綾波レイ「碇司令。ふーふー、しますか?」碇ゲンドウ「ああ、頼む」
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名無しNIPPER
[sage saga]
2020/07/17(金) 00:41:25.36 ID:K9DhxrLpO
「碇君、ポカポカしてきた?」
「あ、綾波……?」
突然、要領を得ない問いかけをされて、碇シンジは困惑する。ポカポカって何のことだ。
「そろそろ、ポカポカしてくる頃だから」
「何を、言ってるんだ、綾波」
「赤城博士から貰った薬は良く効く」
シンジに見せつけるように、綾波レイは白い紙袋を取り出す。『内服薬』と書いてある。
「く、薬って、なんの……?」
「私が便秘の時に飲む薬」
「まさかあの薬を味噌汁に混ぜたの!?」
驚愕したのは処方した赤城博士である。
極度の偏食から綾波レイは便秘気味であり、その解消の為に定期的に与えていた薬だ。
「リ、リツコさん、その薬って……?」
「端的に言えば強力な下剤よ。ネルフ本部謹製の特注品で、使徒ですらたちまち腹痛に喘いで立ち上がれなくなるほどの代物よ」
それほどの劇薬を常人が服用すればどうなるか、シンジは身をもって知ることとなった。
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