過去ログ - 垣根「いい加減返事をきかせろ、原子崩し」麦野「黙れ」
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3:名無しGEPPER[sage]
2010/05/31(月) 20:08:30.49 ID:.CG2gec0

「ったく、大人しいあの子を怒らせるなんて、どんなヘマしたらできる訳?」

「……ははっ。俺、滅びればいいわ、マジで」
以下略



4:名無しGEPPER[sage]
2010/05/31(月) 20:12:35.87 ID:.CG2gec0

滝壺のためだから、と麦野は自分に言い聞かせる。
決して今にも泣き崩れてしまいそうな浜面を見ていられないとか、ほっとけないとか、そういうことではない。

以下略



5:名無しGEPPER[sage]
2010/05/31(月) 20:13:31.60 ID:s5KxScAO
うっひょお支援


6:名無しGEPPER[sage]
2010/05/31(月) 20:21:40.71 ID:.CG2gec0
――

下校時間を知らせるチャイムが学校の敷地内に響き渡る。
委員会や部活などに参加していない生徒たちがぞくぞくと正門を潜って帰路についていた。
授業以外の学校行事に消極的な垣根も、その中の1人。
以下略



7:名無しGEPPER[sage]
2010/05/31(月) 20:31:55.74 ID:.CG2gec0

おいおいおいっ! と垣根は突っ込みを入れたくなってしまった。
独占欲だけは1人前のくせに、自分の女の名前すら呼び捨てにできない一方通行の頭をベシッと叩いてやりたい衝動をぐっと堪える。
わざわざ長点上機学園まで御坂が来た理由はどうせ一方通行のお迎えのだろう、と垣根は予想をたてた。
常盤台中学のある「学舎の園」からだとバスに乗っても30分以上はかかる程遠いのに、御坂は一方通行のためにここまで足を向けたに違いない。
以下略



8:名無しGEPPER[sage]
2010/05/31(月) 20:38:51.80 ID:.CG2gec0

垣根がそんな事をぼんやりと考えている間にも、
御坂は何度も携帯をパカパカと開いて、不機嫌そうに「むぅ〜」と何の変わり映えもしない画面と睨めっこをしている。

以下略



9:名無しGEPPER[sage]
2010/05/31(月) 20:46:55.19 ID:.CG2gec0

「……参考になることなんて、ないわよ」

「つーか、お前らの馴初めがただ気になるってのもある」
以下略



10:名無しGEPPER[sage]
2010/05/31(月) 20:52:53.16 ID:.CG2gec0
 
「オマエが勝手にここまで来たンだろォが。わざわざ来てやったンだから感謝しろよ」

「おいおい、せっかく美琴ちゃ……、」
以下略



11:名無しGEPPER[sage]
2010/05/31(月) 20:53:23.03 ID:9OoV3EAO
スレタイに惹かれてきたら噂の売り切れスレだったか
今の所ニヤニヤする面白い
もっと早く見とけばなぁ……応援支援


12:名無しGEPPER[sage]
2010/05/31(月) 20:57:55.31 ID:.CG2gec0

口をへの字に曲げ眉をつり上げながら御坂は一方通行を叱りつけた。
御坂は一方通行より七センチほど背が低いため、自ずと上目づかいで一方通行の顔を伺うことになる。
幼児を怒る母親のように「めっ!!」と言った御坂に、一方通行は反論らしい反論もせずに、ただ黙って彼女を見つめるだけ。
以下略



13:名無しGEPPER[sage]
2010/05/31(月) 21:03:26.79 ID:.CG2gec0

もう少し御坂に優しくしてやれ。
もう少し素直になってやれ。
もう少し、お前から御坂に与えてやれよ―――と、言いたいことは山ほどあるが今では時間が足りな過ぎる。
以下略



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