小日向美穂「プロデューサーさんinプロデューサーくん」
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1:名無しNIPPER
2017/10/30(月) 12:23:06.23 ID:jy2g7gfM0
 モバマス、小日向美穂メインのSSです。
 独自設定的なものが多々ありますのでご注意ください。

 主に地の文で進行します。

SSWiki : ss.vip2ch.com



2:名無しNIPPER
2017/10/30(月) 12:24:37.02 ID:jy2g7gfM0
 寮の部屋の扉が開く。

「ふぅ〜、疲れたぁ……」

 入って来るのは、大事な担当アイドル、小日向美穂だ。
以下略 AAS



3:名無しNIPPER
2017/10/30(月) 12:26:06.25 ID:jy2g7gfM0
 少し時を遡る。
 前日、普通に残業を終えて普通に終電で帰って、そのまま寝て起きたらなんかこうなっていた。
 
 ……なんで?

以下略 AAS



4:名無しNIPPER
2017/10/30(月) 12:27:10.48 ID:jy2g7gfM0
 いやいやいや、おいおいおいおい、ちょっと待てちょっと待てちょっと待て!!

 主が普通に着替えて朝飯食って学校に行った部屋の中、取り残された俺は静か〜にパニックになっていた。

 けど、動けないし、声も出せない。どうにもしようがない。
以下略 AAS



5:名無しNIPPER
2017/10/30(月) 12:28:48.97 ID:jy2g7gfM0
 ……結局いくら考えても、こうなった原因だとか、解決策なんてものはちらりとも考えつかなかった。

 時計を見て部屋を見て、窓から差し込む光の傾きを見て、考えて考えてたまにボーッとして考えてボーッとして、夜。つまり今。

 今日のタスクを全部終えた美穂が戻ってきた。
以下略 AAS



6:名無しNIPPER
2017/10/30(月) 12:29:43.54 ID:jy2g7gfM0
 と、ひとしきり練習を終えた頃。

「プロデューサーくん、ちょっとおいで?」

 何を思ったのか美穂は、俺をベッドから下ろし、カーペットの上に改めて座らせる。
以下略 AAS



7:名無しNIPPER
2017/10/30(月) 12:31:32.57 ID:jy2g7gfM0
 すぅ、
 はぁ。
 言い切って呼吸を整え、再び咳払い。
 
「ああ、俺もずっと好きだったよ、美穂……(精一杯の低い声)」
以下略 AAS



8:名無しNIPPER
2017/10/30(月) 12:33:14.00 ID:jy2g7gfM0
 後日。


「よし……今日はオーディションだっ」
「緊張しないように、しないように……ううん、大丈夫! 今日の為に頑張ってきたんだもん……!」
以下略 AAS



9:名無しNIPPER
2017/10/30(月) 12:34:16.30 ID:jy2g7gfM0
 その姿についつい嬉しくなりかけて、ふと様子がおかしいことに気付く。

 美穂が明らかにしょんぼりしている。

 ただいまを言う声も弱々しく、荷物を置いて、彼女はしばらくカーペットにぺたんと座っていた。
以下略 AAS



10:名無しNIPPER
2017/10/30(月) 12:35:36.23 ID:jy2g7gfM0
 ……そうか。

 気にするな、また次があるさ。
 上には上がいるけれど、お前の頑張りは俺が知ってる。
 お前なら、きっともっと大きなチャンスだって掴める。
以下略 AAS



11:名無しNIPPER
2017/10/30(月) 12:37:53.41 ID:jy2g7gfM0
   〇

 その日はオフで、美穂は一日寮でのんびりしていた。

 部屋主がここにいてくれるというだけでかなりありがたいのだが、更に今日は客人が来た。
以下略 AAS



12:名無しNIPPER
2017/10/30(月) 12:38:44.18 ID:jy2g7gfM0
「……って、お茶っ葉切らしちゃってた。ごめんね小梅ちゃん、ちょっと食堂まで行ってくるから!」
「うん、いって……らっしゃい」

 余った袖をひらひら振って部屋主を見送り、小梅は一人部屋に取り残された。
 ……まあ、一人ではないのだが。正確には。
以下略 AAS



13:名無しNIPPER
2017/10/30(月) 12:39:47.59 ID:jy2g7gfM0
 …………!!
 小梅、俺がわかるのか!?

「う、うん……なんとなく……。こんなところに、いたんだ、ね……」

以下略 AAS



14:名無しNIPPER
2017/10/30(月) 12:42:15.93 ID:jy2g7gfM0
 ――「わかる」みんなでなんとかするから。
 ――それまで誤魔化しておくから、もうちょっとだけ、待っててね。

 小梅はそう言って(あと美穂にVシネ版『呪怨』等を思うさま見せてから)、帰っていった。

以下略 AAS



15:名無しNIPPER
2017/10/30(月) 12:44:02.60 ID:jy2g7gfM0
 部屋の扉を開ける美穂は、日ごとに色々な顔をしていた。
 にこにこしていたり。
 ぷりぷり怒っていたり。
 しょんぼりしていたり。
 なにやらウキウキしていたり。
以下略 AAS



16:名無しNIPPER
2017/10/30(月) 12:44:52.73 ID:jy2g7gfM0

   〇

 ある土曜日、寮で昼食を終えた美穂が、上機嫌な様子で俺を抱き上げた。

以下略 AAS



17:名無しNIPPER
2017/10/30(月) 12:50:35.66 ID:jy2g7gfM0
 一度止めます。
 続きは夕方〜夜くらいになるかと思います。


18:名無しNIPPER[sage]
2017/10/30(月) 14:08:35.24 ID:RnVcME2vO
期待
ホラーじゃなくてよかったw


19:名無しNIPPER
2017/10/30(月) 18:37:59.39 ID:jy2g7gfM0
 ヤバいって!! 流石にマズいってそれは!!

 心で叫んでも聞こえるわけがない。
 そうだ、小梅! せめて小梅がいれば、うまいこと誤魔化してくれるのでは!?
 寮の廊下を運ばれる最中、固定された視界から必死に人を探していると、リビングの扉が開く音がした。
以下略 AAS



20:名無しNIPPER
2017/10/30(月) 18:40:41.41 ID:jy2g7gfM0
 美穂が何かの準備に移り、一回り小柄な紗枝に抱かれている。
 ……だからといって問題が解決したわけでなく、相手が変わっただけで、依然ヤバい状況なのだが。

 果たしてどうしたものかとぐるぐる考えていたところ、小さな手で頭をぽふっと撫でられた。

以下略 AAS



21:名無しNIPPER
2017/10/30(月) 18:44:36.34 ID:jy2g7gfM0

   〇

 ほな、きれいきれいしましょな〜♪
 ん、しょ……。
以下略 AAS



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