる】
【鈍い痛みが彼の小さな体を襲う】
【だがその痛みに気を取られている暇さえ与えられなかった】
【剣士の剣が彼の首に突き付けられたのだ】
【彼はあまりの驚きに踊りをやめてしまいそうになったが、その最悪の出来事はなんとか回避できた】
【だが、踊りながらガタガタ震えている】
【彼の大きく、つぶらな瞳からは真珠のような涙が零れ落ちていた】

「ひあぁ……死ぬぅ……」

【まあ、踊りながらなのでシリアスな感じはしないが】
【ちなみに携帯の音は聞こえていない】
894 :【狂戦之魂】暴走状態になりパワーアップ出来る狂戦士@wiki [sage]:2011/07/19(火) 01:35:46.94 ID:PxDa9p1AO
>>892
「カイエン。……うーん、肋骨でも折ったのか?」

【女性の問い掛けに対して、短く答えると、少年は背中のポールアクスを地面に下ろし、相手の傷の度合いを確かめようと更に距離を詰めようとするだろう】

「脇腹の処置は俺にはちょっと難しいかなあ…せめて痛み止めでも有れば良かったんだけど、村を出る時に忘れちまったよ…」

【少年は本心から相手を心配し、何か力になれないかと思い、女性に近付いたのだが】
【無論、相手は此方に警戒心を抱いているのだから、突然襲われたり、それを拒否されてもおかしくはないだろう】
895 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/07/19(火) 01:36:58.97 ID:VRs4elvN0
>>893
【時間である】【ゾンビ映画なら、朝が来たのに等しい】
【男は躊躇なく、兵隊を土に還す】

「お疲れ様でした。しかしこんな危機的状況でも踊りを止めないとは、本当に死んでしまうようですねえ」

【泣いているのも気に留めず、近づいて行く】
【男としてはもうおしまい、であるのでもう敵意は無い】

「少しばかり怖がらせたかもしれませんね」

【謝罪の意を少し表して、男は手を差し出した】
896 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/19(火) 01:41:15.53 ID:eRr1gerIO
>>894

「カイエン…?ああ、名前か…」

【肩で息をしながら女は言葉を紡ぐ。近づいてくる分には、別段拒んだりしない。相手が近づこうとした分だけ、互いの距離は縮むはずだ。】

「痛み止めなら……ああそうだ。ちょっと煙草を買ってきてちょうだい。」

【どうにか小銭を差し出し、前方の自販機を指差した】
897 :【永舞悪魔】@wiki [sage saga]:2011/07/19(火) 01:42:35.66 ID:C1Lao8US0
>>895
「ひゃふ?」

【自分に剣を突きつけていた兵士が砂と化す】
【ほっと胸を撫で下ろす。胸を撫で下ろすってエロいよね】

「言ったでしょ!?踊りをやめたら剣で刺される前に死んじゃうんだよ……」

【まあ、信じませんよね。分かっていましたとも】
【そして差し出される男の手】
【だが、残念ながらそれに答えることはできない。だって踊りを止められないんだもの】

「握手は出来ないんだよ…踊りを止められないし剣も捨てられないんだよ」

【だが、もう涙は止まっており、彼の表情は笑顔】
【これでもかというくらい感情の起伏が激しかった】

「凄く怖かったけど、死なないんならいいんだよ!」

【ポジティブすぐる】
898 :【狂戦之魂】暴走状態になりパワーアップ出来る狂戦士@wiki [sage]:2011/07/19(火) 01:49:36.56 ID:PxDa9p1AO
>>896
「そう、名前。それにしても誰にやられたんだ?こんな傷」

【傷の程度を調べようと、女性の傍らまで来た時に、差し出される硬貨、示される長方形の箱】
【硬貨を受け取った少年は、暫し俯き、硬貨を見つめて】

「………………?」

【空へ掲げて透かし見るように、指先で硬貨を持ち上げて、視線もそれを追う】
【……どうやら、自販機≠ニ硬貨≠ニいうものを、知らないようだ】
899 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/19(火) 01:54:41.43 ID:eRr1gerIO
>>898

「…まあ…ついさっきね…」

【傷は受けたばっかりである。激痛が全身をヒシヒシと貫いていた】
【相手に視線を送る。軽く首をかしげ、そして、】

「ああ…種類はどれでもいいから。」

【と付け加える。まさか、硬貨と自販機を知らないとは思わないのだ】
900 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(宮城県) :2011/07/19(火) 01:55:01.73 ID:VRs4elvN0
>>897
「そのようですね、ここまでやっても止めないのですから」

【流石に信じざるを得ないようだ】
【そして、何を思ったか、ポケットの薬瓶を取り出して】

「受け取ってください、手間賃代わりです」

【差し出した】【手のひらに載せて】【さっきの言葉は聞いていたのか?】

「まあ、そういう考え方も悪くないでしょう」

【感情の変化に男は面食らう程であった】
901 :【永舞悪魔】@wiki [sage saga]:2011/07/19(火) 02:00:35.39 ID:C1Lao8US0
>>900
「そうなんだよ…みんな信じてくれないけど」

【すんなり信じてくれたのは数人ほど】
【まあ無理もない】

「くれるの?…………でも受け取れないんだよ…」

【顔が明るくなって…暗くなった】
【踊りをやめられないのだから受け取れない】
【今は剣も持っている為尚更無理だった】

「死ななければ嫌いな人ともいつか仲良くなれるんだよ!」

【つまり生きていれば何でもできるというわけである】
【だてに3億年生きていない。まだできていないことも沢山あるが】
902 :【狂戦之魂】暴走状態になりパワーアップ出来る狂戦士@wiki [sage]:2011/07/19(火) 02:05:23.71 ID:PxDa9p1AO
>>899
「しゅ、種類……?」

【女性の言うことが理解出来ていない少年は、その言葉に追い討ちでも受けたように怯み、視線を自販機へ向ける】
【──成る程。確かに、様々な種類の何か≠ェ長方形の箱の中に陳列されている】

「(……ハッ!まさかこれがババ様の言っていたオカニェ=H!)」
「(村では物々交換が主だし、食べ物は狩りで充分に賄えたしなあ……そうかあ、外の世界ではコレでモノを買うってことなのかあ)」

【ならば、と。少年は手の中の硬貨を握り締めると、未知への第一歩を踏み出す】
【ロボットのようにぎこちない足取りで自販機の前まで進むと、一度立ち止まり】

「(………で、どうするんだろう)」

【試しに自販機の前で硬貨を掲げるも、自販機が反応する訳はなく】
【少年は自販機の周りをぐるぐると回り、ようやっと硬貨を投入する場所を発見する】
【そして、硬貨を投入し───】

「(な、なんか箱の表面が赤く……?!)」

【硬貨を投入したことで、自販機に浮かび上がった赤い点が、猛獣の瞳にでも見えたのか、少年は素早いバックステップでベンチまで飛びずさって来てしまった】
903 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/07/19(火) 02:09:10.39 ID:VRs4elvN0
>>901
「それなら、ポケットにでも入れておきましょう」

【と、どこかポケットを探し】【そこに挿入する】
【上でも下でもどちらでもいいだろう、入れば】

「証明できないことは、信じようがありませんからね」

【類推するのが限界である】

「私の場合、嫌いな人は、何故か死んでしまいましたがね」

【ふふと笑う、昔の事を思い出してしまった】

「明日に響きますから、またお会いしましょう」

【城を後にしようとする】【道がわからなかったら、破壊しつつ進むらしい】

/絡み、乙ありでしたかな
904 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/19(火) 02:13:04.13 ID:eRr1gerIO
>>902

「そそ。軽いやつじゃなかったらなんでもいいわ。銘柄にはこだわらないの。」

【女とては、ニコチンを摂取出来ればそれでよかった。煙草を吸うことで、不思議と痛みが和らぐ…ような気がする。】
【相手の動きを目で追う女。どうもじれったいなあ…じくじくと痛む脇腹を気にかけながら、そんなことを思考していた。】

「……」

「何やってんのよ。あんた…」

【そして、自販機に驚いてか、こちらにまるで回避でもするように飛びずさる少年を見て、彼女は思わず吹き出してしまった。】
【ひとしきり笑ってから「しゃあないわね」と呟き、痛む身体に鞭を打ち自販機へ。適当なボタンを押し、】



「やれやれ…あーあ…」

【再びベンチに座ってから、ため息とともに紫煙を燻らせるのだった。】
905 :【永舞悪魔】@wiki [sage saga]:2011/07/19(火) 02:17:08.44 ID:C1Lao8US0
>>903
「お願いするんだよ」

【手頃な内ポケットに入れてもらった】
【なんとこの服、外にポケットがないのだ】
【つまりこの男、彼の服の中に手を入れたことになる】

「ほ、本当なんだよ!」

【まだ微妙に信じ切ってはいない様子の男に念を押すように言った】
【意味はないだろうが】

「それは……まあ、よくあるんだよ」

【嫌いになるような人はどうせ碌でもない性格なものである】
【そういう奴にはいつか天罰が下るのだ。だから死ぬ】

「じゃあお休みなさいなんだよ!」

【まあ、彼は寝ないのだが】
【城からも問題なく出られるであろう】
【ここの部屋から出て渡り廊下を歩き、庭園が見渡せるテラスを越えれば最初にいた広間に出る】
【うん。大丈夫だろう】

/絡み乙でした!ちなみにもらった薬瓶の中身は?
906 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/07/19(火) 02:20:22.95 ID:VRs4elvN0
>>905

