綾波レイ「碇司令。ふーふー、しますか?」碇ゲンドウ「ああ、頼む」
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4:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/17(金) 00:17:44.61 ID:K9DhxrLpO
「レイの初めての手料理、楽しみだわ!」

蓋が閉じられた鍋がテーブル中央に置かれて、立ち上る味噌汁の良い香りに葛城ミサトが期待を膨らませるも、アスカがひとこと。

「どうせ、大したことないに決まってるわ」
「アスカ! いーかげんにしなさい!!」

先程から空気を壊す発言しかしていないアスカに対して、ついにミサトの雷が落ちて問答無用でワンダースワンを没収した。

「ちょっとミサト、返しなさいよ!」
「ダメよ。食事中のゲームはマナー違反ってことくらいは、ドイツ育ちのあなたにもわかるでしょ? 食べ終わるまでゲームは禁止」
「あたしが自分のお金で買ったのに!!」

逆ギレしたアスカが手を伸ばして奪還を試みるも、慣れた手つきでそれを躱すミサト。
そして、暴れる2人を意外な人物が嗜めた。

「葛城一佐。食事中は静かにしたまえ」
「は、はい! 失礼しました、碇司令!」

嗜めたのは、碇ゲンドウ。流石は一児の父。
両手をちゃぶ台の上で両手を組む様はまさに一家の長たる風格を醸し出しており、ミサトは亡き父を懐かしみ、シンジは父親を見直した。
隣のリツコが司令に注ぐ視線も熱っぽい。


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