真壁瑞希「恋するアセロラ・サイダー」【ミリマスSS】
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24: ◆kBqQfBrAQE[saga]
2018/11/12(月) 22:53:50.11 ID:NGPIxQq80

「おはようございます、プロデューサー。一人ですか?」

「うん。社長も音無さんも、出掛けたよ」

「そうですか」

 ということは、事務所はプロデューサーと私の二人きり。......なんだかドキドキしてきたぞ。

「コーヒー飲むか? ちょっと淹れてくるよ」

「はい。ありがとうございます」

 給湯室から戻ってきた彼は、コーヒーの入ったマグカップを私に手渡し、近くのソファに座るよう私を促した。黒革張りの古いソファは、座ると体が不自然に沈み込む。ミルク入りのコーヒーは芳しい香りを漂わせており、ほのかな苦みが安心させる。





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