【咲-Saki-】京太郎「たのしい宮永一家」【微安価】
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8: ◆copBIXhjP6[saga]
2021/01/21(木) 16:48:55.60 ID:VtKT70Eh0
【翌朝】


「おはよう!もう起きたんだ?」

以下略 AAS



9: ◆copBIXhjP6[saga]
2021/01/21(木) 16:49:43.12 ID:VtKT70Eh0
1. 行ってらっしゃい、咲

2. 早めに帰ってこいよ?


以下略 AAS



10:名無しNIPPER[sage]
2021/01/21(木) 16:53:54.66 ID:N2ignXYaO
2


11:名無しNIPPER[sage]
2021/01/21(木) 18:11:22.75 ID:dW6UOt+10
1


12:名無しNIPPER[sage]
2021/01/21(木) 18:29:46.18 ID:DGhYO9P5O
2


13: ◆copBIXhjP6[saga]
2021/01/21(木) 18:49:55.96 ID:VtKT70Eh0
2. 早めに帰ってこいよ?


京太郎「早めに帰ってこいよ?照さんとお前が揃ったら出掛けるからな」

以下略 AAS



14: ◆copBIXhjP6[saga]
2021/01/21(木) 18:51:10.32 ID:VtKT70Eh0
日本で一番大きなターミナルから特急に乗って二時間、そこから一日に指折り数える程しか走らない在来線に揺られて更に二時間。
車窓からは民家、ビニールハウス、それからだだっ広いスーパーとホームセンターがちらほらと見える。
それ以外何もない典型的な田舎だけれども、最近では東京の方こそ度が過ぎた都会なのではないかと思うようになってきた。


以下略 AAS



15: ◆copBIXhjP6[saga]
2021/01/21(木) 18:53:29.76 ID:VtKT70Eh0
木曽山脈を背負った無人駅で降りた後は彼の家まで歩いて一時間。車で迎えに来てもらえばせいぜい十分くらいの距離だけど、あえてそうしない。
ただでさえ起伏の少なくない山里の道である上に、それを進む足腰も年々衰えていくのを嫌でも実感している。
それでも私はこの風景をとても気に入っていて、ミニバンなんかで早々と通り過ぎるにはあまりにもったいないと感じてしまう。

それにしても長野の冬は寒い。一般に気温は、高度が100m上がるごとに0.6℃降下すると言われている。
以下略 AAS



16: ◆copBIXhjP6[saga]
2021/01/21(木) 18:54:53.14 ID:VtKT70Eh0
目的地に着いたのは、寒い寒いと言い続けたせいで余計寒くなったような気がした頃のことだった。
山脈に挟まれた平野を田畑が埋め尽くす中にぽつんとできた、わずか十数戸の小さな新興住宅地。
もう何度も訪れた場所ではあるが、念の為『宮永』という表札が掲げられているのを確認してからインターフォンを鳴らす。

ピンポーン
以下略 AAS



17: ◆copBIXhjP6[saga]
2021/01/21(木) 18:55:34.75 ID:VtKT70Eh0
扉を開けて出てきた男は顔こそ明るく装っているものの、声色には隠しきれない苛つきが浮かんでいた。
でもこっちだって待たされたしお相子だろう。いや、3:7くらいでコイツの方が悪いよね。

京太郎「―――って、あぁ」

以下略 AAS



18: ◆copBIXhjP6[saga]
2021/01/21(木) 18:57:01.97 ID:VtKT70Eh0
――― 宮永邸 リビング


久し振りにやって来たこの家の模様は殆ど変わっていなかった。いくつかの家電が新調されているものの、総じて小奇麗に整頓されている。
彼女がマメな性格で本当によかった。学生時代のキョータローは部室こそ率先して綺麗にしていたが、自分の部屋については結構適当な気立てだったはずだ。
以下略 AAS



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