168: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/05(土) 14:07:17.39 ID:Ya9HaHl50
  
 受付の人「あの……もし、よかったら、ダリアジムを突破したことのある者をお呼びしましょうか?」 
  
 侑「え!? いいんですか!? 是非、お願いします!」 
  
 受付の人「わかりました、少々お待ちください」 
  
  
 受付の人は、ポケギアを取り出して、連絡を取り始める。 
  
  
 歩夢「よかったね、侑ちゃん」 
  
 リナ『とりあえず、一歩前進』 || ╹ ◡ ╹ || 
  
 侑「うん!」 
  
 受付の人「……連絡が取れました、今こちらに来てくれるそうなので、少々お待ちくださいね」 
  
 侑「はい! ありがとうございます!」 
  
  
 やった……! これで、ジムリーダーのもとへとたどり着ける……! 
  
  
  
  
  
     🎹    🎹    🎹 
  
  
  
  
  
 待つこと数分。研究室の奥の方から、エリートトレーナーらしき女性がこちらに向かってきた。 
  
  
 受付の人「こちらの方です」 
  
 トレーナー「君がジムへの挑戦者かい?」 
  
 侑「は、はい!」 
  
 トレーナー「何が訊きたいのかな?」 
  
 侑「あの、ジムリーダーの居場所を教えて欲しいんですけど……!」 
  
  
 私がストレートに訊ねる。 
  
  
 トレーナー「ははは! 君は素直だね! でも、さすがに答えそのものは教えてあげられないよ。それじゃ、ジムチャレンジの意味がないからね」 
  
 侑「ぅ……そうですよね……」 
  
  
 流石に直接的すぎた……。じゃあ、他に聞いておきたいことと言えば……。 
  
  
 侑「ジムリーダーの見た目とか……」 
  
 トレーナー「申し訳ないが、ジムに挑戦した際に、ジムリーダーの容姿等は他言しないという約束をしているんだ。だから、それは教えられない」 
  
 侑「そ、そんなぁ……」 
  
 リナ『やっぱり、その辺りはしっかり対策されてる』 ||  ̄ ᇫ  ̄ || 
  
 侑「うぅ……そうみたいだね……」 
  
  
 これじゃ、せっかく知っている人がいるところまでたどり着いたのに、大した成果も得られなさそう……私はがっくりと項垂れてしまう。 
  
 あまりに私ががっかりしているのが、不憫だったのか、 
  
  
 トレーナー「そうだな……じゃあ、一つヒントをあげよう」 
  
  
 トレーナーのお姉さんが自らヒントを教えてくれる。 
  
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