綾波レイ「碇司令。ふーふー、しますか?」碇ゲンドウ「ああ、頼む」
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13:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/17(金) 00:39:00.37 ID:K9DhxrLpO
再び舞台は反転し、食卓へと戻る。

食事会は宴もたけなわとなり、それぞれ帰り支度を始めていた。

そこでシンジは先程から父、ゲンドウの姿が見えないことに気づく。

「あれ? 父さんはどうしたんだろう」
「多忙な方だから、先に帰られたのかも知れないわね」

疑問を口にすると、リツコから納得の答えを得られた。たしかにゲンドウは多忙である。
しかし、食事会に呼ばれて何も言わずに帰るのは失礼だと感じて、ついシンジはぼやく。

「あんなにおかわりしといて、何も言わずに帰っちゃうんだもんな……」

ゲンドウは息子のシンジに対抗心を燃やすかのように、何度も味噌汁をおかわりした。
料理はシェフが作るものだと言っていた癖に、大人というのはやはりズルい生き物だ。

「さてと、それじゃあ僕らもそろそろ……」

暇を告げようとしたその時、襲来した。

「ぐぎっ!?」

ぐきゅるるるるるるるるるるるるるぅ〜っ!

会場に鳴り響く重低音は、使徒の足音により地響きではなく、シンジの腹の音であった。


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