/傷薬ですよ
 /酵素入りでよく効くよ
  /説明不足、申し訳ない
907 :【永舞悪魔】@wiki [sage saga]:2011/07/19(火) 02:21:03.27 ID:C1Lao8US0
>>906
/了解です!ありがとうございましたー
908 :【狂戦之魂】暴走状態になりパワーアップ出来る狂戦士@wiki [sage]:2011/07/19(火) 02:22:10.84 ID:PxDa9p1AO
>>904
「………!??だ、大丈夫なのか?」

【赤く光る、無数の瞳を持つ長方形の箱(カイエン視点)に躊躇いなく近寄る女性へ、少年はベンチの裏から覗かせた頭を向ける】
【いつの間にか身を隠して居たのだろうか?】

「大丈夫みたい……だな。──ムゴフッ」

【再びベンチへ戻って来た女性を、相変わらずベンチの裏から頭だけ覗かせた状態で見やり】
【吐き出された紫煙を浴びてしまったのか、咳き込んでしまった】
【しかめっ面をしながらも、煙草の香りは気に入ったのか、それについては何も言わず】

「……ところでさ、ねーちゃんってどっかの戦士か?」

【傍に立て掛けられた大剣を指差しながら、少年は問い掛ける】
909 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/19(火) 02:27:59.27 ID:eRr1gerIO
>>908

「むしろ大丈夫じゃない場合を見て見たいわ」

【例えばいきなり自販機が爆発するとかか…ぼんやりとそんなことを考える】

「んー?…私?」

「私は…見ての通り…剣術家よ。今は旅をしてるの。」

【ベンチの背もたれにうっかかり、答える】
910 :【狂戦之魂】暴走状態になりパワーアップ出来る狂戦士@wiki [sage]:2011/07/19(火) 02:34:51.97 ID:PxDa9p1AO
>>909
「へえ……先輩ってことになるのかなあ」

【女性の言葉に、少年は表情を明るくして】
【ベンチを飛び越えて、地面に置きっぱなしだったポールアクスの傍まで移動する】

「俺も、村を出て修行の旅の途中なんだ。…なあ、強い奴にはたくさん会って来たんだろ?」

【少年の表情は、まるで就寝前に母親が語ってくれる物語を待つ子供のように、期待に満ちたものだった】
911 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/19(火) 02:39:19.28 ID:eRr1gerIO
>>910

「先輩?………ああ、なるほどそういうことね。」

【合点が言った、というように頷いた。なるほど異場所から来たのなら、そもそも硬貨など知らなくても無理はない。そのような「風習」がないのかもしれないのだから。】

「んー…そうねえ…」

【わざともったいをつけるように、暫く女は悩み、そして、】


「――――――――数えきれないくらい会ったわよ。」


【ある人物は、一瞬で自分の背後に回り込んだ。】
【またある人物は、一振りで森を壊滅させた。】

【過去に打ち合った強者を思い出しながら、女は相手を見てニヤッと笑う】
912 :【狂戦之魂】暴走状態になりパワーアップ出来る狂戦士@wiki [sage]:2011/07/19(火) 02:49:08.25 ID:PxDa9p1AO
>>911
【勿体をつけるのも、女性が何か思い出すように言葉を紡ぎ出すのも、此方を向いて笑うのも】
【少年にとっては、まだ見ぬ猛者達を想像するのに、充分で】

「そっか、やっぱり、村とは違うんだよな。──強い奴なんて、たくさん居るんだ」

【噛み締めるように、自身に言い聞かせるように、少年は呟き】
【ポールアクスを拾い上げて、軽く振り回し、背中へ戻す】

「言われたんだ、村の大人達に。『強い奴と戦って、戦って、戦って、生き残り続けろ。それが成人の儀≠セ』──ってさ」

【育ちがどうあれ、少年もまた、生粋の戦士なのだろう】
【猛者の話を聞いて、心を躍らせて、笑うのだから】
913 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/19(火) 03:39:05.78 ID:eRr1gerIO
>>912

「そうだったの…ま、修行にはピッタリで ね。」

【その世界のことを思い、さらに付け加えた。】


/遅れてすいません…
/後眠気がそろそろやばいのでよかったらキンクリにさせてください…お願いします。
914 :【狂戦之魂】暴走状態になりパワーアップ出来る狂戦士@wiki [sage]:2011/07/19(火) 03:47:00.59 ID:PxDa9p1AO
>>913
「ねーちゃんとも戦ってみたいけど、出来たら万全の状態で戦いたいしね。また今度、機会があったら」

【少年は、その話をひとしきり聞くと、女性に背を向けて、公園を出て行くだろう】
【傷が治ったその時に、戦ってみたいと、言い残して】


/了解しました
/ではこれにて、お疲れ様でした!
/おやすみなさいませー!
915 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [sage]:2011/07/19(火) 09:01:56.19 ID:UwzVHs7T0
【公園】

特にやることもなくて暇だな

【ベンチに腰掛け空を見上げながら】
【紳士風の男が呟いている】
【シルクハットが風に飛ばされそうだった】

何処かに美人はいない物か......

【そんな事を呟いている】
【もっとも、紳士と女性が出会えば、なんらかの出来事が起こるに違いない】
【そんなことも知らず紳士はボーっとしていた】
916 :【流氷の堕天使】@wiki [sage]:2011/07/19(火) 09:12:31.09 ID:MAgyyuTdo
>>915
公園に足を踏み入れる一人の女
暑い季節である事も気にした風も無く黒の制服を着込み、姿勢正しく歩く様は少し異様かもしれない
此処を訪れながらも特に目的があるわけでも無く、強いて言うなら早朝訓練後の休息と言ったところか

視線を公園内に巡らし、ベンチを見つけた所で人影を見つける

「先客か――」

それを嫌がる様子も無く、ただ単なる状況確認の言葉に過ぎない
足の向きはベンチの方へと向けられ、徐々に距離が詰まって行く

近付いた事で分かったのは、相手が男であると言う事
服装も、あまり見かけない様な物であったが―――この女が言えた話でも無い

「失礼するが、隣に座っても良いか?」

ベンチの傍に着いた事で足を止め、無表情な顔のまま無感情な声を掛ける
917 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [sage]:2011/07/19(火) 09:14:39.00 ID:UwzVHs7T0
>>916

どうぞどうぞ

【少し隅により席を空ける】
【そのまま立ち上がり】

よければ、ジュースでも飲むかね

【と、笑顔で気さくに話しかけた】
【この時点ではなんともおもわれないだろう】
【この後どうなるかに責任は持てないが】
918 :【流氷の堕天使】@wiki [sage]:2011/07/19(火) 09:22:01.72 ID:MAgyyuTdo
>>917
「ん、そうか。悪いな―――いや、立つ必要は無いが」

快く応じて貰えた事に感謝しながらも、しかし何故相手が立ったのか理解できず
そこまでして貰うつもりで言ったわけではないよな――と、自身の言動を省みるも解は出ない

「ああ、そう言うことか。そうだな、丁度喉が渇いていた所だ。お言葉に甘えさせて頂こうか」

相手の言葉に納得し、その笑顔に対して薄く笑みを形作りながら言葉を返す
折角の好意を不意にする気にもなれず、それよりもまず訓練後の疲れを休みで取りたかった

椅子の端の方へ腰掛け、背もたれに背中を押しつける
919 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [sage]:2011/07/19(火) 09:26:12.90 ID:UwzVHs7T0
>>918

運動でもしたのかい??

【そういいながらスポーツドリンクを一本と】
【缶コーヒーを一つ買う】

はい、こっちが君のだよ

【スポーツドリンクを相手に渡すと】
【自分も缶コーヒーを飲み始める】
【冷たくてほろ苦く、美味しい】

んん、美味しいな

【女性の隣に座って】
【コーヒーの批評をしている】
920 :【流氷の堕天使】@wiki [sage]:2011/07/19(火) 09:35:06.66 ID:MAgyyuTdo
>>919
「ま、そんな所だ。軽い早朝訓練をな」

軽い――という定義は飽くまでもこの女基準での話ではあるが
或いは一般的な軍人としての基準か

「有難う」

男から渡されたスポーツドリンクを、短い感謝の言葉と共に受け取る
蓋を開け、渇いた喉へと飲料を流し込んだ

「ああ、やはりこういう飲料は良いな」

コーヒーの批評をする男に合わせる様に、スポーツドリンクの批評をする
味の批評と言うよりは、飲料全般に対する批評に近い物であったが――伝わるわけも無い

と、そこに至って自分がまだ帽子を被ったままでいる事に気付いた女は、ゆっくりと帽子を外して膝の上に置いた
真紅に輝く双眸と、白く輝く銀髪が露わになる
921 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [sage]:2011/07/19(火) 09:38:11.84 ID:UwzVHs7T0
>>920

うむ、夏は涼しい飲み物が良い

【相手に合わせるように言って】
【コーヒーを飲む】

ほぅ、なかなか美しいお顔で

【お世辞ではなく素直に褒める】
【女性に見とれていた】

私も帽子をとるとしようか

【かぶっていたシルクハットを取る】
【隠れていて見えなかったが、短い黒髪だった】
922 :【流氷の堕天使】@wiki [sage]:2011/07/19(火) 09:47:53.43 ID:MAgyyuTdo
>>921
「そうだな。熱い物は気が進まない」

出身地的には割と熱い物も食べる女であるが、そんな風に言ってのける
いや、熱い物を食べる理由も結局は冷たいビールを美味しくする為に相違ないのだから、間違ってはいないかも知れない

