過去ログ - 智「さあ、おとぎ話をはじめよう」
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17:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2011/01/12(水) 13:04:29.38 ID:8orspOtU0
投下がな
まあ二回目だから真雪先生を狙うのもありかな
18:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2011/01/12(水) 13:07:57.86 ID:sZDacFKmo
るい「……それに?」
るいの聞き返しを聞いてから、僕は心配そうな顔をイメージして言う。
智「本当にそんなのがいて、僕らが偶然それを見つけちゃったら……無事でいられる保証はないし……」
19:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2011/01/12(水) 13:11:03.25 ID:sZDacFKmo
ゾクッ、と。背中を何かを悪寒が駆け巡った。
僕がそれに反応するより早く、何か――いや、一人しかいない!花鶏が僕に抱きついてきた!?
智「ぎゃわ!?」
20:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2011/01/12(水) 13:19:52.05 ID:sZDacFKmo
僕は助けてくれたるいを崇めるように膝をついて、胸の前で十字を切り手を合わせた。
智「るい、ありがとう、本当にありがとう……!」
るい「いいっていいって。トモは私の嫁だからね!」
21:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2011/01/12(水) 13:31:37.49 ID:sZDacFKmo
そんなこんなでいつもの如く騒ぎながら、日が暮れていく。
日が暮れても街灯がついても、僕らは騒がしい。
人の届かない場所で相変わらずに騒ぐ。
しかし、僕らのいる場所はここだけれど、外面的にはやはり帰らなければならないところがあるのだ。
22:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2011/01/12(水) 13:42:05.35 ID:sZDacFKmo
智「…………?」
僕は皆と別れてから高層ビルが並ぶ街を出る前に、足を止める。
振り返る。誰もいない。
……なんだろう、今のは。
23:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2011/01/12(水) 13:49:43.45 ID:sZDacFKmo
人ごみに埋もれてしまいそうな小柄な影が、道に溢れる人の間に見え隠れする。
なんてことない、普通の少女だ。
制服のようなものを来て、花鶏とはまた違うベレー帽をかぶって――――
奇妙だ。
24:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2011/01/12(水) 13:58:52.18 ID:sZDacFKmo
智「すいません、どいてください!」
少しでも眼を離したら雑踏に消えてしまいそうな少女を追いかける。
彼女は走る。脇目も振らず。
そして、その足元には――――
25:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2011/01/12(水) 14:10:35.48 ID:sZDacFKmo
思わず受け止めて、振り払う。
追っていたのがバレた、と思ったのは一瞬。
少女は倒れていた。
智「ちょ……ちょっと、大丈夫!?」
26:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2011/01/12(水) 14:17:32.41 ID:7ksue3Ok0
支援
27:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2011/01/12(水) 14:25:41.94 ID:sZDacFKmo
おにぎりを握った。
理由は一番簡単なもので、基本的に外れがないから。
そして本当の理由は、買い物のし忘れで材料がないから。
だからおにぎりも単純な塩むすびです。
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