岡部「俺は鈴羽を――お前の事を救えたか……?」鈴羽「――」
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7: ◆mcn/WZ3k0ZKj[saga]
2018/06/28(木) 19:47:43.02 ID:5LgnJack0
「ダル、すまないが今日は真面目な話があって来たんだ。」

「……オカリン、もしかしてマジな話?」


ダルが俺の顔をじっと覗き込んでくる。
その表情からは普段のひょうきんでとぼけた色は感じられない、
ダルにしては珍しくも真面目な顔をしていた。


「あぁ。マジ、だ。」

「……わかった。聞くお、オカリンの話。」


普段のこいつははふざけている様だが、昔から真面目な時はちゃんとしている。
そして今のこいつはそれでいて1児の親であり、45歳の中年紳士だ。
その貫禄を感じさせるその姿に、俺はある悩み≠打ち明けてみようと思った。


「あぁ聞いてくれ……実は――」



俺はα世界線での鈴羽の事をダルに話した。
そして俺自身が長年感じていた悩み≠フ事も。


「話は大体聞かせた貰ったお。昔オカリンから色々聞かせて貰った話だよね、それ。
オカリンの言うリーディングシュタイナー(以下、RS)のお陰で、僕も朧げながら覚えてるわけだけど……。」

「……。」


俺はダルの話を黙って聞いていた。
口を挟む事も出来たが、ダルの目が口を挟むなと言っている気がしたからだ。


「オカリンそんな事考えてたのか。α世界線の鈴羽が救われていない、と。」

「そうだ。」


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