岡部「俺は鈴羽を――お前の事を救えたか……?」鈴羽「――」
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20: ◆mcn/WZ3k0ZKj[saga]
2018/06/28(木) 20:22:19.31 ID:5LgnJack0
「……ダルの話はわかった。
 だがお前は本当にいいのか?もし失敗したら――」」


失敗したら一日だけで無くそれ以降も、α世界戦の鈴羽のままかもしれない。
そう続けてはとてもじゃないが言えなかった。


「くどいよ。男に二言は無いって言うでしょ?
 女に二度も言わせ様とするなんてサイッテー!しっかりしてよね岡部倫太郎!」

「……!?」


激励の為か、俺の名前を鈴羽はフルネームで言った。
どうにも彼女≠フ姿とダブって見えて――いや電話なのだから聞こえてか。
そのお陰か俺の中の倫理観という、最後の一線は吹き飛んだ。


「……わかった、頼む。
 俺に鈴羽を……あの世界線の鈴羽を救わせるチャンスをもう一度くれ!」

「……別の世界線のあたし、か。この年齢になってもずっと覚えているなんて、
 オカリンおじさんにとってよっぽど大きな存在だったんだね……
 ちょっと妬いちゃうな。」


鈴羽は何を勘違いしているのだろうか……。
俺とあいつはそんな関係では無いぞ断じて!
ただ……ラボメンの仲間だからな……大事な事に変わりはない。


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