「世辞は、言うのも聞くのも苦手だよ」

薄く苦笑を浮かべながら、相手の言葉に対して首を小さく横に振る

「ふむ」

相手が帽子を取ったのを見て、その黒髪を見ても、先程の言葉通り何の感想も口に出せない
言葉が選べないと言う以上に、何の感想も抱けないと言った方が適切か
他人の容姿を、特徴としてしか認識することのできない女であった

「所で、君は何をしていたのだ?」
923 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [sage]:2011/07/19(火) 09:51:05.73 ID:UwzVHs7T0
>>922

世辞を言った気はないのだがね

【相手に合わせて苦笑い】
【そこで、女性に尋ねられた事に対し】

しいて言うなら、美人な女性を探していたのかな
ちょうど君みたいな

【何度も言うが別に世辞では無い】
【そう相手には認識されるのだろうが】

ま、暇だったしね

【理由も付け足しておく】
【さすがに仕事をおっぽりだしたりはしていない。仕事してないし】
924 :【流氷の堕天使】@wiki [sage]:2011/07/19(火) 09:57:49.04 ID:MAgyyuTdo
>>923
「――私はそれにどう返答をすればいいのだ?」

相手の言葉に、心底困った様な表情を浮かべる
美人―――という言葉を口に出す気にもなれない状況で生活を送ってきたのだから、無理も無い
まして自分がそう言われるという状況は、殆ど無かったのだ

「そうか、暇か――きちんと仕事をしろよ」

初対面の相手に対して、簡単な説教である
そういう気質であったし、一応は警察組織に所属している女であった
無職を容認できるわけも無い

「名前を言って無かったな、私はリーザだ」
925 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [sage]:2011/07/19(火) 10:04:27.47 ID:UwzVHs7T0
>>924

素直に喜ぶ方が良いと思うよ

【そう答える】
【紳士から見れば美人なため、笑っていた方がよかろう】

ふふ、考えておこうか

【微笑みながらそんな事を言うと】
【カラになった缶を捨てに行く】

まぁしかし、リーザ君.......
君、スタイルは良い方なのかな??

【こう言うセリフを言うなら、ジョークで言うか】
【ないし体を軽く見て笑いながら言うべきだろう】
【でもこの紳士の場合は】
【ある一点を見ながら言っていた】
【しかもめちゃくちゃ真剣に】
926 :【流氷の堕天使】@wiki [sage]:2011/07/19(火) 10:13:16.78 ID:MAgyyuTdo
>>925
「喜ぶ――か。またも難題を押し付けてくれる」

普通の人からすれば格別難題でも無くむしろ安易な事であるが、しかし大きく表情を崩す事の無いこの女にとっては厳しい話であった
苦笑や、冷笑ならいざ知らず、普通の笑みを浮かべる事は容易で無い

「ああ、考えておいてくれ」

缶を捨てに行く男を見ながら、呟く
真面目に考えていないな――そう察していたが、言葉を続けた所で効果は無いように思えた

「スタイル――か、確か一般的であると記憶しているが」

年齢通りの、一般的なスタイルである
極端に発育が良いわけでも、逆に悪いわけでも――無い
物資の少ない状況で育ってきた割には、よく育った方だと言えるだろう

男の視線に気づいてはいたが、特に意識しているわけでもない
927 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [sage]:2011/07/19(火) 10:16:33.32 ID:UwzVHs7T0
>>926

自然にしていれば笑えるだろう

【と言ってもそう簡単に笑いそうにない】
【というわけで先日も行った事をやってみる】

まぁスタイルなんて.......
触ってみれば分かるだろう

【変態覚醒である】
【いつもの如く動きを延着して突撃】
【見えている物より五秒ほど速く飛びかかられるだろう】
928 :【流氷の堕天使】@wiki [sage]:2011/07/19(火) 10:22:03.06 ID:MAgyyuTdo
>>927
「そう言う物かな」

肩を小さく竦めて、薄く苦笑を浮かべた
苦笑なら幾らでも浮かべる事が出来る――難儀な話だ

「――触る?」

相手の言葉の真意を理解できず、否、理解しようと思考する間も無く――男が飛びかかってくるのが見えた
反射的に迎撃態勢に入ろうとするが、相手の能力の前では一般的速度で追いつける筈も無く―――

一応は相手の顔面が来ると予想された位置に拳を置きにいってあるが、果たして間に合うか
929 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [sage]:2011/07/19(火) 10:24:29.19 ID:UwzVHs7T0
>>928

甘い甘いっ

【案の定、殴ってもらったのは幻影】
【そして先日と同じ様に】

これでも笑えないのかなぁ??

【脇腹をくすぐり始めた】
【しかし、これをやると高確率で別のフラグがたつのだが.....】
【そんな事知る暇もない】
930 :【流氷の堕天使】@wiki [sage]:2011/07/19(火) 10:30:59.62 ID:MAgyyuTdo
>>929
結局、攻撃は外れた様でそして自身の体に男が触れているのを感じ取る
どうやら脇腹を擽られているらしいが―――女は笑わない
そういう攻撃を受けるのは初めてあったが、体質的に平気であるのか―――或いは

女は笑わずに無表情な状態のまま―――そう、先程以上に何の感情も見せない無表情で

肘打ちを男の顔面に繰り出した
これが成功すれば、立て続けに反対の拳が顎を狙うだろう
更にこれが成功すれば、腰のホルスターから1丁の拳銃を取り出すだろう
更に更にこれが成功すれば、銃口を男の眉間へと向けるだろう―――果たしてどうなる
931 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [sage]:2011/07/19(火) 10:46:00.34 ID:UwzVHs7T0
>>930

ぬぅっ!!

【拳銃まで取りだされて眉間にまでつきつけられる】
【しかし、紳士は余裕の笑みを崩さない】

私の能力を知っているかね??

【刹那、見えない力が拳銃を突き上げて吹き飛ばそうとした】
【拳の動きを延着して殴りつけたのだ】
【そして一言】

私は善良な一般市民だよ??

【絶対に違う】

/遅れてすいません
932 :【流氷の堕天使】@wiki [sage]:2011/07/19(火) 10:57:27.82 ID:MAgyyuTdo
>>931
「――っ!?」

拳銃が何かしらの力によって、手から弾き飛ばされるのを感じる
相手の能力を分析しようと――これまでの、能力について思考を巡らす
飛びかかってきた段階での、見かけと実際の速度の差
見えない力による、遠隔操作―――否、これは拳が遅れてやってきた様な感覚

自身の行動を早める、或いは遅くする能力か――そう結論を仮に下す
だが、その規模を分からない以上は攻撃を正確に当てる事も出来ず

「善良な一般市民、か。面白い冗談だ」

ここに至って女は、にやりと笑みを浮かべた

「私は温厚な警察官だ―――仲良くしようじゃないか」

そう言い放つと直ぐにもう一つの拳銃を取り出し、男の足元に向けて弾を撃ちつける
碌に狙いも定めぬまま放たれた銃弾は、しかし正確に足を狙い――これが当たれば、氷に貫かれる格好となるだろう
そして一瞬のタイムラグを置いてもう一発の弾丸が、その時男がいた場所にまたも足を狙う形で放たれる
933 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [sage]:2011/07/19(火) 11:04:01.01 ID:UwzVHs7T0
>>932

そうか、仲良くするのは良い事だね

【わざとらしく笑う】
【そして、両足が貫かれた】

……っ.....痛いね

【そう言ってまた笑う】
【相当な痛みが足にかかる】

なんにしろこれじゃあ私は何もできんな
せめて罪状だけでも教えてくれたまえ

【先ほどの銃弾もかわす気はなかった】
【というより、自分が悪かったのでかわさなかったのだ】
934 :【流氷の堕天使】@wiki [sage]:2011/07/19(火) 11:12:13.96 ID:MAgyyuTdo
>>933
「強制わいせつ罪―――だっけか?」

うろ覚えの知識の中から、該当する罪状を上げる―――ひどい警察官だが、この女はそもそも法律とかの価値基準で動いていない
法を犯す者を罰するのではなく、自身の正義の為に罰するのが行動理念なのだから
だから、警察として行動しようとするとこんな具合になる
――大人しく正義の為だけに動いていろ、と言われるべきだ

「正直な所、当たるとは思わなかったのだが…。なに、一つ答えてもらえれば病院に連れて行こう」

能力の程度を計る為の、試し撃ちに近い物であったのだ
それで傷を負わせたと言うのは――罪悪感が、それなりにある

「君の正義は、何かな?」
935 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [sage]:2011/07/19(火) 11:15:41.29 ID:UwzVHs7T0
>>934

私の正義、か
私の正義は――

【そこで答えに詰まる】
【自分に正義はあったのだろうか】
【ゆっくりと言葉を紡ぐ】

私の正義は平和だよ
誰も傷つけない、傷つけさせない
平和でちょっと刺激的に暮らしていける
それが私の正義さ

【分からなかった】
【それが正義なのか】
【それでも、きっとそうだと信じて】
936 :【小鳩丸】@wiki [sage]:2011/07/19(火) 11:47:34.44 ID:szqPiIH7o
【太陽は燦々と照り付け猛威を振るい、そんな時間にも拘わらず】
【路地裏には喧噪が広がっていた――一人の男を中心として】

「おい…それは反則だろ...ッ」

【袋小路の壁に身体を寄せる、紅の髪、紅のパーカーを着込んだ青年、明らかに狼狽えていた】
【眼前包囲する様に立つ3人の男は、明らかに一般人からは掛け離れた、荒んだ印象を与える】
【彼らは何れも傷だらけであり、目は焦点があっておらず、ふらふらと落ち着かない】
【――それでも、主導権を握っているのは男達だった】

よくも...やってくれたなぁ...!

