過去ログ - 上条「まきますか? まきませんか?」
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2010/03/21(日) 16:25:13.99 ID:TgoUeT2o
「・・・・・・」
「決めたわ真紅。貴女は手足をもいで殺してあげる。顔をぐしゃぐしゃに潰して首を落としてあげる。貴女のローザミスティカは、かみ砕いてから飲み下してあげる」
以下略
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2010/03/21(日) 16:25:44.39 ID:TgoUeT2o
「真紅」
呼び掛けたのは上条。
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2010/03/21(日) 16:26:12.06 ID:TgoUeT2o
「おいで、メイメイ」
呼ばれ、メイメイがふわりとその掌の上に移動する。
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2010/03/21(日) 16:26:42.09 ID:TgoUeT2o
「・・・待てよ」
だが黒衣の人形が飛び去ろうとするその直前に、それをとめる声があった。
以下略
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2010/03/21(日) 16:27:09.52 ID:TgoUeT2o
「でもそうねぇ、人間、貴方が可哀相だから一応教えてあげるわぁ」
クスクスと笑い、水銀燈が言った。
以下略
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2010/03/21(日) 16:27:53.49 ID:TgoUeT2o
「真紅、教えてくれ。お前やお前の姉妹に、魔術を使えるやつはいないのか?」
「・・・当麻の言っている魔術がどういうものなのかは、私にはわからない。だけどもし、この廊下にその『魔術』がかかっていて、それが人の出入りを限定するような種類なのだとしたら・・・」
以下略
88
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2010/03/21(日) 16:28:20.27 ID:TgoUeT2o
「!」
上条は目を見開いた。
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2010/03/21(日) 16:49:42.27 ID:TgoUeT2o
○
上条は街を走っていた。
学園都市の道路。学生の利便性第一に創られたこの街は、歩道が広く設定されている。
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2010/03/21(日) 16:50:10.42 ID:TgoUeT2o
悪いことは重なる。
結界が張られたのはおそらく、上条が水銀燈と戦い、廊下に出たその直後。それまでは室内のものに普通に触れている。テーブルサンドイッチが、何よりあの段階では結界は張られていなかった証明である。
以下略
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2010/03/21(日) 16:50:42.19 ID:TgoUeT2o
そんな八方塞の彼を助けたのは、
「当麻、少し落ち着くのだわ」
以下略
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