過去ログ - 上条「まきますか? まきませんか?」
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95:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]
2010/03/21(日) 16:53:40.81 ID:TgoUeT2o

「・・・真紅、しっかり掴まってくれ。ここからなら一気にいけると思う」

「わかったのだわ」
以下略



96:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]
2010/03/21(日) 16:58:40.06 ID:TgoUeT2o


「・・・見えた!」

 ビルの密集によって迷路のように張り巡らされた路地を疾駆し続け、もういくつかわからないほどの路地角を曲がった先。
以下略



97:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]
2010/03/21(日) 16:59:06.85 ID:TgoUeT2o

 真紅は上条を見る。

 いくら冷静さを取り戻し、幾たびか呼吸調整をしたとは言っても、彼は人間だ。連続して動き続ければ疲労の蓄積は早くなり、回復は遅くなる。
以下略



98:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]
2010/03/21(日) 16:59:38.38 ID:TgoUeT2o

(ちっくしょう!)

 かっ、と頭に血が昇るのを感じ、全身に力が入った。
以下略



99:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]
2010/03/21(日) 17:00:04.07 ID:TgoUeT2o

 だが。

(ちょっと待てこのやろうっ!)
以下略



100:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]
2010/03/21(日) 17:00:31.00 ID:TgoUeT2o

 それは諸刃の刃どころか、あまりにも無謀な賭けだ。もしも挟まれれば、まるで卵のように上条の足は押しつぶされてしまうだろう。

 だが―――だがそれでも、僅かでも開いてさえいれば。
以下略



101:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]
2010/03/21(日) 17:01:10.34 ID:TgoUeT2o



「あ、ドアが開いてるんだよ」
以下略



102:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]
2010/03/21(日) 17:02:23.49 ID:TgoUeT2o

「はあっ!?」

 上条が自分の目を疑い、
以下略



103:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2010/03/21(日) 17:03:29.00 ID:tTJ2qIA0
支援


104:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]
2010/03/21(日) 17:05:18.91 ID:TgoUeT2o

 一方、上条は疲労していた。水銀燈と戦い、真紅が能力を発揮したことで体力を使い、その上の全力疾走。いくら途中で多少の休憩を挟もうとも、体力はともかく筋力はそんな短期間では回復しない。

 そこに、全体重をかけた蹴り。
以下略



105:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]
2010/03/21(日) 17:05:45.46 ID:TgoUeT2o

 異様なほどスローモーションで見える状況の中で、インデックスと上条の目が、確かに視線を交差させ―――

「――――――」
以下略



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