過去ログ - 上条「まきますか? まきませんか?」
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457:上条と真紅 ◆zEntDqWLlc[sage saga]
2011/01/17(月) 00:50:49.20 ID:jjbp8hzdo



 掃き出し窓を背に、セーラー服ともう一人、制服姿の少女が立っていた。
以下略



458:上条と真紅 ◆zEntDqWLlc[sage saga]
2011/01/17(月) 00:51:35.52 ID:jjbp8hzdo
「ま、そんなことはどうでもいいんだけど」

 と、セーラー服。自身のショートカットをさらりと一度掻き揚げてから、

「翠星石。一応確認するんだけど、私のところに戻ってくるつもりはない? 今なら悪いようにはしないわよ?」
以下略



459:上条と真紅 ◆zEntDqWLlc[sage saga]
2011/01/17(月) 00:52:18.39 ID:jjbp8hzdo
「目を覚ますです蒼星石! あんな悪いやつの命令に従うことなんてねーですよ!」

「……」

 蒼星石は、翠星石の言葉に反応しない。
以下略



460:上条と真紅 ◆zEntDqWLlc[sage saga]
2011/01/17(月) 00:53:16.58 ID:jjbp8hzdo
「……」

 真紅が目を細めた。

 あの少女は人間ではない。
以下略



461:上条と真紅 ◆zEntDqWLlc[sage saga]
2011/01/17(月) 00:58:04.20 ID:jjbp8hzdo
「いまこの部屋には結界が張ってあるわ。中に入れたのは薔薇乙女と、私と、このミコトだけ、よ」

 シスターは貴女たちが見えなくなって慌てているかもしれないけどね、と言葉を追加。

「……」「結界、ですか?」
以下略



462:上条と真紅 ◆zEntDqWLlc[sage saga]
2011/01/17(月) 00:58:41.90 ID:jjbp8hzdo
 しかし、セーラー服は首を振り、

「いいえ、貴女の相手はそれだけじゃないわよ?」

 その言葉に、真紅が「え?」と聞き返すよりも早く、バサリ、と黒い翼のはためく音が響いた。
以下略



463:上条と真紅 ◆zEntDqWLlc[sage saga]
2011/01/17(月) 00:59:41.74 ID:jjbp8hzdo
「……」

 それを悟ると、真紅は薄い笑みを浮かべながら、水銀燈に目を向けた。

「……いやだわ、水銀燈。貴女は昨日、嘘をついたのね。結界も魔術師も知らないと言っていたのに。それでも誇り高い薔薇乙女なの?」
以下略



464:上条と真紅 ◆zEntDqWLlc[sage saga]
2011/01/17(月) 01:00:36.43 ID:jjbp8hzdo



 インデックスの足元に、蹴倒されたイスが転がっていた。
以下略



465:上条と真紅 ◆zEntDqWLlc[sage saga]
2011/01/17(月) 01:02:08.25 ID:jjbp8hzdo
 あの夏の日に出会った、錬金術の最高峰。

 それに類似した効果が、そこにはあった。

 規模が極めて小さいこと、任意展開や進入者選別等の利便性を持たせたこと、その基盤にローゼンの用いた理論『nのフィールド』を使っていること等、こと細かく見れば、まったくの別物だ。
以下略



466:上条と真紅 ◆zEntDqWLlc[sage saga]
2011/01/17(月) 01:06:14.28 ID:jjbp8hzdo
今回は以上です。
戦闘のはずが、なんだか説明に終始してしまった感が。
こういうのをうまく説明できる構成にすればいいのですが、どうしても、こう、地の文の力技に。
しかしある程度のバックボーンを出しとかないと意味がわからなくなりますし、かと言って全部会話で説明するのも(物語上)変ですし……うむむ。
以下略



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