過去ログ - 唯「まじーん、ごー!」
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9:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2010/10/24(日) 15:25:20.44 ID:MHLJUp.0
 唯が憂を、さわ子がおばあちゃんを助け起こして、四人は地下への階段を下りていく。

唯「憂、だいじょうぶ?」

憂「うん……頭が少しぼーっとするけど、平気だよ」

 階段は三十段くらいで、広い空間に出た。

唯「真っ暗……」

 唯が呟いた直後、ばん! と強い音をたてて広い空間をたくさんのライトが照らした。

「よく来たな! 唯!」

唯「この声、おじいちゃん!?」

「残念だが、今のワシの声は録音したものだ。ワシが一方的に喋るだけだ」

唯「えぇ〜、返事して損した〜」

「さて、目が慣れてきたところで、早速今お前の目の前にあるものを見てくれ!」

 眩しさに目が慣れた唯の目に飛び込んできたのは、

唯「ろ、ロボット……?」

 黒いボディ、鎧兜の如き顔面、胸の赤いブイの字形――

「これこそが! ワシが発見し、研究した究極の鉱石ジャパニウムから生まれた超合金Z! 光子力エネルギー! そして!」

唯「そ、そして……?」

 ごくりと唾を飲む。

「無敵の装甲に最強のエネルギー! 人類を守る鉄の城!! その名も!」

唯「その名も!?」

「その名も!」

唯「その名も!?」

「その名も!」

「マジンガーZ!!!!」

唯「マジンガーZ!!!!」


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