【きらり、一人の男の手の中で光る刃、鋭利なナイフ――効果は覿面だった】
【ナイフの切っ先が近づくたび、青年は眼光を鋭く、然れど怯えを滲ませ】
【男は――一歩、一歩、追いつめられた青年に近づいていく】
937 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/19(火) 11:58:59.76 ID:eRr1gerIO
>>914
/すいません!ありがとうございました!
/乙でしたー!
938 :【流氷の堕天使】@wiki [sage]:2011/07/19(火) 12:28:35.18 ID:MAgyyuTdo
>>935
「―――なるほど。うん、いい正義だ」

相手の返答を聞いて暫し考え込むような表情を見せるが、直ぐに笑みを見せた
柔らかく、しかし満面とは言い難いまでも優しい微笑み
素直に、よい物だと感じたから。何よりも、強い理念を感じたから

「しかし、それを聞いてしまうと…やはり君に傷を負わせたのは大変申し訳なく感じるな」

そう呟きながら、男の方に近づく

「大丈夫か? 歩くのが辛い様なら肩を貸すが」

/遅くなりました…すいません
939 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/19(火) 12:33:22.50 ID:eRr1gerIO
>>936
/まだいますか?
940 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [sage]:2011/07/19(火) 12:36:57.59 ID:UwzVHs7T0
>>938

やっと笑ってくれたね

【こちらは満面の笑みでほほ笑む】
【よっぽど嬉しかったらしい】

悪いけど私は両足無くては歩けなくてね
ちょっと肩を貸してもらうよ

【さすがに今回は何もしない】
【ていうかうたれたのは自分の責任だし】

あはは、撃たれたのは私の強制猥褻のせいではないのかい??

【そんな状況でも冗談を言える辺り】
【やっぱり丈夫に出来ていた紳士であった】

/全然大丈夫です
941 :【小鳩丸】@wiki [sage]:2011/07/19(火) 12:43:31.51 ID:szqPiIH7o
>>939
/あ、おります!
942 :【流氷の堕天使】@wiki [sage]:2011/07/19(火) 12:43:43.75 ID:MAgyyuTdo
>>940
男の満面の笑みを見て、思わず女の方も笑みを大きくしてしまう

「ああ」

小さく首肯し、相手に肩を貸す為の姿勢を取る
極端に筋力があるわけでも無いが、男一人に肩貸してやるぐらいはできる筈だ

「確かに、な。だが幾ら警察とは言え、それで傷を負わせる権利にはならないよ」

しくじったな、と小声で呟く

「所で、行先は何処かな。病院に向かうか?」
943 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/19(火) 12:47:44.46 ID:eRr1gerIO
>>936

「……!」

【そんな路地裏に偶然通りかかった一人の人物がいた。】
【近道しようと、通りから外れ、この場所にやって来たのだ。】

【一人の豊かな長い黒髪が印象的な女性である。】
【ほとんど黒と言える春用の薄手のダークグリーンのコート、】
【左目を斜めに切り裂く様な傷跡。】
【そしてもう一つは抜き身で背負った身の程もある大きな片刃の大剣。】
【それらが合間って、少しばかり近づき難い様な、そんな雰囲気を発していた。】
【また、辺りは季節的に暑いのだが、女は涼しげで、】
【その証拠に、彼女の周りだけまるでクーラーをあてがったかのように、程よく涼しい。】

(……これは……どうするべきかしらね……)

【壁に寄せられた青年が被害者なのか…はたまた男達が攻撃されているのか…】
【判断に困った女はその場で…男達の背後、青年の眼前で立ち止まり、様子を伺う。】
944 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [sage]:2011/07/19(火) 12:51:22.12 ID:UwzVHs7T0
>>942

ふふ、やはり女性は笑っているのが一番かわいいものだ

【なんだか視線が遠くに行っている】
【一体どこを見据えているのだろう】

病院で頼むよ
あいにく傷を治せるような知り合いはいない物でね

【そんな事を言っている】
【もっとも、いたとしても治療してもらえないだろう】
【やってきた事を考えて】
945 :【流氷の堕天使】@wiki [sage]:2011/07/19(火) 12:56:35.89 ID:MAgyyuTdo
>>944
「そう言う物なのか…?」

今一分からないと言う様に首を傾げる
同性が笑っているのを見ても、何とも思わないのは必然と言えたが

「わかった、病院だな」

一度頷くと、病院に向かう為に男に肩を貸したまま歩き出した
その前に、ベンチに置いたままになっていた帽子を被り直して

/キンクリにします?
946 :【小鳩丸】@wiki [sage]:2011/07/19(火) 12:59:43.30 ID:szqPiIH7o
>>943

「お、おい! あんた...」

【進退窮まった青年はふと、男の背後を通りがかる、女を発見し】
【大きく声を掛けた、隠してはいるものの、恐怖や焦りの感情は拭えず】
【其れでも助けてくれ、と、そう言えないのは、青年の矜持なのだろうか】
【その声に反応して、三人の内一人の男が女へと振り返り、腫れた顔に怒りを浮かべたましっし、と追いやる仕草】
【――残った二人は】

「――…ッ」

【当然、男達は女の反応を待つまでもなく、青年へと飛びかかり】
【一人の持ったナイフが、脇腹を浅く切り裂いた。】
【青年が身体を捩らなければ、それは深々と突き刺さる事になっていただろう】
【其れでも青年が、反撃にでないのは――…ある種異様でもあるだろう、反撃が”出来ない”だけなのだが】
947 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [sage]:2011/07/19(火) 13:01:08.07 ID:UwzVHs7T0
>>945

そういうものだよ
特に男からしたらね

【無理に笑って言う】
【どうやら足が痛いらしい】

おっと、私も帽子をとるのを忘れていたね

【そう言って帽子をとると】
【しっかりとかぶって】
【病院へと肩を貸してもらい歩いて行った】

/どちらでもいいですよー
948 :【流氷の堕天使】@wiki [sage]:2011/07/19(火) 13:06:50.58 ID:MAgyyuTdo
>>947
「分からないな…」

男の言葉に、更に首を傾げてしまう
心底分からなかったし、男からの視線は眼中に無かった
相手の無理をした笑いに気付き、足が痛むか――と考えるも対応策は無く、自身の行動を省みる事しか出来ない

相手が帽子を被るの見て、改めて病院へと向かって歩き出した
病院へ送り届けると、治療費だけ先払いしてさっさと変えるつもりだろうが

/じゃあ、これで締めで
/乙でしたっ
949 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/19(火) 13:07:46.17 ID:eRr1gerIO
>>949

「なによ…どっちが襲われてるの。」

【青年が所謂「カツアゲ」のようなことをされているなら、男達は傷がないだろうし、】
【男達が青年に襲われているなら、彼はそんなに怯えたりはしていないはずである。】

「……」

【ハエを払う様な仕草をされ、女は青年から視線を外した。顔の腫れはなかなかひどく、】
【表情には誰に向けたものなのか怒りが浮かんでいる。女は暫く様子を伺うと、】

「あ…」

【陽光にキラッと刃が光ったかと思うと、遅れる様にして専決が舞う。】
【しばし絶句…というか状況を整理していた女は、】

「なるほど…ふむ……なんかよくわからないけど…」

「ま、そう簡単に人に刃物を向けるもんじゃないわよねえ…」

【ダアン!!】
【一番近い男の腰を後ろから人の理を外れた怪力で力一杯蹴りつけようとし、】
【それが成功したなら、素早く青年の右手を取り、】

「―――――――――逃げるが勝ちよ!!」

【全力で路地裏から出て、手近な場所…どこか公園でもあればいいのだが、そこに連れて行こうとする。】
950 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [sage]:2011/07/19(火) 13:10:47.03 ID:UwzVHs7T0
>>948

以下は紳士と病院の先生の会話である

「なんでこんな怪我を負ったんだね」

いやはや、調子に乗りすぎまして

「二十歳すぎて調子に乗るのはいただけないんだね??」

あははは、すいません

「まったく、あんな彼女さんを連れておいて」

いえ、あれは彼女なんかじゃなくて警察の人ですよ

「なんだそうなのかい」

【この何処か蛙の様な顔をしたドクターのお陰で】
【足を包帯でぐるぐる巻きにされた物の】
【直ぐに帰して貰えた紳士だった】

/こちらこそ乙でした
951 :【小鳩丸】@wiki [sage]:2011/07/19(火) 13:15:27.83 ID:szqPiIH7o
>>949
【ナイフを振り上げた男は、鮮血に彩られたナイフを一瞥】
【にやり――同じく傷だらけの顔で不格好に笑うと、再度振り下ろ】

―――!?

