518:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/01/26(水) 09:25:19.09 ID:Ja1kf7tAO
紬「…………」
紬は何も答えない。肩を震わせて俯き、斎藤と目を合わせようとすらしなかった。
斎藤「仲間の危機を目の当たりにしながら指を咥えるような子に育てた憶えはありませんがね……」
斎藤は明らかな失望の色を隠そうともしなかった。
煙草の火はじりじりと葉を焦がしてゆく。
紬「……どうして貴方と闘わなきゃいけないの?」
斎藤「私は貴女の敵だからです」
斎藤は紬が絞り出した言葉に被せるように即答する。
そして短くなった煙草を大きく吸い、指で弾いた。
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