上杉風太郎「お前、最近無防備過ぎないか?」中野二乃「フー君のえっち」
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4:名無しNIPPER[sage saga]
2020/03/12(木) 23:21:20.40 ID:iaech2wEO
「好きよ、風太郎。私はあなたが好き」

今更、好意を伝えることに躊躇いはない。
口にすると、気持ちが高揚するのがわかる。
それで彼を困らせたとしても、止まらない。

「黙ってないで、何か言いなさいよ」
「な、何かって、なんだよ」
「好意を抱いて頂き光栄です、みたいな?」
「お前はいったい何様なんだよ」

私は恋する乙女様だ。文句なんて言わせない。

「ほら、さっさと採点して」
「お、おう……」
「ちなみに今の告白は何点?」
「点数なんて……付けられるわけないだろ」

その返答で満たされる私は単純なのだろう。
それでも良かった。すこぶる、気分が良い。
だから後頭部をグリグリ彼の胸に擦り付けた。

「……良い匂いがする」
「バカ……嗅がないでよ、変態」
「す、すまん……」
「……シャンプーを変えてみたのよ」
「ああ、道理で……」
「他の姉妹とは香りが違うでしょ?」
「他の奴らの香りなんてわからん」

おかしな会話。それがいい。それが好きだ。


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