過去ログ - 打ち止め「あなたのYシャツ貸して欲しいな!ってミサカはミサカは…」一方「あァ?」
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595:第十一話 『部屋と激突とミサカ』[saga]
2011/01/04(火) 20:38:28.07 ID:Ja80mfo0




以下略



596:第十一話 『部屋と激突とミサカ』[saga]
2011/01/04(火) 20:39:20.10 ID:Ja80mfo0



万事休す。
そんな言葉が脳内を占め始めた彼女が頭を振って逃げる事に集中しようと路地の角を曲った時。
以下略



597:第十一話 『部屋と激突とミサカ』[saga]
2011/01/04(火) 20:40:02.57 ID:Ja80mfo0



しゃくりを上げながら本格的に泣き始めた妹を美琴はしっかりと抱きとめながら路地の奥深くへと進んでゆく。
電気を使って敵が居ないか周囲をサーチしながら、彼女が落ち着いたのを見計らうと美琴は真剣な眼差しで妹を見遣る。
以下略



598:第十一話 『部屋と激突とミサカ』[saga]
2011/01/04(火) 20:40:51.12 ID:Ja80mfo0



御坂妹は、早口でそれだけ言い残して敵が潜む大通りへと駆けて行った『姉』を今度は止める事が出来なかった。
超能力者の姉ですらあの集団に何らかの危険を感じている。
以下略



599:第十一話 『部屋と激突とミサカ』[saga]
2011/01/04(火) 20:41:40.98 ID:Ja80mfo0




以下略



600:第十一話 『部屋と激突とミサカ』[saga]
2011/01/04(火) 20:42:23.01 ID:Ja80mfo0



瞬間。
敵の一人が不自然な動きをした指をそのままに杖へと触ると、その杖が捉えた美琴の電撃が七色の光を放出しながら四散した。
以下略



601:第十一話 『部屋と激突とミサカ』[saga]
2011/01/04(火) 20:43:54.08 ID:Ja80mfo0



「――――マジュツ、し?」
以下略



602:第十一話 『部屋と激突とミサカ』[saga]
2011/01/04(火) 20:45:00.63 ID:Ja80mfo0



『魔術』を自分なりに理解し解釈した美琴は、その『魔術』というチカラよりも
学園都市の外から来た妹達のその優しさも強さも持つ心を知らない人間が勝手に彼女達を否定した事に激怒した。
以下略



603:第十一話 『部屋と激突とミサカ』[saga]
2011/01/04(火) 20:45:41.64 ID:Ja80mfo0



躱すでもなく消すでもなく弾け飛んだ美琴の一撃は、あろう事かこちらを窺っていた若者の集団へと突っ込んでゆく。
呑気に写真なんて撮ろうとしていた連中が手加減してあるとはいえ美琴の攻撃を受けて大怪我をしないわけがない。
以下略



604:第十一話 『部屋と激突とミサカ』[saga]
2011/01/04(火) 20:46:46.81 ID:Ja80mfo0



少年達は動かない、動けない。
手を伸ばす美琴の手も、届かない。
以下略



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