【ダァン、と、音がして】
【男の動きは止まる。――背後から勢い良く、仲間が吹っ飛んできたからだ】
【目を剥いて振り返る。その時には既に、女は青年を連れて走り出していた】
【素早く去り行く背中と、見るも無惨な仲間を交互に見やり、男は】
【――舌打ちを一つ、路地裏に残して。仲間を持ち上げて路地裏を去るのだった】

【要は、逃走は成功したという事で...ショック消えやらぬ青年は】
【女のなすがまま、公園でも何処でも行く筈だ】
952 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/19(火) 13:20:25.28 ID:eRr1gerIO
>>951

【というわけで、ところ変わって公園】
【中央の噴水が夏を吹き飛ばすような涼しい音を奏で、砂場では数人の子供達が遊んでいる。】
【囲まれる様に植林されているおかげで木陰が多く、女はもくもくと冷気を発する大剣を立てかけて一番すみのベンチに座った。】

「ええと…あんたが襲われてた…ってことでよかったのかしら。」

【昨日の殺し合いの傷が痛む。かすかに顔を顰めた後、女は言葉を紡いだ】
953 :【小鳩丸】@wiki [sage]:2011/07/19(火) 13:32:40.31 ID:szqPiIH7o
>>952
【到着した其処は、先程とは打って変わって】
【複数人の子供達が楽し気に遊び、長閑な雰囲気の公園】
【――死ぬ前は、公園を血みどろに染めた事もあったなあ、と、思い出しつつ】

「...いーや、俺がアイツらから財布を奪ってやろうと思ったんだ」

【問い掛ける女に対して、顔を向けないまま答えた。...従って、彼女の傷には気付かず】
【ひんやりとした冷気を僅かに感じるも、その正体にも今だ気付けていなかった】
【――返答は、素直に首を縦に振ればいいものを、相手の言葉を否定するものだった】
【併し、嘘は言っていない。カツアゲしようとして、ナイフを取り出されたので失敗した...と】
【何とも間の抜けた話ではあるが、そう言う事であった。青年は悔し気に、忌々し気に】
【...その腰には、鞘に入った刀がぶら下がっていた。どう考えても服装に合っていない】
954 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/19(火) 13:40:37.35 ID:eRr1gerIO
>>953

「あら……」

【ということは自分は被害者を蹴り飛ばして加害者を助けたことになる。女は一瞬そう考えたが、】
【しかし、あの場においては多勢に無勢であったし、いくら仕掛けた側といえ実際に斬られようとしていたのだ。】
【別に自分の行いに間違いはなかっただろう、と納得し直す。】

「………」

「…その刀は…飾り…?」

【相手が帯刀している得物を指差し、女は首を傾げる。結構手馴れた様子でそこに収められているため、】
【相手が自分と同じ剣客であると思っていた。もっとも、相対した相手が自分に武器を向けたら、】
【彼女なら、こちらも抜刀するので、相手の先ほどの対応にいささかの疑問を抱いていたのだ。】
955 :【小鳩丸】@wiki [sage]:2011/07/19(火) 13:55:57.13 ID:szqPiIH7o
>>954

「――…」
【言い出そうと思うが、中々その言葉を口にするのは躊躇われ】
【納得しようとしている女に、黙って青年は頷いた。...と】

「...なんだと?」

【その刀は飾り...そう問い掛ける女に、青年は少し怒った様子で...沸点が低い】
【視界の端で首を傾げる女を見据えつつ、少しの間低く唸る様な声を発し】

「...刃物が苦手なんだ。見ると、戦うどころじゃ無くなっちまう」

【暫く逡巡したのち、小さな声でそう、自分の弱みを告白した。因に女の大剣には気付いていない】
【視線をしたに向けたまま語る青年の横顔は、悔しそうでもあり気恥ずかしそうでもあり】
【併し、刃物を前にしたときの恐怖は幾ら青年が努力しても拭えず】【...不意に付け足した】

「...お前は、死んだ人が生き返った...と聞いたら、信じるか?」

【それは、転生の事を――青年の実体験を刺していた】
【こんな事を人に話した事も無く、話す必要もあるのかと思うものの】
【誰かに吐き出してしまった事も事実であった。怒りは鳴りを潜め、静かに問い掛ける】
956 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/19(火) 14:07:28.55 ID:eRr1gerIO
>>955

「…なによ。」

【涼しい顔で答える女は鈍感というか、あまり頭が良くないため、】
【人の内面を推し量るのは不可能だったようだ。】

「はあ?…自分がそんなもんぶら下げてて?」

【相手の刀を見つめ、女はまた驚いた様子で言葉を紡ぐ】
【しかし、自分も昔は刀剣の類が…もっといえば人を「斬る」ということが怖かったことがあった。真剣を持ったのはそれらを克服してからだ。】
【ゆえに、刀を指差していた。少なくとも刃物を扱う人間にとって、それは大きな弊害になる気がしたのだ。】

「死んだ人が…?」

「……どうかしら……考えたこともないわね。」

「…死んだらそれで終わりじゃないの…?」

【人間の最後は「死」で終わる。女はそう考えていた。】
957 :【小鳩丸】@wiki :2011/07/19(火) 14:22:42.38 ID:TB6xvpujo
>>956

「...ふん」

【何よと言い返す女に青年は、それ以上言葉を番える事無く、小さく鼻を鳴らして打ち切った。】
【言葉遣い位で目くじらを立てなくてもいいかと、思い直したのだった】

「うるせえな。...仕方ねえだろ」

【驚いた様子で言葉を重ねる女、併し青年にはそうとしか言い様が無く】
【苛立たし気に言い返した後、自分の刀は平気だ...と、言い足した。誤解をしているのかもしれない....と、思ったからだ。】
【自分の刀は絶対に人を傷つける事も無く、自分によく馴染んでいるため恐怖は無い】
【併し人が刃物を操作しているのを見ると――自分が真っ二つにされて死んだのを思い出して――どうにもダメなのだった】

「終わりじゃない場合も...ある。...みたいだな」

【相手の答えは何となく予想が出来ていたものだった。...以前は自分も、そうだったのだから】
【だが自分は違った。殺しに掛って返り討ちに遭い、死んだと思ったらまた次の人生が同じ身体で始まっていた】

「...俺は一度、殺された事がある。記憶も確り残ってる。...残念な事にな」

【そんな出来事に一部を、女に聞かせた。何の事は無い、ただの気紛れ】
958 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/19(火) 14:29:45.21 ID:eRr1gerIO
>>957

「…あ、そう。」

「ふうん…自分の刀は平気なの…」

【とすると、と、彼女はチラッと自らの得物に目を向ける。こんなに大きな刃は、】
【青年にはどう映るだろうか。まだ気づいていないようなので、】

「……」

【女はそれをこっそり「縮」め、コートの内側に直した。】
【苦手と言っているものを無理に見せる必要はない】

「……どういうことよ。」

【先を促す女。そこには微かな焦りが見える。】
【願ってもないことだ。死んだ人間が生き返るなら…】

「っ!!」

「…信じられないわね…」

「…残念なこと?…生き返りたくなかったのかしら…?」

【微かに乱れた髪を整え、女は口を動かす】
959 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/07/19(火) 14:42:47.51 ID:TpesQnsp0
【街の中の公園 (昼)】

「せいっ! せいっ!」(誰も…いないよな?)
【人がいない公園の中、一人の青年が八極拳と言う型打ちをしている】
【少しでも体を鍛える為に時間を割り自主練をしようという魂胆だ】

「せいっ! せいっ!」(…やっぱりうるさいな)
【少し響く掛け声を上げつつ、声を抑えようかなと考える青年であった、後青年のシンボルのリュックはベンチの上】

/殺し合いなら逃げる可能性が大なのでご了承を
960 :【小鳩丸】@wiki :2011/07/19(火) 14:43:38.22 ID:TB6xvpujo
>>958

「あったり前だ。そうじゃなかったらこんなもん持ち歩かねえよ」

【女の気遣いに気付く事無く、ああやっぱりかと青年は苦笑を零す】
【そして青年は、刀を鞘から引き抜き、太陽に向って翳す】
【照り付ける陽光を反射した刀身はそれなりの荘厳さを感じさせ、ただの刀とは】
【違った印象を与えるであろう、...特に、女の様な手練には。刀を鞘へと戻す】

「まあ、普通はそうだろうけどよ...いいや、そうじゃない
 ...お前は自分が殺された瞬間の光景を、覚えておきたいか?...っつう事だよ」

【信じられないだろうとは思っていたし、其処まで信じてもらいたい訳でも無い】
【そもそも人と余り話さない青年が、此処まで長く話をしていたのは珍しい事であった】
【青年のトラウマが其処に在るという事は、表情を見れば想像できるだろうか】
961 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/19(火) 14:50:36.66 ID:eRr1gerIO
>>960

「………いい刀ね…」

【職業上、というべきか。人より刀剣の知識はある女。】
【抜き去られた刀を見て、思わず感嘆の声をあげた。量産されたものではないことは容易に分かる】

「なるほどねえ…どんな風に殺されたのかしら。」

「ま、あんたの表情をみるに剣士にバッサリやられて、そこから刃物を忌避するようになった……ってことでしょうね。」

【背もたれにうっかかり直しながら、言葉を紡ぐ】
962 :【小鳩丸】@wiki :2011/07/19(火) 15:02:55.86 ID:TB6xvpujo
>>961
「...ま、まあな」

【感嘆の声を漏らす女性に、少し自慢げに言葉を返す】
【尤も所持者の青年自身は、刀の良し悪しは余りよく分からないのだが】
【――そして、この答えに少し思う所があったのか、数瞬間を置いて、青年は女の方へと視線を向けた】

「お前も、剣士なのか?」

【いい刀――お世辞だったのかもしれないが】
【そうでないのならば、相手は刀に詳しいだろうと、察しは付く。】
【...そう言いながら得物を探しても、見当たらなかったのだが】

