緒方智絵里「あなたと過ごす、特別で怠惰な一日」
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2017/07/13(木) 22:45:30.81 ID:BU9z89DK0
  
  
  
 「よーし、できたぞ」 
  
27:名無しNIPPER[saga]
2017/07/13(木) 22:46:14.97 ID:BU9z89DK0
 「あとは……そう、智絵里を連れてくるだけだな」 
  
  
 そう判断をしたPは直ぐに行動する。 
  
28:名無しNIPPER[saga]
2017/07/13(木) 22:47:04.79 ID:BU9z89DK0
 「ただ、あれだな……」 
  
  
 「……?」 
  
29:名無しNIPPER[saga]
2017/07/13(木) 22:47:44.63 ID:BU9z89DK0
 智絵里に告げるのと同時に、Pの手が彼女に向かって伸びていく。 
  
  
 伸ばしたその手を智絵里のちょうど腋の下辺りに入れ、 
  
30:名無しNIPPER[saga]
2017/07/13(木) 22:48:21.11 ID:BU9z89DK0
 「ごめん、智絵里。一回、元に戻すな」 
  
  
 「は、はい」 
  
31:名無しNIPPER[saga]
2017/07/13(木) 22:53:07.19 ID:BU9z89DK0
 「あぁ、やっぱりこの方がいいな。持ち上げるにしろ、雰囲気的にも」 
  
  
 Pはそう言いながらも、余裕の表情で智絵里の身体を軽々と持ち上げていた。 
  
32:名無しNIPPER[saga]
2017/07/13(木) 22:53:39.70 ID:BU9z89DK0
 「なぁ、智絵里。この体勢、辛くは無いか?」 
  
  
 「いえ、平気です。寧ろ……ずっと、このままでいたい……です」 
  
33:名無しNIPPER[saga]
2017/07/13(木) 22:54:51.32 ID:BU9z89DK0
 「さて、そうしたら……」 
  
  
 まずはとPは箸を手に取ると、それを使ってご飯を一口分の量を摘まんで持ち上げる。 
  
34:名無しNIPPER[saga]
2017/07/13(木) 22:55:23.11 ID:BU9z89DK0
 「あむっ」 
  
  
 ご飯が智絵里の口内に入ると彼女は口を閉じて、Pは箸を引き抜く。 
  
35:名無しNIPPER[saga]
2017/07/13(木) 22:56:25.65 ID:BU9z89DK0
 「いや、止めておこう。ああいった特別な事は、頻繁にやるものでも無いしな。良い思い出として残しておいた方が良いと思う」 
  
  
 「……なら、また来年にですね」 
  
36:名無しNIPPER[saga]
2017/07/14(金) 14:43:18.39 ID:rHT/Celd0
  
  
  
 「すみません、プロデューサーさん。本当なら、手伝った方がいいのに……」 
  
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