長門「私と居ると、退屈?」キョン「いいや。そんなことはないさ」
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7:名無しNIPPER[sage saga]
2020/05/23(土) 22:33:53.73 ID:1JdiF+qJO
「入って」
「邪魔するぞ」

いつもと同じ、生活感が皆無な長門宅。
とはいえ、深呼吸すれば長門の香りがする。
なんてことを考えるとまるで変態みたいだ。

「飲んで」
「ああ、悪いな」

例の如く、出されたお茶をすする。
すると、なんだかほっとしてしまう。
どうやら俺は今日一日、らしくもなく着飾った長門に緊張していたらしいと気づく。

「やれやれ……先が思いやられるぜ」
「どうしたの?」

ついつい弱音を吐くと長門が首を傾げて訝しんできたので正直に話してみることにした。

「実は今日一日、緊張してたみたいでさ」
「どうして?」
「長門がいつもと違ったから……いや、違うな。着飾ったお前に胸が高鳴ったんだろう」

それは断じて違和感ではない。
引き出された魅力に当てられたのだ。
きっと熱中症みたいなものだ。


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