482:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/20(日) 01:55:29.65 ID:gdbxis4eo
「づァっ――!!」
真正面から『窒素爆槍』の刺突を受けた絹旗はそのまま後方に吹き飛ぶ。
一瞬で数メートルの距離を飛び、そのままノーバウンドで壁に激突した。
483:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/20(日) 02:27:34.15 ID:gdbxis4eo
ガガガガガガッッ!! と、まるで道路工事の現場のような音が連続する。
翳した両手から黒夜は窒素の槍を連続で形成し高速で穿ち続ける。
その先はアスファルトではなく一人の少女に向けられていた。
484:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/20(日) 03:20:53.09 ID:gdbxis4eo
その特性をしっかりと理解していた黒夜は真正面から『窒素装甲』を抜く事を捨てた。
先の一撃、絹旗を吹き飛ばしたものがそれだ。
絹旗がその場で堪えられる打ち下ろしではなく、吹き飛ばすための打ち上げる一撃。
485:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/20(日) 03:34:08.09 ID:gdbxis4eo
「くっ……!」
声を発したのは浜面だった。
窒素を操る二人の大能力者。
486:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2011/03/20(日) 03:34:38.37 ID:JOecfzEl0
むぎのんは砂皿に勝てないが
モアイは勝てる
防御性能はんぱないよもふもふ
487:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/20(日) 03:53:15.29 ID:gdbxis4eo
ちょっと月見ながら酒呑んでくる
488:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[sage]
2011/03/21(月) 15:39:37.90 ID:/W0izjAto
酔って寝たんですね、分かります
489:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/22(火) 01:38:42.11 ID:0XJSmiZXo
「立って、はまづら」
声に頷き、浜面は立ち上がる。
腕の中の滝壺を抱き起こし支え、ポケットの中のツールナイフを取り出し右手に握り締める。
490:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/22(火) 01:51:01.74 ID:0XJSmiZXo
「はっ、確かに」
ナイフの刃を引っ張り出し浜面は頷く。
そして一言。
491:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/22(火) 02:17:41.02 ID:0XJSmiZXo
その言葉を合図とするように査楽の姿が虚空に掻き消える。
学園都市に五八人しかいない空間移動能力者。
高次元関数を用いる特殊な演算と、それを処理するだけの演算力を持つ空間移動能力者はその名だけでも充分な脅威だ。
その上、彼が『暗闇の五月計画』の被検体と言うからには超能力者級のスペックを持っているのだろう。
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