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2010/10/24(日) 15:27:51.45 ID:MHLJUp.0
「さぁ唯! マジンガーZの頭部のパイルダーに乗り込むのだ!」
唯「……憂、ちょっと行ってくるね」
憂「うん、気をつけてね、お姉ちゃん」
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2010/10/24(日) 15:28:16.61 ID:MHLJUp.0
「さぁ、唯、マジンガーZを出撃させるぞ!」
唯「う、うん!」
汗ばむ手で唯は操縦桿を握りしめた。
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2010/10/24(日) 15:31:13.23 ID:MHLJUp.0
あしゅら男爵「くくく……ふははははははは! ドクター・ヘル様が唯一恐れるというロボットがどんなものかと思えば、馬鹿なガキが一人乗っているだけではないか!」
唯「なにおう! 変な声のやつめ!」
あしゅら男爵 「くくく……いいだろう、このあしゅら男爵が相手をしてやる! ゆけぃ! ガラダK7!」
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2010/10/24(日) 15:32:36.10 ID:MHLJUp.0
ガラダK7「ぎゃおぉぉぉぉぉぉん!」
唯「うわぁぁぁ! ぐらぐら揺れるぅ! おじいちゃん、どうしたらいいのぉ!?」
機械獣がマジンガーZに張り付いて前後に揺さぶる。頭をぶつけないように腕を広げた唯の指がコクピット内のボタンをいくつか押した。
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2010/10/24(日) 15:34:30.02 ID:MHLJUp.0
あしゅら男爵がいなくなった後の桜ヶ丘高校
律「唯! 無事だったか!」
唯「あ、りっちゃーん!」
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2010/10/24(日) 15:35:57.05 ID:MHLJUp.0
斉藤執事が運転する車に乗った唯、澪、律、紬、梓、さわ子、憂の七人が降りたのは、一見するとだだっ広いだけの更地だった。
さわ子「ここって、ムギちゃん家の土地だったのね」
律「でも、研究所どころか何も見えないぜ」
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2010/10/24(日) 15:38:53.02 ID:MHLJUp.0
光子力研究所 内部
紬「光子力研究所は地球連邦極東支部の臨時司令室も兼ねているの」
廊下を先頭で歩く紬が詳しく説明しながら歩き、唯たちはその後ろに続いていく。
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2010/10/24(日) 15:40:02.82 ID:MHLJUp.0
梓「えっ!? あのちょっとダンディな人が澪先輩のお父さん!?」
紬「えぇ、光子力研究所の所長でもある秋山弦之助教授よ」
秋山「どうも、お久しぶりです。紬お嬢様」
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2010/10/24(日) 15:42:16.45 ID:MHLJUp.0
田井中「はははは、君が兜十蔵博士が話していた平沢唯くんかい? 娘がいつも世話になっているね」
唯「いやぁ、それほどでも〜」
律「世話された覚えないんだけど! つうか何でオヤジがこんな立派な研究所で働いてんだよ! 土木作業員かと思ってたよ!」
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2010/10/24(日) 15:44:24.15 ID:MHLJUp.0
秋山「兜博士のいなくなった研究所で古株だった私と田井中が研究所の責任者として跡を継ぎ、最近になってようやく採掘用巨大人型ロボットの試作機が完成したのだが……」
さわ子「それをどこからか聞きつけて、あのあしゅら男爵という人が来たのね」
田井中「その通りだ。あしゅら男爵のバックにいるのがドクター・ヘル。彼は兜博士のライバルとも言える人物で、とても優秀な科学者だったのだが、研究の最終目的は究極の戦闘兵器を開発することだったんだ」
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2010/10/24(日) 15:48:00.38 ID:MHLJUp.0
唯「おじいちゃんは、マジンガーZを悪用されたくなかったんじゃないかな……」
律「悪用ったって、連邦政府なんだからさ」
田井中「律、ちょっと」
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