佐々木「やっぱりキミは優しいね」キョン「そうか?」
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13:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/28(金) 22:45:12.34 ID:Wuzd3WkQO
「じょ、冗談はやめろって」
「僕が冗談でこんなことを言うとでも?」

あまりに突然且つ、急勾配な急展開に狼狽する俺に対して、佐々木は本気であることを示すように立ち上がり、そして膝の上に、跨った。

もう少し、詳しく描写しよう。

跨る為には、当然ながら大股を広げる必要があり、その際にTシャツの下から覗く、真っ白な太ももが露わとなって、俺の目に焼き付いた。

それだけでも大事件と言えるのだが、問題の本質はそこではなく、より根本的な、根本の部分について、懸念や杞憂が当たっていたようだ。
先述した考察ならぬ妄想は間違いではなく、一向に下着を脱ぐ素振りを見せない佐々木は。

やはり、ノーパンであると確信した、その時。

「……何か?」
「いえ! なんでもありません!」
「それなら、よろしい」

見透かされて、見抜かれて、見下されて。
同級生相手に、つい敬語になっちまった。
佐々木にも鋭い棘が備わっているとはな。

やはり、綺麗な薔薇には棘があるらしい。


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