過去ログ - 上条「まきますか? まきませんか?」
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549:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(茨城県)[sage]
2011/11/30(水) 00:09:10.63 ID:CPVZ0Fe80
>>1 上に同じく


550:上条と真紅 ◆zEntDqWLlc[sage saga]
2011/11/30(水) 05:55:44.58 ID:cbSWCoZno
ちょこちょこ投下するつもりが気がつけば一月経過してしまいました。生存報告です。

この一ヶ月、冬の準備に大騒ぎでしたが、少しずつ書き進めております。
投下分くらいは溜まっているので、次の日曜日には、というところです。

以下略



551:上条と真紅[sage saga]
2011/12/03(土) 17:23:23.19 ID:Mpqpbi4Ho
 上条をベッドに寝かせ、姫神は大きく息をついた。

 上条は標準的な体型だが、気絶している人間は自重を支えるということしないため、やたらと重く感じる。大の大人でも結構な苦労であり、非力な姫神にとっては落とさなかったのが不思議だ、と言ってもよい作業だった。

「……」
以下略



552:上条と真紅 ◆zEntDqWLlc[sage saga]
2011/12/03(土) 17:24:55.25 ID:Mpqpbi4Ho
「っ」

 はっ、とした表情で、姫神が真紅から顔を逸らした。

 無意識のうちに、真紅に対する視線がきつくなっていたらしい。
以下略



553:上条と真紅 ◆zEntDqWLlc[sage saga]
2011/12/03(土) 17:25:50.78 ID:Mpqpbi4Ho
(空耳……?)

 余りにも小さな声は、姫神もはっきりと聞こえたわけではなかった。

 後ろを見れば、真紅も翠星石もインデックスも、上条の声に気がついていない。
以下略



554:上条と真紅 ◆zEntDqWLlc[sage saga]
2011/12/03(土) 17:27:53.77 ID:Mpqpbi4Ho

 彼は誰にだって、こんな顔をする。

 彼は気を失っても、こんな顔をする。

以下略



555:上条と真紅 ◆zEntDqWLlc[sage saga]
2011/12/03(土) 17:29:04.58 ID:Mpqpbi4Ho



 しかし、それでも。

以下略



556:上条と真紅 ◆zEntDqWLlc[sage saga]
2011/12/03(土) 17:30:45.31 ID:Mpqpbi4Ho
 起きる様子のない上条の顔を見ながら、すう、と息を吸い込む姫神。

 目を閉じ、息を止め、それから、ゆっくりと呼気を吐き出した。

「……」
以下略



557:上条と真紅 ◆zEntDqWLlc[sage saga]
2011/12/03(土) 17:32:22.11 ID:Mpqpbi4Ho




 アスファルトが、二人の踵を鳴らしている。
以下略



558:上条と真紅 ◆zEntDqWLlc[sage saga]
2011/12/03(土) 17:33:59.39 ID:Mpqpbi4Ho

 白井は遠隔地での単独任務が圧倒的に多いため、仕事帰りにこうして誰かと歩くこと自体が稀だった。

 初春を気遣っての発言だが、割と本気で思っていたことでもある。

以下略



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