過去ログ - 御坂「――行くわよ、幻想殺し」
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1:名無しGEPPER[saga !red_res]
2010/10/07(木) 18:22:54.19 ID:Ks4S6.2o

◆CAUTION◆



この物語には残酷な描写、グロテスクな描写、性的な描写が含まれています。

『とある魔術の禁書目録』15巻まで、ならびに19巻、SS1・2巻、
『とある科学の超電磁砲』5巻までを読んだ上での閲覧をお勧めします。

その上で、独自解釈、独自設定、原作と明確な矛盾がある事をご了承ください。

また、閲覧する際、専用ブラウザ「Jane Style」の使用をお勧めします。



2:名無しGEPPER[saga]
2010/10/07(木) 18:24:09.78 ID:Ks4S6.2o



――友よ拍手を 喜劇は終わった
以下略



3:名無しGEPPER[sage]
2010/10/07(木) 18:25:37.32 ID:8mrDPPoo
うお、>>1の注意書きを赤字でとは
その発想は無かった面白そう支援


4:名無しGEPPER[saga]
2010/10/07(木) 18:28:06.95 ID:Ks4S6.2o
――その日、二人の能力者が激突した。



学園都市二三〇万の頂点。
以下略



5:名無しGEPPER[saga]
2010/10/07(木) 18:29:29.91 ID:Ks4S6.2o
そして。

その戦乱の中、誰にも気付かれぬまま。

以下略



6:名無しGEPPER[saga]
2010/10/07(木) 18:30:38.54 ID:Ks4S6.2o
そう、これは物語が終わる話。



故に、ここには救いも願いも祈りも赦しもなく。
以下略



7:名無しGEPPER[saga !orz_res]
2010/10/07(木) 18:32:09.25 ID:Ks4S6.2o



この物語に幻想殺しの少年は登場しない――。
以下略



8:名無しGEPPER[saga !orz_res]
2010/10/07(木) 18:37:53.54 ID:Ks4S6.2o
   ◆


 その日、初春飾利はいつものように風紀委員の詰所で愛機を前にクッキーを頬張っていた。
以下略



9:早速ミス[saga]
2010/10/07(木) 18:38:42.48 ID:Ks4S6.2o
   ◆


 その日、初春飾利はいつものように風紀委員の詰所で愛機を前にクッキーを頬張っていた。
以下略



10:名無しGEPPER[saga]
2010/10/07(木) 18:40:22.69 ID:Ks4S6.2o
 一息つこう。

 そう思い椅子から立ち上がり、インスタントコーヒーに湯を注ぐ。
 安っぽい香りが鼻腔をくすぐる。
 マグカップに口をつけ、あち、と舌を出しながら来客用のソファに体を埋めた。
以下略



11:名無しGEPPER[saga]
2010/10/07(木) 18:42:22.30 ID:Ks4S6.2o
 既に事が起こってから一週間が経過しようとしていた。

 初春の求める情報は日々膨れ上がってゆく膨大な数の映像記録の海に埋没しようとしていた。

「あなたの気持ちは分からなくはないわ。でもこの件は、警備員の担当になったわよね」
以下略



12:名無しGEPPER
2010/10/07(木) 18:43:30.39 ID:D5TIRb.o
続けたまえ


13:名無しGEPPER[saga]
2010/10/07(木) 18:49:28.19 ID:Ks4S6.2o
 固法の言葉に初春は下唇を噛んだ。
 彼女は事の重大性が分かっていないのだろうか。

 局所的に見れば、風紀委員きっての問題児が行方不明になった。ただそれだけだ。
以下略



14:名無しGEPPER[saga]
2010/10/07(木) 18:51:11.78 ID:Ks4S6.2o
 だが白井黒子が失踪したその日、何があったのか。
 初春はその断片を知っている。

 制服に隠された肩にはまだ包帯が巻かれ、動かすと小さな痛みを伴う。
 医療技術が進歩したとはいえ一日二日でどうこうなるものではないらしい。
以下略



15:名無しGEPPER[saga]
2010/10/07(木) 18:53:23.79 ID:Ks4S6.2o
「………………」

 初春は無言で立ち上がり、パソコンの電源を落とし自分の鞄を掴む。

「出るの?」
以下略



16:名無しGEPPER[sage]
2010/10/07(木) 18:54:05.69 ID:T0lE4.AO
きめぇww


17:名無しGEPPER[saga]
2010/10/07(木) 18:56:16.37 ID:Ks4S6.2o
 持つべき物は友人だ、と改めて実感した。

 仕事柄他人と関わる機会は多いものの、初春にとって友人と呼べる存在は決して多くない。

 その数少ない友人を、単に自分の目的のために利用するという事に躊躇いを感じたが、他に上手い手段が思いつかなかったのでやむなく初春は携帯電話に登録されたアドレスを引っ張り出して恐る恐る電話をかけたのだった。
以下略



18:名無しGEPPER[sage]
2010/10/07(木) 18:56:25.03 ID:8mrDPPoo
むう、先が読めない


19:名無しGEPPER[saga]
2010/10/07(木) 18:57:39.09 ID:Ks4S6.2o
「ええと、お恥ずかしながら物凄く個人的な用事なのですけれど……」

 そう。個人的な用事だ。
 風紀委員の腕章を見せれば学舎の園への入場許可も得られるだろうが、正式な活動でないからには職権乱用と言われるのは目に見えている。
 始末書を書くのはできれば御免したいところだ。
以下略



20:名無しGEPPER[saga]
2010/10/07(木) 19:00:41.33 ID:Ks4S6.2o
 言われてみればそれもそうだ。
 わざわざ婚后を頼らずとも、学舎の園の立ち入り許可など白井に頼んで招いてもらえば事足りるのだから。
 その手段を用いないのだから、彼女との間に何かあったというのは嫌でも分かるだろう。

 けれど。
以下略



21:名無しGEPPER[saga]
2010/10/07(木) 19:02:13.27 ID:Ks4S6.2o
「――――――」

 猛烈な違和感。
 先ほど、同じような言葉を固法が言っていたが――婚后のそれとは根本的な部分が違う。
以下略



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