「...よく、分かったな」

【そして。見事に図星を指され、少し驚いた様に、言葉を返す】
963 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/19(火) 15:08:12.76 ID:eRr1gerIO
>>962

「一応ね。あんたが苦手っていったから剣は隠してるわ。」

【軽くコートを揺らすと、中からくぐもった金属音が聞こえてくる。】
【短くした大剣は、コートの内側のベルトに差し込んでいた。】

「さっきの様子と顔みれば分かるわよ。」

【と、苦笑。一瞬剣を取り出すか迷ったが、】
【この場では自分からするのはやめておこう、と思う女であった】
964 :【重力皇女】殺さない殺人鬼少女 [sage saga]:2011/07/19(火) 15:16:56.84 ID:gS1CU5rGo

はぁーぁ

【空を浮く土、その上に寝転ぶ少女】

楽しい楽しい殺し合い、してぇなぁ

(……そう言うのは、良くない)

あぁ?べつにいーだろ、アタシはアタシのしたいことするだけだ

(……)

【はぁぁ、とさらに深いため息を付いた】

【5メートル程の草原が浮いているその光景はある意味異様だろう】

/なんでもどうぞ!
965 :【小鳩丸】@wiki :2011/07/19(火) 15:20:06.11 ID:TB6xvpujo
>>963
「へぇ...確かに一般人ぽく無いしな」

【コートの奥から聞こえるくぐもった音、肯定の言葉】
【どうやら予想は当たっていたらしい。失礼にも聞こえる呟きを零しつつ、頷いた】
【パーカーを着ている為、如何に日陰といえど暑い。流れる様な汗を拭いつつ】

「そうか......あ、言っとくけどな、俺は負けたんじゃない
 とどめを刺そうとした時に邪魔が入って、それで......死んだんだ」

【無駄に高いプライドからか、負けた事を素直に認めず。そんな風に弁解した】
【――邪魔に入られたのは事実だが、要は乱入者に負けたのだから、同じ様な物だ】
【それでも青年は、素直に負けた、と言う事が出来ず――…視線をそらし、忌まわし気に太陽を見上げた】
966 :【三手参剣】@Wiki [sage]:2011/07/19(火) 15:21:26.09 ID:UwzVHs7T0
【噴水の近く】

にゃー、なんだか最近バカ兄貴が暴走しているって話を聞いたんだぜぃ

【ベンチに座ってため息をつく青年が一人】
【何やら頭を悩ませていた】
【ちなみにバカ兄貴と言うのはとある紳士の事であったりする】

次に会ったらお仕置きだにゃー

【空を見上げながらそんな事を呟く】
【だが、腰元に有る剣から戦いもすると分かるだろう】
967 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/19(火) 15:24:53.74 ID:eRr1gerIO
>>965

「な、なんか不思議な会話ね。」

【「死人に口なし」という言葉が崩壊した瞬間である。女は相手を見ながら妙な気持ちになった。】
【死んだ人間がその時の状況を語っているのだ。ある意味一生なまたとない体験かもしれない。】

「…ふうん。邪魔か…どんなやつに殺されたの?」

【この質問に特に他意はなく、些細な好奇心から聞いているだけだ】
968 :【小鳩丸】@wiki :2011/07/19(火) 15:34:56.24 ID:TB6xvpujo
>>967

「そうだな。...ま、あんたも死んでみりゃどんなもんか、分かるぜ」

【そう言われれば、そうだ――こんな会話は、中々ある様なものじゃないだろう】
【彼にしては珍しく、冗談めかした言葉を呟き、紅髪を掻いた】

「ああ、良ーく覚えてるぜ。長めの黒い髪と、赤い眼......」

【女に問われれば、その事については余り抵抗も内容で】
【黒い双眸に怨嗟の念を滲ませつつ――加害者、【狂暗ノ魔刃】の特徴を】
【本人を見ればそうと分かるくらいに、詳細に、青年は語り始めた】
969 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/19(火) 15:39:42.23 ID:eRr1gerIO
>>968

「……ま、まあ楽しみにしとくわ。」

【自分も死んだら生き返りたい……いや、しかし死んだら恋人に会える】
【一瞬だけ、女の顔が悲しげに曇ったが、本人はそれに気づけない】

「……なるほど…そいつも大剣使いか…」

【2mの大剣というと、どことなく自分と似たような共通点がある。】
【女はしばし思考を燻らせた】
970 :【小鳩丸】@wiki :2011/07/19(火) 15:53:33.50 ID:TB6xvpujo
>>969
「……?」

【その顔に、悲しそうな色が見えた気がした】
【気の所為だろうか、それとも...どちらにせよ、青年に問詰める意志は無かった】

「ああ。...見かけたら、仇でも取ってくれよ...?」

【考え込む女性に対し喉元に手刀の仕草――斬首の真似を、共に浮かべるのは笑み】
【青年は立上がると、そろそろ行くわ...と、一声掛けて。公園の外目指して青年は歩いていった】

「――…さっきは、ありがとうな」

【か細いその呟きは微風に攫われ――届くだろうか? 分からない。引き止められなければ青年は、公園を後にするだろう】

/遅れましたすみません!
971 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/19(火) 15:59:27.52 ID:eRr1gerIO
>>970

「フフ…考えとくわ。」

【人一人躊躇いなく殺せるわけなので、手練であるのは間違いない。】
【微かな笑みとともに、曖昧な返答を繰り出した。】

「ん…そう。それじゃあね。私も行こうかしら。」

【別れの挨拶とともに、こちらも立ち上がり、青年とは反対方向に歩き出す。】

「……?」

「……」

【振り返った時、そこにはもう相手の姿はなかった。】
【風が吹き、女の髪を柔らかく揺らす。】


/いえいえ!お気になさらず!
/乙でした!楽しかったです!!
972 :【小鳩丸】@wiki :2011/07/19(火) 16:02:04.99 ID:TB6xvpujo
>>971
/ありがとうございました&お疲れさまでした!僕も楽しかったです
973 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/07/19(火) 16:08:41.86 ID:TpesQnsp0
>>959
再募集、18〜20時は落ちなければなりませんが…
974 :【三手参剣】@Wiki [sage]:2011/07/19(火) 16:09:34.91 ID:UwzVHs7T0
>>966
/まだまだ募集中
975 :【重力皇女】殺さない殺人鬼少女 [sage saga]:2011/07/19(火) 16:10:07.66 ID:gS1CU5rGo
>>964
/流れにのって募集中……
976 :【零想災生】 [sage]:2011/07/19(火) 16:31:11.57 ID:eQAzaPCDo
―――【街・とあるカフェ】―――

少し風が強い街中で、斜めに降りしきる雨を眺めながらコーヒーを静かに飲む蒼いコートの男が一人。
窓の外に目をやれば、傘を持って走るサラリーマンや学生、様々な人々が同じようにして冷たく降り注ぐ雨を
避けて走り続けている。
男はぼんやりとその光景を見つめながら、湯気の上がるコーヒーを飲み続ける。
湿度の高い中、ホットコーヒーを啜るその姿は周りから浮いて見えるだろう。それに、暑い中で蒼いコートを涼しい顔の
ままきているのだから明らかに”常人”では無い事も伺える。

「……そろそろ、動き出さなければならない時が来たみたいだね」

一人でぽつりとつぶやくその言の葉は、コーヒーの湯気の混じり柔らかに店内へと溶けていく。


/何でも募集です
977 :【輪燐罹淋】はたらかない@wiki E:パラオキソナーゼ [sage saga]:2011/07/19(火) 16:45:08.51 ID:3qUhnrKp0
>>973
/まだ絡んでも大丈夫ですかー?
978 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/07/19(火) 16:47:51.20 ID:TpesQnsp0
>>977
大丈夫です、ただ先ほど記述したように一時的に落ちる可能性がありますがそれでもいいのなら。
979 :【生束必糸】@wiki [sage]:2011/07/19(火) 16:47:51.43 ID:acq3Krbko
>>976
雨の降りしきる街中。風が縦横無尽に舞い、それこそ悪天候という形容が正しく適用されるそんな環境で

「きゃっほぉおおお!」

一人の少女が暴れていた、否、踊っていた、否、演じていた
両手を左右に広げ、何かを操るかの様に時折動かしながら――その眼は忙しなく前後左右に向けられる
辺りにある街灯、ポストなどは不自然に根元から捩じ曲がり、まるで何かに引っ張られたかのよう

「きゃっはぁ! さあさ、さあさ、喜識家が野外特別講演in台風でお届けしますよ!」

その言葉に合わせる様に、街灯の照明部分が割れ、石畳が揺れ動き、何かしらの天災でも来たのではないかと感じさせる
だが、それは紛れも無く人災――他でも無いこの少女が巻き起こす舞台なのだ
これらの現象はすべて、数本のワイヤーで巻き起こされている
無論、ワイヤーをそのまま用いてはそんな強度を誇れないが、しかし仮にそれをきちんと張った状態で複数本組み合わせれば
―――或いは可能とされるのかも知れない、否、可能としているのだ

誰が? この、少女が

傍からきちんと認識できるか危ういが――そもそも事態に気付いた周辺の人間は逃げ出している――しかし、それは確かにストーリー性を持っていた
例え異様な形でも、喜劇に変わりは無い

演出の為に放り投げられたガラスの破片が、近くのカフェの窓へとぶつかり、蜘蛛の巣状のヒビを作り上げる
これは事故では無い―――演出であるのだ
980 :【輪燐罹淋】はたらかない@wiki E:パラオキソナーゼ [sage saga]:2011/07/19(火) 16:53:13.48 ID:3qUhnrKp0
>>978
/了解しました、ではお願いします

>>959

うるさ〜〜〜〜〜〜いっ!!!

