10:名無しNIPPER[saga]
2019/08/17(土) 14:45:45.65 ID:XDjZCgNN0
「えへへ〜、昔からくすぐられるのはダメだったよね! 変わってないな〜」
俺の苦手はお見通しとばかりに、サヨリは左の腋の下をねちっこい指捌きでねっとり集中的にかき混ぜる。
腋の下を這い回るサヨリの指先の動きは、時が経つ毎にどんどんどんどん巧妙さを増していく。
「だーっはっはっはっは! ふざけるなぁぁ! のひゃっひゃっひゃっひゃ! いい加減にしろサヨリぃ!」
「っ……えへへ〜。こちょこちょこちょ〜! こちょこちょこちょこちょ〜!」
俺の怒鳴り声に一瞬サヨリの顔が曇ったが、すぐに表情を戻すと再度腋の下をねちねちとくすぐり始める。
太陽のように明るい性格とは真逆とも言える、粘っこく重たい腋の下へのくすぐり攻撃。
普段は絶対に見られない幼馴染の闇を秘めた責め口に、俺の精神はあっという間に蝕まれていく。
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