タツマキ「す、好きじゃないわよ……」サイタマ「じゃあ、やめるか?」
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11:名無しNIPPER[sage saga]
2020/10/03(土) 23:00:26.57 ID:OrrkKALEO
「つまり、俺はお前を抱きしめながら糞をすればいいのか? それになんの意味がある?」
「眠れないのよ……」
「は?」

脈略のない呟きに首を傾げるサイタマに対して、タツマキは辛抱強く説明をした。

「アンタに抱きしめられてから眠れないの。だから、責任を取りなさい」
「責任って?」
「また抱きしめてくれたらきっと寝れるわ」
「今じゃないとダメなのか?」
「ダメ」

だってトイレが済んだら彼は逃げてしまう。
そういう男だ。だから、仕方ないのだ。
もちろんタツマキだって不本意である。
こんな場所と状況なんて困る。それでも。

嫌ではない。嫌じゃないならば、いいのだ。

「意味わかんねえ」
「なによ……嫌なの?」

タツマキは嫌じゃない。しかし彼はどうか。

「別に……嫌じゃねえよ」

瞬間、満たされた。やはり、両想いだった。


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