凛「ある日森の中で熊さんに出会ってしまったにゃ」
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50:名無しNIPPER[sage saga]
2018/01/21(日) 01:46:22.35 ID:9t9di5dZ0
絵里「希!!大丈夫!!」
絵里が別荘の中から飛び出してきて希にケガがないことを知り、ほっと胸をなでおろした

凛「やったにゃ!!さすがだよ希ちゃん!!」
花陽「し・・死んでいるの?」
以下略 AAS



51:名無しNIPPER[sage saga]
2018/01/21(日) 01:47:13.68 ID:9t9di5dZ0
穂乃果「私たちは・・みんなを守れたんだよね?この熊は悪い熊だったんだよね?」
生き物の命を奪った重みを感じているのか、穂乃果ちゃんが縋るような目で希ちゃんを見つめた

希「確かに・・守ったな・・負けた方は死ぬ・・これが自然の摂理や・・たとえ熊にウチらが負けて皆殺しにされたとしてもそれもまた自然の摂理やったんや」

以下略 AAS



52:名無しNIPPER[sage saga]
2018/01/21(日) 01:48:32.66 ID:9t9di5dZ0
ギコギコギコギコという鉈が熊を切り刻む耳障りな音が響いた

希「大きく育ったな〜・・あんさんはおいしく料理して食べたるで・・」

ギコギコ・・ギコギコ・・ギコギコ・・
以下略 AAS



53:名無しNIPPER[sage saga]
2018/01/21(日) 01:49:36.81 ID:9t9di5dZ0
ことり「みんな〜!!!!」

ことりが真姫の別荘から駆け寄ってきた

ことり「にこちゃん目を覚ましたよ!!穂乃果ちゃん達が熊を仕留めたっていう報告したら目を丸くして驚いていたよ!!」
以下略 AAS



54:名無しNIPPER[sage saga]
2018/01/21(日) 01:50:26.48 ID:9t9di5dZ0
希「それじゃあ・・大きな鍋を用意してや真姫ちゃん・・」
希はそういって眼前の熊の肉塊を指差した

穂乃果「にこちゃんを連れて来よう!!宴を始めよう!!今日のご飯は熊鍋だよ!!」

以下略 AAS



55:名無しNIPPER[sage saga]
2018/01/21(日) 01:51:04.51 ID:9t9di5dZ0
花陽「イタっ」
ことり「ぴぃ!痛い!!!に・・にこちゃん?」

にこ「なーに辛気臭い顔してんのよ!!アンタたちはスクールアイドルμ.sのメンバーなのよ?ほら、笑って笑って!!こうやってにっこにっこにー♪って!!」

以下略 AAS



56:名無しNIPPER[sage saga]
2018/01/21(日) 01:51:46.33 ID:9t9di5dZ0
希「食うか、しゃべるかどっちかにしや、行儀悪いで?それでどうや熊肉は?」
にこは神妙な顔で口の熊肉を咀嚼する、うまいともまずいともわからない微妙な顔で熊肉を頬張った

にこ「・・なんて言えばいいのかしらね・・今まで食べたことない味ね・・獣臭いっていうのかしらね?」

以下略 AAS



57:名無しNIPPER[sage saga]
2018/01/21(日) 01:52:30.93 ID:9t9di5dZ0
凛「ええ・・今の話を聞いて食欲が・・」

穂乃果「はむ・・ほんとだ獣臭いけれど・・おいしいねこれ!!」
熊の肉を頬張り満足げな顔で笑う穂乃果

以下略 AAS



58:名無しNIPPER[sage saga]
2018/01/21(日) 01:53:22.04 ID:9t9di5dZ0
わいわいがやがや

海未「・・・・・」
皆が熊鍋に夢中になり、鍋を囲んでいるのを少し離れたところから海未は見つめ、物憂げな表情を浮かべていた

以下略 AAS



59:名無しNIPPER[sage saga]
2018/01/21(日) 01:54:01.12 ID:9t9di5dZ0
真姫「やりたいことを我慢するってとても辛いことよ?私がピアノを我慢した時はとても辛かった・・まるで自分が自分で無くなるような感覚だったわ・・
海未にとっての登山は生きがいのようなものなんじゃないの?」

海未「はい・・生きがいのような物です・・ですが、登山より大切なμ.sのメンバーを危険にさらしてしまった償いはきちんとしないと・・」

以下略 AAS



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