【声を出して技の研鑽に臨む青年へと、いきなりかけられる声】
【しかし、続く声は聞こえない】

う〜〜ん、むにゃむにゃ

【青年が興味をもって声のした方向――公園の茂みへと分け入れば】
【抱き枕替わりの巨大なイルカのぬいぐるみを抱いて、アイマスクまで装着して寝ている少女を見つけることだろう】
981 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/07/19(火) 16:58:33.36 ID:TpesQnsp0
>>980
「うおっ!? すいません! …………?」
【突然来る声に詫びを入れつつも相手の反応を待つ青年、しかし返しの返事が来ない】
【仕方なく、というより興味で声がした方向へ向かってみる】

(………なんじゃこりゃ)
【茂みを越え目にしたのは睡眠中の女性、…寝言だったのか?】

「あの、すいませーん?」(普通じゃないな、若いし)
【おそるおそる少女に声をかけてみる、こんな事に首を突っ込むから腹痛持ちになったのに】
982 :【零想災生】 [sage]:2011/07/19(火) 16:58:37.54 ID:eQAzaPCDo
>>979
男は直感する。来た、と。のんびりとコーヒーを啜る手を止める事は無い、ただただその状況を観察するように見るだけ。
外を眺めていたからこそ異変にはすぐさま気づく事が出来た。人々が行き交っていた大通り、その人々は入り乱れるように
して各々が進んでいたというのに、今や――――全員、何者からか逃げ惑うように、一方通行となっている。
それから数秒、否、数瞬後、こちらにもその現れがやってくる。

甲高く不快極まりないガラスの音が響き、くもの巣のような形状で皹を深く刻んで、その存在をこちらにアピールしているようにも見えた。
店内では小さな悲鳴やざわめきが巻き起こるも、男は気にする風も無くコーヒーを飲み干して立ち上がると、蒼いコートを翻して罅割れた
ガラスへと近づいていくと―――突然、”存在しない”はずの右腕を振り上げ―――。











「この腕は、鎚」


瞬時、男の右腕―――と呼んでもよいのか疑ってしまう程に、真っ白に輝く、無骨な形をした”ハンマー”が現れた。
男はガラスの罅割れの中心を狙い振り上げ―――――順次、不愉快な音が通りへ響き渡る。
ガラスを砕け散らせながら、男はコートが引っかからないように慎重に通りへと出ると、ガラスに”皹を入れた”本人を探すようにしてあたりを見回した。
黒いオールバックに、蒼いコート、真っ白な”右腕”を見れば―――すぐに、気づけるだろう。
983 :【生束必糸】@wiki [sage]:2011/07/19(火) 17:09:15.50 ID:acq3Krbko
>>982
演出はまだ続く。気付けば街道の上にワイヤーの姿が明らかに見え始め、幾本もが織り込まれていく
そういった箇所が時間の経過とともに増えていくのが見て取れた
それは、宛ら舞台を新たに作り上げるかのように―――天が地に新たな足場を織り込むように
“天帷子”―――この少女の得意演目の一つである

周囲を逃げまどう人々を尻目に、演劇は続けられて行く―――――――ハズだった

滞りなく進行していた、演じられていた舞台に現れた不協和音に、少女の眉が顰められる

「誰、ですか」

視線の先には、先程“小道具”を配置した一件のカフェ
そして、更に厳密に言えば、その“小道具”を 破 壊 した男の姿
通りに出てきたその男を見定め、舞台は突然の沈黙に包まれた

相手の異様な姿を睨むようにしながら、少女はすくと身を起こした
両腕は下へと向けられ、その中にワイヤーが凄まじいスピードで戻って行く

少女は明らかに不機嫌な空気を発していた

「誰、ですか」

呻く様に、声が擦れ出てくる
984 :【輪燐罹淋】はたらかない@wiki E:パラオキソナーゼ [sage saga]:2011/07/19(火) 17:12:53.89 ID:3qUhnrKp0
>>981

………………

【反応が無い、ただの屍……というワケではないようだが】
【先ほどの声は寝言だったよで、全く起きる気配がない】
【無理矢理起こしたり、起きざるを得ない状況に陥りでもしない限り、簡単には起きそうにもない】
【とはいえ、別に起こす必要も無し、厄介ごとと思えば逃げることだって可能だろう】

/すみません、少し遅くなりましたorz
985 :【零想災生】 [sage]:2011/07/19(火) 17:14:43.63 ID:eQAzaPCDo
>>983
男は、ふと聞こえた悲鳴や怒声に紛れる声音を聞き分け、そちらへと顔を向ける。
そうすれば、とても不機嫌そうな少女の姿を視認する事が出来た。周囲にあったワイヤーが少女の下へと
凄まじいスピードで戻った所を見れば―――彼女もまた、”救済者に成り得る者”だという事も理解できた。

蒼いコートを風雨にさらしながら、男は優しそうな笑みを浮かべてから小さく頭を下げる。
その瞬きの瞬間、真っ白な右腕は”存在していなかったように”消え失せ、コートの右腕部分は風に揺れる。


「…こんにちわ…僕は、エンヴィ……君は?」


ニッコリと優しく微笑むその姿からは、一切の警戒が伺えない。
寧ろ、警戒していないのだろう。悲鳴に溢れる大通りで、一人の天使が舞い降りたような錯覚すら覚える景色は、
いやに不気味にも見えるかもしれない。
ただ、”異常な空気”だけは、その優しい微笑みでは隠し切れない。
986 :【重力皇女】殺さない殺人鬼少女 [sage saga]:2011/07/19(火) 17:15:01.81 ID:gS1CU5rGo
はぁーぁ

【空を浮く土、その上に寝転ぶ少女】

楽しい楽しい殺し合い、してぇなぁ

(……そう言うのは、良くない)

あぁ?べつにいーだろ、アタシはアタシのしたいことするだけだ

(……)

【はぁぁ、とさらに深いため息を付いた】

【5メートル程の草原が浮いているその光景はある意味異様だろう】

/コピペですが一応……
987 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/07/19(火) 17:17:26.21 ID:TpesQnsp0
>>984
「………うーん」(やっぱり寝言か?)
【彼女へ声をかけることにより完全に寝ている事を確認】
【脳裏に彼女を起こしてみようかと言う案が出てきたがそれは一瞬で消えた、いつ爆発するかわからない爆弾に飛び込むようなものである】

(…まぁいいか)
【そう決めて青年はベンチ前まで戻っていき少女が一人寝ている公園で型打ちを再開した】
988 :【三手参剣】@Wiki [sage]:2011/07/19(火) 17:18:32.21 ID:UwzVHs7T0
>>966
/もう一度だけ再募集......
989 :【輪燐罹淋】はたらかない@wiki E:パラオキソナーゼ [sage saga]:2011/07/19(火) 17:25:57.15 ID:3qUhnrKp0
>>987
すぴ〜〜………

【やはり起きない、少女はそのまま寝続ける】
【それを確認した青年は、何もせずに再び稽古へと戻ってしまった】


う〜〜ん…………

【しかし、控えめにしても思わず発してしまう声や空を打つ音、地面を踏みしめる振動など】
【わずかなものではあるが、長時間近くで続けられるとやはり睡眠を妨げてしまうモノのようで】


うるにゃ〜〜〜〜いっ!!!

【再び寝言で叫ぶ少女】
【しかも無意識のうちに能力が発動】
【わずかに飛散した涎――まあ寝ているのだから多少は仕方ない――をリン化水素へと置換】
【口元の爆発を連鎖させ、鍛錬を続けていた青年の元へと爆発の矛先を向ける】
【とはいっても、所詮寝ぼけての発動なので威力は無い、ただしかなり驚くことは請け合いである】
990 :【生束必糸】@wiki [sage]:2011/07/19(火) 17:27:21.64 ID:acq3Krbko
>>985
男の姿を見定めながら、この少女の怒りは時間と共に増幅していた
“天帷子”は、少女自身が自作した最初の奇術にして、最大の得意演目であったのだ

誰 で あ れ 、 そ の 邪 魔 を す る 事 は 許 さ な い 、 許 さ れ な い

男の蒼いコートが風に靡くのを見やりながら、その表情を見て―――驚愕する

笑 み を 浮 か べ て い る 。 そ れ も 、 優 し げ な  ! !

それは少女に驚愕と同時に、戦慄を与える出来事であった
この男の考えは何だ―――相手の右腕が変化し消失する様を見ながら、そんな事を考える

「―――!?」

そして、二度目の驚愕が少女を襲う

挨 拶 を し て き た ! ?

