過去ログ - 上条「まきますか? まきませんか?」
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435
:
上条と真紅
◆zEntDqWLlc
[sage saga]
2010/12/20(月) 00:16:31.45 ID:Rs5RHhoo
(えぇー、あれー、なんでまたビリビリしてるんですかこの人ー)
せっかく持ち直したはずの美琴の機嫌が再び悪くなりはじめた(何しろビリビリしてる)のを見て、上条の頬を汗が流れた。このままでは再び電撃と右手の応酬になるかもしれない。
上条がそんなことを考え、内心ヒヤヒヤとしていると、
以下略
436
:
上条と真紅
◆zEntDqWLlc
[sage saga]
2010/12/20(月) 00:18:25.17 ID:Rs5RHhoo
「……あ、あの、」
嘆息する上条に、後ろから、声。
「?」
以下略
437
:
上条と真紅
◆zEntDqWLlc
[sage saga]
2010/12/20(月) 00:19:37.66 ID:Rs5RHhoo
「……」
ヒクヒク、と上条の口元が引きつる。
まさか超電磁砲を撃たないだろうか、と本気で胃の痛い上条は、いざとなったらガラスドア突き破ってでも打ち消さないと、悲壮な決意を固めた。
以下略
438
:
上条と真紅
◆zEntDqWLlc
[sage saga]
2010/12/20(月) 00:21:02.61 ID:Rs5RHhoo
○
上条が外出してから約30分後。
以下略
439
:
上条と真紅
◆zEntDqWLlc
[sage saga]
2010/12/20(月) 00:22:00.38 ID:Rs5RHhoo
「……」
真紅は、紅茶に満たされたカップを手に取る翠星石を見ながら、すっ、と息を吸い込んだ。
菓子に夢中なインデックスは元より、感受性が強く、周囲に敏感な翠星石にも気がつかれないほどの、小さな、しかし確実に存在する己の緊張を隠すための一息。
以下略
440
:
上条と真紅
◆zEntDqWLlc
[sage saga]
2010/12/20(月) 00:23:49.09 ID:Rs5RHhoo
「……」
真紅はそんな翠の姉の横顔を眺め、はー、とため息をついた。
ゆっくりとカップを手に取り、僅かに残った紅茶を一口。しかしすぐにカップを置き、仕切りなおしとばかりに、改めて翠星石に顔を向けた。
以下略
441
:
上条と真紅
◆zEntDqWLlc
[sage saga]
2010/12/20(月) 00:25:26.89 ID:Rs5RHhoo
「……」
「……」
聞こえてくるのは、僅かに入り込む外からの音と、キッチンから微かに響いてくるインデックスの鼻歌だけ。
以下略
442
:
上条と真紅
◆zEntDqWLlc
[sage saga]
2010/12/20(月) 00:26:08.47 ID:Rs5RHhoo
○
翠星石は涙声で言葉を紡ぐ。
以下略
443
:
上条と真紅
◆zEntDqWLlc
[sage saga]
2010/12/20(月) 00:26:42.88 ID:Rs5RHhoo
「……」
「……あいつは言いました」
「……」
以下略
444
:
上条と真紅
◆zEntDqWLlc
[sage saga]
2010/12/20(月) 00:28:02.19 ID:Rs5RHhoo
しかし、
「……」
真紅は、紅茶の広がりに目も向けず、驚愕の表情で唇を震わせていた。
以下略
445
:
上条と真紅
◆zEntDqWLlc
[sage saga]
2010/12/20(月) 00:31:38.45 ID:Rs5RHhoo
今回の投下は以上です。
ギリギリ間に合ったような、過ぎたような感じですが、一応開始が日曜日だったのでご容赦ください。
今回もまた時間がかかりましたが、読み返してみればいつもの倍くらいの分量でした。
ストーリー自体はいつもと変わらない程度にしか進んでいませんが……登場人物が増えたことの弊害がまたここに。
以下略
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