過去ログ - 智「さあ、おとぎ話をはじめよう」
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80:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2011/01/13(木) 00:00:20.70 ID:Al96rPapo
 →央輝をフォローする


 だが、央輝の行動は正しい。
 攻撃をすることは間違っていない。だから僕は、それを止めようとは思わない。
 ――竜の知覚を使って、央輝をフォローする。

 ――騎士が自分の振るった右腕の刃を交わす。
 ――騎士は再び、手にもつ槍をふるおうとする。
 ――しかし、影になっている右腕に、『何か』が集まり始めていた。

智「――央輝、右腕だ!」

央輝「何っ!?」

 同時に。
 央輝は弾き、右腕が振るわれる。
 それに溜まっているのは――電気。

 恐らくは、一歩遅かったら間に合わなかった。
 胴体に向いていた左手の爪の起動は修正され、強く振るわれた右腕をたたき落とした。
 放出された電気が地面に向かって発射されて夜になり始めた闇が白く染まる。


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