何故、こんな状況で呑気に挨拶をしてくるのか――理解できるわけも無い状況を少女の心を蝕み、思考を掻き乱す
だが、何らかのリアクションを取らなければいけない――直感でそう判断する
でなければ、飲み込まれてしまいそうだった――事態の異様さに

「喜識――嬉戯(キギ)です…」

警戒している事を露骨に伝える様な口調で、言葉を返す
睨む様な眼は、しかし先ほどよりも幾分か敵意を薄めた様な――否、敵意を殺がれてしまったかのようであった

「エンヴィ―――貴方は何者ですか?」
991 :【輪燐罹淋】はたらかない@wiki E:パラオキソナーゼ [sage saga]:2011/07/19(火) 17:28:52.19 ID:3qUhnrKp0
>>989
/すみません、いちおう途中に
/【自然発火する不安定な化合物であるリン化水素は空気と混じりあり、爆発限界を超えて起爆】
/を挟んで読んでください……爆発までの流れをすっ飛ばしていたので
992 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/07/19(火) 17:32:32.64 ID:TpesQnsp0
>>989
(What?)
【青年はまた声がした茂みの方へ向け、爆発を目にした】
【目の前に広げる爆炎と爆音、スローモーションに見え、青年は後ろへと飛ぶ】
【飛んでいる間、音だけの爆竹と気づき地面に不時着】

「………なんじゃそりゃぁぁぁ!!??」(やっぱ能力者かよ!)
【痛む尻を擦りながら立ち上がりまた彼女の元へ走り】

「すいません! ここは遊んだり運動したりする施設なんで寝るなら家で寝てくれませんか!?」(爆発系の能力者とかマジ勘弁!)
【彼女の近くに立ちつつ青年の本音を響かせた】
993 :【零想災生】 [sage]:2011/07/19(火) 17:34:35.92 ID:eQAzaPCDo
>>990
「…喜識さん、か…初めまして」

ニッコリと微笑み、警戒しているのを露骨なまでにこちらへ言葉に載せて伝える少女を見つめる。
にらむような視線を受け止めながら、次いでくる質問に”素直に”答えてみせる。
だが、その答えはある意味答えになっていないかもしれないし、明確な回答になっているかもしれない。
それは少女が決める事であり、男自身が決める事では無いと思ったか、考え込むような仕草を見せるものの、
すぐさま言葉を紡ぐ。

「…僕は……そう、だね…何者か、と聞かれれば、一介の一般人だよ。
 もう少し詳しく言うのなら…・・・―――救済者、かな。」

「そう…この大きな世界を救うための、救済者……平和な世界を望む、一人のしがない男だよ」

にこっと微笑んでから、男は突然――――天使のように真っ白な人の右腕を出現させると、それを少女に伸ばす。

「……挨拶をしたら、握手をするのが…普通、じゃなかったかな……?」

男の微笑みから、感情は一切読み取れない。
ただただ、純粋な優しさがそこにはあるだけだった。
994 :【虚言実行】ドラえもんのウソ8OOの様な能力 :2011/07/19(火) 17:35:09.29 ID:5lKNTg0k0
>>986
「おお、人が浮かんでいるよ」

【その少女の近くに暑苦しい白い服を着た1人の少年が立っている】

「こんにちは、お嬢さん」

【そして少女が何を考えているのか知ってか知らずか無防備に話しかける】
995 :【輪燐罹淋】はたらかない@wiki E:パラオキソナーゼ [sage saga]:2011/07/19(火) 17:39:07.31 ID:3qUhnrKp0
>>992
うぅん………うちは教育放送なんて……見てませんよぉ……むにゃ〜〜

【必死の頼みごとをする青年に全く的外れな寝言で返しつつ、次第に眠りを浅くする少女】

ふあ、ああぁ〜〜〜………もー、せっかくヒトが気持ちよく寝てたのにー!

安眠妨害と騒音公害と希少種保護条例で訴えるよ〜〜!!

【なぜ最後の条例に引っかかるのかは分からないが、やっとコミュニケーションをとることが可能になった】
【それが幸か不幸かは分からないが】
996 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/07/19(火) 17:44:55.26 ID:TpesQnsp0
>>995
「……騒音公害はそのままお返ししますよ」
【腕を組み、しかめっ面をしながら普通の高さで喋る】
【ここで会話が可能になったのがわかったので青年の本音を叩き込む】

「すいませんが公共施設で大きい爆竹はやめてください、というより何故子供が遊びに来る公園で安眠を求めるんですか、家で寝なさい家で」
【そのままこめかみを振るわせつつ彼女にツッコミを入れる】
997 :【重力皇女】殺さない殺人鬼少女 [sage saga]:2011/07/19(火) 17:45:52.55 ID:gS1CU5rGo
>>994

あぁん?
誰だてめぇ

(……挨拶、ちゃんとしないと)

【二重人格の片方、小鳥は少女の中でわたわたしているが、今表面上にいる桜はどうでもよさそうに】

殺していいのか?
それとも死にたいのか?

【気怠げに問いかける】
【ただの少年だろう、脅しをかければ何処か行くと考え、適当な言葉を放った】
998 :【生束必糸】@wiki [sage]:2011/07/19(火) 17:49:05.44 ID:acq3Krbko
>>993
何故、この男は微笑みを浮かべているのか――まず、そこが理解できなかった
自分の舞台は喜劇で、観客を楽しませる為の物だ、だから観客の笑みを見る事は出来る
だが、喜劇は中断された、だからこの場に笑みは存在しない筈なのだ

それなのに、よりにもよって喜劇を中断させてその本人が笑みを浮かべているとは―――どう言う事か

少女の頭に、膨大な量の疑念と猜疑心と恐怖心が渦巻いてゆく
先程までの怒りの感情が全てそこへと振り分けられてしまったかのように、怒りの感情は既に無い
熱くなっていた頭が、冷まされるばかりか、寧ろ凍らされてしまったかの様である

「救済者―――」

その言葉を、飲み込む事は出来ない――消化して吸収して理解する事など出来ない
まして、平和な世界を望むなど――この男の口から語られたとは、到底信じ切れなかった

「握手―――ですか」

相手の言葉を、今度は理解する事が出来た―――基本を言っただけなのだから、当然である
だが、今の少女の精神状態にあっては基本的な事柄位しか理解できなかった

相手が差し出してきた白い右腕に、恐る恐る右腕を伸ばし握手を成立させる
それが、精一杯であった―――その握手の瞬間だけ相手の優しさを見るだけでも、十分に怖かった

握手を終えると、一歩後ろに下がる

「嬉戯は、これまで色んな人を見てきましたけど、貴方は―――何かが違う。何かが」

言葉を選ぶようにしながら、喋り続けていく

「その優しさは―――、一体なんなんですか?」
999 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/19(火) 17:51:18.89 ID:eRr1gerIO
【廃墟群】
【昔日の栄光を失い、昼でも暗いこの場所に一人の人物がいた。】

「……不殺同盟…か…」

【一人の豊かな長い黒髪が印象的な女性である。】
【ほとんど黒と言える春用の薄手のダークグリーンのコート、】
【左目を斜めに切り裂く様な傷跡。】
【そしてもう一つは背中に抜き身で帯刀した身の程もある片刃の大剣。】
【それらが合間って、少しばかり近づき難い様な、そんな雰囲気を発していた。】
【また、辺りは季節的に暑いのだが、女は涼しげで、】
【その証拠に、彼女の周りだけまるでクーラーをあてがったかのように、程よく涼しい。】

「……分からないわね…どういう組織か……正義側か…あるいは…」

【廃ビルの壁にうっかかり、タバコを蒸かしながら呟く独り言は、風に流され、そして消える】
【よくよく見れば、大剣から霧のように大量の白い水蒸気が吹き出しているのがわかる】


/なんでも対応
1000 :【虚言実行】ドラえもんのウソ8OOの様な能力 :2011/07/19(火) 17:53:12.38 ID:5lKNTg0k0
>>997
「おおう、ずいぶんな挨拶だね・・・」

【少年のセリフはそう言うが表情には一片の揺らぎもなく薄っぺらい笑顔を張り付けたままである】

「死にたくないし、殺される気もないよ」

【そして少女の問いに答える、が】

「ただ・・・少し運動しようかとは思っていたんだよ」

【そう呟く、その言葉にはさっきの軽い感じはなく、ただ悍ましさを感じさせる】
1001 :1001 :Over 1000 Thread

 ,.――――-、
 ヽ / ̄ ̄ ̄`ヽ、   【呪いのパーマン Ver2.0】
  | |  (・)。(・);    このスレッドは1000を超えました。|
  | |@_,.--、_,>    このレスを見たら10秒以内に次スレを建てないと死にます。
  ヽヽ___ノ    次スレを10秒以内に建てても死にます。

パー速@VIPService
http://ex14.vip2ch.com/part4vip/

ローカルルール変更に伴い、1000到達の報告が不要になりました。

1002 :最近建ったスレッドのご案内★ :Powered By VIP Service
唯「墓守りっちゃん」 @ 2011/07/19(火) 17:27:29.96 ID:wFY3tz6DO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1311064049/

厨二能力やるから・・・・・・ @ 2011/07/19(火) 16:38:43.87 ID:EM8NbTOAO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1311061123/

滝壺「お菓子を作ろう」絹旗「おー!」 @ 2011/07/19(火) 15:56:28.09 ID:gUz3muGAO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1311058588/

男「毎日がつまらない」 @ 2011/07/19(火) 14:21:29.06 ID:0qprcqCwo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1311052888/

打ち止め「やっと見つけたよアナタって、あれ?」奥村燐「誰」 @ 2011/07/19(火) 13:04:31.42 ID:Zu2HkA0k0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1311048271/

バイクスレ @ 2011/07/19(火) 13:00:01.00 ID:M2TbZaFIO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1311048000/

キョン「朝比奈さん、なにやってるんですか?」 @ 2011/07/19(火) 12:59:37.63 ID:lZVzrFdn0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1311047977/

パー速!イカ娘 @ 2011/07/19(火) 10:45:47.91 ID:b1fhUDLjo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1311039947/


Powered By VIPService http://vip2ch.com/

624.20 KB   

スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)