8: ◆qJX8kuiMZI[sage]
2025/12/05(金) 19:55:52.34 ID:XTeJFan70
翌日。
パン工場にバタコとチーズが朝の小麦粉を運んでいる時だった。
現れる謎の影。
ばいきんまん「バタコ、一緒に来てもらおうか」
バタコ「ばいきんまん!?」
ばいきんまん「いやだと言っても、無理やり連れていく。来い!」
バタコ「きゃあっ!?」
チーズ「あんあーん」
ばいきんまん「ええい、うるさい! お前は黙ってろ!」
チーズ「あうん」
バタコ「チーズ!」
ばいきんまん「さあ。来い!」
バタコ「きゃあああああ!」
バタコと気絶したチーズをUFOのハンドで掴み、ばいきんまんはその場を飛び立った。
少し遅れてアンパンマンたちが駆けつける。
アンパンマン「バタコさん? バタコさーん?」
カレーパンマン「チーズもいねえぞ?」
しょくぱんまん「おや、これは?」
カレーパンマン「どうした、しょくぱんまん」
しょくぱんまん「ばいきんまんの置手紙です」
カレーパンマン「なんだと? なんて書いてある?」
しょくぱんまん「『バタコは預かった。返してほしければドクロ島にて待つ』だそうです」
カレーパンマン「あのやろー! 昨日の今日でもう許せねえ! ぶちのめしてやる!」
アンパンマン「待つんだ、カレーパンマン!」
カレーパンマン「うるせえ! へたれは黙ってろ!」
アンパンマン「そうじゃない! 君はドクロ島がどこにあるのか知ってるのか!?」
カレーパンマン「あ……」
しょくぱんまん「やれやれ。どうやらこの件については冷静なのはアンパンマンのようですね」
カレーパンマン「ちっ、しょうがねえ。ジャムおじさんに知らせるぞ」
アンパンマンたちはパン工場へ駆け込んだ。
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